| ヘンデル:歌劇「タメルラーノ」(全3幕) | モニカ・バチェリ(A) トム・ランデル(T) エリーザベト・ ノルベルク=シュルツ(S) グレアム・プシー(CT) アンナ・ボニタティバス(Ms) アントニオ・アベーテ(B) トレヴァー・ピノック指揮 イングリッシュ・コンサート | |
| ヘンデルの歌劇がオペラハウスで上演されるとなると、チケット争奪戦はいつにも増して大変なことになるとインタビューで語っていたのはルネ・フレミング。たしかにLP時代は数えるほどだったヘンデルのオペラ全曲盤が、ほぼ同時に起きたピリオド演奏の復興とCD時代の到来と共にリリース花盛りになったことをみてもそれはうかがえる。このあたり日本とあまりにも事情が違う。「ジューリオ・チェーザレ(ジュリアス・シーザー)」と続く「タメルラーノ」、「ロデリンダ」の三作が、ヘンデルのロンドン時代(ロイヤル・アカデミー時代)最も成功した作品といわれる。 クリストファー・ホグウッドが著した「ヘンデル」(訳:三澤寿喜/東京書籍)によれば、ヘンデルはこの作品を1724年7月3日からわずか20日ほどで作曲してしまったという(初演までには改訂が加えられたようだが)。ヘンデルの作品、意外に早書きの作品ほど成功していることが多かったりする。後年の「メサイア」もとりかかってから正味20日ほどで出来上がっている。 さて、その「タメルラーノ」とは14世紀、サマルカンドを首都に一大帝国を作り上げたタタール皇帝のこと。タメルラーノが敵対するトルコの王バヤゼーテ(バヤツェット)の娘であるアステリアを我がものにしようとする。しかしアステリアにはギリシャの皇子アンドロニコという婚約者がいることから、陰謀とかけひきのドラマが展開されることになる。このオペラ、主役はテノールにあてがわれたトルコ王バヤゼーテである。主役が当時全盛を極めていたカストラートではなかったことが、センセーショナルな話題になったそうだ。当時のスター・テノールだったフランチェスコ・ボロジーニがこの役に雇われる。その時のロンドンの報道記事(ザ・ウィークリー・ジャーナル/1724年10月17日)が記録として残っている。 「一般に報じられているところによれば、この紳士は歌手になるための切断手術を受けていない」(訳:同上/東京書籍)ずいぶんととんでもないことを書かれたものだが、そうしたゴシップネタになるほど、ヘンデルのオペラの新作は注目されていたということだろう。さてその「タメルラーノ」だが、全曲盤は数えるほどしか出ていない。ガーディナー盤とマルゴワール盤が1980年代半ばまでにリリースされたが、今となってはいささか古い(したがって演奏もこなれているとは言い難い)だけに、ピノックとイングリッシュ・コンサートの入念な準備のもとにおこなわれたこの演奏は、ヘンデル・ファンの関心を惹き付けること間違いないだろう。2001年のライヴ録音。 | ||
| ジェーン・ピッカーリンジのリュート・ブック | ジェイコブ・ヘリングマン (リュート) | |
| ジェーン・ピッカーリンジは17世紀に英国王室おかかえの音楽家だったという事実しか判明しておらず、そもそもリュート奏者だったのか、作曲家だったのかもはっきりしていないらしい。しかし1616年に当時巷に流布していたリュート作品を集大成した楽譜集を出版したものが残っており、これが「ピッカーリンジのリュート・ブック」である。当時のリュート作品を知る上で貴重な資料である。ここに取り上げられた30曲、ほとんどは作曲者不詳だが、ごく一部、ウィリアム・バード(1543−1623)やジョン・ダウランド(1563−1626)も含まれている。 演奏者のジェイコブ・ヘリングマンはアメリカ人で、1987年からはロンドンを拠点に活動している。Deccaに録音したバーバラ・ボニーとの共演アルバムなど、様々なレーベルに録音した多くのアルバムは欧米で高い評価を得ている。最近は自分でアンサンブルも結成しており、そのレパートリーにはシュトックハウゼンまで含まれているという。 | ||
| フランク: 交響詩「プシケ」/交響曲 ニ短調 |
ヤン・ラタム=ケーニヒ指揮 ストラスブールpo. | |
| 1855年に創設という、ヨーロッパでも有数の歴史を持つストラスブールpo.。その指揮台に立ったのはプフィッツナー、マーラー、フルトヴェングラー、セル、ミュンシュ、クレンペラーと、蒼々たる顔ぶれが並ぶ。音盤の世界に復帰してくるのはかつて音楽監督をつとめていたグシュルバウアー以来のことだ。ラタム=ケーニヒが音楽監督に就任したのは1997年のことで、以来このコンビは絶好調と伝えられている。 | ||
| アメリカン・フルート・ミュージック エルディン・バートン:ソナティナ(1947) アーロン・コープランド:デュオ(1971) ワルター・ピストン:ソナタ(1930) ベリル・ルービンシュタイン:ソナタ(1941) ローウェル・リーバーマン:ソナタ(1988) ジェニファー・ヒグドン:オータム・リフレクション(1994) |
ジェフリー・カーナー(Fl) ヒューサン(P) | |
| ストコフスキ、オーマンディの時代から、フィラデルフィアo.の「首席フルート」とは笛吹きたちの間で常に畏敬の念を持って語られるポジションだという。いわばアメリカン・メジャーのステイタスなのだ。往年の名手ウィリアム・キンケード(つい先頃、木管五重奏の名演がBoston Recordsから復刻された)から、数えて何代目になるのかはわからないが、このジェフリー・カーナーが首席の座についたのは1990年。クリーヴランド管弦楽団からの移籍だった。 カーナーはPMFで日本に来たこともある。PMFのオーケストラ演奏会ではリーバーマンのフルート協奏曲でソロイストをつとめたのだが、唖然とする見事な演奏で、拍手喝采の嵐だったそうだ。ここではそのリーバーマンの「ソナタ」の方が取り上げられている。この曲、今、フルート・ソナタとしては人気赤丸急上昇で、日本の音大生の間でもスタンダードと化しつつある。それだけに、名手ケーナーのこの演奏に大きな注目が集まることは疑う余地のないところ。 | ||
| スペイン宮廷の歌曲集 1470-1520 ルイス・デ・ナルバエス(1530-1550頃活動): ファンタジア/ラ・バハの定旋律によるコントラプント ファン・アンチエータ(1462-1523): 愛を抱きしめて眠ったの、お母さん ルイス・デ・ミラン(1500頃-1561頃):ドゥランダルテ アントニオ・デ・カベソン:歌によるディフェレンシア フアン・デル・エンシーナ(1468-1529頃): 前奏/ビシャンリーコ「ああ悲しいこの身」/ ロマンス「私の自由はやすらぎの中に」 フランシスコ・デ・ラ・トレ(1483-1566活動):ラ・アルタ ハインリヒ・イザーク(1450頃-1517):ラ・スパーニャ 作曲者不詳:ラ・スパーニャ 他(全31曲) |
デュファイ・コレクティヴ | |
| Chandosから6枚のCDをリリースしていたディファイ・コレクティヴがAVIEに移籍、これが最新録音となる。いつもながらデュファイ・コレクティヴの躍動感あふれる演奏は、Glossaなどのスペイン勢とはまた味わいが違う。 | ||
| エロリン・ウォーレン: ダーヴィッシュ(チェロとピアノのための)/ 葬式の費用が上がるのが心配? (ソプラノと弦楽四重奏のための5つのシンプルな歌)/ ルイスのループ(トイ・ピアノのための)(*)/ 馬遊び(室内アンサンブルのための)/ われわれの生涯の間に(バリトンとテープのための)/ ガール・イン・マイ・アルファベット(2台のピアノのための) |
マーガレット・レン・タン (トイ・ピアノ;*) エロリン・ウォーレン& アンサンブルX フィリップ・ヘッドラム指揮 コンティニューム・アンサンブル | |
| 映画音楽、テレビのテーマなどで1990年代から頭角を現してきたエロリン・ウォーレンの作品集。チェロで浪々と悲歌を歌い上げるダーヴィッシュのような作品があるかと思えば、まるでポピュラー・ミュージックとバッハを足して2で割ったような「葬式の費用が上がるのが心配?」では打って変わった親しみやすいメロディアスな世界。これが同じ作曲家なのかと仰天必至。フィリップ・グラスばりのトイ・ピアノ(おもちゃのピアノ)作品ではPointやECMで活躍するマーガレット・レン・タン(トイ・ピアノを9台所有しているそうな)までひっぱり出し、ミニマルっぽいサウンドがきらびやかに鳴り響く。スピード感にあふれ、アクション映画にでも使えそうな「馬遊び」という曲も面白いが、傑作なのはボサノバのスタンダード・ナンバー「イパネマの娘」を、メシアン風(?)ピアノ二重奏に書き換えてしまった「ガール・イン・マイ・アルファベット」。しばし唖然・仰天の世界だ。このウォーレン、無限大のパレットを持つ人。 | ||
| バッハ〜コンチェルト・アルバム ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV.1041(*)/ ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV.1042(*)/ 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043(+)/ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001 |
ララ・セント・ジョン(Vn;*/+) スコット・セント・ジョン(Vn;+) ニューヨーク・バッハ・アンサンブル | |
| ララ・セント・ジョンは「すでに」とてつもない旋風を巻き起こしたヴァイオリニストだ。米Well Tempered Productionからリリースしたデビュー盤(バッハの無伴奏)とセカンド・アルバム(ジプシー)のセールスは現在までに55,000枚を優に越えている(日本ではディストリビュートが無かったため、それほどのブームにはなっていない)。ヒットの理由はなにも衝撃的なジャケットのせいだけではない。カナダに生まれたララは2歳でヴァイオリンをはじめ、5歳ですでに神童と謳われ、10歳でリスボン・グルベンキアンo.のソロイストとしてデビューしてしまった。並々ならぬテクニックと音楽性は折り紙つきなのだ。2000年には来日したこともある。パーヴォ・ヤルヴィ指揮東京so.の定期演奏会でソロイストをつとめたのだ(ベルクのヴァイオリン協奏曲)。AVIEに活躍の場を変えますます飛躍するであろう「天は二物を与えた」ヴァイオリニストのバッハ集。1779年製銘器ガタニーニが艶やかな旋律を奏でる。なお、ジャケットはそのまま折り込みポスターになっている。 | ||
| ジャック・イベール(1890-1962): 歌劇「ペルセウスとアンドロメダ」 |
アニック・マシス(S) フィリップ・ ルション(B-Br) ヤン・ブーロン(T) メラニー・ムッサイ(Ms) ジャン・ レイサム=ケーニグ指揮 ストラスブールpo. | |
| 管弦楽の名作「寄港地」や秀逸な「フルート協奏曲」で知られるジャック・イベール。彼のオペラ作品は全部で6作あるが、いずれもレコーディングの機会に恵まれない。初演時から成功し、作曲者存命中から都合1000回以上も上演された「アンジェリク」にしても、つい最近まで録音がなかった。イベールは、音楽とは他の芸術と密接に関わってしかるべきものだと考えていたという。演劇にのめり込み、舞台俳優を目指したこともあるイベールにとって劇場作品はまさにその考えを実践していた場であるにも関わらす、その復権はまだまだこれからのようだ。過去のものも含めて各国のカタログを繰ってみたが、このオペラ、どうもこれまで録音されたことがない模様。 歌劇場でオケピットにも入るストラスブールpo.にレイサム・ケーニグが音楽監督として就任したのは1997/98年のシーズンからだが、以来このコンビ、非常に好調と伝えられる。まさに現代フランスの洗練の極をゆく演奏であることは、一聴しただけですぐわかる。「ダフニス」ばりの女声によるヴォカリーズを効果的に用いた序奏から、一気に聴き手を幻想の世界に導いてくれる。フランス音楽ファン必聴のCD。 | ||
| 創造の足跡 1918-1938 〜二大世界大戦間のヴァイオリンとピアノのための音楽 ハンス・ガル(1890-1987): ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 二調(1933)(*) カロル・ラートハウス(1895-1954): 組曲 Op.27(1927)(*) フレデリック・ロッセ(1867-1940)/ アルバート・サモンズ編曲: 組曲「ヴェニスの商人」(1905/192編曲)(*) エーリッヒ・ヴォルフガンク・コルンゴルト (1897-1957):組曲「空騒ぎ」Op.11(1920) ウィリアム・ウォルトン(1902-1983): トッカータ(1922-1923;完全版)(*) アドルフ・ブッシュ(1890-1951): ヴァイオリンとピアノのための 組曲 ト短調 Op.38(1927)(*) エゴン・ヴェレス(1885-1974): ヴァイオリンとピアノのための組曲 Op.56 (1937/1957改訂)(*) クルト・ヴァイル(1900-1950)/ シュテファン・フランクル編曲: 「三文オペラ」からの7つの小品(1930) アイヴァー・ガーニー(1890-1987): りんご園/スケルツォ(*) |
デイヴィッド・ フルワーズ(Vn) ヘンリー・ シグフリッソン(P) | |
| (*)は世界初録音。ここに収録された作曲家9人というのは、脈絡なく集められたのではなく、それぞれ「友達の友達」とでもいおうか、いろいろつながりがあるのが興味深い。オールド・ファンには懐かしいアドルフ・ブッシュが1927年に書いた「組曲」はこれが初録音。その他コルンゴルト、ウォルトン、ヴァイルといった有名どころは当然ながら、とにかく、初録音となった6作品が散らす個性が凄い。「創造の足跡」という看板に偽りなしである。特に、マーラー、ブルックナーから影響を受け、シェーンベルクに学んだというヴェレスの組曲は、今までどうして演奏・録音されてこなかったのかが不思議。ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番の第1楽章のように、作曲家の暗部がネチネチさらけだされている。 そして、これらの作品の評価向上に大きく貢献したのが、演奏者デイヴィッド・フルワーズだ。オーストリアで生まれた彼は、幼い頃からザルツブルク・モーツァルテウムでルッジェーロ・リッチに師事、1990年からはドイツでザハール・ブロンに学んだ。ブロン仕込みのカロリー消費の高い節回しも魅力だが、たとえば「三文オペラ」冒頭の重音部分での色彩の描き分け方は何気なさを装いながら極めて正確で繊細、またヴェレスでは精神性の深さを見せ付け、どこを取っても大物感を漂わせている。なお、彼の使用楽器は1715年製のカルロ・ベルゴンツィ。 | ||
| オーロラ〜オペラ・アリア集 パニッツァ:「オーロラ」、ベッリーニ:「ノルマ」 ヴェルディ:「海賊」「ルイザ・ミラー」、 マイアベーア:「アフリカの女」、 ボーイト:「メフィストーフェレ」、 ポンキエッリ:「ラ・ジョコンダ」、 マスカーニ:「友人フリッツ」、 ジョルダーノ:「シベリア」から レコーディング・バックステージ (ボーナス・トラック) |
ホセ・クーラ(T)指揮 シンフォニア・ヴァルソヴィア | |
| 現在世界最高のテノールの一人、ホセ・クーラが設立した自主レーベル、"Cuibar" からの発売盤。AVIEを通じて世界配給されている。 このアルバム、すべてスタジオ・セッションにより、万全を期してレコーディングされた。 | ||
| リュート奏者の芸術 トマス・クレキヨン/ ヴァレンティン・バクファーク編曲:陽気な羊飼い ジャック・アルカデルト/ ヴァレンティン・バクファーク編曲: Si grand e la pieta マテウス・ヴァイセル:ポーランドの踊り ルイス・ミラン: ファンタジア(第31番)/パヴァーヌ(第1番) パヴァーヌ(第6番)/ファンタジア(第14番) ファンタジア(第12番) ハンス・ゲール/ ハンス・ノイジードラー編曲:スカラメッラ ジョスカン・デ・プレ/ アルベルト・ダ・リパ編曲:祝されり、天の元后 ジョスカン・デ・プレ/ ミゲル・デ・フエンリャーナ編曲:キリスト ジョスカン・デ・プレ/ ルイス・デ・ナルバエス編曲:何という悲しみ アンソニー・ホルボーン: ガリアルド「The fairy-rownde」/ パヴァーン「Heres paternus」/ ガリアルド「Responce」/ホーンパイプ ジョスカン・デ・プレ/ ヴァレンティン・バクファーク編曲: Non accedat ad te malum マテウス・ヴァイゼル: ポーランド舞曲(3曲)/幻想曲(第9番) ルイス・ミラン:ティエント第4番 アロンソ・ムダーラ: ファンタジア/ティエント/ファンタジア(3曲) ジョスカン・デ・プレ/ ハンス・ノイジードラー編曲: さようなら、愛しき人よ ジョスカン・デ・プレ/ サイモン・ジンツラー編曲:アヴェ・マリア |
ジェイコブ・ヘリングマン (リュート[6、7コース]、 ビウエラ、チターン、 ルネサンスG) | |
| 前作「ジェーン・ピッカーリンジのリュート・ブック」(AV-0002)が好評だったリュート&ギター奏者、ジェイコブ・ヘリングマンの2作目。ジョスカン・デ・プレの歌曲のギター編曲版の演奏がおさめられている。時代楽器の雅な響きが聴き手を悦楽の境地へと誘う。 | ||
| ジョルジュ・エネスコ(1881-1955): ピアノのための組曲第1番 ト短調 (古風な形式による組曲)Op.3 同第2番 ニ長調 Op.10/同第3番(即興的小品集) |
ルイザ・ボラック(P) | |
| SACD盤はマルチチャンネル対応。「ルーマニア狂詩曲」という有名曲があるにもかかわらず、まだまだ日本ではティボーと並ぶ戦前のヴァイオリンの巨匠というイメージが強いエネスコだが、作曲もヴァイオリン演奏以上に当代一流であったことをあらためて認識させてくれるのがこのディスク。この3曲の組曲を並べて聴くと、そのスタイルのあまりの違いに驚かされること必至。第1番は曲のサブタイトル通り、エネスコが生涯愛したバッハへのオマージュとでもいうべきもの。すばらしいフーガが聴ける第2楽章と第4楽章など、バッハ本人がエネスコに乗り移ったかのようなすばらしい着想と展開がある。この曲を聴いていると、どうしてもあの歴史的な録音たる無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータを弾くエネスコのかつての姿がダブってしまう。第2番はバロックの形式(トッカータ、サラバンド、パヴァーヌ、ブーレ)を借りながらも、聴感上はショパンとしか思えない内省的世界。第3組曲はこれまた打って変わってフランス印象派の世界。ドビュッシー、ラヴェルへの思いが投影された作品だ。 エネスコと同郷のルーマニア生まれのピアニスト、ルイザ・ボラックのデビュー盤。 | ||
| 世界最初のピアノ協奏曲集 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782): ピアノ協奏曲 変ホ長調Op.7 No.5(1770) カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787): ピアノ協奏曲 変ロ長調Op.11 No.2(1774 ヨハン・クリスティアン・バッハ: ピアノ協奏曲ト長調Op.7 No.6(1770) ヨハン・クリスティアン・バッハ/ モーツァルト編曲: 3つの(3楽章の)ピアノ協奏曲 K.107(1772) フィリップ・ヘイズ(1738-1797): ピアノ協奏曲イ長調(1769) ジェイムズ・フック: ピアノ協奏曲 ニ長調Op.1 No.5 |
デイヴィッド・ノリス (スクエア・ピアノ) ソネリー(トリオ・ソネリー) [モニカ・ハジェット、 エミリア・ベンジャミン(Vn) ジョゼフ・クロウチ(Vc)] | |
| ピアノ協奏曲として音楽史上最も初期に現れた作品を集めた好企画。ツンベのスクエア・ピアノのレプリカが用いられている。1756年、七年戦争が勃発したため、
ドイツのピアノメーカーのほとんどがイギリスに移った。J.S.バッハとの交流で知られるジルバーマンの弟子だったヨハネス・ツンベもロンドンに移住、その後彼は、クラヴィコードの流れを継承して、
クラヴィコードにハンマーアクションを装置したスクエア・ピアノを制作した。
ピアノを初めてソロ楽器として1786年に公開演奏したのは、J.C.バッハ(J.S.バッハの息子)であったが、そのとき使われたのがこのスクエア・ピアノであった。 通常「チェンバロ協奏曲」として認識されているモーツァルトのK.107はJ.C.バッハのソナタOp.5 No.3からの編曲。となるとこれはこの演奏の通り、スクエア・ピアノで聴くのが正しいのかもしれない。 ロイヤル・カレッジ・オヴ・ミュージックで教鞭をとるデイヴィッド・ノリスの、スクエア・ピアノの繊細な音色を生かしたみごとな演奏が聴き手を魅了する。名手モニカ・ハジェット率いるアンサンブル、ソネリーが共演。 | ||
| デュファイ・コレクティヴ・ 15+3/4周年アニヴァーサリー ア・レスタンピーダ〜中世の舞曲集 13世紀フランス:ダンス・リール 12世紀イギリス:イングランドの舞曲 13世紀フランス: エスタンピー・リール/ラ・セステ エスタンピー・リール/ラ・クァルテ エスタンピー・リール/ラ・セティメ 14世紀イギリス: エスタンピー(ロバーツブリッジの写本) 14世紀イタリア: コミンキアメント・ディ・ギィオイーア トリスターノの嘆き/ラ・ロッタ 恋の踊り/トロート/サルタレッロ ラ・マンフレディーナ/ マンフレディーナのロッタ/サルタレッロ |
デュファイ・コレクティヴ [ポール・ベヴァン (ホイッスル/スライドTp/ パイプ&タボール/Perc) ジャイルズ・レウィン (ヴィエーレ/レベック/ バグパイプ/ショーム/ パイプ&タボール) ウィリアム・ライアンズ (笛/ショーム/リコーダー/ バグパイプ/シンフォニー/ パイプ&タボール/Perc) スーザン・ペル (ヴィエーレ/Perc) ピーター・スクース (Org/Hp/Perc) ラファエル・ミズラーキ (ウード/ヴィエーレ/ ダルシマー/ギターン/ Perc)] | |
| 録音:1991年。 Chandosにも多くの録音があるイギリスの古楽アンサンブル、デュファイ・コレクティヴの幻のデビュー盤で、Continuumレーベルから発売されていたもの。このグループの結成15+3/4周年(?かなりオフザケが入っている)を記念してのリリース。演奏はリズミカルでとても愉しげ。イギリス版タブラトゥーラ? いえいえ、録音年代を見てもわかるようにこっちの方が本家です。(と輸入元は紹介しているが、タブラトゥーラは1984年の結成の先輩格である。) | ||
| イギリスのフルート音楽 エドウィン・ヨーク・ボウエン(1884-1961): フルートとピアノのためのソナタ Op.120 レノックス・バークリー: フルートとピアノのためのソナチネ マルコム・アーノルド: フルートとピアノのためのソナタ Op.121 ニコラス・モー:フルートとピアノのためのソナチネ イアン・ハミルトン:春の日々 デイヴィッド・マシューズ: フルートとピアノのためのデュエット変奏曲 |
ジェフリー・カーナー(Fl) チャールズ・ アブラモヴィッチ(P) | |
| アメリカン・フルーティストとして最もステイタスの高いフィラデルフィアo.のポジションにいるカーナーの前作「アメリカ篇」(AV-0004)に引き続いての第2弾。有名ではあるが、あまりの難易度の高さにゴールウェイ以外ほとんど手を付けてこなかったマルコム・アーノルドのソナタを筆頭に、またまた注目作がずらりと並ぶ。ヨーク・ボウエンは生前はピアニストとして高名だった人物で、その活動最盛期は両大戦間だった。好事家にはベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を世界で最初にレコーディングした人として記憶されているが、その作曲の手腕も並々ならぬものがある。我こそはエルガーの後継者たらんとする意欲がみなぎる交響曲第2番は、最近ダグラス・ボストックによる初録音で注目されたばかり。ヨーク・ボウエン・ルネッサンスは、このディスクの登場により、さらに器楽作品にまで広がることになるだろう。ニコラス・モーはサイモン・ラトルの「オデッセイ」、ベル&ノリントンのヴァイオリン協奏曲などのメジャー録音で注目された作曲家だ。バークリーのソナタも注目。プーランクのフルート・ソナタを管弦楽版編曲した人として認知されているだけに、近代フルートの技巧を駆使して書かれたソナタに理想的な名演が誕生したことを喜びたい。 カーナーのテクニックはひたすら圧巻、しばし呆然とすること必至。 | ||
| リヒャルト・シュトラウス: 交響詩「英雄の生涯」Op.40(*)/ メタモルフォーゼン(23の独奏弦楽器のための習作) |
四方恭子(Vn;*) セミヨン・ビシュコフ指揮 WDRso.(ケルン放送so.) | |
| 芸術は、爆発だ! 元祖爆演系ビシュコフ、AVIEで復活! このコンビが実演で40回以上取り上げた得意のレパートリー「英雄の生涯」。1952年サンクト・ペテルブルクに生まれたビシュコフは伝説の名指揮者イリヤ・ムーシンに師事、1975年に西側へ亡命した後、ヨーロッパ、アメリカのオーケストラに客演し大活躍する。1985年にはPhilipsレーベルと専属契約、評判になったベルリン・フィルとのデビュー・レコーディング(ショスタコーヴィチ:交響曲第5番)をはじめ、20枚以上のディスクをリリース、世界各国のレコード賞を受賞するなど、国際的に評価されていった。ビシュコフは1989年から98年にかけてパリ管弦楽団の音楽監督をつとめた後、1997年から、このケルン放送交響楽団の首席指揮者をつとめている。少し前はヴァント、最近ではバルシャイといった名指揮者たちと歴史的な録音を行ってきたケルン放送交響楽団(近年WDR交響楽団と改称)だが、首席指揮者ビシュコフとの録音はこれが初めてとなるだけに、注目に値するディスクの登場だ。セッションで録音されたこの「英雄の生涯」は、このコンビの得意演目。40回以上のライヴ・パフォーマンスを重ね、それから丹念にセッションを行ったというだけあって、豪快で勢いがあり、かつ隅々まで目が行き渡った演奏が繰り広げられている。 また、この曲で重要な役割を果たすヴァイオリン・ソロは、このオーケストラの第1コンサート・マスター、四方恭子。時折帰国し、野平一郎と組んでリサイタルを行うなど、ソロイストとしても高い評価を得ている人物だ。難曲イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを冴えた技巧で弾きこなしたディスクや、野平と組んだベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタなど、 すでに録音でも大変な実績を持つ四方のヴァイオリンは、これまでの「英雄の生涯」の数ある独奏と比較しても、屈指の高水準と断言していいだろう。 | ||
| ピゼンデル氏のために〜ヴィルトゥオーゾ・ バロック・ヴァイオリン・ソナタ集 ヴィヴァルディ: ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調 「ヴィヴァルディから ムッシュー・ピゼンデルのために」RV.6 アルビノーニ(1671−1751): ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調 So.32 ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687−1755): ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調 アルビノーニ: ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調 So.33 ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル: ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 ヴィヴァルディ: ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ長調 「ヴィヴァルディから ムッシュー・ピゼンデルのために」RV.2 ヴィヴァルディまたはピゼンデル: ヴァイオリンと通奏低音のための サラバンド ハ長調 |
ラ・セレニッシマ [エイドリアン・ チャンドラー(Vn) ガレス・ディーツ(Vc) ロバート・ハワース (Cemb)] | |
| ヴァイオリン名手が多く輩出したバロック時代、特にドイツで一頭飛び抜けた存在だったのが、ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル)だったといわれている。クヴァンツやハッセ、テレマンとも親交があったピゼンデルだが、特に関係が深かったのはヴィヴァルディで、ピゼンデルが作曲をヴィヴァルディに師事し、ヴィヴァルディは作品をピゼンデルに提供する、という相互供与の間柄だったという。このアルバムではヴィヴァルディの他、アルビノーニがピゼンデルに献呈した作品を加え、さらにピゼンデル自身の曲もおさめらている。 これはイギリスの若手ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーが率いるラ・セレニッシマのデビュー・アルバム。チャンドラーはこれまでピケットが率いるミュージシャンズ・オヴ・ザ・グローヴや、ガブリエリ・プレイヤーズ、ニュー・ロンドン・コンソートなどといった気鋭の古楽団体で活躍した後、このグループを旗揚げした。今回はトリオ・ソナタ編成の曲ばかりだが、コンチェルトのような編成にも対応可能なアンサンブルで、通常はヴィヴァルディ「四季」などもレパートリーに入れているという。 | ||
| マーラー:交響曲第3番 ヨーク・ヘラー:永遠の日 |
マルヤーナ・リポヴシェク(Ms) セミヨン・ビシュコフ指揮 ケルン放送so.&cho. | |
| 解説:ビヨルン・ゴットシュタイン(国内盤のみ、訳:SOREL/歌詞訳:舩木篤也)。1999年からドレスデン(ザクセン)国立歌劇場の首席指揮者もつとめているビシュコフは、Philips時代には録音のなかった独襖系声楽作品にも手腕を発揮している。 1999-2000年シーズンにウィーン国立歌劇場で成功した「エレクトラ」は、2003年3月31日、コヴェントガーデン王立歌劇場へのデビューでも指揮、センセーショナルな成功をおさめたと伝えられている。ビシュコフにとってこれが初録音となるマーラーだが、声楽入りの第3番を取り上げたところに、ビシュコフの近年の独襖系志向が見てとれるのかもしれない。 | ||
| ショスタコーヴィチ: 交響曲第7番 ハ長調Op.60「レニングラード」 |
セミヨン・ビシュコフ指揮 ケルン放送so. | |
| 解説:ビヨルン・ゴットシュタイン(国内盤のみ、+ 満津岡信育/訳:木幡一誠)。 ベルリン・フィルとの衝撃的な第5番、第8番、第11番から十数年、遂にビシュコフのショスタコーヴィチが帰ってきた。ベルティーニ、ヴァント、バルシャイらのDNAを体内に残すオーケストラが奏でる、ショスタコーヴィチの壮大な戦争叙事詩。サンクト・ペテルブルク(旧レニングラード)に生まれ育ったビシュコフにとっても特別の感慨を抱く曲目に違いない。 期待に違わぬ圧倒的な名演を聴かせてくれることを期待しよう。 | ||
| J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲 [第1番−第6番 BWV.1007-1012] |
フェーベ・カライ(バロックVc) | |
| "Crear Classics" シリーズ。フェーベ・カライはアメリカ・ボストン生まれのバロック・チェリスト。ザルツブルクでアーノンクールについて学び、1983年からムジカ・アンティクワ・ケルンに在籍。現在はアメリカに戻り、マギーガン&フィルハーモニア・バロック管弦楽団など、多くのアンサンブルと共演し、活躍している。楽器は1690年イタリア製の逸品(作者は不明)。これが実にいい音で、雰囲気抜群の演奏に仕上がっている。 | ||
| ラフマニノフ: 交響曲第2番 ホ短調 Op.27(完全版) |
ホセ・クーラ指揮 シンフォニア・ヴァルソヴィア | |
| ホセ・クーラが設立した自主レーベル、"Cuibar" からの発売盤。クーラが指揮するシンフォニー。ラフマニノフの優雅な旋律を強烈なカンタービレで響かせまくるのはさすがクーラ。こだわりの「完全版」での録音。 | ||
| ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ ショスタコーヴィチ:19の前奏曲(Op.34より) プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調Op.80 |
カイ・グレウスティーン(Vn) キャスリン・オルドロネウ(P) | |
| "Crear Classics" シリーズ。"Crear Classics" のクリアとは、スコットランド西海岸の芸術スタジオのことで、レコーディング、リハーサルなど、様々な用途に使えるオープン・スペースとのこと。スコットランドの雄大な大自然に囲まれた長期滞在型スタジオで、ここで生まれる自由でのびのびとした音楽をリリースしてゆく。カイ・グレウスティーンはカナダ生まれの期待の新人で、ドロシー・ディレイやミルシテインについて学んだ逸材。アスペン音楽祭などでも活躍中。 | ||
| 佐藤聰明(1947-):歪んだ時の鳥たち II ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ オリヴィエ・メシアン(1908-1992):主題と変奏 武満徹(1930-1996):妖精の距離 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ |
アン・アキコ・マイヤーズ(Vn) リ・ジャン(P) | |
| 録音:2002年8月27-28日、タングルウッド、セイジ・オザワ・ホール。解説:リチャード・ランガム・スミス(国内盤のみ、訳:SOREL)。 カリフォルニアでアメリカ人と日本人の両親の間に生まれ、ジュリアードで名教師ドロシー・ディレイに師事、その後はメジャー・オーケストラのソロイストからリサイタルまで、世界を舞台に活躍するアン・アキコ・マイヤーズのAVIE移籍第1弾だったもの。BMGなどに多くの録音があるマイヤーズだが、自身の「ルーツ」でもある日本のヴァイオリン作品を録音するのは、アレンジ作品をのぞけばこれが初めて。また、フランスのヴァイオリン作品群はマイヤーズのレパートリーの根幹をなすもののひとつであり、これまでにもフォーレ、フランク、サン=サーンスのソナタなどがレコーディング済みだったが、なぜかラヴェル、ドビュッシーの2大ソナタはまだだったようだ。 | ||
| モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 第18番 ヘ長調 K.533+494/ 第15番(ソナチネ)ハ長調 K.545/ 第16番 変ロ長調 K.570/第17番 ニ長調 K.576 |
アンドレアス・ヘフリガー(P) | |
| ドイツ・リートの巨匠エルンスト・ヘフリガーの息子でピアニストのアンドレアスがAVIEデビュー。これまでDeccaにタカーチSQとの共演でシューベルトの「鱒」などを録音していたが、本格的なソロ録音はそう多くなかっただけに、ファンには朗報といえそう。すでに度重なる在京オーケストラへの客演もあって、日本の聴衆にはお馴染みの存在になっているアンドレアス。彼のモーツァルトは1999年3月紀尾井シンフォニエッタ定期で協奏曲第27番が披露されている。 | ||
| マグダレーナ〜 マグダラのマリアのための中世の歌(11-14世紀) (全24曲) |
ジョグラレサ [ベリンダ・サイクス(歌、 アンサンブル・リーダー) ジェニー・キャシディー、 カイトリーナ・オレイリー、 デシスラヴァ・ ステファノヴァ(歌) ベン・デイヴィス (中世フィドル) リッカルド・デルフィーノ (中世ハープ、 ハーディ=ガーディ、歌)] | |
| 3世紀にわたる「マグダラのマリア」を歌った世俗歌曲(ほとんど作曲者不詳)を集めたもの。イギリスのアンサンブル「ジョグラレサ」はこのプログラムで評判をとった。活気に満ちた器楽とリズカルに歌う声楽陣との掛け合いが愉しい。 | ||
| フランスのフルート音楽 ピエール=マックス・デュボワ(1930-1995): フルート・ソナタ フィリップ・ゴーベール(1879-1941): フルート・ソナタ イ長調 フォーレ:フルートとピアノのための幻想曲 アレクサンドル・タンスマン(1897-1986): フルートとピアノのためのソナティネ フランシス・プーランク(1899-1963): フルート・ソナタ ピエール・サンカン(1916-): フルートとピアノのためのソナティネ ドビュッシー:シランクス |
ジェフリー・カーナー(Fl) ヒュー・スン(P) | |
| アメリカ合衆国においては「管楽器に関して言うと、ソロイストになるよりも一流の楽団のトップに座ることをもって階層構造の頂点に達したとみなされる」(音楽ライター、木幡一誠氏)といわれる。フィラデルフィア管弦楽団の首席がその「頂点」の座の一つであることは言うまでもない。音色、テクニック、音楽性が有機的に絡み合うカーナーのフルートは一般人がこの楽器に抱くイメージさえをも遙かに上回り、圧倒的な存在感を持つ。これまでの「アメリカ篇」「イギリス篇」に続く国別シリーズは、遂にヴィトゥオーゾ・スタイル・フルート発祥の地、フランスに到達。名フルーティストの一大供給地たるパリ音楽院の試験のために生み出された曲の数々は、その豊かな楽想が、一般の音楽ファンのハートまでつかみ、今や欠かせない人類共通の財産だ。それを当代一流のフルーティストで聴く贅沢。 | ||
| ヘンデル:オックスフォードの水上の音楽 ヘンデル:トリオ・ソナタ ト長調Op.5 No.4 ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764): 「易しい音楽の気晴らし:第1集 ニ長調 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713): トリオ・ソナタ ト長調Op.2 No.12〜チャッコーナ トリオ・ソナタ ハ長調Op.1 No.7 フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762): ソナタ第5番 イ短調 ヘンデル/タティー・テオ編纂: 「オックスフォードの水上の音楽」組曲 [ヘ長調/ト短調/ニ長調] トリオ・ソナタ 変ロ長調Op.2 No.3 |
ブルック・ストリート・バンド | |
| ロンドンに誕生した女性だけの古楽アンサンブル、ブルック・ストリート・バンド。その名前の由来はヘンデル時代にさかのぼる。ヘンデルが居住して作曲していたロンドンの通りの名前だ。クラシック放送専門のBBCラジオ3から新進演奏家賞を受賞し、AVIEからのデビューとなった。18世紀音楽を専門とするアンサンブルとしては注目株の団体で、リーダーでチェリストのタティー・テオのもと、若々しいアンサンブルを聴かせてくれる。 この「水上の音楽」の小編成組曲はヘンデルが1917-1919年キャノンのシャンドス男爵邸で仕事をしていたときにかかれたものと推定されている。オックスフォードのキリスト教会のライブラリーから発見されたもので、最初の出版はヘンデル協会のドナルド・バロウズによってなされている。この演奏用の版はタティー・テオが自ら編纂したものである。ヘンデル自筆のスコアがまったく残っていない「水上の音楽」の新たな解釈として注目に値する企画の登場。なんと5人での演奏。 | ||
| シューマン:ピアノ作品集 蝶々Op.2/ダヴィット同盟舞曲集Op.6/ 森の情景Op.82/ 君に捧ぐOp.25 No.1(リスト編曲 S.566 No.1)/ 春の夜Op.39 No.12(リスト編曲 S.568 No.12)/ 幻想小曲集Op.12/アラベスクOp.18/ クライスレリアーナOp.16 |
レオン・マッコーリー(P) | |
| ウィーンの国際ベートーヴェン・コンクール第1位、リーズ国際ピアノ・コンクールで第2位になるなど、イギリスのピアニストの中では特ドイツ=オーストリア系レパートリーに定評あるピアニスト、レオン・マッコーリーのAVIEへのデビュー・ディスク。すでにVirginやASVに録音があり、それらはBBCミュージック・マガジンでの5つ星の評価など、高評価続出。 | ||
| ロレイン・ハント・リーバーソン、ヘンデルを歌う ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759): オラトリオ「テオドーラ」HWV.68、 カンタータ「ルクレツィア」HWV.145、 歌劇「セルセ」HWV.40 からのアリアとレチタティーヴォ |
ロレイン・ハント・リーバーソン(Ms) ハリー・ビケット(Cemb/Org)指揮 エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo. | |
| イギリスで大ブレイクのメゾといえば、今やこの人! まだ発足して数年のAVIEだが、初回からこんなにブレイクしたアルバムはないというくらいのすさまじい人気だという。彼女の前作であるバッハ:カンタータ集(Nonesuch)もアメリカ&イギリスでチャート・インしたというが、今回はそれ以上の反響らしい。確かに、アリア〈オンブラ・マイ・フ〉だけをとっても、その骨太の歌唱はこれまでのどんな歌手とも似つかない、雄大なスケールを感じさせる。 | ||
| アルカディアのヴィヴァルディ〜 協奏曲とアリア集 ヴィヴァルディ: 2つのヴァイオリンと 2つのチェロのための協奏曲ト長調 RV.575/ 協奏曲 ニ長調「ラ・パストレッラ」RV.95/ 3つのヴァイオリンのための協奏曲 ヘ長調 RV.551/ 歌劇「テンペのドリッラ」RV.709〜アリア集(*)/ 4つのヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長調 RV.553/ 2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ長調 RV.520/ 2つのヴァイオリンと 2つのチェロのための協奏曲 ニ長調 RV.564 |
ムハイリ・ローソン(S;*) エイドリアン・チャンドラー (Vn)指揮 ラ・セレニッシマ | |
| アルカディア(理想郷)を描いたのが「パストラル(田園曲)」といわれるが、ヴィヴァルディの作品の中からそれに当てはまるものを抜き出してコレクションしたコンセプト・アルバム。エイドリアン・チャンドラー率いるセレニッシマは1994年にヴィヴァルディのセレナータ「セーヌの祭典(La Sena Festeggiante)」RV.693を演奏するために結成された団体。その後、今日も着々と研究が進むヴィヴァルディのオペラ作品や協奏曲などを次々とイギリス初演し、注目を浴びている。いわば英国の新時代のヴィヴァルディ演奏におけるパイオニア的役割を担う団体である。 | ||
| オーランド・ギボンズ(1583-1625): ヴィオール合奏のためのコンソート集 6声のファンタジア/5声のイン・ノミネ/ 4声のヴァージナル音楽と5声のマドリガル/ 3声のファンタジア/6声のアンセム/ 6声のダンスとディヴィジョン |
ファンタズム [ローレンス・ドレイフュス、 ウェンディ・ガレスビー、 ジョナサン・マンソン、 マルック・ルオヤラン=ミッコラ (ガンバ)] スザンナ・ペル、 森川麻子(ガンバ) | |
| Channel ClassicsやSimax、への録音でおなじみの名アンサンブル、ファンタズムがAVIEから登場。ゲスト参加している森川麻子は、中野哲也、ヴィーラント・クイケンに師事した後、ロンドンに在住、ヨーロッパで多くのレコーディングやコンサートをこなしている。 | ||
| ヘンデル:トリオ・ソナタ集Op.2(全6曲) | ソネリー [モニカ・ハジェット(Vn) エミリア・ベンジャミン(Vn) ジョゼフ・クラウチ(Vc) マシュー・ホールズ (Cemb、Org)] ウィルベルト・ハーゼルゼット (Fl-tr) | |
| 英古楽界の大御所ヴァイオリニスト、モニカ・ハジェットが主宰する室内楽団体ソネリー。ベンジャミンとハーゼルゼットは第1番のソナタのみの参加。 | ||
| ロマン派ヴィルトゥオーゾ・オルガン作品集 マルセル・ランケテュイ(1894-1985):トッカータ ジョゼフ・ブノワ(1884-1918):コラール嬰ヘ長調 アンリ・ムレ(1884-1918):ロザス ジョゼフ・ジョンゲン(1873-1953): ソナタ・エロイカOp.94 ヨーク・ボウエン(1884-1961):メロディ ト短調 他(全8曲) |
ジェーン・ パーカー=スミス(Org) | |
| モーツァルト:管楽器のための協奏曲集 クラリネット協奏曲 イ長調K.622/ クラリネット、オーボエ、ホルン、 ファゴットのための協奏交響曲 変ホ長調K.297b(*)/ オーボエ協奏曲 ハ長調K.314/ファゴット協奏曲 変ロ長調K.191/ ホルン協奏曲第4番 変ホ長調K.495(#) |
アンソニー・パイク(Cl) ジョン・アンダーソン(Ob) ジョン・トールグッド(Hr;*) ジュリー・プライス(Fg) リチャード・ベリー(Hr;#) ラルフ・ゴトーニ指揮 イギリス室内o. | |
| 古くはベンジャミン・ブリテンと、最近では内田光子やペライヤと歴史的なモーツァルト・レコーディングを行ってきたイギリス室内管弦楽団の最新フォームを伝える一枚。ソロイストはすべてオーケストラの自前のメンバーである。新生イギリス室内管弦楽団を率いるのは、ピアニストとしてシベリウスのピアノ作品全集まで録音しているラルフ・ゴトーニ。 | ||
| シエナ・リュート・ブック フランチェスコ・ダ・パリージ(16c.)、 フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543)、 ファブリツィオ・デンティス(c.1539?-1581)、 ペリーノ・フィオレンティーノ(1523-1552)、 ジュリオ・セーニ・ダ・モデナ(1498-1561)、 グイド・セヴェリーノ(16c.) のファンタジア、リチェルカータ、ガリアルダ集 |
ジェイコブ・ヘリングマン(リュート) | |
| グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調 Op.45 ドヴォルザーク: ヴァイオリン・ソナタ ト長調 B.183(Op.100) フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 |
カイ・グルースティーン(Vn) キャスリーン・オルドロノー(P) | |
| ハインリヒ・イグナーツ・ フランツ・フォン・ビーバー(1644-1704):ロザリオのソナタ (全曲+物語朗読) |
パヴロ・ベズノシウク(Vn) デイヴィッド・ロブロウ(Cemb) ポーラ・シャトーネウフ (テオルボ/アーチリュート) リチャード・タニクリフェ (ヴィオラ・ダ・ガンバ/ヴィオローネ) ティモシー・ウェスト(朗読) | |
| 新機軸! ストーリー朗読トラック付きの「ロザリオ」 ビーバー(1644-1704)は当時、ドイツ圏で最高の技術を誇るヴァイオリニストだったという。「ミステリアス・ソナタ」とか「ロザリオのソナタ」、さらに「ローセンクランツ」と様々な名前で呼ばれているこの曲は、ビーバーの代表作。キリスト誕生から処刑に至るまでの喜び、栄光、安らぎ、神秘、悲しみといった、あらゆる感情を表現した15のソナタから成り立っている。いわば器楽版「マタイ受難曲」と形容していいような規模を持つ大作。抜粋で演奏されることも多い。これをナレーション付きで演奏するという試み。映画「ジャッカルの日」などに出演していたイギリス演劇界の大ヴェテラン俳優ティモシー・ウェストが味わい深い語りを聞かせてくれる(英語)。 | ||
| 平和〜われらの時代の合唱アルバム トマス・ルイス・デ・ビクトリア:おお、大いなる神秘 ランダル・トンプソン:アレルヤ ラフマニノフ: スモレンスキーを記念する夕べのミサ Op.37 モーテン・ラウリセン:おお、大いなる神秘 サミュエル・バーバー:アニュス・デイ ジョン・タヴナー:アテネの歌 アルノルト・シェーンベルク:地には平和を Op.13 ヘンリク・ミコワイ・グレツキ:すべて御身に ディーリアス:夏の夜、水の上にて歌える エルガー(J.キャメロン編曲): ルクス・エテルナ(ニムロッド) |
グラント・ルウェリン指揮 ヘンデル&ハイドン協会cho. | |
| ベートーヴェン: 交響曲第2番 ニ長調Op.36/交響曲第5番 ハ短調「運命」Op.67 |
ダグラス・ボイド指揮 マンチェスター・カメラータ | |
| かつて、アバドの下、ヨーロッパ室内管弦楽団の木管セクションの要たるオーボエ奏者としてその名を馳せたダグラス・ボイドだが、なんと今はフルタイムの指揮者となって、マンチェスター・カメラータの音楽監督だというから大したもの。いわゆる「モダン=ピリオド」のアプローチ。第2番など、これまで聴いたことがないほどこぢんまりした編成。オーケストラの名前の通り、まさに「室内楽」している演奏である。 | ||
| パースペクティヴ 1 シューベルト:ピアノ・ソナタ第4番 イ短調 D.537 トマス・アデス(1971-): ダークネス・ヴィジブル(1992) モーツァルト: ピアノ・ソナタ第17番(旧16番)変ロ長調 K.570 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111 |
アンドレアス・ヘフリガー(P) | |
| 名歌手エルンスト・ヘフリガーの息子アンドレアス。ウィーン古典派作品にラトルの秘蔵っ子作曲家アデスの作品が挟まれている。 | ||
| ショート・ストーリーズ ジョージ・ガーシュウィン:ショート・ストーリー イェネー・フバイ:ボレロOp.51-3(*) ラヴェル:ハバネラの形式による小品 クルト・ワイル:タンゴ・ハバネラ「ユーカリ」(*) エフレム・ジンバリスト: 「サラサテーナからのタンゴ」組曲(*) アレクサンドル・グラズノフ:ワルツOp.42-3(*) ヘンリク・ヴィニアエフスキ:東洋風ファンタジア(*) ヨゼフ・アクロン:愛の献呈Op.51(*) オヴィデ・ムーシン:演奏会用マズルカ(*) ハンス・シット:ボレロOp.95-12(*) フレデリック・ショパン:マズルカ イ短調 イザーク・アルベニス:タンゴOp.165 セルゲイ・ラフマニノフ:ダンス・ツィガーヌOp.6 フレデリック・ショパン:ワルツ イ短調Op.34-2 アンリ・ヴュータン:3つの小品Op.40 |
デイヴィッド・フルワーズ(Vn) ヘンリー・シグフリッソン(P) | |
| (*)は世界初録音。デビュー作「二大世界大戦間のヴァイオリンとピアノのための音楽」(AV-0009)がヴァイオリン・ファンの話題をさらったフルワーズの第2弾。今回もとても一筋縄ではいかない小品集である。前回同様、世界初録音が多数というのは、ヴァイオリン小品集としては異例のことだろう。 デイヴィッド・フルワーズは、幼少時代からザルツブルク・モーツァルテウムでルッジェーロ・リッチに師事、1990年からはドイツでザハール・ブロンに学んだ。ブロン仕込みのカロリー高い節回しが魅力。なお、彼の使用楽器は、前作では1715年製のカルロ・ベルゴンツィだったが、今回はオーストリア国立銀行から貸し出されたストラディヴァリウスの銘器「エクス=ブリュストレイン」である。ピアノはベーゼンドルファーが用いられている。 | ||
| ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975): 交響曲第8番 ハ短調Op.65 |
セミヨン・ビシュコフ指揮 ケルンWDRso. | |
| 録音:2001年、フィルハーモニー、ケルン、ドイツ。解説:クサヴァー・フリューバイス(国内盤のみ:+ 木幡一誠/翻訳:木幡一誠)。 絶好調ビシュコフ&ケルンWDR最新作! 有休活火山ビシュコフの復活シリーズ第4弾! 2004年のザルツブルク音楽祭では「ばらの騎士」の新演出上演を手がけるなど、にわかにその周辺があわただしくなってきたビシュコフ。レニングラードでの修行時代、名伯楽ムーシンに仕込まれたショスタコーヴィッチとなれば、名演を期待しない方がおかしい。 | ||
| サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912): ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op.80(*) ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53 |
フィリップ・グラファン(Vn) ミヒャエル・ハンキンソン指揮 ヨハネスブルクpo. | |
| (*)世界初録音。 わずか13歳でパリ音楽院を卒業した逸材フィリップ・グラファン。コールリッジ=テイラーはイングランドの作曲家だが、1900年にアメリカを初訪問、アフロ=アメリカンやアメリカ= インディアンの音楽に触発されて書いた作品が多くあるという。つまりドヴォルザークとの カップリングはアメリカ繋がりというわけだ。 | ||
| 私の裕福なご婦人 ロバート・ジョーンズ(1597頃-1615頃活動): 彼は行く、そして夜がくる ジョン・ダウランド(1563頃-1626): ダウランド氏の夜更け/私の裕福な婦人のガリアード/ 呼んだら来ておくれ ウィリアム・バード(1540頃-1623): 銀のように美しい顔を泣きはらし/外の野原へ ジョン・コプラリオ(?-1626):葬送の涙 他(全24曲) |
エミリー・ヴァン・エヴェラ (S、リコーダー) クリストファー・モロンギエロ(リュート) キャロライン・トレヴァー(A) ジョン・ポッター、 ダニエル・ノーマン(T) マイケル・ドーア(B) スザンナ・ペル、 スザンヌ・ハインリヒ、 リチャード・キャンベル、市瀬礼子、 モリカワ・アサコ(ヴィオル) リンダ・セイス (バス・リュート&バンドラ) ジェイコブ・ヘリングマン(シターン) ルーシー・カロラン(ヴァージナル) | |
| ルネサンスのレパートリーの広さやその歌声が国際的に評価されているソプラノ、エミリー・ヴァン・エヴェラを中心とした歌手、古楽器奏者たちによるエリザベス朝時代のイギリスの作曲家、作曲者不詳の作品を集めたアルバム。70ページ以上にも及ぶブックレット付き。 | ||
| 地上の楽園 バーバー:アニュス・デイ(弦楽のためのアダージョ) デュリュフレ:「レクイエム」より[永久の安息を/キリエ] アイヴズ:詩篇第90番 バーンスタイン:「チチェスター詩篇」〜詩篇第23番 ストラヴィンスキー:クレド/主の祈り ヴォーン・ウィリアムズ:「5つの神秘的な歌」より [愛はようこそと言った/使命] ヴェルディ:「4つの聖歌」〜アヴェ・マリア シェーンベルク:地には平和を |
ジョゼフ・フルーマーフェルト指揮 ウェストミンスターcho. | |
| 録音:2001年-2003年。 冒頭のバーバーの崇高なまでの美しさは格別で、合唱王国イギリスならでは。 | ||
| モーツァルト:レクイエム(ジュスマイヤー補完版)(*) フランツ・クサヴァー・ジュスマイヤー(1766-1803): レクイエム(+) |
マリア・イェッテ(S) ジェニファー・ラーモア(Ms) ジェイムズ・テイラー(T) エリック・オーエンス(B) アンドレアス・デルフス指揮(*) アントン・アームストロング指揮(+) セントポールco.(*) セントオラフo.(+) 同cho. | |
| 録音:2003年、ミネソタ州セントポール、ライヴ録音(*)/2004年、ミネソタ、セントアンドルース教会(+)。 「モーツァルトのレクイエムの補筆完成者」、「モーツァルトの弟子」として世界中で認知され、レクイエムの補筆完成版で常に議論の的となっているジュスマイヤー。名前は広く知られているにも関わらずその作品についてはほとんど知られていないジュスマイヤーだが、今回自作のレクイエム(演奏時間約18分)がAvieから登場。モーツァルトのレクイエムとのカップリングであり、師弟のレクイエムの聴き比べ、補筆部分と自作の比較など様々な要素を持った注目盤である。 | ||
| A.スカルラッティ(1660-1725): 聖チェチーリアの晩課 ニシ・ドミヌス サルヴェ・レジナ 「聖チェチーリアの日」〜聞け、娘よ |
スザンヌ・ライデン、 ドミニク・ラベル(S) レイランド・エンジェル(CT) マイケル、スラッテリー(T) ニ―ル・デイヴィス(Br、主唱者) ニコラス・マッギガン指揮 フィルハーモニア・バロックo. フィルハーモニアcho. | |
| 「聖チェチーリアの晩課」はスイスの音楽学者、ハンス・ヨルグ・ヤンの手によって1965年にローマ・サンタマリア・モンセラート教会で発見された作品で、蘇演は1970年のルツェルン音楽祭でペーター・マークの指揮とルツェルン祝祭弦楽合奏団&ヴォーカル・ソロイストによって行われた。他の3曲も貴重な録音。100ページ以上に及ぶブックレット付き。 フィルハーモニア・バロック管弦楽団はサンフランシスコを拠点に活躍しているピリオド楽器のオーケストラ。客演指揮者としてクリスティ、レオンハルト、ピノックなど大物指揮者たちが名を連ねている。 | ||
| エロリン・ウォーレン: Daedalus/ Beehive/ I Wouldn't Normally Say/ London's Burning/ Off the Map/ North/ Lines/ Hudson, Mississippi, Thames/ My Feet May Take a Little While/ Louis' Loops/ Favourite Things/ Of crumbling rocks/ Jesus on a Train/ Greenwich Variations/ About here |
エロリン・ウォーレン | |
| エロリン・ウォーレンはロンドンのコンテンポラリー・シーンで活躍している作曲家。これがAVIEにおける第2弾。音は電子音によるサンプリングが中心。 | ||
| エンゲルベルト・フンパーティング: 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」 (トム・ハモンドによる英語版) |
スザンヌ・メンツァー(Ms) ハイディ・ グラント・マーフィー(S) アンドレアス・デルフス指揮 ミルウォーキーso. &cho.&児童cho. 他 | |
| ブックレットには歌詞がドイツ語、英語で併記されている。 | ||
| J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 BWV.1007-1012 | アントニオ・メネセス(Vc) | |
| 録音:2004年6月2-5日、イギリス、バークシャー、セント・マーティン教会。使用楽器:1840年頃、パリにてジャン=バティスト・ヴヨーム製。 アントニオ・メネセスにとって2回目となるバッハ無伴奏チェロ組曲の全集録音。メネセスは1957年ブラジル生まれ。10歳からチェロをはじめ、16歳の時、南米ツアー中のチェロ奏者アントニオ・ヤニグロと出会い渡欧。以降はヤニグロのクラスに参加した。1977年ミュンヘン、1982年チャイコフスキーの両国際コンクールで優勝を果たしているが、一般的に知られるようになったのは、カラヤン晩年期の録音にソロイストとして加わってからだろう。シュトラウス「ドン・キホーテ」(1986)の水際だったソロや、ムターと組んだブラームス「二重協奏曲」(1983)などは当時の代表作。1993年にはカザルス所有のチェロ「ゴフリラー」を貸与されて一回目の全集(Philips)を録音。これがメネセスの代名詞となった。 ソロイストとしてはベルリン・フィル、コンセルトヘボウ管、ウィーン・フィル、ロンドン響、BBC響、イスラエル・フィル、サンクト・ペテルブルク響、スイス・ロマンド管、ニューヨーク・フィル、ワシントン響、N響など世界の主要オーケストラと共演を重ね、共演した指揮者も前述カラヤンをはじめ、ムーティ、ヤンソンス、ヤルヴィ、アバド、プレヴィン、ブロムシュテット、テルミカーノフ、ロストロポーヴィチ、ザンデルリングなど、名だたる重鎮が名を連ねており、旺盛な活動ぶりは今も変わらない。さらに98年には世界的な名グループ、ボザール・トリオのメンバーに加わり、室内楽にも積極的に取り組んでいる。ただ、レコーディングに関してはデビュー当時の華やかさに比べ、昨今はあまり派手な話題がなかっただけに、突然のAVIEからのリリース、しかも彼にとってもっとも重要なレパートリーの再録音だけに話題性は十分だろう。 いわゆる「オーセンティック派」とは一線を画したアプローチで、ヴィヴラート、レガート、ダイナミックスなど、どれをとってもモダン楽器の優位性をとことん謳歌したような流麗な演奏。いまどきこの割り切りぶりは貴重かもしれない。 | ||
| ブラームス:交響曲全集 | セミヨン・ビシュコフ指揮 ケルンWDRso.(旧ケルン放送so.) | |
| 2003年の来日時のインタビューでアナウンスされていた録音が全集として登場。SACD Hybrid のみのリリース。 | ||
| ロバート・ジョンソン(1583頃-1633): リュート独奏曲&リュート歌曲集 ファンタジア/ジプシーの踊り/ガリヤード/森と岩と山/ アウェイ・デライツ/パヴァーン I, II, III/ 止めどない涙と/来たれ深い眠りよ/他(全23曲) |
マシュー・ワズワース(リュート) キャロライン・サンプソン(S) マーク・レヴィ(ガンバ) | |
| フォー・テンペラメンツ ウィリアム・バード(1539頃-1623): 女王様おやすみなさい(プレリュードとグラウンド)/ 4声のミサ アルフォンソ・フェラボスコI世(1543-1588): 5声のパヴァーヌ/5声のイン・ノミネ第1番−第3番/ 4声のファンタジア/6声のファンタジア ロバート・パーソンズ(1530頃-1571): ロバート・パーソンズ氏の歌/イン・ノミネ第3番/ デ・ラ・コート/ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ/ トランペットが鳴り響く歌 トマス・タリス(1505頃-1585): ソルフィング・ソング/イン・ノミネ I/同II |
ファンタズム [ローレンス・ドレイフュス (トレブル・ヴィオール、 ディレクター) ウェンディ・ギレスピー (トレブル・ヴィオール) ジョナサン・マンソン (テノール・ヴィオール) マルク・ルオラヤン=ミッコラ (バス・ヴィオール)] 森川麻子 (テノール&バス・ヴィオル) エミリア・ベンジャミン (バス・ヴィオル) | |
| 前作「ギボンズ:ヴィオル合奏のためのコンソート集」(AV-0032)が2004年度グラモフォン・アウォード古楽部門最優秀賞を獲得し評価急上昇中のヴィオール・アンサンブル、ファンタズム。今回は16世紀イギリスのエリザベス朝で活躍した4人の作曲家の作品をヴィオール演奏で収録。バードの「4声のミサ」などの名曲がファンタズムのヴィオールによる演奏によって見事に表現されている。また、前作ギボンズに続きヴィーラント・クイケンらに師事をした実力派日本人奏者、森川麻子がゲストとして参加。特に古楽ファンは見逃せないアルバムだ。 | ||
| ヘンデル:オルガン協奏曲集 Op.4(6曲) | マシュー・ホールズ(Org) モニカ・ハジェット(Vn)指揮 ソネリー | |
| イギリスを代表するピリオド楽器アンサンブルの一つである、モニカ・ハジェット率いるソネリーがAvieに初登場。 イギリスのオルガン・鍵盤楽器奏者マシュー・ホールズは1999年よりアムステルダム・バロック・オーケストラのメンバーとして活躍しており、キングス・コンソート、ザ・シックスティーン、ザ・エイジ・オブ・エンライトメントなどとの共演も多い。 | ||
| ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764): クラヴサン曲集 第3組曲〜 [一つ目の巨人/ミューズたちの対話/つむじ風]/ 第4組曲 イ短調/第2組曲 ホ短調/ 第5組曲〜[めんどり/エンハーモニック/エジプトの女] |
トレヴァー・ピノック(Cemb) | |
| 使用楽器:1783/84年、パリにてパスカル・タスカン製(エジンバラ大学レイモンド・ラッセル・コレクション)。 J.S.バッハ、テレマン、スカルラッティらと同時代に生き、18世紀当時のフランスにおける最大の作曲家であったラモー。劇音楽の作曲家とし名高いラモーではあるが鍵盤楽曲も65曲作曲。4巻の曲集として出版されており表題付きの小品が大部分を占めている。躍動的な旋律もさることながら幅広い音域移動、和声に長けているラモーのクラヴサン曲集はクープランと並び、チェンバロのための重要なレパートリーとし位置付けられている。 現代最高のチェンバロ奏者の一人として揺るぎない地位を確立しているトレヴァー・ピノック。チェンバロ奏者としてだけではなく、1973年に自身によって結成したイングリッシュ・コンサートの音楽監督として、また世界中のオーケストラへの客演など指揮活動も活発。既にChannel Classicsからはポッジャーらとの共演でコンセール用のクラヴサン曲集をリリースし大好評を得ているが今回の新作であるクラヴサン作品集ではチェンバロ奏者としての実力を存分に発揮している。 | ||
| AV-2057 (2CD) 廃盤 |
ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ&ヴィオラ・ソナタ全集 ヴァイオリン・ソナタ [第1番 Op.78/第2番 Op.100/第3番 Op.108]/ ヴィオラ・ソナタ[第1番 Op.120-1/第2番 Op.120-2/ 「F.A.E.ソナタ」〜スケルツォ WoO.2 |
シュロモ・ミンツ(Vn/Va) イタマール・ゴラン(P) |
| 録音:2003年10月30日-11月7日、テルデックス・スタジオ、ベルリン。 1957年モスクワ出身のヴァイオリニスト、シュロモ・ミンツがAvieから登場! 長年DGへ録音を続けていたが、ここしばらく新譜と縁が無い状態が続いていただけに、この音盤界復活はまさに朗報。 ミンツは11歳でメータ指揮イスラエル・フィルと協奏曲で共演。16歳ではピッツバ―ク響との演奏でカーネギー・ホールにデビューという驚異的な経歴を持ち、アイザック・スターンのもとジュリアード音楽院でヴァイオリンを学ぶ。1985年のザルツブルク音楽祭ではバッハの無伴奏ソナタの全曲演奏を行い大好評を博した。これまでにジュリーニ、バレンボイム、アバド、といった指揮者やスターン、パールマン、バシュメット、ブロンフマン、マイスキーらと多数の共演を行っており世界的ヴァイオリニストとして高い評価を得ている。最近では指揮活動にも意欲的に取り組んでおりイスラエル室内管弦楽団のミュージック・アドヴァイザー、オランダ・マーストリヒト交響楽団の芸術顧問及び首席客演指揮者の任にある。 今回のブラームス・アルバムではDISC 1ではヴァイオリン、DISC 2ではヴィオラのための作品を収録。ヴィオラ弾きとしてのミンツの天才芸も知ることができる。 | ||
| モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 全集(5曲) [第1番 K.207/第2番 K.211/第3番 K.216/ 第4番 K.218/第5番 K.219]/ 2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ K.190(*)/ 協奏交響曲 K.364(*) |
ハガイ・シャハム(Vn;*) シュロモ・ミンツ(Vn/Va)指揮 イギリス室内o. | |
| 録音:2004年6月&9月、ロンドン。 ミンツによる、こちらはモーツァルト。 ヴァイオリン協奏曲ではイギリス室内管を従えミンツが弾き振りを披露。コンチェルトーネ、協奏交響曲では現在評価急上昇中のヴァイオリニスト、ハガイ・シャハムが参加。協奏交響曲ではミンツがヴィオラを担当するなどシュロモ・ミンツのヴァイオリン奏者、ヴィオラ奏者、そして指揮者としての演奏が集約された注目のタイトル! 「モーツァルトを演奏するにあたっては、”オリジナル”な方法などないと私は考えている。演奏にあたっては、使用する版とカデンツァを複数組み合わせて使っているが、それはひとりのアーティストがこれらの作品にアプローチするに際しては、権威ある演奏を目指すのではなく、作品を再構築していくという態度で接しなければならないのだということを、提起したいと思ったからである。」(シュロモ・ミンツのメモ、ライナー・ノートより抜粋) | ||
| 森林の影で〜ヴァイオリンとピアノのための音楽 エネスコ:幼き頃の印象 Op.28 ラヴェル:ツィガーヌ/ソナタ(遺作) ドビュッシー: 夜想曲とスケルツォ/巷に雨の振るごとく/ 亜麻色の髪の乙女/ミンストレル/ソナタ/美しき夕暮れ |
フィリップ・グラファン(Vn) クレア・デゼール(P、Lutheal) | |
| Avieへの初録音となったドヴォルザーク&コールリッジ=テイラーのヴァイオリン協奏曲集(AV-0044)で見事な演奏を披露したフィリップ・グラファン。ハイペリオンでも多数の作品を発表し高い評価を得ている若手天才ヴァイオリニスト、グラファンのAvie第2弾となる今回は、ルーマニアを代表する作曲家エネスコの作品からフランス印象派の大家であるラヴェル、ドビュッシーの作品へと繋がってゆく。16才でパリ音楽院の1等賞を獲得したという驚異的な経歴の持ち主であるグラファンの演奏はもちろんのこと、伴奏を務めるクレア・デーゼルが使用する、チェンバロに似た音を出すという特種ピアノLuthealもポイントの一つ。 | ||
| フリードリヒ・アウグスト・クンマー(1797-1879): チェロ二重奏曲集 [Op.22-1/Op.103-1/Op.22-2/ Op.156「ヘンデルの マカベウスのユダの主題による変奏曲」/ Op.103-4]/ アリオーソ |
フェーベ・カライ、 ターニャ・トムキンス(バロックVc) | |
| 19世紀ドイツの作曲家クンマーの楽しさに満ちたチェロのための二重奏曲の数々を、女流バロック・チェロ奏者2人の演奏で。クンマーは作曲家としてだけでなく、ドレスデン歌劇場の首席チェロ奏者を務めるなど、チェロの名手としても名高かった音楽家。今回の録音は、ガンと闘う子供たちをサポートするためのチャリティー「 We Duet 4 Kids 」の一環として位置づけられている。 | ||
| さすらい人 シューベルト:幻想曲 ハ長調 D.760 Op.15「さすらい人」 リスト: 「巡礼の年 第2年 イタリア」〜 [ペトラルカのソネット第123番/ ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」]/ 「巡礼の年 第2年 補遺」〜ヴェネツィアとナポリ/ 「巡礼の年 第3年」〜エステ荘の噴水 |
ルイザ・ボラック(P) | |
| ルイザ・ボラックはルーマニア出身の女流ピアニスト。1991年エネスコ・インターナショナル・ピアノ・フェスティヴァル優勝、1998年ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクールではシルバー・メダルを獲得するなどの受賞歴を持つ。既にAvieからはエネスコのピアノ組曲集(AV-0013/AV-0012[SACD])をリリースしている。 | ||
| ショスタコーヴィチ: 交響曲第11番 ト短調 Op.103「1905年」 |
セミヨン・ビシュコフ指揮 ケルン放送so. | |
| 第7番「レニングラード」(AV-0020; CD)、第8番(AV-0043; CD)に続くビシュコフ&ケルン放送響のショスタコーヴィチ・シリーズ第3弾はSACD Hybrid 仕様となっての登場。 交響曲第11番は1905年に起きた「血の日曜日事件」を題材とした標題音楽的要素を持つ4楽章形式からなる交響曲であり、近年ではラザレフ&ロイヤル・スコティシュ管やプレトニョフ&ロシア・ナショナル管を筆頭に録音も増え、再評価の著しい作品である。ビシュコフにとって今回のリリースは、フィリップス時代にベルリン・フィルと行った録音に続き2度目。ビシュコフ自身が非常に得意としているレパートリーであり、互いを知り尽くした手兵ケルン放送響とのコンビは前回の録音を凌駕するパフォーマンスを披露してくれるに違いない。活火山ビシュコフ大噴火の予感大。 | ||
| ピエタ大聖堂(ヴェネツィア)の音楽 ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 RV.292/ 詩篇112 「主の僕たちよ、主をほめたたえよ」ハ短調 RV.600/ ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲 ヘ長調 RV.542/ ヴァイオリン協奏曲 ニ長調「1712年のパドヴァの 聖アントニウスの聖なる舌の祝日のために」RV.212/ サルヴェ・レジナ ヘ長調 RV.617/ ヴァイオリン、 チェロとオルガンのための協奏曲 ハ長調 RV.554a |
ムハイリー・ローソン(S) エイドリアン・チャンドラー (Vn)指揮 ラ・セレニッシマ | |
| マイリー・ローソンはニューヨーク・リンカーン・センターやパリ、ロンドンを中心に活躍中のソプラノ。18世紀スコットランド、イタリア作品のスペシャリストとしても知られている。ラ・セレニッシマは1974年生まれの若手ヴァイオリニスト、アドリアン・チャンドラーを中心に1994年に結成されたピリオド楽器アンサンブル。Avieからのリリースはこれで3枚目。 | ||
| ハンス・ガル(1890-1987):ピアノ独奏作品全集 ソナタ Op.28/組曲 Op.24/ソナティナ第1番 ハ長調 Op.58/ ソナティナ第2番 イ短調 Op.58/3つのスケッチ Op.7/ 3つの小品 Op.64/3つの前奏曲 Op.65/24の前奏曲 Op.83/ 24のフーガ Op.108 |
レオン・マッコーリー(P) | |
| 個々の曲には他録音がある場合もあるが、全集としては初の録音。 ハンス・ガルはウィーン近郊のブルンで生まれたオーストリアの音楽学者・作曲家。第二次世界大戦の前にナチスに国を追われ、スコットランドに移住。エディンバラでは作曲家としてだけでなく指揮者やピアニストとしても活躍し(フェリアー、ゼーフリート、パツァークらをカーゾンとピアノ伴奏したブラームス「愛の歌、ワルツ」のライヴがDECCAから発売されている)、ブラームスやシューベルトの研究者としても名を馳せた。ブラームスの流れをくみながらも知名度があまり高いとは言えなかったガルは、没後以降見直されつつあるが、ピアノ曲はまだ少ないだけに、今回リリースとなる全集は非常に貴重な録音である。 ピアノのマッコーリーは第9回ベートーヴェン国際ピアノコンクールで優勝、第11回リーズ国際ピアノコンクールでは2位に入賞したイギリスのピアニスト。ちなみに今回のリリースのプロデューサーはハンス・ガルの孫であるサイモン・フォックス=ガルが担当している。 | ||
| ヘンデル: 合奏協奏曲集 Op.3(全6曲)(*) アレグロ (Op.3 No.6の第2楽章としてWalsh's editionより出版)(+) 合奏協奏曲集 Op.6(全12曲)(+) |
クリストファー・ホグウッド指揮 ヘンデル&ハイドン・ソサイエティ | |
| 録音:1988年3月(*)/1991年3月、1992年5月(+)。 ホグウッドとヘンデル&ハイドン・ソサイエティのコンビがAvieから登場。指揮者・チェンバロ奏者として世界的な名声を得ているホグウッドだが、ヘンデルについての評伝を出版するなど音楽学者としての一面も備えている。現在桂冠指揮者をつとめているヘンデル&ハイドン・ソサイエティーとのヘンデルの演奏は、バロック音楽や古典派音楽のオリジナルの奏法による古楽器演奏を徹底的に研究してきたホグウッドだからこそ成しえた名演。 | ||
| ハイドン:アリア&カンタータ集 「ベレニーチェのシェーナ」Hob.XXIVa:10/ 「ソン・ピエトーサ、ソン・ボニーナ」Hob.XXXII:b-1/ 「ナクソス島のアリアドネ」Hob.XXVIb:2(管弦楽版)/ アリア「独り、物思いながら」Hob.XXIVb:20/ 同「惨めなわれら…惨めな祖国」Hob.XXIVa:7 |
アーリン・オジェー(S) クリストファー・ホグウッド指揮 ヘンデル・ハイドン・ソサエティ | |
| 録音:1988年。 20世紀の名ソプラノ、アーリン・オジェーが遺した名演奏を復刻リリース。ホグウッド&ヘンデル・ハイドン・ソサエティーの好サポートを受けてオジェーが歌う見事なハイドン・アルバム。特別価格設定に加え44ページからなる2005年版Avieのカラーカタログ付きという豪華仕様でのご提供。 #カタログ付き商品のため、入手出来なくなっている場合がございます。 | ||
| ヘンデル:トリオ・ソナタ集 Op.5 [第1番 イ長調/第2番 ニ長調/第3番 ホ短調/ 第4番 ト長調/第5番 ト短調/第6番 ヘ長調/ 第7番 変ロ長調] |
ブルック・ストリート・バンド | |
| 5人での水上の音楽(AV-0028)で大きな反響を呼んだ、女性演奏家のみで構成される古楽アンサンブル、ブルック・ストリート・バンドが再びヘンデルを取り上げる。今回のトリオ・ソナタでもピリオド楽器を使用、イギリスでの高評価も納得の演奏を披露する。 | ||
| マーラー:交響曲第4番 ト長調 (エルヴィン・シュタイン編曲による室内管弦楽版) |
ケイト・ロイヤル(S) ダグラス・ボイド指揮 マンチェスター・カメラータ | |
| 前作ベートーヴェンの交響曲集で好評を博したダグラス・ボイド&マンチェスター・カメラータの第2弾。今回も通常の編成ではなく、マンチェスター・カメラータの特性を十分に活かすためにシュタイン編曲による室内管弦楽版を使用。BBCプロムスでラトルと共演するなど売出し中のソプラノであるロイヤルの歌声が華を添えている。マーラーの一味違った一面を聴くことができる注目盤。 | ||
| エリック・コーツ(1886-1957):管弦楽作品集 コンサート・ワルツ「フットライト」/ 組曲「三人の男」/幻想曲「わがままな大男」/ 管弦楽のための組曲「ロンドン・アゲイン」/ 幻想曲「シンデレラ」/組曲「夏の日」/ テレビジョン・マーチ |
ジョン・ウィルソン指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
| エリック・コーツは吹奏楽、管弦楽のための行進曲やライト・ミュージックなどを中心に作曲を行い、イギリス音楽界に大きく名を残した。1972年生まれの若手指揮者ジョン・ウィルソンと名門ロイヤル・リヴァプール・フィルのコンビによって繰り広げられるコーツの世界は、イギリス音楽ファン必聴。 | ||
| R.シュトラウス:管弦楽作品&協奏曲集 家庭交響曲 Op.53 オーボエ協奏曲 AV.144(*) アルプス交響曲 Op.64 クラリネットとファゴットのための二重協奏曲 AV.147(+) |
ジョナサン・スモール(Ob;*) ニコラス・コックス(Cl;+) アラン・ペンドルベリー(Fg;+) ジェラード・シュワルツ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
| 録音:2001-2003年、ライヴ、(*)のみスタジオ。 イギリスの名門オーケストラのひとつとして日本でも知られているロイヤル・リヴァプール・フィル(RLPO)と現音楽監督シュワルツによるR.シュトラウス。壮大なスケールで描かれるアルプス交響曲や家庭交響曲の演奏は、イギリスのオケはロンドンだけではないということを再認識させてくれる熱演。また2曲の協奏曲では、RLPOの首席をつとめる実力派たちによる妙技を堪能することができる。 RLPOはAvieより継続的にリリースを行っていくことになっている。 | ||
| はじめに〜1940年代の合唱作品集 ブリテン:祝祭カンタータ「キリストと共にいて喜べ」Op.30 ピツェッティ:3つの合唱曲 フィンジ:見よ、満ち足りた、最後の犠牲を Op.26 コープランド:はじめに |
ジョナサン・ハイド(ボーイS) ジェレミー・ケンヨン(ボーイA) ジェイムズ・ギルクリスト(T) アラン・スミス(B) アンドルー・ネスシンガ指揮 グロスター大聖堂聖歌隊 ロバート・フーザート(Org) 他 | |
| 映画「ハリー・ポッター」のホグワーツ魔法魔術学校の舞台となり日本でも一躍ポピュラーな存在となったグロスター大聖堂。そのグロスター大聖堂が誇る、長き歴史を持つ聖歌隊のアルバムがAvieからリリースされる。今回はブリテン、コープランドなど1940年代に作曲された合唱作品を選んでいる。 | ||
| ヴィタウタス・バルカウスカス(1931-): ヴァイオリンと管弦楽のための「遊戯」Op.117(*)/ ヴァイオリン・ソロのためのパルティータ Op.12(*) ヴィオラ・ソロのための2つのモノローグ Op.71(+) ヴァイオリン、 ヴィオラと管弦楽のための二重協奏曲 Op.122(#) |
フィリップ・グラファン(Vn) 今井信子(Va) ロベルタス・セルヴェニカス指揮 リトアニア国立so. ヴィリニュス祝祭o. | |
| 録音:2003年2月1日、ヴィリニュス・ナショナル・シンフォニー・ホール、ライヴ(*)/2004年10月6日、オランダ、スタジオ(+)/2004年6月27日、ヴィリニュス・ナショナル・シンフォニー・ホール、世界初演ライヴ(+)。 ヴィタウタス・バルカウスカスはリトアニアの作曲家。ヴァイオリンと管弦楽のための「遊戯」Op.117でリトアニア国家賞を受賞するなど、同国の音楽界を代表する作曲家として活動を行っている。 今回収録されている「遊戯」Op.117はフィリップ・グラファンに、「2つのモノローグ」Op.71は日本を代表するヴィオラ奏者の一人である今井信子に、そして「二重協奏曲」Op.122はリトアニアで多くのユダヤ人の命を救ったあの杉原千畝と幸子夫人に献呈されている。 グラファンと今井信子の実力は言うまでもなく、中でも「二重協奏曲」Op.122の演奏は圧倒的なパフォーマンスだったとのことでなので、実力派コンビによる世界初演の演奏が非常に楽しみ。 | ||
| ラウラが微笑むとき フィリップ・ロセター(1567/8-1623): 来たれいま一度、甘き恋/ And would you see my mistress face/ファンタジア/ No grave for woe/Reprove not love/ What Then Is Love But Mourning ?/パヴァン/ サセックス伯爵夫人のガリアード第3番/ガリアード/ Though far from joy/ラウラが微笑むとき/不親切の中の親切/ プレリュード/ロセターのパヴァン/ロセターのガリアード/ アルメイン/ If she forsakes me/ Shall I come if I swim/ Whether Men Do Laugh or Weep/ What Hearts Content |
マシュー・ワーズワース(リュート) ジェイムズ・ギルクリスト(T) | |
| 盲目のリュート奏者マシュー・ワーズワースとイギリスのテノール、ギルクリストによるデュオ・アルバム。マシュー・ワーズワースはナイジェル・ノースの下でリュートを学び、精力的にコンサートやレコーディングなどの活動を行っている注目の演奏家。Avieからはカロリン・サンプソンとのコンビで既に1タイトル(AV-2053)リリースしている。ギルクリストの歌声とワーズワースのリュートの調べに乗って甦る16世紀イングランドの宮廷音楽は絶妙。 | ||
| ブラームス: クラリネット・ソナタ第1番 へ短調 Op.120 No.1/ クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 Op.120 No.2 クララ・シューマン(1819-1896):3つのロマンス Op.22 ローベルト・シューマン:3つのロマンス Op.94 (以上全曲、ジェフリー・カーナー編曲によるフルート版) |
ジェフリー・カーナー(Fl) チャールズ・アブラモヴィチ(P) | |
| ジェフリー・カーナーのAvie4作目は、クラリネットを語る上で外すことの出来ない名作中の名作をなんとフルートで演奏してしまうという好企画盤。しかも4曲とも編曲はジェフリー・カーナー自身によるもの。 1990年よりフィラデルフィア管弦楽団の首席フルート奏者をつとめるジェフリー・カーナーは、アメリカのフルート界を牽引する名プレーヤー。これまでにAvieよりリリースされている「アメリカのフルート作品集」(AV-0004)、「イギリスのフルート作品集」(AV-0016)、「フランスのフルート作品集」(AV-0027)の評価も非常に高く、また、ニュー・ヨーク・タイムズ誌で「驚異的なヴィルトゥオジティ」と称賛されている。超一級の音色、テクニック、音楽性に裏打ちされた圧倒的な演奏を披露してくれるフルーティストである。 | ||
| マーラー:リュッケルトの5つの詩 シューマン:歌曲集「女の愛と生涯」 ブリテン:子守歌のお守り Op.40/キャバレー・ソング |
アン・マレー(Ms) マルコム・マルティノ(P) | |
| 世界的メゾソプラノとして確固たる地位を築き上げているアン・マレーがAvieに登場。初回から意欲溢れるプログラミングを聴かせてくれる。ピアノ伴奏はOnyxでバーバラ・ボニーの伴奏をつとめるなど、様々な歌手のサポートを行っている名手マルコム・マルティノ。ちなみにアン・マレーは今後もAvieからリリースを継続して行く予定。 アン・マレーは2005年10月に行われるバイエルン国立歌劇場来日公演に参加、ヘンデルの「アリオダンテ」でタイトル役をつとめる予定となっている。今回上演される共同プロダクションはアン・マレーのアリオダンテを想定して作られたとのことで、日本の聴衆に大きな感銘を与えてくれることは間違いないだろう。 | ||
| オール・イズ・ブライト スヴェーリンンク:今日、キリストがお生まれになった 作曲者不詳(1420頃):There is no rose ブクステフーデ:諸人声あげ プレトリウス:Lo hou a Rose e'er bloomin コルネリウス:三人の王 ウォルトン:What Cheer ?/ All this time/ヘロデ王と雄鳥/われこの祝祭を喜び ハウエルズ:汚れなきバラ エリック・ウィテッカー(1970-):ルクス・アルムクェ ウィリアム・マティアス(1934-1992): A Babe Is Born Op.55/ Sir Christemas フランツ・グルーバー(1787-1863):きよしこの夜 ジェニファー・ヒグドン(1962-):大いなる神秘 アイヴズ:クリスマス・キャロル ダニエル・ピンクハム(1923-):スウィート・ミュージック ネッド・ローレム(1923-): When all things were in quiet silence イギリス民謡:コヴェントリー・キャロル ヴァージル・トムソン(1896-1989):O My Deir Hert ウェールズ民謡:ひいらぎ飾ろう |
グラント・ルウェリン指揮 ヘンデル& ハイドン・ソサイエティcho. | |
| ヘンデル&ハイドン・ソサイエティ合唱団による最新録音盤。スヴェーリンク、プレトリウスからウィテッカーまで新旧様々なキャロルを集めた魅力的なアルバム。グラント・ルウェリンは1960年サウス・ウェールズ出身の期待の若手指揮者。現在はBBCウェールズ・ナショナル管弦楽団首席客演指揮者の任にある。 | ||
| ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調Op.100 シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調Op.105 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 |
ルーデンス・トゥルク(Vn) ミラナ・チェルニャフスカ(P) | |
| Avieが大きな期待を持って推薦するアルバニアの若きヴァイオリニスト、ルーデンス・トゥルク(1978-)のアルバム。彼はバルカン半島南西部に位置するアルバニア共和国の首都ティラナで生まれ、6歳からプロのヴァイオリン奏者として活躍していた父に師事、1996年からはミュンヘン音楽大学でアナ・チュマチェンコ教授に付いて学んだ。全ドイツ青少年音楽コンクール、ライオンズクラブ国際協会主催のコンテストなどで優勝を果たし、2002年10月にはベルリンでクリントン前アメリカ大統領出席の式典で演奏を披露、2006年のミュンヘン・アーティスト・オブ・ザ・イヤー賞に選出されるなど、今後の活躍が期待されている。 | ||
| エネスコ:ピアノ作品集 Vol.2 前奏曲とフーガ ハ長調/夜想曲 変ニ長調/スケルツォ/ Piece Sur Le NOM-De Faure / ピアノ・ソナタ第1番 嬰へ短調Op.24-1/ ピアノ・ソナタ第3番 ニ長調Op.24-3 |
ルイザ・ボラック(P) | |
| エネスコと同郷のルイザ・ボラックによる、ピアノ・ソナタをメインとしたエネスコ作品集の続編。ボラックは1991年エネスコ国際ピアノ音楽祭で優勝を果たすなど、エネスコのスペシャリストである。 | ||
| パースペクティブII ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第22番 ヘ長調Op.54/ ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調Op.90 バルトーク:組曲「戸外にて」Sz.81 ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番 へ短調Op.5 |
アンドレアス・ヘフリガー(P) | |
| 世界的名テノール歌手エルンスト・ヘフリガーの息子、アンドレアス・ヘフリガーのパースペクティブI(AV-0041)に続く最新作。名門ジュリアード音楽院で学び、ニューヨーク・フィル、シカゴ響、ロンドン響、バイエルン放送響などの超一流オーケストラにゲストとして迎えられるなど世界を舞台に活躍中。 | ||
| タンゴ&ダンス ヤコブ・ゲーゼ(1879-1963):ジェラシー ピアソラ:忘却/リベルタンゴ/チキリン・デ・バチン ジェラルド・エルナン・マトス・ロドリゲス(1897-1948): ラ・クンパルシータ グラナドス:スペイン舞曲集〜アンダルーサ ミゲル・アンヘル・バルベロ(1943-):Tiempos inciertos カルロス・ガルデル(1890-1935):Tomo y Obligo アルベニス:タンゴ Op.165 No.2 パブロ・ツィーグラー(1944-):Desde Otros Tiempos ヒナステラ:小粋な娘の踊り ホセ・バルガト(1915-):ブエノス・アイレスのグアシエラ フィノーラ・ハント:フィーノ・アイリッシュ・タンゴ |
フィノーラ・ハント(Vn)指揮 RTEコンサートo. | |
| アイルランド室内管弦楽団の音楽監督もつとめているアイルランド出身の女流ヴァイオリン奏者フィノーラ・ハントによるタンゴ&ダンス・アルバム。フィノーラ・ハントのインタビューを収めた約9分間の特典DVD-Video(NTSC)付き。 | ||
| 20世紀の合唱作品集 Vol.1 〜プーランクとフランスの同世代人たち プーランク: サルヴェ・レジナ/ アッシジの聖フランシスコの4つの小さな祈り/ エクスルターテ・デオ/ 羊飼いたちよ、汝らが見たものを語れ/ 賢人ら星を見て/おお、大いなる神秘/ この日、キリストは生まれぬ/ミサ曲 ト長調/ 黒い聖母像への連祷 メシアン:おお、聖なる晩餐 ピエール・ヴィレット(1926-1998): 聞きたまえ主よOp.45/天使の糧Op.80/聖母の賛歌Op.24 |
エドワード・ヒギンボトム指揮 オックスフォード・ ニュー・カレッジcho. | |
| エドワード・ヒギンボトムが、オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団のディレクターに就任して2006年で30周年。これまでにこのコンビは70を超える録音と多くのコンサートを行い、世界中から高い評価を獲得してきた。ヒギンボトムのディレクター就任30周年を記念してAVIEより全3枚予定でシリーズ「20世紀の合唱作品集」がスタート。第1弾はプーランク、メシアン、日本でも人気の高いヴィレットというフレンチ・アルバム。「イギリス」と「アメリカ」の2タイトルが継続リリース予定となっており、熟成されたコンビによる歌声を存分に楽しむことが出来る。合唱ファン要チェックのシリーズ。 | ||
| 20世紀の合唱作品集 Vol.2 〜マクミランと同世代のイギリスの作曲家たち ジュリアン・アンダーソン(1967-): 主に向かって新しい歌を歌え ジェイムズ・マクミラン(1959-): キリストは勝てり/聖母マリアのお告げ ジョナサン・ダヴ(1959-): Ecce beatam lucem、Into thy Hands ライアン・ウィッグルスワース(1979-):リブラ・ノス ジュディス・ウィアー(1954-):Love Bade Me Welcome ロビン・ホロウェイ(1943-):Since I believe フランシス・グリアー(1955-): 聖アウグスティヌスの祈り タリック・オレーガン(1978-):キリストは蘇られた ピーター・ウィシャート(1921-1984): イエスの甘き思い出 ジョン・ジョーベルト(1927-):Whitsun Carol Op.115b ガブリエル・ジャクソン(1962-):めでたし元后 |
エドワード・ヒギンボトム指揮 オックスフォード・ ニュー・カレッジcho. | |
| ヒギンボトムのオックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団ディレクター就任30周年記念リリース第2弾。このコンビはこれまでに、70を超える録音と多くのコンサートを行い、世界中から高い評価を獲得してきた。今巻は現代スコットランド音楽界の旗手マクミランと、同じく20世紀に生まれたイギリスの作曲家たちの作品を、30年という長い年月をかけて熟成された名コンビの演奏で存分に味わうことが出来る1枚。ちなみに完結となる第3作は「アメリカ」の予定だとのこと。 | ||
| 20世紀の合唱作品集 Vol.3 〜コープランドと同世代のアメリカの作曲家たち アドルファス・ヘイルストーク(1973-):デボラの歌 コープランド:初めに(*) リビー・ラーセン(1950-): I Will Sing and Raise a Psalm モーテン・ローリドセン(1943-): おお、大いなる神秘 ネッド・ローレム(1923-): O Deus, ego amo te / Oratio Patris Condren: O Jesu Vivens in Maria / Thee, God, I come from アイヴズ:詩篇67番 ストラヴィンスキー: アンセム「鳩は空気を引き裂いて降りる」/ミサ曲 ティペット:「我らが時代の子」〜Steal away |
キャスリーン・ボット(S;*) エドワード・ヒギンボトム指揮 オックスフォード・ ニュー・カレッジcho. | |
| 録音:2005年7月11日-15日、ニュー・カレッジ・チャペル。 エドワード・ヒギンボトムの、オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団ディレクター就任30周年記念リリース第3弾&完結盤。これまでにこのコンビは70を超える録音と多くのコンサートを行い、世界中から高い評価を獲得してきた。「アメリカ」をテーマとした今回の最新盤では、ストラヴィンスキー、コープランドやアイヴズといった大家から、現在も第一線で活躍を続けるローリドセン、ヘイルストークらまで、様々な作品を網羅している。コープランド作品にキャスリーン・ボットが参加しているのも見逃せないポイント。 | ||
| プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調Op.94 ドビュッシー:シランクス ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死 フランク(ピッチニーニ編曲): ヴァイオリン・ソナタ イ長調 |
マリーナ・ピッチニーニ(Fl) アンドレアス・ヘフリガー(P) | |
| マリーナ・ピッチニーニは、トロントでNYP首席奏者であるバックストレッサーの元でフルートを学び、小澤征爾にもその実力を認められたヴィルトゥーソ。ソリストとして活発な活動を展開しておりボストン響、東響、ロッテルダム・フィルなどと共演を重ねている。伴奏を務めるのはエルンスト・ヘフリガーの息子、アンドレアス・ヘフリガー。ピッチニーニの夫君でもある。夫婦ならではの息の合った演奏が聴けるアルバム。 | ||
| クレイグ・アークハートの音楽 クレイグ・アークハート(1953-): ストリームウォーカー/ Here the Frailest Leaves of Me / Sometimes with One I Love / O You Whom I Often and Silently / I'll tell you how the Sun rose /パ・ドゥ・ドゥ/ Split the Lark / Vesper Hymn / Among the Multitude / Far from Love /ヴェネツィアの雪/眠る薔薇/ The Dalliance of Eagles /ピアノ/ Across the Fields... / Secret Spaces / Adrift a little boat adrift! / On this wondrous sea /めざめ/ It's all I have to bring today |
マイケル・スラッテリー(T) クレイグ・アークハート(P) | |
| ニューヨーク在住の作曲家、ピアニストであるアークハートは、巨匠バーンスタインにその才能を認められ、氏が亡くなる1990年までの15年間に渡りサポートを行った。また映画「アマデウス」で主役を務めたトム・ホルスのピアノ指導を行うなど多方面で活躍を見せている。独自の感性によって書かれたアークハートの作品は、クラシックでもありヒーリング的な魅力も併せ持つ。ジュリアード音楽院で学んだテノール、スラッテリーとアークハート自身のピアノが美しく純粋な作品を届けてくれる。 | ||
| ゴシック・ヴォイセズ結成25周年記念盤 知られざる恋〜ソラージュとマショーの歌曲 ソラージュ: Le basile / Tres gentil cuer / Fumeux fume par fumee / Joieux de cuer / Corps feminine / S'aincy estoit / Pluseurs gens / Calextone, qui fut dame / Helas! je voy mon cuer ギヨーム・ド・マショー: Mors sui, se je ne vous voy / Quant je sui mis au retour / Dame se vous m 'estes lonteinne / Plus dure que un dyamant / Douce dame, tant com vivray / Se je souspir parfondement / Dieus Biaute Douceur Nature 作曲者不詳:Adieu vous di / Le mont Aon de Trace |
ゴシック・ヴォイセズ | |
| 世界最古の女流作曲家ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの再評価に大きな貢献を果たし、3度に渡ってグラモフォン・アウォードを獲得、その演奏と功績が絶賛されたイギリスのヴォーカル・グループ、ゴシック・ヴォイセズ。通算22枚目のリリースとなる今作は、同団体の結成25周年を記念したアニヴァーサリー・アルバムともなる。 共に14世紀の中世フランスで活躍したソラージュとマショー、作曲者不明ながらソラージュの作品とされている計19曲の歌曲を取り上げており、特にソラージュ作品の全曲収録は世界初。透明感にあふれた純粋無垢な歌声による14世紀フランスの美しき旋律は、記念盤に相応しい気品と魅力にあふれている。 | ||
| ショスタコーヴィチ: チェロ協奏曲第2番 ト長調 Op.126 プロコフィエフ: チェロと管弦楽のための協奏交響曲 ホ短調 Op.125 |
リン・ハレル(Vc) ジェラルド・シュワルツ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
| シュワルツ&ロイヤル・リヴァプール・フィルの第3作目となる今回のリリースでは、セル時代のクリーヴランド管首席チェロ奏者として同オケを支えたリン・ハレルと共演。チェロのソロパートに高度な技術が求められるプロコフィエフの協奏交響曲は、ロストロポーヴィチとリヒテルによって初演が行われたチェロ協奏曲第2番に改訂を加えタイトルを付け直した作品。ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番はロストロポーヴィチのために作曲された大作である。 音楽一家に生まれるも10代で両親を亡くし、クリーヴランド管入団まで厳しい道を進んだリン・ハレル。不屈の魂で奏でる熱きロシア音楽からは名演の予感が存分に漂う。 | ||
| 共に当版での世界初録音 エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調Op.61(初稿版) ショーソン:詩曲(最終稿版) |
フィリップ・グラファン(Vn) ヴァーノン・ハンドリー指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
| 2曲とも当版での世界初録音。名立たる名手たちが演奏を避け、今だ未出版のエルガー「ヴァイオリン協奏曲」初稿版、この超難曲に世界的に貴重な録音に取り組んできた1964年フランス生まれのヴァイオリニスト、フィリップ・グラファンが挑む! クライスラーに献呈され初演されたこの初稿版は、あまりに高度な超絶技巧を必要としたため、クライスラーを筆頭に数々の名ヴァイオリンたちからも敬遠され、改訂を求められたという。この未出版の楽譜がイギリスの図書館で発見され、グラファンによる今回の録音が実現の運びとなった。このニュースは本国イギリスでも大きな話題となっており、The Gramophone、Classic fM Magazine、The Strad、The Independent、BBC Music Magazineなど様々な雑誌などで紹介されている。カップリングのショーソン「詩曲」も世界初録音となる最終稿版というおまけ付き。ハンドリー&ロイヤル・リヴァプール・フィルというイギリス音楽のスペシャリストによるサポートを受け、現代のヴィルトゥオーソ、グラファンが挑むエルガーの超難曲。聴き逃すこと無かれ! | ||
| ハイドン:弦楽四重奏曲第58番 ハ長調 Op.54-2 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):弦楽四重奏曲第4番 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第14番 変イ長調 Op.105 |
シマノフスキSQ | |
| 1995年にワルシャワで結成されたシマノフスキ・クヮルテットは、2001年のBBCニュー・ジェネレーション・アーティストを受賞し、2005年カロル・シマノフスキ・アウォードを獲得するなど華々しいスタートを切った若き弦楽四重奏団。BBCプロムスやシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭への出演やフランス、ドイツ、オーストラリアへのツアーなど精力的な活動を行っている。ハイドン、ドヴォルザークに加えて同郷の作曲家バツェヴィチの作品を収録。 | ||
| ピノック&マンソン 〜J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバと チェンバロのためのソナタ集 [第3番 ト短調BWV.1029/第1番 ト長調BWV.1027/ 第2番 ニ長調BWV.1028/ト短調BWV.1030b] |
ジョナサン・マンソン(ガンバ) トレヴァー・ピノック(Cemb) | |
| ほとばしる才能と生命力に満ち溢れた音楽、マンソン&ピノックによる至高のバッハ。 アメリカ滞在中に古楽の魅力に開眼したジョナサン・マンソンは、オランダで巨星ヴィーラント・クイケンにヴィオラ・ダ・ガンバを学び、現在はアムステルダム・バロック・オーケストラの首席チェロ奏者を務めるなど、チェロ&ヴィオラ・ダ・ガンバ界の新たなる旗手となる存在。 マンソンはヴィオール四重奏団「ファンタズム」の創設メンバーでもあり、ソリストや室内楽奏者としての活動も活発。チャンネル・クラシックスへの録音にも参加しており、ポッジャー&ピノックとの共演盤であるラモーのクラヴサン曲集(CCS-19098/MCCS-19098)がベストセラーとなったことは記憶に新しい。 指揮活動、ソリスト、室内楽とその活動は多彩にして多忙なピノックは、ポッジャーとのバッハ録音でもその解釈には絶大な支持を得た。並外れた実力と才能を誇る名手たちが織り成すバッハからは、満ち溢れる大いなる生命力を感じ取ることができるだろう。 | ||
| ノーブル・エンターテインメント 〜アン女王のための音楽 W.ウィリアムズ:トリオ・ソナタ第6番 ヘ長調 D.パーセル:トリオ・ソナタ第2番 ト短調 W.コルベット:トリオ・ソナタ ハ長調 N.F.ハイム: チェロと通奏低音のためのソナタ ホ短調 J.ペジブル: 組曲第4番 ハ短調/ソナタ ハ短調Op.1-3 J.C.ペプシュ:トリオ・ソナタ ヘ長調 H.パーセル: チェンバロのための組曲第2番 ト短調 G.ケラー:トリオ・ソナタ第4番 変ロ長調 G.フィンガー:トリオ・ソナタ ト長調2 ヘンデル:トリオ・ソナタ ヘ長調HWV.405 |
パルナシアン・アンサンブル | |
| 2本のリコーダーを中心とした4人の音楽家によるバロック・アンサンブル、パルナシアン・アンサンブルのデビュー盤。1998年創立で18世紀イギリスのリコーダー作品が主なレパートリー。バロック・チェロとチェンバロの通奏低音に支えられたリコーダーの音色が印象的。公式サイト:http://parnassian.mysite.wanadoo-members.co.uk/ | ||
| ショスタコーヴィチ: 交響曲第13番 変ロ短調Op.113「バビ・ヤール」 |
ギドン・サクス(B) ジェラード・シュワルツ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. &男声cho. | |
| 2006年も残り僅かとなったところで続々とリリースされるショスタコーヴィチの生誕記念アルバム、Avie からはR.シュトラスのアルプス交響曲などで好演を聴かせる名門ロイヤル・リヴァプール・フィルによる記念盤、交響曲第13番「バビ・ヤール」が登場。ユダヤ人の虐殺問題を題材として作曲された「バビ・ヤール」は、「森の歌」と並びショスタコーヴィチ最大の問題作として有名な作品。イギリスやアイルランドの歌劇場を中心に活躍中のイスラエルのバス、サクスが鬼気迫る声で演奏を際立たせている。 | ||
| リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調/ バッハの主題による幻想曲とフーガ/死の舞踏 |
マルクス・グロー(P) | |
| 1995年のエリザーベト王妃国際音楽コンクール・ピアノ部門での優勝を皮切りに快進撃を続けるドイツの若手ピアニスト、マルクス・グロー。フィラデルフィア管、サンフランシスコ響、ロンドン響、サンクト・ペテルブルク・フィルなどの名立たる名門オケとの共演経験を持ち、日本へも定期的に来日している。イギリスでもハイペリオンと専属契約を締結したチェロ界期待の新星アルバン・ゲルハルトとの共演でウィグモア・ホール・デビューを飾るなど引く手あまたの状態である。ニューヨーク・タイムズ誌やワシントン・ポスト誌、ガーディアン誌などで高評価のレビューを獲得するなどグローのパフォーマンスは世界中で認知されており、本格的なソロ・デビュー盤となる今回のリスト・アルバムでも大きな期待に違わぬ演奏が期待される。 | ||
| ブラームス: クラリネット・ソナタ第1番 へ短調Op.120-1/ クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調Op.120-2 シューマン:3つのロマンスOp.94/幻想小曲集Op.73 |
トッド・レヴィ(Cl) エレーナ・アーベント(P) | |
| レコーディングにおいても2度のグラミー賞受賞という華々しい実績を持ち、現在ミルウォーキー交響楽団の首席クラリネット奏者をつとめる実力者トッド・レヴィが、クラリネットの超重要レパートリーに挑んだソロ・アルバム。1998年の11月には、ホワイトハウスで当時の大統領であるクリントン夫妻を前にガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルーの演奏を行っている。アメリカのトップ7に匹敵する実力を持つと言われるミルウォーキー交響楽団(トロンボーンには神田めぐみ氏が在籍中)の首席奏者としてだけでなく、室内楽奏者やソリストとしても目覚しい活躍を見せるレヴィ。基本に忠実ながら緩やかなテンポで、懐の深さや音楽性の高さを存分に聴かせてくれる、非常に充実した内容。クラリネット奏者、関係者は是非一聴を! | ||
| ジョン・ジェンキンズ(1592-1678):6声のコンソート集 | エミリア・ベンジャミン (テナー・ヴィオール) ミッコ・ペルコラ (バス・ヴィオール) ファンタズム | |
| ギボンズのヴィオールのためのコンソート集(AV-0032)が2004年度グラモフォン・アウォード「古楽部門」最優秀賞を獲得するなど、世界でも有数の実力派ヴィオール・アンサンブル、ファンタズムのアヴィー移籍3作目は、17世紀イギリスで活躍したとされるジョン・ジェンキンズ。ウィリアム・バードらの作り上げた音楽の基礎を発展させ、現存するだけでも800曲以上の器楽作品を残している。特にヴィオールのためのコンソート音楽に対する評価は抜群に高い。 2人のゲスト・ヴィオール奏者を迎え、イギリスの共和制、王政復古の時代を生き抜いたジェンキンズの作品を美しいハーモニーで聴かせてくれる。 | ||
| イモジェン・クーパー 〜モーツァルト:ピアノ協奏曲集 [第23番 イ長調K.488/ 第9番 変ホ長調K.271「ジュノム」] |
イモジェン・クーパー(P)指揮 ノーザン・シンフォニア | |
| セージ・ゲイツヘッド・ホールとのコラボレーション・リリース第1弾。 イギリスのニューカッスル・ゲイツヘッドの誇る国際音楽センター「セージ・ゲイツヘッド・ホール」は2004年12月にオープンし、大きな話題を呼んだ。このホールを新たな拠点とする名門ノーザン・シンフォニアが、同ホールで行ったコンサートのライヴ録音をリリースして行く新シリーズがスタート。記念すべき第1弾はバドゥラ=スコダ、デムス、ブレンデル直伝の演奏で喝采を浴びるイギリスの女流、イモジェン・クーパーが弾き振りにより披露するモーツァルトの協奏曲集。丁寧なタッチで生み出されるクリアな音色は絶品で、ノーザン・シンフォニアも伸びやかな演奏を聴かせる。 | ||
| J.S.バッハ: フルートとチェンバロのためのソナタ [ロ短調BWV.1030/変ホ長調BWV.1031/イ長調BWV.1032]/ フルートと通奏低音のためのソナタ [ホ短調BWV.1034/ホ長調BWV.1035] |
フィリッパ・デイヴィス(Fl) マギー・コール(Cemb) アリソン・マクギリヴレイ(Vc) | |
| フィナンシャル・タイムズ誌から「一流の巨匠」と評されるなど、イギリスで高い評価を受けているフィリッパ・デイヴィス。1977年にプロムス・デビューを果たし、ジュリアン・ブリーム、パスカル・ロジェ、ヨー・ヨー・マ、スティーヴン・コヴァセヴィチらとも共演、現在はギルドホール音楽院で後進の指導にもあたっている。共演のマギー・コールとアリソン・マクギリヴレイも、録音がグラモフォン・アウォードに輝き、グラミー賞にノミネートされている。 | ||
| カリオペの歌 Vol.1(全52曲) 作曲者不詳:キューピッドとヴィーナス パーセル:Celia has a thousand Charms H.キャリー:懇願 作曲者不詳(T.フィリップス):新しい歌 ヘンデル:A Dialogue between Punch & Columbine H.ホルカム:The forsaken Nymph J.F.ランプ:コケット F.ジェミニアーニ:ジェミニアーニのメヌエット/他 |
エマ・カーティス(A) ザ・フローリック | |
| バロック音楽を得意とし、2003年にシュトゥットガルト州立歌劇場ソロ・オペラ・アンサンブルのメンバーとなったエマ・カーティスが、バロック・アンサンブル「ザ・フローリック」をバックに1700年代イギリスの様々な歌曲を歌う。 | ||
| メネセス&プレスラー〜 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集&変奏曲集 チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調Op.5-1/ チェロ・ソナタ第2番 ト短調Op.5-2/ ヘンデル「ユダス・マカベウス」の 「見よ勇者は帰る」の主題による 12の変奏曲 ト長調WoO.45/ モーツァルト「魔笛」の「娘か女か」の 主題による12の変奏曲 ヘ長調Op.66/ チェロ・ソナタ第3番 イ長調Op.69/ チェロ・ソナタ第4番 ハ長調Op.102-1/ チェロ・ソナタ第5番 ニ長調Op.102-2/ モーツァルト「魔笛」の「恋を知る男たちは」の 主題による7つの変奏曲 変ホ長調WoO.46 |
アントニオ・メネセス(Vc;*) メナヘム・プレスラー(P;#) | |
| 録音:2007年12月18日-22日、ポットン・ホール、サフォーク。使用楽器:アレッサンドロ・ガリアーノ、1730年制作(*)/スタインウェイ D (#)。カラヤンからも若くして信頼されたアントニオ・メネセスが、待望久しいベートーヴェンを老盟友プレスラーとのデュオで遂に実現。 バッハ「無伴奏チェロ組曲」(AV-0052)の新録音を皮切りに、シューマン&シューベルト(AV-2112)やメンデルスゾーン(AV-2140)など次々とすばらしい録音を AVIE からリリースしているメネセスの新録音は、1998年以来彼が在籍し、惜しくも2008年9月で解散とアナウンスされているボザール・トリオの創設メンバーで、2008年現在83歳の大ベテラン、メナヘム・プレスラーとのベートーヴェン。これはメネセスが長年温め続けてきた企画だとのことで、10年来のコンビによる全身全霊を注いだ名演が期待できる。 メネセスは2008年5月下旬に来日公演が予定されており、録音、コンサートの両面で大きな話題となること必至。 来日公演情報:5/21(水)東京、サントリーホール/5/22(木)東京、サントリーホール/5/24(土)長崎、時津カナリーホール/5/25(日)長崎、シーハット大村さくらホール/5/27(火)東京、紀尾井ホール/5/29(木)北海道、江別えぽあホール/5/30(金)東京、紀尾井ホール。 | ||
| ルチアーノ・ベリオ:ピアノのための作品集 ピアノ・ソナタ6つのアンコール/ラウンズ/ セクエンツァ IV/5つの変奏曲/タッチ(*)/カンツォネッタ(*) |
アンドレア・ルッケジーニ(P) ヴァレンティナ・パーニ・ ルッケジーニ(P;*) | |
| ベリオ最大の理解者による決定盤が誕生! 1983年には17歳でディノ・チアーニ国際コンクールを制覇、若くしてトップ・プレイヤーの仲間入りを果たしたルッケジーニ。その演奏を聴いたベリオが自身のピアノ協奏曲第2番のプロムスでの演奏を依頼。また2001年にはベリオのピアノ・ソナタの初演を手懸けるなど、イタリアの鬼才から信頼が絶大だったということが窺い知れる。5曲のピアノ作品に加えて収録されているルッケジーニ夫妻の結婚式で献呈された「タッチ」、ヴァレンティナの両親に贈られた「カンツォネッタ」は、ベリオとルッケジーニの絆の深さの証明と言える。文字通り決定盤となることだろう。 | ||
| モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 [第1番−第18番]/ ロンド イ短調K.511/幻想曲 ハ短調K.475/ アイネ・クライネ・ジーグ ト長調K.574/ メヌエット ニ長調K.355/アダージョ ロ短調K.540 |
レオン・マッカウリー(P) | |
| オーストリアの音楽学者&作曲家、ハンス・ガルのピアノ独奏作品全集(AV-2064)に取り組んだレオン・マッカウリーのモーツァルトが、いきなり全集、しかも特価で登場。 マッカウリーは第9回ベートーヴェン国際ピアノコンクールで優勝、第11回リーズ国際ピアノコンクールでは第2位となるなど、期待を集めるイギリスのピアニスト。 | ||
| 北イタリア、 17世紀-18世紀のヴァイオリン協奏曲集 Vol.1 フランチェスコ・ナヴァーラ(fl.1695-1699): シンフォニア/5声のソナタ[ハ長調/イ長調] 作曲者不詳(fl.ca.1695):子らよ、主を誉めまつれ ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690): 3つのバレッティと5声のコレンテ アルビノーニ:6声の協奏曲第4番 ジュゼッペ・ヴァレンティーニ(ca.1680-ca.1760): 4つのヴァイオリンのための協奏曲第6番 ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲 ト長調Op.3-3,RV.310/ 4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調Op.3-10,RV.580 |
エイドリアン・チャンドラー(Vn)指揮 ラ・セレニッシマ、 マイリ・ローソン(S) | |
| ラ・セレニッシマは1974年生まれの若手ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーを中心に1994年に結成されたピリオド・アンサンブル。前作のヴィヴァルディ・アルバム(AV-2063)でも、冴え渡るチャンドラーのソロとラ・セレニッシマの見事なアンサンブルによる演奏を披露しており、全3巻のリリースが予定されている今回のシリーズのパフォーマンスにも期待が高まる。 | ||
| モーツァルト: 交響曲第40番 ト短調K.550/ 交響曲第41番 ハ長調K.551「ジュピター」 |
ダグラス・ボイド指揮 マンチェスター・カメラータ | |
| 録音:ライヴ。 世界最高峰のオーボエ奏者としてヨーロッパ室内管の創設に携わり、様々な名匠の下で演奏を重ねてきたダグラス・ボイドの指揮者第3弾は、第1弾のベートーヴェン、第2弾のマーラーに続き、名門室内オーケストラがひしめくイギリスの中でも屈指の実力を誇るマンチェスター・カメラータとの共演によるモーツァルト。 | ||
| モーツァルト:フルート四重奏曲集 [第1番 ニ長調K.285/第2番 ト長調K.285a/ 第3番 ハ長調K.285b/第4番 イ長調K.298] ベートーヴェン:セレナード ニ長調Op.25 |
リサ・ベズノシウク(Fl) パヴロ・ベズノシウク(Vn) トム・ダン(Va) リチャード・タンニクリフ(Vc) | |
| ハイペリオンでバッハのフルート・ソナタ集(CDA-67264/5)などを録音、数々の実績を持つリサ・ベズノシウクが、夫でチェロ奏者のリチャード・タンニクリフや、2006年9月に開催された福岡古楽音楽祭で来日した鬼才パヴロ・ヴェズノシウクと録音したアルバム。一体感を存分に活かしたモーツァルトとベートーヴェンは、個々の特徴が光る充実の演奏。 | ||
| ジュリアン・ブリーム 〜マイ・ライフ・イン・ミュージック(私の音楽人生) ・ボーナス映像:ブリームの演奏風景 アグアド、ヴィラ=ロボス、モーリー、ウォルトンの作品 |
ジュリアン・ブリーム(G) | |
| DVD-Video/NTSC/16:9/ドルビー・デジタル・ステレオ/本編120分(日本語字幕付き)、ボーナス映像75分(英語字幕のみ)。 1933年にロンドンで生まれ、若くしてクラシック・ギターの巨匠としての地位を確立したジュリアン・ブリーム。2003年にブリームの70歳を記念して Music on Earth 社から限定発売された貴重な映像が、装いも新たに Avie から再リリースされる。 本編はブリテンやストラヴィンスキー、ウォルトンとの映像や演奏風景を交えながら、ブリーム自身が自宅でこれまでの音楽人生について語るという、ギター関係者感涙の映像。またボーナス映像にはブリームの演奏に加え、ブリテンの「ノクターナル」手稿譜映像なども収録されているとの事。 本編は日本語字幕付き仕様で、ギター愛好家全般に幅広くお薦め出来るアイテムと言えそうだ。 | ||
| ブラームス/リサノフ編 | ||