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マイナー・レーベル
2019年7月新譜情報


・国内盤マイナー・レーベル
・輸入盤マイナー・レーベル
・輸入盤 歴史的アイテム
・映像アイテム
・高音質アイテム


輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。




国内マイナー・レーベル




Liu MAER [Liu Mifune Art Ensemble Records]

 岡山の私立ギャラリー&ホール劉生容記念館のレーベル。神童として名を残し、78歳にして初来日したアメリカの伝説的ピアニスト、ルース・スレンチェンスカ〔スレンチンスカ〕のアイテムを専門にリリースしており、2003年の初来日公演から2005年演奏会までのライヴが4点、以降は劉生容記念館でスタジオ録音が成され、1877年製グロトリアン・スタインヴェッグを使用した「クララ・シューマンに捧ぐ」、2009年録音のブラームスが発売された。そして7年振りにリリースされた台湾録音集 2013-2014 、92歳時の岡山ライヴ、93歳時のサントリー・ホール・ライヴに続き、2005年岡山における協奏曲集が登場場。
 #2019年時点でのリリース一覧:
 *スレンチェンスカの芸術 I 〜 2003年初来日公演 岡山ライヴ (LIU-1001/2)
 *スレンチェンスカの芸術 II 〜 2004年 岡山ライヴ Vol.1 (LIU-1003/4)
 *スレンチェンスカの芸術 III 〜 2004年 岡山ライヴ Vol.2 (LIU-1005/6)
 *スレンチェンスカの芸術 IV 〜 2005年 岡山ライヴ (Vol.1) (LIU-1007/8)
 *スレンチェンスカの芸術 V 〜「クララ・シューマンに捧ぐ」 2007年 岡山セッション (LIU-1009)
 *スレンチェンスカの芸術 VI 〜ブラームス集 2009年 岡山セッション (LIU-1010/1)
 *スレンチェンスカの芸術 VII 〜 2013-14年 台北録音集 (LIU-1012/3)
 *スレンチェンスカの芸術 VIII 〜 2017年 92歳岡山ライヴ (LIU-1014/5)
 *スレンチェンスカの芸術 9 (IX) 〜 2018年 93歳サントリー・ホール・ライヴ (LIU-1016/7)
 *スレンチェンスカの芸術 10 (X) 〜 2005年 岡山ライヴ (Vol.2) 協奏曲集 (LIU-1018/9)
LIU-1018/9
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(2CD)
\4400(税抜\4000)
7/3発売
ルース・スレンチェンスカの芸術 Vol.10 (X) 〜
  80歳記念岡山協奏曲ライヴ 2005

 リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124
 ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21
 チャイコフスキー:
  ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
ルース・スレンチェンスカ(P
|使用楽器:1926年製スタインウェイ、
  劉生容記念館蔵

迫 昭嘉指揮
倉敷o.
 録音:2005年1月30日、岡山シンフォニー・ホール、スレンチェンスカ80歳記念コンサート第一夜、ライヴ。翌日のショパン他のライヴは「ルース・スレンチェンスカの芸術 IV 」(LIU-1007/8) として既出。#このCDはライヴ録音のため会場ノイズがあります。
 Vol.9 (IX) 「 93歳サントリーホール・リサイタル 2018 」に続き登場するのは、これまた伝説的な日本における協奏曲ライヴ(当レーベルから彼女の協奏曲録音が登場するの初で、彼女による音盤としても50年ぶりの協奏曲録音ではないかと思われる〔1963年頃、米? Decca にサン=サーンスの2番とリストの1番を入れているようだが、未CDフォーマット化〕)。当時80歳と言う年齢を一切感じさせない生気溢れる演奏は必聴。
 # これらの演奏中、ショパンの演奏風景映像抜粋(全楽章から10分程)が YouTube に UP されている https://www.youtube.com/watch?v=Ba50Ns2X8hs(非公式な映像と思われるため、諸事情により予告無くリンクを削除したり、動画自体が消去される可能性があります)
 『●93歳でもサントリーホールを熱狂させた超人ピアニスト、ルース・スレンチェンスカ待望の2005年岡山シンフォニーホール80歳記念コンサートの第一夜、三大ピアノ協奏曲ライヴが10数年の歳月を経てついに結実。』『●80歳記念コンサートとして3つの協奏曲を演奏し、翌日の31日のショパンのスケルツォとバラードのコンサート(ルース・スレンチェンスカの芸術W)をもって彼女の強い希望で最後のコンサートとなる予定でした。が熱烈なファンの声援が彼女を揺り動かして、以後少人数でのコンサートを経て、昨年のサントリーホール・コンサートに結実しました。』

COO RECORDS

 062、060 は2019年7月上旬発売予定新譜、その他は当店未案内旧譜。
COO-062
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\2750(税抜\2500)
優しい風たち
 モーツァルト:フルート四重奏曲第1番 ニ長調 K.285 (*) /
        ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番 K.423 (#)
 ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 Op.51, B 92 (+)
  小宮直(Vn;*/#/+) 三木希生子(Vn;+)
  成瀬かおり(Va;*/#/+) 菊地知也(Vc;*/+) 小林美香(Fl;*)
 録音:2018年4月3日-4日、三鷹市芸術文化センター 風のホール、ワンポイント収録。フルートと弦楽によって奏でられるアンサンブルは、軽やかにしとやかに時に静寂をもって響、まるでさまざまな風のように心にすっと届来る。円熟味を増した5人の名手の豊かでのびやかな演奏はここちよいアコースティックなサウンド。※ヴァイオリンの小宮直(こみやなおる)は神奈川フィルの第2ヴァイオリン首席奏者の他、ソリスト、室内楽奏者としても活躍している。そんな小宮の元に日本フィル、ソロ・チェリストの菊地知也やサイトウキネンo. や水戸室内o. で活躍した小林美香ら旧知の名手たちが集まった。
COO-060
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\2750(税抜\2500)
ホールトーン・コンサート
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番〜プレリュード / ピアソラ:アヴェ・マリア
 ラルフ・タウナー:リラクタントプライド / ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ5番〜アリア
 メキシコ民謡:ククルククパロマ / パスコアール:ミニーナイルザ
 エグベルト・ジスモンチ:パリャーソ / ジョビン/ドローレス・ドゥラン:あなたのせいで
 ジョビン/モラエス:イパネマの娘/白い道 / 助川太郎:春風/北へ向かうサンバ

 助川太郎グループ&エミコ・ヴォイス
  [助川太郎(G) エミコ・ヴォイス(Vo) 阿部篤志(P) 山下 Topo 洋平(ケーナ) 大村亘(タブラ)]
 録音:2018年4月3日-4日、三鷹市芸術文化センター 風のホール、ワンポイント収録。ギターソロで始まり、アヴェ・マリアのスキャット、ブラジル音楽不朽の名作の数々。美しく、あたたかい演奏はあなたを包み、ネガティブな気持ち、疲れた心を素直な自分にもどしてくれる。助川太郎ジャズ・クラシックをベースにブラジル音楽・南米音楽にインスパイアされた演奏・作曲をするギタリスト。ジャンルを超えてさまざまなミュージシャンとコラボレーションを行っている。エミコ・ヴォイスヴォーカリスト、ジャズ歌手として数々のグランプリを受賞。伸びやかな歌声と軽快なスキャットで、ジャズ、ブラジル、南米音楽を歌う。共に、名門米国バークリー音楽大学を卒業後NYで活躍、2003年帰国。
COO-047
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\3300(税抜\3000)
ピアニスト・ドレミ〜橋ドレミの音楽世界
 D.スカルラッティ:ソナタ
  〔ニ短調 K.9 /ホ長調 K.380 /ハ長調 K.159 /ニ短調 K.1 /ロ短調 K.87 /ト長調 K.427 〕

 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330
 ショパン:スケルツォ〔第1番 ロ短調 Op.20 /第4番 ホ長調 Op.54〕
  橋ドレミ(P)
 録音:2017年7月19日-20日、東総文化会館大ホール、千葉県旭市。橋ドレミは2012年東京音大を首席で卒業。世界と向き合ってきた、彼女のなかの世界。いつのまにか人を惹きつける、その独特の存在感。
COO-046
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\3190(税抜\2900)
ランドスケープ〜チューバが奏でるさまざまな音の風景
 ルンドクヴィスト:ランドスケープ / ラフマニノフ:チェロ・ソナタ Op.19 〜アンダンテ
 アニシモフ:ポエム / シューマン:幻想小曲集 Op.73 / クーツィール:ソナチネ Op.57
 アレック・ワイルダー:ソナタ / 保科洋:コンチェルティーノ

 玉木亮ー(Tu) 浅井智子(P)
 録音:2017年6月7日-9日、コンチェルトホール、奈井江町文化ホール、北海道。札幌so. のチューバ奏者として、ソリストとして活躍するチューバ奏者玉木亮一のファースト・ソロ・アルバム。
COO-045
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\3190(税抜\2900)
むこうむこう〜オクタビスト 石塚勇
 宵待草(*) /初恋(#) /椰子の実/むこうむこう(#) /からたちの花(#) /遥かな友に(*) /
 鐘が鳴る(#) /待ちぼうけ/月の砂漠/出船(#) /砂山/平城山(#) /荒城の月(*/#/+) /
 春よ来い(*/#/+) /カチューシャの唄(+) /さくら横ちょう/君恋し(+) /幻想曲 さくらさくら

 石塚勇(オクタビスト〔超低音歌手〕) 田村純一(P;*以外)
 岩井真美(Vn;#以外) 小野寺まさよ(Vc;#以外) 斉藤裕子(マリンバ;+)
 録音:2017年4月11日-12日、風のホール、三鷹市芸術文化センター。超低音ヴォイス石塚勇が仲間と共に奏でる日本の心、懐かしい旋律の数々。

コウベレックス

KRS-5602
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\3300(税抜\3000)
MOON STONES 〜ピアノとヴァイオリンによる Duo
 サン=サーンス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番 ニ短調 Op.75
 フランク:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ長調
  MOON STONES [宮本聖子(P) 馬渕清香(Vn)]
 録音:2019年2月19日-20日、アルカスホール、寝屋川市立地域交流センター|製作:花音楽企画/録音・販売元:コウベレックス。MOON STONES(宮本聖子&馬渕清香)の結成10年を記念して、待望のファーストアルバム。毎年6月に定期演奏会を開催し「本格的ながら楽しいコンサート」をモットーにファンを魅了してきたピアノの宮本聖子とヴァイオリンの馬渕清香。今回はサン=サーンスとフランクの代表作を収録。多岐にわたる演奏活動で培ってきたそれぞれの楽器への愛を超え、懐の深い穏やかな挑戦へと向かう。デュオ演奏のヴィルトゥオーソとして聴く人を惹きつけてやまないフランスのロマン派アルバムとなった。MOON STONESは2人が同じ誕生日である6月の誕生石からユニットを命名。

KII

KKC-4173/8
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(6CD)
\8250(税抜\7500)
7/20発売
TAHRA 音源、フルトヴェングラー& BPO 〜伝説のコンサート 1949-54(ターラ編)
 モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550 / ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98
  [録音:1949年6月10日、ヴィースバーデン国立劇場、ライヴ/原盤: Furt 1021/2, (P) 1998 ]
 ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(改訂版)
  [録音:1951年5月1日、フォロ・イタリコ・オーディトリウム、ローマ、ライヴ/原盤: Furt 1098, (P) 2005 ]
 ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68 (*) / ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲(#)
 R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」 Op.20 (+)[録音:1953年5月18日(*)、1952年12月8日(#)、
   1954年4月27日(+)、ティタニア・パラスト、ベルリン、ライヴ/原盤: Furt 1019, 1026, (P) 1999, 2000 ]
 シューベルト:交響曲〔第8番 ロ短調 D.759「未完成」/第9番 ハ長調 D.944「グレイト」〕
  [録音:1953年9月15日、ティタニア・パラスト、ベルリン、ライヴ/原盤: Furt 1017, (P) 1997 ]
 シューベルト:交響曲第8番 ロ短調 D.759「未完成」 / ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」
  [録音:1954年5月4日、オペラ座、パリ、ライヴ/原盤: Furt 1023/4, (P) 1998 ]
 ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90 / R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯 Op.28
 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死
  [録音:1954年5月14日、トリノ放送局オーディトリウム、ライヴ/原盤: Furt 1041/2, (P) 1999 ]

 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 BPO
 国内製造品|日本語帯・解説付。フルトヴェングラーとBPOが、1949-54年、本拠地ベルリンのほか、ヴィースバーデン、ローマ、パリ、トリノでおこなった伝説ライヴをターラ原盤よりCD6枚に集成。キング関口台スタジオでの最新リマスタリングで蘇る、超絶名演・爆演の数々。ターラならではの鮮明な音質にさらに磨きをかけた今回の6CD 、永久保存盤としての価値あるCD 。
KKC-4180
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(2CD)
\6160(税抜\5600)
7/上発売予定
ピカソのバレエ
 ファリャ:「三角帽子」組曲(全8曲) / ストラヴィンスキー:「プルチネルラ」組曲(全8曲)
 サティ:「バラード」組曲(全6曲)/メルキュール(13曲) / ミヨー:青列車(8曲)

 大野和士指揮バルセロナso.
 録音:2016年7月4日-6日、ラウディトリ・デ・バルセロナ|原盤: Trito (Spain) 、海外未発売?|日本語帯・解説付。『★ディアギレフとバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)の演目を、大野和士とカタルーニャのオーケストラが手掛けているのが意外に思われるかもしれませんが、ミヨーの「青列車」以外ピカソが舞台美術と衣装、緞帳まで手がけた作品のため、自分たちのものとしての意識が強いのも当然と申せましょう。ストラヴィンスキーのみロシア人ですが、「プルチネルラ」はイタリアの図書館にあった古い作曲家(かつてはペルゴレージとされていました)に基づくため、バレエ・リュスながらラテン的な色彩で、バルセロナ交響楽団にぴったり。★ディアギレフとピカソの両天才は、1917年にサティの「パラード」で共同作業して以来、ファリャの「三角帽子」、ストラヴィンスキーの「プルチネルラ」、サティの「メルキュール」を世に出しました。ファリャの「三角帽子」で、ピカソはスペインの要素を注入することで視覚的効果をあげましたが、ストラヴィンスキーの「プルチネルラ」でディアギレフは不満を表し、ヒステリーを起こしたとされます。オリジナル・ブックレットにはピカソのデザインがカラーで掲載され、貴重な資料となっているのも地元ならでは。★ミヨーの「青列車」のみココ・シャネルの美術。タイトルに反して鉄道を模したものではなく、この列車でコートダジュールを訪れる若者たちがスポーツと恋愛を繰り広げます。音楽もミヨーならではのオシャレなもので、南仏の明るい風景が広がります。★大野和士の指揮ぶりも統率力満点で、オーケストラからカラフルな音を引き出しています。』

OMF (Oasis Music Factory) by KOSSACK

KCD-2072
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\3055(税抜\2778)
ドゥルチェード
 ラ・モッラ〔古楽ユニット〕
  [コリーナ・マルティ(クラヴィシバルム) ミハウ・ゴントコ(中世リュート) 西山まりえ(中世Hp)]

Vesper Records

NYCC-13007
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\3080(税抜\2800)
クァルテット颯
 酒井格:ソナチネ第2番 Op.167 (2017委嘱作品) / 田村修平:プロメーテウスの夜(2017委嘱作品)
 倉知竜也:四重奏曲第2番「2つの織りなされた言葉」
 伊藤康英:サクソフォン四重奏曲〔第1番(1988) /第2番(1990, 2009改訂) 〕

 クァルテット颯[4Sax]



輸入マイナー・レーベル




CRI 〔NEW WORLD〕 基準価格 ¥3300(税抜¥3000)

 現在 NEW WORLD RECORDINGS に吸収されているアメリカの現代音楽レーベル、CRI (COMPOSERS RECORDINGS Inc.) 。 CD-R 製版の物は、旧 CRI レーベルの装丁を生かした(白黒統一デザインの内側に、カラーで元アイテムのジャケットを印刷)再供給アイテム。これらのライナー・ノート内容はプレス盤と同一で、ディジタル印刷機によるオン・デマンド作製と思われる。NEW WORLD の国内代理店では扱いが無いため、入荷までには時間がかかります。
 #基本的には全点CD-R製版ですが、プレス盤で入荷の場合もあります。また、一部カット盤も混入する可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。また価格はNEW WORLD レギュラー商品の1.5枚分となります。ご紹介済アイテムはこちらから
NWCRL-402
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[CD-R]
1.5枚価格
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ポール・クーパー(1926-1996):弦楽四重奏曲第6番(1977) (*)
ポール・ランスキー(1944-):弦楽四重奏曲(1971-77) (#)
 シェパードSQ (*) プロ・アルテSQ (#)
 録音:1978年7月、マイアミ、フロリダ州、 US |既出LP: CRI, CRI SD 402 [(P) 1979] |後出CD: CRI, CRI-687 (*) | (#)は当盤が初CDフォーマット化(プレスCDは未発)。
 LP で出ていた2曲をそのままのカップリングでCD-R化。
NWCRL-432
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[CD-R]
1.5枚価格
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
イーストマン学校からの音楽
 シドニー・ホドキンソン(1934-):ショパンの断片による
   ピアノ三重奏のためのディヴェルティメント「舞踏変奏曲」(1977) (*)
 サミュエル・アドラー(1928-):
  弦楽四重奏曲第6番「ホイットマン・セレナード」(1975) (#)
 バリー・スナイダー(P;*) ズヴィ・ザイトリン(Vn;*)
 ロバート・シルヴェスター(Vc;*)
 ジャン・デガエターニ(Ms;#) ファイン・アーツSQ (#)
 録音:1979年(*) /1979年4月、クレスギ録音スタジオ、イーストマン音楽学校、ロチェスター、ニューヨーク州、 US (#) |既出LP: CRI, CRI SD 432 [(P) 1980] |後出CD: CRI, CRI-608 (#) | (*)は当盤が初CDフォーマット化(プレスCDは未発)。
 LP で出ていた2曲をそのままのカップリングでCD-R化。
NWCR-579
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[CRI-579]
1.5枚価格
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ポール・クーパー(1926-1996):
 ヴァイオリン協奏曲第2番(1980-82) (*) /交響曲第4番「風景」(1975)
サミュエル・ジョーンズ(1935-):
 Let Us Now Praise Famous Men (1972) /エレジー(1963)
  ロナルド・パターソン(Vn;*) ローレンス・フォスター指揮モンテ・カルロpo.(*)
  サミュエル・ジョーンズ指揮ヒューストンso.(*以外)
 録音:1980年5月、モンテ・カルロ放送、モナコ、ライヴ(*) /1975年11月25日、音楽ホール、ヒューストン、テキサス州、 US (*以外) |既出LP: CRI, 番号不明 [(P) 1976] (*以外) | (P) 1976 [+1990?] (C) 1990 。 (*)の作曲年と録音年には齟齬があるが、レーベル等記載ママ。
NWCR-608
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[CRI-608]
1.5枚価格
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
サミュエル・アドラー(1928-):弦楽四重奏曲集
 〔第3番 (1953, rev.1965) (*) /第7番(1981) (#) /
  第6番「ホイットマン・セレナード」(1975) (+) 〕
 メリオラSQ (*) クリーヴランドSQ (#)
 ジャン・デガエターニ(Ms;+) ファイン・アーツSQ (+)
 録音:1983年、ホックスタイン音楽学校講堂(*/#)、ADD (*)、DDD (#) /1979年4月、クレスギ録音スタジオ、イーストマン音楽学校、 ADD (+)、すべて ロチェスター、ニューヨーク州、 US |既出・他出: CRI, CRI SD 432 [LP | (P) 1980] (+), NWCRL-432 [CD-R] | (P) 1980, 1991 (C) 1991 。
 アドラーはアメリカ合衆国の作曲家・指揮者・音楽評論家・教育者。コープランド、ヒンデミット、ピストンらに師事し、イーストマン音楽学校とジュリアード音楽学校で60年にわたって教員を務めた。2019年6月現在存命で番号付弦楽四重奏曲は9曲、録音は当盤のほか米 Gasparo から Nos.4-5, 8 が出ていたが廃盤。
NWCR-676
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[CRI-676]
1.5枚価格
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ロジャー・セッションズ(1896-1985):ヴァイオリン協奏曲(1935) (*)
シュテファン・ヴォルペ(1902-1972):交響曲(1956) (#)
 ポール・ズーコフスキー(Vn;*) ガンサー・シュラー指揮フランス公共放送po.(*)
 アーサー・ワイスバーグ指揮20世紀o.(#)
 録音:データ記載無し〔1968年以前、フランス?〕(*) /1981年4月、ニューヨーク(#) |初出LP: CRI, CRI SD 220 [(P) 1968] (*), CRI SD 503 [(P)1984] (#) | (C) 1994 。
NWCR-687
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[CRI-687]
1.5枚価格
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ポール・クーパー(1926-1996):室内楽作品集
 ヴァイオリンとヴィオラのための詩節(1991) (*) /愛のカノン(1981) (*) /
 弦楽四重奏曲〔第5番「アンブラ」(1973) (#) /第6番(1977) (+) 〕
  デュオ・パターソン(*)[ロナルド・パターソン(Vn) ロクサナ・パターソン(Va)]
  シェパードSQ (#/+)
 録音:1994年6月、ディジタル・ランデヴー、ニース、フランス(*) /1974年3月、ヒューストン、テキサス州(#) /1978年7月、マイアミ、フロリダ州(+)、 US (#/+) |既出・他出: CRI, CRI SD 369 [LP | (P) 1977] (#), CRI, CRI SD 402 [LP | (P) 1979] (+), NWCRL-402 [CD-R] (+) | (P) 1977, 1979 [+1995?] (C) 1995 。
 クーパーはアメリカ合衆国の作曲家・教育者。セッションズとブーランジェらに師事し、 ミシガン大学などで教えたほか、ライス大学シェパード音楽学校創立メンバーの一人でもあった。番号付弦楽四重奏曲はおそらく全6曲。
NWCR-736
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[CRI-736]
1.5枚価格
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
エルスワース・ミルバーン(1938-2007):室内楽作品集
 弦楽四重奏曲集〔第2番(1998) (*) /第1番(1974) (#) 〕/
 ピアノのための作品(+) 〔スケルツォ(1989) /石の森(1989) 〕/
 8人の奏者のための「 Menil Antiphons 」(1989) (++)
  ラークSQ (*) コンコードSQ (#) ジョン・ヘンドリクソン(P;+)
  ラリー・ラクレフ指揮アンサンブル(++) [Fl/Cl/2Hr/Perc/P/Vn/Vc]
 録音:1977年3月14日、ハノーヴァー、ニュー・ハンプシャー州(#) /1996年2月11日(*)、1997年5月29日(+/++)、 ステューデ・ホール、ライス大学、ヒューストン、テキサス州(#以外)、すべて US |初出: CRI, CRI SD 369 [LP | (P) 1977] (#) | (P) 1977, 1997 (C) 1997 。
 ミルバーンはアメリカ合衆国の作曲家・ピアニスト・教育者。ポール・クーパー、アンリ・ラザロフとミヨーらに師事し、ライス大学シェパード音楽学校創立メンバーの一人でもあった。番号付弦楽四重奏曲はおそらく全2曲。
NWCR-776
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[CRI-776]
1.5枚価格
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ポール・クーパー(1926-1996):ピアノ独奏のための作品全集
 サイクル(1969) /4つの間奏曲(1980) /ピアノのためのソナタ(1962) /
 フレスコ画(1994) /ピアノ独奏のためのシンフォニア(1989)
  ジョン・ヘンドリクソン(P)
 録音:1996年2月19日、リリアン・H.ダンカン・リサイタル・ホール、シェパード音楽学校、ライス大学、ヒューストン、テキサス州| (P) (C) 1998 。
 クーパーはアメリカ合衆国の作曲家・教育者。セッションズとブーランジェらに師事し、 ミシガン大学などで教えたほか、ライス大学シェパード音楽学校創立メンバーの一人でもあった。
NWCR-874
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[CRI-874]
1.5枚価格
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ピアノのための新しい音楽
 インゴルフ・ダール(1912-1970):ファンファーレ(1958) / ケント・ケナン(1913-2003):2つの前奏曲(1951)
 サミュエル・アドラー(1928-):カプリッチョ(1954) / ホール・オーヴァートン(1920-1972):対立第1番(1958)
 ミルトン・バビット(1916-2011): Partitions (1957) / ミリアム・ギデオン(1906-1996):ピアノ組曲第3番(1951)
 ソル・バーコウィッツ(1922-2006):シンコペーション(1958)
 ベン・ウェーバー(1916-1979):フモレスケ Op.49 (1958) / パウル・A.ピスク(1893-1990):夜想的間奏曲
 メル・パウエル(1923-1998):練習曲(1957) / モートン・グールド(1913-1996):ラグ=ブルース=ラグ
 アラン・ホヴァネス(1911-2000): Allegro on a Pakistani Lute Tune, Op.104 No.6 (1952)
 ジョージ・パール(1915-2009):6つの前奏曲 Op.20B (1946)
 ノーマン・カツデン(1914-1980):ソナタ Op.53 No.3 (1950)
 ジョセフ・プロスタコフ(1911-1980):2つのバガテル
 ペギー・グランヴィル=ヒックズ(1912-1990):物思いにふける生徒のための前奏曲(1963)
 アーンスト・ベイコン(1898-1990): The Pig Town Fling / ロバート・ヘルプス(1928-2001):映像(1957)
 マーク・ブランスウィック(1902-1971):6つのバガテル(1958)
 アール・キム(1920-1998):2つのバガテル(1948/50) / ジョゼフ・アレグザンダー(1907-1989):呪文(1964)

 ロバート・ヘルプス(P)
 録音:1966年|初出: RCA Victor Red Seal, LSC-7042 [2LPs / (P) 1966] |後出LP: RCA Victor, LM/LSC-7042 [2LPs] / CRI, CRI SD 288 [2LPs / (P) 1971] | (P) 1971, 2001 (C) 2001 。

AUDIOTRANSIT (独) 1枚あたり¥4620(税抜¥4200)

 当店独自に御案内するドイツの現代系レーベル。
atdvd3-002
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(DVD_VIDEO)
[PAL]
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
芸術と自分〜ヴォルフガング・グラーフの音楽を題材とした
  アレクザンデル・トリーベルによる映像作品
 ヴォルフラム・グラーフ
(1965-):室内楽作品集 II
  弦楽四重奏のための7つの小品
   「内なる音への遭遇 [Begegnungen Innenklänge] 」 Op.101 No.1 /
  弦楽四重奏のための「外なる音への遭遇 [Begegnungen Außenklänge] 」 Op.101 No.2 /
  ピアノ五重奏のための5つの情緒ある風景「動き [Bewegungen] 」 Op.212 /
  ピアノ独奏のための「コラージュ」 Op.215
 ピカプSQ ヴォルフラム・グラーフ(P)
 録音・収録:データ未判明| (P) (C) 2019 。おそらく映像には演奏風景無し。# PAL 方式のため国内の通常映像機器では再生出来ず、パソコン等での再生保証もありません。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ヴォルフラム・グラーフ(1965-):室内楽作品集 I
 室内オーケストラとソプラノのための交響曲 Op.184 より
  〔 Ich-Blick II - Ritornell (室内オーケストラのための) Op.184 No.1 (2種?)
     [野村英利指揮ニュルンベルク・クラングコンツェプテ〔サウンド・コンセプト〕・アンサンブル]/
    Ich-Blick IV (2つのフルートのための版) Op.184 No.4
     [ロバート・エイトケン(Fl) マルティン・ゼール(アルトFl)]〕/
 バスフルートとチェロ四重奏のための「 Innengang 」 Op.190a
     [マルティン・ゼール(Fl) フィーア・エヴァングチェリステン]/
 バスリコーダー、ヴァイオリンとマリンバのための「 Existenz 」 Op.153
     [アンドレアス・ベーレン(バス・リコーダー)
      トビアス・グットマン(マリンバ) ゲータ・アバード(Vn)]/
 チェロ四重奏のための「 Some folk 」 Op.191 [フィーア・エヴァングチェリステン]/
 ソプラノサクソフォンとピアノのための3つの情緒ある風景「 Grenzen 」 Op.159
     [,ヤン・シュルテ=ブネルト(ソプラノSax) フローリアン・フォン・ラドヴィツ(P)]
 録音:データ未判明| (P) (C) 2014 。

TANDEM CLASSICS (カナダ) 3CDのアイテム¥5280(税抜¥4800)

 カナダに本拠を置いていた Les Disques Tandem Inc. のクラシック・アイテム。ロゴなども作製されていたが、リリースはこれ1点に留まり、親レーベルも2006年頃に業務を停止してしまった模様。
弦楽五重奏(とピアノ)のためのショパン
 カロル・ラジヴォノヴィチ編曲(*/#/++)、バラキレフ編曲(+)、
  ゴドフスキー編曲(**)、ミハウウォスキ編曲(##) /
   ピアノと弦楽五重奏のための編曲(*)、弦楽五重奏のための編曲(#)、
    弦楽四重奏のための編曲(+)、左手ピアノのための編曲(**)、ピアノのための編曲(++)
     〔原曲:ピアノと管弦楽のための(*)、ピアノのための(#/+/**) 、チェロとピアノのための(++) 〕:
 「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲 変ロ長調 Op.2 (*) /
 練習曲 ニ短調 Op.25 No.7 (+) (原曲:嬰ハ短調)/ポーランド民謡による大幻想曲 イ長調 Op.13 (*) /
 24の前奏曲集 Op.28 より (#) 〔ホ短調 Op.28 No.4 /ロ短調 Op.28 No.6 〕
 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 (*)
 演奏会用ロンド ヘ長調 Op.14 「クラコヴィアク」(*) /ワルツ イ短調 Op.34 No.2 (#) /
 ピアノ協奏曲〔第2番 ヘ短調 Op.21 (*) /第1番 ホ短調 Op.11 (*) 〕/練習曲 変ホ短調 Op.10 No.6 (**) /
 ワルツ 変ニ長調 Op.64 No.1 (によるパラフレーズ)(##) /ラルゴ(弦楽五重奏のための)/
 序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3 (++) /前奏曲 嬰ハ短調 Op.45 (ピアノのための)

 カロル・ラジヴォノヴィチ(P) イ・ソリスティ・ディ・ヴァルサヴィア
 録音:時期未詳、ワルシャワ、ポーランド、 DDD | (*/#/++)は当編曲による世界初録音|初出: PIM Records (Poland?), CD-s 001, CD-s 002, CD-s 003 〔分売/当店未案内、廃盤〕。
 ラジヴォノヴィチ(1958-)はポーランドのピアニスト。母国のほかアメリカ合衆国においてジェルジ・シェベックに学んだ。録音は DUX レーベルにある他、Selene レーベルヘパデレフスキのピアノ作品全集を世界初録音していた(一部廃盤)。

INDESENS (仏) 特記以外 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)


 旧譜(価格が異なります)はこちらから
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):
 オラトリオ「鉱山の歌」(語り、独唱、合唱と管弦楽のための)(1956)
  ディディエ・ケルカール(語り) ゾエ・ゴセ(S) サラ・ローラン(A)
  セバスティアン・オブレシ(T) ダニエル・オッテヴァール(B)
  アトリエ・コラール・ドゥ・ヴァランシエンヌ (cho.)、コラール・デ・ミヌール・ポロネー・ドゥ・ドゥエ (cho.)
  クール・デ・クラス・シャム・デュ・コレージュ・カルポー・ドゥ・ヴァランシエンヌ(cho.)

  ニコラ・ブシェ指揮ヴァレンティアーナo.
 録音:2018年4月11日-13日、フェニックス劇場、ヴァランシエンヌ、フランス。
TBON & JACQUES 〜トロンボーンと吹奏楽のための音楽
 フェレル・フェラン(1966-): TBON & JACQUES (トロンボーンと吹奏楽のための) (*)
  〔 Tricks & Jacques / The love between Tbon and Jacques / They chase each other 〕

 ジャン=ミシェル・ドゥファイ(1932-)
  Performance 4(トロンボーンと金管アンサンブルのための) (+)
  Ambivalence (クラシック・トロンボーン、ジャズ・トロンボーンと声楽アンサンブルのための) (#)
 ダニエル・ビンビ(1971-): @robase (トロンボーンと吹奏楽のための) (*)
 ジャック・モージェ(Tb) ジャン=クロード・ブラウン指揮ルクセンブルク軍楽隊(*)
 ステファン・ラベリ指揮パリ金管アンサンブル(+)
 ドゥニ・ルルー(Tb;#) 12 vox A Cappelle 〔声楽アンサンブル〕(#)
 録音:2018年3月1日-2日、ルクセンブルク音楽院、ルクセンブルク(*) /2017年3月28日、ギヨーム・テル・スタジオ、フランス(+) /1997年、スタジオ・シャンピオネ、フランス(#) 。
INDE-115
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[Easy
Listening]
カロル・ベッファ(1973-):EN BLANC ET NOIR (白と黒)
 Mahler à Venise / Grand Hôtel / Spleen de Leipzig / La Cerisaie / L'Abbé Franz / En blanc et noir /
 Confessions d'un masque / L'Escalier du diable / La Philosophie dans le boudoir / Moebius /
 Des pas sur la glace / Street Art / An Old Prayer / Der Wanderer / Autoportrait sfumato /
 Solesmes sous la pluie / La Marche du Cantor / Le Sommeil de la raison / Bérangère ou l'intégrité

 カロル・ベッファ(P)
 録音:2017年2月22日、スタジオ・セクエンツァ、モントルイユ、フランス。
INDE-114
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(2CD)
プーランク(1899-1963):管楽器を伴う室内楽作品集
 [CD1] 青年期の作品(*)
  廃墟を見守る笛吹きの像(無伴奏フルートのための)/クラリネットとファゴットのためのソナタ Op.32 /
  2つのクラリネットのためのソナタ Op.7 (#) /ピアノ、オーボエとファゴットのための三重奏曲 Op.43 /
  ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ Op.33 /
  ピアノ、フルート、オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための六重奏曲 Op.100

 [CD2] 晩年の作品(+)
  クラリネットとピアノのためのソナタ Op.184 /フルートとピアノのためのソナタ Op.164 /
  オーボエとピアノのためのソナタ Op.185 /ホルンとピアノのための悲歌

 パリ管弦楽団のソロ奏者たち
  [ヴァンサン・リュカ(Fl) アレクサンドル・ガテ(Ob) フィリップ・ベロ(Cl)
   オリヴィエ・デルベス(Cl;#のみ) マルク・トレネル(Fg) アンドレ・カザレ(Hr)
   フレデリック・メラルディ(Tp) ギヨーム・コテ=デュムーラン(Tb)]

 クレール・デゼール(P;*) エマニュエル・ストロッセ(P;+)
 録音:2009年、サン=マルセル聖堂、パリ、フランス|初出・旧品番: INDE-013
テューバでピアソラ!〜アストル・ピアソラ(1921-1992):秋のタンゴ
 リベルタンゴ/アヴェ・マリア(昔々)/孤独の歳月/目を閉じて、耳を澄ませ/
 二十年前/カフェ1930 /アルフレド・ゴッビの肖像/オブリビオン(忘却)/
 鮫/アディオス・ノニーノ/ビオレンタンゴ/フィナーレ

  トリオ・インノヴァ
   [ダヴィッド・ザンボン(Tu) パトリック・ジグマノフスキ(P)
    ジャン=マルク・ファビアーノ(アコーディオン)]
 録音:2017年10月11日、ロベール・ドアノー文化スペース、ムードン=ラ=フォレ、フランス。
ブラームス(1833-1897):
 クラリネット、ピアノとチェロのための三重奏曲 イ短調 Op.114 (*)
 クラリネットとピアノのためのソナタ
   〔第1番 ヘ短調 Op.120 No.1 /第2番 変ホ長調 Op.120 No.2 〕

  パスカル・モラゲス(Cl) フランク・ブラレイ(P)
  クリスティアン・ポルテラ(Vc;*)
 録音:2017年9月11日-14日、モンス、ベルギー。
ヒンデミット(1895-1963):5つの金管ソナタ
 トランペットとピアノのためのソナタ 変ロ長調(1939) (*) /
 ホルンとピアノのためのソナタ ヘ長調(1939) (+) /
 アルトサクソフォン・ソナタ 変ホ長調(1943) (#) /
 トロンボーン・ソナタ ヘ長調(1941) (**) /テューバ・ソナタ 変ロ長調(1955) (++)
  エリック・オービエ(Tp;*) ダヴィッド・アロンソ(Hr;+)
  ニコラ・プロスト(アルトSax;#)
  ステファン・ラベリ(Tb;**) ファブリス・ミリシェ(Tb;++)
  ローラン・ワグシャル(P;+以外) エレーヌ・ティスマン(P;+)
 録音:2017年-2018年、スタジオ・セクエンツァ、モントルイユ(*/**) /2017年、サン・マルセル聖堂、パリ(+) /2018年、サン=モール音楽院ホール、サン=モール(#) /2018年、ムードン音楽院ホール、ムードン(++)、すべてフランス。
ヴィヴァルディ(1678-1741):6つのフルート協奏曲 Op.10
 〔第1番 ヘ長調「海の嵐」 RV.433 /第2番 ト短調「夜」 RV.439 /第3番 ニ長調「ごしきひわ」 RV.428 /
  第4番 ト長調 RV.435 /第5番 ヘ長調 RV.434 /第6番 ト長調 RV.437 〕

 ヴァンサン・リュカ(Fl) ジル・コリャール指揮トゥールーズ室内o.
 録音:2017年8月25日-27日、レスカール・ホール、トゥルヌフイユ、フランス。
月の光〜ドビュッシー、フォーレ、ラヴェルのヴァイオリン・ソナタ
 ラヴェル(1875-1937):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番 ト長調
 フォーレ(1845-1924):
  夢の後に(ヴァイオリンとピアノのための編曲版)/
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番 イ長調 Op.13
 ドビュッシー(1862-1918):
  月の光(ヴァイオリンとピアノのための編曲版)/
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト短調(*)
 ラヴェル:ツィガーヌ(ヴァイオリンとピアノのための演奏会用狂詩曲)
 マスネ(1842-1912):タイスの瞑想曲(ヴァイオリンとピアノのための)
  タチアーナ・サムイル(Vn) デイヴィッド・ライヴリー(P)
 録音:2017年11月27日-30日、フラジェ、ブリュッセル、ベルギー| (*)は INDE-105 に収録されている録音と同一。
INDE-107
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[JAZZ]
エルヴェ・セラン〜クロード・ドビュッシージャズ・インプレッションズ
 ドビュッシー(1862-1918)/エルヴェ・セラン(1957-):
  「子供の領分」〜小さな羊飼い/「ベルガマスク組曲」〜月の光/
  小さな黒人/牧神の午後への前奏曲/「映像第1集」〜水の反映/
  「小組曲」〜バレエ(*) /「前奏曲集第1巻」〜亜麻色の髪の乙女(+) /
  「子供の領分」〜グラドゥス・アド・パルナッスム博士(*) /
  「ピアノのために」〜サラバンド/レントより遅く
 ビックス・バイダーベック(1903-1931):イン・ア・ミスト [In a Mist]
  エルヴェ・セラン(P) イヴ・アンリ(P;*)
 録音:2017年11月3日-5日、ムードン音楽院ホール(無印) /2017年3月9日、ムードン・スタジオ(*/+) 、すべてムードン、フランス。
ドビュッシー(1862-1918):ソナタ、舞曲と狂詩曲
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト短調(*)
  [タチアーナ・サムイル(Vn) デイヴィッド・ライヴリー(P)]/
 フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ(#)
  [ヴァンサン・リュカ(Fl) リーズ・ベルトー(Va) マリー=ピエール・ラングラメ(Hp)]/
 クラリネットとピアノのための狂詩曲[フィリップ・ベロ(Cl) クレール・デゼール(P)]/
 シリンクス(+) [ヴァンサン・リュカ(Fl)]/
 チェロとピアノのためのソナタ ニ短調(**) [ジェローム・ペルノー(Vc) エリザベト・リゴレ(P)]/
 サクソフォンとピアノのための狂詩曲[ニコラ・プロスト(Sax) ローラン・ワグシャル(P)]/
 神聖な舞曲と世俗的な舞曲(ハープと弦楽四重奏のための)
  [マリー=ピエール・ラングラメ(Hp) ベルリン・フィルハーモニーSQ ]
 録音:2017年、フラジェ、ブリュッセル、ベルギー(*) /2010年-2012年、スタジオ・セクエンツァ(モントルイユ、パリ郊外、フランス)、フィルハーモニー(ベルリン、ドイツ) (#/無印) /2008年以前、サン・マルセル聖堂、パリ、フランス(+) /1997年、パリ、フランス(**) | (P) 2012 (#/無印)、2013 〔初出盤は2008、前出盤は2014と記載〕(+)、2018 (*) |前出・後出: Calliope, CAL-9837 〔廃盤〕 (**) / Indesens, INDE-009 〔廃盤〕 (+), INDE-040 (無印), INDE-042 (**), INDE-055 (#), INDE-062 (+), INDE-108 (*) 。
 INDE-055 の収録曲を足し引きした形の新装盤。
ピアノ・モダーン・リサイタル Vol.2
 エイミー・ビーチ(1867-1944):前奏曲とフーガ(1917)
 ユーリー・シャーモ(1947-2015):ピアノ・ソナタ第3番(1969) (+)
 カロル・シマノフスキ(1882-1937):前奏曲とフーガ(1909)
 アルフレート・シュニトケ(1934-1998):即興曲とフーガ(1965)
 ミシェル・メルレ(1939-):パッサカリアとフーガ(1986) (+)
 セルゲイ・タネーエフ(1856-1915):前奏曲とフーガ Op.29 (1910)
 オルランド・バス(1994-):前奏曲とフーガ(2016) (*/+)
 ディミトリ・ミトロプーロス(1896-1960):パッサカリア、間奏曲とフーガ(1924) (*)
 オルランド・バス(P)
 録音:2016年10月3日-4日(*以外)、2017年1月8日(*)、サン=マルセル聖堂、パリ、フランス。
 20・21世紀の「ピアノのための前奏曲とフーガ」を軸としたプログラム。ギリシャ出身の指揮者ディミトリ・ミトロプーロスの作曲作が貴重。ユーリー・シャーモはウクライナの、ミシェル・メルレはフランスの作曲家。オルランド・バスはフランスのピアノおよびチェンバロ奏者・作曲家。

GENUIN (独) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
恋のサヨナキドリ
 ダカン:ツバメ / パリシュ=アルヴァーズ:導入とベッリーニのノルマによる変奏曲 Op.36
 F.クープラン:フランスのフォリア、またはドミノ(全12曲) / リスト:愛の夢第3番 S.541
 ラモー:鳥のさえずり / ヒンデミット:ハープ・ソナタ / ダカン:カッコウ
 リスト:サヨナキドリ S.250 No.1 / F.クープラン:恋のサヨナキドリ
 ポッセ:ヴェネツィアの謝肉祭による変奏曲 / リスト:慰め第3番 ニ長調 S.172

 アニェス・クレマン(Hp)
 録音:2018年10月10日-13日、ジンスハイム、ドイツ。ハープのオリジナル曲に加え、クラヴサン曲、ピアノ曲などをハープで演奏している。アニェス・クレマンは1990年、フランス中部のオーヴェルニュ地方の生まれのハープ奏者。2016年にミュンヘンでのARD音楽コンクール(ミュンヘン国際音楽コンクール)で第1位を獲得。腕前は非常に高く、ハープの華麗な音色が鍵盤楽器曲の技術を軽々と弾いていることに驚かされる。
フルートとギターの二重奏
 ハイドン:ソナタ ニ長調 Hob.XVI: 37 (原曲:ピアノ・ソナタ)
 モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397 (原曲:ピアノ独奏曲)
 ベートーヴェン:ソナタ第26番 変ホ短調 Op.81a「告別」(原曲:ピアノ・ソナタ)
 ハイドン:ソナタ イ長調 Hob.XVI: 30 (原曲:ピアノ・ソナタ)
 ジュリアーニ:フルートとギターのための大協奏二重奏曲 Op.85

 ノエミ・ジェーリ(Fl) カタリン・コルタイ(G)
 録音:2018年6月11日-14日、ソンバトヘイ、ハンガリー。フルートとギターの二重奏。オリジナルのジュリアーニの大協奏二重奏曲の他はいずれも演奏する二人の編曲。ハイドンのピアノ・ソナタの中でも特に有名な ニ長調のピアノ・ソナタや、ベートーヴェンの告別、モーツァルトの幻想曲など、いずれもフルートとギターによって新たな雰囲気に生まれ変わって聞くことができる。演奏する二人は共にリスト音楽アカデミーの出身。フルートのノエミ・ジェーリはさらにウィーン国立音楽大学やミュンヘン音楽大学で学び、広くヨーロッパで活躍している。カタリン・コルタイはブリュッセル王立音楽院などで学び、バロック・ギターやリュート、テオルボなども弾くギタリスト。
シューベルト&シューマン:フルート作品集
 シューベルト/ベーム編曲:「白鳥の歌」D.957 より〔漁師の娘/影法師/鳩の便り〕
 シューベルト:「萎れた花」の主題による序奏と変奏曲 ホ短調 D.802
 シューマン/マティック編曲:3つのロマンツェ Op.94 /おとぎの絵本 Op.113
 シューベルト/ラリュー編曲:ソナティネ ニ長調 D.384

 デュオ・マティック・フート[クリスティアン・マティック(Fl) マティアス・フート(P)]
 録音:2017年10月16日-17日、2018年11月20日、フランクフルト・アム・マイン。「ドビュッシーと彼の友人たち」(GEN-18600)に続くデュオ・マティック・フートの新録音は、シューベルトとシューマンの作品集。オリジナルのD802の他は編曲。クリスティアン・マティックの柔らかい美音のフルートが巣晴らしく、長年コンビを組むマティアス・フートとの相性も抜群で、幸せな一時を過ごすことができる。
ジョルジェ・エネスク:ヴァイオリンとピアノのための作品集
 ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op.25 /子供の頃の印象 Op.28 /ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.6 /協奏即興曲

 デュオ・ブリュッゲン=プランク
  [マリー・ラダウアー=プランク(Vn) ヘンリケ・ブリュッゲン(P)]
 録音:2018年6月18日-21日、ベルリン=ダーレム。若手女性デュオ、デュオ・ブリュッゲン=プランク。マリー・ラダウアー=プランクは、オーストリア、ザルツブルクの生まれ。2014年、ライプツィヒのJ.S.バッハ国際コンクールのヴァイオリン部門で第2位(ちなみに第1位は日本の岡本誠司)など、数多くのコンクールで受賞している。ヘンリケ・ブリュッゲンはドイツ、シュタットオルデエンドルフの生まれ。若い二人の奏でるエネスクはルーマニア民俗色を強調するよりはエネスクの国際的な洗練味を引き立てたもので、新鮮。
ドイツ国際ピアノ賞2018年受賞者〜ソ・ヒョンミン
 ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126 / リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
 ドビュッシー:月の光がふりそそぐテラス/月の光 / シューマン:アラベスク Op.18 /子供の情景 Op.15

  ソ・ヒョンミン〔ハンス・H.スー〕(P)
 録音:2018年9月14日、ヴィースバーデン、ライヴ。既に極めて優秀な若手ピアニストとして注目を浴びているソ・ヒョンミン(???)の初CD 。ソ・ヒョンミンは1990年、韓国のソウル生まれ。生地で学んだ後、ニューヨークのマネス音楽院に留学。その後世界各地の様々なコンクールで受賞。日本では2013年の第5回仙台国際音楽コンクールのピアノ部門で第2位を受賞、話題になっていた。2016年の韓国のイサン・ユン国際コンクールで第1位。そして2018年のドイツ国際ピアノ賞を受賞、その御褒美としての演奏会のライヴ録音のCD 。なお彼は国際的に活動する際は Hans H. Suhと名乗っており、このCDでもその名義。演奏はたいへん素晴らしい。例えばリストのピアノ・ソナタ、物々しく派手に弾くのではなく、淡々としているようで、僅かな揺らしや溜め、和音のコントロール、抑制と解放が実に見事に作られており、たいへん聞き応えがある。米国で長く修行した成果である知的で合理的な演奏技術と音楽性に、ドイツを中心とした欧州で活躍するようになって見に付けた風格が加わっている。彼は間違いなく偉大なピアニストになるだろう。その初期の結実をここに聞ける。
エデン〜ドイツ語の歌曲集
 ウルマン:リカルダ・フックに基づく5つの詩 Op.26
 シェーンベルク:シュテファン・ゲオルゲ「架空庭園の書」からの15の詩 Op.15
 ヴェーベルン:シュテファン・ゲオルゲの詩による5つの歌 Op.4
 シュレーカー:ウォルト・ホイットマン「草の葉」からの2つの抒情歌曲

 エーファ・レッシュ(S) エリック・シュナイダー(P)
 録音:2018年8月27日-28日、30日、ケルン。20世紀初頭から第二次世界大戦直前の頃までのドイツ語の歌曲集。アウシュビッツ収容所で処刑されたヴィクトル・ウルマン(1898-1944)がドイツの作家リカルダ・フックの詩に付けた歌曲と、フランツ・シュレーカー(1878-1934))が米国の作家、ウォルト・ホイットマンの代表作「草の葉」比較的珍しい。エーファ・レッシュは近現代歌曲を得意とするソプラノ。GENUINからは既にドビュッシーとブリテンの歌曲集(GEN- 16430)が発売されている。
遠くへの渇望〜シューベルトとアイスランド民謡集
 アイスランド民謡:この谷で/私の舌よ/私たちは牧草地に立っていた/優しく眠れ/キスしておくれ、優しい娘よ/
          宵の明星が明るく輝いても/アイスランド、祝福の地よ(*) / レイフス:子守歌
 シューベルト:遠くへの渇望 D.770 /月に寄せるさすらい人の歌 D.870 /舟人 D.536 /
        それらがここにあったことを D.775 /好奇心の強い男 D.795 No.6 /耽り D.715 /
        君は私の憩い D.776 /かじかみ D.911 No.4 /泉のほとりの若者 D.300 /
        いやな色 D.795 No.17 /歓迎と告別 D.767 /漁夫の愛の幸福 D.933 /流れの上で D.943

 ベネディクト・クリスティアンソン(T)
 ティルマン・ヘフス(Hr;*)  アレクサンダー・シュマルチ(P)
 録音:2018年8月16日-18日、ベルリン。美声テノール、ベネディクト・クリスティアンソンのデビューCD 。ベネディクト・クリスティアンソンはアイスランドの北岸の町、フーサヴィークに生まれた。アイスランドで学んだ後、ベルリンに留学。まずバッハのテノールとして名を挙げ、さらにドイツリートやオペラでも活躍している。素晴らしく美しい声の持ち主で、「君は私の憩い」のような聞きなれたシューベルトの名曲が新鮮な感動をもって聞くことができる。故郷アイルランドの民謡を数曲挟んでいて、さすがにこれも素晴らしい。
オペラ〜歌劇からの金管アンサンブル
 ウェーバー/プフィースター編曲:歌劇「魔弾の射手」序曲
 ドヴォルジャーク/ドレクスター編曲:「ルサルカ」から(4曲)
 ボロディン/ローレンス編曲:「イーゴリ公」序曲
 プロコフィエフ/ローレンス編曲:「三つのオレンジへの恋」から(4曲)
 フンパーディンク/ドレクスラー編曲:「ヘンゼルとグレーテル」から(2曲)
 ロッシーニ:「ギヨーム・テル〔ウィリアム・テル〕」序曲

 フォー・ブラス
 録音:2018年7月20日-23日、ヘルフォルト、ドイツ。GENUINから発売された2枚のCD 、ポートレイト(GEN-13294)、オリジナル(GEN-15365)に続く、10フォー・ブラスの久々のCD 。題名の通りオペラの音楽を金管アンサンブルで演奏、序曲だけでなくアリアや舞曲なども演奏して楽しませてくれる。10フォー・ブラスは2000年に当時のドイツの若手奏者たちによって結成されたドイツの金管アンサンブル。ブラスというと輝かしいイメージになるけれど、彼らは柔らかいコクのある響きも素晴らしい。今回の録音には打楽器奏者も含めて15人が参加している。
前奏曲
 プロコフィエフ:前奏曲 Op.12 No.7 / バッハ:前奏曲 ロ短調 BWV.855a
 ラフマニノフ:前奏曲 Op.32 No.12 / ラヴェル:「クープランの墓」〜前奏曲
 ブルーメンフェリト:前奏曲 Op.17 No.14 / レスピーギ:グレゴリオ聖歌による前奏曲第2番
 タネーエフ:前奏曲 Op.103 No.3 / ショパン:前奏曲 Op.28 No.8
 マルティヌー:ラルゴの形式による前奏曲 / アレンスキー:前奏曲 Op.63 No.1
 フェインベルグ:前奏曲 Op.15 No.3 / ドビュッシー:月の光がふりそそぐテラス
 メシアン:風のなかの反映 / スクリャービン:前奏曲 Op.11 No.2

 カリム・シェハタ(P)
 録音:2018年10月8日-9日、11日、ライプツィヒ。前奏曲ばかりを集めた面白いCD 。バッハ、ショパン、ドビュッシー、ラフマニノフ、ラヴェルのような有名な曲から、ウクライナ出身のフェリックス・ブルメンフェリト(ブルーメンフェリト1863-1931)、アントン・アレンスキー(1861-1906)、サムイル・フェインベルグ(1890-1962)などの作品も収録。カリム・シェハタはクェート生まれのドイツのピアニスト。両親はエジプト人とドイツ人で、5歳の時にドイツに移る。弟のナビル・シェハタはBPOの首席コントラバスで、共演したCD(GEN-17448)が発売され、また2018年には兄弟で来日して話題となった。
シューベルト:男声合唱曲全集 Vol.5
 父の命名祝日のためのカンタータ D.80 /春の歌 D.709 /歓喜に寄せて D.189 /
 ここで忠実な夫婦はお互いに抱擁する D.60 /葉が愛をささやいている D.988 /静かな歌 D.916 /墓 D.377 /
 限りない喜び D.54 /ゴンドラを漕ぎ D.809 /疲れを癒す巡礼者 D.57 /夜の音楽 D.848 /冬の酒宴の歌 D.242 /
 酒宴の歌「さあ、みんな楽しく」 D.267 /嵐に翻る旗 D.58 /酒宴の歌 D.183 /五月の歌「野は緑を増し」 D.129 /
 月の光 D.875 /限りない喜び D.51 /冬の日 D.984 /呻くような嘆きは終わり D.53 /水上を飛ぶ霊たちの歌 D.705

 ヤン・シュマッハー指揮カメラータ・ムジカ・リンブルク
 クリストフ・プレガルディエン(T; D.189, 183) ゼバスティアン・コールヘップ(T; D.875)
 ティルマン・ホップシュトック(G; D.80, 984) アンドレアス・フレーゼ(P; D.189, 809, 267, 129, 705 )
 録音:2014年3月7日-9日、ディエツ。GENUINの進めるシューベルトの男声合唱曲全集も第5集に。今回も静かで感動的な曲から陽気な酒の歌まで多種多様。また独唱ゲストのクリストフ・プレガルディエン、ゼバスティアン・コールヘップ、ギターのティルマン・ホップシュトック、ピアノのアンドレアス・フレーゼといつもの面々も参加。シューベルトの歌曲は好きだけれど男声合唱曲は聞いたことがないという人は、ぜひこのCDで。第1集(GEN-15349)、第2集(GEN-16410)、第3集(GEN-17474)、第4集(GEN-18616)。
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005
ベン=ハイム:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.44
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117
 リフ・ミグダル(Vn)
 録音:2018年10月4日-7日、ケルン。ドイツのヴァイオリニスト、リフ・ミグダルの無伴奏ヴァイオリン曲集。有名なバッハとバルトークの作品に加え、イスラエルの作曲家、パウル・ベン=ハイム(1897-1984)を含めているのが珍しい。リフ・ミグダルはドイツ西部のヘルネの生まれ。ドイツを中心に国際的に活躍しており、2016年10月にはBPOの演奏会にヴィヴァルディの「四季」とピアソラの「ブエノスアイレスの四季」(いわゆる「八季」)のヴァイオリン独奏者として初出演している。難曲として知られるバルトークの無伴奏ヴァイオリン・ソナタでは、技術的に軽々と弾きこなすだけでなく、死の前年のバルトークの最後の輝きというべき静かな熱気もはらんだものになっている。一方バッハではバロック弓を用いて演奏、聞いた誰もが近い将来の全曲録音を期待せずにはいられないような素敵な演奏になっている。

MSR CLASSICS  (米) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
レンダリングス〜ヴァイオリンとハープための音楽による風景
 アンリエット・レニエ(1875-1956):アンダンテ・レリジョーソ
 ゲイリー・ショッカー(1959-):スティル・ナーバス
 パトリツィオ・ダ・シルバ(1973-):ヴァイオリンとハープのための音楽
 キルステン・ソリアーノ・ブロスバーグ(1979-):フラッター
 ニーノ・ロータ(1911-1979):フルートとハープのためのソナタ(原曲:フルートとハープのための)

 クリムゾン・デュオ[マット・ミレウスキ(Vn) ジェーミー・ヘフナー(Hp)]
 録音:2018年3月。ヴァイオリンとハープのための珍しい作品を収録。ヴァイオリンとハープは調弦の仕方が異なるためフルートとのデュオほど作品は多くない。20世紀生まれの作曲家の作品が中心だが、いずれも現代音楽ではなく、ロマン派、民族音楽風で親しみやすい。ニーノ・ロータのソナタは映画音楽の巨匠の作だけあって、流麗なメロディと暖かいハーモニーが美しく、いささかフォーレを思わせる傑作。
タイム・プレイス・スピリット〜フルートとピアノのための音楽
 フィクレト・アミーロフ(1922-1984):6つの小品 / セシル・シャミナード(1857-1944):秋
 ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):エキゾティックな印象 Op.134
 ケネス・フラゼル(1955-):ブルー・リッジ・エア II

 ベス・チャンドラー(Fl/ピッコロ) パウロ・スタインバーグ(P)
 録音:2015年6月。19世紀後半から20世紀初頭の作曲家の作品を中心にしたフルートとピアノのための曲集。アミローフは旧ソ連アゼルバイジャンの作曲家でボロディン風の素朴な音楽が楽しい。フルート小協奏曲が有名なシャミナードの「秋」はピアノが原曲の美しい小品。フラゼルの「ブルー・リッジ・エアII」は新ロマン主義による佳曲。
ナイツ・ブライト・デイズ〜金管とオルガンのための音楽
 パーセル(1659-1695):芸術の息子たちよ / ピーター・ミーチャン(1980-):ラヴ・ソングズ
 ホルスト(1874-1934):無言歌「私の恋人を愛す」
 ブリテン(1913-1934):「ピーター・グライムズ」〜4つの海の間奏曲とパッサカリア

 スティーヴン・スクワイアーズ指揮シカゴ・ガーゴイル・ブラス&オルガン・アンサンブル
 録音:2018年2月。編曲物を中心にイギリスのブラスとオルガンのアンサンブルによる作品を収録。ブリテンの「ピーター・グライムズ」からの間奏曲とパッサカリアはオルガンとブラスの多彩な音色を駆使した圧巻の演奏で聴きごたえ充分。シカゴ・ガーゴイル・ブラス&オルガン・アンサンブルは1992年にシカゴ大学音楽学部のメンバーにより結成。
こどもの楽園〜ポール・リール(1943-):管楽器とピアノのための作品集
 フルート・ソナタ「こどもの楽園」/オーボエ・ソナタ/
 クラリネットとピアノのための「変容」/ホルンとピアノのための「ホルンの呼び声」/
 ファゴット・ソナタ「怒りの日」/木管五重奏のための12のミニアチュアズ
  ボレアリス木管五重奏団 クリストファー・グズマン(P)
 録音:2018年10月。ポール・リール(Paul Reale)はジョージ・ロックバーグ、ジョージ・クラムに師事し現在はUCLAで教鞭を執るアメリカの作曲家。ここに収められた木管を中心にした室内楽はいずれも近代フランス、20世紀の新古典主義風のスタイルを採る親しみ易い内容。オーボエ・ソナタではプレスリーのレパートリーとして有名な「ラヴ・ミー・テンダー」の旋律が引用、変奏される。
ギターの肖像〜シモンヌ・ドレイパー:(全11曲)
 エスパニョラ/アリア風カンツォネッタ/リラの伝説/フィネサ/リトミ舞曲/ノスタルジア/ドロロサ/バッシ舞曲/他

 シモンヌ・ドレイパー(作曲/G) エレクトリックo.
 録音:2016年-2018年。ドレイパーはチェコ出身のギタリスト、作曲家。幼少よりヤナーチェクやドヴォルジャークの音楽に親しむ一方、ポップ・ミュージック、ロックも愛し、それらを融合した音楽を目指した。このディスクは全て彼女のオリジナル自作自演によるもので古い映画のワン・シーンを思わせるロマンティックでどこか懐かしい(「不良少年」や「どですかでん」など武満の映画音楽やエンニオ・モリコーネを彷彿とさせるところがある)音楽ばかり。なおアコースティック、スティール・ギターを使い分けた彼女のギターの腕前はかなりのもので、スタンダードなクラシックのレパートリーを聴いてみたい気にさせられる。
バッハ・イン・トランスクリプション〔編曲されたバッハ〕
 J.S.バッハ(1685-1750)/
  ブゾーニ編曲:トッカータ BWV.564 /アダージョ BWV.564 /われ汝に呼ばわる BWV.639
  イグナツィ・フリードマン編曲:かくも神は世を愛したまえり BWV.68
  ハロルド・バウアー編曲:まことの人にして神なる主イエス・キリスト BWV.127
  リスト編曲:前奏曲とフーガ BWV.543 / ジロティ編曲:前奏曲 BWV.855a
  ゴドフスキ編曲:アダージョ BWV.1003 / グレインジャー編曲:羊は安らかに草を食み BWV.208

 ジーン・アレクシス・スミス(P)
 録音:2017-2018年。J.S.バッハの様々な作品をピアノに編曲したものを集めた。リスト、ブゾーニなど有名な編曲作品からゴドフスキ、グレインジャーによる珍しいものまで含む、貴重なディスク。ブゾーニ、ゴドフスキ、グレインジャー版はヴィルトゥオーゾだけあってピアノの技巧を生かした聴きごたえある編曲。ピアノのジーン・アレクシス・スミスはカリフォルニアを中心に活動する中堅女流ピアニスト。

MUSIC AND ARTS (米) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

旧譜はこちらから(若い番号の商品等、掲載中でも入手出来なくなっている物もございます)。
信仰心の宝〜1500年頃のヨーロッパにおける宗教歌
 イザーク:絶望した幸運/聖ペテロ/私たちのために祈る/主よ哀れみたまえ/インスブルックよ、さようなら
 アグリーコラ:ああ容赦のない死よ/僕の彼女はいいところばかり
 クレメンス・ノン・パパ:ここに私の叫びが/願望をもって私が呼びかけると/主を讃えよ、私の魂よ
 ジョスカン・デ・プレ:僕の彼女はいいところばかり/主よ、私はあなたに期待した / シュリック:優しいマリア様
 セルトン&ダニエル:クリスマスの歌を歌おう / アドリアン・ル・ロワ:ブルゴーニュのブランル
 作曲者不詳:陽気に騒ごう、ユダヤの羊飼いよ/東の空に暁が昇り
 ムリュ:それでリュセット夫人はどこにいったのか/友よ、私があなたを愛することを認めておくれ/
     罪を犯した人たちは、神があなた方を愛することに苦しむ
 ゼンフル:永遠の神 / フランチェスコ・ダ・ミラノ:ああ善良なイエスよ
 コンペール:ああ善良なイエスよ / セルミジ&マロット:私が最盛期に生きている限り
 セルミシ&ウストルグ・ド・ボリュー:私が最盛期に生きている限り

 アンヌ・アゼマ(歌/ハーディガーディ)指揮ボストン・カメラータ
  [マイケル・バーレット、ヨエル・フレデリクセン(歌/リュート) ダニエル・ハーシー(歌)
   アンドルー・アーセシ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) シャイラ・ケイメン(ヴィエル、ハープ)
   キャロル・ルイス(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ファビオ・アックルソ(リュート)]
 録音:2017年8月28日-9月1日| (C) (P) 2019 。米国東海岸の老舗古楽団体、ボストン・カメラータの新録音。ボストン・カメラータは1954年創立、特にルネサンス期の音楽を手がけて名を馳せた。ジョエル・コーエンが率いている時代に盛んに録音活動をしていた(ERATOなど)。この新録音は1500年頃のヨーロッパの宗教歌集。有名作、無名作、いずれも素晴らしい。アンヌ・アゼマはフランス生まれで、2008年からボストン・カメラータの指揮者、監督を務めている。
ザスラフ・デュオ〜イン・リサイタル
 ナルディーニ:ヴィオラとピアノとためのソナタ ヘ短調
 シューベルト:ソナタ楽章(弦楽三重奏曲第1番 D.471 第1楽章の編曲) 変ロ長調
 ベートーヴェン:ノットゥルノ ニ長調 Op.42 / シューマン:おとぎの絵本 Op.113
 モーツァルト:アダージョ ホ長調 K.261 /ロンド ハ長調 K.373 / ブルッフ:ロマンス Op.82

  ザ・ザフラフ・デュオ[バーナード・ザスラフ(Va) ナオミ・ザスラフ(P)]
 録音:1986年2月8日、スタンフォード、カリフォルニア州、 US 、ライヴ| (C) (P) 2019 。米国のヴィオラ奏者で、ファイン・アーツ四重奏団、フェルメール四重奏団、スタンフォード弦楽四重奏団などでヴィオラを担当したバーナード・ザスラフ(1926―2016)とその妻ナオミによるザフラフ・デュオが、1986年2月8日にスタンフォード大学のディンケルスパイル・オーディトリウムで行ったリサイタルのライヴ録音。ザフラフ・デュオは1990年代以降Music & Artsにいくつかの録音を残しており、そしてこの録音はザスラフの追悼盤として発売された。演奏はいずれも、弦楽四重奏団で活躍した人ならではの堅実な音楽が好ましく、また妻ナオミとの息もぴたりとあっていて、楽しめる。

NEOS  価格帯記載無し[CD]:1枚あたり¥2970(税抜¥2700)

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シュヴェルプンクト〔重心〕〜金管五重奏のための現代音楽
 ヴァソス・ニコラウ(1971-):隠されたゲーム・チェンジャー(2016)
 ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):「呼び声/セントルイス・ファンファーレ」(1985) (*)
 ベネディクト・メイソン(1954-):金管五重奏曲(1989)
 パスカル・デュサパン(1955-):「スタンザ/真鍮製の五重奏のためのダイアド」(1991)
 ヤルコ・ハルティカイネン(1981-):素数(2013)
 ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):五重奏曲(1974)

 アンサンブル・シュヴェルプンクト〔金管五重奏〕
  [マシュー・ブラウン、マシュー・サドラー(Tp) セシレ・マリー・シュワゲルズ(Hr)
   ミカエル・ルドルフソン(Tb) ジャン・マティアス・ヤコブソン(Tu)]
 録音:2017年11月| (*)を除き世界初録音。アンサンブル・シュヴェルプンクトは2009年にドイツで結成された金管五重奏団。レパートリーは前衛音楽が主だがバロック、ルネサンスも得意としている。ハルディカイネンの「素数」はこのアンサンブルの委嘱作品で呼吸の音や楽器を叩く奏法まで動員する意欲作。5つの金管楽器という限られた音の中でそれぞれの作曲家の個性が際立つ。
ヴォールハウザー・エディション Vol.6 〜ルネ・ヴォールハウザー(1954-):
 室内オペラもしくは室内オラトリオ「愛は詐欺 - 愛は共生ではない」(2014/15)
  (サルトルとボーヴォワールへのオマージュ)
 アンサンブル・ポリソノ
  [クリスティーネ・シモルカ(S) ルネ・ヴォールハウザー(Br/P) マルクス・シュトルツ(Vc)
   イゴール・コムバラトフ(Cl) アニヤ・クリフト・ブレザフチェク、マティアス・エプナー(Fl)]
 録音:2015年-2016年|世界初録音。 NEOS が進めるヴォールハウザー・エディション第6弾。テキストはサルトルとボーヴォワールの著作の断片から作曲者自身が再構成したものが使われている。オペラは基本的に男女(バリトン、ソプラノ)の対話とそれに付随する楽器ソロ、室内アンサンブルによって進み、あたかもサルトルとボーヴォワールの個人的な会話を聴いているような気分になる。音楽は徹底した前衛書法による極めて緊密な構成となっている。ヴォルハウザーはスイス出身で実験的ロック、ジャズを経験した後、現代音楽の作曲を志し、クラウス・フーバー、ブライアン・ファーニホウらに師事した。
子供の情景〜杉山洋一(1969-):
 17絃筝のための「鵠〜白鳥の歌」(2015)[沢井一恵(十七絃筝)/2017年7月]/
 女声と器楽のための「杜甫二首」(2014)
  [ウォンジュン・キム(Vo) リチャード・ストルツマン(Cl)
   アー・リン・ノイ(Va) スティーヴン・ゴスリング(P)/2015年2月]/
 五重奏曲「アフリカからの最後のインタビュー」(2013)
  [東京現音計画〔有馬純寿(エレクトロニクス) 大石将紀(Sax)
          神田佳子(Perc) 黒田亜樹(P) 橋本晋哉(Tu)〕/2013年9月]/
 ヴィオラ四重奏のためのシューマン「子供の情景」(2017)
  [今井ヴィオラ四重奏団〔今井信子、ファイト・ヘルテンシュタイン、
              ウェンティン・カン、ニアン・リウ(Va)〕/2017年9月]
 録音:[/内]。杉山洋一は作曲を三善晃に師事した後、イタリアに留学しさらにフランコ・ドナトーニらに学んだ。指揮者としても活動し、アンサンブル・モデルン、ウィーン・モデルンとも共演している。このディスクは彼の最近の独奏曲、室内楽曲を集めたもので、彼の作品のまとまったディスク自体が少ないため大変貴重。「R. シューマンの子供の情景」は有名な同名のピアノ曲をヴィオラ四重奏のために編曲(?)だが、もはや編曲の粋を脱したリミックス、リコンポーズ作品。シューマンがヴェーベルン風にデフォルメ・再構成されており大変興味深い。ストルツマン、今井信子、沢井一恵、アンサンブル東京現音計画ほか豪華アーティスト参加の一枚。
ハンス・オイゲン・フリシュクネヒト(1939-):特殊オルガンのための作品集
 中全音律オルガンのための4つの小品/24音律オルガンのための6つの小品/
 「 Nov-Org 」〜オルガン・プロジェクト ORGAN-INNOV-UM のプロトタイプ2のための3つの絵/
 「 Nov-Org 」〜オルガン・プロジェクト ORGAN-INNOV-UM のプロトタイプ3のための6つの絵/
 「 Nov-Org 」〜ビール・教区教会のオルガンのための4つの絵

  ハンス・オイゲン・フリシュクネヒト(Org)
 録音:2004年-2009年。フリシュクネヒトはスイス出身の作曲家、オルガニスト。ベルリンでボリス・ブラッハー、ヨゼフ・ルーファー、エルンスト・ペッピングに学んだ後、パリでメシアンに師事した。彼は音律に関心があり、このディスクには平均律以外の様々な調律によるオルガン作品が収録されている。特殊な調律・微分音音楽はヴィシネグラツキ、ハーバ、ハーリー・パーチ、テリー・ライリー(日本では冷水ひとみ、藤枝守など)と多くの先例があるが、制作、調律に手間がかかる本物のパイプ・オルガンによる作品集は極めて珍しい。分厚い音が持続するオルガンによる微分音は壮絶な迫力があり聴きごたえ充分。通常の感覚は奪われ、聴き手は荒れ狂う海に漂う小舟に乗った気分。船酔い必至。
走る詩人を捕まえるために〜チェンバロのための新しい作品集
 マルガレータ・フェレク=ペトリッチ(1982-):イスタラトゥ(2016)
 ラファエル・ナシフ(1984-):空のフォーム(2017) / シルヴィー・ラクロワ(1959-):クーラント(2013)
 クリスティアン・ディエンドルファー(1957-): PSI (2005) / PSI ソング(2010)
 ペーター・ヤコーバー(1977-):チェンバロとテープのための「浸透」(2017)
 タマラ・フリーベル(1975-):チェンバロとピンポン球のための「自分の生まれ変わりと踊る」(2017)
 マヌエラ・ケーラー(1980-):グラナット(2017) / ハンネス・デューフェック(1984-):逮捕の映像(2014/17)

 マヤ・ミヤトヴィッチ(Cemb)
 録音:2017年-2018年。マヤ・ミヤトヴィッチはウィーンを拠点に活動するチェンバロ奏者でフルーティストとしても活動している。現代音楽に精通し新作の委嘱初演を数多く行っている。収録されているのは若手から中堅世代の作曲家の作品。それぞれの視点からチェンバロの可能性を探る佳作ぞろいだが、中でも弾くと内部に付けてあるピンポン・ボールが跳ねて音を出すフリーベルの「自分の生まれ変わりと踊る」、ヤコーバー作曲チェンバロとテープのための「浸透」のパンクロックと見紛うアナーキーな作品が聴き物。
イオノビア〜ピーター・アイヴァン・エドワーズ(1973-):
 オーボエ、打楽器とピアノのための「イオノビア」(2017) [トリオ・サープラス]/
 フルート、チェロ、打楽器とピアノのための「フリーパーセリマーノ」(2013) [アンサンブル・インターフェース]/
 管弦楽のための「チェリンダーノのためのブラストリ」(2015) [ジェーソン・ライ指揮ヨン・シウ・トー音楽院o.]/
 フルートとピアノのための「アセント:2つの展望」(2011)
  [マッテオ・チェザリ(Fl) ピーテル・ヤンセン(P)]/
 ファゴットとエレクトロニクスのための「 Ssoonro 」(2017) [クリストフ・ヴィヘルト(Fg)]/
 フルート、チェロとピアノのための「 Re 」(2010) [アンサンブル・ウー・シャン]
 録音:2013年-2017年。ピーター・イヴァン・エドワーズはニューヨーク出身。チェルノヴィン、ニコラウス・フーバーらに師事。現在シンガポールのヤン・シー・トー音楽院で教鞭を執る傍ら作品を発表している。シンガポール在住ということも若干影響あるのか、どこか東洋的な音の佇まいが感じられる。国籍不明の祭りの音楽を思わせる「イオノビア」。点描的で激しい音の楔が打ち込まれる「チェリンダーノのためのブラストリ(ブラストリとはイタリア語ぽい無意味な単語)」のタイトルには使用楽器が織り込まれている(Bra) ss, (stri) ngs, (per) cussion, (Cel) este, w (ind) s, and pi (ano)。一種のミュージック・コンクレートとも言うべきファゴットとエレクトロニクスのための「Ssoonro」が聴き物。

ORNAMENT (独) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 ドイツのオルガニスト、エルンスト=エーリヒ・シュテンダーの個人レーベル、DVD3点の発売以来10年弱ぶりとなる久々のご案内。新・代理店によると旧譜も全点供給可能とのことで、前代理店から入荷しなくなってから十数年が経つCDの「第9」(ORN-11460) 、「新世界」(ORN-11472) の各オルガン版なども復活している。
 11456は日本国内&当店未案内旧譜。ドイツ国内でも流通状況がいいとは言えないレーベルなので、ご案内直後のご注文をおすすめします。旧譜はこちらから
ORN-11476
buyボタン
(2CD)
フランツ・トゥンダー(1614-1667):オルガン作品全集
 前奏曲 ト短調/キリストは死の縄目につながれたり/カンツォーナ ト長調/主なる神よ、我ら汝をほめまつらん/
 来たれ聖霊、わが主/前奏曲 ト短調(断片)/如何なる辛苦が我らを襲えども(ハ長調)/前奏曲 ト短調/
 前奏曲 ヘ長調/如何なる辛苦が我らを襲えども(ヘ長調)/イエス・キリスト、神の御子/
 われ汝に依り頼む、主よ〔第1節/第2節/第3節〕/わが愛する神に/前奏曲 ト短調

 エルンスト=エーリヒ・シュテンダー(Org)
 録音・使用楽器:2018年5月、マリエンスティフト教会のメッツラー・オルガン、トリアー=プファルツェル、ドイツ。バロック期の作曲家フランツ・トゥンダーはリューベック聖マリア教会のオルガニストを1641年から生涯にわたって務め、その後を継いだのがブクステフーデ。そのトゥンダーの作品を最近まで聖マリア教会のオルガニストを務めたシュテンダーが共感豊かに演奏している。
エルンスト=エーリヒ・シュテンダー(1944-):即興作品集
  Wir glauben Gott im höchsten Thron (01.08.2000) / Vater unser im Himmelreich (07.08.1999) /
  O dass ich tausend Zungen hätte (19.08.2000) / Jesu, meine Freude (04.07.2000) /
  Was Gott tut, das ist wohlgetan (19.08.1997) / Ein feste Burg ist unser Gott (22.08.2000) /
  Geh aus, mein Herz, und suche Freud (15.08.2000) / Der Mond ist aufgegangen (29.08.1998) /
  Wer nur den lieben Gott lässt walten (24.08.1999) / Nun ruhen alle Wälder (21.08.1999) /
  Lamento – in memoriam 28.3.1942 (Tag der Zerstörung Lübecks) (18.07.1998)
  Wachet auf, ruft uns die Stimme (01.09.1990) / Verleih uns Frieden gnädiglich (26.08.2000)

  エルンスト=エーリヒ・シュテンダー(Org)
 録音・使用楽器:1999年-2000年、聖マリア教会の大オルガン、リューベック、ドイツ、ライヴ。

STRADIVARIUS (伊) 1枚あたり¥2640(税抜¥2400)

  当レーベルは近年、発売から2年〜3年程度で廃盤となるアイテムが増えて参りました。御早めの入手をお薦め致します。旧譜はこちらから
もし一日が〜ダウランド(1563-1926頃):リュート作品集
 もし一日が/幻想曲/パヴァン/キャプテン・ディゴリー・パイパーのガリアード/出発が気が進まない/
 失われた希望/サー・ジョン・ラングトンのパヴァン/彼女は許してくれるだろうか/私の窓から去って行け/
 夢/ダウランドの別れ/ロビンはグリーンウッドに行った/ヴォー夫人のガイヤール/別れ/パヴァン/
 ヴォー夫人のジグ/ウォルシンガムのガリアード/タールトンの復活

 ポール・バイアー(リュート)
 録音:2017年8月、ノマーリオ、イタリア。stradivariusから多くのリュート曲のCDを出しているポール・バイアーの待望のダウランド。ポール・バイアーは米国の生まれだが、もう長いことイタリアのミラノに住んでおり、今やイタリアを代表するルネサンス・リュート奏者と言っても良いだろう。バイヤーの誠実で丁寧な演奏がダウランドの音楽の繊細さを引き立てている。
ハリソン&ファッキン:ハープと打楽器のための作品集
 ルー・ハリソン(1917-2003):ハープのための音楽/任意の打楽器とギターのためのセレナード(1978)
 グイド・ファッキン(1946-):ハープと打楽器のための9つの小品「惑星」(2017-18)

 アヴァロキーテ・デュオ[パトリツィア・ボニオロ(Hp) グイド・ファッキン(Perc)]
 録音:2017年-2018年。世界中の民族音楽の要素を取り入れ昇華した汎民族的ワールド・ミュージックの創造を目指したルー・ハリソンの珍しいハープと打楽器のための二重奏曲。ハリソンは若い頃わずかに12音技法による作曲したものの、以後は世界中の様々な音律、モード、リズムを駆使した美しい作品を発表。このハープと打楽器のための作品もどこの地域のどの民族とも言い難いが、どこででもありえそうな優美で逞しく、大らかなメロディが聴くものにある種の懐かしさを感じさせる。打楽器奏者ファッキンの自作自演「惑星」はホルストの同名曲とは対照的な、古代ギリシャあたりの民族舞曲集といった趣の佳品。
ブリス・ポゼ(1965-):
 クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための「涙の理論:泥」(2008-15) /
 フルート、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための「エウリディーチェ」(1998-2015) /
 クラヴサンのための「ウン=ルーエ II 」(2016)

 ブリス・ポゼ(Cemb) アンサンブル・アルテルナンス
 録音:2018年5月。ブリス・ポゼはフランスの作曲家、チェンバロ奏者。作曲をジェラール・グリゼイ、フランコ・ドナトーニ、デュティユー、ブライアン・ファーニホウ、ミシェル・ジャレルなど作風の大きく異なる作曲家に師事した。彼の音楽は寡黙でヴェーベルン、フェルドマンの作品の系譜に連なる静寂の美しさを感じさせる物。クラヴサンのための「Un-Ruhe II」は自らの朗読と演奏による「弾き語り」作品で、ここでは21世紀版サティとでも言うべきシュールな詩情が感じられる。

ABC (オーストラリア) 特記以外1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 ご案内済旧譜はこちらから
R.シュトラウス
 ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.8 (*) /交響詩「ドン・キホーテ」 Op.35 (#)
  ジェイムズ・エーネス(Vn;*) ダニエル・ミュラー=ショット(Vc;#)
  クリストファー・ムーア(Va;#) アンドルー・デイヴィス指揮メルボルンso.
 録音:2016年8月10日-13日(*)、2017年6月21日-26日(#)、ハマー・ホール、メルボルン芸術センター、ライヴ|他出:Orfeo, C968191 (#) 。 イギリスではBBCso. の桂冠指揮者、アメリカ、カナダではトロントso. の桂冠指揮者、シカゴ・リリック・オペラの音楽監督兼首席指揮者のポストを持つイギリスの名匠アンドルー・デイヴィス。2013年から首席指揮者を務めているオーストラリアでの手兵、メルボルンso. とのコンビによるリヒャルト・シュトラウスの管弦楽作品集。最新盤は、アーロン・ジェイ・カーニスのヴァイオリン協奏曲(ONYX-4189)で第61回(2019年)グラミー賞を受賞したカナダの天才ヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネスをフィーチャー。これまで数多くの名盤を生み出し、とりわけ協奏曲録音でグラモフォン賞(エルガー/ ONYX-4025)、グラミー賞&ジュノー賞(20世紀のヴァイオリン協奏曲集/ ONYX-4016)を受賞するなど高い評価を築いてきたジェイムズ・エーネスによる「ヴァイオリン協奏曲」の2016年、ライヴ・レコーディング。ダニエル・ミュラー・ショット、クリストファー・ムーアがソロを担当する「ドン・キホーテ」(こちらは2017年6月のライヴ)をカップリングしている。

AVIE 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

旧譜はこちらから
ミルテとバラ〜クララ&ローベルト・シューマン:歌曲集
 ローベルト・シューマン:リーダー・クライス Op.39 /リーダー・クライス Op.24
 クララ・シューマン:暗い夢の中にいた Op.13 No.1 /ローレライ/私の星/
           美しさゆえに愛するのなら/喜びよ、おお喜びよ Op.23 No.6
 カイル・ステガル(T) エリック・ジヴィアン(Fp)
 録音:2018年5月22日-24日、トリアノン劇場、サンノゼ、カリフォルニア。カイル・ステガルは、鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンのバッハ公演でリンカーン・センター・デビューを果たし、ウィリアム・クリスティ、ジョゼフ・フランマーフェルト、スティーヴン・スタッブズらの名指揮者と共演してきたアメリカのテノール。モニカ・ハジェットが牽引する「ベンヴェニュー・フォルテピアノ・トリオ」のメンバーを務めるエリック・ジヴィアンとともに、クララ・シューマンの生誕200周年記念アルバムとして、ローベルト・シューマンのもっとも愛される2つの歌曲集とクララ・シューマンの稀少な歌曲を録音。フォルテピアノは、1841年フランツ・ラウシュ製作(ウィーン)の貴重なピリオド楽器を使用して、作曲当時の響きを再現。ブックレットには、元の語順の維持と詩的な表現の最適なバランスを追求してカイル・ステガル自身が新たに翻訳した英語歌詞が掲載されている。

CAMEO CLASSICS 特記以外 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 当レーベルは基本的にCD-Rで製版されています。
 #2018年に入って当レーベルは Lyrita の傘下となり「既出盤は基本的に廃盤」「廃盤となった既出録音は Cameo Classics と Lyrita から再発」して行く予定だとアナウンスされています。既案内分はこちらから(価格が異なります)。
CC-9110
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(2CD)
ベルリオーズ
 抒情的モノドラマ「レリオ、あるいは生への復帰」 Op.14b
  [ジャン・フルネ指揮 LSO 、BBC cho. レイモンド・ネモリン(語り)
   ミシェル・セネシャル(T) ベルナール・ルフォール(Br)/1957年3月7日]/
 劇的交響曲「ロメオとジュリエット」 Op.17
  [アルフレッド・ウォーレンステイン指揮 BBCso.、BBC cho.
   ナンシー・エヴァンズ(Ms) ルネ・ソームズ(T)
   デイヴィッド・ウォード(B)/1957年1月6日]
 BBC放送日:[/内]|おそらく初出音源|ソース:リチャード・イッター・アーカイヴ。

CENTAUR (米) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 既案内分はこちらから
モーツァルト&ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ〔第8番 イ短調 K.310 /第13番 変ロ長調 K.333 〕
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ〔第5番 ハ短調 Op.10 No.1 /第1番 ヘ短調 Op.2 No.1 〕

 デイヴィッド・ヒュンス・キム(Fp)
 録音:2014年11月15日-16日、チズム・ホール、ワシントン、 US 。ピリオド楽器奏者、研究者として知られるマルコム・ビルソンから「この国のミュージカルライフに重要な貢献をすることは間違いない。」と称賛された、ピアニスト&フォルテピアニスト、デイヴィッド・ヒュンス・キムのデビュー盤。
シューマン:謝肉祭 Op.9
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調「熱情」 Op.57
リスト:ハンガリー狂詩曲第12番 嬰ハ短調 S.244 No.12
 ディアナ・ヤヴォルスカ(P)
 録音:1997年、クラクフ、ポーランド、セッション。1968年生まれのポーランド出身の女流ピアニスト、ディアナ・ヤヴォルスカ。
ソウル・サーチ〜エリック・サラザー
 ロータス・フィスト/ア・ネセサリー・ポーズ/ソウル・サーチ/サイレン/
 タイムシフト/フロム・ザ・ステップス/ブラガ・ダム/スカイ・ソウ・ブルー

 エリック・サラザー(Cl/エレクトロニクス)
 録音:2016年、 C. L.E. A. R ラボ、インディアナ大学 ‐ パデュー大学音楽テクノロジー科、インディアナ、 US 。クラリネットとエレクトロニクス。古典的音楽と現代音楽の融合による新たな可能性を導き出したエリック・サラザーの自作自演集。
ナスティー・ウーマン
 フローレンス・プライス:ファンタジー・ネグレ / クララ・ゴットシャルク=ピーターソン:スタッカート・ポルカ
 メアリー・ハウ:子守歌 / ハリエット・ウェア:ホワイト・モス / ヴァージニア・ローパー:イン・ヴェネツィア
 ジュリア・ニーバーゴール:フージャー・ラグ / メイ・アウフデルハイド:ダスティー、ア・ラグ
 ジーナ・ブランスコンブ:リスのパーティー / フランシス・マリオン・ラルストン:3つの小さなワルツ
 エセル・ハイアー:パヴィリオン・ノクターン/ドラゴン・フライズ Op.10
 エイミー・ビーチ:夕べのツグミ Op.92 No.1 /夜明けのツグミ Op.92 No.2
 ダナ・スウィース:アフタヌーン・オブ・ア・ブラック・ファウン
 ウルリク・コール:パープル・シャドウズ/アバヴ・ザ・クラウズ/メトロポリタンズ
 マナ=ズッカ:プレリュード/エチュード・オマージュ

 ジョアンナ・ゴールドスタイン(P)
 録音:2017年6月19日-26日、ステム・コンサート・ホール、インディアナ、 US 。ジョアナンナ・ゴールドスタインは、インディアナ大学サウスイースト校の音楽教授。20世紀初頭から1940年代初頭にかけて作曲された女性作曲家たちの作品集。
ラグタイム・イン・ワシントン
 ジョプリン:ベシーナ/イージー・ウィナーズ/パーム・リーフ・ラグ / ロッジ:レッド・ペッパー・ラグ
 ガーシュウィン&ドナルドソン:リアルト・リップルズ / トーマス・ベンジャミン:古い新ウィーン楽派のラグ
 オルブライト:スリープウォーカーズ・シャッフル/スコット・ジョプリンの勝利
 ウィリアム・ボルコム:インシネレイター・ラグ/ブルックリン・ドッジ/ラスト・ラグ/フィールズ・オブ・フラワーズ
 ジョン・マスト:リコレクションズ/イン・ストライド / モートン:グランパズ・スペルズ
 ズーク:オールド・トム・キャット・オン・ザ・キーズ / ジョプリン:ソラース

 マイケル・アドコック(P)
 録音:2017年5月28日、カルバリー統一メソジスト教会、メリーランド、 US 。マイケル・アドコックは、1998年のリリ・ブーランジェ・メモリアル・アウォード受賞、ワシントン国際コンクール、ショパン・コンクール・イン・シカゴ&ニューヨークなどでの入賞歴を持つレオン・フライシャー門下のピアニスト。「ラグタイム王」で有名なスコット・ジョプリンの往年のラグから近代作品まで多数収録。

DELPHIAN (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

ジョヴァンニ・ステーファノ・カルボネッリ(1694-1773):
  ヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ集 Vol.2
 ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲 変ロ長調 RV.366「カルボネッリ」
 ジョヴァンニ・ステーファノ・カルボネッリ:ソナタ
  〔第7番/第8番(*) /第9番(*) /第10番/第11番(*) /第12番 〕
 ボヤン・チチッチ(バロックVn) イリュリア・コンソート
 (*)は世界初録音。レイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックを筆頭に、フロリレジウムやアルカンジェロ、エンシェント室内o.、 EU バロックo. のコンサートマスターや中心メンバーとして活躍する古楽界のライジング・スターであり、新世代のバロック・ヴァイオリニストの旗手の1人、ボヤン・チチッチ。17〜18世紀の知られざる音楽を探究するために自身が結成したピリオド・アンサンブル、イリュリア・コンソートとの録音第1弾となった、18世紀のコンポーザー=ヴァイオリニスト、ジョヴァンニ・ステーファノ・カルボネッリ(1694-1773)の「室内ソナタ集(第1番〜第6番)[DCD-34194]」は、レコード芸術「準特選盤」、英BBCミュージック・マガジン「チェンバー・チョイス」、英プレスト・クラシカル「2017年度年間最優秀レコーディング」に選ばれるなど大成功を収め、チチッチは「新たに発見された音楽を求める幅広い聴衆がいることがわかった」と語っている。第1弾の成功を受け、残りの6曲(第7番〜第12番)を収録した第2巻がついにリリース。イタリア出身、ロンドンで活躍し、ワイン商としても名声を築いたという偉才カルボネッリの知的で繊細な作品は、彼が単なる「コレッリの追従者」や「ヴィヴァルディの同世代人」ではないことを証明する。カルボネッリの名が冠されたヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲RV.366が併録されている点も嬉しいポイント。

ETCETERA 特記以外 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
リュク・ポネ〜トンヘレン大聖堂のオルガンを弾く
 ランベール・ショーモン:第6旋法による組曲(+アンリ・デュ・モンの「第6旋法によるミサ曲」)
 ラッスス:マニフィカト(+作曲者不詳の前奏曲) / ユベール・ルノット:4つの小品
 トマ・バブー:かくも偉大な秘蹟を / ハインリヒ・シャイデマン:第7旋法によるマニフィカト

 リュク・ポネ(Org) ヤン・ペーテルス指揮スコラ・グレゴリアーナ・フェミネア
 ベルギーのレメンス研究所(現:ルーヴェン大学芸術カレッジ)でオルガン教授を務めたリュク・ポネ。近年再発見された知られざる作品を紹介する三部作の第3巻。このプロジェクトは、トンヘレン・オルガン・マニュスクリプト(ベルクス手稿譜)の発見によって開始され、博士研究プログラムの一部として録音されている。
ルイ・アンドリーセン:室内楽作品集
 チェロとピアノのためのエレジー/フルート、オーボエとクラリネットのための「ラン・アンド・ジャンプ」/
 クラリネットとピアノのための「ダブル」/ヴァイオリンとピアノのための「ディスコ」/
 フルート、ヴァイオリン、チェロ、ヴィブラフォン、グロッケン、マリンバ、ピアノと指揮者のための「シルヴァー」/
 オーボエのための「トゥ・ポリーン・オー」/ヴァイオリンとピアノのための「ガーデン・オヴ・エロス」/
 ピアノ・デュオのための「ハーグ・ハッキング・スクラップ」/オルガンのための「神よ、慈しみをもって」

  ミハイル・ネムツォフ(Vc) エレーナ・ネムツォワ(P)
  イングリット・ヘーリングス(Fl) ジェイムズ・オースティン・スミス(Ob)
  アラン・R.ケイ(Cl) クリスティーナ・アヴァネシアン(Vn)
  ディアナ・アヴァネシアン(P) ヘンク・グイタルト指揮
  アンドレイ・ロシク(Vn) ソフィア・レイチェンコ、
  キャサリン・ダウリング、クラーク・ショイフェレ(P)他
 1982年に設立されたオランダでもっとも歴史のある室内楽音楽祭、「オーランド音楽祭」の2018年メイン・コンポーザーとして特集されたオランダの作曲家、ルイ・アンドリーセン(1939-)の室内楽作品集。シェーンベルクの「私的演奏協会」を再現した「私的演奏協会の音楽」シリーズでも話題の音楽家、ヘンク・グイタルトがオーランド音楽祭の芸術監督を務めており、オーランド音楽祭に参加した様々なアーティストたちによる演奏を収録。
KTC-1663
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(4CD)
2CD価格
レンブラントの時代の音楽
 CD1「ライデン、アムステルダム」
  コルネリス・スハイト(1557-1616)、アントニ・ファン・ノールト(1619-1675)、
  ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621)、ダヴィッド・ペーターセン(1651-1737)、
  ヤーコプ・カッツ(1577-1660)、クロード・グディメル(1500/14-1572)、ニコラ・ヴァレ(1583-1642)、作曲者不詳
 CD2「アムステルダム、ロッテルダム、ハーグ、ユトレヒト」
  ヤコブ・ファン・エイク(c.1590-1657)、ヤン・バプティスト・フェルレイト(1600-1650)、
  コンスタンティン・ホイヘンス(1596-1687)、ディルク・カンプハイゼン(1586-1627)、
  ヘンデリック・スペウ(1575-1625)、ヒスベルト・ファン・ステーンウィック(1605-1679)、
  ダヴィッド・ペーターセン(1651-1737)、作曲者不詳
 CD3「フランドル、イタリア」
  ヤコブス・クレメンス・ノン・パパ(c.1510-c.1556)、オルランドゥス・ラッスス(1532-1594)、
  カルロ・ファリーナ(c.1600-1639)、タルクイニオ・メールラ(1594-1665)、マウリツィオ・カッツアーティ(1616-1678)、
  ニコラウス・ア・ケンピス(c.1600-1676)、ガスパーロ・カサーティ(c.1610-1641)、ダリオ・カステッロ(1602-1631)
 CD4「アクロス・ザ・チャンネル、ドイツ」
  クリストファー・シンプソン(1602-1669)、フランチェスコ・コルベッタ(1615-1681)、ヘンリー・パーセル(1659-1695)、
  ジョン・ジェンキンス(1592-1678)、ウィリアム・ロウズ(1602-1645)、ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621)、
  ハインリヒ・シャイデマン(c.1595-1665)、ヨハン・ヤーコプ・ヴァルター(c.1650-1717)、ヨハネス・シェンク(1660-c.1720)

 オランダ室内合唱団、パウル・ファン・ネーヴェル、レオ・ファン・ドゥセラール、B 'ROCK XS 、
 カメラータ・トラジェクティナ、コンサート・オヴ・ムジケ、アントニー・ルーリー、アンネ・フリム、
 ペーター・コーイ、モレ・マイオルム、ペータ・ファン・ハイヘン、イル・コンチェルト・デッレ・ヴィオーレ、
 コンスタンツェ・バッケス、ラール・デュ・ボワ、ヴィーラント・クイケン、ロベルト・ジーニ、、テオレマ
 マリオ・マルティノーリ、ピーター・ダークセン、パヴロ・ベズノシウク、イル・ジャルディーノ・アルモニコ
 オランダの老舗レーベル「Et'cetera(エトセトラ)」から、2019年に没後350周年を迎えるオランダ・バロック期を代表する偉大な画家、レンブラント・ファン・レインのアニヴァーサリーBOXセットがリリース。Et'ceteraを中心に、Globe 、NM Classics 、Oliveを含むの膨大な音源から、レンブラントの生きた時代、17世紀のオランダ黄金時代の音楽を集成。大まかな地域ごとに区切られて収録されているが、特徴的なのは、オランダの作曲家でけでなく、フランドル、イタリア、イギリス、ドイツなどの音楽も収録し、当時のオランダでコーヒー、紅茶、タバコ、香辛料とともにヨーロッパの最新の音楽や芸術、ファッションが輸入され、影響を受けていった様子が浮かび上がる。パウル・ファン・ネーヴェル、アントニー・ルーリー、ヴィーラント・クイケン、ロベルト・ジーニ、ピーター・ダークセン、パヴロ・ベズノシウク等、古楽系の豪華アーティストたちの演奏もポイント。

GUILD (瑞)   価格帯記載無し:1CDあたり¥3080(税抜¥2800) / 価格帯C:1CDあたり¥1980(税抜¥1800)

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フランク:オルガン作品集
 3つのコラール/パストラーレ Op.19 /
 交響的大曲 Op.17
デイヴィッド・
 M.パトリック(Org)
 録音〔使用楽器〕:2017年8月3日、10月27日、2018年4月6日、2019年1月4日、聖オルバン大聖堂〔ハリソン&ハリソン製〕。ウェストミンスター大聖堂とウェストミンスター寺院の両方で演奏経験を持つ名手で、ロマン派と現代のフランス音楽を特に専門とするイギリスのベテラン・オルガニスト、デイヴィッド・M.パトリック(1947-)最新プロジェクト。
デュリュフレ:オルガン作品全集
 ヴィエルヌ:3つの即興曲
 デュリュフレ:
  顕現節の入祭唱への前奏曲 Op.13 /
  前奏曲、アダージョと「来たれ創り主なる聖霊」によるコラール変奏曲 Op.4 /
  スケルツォ Op.2 /ソワッソン大聖堂の時報の鐘の主題によるフーガ Op.1 /
  アランの名による前奏曲とフーガ Op.7 /組曲 Op.5
 デイヴィッド・M.パトリック(Org)
 録音:1996年3月19日、5月1日、7月29日、8月21日、コヴェントリー大聖堂|初出・前出・旧品番: ASV, CDDCA-993〔廃盤、入手不能〕| BBC ミュージック・マガジン誌1997年「 Critic's Choice of the Year 」選出盤。
GUILD "HISTORICAL"
GHCD-3502
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価格帯:C
アナトール・フィストゥラーリ〜ア・ナイト・アット・ザ・バレエ
 グノー(1818-1893):「ファウスト」からのバレエ音楽 / トマ(1811-1896):歌劇「ミニョン」序曲
 ポンキエッリ(1834-1886):「ラ・ジョコンダ」〜時の踊り
 チャイコフスキー(1840-1893):「白鳥の湖」 Op.20 より (*)
  〔序奏/アンダンテ・ノン・トロッポ/王子の踊り/白鳥の女王の踊り〕/
               「眠れる森の美女」 Op.66より (*) 〔序奏/パ・ド・カトル - 青い鳥/ワルツ〕
 ミンクス(1826-1917):バレエ「ドン・キホーテ」〜パ・ド・ドゥ (#)
 ウェーバー/ベルリオーズ編曲:薔薇の精(#)

 アナトール・フィストゥラーリ指揮 パリ音楽院o.(無印)、 LSO (*)、ロンドン新so.(#)
 録音:1950年-1953年、パリ&ロンドン|リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング。7歳でチャイコフスキーの「悲愴」を指揮した神童として名を馳せ、20世紀最高のバレエ音楽指揮者の1人に数えられているウクライナ出身の大指揮者、アナトール・フィストゥラーリ(1907-1995)のバレエ録音が、上質なリマスターと貴重な歴史的音源を誇るギルド・ヒストリカル(GuILD-Historical)からリリース!DeccaよりLPリリースされていた、パリ音楽院管を振ったグノーの「ファウスト」、トマの「ミニョン序曲」、ポンキエッリの「時の踊り(ラ・ジョコンダより)」の3曲の完全盤は初CD化(ファースト・コンプリート・リリース・オンCD)。カップリングには、LSOを振ったチャイコフスキーの「白鳥の湖」と「眠れる森の美女」からの音楽、ロンドン新so. を振ったミンクスの「ドン・キホーテ」からの音楽と、ウェーバーの「舞踏への勧誘」をベルリオーズがオーケストレーションを施したバレエ音楽「薔薇の精」といったバレエ名曲の数々を収録。
GHCD-3503
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価格帯:C
グレゴリオ聖歌〜クリスマス&イースター
 ジョセフ・ガジャール神父指揮ソレム・サン・ピエール修道院聖歌隊
 録音:1955年、サン・ピエール修道院、ソレム、フランス、モノラル|リマスター:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・マスタリング。グレゴリオ聖歌の研究と演奏・録音によって世界的に知られている、フランス、ソレムのサン・ピエール修道院聖歌隊。彼らが残してきた膨大なグレゴリオ聖歌録音の中から、1955年に録音されたクリスマスの音楽とイースター(復活祭)の音楽、2つのLP音源がピーター・レイノルズのディジタル・リマスターで登場。

LAWO CLASSICS (諾) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800) 〔SACDも同一価格〕

 旧譜はこちらから
彩飾された街路網を通りぬけ〜マッティン・ラーネ・バウク:室内楽作品集
 黄金の火で飾った(ギター・ソロのための)(*) /スフマート(ヴァイオリンとチェロのための)/
 早朝の草の露のように(フルート、クラリネット、打楽器、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための)/
 コペンハーゲンの静けさ(クラリネット・ソロのための)(#) /
 人間嫌い IV(ソプラノ、テオルボ、ヴァイオリンとチェロのための)

 アンサンブル・ネオン(無印)
 オーレ・マッティン・フーセル=オールセン(G;*) ヘザー・ロッシュ(Cl;#)
 録音:2017年11月8日、10日、ソフィエンベルグ教会、オスロ/2017年11月9日、レインボースタジオ、オスロ。室内アンサンブルのための作品を主に手がけているノルウェーの作曲家マッティン・ラーネ・バウクと、アンサンブル・ネオンの初めてのコラボレーション・アルバム。バウクが2013年から2017年にかけて作曲、2020年代を視野に置いた室内楽作品を代表する5曲が演奏される。「無気力な気分と巧妙なユーモアが特徴的な音楽。はっきり発音するというより、ぶつぶつ言う感じ」。シェイクスピアの「ハムレット」第2幕第2場のセリフを曲名に採った「黄金の火で飾った」とリルケの「悲歌第2番」の一節が曲名の「早朝の草の露のように」 。絵画の技法がタイトルの「スフマート」。デンマーク政府のプログラム「DIVA(Danish International Visiting Artists)」で招かれコペンハーゲンに住んでいたカナダのクラリネット奏者、ヘザー・ロッシュの委嘱で作曲した「コペンハーゲンの静けさ」 。ディーノ・カンパーナの詩「愛の舟」をテクストにした「人間嫌いIV)」 。アンサンブル・ネオンは、ノルウェー国立音楽大学に学んだ音楽家が2008年に結成、ヴィジュアルアート、パフォーマンス・アート、インストレーション・アートの芸術家たちと創作活動を行っている。
トリオ・クラリノール
 ベートーヴェン:クラリネット三重奏曲 変ホ長調 Op.38
 カール・フリューリング:クラリネット三重奏曲 Op.40
 ヨン・オイヴィン・ネス:抜け殻
  トリオ・クラリノール
   [エミリオ・ボルゲサン(Cl) パウラ・クエスタ・レドンド(Vc) チェ・チャン(P)]
 録音:2015年4月13日-16日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。「トリオ・クラリノール」は、ノルウェー国立音楽大学で学んだ音楽家のグループ。クラリネットのエミリオ・ボルゲサン、チェロのパウラ・クエスタ・レドンド、ピアノのチェ・チャン。若いプロフェッショナル音楽家の室内楽アンサンブルに活動の場を提供するために設立された「ヨーロッパ室内音楽アカデミーThe European Chamber Music Academy(ECMA)」に初めてノルウェーから選ばれた。トリオ・クラリノールのデビュー・アルバム。ベートーヴェンが自作の「七重奏曲 変ホ長調」( Op.20)を編曲した「クラリネット三重奏曲」。ウクライナに生まれ、ウィーンで没したカール・フリューリングの楽譜が残る数少ない作品のひとつ、ロマンティシズムの伝統に沿った「クラリネット三重奏曲」 。「今」のノルウェーを代表する作曲家のひとり、ポップミュージックやロックのイディオムも応用、多彩な音楽で知られるヨン・オイヴィン・ネスが彼らのために作曲した「抜け殻」。「コンサート」の体裁をとったプログラムが組まれている。

METRONOME (英) 特記以外 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
クープラン&ダングルベール:オルガン作品全集
 フランソワ・クープラン(1668-1733):教区のためのミサ曲/修道院のためのミサ曲
 ジャン=アンリ・ダングルベール(1629-1691):5つのフーガとキリエの四声曲
  ジェイムズ・ジョンストン(Org)
 録音〔使用楽器〕:時期未判明、サン・マルタン教会、サール、フランス〔バロック・オルガン、ジュリアン・トリビュオ、1699年建造〕| (C) (P) 2019 。フランス・バロックの偉大な作曲家、フランソワ・クープランの生誕350周年(2018年)を記念してキャロル・セラシが録音した「チェンバロ作品全集(METCD-1100/10枚組)」に続き、クープランの「オルガン作品全集」が、イギリスのメトロノームより登場。クープランが書いた2つのオルガンのためのミサ曲に、ルイ14世の宮廷でクラヴサン奏者を務めたジャン=アンリ・ダングルベールの作品をカップリング。ジェイムズ・ジョンストンは、ポール・マクリーシュ率いるガブリエリ・コンソート&プレイヤーズのメンバーとして活躍し、フロリレジウムでも鍵盤楽器を担当したイギリスの名手。Metoronomeレーベルからは、「16〜18世紀のヒストリカル・オルガンによるJ.S.バッハのオルガン作品集」という注目のレコーディング・プロジェクトもスタートし話題を呼んでいる。使用楽器は、ルイ14世のオルガン制作者でもあったジュリアン・トリビュオによって1699年に建造され、現在フランス、サールのサン・マルタン教会にあるバロック・オルガン。

RAUMKLANG (独) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
新たな装いによる中世の歌と聖歌
 ハインリヒ・フォン・フェルデケ(12世紀): Manigem herzen tet der kalte winter leide
 エンゲルベルク写本(14世紀):囚われた一角獣 / ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179): O choruscans lux
 ギオ・ド・ディジョン(13世紀): De moi dolereus / ラス・ウエルガス写本(13世紀): Quis dabit, Klagelied
 聖歌(7世紀頃): Conditor alme siderum / ラウル・デ・フェリエレス(13世紀): Quant je voi
 エンゲルベルク写本: Benedicamus Domino / リガウト・デ・ベルベジル(12世紀): Atressi com lo leoc
 エアフルト写本(1394): Sys willekomen

 アンサンブル・ヌーン
  [コラ・シュマイザー(Vo) ゲルト・アンクラム(ソプラノ&バリトンSax)
   ファルク・ツェンカー(アコースティック&エレクトリックG/ライヴ・ルーピング/
              ハーモニック・チューブ/スプリング・ドラム/ノイズ・インストゥルメンツ)]
 録音:2014年、2016年、2017年。ドイツ語で「今(Now)」を表す単語「Nun」から名前を取ったアンサンブル・ヌーン(ensemble nU; n)は、古くはグレゴリオ聖歌からロマネスク、ゴシックのポリフォニーなどを、即興と現代的なサウンドを交えながら繰り広げる新たなスタイルのアンサンブル。ヴォイス、サクソフォン、ギター(&パーカッション)というユニークな編成で、現代のジャズに通ずるようなインプロヴィゼーション、民族音楽的な響き、エレクトロニクスなども取り入れながら、中世の音楽と「今」を結ぶ。

RUBICON CLASSICS (英) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 長年ワーナー・クラシックスとドイツ・グラモフォンで要職を務め、2009年以降 2017年現在 ONYX CLASSICS のエグゼクティヴ・プロデューサーも務めるマシュー・コスグローヴ氏が設立、2017年1月からリリースを開始したイギリスのレーベル。第一線で活躍する世界的アーティストたちの演奏を発売する ONYX に対し、 Rubicon は才能を持ち次代を担うべき若きアーティストたちの「クリエイティヴ・ホーム」となるべく立ち上げられたという。
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リコンポーズド・バイ・マックス・リヒター〜ヴィヴァルディ:四季
 ヴィヴァルディ:四季(リコンポーズド・バイ・マックス・リヒター)
 ヴァスクス:孤独な天使 / ペルト:フラトレス
  フェネラ・ハンフリーズ(Vn) ベン・パーマー指揮コヴェント・ガーデン・シンフォニア
 フェネラ・ハンフリーズは、ドイツ・カンマーアカデミーのコンサートマスターとしても活躍する英国の女流ヴァイオリニスト。Champs Hill Recordsからリリースされた「バッハ・トゥ・ザ・フューチャー」と題する独創的な2つのアルバムが話題を呼び、第2巻(CHRCD-118)は2018年のBBCミュージック・マガジン・アウォードで、見事器楽部門賞を受賞。その企画力、印象的な魅力、驚くべき演奏が高く評価され、続々と優れたヴァイオリニストを輩出しているイギリスのヴァイオリン界において、ブレイク必至と期待されている注目の逸材。次代を担う才能あふれる若きアーティストたちのための"クリエイティヴ・ホーム"「Rubicon」への移籍第1弾。映画「メッセージ」、「ダンサー」、海外ドラマ「TABOO」など、多くのドラマや映画の音楽を手がけ、睡眠のためのアルバム「SLEEP」が話題を呼ぶなど、映画音楽、ミニマル・ミュージック、ポスト・クラシカルの分野で注目を集めている作曲家、マックス・リヒターが"リコンポーズ"した、ヴィヴァルディの「四季」。2012年にダニエル・ホープのソロで初演され、その後のアルバムは世界22ヵ国のヒット・チャートに乗り、ポスト・モダーン&ミニマル界隈をにぎわせた作品。
新世界より
 アイヴズ:ワシントンの誕生日
 ドヴォルジャーク:
  交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」
 コープランド:静かな都会
クリストフ・ケーニヒ指揮
ソロイスツ・ヨーロピアン・
 ルクセンブルク
 1968年にドレスデンで生を受け、ドレスデン音楽大学で指揮を学び、ドレスデン・シュターツカペレではコリン・デイヴィスのアシスタントとして経験を積んだドイツの指揮者クリストフ・ケーニヒと、現在ケーニヒが首席指揮者兼音楽監督を務めるソロイスツ・ヨーロピアン・ルクセンブルク(ソロイスツ・ユーロピアンズ・ルクセンブルク/ SEL)。ベートーヴェンの「英雄」とメユールの交響曲第1番を組み合わせた第1弾(RCD-1020)、シューベルトの「ザ・グレイト」とベリオの「レンダリング」を繋げた第2弾(RCD-1025)と鋭い構成力を魅せてきたクリストフ・ケーニヒのルビコン(Rubicon)第3弾は、「新世界」がテーマ。ドヴォルジャークの「新世界より」を軸に、"新世界"アメリカを代表する2人の作曲家、アイヴズとコープランドの作品をプログラム。クリストフ・ケーニヒの知的でエネルギッシュなタクト、ヨーロッパのトップクラスのオーケストラから首席奏者たちが集まり結成されたスーパーo. 「SEL」の洗練された演奏で、それぞれの「新世界」を雄弁に描く。

TACTUS (伊) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

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TC-691280
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(3CD)
2CD価格
ロカテッリ:ヴァイオリンの技芸 Op.3
 協奏曲〔第1番 ニ長調/第2番 ハ短調/第3番 ヘ長調/第4番 ホ長調/第5番 ハ長調/第6番 ト短調/
     第7番 変ロ長調/第8番 ホ短調/第9番 ト長調/第10番 ヘ長調/第11番 イ長調/第12番 ニ長調〕

 ディエゴ・コンティ(Vn/ディレクター)グリ・アルキ・フィレンツェ
 録音:1988年-1998年、イタリア|前出CD-R: Olga Prod. 〔国内&当店未案内〕。ヴェーグの門下生で、カメラータ・ザルツブルクなどでも活躍したイタリアの名ヴァイオリニストが、ロカテッリの大作を録音!イタリア北部のベルガモで生を受け、ローマで学んだ後に活躍の場をアムステルダムへと移したイタリアにおける後期バロック時代のコンポーザー=ヴァイオリニスト、ピエトロ・ロカテッリ(1695-1764)。自らも熟達したヴァイオリニストだったロカテッリの「ヴァイオリンの技芸 Op.3」は、24曲のカプリッチョを伴う12曲のヴァイオリン協奏曲からなる壮大な代表作。それぞれのカプリッチョ楽章は難解な作品であると同時に、カデンツァの役割を担ったことも有名。ソリストのディエゴ・コンティは、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院で巨匠シャーンドル・ヴェーグに師事したイタリアのヴァイオリニスト。カメラータ・ザルツブルクやイ・ソリスティ・ヴェネティ、ヨーロッパ室内o. などで活躍し、フィレンツェ五月音楽祭o. やマッシモ・ベッリーニ劇場o. のコンサートマスターなどを歴任した名匠。ロカテッリの「ヴァイオリンの技芸」が偉大な作品であるが故、10年間を費やし、着実に全集を完成へと導いたディエゴ・コンティ。イタリアのヴァイオリニストによる注目の全曲録音が登場。
マルコ・エンリコ・ボッシ:オルガン作品全集 Vol.14 〜
  様々な作曲家による作品のオルガン用編曲集

 ガルッピ:アダージョとアレグロ / ハイドン:春の合唱 / ショパン:葬送行進曲
 マルティーニ:シチリアーナ / シューベルト:楽興の時〔第2番/4番〕
 作曲者不詳:アリア・ポポラーレ・デル・パーセ・ディ・アス / クーナウ:アレグロ・マエストーソ
 グルック:メロディ / リスト:アヴェ・マリア / デッラ・チャイア:ソナタ第1番

 アンドレア・マシナンティ(Org)
 録音:2017年10月、フォッジャ、イタリア。ボッシの手によるオルガン独奏のための編曲作品を収録。中でも、1899年にカルロ・ヴェゲッツィ=ボッシによって製作されたピリオド・オルガンによるショパンの「葬送行進曲」は、一味違った雰囲気を醸し出しており、アレンジ作品ファン要チェックの演奏。

ALBA (芬) 1枚あたり¥2860(税抜¥2600)(SACDハイブリッド盤も同一価格)

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タンゴ・ラデアード
 アルベニス/レオポルド・ゴドフスキ編曲:「スペイン」 Op.165 〜タンゴ Op.165 No.2
 D.スカルラッティ:ソナタ ト短調「ブルレスカ」 / テリー・ライリー(1935-):タンゴ・ラデアード
 ルー・ハリソン(1917-2003):タンディのタンゴ / エドゥアルド・ペレイラ(1900-1973):エル・アフリカーノ
 サティ:永遠のタンゴ / ジョン・ケージ:永遠のタンゴ〔ヴァージョンA/ヴァージョンB〕
 ルイス・デ・パブロ(1930-):「肖像画とトランスクリプション」(1984) 〜タンゴ
 マルティヌー:「ミニチュアのフィルム」 H.148 〜タンゴ/「調理場のレヴュー」 H.161 〜タンゴ
 ストラヴィンスキー:タンゴ(1940) / ピアソラ(1921-1992):ル・グラン・タンゴ

 ヤンネ・ラッテュア(アコーディオン) パトリック・デメンガ(Vc)
 クラシカル・アコーディオンの第一人者のひとり、ヤンネ・ラッテュアに誘われる「タンゴ」の旅。アルベニスのピアノ曲をゴドフスキが編曲した「タンゴ」とスカルラッティのバロック・スタイルのソナタに始まり、テリー・ライリー、ルー・ハリソン、ペレイラ、サティ、ジョン・ケージ、ルイス・デ・パブロ、マルティヌー、ストラヴィンスキーと、目まぐるしく世界を巡り、ピアソラのチェロとピアノのための「ル・グラン・タンゴ」に終わる。ライリーの「砂漠の歌(Cantos Desiertos)」の第5曲「タンゴ・ラデアード(タンゴ Ladeado)」(傾いたタンゴ、偏ったタンゴ)がアルバム・タイトルにとられている。ラッテュアは、ヘルシンキのシベリウス・アカデミーと、ドイツ、エッセンのフォルクヴァング芸術大学で学んだ。2003年からグラーツ国立音楽大学の教授を務め、ソリスト、室内楽奏者として活動。バッハの「ゴルトベルク変奏曲」やスカルラッティのソナタの編曲などのアルバムを録音している。ラッテュアの「旅の仲間」は、パトリック・デメンガ。ベルン音楽院で学び、ケルンのボリス・ペルガメンシコフとニューヨークのハーヴィ・シャピロに師事したドイツのチェリスト。
ボストン・ソナタ〜パーヴォ・ヘイニネン(1938-):
 ヴァイオリンとピアノのための「ボストン・ソナタ」 Op.134 (2016)
  〔第1番「ボストン・ソナタ」/第2番「ボストン変奏曲」/第3番「ボストン・バラード」〕

 カイヤ・サーリケットゥ(Vn) ユハニ・ラーゲルシュペツ(P)
 フィンランド・モダニズムの「大長老」パーヴォ・ヘイニネンのフルート協奏曲「昔(Autrefois)」(ABCD-350)に次ぐ新しいアルバム。ヴァイオリニストのカイヤ・サーリケットゥとピアニストのユハニ・ラーゲルシュペツが共演、2016年の「ボストン・ソナタ」を演奏している。この作品は、ヘイニネンの代表作のひとつ、サーリケットゥが録音した「ヴァイオリン・ソナタ」 Op.25 (1970)を聴いたマサチューセッツ州ボストンのジャネット・パッカーの委嘱で作られた。「絶対音楽の提唱者としての私の立場は今も変わらないが、われわれが目にするものや経験することは必ず、思考の過程を色づけし、より高いエネルギーレベルに引き上げる」(ヘイニネン)。ヘイニネンは作曲に先立ってボストンを訪れ、古都の佇まいと現代の姿の共存する、魅力と刺激にみちた街の空気からインスピレーションを得て最初の「ボストン・ソナタ」を作曲。余った素材を使って第2番「ボストン変奏曲」と第3番「ボストン・バラード」を作った。「ボストン変奏曲」は「カプリッチョnotturno」「Elegiaco」「Symmel」「スケルツォ」「Agitato e pesante」、「ボストン・バラード」は「Guirlande」「Duetto」「 "Pizzica, fuzzica… "」「カプリッチョet Pentanomos」「Pezzo tematico」「Aubade」「Finale APPENDIX: Transform... Culmen…」。楽想の関連する3作は「ボストン・ソナタ」(Op.134)としてまとめられ、2018年5月、ヘイニネンの80歳の誕生日を祝うヘルシンキのコンサートでサーリケットゥとラーゲルシュペツの演奏で初演された。

ARCANTUS (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 エウゼクティヴ・プロデューサー、マルティン・ナゴルニとファビアン・フランクにより設立され2015年にリリースを開始 、国内に初案内される ドイツ、ブレーメンのレーベル。 レパートリーはバロックから現代音楽まで、演奏形態もソロからオーケストラまで幅広いジャンルの録音をリリース。音質のこだわりを持ち、すでにヨーロッパでは録音の面でも高い評価を得ている。 品番頭二桁がおそらく発売年、末尾2桁(3桁?)が企画順?で、2019年6月現在13タイトルを発売中。当店では末尾2桁を降順に並べています。
 #2019年7月中旬以降入荷予定。
世界は(あなた)私たちのもの
 アンナ・クライン(1980-): Rest These Hands (2009/14 |チェロ版)
 シベリウス(1865-1957):主題と変奏(1887) / 藤倉大(1977-): Eternal Escape (2001/06)
 ラウタヴァーラ(1928-2016):無伴奏ソナタ(1969)
 ヨハン・ウレーン(1972-): The Dark Triad - Psychological Tango Traits」(2017)

 カティ・ライチネン(Vc)
 録音:2018年3月、10月、ギレスタ教会、スウェーデン|プロデューサー&録音:インゴ・ペトリ(Take 5 Music Production)| (C) (P) 2019 。フィンランド出身のチェロ奏者カティ・ライチネンが5人の作曲家の無伴奏チェロ作品を録音した。1980年生まれのイギリスの女性作曲家アンナ・クラインは現在最も注目されている現代作曲家でリッカルド・ムーティがシカゴso. との演奏会で彼女の作品を取り上げるなど、近年ますます評価を高めている。ここに収録した「Rest These Hands」は2009年にヴァイオリンのために作曲された作品を2014年にチェロ版として発表された無伴奏作品。エキゾチックな旋律と重音の持続音が何ともいえないインパクトがある。この他、シベリウス、世界的に活躍する日本人作曲家、藤倉大、ラウタヴァーラ、そしてカティ・ライチネンに捧げられたヨハン・ウレーンの作品が収録されている。それぞれの作曲家の個性を示した注目の無伴奏チェロ作品集。
夜は何をしようか〜ヴィルトゥオーゾ・リコーダー音楽集
 聖歌「主よ、平和を与えたまえ」(9世紀) / 作曲者不詳:「悦びのはじまり」(1400頃)
 ジョヴァンニ・バッサーノ(1550頃-1617):リチェルカーレ第4番
 アウレリオ・ヴィルジニアーノ(1600初頭-中頃):リチェルカーレ第12番
 ヤコブ・ファン・エイク(1590-1657):「笛の楽園」より〔夜は何をしようか/笛の楽園〕
 ボワモルティエ(1689-1755):組曲 ト短調 Op.35 No.5 / テレマン(1681-1767):ファンタジア第1番 ハ長調
 J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV.1013
 ヴィオレタ・ディネスク(1953-):イーヴンソング(1985) (*)

 アンネッテ・ヨーン(リコーダー)
 録音:2014年9月1日-3日、2016年10月4日、ゼンデザール、ブレーメン| (*):世界初録音| (C) (P) 2017 。代理店の奏者カナ表記:『アンネッテ・ジョン』。9世紀に始まり、20世紀世界初録音の作品で構成。時代を考慮し、それぞれの作品に合った楽器を用いて演奏。卓越した技術と優れた解釈でリコーダー音楽、1100年の旅に誘われる。アンネッテ・ヨーンはヴュルツブルクにてリコーダーを学び始め、その後ブレーメンの大学にて本格的に研鑽を積んだ。その後、ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンスのメンバーとして各地の音楽祭に参加するなど活動の幅を広げてきた。現在、ソリストとしても数多くのコンサートを行いながらオルデンブルク大学で後進の育成にも力を入れている。
Joy of Bach 〜J.S.バッハ(1685-1750):
 「来たれ聖霊、主なる神」によるファンタジア BWV.651 /トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565 /
 小フーガ ト短調 BWV.578 /前奏曲とフーガ ト長調 BWV.550 /目覚めよ、と呼ぶ声あり BWV.645 /
 トリオ ト長調 BWV.1027a /協奏曲 ニ短調 BWV.596(原曲:ヴィヴァルディ RV.565 )/
 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.532 /おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け BWV.622

 中田恵子(Org|使用楽器:マルク・ガルニエ、1984年製作
 録音:2016年9月、サン・ジャン教会、ベルフォール、フランス| (C) (P) 2017 。|エンジニア:ハンス・キプファー( Take 5 Music Production)。2013年アンドレ・マルシャル国際オルガンコンクールの覇者、中田恵子のデビュー盤。東京藝術大学大学院音楽研究科の修士論文では、J.S.バッハのトッカータ ハ長調 BWV.564をめぐる演奏解釈を論じるなど、演奏だけでなくバッハ作品の造形も深い中田。バッハへの敬愛を感じる充実の演奏を聴かせ、一音一音丁寧に紡ぎだされる音色で聴き手を魅了する。誰もが耳にしたことのある名曲から技巧的にして華やかな作品も収録。澄みきった音色が教会に響き渡る。また、当録音ではBISレーベルの数多くの名録音でも知られるハンス・キプファーが担当していることも注目。中田恵子の師、鈴木雅明氏も推薦する注目の録音が登場。
ラロ(1823-92):スペイン交響曲 ニ短調 Op.21 (*)
ルーセル(1869-1937):小管弦楽のためのコンセール Op.34 /ピアノ協奏曲 ト長調 Op.36 (#)
 スヴェトリン・ルセフ(Vn|使用楽器:ストラディヴァリウス「カンポセリーチェ」、1710年製
 アラン・ラエ(P|使用楽器スタインウェイ D
 ジャン=ジャック・カントロフ指揮
 オルケストラ・ド・ドゥエ・レジョン・オー=ド=フランス
 録音:2016年3月26日-28日、アンリ・デュティユー・ホール、ドゥエ、フランス| (C) (P) 2016 。 ヴァイオリン独奏のスヴェトリン・ルセフは1976年ブルガリア生まれ。パリ国立高等音楽院及びパリ・エコール・ノルマルでジェラール・プーレ、ドゥヴィー・エルリー、ジャン=ジャック・カントロフ等に師事。第1回仙台国際音楽コンクール(2001年)で優勝したことにより日本でも人気のヴァイオリニストとして活躍している。師カントロフの指揮のもと、雄弁に語りかえる演奏を披露。小管弦楽のためのコンセールとピアノ協奏曲は、ともに1927年に作曲されパリで初演された。ピアノ独奏を務めるアラン・ラエは1947年フランス生まれ。フランス音楽のエキスパートとして知られ、ルーセルをはじめアルテュール・オネゲル、フロラン・シュミットなど数多くの録音を発表してきた。フランスの巨匠による最新録音が聴けるのも嬉しいところ。
Just for Fun 〔 (*):ワールド・トロンボーン・カルテットによる編曲〕
 ヘンデル(1685-1759):9つのドイツ語のアリア HMW.209 〜快い茂みの中で(*)
 ダニエル・シュニーダー(1961-):トロンボーン四重奏のための「コラールとインテルルディウム」(*)
 ダーヴィト・ポッパー(1843-1913):レクイエム Op.66
 シューマン(1810-1856):子供の情景 Op.15 より〔不思議なお話/満足/重大な出来事/トロイメライ/こわがらせ〕
 ドビュッシー(1862-1918):月の光(*) / スティーヴン・フェルヘルスト(1981-):トロンボーン四重奏曲第1番(*)
 アントーニオ・ロッティ(1667-1740):十字架にかけられ / チャールズ・スモール(1927-2017):対話
 マーティン・フォンズ(1967): Aus Low And Hifi〜トロンボーン四重奏のための組曲

 ワールド・トロンボーン・カルテット
  [ヨルゲン・ファン・ライエン、ジョゼフ・アレッシ、シュテファン・シュルツ、ミシェル・ベッケ(Tb)]
 録音:2014年9月7日-10日、ヨーゼフ・ヨアヒム・コンツェルトザール、ベルリン|プロデューサー:インゴ・ペトリ(Take 5 Music Production)| (C) (P) 2016 。各々がソリストとして、また世界最高峰のオーケストラのトロンボーン奏者として活躍する4人の最強メンバー、ヨルゲン・ファン・ライエン、ジョゼフ・アレッシ、シュテファン・シュルツ、ミシェル・ベッケによるワールド・トロンボーン・カルテットによる注目アルバム。長きに渡り共演を重ねてきた4人が2009年ロッテルダムで開催されたスライド・ファクトリー・トロンボーン・フェスティヴァルにてデビューし、全 世界のトロンボーン・ファンからの注目を集めた。アルバム・タイトルからもわかる通り、聴き手に楽しんでもらいたいという思いから生まれたこのディスクにはバロック時代から現代まで幅広いレパートリーを披露し、阿吽の呼吸から生まれる圧巻の演奏を聴かせてくれる。
起源
 モーツァルト(1756-1791):ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452
 テオドール・ヴェルヘイ(1848-1929):ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.20 (*)
 ヴァルター・ギーゼキング(1895-1956)ピアノと管楽のための五重奏曲 ロ長調(1919)
  アンサンブル 4.1
   [トーマス・ホッペ(P) イェルク・シュナイダー(Ob)
    アレクサンダー・グリュークスマン(Cl) フリッツ・パルマン(Hr) クリストフ・ニット(Fg)]
 録音:2014年10月5日-8日、ゼンデザール、ブレーメン| (C) (P) 2015 。ピアノのトーマス・ホッペと4人の管楽器奏者によって構成されるアンサンブル4.1。当アルバムではモーツァルト、ヴェルヘイ、ギーゼキングのピアノと管楽のための五重奏曲を収録している。19世紀のオランダで活躍した作曲家テオドール・ヴェルヘイはハーグ音楽院にて作曲を学び、20代でピアノ曲、室内楽を発表。その後交響曲、協奏曲、宗教曲などを作曲した。ここに収録された五重奏曲はこの度世界初録音となる。ヴィルヘルム・ケンプと同年、1895年生まれの名ピアニスト、ヴァルター・ギーゼキングは作曲家としての顔ももち、ピアノ曲、室内楽曲、歌曲を残した。1919年に作曲された五重奏曲は色彩感に溢れた美しい旋律が印象的。2013年に設立のアンサンブル4.1は19世紀から20世紀に作曲されつつもめったに演奏されることのない作品を積極的に演奏。また現代音楽にも取り組み、イェルク・ヴィトマンの作品を演奏するなどヨーロッパを中心に評価を上げているアンサンブル。

ARTE DELL 'ARCO JAPAN 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 当レーベルからの新発売&旧譜再発分はこちらから
OLC 第39回定期演奏会
 メユール(1763-1817):歌劇「ストラトニース」序曲
 ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 (*)
 ハイドン(1732-1809):交響曲第94番 ト長調 Hob.I: 94「驚愕」
  佐藤俊介(Vn;*) 鈴木秀美指揮オーケストラ・リベラ・クラシカ
 録音:2017年6月24日、三鷹市芸術文化センター、風のホール、オーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)第39回定期演奏会、ライヴ。エティエンヌ・ニコラ・メユール(1763-1817)は主に歌劇で活躍したフランスの作曲家 。「ストラトニース」はハイドン「驚愕」と同じ1792年の作品。佐 藤 俊介を迎えてのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲ではカデンツァにも注目。あのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 ホ短調の初演を委ねたことでも知られるヴァイオリニスト、フェルディナンド・ダーヴィッド作のカデンツァに佐藤俊介が少し手を入れたもの演奏。佐藤俊介は自由自在なテクニックと実に雄弁な表現力で圧倒的な演奏を披露しており、同作品の新たな魅力に出会える名演。そして、ハイドンの「驚愕」「びっくりシンフォニー」。第2楽章で突然、太鼓を含む全合奏が鳴り響くあまりにも有名なこの作品を鈴木秀美率いるOLCが快演を聴かせてくれる。

AUDITE (独)
 価格帯記載無し[CD]:特記以外 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
ジェルジ・クルターグ(1926-):
 ソプラノ、ヴァイオリン、ツィンバロンとコントラバスのための「ある小説からの15の情景」 Op.19 /
 ヴァイオリンとツィンバロンのための8つの二重奏曲 Op.4 /
 ソプラノとツィンバロンのための7つの歌 Op.22 /
 ソプラノ、ヴァイオリンとツィンバロンのための「ある冬の夕暮れの想い出に」 Op.8 /
 ソプラノとコントラバスのための
  ゲオルク・クリストフ・リヒテンベルクの「スクラップブック」 Op.37a より/
 ツィンバロンのための「フェレンツ・ベレーニ70歳へのオマージュ」

 ヴィクトリア・ヴィトレンコ(S) ダヴィド・グリマル(Vn)
 ルイージ・ガゲーロ(ツィンバロン) ニーク・デ・グロート(Cb)
 録音:2018年12月9日-12日、ライプニツ・ザール、ハノーファー・コングレス・セントラム。2019年に93歳を迎えたルーマニア生まれのハンガリーの作曲家による6つの作品を収録したアルバムの登場。ブダペストで学び、のちにパリでミヨー、メシアンに師事したクルターグは1960年代の前衛音楽を吸収し、ヴェーベルンの音列技法の発展的一翼を担いた。ハンガリー動乱後も祖国にとどまり、現役作曲家として現在も活躍している。クルターグといえば打弦楽器ツィンバロン(ツィンバロム)を多用し、ハンガリーをはじめとする中欧・東欧地域らしさを示した作品を作曲している。なお、ここに収録された「7つの歌」と「ある冬の夕暮れの想い出に」はCDとしては初録音となる。
ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト2世(1696-1715):協奏曲集
 〔第3番 ホ短調/第4番 ニ短調/第7番 ト長調/第5番 ホ長調/
  第8番 ト長調/第1番 変ロ長調/第2番 イ短調/第6番 ト短調〕/

 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ長調/トランペット協奏曲 ニ長調
  ゲルノート・ジュスムート(Vn)指揮テューリンゲン・バッハ・コレギウム
  ダーヴィット・カストロ=バルビー(Vn) ループレヒト・ドレース(Tp)
 録音:2018年10月29日-31日、ヨハン・セバスティアン・バッハ教会、アルンシュタット。ザクセン= ヴァイマール領主ヨハン=エルンスト公の息子、ヨハン・エルンスト公2世のヴァイオリン協奏曲を集めたアルバムの登場。1696年生まれのエルンスト公2世は幼少時より音楽的才能を開花させた逸材で、作曲をJ. G /ヴァルター、J.S.バッハに習った。1715年、わずか18歳という若さでこの世を去った鬼才エルンスト公2世。彼が遺したヴァイオリン協奏曲6篇はテレマンが出版し、またJ.S.バッハはオルガン協奏曲( BWV.592、 BWV.595)やチェンバロ独奏のための作品( BWV.982、 BWV.984、 BWV.987、 BWV.592a)として編曲した。エルンスト公2世が作曲した協奏曲は10代らしい溌剌さとともにイタリア・バロック風の様式感をもった明るい旋律が魅力で“テューリンゲンのヴィヴァルディ "との異名をもつ。ゲルノート・ジュスムート率いるテューリンゲン・バッハ・コレギウムが見事な演奏を披露している。また、auditeレーベルの社主にしてトーン・マイスターのルドガー・ベッケンホーフ氏による録音であることも注目。

CLAVES (瑞) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

 旧譜はこちらから
フランス6人組
 プーランク(1899-1963):クラリネットとピアノのためのソナタ 変ロ長調 FP 184 (1962) /
             クラリネットとファゴットのためのソナタ FP 32a /
             2つのクラリネットのためのソナタ FP 7 (1918)
 ミヨー(1892-1974):クラリネットとピアノのための作品集
  〔ソナティナ Op.100 (1927) /デュオ・コンチェルタント Op.351 (1956) /カプリス Op.335a (1954) 〕
 ジョルジュ・オーリック(1899-1983):クラリネットとピアノのための「創造 III 」(1971)
 ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):
  クラリネットとピアノのためのアラベスク 変ロ長調(1973) /クラリネット独奏のためのソナタ(1957)
 アルテュール・オネゲル(1892-1955):クラリネットとピアノのためのソナティナ イ長調(1921-22)

 ダヴィデ・バンディエーリ(Cl) ギヨーム・ハースベルガー(P)
 アクセル・ブノワ(Fg) カロジェロ・プレスティ(Cl)
 録音:2018年9月4日、2018年11月15日-18日、スタジオ・エ・フォルテ、ペルージャ。20世紀前半フランスで活 躍した作曲家の集団「フランス6人組 」(プーランク、ミヨー、オーリック、タイユフェール、オネゲル、デュレ)。当アルバムはデュレを除く5人がそれぞれ作曲したクラリネット作品集を収録した。サティ、ラヴェルらの影響をうけ、簡潔な古典 様式とフランス風エスプリに富んだ作品を残したプーランク。クラリネットの作品でもプーランクの個性が現れており、ここに収録された3篇も軽妙なリズムと印象的な旋律が魅力。あらゆる分野にわたって作品を残した多作曲家ミヨー。小規模なクラリネットの室内楽作品でもミヨーらしい旋律美とまるでクラリネットとピアノが対話するような掛け合いが魅力。多くの劇場音楽、映画音楽を手掛けシャンソンなども作曲したオーリック。しかし、「創造III」はオーリックが目指した平易な音楽とは真逆の緊張感の高い音楽で晩年に近い1971年作曲の注目すべき作品。「フランス6人組」のなかのただ一人の女性メンバー、タイユフェール。ハープ・ソナタなどの代表曲がある。「アラベスク」は温かくももの悲しさを 帯びた旋 律が印 象 的。オネゲルの「ソナティナ」は1921-1922年の作品。オネゲル初期の即物主義的な傾向が強く、快活なクラリネットの旋律が魅力。ローザンヌ室内o. の首席ソロ・クラリネット奏者のダヴィデ・バンディエーリはそれぞれの作曲家の個性が光る演奏を聴かせてくれる。また、当時の雰囲気を想起させるジャケット写真なども魅力と言えるだろう。
ジョリヴェ&マルタン:フルートと管弦楽のための作品集
 アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):
  フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲(フルート協奏曲第1番)(1949) /
  フルートと打楽器のための協奏的組曲(フルート協奏曲第2番)(1965) (#)
 フランク・マルタン(1890-1974):
  フルート、弦楽オーケストラとピアノのためのバラード(1939-41) (*) /
  フルートと弦楽のための教会ソナタ(ヴィクトル・デザルツェンス編曲) (1958)
 ホセ=ダニエル・カステヨン(Fl) ニコラ・シャルヴァン指揮ローザンヌ室内o.
 ジャン=ジャック・バレ(P;*) ペルキュシオン・クラヴィエ・ドゥ・リヨン(#)
 録音:2004年6月22日-26日、メトロポール劇場、ローザンヌ|発売時点で15年程前の録音だが、初出だと思われる。フルートの名手ホセ=ダニエル・カステヨンが、20世紀フランスを代表する作曲家アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974)とフランク・マルタン(1890-1974)が作曲したフルートと管弦楽のための作品を収録した。1936年にメシアン、ルシュールらと「若きフランス」を結成したジョリヴェ。フルートと弦楽の協奏曲(フルート協奏曲第1番)はパリ音楽院のコンクール課題曲として1949年に作曲され、現在ではフルート奏者の必須レパートリーとなっている作品。2楽章構成で演奏時間13分ほどの小規模な協奏曲ながら実にインパクトの強い作品。課題曲として技巧的な要素を多く含みつつ、弦楽オーケストラとの対話が非常に魅力的な協奏曲で難曲としても知られる。一方、協奏的組曲(フルート協奏曲第2番)はフルートと打楽器のための作品。フルートと打楽器の掛け合いが刺激的。セザール・フランクや印象派の影響を受け、第1次大戦後のフランスの新しい傾向にふれ、さらに12音技法にも接近したフランク・マルタン。ここに収録された2篇でも現代的響きのなかにも抒情性と深い思索性をもった独自の作風が魅力。
50-1916
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(2CD)
ブラームス(1833-1897):交響曲全集
 〔第1番 ハ短調 Op.68 /第3番 ヘ長調 Op.90 /第2番 ニ長調 Op.73 /第4番 ホ短調 Op.98 〕

 トーマス・ツェートマイアー指揮ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム
 録音:2018年8月-9月、11月-12月、ヴィンタートゥール、スイス。鬼才ヴァイオリニストとして知られるトーマス・ツェートマイアー。2000年代より指揮活動も積極的に行い、2002年から2014年までノーザン・シンフォニアの音楽監督を務めるなど指揮者としても確固たる地位を得ている。録音ではヴィンタートゥール・ムジークコレギウムとのメンデルスゾーンやブルックナー、ノーザン・シンフォニアとのシューマン、シューベルトなどがあり高く評価されている。2016/17シーズンより首席 指揮者を 務めるヴィンタートゥール・ムジークコレギウムとの期 待の新録音はブラームスの交響曲全集。ツェートマイアーは2015年にスタヴァンゲルso. とブラームスの交響曲第2番を録音しているが、今回全曲録音ということでさらなる期待が高まる。 ヴァイオリニストとして多才な演奏スタイルで魅了してきたツェートマイアー。指揮者としてもその高い音楽性を示した巧みなタクトが冴えわたる。細かなニュアンスでの自在なテンポ変化も見事に表現。手兵からも絶大なる信頼を得ていることを証明するブラームスを聴かせてくれる。各楽器の特性と音色を理解し、まるで大編成の室内楽曲のように仕立てあげる。ことに弦楽パートの美しさは傑出しており、やはりヴァイオリニストであるツェートマイアーの色が現れた演奏といえるだろう。ヴィンタートゥール・ムジークコレギウムは1629年に設立された伝統あるアンサンブル。総勢 約50 名で結成されている。近年の首席指揮者にはフランツ・ヴェルザー=メスト(1987-1990)、フュルスト・ヤーノシュ(1990-1994)、ハインリヒ・シフ(1995-2001)、ジャック・ファン・ステーン(2002-2008)らが首席指揮者を務めている格式あるアンサンブル。

CONTINUO CLASSICS (仏) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 2013年に立ち上げられたフランスのレーベル。室内楽を中心としたレパートリー。イタリアの CONTINUO RECORDS とは無関係。
 旧譜はこちらから
ジャン=ポール・デュポール(1741-1818):通奏低音付きチェロ・ソナタ集 Op.4
 〔第4番 ヘ長調/第6番 ニ長調/第5番 イ長調/第3番 ハ長調/第2番 ホ短調/第1番 ニ長調〕
 ラファエル・ピドゥ(Vc|ジョッフレード・カッパ〔サルッツォ、イタリア〕、1680年制作
 パスカル・ジョパール(Vc|ローマ派、18世紀製作
 植山けい(Cemb|ラインハルト・フォン・ナーゲル、2010年制作
 録音:2010年9月、ポール・ロワイヤル・デ・シャン大修道院、フランス|『輸入盤・日本語帯・解説付』|初出・前出・旧品番: Intégral Classic, INT-221.189 [INTEG-221189] 〔廃盤、入手不能〕|#国内品番のみのご案内となります。 フランスを中心に活躍するピドゥ、ジョパール、植山けいのトリオによる、現在では殆ど演奏・録音されることのない埋もれた作品集。 J.P.デュポールはジャン=ルイ・デュポール〔かのロストロポーヴィチが用いたストラディヴァリ「デュポール」に名を残す〕の兄。パリに生まれヨーロッパ各地でチェロの公開演奏会を行い幅広く活躍したヴィルトゥオーゾで、1786年からはフリードリヒ大王が治める宮廷楽団の首席チェリスト及び王のチェロ教師も務めた。作品は、技巧的かつ上品な装飾に富んだ優雅な旋律が魅力。本CDには全6曲からなるチェロ・ソナタが収録され、歴史と共に埋もれてしまった珠玉の作品に触れる事ができる。
夜想曲
 シューマン:幻想小曲集 Op.12 より〔夕べに/夜に〕 / フォーレ:夜想曲第6番
 ドビュッシー:月の光/前奏曲集第2巻〜月の光が注ぐテラス/版画〜グラナダの夕べ / リスト:愛の夢第3番
 ショパン:夜想曲第13番 ハ短調 Op.48 No.1 / ブゾーニ:悲歌集 より〔できごと(夜曲)/夜のワルツ〕
 メンデルスゾーン/ラフマニノフ編曲:真夏の夜の夢〜スケルツォ

 ラファエル・エプステイン(P|使用楽器: Fazioli
 録音:2018年11月6日、ムードン。「夜」にまつわるピアノ作品。「夜」といえばショパンやフォーレなどの夜想曲をイメージするが、この他にも様々な作曲家が名作を残した。バッハのシャコンヌのピアノ編曲者としても知られるブゾーニが作曲した悲歌集(全7曲)の第5曲「夜のワルツ」、第6曲「できごと(夜曲)」も夜にまつわる作品で、ブゾーニらしいテクニックと豊かな旋律が魅力。また、ラフマニノフ編曲のメンデルスゾーンの真夏の夜の夢よりスケルツォも注目で、ラフマニノフの香りを呈したメンデルスゾーンともいえる名編曲。ラファエル・エプステインはパリ・コンセルヴァトワール及びパンテオン・ソルボンヌ大学でピアノを学び、その後ジェイ・ゴットリーブから薫陶を得た。2000年J.S.バッハ・コンクール・イン・パリにて優勝、2009年ミロシュ・マギン国際コンクールで第3位などのコンクール受賞歴を誇る。エプステインは室内楽の分野のスペシャリストとしても活躍し、2016年にはフルートの杉山ゆうこ、ヴァイオリンのルッジェーロ・カプラニコとともに「トリオ・スリーズを結成。
105歳の現役ピアニスト
 ラヴェル(1875-1937):組曲「鏡」〜悲しげな鳥たち
 ドビュッシー(1862-1918):悲歌/燃える炭火に照らされた夕べ/夜想曲/アラベスク第1番 ホ長調
 フォーレ(1845-1924):夜想曲第6番 変ニ長調 Op.63
 サティ(1866-1925):3つのグノシエンヌ/3つのジムノペディ/夜想曲第1番/「梨の形をした3つの小品」より(*)
  〔開始のひとつのやり方/その延長/小品 I-II /おまけにもうひとつ〕

 コレット・マズ(P) ヂェンヂェン・スー(P;*)
 録音:2019年、パリ。コレット・マズは1914年6月16日、パリ生まれの女性ピアニスト。1935年から1940年までエコール・ノルマルでアルフレッド・コルトーにピアノを師事。2019年6月現在、なんと105歳の現役ピアニストとして活躍し、母国フランスではテレビ番組をはじめ新聞でも大きく掲載され話題となっている。1914年(大正3年)といえば伊福部昭(1914-2006)と同い年。また当アルバムに収録しているラヴェル、ドビュッシー、フォーレ、サティはマズが生を受けた1914年には存命であったというから驚き。さらに1876年ル・アーブル生まれのコレットの夫、エミール・マズ(コロンヌo. の第2ヴァイオリン奏者)は生前サティと親交がありサティとの逸話もあったとのこと。コレットは夫をはじめ、師のコルトーなど音楽史に残る様々な音楽家から多くを吸収し、2019年の現在も「世にも尊き至芸」ともいえる奇跡の演奏を聴かせてくれる。ドビュッシーでは2001年に発見され話題となった最晩年1917年の小品「燃える炭火に照らされた夕べ」も収録。子供時代からドビュッシーの作品に親しんできたマズが満を持して録音した1曲。また、ラヴェルの「悲しげな鳥たち」やフォーレの夜想曲第6番では玉を転がすような美しいタッチと、コルトーを思わせる独創的かつ感受性とイメージに富んだアプローチで演奏。そしてサティでは色合いや響きを探求し、空気感や雰囲気抜群の演奏を聴かせ、「梨の形をした3つの小品」(短い7曲からなり当録音では5曲を収録)では愛弟子ヂェンヂェン・スーと息の合った4手連弾演奏を披露している。全体としてゆっくりとしたテンポで一音一音丁寧に紡ぎだすマズの演奏。当録音はコルトーの演奏法を実践する最後の愛弟子として現在に伝える非常に貴重な記録と言える。「104歳の現役ピアニスト」(CC777-804)、「ドビュッシー・アルバム」(FM-1401)も併せてお楽しみ頂きたい。

EDA RECORDS 〔EDITION ABSEITS〕 (独) 1CDあたり¥4400(税抜¥4000)

ポーランド・アブロード (Vol.7) 〜弦楽四重奏曲集 (Vol.2)
 イグナツィ・ワーグハルター(1881-1949):弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.3 (1901)
 イグナツィ・ストラスフォーゲル(1909-1994):弦楽四重奏曲第1番(1927頃)
 カロル・ラートハウス(1895-1954):弦楽四重奏曲第5番 Op.72 (1954)
  ベルリン・ポーランドSQ
 録音:2017年7月16日-18日、イエス・キリスト教会、ベルリン。生まれはポーランドながら、国外で活躍した作曲家の業績を見直すシリーズ。今回は3名のユダヤ系作曲家の弦楽四重奏曲を集めている。ワーグハルターはベルリンで教育を受け、1912年には現在のベルリン・ドイツ・オペラであるシャルロッテンブルクに新設されたオペラ劇場の首席指揮者となり、こけら落とし公演を行なう。第二次世界大戦が勃発するとアメリカへ移り、黒人音楽家によるオーケストラを設立するなど人道的活動を行った。ストラスフォーゲルは13歳でレオニード・クロイツァーにピアノを、14歳でシュレーカーに作曲を学び、将来を嘱望されるがナチスの台頭でアメリカへ移住する。NYPやメトロポリタン歌劇場でコレペテなどをしながら働き、1994年まで存命した。作品には十二音技法なども用いているが、いつも旋律的であるのが特徴。ラートハウスは以前「退廃音楽」で注目された。彼も最終的にアメリカへ移住、ニューヨーク市立大学で作曲を教えた。弦楽四重奏曲第5番は最晩年の作で、シンプルで透明な世界が独特の魅力を放っている。ベルリン・ポーランド弦楽四重奏団はベルリン・ドイツ・オペラo. のポーランド人メンバーにより2002年に創設された団体。20世紀ポーランドの作曲家による弦楽四重奏曲の開拓と普及を主眼に活動している。
エルンスト・バハリッヒ(1892-1942):
 ピアノ・ソナタ Op.1 (1917) (*) /3つの歌曲 Op.3 (1917-25) /ヴァイオリン・ソナタ Op.2 (1925) /
 詩篇 Op.10 No.1 (1933/34) /イースターの花 Op.10 No.2 (1933/35) /肖像画(3つのピアノ曲) Op.6 (1927) (*) /
 太陽讃歌 Op.11 (1933/34) /前奏曲(1929) (*) /天使(1933-37) /初期詩集 Op.15 (1915)

 ローラ・ルビオ(Vn) アンナ・クリスティン・ザイン(S)
 アレクサンダー・ブライテンバッハ(P)
 録音:2018年7月2日-3日(*)、8月13日-16日(無印)、イエス・キリスト教会、ベルリン|すべて世界初録音。エルンスト・バハリッヒはオーストリアの作曲家・指揮者。1892年に生まれ、最初はウィーン大学で法律を学んだが、1916年からシェーンベルクに個人的に作曲を師事。1920年から5年間ウィーン・フォルクスオーパーの指揮者を、1928年にはデュッセルドルフ、31年からはデュイスブルクの市立劇場の楽長を務めるもののナチス政権により公職追放となり1942年7月にマイダネクの強制収容所で50年の生涯を終えた。バハリッヒの作風は師シェーンベルクの影響とベルクへの近親性を感じさせる興味深い物。個人蔵の自筆譜などを集めて企画が実現、バハリッヒの思いがついに日の目を見た。

FIRST HAND RECORDS 特記以外 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
初期ステレオ録音集 Vol.2
 ハイドン:サルヴェ・レジーナ ト短調 Hob.XXIIIb: 2 〜第1曲アダージョ(ステレオ・ヴァージョン初出)
  [エイプリル・カンテロ(S) マージョリー・トーマス(A)
   トマス・ヘムズリー(T) ジョン・キャメロン(Br) 合唱団(団体不明)
   ハリー・ブレック指揮ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ/1954年6月3日]
 ハイドン:交響曲第97番 ハ長調 Hob.I: 97(ステレオ・ヴァージョン初出)
  [トマス・ビーチャム指揮ロイヤルpo./1957年3月9日、26日]
 モーツァルト:交響曲第34番 ハ長調 K.338(ステレオ・ヴァージョンCD初出)
  [ルドルフ・ケンペ指揮フィルハーモニアo./1955年11月24日]
 シューベルト:交響曲第3番 ニ長調 D.200 (第1楽章のみモノラル、他はステレオ・ヴァージョン初出)
  [ハリー・ブレック指揮ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ/1954年10月1日、11月1日]
 シューベルト:冬の旅 D.911 より〔第13曲「郵便馬車」/第14曲「霜おく頭」〕(ステレオ・ヴァージョン初出)
  〔ハンス・ホッター(Br) ジェラルド・ムーア(P)/1954年5月25日]
 録音:[/内]、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン、特記以外ステレオ、すべてモノラルでのみ(含・CD)既出。 24bit/96kHzのハイレゾ・リマスター音源。Archive of Recorded Sound(ARS)と協力しての制作で、EMIの初期ステレオ録音を発売するシリーズの2作目。EMIがステレオ録音を開始したのは1954年で、まさにその最初期の録音が収録されている。リマスターの素晴らしさが特筆で、マニア垂涎の内容。第1集はFHR-58として発売中。ステレオ初出となるビーチャムのハイドン97番は、リマスターの効果も相まってファン歓喜のたまらない内容。ビーチャムのロンドン・セットは後半の曲がステレオで出ているが、モノラル絶頂期ということもあり音質の優劣は一概には言えないものだった。しかし今回のステレオ音源は全く違う鮮烈さと言って良いだろう。くっきりと楽器が分離し、かつあたたかく柔らかく、緩徐楽章などビーチャムのお茶目な繊細さ全開でたまらない面白さ。他にもCDでは初出となるケンペのモーツァルト34番ステレオ・ヴァージョンや、イギリス往年の名指揮者ハリー・ブレックの忘れ難い名演など興味の尽きない1枚となっている。

HANSSLER 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

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ハイドン(1735-1809)チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Hob.VIIb: 2
アンリ・カサドシュ(1879-1947):J.C.バッハのチェロ協奏曲 ハ短調 W C77
ジャン=バティスト・ジャンソン(1742-1803):チェロ協奏曲 ニ長調
 ファレンティン・ラドゥティウ(Vc)
 ルーベン・ガザリアン指揮ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内o.
 録音:2016年6月27-19日、オッフェナウ。ドイツの俊英チェリスト、ファレンティン・ラドゥティウは1986年ミュンヘン生まれ。6歳よりチェロを始め、これまでにC. ハーゲン、 H.シフ、 D.ゲリンガスら名手に師事。2008年にはカール・ダヴィドフ国際コンクールで第1位と特別賞を同時受賞したほか、国内外問わず数々のコンクールで輝かしい受賞歴を誇り、名実ともにドイツ屈指の実力派として注目を集めている。これまでヘンスラー・レーベルより「エネスコのチェロとピアノのための作品全集」(98-021)、「ラロ、マニャール、ラヴェルのチェロ作品集」(98-654)、「ハイドンのチェロ協奏曲第1番、C. P. E. バッハのチェロ協奏曲」(HC-16038)をリリース。雄弁な語り口でこれらの名作を演奏している。
HC-19001
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(6CD)
2CD価格
ASMIF 60周年記念、ネヴィル・マリナー& ASMIF 〜ピアノ協奏曲&ヴァイオリン協奏曲集
 モーツァルト:ピアノ協奏曲〔第20番/第23番/第24番/第25番〕
  [イヴァン・モラヴェッツ(P)/録音:1995年10月(#)、1997年4月(*) ]
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18 / グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23 [ギャリック・オールソン(P)/1996年5月、10月、12月]
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 / メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
 ブラームス:ヴァイオリン響雄曲 ニ長調 Op.77 / シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
  [ドミトリー・シトコヴェツキー(Vn)/1995年5月、1999年1月、12月]
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26[パメラ・フランク(Vn)/2001年1月]

 ネヴィル・マリナー指揮 ASMIF
 録音:[/内]〔順不同〕。1959年、当時LSOの第2ヴァイオリン首席奏者と務めていたネヴィル・マリナー(1924-2016)により創設されたアカデミー室内o. (ASMIF)が2019年に創設60周年を迎えた。これを記念して、1995年から2001年に録音されヘンスラー・レーベルからリリースされていたピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲の名録音集がセットになって登場する。ネヴィル・マリナーの指揮のもと膨大な録音が存在する当団は、J.S.バッハなどのバロック音楽からモーツァルト、ブラームス、チャイコフスキー、ドヴォルジャークなど数 多くの交響曲を録音してきた。その中でも誉れ高き名盤が多く存在するのが協奏曲の録音。一貫してエレガントな解釈で魅了するマリナーは独奏者からも絶大なる信頼を得ており、独奏者の個性を尊重し寄り添うような演奏で数多くの名演を残してきた。ここに収録された作品はどれも超一級の名演。屈指の技巧派として熱狂的なファンのつくイヴァン・モラヴェツが弾いたモーツァルトのピアノ協奏曲集、ギャリック・オールソン全盛期ともいえる90年代のラフマニノフ、グリーグ、チャイコフスキー、実力派ドミトリー・シトコヴェツキーが弾くチャイコフスキー、ブラームス、メンデルスゾーン、シベリウス、そして、可憐に奏でるパメラ・フランクのブルッフと、そのどれもが高水準の名演。名匠マリナーが申し分のないサポートで独奏者を自由自在に歌わせている。

PAN CLASSICS (瑞) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 
アルビノーニのヴェネチア〜ヴェネチアのリコーダー音楽
 アルビノーニ:リコーダー・ソナタ イ短調 Op.6 No.6
 ヴィヴァルディ:リコーダー・ソナタ ハ短調
  〔前奏曲、アンダンテ (RV.8) /アレグロ・コン・モルト (RV.6) /ラルゴ (RV.3) /アレグロ・ポーコ (RV.44) 〕
 イグナツィオ・ジーバー&ヴィヴァルディ:リコーダー・ソナタ イ短調
  〔前奏曲(ジーバー:12のソナタ集〜第7番第1楽章)/カプリッチョ(ヴィヴァルディ: RV.32 )/
   シチリアーノ(ヴィヴァルディ: RV.25 )/
   アレグロ(ジーバー::12のソナタ集〜第7番第4楽章&ヴィヴァルディ: RV.127 )〕
 ヴェラチーニ:ヴァイオリン、リコーダー、通奏低音のためのソナタ第4番 変ロ長調
 ディルク・ヴェルナー:アルビノーニの主題によるトッカータとフーガ ニ短調
 パオロ・ベネデット・ベッリンツァーニ:リコーダー・ソナタ集 Op.3 〜第12番 ニ短調
 アルビノーニ:リコーダーのための室内協奏曲 イ短調(A氏のバスによる)

  ミヒャエル・フォルム(リコーダー) ディルク・ヴェルナー(Cemb/Org)
 録音:2018年6月28日-7月1日。アルビノーニを中心に、ヴェネチアの作品をリコーダーで奏でたアルバム。前作「ヴィヴァルディアーナ」(PC-10405)でもマニアックな選曲を見せたミヒャエル・フォルムだが今回も一筋縄ではいかないプログラム。ヴィヴァルディらの作品を楽章単位で並べてひとつのソナタにしたり、チェンバロ奏者ディルク・ヴェルナーがアルビノーニの主題を用いて新作を書いていたりと、他ではまず聴けない内容となっている。最後の室内協奏曲は標題の中に「マルチェッロ、アルビノーニ、メランテ、トマジーニ、ガンベッティーノ他のイタリア作曲家が書いた低音に基づいた協奏曲」という文言があり、偽作の可能性もあるようだがたいへん興味深い作品。

PASSACAILLE (白) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
PAS-1053
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(2CD)
ミスリヴェチェク:オラトリオ「アダムとイヴ」
 ロベルタ・マメリ(S;正義の天使) アリーチェ・ロッシ(S;慈悲の天使)
 ルチアーナ・マンチーニ(Ms;イヴ) ヴァレリオ・コンタルド(T;アダム)
 ピーター・ファン・ヘイゲン指揮イル・ガルデリーノ
 録音:2018年8月7日-10日。プラハに生まれイタリアで活躍した作曲家ミスリヴェチェク(1737-1781)は、若きモーツァルトと面識を持ち作曲語法も近いものがあり、モーツァルトに大きな影響を与えた人物として知られている。オペラを得意とした彼のオラトリオ「アダムとイヴ」は1771年にフィレンツェで初演された。序曲からして颯爽とした疾走感ある音楽の流れが気持ちよく、モーツァルトが高く評価した作曲家というのも頷ける。声楽の扱いもイタリア・オペラ界を賑わせただけあって非常に巧く、伸び伸びとしたメロディに酔いしれる名品。ピリオド楽器による透明感ある演奏は音楽との相性が非常によく、全2部2枚組で描かれるアダムとイヴの物語がすいすいと耳に入ってきて一気に聴き進めることが出来る。古楽の本場ベルギーが誇る名団体イル・ガルデリーノと、マメリら名歌手たちによる超一流の演奏でとくとお楽しみ頂きたい。

SKARBO (仏) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから。ただし、代理店ヘの旧譜入荷は年1度程度のようですので、お時間がかかります。
フレデリック・ルドロワ(1968-):オラトリオ「ヨハネ受難曲」
 クリスティナ・オブレゴン(S) ガエル・マラダ(Ms) クララ・ペルトゥイ(A)
 アレッサンドロ・リネッラ(T) ベルナール・コセ(Br)
 ロバート・ライマー指揮ラインラント=プファルツ州立po.、ヨーロッパ室内cho.
 録音:2018年7月6日、ルートヴィヒスハーフェン・フィルハーモニー|世界初録音。Skarboレーベルでオルガニストとしても活動しているフランスの作曲家、フレデリック・ルドロワ。2012年6月にパリで初演された「レクイエム」(ピアノ、オルガン2台、合唱、4人のソリストからなる荘厳な宗教作品)は好評を博し、その後録音されSkarboレーベルからリリースされた。レクイエムの初演が大成功を収め、その後オペラを作曲したいと思い始めたルドロワ。当作品はフランス版のオラトリオ「ヨハネ受難曲」で5人の独唱、合唱とオーケストラの編成による全15曲からなる壮大な作品。レクイエム同様、当作品でも不協和音の要素もあるが、おおむね調性的な響きで構成され、現代的な響きの中にどこか中世的な響きを併せ持ったハーモニーが独特の神秘的音響空間を作り出している。

2L 価格帯B[SACD/他]:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから

SONY 基準価格 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

19075-92543-2
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(10CD)
3CD価格
ニュー・ミュージックSQ 〜コロムビア録音全集  ヴァージル・トムソン:
  ソプラノと弦楽四重奏のためのスターバト・マーテル[ジェニー・トゥーレル(S)/1951年4月17日]/
  Capital Capitals (*)[ジョゼフ・クロウフォード、クライド・S.ターナー(T)
             ジョゼフ・ジェイムズ(Br) ウィリアム・C.スミス(B)
             ヴァージル・トムソン(P)/1951年5月11日]
 ルー・ハリソン:チェロとハープのための組曲(*)
          [シーモア・バラブ(Vc) ルーシー・ローレンス(Hp)/1951年2月16日]/
         弦楽四重奏曲のための組曲第2番[1951年5月9日]
 ダグラス・ムーア:クラリネット五重奏曲[デイヴィッド・オッペンハイム(Cl)/1950年10月24日-25日]
 ウォリングフォード・リーガー:弦楽四重奏曲第2番 Op.43[1950年10月2日、4日]
 アラン・シュルマン:クラリネット、ハープと弦楽四重奏のための「 Mood in Question 」/
           クラリネットと弦楽四重奏のための「 Rendezvous 」
  [アーティ・ショウ(Cl) 不明ハープ奏者/1949年5月31日]
 ウォルター・ピストン:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ(*)
  [アレグザンダー・シュナイダー(Vn) ラルフ・カークパトリック(Cemb)/1951年2月20日]
 ジョン・ケージ:4部の弦楽四重奏曲[1951年6月27日]
 ヴォルフ:イタリアのセレナード/弦楽四重奏曲 ニ短調[1953年10月8日、9日、13日-14日]
 メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集〔第2番 イ短調 Op.13 /第5番 変ホ長調 Op.44 No.3 〕
  [1954年1月7日-8日、3月10日、5月27日-28日、6月3日-4日]
 シューマン:弦楽四重奏曲集〔第2番 ヘ長調 Op.41 No.2 /第3番 イ長調 Op.41 No.3 〕
  [1954年12月20日-21日、1953年4月23日-24日]
 ボッケリーニ:弦楽四重奏曲集〔ロ短調 Op.58 No.4, G.245 /変ロ長調 Op.2 No.2, G.160 /
              変ホ長調 Op.53 No.1, G.236 /変ホ長調 Op.58 No.2, G.243 〕[1955年5月11日、19日]
 モーツァルト:弦楽四重奏曲集〔第2番 ニ長調 K.155 (134a) /第3番 ト長調 K.156 (134b) /
                第4番 ハ長調 K.157 /第5番 ヘ長調 K.158 〕[1955年1月19日、21日、4月6日]
 ロジャー・セッションズ:弦楽四重奏曲第2番[1955年5月12日]
 コリン・マクフィー:ピアノと管楽八重奏のための協奏曲(*)
  [グラント・ジョハネセン(P) カルロス・スリナッチ指揮管楽八重奏団/1955年2月22日]
 ジェローム・ローゼン:弦楽四重奏曲第1番 / イルハン・ウスマンバシュ:弦楽四重奏曲[1956年6月18日-20日]

 ニュー・ミュージックSQ (*以外)
 録音:[内]、コロムビア30丁目スタジオ、ニューヨーク|多くが初CDフォーマット化&おそらくほとんどがマスターからの初復刻。

CPO (独)
 価格帯記載無し:1CDあたり¥3080(税抜¥2800)
 価格帯C[ハイブリッドSACD/LP]:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
エラスムス・キンダーマン(1616-1655):
 マルティン・オーピッツの詩による歌曲集「 Opitianischer Orpheus 」(1642)
  イナ・ジードラチェク(S) ヤン・コボウ(T)
  ユナイテッド・コンティヌオ・アンサンブル
 録音:2016年。
ゲオルク・ドルシェツキー(1745-1819):オーボエ四重奏曲集 Vol.1
 グルントマン四重奏団[Ob/Vn/Va/Vc]
 録音:2013年、2014年。
フリードリヒ・シュナイダー(1786-1853):管弦楽作品集
 マルクス・L.フランク指揮デッサウ・アンハルトpo.
 録音:2017年。
フランソワ=ジョセフ・ゴセック(1734-1829):交響曲集 Op.4
 ジーモン・ガウデンツ指揮ドイツ・カンマーアカデミー・ノイス
 録音:2018年。
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):ヴェルサイユの愉しみ/花咲ける芸術
 ポール・オデット指揮 スティーヴン・スタッブズ指揮
 ボストン古楽音楽祭声楽アンサンブル&室内アンサンブル
 録音:2019年。

ALPHA (仏) 特記以外 1CDあたり¥3520(税抜¥3200)

 旧譜はこちらから
恋の相手は… 〜19世紀フランスの管弦楽伴奏付歌曲集
 サンドリーヌ・ピオー(S) ジュリアン・ショーヴァン(Vn)指揮
 ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ〔ピリオド楽器使用〕
SINGN'RHYTHM 〜ヴィヴィ・ヴァシレヴァ(Perc)
 
 ヴィヴィ・ヴァシレヴァ、ヴィヴィ・ヴァシレヴァ・クインテット、ルカス・カンパラ・ディニス

AMBRONAY (仏) 1CDあたり¥4400(税抜¥4000)

 旧譜はこちらから
コルトーナのラウダ集
 カンティクム・ノヴム〔ピリオド楽器使用〕

ARCANA (仏→伊→仏) 特記以外 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

 旧譜はこちらから(旧譜は価格が異なります)。
D.スカルラッティ:マンドリンによるソナタ
 ピツィカール・ガランテ
心の目〜フランチェスコ・ランディーニ(1325/35-1397):の音楽
 ラ・レヴェルディ〔ピリオド楽器使用〕 クリストフ・デリーニュ(オルガネット)

ARC MUSIC (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 ご案内済旧譜はこちらから
EUCD-2845
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[WORLD]
マハラジャの時代の音楽 ドード・ジプシーズ

BR KLASSIK 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
シューマン:交響曲第1番
シューベルト:交響曲第3番
マリス・ヤンソンス指揮
バイエルン放送so.
 録音:2018年3月21日-22日、2015年1月26日-30日。

BRU ZANE 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)

 旧・ EDICIONES SINGULARES が改名したレーベル。品番部分はエディシオーネス・シングラーレス旧譜の続番と思われる。
 旧譜はこちらから.。
BZ-1033
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(2CD)
スポンティーニ:歌劇「ラ・ペリコール」
 オード・エクストレーモ(Ms) スタニスラス・ド・バルベイラク(T)
 アレクサンドル・デュアメル(Br) エリック・ウシェ(T) マルク・モイヨン(Br)

 マルク・ミンコフスキ指揮ボルドー国立歌劇場cho. レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル

ヴェルサイユ宮殿スペクタクル [Chateau de Versailles Spectacles] (仏) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

 
CVS-011
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(2BD+DVD)
2枚価格
ベルリオーズ:  幻想交響曲/序曲「海賊」/カンタータ「クレオパトラの死」/
 歌劇「トロイヤの人々」より〔王の狩りと嵐/ディドのモノローグとエール〕
  ルシール・リシャルド(Ms) ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
  オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
 収録:2018年10月21日、ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場。
ヴェルサイユ宮殿の大噴水
 レーベルの音源を使用したコンピレーション

CYPRES (白) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

 旧譜はこちらから
CYP-2624
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(CD+Blu-ray)
2枚価格
カイヤ・サーリアホ: Ekstasis
  + 作曲家&映像作家ジャン=バティスト・バリエールによる作品、6つの映像 + インタヴュー

 アリサ・ネージュ・バリエール(Vn) カミラ・ホイテンガ(Fl)
 ラファエレ・ケネディ(Vo) エレクトロニクス

DIVINE ART (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 なお、CD-R 製版品が含まれる可能性があり、プレス盤の指定はお受けできません。旧譜はこちらから
DDA-25190
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(2CD)
ダイアナ・ボイル、J.S.バッハを弾く
 フランス風序曲 BWV.831 /フランス組曲第1番 ニ短調 BWV.812 /
 シンフォニア〔第5番 変ホ長調 BWV.7911 /第11番 ト短調 BWV.797 /第4番 ニ短調 BWV.790 /
        第13番 イ短調 BWV.799 /第8番 ヘ長調 BWV.794 /第7番 ホ短調 BWV.793 /
        第6番 ホ長調 BWV.792 /第12番 イ長調 BWV.798 /第9番 ヘ短調 BWV.795 〕

 ダイアナ・ボイル(P)
 録音:2017年6月20日-28日、ポットン・ホール、サフォーク、 UK 。
アルチョーモフ(1940-):
 ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための交響曲「イン・スペ」/ラテン語による讃歌集
  イヴァン・ポチェキン(Vn) アレクサンドル・ブズロフ(Vc)
  ナジェジダ・パブロワ(S) ヴァレンティン・ウリューピン指揮ロシア・ナショナルo.
 録音:2018年3月。
ウストヴォーリスカヤ:
 ヴァイオリンとピアノのための作品全集
エフゲニー・ソルキン(Vn)
ナタリア・アンドレーエワ(P)
 録音:2018年。
TURNING TOWARDS-YOU 〜ロビン・ウォーカー
 祈る人と2つの魂の踊り(2007) (*) /石の上の骨の歌(2018) (#) /
 のどが渇いた(1994) (+) /あなたの方を向いて(2014) (**) /
 彼の心は水の上を越えて(2003) (##) /聖マリアの秘跡(2003) (++) /
 彼女は私をケイトン・ベイに連れて行った(2018) (***)
  ジョン・ターナー(リコーダー;*/++) エマ・マグラス(Vn;*/***)
  マンチェスター・シンフォニア(*) レオン・ボッシュ(Cb;#/**)
  マンチェスター室内アンサンブルSQ (+) キム・ミンユン(P;**)
  ジェニファー・ラングリッジ(Vc;##)
 録音:1999年(+) /2018年(+以外) 。
アルチョーモフ(1940-):
 星の風/変奏曲「 Nestling Antsali 」/.Snï pri lunnom svetye /ロマンティックなカプリッチョ/朝の歌/情景

 ミハイル・ツィンマン(Vn) アレクサンドル・ルーディン(Vc)
 コンスタンティン・エフィモフ(Fl) アンドレイ・クズネツォフ(Hr)他
 録音:1976年-1994年。
人生のワゴン〜イギリス近現代の歌曲集
 マーク・ローリンソン(Br) ピーター・ローソン(P)

eos guitar edtion (瑞) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

PASSAGE WEST 〜アイルランドとスコットランドのバラード集
 ミヒャエル・ヴィンクラー(G) アンドレアス・ヴィンクラー、
 マリウス・スヴェリソン、リー・マオリ(Vo) ニナ・ウルリ(Vn)/他

FUGA LIBERA (白→仏) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

 旧譜はこちらから(価格が異なります)。
リラのラクリメ〜追放者の涙
 ダウランド(1563-1626):ラクリメ あるいは7つの涙(1604)〜ギリシャのリラとヴィオラ・ダ・ガンバで

  ソクラティス・シノプロス(リラ) ラシュロン〔ヴィオール合奏〕
ニンフたちと花たち〜19世紀フランスの合唱曲集
 ブノワ・ジオー、フロランス・ユビー指揮 ロール・デルカンプ(S)
 ギィ・パンソン(P|使用楽器:エラール、1892年製) ラ・コラリーヌ

GRAMOLA (墺) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

 旧譜はこちらから
妄執〜無伴奏ヴァイオリン作品集
 クライスラー、ハンドシキン、パガニーニ、イザイの作品
  エレーナ・デニーソヴァ(Vn)
魅惑〜トマジ、ボザ、フランセ/他
 トリオ・ミニョン・ウィーン[Ob/Cl/Fg]
Plaisanteries〜モーツァルト、プロコフィエフ、ベートーヴェン
 ハンナ・バッハマン(P)

GRAND PIANO (香港?) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 知られざるピアノ作品にスポットを当てることを目的に、2012年に発足したレーベル。発売元は、一時の NAXOS と同じ HNH INTERNATIONAL 名義となっている。世界初録音を含むレアなピアノ作品を中心に、年に15タイトル程新譜がリリースされる予定。
バラキレフ:ピアノ作品全集 Vol.4
 ニコラス・ウォーカー(P)
ポルトガルのピアノ作品集
 フアナ・ガマ(P)
バラッシャ:ピアノ作品全集 Vol.1
 イシュトヴァーン・カッシャイ(P)
バール・ハスラム:上層世界のメロディ
 ミカエル・アイラペティアン(P)

KAIROS (墺) 特記以外
 価格帯記載無し[CD/SACD]:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)
 価格帯D[一部DVD]:1枚あたり¥5720(税抜¥5200)

 旧譜はこちらから
まぶた〜リザ・シュトライヒ(1985-):
 ローラ・スノウデン(G) マヌエル・ナウリ指揮ベルリン=ドイツso.
 エレーナ・シュヴァルツ指揮アンサンブル・ムジークファブリーク/他
ジョルジョ・ネッティ(1963-):
  necessità d’interrogare il cielo (1996/99) / ultimo a lato (2005)
  パトリック・シュタードラー(ソプラノSax)
0015044-KAI
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(CD+DVD)
価格帯:D
Augmented 〜シュテファン・プリンス(1979-):
 ヤーロン・ドイチュ(電気G) シュテファン・プリンス(ライヴ・レクトロニクス)
 クラングフォルム・ウィーン、ナダール・アンサンブル
 # DVD は PAL 仕様のため国内通常映像機器では再生出来ず、パソコンでの再生保証もありません。

LICANUS 特記以外 1CDあたり¥2970(税抜¥2700)

 スペインのバレンシアに本拠を置いて活動するピリオド楽器アンサンブル、カペリャ・デ・ミニストレルス自らが創設したレーベル。旧譜はこちらから
ルクレツィア・ボルジアをめぐる史実・神話・伝説
 カペリャ・デ・ミニストレルス、カルレス・マグラネル

LINN (英) 特記以外:1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

 旧譜はこちらから
リヒャルト・シュトラウス:英雄の生涯/「ばらの騎士」組曲
 トマス・セナゴー指揮ロイヤル・スコティッシュ国立o.
コープランド&チャベス:交響曲
 カルロス・ミゲル・プリエト指揮オーケストラ・オブ・ジ・アメリカズ

METIER (英) 〔含映像商品〕 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
IN ABSENTIA 〜イランの作曲家による弦楽作品集
 フォウジエ・マイド(1938-):
  弦楽四重奏のための「夢の国」(1997/2006改訂) /
  ヴァイオリンとチェロのための「 Faraghi (In Absentia) 」(2017)
 アミール・マヤル・タフレシプール(1974-):
  独奏ヴァイオリンのための「 Pendar 」(2017) /
  弦楽四重奏のための「壊れた時」(2013)
 ダラー・モーガン、パトリック・サヴェージ(Vn)
 フィオナ・ウィニング(Va) デイードリー・クーパー(Vc)
 録音:2018年5月23日-24日、聖シラス教会、ケンティッシュ・タウン、ロンドン、 UK 。
THE DREAM BRIDGE 〜アイヴズ&カウエル:歌曲集
 アイリッシュ・E.ケリガン(Ms) ウラディーミル・ヴァルディヴィア(P)
 録音:2017年。
Mountains 〜近代ピアノ作品集
 スカルソープ(1929-2014):マウンテンズ / ヒスコックス(1963-):トッカータ
 マスランカ(1943-2017):ピアノの歌 / ドン・バンクス(1923-1980):ペッツォ・ドラマティコ
 クーネ(1956-):トワイライト・レイン / ロックバーグ(1918-2005):カーニバル・ミュージック
 バーニー・チャイルズ(1926-): Heaven to Clear When Day Did Close

  ジョン・マッケイブ(P)
 録音:1985年、EMI 301スタジオ、シドニー、オーストラリア|初発売音源|ソース:カセット・テープ(マスター紛失)。
ジャイプルからカイロへ
 クァトロ・プントス・レジデント・ミュージシャンズ(アンサンブル)
Une rencontre 出会い〜シューマン&ミュライユ:作品集
 マリー・イティエ(Vc) マリー・ヴェルムラン(P) サミュエル・ブリコール(Fl)
 録音:2018年。

MUSO (白?/仏?) 特記以外 1CDあたり¥3520(税抜¥3200)

英国へ渡った合奏協奏曲
 アレッサンドロ・スカルラッティ、フランチェスコ・スカルラッティ、
 フランチェスコ・ジェミニアーニ、チャールズ・エイヴィソン、アルカンジェロ・コレッリの作品

  マルティナ・パストゥシカ(Vn)指揮
  {oh!} オルキェストラ・ヒストリチナ〔ピリオド楽器使用〕

ORCHID CLASSICS 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 イギリスのヴァイオリニスト、マシュー・トラスラーによって2005年に設立されたレーベル。ロイヤル・フィルの自主製作盤( RPO 記号 で始まるもの)も含む。
 旧譜はこちらから
グッドイヤー&ガーシュウィン
 ステュアート・グッドイヤー(1978-):カラルー/ピアノ・ソナタ
 ガーシュウィン(1898-1937):ラプソディ・イン・ブルー(オリジナル・ジャズ・ヴァージョン)

 ステュアート・グッドイヤー(P) ウェイン・マーシャル指揮チネケ!オーケストラ
 録音:2018年7月。
ジョナサン・ダヴ(1957-):管弦楽作品集
 ローレンス・ザッゾ(CT) ティモシー・レドモンド指揮 BBC po.
 録音:2018年9月。

ORFEO 特記以外 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
リヒャルト・シュトラウス
 チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6 (*) /献呈 Op.10 No.1 (*) /
 愛を抱いて Op.32 No.1 (*) /交響詩「ドン・キホーテ」 Op.35 (#)
  ダニエル・ミュラー=ショット(Vc) ヘルベルト・シュフ(P;*)
  クリストファー・ムーア(Va;#) アンドルー・デイヴィス指揮メルボルンso.(#)
 録音:2019年1月17日、ドイツ放送室内楽ホール(*) /2017年6月21-26日、ハーマー・ホール・アーツ・センター、メルボルン(#)|他出: ABC Classics, 481 747-1 (#) 。
MP-1901
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(2CD)
1CD価格
ライスター + フリューベック・デ・ブルゴス〜
  ルイ・シュポア
(1784-1859):クラリネット協奏曲集
 〔第1番 ハ短調 Op.26 (*) /第4番 ホ短調 WoO.20 (*) /第2番 変ホ長調 Op.57 (#) /第3番 ヘ短調 WoO.19 (#) 〕

  カール・ライスター(Cl)
  ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮シュトゥットガルト放送so.
 録音:1983年6月20日-25日、12月17日-22日、南ドイツ放送局|既出品番: C 088101 A (*), C 088201 A (#) |ドイツ・レコード批評家賞、仏 ディアパソン誌「ディアパソン・ドール」、各受賞&獲得盤。

PARACLETE PRESS (米) 1枚あたり¥4400(税抜¥4000)

Call to Freedom 〜アメリカの吹奏楽曲集
 ガブリエルV金管アンサンブル
クリスマス・ガーランド
 グローリエ・デイ・カントレス
The Season's Sacred Mystery
 グローリエ・デイ・カントレス
A CAROLING CHRISTMAS
 グローリエ・デイ・カントレス
Make His Praise Glorious
 グローリエ・デイ・カントレス
ウィリアム・マサイアス:宗教合唱曲集
 グローリエ・デイ・カントレス
PAR-27
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(3CD)
グレゴリオ聖歌でたどるキリストの生涯
 グローリエ・デイ・カントレス・スコラ
バビロン川のほとりに
 グローリエ・デイ・カントレス
PARCD-28
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(2CD)
J.S.バッハ
 神の時こそいと良き時 BWV.106 /前奏曲とフーガ ト長調 BWV.550 /平安、汝とともにあれ BWV.158 /
 トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564 /イエス、わが喜び BWV.227 /
 わが魂なるイエスよ BWV.78 /主に向かって新しき歌をうたえ BWV.225 /前奏曲とフーガ 変ホ長調「聖アン」 BWV.552

 シャロン・ファイファー(Org)
 エリザベス・パターソン指揮グローリエ・デイ・カントレス
主は我が羊飼い
 グローリエ・デイ・カントレス
アパラチアン・スケッチ
 グローリエ・デイ・カントレス
グレゴリオ聖歌集〜 The Beloved Son
 グローリエ・デイ・カントレス・スコラ
グレゴリオ聖歌集〜 The Coming of Christ
 グローリエ・デイ・カントレス・スコラ
グレゴリオ聖歌集〜 I am with you
 グローリエ・デイ・カントレス・スコラ
Esperanza 〜スペイン音楽の贈り物
 グローリエ・デイ・カントレス
Thou Art My Refuge
 グローリエ・デイ・カントレス
PARCD-39
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(2CD)
モーツァルト合唱作品集
 グローリエ・デイ・カントレス
PAR-41
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(3CD)
PSALMS TO LIVE BY...
 グローリエ・デイ・カントレス
誠実と希望の詩篇集
 グローリエ・デイ・カントレス
主の恵みはとこしえまで
 グローリエ・デイ・カントレス
PARCD-47
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(HYBRID_SACD)
スヴィリードフ、ラフマニノフ、チャイコフスキー
 グローリエ・デイ・カントレス
PARCD-48
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(HYBRID_SACD)
マンドルラ〜合唱曲名作集
 グローリエ・デイ・カントレス
PARCD-49
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(HYBRID_SACD)
リスト宗教合唱曲集
 グローリエ・デイ・カントレス
Keeping Christmas
 グローリエ・デイ・カントレス
PARC-51
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(HYBRID_SACD)
天使の聖歌
 グローリエ・デイ・カントレス・スコラ
PARCD-52
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(HYBRID_SACD)
ホヴァネス:宗教合唱曲集
 グローリエ・デイ・カントレス
クリスマス・イン・ブラス
 グローリエ・デイ・カントレス
PARCD-55
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(HYBRID_SACD)
聖母マリアの聖歌
 グローリエ・デイ・カントレス・スコラ
PARCD-56
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(HYBRID_SACD)
フランスの宗教的歌曲集 Vol.1 〜 1198-1609
 グローリエ・デイ・カントレス
PARCD-57
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(HYBRID_SACD)
精霊の聖歌
 グローリエ・デイ・カントレス・スコラ
パレストリーナ:ミサ曲とモテット集
 グローリエ・デイ・カントレス
メンデルスゾーン&ブラームス:モテット集
 グローリエ・デイ・カントレス
ルネサンスの巨匠たち
 グローリエ・デイ・カントレス
万華鏡/歌にみるアメリカの信仰
 グローリエ・デイ・カントレス
ラインベルガー:作品集
 グローリエ・デイ・カントレス
BE MERRY
 グローリエ・デイ・カントレス
クリスマスの聖歌
 グローリエ・デイ・カントレス・スコラ
復活祭の聖歌
 グローリエ・デイ・カントレス・スコラ
主イエスの変容の聖歌
 グローリエ・デイ・カントレス・スコラ
クリスマスを歌おう
 グローリエ・デイ・カントレス

RAMEE (独→仏) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

 ご案内済旧譜はこちらから
カメレオン〜テレマン(1681〜1767):室内楽作品集
 ニュー・コレギウム〔ピリオド楽器使用〕

RESONUS CLASSICS (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

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小道と踏み段を通って〜ジェラルド・フィンジ(1901-1956):
  弦楽四重奏をともなう作品集〔 (*):クリスティアン・アレグザンダー編曲〕
 ロマンス Op.11 (弦楽四重奏のための編曲版)(*) /
 バリトンと弦楽四重奏のための歌曲集「小道と踏み段を通って」 Op.21 (#) /
 前奏曲(弦楽四重奏のための編曲版)(*) /オーボエと弦楽四重奏のための間奏曲 Op.21 /
 エレジー Op.22 (弦楽四重奏のための編曲版)(*) /
 5つのバガテル Op.23 (クラリネットと弦楽四重奏のための編曲版)(*)
 フィンジSQ マーカス・ファーンズワース(Br)
 ロバート・プレーン(Cl) ルース・ボリスター(Ob)
 録音:2012年2月5日-7日、オール・セインツ教会、イースト・フィンチリー、ロンドン、 UK | (C) (P) 2019 。
RES-10239
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(2CD)
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846-869
 スティーヴン・デヴァイン(Cemb|使用楽器:ダブル=マニュアル、
   コリン・ブース、2000年製〔モデル:シングル=マニュアル、
    クリストフ・フライシャー〈ハンブルク〉、1710年製〕/調律:キルンベルガー III
 録音:2018年5月4日-7日、聖メアリー教会、バーゾール、ノース・ヨークシャー、 UK | (C) (P) 2019 。
RES-10240
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(2CD)
フランソワ・クープラン(1688-1733):クラヴサン曲集第4巻
 ギジェルモ・ブラケッタ(Cemb)
 録音:2018年9月3日-6日| (C) (P) 2019 。
フォルテピアノによるピアノ・ソナタ集
 ベートーヴェン:ソナタ ニ短調 Op.31 No.2 「テンペスト」
 ハイドン:ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI: 52 / モーツァルト:ソナタ ヘ長調 K.533 (494)

  ヴァレヴァイン・ヴィテン(Fp|使用楽器:
    ヘラルド・トゥインマン製〔モデル:ヴァルター&ゼーネ、1805年製〕
 録音:2017年5月25日-28日、イエス=キリスト教会、ベルリン=ダーレム| (C) (P) 2019 。
魔法の魚〜ジョン・マッケイヴ(1939-2015):オルガン作品集
 トム・ウィンペニー(Org)
 録音〔使用楽器〕:2014年8月20日-21日、アルバン大聖堂、ハートフォードシャー、 UK 〔ハリソン&ハリソン〕。
INV-001
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(2CD)
ヒエロニムス・プレトリウス(1560-1629):モテット集
 デイヴィッド・スキナー指揮アラミレ〔アンサンブル〕、
 ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ スティーヴン・ファー(Org)
 録音:2018年-2019年| (C) (P) 2019 。

RICERCAR (白→仏) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

 ご案内済旧譜はこちらから
バッハ一族の教会カンタータ
 ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):
  ああ、そばにいて下さい、主イエス・キリスト/主よ、王はあなたの力を喜んで迎える
 ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703):
  主を畏れることは/主よ、こちらを向いて慈悲を下さい/天においても戦いがあった
 ハインリヒ・バッハ(1615-1692):わたしはあなたに感謝する、神よ
 J.S.バッハ(1685-1750):キリストは、たとえ死の縄目に繋がれ BWV.414

  リオネル・ムニエ(音楽監督)ヴォクス・ルミニス
 録音:2018年9月、ジェディンヌ聖母教会、ナミュール地方、ベルギー南部。
ジョスカン・デプレ:シャンソン集
 ドゥルセス・エクスヴィエ ロマン・ボクレール(Br)
 ボル・ズリアン(ブレイ・リュート)
 録音:2018年10月、サンテーユ聖母教会、フランス。

SOLO MUSICA (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 クラシックを中心とし、クロスオーヴァー、ジャズのアイテムも発売するレーベル。旧譜はこちらから
パウル・ミュラー=チューリヒ(1898-1993):室内楽作品集
 弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調 Op.4 (1921) /
 弦楽三重奏曲 Op.46 (1950) /弦楽五重奏曲 ヘ長調 Op.2 (1919) (*)
  カザルSQ ラズヴァン・ポポヴィチ(Va;*)
 録音:2017年|世界初録音。
SM-308
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(2CD)
1939 〜1939年に作曲されたヴァイオリン協奏曲集 ウォルトン、ハルトマン、バルトーク
 ファヴィオラ・キム(Vn) ケヴィン・ジョン・エドゥセイ指揮ミュンヘンso.
 録音:2018年-2019年。
SM-309
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(2CD)
ヘレン・ブッフホルツ:大きな憧れを抱いて
 ゲルリンデ・ゼーマン(S) クロード・ウェーバー(P)
 録音:2018年。
ベートーヴェンピアノ・ソナタ集〔第20番/第14番/第30番/第23番〕
 フィリップ・アントルモン(P)
 録音:2017年。
Northern Lights 〜グリーグ、アウリン、シベリウス、民謡
 デュオ・フロシュハンマー[Vn/P]
 録音:2018年。
WS-020
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(2CD)
ベルリオーズ:幻想交響曲/レリオ
 フィリップ・ジョルダン指揮ウィーンso.、ウィーン楽友協会cho.
 シリル・デュボワ(T) フローリアン・センペイ(Br)
 イングリッド・マルゾーナー(P) ジャン=フィリップ・ラフォン(語り)
 録音:2018年11月10日-11日。

SOMM (英) 特記以外 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 一部にCD-R製版品があり、プレス盤を指定した御注文はお受け出来ません。旧譜はこちらから
キャスリーン・フェリアー〜バッハを祝して〜J.S.バッハ(1685-1750):
 マニフィカト BWV.243.2 (*) /
 カンタータ(すべて英語歌唱)
  〔第11番「神をそのもろもろの国にて頌めよ」 BWV.11 (#) /
   第67番「留めよ心に主イエスを」 BWV.67 (+) /第147番より「主よ、人の望みの喜びよ」(**) 〕

 キャスリーン・フェリアー(A;**以外)
 フリートル・リークラー、イルムガルト・ゼーフリート(S;*)
 フーゴー・マイヤー=ヴェルフィング(T;*) オットー・エーデルマン(B;*)
 フォルクマール・アンドレーエ指揮 VPO (*)
 ウィリアム・ハーバート(T;#/+) ウィリアム・パーソンズ(B;#/+)
 レジナルド・ジャック指揮ジャックo.(*以外)
 録音:1950年6月10日、ムジークフェラインザール、ウィーン、ライヴ、初出音源(*) /1949年10月6日(#)、8日(**)、11月1日(*)、3日(+)、キングズウェイ・ホール、ロンドン(*以外) | (P) (C) 2019 。
トスカニーニ、初出/他〜アメリカからのエルガー (1857-1934) Vol.1
 「エニグマ」変奏曲 Op.36 (*) /チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85 (#) /
 交響的習作「ファルスタッフ」 Op.68 (+)
  アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC so.(*)
  グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc;#) ジョン・バルビローリ指揮(#)
  アルトゥール・ロジンスキ指揮(+) ニューヨーク・フィルハーモニックso.(#/+)
 録音:1949年11月5日、 8H スタジオ、ラジオ・シティ(*) /1940年11月10日(#)、1943年10月10日(+)、カーネギー・ホール(#/+)、すべてニューヨーク、 US 、ライヴ| (*)は初出音源、(+)は初商業リリース|オーディオ修復&リマスタリング:ラーニ・スパー [Lani Spahr] |(C) (P) 2019 。
COLOUR AND LIGHT 〜20世紀イギリスのピアノ作品集
 ネイサン・ウィリアムソン(P)
 録音:2018年。

STEINWAY & SONS (米) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800) 〔SACD盤も同一価格〕

 1853年にニューヨークで設立されたピアノメーカー "Steinway & Sons" 、いわゆる「スタインウェイ」が、2010年10月に立ち上げたレコード・レーベル。ウテ・レンパーの官能的な歌声や、カナディアン・ブラスの妙技など、ピアノ関連以外のアルバムもリリースしている。
Evocation
 メシアン:「鳥のカタログ」〜第6番「モリヒバリ」 / モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397
 スクリャービン:ピアノ・ソナタ〔第2番 嬰ト短調 Op.19「幻想ソナタ」/第9番 Op.68「黒ミサ」〕

 クララ・ミン(P)
ドビュッシー(1862-1918):チェロ・ソナタ ニ短調
ブラームス(1833-1897):クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
 ブライアン・ソーントン(Vc) アフェンディ・ユスフ(Cl) スペンサー・マイヤー(P)

TOCCATA CLASSICS 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839-1916):
 ピアノ作品集 Vol.1
イェンス・バルニーク(P)
 録音:2017年|世界初録音。
1ハインリヒ・ズーターマイスター(1900-1995):管弦楽作品集 Vol.1
 ライナー・ヘルド指揮ロイヤルpo.
 録音:2018年|世界初録音。
フアン・カバニリェス(1644-1712):
  鍵盤楽器のための作品集 Vol.3 〜オルガン、またはチェンバロのための21の作品集
 ティモシー・ロバート(Org/Cemb)
 録音:2004年、2015年、2017年|含・当版による世界初録音。
デイヴィッド・ハックブリッジ・ジョンソン(1963-):管弦楽作品集 Vol.3
 ポール・マン指揮リエパーヤso.
 録音:2017年-2018年|世界初録音。
イーゴリ・レイヘルソン(1961-):ピアノと室内楽のための作品集 Vol.2
 ピアノ三重奏曲第2番 ロ短調(2004) (*) /ピアノのための5つの短い小品(2005) /
 ヴァイオリンとピアノのためのメロディ(2008) (#) /
 ピアノ四重奏曲 嬰ト短調「ローベルト・シューマンへのオマージュ」(2002) (+)
  コンスタンティン・リフシッツ(P) エカテリーナ・アスタショーワ(Vn;*/+)
  アレクサンドル・クニャーゼフ(Vc;*/+) マルク・ブシュコフ(Vn;#) アンドレイ・ウソフ(Va;+)
 録音:2017年6月10日、15日-18日、モスクワ、ロシア|世界初録音。
カール・レーヴェ(1796-1869):ピアノ作品集 Vol.2
 リンダ・ニコルソン(P|使用楽器:エラール、1839年頃製
 録音:2017年|含・世界初録音。
ピーター・ラシーン・フリッカー(1920-1990):オルガン作品集
 トム・ウィンペニー(Org)
 録音:2018年|含・世界初録音。
ローベルト・フュルステンタール(1920-2016):室内楽作品集 Vol.1
 2つのオーボエとピアノのためのソナタ ニ短調 Op.56 /チェロ・ソナタ ヘ短調 Op.58 /
 ヴィオラ・ソナタ ニ短調 Op.57 /ヴァイオリン・ソナタ 変ロ短調 Op.43 /ピアノ三重奏曲 Op.65

 ロゼッティ・アンサンブル
  [マルコム・メッシター、クリストファー・オニール(Ob) サラ・トリッキー(Vn)
   サラ=ジェーン・ブラッドリー(Va) ティモシー・ロウ(Vc) ジョン・レネハン(P)]
 録音:2018年|世界初録音。
編曲によるシューマン〜シューマン/アンッシ・カルットゥネン編曲:
  子供のためのアルバム Op.68 (弦楽三重奏のための編曲版/原曲:ピアノ独奏)
 ゼブラ・トリオ
  [エルンスト・コヴァチッチ(Vn) スティーヴン・ダン(Va) アンシ・カルットゥネン(Vc)]
 録音:2018年|当版による世界初録音。
エミール・ジャック=ダルクローズ(1865-1950):ピアノ作品集 Vol.2
 パオロ・ムナン(P)
 録音:2018年|世界初録音。
メキシコのセレナータ
 アレハンドロ・バスルト(1984-):
  弦楽のための小セレナータ・ランチェーラ(2018) /
  ギターと室内オーケストラのためのジグ変奏曲(2016)
 アルトゥロ・マルケス(1950-):
  テノールとハープのための「 Dibujos sobre un Puerto 」(2001) /
  ハープと室内オーケストラのための協奏曲「仮面」(1998-99)
 モルガン・シマンスキ(G) ジェイミー・マクドゥーガル(T)
 ガブリエッラ・ダッローリオ(Hp)
 デイヴィッド・カーティス指揮シェイクスピア・シンフォニア
 録音:2018年|世界初録音。
エストニアの呪文〜ギターをともなう様々なエストニアの作品集
 マルジ・ナイマン(G) アンドレ・マーカー(7弦エレクトリックG)他
 録音:2016年|世界初録音。
突飛な運命〜トロンボーンと吹奏楽のための作品集
 ブレット・ベイカー(Tb) リード・トーマス指揮ミドル・テネシー州立大学ウィンド・アンサンブル
 録音:2016年、2018年|世界初録音。
北の舞曲〜スカンディナヴィアとエストニアの民謡集
 グンナー・イーデンスタム(Org) エリック・リドヴォール(ニッケルハルパ)
 録音:2018年|世界初録音。



映像新譜




C−MAJOR 特記以外
 1枚物DVDアイテム:¥5280(税抜¥4800)|2枚物&1枚物ブルーレイ・アイテム:¥7260(税抜¥6600)

 旧譜はこちらから
80-1408
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(2DVD)
チャイコフスキー:歌劇「スペードの女王」
 ブランドン・ジョヴァノヴィチ(T;ゲルマン) イゴール・ゴロヴァテンコ(Br;エレツキー公爵)
 エフゲニア・ムラヴィエワ(S;リーザ) ハンナ・シュヴァルツ(Ms;伯爵夫人)
 ヴラジスラフ・スリムスキー(Br;トムスキー伯爵/プルータス)
 アレクサンダー・クラベッツ(T;チェカリンスキー) オクサナ・ヴォルコワ(Ms;ポリーナ)
 エルンスト・ラッフェルスベルガー合唱指揮ウィーン国立歌劇場cho.、
 ヴォルフガング・ゴッツ合唱指揮ザルツブルク音楽祭および劇場児童cho.

 マリス・ヤンソンス指揮 VPO 演出:ハンス・ノイエンフェルス 装置:クリスティアン・シュミット
 衣装:ラインハルト・フォン・デア・タンネン 照明:ステファン・ボリガー
 映像:ニコラス・フンベルト、マルティン・オッター
80-1504
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(Blu-ray)
 収録:2018年8月2日、10日、13日、ザルツブルク祝祭大劇場、オーストリア、ザルツブルク音楽祭、ライヴ|映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 183分|字幕:英独仏日韓。 ブルーレイ仕様: 1080i HD | dts-HD MA 5.1 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.1 ハンス・ノイエンフェルスの新演出によるチャイコフスキー≪スペードの女王≫。ヤンソンスは2016年にオランダ国立歌劇場で同演目を指揮して好評を博しているだけにこの上演も見逃せない。演出は、現代ドイツを代表する鬼才ハンス・ノイエンフェルス。物議を醸したバイロイト音楽祭での≪ローエングリン(2012年)≫など過激な演出で知られており、今回の上演も大変注目されていた。原作は、ロシアの国民的作家プーシュキンの「スペードの女王」。18世紀の貴族社会を舞台に、ギャンブルで身を滅ぼす近衛仕官ゲルマンの姿を描いた小説。それにチャイコフスキーの弟モデストが台本を書き上げ、チャイコフスキーがよりドラマティックなオペラとして仕上げている。今回のノイエンフェルスの演出は、前衛的な設定ではあるものの、意外にも音楽に寄り添ったもので、歌手陣や演奏の素晴らしさが際立つ。ゲルマン役のジョヴァノヴィチの歌唱は圧倒的なものがり、悲劇的な熱演と圧巻の歌唱を聴かせてくれる。またエレツキーのゴロヴァテンコ、トムスキーのスリムスキー、チェカリンスキーのクラヴェッツともに男性歌唱陣の好演が目立つ。また大ベテランのハンナ・シュヴァルツの伯爵夫人も存在感がある。マリス・ヤンソンスも現在体調が心配されるが、この時は3時間に及ぶオペラを見事まとめあげ、チャイコフスキーの甘美な旋律をVPOの美しく落ち着いた響きを引き出した、素晴らしい演奏を聴かせてくれる。

EURO ARTS DVD/Blu−ray  特記以外 
 価格帯E3:¥4400(税抜¥4000) / 価格帯E4:¥5500(税抜¥5000)

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20-55828
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(2DVD)
価格帯:E4
ドキュメンタリー「ヤニック・ネゼ=セガン」
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番
ヤニック・ネゼ=セガン指揮
ロッテルダムpo.
 監督:クリスティアーン・ファン・スヘルムベーク|画面: 16:9 | NTSC | PCM ステレオ|字幕:英独仏日韓|ドキュメンタリー:75分 + コンサート: 64分|リージョン ALL 。フィラデルフィアo.(2012年〜)、メトロポリタン歌劇場(2018年〜)と世界屈指のオーケストラ、歌劇場を率いるヤニック・ネゼ=セガン。この映像は、世界中の音楽ファンを魅了する彼のエネルギー、繊細さ、そして音楽性に迫るドキュメンタリー。2008年からゲルギエフの後任としてロッテルダムpo. の首席指揮者を務めていたが、2018年で任期を終え現在は名誉指揮者として良好な関係を続けている。本映像では、ロッテルダム・フィルとのブルックナー交響曲第8番のリハーサル、そして団員たちのインタビューを中心に構成されており、彼らとの交流やネゼ=セガンのエネルギッシュかつ細やかなリハーサル風景を見ることが出来る。また、彼の故郷カナダ・モントリオールに本拠地を置くメトロポリタン管弦楽団との20年に渡る家族的な関係もクローズアップされている。そして両親へのインタビューも含まれ、モントリオールは彼の故郷であり彼の音楽的な「本拠地」として常に大切にしていることが窺える。さらにネゼ=セガンは同性愛者であることを公表しているが、パートナーでヴィオラ奏者でもあるピエール・トゥルヴィルも登場し、彼のオープンな人柄をあらわしている。そして彼が敬愛しているカルロ・マリア・ジュリーニについても語っている。コンサート映像には、ロッテルダム・フィルとのショスタコーヴィチの交響曲第4番を収録。この演奏からもわかるように、10年間にわたる蜜月の成果が結実した見事な演奏を聴かせてくれる。
20-67818
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(DVD)
価格帯:E3
ショスタコーヴィチ
 交響曲第15番 イ長調 Op.141
ミヒャエル・ザンデルリング指揮
ドレスデンpo.
 収録:2019年2月13日、ドレスデン文化宮殿、ニュー・コンサートホール|映像監督:ヤーノシュ・ダルヴァシュ|画面: 16:9 | NTSC | PCM ステレオ、 DD 5.1 、 DTS 5.1 |字幕:英独(インタビュー)|リージョン All | 50分(コンサート) + 14分(インタビュー)。 第二次世界大戦の終盤に連合軍によって行われた大空襲ドレスデン爆撃(1945年2月13日)からまもなく75年を迎えようとしている。この映像は、空爆と同日2019年2月13日にドレスデンで行われた公演の模様が収録されている。演奏は、150年の伝統を誇るドレスデンpo. と首席指揮者ミヒャエル・ザンデルリングによるもので、ショスタコーヴィチの最後の交響曲第15番が演奏された。両者の関係はミヒャエルが首席指揮者に就任した2011年以来大躍進しており、マズア、ヤノフスキ、デ・ブルゴスらに続きこの老舗オーケストラはミヒャエルを迎え、いままさに新時代を築いている。ベートーヴェンとショスタコーヴィチの録音プロジェクトも高く評価され、特にショスタコーヴィチは、作曲者自身と親交のあった父クルトの存在も大きいクルト・ザンデルリングの演奏はムラヴィンスキーと双璧と言われただけに、ミヒャエルがどのように演奏されているのか、大いに期待させる。またドレスデン・フィルの本拠地としても知られる文化宮殿(クルトゥーアパラスト)が2017年4月にリニューアルオープンし、当映像でも音響も改善された新たなホールで演奏されている。

BEL AIR CLASSIQUE DVD/Blu−ray Disc
 DVD 1枚のアイテム:¥4620(税抜¥4200)/2枚のアイテム:¥7700(税抜¥7000)
 Blu−ray Disc 1枚あたり¥7700(税抜¥7000)

 旧譜はこちらから
BAC-152
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(DVD)
ミカエル・レヴィナス(1949-):マルコ受難曲(2017)
 マガリ・レジェール、マリオン・グランゲ(S) ギレーム・テライユ(CT)
 マテュー・デュブロカ(Br) マリー・ハマール(Ms) トリスタン・ブランシェ(T)他

 マルク・キソッツィ指揮ローザンヌ声楽アンサンブル、ローザンヌ室内o.
BAC-552
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(Blu-ray)
BAC-163
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(DVD)
バレエ「コッペリア」
 マルガリータ・シュライネル、ア、チョム・オフチャレンコ、アレクセイ・ロパレーヴィチ、
 ボリショイ劇場バレエ団、ボリショイ・バレエ・アカデミー、パーヴェル・ソロキン指揮ボリショイ劇場o.&cho.
BAC-463
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(Blu-ray)
BAC-166
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(DVD)
ノルウェー国立バレエ〜「ゴースト」(原作:ヘンリク・イプセン)
 アンドレアス・ヘイセ、クリストファー・アスク・ハグルンド、カミーラ・スピッツオー、
 グレーテ・ソフィーエ・ボールンド・ニューバッケン、ノルウェー国立バレエ団/他
BAC-566
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(Blu-ray)
BAC-167
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(DVD)
ノルウェー国立バレエ〜「ヘッダ・ガーブレル」(原作:ヘンリク・イプセン)
 グレーテ・ソフィーエ・ボールンド・ニューバッケン、シラス・ヘンリクセン、
 フィリップ・カレル、ノルウェー国立バレエ団/他
BAC-567
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(Blu-ray)
BAC-210
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(DVD)
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
 ペーター・マッテイ、ジル・カシュマイユ、ネイサン・バーグ/他
 ダニエル・ハーディング指揮マーラー室内o. 他
BAC-212
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(1DVD)
ボリショイ・バレエ「スペードの女王」「パッサカリア」
 ニコライ・ツィスカーゼ、リゼ・リエパ、スヴェトラーナ・ルンキナ、ヤン・ゴドフスキ
 ボリショイバレエ団のダンサーたち/

OPUS ARTE DVD/BD/CD
 価格帯4:¥5280(税抜¥4800) / 価格帯5:¥6380(税抜¥5800)

 旧譜はこちらから
OA-1286D
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(DVD)
価格帯:4
「白鳥の湖」リアム・スカーレット版
 マリアネラ・ヌニェス、ワディム・ムンタギロフ、エリザベス・マクゴリアン、
 ベネット・ガートサイド、アレクサンダー・キャンベル、高田茜、フランチェスカ・ヘイワード

 コーエン・ケッセルス指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.
OABD-7256D
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(Blu-ray)
価格帯:5
OA-1289D
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(DVD)
価格帯:4
バーバー:歌劇「ヴァネッサ」
 エマ・ベル(S) ヴィルジニー・ヴェレーズ(Ms)
 エドガラス・モントヴィダス(T) ロザリンド・プロウライト(A)
 ドニー・レイ・アルバート(Br) ウィリアム・トーマス(B)他
 ヤクブ・フルシャ指揮ロンドンpo.、グラインドボーンcho.
OABD-7258D
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(Blu-ray)
価格帯:5
OA-1226D
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(DVD)
価格帯:4
シェイクスピア:ヘンリー四世〔フィリダ・ロイド演出〕
 ハリエット・ウォルター、ソフィー・スタントン、クレア・ダン、
 ジェイド・アヌーカ、ジャッキー・クルーン、シャイロ・コーク、カレン・ダンバー


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