| 聖ニコラウスの夜 | ラ・レヴェルディ、 イ・カントーリ・グレゴリアーニ | |
| サンタクロースのモデルとなった聖ニコラウスのための「日課」の一部を、ケンブリッジ大学図書館所蔵の写本などにより再現。弱者の守護聖人であった聖ニコラウスを称える敬虔な儀式である。 | ||
| 白薔薇〜シャルル豪胆公の宮廷音楽 ウォルター・フライ: めでたし、処女なる御母/ ああ、ああ、ああ、が私の持ち歌 モテット「香油を注がれたおかげで」 アントワーヌ・ビュノワ: ベルジェレット「ずっとこんなふうに生きていけない」/ モテット「私の魂は滅ぼされた」 ヨハネス・オケゲム: ロンドー「あなたの姿が見えなくなってしまったら」 ロベルトゥス・ダングリア: 私の炎はこの偽りの舌を燃やす ロバート・モートン: ロンドー「あなたの思い出が私を守る」 作曲者不詳: シャンソン・リリク、バラードなど(8曲) |
クロフォード・ヤング指揮 フェレーラ・アンサンブル | |
| シャルル豪胆公治世(1467-1477)におけるブルゴーニュ公国は、当時の西ヨーロッパにおける最大勢力であり、その宮廷は音楽活動の中心でもあった。自身優れた音楽家でもあったシャルル豪胆公はヨーロッパ最高の礼拝堂楽団を組織し、ビュノワほか多くの才能あるフランドル楽派の音楽家たちがそこを活躍の舞台とした。このアルバムはブルゴーニュの宮廷音楽の最高にして最後の輝きをディスクに収めたもので、精妙で雅やかな美の極地をたっぷりと聞かせてくれる。録音も最高水準。ARCANAレーベル初のディジパック装丁の商品でもあった。 | ||
| ジョヴァンニ・ブオナヴェントゥーラ・ ヴィヴィアーニ(1638-1692?): カプリッチョ・アルモニコ集 Op.4 (教会および室内用) |
グナー・ レツボア(レツボール)(Vn) アンドレアス・ラックナー(Tp) ヴォルフガング・ツェラー (Cemb) ロベルト・センジ(Vg) ルチアーノ・コンティーニ (アーチリュート) カタリン・セベッラ(Fg) | |
| ヴィヴィアーニは17世紀にイタリアで活躍したコンポーザー=ヴァイオリニスト。Op.4においては、独唱カンタータを模倣して書かれた「シンフォニア・カンタービレ」や、トランペットと通奏低音のための2つのソナタが注目に値する。 | ||
| クイケン一族のドビュッシー ドビュッシー: 弦楽四重奏曲/シランクス/ ヴァイオリン・ソナタ/チェロ・ソナタ/ フルートとヴィオラ、ハープのためのソナタ/ |
シギスヴァルト・クイケン(Vn) ヴィーラント・クイケン(Vc) バルトルト・クイケン(Fl) ヴェロニカ・クイケン、 サラ・クイケン、 ピート・クイケン、 ソフィー・ハリンク | |
| ちょっとびっくりの1枚。あのクイケン兄弟が揃うだけでも今となっては驚きだが、彼らが一族郎党を引き連れてやってきた。さらに驚くべきは取り上げたのがドビュッシー・・・! | ||
| 貴重なる聖人伝 〜14世紀のイタリアのラウダ集 |
ラ・レヴェルディ | |
| 中世イタリアの典礼で読まれた聖人の伝記の一部は、その親しみやすさからラウダ(賛美歌)の歌詞となって広く歌われた。技巧的にも完璧なラ・レヴェルディは、ラウダのもつ美しさとともに、その世俗的な野性味もうまく表現していて、アルバムとしては録音ともども最高水準の出来を示している。 | ||
| A-305 レーベル品切れ 入荷未定 |
感謝か死か〜マショー:シャンソン集 ギョーム・ド・マショー(1300頃-1377): モテット「愛と全き美しさ」 ヴィルレー「おお、勇気ある婦人よ」 バラード「其の恋は安らぎをもとめるのでなく」 モテット「苦しみの心は息づき」 バラード「その美しさが辺り一面を照らし」 バラード「わが愛する婦人の心にはまむしが巣喰い」 モテット「怖れられし死も、わが心には」 バラード「嘆きに、愛おしき殉教者に」 モテット「甘き涙のひとしずくにも」 バラード「婦人よ、そなたはピグマリオン」 モテット「そなたの御前に死すべし」 バラード「かの婦人にはいかばかりの心もなく」 ロンドー「そなたが私を忘れたというなら」 ヴィルレー「おお、かけがえのない婦人よ」 モテット「王者を愛し、愛され」 ヴィルレー「悪しき甘さが我を弱らせ」 モテット「全き調和の秩序よ」 バラード「なきもの、そは自然の恵み」 ロンドー「薔薇、ゆり、春、緑草」 モテット「たぐいなき美よ」 |
フェラーラ・アンサンブル [キャサリン・ディネーン(S) レーナ・スサンネ・ノーリン (ヴィオール) エリック・メンツェル(T) シュテファン・グラント(B) カール・ハインツ・ シックハウス (ドルチェ・メロス) ランダル・クック (ハーディ=ガーディ) クロフォード・ヤング(G)] |
| 録音:1998年。フェラーラ・アンサンブルによる芳醇なマショー。 | ||
| エンリコ・ガッティの「音楽の捧げもの」! バッハ: 音楽の捧げもの BWV1079 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1021 フラウト・トラヴェルソ、ヴァイオリンと通奏低音のための トリオ・ソナタ BWV1038 |
エンリコ・ガッティ(Vn)指揮 アンサンブル・アウローラ | |
| 録音:1999年11月27日-12月1日、フォントヴロー修道院。古楽界の別格アーティスト、ガッティによる待ちに待ったバッハがついに発売。レコーディングは、ガッティが北とぴあ音楽祭のためラ・レアル・カマラ(エミリオ・モレーノ主宰)のメンバーとして来日し、帰欧した直後に行われた。 | ||
| A-307 レーベル品切れ 入荷未定 |
ノクス=リュクス〜フランス&イングランド 1200-1300 ドロン・ディヴィッド・シャーヴィンNox(1998) ヴィポ・フォン・ブルグント(11世紀):Victimae Paschali ペロティヌス(13世紀): Mors a primi patris / Mors, que stimulo / Mors morsu nata / Mors クラウディア・カッファーニ:Occasum(1999) 作曲者不詳(13世紀フランス): Pange melos lacrimosum / Balaam inquit / Huic placuit tres Magi Iam nubes dissolvitur / Solem / An doz mois de mai Crux forma penitentie / Sustinere / A la clarte qui tout enlumina Et illuminare / Porta preminentie / Porta penitentie / Portas 作曲者不詳(13世紀イングランド):Miri it is hwile sumer ilasts Sancta mater gracie / Do way Robin/Rosa frangrans エリザベッタ・デ・ミルコヴィク:Mors et vita duello(2000) 作曲者不詳(14世紀初頭イングランド): Caligo terrae scinditur / Virgo Maria 作曲者不詳(15世紀初頭イングランド): Anglia tibi turbidas spera lucem post tenebras オズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン(1375-1457): Ich spuer ein tyer ギヨーム・デュファイ(1400-1474):Resveilles vous & faites chiere lye ギヨーム・デュファイ/ドロン・ディヴィッド・シャーヴィン編曲: Resveilles vous & faites chiere lye ドロン・ディヴィッド・シャーヴィン:Lux(1998) |
ラ・レヴェルディ |
| ドイツWDR3との共同製作。イングランドとフランスの夜と昼と季節の音楽をテーマにした歌を、レヴェルディのメンバーによるオリジナル器楽曲を交えつつ演奏。 | ||
| A-308 レーベル品切れ 入荷未定 |
シューベルト(1797-1828): 弦楽五重奏曲 Op.163 D.956 |
フェステティチQ ヴィーラント・クイケン(Vc) |
| W.クイケンとフェステティーチの共演によるシューベルト! 今ピリオド楽器によるクァルテットの中で最も充実した活動を展開しているフェステティーチQが、 シューベルト晩年の大作「弦楽五重奏曲」をチェロのゲスト・プレーヤーにヴィーランド・クイケンを迎え録音。古楽界の超ヴェテランと、新進気鋭のクヮルテットの幸福な出会いと言えるだろう。なお、欧文ライナー・ノートはパウル・バドゥラ=スコダによる、この曲にまつわるエッセイを含むもの。 | ||
| フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1681-1732): 器楽伴奏を伴うカンタータ集 Lontanezza dell'amato(カンタータ第1番;独唱、シャリュモー、 ドイツ・フルートまたはオーボエ、弱音器付きヴァイオリン、 フランス式リュートと通奏低音のための)/ Ride il Prato(カンタータ第2番;独唱、シャリュモー、 リュートと通奏低音のための)/ Con piu lucidi candori(カンタータ第3番;独唱、シャリュモー、 2つのヴァイオリン、リュートと通奏低音のための)/ Vaghi augelletti(カンタータ第4番;独唱、シャリュモー、 2つのヴァイオリン、リュートと通奏低音のための) |
ベルナルダ・フィンク(Ms) グナー・ レツボア(レツボール)(Vn)指揮 アルス・アンティクァ・ アウストリア | |
| 1995年の結成以来、ヴァイヒライン、ビーバー、ヴェイヴァノフスキ、シュメルツァー、ムファットらオーストリアの作曲家たちの業績を深く研究しながら数多くのコンサートを開催しているアルス・アンティクァ・アウストリアの活動は常に注目されている。アルス・アンティクァ・アウストリアは、2002年より「文化の響き、響きの文化」と題した9回のコンサート・シリーズを企画、EU統合の機会にヨーロッパそれぞれの国々の音楽のアイデンティティを見直す好企画として全ヨーロッパの注目を集めた。 18世紀初頭、ウィーンの宮廷作曲家として活躍したコンティの作品は彼の舞台作品と同様、実験的な姿勢、野心的な姿勢に際だった特徴がある。これらカンタータもいわゆる型にはまったところがない。それは稀代のバロック・ヴァイオリニスト、レツボア(レツボール)ルの演奏姿勢にもつながるものでもある。 アーノンクールの新しい「マタイ受難曲」でアルトIを歌っていたベルナルダ・フィンクが独唱者に迎えられているのも特筆すべき点。全曲の頂点をなす、あのアリア「憐れみたまえ、わが神よ」をはじめ、各場面の重要なアリアでエモーショナルな歌唱を聴かせてくれたのがフィンクだった。 | ||
| ヘンリー・パーセル(1659頃-1695): ハルモニア・サクラ&オルガン作品全集 ヴォランタリー ト長調 Z.720/覚めたる羊飼いよ Z.198 主よ、人間とは何なのか Z.192/ヴォランタリー ニ短調 Z.718 大いなる神よ、いつまでも Z.189/絶望の暗黒の牢獄で Z.190 おお孤独よ、我が甘き選択 Z.406/ヴォランタリー ハ長調 Z.714 聖処女の戒め「憐れみ深き天使よ、教えておくれ」 Z.196 ヴォランタリー ニ短調(2台のオルガンのための) Z.719 大地は揺るぎ Z.197/病み疲れた目をして Z.200 ヴァース ヘ長調 Z.716/激しい息吹きは怒りに満ち Z.185 詩編100にもとづくヴォランタリー イ長調 Z.721 眠れ、アダムよ、休みなさい Z.195 グラウンドにもとづく夕べの賛歌 「太陽がその光を覆い隠したる今」 Z.193 |
ジル・フェルドマン(S) ディヴィット・モロニー(Org) | |
| 旧 A-2の再発売。パーセルのオルガン作品(ヴォランタリー、ヴァース)を間に挟み、歌曲、宗教作品を演奏。ジル・フェルドマンは活発な活動を繰り広げるソプラノで、モーツァルトのオペラ、フランス・バロックに欠かせない存在に成長。クリスティ、ヤーコプスと共演した録音も多い。 | ||
| A-311 レーベル品切れ 入荷未定 |
女の島〜ケルトの女性たちが中世に響かせたこだま 作曲者不詳(イングランド):Wyth right al my hert 作曲者不詳(フランス):Se Geneive, Tristan 作曲者不詳(イタリア):Ave Maris Stella オスヴァルド・フォン・ヴォルケンシュタイン: Ave mutter kuniginne /Ave mater 他 |
ラ・レヴェルディ |
| 旧 A-59の再発売。録音:1997年。中世の音楽作品の中にあるケルト的な要素を拾い上げた好企画として話題になった。 | ||
| A-313 レーベル品切れ 入荷未定 |
ベネディクト・アントン・ アウフシュナイター(1665-1742): 教会ソナタ集「教会シンフォニアの 協和する甘き弦の調べ」Op.4(1703) |
アルス・アンティクァ・ アウストリア [グナー・レツボア(レツボール)、 イリア・コロル(Vn) ペーター・アイグナー(Va) ヤン・クリゴフスキー (ヴィオローネ) ノルベルト・ ツァイルベルガー(Org) フーベルト・ホフマン (アーチリュート)] |
| アーノンクール以降、古楽界においてオーストリアが生み出した最高の逸材と言われる名バロック・ヴァイオリニスト、グナー・レツボア(グナール・レツボール)とそのグループ、アルス・アンティクァ・アウストリア。ヴァイヒライン、ビーバー、ヴェジャノフスキ、シュメルツァー、ムファット、コンティ等、オーストリアの作曲家たちをじっくり探求し続けてきた彼らが今回取り上げたのは、バッハとほぼ同時代を生きたオーストリアの作曲家アウフシュナイダーの美しい教会ソナタ集。ビーバーから影響を受けた可能性があるとされるこの作品、確かに名作「ロザリオのソナタ」を思わせる厳粛でもの悲しい旋律に溢れている。ヴァイオリン・パートに複雑なダブル・ストップの技法が用いられているのも、ビーバーとの共通項を感じさせる。 | ||
| A-314 レーベル品切れ 入荷未定 |
王の花嫁〜聖母マリアの勝利 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179): Symphonia virginum: O dulcissime amator/ Hodie aperuit nobis clausa porta (Antiphona)/ De Sancta Maria: O splendidissima gemma (同)/ Affluens deliciis David Regis filia (Sequentia)/ De Sancta Maria: Ave Maria auctrix vitae - O dulcissima - Gloria (Responsorium)/ Nunc gaudeant materna viscera (Antiphona)/ O frondens virga (Antiphona)/ Psalmus XLIV (Carmen nuptiale de Regis Messie)/ Cum erubuerint infelices (Antiphona)/ Audi chorum organicum (Sequentia)/ Lectio I (Apocalypsis, XXII, 1-6, 13-17)/ O tu suavissima virga - Nam in mystico mysterio - Gloria (Responsorium)/ O virga ac diadema purpure Regis (Sequentia)/ Lectio II (Scivias, III, 8) |
ラ・レヴェルディ [クラウディア・カッファーニ (声、プサルテリウム) リヴィア・カッファーニ (声、笛、Org) エリザベッタ・デ・ミルコヴィク (声、ヴィエール、Org) エラ・デ・ミルコヴィク (声、ハープ、オルガン) エレーナ・ベルトゥッツィ (声、ハーディガーディ、鐘)] ロベルト・スプレムッリ指揮 サン・ボルトロ小cho. |
| 世界最古(?)の女流作曲家ヒルデガルト・フォン・ビンゲン復興のきっかけとなった名演が1980年代初頭に発表されたゴシック・ヴォイセズの名演であり、1990年代になって世にヒーリング・ミュージックとしてのビンゲンを再認識させるきっかけを作ったのがセクエンツィアだったとしたら、21世紀最初の記憶に残る演奏は、このレヴェルディといえるかもしれない。1990年代初頭から現在まで、多くの古楽グループがヒルデガルトを競うように取り上げたが、今回のレヴェルディの成果は注目に値する。ハープの即興的なフレージングや、大胆な大編成合唱の起用など、従来の中世音楽演奏の常識を覆すような内容が随所に盛り込まれているからだ。 中世のドイツ貴族の家系に生まれたヒルデガルトは15歳から修道院に入り、神の道に仕えることとなった。生まれながらに超自然宗教的幻視(ヴィジョン)の能力を持ち、神を内なるものとして感じることができたという、オカルティックな人物だったと伝わっている。それが折からのヒーリング・ブームに取り込まれ、ヒルデガルトの音楽を素材にシンセサイザーを用いて味付けしたアルバムまで登場した1990年代のブームを経た今、最新の研究成果を反映させ、より昇華したヒルデガルトの姿をここに聴くことができる。 | ||
| A-315 レーベル品切れ 入荷未定 |
アルノルト・シェーンベルク(1874-1951): ピアノ作品集 3つのピアノ小品 Op.11/6つのピアノ小品 Op.19/ 5つのピアノ小品 Op.23/ピアノ曲 Op.33a,b/ ピアノ組曲 Op.25 |
ピーター・ゼルキン(P) |
| 録音: 2001年7月、タングルウッド、セイジ・オザワ・ホール。 古楽レーベルのイメージが強いArcanaから、ピーター・ゼルキンによるシェーンベルクの新譜が出ること自体驚きだが、難曲「ピアノ協奏曲」をブーレーズ(ERATO)とオザワ(RCA)を相手に2回も録音したわりには、ソロ作品のみに焦点を当てたシェーンベルク・アルバムとなるとゼルキンにとって初めてというから、さらに驚かざるをえない。先鋭的な「タッシ」での活動から、ソロイストとして活躍する今日まで、一貫して彼が持つ鋭敏な音楽感覚と透徹したピアニズムを支持するファンは今も昔も少なくない。2003年10月の来日公演では準メルクル指揮N響との共演でブラームスのピアノ協奏曲第1番を演奏、サントリー・ホールでのソロ・リサイタルではウォルペ、ベートーヴェン、武満などを演奏、どちらもNHKでテレビ中継が行われており、当日集まった聴衆のみならず、全国の音楽ファンにもあらためて「ピーター健在」をアピールした。遅いテンポで緻密に演奏したブラームスはN響定期会員の投票による「2003年ベスト・コンサート」の第一位に選ばれているほどだ。そんなゼルキンの新譜、しかも得意のシェーンベルクとなれば、大いに注目・期待できるのは当然。プロデュースはゼルキン自身が担当している。 | ||
| エステバン・ダサ: 「パルナソス山と題されたビウエラのための譜本」(1576) |
エル・コルテサーノ [ホセ・エルナンデス・ パストール(CT) アリエル・アブラモビチ (ビウエラ)] | |
| スペインのバリャドリッドで出版された、ビウエラおよびビウエラを含む合奏曲集。スペインの若手カウンターテナー、パストールが透明感あふれる歌唱を聴かせる。ホプキンソン・スミスの弟子に当たるビウエラ奏者、アブラモビチの伴奏も静けさをたたえたみごとなもの。 | ||
| ギョーム・デュファイ〜イタリアへの道 ギョーム・デュファイ(1400頃-1474): 人にとって最もよきもの(3声のモテット) プレポジトゥス・ブリクシエンシス(15世紀): おお、親切な人(バラード) バルトロメオ・ダ・ボローニャ(15世紀): 私は死にたい(バラード) ベルトランド・フェラグッチ(15世紀): Excelsa civitas Vincencia(モテット) ギョーム・デュファイ: あの気高い額のお方が天国に(3声のシャンソン)/ まこと隠れもない貴公子の名を讃え (3声のバラード) 作曲者不詳(イタリア):ベルフィオーレ(舞曲) アントニウス・デ・チヴィターテ(15世紀): 麗しき花フィレンツェ(モテット)/ 喜べ幸福なるドミニコ会士よ(モテット) ギョーム・デュファイ: 喜べ、ビザンツ帝国の妃(4声のモテット)/ おお、聖セバスティアヌスよ(モテット)/ おお、殉教者セバスティアヌスよ(モテット)/ 天は称賛にわき立ち(3声のヒオヌス)/ このフィレンツェの町は(モテット)/ おお、イスパニアの後裔−おお、イスパニアの星 (4声のモテット) |
ラ・レヴェルディ [クラウディア・カファーニ (歌/リュート) リヴィア・カッファーニ (歌/ヴィエール/笛) エリザベッタ・デ・ ミルコヴィク(歌/レベック) エラ・デ・ミルコヴィク(歌/Hp/鐘) ドロン・デイヴィッド・シャーウィン (歌/コルネット/Perc)] | |
| 録音:2001年6月。 初期ルネサンスを代表するデュファイは北フランスのカンブレで生まれ、その地の大聖堂を活動の拠点に据えていたデュファイは、フランスから一歩も外に出なかったわけではなく、イタリアに赴き、ペーザロやローマで職を得ていた時期もあることから、このディスクでは、デュファイな作品だけをセレクトするのではなく、その時期デュファイの交流があったか、影響を与えあったであろうイタリアの作曲家たちの作品と対比させる形をとったもの。ヨーロッパのポリフォニー音楽の発展に重要な役割を果たしたデュファイの作品をその周辺の作品も含めて総合的に俯瞰した、ありそうでなかった企画。 | ||
| A-318 レーベル品切れ 入荷未定 |
十字架の信奉者〜 クロアチア、フバール島での四旬節のゴレゴリオ聖歌 栄光、名誉と神/聖パウロからの手紙を読む/与えたまえ、おお神よ われらが主、イエス・キリストの受難 私に慈悲をお与えください、おお神よ/エレミヤの哀歌 おお主よ、慈悲を与えよ/エゼキエル伝を読む/祈り/創世記を読む パンジェ・リングァ/十字架を崇拝する/真の十字架 聖母マリアの哀歌/おお、我が民よ/アレルヤ、アレルヤ、アレルヤ テ・デウム |
ファロス・カントール |
| アドリア海に浮かぶクロアチア領フバール島は、観光名所として名高い。特に入り江と町並みの風景はヨーロッパ屈指といわれる真珠の玉手箱のような美しい島である。この島では15〜16世紀から独自のグレゴリオ聖歌が発展した。その音楽は通常のグレゴリオ聖歌のような単旋律でなく、独自のポリフォニーを伴った音楽で、歌唱法も地声に近い発声が用いられる。一時ブームになったブルガリアン・ヴォイスのようなテイストを持つ、不思議な力強さに満ちた音楽なのだ。たしかにほんの少しだけでもその響きを耳にすれば、金縛りにあいそうになる。超常世界に引き吊り込まれること必至の音楽。 ARCANAレーベルのプロデューサー、シャルロット&ミシェル・ベルンスタイン夫妻はこの島を訪れた際に偶然このフバール島独自の聖歌に触れ、その不思議な響きに魅了され、録音を決めたという。ファロス・カントールはフバールの近郊の都市、スタリ・グラッドの教会に本拠をおく聖歌隊で、普段は郵便局員や漁師といった仕事をしている人たちからなるアマチュアだが、中世から続く独自の聖歌を現代に伝承し、受け継ぐ使命を立派に果たしているハイレベルな集団。 | ||
| ロンバルディア人と異民族たち〜 中世南イタリアとモンテ・カッシーノの音楽と祈祷 Ubi est Abel frater tuus/Doxa en ipsistis-Gloria/ Excommunicatio Leonis papae/Convertimini/ Movens igitur Abraham/Dixit Isaac patri suo/ Canticum trium puerorum/Caminus ardebat/ Excommunicatio Leonis papae/Kyrie.Auctor celorum/ Gloria.Cives superni/ De canto romano vailambrosiano/Cantems canticum |
ディアロゴス (中世音楽アンサンブル) カタリーナ・リヴリャニッチ (ディレクター) | |
| 聖ベネディクトが526年に最初の修道院を建てたことで知られるイタリア南部の都市モンテ・カッシーノ。ローマに近いこともあり、中世には政治的にも重要な街な役割を果たし、様々な文化の交流が盛んに行われていた。モンテ・カッシーノの聖歌もまた、グレゴリア聖歌や、南イタリアの古いベネヴェント聖歌などの影響を受けた独自の世界を持っている。本CDで演奏しているディアロゴスは、ヨーロッパでもっとも革新的な中世古楽アンサンブルとしてセクエンツィアと並び称されている団体だ。ディジパック仕様。 | ||
| 美しき北イタリアに〜 中世北イタリアの宮廷と修道院の音楽 Versus de Herico duce/ O lylium convallium Submersus iacet Pharao/ Tres enemics/Gewan ich ze Minnen/ En mort d'En Joan de Cucanh/Lux purpurata/ O in Itaria felice Liguria(マドリガーレ)/ O in Itaria felice Liguria(器楽)/ Nel bel giardino che l'Adige/ Pyance la Bella Yguana(器楽)/ Nell'acqua chiara/La nobil scala/ Ave Corpus Sanctum/Imperial sedendo/ Imperial sedendo(マドリガーレ)/ Rondeau sans texte/ Strnua quam duxit-Gaudeat & tanti |
ラ・レヴェルディ [クラウディア・カッファーニ、 リヴィア・カッファーニ、 エリザベッタ・ デ・ミルコヴィク、 エラ・デ・ミルコヴィク、 ドロン・デイヴィド・ シャーウィン、 マウロ・モリーニ、 クラウディア・パセット] | |
| 旧 A-38の再発売。演奏のラ・レヴェルディは、ARCANAレーベルの中世音楽担当としておなじみの存在。カッファーニ、ミルコヴィクという2組の姉妹を中心にしたメンバーが、このディスクでも素朴だが荘厳な祈りの世界を見事に再現している。録音も優秀で、中世音楽コレクター必須の1枚。ディジパック仕様。 | ||
| アレッサンドリーニ 〜クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643): マドリガーレ集第6巻(1614) アリアンナの嘆き/西風が帰り/多くの中で一人の女性が/ さらば、美しいフローリダよ/ セスティーナ、愛せし女の墓に流す恋人の涙/ああ、麗しい顔よ/ ここで彼女は微笑んだ/哀れなアルチェーオ/ 「バット」、エルガストは泣く/静かな川のほとりで |
リナルド・アレッサンドリーニ (Cemb)指揮 コンチェルト・イタリアーノ | |
| 録音:1992年5月27日-30日、聖ドメニコ修道院ボロニーニの間、ボローニャ。旧 A-66(廃盤)からディジパック仕様への移行再発売。ファン待望の名盤復活。 | ||
| アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725): チェンバロのためのトッカータ集 チェンバロ・ドッターヴァ・ステサのための トッカータ ニ短調/ トッカータ ヘ長調/チェンバロのためのトッカータ ニ長調/ 同 ト短調・長調/同 ニ短調/トッカータ イ短調/ 第1旋法によるフーガ ニ短調/ 第2旋法によるフーガ ト短調/ 第3旋法によるフーガ イ短調/ オルガンとチェンバロのためのトッカータ イ長調/ チェンバロのためのトッカータ ト長調/ 2つのフーガ ニ短調 |
リナルド・ アレッサンドリーニ(Cemb) | |
| 旧 A-3(廃盤)からディジパック仕様への移行再発売。 | ||
| アントニオ・カルダーラ(1670-1736): 4声による12のシンフォニア [第1番「聖テレンツィアーノの殉教」/第2番「洗礼者」/ 第3番「アベルの死」/第4番「キリストの死と埋葬」/ 第5番「カエサレアの聖ペテロ」/ 第6番「苦痛を受けし聖エレナ」/ 第7番「改宗したエルサレム」/第8番「セデーチャ」/ 第9番「神殿に現れたイエス」/ 第10番「夢を説くジョゼッフォ」/第11番「ナボス」/ 第12番「われらの主、イエスの受難」 |
グナ―ル・レツボール(Vn)指揮 アルス・アンティクァ・オーストリア | |
| 3400曲以上の声楽作品を作曲したと言われるイタリアの作曲家カルダーラ。ヴェネツィアに生まれたカルダーラはマントヴァ、ローマ、そしてウィーンで重要な任に着き、声楽曲を中心に莫大な数に及ぶ作品を作曲。特に声楽音楽の発展に大きく尽力したとして知られている。そんなカルダーラの器楽曲を代表する作品として現代に伝わっているのが「4声による12のシンフォニア」。これは独立した器楽曲として作曲されたものではなく、オラトリオの序曲として作曲された作品であり、各曲に宗教的要素の強い副題が付けられているのはそのためである。 莫大な数の作品を残しながらも録音の少ないカルダーラに挑むのはアルカナのトップ・アーティストとして地位を築いたヴァイオリン奏者レツボールと自身が率いるアルス・アンティクァ・オーストリア。当盤がこの作品の決定盤となること間違い無いであろう。 | ||
| フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690-1768): ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 ソナタ・プリマ/ソナタ第8番/ ソナタ・セスタ/ソナタ第12番 |
エンリコ・ガッティ(Vn) アラン・ジェルブロ(Vc) グイド・モリーニ(Cemb) | |
| 録音:1995年。旧 A-27のディジパック仕様での再発売。 音楽家、画家といった芸術家を多数輩出したヴェラチーニ家に生まれたフランチェスコ・マリア・ヴェラチーニは18世紀イタリア・フィレンツェで活躍した作曲家・ヴァイオリニスト。そのヴァイオリンの実力は相当なもので、あのタルティーニをも感銘させたと言われている。 演奏者陣もガッティは言うに及ばずチェロのジェルブロ、チェンバロのモリーニと錚々たる顔触れが並ぶ。Arcanaに残るガッティの名盤がこのような形で復活されるのはファンにとっても大変嬉しいところである。 | ||
| クイケンSQ〜シューマン:3つの弦楽四重奏曲Op.41 [第1番 イ短調Op.41-1/第2番ヘ長調Op.41-2/ 第3番イ長調Op.41-3] |
クイケンSQ [シギスヴァルト・クイケン、 ヴェロニカ・クイケン(Vn) サラ・クイケン(Va) ヴィーラント・クイケン(Vc)] | |
| クイケン・ファミリー此処にあり、アルカナ待望の新譜は、古楽界の重鎮であり大御所であるヴィーラント&シギスヴァルトのクイケン兄弟に、その2人の娘で次世代を担うヴェロニカ&サラという4人によるシューマン!! ピアノ作品、歌曲、室内楽作品には多彩で魅力的な楽曲を多数残したシューマンだが、弦楽四重奏曲に関しては、完成されたのはこのOp.41の3曲のみ。モダーン楽器を使用するなど旋風を巻き起こしたヴィーラントによるバッハ「無伴奏チェロ組曲」(A-421)、クイケン・ファミリーによるドビュッシーの室内楽作品集(A-303)など、アルカナからリリースされる「クイケン」タイトルはとにかく話題満載。今回もファミリーの2世代4人での演奏だけに、意思の疎通はもちろんのこと作品の内面に迫った造旨の深い演奏を展開、大いなる推進力と説得力を持つシギスヴァルトのヴァイオリンと包み込むような包容力を感じさせるヴィーラントのチェロは言うまでも無く、内声部を担当するサラ&ヴェロニカの若手女流コンビの貢献度も非常に高い。大注目盤。 | ||
| ヤコポ・ダ・ボローニャ(1339頃-1360頃活動): マドリガーレとカッチャ集 花の間に/夢の中/Lo lume vostro/Un bel Sparver/緑の草原で/ 私が見るとき/狩へ/野生の小鳥/他(全19曲) |
ラ・レヴェルディ | |
| ヤコポ・ダ・ボローニャはイタリア・トレチェント時代(1300年代)に活躍した音楽家。同じくトレチェント時代に活躍したフランチェスコ・ランディーニの師であるとも言われており当時のイタリア音楽界において重要な人物であったとされている。 ラ・レヴェルディはイタリアの2組の姉妹を中心としたArcanaでお馴染みの中世音楽アンサンブル。これまでの録音ではデュファイの作品集(A-317)などが特に高く評価されている。 | ||
| ヨハン・ヨゼフ・ヴィルスマイヤー(1663-1722): 無伴奏ヴァイオリンのための6つのパルティータ 「アルティツィオスス・ コンツェントゥス・プロ・カメラ」 |
グナール・レツボール (グナー・レツボア)(Vn) | |
| ダーウィンの進化論における「生命の木」(進化を樹木の枝別れに例えて説明する論)のごとく、ヴァイオリン音楽の進化は、J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」という大きな果実を生み出すまで、幹も枝も無数に存在したことを示す画期的なCD。 2003年の来日公演でビーバーの「ロザリオのソナタ」をとりあげて聴衆を魅了したレツボール。これはビーバーの弟子として記録に残るヨハン・ヨゼフ・ヴィルスマイヤーの無伴奏パルティータ全6曲をレツボール自身が再発見し世界初録音したもの。ビーバーの「ロザリオ」の最後を飾る「シャコンヌ」とバッハの「シャコンヌ」の類似性はよく取り沙汰されるが、「パルティータ」はこのヴィルスマイヤー作品からの影響が大だったであろうことは、聴けばだれもが感じることだろう。 三省堂の作品名辞典にも、ニュー・グローブ音楽事典にも記載がないくらい日の当たらない作曲家ヴィルスマイヤーの足跡を辿るのはたやすいことではなく、ザルツブルグ宮廷のお抱え作曲家という地位にあったにもかかわらず、文献も楽譜も現存率が低い。ただ大英博物館に6曲セットの無伴奏ヴァイオリン作品が所蔵されていることは一部ヴァイオリン奏者や音楽学者に知られてはいた。しかしそれは「未完」だという誤った認識もあって、実際の楽譜をもとにした研究は手つかずの状態だった。 自国オーストリアの宮廷音楽を体系的に研究し録音しているレツボールは、バッハへと至る道を検証する課程でこの作品の存在を知り、大英博物館所収の楽譜を自ら確認。完成された魅力的な作品であることを確認したレツボールは早速録音を行った。 ビーバーの「ロザリオ」において「中立的かつ客観的な立場から演奏すべき」とする説に異を唱え、「解釈されることが求められている」と宣言し主観的なアプローチを展開、他の演奏を寄せつけない圧倒的な成果をあげてみせたレツボールだけに、新発見のこの作品に対しても遠慮なく豊かな表情づけを行っている。単なる曲の紹介にとどまらない演奏により、バッハへと至る道の課程がより鮮明に見通せるようになったといえるだろう。 | ||
| トンダルのヴィジョン | カタリーナ・リフルヤニッチ (歌、ディレクター) ディアロゴス | |
| 「トンダルのヴィジョン」とは、12世紀後半にアイルランドで形成されヨーロッパ全土に広まった物語のことで、このディスクはそれにまつわる世俗歌曲や聖歌をコレクションしたもの。中世音楽専門のグループ、ディアロゴスの意欲的なアルバム。 | ||
| ヴィヴァルディ:フルートのための協奏曲集 協奏曲 ニ長調「ラ・パストレッラ」RV.95/ 協奏曲 ト長調RV.101/協奏曲 イ短調RV.108/ ピッコロ(フラウティーノ)協奏曲 ハ長調RV.444/ ピッコロ(フラウティーノ)協奏曲 ハ長調RV.443/ フルート協奏曲 ヘ長調RV.442/ 弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調「コンカ」RV.163 |
ドロテー・オバーリンガー(リコーダー) ソナトーリ・ デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ | |
| オバーリンガーは1969年、ドイツのアーヘンに生まれた女流で、17-18世紀の作品をレパートリーの中心として活躍中。1996年にはカッセルで行われたERTAコンペティションで優勝、1997年にSRPメック国際リコーダー・コンクールでも優勝を果たすなど実力は折り紙付き。ウィグモア・ホールへのデビュー・コンサートも行っている。marc aurel editionやCapriccioからリリースされているアルバムも非常に高い評価を受けている。共演のソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカはイタリア・トレヴィゾを本拠とする古楽アンサンブル。 | ||
| ラ・レヴェルディ 不可思議なる学芸〜中世の思惟としての音楽 |
ラ・レヴェルディ | |
| 録音:1993年。旧A-29(廃盤)の新装再発売。 | ||
| 情熱の歌 セバスティアン・ドゥローン(1660-1716): ああ、私の不滅の愛が燃え上がる/ 悪者のキューピッド/そして私は失う フアン・リマ・デ・セルケイラ(1660-1726以後): 愛のキューピッド/おお!レオニダ/すべての愛 ガスパル・サンス(1640-1710): 前奏曲とパッサカリア/カナリオス フアン・イダルゴ(1612-1685):おお!愛よ! フアン・カバニーリェス(1636-1701): ティエント・デ・ファルサス XII/他(全18曲) |
マリア・ルス・アルバレス(S) トーマス・ウィマー指揮 アクセントゥス・オーストリア | |
| 17世紀に活躍した作曲家たちによって書かれたソプラノと弦楽器、鍵盤楽器のための歌曲を集めたアルバム。「愛」について歌った作品が大部分を占めており、改めて17世紀当時の「歌」の重要度を窺い知ることができる。 アルバレスはマドリッド生まれのソプラノ。バッハのカンタータやオラトリオなどもレパートリーとしており、数々のコンサートやこれまでに数枚のCDをリリースをするなど精力的な活動を行っている。 | ||
| アントニオ・マリア・ボノンチーニ(1677-1726): ソプラノのためのカンタータ集 「崇拝されし岸辺」(ソプラノとヴァイオリンのための)/ 「私は麗しき目をいかに愛すべきか」(同)/ 「甘い眠りの間」(ソプラノとフルートのための)/ 「あまりの厳しさに」(ソプラノとヴァイオリンのための) |
ラドゥ・マリアン(ソプラニスタ) グナール・レツボール(Vn)指揮 アルス・アンティクア・オーストリア | |
| イタリアの高名な音楽一族であるボニンチーニ家に生まれ育ち、17世紀後半から18世紀前半にかけて活躍したアントニオ・マリア・ボノンチーニ。 ラドゥ・マリアンは1977年モルドヴァ生まれの男性。モスクワ、ブカレストで声楽、ピアノの研鑚を積み現在はソプラニストとして活躍中。 レツボール(レツボア)はビーバー、ヴィルスマイヤーの演奏が記憶に新しいArcanaを代表するアーティストの一人。今作では自ら率いるアルス・アンティクア・オーストリアと共に裏方的な役割ではあるものの、洗練されたテクニックと音楽性でラドゥ・マリアンを見事にサポートしており、その抜群の存在感はさすがの一言。 | ||
| アモールの鏡〜 愛の神秘を歌った中世の恋愛曲集 |
ラ・レヴェルディ | |
| 旧 A-20(廃盤)からディジパック仕様への移行再発売。 | ||
| ジャン=アンリ・ダングルベール(1629-1691): クラヴサン曲集 |
パオラ・エルダース(Cemb) | |
| 宮廷楽団の常任クラヴサン奏者としてルイ14世に仕えたフランス・バロックの音楽家ダングルベール。その「クラヴサン曲集」は17世紀に出版されたシャンボニエールの作品と並んで、18世紀初頭における最高の曲集として高く評価された。 パオラ・エルダースはヴェネツィア音楽院とザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で音楽を学び、特にルネサンス時代やバロック時代の作品でソリスト、室内楽奏者として活躍するイタリアの女流奏者。 | ||
| ヨハン・ヨゼフ・フックス(1660-1741): コンツェントゥス・ムジコ=インストルメンターリス第1巻 |
ローレンツ・ドゥフトシュミット指揮 アルモニコ・ トリブート・アウストリア | |
| 旧 A-58(廃盤)からの新装再発売。作曲家・音楽理論家として活躍したオーストリアのフックスの器楽作品を、オーストリアの古楽演奏団体アルモニコ・トリブート・アウストリアが演奏したアルバムが復活。 | ||
| アントニオ・ベルターリ(1605-1669):12のソナタ | グナール・レツボール (グナー・レツボア)(Vn)指揮 アルス・アンティクァ・ オーストリア | |
| アントニオ・ベルターリは、イタリアのヴェローナで生を受け、ウィーンで没した17世紀オーストリアの作曲家。当時のウィーン大公カール・ヨーゼフに仕え、1649には皇帝宮廷楽長に就任。作品の半数は紛失してしまっているがオラトリオなどイタリアの宗教音楽の発展に尽力し、死後出版された器楽曲集によってその評価が更に高まったとされる。 演奏はアルカナのトップ・アーティストとして地位を築いたレツボールと手兵アルス・アンティクァ・オーストリアの名コンビ。特にオーストリア・バロックやイタリア・バロックを得意とするレツボールだけに、録音と音楽史の両面から見ても非常に貴重で重要なアルバム。 | ||
| セファルディのロマンス〜舞曲と歌曲(全18曲) Nacimiento y vocation de Abraham / A la una yo naci / La rosa enflorece / Asentada en mi ventana / Eli Eliyahu / El sueno de la hija del rey /他 |
トーマス・ヴィマー指揮 アッツェントゥス・オーストリア | |
| イベリアとユダヤの融合が生み出した素晴らしき音楽の数々。「セファルディ」とは中世のスペイン、ポルトガルといったイベリア半島に移住したユダヤ人のことであり、そこに伝わる音楽を再現した18曲の作品が収録されている。ヴィエール&リュート奏者でもあるトーマス・ヴィマー率いるアッツェントゥス・オーストリアは、その名の通りオーストリアを本拠とする声楽と楽器による古楽アンサンブル。中でも古楽、バッハなどの幅広いレパートリーを持つマドリッド出身のソプラノ、マリア・ルス・アルバレスが群を抜いた素晴らしい歌声を披露。テノールのセサル・カラーソの歌声も見事な雰囲気を作り出している。イベリアとユダヤの音楽の融合した姿を知り得ることの出来る貴重な音源。 | ||
| ラ・レヴェルディ ギヨーム・デュファイ:聖ヤコブのミサ曲 |
ラ・レヴェルディ | |
| デュファイの「イタリアへの道(A-317)」、ヒルデガルド・フォン・ビンゲンの「王の花嫁(A-314)」など、近年でも数々の名盤で知られるラ・レヴェルディは1986年に活動を開始、2組のイタリア人演奏家姉妹を中心とした古楽アンサンブル。2006年は結成20周年という節目の年で、今回のリリースも結成20周年記念盤となる。 | ||
| モーツァルト: ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュノム」 ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414 |
パウル・ バドゥラ=スコダ(Fp)指揮 ムジカ・フローレア | |
| 録音:2005年9月、プラハ。使用楽器(Fp):2005年、ポール・マクナルティ製(モデル:1802年頃、アントン・ワルター製)。 フルトヴェングラー、カラヤン、ベーム、ショルティら歴史に名を残す指揮者たちからの注目を集め、フリードリヒ・グルダ、イェルク・デムスと共に「ウィーンの三羽烏」(代理店原文では三羽鳥)と呼ばれた巨匠バドゥラ=スコダ。モーツァルトの権威としても名高いバドゥラ=スコダによる協奏曲集が登場。1992年に結成されたチェコのピリオド楽器アンサンブルであるムジカ・フローレアを率いて弾き振りを披露する。 | ||
| A-401 (2CD) レーベル品切れ 入荷未定 |
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644-1704): 15のロザリオのソナタ 「マリアの生涯の15の秘跡の礼賛のために」/ パッサカリア ト短調 |
グナー・レツボア(Vn) アルス・アンティクァ・ アウストリア |
| MA-401 (2CD) 廃盤 国内盤 日本語解説書付き | ||
| 録音:1996年頃。旧 A-901。解説:グナー・レツボア(グナール・レツボール)。 | ||
| アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713): 教会ソナタ集Op.3 [第2番 ニ長調/第5番 ニ短調/第6番 ト長調/ 第7番 ホ短調/第8番 ハ長調/第10番 イ短調/ 第12番 イ短調/第9番 ヘ短調/第3番 変ロ長調/ 第11番 ト短調/第1番 ヘ長調/第4番 ロ短調]/ 2つのヴァイオリンとオルガンのためのソナタ [イ短調WoO.5/ト短調WoO.9/ニ長調WoO.8/ ニ長調WoO.7/ニ長調WoO.6/ト短調WoO.10]/ トランペット、2つのヴァイオリンと 通奏低音のためのソナタ ニ長調WoO.4 |
エンリコ・ガッティ(Vn) アンサンブル・アウロラ | |
| MA-402 (2CD) 廃盤 国内盤 日本語解説書付き | ||
| 録音:1996年。解説:エンリコ・ガッティ。 | ||
| モーツァルト:弦楽四重奏曲集 第20番−第23番 [第23番 ヘ長調K.590/第20番 ニ長調K.499/ 第21番 ニ長調K.575/第22番 変ロ長調K.589] |
フェステティチSQ | |
| 人気のフェステティチSQによるモーツァルトの、ディジパック仕様盤。旧A-8およびA-9(双方廃盤)をセット化したA-903の再発売。 | ||
| モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 [第25番 ト長調K.301/第26番 変ホ長調K.302/ 第27番 ハ長調K.303/第28番 ホ短調K.304/ 第29番 イ長調K.305/第30番 ニ長調K.306] 「泉のほとりで」による6つの変奏曲K.360/ 「羊飼いの娘セリメーヌ」による12の変奏曲K.359 |
エンリコ・ガッティ(Vn) ラウラ・アルヴィーニ(Fp) | |
| A-906として発売されたが、すぐに当番号で再発された。エンリコ・ガッティのモーツァルトとして話題を呼んだものだが、2006年現在、続編は出ていない。 | ||
| A-408 (3CD) レーベル品切れ 入荷未定 |
シューベルト:フォルテピアノのためのソナタ集 Vol.1 第1番ホ長調 D.157(1815;未完、3楽章) 第9番ロ長調 D.575 Op.147(1817;4楽章) 第2番ハ長調 D.279(1815;3楽章、未完) 第5番変イ長調 D.557(1817;3楽章、未完) 第10番ハ長調 D.613(1818;2楽章、共に断片) 第7番変ホ長調 D.568 Op.122(1817;4楽章) 第6番ホ短調 D.566(1817;2楽章、未完) 第14番イ短調 D.784 Op.143(1823、3楽章) |
パウル・バドゥラ=スコダ(Fp) |
| カップリング変更再発売。録音:1994-1996年。これまで単売&全集でリリースされていたシューベルトのピアノ作品を再集成したもので、その第1巻目に当たる。 今回の売りはなんといっても凝りに凝ったディジパックのデザイン。この演奏に使用されたハンマーフリューゲル(フォルテピアノ)は合計4台。いずれも美麗な写真がジャバラ開きのディジパックに掲載され、そのうち3台は透明トレイのウラに置かれて、透けて見えるようになっている。解説書もフランス語、ドイツ語、英語、イタリア語による合計83ページの詳細なものが付けられており、楽器コレクター、バドゥラ=スコダらしい企画を、すばらしい装丁によりさらに楽しめるということで、まさに買った人が所有する喜びを味わえるCDとなっている。 | ||
| シューベルト:フォルテピアノのためのソナタ集 Vol.2 ソナタ第3番 ホ長調 D.459(*)/ ソナタ第15(16)番 イ短調 D.845 Op.42(*)/ ソナタ第8番の第1楽章 嬰ヘ短調 D.571(未完)+ 小品(アンダンテ)イ長調 D.604+ スケルツォ ニ長調 D.570+アレグロ 嬰ヘ短調 D.570(断片) [以上をソナタ第8番として演奏](+) ソナタ第16(17)番 ニ長調 D.850 Op.53(+)/ ソナタ第4番 イ短調 D.537 Op.164(#)/ ソナタ第17(18)番 ト長調 D.894 Op.78「幻想」(#) |
パウル・バドゥラ=スコダ(Fp) | |
| 使用楽器:(*)1810年頃ドナート・ショフトス製、(+)1823年頃製コンラート・グラーフ、(#)1826年頃製コンラート・グラーフ。 究極の楽器コレクター、バドゥラ=スコダこだわりのシューベルトの第2巻。今回も第1巻に引き続き豪華ディジパック仕様。同じグラーフでも年代ごとに使い分けるこだわりが凄い。 | ||
| シューベルト:フォルテピアノのためのソナタ集 Vol.3 第11番 ヘ短調 D.625/505(1818)(*)/ 第18(19)番 ハ短調 D.958(1828)(*)/ 第13(14)番 イ短調 Op.143 D.784(1823)(+)/ 第19(20)番 ハ短調 D.959(1828)(+)/ 第12(13)番 イ長調 Op.120 D.664(1819/1825)(#)/ 第20(21)番 変ロ長調 D.960(1828)(#) |
パウル・ バドゥラ=スコダ(Fp) | |
| 使用楽器:1846年頃J.M.シュヴァイクホーファー製(*)/1823年頃コンラート・グラーフ製(+)/1826年頃コンラート・グラーフ製(#)。 年代ごとに楽器を使い分けるこのこだわりの演奏で、豊かなディナーミクの変化や音色の変化でハンマーフリューゲルの音の魅力を十分に聴かせてくれる。豪華ディジパック仕様。解説はフランス語、ドイツ語、英語、イタリア語による詳細なものがつけられている。 | ||
| ハイドン:弦楽四重奏曲全集 Vol.1 弦楽四重奏曲Op.9 Hob.III 19-24 |
フェステティチSQ [イシュトヴァーン・ケルテシュ(Vn) エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェ・ペルトレーニ(Vc)] | |
| 録音:1996年8月。旧品番: A-911 。 | ||
| ハイドン:弦楽四重奏曲全集 Vol.2 弦楽四重奏曲Op.17 Hob.III 25-30 |
フェステティチSQ [イシュトヴァーン・ケルテシュ(Vn) エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェ・ペルトレーニ(Vc)] | |
| 録音:1993年12月/1994年3月。旧品番: A-912 。 | ||
| フェステティチSQ、ハイドン第8弾 ハイドン:弦楽四重奏曲全集 Vol.3 弦楽四重奏曲集Op.20 Hob.III 31-36「太陽四重奏曲集」 |
フェステティチSQ [イシュトヴァーン・ケルテシュ(Vn) エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェ・ペルトレーニ(Vc)] | |
| フェステティチのハイドン第8弾は、満を持しての第3巻。当代最大のハイドン研究家であり、バルトーク研究の権威でもあるラースロー・ショムファイの監修のもとでリリースが進められているにフェステティチ・クヮルテットよるハイドン弦楽四重奏曲全集の新作は、1772年に作曲が行われ、楽譜の表紙に太陽の絵が描かれていたことから「太陽四重奏曲集」と呼ばれる6曲を収録。 フェステティチ・クヮルテットは、メンバー全員がハンガリー出身&ウィーン国立アカデミーで学んだ同窓生であり、ピリオド楽器を用いた演奏は抜群の評価を獲得している。リリースは巻数順には行われておらず、当盤は2003年に発売された Vol.7(A-417)に続くリリース第8弾(現在 Vol.4 [A-414 となる予定]が発売されていない)。ピリオド楽器によるハイドンの弦楽四重奏曲全集の完結まであと一歩! 既発売:Vol.1(A-411; Op.9)、Vol.2(A-412)、Vol.5(A-415)、Vol.6(A-416)、Vol.7(A-417)、Vol.8(A-418)、Vol.9(A-419)。 | ||
| ハイドン:弦楽四重奏曲全集 Vol.5 6つの弦楽四重奏曲 Op.50 Hob.III 44-49「プロシャ王」 |
フェステティチSQ [イシュトヴァーン・ケルテシュ(Vn) エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェ・ペルトレーニ(Vc)] | |
| 録音:1999年8月。 | ||
| A-416 (2CD) レーベル品切れ 入荷未定 |
ハイドン:弦楽四重奏曲全集 Vol.6 第1トスト四重奏曲集 [第57番 ト長調 Op.54 No.1 Hob.III.58/ 第58番 ハ長調 Op.54 No.2 Hob.III.57/ 第59番 ホ長調 Op.54 No.3 Hob.III.59]/ 第2トスト四重奏曲集 [第60番 イ長調 Op.55 No.1 Hob.III.60/ 第61番 ヘ短調「剃刀」 Op.55 No.2 Hob.III.61/ 第62番 変ロ長調 Op.55 No.3 Hob.III.62] |
フェステティチSQ [イシュトヴァーン・ケルテシュ(Vn) エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェ・ペルトレーニ(Vc)] |
| 録音:2001年10月。レコード芸術誌で吉田秀和氏によりクローズアップされ話題を呼んだフェステティチSQ。ハイドン研究家であるラースロー・ショムファイの強力なサポートのもと、ピリオド楽器が奏でる透明な音色とメンバーの絶妙なアンサンブルで、活気ある演奏を聴くことができる。 | ||
| ハイドン:弦楽四重奏曲全集 Vol.7 〜第3トスト四重奏曲集 第67番 ニ長調Op.64 No.5「ひばり」Hob.III-63/ 第68番 変ホ長調Op.64 No.6 Hob.III-64/ 第63番 ハ長調Op.64 No.1 Hob.III-65/ 第66番 ト長調Op.64-4,Hob.III-66/ 第65番 変ロ長調Op.64 No.3 Hob.III-67/ 第64番 ロ短調Op.64-2 Hob.III-68 |
フェステティチSQ [イシュトヴァーン・ケルテシュ(Vn) エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェ・ペルトレーニ(Vc)] | |
| 録音:2002年7月。メンバー全員ハンガリー出身、ウィーン国立アカデミーに学んだ同窓生で結成されたフェステティチはハイドンの全集を、これまで他レーベルに録音していた作品も含めArcanaに録音すると表明。当代きってのハイドン研究家、ラースロー・ショムファイの監修のもと、フレッシュで斬新な演奏が話題を呼んでいる。今回のVol.7は1790年に、名作「ひばり」を含む「第3トスト四重奏曲集」として出版された6曲を収めたもの。ピリオド楽器を用いた初のハイドン弦楽四重奏曲全集の完成に向けて、各方面からの期待はますます高まることだろう。 | ||
| ハイドン:弦楽四重奏曲全集 Vol.8 第69番−第74番 Ops.71&74 Hob.III 69-74 アポニー四重奏曲集 変ロ長調Op.71-1/ニ長調Op.71-2/変ロ長調Op.71-3/ ハ長調Op.74-1/ヘ長調Op.74-2/ト短調「騎手」Op.74-3 |
フェステティチSQ [イシュトヴァーン・ケルテシュ(Vn) エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェ・ペルトレーニ(Vc)] | |
| 録音:1994年12月/1995年4月。旧品番: A-918 。 | ||
| ハイドン:弦楽四重奏曲全集 Vol.9 Op.76 Hob.III 75-80「エルデーディ四重奏曲集」/ Op.77,Hob.III 81-82「ロプコヴィツ四重奏曲集」/ 第83番 ニ短調Op.103 Hob.III-83(未完) |
フェステティチSQ [イシュトヴァーン・ケルテシュ(Vn) エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェ・ペルトレーニ(Vc)] | |
| 録音:1996年4月/1997年8月。旧品番: A-919 。 | ||
| ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770): ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 ヘ長調Op.1 No.12/ト長調Op.1 No.4 ト短調「捨てられたディド」Op.1 No.10 ハ長調Op.1 No.3/ニ長調Op.2 No.1 ロ短調Op.2 No.4/イ短調Op.2 No.5 ホ短調Op.2 No.11/ パストラール イ長調Op.1 No.13 |
エンリコ・ガッティ(Vn) ガエターノ・ナッシロ(Vc) グイド・モリーニ(Cemb) | |
| 前々から計画されていたものの、なかなかリリースに至らなかったタルティーニのソナタ集。 タルティーニのソナタは100曲以上の存在が確認されているが、ガッティは作品1と2の曲集から注意深く録音曲を選択。その結果、タルティーニの真作かどうか疑わしいものや、混乱した作品番号が付けられたものは収録されなかった。そして、タルティーニといえば代名詞のように取り上げられるあの有名な「悪魔のトリル」も含まれていない。 ガッティは自ら筆をとった今回のブックレットで、「くたばれ、悪魔!」(may the devil go the devil)と題した一文を寄せて、現代のタルティーニ演奏に強烈な批判を浴びせている。ガッティは、「悪魔のトリル」の有名な逸話 ―― ローマ枢機卿の娘と密かに結婚したタルティーニが、アッシジのフランシスコ会修道院に逃れ、夢の中でヴァイオリンを弾く悪魔に出会い、この世のあらゆる音楽知識を与える代わりに、魂を差し出せと持ちかける ―― が、アッシジ滞在の部分以外は何の根拠もない、立証もできない物語だったと語る。そして、こうした根拠のない逸話や憶測が今日まで蔓延した結果、原典を探求すべきピリオド演奏にまでその影響が及んでいることを痛烈に糾弾しているのだ。それは「夢の中の悪魔は伴奏者を従えていなかったはず」という理由から、「悪魔のトリル」無伴奏曲に編曲して弾き録音してした「あるバロック・ヴァイオリン奏者」(アンドルー・マンゼ)にも、非難が向けられている。「もし、これがバッハやモーツァルトだったらどんな反応が巻きおこるか自問しなければならない」と語るガッティは、タルティーニを、大衆受けする安易な常套手段とか、(彼にとっての)真実を歪めるという危険を冒してまで大当たりを求めるようなものとは見ていないのだ。そしてガッティはこの文を以下のように結んでいる ―― 「私たちすべての“文化財”たるべき作品を心から擁護したいと思う… ひとつの作品や和声を間違って扱ったり、混乱を招くようなことをしたら、それは建築物に損傷を与えたり、キャンヴァスを汚したりするのと同じことだと、私は心の底から思っている。そして私はこう結論した… 悪魔は永遠にくたばれ!」 | ||
| バッハ:無伴奏チェロ組曲&ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集 無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV.1007(*) 無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV.1008(*) 無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV.1009(*) 無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV.1010(*) 無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV.1012(+) 無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV.1011(*) ヴィオラ・ダ・ガンバと チェンバロのためのソナタ第1番 ト長調 BWV.1027(#) ヴィオラ・ダ・ガンバと チェンバロのためのソナタ第2番 ニ長調 BWV.1028(#) ヴィオラ・ダ・ガンバと チェンバロのためのソナタ第3番 ト短調 BWV.1029(#) |
ヴィーラント・クイケン (Vc:*、チェロ・ピッコロ:+、 ヴィオラ・ダ・ガンバ;#) ピート・クイケン(Cemb;#) | |
| 録音:2001-2002年。 古楽界の重鎮ヴィーラント・クイケン初のバッハ無伴奏! 1938年ベルギーのブリュッセル近郊に生まれ、有名なクイケン兄弟の長男(次男シギスヴァルト(Vn)、末弟バルトルド(Ft-tr))として「古楽界に君臨する法王」とでも形容したくなるほどの威厳をそなえ、多くの尊敬を集めるヴィーラントだが、その長大なキャリアを辿ってみても、ことバッハの無伴奏組曲の録音となると、なぜかポッカリ穴があいたように抜け落ちているのを、多くの人が不自然に感じていただろう。クイケン・アンサンブルの一員として、ラ・プティット・バンドのコア・メンバーとして、数え切れないほどのバッハ演奏を行ってきたであろうヴィーラントだが、弟のシギスヴァルトが無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータだけでも2回全曲録音したのに比べると、ヴィーラントは無伴奏チェロ組曲にまったく手を出さずで(ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタに関してはアナログ時代に一度録音があるが)、兄弟でありながら、その姿勢は極端な対照を示していた。しかし、その均衡が破られる日が遂にきた。それも、思いがけなくも仏アルカナ・レーベルから、思いもがけないような形で。 ヴィーラント、驚天動地の原点回帰宣言! ピリオド一筋数十年のキャリアが導きだした結論は「モダン楽器での演奏」! 1960年代初頭から、まずガンバ奏者として旺盛な演奏活動を繰り広げていたヴィーラントだったが、そもそも音楽を勉強するため最初に手にしたのはモダン・チェロだったのである(ガンバは全くの独学)。それ以前に音楽院でチェロを学んでいた時代も、もちろんバッハの無伴奏組曲をよく練習したという。さらにはガンバでも弾いてみたりと、さまざまな試行錯誤を繰り返してきている。 古楽奏者として世界的に名を知られだした1967年、ヴィーラントはクレモナ地方の16世紀の名工アンドレア・アマティ(1511頃-1580頃)作のチェロを買わないかと持ちかけられている。ヴィーラントは「かつてのフランス国王シャルル9世のコレクションだった」というふれこみ付きのその楽器について、真贋に大きな疑念を抱く。「シャルル9世コレクション」の伝説自体が18世紀後半になってようやく記録に登場することから、早くてせいぜい18世紀後半、もっと遅ければ19世紀に入ってからアマティを模して作られたものだろう、と推測したのだ。しかし、何か惹かれるものがあったのだろう、結局その楽器を購入することにはなったものの、その後3年間は手も触れなかったという。購入してすぐリストアしてしまったせいもあったとはいうが。 しかし、それから40年近くの時が流れ、今ではその「偽アマティ」がバッハ演奏に最もふさわしい楽器だと感じるようになったというから驚く。ヴィーラントのもとには、多くの音楽学者たちから「組曲第○番は○○という楽器で○○という奏法により弾くべき」といった類の提言や学説が山のように寄せられ、可能な限りそれを吸収するように努力してきたという。しかしそうした長年の試行錯誤の末に「自分はバッハそのものではない」と気付き、偉大なバッハの組曲と演奏者の間をより親密な関係に置き換えて「自らの心に忠実になること」という別の結論を導き出したのだ。 ヴィーラントは今回のブックレットの中で「無伴奏チェロ組曲をバロック・チェロで演奏することの意味がわからないわけでは決してないが、今の自分にとって『私のアマティ』で弾くのが最も楽しいことなのだ」と言い切っている。3人兄弟の中で最も内省的、まさに「古楽の求道者然」としていたヴィーラントが、40年にも及ばんとする試行錯誤を経て、遂に世に問うバッハの無伴奏組曲が、周囲もあっと驚くモダン楽器によるアプローチ。まさにヴィーラントの悟りの境地を反映したもの、といっても決して大げさではないだろう。 ヴィーラントの2人の息子たちによるサポート 無伴奏チェロ組曲第6番は現存しない5弦の「ヴィオラ・ポンポーザ」が指定されており、常にその処理が問題になる曲集だが、ヴィーラントがここで用いたのは息子フィリップが2001年に作ったチェロ・ピッコロ。東京で弦楽器工房を営むフィリップ氏に訊ねたところによれば、「チェロ・ピッコロ」さえ現存しているものに完全なものはなく、名器のレプリカを作ろうと思っても、手本がないため作りようがないという。そのため、今回用いられたチェロ・ピッコロは当時の資料から離れ自由な発想で作ったものだという。その考え方はヴィーラントの今回の演奏ポリシーとも見事なまでに一致する。 3曲のガンバ・ソナタはヴィーラントにとってレオンハルトとの共演盤(DHM)以来、約30年ぶりの再録音となる(普通だったらそれだけでもビッグ・ニュースのはず!)。チェンバロを担当するのはピート・クイケン。彼もヴィーラントのもう一人の息子である。 | ||
| ビオンディの「マンチェスター・ソナタ」、復活 ヴィヴァルディ:マンチェスター・ソナタ集 〜マンチェスターの手稿譜による ヴァイオリンと通奏低音のための12のソナタ |
ファビオ・ビオンディ(Vn) リナルド・アレッサンドリーニ (Cemb/ポジティヴOrg) マウリツィオ・ナッデオ(Vc) パオロ・パンドルフォ(Cb) ロルフ・リスレヴァン (テオルボ/バロックG) | |
| 録音:1991年6月26日-30日、アルスナル・ド・メス、フランス。旧 A-4, A-5(旧 国内盤:MA-4, MA-5)をセット化しての久々の再発。 バロック音楽界へ旋風を巻き起こし続けるバロック・ヴァイオリン奏者ファビオ・ビオンディが、その活動の初期に録音した名盤が復活。 今回復活となった「マンチェスター・ソナタ集」は、1973年にマンチェスター中央図書館の所蔵物から発見されたヴィヴァルディの手稿譜に基づいて行われた世界初の全曲録音盤だったという偉業(12曲中7曲がこの手稿譜発見までは知られていなかった作品)。参加アーティストもビオンディを筆頭に、アレッサンドリーニ、パンドルフォなど、名手ばかりの豪華布陣。再び陽の目を見る当盤は、まさしく多くのファンが待ち望んでいた「完全復活盤」と言えるだろう。 | ||
| アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713): ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.5 [第1番 ニ長調/第7番 ニ短調/第2番 変ロ長調/ 第8番 ホ短調/第3番 ハ長調/第9番 イ長調/ 第4番 ヘ長調/第10番 ヘ長調/第5番 ト短調/ 第11番 ホ長調/第6番 イ長調/ 第12番 ニ短調「ラ・フォリア」(主題と23の変奏)] |
エンリコ・ガッティ(Vn) ガエターノ・ナッシロ(Vc) グイド・モリーニ(Cemb) | |
| イタリアのバロック時代の巨匠たちに真摯なアプローチを行い、誰もが考えも及ばない高みに達した演奏を聴かせてくれるガッティの最新作。Glossaに移籍したと伝えられたガッティだが、おそらくこれがARCANAでのラスト・リリースだと思われる。 「コレッリの装飾音は、ヴァイオリン初心者への配慮で意図的に省かれている」というのがガッティの持論。今回の新録音は、これまでのどのレコーディングとも違う当時の様式にのっとった装飾音を加えているという。確かに、頻出するトリル、前打音など、相当に華麗。通奏低音を厚い編成にするという、昨今の古楽界で流行(?)しているアプローチをとらず、あえてチェンバロとチェロだけというシンプルな編成にしたのも、ガッティの持論によるものである。そして、作品5の最後を飾るのはあの「ラ・フォリア」! ガッティの演奏で聴けるというだけで、胸ワクワクだ。 毎回お馴染みのガッティ自身によるライナーは今回も「難解、長文、辛辣」の三拍子(ご本人は極めて物静かな人なのだが…)。前回のソナタ Op.3(A-402)について、イギリスの音楽雑誌のレビューに「緩徐楽章のテンポはポスト・ワグネリズム」と書かれたらしい。それに対して徹底的に反論、糾弾しているのが面白い(?)。 | ||
| A-2005 廃盤 |
モーツァルト: ピアノ四重奏曲第1番 ト短調K.478/ ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調K.493 |
パウル・バドゥラ=スコダ(Fp) フェステティチSQ |
| 録音:1993年。旧番号:A-7の限定再発売。Arcana 2005年版カラーカタログ付き、ディジパック仕様。 Arcanaの代表的名盤のひとつ。フォルテピアノ演奏の指標的権威であるバドゥラ=スコダとフェステティチ四重奏団のコンビによるモーツァルトは、録音から10年以上経過した現在でも色あせる事無い。 | ||
| 2006年度 ARCANA カタログ付き アレッサンドリーニ 〜クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643): マドリガーレ集第6巻(1614) アリアンナの嘆き/西風が帰り/多くの中で一人の女性が/ さらば、美しいフローリダよ/ セスティーナ、愛せし女の墓に流す恋人の涙/ああ、麗しい顔よ/ ここで彼女は微笑んだ/哀れなアルチェーオ/ 「バット」、エルガストは泣く/静かな川のほとりで |
リナルド・アレッサンドリーニ (Cemb)指揮 コンチェルト・イタリアーノ | |
| 録音:1992年5月27日-30日、聖ドメニコ修道院ボロニーニの間、ボローニャ。旧 A-66(廃盤)から復活したA-321に ARCANA 2006年度版カタログを付けた物。 アレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリアーノによる不朽の名盤が、アルカナの2006年版カラー・カタログ付き&ディジパック仕様限定盤で登場。 | ||