聖ニコラウスの夜 | ラ・レヴェルディ、 イ・カントーリ・グレゴリアーニ | |
サンタクロースのモデルとなった聖ニコラウスのための「日課」の一部を、ケンブリッジ大学図書館所蔵の写本などにより再現。弱者の守護聖人であった聖ニコラウスを称える敬虔な儀式である。 | ||
A-301 廃盤 |
白薔薇〜シャルル豪胆公の宮廷音楽 | クロフォード・ヤング指揮 フェレーラ・アンサンブル |
ジョヴァンニ・ブオナヴェントゥーラ・ヴィヴィアーニ(1638-1692?): カプリッチョ・アルモニコ集 Op.4(教会および室内用) グナー・レツボア〔グナール・レツボール〕(Vn) アンドレアス・ラックナー(Tp) ヴォルフガング・ツェラー(Cemb) ロベルト・センシ(Vg) ルチアーノ・コンティーニ(アーチリュート) カタリン・セベッラ(Fg) | ||
ヴィヴィアーニは17世紀にイタリアで活躍したコンポーザー=ヴァイオリニスト。Op.4においては、独唱カンタータを模倣して書かれた「シンフォニア・カンタービレ」や、トランペットと通奏低音のための2つのソナタが注目に値する。 | ||
貴重なる聖人伝 〜14世紀のイタリアのラウダ集 |
ラ・レヴェルディ | |
中世イタリアの典礼で読まれた聖人の伝記の一部は、その親しみやすさからラウダ(賛美歌)の歌詞となって広く歌われた。技巧的にも完璧なラ・レヴェルディは、ラウダのもつ美しさとともに、その世俗的な野性味もうまく表現していて、アルバムとしては録音ともども最高水準の出来を示している。 | ||
A-305 レーベル品切れ 入荷未定 |
感謝か死か〜マショー:シャンソン集 | フェラーラ・アンサンブル |
録音:1998年。フェラーラ・アンサンブルによる芳醇なマショー。 | ||
ノクス=リュクス〜フランス&イングランド 1200-1300 ドロン・ディヴィッド・シャーヴィンNox(1998) ヴィポ・フォン・ブルグント(11世紀):Victimae Paschali ペロティヌス(13世紀): Mors a primi patris / Mors, que stimulo / Mors morsu nata / Mors クラウディア・カッファーニ:Occasum(1999) 作曲者不詳(13世紀フランス): Pange melos lacrimosum / Balaam inquit / Huic placuit tres Magi Iam nubes dissolvitur / Solem / An doz mois de mai Crux forma penitentie / Sustinere / A la clarte qui tout enlumina Et illuminare / Porta preminentie / Porta penitentie / Portas 作曲者不詳(13世紀イングランド):Miri it is hwile sumer ilasts Sancta mater gracie / Do way Robin/Rosa frangrans エリザベッタ・デ・ミルコヴィク:Mors et vita duello(2000) 作曲者不詳(14世紀初頭イングランド): Caligo terrae scinditur / Virgo Maria 作曲者不詳(15世紀初頭イングランド): Anglia tibi turbidas spera lucem post tenebras オズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン(1375-1457): Ich spuer ein tyer ギヨーム・デュファイ(1400-1474):Resveilles vous & faites chiere lye ギヨーム・デュファイ/ドロン・ディヴィッド・シャーヴィン編曲: Resveilles vous & faites chiere lye ドロン・ディヴィッド・シャーヴィン:Lux(1998) |
ラ・レヴェルディ | |
ドイツWDR3との共同製作。イングランドとフランスの夜と昼と季節の音楽をテーマにした歌を、レヴェルディのメンバーによるオリジナル器楽曲を交えつつ演奏。 | ||
フランツ・シューベルト(1797-1828): 弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956 |
ヴィーラント・クイケン (クラシカルVc) フェステティーチSQ [イシュトヴァーン・ケルテース、 エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェー・ペルトリニ(Vc)] | |
ピリオド楽器使用。他出品番:Mer-A308。 | ||
フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1682-1732): 独唱とさまざまな楽器のための4つのカンタータ〜帝都ウィーンを魅了したイタリア音楽 第1カンタータ「恋する人から遠く離れて」〜独唱、シャリュモー、横吹フルート、 二つの弱音器付ヴァイオリン、フランス式リュートと通奏低音のための/ 第2カンタータ「草原は輝き」 〜独唱、リコーダー、二つのヴァイオリン、リュートと通奏低音のための/ 第3カンタータ「最も輝かしき閃光とともに」 〜独唱、シャリュモー、二つのヴァイオリン、リュートと通奏低音のための/ 第4カンタータ「愛しき小鳥たちが」 〜独唱、シャリュモー、二つのヴァイオリン、リュートと通奏低音のための ベルナルダ・フィンク(Ms) グナール・レツボール(バロックVn)総指揮アルス・アンティクヮ・アウストリア ペーター・レープル(シャリュモー) クリスティアン・グルトナー(Fl−tr) ミヒャエル・オーマン(bfl) ルチアーノ・コンティニー(アーチリュート) | ||
ピリオド楽器使用。 | ||
ヘンリー・パーセル(1659頃-1695): ハルモニア・サクラ&オルガン作品全集 ヴォランタリー ト長調 Z.720/覚めたる羊飼いよ Z.198 主よ、人間とは何なのか Z.192/ヴォランタリー ニ短調 Z.718 大いなる神よ、いつまでも Z.189/絶望の暗黒の牢獄で Z.190 おお孤独よ、我が甘き選択 Z.406/ヴォランタリー ハ長調 Z.714 聖処女の戒め「憐れみ深き天使よ、教えておくれ」 Z.196 ヴォランタリー ニ短調(2台のオルガンのための) Z.719 大地は揺るぎ Z.197/病み疲れた目をして Z.200 ヴァース ヘ長調 Z.716/激しい息吹きは怒りに満ち Z.185 詩編100にもとづくヴォランタリー イ長調 Z.721 眠れ、アダムよ、休みなさい Z.195 グラウンドにもとづく夕べの賛歌 「太陽がその光を覆い隠したる今」 Z.193 |
ジル・フェルドマン(S) ディヴィット・モロニー(Org) | |
旧品番:A-2。パーセルのオルガン作品(ヴォランタリー、ヴァース)を間に挟み、歌曲、宗教作品を演奏。ジル・フェルドマンは活発な活動を繰り広げるソプラノで、モーツァルトのオペラ、フランス・バロックに欠かせない存在に成長。クリスティ、ヤーコプスと共演した録音も多い。 | ||
女の島〜ケルトの女性たちが中世に響かせたこだま 作曲者不詳(イングランド):Wyth right al my hert 作曲者不詳(フランス):Se Geneive, Tristan 作曲者不詳(イタリア):Ave Maris Stella オスヴァルド・フォン・ヴォルケンシュタイン: Ave mutter kuniginne /Ave mater 他 |
ラ・レヴェルディ | |
旧品番:A-59。録音:1997年。中世の音楽作品の中にあるケルト的な要素を拾い上げた好企画として話題になった。 | ||
テレマン(1681-1767): リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽合奏と通奏低音のための協奏曲 イ短調/ 「Essecizi Musici」〜ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ホ短調TWV41:e5 / 「ハンブルク四重奏曲集」〜フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと 通奏低音のための四重奏ソナタ第1番 イ長調/ 「Essecizi Musici」〜ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ イ短調 TWV41:a6 / 「忠実なる音楽の師」〜無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ ニ短調 TWV40:1 / オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと 通奏低音のための室内協奏曲 ト短調 TWV43:g2 ローレンツ・ドゥフトシュミット(ヴィオラ・ダ・ガンバ) マルク・アンタイ(Fl−tr) アルフレード・ベルナルディーニ(Ob) エドゥアルド・エグエス、グイード・モリーニ(通奏低音) アルモニコ・トリブート・アウストリア | ||
録音:1996年5月21日-26日、福音派市教会、ウィーン。ピリオド楽器使用。どんな楽器も自由自在、現代人を魅了してやまない。バロック最大の巨匠テレマンの闊達な筆で、ガンバが生きる。しかも弾き手は超一流揃い。 | ||
ベネディクト・アントン・アウフシュナイター(1665-1742): 教会ソナタ集「教会シンフォニアの協和する甘き弦の調べ」Op.4(1703) アルス・アンティクァ・アウストリア [グナー・レツボア〔グナール・レツボール〕、イリア・コロル(Vn) ペーター・アイグナー(Va) ヤン・クリゴフスキー(ヴィオローネ) ノルベルト・ツァイルベルガー(Org) フーベルト・ホフマン(アーチリュート)] | ||
アーノンクール以降、古楽界においてオーストリアが生み出した最高の逸材と言われる名バロック・ヴァイオリニスト、グナー・レツボア(グナール・レツボール)とそのグループ、アルス・アンティクァ・アウストリア。ヴァイヒライン、ビーバー、ヴェジャノフスキ、シュメルツァー、ムファット、コンティ等、オーストリアの作曲家たちをじっくり探求し続けてきた彼らが今回取り上げたのは、バッハとほぼ同時代を生きたオーストリアの作曲家アウフシュナイダーの美しい教会ソナタ集。ビーバーから影響を受けた可能性があるとされるこの作品、確かに名作「ロザリオのソナタ」を思わせる厳粛でもの悲しい旋律に溢れている。ヴァイオリン・パートに複雑なダブル・ストップの技法が用いられているのも、ビーバーとの共通項を感じさせる。 | ||
王の花嫁〜聖母マリアの勝利 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179): Symphonia virginum: O dulcissime amator/ Hodie aperuit nobis clausa porta (Antiphona)/ De Sancta Maria: O splendidissima gemma (同)/ Affluens deliciis David Regis filia (Sequentia)/ De Sancta Maria: Ave Maria auctrix vitae - O dulcissima - Gloria (Responsorium)/ Nunc gaudeant materna viscera (Antiphona)/ O frondens virga (Antiphona)/ Psalmus XLIV (Carmen nuptiale de Regis Messie)/ Cum erubuerint infelices (Antiphona)/ Audi chorum organicum (Sequentia)/ Lectio I (Apocalypsis, XXII, 1-6, 13-17)/ O tu suavissima virga - Nam in mystico mysterio - Gloria (Responsorium)/ O virga ac diadema purpure Regis (Sequentia)/ Lectio II (Scivias, III, 8) |
ラ・レヴェルディ [クラウディア・カッファーニ (声、プサルテリウム) リヴィア・カッファーニ (声、笛、Org) エリザベッタ・デ・ミルコヴィク (声、ヴィエール、Org) エラ・デ・ミルコヴィク (声、ハープ、オルガン) エレーナ・ベルトゥッツィ (声、ハーディガーディ、鐘)] ロベルト・スプレムッリ指揮 サン・ボルトロ小cho. | |
世界最古(?)の女流作曲家ヒルデガルト・フォン・ビンゲン復興のきっかけとなった名演が1980年代初頭に発表されたゴシック・ヴォイセズの名演であり、1990年代になって世にヒーリング・ミュージックとしてのビンゲンを再認識させるきっかけを作ったのがセクエンツィアだったとしたら、21世紀最初の記憶に残る演奏は、このレヴェルディといえるかもしれない。1990年代初頭から現在まで、多くの古楽グループがヒルデガルトを競うように取り上げたが、今回のレヴェルディの成果は注目に値する。ハープの即興的なフレージングや、大胆な大編成合唱の起用など、従来の中世音楽演奏の常識を覆すような内容が随所に盛り込まれているからだ。 中世のドイツ貴族の家系に生まれたヒルデガルトは15歳から修道院に入り、神の道に仕えることとなった。生まれながらに超自然宗教的幻視(ヴィジョン)の能力を持ち、神を内なるものとして感じることができたという、オカルティックな人物だったと伝わっている。それが折からのヒーリング・ブームに取り込まれ、ヒルデガルトの音楽を素材にシンセサイザーを用いて味付けしたアルバムまで登場した1990年代のブームを経た今、最新の研究成果を反映させ、より昇華したヒルデガルトの姿をここに聴くことができる。 | ||
アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):ピアノ作品集 3つのピアノ小品 Op.11 /6つのピアノ小品 Op.19 /5つのピアノ小品 Op.23 / ピアノ曲 Op.33a, b /ピアノ組曲 Op.25 ピーター・ゼルキン(P) | ||
録音: 2001年7月、タングルウッド、セイジ・オザワ・ホール。古楽レーベルのイメージが強いArcanaから、ピーター・ゼルキンによるシェーンベルクの新譜が出ること自体驚きだが、難曲「ピアノ協奏曲」をブーレーズ(ERATO)とオザワ(RCA)を相手に2回も録音したわりには、ソロ作品のみに焦点を当てたシェーンベルク・アルバムとなるとゼルキンにとって初めてというから、さらに驚かざるをえない。先鋭的な「タッシ」での活動から、ソロイストとして活躍する今日まで、一貫して彼が持つ鋭敏な音楽感覚と透徹したピアニズムを支持するファンは今も昔も少なくない。2003年10月の来日公演では準メルクル指揮N響との共演でブラームスのピアノ協奏曲第1番を演奏、サントリー・ホールでのソロ・リサイタルではウォルペ、ベートーヴェン、武満などを演奏、どちらもNHKでテレビ中継が行われており、当日集まった聴衆のみならず、全国の音楽ファンにもあらためて「ピーター健在」をアピールした。遅いテンポで緻密に演奏したブラームスはN響定期会員の投票による「2003年ベスト・コンサート」の第一位に選ばれているほどだ。プロデュースはゼルキン自身が担当している。 | ||
エステバン・ダサ: 「パルナソス山と題されたビウエラのための譜本」(1576) |
エル・コルテサーノ [ホセ・エルナンデス・ パストール(CT) アリエル・アブラモビチ (ビウエラ)] | |
スペインのバリャドリッドで出版された、ビウエラおよびビウエラを含む合奏曲集。スペインの若手カウンターテナー、パストールが透明感あふれる歌唱を聴かせる。ホプキンソン・スミスの弟子に当たるビウエラ奏者、アブラモビチの伴奏も静けさをたたえたみごとなもの。 | ||
ギヨーム・デュファイ〜イタリアへの道 ギヨーム・デュファイ(1400頃-1474): 人にとって最もよきもの(3声のモテット) プレポジトゥス・ブリクシエンシス(15世紀): おお、親切な人(バラード) バルトロメオ・ダ・ボローニャ(15世紀): 私は死にたい(バラード) ベルトランド・フェラグッチ(15世紀): Excelsa civitas Vincencia(モテット) ギヨーム・デュファイ: あの気高い額のお方が天国に(3声のシャンソン)/ まこと隠れもない貴公子の名を讃え (3声のバラード) 作曲者不詳(イタリア):ベルフィオーレ(舞曲) アントニウス・デ・チヴィターテ(15世紀): 麗しき花フィレンツェ(モテット)/ 喜べ幸福なるドミニコ会士よ(モテット) ギヨーム・デュファイ: 喜べ、ビザンツ帝国の妃(4声のモテット)/ おお、聖セバスティアヌスよ(モテット)/ おお、殉教者セバスティアヌスよ(モテット)/ 天は称賛にわき立ち(3声のヒオヌス)/ このフィレンツェの町は(モテット)/ おお、イスパニアの後裔−おお、イスパニアの星 (4声のモテット) |
ラ・レヴェルディ [クラウディア・カファーニ (歌/リュート) リヴィア・カッファーニ (歌/ヴィエール/笛) エリザベッタ・デ・ ミルコヴィク(歌/レベック) エラ・デ・ミルコヴィク(歌/Hp/鐘) ドロン・デイヴィッド・シャーウィン (歌/コルネット/Perc)] | |
録音:2001年6月。 初期ルネサンスを代表するデュファイは北フランスのカンブレで生まれ、その地の大聖堂を活動の拠点に据えていたデュファイは、フランスから一歩も外に出なかったわけではなく、イタリアに赴き、ペーザロやローマで職を得ていた時期もあることから、このディスクでは、デュファイな作品だけをセレクトするのではなく、その時期デュファイの交流があったか、影響を与えあったであろうイタリアの作曲家たちの作品と対比させる形をとったもの。ヨーロッパのポリフォニー音楽の発展に重要な役割を果たしたデュファイの作品をその周辺の作品も含めて総合的に俯瞰した、ありそうでなかった企画。 | ||
A-318 レーベル品切れ 入荷未定 |
十字架の信奉者〜 クロアチア、フバール島での四旬節のゴレゴリオ聖歌 |
ファロス・カントール |
ロンバルディア人と異民族たち〜 中世南イタリアとモンテ・カッシーノの音楽と祈祷 Ubi est Abel frater tuus/Doxa en ipsistis-Gloria/ Excommunicatio Leonis papae/Convertimini/ Movens igitur Abraham/Dixit Isaac patri suo/ Canticum trium puerorum/Caminus ardebat/ Excommunicatio Leonis papae/Kyrie.Auctor celorum/ Gloria.Cives superni/ De canto romano vailambrosiano/Cantems canticum |
ディアロゴス (中世音楽アンサンブル) カタリーナ・リヴリャニッチ (ディレクター) | |
聖ベネディクトが526年に最初の修道院を建てたことで知られるイタリア南部の都市モンテ・カッシーノ。ローマに近いこともあり、中世には政治的にも重要な街な役割を果たし、様々な文化の交流が盛んに行われていた。モンテ・カッシーノの聖歌もまた、グレゴリオ聖歌や、南イタリアの古いベネヴェント聖歌などの影響を受けた独自の世界を持っている。本CDで演奏しているディアロゴスは、ヨーロッパでもっとも革新的な中世古楽アンサンブルとしてセクエンツィアと並び称されている団体だ。ディジパック仕様。 | ||
美しき北イタリアに〜 中世北イタリアの宮廷と修道院の音楽 Versus de Herico duce/ O lylium convallium Submersus iacet Pharao/ Tres enemics/Gewan ich ze Minnen/ En mort d'En Joan de Cucanh/Lux purpurata/ O in Itaria felice Liguria(マドリガーレ)/ O in Itaria felice Liguria(器楽)/ Nel bel giardino che l'Adige/ Pyance la Bella Yguana(器楽)/ Nell'acqua chiara/La nobil scala/ Ave Corpus Sanctum/Imperial sedendo/ Imperial sedendo(マドリガーレ)/ Rondeau sans texte/ Strnua quam duxit-Gaudeat & tanti |
ラ・レヴェルディ [クラウディア・カッファーニ、 リヴィア・カッファーニ、 エリザベッタ・ デ・ミルコヴィク、 エラ・デ・ミルコヴィク、 ドロン・デイヴィド・ シャーウィン、 マウロ・モリーニ、 クラウディア・パセット] | |
旧品番:A-38。演奏のラ・レヴェルディは、ARCANAレーベルの中世音楽担当としておなじみの存在。カッファーニ、ミルコヴィクという2組の姉妹を中心にしたメンバーが、このディスクでも素朴だが荘厳な祈りの世界を見事に再現している。録音も優秀で、中世音楽コレクター必須の1枚。ディジパック仕様。 | ||
アレッサンドリーニ〜 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643): マドリガーレ集第6巻(1614) アリアンナの嘆き/西風が帰り/多くの中で一人の女性が/ さらば、美しいフローリダよ/ セスティーナ、愛せし女の墓に流す恋人の涙/ああ、麗しい顔よ/ ここで彼女は微笑んだ/哀れなアルチェーオ/ 「バット」、エルガストは泣く/静かな川のほとりで |
リナルド・アレッサンドリーニ (Cemb)指揮 コンチェルト・イタリアーノ | |
録音:1992年5月27日-30日、聖ドメニコ修道院ボロニーニの間、ボローニャ。旧 A-66(廃盤)からディジパック仕様への移行再発売。A-2006は 2006年度 ARCANA カタログ付き限定盤。 アレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリアーノによる不朽の名盤。 #2010年2月現在、まだ再プレスとなっておらず、当店在庫のみの供給となっています。御早めに。 | ||
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):チェンバロのためのトッカータ集 チェンバロ・ドッターヴァ・ステサのためのトッカータ ニ短調/トッカータ ヘ長調/ チェンバロのためのトッカータ〔ニ長調/ト短調・ト長調/ニ短調〕/トッカータ イ短調/ 第1旋法によるフーガ ニ短調/第2旋法によるフーガ ト短調/第3旋法によるフーガ イ短調/ オルガンとチェンバロのためのトッカータ〔イ長調/ト長調〕/2つのフーガ ニ短調 リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb) | ||
旧品番: A-3(廃盤)。 | ||
アントニオ・カルダーラ(1670-1736): 4声による12のシンフォニア [第1番「聖テレンツィアーノの殉教」/第2番「洗礼者」/ 第3番「アベルの死」/第4番「キリストの死と埋葬」/ 第5番「カエサレアの聖ペテロ」/ 第6番「苦痛を受けし聖エレナ」/ 第7番「改宗したエルサレム」/第8番「セデーチャ」/ 第9番「神殿に現れたイエス」/ 第10番「夢を説くジョゼッフォ」/第11番「ナボス」/ 第12番「われらの主、イエスの受難」 |
グナ―ル・レツボール(Vn)指揮 アルス・アンティクァ・オーストリア | |
3400曲以上の声楽作品を作曲したと言われるイタリアの作曲家カルダーラ。ヴェネツィアに生まれたカルダーラはマントヴァ、ローマ、そしてウィーンで重要な任に着き、声楽曲を中心に莫大な数に及ぶ作品を作曲。特に声楽音楽の発展に大きく尽力したとして知られている。そんなカルダーラの器楽曲を代表する作品として現代に伝わっているのが「4声による12のシンフォニア」。これは独立した器楽曲として作曲されたものではなく、オラトリオの序曲として作曲された作品であり、各曲に宗教的要素の強い副題が付けられているのはそのためである。 莫大な数の作品を残しながらも録音の少ないカルダーラに挑むのはアルカナのトップ・アーティストとして地位を築いたヴァイオリン奏者レツボールと自身が率いるアルス・アンティクァ・オーストリア。当盤がこの作品の決定盤となること間違い無いであろう。 | ||
クイケンSQ〜シューマン:3つの弦楽四重奏曲Op.41 [第1番 イ短調Op.41-1/第2番 ヘ長調Op.41-2/ 第3番イ長調Op.41-3] |
クイケンSQ [シギスヴァルト・クイケン、 ヴェロニカ・クイケン(Vn) サラ・クイケン(Va) ヴィーラント・クイケン(Vc)] | |
クイケン・ファミリー此処にあり、アルカナ待望の新譜は、古楽界の重鎮であり大御所であるヴィーラント&シギスヴァルトのクイケン兄弟に、その2人の娘で次世代を担うヴェロニカ&サラという4人によるシューマン!! ピアノ作品、歌曲、室内楽作品には多彩で魅力的な楽曲を多数残したシューマンだが、弦楽四重奏曲に関しては、完成されたのはこのOp.41の3曲のみ。モダーン楽器を使用するなど旋風を巻き起こしたヴィーラントによるバッハ「無伴奏チェロ組曲」(A-421)、クイケン・ファミリーによるドビュッシーの室内楽作品集(A-303)など、アルカナからリリースされる「クイケン」タイトルはとにかく話題満載。今回もファミリーの2世代4人での演奏だけに、意思の疎通はもちろんのこと作品の内面に迫った造旨の深い演奏を展開、大いなる推進力と説得力を持つシギスヴァルトのヴァイオリンと包み込むような包容力を感じさせるヴィーラントのチェロは言うまでも無く、内声部を担当するサラ&ヴェロニカの若手女流コンビの貢献度も非常に高い。大注目盤。 | ||
ヤコポ・ダ・ボローニャ(1339頃-1360頃活動): マドリガーレとカッチャ集 花の間に/夢の中/Lo lume vostro/Un bel Sparver/緑の草原で/ 私が見るとき/狩へ/野生の小鳥/他(全19曲) |
ラ・レヴェルディ | |
ヤコポ・ダ・ボローニャはイタリア・トレチェント時代(1300年代)に活躍した音楽家。同じくトレチェント時代に活躍したフランチェスコ・ランディーニの師であるとも言われており当時のイタリア音楽界において重要な人物であったとされている。 ラ・レヴェルディはイタリアの2組の姉妹を中心としたArcanaでお馴染みの中世音楽アンサンブル。これまでの録音ではデュファイの作品集(A-317)などが特に高く評価されている。 | ||
ヨハン・ヨゼフ・ヴィルスマイヤー(1663-1722): 無伴奏ヴァイオリンのための6つのパルティータ 「アルティツィオスス・ コンツェントゥス・プロ・カメラ」 |
グナール・レツボール (グナー・レツボア)(Vn) | |
ダーウィンの進化論における「生命の木」(進化を樹木の枝別れに例えて説明する論)のごとく、ヴァイオリン音楽の進化は、J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」という大きな果実を生み出すまで、幹も枝も無数に存在したことを示す画期的なCD。 2003年の来日公演でビーバーの「ロザリオのソナタ」をとりあげて聴衆を魅了したレツボール。これはビーバーの弟子として記録に残るヨハン・ヨゼフ・ヴィルスマイヤーの無伴奏パルティータ全6曲をレツボール自身が再発見し世界初録音したもの。ビーバーの「ロザリオ」の最後を飾る「シャコンヌ」とバッハの「シャコンヌ」の類似性はよく取り沙汰されるが、「パルティータ」はこのヴィルスマイヤー作品からの影響が大だったであろうことは、聴けばだれもが感じることだろう。 三省堂の作品名辞典にも、ニュー・グローブ音楽事典にも記載がないくらい日の当たらない作曲家ヴィルスマイヤーの足跡を辿るのはたやすいことではなく、ザルツブルグ宮廷のお抱え作曲家という地位にあったにもかかわらず、文献も楽譜も現存率が低い。ただ大英博物館に6曲セットの無伴奏ヴァイオリン作品が所蔵されていることは一部ヴァイオリン奏者や音楽学者に知られてはいた。しかしそれは「未完」だという誤った認識もあって、実際の楽譜をもとにした研究は手つかずの状態だった。 自国オーストリアの宮廷音楽を体系的に研究し録音しているレツボールは、バッハへと至る道を検証する課程でこの作品の存在を知り、大英博物館所収の楽譜を自ら確認。完成された魅力的な作品であることを確認したレツボールは早速録音を行った。 ビーバーの「ロザリオ」において「中立的かつ客観的な立場から演奏すべき」とする説に異を唱え、「解釈されることが求められている」と宣言し主観的なアプローチを展開、他の演奏を寄せつけない圧倒的な成果をあげてみせたレツボールだけに、新発見のこの作品に対しても遠慮なく豊かな表情づけを行っている。単なる曲の紹介にとどまらない演奏により、バッハへと至る道の課程がより鮮明に見通せるようになったといえるだろう。 | ||
トンダルのヴィジョン | カタリーナ・リフルヤニッチ (歌、ディレクター) ディアロゴス | |
「トンダルのヴィジョン」とは、12世紀後半にアイルランドで形成されヨーロッパ全土に広まった物語のことで、このディスクはそれにまつわる世俗歌曲や聖歌をコレクションしたもの。中世音楽専門のグループ、ディアロゴスの意欲的なアルバム。 | ||
ヴィヴァルディ:フルートのための協奏曲集 協奏曲 ニ長調「ラ・パストレッラ」RV.95/ 協奏曲 ト長調RV.101/協奏曲 イ短調RV.108/ ピッコロ(フラウティーノ)協奏曲 ハ長調RV.444/ ピッコロ(フラウティーノ)協奏曲 ハ長調RV.443/ フルート協奏曲 ヘ長調RV.442/ 弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調「コンカ」RV.163 |
ドロテー・オバーリンガー(リコーダー) ソナトーリ・ デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ | |
オバーリンガーは1969年、ドイツのアーヘンに生まれた女流で、17-18世紀の作品をレパートリーの中心として活躍中。1996年にはカッセルで行われたERTAコンペティションで優勝、1997年にSRPメック国際リコーダー・コンクールでも優勝を果たすなど実力は折り紙付き。ウィグモア・ホールへのデビュー・コンサートも行っている。marc aurel editionやCapriccioからリリースされているアルバムも非常に高い評価を受けている。共演のソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカはイタリア・トレヴィゾを本拠とする古楽アンサンブル。 | ||
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-82): カンタータ「全ての唇に笑みがこぼれ」〜 独唱3声、2挺のヴァイオリンと通奏低音のための/ カンタータ「ああ!なんたる真実」〜 独唱5声と合奏協奏曲編成のための |
エンリーコ・ガッティ (バロックVn/指揮) ミラノ市立音楽院バロックo. (ピリオド楽器使用) ラヴィニア・ベルトッティ(S) エマヌエラ・ガッリ(S) カルロ・レポーレ(B)/他 マーラ・ガラッシ(Hp) グイード・モリーニ(Cemb) | |
発売:1997年頃。当店未案内だった物。 秀逸古楽レーベルArcanaといえば、エンリーコ・ガッティ――旧盤含め、続々登場する!まずはストラデッラの大作2曲。コレッリやA.スカルラッティと並ぶ、17世紀後半のイタリア・バロック代表格...その真価をいかんなく示す、えもいわれぬ美しき解釈に酔う! | ||
ラ・レヴェルディ 不可思議なる学芸〜中世の思惟としての音楽 |
ラ・レヴェルディ | |
録音:1993年。旧品番:A-29。 | ||
情熱の歌 セバスティアン・ドゥローン(1660-1716): ああ、私の不滅の愛が燃え上がる/ 悪者のキューピッド/そして私は失う フアン・リマ・デ・セルケイラ(1660-1726以後): 愛のキューピッド/おお!レオニダ/すべての愛 ガスパル・サンス(1640-1710): 前奏曲とパッサカリア/カナリオス フアン・イダルゴ(1612-1685):おお!愛よ! フアン・カバニーリェス(1636-1701): ティエント・デ・ファルサス XII/他(全18曲) |
マリア・ルス・アルバレス(S) トーマス・ウィマー指揮 アクセントゥス・オーストリア | |
17世紀に活躍した作曲家たちによって書かれたソプラノと弦楽器、鍵盤楽器のための歌曲を集めたアルバム。「愛」について歌った作品が大部分を占めており、改めて17世紀当時の「歌」の重要度を窺い知ることができる。 アルバレスはマドリッド生まれのソプラノ。バッハのカンタータやオラトリオなどもレパートリーとしており、数々のコンサートやこれまでに数枚のCDをリリースをするなど精力的な活動を行っている。 | ||
ヴィヴァルディ:さまざまなリコーダー協奏曲 室内協奏曲 ニ長調 RV97「羊飼いの娘」/ リコーダー協奏曲 ト長調 RV101(Op.10-6)/ ナポリ風協奏曲 イ短調 RV108/ リコーダー協奏曲 ハ長調 RV444/ リコーダー協奏曲 ト長調 RV443/ リコーダー協奏曲 ヘ長調 RV442, Op.10 No.5 / 弦楽のための協奏曲 ト長調 RV163「コンカ」 |
ドロテー・ オーベルリンガー(リコーダー) ソナトーリ・デ・ラ・ ジョイオーザ・マルカ | |
アルカナ創業者ベルンステインの死去直前にリリースされたものの、日本国内(&当店)では未案内となっていたアルバム。ピリオド楽器使用。 メジャーレーベルでも大活躍、けれども本分は着実そのものの古楽派プレイヤー。腕が冴えわたるのは、やっぱりヴィヴァルディ――周到な「現場的解釈」もイチイチ絶妙。 | ||
アントニオ・マリア・ボノンチーニ(1677-1726): ソプラノのためのカンタータ集 「崇拝されし岸辺」(ソプラノとヴァイオリンのための)/ 「私は麗しき目をいかに愛すべきか」(同)/ 「甘い眠りの間」(ソプラノとフルートのための)/ 「あまりの厳しさに」(ソプラノとヴァイオリンのための) |
ラドゥ・マリアン(ソプラニスタ) グナール・レツボール(Vn)指揮 アルス・アンティクア・オーストリア | |
イタリアの高名な音楽一族であるボニンチーニ家に生まれ育ち、17世紀後半から18世紀前半にかけて活躍したアントニオ・マリア・ボノンチーニ。 ラドゥ・マリアンは1977年モルドヴァ生まれの男性。モスクワ、ブカレストで声楽、ピアノの研鑚を積み現在はソプラニストとして活躍中。 レツボール(レツボア)はビーバー、ヴィルスマイヤーの演奏が記憶に新しいArcanaを代表するアーティストの一人。今作では自ら率いるアルス・アンティクア・オーストリアと共に裏方的な役割ではあるものの、洗練されたテクニックと音楽性でラドゥ・マリアンを見事にサポートしており、その抜群の存在感はさすがの一言。 | ||
アモールの鏡〜 愛の神秘を歌った中世の恋愛曲集 |
ラ・レヴェルディ | |
旧品番: A-20(廃盤)。 | ||
ジャン=アンリ・ダングルベール(1629-1691): クラヴサン曲集 |
パオラ・エルダース(Cemb) | |
宮廷楽団の常任クラヴサン奏者としてルイ14世に仕えたフランス・バロックの音楽家ダングルベール。その「クラヴサン曲集」は17世紀に出版されたシャンボニエールの作品と並んで、18世紀初頭における最高の曲集として高く評価された。 パオラ・エルダースはヴェネツィア音楽院とザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で音楽を学び、特にルネサンス時代やバロック時代の作品でソリスト、室内楽奏者として活躍するイタリアの女流奏者。 | ||
ヨハン・ヨゼフ・フックス(1660-1741): コンツェントゥス・ムジコ=インストルメンターリス第1巻 |
ローレンツ・ドゥフトシュミット指揮 アルモニコ・ トリブート・アウストリア | |
旧品番: A-58(廃盤)。作曲家・音楽理論家として活躍したオーストリアのフックスの器楽作品を、オーストリアの古楽演奏団体アルモニコ・トリブート・アウストリアが演奏したアルバムが復活。 | ||
ドゥフトシュミット、レツボア(レツボール)他〜 ハインリヒ・シュメルツァー(1632-1680): 騎馬のバレット(1667)/「聖と俗との音楽的協和」(1662)よりソナタ〔第6番/第1番〕/ 「第2ソナタ集」(1659)〜ソナタ第8番/歌曲「どこの野にも」/ 「第2ソナタ集」(1659)〜ソナタ第9番/「聖と俗との音楽的協和」(1662)〜ソナタ第12番/ ソナタ「フェンシング指南」/皇帝フェルディナント3世の逝去に寄せるラメント/ マルハレータのバレットさまざま〜13の小品 ローレンツ・ドゥフトシュミット(バス・ガンバ)指揮 アンサンブル・アルモニコ・トリブート・アウストリア [グナー・レツボア〔グナール・レツボール〕(Vn) アンドレアス・ラックナー(Tp) ミヒャエル・オーマン(リコーダー) ジャン=ピエール・カニアック、 ジャン・チュベリー(コルネット) イェルク=アンドレアス・ベッティヒャー(Cemb/Org) ミーケ・ファン・デル・スルイス(S)] | ||
録音:1995年6月27日-30日、9月10日-11日、以上 聖ウルリヒ教会、シュタンツ、オーストリア。 ピリオド楽器使用。旧品番:A-33(当店未案内/廃盤)。国内代理店は『ほんの僅か流通したとたんに廃盤になった「幻の豪華録音」』としているが、これはおそらく誤り。「ここ10年程入手出来なかったが、ようやく再発売」というのが正しいと思われる。「在りし日の音楽大国」の宮廷に思いを馳せるなら、この名演は絶好の1枚となることだろう。 | ||
アントニオ・ベルターリ(1605-1669):12のソナタ | グナール・レツボール (グナー・レツボア)(Vn)指揮 アルス・アンティクァ・ オーストリア | |
アントニオ・ベルターリは、イタリアのヴェローナで生を受け、ウィーンで没した17世紀オーストリアの作曲家。当時のウィーン大公カール・ヨーゼフに仕え、1649には皇帝宮廷楽長に就任。作品の半数は紛失してしまっているがオラトリオなどイタリアの宗教音楽の発展に尽力し、死後出版された器楽曲集によってその評価が更に高まったとされる。 演奏はアルカナのトップ・アーティストとして地位を築いたレツボールと手兵アルス・アンティクァ・オーストリアの名コンビ。特にオーストリア・バロックやイタリア・バロックを得意とするレツボールだけに、録音と音楽史の両面から見ても非常に貴重で重要なアルバム。 | ||
セファルディのロマンス〜舞曲と歌曲(全18曲) Nacimiento y vocation de Abraham / A la una yo naci / La rosa enflorece / Asentada en mi ventana / Eli Eliyahu / El sueno de la hija del rey /他 |
トーマス・ヴィマー指揮 アッツェントゥス・オーストリア | |
イベリアとユダヤの融合が生み出した素晴らしき音楽の数々。「セファルディ」とは中世のスペイン、ポルトガルといったイベリア半島に移住したユダヤ人のことであり、そこに伝わる音楽を再現した18曲の作品が収録されている。ヴィエール&リュート奏者でもあるトーマス・ヴィマー率いるアッツェントゥス・オーストリアは、その名の通りオーストリアを本拠とする声楽と楽器による古楽アンサンブル。中でも古楽、バッハなどの幅広いレパートリーを持つマドリッド出身のソプラノ、マリア・ルス・アルバレスが群を抜いた素晴らしい歌声を披露。テノールのセサル・カラーソの歌声も見事な雰囲気を作り出している。イベリアとユダヤの音楽の融合した姿を知り得ることの出来る貴重な音源。 | ||
ラ・レヴェルディ〜 ギヨーム・デュファイ(1400頃-1474): 「聖ヤコブのミサ」(「ボローニャQ15写本」より) |
ラ・レヴェルディ | |
デュファイの「イタリアへの道(A-317)」、ヒルデガルド・フォン・ビンゲンの「王の花嫁(A-314)」など、近年でも数々の名盤で知られるラ・レヴェルディは1986年に活動を開始、2組のイタリア人演奏家姉妹を中心とした古楽アンサンブル。2006年に結成20周年記念盤としてリリースされた物。 | ||
バドゥラ=スコダ&フェステティーチSQ〜 モーツァルト(1756-1791):ピアノ四重奏曲集 [第1番 ト短調 KV478/第2番 変ホ長調 KV493] |
フェステティーチSQ団員 パウル・バドゥラ=スコダ(Fp;*) | |
録音:1993年。旧品番:A-7, A-2005。ピリオド楽器使用。使用楽器:ウィーンのシャンツ工房、1790年頃製作のオリジナル(*)。鮮烈をきわめる老巨匠バドゥラ=スコダの勢いと、あざやかなフォルテピアノさばきが老舗集団フェステティーチSQの名演とからみあう。これぞ、作曲家の望んだ響き! | ||
モーツァルト(1756-1791): ピリオド楽器によるピアノ協奏曲集 [第9番 変ホ長調 K.271「ジュノム」/ 第12番 イ長調 K.414] |
パウル・ バドゥラ=スコダ(Fp)指揮 ムジカ・フローレア | |
録音:2005年9月、プラハ。ピリオド楽器使用。使用楽器(Fp):2005年、ポール・マクナルティ製(モデル:1802年頃、アントン・ヴァルター製)。 | ||
ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809): ピアノ・ソナタ 変イ長調 Hob.XVI-46/ アンダンテと変奏 ヘ短調 Hob.XVII-6/ ピアノ・ソナタ ハ短調 Hob.XVI-20/ オーストリア国歌による変奏曲/ アダージョ ヘ長調 Hob.XVII-9 |
パウル・ バドゥラ=スコダ(Fp) | |
発売:2009年。使用楽器:ウィーンのヨハン・シャンツ製、1790年頃。 | ||
ほんとうの「カルミナ・ブラーナ」〜ブラヌス写本 中世ドイツの「聖なる風刺歌」 「ブラヌス写本(=カルミナ・ブラーナ)」より 信心は善なり/この写本を読む者、心せよ/教えて下さい、救世主の真実(ブラヌス写本の単旋律版/多声版)/ ああ、我らの時代には/嘆くがいい、それが嘆かわしいなら/自分の心を、よく覗いてみろ/ 誰もが走り寄る先には/夏の日々は流れ去るもの/ ナイトハルト・フォン・ノイエンタールの歌によるコルネット独奏/公平と不平は、紙一重/ 憎しみの道は、いつもひねくれている/ごきげんよう、高貴にして清らかなマリア様/ お固いことは忘れちまおう/凍てつく季節は過ぎ去った/そのむかし、ヘラクレスは誉れ高く/ おとめ二人、どちらも気高き美しさ/替え歌「タイムとバジリコが口喧嘩を始めた」 アンサンブル・ラ・レヴェルディ [クラウディア・カッファーニ(Vo/リュート・プサルテリウム) リヴィア・カッファーニ(Vo/フィドル/リコーダー) エリザベッタ・デ・ミルコヴィチ(Vo/フィドル/シフォニ/鐘) エレーナ・デ・ミルコヴィチ(Vo/Hp/ドイツG) ドロン・D.シャーウィン(Vo/コルネット/オルガネット) アンドレア・ファヴァーリ(Vo/語り)/他] | ||
録音:2008年10月13日-17日、イタリア/発売:2009年。ピリオド楽器使用。「カルミナ・ブラーナ」のルーツ、その「ほんとうの姿」を、中世音楽のプロがあざやかに。素朴で神秘的、なんともいえない叙情と癒し、その裏にかくれた詩のユーモア...イタリアの天才集団が、ドイツもイタリアもひとつづきだった「中世の空気」を鮮烈に再現! #2010年1月発売予定だった国内仕様盤(Mer-A353)は、2010年12月現在未発売のため、当店では輸入盤をお取り寄せしています。 | ||
パウル・フォン・ヴェストホフ(1656-1705): 無伴奏ヴァイオリンのための6つのパルティータ(1696) [第1番 イ短調/第2番 イ長調/第3番 変ロ長調/ 第4番 ハ長調/第5番 ニ短調/第6番 ニ長調] |
グナール・レツボール (バロック・ヴァイオリン; | |
使用楽器:ゼバスティアン・クロッツ製作、18世紀。大バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」の先駆的作品。最初から最後まで、全く伴奏なしのヴァイオリンのための曲からなる世界初の曲集。魅力たっぷり、理想的な演奏ができるのは、この人だけ。 | ||
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):独奏チェロに通奏低音を添えたソナタ集(1735) より [第4番 ニ短調/第8番 変ホ長調/第9番 ト長調/第11番 ト短調/第12番 ニ短調/第14番 イ短調/第15番 イ短調/第16番 ト長調] ガエターノ・ナジッロ(バロックVc) ルーカ・グリエルミ(Cemb/クリストフォリ型Fp) サラ・ベンニーチ(通奏低音Vc) | ||
「低音伴奏だけじゃない。」チェロを愛奏した偉大な作曲家がいたからこそ、この楽器がソロ楽器として歩み始めた。並ぶものなき「皇室つきイタリア人作曲家」として活躍した巨匠カルダーラが、晩年に自らの楽器へ向けたまなざし。演奏陣はイタリア古楽界の精鋭。 | ||
16世紀スペイン、人の心を宿した鍵盤芸術〜 アントニオ・カベソン(1511-1566):鍵盤のための作品集 ティエントII/グレゴリオ聖歌「めでたし、海の星」(*)/「めでたし、海の星」による第1曲/ 第4旋法によるティエント/「ラ・アルタ」の旋律で3題/イタリア風パバナ/ スペイン風パヴァーナ(スウェーリンク作曲)/「不幸がわたしを打ちのめす」によるティエント/ ティエントI/美しきひと、わたしの人生は(アルボー編;*)/「かの貴婦人がそれを望む」の歌による変奏曲/ 第1旋法によるティエント/グレゴリオ聖歌「父と子と聖霊に」(*)/「牛を見張れ」による即興/ 「牛を見張れ」による即興による変奏曲(ナルバエス作曲)/「牛ども」で変奏5題(作者不祥)/ 「牛ども」による変奏曲/お伝え下さい、かの騎士に(ゴンベール作曲)(*)/ 「お伝え下さい」の旋律による変奏曲/ロマンセ「誰がためにこの髪は伸びる」/アントニオ起譜によるパバナ パオラ・エルダス(Cemb) リア・セラフィーニ(S;*) | ||
使用楽器:1652年モデル1段鍵盤リュート・ストップ付。 | ||
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525/26-1594): 教皇マルチェスのミサ(*)/4声の詩編「涸れた谷に、鹿が水を求めるように」/ 8声のモテトゥス「復活祭の生贄に、賛美を捧げます」/ グレゴリオ聖歌による奉献唱「大地はおののき」(1声)/5声のモテトゥス「神に向かって歓喜せよ」/ 8声のモテトゥス「キリストは死者たちの中から復活し」/5声のモテトゥス「彼らが食事をしているあいだ」/ 8声のモテトゥス「兄弟たちよ、私は主から授けられた」/グレゴリオ聖歌「我らが復活祭、キリストは不滅なり」/ 5声のモテトゥス「おお、聖なる饗宴は」/12声のモテトゥス「主を誉め讃えよ」 パオロ・ダ・コル指揮Ens.オデカトン | ||
録音:2009年9月、Chiesa parrocchiale S. Rocco, Miasino、ノヴァラ(イタリア)。(*)以下の作品は(*)の前後、および曲中で演奏されている。ブラームスも尊敬してやまなかったルネサンスの大家、パレストリーナの飛びぬけて有名な(またそれゆえ不当に等閑視されかかっていた)超・傑作を、周到そのものの古楽解釈で。 | ||
「悪魔の修道士」と呼ばれた男〜アッコルドーネのナポリ民衆歌 伝承歌:いのちなくして ジュゼッペ・ディ・ヴィットーリオ(1954-): ストルネッロ/この胸は恋の楽器になりI/鳴れよ、ギターよ/随唱I/恩寵の聖母 伝承歌:きみに差し出そう、この魂を セヴェリーノ・コルネーティ(1530-1582):サンニカンドロのタランテラ / 伝承歌:かわいい天使 マルコ・ビズリー(1957-):ぼくの心は / ジュゼッペ・ディ・ヴィットーリオ:タランテラ風ピッツィーカ 伝承歌:サンフェディスタ党の行進 / マウロ・ドゥランテ(1984-):カラータランタ クラウディオ・デ・ヴィットーリオ(1959-):薔薇で出来た道 伝承歌:モンテヴィルジーネの聖母像に捧ぐ/荷馬車ひきの歌 ジュゼッペ・ディ・ヴィットーリオ:随唱II/あなたの髪はオリーヴの枝 マウロ・ドゥランテ(1984-):サン・ヴィートのピッツィーカ / グイード・モリーニ(1959-):甘いいちじくの君 伝承歌:グヮランチーノの歌 / グイード・モリーニ:この胸は恋の楽器になりII マルコ・ビズリー(歌/カスタネット/ディプロフォニア) Ens.アッコルドーネ グイード・モリーニ(Cemb) ピーノ・デ・ヴィットーリオ(歌/カスタネット/バッテンテG) ファビオ・アックルソ(リュート) ステーファノ・ロッコ(バロックG) フランコ・パヴァン(テオルボ) マウロ・ドゥランテ(各種タンブーロ/歌/Vn) ルチアーナ・エリズィンド、グイゼッラ・マッサ、 デニーゼ・ミルラ、ノエリア・レヴェルテ・レーケ (ガンバ四重奏) | ||
ピリオド楽器使用。鬼才古楽歌手ビズリーとその一党、「祖国イタリアのレーベル」となったArcanaに登場。ロマン派? バロック? そんな分け方は、あくまでお上の物。歴史を紐解いてみれば、19世紀まではずっと近世――“南国の昔日 "に宿る艶やかな光と影、待望のリリース。 | ||
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ(1629-1679): ヴァイオリン独奏[と通奏低音]のためのソナタ集 Op.4 (1660) 〔第1ソナタ「ラ・ベルナベイ」/第2ソナタ「ラ・ヴィヴィアーナ」/第3ソナタ「ラ・モネッラ・ロマネスカ」/ 第4ソナタ「ラ・ビアンクッチア」/第5ソナタ「ラ・ステッラ」/第6ソナタ「ラ・ヴィンチョリーナ」〕 グナール・レツボール〔グナー・レツボア〕(Vn) アルス・アンティクヮ・アウストリア | ||
ピリオド楽器使用。「バロック」とは本来、17世紀音楽のこと。その意味で、本盤はバロック・ヴァイオリン芸術の極致。息をのむほど美しいピアニシモから、あざやかに激情迸らす響きまで、「歌声」と「感情」とを羊腸弦に託し、ハプスブルク家の貴族たちを瞠目させた至芸を、超実力派が縦横無尽に。 | ||
ビオンディ、アレッサンドリーニ、ナッデオ、モンテイエ〜 ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764): 12のソナタ集第1巻(通奏低音付きヴァイオリン独奏のための) Op.1 (1723) より 〔第8番 ト長調/第11番 変ロ長調/第7番 ヘ長調/第3番 変ロ長調〕 ファビオ・ビオンディ(Vn) マウリツィオ・ナッデオ(Vc) パスカル・モンテイエ(テオルボ) リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb;*) | ||
録音:1992年2月27日-29日、グランド・サル・ド・ラルスナル、メッス県、フランス。旧品番:A-39(当店未案内/廃盤)。ピリオド楽器使用。使用楽器:18世紀パリ、エムシュ・モデル(*)。ARCANA初期の名盤が久々に再発売。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・作製のため、無断転載・使用は堅くお断り致します 狂乱のオルランド〜ルドヴィーコ・アリオストの詩によるマドリガーレ曲集 ロステ・ダ・レッジョ(1520頃-1569): Le donne, i cavalier, l’arme, gli amori (I, 1) オルランドゥス・ラッスス(1532-1594): Pensier (dicea) che ’l cor m’agghiacci et ardi (I, 41) ウィリアム・バード(1539/40-1623): La verginella è simile alla rosa (I, 42) / Ma non sì tosto dal materno stelo (I, 43) ジャッケス・ド・ウェルト(1535-1596): Vaghi boschetti di soavi allori (VI, 21) ベネデット・パッラヴィチーノ(1551頃-1601): Tra le purpuree rose e i bianchi gigli (VI, 22) ジャッケス・ド・ウェルト: Non tanto il bel palazzo è sì eccellente (VII, 10) チプリアーノ・デ・ローレ(1515/16-1565): Era il bel viso suo, quale esser suole (XI, 65) / E ne la face de’ begli occhi accende (XI, 66) ヴィンツェンツォ・ルッフォ(1510-1587): Liete piante, verdi erbe, limpide acque (XXIII, 108) ジャッケス・ド・ウェルト: Queste non son più lacrime che fuore (XXIII, 126) フィリップ・ヴェルドロ(1480/85頃-1530/32?): Queste non son più lacrime che fuore (XXIII, 126) バルトロメオ・トロンボチーノ(1470頃-1535): Queste non son più lagrime che fuore (XXIII, 126) アルフォンソ・フェラボスコ(1543-1588): Questi ch’indizio fan del mio tormento (XXIII, 127) アレッサンドロ・ストリッジョ(1536/7-1592): Non rumor di tamburi o suon di trombe (XXV, 568) ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525-1594): Se ben non veggon gli occhi ciò che vede (XXXI, 3) ロステ・ダ・レッジョ: Gli sdegni, le repulse e finalmente (XXXI, 4) オルランドゥス・ラッスス: Di qua di la va le noiose piume (XXXII, 13) / Deh perché voglio anco di me dolermi? (XXXII, 23) / Dunque fia ver (dicea) che mi convenga (XXXII, 18) ジャッケス・ド・ウェルト: Chi salirà per me, madonna, in cielo (XXXV, 1) アンドレア・ガブリエーリ(1532/33-1585): Dunque baciar sì belle e dolce labbia (XXXVI, 32) / Se tu m’occidi, è ben ragion che deggi (XXXVI, 33) ペリソーヌ・カンビオ(1520頃-1562): Scarpello si vedrà di piombo o lima (XLIV, 62) チプリアーノ・デ・ローレ: Come la notte ogni fiammella è viva (XLV, 37) アレッサンドロ・ストリッジョ: Or se mi mostra la mia carta il vero (XLVI, 1) / Sento venir per allegrezza un tuono (XLVI, 2) ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ | ||
録音:2009年10月19日-23日、2010年9月2日、Chiesa Beata Vergine Maria del Monte Carmelo al Colletto, ロレット & ピネロロ、トリノ近郊、以上 イタリア/発売:2011年。 コンチェルト・イタリアーノやラ・ヴェネクシアーナの中心メンバーたちによって創設されたヴォーカル・アンサンブルの 初アルバムだった物。ルネサンス期イタリアの詩人、ルドヴィーコ・アリオスト(1474-1533)による叙事詩「狂乱のオルランド」(1516, rev.1521, 1532)に付された同世紀の作品(トロンボチーノの作(1517)を除き、1541年から1588年に書かれたもの。作品名後の(内)は、対応する詩と該当箇所か)を、おそらく物語の順番通りに納めている。この叙情詩はバロック期以降に多くオペラの題材となったが、最も早く書かれた物で1618年(フランチェスカ・カッチーニ〔ジュリオ・カッチーニの娘〕:「ルッジェーロの救出」/上演は1625年?/CDあり:PRO MUSICA CAMERATA, PMC-012 〔廃盤〕)と、次世紀の事になる。 | ||
ヴィヴァルディ(1678-1741):ファゴット協奏曲集 〔変ホ長調 RV483 /ハ短調 RV480 /ト長調 RV494 /イ短調 RV500 /ハ長調 RV474 /ニ短調 RV481 /ハ長調 RV472 〕 アルベルト・グラッツィ(Fg) アンサンブル・ゼフィーロ | ||
ピリオド楽器使用。おそらく新発売音源。ゼフィーロが帰ってきた。創設メンバーにして経験豊富なイタリア人の超実力派、アルベルト・グラッツィが変幻自在、悠々奏でるヴィヴァルディ。ドイツの文化か、イタリア気質か、その魅力を余すところなく伝える極少編成が実に憎い。 | ||
ヴィヴァルディ(1678-1741):リコーダー・ソナタ集 〔イ長調 RV 31(E管アルト・リコーダー)/ト短調 RV Anh.95-6(F管アルト・リコーダーi)/ ニ短調 RV 16(4度リコーダー)/ト短調 RV 36(ヴォイス・Fl)/ ト短調 RV 28(ドレスデンの手稿譜より/テナー・リコーダー)/ ヘ長調 RV 52(ヴェネツィアの手稿譜より/バス・リコーダー)/ ニ短調 RV 14(ソプラノ・リコーダー)/ト長調 RV 806(ベルリンの手稿譜より/F管アルト・リコーダーii)〕 ロレンツォ・カヴァサンティ(リコーダー) セルジョ・チョメーイ(Cemb/Org) カロリーヌ・ブルスマ(Vc) | ||
しなやかなアルト・リコーダーの美音さまざま、あるいは優美なるテナー・リコーダー、あるいは素朴なバロック・オルガンのように安らかな音色を奏でるバス・リコーダー...名盤あまたのイタリア古楽界最高峰の3名手が解き明かす、ヴィヴァルディ初期のスリリングな音楽世界。 | ||
荒ぶるテオルボの至芸〜ルネサンスとバロックのはざま、北イタリアの撥弦楽器芸術 ベッレロフォンテ・カスタルディ(1580-1649): ラ・フォリア「狂おしき踊り」/カプリッチョ「ビスキッツォーゾ」「酔狂な気まぐれ」(*)/ パッセッジョ「ルージンゲヴォレ」「媚びへつらうように装飾演奏を」/ コルレンテ「フリオーザ」「激怒するかのごときコルレンテ」/ ファンタスティカリア、通称「ジョヴィアーレ」「愉しく酔狂な調べ」/ コルレンテ「チェッキーナ」「目の悪い女のコルレンテ」/コルレンテ「フロリーダ」「華やぐコルレンテ」/ ガリアルダ「アルペスカ」「ハープ風ガリアルダ」/ カプリッチョ、通称「チェリモニオーゾ」「気まぐれに儀式ぶってみせ」(*)/歌曲「ではクロリンダ、きみは」(#)/ ガリアルダ「フェリータ・ダモーレ」「恋して傷ついたガリアルダ」/ カプリッチョ「スヴェリアートイーオ」「気まぐれでも目は覚めている」(*)/ タステッジョ・ソアーヴェ「心地良い指ならし」/ソナタI(*) /歌曲「あの頃わたしの人生は」(+)/ カンツォーネ「マスケリーナ」「仮面をつけた女の歌」 エヴァンジェリーナ・マスカルディ(テオルボ) モニカ・プスティルニク(ティオルビーノ;*/#) マルコ・ビズリー(歌;#/+) | ||
「本場」イタリア古楽の最前線で多忙な活躍を続けるマスカルディ、待望すぎるソロ制作盤!Alphaでもセンセーションを巻き起こした知られざる巨匠、カスタルディの“静謐な大胆さ "を精緻なテオルボ演奏で解き明かす。異才ビズリーを“チョイ役 "で呼び出す超・実力派の至芸...! | ||
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ(1629-1679): ヴァイオリン独奏(と通奏低音)のための(6つの)ソナタ集 Op.3 (1660) 〔第1ソナタ「ラ・ステッラ」/第2ソナタ「ラ・チェスタ」/第3ソナタ「ラ・メラーナ」/ 第4ソナタ「ラ・カステッラ」/第5ソナタ「ラ・クレメンテ」/第6ソナタ「ラ・サッバティーナ」〕 グナール・レツボール〔グナー・レツボア〕(Vn) アルス・アンティクヮ・アウストリア | ||
ピリオド楽器使用。Op.4 (A-360) に続く第2弾。前作原文解説で予告されていたアルバムが数年を経て遂に登場、異才レツボールの面目躍如、17世紀オーストリアで活躍した異才中の異才パンドルフィの至芸をまたしても味わえる。ついに登場、熾烈さ・苛烈さ・比類ない歌、何でもあり。 | ||
テレマン(1681-1767):8声の序曲〔管弦楽組曲〕集 〔ニ長調 TWV55: D15 /ニ短調 TWV55: D3 /変ロ長調 TWV55: B10 〕 ゼフィーロ・バロックo. アルフレード・ベルナルディーニ、エミリアーノ・ロドルフィ、 パオロ・グラッツィ(バロックOb) アルベルト・グラッツィ(バロックFg) | ||
ピリオド楽器使用。バッハと同時代に、この人をしのぐ名声を誇り得た作曲家はドイツにいなかった。天才テレマン、その名声はダテじゃない。オーケストラというものの本質を問う異色作。イタリア古楽勢のとてつもない職人芸ぶりは例によって圧巻そのもの、じっくりお愉しみを。 | ||
パレストリーナから、モーツァルトへ〜 弦楽四重奏でたどる対位法の源流、音楽史上の「巨人たちの肩に乗る」 パレストリーナ(1525-1594):キリエ・エレイソン(ミサ「見よ、この偉大なる祭司を」/ 1554刊)/ 曙に、やさしい春のそよ風が(ペトラルカの詩による/ 1555刊) フレスコバルディ(1583-1643):「音楽の花束」より2編 〔日曜日のミサの聖体奉挙にさいして弾く半音階的トッカータ/ 「使徒たちのミサ曲」のクリステ・エレイソンII / 1635刊〕 ラッスス(1532-1594):肌寒くも暗い夜(デュ・ベレの詩による/ 1576刊) ダーリオ・カステッロ(生歿年不詳、17世紀前半に活躍):四つの弦楽器による第15ソナタ(1629刊) ヨハン・ローゼンミュラー(1617-1684):4パートによる第7ソナタ(1682刊) コレッリ(1653-1713):4声のフーガAnh.15(コレッリの単一主題による真のフーガ/ F.M.ヴェラチーニ(1690-1768)『音楽実践の勝利』に掲載) J.S.バッハ(1685-1750):コントラプンクトゥス4(『フーガの技法』/ 1745〜49頃作曲) モーツァルト(1756-1791):アダージョとフーガ ハ短調 KV.546 (1788作曲)/ 弦楽四重奏曲第14番 ト長調「春」KV387 (1782作曲) アンサンブル・アウローラ [エンリーコ・ガッティ(Vn1) ロセッラ・クローチェ(Vn2) セバスティアーノ・アイロルディ(Va) ユディト・マリア・プロムスターベルク(Vc)] | ||
ピリオド楽器使用。イタリア屈指のバロック弦奏者ガッティ、絶美の端正さのなかに、さりげなく 挑発を潜ませて. . . モーツァルトの『春の四重奏曲』に流れ込む作曲法の源流を、ルネサンスにまで遡ってゆくのは欧州屈指のガット弦奏者たちによる弦楽四重奏団。 | ||
モーツァルト:管楽合奏(ハルモニームジーク)によるダ・ポンテ三部作(13管楽器編成) 〔「フィガロの結婚」による/「ドン・ジョヴァンニ」による/「コジ・ファン・トゥッテ」による〕 アルフレード・ベルナルディーニ(Ob)指揮アンサンブル・ゼフィーロ | ||
録音:2004年2月7日-9日、San Martino delle Scale, パレルモ、イタリア。ピリオド楽器使用。原盤・旧品番: AMBROISIE, AMB-9962〔廃盤/入手不能〕。 | ||
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697-1763): 鍵盤楽器の独奏を伴う3つの協奏曲〔ハ短調/ト長調/イ長調〕/ オーボエと通奏低音のためのソナタ ハ短調(*) /鍵盤楽器のためのソナタ ハ短調 Op.4 No.2 ルーカ・グリエルミ(Fp;#) コンチェルト・マドリガレスコ [リアーナ・モスカ(Vn1) ウルリケ・フィッシャー(Vn2) テレーザ・チェッカート(Va) サラ・ベンニーチ(Vc) パオロ・グラッツィ(Ob;*)] | ||
ピリオド楽器使用。使用楽器:バルトローメオ・クリストフォリ、1726年モデル(#) 。音楽史上最も古い時期の「ピアノのための協奏曲」。その素顔は、ほとんど室内楽曲のようだった。ドイツの片隅で、バッハが独自の模索を続けていた頃、音楽先進国で着々とセンスを磨いていたプラッティの名曲群。当時の楽器と奏法で解き明かされる真相はあざやかで心地よい。 | ||
A-378 (19CD) 廃盤 |
ハイドン:弦楽四重奏曲全集
フェステティーチ SQ | |
A.ベルナルディーニ&ゼフィーロ〜オーボエ協奏曲集 ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲 ハ長調 Op.8 No.12, RV449/178 プラッティ:オーボエ協奏曲 ト短調 / アルビノーニ:オーボエ協奏曲 変ロ長調 Op.7 No.3 マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調 / G.サンマルティーニ:オーボエ協奏曲 ニ長調 ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲 ト短調 Op.11 No.6, RV460 / ビガーリア:オーボエ協奏曲 変ロ長調 アルフレード・ベルナルディーニ(Ob) ゼフィーロ・バロックo. | ||
ピリオド楽器使用。使用オーボエ:G.M.アンチューティ、1730年製作。なんと使用楽器まで作曲家たちと同時代のイタリア製。同郷人気質で、イタリアの名手たちが「当時の響き」へ。 | ||
レツボール〔レツボア〕& AAA 〜ロザリオのソナタ ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・ビーバー(1644-1704): ロザリオの玄義によるソナタ集(変則調弦によるヴァイオリンと通奏低音のための 15のソナタと、無伴奏ヴァイオリンのためのパッサカリア) グナール・レツボール〔グナー・レツボア〕(Vn)アルス・アンティクヮ・アウストリア [ローレンツ・ドゥフトシュミット(ガンバ) ヴォルフガング・ツェラー(Org) ミヒャエル・オーマン(ガンバ) ウリ・フセネッガー(Cb) ヴォルフガング・グリュクサム(Cemb) アクセル・ヴォルフ(Fl)] | ||
録音:1996年9月22日-30日、昇天教会、ハルシュタット、オーストリア/初発売:1997年。旧品番: A-901 〔国内仕様盤:MA-901〕 / A-401 〔Mer-A401〕(以上全て廃盤、入手不能)。 | ||
ヴィーラント・クイケン〜J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲&ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集 無伴奏チェロ組曲〔第1番 ト長調 BWV.1007 (*) /第2番 ニ短調 BWV.1008 (*) /第3番 ハ長調 BWV.1009 (*) / 第4番 変ホ長調 BWV.1010 (*) /第6番 ニ長調 BWV.1012 (+) /第5番 ハ短調 BWV.1011 (*) 〕 ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ(#/**) 〔第1番 ト長調 BWV.1027 /第2番 ニ長調 BWV.1028 /第3番 ト短調 BWV.1029 〕 ヴィーラント・クイケン(Vc;* /Vcピッコロ;+ /ヴィオラ・ダ・ガンバ;#) ピート・クイケン(Cemb;**) | ||
録音:2001年-2002年。旧品番:A-421。使用楽器:作者不祥(アンドレア・アマティ型)、18世紀末-19世紀初頭模造モデル(*) /フィリップ・クイケン〔日本〕、2001年製作(小型5弦) (+) /ニコラ・ベルトラン〔パリ〕、1705年頃製作(#) /アントニー・シデイ&フレデリク・バル〔パリ〕、1995年製作(モデル:ジルバーマン、1740年頃製作)(**) 。古楽界の重鎮ヴィーラント・クイケン初のバッハ「無伴奏」だったもの。 「無伴奏チェロ組曲をバロック・チェロで演奏することの意味がわからないわけでは決してないが、今の自分にとって『私のアマティ』で弾くのが最も楽しいことなのだ」(ヴィーラント・クイケン/初出時ブックレットより)。 | ||
エンリーコ・ガッティ「音楽の捧げもの」〜J.S.バッハ: 音楽の捧げもの BWV 1079 /ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV 1021 / フラウト・トラヴェルソ、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ BWV 1038 エンリーコ・ガッティ(Vn)指揮アンサンブル・アウローラ マルチェッロ・ガッティ(Fl−tr) ガエータノ・ナジッロ(Vc) グイード・モリーニ(Cemb) | ||
録音:1999年11月27日-12月1日、フォントヴロー修道院。ピリオド楽器使用。旧品番:A-306。当時待ちに待たれたガッティによるバッハが久々の再発売。彼が1999年、北とぴあ音楽祭のためラ・レアル・カマラ(エミリオ・モレーノ主宰)のメンバーとして来日し、帰欧した直後に行われた録音。 | ||
バロック・チェロは、ナポリで育つ〜ナポリ楽派の協奏曲とソナタさまざま グレコ:二つのヴィオラ・ダ・ガンバのためのシンフォニア ト長調 ルーヴォ:チェロ独奏のためのソナタ ト短調/タランテラ/ロマネッラ フランチスキエッロ:チェロと低音部のための2つのソナタ〔ト長調/ニ長調〕 スプリアーニ:チェロ独奏のためのトッカータ2編〜装飾変奏を添えて ペルゴレージ:チェロ独奏のためのシンフォニア ヘ長調 ランゼッティ:チェロ独奏のための3つの小品/チェロと低音部のためのソナタ ニ長調 Op.5 No.3 ポルポラ:チェロ独奏のためのソナタ / ペリーコリ:第4ソナタ ヘ短調 フィオレンツァ:2つのチェロ協奏曲〔ヘ長調/イ短調〕 / ポルポラ:チェロ協奏曲 ト長調 レーオ:チェロ協奏曲 イ長調 / サバティーノ:チェロ、2部のヴァイオリンと低音部のためのソナタ ト長調 ガエターノ・ナジッロ(バロックVc) ミケーレ・バルキ(Cemb) サラ・ベンニーチ(第2Vc) キアラ・バンキーニ&アンサンブル415 | ||
ピリオド楽器使用。近年やおら盛り上がってきたイタリア初期チェロ作品、南国ナポリに焦点を当てた2枚組を、大本命名手が。 | ||
ヘンデル:管弦楽作品集 王宮の花火の音楽(演奏会版) HWV.351 / 二重合奏体のための協奏曲 〔第1番−第3番 HWV.332-334〕 |
アルフレート・ ベルナルディーニ(Ob)指揮 アンサンブル・ゼフィーロ | |
録音:2006年8月。初出・前出・旧品番: Deutsche Harmonia Mundi (DHM), 88697-36791-2 。ピリオド楽器使用。 | ||
アレッサンドリーニの名盤復活〜フレスコバルディ「トッカータ集」 1637年最終稿による 第1トッカータ/バレット〜続きのコルレンテ〜パッサカリア/ロマネスカの調べで14変奏/バレットとチャコンネ/ 第2トッカータ/バッターリア(戦い)によるカプリッチョ/第4トッカータ/ルッジェーロの調べで12変奏/ パッサカリアで100変奏/第3トッカータ/モニカの調べで11変奏/ルッジェーロの調べによるカプリッチョ「修道士ヤコピーノ」/ 第11トッカータ/パストラーレにもとづいたカプリッチョ/第12トッカータ/第9トッカータ/フォリアの調べで6変奏/ 第7トッカータ/第2バレット〜続きのコルレンテ/第5トッカータ/パッサカリア/ バレット〜続きのバレット〜パッサカリア(別版)/第6トッカータ/コルレンテとチャコンネ/ 第8トッカータ/第4コルレンテ/第10トッカータ リナルド・アレッサンドリーニ (Cemb;*|使用楽器:ジョヴァンニ・チェレスティーニ(ヴェネツィア)、 1605年頃製作(ハーグ市立博物館所蔵)/ Org;#|使用楽器:トマゾ・メイアリーニ、1630年建造) | ||
録音:1992年4月15日-19日、サンタ・マリア・デル・カルミーネ教会、ブレシア、ロンバルディア地方、北イタリア(#) /1992年9月3日-7日、ハーグ市立博物館、オランダ(*) 。 (P) 1993 。 旧品番:A-404, A-904〔ともに当店未案内、廃盤〕。十数年振りの復活。 アレッサンドリーニ躍進時の金字塔的録音がついに復活。畢生の大作、晩期の決定稿をチェンバロとオルガンで。 | ||
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682): オラトリオ「サン・ジョヴァンニ・クリゾストモ〔金口イオアン〕」 アリアンナ・ヴェンディテッリ、ノラ・タブシュ(S) マッテオ・ベロット(B) アンドレア・デル・カルロ指揮アンサンブル・マーレ・ノストルム | ||
ピリオド楽器使用。暗殺された「17世紀イタリアのオルフェウス」、ストラデッラのさらなる傑作オラトリオが現代に! | ||
ビーゴ海の波〜七つの恋人の歌 中世放浪芸人 マルティン・コダス(13世紀):歌曲集 波を見るときはいつでも/前奏曲「ビーゴ海の波のテーマ」/ 7つの恋人の歌〔ビーゴ海の波よ/便りが私に届いた/愛しき妹よ、私と一緒に行きましょう/ ああ、神さま、もし私の愛しい人をご存知ならば/ 私がどれほど愛しい人を思っているかを知るあなた/ 聖なるビーゴの地で/ああ、波よ!私はあなたに会いにきた〕/ 間奏曲「ビーゴ海の波のテーマ」/第二の反映「波を見るときはいつでも」のテーマ/ 「どれほど私が愛しい人を思っているかを知るあなた」のテーマによる間奏曲/ 第三の反映「波を見るときはいつでも」のテーマ/私が心の底から愛する女性について ヴィヴァビアンカルーナ・ビッフィ(Vo/中世ヴィオル〔ヴィオラ・ダルコ〕) ピエール・アモン (中世Fl〔パンパイプ/三孔リコーダー/シヴィ/ダブルリコーダー/トラヴェルソ〕) | ||
中世――波に問いかける少女の一途さ。その想いが大きな波となって、私たちの心を激しく洗う。 | ||
管楽バンドとトルコ風行進曲〜1800年前後の音楽異国趣味 M.ハイドン:トルコ行進曲 ハ長調 / J.ハイドン:「十字架上の最後の七つの言葉」〜第二部序曲 モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」KV384 〜イェニチェリの行進曲 ヴィット:オーボエとフルートのための小協奏曲 ハ長調 ロッシーニ/G.マンドレージ編曲:歌劇「イタリアのトルコ人」序曲 ガエターノ・ドニゼッティ:管弦合奏のためのシンフォニア ト短調 ジュゼッペ・ドニゼッティ/A.ベルナルディーニ編曲:マフムドの行進曲 メンデルスゾーン:ノットゥルノ ハ長調 MWV P.1 シューベルト:小葬送音楽 変ホ長調 D79 / シュポア:ノットゥルノ Op.34 ハ長調 アルフレード・ベルナルディーニ指揮 Ens.ゼフィーロ | ||
ピリオド楽器使用。近ごろ都に流行るもの二つ、管楽合奏とトルコ風音楽。ベートーヴェン前後の痛快な響き、異能ピリオド楽器集団で。 | ||
クイケン一族のドビュッシー、約10年ぶりの復活〜 ドビュッシー(1862-1918):室内楽作品集 弦楽四重奏曲 Op.10 (1893) /シランクス(パンの笛)(1915) / チェロとピアノのためのソナタ(1915) / フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ(1915) / ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1917) クイケン・アンサンブル [シギスヴァルト・クイケン(Vn|使用楽器:ボヴィス〔ニース〕、1899年製作/ Va|使用楽器:カルロ・カルレッティ〔ローマ〕、1940年製作) ヴェロニカ・クイケン(Vn|使用楽器:ピロ〔フランス?〕、1804年製作) サラ・クイケン(Va|使用楽器:カルロ・カルレッティ〔ローマ〕、1940年製作) ヴィーラント・クイケン(Vc|使用楽器:フィリップ・クイケン〔日本〕、1999年製作) ソフィー・アランク(Hp|使用楽器:エラール、1926年製作) バルトルド・クイケン(Fl|使用楽器:ボヌヴィル、1910年製作) ピート・クイケン(P|使用楽器:エラール、1894年製作)] | ||
録音:1999年9月12日-17日、 Centre culturel de Lommel, ベルギー/ (P) 2000 (C) 2016 。ピリオド楽器使用。旧品番:A-303。ついにカタログ復活、ピリオド演奏史に残る「真のドビュッシー」待望の再登場。 | ||
2人のオルフェオ〜カッチーニとペーリ、歌較べ ジューリオ・カッチーニ(1551-1618): 甘いため息/この熱きため息に/心が傷んで苦しい時は/わが太陽を見ん/麗しのアマリッリ/ ひねもす泣き暮らし/聞きたまえ、エウテルペ/私の苦しみを憐れんでおくれ/ 戻れ、ああ、戻れ/不実きわまりない俤よ/天にもかほどの星はなく/愛に満ちて ヤコポ・ペーリ(1561-1633):おまえは眠っている/女たちの中で/それはある日のこと/ひねもす泣き暮らし/泉に野に ルッツァスコ・ルッツァスキ(1545頃-1607):第4旋法のトッカータ/カンツォーナ アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638頃):サラバンド風アリアと変奏 マルク・モイヨン(T) アンジェリーク・モイヨン(バロックHp) | ||
ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1676-1745): 2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音のための6つのトリオ・ソナタ ZWV 181 (1715-16) 〔第5番 ヘ長調(*) /第6番 ハ短調(*) /第2番 ト短調(*) / 第1番 ヘ長調(#) /第3番 変ロ長調(+) /第4番 ト短調(#) 〕 アンサンブル・ゼフィーロ [パオロ・グラッツィ、アルフレード・ベルナルディーニ(Ob) アルベルト・グラッツィ(Fg) リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb) ロルフ・リスレヴァン(テオルボ;*) ジャン・カルロ・ラード(テオルボ;#/+) ロベルト・センシ(Cb) ローレンツ・ドゥフトシュミット(ヴィオローネ;#/+) マンフレート・クレーメル(Vn;+)] | ||
録音:1993年2月、 Villa Schiarino, Mantua 、イタリア(*) /1995年2月、ティボール・ヴァルガ講堂、シオン、スイス(#) 。ピリオド楽器使用。初出・前出: Astrée, E-8511 (*), E-8563 (#) 〔当店未案内、廃盤〕。約15年ぶりの再発売と思われる。 | ||
ダルマティカ〜アドリア海の向こう側、クロアチア沿岸部の中世教会音楽 主には洗いざらい申し伝えよ/聖なるかな、聖なるかな/おお、栄光あふれる神の母なるかた/お命じください、主よ/ ねむれ、ねむれ、幼子、天の王よ/おお!神はお生まれになった/はじめにまず、言葉がありました/ 大いなることを、わたしたちのために主はなさったのです/聖パオロからピリピの信徒たちへの手紙/ そのとき、世には平安が約束された/知らせにまいりました、この世に喜びがあることを/三人の王が道をゆく/ あなたはなんとうるわしい、マリアさま/栄光あれ、讃美あれ/それはちょうど、過越の祭りの前のこと/ わたしの目は涙でくもっている/わたしたちは、あなたの十字架を讃えます/わたしは始まりにして終わり/ わたしは悔いております、神よ、全ての罪を/絞首前のユダの独白/世界は終わる――今や太陽は沈み/ わが民よ、わたしはおまえたちに何をしただろう アンサンブル・ディアロゴス[クララ・クトゥリ、カタリナ・リヴリャニチ、、オロール・ティラク、 エルス・ヤンセンス=ファンミュンステル](女声歌唱) アンサンブル・カンタドゥーリ[ヨシコ・チャレタ、ニコラ・ダミャノヴィチ、スレチコ・ダミャノヴィチ、 スチェパン・フラネトヴィチ、ミリヴォイ・リロフ、マルコ・ロゴシチ](男声歌唱) | ||
バルカン半島最西部、イタリアの対岸で交錯する「西の清らかさ」と「東の伝統の味」…異色中世体験。 | ||
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682): 5声の独唱と通奏低音によるオラトリオ「聖女エディッタ」、乙女なる女君主、英国女王 ヴェロニカ・カンジェーミ、フランチェスカ・アスプロモンテ、 クラウディア・ディ・カルロ(S) ガブリエッラ・マルテッラッチ(A) フェルナンド・ギマラネス(T) セルジオ・フォレスティ(B) アンドレア・デ・カルロ総指揮アンサンブル・マーレ・ノストルム [ヤスミーナ・カピタニオ(ディスカント・ガンバ&ヴィオローネ) フランソワ・ジュベール=カイエ(バス・ガンバ) アンドレア・フォッサ(Vc) ピーテル・テュンス(アーチリュート) ダニエル・ザピコ(テオルボ) マルタ・グラツィオリーノ(トリプルHp) マルコ・サルヴィ(Cemb/Org)] | ||
ピリオド楽器使用。 | ||
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.5 〔第1番 ニ長調/第7番 ニ短調/第2番 変ロ長調/第8番 ホ短調/第3番 ハ長調/第9番 イ長調/ 第4番 ヘ長調/第10番 ヘ長調/第5番 ト短調/第11番 ホ長調/第6番 イ長調/ 第12番 ニ短調「ラ・フォリア」(主題と23の変奏)] エンリコ・ガッティ(Vn) ガエターノ・ナッシロ(Vc) グイド・モリーニ(Cemb) | ||
旧品番:A-423 。今さら言及する必要もない、大名盤が数年振りに復活。 | ||
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713): 教会ソナタ集Op.3 [第2番 ニ長調/第5番 ニ短調/第6番 ト長調/ 第7番 ホ短調/第8番 ハ長調/第10番 イ短調/ 第12番 イ短調/第9番 ヘ短調/第3番 変ロ長調/ 第11番 ト短調/第1番 ヘ長調/第4番 ロ短調]/ 2つのヴァイオリンとオルガンのためのソナタ [イ短調WoO.5/ト短調WoO.9/ニ長調WoO.8/ ニ長調WoO.7/ニ長調WoO.6/ト短調WoO.10]/ トランペット、2つのヴァイオリンと 通奏低音のためのソナタ ニ長調WoO.4 |
エンリコ・ガッティ(Vn) アンサンブル・アウロラ | |
録音:1996年。解説:エンリコ・ガッティ。旧・国内代理店の発売していた国内仕様盤(MA-402)は廃盤になっています。 | ||
モーツァルト:弦楽四重奏曲集 第20番−第23番 [第23番 ヘ長調K.590/第20番 ニ長調K.499/ 第21番 ニ長調K.575/第22番 変ロ長調K.589] |
フェステティチSQ | |
ピリオド楽器使用。人気のフェステティチSQによるモーツァルトの、ディジパック仕様盤。旧A-8およびA-9(ともに廃盤)をセット化したA-903の再発売。 | ||
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 [第25番 ト長調K.301/第26番 変ホ長調K.302/ 第27番 ハ長調K.303/第28番 ホ短調K.304/ 第29番 イ長調K.305/第30番 ニ長調K.306] 「泉のほとりで」による6つの変奏曲K.360/ 「羊飼いの娘セリメーヌ」による12の変奏曲K.359 |
エンリコ・ガッティ(Vn) ラウラ・アルヴィーニ(Fp) | |
A-906として発売されたが、すぐに当番号で再発された。エンリコ・ガッティのモーツァルトとして話題を呼んだものだが、2009年現在、続編は出ていない。 | ||
シューベルト:フォルテピアノのためのソナタ集 Vol.1 第1番ホ長調 D.157(1815;未完、3楽章) 第9番ロ長調 D.575 Op.147(1817;4楽章) 第2番ハ長調 D.279(1815;3楽章、未完) 第5番変イ長調 D.557(1817;3楽章、未完) 第10番ハ長調 D.613(1818;2楽章、共に断片) 第7番変ホ長調 D.568 Op.122(1817;4楽章) 第6番ホ短調 D.566(1817;2楽章、未完) 第14番イ短調 D.784 Op.143(1823、3楽章) |
パウル・バドゥラ=スコダ(Fp) | |
カップリング変更再発売。録音:1994年-1996年。これまで単売&全集でリリースされていたシューベルトのピアノ作品を再集成したもので、その第1巻目に当たる。 今回の売りはなんといっても凝りに凝ったディジパックのデザイン。この演奏に使用されたハンマーフリューゲル(フォルテピアノ)は合計4台。いずれも美麗な写真がジャバラ開きのディジパックに掲載され、そのうち3台は透明トレイのウラに置かれて、透けて見えるようになっている。解説書もフランス語、ドイツ語、英語、イタリア語による合計83ページの詳細なものが付けられており、楽器コレクター、バドゥラ=スコダらしい企画を、すばらしい装丁によりさらに楽しめるということで、まさに買った人が所有する喜びを味わえるCDとなっている。 | ||
シューベルト:フォルテピアノのためのソナタ集 Vol.2 ソナタ第3番 ホ長調 D.459(*)/ ソナタ第15(16)番 イ短調 D.845 Op.42(*)/ ソナタ第8番の第1楽章 嬰ヘ短調 D.571(未完)+ 小品(アンダンテ)イ長調 D.604+ スケルツォ ニ長調 D.570+アレグロ 嬰ヘ短調 D.570(断片) [以上をソナタ第8番として演奏](+) ソナタ第16(17)番 ニ長調 D.850 Op.53(+)/ ソナタ第4番 イ短調 D.537 Op.164(#)/ ソナタ第17(18)番 ト長調 D.894 Op.78「幻想」(#) |
パウル・バドゥラ=スコダ(Fp) | |
使用楽器:(*)1810年頃ドナート・ショフトス製、(+)1823年頃製コンラート・グラーフ、(#)1826年頃製コンラート・グラーフ。 究極の楽器コレクター、バドゥラ=スコダこだわりのシューベルトの第2巻。今回も第1巻に引き続き豪華ディジパック仕様。同じグラーフでも年代ごとに使い分けるこだわりが凄い。 | ||
シューベルト:フォルテピアノのためのソナタ集 Vol.3 第11番 ヘ短調 D.625/505(1818)(*)/ 第18(19)番 ハ短調 D.958(1828)(*)/ 第13(14)番 イ短調 Op.143 D.784(1823)(+)/ 第19(20)番 ハ短調 D.959(1828)(+)/ 第12(13)番 イ長調 Op.120 D.664(1819/1825)(#)/ 第20(21)番 変ロ長調 D.960(1828)(#) |
パウル・ バドゥラ=スコダ(Fp) | |
使用楽器:1846年頃J.M.シュヴァイクホーファー製(*)/1823年頃コンラート・グラーフ製(+)/1826年頃コンラート・グラーフ製(#)。 年代ごとに楽器を使い分けるこのこだわりの演奏で、豊かなディナーミクの変化や音色の変化でハンマーフリューゲルの音の魅力を十分に聴かせてくれる。豪華ディジパック仕様。解説はフランス語、ドイツ語、英語、イタリア語による詳細なものがつけられている。 | ||
ハイドン: ピリオド楽器による弦楽四重奏曲全集 Vol.1 弦楽四重奏曲集 Op.9(全6曲) [ニ短調Op.9-4/ハ長調Op.9-1/ ト長調Op.9-3/変ホ長調Op.9-2/ 変ロ長調Op.9-5/イ長調Op.9-6] |
フェステティーチSQ [イシュトヴァーン・ケルテース、 エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェー・ペルトリニ(Vc)] | |
ピリオド楽器使用。 | ||
ハイドン:ピリオド楽器による弦楽四重奏曲全集 2 ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):弦楽四重奏曲集 Op.17(全6曲) [ヘ長調 Op.17-2/ホ長調 Op.17-1/ ニ長調 Op.17-6/ハ短調 Op.17-4/ 変ホ長調 Op.17-3/ト長調 Op.17-5] |
フェステティーチ四重奏団 (ピリオド楽器使用) [イシュトヴァーン・ケルテース、 エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェー・ペルトリニ(Vc)] | |
ハイドン:ピリオド楽器による弦楽四重奏曲全集 3 ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809): 弦楽四重奏曲集 Op.20「太陽四重奏曲集」(全6曲) [弦楽四重奏曲 ト長調 Op.20-3/ 弦楽四重奏曲 変ホ長調 Op.20-1/ 弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.20-2/ 弦楽四重奏曲 ヘ短調 Op.20-5/ 弦楽四重奏曲 イ長調 Op.20-6/ 弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.20-4] |
フェステティーチ四重奏団 (ピリオド楽器使用) [イシュトヴァーン・ケルテース、 エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェー・ペルトリニ(Vc)] | |
ハイドン初期四重奏曲集の――否、弦楽四重奏曲の歴史で最も重要といっても過言ではない「4人が対等」の画期的曲集!!ベルンステン急逝前に出た最後の巻は、市場でもレアな逸品! | ||
フェステティーチSQ〜 ハイドン:弦楽四重奏曲全集 Vol.4(第9回発売/完結編) 弦楽四重奏曲集 Op.33「ロシア」 [ト長調Op.33-5 Hob.III-41/ 変ホ長調Op.33-2 Hob.III-38「冗談」/ ト短調Op.33-1 Hob.III-37/ ハ長調Op.33-3 Hob.III-39「鳥」/ ニ長調Op.33-6 Hob.III-42/ 変ロ長調Op.33-4 Hob.III-40]/ 弦楽四重奏曲 ニ短調「スペイン」Op.42 Hob.III-43 |
フェステティーチSQ [イシュトヴァーン・ケルテース、 エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェー・ペルトリニ(Vc)] | |
ピリオド楽器使用。ハイドン歿後200周年に、たいへんな朗報! 休眠状態だったARCANAレーベル復活、この「超・傑作」全曲録音シリーズがカタログに復活 !! 最先端の研究成果をふまえての校訂版とピリオド楽器を使ったケタはずれの名演、初リリースの最新巻が登場し、ついに完結。 ウィーン、ドイツ、フランスの古楽界で鍛えれられまくったハンガリー(ハイドンとゆかり深い)の精鋭4人によるフェステティーチSQは、いまだ数少ない「ピリオド楽器弦楽四重奏団」のパイオニア的存在。鮮烈なまでの演奏力と歴史的省察の双方に長けており、このハイドン全集も初期作品の軽妙さから中期作品の対位法的パースペクティヴ、晩期作品のとほうもない深み…と、古楽演奏の通念をくつがえす名演ぶりで様々なディスク賞を続々獲得してきた。ベルンステイン氏の急逝でリリースされずじまい、今回が世界初リリースとなる「第4巻」は、ハイドンが10年の沈黙を破って1783年に発表し、ウィーンに弦楽四重奏ブームを巻き起こすことになった「最初の本格的にハイドンらしい」四重奏曲集であるユーモアたっぷりの作品33と、異形の単独曲「スペイン四重奏曲」を収録。前者はモーツァルトをいたく刺激して「ハイドン・セット」を書かしめたことでも有名なシリーズ。研究現場の最先端から届いた最新校訂の楽譜を用い、曲の持ち味である「4パートの対等性」を見通しよく聴かせ、絶妙のドラマづくりで聴き手をふりまわす解釈は、何度聴いても発見がある。この全集を知らずして、もはやハイドンと弦楽四重奏は語れない! | ||
ハイドン:ピリオド楽器による弦楽四重奏曲全集 5 ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):弦楽四重奏曲集 Op.50「プロイセン」(全6曲) [変ロ長調 Op.50-1/ハ長調 Op.50-2/ 変ホ長調 Op.50-3/嬰ヘ短調 Op.50-4/ ヘ長調 Op.50-5/ニ長調 Op.50-6「かえる」] |
フェステティーチ四重奏団 (ピリオド楽器使用) [イシュトヴァーン・ケルテース、 エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェー・ペルトリニ(Vc)] | |
ハイドン:ピリオド楽器による弦楽四重奏曲全集 6 ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):弦楽四重奏曲集 Op.54&55「第1トスト四重奏曲集」(全6曲) [弦楽四重奏曲 ト長調 Op.54-1/ 弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.54-2/ 弦楽四重奏曲 ホ長調 Op.54-3/ 弦楽四重奏曲 イ長調 Op.55-1/ 弦楽四重奏曲 ヘ短調 Op.55-2/ 弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.55-3] |
フェステティーチ四重奏団 (ピリオド楽器使用) [イシュトヴァーン・ケルテース、 エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェー・ペルトリニ(Vc)] | |
「弦楽四重奏曲は、売れる!」と判断したハイドンが最も脂の乗った頃の筆致でばんばん書き飛ばしていった「全部傑作」の6曲――並居る競合盤を抑えての名演に酔う! | ||
ハイドン: ピリオド楽器による弦楽四重奏曲全集 Vol.7 弦楽四重奏曲集 Op.64「トスト四重奏曲集2」 [ニ長調 Op.64-5 Hob.III-63「ひばり」/ 変ホ長調 Op.64-6 Hob.III-64/ ハ長調 Op.64-1 Hob.III-65/ ト長調 Op.64-4 Hob.III-66/ 変ロ長調 Op.64-3 Hob.III-67/ ロ短調 Op.64-2 Hob.III-68] |
フェステティーチSQ [イシュトヴァーン・ケルテース、 エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェー・ペルトリニ(Vc)] | |
録音:2002年7月。ピリオド楽器使用。 | ||
ハイドン:ピリオド楽器による弦楽四重奏曲全集 8 ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):弦楽四重奏曲集 Op.71&74「アポニー四重奏曲集」 [四重奏曲 変ロ長調 Hob.III-69/ 四重奏曲 ニ長調 Hob.III-70/ 四重奏曲 変ホ長調 Hob.III-71/ 四重奏曲 ハ長調 Hob.III-72/ 四重奏曲 ニ長調 Hob.III-73/ 四重奏曲 ト短調 Hob.III-74「騎士」] |
フェステティーチ四重奏団 (ピリオド楽器使用) [イシュトヴァーン・ケルテース、 エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェー・ペルトリニ(Vc)] | |
ハイドンの技量、ここに極まる――音楽都市ロンドンでの経験さえも反映された交響曲にも比肩しうるほどの、ひたすら多面的な響き、どこまでも深遠な音楽...周到そのものの古楽解釈と詳細な解説で、この傑作曲集の魅力を心ゆくまで堪能頂きたい! | ||
ハイドン:ピリオド楽器による弦楽四重奏曲全集 9 ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809): 弦楽四重奏曲集 Op.76「エルデーディ四重奏曲集」 [ト長調 Hob.III-75/ニ短調 Hob.III-78「五度」/ ハ長調 Hob.III-77「皇帝」/変ロ長調 Hob.III-78「日の出」/ ニ長調Hob.III-79/変ホ長調 Hob.III-80] 弦楽四重奏曲集 Op.77「ロプコヴィツ四重奏曲集」 [ト長調 Hob.III-81/ヘ長調 Hob.III-82]/ 弦楽四重奏曲 ニ短調Op.103 Hob.III-83「老人」 |
フェステティーチ四重奏団 (ピリオド楽器使用) [イシュトヴァーン・ケルテース、 エリカ・ペテーフィ(Vn) ペーテル・リゲティ(Va) レジェー・ペルトリニ(Vc)] | |
ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770): ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 ヘ長調Op.1 No.12/ト長調Op.1 No.4 ト短調「捨てられたディド」Op.1 No.10 ハ長調Op.1 No.3/ニ長調Op.2 No.1 ロ短調Op.2 No.4/イ短調Op.2 No.5 ホ短調Op.2 No.11/ パストラール イ長調Op.1 No.13 |
エンリコ・ガッティ(Vn) ガエターノ・ナッシロ(Vc) グイド・モリーニ(Cemb) | |
前々から計画されていたものの、なかなかリリースに至らなかったタルティーニのソナタ集。 タルティーニのソナタは100曲以上の存在が確認されているが、ガッティは作品1と2の曲集から注意深く録音曲を選択。その結果、タルティーニの真作かどうか疑わしいものや、混乱した作品番号が付けられたものは収録されなかった。そして、タルティーニといえば代名詞のように取り上げられるあの有名な「悪魔のトリル」も含まれていない。 ガッティは自ら筆をとった今回のブックレットで、「くたばれ、悪魔!」(may the devil go the devil)と題した一文を寄せて、現代のタルティーニ演奏に強烈な批判を浴びせている。ガッティは、「悪魔のトリル」の有名な逸話 ―― ローマ枢機卿の娘と密かに結婚したタルティーニが、アッシジのフランシスコ会修道院に逃れ、夢の中でヴァイオリンを弾く悪魔に出会い、この世のあらゆる音楽知識を与える代わりに、魂を差し出せと持ちかける ―― が、アッシジ滞在の部分以外は何の根拠もない、立証もできない物語だったと語る。そして、こうした根拠のない逸話や憶測が今日まで蔓延した結果、原典を探求すべきピリオド演奏にまでその影響が及んでいることを痛烈に糾弾しているのだ。それは「夢の中の悪魔は伴奏者を従えていなかったはず」という理由から、「悪魔のトリル」無伴奏曲に編曲して弾き録音してした「あるバロック・ヴァイオリン奏者」(アンドルー・マンゼ)にも、非難が向けられている。「もし、これがバッハやモーツァルトだったらどんな反応が巻きおこるか自問しなければならない」と語るガッティは、タルティーニを、大衆受けする安易な常套手段とか、(彼にとっての)真実を歪めるという危険を冒してまで大当たりを求めるようなものとは見ていないのだ。そしてガッティはこの文を以下のように結んでいる ―― 「私たちすべての“文化財”たるべき作品を心から擁護したいと思う… ひとつの作品や和声を間違って扱ったり、混乱を招くようなことをしたら、それは建築物に損傷を与えたり、キャンヴァスを汚したりするのと同じことだと、私は心の底から思っている。そして私はこう結論した… 悪魔は永遠にくたばれ!」 | ||
ビオンディの「マンチェスター・ソナタ」 ヴィヴァルディ:マンチェスター・ソナタ集 〜マンチェスターの手稿譜による ヴァイオリンと通奏低音のための12のソナタ |
ファビオ・ビオンディ(Vn) リナルド・アレッサンドリーニ (Cemb/ポジティヴOrg) マウリツィオ・ナッデオ(Vc) パオロ・パンドルフォ(Cb) ロルフ・リスレヴァン (テオルボ/バロックG) | |
録音:1991年6月26日-30日、アルスナル・ド・メス、フランス。旧 A-4, A-5(旧 国内盤: MA-4, MA-5)をセット化しての再発。 バロック音楽界へ旋風を巻き起こし続けるバロック・ヴァイオリン奏者ファビオ・ビオンディが、その活動の初期に録音した名盤。 「マンチェスター・ソナタ集」は、1973年にマンチェスター中央図書館の所蔵物から発見されたヴィヴァルディの手稿譜に基づいて行われた世界初の全曲録音盤だったという偉業(12曲中7曲がこの手稿譜発見までは知られていなかった作品)。参加アーティストもビオンディを筆頭に、アレッサンドリーニ、パンドルフォなど、名手ばかりの豪華布陣。 |