OPUS ARTE (映像商品) | ||
OA-0210D 廃盤 |
テイスト・オブ・ジ・アーツ・サンプラー 2 (BBC/OPUS ARTE DVDサンプラー) | |
テイスト・オブ・ジ・アーツ・サンプラー 3 モーツァルト:歌劇「魔笛」、チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」、 レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」、 ハイドン:「ナクソスのアリアンナ」(バルトリ&アーノンクール)、 ヤナーチェク:歌劇「利口な牝狐の物語」、ビゼー:歌劇「カルメン」、 アルベニス:歌劇「マーリン」、 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:「オルド・ヴィルトゥトゥム」、 チャールズ・ディケンズ作:ドラマ「クリスマス・キャロル」、 グルーバー:きよしこの夜(レスリー・ギャレット&ホセ・クーラ)、 ヨハン・シュトラウス II世:喜歌劇「こうもり」、 映画「モーツァルト・イン・トルコ」(歌劇「後宮からの誘拐」をフィーチャリング)、 ヴェルディ:歌劇「アイーダ」、ラモー:歌劇「レ・ボレアド(北風の神)」、 プッチーニ:歌劇「トスカ」、ベルリオーズ:歌劇「トロイアの人々」、 エルガー:チェロ協奏曲(デュ・プレ)、 チャイコフスキー:バレエ「眠りの森の美女」、 「アストル・ピアソラのポートレート」、 映画「シューベルト:ます」(デュ・プレ、他)、 音楽ドラマ「ベートーヴェン:英雄」、 モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」、ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」、 プッチーニ:歌劇「西部の娘」、ペルゴレージ:歌劇「恋に陥った兄と妹」から | ||
NTSC方式/画像構成比16:9/音声方式:ドルビー・デジタル・ステレオ/93分/片面一層ディスク(DVD5)。 既発および発売予定DVDからのオペラ、バレエ、コンサートの抜粋集。BBC/OpusArte DVD 2004-2005年版英語カタログ付き。 | ||
テイスト・オブ・ジ・アーツ・サンプラー 4 (BBC/OPUS ARTE DVD サンプラー) | ||
NTSC方式、画面構成比16:9、ドルビー・デジタル2.0、収録時間97分。2005年-2006年版英語カタログ付き。 | ||
メンデルスゾーン:バレエ「夏の夜の夢」(バランシン版/全2幕6場) 【特典映像】:キャストギャラリー ポール・ギブソン(オベロン) パトリシア・バーカー(タイタニア) セス・ベリストン(パック) リサ・アップル(ヘレナ) ジュリー・トビアソン(ハーミア) ロス・イヤースリー(ライサンダー) ジェフリー・スタントン(デメトリアス) バトクフレル・ボールド(シーシアス) 中村 かおり(蝶) アリアナ・ラローン(ヒポリタ) チャールズ・ニュートン(タイタニアの騎士) ティモシー・リンチ(ボトム)他 ステュアート・カーショー指揮BBCコンサートo.、パシフィック・ノースウェスト・バレエ リビー・クラブトリー(S) ジュディス・ハリス(Ms) 振付:ジョージ・バランシン/演出:フランシア・ラッセル/芸術監督:ケント・ストーウェル | ||
収録:1999年2月、サドラーズ・ウェルズ劇場、ロンドン。
リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|94分。
ブルーレイ仕様: Full HD|dts-HD MA? 5.0 (5.1?) 。 DVD仕様: NTSC PAL 共用| DD 5.0 。#発売が古いアイテムのため、各資料によって仕様が異なっております。チャネル数や音声フォーマットなど、上記が正しいとは限りませんので、御了承下さい。
数多あるバランシンの振り付けの中でも特に傑作とされ、クラシック・ファンにもなじみが深いメンデルスゾーンの劇音楽「真夏の夜の夢」を2幕のバレエにした作品。ストーリーはすべて第1幕に押し込み、第2幕を完全に結婚式のディヴェルティスマンにしているので、話の展開はきわめてスピーディ。パシフィック・ノースウェスト・バレエによって、復元されたサドラーズ・ウェルズ劇場で上演されたこのバランシン版「真夏」1999年ロンドン公演は、当時好評価を得、
BBC で中継された番組は「 IMZ Dance Screen 1999 最優秀映像賞」を受賞した。 #HD-DVD版は 開発終了となったフォーマットで、DVD プレーヤーでは再生出来ません。ご注意下さい。 | ||
アルフレート・ブレンデルのポートレート 【アルフレート・ブレンデルのパフォーマンス】(*) ハイドン: ピアノ・ソナタ 第49番 変ホ長調 Op.66 Hob.XVI:49 (旧番号第59番) モーツァルト: ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457 シューベルト:4つの即興曲集 Op.90 D.899〜第3番 変ト長調 【ドキュメンタリー・打ち合わせ・詩】(+) ドキュメンタリー「マン・アンド・マスク」 [演奏家と音楽家/家族と初期に影響を受けたもの/ 国際的な芸術家の誕生/芸術の創造性/芸術における個性/ サークルの完成] サー・サイモン・ラトルとのリハーサルと打ち合わせ [ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番について/ ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番について] ブレンデル自作の詩を自らドイツ語で朗読[ふたご/トリル/英雄] |
アルフレート・ブレンデル(P) サイモン・ラトル 他 | |
収録:2000年7月 イギリス、サフォーク、スネイプ・モルティングス・コンサート・ホール(*)/1998年〜2000年(+)。画像構成比16:9/4.0、Dolby Digital Surround sound、PCM Stereo、155分(ドキュメンタリー70分、会話30分を含む)、片面一層ディスク(DVD5)、字幕:英、独、仏、PAL,NTSC両用(DVD10)。 英BBC制作の番組のDVD化。(*)のピアノ・リサイタルは2000年7月にイギリス・サッフォークでのコンサートを収録したもの。ハイドン、モーツァルト、シューベルトと十八番の曲ばかりが並ぶプログラム。半世紀以上にわたって練り上げられた表現は見事で、次第に会場の雰囲気が熱を帯びてくる様子までが克明にとらえられている。 映画監督だったブレンデルの父の写真など、珍しい資料が登場する[DVD 2]のドキュメンタリーも必見。わずかながら、ブレンデルのキャリア初期の頃の演奏フィルムも紹介されている(曲はブラームスの協奏曲)。また、有名なブレンデルのセルフ・チューニングが画像で紹介される。調律師がサポートについてはいるものの、自ら調律器具を用いるブレンデルの姿はマニアにとって興味深い画像だろう。 ドキュメンタリー部分ではわずかしか登場しないラトルとのリハーサル&打ち合わせが別トラックでたっぷり30分にわたって紹介されるのも良心的。インタビュー嫌いと伝えられるラトルだが、ここでは終始上機嫌で、ブレンデルと共演できる喜びも熱っぽく語っている。 なお、このディスクは2枚組だが、価格は1枚分。両面ディスクで、同じ内容がPAL信号とNTSC信号、各面に分かれて記録されている。 | ||
バッハ:教会カンタータ集(*) 「心せよ、汝の敬神いつわりならざるか」 BWV.179 「わが心は血にまみれ」 BWV.199 「汝至高の善なる、主イエス・キリスト」 BWV.113 ドキュメンタリー「サー・ジョン・エリオット・ガーディナー によるカンタータ巡礼」(+) [ヴァイマール、ライプツィヒ、ハンブルク、アイゼナハ、 アルンシュタット、ブリスバーグ、カークウォール、アイオーナ、 セント・デイヴィッド、ケルン、ニューヨーク] |
マグダレナ・コジェナー(S) ウィリアム・タワーズ(C−T) マーク・パドモア(T) スティーヴン・ロジス(B) ジョン・エリオット・ ガーディナー指揮 モンテヴェルディcho. イングリッシュ・ バロック・ソロイスツ | |
収録:2000年 イギリス、ダベッド、セント・デイヴィッド大聖堂(*)、1999年〜2000年(+)。画像構成比16:9/4.0、
Dolby Digital Surround sound、PCM Stereo、収録時間:127分、PAL,NTSC両用(DVD10)、字幕:英、独、仏。 2000年のバッハ・イヤーの中でも特に話題になった、ガーディナーによるバッハ巡礼プロジェクト。3曲おさめられたカンタータはキャスト・演奏とも充実。映像特典として、60分におよぶガーディナー・バッハ巡礼の旅のドキュメンタリー番組(BBC制作)まで収録されている。ライプツィヒ教会でバッハの墓の前に立ってバッハを語るガーディナー、カンタータのリハーサルなど、貴重な映像を多く収録。 | ||
プーランク:スターバト・マーテル スターバト・マーテル(*)/黒い聖母への連祷(+)/ 悔悛のための4つのモテット(#) ドキュメンタリー「黒い聖母」(**)/ロカマドゥールへの仮想訪問 |
ジュディス・ハワース(S;*) クリストファー・ロビンソン指揮(*) ケンブリッジ大学 セント・ジョンズcho.(*) BBCフィルハーモニック(*) ジェフリー・ウェッバー指揮(+) ケンブリッジ・ゴンヴィル・ アンド・キーズ・カレッジcho.(+) ティモシー・ブラウン指揮(#) ケンブリッジ・ クレア・カレッジcho. | |
収録:イギリス、グランサム、聖ウルフラム教会(*)、ケンブリッジ、ジーザス・カレッジ(+)。画像構成比16:9/4.0、Dolby Digital Surround sound、PCM Stereo、78分、AL,NTSC両用(DVD10)、字幕:英(**)。 | ||
キングス・カレッジのキャロル 2000年の礼拝(*) ダビデの村の馬屋のうちに/羊飼いらはほめたたえ/ もろびと声上げ/み空をはせゆくみ使いたちよ/ 木枯らしの風ほえたけり/Quittez, pasteurs/ 羊飼いの見守るうちに/きよしこの夜/羊飼いのキャロル/ 天使と羊飼い/リュ、リュ、チュ/ベツレヘムの小さな町よ/ 羊飼いの別れ/わたしはそぞろ歩きしながら考える/ 星はそれほど不思議ではない/サセックス・キャロル/ 天のいと高きところには神に栄光/世の人忘るな/あめにはさかえ 1954年の礼拝(+) ダビデの村の馬屋のうちに/そして羊飼いたちがいた/ 今ぞ喜べ、愛するキリスト者の仲間たちよ/もろびと声上げ/ 万歳、神聖なる聖母マリア!/もっとも清らかな処女/ 羊飼いの見守るうちに/3人の王/子守歌を歌おう/ 神の御子は今宵しも 対談「神もお聞きになっていることでしょう」(#) (1957年よりキングス・カレッジで音楽監督を務めている サー・デイヴィッド・ウィルコックス、サー・フィリップ・ レッジャー、スティーヴン・クレバリーの対談) |
スティーヴン・クレバリー指揮(*) ボリス・オード指揮(+) ケンブリッジ・ キングス・カレッジcho. | |
収録:2000年12月(*)、1954年12月(+)、ケンブリッジ、キングス・カレッジ、2001年(#)。画像構成比16:9(*/+), 4:3(#)、5.1 DTS Surround sound、PCM Stereo、146 分(45分(+)、30分(#)を含む、片面二層ディスク(DVD9)、字幕:英、独、仏(*)、字幕:独、仏(+/#)。 | ||
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」(*) コヴェント・ガーデン物語「ザ・バックステージ・クルー」 演出家グラハム・ヴィックが「ファルスタッフ」制作について語る/ ベルナルト・ハイティンクのコメント/ ジェイムズ・ノーティのオペラ概要紹介/ターフェルのインタビュー |
ブリン・ターフェル (Br;ファルスタッフ) ロベルト・フロンターリ (Br;フォード) ケネス・タルヴァー (T;フェントン) バルバラ・フリットリ (S;アリーチェ) デジレ・ランカトーレ (S;ナンネッタ) ダイアナ・モンタギュー (Ms;メグ・ペイジ夫人) ベルナデッテ・ モンカ・ディ・ニッサ (Ms;クィックリー夫人)他 ベルナルト・ハイティンク指揮 コヴェントガーデン 王立歌劇場o.&cho. | |
収録:1999年12月、BBCテレビの初ライヴ放送、ロンドン、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、コヴェント・ガーデン王立歌劇場新装記念公演。画像構成比16:9、5.1 Dolby Degital Surround、157分、片面二層ディスク(DVD9)、字幕:英(*) | ||
ドリーブ:バレエ「コッペリア」(*) コヴェント・ガーデン物語「ザ・バレエ・ムーヴズ」 サー・オスバート・ランカスターのバイオグラフィー デボラ・ブルによる実況放送用作品紹介 |
リアン・ベンジャミン (スワニルダ) カルロス・アコスタ (フランツ) ルーク・ヘイドン (コッペリウス) レアーナ・パルマー (コッペリア) ロイヤル・バレエ ニコラエ・モルドヴェアヌ指揮 コヴェント・ガーデン 王立歌劇場o. ニネット・ド・ヴァロワ振付 | |
収録:2000年2月、BBCテレビのライヴ放送、ロンドン、コヴェント・ガーデン王立歌劇場(*)。画像構成比16:9、5.1 Dolby Digital Surround、120分、片面二層ディスク(DVD9)。 | ||
チャイコフスキー: バレエ「くるみ割り人形」(ピーター・ライト版)(*) クリスマス・ツリー・シーンのトランスフォーメーション (早変わり)の説明 アンソニー・ダウエル、「ドロッセルマイヤー」について語る プロデューサー、ピーター・ライトの語り 雪片とトランスフォーメーションのシーンのワイド・ショット |
アンソニー・ダウエル (ドロッセルマイヤー) アリーナ・ コジョカル(クララ) ハンス=ペーター・ イヴァン・プトロフ (くるみ割り人形) 吉田都(金平糖の精) ジョナサン・ コープ(王子) ロイヤル・バレエ エフゲニー・ スヴェトラーノフ指揮 コヴェント・ガーデン 王立歌劇場o. ピーター・ライト、 レフ・イワノフ振付 | |
収録:2001年 ロンドン、コヴェント・ガーデン王立歌劇場(*)。画像構成比16:9、5.1 Dolby Digital Surround、PCM Stereo、133 分、片面二層ディスク(DVD9)、字幕:独、仏(*以外) なんと言っても注目なのはスヴェトラーノフによるチャイコフスキーであること。冒頭の序曲からとうとうと大河のように悠然としたテンポで流れるこの演奏は注目していい。 | ||
ストラヴィンスキー(1882-1971): バレエ「火の鳥」(*) バレエ「結婚」(+) 「ニジンスカの世界」(エクストラ・フィーチャー) [1966年ロイヤル・バレエのためのニジンスカによる 「結婚」のステージングについて、 デーヴィッド・ドリューが思い出を語る/ 「火の鳥」と「結婚」の舞台裏とリハーサル |
リアン・ベンジャミン、 ジョナサン・コープ、 ジェネシア・ロザート、 デーヴィッド・ドリュー(出演;*) ミハイル・フォーキン(振付;*) セルゲイ・グリゴリエフ、 ルボフ・チェルニチェヴァ(演出;*) ゼナイダ・ヤノウスキー、 デーヴィッド・ピカリング(出演;+) ブロニスラヴァ・ ニジンスカ(振付;+) クリストファー・ ニュートン(演出;+) ジョン・カリュー指揮 コヴェント・ガーデン 王立歌劇場o. | |
収録:2001年、ロンドン、コヴェント・ガーデン王立歌劇場。NTSC方式、画像構成比16:9、ドルビー・デジタル5.1サラウンド・サウンド/LPCMステレオ、108分、片面二層ディスク(DVD9)。 フォーキン、ニジンスカという、今やスタンダードとなった2作品の振付を、ロイヤル・バレエの精鋭たちが再現。加えて貴重なリハーサル映像や証言など、資料的な価値も高いDVD。バレエ・ファンは必見。またレコードやCDのジャケット写真としてもおなじみのステージ演出&デザインだけに、ストラヴィンスキー・ファンにもおすすめ。 | ||
キングス・カレッジの賛美歌〜英国合唱名曲集 ウッド:万歳、喜びの光/アイアランド: たぐいなき愛/ パリー:我喜べり W.H. ハリス:我らを導きたまえ、おお主なる神よ/天は麗し ベイントン:そして私は新しい天国を見た ハウエルズ:鹿が谷川を慕いあえぐように スタンフォード: 天のいと高きところには神に栄光/正しい道にある人は H.B. ガーディナー: 夕べの賛美歌 H.W. デイヴィス: 神よ、私の頭の中に ネイラー: Vox dicentis:clama ヴォーン・ウィリアムズ:天地こぞりて歌え BBCドキュメンタリー「キングス・カレッジの合唱団員たち」(*) (リハーサルとトレーニングの録画映像を含む、 キングス・カレッジの男子合唱団員たちの生活の紹介) |
スティーヴン・クレバリー指揮 ケンブリッジ・ キングス・カレッジcho. | |
収録:2001年(*)、ケンブリッジ、キングス・カレッジ。画像構成比16:9、5.1 DTS Surround sound、LPCM Stereo、92分((*)30分を含む)、片面二層ディスク(DVD9)。 | ||
レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」(英語歌唱) ・エクストラ・フィーチャー 「印象」(マンスーリ、ケニー、スコウフス、キルヒシュラーガー、トゥレイが 「メリー・ウィドウ」について語る)/オペレッタ概要/キャスト・ギャラリー イヴォンヌ・ケニー(アンナ・グラヴァリ) ボー・スコウフス(ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵) カルロ・ハルトマン(ミルコ・ツェータ男爵) アンゲリカ・キルヒシュラーガー(ヴァランシエンヌ) グレゴリー・トゥレイ(カミーユ・ド・ロジヨン) カーティス・サリヴァン(カスカーダ子爵) ジョナサン・ボイド(ラウル・ド・サン・ブリオシュ) ボブ・アマラル(クロモフ) イライジャ・チェスター(ニエグシュ) ジャニス・リンド(ゾゾ) エリック・カンゼル指揮サンフランシスコ歌劇場o.&cho.、バレエ団 演出:ロトフィ・マンスーリ/装置:マイケル・イヤガン/衣裳:ティエリー・ボスケ音響:ロジャー・ガンス/ 照明:ジェニファー・ティプトン/合唱指揮:イアン・ロバートソン/振付:ローレンス・ペック | ||
収録:2001年12月8日、戦争記念歌劇場、サンフランシスコ、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|150分(本編:118分)|字幕:独仏西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| DTS-HD Master Audio 4.0 (5.1?) 。DVD仕様: NTSC|dts 4.0 (5.1?) 。 『オペレッタの金字塔、レハールの「メリー・ウィドウ」が新たに書き下ろされた台本(ピューリツァー賞作家ウェンディ・ワッサースタインによる)で生まれ変わった。マイクル・イヤガンによる色彩の陰影に富んだ舞台とティエリー・ボスケによる絢爛な衣装に支えられたキャストも、ヘンデル作品で評価の高いイヴォンヌ・ケニーや、最近はヴァーグナー作品にも挑戦しているボー・スコウフスなど豪華なメンバーばかり。パリのカフェ、マキシムを舞台に繰り広げられる第三幕冒頭には、新たに創作されたバレーが付け加えられるなど、エンターテインメント性の高いプロダクション。(福中冬子) | ||
バーンスタイン: 歌劇「タヒチ島の騒動」(シネマ映像、2001年制作) エクストラ・フィーチャー; 「タヒチ島の騒動」作品紹介/ 「特にロマンティックという訳ではなく」 (バーンスタインの伝記作家ハンフリー・ バートンによる作曲家の生涯と 「タヒチ島の騒動」の意義についてのコメント/ 「極めて実験的な作品」(指揮者ポール・ ダニエルが歌劇の演奏と舞台裏について語る) |
ステファニー・ノヴァチェク、 カール・デイモンド、 トム・ランドル、 トビー・スタフォード=アレン メアリー・ヘガティ 他 ポール・ダニエル指揮 シティ・オブ・ ロンドン・シンフォニア アミール・ホセインフール振付 トム・ケアンズ演出 | |
NTSC方式、画像構成比16:9、5.1ドルビー・デジタル・サラウンド・サウンド、LPCMステレオ、収録時間75分、字幕:スペイン西語。 「ウェトサイド物語」「キャンディード」などに比較してあまり知られていなかったバーンスタインの作品。家庭の問題を描いたこのオペラには自演の録音などがあったが、映像で、しかも映画的なアプローチで作られたことにより、作品の真価がようやく知られるようになるだろう。2002年にウィーンのTVアウォードを獲得した秀逸な映像。 | ||
チェチーリア&ブリン・アット・グラインドボーン〜アリアとデュエット モーツァルト: 歌劇「フィガロの結婚」より〔序曲/5…10…20…30…もし夜中に奥方様が/伯爵様が踊るなら〕/ 歌劇「皇帝ティートの慈悲」〜私は行くが、君は平和に ロッシーニ: 歌劇「セビリャの理髪師」より〔序曲/それじゃ私ね〕 モーツァルト: 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜奥さん、これが旦那の女のカタログ(カタログの歌) ハイドン: 歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」〜そなたの幸せは胸に ドニゼッティ: 歌劇「愛の妙薬」〜なんという愛情! モーツァルト: 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜あそこで手を取り合って誓いを交わそう(お手をどうぞ) ヘンデル: オラトリオ「ユダス・マカベウス(ユダ・マカバイ)」〜武装せよ、武装せよ汝ら勇士達よ ロッシーニ: 歌劇「セミラーミデ」〜うるわしい光が誘惑する モーツァルト: 歌劇「魔笛」〜パ、パ、パ… チェチーリア・バルトリ(Ms) ブリン・ターフェル(B−Br) チョン・ミョンフン指揮 LPO ブライアン・ラージ(演出) | ||
OAHD-5005D (HD-DVD) 廃盤 | ||
収録:1999年4月24日、グラインドボーン歌劇場、イギリス、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|87分|字幕:英独仏。 ブルーレイ仕様: Full HD|dts-HD MA? 5.1 。 DVD仕様: NTSC PAL 共用| DD 5.1 。既出: Chandos, CHAN-30001-DVD-V 〔廃盤〕。#発売が古いアイテムのため、各資料によって仕様が異なっております。チャネル数や音声フォーマットなど、上記が正しいとは限りませんので、御了承下さい。当代最高の二人の名歌手が、チョン・ミュンフン&ロンドン・フィルの絶妙なサポートを得ながら、モーツァルト、ロッシーニ、ドニゼッティの珠玉の名曲を華麗に歌い上げる。その驚異的な絶唱のかずかずに、グラインドボーンの聴衆がかつてない程の熱狂に包まれた、まさに伝説の一夜!(吉田光司) | ||
J.タヴナー(1944-):「堕落と復活」(*) ジ・アイ・オブ・ザ・ハート(エクストラ・フィーチャー) [サー・ジョン・タヴナーが彼の信念と音楽について語る/ ステファニー・ヒューズによる作品紹介と サー・ジョン・タヴナーのインタビュー](+) |
パトリシア・ロザリオ(S) マイケル・チャンス(CT) マーティン・ヒル(T) スティーヴン・リチャードソン(B) エイドリアン・ピーコック (神・キリスト・悪魔の声) リチャード・ヒコックス指揮 シティ・オブ・ ロンドン・シンフォニア BBCシンガーズ セント・ポール大聖堂聖歌隊 | |
収録:2000年1月4日、ロンドン、セント・ポール大聖堂、ライヴ(*)/2000年1月26日、サー・ジョン・タヴナーの自宅(+)。NTSC方式、画像構成比16:9、ドルビー・デジタル5.1サラウンド・サウンド、96分。 その陶酔的、神秘的な作風でスター作曲家となりながら、自らの信仰心に従って宗教的な作品を書き続けているイギリスの作曲家タヴナー。2001年に初演され、英CHANDOSからCDもリリースされた約1時間を要する大作の映像版。イギリス王室の儀式でおなじみのセント・ール大聖堂において、壮大な伽藍の下で繰り広げられる演奏。さらには作曲者自身へのインタビューなど、「神秘の作曲家」タヴナーを知るのに最適の一枚。 | ||
モンテヴェルディ(1567-1643):歌劇「オルフェオ」
[エクストラ・フィーチャー] マントヴァの「オルフェオ」〔マントヴァのドゥカーレ宮殿で演出家ジルベール・デフロが 「オルフェオ」演出の着想について語る〕/オペラ概要/キャスト・ギャラリー モンセラート・フィゲーラス(音楽) フリオ・ザナージ(オルフェオ) アリアンナ・サバール(エウリディーチェ:) サラ・ミンガルド(使者) セシル・ファン・ド・サン(希望) アントニオ・アベーテ(カロンテ) ダニエーレ・カルノヴィッチ(プルトーネ) フルヴィオ・ベッティーニ(アポロ) メルセデス・エルナンデス(ニンファ) マリリア・ヴァルガス(ニンファ) ゲルト・テュルク(パストーレ&エコー) カルロス・メーナ(パストーレ) フランチェスコ・ガッリゴーザ、イヴァン・ガルシア(パストーレ&精霊) ジョルディ・サバール指揮ル・コンセール・デ・ナシォン、 ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ ジルベール・デフロ(演出) | ||
収録:2002年1月31日、リセウ劇場、バルセロナ。NTSC方式、画像構成比16:9、DTSサラウンド・サウンド、LPCMステレオ、140分、片面二層ディスク(DVD9)、英語字幕付き。 サヴァール指揮のオルフェオというだけでも期待度満点だが、その舞台裏とも言えるさまざまな風景やインタビューを収録。初めてこのオペラを観る人にも理解の助けになる内容。もちろん演奏がみごとであることは言うまでもない。幻想的なステージ・デザインも出色で、すばらしいインパクトを与えてくれる。 | ||
ザ・ラスト・ナイト・オブ・ザ・プロムス 2000 バッハ: 前奏曲(幻想曲)とフーガ BWV.537 (エルガー編曲;管弦楽版) 無伴奏ソナタ第1番〜プレスト モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番「軍隊」 R.シュトラウス: 歌劇「サロメ」〜[7つのヴェールの踊り/最後の場面] ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番 (ジェラード・マクバーニー編曲;管弦楽編曲)(*) グレインジャー:フォスターに捧ぐ(「草競馬」に基づく) ディーリアス: 歌劇「村のロメオとジュリエット」〜間奏曲「楽園への道」 エルガー:行進曲「威風堂々」〜第1番 ウッド:イギリスの海の歌による幻想曲 アーン:舞台音楽「アルフレッド」〜 ルール・ブリタニア パリー:イェルサレム 英国国歌 ヒラリー・ハーン、ジェーン・イーグレン、 サー・アンドルー・デイヴィスのインタビュー サー・アンドルー・デイヴィスのスピーチ BBCプロムスのディレクターである ニコラス・ケニヨンのプレゼンテーション 他 |
ヒラリー・ハーン(Vn) ジェーン・イーグレン、 ジャニス・ワトソン(S) アン・マレイ(Ms) トビー・スペンス、 ロバート・ティアー(T) ニール・デイヴィス(B) アンドルー・デイヴィス指揮 BBCso.&cho. | |
収録:2000年9月、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール。NTSC方式、画面構成比16:9、ドルビーデジタル5.1 サラウンド・サウンド、ステレオ、片面二層ディスク、英語字幕 収録時間166分。 日本でも毎年BSで生中継される音楽の祭典「プロムス・ラスト・ナイト」。長年人気を博してきたアンドルー・デイヴィスにとって、最後の指揮となった2000年のコンサート。ヒラリー・ハーン、ジェーン・イーグレンという今では大人気のスターも登場し得意の曲を聴かせる。客席を埋め尽くした観衆の様子やステージとのユーモア溢れるやりとりも「ラスト・ナイト」の醍醐味。(*)は世界初録音。 | ||
ジョン・タヴナー:合唱イコン アテーネーのための歌/キャロル「小羊」/み告げ/ 聖母讃歌/マニフィカートとヌンク・ディミティス/ 眠っていた者のように/虎/消えない灯火の讃歌/ タム・ファローへの餞別/主の祈り [エクストラ・フィーチャー] 神の出現 (サー・ジョン・タヴナーが合唱イコンについて語る)/ 「アテーネーのための歌」に関してアテーネーの両親が インスピレーションについて語る/ イコンは貴方を選ぶ(イコン専門家ロバート・J. ルーズモンドがイコンの精神的、芸術的由来について語る) |
ジェイムズ・ ホワイトバーン指揮 cho. | |
NTSC方式、画面構成比16:9、DTS、ドルビー・デジタル、サラウンド・サウンド、LPCMステレオ、片面二層ディスク、英仏独西語字幕、収録時間100分。 その神秘的な風貌とヒーリング的要素の強い音楽で、もっとも人気のある現代作曲家のひとりであるタヴナー。彼の代表的な合唱曲を、さまざまな宗教的ヴィジュアル映像やインタビューなどと共に楽しめる一枚。 | ||
PROM AT THE PALACE〜 エリザベス女王ゴールデン・ジュビリー・コンサート 2002 ウォルトン:記念ファンファーレ ヘンデル:祭司ザドク モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」〜楽しい思い出はどこへ ガーシュウィン:歌劇「ポーギーとベス」〜サマータイム 伝承曲:ジュビリー・スピリテュアル アンドレ・メサジェ:コンクール用独奏曲 ホルスト:組曲「惑星」〜木星 チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」〜黒鳥のパ・ド・ドゥ ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」〜私は町の何でも屋 エドワード・ジャーマン:英国の自由民(メリー・イングランド) アーノルド:国民的舞曲集 ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ 第1番〜前奏曲 プッチーニ:歌劇「トスカ」〜歌に生き、恋に生き/星は輝き ヴェルディ:歌劇「椿姫」〜乾杯の歌 エルガー:行進曲「威風堂々」第1番 アーン:ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン(英国国歌) |
キリ・テ・カナワ(S) ロストロポーヴィッチ(Vc) アンジェラ・ゲオルギュー(S) ロベルト・アラーニャ(T) トマス・アレン(Br) アンドリュー・デイヴィス指揮 BBCso. 他 | |
2002年6月3日、バッキンガム宮殿で行われたオープン・エア・コンサートのライヴ録音。ポップス系のコンサートも話題となったが、こちらのクラシック・コンサートも豪華な顔ぶれによる華やかなコンサート。 | ||
ラヴィ・シャンカールのポートレート ラヴィ・シャンカール 「2つの世界の間で」(*) (伝説的なミュージシャンであり第一人者の 70年におよぶ音楽改革をドキュメントした新しい映像/ 1930年代から現在に至るまでのパフォーマンス) ラヴィ・シャンカール・ライヴ・イン・コンサート(+) (エクストラ・フィーチャー) [ベナレス・ガート〜ラヴィ・シャンカールが 生徒たちに新曲を教える/ シタールとインド音楽〜ラヴィ・シャンカールによる 個人的な紹介] |
ラヴィ・ シャンカール (シタール) アヌーシュカ・ シャンカール (シタール;+) ビクラム・ ゴーシュ(タブラ;+) タンモイ・ ボーズ(タブラ;+) | |
収録:2001〜2002年、インドおよびアメリカ(*)/2002年7月22日、ロンドン、ユニオン・チャペル(+)。NTSC方式、画像構成比16:9、ドルビー・デジタル5.1サラウンド・サウンド(Disc2)/LPCMステレオ、190分、Disc1:片面二層ディスク(DVD9)/Disc2:片面一層ディスク(DVD5)。 世界中に信奉者と弟子を持つシタールの第一人者として、またビートルズやローリング・ストーンズを通じロック・シーンにインド音楽を浸透させたグルとして、さらにはドイツ・グラモフォンやEMIなどクラシックのレーベルからも認められる存在として、20世紀後半を歩んできたラヴィ・シャンカール。娘アヌーシュカとジョイントした最近のコンサート・ライヴにドキュメンタリーを加え、現在の彼を描く一枚。 | ||
チャイコフスキー(1840-1893): バレエ「白鳥の湖」 〔収録:2002年5月24日、ストックホルム王立歌劇場〕 [エクストラ・フィーチャー] 「愛は死を超越する」振付家サー・ピーター・ライト のインタビュー/「オリジナルに戻る」スウェーデン・ ロイヤル・バレエの芸術監督ペッテル・ヤーコブソン のインタビュー/「美しい動き方」プリンシパル・ ダンサーのナタリー・ヌードヴィストとアンデシュ・ ヌードストレムのインタビュー/「白鳥の湖」概要 「白鳥の湖」の著名な上演作品/1877年よりこの クラシック・バレエ作品の歴史的全上演の概要 |
ナタリー・ヌードヴィスト (オデット/オディール) アンデシュ・ヌードストレム (ジークフリート) マルケッタ・カイラ(女王) クリスチャン・ラムベ (ロットバルト伯爵) ヨハネス・オーマン(ベンノ) スウェーデン・ ロイヤル・バレエ ミシェル・ケヴァル指揮 ストックホルム王立歌劇場o. マリウス・ プティパ(原振付) レフ・イワノフ(原振付) ピーター・ライト(振付) ピーター・ライト、 ガリーナ・サムソヴァ(演出) | |
NTSC方式、画像構成比16:9、ドルビー・デジタル5.1サラウンド・サウンド、LPCMステレオ、160分、片面二層ディスク(DVD9)、西語字幕付き(エクストラ・フィーチャー)。 バレエ・ファンにおすすめのステージは、定評あるプティパ&イヴァノフ版をベースに、ロイヤル・バレエなどで才能を発揮したサー・ピーター・ライトが振付を担当。スウェーデン王立バレエのスター、ヌードヴィストを中心に華麗な舞台を見せてくれる。初演以来の歴史的演出が見られるドキュメンタリーもファン必見のおもしろさ。 | ||
チェチーリア・バルトリ& ニコラウス・アーノンクール モーツァルト: アリア 「あなたには熱烈な恋人のような真心がある」/ 同「私は行く、しかしどこへ」 歌劇「フィガロの結婚」〜 ようやく時が来た− ロンド「あなたを愛する者の望みとして」/ アリア「私の心は喜びにおどる」/ レチタティーヴォ 「うるわしのわが恋人よ、さようなら」と アリア「とどまって、いとしき人よ」/ 交響曲第38番「プラハ」 [エクストラ・フィーチャー] 撮影ノート(バルトリを撮影する カメラ・チームの準備を記録した制作日記) リハーサルにて(バルトリとアーノンクールが モーツァルトの音楽について語る/ リハーサルでの演奏に対しての取り組み) |
チェチーリア・バルトリ(Ms) ニコラウス・アーノンクール指揮 コンツェントス・ムジクス・ ウィーン ブライアン・ラージ (映像ディレクター) | |
収録:2001年7月13-14日、オーストリア、グラーツ、スティリアルテ音楽祭。NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:LPCMステレオ/DTSサラウンド/ドルビー・デジタル・サラウンド、演奏時間113分(アリアと交響曲:79分、エクストラ・フィーチャー:30分、予告編:4分)、英語字幕付き、片面二層ディスク。 オペラやコンサートなどで共演も多く、アルトハウスDVDでも既発売商品が人気を呼んでいる2人のコンサート映像。バルトリの表情豊かな歌はもちろん、相変わらず衝撃的なアーノンクールと手兵オケの鮮烈な演奏を堪能できる。古楽器や演奏スタイルなども、DVDだからこそじっくりと見られるメリットが。リハーサルやディスカッションなど、貴重な舞台裏の映像も満載。 | ||
ハイドン: 交響曲第92番「オクスフォード」 カンタータ「ナクソスのアリアンナ」〜 わがいとしのテセウス 私の美しい恋人よ、別れないで− ベレニーチェよ、何をしているのだ(シェーナ) [エクストラ・フィーチャー] シュティリアルテ音楽祭のポートレート (アーノンクールが出身地であるグラーツで 創設した名高い音楽祭についての短編フィルム) リハーサルにて(バルトリとアーノンクールが ハイドンの音楽について語る/ リハーサルでの演奏に対しての取り組み) |
チェチーリア・バルトリ(Ms) ニコラウス・アーノンクール指揮 コンツェントゥス・ ムジクス・ウィーン ブライアン・ラージ(映像監督) | |
収録:2001年7月13-14日、オーストリア、グラーツ、シュティリアルテ音楽祭。英語字幕付き。NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:LPCMステレオ/DTS 5.1サラウンド/ドルビー・デジタル・ 5.1サラウンド、演奏時間83分(演奏:62分、エクストラ・フィーチャー:21分)、片面二層ディスク。 2003年6月にリリースされたモーツァルト(OA-0869D)と同じコンサートから、ハイドンの作品をまとめた1枚。映像アングルや演奏の鮮烈さはまったく同じだが、ハイドン特有の切れ味がやみつきになりそうな演奏だけに、ぜひとも両方を見ておきたいところ。 | ||
ヤナーチェク: 歌劇「利口な牝狐の物語」(アニメーション) [エクストラ・フィーチャー] 「利口な牝狐の物語」のアニメ化 (ディレクター、ジェフ・ダンバーの アニメーション・スタジオの内幕) インタラクティヴ絵コンテ (全編がダンバーの絵コンテによる 「利口な牝狐の物語」;本編再生中に アングルを変えることにより鑑賞も可能) アニメーションの段階 (アニメーションに仕上げる各段階) |
クリスティーネ・バフル(S) グラント・ドイル(Br) ケント・ナガノ音楽監督&指揮 ベルリン・ドイツso. BBCシンガーズ ニュー・ロンドン児童cho. | |
製作:2001年。NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:ドルビー・デジタル・ステレオ/ドルビー・デジタル・サラウンド、演奏時間75分(オペラ:58分、エクストラ・フィーチャー:17分)、片面二層ディスク。 「ピーター・ラビット」「ルパートとカエルの歌」(ポール・マッカートニーが製作したことで有名)など、イギリスの人気アニメーションを手がけたジェフ・ダンバーが、ヤナーチェクのオペラをアニメ化。ケント・ナガノを音楽監督に迎えて、独自のヴァージョンを作り上げた。「エクストラ・フィーチャー」では、絵コンテやアニメ化のメイキングなど、興味深い映像を収録。 | ||
ダンス・オブ・エクスタシー [Disc1] ダンス・オブ・エクスタシー(58分) 世界の伝統的・宗教的儀式から現代的なダンスに至る、 トランス状態となる踊りのドキュメンタリー [ナミビアのサン族、韓国のクッ(巫儀)、ナイジェリアのヨルバ族、 ニューヨークのシャーマン、ガブリエル・ロス、ブラジルの宗教カンドンブ レ、 トルコのイスラム神秘主義修行者たちによる旋回舞踏、 モロッコの癒しの儀式ハドゥラ、アメリカのファイヤー・ダンス、 オーストラリアのレインボー・サーペント・フェスティヴァルを紹介] 儀式(102分) 4つの伝統的・宗教的儀式のドキュメンタリー [ナミビア、カラハリ砂漠の「サン族」/ブラジルの宗教「カンドンブレ」/ ナイジェリアの「ヨルバ族」/韓国の「クッ(巫儀)」] イスラム神秘主義修行者たちの旋回舞踏 [フィルム制作者であるミシェル・マーラー(オーストラリアの優れた ダンス・フィルム制作者の一人)とニコール・マ(オーストラリア人 プロデューサー)の英語による解説付き。 ミシェル・マーラー(ディレクター、ライター)、 ニコール・マ(プロデューサー、ライター)] [Disc2] ガブリエル・ロスのエクササイズ「ザ・パワー・ウェーブ」(33分) [ガブリエル・ロス制作、音楽:ガブリエル・ロス&ザ・ミラーズ。 ハイ・エネルギーのダンス哲学にのっとった5Rhythms(TM) (流れ・スタッカート・カオス・リリカル・静けさ)を基に、 ニューヨーク在住のシャーマン、ガブリエル・ロスがトランス状態となる 高速ダンスをレクチャー。音楽に合わせ、自由にダンスしましょう。] ダンス!(84分) [D-Fuse(映像)。14曲のグローバル・グルーヴな曲に合わせて、 自由にダンスしましょう。日本ではNTT DoCoMoのTVコマーシャルの ジングルをデザインした実績を持つ、イギリスで話題のデザイナー集団 D-Fuseによるサイケデリックな映像付き。 2つの隠れたボーナス・ビデオ(17分) [「ニューヨーク・シティ・バレエ・ワークアウト」DVDのプロデューサー、 ワン・ジャイアント・リープ制作による「ハッピー」/ ロンドンで活躍中の作曲家兼プロデューサー、ミュージシャンの ジェームズ・アッシャー制作・演奏による「ザンモ・ザンサ」] | ||
NTSC(地域コード:All Regions)/画像構成比:16:9(ダンス・オブ・エクスタシー、儀式、パワー・ウェーブ)、4:3(ダンス!)/サウンド・フォーマット:ドルビー・ステレオ2.0、ドルビー・デジタル5.1/収録時間:約290分/片面二層ディスク/スペイン語字幕付き(ダンス・オブ・エクスタシー、儀式、ザ・パワー・ウェーブ)。 BBC / OAから立て続けにリリースされるダンス・パフォーマンス映像。今回は世界中のさまざまな伝統的舞踊を紹介し、さらにはそのグルーヴや精神を取り入れて新しいダンスを提案するというプロジェクト。Disc 1ではドキュメンタリーを、Disc 2では新しいダンスのプレゼンテーションを。しかも使われている音楽が先鋭的なポップ感覚あふれる曲ばかりで、かなりハイ・レヴェルな内容だと言えるだろう。パッケージに付された紹介文には、次のようにある(要約)。 「『ダンス・オブ・エクスタシー』は、リズムを通じてあなた独自の世界へといざない、日々のプレッシャーから解き放ち、新たな視野を広げる手助けとなることでしょう。見るだけ聴くだけではなく、映像・音楽に合わせ自由に体を動かし、日頃の運動不足を解消すると共に、心に滞ったストレスを発散し魂を解き放ちましょう。」 ●「ダンス・オブ・エクスタシー」ウェブ・サイト(英語)http://www.dancesofecstasy.com | ||
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンのポートレート [Disc-1] オルド・ヴィルトゥトゥム(道徳劇)(*) 真の神秘家(+) (「イルミネーションズ」の著者である マシュー・フォックス教授と 21世紀へのヒルデガルトの精神的意義の専門家 メアリー・グラバウスキーによる インタビューとレクチャー) [Disc2] ヒルデガルト(#) (パトリシア・ラトレッジ主演により ドラマ化された BBC Omnibus 伝記ドキュメンタリー) インスピレーションの源泉(**) (ワシントン・ナショナル大聖堂が贈る ヒルデガルトの生涯&時代についての ドキュメンタリー) イルミネーションズ(++) (ヒルデガルトの神秘的幻視絵画の アート・ギャラリーと マシュー・フォックス教授のコメント) |
アンジー・ブースロイド ジョン・ハンコーン ヴォクス・アニメ メイフィールド室内オペラcho. マイケル・フィールズ (Hp、ディレクター) イヴリン・タブ(ディレクター) 他 | |
収録:1997年、イギリス、ロンドン、セント・バーソロミュー・ザ・グレート、小修道院教会&サセックス、ベイハム修道院(*)/2002年11月、カリフォルニア州、クリエイション・スピリチュアリティー大学(+)/1994年、BBC Omnibus制作(#)/ワシントン・ナショナル大聖堂制作、ワシントン大聖堂内(**)/ロンドン、TCソーホー制作(++)。 NTSC方式、画像構成比16:9/4:3、ドルビー・デジタル・ステレオ/ドルビー・デジタル5.1サラウンド、収録時間250分(70分(*)/45分(+)/55分(#)/インスピレーションの源泉(**)/イルミネーションズ(++)、片面二層ディスク(DVD9)、英語、スペイン語、日本語字幕付き(Disc-1)/スペイン語、日本語字幕付き(Disc-2)。 中世の神秘的な音楽として、またグレゴリオ聖歌と並ぶヒーリング音楽として脚光を浴びたヒルデガルトの作品を、彼女の詳細なプロフィールや研究者による興味深い解説と共に紹介するプログラム。Disc-1では中世の修道院で歌い、演じられるヒルデガルトの宗教音楽を中心に。ドキュメンタリーではBBC制作のドラマも含め、中世の修道女であったヒルデガルトの実像へ、さまざまな視点から迫る。 | ||
BBCカーディフ国際声楽コンクールの20年 ホロストフスキーら 全10回のコンクール優勝者による演奏 ドキュメンタリー 「BBCカーディフ国際声楽コンクールの20年」 ターフェルら歌曲賞優勝者による演奏 ドキュメンタリー「バリトン歌手たちの戦い」 |
[コンクール優勝者] カリタ・マッティラ デイヴィッド・マリス ヴァレリア・エスポージト ドミトリー・ホロストフスキー リサ・ガスティーン インガ・ダム=イェンセン カタリーナ・カルネウス クワン・ヤン アニャ・ハルテロス マリウス・ブレンチウ リチャード・アームストロング、 ギド・アジモン=マーサン、 ジャン=イヴ・オッソンス指揮 BBCウェールズso. BBCウェールズ・ ナショナルso. ジュリアン・スミス、 クリステン・スタッブ、 イングリッド・サージェナー、 ウォルフガング・カストープ(P) [歌曲賞優勝者] ブリン・ターフェル ニール・デイヴィス ポール・ウィーラン キルシ・ティーホネン クリストファー・マルトマン ノ・デサン マリウス・ブレンチウ マルコム・マルティノー、 イングリッド・サージェナー、 サトゥ・サルミネン、 フィリップ・トーマス(P) | |
収録:1983-2001年、ウェールズ、カーディフ、セント・デイヴィズ・ホール。 スペイン語字幕付き(ドキュメンタリーのみ)。NTSC方式、画像構成比4:3&16:9、音声方式:ステレオ、演奏時間260分、片面二層ディスク。 イギリスのウェールズは歌や合唱が盛んなことで知られているが、首都カーディフで開催されている声楽コンクールはすばらしい新人発掘の場であり、登竜門でもある。現在第一線で活躍する歌手たちの新人時代を知る、コンクール時の歌と映像を集めた記録。 | ||
レスリー・ギャレット〜 ライヴ・アット・クリスマス アダン:オー・ホーリー・ナイト デイヴィス/オノラティ/シメオネ: リトル・ドラマー・ボーイ モーツァルト: 「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」〜アレルヤ パニッツァ: 「オーロラ」〜インテルメッツォ・イーピコ ホルスト/ロゼッティ:木枯らしの風ほえたけり デイヴィス:オン・ホーリー・グラウンド パーセル:トランペットを吹き鳴らせ レッサー: ベイビー・イッツ・コールド・アウトサイド クマロ:クムブラ モンク:アバイド・ウィズ・ミー ラミレス:私たちのクリスマス〜誕生 スマート/モンゴメリー: 御空をはせゆくみ使いたちよ グルーバー:きよしこの夜 |
レスリー・ギャレット(S) シボンジル・クマロ(歌) ホセ・クーラ(T) ガイ・バーカー(Tp) フィリップ・エリス指揮 ノーザン・シンフォニア ノーザン・ スピリット・シンガーズ 他 | |
収録:2002年12月1日、イギリス、ハロゲート国際会議場。NTSC/PAL両用方式(DVD10)、画像構成比16:9、ドルビー・デジタル・ステレオ/ドルビー・デジタル5.1サラウンド、収録時間60分。 イギリスで大人気のソプラノ、レスリー・ギャレットが贈るクリスマス・ショー。ホセ・クーラ、映画「リプリー」で名を挙げたジャズ・トランペットのガイ・バーカー、南アフリカのシボンジル・クマロなどをゲストに迎えた楽しいパフォーマンスは、カラフルなステージやライティング・デザインも相まって、華やかな雰囲気に満ちあふれている。 | ||
モーツァルト:歌劇「魔笛」 ・エクストラ・フィーチャー [オペラ概要/キャスト・ギャラリー/上演作品の舞台裏に迫ったBBC特集 コリン・デイヴィスが歌劇「魔笛」について語る] ヴィル・ハルトマン(タミーノ) ドロテア・レッシュマン(パミーナ) ディアナ・ダムラウ(夜の女王) フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(ザラストロ) サイモン・キーンリーサイド(パパゲーノ) アイリッシュ・タイナン(パパゲーナ) エイドリアン・トンプソン(モノスタトス) ジリアン・ウェブスター(第一の侍女) クリスティーン・ライス(第二の侍女) イヴォンヌ・ハワード(第三の侍女) トーマス・アレン(弁者) 演出:デイヴィッド・マクヴィカー コリン・デイヴィス指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.&cho. | ||
収録:2003年1月27日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ロンドン、ライヴ。 収録時間:全プログラム182分(本編162分)/本編字幕:英・仏(*)・西[(*)はブルーレイ盤のみ]/特典字幕:独(*)・仏(*)・伊(*)・西(#)[(*)はブルーレイ盤のみ/(#)はDVD盤のみ]/ヴィデオ仕様:16:9, 1080i [ブルーレイ盤のみ], カラー/音声仕様:ドルビー・デジタル・ステレオ or ドルビー・デジタル5.1 [DVD盤]、PCMステレオ or PCM5.1 [ブルーレイ盤]/ディスク仕様:片面2層(日本語字幕は無し)。 国内盤DVD:TDBA-5016/7(日本語字幕付き)。由緒あるロイヤル・オペラにおいて2003年に上演、英BBCのスタッフが総力を結集して収録したハイビジョン映像。しかもイギリスに於ける最高のモーツァルト指揮者コリン・デイヴィスの指揮、バックステージを追ったBBCの番組などが見られるエクストラ・フィーチャーなど、オペラ・ファンならぜひ手に入れたい魅力が満載。大容量ハイスペックディスク、ブルーレイ・ヴァージョンでは、高精細映像でも楽しめるので、その驚くべき解像度と臨場感をぜひとも体感して頂きたい。 # OABD-7002Dはブルーレイディスク仕様、OA-5002はHD-DVD仕様のため、専用プレイヤー以外では再生できません。 | ||
アルベニス(1860-1909): 歌劇「メルリン(マーリン) (英語歌詞、ホセ・デ・エウセビオ校訂版) [エクストラ・フィーチャー] ホセ・デ・エウセビオ、エーヴァ・マルトン、 デーヴィッド・ ウィルソン=ジョンソンのインタビュー/ キャスト・ギャラリー] |
デーヴィッド・ ウィルソン=ジョンソン エーヴァ・マルトン スチュアート・スケルトン キャロル・ヴァネス アンヘル・オデナ ビクトル・ガルシア・シエラ アンヘル・ロドリゲス フアン・トマス・マルティネス フェデリコ・ガリャル エドゥアルド・サンタマリーア シュテフェン・モルシェク ホセ・デ・エウセビオ音楽監督 マドリッド王立劇場o.&cho. [マドリッドso.&cho.] マドリッド自治州少年cho. メイ・ホン・リン振付 ジョン・デュー演出 | |
収録:2003年6月9日、スペイン、マドリッド、王立劇場、ライヴ。NTSC方式/画像構成比16:9/収録時間:184分/サウンド・フォーマット:ドルビー・デジタル・ステレオ、ドルビー・デジタル5.1/英・独・西・仏語字幕付き/片面二層ディスク。世界初演。 伝説の王アーサーに仕えた魔術師マーリンを主人公とするファンタジー。ワーグナーの神話楽劇に似た題材だけにマドリッド王立劇場の演出も見もの。イギリスの新聞「ザ・タイムズ」は「スター・トレック meets ハリー・ポッター」という評で、アルベニス最後のオペラを絶賛した。 | ||
J.シュトラウス II:喜歌劇「こうもり」(マイケル・ロット校訂版) [エクストラ・フィーチャー] トマス・アレン、パメラ・アームストロング、ホーカン・ハーゲゴード、 演出家スティーヴン・ローレス、指揮者ウラディミール・ユロフスキのインタビュー/ ワルツの起源/グラインドボーンの新歌劇場の建物と建築様式/ 看守フロッシュ(語り役)の幕間/コスチューム・デザイン&キャスト・ギャラリー ペール・リンドスクーグ(アルフレート) リューボフ・ペトローヴァ(アデーレ) パメラ・アームストロング(ロザリンデ) トマス・アレン(アイゼンシュタイン) ラグナー・ウルフンク(ブリント博士) ホーカン・ハーゲゴード(ファルケ博士) アルトゥール・コルン(フランク) マレーナ・エルンマン(オルロフスキー公爵) ウード・ザーメル(看守フロッシュ) ルネ・シュッテングルーバー(イーダ) ウラディーミル・ユロフスキ指揮 LPO、グラインドボーン音楽祭cho. 演出:スティーヴン・ローレス 装置:ブノワ・デュガルダン 衣裳:インゲボルク・ベルナート 照明:ポール・ピアント 脚色:ニコラ・ボウイ | ||
収録:2003年8月17日、グラインドボーン歌劇場、イギリス、グラインドボーン音楽祭、ライヴ。
リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|196分(本編159分)。
ブルーレイ・HD-DVD 仕様: 1080i Full HD| dts-HD MA? 5.0 |字幕:英仏西蘭(本編曲)/独仏西蘭(ボーナスのみ)。 DVD仕様: NTSC | dts 5.0 |字幕:英西。#発売が古いアイテムのため、各資料によって仕様が異なっております。チャネル数や音声フォーマットなど、上記が正しいとは限りませんので、御了承下さい。
由緒ある音楽祭での華麗なステージ。祝祭にふさわしいオペレッタを、指揮者ウラディーミル・ユロフスキの切れ味鋭いタクトのもとロンドン・フィルが愉楽の旋律を奏で、名歌手たちの名唱・名演技で飾った上演。しかもオペラ・ファンにはうれしいことに、田園風景に囲まれた会場や建物(収録より少し前に改装されて再オープン)の紹介、登場人物たちのファッションなどを紹介する映像も収められている。 #HD-DVD版は 開発終了となったフォーマットで、DVD プレーヤーでは再生出来ません。ご注意下さい。 | ||
モーツァルト:「後宮からの誘拐」(映画)〜 モーツァルト・イン・トルコ 歌劇「後宮からの誘拐」をフィーチャリング [歌劇の上演/サウンドトラックの録音、 歌手のリハーサル、上演作品の収録の 全創作過程のドキュメンタリー/ 歌劇の歴史とこの歌劇を作曲中のモーツァルトの 私生活に関しての新たな見方/ この歌劇への私的なアプローチについて/ 演出家イライジャ・モシンスキーのインタビュー/ 歌劇「後宮からの誘拐」〜音楽ハイライト] |
ポール・グローヴズ イェルダ・コダーイ デジリー・ランカトーレ リントン・アトキンソン ピーター・ローズ オリヴァー・トビアス チャールズ・マッケラス指揮 スコティッシュco. イライジャ・モシンスキー(演出) ミック・チャーキ(映像監督) | |
収録:トルコ、イスタンブール、トプカピ宮殿の後宮。NTSC方式(地域コード:All regions)、画像構成比:16:9、サウンド・フォーマット:ドルビー・ステレオ2.0/ドルビー・デジタル5.1サラウンド、収録時間:約88分、片面二層ディスク、英語・スペイン語字幕付き。 モーツァルトの生きた18世紀は、東方のエキゾティックな文化が一種の流行となっていた。トルコはその中で象徴的に位置づけられていたふしもあり、トルコの文化や音楽を取り入れた作品も多数。このディスクは歌劇「後宮からの誘拐」をサンプルとして、モーツァルトや同時代のヨーロッパ社会とトルコとの関係を探っていく映像作品です。これを観た後では「後宮からの誘拐」をはじめ、作品の印象が大きく変わるはず。交響曲全集、およびブレンデルとのピアノ協奏曲集などでモーツァルトのスペシャリストとしての信頼度が高まっているマッケラスが、良きパートナーであるスコティッシュ室内管と繰り広げる見事な演奏にも注目を。 | ||
ショパン・ピアノ・ミュージック 24の前奏曲(*)/12の練習曲 Op.10(+)/ 12の練習曲 Op.25(+)/ソナタ第2番(#) |
アルフレッド・パール(P;*) フレディ・ケンプ(P;+) アンジェラ・ヒューイット(P;#) | |
収録:2003年4月1-4日、イギリス、エディンバラ(*)/2003年2月19-22日、フランス、ガンベ、ヌーヴィル城(+)/2003年9月1-4日、イギリス、ロンドン、ウィンブルドン・シアター(#)。使用楽器:スタインウェイD(*/+)/ファツィオリ(#)。NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/135分/片面二層ディスク(DVD9)。 ショパンを演奏するピアニストたちのテクニックをつぶさに観察できる一枚。3人それぞれの演奏スタイルも見事だが、ロケーション(収録場所)や映像美なども素晴らしく、観て楽しむショパンとして完成度の高い内容になっている。ケンプやヒューイットはショパン作品のCDもあるので、それと比較するのも一興であろう。 | ||
ヴィヴァルディ:[四季」 「ゴールに到達する時」(エクストラ・フィーチャー) [リア・フィッシャーのインタビュー/ 「お気に入りの季節」(季節の雰囲気とヴィヴァルディの 音楽についてのコメント)] |
ユリア・フィッシャー(Vn) ケネス・シリトー指揮 ASMIF | |
収録:2001年7月、イギリス、ナショナル・ボタニック・ガーデン・オブ・ウェールズ。旧品番:OA-0819D 。 2タイプの「四季」が収録された一枚。ひとつはドイツの俊英、フィッシャーのはつらつとした音楽が楽しめる演奏シーン。もうひとつはウェールズにある植物園の四季、そこに生息するさまざまな草木を見ることができる「映像詩」のセクション。注目の若手を知るもよし、環境ヴィデオ的楽しみをするもよしの便利なディスク。 | ||
チェチーリア・バルトリ・シングス・モーツァルト&ハイドン モーツァルト: アリア 「あなたには熱烈な恋人のような真心がある」/ 同「私は行く、しかしどこへ」 歌劇「フィガロの結婚」〜 ようやく時が来た− ロンド「あなたを愛する者の望みとして」/ アリア「私の心は喜びにおどる」/ レチタティーヴォ 「うるわしのわが恋人よ、さようなら」と アリア「とどまって、いとしき人よ」/ 交響曲第38番「プラハ」 [エクストラ・フィーチャー] 撮影ノート(バルトリを撮影する カメラ・チームの準備を記録した制作日記) リハーサルにて(バルトリとアーノンクールが モーツァルトの音楽について語る/ リハーサルでの演奏に対しての取り組み) ハイドン: 交響曲第92番「オクスフォード」 カンタータ「ナクソスのアリアンナ」〜 わがいとしのテセウス 私の美しい恋人よ、別れないで− ベレニーチェよ、何をしているのだ(シェーナ) [エクストラ・フィーチャー] シュティリアルテ音楽祭のポートレート (アーノンクールが出身地であるグラーツで 創設した名高い音楽祭についての短編フィルム) リハーサルにて(バルトリとアーノンクールが ハイドンの音楽について語る/ リハーサルでの演奏に対しての取り組み) |
チェチーリア・バルトリ(Ms) ニコラウス・アーノンクール指揮 コンツェントゥス・ ムジクス・ウィーン ブライアン・ラージ(映像監督) | |
収録:2001年7月13-14日、オーストリア、グラーツ、スティリアルテ音楽祭。
画像構成比:16:9/収録時間:196分(モーツァルト:113分、ハイドン:83分)/サウンド・フォーマット:LPCMステレオ、DTS5.1サラウンド、ドルビー・デジタル5.1サラウンド/伊語歌詞、英語字幕/片面二層ディスク。英語字幕付き。 既発売で音楽誌や音楽ファンから好評を得ている2アイテム、OA-0869DとOA-0870Dをまとめてボックス・セットで新装限定登場。チェチーリア・バルトリ、ニコラウス・アーノンクールと彼の率いるウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのコンサート演奏を収めた、歴史に残るモーツァルトとハイドンの録音作品。バルトリの表情豊かな歌はもちろん、古楽器を用いたオーケストラの才気溢れる鮮烈な演奏をじっくりと楽しめる。完璧な音響を持っていることで有名なグラーツのコンサート・ホール、シュテファニエンザールでのライヴ収録で、リハーサルやディスカッションなど、貴重な舞台裏の映像も満載。 なお、このセットは限定発売となり、個々の商品はそのまま継続して発売されていますのでお気をつけください。 | ||
ラモー(1683-1764): 歌劇「アバリス、または北風の神」 [エクストラ・フィーチャー] 「愛の勝利」 ロバート・カーセン、ウィリアム・クリスティ、 バーバラ・ボニー、ポール・アグニュー、 ロラン・ナウリが歌劇と上演について語る: イントロダクション/アルフィーズ/ 振付と現代的な構想/物語の主要な要素/ 愛、女と啓発/ラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップス/ 傑作を再び取り上げて/フランスのバロック/善と悪/ このバロック音楽はロマンティックである/アバリス/ ブレー/闇から明るいところへ/ 全ての者への何か |
バーバラ・ボニー ポール・アグニュー トビー・スペンス ロラン・ナウリ ステファーヌ・デグ ニコラ・リヴァンク アンナ=マリア・パンツァレッラ ジャエル・アッツァレッティ ウィリアム・クリスティ音楽監督 パリ・オペラ座 レザール・フロリサン ラ・ラ・ラ・ ヒューマン・ステップス エドゥアール・ロック振付 ロバート・カーセン演出 | |
収録:2003年4月 パリ、パリ・オペラ座(ガルニエ宮)、ライヴ。NTSC方式/画像構成比16:9/サウンド・フォーマット:LPCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1サラウンド・サウンド/収録時間:218分/英・独・仏・西語字幕/片面二層ディスク。 没年に作曲されほぼ最後の大作となったオペラの映像化。クリスティ指揮レザール・フロリサンとボニー他すばらしい歌手たち、日本公演で大きな話題を提供してくれたダンス・カンパニー、ラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップスの共演というキャストで、非常に凝った演出のもと、最高の名演が展開される。 | ||
ベルリオーズ:歌劇「トロイアの人々」 ・エクストラ・フィーチャー〔キャスト・ギャラリー/オペラ概要/復活した傑作「トロイアの人々」 (ライナー・E.モーリッツによるドキュメンタリー)/ジョン・エリオット・ガーディナー、 ヤニス・コッコス、スーザン・グレアム、グレゴリー・クンデ、他のインタビュー [台本と音楽の絶妙な組み合わせ/カサンドラーとコロエブス/オーケストラの構成/ビジョンと投影/愛国的なテーマ/ アエネーアス/カサンドラーとトロイアの滅亡/カルタゴの宮廷/ディドー:完璧な女性像/様々なレベルでの矛盾/ 似たもの同士/サクソルン/ディドーとアエネーアスの愛/最もシェイクスピア風のベルリオーズ/ 神々の命の元で/愛の絶望的な描写/かつてトロイアであったものは現在ローマである]〕 スーザン・グレアム(ディドン) アンナ・カテリーナ・アントナッチ(カサンドル) レナータ・ポクピチ(アンナ) グレゴリー・クンデ(エネ) リュドヴィク・テジエ(コレーブ) ニコラ・テステ(パンテ) ロラン・ナウリ(ナルバル/大神官) マーク・パドモア(イオパス) ステファニー・ドゥストラック(アスカーニュ/Sソロ) トピ・レティプー(イラス/エレヌス/Tソロ) フェルナン・ベルナディ(エクトールの亡霊) ジョン・エリオット・ガーディナー指揮レヴォリュショネール・ロマンティークo. ドナルド・パルンボ合唱指揮モンテヴェルディcho.&シャトレ座cho. 演出・装置・衣裳:ヤニス・コッコス 照明:パトリス・トロティエ 振付:リチャイルド・スプリンガー | ||
録音:2003年10月、パリ、シャトレ座(パリ音楽劇場)、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|312分(本編:246分)|字幕:英独仏西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD|dts-HD MA 5.0 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0 。 数々の作品をリフレッシュさせてきたガーディナーが、2003年にパリのシャトレ座で上演し、センセーションを巻き起こしたステージ。グレアム、クンデを軸とした強力な歌手陣、本来「ベルリオーズを演奏するために結成された」レヴォリュショネール・エ・ロマンティーク管弦楽団と、役者が揃った名演。 『古代ローマの詩人ウェルギリウスの「アエネーイス」を題材に、ベルリオーズがフランス・オペラ史上に打ち立てた金字塔「トロイアの人々」。よく練られたオーケストレーションのもと、大人数のコーラスも駆使して圧倒的な響きがステージに渦巻く中で、予言者カサンドル役のアントナッチを筆頭に、「歌う俳優たち」とも呼びたい名歌手の面々が、それぞれの人物像を深く掘り下げてゆく点が圧巻。特典映像では名指揮者ガーディナーの丁寧な解説も収録。』(岸 純信) | ||
チャイコフスキー:バレエ「眠れる森の美女」 [エクストラ・フィーチャー] 「全ての人は魔法を愛す」(妖精物語の短編映画)/ 「物語は彼らの手中に」(サー・ピーター・ライトが パントマイムの使用について語る)/ 「クリスタル・カット・ダイアモンド」 (「眠りの森の美女」リハーサルでの サー・ピーター・ライト)/ 「アイ・ゴット・スタック」 (ソフィアン・シルフのポートレート)/ キャスト・ギャラリー |
ソフィアン・シルフ:オーロラ姫 ゲール・ランビオット: フロリムント王子 オランダ国立バレエ エルマンノ・フロリオ指揮 オランダ・シンフォニア マリウス・プティパ(原振付) サー・ピーター・ライト (振付、プロデュース、演出) 他 | |
収録:2003年、アムステルダム音楽劇場、ライヴ。NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:LPCMステレオ/DTSサラウンド/180分/英・仏・独・西語字幕付き(エクストラ・フィーチャー only)/[Disc1]片面一層ディスク(DVD5)、[Disc2]片面二層ディスク(DVD9)。 正統派の振付、ステージ・デザイン、衣装で、すべてのバレエ・ファンを満足させてくれるステージ。それに加えて演出家らによるコンセプト解説やメイキングなど、このバレエが手に取るようにわかる内容のドキュメンタリーも収録。オランダ国立バレエの素晴らしさはもちろん、主演2人のゴージャスさは必見もの。 | ||
アストル・ピアソラのポートレート フィルム「タンゴ・マエストロ」 (ピアソラ自身のグループによる30年に渡り収録された演奏の稀少で素晴らしいアーカイヴ映像。 同じくナディア・ブーランジェに師事していたダニエル・バレンボイム、チェリストのヨーヨー・マ、 ジャズ・ヴィブラフォン奏者のゲイリー・バートン、クロノス・カルテット、パリを基盤とするゴタン・プロジェクト、 タンゴ・パシオン・ダンス・カンパニー、英国のピアニスト、ジョアンナ・マグレガー、 スコットランドのアコーディオン奏者ジェイムズ・クラブ、 アストルの親しい友人であるフランスのアコーディオン&バンドネオン奏者のリシャール・ガリアーノ等、 ピアソラの音楽に惹かれたヴィルトゥオーゾ演奏家達のインタビュー他を含む。) ピアソラが音楽を作曲したフェルナンド・ソラナスの受賞映画「タンゴ ガルデルの亡命」 「スール その先は…愛」より一連の場面映像 マイク・ディブ(脚本・ナレーション・収録・監督) 「タンゴ・ヌエボ」(ピアソラによるスタジオ演奏の最後の収録作品。ピアソラのインタビューを含む) (収録:1989年、復刻&デジタル・リマスター) 曲目:天使のミロンガ/タンゲディア/ムムキ/ブエノスアイレス零時/アディオス・ノニーノ/セクステット] [エクストラ・フィーチャー] 「ピアソラ:ザ・マン・アンド・ヒズ・ミュージック」(54分に渡る追加インタビューと 彼の音楽に関する見識についてアメリータ・バルタール、フェルナンド・ソラナス、オラシオ・マルビチーノ、他が語る) [ボーナス・トラック] 天使のミロンガ(リハーサル・テイク。ジェイムズ・クラブ、ピアソラの最後のクインテットのメンバー、 ジョアンナ・マグレガーによる演奏) トニー・ステーヴエイカー(プロデュース・監督) | ||
NTSC方式/画像構成比4:3、16:9Anamorphic/ドルビー・デジタル・ステレオ/213分/英・仏・独・西・伊語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。 ピアソラ自身と彼の家族、友人、そして彼と演奏を共にしたアルゼンチンの偉大な演奏家たちとのインタビューを通して、激しく、理解しがたい私生活と音楽家人生を綴ったDVD。クラシック音楽シーンでブームになりながらも、実際のピアソラの演奏を映像で見たという人はまだまだ少ないのが現状。このDVDでは最晩年のヨーロッパ時代におけるアグレッシヴな演奏を堪能でき、ピアソラの創造したタンゴがどういうものだったかを目の当たりにすることができる。 | ||
ブリテン(1913-1976):歌劇「ねじの回転」 *エクストラ・フィーチャー* [オペラ概要/キャスト・ギャラリー] |
マーク・パドモア、 リサ・ミルネ、 カトリン・ウィン・デイヴィス、 ダイアナ・モンタギュー、 ニコラス・カービー・ジョンソン、 キャロライン・ワイズ リチャード・ヒコックス指揮 シティ・オブ・ ロンドン・シンフォニア ケイティ・ミッチェル(演出)他 | |
英語歌詞。ケイティ・ミッチェル(テレビ・ディレクター)によるフィルム)。NTSC方式/画像構成比16:9 Anamorphic/音声方式:ドルビー・デジタル・サラウンド、LPCMステレオ/117分/英・独・仏・西・伊語字幕付き/片面二層ディスク。 ヘンリー・ジェイムズ原作によるホラー・タッチのオペラを、テレビ放映用に映像化。原作の19世紀イングランド的な雰囲気を生かし、映画『眺めのいい部屋』『日の名残り』などと共通する美を実現している。ブリテンのスペシャリスト、ヒコックスはこのオペラの録音がまだなく、その意味でも貴重なリリース。 | ||
「英雄」永遠に音楽が変わった日(フィルム) [独占ボーナス・フィーチャー] ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(*) |
ジョン・ エリオット・ガーディナー指揮 レヴォリュショネール・ エ・ロマンティークo. | |
収録:2003年、ウィーン、エロイカザール(*)。NTSC方式、画像構成比16:9、Anamorphic、音声方式:LPCMステレオ、DTSサラウンド、129分(フィルム83分/ボーナス・フィーチャー46分)、片面二層ディスク(DVD9)、英・仏・独・西・伊語字幕付き。 CDでも世界的な話題となったガーディナーと手兵オケによるベートーヴェン。その全曲演奏に加え、「英雄」という作品の本質に迫るドキュメンタリーを名優たちが出演するドラマ仕立てで楽しむ企画。ベートーヴェン・ファンならずとも、これを見れば作品への理解度が高まることは間違いない。ピリオド楽器による演奏シーンにも注目。 フィルムのキャスト(出演作品):イアン・ハート(ハリー・ポッターと賢者の石)、フランク・フィンレイ(戦場のピアニスト)、ジャック・ダヴェンポート(パイレーツ・オブ・カリビアン−呪われた海賊たち)、ティム・ピゴット=スミス(日の名残り)、クレア・スキナー(ネイキッド)、他/ニック・ディア(脚本)、サイモン・セラン・ジョーンズ(監督)。 | ||
ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」 [エクストラ・フィーチャー] キャスト・ギャラリー / オペラ概要 |
ファルク・シュトルックマン ヴォルフガング・ラウホ ジェフリー・ダウド グレアム・クラーク ギュンター・フォン・カネン フランシスコ・バス クワンチュル・ユン マティアス・ヘーレ リオバ・ブラウン エリザベート・マトス アンドレア・ベーニヒ クリスティーナ・オブレゴン アナ・イバッラ フランシスカ・ボーモン ベルトラン・ド・ビリー指揮 リセウ劇場so. ハリー・クプファー(演出) | |
収録: 2004年6月1、7日、バルセロナ、リセウ劇場、ライヴ。NTSC方式/画像構成比16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/159分/英・独・仏・西・伊・カタルーニャ語字幕付き/片面二層ディスク。 バレンボイム指揮によるバイロイト音楽祭、ベルリン国立歌劇場での「指環」で斬新かつ社会的な演出が話題を呼んだ、クプファーによる舞台をスペインのオペラハウスが上演。神話世界と近未来が同居したようなアートワークで、現在はスタンダードになりつつあるが、ワグネリアンなら絶対に手にしたいもの。バルセロナのリセウ劇場は、ヨーロッパでも屈指の実力者が集うオペラハウスで、登場する歌手陣の見事さもこのライヴ公演の特徴。 | ||
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」 〔エクストラ・フィーチャー〕 キャスト・ギャラリー/オペラ概要 |
リチャード・ バークリー=スティール エリック・ハルファーソン ファルク・シュトルックマン、 リンダ・ウォトソン、 デボラ・ポラスキ、リオバ・ブラウン、 べルトラン・ド・ビリー指揮 リセウ劇場so. ハリー・クプファー(演出) 他 | |
収録:2003年、バルセロナ、ライヴ。NTSC方式/画像構成比16:9/Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ、250分(オペラ240分、オペラ概要10分)/英・仏・独・西・伊・カタルーニャ語字幕付き/片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディスク(DVD9)。 「ラインの黄金」に続き、クプファー演出による斬新な舞台を映像化。バイロイト音楽祭でも上演されたものであり、それだけにセンセーショナルに迎えられた。 | ||
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」 [エクストラ・フィーチャー] オペラ概要/キャスト・ギャラリー |
ジョン・トレレーフェン グレアム・クラーク ファルク・シュトルックマン ギュンター・フォン・カンネン エリック・ハルフヴァルソン アンドレア・ベーニヒ デボラ・ポラスキ クリスティーナ・オブレゴン ベルトラン・ド・ビリー指揮 リセウ劇場so. ハリー・クプファー(演出) | |
収録:2004年6月18、26日、バルセロナ、リセウ劇場。NTSC方式、画像構成比16:9、Anamorphic、音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ、256分(オペラ247分/オペラ概要9分)、片面二層ディスク(DVD9)、英・仏・独・西・カタルーニャ・伊語字幕付き。 シリーズ3作目となるクプファー演出の「指環」サイクル。いよいよジークフリートが登場して物語の後半へと突入。上演時にはリリックな性格の強いトレレーフェンのジークフリートやポラスキのブリュンヒルデ、さすらい人のシュトルックマンらに賛辞が寄せられ、すべてを掌握したド・ビリーの指揮も絶賛された。 | ||
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」 [エクストラ・フィーチャー] オペラ概要/キャスト・ギャラリー |
ジョン・トレレーフェン ファルク・シュトルックマン ギュンター・フォン・カンネン マッティ・サルミネン デボラ・ポラスキ エリザベーテ・マトス ジュリア・ジュオン レアンドラ・オーフェルマン クリスティーナ・オブレゴン マリア・ロドリゲス フランシスカ・ボーモン ベルトラン・ド・ビリー指揮 リセウ劇場so. ハリー・クプファー(演出) | |
収録:2004年6月6、14日、バルセロナ、リセウ劇場。NTSC方式、画像構成比16:9、Anamorphic、音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ、284分(オペラ276分/オペラ概要8分)、片面二層ディスク(DVD9)、英・仏・独・西・カタルーニャ・伊語字幕付き。 好評を得た4部作のラストを飾るセット。前3作と基本的に配役・歌手共に同じであるため、これだけではなく「指環」すべてを通して見たくなる完成度の高い上演と映像。知る人ぞ知るベテラン指揮者ド・ビリーの存在感と評価も高まっている。ジークフリートのトレレーヴェン、ブリュンヒルデのポラスキをはじめ、主役陣がすべて熱演。 | ||
カール・デイヴィス(1936-): ドラマティック・バレエ「シンプル・マン」 (画家L.S.ローリーの生誕100周年を記念した ソルフォード市協力によるBBCの委託作品) 〔エクストラ・フィーチャー〕 有名俳優アルバート・フィニーによる作品紹介/ ルッキング・バック[ジリアン・リンと カール・デイヴィスのインタビュー/ フォト・ギャラリー [ジリアン・リンのアルバムより/舞台より]/ キャスト・ギャラリー] |
クリストファー・ゲーブル モイラ・シアラー ノーザン・バレエ・シアター カール・デイヴィス指揮 BBCフィルハーモニックo. ジリアン・リン(考案・演出・振付) | |
収録:1987年、スタジオ。NTSC方式/画像構成比4:3(作品紹介とバレエ)、16:9(その他)/Anamorphic/音声方式:[作品紹介とバレエ]LPCMステレオ[ルッキング・バックとフォト・ギャラリー]/ドルビー・デジタル・ステレオ/88分(作品紹介11分、バレエ47分、ルッキング・バック30分)/英・仏・独・西・伊語字幕付き(エクストラ・フィーチャー)/片面二層ディスク(DVD9)。 1987年BAFTA(英国アカデミー賞)受賞作品。映画音楽やポップス・コンサートでの第一人者であり、1960年代から多くの作品を送り出しているデイヴィスの力作。オールド・ファッションの映像にロマンティックな音楽が付き、バレエ作品というよりも映画を観ているような雰囲気が味わえる。 | ||
ワーグナー:舞台神聖祝祭劇「パルジファル」 〔エクストラ・フィーチャー〕 「パルジファルの成長と発展」[ニコラウス・レーンホフ、クリストファー・ヴェントリス、 ヴァルトラウト・マイアーらへのインタビューを含むドキュメンタリー]/ キャスト・ギャラリー/オペラ概要 クリストファー・ヴェントリス(パルジファル) ヴァルトラウト・マイアー(クンドリー) マッティ・サルミネン(グルネマンツ) トーマス・ハンプソン(アムフォルタス) トム・フォックス(クリングゾル) ビャルニ・トーア・クリスティンソン(ティトゥレル) ケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツso.、バーデン・バーデン祝祭cho. 演出:ニコラウス・レーンホフ 装置:ライムント・バウアー 衣裳:アンドレア・シュミット=フッテラー 照明:ドゥエイン・シューラー 振付:デニ・セイヤーズ | ||
収録:2004年8月4日、6日、8日、バーデン・バーデン祝祭劇場(ドイツ)、ライヴ。全プログラム323分(本編236分)、字幕:英・仏・独・西・伊。DVD製品仕様:16:9 Anamorphic | DTS サラウンド、LPCM ステレオ|片面2層。Blu-ray製品仕様:16:9 1080i High Definition カラー|PCM 2.0 、DTS-HD Master Audio 5.1ch サラウンド | BD 50。 この数年、意欲的なワーグナー上演によって、バイロイト音楽祭の対抗馬としても注目を集めるバーデン・バーデン。その第一作で、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、サン・フランシスコ・オペラ、シカゴ・リリック・オペラとの共同制作により、バーデン・バーデンで上演された新演出のプロダクションだったもの。この作品はその宗教的テーマと多義的なメッセージゆえ、初演以来多くの議論を呼び起こしてきたが、演出家レーンホフはそれまでの上演史のなかで提起された諸問題を集約・整理し、現代のスタンダードとも言える卓越した舞台を作り上げている。ナガノの明晰な指揮、さらにはマイヤー、ヴェントリス、サルミネンらの配役も充実の一言。制作過程の舞台裏も垣間見ることができ、オペラ・ファン、ワーグナー・ファンは必見。 | ||
ホルスト:組曲「惑星」 マシューズ:冥王星 [映像] ニューメキシコ、アリゾナ、スカンジナビア等世界各地で ロケを行って撮影した映像、コンピューター・グラフィック、 アニマトロニクス、演奏シーン |
デイヴィッド・アサートン指揮 BBCウェールズ・ナショナルso. ロードリ・ヒュー(映像監督) | |
制作:2003年。NTSC方式/画像構成比16:9/Anamorphic/音声方式:LPCMステレオ/59分/片面一層ディスク(DVD5)。 名曲「惑星」を映像で表現するとどうなるか、そのひとつの回答。古いフィルム、大自然の風景、CGを駆使したグラフィカルな動画、オーケストラの演奏風景など、音楽作品というよりも斬新な映像作品と言える。ベテラン指揮者とウェールズのオーケストラによる演奏も見事。Faveoシリーズ。 | ||
エルガーのエニグマ変奏曲 隠されたポートレート(BBCドラマ・ドキュメンタリー) エルガー(1857-1934): 創作主題による変奏曲「エニグマ」(*) |
アンドルー・デイヴィス指揮 BBCso. | |
収録:2004年、ウスター大聖堂(*)。NTSC方式、画像構成比16:9、Anamorphic、音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ、85分(ポートレート:48分/演奏:37分)、片面二層ディスク(DVD9)、英・仏・独・西・伊語字幕付き。 エルガーが自らや友人たちをモティーフに作曲した「エニグマ変奏曲」。その各キャラクターを紹介し、彼が育ったコッツウォルズ地方の風景なども織り交ぜながら展開していくドキュメンタリー。さらにはエルガーゆかりのウスター大聖堂で全曲演奏も収録。デイヴィスが指揮とともに、ドキュメンタリーのガイドも務めている。 | ||
プッチーニ(1858-1924):歌劇「ジャンニ・スキッキ」 エクストラ・フィーチャー〔キャスト・ギャラリー/オペラ概要/インタビュー/「けちな騎士」予告編〕 アレッサンドロ・コルベッリ(ジャンニ・スキッキ) サリー・マシューズ(ラウレッタ) フェリシティ・パーマー(ツィータ) マッシモ・ジョルダーノ(リヌッチョ) エイドリアン・トンプソン(ゲラルド) オリガ・シャラエワ(ネッラ) マキシム・ミハイロフ(ベット・ディ・シーニャ) ルイージ・ローニ(シモーネ) リッカルド・ノヴァーロ(マルコ) マリー・マクラフリン(チェスカ) ヴィアチェスラフ・ヴォイナロフスキー(スピネッロッチョ先生) リチャード・モーズリー=エヴァンス(アマンティオ・ディ・ニコーラオ) ジェイムズ・ガウアー(ピネッリーノ) ロバート・デイヴィス(グッチョ) マティルダ・レイザー(ブオーソ・ドナーティ) ウラディーミル・ユロフスキ指揮LPO、演出:アナベル・アーデン | ||
収録:2004年7月11日、グラインドボーン歌劇場、イギリス。ライヴ。NTSC方式/画像構成比16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/74分(オペラ57分、エクストラ・フィーチャー17分)/片面二層ディスク(DVD9)。英・独・仏・西・伊語字幕付き。 イギリスのオペラハウスで活躍しているアーデンの演出と音楽監督ユロフスキのもと、イギリスのグラインドボーン音楽祭で「けちな騎士」(OA-0919D)とペア上演されたステージ。ハイ・ヴィジョン撮影された美しい画面、ベテランから若手までが総登場する歌手陣などに注目が集まる一枚。 | ||
ラフマニノフ(1873-1943):歌劇「けちな騎士」 エクストラ・フィーチャー〔キャスト・ギャラリー/オペラ概要/インタビュー/「ジャンニ・スキッキ」予告編〕 セルゲイ・レイフェルクス(男爵〔けちな騎士〕) リチャード・バークリー=スティール(アルベール) マキシム・ミハイロフ(召使い) ヴィアチェスラフ・ヴォイナロフスキー(金貸し) アルベルト・シャギドゥリン(公爵) マティルダ・レイザー(パントマイム) ウラディーミル・ユロフスキ指揮LPO、演出:アナベル・アーデン | ||
収録:2004年7月11日、グラインドボーン歌劇場、イギリス。ライヴ。NTSC方式/画像構成比16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/95分(オペラ65分、エクストラ・フィーチャー30分)/片面二層ディスク(DVD9)。英・独・仏・西・伊語字幕付き。 プーシキンの原作をオペラ化したラフマニノフの珍しいオペラで、同時リリースの「ジャンニ・スキッキ」とペア上演されたステージ。単独で見るもよし、ペアで演出などの醍醐味を感じるもよしの一枚であり、ハイ・ヴィジョン撮影により美しさを楽しめる。 | ||
プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」(*) アレッサンドロ・コルベッリ(ジャンニ・スキッキ) サリー・マシューズ(ラウレッタ) フェリシティ・パーマー(ツィータ) マッシモ・ジョルダーノ(リヌッチョ) エイドリアン・トンプソン(ゲラルド) オリガ・シャラエワ(ネッラ) マキシム・ミハイロフ(ベット・ディ・シーニャ) ルイージ・ローニ(シモーネ) リッカルド・ノヴァーロ(マルコ) マリー・マクラフリン(チェスカ) ヴィアチェスラフ・ヴォイナロフスキー(スピネッロッチョ先生) リチャード・モーズリー=エヴァンス(アマンティオ・ディ・ニコーラオ) ジェイムズ・ガウアー(ピネッリーノ) ロバート・デイヴィス(グッチョ) マティルダ・レイザー(ブオーソ・ドナーティ) ラフマニノフ:歌劇「けちな騎士」(#) セルゲイ・レイフェルクス(男爵(けちな騎士)) リチャード・バークリー=スティール(アルベール) マキシム・ミハイロフ(召使い) ヴィアチェスラフ・ヴォイナロフスキー(金貸し) アルベルト・シャギドゥリン(公爵) マティルダ・レイザー(パントマイム) 以上、ウラディーミル・ユロフスキ指揮LPO、演出:アナベル・アーデン | ||
収録:2004年7月11日、グラインドボーン歌劇場、グラインドボーン音楽祭、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|162分(本編:123分)|字幕:英独仏伊西| 1080i Full HD| PCM 5.1 。DVD: OA-0918D と OA-0919D をセットにしてのブルーレイ・ディスク化。2004年のグラインドボーン音楽祭において2本立てで上演された、プッチーニの「ジャンニ・スキッキ」とラフマニノフの知られざるオペラ「けちな騎士」の2作品をまるごと収録。一見すると関連性がまるでなさそうだが、実はいずれもお金をめぐる人間の欲望をテーマにしており、それぞれ喜劇と悲劇の好対照な結末へと至る、まさに「同じコインの表と裏」といった組み合わせなのだ。比較するほどに味わい深くなる2作品をグラインドボーンの実力派キャスト陣が手がけた意欲的なプログラムをブルーレイのハイスペック映像&高音質でお楽しみ頂きたい。 | ||
ハイドン:弦楽四重奏曲集 第32番/第35番/第39番「鳥」/第43番/第57番/ 第58番/第79番「ラルゴ」 [エクストラ・フィーチャー] 4ベター・4ワース(ザ・リンゼイズ、ダネル四重奏団、 アウアー四重奏団、ジャン・シベリウス四重奏団を フィーチャーし、弦楽四重奏団とそのメンバーたちの 個人的・演奏上での共存方法を調査したライナー・E. モリッツによる50分のドキュメンタリー) |
ザ・リンゼイズ[リンゼイSQ] | |
収録:2004年、フィンランド、クフモ室内楽フェスティヴァル。NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/224分/英・仏・独・西・伊語字幕付き/片面二層ディスク。 2005年7月に惜しくも活動にピリオドを打ったイギリスを代表する弦楽四重奏団「ザ・リンゼイズ」の演奏を中心に、若手四重奏団などを交えて弦楽四重奏の魅力と秘密を探っていくドキュメンタリーを収録。弦楽四重奏曲の基本とも言えるハイドンの作品を軸に、興味深く解明していく。 | ||
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 [エクストラ・フィーチャー] キャスト・ギャラリー/オペラ概要 |
ヴォイテク・ドラボヴィッチ アナトーリ・コチェルガ レギーナ・シェルク マルセル・レイヤンス ヴェロニク・ジャンス クワンチュル・ユン フェリペ・ボー マリサ・マルティンス ベルトラン・ド・ビリー指揮 リセウ劇場オーケストラ・アカデミー カタルーニャ音楽堂室内cho. カリスト・ビエイト(演出) | |
収録:2002年12月12、17日、バルセロナ、リセウ劇場。NTSC方式/画像構成比:16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/156分(オペラ150分、エクストラ・フィーチャー6分)/英・仏・独・西・伊・カタルーニャ語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。 「ニーベルングの指環」4部作のDVDで一躍日本のオペラ・ファンにも注目されたマエストロ、ベルトラン・ド・ビリー&リセウ劇場(スペインのバルセロナ)による上演ライヴ。舞台設定を現代に置き換えた2002年のプロダクションで、ドラボヴィッチやジャンスなど歌手たちの奮闘も聴きもの。作品解釈に一石を投じるようなステージ。 | ||
ヴェルディ(1813-1901): 歌劇「マクベス」(伊語歌詞)/ エクストラ・フィーチャー [オペラ概要/キャスト・ギャラリー] |
カルロス・アルバレス、 ロベルト・スカンディウッツィ、 マリア・グレギーナ、 ベゴニャ・アルベルディ、 マルコ・ベルティ、 ハビエル・パラシオス、 フェラン・イラリ、 シュテファン・コーカン、 ホセプ・フェレル、 フランシスコ・サンティアゴ、 イヴォ・ミシェフ、 ブルーノ・カンパネッラ指揮 リセウ劇場so.&cho. フィリダ・ロイド(演出) | |
収録:2004年3月30日&4月2日、バルセロナ、リセウ劇場。ライヴ。NTSC方式/画像構成比16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/164分(オペラ159分、エクストラ・フィーチャー5分)/英・仏・独・西・伊・カタルーニャ語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9) 「指環」4部作でその実力を日本のオペラ・ファンにアピールした、バルセロナのリセウ劇場。2002年のボローニャ歌劇場来日公演でファンを熱狂させたアルバレス、今やドラマティック・ソプラノの第一人者となったグレギーナという2大歌手をはじめ、オペラ・ファンには見逃せない顔ぶれを揃えた上演の記録。 | ||
ラモー(1683-1764): 歌劇「優雅なインドの国々」(仏語歌詞) (オペラ・バレエ、プロローグと4つの挿入バレエ) エクストラ・フィーチャー 「スウィンギング・ラモー」 (ウィリアム・クリスティ、ニコラ・リヴァンク、 ブランカ・リー、アンドレイ・シェルバン、 ポール・アグニュー、パトリシア・プティボンの インタビューを含む分析ドキュメンタリー)/ 「経歴」(ウィリアム・クリスティ、 レザール・フロリサン)/ 「オペラ概要」「キャスト・ギャラリー] |
ダニエレ・デ・ニエーゼ ホアン・フェルナンデス ヴァレリー・ガバイユ ニコラ・カヴァリエ アンナ・マリア・パンツァレッラ ポール・アグニュー ネイサン・バーグ ジャエル・アッツァレッティ フランソワ・ピオリーノ リチャード・クロフト ゲール・ル・ロワ マリン・ハルテリウス ニコラ・リヴァンク クリストフ・ストレール クリストフ・フェル パトリシア・プティボン ウィリアム・クリスティ指揮 レザール・フロリサン[o.&cho.] ブランカ・リー(振付) アンドレイ・シェルバン(演出) | |
収録:2003年9月22日, 24-25日、パリ・オペラ座[パレ・ガルニエ]、ライヴ。NTSC方式/画像構成比16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/244分(オペラ189分、エクストラ・フィーチャー55分)/片面二層ディスク(DVD9)。英・仏・独・西・伊語字幕付き。 クリスティ&レザール・フロリサンが、パリのガルニエ宮との共同プロジェクトで上演したラモーの代表作。原色を生かしたステージ・デザイン(やや「ライオンキング」風の印象も)、象徴的なコスチューム、異国と言うよりも無国籍的なイメージのステージだが、バロック・オペラの持つアート性を最高の状態で見せてくれる。 | ||
モンテヴェルディ(1567-1643):歌劇「ポッペアの戴冠」 [エクストラ・フィーチャー] オペラ概要/キャスト・ギャラリー/ 「ポッペアの戴冠」作品紹介(ピエール・アウディ、 クリストフ・ルセ他のインタビュー含む) |
シンシア・ヘイモン ブリジット・バリーズ マイケル・チャンス ハリー・ファン・デル・カンプ ニン・リャン ハイディ・グラント・マーフィ クリストフ・ルセ指揮 レ・タラン・リリク | |
収録:1994年7月、アムステルダム、音楽劇場、ライヴ。ピエール・アウディ(演出)。NTSC方式/画像構成比16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/219分/英・仏・独・西・伊・蘭語字幕付き/片面二層ディスク。 「オルフェオ」と並ぶモンテヴェルディの傑作オペラであり、日本でも上演が増えてきている作品。バロック・オペラの復権に燃えるルセ以下、名手&名歌手たちをそろえた最高の状態で上演。古楽ファンはもちろん、オペラ・ファンは必見のクオリティ。 | ||
モンテヴェルディ(1567-1643): 歌劇「ウリッセの帰還」(伊語歌詞)/ エクストラ・フィーチャー [オペラ概要/キャスト・ギャラリー/ 作品紹介(グレン・ウィルソン、 ピエール・アウディのインタビュー含む)] |
ブライアン・アサワ、 ヤコ・ヒュイペン、 モニカ・バチェッリ、 マクテルド・バウマンス、 アンソニー・ロルフ=ジョンソン、 グラシエラ・アラヤ、 トビー・スペンス、 クリストファー・ジレット、 マーク・タッカー、 エイドリアン・トンプソン、 ダイアナ・モンタギュー グレン・ウィルソン指揮 バロック・アンサンブル ピエール・アウディ(演出) | |
収録:1998年10月、オランダ、アムステルダム、音楽劇場。ライヴ。NTSC方式/画像構成比16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/176分(オペラ150分、エクストラ・フィーチャー26分)/英・仏・独・西・伊・蘭語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。 バロック・オペラの傑作を、カウンター・テナーのアサワやブリテン作品に欠かせないテノールのロルフ=ジョンソンらが熱演。音楽だけでは退屈だと思っていた方には、映像がフォローするDVDでその魅力を味わえる。ストーリーは有名なウリッセ(オデュッセウス)とペネロペを主人公とする物語。 | ||
ヘンデル(1685-1759):ヘンデルの水上の音楽 ― 王室豪華ショーの再現 [アンドルー・マンゼ指揮イングリッシュ・コンサートによるテムズ河上での収録 (ドキュメンタリー・フィルム、著名なロンドンの伝記作家 ピーター・アクロイドによる英語ナレーション)] ・エクストラ・フィーチャー [水上の音楽〜第1組曲より「ホーンパイプ」「エア」「メヌエット」 水上の音楽〜第2組曲より「序曲」「ホーンパイプ」「メヌエット」「レンテメント」「ブレー」 (演奏:イングリッシュ・コンサート)/ アーティスト、スティーヴン・コンリンによる1717年当時のロンドン全景 (マルチ・アングル・フィーチャー)] | ||
収録:2003年7月-8月、イギリス&イタリア、ヴェネツィア。NTSC方式/画像構成比:16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/78分(フィルム:50分、エクストラ20分)/仏・独・西・伊語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。 「水上の音楽」がロンドンのテムズ河で初演されたというエピソードは、世界中の音楽ファンが知っていること。それなら再現してみようとばかりに、当時の編成による古楽器オーケストラが衣装を付け(楽器の奏法なども見もの)、現代のテムズ河に船を浮かべて撮影したもの。理屈抜きで楽しめる作品。 | ||
ヴェルディ(1813-1901): 歌劇「ドン・カルロ」(伊語歌詞)/ エクストラ・フィーチャー [オペラ概要/キャスト・ギャラリー/ 作品紹介(ロバート・ロイド、ロランド・ヴィラゾン、 アマンダ・ロークロフト、ヴィオレタ・ウルマーナ、 リッカルド・シャイー、 ヴィリー・デッカーのインタビュー含む)] |
ロバート・ロイド、 ロランド・ヴィラゾン、 ドウェイン・クロフト、 ヤーコ・リュハネン、 ジョルジョ・ジュゼッピーニ、 アマンダ・ロークロフト、 ヴィオレタ・ウルマーナ、 マリスカ・ムルダー、 マールチェ・デ・リント、 クリスティアン・ベネディクト、 ルディ・デ・フリース、 チンツィア・フォルテ、 ペーテル・アリンク、 バス・クイレンブルク、 サージ・ノヴィク、 トーマス・オリーマンス、 ミッチェル・サンドラー、 ヨルダン・シャナハン、 リッカルド・シャイー指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウo.、 オランダ歌劇場cho. ヴィリー・デッカー(演出) | |
収録:1998年10月、オランダ、アムステルダム、音楽劇場。ライヴ。NTSC方式/画像構成比16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/199分(オペラ169分、エクストラ・フィーチャー30分)/英・仏・独・西・伊・蘭語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。 マスターピースでシャイーのヴェルディが楽しめるという、ファン待望のセット。コンセルトヘボウ管との蜜月時代を証明するものでもあり、威厳のあるヴィラゾンのタイトルロールはじめ、歌手陣も引き締まった声の多い名演。 | ||
ヴェルディ(1813-1901): 歌劇「椿姫」(ラ・トラヴィアータ)(*) エクストラ・フィーチャー [キャスト・ギャラリー/オペラ概要/ ヘスス・ロペス=コボス、ノラー・アムセレム、 ホセ・ブロス、レナート・ブルゾンの インサイツ・フィーチャー] |
ノラー・アムセレム、 ホセ・ブロス、 レナート・ブルゾン/他 ヘスス・ロペス=コボス指揮 王立劇場o.&cho. (マドリッドso.&cho.) | |
収録:2005年3月22日&26日、王立劇場、マドリッド、スペイン、ライヴ。演出:ピエル・ルイージ・ピッツィ。NTSC方式/画像構成比:16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/175分(オペラ138分、エクストラ37分)/英・仏・独・西・伊語字幕付き/片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディスク(DVD9)。 妖艶さを感じさせるアムセレムのヴィオレッタ、男前を気取るブロスのアルフレード、そして日本でも人気の高いブルゾンが歌うジョルジョ・ジェルモン。黒や赤の衣装をまとうヴィオレッタが印象的であり、スペイン流の熱気でヴェルディの音楽に火を付ける上演。 | ||
ワーグナー(1813-1883):楽劇「トリスタンとイゾルデ」 エクストラ・フィーチャー [キャスト・ギャラリー/オペラ概要] |
ジョン・トレレーヴェン、 デボラ・ポラスキ、 エリック・ハルフヴァルソン、 ファルク・シュトルックマン、 リオバ・ブラウン、 ヴォルフガング・ラウホ、 フランシスコ・バス、 ミヒャエル・ヴィアー ベルトラン・ド・ビリー指揮 リセウ劇場so. | |
収録:2002年6月15日&26日、バルセロナ、リセウ劇場、ライヴ。演出:アルフレッド・キルヒナー。NTSC方式/画像構成比:16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/257分(オペラ252分、エクストラ5分)/英・仏・独・西・伊・カタルーニャ語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。 「ニーベルングの指環」他で、すっかりワーグナー上演の素晴らしさがおなじみとなったスペインのリセウ劇場。徐々にファンが増えてきたド・ビリーの指揮、英雄伝説時代のイメージを大切にしたキルヒナーの演出、歌手陣の熱唱も見事。 | ||
プッチーニ(1858-1924):歌劇「蝶々夫人」 エクストラ・フィーチャー [キャスト・ギャラリー/オペラ概要/ 作品紹介(ロバート・ウィルソン、 エド・デ・ワールト、他のインタビュー含む)] |
シェリル・バーカー、 マーティン・トンプソン、 キャサリン・キーン、 リチャード・スティルウェル、 アネレーン・バイネン、 ピーター・ブランシェット、 ロジャー・スミーツ、 アンジェイ・サチウク、 ハリー・テーウェン、 バート・ドリーセン、 ヨーン・ファン・ハルテレン、 茂垣裕子、 ジャニーン・シーパーズ、 ヴェスナ・ミレティク、 マルニクス・ ファン・デル・ムーゼル エド・デ・ワールト指揮 オランダ・フィルハーモニーo.、 ネーデルラント・オペラcho. | |
収録:2003年、音楽劇場、アムステルダム、ライヴ。演出:ロバート・ウィルソン。NTSC方式/画像構成比:16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/169分(オペラ139分、エクストラ30分)/英・仏・独・西・伊・蘭語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。 光と陰を駆使したシンプルなステージ・デザインにより、かえって斬新な雰囲気になってしまったロバート・ウィルソン演出の「バタフライ」。登場人物の心情を表現した、意義深い上演だと言えるだろう。読売日本響や新国立劇場への客演で注目されるデ・ワールトの存在感ある音楽づくりで、アンサンブル・オペラとしての要素も感じられるという、オリジナリティのある作品。 | ||
ラモー(1683-1764):歌劇「遍歴騎士」 [エクストラ・フィーチャー] バロックはロックだ!」(ライナー・E.モリッツ によるドキュメンタリー・フィルム)/ オペラ概要/キャスト・ギャラリー |
トピ・レーティプー ステファニー・ドゥストラック フランソワ・ピオリーノ サンドリーヌ・ピオー ロラン・ナウリ ルネ・シレール エミリアーノ・ゴンサレス・トロ クレテーユ&ヴァル=ド=マルヌ県 サントル・コレオグラフィーク ダンス・カンパニー・ モンタルヴォ=エルヴュ ウィリアム・クリスティ指揮 レザール・フロリサン ジョゼ・モンタルヴォ& ドミニク・エルヴュ振付 ジョゼ・モンタルヴォ演出 | |
収録:2004年、パリ、シャトレ座、パリ音楽劇場、ライヴ。NTSC方式/画像構成比16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/204分/仏語歌詞/英・仏・独・西・伊語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。 ラモーの最晩年にパリで作曲されたオペラ。華やかな過去の作品と一変して現実的な題材(権力闘争など)を扱い、初演は失敗に終わった。クリスティとレザール・フロリサンを中心としたこの蘇演は、充実した歌手陣を伴った見事な再現であり、バロック・オペラ・ファンは必見のおもしろさ。 | ||
ミケランジェリ・プレイズ・ベートーヴェン ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番/同第32番 ガルッピ(1706-1785):ソナタ ハ長調 D.スカルラッティ(1685-1757): ソナタ ハ短調 K.11 L.352/同 ハ長調 K.159 L.104/ 同 イ長調 K.322 L.483/同 ロ短調 K.27 L.449 P.83 |
アルトゥーロ・ ベネデッティ・ミケランジェリ(P) | |
収録:1962年、イタリア、トリノ、イタリア放送協会。NTSC方式/画像構成比4:3/音声方式:LPCMモノラル/84分/片面二層ディスク(DVD9)。 ミケランジェリが得意とする作曲家が並び、繊細なタッチが映像で確認できる貴重な映像。演奏家としても絶頂期であり、魔法が立ち上がるかのような音楽は、映像を伴ってさらに神秘的な雰囲気を漂わせる。 | ||
ミケランジェリ・プレイズ・ショパン ショパン(1810-1849): ピアノ・ソナタ第2番「葬送」/バラード第1番/ アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ/ 幻想曲/ワルツ第9番「告別」/ ワルツ第2番「華麗なる円舞曲」/ワルツ(遺作)/ スケルツォ第2番/マズルカ第47番/ マズルカ第25番/マズルカ第20番/子守歌 |
アルトゥーロ・ベネデッティ・ ミケランジェリ(P) | |
収録:1962年、イタリア、トリノ。原盤:イタリア放送協会(RAI)。NTSC方式/画像構成比4:3/音声方式:LPCMモノラル/106分/片面二層ディスク(DVD9)。 前作「ミケランジェリ・プレイズ・ベートーヴェン」(OA-0939D)と同時期に収録された映像であり、ショパンという「素材」を得たことで、繊細なピアニズムにスポットが当たる一枚になっている。視覚という要素により、CDでは決して味わえない指先のタッチや身体と音楽の連動などが一目瞭然。ミケランジェリというピアニストを、さらに深く知ることができるだろう。 | ||
ミケランジェリ・プレイズ・ドビュッシー 映像〔第1集/第2集〕/前奏曲第2集〜〔エジプトの壺/ヒースの草むら〕/子供の領分/ ドキュメンタリー「マエストロの中のマエストロ」 (ミケランジェリの弟子たちをフィーチャーしたアーカイヴ・ドキュメンタリー) アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P) | ||
収録:1962年、イタリア、トリノ、イタリア放送協会。NTSC方式/画像構成比4:3/音声方式:LPCMモノラル/84分(演奏51分、ドキュメンタリー33分)/ドキュメンタリーのみ英・仏・独・西・伊語字幕付き/片面一層ディスク(DVD5)。 ベートーヴェン(OA-0939D)、ショパン(OA0940D)に続くイタリア放送協会映像の第3弾。ミケランジェリがレコーディングも行っているドビュッシーの作品集だが、その妙技を目で確認できるという貴重なものであり、ピアニストも含めたピアノ音楽ファンは必見。 | ||
モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」 ・エクストラ・フィーチャー オペラ概要/キャスト・ギャラリー/再び取り上げられた傑作(ライナー・E.モーリッツによるドキュメンタリー; シルヴァン・カンブルラン、ウルゼル&カール=エルンスト・ヘルマン、スーザン・グレアム、 ハンナ・エステル・ミヌティッロ、カテリーネ・ナグレシュタット、エカテリーナ・シューリナ、 クリストフ・プレガルディエン、ジェラール・モルティエのインタビューを含む) クリストフ・プレガルディエン(ティート) スーザン・グレアム(セスト) ハンナ・エステル・ミヌティッロ(アンニオ) キャスリーン・ネイグルスタード(ヴィテッリア) エカテリーナ・シウリーナ(セルヴィリア) ロラン・ブラハト(プブリオ) シルヴァン・カンブルラン指揮パリ国立オペラ座o.&cho. 演出:ウルズラ&カール=エルンスト・ヘルマン 舞台装置&衣裳:カール=エルンスト・ヘルマン 照明:カール=エルンスト・ヘルマン、ハインツ・イルサンカー 合唱指揮:ピーター・ブリアン | ||
収録:2005年5月-6月、パリ・オペラ座(ガルニエ宮)、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|212分(本編:148分)|字幕:英独仏伊西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| DTS-HD Master Audio 5.0 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0 。 『古代ローマの皇帝ティートウス(ティート)を取り巻く史実をもとに、高名なメタスタージオが書いたオペラ台本「皇帝ティートの慈悲」。40名以上もの作曲家がこのリブレットに曲をつけた中で、最晩年のモーツァルトの手になるこの一作は、18世紀オペラ・セリアの頂点として不滅の輝きを放つ物。本盤ではパリのオーケストラならではの流麗な演奏と、メゾのグレアムを始めとする強力なキャスティングが魅力。特典映像では出演者たちの詳しいコメントも収録。』(岸純信) | ||
クロード・ヴィヴィエ(1948-1983): 歌劇「マルコ・ポーロの夢」 *以下の作品の全曲演奏を含む Prologue pour un Marco Polo (1981) / Shiraz (1977) /歌劇「コペルニクス」(1980)/ Lonely Child (1980) / Zipangu (1980) / Wo bist du Licht! (1981) / Glaubst du an die Unsterblichkeit der Seele (1983;未完) *ボーナス・トラック クロード・ヴィヴィエのドキュメンタリーと 演奏者へのインタビューなど(60分) |
スーザン・ナルッキ、 ラーニ・ポールソン、 クレイロン・マクファーデン、 キャスリン・ハリーズ/他 ラインベルト・デ・レーウ指揮 ASKOアンサンブル、 シェーンベルク・アンサンブル | |
収録:2003年?、オランダ歌劇場、ライヴ。演出:NTSC方式/画像構成比:16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/260分/英・仏・独・西・伊語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。# 当盤は海外からお取り寄せするため、お時間がかかります。 | ||
ロッシーニ:歌劇「シンデレラ〔チェネレントラ〕」 [エクストラ・フィーチャー]キャスト・ギャラリー/オペラ概要/ 洞察−ウラディミール・ユロフスキ&サー・ピーター・ホール ルクサンドラ・ドノーセ(アンジェリーナ[チェネレントラ]) マキシム・ミロノフ(ドン・ラミーロ) シモーネ・アルベルギーニ(ダンディーニ) ルチアーノ・ディ・パスクァーレ(ドン・マニーフィコ) ラクエラ・シーラン(クロリンダ) ルチア・チリッロ(ティスベ) ネイサン・バーグ(アリドーロ) ウラディーミル・ユロフスキ指揮LPO、グラインドボーン音楽祭cho. 演出:サー・ピーター・ホール/装置:ヒルデガルド・ベヒトラー 衣裳:モーリッツ・ユンゲ/照明:ピーター・マンフォード | ||
収録:2005年6月2日、4日、イギリス、グラインドボーン歌劇場、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|187分(オペラ156分 + エクストラ・フィーチャー31分)|字幕:英独仏伊西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.0 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0? 。 上演当時「黄金のスタンダード」という批評が出、グラインドボーン音楽祭史上最高の一夜と称されたロッシーニの「ラ・チェネレントラ」。ミロノフ、ドノーセなど、次代のオペラ界を牽引するであろう逸材を揃えたキャスト、そして、重鎮ホールの鋭い人間描写をたたえた演出と、ユロフスキの才気溢れるタクトが手を結んだ理想的な舞台。ユロフスキとホールに焦点をあてた特典映像も、オペラ・ファンにはうれしい。 | ||
ラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップス ダンス・フィルム「アメリア」(デイヴィッド・ラング作曲、ルー・リード作詞;1960年代、 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのために作詞された5つの歌詞より、エドゥアール・ロック振付・映像監督) 【エクストラ・フィーチャー】 エドゥアール・ロックによるコメント(英・仏語)/ラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップスの25年(「ヒューマン・ セックス」「2」「ソルト」「ニュー・デーモンズ」「アンファント」他、有名上演作品の概要・ ファクトシート・ビデオ・音楽&写真素材を含む/全アーティストと主な制作スタッフのバイオグラフィ) 【インタラクティヴ・オプション】再生中に「舞台裏」クリップ集と「メイキング」映像へアクセス可能 ラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップス(ダンス) アレクサンダー・カストンゲイ(Vc) シモン・クロード(Vn) ニョー・コン・キー(P)指揮 ナディーン・メダウォー(Vo) | ||
収録:2002年。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|138分(フィルム59分 + エクストラ79分)|字幕:独仏伊西(「アメリア」歌部分のみ)。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.0 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0 。 アメリカのダンス・カンパニー「ラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップス」は、オリジナル作品の他、オペラなどにも出演している。2004年に来日公演も行った「アメリア」と、創設25周年を迎えたカンパニーをあらためて紹介するドキュメンタリーを収録。若手作曲家ラングの自由な音楽と、ロック界のカリスマであるルー・リードが言葉で作り上げる世界にのって、まさにダンス芸術と言えるパフォーマンスが展開される。 | ||
ワーグナー(1813-1883):楽劇「ラインの黄金」 【エクストラ・フィーチャー】 キャスト・ギャラリー/オペラ概要/「指環」を作る (アムステルダム 音楽劇場より、ワーグナー「指環」 のドキュメンタリー紹介/ハルトムート・ヘンヒェン、 ピエール・アウディと主な出演者のインタビューを含む) |
ヨーン・ブレヘラー ユルゲン・フライヤー アルベルト・ボネマ クリス・メリット ヘンク・スミット グレアム・クラーク ペーテル・ミクラーシュ カシュテン・スタベル ラインヒルト・ルンケル ハルトムート・ヘンヒェン指揮 ハーグ・レジデンティo. ピエール・アウディ(演出) 他 | |
収録:1999年、オランダ、アムステルダム音楽劇場、ライヴ。NTSC方式/画像構成比:16:9anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/206分(オペラ149分、エクストラ57分)/英・仏・独・西・伊・蘭・日本語字幕付き/片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディスク(DVD9)。 ド・ビリー指揮によるリセウ劇場での「リング」に続き、OpusArteにおける2つ目の「リング」サイクルが「日本語字幕付き」でスタート。ピエール・アウディによる近未来的なステージ・デザイン、石岡瑛子による衣装など見せる要素も強く、ワーグナーの壮大さに心を奪われる。もちろん音楽的にも最高潮の歌手およびオーケストラを揃え、これからの発売も待たれる。 | ||
ワーグナー(1813-1883):楽劇「ジークフリート」 [エクストラ・フィーチャー] キャスト・ギャラリー/オペラ概要/プレゼンターのジーマン、 作曲家ヴァヘマンス、ピアニストのミキシュによる 「ジークフリート」紹介] |
ハインツ・クルーゼ グレアム・クラーク ヘンク・スミット ジャニーヌ・アルトマイアー アンネ・イェヴァング ヨーン・ブレヘラー カシュテン・スタベル シュテファン・パングラッツ ハルトムート・ヘンヒェン指揮 ロッテルダムpo. ピエール・アウディ(演出) 石岡瑛子(衣装) | |
収録:1999年、アムステルダム、音楽劇場。NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/273分(オペラ226分、エクストラ47分)/英・仏・独・西・伊・蘭・日本語字幕付き/片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディスク(DVD9)。 サイクル第3弾は、前2作同様にアウディの演出、石岡瑛子による色彩的な衣装、そしてヘンヒェンの壮大な音楽づくりなどが大きな力となり、ライヴ感と視覚的・デザイン的な愉悦に満ちたステージを収録。ともすれば4部作のうちでもっとも地味になってしまうこの楽劇を、飽きることなく見せてくれる。歌手陣の安定も作品の素晴らしさを後押ししている。 | ||
ワーグナー(1813-1883):「神々の黄昏」 〜楽劇「ニーベルングの指環」第三夜(独語歌詞) ・エクストラ・フィーチャー・ [キャスト・ギャラリー/オペラ概要/ プレゼンターのジーマン、作曲家ヴァヘマンズ、 デ・レーウによる「神々の黄昏」紹介] |
ハインツ・クルーゼ、 ヴォルフガング・シェーネ、 ヘンク・スミット、 クルト・リドル、 ジャニーヌ・アルトマイアー、 エーファ=マリーア・ブンドシュー、 アンネ・イェヴァング、 ヘベ・ダイクストラ、 イルムガルト・ヴィルスマイアー、 キルシ・ティーホネン、 ガブリエーレ・フォンタナ、 ハンナ・シャー、キャサリン・キーン、 ハルトムート・ヘンヒェン指揮 ネーデルラントpo. ピエール・アウディ(演出) 石岡瑛子(衣装) | |
収録:1999年、オランダ、アムステルダム、音楽劇場、ライヴ。日本語字幕付き。NTSC方式/画像構成比:16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/269分(オペラ253分、エクストラ16分)/英・仏・独・西・伊・蘭・日本語字幕付き/片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディスク(DVD9)。 アムステルダム音楽劇場を舞台に、アウディの近未来的ステージ演出とハンヒェンの手堅くも躍動的な指揮で独自の世界観を作り上げた、指環4部作の完結編。 | ||
ヘンデル(1685-1759):歌劇「ジュリオ・チェーザレ」 ・エクストラ・フィーチャー [エンターテインメントは悪い言葉ではない(出演者、制作スタッフのインタビューを含むドキュメンタリー)/ ダニエル・ドゥ・ニースとグラインドボーン体験(グラインドボーン音楽祭に初出演したドゥ・ニースの肖像)〕 サラ・コノリー(ジュリオ・チェーザレ) アンゲリカ・キルヒシュラーガー(セスト) ダニエル・ドゥ・ニース(クレオパトラ) パトリシア・バードン(コルネーリア) クリストファー・モルトマン(アキッラ) クリストフ・デュモー(トロメーオ) ラシッド・ベン・アブデスラム(ニレーノ) アレクサンダー・アシュワース(クーリオ) ウィリアム・クリスティ指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメントo.、グラインドボーンcho. 演出:デイヴィッド・マクヴィカー/装置:ロバート・ジョーンズ 衣裳:ブリギッテ・ライフェンストュール/照明:ポール・コンスタブル/振付:アンドルー・ジョージ | ||
収録:2005年8月14日、17日、グラインドボーン歌劇場、グラインドボーン音楽祭、イギリス、ライヴ。ピリオド楽器使用。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|306分(本編:207分)|字幕:英独仏伊西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.0 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0 。 『今や世界の話題をさらうソプラノ、ドゥ・ニースを一躍スター歌手へと押し上げた映像。クレオパトラ役を演じるドゥ・ニースは、そのエキゾチックな美貌と瑞々しい歌声、そしてプロ顔負けの華麗なダンスの三拍子揃った演唱で、一夜にして国際的歌手の仲間入りを果たしました。また、バロック界の重鎮クリスティが、ヘンデルの音楽から現代的で躍動感にあふれたリズムを引き出し、さらに演出のマクヴィカーが、そのリズムになんとボリウッド映画(インドの娯楽映画)からヒントを得たダンスを合わせるという大技をやってのけました。しかもこれが抜群の好相性! バロック・オペラのイメージを覆す、鮮烈な舞台です。』(吉田光司) | ||
バレエ「ジュエルズ」(全幕/以下の音楽をフィーチャー)(*) 〔エメラルド(*) フォーレ:付随音楽「ペレアスとメリザンド」/付随音楽「シャイロック」/ ルビー(#) ストラヴィンスキー:カプリッチョ/ ダイヤモンド(+) チャイコフスキー:交響曲第3番「ポーランド」〕 ・エクストラ・フィーチャー「ジョージ・バランシン・フォーエヴァー」(ライナー・E.モリッツによるフィルム) クレールマリ・オスタ(*) レティシア・ピュジョル(*) マテュー・ガニオ(*) カデル・ベラルビ(*) オーレリ・デュポン(#) アレッシオ・カルボネ(#) マリ=アニエス・ジロ(#) アニエス・ルテステュ(+) ジャン=ギヨーム・バール(+) イザベル・シアラヴォラ(+) エミリー・コゼット(+) ポール・コネリー指揮パリ・オペラ座o.、ジャン=イヴ・セビヨット(P) 振付:ジョージ・バランシン/衣装:クリスティアン・ラクロワ/照明:ジェニファー・ティプトン | ||
収録:2005年10月-11月、ガルニエ宮、パリ・オペラ座、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|152分(本編93分 + 特典映像59分)|字幕:英独仏伊西(エクストラ・フィーチャーのみ)。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.0 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0 。 「ジュエルズ」全3部はバランシンが1929年に委嘱されたというパリ・オペラ座との共同作品で、抽象バレエの傑作。3つのパートはそれぞれ、異なる国のバレエへのオマージュとなっている。「エメラルド」は19世紀フランスのロマンティック・バレエ。「ルビー」はバランシンの第2の故郷、20世紀アメリカのはつらつとした爽快なモダーン・バレエで「カプリッチョ」の名前でも知られている。「ダイヤモンド」は、19世紀ロシアの黄金期バレエが再現されている。奇をてらったところのない古典的なステージを展開され、音楽も当時既存だった作品を使うことでバレエそのものの魅力を損なわず、クリスチャン・ラクロワによる衣装も清らかで印象的。特典映像のインタビューで、バレエ団芸術監督やダンサーらがバランシンについて語る言葉は興味深く、作品を見る楽しみを倍増してくれるだろう。 | ||
ロッシーニ(1792-1868):歌劇「新聞」 特典映像:演出家ダリオ・フォーへのインタビュー/オペラ概要/キャスト・ギャラリー チンツィア・フォルテ(リゼッタ) ブルーノ・プラティコ(ドン・ポンポーニオ) ピエトロ・スパニョーリ(フィリッポ) チャールズ・ワークマン(アルベルト) アガタ・ビエンコフスカ(ラ・ローゼ夫人) マリサ・マルティンス(ドラリーチェ) シモン・オルフィラ(トラヴェルセン氏) マルク・カントゥッリ(アンセルモ) マウリツィオ・バルバチーニ指揮リセウ大歌劇場アカデミーo.、インテルメッツォcho. | ||
収録:2005年7月1日、3日、リセウ大歌劇場、ライヴ。演出&装置&衣裳:ダリオ・フォー。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|155分(本編:147分)|字幕:英独仏伊西カタルニャ。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.1。DVD仕様: NTSC| dts 5.1 。 『ロッシーニ上演の聖地、ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルで大評判となった舞台をリセウ大歌劇場が再演、その模様を完全収録。「新聞広告で婿を募集」というコミカルな筋書きに、ノーベル賞作家ダリオ・フォーが得意の風刺を盛り込んだ。芸達者プラティコを筆頭に、フォルテ、スパニョーリら名手が歌い踊る、お洒落で愉快な舞台。』(吉田光司) | ||
ヴェルディ(1813-1901):歌劇「アイーダ」 [エクストラ・フィーチャー] オペラ概要/キャスト・ギャラリー |
ノルマ・ファンティーニ マルコ・ベルティ イルディコ・コムローシ マーク・ドス オルリン・アナスタソフ グイド・イェンチェン ミケラ・レモール アンドレ・グレゴアール 大野和士指揮 モネ王立劇場so.&cho. ロバート・ウィルソン(演出・装置・照明) | |
収録:ブリュッセル、モネ王立劇場、ライヴ。NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/159分(オペラ154分、エクストラ5分)/英・仏・独・西・伊語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。 「浜辺のアインシュタイン」などで知られるロバート・ウィルソンが、「禅のような」「能のような」と評されたほどのストイックさで表現する、新しい「アイーダ」。大野和士とベルギーのモネ劇場による新しい世界であり、映像で観る意味を十分に感じさせてくれるであろう。アムネリスを歌うハンガリーのメゾソプラノ、コムローシが各紙で絶賛された。 | ||
ブリテン(1913-1976): フィルム「グローリアーナ」(英語歌詞) (エリザベス1世役にジョーゼフィーン・バーストウを 迎えた、ブリテンの歌劇のフィリダ・ロイドによる フィルム・バージョン [1999年、オペラ・ノースの再演作品に基づく]/ ・エクストラ・フィーチャー・ [キャスト・ギャラリー/ジョーゼフィーン・バーストウ、 フィリダ・ロイド、トム・ランドル、 ポール・ダニエルとのインタビュー] |
ジョーゼフィーン・バーストウ、 トム・ランドル、エマー・マギロウェイ、 デーヴィッド・エリス、 スザンナ・グランヴィル、 エリック・ロバーツ、 クライヴ・ベイリー、 リチャード・ホワイトハウス、 ヒラリー・ジャクソン、 イアン・パターソン、 マシュー・マディマン、 クリストファー・ラーヴィン、 クリストファー・スペイト ポール・ダニエル指揮 イギリス・ノーザンpo.、 デイヴィッド・グリード (コンサートマスター) オペラ・ノースcho. フィリダ・ロイド(演出) | |
NTSC方式/画像構成比:16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/138分(オペラ101分、エクストラ37分)/英・仏・独・西・伊語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。 現エリザベス女王の即位を祝う時期に作曲・初演され、エリザベス1世のセンセーショナルな恋愛を描いたことで問題作とされたオペラ。ルネサンス舞曲などを用いながら楽しい雰囲気を作り、まるで20世紀のシェイクスピア劇を思わせる作品に仕上がっている。ライヴではなく映画として制作された作品であり、まさに音楽美と映像美の合体だと言えるだろう。 | ||
ラモー(1683-1764): モテット「主がシオンの繁栄を回復したもうとき」(*)/ コンセール用のクラヴサン曲集(#) [コンセール第3番〜内気/ コンセール第3番〜ラ・ラ・プープリニエール/ コンセール第4番〜ラモー]/ ・伝記ドキュメンタリー「本当のラモー」・ (ウィリアム・クリスティ、 ジョン・エリオット・ガーディナー、 シルヴィ・ブイス、アンドレイ・シェルバン、 ローラン・ペリーのインタビューを含む) |
ニコラ・リヴァンク(*) ソフィー・デイヌマン(*) ジェフリー・トンプソン(*) オルガ・ピターチ(*) ウィリアム・クリスティ指揮(*) レザール・フロリサン(*) ベアトリス・マルタン(Cemb;#) パトリック・コーエン=アケニヌ(Vn;#) ニマ・ベン・ダヴィド(ガンバ;#) セルジュ・サイッタ(フルート;#) | |
収録:2004年、パリ、アンヴァリッド、サン・ルイ教会。NTSC方式/画像構成比:16:9 Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、LPCMステレオ/97分(演奏39分、ドキュメンタリー58分)/英・仏・独・西・伊語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。 クリスティ&レザール・フロリサンによるラモー。美しい教会での収録映像であり、音楽の雰囲気作りには最適。ドキュメンタリーは、なかなかこの作曲家の実像へと迫るチャンスがないだけに貴重。フランス・バロックの入門アイテムとしてもおすすめ。 | ||
プロコフィエフ(1891-1953):歌劇「3つのオレンジへの恋」 エクストラ・フィーチャー:キャスト・ギャラリー、オペラ概要、 主要な出演者と制作チームのメンバーによるインタビューを含む作品紹介 アラン・ヴェルヌ、マルティアル・デフォンテイン、ナターシャ・ペトリンスキー、 フランソワ・ル・ルー、セルゲイ・コモフ、マルセル・ブーネ、サー・ウィラード・ホワイト、 アンナ・シャファジンスカヤ、シルヴィア・ケヴォルキアン、マガリ・デ・プレーレ、サンドリーヌ・ピオー ステファヌ・ドゥネーヴ指揮ロッテルダムpo.、 マルティン・ライト合唱指揮ネーデルラント・オペラcho. ローラン・ペリー(演出・衣装) シャンタル・トーマス(装置) ローラ・スコッツィ(振付) | ||
収録:2005年、オランダ、アムステルダム音楽劇場、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|144分(本編:115分)|字幕:英独仏伊西蘭。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.0 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0 。 カラフルでコメディ・タッチの舞台セットや衣裳が印象的な、オランダでの上演ライヴ。名作とされながら日本ではなかなか上演機会がないため、映像で観られるのはうれしい限り。ル・ルーやピオーほかの歌手陣も(演技も含めて)見事であり、同曲の映像としてスタンダードな存在となりそう。 | ||
ベッリーニ(1801-1835):歌劇「ノルマ」
エクストラ・フィーチャー [主要出演者と制作チームのメンバーによるインタビューを含む作品紹介/オペラ概要/キャスト・ギャラリー] ハスミク・パピアン(ノルマ) ヒュー・スミス(ポリオーネ) ジョルジョ・ジュゼッピーニ(オロヴェーゾ) アイリーニ・ツィラキディス(アダルジーザ) アンナ・スタイガー(クロティルデ) カルロ・ボージ(フラーヴィオ) ジュリアン・レイノルズ指揮ネーデルラント室内o.、ネーデルラント・オペラcho. 演出:ギイ・ヨーステン/衣裳:ホルへ・ハラ/装置:ヨハネス・ライアッカー 照明:デイヴィー・カニンガム/ドラマトゥルギー:リュク・ヨーステン | ||
収録:2005年3月、ネーデルラント・オペラ、アムステルダム音楽劇場、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|188分(本編:162分)|字幕:英独仏伊西蘭。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.0 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0 。 昨今意欲的な上演を展開して注目を集めるネーデルラント・オペラの手がけた、ベルカント・オペラの最高傑作「ノルマ」。アメリカの注目ソプラノ、ハスミク・パピアンをタイトルロールに据えた上演。海外でもいまだにマリア・カラスの影がつきまとうこのオペラを、ドラマとしてしっかりと位置づけるヨーステンの演出は、通常の物語と、それを上演する舞台裏を同時並行的に進行させることで、登場人物の心理描写をより重層的に表出させた創意あふれるもの。複雑になりそうな試みを手際よくまとめ、説得力ある舞台に仕上げたその手腕はさすが。舞台装置、キャストの衣裳なども実に美しく、見応えのある映像作品にもなっている。 | ||
プッチーニ(1858-1924):歌劇「ラ・ボエーム」 ・エクストラ・フィーチャー 〔オペラ概要/キャスト・ギャラリー/ リフレクションズ(ヘスス・ロペス=コボス、 ジャンカルロ・デル・モナコ、インヴァ・ムーラ、アキレス・マチャドとのインタビュー)〕 インヴァ・ムーラ(ミミ) ラウラ・ジョルダーノ(ムゼッタ) アキレス・マチャド(ロドルフォ) ファビオ・マリア・カピタヌッチ(マルチェッロ) ダビド・メネンデス(ショナール) フェリペ・ボウ(コッリーネ) ゴンサロ・フェルナンデス・デ・テラン(パルピニョール) フアン・トマス・マルティネス(ベノア) アルフレード・マリオッティ(アルチンドーロ) ヘスス・ロペス=コボス指揮マドリッド王立劇場o.&cho.(マドリッドso.&cho.) ホルディ・カサス・バイェル、ホセ・デ・フェリペ合唱指揮マドリッド自治州少年cho. 演出:ジャンカルロ・デル・モナコ/装置&衣裳:マイケル・スコット/照明:ヴォルフガング・フォン・ツォウベク | ||
収録:2006年3月20日、23日、25日、スペイン、マドリッド王立劇場。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|148分(本編:116分)|字幕:英独仏伊。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM AUDIO 5.0 。DVD仕様: NTSC| DD 5.0 。 今や飛ぶ鳥を落とす勢いの名リリック・ソプラノ、インヴァ・ムーラをミミ役に起用した「ラ・ボエーム」。ドミンゴを圧倒させたと言われるその力強さとテクニックを駆使しながら、可憐なだけでない、新しいミミ像を打ち立てる。マチャドのロドルフォ以下、他キャスト陣も充実しており、観るオペラとしてはかなり高水準の映像。まるで映画を観ているようなステージ・デザイン&セットにより、演劇としてのリアリティを感じさせる。 | ||
OA-0962BD (11DVD) 廃盤 |
ワーグナー(1813-1883): 楽劇「ニーベルングの指環」全四部 [OA-0910D/OA-0911D/OA-0912D/OA-0913Dの 既発売商品をボックス化] |
ベルトラン・ド・ビリー指揮 リセウ劇場so. ハリー・クプファー(演出) 他 |
収録:2003年6月19日・22日、2004年6月1日・6日・7日・14日・18日・26日、バルセロナ、リセウ劇場、ライヴ。 当盤は廃盤となっており、入手出来ません。分売(OA-0910、1、2、3)をご利用下さい。 | ||
ヴェルディ(1813-1901):歌劇「オテロ」 ・特典映像:イントロダクション/オペラ概要/キャスト・ギャラリー ホセ・クーラ(オテロ) ラード・アタネッリ(ヤーゴ) ヴィットリオ・グリゴーロ(カッシオ) ビセンス・エステベ・マドリッド(ロデリーゴ) ジョルジョ・ジュゼッピーニ(ロドヴィーコ) フランシスコ・サンチャゴ(モンターノ) ロベルト・アックルソ(伝令) クラッシミラ・ストヤノヴァ(デズデーモナ) ケテヴァン・ケモクリーゼ(エミーリア) アントニ・ロス=マルバ指揮リセウ大歌劇場o.&cho. 演出:ヴィリー・デッカー/装置&衣裳:ジョン・マクファーレン 照明:デイヴィッド・フィン/振付:アソール・ファーマー | ||
収録:2006年2月21日、24日、リセウ大歌劇場、バルセロナ、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|152分(本編:141分)|字幕:英独仏伊西カタルニャ。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.0 (5.1?) 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0 (5.1?) 。 ホセ・クーラが、ヒロイックで雄々しくも悲劇の主人公となっていく主人公を熱演・熱唱。バルセロナ・リセウ劇場のプロダクションで、シンプルなステージ・デザインが登場人物の心理描写を巧みに描いたと評判をとった上演。デズデモーナのストヤノヴァ、イアーゴのアタネリほか、共演歌手の個性も見逃せない。『逞しき喉を駆使し、激情と慟哭に満ちあふれた人物像を打ち立てる、まさにウルトラ・ドラマティックなオテロ――「現代最高のオテロ歌い」と評され、世界各地でこの役を演じ続けるホセ・クーラが、初舞台から10年の歳月をかけて得た成熟を全身から漲らせる、総決算的な「オテロ」、ブルーレイ仕様で登場。東京のオペラの森公演(2006年)で好評を博したストヤノヴァ、アタネッリなど、充実した共演者陣で脇を固めつつ、心理描写に長けたヴィリー・デッカーの切り込み鋭く生々しい演出が、ドラマの深淵に誘う。』(吉田光司) | ||
ワーグナー(1813-1883):歌劇「ローエングリン」 ・エクストラ・フィーチャー〔汝が私に願うことなどないだろう(ライナー・E.モリッツによるドキュメンタリー・ フィルム、ニコラウス・レーンホフ、シュテファン・ブラウンフェルス、ベティーナ・ヴァルター、 ケント・ナガノと主要な出演者のインタビューを含む)/オペラ概要/キャスト・ギャラリー〕 クラウス・フローリアン・フォークト(ローエングリン) スールヴェイ・クリンゲルボルン(エルザ) ハンス=ペーター・ケーニヒ(ハインリヒ王) ヴァルトラウト・マイアー(オルトルート) ロマン・トレケル(王の伝令) トム・フォックス(テルラムント)他 ケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツso. ヨシャルド・ダウス合唱指揮 ユーロパコールアカデミー・マインツ、リヨン国立歌劇場cho. 演出:ニコラウス・レーンホフ/装置:シュテファン・ブラウンフェルス 衣裳:ベッティーナ・ヴァルター/照明:ドゥエイン・シューラー/振付:デニ・セイヤーズ | ||
収録:2006年6月1日、3日、5日、ドイツ、バーデン・バーデン祝祭劇場、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|279分(本編:207分)|字幕:英独仏伊西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.0 (5.1?) 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0 (5.1?) 。 新しいオペラの表現を追求するケント・ナガノとレーンホフのクリエイティヴィティが、ワーグナーの世界を象徴的に、そしてスタイリッシュに変貌させた上演。「パルジファル」の禁欲的な雰囲気を連想させるステージ・デザインの中、ドイツ・オペラを得意とするフォークト、ワーグナーのヒロインをレパートリーに持つクリンゲルボルンやマイアーほか、ワーグナー歌手が集まって作り上げた揺るぎない世界。 | ||
ショスタコーヴィチ:歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」 特典映像:ドキュメンタリー「カテリーナ・イズマイロワの悲劇」 (ライナー・E.モリッツによる60分の長編ドキュメンタリー。マルティン・クシェイ、 マリス・ヤンソンスと主要な出演者のインタビューを含む)/オペラ概要/キャスト・ギャラリー エファ=マリア・ウェストブロック(カテリーナ) クリストファー・ヴェントリス(セルゲイ) ウラジーミル・ヴァネーエフ(ボリス) リュドヴィート・ルドハ(ジノーヴィ) キャロル・ウィルソン(アクシーニャ) アレクサンドル・クラヴェツ(ボロ服の農民) ニキータ・ストロジェフ(警察署長) アレクサンドル・ヴァシーリエフ(司祭) ラニ・ポウルソン(ソネートカ)他 マリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウo.、ネーデルラント・オペラcho. 演出:マルティン・クシェイ/装置:マルティン・ゾートグルーバー 衣裳:ハイド・カストレル/照明:ラインハルト・トラウプ | ||
収録:2006年6月25日、28日、ネーデルラント・オペラ、アムステルダム音楽劇場、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|236分(本編:166分)|字幕:英独仏伊西蘭。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.0 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0 。 ヤンソンス指揮により、2006年の6月に上演されたステージを収録。クシェイの演出はベルクの「ヴォツェック」を思わせる扇情的なもので、現代の社会に置き換えてこのオペラを体験するのにふさわしいセットだと言えるだろう。 | ||
チャイコフスキー(1840-1893):白鳥の湖(全4幕・ヌレエフ版) ・エクストラ・フィーチャー[バレエ概要/キャスト・ギャラリー] 振付:ルドルフ・ヌレエフ/原振付:マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ 装置:エツィオ・フリジェリオ/衣装:フランカ・スカルシャピノ ヴェロ・パーン指揮パリ・オペラ座o.、パリ・オペラ座バレエ アニエス・ルテステュ(オデット/オディール) ジョゼ・マルティネズ(ジークフリート王子) カール・パケット(ロットバルト/家庭教師) ミュリエル・アレ(王妃) ノルウェン・ダニエル、 ドロテ・ジルベール、エマニュエル・ティボー(パ・ド・トロワ) ドロテ・ジルベール、 ファニー・フィアット、マティルド・フルステー、ミリアム・ウルド=ブラーム(小さな白鳥たちの踊り) エミリー・コゼット、ステファニー・ロンベール、オーレリア・ベレ、ローレンス・ラフォン(白鳥たちの踊り)他 | ||
収録:2005年12月、パリ・オペラ座、バスティーユ。収録時間:全プログラム145分(本編141分+特典映像4分)/字幕:英・仏・独・西・伊/ヴィデオ仕様:16:9 カラー/音声仕様:LPCMステレオ, DTSサラウンド5.0 [DVD], PCM 2.0、PCM 5.0 [Blu-ray]/ディスク仕様:NTSC。 様々な振付がなされてきた名作「白鳥の湖」だが、ヌレエフ版は王子と家庭教師の関係にスポットをあてた独特な演出。家庭教師は父親のような存在で王子を支配し、オデットは王子の夢の中の存在として描かれている。 オデット/オディールを演じるのはアニエス・ルテステュ。匂い立つような美しいオーラが輝き溢れ、王子役のジョゼ・マルティネズとの息もぴったり。第3幕の黒鳥のパ・ド・ドゥはロットバルトが加わったパ・ド・トロワで踊られ、カール・パケットが絶対的な悪の美を見事に演じる。オペラ座ならではのコール・ド・バレエの美しさも見どころ。 # OABD-7001Dはブルーレイディスク仕様、OA-5001はHD-DVD仕様のため、専用プレイヤー以外では再生できません。 | ||
ロッシーニ:歌劇「ランスへの旅」 | ベリャーエワ、 ウスペンスキー、 ユーディナ/他 ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリンスキー劇場o. | |
収録:パリ・シャトレ座? | ||
モレノ・トロバ(1891-1982):サルスエラ〔歌劇〕「ルイサ・フェルナンダ」 ・エクストラ・フィーチャー[エミリオ・サジ、ヘスス・ロペス・コボス、プラシド・ドミンゴの インタビュー/キャスト・ギャラリー/サルスエラ概要] ナンシー・エレラ(ルイサ・フェルナンダ) マリオラ・カンタレロ(公爵夫人カロリナ) ホセ・ブロス(ハビエル・モレノ) プラシド・ドミンゴ(ビダル・エルナンド) ラケル・ピエロッティ(マリアナ) ハビエル・フェレル(アニバル) サビナ・プエルトラス(ロシタ) ホセ・アントニオ・フェレル(ドン・フロリト・フェルナンデス) フェデリコ・ガリャル(ドン・ルイス・ノガレス) ダビド・ルビエラ(ビスコ・ポラス) モンセラト・ムニュメル(ココナッツ売り) アンヘル・ロドリゲス(サボイ男) トメウ・ビビロニ(ドン・ルカス) フアン・ナバロ(隊長) ミゲル・ボラリョ(第1の若者) フリオ・センダル(第2の若者) ホセ・マヌエル・カルダマ(町の男) フアン・アントニオ・サナブリア(行商人&扇子売り) ホセバ・ピネラ(木の実拾いの男) ヘスス・ロペス・コボス指揮マドリッド王立劇場o.&cho.(マドリッドso.&cho.) 演出・衣裳・装置:エミリオ・サジ/衣裳:ペパ・オハングレン 照明:エドゥアルド・ブラボ/振付:ヌリア・カステホン | ||
収録:2006年7月14日、16日、マドリッド王立劇場、スペイン、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|132分(本編:104分)|字幕:英独仏伊西蘭。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.1 。DVD仕様: NTSC|dts 5.1 。 マドリッドの王立劇場で行われたサルスエラの力作を、ドミンゴ他が熱唱・熱演。作曲者のモレノ・トローバはギタ作品で有名だが、この作品ではマスネなどフランス・オペラの影響も受けながら、スペイン独特の香りも感じさせてくれる。1930年代に初演されて以降、スペインでは親しまれている名作。 『20世紀の最も優れたサルスエラ(スペインの喜歌劇)と称される《ルイサ・フェルナンダ》。本盤では、愛する女性の幸せを願って身を引く地主ビダル役を御大ドミンゴが演じるほか、エレラ、ブロス、カンタレロなどスペインを代表する名手たちが一堂に会して熱演を繰り広げます。』(岸 純信) | ||
モーツァルト(1756-1791):歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 ・エクストラ・フィーチャー〔イヴァン・フィッシャー、ニコラス・ハイトナーと出演者の見識(インタビュー)/ キャスト・ギャラリー/オペラ概要〕 トピ・レティプー(フェルランド) ルカ・ピサローニ(グリエルモ) ニコラ・リヴァンク(ドン・アルフォンソ) ミア・パーション(フィオルディリージ) アンケ・フォンドゥンク(ドラベッラ) アイノア・ガルメンディア(デスピーナ) イヴァン・フィッシャー指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメントo.、グラインドボーンcho. 通奏低音:ジョナサン・ヒンデン(Fp)、セバスティアン・コンベルティ(Vc) 演出:ニコラス・ハイトナー | ||
収録:2006年6月27日、7月1日、グラインドボーン歌劇場、グラインドボーン音楽祭、イギリス、ライヴ。ピリオド楽器使用。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|210分(本編:181分)|字幕:英独仏伊西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| Dolby True HD 5.0 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0 。 『2006年のモーツァルト生誕250周年を記念した、グラインドボーン音楽祭における「コジ」。北欧出身の新進気鋭、パーションやレティプーをはじめとした実力派キャストによるエネルギーに満ち溢れた歌唱は、鮮烈な印象を与えてくれる。また、古楽演奏のプロ集団エイジ・オブ・エンライトゥンメント管を率いるイヴァン・フィッシャーの、ピリオド楽器演奏スタイルを完全に我が物とした指揮ぶりにも注目。』(吉田光司) | ||
OA-0972BD (7DVD) 廃盤 |
ピエール・アウディ演出のモンテヴェルディ集 モンテヴェルディ(1567-1643): 歌劇「ポッペアの戴冠」(2枚組/OA-0925D)/歌劇「ウリッセの帰還」(2枚組/OA-0927D)/ 歌劇「オルフェオ」(2枚組/OA-0929D → OAMO-6007D)/ ボーナス・ディスク:歌劇「タンクレディとクロリンダの戦い」 [未発売ディスク;ローナ・アンダーソン、マールテン・コニングスベルガー、ギ・ド・メイ デイヴィッド・ポルセリン指揮アスコ・アンサンブル、ピエール・アウディ(演出)] エクストラ・フィーチャー[各オペラにローランド・ハゼンドンクによる、ピエール・アウディ、 指揮者と出演者のインタビューを含む作品紹介を含む] | |
収録:1994年7月[ポッペアの戴冠]/1998年10月[ウリッセの帰還]/1997年7月[オルフェオ]、以上オランダ、アムステルダム、音楽劇場/1993年6月、オランダ、アムステルダム・スタジオ[タンクレディとクロリンダの戦い]。
当盤は廃盤となっており、入手出来ません。上記通常商品をご利用下さい(ただし、「タンクレディ〜」は、現在未分売のため、入手不可となっております)。 | ||
ラモー:歌劇「ゾロアストル」
アンデルス・J.ダーリン(ゾロアストル) エフゲニー・アレクシエフ(アブラマーヌ) シーネ・ブンゴード(アメリート) アンナ・マリア・パンツァレッラ(エリニース) ラーシュ・アルヴィドソン(ゾピール/復讐の神) マルクス・シュヴァルツ(ナルバノール) ジェラール・テリュエル(オロマゼス/アリマン) ディッテ・アンデルセン(セフィー) クリストフ・ルセ指揮レ・タラン・リリク、ドロットニングホルム宮廷劇場o.&cho. 舞踊:ジェニー・リンドストローム、ドロットニングホルム宮廷劇場舞踊団 演出:ピエール・アウディ/振付:アミール・フセインプール 衣裳・装置:パトリック・キンモント/照明:ペーター・ヴァン・プレート | ||
収録:2006年7月19日、21日、23日、ドロットニングホルム宮廷劇場、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|227分(本編:162分)|字幕:英独仏伊西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| Dolby True HD 5.1 。DVD仕様: NTSC|dts 5.1 。 世界最古の歌劇場ドロットニングホルム宮廷歌劇場の趣きのある舞台や、キャストたちの美しい古典的衣裳を、目にすることができる。バロック演奏の雄、ルセ&レ・タラン・リリクらの瑞々しく爽快な演奏によるラモーの舞曲と共に展開されるのは、宮廷歌劇場舞踊団による現代的な舞踏。古典と現代が絶妙にブレンドされた、実に上質な舞台。 | ||
ヴェルディ:歌劇「イル・トロヴァトーレ」 | カール・タナー (マンリーコ) イアノ・タマール (レオノーラ) ジェリコ・ルチッチ (ルーナ伯爵) マリアンネ・コルネッティ (アズチェーナ) ジョヴァンニ・バッティスタ・ パローディ(フェランド) ディアンナ・ミーク(イネス) ホセ・ルイス・ オルドネス(ルイス) トーマス・レスナー指揮 ウィーンso. モスクワ室内cho. ブレゲンツ音楽祭cho. 演出:ロバート・カーセン 衣裳:ミルナ・ボルゼスク 装置:ポール・スタインバーグ 照明:パトリック・ウッドロフ 振付:フィリップ・ジロドー ドラマトゥルグ: イアン・バートン | |
収録:2006年8月9日、13日、ブレゲンツ音楽祭、ボーデン湖上舞台、ライヴ、字幕:英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語。 「ボーデン湖上に浮かぶ製油所を摸したセットで繰り広げられるスペクタクル。10本の煙突から放たれる火柱。ヴェルディ中期の傑作歌劇に、演出のカー全と装置のスタインバーグの才気あふれるコンビが織り込んだのが、現代の権力者はオイル・マネーを手にした人々というコンセプト。その経済発展の象徴ともいえる威風堂々たる製油所の姿は、濃厚なノスタルジアを感じさせよう。一方、巨大で暴力的でたくましいこの建造物は、まるで荒ぶる神。登場人物の運命を容赦なく弄ぶのだ。」(鈴木淳史) | ||
ヴェルディ・ボックス ヴェルディ: 歌劇「ファルスタッフ」(*)/ 歌劇「リゴレット」(#)/ 歌劇「イル・トロヴァトーレ」(+) |
ブリン・ターフェル (ファルスタッフ;*) ロベルト・フロンタリ (フォード;*) バルバラ・フリットリ (フォード夫人;*) デジレ・ランカトーレ (ナンネッタ;*) ベルナルト・ ハイティンク指揮(*) 演出:グレアム・ヴェック(*) マルセロ・アルバレス (マントヴァ公爵;#) クリスティーネ・ シェーファー(ジルダ;#) パオロ・ガヴァネッリ (リゴレット;#) エドワード・ダウンズ指揮(#) 演出:デイヴィッド・ マクヴィカー(#) ホセ・クーラ(マンリーコ;+) ディミトリ・ フヴォロストフスキー (ルーナ伯爵;+) イヴォンヌ・ナエフ (アズチェーナ;+) ヴェロニカ・ ヴィツラロエル (レオノーラ;+) カルロ・リッツィ指揮(+) 演出:イライジャ・ モシンスキー(+) | |
収録:1999年(*)、2001年(#)、2002年(+)、字幕:英語。OA-0823D (*) / OA-0830D (#) / OA-0849D (+) (以上、全てご案内済)のセット化。 オーパス・アルテ社がBBCとタッグを組み、世に送り出した、英国の誇りコヴェント・ガーデン王立劇場による、ヴェルディ傑作歌劇の映像をひとつにまとめたボックス・セットが登場。クーラ、アルバレス、ターフェル、フリットリなど、イギリス最高のオペラハウスの名に恥じぬ輝かしいスター歌手による、高水準の舞台を取り揃えた決定盤。 | ||
マウロ・ランツァ: バレエ 「 Le Songe de Medee (メデの夢)」(*) テッド・ザーマル: バレエ「 MC14/22 Cesi est Mon Corps 」(#) インタビュー ブリジット・ルフェーブル(芸術監督)、 アンジュラン・プレルジョカージュ(振付家)、 マウロ・ランツァ(音楽家) |
振付:アンジュラン・ プレルジョカージュ パリ・オペラ座バレエ マリ=アニエス・ジロ (メデ;*) ウィルフリード・ロモリ (イアソン;*) エレオノーラ・ アバニャート (領主クレオンの娘;*)他 ステファン・ブイヨン(#) ギヨーム・シャルロ(#) ジャン=クリストフ・ ゲリ(#) エマニュエル・オフ(#) ジル・イゾアール(#) ステフォン・ ファヴォラン(#) シルヴァイン・グラウド(#)他 | |
収録:2004年11月、パリ・オペラ座、ガルニエ宮(#)。字幕:英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語。現代フランス気鋭の振付家プレルジョカージュによる、オペラ座からの委嘱作品を収録。 エウリピデスのギリシア悲劇「王女メディア」をベースにした「Le Songe de Medee(メデの夢)」、最後の晩餐でのキリストの言葉「取って食べなさい。これは私の体である」を記したマルコの福音書を題材とした「MC14/22」。夫の不義に怒り彼との子どもを殺してしまうメデの愛憎劇、電子音の中で12人の男性ダンサーがお互いを傷付け合いながら性と暴力をむき出しにする不条理な舞台。好みは分かれるが、どちらも人間の欲望と本質をえぐり出す秀作。 | ||
ヴェルディ: 歌劇「オベルト サン・ボニファーチョ伯爵」 |
イルダール・アブドラザコフ (オベルト[サン・ ボニファーチョ伯爵]) イヴリン・ヘルリツィウス (レオノーラ[オベルトの娘]) カルロ・ベントレ (リッカルド [サリングェッラ伯爵]) マリアンネ・コルネッティ (クニーザ [エッツェリーノ家の娘]) ヌリア・ロレンツォ (イメルダ [クニーザの侍女]) イヴ・アベル指揮 アストゥリアス州立so. ビルバオ歌劇場cho. | |
収録:2007年1月26日、29日、エウスカルデュナ音楽ホール、ビルバオ。演出:イグナシオ・ガルシア、美術、衣装衣裳:ドメニコ・フランキ、照明:ビニチオ・ケッリ、演出補:ズリマ・メンバ、美術、衣裳衣装助手:ミヒャエラ・アンドリース。収録時間:全プログラム152分(本編136分)、字幕:英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語、ヴィデオ仕様 16:9、カラー、音声仕様:リニアPCM48kHz/16bitステレオ、DTS、5.0chサラウンド、ディスク仕様:片面2層。 ヴェルディの現存する最初のオペラ「オベルト」。序曲は「椿姫」の宴のシーンを思い出させ、ストーリーは「リゴレット」を連想させる。初期作品ながら、すでに熱いヴェルディ節が満載だ。初の映像ソフトとなる当盤は、スペイン・バスクの首都ビルバオの歌劇場の最新プロジェクトで、隣のアストゥリアス州から呼んだオーケストラが実に表情豊か。歌手も個性揃い。なかでも、レオノーラ役のヘルリツィウスは、その蛇のような情念をまざまざと見せつけ、最後のシーンは、まるで楳図かずおの世界だ。(鈴木淳史) | ||
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」(*) レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」(#) ヴィオレッタ・ウルマーナ(サントゥッツァ;*) ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ(トゥリッドゥ;*) ドラガナ・ユーゴヴィッチ(ローラ;*) ヴィオリカ・コルテス(ルチア;*) マルコ・ディ・フェリーチェ(アルフィオ;*) ウラディーミル・ガルーシン(カニオ;#) マリア・バーヨ(ネッダ;#) カルロ・グェルフィ(トニオ;#) アントニオ・ガンディア(ベッペ;#) アンヘル・オデナ(シルヴィオ;#) へスス・ロペス・コボス指揮マドリッド王立劇場o.&cho.(マドリッドso.&cho.) | ||
収録:2007年2月27日、3月2日、マドリッド王立劇場、ライヴ。演出:ジャンカルロ・デル・モナコ、装置:ヨハネス・ライアッカー、衣裳:ビルギット・ヴェンチュ、照明:ヴォルフガング・フォン・ツォウベク。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|198分(本編:150分)|字幕:英独仏伊西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.0 (5.1?) 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0 (5.1?) 。 『ヴェリズモ・オペラの定番「カヴァレリア・ルスティカーナ」と「道化師」の組合せ。三角関係が原因の、片や女の、片や男の嫉妬が引き起こす2つの惨劇を情熱的な音楽で描いている。本映像の演出は2作を1つの作品として捉え、「道化師」のプロローグを「カヴァレリア」の冒頭に置き、通して上演しているのが特徴。ウルマーナ、ラ・スコーラ、ガルーシン、バーヨ等の強力な歌手陣が白熱の舞台を展開。』(鶴間圭) | ||
チャイコフスキー:3大バレエボックス 「白鳥の湖」(*) 特典映像:「愛は死を超越する」「オリジナルに戻る」「美しい動き方」 [スウェーデン・ロイヤル・バレエ/原振付:マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ ナタリー・ヌードヴィスト(オデット/オディール) アンデシュ・ヌードストレム(ジークフリート) クリスティアン・ラムベ(ロットバルト) ミシェル・ケヴァル指揮ストックホルム王立歌劇場o.] 「眠れる森の美女」(#) 特典映像:「全ての人は魔法を愛す」「物語は彼らの手中に」 「クリスタル・カット・ダイアモンド」「アイ・ゴット・スタック」 [オランダ国立バレエ/原振付:マリウス・プティパ ソフィアン・シルヴ (オーロラ姫) ゲール・ランビオット(フロリムント王子) サラ・フォンティーン(リラの精) エンリケッタ・カバロッティ(カラボス) エルマノ・フロリオ指揮オランダso.] 「くるみ割り人形」(+) 特典映像:「雪の国のWS」「場面転換の裏側とWS」「インタビュー〜ダウエル、ライト」 [英国ロイヤル・バレエ団/原振付:レフ・イワーノフ アリーナ・コジョカル(クララ) アンソニー・ダウエル(ドロッセルマイヤー) イヴァン・ペトロフ(ハンス(くるみ割り人形) 吉田 都(こんぺい糖の精) ジョナサン・コープ(王子) エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.] | ||
収録:2002年5月24日、ストックホルム王立歌劇場/2003年、オランダ、アムステルダム音楽劇場/2001年、ロンドン、コヴェント・ガーデン王立歌劇場。 バレエファンでなくとも知っている有名タイトル3作品のBOXセット。どれもドラマティックな演出で知られるピーター・ライト版。充実の特典映像が、作品への興味をさらに深める。 #品番が一見ブルーレイディスク風ですが、通常のDVDです。 | ||
ベルク:歌劇「ヴォツェック」 | ゼヴァスティアン・ヴァイグレ指揮 リセウ大歌劇場o.&cho. ヴィヴァルディcho. (カタルーニャ少年cho.) フランツ・ハヴラータ (ヴォツェック) アンゲラ・デノケ(マリー) ライナー・ゴルトベルク(鼓手長) ヴィヴィアン・ティアニー (マルグレート) ユーハン・ティッリ(医者) ユベール・ドランボワイユ(大尉) デイヴィッド・キューブラー (アンドレス) クルト・ガイセン (第一の徒弟職人) ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー (第二の徒弟職人) スティーヴン・コール(白痴) ジェンマ・ベラヨス (マリーの子供) | |
収録:2006年1月14日、17日、リセウ大歌劇場、バルセロナ、ライヴ。演出:カリスト・ビエイト、美術:アルフォンス・フローレス、衣裳:メルセ・パロマ、照明:シャビ・クロット、脚色:クサヴィエ・ツバー。収録時間:全プログラム129分(本編104分)、字幕:英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・カタルーニャ語、ヴィデオ仕様 16:9、カラー、音声仕様:リニアPCM48kHz/16bitステレオ/DTS 5.0chサラウンド。ディスク仕様:片面2層。 ただでさえ陰鬱な「ヴォツェック」が、いっそう暗澹たる世界へ。そのあまりにもセンセーショナルな演出ゆえに、スポンサー企業が降りるというスキャンダルまで巻き起こしたことでも知られる鬼才カリスト・ビエイトによる待望の映像。エロスとグロテスクに満ちた世界観ながら、そのセンスは秀逸。ひとつひとつの場面が強烈なインパクトで表現され、観る者を戦慄させる。豪華な歌手を揃え、色彩豊かなオーケストラがドラマをさらに濃厚に描く。(鈴木淳史) | ||
ドリーブ:「シルヴィア」(全3幕/アシュトン版) ・特典映像:イラストレーション・シノプシス/キャスト・ギャラリー/ダーシー・バッセルによる解説と舞台裏 ダーシー・バッセル(シルヴィア) ロベルト・ボッレ(アミンタ) ティアゴ・ソアレス(オリオン) マーティン・ハーヴィー(エロス) マラ・ガレアッツィ(ディアナ)他 英国ロイヤル・バレエ団 振付:フレデリック・アシュトン 復元:クリスフトファー・ニュートン グレアム・ボンド指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. 美術:ロビン&クリストファー・アイアンサイド、ピーター・ファーマー 照明:マーク・ジョナサン | ||
収録:2005年12月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|117分(本編:93分)|字幕:英独仏伊西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.1 。DVD仕様: NTSC|dts 5.1 。 現在は第3幕のパ・ド・ドゥのみがガラ公演で上演されることの多いアシュトン版「シルヴィア」。元はギリシャ神話の人物を題材に、人間と神との愛を描いたロマンティック・バレエ。40年ぶりに復元され全幕上演が行われた2004年の公演は、ダーシー・バッセル1年半ぶりの全幕復帰でも話題を呼んだ。そして2005年、アミンタ役にまさにギリシャ彫刻を思わせる美貌のロベルト・ボッレを迎えての再演を収録した映像がこれ。バッセルは本国でも非常に人気のダンサーだが2007年惜しまれつつ引退、本映像はまさに貴重な存在といえよう。美しさはもとより、正確なステップ、複雑やジャンプやターンのコンビネーションを笑顔で踊りこなすテクニックはさすが。ボッレは今もっとも注目のダンサーで、フェリやザハーロワなどのパートナーとしても高い技術と安定したサポートを披露している。 | ||
ロッシーニ:歌劇「試金石」 |
ラウラ・ブリオリ(アスパージア) マリー=アンジュ・トドロヴィッチ (クラリーチェ) ラウル・ヒメネス(ジョコンド) マルコ・ヴィンコ (アスドルバーレ伯爵) パオロ・ボルドーニャ (パクーヴィオ) ピエトロ・スパニョーリ (マクロービオ) パトリツィア・ビッチーレ (ドンナ・フルヴィア) トメウ・ビビローニ (ファブリツィオ) アルベルト・ゼッダ指揮 マドリッド王立劇場o.&cho. (マドリッドso.&cho.) | |
収録:2007年4月11日、13日、マドリッド王立劇場(スペイン)、ライヴ。収録時間:全プログラム187分(本編171分)、字幕:英・仏・独・西・伊、ヴィデオ仕様:16:9、カラー、音声仕様:リニアPCM 48kHz, 16 bit ステレオ, DTS 5.0ch サラウンド/ディスク仕様:片面2層。演出・美術・衣裳:ピエール・ルイージ・ピッツィ/照明:セルジョ・ロッシ。 「試金石」は、ロッシーニがスカラ座のために初めて書いたオペラ。愛の確実性を巡って、男女がお互いを試すという内容は、さながら屈託のないロッシーニ版「コジ・ファン・トゥッテ」。当盤は、ペーザロ、モンテカルロ、そしてマドリッドで上演され、大きな話題となったプロダクション。明るくモダーンなセンスが光るピッツィの演出は、隅々まで練り上げられていながら、それが少しも作為を感じさせない、心地よい舞台を実現させている。小気味よいアンサンブルを聴かせる歌手陣、ロッシーニ・ルネサンスを代表する一人ゼッダの指揮も見事だ。(鈴木淳史) | ||
ワーグナー(1813-1883):楽劇「トリスタンとイゾルデ」
ロバート・ギャンビル(トリスタン) ニーナ・ステンメ(イゾルデ) カタリーナ・カーネウス(ブランゲーネ) ボー・スコウフス(クルヴェナル) ルネ・パーペ(マルケ王) ティモシー・ロビンソン(若い水夫/羊飼い) スティーヴン・ガッド(メロート) リチャード・モスリー=エヴァンス(舵取り) イジー・ビエロフラーヴェク指揮LPO、グラインドボーン音楽祭cho. 演出:ニコラウス・レーンホフ/美術:ロランド・エシュリマン 衣裳:アンドレア・シュミット=フッテラー 照明:ロビン・カーター、ロランド・エシュリマン | ||
2007年8月1日、6日、グラインドボーン歌劇場、イギリス、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|353分(本編:240分)|字幕:英独仏伊西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| Dolby True HD 5.0 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0 。 『グラインドボーン音楽祭初のワーグナー上演!同音楽祭創立者ジョン・クリスティ卿の見果てぬ夢だったワーグナー作品の上演が、新しいオペラ・ハウスの建て替えを経て、ついに実現した。ヨーロッパ各地でワーグナー演出を手がけるニコラウス・レーンホフの練達の手腕によって、時空を超えた男女の不滅の愛が、このうえなく幻想的に描かれる。ロバート・ギャンビル、ニーナ・ステンメ、ルネ・パーペなど、未来のワーグナー上演を背負って立つ第一人者の歌唱も、充実の一言。』(広瀬大介) | ||
ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」(ショスタコーヴィチ版)
ウラディーミル・オグノヴェンコ(イヴァン・ホヴァンスキー公) ウラディーミル・ガルーシン(アンドレイ・ホヴァンスキー公) ロバート・ブルベイカー(ヴァシーリイ・ゴリーツィン公) ニコライ・プチーリン(シャクロヴィートゥイ) ウラディーミル・ヴァネエフ(ドシフェイ) エレーナ・ザレンバ(マルファ) グレアム・クラーク(代書屋) ナターリア・ティムチェンコ(エンマ) ミヒャエル・ボーダー指揮リセウ大歌劇場o.&cho. 演出:シュタイン・ヴィンゲ/美術・装置:クロエ・オボレンスキー 衣裳:クラウディ・ガスティーヌ/照明:デヴィ・カニングハム 振付:インゲル=ヨハンヌ・ルッター/合唱指揮:ホセ・ルイス・バッソ | ||
収録:2007年5月26日、29日、リセウ大歌劇場、バルセロナ、ライヴ。収録時間:全プログラム190分(本編177分)、字幕:英・仏・独・西・伊・カタルーニャ、ヴィデオ仕様:16:9、カラー、音声仕様: リニアPCM48kHz/16bitステレオ、/DTS 5.0chサラウンド、ディスク仕様:片面2層+片面1層。 極上の澄んだ響きで奏される「モスクワ河の夜明け」で幕が開くと、そこに待っている光景は……。その構想があまりにも壮大だったためか、未完成のまま作曲家が他界してしまった、ムソルグスキーのロシア版大河オペラ「ホヴァンシチナ」。ボリショイやマリンスキーなどロシアの歌劇場の十八番であり、その重厚な演奏が魅力となっている作品だが、このバルセロナでのプロジェクトでは、その陰影の深さに重点を置いた舞台となっている。ホヴァンスキー公やドシフェイなどの主要な役柄をロシアの重量級で固めながら、改革派ゴリーツィンには頭が切れそうだが精神的に弱そうなアメリカ人テノール、ブルベイカーを、そして"いじめられキャラ"全開、現代屈指のミーメ歌いであるクラークを代書屋に器用、キャスティングもすばらしい。マルファを歌うザレンバの表現力には要注目だ。(鈴木淳史) | ||
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 特典映像:マクヴィカー、パッパーノ、主要キャスト・インタビューを含むミニ・ドキュメンタリー アーウィン・シュロット(フィガロ) ミア・パーション(スザンナ) ジョナサン・ヴェイラ(バルトロ) グラシエラ・アラヤ(マルチェッリーナ) リナート・シャハム(ケルビーノ) ジェラルド・フィンリー(アルマビーバ伯爵) フィリップ・ラングリッジ(ドン・バジーリオ) ドロテア・レッシュマン(伯爵夫人) ジェレミー・ホワイト(アントーニオ) フランシス・エジャートン(ドン・クルツィオ) アナ・ジェイムズ(バルバリーナ) アントニオ・パッパーノ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.&cho. 演出:デイヴィッド・マクヴィカー/美術・衣裳:タニア・マッコーリン 照明:ポーレ・コンスタブル/演出補:レア・ハウスマン | ||
収録:2006年2月13日、17日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ロンドン、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|202分(本編184分)|字幕:英独仏伊西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM? 5.0 。 DVD仕様: NTSC| dts 5.0 。グラモフォン・アウォーズ 2008(DVD部門)受賞映像。 『ロイヤル・オペラによるモーツァルト生誕250周年の目玉として上演されたのが、この「フィガロの結婚」だ。オペラ指揮者として着実にその頂点に立ちつつあるパッパーノ、現在もっとも英国で人気の高い演出家マクヴィカー、そして、若々しくフィガロを歌うシュロット、高度な歌唱と演技を余裕たっぷりに披露する伯爵役のフィンリーなど実力派の歌手陣を揃え、記念年にふさわしい豪華な舞台となった。召使たちのパントマイムで始まる序曲から最終場面まで、無駄なく、流暢にまとめた機能的な演出もすばらしい。』(鈴木淳史) | ||
ストラヴィンスキー:歌劇「放蕩者のなりゆき」 ・特典映像:演出家ルパージュへのインタビュー/リハーサル風景/他 ローラ・クレイコム(アン・トゥルーラヴ) アンドルー・ケネディ(トム・レイクウェル) ウィリアム・シメル(ニック・シャドウ) ジュリアン・ヤング(マザー・グース) ダグマール・ペツコヴァ(トルコ女バーバ) ダーレン・ジェフリー(トゥルーラヴ) ドナル・J.バーン(セレム) シャディ・トルベイ(精神病院の管理人) 大野和士指揮王立モネ劇場o.&cho. 演出:ロベール・ルパージュ/美術:ボリス・フィルケ/衣裳:フランソワ・バルボー 振付:マイケル・キーガン=ドーラン/照明:エティエンヌ・ブシェ | ||
2007年4月、王立モネ劇場、ブリュッセル、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|174分(本編:149分)|字幕:英独仏伊西蘭。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.0 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0 。 『「放蕩者のなりゆき」は、ストラヴィンスキーによる新古典派作品の集大成ともいえる歌劇。古今のオペラ芸術のパロディが満載のメタ・オペラであり、同時にエンターテインメントとしても傑出した現代オペラだ。キッチュな舞台を作り出しているのは、シルク・ド・ソレイユの「KA」や日本でも上演された「アンデルセン・プロジェクト」の演出で知られるルパージュ。ファウストがベースとなっているこのオペラに、聖書や作曲当時のアメリカ文化のメタファーがふんだんに盛り込まれている。アン役のクレイコムや、ニックに扮するシメルの歌唱もすばらしいが、何といっても、オペラ指揮者としてヨーロッパでも非常に評判が高い大野和士の充実した音楽が堪能できる注目の映像。』(鈴木淳史) | ||
フェルディナン・エロール:バレエ「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」(全2幕)
振付:フレデリック・アシュトン/編曲:ジョン・ランチベリー 衣装:オズバート・ランカスター/照明:ジョン・B.リード アンソニー・トウィナー指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. マリアネラ・ヌニェス(リーズ[富農の娘]) カルロス・アコスタ(コーラス[リーズの恋人、農夫]) ウィリアム・タケット(シモーネ[リーズの母、未亡人]) ジョナサン・ハウエル(アラン[金持ちの息子]) デイヴィッド・ドリュー(トーマス[アランの父]) ジャコモ・チリアーチ(若い雄鶏) 英国ロイヤル・バレエ団、英国ロイヤル・バレエ学校生徒たち(雌鳥たち/リーズの友達/村人たち) | ||
収録:2005年2月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|112分(本編:108分)|字幕:独仏伊西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.1 。DVD仕様: NTSC|dts 5.1 。 1960年初演のフレデリック・アシュトンの最高傑作の一つで、「リーズの結婚」としても知られる作品。フランスの田舎の農村で繰り広げられる、若い恋人たちと親子ののどかな情景を描く喜劇。主演のヌニェスはとても愛らしく、原題訳どおり“わがまま娘 "を茶目っ気たっぷりに演じている。対するアコスタは、弾けるような跳躍など素晴らしいテクニックを十二分に披露し、リーズを優しくサポートする恋人を好演している。男性ダンサーが演じるリーズの母シモーヌと金持ち息子のアランの軽妙なやりとり、ニワトリたちの踊りやリボンを使った踊り、マイムなどアシュトン作品らしい演出がとても楽しい作品だ。ランカスターの衣装デザインも華やかで目を楽しませてくれる。 | ||
アダン:「ジゼル」(全2幕・ライト版) ・特典:映像によるストーリー解説、キャスト・ギャラリー アリーナ・コジョカル(ジゼル) ヨハン・コボー(ロイス/アルブレヒト伯爵) マーティン・ハーヴィー(ヒラリオン) ジェネシア・ロサート(バチルド姫) デイヴィッド・ドリュー(クーランド候) マリアネラ・ヌニェス(ミルタ)他 英国ロイヤル・バレエ団 ボリス・グルージン指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. ボリス・グルージン指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.、英国ロイヤル・バレエ団 振付:マリウス・プティパ/演出・振付:ピーター・ライト/台本:テオフィール・ゴーティエ、 ヴェルノワ・ディ・サン=ジョルジュ/原振付:ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー 美術:ジョン・マクファーレイン/照明:ジェニファー・ティプトンのオリジナルによる | ||
収録:2006年1月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|112分(本編:108分)|字幕:独仏伊西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.0 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0 。 結婚前に死んだ乙女の霊ウィリは、夜中になると墓から起き出して若い男性を捕まえ、死ぬまで踊らせる・・・詩人ハイネの作品を元に作られた19世紀ロマンティック・バレエの最高峰 「ジゼル」。純朴な村娘ジゼルとアルブレヒトの恋、そして裏切り。ウィリとなってもなお愛を貫くジゼルと、壮絶なアルブレヒトの踊りは見る人の心を打たずにはいられない。ジゼルを演じるのは、純真可憐な娘役が似合うアリーナ・コジョカル。そして、ヨハン・コボーがアルブレヒト役で素晴らしい足捌き・跳躍を見せてくれる。ウィリの女王ミルタは、2008年の来日公演で日本のバレエファンを沸かせたマリアネラ・ヌニェス。ピーター・ライトのストーリー性豊かな演出も、舞台の魅力を一層引き立てている。バレエ・ブラン(白のバレエ)とも呼ばれ、ウィリたちの群舞の美しさも見どころ。 | ||
ドキュメンタリー・ドラマ 「ツイン・スピリッツ」〜 歌と朗読で綴るローベルト&クララ・シューマンの愛の軌跡 シューマン:謝肉祭Op.9〜前口上/子供の情景Op.15 より[ねだる子供/鬼ごっこ/見知らぬ国と人々について] ショパン:ドン・ジョヴァンニの「お手をどうぞ」による変奏曲 Op.2〜アダージョ シューマン:ケルナーの詩による12の歌曲Op.35〜ひそやかなる涙/クララ・シューマン:彼は来た、嵐と雨の中をOp.12-2 シューマン:二重唱「彼と彼女」Op.78-2/クララ・シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調Op.7〜第2楽章「ロマンス」 シューマン:3つのロマンス Op.94 No.2/謝肉祭Op.9〜フィリシテ人と闘うダヴィッド同盟の行進 モーツァルト:ドン・ジョヴァンニK.527〜二重唱「お手をどうぞ」 シューマン:「詩人の恋」Op.48 より〜[ばら、ゆり、鳩、太陽/君のひとみを見つめるとき/私は嘆くまい] クララ・シューマン:彼らはお互いに愛し合っていたOp.13-2 シューマン:「詩人の恋」Op.48〜夢の中で私は泣いた/ケルナーの詩による12の歌曲Op.35〜ひそやかな愛/ 子供の情景Op.15〜トロイメライ/ケルナーの詩による12の歌曲Op.35〜問い/ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調〜フィナーレ ・特典映像:フォト・ギャラリー 出演者によるトーク[ジョン・ケアード監督による演奏者、出演者、歌手、デレク・ジャコビ (ナレーター)、ダニエル・ギャラガー(音楽学者)との対話] ドキュメンタリー「ワン・ハート、ワン・ソウル」/ローベルト&クララ・シューマン年譜 「私の劇場」〜ロイヤル・オペラ・ハウスの教育プログラムについて ローベルト・シューマン役:スティング(語り)/サイモン・キーンリーサイド(歌) クララ・ヴィーク役:トルーディ・スタイラー(語り)/レベッカ・エヴァンズ(歌) セルゲイ・クリーロフ(Vn) ナタリー・クライン(Vc) イアン・バーンサイド、ナターシャ・パレムスキ(P) デレク・ジャコビ(ナレーター) | ||
収録:2007年12月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ロンドン。原案・演出:ジョン・ケアード。収録時間:全プログラム206分(本編91分)、字幕:英・仏・独・西・伊。DVD仕様:16:9 カラー | リニアPCM48kHz/16bitステレオ | DTS 5.0chサラウンド | 片面2層×2。Blu-ray仕様:16:9 1080i High Definition カラー | PCM 2.0 | PCM 5.0 | BD50(片面2層)。 ローベルト・シューマンは師であったクララの父の反対を押し切り彼女と結ばれ、お互いが人生の深き理解者・伴走者となった。彼らは8人の子供を授かると同時に、作曲家、ピアニストとして幾多の名曲を世に広めたが、ロベルトの発狂により悲劇的な結末をたどる。音楽史上稀なこの愛の軌跡を、残された手紙・日記や音楽をちりばめ描くドキュメンタリー・ドラマ。ロベルトを演じるスティング、バリトンのキーンリーサイドを始め名優・名歌手、実力派の奏者が配され、出演者の対談など特典映像・資料も充実。鑑賞者を立体的な理解へと導く。(江藤 光紀) | ||
チャイコフスキー:バレエ「眠れる森の美女」(プロローグ付・全3幕/メイソン版) 特典映像:映像によるストーリー解説、キャスト・ギャラリー アリーナ・コジョカル(オーロラ姫) フェデリコ・ボネッリ(フロリムント王子) ジェネシア・ロサート(カラボス) マリアネラ・ヌニェス(リラの精) クリストファー・サウンダース(フロレスタン国王) エリザベス・マクゴリアン(王妃) アラステア・マリオット(カタラビュット) 佐々木陽平(青い鳥) サラ・ラム(フロリナ王女)他 英国ロイヤル・バレエ団 原振付:マリウス・プティパ ワレリー・オブシャニコフ指揮ゴヴェント・ガーデン王立歌劇場o. 振付:F.アシュトン、A.ダウエル、C.ウィールドン美術:ピーター・ファーマー (オリバー・メッセルの原典による) 照明:マーク・ジョナサン | ||
収録:2006年12月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|137分(本編:132分)|字幕:独仏伊西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.1 。DVD仕様: NTSC|dts 5.1 。 チャイコフスキー3大バレエの1つであり、誰もが愛してやまないプティパの大作「眠れる森の美女」。バレエ団設立75周年を記念して、46年のセルゲイエフ/ド・ヴァロワ/メッセルの版をM.メイソン&C.ニュートンが再演出した2006年公演を収録した映像。オーロラ姫にはロイヤルの可憐な花アリーナ・コジョカル、王子には正統派で安定した実力を持つフェデリコ・ボネッリ。コジョカルは優雅なローズ・アダージョ、安定したステップや大胆なフィッシュ・ダイブなどテクニックも充実。ほかに、リラの精には幸運の女神のようなヌニェスが好演、日本人ダンサーの佐々木陽平が青い鳥で見事な跳躍を披露している。 | ||
R.シュトラウス:歌劇「サロメ」 ・特典映像:キャスト・ギャラリー/オペラ概要/ドキュメンタリー「デイヴィッド・マクヴィカー:舞台制作中」 インタビューと舞台裏映像を織り交ぜながら、演出家マクヴィカーの「サロメ」制作の過程に迫る ナディア・ミヒャエル(サロメ) ミカエラ・シュースター(ヘロディアス) トーマス・モーザー(ヘロデ) ヨゼフ・カイザー(ナラボート) ミヒャエル・ヴォッレ(ヨカナーン) プメザ・マトシキザ(奴隷) ダニエラ・ジンドラム(ヘロディアスの小姓) クリスティアン・ジスト(第1の兵士) アラン・ユーイング(第2の兵士) ヴヤーニ・ムリンデ(カパドキア人) ダンカン・メドウズ(ナーマン)他 フィリップ・ジョルダン指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. 演出:デイヴィッド・マクヴィカー/美術:エス・デヴリン/ 照明:ヴォルフガンク・ゲッベル/振付:アンドルー・ジョージ | ||
収録:2008年3月3日、6日、8日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ロンドン、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|169分(本編:112分)|字幕:英独仏伊西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| dts-HD MA 5.1 (5.0) 。DVD仕様: NTSC|dts 5.1 (5.0) 。 『作曲家自身が「イゾルデの声を持つ、16歳の王女」を望んだと言われるサロメ役。形容矛盾とすら思えるこの要求を満たす歌手が、初演から100年を経てついに現れた!その容姿、軽やかな身のこなし、迫力の歌声 ― ドイツの新星ナディア・ミヒャエルは、現代における最高のサロメであることに疑いはない。登場人物の心理を鮮やかに切り取ってみせるデイヴィッド・マクヴィカーの演出、精緻なオーケストレーションを隅々まで聴かせるフィリップ・ジョルダンの指揮も極めて高水準。決定版「サロメ」』(広瀬大介) | ||
セルゲイ・プロコフィエフ:「シンデレラ」(全3幕/ヌレエフ版)
アニエス・ルテステュ(シンデレラ) ジョゼ・マルティネズ(映画スター) ステファン・ファヴォラン(継母) レティシア・ピュジョル、ステファニー・ロンベール(シンデレラの姉妹) ウィルフリード・ロモリ(プロデューサー) クリストフ・デュケンヌ(ダンス教師) メラニー・ユレル、ドロテ・ジルベール、ルウェン・ダニエル、エミリー・コゼット(春・夏・秋・冬)/他 美術:ペトリカ・イオネスコ/衣装:森英恵/照明:グイード・レヴィ コーエン・ケッセルス指揮パリ・オペラo. パリ・オペラ座バレエ団/振付:ルドルフ・ヌレエフ | ||
収録:2008年4月、パリ・オペラ座、ガルニエ宮。特典映像:「シンデレラ、ハリウッドへ行く」(ドキュメンタリー)、映像によるストーリー解説、キャスト・ギャラリー。収録時間:全プログラム185分(本編123分+特典映像62分)。字幕:フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・英語、ヴィデオ仕様 16:9 カラー、音声仕様:LPCM 2.0/DTS 5.1、ディスク仕様:DVD9 NTSC オールリージョン。 ヌレエフは舞台を1930年代のアメリカに移し、辛い生活を抜け出して映画界での成功を夢見るシンデレラを描いた。 酒飲みの父親と意地悪な継母に二人の姉妹……ある日、事故で飛び込んできた男をシンデレラが介抱する。彼は魔法使いならぬ、映画プロデューサー。オーディションに行く姉たちを見送るシンデレラにドレスを贈り、スポーツカーで送り出した。会場でシンデレラは、みんなの憧れの映画スターに一目ぼれされ幸せなひとときを過ごすが12時の鐘が鳴り……… 二人の姉妹は個性的でコミカルな動きを踊りこなし、ステファン・ファヴォラン(男性)演じる継母のポアントさばきも見事。ルテステュがチャップリンの真似をして踊るタップダンスも見どころ。 | ||
ジョン・アダムズ:歌劇「ドクター・アトミック」
ジェラルド・フィンリー(ロバート・オッペンハイマー) ジェシカ・リヴェラ(キティ・オッペンハイマー) エリック・オウエンズ(レズリー・グローヴス准将) リチャード・ポール・フィンク(エドワード・テラー) ジェイムズ・マッダレーナ(ジャック・ハバード) トーマス・グレン(ロバート・ウィルソン) ジェイ・ハンター・モリス(ジェイムズ・ノーラン大佐) エレン・ラビナー(パスクァリータ) リュート・ファン・アイク(ブッシュ副官) 演出・脚本:ピーター・セラーズ ローレンス・レネス指揮ネーデルラントpo.、ネーデルラント・オペラcho. 美術・装置:エイドリアン・ローベル 衣裳:ドゥーニャ・ラミコーヴァ 照明:ジェイムズ・F.インガルス 振付:ルシンダ・チャイルズ 音響:マーク・グレイ | ||
収録:2007年6月7日、25日、29日、ネーデルラント・オペラ、アムステルダム音楽劇場、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|230分(本編:170分)|字幕:英独仏伊西蘭。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| Dolby True HD 5.1 。DVD仕様: NTSC|dts 5.1 。 『なぜ人類はこんな恐ろしいものを作り出したのか――作曲家ジョン・アダムズと演出家ピーター・セラーズの“問題作コンビ "による、原子爆弾誕生の物語。“原爆の父 "ロバート・オッペンハイマーと仲間たちの科学への情熱、そして政治の介入と倫理との葛藤を描く。公開された軍関係文書や手紙などを中心にセラーズが再構成した台本、アダムズのドラマティックな音楽、核融合を表すバレエが舞台を彩り、2005年のサンフランシスコ・オペラでの初演は大きなショックを観客に与えた。緊迫のうちに人類最初の核実験、トリニティ計画は無事に終了。そして静寂のなか、「水ヲクダサイ」と日本語の朗読が響き渡る、衝撃のオペラ。』(鈴木淳史) | ||
ラモー:歌劇「カストールとポリュックス」
アンナ・マリア・パンツァレッラ(テライール) ヴェロニク・ジャンス(フェベー) ユディット・ヴァン・ワンロイ(クレオン) フェニュル・ビャルナソン(カストール) ヘンク・ネーヴェン(ポリュックス) ニコラ・テステ(ユピテル) トマス・オリーマンス(大司祭) アンデルス・J.ダーリン(メルキュール) クリストフ・ルセ指揮レ・タラン・リリク、ネーデルラント・オペラcho. 演出:ピエール・オーディ/装置・衣裳:パトリック・キンモント/照明:ジャン・カルマン/振付:アミール・フセインプール | ||
収録:2008年1月21、25日、ネーデルラント・オペラ―アムステルダム音楽劇場、ライヴ。収録時間:全プログラム155分(本編133分)、字幕:英・仏・独・西・伊・蘭、ヴィデオ仕様 16:9 カラー、音声仕様:リニアPCM48kHz/16bitステレオ、DTS 5.1chサラウンド、ディスク仕様:片面2層+片面1層。 双子座の由来を描いたギリシア神話をもとに作曲され、後にドビュッシーをも感激させた、史上稀に見る?ボーイズラブなオペラ。指揮者のルセが「スターウォーズのようだ」と語った、広がりのある洗練された舞台。さらに、バロック・オペラに欠かせないバレエは、シャープで、示唆に満ちたモダーン・ダンスに差し替えられ、登場人物の深い心理に迫る。ルセが率いるレ・タラン・リリクがラモーの多彩な表現力を引き出し、歌手ではジャンスなどバロック・オペラに欠かせないキャストを揃えた話題作。(鈴木 淳史) | ||
バートウィスル(1934-):歌劇「ミノタウロス」 ・特典映像:ドキュメンタリー「神話は普遍的なもの」/ ドキュメンタリー(30分/キャスト、スタッフのインタビューで構成) ジョン・トムリンソン(ミノタウロス) ヨハン・ロイター(テセウス) クリスティーン・ライス(アリアドネ) アンドルー・ワッツ(蛇巫女) フィリップ・ラングリッジ(祭司) アマンダ・エチャラス(ケール〔死を司る悪霊〕) アントニオ・パッパーノ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.&cho. 台本:デイヴィッド・ハーセント 演出:スティーヴン・ラングリッジ/美術:アリソン・チッティ 照明:ポール・ピャント/振付:フィリップ・ジロドー | ||
収録:2008年4月25日、30日、5月3日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ロンドン、ライヴ〔世界初演:2008年4月15日、同劇場〕。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|175分(本編:140分)|字幕:英独仏伊西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| DTS-HD Master Audio 5.0 。DVD仕様: NTSC|dts 5.0 。 『ロイヤル・オペラの委嘱により、イギリス作曲界の重鎮バートウィスルが作曲した新作オペラ「ミノタウロス」。その世界初演が早くも映像化!ギリシャ神話に題材をとった半人半獣の主人公とアリアドネの心の葛藤が、研ぎ澄まされた音楽とともに描かれる。その迫真の内容に、現地イギリスの批評家からは絶賛の嵐が巻き起こりました。入魂の歌唱を紡ぐタイトルロールのトムリンソン。整然と、それでいて情熱的にオーケストラを指揮するパッパーノ。ロイヤル・オペラの進取の創造性がみなぎる大注目の映像。』(広瀬大介) | ||
ピーターラビットと仲間たち / ・特典映像:映像によるストーリー解説
ヴィクトリア・ヒューイット(チュウチュウおくさん) リッカルド・セルヴェラ(まちねずみジョニー) ジョナサン・ハウエル(ティギーおばさん) ジェマ・サイクス(あひるのジマイマ) ギャリー・エイヴィス(キツネ) ベネット・ガートサイド(こぶたのピグリン・ブランド) ラウラ・モレラ(ピグウィグ) デイヴィッド・ピッカリング(ペティトーおばさん) ザッカリー・ファルーク(ジェレミー・フィッシャー) イオーナ・ルーツ、ジャコモ・チリアーチ (ハンカ・マンカとトム・サム) ジョシュア・トゥイファ(ピーター・ラビット) スティーヴン・マクレイ(リスのナトキン)/他 英国ロイヤル・バレエ団/ロイヤル・バレエ学校/ポール・マーフィ指揮ロイヤル・バレエ・シンフォニア 振付:フレデリック・アシュトン/音楽:ジョン・ランチベリー/演出:アンソニー・ダウエル 美術:クリスティン・エザルド/着ぐるみ:ロスティスラフ・ドボジンスキー/照明:マーク・ジョナサン | ||
収録:2007年12月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場。
リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|76分(本編:72分)|字幕:独仏伊西。
ブルーレイ仕様: 1080i Full HD|dts-HD MA 5.1 。DVD仕様: NTSC|dts 5.1 。
日本でも人気の絵本シリーズ「ピーターラビットと仲間たち」。あひるのジマイマ、リスのナトキン、カエルのジェレミーフィッシャーどんなど世界的に愛されているキャラクターたちが、バレエの舞台で大活躍する。1971年にバレエ映画として制作され、92年にアンソニー・ダウエルによって舞台化された。 大きな着ぐるみをものともせず、軽やかなステップを踏み、回り、跳ぶダンサーたち。個性あふれるキャラクターたちの姿に、子供から大人まで思わず笑顔になってしまう作品。 | ||
「くるみ割り人形」(全2幕・トマソン版) 原作:E.T.A.ホフマン/台本:マリウス・プティパ 特典映像:インタビュー(振付・美術・衣装)/1915 World Fairのドキュメンタリー/ 映像によるストーリー紹介/キャスト・ギャラリー エリザベス・パウェル(クララ) ダミアン・スミス(ドロッセルマイヤー叔父さん) デヴィット・カラペティアン(くるみ割り人形/王子) ヤンヤン・タン(雪の女王) ピエール=フランソワ・ヴィラノバ(雪の王様) ヴァネッサ・ザホリアン(こんぺい糖の精) サラ・ヴァン・パタン(ジニー) ニコラス・ブラン(中国) マリア・コチェトコワ(2幕パ・ド・ドゥのバレリーナ)他 サンフランシスコ・バレエ団 マーティン・ウェスト指揮サンフランシスコ・バレエo. 振付:ヘルジ・トマソン 美術:マイケル・イーガン/衣装:マーティン・パクルディナズ/照明:ジェイムズ.F.インガルス | ||
収録:2007年12月、ウォー・メモリアル・オペラハウス。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|132分(本編:94分)|字幕:独仏伊西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD| PCM 5.1 。DVD仕様: NTSC|dts 5.1 。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|約100分|字幕:なし。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD|dts-HD MA 5.1 (5.0) 。DVD仕様: NTSC|dts 5.1 (5.0) 。 クリスマスの定番バレエ、「くるみ割り人形」。ヘルジ・トマソンは、新たな振付で最高のファンタジー・バレエを生み出した。舞台は20世紀初頭のアメリカ上流階級の家庭。第2幕のお菓子の国では、1915年にサンフランシスコで行われた万国博覧会をモチーフに、各国の踊りがにぎやかに繰り広げられる。アラビアはランプの精、中国は蛇踊り、ロシアのダンサーは豪華なイースターエッグから飛び出し、キャンディポットはサーカスのテントのような形で、大きなクマも登場して子供たちと踊る。また、日本でも人気のヤンヤン・タンが雪の女王で美しい踊りを披露。まさに夢のような世界が広がる、家族で楽しめる舞台。 | ||
モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」
ローラ・エイキン(コンスタンツェ) エドガラス・モントヴィダス(ベルモンテ) クルト・リドゥル(オスミン) モイカ・エルトマン(ブロンデ) マイケル・スモールウッド(ペドリッロ) スティーヴン・ヴァン・ワーテルミューレン(太守セリム) コンスタンティノス・カリーディス指揮オランダ室内o.、オランダ・オペラcho. 演出:ヨハン・シモンズ/美術・装置:ベルト・ノイマン 衣裳:ニーナ・フォン・メヒョー/照明:ローター・バウムガルテ | ||
収録:2008年2月2日、19日、26日、ネーデルラント・オペラ―アムステルダム音楽劇場、ライヴ。収録時間:全プログラム214分(本編175分)、字幕:英・仏・独・西・伊・蘭。 『その性格表現の粋を極めたアリアがずらりと並ぶ、モーツァルトの名作ジングシュピールの最新映像。最近では、時局にふさわしい物語性からか、イスラム圏と西欧とのデリケートな関係をクローズアップした演出がヨーロッパの劇場では主流になってきているものの、シモンズによるこの新演出は、登場人物の心理に迫った大胆な解釈が見どころ。同時に、西洋人の幻想として存在するオリエンタリズムを巧妙に描き出している。コンスタンツェを歌うエイキン、オスミン役のリドゥルをはじめ、明瞭なキャラクターの実力派歌手を揃え、注目株の指揮者の一人であるカリーディスが、物語内容に深く踏み込んだ鮮烈にして繊細な音楽を引き出している。』(鈴木 淳史) | ||
アルゲリッチ・プレイズ・モーツァルト 東京ライヴ2005 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調K.466/ 3台のピアノのための協奏曲 ヘ長調K.242/ ヴァイオリンと管弦楽のための アダージョ ホ長調K.261/ ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調K.373/ 交響曲第32番 ト長調K.318 ベートーヴェン: ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための 三重協奏曲 ハ長調Op.56〜第3楽章 |
マルタ・アルゲリッチ(P) ルノー・カプソン(Vn) ゴーティエ・カプソン(Vc) パウル・グルダ(P) リコ・グルダ(P) クリスティアン・アルミンク指揮 新日本po. | |
収録:2005年1月27日、すみだトリフォニーホール、ライヴ。収録時間:全プログラム106分(本編103分)、字幕:(特典映像)仏・独・西・伊、ヴィデオ仕様:16:9 カラー、音声仕様:リニアPCM48kHz 16bitステレオ/DTS 5.1chサラウンド。ディスク仕様:片面2層。 2000年1月27日にこの世を去った巨匠フリードリヒ・グルダの没後5周年を記念して、すみだトリフォニーホールで催された「グルダを楽しく想い出す会」の模様を収めた映像。グルダの弟子アルゲリッチが、グルダの遺伝子を受け継いだ二人の息子とともに、日本で初めてモーツァルトのピアノ協奏曲を披露した。そのほか、今をときめくカプソン兄弟も加わり豪華絢爛。アルミンク&新日本フィルも当代最高のソリストたちとともに愉楽に満ちた名演を展開する。(広瀬大介) | ||
ジョナサン・ダヴ(1959-):歌劇「ピノッキオの冒険」
ヴィクトリア・シモンズ(ピノッキオ) ジョナサン・サマーズ(ジェッペット) マリー・プラザス(青い妖精) レベッカ・ボットーネ(コオロギ/オウム) グレアム・ブロードベント(人形使い、他) アラン・クレイトン(ランプの芯) マーク・ワイルド(ネコ) ジェイムズ・レイン(キツネ/御者) キャロル・ウィルソン(ハト/カタツムリ) デイヴィッド・パリー指揮オペラ・ノースo.&cho. 演出:マーティン・ダンカン/美術・衣裳:フランシス・オコーナー 照明:ディヴィ・カニンガム/振付:ニック・ウィンストン | ||
収録:2008年2月29日、3月1日、サドラーズ・ウェールズ劇場、ロンドン、ライヴ。収録時間:全プログラム213分(本編155分)、字幕:英・仏・独・西・伊。 『あの「ピノキオ」の物語がオペラになっての登場。子供向けに制作されたプロダクションだが、大人にも楽しめる、いや大人でないと楽しめないような奥の深さを感じるステージに仕上げられている。ジョナサン・ダヴは、歌劇「フライト」やイアン・セラー監督の映画音楽などで知られる、英国でもっとも人気の高い作曲家の一人。この「ピノッキオの冒険」の成功により、2008年のイギリス作曲家賞を受賞した。ポスト・ミニマル風の曲調に乗って、心優しくも誘惑に弱いピノッキオの奇想天外な冒険が描かれる。』(鈴木 淳史) | ||
ヘンデル:歌劇「タメルラーノ」
プラシド・ドミンゴ(バヤゼット) モニカ・バチェッリ(タメルラーノ) インゲラ・ボーリン(アステリア) サラ・ミンガルド(アンドロニコ) ジェニファー・ハロウェイ(イレーネ) ルイージ・デ・ドナート(レオーネ) ポール・マクリーシュ指揮マドリッド王立劇場o.(マドリッドso.) 演出:グレアム・ヴィック/美術・衣裳:リチャード・ハドソン 照明:ジュゼッペ・ディ・イオリオ/振付:ロン・ハウエル | ||
収録:2008年4月1日、4日、マドリッド王立劇場(スペイン)、ライヴ。 DVD製品仕様:収録時間:全プログラム241分(本編218分)、字幕:英・仏・独・西・伊、ヴィデオ仕様:16:9 カラー[Blu-ray 盤のみ; 1080i High Definition]、DVD盤音声仕様:リニアPCM 48kHz/16bitステレオ、DTS 5.0chサラウンド、ディスク、Blu-ray盤音声仕様:PCM 2.0、PCM 5.0、ディスク仕様:片面2層×3 (DVD)、BD50+BD25(片面2層+片面1層; Blu-ray)。 『2001年にフィレンツェ5月音楽祭で上演されたプロダクションが、2008年3月にマドリッド・テアトロ・レアルで再演されました。タタール皇帝タメルラーノに敗れたトルコ皇帝バヤゼットを演じるドミンゴ。歌唱はもちろんのこと、役そのものの本質に迫る圧倒的な存在感が、人物像だけでなく、オペラ全体にも斬新な魅力をもたらしています。切れ味鋭いマクリーシュの指揮と相まって、いま人気のヘンデル・オペラに新たな地平を切り拓く、必見の映像です。』(広瀬大介) | ||
メシアン:歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」
カミラ・ティリング(天使) ロッド・ギルフリー(聖フランチェスコ) ヒューベルト・デランボイエ(レプラ[ハンセン病患者]) ヘンク・ネーヴェン(兄弟レオーネ) トム・ランドル(兄弟マッセオ) ドナルド・カーシュ(兄弟エリア) アルマン・アラピアン(兄弟ベルナルド) ヤン・ウィレム・バリエット(兄弟シルヴェストロ) アンドレ・モルシュ(兄弟ルフィーノ) インゴ・メッツマッハー指揮ハーグpo.(レジデントo.)、ネーデルラント・オペラcho. 演出:ピエール・オーディ/美術・照明:ジャン・カルマン 衣裳:アンジェロ・フィギュス/映像:エルワン・ユオン | ||
収録:2008年5月30日、6月11日、16日、ネーデルラント・オペラ―アムステルダム音楽劇場、ライヴ。収録時間:全プログラム275分(本編258分)、字幕:英・仏・独・西・伊・蘭、ヴィデオ仕様:16:9 カラー、音声仕様:リニアPCM48kHz/16bitステレオ、DTS 5.0chサラウンド、ディスク仕様:片面2層×3。 『メシアン唯一のオペラにして、宗教的大作の世界初映像。聖フランチェスコの奇蹟を描き、厳粛かつ淡々と進行するストーリー、そして色鮮やかでありながら、能を思わせるシンプルな舞台と所作。それがメシアンの音楽と結びつくと、驚くべき生々しさで、私たちの心を揺り動かすのです。圧倒的といっていい、めくるめく四時間を超える愉悦。指揮者メッツマッハーは、40種以上の打楽器、3台のオンド・マルトノを含む大オーケストラをまとめ、すばらしいサウンドを作り上げています。』(鈴木 淳史) | ||
「椿姫」(全3幕)/音楽:フレデリック・ショパン 特典映像:椿姫の回想(ドキュメンタリー)/ストーリー紹介/キャストギャラリー アニエス・ルテステュ(マルグリット) ステファン・ビュヨン(アルマン) ミカエル・ドナール(デュヴァル氏) ドロテ・ジルベール(プリュダンス) カール・パケット(ガストン子爵) ローラン・ノヴィ(公爵) シモン・ヴァラストロ(N伯爵) エヴ・グリンツテイン(オリンピア) デルフィーヌ・ムッサン(マノン) ジョゼ・マルティネズ(デ・グリュー) ベアトリス・マルテル(ナニーヌ) 振付:ジョン・ノイマイヤー ミヒャエル・シュミッツドルフ指揮パリ・オペラ座o. エマニュエル・ストロッセル、フレデリック・V.クニッテル(P) 美術・衣裳:ユルゲン・ローゼ/照明:ロルフ・ワルター | ||
収録:2008年7月2日、5日、パリ・オペラ座、ガルニエ宮。仕様[(*)はDVD版のみ/(#)はブルーレイ・ディスク版のみ]:収録時間:プログラム191分(本編131分)|字幕:英・仏・独・西・伊|ヴィデオ仕様:16:9 / 1080i High Definition (#) /カラー|音声仕様:リニアPCM48kHz 16bitステレオ (*) / DTS 5.0chサラウンド (*) / PCM 2.0 (#) / PCM 5.0 (#)。 ヴェルディのオペラでも有名なデュマ・フィスの小説「椿姫」を元にジョン・ノイマイヤーが創作した傑作。2009年2月にはハンブルク・バレエが来日公演で上演し、大好評を博した演目。 高級娼婦マルグリットの悲恋を踊るのは、気品と美貌と技術を兼ね備えたアニエス・ルテステュ。マルグリットへの情熱的な恋を語る若いアルマンには躍進著しいステファン・ビュヨン。 ショパンのピアノの旋律にのせて踊られる青・白・黒の3つのパ・ド・ドゥが、娼婦と若者の出会いの戸惑いと愛の喜び、狂おしいまでの情熱を心情豊かに表現している。 劇中劇「マノン」の主人公に、ムッサンとマルティネズという豪華キャストもオペラ座ならではといえよう。 | ||
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
サイモン・キーンリーサイド(ドン・ジョヴァンニ) カイル・ケテルセン(レポレッロ) エリック・ハーフヴァーソン(騎手長) マリーナ・ポフラフスカヤ(ドンナ・アンナ) ジョイス・ディドナート(ドンナ・エルヴィーラ) ミア・パーション(ゼルリーナ) ラモン・ヴァルガス(ドン・オッターヴィオ) ロバート・グリアドウ(マゼット) チャールズ・マッケラス指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.&cho. 演出:フランチェスカ・ザンベロ/美術・衣裳:マリア・ビョルンソン 照明:ポール・ピャント/振付:ステファン・ミア/殺陣:ウィリアム・ホッブス | ||
収録:2008年9月8日、12日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ロンドン、ライヴ。収録時間:全プログラム202分(本編176分)、字幕:英・仏・独・西・伊。ヴィデオ仕様:16:9 カラー(DVD)/16:9 1080i High Definition カラー(Blu-ray)。音声仕様:リニアPCM 48kHz、16 bitステレオ/DTS 5.1chサラウンド (DVD)、PCM 2.0、PCM 5.1 (Blu-ray) ディスク仕様:片面2層×2(DVD)/BD50×2(Blu-ray)。 コヴェント・ガーデン2008/09シーズンの開幕を飾った、「ドン・ジョヴァンニ」の最新映像。シンプルで伝統性を重視した舞台、台本ト書きに忠実ながら、音楽と連動した細やかで演劇性の高い演出は、初めてこのオペラに接する人にも過不足なく作品の魅力を伝えてくれるだろう。そして、何といってもコヴェント・ガーデンならではの、充実した歌手陣。軽快にしてふくよかなマッケラスによる円熟した音楽も聴きもの。(鈴木 淳史) | ||
タン・ドゥン:歌劇「マルコ・ポーロ」 特典映像:ドキュメンタリー「明日の音楽」 (主要キャスト、制作スタッフ、タン・ドゥンのインタビューを含むドキュメンタリー チャールズ・ワークマン(ポーロ) サラ・キャッスル(マルコ) スティーヴン・リチャードソン(フビライ・ハン) ナンシー・アレン・ランディ(水) ツァン・ユン (影1/ルスティケロ/李白) タニア・クロス(影2/シェエラザード/マーラー/王妃) スティーヴン・ブライアント(影3/ダンテ/シェイクスピア) ナ・ム(中国とアラビアの踊り手) タン・ドゥン指揮ネーデルラント室内o.、カペラ・アムステルダム 演出:ピエール・オーディ/台本:ポール・グリフィス/舞台装置&照明:ジャン・カルマン/ 衣裳:アンジェロ・フィギュス/振付:ナニーネ・リニング | ||
収録:2008年11月13日、18日、ネーデルラント・オペラ―アムステルダム音楽劇場、ライヴ。仕様[(*)はDVD版のみ/(#)はブルーレイ・ディスク版のみ]:収録時間:プログラム156分(本編123分)|字幕:英・仏・独・西・伊・蘭|ヴィデオ仕様:16:9 / 1080i High Definition (#) /カラー|音声仕様:リニア PCM 48kHz 16bit ステレオ (*) / DTS 5.0ch サラウンド (*) / PCM 2.0 (#) / PCM 5.0 (#)。 「東方見聞録」で知られる、東西の掛け橋マルコ・ポーロ。彼の東方への旅を題材として、気鋭の批評家でもあるポール・グリフィスが台本を作成し、中国が生んだ現代音楽界の鬼才タン・ドゥンがエネルギッシュで、大胆極まりないオペラに仕上げた野心作、待望の映像化。フビライ・ハーンはもちろんのこと、ダンテやシェエラザード、マーラーに李白といった人物も作品に登場。まさに時空を超え、東と西を結ぶオペラと言えるだろう。作曲者自身の指揮、難易度の高い歌唱に応える歌手、そしてシンプルにして力強いオーディの舞台も魅力的。(鈴木 淳史) | ||
フンパーティンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」 ・特典映像: ドキュメンタリー「おとぎ話の舞台裏」/コリン・デイヴィスへのインタビュー/他 アンゲリカ・キルヒシュラーガー(ヘンゼル) ディアナ・ダムラウ(グレーテル) エリザベス・コネル(ゲルトルート[母親]) トーマス・アレン(ペーター[父親]) アニヤ・シリヤ(魔女) プメザ・マトシキザ(眠りの精) アニータ・ワトソン(露の精) コリン・デイヴィス指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. 演出:モーシェ・レイザー&パトリス・コリエ/舞台装置:クリスティアン・フヌイヤ 衣裳:アゴスティーノ・カヴァルカ/証明(カデンツァ注:おそらく照明):クリストフ・フォレイ | ||
収録:2008年12月12日、16日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ロンドン、ライヴ。収録時間:全プログラム138分(本編110分)/字幕:英・仏・独・西・伊。 DVD製品仕様:[ヴィデオ仕様:16:9 カラー/音声仕様:リニアPCM48kHz 16bitステレオ | DTS 5.1chサラウンド/ディスク仕様:片面2層+片面1層(2枚組)] / Blu-ray製品仕様:[ヴィデオ仕様:16:9 1080i High Definitionカラー/音声仕様:PCM 2.0 | PCM 5.1/ディスク仕様:BD50(片面2層)] 原作、そしてオペラそのものにも隠された、おとぎ話特有の「闇」と「残酷さ」。演出家レイザーとコリエは、その両者を現在の貧困層が抱える問題に照らして浮き上がらせることで、大人から子供まで楽しめる重層的な物語へと仕立て上げた。タイトルロールを歌うのは、今をときめくキルヒシュラーガーとダムラウの黄金コンビ。作品の「闇」の部分は、魔女役のシリヤ、父親のアレンなどが十全に表現。いまや円熟の境地を極めたコリン・デイヴィスの指揮による、決定版的演奏。(広瀬大介) | ||
タン・ドゥン:「紙の協奏曲」〜紙楽器とオーケストラのための協奏曲 ・特典映像: ドキュメンタリー『紙-自然の歌』/ タン・ドゥンによる[「紙の音楽」の実演&「紙楽器の解説」] 藤井はるか(紙楽器;ソロ) 藤井里佳、稲野珠緒(紙楽器) タン・ドゥン指揮ロイヤル・ストックホルムpo. | ||
収録:2007年11月8日、ストックホルム・コンサート・ホール、ライヴ。収録時間:全プログラム80分(本編37分)/字幕:(特典映像)英・仏・独・西・伊・中/ヴィデオ仕様:16:9 カラー、音声仕様:Dolby Digitalステレオ | Dolby Digital 5.1chサラウンド/ディスク仕様:片面1層。 叩く、震わせる、破るなど、私たちが日常的に接している「紙」には、あらゆる響きが眠っている。そのありふれた素材から、作曲家タン・ドゥンは多彩な音を引き出し、それをオーケストラの響きと溶け合わせる。繊細にして大胆。作曲家の童心がそのまま音楽として結晶した姿に、心を動かされることは間違いない。舞台には、大きな紙が天井から吊るされ、紙楽器ソリストである藤井はるか、藤井里佳、稲野珠緒による、愉悦に満ちたパフォーマンスが繰り広げられる。(鈴木 淳史) | ||
タン・ドゥン:「水の協奏曲」〜水楽器とオーケストラのための協奏曲 ・特典映像: ドキュメンタリー『水-自然の歌』/タン・ドゥンによる水楽器の解説 デイヴィッド・コシン(水楽器;ソロ) 藤井はるか、稲野珠緒(水楽器) タン・ドゥン指揮ロイヤル・ストックホルムpo. | ||
収録:2007年11月8日、ストックホルム・コンサート・ホール、ライヴ。収録時間:全プログラム65分(本編38分)/字幕:(特典映像)英・仏・独・西・伊・中/ヴィデオ仕様:16:9 カラー、音声仕様:Dolby Digitalステレオ | Dolby Digital 5.1chサラウンド/ディスク仕様:片面1層。 現在、もっとも華々しく活躍している作曲家タン・ドゥン。彼の作品には、「水」の存在が欠かせないものとなっている。器に張った水の表面を打楽器として叩くものから、滴る水の音、水を使った打楽器のグリッサンドなどを通して響く、水の持つしなやかさ、不確定性、そしてその力強さ。この「水の協奏曲」は、タン・ドゥンのそんな「水」への想いの集大成ともいえる作品。視覚的にも美しく、神秘的でエキサイティングな舞台を完全収録。コシンの白熱のソロ・パフォーマンスも見どころの一つ。(鈴木 淳史) | ||
チャイコフスキー:「白鳥の湖」(全4幕 ダウエル版) ・特典映像 アンソニー・ダウエル、インタビュー 4人の歴代バレリーナ、オデット&オディールを語る [ベリル・グレイ、モニカ・メイソン、 レスリー・コリア、マリアネラ・ヌニェス] 映像によるストーリー解説/キャスト・ギャラリー マリアネラ・ヌニェス(オデット/オディール) ティアゴ・ソアレス(ジークフリート王子) クリストファー・サウンダース(ロットバルト) エリザベス・マクゴリアン(王妃) アラステア・マリオット(家庭教師) デイヴィッド・ピッカリング(ベンノ) ラウラ・モレラ、崔由姫、スティーヴン・マクリー(レイパ・ド・トロワ[第1幕])/他 英国ロイヤル・バレエ団、ロイヤル・バレエ・スクール 演出:アンソニー・ダウエル ワレリー・オブシャニコフ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. 美術・衣装:ヨランダ・ソナベント/照明:マーク・ヘンダーソン | ||
収録:2009年3月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場。収録時間:全プログラム178分(本編125分+特典映像53分)、本編字幕:仏・独・西・伊、ヴィデオ仕様:16:9 1080i High Definitionカラー、音声仕様:DVD; LPCM 2.0、DTS 5.1/blu-ray; PCM 2.0、PCM 5.1、ディスク仕様:片面2層。 プティパ/イワーノフ振付の原典版をダウエルが忠実に復元した「白鳥の湖」。オデット/オディールを踊るのは、優れた技術と音楽性を持ち、強い陽性のオーラを放つマリアネラ・ヌニェス。ソアレスは、深い憂いの表現と紳士的な物腰で、立派に王子役を演じている。ロイヤルならではの深く繊細な演劇的表現や、現在最高ともいえる脇役陣に加え、豪華で頽廃の気配を含んだ装置も印象的。 | ||
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」 特典映像:オペラ概要/キャストギャラリー マルセロ・アルバレス(リカルド) ヴィオレータ・ウルマーナ(アメーリア) マルコ・ヴラトーニャ(レナート) エレーナ・ザレンバ(ウルリカ) アレッサンドラ・マリアネッリ(オスカル) ミゲル・ソラ(サムエル) スコット・ワイルド(トム) ヘスス・ロペス・コボス指揮マドリッド王立劇場o.&cho.(マドリッドso.&cho.) 演出:マリオ・マルトーネ/舞台:セルジョ・トラモンティ/衣裳:ブルーノ・シュヴェングル 振付:ダンカン・マクファーランド/照明:デイヴィッド・ハーヴィー/合唱指揮:ペーター・ブリアン | ||
収録:2008年9月25日、28日、マドリッド王立劇場(スペイン)、ライヴ。収録時間:全プログラム144分(本編138分)/字幕:英・仏・西・伊・独。DVD製品仕様:16:9、カラー|リニアPCM ステレオ、DTS5.1chサラウンド|片面2層。Blu-ray製品仕様:16:9 1080i High Definitionカラー|PCM 2.0、PCM 5.1|BD50。 スウェーデン国王暗殺事件をテーマに、起伏に富んだストーリーで描くヴェルディ中期の傑作「仮面舞踏会」。テアトロ・レアルのラテン的な息吹を感じさせるややデッドな空間に、話題の名歌手たちの脂の乗り切った歌声が響く。テノール新御三家のアルバレスの明朗なリカルド、ドラマティックにアメーリアを演じるウルマーナ、そしてウルリカはアルト界の重鎮ザレンバという強力布陣。演出は新国立劇場での「オテロ」の記憶も新しいマルトーネ。伝統に基づいた舞台ながら、映画監督ならではの細やかな心理を映し出す。(鈴木淳史) | ||
パーセル:歌劇「ディドーとエネアス」
サラ・コノリー(ディドー) ルーカス・ミーチャム(エネアス) ルーシー・クロウ(ベリンダ) サラ・フルゴーニ(魔法使い) アニータ・ワトソン(侍女) 中村恵理(第一の魔女) プメザ・マトシキザ(第二の魔女) イェスティン・デイヴィス(精霊) ジ=ミン・パク(水夫) クリストファー・ホグウッド指揮エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo. ロイヤル・オペラ合唱団メンバー、ロイヤル・バレエ・ダンサーズ 演出&振付:ウェイン・マクレガー/演出補&振付補:ライラ・ディアッロ 装置:ヒルデガルト・ベヒトラー/衣裳:フォティーニ・ディモー/照明:ルーシー・カーター | ||
収録:2008年12月12日、16日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ロンドン。収録時間:全プログラム72分(本編60分)/字幕:英・仏・独・西・伊。DVD仕様:16:9 カラー | リニアPCM48kHz/16bitステレオ | DTS 5.0chサラウンド | 片面1層。Blu-ray仕様:16:9 1080i High Definition カラー | PCM 2.0 | PCM 5.1 | BD25(片面1層)。 パーセルが残した唯一の完全なオペラ、「ダイドーとエネアス」。1時間に満たない短い作品だが、「かなえられない想いこそ恋愛である」というテーマが、シンプルにして力強く浮かび上がる、バロック・オペラの最高傑作の一つ。演出と振付は、新鋭のマクレガー。モダーンでシャープながらも、身体性を強く感じさせるダンスは、観念的に傾きがちな作品のテーマをより豊潤なものとして提示することに成功している。タイトル・ロールのコノリーの幕切れにおける繊細にして堂々たる歌唱も、観る者に深い感動を与えてくれるに違いない。(鈴木 淳史) | ||
マイ・ファースト・バレエ | ||
DVD製品仕様:収録時間:全プログラム92分、ヴィデオ仕様:16:9、音声仕様:LPCM 2.0、DTS 5.0、ディスク仕様:片面2層。 「眠れる森の美女」「白鳥の湖」「くるみ割り人形」などのバレエ作品から、27のハイライトを集めた。美しく静謐な白鳥の群舞から、世界各国の特色ある楽しい踊り、ダンサーがニワトリに扮する滑稽な踊りまで、バレエのさまざまな魅力が楽しめる作品集。これからバレエを見たいという方やお子様におすすめ。 | ||
カヴァッリ:歌劇「恋するヘラクレス」 特典映像:オペラ概要/キャストギャラリー/インタビュー(ヨハネッテ・ゾマー、ルカ・ピサローニ) ルカ・ピサローニ(エルコレ) ヴェロニカ・カンジェミ(イオーレ) アンナ・ボニタティブス(ジュノーネ) ジェレミー・オヴェンデン(イッロ) アンナ・マリア・パンツァレッラ(デイアニラ) マーリン・ミラー(リッコ) ヨハネッテ・ゾマー(チンツィア/パシテア/クレリカの霊) アイヴォー・ボルトン指揮コンチェルト・ケルン、ネーデルラント・オペラcho. 演出:デイヴィッド・オールデン/装置:パウル・シュタインベルク/衣装:コンスタンス・ホフマン 照明:アダム・シルヴァーマン/振り付け:ジョナサン・ラン/合唱指導:ティム・ブラウン、マーティン・ライト | ||
収録:2009年1月15日、20日、ネーデルラント・オペラ―アムステルダム音楽劇場、ライヴ。収録時間:全プログラム261分(本編198分)/字幕:英・仏・西・伊・独・蘭。DVD製品仕様:16:9、カラー|リニアPCM ステレオ、DTS 5.0ch サラウンド|片面2層。Blu-ray製品仕様:16:9 1080i High Definitionカラー|PCM 2.0、DTS-HD Master Audio 5.0 |BD50 + BD25。 カヴァッリはモンテヴェルディの弟子で、17世紀に絶大な人気を誇った作曲家。「恋するヘラクレス」はルイ14世の結婚を祝うためにフランス宮廷から依頼されたオペラ。たいへんに豪華なオペラだが、上演機会は少なく、この映像は貴重。ピサローニ、カンジェミ、パンツァレッラ、ボニタティブスら古楽界の名歌手たちは適材適所。さらにボルトンが指揮する名門コンチェルト・ケルンが充実の音楽を繰り出している。バイエルン国立歌劇場の中心的演出家オールデンの演出は、ヘラクレスとルイ14世を重ね合わせた作品の意味を十分に引き出した見応えのある物。(吉田光司) | ||
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」 特典映像:オペラ概要/キャストギャラリー クリストファー・パーヴィズ(ファルスタッフ) タシス・クリストヤニス(フォード) ディナ・クズネツォワ(アリーチェ・フォード) ジェニファー・ホロウェイ(メグ・ペイジ) マリー=ニコル・ルミュー(クイックリー夫人) アドリアーナ・クチェロヴァー(ナンネッタ) ビュレント・ベズデュズ(フェントン) ピーター・ホア(医師カイウス) アラスデア・エリオット(バルドルフォ) パオロ・バッターリア(ピストーラ) ウラディーミル・ユロフスキ指揮LPO、グラインドボーンcho. 演出:リチャード・ジョーンズ/美術:ウルツ/照明:ミミ・ジョーダン・シェリン 所作指導:リンダ・ドーベル/合唱指導:トーマス・ブラント | ||
収録:2009年6月、グラインドボーン歌劇場(グラインドボーン音楽祭、イギリス)、ライヴ。収録時間:全プログラム136分(本編128分)|字幕:英・仏・西・伊・独。ヴィデオ仕様:16:9 カラー[DVD]|16:9 1080i High Definition カラー [Blu-ray]、音声仕様:リニアPCM ステレオ、DTS5.1ch サラウンド[DVD]|PCM 2.0、DTS-HD Master Audio 5.1ch サラウンド[Blu-ray]、ディスク仕様:片面2層[DVD]|BD50 [Blu-ray]。 強い演劇性が求められるヴェルディの「ファルスタッフ」は、リハーサル期間が長くみっちり稽古をするグラインドボーン音楽祭には打って付け。2009年の上演はリチャード・ジョーンズによる新制作で、第二次世界大戦直後に時代を移した舞台が大受け。ことにクリストファー・パーヴィズ演じる英国紳士姿のファルスタッフがノーブルかつ滑稽で大絶賛された。ユロフスキの活きの良い音楽とも相まって、大笑い間違いなしの「ファルスタッフ」。(吉田光司) | ||
ヨハネス・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83 特典映像:ホアキン・アチューカロの50年 〔プラシド・ドミンゴ、サイモン・ラトル、ズビン・メータ等の インタヴューによるドキュメンタリー〕 アチューカロ、プラド美術館にて ブラームス:「3つの間奏曲」Op.117 ショパン:「24の前奏曲」より[第15番/第16番] スクリャービン:左手のための2つの小品Op.9 アルベニス:「イベリア」Op.47〜第1集第2曲「港」 ホアキン・アチューカロ(P) コリン・デイヴィス指揮LSO | ||
収録時間:全プログラム131分(本編53分)|字幕:仏・西・伊・独。ヴィデオ仕様:16:9 カラー[DVD]|16:9 1080i High Definition カラー [Blu-ray]、音声仕様:リニアPCM ステレオ、DTS5.1ch サラウンド[DVD]|PCM 2.0、PCM 5.1 [Blu-ray]、ディスク仕様:BD50 [Blu-ray]。 ホアキン・アチューカロが、ブラームスの「ピアノ協奏曲第2番」でコリン・デイヴィス&LSOと共演した。一つ一つの音を慈しむように、大切に弾くその演奏からは、偉大な人物が持つオーラが漂いる。国際デビューから50年間を振り返るドキュメンタリーではメータ、ドミンゴ、ラトルなど、アチューカロと親交の深いアーティストも出演する。(広瀬大介) | ||
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」 特典映像:オペラ概要/キャストギャラリー メラニー・ディーナー(レオノーレ/フィデリオ) ロベルト・サッカ(フロレスタン) クレシミル・ストラジャナッツ(ドン・フェルナンド) ルチオ・ガッロ(ドン・ピツァロ) アルフレッド・マフ(ロッコ) サンドラ・トラットニッグ(マルツェリーネ) クリストフ・シュトレール(ヤキーノ) 演出:カタリーナ・タールバッハ 美術:エツィオ・トフォルッティ ベルナルト・ハイティンク指揮チューリヒ歌劇場o.&cho. 照明:ハンス=ルドルフ・クンツ 合唱指揮:エルネスト・ラファエルスベルガー | ||
収録:2008年10月7日、9日、11日、チューリヒ歌劇場(スイス)、ライヴ。全プログラム150分(本編146分)、字幕:英・仏・西・独。DVD製品仕様:16:9、カラー|リニア PCM 16bitステレオ 、DTS 5.0 ch サラウンド|片面2層。Blu-ray製品仕様:16:9 1080i High Definition カラー|PCM 2.0 、DTS-HD Master Audio 5.0ch サラウンド | BD 50。 チューリヒ歌劇場は、客席1200の中劇場。歌手にとっても声を響かせやすい劇場として名高く、古くから優秀な上演スタッフを揃えることでも知られている。この「フィデリオ」でも、ドイツの誇る気鋭のソプラノ、メラニー・ディーナーが初めてのレオノーレ役に挑戦している。ロベルト・サッカとの情緒があふれた二重唱は必聴と言えるだろう。演出は、ベルリナー・アンサンブルで活躍し、映画「ブリキの太鼓」や「愛の逃避行」にも出演している東ドイツ出身の女優カタリーナ・タールバッハ。作品に即した堅実な演出、そして、ベルナルト・ハイティンクの熟達した小気味よい指揮で、ベートーヴェンの救出劇が描かれる。(鈴木淳史) | ||
ニコラス・モー:歌劇「ソフィーの選択」 特典映像:オペラ概要/キャストギャラリー/インタヴュー:サー・サイモン デイル・デュージング(ナレーター) ゴードン・ギーツ(スティンゴ) アンゲリカ・キルヒシュラーガー(ソフィー) ロッド・ギルフリー(ネイサン) エイドリアン・クラーク(図書館員) フランシス・マッカファーティ(ジンマーマン夫人) スタッフォード・ディーン(ビエガンスキ教授) ステファニー・フリーデ(ワンダ) アビゲイル・ブラウン(エヴァ) ビリー・クラーキン(ヤン) ジリアン・ナイト(汽車内の老婦人) ニール・ジレスピ(汽車内の若者) ヨルマ・シルヴァスティ(ルドルフ・ヘス) アラン・オピー(医師) ダレン・ジェフリー(バーテンダー) クウェンティン・ヘイズ(ラリー) サイモン・ラトル指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.&cho. 合唱指揮:テリー・エドワーズ/演出:トレヴァー・ナン/美術:ロブ・ハウエル 照明:マーク・ヘンダーソン/振付:デイヴィッド・ボルガー/格闘指導:マルコム・ランソン | ||
収録:2002年12月7日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場(ロンドン)、ライヴ。収録時間:全プログラム223分(本編214分)|字幕:英・仏・西・伊・独|ヴィデオ仕様:16:9 カラー|音声仕様:リニアPCM ステレオ / DTS 5.0chサラウンド|ディスク仕様:片面2層(2枚組)。 戦争で生じた数々の悲劇の中で、最も酷く反人間的なひとつ「アウシュヴィッツ強制収容所」の存在を、21世紀の人々に改めて伝えるべく、英国の作曲家ニコラス・モーが渾身の力を込めて書き上げたオペラ「ソフィーの選択」。原作小説の爆発的なヒットから二十余年、2002年ロンドンでの世界初演のステージを収めた本盤では、歌にも容姿にも優れたメゾソプラノ、キルヒシュラーガーの表現力が圧巻。特典映像では名指揮者ラトルの緻密な音楽分析も収録。(岸純信) | ||
ヘンデル:歌劇「エイシスとガラテア」 特典映像:オペラ概要/キャストギャラリー/演出について ダニエル・ドゥ・ニース、ローレン・カスバートソン(ガラテア) チャールズ・ワークマン、エドワード・ワトソン(エイシス) マシュー・ローズ、エリック・アンダーウッド(ポリフィーマス) ポール・アグニュー、 スティーヴン・マクレイ、メリッサ・ハミルトン(デイモン) パク・ジミン、ポール・ケイ(コリドン) ジュリエット・シーマン(ソプラノのソリスト) フィリップ・ベル(テノールのソリスト) クリストファー・ホグウッド指揮エイジ・オブ・エンライトメントo. ロイヤル・オペラ合唱団メンバー 演出・振付:ウェイン・マクレガー 演出助手:ライラ・ディアッロ 合唱指揮:スティーヴン・ウェストロプ 舞台美術:ヒルデガルト・ベヒトラー 照明:ルーシー・カーター | ||
収録:2009年4月8日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場(ロンドン)、ライヴ。全プログラム110分(本編99分)、字幕:英・独・仏・西(特典:独・仏・西)。DVD製品仕様:16:9、カラー|リニア PCM 16bitステレオ 、DTS 5.0 ch サラウンド|片面2層。Blu-ray製品仕様:16:9 1080i High Definition カラー|PCM 2.0 、DTS-HD Master Audio 5.0ch サラウンド | BD 50。 「エイシスとガラテア」は、ヘンデルが1708年に作曲した“英語のオペラ "。このコヴェント・ガーデン王立歌劇場での上演では、人気ソプラノのダニエル・ドゥ・ニースを主役に据え、英国古楽界の大御所クリストファー・ホグウッドが指揮、音楽も充実していれば、ロイヤル・バレエが誇るローレン・カスバートソンとエドワード・ワトソンが全編に渡って活躍、バレエ・ファンも必見の舞台になっている。(吉田光司) | ||
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」 特典映像:オペラ概要/キャストギャラリー エカテリーナ・シウリーナ(アディーナ) ピーター・オーティ(ネモリーノ) アルフレード・ダーザ(ベルコーレ) エリアナ・プレトリアン(ジャンネッタ) ルチアーノ・ディ・パスクァーレ(ドゥルカマーラ) マウリツィオ・ベニーニ指揮LPO、グラインドボーンcho. 演出:アナベル・アーデン 美術:レズ・ブロザストン 照明:ジュゼッペ・ディ・イオリオ 振付:リア・ハウスマン 合唱指揮:トーマス・ブラント | ||
収録:2009年8月12日、15日、グラインドボーン祝祭劇場(グラインドボーン音楽祭、イギリス)。全プログラム126分(本編122分)、字幕:英・仏・西・独。DVD製品仕様:16:9、カラー|リニア PCM 16bit ステレオ 、DTS 5.1 ch サラウンド|片面2層。Blu-ray製品仕様:16:9 1080i High Definition カラー|PCM 2.0 、DTS-HD Master Audio 5.1ch サラウンド | BD 50。 19世紀前半に大人気を得たオペラ・ブッファのジャンルに、メランコリックな涙のひとしずくを盛り込むことで、ロマン派への扉を開く一作となった「愛の妙薬」。本盤では、英国の女性演出家アーデンが場景を緻密に組み立てて、気丈なアディーナと朴訥青年ネモリーノの心が最後にしかと結びつく様子を、十分な説得力のもとに描き出す。また、キャスティングの充実ぶりも特筆すべき物。ソプラノのシウリーナとテノールのオーティの息の合ったやりとりに加えて、きざな軍曹ベルコーレ役を歌うバリトン、ダーザの快演ぶりも見逃せない。(岸純信) | ||
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」 特典映像:キャスト・ギャラリー/アンドリス・ネルソンス、ジョン・コープリーへのインタヴュー テオドル・イリンカイ(ロドルフォ) ヒブラ・ゲルズマーワ(ミミ) ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ(マルチェッロ) インナ・デュカク(ムゼッタ) コスタス・スモリギナス(コッリーネ) ジャック・インブライロ(ショナール) ジェレミー・ホワイト(ベノワ) ドナルド・マクスウェル(アルチンドーロ) アンドリス・ネルソンス指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場&cho. 演出:ジョン・コープリー 美術:ジュリア・トレヴェリアン・オマーン 照明:ジョン・チャールトン | ||
収録:2009年12月19日、21日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ロンドン、ライヴ。
収録時間:全プログラム121分(本編113分)|字幕:英・仏・西・独・伊|16 :9、 カラー。
DVD 仕様:リニア PCM ステレオ、DTS 5.1 ch. サラウンド|片面2層。Blu-ray仕様: 1080i High Definition|PCM 2.0 、DTS-HD Master Audio 5.1 ch. サラウンド|BD50。 「これこそ、ボエーム」といってもいいコヴェント・ガーデンが誇る伝統的なステージに、これからのオペラ界を担う若きアーティストたちが集結。まさしく、古い革袋に新しい酒を入れたプロジェクト。ロドルフォを歌うイリンカイを始め、ゲルズマーワ、ヴィヴィアーニ、スモリギナス、インブライロなど、その安定した技術もさながら、「ボエーム」というオペラにふさわしい、まばゆいばかりに若々しい歌唱を披露している。そして、指揮はネルソンス。未来の「巨匠」候補ナンバーワンの指揮者による、うねるようなロマンティシズムあふれる音楽も要注目。(鈴木淳史) | ||
フランツ・リスト/ジョン・ランチベリー編:「うたかたの恋」(全3幕) 特典映像: キャストギャラリー/衣裳制作のドキュメンタリー/ E.ワトソン、M.ガレアッツィ/3幕パ・ド・ドゥのリハーサル 英国ロイヤル・バレエ団 エドワード・ワトソン(ルドルフ皇太子) マーラ・ガレアッツィ(マリー・ヴェッツェラ) イオーナ・ルーツ(ステファニー王女) ウィリアム・タケット(フランツ・ヨーゼフ) シンディー・ジョーダン(エリザベート皇后) サラ・ラム(マリー・ラリッシュ伯爵夫人) スティーヴン・マックレー(ブラトフィッシュ) ラウラ・モレーラ(ミッツィー・カスパー) ギャリー・エイヴィス(‘ベイ 'ミドルトン大佐) 振付:ケネス・マクミラン バリー・ワーズワース指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. 美術・衣裳:ニコラス・ジョージアディス | ||
収録:2009年10月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場。収録時間:全プログラム159分(本編136分+特典映像23分)、字幕:仏・独・西。DVD製品仕様:16:9、カラー|リニア PCM 48kHz / 16bitステレオ 、DTS 5.1 ch サラウンド|片面2層。Blu-ray製品仕様:16:9 1080i High Definition カラー|PCM 2.0 、PCM 5.1 | BD 50。 1889年1月、オーストリア/ハンガリー帝国のルドルフ皇太子が、17歳の男爵令嬢マリー・ヴェッツェラと共にウィーン近郊のマイヤーリングの館で突然の死を遂げる…。「うたかたの恋」は未だに謎とされるこの名高い心中事件を題材に、ルドルフの結婚から悲劇の結末にいたる8年間の苦悩をマクミランが描き出した傑作。 政略結婚、家族との確執、ハンガリー分離派運動…さまざまな思惑が渦巻く宮廷のなかで次第に追い詰められていく主人公ルドルフ役に、エドワード・ワトソン。実際の皇太子に生き写しの様なルックスで、この難役を演じきっている。一途に彼を想い、愛のために17歳の若さで死を受け入れるマリーにはマーラ・ガレアッツィ。マクミラン特有の濃密で美しいパ・ド・ドゥが全編にわたり、ルドルフと彼を取り巻く女性たちの心情を見事に表現している。N.ジョージアディスのため息が出るような豪華な衣裳にも注目。 | ||
フレデリック・アシュトン(振付)/ ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(音楽):バレエ「オンディーヌ」(全3幕) 特典映像:ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ、 「オンディーヌ」製作過程を語る/キャスト・ギャラリー 吉田都(オンディーヌ) エドワード・ワトソン(パレモン) ジェネシア・ロサート(ベルタ) リッカルド・セルヴェラ(ティレニオ) ギャリー・エイヴィス(修道士) マーラ・ガレアッツィ、ホセ・マルティン、 ヘレン・クロウフォード、サマンサ・レイン、ブライアン・マロニー、セルゲイ・ポルーニン/他 英国ロイヤル・バレエ団 バリー・ワーズワース指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. 美術・衣装:リラ・デ・ノービリ 照明:ジョン・B.リード | ||
収録:2009年6月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場。全プログラム115分(本編103分)、字幕:英・仏・西・独。DVD製品仕様:16:9、LB|LPCM 2.0 、DTS 5.1 |片面2層。Blu-ray製品仕様:16:9 1080i High Definition カラー|PCM 2.0 、DTS-HD Master Audio 5.1ch サラウンド | BD 50。 巨匠アシュトンがフォンテインのために創作した、水の妖精オンディーヌと人間の男性との悲恋を幻想的に描いたバレエ。オンディーヌを踊るのは、軽やかで音楽性に富み、エキゾティックな魅力が当たり役の吉田都。パレモン役のワトソンは、柔軟性やラインの美しさに加えて繊細な心理描写が光る。クライマックスで二人が踊る、悲惨な中に甘美さを宿したパ・ド・ドゥが見どころ。 | ||
クリスティ&エンライトメント管〜パーセル:歌劇「妖精の女王」 特典映像:指揮者、演出家へのインタビュー ジョセフ・ミルソン(オベロン) サリー・デクスター(ティターニア) ジョーサム・アナン(パック) デズモンド・バリット(ボトム) ロバート・バート(フルート) ジャック・チシック(スナウト)他〔以上俳優〕 クレア・デボノ(S;第1の妖精/秘密/春) アンナ・デヴィン(S;第2の妖精) デズモンド・バリット(Vo;酔っ払いの詩人) キャロライン・サンプソン(S;夜) アンドルー・フォスター=ウィリアムズ(B−Br;眠り/コリドン/冬/ハイメン)他 ウィリアム・クリスティ指揮エイジ・オブ・エンライトメントo. 演出:ジョナサン・ケント/美術:ポール・ブラウン/照明:マーク・ヘンダーソン/振付:キム・ブランドストラップ | ||
収録:2009年7月17日、19日、グラインドボーン祝祭劇場(グラインドボーン音楽祭、イギリス)、ライヴ。
全プログラム230分(本編210分)、字幕:英・仏・西・独。DVD製品仕様:16:9 、カラー|リニア PCM ステレオ 、DTS 5.0 ch サラウンド|片面2層。Blu-ray製品仕様:16:9 1080i High Definition カラー|PCM 2.0 、DTS-HD Master Audio 5.1ch サラウンド | BD 50。 17世紀後半の英国を代表する偉大な作曲家ヘンリー・パーセルは、数々の素晴らしい音楽劇を残しているが、中でも「妖精の女王」は原作がシェイクスピアの「夏の夜の夢」ということで、アプローチが容易な作品。これは当時の英国で流行した「セミ=オペラ」という芝居とオペラが混在するジャンルで、今日では音楽だけを抜き出しての上演が一般的な物。しかしこのグラインドボーン音楽祭での上演では、英国で最も人気の高い演出家の一人、ジョナサン・ケントと、バロック音楽界の巨匠ウィリアム・クリスティが手を組み、高名な役者、歌手たちによってセミ=オペラの真の面白さを蘇らせている。(吉田光司) | ||
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」 特典映像:オペラ概要/キャストギャラリー/ 「トリスタンとイゾルデ」メイキング:「わが子たちよ、新しきことを成せ!」 Blu-ray特典:サブ画面で指揮者アングルが全編で見られるオプション機能つき ロバート・ディーン・スミス(トリスタン) イレーネ・テオリン(イゾルデ) ミシェル・ブリート(ブランゲーネ) ユッカ・ラシライネン(クルヴェナル) ローベルト・ホル(マルケ王) ラルフ・ルーカス(メロート) クレメンス・ビーバー(若い水夫) アーノルド・ベズイエン(羊飼い) マーティン・スネル(舵取り) ペーター・シュナイダー指揮バイロイト祝祭o.&cho. 合唱指揮:エーベルハルト・フリードリヒ/演出:クリストフ・マルターラー/美術・衣装:アンナ・ヴィーブロック | ||
収録:2009年8月9日、バイロイト祝祭劇場(ドイツ)、ライヴ。収録時間:全プログラム292分(本編258分)/字幕:英・仏・西・独(特典:英)。DVD製品仕様: 16:9 カラー| リニアPCM ステレオ、DTS 5.0ch サラウンド|片面2層(3枚組)。Blu-ray製品仕様: 16:9 1080i High Definition|カラー|PCM 2.0、DTS-HD Master Audio 5.0| BD50 (2枚組)。 オーパス・アルテによる最新のバイロイト音楽祭ライヴ。「指環」CDに続く第2弾は、09年に収録された「トリスタンとイゾルデ」の映像。演出家クリストフ・マルターラーは斬新な手法の数々を用い、愛する運命に墜ちた恋人の葛藤と矛盾を視覚化した。端正な騎士然としたスミスのトリスタン、迫力溢れる歌で聴き手を圧倒するテオリンのイゾルデ、まさに新世紀にふさわしい「トリスタン」だろう。ブルーレイでは、サブ画面で指揮者アングルが全編にわたって見られる!(広瀬大介) | ||
ベルク:歌劇「ルル」 特典映像:キャスト・ギャラリー/アントニオ・パッパーノ、アイネタ・エイケンホルス アイネタ・エイケンホルス(ルル) ミヒャエル・フォレ(シェーン博士・切り裂きジャック) クラウス・フローリアン・フォークト(アルヴァ) ジェニファー・ラーモア(ゲシュヴィッツ伯爵令嬢) グウィン・ハウエル(シゴルヒ) ペーター・ローゼ(猛獣遣い・力業師) フィリップ・ラングリッジ(公爵・従僕・侯爵) ヒーザー・シップ(劇場の衣装係・学生・従僕) ヴィル・ハルトマン(画家・警官・黒人) ジェレミー・ホワイト(医事顧問官・劇場支配人・銀行家・教授) コスタス・スモリジナス(ジャーナリスト) モニカ=イヴリン・リーヴ(画廊の支配人) ヴヤニ・ミリンデ(従僕) フランシス・マッカファーティ(母親) シモーナ・ミハイ(15歳の少女) アントニオ・パッパーノ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. 演出:クリストフ・ロイ 美術:ヘルベルト・ムラウアー 衣装:エーファ=マライケ・ウーリヒ 照明:ラインハルト・トラウプ 振付:トーマス・ヴィルヘルムン | ||
収録:2009年6月13日、17日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ロンドン、ライヴ。
収録時間:全プログラム205分(本編177分)|字幕:英・仏・西・独|16 :9、 カラー。
DVD 仕様:リニア PCM ステレオ、DTS 5.1 ch. サラウンド|片面2層2枚。Blu-ray仕様: 1080i High Definition|PCM 2.0 、DTS-HD Master Audio 5.1 ch. サラウンド|BD50。 ブルーレイ時代の「ルル」決定盤登場!クリストフ・ロイによる、白と黒を基調とする様式化された舞台からは、男女の機微と官能性を雄弁に物語るベルクの音楽がいっそう際立つ。次世代を担うクール・ビューティー、エイケンホルスが歌うルルと、トップクラスの演技派バリトン、フォレが歌うシェーンの愛憎劇が心ゆくまで愉しめるだろう。この複雑な音楽を隅から隅まで知り尽くした指揮者パッパーノとコヴェント・ガーデン王立歌劇場による極上の演奏。(広瀬大介) | ||
「くるみ割り人形」(全2幕)(ピーター・ライト版) 特典映像:キャストギャラリー/ホワイトロッジでのリハーサル/ ピーター・ライトが物語る「くるみ割り人形」のストーリー ギャリー・エイヴィス(ドロッセルマイヤー) イオーナ・ルーツ(クララ) リッカルド・セルヴェラ(ハンス・ペーター/くるみ割り人形) 吉田 都(こんぺい糖の精) スティーヴン・マクレイ(王子) ベサニー・キーティング、ブライアン・マロニー(コロンビーヌとハレルキン) ヘレン・クロウフォード、蔵 健太(ヴィヴァンディエールと兵隊) デイヴィッド・ピッカリング(ねずみの王様) ラウラ・モレラ(薔薇の精)/他 英国ロイヤル・バレエ団 ロイヤル・バレエ学校生徒 振付・演出:ピーター・ライト 原振付:レフ・イワーノフ 原作:E.T.Aホフマン、マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・チャイコフスキー コーエン・ケッセルス指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. | ||
収録:2009年11月、12月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場。
収録時間:全プログラム127分(本編108分+特典映像19分)|字幕:仏・独・西|16 :9、 カラー。
DVD 仕様:リニア PCM 48kHz/16bit ステレオ、DTS 5.1 ch. サラウンド|片面2層。Blu-ray仕様: 1080i High Definition|PCM 2.0 、DTS-HD Master Audio 5.1 ch. サラウンド|BD50。 いつの時代も愛されているクリスマスの定番Op.、「くるみ割り人形」が2010年もやってきた。物語性に定評のあるピーター・ライトのプロダクションで、子どもたちにもわかりやすい作品。 こんぺい糖の精には、この役での映像が3作目となる吉田都。安定感があるテクニックと愛らしさで、まさにこれ以上ないといえる踊りを見せてくれている。王子にはプリンシパルに昇進したばかりのスティーヴン・マックレー。23歳とは思えない落ち着いた演技と確かなテクニックで王子の風格を見せる。ドロッセルマイヤーで強い存在感を見せるのはギャリー・エイヴィス、そして彼の甥でくるみ割り人形には、人気上昇中のリッカルド・セルヴェラが出演。 吉田都の退団が惜しまれるが、蔵健太、小林ひかる、崔由姫、平野亮一、高田茜ら日本人ダンサーたちが随所で活躍し、今後のロイヤル・バレエへの期待も感じさせる作品。 | ||
チャイコフスキー:歌劇「チェレヴィチキ」(女帝の靴) 特典映像:フランチェスカ・ザンベッロによる、「チェレヴィチキ」紹介/ キャスト・ギャラリー/ゴーゴリの世界の舞台化 ラリッサ・ディアドコヴァー(ソローハ) マキシム・ミハイロフ(悪魔) ウラディーミル・マトリン(チュブ) ジョン・アッパートン(パナス) オリガ・グリャコーワ(オクサーナ) フセヴォリド・グリヴノフ(ヴァクーラ) アレクサンダー・ヴァシリーエフ(パン・ゴローヴァ) マーラ・ガレアッツィ、ギャリー・エイヴィス(プリンシパル・ダンサー) アレクサンドル・ポリャニチコ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.&cho. 英国ロイヤル・バレエ団 演出:フランチェスカ・ザンベッロ 振付:アラスター・マリオット | ||
収録:2009年11月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場(ロンドン)、ライヴ。
収録時間:全プログラム155分(本編144分)|字幕:英・仏・西・独|16 :9 カラー|5.1 ch. サラウンド。DVD仕様: リニア PCM ステレオ、DTS 5.1 ch.。Blu-ray仕様: High Definition |PCM 2.0 、DTS-HD Master Audio 。 チャイコフスキーの知られざるオペラが、今ここに甦る!11作のオペラを遺したチャイコフスキーが、旧作を改訂して仕上げた歌劇「チェレヴィチキ」。これまであまり上演の機会に恵まれなかったが、珠玉の歌手、絵本の中のような演出、そしてコヴェント・ガーデン王立歌劇場の流れるような演奏によって、その真価が明らかにされた。有名な交響曲やバレエにも通じる、チャイコフスキーの新たな魅力を発見できることだろう。(広瀬大介) | ||
マクミラン:「トリプルビル」 [エリートシンコペーションズ(*)/ユダの木(#)/コンチェルト(+)] 特典映像:デボラ・マクミランほか、ダンサーによる各作品解説 マーラ・ガレアッツィ、イオーナ・ルーツ、スティーヴン・マクレイ、サラ・ラム、ヴァレリー・ヒリストフ(*)/他 カルロス・アコスタ(フォアマン;#) リャーン・ベンジャミン(女;#) エドワード・ワトソン、ベネット・ガートサイド(彼の友人;#) 崔由姫、スティーヴン・マクレイ(第1&第3 mov.;+) マリアネラ・ヌニェス、 ルパート・ペネファーザー(第2&第3mov.;+) ヘレン・クロウフォード(第3mov.;+)他 英国ロイヤル・バレエ団(+) 振付:ケネス・マクミラン 音楽:スコット・ジョプリン、ブライアン・エリアス、 ドミトリー・ショスタコーヴィチ/他 ロバート・クラーク、バリー・ワーズワース、ドミニク・グリア指揮 コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. ジョナサン・ヒギンズ(P) | ||
収録:2010年3月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場。収録時間:全プログラム114分(本編106分+特典映像8分)|字幕:仏・独・西|ヴィデオ仕様:16 :9、カラー。DVD仕様:リニアPCM 48kHz / 16bit ステレオ、DTS 5.1chサラウンド。Blu-ray仕様:High Definition| DTS-HD 5.1 chサラウンド、PCM 2.0。 ドラマティックな作風で人気を博すマクミランだが、この“トリプルビル "では趣向の異なる3演目で魅力を再発見できる。20世紀初頭のナイトクラブのショウタイムを彷彿とさせる、ちょっとコミカルで華やかな「エリートシンコペーションズ」、最晩年の作品でレイプという重いテーマの中に人間の狂気と悲しさ、そして純粋さを見せた「ユダの木」、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第2番を使った音楽性あふれる抽象バレエ「コンチェルト」。サラ・ラム、マリアネラ・ヌニェス、スティーヴン・マクレイなどロイヤルバレエの花形、エドワード・ワトソン、リャーン・ベンジャミンら演技派、卓越した技巧のカルロス・アコスタなどダンサーの持ち味が随所に光っている。 #「ユダの木」には性的・暴力的描写が含まれている。 | ||
プッチーニ:歌劇「西部の娘」 特典映像:キャスト・ギャラリー/バックステージ・インサイツ エファ=マリア・ウェストブローク(ミニー) ルーチョ・ガッロ(ジャック・ランス) ゾラン・トドロヴィチ(ディック・ジョンソン) ローマン・サドニック(ニック) ディオゲネス・ランデス(アシュビー) スティーヴン・ガッド(ソノーラ) ティジュル・ファヴェイトス(ビリー・ジャックラビット) エレン・ラビナー(ウォークル) カルロ・リッツィ指揮ネーデルラントpo.、ネーデルラント・オペラcho. | ||
収録:2009年12月、ネーデルラント・オペラ、アムステルダム、ライヴ。演出:ニコラウス・レーンホフ オランダが久々に生んだ大スター、ソプラノのウェストブロークが、持てる美声と美貌を存分に披露する「西部の娘」。名手リッツィの手堅い指揮と共に、若々しいトドロヴィチ、男気あふれるガッロの二人も彼女を全力で支えて頼もしい。プッチーニには珍しいハッピーエンドでありながら、終演後に涙ぐむ人が最も多いこの一作から、演出家レーンホフが丹念に掬い上げた「深い人情味」が、最新技術も交えたカラフルなステージングに大きく花開く。(岸純信) | ||
ヴェルディ:歌劇「椿姫」 ・特典映像:キャスト・ギャラリー/パッパーノによるフレミングへのインタビュー ルネ・フレミング(ヴィオレッタ) ジョセフ・カレヤ(アルフレード) トーマス・ハンプソン(ジョルジョ) モニカ=イヴリン・リーヴ(フローラ) コスタス・スモリギナス(ドビニー侯爵) エディ・ウェイド(ドゥフォール男爵) リチャード・ウィーゴールド(グランヴィル医師) ハォイン・シュエ(ガストーネ/レトリエール子爵) サラ・プリング(アンニーナ) 二―ル・ギレスピー(ジュゼッペ) アントニオ・パッパーノ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場&cho. | ||
収録:2009年6月27日、30日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ロンドン、ライヴ。
演出:リチャード・エア。
収録時間:全プログラム154分(本編135分+特典映像)|字幕:英・仏・独・西・伊|16:9、カラー。DVD製品仕様: リニア PCM ステレオ|DTS 5.1ch サラウンド。 Blu-ray製品仕様: 1080i High Definition| DTS-HD Master Audio 5.1chサラウンド| PCM 2.0。 1994年に初演されて以来、コヴェント・ガーデン歌劇場で屈指の人気を誇り、変わらぬ賞賛を受けているリチャード・エア演出による「椿姫」。2009年の上演には、その美声と情感豊かな歌いぶりで世界のオペラ・ファンから広い人気を獲得するルネ・フレミングが登場し、コヴェント・ガーデンにおいて初めてヴィオレッタ役を披露、絶賛を博した。それに対する男性陣も、ジョセフ・カレヤとトーマス・ハンプソンというスター・キャスト。アントニオ・パッパーノの指揮は、このオペラを不朽の名作としている美しいメロディーとドラマティックな力を雄弁に描き出している。 | ||
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 ・特典映像:キャスト・ギャラリー/メイキング フランツ・ハヴラータ(ハンス・ザックス) アルトゥール・コルン(ポーグナー) ミヒャエル・フォレ(ベックメッサー) クラウス・フロリアン・フォークト(ヴァルター) ノルベルト・エルンスト(ダーヴィト) ミヒャエラ・カウネ(エヴァ)他 セバスティアン・ヴァイグレ指揮バイロイト祝祭o./他 | ||
収録:2008年、バイロイト音楽祭、ライヴ。収録時間:全プログラム306分(本編236分)|字幕:英・仏・西・独(特典:英)|16:9、カラー|5.1 ch サラウンド。DVD仕様:リニアPCM ステレオ、DTS 。ブルーレイ仕様:1080i High Definition|PCM 2.0、DTS-HD Master Audio 。 『オーパス・アルテのバイロイト音楽祭プロジェクトの第三弾は、《ニュルンベルクのマイスタージンガー》。作曲家の曾孫カタリーナ・ワーグナーのバイロイト音楽祭での演出家デビューを飾る記念碑的プロジェクトです。後年、音楽祭総監督に就任する二〇代の女性による刺激に満ちた舞台は賛否両論、激しいスキャンダルに見舞われました。主要キャストは、こちらもほとんどがバイロイト音楽祭初登場のフレッシュな実力派揃い。美声が持ち味のフォークト(ヴァルター)、フォレ(ベックメッサー)の表現豊かな歌唱は要注目でしょう。オペラ指揮者として鰻登りに評価が高まっているヴァイグレが、説得力ある音楽で舞台を引き締めています。』(鈴木淳史) | ||
レオン・ミンクス/ジョン・ランチベリー編曲: バレエ「ラ・バヤデール」(全3幕/ナタリア・マカロワ版) ・特典映像(日本語字幕無し) キャスト・ギャラリー/タマラ・ロホ、バヤデールを語る/ ロホ&アコスタ、リハーサル風景(アレクサンダー・アガジャノフ指導)/ リアンヌ・コープとフランチェスカ・フィリピが語る「影の王国」/ ナタリア・マカロワが語る「ラ・バヤデール」の魅力 タマラ・ロホ(ニキヤ) カルロス・アコスタ(ソロル) マリアネラ・ヌニェス(ガムザッティ) ギャリー・エイヴィス(大僧正) クリストファー・サウンダース(ラジャ) 蔵 健太(マグダヴェーヤ) ヴァレリー・ヒリストフ(ソロルの友人) ホセ・マルティン(ブロンズ・アイドル)他 ワレリー・オブジャニコフ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. 英国ロイヤル・バレエ団 振付・演出:ナタリア・マカロワ 原振付:マリウス・プティパ 美術:ピエール・ルイジ・サマリターニ 衣装:ヨランダ・ソナベンド 照明:ジョン・B.リード | ||
収録:2009年1月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場。収録時間:全プログラム167分(本編125分+特典映像42分)|字幕:仏・独・西|16:9、カラー|片面2層。DVD製品仕様: リニア PCM 48kHz / 16bit ステレオ|DTS 5.1ch サラウンド。 Blu-ray製品仕様: 1080i High Definition| DTS-HD 5.1chサラウンド| PCM 2.0。 神殿の舞姫ニキヤと戦士ソロルの禁断の恋。だが、ソロルを愛するラジャの娘ガムザッティとの政略結婚が二人を引き裂き、嫉妬したガムザッティの策略でニキヤは命を落としてしまう・・・ インドを舞台にしたエキゾティックかつ壮大なバレエ作品。 舞姫ニキヤには女性らしさと高い技術力・安定感を誇るタマラ・ロホ、ソロルにはダイナミックな踊りがよく似合うカルロス・アコスタ。そして、ソロルが心動かされる気高い美女ガムザッティにはマリアネラ・ヌニェスという最高のキャスティング。ロホは映像もあまり多くないだけに、ファンには非常に楽しみな作品だ。 愛憎渦巻くドラマティックな展開、さらには第2幕の「影の王国」と呼ばれる群舞や、ブロンズ・アイドル(仏像)の踊り、最後の神殿崩壊の場面なども見どころ。特典映像も充実している。 | ||
モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」 ・特典映像:キャスト・ギャラリー/シノプシス ゲオルク・ニグル(オルフェオ) ロベルタ・インヴェルニッツィ(エウリディーチェ) サラ・ミンガルド(使者&希望) ルイージ・デ・ドナート(カロンテ) ラファエッラ・ミラネージ(プロセルピーナ) ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ(プルトーネ) ロベルタ・インヴェルニッツィ(エコー) フリオ・ザナージ(アポロ) ニコラ・ストラーダ(ソロ・ダンサー) リナルド・アレッサンドリーニ指揮ミラノ・スカラ座o.、 コンチェルト・イタリアーノ(通奏低音) 演出:ロバート・ウィルソン | ||
収録:2009年9月21日、23日、ミラノ・スカラ座、ライヴ。全プログラム116分(本編112分)|字幕:英・仏・独・西・伊|16 :9カラー| 5.1 ch. サラウンド。DVD製品仕様:リニア PCM ステレオ、DTS|片面2層。Blu-ray製品仕様:1080i High Definition|PCM 2.0 、DTS-HD Master Audio|BD 50。モンテヴェルディ最初のオペラであり、オペラ草創期の傑作「オルフェオ」。このスカラ座の新プロダクションではティツィアーノの油絵にインスピレーションを得たロバート・ウィルソンの様式美あふれる舞台の中に、豪華キャストが秀逸な歌唱を披露。スカラ座o.とコンチェルト・イタリアーノの混成部隊によるオーケストラから、ピリオド楽器演奏のスペシャリストとして尊敬を集めるリナルド・アレッサンドリーニが、力強く生き生きした音をつむぎ上げる。 | ||
ワーグナー:「ワルキューレ」 ・特典映像:キャスト・ギャラリー/メイキング ヨハン・ボータ(ジークムント) クワンチュル・ユン(フンディング) アルベルト・ドーメン(ヴォータン) エディット・ハラー(ジークリンデ) リンダ・ワトソン(ブリュンヒルデ) 藤村美穂子(フリッカ) ゾーニャ・ミューレック(ゲルヒルデ) アンナ・ガブラー(オルトリンデ) マルティーナ・ディーケ(ヴァルトラウテ) ジモーネ・シュレーダー(シュヴェルトライテ) ミリアム・ゴードン=ステュアート(ヘルムヴィーゲ) ウィルケ・テ・ブルメルストルーテ(ジーグルーネ) アンエッテ・キュッテンバウム(グリムゲルデ) アレクサンドラ・ペーターザマー(ロスヴァイセ) 演出:タンクレート・ドルスト クリスティアン・ティーレマン指揮バイロイト祝祭o. | ||
収録:2010年、バイロイト祝祭劇場(ドイツ)、ライヴ。全プログラム258分|字幕:英・仏・西・独(特典:英)|16 :9カラー| 。DVD製品仕様:リニア PCM ステレオ、DTS 5.1 ch. サラウンド |片面2層。Blu-ray製品仕様:1080i High Definition|PCM 2.0 、DTS-HD Master Audio 5.0 (5.1) chサラウンド |BD 50。オーパス・アルテのバイロイト音楽祭プロジェクトの第4弾。NHKによる世界初となるテレビ生放送でも話題になった2010年の「ワルキューレ」。すでに発売されている2008年のCDから変更されたキャストとして、ジークムント役のヨハン・ボータ、ジークリンデ役のエディット・ハラー、そしてフリッカ役の藤村美穂子が登場しており、いずれも各誌で高い評価を得ている。5年にわたり上演されたタンクレート・ドルスト演出=クリスティアン・ティーレマン指揮による「指環」プロダクションの集大成というべき3時間半にわたる熱狂の時間を、鮮明な映像でお楽しみ頂きたい。 | ||
R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」 ・特典映像:キャスト・ギャラリー/「エレクトラ」メイキング リンダ・ワトソン(エレクトラ) ジェーン・ヘンシェル(クリテムネストラ) マヌエラ・ウール(クリソテミス) ルネ・コロ(エギスト) アルベルト・ドーメン(オレスト) アンドレアス・ヘルル(オレストの養育者) ヨルク・シュナイダー(若い召使) カーステン・サブロウスキ(年寄の召使) イルムガルト・ヴィルスマイアー(見張り女) クリスティアン・ティーレマン指揮ミュンヘンpo.、フィルハーモニア・ウィーンcho. | ||
収録:2010年1月29日、2月1日、4日、バーデン・バーデン祝祭劇場、ライヴ。収録時間:全プログラム126分(本編111分)|字幕:英・仏・西・独|16:9、カラー|5.1 ch サラウンド。DVD仕様:リニアPCM ステレオ、DTS 。ブルーレイ仕様:1080i High Definition|PCM 2.0、DTS-HD Master Audio 。 『働き盛りの中、不慮の死を遂げた演出家ヘルベルト・ヴェルニケ。その代表作のひとつでもあるリヒャルト・シュトラウスの《エレクトラ》が、作品の魅力を伝える圧倒的な音楽と演出で堪能できます。シンプルな中にも作品に対する鋭い視線と、現代のオペラ界を風刺する手法は、今なお色褪せていません。バイエルン州立歌劇場のプロダクションが、ティーレマンの指揮、豪華歌手陣によるバーデン・バーデン音楽祭で見事に甦りました。』(広瀬大介) | ||
ロイヤル・バレエの夕べ(既出映像からのハイライト盤) 「ロメオとジュリエット」〜〔仮面舞踏会/第2幕 グラン・パ・ド・ドゥ〕(マクミラン振付) [タマラ・ロホ、カルロス・アコスタ] 「春の声」〜パ・ド・ドゥ(アシュトン振付)[リャーン・ベンジャミン、カルロス・アコスタ] 「眠れる森の美女」第1幕〜ローズ・アダージョ(プティパ振付)[アリーナ・コジョカル] 「火の鳥」〜火の鳥の踊り(フォーキン振付)[リャーン・ベンジャミン] 「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」第1幕〜〔パ・ド・ドゥ/木靴の踊り(*)〕(アシュトン振付) [ヌニェス、アコスタ、タケット(*)] 「ジゼル」(プティパ、ライト振付)[アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー] 「シルヴィア」第3幕〜パ・ド・ドゥ(アシュトン振付)[ダーシー・バッセル、ロベルト・ボッレ] 「白鳥の湖」第2幕〜小さな白鳥の踊り(イワーノフ振付)[キーティング、ルーツ、マグワイア、パジャック] 「コッペリア」第2幕〜コッペリアになりすましたスワニルダ(ド・ヴァロワ、イワーノフ、チェケッティ振付) [リャーン・ベンジャミン、ルーク・ヘイドン、カルロス・アコスタ] 「くるみ割り人形」第2幕〜こんぺい糖の精と王子のパ・ド・ドゥ(イワーノフ、ライト振付)[吉田 都、マクレイ] 「白鳥の湖」第4幕〜フィナーレ(イワーノフ振付)[ヌニェス、ソアレス、サウンダース] | ||
収録:コヴェント・ガーデン王立歌劇場。90分|字幕:英仏独日西|16 :9|カラー|リニア PCM ステレオ、DTS 5.1 (5.0) ch サラウンド。 | ||
トリプルビル〜ウェイン・マクレガー振付:クローマ(*)/インフラ(#)/リーメン(+) ・特典映像:ウェイン・マクレガーによる作品解説 フェデリコ・ボネッリ(*) リッカルド・セルヴェラ(*/#) タマラ・ロホ(*) サラ・ラム(*) マーラ・ガレアッツィ(*/#/+) スティーヴン・マクレイ(*/+) エドワード・ワトソン(*/#/+) リャーン・ベンジャミン(#/+) 崔由姫(#/+) ローレン・カスバートソン(#) 平野亮一(#) マリアネラ・ヌニェス(#/+) サラ・ラム(+) 高田茜(+) ポール・ケイ(+)他 音楽:ジョビー・タルボット(*)、ジャック・ホワイト III (*)、マックス・リヒター(#)、カイヤ・サーリアホ(+) ダニエル・カップス指揮 ジョナサン・ハズウェル指揮 バリー・ワーズワース指揮 コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. マックス・リヒター・クインテット | ||
収録:2010年6月(*)、2008年11月(#)、2009年11月(+)、コヴェント・ガーデン王立歌劇場。 全プログラム98分|字幕:仏・独・西|16 :9カラー| 5.1 ch. サラウンド。 DVD製品仕様:リニア PCM 48kHz/16bit ステレオ、DTS|片面2層。 Blu-ray製品仕様:1080i High Definition|PCM 2.0 、DTS-HD Master Audio|BD 50。 2006年から常任振付家となったウェイン・マクレガーの小品「クローマ」「インフラ」、そして2009年世界初演された「リーメン」を収録した“トリプルビル "。内在する心象世界や人間模様を、幾層にも織り成すダンサーたちの身体をもって視覚的に表現していくマクレガー。そこには限界を極める高い身体能力が要求される。現代作品では特に才能を発揮する、ワトソン、セルヴェラ、ベンジャミンをはじめ、多くの若手ダンサーが期待に応え、すばらしい舞台を作り上げた。 | ||
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」 特典映像:キャスト・ギャラリー/バックステージ・インサイツ(出演者インタビュー) ロバート・ロイド(ダーラント) キャアスリーン・ネイグルスタード(ゼンタ) マルコ・イェンチュ(エリック) マリナ・プルデンスカヤ(マリー) オリヴァー・リンゲルハーン(操舵手) ユハ・ウーシタロ(オランダ人) ハルトムート・ヘンヒェン指揮ネーデルラントpo.、ネーデルラント・オペラcho. | ||
収録:2010年2月、ネーデルラント・オペラ(アムステルダム)、ライヴ。演出:マルティン・クシェイ。
収録時間:全プログラム167分|字幕:英・仏・独・西・蘭|16:9、カラー。DVD製品仕様: リニア PCM ステレオ|DTS 5.0ch サラウンド。 Blu-ray製品仕様: 1080i High Definition| DTS-HD Master Audio 5.0chサラウンド| PCM 2.0。 マルティン・クシェイによる演出は、愛と贖罪をテーマとしたこのワーグナーのオペラに挑発的で刺激的なまなざしを向けて、登場人物の動きと音楽をクシェイ独特のいくぶん奇妙なやり方で結びつけてゆきながら、洞察力豊かに物語の真の姿を抉り出して行く。幾層にも重なる舞台空間と雄大な情景の中を行き来する歌手と合唱団の動きは、優れた効果を発揮している。ヘンヒェンは丹念にスコアを読み込み、その透徹した表現によってオーケストラから圧倒的なパフォーマンスを引き出し、ネイグルスタード、ロイド、ウーシタロら歌手陣もヘンヒェンの指揮のもと感動的にドラマを歌い上げている。 | ||
チャイコフスキー:歌劇「スペードの女王」 ・特典映像:キャスト・ギャラリー ミーシャ・ディディク(ゲルマン) エミリー・マギー(リーザ) ラード・アタネッリ(トムスキー伯爵) リュドヴィク・テジエ(エレツキー公爵) エレーナ・ザレンバ(ポリーナ) エヴァ・ポドレシ(伯爵夫人) ミハイル・ヴェクア(チャプリツキー) フランチスコ・バス(チェカリンスキー)他 ミヒャエル・ボーダー指揮リセウ大歌劇場o.&cho. 演出:ジルベール・デフロ | ||
収録:2010年6月30日、7月1日、リセウ大歌劇場、バルセロナ、ライヴ。全プログラム176分(本編175分)|字幕:英・仏・独・西・カタルーニャ語|16 :9|リニア PCM ステレオ。DVD製品仕様:DTS 5.1 ch. サラウンド。Blu-ray製品仕様:1080i High Definition|DTS-HD Master Audio 5.1ch サラウンド。プーシュキンの傑作小説を原作に、ギャンブルと愛への強迫観念に取り付かれた士官ゲルマンの破滅の物語を描く「スペードの女王」。老伯爵夫人の孫娘リーザに恋をしたゲルマンは、伯爵夫人が知る「3つのカードの秘密」への妄執にとらわれ、ついに悲劇を巻き起こす。貫禄のエヴァ・ポドレシが伯爵夫人を演じ、孫娘のリーザには近年ヨーロッパの有名歌劇場でとみに存在感を増しているエミリー・マギーをキャスティング。女帝エカテリーナ時代のサンクトペテルブルクを描き出したジルベール・デフロの格調高い舞台に、リセウ大歌劇場音楽監督のミヒャエル・ボーダーが、壮大で印象深い音楽を響かせる。 | ||
ブリテン:歌劇「ビリー・バッド」 | マーク・エルダー指揮 LPO/他 | |
収録:2010年6月8日、11日、グラインドボーン音楽祭、ライヴ。 | ||
ラモー:オペラ・ボックス(全6作) 「レ・ボレアド」(*)[OA-0899D] /「レ・パラダン(遍歴騎士)」(#)[OA-0938D]/ 「カストールとポリュックス」[OA-0999D](+)/「ゾロアストル」[OA-0899D](**)/ 「優雅なインドの国々」[OA-0923D](##)/ドキュメンタリー「ラモーの実像」(++)ほか[OA-0956D] ウィリアム・クリスティ指揮レザール・フロリサン(*/#/##/++)、クリストフ・ルセ指揮(+/**) レ・タラン・リリク(*/**)、ネーデルラント・オペラcho.(+)、ドロットニングホルム宮廷劇場o.cho.(**) | ||
収録:2003年4月、パリ・オペラ座(*)/2004年5月、パリ・シャトレ座(#)/2008年1月21日、25日、ネーデルラント・オペラ(アムステルダム音楽劇場;+)/2006年7月19日、21日、23日、ドロットニングホルム宮廷劇場(スウェーデン;**)/収録:2003年9月22、24、25日、パリ・オペラ座(ガルニエ宮;##)。収録時間:19時間5分|メニュー:英語|ヴィデオ仕様:16 :9カラー|音声仕様:LPCM2.0 ch、DTS5.1chサラウンド((*)のみドルビーディジタル5.1ch)。既出アイテムのセット化。 | ||
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」 特典映像:キャスト・ギャラリー/コンチャロフスキー&ノセダのインタビュー オルリン・アナスタソフ(ボリス) アレッサンドラ・マリアネッリ(クセーニャ) パヴェル・ズボフ(フョードル) イアン・ストーリー(偽ドミトリー) ウラディーミル・ヴァネーエフ(ピーメン) ピーター・ブロンダー(シュイスキー公爵) ヴァシリー・ラデュク(アンドレイ・シチェルカーロフ) ウラディーミル・マトーリン(ヴァルラーム) ルカ・カサリン(ミサイール) 演出:アンドレイ・コンチャロフスキー ジャナンドレア・ノセダ指揮トリノ王立劇場o.&cho. | ||
収録:2010年10月7日、10日、13日、トリノ王立劇場、ライヴ。164分|字幕:英・仏・独・西|16 :9|カラー|リニア PCM ステレオ|5.1chサラウンド。DVD仕様:DTS。Blu-ray仕様:1080i High Definition| DTS-HD Master Audio。ムソルグスキーのオペラ「ボリス・ゴドゥノフ」は、一人の指導者の苦悩を題材にしながらも、母なるロシアとその歴史を映し出し、ロシアの悲劇を描きだしたというべき、まさに国民オペラと呼ばれるにふさわしい壮大な作品。今プロダクションでは、原典版をもとに、ムソルグスキー自身による改訂版の最終場を付け加えている。「貴族の巣」「ワーニャ伯父さん」などの映画で知られる巨匠コンチャロフスキーが演出を手掛け、2007年よりトリノ王立劇場の音楽監督を務めるノセダが指揮をとった必見の映像。 | ||
バレエ「不思議の国のアリス」(全2幕) 特典映像:キャストギャラリー/ドキュメンタリー「Being Alice」 ローレン・カスバートソン(アリス) セルゲイ・ポルーニン(ジャック/ハートのジャック) エドワード・ワトソン(ルイス・キャロル/白うさぎ) ゼナイダ・ヤノウスキー(アリスの母親/ハートの女王) クリストファー・サウンダース(アリスの父親/ハートのキング) サイモン・ラッセル・ビール(公爵夫人)他 バリー・ワーズワース指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.、英国ロイヤル・バレエ団 振付:クリストファー・ウィールドン 台本:ニコラス・ライト 音楽:ジョビー・タルボット デザイン:ボブ・クロウリー 照明:ナターシャ・カッツ 映像演出:ジョナサン・ハズウェル | ||
収録:2011年3月9日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場。150分(本編120分+特典映像30分)|字幕:英・仏・独・西|16 :9|カラー|リニア PCM ステレオ|5.1chサラウンド。DVD仕様:DTS。Blu-ray仕様:1080i High Definition| DTS-HD Master Audio。 誰もが愛するお話 「不思議の国のアリス」。映画でも話題を呼んだあのマジカル・ワールドがライヴのバレエ舞台でどう展開するのか!? 今回のアリスは15才の少女。使用人のジャックは彼女に恋心を抱くが、彼女の母親にとがめられ解雇・・・そして不思議の国への旅がはじまる。両親をはじめアリスを取り巻く人たちは、不思議の国の住人たちとダブルキャストで登場。現実と不思議の国が交錯しながら、アリスの物語がそのままバレエとして視覚化されていく様は、大人でもワクワクする。宙を舞うチェシャ猫、芋虫、フラミンゴ、白ウサギやマッドハッター等おなじみのキャラクターたちが舞台狭しと駆け巡る。そしてやはり強烈な印象なのはハートの女王だろう。演じるダンサーたちも、個性あふれる踊りで楽しんでいる。公爵夫人役にはウィールドンの指名で名優サイモン・ラッセル・ビールが出演しているのも見どころ。アリスファンならずとも、子供から大人まで楽しめるエンターテイメントとなったバレエ版「アリス」は、看板演目となるに違いない。 | ||
プロコフィエフ:「ピーターと狼」 特典映像:キャスト・ギャラリー/リハーサル風景 セルゲイ・ポルーニン(Hr;狼) ウィル・ケンプ(Fg;おじいさん/ナレーション) キリアン・スミス(弦楽;ピーター) シャルロッテ・エドモンズ(Ob;アヒル) ローリーン・ムッチオーリ(Fl;小鳥) チサト・カツラ(Cl;ネコ) ポール・マーフィ指揮ロイヤル・シンフォニア、ロイヤル・バレエ学校生徒 | ||
収録:2010年12月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場。振付:マシュー・ハート。38分(予定)|字幕:英・仏・独・西|16 :9|カラー|リニア PCM ステレオ|5.1chサラウンド。DVD仕様:DTS。Blu-ray仕様:1080i High Definition| DTS-HD Master Audio。 プロコフィエフが1936年に子供のための交響的物語として作曲した「ピーターと狼」。ナレーションと、役ごとに決まった楽器によってストーリーが表現されているが、こちらは楽曲にROHのマシュー・ハートが振付けたバレエ作品。95年の初演以来、ロイヤル・バレエ学校の人気上演作品となっている。子供たちは初々しく愛らしく、スタイルが良く、表現力も豊かだ。生徒とはいえども、ダンサーとしてのレベルも高く、見ごたえのある舞台となっている。また、ネコ役では日本人のチサト・カツラが踊っており、将来が楽しみでもある。おじいさん役には、映画「ヴァン・ヘルシング」の出演やアダム・クーパーとの「白鳥」「兵士の物語」などで知られるウィル・ケンプ。狼にはROHのセルゲイ・ポルーニン。 | ||
グラインドボーン〜喜劇&悲劇ボックスセット プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」 [アレッサンドロ・コルベッリ、サリー・マシューズ、フェリシティ・パーマー、マリー・マクラフリン他 ウラディーミル・ユロフスキ指揮LPO/演出:アナベル・アーデン/収録:2004年7月11日] ドニゼッティ:「愛の妙薬」 [エカテリーナ・シウリーナ、ピーター・オーティ、アルフレード・ダーザ、ルチアーノ・ディ・パスクァーレ他 マウリツィオ・ベニーニ指揮LPO/演出:アナベル・アーデン/収録:2009年8月12日、15日] ヴェルディ:「ファルスタッフ」 [クリストファー・パーヴィズ、ディナ・クズネツォワ、タシス・クリストヤニス、ジェニファー・ホロウェイ他 ウラディーミル・ユロフスキ指揮LPO/演出:リチャード・ジョーンズ/収録:2009年6月] ビゼー:「カルメン」 [アンネ・ゾフィー・フォン・オッター、マーカス・ハドック、ロラン・ナウリ、リザ・ミルン他 フィリップ・ジョルダン指揮LPO/演出:デイヴィッド・マクヴィカー/収録:2002年8月17日] ラフマニノフ:「けちな騎士」 [セルゲイ・レイフェルクス、リチャード・バークリー=スティール、マキシム・ミハイロフ他 ウラディーミル・ユロフスキ指揮LPO/演出:アナベル・アーデン/収録:2004年7月11日] | ||
製品仕様:収録時間:全プログラム12時間30分、メニュー字幕:英語|ヴィデオ仕様:16 :9カラー。グラインドボーン音楽祭は、イギリスの夏を彩る風物詩。世界的に高い評価を得る歌手、指揮者、演出家がグラインドボーンの歌劇場に集結し、毎年一流のパフォーマンスを繰り広げている。このボックスセットは、それらの上演の中から5つの人気オペラを集めた。グラインドボーンならではの、充実した優秀プロダクションでお楽しみ頂ける。 | ||
ヴェルディ:歌劇「シチリアの晩鐘」(フランス語版) 特典映像:キャスト・ギャラリー/イントロダクション バーバラ・ハーヴェマン(エレーヌ) リヴィア・アゴヴァ(ニネッタ) ブルクハルト・フリッツ(アンリ) アレハンドロ・マルコ=ブールメスター(ギー・ド・モンフォール) バリント・サボ(ジャン・プロシダ) ヒューベルト・フランシス(ティボー) ファブリス・ファリーナ(ダニエリ) ルディ・デ・フリース(マンフロワ) ロジェ・スメーツ(ロベール) ジェレミー・ホワイト(ベテューヌ卿) クリストフ・フェル(ヴォードゥモン伯爵) クリストフ・ロイ(演出) パオロ・カリニャーニ指揮ネーデルラントpo.、ネーデルラント・オペラcho. | ||
収録:2010年9月23日、29日、アムステルダム音楽劇場、ネーデルラント・オペラ、ライヴ。232分(本編208分)|字幕:英・仏・独・西|16 :9|カラー|リニア PCM ステレオ|5.1chサラウンド。DVD仕様:DTS。Blu-ray仕様:1080i High Definition| DTS-HD Master Audio。 パリ・オペラ座のためのグランド・オペラとして作曲された「シチリアの晩鐘」は、13世紀末にフランス占領下のシチリア島で実際に起こったフランス人虐殺事件を題材として、人間の激しい感情と政治状況との軋轢を描いている。演出家のクリストフ・ロイはこれを、突如として暴力が世の中を支配するようになった1940年代へと時代を置き換えている。通常イタリア語で上演されているこのオペラだが、ここではフランス語版を採用し、バレエ「四季」もこのドラマ悲劇を一層鮮明に描き出すための一要素として組み込まれている。フリッツ、ブールメスター、ハーヴェマンをはじめとした理想的キャストと、カリニャーニの巧みな指揮で、この長大なドラマの全貌を表現しつくされる。 | ||
ドリーブ:バレエ「コッペリア」(全2幕/パトリス・バール版) 特典映像:キャストギャラリー/ドキュメンタリー「コッペリアの秘密」 ドロテ・ジルベール(スワニルダ) マチアス・エイマン(フランツ) ジョゼ・マルティネズ(コッペリウス) ファブリック・ブルジョワ(スパランツァーニ)/他 パリ・オペラ座バレエ 振付・演出:パトリス・バール 原振付:アルチュール・サン=レオン 衣装&美術:エツィオ・トッフォルッティ 照明:イヴェス・ベルナード コーエン・ケッセルス指揮コロンヌo. 原作:E.T.A.ホフマン | ||
収録:2011年3月、パリ・オペラ座、ガルニエ宮。124分(本編83分+特典映像31分)|字幕:英・仏・独・西|16 :9|カラー|リニア PCM ステレオ|5.1chサラウンド。DVD仕様:DTS。Blu-ray仕様:1080i High Definition| DTS-HD Master Audio。古典の新演出で独自の世界を表現してきたパトリス・バールは、機械人形「コッペリア」にどんな仕掛けをするのだろうか。ロマンティック・バレエとして知られる「コッペリア」は、機械人形に愛を注ぐ老博士と人形と知らず恋する青年、その恋人の可愛い恋物語。だが、バールは原作の幻想と狂気の世界に立ち戻った。物語の軸となるのは、かつて愛した女性のイメージに命を与えようとする謎めいた中年男コッペリウス。もう若くない男の陰影と色気をあますところなく踊りつくすのは、ジョゼ・マルティネズ。一方の若く活気にあふれた恋人たちスワニルダには、ドロテ・ジルベールとマチアス・エイマンが好演している。恋人のいるスワニルダをも魅了するマルティネズのコッペリウスに、ぜひ注目したい。 | ||
ストラヴィンスキー:歌劇「放蕩者のなりゆき」 特典映像:キャスト・ギャラリー、イントロダクション、出演者インタビュー ミア・パーション(アン・トゥルーラブ) トピ・レティプー(トム・レイクウェル) クリーヴ・ベイリー(父トゥルーラブ) マシュー・ローズ(ニック・シャドウ) スーザン・ゴートン(マザー・グース) エレーナ・マニスティナ(トルコ女ババ)他 演出:ジョン・コックス 美術:デイヴィッド・ホックニー ウラディーミル・ユロフスキ指揮LPO、グラインドボーンcho. | ||
収録:2010年8月19日、21日、グラインドボーン歌劇場、イギリス、ライヴ。159分(本編140分+特典映像19分)|字幕:英・仏・独・西|16 :9|カラー|ステレオ|5.1chサラウンド。DVD仕様:ドルビー・ディジタル、DTS。Blu-ray仕様:1080i High Definition|リニアPCM、 DTS-HD Master Audio。数々の優秀プロダクションを有するグラインドボーン音楽祭の演目のなかでも歴史的名作といえる、ジョン・コックス演出による「放蕩者のなりゆき」を、現音楽監督ウラディーミル・ユロフスキのタクトのもと、リヴァイヴァル。ストラヴィンスキーのこのオペラは、イギリス人画家ホガースの同名の連作絵画(のちに銅版画としても出版)にインスピレーションを受けて創作されたが、美術を担当したデイヴィッド・ホックニーは、ホガースの銅版画のイメージをオペラの舞台に再導入して極めて斬新なセットを作り上げ大反響を巻き起こした。実に7度目となる今回のグラインドボーンでのリヴァイヴァルでも、その鮮烈な芸術性はいまだ色あせていない。ユロフスキの繊細な指揮は、ときに色彩鮮やかに、ときに陰鬱に場面を描き分け、レティプー、パーション、ローズの好演もあいまって、心を揺さぶる感動的なエンディングを作り上げている。 | ||
ヴェルディ:歌劇「マクベス」 特典映像:キャスト・ギャラリー/出演者インタビュー/パッパーノのリハーサル サイモン・キーンリーサイド(マクベス) ライモンド・アチェト(バンクォー) リュドミラ・モナスティルスカ(マクベス夫人) ナイジェル・クリフ(従者) スティーヴン・エベル(マルコム) エリザベス・マイスター(マクベス夫人の侍女) ディミトリ・ピッタス(マクダフ) 演出:フィリダ・ロイド アントニオ・パッパーノ指揮 ロイヤル・オペラハウスo.&cho. | ||
収録:2011年6月13日、英国ロイヤル・オペラハウス、ライヴ。
170分|字幕:英・仏・独・西・伊|16 :9|カラー|ステレオ|5.1chサラウンド。DVD仕様:リニア PCM ステレオ、DTS。Blu-ray仕様:1080i High Definition|リニアPCM、 DTS-HD Master Audio。1865年改訂版によるヴェルディの「マクベス」。ロイヤル・オペラハウスでは、2006年以来の再演となったこのプロダクションでは、演出家フィリダ・ロイドの洞察力にすぐれた、重厚なドラマが展開される。 タイトル・ロールには、抜きん出た演技力と知性的な役作りでイギリスのみならず、現在世界で最も人気を集めるバリトン、サイモン・キーンリーサイドが、イギリス初お披露目となるこの役を演じ、大絶賛を浴びている。“気弱な "マクベスを演じきったキーンリーサイドに負けず劣らず注目を集めたのが、2011年3月に代役として「アイーダ」に登場し、鮮烈なロイヤル・オペラ・デビューを飾ったキエフ出身のソプラノ、リュドミラ・モナスティルスカだった。序盤からそのドラマティックな表現と強靭な声で聴く者を驚かせ、オペラ全体を通じても幅の広い表現力を見せて、早くもロイヤル・オペラの聴衆から絶対的な信頼を勝ち取った。今後、大注目の大型新人の登場。 そんな強力歌手陣を卓越した手腕でまとめ上げたのはロイヤル・オペラの音楽監督アントニオ・パッパーノ。オーケストラから生気溢れる響きを引き出して、目の覚めるような「マクベス」を作り上げている。 | ||
アシュトン・ガラ − 振付:フレデリック・アシュトン ・スケートをする人々[スティーヴン・マクレイ、サマンサ・レイン、サラ・ラム、高田 茜、他/ 音楽:ジャコモ・マイアベーア/編曲:コンスタント・ランベール/ ポール・マーフィ指揮ロイヤル・バレエ・シンフォニア/収録:2010年12月] ・バレエの情景[吉田 都、イヴァン・プトロフ、エドワード・ワトソン、他/音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー/ バリー・ワーズワース指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o./収録:2004年11月] ・ディヴェルティスマン 〔眠れる森の美女〜目覚めのパ・ド・ドゥ[ダーシー・バッセル&ジョナサン・コープ]/ タイス〜パ・ド・ドゥ[マーラ・ガレアッツィ&ティアゴ・ソアレス]/ 悪魔の休日〜ヴァリエーション[ヴィアチェスラフ・サモドゥロフ]/ 5つのイサドラ・ダンカン風ブラームスのワルツ[タマラ・ロホ]/ 春の声〜パ・ド・ドゥ[リャーン・ベンジャミン&カルロス・アコスタ]/ 悪魔の休日〜パ・ド・ドゥ[ラウラ・モレラ&リッカルド・セルヴェラ]〕/ [バリー・ワーズワース指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o./収録:2004年11月] ・特典映像(日本語字幕無し):「スケートをする人々」出演ダンサーへのインタビュー、バックステージ | ||
収録:ロイヤル・オペラハウス、英国。126分(本編96分+特典映像30分)|字幕:英・仏・独・西|16 :9|カラー|リニア PCM 48kHz / 16bit ステレオ|DTS 5.1ch サラウンド。 英国ロイヤル・バレエ団とともに歩んだ60年以上の歴史の中で、100以上のバレエ作品を振付けた、サーの称号をもつ振付家、フレデリック・アシュトン。彼の作品から、比較的初期の作品を中心に小品、パ・ド・ドゥを集めた。エドワード王朝時代のスケート場の風景を模した作品「スケートをする人々」。かつて熊川哲也が当たり役としたブルーボーイは、スティーヴン・マクレイが踊る。アシュトンには珍しい抽象作品「バレエの情景」では、吉田都がストラヴィンスキーの音楽を軽やかに踊りこなした。「ディヴェルティスマン」では、1939-77年に創作した6つのパ・ド・ドゥを上演。踊られる機会が少ない作品ばかりなので、貴重な映像といえよう。すでに引退したダーシー・バッセル、ジョナサン・コープやキーロフでも活躍していたサモドゥロフらの踊りも見逃せない。 | ||
ペルゴレージ:歌劇「シリアのアドリアーノ」 特典映像:キャスト・ギャラリー、指揮者インタビュー マリーナ・コンパラート(アドリアーノ) ルチア・チリッロ(エミレーナ) アンナマリア・デッロステ(ファルナスペ) ニコル・ヒーストン(サビーナ) ステファノ・フェラーリ(オスロア) フランチェスカ・ロンバルディ(アクイリオ) 演出:イグナシオ・ガルシア オッターヴィオ・ダントーネ指揮アッカデミア・ビザンティーナ | ||
収録:2010年6月8日、12日、ペルゴレージ劇場、イェージ、イタリア、ライヴ。204分(本編191分)|字幕:英・仏・独・西・伊|16 :9|カラー|リニア PCM ステレオ|5.1chサラウンド。DVD仕様:DTS。Blu-ray仕様:1080i High Definition|DTS-HD Master Audio。ペルゴレージ生誕300周年を記念して、ペルゴレージの生地マルケ州イェージで開催された「ペルゴレージ・フェスティヴァル」におけるオペラ・セリア「シリアのアドリアーノ」のライヴ収録映像。会場となったペルゴレージ劇場は、1798年に開館した歴史ある劇場で、当時の芸術の粋を集めた内装も大変美しい物。1734年におけるこのオペラの初演に倣って、1幕と2幕、2幕と3幕のそれぞれの幕間には、ペルゴレージによる幕間喜劇の隠れた傑作「リヴィエッタとトラコッロ」も上演されている。古楽鍵盤演奏のスペシャリストとして知られ、バロック・オペラの指揮でも近年目覚しい活躍をみせるオッターヴィオ・ダントーネが、アッカデミア・ビザンティーナを率いてダイナミズムに富んだ情感あふれる演奏を繰り広げ、実力ある若手歌手たちも大健闘の、充実した音楽が聴かれる。 | ||
モーツァルト:歌劇「魔笛」
Sarastro – Günther Groissböck Tamino – Saimir Pirgu Queen of the Night – Albina Shagimuratova Pamina – Genia Kühmeier Papagena – Ailish Tynan Papageno – Alex Esposito Monostatos – Peter Bronder ローラント・ベーア指揮ミラノ・スカラ座o./他 | ||
収録:2011年3月20日、スカラ座、ミラノ、ライヴ。Sound format: LPCM 2.0 / DTS 5.1 | Region code: 0 (worldwide) | Subtitles: English, French, German, Italian, Spanish | Running time: 150 mins。DVD: NTSC 16:9 anamorphic 。Blu-ray: 1080i High Definition。 | ||
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」 特典映像:キャスト・ギャラリー/ドキュメンタリー ボー・スコウフス(エフゲニー・オネーギン) アンドレイ・ドゥナエフ(レンスキー) ミハイル・ペトレンコ(グレーミン公爵) クラッシミラ・ストヤノヴァ(タチヤナ) エレーナ・マクシモーヴァ(オリガ) オルガ・サヴォヴァ(ラーリナ) マリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウo.、ネーデルラント・オペラcho. | ||
収録:2011年6月、7月、ネーデルラント・オペラ-アムステルダム音楽劇場、ライヴ。
演出:シュテファン・ヘアハイム。
全プログラム181分(本編151分)|字幕:英・仏・独・西・伊・蘭|16 :9|カラー|リニア PCM ステレオ、DTS 5.1 ch. サラウンド。
Blu-ray製品仕様:1080i High Definition |DTS-HD Master Audio 。ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管がピットに入ったネーデルラント・オペラの「エフゲニー・オネーギン」は、2011年最大の話題作といえる上演。ヤンソンスは、これが5年ぶりのオペラの指揮とあって、開幕前からオペラ界の大きな注目を集めていたが、オーケストラを自由自在に操って、過度な甘美さを遠ざけつつ、チャイコフスキーの音楽からその華麗さと透徹した美しさを最大限に引き出している。 演出のヘアハイムは、2007年にはオペルンヴェルト誌の年間最優秀演出家に選ばれ、2009年バイロイト音楽祭の新プロダクション「パルジファル」が賞賛を浴びるなど、人気・実力ともに、現在ドイツ語圏を中心に、ヨーロッパでもっとも熱い視線を集めているオペラ演出家の一人。この「オネーギン」では、彼ならではのフラッシュ・バックの手法を用い、全幕を通じてオネーギンの物語に焦点を当てている。ロシアの歴史的モチーフを次々に繰り出す万華鏡のような舞台も、フィリップ・フュルホーファーの美しく巧みな装置によって、素晴らし効果をあげている。 歌手では、ボー・スコウフスのオネーギンが秀逸。タチヤナ役のストヤノヴァとともに、高レベルの演技と歌唱を披露して、稀にみる完成度の高い上演となっている。 | ||
R.シュトラウス:歌曲&アルプス交響曲 解脱 Op.39 No.4 /冬の愛 Op.48 No.5 /たそがれの夢 Op.29 No.1 / アポロの巫女の歌 Op.33 No.2 /「アラベラ」Op.79〜私のエレマー/アルプス交響曲 Op.64 ルネ・フレミング(S) クリスティアン・ティーレマン指揮VPO | ||
収録:2011年8月、ザルツブルク祝祭大劇場、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|84分|字幕:英独仏西。ブルーレイ仕様: 1080i HD|dts-HD MA 5.1。DVD仕様: NTSC|dts 5.1。 現代を代表するシュトラウス歌いとして称賛を浴びるソプラノのルネ・フレミングをソリストにむかえ、そしてまたシュトラウスを大の得意とするクリスティアン・ティーレマンがウィーン・フィルを従えて演奏するリヒャルト・シュトラウス尽くしのプログラムは、望みうる最高の音楽を聴かせてくれる。前半は、オーケストラ伴奏つきの4つの歌曲と、自身の当たり役ともいえる「アラベラ」の、第1幕を締めくくる美しいモノローグを含蓄のある歌いぶりで披露したフレミングが、その存在感を遺憾なく発揮。後半のアルプス交響曲では、この曲とウィーン・フィルを完全に手中に収めたティーレマンが、面目躍如というべき圧巻の指揮で、観客を圧倒する大熱演となった。 | ||
プッチーニ:三部作 〔歌劇「外套」(*) /歌劇「修道女アンジェリカ」(#) /歌劇「ジャンニ・スキッキ」(+) 〕 特典映像:アントニオ・パッパーノによるイントロダクション/「三部作」の舞台裏 ルーチョ・ガッロ(ミケーレ;*/ジャンニ・スキッキ;+) エファ=マリア・ウェストブローク(ジョルジェッタ;*) アレクサンドルス・アントネンコ(ルイージ;*) エルモネラ・ヤオ(アンジェリカ;#) アンナ・ラーション(公爵夫人;#) フランチェスコ・デムーロ(リヌッチョ;+) エカテリーナ・シューリナ(ラウレッタ;+) リチャード・ジョーンズ(演出) アントニオ・パッパーノ指揮 ロイヤル・オペラハウスo.&cho. | ||
収録:2011年9月、英国ロイヤル・オペラハウス、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|180分(本編160分+特典20分)|字幕:英仏独西伊。DVD仕様: NTSC|dts 5.1。ブルーレイ仕様: 1080i HD|dts-HD MA 5.1。 英国ロイヤル・オペラの2011/12年シーズン・オープニングを飾ったプッチーニの「三部作」。音楽監督アントニオ・パッパーノが、ガッロ、ウェストブローク、ヤオ、そして新鋭デムーロといった豪華かつ実力溢れる歌手陣を率いて、この上なく充実した演奏を聴かせた。機知に富み、ブラックな味付けが利いた2007年のプロダクション「ジャンニ・スキッキ」に他の2作が加わり、リチャード・ジョーンズ演出の独創性溢れる「三部作」がここに完結。 | ||
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」 ・特典映像:キャスト・ギャラリー/アニメーション/ インタビュー(カタリーナ・ワーグナー、ノイエンフェルス、ダッシュ、フォークト) ゲオルク・ツェッペンフェルト(ドイツ王ハインリヒ) クラウス・フローリアン・フォークト(ローエングリン) アネッテ・ダッシュ(ブラバントのエルザ姫) ユッカ・ラシライネン(フリードリヒ・フォン・テルラムント) ペトラ・ラング(オルトルート) サミュエル・ユン(王の伝令) アンドリス・ネルソンス指揮バイロイト祝祭o.&cho. 演出:ハンス・ノイエンフェルス | ||
収録:2011年8月14日、バイロイト祝祭劇場、ドイツ、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|236分(本編209分+特典27分)|字幕:独(本編のみ)英仏西。ブルーレイ仕様: HD|dts-HD MA 5.1。DVD仕様: NTSC|dts 5.1。 元来のワーグナー歌いの概念を覆す新時代のヘルデンテノール、クラウス・フローリアン・フォークトが、「マイスタージンガー」での鮮烈なバイロイト・デビューに続いて、待望のローエングリン役で登場。その透き通るような声、清廉な雰囲気をまとった歌いぶりと仕草で、いまや当代最高のローエングリンとしての評価を確立しつつあるフォークトは、エルザ役のアネッテ・ダッシュの力強い声とも好対照をなしており、この上演においても圧倒的な印象を残した。指揮をとったのは、2010年の同プロダクションがバイロイト初登場となった若手アンドリス・ネルソンス。オーケストラを見事にまとめあげ、充実した音楽を作り上げることに成功している。ノイエンフェルスの斬新とも奇天烈ともいえる舞台は、一見した奇妙さ以上に、示唆に富んだ納得の演出。“ねずみ "に扮した合唱団は…、あの衝撃的なラストは何を意味するのか…。遊び心も交えつつ辛辣な批判を繰り広げるのは、さすがノイエンフェルスの真骨頂。 | ||
R.シュトラウス:歌劇「影のない女」 特典映像:キャスト・ギャラリー/ティーレマンによるリハーサル風景 ステファン・グールド(皇帝) アンネ・シュヴァーネヴィルムス(皇后) ミカエラ・シュースター(乳母) ヴォルフガング・コッホ(バラク) イヴリン・ヘルリツィウス(バラクの妻) 演出:クリストフ・ロイ クリスティアン・ティーレマン指揮VPO、ウィーン国立歌劇場cho.、ザルツブルク音楽祭児童cho. | ||
収録:2011年7月、ザルツブルク音楽祭、ライヴ。220分|字幕:英・仏・独・西|16 :9|カラー|ステレオ|5.1chサラウンド。DVD仕様:ドルビー・ディジタル、DTS。Blu-ray仕様:1080i High Definition|リニアPCM、 DTS-HD Master Audio。近年、ヨーロッパでの上演回数がとみに増え、劇場のメインレパートリーに加わりつつあるR.シュトラウスのオペラ「影のない女」。摩訶不思議なメルヘンの世界を描き出しているために、演出面にも大きな注目の集まるこの作品の舞台を、鬼才クリストフ・ロイは、なんとこのオペラの収録風景へと置き換えてしまった。カール・ベームによって「影のない女」が初録音されたのが1955年のこと、その記念碑的なレコーディングに事寄せて生み出されたのがこの演出なのだ。収録に抜擢された新人歌手という役どころの「皇后」、それを指導する「乳母」、スター歌手の「皇帝」、さらに、二人ともに収録に参加しているオペラ歌手の夫婦「バラク」と「バラクの妻」は、私生活でも関係が冷え切っていて…という設定のもとにオペラが展開して行く。とはいえ、この上演の最大の注目は、やはりクリスティアン・ティーレマンの指揮とウィーン・フィルによる驚異的にすばらしい演奏だろう。ヨーロッパでの圧倒的な人気を証明する、凄まじい演奏は何はともあれ聴いておきたい物。ヘルリツィウス、グールド、シューヴァーネヴィルムスら歌手も、いずれも圧巻の歌唱で、シュトラウスの音楽の真骨頂を聴かせる。 | ||
モンテヴェルディ:歌劇「ポッペアの戴冠」 特典映像:キャスト・ギャラリー/シノプシス ミア・パーション(ポッペア) サラ・コノリー(ネローネ) ジョルディ・ドメネク(オットーネ) フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(セネカ) ハリー・ビケット指揮リセウ大歌劇場バロックo.、演出:デイヴィッド・アルデン | ||
収録:2009年2月、リセウ大歌劇場、バルセロナ、ライヴ。183分|字幕:英・仏・独・西|16 :9|カラー|ステレオ|5.1chサラウンド。DVD仕様:ドルビー・ディジタル、DTS。Blu-ray仕様:1080i High Definition|リニアPCM、 DTS-HD Master Audio。「愛がすべてを支配する」というべき「ポッペアの戴冠」のストーリーは、現代の聴衆をも驚かせる強烈な個性に溢れている。不倫を重ねるポッペアと皇帝ネローネが、皇后を流刑においやり、その愛を成就させるに至るこの物語は悪徳の勝利というほかないが、美徳の力が及ばないところで、どこまでも美しい音楽がその官能性とリアリティーを追求する。バルセロナ大歌劇場で上演されたこのプロダクションでは、チェス盤を思わせるセットのうえに、からみあう愛欲と政治、並存する滑稽さと強烈な悲劇といった要素が、視覚的に展開される。主役の二人を演じるミア・パーションとサラ・コノリーは、いずれも、官能性溢れるこの音楽に最大限の美しさを添えながら、その演技によっても、この不条理な愛の物語に生き生きとした魅力を与えている。とくにコノリーの男っぷりには驚愕。 【オペラのあらすじ】舞台は、皇帝ネローネ(ネロ)が支配する古代ローマ。将軍オットーネの恋人ポッペアは、ネローネと密会を重ねている。夫の不実をなげく皇后オッターヴィアは、哲学者セネカに助力を請うも、道理を説くセネカに対し、ネローネは死を命じる。一方で、恋人の不実をなげくオットーネは、オッターヴィアからポッペア暗殺を命じられる。躊躇いながらも恋人の殺害を決行しようとしたとき、愛の神(アモーレ)がそれをさまたげ、オットーネはその場を逃げ去る。しかし事の顛末が明らかとなり、オットーネと首謀者であった皇后オッターヴィアもが追放される。こうしてネローネはポッペアを新たな皇后にすえ、愛の二重唱のもとに幕となる。 | ||
ロッシーニ:歌劇「絹のはしご」 特典映像:キャスト・ギャラリー/「絹のはしご」メイキング ダニエーレ・ザンファルディーノ(ドルモン) オリガ・ペレチャツコ(ジューリア) アンナ・マラファーシ(ルチッラ) ホセ・マヌエル・サパタ(ドルヴィル) カルロ・レポーレ(ブランザック) パオロ・ボルドーニャ(ジェルマーノ) ダミアーノ・ミキエレット(演出) クラウディオ・シモーネ指揮ボルツァーノ=トレント・ハイドンo. | ||
収録:2009年8月、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル、ライヴ。
リージョン・オール|16:9|NTSC|PCM ステレオ|dts 5.1|127分(本編105分+特典22分)|字幕:英仏独伊。ロッシーニの生地、イタリアはマルケ州のペーザロで毎年8月に開催される「ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル(ROF)」。このDVDは、世界中のオペラ・ファン、ことにロッシーニ・ファンの集結する同音楽祭で2009年に上演された新制作「絹のはしご」を収めた映像。演出は、2011年新国立劇場での「コジ・ファン・トゥッテ」で、日本のオペラ・ファンを唸らせたことも記憶に新しいダミアーノ・ミキエレット。舞台上には部屋の間取り図のような線が描かれ、そこに現代風のセットが設えられている。背景には斜めに置かれた鏡があって、そこに床面が映し出されるという寸法。ミキエレットは、笑いと皮肉がたっぷりのロッシーニのドタバタ喜劇を生き生きと描き出すことに成功している。歌手では特に容姿も美しい若手ソプラノ、オルガ・ペレチャツコが華麗な歌声を聴かせる。ロッシーニ・ルネサンスの立役者の一人でもあるクラウディオ・シモーネが、若手を中心とした歌手をまとめ上げている。 あらすじ:ジューリアは、後見人ドルモンに内緒で結婚したドルヴィルと、毎晩窓から絹のはしごを降ろしては密会を重ねている。一方、ドルモンは、ジューリアとドルヴィルの旧友ブランザックを結婚させようと画策するも、ブランザックはジューリアの姪ルチッラに惹かれている。召使ジェルマーノの早合点によりドルヴィルとブランザック、ドルモンまでもが鉢合わせ。ドタバタ劇の末に、めでたくもジューリアとドルヴィル、ブランザックとルチッラの2組の夫婦の誕生となって幕。 | ||
ワーグナー:歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 特典映像:キャスト・ギャラリー/グラインドボーンのマイスタージンガー、重荷を抱えたオペラ ジェラルド・フィンリー(ザックス) アラステア・マイルズ(ポーグナー) ヨハネス・マルティン・クレンツレ(ベックメッサー) マルコ・イェンチュ(ヴァルター) トピ・レティプー(ダーヴィット) アンナ・ゲイブラー(エーファ) ミヒャエラ・ゼリンガー(マグダレーネ) 演出:デイヴィッド・マクヴィカー ウラディーミル・ユロフスキ指揮 LPO 、グラインドボーンcho. | ||
収録:2011年6月、グラインドボーン歌劇場、グラインドボーン音楽祭、イギリス、ライヴ。 リージョン・オール|カラー|16:9|リニア PCM ステレオ|301分(本編282分)|字幕:英仏独(特典は英のみ)。DVD仕様: NTSC|dts 5.1。ブルーレイ仕様: 1080i HD|dts-HD MA 5.1。 グラインドボーン音楽祭初上演となった「親方歌手」。英国の大人気オペラ演出家デイヴィッド・マクヴィカーが手がけたこの新プロダクションでは、ワーグナーの子ども時代に当たる19世紀のはじめに、オペラの舞台を移する。ヴィッキー・モーティマーによる芸術的なまでの舞台は目にも鮮やかで、さらに群集に至るまで、各登場人物を生き生きと動かしていく演劇的手腕は、さすがマクヴィカーという秀逸さ。歌手では、ワーグナー・オペラに初めて挑んだジェラルド・フィンリー(ザックス)が堂々とした歌いぶりで舞台を支配、観衆の大喝采を受けた。ベックメッサー役には、2011年のオペルンヴェルト誌・年間最優秀歌手に輝くヨハネス・マルティン・クレンツレが配され、見事な歌唱もさることながら、コミカルな演技で大いに舞台を盛り上げる。グラインドボーン音楽祭の音楽監督をつとめるウラディーミル・ユロフスキ指揮するロンドン・フィルも、ワーグナーの長大な音楽を美しく響かせている。 | ||
ロイヤル・オペラの夕べ(既出映像からのハイライト盤) ロッシーニ:「セビリャの理髪師」序曲[アントニオ・パッパーノ指揮] ヴェルディ:「椿姫」より〔乾杯の歌/パリを離れて〕[ルネ・フレミング、ジョセフ・カレヤ アントニオ・パッパーノ指揮] モーツァルト:「フィガロの結婚」より〔喜びよ、遅れずにやってきて/もう飛ぶまいぞ、この蝶々〕 [ミア・パーション アーウィン・シュロット アントニオ・パッパーノ指揮] ビゼー:「カルメン」〜花の歌[ヨナス・カウフマン アントニオ・パッパーノ指揮] プッチーニ:「ボエーム」より〔ああ麗しの乙女/ムゼッタのワルツ〕[イリンカイ ゲルズマーワ デュカク ネルソンス指揮] パーセル:「ダイドーとエネアス」〜ダイドーの嘆き[サラ・コノリー クリストファー・ホグウッド指揮] モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜お手をどうぞ[キーンリーサイド、ミア・パーション チャールズ・マッケラス指揮] ヴェルディ:「トロヴァトーレ」〜見よ、恐ろしい炎を[ホセ・クーラ カルロ・リッツィ指揮] フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」〜夕べの祈り[ダムラウ キルヒシュラーガー コリン・デイヴィス指揮] ヴェルディ:「マクベス」〜抑圧された祖国よ[ロイヤル・オペラハウスcho. アントニオ・パッパーノ指揮] プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」〜私の愛しいお父さま[エカテリーナ・シューリナ アントニオ・パッパーノ指揮] モーツァルト:「魔笛」〜〔復讐の心は地獄のように/パパパ〕[ダムラウ キーンリーサイド タイナン C.デイヴィス指揮] ヴェルディ:「ファルスタッフ」フィナーレ[ブリン・ターフェル ベルナルド・ハイティンク指揮] | ||
80分|字幕:英仏独日西|16 :9|カラー|リニア PCM ステレオ、DTS 5.1 (5.0) ch サラウンド。 | ||
ヘンデル:歌劇「デイダミア」 特典映像:ドキュメンタリー/キャスト・ギャラリー サリー・マシューズ(デイダミア) ヴェロニカ・カンジェミ(ネレア) オルガ・パシチュニク(アキッレ) シルヴィア・トロ・サンタフェ(ウリッセ) アンドルー・フォスター・ウィリアムズ(フェニーチェ) ウンベルト・チュンモ(リコメーデ) ヤン・ヴィレム・スカーフスマ(ネストーレ) 演出:デイヴィッド・オールデン アイヴォー・ボルトン指揮コンチェルト・ケルン | ||
収録:2012年3月、アムステルダム音楽劇場、ネーデルラント・オペラ、ライヴ。 208分(本編184分)|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:英独仏蘭。 DVD仕様:NTSC|ドルビー・ディジタル5.1、DTSサラウンド5.1。 ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio。デイヴィッド・オールデンによるウィットに富んだ官能的なプロダクションによりヘンデルの最後のイタリア・オペラがセンセーショナルによみがえる。トロイア戦争前史をユーモア溢れるタッチで描くこのオペラ。戦争で命を落とすことが予言されていたアキッレ(アキレス)は、スキューロス島の王リコメーデ(リュコメーデース)のもとで女の子として育てられていた。そのアキッレに恋する題名役のデイダミア(リコメーデの娘)。ギリシャ軍の知将ウリッセ(オディッセウス)は、策略を用いてアキッレの正体をつかみ、ギリシャ軍に加えようとするのだが…。デイダミア役のサリー・マシューズは、歌唱においても演技においてもアクロバティックな妙技をこなして観客を魅了している。アイヴォー・ボルトン指揮するヨーロッパを代表するピリオド楽器オーケストラ、コンチェルト・ケルンは、ハイドンの音楽から軽妙かつダイナミックな音楽を引き出し、充実感溢れる上演を実現する。 | ||
リムスキー=コルサコフ:歌劇「見えざる町キーテジと聖女フェヴローニヤの物語」 特典:出演者・スタッフ・インタビュー/キャストギャラリー ウラディーミル・ヴァネーエフ(ユーリ公) マクシム・アクセノフ(王子フセヴォロド) スヴェトラーナ・イグナトヴィッチ(フェヴローニヤ) ジョン・ダスザック(グリーシカ・クテリマ) アレクセイ・マルコフ(フョードル・ポヤーロク) マイラム・ソコロヴァ(小姓) モルシ・フランツ、 ペーター・アリンク(二人の高貴な男たち) ゲンナジー・ベズズベンコフ(グースリ奏者) ヒューバート・フランシス(熊使い) イウリ・サモイロフ(物乞いの歌い手)他 マルク・アルブレヒト指揮ネーデルラントpo. &ネーデルラント・オペラcho. 演出・装置:ディミトリ・チェルニアコフ 衣裳:ディミトリ・チェルニアコフ、エレーナ・ザイツェヴァ | ||
収録:2012年2月、ネーデルラント・オペラ、アムステルダム音楽劇場、ライヴ。
リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|205分(本編:186分)|字幕:英独仏蘭日韓(本編)/英(ボーナス)。
ブルーレイ仕様: 1080i Full HD|dts-HD MA 5.1。DVD仕様: NTSC|dts 5.1。
湖の底深くに沈んだとされるロシアの伝説上の町キーテジ。タタール人に攻め込まれた際に神の力によって隠され、その湖の底には神聖なる人々が住み続ける…。リムスキー=コルサコフは「見えざる町キーテジ」の伝承と別な伝承「ピョートルとフェヴローニヤの物語」を組み合わせ、メルヘンという以上に神秘的なストーリーを作り上げている。そしてリムスキー=コルサコフの色彩的なオーケストレーションが民族的な旋律を響かせながら、神々しいようなこのオペラのストーリーを音楽によって具現化しているようだ。ネーデルラント・オペラでのこの上演では、モスクワ出身のチェルニアコフによる演出が、プリミティヴな自然の力とロシアの信仰が渾然一体となったような説得力ある舞台を生み出している。 【あらすじ】 小キーテジの森に住む乙女フェヴローニヤは、狩で傷を負い、従者とはぐれた王子フセヴォロドに出会う。聡明なフェヴローニヤの言葉に心を動かされた王子はフェヴローニヤに求婚、まもなく二人の婚礼が行なわれることになる。しかし大キーテジへと向かうフェヴローニヤの婚礼の行列はタタール人の来襲をうけ、フェヴローニヤはタタール人に捕らえられる。一方のんべいのグリーシカはタタール人に脅され、大キーテジへの道を案内することに。フェヴローニヤは大キーテジを見えなくしてくれるよう、神に祈ります。タタール人による襲撃の報を受けた大キーテジでは王子が戦場へと駆け、40の傷を負って戦死。その後、タタール人の手から逃れたフェヴローニヤとグリーシカは森の中をさまようものの、自分の罪を恐れるグリーシカは王妃の前から消える。フェヴローニヤはそのうち王子の霊に出会い、湖の底に消えたキーテジの町で再びふたりの婚礼が祝われる。そして森に残ったグリーシカには、人々が信仰に守られたキーテジで生きていることを手紙で告げる。 | ||
ベッリーニ:歌劇「清教徒」 特典映像:キャスト・ギャラリー/ディレクターズ・カット/「清教徒」パリ版について マリオラ・カンタレロ(エルヴィーラ) ジョン・オズボーン(アルトゥーロ・タルボ) スコット・ヘンドリクス(リッカルド・フォルト) リッカルド・ザネッラート(ジョルジョ) ダニエル・ボロフスキ(グアルティエーロ・ヴァルトン卿) 演出:フランシスコ・ネグリン ジュリアーノ・カレッラ指揮ネーデルラントpo.、ネーデルラント・オペラcho. | ||
収録:2009年2月、アムステルダム音楽劇場、、ネーデルラント・オペラ、ライヴ。 リージョン・オール|カラー|16:9|リニア PCM ステレオ|183分(本編173分)|字幕:英仏独蘭(特典は英のみ)。DVD仕様: NTSC|dts 5.1。ブルーレイ仕様: 1080i HD|dts-HD MA 5.1。 ベッリーニ最後のオペラ「清教徒」。17世紀半ばイギリスの清教徒時代を舞台に、清教徒と王党派の対立を乗り越えて成就する、ヒロイン・エルヴィーラと王党派の騎士アルトゥーロの愛を描くこのオペラ、ソプラノによる超絶技巧の狂乱の場と、テノールに超高音のハイDが登場する歌手泣かせのオペラとしても知られている。エルヴィーラ役のマリオラ・カンタレロは、その狂乱の場でまさにベルカント向きのその美声を遺憾なく発揮。アルトゥーロ役のジョン・オズボーンは、現在のオペラ界をリードするリリック・テノールだが、ここでも高音も悠々と歌いきり大絶賛を浴びた。ベルカントのスペシャリスト、ジュリアーノ・カレッラの指揮は、この曲の美しさを存分に引き出した物。舞台には聖書の文字が点字で描かれて、このオペラの背景であるキリスト教の宗派の対立と、宗教への盲信を視覚化する。この演出に隠された、衝撃のエンディングをお見逃しなく。 | ||
ロッシーニ:歌劇「エジプトのモーセ」 特典映像:ドキュメンタリー/キャスト・ギャラリー アレックス・エスポージト(ファラオーネ〔ファラオ〕) オリガ・センデルスカヤ(アマルテア) ディミトリー・コルチャック(オジリデ) ソニア・ガナッシ(エルチア) エネア・スカラ(マンブレ〔祭司〕) リッカルド・ザネッラート(モーセ) シー・イージェ(アロンネ〔アロン〕) 演出:グレアム・ヴィック ロベルト・アバド指揮ボローニャ歌劇場o.&cho. | ||
収録:2011年8月11日-20日、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル、ペーザロ、ライヴ。 179分(本編153分)|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:英独仏。 DVD仕様:NTSC|ドルビー・ディジタル5.1、DTSサラウンド5.1。 ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio。預言者モーセが、ヘブライの民を率いてエジプトを脱出すという旧約聖書の物語に、ファラオの息子オジリデとへブライの娘エルチアとの恋物語を織り交ぜた、ロッシーニによる神聖悲劇「エジプトのモーセ」。2011年ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルにおけるこのプロダクションでグレアム・ヴィックが描いた舞台は、オペラの世界をさながら現代のパレスチナへと投影したものだった。通路を行く血まみれの人々、ウサマ・ビンラディンを想起させるモーセの姿・・・。きわめてセンセーショナルなプロダクションとなったことは言うまでもない。演奏においては、ファラオーネ役のアレックス・エスポージトが圧倒的な存在感を見せたほか、ソニア・ガナッシ、ディミトリー・コルチャックなど申し分のないキャスティング。ロベルト・アバドの指揮はときに聴く人の感情を煽り立てるように、音楽のなかへと観客を引き込んで行く。 | ||
ワーグナー DVD ボックス〜 The Wagner Edition 「さまよえるオランダ人」[ユハ・ウーシタロ、ロバート・ロイド、キャスリーン・ネイグルスタード、マルコ・イェンチュ ハルトムート・ヘンヒェン指揮ネーデルラントpo.&ネーデルラント・オペラcho./収録:2010年2月] 「ニーベルングの指環」[ファルク・シュトルックマン、デボラ・ポラスキ、ジョン・トレレーヴェン、グレアム・クラーク ベルトラン・ド・ビリー指揮リセウ大歌劇場o.&cho./収録:2003年-2004年] 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」[ジェラルド・フィンリー、ヨハネス・マルティン・クレンツレ、トピ・レティプー ウラディーミル・ユロフスキ指揮LPO、グラインドボーンcho./収録:2011年6月] 「ローエングリン」[クラウス・フローリアン・フォークト、ハンス=ペーター・ケーニヒ、ヴァルトラウト・マイアー ケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツso.、マインツ・ヨーロッパ合唱協会/収録:2006年6月] 「パルジファル」[トーマス・ハンプソン、クリストファー・ヴェントリス、マッティ・サルミネン、ヴァルトラウト・マイアー ケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツso.、バーデン・バーデン祝祭cho./収録:2004年8月] 「タンホイザー」[スティグ・アンデルセン、ティナ・ケベルク、ズザンネ・レスマルク、トミ・ハカラ フリーデマン・レイヤー指揮デンマーク王立歌劇場o.&cho./収録:2010年] 「トリスタンとイゾルデ」[ロバート・ギャンビル、ニーナ・ステンメ、ボー・スコウフス、ルネ・パーペ イジー・ビエロフラーヴェク指揮LPO、グラインドボーン音楽祭cho./収録:2007年8月] | ||
40時間|16:9|Region All| PCMステレオ、DTS 5.1 ch.| NTSC 。 | ||
ベルリオーズ:歌劇「トロイアの人々」 特典:デザイナー、エス・デヴリンが語る ロイヤル・オペラハウス・インサイト/キャスト・ギャラリー エファ=マリア・ウェストブローク(ディドン) アンナ・カテリーナ・アントナッチ(カサンドル) ブライアン・ハイメル(エネ) ファビオ・カピタヌッチ(コレーブ)他 演出:デイヴィッド・マクヴィカー アントニオ・パッパーノ指揮 ロイヤル・オペラハウスo.&cho. | ||
収録:2012年6月、ロイヤル・オペラハウス、ロンドン、英国、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|284分(本編:254分)|字幕:英独仏西日韓。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD|dts-HD MA 5.1。DVD仕様: NTSC|dts 5.1。 ウェルギリウスの『アエネイス』に傾倒し、カッサンドラとディードーという二人の悲劇の女性への愛情を抱き続けた作曲家ベルリオーズの情熱から生まれた超大作オペラ「トロイアの人々」。燃えるような行進曲から、緊張感あふれる合唱、情熱的な独白、そしてディドン(ディードー)とエネ(アエネーアース)による切々とした二重唱まで、力のすべてを尽くしたベルリオーズの大傑作。2012年、英国ロイヤル・オペラでの上演は、人気演出家デイヴィッド・マクヴィカーが、ロイヤル・オペラハウス至上最大ともいえる壮大なスケールによるプロダクションを実現して話題に。なにより二人のヒロインには、アントナッチとウェストブロークというスター歌手がそろい踏み、その人気を裏付ける堂々たる姿、そして白熱の歌いぶりでこの長大なオペラの真価を証明する。エネ役には、ロイヤル・オペラを中心に近年頭角を現している若手のブライアン・ハイメルが、第1部・第2部を通して好演、ヒロインたちに引けを取らない熱唱を聴かせる。 | ||
デュカ:歌劇「アリアーヌと青ひげ」(フランス語上演) ・特典映像:キャスト・ギャラリー ジャンヌ=ミシェル・シャルボネ(アリアーヌ) ジョゼ・ヴァン・ダム(青ひげ) パトリシア・バードン(乳母) ジェンマ・コマ=アラベルト(セリゼット) ベアトリス・ヒメネス(イグレーヌ) エレナ・コポンス(メリザンド) サロメ・ハラー(ベランジェール) アルバ・バルダウラ(アラディーヌ) 演出:クラウス・グート ステファヌ・ドゥネーヴ指揮リセウ大歌劇場o.&cho. | ||
収録:2011年6月-7月、リセウ大歌劇場、バルセロナ、ライヴ。 122分|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:英仏独西伊カタルーニャ日韓。 DVD仕様:NTSC|ドルビー・ディジタル5.1、DTSサラウンド5.1。 ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio。メーテルリンクの原作をもとに作曲されたデュカ唯一のオペラ「アリアーヌと青ひげ」。シェーンベルクやメシアンといった作曲家たちに高く評価され、20世紀フランスオペラの最高傑作といわれながらも、上演機会に恵まれない、まさに幻のオペラが、ついに映像として世界初登場。日本語字幕つき! 有名な「青ひげ」の物語が、メーテルリンクの手によって象徴的な台本へと生まれ変わった今作。題名役のジャンヌ=ミシェル・シャルボネが、複雑なキャラクターを繊細に表現しつつ、出ずっぱりの舞台上で見事に大役を果たしている。青ひげを演じるのは、伝説的な大歌手ジョゼ・ヴァン・ダム。圧倒的な存在感を示し、このキャラクターの奇怪な雰囲気かきたてるのに成功している。主人公アリアーヌは、青ひげの6人目の妻としてその館に連れてこられる。アリアーヌはしかし、5人の前妻は死んだのだという噂を信じておらず、彼女たちを解放しようと考えている。青ひげから渡された、6つの銀の鍵で開けることのできる部屋には宝石が。そして7つ目の金の鍵で開いた扉の向こうからは、前妻たちの声が…(第1幕)。身の上について語り出す5人の前妻たち。アリアーヌは彼女たちを、窓の向こう、光の中へと連れ出そうとする(第2幕)。帰宅しようとする青ひげが、館の前で村人たちに襲われているのが窓から見える。傷を負い、村人たちによって館へと連れてこられた青ひげを気づかう前妻たち。アリアーヌは、青ひげに別れを告げ、一緒に行くように妻たちをうながすが、ついてくるものはいない。そうしてアリアーヌは、乳母と館を後にする(第3幕)。 | ||
グルック:歌劇「オーリードのイフィジェニー」/歌劇「トーリードのイフィジェニー」 ・特典映像:キャスト・ギャラリー、両作品の舞台裏 ヴェロニク・ジャンス、アンネ=ゾフィ・フォン・オッター、ニコラ・テステ、 フレデリク・アントゥーン、ミレイユ・ドゥルンシュ、 ジャン=フランソワ・ラポワント、ロラン・アルヴァロ、ヤン・ブロン/他 マルク・ミンコフスキ指揮レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル=グルノーブル | ||
収録:2011年9月、アムステルダム音楽劇場、ネーデルラント・オペラ、ライヴ。演出:ピエール・オーディ。 260分(本編:226分)|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:英仏独蘭韓。 DVD仕様:NTSC|ドルビー・ディジタル5.1、DTSサラウンド5.1。 ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio 5.1。エウリピデスの悲劇を題材にしたグルックによる2つのオペラを同時上演した、きわめて珍しいプロダクション。もちろん2作品同時の映像収録は世界初。「オーリードのイフィジェニー」のDVD&ブルーレイ・リリースも世界初。ヴェロニク・ジャンス、アンネ・ゾフィー・フォン・オッター、ニコラ・テステ、ヤン・ブロンをはじめとした経験豊かな第一級の歌手陣による充実の歌唱に、ミンコフスキ&レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル-グルノーブルの洗練された音楽が展開する。 ピエール・オーディによる演出は、登場人物たちがミリタリー・コスチュームを身にまとって物語の現代性を喚起するとともに、光を効果的に用いた幻想的舞台によって、この2つの作品を説得力をもって結び付けている。オペラの改革者といわれたグルックの真価を目撃する、壮大ながらも爽快な、オペラの醍醐味に溢れたプロダクション。 | ||
セルゲイ・プロコフィエフ:バレエ「ロミオ&ジュリエット」(ケネス・マクミラン版) ・特典映像:ドキュメンタリー「ケネス・マクミランの創作(仮題)」/「闘いのシーン(仮題)」 フェデリコ・ボネッリ(ロミオ) ローレン・カスバートソン(ジュリエット) アレクサンダー・キャンベル(マキューシオ) ベネット・ガーサイド(ティボルト)他 英国ロイヤル・バレエ団 バリー・ワーズワース指揮ロイヤル・オペラハウスo. ケネス・マクミラン(振付・演出) ニコラス・ジョージアディス(美術) ジョン・B.リード(照明) | ||
収録:2012年3月、英国ロイヤル・オペラハウス。 173分(本編:158分)|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:英仏独西葡日。 DVD仕様:NTSC|DTSサラウンド5.1 (5.0)。 ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio 5.1 (5.0?)。シェイクスピアの有名な戯曲を基にした悲劇的バレエ。イタリアの古都ヴェローナを舞台にモンタギュー、キャピレット家という憎み合う二つの名家に生まれた悲恋の恋人たち。仮面舞踏会で運命の出会いをする刹那的なロミオと愛らしいジュリエットの禁断の恋に始まり、悲壮な死に至るまでのドラマティックなストーリーをマクミランは哀切に描く。ジュリエットが恋に目覚めていく心理的成長の過程と第1幕のバルコニーの場面でのパ・ド・ドゥ、ラストの二人の死の名場面など見どころが多い。世界各国の映画館でシネマビューイングが行われ、話題となった映像。 | ||
ワーグナー:歌劇「リエンツィ」
トルステン・ケルル(リエンツィ) マリカ・シェーンベルク(イレーネ) ダニエラ・ジンドラム(アドリアーノ) リヒャルト・ヴィーゴルト(コロンナ) シュテファン・ハイデマン(オルシーニ) ロベルト・ボルク(枢機卿オルヴィエート) マルク・ヘラー(バロンェッリ) レオナルド・ネイヴァ(チェッコ・デル・ヴェッキオ) ジェニファー・オローリン(平和の使者) 演出:ジョルジュ・ラヴェッリ ミラノ・スカラ座アッカーデミアcho. ピンカス・スタインバーグ指揮トゥールーズ・キャピトル国立o.&cho. | ||
収録:2012年10月、トゥールーズ・キャピトル劇場、フランス、ライヴ。 231分| 16:9 | Region All | PCMステレオ|字幕:英仏独韓。 DVD仕様:NTSC|ドルビー・ディジタル5.1、DTSサラウンド5.1。 ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio。大悲劇オペラ「リエンツィ、最後の護民官」は、実在した14世紀の政治家リエンツィが貴族への不満をつのらせる民衆の支持を得て護民官の地位につき、その後陰謀に巻き込まれて悲劇的な最後を迎えるまでを描く。1942年にドレスデンで初演され、ワーグナーの出世作となると共に、ある時期までワーグナーの最も成功した作品のひとつとなったが、その長大な演奏時間のせいか、今日ではほとんど上演される機会がなくなってしまった。2012年、トゥールーズのキャピトル劇場での上演は、2013年ワーグナー記念イヤーを前にした貴重な上演で、実力者をそろえた充実の内容となっている。タイトル・ロールのトルステン・ケルルは、この役で国際的な名声を獲得しただけあってここでもその存在感は抜群。トゥールーズ・キャピトルo.を指揮するピンカス・スタインバ^-グが極めて上質な音楽を作り上げている。 | ||
ヤナーチェク:歌劇「利口な女狐の物語」
ルーシー・クロウ(女狐ビストロウシュカ) エンマ・ベル(雄狐) セルゲイ・レイフェルクス(森番) ミーシャ・シェロミャンスキ(神父/あなぐま) エイドリアン・トンプソン(校長/蚊) ウィリアム・デイズリー(行商人ハラシタ) ジーン・リグビー(森番の妻) コリン・ジャドソン(宿屋の主人パーセク) サラ・プリング(宿屋の主人の妻)他 演出:メリー・スティル ウラディーミル・ユロフスキ指揮 LPO、グラインドボーンcho. | ||
収録:2012年6月、グラインドボーン歌劇場、イギリス、ライヴ。 119分(本編:97分)|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:英仏独韓(本編のみ)。 DVD仕様:NTSC|DTSサラウンド5.1。 ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio 5.1。ユロフスキの指揮があざやかに繊細に描き出す、生きるすべてのものの死と再生の物語。動物たちの声や森のささやき、陽のぬくもりまでもが聴こえてくるような、生命の神秘と輝きに満ちた音楽が舞台をおおう。メリー・スティルの演出は、キッチュと幻想的な表現のあいだをついた秀逸な物。目の覚めるような色彩感につつまれる森の世界では、生命の木を中心にして、動物たちの営みがユーモラスに描かれる。アイディアにあふれた変幻自在の舞台セットも目に楽しい。女狐ルーシー・クロウの生き生きとした演技とも相まって、傑出した充実のプロダクションとなっている。 | ||
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」
リディア・トイシャー(スザンナ) ヴィート・プリアンテ(フィガロ) サリー・マシューズ(アルマビバ伯爵夫人) アウドゥン・イヴェルセン(アルマビバ伯爵) イザベル・レナード(ケルビーノ) アン・マレイ(マルチェッリーナ) アンドルー・ショア(バルトロ)他 演出:マイケル・グランデージ グラインドボーンcho. ロビン・ティチアーティ指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメントo. | ||
収録:2012年8月、グラインドボーン歌劇場、イギリス、ライヴ。 192分(本編曲:170分)|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:英仏独日韓(本編のみ)。 DVD仕様:NTSC|DTSサラウンド5.1。 ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio 5.1。グラインドボーンの次期音楽監督に就任することがきまっているロビン・ティチアーティが、グラインドボーンの十八番とも言うべき演目「フィガロの結婚」を振った極めつけの舞台。グラインドボーンならではの実力派若手をうまく配したキャスティングで、コミカルな演技も充実の歌唱も言うことなし。とくに目下注目のソプラノ、スザンナ役のリディア・トイシャーがその美声と愛らしい演技で存在感を発揮。しかし何といっても聴きどころはエイジ・オブ・エンライトゥンメントo.を統率し、細かい表現を施しながら、ひとときも流れのよどむことのなく、スリリングかつやわらかな音楽を聴かせたロビン・ティチアーティ。グラインドボーンの今後がますます楽しみになる、若き天才指揮者の真価を目撃する。映画への進出も話題になっている英国演劇界のビッグ・ネーム、マイケル・グランデージが手がけたプロダクションは1960-70年代に時を移し、ヒッピー・スタイルに彩られた舞台が主人と召使による駆け引きと、屋敷のなかの様々な恋愛模様をコミカルに描き出す。 | ||
ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」
ジョン・グレアム=ホール(ピーター・グライムズ) フランチェスコ・マルヴッチョ(少年) スーザン・グリットン(エレン・オーフォード) クリストファー・パーヴェス(ボルストロード船長) フェリシティ・パーマー(アンティ) イダ・ファルク・ヴィンランド(姪1) シモナ・ミハイ(姪2) キャサリン・ウィン=ロジャース(セドリー夫人) クリストファー・ジレット(ホレース・アダムス) ダニエル・オクリッチ(スワロー判事) ピーター・ホア(ボブ・ボールズ) ジョージ・フォン・ベルゲン(ネッド・キーン)他 演出:リチャード・ジョーンズ ロビン・ティチアーティ指揮ミラノ・スカラ座o.&cho. | ||
収録:2012年6月、ミラノ・スカラ座、ライヴ。 166分(本編:152分)|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:英仏独日韓(本編のみ)。 DVD仕様:NTSC|DTSサラウンド5.1。 ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio 5.1。2005年にすでに最年少でミラノ・スカラ座デビューを果たしたロビン・ティチアーティ。1983年生まれのイギリスの若き指揮者(当時まだ20代!)が、イギリス人キャストたちを率いてスカラ座で披露したブリテンの代表作「ピーター・グライムズ」。スカラ座でようやく3度目の上演となったこの演目。1830年代のイギリスの小さな漁村で起きるピーター・グライムズと村人たちをめぐる音の心理劇は、演出家リチャード・ジョーンズの手により20世紀後半のイギリスへと舞台を移する。ヴィヴィッドな舞台造詣により一層鮮明に浮かび上がってくるリアリティ、グライムズの恐怖や孤独感に戦慄。 | ||
ジュゼッペ・スカルラッティ(1718-1777):歌劇「愛のあるところ嫉妬あり」
レンカ・マチコヴァー(クラリーチェ侯爵夫人) レシュ・ブリスツェイン(オラツィオ伯爵) カテジナ・クニェジーコヴァー(ヴェスペッタ) ヤロスラフ・ブジェジナ (パトリツィオ)他 演出:オンドジェイ・ハヴェルカ ヴォイチェフ・スプルニー指揮シュヴァルツェンベルク宮廷o. | ||
収録:2011年9月9日、チェスキー・クルムロフ城バロック劇場、チェコ、おそらくライヴ。 138分(本編曲:88分)|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:英仏独日韓(本編のみ)。 DVD仕様:NTSC|DTSサラウンド5.1。 ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio 5.1。南ボヘミアに位置し、中世の街並みをそのままに残すチェスキー・クルムロフ。世界遺産に登録されたこの歴史地区の中央にそびえる、おとぎ話から出てきたような美しいチェスキー・クルムロフ城には、1766年に完成されたバロック様式の劇場が保存され、今でもバロック時代の舞台装置をそのままに残す。この城の城主ヨーゼフ・シュヴァルツェンベルク侯が息子の結婚式のためにジュゼッペ・スカルラッティに命じて書かせたのが「愛のあるところ嫉妬あり」という歌劇だった。1768年に城のバロック劇場で初演されたこの歌劇を、復活上演した奇跡のようなこの舞台。ひとつひとつが美術品のような書割、衣裳、ユニークなバロックの舞台機構、ろうそくの薄明かりのもと演奏されるバロック・アンサンブルの演奏は、まさにバロック時代へとタイムスリップしたような感動へと観る者をいざなう。 | ||
ヴェルディDVD ボックス〜ザ・ヴェルディ・エディション 「リゴレット」英国ロイヤル・オペラ2001年[マルセロ・アルバレス/パオロ・ガヴァネッリ/クリスティーネ・シェーファー/ エドワード・ダウンズ指揮/演出:デイヴィッド・マクヴィカー/英国ロイヤル・オペラハウスo./収録:2001年] 「トロヴァトーレ」英国ロイヤル・オペラ2002年[ホセ・クーラ/ドミトリー・ホロストフスキー/ヴェロニカ・ヴィッラロエル/ カルロ・リッツィ指揮/演出:イライジャ・モシンスキー/ロイヤル・オペラハウスo./収録:2002年5月3日] 「椿姫」英国ロイヤル・オペラ2009年[ルネ・フレミング/ジョセフ・カレヤ/トーマス・ハンプソン/ アントニオ・パッパーノ指揮/演出:リチャード・エア/英国ロイヤル・オペラハウスo./収録:2009年6月27日、30日] 「シチリアの晩鐘」(全5幕・仏語版)/ネーデルラント・オペラ2010年[ブルクハルト・フリッツ/バーバラ・ハーヴェマン/ パオロ・カリニャーニ指揮/演出:クリストフ・ロイ/ネーデルラントpo./収録:2010年9月23日、29日] 「仮面舞踏会」マドリッド王立劇場2008年[マルセロ・アルバレス/ヴィオレータ・ウルマーナ/エレーナ・ザレンバ/ ヘスス・ロペス・コボス指揮/演出:マリオ・マルトーネ/マドリッド王立劇場o./収録:2008年9月25日、28日] 「運命の力」マリインスキー劇場1998年[ガリーナ・ゴルチャコーヴァ/ニコライ・プチーリン/ゲガム・グリゴリアン/ ヴァレリー・ゲルギエフ指揮/演出:イライジャ・モシンスキー/マリインスキー劇場o./収録:1998年/ Arthaus 原盤] 「マクベス」英国ロイヤル・オペラ2011[サイモン・キーンリーサイド/リュドミラ・モナスティルスカ/ アントニオ・パッパーノ指揮/演出:フィリダ・ロイド/ロイヤル・オペラハウスo./収録:2011年6月13日] 「アイーダ」リセウ大歌劇場2003年[ダニエラ・デッシー/ファビオ・アルミリアート/フアン・ポンス/ ミゲル・アンヘル・ゴメス=マルティネス指揮/演出:J.A.グティエレス/リセウ大歌劇場o./収録:2003年] 「シモン・ボッカネグラ」英国ロイヤル・オペラ2010年[プラシド・ドミンゴ/フェルッチョ・フルラネット/ジョセフ・カレヤ/ アントニオ・パッパーノ指揮/演出:イライジャ・モシンスキー/ロイヤル・オペラハウスo./収録:2010年6月/ EMI 原盤] 「オテロ」リセウ大歌劇場2006年[ホセ・クーラ/ラード・アタネッリ/ヴィットリオ・グリゴーロ/クラッシミラ・ストヤノヴァ/ アントニ・ロス=マルバ指揮/演出:ヴィリー・デッカー/リセウ大歌劇場o./収録:2006年2月21日、24日] 「ファルスタッフ」リセウ大歌劇場2006年[ブリン・ターフェル/ロベルト・フロンタリ/バルバラ・フリットリ/ ベルナルド・ハイティンク指揮/演出:グレアム・ヴィック/ロイヤル・オペラハウスo./収録:1999年12月] 「ドン・カルロ」ネーデルラント・オペラ2004年[ロランド・ビリャソン/ヴィオレータ・ウルマーナ/ロバート・ロイド/ リッカルド・シャイー指揮/演出:ヴィリー・デッカー/ロイヤル・コンセルトヘボウo./収録:2004年6月 | ||
16:9 |カラー|リニアPCM ステレオ、ドルビーディジタル・ステレオ、DTS 5.1ch サラウンド。ヴェルディの珠玉のオペラ12作を収録したDVD-BOXが登場。リチャード・エア演出の英国ロイヤル・オペラを代表する名プロダクション「椿姫」、同じくROHからは、デイヴィッド・マクヴィカー演出によるセンセーショナルな「リゴレット」、サイモン・キーンリーサイドが題名役を演じて話題になった「マクベス」(ROH)、ロランド・ビリャソン出演、リッカルド・シャイー指揮の「ドン・カルロ」(ネーデルラント・オペラ)など、話題の舞台が目白押し。また雄雄しいヴェルディを聴かせてくれるのはこの人、ホセ・クーラが「イル・トロヴァトーレ」と「オテロ」に出演。オールスターキャストでお贈りする「ファルスタッフ」も見物。ヴェルディ・イヤーにもう一度観たい、ヴェルディの魅力を再発見するヴェルディ・ベストセレクション! | ||
マイアベーア:歌劇「悪魔のロベール」 ・特典映像付(アナウンスに内容未記載) ブライアン・ハイメル(ロベール) パトリツィア・チョーフィ(イザベル) ジョン・レリエ(ベルトラン) マリーナ・ポプラフスカヤ(アリス) ジャン=フランソワ・ボラ(ランボー) ニコラ・クルジャル(アルベルティ)他 ダニエル・オーレン指揮ロイヤル・オペラハウスo.&cho. 演出:ロラン・ペリ | ||
収録:2012年12月、ロイヤル・オペラハウス、ロンドン、ライヴ。 211分(本編:206分)|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕(本編のみ):英仏独日韓。 DVD仕様:NTSC|ドルビー・ディジタル5.1、DTSサラウンド5.1。 ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio。マイアベーアのパリにおける成功を決定付けることになった作品「悪魔のロベール」は、19世紀ヨーロッパの舞台を支配した、このグランド・オペラが、鬼才ロラン・ペリのカラフルなステージによって新たな息吹を吹き込まれた英国ロイヤル・オペラからの注目作。ノルマンディ公ロベールは、王女ベルトと悪魔ベルトランの間に生れた子だった。ノルマンディでの残虐行為のゆえにかの地を追放され、パレルモに至ったロベールは、ここでシチリアの王女イザベルに出会い恋に落ちる。シチリア王に歯向かったロベールを救ったのは、ベルトラン。彼は騎士だと偽ってロベールに付き従いつつ、息子を悪魔に引き渡そうとしている。そして、母の死をしらせにやってきた妹のアリスが、悪魔の誘惑からロベールを救おうとし・・・。注目の若手ブライアン・ハイメルが好演しているほか、パトリツィア・チョーフィが抜群の存在感を見せ付けている。 | ||
ヴェルディ::歌劇「アイーダ」 / 特典:キャスト・ギャラリー
ヘー・ホイ(アイーダ) マルコ・ベルティ(ラダメス) アンドレア・ウルブリッヒ(アムネリス) アンブロジオ・マエストリ(アモナズロ) フランチェスコ・ダルテーニャ(ランフィス) ロベルト・タリアヴィーニ(エジプト王) アントネッラ・トレヴィサン(巫女) アントネッロ・チェロン(使者) ダニエル・オーレン指揮アレーナ・ディ・ヴェローナo.&cho.&バレエ団 | ||
収録:2012年6月、アレーナ・ディ・ヴェローナ、イタリア、ライヴ。演出:ジャンフランコ・デ・ボジオ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|169分|字幕:英独仏伊日韓。 ブルーレイ仕様: 3D & 2D ハイブリッド映像|1080i Full HD|dts-HD MA 5.1。DVD仕様: NTSC|dts 5.1。 アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭は、古代ローマの円形闘技場、アレーナで開催される夏の風物詩。その野外オペラの祭典から3D映像の登場。そもそもアレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭は、ヴェルディ生誕100周年を記念して「アイーダ」によって開幕した物。本上演は、その100年前のプロダクションの再現となった、まさにヴェルディ生誕200周年にふさわしいビッグ・リリース。アイーダ役には上演される歌劇「アイーダ」2002年にブッセートでの第42回「ヴェルディの声」国際コンクールで1等を獲得した中国人ソプラノ、へー・フイが登場、ヨーロッパ中で引っ張りだこという人気ぶりもうなずける圧倒的な存在感。マルコ・ベルティ、アンブロジオ・マエストリら、経験豊富なヴェルディ歌手たちの好演も嬉しい。 | ||
ロッシーニ:歌劇「バビロニアのチーロ」
エヴァ・ポドレシ(チーロ) ジェシカ・プラット(アミーラ) マイケル・スパイレス(バルダッサーレ) ミルコ・パラッツィ(ザンブリ) カルメン・ロメウ(アルジェーネ) ロバート・マクファーソン(アルバーチェ) ラファエーレ・コスタンティーニ(ダニエッロ) 演出:ダヴィデ・リヴァーモア ウィル・クラッチフィールド指揮ボローニャ歌劇場o.&cho. | ||
収録:2012年8月、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル、ペーザロ、イタリア、ライヴ。 165分|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:英仏独日韓(本編のみ)。 DVD仕様:NTSC|DTSサラウンド5.1。 ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio 5.1。ロッシーニ20歳の作品「バビロニアのチーロ」、2012年の新プロダクション。四旬節(キリスト教の復活祭の準備期間で、信徒たちは節制に努める)のために書かれたオペラで、旧約聖書から題材がとられている。このロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルの舞台では、チーロの物語は白黒無声映画の情景として描かれ、合唱団は映画を驚嘆をもって見守る観客に変ずる。チーロ役のコントラルト、エヴァ・ポドレシが力強い声で舞台をけん引、アミーラ役のジェシカ・プラットは美声で観客を魅了する、堂々たる歌いぶり。チーロ(史実ではキュロス2世)はアケメネス朝ペルシャの王。チーロがバビロニアとの戦に敗れ、バビロニアの王ダルダッサーレ(史実のベルシャザル)に妻子が捕えられるところからオペラはスタートする。バルダッサーレは、チーロの妻アミーラに結婚を迫るも、アミーラの抵抗にあいる。一方チーロは、使者の姿を装って、バビロニアの王宮に現れ、和議を申し出る。しかし正体は見破られ、チーロは牢に繋がれる。一方バルダッサーレがエルサレムの神殿から奪った壺で酒宴をひらくと突然人の手が現れて、壁に文字が刻まれる。預言者ダニエッロ(ダニエル)は、“バビロニアは滅び、その王座はメディアとペルシャに分かたれる "とその意味を王に告げます。その言葉に動揺した王は、チーロとその妻子に処刑を命じ、チーロたちは広場に連れてこられる。その時、バビロニアは敵の攻撃を受け陥落。人々はチーロの慈悲を讃える。 | ||
プロコフィエフ:「シンデレラ」(クリストファー・ウィールドン版) ・特典映像:ドキュメンタリー「60個のかつら(仮題)」/ キャスト・インタビュー/振付家ウィールドンのコメンタリー アンナ・ツィガンコーワ(シンデレラ) マシュー・ゴールディング(ギヨーム王子) ラリッサ・レジュニナ(継母) ミーガン・Z.グレイ(義姉) ナディア・ヤノウスキー(義姉)他 エルマノ・フローリオ指揮 Holland Symfonia、オランダ国立バレエ団 振付・演出:クリストファー・ウィールドン 美術:ジュリアン・クローチ | ||
収録:2012年12月、オランダ国立歌劇場。 139分| 16:9 | Region All | PCMステレオ|字幕:英仏独韓。 DVD仕様:NTSC|ドルビー・ディジタル 5.1 (5.0) 、DTSサラウンド 5.1 (5.0) 。 ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD 5.1 (5.0?) Master Audio。英国ロイヤル・バレエに振付けた「不思議の国のアリス」で世界中を熱狂の渦に巻き込んだ気鋭の振付家、ウィールドンによる世界初演の新作バレエ。原作のグリム童話に創意を得た本作は、個性あふれる登場人物に新たな深みを与え、プロコフィエフによる音楽の魅力を引き立てることに成功している。美術を担当したのはMETやブロードウェイ、ENBで数々の舞台作品を手がけたジュリアン・クローチ。おとぎ話を21世紀に蘇らせた、奇跡のようなプロダクション。 | ||
ティーレマン&ドレスデン + フレミング 〜ブルックナー「第7」&ヴォルフ 2012 ヴォルフ:「メーリケ詩集」より〔隠棲/もう春だ/妖精の歌〕/ 「ゲーテ詩集」より〔アナクレオンの墓/ミニョン「君よ知るや南の国」〕 R.シュトラウス:解脱 Op.39 No.4 / ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(ハース版) ルネ・フレミング(S)クリスティアン・ティーレマン指揮ドレスデン・シュターツカペレ | ||
収録:2012年9月1日、ゼンパーオーパー、ドレスデン、ライヴ。 106分|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:なし。 DVD仕様:NTSC|ドルビー・ディジタル5.1、DTSサラウンド5.1。 ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio。クリスティアン・ティーレマンのドレスデン・シュターツカペレ監督就任初のコンサートをライヴ収録。ワーグナーの死を意識しながら書かれたブルックナーの交響曲第7番と、また同じようにワーグナーの熱烈な賛美者であったヴォルフの歌曲を取り上げたプログラム。前半の歌曲では、ルネ・フレミングが円熟の歌唱を聴かせている。 | ||
アシュトン・セレブレーション ラヴェル:ラ・ヴァルス[小林ひかる、平野亮一、サマンサ・レイン、ベネット・ガートサイド、 ヘレン・クロフォード、ブライアン・マロニー] マスネ:タイス[リャーン・ベンジャミン、ワレリー・ヒリストフ] シュトラウス:春の声[崔由姫、アレクサンダー・キャンベル] サティ:モノトーンズI&II[エマ・マグワイア、高田茜、ダヴィド・チェンシーメフ、 マリアネラ・ヌニェス、ネマイア・キッシュ、エドワード・ワトソン] リスト:マルグリットとアルマン[タマラ・ロホ、セルゲイ・ポルーニン、クリストファー・サウンダース、 ギャリー・エイヴィス ロバート・クラーク(P)] ・特典映像:フレデリック・アシュトン紹介/作品紹介〔春の声、タイス、モノトーンズ〕/アシュトン財団紹介 エマニュエル・プラッソン指揮ロイヤル・オペラハウスo. | ||
収録:2013年2月、ロイヤル・オペラハウス、ロンドン、ライヴ。 99分(本編:84分)|16:9| Region All | PCM ステレオ|字幕:英仏独伊。 DVD 仕様:NTSC |ドルビー・ディジタル 5.0 、DTS サラウンド5.0 。 ブルーレイ仕様: Full HD | DTS HD Master Audio 5.0 。英国バレエの発展に大きく貢献した20世紀の巨匠振付家、フレデリック・アシュトン。没後25周年を記念し、代表的な5作品が披露されたアシュトン・プログラムを収録した。「春の声」「ラ・ヴァルス」といった抽象バレエから、悲恋に心揺さぶられる「マルグリットとアルマン」まで、ロイヤル・バレエ団の珠玉のメンバーたちが華やかに競演する贅沢な一夜が映像で楽しめる。中でもロホが引退公演としてポルーニンと踊った「マルグリットとアルマン」は必見。 | ||
フィリップ・グラス:歌劇「完璧なアメリカ人」 ・特典映像:キャスト・ギャラリー クリストファー・パーヴェス(ウォルト・ディズニー) デイヴィッド・ピッツィンガー(ロイ) ドナルド・カーシュ(ダンティーネ) ジャニス・ケリー(ヘイゼル・ジョージ〔看護婦〕) マリー・マクロホリン(リリアン・ディズニー〔妻〕) サラ・タイナン(シャロン〔娘〕) ロジー・ロマス(ルーシー/ジョッシュ) The Improbable Skills Ensemble(俳優) デニス・ラッセル・デイヴィス指揮マドリッド王立劇場o.&cho. 演出:フェリム・マクダーモット | ||
収録:2013年2月、マドリッド王立劇場〔テアトロ・レアル〕、ライヴ。 111分|16:9| Region All | PCM ステレオ|字幕:英仏独西日韓。 DVD 仕様: NTSC |ドルビー・ディジタル 5.1 、DTSサラウンド 5.1 。 ブルーレイ仕様: Full HD | DTS HD Master Audio 5.1 。フィリップ・グラスの2013年現在最新作は、ペーター・シュテファン・ユンクの同名の原作小説をもとにした『完璧なアメリカ人 The Perfect American』。アメリカのアイコン、ミッキーマウスの生みの親であるウォルト・ディズニーの最期の日々をクローズアップした物。そこにはミッキーやドナルドダックの夢にあふれる世界はなく、ウォルトの故郷マルスリーヌへの幻想、鉄道への愛着が執拗に語られ、スタジオをクビになった元従業員がウォルトの前に現れ彼を非難する。昔殺したフクロウが少女の姿になって現れ、しゃべるアブラハム・リンカーン・ロボットは制御不能に、アンディ―・ウォーホルは肖像を描きたいといって訪ねてくる。傲慢で専制的、保守的な、そして誇大妄想的なウォルトの姿が、グラスの催眠的な音楽の中に浮かび上がって来る。 | ||
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」 ・特典映像:キャスト・ギャラリー/ディレクターズ・コメンタリー(言語:英語) クラッシミラ・ストヤノヴァ(タチヤナ) サイモン・キーンリーサイド(エフゲニー・オネーギン) エレーナ・マクシモヴァ(オリガ) パヴォル・ブレスリク(レンスキー) ピーター・ローズ(グレーミン公爵) ダイアナ・モンタギュー(ラーリナ) 演出:カスパー・ホルテン ロビン・ティチアーティ指揮 ロイヤル・オペラハウスo.&cho. | ||
収録:2013年2月、ロイヤル・オペラハウス、コヴェント・ガーデン、ロンドン、ライヴ。 169分(イントロダクションを含む)|16:9| Region All | PCM ステレオ|字幕:英仏独伊日韓。 DVD 仕様: NTSC |ドルビー・ディジタル 5.1 、DTSサラウンド 5.1 。 ブルーレイ仕様: Full HD | DTS HD Master Audio 5.1 。2011年に英国、ロイヤル・オペラの新芸術監督に就任したカスパー・ホルテンの注目のROH演出デビュー作は、サイモン・キーンリーサイドを題名役にキャスティングした「エフゲニー・オネーギン」。過ちと成長、そして後悔の物語だと語るホルテンは、オネーギンとタチヤナの回想の物語として、このオペラを描く。二人の過去の分身でもある黙役とともに映し出される色鮮やかな情景によって、過去の輝きはいっそう鮮明によみがえる。チャイコフスキーがモスクワ音楽院の学生たちにその初演を託した、本来のオペラの繊細で親密なキャラクターを、実に見事に導き出した好演出。そしてキーンリーサイド、ストヤノヴァというこの上ないキャストによって素晴らしい上演が実現した。オリガ役のエレーナ・マクシモヴァ、レンスキー役のパヴォル・ブレスリクらの公演も上演に華を添える。もうひとつの注目は、ロビン・ティチアーティが心の襞をすくい上げるように紡ぎだす美しい音楽。ティチアーティのその手腕に感嘆。 | ||
コルンゴルト:歌劇「死の都」 / 特典:キャスト・ギャラリー
クラウス・フローリアン・フォークト(パウル) カミッラ・ニルンド(マリエッタ/マリーの声) マルクス・アイヒェ(フランク/フリッツ) サーリ・ヌードクヴィスト(ブリギッタ) カイサ・ランタ(ユリエッテ) Lucienne MELIS JAATINEN(リュシエンヌ) ペル=ホーカン・プレヒト(ヴィクトラン) アンッティ・ニエミネン(ガストン) ミッコ・フランク指揮フィンランド国立歌劇場o.&cho.、児童cho. 演出:カスパー・ホルテン | ||
収録:2010年11月、フィンランド国立歌劇場、ヘルシンキ、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ、dts 5.1|150分|字幕:英独仏日韓| NTSC 。 モーツァルトの再来と言われたコルンゴルト、その早熟ぶりを示す23歳の時のオペラ「死の都」。1920年にオットー・クレンペラーの指揮によってケルンで初演、大成功を収め、コルンゴルトの才能は世界に認められることとなった。しかしその後、作曲家はアメリカにわたりアメリカ映画の黄金時代を支える映画作曲家となる。それゆえに半ば忘れられた傑作となっていた「死の都」だが、近年その評価が高まり、ヨーロッパでの上演機会も増えている。なかでもフィンランド国立歌劇場でのこのカスパー・ホルテンのプロダクションは、控えめながらも洞察力に満ちた演出で、音楽的にも視覚的にも、20世紀初頭の傑作オペラのひとつといえるこの作品の、真の芸術性を表現するものになっている。極めて高い技量が要求されることでも有名な、このオペラの主役二人には、今やドイツを代表する人気テノール歌手となったフォークト、そしてこの役にうってつけといえる歌唱も演技も、その美貌も申し分のないソプラノ、ニルンドが共演の願ってもない上演記録となっている。 | ||
ブリテン:歌劇「ルクリーシアの陵辱」 特典:マクヴィカーが語る/キャストギャラリー ジョン・マーク・エインズリー(男性のコーラス役) オルラ・ボイラン(女性のコーラス役) クライヴ・ベイリー(コラティナス〔コッラティヌス〕) リー・メルローズ(ジュニアス〔ユニウス〕) クリストファー・モルトマン(ターキニアス) サラ・コノリー(ルクリーシア(ルクレツィア) キャサリン・ウィン=ロジャース(ビアンカ) マリー・ネルソン(ルシア) ポール・ダニエル指揮イングリッシュ・ナショナル・オペラo. 演出:デイヴィッド・マクヴィカー | ||
収録:2001年、スネイプ・モールティングス、サフォーク州オールドバラ、英国、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|120分(含特典?)|字幕:英独仏日韓。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD|dts-HD MA 5.1。DVD仕様: NTSC|dts 5.1。 ローマの王政が終わりを告げる端緒となったとされる紀元前6世紀の事件、「ルクレツィアの陵辱」を描いたブリテンのオペラ。デイヴィッド・マクヴィカーがイングリッシュ・ナショナル・オペラのために演出したこのプロダクションでは、“どの時代、どんな場所にも存在しうる普通の女性ルクリーシア "を物語の中核に据えて描き出す。その役をサラ・コノリーがしっかりと引き受け、引き締まった舞台を作り上げている。ローマの陣営でコラティナス、ターキニアス(タルクィニウス・セクストゥス)、ユニウスが妻の貞淑を競い合う。するとその貞淑さを讃えられたコラティナスの妻ルクリーシアに横恋慕したエトルリアの王子ターキニアスは、夜中、夫の留守を襲ってルクリーシアを陵辱する。ルクリーシアは陣営より夫を呼び戻し、自分の受けた恥辱を告白し、自らを剣で刺して自害する。 | ||
ブリテン:歌劇「グロリアーナ」 特典:「グロリアーナ」へのイントロダクション/ブリテンのオールドバラ/キャストギャラリー スーザン・ブロック(エリザベス1世) トビー・スペンス(エセックス伯ロバート・デヴァルー) マーク・ストーン(マウントジョイ卿) クライヴ・ベイリー(サー・ウォルター・ローリー) ジェレミー・カーペンター(サー・ロバート・セシル) ケイト・ロイヤル(レディー・リッチ) パトリシア・バードン(エセックス伯夫人フランシス) 演出:リチャード・ジョーンズ ポール・ダニエル指揮 ロイヤル・オペラハウスo. &cho. | ||
収録:2013年6月、ロイヤル・オペラハウス、ロンドン、英国、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|176分(本編:163分)|字幕:英独仏日韓。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD|dts-HD MA 5.1。DVD仕様: NTSC|dts 5.1。 ベンジャミン・ブリテンの生誕100周年を迎えた2013年に、英国ロイヤル・オペラがその記念イヤーのハイライトとして舞台に上げたのは、ロイヤル・オペラの委嘱により、エリザベス2世の戴冠を祝して、その女王に捧げるために作曲されたブリテンのオペラ「グロリアーナ」だった。英国を代表する演出家であるリチャード・ジョーンズが手がけたニュー・プロダクションでは、そのウィットに溢れ洞察力に富んだ舞台造詣と人物描写が、このオペラの魅力を十二分に浮かび上がらせる。エリザベス1世の晩年を、女王が寵愛するエセックス伯との複雑な関係性に焦点を当てながら描写するこのオペラ。本上演では情熱的ながらどこか信頼の置けないエセックス伯を、トビー・スペンスが魅力的に演じ、貫禄溢れるスーザン・ブロックとの掛け合いの中で、栄光にあったエリザベスの晩年の悲哀を際立たせる。 | ||
ジョージ・ベンジャミン:歌劇「リトゥン・オン・スキン」 特典:「リトゥン・オン・スキン」へのイントロダクション/ベンジャミンへのインタビュー/キャストギャラリー クリストファー・パーヴス(保護者) バーバラ・ハンニガン(アニエス) ベジュン・メータ(第1の天使/少年) ヴィクトリア・シモンズ(第2の天使/マリー) アラン・クレイトン(第3の天使/ジョン)他 ジョージ・ベンジャミン指揮ロイヤル・オペラハウスo. 演出:ケイティ・ミッチェル デザイン:ヴィッキー・モーティマー 映像:マーガレット・ウィリアムズ | ||
収録:2013年3月、英国ロイヤル・オペラ・ハウス、ロンドン、ライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|96分(本編:89分)|字幕:英独仏日(本編)/なし(ボーナス)。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD|dts-HD MA 5.1。DVD仕様: NTSC|dts 5.1。 イギリスの重要な劇作家マーティン・クリンプの台本、ジョージ・ベンジャミンの音楽による「リトゥン・オン・スキン」は2012年のエクサン・プロヴァンス音楽祭で初演、大成功をおさめると、その後、ヨーロッパ各地の劇場で上演を重ねる人気作品となっている。暴力的な保護者は、人間の一生や天使たちの偉業、地獄の業火に焼かれる罪人や天国の家族たちを描いた啓蒙に満ちた本を描くようにと少年に命じ、その謎めいた少年は保護者の家で暮らすようになる。少年の出現によって、保護者に支配されている若い妻アニエスの目覚めを促し、衝撃的で悲劇的なエンディングへと導いていく。イギリス演劇界で高い評価を受けるケイティ・ミッチェルの演出は、この暗く張り詰めた台本を独創的なプロダクションの中に生き生きと描き出し、オペラの中に存在している過去と現在の要素を見事に絡み合わせる。ベンジャミン自身が指揮を行なっている。エクサン・プロヴァンス音楽祭、ネーデルラント・オペラ、トゥールーズ・キャピトル劇場との共同制作。 | ||
舞踏劇:「変身 [METAMORPHOSIS] 」(全2幕) ・特典映像 「変身」へのイントロダクション/「『変身』に生命を」/キャスト・ギャラリー エドワード・ワトソン(グレゴール・ザムザ) ローラ・デイ(グレーテ・ザムザ) ニーナ・ゴールドマン(ザムザ夫人) アントン・スキツィピシエル(ザムザ氏) ベッティーナ・カルピ(召使/コーヒー売り/夢の存在/髭の男) 振付・演出:アーサー・ピタ 音楽・指揮:フランク・ムーン デザイン:サイモン・ダウ | ||
収録:2013年3月、リンバリー・スタジオ、ロイヤル・オペラハウス、英国。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|89分 + 8分|字幕:なし。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD|dts-HD MA 5.1 (5.0) 。DVD仕様: NTSC|dts 5.1 (5.0) 。 「ユニークで奇妙、時間を超えた普遍的な」物語と振付のアーサー・ピタが評するフランツ・カフカの『変身』を、バレエの舞台に具現化した今作は、2011年にロイヤル・オペラハウスの中劇場リンバリー・スタジオで初演され、ロンドンのダンスファンを熱狂させる話題作となった。エドワード・ワトソンの驚異的な身体表現が、「虫」に変身してゆく男の残酷な物語をつむぎる。フランク・ムーンの音楽、サイモン・ダウの白を基調とした殺伐としたデザインが閉所恐怖症を思わせるような雰囲気を作り出し、舞台に塗りたくられた黒い液体がグレゴールの変貌の恐怖を描く。英批評家賞・最優秀コンテンポラリー・ダンス作品賞、サウス・バンク・スカイ・アーツ・アワード作品賞、ローレンス・オリビエ賞(主演:エドワード・ワトソン) | ||
バレエ:「海賊」(全2幕) / ・特典映像 キャスト・ギャラリー
マリア・グティエレス(奴隷の娘) ダヴィット・ガルスティアン(海賊) 渡邊峻郁(スルタン) ジュリエット・テラン(スルタンの愛人) デミアン・ヴァルガス(海賊の仲間) ジュリアナ・バストス、 ジュリー・ロリア(二人の奴隷) エンリク・ヴィクトラン(裕福な奴隷商人) 振付・演出:カデル・ベラルビ 美術:シルヴィー・オリヴェ 衣裳:オリヴィエ・ベリオ 照明:マリオン・ユーレット 台本:カデル・デラルビ 音楽:アドルフ・アダン、アントン・アレンスキー、デイヴィッド・コールマン、エドゥアール・ラロ、 ジュール・マスネ、ジャン・シベリウス デイヴィッド・コールマン指揮トゥールーズ・キャピトル国立o. | ||
収録:2013年5月、トゥールーズ・キャピトル劇場。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|約100分|字幕:なし。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD|dts-HD MA 5.1 (5.0) 。DVD仕様: NTSC|dts 5.1 (5.0) 。 カデル・ベラルビ台本・振付による『海賊』の新プロダクションは、19世紀の古典バレエを大胆に、2幕仕立ての舞台に書き換えられた物。美しい奴隷の娘と海賊の悲恋の物語は、ベラルビの手によってより鮮明に、そしてよりシンプルに生まれ変わった。指揮も務めているデイヴィッド・コールマンの音楽は、アダンのオリジナルの音楽に加えマスネ、シベリウス、コールマン自身の音楽によって彩りを添え、さらにオーケストレーションを新たに施した物。ベラルビとコールマンの強固なコラボレーションによって生み出されたその音楽は、ベラルビの舞台に生き生きとした力を吹き込んでいる。まさに現代の『海賊』の誕生といえる作品。 | ||
パキート・デ・リベラ&チャノ・ドミンゲス:ラテン区 ポル・アレグリアス/アイ・リメンバー・ディジー/ ルンバ・パ・ジェリー/ポインシアーナ/アリア・デ・ムゼッタ/ ブルース・イマジナリオ/ア・ミ・パードレ/ バモノス・パ・カイ/ ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニモア/ ブルセラス・エン・ラ・ジュビア/ルンバ・マリナ |
チャノ・ドミンゲス(P) パキート・デ・リベラ (アルトSax/Cl) ミゲル“アンガ " ディアス(Perc) マーク・ミラルタ(Dr) マリオ・ロッシィ(ベース) イスラエル・スアレス “ピラーニャ " (フラメンコ・ パーカッション) | |
収録:2006年4月5日、マドリッド王立劇場、スペイン、ライヴ、字幕:英語。 ジャズとラテン音楽の中間を渡り歩く巨匠、パキートとドミンゲスによる、テアトロ・レアルの熱き一夜。「ラテン音楽というジャンルを越え活躍するマエストロ、パキート・デ・リベラとチャノ・ドミンゲス。マドリッドの王立劇場(テアトロ・レアル)で行われた熱気溢れるコンサートを収録した本作は、スペイン屈指のリズムセクションを従えて繰り広げられる二人の妙技がたっぷりと堪能出来る。そして、先頃急逝したキューバを代表する天才打楽器奏者ミゲル“アンガ "ディアスの最後の勇姿は、全てのキューバ音楽ファンの目頭を熱くするだろう。」(高橋慎一) | ||
ブルーレイディスク 体験サンプラー〜ブルーレイで楽しむオペラ&バレエ映像ダイジェスト集 ヴェルディ:「イル・トロヴァトーレ」〜「ジプシーたちの合唱」[コヴェント・ガーデン王立歌劇場2002] チャイコフスキー:「白鳥の湖」第2幕より「白鳥たちの入場」[パリ・オペラ座バレエ2005] モーツァルト:「魔笛」〜「夜の女王のアリア」[コヴェント・ガーデン王立歌劇場2003] プッチーニ:「ラ・ボエーム」〜「冷たい手」[マドリッド王立劇場2006] ビゼー:「カルメン」〜「ハバネラ」[グラインドボーン歌劇場2002] メンデルスゾーン::「夏の夜の夢」第2幕〜「ディヴェルティスマン」[パシフィック・ノースウェスト・バレエ1999] プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」〜「私のお父様」[グラインドボーン歌劇場2004] J.シュトラウス:「こうもり」〜トリッチ・トラッチ・ポルカ[グラインドボーン歌劇場2003] ラモー:「ゾロアストル」幕間の音楽/序曲〜第2幕第1場[ドロットニングホルム宮廷劇場2006] ロッシーニ:「ラ・チェネレントラ」〜「女王様が食卓に…」[グラインドボーン歌劇場2005] ベッリーニ:「ノルマ」〜「清らかな女神よ」[ネーデルラント・オペラ2005] 「ジュエルズ」「エメラルド」〜フィナーレ[パリ・オペラ座バレエ2005] 「チェチーリア&ブリン・アット・グラインドボーン」モーツァルト:「魔笛」より「パ、パ、パ…」[グラインドボーン歌劇場1999] | ||
46分| 16:9 | 1080i High Definition |カラー| PCM Stereo 2.0 24bit 48KHz、PCM Surround 5.124bit 48KHz、DTS-HD Master Surround 5.124bit 48KHz、 Dolby True-HD Surround 5.124bit 48KHz、字幕:無し。『ブルーレイの豪華サンプラー登場』『世界最高のオペラ&バレエ作品が、最高の画質、最高の音質でホームシアターに再現される。BD-ROM(ブルーレイディスクROM)のハイビジョン/HDオーディオ収録というトップクオリティの強みを最大限に活かしたイギリス、オーパス・アルテ社の傑作舞台芸術映像、その聴きどころと観どころをピックアップした豪華サンプラーだ。ホームシアターで観るオペラとバレエは、作品の本質に迫る。劇場で鑑賞する以上の眼前の情報性と、豊潤な臨場感をたたえたサラウンド音声の魅力が、あなたを虜にするに違いない。』(麻倉怜士) | ||
ブルーレイディスク体験サンプラーII | ||
収録時間:全プログラム54分|字幕:無し|ヴィデオ仕様:16 :9 1080i High Definition カラー|音声仕様:PCM 2.0 、DTS-HD Master Audio 5.1 ch. サラウンド|ディスク仕様:BD25。 | ||
ビゼー:歌劇「カルメン」〔3D〕 特典映像:3D収録の舞台裏/奥行きが加わったオペラ/オペラ・カルメン クリスティン・ライス(カルメン) ブライアン・ヒメル(ドン・ホセ) アリス・アルギリス(エスカミーリョ) マイヤ・コヴァーレヴスカ(ミカエラ) ダーウィッド・キンバーグ(モラレス) ニコラ・クルジャル(スニガ) エレナ・クサントウダキス(フラスキータ) ポーラ・ムリヒー(メルセデス) 演出:フランチェスカ・ザンベロ コンスタンティノス・カリーディス指揮ロイヤル・オペラハウスo.&cho. | ||
収録:2010年6月、ロイヤル・オペラハウス、ロンドン、ライヴ。178分|字幕:英・カスティリャ・独・西・仏・仏(カナダ)・伊・日・ポルトガル(特典には字幕なし)|16 :9|カラー|リニア PCM ステレオ|DTS-HD Master Audio 5.1chサラウンド。3Dオペラ映像がついにパッケージになって登場。その情熱的かつスリリングな物語と数々のヒット・チューンによって、人々にもっとも愛されるオペラ「カルメン」を、英国ロイヤル・オペラから手に汗にぎる興奮もそのままにお届けする。英国ロイヤル・オペラが 3D映画ブームを牽引するReal D社とタッグを組むことで実現したこの3Dオペラ映像は、劇場の最前列に席を占めて、舞台の中に入り込んでいくような臨場感をもたらしてくれる。フランチェスカ・ザンベロの演出は、「カルメン」に描かれた情熱と嫉妬、裏切りのドラマを、作品の舞台となっているセビリャの生命観あふれるヴィヴィッドな情景のなかに作り上げて行く。クリスティン・ライス、ブライアン・ヒメルをはじめとしたキャストも優れた歌唱を聴かせ、彼らの俳優さながらの迫真の演技は、3Dの美しい映像に一層の充実感を与えている。 #本ディスクを視聴するには、3D対応モニターとブルーレイ3Dディスク対応のプレーヤーが必要です。また、2D 版は収録されておらず、DVD 版も発売されておりません。 | ||
OPUS ARTE "LA SCALA COLLECTION" ミラノ・スカラ座の映像アーカイブを提供するシリーズ。 | ||
OALS-3000BD (12DVD) 廃盤 |
ラ・スカラ・コレクション〜11タイトル(12枚組)ボックス・セット モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」[OALS-3001D]/ ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」[OALS-3002D]/ ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」[OALS-3003D]/ プッチーニ:歌劇「西部の娘」[OALS-3004D]/ ペルゴレージ:歌劇「恋に陥った兄と妹」[OALS-3005D]/ モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」[OALS-3006D]/ ヴェルディ:歌劇「二人のフォスカリ」[OALS-3007D]/ ヴェルディ:歌劇「シチリアの晩鐘」[OALS-3008D]/ ロッシーニ:歌劇「湖上の美人」[OALS-3009D]/ ヴェルディ:歌劇「アッティラ」[OALS-3010D]/ チレーア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」[OALS-3011D] | |
収録:1987年-1992年、ミラノ・スカラ座。NTSC方式/画像構成比:4:3/音声方式:ドルビー・デジタル・ステレオ/30時間32分/英語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。 ムーティをはじめとする指揮者、そして名歌手たちの名前により、これがひとつの時代の壮大な記録であることがおわかりいただけるはず。収録時間が30時間32分にも及ぶという、スカラ座およびイタリア・オペラ・ファンにとってはため息が出るような、11枚組のボックス・セット。 当盤は廃盤となっており、入手出来ません。以下分売項目を利用下さい。 | ||
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 | トマス・アレン エディタ・グルベローヴァ フランシスコ・アライサ アン・マレイ クラウディオ・デズデーリ ナターレ・デ・カローリス スザンヌ・メンツァー セルゲイ・コプチャク リッカルド・ムーティ指揮 ミラノ・スカラ座o.&cho. ジョルジョ・ストレーレル演出 | |
収録:1987年、ミラノ、スカラ座、ライヴ。NTSC方式/画像構成比4:3/
サウンド・フォーマット:ドルビー・デジタル・ステレオ/演奏時間:179分/英語字幕/片面二層
ディスク。 ムーティ時代のスタート時期である1987年の舞台で、堂々としたアレンをはじめ、話題の歌手として 活躍していたグルベローヴァやアライサなど、歌手陣の新鮮な歌唱が楽しめるアイテム。 | ||
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」 | ジョルジョ・ザンカナーロ クリス・メリット ジョルジョ・スルヤン フランコ・デ・グランディス アメリア・フェッレ ルディカーナ・ディンティーノ ヴィットリオ・テラノーヴァ アルベルト・ノーリ リッカルド・ムーティ指揮 ミラノ・スカラ座バレエ、o.&cho. フレミング・フリント振付 ルーカ・ロンコーニ演出 | |
収録:1988年、ミラノ、スカラ座、ライヴ。NTSC方式/画像構成比4:3/
サウンド・フォーマット:ドルビー・デジタル・ステレオ/演奏時間:240分/英語字幕/片面二層
ディスク。 ミラノ・スカラ座の映像アーカイヴ。ムーティの指揮による名演の記録 であり、有名でありながらなかなか全曲を映像で見ることができないこの作品を、多くのオペラ・ ファンに楽しんでいただけるアイテム。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」 | レナート・ブルゾン マリエッラ・デヴィーア ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ マルコ・ベルティ カルロ・コロンバーラ フロリアーナ・ソヴィッラ エルネスト・ガヴァッツィ ステファノ・ランザーニ指揮 ミラノ・スカラ座o.&cho. ピエラッリ(演出) | |
収録:1992年、ミラノ、スカラ、ライヴ。NTSC方式/画像構成比4:3 Letterbox(メニューのみ16:9 Anamorphic )/サウンド・フォーマット:ドルビー・デジタル・ステレオ/収録時間:140分/片面二層ディスク(DVD9)。 ラ・スカラ・コレクション。オペラ・ファンなら記憶に新しい、ブルゾンの名唱が蘇る一枚。何度この劇場で上演されたかわからないほど親しまれているこのオペラだけに、その伝統を楽しめるソフトでもある。 | ||
プッチーニ:歌劇「西部の娘」 | マーラ・ザンピエーリ ファン・ポンス プラシド・ドミンゴ セルジョ・ベルトッキ ルイージ・ローニ アルド・ブラマンテ ロリン・マゼール指揮 ミラノ・スカラ座o.&cho. ジョナサン・ミラー(演出) 他 | |
収録:1991年、ミラノ、スカラ座、ライヴ。NTSC方式/画像構成比4:3 Letterbox(メニューのみ16:9 Anamorphic )/サウンド・フォーマット:ドルビー・デジタル・ステレオ/収録時間:144分/片面二層ディスク(DVD9)。伊語歌詞、ブックレットに歌詞付き、英語字幕付き。 ラ・スカラ・コレクション。ドミンゴ、マゼール、そしてジョナサン・ミラーなどなど、オペラ・ファンなら飛びつきたくなるスターがそろったステージ。単なる記録を超えたソフトであり、スカラ座の底力を感じさせてくれる内容。 | ||
ペルゴレージ(1710-1736): 歌劇「恋に陥った兄と妹」 |
アレッサンドロ・コルベッリ ヌッチア・フォチーレ アメリア・フェッレ ベルナデッテ・ マンカ・ディ・ニッサ ルチアーナ・ディンティーノ エツィオ・ディ・チェーザレ エリザベート・ ノルベルク=シュルツ リッカルド・ムーティ指揮 ミラノ・スカラ座o.&cho. ロベルト・デ・シモーネ(演出) 他 | |
収録:1989年、ミラノ、スカラ座、ライヴ。ラ・スカラ・コレクション・シリーズ。NTSC方式/画像構成比4:3Letterbox(メニューのみ16:9Anamorphic)、ドルビー・デジタル・ステレオ、収録時間:172分、英語字幕、片面二層ディスク(DVD9)。ブックレットに歌詞記載。 知名度の低い作品であっても、スカラ座での上演なら(しかもムーティの指揮)信頼性はアップ。コルベッリ、フォチーレをはじめ、オペラ通でも納得できる歌手陣には、さすが頂点のオペラ・ハウスだと納得いただけるはず。 | ||
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」 | ダニエラ・デッシー デロレス・ツィーグラー アレッサンドロ・コルベッリ ヨゼフ・クンドラーク リッカルド・ムーティ指揮 ミラノ・スカラ座o.&cho. 他 ミヒャエル・ハンペ(演出) | |
収録:1989年、ミラノ、スカラ座、ライヴ。NTSC方式/画像構成比:4:3、(メニューのみ16:9Anamorphic)/音声方式:ドルビー・デジタル・ステレオ/187分/英語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。 2004年9月に「プッチーニ・フェスティバル」で来日するデッシーらが美声を聴かせる「コシ」。以前LDでも発売されていた映像で、定番的な名演として絶賛されていた。演出は原作の時代設定を意識したスタンダードなもの。ブックレットにイタリア語歌詞を記載。 | ||
ヴェルディ:歌劇「二人のフォスカリ」 | レナート・ブルゾン(Br) アルベルト・クピード(T) リンダ・ローク=シュトゥルマー(S) ルイージ・ローニ(B) レナート・カッツァニガ(T) モニカ・タリアサッチ(S) ジャナンドレア・ ガヴァッツェーニ指揮 ミラノ・スカラ座o.&cho. ピエル・ルイージ・ピッツィ (演出) 他 | |
収録:1988年、ミラノ・スカラ座、ライヴ。NTSC方式/画像構成比4:3(メニューのみ 16:9 Anamorphic)/音声方式:ドルビー・デジタル・ステレオ/115分/英語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。伊語歌詞、欧文解説書に伊語歌詞付き。 ラ・スカラ・コレクション・シリーズ。バイロンの詩によるヴェネツィアを舞台にした壮大な史劇は、ヴェルディ初期の作品として注目されているものの、なかなか全曲上演に恵まれない演目。BMGからLDでリリースされたことがあるこの映像は、ピッツィの重厚感あふれる演出と舞台美術により、埋もれていたのが不思議なほどのクオリティを体験させてくれる。ブルゾンの圧倒的な熱唱も聴きもの。 | ||
ヴェルディ:歌劇「シチリアの晩祷」 | ジョルジョ・ザンカナーロ(Br) エンツォ・カプアーノ、 フランチェスコ・ムシヌー(B) クリス・メリット(T) フェルッチョ・フルラネット(B) チェリル・ステューダー(S) リッカルド・ムーティ指揮 ミラノ・スカラ座o.&cho. ピエル・ルイージ・ピッツィ (演出、装置、衣装) 他 | |
収録:1989年12月、ミラノ・スカラ座、ライヴ。NTSC方式/画像構成比4:3(メニューのみ16:9 Anamorphic)/音声方式:ドルビー・デジタル・ステレオ/211分/英語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。欧文解説書にイタリア語歌詞付き。 ラ・スカラ・コレクション・シリーズ。以前LDでもリリースされていた、1989年のスカラ座における最高級の舞台。第3幕にバレエ「四季」も収録している完全版であり、ムーティがすべてをリードして熱気のあるパフォーマンスになっているのもポイント。オペラ・ファンであれば、このオペラのスタンダードとしてぜひ持っていたい映像。正統派ピッツィの演出(舞台美術、衣装も担当)も見事。 | ||
ロッシーニ:歌劇「湖上の美人」 | ロックウェル・ブレイク ジョルジョ・スルヤン クリス・メリット ジューン・アンダソン マルティーヌ・デュピュイ リッカルド・ムーティ指揮 ミラノ・スカラ座o.&cho. ヴェルナー・ヘルツォーク演出 他 | |
収録:1992年、ミラノ・スカラ座、ライヴ。NTSC方式/画像構成比:4:3(Menus16:9Anamorphic)/音声方式:ドルビー・デジタル・ステレオ/167分/英語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。欧文解説書に伊語歌詞付き。 かつてBMGからLDでも出ていたRAI原盤の映像の映像によるスカラ座シリーズのDVD化。ムーティの指揮による珍しい演目ということも大事だが、この映像での主役級扱いは「フィツカラルド」、「アギーレ/神の怒り」などの大作がある映画監督ヘルツォーク。セットや衣裳も含め、彼の美学が結晶化した舞台である。 | ||
ヴェルディ:歌劇「アッティラ」 | サミュエル・レイミー ジョルジョ・ザンカナーロ チェリル・ステューダー カルディ・カルドフ エルネスト・ガヴァッツィ マリオ・ルペーリ リッカルド・ムーティ指揮 ミラノ・スカラ座o.&cho. ジェローム・サヴァリー演出 | |
収録:1991年、ミラノ・スカラ座、ライヴ。NTSC方式/画像構成比:4:3(Menus 16:9 Anamorphic)/音声方式:ドルビー・デジタル・ステレオ/118分/英語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。欧文解説書に伊語歌詞付き。 かつてBMGからLDでも出ていたRAI原盤の映像によるスカラ座シリーズのDVD化。ムーティの指揮はもちろん、レイミー、ザンカナーロ、ステューダーなど役者が揃った名演であり、上演も多くはないこの演目の決定盤と言えるもの。セットや衣裳も、威厳のあるヴェルディを堪能するのに十分。 | ||
チレア(1866-1950): 歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」 |
ミレッラ・フレーニ ペテル・ドヴォルスキー イーヴォ・ヴィンコ フィオレンツァ・コッソット エルネスト・ガヴァッツィ アレッサンドロ・カッシス ジュゼッペ・リーヴァ オスヴァルド・ ディ・クレディコ パトリツィア・ドルディ ジャナンドレア・ ガヴァッツェーニ指揮 ミラノ・スカラ座o.&cho. ランベルト・プッジェッリ演出 他 | |
収録:1989年 イタリア、ミラノ・スカラ座、ライヴ。NTSC方式/画像構成比:4:3(Menus 16:9 Anamorphic)/音声方式:ドルビー・デジタル・ステレオ/159分/英語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。欧文解説書に伊語歌詞付き。 BMGからLDでリリースされていたRAI原盤の映像によるスカラ座シリーズのDVD化。なんといっても最盛期のフレーニが聴かせる名唱に尽きる。ドヴォルスキー、コッソットなど、この時期のスカラ座を支える名歌手たちのそろい踏みも、オペラ・ファンにはたまらない魅力。 | ||
モーツァルト:ダ・ポンテ・オペラ3部作
歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」(*) サリー・マシューズ(フィオルディリージ) マイテ・ボーモン(ドラベッラ) ルカ・ピサロー二(グリエルモ) ノーマン・シャンクル(フェルランド) ダニエル・ドゥ・ニース(デスピーナ) ガリー・マギー(ドン・アルフォンソ) 通奏低音:マルティン・カーイ(G) 歌劇「フィガロの結婚」(#) ガリー・マギー(アルマビーヴァ伯爵) チェリア・コステア(伯爵夫人) ダニエル・ドゥ・ニース(スザンナ) ルカ・ピサロー二(フィガロ) マイテ・ボーモン(ケルビーノ) シャルロッテ・マルヒオーノ(マルチェッリーナ) マリオ・ルペーリ(バルトロ) マルセル・ライヤンス(ドン・バジーリオ) ノーマン・シャンクル(ドン・クルツィオ) フロー・ヴァン・デア・スロイス(バルバリーナ) ロベルト・アックルソ(アントーニオ) メラニー・フラーヴェ、ファン・ファン・コン(二人の村娘) 通奏低音:インゴ・メッツマッハー(シンセサイザー) 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(+) ピエトロ・スパニョーリ(ドン・ジョヴァンニ) マリオ・ルペーリ(騎士長) ミルト・パパタナシウ(ドンナ・アンナ) マルセル・ライヤンス(ドン・オッターヴィオ) シャルロッテ・マルヒオーノ(ドンナ・エルヴィーラ) ジョセ・ファルディーリャ(レポレッロ) ロベルト・アックルソ(マゼット) コーラ・ブルッフラーフ(ツェルリーナ) 通奏低音:ペーター・ロックウッド(ヴァージナル)、ロベルト・フェルナンデス・デ・ラリノア(Vc) 以上、インゴ・メッツマッハー指揮ネーデルラント室内o.、ネーデルラント・オペラcho. 演出:ヨシ・ヴィーラー、セルジオ・モラビト/美術・装置:バルバラ・エーネス 衣裳:アニア・ラベス/照明:デイヴィッド・フィン | ||
収録:2006年(*/#)/2007年(+)、以上アムステルダム音楽劇場、オランダ。収録時間:全プログラム11時間34分(本編9時間46分)、本編字幕:英・蘭、ヴィデオ仕様:16:9 カラー、音声仕様:ドルビーディジタルステレオ、ドルビーディジタル5.0chサラウンド、ディスク仕様:片面2層。特典映像は、3部作総体、および各オペラについての、出演者・演出家・指揮者へのインタビューや、リハーサル風景などを収録した90分に及ぶ詳細なドキュメンタリー映像。大胆かつ過激なヴィーラー&モラビトの演出を歌手たちが時に受け入れ、時に反発する様をカメラが捉えたスリリングなドキュメント! 『ネーデルラント・オペラ、2006/2007シーズンの目玉として上演されたダ・ポンテ3部作を完全収録。演出家にヴィーラーとモラビトのコンビ、指揮者にはメッツマッハー、そしてドゥ・ニースやスパニョーリなどの人気上昇中の歌手を揃えた、ヨーロッパ最先端の公演です。《コジ・ファン・トゥッテ》は、学校の林間学校のような舞台で、十代の男女がオトナになっていく過程を描き、《フィガロの結婚》では、伯爵は自動車会社のオーナーとなり、社会性を交えた人間関係が浮き彫りになります。また、すべての出来事が寝室で起きる《ドン・ジョヴァンニ》の主人公は、それぞれの「夢」のなかで闊達に生きるヒーローとして描かれます。アイディア満載のヴィーラー&モラビトの演出は、3作品ともモーツァルトやダ・ポンテの意図を外すことなく、男女のあいだに流れる機微を明確に捉え、一つのチクルスとして完成度の高いものに仕上げられているのです。』(鈴木淳史) | ||
OPUS ARTE "Faveo" | ||
ギルバート&サリヴァン(1842-1900): 喜歌劇「ミカド」(英語歌詞) |
アン=マリー・マクドナルド、 ピーター・カズンズ、 ヘザー・ベッグ、グレーム・ユア、 グレゴリー・ユリシチ、 ロバート・エディ、 ジェニファー・バーミンガム、 オーストラリア・オペラ、 アンドリュー・グリーン指揮 エリザベス・シドニーo.、 オーストラリア・オペラcho. | |
収録:1987年、シドニー歌劇場、オーストラリア、ライヴ。クリストファー・レンショウ(演出)。NTSC方式/画像構成比:4:3/ステレオ/151分/英語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)。 エキゾティック・ジャパンの薫り高い作品として、複数のDVDがリリースされている作品だが、この映像は1987年にシドニーの有名なオペラ・ハウスで上演されたもの。19世紀末、明治時代初期と同時期のイギリスにおける日本観がここに反映されていると言っていいだろう。ミスター・ビーンなどを生んだ英国のコメディ・オペラ。 | ||
シチェドリン(1932-): バレエ「カルメン」(ビゼーによる) |
ベナジール・フセイン、 ダリル・ブランドウッド、 エロール・ピックフォード、 メリッサ・オーリッシュ/他 西オーストラリア・バレエ ニコレット・フライロン指揮 西オーストラリアso. テッド・ブランドセン(振付) | |
ライヴ収録:2002年、ヒズ・マジェスティーズ・シアター、パース、オーストラリア、ライヴ。NTSC方式/画像構成比:4:3/ステレオ/55分/英語字幕付き(イントロダクションのみ)/片面一層ディスク(DVD5)。 ビゼーの音楽を弦楽+打楽器のオーケストラに編曲したシチェドリンのバレエ音楽作品で、妻プリセツカヤのために作られた。西オーストラリア・バレエのプロダクションは、情熱的な要素を強調した衣装や視覚効果などが印象的。バレエ・ファンにとっては、オーストラリアのバレエ団を見るチャンスだろう。 | ||
ジュール・マスネ/レイトン・ルーカス編:「マノン」(全3幕)
ジュスティーヌ・サマーズ(マノン) スティーヴン・ヒースコート(デ・グリュー) ナイジェル・バーリー(レスコー) 振付:ケネス・マクミラン 演出:パトリシア・ルアンヌ ノエル・スミス指揮アデレードso. | ||
収録:1995年。110分、片面2層/4:3/リニアPCM STEREO。アヴェ・プレヴォの小説「マノン・レスコー」にもとづき、ドラマティック・バレエの巨匠マクミランが振付けた傑作。美少女マノンの、清廉な学生デ・グリューとの恋、波乱に満ちた運命の結末は…。サマーズは美しい身体のラインでマノンを好演、マノンをとりまく男性たちも容姿、踊りともに端正で申し分ない。 | ||
パヴァロッティ&サザーランド〜ガラ・コンサート ベッリーニ:「カプレーティ家とモンテッキ家」序曲 ヴェルディ:「椿姫」〜「乾杯の歌」 プッチーニ:「トスカ」〜「妙なる調和」 ヴェルディ:「椿姫」〜 「あなたは約束を守って下さった 〜さようなら、過ぎ去った日よ」 「第一次十字軍のロンバルディア人」〜 「私の喜びを彼女の心に注ぎたい」 ベッリーニ: 「清教徒」〜「優しい声が私を呼んでいた」 「夢遊病の娘」〜「指輪をお取り」 チレア:「アドリアーナ・ルクヴルール」 〜「私は創造の神のしもべ」 マスネ: 「ヴェルテル」〜「オシアンの歌」 「タイス」〜「瞑想曲」 トマ:「ハムレット」〜 「遊びの仲間に入れて(狂乱の場)」 レオンカヴァッロ:「道化師」〜「衣装をつけろ」 ドニゼッティ:「ランメルムールのルチア」 〜「裏切られた父の眠る墓で」 [アンコール] ドニゼッティ:「愛の妙薬」〜「人知れぬ涙」 ルイージ&フェデリーコ・リッチ: 「クリスピーノと死神」〜 「もう本売りのアンネッタではない」 ヴェルディ:「椿姫」〜「パリを離れて」 |
ルチアーノ・ パヴァロッティ(T) ジョーン・サザーランド(S) リチャード・ボニング指揮 エリザベス・シドニーo. | |
収録1983年、シドニー・オペラハウス・コンサートホール、ライヴ。収録時間:全プログラム123分、字幕:英語、ヴィデオ仕様 4:3、カラー、音声仕様:リニアPCM48kHz/16bitステレオ、ディスク仕様:片面2層。 ルチアーノ・パヴァロッティ(1935-2007)、一時代を築き、テノールの代名詞とも言えるこの大歌手が、全盛期の1983年にシドニーでサザーランドとともに行ったガラ・コンサートの映像。明るく伸びやかな美声で歌われる「妙なる調和」や「人知れぬ涙」などの名アリアは、声そのもののエクスタシーで魅了し、存在感十分のサザーランドとの二重唱もたっぷり収録。歌を愛するすべての人に捧げる珠玉の名唱。(鶴間 圭) | ||
アドルフ・アダン:ジゼル(全2幕)
リスティーン・ウォルシュ(ジゼル) ケルヴィン・コー(アルブレヒト) 原振付:ジャン・コラリ、ジュール・ペロー 振付:マリウス・プティパ 演出:メイナ・ギールグッド ノエル・スミス指揮ヴィクトリアo. | ||
収録:1986年。100分、片面2層/4:3/リニアPCM STEREO。ドイツの精霊伝説をもとにしたロマンティック・バレエの名作。ジゼル役のクリスティーン・ウォルシュは、1幕の可憐な村娘と、2幕のウィリの幻想的な世界を見事に演じ分けている。ケルヴィン・コーも豊かな表現力でアルブレヒトを熱演。 | ||
フェルディナン・エロール/ジョン・ランチベリー編:ラ・フィーユ・マル・ガルデ(全3幕)
フィオナ・トンキン(リーズ) 振付:フレデリック・アシュトン ノエル・スミス指揮ヴィクトリアo. コーラス:デイヴィッド・マッカリスター | ||
収録:1989年。104分、片面2層/4:3/リニアPCM STEREO。美しい田園を舞台に繰り広げられる、農園主の娘リーズと農夫コーラスのユーモアたっぷりのラブ・ストーリー。「リーズの結婚」というタイトルでも親しまれる作品。男性ダンサーが演じるリーズの母・シモーヌの“木靴の踊り "など、脇を固めるダンサーの芸達者ぶりも見どころ。 | ||
アラム・ハチャトゥリアン:スパルタクス(全3幕)
スティーヴン・ヒースコート(スパルタクス) リサ・パヴァーン(フラヴィア) グレッグ・ホースマン(クラッスス) オームズビー・ウィルキンス指揮ヴィクトリアo. 振付・台本:ラースロー・シェレギ〜ハワード・ファストの小説にインスパイアされて | ||
収録:1990年。121分、片面2層/4:3/リニアPCM STEREO。紀元前1世紀のローマ帝国で、奴隷の反乱の指導者となったスパルタクスの物語。ヒースコート、パヴァーン、ホースマンという、オーストラリア・バレエを代表する3人が主演している充実のキャスト。特にホースマンは、ノーブルなダンス、気品ある佇まいで、冷酷な執政官を魅力的に演じている。 | ||
レオ・ドリーブ:コッペリア(全3幕)
リサ・パヴァーン(スワニルダ) グレッグ・ホースマン(フランツ) 原振付:アルチュール・サン=レオン / 演出・振付:ジョージ・オギルビー、ペギー・ヴァン・プラーグ ノエル・スミス指揮オーストラリア・オペラ・バレエo. | ||
収録:1990年。106分、片面2層/4:3/リニアPCM STEREO。ポーランドの村を舞台に、スワニルダとフランツの若いカップルと、老人形師のコッペリウス博士が繰り広げる、コミカルな恋の物語。オーストラリアを代表するダンサー、リサ・パヴァーンとグレッグ・ホースマンが若いカップルを表情豊かに、軽やかに踊っている。 | ||
チマローザ:歌劇「秘密の結婚」 | エンリーコ・フィッソーレ (ジェローニモ[金持ちの商人]) ヴァレーリア・バイアーノ (エリゼッタ[ジェローニモの長女]) アントネッラ・バンデッリ (カロリーナ[ジェローニモの次女]) カルメン・ゴンサレス (フィダールマ[ジェローニモの妹、 金持ちの未亡人]) ロベルト・コヴィエッロ (ロビンソン伯爵) パオロ・バルバチーニ (パオリーノ[ジェローニモの 店の使用人、カロリーナと 秘密裏に結婚している]) フランシス・トラヴィス指揮 スイス・イタリア語放送o. マルコ・バルデリ(Cemb) | |
収録:1986年、ルガノ、スイス。演出:フィリッポ・クリヴェッリ、装置・衣裳:エマヌエーレ・ルツァッティ。収録時間:全プログラム164分、字幕:英語、ヴィデオ仕様 4:3、カラー、音声仕様:リニアPCM48kHz/16bitステレオ、ディスク仕様:片面2層。 二人の娘を持つ金持ちの商人が娘を伯爵と結婚させようと考えるが、妹はすでに店の使用人の若者と秘密裏に結婚していた。そこで、妹と夫は姉を伯爵と結婚させようと図るが、伯爵は妹を気に入ってしまう。一方、未亡人となっている姉妹の叔母は再婚しようとちゃっかり使用人の若者に目をつけ、ひと騒動に。オペラ史上の位置は有名でも、実演に接する機会の少ないナポリ派オペラ・ブッファの魅力を余すところなく伝える映像。(鶴間 圭) | ||
ストラヴィンスキー:バレエ「プルチネッラ」 | ムハイ・タン指揮 スイス・イタリア語放送o. ムーヴァーズ・バレエ アドリアーナ・モルテリッティ サブリナ・キャメラ ユリア・ヴィルト ダヴィデ・カウリ ヨッヘン・ヘックマン ヌンツィオ・ヴェルデネロ 他アントネッラ・バルドゥッチ(S) ルーベン・アモレッティ(T) フリオ・ザナーシ(B) 振付:ブルーノ・シュタイナー 台本・演出・背景: カルロ・イッポリート | |
収録:2006年、収録時間:全プログラム43分、字幕:英語(歌部分)、ヴィデオ仕様 4:3、カラー、音声仕様:LPCM 2.0、ディスク仕様:DVD5 NTSC オールリージョン。 楽曲は、セルゲイ・ディアギレフの打診を受けたストラヴィンスキーが1920年に作曲した新古典主義時代の作品。タイトルの「プルチネッラ」とは、17世紀イタリアの喜劇の主人公でずんぐりむっくりの道化のこと。18世紀の終わり、ヴェニスの画家ジャンドメニコ・ティエポロが好んで描いたテーマで、彼は100枚以上に及ぶ作品を描いている。本映像はTV用に収録されたもので、ブルーバックを使って背景を絵画タッチのCGアニメと合成し、独特の感性で展開している。 ストーリー:プルチネッラは貝から産まれ地上に増殖した。女神ピンピネッラの力で彼らは技術と知識を得る。ある画家の部屋。憧れの女神との逢瀬をとげたプルチネッラだが、嫉妬した王は彼を捕らえて絞首刑に。その時、たくさんのプルチネッラが王に反旗して彼を逃がす。王宮を崩壊させたプルチネッラたちは天の神の領域へ。神はプルチネッラたちを教化しようとするが、逆に天界を侵略されてしまう。地上に残るは哀れなプルチネッラただ一人……。 | ||
ロッシーニ:歌劇「絹のはしご」 |
トゥリオ・パーネ(ドルモン) カルメン・ラヴァーニ (ジューリア) ティツィアーナ・トラモンティ (ルチッラ) エルネスト・パラシオ (ドルヴィル) マリオ・キアッピ(ブランザック) ロベルト・コヴィエッロ (ジェルマーノ) アントニオ・モスカ(Vc) ウンベルト・フェラーリ(Cb) マルティン・デルングス (Cemb) マルク・アンドレーエ指揮 スイス・イタリア語放送o. | |
収録:1983年、ルガノ(スイス)、収録時間:全プログラム97分、字幕:英語、ヴィデオ仕様:4:3、カラー、音声仕様:リニア PCM 48kHz, 16 bit ステレオ/ディスク仕様:片面2層。演出:フィリッポ・クリヴェッリ/装置:ペーター・ビセッガー/衣裳:フランカ・ツッケッリ。 ジューリアは後見人に内緒で結婚し、毎夜窓から絹のはしごを降ろして夫と会っている。そうとは知らぬ後見人は彼女の結婚を取り決め、婚約者がやって来る。彼女と夫はその婚約者を彼女のいとこと結婚させようと企てるが……。若きロッシーニの才気溢れる溌剌とした喜劇で、筋立てがよく似たチマローザ「秘密の結婚」(OAF-4021D)との聴き比べも一興。フローレスの師匠エルネスト・パラシオの舞台姿が見られるのも嬉しいところ。(鶴間圭) | ||
ラ・ストゥペンダ〜ジョーン・サザーランドBOX マイアベーア:「ユグノー教徒」 オペラ・オーストラリア 1990 [OAF-4024D] ドニゼッティ:「連隊の娘」オペラ・オーストラリア1986 [OAF-4025D] チレア:「アドリアーナ・ルクヴルール」オペラ・オーストラリア1990 [OAF-4003D] ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」オペラ・オーストラリア1990 [OAF-4026D] 「ガラ・コンサート」シドニー・オペラハウス・コンサートホール[OAF-4010D] | ||
リージョン・オール|カラー|4:3|リニア PCM ステレオ|dts 5.1| NTSC|12時間5分|字幕:英。 2010年に惜しくも亡くなったオーストラリア出身の大歌手、ジョーン・サザーランド出演のオペラ4作品に、ルチアーノ・パヴァロッティと共演して人気オペラの二重唱を歌ったシドニー・オペラハウスでのガラ公演のライヴ映像をセットにしたBOXセット。「ラ・ストゥペンダ(この上なく素晴らしい声をもつ人)」との愛称で親しまれたサザーランドは、当時ほとんどオペラ界の主流ではなかったベルカント・オペラのレパートリーで名声をほしいままにした。その透き通るような美しい高音に、たくましさもあわせもった声は圧巻。このBOXに収められたのは、いずれもそんな彼女が得意としたレパートリーばかり。ガラ・コンサートでの映像では、全盛期のパヴァロッティによる「妙なる調和」や「人知れぬ涙」など名アリアも堪能できる。 | ||
2008年バイロイト、ティーレマン指揮の「指輪」がCDで登場 ワーグナー:「ニーベルングの指環」(全曲) 序夜 楽劇「ラインの黄金」(2CDs)/第一夜 楽劇「ワルキューレ」(4CDs)/ 第二夜 楽劇「ジークフリート」(4CDs)/第三夜 楽劇「神々の黄昏」(4CDs) (配役等の詳細はリンク先 PDF ファイルをご覧ください。) クリスティアン・ティーレマン指揮バイロイト祝祭o.&cho. | ||
録音:2008年、バイロイト音楽祭祭、ドイツ、ライヴ。
旧品番:OACD-9000BD。# 2016年秋以降の流通分は簡易装丁(ブックレットからリブレットを省略)に変更されています。
収録時間:14時間56分。バイロイト新時代の幕開け! オーパス・アルテ、バイロイトと長期パートナー契約締結。 2009年秋、英国オーパス・アルテ社よりビッグニュースが飛び込んできた。それはオーパス・アルテ社が、大家ワーグナー自らが創設し、100年以上の歴史を誇る歴史的音楽祭「バイロイト音楽祭」と長期パートナー契約を締結したというもの。ワーグナー上演の聖地であるこの音楽祭は、世界一チケット入手が困難なことでも知られており、またここ10年ほど映像・録音物のリリースが途絶えていた。 長年音楽監督として君臨してきたヴォルフガング・ワーグナー(ワーグナーの孫)の後継者として、2009年から二頭体制で音楽監督に就任したカタリーナ・ワーグナーとエーファ・ワーグナー・パスキエ(ともにワーグナーの曾孫)は、この歴史ある音楽祭に新風を吹き込むべく、さまざまな新しい試みに挑戦し始めた。インターネット中継や、野外スクリーンを利用したライヴ・ビューイングなど、最新のメディアを積極活用した「聖地の大衆化」は、バイロイト新時代の幕開けとして大いに話題となった。その一環として結実したのが、今回のオーパス・アルテ社との提携による、最新舞台を収めたCD&DVDの世界発売なのだ。 栄えある「オーパス・アルテ バイロイト音楽祭プロジェクト」第1弾は、バイロイト音楽祭のメイン演目「ニーベルングの指環」をライヴ収録した全曲CD。DVD専門レーベルであったオーパス・アルテが初めてCDリリースに挑戦する。バイロイトの「リング」といえば、フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュ、カイルベルト、ベーム、ブーレーズ、バレンボイムなど、綺羅星のごときスター指揮者たちが名演を繰り広げてきたが、全曲盤のライヴ録音としては、なんと1966-1967年のカール・ベーム盤(Philips)以来、実に約40年ぶりのバイロイト公認ライヴ・リリースとなる(ブーレーズ盤、バレンボイム盤は通常公演のライヴではなく別録音)。決して途切れることのない、みなぎる力感と推進力は、まさにライヴならでは。巨大な音のうねりに身をまかせることで、めくるめく15時間のバイロイト体験を味わうことができるだろう。 「ドイツの伝統を継承する第一人者」と称され、欧米で熱狂的な支持を集める指揮者クリスティアン・ティーレマン。ウィーン・フィルやBPOに客演した際はチケットが即完売するほどの人気ぶりで、2010年春には音楽監督を務めるミュンヘン・フィルと来日公演が予定されており、日本でも注目が高まっている。 ティーレマンは2000年に「ニュルンベルクのマイスタージンガー」でバイロイト音楽祭デビュー。以来毎年出演を重ね、バイロイトになくてはならない存在となっている。「リング」は2006年から2009年の2009年に至るまで4年連続指揮を担当し(2010年も予定)、その評価もすこぶる高いものだった。 伝統の殻を打ち破り、新時代に向けて生まれ変わろうとするバイロイトにあって、「伝統の継承者」と称されるティーレマンは、どのような化学反応を生み出すのだろうか。転換期にあるバイロイトの力学の多様性が最も顕在化しているのがこのティーレマンの「リング」なのかもしれない。 | ||
タヴナー:合唱イコン キャロル「小羊」 /マニフィカト/ヌンク・ディミティス/聖母讃歌/アテネのための歌/ み告げ/タム・ファロウへの餞別/眠っていた者のように/虎/消えない灯火の讃歌/主の祈り ジェイムズ・ウィットボーン指揮ザ・クワイア | ||
神聖な世界への扉を開く「音によるイコン」と作曲者自身が語るタヴナーの音楽。イギリス人作曲家兼指揮者のジェイムズ・ウィットボーンが、ロンドンを拠点に活動する合唱団「ザ・クワイア」を指揮して、このタヴナーの幽玄にも美しい無伴奏合唱曲を、印象的に、そして神秘的に歌い上げる。その演奏はまさに圧倒的。 | ||
ワーグナー:「ニーベルングの指環」(抜粋)
クリスティアン・ティーレマン指揮バイロイト祝祭o.&cho.、エーベルハルト・フリードリヒ合唱指揮 アルベルト・ドーメン(ヴォータン) クヮンチュル・ユン(ファゾルト) アンドルー・ショア(アルベリヒ) ハンス=ペーター・ケーニヒ(ファフナー/ハーゲン) エファ=マリア・ウェストブローク(ジークリンデ) エントリク・ヴォトリヒ(ジークムント) ゲルハルト・ジーゲル(ミーメ) クヮンチュル・ユン(フンディング) リンダ・ワトソン(ブリュンヒルデ) ミシェル・ブリート(フリッカ) ステファン・グールド(ジークフリート) アルベルト・ドーメン(さすらい人) クリスタ・マイヤー(エルダ) ラルフ・ルーカス(グンター)他 | ||
録音:2008年、バイロイト音楽祭、ドイツ、ライヴ。上記全曲盤 OACD-9000BD (14CDs) からの抜粋。いまや新時代のバイロイト音楽祭を担う存在として確固たる地位を築いているティーレマン。BOXは、1966-67年のカール・ベーム盤(Philips)以来、実に約40年ぶりの正規リリースとなった歴史的な録音。ワーグナー生誕200周年を記念して、これをハイライト盤として2枚のCDに収めたのが今作。ワーグナーの芸術の粋を、そしてティーレマンの音楽を味わい尽くす格好のアイテム。ヴォータンのアルベルト・ドーメン、エファ=マリア・ウェストブロークのジークリンデ、リンダ・ワトソンのブリュンヒルデという錚々たるキャストが集うバイロイト史上でも屈指の好演。 | ||
OPUS ARTE / ROYAL OPERA HOUSE HERITAGE (CD商品) | ||
クーベリックの「オテロ」、おそらく初出 ヴェルディ:歌劇「オテロ」 |
ラモン・ヴィナイ(T:オテロ) グレ・ブラウエンスタイン (S:デズデーモナ) オタカール・クラウス(Br:イヤーゴ) ジョン・ラニガン(T:カッシオ) ノリーン・ベリー(Ms:エミーリア) レイモンド・ナイルソン (T:ロデリーゴ) 他 ラファエル・クーベリック指揮 コヴェントガーデン 王立歌劇場o.&cho. | |
録音:1955年10月19日、ロンドン、ロイヤル・オペラ・ハウス、ライヴ、モノラル。おそらく初出音源。 名指揮者ラファエル・クーベリックの指揮したヴェルディ、それも「オテロ」。クーベリックは1954年から1958年までコヴェントガーデン王立歌劇場の音楽監督を務め、この歌劇場の発展に多大な貢献を残したが、その時期の録音そのものがごく少なかった。それだけに貴重なCD化である。クーベリックのヴェルディとは意外だが、このほぼ一月後には、ウィーン国立歌劇場再開公演に招かれ、ドイツ語とはいえ「アイーダ」を指揮しているので、高い評価を得ていたことは間違いない。そして歌手は、ブッシュ、トスカニーニ、フルトヴェングラーの指揮のもとでも歌った天下のオテロ歌手ヴィナイに、オランダの名ソプラノ、グレ・ブラウエンスタイン、チェコ出身でロンドンで大活躍したオタカール・クラウスと、かなり豪華。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」 | ジョーン・サザーランド(S:ルチア) ジョアン・ジビン(T:エドガルド) ジョン・ショー(Br:エンリコ) ジョゼフ・ルルー(B:ライモンド) ケネス・マクドナルド (T:アルトゥーロ) 他 トゥリオ・セラフィン指揮 コヴェントガーデン 王立歌劇場o.&cho. | |
録音:1959年2月26日、ロンドン、ロイヤル・オペラ・ハウス、ライヴ、モノラル。GOLDEN MELODRAMからGM-5.0024として出ている演奏の、マスターからの初発売。 サザーランドは1952年にコヴェントガーデン王立歌劇場の舞台を踏んでいるが、脇役であったり、あるいはヴェルディなどのドラマティックな役であったりと、本領を発揮していなかった。しかしこの1959年の「ルチア」が大成功、彼女ドは一夜にしてスターとなり、まもなくDECCAへ録音を開始、世界的プリマドンナへの道を突き進んでいった。これまでもかなり知られた録音だったが、ついに蔵出しで登場。 | ||
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」(5幕版) | ジョン・ヴィッカーズ(T;ドン・カルロ) グレ・ブラウエンスタイン(S;エリザベッタ) フェドーラ・バルビエーリ(Ms;エボリ公女) ティート・ゴッビ(Br;ロドリーゴ) ボリス・クリストフ(B;フィリッポ) マイケル・ラングドン(B;大審問官) 他 カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 コヴェントガーデン王立歌劇場o.&cho. | |
録音:1958年5月12日。 これはLP時代から有名だったものだが、マスターからの初発売。ジュリーニがスカラ座の音楽監督(1953-56年)の後、各地でオペラを頻繁に指揮していた頃のもの。この上演は、ルキアーノ・ヴィスコンティの演出で、それまであまり上演の多くなかった5幕版の「ドン・カルロ」の真価を知らしめたものとして、後々まで語り草になった名舞台だった。当時まだ英国ではそれほど有名ではなかったジュリーニが、この公演で一気に人気が上がり、1960年代のEMIへの多数の録音に繋がりました。歌手は、カナダのヴィッカース、オランダのブラウエンスタイン、イタリアのバルビエーリとゴッビ、ブルガリアのクリストフと国際色豊かで、それぞれが実力を存分に発揮している。 | ||
R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」 | ゲルダ・ラマーズ(S;エレクトラ) ヘドヴィヒ・ミューラー=バトー(S;クリソテミス) ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ (Ms;クリテムネストラ) オタカール・クラウス(Br;オレスト) エドガー・エヴァンズ(T;エギスト) ルドルフ・ケンペ指揮 コヴェントガーデン王立歌劇場o.&cho. | |
録音:1958年5月29日。おそらく初出音源。 これは驚いた!名指揮者ルドルフ・ケンペの「エレクトラ」。これまで全く出回った形跡のない、非常に珍しいもの。ケンペはドレスデン、バイエルンと、シュトラウスと縁の深い劇場の指揮者を務め、シュトラウスで高い評価を得ていたケンペだが、残された録音は少なく、「エレクトラ」もこれが初出。さすがはケンペ、血生臭いこの作品の野蛮さをひけらかすことなく、常にエレクトラの抱える「悲しみ」を前面に打ち出した、非常に情感豊かな「エレクトラ」を作り上げている。下手をするとお祭り騒ぎになってしまう復讐の後の歓喜の音楽も、ケンペは実にしっとりと美しい音楽を作りあげながら、ジワジワとクライマックスへ向かいる。単なる安っぽい復讐劇に留まらないシュトラウスの豊かな感情描写を、見事に描き切っている。これはケンペのオペラ録音でも特筆すべき名演だろう。 タイトルロールのゲルダ・ラマーズは、1915年ベルリン生まれのソプラノ、エレクトラと「ヴォツェック」のマリーが当たり役だった。ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチは、1950年代のバイロイトに頻繁に出演したメッゾ。 | ||
プッチーニ:歌劇「トスカ」 | ジンカ・ミラノフ(S;トスカ) フランコ・コレッリ(T;カヴァラドッシ) ジャン・ジャコモ・グェルフィ(Br;スカルピア) フォーブズ・ロビンソン(Br;堂守) マイケル・ラングドン(Br;アンジェロッティ) デイヴィッド・トゥリー(T;スポレッタ) 他 サー・アレグザンダー・ギブソン指揮 コヴェントガーデン王立歌劇場o.&cho. | |
録音:1957年7月1日。 これは何と言ってもコレッリのカヴァラドッシが目玉!コレッリはこの役を得意とし、各地で歌っては熱狂を巻き起こしている。とあるイタリアの地方劇場では、興奮した観客が終演後も帰らず、コレッリを引っ張り出してピアノ伴奏でアンコールを歌わせた、という嘘のような本当の話があるほど。このコヴェントガーデンでのライヴでは、若々しいコレッリの声を堪能できる。二つのアリア、ことに「星は光りぬ」はもちろん、圧巻は、ナポレオン勝利の報を聞いたカヴァラドッシの「勝利だ Vittoria」の一言、これをコレッリは10秒を超えて伸ばしている。その他、メトのプリマドンナとして活躍したミラノフのタイトルロール、力強いグェルフィのスカルピアも素晴らしいもの。当時のコヴェントガーデンは観客が行儀よく、拍手や歓声で音楽が煩わされることが少ないのもありがたい。 | ||
プッチーニ:「蝶々夫人」 | ビクトリア・ デ・ロス・アンヘレス (S;蝶々さん) ジョン・ラニガン (T;ピンカートン) バーバラ・ハウィット (Ms;スズキ) ジェライント・エヴァンス (Br;シャープレス) デイヴィッド・トゥリー (T;ゴロー) マイケル・ラングドン (Br;ボンゾ)他 ルドルフ・ケンペ指揮 コヴェントガーデン 王立歌劇場o.&cho. | |
録音:1957年5月2日。GOLDEN MELODRAMから発売がある演奏だが、今回マスターからの初復刻。 なんと、ドイツの名匠ルドルフ・ケンペの指揮した「蝶々夫人」のライヴ。そもそもケンペの指揮したイタリア・オペラの録音がほとんどない。しかし、そこはドレスデンやバイエルンといった歌劇場の監督を務めたケンペ、勘所はピシャリと決めている。蝶々さんは、デ・ロス・アンヘレスのお得意の役。彼女は1951年に蝶々さんでコヴェントガーデン・デビューで成功を収めている。さすがに見事なもの。ジョン・ラニガンは、1950年代から80年代まで、主として準主役や脇役で活躍した万能テノール。貴重な主役の録音で、その実力の高さを見せている。 | ||
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 | チェーザレ・シエピ (B;ドン・ジョヴァンニ) ジェライント・エヴァンス (Br;レポレッロ) レイラ・ジェンチェル (S;ドンナ・アンナ) セーナ・ユリナッチ (S;ドンナ・ エルヴィーラ) ミレッラ・フレーニ (S;ツェルリーナ) リチャード・ルイス (T;ドン・ オッターヴィオ) デイヴィッド・ ウォード(B;騎士長) ロベルト・サヴォワ (Br;マゼット) ゲオルク・ショルティ指揮 コヴェントガーデン 王立歌劇場o.&cho. | |
録音:1962年2月19日。LIVING STAGE、OPERA DORO等から発売があるものだが、今回マスターからの初復刻。 ショルティは1960年代にコヴェントガーデン歌劇場の音楽監督を務め、この歌劇場を名門入りするだけの実力を高めた立役者。これはその時期のライヴ。何と歌手の豪華なこと!特にチェーザレ・シエピドン・ジョヴァンニは聞きもの。さらに当時全盛期のジェンチェルとユリナッチ、まだ新進歌手だったフレーニと、贅沢なこと。さらにエヴァンス、ウォードといった英国の実力派名歌手が上手く組み合わさっている。有名な演奏だが、既出盤は音が悪かっただけにマスターからの復刻は歓迎。余白に、この公演の二日前に亡くなったブルーノ・ワルターを追悼したデイヴィッド・ウェブスターの語りを収録。さらにスピーチに続き、ショルティとオケによる魔笛(ワルターがコヴェントガーデンを振った最後の演目)第2幕からの僧侶たちの行進の演奏も収めている。 | ||
ワーグナー:歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
ジョン・トムリンソン(Br;ザックス) エスタ・ヴィンベルイ(T;ヴァルター) ナンシー・グスタフソン(S;エファ) カスリーン・ウィン・ロジャース(Ms;マグダレーネ) ヘルベルト・リッペルト(T;ダーヴィット) トーマス・アレン(Br;ベックメッサー) グウィン・ハウエル(B;ポーグナー)他 ベルナルト・ハイティンク指揮コヴェントガーデン王立歌劇場o.&cho. | ||
録音:1997年7月7日、ステレオ。ついにこの録音が登場!ハイティンク指揮の「マイスタージンガー」のライヴ!!! ハイティンクは、1987年から2002年まで、コヴェントガーデン王立歌劇場の音楽監督を務めていた。その任期中でも、語り草になるほど大評判だったのが、この「マイスタージンガー」だった。ハイティンクの資質からして「マイスタージンガー」が打ってつけなのは容易に想像がつくだろう。明るく柔らかく自然体でありながら、大らかな豊かさに溢れ、しかも説得力が強い。さらにライヴならではの起伏や昂揚もあって、まさに「充実している」としか言い様のない演奏。幕切れ後の大喝采も当然の大名演。また、惜しくも2002年に亡くなってしまった、スウェーデンの名テノール、エスタ・ヴィンベルイの瑞々しいワルターが今となっては極めて貴重なワーグナー役の録音になってしまった。その他、トムリンソン、アレン、グスタフソン、リッペルト、ハウエルと、当時のロイヤル・オペラ最高の布陣。録音も良好。 | ||
初出!バスティアニーニの「仮面舞踏会」 ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」 エイミー・シュアード(S;アメーリア) ジョン・ヴィッカーズ(T;グスターヴォ) エットレ・バスティアニーニ(Br;レナート) レジーナ・レズニク(Ms;ウルリカ) ジョーン・カーライル(S;オスカル) マイケル・ラングドン(B;ホーン) デイヴィッド・ケリー(B;リッビング)他 エドワード・ダウンズ指揮コヴェントガーデン王立歌劇場o.&cho. | ||
録音:1962年2月23日&27日、ロンドン、モノラル。なんと言っても、バスティアニーニのレナートが魅力。バスティアニーニは英国とはあまり縁がなく、コヴェントガーデン王立歌劇場への出演はこれ一回だけだったそう。しかし、バスティアニーニのノーブルなレナートは、英国の紳士たちをも唸らせたと伝えられている。録音の存在は知られていたものの、これが初出。もう一つの魅力は、ヴィッカースがグスターヴォはこれが唯一の録音。シュアードは、1924年ロンドン生まれの純英国ソプラノ。1950-60年代の英国を代表するドラマティック・ソプラノで、1968年にはバイロイトでクンドリーを歌っている。 | ||
グルック:歌劇「アルセスト」
ジャネット・ベイカー(Ms;アルセスト) ロバート・ティアー(T;アドメート) ジョナサン・サマーズ(Br;ヘラクレス) マシュー・ベスト(Br;預言者) モールドウィン・デイヴィス(T;エヴァンドル) ジョン・シャーリー=カーク(Br;大祭司) フィリップ・ジェリング(B;伝令官)他 チャールズ・マッケラス指揮コヴェントガーデン王立歌劇場o.&cho. | ||
録音:1981年12月12日、ステレオ。グルックのフランス語のオペラは、今でこそ人気があるが、かつては上演が非常に珍しいものだった。この1980年の上演では、ジャネット・ベイカーとロバート・ティアーという、1980年代のロイヤル・オペラを代表する名歌手が共演、さらに知性派のマッケラスが指揮した、当時最先端の上演だった。ベイカーの気品ある歌は、四半世紀以上経った今聞いても実に感動的。 | ||
ジュリーニの「トロヴァトーレ」ライヴ 1964年、初CD化 ヴェルディ:「トロヴァトーレ」 ギネス・ジョーンズ(S;レオノーラ) ジュリエッタ・シミオナート(Ms;アズチェーナ) ブルーノ・プレヴェディ(T;マンリーコ) ピーター・グロソップ(Br;ルーナ伯爵) ジョゼフ・ルルー(B;フェランド)他 カルロ・マリア・ジュリーニ指揮コヴェント・ガーデン歌劇場o.&cho. | ||
録音:1964年11月26日、ライヴ。以前 LP が出たことがあるようだが、初CD化&マスターからの初復刻。ジュリーニによる同曲には1983年録音のDGスタジオ盤があったが、録音が残っているライヴは、おそらく当演奏のみであろう。 ジュリーニの「トロヴァトーレ」ライヴが登場! 1958年にコヴェント・ガーデン歌劇場で大成功を収めた「ドン・カルロ」と同様、ジュリーニの指揮とヴィスコンティの演出で舞台にかけられたこの「トロヴァトーレ」は、批評家ハロルド・ローゼンタルも「近年コヴェント・ガーデンで聞いたイタリア・オペラの中でも屈指のもの」と絶賛している。また、1960年代に大活躍しながら、録音が多くない名テノール、ブルーノ・プレヴェディの本領を発揮した録音としても貴重だろう。イタリアの偉大なメッツォ、ジュリエッタ・シミオナート、当時まだ28歳になったばかりだったギネス・ジョーンズや、メキメキ頭角を現しているところだったピーター・グロソップ(2008年9月7日に亡くなり、図らずも追悼盤になってしまった)など、キャストも優れている。後年の録音とは異なった、血の気の多いジュリーニの指揮も聞きもの! | ||
ROHS-012 (4CD) 廃盤 |
ワーグナー:「パルジファル」 ジョン・ヴィッカーズ(T;パルジファル) エイミー・シュアード(S;クンドリー) レジナルド・グッドオール指揮コヴェント・ガーデン歌劇場o.&cho. | |
録音:1971年5月8日、ライヴ。 | ||
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」
キリ・テ・カナワ(フィオルディリージ) アグネス・バルツァ(ドラベッラ) ダニエラ・マッツカート(デスピーナ) ステュアート・バロウズ(フェルランド) トーマス・アレン(グリエルモ) リチャード・ヴァン・アラン(ドン・アルフォンソ) コリン・デイヴィス指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.&cho. | ||
録音:1981年1月27日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ライヴ。全プログラム173分。 1968年コヴェント・ガーデンにて、ゲオルグ・ショルティ指揮ピラール・ローレンガーやジョゼフィン・ヴィージー、ルチア・ポップ等でプレミアを迎えて以来長く愛されてきたプロダクションで、86年の来日公演でも上演された。モーツァルトのスペシャリストであるデイヴィスによる指揮と、カナワ、バルツァら豪華歌手陣によるライヴ録音。ダ・ポンテの入り組んだ男女の争いのユーモアさ、苦悩、皮肉、人間性などのバランスをうまくとり、デイヴィスのきめ細かいスコア解釈にオーケストラが応える。 | ||
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」
アンナ・トモワ=シントウ(元師夫人) クルト・モル(オックス男爵) アン・マレイ(オクタヴィアン) アラン・オピー(ファニナル) バーバラ・ボニー(ゾフィー) ハワード・クルック(ヴァルツァッキ) リー・マリアン・ジョーンズ(アンニーナ) アンドルー・デイヴィス指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.&cho. | ||
録音:1995年3月3日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ライヴ。全プログラム185分。 1994年ウィーン国立歌劇場の来日公演において、バーバラ・ボニーは同役ゾフィーを務め絶賛を博し、日本のファンの心を一気に掴んた。その翌年、コヴェント・ガーデンでの上演ではクルト・モルら充実した歌手陣が如何なくその実力を発揮し、元帥夫人役のトモワ=シントウの歌唱・演技を十分に引き立てた名演。 |