加藤訓子〜スティーヴ・ライヒ:ドラミング
加藤訓子(Perc/Vo/ピッコロ/口笛) | |||
録音:2017年7月22日-28日、2017年9月27日-10月6日、2018年1月5日-17日、愛知県芸術劇場。 SACD盤は日本国内向け限定生産(海外流通盤はCD: CKD-582)。一人の奏者がドラミング全パートを演奏した初めての録音。 日本を代表するパーカッショニスト、加藤訓子。2017年リリースの「J.S.バッハ:マリンバのための無伴奏作品集(CKD-586S)」は、Linn Recordsの年間ベスト・アルバムに輝き、第10回CDショップ大賞クラシック部門を受賞する等、世界的にも大きな話題を呼んだ。スコットランドのハイエンド・オーディオ・メーカー、Linnが技術の粋を結集させて作るアルバム第5弾は、スティーヴ・ライヒに回帰し、ミニマル・ミュージックを世に知らしめたライヒの代表作「ドラミング」をレコーディング! 欧州時代、ダンシュカンパニー・ローザスのワールドツアーにも参加し、アンサンブル・イクトゥスと数え切れないライヴを演奏している加藤訓子が、パーカッション(ボンゴ、マリンバ、グロッケンシュピール)、ヴォイス、ピッコロ、口笛、計12名全てのパートを自身でオーバーダブし、アンサンブルでは決して表現し得ないドラミングの持つ最上のディテールを紡ぎ出している。また、スティーヴ・ライヒ自身からも、「一人の奏者がドラミング全パートを演奏した初めての録音作品。最上のディテールと共に驚くべき明晰さで捉えている。大いなる喜びの発見。」と絶賛されている。 | |||
ブラームス:交響曲全集 〔第1番 ハ短調 Op.68 /第2番ニ長調 Op.73 / 第3番 ヘ長調 Op.90 /第4番 ホ短調 Op.98 〕 |
ロビン・ティチアーティ指揮 スコットランド室内o. | ||
ロンドン生まれ、イタリア系イギリス人の若き天才指揮者ロビン・ティチアーティ。2009/2010シーズンから26歳でスコットランド室内o. の首席指揮者に就任し、2014年にグラインドボーン音楽祭の音楽監督、そして2017/2018シーズンからは名門ベルリン・ドイツso. (DSO)の音楽監督という大役も兼ねるティチアーティの新たな交響曲録音は、ブラームスの交響曲全集が登場! 2017/2018が最後のシーズンとなるティチアーティとスコットランド室内管。これまで、幻想交響曲を含むベルリオーズの一連の録音やシューマンの交響曲全集、ハイドンの交響曲集といった名録音をいくつも生み出してきたコンビによる渾身のブラームス。2015/2016シーズンのメイン・プログラムとしても演奏され、緻密に制御されたフレーズやバランスから織りなす独特の透明感と色彩感は高い評価を得ている。もちろん、Linn Recordsによる超優秀録音もポイント! | |||
90歳記念盤〜サミュエル・アドラー(1928-):作品集 交響曲〔第1番/第2番〕/ピアノ協奏曲第1番/ヴァイオリン協奏曲/ギター協奏曲/ 木管五重奏と管弦楽のための協奏曲「 Shir HaMa 'alot 」/人はただ一度生きる/ Into the Radiant Boundaries of Light / Ports Of Call /地中海組曲/5つのコーラル・スケルツォ エミリー・フリーマン・ブラウン指揮フランクフルト・ブランデンブルク州立o. イーストマン・フィルハーモニア室内o. イーストマンcho./他 | |||
2018年の3月4日に90歳の誕生日を迎えるアメリカの作曲家、サミュエル・アドラーのセレブレーション・アルバムが登場。サミュエル・アドラーは、1928年にドイツのユダヤ系の音楽一家に生まれ1939年にアメリカへ亡命、ハーバード大学でヒンデミットやコープランドらに学び、現代アメリカを代表する作曲家の一人として活躍。ノーステキサス大学音楽カレッジやイーストマン音楽学校、ジュリアード音楽院などで作曲を教えてきた。古典的感性と21世紀の情熱をバランスよく融合させた脅威のシンフォニック・ライターとして大きな影響力を持つアドラーの作品から、多くの世界初録音を含む、交響曲、協奏曲、室内楽作品を収録した3枚組セット。CD1-2(交響曲とギター以外の協奏曲)は、アドラー夫人でもあるボーリンググリーン州立大学のエミリー・フリーマン・ブラウン博士とフランクフルト・ブランデンブルク州立o. による演奏。CD3は、アドラーが名誉教授を務めるイーストマン音楽学校のニコラス・ゴルセス教授(G)とイーストマンの若きミュージシャン達による演奏。 | |||
トランペットのためのイングリッシュ・セット(全編曲:ティモシー・ジョーンズ) *第1セット ジェンキンズ:ファンタジー第1番 ト長調 / バード:乙女 トムキンズ: Oyez! Has any found a lad / ギボンズ:わが窓より行け *第2セット ウィリアム・ロウズ:パヴァン&ディヴィジョン ト長調/6声のファンタジー ト短調/ 6声のファンタジー 変ロ長調/3声のアルメイン ト長調 *第3セット ギボンズ:おお あれは学識のある詩人だ/銀の白鳥 / ウィルビー:さようなら かわいいアマリリス ジョン・ベネット:生きとし生けるものの心は / バード:われブラウンなれど / モーリー:時は5月 *第4セット マシュー・ロック:組曲第2番 ハ短調 *第5セット ジェンキンズ:ニューアークの戦い / バード:第6パヴァンとガイヤルド ギボンズ:5声のイン・ノミネ第2番 / ダウランド:ファンタジー第3番 ジョナサン・フリーマン=アットウッド(Tp) ダニエル=ベン・ピエナール(P) | |||
録音:2017年3月20日-22日、ブリテン・スタジオ、スネイプ・モルティングス、 UK 。 英グラモフォン誌のレビュー執筆やChannel Classicsでレイチェル・ポッジャーなど200以上ものレコーディング・プロデュースを行い、2008年からは英国王立音楽アカデミー(RAM)の楽長を務めている、英国楽壇の重鎮ジョナサン・フリーマン=アットウッド。教育者、レコーディング・プロデューサー、ライター、ブロードキャスターなどの顔と同時に、現役のトランペット奏者としても活動を続けているフリーマン=アットウッドの新たな録音は、16世紀〜17世紀のイングランドの音楽の黄金時代、ウィリアム・バード、ジョン・ジェンキンズ、オーランド・ギボンズ、ウィリアム・ロウズ、マシュー・ロック、そしてジョン・ダウランドらの音楽を、モダーン・トランペットとスタインウェイ・ピアノで描く。今作でも伴奏は引き続き、RAMで教鞭を執る南アフリカ出身の天才ピアニスト、ダニエル=ベン・ピエナールが担当。 | |||
J.S.バッハ:マリンバのための無伴奏作品集 平均律クラヴィーア曲集第一巻〜前奏曲 ハ長調 BWV.846 / 無伴奏チェロ組曲〔第1番 ト長調 BWV.1007 /第3番 ハ長調 BWV.1009 / 第5番 ハ短調 BWV.1011 (無伴奏リュート組曲第3番 BWV.995 )〕/ リュートのための前奏曲 ハ短調 BWV.999 / 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 〔第1番 ト短調 BWV.1001 /第2番 イ短調 BWV.1003 /第3番 ハ長調 BWV.1005 〕 加藤訓子(マリンバ) | |||
録音:2015年9月1日-11日、2016年3月14日-24日、ヤンニ教会、タルト、エストニア。
バッハのソロ作品のなかから、加藤の LINN 第4弾となるバッハ。自ら「この曲を弾きたい、聴きたい」という観点で選んだ曲目。 #日本以外では通常CDの CKD-585が流通。SACDは限定盤で、おそらく再プレスは無しと考えられる。ただし2020年9月時点で、現在の代理店(当盤アナウンス時とは別)によると、まだ在庫はあることになっている。 | |||
ガブリエーリ:金管楽器のための音楽 ガブリエーリ:第12旋法による10声のカンツォン(ii)(サクラ・シンフォニア、1597より)/ 第8旋法による12声のソナタ第8番(サクラ・シンフォニア、1597より) ラッピ:4声のカンツォン第11番「ラ・セラフィーナ」(ソナーレのためのカンツォーニ、1608より) ガブリエーリ:8声のピアノとフォルテのソナタ(サクラ・シンフォニア、1597より)/ 7声のカンツォン第5番(カンツォーニとソナタ、1615より)/ 第7旋法による8声のカンツォン(ii)(サクラ・シンフォニア、1597より) フレスコバルディ:カンツォン第3番(1634) ガブリエーリ:14声のソナタ第18番(カンツォーニとソナタ、1615より)/ 8声のカンツォン第8番(カンツォーニとソナタ、1615より) マッサイーノ:8声のカンツォン第33番(ソナーレのためのカンツォーニ、1608より) ガブリエーリ:4声のカンツォン「ラ・スピリタータ」(ソナーレのためのカンツォーニ、1608より)/ 第9旋法による12声のカンツォン(サクラ・シンフォニア、1597より)/ ソナタ第21番「コン・トレ・ヴィオリーニ」(カンツォーニとソナタ、1615より) ヴィアダーナ:8声のシンフォニア「ラ・ベルガマスカ」(シンフォニー・ムジカーリ、1610より) ガブリエーリ:6声のカンツォン第3番(カンツォーニとソナタ、1615より) ブオナメンテ:6声のソナタ(ソナタとカンツォーニ、1636より) ガブリエーリ:15声のソナタ第19番(カンツォーニとソナタ、1615より) グッサーゴ:4声のラ・ボッターナ(4声、6声と8声のソナタ、1608より) ガブリエーリ:22声のソナタ第20番(カンツォーニとソナタ、1615より) ラインホルト・フリードリヒ指揮 ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック&ジュリアード・スクール・ブラス、 | |||
ロンドンの王立音楽アカデミー(ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック)とニューヨークのジュリアード音楽院(ジュリアード・スクール)。2004年以来コラボレーションを続ける2つの名門音大の金管奏者たちによるガブリエリ・アルバムが登場!ルツェルン祝祭管の首席トランペット奏者であるドイツの名手ラインハルト・フリードリヒが指揮を務め、王立音楽アカデミーの学長であり自身もトランペット奏者であった英国楽壇の重鎮ジョナサン・フリーマン=アットウッドがレコーディング・プロデューサーを務める特別プロジェクト。金管楽器のバイブル、ジョヴァンニ・ガブリエリと同時代のヴェネツィアの作曲者たちによる金管楽器のための音楽。近代の楽器と知性を16世紀のテクニックやチューニングと融合させた挑戦的なレパートリー。ガブリエリの新たな名盤となるか、ブラス関係者要注目! | |||
クリスマス・フェスティヴァル アーノルド/パーマー編曲:クリスマス・キャロルによる幻想曲「柊と蔦は」 / チルコット:真冬 伝承曲/キャンベル編曲:クリスマス・キャロル・ファンタジー / ラーセン/ベイトマン編曲:鐘が鳴る 伝承曲:幼児キリストの子守歌/イン・ア・コテージ・イン・ア・ウッド / カーティス:クリスマス・スピリッツ K.K.デイヴィス、オノラーティ、シメオン/ウェンデル編曲: 「クラシカル・クリスマス組曲」〜リトル・ボレロ・ボーイ ブレイク:映画「スノーマン」〜ウォーキング・イン・ジ・エアー/ 映画「ベアー」〜ムホエア・ア・スター・シャインズ・フォー・エブリワン ミーラー/キャンベル編曲:アイ・プレイ / ピアポント/キャンベル編曲:ジングル・ベル 伝承曲/ダウティ編曲:陽気な聖ニコラスおじいさん/ア・ヤング・オーストリアン・ウェント・ヨーデリング テッパー、ロイ・C.ベネット/ベイトマン編曲:(アイム・ゲティン・)ナティン・フォー・クリスマス ハンビー/キャンベル編曲:アップ・オン・ザ・ハウストップ / ビッシル:ア・クリスマス・カーニヴァル マークス/ベイトマン編曲:ジョニー・マークス・メドレー / コシャト/ゴフ・リチャーズ編曲:シュネーバルツァー クリストファー・ベル指揮 RSNO ジュニアcho.、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo. | |||
録音:2016年9月18日-19日、 RSNO センター、グラスゴー、 UK 。 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管、RSNOジュニア・コーラスのスコットランド勢と、1996年からナショナル・ユース・クワイア・オヴ・スコットランド(NYCoS)の音楽監督を務める北アイルランドの指揮者クリストファー・ベルが贈るクリスマス・アルバム。定番のクリスマス・ソングから、ボブ・チルコットのキャロル、映画『スノーマン』の主題歌「ウォーキング・イン・ジ・エアー」まで、バラエティ豊かな選曲。スコットランドが誇る名門オーケストラの壮麗な演奏に乗せて、名門児童合唱団が華麗なクリスマスを彩る。名クリスマス・スタンダード「リトル・ドラマー・ボーイ」にラヴェルのボレロをマッシュアップした「リトル・ボレロ・ボーイ」にも注目! | |||
ベートーヴェン:管楽器のための音楽 管楽六重奏曲 変ホ長調 Op.71 /クラリネットとファゴットのための二重奏曲第1番 WoO.27 No.1 / 管楽八重奏曲 変ホ長調 Op.103 /ロンディーノ 変ホ長調 WoO.25 /行進曲 変ロ長調 WoO.29 スコットランド室内管弦楽団ウィンド・ソロイスツ [マキシミリアーノ・マルティン、ウィリアム・スタッフォード(Cl) ピーター・ウィーラン、 アリソン・グリーン(Fg) アレック・フランク=ゲミル、ハリー・ジョンストン(Hr) ロビン・ウィリアムズ、ロージー・スタニフォース(Ob)] | |||
故チャールズ・マッケラス、ユッカ=ペッカ・サラステらがベースを築き、英国の俊英ロビン・ティチアーティが首席指揮者に就任してからは、さらに破竹の勢いで評価を高めるスコットランド室内o.(SCO)。SCOの管楽器セクションを牽引する腕利きの管楽器奏者たちによるアンサンブル、「スコットランド室内o. ウィンド・ソロイスツ」第2弾。既に、それぞれのソロ・アルバムやSCOとの協奏曲録音等でも実力が証明されているピーター・ウィーラン(Fg)やマキシミリアーノ・マルティン(Cl)、アレック・フランク=ミゲル(Hr)らの名手が、1790年代のウィーンに旋風を巻き起こした若きベートーヴェンの管楽作品を披露する。 | |||
クリストファー・タイ(1505頃-1573):コンソート・ミュージック全集 4声のイン・ノミネ/イン・ノミネ「信頼」/イン・ノミネ「レイチェルの涙」/安息日が過ぎて I /神への賛歌/ イン・ノミネ「すべてからの自由」/イン・ノミネ「ラウンド」/イン・ノミネ「もう泣かないで、レイチェル」/ イン・ノミネ「み言葉」/イン・ノミネ「私に従いなさい」/キリストの復活/イン・ノミネ「叫び」/茂みの中に/ イン・ノミネ「主にすがる」/イン・ノミネ「めったに見ない」/イン・ノミネ「レ・ラ・レ」/安息日が過ぎて III / しっかり座って〔第1部/第2部〕/イン・ノミネ「昇天し彼はここにいない」/イン・ノミネ「私を信じなさい」/ イン・ノミネ「リポート」/ 5声のイン・ノミネ/イン・ノミネ「私は来る」/安息日が過ぎて II / おお祝福されし三位一体の光/イン・ノミネ「私の死の床」/イン・ノミネ「潔白」/ イン・ノミネ「愛しい人と永遠にお別れ」/安息日が過ぎてIV /主は彼らを愛したもうた/6声のイン・ノミネ(*) ファンタズム [ローレンス・ドレイフュス(トレブル・ヴィオール/ディレクター) エミリア・ベンジャミン(トレブル&テノール・ヴィオール) ジョナサン・マンソン(テノール・ヴィオール) ミッコ・ペルコラ、マルック・ルオラヤン=ミッコラ(バス・ヴィオール)] エミリー・アシュトン(テノール・ヴィオール;*) | |||
録音:2016年9月20日-22日、ボックスグローヴ小修道院、サセックス、 UK 1994年の結成以来、2度の英グラモフォン賞受賞をはじめとする数々の賞を受賞、名実ともに世界最高峰のヴィオール・アンサンブルとして名を轟かせるファンタズム。前作ダウランドの「ラクリメ」(CKD-527)も英グラモフォン誌で「Editor's Choice」に選ばれるなど高い評価を得たファンタズムの新たな録音は、ルネサンス期のイギリスの重要な作曲家、クリストファー・タイ。「西風のミサ」と並ぶタイの代表作、「イン・ノミネ」(「汝聖三位一体に栄光あれ」を定旋律とする器楽曲)含むコンソート音楽全集を、ヴィオールの世界的名手たちが奏でる。ファンタズムは2017年9月と10月にも、オーストラリアの音楽祭やロンドンのウィグモア・ホールでクリストファー・タイの演奏を予定している。 | |||
ジャーニー〜トレヴァー・ピノック、チェンバロ音楽の200年 カベソン:騎士の歌による変奏曲 / バード:御者の笛 / タリス:おお、いたいけな子らよ ジョン・ブル:王の狩り / スウェーリンク:「わが青春の日は既に過ぎたり」による変奏曲 SwWV.324 J.S.バッハ:フランス組曲第6番 ホ長調 BWV.817 / ヘンデル:シャコンヌ ト長調 HWV.435 フレスコバルディ:トッカータ第9番/バレット〔第1番/第2番〕 D.スカルラッティ:ソナタ〔ニ長調 K.490 カンタービレ/ニ長調 K.491 アレグロ/ニ長調 K.492 プレスト 〕 トレヴァー・ピノック(Cemb) | |||
録音:2014年8月20日-21日、ケント大学、カンタベリー、イギリス。初出・既出: CKD-570 (HYBRID_SACD) 〔廃盤〕。トレヴァー・ピノック(1946-)70歳記念リリースは、チェンバロの歴史を辿る200年の旅。彼による久々となるチェンバロ・ソロ・アルバム。 | |||
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り(1610)
ジョアン・ラン、エスター・ブラジル(S) エイミー・リドン(A) ロリー・マクリーリー(CT) ジョシュア・エリコット、マシュー・ロング、 ニコラス・マルロイ、ピーター・ハリス(T) ピーター・ハーヴィー、 ウィリアム・ゴーント(B) ジョン・バット指揮ダニーデン・コンソート、 ヒズ・マジェスティーズ・サクバッツ&コルネッツ | |||
録音:2017年3月6日-9日、グレイフライアーズ教会、エディンバラ、 UK 。 綿密な時代考証、長年にわたる研究に基づく様々な異稿版の発掘や復元に取り組み、多くの画期的な録音を送り出してきたジョン・バットとスコットランドのピリオド・アンサンブル、ダニーデン・コンソート(ダンディン・コンソート)。ピーター・ハーヴィーやジョアン・ラン、ロリー・マクリーリー、ニコラス・マルロイといった豪華歌手陣に、ピリオド管楽器の名門アンサンブル、「ヒズ・マジェスティーズ・サクバッツ&コルネッツ」が参加。ソリストの個性が輝くシングル・パート・パフォーマンスを追究してきたジョン・バットのフレッシュなアプローチで、モンテヴェルディの偉大な傑作をお贈りする。 | |||
デュファイ・スペクタクル〜ギヨーム・デュファイ(1397頃-1474):作品集
ゴシック・ヴォイセズ[キャサリン・キング(Ms) スティーヴン・ハロルド、 ジュリアン・ポッジャー(T) スティーヴン・チャールズワース(Br)] クレア・ウィルキンソン(Ms) ジェーン・アクトマン(ビウエラ・ダルコ/フィドル) アンドルー・ローレンス=キング(Org/レガール/ブレイHp/プサルタリー) キース・マッゴーワン(ドゥルシアン/ショーム) エミリー・ホワイト(サックバット) | |||
録音:2016年3月10日-13日、ボックスグローヴ小修道院、ウェスト・サセックス、 UK 。 Linn Recordsから発売されるゴシック・ヴォイセズ第2弾は、中世からルネサンス音楽への転換期を生き、ルネサンスの開拓・転換を果たしたブルゴーニュ楽派の巨匠ギヨーム・デュファイ(c.1397-1474)の音楽。メゾ・ソプラノのキャサリン・キングを始め、タリス・スコラーズのメンバーでもあったジュリアン・ポッジャーやスティーヴン・ハロルドなど、イギリス古楽界の一流歌手によるヴォーカル・アンサンブルが、中世ハープの世界的名手アンドルー・ローレンス=キングをフィーチャー。中世のフィドルや管楽器も交え、デュファイの偉大なモテットと祝祭の音楽を歌う。 | |||
エディンバラ1742 〜バルサンティ&ヘンデル バルサンティ:10の合奏協奏曲集 Op.3 より 〔ニ長調 Op.3 No.3 /ヘ長調 Op.3 No.2 /ヘ長調 Op.3 No.1 /ニ長調 Op.3 No.4 /ニ長調 Op.3 No.5 〕/ 古いスコットランドの旋律集 ヘンデル:歌劇「アルチーナ」 HWV.34 〜ヒルカニアの石造りの棲み家に/ ホルン協奏曲 ヘ長調 HWV.331 /行進曲 ヘ長調 HWV.346「トロメーオ行進曲」 ピーター・ウィーラン(芸術監督)指揮アンサンブル・マルシュアス[サラ・マクマホン(Vc) トーマス・ダンフォード(テオルボ) フィリップ・グリスヴァール(Cemb/Org)他] | |||
2007年ブルージュ国際コンクールで第1位&聴衆賞を獲得したメンバーを中心に2011年結成、スコットランド室内o. やマーラー室内o. の首席ファゴット奏者も担う名手ピーター・ウィーランが芸術監督を務めエディンバラを拠点とするピリオド・アンサンブル、アンサンブル・マルシュアスが、18世紀エディンバラのコンサートを再現。イタリア出身、イギリスで活躍しエディンバラ音楽協会の"マスター"も務めたフランチェスコ・バルサンティ(1690-1775)の合奏協奏曲を始め、スコットランド民謡に基づく作品やヘンデルのアリア、ホルン協奏曲、行進曲など、エディンバラ音楽協会のために書かれた作品を中心とした、アンサンブル・マルシュアスならではのプログラム。 | |||
フィンランディア〜シベリウス: ある伝説 Op.9 /フィンランディア Op.26 /トゥオネラの白鳥 Op.22 No.2 / オーケアニス(大洋の女神) Op.73 /悲しきワルツ Op.44 No.1 /組曲「国王クリスティアン二世」 Op.27 トマス・セナゴー指揮 BBC ウェールズ・ナショナルo. | |||
録音:2017年11月27日-29日、2018年2月5日、BBC ホディノット・ホール、カーディフ、 UK 。 トマス・セナゴーは、2018年4月で創立90周年を迎えたウェールズの名門オーケストラ、BBCウェールズ・ナショナルo. (BBC NOW)の首席指揮者を務めるデンマーク出身の実力派指揮者。現在首席客演指揮者を務めているロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo. では、2018年9月からはロビン・ティチアーティから音楽監督のポストを引き継ぐなど、次代の巨匠候補として注目を浴びている。交響曲第2番&第7番(CKR462)、交響曲第1番&第6番(CKD-502)と録音し圧倒的なパフォーマンス、高品質な録音ともに高い評価を獲得したセナゴーとBBC NOWのシベリウス。第3弾は、傑作「フィンランディア」を含む、交響詩(音詩)集。スコットランドのヘラルド紙からは「one of the great new Sibelian teams」と絶賛されたセナゴー& BBC NOWのフィンランディアにご期待頂きたい。 | |||
リン・レコーズ〜ザ・スーパー・オーディオ・コレクション Vol.10 | |||
2010年には英グラモフォン賞のレーベル・オヴ・ジ・イヤーに輝くなど、全世界が認める高音質レーベル、リン・レコーズ(Linn Records)の超優秀録音とトップ・アーティストたちの優れた演奏を存分に味わえるSACDコレクション。記念すべき第10弾は、ロビン・ティチアーティトレヴァー・ピノック、トマス・セナゴー、モニカ・ハジェット、ダンディン・コンソートなど一流アーティストたちの名演をLINNの最新テクノロジーで収録。オーディオ・チェックにも最適な、オーディオ・ファン必携のSACDコレクション。 | |||
ハイドン、クープラン、モン:チェロ協奏曲集 クープラン/バズレール編曲:演奏会用小品 マティアス・ゲオルク・モン:チェロ協奏曲 ト短調 ハイドン:チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIb: 1 |
コリーヌ・モリス(Vc) スコットランド室内o. | ||
録音:2016年7月26日-27日、2017年1月22日、アッシャー・ホール、エディンバラ。 コリーヌ・モリスは8歳でチェロを始め、ポール・トルトゥリエの弟子であったラファエル・ゾマーの生徒となり、ロンドンの王立音楽大学、パリの音楽院、ウィーンの音楽大学院で研鑽を積み、バルセロナのマリア・カナルス国際コンクールやパリのフランス国際音楽コンクールで入賞、ロストロポーヴィチにエヴィアン音楽祭へ招待されるなど有望視されならがも、肩の怪我によって演奏活動を休止。しかし、スポーツ医学の分野の治療法を取り入れ、見事音楽界へと復帰を果たし、そのカムバック・ストーリーは欧米の主要なメディア(The Times, Gramophone, International Arts Manager, Australia 's Limelight magazine等)で取り上げられている。この「クリサリス(Chrysalis)」は、コリーヌ・モリスの復帰を記念して制作された、モリスのコンチェルト・デビュー・アルバム。ハイドンの名曲から、クープランのアレンジ作品、そしてウィーン古典派のマティアス・ゲオルク・モンのチェロ協奏曲をスコットランドの名門オーケストラとともに演奏し、その卓越した才能を披露する。 | |||
リスト・トランスフィギュアド〜ピアノのためのオペラティック・ファンタジー パチーニの歌劇「ニオベ」の主題による大幻想曲 − カヴァティーナ「高鳴る胸を」によるディヴェルティスマン S.419 / 「ユダヤの女」の回想 − アレヴィの歌劇のモチーフによる華麗なる幻想曲 S.409a / モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の回想 − 大幻想曲 S.418 / モーツァルト「フィガロ」と「ドン・ジョヴァンニ」の主題による幻想曲 S.697 シーヤン・ウォン(P) | |||
録音:2014年3月2日-4日、ワイアストン・コンサート・ホール、ワイアストン・レイズ、モンマス。スティーヴン・ハフが認めた若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト・デビュー! シーヤン・ウォンは、スティーヴン・ハフに才能を見出され英国王立音楽院(RAM)に入学、名教師クリストファー・エルトンにピアノを学んだ若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。フランスではナジ・ハキムに即興を学んでおり、ブゾーニとリストに特別な関心を寄せるシーヤン・ウォンのデビュー・レコーディングは、フランツ・リストが様々な歌劇からトランスクリプションしてきたオペラティック・ファンタジー集。すべてシーヤン・ウォンによる改訂が加えられており、S.418の「ドン・ジョヴァンニの回想」はブゾーニ・エディションからの改訂、未完の作品であったS.697の「フィガロとドン・ジョヴァンニ」も自身で補筆完成させた、超絶なリスト・トランスクリプション・アルバム。 | |||
ジョン・ジェンキンズ(1592-1678):5声のコンソート集
ファンタズム ミッコ・ペルコラ(バス・ヴィオール) | |||
録音:2006年8月14日-17日、マグダレン・カレッジ・チャペル、オックスフォード、UK 。初出・前出: Avie Records, AV-2120〔廃盤〕。ファンタズムのジェンキンス第2弾だったもの。 | |||
ジョン・ジェンキンズ(1592-1678):6声のコンソート集
ファンタズム エミリア・ベンジャミン(テナー・ヴィオール) ミッコ・ペルコラ(バス・ヴィオール) | |||
録音:2005年8月25日-27日、マートン・カレッジ・チャペル、オックスフォード、UK 。初出・前出: Avie Records, AV-2099〔廃盤〕。ファンタズムのアヴィー移籍3作目だったもの。17世紀イギリスで活躍したジョン・ジェンキンズは、ウィリアム・バードらの作り上げた音楽の基礎を発展させ、現存するだけでも800曲以上の器楽作品を残している。特にヴィオールのためのコンソート音楽は評価が高い。 | |||
フリッター〜シューマン&メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲集 シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54 メンデルスゾーン:序曲「美しいメルジーネの物語」 Op.32 (1835年版)(*) / ピアノ協奏曲第1番 ト短調 Op.25 イングリット・フリッター(P;*以外) アントニオ・メンデス指揮スコットランド室内o. | |||
1973年アルゼンチンのブエノスアイレス生まれで、2000年の第14回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位となり、マルタ・アルゲリッチが認める才女イングリット・フリッターの Linn Records 第3弾。英グラモフォン賞へもノミネートされたショパン(CKD-455)に続きスコットランド室内o.との協奏曲録音。指揮は2015年に新日本フィルと共演、2016年にはスペイン国立管を率いて来日予定のスペイン若手有望指揮者株アントニオ・メンデス。 #CKD-555はレーベルで廃盤となっており、流通在庫限りのお取り扱いです。ご注文時に入手できなくなっていた場合はご容赦ください。 | |||
LINN RECORDS 〜ザ・スーパー・オーディオ・コレクション Vol.9(サンプラー) | |||
「ストラヴィンスキー:兵士の物語」 ストラヴィンスキー:新しい劇場のためのファンファーレ マックスウェル・デイヴィス(1934-2016) /ナッセン編曲:イーゴリ・ストラヴィンスキーの栄誉のためのカノン バートウィッスル(1934-):イーゴリ・ストラヴィンスキーのためのトイ・ショップからのコラール 〔管楽器のための2016年版/弦楽のための2016年版〕 ストラヴィンスキー:兵士の物語/二重カノン(ラウル・デュフィを偲んで)/ フュルステンベルクのマックス王子の墓碑銘 バートウィッスル:トンボー〜イーゴリ・ストラヴィンスキーの思い出に マックスウェル・デイヴィス:カノン〜 イーゴリ・ストラヴィンスキーの思い出に ハリエット・ウォルター(ナレーター) ハリソン・バートウィッスル(兵士) ジョージ・ベンジャミン(悪魔) オリヴァー・ナッセン指揮 ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック・マンソン・アンサンブル | |||
オールドバラ音楽祭の芸術監督、ハーグ・レジデンティ管の首席客演指揮者、ロンドン・シンフォニエッタの音楽監督などを歴任し、現在は英国王立音楽院(ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック/ RAM)で作曲を教えるコンポーザー・コンダクター、オリヴァー・ナッセンと、RAMマンソン・アンサンブルのLinnデビュー盤。イギリスの女優ハリエット・ウォルターが語り手、現代作曲家のハリソン・バートウィッスルとジョージ・ベンジャミンがキャストを務めるストラヴィンスキーの「兵士の物語」を中心に、ピーター・マックスウェル・デイヴィス(1934-2016)とハリソン・バートウィッスル(1934-)が書いたストラヴィンスキー・トリビュート作品を収録。 | |||
ドビュッシー:海&忘れられた小歌/フォーレ:ペレアスとメリザンド フォーレ:歌劇「ペネロープ」への前奏曲 フォーレ/シャルル・ケックラン編曲:組曲「ペレアスとメリザンド」 〔前奏曲/糸を紡ぐ女/シシリエンヌ/メリザンドの死〕 ドビュッシー/ブレット・ディーン編曲:忘れられた小唄(*) 〔やるせない夢心地/巷に雨の降るごとく/木立ちの影/木馬/グリーン/スプリーン〕 ドビュッシー:交響詩「海」〜管弦楽のための3つの交響的素描 〔海の夜明けから真昼まで/波の戯れ/風と波との対話〕 マグダレーナ・コジェナー(S;*) ロビン・ティチアーティ指揮ベルリン・ドイツso. | |||
録音:2017年1月5日-7日、9日、イエス・キリスト教会、ベルリン、ドイツ。(*)は当版による世界初録音。 ロンドン生まれ、イタリア系イギリス人の若き天才指揮者ロビン・ティチアーティ。2009年にスコットランド室内o. の首席指揮者、2014年にグラインドボーン音楽祭の音楽監督に就任、そして2017/2018シーズンからは名門ベルリン・ドイツso. (DSO)の音楽監督という大役も兼ねるロビン・ティチアーティ。Linn Recordsのニューアルバムも新たなパートナー、ベルリン・ドイツ響との録音が登場!ティチアーティがDSOとの最初の録音に選んだのは、ドビュッシーの管弦楽作品の名作「海」とフォーレの「ペレアスとメリザンド」組曲。ティチアーティがロンドン・フィルやロイヤル・コンセルトヘボウ管、ブダペスト祝祭管などを振り各地で高い評価を得てきた実績のある2曲。更に注目は、独唱とピアノ伴奏のための歌曲「忘れられた小唄(忘れられたアリエッタ)」の管弦楽伴奏版!BPOのヴィオラ奏者を14年間務めたという実力を持つオーストラリアの作曲家ブレット・ディーン(1961-)が編曲し2015年に初演されたばかりのバージョンで、このアルバムが世界初録音。ドビュッシーの繊細な色彩を管弦楽で表現する「忘れられた小唄」を、チェコの世界的歌手マグダレーナ・コジェナーが歌う。 | |||
ピリオド・チェロによる「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」 J.S.バッハ:無伴奏チェロ・ソナタ&パルティータ BWV.1001-1006 パルティータ第2番 ト短調 BWV.1004(原曲:ニ短調)/ソナタ第2番 ニ短調 BWV.1003(原曲:イ短調)/ パルティータ第3番 イ長調 BWV.1006(原曲:ホ長調)/パルティータ第1番 ホ短調 BWV.1002(原曲:ロ短調)/ ソナタ第1番 ハ短調 BWV.1001(原曲:ト短調)/ソナタ第3番 ヘ長調 BWV.1005(原曲:ハ長調) マルック・ルオラヤン=ミッコラ(Vc) | |||
録音:2013年9月9日-12日、2014年5月5日-8日、6月16日-19日、聖カトリーヌ教会、カルヤー、フィンランド。ピリオド楽器使用。使用楽器:バラク・ノーマン(ロンドン)、1700年頃製作。世界最高峰のヴィオール・アンサンブル「ファンタズム」のメンバーでもある、フィンランドの奏者ルオラヤン=ミッコラが、ヴァイオリンの聖典「無伴奏ソナタ&パルティータ」をバロック・チェロで弾き Linn レーベルへソロ・デビュー。チューニング、ヴィブラート、フィンガリング、アーティキュレーションなど、様々な課題を乗り越えて実現したという。 | |||
サミュエル・アドラー(1928-): 交響曲第6番/チェロ協奏曲/ドリフティング・オン・ウィンズ・アンド・カレンツ マキシミリアン・ホルヌング(Vc) ホセ・セレブリエール指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo. | |||
録音:2015年9月17日-20日、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル・オーケストラ・センター、グラスゴー。世界初録音。サミュエル・アドラーはドイツ生まれでアメリカで活躍する作曲家。 | |||
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 〔第26番 ニ長調 K.537「戴冠式」/ 第25番 ハ長調 K.503 〕 |
フランチェスコ・ ピエモンテージ(P) アンドルー・マンゼ指揮 スコットランド室内o. | ||
高い技術と並外れた表現力を備え、特にモーツァルトと初期ロマン派レパートリーの優れた解釈で知られるスイス出身の俊英ピアニスト、フランチェスコ・ピエモンテージ。ヒストリカル・パフォーマンスのパイオニアであり、現在指揮者として大活躍中の名匠アンドルー・マンゼが振るスコットランド室内o. (SCO)とのモーツァルトで、Linn Recordsデビューを果たす。2007年のエリザベート王妃国際音楽コンクール入賞で国際的な注目を浴び、2009年〜2011年のBBCニュー・ジェネレーション・アーティストにも選抜。定期的な来日公演でも好評を博しているピエモンテージが贈るモーツァルトの後期ピアノ協奏曲。師ブレンデル譲りの極上のモーツァルト演奏にご期待頂きたい。 | |||
ヘンデル:カンタータ「アポロとダフネ」 HWV.122 /歌劇「忠実な羊飼い」 HWV.8 〜序曲/ アリア ヘ長調 HWV.410 /アリア ヘ長調 HWV.411 マイリ・ローソン(S;ダフネ)、キャラム・ソープ(B;アポロ) ピーター・ウィーラン(Cemb/Fg/芸術監督)指揮アンサンブル・マルシュアス [チェチーリア・ベルナルディーニ(Vn) トーマス・ダンフォード(テオルボ) フィリップ・グリスヴァール(Cemb)他] | |||
録音:2015年6月15日-17日、ノース・リース教区教会、エディンバラ、 UK 。 2007年ブルージュ国際コンクールで第1位&聴衆賞を獲得したメンバーを中心として2011年に結成、エディンバラを拠点とするピリオド・アンサンブル、アンサンブル・マルシュアス初のヴォーカル・アルバム。 | |||
ザ・マスク・オヴ・モーメンツ トマス・キャンピオン、ジョヴァンニ・コプラリオ、アルフォンソ・フェッラボスコ2世、 ロバート・ベイトマン、ロバート・ジョンソン、チャールズ・コールマン、ヘンリー・ロウズ、 ウィリアム・ロウズ、マシュー・ロック、 ニコラス・ラニエ、作曲者不詳の作品 エリザベス・ケニー(リュート/テオルボ/ギター) シアター・オヴ・ジ・エア、ソールズベリー大聖堂聖歌隊 | |||
録音:2015年6月20日-22日、聖マーティン教会、ソールズベリー、イギリス。レザール・フロリサンやOAE 、ファンタズム、パメラ・トービーら世界の一流古楽奏者たちと共演してきたリューティスト、エリザベス・ケニーが2007年に創設したピリオド・アンサンブル、シアター・オヴ・ジ・エアがLinn Recordsへ登場。ロドルフォ・リヒター(Vn)、デイヴィッド・ミラー(リュート)、エミリア・ベンジャミン(vn, va, viols)、市瀬礼子(viols)、リチャード・タニクリフ(bass violin)など、錚々たる名手が集うアンサンブルで、17世紀の知られざる器楽と声楽作品に光をあてて行く。 | |||
ゴシック・ヴォイセズ LINN 初登場〜海の星のマリア *第1部 ジョアン・メトカーフ(1958-): Il nome del bel fior 〜第1部「マリアI」 作曲者不詳(13世紀): Stillat in stellam radium / ジョアン・メトカーフ:海の星のための音楽 作曲者不詳(14世紀): Stella maris illustrans omnia ジョアン・メトカーフ: Il nome del bel fior 〜第5部「マリアIII 」 作曲者不詳(14世紀): Laetetur caeli curia 、Tronus regis ジョン・ダンスタブル(1390頃-1453):祝福されしみ母 リチャード・スマート(活動期:1428-1477): Ave, decus saeculi ジョン・ダンスタブル:めでたし、海の星 ジョアン・メトカーフ: Il nome del bel fior 〜第4部「 Il nome del bel fior 」 *第2部 作曲者不詳(13世紀): "Dou way, Robyn / Sancta mater gratiae" フィンチェールの聖ゴドリック(1065頃-1170):キリストと聖母マリア 作曲者不詳(15世紀): Sancta Maria virgo 、Stond wel, Moder, under rode リオネル・パワー(1370頃-1445): Beata progenies アンドルー・スミス(1970-): Stond wel, Moder, under rode 〜第1部 作曲者不詳(15世紀): Iesu, fili virginis / Pia mater salvatoris アンドルー・スミス: Stond wel, Moder, under rode 〜第2部 グレゴリオ聖歌: Gaude, Maria virgo 作曲者不詳(13世紀): "Alleluia psallat / Alleluia concinat - Virga Jesse" ゴシック・ヴォイセズ[キャサリン・キング(Ms) スティーヴン・ハロルド、 ジュリアン・ポッジャー(T) スティーヴン・チャールズワース(Br)] | |||
録音:2015年6月12日-14日、ボックスグローヴ小修道院、ウェスト・サセックス、 UK 。ゴシック・ヴォイセズが LINN レーベル初登場。中世音楽に、ゴシック・ヴォイセズによる現代作曲家委嘱作を加えた聖母マリア(海の星)を讃えるプログラム。ゴシック・ヴォイセズは、1980年に音楽学者でもあるクリストファー・ペイジにより設立。11世紀-15世紀頃までの中世音楽を専門とし、Hyperion や Avie レーベルに20枚超のアルバムを録音。これまで、三度に渡り英グラモフォン賞の古楽部門に輝いている、世界で最も有名な古楽系ヴォーカル・アンサンブルの1つ。 | |||
スコットランド室内o. 創立40周年記念スペシャル・アニヴァーサリー・エディション ワーグナー:ジークフリート牧歌WWV.103 / シベリウス:「テンペスト」第2組曲(*) モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調K.551「ジュピター」(#) ロビン・ティチアーティ指揮(無印) ジョゼフ・スヴェンセン指揮(*) チャールズ・マッケラス指揮(+) スコットランド室内o. | |||
(*/#)は既出音源。2009年より首席指揮者を務め、2014年2月には来日公演も控える新進、ロビン・ティチアーティによる新録音を含む特別盤。(#)は BBC Music Magazine の Disc of the Year & 「過去20年間の偉大な20の録音(one of the 20 great recordings of the past 20 years)」、Classical BRIT Awards の Critics' Choice 、Midem Classical Awards の Symphonic Works Award 等に選出されて来た録音。 | |||
アラン・タヴナー・コンダクツ・ジョン・タヴナー タヴナー:楽園の合唱/サンライズ・イン・ユアー・ハート/新しき掟/仏陀のミニチュア/降誕のイコン ムーディ:おお、輝き タヴナー:始祖の祈り/子羊イエスに/地よ慈しみもてこの人を収め給え/2つのハーディス/ ゼイ・アー・オール・ゴーン・イントゥ・ザ・ワールド・オブ・ライト/ ヌンク・ディミッティス/子守歌/おお動ずることなく/おお、そこにわれらがいた/楽園の合唱 アラン・タヴナー指揮カペラ・ノヴァ、カンティ | |||
録音:2014年12月。イギリスの神秘主義者ジョン・タヴナー(1944-2013)の合唱作品集。これまでにマクミランを含む90曲以上の新作委嘱と初演の実績を持つ合唱団カペラ・ノヴァは、イギリスを代表する現代合唱のスペシャリスト集団。 | |||
R.シュトラウス: メタモルフォーゼン TrV.290 (*) /セレナード 変ホ長調 Op.7 (+) / 管楽器のための交響曲「楽しい仕事場」 TrV.291 (+) ニコラス・ダニエル(ディレクター)オールドバラ・ウィンズ(+) マルクス・ダウナート(ディレクター)オールドバラ・ストリングス(*) | |||
録音:2015年4月3日-5日、スネイプ・モルティングス、サフォーク、 UK 。 オールドバラ・ウィンズとオールドバラ・ストリングスは、ベンジャミン・ブリテンとピーター・ピアーズが創設した、非常にハイレヴェルな講座として知られる教育プログラム「ブリテン=ピアーズ・ヤング・アーティスト・プログラム」によるアンサンブル。「ブリテンのセレナーデ(CKD-478)」で高い水準の演奏を聴かせてくれたオールドバラ・ストリングスのアルバム第2弾は、リヒャルト・シュトラウスが書いた弦楽器のための「メタモルフォーゼン(変容)」と、管楽器のための「セレナード(13管楽器のためのセレナード)」、「管楽器(吹奏楽)のための交響曲」。マーラー室内管のリーダーを務めたマルクス・ダウナートと名オーボエ奏者ニコラス・ダニエルがディレクターを、ナッシュ・アンサンブルの主力メンバーであるリチャード・ワトキンスが金管指導、リチャード・ホスフォードが木管指導を務めるなど、世界的な名手たちが牽引するR.シュトラウスのアンサンブル作品。 | |||
リン・レコーズ〜ザ・スーパー・オーディオ・コレクション Vol.8 スティルゴー:ナッシング・チェンジド[ジョー・スティルゴー(Vo/P)] ハイドン:ソナタ第60番 ハ長調〜第3楽章[ゴットリーブ・ヴァリッシュ(P)] シベリウス:交響曲第2番〜第1楽章[トマス・セナゴー指揮BBCウェールズ・ナショナルo.] ショパン:マズルカ ホ短調 Op.17 No.2[イングリット・フリッター(P)] シューマン:メアリー・ステュアート女王の5つの詩 Op.135 〜第1曲[アン・マレイ(Ms) マルコム・マルティノー(P)] チャイコフスキー:弦楽セレナード Op.48 〜第2楽章[スコティッシュ・アンサンブル] J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻〜前奏曲第19番 BWV.864[ジョン・バット(Cemb)] タヴァナー:鹿の谷川を慕いあえぐがごとく[マニフィカト] モーツァルト:ディヴェルティメント第14番 変ロ長調 K.270 〜第1楽章[スコットランド室内o.ウィンド・ソロイスツ] ウォード:4声のファンタジア第4番(VDGS 24)[ファンタズム] シューマン:交響曲第2番 ハ長調 Op.61〜第4楽章[ロビン・ティチアーティ指揮スコットランド室内o.] ロジャーズ:ハロー・ヤング・ラヴァーズ[ビッグ・スクリーン] ベネット:グッドバイ・フォー・ナウ[クレア・マーティン(Vo)] | |||
2014年リリースの録音を中心とした HYBRID_SACD サンプラーの第8弾。 | |||
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集 Op.27 〔第1番 ト短調/第2番 イ短調/第3番 ニ短調「バラード」/第4番 ホ短調/第5番 ト長調/第6番 変ホ長調〕 フレデリーケ・サイス(Vn|使用楽器:ピエトロ・グァルネリ "Ex Reine Elisabeth" 、1725年製) | |||
録音:2014年10月6日-8日、フィルハーモニー、ハールレム、オランダ。オランダの女流ヴァイオリニストで、2005年ロン=ティボー国際ヴァイオリン・コンクール第1位のフレデリーケ・サイスの Linn Records デビュー・タイトル。イザイはベルギーのエリザベート王妃にヴァイオリンを教えた事があり、使用楽器はエリザベート王妃の名を冠するグァルネリ。 | |||
ジュリアン・ワグスタッフ: 室内歌劇「ブリーズ・フリーリー」/ クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲 「パーシステント・イリュージョン」 |
デレク・クラーク指揮 ブリーズ・フリーリー・ アンサンブル | ||
録音:2014年6月9日-12日、プロダクション・スタジオ、スコットランド歌劇場、グラスゴー。エディンバラ音楽祭で披露された歌劇「チューリング・テスト」で成功を収めたスコットランドの作曲家、ギタリストのジュリアン・ワグスタッフによる新しい歌劇「ブリーズ・フリーリー(自由な呼吸)」は、エディンバラ大学化学学科の300周年を記念して委嘱された、メゾ・ソプラノ、テノール、バリトンの歌手3人とクラリネット、チェロ、ピアノによる小規模な室内オペラ。 | |||
オークニー諸島の婚礼と日の出〜ピーター・マックスウェル・デイヴィス(1934-2016): 演奏会用序曲「冬の引き潮」/ギター独奏のための「丘の呪文」(*) / Last Door Of Light / ギター独奏のための「 Farewell To Stromness 」(*) /オークニー諸島の婚礼と日の出 ショーン・シャイベ(G;*) ベン・ジャーノン指揮スコットランド室内o.(*以外) | |||
録音:2015年9月14日-16日、アッシャー・ホール、エディンバラ。 ベン・ジャーノンは、2013年に「ネスレ&ザルツブルク音楽祭若手指揮者賞」受賞、2014年に来日、新日フィル、名古屋フィルとも共演した若手指揮者。ショーン・シャイベは、ギタリストとして初めて BBC ニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれたスコットランド出身の奏者。 | |||
中世の嘆きの歌 ニコロ・ダ・ペルージャ、ジョヴァンニ・ダ・フィレンツェ、フランチェスコ・ランディーニ、 アンドレア・ダ・フィレンツェ、パオロ・ダ・フィレンツェ、ヨハネス・チコーニア、 アントニオ・ザッカーラ・ダ・テーラモ/他、作曲者不詳の作品 ソラッツォ・アンサンブル[佐藤裕希恵(S)他] | |||
録音:2016年7月17日-20日、古楽ナショナル・センター、ヨーク、 UK 。 ヴィエール(中世のフィドル)奏者であるアンナ・ダニレフスカイアによって2014年に創設された、声楽と器楽による若手アンサンブル、ソラッツォ・アンサンブル(Sollazzo Ensemble)。バーゼル・スコラ・カントルムやバルセロナのESMUC 、パリとリヨンの国立高等音楽院など古楽研究の専門機関で学んだメンバーが集められ、中世後期と初期ルネサンスのレパートリーを中心に活動し、2015年には、ヨーク古楽国際ヤング・アーティスト賞やケンブリッジ古楽賞を受賞。国際古楽コンクール「山梨」や、ポズナンの国際古楽コンクール"Canticum Gaudium"で第1位を受賞した日本人ソプラノ、佐藤裕希恵もメンバーに名を連ねている。デビュー・アルバムとなる「Parle que veut」では、ニコロ・ダ・ペルージャ、ジョヴァンニ・ダ・フィレンツェ、フランチェスコ・ランディーニ、アンドレア・ダ・フィレンツェ、パオロ・ダ・フィレンツェ、ヨハネス・チコーニア、アントニオ・ザッカーラ・ダ・テーラモや作曲者不詳の作品を含む、14世紀イタリア北部で流行した華やかな旋律を、古楽界の若き精鋭アーティストたちが奏でる。 | |||
ロバート・ビーザー(1954-): ギター協奏曲(*) /イヴニング・プレイヤー/ ノーツ・オン・ア・サウザン・スカイ/ グランド・O |
エリオット・フィスク(G) ホセ・セレブリエール指揮 ロイヤル・ スコティッシュ・ナショナルo. | ||
(*)は世界初録音。 アンドレス・セゴビア最後の弟子であり、現代クラシック・ギター界のレジェンド、エリオット・フィスクがLinn Records初登場!アメリカの作曲家ロバート・ビーザー(1954-)がエリオット・フィスクのために書いた「ギター協奏曲」と「ノーツ・オン・ア・サウザン・スカイ(ギター・ソロ)」、そして管弦楽のための作品「イヴニング・プレイヤー」、「グランド・O」の4作品を収録。もちろん、すべて世界初録音。指揮は、サミュエル・アドラーの交響曲(CKD-545)でも存在感を示したウルグアイの指揮者、ホセ・セレブリエール。自身のアレンジによるギター版パガニーニの「24のカプリス」(NI-2505)がルッジェーロ・リッチからも絶賛されるなど、21世紀を代表するヴィルトゥオーゾ・ギタリストであるフィスクの超絶技巧が満載。 | |||
ラクリメ、または7つの涙〜ダウランド: いにしえの涙/再生された涙/嘆きの涙/悲しみの涙/凝縮された涙/愛の涙/真実の涙/ ニコラス・グリフィス氏のガリアード/ジョン・スーチ卿のガリアード/常にダウランド、常に悲しき/ ジャイルズ・ホビー氏のガリアード/デンマーク王のガリアード/バクトン氏のガリアード/ エセックス伯のガリアード/ディゴリー・パイパーのガリアード/ヘンリー・ノエル氏のガリアード/ 2つのトレブル声部を伴うトーマス・コリアー氏のガリアード/ヘンリー・アンプトン卿の葬送/ ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルメイン/ニコルス夫人のアルメイン/ジョン・ラングトン氏のパヴァン ローレンス・ドレイフュス(トレブル・ヴィオール&ディレクター)ファンタズム [ジョナサン・マンソン、ミッコ・ペルコラ、エミリア・ベンジャミン(テノール・ヴィオール) マルック・ルオラヤン=ミッコラ(バス・ヴィオール)] エリザベス・ケニー(リュート) | |||
1994年の結成以来 英グラモフォン賞を2度受賞、世界最高峰のヴィオール・アンサンブルとして名を轟かせるファンタズムによる、テオルボの名手エリザベス・ケニーを迎えて贈る、ジョン・ダウランドの傑作「ラクリメ、または7つの涙」。ヨーロッパ全土での大ヒットにより、同時代の他の音楽家たちの手が加えられたものも含め様々なヴァージョンが生まれたダウランドの名作「ラクリメ」。その中でダウランド自身が決定稿として送り出したのが、ヴィオラ・ダ・ガンバとリュートのための合奏曲集「ラクリメ、または7つの涙」。怒り、喜び、悲しみ、様々な感情を内包した音楽を、哀愁のヴィオール・コンソートでお聴き頂きたい。 #CKD-527はレーベルで廃盤となっており、流通在庫限りのお取り扱いです。ご注文時に入手できなくなっていた場合はご容赦ください。 | |||
18世紀の協奏曲集 ファッシュ:フルートとオーボエのための協奏曲 ロ短調 FaWV L: h1 / 2本のオーボエ・ダ・カッチャ、2本のヴィオール、2本のファゴットと 通奏低音のための協奏曲 ト短調 FaWV L: G11 テレマン:2本のヴァイオリンとファゴットのための協奏曲 ニ長調 TWV 53: D4 ハイニヒェン:オーボエ協奏曲 ト短調 S.237 / ヴィヴァルディ:2本のチェロのための協奏曲 ト短調 RV 531 グラウプナー:ファゴット協奏曲 ハ長調 GWV 301 / フルート・ダモーレ、オーボエ・ダモーレとヴィオラ・ダモーレのための協奏曲 ト長調 GWV 333 モニカ・ハジェット(Vn)指揮アイリッシュ・バロックo. [リサ・ベズノシウク(Fl) アンドレアス・ヘルム(Ob) ピーター・ウィーラン(Fg)他] | |||
録音:2015年9月27日-30日、セント・ピーター教会、ドロヘダ、アイルランド。 モニカ・ハジェット率いるアイリッシュ・バロックo.が Linn Records 初登場。第1弾は、ファッシュ、ハイニヒェン、グラウプナーを含む、様々な編成による18世紀の協奏曲集。OAE のベズノシウク、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのヘルム、アンサンブル・マルシュアスのウィーランら、ピリオド・オケ、アンサンブルで活躍する名手がソロを務める豪華メンバーで。 | |||
ラヴェル:ピアノ作品全集 (Vol.1 + Vol.2) ラ・ヴァルス(*) /グロテスクなセレナード(*) /鏡(*) /水の戯れ(*) /夜のガスパール(*) / 前奏曲/ハイドンの名によるメヌエット/ソナチネ/古風なメヌエット/高貴で感傷的なワルツ/ ボロディン風に/シャブリエ風に/亡き王女のためのパヴァーヌ/組曲「クープランの墓」 アルトゥール・ピツァーロ(P) | |||
録音:2006年9月27日-29日、 Teatro São Luiz, リスボン、ポルトガル(*) / 2008年4月14日-15日、セント・ジョージ教会、ブリストル、 UK (無印) 。 初発売:2007年(*) /2008年(無印) 。初出: CKD-290 (HYBRID_SACD) (*), CKD-315 (HYBRID_SACD) (無印) 〔以上 廃盤〕のセット化。 | |||
アーサー・サリヴァン:喜歌劇「軍艦ピナフォア」
ティム・ブルック=テイラー(語り) ジョン・マーク・エインズリー(サー・ジョゼフ・ポーター) エリザベス・ワッツ(ジョゼフィーン) トビー・スペンス(レイフ・ラクストロー) ヒラリー・サマーズ(クリップス夫人) ニール・デイヴィス(ディック・デッドアイ) アンドルー・フォスター=ウィリアムズ(コーコラン船長) ギャヴァン・リング(ビル・ボブステイ) バーナビー・レア(ボブ・ベケット)、キティ・ホエートリー(ヒービー) リチャード・エガー指揮スコティッシュ・オペラ | |||
録音:2015年8月23日、アルスター・ホール、エディンバラ、エディンバラ音楽祭、ライヴ。イギリスのコメディアン、ティム・ブルック=テイラーがナレーターを務め、豪華スター歌手たちを揃えた、リチャード・エガー指揮によるスコティッシュ・オペラによる、2015年エディンバラ国際音楽祭におけるチケット売り切れ&大絶賛されたライヴ。 | |||
ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリエット」 Op.17
カティア・ドラゴイェヴィチ(Ms) アンドルー・ステイプルズ(T) アラステア・マイルズ(B) ロビン・ティチアーティ指揮スウェーデン放送so. & cho. | |||
録音:2014年11月3日-5日、ベールヴァルド・ホール、ストックホルム。ロンドン生まれ、若きイタリア系イギリス人天才指揮者ティチアーティのベルリオーズ第4弾。 オラトリオ「キリストの幼時」(CKD-430)でも共演した北欧の雄、スウェーデン放響との演奏。 | |||
銀の弓 ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり / サン=サーンス:序奏とロンド・カプリツィオーソ イ短調 Op.28 ショスタコーヴィチ:組曲「馬あぶ」 Op.97a〜ロマンス / ドルドラ:セレナード第1番 サン=サーンス:ロマンス Op.37 / パガニーニ:カプリス第24番 / マスネ:タイスの瞑想曲 クライスラー:愛の悲しみ / サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20 キャスリーン・ブライアン(Fl) ヤク・ファン・ステーン指揮 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo. | |||
21歳という若さでロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo. の首席フルート奏者に就任した、キャスリン・ブライアンの LINN 第3弾は、ヴァイオリンのための名作をフルートで奏でる「銀の弓 [Silver Bow] 。 | |||
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調 BWV.1060R / ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV.1042 / カンタータ第21番「わが心には憂い多かりき」 BWV.21 〜シンフォニア/ ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV.1041 / 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043 チェチーリア・ベルナルディーニ(Vn) ヒュー・ダニエル(Vn) アルフレード・ベルナルディーニ(Ob) ジョン・バット(Cemb)指揮ダンディン・コンソート | |||
録音:2014年11月17日-20日、グレイフライアーズ教会、エディンバラ、 UK 。 バッハ学者としても高名なジョン・バットとのコンビで数々の異稿版や復元版の演奏を世に送り出しているダンディン・コンソート(ダニーデン・コンソート)による、チェチーリア・ベルナルディーニをソリストに迎えたヴァイオリン協奏曲集。チェチーリア・ベルナルディーニは、古楽界有数のバロック・オーボイスト、アルフレード・ベルナルディーニの娘としてオランダに生まれた若いヴァイオリニスト。モダーン楽器とピリオド楽器の双方を使いこなし、キングズ・コンソートやオランダ・バッハ協会、オランダ・バロック、アルカンジェロ、アンサンブル・ゼフィロ、カメラータ・ザルツブルク、スコットランド室内o.、スウェーデン放送so. など、様々なオーケストラ、ピリオド・アンサンブルと共演。2012年からはダンディン・コンソートのリーダーとなり、バッハの「ヨハネ受難曲」、「ブランデンブルク協奏曲」、モーツァルトの「レクイエム」などの名盤を生み出している。 | |||
ウィリアム・バード(1540頃-1623):鍵盤作品集 前奏曲 MB 12 /ファンタジア MB 13 /前奏曲 MB 1 /グラウンド MB 9 /グラウンド MB 43 / パヴァンとガリアード MB 16 /ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ MB 64 /ド・ミ・レ MB 65 / ファンタジア MB 62 /涙のパヴァン MB 54 /前奏曲 MB 24 /ファンタジア MB 25 /鐘 MB 38 リチャード・エガー(Cemb| 使用楽器:ジョエル・カッツマン、アムステルダム、1991年製〔モデル:リュッケルス、1638年製〕) | |||
録音:2017年1月18日-20日、メノナイト教会、ハールレム、オランダ。 傑出した古楽系鍵盤楽器奏者として多くの名録音を生み出してきた英国古楽界の巨匠リチャード・エガー。エンシェント室内o. を始め指揮者としての活動もますます充実させているエガーは、Linn Recordsにはスコットランド室内管やスコティッシュ・オペラの指揮、パメラ・トービーの伴奏などで録音を残してきたが、ついにLinn Recordsでは初となるソロ・レコーディングが登場。無限の想像力、複雑なリズム、色とりどりに変化するテクスチュア。イギリス・ルネサンスの巨匠ウィリアム・バードの革新的な鍵盤音楽を、リチャード・エガーの優雅で洗練されたパフォーマンスでお贈りする。 | |||
撒かれた遺灰 [Scattered Ashes] 〜ジョスカンのミゼレーレとサヴォナローラの遺産 ジョスカン・デ・プレ:われを憐れみ給え、神よ / パレストリーナ:われが御身の慈悲を知らざれば ル・ジュヌ:悲しみがわれを悩ましぬ / ラッスス:われは不幸なり レリティエ:われを憐れみ給え、主よ / ゴンベール:主よ、われ御身に望みをかけぬ クレメンス・ノン・パパ:悲しみがわれを悩ましぬ / バード:われは不幸なり フィリップ・ケイブ指揮マニフィカト | |||
録音:2015年1月19日-23日、セント・ジョージ教会、サマータウン、オックスフォード。1991年創設、2016年で25週年を迎えるマニフィカトのアニヴァーサリー・アルバム、「撒かれた遺灰」は、ジョスカン・デ・プレのミゼレーレ「われを憐れみ給え、神よ」をはじめとする、宗教改革の先駆者ジローラモ・サヴォナローラ(1452-1498)の死を悼むプログラム。 | |||
トレヴァー・ピノック モーツァルト:セレナード第10番 変ロ長調 K.361「グラン・パルティータ」 ハイドン:ノットゥルノ第8番 ト長調 Hob.II: 27 トレヴァー・ピノック指揮 ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブル | |||
録音:2015年4月16日-18日、セント・ジョージ教会、ブリストル。モダーン楽器使用。世界有数のピリオドo.、イングリッシュ・コンサートを創設、古楽界を牽引してきたピリオド奏法のパイアニア、トレヴァー・ピノックとロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブルとの録音第4弾。マーラー:交響曲第4番(CKD-438)、ブルックナー:交響曲第2番(CKD-442)、マーラー:さすらう若人の歌(CKD-481)と、室内楽・小編成アレンジのプロジェクトで大反響を呼んできた彼ら初の非アレンジ作、モーツァルト最高の器楽作品のひとつ「グラン・パルティータ」。2016年には70歳の誕生日を迎えるピノックが新たに創造するモーツァルト&ハイドンという大注目の録音。 | |||
ドビュッシー&武満徹:弦楽オーケストラのための作品集 ドビュッシー/ジョナサン・モートン編曲:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10 武満徹:弦楽オーケストラのための3つの映画音楽 より 〔第1曲 「葬送の音楽」/第2曲 「訓練と休息の音楽」〕 ドビュッシー/コリン・マシューズ編曲:亜麻色の髪の乙女 (弦楽アンサンブルと2台のハープのための版) ドビュッシー/ジェイムズ・マンソン編曲:「子供の領分」〜象の子守歌 武満徹:ノスタルジア ジョナサン・モートン(芸術監督&リーダー)スコティッシュ・アンサンブル | |||
録音:2014年12月1日-2日、2015年4月20日-21日、ケアード・ホール、ダンディー。 グラスゴーを拠点に1969年、芸術監督のジョナサン・モートンの元 創設、イギリスで唯一のプロ弦楽オーケストラとしても活動するスコティッシュ・アンサンブルによる、武満徹と弦楽オーケストラ編曲によるドビュッシー。ジェイムズ・マンソンは、スコティッシュ・アンサンブルのコントラバス奏者、ノーザン・チェンバーo. の首席奏者、作・編曲家としても活躍している。 | |||
シューマン:リーダークライス Op.39 / ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスター」によるリートと歌 Op.98a マーラー:さすらう若人の歌 フローリアン・ベッシュ(Br) マルコム・マルティノー(P) | |||
録音:2014年11月14日-16日、 UK 。 ローベルト・ホルの愛弟子であり、2010年にはハイドンの「天地創造」でアーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスと共演を果たした次代のリート界を担うオーストリアのバリトン、フローリアン・ベッシュ。これまでイギリスのOnyxやHyperionに多くのアルバムを録音し、レーヴェの「歌曲&バラード集(CDA-67866)」で権威あるエジソン・クラシック賞を受賞、シューマンの「美しき水車小屋の娘(ONYX-4112)」でグラミー賞にノミネートするなど高い評価を得てきたベッシュのLinn Recordsデビュー盤は、得意とするドイツ・リートよりシューマンとマーラーの歌曲を選択。名伴奏者マルコム・マルティノーとともに、詩的で表情豊かなドイツ・ロマン派の傑作を歌う。 | |||
シベリウス:交響曲全集 Vol.2 〔第1番 ホ短調 Op.39 /第6番 Op.104 〕 |
トマス・セナゴー指揮 BBC ウェールズ・ナショナルo. | ||
BBCウェールズ・ナショナルo. (BBC NOW)の首席指揮者、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo. の首席客演指揮者を務めるトマス・セナゴーのシベリウス第2弾!イギリスの2つのメジャーo. で名誉あるポストに就き、近年もヨーテボリ、アトランタ、ブリュッセル、オスロ、ルクセンブルク、シアトル、ヒューストンなど各地の主要オケに次々とデビューを果たしているデンマーク出身の実力派指揮者が振るシベリウス。もちろん、Linn Recordsによる高品質録音もポイント。 | |||
ビーバー:ロザリオのソナタ 喜びの神秘 ソナタ〔第1番 ニ短調「受胎告知」/第2番 イ長調「訪問」/第3番 ロ短調「降誕」/ 第4番 ニ短調「神殿での奉献」/第5番 イ長調「神殿での発見」〕 苦しみの神秘 ソナタ〔第6番 ハ短調「ゲッセマネの園での苦しみ」/第7番 ヘ長調「むち打たれ」/ 第8番 変ロ長調「いばらの冠」/第9番 イ短調「十字架を担う」/第10番 ト短調「磔刑」〕 栄えの神秘 ソナタ〔第11番 ト長調「復活」/第12番 ハ長調「昇天」/第13番 ニ短調「聖霊降臨」/ 第14番 ニ長調「聖母被昇天」/第15番 ハ長調「聖母の戴冠」〕 無伴奏ヴァイオリンのためのパッサカリア ト短調 クリスティーナ・デイ・マーティンソン(Vn) マーティン・パールマン指揮ボストン・バロック | |||
録音:2017年3月12日-17日、 Futura Productions 、ロズリンデール、 US 。 1973年の創設から現在までマーティン・パールマンが音楽監督を務め、アメリカにおける古楽復興をリードしてきたボストン・バロック。2012年にスタートしたリン・レコーズ(Linn Records)とのコラボレーションの第4弾は、ボストン・バロックのコンサート・マスターを務めるカナダの女流バロック・ヴァイオリニスト、クリスティーナ・デイ・マーティンソンが弾くビーバー「ロザリオのソナタ」! マーティンソンは、ボストン・バロックの他、ヘンデル&ハイドン・ソサエティのアソシエイト・コンサート・マスターを初め、テンペスタ・ディ・マーレやザ・バッハ・アンサンブルなど、アメリカの一流古楽アンサンブルのソリストを務めている。 | |||
ハイドン:交響曲集 〔第31番 ニ長調「ホルン信号」Hob.I: 31/ 第70番 ニ長調 Hob.I: 70/ 第101番 ニ長調「時計」Hob.I: 101 (*) 〕 |
ロビン・ティチアーティ指揮 スコットランド室内o. | ||
録音:2015年1月31日-2月2日、2月7日-8日、アッシャー・ホール、エディンバラ。 LP仕様: 45rpm Supercut | 180g 重量盤|限定盤。# LP, CKH-600 は1曲のみの収録で、『こちらのタイトルは限定生産となりますため、お早めにご注文ください。また限定生産の性質上、ご注文枚数を確保できない可能性がございます。』とアナウンスされています。ロビン・ティチアーティ、首席指揮者に就任し5シーズン目を迎えたスコットランド室内楽団(SCO)との交響曲シリーズ第2弾。 | |||
J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248
ジョン・バット指揮ダンディン・コンソート カンタータ1、3、6:メアリー・ベヴァン(S) クレア・ウィルキンソン(Ms) ニコラス・マルロイ(T) マシュー・ブルック(B−Br) カンタータ2、4−5:ジョアン・ラン(S) シアラ・ヘンドリク(Ms) トーマス・ホッブス(T) コンスタンティン・ヴォルフ(B−Br) | |||
録音:2015年9月7日-12日、グレイフライアーズ教会、エディンバラ、 UK 。ジョン・バット&同団のバッハ第7弾。 綿密な時代考証を経た長年のバッハ研究に基づき、様々な異稿版発掘、復元・演奏に取り組む世界的権威ジョン・バットと、スコットランドのピリオド・アンサンブル、ダンディン・コンソート(ダニーデン・コンソート)によるJ.S.バッハ・シリーズ。高い評価を受けたマニフィカト&クリスマス・カンタータ(CKD-469)に続くクリスマス物。シリーズ既出:「マタイ受難曲」1742年頃最終演奏版(CKD-313)、「ミサ曲 ロ短調」リフキン校訂ブライトコップ版2006 (CKD-354)、「ヨハネ受難曲」(典礼において演奏された受難曲の再現)(CKD-419)、「ブランデンブルク協奏曲」フレンチ・ピッチ版 (A=392Hz) (CKD-430)、「マニフィカト&クリスマス・カンタータ」(バッハの最初のクリスマスの晩課の再現)(CKD-469) [英グラモフォン賞ノミネート/レコード芸術海外盤 REVIEW 、英グラモフォン誌、英 BBC ミュージック・マガジン誌いずれも「特選」] 、ヴァイオリン協奏曲集(CKD-519) 。 | |||
IX〜クセナキス:プレイアデス/ルボン | 加藤訓子(Perc) | ||
録音:2013年12月15日-18日、2014年1月11日-15日、9月2日-4日、9月30日-10月1日、神奈川県立相模湖交流センター・ホール。『クセナキスは今世紀に名を残す偉大な作曲家である。建築家であり、数学者であり、その上で独自の作曲法を極め、ソロ、アンサンブル、室内楽と多くの素晴らしい作品を私達に残してくれた。特に打楽器にとっては、現代的な言語を使って、プリミティブ且つ圧倒的な打楽器の世界観を生み出してくれたと思う。』(加藤訓子/日本語解説より) 「クニコ・プレイズ・ライヒ(kuniko plays reich)」、「カントゥス(Cantus)」が世界的にヒットし、第12回佐治敬三賞(サントリー芸術財団)受賞などで大きな注目を集めている、日本を代表するパーカッショニスト、加藤訓子。リン・レコーズが技術の粋を結集させて作る究極のパーカッション・ワールド、待望の第3弾はヤニス・クセナキス。 #DVD付き限定特装盤(CKD-595S [CKD-595] )は廃盤〔レーベル、代理店、当店すべて在庫払底〕です。 | |||
Ypakoe 〜ジョン・タヴナー(1944-2013): ソプラノ、ヴァイオリン、タンプーラ、弦楽のための「安らけく旅立て」 [クリオ・グールド(Vn) パトリシア・ロザリオ(S) マシュー・ロック(タンプーラ) スコティッシュ・ナショナルo. ウィンド・アンサンブル/CKD-085; 廃盤/録音:1998年]/ トリサジオン[ウォーレス・コレクション/CKD-092/録音:1997年-1998年]/ 2つの聖伝[レベッカ・タヴナー(ディレクター)カンティ/CKD-378/録音:2009年]/ イパコエ [Ypakoe] [エレナ・リウ(P)/CKD-111; 廃盤/録音:1999年] | |||
イギリスの神秘主義作曲家タヴナーの没後1周年トリビュート盤と思われる。廃盤のものを含む、LINN レーベル既出盤からのコンピレーション。イパコエは作品献呈者リウによる演奏。 | |||
フォーレ:リディアのヴォカリーズ フォーレ:リディア ヘ長調/ラ・ボーテ/アンヴィ/ラ・クール/慈しみ/後悔/レ・スーヴェニアーズ/リディア ト長調 シャブリエ:オバド/村の踊り / サン=サーンス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調〜ロマンツァ・ポコ・アダージョ アーン:クロリスに / ラモー:ナイス組曲より序曲/そよ風のガヴォット クープラン:修道院のためのミサ曲〜 Cromorne sur la Taille... マルシャン:大ディアローグ / フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ ジョナサン・フリーマン=アットウッド(Tp) ロイ・ホワット(P) | |||
フォーレのヴォカリーズ全曲は世界初録音。英グラモフォン誌のレビュー執筆、Channel Classics でレイチェル・ポッジャーなど200以上ものレコーディングをプロデュース、さらには自身の演奏活動も行い、現在は王立音楽アカデミーのプリンシパル、ジョナサン・フリーマン=アットウッド。世界初録音となるフォーレのヴォカリーズ全曲は、フォーレがパリ音学院のディレクターだった時に書かれたもので、100年経った今でも陽の目を見ることがなかった作品。フレキシブルな吹分け、叙情的なフレージングや音色の豊かさでに高い評価を受けている。今回のアルバム「リディアのヴォカリーズ」は、元々はトランペットとピアノ以外の楽器のために書かれたフレンチ・ワークスによるトランスクリプションズ。 #当初SACDとご案内しましたが、代理店のミスで正しくはCDだとの事です。 | |||
4つの気質〔フォー・テンペラメンツ〕 ウィリアム・バード(1539頃-1623):女王様おやすみなさい(プレリュードとグラウンド)/4声のミサ アルフォンソ・フェラボスコ I (1543-1588):5声のパヴァーヌ/5声のイン・ノミネ〔第1番−第3番〕/ 4声のファンタジア/6声のファンタジア ロバート・パーソンズ(1530頃-1571):ロバート・パーソンズ氏の歌/イン・ノミネ第3番/デ・ラ・コート/ ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ/トランペットが鳴り響く歌 トマス・タリス(1505頃-1585):ソルフィング・ソング/イン・ノミネ〔 I / II 〕 ファンタズム [ローレンス・ドレイフュス(トレブル・ヴィオール/ディレクター) ウェンディ・ギャレスビー(トレブル・ヴィオール) ジョナサン・マンソン(テナー・ヴィオール) マルック・ルオラヤン=ミッコラ(バス・ヴィオール)] 森川麻子(テナー・ヴィオール/バス・ヴィオール) エミリア・ベンジャミン(バス・ヴィオール) | |||
録音:2004年8月、セント・メアリー教会、サウス・クレーク、ノーフォーク、 UK 。前出・旧品番: AVIE, AV-2054〔廃盤〕。 入荷状況によっては、AVIE 盤をお届けする可能性がございます。16世紀イギリスのエリザベス朝で活躍した4人の作曲家の作品をヴィオール演奏で収録。バードの「4声のミサ」などの名曲がファンタズムのヴィオールによる演奏によって見事に表現されている。 | |||
オーランド・ギボンズ(1583-1625):ヴィオール合奏のためのコンソート集 6声のファンタジア/5声のイン・ノミネ/4声のヴァージナル音楽と5声のマドリガル/ 3声のファンタジア/6声のアンセム/6声のダンスとディヴィジョン ファンタズム [ローレンス・ドレイフュス(トレブル・ヴィオール/ディレクター) ウェンディ・ギャレスビー(トレブル・ヴィオール/テナー・ヴィオール) ジョナサン・マンソン(テナー・ヴィオール) マルック・ルオラヤン=ミッコラ(バス・ヴィオール)] スザンナ・ペル(テナー・ヴィオール) 森川麻子(バス・ヴィオール) | |||
録音:2003年9月、マートン・カレッジ・チャペル、オックスフォード、 UK 。前出・旧品番: AVIE, AV-0032〔廃盤〕。英グラモフォン誌「2004年度グラモフォン・アウォード 古楽部門 最優秀賞」獲得盤。入荷状況によっては、AVIE 盤をお届けする可能性がございます。LINN 、Simax 、 Channel Classics 等への録音でおなじみの名アンサンブル、ファンタズムが AVIE へ録音していたタイトルが2点、LINN から再発売。ゲスト参加している森川麻子は、中野哲也、ヴィーラント・クイケンに師事した後、ロンドンに在住、ヨーロッパで多くのレコーディングやコンサートをこなしている。 | |||
シベリウス&ラフマニノフ:歌曲集 シベリウス:5つのクリスマスの歌 Op.1 /海辺のバルコニー Op.38 No.2 /北国 Op.90 No.1 / 黒いばら Op.36 No.1 /葦よそよげ Op.36 No.4 /5つの歌 Op.37 ラフマニノフ:スタニスラフスキーへの手紙 /ライラック Op.21 No.5 /何とすばらしい所 Op.21 No.7 / まひわの死に寄せて Op.21 No.8 /キリストは蘇った Op.26 No.6 /子供たちに Op.26 No.7 / 夜の静けさ Op.4 No.3 /乙女よ、もう歌わないでおくれ Op.4 No.4 /春の洪水 Op.14 No.11 ジャック・インブライロ(Br) アラスター・ホガース(P) | |||
録音:2014年9月23日-25日、&2016年7月8日、スネイプ・モルティングス、 UK 。 南アフリカ出身、ロンドンの王立音楽カレッジやロイヤル・オペラ・ハウスのJette Parker Young Artists Programmeで学んだバリトン歌手、ジャック・インブライロのソロ・リサイタル・アルバムがLinn Recordsから登場。南アフリカの様々なコンクールや、キャスリーン・フェリアー・コンクール、BBCのシンガー・オヴ・ザ・ワールド・コンクールなどで優秀な成績を収めてきたジャック・インブライロが、プリンス・コンソートのディレクターも務めるアラスター・ホガースと共演。北欧とロシア、シベリウスとラフマニノフの神秘的で感傷的な歌を、悠々たるバリトンで抒情豊かに歌う。 | |||
ピノック〜マーラー、ブゾーニ、ツェムリンスキー、ワーグナー:室内楽編曲作品集 マーラー/アルノルト・シェーンベルク編曲:さすらう若人の歌(室内楽版) ブゾーニ/エルヴィン・シュタイン編曲:悲歌的子守歌 Op.42(室内楽版) ツェムリンスキー/クリストファー・オースティン編曲:6つの歌 Op.13(室内楽版) ワーグナー:ジークフリート牧歌 トレヴァー・ピノック指揮 ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブル | |||
マーラー:交響曲第4番(CKD-438)、ブルックナー:交響曲第2番(CKD-442)に続く、ピノックとロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブルのチェンバー・アレンジメンツ・プロジェクト第3弾。 | |||
モーツァルト:ディヴェルティメント集 セレナード第11番 変ホ長調 K.375 /ディヴェルティメント 〔第13番 ヘ長調 K.253 /第14番 変ロ長調 K.270 /第12番 変ホ長調 K.252, 240a /第9番 変ロ長調 K.240 〕 スコットランド室内o.ウィンド・ソロイスツ [マキシミリアーノ・マルティン、ウィリアム・スタッフォード(Cl) ピーター・ウィーラン、 アリソン・グリーン(Fg) アレック・フランク=ゲミル、ハリー・ジョンストン(Hr)] | |||
スコットランド室内o.の人気モーツァルト・シリーズ。マッケラスとの交響曲集(CKD-308、CKD-350)やレクイエム(BKD-211)などの超名盤はもちろん、アレクサンダー・ヤニチェクが振ったセレナード&ディヴェルティメント集(CKD-376、BKD-287、BKD-320)や、木管協奏曲集(CKD-273)など、ロングセラーの人気盤ばかり。今作は、ウェーバーの協奏曲集(CKD-409)でも活躍した、SCOの木管セクションを支える名手たちによる管楽アンサンブル編成(ハルモニームジーク)のディヴェルティメントとセレナード。 | |||
ブリテン: 若きアポロ Op.16 /ラクリメ〜 ダウランドの歌曲の投影 Op.48a / 前奏曲とフーガ Op.29 /テノール、ホルンと弦楽のためのセレナーデ Op.31 マルクス・ダウナート(ディレクター)オールドバラ・ストリングス リチャード・ワトキンス(Hr) アラン・クレイトン(T) マーテー・スーチュ(Va) ロレンツォ・スーレ(P) | |||
録音:2012年:10月20日-22日、2013年11月24日-25日、2015年4月4日、スネイプ・モールティングス、サフォーク。 オールドバラ・ストリングスは、ベンジャミン・ブリテンとピーター・ピアーズが創設した教育プログラム「ブリテン=ピアーズ・ヤング・アーティスト・プログラム」による弦楽アンサンブル。マーラー室内管のリーダーを務めたマルクス・ダウナート、BPOの首席奏者マーテー・スーチュ、ナッシュ・アンサンブルやロンドン・ウィンズの主力メンバー、リチャード・ワトキンスなど名手が集う。「セレナーデ」は、2013年のブリテン生誕100周年プロジェクトにおけるクロージング・コンサートの録音。 | |||
フレンチ・コネクション L.バークリー:W.H.オーデンの5つの詩 Op.53 / プーランク:歌曲集「ある日ある夜」/気まぐれ/矢車菊 ブリテン:気まぐれ/ジョン・ダンの神聖 Op.35 / ジェイク・ヘギー(1961-):フレンドリー・パースウェイジョンズ ジョン・マーク・エインズリー(T) マルコム・マルティノー(P) | |||
録音:2013年2月18日-21日、イギリス。フランス6人組の一人プーランク、彼と親交のあったレノックス・バークリー、同じシェイクスピアの「気まぐれ」の詞に曲を付けたプーランクとブリテンの同名歌曲、アメリカの作曲家ヘギーががプーランクへのオマージュとして書いた「フレンドリー・パースウェイジョンズ」(エインズリーとマルティヌーが2008年に初演)を収録。 | |||
テレマン:リコーダー・ソナタ&ファンタジア集 ソナタ〔ハ長調 TWV 41: C5 /変ロ長調 TWV 42: B4 /ヘ短調 TWV 41: F1 /変ロ長調 TWV 41: B3 / ニ短調 TWV 41: D4 /ヘ長調 TWV 41: F2 /ハ長調 TWV 41: C2 〕/ 12の無伴奏ファンタジアTWV 40: 2-13 パメラ・トービー(リコーダー) ピーター・ウィーラン(Fg) アリソン・マギリヴリー(Vc) エリザベス・ケニー(アーチリュート/G) マルツィン・シヴィオントキエヴィチ(Cemb/Org) | |||
パラディアン・アンサンブル(現パラディアンズ)の創設メンバーである、"リコーダーの女王(BBCラジオ3)"パメラ・トービーの新録音は、自身もリコーダーの名手であったというゲオルク・フィリップ・テレマンの7つのリコーダー・ソナタと、「無伴奏フルートのためのファンタジア」としても知られる12の通奏低音を伴わないファンタジア(TWV 40:2-13)。そして、アンサンブル・マルシュアスの創設メンバーであり、スコットランド室内o. の首席ファゴット奏者を務めるピーター・ウィーランを始め、ブレコン・バロックのメンバー、レイチェル・ポッジャーとの共演でも知られるチェリストのアリソン・マギリヴリー、鍵盤楽器奏者のマルツィン・シヴィオントキエヴィチと、ソナタ集に参加するメンバーも豪華!目が醒めるような高度な技術と息遣いにうっとりするような美しい音色。イギリスでもっともスタイリッシュでクリエイティヴなリコーダーの名手、パメラ・トービーの麗しきテレマンにご期待頂きたい。 | |||
イングリット・フリッター〜ショパン: 24の前奏曲集 Op.28 (*) /マズルカ〔第13番 イ短調 Op.17 No.4 /第11番 ホ短調 Op.17 No.2 / 第41番 嬰ハ短調 Op.63 No.3 /第32番 嬰ハ短調 Op.50 No.3 /第1番 嬰ヘ短調 Op.6 No.1 〕/ 夜想曲〔第3番 ロ長調 Op.9 No.3 /第8番 変ニ長調 Op.27 No.2 〕 イングリット・フリッター(P) | |||
録音:2014年6月9日-12日、ポットン・ホール、サフォーク。 LP 仕様: Pallas 社(ドイツ)プレス、 180g 重量盤。1973年ブエノスアイレス生まれで、2000年の第14回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位となった才女フリッター、準・メルクルとの共演で話題を呼んだ協奏曲集に続き、Linn Records 第2弾もショパン。強いエモーションと高い技巧、優れた芸術性を孕む極上のコレクション。 | |||
シューマン:歌曲集 リーダークライス Op.24 /リーダークライス Op.39 /詩人の恋 Op.48 ジェイムズ・ギルクリスト(T) アンナ・ティルブルック(P) | |||
BCJ などでもお馴染みの名テノール、ギルクリストが歌うシューマン。 | |||
フレンチ・リフレクションズ フォーレ:塔の中の王女 Op.110 / カプレ:ディヴェルティスマン / ショレール:エスタル トゥルニエ:ソナチネ Op.30 / ドビュッシー:グラナダの夕べ/雨の庭 マントヴァーニ:トカール / フォーレ:即興曲 Op.86 シヴァン・マゲン(Hp) | |||
イスラエルの天才ハーピスト、シヴァン・マゲンの LINN 第2弾。前作「ハープのための幻想曲集」(CKD-441)は英 BBC ミュージック・マガジン誌で5つ星を獲得した。 | |||
チャイコフスキー:弦楽セレナード Op.48 ショスタコーヴィチ/モートン編曲: 弦楽四重奏曲第2番 Op.68(弦楽オーケストラ版)(*) |
スコティッシュ・アンサンブル ジョナサン・モートン (芸術監督&リーダー) | ||
(*)は当版による世界初録音。スコティッシュ・アンサンブルは1969年、芸術監督のジョナサン・モートンの元、グラスゴーを拠点に創設されたスコットランドの弦楽オーケストラ。 | |||
ライヒャ:木管五重奏曲集 木管五重奏曲 ト長調 Op.88 No.3 /コールアングレのためのアダージョ ニ短調/ 木管五重奏曲 変ロ長調 Op.100 No.6 タリア・アンサンブル [ベレン・ニエト・ガラン(Fl) サラ・アスマン(Ob/コールアングレ) ディーデリク・オルネー(Cl) ヒルケ・ロゼマ(ナチュラルHr) ホセ・ロドリゲス・ゴメス(Fg)] | |||
録音:2014年7月。ピリオド楽器使用。ヨーク古楽音楽祭の2013年インターナショナル・ヤング・アーティスト・コンペティションで優勝したオランダのタリア・アンサンブルのデビュー・レコーディング。パラディアン・アンサンブル、プロフェティ・デッラ・クインタ、アンサンブル・メリディアーナなどで活躍する若い奏者たち。 | |||
ウィリアム・ロウズ(1602-1645):ロイヤル・コンソート集 ロイヤル・コンソート・セット〔第1番 ニ短調/第4番 ニ長調/第3番 ニ短調/第5番 ニ長調/第8番 ハ長調/ 第9番 ヘ長調/第2番 ニ短調/第6番 ニ長調/第7番 イ短調/第10番 変ホ長調/ 5声の第6セット ヘ長調/4声のセット ニ短調/6声の第10セット ハ短調/6声の第7セット ハ長調 ローレンス・ドレイフュス(トレブル・ヴィオール/ディレクター) ファンタズム [エミリア・ベンジャミン(トレブル・ヴィオール) ジョナサン・マンソン(テノール・ヴィオール) ミッコ・ペルコラ(テノール&バス・ヴィオール) マルック・ルオラヤン=ミッコラ(バス・ヴィオール)] エリザベス・ケニー(テオルボ) ダニエル・ハイド(Org) エミリア・アシュトン(テノール・ヴィオール) | |||
当曲集初の全曲録音。1994年結成、英グラモフォン賞2回受賞等、名実ともに世界最高峰のヴィオール・アンサンブル、ファンタズムによる、イギリス・ルネサンスのヴィオール作曲家の第2世代を代表するウィリアム・ロウズ(1602-1645)の作品集。 | |||
J.S.バッハ:マニフィカト&クリスマス・カンタータ〜 ライプツィヒにおけるバッハの最初のクリスマスの晩課の再現 ガブリエリ:8声のモテット「今日キリストはお生まれになった」 J.S.バッハ:コラール「神よ、汝の慈悲により」BWV.600 / カンタータ第63番「キリスト教徒らよ、この日を彫り刻め」BWV.63 / オルガン前奏曲「高き御空よりわれは来たれり」BWV.606 / コラール「高き天より」(「新ライプツィヒ讃美歌集、 ゴットフリート・ヴォペーリウス1682年出版」より)/コラール「わが魂は主をあがめ」BWV.733 / マニフィカト 変ホ長調 BWV.243a /コラール「ベツレヘムに生まれし御子」BWV.603 / コラール「ベツレヘムに生まれし御子」(「新ライプツィヒ讃美歌集、 ゴットフリート・ヴォペーリウス1682年出版」より) ジュリア・ドイル、ジョアン・ラン(S) クレア・ウィルキンソン(Ms) ニコラス・マルロイ(T) マシュー・ブルック(B−Br) ジョン・バット指揮ダンディン・コンソート | |||
録音:2014年7月27日-31日、グレイフライアーズ教会、エディンバラ。 ジョン・バットとダンディン・コンソートによるバッハ再現シリーズ。今回はケーテンからライプツィヒにやってきたバッハが、初年のクリスマス、1723年12月25日に聖ニコライ教会で行った晩課を再現。 「マタイ受難曲」1742年頃最終演奏版(CKD-313)、「ミサ曲 ロ短調」リフキン校訂ブライトコップ版2006(CKD-354)、「ヨハネ受難曲」典礼において演奏されたバッハの受難曲の再現(CKD-419)、「ブランデンブルク協奏曲」フレンチ・ピッチ版(A=392Hz)(CKD-430)等々、彼らの業績は既に折り紙つき。 | |||
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):四重奏&協奏曲集 四重奏曲〔変ロ長調 FWV. F: B2 /ト短調 FWV. N: g2 /ヘ長調 FWV. N: F2 /ニ短調 FWV. N: d2 〕/ ホルン四重奏曲 ヘ長調 FWV. N: F3 /ファゴット協奏曲 ハ長調 FWV. L: C2 / リコーダー協奏曲 ヘ長調 FWV. L: F6 /リコーダー四重奏曲 変ロ長調 FWV. N: B1 パメラ・トービー(リコーダー) ピーター・ウィーラン(Fg) アンサンブル・マルシュアス | |||
2007年ブルージュ国際コンクールで第1位&聴衆賞を獲得したメンバーを中心とし、エディンバラを拠点に2011年結成されたピリオド・アンサンブル、アンサンブル・マルシュアスによる、ゼレンカ:ソナタ集(CKD-415)、ファゴットのためのヴィルトゥオーゾ作品集(CKD-435)に続く、
ソリストに、パラディアン・アンサンブル(現パラディアンズ)の創設メンバー、パメラ・トービーと、アンサンブル・マルシュアスの創設メンバーで、スコットランド室内o. の首席ファゴット奏者を務めるピーター・ウィーランを迎えた第3弾。ファッシュはJ.S.バッハとテレマンと同世代の音楽家で、ドイツ・ツェルプストの宮廷楽長を務めた。 #CKD-467はレーベルで廃盤となっており、流通在庫限りのお取り扱いです。ご注文時に入手できなくなっていた場合はご容赦ください。 | |||
ティル・トゥモロー ディス・ラヴ・ウィル・キャリー/トーキング・ウィズ・マイ・ファザー/グリーン・グロウ・ザ・ラッシュズ/ ターニング・アウェイ/ティル・トゥモロー/ホールディング・バック/カデ・ヤウズ(羊を追って)/ ハイランド・ハリー/スコットランド女王メアリ/ザ・ゲール/カレドニア ドギー・マクリーン(歌/G) ジョン・ローガン指揮 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo. | |||
初出、旧品番: CKD-465 (HYBRID_SACD) 。 スコットランドに居を構える世界的高音質レーベル Linn Records から、同地を代表する名シンガーソングライターで、大英帝国勲章(OBE)も授与された国民的ミュージシャン、ドギー・マクリーンが、同様に同地の代表的なオーケストラ、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo.との共演で登場、自作の歌曲やスコットランドのフォークを弾き語る。ドギー・マクリーンの作品でも特に人気と知名度を誇るのが、代表作「カレドニア」。故郷スコットランドへの哀愁と郷愁が込められた作品で、数々のアーティストにもカバーされ、スコットランドの非公式国歌として親しまれ、スコットランドの国歌候補にも度々あがっている。 | |||
ハイドン:ロンドン・ソナタ集 〔第60番 ハ長調 Hob.XVI-50 /第61番 ニ長調 Hob.XVI-51 /第62番 変ホ長調 Hob.XVI-52 / 第59番 変ホ長調 Hob.XVI-49 〕/アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII-6 ゴットリーブ・ヴァリッシュ(P) | |||
1978年ウィーン生まれで、名門ウィーン国立音楽大学へ弱冠6歳で入学した神童ゴットリーブ・ヴァリッシュによる、「ウィーンのモーツァルト」(CKD-352)、「モーツァルト、パリとウィーン」(CKD-407)、「室内楽伴奏版ピアノ協奏曲集」(CKD-424)に続く第4弾。ハイドンが数々の傑作を生み出したロンドン訪問時代に作曲した4つのピアノ・ソナタ。ヴァリッシュは1995年ストラヴィンスキー国際ピアノ・コンクール(ストラヴィンスキー賞)で、第1位と合わせ「ハイドン賞」も受賞、ハイドン没後200年の2009年にはウィーン楽友協会でコンサートシリーズを行った。2012年には「スタインウェイ・アーティスト」に加わっている。 | |||
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻&第2巻 BWV.846-893 |
ジョン・バット(Cemb) | ||
ダンディン・コンソートの音楽監督として、またグラスゴー大学の教授、音楽学者として活躍、2013年にはOBE(大英帝国勲章)を受賞したイギリスの音楽家、ジョン・バット、Linn Records からは初となるソロ録音が登場。既に指揮者としては典礼において演奏された受難曲の再現「ヨハネ受難曲」(CKD-419)、1742年頃の最終演奏版「マタイ受難曲」(CKD-313)、リフキン校訂ブライトコップ版「ミサ曲 ロ短調」(CKD-354)、「ブランデンブルク協奏曲集」(CKD-430)を録音している。 | |||
シベリウス:交響曲集 〔第2番 ニ長調 Op.43 / 第7番 ハ長調 Op.105 〕 |
トマス・セナゴー指揮 BBCウェールズ・ナショナルo. | ||
録音:2014年3月26日-28日、BBC ホディノット・ホール、カーディフ、イギリス。初出、旧品番: CKD-462 (HYBRID_SACD) 。BBCウェールズ・ナショナルo.(BBC NOW)の首席指揮者(&ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo.の名誉指揮者)を務めるデンマークの指揮者、トマス・セナゴーの LINN レーベル第1弾。2014年のBBCプロムスでも披露、絶賛された。 | |||
モーツァルト:オペラ・アリア&序曲集 歌劇「フィガロの結婚」より〔序曲/とうとううれしい時が来た〜恋人よ、早くここへ〕/ 歌劇「イドメネオ」より〔序曲/父よ、兄よ、さようなら/ 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より〔序曲/ぶってよ、マゼット/恋人よ、さあこの薬で〕/ 歌劇「皇帝ティートの慈悲」より〔序曲/涙以外のことを〕/ 歌劇「偽の女庭師」より〔序曲/私を見る者は誰でもたちまち心を奪われる〕/ 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」より〔序曲/あの方は行く〜恋人よ、どうぞ許して〕 エリザベス・ワッツ(S) クリスティアン・バルディーニ指揮スコットランド室内o. | |||
人気SCOのモーツァルト・シリーズ、ロイヤル・オペラ・ハウス、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、ウェールズ・ナショナル・オペラなどで活躍するイギリスのソプラノ、エリザベス・ワッツが歌うモーツァルトのオペラ・アリア集。それぞれの歌劇の序曲とアリアがセットになっており、SCOの艶やかなサウンドも楽しめる。 | |||
リン・レコーズ〜ザ・スーパー・オーディオ・コレクション Vol.7 J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調〜第1楽章 BWV.1046-1[ダンディン・コンソート] ベルリオーズ:歌曲集「夏の夜」 Op.7〜第1楽章[カレン・カーギル(Ms) ティチアーティ指揮スコットランド室内o.] ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21〜第3楽章[I.フリッター(P) 準・メルクル指揮スコットランド室内o.] モーツァルト:レクイエム(デイヴィッド・ブラック校訂初演復元版)〜ドミネ・イエス[ダンディン・コンソート] コレッリ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 Op.5〜ソナタ第7番 ニ短調〜第3楽章[エイヴィソン・アンサンブル] ハイドン:歌劇「真の貞節」〜既に死は黒いマントの内に[W.バーガー(Br) N.マッギガン指揮スコットランド室内o.] ブラームス:幻想曲集〜間奏曲 イ短調 Op.116 No.2[シヴァン・マゲン(Hp)] ベルリオーズ:オラトリオ「キリストの幼時」 Op.25 より[エジプトの逃避/羊飼いたちの別れ] [ロビン・ティチアーティ指揮スウェーデン放送so. &cho.] J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245〜アリア[ダンディン・コンソート] 作曲者不詳:優しい歌〜またはよく知られた歌[ピーター・ウィーラン(Fg) アンサンブル・マルシュアス] ロッシ:パルゴレッタ、ケ・ノン・サイ[プロフェティ・デッラ・クィンタ] ローズ:5声のコンソート・セット ト短調〜第2楽章[ファンタズム]/パーソンズ:アヴェ・マリア[マニフィカト] ラウズ:フルート協奏曲〜第4楽章[ブライアン(Fl) J.v.ステーン指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo.] マクリーン:ホールディング・バック[ドギー・マクリーン、ジョン・ローガン、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo.] ダンカン:ユア・ヴェリー・ソウル[エイミー・ダンカン] バーリン:ホワット・アイ・ドゥ?[クレア・マーティン&リチャード・ロドニー・ベネット] バーカー:スリーピング・ホーシズ[エミリー・バーカー&ザ・レッドクレイ・ヘイロー] | |||
LINN の HYBRID_SACD サンプラー第7弾は、2012年から2014年にかけてリリースされた録音集。オーディオ・チェックに最適。 | |||
イングリッド・フリッター&準・メルクル〜ショパン: ピアノ協奏曲集〔第1番 ホ短調 Op.11 /第2番 ヘ短調 Op.21〕 イングリット・フリッター(P) 準・メルクル指揮スコットランド室内o. | |||
1973年、アルゼンチンのブエノスアイレスに生まれ、2000年の第14回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位となり、EMIへ録音したショパンの作品集も好評を得た才女、イングリット・フリッターが高音質レーベル Linn Records へ、意外にも初録音となるショパンの協奏曲(ショパン以外の協奏曲録音も無いはず)で初登場、バックも準・メルクル&スコットランド室内o.という豪華共演。2014年に創設40周年を迎えるスコットランド室内o. にとって、当盤は当レーベルへの通算21枚目のレコーディング。 | |||
アルマ&グスタフ・マーラー:歌曲集 アルマ・マーラー:静かな街/私の父の花園にて/なま暖かい夏の夜/あなたの傍では心おきなく/私は花の下をさすらう グスタフ・マーラー:リュッケルトの詩による5つの歌/さすらう若人の歌/原光 カレン・カーギル(Ms) サイモン・レッパー(P) | |||
スコットランドのメゾ、カレン・カーギルは、2002年キャスリーン・フェリアー賞を受賞し、BBCプロムスやエディンバラ国際音楽祭に定期的に出演、2013年にはスコットランド室内o. のアソシエイト・アーティストとなり、ロビン・ティチアーティの振る「ベルリオーズ:歌曲集「夏の夜」」のソリストも務めている。サイモン・レッパーはカーギルのリサイタル・パートナーで、これまでC.W.オールやロナルド・コープ(Stone Records)、ドビュッシー(Deux-Elles)、R.シュトラウス(Champs Hill Records)など、数々の歌曲録音で共演している。 | |||
ザンダーのマーラー・ツィクルス、レーベル移行&再開 マーラー:交響曲第2番 ハ短調「復活」 ミア・パーション(S) サラ・コノリー(Ms) ベンジャミン・ザンダー指揮フィルハーモニアo. & cho. | |||
初出・既出: CKD-452 (2 HYBRID_SACD + ザンダーの解説) 〔廃盤〕。 TELARC へ7曲を録音した時点で中断していた(2005年の第1番&さすらう若人の歌が最後)ザンダー&フィルハーモニアのマーラー交響曲ツィクルスが LINN レーベルで再開。ボストン・フィルハーモニックの創設者で音楽監督を務める指揮者・教育者ザンダーは、1990年-1991年に手兵ボストン・フィルと録音した世界最速のベートーヴェン「第9」(IMP/廃盤)で大きな話題を呼び、1990年代後半からフィルハーモニアと TELARC へ一連の録音を行った。さらに近年は指揮者経験をもとにしたビジネスリーダー向け講演者としても知られるようになり、その関係著書「The Art of Possibility 〔チャンスを広げる思考トレーニング〕」も日本語翻訳されている。 | |||
モンテヴェルディ:歌劇「ウリッセの帰還」(マーティン・パールマン校訂版)
フェルナンド・ギマランイス(T;ウリッセ) ジェニファー・リヴェラ(Ms;ペネロペ) アビゲイル・ニムス(Ms;メラント) ダニエル・オーキンクロス(T;エウメーテ) ソーニャ・デュトワ・テングブラッド(ジュノー) ユリシーズ・トーマス(B−Br;アンティノオ) マーク・モロモット(CT;イーロ)他 マーティン・パールマン指揮ボストン・バロック | |||
1973年の創設から現在までマーティン・パールマンが音楽監督を務め、アメリカにおける古楽復興をリードしてきたボストン・バロックが、Linn Records と2012年にスタートさせたコラボレーション・シリーズ。モンテヴェルディ晩年の代表作を、若手歌手たちとマーティン・パールマン自身の校訂版で。 | |||
シューマン:交響曲全集 〔第1番 変ロ長調 Op.38「春」/第2番 ハ長調 Op.61 / 第3番 変ホ長調 Op.97「ライン」/第4番 ニ短調 Op.120 (1851年版) 〕 ロビン・ティチアーティ指揮スコットランド室内o. | |||
録音:2013年11月25日-26日、30日、12月1日-3日、パース・コンサート・ホール、イギリス。
ロンドン生まれのイタリア系イギリス人天才指揮者ロビン・ティチアーティの LINN 第4弾&首席指揮者を務めるスコットランド室内楽団との交響曲シリーズがスタート。第1弾は彼の特に好きな作曲家の1人シューマンの交響曲全集。 #2017年12月追記:SACD盤 (CKD-450) は、国内代理店の在庫完売を持って廃盤となります。 | |||
モーツァルト: レクイエム(デイヴィッド・ブラック校訂/1793年初演復元版)/ ミゼリコルディアス・ドミニ ニ短調 K.222「オッフェルトリウム・デ・テンポーレ」 ジョアン・ラン(S) ローワン・ヘリアー(A) トーマス・ホッブス(T) マシュー・ブルック(B) ジョン・バット指揮ダンディン・コンソート | |||
「ヨハネ受難曲」、1742年頃の最終演奏版「マタイ受難曲」、リフキン校訂ブライトコップ版「ミサ曲 ロ短調」などJ.S.バッハの諸作品、そしてヘンデルの「メサイア」のダブリン初演版と、様々な異稿を発掘・紹介してきたバット&ダンディン・コンソート(ダニーディン・コンソート)によるモーツァルト。レクイエムは、ジュスマイヤー版を基に、研究家デイヴィッド・ブラックが校訂した「 初演復元 (Reconstruction of first performance) 」ペータース版 2013 。 ブラックはハーバード大学でモーツァルトの宗教音楽に関する論文で博士号を取得、ケンブリッジ大学やオーストラリア国立大学などで合唱・音楽学を指導している。 # LP 仕様: Pallas 社(ドイツ)プレス、 180g 重量盤。LP に関しては、代理店より『こちらのタイトルは限定生産となりますため、お早めにご注文ください。また限定生産の性質上、ご注文枚数を確保できない可能性がございます。予めご了承ください。』と告知されています。 #2017年12月追記:SACD盤 (CKD-449) は廃盤となっており、流通在庫を取り寄せるため高額となっています。また、御注文時に入手不能となっていた場合はご容赦下さい。 | |||
ネオクラシカル・トランペット ストラヴィンスキー:バレエ組曲「プルチネッラ」より / リー:組曲「真夏の夜の夢」より フォーレ:組曲「マスクとベルガマスク」 Op.112 / マルティヌー:ソナチネ(*) レスピーギ:鳥 / ステーンハンマル:カンタータ「歌」〜間奏曲 ジョナサン・フリーマン=アットウッド(Tp) ダニエル=ベン・ピエナール(P;*以外) | |||
英グラモフォン誌でレビューを執筆し、Channel Classics レーベルでレイチェル・ポッジャーなど200以上ものレコーディングをプロデュース、さらには自身の演奏活動も行い、現在は王立音楽アカデミーのプリンシパルでもあり、世界初録音となったフォーレ(CKD-488)でも大きな話題となったフリーマン=アットウッドの奏者としてのアルバム。 | |||
チューダー朝の祈り ウィリアム・マンディ(1529頃-1591):天の父の声は/わが魂はちりについている/私は幼く ジョン・タヴァナー(1490頃-1545):鹿の谷川を慕いあえぐがごとく ロバート・ホワイト(1538頃-1574):あなたは何もかも美しい/主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か トマス・タリス(1505頃-1585):主よ私を受け入れて下さい / ウィリアム・バード(1540-1623頃):主よ認めたまえ フィリップ・ケイブ指揮マニフィカト | |||
「鳥の歌いまは絶え」 (CKD-417) に続く、フィリップ・ケイヴ&マニフィカトによる、チューダー朝時代のラテン語宗教音楽集第2弾。 | |||
バッハ・リイマジンズ・バッハ〜J.S.バッハ: ソナタ ト短調 BWV.1001 / 組曲〔ホ長調 BWV.1006a /ト短調 BWV.995 〕 |
ウィリアム・カーター(リュート) | ||
録音:2014年8月25日-27日、聖マーティン教会、イースト・ウッドヘイ、バークシャー、イギリス。パラディアン・アンサンブル(現パラディアンズ)の創設メンバーの一人であり、現在はエンシェント室内o.、イングリッシュ・コンサート、パラディアンズのメンバーとして活躍する、ギターとリュートの名手ウィリアム・カーターが弾くバッハ・アルバム! バッハ・リイマジンズ・バッハ(Bach Reimagines Bach)と題されたニュー・アルバムは、無伴奏ヴァイオリンのための作品( BWV.1001、 BWV.1006)や、無伴奏チェロのための作品( BWV.1011)から、リュート独奏版へとバッハ自身がトランスクリプションした作品で、バッハの音楽の再創造の可能性を描く。 | |||
ブラームス&シューマン:歌曲集 シューマン:メアリー・ステュアート女王の5つの詩 Op.135 /君を想う Op.78 No.3 /家族の肖像 Op.34 No.4 / ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスター」によるリートと歌 Op.98a / 山々は高く、高く Op.138 No.8 /太陽の輝くように Op.37 No.12 /私はあなたの樹 Op.101 No.3 ブラームス:あなたの青い瞳 Op.59 No.8 /わが恋は緑 Op.63 No.5 /鍛冶屋 Op.19 No.4 /セレナード Op.106 No.1 / 二人はさまよい歩き Op.96 No.2 /メロディのように Op.105 No.1 /子守歌 Op.49 No.4 アン・マレイ(Ms) マルコム・マルティノー(P) ベンジャミン・アップル(Br) ジョン・マーク・エインズリー、 ジョニー・ラングリッジ(T) ヘスター・ディクソン(P) | |||
アイルランドのダブリン生まれ、イングリッシュ・ナショナル・オペラを中心に、ロイヤル・オペラ・ハウス、コヴェント・ガーデンなど主要なオペラ・シーンで活躍してきたメゾ・ソプラノ、デイム・アン・マレーが Linn から登場。ハイペリオンへも数々のアルバムを録音しているが、意外にも2014年までの直近10年間では初のソロ・アルバムになるという。伴奏者はマルティノー、エインズリーら共演も豪華。 | |||
ピノック、室内楽版「ブル2」 ブルックナー/アンソニー・ペイン編曲:交響曲第2番(室内アンサンブル版)(*) ヨハン・シュトラウス II /アルバン・ベルク編曲:ワルツ「酒、女、歌」 トレヴァー・ピノック指揮ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブル | |||
(*)は当版による世界初録音。マーラー「第4」の室内アンサンブル版に続くピノックの LINN 第2作は、これまた意外なブルックナー。編曲は、エルガー「交響曲第3番」「威風堂々第6番」を補筆完成して名を馳せたアンソニー・ペイン。当版は2013年3月に初演、弦楽器と管打楽器あわせて総勢20名による優れたアンサンブル。 | |||
ファンタージェン〜 幻想曲集 C. P. E. バッハ:幻想曲 変ホ長調 H.277, Wq.58-6 ブラームス:間奏曲集〔イ短調 Op.116 No.2 /ホ長調 Op.116 No.4 /変ホ長調 Op.117 No.1 /変ロ短調 Op.117 No.2 〕 ワルター=キューネ:チャイコフスキーの歌劇「エフゲニー・オネーギン」による幻想曲 モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397 / J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903 ルニエ:エドガー・アラン・ポーの「告げ口心臓」による幻想的バラード シヴァン・マゲン(Hp) | |||
エルサレム出身で、パリ音楽院で一等賞を獲得、さらにジュリアード音楽院でナンシー・アレンに師事、イスラエル国際ハープ・コンテスト、オランダ国際ハープ・コンクール、ライオン&ヒーリー賞、ヴェラ・ドゥロワ国際ハープ・コンクール等のコンクール入賞歴、受賞歴を誇るハープ奏者、シヴァン・マゲンの Linn Records 第1弾となるソロ・プログラム。 | |||
ベルリオーズ:オラトリオ「キリストの幼時」 Op.25
ヤン・ブロン(語り手) ヴェロニク・ジャンス(聖母マリア) スティーヴン・ロージス(ヨゼフ) アラステア・マイルズ(家父) ロビン・ティチアーティ指揮スウェーデン放送so.&cho. | |||
1983年ロンドン生まれ、イタリア系イギリス人指揮者ロビン・ティチアーティ、2009年より首席指揮者を務めるスコットランド室内楽団との共演で、英国を中心に大絶賛を博した「幻想交響曲」(CKD-400)と「夏の夜」(CKD-421)に続くベルリオーズ第3弾は、客演指揮者として共演を重ねているスウェーデン放送so.との共演盤。ティチアーティは2006年から2009年にかけてイェヴレso.の首席指揮者を務めており、スウェーデンとの縁も深い。また、今後の予定としては、ウラディミール・ユロフスキの後任として2014年1月からグラインドボーン音楽祭の音楽監督就任が決定している。 | |||
ジェイムズ・マクミラン:合唱作品集 Vol.3 〜アルファとオメガ ダラム・ミサ [Missa Dunelmi] (*) /聖パトリックのマニフィカト/ ...fiat mihi.../ Cum vidisset Jesus / アイ・アム・ユア・マザー/インヴォケーション(#) / Dominenon secundum peccata nostra /アルファとオメガ(+) マデリーン・ミッチェル(Vn;+) ジェイムズ・マクミラン指揮(*) アラン・タヴナー指揮(*以外) カペラ・ノヴァ | |||
(*/#)を除き世界初録音。現代合唱作品の主導的作曲家、ジェイムズ・マクミランと、彼の作品を25年間にわたって取り上げているヴォーカル・アンサンブル「カペラ・ノヴァ」によるシリーズ第3弾。前2作は、共に英 Gramophone 誌「 Editor's Choice 」に選ばれている。 | |||
トレヴァー・ピノックのマーラー&ドビュッシー マーラー/エルヴィン・シュタイン編曲:交響曲第4番 ト長調(室内アンサンブル版) ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 トレヴァー・ピノック指揮ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブル | |||
世界有数の古楽系鍵盤奏者&イングリッシュ・コンサートの創設者トレヴァー・ピノックが Linn Records 初登場。英国王立音楽院の精鋭たちによるアンサンブルを振り、エルヴィン・シュタイン(1885-1958)が師シェーンベルクの「音楽私的演奏協会」でのコンサートのために編曲した室内アンサンブル版マーラーとドビュッシーを録音。 | |||
プラウド・ファゴット〜 バロック・ファゴットと通奏低音のためのヴィルトゥオーゾ作品集 作曲者不詳:優しい歌-またはよく知られた歌 / ボワモルティエ:ソナタ ト長調 Op.50 No.2 ファッシュ:ソナタ ハ長調 FaWVN:C1 / クープラン:「趣味の融合、または新しいコンセール」〜コンセール第13番 テレマン:ソナタ ヘ短調 TWV.41: F1 / ボワモルティエ:ソナタ ホ短調 Op.50 No.1 デュブルグ:デュブルグ氏によるアイリーン・アルーンの変奏曲 ピーター・ウィーラン(Fg) アンサンブル・マルシュアス | |||
2008年よりエディンバラの名門スコットランド室内o.の首席ファゴット奏者として活躍、ピリオド・アンサンブル、アンサンブル・マルシュアスの創設者、音楽監督でもあるピーター・ウィーランのソロ・デビュー・アルバムは、優雅なギャラント様式によるバロック・ファゴットのためのユニークなコレクション。 | |||
マラン・マレ:音階その他の器楽曲集 マレ:音階(小オペラ形式による)/マレ風のソナタ フォルクレ:ヴィオールと通奏低音のための曲集〜組曲第1番 ニ短調 マレ:聖ジュヌヴィエーヴ教会の鐘の音 トリオ・ソネリー [モニカ・ハジェット(ディレクター/Vn) エミリア・ベンジャミン(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ジェイムズ・ジョンストン(Cemb)] | |||
イギリスにおけるピリオド奏法のパイオニア的存在であり、古楽復興の立役者の1人、モニカ・ハジェットが主宰する名アンサンブル、トリオ・ソネリーが Linn へ初登場。 | |||
J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 〔第1番 ロ短調 BWV.1014 /第2番 イ長調 BWV.1015 /第3番 ホ長調 BWV.1016 / 第4番 ハ短調 BWV.1017 /第5番 ヘ短調 BWV.1018 /第6番 ト長調 BWV.1019 〕 ルーシー・ラッセル(Vn) ジョン・バット(Cemb) | |||
イギリスのフィッツイリアム弦楽四重奏団のメンバー、ルーシー・ラッセルと、ダンディン・コンソートのディレクターであり音楽家のジョン・バットによる、バッハのヴァイオリン・ソナタ集。特にJ.S.バッハの研究家として高名なジョン・バットは、典礼において演奏された受難曲の再現「ヨハネ受難曲」(CKD-419)、1742年頃の最終演奏版「マタイ受難曲」(CKD-313)、リフキン校訂ブライトコップ版「ミサ曲 ロ短調(CKD-354)、などバッハ作品の様々な異稿を発掘・復元し、ブランデンブルク協奏曲(CKD-430)や平均律クラヴィーア曲集(CKD-463)で披露された、鍵盤奏者としての腕前も一流。ルーシー・ラッセルは、フィッツウィリアム弦楽四重奏団に1988年に入団、1995年からはリーダーを務めるほか、ダンディン・コンソート、フロリレジウム、レトロスペクト・アンサンブル、キングズ・コンソートなど様々なアンサンブルでも活躍するベテラン女流ヴァイオリニスト。 | |||
加藤訓子〜カントゥス ペルト:アリーナのために / ライヒ:ニューヨーク・カウンターポイント ペルト:カントゥス(ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌)/フラトレス ハイウェル・デイヴィス:パール・グランド / ペルト:鏡の中の鏡 加藤訓子(Perc) | |||
加藤訓子の LINN 第2弾。スティーヴ・ライヒからも絶賛され、世界的大ヒットとなった「クニコ・プレイズ・ライヒ(kuniko plays reich)」(CKD-385)、2012年3月18日に行われた「kuniko plays reich in Kyoto」の第12回佐治敬三賞(サントリー芸術財団)受賞等、ジャンルを超え絶大な評価を受けているパーカッショニスト、加藤訓子。ライヒの「カウンターポイント三部作」のパーカッション・アレンジで大反響を巻き起こした加藤訓子が、2012年に初演した 4番目のカウンターポイント「ニューヨーク・カウンターポイント」のパーカッション・ヴァージョンをレコーディング、そして、加藤訓子自らのアレンジによるアルヴォ・ペルトの「アリーナのために」、「カントゥス」、「フラトレス」、「鏡の中の鏡」、ハイウェル・デイヴィスの「パール・グランド」で構成される。 | |||
ジェイムズ・ギルクリスト〜イングリッシュ・ソング・コレクション フィンジ:おお眼にも美しい/地球が朽ちるまで/若人の訓戒 / ヴォーン・ウィリアムズ:ウェンロック・エッジで ウォーロック:連作歌曲「シャクシギ」 / ブリス:哀しいソネット / ガーニー:ラドローとテム レイトン:アース、スウィート・アース(大地の賛歌) / ブリテン:冬の言葉 Op.52 ジェイムズ・ギルクリスト(T) アンナ・ティルブルック(P) フィッツウィリアムSQ マイケル・コックス(Fl) ギャレス・ハルス(コールアングレ) | |||
ギルグリストの既出音源から、特に評価の高い英国歌曲を選んだコンピレーション。 | |||
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲集 全曲〔第1番−第6番 BWV.1046-1051 〕
ジョン・バット(Cemb)指揮ダンディン・コンソート 〔チェチーリア・ベルナルディーニ(Vn) ジェーン・ロジャーズ、アルフォンソ・レアル・デル・オジョ(Va) ジョナサン・マンソン(Vc) アレクサンドラ・ベラミー(Ob) デイヴィッド・ブラックアダー(Tp) パメラ・トービー、キャスリーン・レイサム(リコーダー) ケイティ・バーチャー(Fl)〕 | |||
録音:2012年5月、パース・コンサート・ホール、パース、UK / (P) (C) 2013 。ダンディン・コンソート初の器楽作品。 #2017年12月追記:SACD盤 (CKD-430) は、国内代理店の在庫完売を持って廃盤となります。 | |||
マントヴァのヘブライ人〜サラモーネ・ロッシ(1570頃-1630頃): 詩篇第128番/5声のシンフォニア第1番/星に打ち明け/シンフォニア第1番/貴方は行ってしまう、ああ/ 私の心よ、弱ってはならぬ/シンフォニア第11番/聞きたまえ、涙する冥界の魂たちよ聞きたまえ/シンフォニア第2番/ 5声のガリアルダ/コレンタ第3番/ブランド第2番/ Tirsi mio, caro Tirsi /シンフォニア第5番/安心しておくれ/ シンフォニア第10番/詩篇第100番/絶望のガイヤルド/コレンタ第6番/詩篇第146番/我が太陽を見ん/ シンフォニア第12番/ In Dolci Lacci /ソナタ・オッタ―ヴァ・アリア/ああ、もしあなたがそんなにも/ 希望の使者よ/コレンテ第7番/5声のガリアルダ/ Pargoletta, che non sai /詩篇第126番 プロフェティ・デッラ・クィンタ カーチャ・ポーリン、エヴァ・サラディン(Vn) オリ・ハーメリン、坂本龍右(テオルボ) | |||
録音:2012年7月、ヨーク、イギリス。初出、旧品番: CKD-429 (HYBRID_SACD) 。イスラエルのガリラヤ地方で結成され、古楽の総本山、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムで唱法に磨きをかけ、2011年のヨーク古楽音楽祭ヤング・アーティスト・コンペティションで優勝、リン・レコーズのプロデューサー、フィリップ・ホッブスも太鼓判を押した期待の男声5声のア・カペラ・アンサンブル、プロフェティ・デッラ・クィンタが Linn Records へ初登場。デビュー・プログラムは、サラモーネ・ロッシのイタリア語のマドリガル、器楽小品、ヘブライの祈りの音楽。 | |||
ウィリアム・バーガー〜トリオへのオマージュ ハイドン:歌劇「無人島」Hob.XXVIII: 9 〜 Chi nel cammin d'onore モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」K.492 より〔ひどいやつだ/もうお前の勝ちだと言ったな〕 ハイドン:歌劇「哲学者の魂」Hob.XXVIII: 13 〜 Il pensier sta negli oggetti / 歌劇「アルミーダ」Hob.XXVIII: 12 〜 Teco lo guida al campo / 歌劇「オルランド・パラディーノ」Hob.XXVIII: 11 〜 Quel tuo visetto amabile モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527 より〔みんなで楽しくお酒を飲んで/おいで窓辺に可愛い娘〕 ハイドン:歌劇「真の貞節」Hob.XXVIII: 8 〜 Gia la morte in mante nero, Non sparate... Mi disdico... モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」K.588 〜彼の苦しみを見て下さい/ 歌劇「魔笛」K.620 より〔恋を知るほどの殿方には/パパゲーノ!〕 チマローザ:歌劇「宮廷楽士長」より〔シンフォニア/ Se mi danno il permesso /アレグロ〕 ウィリアム・バーガー(Br) キャロリン・サンプソン(S) ニコラス・マッギガン指揮スコットランド室内o. | |||
『我らが世代の若手バリトン歌手では最高の1人』(英グラモフォン誌)と称賛される17-18世紀音楽のスペシャリスト、ウィリアム・バーガーの Linn Records デビュー盤は、マッギガン、スコットランド室内o.にサンプソンも参加。既に、別レーベルから発売されたソロ・デビュー・アルバム(おそらく DELPHIAN から出ている歌曲アルバム「 Insomnia 」 [DCD-34116] /国内&当店未案内、お取り寄せは可能)が英ガーディアン誌の「2012年ベスト・クラシカル・アルバム」の1枚に、さらに英Classic FMでは「アルバム・オヴ・ザ・ウィーク」に選出されている。 | |||
ジョン・ウォード(1571-1638):ファンタジア&ヴァース・アンセム集 4声のファンタジア第2番 (VDGS 22) /我が魂よ、主を賛美せよ/4声のファンタジア第5番 (VDGS 25) / 昇れ、我が魂/4声のファンタジア第1番 (VDGS 21) /下れ、臆病で哀れな者/祈りは終わりなき鎖/ 4声のファンタジア第3番 (VDGS 23) /いつまで私をお忘れになるのか、主よ/神を思わん/ 4声のファンタジア第4番 (VDGS 24) /4声のファンタジア第6番 (VDGS 26) /これは喜び、幸福な聖なる日 ファンタズム [ローレンス・ドレイフュス(トレブル・ヴィオール/ディレクター) エミリア・ベンジャミン(トレブル・ヴィオール/テナー・ヴィオール) ジョナサン・マンソン(テナー・ヴィオール) ミッコ・ペルコラ(バス・ヴィオール)] ダニエル・ハイド指揮オックスフォード・モードリン・カレッジcho. | |||
英国が世界に誇るヴィオール奏者のオールスター・アンサンブル、ファンタズムのジョン・ウォード作品集第2弾。17世紀前半のイギリスを代表するマドリガリストとして高い名声を得ていたウォードは、器楽、ヴィオールのための作品でもその優れた手腕を発揮。中でもヴァース・アンセムの「神を思わん」は、独創的な作曲技法を確立したウォードの代表的作品の1つ。 | |||
M.パールマン&ボストン・バロック〜ハイドン: ネルソン・ミサHob.XXII-11(困苦の時のミサ)/交響曲第102番 変ロ長調 Hob.I: 102 メアリー・ウィルソンン(S) アビゲイル・フィッシャー(Ms) キース・ジェイムソン(T) ケヴィン・ディーズ(B-Br) マーティン・パールマン指揮ボストン・バロック | |||
1973年創設、グラミー賞に3度ノミネート&「世界最高のピリオド・オーケストラの1つ」(ファンファーレ誌)と激賞されるボストン・バロックが、結成40周年のアニヴァーサリー・シーズンに発表する LINN 第2弾。ハイドンの手稿譜に基づくオリジナル・オーケストレーションを採り入れ、ボストン・グローブ誌で「見事なパフォーマンス」と高評価を受けた「ネルソン・ミサ」。前作「天地創造」(CKD-401)では、元テラークのプロダクション・チームが独立して設立した「ファイヴ/フォー・プロダクションズ」の優秀録音も話題を呼んでおり、当盤も演奏、録音の両面で再び注目を集めることだろう。 | |||
LINN 40 周年アニヴァーサリー・コレクション ・Disc 1 Jazz & Popular エミリー・ベイカー/ブラックウッド / クレア・マーティン/マン・イン・ザ・ステーション ヒュー&クライ/メイキン・ウーピー / キャロル・キッド/ハヴント・ウィ・メット マーティン・テイラー/ジョニー・アンド・マリー / マクラスキー・ブラザーズ/シーズ・ターニング バーブ・ジュンガー/トラブル・イン・マインド / ジョン・ストロング/バッド・ニュース・オン・ザ・マウンテン エイミー・ダンカン/ナヴィゲーティング / イアン・ブルース/雌羊を呼べ フィオナ・マッケンジー/ホエン・ザ・サニー・スカイ・ハズ・ゴーン クレア・マーティン&リチャード・ロドニー・ベネット/ウィズ・エヴリ・ブレス・アイ・テイク マーティン・テイラー/サーテイン・スマイル / トミー・スミス/ジョニー・カム・レイトリー ギル・マンリー/シッティン・アンド・ア・ロッキン / サラ・ムール/ラヴ・ゴー・ラウンド マーティン・テイラー&ステファン・グラッペリ/アイ・ソート・アバウト・ユー ジュディス・オウエン/ハッピー・ディス・ウェイ / イアン・ショウ/ア・ケース・オブ・ユー メイヴ・オーボイル/ノー・サレンダー / レイ・ジェラート・ジャイアンツ/ザッツ・アモーレ ・Disc 2 Classical チャールズ・マッケラス指揮SCO/モーツァルト:交響曲第40番第1楽章 ゲオルゲ=エマヌエル・ラザリディス(P)/リスト:ラ・カンパネッラ スコティッシュ・アンサンブル/ラヴェル:弦楽のための小交響曲第2楽章 パラディアン・アンサンブル/マッテイス:スコットランド風ユーモアに基づくグラウンド エイヴィソン・アンサンブル/ヘンデル:合奏協奏曲第9番第3楽章 レトロスペクト・アンサンブル/J.S.バッハ:復活祭オラトリオより キャスリン・ブライアン(Fl)RSNO/プーランク:フルート・ソナタ第1楽章 リチャード・タニクリフ(Vc)/J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番〜クーラント ジリアン・ウィーア(Org)/プティ:コンチェルティーノ第3楽章 ニュー・ロンドン・コンソート/作曲者不詳:プロピニャン・デ・メルヨール キャサリン・キング(Ms)/ムリニエ: Si L 'Amour Comme On Dit アルトゥール・ピツァーロ(P)/ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ ウィリアム・カーター(G)/ムルシア:スペインのフォリア ダンディン・コンソート/ヘンデル:オラトリオ「メサイア」〜「彼はレビの子らを清め」 レトロスペクト・トリオ/パーセル:ソナタ第3番第3楽章 / マニフィカト/ビクトリア:わがハープは悲しみの音に変わり ダンディン・コンソート/J.S.バッハ:マタイ受難曲〜「わが心よ、おのれを潔めよ」 ロビン・ティチアーティ指揮SCO/ベルリオーズ:幻想交響曲第2楽章 / 加藤訓子/ペルト:アリーナのために | |||
1973年に LP 用ターンテーブルの開発からスタートしたスコットランド、グラスゴーの高級オーディオ・メーカー LINN 創業40周年記念盤。1982年に立ち上げたソフト部門 Linn Records から発売された優秀録音からの選りすぐり2枚組セット。エクストラ・コンテンツとして、Linn のチーフ・プロデューサーで、レコーディング・エンジニアとしても優秀録音を支えつづける(そして、タリス・スコラーズの録音エンジニアとしても知られる)、フィリップ・ホッブスが語る映像を収録。 | |||
モーツァルト/作曲者編曲:室内楽版ピアノ協奏曲集 〔第12番 イ長調 K.414 /第13番 ハ長調 K.415 /第14番 変ホ長調 K.449 〕 ゴットリーブ・ヴァリッシュ(P) ピアッティSQ | |||
ウィーン国立音楽大学に弱冠6歳で入学した1978年ウィーン生まれの神童ゴットリーブ・ヴァリッシュによる、「ウィーンのモーツァルト」(CKD-352)、「モーツァルト、パリとウィーン」(CKD-407)に続くモーツァルト・シリーズ第3作。共演のピアッティ弦楽四重奏団は、セント・マーティンズ・イン・ザ・フィールズ音楽コンクール等、多くの受賞歴を持つイギリスの若いアンサンブル。 | |||
ベルリオーズ: 歌曲集「夏の歌」Op.7 / 劇的交響曲「ロメオとジュリエット」Op.17〜愛の情景/ カンタータ「クレオパトラの死」より〔抒情的情景/瞑想曲〕 |
カレン・カーギル(Ms) ロビン・ティチアーティ指揮 スコットランド室内o. | ||
天才指揮者ティチアーティの「幻想交響曲」に続くベルリオーズ第2弾は、カレン・カーギルとの夏の歌。 #2017年12月追記:SACD盤 (CKD-421) は、国内代理店の在庫完売を持って廃盤となります。 | |||
ラウズ:フルート協奏曲 イベール:フルート協奏曲 ドビュッシー:シランクス マルタン:バラード |
キャスリン・ブライアン(Fl) ヤク・ファン・ステーン指揮 ロイヤル・ スコティッシュ・ナショナルo. | ||
21歳という若さでロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo.の首席フルート奏者に抜擢されたキャスリン・ブライアンによるセカンド・アルバムは、20世紀のフルート協奏曲集。 | |||
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245〜典礼において演奏されたバッハの受難曲の再現 J.S.バッハ:コラール前奏曲「イエスが十字架にかかりたまいし時」BWV.621 シャイン:会衆のコラール「イエスが十字架にかかりたまいし時」 / ブクステフーデ:前奏曲 嬰ヘ短調BuxWV.146 J.S.バッハ:ヨハネ受難曲BWV.245(第1部)/コラール前奏曲「おお罪なき神の小羊よ」BWV.618 作曲者不詳:会衆のコラール「おお罪なき神の小羊よ」 J.S.バッハ:コラール前奏曲「われらを救いたもうキリストは」BWV.620 /ヨハネ受難曲BWV.245(第2部) ガルス:モテット「見よ、ただしき人が死にゆく様を」 / 作曲者不詳:応唱、特祷、祝祷 シャイン:神の恩寵われらにあり / J.S.バッハ:コラール前奏曲「いざもろびと神に感謝せよ」BWV.657 クリューガー:会衆のコラール「いざもろびと神に感謝せよ」 ニコラス・マルロイ(T;福音史家) マシュー・ブルック(B;イエス) ジョアン・ラン(S) クレア・ウィルキンソン(A) ジョン・バット(Org)指揮ダンディン・コンソート、グラスゴー大学チャペルcho. | |||
世界初録音。「マタイ受難曲」1742年頃最終演奏版(CKD-313)、「ミサ曲 ロ短調」リフキン校訂ブライトコップ版2006(CKD-354)など、様々な異稿の発掘や復元に取り組み、バッハ演奏のスペシャリスト、音楽学者、研究家としても高名なジョン・バットの次なる挑戦は、バッハゆかりの地ライプツィヒにおいて、聖金曜日の晩課の「典礼において演奏された」J.S.バッハ受難曲の再現。 #2017年12月追記:SACD盤 (CKD-419) は、国内代理店の在庫完売を持って廃盤となります。 | |||
トランペットのためのバッハ・ノートブック J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541/バビロンの流れのほとりに BWV.653b ヨハン・ハインリヒ・バッハ:ソナタ ヘ長調 ヨハン・ミヒャエル・バッハ:ああ、いかにこの時を待ち望んでいたことか(アリア) J.S.バッハ:主を信ずる者は(BWV.68より) ヨハン・クリストフ・バッハ:われ汝を去らしめず BWV Anh.159 / ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ:序曲 ト長調 J.S.バッハ:協奏曲 イ長調 BWV.1055/見よ、愛の行いを(BWV.85より)/ おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆けBWV.622/主より我に喜びの光りが来たりて(BWV.172より)/ おお神の小羊、罪なくしてBWV.656 ゴットフリート・ハインリヒ・バッハ:パイプにおいしいタバコを詰めて J.S.バッハ:イギリス組曲第2番 イ短調 BWV.807〜前奏曲 ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ:ロンド・アレグレット C.P.E.バッハ:ソナタ第3番 ト短調 Wq.65-17 ヨハン・ベルンハルト・バッハ:歓び(組曲第4番 ハ長調より) ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:ポロネーズ第10番 ヘ短調 ヨハン・クリスティアン・バッハ:シンフォニアW.G.39 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番 BWV.1012〜サラバンド ジョナサン・フリーマン=アットウッド(Tp) ダニエル=ベン・ピエナール(P) | |||
トランペット奏者、英国王立音楽院の学長、そして敏腕レコーディング・プロデューサーとして多彩な活躍を展開しているイギリス楽壇の重鎮ジョナサン・フリーマン=アットウッドによる5タイトル目となるソロ・アルバムは、11人のバッハたちの音楽をトランペット&ピアノにアレンジしたユニークなプログラム。 | |||
鳥の歌いまは絶え〜チューダー朝時代のラテン語の音楽 バード:光なり日なるキリスト / ホワイト:エレミアの哀歌 / パーソンズ:アヴェ・マリア バード:主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か / パーソンズ:主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か バード:われらはいかに主の歌を歌わん/エレミアの哀歌 / ホワイト:光なり日なるキリスト(IV) フィリップ・ケイブ指揮マニフィカト | |||
元タリス・スコラーズのテノール、フィリップ・ケイブが指揮するイギリスのア・カペラ・グループ、マニフィカトによる、イギリス、チューダー朝(エリザベス朝)時代に活躍した3人の大作曲家、ウィリアム・バード(c.1540-1623)、ロバート・ホワイト(c.1538-1574)、ロバート・パーソンズ(c.1535-c.1572)のラテン語による教会音楽。 | |||
ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745): ヴァイオリン、2本のオーボエ、ファゴットと通奏低音のためのトリオ・ソナタ集 ソナタ〔第5番 ヘ長調 ZWV.181.5 /第3番 変ロ長調 ZWV.181.3 /第6番 ハ短調 ZWV.181.6〕/アンダンテ モニカ・ハジェット(バロックVn) アンサンブル・マルシュアス | |||
2011年、スコットランドのエディンバラを拠点に結成された管楽器系ピリオド・アンサンブル、アンサンブル・マルシュアスのデビュー録音は、イギリスにおけるピリオド奏法のパイオニア的存在モニカ・ハジェットを迎えてのゼレンカ。 | |||
CKD-414 (2 HYBRID_SACD) 廃盤 |
コレッリ:教会ソナタ集 Ops.1 & 3 12の教会ソナタ集(3声) Op.1 (1681出版) /12の教会ソナタ集(3声) Op.3 (1689出版) パヴロ・ベズノシウク(Vn/ディレクター)エイヴィソン・アンサンブル [キャロライン・ボールディング(Vn) リチャード・タニクリフ(Vc) ポーラ・シャトーネウフ(アーチリュート) ロジャー・ハミルトン(Cemb/Org)] | ||
鬼才ベズノシウク&エイヴィソン・アンサンブルのコレッリ没後300周年アニヴァーサリー・プロジェクト「作品番号付き室内楽作品全曲録音」(Ops.1-6) 最終巻。 | |||
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):室内ソナタ集 Op.2 & Op.4 12の室内ソナタ集 Op.2 (1685) 〔第1番ニ長調 Op.2 No.1 /第2番 ニ短調 Op.2 No.2 /第3番 ハ長調 Op.2 No.3 /第4番 ホ短調 Op.2 No.4 / 第5番 変ロ長調 Op.2 No.5 /第6番 ト短調 Op.2 No.6 /第7番 ヘ長調 Op.2 No.7 /第8番 ロ短調 Op.2 No.8 / 第9番 嬰ヘ短調 Op.2 No.9 /第10番 ホ長調 Op.2 No.10 /第11番 変ホ長調 Op.2 No.11 /第12番 ト長調 Op.2 No.12 〕 12の室内ソナタ集 Op.4 (1689) 〔第1番 ハ長調 Op.4 No.1 /第2番 ト短調 Op.4 No.2 /第3番 イ長調 Op.4 No.3 /第4番 ニ長調 Op.4 No.4 / 第5番 イ短調 Op.4 No.5 /第6番 ホ長調 Op.4 No.6 /第7番 ヘ長調 Op.4 No.7 /第8番 ニ短調 Op.4 No.8 / 第9番 変ロ長調 Op.4 No.9 /第10番 ト長調 Op.4 No.10 /第11番 ハ短調 Op.4 No.11 /第12番 ロ短調 Op.4 No.12 〕 パヴロ・ベズノシウク(Vn/ディレクター)エイヴィソン・アンサンブル [キャロライン・ボールディング(Vn) リチャード・タニクリフ(Vc) ポーラ・シャトーネウフ(アーチリュート) ロジャー・ハミルトン(Cemb/Org)] | |||
鬼才ベズノシウク&エイヴィソン・アンサンブル、合奏協奏曲集 Op.6(CKD-411)、ヴァイオリン・ソナタ集 Op.5(CKD-412)に続くコレッリ生誕300周年記念シリーズ第3弾。 #CKD-413はレーベルで廃盤となっており、流通在庫限りのお取り扱いです。ご注文時に入手できなくなっていた場合はご容赦ください。 | |||
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 Op.5 〔第1番 ニ長調/第2番 変ロ長調/第3番 ハ長調/第4番 ヘ長調/第5番 ト短調/第6番 イ長調/ 第7番 ニ短調/第8番 ホ短調/第9番 イ長調/第10番 ヘ長調/第11番 ホ長調/第12番 ニ短調「ラ・フォリア」〕 パヴロ・ベズノシウク(Vn/ディレクター)エイヴィソン・アンサンブル | |||
「合奏協奏曲集Op.6」(CKD-411)に続く、鬼才ベズノシウク&エイヴィソン・アンサンブルによるコレッリ「室内楽全集」シリーズ& Linn が贈るコレッリ没後300周年記念プロジェクト第2弾。 | |||
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):合奏協奏曲集Op.6 〔第1番 ニ長調Op.6 No.1 /第2番 ヘ長調Op.6 No.2 /第3番 ハ短調Op.6 No.3 /第4番 ニ長調Op.6 No.4 / 第5番 変ロ長調Op.6 No.5 /第6番 ヘ長調Op.6 No.6 /第7番 ニ長調Op.6 No.7 /第8番 ト短調Op.6 No.8 / 第8番 ト短調Op.6 No.8「クリスマス」/第9番 ヘ長調Op.6 No.9 / 第10番 ハ長調Op.6 No.10/第11番 変ロ長調Op.6 No.11 /第12番 ヘ長調Op.6 No.12 〕 パヴロ・ベズノシウク(Vn/ディレクター)、エイヴィソン・アンサンブル | |||
初出、旧品番: CKD-411 (2 HYBRID_SACD) 。ヘンデル「合奏協奏曲Op.6」(CKD-362)、ヴィヴァルディ「和声と創意への試み」(CKD-365)でクォリティの高い演奏と録音が評価された、イギリス・バロック・ヴァイオリンの鬼才ベズノシウク&エイヴィソン・アンサンブル。 | |||
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集 〔第6番 ヘ長調 BWV.1057 /第7番 ト短調 BWV.1058 / 第1番 ニ短調 BWV.1052 /第4番 イ長調 BWV.1055 〕 |
マシュー・ ホールズ(Cemb)指揮 レトロスペクト・アンサンブル | ||
キングズ・コンソートの前音楽監督マシュー・ホールズを中心として2009年から活動するイギリスのピリオド・アンサンブル、レトロスペクト・アンサンブルによる、「復活祭オラトリオ」(CKD-373)に続くJ.S.バッハの第2弾。ホールズは既に「ゴルトベルク変奏曲」(CKD-356)で、英国古楽界有数の鍵盤奏者として高い評価を得ているだけに、当録音にも期待。彼は1970年に創設されたアメリカのオレゴン・バッハ音楽祭の次期音楽監督就任が決定しており、古楽系指揮者、鍵盤奏者としての名声は、レトロスペクト・アンサンブルの評価と共に急上昇中。 | |||
ウェーバー(1786-1826):管楽器のための協奏曲集 クラリネット協奏曲第1番 ヘ短調Op.73 /クラリネット小協奏曲 変ホ長調Op.26 / ファゴット協奏曲 ヘ長調Op.75 /ホルン小協奏曲 ホ短調Op.45 マキシミリアーノ・マルティン(Cl) ピーター・ウィーラン(Fg) アレック・フランク=ゲミル(Hr) アレクサンダー・ヤニチェク(ディレクター) スコットランド室内o. | |||
録音:2011年9月5日-9日、アッシャー・ホール、エディンバラ、 UK /初発売:2012年。初出: CKD-409 (HYBRID_SACD) 〔廃盤〕。 | |||
リン・レコーズ〜ザ・スーパー・オーディオ・コレクション Vol.6 (2011-2012) レイジー・アフタヌーン[クレア・マーティン]/ライヒ:エレクトリック・カウンターポイント〜第3楽章[加藤訓子] バード:5声のブラウニング[ファンタズム]/ヘンデル:「エステル」〜第3幕第1場[ダンディン・コンソート] モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330〜第2楽章[ゴットリーブ・ヴァリッシュ] ブリテン:Op.11〜夜想曲[ジェイムズ・ギルクリスト]/パーセル:ソナタ ト短調 Z.790〜ラルゴ[レトロスペクト・トリオ] モーツァルト:歌劇「アポロとヒュアキントス」〜去って下さい、残忍なお方よ![クラシカル・オペラ] J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV.1007〜クーラント[リチャード・タニクリフ] マクミラン:永遠の光[カペラ・ノヴァ]/ヴィヴァルディ:「冬」〜第1楽章[パブロ・ベズノシウク&エイヴィソンEns] ブラームス:ドナウの岸辺の家の窓から[プリンスコンソート]/モーツァルト:Ob四重奏曲〜第3楽章[スコットランドco.] ロジエ:ミサ曲「ヒスパニアの王フェリペII世」〜アニュス・デイ[マニフィカト] ベルリオーズ:幻想交響曲〜断頭台への行進[ロビン・ティチアーティ&スコットランド室内o.] | |||
モーツァルト、パリとウィーン〜モーツァルト (Vol.2): アンダンテ ヘ長調 K.616 /ピアノ・ソナタ〔第10番 ハ長調 K.330 /第12番 ヘ長調 K.332 〕/ アレグロ 変ロ長調 K.400(シュタードラー補筆完成)/幻想曲 ハ短調 K.396(シュタードラー補筆完成)/ パイジェルロの「哲学者気取り」の「主に幸いあれ」の主題による6つの変奏曲 ヘ長調 K.398 ゴットリーブ・ヴァリッシュ(P) | |||
Vol.1:ウィーンのモーツァルト(CKD-352)。1978年ウィーン生まれ、6歳でオーストリアの名門ウィーン国立音楽大学へ入学、パスカル・ドヴァイヨン、ジャック・ルヴィエからも学び、1995年のアメリカ「ストラヴィンスキー賞」コンクールで第1位&イーヴォ・ポゴレリチ大賞を獲得、ウィーン・フィル、ウィーン響、カメラータ・ザルツブルク、ロイヤル・リヴァプール・フィル、シュトゥットガルト室内管、シノーポリ、マリナー、メニューイン、ハーゼルベック、ホグウッド、ラッセル・デイヴィスなどの名門名匠と共演を重ね、ウィーンの伝統を受け継ぐ現代の神童として大きな期待を集める天才、ゴットリーブ・ヴァリッシュの LINN 第2弾。前作「ウィーンのモーツァルト」は、スコットランド・オン・サンデー、ハイ・ファイ・プラス・マガジン、オーディオファイル・オーディション、SACD-netの各メディアで五つ星の高評価を獲得、世界各国で大絶賛を博している。 | |||
愛した者はわがもの〜ブリテン(1913-1976):歌曲集 この島国で Op.11 /ジョン・ダンの神聖なソネットOp.35 / ミケランジェロの7つのソネットOp.22 /カンティクル第1番「愛した者はわがもの」Op.40 ジェイムズ・ギルクリスト(T) アンナ・ティルブルック(P) | |||
1996年に声楽家へ転身するまでは、医師として薬学を学んでいたというジェイムズ・ギルクリストによる、2010年にリリースされた「レイトン&ブリテン」(CKD-329)の続編的アルバム。 | |||
ブルックナー: 弦楽五重奏曲 ヘ長調 WAB 112 (*) / 間奏曲 ニ短調 WAB 113 / 弦楽四重奏曲 ハ短調 WAV 111 (*) |
フィッツウィリアムSQ ジェイムズ・ボイド(Va) | ||
録音:2010年11月24日-27日、2011年4月11日-12日、11月16日-18日、セント・マーティン教会、イースト・ウッドヘイ、バークシャー。 (*) はピリオド楽器とガット弦使用&当時のピッチによる世界初録音。世界でももっとも長い歴史を誇るアンサンブルの1つで、世界初のショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲全集を録音したフィッツウィリアム弦楽四重奏団久々の録音。ロンドン・ハイドン四重奏団員のジェイムズ・ボイドも参加、アメリカ・ブルックナー協会とブルックナー・ジャーナルの協賛によるディスク。 | |||
ハイドン:オラトリオ「天地創造」Hob.XXI-2
アマンダ・フォーサイス(S) キース・ジェイムソン(T) ケヴィン・ディーズ(B-Br) マーティン・パールマン指揮ボストン・バロック | |||
1973年創設、『世界最高のピリオド・オーケストラの1つ』(ファンファーレ誌)として、アメリカ古楽界の旗手として今日まで変らぬ称賛を浴びている名門ボストン・バロック。これまでは TELARC への録音が多かったが、SIGNUM へ移籍。その第1弾「天地創造」は、現地ボストン・グローブ誌における演奏会評でも好評だと言う。 | |||
ティチアーティ&スコットランドco.〜ベルリオーズ: 幻想交響曲Op.14 / 歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲 |
ロビン・ティチアーティ指揮 スコットランド室内o. | ||
世界中から注目を集める存在となったイタリア系イギリス人マエストロ、ロビン・ティチアーティが 2009/10シーズンから首席指揮者を務めるスコットランド室内o. (SCO) と「ベルリオーズ・プログラム」を Linn レーベルでスタート、そのリリース第1弾。コリン・デイヴィス、サイモン・ラトルに指揮を師事した1983年生まれのティチアーティは、2006年に最年少でザルツブルク音楽祭デビュー、さらに2014年からはユロフスキの後任としてグラインドボーン音楽祭の次期音楽監督就任が決定している。 | |||
ウィリアム・ロウズ(1602-1645):ヴィオールとオルガンのためのコンソート・セット集 5声のコンソート・セット〔ト短調/イ短調/ハ短調/ハ長調〕/ 6声のコンソート・セット〔ト短調/ヘ長調/変ロ長調〕 ファンタズム[ローレンス・ドレイフュス(トレブル・ヴィオール&ディレクター) ウェンディ・ギレスピー(トレブル・ヴィオール) ジョナサン・マンソン、エミリア・ベンジャミン(テノール・ヴィオール) マルック・ルオラヤン=ミッコラ、ミッコ・ペルコラ(バス・ヴィオール)] ダニエル・ハイド(Org) | |||
権威ある「英グラモフォン賞」に2度輝いたヴィオール・アンサンブル、ファンタズムの、ウォード(CKD-339)、バード(CKD-372)に続くリン第3弾。ウィリアム・ロウズは17世紀、ルネサンス時代のイギリスにおけるヴィオール作曲家第2世代の代表的存在で、ヴィオールの特性を最大限に引き出すことに長け、独創的な作曲技法の持ち主だった。ファンタズムは Channel Classics 時代にもローズのヴィオール作品を録音しており、約10年ぶりの新録音。 | |||
ヘンデル:オラトリオ「エステル」HWV.50a (1720年キャノンズ改訂第1稿)
スーザン・ハミルトン(S;エステル) ジェイムズ・ギルクリスト(T;ハブドナ&アハスエルス) ニコラス・マルロイ(T;モルデカイ) マシュー・ブルック(B;ハマン) ロビン・ブレイズ(CT;イスラエル人の司祭) トーマス・ホッブス(T;第1のイスラエル人) エレクトラ・ロックヘッド(S;イスラエル人の少年) ジョン・バット指揮 ダンディン・コンソート | |||
録音:2011年7月、グレイフライアーズ教会、エディンバラ。SACD層はマルチチャンネル対応。ヘンデルやJ.S.バッハの知られざる異稿を発掘、蘇演を実現して来たダンディン・コンソートによる、「メサイア」1742年ダブリン初演版(CKD-285)、「エイシスとガラテア」1718年キャノンズ初演版(CKD-319)に続くヘンデル第3弾。 この作品は1718年に作曲されたと伝わっているが、正確な作曲&初演時期は不明で、初稿版ではマスクとして作曲され「ハモンとモルデカイ」と呼ばれていたという説もあるという。音楽学者でもある指揮ののジョン・バットは、1720年にキャノンズに滞在していたヘンデルが同地での演奏のために行った最初の改訂稿に注目、研究検証を行なった上で各パート1名による録音となった。 | |||
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 BWV.1007-1012 〔第1番 ト長調 BWV.1007 /第2番 ニ短調 BWV.1008 /第3番 ハ長調 BWV.1009 / 第4番 変ホ長調 BWV.1010 /第5番 ハ短調 BWV.1011 /第6番 ニ長調 BWV.1012 〕 リチャード・タニクリフ(Vc) | |||
ピリオド楽器使用。初出、旧品番: CKD-396 (2 HYBRID_SACD) 。リチャード・タニクリフは、エイヴィソン・アンサンブルの首席奏者やエイジ・オヴ・インライトゥメント管の客演首席奏者を務め、フレットワーク、ガブリエリ・コンソート、エンシェント室内管のメンバーとしても活躍する、イギリス古楽界の低音パートに欠かせない奏者。 | |||
スーパー・オーディオ・コレクション Vol.5 バーブ・ジュンガー(AKD-386)〜サラ ウィリアム・カーター(CKD-343)〜ソル:3つのメヌエット Op.11〜第7番 イ短調 アンダンテ キャロル・キッド(AKD-377)〜ムーン・ブルー フィオナ・マッケンジー(AKD-307)〜晴れた空が過ぎて クレア・マーティン(AKD-359)〜ウィズ・エヴリ・ブレス・アイ・テイク キャスリン・ブライアン(CKD-367)〜プーランク:フルート・ソナタ Op.164第2楽章カティレーナ プリンス・コンソート(CKD-342)〜ローレム:朝早く アルトゥール・ピツァーロ(CKD-355)〜アルベニス:組曲「イベリア」第1巻第2曲エル・プエルト パヴロ・ベズノシウク(CKD-366)〜J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調〜アダージョ ダンディン・コンソート(CKD-354)〜J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調(リフキン校訂ブライトコップ版2006)〜キリエ・エレイソン ファンタズム(CKD-339)〜ウォード:5声のファンタジア第2番 ラ・ロンディネッラ マニフィカト(CKD-348)〜ロジエ:ミサ曲「主よ、われらの主は」〜アニュス・デイ ピーター・ハーヴィー(CKD-371)〜シューベルト:歌曲集「冬の旅」〜菩提樹 クラシカル・オペラ・カンパニー(CKD-358)〜アーン:歌劇「アルタクセルクセス」〜The soldier, tir'd of war's alarms エイヴィソン・アンサンブル(CKD-362)〜ヘンデル:合奏協奏曲集 Op.6〜第2番 ヘ長調第1楽章アンダンテ・ラルゲット レトロスペクト・アンサンブル(CKD-373)〜J.S.バッハ:昇天節オラトリオBWV.11〜Chorus Loben Gott in seinen Reichen | |||
全世界が認める超高音質、LINNのSACDサンプラー第5弾。 | |||
フィリップ・ロジエ(1561頃-1596):フェリペII世のミサとイベリアのポリフォニー クレメンス・ノン・パパ:モテット「名高きエサイの茎は」 カベソン: Cancion francesca glosada /めでたし、海の星 ロジエ:ミサ「名高きエサイの茎は」/ Misa Philippus Secundus Rex Hispaniae / 主よ、我等に平和を与えたまえ(6声) フィリップ・ケイヴ指揮マニフィカト、ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ | |||
録音:2011年2月21日-23日、 St George's Chesterton, ケンブリッジ、イギリス。世界初録音曲を含む。CKD-348 に続く、フィリップ・ロジエ生誕450周年記念リリース第2弾。フランドル出身でスペインにて活躍したロジエは、前任ド・ラ・エールの没後に国王フェリペII世の宮廷楽長となった。 | |||
クニコ・プレイズ・ライヒ〜スティーヴ・ライヒ/加藤訓子編曲: エレクトリック・カウンターポイント(パーカッション・ヴァージョン)/ シックスマリンバ・カウンターポイント(ソロ・ヴァージョン)/ ヴァーモント・カウンターポイント(ヴィブラフォン・ヴァージョン) 加藤訓子(Perc〔スティールパン/ヴィブラフォン/マリンバ(&テープ)〕) | |||
録音:2010年3月28日-29日、名古屋芸術大学。当版による世界初録音。『クニコは最高のパーカッショニストだ。彼女は素晴らしいアレンジを創り上げた。』(スティーヴ・ライヒ/2011年)。スティーヴ・ライヒが全幅の信頼を寄せ絶賛する日本人パーカッショニスト、加藤訓子が傑作「カウンターポイント三部作」をパーカッション・アレンジで世界初レコーディング。米国を拠点に活躍する加藤訓子は、アメリカのパーカッシヴ・アーツ・ソサイエティ(打楽器協会)から"世界の35人のマリンビスト"の1人に選出された打楽器界のトップ・プレイヤー。 #2020年現在レーベル在庫僅少、再プレス未定 | |||
ジェイムズ・マクミラン:合唱作品集 Vol.2 ストラスクライド・モテット集/すると、主の天使が近づき/主なる神をたたえよ/降臨節のアンティフォン/ これらの天使たちは誰?/神を愛する方法を考え給え/ミサ曲「ジョン・ヘンリー・ニューマンの息吹き」 アラン・タヴナー指揮カペラ・ノヴァ | |||
全曲世界初録音。近現代曲を得意とするカペラ・ノヴァによる、スコットランドのリーディング・コンポーザー、マクミラン自らが録音も監修した合唱作品集第2巻。「ミサ曲」は2010年9月、ローマ法王ベネディクト16世がスコットランドを訪れた際に歌われた。 | |||
ブラームス&ハフ:歌曲集 ブラームス:愛の歌、ワルツ Op.52 / スティーヴン・ハフ:別の愛の歌(2010)(*) ブラームス:新・愛の歌、ワルツOp.65 プリンス・コンソート [アラスター・ホガース(P) アンナ・リーズ(S) ジェニファー・ジョンストン(Ms) アンドルー・ステイプルズ(T) ジャック・インブライロ(Br) ティム・ミード(CT)] スティーヴン・ハフ、フィリップ・フォーク(P) | |||
録音:2010年10月25日-29日、ポットン・ホール、サフォーク。(*)は世界初録音。名バリトンのトーマス・アレンが絶賛する期待の新鋭、プリンス・コンソートのネッド・ローレム「歌曲集」(CKD-342)に続くCD第2弾。(*)はブラームスによる2つの「愛の歌、ワルツ」を補完しようと、プリンス・コンソートが名手ピアニストのハフに作曲を依頼したもの。 | |||
フェルナンド・ソル(1778-1839):後期作品集 12の練習曲集 Op.29 より〔第23番 ト長調/第13番 変ロ長調/第17番 ハ長調〕/ 演奏会用小品 Op.54/レッスン Op.31 No.16 /マズルカ Op.43 No.4 /ワルツ Op.32 No.2 / 静けさ Op.50/3つの練習曲〔Op.60 No.22 /Op.35 Nos.17 , 22〕/レッスン Op.31 No.23 ウィリアム・カーター(G) | |||
録音:2010年5月17日-19日、セント・マーティン教会、イースト・ウッドヘイ。Op.29の曲番号は、おそらく前半にあたるOp.6の12曲を足しての物。パラディアン・アンサンブルの創設メンバーで、現在エンシェント室内o.、イングリッシュ・コンサート、パラディアンズのメンバーとして活躍するバロック・ギタリスト、ウィリアム・カーターによるソル第2弾。 | |||
カルミナ・ケルティカ インチコーム・アンティフォナ:めでたし、輝き / マクミラン:オス・ムトルム インチコーム・アンティフォナ:証聖者 / ムーディ:おお、何と驚くべき予見 スコットランド伝承曲:グリーン・グロー・ザ・ラッシュズ / マクグリン:ロリカ マガー:花冠 / 聖ブリジットのオフィス:5つの賛歌 / 聖アンドルースの音楽書:インヴィオラータ スコットランド伝承曲:スルー・ザ・ウッド / メトカーフ:オー・シャイニング・ライト グレゴリオ聖歌:ベアトゥス・ガルス / ロウ:ゼアー・イズ・ナッシング・ブライター・ザン・ザ・サン グレゴリオ聖歌:ソリス・オッカースー / ジャクソン:ウービィ・フルメン・プラエスリス スプロウストンの聖務日課:サクロサンクタム・ケントゲルヌス / マッカーシー:もろもろの星は タヴナー:2つのハーディス(聖伝) レベッカ・タヴナー(ディレクター)カンティ ウィリアム・テイラー(Hp) | |||
録音:2009年2月24日-26日、11月9日、グレイフレイアーズ教会、エディンバラ。HDCD仕様。カンティはヒルデガルト・フォン・ビンゲン生誕900年の1998年に、スコットランドのヴォーカル・アンサンブル、カペラ・ノヴァに所属する4人の女流歌手たちによって結成された、中世音楽専門グループ。ASVの古楽レーベル、Gaudeamus所属時代から定評がある。 | |||
モーツァルト: ディヴェルティメント第17番 ニ長調 K.334/ オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370 |
ロビン・ウィリアムズ(Ob) アレクザンダー・ヤニチェク (Vn/ディレクター) スコットランド室内o. | ||
ヴェーグ率いるザルツブルク・カメラータ・アカデミカでコンサート・マスターを務め、現在ヨーロッパ室内管、カメラータ・ザルツブルクのゲスト・ディレクターとしても活躍しているヤニチェク&スコットランド室内管のモーツァルト・シリーズ。 | |||
パーセル:3声のソナタ集 〔第1番 ト短調 Z.790/第2番 変ロ長調 Z.791/第3番 ニ短調 Z.792/第4番 ヘ長調 Z.793/ 第5番 イ短調 Z.794/第6番 ハ長調 Z.795/第7番 ホ短調 Z.796/第8番 ト長調 Z.797/ 第9番 ハ短調 Z.798/第10番 イ長調 Z.799/第11番 ヘ短調 Z.800/第12番 ニ長調 Z.801〕 レトロスペクト・トリオ[ソフィー・ジェント、マシュー・トラスコット(Vn) ジョナサン・マンソン(バス・ヴィオール) マシュー・ホールズ(Cemb/Org)] | |||
録音:2011年2月18日-20日、聖ジョージ教会、ケンブリッジ。初出・既出: CKD-374 (HYBRID_SACD) 〔廃盤〕。イギリスが誇る名門古楽演奏団体レトロスペクト・アンサンブル(旧キングズ・コンソート)の LINN 3点目のアルバムは、英グラモフォン誌でも絶賛された「4声のソナタ集」(CKD-332)に続くパーセル第2弾。 | |||
J.S.バッハ:復活祭オラトリオBWV.249 /昇天節オラトリオBWV.11
キャロリン・サンプソン(S) イェスティン・デイヴィス(CT) ジェイムズ・ギルクリスト(T) ピーター・ハーヴィー(B) マシュー・ホールズ指揮レトロスペクト・アンサンブル | |||
録音:2010年2月22日-25日、セント・ジュード教会、ロンドン。初出: CKD-373 (HYBRID_SACD) 〔廃盤〕。マシュー・ホールズが音楽監督に就任し、旧キングズ・コンソートから改名したレトロスペクト・アンサンブルによる演奏。 | |||
バード:コンソート・ミュージック全集 3声のファンタジア(第3番)/5声のブラウニング/4声の「光の消ゆる前に」/5声のイン・ノミネ(第3番)/ 4声の「救い主キリスト」/5声のイン・ノミネ(第4番)/4声のファンタジア(第3番)/ 3声の「天使は優雅なる言葉にて」/5声のファンタジア/6声のファンタジア(第1番)/ 3声のファンタジア(第1番)/4声の「光なり日なるキリスト」(第1番)/5声のイン・ノミネ(第2番)/ 4声の「光なり日なるキリスト」(第2番)/4声のイン・ノミネ(第2番)/6声のファンタジア(第2番)/ 4声のミゼレーレ/4声のファンタジア(第1番)/4声の「光なり日なるキリスト」(第3番)/ 5声のイン・ノミネ(第5番)/4声のイン・ノミネ(第1番)/6声のパヴァーンとガリアード/ 6声のファンタジア(第3番)/5声のパヴァーンとガリアード/4声の「天使は優雅なる言葉にて」(第2番)/ 3声のファンタジア(第2番)/5声のプレリュードとグラウンド ローレンス・ドレイフュス(トレブル・ヴィオール)指揮ファンタズム [ウェンディ・ギレスピー(トレブル・ヴィオール/テナー・ヴィオール) ジョナサン・マンソン、エミリア・ベンジャミ(テナー・ヴィオール) ミッコ・ペルコラ(テナー・ヴィオール/バス・ヴィオール) マルック・ルオラヤン=ミッコラ(バス・ヴィオール)] | |||
英グラモフォン誌ピリオド楽器楽部門最優秀賞を2度受賞したファンタズムのLINN第2弾。 | |||
シューベルト:歌曲集「冬の旅」D.911,Op.89 | ピーター・ハーヴィー(Br) ゲイリー・クーパー(Fp) | ||
ドイツ・リートや古楽など幅広いレパートリーを持つ英国のバリトン、ピーター・ハーヴィーが、ポッジャーのパートナーとして絶妙の演奏を聴かせてくれたゲイリー・クーパーと組んで「冬の旅」を録音。 | |||
ロマンティック・トランペット・ソナタ グリーグ/ピエナール編曲:ホルベルク組曲 Op.40 シューマン/ピエナール&フリーマン=アットウッド編曲:ソナタ イ短調 Op.105 メンデルスゾーン/ピエナール&フリーマン=アットウッド編曲:ソナタ第2番 ニ長調 Op.58 ピルス:トランペット・ソナタ ジョナサン・フリーマン=アットウッド(Tp) ダニエル・ベン・ピエナール(P) | |||
録音:2010年3月29日-31日、セント・ジョージ教会、ブリストル。トランペット奏者、敏腕レコーディング・プロデューサー、英国王立音楽院の第14代学長を共に務めるフリーマン=アットウッドのソロ第4弾。 | |||
テイスト・オヴ・ヨーロッパ〜テレマン:三重奏曲&四重奏曲集 協奏曲 ト長調TWV.46: G6/協奏曲 イ短調TWV.43: A3〕 三重奏曲〔ホ短調TWV.42: E11 /第3番 ト短調TWV.42: G5 /第7番 ヘ長調TWV.42: F3 / ロ短調TWV.42: H6 /ニ短調TWV.42: D10(偽作/ピエール・プロヴォ(1697-1757)作)〕 アンサンブル・メリディアーナ [ドミニク・ティンゲリー(リコーダー/Fg) サラ・ハンフリース(Ob) ザビーネ・ストファー(Vn) トーレ・エケトープ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) クリスティアン・チョス(Cemb)] | |||
当盤がディスク・デビュー盤となるアンサンブル・メリディアーナは、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムで学び、古楽アンサンブルの登竜門、ヨーク古楽音楽祭ヤング・アーティスト・コンペティションで栄冠を得た英国古楽界注目の若手アンサンブル。2011年2月にはドイツのヘンデル・コンクールで優勝を飾っている。 | |||
リーバーマン(1961-):フルート協奏曲 Op.39 ユー:幻想曲 プーランク/バークリー編:フルート・ソナタOp.164 ニルセン:フルート協奏曲 FS.119 |
キャスリン・ブライアン(Fl) ポール・ダニエル指揮 ロイヤル・ スコティッシュ・ナショナルo. | ||
録音:2009年8月21日-22日、ヘンリー・ウッド・ホール、グラスゴー。初出・既出: CKD-367 (HYBRID_SACD) 〔廃盤〕。21歳でスコットランドの名門ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo.の首席フルート奏者に選ばれた逸材、キャスリン・ブライアンのコンチェルト・アルバム。フルート界の偉大なる先人ゴールウェイが取り上げて以来、なかなか録音機会に恵まれなかったリーバーマン(1961-)の「フルート協奏曲」など、意欲あふれるプログラム。 | |||
パヴロ・ベズノシウク〜 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティ―タBWV.1001-BWV.1006 〔ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001/パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004/ソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005/ パルティータ第1番 ロ短調 BWV.1002/ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003/パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006〕 パヴロ・ベズノシウク(バロックVn) | |||
録音:2007年8月、バークシャー、 UK 。 (C) (P) 2011 。初出: CKD-366 (HYBRID_SACD) 〔廃盤、入手不能〕。 1980年代中頃から現在までバロック・ヴァイオリンのパイオニアとして活躍を続けているベズノシウクが、遂にヴァイオリニスト永遠のバイブル、J.S.バッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」を録音したもの。 | |||
ヴィヴァルディ:12のヴァイオリン協奏曲集 Op.8「和声と創意への試み」 〔ホ長調RV.269「春」/ト短調RV.315「夏」/ヘ長調RV.293「秋」/ヘ短調RV.297「冬」/変ホ長調RV.253「海の嵐」/ ハ長調RV.180「喜び」/ニ短調RV.242/ト短調RV.332/ニ短調RV.236/変ロ長調「狩り」/ニ長調RV.210/ハ長調RV.178〕 パヴロ・ベズノシウク(Vn/ディレクター)エイヴィソン・アンサンブル | |||
初出、旧品番: CKD-365 (2 HYBRID_SACD) 。ヘンデルの「合奏協奏曲Op.6」に続く、イギリスの鬼才バロック・ヴァイオリニスト、ベズノシウクが率いるエイヴィソン・アンサンブルによる LINN への第2弾。 | |||
ヘンデル:12の合奏協奏曲集Op.6(1739) [第1番 ト長調/第2番 ヘ長調/第3番 ホ短調/第4番 イ短調/第5番 ニ長調/第6番 ト短調/ 第7番 変ロ長調/第8番 ハ短調/第9番 ヘ長調/第10番 ニ短調/第11番 イ長調/第12番 ロ短調] パヴロ・ベズノシウク(Vn/ディレクター)エイヴィソン・アンサンブル | |||
録音:2008年10月27日-31日、ジュビリー・シアター(ニューカッスル)。初出、旧品番: CKD-362 (3 HYBRID_SACD) 。 鬼才ベズノシウクと、イギリス、ニューカッスル出身の作曲家チャールズ・エイヴィソン(1709-1770)の名を冠する1985年創設の歴史あるピリオド・オーケストラ、エイヴィソン・アンサンブルが LINN レーベルへ登場、ヘンデルが54歳の時に、わずか1ヶ月で完成させた傑作合奏協奏曲Op.6全曲を録音。 | |||
スーパー・オーディオ・コレクション Vol.4 メイヴ・オーボイル(CKD-318)〜プレイ・イット・ネヴァー・ハプンズ/ クレア・マーティン(AKD-340)〜エヴリシング・アイヴ・ゴット・ビロングズ・トゥ・ユー/ イアン・ショウ(AKD-311)〜ア・グッド・アンド・シンプル・マン/ キャロル・キッド(AKD-325)〜スターズ・フェル・オン・アラバマ/ ガレース・ウィリアムズ・パワー・トリオ(AKD-326)〜フォー・アルン・ルイス/ マーク・モラガン(AKD-345)〜ムーンライツ・バック・イン・スタイル/ パメラ・トービー(CKD-291)〜オルティス:レセルカーダ第2番/ レトロスペクト・トリオ(CKD-332)〜パーセル:ソナタ第1番 ロ短調〜Largo/ ダンディン・コンソート(CKD-313)〜J.S.バッハ:汝ら、見よ、イエスはその手をひろげて/ ファンタズム(CKD-339)〜ウォード:6声のイン・ノミネ第2番/ アルトゥール・ピツァーロ(CKD-315)〜ラヴェル:ソナチネ〜第3楽章/ ヨーロッパ室内o.(CKD-330)〜ストラヴィンスキー:「プルチネルラ」組曲〜セレナータ/ ヘブリデス・アンサンブル(CKD-314)〜メシアン:世の終わりのための四重奏曲〜第1楽章/ スコットランド室内o.(CKD-336)〜ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調Op.58〜第2楽章/ スコットランド室内o.(CKD-308)〜モーツァルト:交響曲第38番 ニ長調K.504「プラハ」〜第3楽章 | |||
高音質レーベル Linn の、2008-2009シーズンにリリースされたタイトルから選曲されたスペシャル・サンプラー・アルバム。 | |||
J.S.バッハ: ゴルトベルク変奏曲 BWV.988/ サラバンドと変奏 ハ長調BWV.990/ イタリア風アリアと変奏 イ短調BWV.989 |
マシュー・ホールズ(Cemb) | ||
録音:2007年6月、聖シラス教会、ケンティッシュ・タウン、ロンドン。使用楽器:イアン・タッカー製作(リュッケルス&エムシュ・モデル)HDCD 仕様。 レトロスペクト・アンサンブル(旧キングズ・コンソート)による録音シリーズ、「レトロスペクト」シリーズ第2弾は、現音楽監督マシュー・ホールズのソロ録音。 なお当盤は、海外の資料にSACDと記載されている場合がありますが、おそらく誤りです。 | |||
アルベニス&グラナドス:ピアノ作品集 グラナドス:組曲「ゴイェスカス」H.64 アルベニス:組曲「イベリア」 |
アルトゥール・ピツァーロ(P) | ||
録音:2009年9月2日-6日、ユリウス・ブリュートナー・ピアノフォルテ・ファブリク(ライプツィヒ)。使用楽器:ブリュートナー・コンサート・グランド(No.151893)。 あのフルトヴェングラーが絶賛し、ビートルズも使用したドイツの銘器ブリュートナー・ピアノをこよなく愛するポルトガルのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、アルトゥール・ピツァーロが、隣国スペインの国民的作曲家アルベニスとグラナドスの最高傑作「イベリア」と「ゴイェスカス」を弾く! | |||
J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV.232 (ジョシュア・リフキン校訂ブライトコプフ版/2006) スーザン・ハミルトン、セシリア・オズモンド(S) マルゴット・オイツィンガー(A) トーマス・ホッブス(T) マシュー・ブルック(B) ジョン・バット指揮ダンディン・コンソート・プレイヤーズ | |||
知られざる異稿版の復活再演を実現させてきた、音楽学者としても高名なジョン・バットとダンディン・コンソート&プレイヤーズが新たに取り組んだのは、大バッハ不朽の名作「 ロ短調ミサ」。楽譜は、2006年末に出版された"ジョシュア・リフキン校訂ブライトコップ版を使用。 アメリカの音楽学者、指揮者のジョシュア・リフキンは、1980年代初頭に1パート1名という演奏形態 "OVPP(One Voice Per Part)" を提唱、そして発表から20数年という歳月をかけて「 ロ短調ミサ」の手稿譜に加えられた加筆や修正などを省き、バッハが意図した本来の姿に限りなく近い形として完成させた最終稿を、2006年にブライトコップから「ジョシュア・リフキン校訂版」として出版した。 #2017年12月追記:SACD盤 (CKD-354) は、国内代理店の在庫完売を持って廃盤となります。 | |||
ウィーンのモーツァルト モーツァルト: ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 K.576/ ロンド イ短調K.511/ ピアノ・ソナタ第16番 変ロ長調 K.570/ 幻想曲 ニ短調 K.397/ グルックの「メッカの巡礼」の 「愚かな民が思うには」による 10の変奏曲 ト長調K.455 |
ゴットリーブ・ヴァリッシュ(P) | ||
ウィーン放送so.団員の父とピアニストの母のもと、1978年ウィーンに生まれ、何と6歳でオーストリアの超名門ウィーン国立音楽大学に入学、1995年にアメリカのコンクール「ストラヴィンスキー賞」で第1位と3つの特別賞を獲得、シノーポリ指揮するウィーン・フィル、メニューイン指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア等との共演や、ウィーン・ムジークフェライン、チューリヒ・トーンハレでのソロ・リサイタルで大喝采を浴びる神童ゴットリーブ・ヴァリッシュが、神童モーツァルトのウィーン時代作品集でリン・レコーズにデビュー。 | |||
マッケラス&スコットランド室内管〜 モーツァルト:交響曲集 Vol.2 [第29番 イ長調K.201/ 第31番 ニ長調K.297「パリ」 (第2楽章異稿アンダンテ付き)/ 第32番 ト長調K.318/ 第35番 ニ長調K.385「ハフナー」/ 第36番 ハ長調K.425「リンツ」] |
チャールズ・マッケラス指揮 スコットランド室内o. | ||
録音:2009年7月11日-17日、グラスゴー・シティ・ホール。プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン、エンジニア:フィリップ・ホッブス。 2008年リリースの Vol.1(後期交響曲集/CKD-308)以来となるマッケラス入魂の第2集がここに登場! 丁寧かつ入念、そして自然な音楽作りと、歌うかのように生き生きと響くのサウンドは正に円熟の至芸。LINN RECORDSの総力を結集したサウンドも超優秀。 | |||
フィリップ・ロジエ(c.1561-1596): 二重合唱のための作品集 モテット「主よ、われらの主は」/ ミサ曲「主よ、われらの主は」/天の元后/ 主をほめ讃えよ/ ミサ曲「主よ、王は御身の力にて喜び」 パレストリーナ: モテット「主よ、王は御身の力にて喜び」 |
マニフィカト フィリップ・ケイヴ指揮 ヒズ・マジェスティーズ・ サグバッツ&コルネッツ | ||
トマス・タリスの40声のモテット「御身よりほかにわれは」(CKD-233)の名唱で知られるケイヴ率いる英国のヴォーカル・アンサンブル、マニフィカトによる、スペインで活躍したフランドルの作曲家ロジエ。ピリオド管楽器の名門アンサンブル、ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツという強力なパートナーを得て、12パートの合唱、器楽合奏、オルガン、ハープで演奏される。 | |||
フランツ・レハール(1870-1948): オペレッタからのアリア集(英語歌唱) 「この世は美しい」〜恋人よ、愛していることを信じて/ 「メリー・ウィドウ」〜ヴィリアの歌/ 「パガニーニ」〜女たちにキスをするのが好きだった/ 「フレーデリケ」〜おお私の乙女/ 「ほほえみの国」〜君はわが心のすべて/ 「ジュディッタ」〜愛は夢だった/ 「パガニーニ」〜美しいイタリア人/ 「ほほえみの国」〜いつも微笑みをたたえて/ 「メリー・ウィドウ」〜唇は語らずとも/ 「ジュディッタ」〜友よ、人生は生きる価値がある/ 「ほほえみの国」〜窓の下に/ 「フラスキータ」〜さようなら、我が愛よ、さようなら |
アルフィー・ボー(T) マイケル・ロズウェル指揮 スコットランド歌劇場o. | ||
17歳でイギリスの自動車メーカー TVR の整備士見習いになったアルフィー・ボー(1973-)は、その歌声に感銘を受けたクライアントからのアドバイスで声楽のトレーニングを積み、多くのオーディションを見事に制覇、イングリッシュ・ナショナル・オペラやコヴェント・ガーデン王立歌劇場へデビューし、ブロードウェイでのトニー賞の受賞、レーベルとの契約締結など、夢のようなサクセス・ストーリーを体現したUK期待のテノール歌手! リン・レコーズへのデビュー第1弾は、父親が敬愛していたテノール歌手リヒャルト・タウバーの得意としていたレハールのオペレッタからのアリア集。 | |||
フェルナンド・ソル(1778-1839):初期作品集 3つのメヌエット Op.11 Nos.6-8 / モーツァルトの魔笛の主題による変奏曲 Op.9 / メヌエット ハ短調 Op.24 No.1 / メヌエット ハ長調 Op.5 No.3 / アンダンテ・ラルゴ Op.5 No.3 / 2つのメヌエット Op.11 Nos.5, 4 / 12の練習曲 Op.6より Nos.2, 9, 11, 12 / グランド・ソロ Op.14/メヌエット ト長調 Op.3 |
ウィリアム・カーター(G) | ||
初出、旧品番: CKD-343 (HYBRID_SACD) 。パラディアン・アンサンブルの創設メンバーで、エンシェント室内o.、イングリッシュ・コンサートのメンバーでもあり、ギター、バロック・ギター、リュート、テオルボを弾きこなす名手ウィリアム・カーターによるスパニッシュ・アルバム第2弾。なお、一部作品番号がダブっているが、レーベル記載ママ。 | |||
ネッド・ローレム:「まだ見てもいない物の証拠」より&歌曲集 朝早く/君はここへ引き寄せられた新しい人か?/春の雨/スーザンのために/ 雪の夕べ、森のそばにたたずんで/金髪のジェニー/ある若い娘に/彼の兄弟の弔いについて/眠れ/ いつまでもお前を愛す/私に良く似たあの影/こだましている道で/私は広野をぶらついた/アレルヤ/ 小さなエレジー/時々愛する人ができると/夕暮れの賛歌/蘭/歌う少女に/真紅の花びらが眠っている/ 小さな痛みが/見下ろせ、美しい月よ/虹/1日よりもあなたを愛しているだろうか?/ Their lonely betters / おお、あまりに長く愛してはいけない/戦争についてのコメント/蛇/今や元気いっぱいで アラスター・ホガース(ディレクター/P) プリンス・コンソート [アンナ・リーズ(S) ジェニファー・ジョンストン(Ms) アンドルー・ステイプルズ(T) ジャック・インブライロ(Br) ティム・ミード(CT)] | |||
英国王立音楽大学で学んだ6人の精鋭たちによって結成された新しいアンサンブル、プリンス・コンソートのデビュー・アルバム。ピアノ伴奏付きの独唱から五重唱までをこなす上、抜群の歌唱力とアンサンブル能力は、イギリスの大バリトン歌手サー・トーマス・アレンが太鼓判を押し、なんとパトロンも務めているという。デビュー・アルバムに母国イギリスの音楽でなく、ネッド・ローレムの歌曲をチョイスするというのも面白い所。 | |||
夜鳴きうぐいすと蝶々-リコーダーのための作品集 デルヴロワ:ソナタ第2番 ト長調 / ヴィゼー:パサカーユ フィリドール:リコーダー・ソナタ ニ短調 / デュパール:組曲第1番 イ長調 ヴィゼー:組曲 ニ短調 / デュパール:組曲第6番 ヘ短調 クープラン:恋の夜うぐいす/勝ち誇る夜うぐいす/夜うぐいすのドゥブル パメラ・トービー(リコーダー) エリザベス・ケニー(アーチリュート/テオルボ/バロックG) | |||
録音:2009年3月22日-24日、イギリス国立古楽センター。パラディアン・アンサンブルの創設メンバーであり、ソリスト、室内楽奏者としても大活躍中の華麗なるリコーダー奏者、パメラ・トービーのソロ第4弾。 前3作では、ソネリー、リチャード・エガー、アンドルー・ローレンス=キングなど、古楽界の一流アーティストたちと共演を重ねてきたトービーが、この"夜鳴きうぐいすと蝶々"でデュオを組むのは、イギリスのトップ・リューティスト、エリザベス・ケニー。テクニックや音色、表現の素晴らしさはもちろんのこと、心地よいテンポ感、両者の絶妙の距離感が生み出す自然な音楽の流れが実に見事。 | |||
ジョン・ウォード(1589頃-1638):5声&6声のコンソート・ミュージック 6声のファンタジア〔第1番/第3番/第6番/第2番/第4番/第5番/第7番〕/6声のイン・ノミネ第1番/ 5声のファンタジア〔第1番−第11番/第13番/第12番〕/5声のイン・ノミネ/6声のイン・ノミネ第2番 ローレンス・ドレイフュス(トレブル・ヴィオール/ディレクター) ファンタズム [ウェンディ・ギレスピー(トレブル・ヴィオール) ジョナサン・マンソン(テノール・ヴィオール) マルック・ルオラヤン=ミッコラ(バス・ヴィオール)] エミリア・ベンジャミン(テノール・ヴィオール) ミッコ・ペルコラ(バス・ヴィオール) | |||
録音:2009年3月、ウェイダム・カレッジ・チャペル、オックスフォード、UK 。初出: CKD-339 (HYBRYD_SACD) 〔廃盤〕。英グラモフォン賞2010ノミネート、英BBC ミュージック・マガジン誌「 BBC Music Choice 」選定。ファンタズムの LINN 移籍第1弾だったもの。ギボンズと同世代のイギリス人作曲家ウォードのコンソート・ミュージック集。彼は当時のイギリスを代表するマドリガリストの1人だが、ヴィオールのための音楽もそれに匹敵する完成度を誇る。特に円熟の作風と劇的な効果が見られる5声と6声の作品は評価が高い。 | |||
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 [第3番 ハ短調Op.37 / 第4番 ト長調Op.58 / 第5番 変ホ長調Op.73「皇帝」] |
アルトゥール・ピツァーロ(P) チャールズ・マッケラス指揮 スコットランド室内o. | ||
CKD-336 (2 HYBRID_SACD) 廃盤 | |||
使用ピアノ:ブリュートナー。英 Classic FM 誌「 Disc of the Week 」選出盤。BKD 記号盤は "LINN ECHO" シリーズ〔 CD-R 製版〕。当録音はまず第3番と第4番が録音されたが、ほぼワンテイクという驚異的な速さで完成したため、予定されていなかった「皇帝」を急遽追加したという。 | |||
ミュリエル・エミリー・ハーバート(1897-1984):歌曲集 この世で一番いとおしい花/深紅のバラ/死者たちの日/ ラフーンを想い涙する/オン・ア・タイム/ホースメン/ 水仙に/あきらめ/聖ベネディクト/秋/子供たちの歌/ 11月のある日に/聖なる夜に/ゆりかごの歌/スミレ/他 |
アイリッシュ・タイナン(S) ジェイムズ・ギルクリスト(T) デイヴィッド・ オウエン・ノリス(P) | ||
HDCD仕様。英国王立音楽大学でスタンフォードとクィルターから作曲を学んだイギリスの知られざる女流作曲家。その歌曲は大英図書館のアーカイヴに保管されており、ドビュッシーやラヴェル、R.シュトラウスなど多くの大作曲家たちからの影響を受けている。アイルランドの名花タイナンと、異色のキャリアを持つイギリスのテノール歌手ギルクリストによる歌唱。 | |||
パーセル:4声のソナタ集(全10曲) 〔ロ短調/変ホ長調/イ短調/ニ短調/ト短調/ト短調/ ハ長調/ト短調/ヘ長調「黄金のソナタ」/ニ長調〕 |
レトロスペクト・トリオ [ソフィー・ジェント、 マシュー・トラスコット(Vn) ジョナサン・マンソン (バス・ヴィオール) マシュー・ホールズ (Cemb/Org)] | ||
CKD-332 (HYBRID_SACD) 廃盤 | |||
旧品番: CKD-332 (HYBRID_SACD) 〔廃盤、入手不能〕。キングス・コンソートのアソシエイト・ディレクター、アーティスティック・ディレクター(音楽監督)を務めたチェンバリスト、マシュー・ホールズが率いる「レトロスペクト・アンサンブル」のレビュー録音だったもの。 | |||
心のときめき [Vibracones del Alma] ミゲル・ユステ(1870-1947):心のときめき) アンリ・ラボー(1873-1949):演奏会用独奏曲 Op.10 アントニオ・ロメロ(1815-1885): 演奏会用独奏曲第1番 ジョン・マッケイブ(1939-):3つの小品 Op.26 シャルル=マリー・ウィドール(1844-1937): 序奏とロンド Op.72 カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826): グランド・デュオ・コンチェルタンテ Op.48 |
マキシミリアーノ・ マルティン(Cl) スコット・ミッチェル(P) | ||
巨匠マッケラスからの信頼も厚いスコットランド室内o.の首席クラリネット奏者、マキシミリアーノ・マルティンのソロ・アルバム第2弾。クラリネットを語るに欠かせないウェーバーの重要作から、現代イギリスの人気作曲家マッケイブ、マルティン自身と同郷のスペイン人作曲家ユステ、ロメロらによる異なる文化を起源とした国も時代も違うクラリネット作品を、情熱的に、時には感傷的に歌い上げている。また録音はリン・レコーズの名エンジニア、フィリップ・ホッブスが担当しており、ハイクォリティのサウンドも魅力。 | |||
CKD-330 (HYBRYD_SACD) 廃盤 |
ストラヴィンスキー: バレエ音楽「ミューズの神を率いるアポロ」/ 「プルチネルラ」組曲(1949年改訂版) |
アレクサンダー・ヤニチェク (Vn)ディレクター ヨーロッパ室内o. | |
「(ヨーロッパ室内管は)世界最高の室内オーケストラだ」〜 デイリー・テレグラフ「ヤニチェクはずば抜けた若き指揮者でありソリストだ」〜 オーディオファイル・オーディション H.ツェートマイヤー、ロスタル、ミルシテイン、リッチら錚々たる名手たちからヴァイオリンを学び、シャーンドル・ヴェーグ率いるカメラータ・アカデミカでも活躍、さらにスコットランド室内管とのモーツァルトでもオーケストラから豊潤なサウンドを引き出し、ディレクターとしての手腕も証明したしたヤニチェクと、世界有数の室内オーケストラ、ヨーロッパ室内o.によるリリース第1弾。 | |||
ケネス・レイトン: アース、スウィート・アース(大地の賛歌)Op.94 ブリテン:冬の言葉 Op.52 |
ジェイムズ・ギルクリスト(T) アンナ・ティルブルック(P) | ||
録音:2008年9月8日-10日、11月26日、キリスト・ホスピタル、ホーシャム。レイトンの歌曲集はブリテンの盟友だった大テノール、ピーター・ピアーズ追悼のために書かれた作品で、録音は貴重。またブリテンの「冬の言葉」もピアーズのために作曲された。 | |||
パラディアン・アンサンブル〜ロンドン・コレクション チョイス・コレクション(*) マシュー・ロック(1621?-1677):ブロークン・コンソート ニ長調 二コラ・マッティス(fl.1670):エア集 ヘ長調(5曲) トマス・バルツァー(c.1630-1663):ジョン、来て、キスして ジョン・ウェルドン(1676-1736):エア集 ニ長調(5曲) 作曲者不詳(1706):王様のサイモンじいさん ジョン・ブロウ(1649-1708):グラウンド ト短調 ヘンリー・バトラー(d.1652-): カリーノ・カストゥラーメによる変奏曲 二コラ・マッティス:エア集 ホ長調(2曲) マシュー・ロック:ブロークン・コンソート ハ長調 ヘルド・バイ・イヤーズ(#) 二コラ・マッティス:エア集(6曲) 作曲者不詳(17世紀):ストラロッホのリュート曲集 &ロワランのリュート曲集より 伝承曲/パラディアン・アンサンブル編曲: 4つのスコットランド民謡 ニコラ・マッティス:エア集 ニ長調(5曲) 作曲者不詳(17世紀):ロイヤル・カレッジ・オブ・ ミュージックの手稿譜 〜ト長調のグラウンドによるディヴィジョン ニコラ・マッティス:エア集 ニ短調(4曲) 作曲者不詳(1684):ディヴィジョン・ヴァイオリン 〜ロジャー・オヴ・カヴァリー・ディヴィジョン ニ短調 ニコラ・マッティス:エア集 ト短調(4曲)/ ギターのためのエア集(5曲)/アリア 伝承曲/パラディアン・アンサンブル編曲:新しい調べ |
パラディアン・アンサンブル [パメラ・トービー(リコーダー) レイチェル・ポッジャー(Vn) スザンネ・ハインリヒ (ヴィオラ・ダ・ガンバ/ バス・ヴィオール ) ウィリアム・カーター (リュート/テオルボ/G)] | ||
録音:1995年3月/2000年2月。旧品番: CKD-041(*) と CKD-161 (#) のセット化。(#)は HDCD 仕様 CD での発売。 1991年にトービー、ポッジャー、レヴァイン、カーターという世界屈指のピリオド奏者たちによって結成されたパラディアン・アンサンブルによる名盤を2枚づつセット化、通常CDの1枚価格とした廉価シリーズが4点登場。うち2枚は、これまでSACDのみの発売だった録音で、更にお買い得となる点は見逃せない。 | |||
パラディアン・アンサンブル 〜ヴェルサイユ・コレクション 太陽王の楽園(*) ジャン=フェリ・ルベル(1666-1747):様々な性格の舞曲集 エティエンヌ・ムリニエ(17世紀):プレリュード/シャコンヌ マラン・マレ(1656-1728): サント・コロンブ氏へのトンボー/組曲 ニ長調 フランソワ・クープラン(1668-1733): えりぬきのミュゼット&居酒屋のミュゼット マラン・マレ:組曲 ニ長調 四大元素(#) ジャン=フェリ・ルベル:四大元素(四重奏版) マラン・マレ:組曲[イ短調/ト長調]/スペインのフォリア |
パラディアン・アンサンブル [パメラ・トービー(リコーダー) レイチェル・ポッジャー(Vn;*) ロドルフォ・リヒター(Vn;#) スザンネ・ハインリヒ (7弦バス・ヴィオール) ウィリアム・カーター (G/テオルボ)] | ||
録音:1998年11月/2003年5月。旧品番: CKD-100(*) と CKD-221 (#) のセット化。CKD-221 はハイブリッドSACD盤だが、今回は(*)も併せ HDCD 仕様 CD での発売。 | |||
パラディアン・アンサンブル〜 ライプツィヒ・コレクション J.S.バッハ:トリオ・ソナタ集(*) トリオ・ソナタ第6番 ハ長調BWV.530(原曲 ト長調)/ デュエット第1番 ホ短調BWV.802/ デュエット第2番 ヘ長調BWV.803/ トリオ・ソナタ第1番 ト長調BWV.525(原曲 ホ長調)/ トリオ・ソナタ第3番 ト短調BWV.527(原ニ短調)/ デュエット第3番 ト長調BWV.804/ デュエット第4番 イ短調BWV.805/ トリオ・ソナタ第5番 ヘ長調BWV.529(原曲 ハ短調)/ 14のカノン BWV.1087 J.S.バッハ:ソナタとコラール集(#) トリオ・ソナタ ト長調BWV.1039/ コラール「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」BWV.645/ トリオ・ソナタ第4番 ト短調BWV.528(原曲 ホ短調)/ コラール「イエスよ、いまぞ汝御空より降り来たり」BWV.650/ ヴァイオリン・ソナタ ト長調BWV.1021/ トリオ「いと高きところにまする神にのみ栄光あれ」BWV.664/ コラール「古き年は過ぎ去りぬ」BWV.614/ トリオ「主イエス・キリストよ、 われらをかえりみたまえ」BWV.632/ トリオ・ソナタ第2番 ホ短調BWV.526(原曲 ト短調) |
パラディアン・アンサンブル [パメラ・トービー(リコーダー) レイチェル・ポッジャー(Vn;*) ロドルフォ・リヒター(Vn;#) スザンネ・ハインリヒ (ヴィオラ・ダ・ガンバ/ 7弦バス・ヴィオール) ウィリアム・カーター (G/アーチリュート/テオルボ)] | ||
録音:1994年11月/2005年10月。旧品番: CKD-036(*) と CKD-275 (#)(CKD-036は当店未案内)のセット化。CKD-275 はハイブリッドSACD盤だが、今回(#)は HDCD仕様 のCDで発売される。 | |||
CKD-321 (2CD) 廃盤 |
パラディアン・アンサンブル〜ヴェニス・コレクション あふれるよろこび(*) 有翼のライオン(#) |
パラディアン・アンサンブル | |
録音:1992年11月/1993年11月。旧品番: CKD-010(*) と CKD-015(#)(ともに当店未案内、廃盤)のセット化。 | |||
モーツァルト:セレナード集 Vol.2 行進曲 ニ長調 K.237 /セレナード第4番 ニ長調 K.203(カデンツァ:ヤニチェク)/ ディヴェルティメント第11番 ニ長調 K.251 アレクサンダー・ヤニチェク(ディレクター/Vn)スコットランド室内o. | |||
シャーンドル・ヴェーグのカメラータ・アカデミカでも活躍したオーストリアのヴァイオリニスト、ヤニチェクがディレクターとヴァイオリンを務めるスコットランド室内管のモーツァルト第2弾。巨匠チャールズ・マッケラスに鍛え上げられた実力者たちが、良好な関係を保ち続けているヤニチェクのリードによって、小編成の機動力を活かした美しいモーツァルトを披露。#初出時の SACD ハイブリッド盤 (CKD-320) は、廃盤&入手不能となっています。 | |||
ヘンデル:牧歌劇「エイシスとガラテア」 HWV.49a (1718年キャノンズ初演版)
スーザン・ハミルトン(S;ガラテア) ニコラス・マルロイ(T;エイシス) トーマス・ホッブス(T;デーモン) ニコラス・ハンドール・スミス(T;コリドン) マシュー・ブルック(B;ポリフィーマス) ジョン・バット指揮ダンディン・コンソート&プレイヤーズ | |||
初出: CKD-319 (2 HYBRID SACD) 〔廃盤〕。モーツァルトも認めたヘンデルの傑作。"エイシスとガラテア"の1718年初演版登場! 『ヘンデルの「メサイア」1742年ダブリン初演版』『J.S.バッハの「マタイ受難曲」1742年頃バッハ最終演奏版』という一般的に演奏される版とは違った知られざるヴァージョンの録音を完成させ、音楽史に大きな足跡を残したジョン・バット率いるダンディン・コンソート&プレイヤーズ。新たな発見を次々と発表してきたスコットランドの精鋭集団がヘンデルの「メサイア」、J.S.バッハの「マタイ受難曲」に続く第3弾として取り上げるのは、キャノンズ時代のヘンデルの傑作「エイシスとガラテア」。 この牧歌劇(マスク)「エイシスとガラテア」は現代での知名度こそ「メサイア」や「天地創造」には及ばないものの、神童モーツァルトが自身の手による編曲の対象として「エイシスとガラテア」と「メサイア」を選んでおり、このモーツァルトの選曲眼が「エイシスとガラテア」のヘンデル存命中には「メサイア」を凌いでいたという絶大な人気と、ヘンデル初期の英語作品の傑作であるという事実を証明している。 今回のレコーディングでジョン・バットとダンディン・コンソートが取り上げた版は、大幅な改定が加えられ1732年に初演された第2稿(HWV.49b)ではなく、ヘンデルのキャノンズ滞在時代に作曲され初演が行われた1718年の初稿版(初演版)。1718年にキャノンズ邸で初演された初稿版は"5人の歌い手と7つの楽器"で上演可能という小規模な編成で書かれいるのが大きな特徴。ダンディン・コンソートは、ジョシュア・リフキンの『各パート1人説』という学説を取り入れたJ.S.バッハの「マタイ受難曲」でも大成功を収めいるだけに、小編成でのヘンデルの演奏にも大きな期待が懸かる。今回の「エイシスとガラテア」でも前2作から引き続き名エンジニア、フィリップ・ホッブスがプロデューサー&エンジニアを務めており、録音面のクォリティの高さにも要注目。 | |||
メシアン:室内楽作品集 世の終わりのための四重奏曲/主題と変奏/ピアノと弦楽四重奏のための小品/幻想曲/黒つぐみ ウィリアム・コンウェイ(Vc/芸術監督)ヘブリディーズ・アンサンブル [アレクサンダー・ヤニチェク、サラ・ビヴァン・ベイカー(Vn) キャサリン・マーウッド(Va) ローズマリー・エリオット(Fl) マキシミリアーノ・マルティン(Cl) フィリップ・ムーア(P)] | |||
録音:2007年3月17日-20日、セント・メアリー教会、ハーディントン/初発売:2008年。初出・前出:CKD-314 (HYBRID_SACD)〔廃盤、入手不能〕 。1991年にエジンバラで結成、ヨーロッパで目覚しい活躍を展開している若手アーティストたちの精鋭集団ヘブリディーズ・アンサンブルは、2014年現在もヨーロッパ室内管首席チェロ奏者を務める芸術監督のコンウェイ、マッケラス時代のスコットランド室内管でディレクターを務めたヤニチェク、同じくスコットランド室内管の木管セクションを支えるクラリネット奏者マルティンなど凄腕アーティストが集い、当録音までに40人を超える作曲家の新作初演を手懸け、近現代作品の演奏、解釈には特に定評がある。傑作「世の終わりのための四重奏曲」を中心としたメシアンの室内楽作品でも、個々の高実力とアンサンブル能力が際立っており、聴けば聴くほどメシアンの世界に引き込まれていく。非常に密度の濃い内容と超優秀録音を備えた作品集。 | |||
J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244 (1742年頃バッハ最終演奏版) |
ニコラス・ マルロイ(T;福音史家) マシュー・ブルック(B;イエス) スーザン・ハミルトン(S) セシリア・オズモンド(S) クレア・ウィルキンソン(A) アニー・ギル(A) マルコム・ベネット(T) ブライアン・バナタイン= スコット(B) ジョン・バット指揮 ダンディン・コンソート& プレイヤーズ | ||
録音:2007年9月3日-6日、グレーフライアーズ教会(エジンバラ)。 ヘンデル「メサイア」の1742年ダブリン初演版を録音、音楽史に新たな1ページを刻んだジョン・バットとダンディン・コンソート・プレイヤーズがマタイ受難曲の1742年頃バッハ最終演奏版を録音。。 通常「マタイ受難曲」の演奏には「1736年版」が用いられるが、今回の「1742年頃バッハ最終演奏版」は、バッハ自身によって声楽、器楽の両部分に改定が加えられ、1742年頃に行われた上演で用いられたと伝えられる。またバット&ダンディン・コンソートの前作ヘンデルの「メサイア」と、「1742年」でリンクしているところも興味深い。 超一流ソリストによる演奏クオリティはもちろんのこと、前作「メサイア」でも大絶賛を受けたリン・レコーズが世界に誇るハイクオリティ・サウンドも見逃せない重要なポイント。 | |||
トランペットの仮面劇 L.マルシャン:第5旋法によるグラン・ディアログ F.クープラン:テノールでのクロモルヌ G.ガブリエリ:カンツォン第2番 J.カバニーリェス: 分割鍵盤のためのティエント第36番 H.シュッツ:主は偉大である SWV.286 C.モンテヴェルディ:主をほめたたえよ D.ブクステフーデ: コラール「われらが神はかたき砦」BuxWV.184 G.ベーム:天にまするわれらの父よ J.ダウランド:あわれな足萎え A.ホルボーン:鳩小屋パヴァン&ガリアルド H.パーセル:4声のファンタジア J-P.スウェーリンク: 「緑の菩提樹の下で」による変奏曲 J-B.リュリ:いざ打て H.I.ビーバー:ソナタ第8番 G.ムファット:ソナタ第5番 ト長調 |
ジョナサン=フリーマン・ アットウッド(Tp) ダニエル=ベン・ピエナール(P) | ||
英国楽壇の重鎮によるトランペット・アルバム! トランペットのジョナサン・フリーマン=アットウッドは、演奏家、ライター、教育者、そしてレコーディング・プロデューサーとしても活躍中の音楽家であり、来る2008年9月から多くの著名な音楽家を輩出してきたイギリスの名門、英国王立音楽院の院長に就任する英国楽壇の重鎮。レコーディング・プロデューサーとしてもその優れた手腕は世界的に定評があり、チャンネル・クラシックスのベストセラー、レイチェル・ポッジャーのヴァイオリンによるヴィヴァルディの協奏曲集「ラ・ストラヴァガンツァ」(CCS-19598)や、ポッジャー&ピノックによるバッハのソナタ集(CCS-14798)など数多くの名盤でプロデューサーを務めた。 もちろんトランペットの腕前も相当のもの。輝かしく紳士的なトランペットのサウンドとピアノのベン・ピエナールのアレンジが16世紀〜17世紀の宮廷、教会音楽をトランペットとピアノのデュオのための作品として見事に仕立てている(全曲編曲:ダニエル=ベン・ピエナール)。 | |||
マッケラス〜モーツァルト:後期交響曲集 交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」 交響曲第39番 変ホ長調 K.543/ 交響曲第40番 ト短調 K.550/ 交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」 |
チャールズ・マッケラス指揮 スコットランド室内o. | ||
録音:2007年8月3日-9日、シティ・ホール、グラスゴー。SACD層はマルチチャンネル対応。 80歳を超えてもなお、ハイペリオンへのベートーヴェン「交響曲全集」(CDS-44301/5)等で、その健在ぶりを見せるマッケラスが、桂冠指揮者を務めベートーヴェンでも共演したスコットランド室内管とモーツァルトを録音。 マッケラスはこれまで、プラハ室内管との交響曲全集(TELARC)、ブレンデルとのピアノ協奏曲集(PHILIPS)、ロバート・レヴィン版を使用した「レクイエム」(CKD-211)等々モーツァルトの名盤を創り出しているが、当盤の4曲はプラハ室内管との録音以前に一度づつ録音があり、今回が全て3回目の録音となるだけに、彼の集大成的録音である事は疑う余地がない。 優秀録音で名高いリン・レコーズは、このレコーディングにエグゼクティヴ・エンジニアであるフィリップ・ホッブスを中心に万全の体制を敷いた。時代考証を徹底的に行い、演奏に臨むことで知られるマッケラスが、円熟の末モーツァルトに出した結論がここにある。 | |||
リン・レコーズ〜ザ・スーパー・オーディオ・サラウンド・コレクション Vol.3 クレア・マーティン〜ヒー・ネヴァー・メンションド・ラヴ(AKD-295) ジュディス・オーウェン〜ペインティング・バイ・ナンバーズ(AKD-299) バーブ・ジュンガー〜ビューティフル・ライフ(AKD-283) キャロル・キッド〜イエス・アイ・ノウ・ホエン・アイヴ・ハッド・イット(AKD-228) クレア・マーティン〜ラヴ・アット・ラスト(AKD-243) イアン・ショウ〜ア・ケース・オブ・ユー(AKD-276) ゲオルゲ=エマヌエル・ラザリディス〜リスト:パガニーニによる大練習曲より(CKD-282) スコットランド室内o.〜モーツァルト:行進曲 ニ長調K.189(CKD-287) アルトゥール・ピツァーロ&ヴィタ・パノマリオヴァイテ 〜リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲より(CKD-293) ジェイムス・ギルクリスト〜アイヴァー・ガーニー:ラドローとテムより(CKD-296) ダンディン・コンソート〜ヘンデル:オラトリオ「メサイア」より(CKD-285) ジョナサン・フリーマン=アットウッド〜レイナルド・アーン:クロリスに(CKD-294) カペラ・ノヴァ〜ジェイムズ・マクミラン:ミサ・ブレヴィスより(CKD-301) マキシミリアーノ・マルティン〜プーランク:クラリネット・ソナタより(CKD-280) ラ・セレニッシマ〜ヴィヴァルディ:ソナタ第3番‘グラーツ 'より Allegro(CKD-281) ウィリアム・カーター〜サンティアゴ・デ・ムルシア:クンベエス(CKD-288) | |||
LINN RECORDS のSACDハイブリッド・サンプラー第3弾。 | |||
テネブレ〜ジェイムズ・マクミラン(1959-): ストラスクライドのモテット(2005) /入祭唱「 Give me justice 」 (2003) / ミサ・ブレヴィス(1977) /聖週間のためのレスポンソリウム [Tenebrae Responsories] (2006) アラン・タヴナー指揮カペラ・ノヴァ | |||
録音:2007年4月18日-21日、グレイフライアーズ教会、エディンバラ、 UK 。全曲、初出時の世界初録音。初出:CKD-301 (HYBRID_SACD) 〔廃盤〕。現在のスコットランドを代表する作曲家として同国の音楽分野を牽引するジェイムズ・マクミラン。発表された作品は様々なレーベルで次々とレコーディングされ、英語圏を中心に絶大な人気を誇っている。アラン・タヴナー率いるカペラ・ノヴァは当盤発売までに60曲を超える作品の初演を手懸け、新作の演奏には定評がある。また同団は1987年以降マクミランと良好な関係を続け信頼関係を築いており、その作品の演奏や理解度の高さは他の追随を許さない。 | |||
CKD-300 (4CD) 廃盤 |
バッハ・オン・ザ・リュート J.S.バッハ/ナイジェル・ノース編: 無伴奏ヴァイオリンのための ソナタとパルティータ BWV.1001-1006 全曲/ 無伴奏チェロ組曲 BWV.1007-1012 全曲 |
ナイジェル・ノース (リュート) | |
旧品番:CKD-128〔廃盤〕 | |||
ヴォーン・ウィリアムズ:ウェンロック・エッジで ピーター・ウォーロック(1894-1930): 連作歌曲「シャクシギ」 アーサー・ブリス(1891-1975):哀しいソネット アイヴァー・ガーニー(1890-1937):ラドローとテム |
ジェイムス・ギルクリスト(T) アンナ・ティルブロック(P) マイケル・コックス(Fl) ガレス・ハルス (コールアングレ) フィッツウィリアムSQ | ||
初出、旧品番: CKD-296 (HYBRID_SACD) 。医者と音楽の道を両立していたギルクリストが音楽家に専念することになったのは1996年。その後の活躍は目覚しく、BBCso.、スコットランド室内管、キングズ・コンソート、バッハ・コレギウム・ジャパン、イギリス室内管など数多くの団体と共演を重ねている。彼はイギリス作品の解釈に定評があり、前作フィンジの歌曲集(CKD-253)での幅のある表現力が絶賛を博した。 | |||
La Trompette Retrouvée J.P.ラモー/ピエナール編曲:「ナイス」〜組曲 レイナルド・アーン:クロリスに シャブリエ/ピエナール編曲: トランペットとピアノのための組曲 サン=サーンス: チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調Op.123〜ロマンス フォーレ/フリーマン=アットウッド編曲: ヴァイオリン・ソナタ第2番 ホ短調Op.108 |
ジョナサン・フリーマン= アットウッド(Tp) ダニエル=ベン・ ピエナール(P) | ||
ジョナサン・フリーマン=アットウッドは、グラモフォン誌のレビュー執筆、Channel Classics でポッジャーのレコーディング・プロデュース、さらには自身の演奏活動も行うというマルチな活躍を見せるアーティスト。今回は南アフリカ出身のピアニスト、ピエナールと組んでの編曲作品を中心としたLINN第2弾。 | |||
リムスキー=コルサコフ:ピアノ・デュオのための編曲集 交響組曲「シェエラザード」 Op.35 (作曲者編曲)/ 交響詩「サトコ」 Op.5 (ナジェジダ・リムスキー=コルサコフ編曲)/ スペイン奇想曲 Op.34(作曲者編曲) アルトゥール・ピツァーロ、ヴィータ・パノマリオヴァイテ(P) | |||
録音:2006年9月30日-10月2日、市立サン・ルイス劇場、リスボン、ポルトガル/初発売:2007年。初出: CKD-293 (HYBRID_SACD) 〔廃盤、入手不能〕。 ピツァーロによる当レーベル6枚目のリリースだったもの。自らの教え子で友人でもあるリトアニアの女流、ヴィタ・パノマリオヴァイテとのデュオによるリムスキー=コルサコフ。「サトコ」は、リムスキー=コルサコフの妻でピアニストでもあったナジェジダによる編曲。 | |||
悪魔のトリル タルティーニ:ソナタ集 Op.1 より 〔ト短調 Op.1 No.4「悪魔のトリル」/ト短調 Op.1 No.10「捨てられしディドーネ」/ ホ短調 Op.1 No.5 /イ長調 Op.1 No.13「パストラーレ」〕/ グラーヴェ ニ短調 ヴェラチーニ:ソナタ イ長調 Op.1 No.7 パラディアンズ[ロドルフォ・リヒター(Vn) ズザーネ・ハインリヒ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) シラス・スタンデイジ(Cemb) ウィリアム・カーター(アーチリュート/バロックG)] | |||
録音:2006年11月6日-8日、聖アンドルース教会、トディントン、 UK 。(C) (P) 2008 。初出: CKD-292 (HYBRID_SACD) 〔廃盤、入手不能〕。 レイチェル・ポッジャーやパメラ・トービーらによって創設され、英国を代表するピリオド楽器クァルテットとして活躍したパラディアン・アンサンブル。幾度かのメンバー交代を経て、名称を「パラディアンズ」へ変更し新たなスタートを切った際の第1弾アルバムだった物。 | |||
快楽の園 ディエゴ・オルティス(1510頃-1570): 低音旋律によるレセルカダ第2番/定旋律によるレセルカダ第2番/「甘き想い出」によるレセルカダ第1番 ヤコブ・ファン・エイク(1589/90-1657):人は夜何をする/最も美しい娘ダフネが/道化師/アマリリ麗し ダリオ・カステッロ(活躍:1620頃-1630頃):ソナタ第2番 / ヨハン・ショップ(1590-1664):涙のパヴァーヌ ジョン・ダウランド(1563-1626):悲しみよ、とどまれ/もう泣くな、悲しみの泉よ ジョヴァンニ・バッサーノ(1558頃-1617):ある日スザンナは/フレ&ガイヤール ビアージョ・マリーニ(1594-1663):パッサカリア ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(?-1630頃):ソナタ〔第6番/第2番〕 パメラ・トービー(リコーダー) アンドルー・ローレンス=キング(Hp/プサルテリー) | |||
初出:CKD-291 (HYBRID_SACD) 〔廃盤〕。 スコットランドの世界的リコーダー奏者で、パラディアン・アンサンブル(現・パラディアンズ)の創立メンバーでもあったパメラ・トービーによる、バロック協奏曲集(CKD-217)、ヘンデルのソナタ集(CKD-223)に続くソロ・アルバム第3弾だったもの。ルネサンス時代から初期バロック時代にかけての作品を集め、ファン・エイク作品でトービーが魅せる圧巻のテクニックに代表される超絶技巧作品と、ダウランド作品などでローレンス=キングが奏でる哀しみと美しさを持ったメロディアスな作品の対比が印象的。様々な特色を持ったルネサンスと初期バロックの逸品が1つにまとまった音楽の花束。 | |||
スペインのギター サンティアゴ・デ・ムルシア(1685-1732): スペインのフォリア/前奏曲/ パッサカリア ホ長調/組曲/ Zarembeques, o Muecas/カナリオス/ パッサカリア ロ長調/クンベエス/ パッサカリア ニ長調/マリオナス ロ長調/ Preludio Grabe de Coreli/ Giga de Coreli/ガイタス |
ウィリアム・ カーター(バロックG) | ||
パラディアン・アンサンブルの創設メンバーで、エンシェント室内o.やイングリッシュ・コンソート、パラディアン・トリオのメンバーとしても活躍するウィリアム・カーター久々の最新作。イギリス屈指のバロック・ギター奏者によるスパニッシュ・アルバムは要チェックの1枚! | |||
モーツァルト: 行進曲 ニ長調 K.189 /セレナード第3番 ニ長調 K.185 /ロンド ハ長調 K.373 / アダージョ ホ長調 K.261 /ロンド 変ロ長調 K.269 /ディヴェルティメント第1番 変ホ長調 K.113 アレクサンドル・ヤニチェク(Vn/ディレクター)スコットランド室内o. | |||
シャーンドル・ヴェーグ率いるカメラータ・ザルツブルクでコンサート・マスターを務めたオーストリアの奏者、ヤニチェクが振ったモーツァルト。 #初出時の SACD ハイブリッド盤 (CKD-287) は、廃盤&入手不能となっています。 | |||
ジョン・ビヴァン・ベイカー(1926-1994): 二重奏曲/ケイトの歌/ピアノのための組曲/エクローグ/求愛歌 ヘブリディーズ・アンサンブル、コンソート・オヴ・ヴォイシズ | |||
ナイジェル・オズボーン、サリー・ビーミッシュ、ステュアート・マクレー、ゴードン・マクファーソンなど約40人の作曲家たちの作品の初演を手がけている室内アンサンブル、ヘブリディーズ・アンサンブル。ジョン・ビヴァン・ベイカーはイギリスの王立音楽院でヴォーン・ウィリアムズとゴードン・ジェイコブに作曲を学び、ウェストミンスター寺院のアシスタント・オルガン奏者、合唱指導を務めていた音楽家。 | |||
CKD-285 (2 HYBRID_SACD) 廃盤 |
世界初録音、1742年ダブリン初演版「メサイア」 ヘンデル:オラトリオ「メサイア」(1742年ダブリン初演版) スーザン・ハミルトン(S) アニー・ギル(Ms) クレア・ウィルキンソン(A) ニコラス・マルロイ(T) エドワード・キャスウェル(B) ジョン・バット指揮ダンディン・コンソート&プレーヤーズ | ||
リン・レコーズ・スーパー・オーディオ・サラウンド・コレクション Vol.2 バラングリル(イアン・ショウ/AKD-276)/ エニー・プレイス・アイ・ハング・マイ・ハット・イズ・ホーム (リチャード・ロドニー・ベネット&クレア・マーティン/AKD-260)/ マイナー・スウィング(マーティン・テイラー/AKD-237)/ ザット・オールド・ブラック・マジック(サラ・ムール/AKD-239)/ アイ・エンジョイ・ビーイング・ア・ガール(ガール・トーク/AKD-279)/ フー・ドゥー・ユー・ラヴ(バーブ・ジュンガー/AKD-283)/ ザ・ミーニング・オヴ・ザ・ブルース(クレア・マーティン/AKD-246)/ リトル・オーク(ハフトール・メットボー・グループ/AKD-277)/ ブリテン:フランク・ブリッジの主題による変奏曲 〜アリア・イタリアーナ(スコティッシュ・アンサンブル/CKD-226)/ ドヴォルザーク:チェコ組曲より ポルカ(スコティッシュ室内o./CKD-241)/ モーツァルト:フルート協奏曲より Rondo:Allegro(スコティッシュ室内o./CKD-273)/ ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66(アルトゥール・ピツァーロ/CKD-248)/ ヘンデル:私の眼に(エマ・ベル/CKD-252)/ T.アースキン:序曲 ハ長調Op.1-2より Allegro(コンチェルト・カレドニア/CKD-240)/ F.ジェミニアーニ:ソナタOp.5-4より Allegro(アリソン・マクギヴレイ/CKD-251)/ F.コルベッタ:ジーグ(ウィリアム・カーター/CKD-185)/ R.バーンズ:Lassie Wi'the Lintwhite Locks(イアン・ブルース/AKD-269) | |||
クラシック、ジャズ、ワールドと多岐に渡るジャンルにおいて、クオリティの高いサウンドで高い評価を獲得しているリン・レコーズのサンプラー盤。 | |||
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178 / パガニーニによる大練習曲 S.141 |
ゲオルゲ=エマヌエル・ ラザリディス(P) | ||
録音:2006年5月15日-18日、モールティングス、スネイプ/初発売:2006年。。初出: CKD-282 (HYBRID_SACD)〔廃盤、入手不能〕。2006-2007シーズンの "ECHO Rising Star" に選ばれたギリシャのピアニスト、ゲオルゲ=エマヌエル・ラザリディスのデビュー録音だったもの。 | |||
ヴィヴァルディ:エルヴィーラへの愛 ヴァイオリンとチェロのためのソナタ ハ短調 RV.83 / カンタータ「Tremori al braccio」RV.799 / ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 RV.11 (チャンドラー補完)/ カンタータ「エルヴィーラ、我が魂よ」 ト短調 RV.654 / ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 RV.37 (チャンドラー補完)/ カンタータ「エルヴィーラの麗しい面影から」RV.680 |
ムハイリー・ローソン(S) エイドリアン・チャンドラー (Vn/ディレクター) ラ・セレニッシマ | ||
初出、旧品番: CKD-281 (HYBRID_SACD) 。ラ・セレニッシマは1974年生まれの若手ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーを中心に1994年に結成されたピリオド・アンサンブル。既に Avie からの積極的にアイテムをリリースしているが、LINNへはこれが初登場。 今回はソプラノのローソンを加え、未完成ソナタの補筆はチャンドラー自身がおこなったヴィヴァルディ・アルバム。チャンドラーとローソンの見事なソロと、ラ・セレニッシマの若さあふれるアーティストたちが新鮮なヴィヴァルディを披露してくれる。 | |||
ファンタジア〜クラリネットとピアノのための作品集 ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):ダンス・プレリュード ミゲル・ユステ・モレーノ(1870-1947):カプリッチョ・ピントレスコ Op.41 /エチュード・メロディコ Op.33 ドビュッシー:狂詩曲第1番 / プーランク:クラリネット・ソナタ / ニルセン:幻想的小品 アントニオ・ロメロ・アンディア(1815-1886):「ルクレツィア・ボルジア」のモティーフによる幻想曲 マクシミリアーノ・マルティン(Cl) イノセンシオ・ネグリン(P) | |||
スコットランド室内管の管楽器セクションを支えるクラリネットのマクシミリアーノ・マルティンは、グスタフ・マーラー・ユーゲント管などで活躍し、マッケラスやベルグルンドといった巨匠たちに将来を期待されるスペインの若き名手。ドビュッシー、プーランクやニールセンといったクラリネットの重要レパートリーからモレーノ、ロメロといったスペインの香りが漂う作品までカバーしている。 | |||
ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115 モーツァルト/ダンカン・ドルース補完: クラリネット五重奏曲 変ロ長調 K.Anh.91(断章)(#) グラズノフ:東洋の夢 Op.14 No.2 ウィリアム・スウィーニー(1950-):若者の朝 |
レスリー・ シャッツベルガー(Cl) フィッツウィリアムSQ | ||
録音:2005年5月15日-20日、古楽ナショナル・センター、ヨーク/ (P) (C) 2006 。初出: CKD-278 (HYBRID_SACD) 〔廃盤、入手不能〕。アラン・ハッカーの弟子で、ロンドン・クラシカル・プレイヤーズやイングリッシュ・バロック・ソロイスツにおいて首席奏者を務めた女性ピリオド系クラリネット奏者、シャッツベルガーを迎えたクラリネット五重奏曲集。なお、BKD-278 のアナウンスでは、(#)ではなく「弦楽五重奏曲第4番 ト短調 K.516」が含まれている事になっているが、誤りと思われる。 | |||
イン・パーペチュイティ〜ハフトゥール・メドボー: Little Auk / Spor / Teetotum / In Perpetuity / Hop Skip / Charivari / Maikro ハフトゥール・メドボー・グループ、エジンバラ・クァルテット | |||
エジンバラ・クァルテットをフューチャーしたジャズとクラシックのクロス・オーバー・アルバム。すべてノルウェーのジャズ・ギタリスト、ハフトゥール・メドボー Haftor Medbøe による作曲。1曲目の「 Little Auk 」はムード音楽としてもピッタリの雰囲気に満ちた作品。ジャズ、コンテンポラリー、クラシックなど様々なスタイルを聴くことの出来る1枚。 | |||
J.S.バッハ:ソナタとコラール集 トリオ・ソナタ ト長調 BWV.1039 /コラール「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」BWV.645 / トリオ・ソナタ第4番 ト短調 BWV.528(原曲:ホ短調)/ コラール「イエスよ、いまぞ御身御空より降り来たりて」BWV.650 /ヴァイオリン・ソナタ ト長調 BWV.1021 / トリオ「いと高きところにまします神にのみ栄光あれ」BWV.664 /コラール「古き年は過ぎ去りぬ」BWV.614 / トリオ「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」BWV.632 / トリオ・ソナタ第2番 ホ短調 BWV.526(原曲:ト短調) パラディアン・アンサンブル | |||
パメラ・トービーら名手を擁するヴィルトゥオーソ集団、パラディアン・アンサンブルが、大バッハのソナタからコラールまでを一糸乱れぬ演奏で聴かせるバッハ・ファン注目のアルバム。ハイレベルの演奏の中でも、特にパメラ・トービーのリコーダーの音色は群を抜いている。 | |||
モーツァルト: フルート協奏曲 ト長調 K.313 /ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191 /クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 アリソン・ミッチェル(Fl) アーシュラ・ルヴォー(Fg) マキシミリアーノ・マルティン(Cl) アレクサンドル・ヤニチェク指揮スコットランド室内o. | |||
Linnレーベルとスコットランド室内管がモーツァルトの生誕250年を記念して贈る初のアニヴァーサリー・アルバム。ソリストをつとめるのはマッケラス、スヴェンセンらとの演奏でハイ・パフォーマンスを披露し続けるスコットランド室内管の3人の首席奏者たち。フルートのアリソン・ミッチェルは、ハイペリオンからリリースされたヒューイット&オーストラリア室内管による「バッハ:協奏曲集」へもソリストとして加わったオーストラリアのトップ・アーティスト。ファゴットのアーシュラ・ルヴォーはEUユース・オーケストラのメンバーとしてアバド、カラヤン、バーンスタイン、ショルティの指揮の下で活躍し、1987年よりスコットランド室内管首席の任にある。クラリネットのマキシミリアーノ・マルティンはグスタフ・マーラー・ユーゲント管などで活躍し、マッケラスやベルグルンドといった巨匠たちに将来を期待されるスペインの若き名手。3人のスコットランド室内管管楽器セクションを支えるアーティストと Linn の優秀録音が加わったモーツァルトは、アニヴァーサリーを抜きとしても注目に値する1枚である。 | |||
フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハ(1657-1714): ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ〔第1番−第6番〕 ロドルフォ・リヒター(Vn) アリソン・マギリヴレイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) シラス・スタンデイジ(Cemb、Org) エリヒオ・キンテイロ(テオルボ) ピーター・マッカーシー(ヴィオローネ) | |||
エルレバッハは17世紀から18世紀初頭にかけて活躍したドイツの作曲家。特に中部ドイツで大きな影響力を発揮し、数百にも及ぶカンタータを作曲したとされる。 リヒターはバロック・ヴァイオリンをモニカ・ハジェットの下で学んだヴァイオリン奏者。パラディアン・アンサンブルとの共演を行うなど、バロック音楽の分野で特に活躍中。 | |||
CKD-262 (3CD) 廃盤 |
アナム〜リン・ボックス−1 [CKD-121] タイン・ゲール、ブライト・ファイアー [CKD-134] リップ・タイド [CKD-135] ファースト・フーティング |
アナム | |
CKD-261 (3CD) 廃盤 |
ムジカ・セクレタ〜リン・ボックス−1 [CKD-071] コンポニメンティ・ムジカーリ(1623) [CKD-113] 天国との対話〜コッツォラーニ:モテット集 [CKD-169] 危険な魅力〜チプリアーノ・デ・ローレと彼の弟子たちの音楽 ムジカ・セクレタ | ||
ジェラルド・フィンジ(1901-1956):歌曲集 Oh fair to see/地球が朽ちるまで/若人の訓戒 |
ジェイムズ・ギルクリスト(T) アンナ・ティルブロック(P) | ||
イギリス生まれのギルクリストはこれまでにイギリス室内管、ノーザン・シンフォニア、シティ・オヴ・ロンドン・インフォニアとソリストとして共演を行いキングス・コンソートやザ・シックスティーンのコンサートにも参加しているテノール。 | |||
エマ・ベル〜ヘンデル:オペラ・アリア集 「ゴールのアマディージ」〜冥界の神ディースのもとから / 「ダイダミア」〜 M'hai resa infelice 「ジュリアス・シーザー」〜この胸の息のある限り / 「ロタリオ」〜小舟は海に戯れる 「ロデリンダ」より〔闇よ、涙よ/ Se'l mio duol 〕 / 「シピオーネ」〜 Tutta raccolta ancor 「アリオダンテ」〜 Orrida a gl'occhi miei / 「リナルド」〜ああ、酷い人 「ラダミスト」〜Sommi Dei、Barbaro partiro エマ・ベル(S) リチャード・エガー指揮スコットランド室内o. | |||
録音:2004年9月8日-10日、アッシャー・ホール、エディンバラ/初発売:2005年。イギリス期待のソプラノ、エマ・ベルのリリース第2弾だったもの。1998年にキャスリーン・フェリアー賞を受賞、2000年には BBC の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」として契約を行うなど目覚しい活躍を見せていた。 | |||
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762): チェロと通奏低音のための6つのソナタ集 Op.5 〔第1番 イ長調/第2番 ニ短調/第3番 ハ長調/第4番 変ロ長調/第5番 ヘ長調/第6番 イ短調〕/ 前奏曲とヴィヴマン ニ長調(クラヴサン曲集 Op.4 No.1 による)/ テンドルマン ト短調(クラヴサン曲集 Op.1 No.6による)/ ヴィヴマン ニ短調(クラヴサン曲集 Op.4 No.4による)/ ソナタ(クラヴサン曲集第2巻 変ロ長調Op.5 No.4による) アリソン・マギリヴレイ(Vc) デイヴィッド・マッギネス(Cemb) エリヒオ・キンテイロ(バロックG) ヨゼフ・クロウチ(Vc) | |||
録音:2004年8月10日-13日、聖マーティン教会、イースト・ウッドヘイ、 UK /初発売:2005年。初出: CKD-251 (HYBRID_SACD) 〔廃盤、入手不能〕。 | |||
ショパン: 華麗なる変奏曲 変ロ長調Op.12/ ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35「葬送」/ 舟歌 嬰へ長調Op.60/ ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調Op.58 |
アルトゥール・ピザーロ(P) | ||
使用楽器:ブリュートナー。 リスボン生まれで世界的に活躍する技巧派、ピザーロ(1968-)のショパン第2弾。前作の小品集から趣を変え、今回は2曲のピアノ・ソナタを中心に据えた内容となっている。彼はセケイラ・コスタ、マルク・ハンブルク(と代理店は書いているが、ハンブルクは1960年に亡くなっているので、年代が合わない。娘のミハル・ハンブルクの記載ミスか)、エドウィン・フィッシャーといった名手に師事。色彩豊かなタッチと緩やかな旋律での表現力の対比は見事。ピアノは既発である2枚のベートーヴェン&ショパン第1弾と同じブリュートナー製で、今回も大いに反響を呼ぶことだろう。 | |||
ショパン・レミニシェンス ワルツ〔第1番 変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」/第9番 変イ長調 Op.69 No.1「告別」/ 第2番 変イ長調 Op.34 No.1「華麗なる円舞曲」/第17番 変ホ長調 Op.post. 〕/ 幻想即興曲(即興曲第4番) 嬰ハ短調 Op.66/ 夜想曲〔第17番 ロ長調 Op.62 No.1 /第20番 嬰ハ短調 Op.post. / 第8番 変ニ長調 Op.27 No.2 /第2番 変ホ長調 Op.9 No.2 〕/ ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53「英雄」/ マズルカ〔第16番 変イ長調 Op.24 No.3 /第50番(第48番) ヘ長調 Op.68 No.3 / 第17番 変ロ短調 Op.24 No.4 /第10番 変ロ長調 Op.17 No.1 〕/ スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31 アルトゥール・ピツァーロ(P) | |||
CKD-248 (HYBRID_SACD) 廃盤 | |||
使用ピアノ:ブリュートナー、コンサート・グランド・モデル。1990年のリーズ国際ピアノコンクールの優勝者ピツァーロによる、当レーベルでのショパン第1作。当録音後も2010年のショパン・イヤーには独奏作品全曲演奏会を開催、2012年来日時にもショパンのプログラムを用意し、共に好評を得た。 | |||
ショスタコーヴィチ: 交響曲第11番 ト短調 Op.103「1905年」 |
アレクサンドル・ラザレフ指揮 ロイヤル・ スコティッシュ・ナショナルo. | ||
日本のオーケストラへの客演も多く人気の高いロシア人指揮者アレクサンドル・ラザレフが手兵ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管を引き連れてLinnに登場。 交響曲第11番は1905年に起こった革命での悲劇的な事件をモチーフとして書かれた作品。各楽章には「王宮広場」、「一月九日」、「永遠の追憶」、「警鐘」という副題が付けられており革命時に歌われていた旋律等を引用し作曲されている。 演奏もラザレフの手によって磨きがかかったロイヤル・スコティシュ・ナショナル管が見事なショスタコーヴィチの世界を披露。Linnの定評ある録音も抜群で演奏を一層際立たせている。 | |||
リン・セレクションズ [ステレオ&マルチチャンネル編] ジョニー・アンド・マリー/マーティン・テイラー ハヴィン・マイセルフ・ア・タイム/キャロル・キッド ブラック・コーヒー/クレア・マーティン アイル・ビー・ユア・ベイビー・トゥナイト/バーブ・ジュンガー エリスカイ・ラヴ・リルト/ウィラード・ホワイト ジョージア・オン・マイ・マインド/マーティン・テイラー ヘンデル:リコーダー・ソナタ 変ロ長調〜第1楽章/ パメラ・トーヴィー(リコーダー)、リチャード・エガー(Cemb) タリス:世の救い主よ/フィリップ・ケイヴ指揮マニフィカト マレ:組曲 イ短調「ファンタジー」/パラディアン・アンサンブル モーツァルト:レクイエム/マッケラス指揮スコットランドco. 他 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「テンペスト」から/アルトゥーロ・ピザーロ(P) ラヴェル/バルシャイ編曲:小交響曲 から/スコティッシュ・アンサンブル [ステレオ編] シベリウス:「テンペスト」組曲第2番 から/ ジョゼフ・スヴェンセン指揮スコットランドco. | |||
作曲家名表記の無いものはジャズ。 | |||
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 [第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」/ 第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2「月光」/ 第17番 ニ短調 Op.31 No.2「テンペスト」/ 第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」] |
アルトゥール・ピツァーロ(P) | ||
通常CD(CKD-209)も発売されていたが、廃盤となっている。 LINNとしては久しぶりの本格的なピアノ独奏作品の登場だったもの。 ロンドンのブリュートナー・ピアノ・センターのサポートにより、ブリュートナーのコンサート・グランド・モデル1(280cm)というピアノが使用されていることも話題だった。19世紀ライプツィヒで傑出したピアノ制作者として知られたユリウス・ブリュートナーが1853年に設立したブリュートナー社は、本社がライプツィヒだったこともあって、第二次大戦後の西側の経済競争に巻き込まれることもなく、メンデルスゾーン、ショパン、リスト、ブラームスが愛したピアノの響きを今に伝える芸術的な楽器と言われている。 | |||
トランペッツ・ザット・タイム・フォアゴット [The Trumpets That Time Forgot] ヨゼフ・ラインベルガー(1839-1901):2つのトランペットとオルガンのための組曲 Op.149 R.シュトラウス:組曲「町人貴族」Op.60 〜3つの楽章 / エルガー:ソナタ第2番 ジョナサン・フリーマン=アットウッド(ピッコロTp) ジョン・ウォーレス(E♭&B♭ Tp) コルム・カーリー(Org) | |||
録音:2003年9月2日、Hereford 大聖堂。初出・前出: CKD-242 (HYBRID_SACD) 〔廃盤、入手不能〕。 フリーマン=アットウッドと英国トランペット界の重鎮ウォーレスの共演盤。 | |||
ドヴォルザーク: ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53/チェコ組曲 Op.39/ 弦楽のためのノットゥルノ ロ長調 Op.40/ ワルツ第1番 イ長調(弦楽合奏用編曲版) |
ジョゼフ・ スヴェンセン(Vn)指揮 スコットランドco. | ||
メンデルスゾーン、シベリウス、ブラームス、プロコフィエフなど既にリリースされているタイトルでも抜群のコンビネーションを披露しているスヴェンセン&スコットランド室内管。スヴェンセンは2005年2月に東京都響への客演のために来日するなど指揮活動も活発に行っている。前作となるプロコフィエフの作品集でも見事な弾き振りを披露してくれたスヴェンセン。ボヘミアの香りが溢れる今回のドヴォルザークでも弾き振りでヴァイオリン協奏曲を演奏。グァダニーニのヴァイオリンで奏でるドヴォルザークは名ヴァイオリニストの評価を証明する見事な演奏。世界的に定評あるLinnの優秀録音は今回も効果抜群。 | |||
トマス・アレグザンダー・アースキン(1732-1781): 序曲 ハ長調 Op.1 No.2/今、死は私にとって唯一の宝/ 四重奏曲 ハ長調/恋人への言葉/ 序曲 変ロ長調「水車屋の娘」/四重奏曲 イ長調/ トリオ・ソナタ第5番 ホ長調/ケリー・リールの伝説/ ラルゴ/トリオ・ソナタ第6番 ト長調 |
ムハイリー・ローソン(S) デイヴィッド・マクギネス (Cemb)指揮 コンチェルト・カレドニア | ||
第6代ケリー伯爵であり作曲家、ヴァイオリニストでもあったトマス・アレグザンダー・アースキン。彼は作曲をマンハイムでシュターミッツに学び、イギリスにマンハイム学派の音楽を取り入れた人物でもある。 コンチェルト・カレドニアは18世紀のスコットランド音楽を得意とするピリオド楽器奏者たちによるスコットランドのバロック・アンサンブル。レコーディングやコンサート、クラシックの音楽祭等への出演だけでなくコンテンポラリーやワールド・ミュージックの演奏も行っている。 | |||
ワルター、シュトラウス、マルクス:歌曲集 ブルーノ・ワルター(1876-1962):悲劇 第1番−第3番/ヴァルトラウトの歌 第1番−第2番 R.シュトラウス: したしき幻影 Op.48 No.1 /ばらの冠 Op.36 No.1 /夜の逍遥 Op.29 No.3 /お母さんの自慢の種 Op.43 No.2 / 矢車菊 Op.22 No.1 /けしの花 Op.22 No.2 /木蔦 Op.22 No.3 /睡蓮 Op.22 No.4 ヨーゼフ・マルクス(1882-1964):不屈の愛/昨日彼は私にばらをくれた 他(全25曲) エンマ・ベル(S) アンドルー・ウェスト(P) | |||
エンマ・ベルは英国声楽界の新星。1998年にキャスリーン・フェリアー賞を受賞、2000年にBBCの「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」として契約、その後イギリス国内だけでなく、ヨーロッパのオペラ・ハウスでも活躍。とりわけ「カルメン」のミカエラ(ドイツ・コミッシェ・オパー)、「ねじの回転」のミス・ジェッセル(ジェノーヴァ・オペラ)、モーツァルト「エクスルターテ・ユビラーテ」の独唱(パッパーノ指揮スイス・ロマンドo.とのコンサート)では特に好評を博したという。DSD録音。ハイブリッドSACDのみの発売。 | |||
マッケラス&スコットランド室内管〜コダーイ&バルトーク コダーイ:ガランタ舞曲(*) バルトーク:弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽BB 114, Sz.106 / 弦楽のためのディヴェルティメントBB 118, Sz.113 チャールズ・マッケラス指揮スコットランド室内o. | |||
録音:2004年2月29日-3月1日、アッシャー・ホール(無印) /2004年3月7日、グレイフライアーズ教会(*)、すべてエディンバラ/初発売:2004年。DSD録音。初出: CKD-234 (HYBRID_SACD) 〔廃盤、入手不能〕。 巨匠マッケラスの、定評ある東欧系プログラム。「ガランタ舞曲」は弦が9-8-6-6-4と、常識をうち破る小編成。曲のテクスチャーが透けて見える(見えすぎる?)演奏に唖然。バルトークも同傾向。バルトーク自身が作曲の上でこだわった「黄金分割」(62%対38%:自然界の本来あるべき美しい姿を支配している比率で、エジプトのクフ王のピラミッドやダヴィンチの絵などにも採用されている)もこの演奏ならわかりやすいかも(?)。 | |||
タリス:4声のミサ、エレミヤの哀歌&モテット集 テ・ルーチス・アンテ・テルミヌム[日の暮れる前に]/ サルヴァトール・ムンディ[世の救い主](*) / スペム・イン・アリウム[汝のほかに望みを託す者はない]/ イン・イェユニオ・エト・フレートゥ[断食し、涙を流し]/ オー・サルタリス・オスティア[おお、救いのためのいけにえよ]/ 預言者エレミヤの哀歌〔 I / II 〕/ミゼレーレ/4声のミサ フィリップ・ケイヴ指揮マニフィカト(cho.) [ジェイムズ・ボウマン(CT;*) ジェイムズ・ギルグリスト、 アンドルー・カーウッド(T;*) エドワード・ウィッカム(Br;*)他] | |||
録音:1995年-2000年。初出、前出: CKD-075 (CD), CKD-233 (HYBRID_SACD) 〔共に廃盤〕。ビクトリア「レクイエム」の超名演で知られるマニフィカトによるタリス作品集。選曲、演奏、録音ともにすばらしい。録音時期の幅があり、編成も4声から40声までさまざまだが、音楽の縦と横を微妙にふくらませながらじゅうぶんに響かせるケイヴのポリシーはアルバム全体を貫いている。初出盤には(*)の録音セッション写真が載っているが、なんと40人が輪になり、その中心でケイヴが指揮をしている。有名な「預言者エレミヤの哀歌」は非常に落ち着いた演奏、ヒーリング向きともいえる。シンプルな4声のミサの響きはあくまでも透明で感動的。その他の短いモテットも音楽の進め方が絶妙である。タリスを知るためのファースト・チョイスに最適であり、ルネサンス音楽ファン、合唱愛好家、オーディオ・マニアも必携の1枚。 | |||
ブリテン: イリュミナシオン Op.18 / フランク・ブリッジの主題による変奏曲 Op.10 / テノール、ホルンと弦楽のためのセレナード Op.31 |
トビー・スペンス(T) マーティン・オーウェン(Hr) クリオ・グールド(Vn)指揮 スコティッシュ・アンサンブル | ||
録音:2003年7月28日-30日、ケアード・ホール、ダンディー/初発売:2005年。。初出: CKD-226 (HYBRID_SACD)〔廃盤、入手不能〕。 | |||
ベートーヴェン:後期三大ピアノ・ソナタ集 [第30番 ホ長調Op.109/第31番 変イ長調Op.110 第32番 ハ短調Op.111] |
アルトゥール・ピツァーロ(P) | ||
前作の四大ソナタ(「悲愴」「月光」「テンペスト」「熱情」;
CKD-244;SACD)で好評を博したピツァーロのベートーヴェン第2弾。1990年リーズ国際ピアノ・コンクールの優勝者という肩書きがあえて必要ないほど、欧米ではここ10年くらいで急速に台頭してきピツァーロは、サロネン、デュトワ、ラトル、オッコ・カム、ウェルザー=メストなど多くの一流指揮者と共演、類いまれなリリシズム、傑出したヴィルトゥオーゾ性を高く評価されている。 このディスクの一大特徴は、前作同様ロンドンのブリュートナー・ピアノ・センターのサポートにより、ブリュートナーのコンサート・グランド・モデル1(280cm)というピアノが使用されていること。19世紀ライプツィヒで傑出したピアノ制作者として知られたユリウス・ブリュートナーが1853年に設立したブリュートナー社。そのピアノは、本社がライプツィヒだったこともあって、第二次大戦後の西側の経済競争に巻き込まれることもなく、メンデルスゾーン、ショパン、リスト、ブラームスが愛したピアノの響きを今に伝える芸術的な楽器と言われている。高音部に打鍵しないアリコート弦と呼ばれる弦を張るなど、音響上の工夫がきめ細かくなされたブリュートナーのコンサート・グランドの音がLINNの優秀な録音で聴ける。それも前作からさらにパワーアップして、SACDマルチチャンネルで聴けるのが一大セールス・ポイント。 | |||
ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 ハンガリー舞曲集〜14曲 |
ジョゼフ・ スウェンセン(Vn)指揮 スコットランドco. | ||
# SACD ハイブリッド盤 CKD-224 は既に流通在庫が払底しており、国内代理店の在庫を持って入手不能となります。入手出来無い場合はご容赦下さい。 | |||
ヘンデル:リコーダー・ソナタ集 ニ短調 HWV.367a/変ロ長調 HWV.377/ハ長調 HWV.365/ ヘ長調 HWV.369/イ長調 HWV.362/ト短調 HWV.360/ チェンバロ組曲 HWV.430 |
パメラ・トーヴィー(リコーダー) リチャード・エガー (Cemb、Org) | ||
パラディアン・アンサンブルのリコーダー奏者パメラ・トーヴィーのソロ・アルバム第2作。あきれるほど巧い演奏で、これまでとはまったく違う曲に聞こえる。マルチチャンネル対応。 | |||
ジャン=フェリ・ルベル(1666-1747): 「四大元素」(四重奏版) マラン・マレ(1656-1728): 組曲 イ短調/同 ト長調/スペインのフォリア |
パラディアン・アンサンブル [パメラ・トービー(リコーダー) ロドルフォ・リヒター(Vn) スザンヌ・ハインリヒ(ガンバ) ウィリアム・カーター (テオルボ、バロックG)] | ||
ホグウッドやミンコフスキの快演で古楽ファンによく知られる「四大元素」を、室内楽編成で演奏するのはおそらく初の試みだろう。「四大元素」とは古代ギリシャにおける、アリストテレスを筆頭にした哲学者の世界観をあらわしたもの。4つの元素とはすなわち「地」「火」「水」「風(大気)」のことで、これが人間世界を構成する要素であると考えた。リスト、ミヨーなどがこのテーマを用いて作曲を行っているが、バロック時代のルベルの作品は、冒頭にトーン・クラスター音響を先取りしたような不協和音を用いて「カオス(混沌)」を描いていることで有名。パラディアンによるその冒頭部分は少人数編成のためか、かえって鋭利に切り立っている。このアルバム、最後はマレの「スペインのフォリア」で締めくくられており、いわば「カオス」で始まり、「狂乱(フォリア)」で終わる筋の通った(?)アルバムなのだ。マレ作品もいつものパラディアンならではの、切れ味鋭い演奏を聴かせてくれる。ハイブリッドSACDで、マルチの臨場感にはすさまじいものがあり、丁々発止の熱演が眼前で繰り広げられるかのよう。それにしてもレイチェル・ポッジャーが、フロリレジウムに続いてパラディアンからも抜けてしまったのは残念。 | |||
シベリウス: 組曲「ペレアスとメリザンド」Op.46 劇音楽「クオレマ(死)」〜悲しきワルツ 組曲「ベルシャザールの饗宴」Op.51 「テンペスト」第2組曲 アンダンテ・フェスティヴォ |
ジョゼフ・スヴェンセン指揮 スコットランドco. | ||
スコットランド室内管弦楽団とLINN Recordsの共同プロジェクト第3弾は、シベリウスの劇音楽からの組曲をメインに据えたプログラム。シベリウスがあふれんばかりの大編成で演奏された時代がすでに終焉をむかえつつあることは、ヴァンスカやベルグルンドの快演ですでに実証済みだが、弦楽編成が8-6-4-3-2までくると、さすがに室内楽とのボーダーに限りなく近いレベル。ヴァイオリンのソロイストとしても第一級の腕前を持つスヴェンセンの巧みなリードの下、編成の小ささをポジティヴに生かした繊細な表現がウリの演奏。そして、静寂の極みのピアニッシモがクライマックスになりうるのは、SACDの世界をリードするLINNならではの超ハイファイ録音があってこそ。マルチチャンネルでは、さらに恐いほどの効果を発揮するのは言うまでもない。 | |||
プロコフィエフ: 交響曲第1番 ニ長調「古典交響曲」 ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 ヴァイオリンと弦楽合奏のための「5つの歌」 (オーケストレーション:ジョゼフ・スヴェンセン) |
ジョゼフ・スヴェンセン(Vn) 指揮スコットランドco. | ||
これまでにリリースされているスヴェンセン、マッケラスとの録音がいずれも好評を得ているスコットランド室内管弦楽団。イギリスでは早くもレビューで高評価を受けている今回のプロコフィエフ作品集では、古典交響曲に加えてヴァイオリニストとしても世界に名高い首席指揮者スヴェンセンが弾き振りを披露。世界的に定評の有るLinnの優秀録音が小編成オーケストラならではの繊細できめ細やかな響きとスヴェンセンのストラディヴァリの美しい音色を一層際立たせている。 | |||
バロック・リコ−ダー協奏曲集 ヴィヴァルディ:ピッコロ協奏曲 ト長調(原曲:ハ長調)RV.443 テレマン:組曲 イ短調 TWV.55:a2 ジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750):リコーダー協奏曲 ヘ長調 ヴィヴァルディ(1678-1741):フルート協奏曲 ハ短調 RV.441 /ピッコロ協奏曲 ハ長調 RV.444 パメラ・トービー(リコーダー) ソネリー [モニカ・ハジェット、エミリア・ベンジャミン(Vn) キャサリン・マギリヴリー(Va) アリソン・マギリヴリー(Vc) サラ・グロサー(ヴィオローネ) マシュー・ホールズ(Cemb、Org)] | |||
マルチチャンネル。なお、最初に発売された通常CD(CKD-183)は廃盤となっている。 パラディアン・アンサンブルの要、パメラ・トービーのソロ・ディスクで、ソロ名義のデビュー作となったもの。ヴィヴァルディの協奏曲などいくつかの曲目が、かつてのブリュッヘンのレコーディング・レパートリーと重なるが、リコーダー奏法の進歩のめざましさをあらためて認識させるトービーのけた外れの実力が大いに話題になった。 トービーの演奏を一聴して気付くのはイントネーションの正確さ。これはもう驚異としか形容できない。かつてこの楽器のヴィルトゥオーゾだったブリュッヘンでさえ、この楽器の音程の不安定さをメリ吹き(息の流れの角度を変えて無理矢理音程を下げる奏法)でカヴァーしていたところが少なからずあった。トービーは、アグレッシヴな息使いなのに、音程のズレがまったく見られない。これ実は大変なことなのではないか。音楽そのものも、ポッジャーのヴァイオリンに通じるキレとコクを感じさせる。英 Gramophone 誌でいきなりエディターズ・チョイスに選出されたことも話題だった。 | |||
メンデルスゾーン: 序曲「フィンガルの洞窟」Op.26 / ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64 (*) / 交響曲第3番 イ短調 Op.56 「スコットランド」 |
ジョゼフ・ スヴェンセン(Vn;*)指揮 スコットランドso. | ||
SACD はマルチチャンネル。スコットランド室内管弦楽団と Linn Records の共同プロジェクト第1弾だった録音。1995年から2005年まで首席指揮者を務めたジョゼフ・スヴェンセン(2013年現在は名誉指揮者)による、スコットランドにちなんだメンデルスゾーンの名曲。 | |||
ルドルフ・バルシャイ編曲による〜ラヴェル&ショスタコーヴィチ:室内交響曲集 ラヴェル:弦楽のための小交響曲(原曲:弦楽四重奏曲 ヘ長調)(*) ショスタコーヴィチ:室内交響曲 Op.118a(原曲:弦楽四重奏曲第10番) クリオ・グールド(ディレクター/Vn)スコティッシュ・アンサンブル | |||
初発売:2003年。(*)は当版による世界初録音(初出時)。初出: CKD-215 (HYBRID_SACD)〔廃盤、入手不能〕。 | |||
ロバート・バーンズ全曲集 | さまざまな演奏家 | ||
イギリスで熱心なファンがこぞって買い集めているという、Linnの隠れたヒット作「ロバート・バーンズ全曲集」がついに完結。ロバート・バーンズは、「スコットランド音楽の父」ともいわれる18世紀の民衆詩人・作曲家で、生まれ故郷のスコットランドで「螢の光(オールド・ラング・サン)」をはじめとする膨大な伝承曲を採集し、それを自作に取り入れた人。イングランドにシェイクスピアが生まれ、スコットランドにバーンズが生まれた、とさえ言われるように日もなお人々に支持される国民的詩人。37歳で夭折した彼は、今や伝説となったその極貧、数々の女性関係、過度の飲酒癖や世間に受け入れられない素行や生活の一方、スコットランドの土地に根を下ろした数多の傑作を残した。この全曲集は彼の残した遺産を現代に伝える貴重なシリーズとなるもので、イギリスの一流どころのクラシック、フォーク、ジャズ・ミュージシャン多数を起用し、斬新なアレンジを施して演奏したもの。全12枚が豪華美麗ボックスに収まったセットを特別価格でご提供。 いわゆる「クラシック」ジャンルの範疇におさまるものではないが、静かな感動を与えてくれる価値ある逸品。なお、日本語訳のバーンズの詩集(ロバート・バーンズ研究会訳・編纂)が2002年10月、国文社から刊行されている。ご興味ある方には併せて一読を。 なお曲目詳細についてはあまりに膨大でここにはとてもすべて掲載できないので、Linn Recordsのサイト( http://www.linnrecords.com/ )をご参照下さい。 | |||
モーツァルト: レクイエム ニ短調 K.626(ロバート・レヴィン版)/ アダージョとフーガ ハ短調 K.546 |
スーザン・グリットン(S) キャスリン・ ウィン=ロジャース(Ms) ティモシー・ロビンソン(T) ピーター・ローズ(B) チャールズ・マッケラス指揮 スコットランドco.&cho. | ||
録音:2002年12月14日-16日、ケアード・ホール、ダンディー。意外にもマッケラス初&唯一の同曲録音となった物。 | |||
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):組曲とソナタ集 トリオ・ソナタ ト長調 Op.28 No.3 /ソナタ ニ長調 Op.91 No.1 /組曲 ニ長調 Op.35 / トリオ・ソナタ ホ短調 Op.12 No.5 /組曲 イ長調 Op.59 No.4 /ソナタ ホ短調 Op.29 No.5 / ヴィオラ・ダ・ガンバのための3つの小品 ハ長調 Op.31 /ジェンティレッセ ト長調 Op.45 No.5 パッサカリア[アナベル・ナイト、ルイーズ・ブラッドベリー(リコーダー) 市瀬礼子(ガンバ) ロビン・ビッグウッド(Cemb)] エリジオ・クィンテイロ(テオルボ、バロックG) | |||
パッサカリアは1992年に結成、以来精力的な活動を展開するイギリスのグループ。1998年のウィグモア・ホールでのコンサートを成功させ、以来BBCラジオ、ドイツWDRラジオにも定期的に出演しているという。前回のテレマンの室内楽アルバム(CKD-170)ではBBCミュージック・マガジン、グラモフォンなど音楽専門誌で高い評価を獲得した。 アナベル・ナイト、ルイーズ・ブラッドベリーの2人のリコーダー奏者の丁々発止のやりとりも楽しいが、それを支える通奏低音にも注目したい。日本とヨーロッパをまたにかけて大活躍の市瀬礼子の参加は要注目。市瀬は国立音楽大学を卒業後、1991年からイギリスに在住し活躍するガンバ奏者。前作では「客演」とクレジットされていたが、今回から正式にパッサカリアのメンバーと表記された。日本人のガンバ奏者としては、最も国際的に活躍している奏者の一人で、これまでにDG、hyperion、ASVなどにも録音がある。つい最近もトラヴェルソ奏者前田りり子のソロ・アルバムに参加していた。そして、Glossaでお馴染みホセ=ミゲル・モレーノの高弟、エリジオ・クィンテイロのゲスト参加にはびっくり。 なお、このCDは、Linn Recordsの辣腕エンジニア、フィリップ・ホッブスがプロデュースも兼ねて録音したもので、いつものLINNらしい、澄み切ったサウンドが楽しめる。SACDハイブリッド・ディスク。ただしSACDレイヤーにマルチ・チャンネル収録はなく、ステレオ音源のみ。 | |||
チャールズ・アイヴズ(1874-1954): カンタータ「神聖な国」/ 歌曲集「 Silence Unaccompanied 」 〔アダージョ・ソステヌート(器楽合奏)/ 夕べ/夕映え/コレクション/義務/履歴/ 義務/キャロル/日の出/讃歌/霧〕 |
アントン・アームストロング指揮 セント・オラフcho.& 室内アンサンブル | ||
昨年のティルソン=トマス&サンフランシスコso.による傑作アルバムのリリースなどでにわかに注目が集まったアイヴズの合唱作品。保険会社に勤務して、二足のわらじを履いていたアイヴズは無調、多調、微分音といった技法の先駆者として知られるが、声楽作品となると開拓時代のアメリカの情景を彷彿とさせる、アトホームな作風が目立つのも事実。ここに収録された作品もそうした傾向が強いもの。100年近い歴史を持つアメリカ・ミネソタ州のセント・オラフ・クワイヤーの純度の高いハーモニーがLINNの優秀録音であますところなく収録されている。 | |||
ヴォルトゥオーゾ・イン・ザ・メイキング(修行中のヴィルトゥオーゾ) ハインリッヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644-1704): パストレッラ(田園曲)/ソナタ ホ長調/3声のソナタ(2つのヴァイオリンとトロンボーンのための)/ ファンタジア/パッサカリア(独奏リュートのための)/ ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1626頃-1680):パストレッラ(田園曲)(2つのヴァイオリンのための) ハインリッヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー:ソナタ ハ短調/ソナタ イ短調 リコルド [ケイティ・デブレゼニ、ペネロピ・スペンサー(Vn) アリソン・マクギヴレイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ/ヴィオロン) アダム・ウールフ(Tb) マシュー・ワッズワース(テオルボ/バロック・リュート) ロバート・ハワース(Cemb/Org)] | |||
多くの「ロザリオ」新録音で注目が集まる作曲家ビーバーの創作活動の原点! 驚きの特典:収録作品全曲楽譜付き!(楽譜を見るためにはコンピュータとAdobe Acrobat Readerが必要です。) これはすごいCDかもしれない。イグナッツ・フォン・ビーバーの「ロザリオのソナタ」のレコーディングがここのところ急に次々登場し、ちょっとしたブームの様相を呈しているが、このディスクはビーバー研究の最先端を行く画期的なもの。ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとしても高名だったビーバーの初期作品を集めたディスクの登場だ。幼年期の記録がまったく残っておらず、クロムニェジーシュ城(中央モラヴィア)の大司教お抱え宮廷楽団員になるまで誰に師事したか記録がさっぱり残っていないビーバーは、城に残された初期作品も自筆譜のままで、出版されないでしまったものが多い。このCDではそれら初期作品を綿密な考証のもと再現したものを用いて録音しており、ほとんど世界初録音となるものばかりなのだ。 これは1997年に結成されたイギリスの古楽グループ「リコルド」のデビュー盤。マリーニ、ワルター、シュメルツァー、ビーバーといった17世紀のヴァイオリン・ソナタを中心に、近年はサックバット、コルネットなどの管楽器メンバーをも加え、着々とレパートリーを拡大している。今回のリリースに合わせてリコルドはCDデビュー記念コンサートをロンドンのヴィグモア・ホール、エジンバラ、グラスゴー(スコットランド)の三カ所で実施、さらにBBCのラジオ3にも出演しこのCDと同じプログラムを演奏、いずれも大好評を博したと伝えられている。中心メンバーであるヴァイオリンのケイティ・デブレゼニ(ルーマニア出身)はフロリレジウムの中心メンバーの一人だったこともあり、また、ガーディナー率いるイングリッシュ・バロック・ソロイスツのリーダーをつとめた、知る人ぞ知る素晴らしいバロック・ヴァイオリニスト。ガーディナーが2000年のバッハ・イヤーに実施したカンタータ全曲演奏会でも大活躍している。バーミンガムで教鞭をとっている彼女は筆も立つようで、このディスクに見事な解説を寄稿している。 そして、このCD、驚いたことにリコルダのメンバーが監修し復元した譜面が、PDFファイルですべて入っている。それもきちんとそのまま演奏に使えるような、楽譜浄書ソフトできちんとレイアウトされたもの。輸入楽譜の入手難、価格の高さを知っている人なら、これがどれほど画期的なことか多言を要しないだろう。ビーバーの、まだ出版されていない初期作品の楽譜が、このCDを買えばカンタンに入手できてしまう。 「リコルド」とは英語で 「Memory(記憶)」の意味。このディスク、本当に画期的なCDとして長く記憶されることになりそうだ。HDCD対応ディスク。 | |||
ジョン・ダウランド(1563?-1626):ラクリメ 合奏曲集「ラクリメ、または7つの涙」、 歌曲集第2巻(1600)、歌曲集第3巻(1603)、 音楽の饗宴(1610)〜 パヴァン1「昔の涙」/溢れよ、わが涙 パヴァン2「新・昔の涙」/わが恋人の涙 パヴァン3「ため息の涙」/沈黙の夜 パヴァン4「悲しみの涙」/運命(リュート独奏) パヴァン5「偽りの涙」/哀れな私の生命よ パヴァン6「愛する者の涙」/君たち、愛と運命に パヴァン7「真実の涙」/暗闇にぼくは住みたい パヴァン8「昔の涙」 |
ロルフ・リスレヴァン (リュート、リーダー) ランディ・ステーネ(Ms) ノルウェー・バロックo. | ||
ノルウェー・バロック・オーケストラのLinnにおける3枚目のディスク。今回は、前回までのハウグサンに替わり、オスロ生まれのリュート奏者でサヴァールとの共演でも知られるリスレヴァンが全体をリードする。ダウランドの名作「ラクリメ」はルネサンス時代のヨーロッパを席巻するほどの大ヒットとなり、その結果、他人の手によるものも含めさまざまなヴァージョンが生まれた。そんな状況から作曲者ダウランド自身により「これが決定盤」として発表されたのが合奏曲集「ラクリメ、または7つの涙」である。 ハイブリッドSACDのみのリリース。SACD層はステレオのみで、マルチチャンネルには対応していない。 | |||
フランチェスコ・コルベッタ(1615頃-1681): 「王宮のギター」〜 [小品 ハ長調の小品/組曲 ト短調/小品 ニ長調/ 組曲 イ短調/同 ト長調] |
ウィリアム・カーター (バロックG) | ||
ウィリアム・カーターはパラディアン・アンサンブルの創設時からのメンバーであり、アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージックとイングリッシュ・コンサートでも首席リュート奏者をつとめている重鎮。それだけにまったくのソロ・レコーディングはこれが初めてというのは意外。 フランチェスコ・コルベッタは17世紀のギター・ヴィルトゥオーゾとして知られた作曲家。フランス王朝ではルイ14世にギターを教え、あまつさえ王様のダンスのお相手まで仰せつかっていたそうだ。その後コルベッタは宮廷音楽家の席をロベール・ド・ヴィゼに譲りイギリスに渡る。ここでも宮廷で国王チャールズ2世のために音楽を奏でていたという。フランス、イギリスの王朝を股にかけて活躍していたのみならず、イギリス王朝における「フランス風」流行のきっかけを持ち込んだ人物としても記録されている。 | |||
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750): カンタータ第42番「されど同じ安息日の夕べに」 BWV.42 〜シンフォニア/ 管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067 / チェンバロ協奏曲第2番ホ長調 BWV.1053 / 管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV.1066 |
ケティル・ハウグサンド (Cemb)指揮 ノルウェー・バロックo. | ||
ノルウェー・バロック・オーケストラは北欧圏で初めてフル・タイムでプロフェッショナルな活動を展開するピリオド楽器オーケストラとして1988年に結成されたという。主宰するのはここで指揮しながらチェンバロを弾いているハウグサンド。ケルン音楽大学の教授でもある。このディスクのセールス・ポイントは、中庸なテンポで音楽のツボを押さえたハウグサンドの的確な指揮ぶりと、極上の録音。オケはみごとな等身大サイズで、誇張ゼロ。「何も足さない、何もひかない」録音を本当にやってしまった。いい装置で聴けば、ぎょっとするほどリアル。さすがLINN。HDCD対応。 | |||
デイヴィッド・ポール・ジョーンズ:サムシング・ゼア wondering about the rose/contemplating a river/ the sun comes and goes in the land of woop-woop/ love: that smiling fugitive/ an introduction to the art of flying |
dpjアンサンブル | ||
ヴォーカリスト、ピアニスト、ソング・ライター、コンポーザーとマルチ・ミュージシャンとして知られるデイヴィッド・ポール・ジョーンズのミニマム癒し系作品。録音の立体感が抜群。 | |||
プーランク(1899-1963):オルガン、弦楽合奏と打楽器のための協奏曲(*) ピエール・プティ(1922-2000):オルガン、弦楽合奏と打楽器のためのコンチェルティーノ バーバー(1910-1981):トッカータ・フェスティヴァ Op.36 ジリアン・ウィーア(Org) デイヴィッド・ヒル指揮(*) レイモンド・レッパード指揮(*以外) イギリス室内o. | |||
録音:2000年10月、2001年7月、セント・オーガスティン教会、トンブリッジ学校/初発売:2001年。初出・他出: CKD-178 (CD), CKD-180 (HYBRID_SACD) 〔ともに廃盤、入手不能〕。LINNを率いる A & R プロデューサー、スティーヴ・ホッブスの手になる録音。 | |||
わが窓より立ち去れ〜ダウランドと同時代人によるイギリス・ルネサンス・バラッドの調べ 作曲者不詳:グリーンスリーヴス/ロビン / アントニー・ホルボーン:ティンタネル(短いアルメン) ジョン・ダウランド:ウィロビー卿のご帰館 / ウィリアム・バード:ウィロビー卿のご帰館 ジョン・ジョンソン:ウォーシンガム / ジョン・ダウランド:ウォーシンガム/古いメドレー/カーマンの口笛 作曲者不詳:ジョン、今来て口づけを / ジョン・ダニエル:木の葉は緑 / ダニエル・バチェラー:若い娘 トマス・ロビンソン:スペインのパヴァン / ウィリアム・バード:森はこんなに荒れて エドワード・コラード:わが窓より立ち去れ/去りゆくさだめ ナイジェル・ノース(リュート) | |||
録音:2001年6月18日-20日、古楽中央センター、ヨーク、 UK /初発売:2003年。初出: CKD-176 (HYBRID_SACD) 〔廃盤、入手不能〕。なお旧盤は、SACD 層がステレオのみで、マルチチャンネルには対応していなかった。 | |||
ジョバンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525/6-1594): 「ソロモンの雅歌」による5声のモテット集第4巻 〔かの人の口で私に口づけせしめよ/われを連れ行きたまえ/われは黒けれど、美し/私はぶどう園を守らなかった/ 女性の中の美しい者よ、もし知らないなら/汝の頬はきじばとのごとく美し/ひと包みのミルラのように/ 見よお前は美しい、愛する者よ/わが愛する者よ、汝すべてに美し/お前は私の心を傷つけた/ わが愛する者はいばらの中のゆりのごとし/王はわれを酒倉に連れゆき/その左手はわが頭の下に/私の愛する者の声/ わが愛する者よ、立ちて急げ/私の親しい美しい人よ、立ち止まって/私の恋人は私のもの、そして私は彼女のもの/ 起きて町をまわろう/イェルサレムの娘らよ、私は誓う/彼の頭は純金のよう/わが愛する方は庭園の中に/ わが愛する者よ、汝は美し/それは誰か/彼は私のくるみの園に降りて行った/お前の足は何と美しい/ 2つの乳房は2匹の子鹿/お前は何と美しく、輝かしい/お前の首は象牙の塔のよう/おいで、おいで恋人よ〕 フィリップ・ケイヴ指揮マニフィカト | |||
録音:1995年2月、イースト・ウッドヘイ教会。初出: CKD-174 〔 CD /廃盤〕/ (P) 2001年。 タリス・スコラーズから10年以上遅れ1991年に結成、LINNレーベルからの録音も好セールスを記録した、フィリップ・ケイヴとヴォーカル・グループ、マニフィカトのの録音だが、なぜかオクラ入りになって、日本での初リリースは2002年。LINNへのレコーディングでその地位を着々と固め、今やタリス・スコラーズに勝るとも劣らない評価を得ている。パレストリーナが残した数多い作品の中でも、この「ソロモンの雅歌」は「教皇マルチェルスのミサ」とともに、評価、人気ともに高い作品。パレストリーナが最も好んだ5声部形式の作品は旋律が複雑に絡み合い、演奏者にとってはバランスをとるのが難しいものばかりだが、それを絶妙にコントロールするケイヴとマニフィカトの至芸には唖然とするほかない。現代人が聴くことのできる、最も美しいパレストリーナ。強力にお薦め。録音も教会の包み込むような響きをあますところなくとらえたすばらしいもの。 | |||
テレマン:リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための室内楽曲集 トリオ・ソナタ ヘ長調(2つのリコーダーと通奏低音のための)/ 「音楽の練習帳」(1739/40)〜トリオ・ソナタ 変ロ長調 (リコーダー、オブリガート・チェンバロと通奏低音のための)/ 「忠実な音楽の師」(1728/9)より 〔トリオ・ソナタ ハ長調(2つのリコーダーと通奏低音のための)/ ソナタ ニ長調(ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための)〕/ 「音楽の練習帳」(1739/40)〜トリオ・ソナタ ヘ長調 (リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバのための)/ 二重奏曲 ニ短調 Op.2 No.5(2つのリコーダーのための;1727)/ トリオ・ソナタ ト短調(2つのリコーダーと通奏低音のための) パッサカリア[アナベル・ナイト、ルイーズ・ブラッドベリー(リコーダー) 市瀬礼子(Vg) ロビン・ビッグウッド(Cemb)] | |||
パッサカリアは1992年に結成され、精力的な活動を展開するイギリスのグループ。1998年のウィグモア・ホールでのコンサートが成功裡に終わって以来、BBCラジオ、ドイツWDRラジオにも定期的に出演している。ゲストで参加している市瀬礼子は国立音楽大学を卒業後、1991年からイギリスに在住し活躍するガンバ奏者。なお、このCDのプロデューサーは、放送ディレクターでGramophone誌のレビュワーとしても活躍するリンゼイ・ケンプ。HDCD対応。 | |||
危険な魅力〜チプリアーノ・デ・ローレと彼の生徒たちの音楽(マドリガーレ集) ジャッケス・デ・ヴェルト(1535-1596): Questi odorati fiori(第8巻より)/ Dolci spoglie(第1巻より)/ Vener,ch'un giorno avea(第8巻より) チプリアーノ・デ・ローレ(1515-1565): Hor che 'I ciel e la terra e 'I vento tace ルッツァスコ・ルッツァスキ(1545?-1607): Dolci sospiri ardenti(第3巻より) チプリアーノ・デ・ローレ: Amor se cosi dolce(第4巻より) マルカントニオ・インジェニェーリ(1547-1592): Bramo veder un di per mia vendetta(第2巻より) ジャッケス・デ・ヴェルト: Vezzosi augelli / Forsennata gridava / Qual musico gentil(以上、第8巻より) ルッツァスコ・ルッツァスキ: Deh non cantar,Donna gentil, ch'io sento (第2巻より) チプリアーノ・デ・ローレ: Se ben il duol(第4巻より) ジャッケス・デ・ヴェルト: Il dolce sonno(第1巻より)/ Non e si denso velo(第8巻より) チプリアーノ・デ・ローレ: O sonno,o della queta humida ombrosa(第2巻より) ルッツァスコ・ルッツァスキ: Dolce sospiri ardenti(第3巻より) ジャッケス・デ・ヴェルト: Gratie ch'a pochi il ciel largo destima / Tirsi morir volea(第7巻より) ムジカ・セクレタ [デボラ・ロバーツ、テッサ・ボナー(S) キャサリン・キング、ローリー・ストラス(Ms) メリー・ニコラス(A) フランセス・ケリー(Hp) デイヴィッド・ミラー(リュート)] マシュー・ホイールズ(Cemb) エミリー・ヴァン・エヴェラ(S) リチャード・ウィストレイク(B) マーク・レヴィ(ヴィオール) | |||
16世紀の重要作曲家ローレと彼の生徒であった作曲家たちのマドリガーレ集。主にイタリアで活躍したフランドル作曲家、ローレがどのような音楽教育を受け、どのようにして作曲技法を身につけたかは定かではないが、彼の弟子たちの証言から察するとかなり若いころから多声書法に熟達した作曲家であったことがわかる。ローレの代表作はなんといってもマドリガーレである。独自の技法に、フランス・フランドルの伝統をくむ洗練された対位法を取り入れて作曲されたマドリガーレは、当時活躍した作曲家の声楽作品とは一線を画すものだ。 強力なメンバーたちによって構成されているムジカ・セクレタ。デボラ・ロバーツ、テッサ・ボナーはご存知タリス・スコラーズのメンバー。その美しく透明な歌声はこの作品でもさらに輝きを増し、素晴らしい歌唱を聴かせる。もちろん他のメンバーもイギリスを代表する一流アーティストであり演奏も絶品だ。今作がLinn レーベルで3作目となるムジカ・セクレタはイギリス、ドイツ、フランス、スペインをはじめとするヨーロッパ各国で公演。 | |||
ニュー・アイリッシュ・ガール〜リュート伴奏によるアイルランド民謡とバラッド集 The Magic Mist / Fear a'Bhata / The New Irish Girl / She Moved through the fair / The Three Ravens / Go From my Window / The Scoulding Woman / Green Bushes / The Green Fields of Gaothdobhair / Slan chun Carraig an Eide / My Lord of Deliam's Lamentation - Jigg / An Cronan Muillach / I must live all alone / The Jug of Punch / Lord Rendal / Bonny Swete Boy - Robin / Adieu, Dundee / The good ship Planet - Blackbirds and Thrushes クララ・サナブラス(歌/G/リュート) ウィリアム・カーター(リュート/G) スーザン・ハインリッヒ(Gamba) パメラ・トービー(リコーダー) ジャクリーヌ・ダンクワース(歌) ハーヴィー・ブラス(歌、プサルテリー) | |||
美人歌手サナブラスがイギリス民謡をベースにしたオリジナル音楽を素朴に歌い上げる。純然たるクラシックとは言えないかもしれないが、その味わいは極上の「癒し系」。器楽アンサンブルも秀演、どこか例のつのだたかしの「タブラトゥーラ」を思わせる雰囲気がある(でも考えてみればこっちの方が正統派?)。器楽アンサンブルでは三角形をしていて弓で弾く「プサルテリー」まで用いられているのが興味深い。この楽器、中東を起源とするそうで12世紀以降文献にもよくあらわれるようになるが、現代のわれわれにとって珍しい楽器なのは間違いない。カーター、ハインリヒ、トービーはパラディアン・アンサンブルのメンバー。 | |||
ハンマード・ブラス〜金管音楽集 ぺトル・エベン:五重奏曲(主題と5つの変奏曲)(1929) ルチアーノ・ベリオ:コール(1985) ロバート・クロウフォード:ハマード・ブラス(1995) ヤニス・クセナキス:カール・ペール(1983) スティーヴ・マートランド:フル・ファサム・ファイヴ ウォーレス・コレクション | |||
長年フィルハーモニアo.首席トランペットをつとめた名手、ジョン・ウォーレスに率いられたアングロサクソン系ブラスの最強軍団ウォーレス・コレクションが、ついにその栄光の歴史の幕を下ろすことになったのだ。フィリップ・ジョーンズが先鞭を付けたクラシカル・アレンジ(「展覧会の絵」などが代表作)に対抗するかのように、チャイコフスキーの交響曲「悲愴」ブラス・アンサンブル版という超・超絶技巧パフォーマンスで聴く者をのけぞらせ、かと思えばルネサンス・中世プログラムで味わい深い演奏を聴かせてくれもした。そんな豊富なレパートリーで長年聴く者を魅了してきたアンサンブルの、これは最後のレコーディングのひとつである。こうした同時代作品も彼らの得意とするところ。チェコのエベンからベリオ、クロウフォードあたりは様々な特殊奏法が満載で実におもしろい。さらに後半、クセナキスの突き刺すような音響とマートランドのロック・テイストを加味したサウンドで思い切り盛り上がる。HDCD対応。 | |||
J.S.バッハ:アルトのためのアリア集&管弦楽組曲第2番 管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV.1067 /「マタイ受難曲」より(*) 〔懺悔と悔い/哀れみたまえ、わが主よ〕/ カンタータ第42番「されど同じ安息日の夕べに」 BWV.42 〜 Wo zwei und drei versammlet sind (*) / ミサ曲 ロ短調 BWV.232 〜アニュス・デイ (*) / カンタータ第112番「主はわが信頼すべき羊飼いなり」 BWV.112 〜Zum reinen Wasser er mich weist (*) キャサリン・キング(A) シェティル・ハウグサン(Cemb)指揮(*以外) ノルウェー・バロックo. | |||
録音:2000年8月3日-6日、 Orkdal Kirke, Fannrem, ノルウェー/ (P) (C) 2001 。# CKD-158 はレーベルで廃盤となっており、流通在庫限り&高額商品です。 アリアと、管弦楽組曲第2番からの楽章を交互に収録。 ムジカ・セクレタのメンバーでもあるキャサリン・キングと北欧を代表するバロック・オーケストラの共演。キャサリン・キングはケンブリッジのトリニティ・カレッジとギルドホールで音楽を学んだ。声楽家としての彼女のレパートリーはバッハからティペットまで幅広く、特にアーリー・ミュージックのスペシャリストとして高い名声を誇る。1988年に創設されたノルウェー・バロック・オーケストラはノルウェーをはじめとする北欧各国の優れたミュージシャンたちによって構成されるピリオド楽器のグループ。創設されてから瞬く間に、北欧を代表するピリオド楽器のグループとして注目を浴び、ヨーロッパの主要音楽祭のほとんどに招聘され、いずれも好評を博している。北欧のグループならではの透明感あふれる美しい響きは、他のヨーロッパのグループとは一味違う雰囲気を醸し出す。 | |||
太陽王ルイ14世のためのミサ アンリ・デュモン(1610-1684):ミサ曲 アンリ・フレマール(1590頃-1650):ミサ・ユビラーテ・デオ ピーター・ベネット指揮 Ens.デュモン | |||
デュモンのミサ曲は別名「単旋聖歌による5つのミサ曲」と呼ばれ、作曲者の存命中から地方教会で人気を博し、その楽譜は20世紀に至るまで版を重ねるほどだったという。ただ、楽譜のタイトル・ぺージに「王のミサ」(messes royales)との記述があるにもかかわらず、実際に王室礼拝堂で演奏されたことはなかったということも判明している。 | |||
ハイドン:弦楽四重奏曲「十字架上の七つの言葉」 Op.51 Hob.XX: 1b
フィッツウィリアムSQ [ルシー・ラッセル、ジョナサン・スパレー(Vn) アラン・ジョージ(Va) ダニエル・イードン(Vc)] | |||
録音:2000年5月28日-30日、グラサートン教会、ウィットホーン、 UK / (P) (C) 2001 。ピリオド楽器使用。 世界初のショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集 (DECCA) を録音したことで知られるフィッツウィリアム SQ の LINN レーベルへのデビュー盤だった物。1968年にケンブリッジ大学の卒業生により結成されたこのクァルテットは、モダーン楽器だけでなくピリオド楽器での演奏も行っており、一晩のコンサートで両方を持ち変えて弾くこともあるという。当初、LINN からは、チャイコフスキーの弦楽四重奏曲全曲、パーセルの作品などを録音予定だったが残念ながら頓挫、クラリネットや歌曲伴奏盤を2点出しただけで、彼等は DIVINE ART グループへ移籍、2014年時点でも前記作品は録音されていない。 | |||
ヨハン・ミヒャエル・ハイドン(1737-180)/モーツァルト編曲: 無辜嬰児殉教者の祝日のためのミサと晩課 ジェイムズ・リットン指揮アメリカン・ボーイcho. ニューヨーク・コレギウム団員による器楽アンサンブル | |||
HDCD 対応。ザルツブルクゆかりの二人の作曲家の接点を示す興味深い宗教作品2作を収録。どちらも器楽部分の編曲はモーツァルトによる。無辜嬰児(むこえいじ)殉教者の祝日とは、旧約聖書マタイ伝に出てくる物語で、ヘロデ王の命令で男児が虐殺された日、12月28日を差す。ジェイムズ・リットンは少年合唱の指導に定評のあるアメリカの指揮者。アメリカン・ボーイズ・クワイヤーはアメリカでもっとも長い歴史のある少年合唱団で、ニューヨーク、フィラデルフィア、ボストンでのメジャー・オーケストラとの共演の機会も多い。 | |||
ヴィヴァルディ:協奏曲集 2つのフルート、2つのオーボエ、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲「プロメテウス」 RV.572 / オーボエのための協奏曲 ニ短調 RV.454 /2つのホルンのための協奏曲 ヘ長調 RV.539 / 2つのリコーダー、2つのオーボエ、ファゴット、2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 RV.566 / フルート、オーボエ、ファゴット、ヴァイオリン、通奏低音のための室内協奏曲 ト短調 RV.107 / チェロのための協奏曲 ト長調 RV.413 /フルートのための協奏曲「夜」 ト短調 RV.439 / リュートとヴィオラ・ダモーレのための協奏曲 RV.540 エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo. [アンソニー・ロブソン(Ob) アンドルー・クラーク、ロジャー・モンゴメリ(Hr) デイヴィッド・ワトキン(Vc) リサ・ベズノシウク(Fl) エリザベス・ケニー(リュート) キャサリン・マッキントッシュ(Va)他] | |||
録音:1999年?(資料に年記載無し)7月6日-8日、18日-19日、アビーロード・スタジオ、エア・スタジオ、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル、以上 UK /初発売:2000年。初出: CKD-151 〔廃盤、入手不能〕。 豪華メンバーによるヴィヴァルディ。 | |||
バッハをたたえて アントニオ・カルダーラ(1670頃-1736):十字架にかけられ ハインリッヒ・シュッツ(1585-1672):ドイツ語のマニフィカト/音楽による葬送 バッハ:主よ、人の望みの喜びよ/マニフィカト ハリー・クリストファーズ指揮ザ・シックスティーン ザ・シンフォニー・オブ・ハーモニー&インヴェンション | |||
初出: Collins Classics 。既出音源の編集盤。 | |||
フィーリプ・ヴェルドゥロ(1470/80頃-1552以前): 1536年に出版されたマドリガーレ全曲(28曲) キャサリン・キング(Ms) ジェイコブ・ヘリングマン(リュート) チャールズ・ダニエルズ、ブライアン・シェリー(T) ロバート・マクドナルド(B) | |||
ヴェルドゥロはフランス作曲家で、その後半生のほとんどをイタリアで過ごしたとされているが、さだかではない。彼はジョスカン、ムートン、ゴンベール、クレメンス・ノン・パパらと比べるとその作品数は少ないが、同時代の作曲家をはじめ、その後の作曲家にモテットやミサの分野で多大な影響を与えている。とくにパレストリーナ、モーレス、ラッススらはヴェルドゥロのモテット「かくもよく」を基にパロディ・ミサなどを書いている。声楽曲に長けていたヴェルドロはいくつかのマドリガーレも残しており、カンツォーネやバッラータ、14世紀のマドリガーレ詩、16世紀のマドリガーレ詩などをテキストとして用いている。彼のマドリガーレはモテット同様、16世紀を通じて広く知られ親しまれた。 | |||
CKD-141(ブクステフーデ「われらのイエスの御体」)→ CORO レーベル COR-16082 で再発売) | |||
CKD-140 廃盤 |
Mungrel Stuff 〜スコットランド=イタリアの音楽
ディヴィッド・マクギネス指揮コンチェルト・カレドニア | ||
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44 (*/#) /アラベスク Op.18 (#) / 花の曲 Op.19 (#) /弦楽四重奏曲第1番 イ短調 Op.41 No.1 (*) シドロフSQ (*) [オフェル・フォーク、ラファエル・トーデス(Vn) グレアム・オッペンハイマー(Va) ブリジェット・マクレー(Vc)] ベルナール・ダスコリ(P;#) | |||
録音:1999年12月12日-14日、ブラックヒース・ホール、ロンドン、UK 。シューマンの室内楽にピアノ・ソロを挟むというリサイタル・プログラムのような CD 。シドロフ SQ の LINN への3枚目のディスク。ベルナール・ダスコリはフランスのピアニスト。1981年のリーズ国際ピアノ・コンクールで第3位となり、以来国際的に活躍、EMI 等へ録音も行った。なお彼は盲目で、シドニー・オペラハウスで行われた2000年のシドニー・パラリンピック・ガラ・コンサートにも出演していた。 | |||
CKD-128 (4CD) 廃盤 |
J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ/ 無伴奏チェロ組曲(ノース編曲;リュート版) |
ナイジェル・ノース(リュート) | |
スミス、モレーノと並ぶ現在最高のリュート奏者ノースの人気を決定付けた4枚のアルバムをセットにした物。 後出: CKD-300 。 | |||
ヘルド・バイ・イヤーズ〜ニコラ・マッテイス(?-1714):エア集 ニコラ・マッテイス:エア集[5曲+民謡(パラディアンEns.編):ピーティの粉屋の娘] 「ストラロッホのリュート曲集」&「ロワランのリュート曲集」(17世紀)〜4つのスコットランド民謡 スコットランド民謡/パラディアン・アンサンブル編曲:スコットランドのエア(全4曲) ニコラ・マッテイス:エア集 ニ長調(5曲) 「ロイヤル・カレッジ・オヴ・ミュージックの手稿譜集」(17世紀)〜ト長調のグラウンドによるディヴィジョン ニコラ・マッテイス:エア集 ニ短調(4曲) 「ディヴィジョン・ヴァイオリン」(1684)〜ロジャー・オヴ・カヴァリー・ディヴィジョン ニ短調 ニコラ・マッテイス:エア集 ト長調(4曲)/ギターのためのエア集(5曲) パラディアンEns. [パメラ・トービー(リコーダー) レイチェル・ポッジャー(Vn) スザンネ・ハインリヒ(ガンバ) ウィリアム・カーター(G/リュート/テオルボ)] | |||
後出: CKD-168 (HYBRID_SACD) 〔廃盤、入手不能〕。 イタリアからイギリスに渡って活躍した作曲家マッテイスの、民謡に基づくエンタテインメント的作品を中心に構成された楽しさいっぱいのアルバム。「エア」とはアリア、すなわち歌のこと。たたでさえめいっぱい個性的なパラディアン・アンサンブルが、自前のアレンジまで披露して、もうやりたい放題――いやいや、しんみりとさせる部分もしっかり、ちゃっかり。スコットランドの酒場のバンドは、こういう感じだったのか? 天衣無縫に飛び回るリコーダー、いくぶん挑発的なギター&リュート、ちょっとのんびりした感じのガンバ、そしてそのアンサンブルに火花のように切り込んでくるヴァイオリン! ポッジャー追っかけはやめられない。 | |||
荒れ果てた森〜オーランド・ギボンズ(1583-1625):鍵盤作品集 前奏曲[2]/ファンタジア[13]/荒れ果てた森[29]/ファンタジア[5]/ファンタジア[9]/パヴァンb[16]/ ガリヤード[23]/コラント[39]/小前奏曲[4]/ファンタジア[10]/パヴァン[17]/グラウンド[26]/ ファンタジア[11]/ファンタジア[12]/ソールズベリー卿のパヴァン[18]/ソールズベリー卿のガリヤード[19]/ ファンタジア[6]/ファンタジア[8]/前奏曲[1]/無邪気な妖精の仮面劇[43]/ファンタジア[14]/ イタリアのグラウンド[27]/小前奏曲[3]/二重オルガンのためのファンタジア[7] ジョン・トール(Cemb/Org) | |||
録音:1999年11月18日-19日、アドリントン・ホール、チェシャー、2000年2月2日-3日、セント・マーティンズ教会、ニューベリー、 以上 UK /発売:2001年。初出: CKD-125 〔廃盤、入手不能〕。 | |||
合唱巡礼〜チューダー朝教会音楽の栄光 バード:正しき者の魂は シェパード:あなたの手のうちに/われらを解放したまえ タヴァナー:おお、輝ける栄光 ウィリアム・マンディ:私は幼く タリス:「ミサ・プエル・ナートゥス・エスト」〜グローリア ジョン・ブラウン:サルヴェ・レジナ ハリー・クリストファーズ指揮シックスティーン | |||
他レーベルから出ている音源の編集盤。 | |||
イン・ザ・ビギニング〜コープランド&バーバー:無伴奏合唱作品集 アーロン・コープランド(1900-1990):イン・ザ・ビギニング/4つのモテット(1921) サミュエル・バーバー(1910-1981): リインカーネーションズ Op.16 /水の上で歌う Op.42 No.2 / 4つの歌〜「天国−安息の地:修道女はヴェールをかぶる」 Op.13 No.1 / 2つの合唱曲 Op.8〔柵を開け、おお死よ Op.8 No.2 /殉教の乙女たち Op.8 No.1 〕/ アニュス・デイ(原曲:弦楽のためのアダージョ Op.11 より/作曲者編曲) ベン・パリー指揮ダンディン・コンソート サリー・ブルース=ペイン(S) | |||
録音:1999年10月13日-14日、グレイフライアーズ教会、エディンバラ/初発売:2000年。初出:CKD-117 〔廃盤〕。ダンディン・コンソートはエジンバラに本拠を定めるプロのヴォーカル・グループ。このレコーディングにはソプラノ、メゾ、テノール、バス各3人の合計12人という少数精鋭で挑み、ヴィヴラートを厳しく制限し透明度の高い合唱を披露、その美質は「アニュス・デイ」において最高に発揮されている。LINN ならではの優秀録音。 | |||
天国との対話〜キアラ・マルガリータ・コッツォラーニ(1602-1677頃):モテット集 汝、大地の王国にて神に歌わん/神のしもべ/汝清らかなり、おおキリストよ/何故に我ら悲劇の中へ/ マグダラのマリアは(墓に)立つ/万歳、最愛なる母よ/汝歌え、高らかに/おお、天国の民よ/来たれ、皆よ ムジカ・セクレタ [デボラ・ロバーツ、テッサ・ボナー(S) キャサリン・キング(Ms) メアリー・ニコルズ、キャロライン・トレヴァー(A) ディヴィッド・ミラー(キタローネ) ジョン・トール(Org)] | |||
ムジカ・セクレタのCKD-071に続く2枚目のアルバム。今回は17世紀ミラノの女性作曲家コッツォラーニの作品が取り上げられている。コッツォラーニはミラノの修道院のために様々の編成の教会音楽を作曲した。デボラ・ロバーツ、テッサ・ボナー、キャロライン・トレヴァーはタリス・スコラーズの中核メンバー。HDCD対応。 | |||
21世紀のためのピアノ・イコン アルヴォ・ペルト(1935-):アリヌシュカの治癒のための変奏曲(*) / ヤナーチェク(1854-1928):霧のなかで ピーター・スカルソープ(1929-):ジリル [Djilile] /「小さな時の書」〜シンギング・サン/夜の曲集 ジョン・タヴナー(1944-2013):イパコエ [Ypakoe] / モンポウ(1893-1987):呪文 エレナ・リウ(P) | |||
録音:1999年4月6日-7日、ブリストル/初発売:2000年。初出: CKD-111 〔廃盤、入手不能〕。20世紀に書かれた瞑想的なピアノ音楽を集めたアルバム。(*)は友人のための音楽による祈りとして書かれたシンプルな作品で、右手が聖歌風のメロディを繰り返し、左手がだんだんとハーモニーを付けていく。エレナ・リウはスペイン系アメリカ人ピアニストで、スペイン系レパートリー、特にモンポウの音楽を得意としている。 | |||
フィリップ・ロジェ: 私は悲しい主よ/ミサ・エゴ・スム・クイ・スム/ 主はわが羊飼い/私は罪を犯した/ 私の魂は生きることに疲れ ゴンベール:私は私としてここにある |
フィリップ・ケイヴ指揮 マニフィカト | ||
フィリップ・ロジェはフランドルのアラースで生まれたが、11歳でスペインのフェリペ2世の宮廷楽団員としてマドリッドに渡り、そのまま当地で人生を終えた。 これまで軽いシャンソンしか紹介されていなかったが、16世紀のフランドルとスペインの音楽を語る上で抜かすことのできない人である。 | |||
トマス・キャンピオン(1567-1620):イングリッシュ・エア 来たれ楽しい日よ/気持ちの良い西風/戻っておいで、気まぐれな旅行家よ/夏の日の没落/彼女のリュートならば/ わが心よ今こそ砕け死せよ/わたしの愛する人は誓った/わたしの心配はこれらのご婦人方へではなく/ さあ行こう、優しき愛よ、汝へ/火よ、火よ/すべてのものは青白く/ジャックとジョアン/彼女の顔に庭園が/ Fain would I wed /愛しい人よ、私を締め出さないで/ Culd my heart more tongues employ /優しさは彼女の答え/ ひとつふたつの秘めた恋/美しさはしかし地獄の苦しみ/しばしば私はため息を/不平を言わねば/光の創造主/ Leave prolonging thy distress / The Cypress curtain of the night is spread / Never weather - beaten Saile マイケル・チャンス(CT) ナイジェル・ノース(リュート) イングリッシュ・エア [レイチェル・エリオット(S) マーク・パドモア(T) ピーター・ハーヴィー(Br)] コンコーディア [マーク・レヴィ、アリソン・マッキルヴリー、ジョアンナ・レヴァイン(ヴィオール)] | |||
イギリスの詩人、作曲家、医師であったキャンピオンはイギリスの最も多作なリュート・ソング作曲家として活躍。しかもその作品はほとんどといっていいほど自作の歌詞が用いられている。詩に対して飛びぬけた才能を持つキャンピオンは、他の詩人や作家からも称賛を受け、当時のエリザベス女王からも注目される存在であった。また、作詞だけでなくリュートの扱いにも長けていたことは、その伴奏部からもうかがうことができる。イングリッシュ・エアーはナイジェル・ノースによって集められた、17世紀イギリスの声楽作品をレパートリーとする新しいグループ。 | |||
トミー・スミス(Sax)〜ジグノペディ サティ、グリーグ、バルトーク/他のアレンジ |
トミー・スミス(Sax) マレー・マクラクラン(P) | ||
トミー・スミスはすでに当レーベルから5枚のジャズ・アルバムを出しているが、これが初めてのクラシカル・アルバム。饒舌なアレンジを聞かせる。 | |||
ジェイムズ・オズワルド:歌曲集 | キャスリーン・ボット(S) イアン・ペイトン(T) コンチェルト・カレドニア | ||
18世紀スコットランドで活躍したオズワルドはどちらかというと大衆向け音楽を中心に作曲した人だが、独創的で印象的な小曲を多く残した。オワゾリールで衝撃的な歌を聞かせてくれたキャスリーン・ボットがここで登場しているのにも注目。 | |||
太陽王の楽園 ルベル:様々な性格の舞曲集 ムリニエ:プレリュード、シャコンヌ マラン・マレ: サント・コロンブ氏へのトンボー/ 組曲 ニ長調 クープラン: えりぬきのミュゼット/居酒屋のミュゼット |
パラディアン・アンサンブル | ||
フランス国王に仕えた作曲家の作品集で、マレやクープランの有名曲が収録されているが、注目はルベルの作品。この曲だけは当時としては珍しい「公開演奏用」の作品であり、さまざまな舞曲が次々に演奏されていく一種の奇想曲の形を取っている。原曲の楽譜は失われているが、レイチェル・ポッジャーらパラディアンのメンバーは縮小編成版の楽譜から編曲し、見事な演奏を披露。「この1曲のためだけにでもこのCDを手に入れる価値はある」と紹介されている。 | |||
ロバート・ダウランド編集:「さまざまなリュート練習曲集」(1610) ジョン・ダウランド: Queene Elizabeth, her galliard, P 41 / Ferdinando, Earle of Derby, his galliard, P 44 / Lady Cliftons spirit, P 45 (by John and Robert Dowland) / The Earle of Essex, his galliard, P 42a / Sir Henry Guilforde, his almain / Sir John Smith, his almaine, P 47 / The king of Denmarks galliard, P 40 / The Lady Rich, her galliard, P 43 アントニー・ホルボーン: Pavane for lute ロバート・バラード: Volta for lute / Courante for lute / Mounsier Ballard his coranto ルネ・サマン: Courante for lute / Mounsier Saman, his coranto ディオメデス・カート: Fantasie for lute / ダニエル・バチェラー: Pavane for lute / Allemande for lute ロレンツィーニ: Fantasie for lute / トマス・モーリー: Pavane for lute アルフォンソ・フェッラボスコ: Fantasie for lute / Pavane for lute ジャン〔ジョン〕・ペリション: Courante for lute / John Perrichon his coranto Gregorio Huet: Fantasie for lute / landgreve af Hessen-Kassel Moritz: Pavane for lute ナイジェル・ノース(リュート) | |||
録音:1998年5月19日-21日、トディントン教会、 UK / (P) (C) 1999 。 初出: CKD-097〔廃盤、入手不能〕。 「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」のリュート編曲版で注目を浴びたリュートの奇才ノースによる「さまざまなリュート練習曲集」。ジョン・ダウランドの息子で作曲家、リュート奏者、楽譜編纂者だったロバート・ダウランドが1610年に出版したもので、ダウランドの作品を中心に、ホルボーン、バチェラー、ラウレンチーニ・デ・ローマ、トマス・モーリー、フェラボスコ、などさまざまな名前が連なった豪華絢爛な作品集。 | |||
ドヴォルジャーク: ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81 (*) /弦楽四重奏曲 ヘ長調 Op.96「アメリカ」 シドロフSQ [オフェル・フォーク、ラファエル・トーデス(Vn) グレアム・オッペンハイマー(Va) ブリジェット・マクレー(Vc)] マーティン・ロスコー(P;*) | |||
(P) (C) 1999 。 | |||
ショスタコーヴィチ: 室内交響曲 ハ短調 Op.110a(バルシャイ編曲)/ ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op.35 / 弦楽八重奏のための2つの小品 |
ソフィア・ラーマン(P) ジョン・ウォーレス(Tp) クリオ・グールド(Vn)指揮 スコティッシュ・アンサンブル | ||
録音:1998年3月4日-5日、シティ・ホール、グラスゴー、 UK /初発売:1998年。 | |||
タヴナー:トリサジオン J.ホワイト:へぼ詩製造機 パーカー:ゴールデン・セクション ナイマン:マスク・アリア マティアス:サマー・ダンス マクミラン:アダムの肋骨 |
ウォレス・コレクション (Tp/Hr/Tb/Tu) | ||
エール・ド・クール〜 17世紀フランスの宮廷歌曲 ムリニエ、バラール、ボエセ、ブザール、ゲドロン、作曲者不詳の作品 キャスリーン・キング(Ms) チャールズ・ダニエルズ(T) ジェイコブ・ヘリングマン(リュート) | |||
録音:1997年10月15日-17日、 Toddington Church 。(C) (P) 1999 。初出: CKD-089 〔廃盤、入手不能〕。16世紀から17世紀にかけてフランスで発達した「宮廷歌曲エール・ド・クール」。恋の歌をアドリヴを加えながら自由に歌うスタイルは、今のいわゆるポピュラー・ソングと同じ。 | |||
天使たちの涙〜ジョン・タヴナー(1944-2013): ソプラノ、ヴァイオリン、タンプーラと弦楽のための「安らけく旅立て」(*) / 独奏ヴァイオリンとテープのための「わたしはいつでもあなたを見つめている」(#) / 独奏ヴァイオリンと弦楽アンサンブルのための「天使たちの涙」(*) パトリシア・ロザリオ(S) マシュー・ロック(タンプーラ) クリオ・グールド(ディレクター/Vn) スコティッシュ・アンサンブル | |||
録音:1998年5月4日-6日、シティ・ホール、グラスゴー(*) 、1998年4月2日-3日、キャッスル・サウンド・スタジオ、ペンケイトランド(#)、以上 UK /初発売:1998年。初出: CKD-085 〔当店未案内/廃盤、入手不能〕。 | |||
17世紀イタリアの修道院からの恍惚と献身の歌〜ルクレツィア・ヴィッツァーナ (1592-1662):コンポニメンティ・ムジカーリ(1623)(全20曲) キャサリン・キング(Ms) ムジカ・セクレタ | |||
録音:1997年2月3日-5日、セント・マーティンズ教会、イースト・ウッドヘイ、 UK / (P) (C) 1998 。廃盤となっていた同品番アイテム〔当店未案内〕の再発。 性別によってその音楽的功績を見過ごされてきた17世紀の女性作曲家、ルクレツィア・ヴィッツァーナの音楽が、(2016年)3月8日の「国際女性デー」に向けて再発売。ムジカ・セクレタはデボラ・ロバーツ、テッサ・ボナー、キャロライン・トレヴァーなどタリス・スコラーズにも名を連ねる歌手たちによって結成されたヴォーカル・アンサンブル。 | |||
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第7番 Op.108 /ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57 (*)
シドロフSQ [オフェル・フォーク、ラファエル・トーデス(Vn) グレアム・オッペンハイマー(Va) ブリジェット・マクレー(Vc)] イアン・ブラウン(P;*) | |||
録音:1996年10月3日-7日、大クライスツ・ホスピタル学校 [Big School, Christ's Hospital] 、ホーシャム、UK 。 | |||
ビクトリア:レクイエム(死者のための聖務日課集)
フィリップ・ケイヴ指揮マニフィカト | |||
録音:1995年11月、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル、ウェスト・ハムステッド、UK 。初出・前出: CKD-060 〔当店未案内、廃盤〕。 | |||
黄金時代の音楽 Vol.1 〜ヨーロッパ ビクトリア:アヴェ・マリア / ゲレロ:めでたしいとも聖なる乙女 / アレグリ:ミゼレーレ パレストリーナ:スターバト・マーテル / レベロ:天使の糧 / ジェズアルド:おお、すべての人よ ビクトリア:わがハープは悲しみの音に変わり / ジョスカン・デ・プレ:アブサロム、私の息子よ ラッスス:義人らの魂は/私の魂死ぬがごとく悲し/恐れと震えが フィリップ・ケイヴ指揮マニフィカト | |||
録音:1995年11月、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル、ウェスト・ハムステッド、UK 。初出・前出: CKD-052 〔当店未案内、廃盤〕。マニフィカトのデビュー・アルバム。ルネサンス黄金時代の音楽。 | |||
4人でトリオ(パラディアン・アンサンブル編曲) ヘンデル:トリオ・ソナタ〔ヘ長調 Op.2 No.4, HWV 389 /ロ短調 Op.2 No.1, HWV 386b 〕 テレマン:トリオ・ソナタ〔ト短調 TWV 42: G9 /第5番 イ短調 TWV 42: A4(音楽の練習帳より)〕 ルクレール:序曲 ト長調 Op.13 No.1 / クヴァンツ:ソナタ ハ長調 QV 2: Anh.1 パラディアン・アンサンブル [パメラ・トービー(リコーダー) ズザーネ・ハインリヒ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ウィリアム・カーター(G/アーチリュート) レイチェル・ポッジャー(Vn)] | |||
録音: St. Michael's Church, Highgate, and The Warehouse, Waterloo . (C) (P) 1997 。初出: CKD-050 〔当店未案内/廃盤、入手不能〕。 | |||
あふれるよろこび〜 17世紀イタリアとイギリスの音楽 ウッチェリーニ:ベルガマスカにもとづくアリア / マッテイス:ヴァイオリンのためのエア集より ロック:ブロークン・コンソート第2集〜組曲第2番 シンプソン:「ジョン、来て、キスして」によるディヴィジョン ジョン・ブロウ:ソナタ イ長調 / ビアージョ・マリーニ:ソナタ 作曲者不詳:チャコーナ / ジェミニアーニ:スコットランドのエア マッテイス:ヴァイオリンのためのエア集より / パーセル:シャコンヌ マッテイス:スコットランドのユーモアによるグラウンド パラディアン・アンサンブル [パメラ・トービー(リコーダー) レイチェル・ポッジャー(Vn) ジョアンナ・レヴァイン(ヴィオラ・ダ・ガンバ/Vc) ウィリアム・カーター(G/アーチリュート)] | |||
録音:1992年11月4日-6日、ロズリン・ヒル・チャペル、ハムステッド、 UK 。 (C) (P) 1993 。初出: CKD-010 〔当店未案内/廃盤、入手不能〕。創設メンバー4人による、パラディアン・アンサンブル最初期の録音。 | |||
ルトスワフスキ:チェロとピアノのための変容「グラーヴェ」 ヴェーベルン:3つの小品 Op.11 / ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19 ウィリアム・コンウェイ(Vc) ピーター・エヴァンズ(P) | |||
録音:1992年1月31日-2月1日、セント・ジョージズ・ブランドン・ヒル、ブリストル、 UK /初発売:1992年。初出: CKD-009 〔当店未案内/廃盤、入手不能〕。 | |||
バロック・リュート ヴァイス:ソナタ第29番 イ短調「不実な女」/前奏曲 ハ長調/ファンタジア ハ長調/フーガ ハ長調 ヴィヴァルディ/ノース編曲:協奏曲 ヘ長調 RV.230 / ヴァイス:ロジ伯爵の死を悼むトンボー バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004 〜シャコンヌ ナイジェル・ノース(リュート) | |||
録音:1990年3月23日-26日、セント・マーティンズ教会、イースト・ウッドヘイ、ニューベリー、 UK /初発売:1991年。初出: CKD-006 〔当店未案内/廃盤、入手不能〕。 | |||
17世紀イタリアの愛の歌 モンテヴェルディ:恋文 / カッチーニ:この苦き涙 ペーリ:歌劇「エルリディーチェ」〜アリア「 Per quel vago boschetto 」 ディンディア:穏やかな西風が戻り/私の涙に獣たちも/ Mentre Che'l cor カリッシミ:女王マリア・ストゥアルダの哀歌 / ロッシ: Quando spiega la notte メールラ:子守歌による宗教的カンツォネッタ / ランディ:歌劇「聖アレッシオ」〜花嫁の哀歌 ストロッツィ:カンタータ、 アリエッタと二重唱曲集 Op.2 〜第14番「ヘラクレイトスの恋」 ジル・フェルドマン(S) ナイジェル・ノース(テオルボ/アーチリュート) | |||
録音:1990年3月19日-22日、セント・マーティンズ教会、イースト・ウッドヘイ、ニューベリー、 UK /初発売:1991年。初出: CKD-005 〔当店未案内/廃盤、入手不能〕。 |