| ウィリアム・クリスティのヘンデル「ヘラクレス」 ヘンデル:「ヘラクレス」 |
ウィリアム・シメル(Br;ヘラクレス) ジョイス・ディドナート (Ms;デイアネイラ) トビー・スペンス(T;ヒュロス) インゲラ・ボーリン(S;イオレ)他 ウィリアム・クリスティ指揮 レザール・フロリサン 演出:リュック・ボンディ | |
| 収録:2004年12月22日、パリ、ガルニエ宮。190 '00 "、オールリージョン、PCM STREO、DOLBY DIGITAL 5.1、NTSC 16:9、字幕:英仏独西。 鬼才リュック・ボンディの演出と、大御所ウィリアム・クリスティの組んだヘンデルの「ヘラクレス」がDVDで登場! 「ヘラクレス」は、1745年1月に初演された作品。英語の台本で、もともとは演奏会形式用の作品だが、舞台上演も可能。十年程前まではわりと珍しい作品だったが、近年はオペラ形式の上演が盛ん。物語は、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスの死にまつわるもの。遠征から戻ったヘラクレスは敵王の娘イオレを連れて帰り、彼の妻デジャニラが嫉妬、愛を取り戻すため媚薬になるという血をまぶした服をヘラクレスに着させるが、それが実は毒で、ヘラクレスは死んでしまい、デジャニラは狂乱してしまう、というもの。 このボンディ&クリスティのコンビの上演は、2004年7月のエクサン=プロヴァンス音楽祭で初演されて以来、パリ、ニューヨーク、ロンドンなど各都市で上演され大評判となり、「ヘラクレス」の真価を世界に知らしめた。ボンディの舞台は、現代衣装(しかも主役は全員黒服)、舞台一面に敷き詰めた砂、簡素な装置と、何か狂気をはらんだような強烈な舞台を作り挙げている。キャストでは、真の主役というべき、デイアネイラを歌うディドナートが歌に演技に最高!たくましい男臭さの映えるシメル、さらにスペンス、ボーリン、そして合唱とオーケストラと、文句のつけようのないほどの名演! | ||
| ワーグナー:歌劇「トリスタンとイゾルデ」 | クリフトン・フォービス(T;トリスタン) ジャンヌ=ミシェル・シャルボネ(S;イゾルデ) アルフレート・ライター(B;マルケ王) アルベルト・ドーメン(Br;クルヴェナール) 藤村実穂子(Ms;ブランゲーネ): フィリップ・デュミニ(Br;メロート)他 アルミン・ジョルダン指揮 スイス・ロマンドo.、 ジュネーヴ大歌劇場cho. 演出:オリヴィエ・ピー | |
| 収録:2005年2月、ジュネーヴ大劇場、スイス。ライヴ。274 '00 "/オールリージョン/PCM STREO, DOLBY DIGITAL 5.1 / NTSC 16:9 /字幕:英仏独西。 「トリスタンとイゾルデ」の強力なDVD。理由は第一に、今やヨーロッパで最も注目されている演出家の一人、オリヴィエ・ピーの演出。現代風の洗練された舞台の中に、強いエロティシズムを盛り込みつつ、冴えを随所に感じさせてくれる。キャストも強力。フォービスは、ドラマティック・テノールとしてメキメキ頭角を現し、オテッロ、トリスタン両役で高く評価されている。シャルボネは、近年ドイツもののドラマティック・ソプラノとして目覚ましい活動をしているソプラノ。そしてワーグナー歌手として旬真っ盛りのドーメンと我らが藤村。そしてライターは、パーペに続く若い世代のドイツ人バスとして大いに期待されている人。そして濃厚タップリのジョルダンの指揮!これは見逃せない「トリスタン」!特典として、制作ドキュメンタリーを52分収録。 | ||
| バッハ/シュペルリ:バレエ「無伴奏チェロ組曲」 ハインツ・シュペルリのインタビュー(22分) |
チューヒリ・バレエ 振付け・衣装: ハインツ・シュペルリ 装置: セルジョ・カヴェーロ クラウディウス・ヘルマン(Vc) | |
| 87 '00 "、オールリージョン、PCM STREO、DOLBY DIGITAL 5.1、NTSC 16:9。 チューリヒ歌劇場所属のバレエ団であるチューリヒ・バレエが、バッハの無伴奏チェロ組曲の第2番、第3番、第6番を伴奏に踊った美しい舞台の映像。 ハインツ・シュペルリは1940年バーゼル生まれ、自身優れたダンサーで、1996年からチューリヒ・バレエの芸術監督に就任、高い評価を築き上げている。2002年に初来日して話題になった。チェロを演奏するのは、チューリヒ歌劇場のチェリスト、クラウディウス・ヘルマン。チューリヒ歌劇場といえば、アーノンクールを筆頭に古楽系の指揮者が盛んに指揮をしており、主要メンバーは古楽奏法にも通じていることでも知られている。ここでの演奏も、歌劇場のチェリストの演奏、などとなめてかかったら大間違いの説得力の強い演奏、音楽だけでも十分注目に値する内容。 | ||
| エッシェンバッハのベルリオーズ ベルリオーズ: 幻想交響曲 Op.14a / イタリアのハロルド Op.16 (ヴィオラ独奏付きの4楽章の交響曲)(1834)(*) |
タベア・ツィンマーマン(Va;*) クリストフ・エッシェンバッハ指揮 パリo. | |
| NTSC方式、PCM、ステレオ、ドルビー・ディジタル 5.1 DTS。 エッシェンバッハ&パリ管の「幻想交響曲」、ついに映像が登場。名手ぞろいのパリ管による「幻想交響曲」とはなんとも贅沢なとりあわせ。各楽章にちりばめられているソロのパートは、どれも見事。第五楽章の「怒りの日」のチューバは壮絶なまでの迫力。BEL AIRの高品質な映像でたのしめる貴重な映像と言える。 また、カップリングの「イタリアのハロルド」は、いまや室内楽、ソロ両面にひっぱりだこの名手タベア・ツィンマーマンがヴィオラ・ソロをつとめる。ベルリオーズはこの作品を、パガニーニに委嘱されて作曲したとされ、特に前半の楽章では、オーケストラがヴィオラ・ソロを妨げることのないように留意しながらも、パガニーニの技巧がくまなく発揮される華やかな技巧がもりこまれた。物語は、主人公のハロルドがさすらいの旅に出て、自然、恋愛、様々な人生経験を重ねながらも最後は自暴自棄になって山賊の洞穴に飛び込み、壮絶な最期を迎える、というストーリー。ツィンマーマンのヴィオラが時にむせび泣き、時に天地を駆け巡る様は圧巻。エッシェンバッハの指揮も、濃密な歌心たっぷりで、ベルリオーズによる著名標題音楽の魅力を余すところなくたのしむことが出来る。 なお、型番は「 PBAC 」に変更される可能性があります。 | ||
| ルネ・ヤーコプスの「フィガロ」を映像で モーツァルト:「フィガロの結婚」 |
ピエトロ・スパニョーリ(Br;伯爵) アンネッテ・ダッシュ(S;伯爵夫人) ローズマリー・ジョシュア(S;スザンナ) ルカ・ピサローニ(Br;フィガロ) アンゲリカ・キルヒシュラーガー (Ms;ケルビーノ)他 ルネ・ヤーコプス指揮 コンチェルト・ケルン シャンゼリゼ劇場cho. | |
| 収録:2004年6月、シャンゼリゼ劇場、ライヴ。NTSC、リージョン・オール、カラー、182 '00 "、PCM STEREO、Dolby Digital 5.1、DTS 5.1、字幕:伊英独仏西。演出:ジャン=ルイ・マルティノーティ ついに出ました!ヤーコプスの「フィガロの結婚」DVD!!! 2003年に録音され、2004年に発売されたCDは、その年の世界中の音楽賞を総ナメ、権威ある英グラモフォン・アワードの年間最優秀賞をも受賞した。そして2004年にシャンゼリゼ劇場で上演、それを収録したのがこのDVD。ライヴということもあって、ヤーコプスの音楽は一層の感興の高まりを見せている。ここでは歌手は、実に巧みな起用がなされている。フィガロ役には、1975年ブッセート生まれのイタリアのバリトン、ルカ・ピサローニ。2002年から毎年ザルツブルク音楽祭に出演している、若手のモーツァルト・バリトンの筆頭株。スザンナ役は、英国ウェールズの首都カーディフ生まれのローズマリー・ジョシュア。ヤーコプスに重用されている古楽系ソプラノとして知られている。伯爵夫人には、1976年ベルリン生まれのアンネッテ・ダッシュ。この「フィガロ」の上演の一ヵ月後に録音されたアルバム(HMN-911835)も非常に好評だった逸材で、若くして倦怠に陥った伯爵夫人の哀しみを見事に出している。そして伯爵は、ロッシーニで活躍するイタリアのベテラン、ピエトロ・スパニョーリ。伯爵だけ一人ベテランを配し、孤立感が鮮明になっている。ケルビーノはCDと同じアンゲリカ・キルヒシュラーガーで究めつけ。ジャン=ルイ・マルティノーティの演出は、シャンゼリゼ劇場の狭い舞台に大小多数の絵画を配したお洒落なもの。映像そのものも美しく、「フィガロ」がお好きな方なら絶対お勧めの映像! | ||
| ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 | ニーナ・シュテンメ(アイーダ) サルヴァトーレ・ リチートラ(ラダメス) ルチアーナ・ ディンティーノ(アムネリス) ホアン・ポンス(アモナズロ) マッティ・サルミネン (ラムフィス) ギュンター・グロイスベック (エジプト国王) ミラスロフ・クリストフ(使者) クリスティアーネ・ケール (巫女の長) アダム・フィッシャー指揮 チューリヒ歌劇場o. 演出:ニコラ・ジョエル | |
| 収録:2006年5月、チューリヒ歌劇場。217 '、PCM ステレオ、DOLBY DIGITAL 5.1、DTS 5.1、NTSC、Format 16/9、Region free。 顔ぶれも豪華なら舞台も豪華、堂々たる「アイーダ」の登場。アイーダには、今をときめくニーナ・シュテンメ。2007年9月のチューリヒ歌劇場「ばらの騎士」公演でも公爵夫人役で登場予定、今最も旬のメゾ・ソプラノ。舞台での彼女は存在感たっぷり、もちろん歌唱は文句なし。アムネリス役ディンティーノの嫉妬にもえる強い歌声も圧巻。ラダメス役のリチートラによる「清きアイーダ」のアリアはバッチリ決まって、今もっともあぶらののったテノールの一人であることを痛感させる。歌劇場のオケも実にうまい!ファンファーレも見事に決まっている。歌唱陣、オケをまとめあげるは巨匠アダム・フィッシャー。オペラ界でも輝かしいキャリアをもち、オーストリー・ハイドン・フィルハーモニーの首席指揮者も勤めるフィッシャーの実に見事な仕事ぶりも必見。演出は、今夏マッシモ劇場公演でも演出をつとめるニコラ・ジョエル。時代設定は、ファラオの時代ではなく、帝国主義の領地拡張論がイタリアで盛り上がっていた20世紀初頭。ピラミッドのかわりに大砲を用い、エチオピアの奴隷であるアイーダの衣装も、中産階級の人々の装い。見るほうも、目と頭を古代にシフトチェンジする必要がないので、音楽と物語に自然に集中することが出来る。屈することに抗い、最後は死を選び取ることによって自らを奴隷身分から開放したアイーダという女性自身のドラマが見事に描かれている。今もっとも注目の歌劇場が放つ、最高のメンバーによる「アイーダ」、絶対オススメ! | ||
| ミンコフスキ&オッターの「ポッペアの戴冠」 モンテヴェルディ:「ポッペアの戴冠」 |
ミレイユ・ドゥランシュ(S;ポッペア) アンネ・ゾフィ・ フォン・オッター(Ms;ネローネ) シルヴィー・ブリュネ(S;オッターヴィア) シャルロッテ・ヘレカント(Ms;オットーネ) デニス・セードフ(B;セネカ) ジャン=ポール・フシェクール (T;アルナルタ)ほか マルク・ミンコフスキ指揮 レ・ミュジシャン・ デュ・ルーヴル・グルノーヴル 演出:クラウス・ ミヒャエル・グリューバー | |
| 収録: 2000年7月、エクサン=プロヴァンス音楽祭、旧大司教館中庭。ライヴ。164'00" /オールリージョン/ PCM STREO ,DOLBY DIGITAL / NTSC 16:9 /字幕:英仏独西。 2000年、エクサン=プロヴァンス音楽祭ライヴのミンコフスキ「ポッペアの戴冠」。演出はドイツ人のグリューバー、静的かつ鋭い舞台づくりでは定評のある人だけに、装置はあくまで簡素、登場人物に視点を集中させ、イマジネーションをかきたる。歌手はフォン・オッターによる凛々しいネローネを筆頭に、ドゥランシュのポッペア、セードフのセネカ、フシェクールのアルナルタなど、充実。そしてミンコフスキは、普段のダイナミックな音楽ではなく弦楽器主体の小さな編成で、「ポッペア」の持つしっとりとした情感を最大限に引き出し、深い感動へと誘ってくれる。映像による「ポッペアの戴冠」はこれで決まりか。 | ||