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イギリスのマイナー・レーベル



ALBION RECORDS
ARC MUSIC
BGS RECORDS
CARL DAVIS COLLECTION
CLAUDIO RECORDS
COLLINS
DISCOVERY
EM RECORDS
FIRST HAND RECORDS
FOUR HANDS MUSIC
GB RECORDS
HERALD
HERITAGE
JCL RECORDS
LITmus
LORELT [LONTANO RECORS LIMITED]
MN RECORDS
MSM
NETTLE & MRAKHAM [Netmark]
OBSIDIAN
RESONUS CLASSICS
RUBICON CLASSICS
SOLO
SONETTO CLASSICS
STONE RECORDS
VOICE PRINT (USD/TONY PALMER FILMS)
UNIZARRE
VIVAT




ALBION RECORDS 1枚あたり\3300(税抜\3000)
  レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ協会の録音部門として2007年に設立されたイギリスのレーベル (アメリカ合衆国の現代音楽系レーベル New Albion Records とは無関係)。知られざるヴォーン・ウィリアムズ作品の発掘、世界初を含む録音、それらの世界的普及に注力している。
ジョン・サイクス(1909-1962):歌曲&ピアノ作品集
 歌曲集「無垢と経験の歌」(22曲)/ポロネーズ(ピアノ・デュオ)/
 ジョン・ダウランドへのオマージュ/トッカータ/ピーアン/舟を漕げ(ピアノ・ソロ)
  ローワン・ピアース(S) ギャレス・ブリンモア・ジョン(Br)
  イアン・ファリントン、ウィリアム・ヴァン(P)
 録音:2019年9月4日-6日、ウェスト・ロード・コンサート・ホール、 UK |全曲世界初録音。#収録分数の関係でディスクに収録できなかった「ロンドン(経験の歌より)」がボーナス・トラックとしてディジタル・ダウンロード可能。王立音楽大学でヴォーン・ウィリアムズ、ゴードン・ジェイコブに師事した、インド出身のピアニスト、作曲家、教師ジョン・サイクスの作品集。録音には、イギリスを代表する古楽アンサンブル&合唱団、ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズのメンバーとしても活躍する女声古楽歌手ローワン・ピアースが参加。
アルビオンズ・ジャーニー〜ヴォーン・ウィリアムズの人生と作品
 ロビンズ・ネスト(コマドリの巣)/最高善/ヴォーン・ウィリアムズが語るパリー3つのヴォーカル・ワルツ〜冬/
 バーリー・ヒース/ラスト・インヴォケーション/ Smile O Voluptuous Cool-Breath 'd Earth /
 ハウエルズが語るRVW / O, Fair the Fruits of Leto Blow /ザ・トゥエルブ・アポストルズ/
 ヴォーン・ウィリアムズが語るフォーク・ソング/農夫の息子/忠実への哀歌/
 ロイ・ダグラスが語るヴォーン・ウィリアムズ/ウィザーズ・ロッキング・ヒム/ランニング・セット/
 ヴィオラとピアノのための組曲〜 1. 前奏曲/ディア・ラヴ/ Love Breaks all Rules /
 「婚礼の日」〜第6場(抜粋)/マイケル・ティペットが語る RVW 4つの最後の歌〜1. Procris /
 ヴォーン・ウィリアムズが語るシベリウス/「天路歴程」より

 フランク・エリクソン(P) ニッキー・スペンス(T)
 メアリー・ベヴァン(S) ロデリック・ウィリアムズ(Br)
 ポール・ダニエル指揮ロイヤル・リヴァプールpo.
 マーティン・ブラビンズ指揮 BBC so./他
 グラミー賞にノミネートされた2つのアルバムを含む、2013年から2019年までにAlbion Recordsからリリースされた11のアルバムからのセレクトで、ヴォーン・ウィリアムズの生涯を描く。再録ではない新たなトラックとしては、ヴォーン・ウィリアムズが6歳で作曲した最初の作品「コマドリの巣(The Robin's Nest)」と、ヴォーン・ウィリアムズ、ハウエルズ、ティペットらの肉声を収めた6つのトラックを収録。
タイム&スペース〜ホルスト&ヴォーン・ウィリアムズ:歌曲集
 ホルスト:6つの歌 Op.15 H.68 /6つの歌 Op.16 H.69 〜ゆりかごの歌/4つの歌 Op.4 H.14 /
      声楽とヴァイオリンのための4つの歌/勇気はあるのか、おお魂よ H.72
 ヴォーン・ウィリアムズ:牧場に沿って/ゆりかごの歌/ブレイクのゆりかごの歌/勇気はあるのか、おお魂よ
 イースタン・カウンティーズとハンプシャーからの民謡集
  〔ヴォーン・ウィリアムズ: Bushes and Briars /朝のひばり/ The Captain's Apprentice
   ホルスト:柳の木 H.83-6 / Abroad as I Was Walking H.83-1 〕

 メアリー・ベヴァン(S) ロデリック・ウィリアムズ(Br)
 ジャック・リーベック(Vn) ウィリアム・ヴァン(P)
 録音:2018年11月27日-12月1日、ポットン・ホール、サフォーク。親友であり親密な音楽仲間でもあったヴォーン・ウィリアムズとホルストが、同じテーマや同じ詩で作曲した作品、民謡からの編曲などを収録した歌曲集。メアリー・ベヴァン、ロデリック・ウィリアムズの有力歌手に加え、ヴァイオリンの加わる「牧場に沿って」と「声楽とヴァイオリンのための4つの歌」ではジャック・リーベックが参加、豪華メンバーによる演奏。ジャケット写真には1921年に撮影された二人の親しげな様子が写されている。
愛の歌〜ヴォーン・ウィリアムズ〔 (+):民謡等の編曲〕:
 ザ・ハウス・オヴ・ライフ(全6曲)(*) /古いドイツの歌(全3曲)(#) /水仙に(#) /フランスの歌(4曲)(#/+) /
  Buonaparty (#) /柳の歌(*/+) /シェイクスピアからの3つの歌(*) /スペインの女たち(#/+) /
 コキジバト(#/+) /シェイマス・オサリヴァンによる2つの詩(#) /二重唱曲(2曲)(*/#)

 キティ・ホウェイトリー(Ms;*) ロデリック・ウィリアムズ(Br;#)
 ウィリアム・ヴァン(P)
 録音:2018年11月27日-12月1日、ポットン・ホール、サフォーク|15曲:世界初録音/6曲:未発表作品。レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品、埋もれていた作品、未発表作品などを取り上げてきた、ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」。ニュー・アルバム「愛の歌(The Song Of Love)」は、15の世界初録音作品、1つのファースト・モダーン・レコーディング、そして6つの未発表作品を含む、ヴォーン・ウィリアムズのレア歌曲集。キャスリーン・フェリアー賞とロイヤル・オーヴァーシーズ・リーグ賞を受賞しているメゾ、キティ・ホウェイトリーと、ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞し、バッハ・コレギウム・ジャパンとの共演でも知られるバリトン、ロデリック・ウィリアムズの素晴らしい歌声にもご注目頂きたい。
ヴィオラ・ファンタジア〜ヴォーン・ウィリアムズ:ヴィオラとピアノのため作品全集
 ヴィオラとピアノのための組曲/ヴィオラとピアノのためのロマンス/イギリス民謡による6つの練習曲/
 グリーンスリーヴス幻想曲/サセックス民謡による幻想曲/テノール、ヴィオラとピアノのための4つの賛歌(*)

 マーティン・アウトラム(Va) ジュリアン・ロルトン(P) マーク・パドモア(T;*)
 録音:2018年7月25日-27日、ワイアストン・レコーディング・スタジオ、モンマス(無印) /2018年12月2日、ポットン・ホール、サフォーク(*) 。ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」。ヴォーン・ウィリアムズのもっともロマンティックで情熱的な音楽に関連するヴィオラをテーマとしたアルバムで、ヴィオラとピアノのための組曲とロマンス、そしてヴィオラとピアノのために編曲された民謡集を収録。ヴィオラを弾くマーティン・アウトラムは、イギリス音楽で高い評価を確立しているマッジーニ四重奏団(ヴォーン・ウィリアムズのアルバムは英グラモフォン賞を受賞)で、1988年の創設当初からヴィオラ奏者を務める名手。また、「テノール、ヴィオラとピアノのための4つの賛歌」では、2017/18シーズにBPOのアーティスト・イン・レジデンスを務めたイギリスの名テノール、マーク・パドモアが歌っているところもポイント。
ヴォーン・ウィリアムズのクリスマス
 8つの伝統的なイギリスのキャロル(1919) /2つのキャロル(1945) (*) /
 「オックスフォード・ブック・オヴ・キャロルズ」(1928)より
  〔おお小さな街ベツレヘム/ゴールデン・キャロル/
   ウィザーズ・ロッキング・ヒム/スノウ・イン・ザ・ストリート/ブレイクの子守歌〕/
 男声のための9つのキャロル(1941) (#)

  ウィリアム・ヴァン指揮ロイヤル・ホスピタル・チェルシー礼拝堂cho.
 録音:2018年2月16日-18日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会、ロンドン| (*):世界初録音、(#):当曲集全曲の世界初録音。レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品、埋もれていた作品、未発表作品などを取り上げてきた、ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」による、ヴォーン・ウィリアムズのクリスマス・アルバム。民謡や民族音楽の研究や収集、編曲の第一人者としても知られるヴォーン・ウィリアムズは各地の伝統的なキャロルも多数収集しており、ヴォーン・ウィリアムズが編纂・編曲したキャロルと新たに作曲したキャロルなどを収録している。
大地と空〜ヴォーン・ウィリアムズ:合唱作品集
  (オリジナル曲14曲 + 編曲8曲〔伝承曲編曲(*) /フォスター作曲(#) 〕)
 3つのヴォーカル・ヴォカリーズ/熟睡/陽気な農夫(*) /故郷の人々(#) /農夫の息子(*) /
  The world it went well with me then (*) / Tobacco's but an Indian Weed (*) / ニュー・コモンウェルス/
  天において主を賛美せよ/我が魂よ、主を賛美せよ/リトル・クロイスター/自由への賛歌/
  イングランド、我がイングランド/自由主義国への呼びかけ/航空兵の賛歌/我らが誕生の地/
  マーガレット・オヴ・スコットランドの賛歌/3つのゲール語の歌(*/+)

  ヒュー・ローランズ(Org) ウィリアム・ヴァン(P)指揮
  ロイヤル・ホスピタル・チェルシ・チャペル・クワイアー
 録音:2018年2月16日-18日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会、ロンドン、 UK | (+)中の2曲が世界初録音。14曲のオリジナル、8曲のトラディショナルからのアレンジを織り交ぜたヴォーン・ウィリアムズの合唱作品集。サロンのための音楽、民謡、賛歌、アンセム、愛国歌、そしてゲール語の歌の英語翻訳など、ヴォーン・ウィリアムズの合唱曲のレパートリーの広さに改めて驚かされる。「3つのゲール語の歌」の「Come Let Us Gather Cockles」と「Wake and Rise」は世界初録音。
私の夢を超えて〜ヴォーン・ウィリアムズ:
  ギリシャ悲劇のための音楽
(1911)
 バッコスの信女/エレクトラ/タウリケのイピゲネイア
ヘザー・ロウ(Ms)
アラン・タング指揮
ブリテン・シンフォニア、
ジョイフル・カンパニー・
 オヴ・シンガーズ
 録音:2017年4月19日-20日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会、ロンドン、 UK |全曲世界初録音。 「海の交響曲」が初演された翌年、1911年にヴォーン・ウィリアムズが作曲したエウリピデスのギリシャ悲劇のための3つの作品を収録。作曲当時から演奏機会には恵まれなかった知られざる作品ではあるものの、メゾ・ソプラノ、女声合唱とオーケストラが繰り広げる美しい音楽は、当時の古典学者ギルバート・マレー、ダンサーのイサドラ・ダンカンが太鼓判を押したと伝わっている。
アイ・ラヴ・マイ・ラヴ〜フォーク・ソング・コレクション
 ヴォーン・ウィリアムズ編曲:民謡編曲集[イングリッシュ・シンガーズ/録音:1928年]
 シャープ編曲:カンタベリーの鍵 / ウィルソン編曲:リオ・グランデ / ブロードウッド編曲:クロコダイル
  [ステュアート・ウィルソン(T) ジェラルド・ムーア(P)/録音:1930年7月1日、1929年10月8日]
 シャープ編曲:
  ベンボウ提督[フレデリック・ラナロウ(Br) フレデリック・キッドル(P)/録音:1919年]/
  やめて、ジョン![コンチータ・スペルビア(Ms) アイヴァー・ニュートン(P) 録音:1932年3月17日]
 バントック編曲:海の悲しみ[ヒュー・ロバートソン指揮グラスゴー・オルフェウスcho./録音:1947年9月19日]
 ホルスト編曲:アイ・ラヴ・マイ・ラヴ[T. B. ローレンス指揮フリート・ストリートcho./録音:1941年5月26日]
 シャープ編曲:クリスタル・スプリング / ヴォーン・ウィリアムズ編曲:恋人にリンゴを
  [ノース・ミッドランズ・セカンダリー・モダーン・スクール少女cho./録音:1947年5月16日]
 ヴォーン・ウィリアムズ編曲:火曜日の朝
  [マルコム・サージェント指揮ブリティッシュ・ナショナル・オペラ・カンパニー/録音:1924年10月3日]
 クライスラー編曲:ロンドンデリー・エアー
  [レオン・グーセンス(Ob) クラレンス・レイボールド(P)/録音:1931年6月15日]
 グレインジャー編曲:ブリッグの定期市[ノーマン・ストーン(T)
   G. ケネディ・スコット指揮オリアーナ・マドリガル・ソサエティ/録音:1927年7月4日]
 スマイス:2つのフランス民謡[エイドリアン・ボールト指揮ライトso./録音:1939年3月3日]
 バターワース:シュロップシャーの若者[エイドリアン・ボールト指揮ブリティッシュso./録音:1920年11月16日]
 ヴォーン・ウィリアムズ編曲:コキジバト
  [ヒュー・ロバートソン指揮グラスゴー・オルフェウスcho./録音:1945年11月8日]
 リマスタリング:ピーター・レイノルズ。この「アイ・ラヴ・マイ・ラヴ」は、リマスタリングが施されたイギリス民謡の78回転録音のコレクション。民謡の採集によって自らの作風を確立したヴォーン・ウィリアムズのルーツの1部を知ることの出来る歴史的録音の数々を収録している。20世紀初頭に集められたシンプルなアレンジによる民謡が持つ、古典的かつ素朴な美しさが存分に収められたアルバム。
ヴォーン・ウィリアムズ:2台のピアノのための音楽
 交響曲第5番 ニ長調(2台ピアノ版/マイケル・マリナー編曲、
  ヴォーン・ウィリアムズ改定、アントニー・ゴールドストーン校訂)/
 ランニング・セット(2台ピアノ版/ヴァリー・ラスカー&ヘレン・ビッダー編曲)/
 タリスの主題による幻想曲(2台ピアノ版/モーリス・ジェイコブソン編曲)
  ゴールドストーン&クレモウ
   [アントニー・ゴールドストーン、キャロライン・クレモウ(P)]
 録音:2016年、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会、 UK |当版による世界初録音。交響曲第5番の2台ピアノ版は、王立音楽大学でヴォーン・ウィリアムズに作曲を師事したマイケル・マリナー(1895-1973)の編曲。この「2台ピアノ版」の交響曲第5番は、そのマニュスクリプトにヴォーン・ウィリアムズによる修正や注釈が付けられるなど作曲者自らが全体を監修。師弟の共同作業によって完成した作曲者お墨付きのヴァージョン。名作「タリスの主題による幻想曲」の2台ピアノ版は、スタンフォードとホルストに作曲を学んだ20世紀イギリスのコンポーザー=ピアニスト、モーリス・ジェイコブソン(1896-1976)のアレンジ。
柳の歌〜シェイクスピア歌曲集
 ヴォーン・ウィリアムズ/ゲスト編曲:丘を越えて、谷を越えて/雲をいただく塔
 ヴォーン・ウィリアムズ/パスフィールド編曲:柳の歌 / ヴォーン・ウィリアムズ:忠実への哀歌
 マクミラン:ソネット / レイトン:カノン / ウィルコックス:5つのシェイクスピアの歌
 チルコット校訂:きけ、きけ、ひばり / ネアウム:五尋の深み / デルプ:来たれ、死よ
 チルコット:耳に心地良い音楽を / ラッター:恋する男とその娘/まだらの雛菊が

   アンドルー・ナン指揮レ・シレーヌ女声cho. フィオヌアラ・ウォード(P)
 録音:時期未記載、セント・ギルバート教会、グラスゴー、 UK 。シェイクスピアの物語やテキストからインスピレーションを得て作曲された、ヴォーン・ウィリアムズの作品を中心とする美しき「シェイクスピア集」。ヴォーン・ウィリアムズはもちろんのこと、ラッターやチルコットなど、現代まで脈々と続くシェイクスピアの作品からの影響、そしてその偉大な存在感を再確認させるプログラム。レ・シレーヌはスコットランドのグラスゴーを拠点とする女声cho. 。スコットランド王立音楽院の卒業生と学生で構成される30人の歌い手からなる合唱団。
真珠よりも純粋な〜ヴォーン・ウィリアムズ:声楽、ピアノとヴァイオリンのための歌曲と二重奏曲集
 最高善/砂州を越え/希望/3つのルンペルシュティルツヒェンの歌/リンデン・リー/2つの二重唱曲/忠実のための哀歌/
 眠れぬ墓/恋する男とその娘/2つのイギリス民謡/歌劇「毒とキス」〜8つの歌(エイドリアン・ウィリアムズ編曲)

 メアリー・べヴァン(S) ジェニファー・ジョンストン(Ms)
 ニッキー・スペンス(T) ジョニー・ハーフォード(Br)
 ウィリアム・ヴァン(P) トーマス・グールド(Vn)
 録音:2016年1月4日-5日、ポットン・ホール、 UK 。ピアノ、またはヴァイオリンの伴奏を伴うヴォーン・ウィリアムズの独唱、二重唱曲集には、なかなか接する機会の少ない初期の作品を多く収録。人気、評価ともに急上昇中のべヴァン・シスターズの妹、メアリー・べヴァンをはじめとするイギリスの歌い手たち、ロンドン・イングリッシュ・ソング・フェスティヴァルの創設者であり音楽監督でもあるピアニスト、ウィリアム・ヴァンが、若き日のRVWの旋律日を余すことなく聴かせてくれる。
ディスカヴァリーズ〜ヴォーン・ウィリアムズ
 3つの夜想曲〔第1番(*) /第2番/第3番(*) 〕/星々で舗装された全ての道/
 管弦楽のためのイタリア狂詩曲「襲われた半島」(#) /4つの最後の歌(*)
  〔オーケストレーション:アントニー・ペイン(*) |
   フィルム・スコアからの再構築:フィリップ・レーン(#) 〕
  ロデリック・ウィリアムズ(Br) ジェニファー・ジョンストン(Ms)
  マーティン・ブラビンズ指揮 BBC so.
 録音:2015年1月12日-13日、10月12日-13日、メイダ・ヴェイル・スタジオ、 UK |全曲世界初録音。 ヴォーン・ウィリアムズの創作活動の最初期から1958年に他界する直前までに作曲された知られざる作品を発掘、校訂した全曲世界初録音となる希少作品集。エルガー「交響曲第3番」「威風堂々第6番」を補筆完成したアンソニー・ペインのオーケストレーションによる(*)、フィルム・スコアから再構築された(#)など、収録曲は全て世界初録音。ハイペリオン(Hyperion)で進行中の交響曲のレコーディングでますますその評価を高めているマエストロ、マーティン・ブラビンズが、ヴォーン・ウィリアムズが遺した知られざるオーケストラ作品の魅力を紐解く。
継承者と反逆者〜ヴォーン・ウィリアムズ&ホルスト:歴史的録音集
 ヴォーン・ウィリアムズ:
  放浪者/言葉の響きは明るく[ロバート・アーウィン(Br) ジェラルド・ムーア(P)/録音:1946年]/
  道端の火[ステュアート・ロバートソン(T) ジェラルド・ムーア(P)/録音:1927年]/
  静かな真昼[ピーター・ドーソン(Br)/録音:1922年]/
  リンデン・リー[エドガー・コイル(Br) 弦楽四重奏団/録音:1924年]/
  イギリス民謡組曲[H.エルドリッジ指揮イギリス近衛騎兵軍楽隊/録音:1923年]/
  海の歌[ラエ・ジェンキンス指揮ニュー・コンサートo./録音:1946年]/
  シネ・ノミネ[E.H.フェローズ指揮ウィンザー城セント・ジョージ・チャペルcho./録音:1926年]/
  乾杯の歌[ルーサー・グリーンウッド指揮コルネ・オルフェウス・グリー・ユニオン/録音:1928年]
 ホルスト:愛らしき優しさと[ピーター・ドーソン(Br)/録音:1923年]/
      これが我が真実の愛に対して[レスリー・ウッドゲート指揮 BBC cho./録音:1936年]/
      主に帰れ[ジョージ・ソールベン=ボール指揮ロンドン・テンプル教会cho./録音:1930年7月]/
      吹奏楽のための第1組曲 変ホ長調
       [ジョージ・ミラー指揮イギリス近衛グレナディア・ガーズ軍楽隊/録音:1924年頃]/
      ムーアサイド組曲[ブラック・ダイク・ミルズ・バンド/録音:1928年9月30日]/
      マーチング・ソング[ジュリアス・ハリソン指揮ヘイスティングス市o./録音:1930年1月8日]/
      乾杯の歌[レスリー・ウッドゲート指揮 BBC cho./録音:1936年6月24日]
 1929年、サウスロンドン、ベックナム出身のSPレコード・コレクター、デイヴィッド・ミッチェルが所有する貴重なコレクションの数々から復刻されたヴォーン・ウィリアムズとホルストの作品の歴史的録音集。
ヴォーン・ウィリアムズ:マスク「婚礼の日」/カンタータ「祝婚歌」
 ジョン・ホプキンス(語り) フィリップ・スミス(Br)
 アラン・タング指揮ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ、ブリテン・シンフォニア
 ヴォーン・ウィリアムズとイングランドの詩人アーシュラ・ウッドと結びつける切っ掛けとなったのが、エドマンド・スペンサーの詩集「祝婚歌」。このスペンサーの「祝婚歌」をウルスラ・ウッドがヴォーン・ウィリアムズに紹介したことにより、新たな作品の誕生そして、2人の結婚へと繋がっていく。結婚式のオードとして作曲したものの、初演の不評を受けヴォーン・ウィリアムズは1957年この「マスク」を「合唱曲」へと改作している。ちなみにジャケットカバーはウルスラ・ウッド本人。1938年撮影の写真。
天路歴程
 バントック:2つの合唱曲[スタンフォード・ロビンソン指揮
              BBC ワイヤレスso. 、ナショナルcho./録音:1929年1月1日]
 ヴォーン・ウィリアムズ:劇音楽「天路歴程」(「ラジオ・プレイ」への付随音楽)
 [エイドリアン・ボールト指揮 BBC so. & cho./ BBC放送:1943年9月5日]
 イギリスのジョン・バニヤンの寓話物語「天路歴程」を題材としたヴォーン・ウィリアムズの劇音楽。1943年9月5日にBBCで放送された演奏の初となる商業用リリースは、エイドリアン・ボールト& BBCso. のコンビによる貴重な音源。バニヤンの300周年を記念して作曲されたバントックの2つの合唱曲も1929年に収録されたレア音源。
ヴォーン・ウィリアムズ:オルガン作品全集&編曲集
 前奏曲「コモンウェルス」/「すずめばち」序曲/ウェールズ民謡による2つのオルガン前奏曲/
 ヴィオラと小管弦楽のための2つの楽章/アン女王のためのウェディング・チューン/
 ナンシーのためのウェディング・カノン/アベリストウィス幻想曲/「海の交響曲」〜ラルゴ・ソステヌート/
 前奏曲とフーガ ハ短調/ウェールズ民謡による3つのオルガン前奏曲/トマス・タリスの主題による幻想曲/
 フィディリのための挽歌/ BGC上のパッサカリア/グリーンスリーヴズによる幻想曲/
 ランド・オヴ・アワー・バース/サラバンド風に/「ロンドン交響曲」より緩徐楽章/アンティフォン

 デイヴィッド・ブリッグズ(Org)
 録音:2014年10月8日、& 13日、セイクレッド・ハート教会、ウィンブルドン。2曲の未出版作品、3曲の世界初録音、そして他のジャンルからの編曲作品を収録。オルガンは、作曲者の存命当時の1912年に建造されたウィンブルドンのセイクレッド・ハート教会に設置されているウォーカー・オルガン。
ヴォーン・ウィリアムズ:ケンブリッジ・ミサ(*)
パリー:恵みを受けし二人のセイレーン
 アラン・タング指揮ニュー・クイーンズ・ホールo.、バッハcho.
 マーティン・エニス(Org) オリヴィア・ロビンソン(S)
 レベッカ・ロッジ(A) クリストファー・ボウエン(T) エドワード・プライス(Br)
 録音:2011年3月3日、フェアフィールド・ホール、クロイドン| (*):世界初録音。1897年にケンブリッジ大学の学士号を取得するために取り組みを始めたヴォーン・ウィリアムズ。1899年1月に完成し、1901年の正式な学位授与へと導く作品となったのがこの「ケンブリッジ・ミサ」。20代のヴォーン・ウィリアムズがソリスト、二重合唱、オーケストラとのために作曲したこの大作ミサ曲は、アラン・タングの校訂を経て2011年3月3日に初演が行われた。
カム・バック・トゥ・ミー〜名作映画からのピアノ・アレンジメント集
 バリー/ロング編曲:「ある日どこかで」〜メイン・テーマ / ロータ:「ロメオとジュリエット」〜愛のテーマ
 スタイナー/デューロ編曲:「風と共に去りぬ」〜タラのテーマ / ホーナー:「タイタニック」〜愛のテーマ
 バリー:「愛と哀しみの果て」〜愛のテーマ / 譚盾:「グリーン・デスティニー」〜永遠の誓い
 ジョーンズ/ロング編曲:「ラスト・オブ・モヒカン」〜メイン・テーマ / 坂本龍一:戦場のメリークリスマス
 ジマー:「グラディエーター」より〔オナー・ヒム/ナウ・ウィー・ア・フリー〕
 ホーナー:「ブレイブハート」より / ショア:「ロード・オブ・ザ・リング」より
 ジョン・ウィリアムズ:「 E. T. ジ・エクストラ・テレストリアル」〜メイン・テーマ
 ジャール:「アラビアのロレンス」〜メイン・テーマ / ヴァンゲリス:「炎のランナー」〜メインテーマ
 モリコーネ/ハリス編曲:「ミッション」〜ガブリエルのオーボエ
 モリコーネ:「夕陽のギャングたち」〜メイン・タイトル/「ウエスタン」より/
       「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」〜オープニング・ラルゴ
 チャールズ・ウィリアムズ:「ホワイル・アイ・ライヴ」〜オルウェンの夢
 アディンセル:「危険な月光」〜ワルソー・コンチェルト

 ジェーン・チー(P)
 録音:2014年6月2日-3日、ポットン・ホール、サフォーク。名作映画の名旋律ピアノ・アレンジメント集。「タイタニック」「戦場のメリークリスマス」「ミッション」などの美メロとして有名な名旋律をピアノ・アレンジメントで存分に味わえる。ジェーン・チーはマレーシア出身の女流奏者。2009年にロンドンのサウスバンク・センターへのデビューを飾り、現在はイギリスを活動の中心とするピアニスト。
夜の星〜ヴォーン・ウィリアムズ:声楽とヴァイオリンのための作品集
 バリトンとピアノのための「旅の歌」/
 イギリス民謡による6つの練習曲(ヴォーン・ウィリアムズ編曲/ヴァイオリン&ピアノ版)/
 「天路歴程」〜3つの歌(ヴォーン・ウィリアムズ編曲/ヴァイオリン&ピアノ版)/
 ヴァイオリン協奏曲(コンスタント・ランバート編曲/ヴァイオリン&ピアノ版)(*) /
 揚げひばり(ヴォーン・ウィリアムズ編曲/ヴァイオリン&ピアノ版)

  マシュー・トラスラー(Vn) ローランド・ウッド(Br) イアン・バーンサイド(P)
 録音:2013年、 UK | (*):当版による世界初録音。コンスタント・ランバートのアレンジによる「ヴァイオリン協奏曲」のヴァイオリン&ピアノ・ヴァージョンが、このヴァイオリン、声楽作品集「夜の星」の最大のハイライト。作曲者自身の編曲によるヴァイオリン&ピアノによる「揚げひばり」はもちろんのこと、英語の詩や散文を用いることに長けていたヴォーン・ウィリアムズの作曲技法の妙を感じさせるプログラム。
ソレント〜ヴォーン・ウィリアムズによる50年間の音楽
 管弦楽のための「3つの印象」(*) /テノール、ヴィオラと弦楽のための「4つの参加」/
 旅の歌第1巻(ヴォーン・ウィリアムズ編曲/バリトン&オーケストラ版)/
 「カスターブリッジの市長」への付随音楽(*) /古いキャロルの旋律による前奏曲
  ローランド・ウッド(Br) アンドルー・ケネディ(T)
  ニコラス・ボーティマン(Va) ポール・ダニエル指揮ロイヤル・リヴァプールpo.
 録音:2013年4月2日-3日、リヴァプール、 UK | (*):世界初録音。「3つの印象」に含まれている「ソレント」をヴォーン・ウィリアムズが作曲したのが1902年、そして古いキャロルの旋律による前奏曲は1952年、80歳の時の作品。2度の世界大戦、そして社会的、政治的、経済的変化を遂げた50年間の中でも、一貫して自らの音楽のスタイルの歴史を貫いたRVWの作曲家人生のハイライト的プログラム。
朝の息子たち〜ヴォーン・ウィリアムズ&ガーニー:ピアノ作品集
 アイヴァー・ガーニー(1890-1937):5つの前奏曲/「ロッキンガム」によるコラール前奏曲
 ヴォーン・ウィリアムズ:山の中の湖/オーランド・ギボンズの歌曲第13番による賛歌的前奏曲/
             舞踏のためのマスク「ヨブ」(ヴァレイ・ラスカー編曲/ピアノ版)

 イアン・バーンサイド(P)
 録音:2012年1月、ポットン・ホール、サフォーク、 UK 。1919年に王立音楽大学でヴォーン・ウィリアムズに師事したアイヴァー・ガーニー(1890-1937)のピアノ作品とのカップリングによる師弟コンビ・プログラム。ガーニーは1919年から22年にかけて40曲を超える声楽曲を書いており、「5つの前奏曲」もこの充実期に作曲された作品。歌曲伴奏のスペシャリストとして名高いイアン・バーンサイドがソリストとして奏でる近代イギリスのピアノ作品は、その演奏にも要注目。
ALBCD-014
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(2CD)
ヴォーン・ウィリアムズ:アーカイヴ・レコーディング
 ウェンロック・エッジで
  [アレグザンダー・ヤング(T) ゴードン・ワトソン(P)
   セバスティアンSQ /録音データ不詳/原盤: Argo, RG 20 〔1953年頃発売〕]/
 残酷な美[アレグザンダー・ヤング(T) 弦楽三重奏団/
      録音、または放送日:1960年5月28日]/
 3つのウェールズ賛歌の旋律による前奏曲救世軍
  [スタッフ・バンド/録音、または放送日:1955年3月12日]/
 5つのチューダー朝の肖像
  [ネル・ランキン(Ms) ロバート・B.アンダーソン(B−Br)
   ウィリアム・スタインバーグ指揮ピッツバークso.、メンデルスゾーンcho./
   録音:1952年、第1回ピッツバーグ国際音楽祭、 US 、ライヴ]/
 ヴォーン・ウィリアムズ、バッハについて語る[放送日:1950年7月28日]
 リマスタリング:ピーター・レイノルズ・マスタリング。ヴォーン・ウィリアムズの貴重録音集。板起こしや放送音源からの復刻などソースは様々だが、RVWの芸術の一部を現代に蘇らせる重要なディスク。CD2に収録されている「ヴォーン・ウィリアムズ、バッハについて語る」は、マニア必聴。
クリスマスに〜
 ヴォーン・ウィリアムズ
(1872-1958)編曲:クリスマス・キャロル&民謡集
  8つのイングランド伝承キャロル
   〔 And all in the morning / On Christmas Night / The Twelve Apostles / Down in yon forest /
    May Day Carol / The truth sent from above / The birth of the Saviour / Wassail Song 〕/

  6つのイングランド民謡〔 Robin Hood and the Pedlar / The Ploughman / One man two men /
              The Brewer / Rolling in the dew / King William 〕/
  12のヘレフォードシャー伝承キャロル
   〔 The Holy Well [第1版/第2版] / Christmas is now drawing near at hand / Joseph and Mary /
    The Angel Gabriel / God rest you merry Gentlemen / New Year's Carol / On Christmas Day /
    Dives and Lazarus / The Miraculous Harvest / The Saviour's Love / The Seven Virgins 〕

 デレク・ウェルトン(Br) イアン・バーンサイド(P)
 録音:2011年5月19日-21日、ポットン・ホール、サフォーク。
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
 プロセルピナの庭(ソプラノ、合唱と管弦楽のための;1899) (*) /
 沼沢地方にて(交響的印象;1904/1935)
パトリック・ハドリー(1899-1973)/ヴォーン・ウィリアムズ編曲:
 カンタータ「沼沢地と洪水」(ソプラノ、バリトン、合唱と管弦楽のための;1955) (+)
イングランド民謡/ヴォーン・ウィリアムズ編曲:見習い船員(#)
  ジェーン・アーウィン(Ms;*) メアリー・ベヴァン(S;+)
  レイ・メルローズ(Br;+/#) ピーター・ブロードベント合唱指揮(*/+)
  ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ(*/+)
  ポール・ダニエル指揮ボーンマスso.(#以外)
 録音:2010年9月27日-28日、ライトハウス、プール(イギリス)。 イギリスの作曲家パトリック・ハドリー(1899-1973)はヴォーン・ウィリアムズに作曲を学んだ人で、この作品は1953年にオランダ、ベルギー、イギリスに大きな被害をもたらしたハリケーン被害への追悼カンタータだという。
ヴォーン・ウィリアムズ、アイアランド:2台のピアノのために編曲された管弦楽作品集
 ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)/
  マイケル・マリナー(1895-1973)編曲:交響曲第6番 ホ短調(2台ピアノ版)
 ジョン・アイアランド(1879-1962)/作曲者編曲:
  前奏曲「忘れられた儀式」(1台4手連弾版)/
  交響的狂詩曲「マイ=ダン」(1台4手連弾版)
 ヴォーン・ウィリアムズ/コンスタント・ランバート(1905-1951)編曲:
  劇付随音楽「すずめばち」序曲(1台4手連弾版)
 エイドリアン・シムズ、アラン・ローランズ(P)
 録音:2009年11月18日-20日、ウッドハウス・コンサートホール、ホームベリー・セント・メアリー、ドーキング、サリー(イギリス)。 最初の妻アデリーンや作曲仲間のバターワース、ホルスト、さらにはブリス、フォンジ、ハウエルズ、指揮者ではバルビローリ、ボールト、サージェントなど、数多くのアドバイザーたちに囲まれていたヴォーン・ウィリアムズ。正式な初演の前に内輪で行われた新作の発表会ではその大半がピアノ編曲、または2台ピアノ編曲版で演奏され、特に1940年〜50年台には交響曲第6番の編曲者マイケル・マリナー(1895-1973)がその大役を担ったとされる。また、ヴォーン・ウィリアムズの交響曲第6番のスケッチ、作曲者本人による補筆が加えられた2台ピアノ編曲版の楽譜は大英図書館に保管されている。
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
 カンタータ「四季の民謡」(女声合唱と管弦楽のための;1950)
 〔 Prologue; to the Ploughboy
  Spring; Early in the Spring / The Lark in the Morning / May Song
  Summer; Summer is a-coming in and The Cuckoo / The Spring of Thyme /
      The Sheep Shearing / The Green Meadow
  Autumn; John Barleycorn / The Unquiet Grave / An Acre of Land
  Winter; Chidrens Christmas Song / Wassail Song / In Bethlehem City / God Bless the Master 〕

ヴォーン・ウィリアムズ/ガスリー・フット編曲:
 カンタータ「ウィンザーの森で」(1931/女声合唱と管弦楽のための版;1954)
  〔 The Conspiracy / Falstaff and the Fairies / Wedding Chorus / Epilogue 〕
 ティモシー・ブラウン合唱指揮ケンブリッジ・クレア・カレッジ聖歌隊
 デイヴィッド・ウィルコックス指揮
 イングリッシュ・ヴォイシズ、ドミートリー・アンサンブル
 録音:2009年1月9日-10日、ウェスト・ロード・コンサートホール、ケンブリッジ(イギリス)。両作品とも世界初録音と表示されている。
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(CD +
Bonus CD)
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心の音楽〜ヴォーン・ウィリアムズ没後50年記念アルバム
 ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):音楽へのセレナード
  [リリアン・スタイルズ・アレン、イゾベル・ベイリー、エナ・ミッチェル、エルジー・サダビ(S)
   ミュリエル・ブランスキル、アストラ・デスモンド、メアリー・ジャレッド、グラディス・リプリー(A)
   ウィリアム・ハーバート、リチャード・ルイス、スティーヴン・マントン、ヘドル・ナッシュ(T)
   ロイ・ヘンダーソン、ハロルド・ウィリアムズ(Br) ノーマン・アリン、ロバート・イーストン(B)

   レイフ・ヴォーン・ウィリアムアズ指揮リヴァプールpo./録音:1951年11月22日、
    ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、王室主催演奏会、ライヴ]
 ヴォーン・ウィリアムズ/ロイ・ダグラス(1907-)編曲:巡礼者の旅(「天路歴程」による)
  [ルイーズ・ボヴェ(S) クリフォード・スコット(T)
   ジョン・ペック(Br) アーノルド・オストランド・Jr(Org)
   ヘンリー・プフォール指揮プリマスcho./
   録音:1965年4月4日、巡礼者のプリマス教会、ブルックリン、ニューヨーク、ライヴ]
 ヴォーン・ウィリアムズが語るパリーとスタンフォードの教え(*)[録音:1955年11月17日]/
 ヴォーン・ウィリアムズの葬儀の実況録音から(*)
  [録音:1958年9月19日、午前11時30分、ウェストミンスター寺院]
 録音:上記[/内]、すべてモノラル| (*):ボーナスCDに収録|発売:2008年。当盤に収められた「音楽へのセレナード」の歌手陣は16人中11人が1938年初演時の面々。
希望が輝くところ〜ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):混声合唱作品集
 No longer mourn for me (Sonnet 71) / Echo's Lament for Narcissus /
 エリザベス朝の3つのパート・ソング〔 Sweet Day / Willow Song / O Mistress Mine 〕/
 Come away Death / Linden Lea(アーサー・サマーヴィル編曲)/ Ring out your bells /
 Rest / Fain would I change that note / Alister McAlpine's Lament /
 The Winter is Gone / Mannin Veen (Dear Mona) / Our love goes out to English skies /
 Loch Lomond / The Mermaid (*/+) / A Farmer's Son so Sweet / The Turtle Dove (*) /
 The New Commonwealth /
 Sun, Moon, Stars and Man (+)〔 Horses of the Sun / The Rising of the Moon /
                The Procession of the Stars / The Song of the Sons of Light 〕
  エーリャン・ハルトヴェイト(Br;*) アリステア・ヤング(P;+)
  ピーター・ブロードベント指揮ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ
 録音:2008年3月29日-30日、聖ポール教会、ニューサウスゲート、ロンドンN11。
ALBCD-002
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(1CD)
1.5CD価格
彼女の髪に口づけしながら〜ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):20の初期歌曲集
 To daffodils (+) / Rondel (+) / How can the tree but wither (+) / Claribel (#) /
 Linden Lea (+) / Blackmwore by the Stour (+) / Boy Johnny (+) /
 If I were a Queen (*/#) / Tears idle tears (*) / Orpheus with his lute (*) /
 When I am dead my dearest (*) / The Winter's Willow (+) /
 2つのフランス民謡(+)〔 Chanson de Quete / Ballade de Jesus Christ 〕/
 The Spleandour Falls (+) / Dreamland (*) / The Sky above the roof (+) /
 ウォルト・ホイットマンの3つの詩(+)〔夜想曲/ A Clear Midnight / Joy, Shipmate, Joy! 〕
  サラ・フォックス(S;*) アンドルー・ステイプルズ(T;#)
  ロデリック・ウィリアムズ(Br;+) イアン・バーンサイド(P)
 録音:2007年3月18日-20日、5月2日-3日、ポットン・ホール、ウェストルトン、サフォーク(イギリス)/2007年5月11日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。
 #国内代理店の取り扱いがなく高額となります。また、入手不能となっている可能性があります。
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[ALBCD-001]
(1CD)
1.5CD価格
空を私たちの屋根としよう〜
 ヴォーン・ウィリアムズ
(1872-1958):オペラからの珍しい歌曲集
  「牛追いのヒュー」からの10の歌
   〔 Cold blows the wind on Cotsall (#) / Life must be full of care (**) / Sweet little linnet (+) /
    Hugh's Song of the Road (+) / Ah! love I've found you (*/+) / The Devil and Bonyparty (#) /
    Alone and friendless (+) / Gaily I go to die (+) / Here on my throne (*) / Hugh my lover (*/+) 〕

  「恋するサー・ジョン」からの2つの歌〔 Greensleeves (*) / See the Chariot at hand (+) 〕
  「天路歴程」からの7つの歌
   〔 Watchful's Song (Nocturne) (#) / The Song of the Pilgrims (#) / The Pilgrim's Psalm (#) /
    The Song of the Leaves of Life and the Water of Life (**) /
    The Song of Vanity Fair(#) / The Woodcutter's Song (*) /The Bird's Song (*) 〕

 サラ・フォックス(S;*) ジュリエット・ポーチン(Ms;**)
 アンドルー・ステイプルズ(T;+) ロデリック・ウィリアムズ(Br;#)
 イアン・バーンサイド(P)
 録音:2007年3月18日-20日、5月2日-3日、ポットン・ホール、ウェストルトン、サフォーク(イギリス)/2007年5月11日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。
 #国内代理店の取り扱いがなく高額となります。また、入手不能となっている可能性があります。
ARC MUSIC 1枚あたり\3300(税抜\3000)
 ワールド&フォーク・ミュージックを専門とするレーベルだが、一部にクラシック寄りのアイテムがあり、それらをご紹介。全点お取り寄せは可能ですので、ご希望の場合はお問い合わせ下さい。
アメリカの肖像
 オリヴィエロ・ラカニーナ:アメリカンの肖像
 パオロ・ベリナーティ:ジョンゴ
 カルロス・グァスタビーノ:ヘロミータ・リナレス
 オスカル・ロベルト・カセレス:
  7つのセファルディムの歌とヘブライ舞曲
フラヴィオ・クッキ(G)
モーディ・
 ストリング・アンサンブル
 ギターと弦楽アンサンブルによる現代作品。#レーベルで廃盤となったため、流通在庫限りとなります。
イギリスの伝統音楽〜音楽と歌の400年
 中世からヴィクトリア朝までの古典音楽、俗謡、大衆歌、他
シティ・ウェイツ
一瞬の音楽
 オリヴィエロ・ラカニーナ(1951-):ギターと弦楽合奏のための組曲「一瞬の音楽」
 ヴィヴァルディ:ギター、2つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 ニ長調(*/+) /
         ギター、ヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲 ト短調(*) /
         ギター、ヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲 ハ長調(*)
  フラヴィオ・クッキ(G) ダニエル・アンドリオーラ(G〔通奏低音〕;*)
  カルラ・ヴァレリア・モルダン(Vn;*) シルク・スオミネン(Vn;+) ロベルト・プレゼピ(Vc;*)
  ブルーノ・デ・フランチェスキ指揮カルロ・アルフレド・ムジネッリo.(#)
BGS RECORDS 1枚あたり\3300(税抜\3000)
 イギリスのバースに本拠を置く国際ギター財団&音楽祭(IGF)傘下のレーベル。
アバウト・タイム
 エルガー/ヘリング編曲:セビリャ Op.7 / ゴス、マーラー:マーラーの歌
 ベートーヴェン/フレンチ編曲:ソナタ Op.101 / ダイエンズ:コム・アン・ロン・デオー
 モーリー/ゴス編曲:コンソートのレッスン第1巻〜4つの作品 / ガーランド:カンタベリーの鐘

 テトラ・ギター四重奏団[ステュアート・フレンチ、スティーヴン・ゴス、
               カール・ヘリング、グレアム・ロバーツ(G)]
 録音:2013年8月。1988年に結成、ユニークなレパートリーとオリジナリティ溢れるプログラムで、好評を博すテトラ・ギター・カルテット。メンバーのステュアート・フレンチが編曲したベートーヴェンのピアノ・ソナタ第28番が聴きどころ。
神のリュート音楽〜
 フランチェスコ(・カノーヴァ)・ダ・ミラノ
(1497-1543): Vol.1
 リチェルカーレ集/ファンタジア集/クアンタ・ベルタ(原曲:アルカデルト)/
 ファンタジア「甘美と愛」/私の悲しい不満(原曲:リシャフォール)/
 私の悲しいファンタジア/ファンタジアとリチェルカーレ「ラ・コンパーニャ」
  ナイジェル・ノース(リュート)
 録音:2012年6月、聖アンドルース教会、イギリス。使用楽器:マルコム・プリオール、2010年製(モデル:16世紀初期ヴェネチア、6コース)。
ラプソディ
 ガーシュウィン/ステル編曲:ラプソディ・イン・ブルー
 アーノルド/アシュフォード編曲:イギリス舞曲集第2集 Op.33
 クリッテンデン:スコットランド幻想曲 / ゴーブ/イーデン編曲:イディッシュ・ダンス(*)

  ヴィーダ・ギター四重奏団
 録音:2012年11月。なお、(*)は副題に『(インドの踊り)』と記載されているが、日本語訳は「ユダヤの踊り」となるはずなので、おそらく誤り。2007年に結成されたイギリスのヴィーダ・ギター四重奏団によるセカンド・アルバム。
ナイジェル・ノース ヴァイスを弾く Vol.2
 シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス
(1686-1750):
 ソナタ ニ長調/ソナタ イ長調/ソナタ ト長調
  ナイジェル・ノース(リュート)
 録音:2012年5月20日-22日、聖アンドルー教会、トディントン、グロスタシャー、イギリス。
ナイジェル・ノース ヴァイスを弾く〜心は喜びに震える
 シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス
(1686-1750):初期のリュート作品集
 序曲第1番 変ロ長調/パルティータ ト短調(1717頃)/ソナタ ヘ短調(1717/プラハ)/
 幻想曲 ハ短調(1719/プラハ)/組曲 ハ短調(1706/デュッセルドルフ)/シャコンヌ 変ホ長調
  ナイジェル・ノース(リュート)
 録音:2010年5月、聖アンドルー教会、トディントン、グロスタシャー、イギリス/発売:2010年。
 イギリスのリュートの名手ナイジェル・ノース(1954年生まれ)は、2009年に母親と前妻を亡くし、さらに自身も突然の心臓発作に襲われた。2010年、復帰した彼は心機一転をはかり、若々しいエレルギーに溢れ、心からそのまま湧き上がったようなヴァイスの初期作品に取り組み、このCDを完成させた。ジャケットに写るノースの表情にはさすがにやつれた印象を否めないが、演奏はすばらしく、かつ以前の彼の録音には聴くことができなかった「心をこめて音楽を慈しむ」ような姿勢も感じられる。ナイジェル・ノースがついに巨匠の域に踏み込んだことを確信させる感動的なアルバム。
恋は魔術師〜ギター・クアルテットのための音楽
 ファリャ(1876-1946)/マーク・エデン編曲:「恋は魔術師」
  〔序奏と情景/洞窟の中で/悩ましい愛の歌/亡霊-恐怖の踊り/魔法の輪(漁師のロマンス)/
   真夜中(魔法)/火祭りの踊り/情景/鬼火の歌/愛の戯れの踊り/暁の鐘〕

 ファリャ/マーク・アシュフォード編曲:「三角帽子から」〔隣人の踊り/市長の踊り/粉屋の踊り〕
 トゥーリナ(1882-1949)/コリン・ダウンズ編曲:闘牛士の祈り
 ビゼー(1838-1875)/ウィリアム・カネンガイザー編曲:「カルメン組曲」
  〔アラゴネーズ/ハバネラ/セギディリャ/闘牛士/間奏曲/ジプシー舞曲〕
 ヴィーダ・ギター・クアルテット
  [マーク・エデン、マーク・アシュフォード、ヘレン・サンダーソン、クリストファー・ステル(G)]
 録音:2008年3月2日-4日、聖三位一体教会、ウェストン、ハートフォードシャー、イギリス。
 ヴィーダ・ギター・クアルテットは2007年にデビューしたイギリスのギター・アンサンブル。エデン=ステル・ギター・デュオにアシュフォードとサンダーソンが加わった形。
ある島のための音楽〜2つのギターのための作品集
 スティーヴン・ドジソン(1924-):プロムナード
 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):フィンジの休息
 マイケル・ボール(1946-):ある島のための音楽
 ジョン・レノン(1940-1980)&ポール・マッカートニー(1942-)/
  レオ・ブローウェル(1939-)編曲:ザ・フール・オン・ザ・ヒル/ペニー・レイン
 ティモシー・バワーズ(1954-)/マーク・エデン編曲:イギリスのメロディによる幻想曲
 ピーター・マクスウェル・デイヴィス(1934-):ストムネスへの別れ
 ゲイリー・ライアン(1969-):ジェネレーター
  エデン=ステル・ギター・デュオ[マーク・エデン、クリストファー・ステル(G)]
 録音:2007年12月16日-18日、聖三位一体教会、ウェストン、ハートフォードシャー、イギリス。
 # パソコン再生用の映像ファイル(Quicktime movie)を収めたCDプラス仕様ですが、再生保証はございません。御了承下さい。
トリストン〜アルゼンチンとベネズエラのギター音楽
 エクトル・アヤラ(1914-1990):セリエ・アメリカーナ
  前奏曲/ショーロ(ブラジル)/タキラリ(ボリビア)/グアラニア(パラグアイ)/
  トナダ(チリ)/バルス[ワルツ](ペルー)/ガトとマランボ(アルゼンチン)
 アタウルパ・ユパンキ(1908-1992):風のビダーラ/祖父の歌/別れのメロディ
 アストル・ピアソラ(1921-1992):5つの小品
  〔草原/ロマンティコ/伊達男/悲しげな [Tristón] /アクセントを効かせて〕
 アントニオ・ラウロ(1917-1986):
  4つのベネズエラのワルツ〔タティアナ/アンドレイナ/ナタリア/ヤクンブ〕
  子供の歌の主題による変奏曲
 ロベルト・アウセル(G)
 録音:時期記載なし、スタジオ・アコースティック・レコーディングズ、ブリュッセル。
 ロベルト・アウセルは1954年アルゼンチンのラ・プラタ生まれのギタリスト。ピアソラがギターのために書いた最初の作品「5つの小品」(当盤に収録)は彼のために書かれ献呈された物。
ダンサ!〜ギターのための舞曲集
 レオ・ブローウェル(1939-):高原地方の踊り/クレオールのグアヒラ/性格的舞曲
 アストル・ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの夏(タンゴ)
 ヴィラ=ロボス(1887-1959):ショーロ第1番
 ファリャ(1876-1946):クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌/
            鬼火の踊り(バレエ「恋は魔術師」より;ポロ)/
            市長の踊り(バレエ「三角帽子」より)/
            粉屋の踊り(バレエ「三角帽子」より;ファルカ)
 フランシスコ・タレガ(1852-1909):ペピタ(ポルカ)/大ワルツ
 エミリオ・プジョル(1886-1980):グアヒラ
 ヨハン・シュトラウスII(1825-1899)/ナポレオン・コスト(1805-1883)編曲:7つの小ワルツ
 共作:新作組曲(国際ギター財団委嘱作品集)
  〔フィリップ・キャシャン(1963-):カーステンス氏のタンゴ / ハワード・スケンプトン(1947-):ビギン
   グレアム・フィトキン(1963-):フレディとレイ / エドワード・マグワイア(1948-):スリップ・ジグ・ブルース
   エロリン・ウォーレン(1958-): Walking me to work 〕

 アラステア・キング(1967-):3つの小舞曲〔ボレアナス/ミノーグ/ガリアーノ〕
  トム・カーステンス(G)
 録音:2003年2月、4月、6月、マイケル・ティペット・センター、バース・スパ大学、イギリス。使用楽器:アントニオ・マリン・モンテロ製(モダーン・ギター)/ゲイリー・サウスウェル製、19世紀後半タイプ(モデル:1883年、アントニオ・デ・トレス製、SE73 )/ゲイリー・サウスウェル製、19世紀前半タイプ(モデル:1825年頃、ヨハン・ゲオルク・シュタウファー製)。各曲ごとの楽器使い分けについては表示されていません。ご了承下さい。
Per Suonare a Due 〜2つのギターのための新しい音楽
 ローラン・ディアンス(1955-):北方 [Côté Nord] (1992)〔デンマークの時/ヒレロズ/ガヨール舞曲〕
 ニキータ・コシキン(1956-):コンチェルティーノ
 レオ・ブローウェル(1939):ペル・スオナーレ・ア・ドゥエ [Per Suonare a Due] (1971)
 デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):パーセルの墓 [Tombeau de Purcell]
  エデン=ステル・ギター・デュオ[マーク・エデン、クリストファー・ステル(G)]
 録音:2005年2月19日-21日、3月22日、聖三位一体教会、ウェストン、ハートフォードシャー、イギリス。
Let Go 〜3つのギターのための新しい音楽
 ブルース・マッコンビー(1943-):愛のタンゴ [Tango Amoroso] (2004)
 ネッド・ベネット(1966-):
  奇妙な夢 [Strange Dreams] (2004) /魚の餌 [Food for Fish] (2004)
 パウロ・べリナティ(1950-): Baião de Gude (1989) / Maracatu da Pipa (2004)
 ヘイリー・サヴェイジ: Storm in a Teacup (2004)
 ベンジャミン・ヴァーデリー(1955-)/アマンダ・クック編曲:
  Start Now (2004) / Let Go (2004) /Now You See it, Now You Don't, Now You Do (2004)
 ゲイリー・ライアン(1969-):キャバレー(ショーガール) [Cabaret (Showgirls) ] (2005)
  アパッショナータ[レベッカ・ボールチ、アマンダ・クック、ヘイリー・サヴェイジ(G)]
 録音:2005年2月、4月、聖トマス・ア・ベケット教会、パガム、ウェスト・サセックス、イギリス。全収録曲が初録音と表示されている。
 10代の頃から一緒に演奏してきたイギリスの三人の女性ギタリストが2003年に結成したトリオ、アパッショナータのデビューCD。公式サイト:http://www.appassionataguitartrio.net/
星に従って〜スティーヴン・ドジソン(1924-):ギターのための音楽
 2つのギターと弦楽のためのコンチェルティーノ「レース [Les Dentelles] 」(1998) (*) /
 リヴァーソング(2つのギターのための狂詩曲)(1994) /プロムナードI(1988) /パストゥレル(1993)
 星に従って(オランダの古いクリスマスの讃美歌による3つのギターのための幻想曲)(1980) (+)
  エデン=ステル・ギター・デュオ[マーク・エデン、クリストファー・ステル(G)]
  ヘレン・サンダーソン(G;+) ジョージ・ヴァス指揮オーケストラ・ノヴァ(*)
 録音:2002年4月14日、5月5日、マイケル・ティペット・センター、バース・スパ大学、イギリス。(*)は初録音と表示されている。
 1994年にイギリスの王立音楽アカデミーを卒業したマーク・エデン、クリストファー・ステルが結成したエデン=ステル・ギター・デュオ。彼らが初めて共演したのは1990年、学内におけるドジソンの「プロムナードI」の演奏だったとのこと。
サバテアド!〜ロドリーゴへのオマージュ
 ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):古いティエント/ソナタ・ジョコーサ
 エロリン・ウォーレン(1958-):赤[Red](ロドリーゴへのオマージュ)(*)
 ホアキン・ロドリーゴ:麦畑で/パストラル
 エドワード・マグワイア(1948-):ロドリーゴへのオマージュ
 ホアキン・ロドリーゴ:3つのスペイン舞曲〔ファンダンゴ/パッサカリア/サパテアド〕
 ハワード・スケンプトン(1947-):回想(*)
 ホアキン・ロドリーゴ:遥かなるサラバンド
  トム・カーステンス(ロマンティックG)
 録音:2000年9月、2001年2月、6月、マイケル・ティペット・センター、バース・スパ大学、イギリス。(*)は世界初録音と表示されている。
セレナード〜ロマンティックギターのためのロマンティック音楽
 シューベルト(1797-1828)/ヨハン・カスパル・メルツ(1806-1856)編曲:6つの歌曲(*)
  〔セレナード/郵便馬車/住処/漁師の娘/涙の賛美/愛の使い〕
 パガニーニ(1782-1840):
  大ソナタ(原典版)(*) /「気まぐれ」から第37番(ロッシーニによる)(*) /
  「気まぐれ」から第10番(モーツァルトによる)(*) /セレナード第1番(*)
 グイード・レゴンディ(1822頃-1872):序奏と奇想曲 Op.23(*)
 シューベルト/フランシスコ・タレガ編曲:2つの小品(原典版)(+)
  〔メヌエット(ソナタ ト長調 Op.78 より)/楽興の時 Op.94 No.3 〕
 ショパン(1810-1849)/フランシスコ・タレガ編曲:
   3つの前奏曲 Op.28 から(+) 〔 Nos.7, 20, 15 〕
 フランシスコ・タレガ(1852-1909):
  5つの前奏曲(+) /3つのマズルカ(+) /パヴァーヌ(+) /
  アラブ奇想曲(セレナード)(+) /アルボラダ、オルゴール(+)
 トム・カーステンス(ロマンティックG)
 録音:1992年11月-12月、1993年1月、セルドン・ホール、エルスツリー、ロンドン。使用楽器:1990年、ゲイリー・サウスウェル製(モデル:19世紀前半、ヨハン・ゲオルク・シュタウファー製) (*) /1888年、アントニオ・デ・トレス製(1992年、ホセ・ロマニリョス復元) (+)。
 トム・カーステンスはイギリスを本拠に活躍するオランダ生まれのギタリスト。1995年以来、国際ギター財団&音楽祭(IGF)の芸術監督を務めている。
CARL DAVIS COLLECTION 1枚あたり\3520(税抜\3200)
 映画音楽を得意とするアメリカ合衆国出身の作曲家・指揮者、カール・デイヴィス(1936-)の自主レーベル。
Loitering Without Intent 〜カール・デイヴィス(1936-):
 チャップリンのミューチュアル・フィルムのための音楽
 チャップリンの替玉/チャップリンの消防夫/チャップリンの放浪者/午前一時/チャップリンの伯爵/
 チャップリンの番頭/チャップリンの舞台裏/チャップリンのスケート/チャップリンの勇敢/
 チャップリンの霊泉/チャップリンの移民/チャップリンの冒険

  カール・デイヴィス指揮プラハ市立po. ウィハンSQ
 (C) 2015 。 1916年から1917年にかけてチャップリンは「ミューチュアル・フィルム」社専属で、この会社は彼の主演作として上記12本の無声短編映画を製作した。これらは2003年と2004年に英国映画協会が2巻に分けて発売、その際にカール・デイヴィスが作曲したサウンドトラックが当盤の曲目ということになる。
Harold Lloyd's An Eastern Westerner | High & Dizzy 〜
 カール・デイヴィス
(1936-):ハロルド・ロイドの「都会育ちの西部者」「眼が廻る」
  カール・デイヴィス指揮ロンドン室内o.
 録音:2013年11月19日、12月6日。三大喜劇王の一人、ハロルド・ロイドの無声映画に、カール・デイヴィスが新しく映画音楽を作曲した物。
Harold Lloyd's The Freshman (1925) 〜
 カール・デイヴィス
(1936-):ハロルド・ロイドの「ロイドの人気者」
  カール・デイヴィス指揮ロンドン室内o.
 録音:2013年5月30日-31、6月2日。三大喜劇王の一人、ハロルド・ロイドの無声映画に、カール・デイヴィスが新しく映画音楽を作曲した物。
CLAUDIO RECORDS 1枚あたり\4620(税抜\4200)
 DECCA で音響技術を学んだコリン・アットウェルが、ピアノの自然な音色を記録すべく1978年に創設したレーベル。ピアノ独奏、室内楽をはじめ、オーケストラ物、ライヴ録音を含む多くの CD をリリースしている。
 #記号には "CB", "CA", "CB", "CC", "CR" があますが、当店では番号部分のみの降順で並べています。
 #当レーベルには国内代理店がありますが、アナウンスされた物はカタログの数分の一に過ぎず、さらに入荷しない場合が多々あるため、当店では海外取引先からお取り寄せしています。また、全体の五分の一ほどのアイテムには、DVD-AUDIO 盤もありますので、お問い合わせ下さい。
コスタ〜ラフマニノフピアノ協奏曲全集 Vol.3
 ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30 (*) /
 組曲第1番 Op.5 「幻想的絵画」(#)
セケイラ・コスタ(P)
アルトゥル・ピサロ(P;#)
クリストファー・シーマン指揮(*)
ロイヤルpo.(*)
 録音:1991年1月10日-11日、ワトフォード・タウン・ホール(*) /1993年11月27日-28日、ヘンリー・ウッド・ホール(#)、以上ロンドン。既出 CD: RPO RECORDS, CDRPO 7006 (*), CDRPO 7024 (#) 〔以上初出盤〕 / IMP CLASSICS (CARLTON), 30367 01142 (*), 30367 02842 (#) 。 まだ25歳だったアルトゥル・ピサロ〔アルトゥール・ピッツァロ〕との師弟共演が聴ける。
コスタ〜ラフマニノフピアノ協奏曲全集 Vol.2
 〔第2番 ハ短調 Op.18 /第4番 ト短調 Op.40 〕
セケイラ・コスタ(P)
クリストファー・シーマン指揮
ロイヤルpo.
 録音: 1993年4月14日-15日、ワトフォード・タウン・ホール、ロンドン。 既出 CD: RPO RECORDS, CDRPO 7022〔初出盤〕/ IMP CLASSICS (CARLTON), 30367 01132
コスタ〜ラフマニノフピアノ協奏曲全集 Vol.1
 ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 Op.1 (*) /
 パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43 (#)
セケイラ・コスタ(P)
クリストファー・シーマン指揮
ロイヤルpo.
 録音:1994年〔となっているが、おそらく 1993年11月26日〕(*)、1991年1月10日-11日(#)、共に ワトフォード・タウン・ホール、ロンドン。既出 CD: RPO RECORDS, CDRPO 7024 (*), CDRPO 7006 (#) 〔以上初出盤〕 / IMP CLASSICS (CARLTON), 30367 02842 (*), 30367 01142 (#) 。
CR-6021
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(CD)
ショパン
 ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 (*) /子守歌 変ニ長調 Op.57 /
 マズルカ〔イ短調 Op.17 No.4 /ト短調 Op.24 No.1 /ヘ短調 Op.63 No.2 /
      嬰ハ短調 Op.63 No.3 /イ短調 Op.68 No.2 /ヘ短調 Op.68 No.4 〕
 アドルフォ・バラビーノ(P) リー・レイノルズ指揮 LSO (*)
CR-60216
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(DVD-AUDIO)
2枚価格
 録音:2014年10月14日、11月14日-15日、ヘンリー・ウッド・ホール。DVD-Audio 盤仕様: 192 Stereo Audio 。
マゼランのプレイリスト Vol.1 〜ギター・デュオ作品集
 ファジル・サイ(1970-):リキアの女王 / ジョン.W.デュアート(1919-2001):ギリシャ組曲 Op.39
 ロウエル・リーバーマン(1961-):夜想曲=幻想曲 Op.69
 ジャン・フランセ(1912-1997):2つのギターのためのディヴェルスティマン
 任光 [Guang Ren] (1900-1941)/コディ・ブルックシャイア編曲:彩雲追月(2つのギターのための版)
 ロラン・ディアンス(1955-):コム・デ・グラン / アンドルー・ヨーク(1958-):イヴニング・ダンス

  アテネ・ギター・デュオ
 録音:2013年6月22日-24日、セント・バーソロミュー教会、ブライトン、UK 。
川村祥子:ゴルトベルクを弾く
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
 J.S.バッハ/ブゾーニ編曲:シャコンヌ ニ短調
 リスト:ラ・カンパネッラ
川村祥子(P)
 録音:2013年6月7日-8日、セント・バーソロミュー教会、ブライトン、UK 。川村祥子は東京藝術大学を経て、モスクワ音楽院・大学院&研究科を卒業、スイスでアレクシス・ワイセンベルク、ロンドンでアドルフォ・バラビーノ等に師事した。
イーゴリ・ペレベルゼフ序曲/ビジネス/ 11月/パルテニット/対話/郵便局/バスハウス/スマイル/
             ピロゴフカのメロディ/コクテベル/キッチン(*) /キャント・エクスプレイン(#)

 グレース・ディヴィッドソン(S;*) イーゴリ・ペレベルゼフ(Vo;#)
 リー・レイノルズ指揮 LSO
 ペレベルゼフはおそらくウクライナの作曲家・編曲者。
愛の歌〜トスティ(1846-1916):歌曲集
 夢/かわいい口もと/理想/四月/君なんかもう愛していない/別れの歌/それでも/
 夢を見て、夢を見て、僕の大切な母さん/朝の歌/魅惑/あなたと!/私は泣く/秘密/
 セレナータ/口づけ/最後の口づけ/私のかわいい人/無駄に祈り/私は死にたいものだ

  ジリアン・ザミット(S) ルチア・ミカレフ(P)
Another World 〜チャーリー・ハスキンソン:ピアノ作品集 (Vol.1?)
 The Waterfall, A little zest from China / A Reason / Believe / Flight /
 Forest Calm / Blue Lagoon / I'll bethere / The eye of the Storm
  マリオ・モンタニャーナ(P)
デ・サラム:イン・コンサート Vol.2
 ボッケリーニ(1743-1805):チェロ・ソナタ第6番 イ長調 G4 / ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式の小品
 ブラームス(1833-1897):チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99 / ジェイムズ・ディロン(1950-):エオス
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6 TrV 115

  ロハン・デ・サラム(Vc) ドゥルヴィ・デ・サラム(P)
デ・サラム:イン・コンサート Vol.1
 コダーイ(1882-1967):無伴奏チェロ・ソナタ Op.8 / ラフマニノフ(1873-1943):ソナタ ト短調 Op.19
 グラナドス(1867-1916)/G.カサド編曲:インテルメッツォ / リムスキー=コルサコフ(1867-1916):熊蜂の飛行

  ロハン・デ・サラム(Vc) ドゥルヴィ・デ・サラム(P)
セルゲイ・ベツコルヴァニ〜トリビュート
 ホアキン・トゥーリナ(1882-1949):ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.51
 マルティヌー(1890-1959):5つのマドリガル・スタンザH297
 シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9
 エルガー(1857-1934):ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.82
  セルゲイ・ベツコルヴァニ(Vn) ジュリアン・ドーソン(P)
 トロント生まれのヴァイオリニスト、セルゲイ・ベツコルヴァニは1953年に英サドラーズ・ウェールズ歌劇場のメンバーとなり、その後カナダ・ハリファックスso.コンサート・マスター、アメリカ・ニューオリンズso.を経て、1966年にイギリスに戻り、1972年にはウィグモア・ホールへデビューを飾った。
キメラ〜クロード・ボラン〔ボリング〕(1930-):
 バロック&ブルース/センチメンターレ/ジャヴァネーゼ/フガーチェ/アイランダイーゼ/ヴェルサティーレ/ヴェローチェ

 デイヴィッド・オリヴァー(Fl) ヘレン・ポーター(Kb)
 ブライアン・シエルス(Cb) ロビン・ペイン(Dr)
ショパン
 ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調「葬送」 Op.35 /即興曲 全曲〔第1番−第4番「幻想」〕/舟歌 嬰ヘ長調 Op.60

 アドルフォ・バラビーノ(P)
イタリアのマンドリン・ソナタ集
 ジエルヴァシオ(1725-1785):ソナタ ニ長調 / D.スカルラッティ(1685-1757):ソナタ ニ短調 K89
 アディエーゴ・グレッラ:ソナタ ト長調 / エマヌエーレ・バルベッラ(1718-1777):ソナタ ニ長調
 ジュセッペ・ジュリアーノ:ソナタ ニ長調 / ジエルヴァシオ:ソナタ ト長調

  フランセス・テイラー(マンドリン) ロベルト・オールトウィンクル(Cemb)
  アニタ・ステレヴェンス(Vc)
 おそらくピリオド楽器使用。
ベートーヴェンピアノ・ソナタ集 Vol.4
 〔第4番 変ホ長調 Op.7 /第9番 ホ長調 Op.14 No.1 /第10番 ト長調 Op.14 No.2 〕

 セケイラ・コスタ(P)
ベートーヴェンピアノ・ソナタ集 Vol.3
 〔第5番 ハ短調 Op.10 No.1 /第6番 ヘ長調 Op.10 No.2 /第7番 ニ長調 Op.10 No.3 /第8番 ハ短調「悲愴」 Op.13 〕

 セケイラ・コスタ(P)
ベートーヴェンピアノ・ソナタ集 Vol.2
 〔第21番 ハ長調「ヴァルトシュタイン」 Op.53 /第23番 ヘ短調「熱情」 Op.57 /第27番 ホ短調 Op.90 〕

 セケイラ・コスタ(P)
ベートーヴェンピアノ・ソナタ集 Vol.1
 〔第1番 ヘ短調 Op.2 No.1 /第2番 イ長調 Op.2 No.2 /第3番 ハ長調 Op.2 No.3 〕

 セケイラ・コスタ(P)
ショパン夜想曲集 Vol.2
 〔第11番−第20番〕
アドルフォ・バラビーノ(P)
ショパン夜想曲集 Vol.1
 〔第1番−第10番〕
アドルフォ・バラビーノ(P)
ミヒャエル・マイヤー(1568-1622):
 「逃げるアタランタ〔逃げ行くアタランタ〕」(1618) からの 50のフーガ
  レイチェル・プラット、エミリー・ファン・イーヴラ(S)
  ルーフス・ミュラー(T) リヒャルト・ヴィストライヒ(B)指揮
 『ミヒャエル・マイヤーはプラハの皇帝ルドルフ2世の典医を務めたドイツ人医師で、錬金術師・著述家・作曲家でもあった人物。「逃げ行くアタランタ」は紋章学に関する書物で、様々な紋章が視覚的にのみならず音楽的にも叙述され、その哲学的解釈が付されている。音楽は1つの定旋律に基づく50曲の2声カノンで、それぞれの声部は、水銀(前提)、硫黄(結果)、塩(定旋律)という、錬金術における三大元素のいずれかを象徴している。』(「ニューグローブ世界音楽大事典」による/ STUDIO MATOUS MK-0708-2 の国内代理店案内より転載〔STUDIO MATOUS盤に収録されたマイヤー作品は抜粋、他の全曲盤に GLOSSA 盤あり〕)
ジェンニ・ロデッティ
 Devotion that Moves the Heart〔第1部−第3部〕
ディヴィッド・テンプレ指揮
 『チベット仏教を由来とする』宗教合唱作品。『祈りと愛の歌』との事。
ショパン
 バラード 全曲〔第1番−第4番〕/
 幻想曲 ヘ短調 Op.49
ニコラス・ウィックハム=
 アーヴィング(P)
 『18世紀のヴィルトゥオーゾ・ピアニズムを正しく継承していると言われるピアニスト、ウィックハム=アーヴィング(1810-1849)のショパン作品集』(代理店記載ママ)。何と19世紀中頃のピアニストによる録音とは!! #念のため書きそえますが、代理店の酷いミスですので、本気になさらないようお願い致します。
エルガー(1857-1934):海の絵 Op.37 /4つの歌
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):フレデグンデ・ショーヴによる4つの詩/4つの最後の歌

 クレール=ルイーズ・ルカス(Ms) ジョナサン・ダーンボロー(P)
キム・ミンジン〜ヴァイオリン・リサイタル
 ラロ(1823-1892):スペイン交響曲 Op.21 / サラサーテ(1844-1908):カルメン幻想曲 Op.25
 ウィリアム・クロル/ジョン・ブラッドバリー編曲:バンジョーとフィドル
 プロコフィエフ(1891-1953):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115
 タレガ(1852-1909)/ルッジェーロ・リッチ編曲:アルハンブラの思い出

  キム・ミンジン(Vn) バリー・ワーズワース指揮 LSO
 録音:2001年、ロンドン/ (P) (C) 2001 。旧・米合衆国配給元レーベル&品番: Americus Records, AMR-20071046〔本体は Claudio Records 盤のまま/当品番では廃盤〕。
 ジンは韓国出身で、7歳の時にロンドンのパーセル音楽学校へ入学、11歳でベルリン交響楽団とラロ「スペイン交響曲」でデビューした奏者。
アラン・ブッシュ(1900-1995):
 ヴァイオリン協奏曲 Op.32 [マヌーグ・パリキアン(Vn) ノーマン・デル・マー指揮 BBCso.]/
 6つの小品 Op.99 [アラン・ブッシュ(P)]/弦楽四重奏のための「ダイアレクティツク」[メディチSQ ]
アネット・セリーヌ〜様々な歌曲を歌う
 ヴァルデマール・エンリケ(1905-1995):
  Uirapuni / Tamba Taja / Rolinha / Hei de Morrer Cantando / Coco Penerue / Trem do Alagoas
 ヴィラ=ロボス(1887-1959):詩人の歌 XVIII /この道/ヴィオラ・ケブラダ
 ジョイメ・オバーリエ(1894-1955):青い鳥 Op.21 / ストラヴィンスキー(1882-1971):チリンボン
 レイナルド・アーン(1875-1948):彼女のとりことなって/艶なる宴/私の詩に翼があったなら
 ラフマニノフ(1873-1943):歌わないで美しい人よ/春の泉/ライラック/ヴォカリース / グリンカ(1804-1857):疑い
 キュイ(1835-1918):ツァールスコエ・セローの像 / ルビンシテイン(1829-1894):夜

 アネット・セリーヌ(S) クリストファー・グールド(P)
ショパンワルツ全集(全17曲) フェリシア・ブルメンタール(P)
旅へのいざない
 ドビュッシー:ロマンス/夜の星/マンドリン/ひそやかに/あやつり人形たち/月の光 / ワーグナー:君を待つ
 デュパルク:戦っている国へ/ミニョンのロマンス/悲しき歌/旅へのいざない / ビゼー:君の心を開け/愛の歌
 グラナドス:悲しみに沈む女〔1−3〕 / オブラドルス:その柔らかな黒髪で
 ヴィラ=ロボス:詩人の歌 XVIII /この道/ヴィオラ・ケブラダ / オバーリエ:青い鳥 Op.2

 アネット・セリーヌ(S) クリストファー・グールド(P)
モーツァルトからヴァイルへ
 モーツァルト:春へのあこがれ
 メンデルスゾーン:月 Op.86 No.5 /ロマンス Op.8 No.10 /ズライカ Op.34 No.4 /
          早春のすみれ Op.19 No.2 /恋する女が書き写す Op.86 No.3 /春の歌 Op.47 No.3
 R.シュトラウス:セレナーデ Op.17 No.2 /明日の朝 Op.27 No.4 /献呈 Op.10 No.1 /
          チェチーリエ Op.27 No.2 /万霊節 Op.10 No.8 /夜 Op.10 No.3
 クルト・ヴァイル: Scene au Dancing / Youkali / Nanna's lied / Je ne t'aime pas /
          Buddy on the Nightshift / Tango Ballad
 ツェムリンスキー: Gib ein Lied mir wieder Op.27 / Elend

  アネット・セリーヌ(S) フェリシア・ブルメンタール(P)
ポルトガルの鍵盤作品集 Vol.2
 セイシャス(1704-1742):ソナタ〔ハ長調/ニ短調/イ調/ニ短調/ハ短調/変ロ長調〕/フーガとメヌエット イ短調
 ハシント:トッカータ ニ短調 / 作曲者不詳:トッカータ ハ長調

 フェリシア・ブルメンタール(P)
ポルトガルの鍵盤作品集 Vol.1
 カルヴァーリョ(1745-1800):ソナタ ト短調 / ハシント:ソナタ ニ短調 / ダ・シルバ:ソナタ ト短調
 セイシャス(1704-1742):メヌエット イ短調/ソナタ〔ホ短調/ホ短調/ホ長調/ハ短調/ヘ短調〕

 フェリシア・ブルメンタール(P)
歌のカーニヴァル
 アルベルト・ネポムセノ: Cantigas / エルナニ・ブラガ: Afro Brazilian Folk Songs / ラヴェル:民謡集より
 ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番 / プーランク:8つのポーランド民謡 / エステベ: DORUMSGAARD

  アネット・セリーヌ(S) バルダ・シャンバン(P)
ウクライナの宗教音楽集 Vol.1 〜
 マクシム・ベレゾフスキー
(1740年代?-1773): LITURGY / EUCHARISTIC VERSES
  ミスチスワフ・ユルチェンコ指揮ヴィドロズエンニャ室内cho.
COLLINS 1枚あたり
 価格帯記載無し〔国内仕様盤/ "CLN" 記号 〕:\2420(税抜\2200)
 価格帯B〔コリンズ・オリジナルの発売盤〕:\3300(税抜\3000)
 価格帯H〔流通在庫僅少のもの〕]:\11000(税抜\10000)

 "CLN" 記号で始まるアイテムは、1990年代末に姿を消していた 英 COLLINS CLASSICSが、2011年に国内仕様盤として復活開始したもの。リマスタリングは全点 WEITBLICK が担当。なお、これらはオリジナル・ジャケット・デザイン使用ではありますが、外枠に黄色部分が施され、その内側がオリジナル・デザインとなっています。あらかじめご了承下さい。
 『英国 COLLINS CLASSICS は 1989年に音楽出版社ランボーン・プロダクションの CD 部門として活動を開始しました。正にデジタル時代の申し子的存在で、一流アーティスト、プロデューサーを用いて金を掛けたセッション録音、全タイトルがデジタル録音です。しかし経費の掛けすぎが財政を圧迫したのか、1998年には活動停止の憂き目にあいました。その後権利関係が転々とし、前権利保持者のPINNACLE ENTERTAINMENTは一切再発売することなく倒産。そして現在の権利保持者PHOENIX MUSIC INTERNATIONAL は自社での再発売に積極的でないため、多くの名盤は長らく埋もれたままでした。今回粘り強い交渉の結果、全てのタイトルを復活させるべく契約を締結。今回の2タイトルが第1弾となります。COLLINS CLASSICSは ALTO, REGIS などからもライセンス発売がありますが、リマスタリングも特に施されていないようです。弊社ではオリジナル・ジャケット、ロゴを復活させた上でリマスタリングを WEITBLICK に依頼し音質向上を図りました。COLLINS というとヴォリュームが小さく大人しい音質で知られましたが、今回のリリースからはパワフルなサウンドで楽しめます。』(以上、国内仕様盤の国内代理店第1回インフォメーションより)
 #なお、コリンズ・オリジナルの発売盤(価格帯B&価格帯H)はカット盤での入荷となる可能性がありますので、あらかじめご了承のほどお願い致します。
ドビュッシー:ピアノ作品集
 忘れられた映像/版画/スケッチ・ブックより/
 映像第1集、第2集/英雄的の子守歌
フー・ツォン(P)
 録音:1990年8月。旧品番:1052-2 [COL-10522] (当店未案内/廃盤)。
 『名手フー・ツォンのドビュッシーは MERIDIAN からも出ていますが、曲目は一切被りません。一聴してなんと上品なドビュッシーであることか!そして、ただお行儀の良いだけでなく、見事にダイナミックな演奏を聞かせてくれます。音色は魅力あふれるヤニ色というか重厚なもので、ギーゼキングでは余りにも乾きすぎ、ポリーニでは畏まり過ぎ、ミケランジェリでは華麗すぎと思われる方に聴いて頂きたい一級品です。音質の向上も目覚しいものがあります。』
ドビュッシー:管弦楽作品集
 交響詩「海」/三つの夜想曲/
 牧神の午後への前奏曲
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
フィルハーモニアo.
ハリー・クリストファーズ指揮
ザ・シックスティーン
 録音:1992年5月。13642 [COL-13642] (当店未案内/廃盤)。
 『お待たせしましたスヴェトラーノフの「海」が復活です。今まではとかく大人しい演奏と評価されておりましたが、音質向上により、じっくりと遅いテンポで料理したダイナミックな演奏であることが再確認されました。スヴェトラーノフは決して大雑把な指揮者ではなくチェリビダッケすら想起させる分析的なアプローチにも秀でており、ドビュッシーの込み入った管弦楽を丁寧に読み解いていきます。シックスティーンとの共演というのもそそられる「夜想曲」!絶美です。セッション録音のフィルハーモニア管も優秀の一言で、上品な音色にはうっとりさせられます。』
フレモー&LPOのシェヘラザード
 リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
ルイ・フレモー指揮
LPO
 録音:1989年5月、聖ジュード・オン・ザ・ヒル、ロンドン。旧品番:1005-2 [EC-10052] (当店未案内/廃盤)。
 『フランスの名指揮者ルイ・フレモー(1921-)は近年の活動が伝わってきませんが、如何にも瀟洒な音楽を聴かせてくれたものです。活動の本拠地は英国でラトルの前任としてバーミンガム市立響の演奏技術向上に尽力、録音も多く同地で行われております。COLLINSによるロンドン・フィルとのスタジオ・セッションは、まさに「おフランス系ロシア音楽」の雰囲気濃厚なもので、チェリビダッケのような荘重でブルックナーのような音楽と対極にあるお洒落で、軽やかな演奏です。ロンドン・フィルも全盛時故に妙技集団と呼ぶに相応しい仕上がりを聴かせてくれます。見事なヴァイオリン・ソロは表記はないものの、恐らくデイヴィッド・ノーラン氏と思われます。 COLLINS のロンドン・フィル録音は、「テンシュテットが持たないレパートリー、もしくはテンシュテットが他のオケと録音したレパートリー」に絞られている感があり、その企画性も甚だ興味深いものがあります』
ロッホラン&LPOの「新世界」
 ドヴォルジャーク:交響曲第9番「新世界より」
ジェイムズ・ロッホラン指揮
LPO
 録音:1989年5月、ディジタル、スタジオ。旧品番:1002-2 [EC-10022] (当店未案内/廃盤)。
 『日本フィルとの名コンビでも知られる巨匠ジェイムズ・ロッホラン(1931〜)の名盤が復活です。コンサートに足しげく通う方は既に御存知でしょうが、ロッホランは幅広いレパートリーとムラのない演奏水準、そして包容力あるスケール雄大な演奏で知られますが、当盤もその例に漏れません。随所に表れる独特のタメに驚かされる演奏で、第1楽章など特に顕著(8’41”あたり)。第3楽章の偏執的リズムの繰り返しも、懇切丁寧なお仕事っぷり。この時代のロンドン・フィルはホルンが実に上手く、その手のマニアにも喜ばれる商品と思われます。』
フリューベック・デ・ブルゴス〜ベートーヴェン
 交響曲第5番「運命」/
 ウェリントンの勝利(戦争交響曲)
ラファエル・フリューベック・
 デ・ブルゴス指揮
LSO
 録音:1990年10月(LSOのディスコグラフィによると1990年10月8日-9日)、ワトフォード・タウンホール。旧品番:3002-2 (当店未案内/廃盤)。ブルゴス&LSOによるCOLLINSへの最後の録音となったもので、次に彼がLSOと録音を行ったのは、2005年の上原彩子とのチャイコフスキーの協奏曲(EMI)と、15年もあとのことになる。
 『ロンドン響はこの時代、アバドからティルソン・トーマスにバトン・タッチされた時期で、「会長」バーンスタインも頻繁に客演。正に黄金時代にあったといって過言ではありません。特筆すべきはアンサンブルの見事さ。キリッと引き締まり、各奏者の名人芸も通人をしてさすがと唸らすものがあります。ブルゴスの解釈は極めてオーソドックスでコンヴィチュニーすら想起させる、堅物ドイツ演奏を聴かせます。「ウェリントンの勝利」は、聴いていて恥ずかしくなることも否定できませんが、金管の名手が楽しんで演奏している様子が手に取るように解ります。当時のメンバー表もついていて、この時代を懐かしく思い出します。演奏タイミング:運命[7:39][10:28][5:17][11:10]』
フリューベック・デ・ブルゴス〜ベートーヴェン
 交響曲第7番/交響曲第8番
ラファエル・フリューベック・
 デ・ブルゴス指揮
LSO
 録音:1989年10月、ワトフォード・タウンホール(となっているが、LSOのディスコグラフィによると1989年4月12日-13日、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール)。旧品番:1042-2(当店未案内/廃盤)。
 『ジャケットを見るとロンドン響創立85周年を祝うシリーズと思われます。上記「運命」同様にロンドン響のコンディションが抜群。ソリスティックな妙技には身震いするほどです。名曲第7番もブルゴスの律儀な指揮ぶりに見事に応じ、正統的ベートーヴェンを聴かせてくれます。演奏タイミング第7番[13:38][8:33][10:44][9:08]、第8番[9:57][4:03][5:09][7:43]』
COL-10742
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価格帯:B
シューベルト(1797-1828):
 ピアノ五重奏曲「ます」/
 弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
セタ・タニエル(P;*)
トニー・ヒューアム(Vc;*)
アルベルニSQ
COL-12942
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価格帯:B
シモノフ&フィルハーモニア〜
 ワーグナー:管弦楽作品集

 「ローエングリン」より
  [第1幕への前奏曲/第3幕への前奏曲]/
 「リエンツィ」序曲/「さまよえるオランダ人」序曲/
 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」序曲
ユーリ・シモノフ指揮
フィルハーモニアo.
COL-13502
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価格帯:B
ロバート・サクストン(1953-):
 歌劇「愛 [Caritas] 」(全2幕)
独唱者たち
ディエゴ・マッソン指揮
イギリス・ノーザンpo.
COL-15202
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価格帯:H
ピーター・マクスウェル・
  デイヴィス(1934-)

 ピアノ協奏曲/ピッコロ協奏曲
キャスリン・ストット(P)
ステュアリー・
 マキルワム(ピッコロ)
ピーター・
 マクスウェル・デイヴィス指揮
ロイヤルpo.
COL-15242
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価格帯:B
ピーター・マクスウェル・
  デイヴィス(1934-)

 ラス・ヴェガスのメイヴィス(*)/
 「オーハイの祝典」序曲(*)/
 室内管弦楽のためのセレナード「 Carolisima 」(#)/
 A Spell for Green Corn - The MacDonald Dances (#)
 オークニー諸島の婚礼と日の出 (+)
ピーター・
 マクスウェル・デイヴィス指揮
BBC po.(*)、
スコットランド室内o.(#)、
ロイヤルpo.(+)
 カット盤での入荷となります。
COL-15262
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価格帯:H
ブリテン(1913-1976):
 シンプル・シンフォニー
 テンポラル・ヴァリエーション/
 ラクリメ/イギリス民謡による組曲
ステュアート・ベッドフォード指揮
ノーザーン・シンフォニア
 世界初録音曲を含む。
COL-15302
廃盤
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):葬送の音楽
 ハリー・クリストファーズ指揮シックスティーン(cho.)、シンフォニー・オヴ・ハーモニー&インヴェンション
 録音:1998年6月15-17日、ロンドン、キルバーン・パーク・ロード、聖オーガスティン教会。CORO COR-16036 へ移行
DISCOVERY (Discovery Music and Vision) 1枚あたり\3080(税抜\2800)
 2012年にリリースを開始したイギリスのレーベル。同名の音楽ショップ傘下らしい。
 #当レーベルには CD-R 製版の物が出はじめており、プレス盤を指定してのご注文は不可とさせて頂きます。
ジェフリー・ライザー
 4楽章形式の交響曲「サミット」
ハリソン・ホリングワース指揮
サミット・セッションo.
 録音:2015年4月。映画音楽を中心とする作曲家、プロデューサー、映画脚本家など、マルチに活動するライザーが、2012年の秋から構想を練り、作曲を開始した交響曲。
クリストファー・ガニング(1944-):
 ピアノ・ソナタ/ピアノ三重奏曲
ダイアナ・ブレカロ(P)
ロンドン・ピアノ・トリオ
 録音:2015年7月5日-6日。ドラマ・シリーズ「名探偵ポワロ」の音楽を作曲したクリストファー・ガニングによる作品。
DMV-116
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[2CD-R]
ジェラルド・バリー:歌劇「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」
 ゲルハルト・マルクソン指揮 RTE 国立so.
 録音:2005年5月27日、29日、ナショナル・コンサート・ホール、ダブリン、ライヴ。ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーのテキストを元に、アイルランドの作曲家バリーが作曲した5幕のオペラ。
秘蔵のクラシック〔ガマロワ編曲(*) /クライスラー編曲(#) 〕
 クライスラー:前奏曲とアレグロ / J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア(*)
 グルック:メロディ(#) / モーツァルト/クライスラー:ロンド ト長調 / チャイコフスキー:メロディ
 ヴィエニャフスキ:伝説曲 ト短調 Op.17 / ブラームス:ハンガリー舞曲第2番(*/+)
 ヴラディゲロフ:ブルガリア組曲 Op.21 〜歌 / ファリャ:スペイン舞曲(#)
 サン=サーンス:「サムソンとダリラ」Op.47 〜あなたの声にわが心は開く(*)
 ショスタコーヴィチ:ロマンス(*/+) / マスネ:タイスの瞑想曲 / サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20

  デヴォリナ・ガマロワ(Vn;+以外/Va;+) クラシミル・タスコフ(P)
 録音:2014年9月。デヴォリナ・ガマロワはブルガリア出身で、ソフィア、ドレスデン、ロンドンで研鑽を積み、ドイツのノイエ・エルプラント・フィルなどで活躍した。
ユオザス・グルオディス(1884-1948):ヴァイオリンとピアノのための作品集
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ/ピアノ・ソナタ第2番/
 歌曲組曲「歓喜と悲哀」(ホーナー&レネハン編曲)/ヴァイオリンとピアノのための4つの小品

  クリストファー・ホーナー(Vn) ジョン・レネハン(P)
 録音:2013年9月。20世紀前半のリトアニアにおける重要な作曲家の1人ユオザス・グルオディスはロマン派の流れを汲み、自ら「リトアニアのグリーグ」とも称したという。
時間の色
 ショパン:前奏曲 嬰ハ短調/夜想曲 ヘ長調/夜想曲 嬰ハ短調/パガニーニの想い出/
      ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 〜Larghetto Romance(ズック編曲/ピアノ独奏版)
 ドビュッシー:ベルガマスク組曲 / ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ / シマノフスキ:9つの前奏曲

 マグダレーナ・ズック(P)
 録音:2014年3月。マグダレーナ・ズックは、ポーランド、ヴロツワフのカロル・リピンスキ音楽アカデミーとイギリスの王立音楽アカデミーでピアノを学び、2011年にポローニャ・テレビより文化功労章を贈られたポーランドのピアニスト。
クロッシング・ウェイヴズ〜英国のハープ作品集
 アーノルド:ハープのための幻想曲 Op.117 / ビーミッシュ:アウヤ / スコット:クロッシング・ウェイヴズ
 ワトキンス:ハープのための組曲  ブリテン:ハープのための組曲 / ヤング:ヴァイリング・ルール・ブリタニア

 ケジア・トーマス(Hp)
 録音:2013年2月19日-20日。
テューバ作品集〜ダイバーシティ
 ロブ・デイヴィス:テューバとバンドのための協奏曲(*) / トム・ダヴリン:パッズ&リフズ
 ジョニー・ベイツ:独奏テューバのためのダイバーシティ(*) / サイモン・ドブソン:デフィニット・ダメージ(#)

 ニック・エスリッジ(Tu) ヴィルトゥオージGUSブラス・バンド(*) バス・クラフト(#)
 全曲委嘱作品。ニック・エスリッジはアテネ国立o.の首席テューバ奏者としてキャリアを積み、ソリストや室内楽メンバーとしても40ヵ国以上でツアーを行っている。ヴィルトゥオージGUSブラス・バンドは2013年に結成80周年を迎えたイギリスのバンドで、世界的なユーフォニアムのソリスト、デイヴィッド・ダウズを首席ユーフォニアム奏者に迎え、2014年には、ベッドワースで行われたコンクールでミッドランド・エリア・チャンピオンとなった。エレクトリック、プログレをクロスオーヴァーさせるなど、テューバの可能性を最大限に示してくれている。
ア・ケルティック・クリスマス
 三隻の船/たいまつ/ヴァージン・マザー/
 おやすみ、小さな可愛い子/天使ガブリエル/
 ウェクスフォード・キャロル
ジャッキー・ダンクワース、
マギー・ボイル、
キャシー・ラッセル(Vo)
インカンテーション
 トラディショナル・グループ、インカンテーションによる、ケルトのクリスマス。笛、パイプ、ギター、ストリングス、ブラスなど、様々な楽器による豊かなアレンジのクリスマス音楽を楽しめる。
アット・クリスマス
 ひいらぎかざろう/きよしこの夜/ガブリエルのメッセージ/三隻の船/イエス・キリストはりんごの木/
 ガウデーテ/イン・ザ・ブリーク・ミッドウィンター/もろびと声あげ/キャロル・オヴ・ザ・ベルズ/
 さやかに星はきらめき/サセックス・キャロル/ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス

  4ガール・4ハープ[4Hp] ヘレン・ウィンター(S)
 2000年に結成された4人の女流ハーピストによるグループ、4ガール・4ハープのクリスマス・アルバム。3曲でヘレン・ウィンターが参加。
クリストファー・ガニング(1944-):交響曲第5番(*) /弦楽四重奏曲第1番(#)
 クリストファー・ガニング指揮ロイヤルpo.(*) ジュノSQ (#)
 録音:2011年5月、2008年1月。ラッブラやR.R.ベネットから作曲を学び、「名探偵ポワロ」の音楽等、映画やテレビ音楽で有名なイギリスの作曲家、クリストファー・ガニングによる、協奏曲集に続くクラシカル作品第2弾。「交響曲第5番」は約50分。
クリストファー・ガニング(1944-):協奏曲集
 ギター協奏曲「マヨルカの思い出」/クラリネット協奏曲/フルート小協奏曲
  クレイグ・オグデン(G) マイケル・ホワイト(Cl) キャスリン・ハンドリー(Fl)
  クリストファー・ガニング指揮ロイヤルpo.
 録音:2011年6月、2012年5月。「名探偵ポワロ」など、映画やテレビ音楽で有名なイギリスの作曲家、ガニング自作自演による3つの協奏曲集。実力者たちをソリストに起用。
DMV-103
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[CD-R]
名探偵ポワロ〜ミュージック・フロム・ザ・テレビジョン・シリーズ
 クリストファー・ガニング(1944-):
  ベルギーの探偵/田園の別荘/ ABC 殺人事件/灰色の脳細胞/湖へ/二重の罪/戦争/
  キャロライン・クレイルの無実(*) /エイミアスの最後の絵(*) /あなたの庭はどんな庭?/イングルソープ夫人の死/
  ファッションの頂点/1つ2つお靴のバックルとめて/戦勝記念舞踏会事件/ナイルに死す(*)

 スタン・サルツマン(ソプラノSax/アルトSax/テナーSax)
 デイヴィッド・エマニュエル(Va) ニック・ロドウェル(Cl)
 レスリー・ピアソン(P) アントニー・プリース(Vc) ヴィクトル・シムチスコ(Vn)
 クリストファー・ガニング指揮スロヴァキア放送so.
 録音:1992年、2004年|前出・旧品番: Virgin, VTCD 8 [Agatha Christie's Poirot] から2曲をカットし、3曲の新録音? (*)〔録音は10年ほど前の模様だが・・・〕を加えた新装発売盤。日本でも人気の高いアガサ・クリスティ原作によるイギリスの探偵ドラマ「名探偵ポワロ [原題:Agatha Christie's Poirot] 」のサウンドトラック。
 #当盤は、当店2023年入荷分から代理店の商品伝票表記が "CD-R" になったため、 CD-R 製版へ移行したものと思われます。
ベンジャミン・エリン
 無伴奏ヴァイオリンのための
  「スリー・ステイツ・アット・プレイ」/
 ヴィオラと弦楽オーケストラのための「白い磔刑」/
 弦楽オーケストラのための「シンフォニア第1番」
アルテム・コトフ(Vn)
リフカ・ゴラーニ(Va)
ニック・ペンドルバリー指揮
ニューノート・アンサンブル
 録音:2011年3月、9月。ロンドン・サウスバンク・センター所属のサウンドバンク・アンサンブルの音楽監督も務めているイギリスのコンポーザー=コンダクター、ベンジャミン・エリンの作品集。「白い磔刑」はマルク・シャガールの同名の絵画からインスピレーションを得て作曲された作品。当盤へは収録されていないが、トロンボーン協奏曲「パンドラ」が2012年4月にジョセフ・アレッシにより初演され話題を呼んでいるようだ。
BEYOND (AND BELOW) 〜アン・ロヴェット
 Raindrops on Mars / Tokyo Rush / Ishtar’s Gate / Beyond (and Below) / Interlude / On the Run /
 A Melancholic Waltz / Perpetuum Mobile / Liquid Day Dream / Le Petit Prince / Berceuse

  アン・ロヴェット(P)
 録音:2009年7月。フランス・ノルマンディーでイギリス系の家系に生まれ、ロンドン王立音楽院でヘイミッシュ・ミルンに学んだ女流コンポーザー=ピアニスト、アン・ロヴェットのデビュー・アルバム。
EM RECORDS 特記以外 1枚あたり\3300(税抜\3000)
 見過ごされてきた作品を発掘するイングリッシュ・ミュージック・フェスティヴァル [English Music Festival / http://www.englishmusicfestival.org.uk ] (ヴォーン=ウィリアムズ協会やバントック協会の会長を務めた女性、エム・マーシャル=ラックによって設立)の自主レーベル。2011年にリリースを開始
 #当レーベルには CD-R 製版盤が存在する可能性があり、プレス盤を指定しての御注文はお受け出来ません。
青く記憶された丘 [Those Blue Remembered Hills] 〜ガーニー&ハウエルズ:作品集
 アイヴァー・ガーニー:歌曲集「西方の遊び場(そして悲しみの)」(1920)
  〔起床のドラム/一番いとおしい花/懐かしい友たち/
   週に二回/アスペンの木/馬どもは耕しているだろうか/遥か遠い国/三月〕

 ハーバート・ハウエルズ:乙女がいた/女性の歌/ダヴィデ王/強盗の歌
 アイヴァー・ガーニー:エドワード、エドワード/弦楽四重奏曲 ニ短調(*) /棺の側で
 ロデリック・ウィリアムズ(Br) マイケル・ドゥシェク(P) ブリッジSQ
 録音:2018年6月4日-5日、ポットン・ホール、サフォーク、イングランド、 UK |(*): 全曲は世界初録音。
天の守護者 [Guardian of Heaven] 〜グレアム・キーチ(1955-):合唱作品集
  Nunc laudare debemus / O glorious Prince St. Michael / Eternal rest /
  Evening Canticles, University of Exeter Service /
  Missa cantoribus viatoribus, Canterbury Mass / Lat in Canticles, Canterbury Service

 ゾルターン・パッド指揮カンターテ
 録音:2017年9月3日、25日、2018年2月18日、4月10日、6月7日、ハンガリー放送スタジオ22 、ブダペスト、ハンガリー|全曲世界初録音。現代イギリスの作曲家、グレアム・キーチの世界初録音となる合唱作品集。1996年にゾルターン・コダーイ・ハンガリー合唱学校の学生により結成された混声cho. カンターテは、2000年にリンツで開催された世界合唱オリンピックでの大賞を含め、数々の国際的な賞を受賞している。
ホルスト&ホルブルック:歌曲集
 ホルスト:ハンバート・ウルフの詩による12の歌 Op.48, H.174 /ザ・ハート・ワーシップス /
      エピローグ〜 I Lay These Lilies H.174a (コリン・マシューズ補筆完成版)
 ホルブルック:アナベル・リー/アイ・ケイム・アット・モーン/ホームランド/カム/
        レット・アス・メイク・ラヴ・デスレス/キラリー/ダイアネムへ/金の水仙/ア・フェアウェル/
        ゴールド/イン・ア・アーモンド・ツリー/ザ・リクワイタル

 ジェイムズ・ギア(T) ロナルド・ウッドリー(P)
 録音:2018年8月28日-31日、ブラッドショウ・ホール(王立バーミンガム音楽院)。10年にわたりグラインドボーン音楽祭の合唱団メンバーとして300以上の公演に出演し、ロイヤル・オペラ・ハウスでも定期的に活躍しているイギリスのテノール、ジェイムズ・ギアが歌うホルスト&ホルブルックのレア歌曲集。ホルストの「I Lay These Lilies」は、「冥王星」の作曲者としても知られるコリン・マシューズが2018年に補筆完成した作品の世界初録音。ジョセフ・ホルブルックの歌曲はすべて世界初録音。
グレアム・ウェッタム:無伴奏ヴァイオリン作品集
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ〔第1番/第2番/第3番〕/ロマンス〔第1番/第2番〕

 ルパート・マーシャル=ラック(Vn)
 録音:2018年6月19日-21日、セント・アンドルー教会(トディントン、イギリス)|全曲世界初録音。 近代イギリスの知られざる作品や新作を続々と送り出しているthe English Music Festivalの自主レーベル「EM Records」。グレアム・ウェッタム(1927-2007)は主に独学で作曲を学びながら多くのジャンルで作品を残し、イギリスの作曲家組合では長く会長を務めた作曲家。すべて世界初録音となる、ウェッタムの3つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタと2つのロマンス(ロマンツァ)を、「パリーのヴァイオリンとピアノのための作品全集(EMRCD-050/52)」でも素敵な音色を聞かせてくれたヴァイオリニスト、ルパート・マーシャル=ラックが優美に紡ぐ。
白い馬のバラッド〜ジョン・ガードナー(1917-2011):
 白い馬のバラッド/イングリッシュ・バラッド
  アシュリー・リッチーズ(Br) ヒラリー・デイヴァン・ウェットン指揮
  BBCコンサートo. 、シティ・オヴ・ロンドンcho.、パウリナ・ヴォイセズ
 録音:2017年11月10日-11日、エア・スタジオ、ロンドン、 UK |全曲世界初録音。ジョン・バルビローリが交響曲第1番を高く評価したことでも知られる、マンチェスター出身の作曲家、ジョン・ガードナーの作品集。アルバム・タイトルにもなっている、チェスタートンの叙事詩に基づき作曲された壮大な合唱作品「白い馬のバラッド」を収録。
レイディアンス〜イギリスとアメリカの合唱作品集
 カー:スターバト・マーテル(*) /仔羊(*) / ローリゼン:この輝ける夜に/おお、大いなる神秘
 チルコット:アイルランドの祈り / ヤイロ:ザ・グランド/ウビ・カリタス
 伝承曲/チルコット編曲:ロンドンデリーの歌 / ウィテカー:結婚

  レスリー・オリーヴ指揮イングリッシュ・アーツ・コラール、
  イングリッシュ・アーツo. イアン・レ・グライス(P)
 録音:2019年3月2日-4日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル、ロンドン、 UK | (*)は世界初録音。 イングリッシュ・ナショナル・オペラ、オーストラリア・オペラ、ニュー・イスラエル・オペラなど世界各地のオペラ・ハウスでステージ・マネージャーを務めた後、2004年からは作曲家としての活動一本に絞り、リリシズムを湛えた合唱作品を続々と世に送り出しているポール・カー(1961-)。世界初録音となる「スターバト・マーテル」は、2017年にイングリッシュ・アーツ・コラールからの委嘱により作曲された大作。聖母マリアの悲しみが情感豊かに表現されている。また、カーの作品と共にプログラムを構成しているのは、高い人気を誇る合唱作曲家、ローリゼン、ヤイロ、そしてチルコットのオリジナル&アレンジ。
ソング&ソネット〜ヴィクトリア女王の時代の英語とドイツ語の歌
 ウィリアム・スタンデイル・ベネット:歌曲全集
  〔6つの歌 Op.23 (*) /6つの歌 Op.35 (*) /4つの歌 Op.47 (*) 〕

 パリー:4つのシェイクスピアのソネット〔独語版/英語版〕
 ウォルター・バッティソン・ヘインズ:4つの歌 Op.8 (*)
  ベリンダ・ウィリアムズ(Ms) マーク・ワイルド(T)
  デイヴィッド・オウエン・ノリス(P)
 録音:2016年7月26日-27日、セント・マシューズ教会、ノーザンプトン| (*):世界初録音。近代イギリスの知られざる作品や新作を続々と送り出しているthe English Music Festivalの自主レーベル「EM Records」。コンサート・ピアニストとしても名声を誇った19世紀イギリスのコンポーザー=ピアニスト、ウィリアム・スタンデイル・ベネット(1816-1875)は、頻繁にドイツにも訪れメンデルスゾーンやシューマンとも親交を持った作曲家。当時はエルガーやブリテンの歌曲がドイツ語版で出版されるなど、英語とドイツ語の音楽的交流も盛んに行われており、ここではロンドンとライプツィヒで出版された英語とドイツ語の12の歌曲を含む、W. S.ベネットの歌曲全曲を収録(世界初録音)。パリーの「4つのシェイクスピアのソネット」も、ボーデンシュテットの翻訳によるドイツ語版があり、ドイツ語版をベリンダ・ウィリアムズが、英語版をマーク・ワイルドが歌っている。
ヒューバート・パリー歌曲集
 アナクレオンの3つのオード(世界初録音)/グッド・ナイト/ Take, O Take Those Lips Away /ルーカスタへ/
 If Thou Would 'st Ease Thine Heart /アルシアへ/なぜそんなに青ざめて/もう泣かないで/プラウド・メイジー/
 花輪を飾れ/ウェールズの子守歌/ When Comes My Gwen / And Yet I Love Her Till I Die /
 ラヴ・イズ・ア・ベイブル/緑の木の下で/ On A Time The Amorous Silvy /おお小鳥/ソネット第109番/
 眠り/冬の夕暮れ/木の中の挽歌/ぶどう/アルミダの庭/ Dream Pedlary

 ジェレミー・ヒュー・ウィリアムズ(Br) ポーラ・ファン(P)
 録音:2018年1月11日-12日、アリゾナ大学、ジェフ・ハスケル録音スタジオ。 ヒューバート・パリーの没後100周年。知られざるイギリス音楽に取り組むEM Recordsからは、世界初録音となる「アナクレオンの3つのオード」を含むパリーの歌曲集が登場。宗教音楽や合唱作品で人気を誇るパリーだが、初期から晩年まで一生を通して歌曲も書いており、ここではシェイクスピアを始めとするイギリスの詩を中心とした歌曲を、ウェールズのバリトン歌手、ジェレミー・ヒュー・ウィリアムズが歌う。
さすらい人〜チャールズ・ヒューバート・パリー(1848-1918):
  ヴァイオリンとピアノのための作品全集
 組曲(*)〔第1番 ニ長調(ヴァイオリンとピアノのための)/第2番 ヘ長調(1907) 〕/
 ヴァイオリンとピアノのための12の短い小品〔第1巻/第2巻/第3巻〕/
 ヴァイオリンとピアノのための3つの小品(*) /ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ニ短調/
 友情の歌(1872) (*) /パルティータ ニ短調(*) /ヴァイオリンとピアノのための小品〔2曲〕(*) /
 幻想ソナタ/2つの初期のピアノ小品(1863) (*) /ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ニ長調

 ルパート・マーシャル=ラック(Vn) ダンカン・ハニーボーン(P)
 録音:2016年4月28日-30日、ポットン・ホール、サフォーク、 UK | (*)は世界初録音。「エルサレム」や数々の合唱曲の名作を遺した近代イギリスの作曲家、チャールズ・ヒューバート・パリーのヴァイオリンとピアノのための作品を網羅したEM Recordsならではの好企画。ワーグナー夫妻と親交が深かったことからその音楽が「ワーグナー風」と例えられることが多いものの、収録されている数々のヴァイオリン作品はむしろブラームスやシューマンからの影響が色濃く、さらには後年のエルガーに繋がる作風が特徴。また、 多数の世界初録音も近代イギリス音楽ファンならば見逃せないポイントだろう。近代英国における「イギリス音楽ルネサンス」の始祖的存在とも評されるパリー。濃密なロマンティシズムに満ちた秀作の数々を網羅した全集の登場。
ホルスト&ダイソン:合唱作品集
 ジョージ・ダイソン:勇気の3つの歌〔 Valour / The Seekers (+) / Reveille (+) 〕/
           Lauds /夜想曲(*) / To Music / The Moon (*) / I Loved a Lass (*)
 ホルスト:ウェールズ民謡集/ Love is enough (*) /5つのパート・ソング集

 アレックス・デイヴァン・ウェットン、エドワード・ヒューズ指揮
 ゴドウィンcho.、マシュー・ジョリス(Org)
 録音:2017年10月21日-22日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会、 UK | (*):世界初録音、 (+): SATB ヴァージョン世界初録音。ケンブリッジ大学の卒業生によって2014年に設立されたゴドウィン合唱団(Godwine Choir)。多様なレパートリーを誇りながらも、特に20世紀〜21世紀の英国音楽を得意としており、これまで見過ごされていながらも、力強さや美しさなど多彩な魅力を持つホルストとダイソンの合唱作品を歌う。
ポール・ルイス(1943-):ハープのための音楽
 パリからの葉書/4つのジャズ・エイジ・ダンス「 DECOSPHERICS 」/
 ヒネ・エ・ヒネによる変奏曲「マオリの子守歌の黙想」/サタデー・ナイト・ジャズ組曲
  ガブリエッラ・ダッローリオ(Hp)
 録音:2014年11月、2017年7月|全曲世界初録音。 ポール・ルイスといってもピアニストではなく、コメディ番組「空飛ぶモンティ・パイソン」や「ベニー・ヒル・ショー」などの音楽で知られる1943年生まれのイギリスの作曲家、ポール・ルイスによるハープ作品集。半世紀近くTVや映画の音楽を書いてきたポール・ルイスの作品は優美でキャッチーなメロディや心地よいリズムが満載。フランスのシャンソンやアメリカのジャズ、ニュージーランドのマオリ族の音楽などを取り入れた作品。ハープを演奏するガブリエッラ・ダッローリオは、トリニティ・ラバン音楽院でハープを教えるイタリア出身の名手。
フレデリック・ハイメン・コウエン(1852-1935):交響曲第5番 ヘ短調
パーシー・シャーウッド(1866-1939):ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲
 ルパート・マーシャル=ラック(Vn) ジョゼフ・スプーナー(Vc)
 ジョン・アンドルース指揮 BBC コンサートo.
 録音:2016年6月20日-22日、ワトフォード・コロセウム|世界初録音。フレデリック・ハイメン・コウエン(1852-1935)は、ハレo. やロイヤル・スコティッシュo. では首席指揮者を務めたイギリスの指揮者、ピアニスト、作曲家。パーシー・シャーウッド(1866-1939)は、イギリス人の父親とドイツ人の母親の下ドイツで生まれ、戦前のドレスデンで活躍し、第1次世界大戦が始まる少し前からはロンドンで暮らした作曲家。カラフルでエネルギーとドラマに溢れたコウエンの交響曲第5番。ブラームスの二重協奏曲に影響されながらも、独自の魅力を放つシャーウッドの協奏曲。
リチャード三世に触発された現代無伴奏ヴァイオリン作品集
 ポール・カー:ソナティナ
 リチャード・パンチェフ:無伴奏ヴァイオリンのための組曲「リチャード三世王」(*)
 フランシス・ポット:無伴奏ヴァイオリンのためのテネブレ
 ポール・ルイス:ヴァイオリンのためのスレナディ(哀歌)
          「 The Most Famous Prince of Blessed Memory 」
 ライオネル・セインズベリー:独白(#)
  ルパート・マーシャル=ラック(Vn) エム・マーシャル=ラック(朗読;*)
 録音:2016年9月20日-21日、セント・メアリー&セント・アルケルダ教会、ヨークシャー、 UK | (#)を除き世界初録音&イングリッシュ・ミュージック・フェスティヴァル委嘱作で2015年に初演。イギリスの歴史でもっとも物議を醸している君主、イングランド王「リチャード三世」からインスピレーションを得た、無伴奏ヴァイオリンのための作品。
英国合唱作品の花環
 ヘンリー・バルフォア・ガーディナー:夕べの讃歌 / ハウエルズ:レクイエム
 ヴォーン・ウィリアムズ:来たれ死よ / モーラン:「春の歌」〜2つの歌
 ジョゼフ・ホロヴィッツ: It was a lover and his lass / モーリー: It was a lover and his lass
 ウィリアム・ロイド・ウェバー: Margery (*) /月(*)
 ロバート・ルーカス・ピアサル:レイ・ア・ガーランド
 スタンフォード:シャル・ウィー・ゴー・ダンス? Op.67 No.3 / ウォーロック:春のすべての花
 ホルスト:イヴニング・ウォッチ Op.43 No.1
 パーシー・フレッチャー:「キリストの受難」〜オー・マン・リメンバー
 ジョン・ヘンリー・モーンダー:「 Olivet to Calvary 」〜2つの合唱

 クリスティアン・ユンググレーン指揮ニコライ室内cho.
 録音:1979年、1983年、1987年、1993年、2009年、2016年| (*)は世界初録音。 EM Records 初の海外アーティストとのコラボレーション・アルバム。スウェーデン、ストックホルムのニコライ室内合唱団が歌うイギリスの合唱作品集。
縦糸と横糸 〜イギリスの2台ヴァイオリンのための作品集
 レベッカ・クラーク:2台のヴァイオリンとピアノための組曲
 ポール・パターソン:2台のヴァイオリンとピアノためのアリュージョンズ・トリオ(*)
 ゴードン・ジェイコブ:2台のヴァイオリンのための4つのバガテル(*)
 アーネスト・ジョン・モーラン:2台のヴァイオリンのためのソナタ
 アラン・ロースソーン:2台のヴァイオリンのための主題と変奏
  小町碧、ソフィー・ローザ(Vn) サイモン・キャラハン(P)
 録音:2016年12月12日-13日、福音史家聖ヨハネ教会、イフリー・ロード、オックスフォード、 UK | (*)は世界初録音。 ロンドン在住、イギリス音楽のスペシャリストとして活躍するヴァイオリニスト、小町碧のレコーディングが登場!2011年のマンチェスター国際ヴァイオリン・コンクールで第2位&聴衆賞を受賞しChamps Hill Recordsからフランク&ラヴェルのヴァイオリン・ソナタ集(CHRCD-123)でデビューしたソフィー・ローザ、小町碧とコンサートやレコーディングで度々共演し、知られざるイギリス音楽の伝道者として活動するサイモン・キャラハンとの共演。20世紀と21世紀のイギリスで作曲された2台のヴァイオリンのための魅力的な作品を収録。まるで織物の縦糸と横糸(Warp and Weft)のように織り合うヴァイオリンの旋律。技巧的でありながら、イギリス民謡の要素や「歌」を最大限に表現したアルバム。
1920年代のチェロの声
 エリック・フォッグ:ポエム / ジョン・アイアランド:チェロ・ソナタ
 シリル・スコット:ジェントル・メイデン(アイルランド民謡)
 フレデリック・オースティン:チェロ・ソナタ / グレヴィル・クック:シー=クルーン
 ウィリアム・オルウィン:2つの民謡 / ベンジャミン・バローズ:ソナティナ
  ジョゼフ・スプーナー(Vc) レベッカ・オモーディア、モーリン・ガレア(P)
 録音:2016年12月19日-21日、ターナー・シムズ・コンサート・ホール、サウサンプトン、 UK 。ジョン・アイアランドとフレデリック・オースティンのチェロ・ソナタ他、民謡からの編曲作品含む1920年代イギリスの麗しきチェロ・レパートリー。イギリス・ロマン派、イギリス印象派的な繊細で美しいリリシズムが満載。
Daybreak in the Fields 〜アンドルー・ダウンズ(1950-):ピアノ作品集
 ピアノ・ソナタ〔第1番(*) /第2番〕/2台のピアノのためのソナタ(#)/ソナティナ/
 7つの前奏曲/ハーバート・ハウエルズの思い出に(+) /7つの後奏曲
  ダンカン・ハニーボーン(P) キャサリン・ラム(P;#)
 録音:2016年11月7日-8日、ワイアストン・コンサート・ホール、 UK | (*)を除き世界初録音。 アンドルー・ダウンズ(1950-)はハウエルズに学び、バーミンガム音楽院作曲科長を務めた作曲家。(+)はハウエルズの没後25周年作。
ポール・ルイス(1943-):管弦楽作品集
 ヘリティッジ組曲/イングリッシュ・カントリー・ピクチャーズ/サセックス・ヴァリエーションズ/
 イングリッシュ・オーヴァーチュア(*) /イングリッシュ・フィールドスケープ/
 フェスティヴァル・オヴ・ロンドン・マーチ(*) /シーズナル・ヴァリエーションズ/バトル・オーヴァー・ブリテン

 ポール・ルイス指揮 ベルギー・スタジオso.、ミッドランドpo.、
 パリ・スタジオso.、フィルハーモニアo.、スタジオG室内アンサンブル
 録音:1970年-1993年| (*)を除き世界初録音。 コメディ番組「空飛ぶモンティ・パイソン」や「ベニー・ヒル・ショー」など、150を超える様々なTV番組の音楽を制作したイギリスの作曲家(ピアニストのポール・ルイス(1972-)とは別人)。最愛の母国イギリスの風景や歴史的遺産をテーマに、1970年代-80年代に作曲された管弦楽作品のコレクション。
イングリッシュ・ミュージック・フェスティヴァル (EMF) 委嘱作品集
 マシュー・カーティス:祝典序曲(*) / デイヴィッド・マシューズ:ホワイト・ナイト(#)
 ポール・カー:ナウ・カムズ・ビューティ/サドンリー・イッツ・イヴニング(#)
 ポール・ルイス:ノーフォーク組曲 / ジョン・ピカード:ビニョンの歌(+)
 リチャード・ブラックフォード:スピリテッド(*) / フィリップ・レーン:楽しい朝の歌
 クリストファー・ライト:レジェンド / デイヴィッド・オウエン・ノリス:ピアノ協奏曲(**)

 ギャヴィン・サザーランド指揮(*以外) オーワイン・アーウェル・ヒューズ指揮(*)
 BBCコンサートo. ルパート・マーシャル=ラック(Vn;#)
 ロデリック・ウィリアムズ(Br;+) デイヴィッド・オウエン・ノリス(P;**)
 録音:2016年1月18日-19日(*以外)、2014年1月9日(*)、すべて ワトフォード・コロッセウム、 UK 。知られざるイギリス音楽とともに、現代イギリスの作曲家へ委嘱した新作初演にも多く取り組んできたイングリッシュ・ミュージック・フェスティヴァル(EMF)。デイヴィッド・マシューズ、ポール・カー、リチャード・ブラックフォードなどイギリスのトップ・コンポーザーたちによるEMF委嘱作品集。
ガーニー、ウォーロック、バターワース:作品集
 アイヴァー・ガーニー:
  テノール、弦楽四重奏とピアノのための「ラドローとテム」/
  弦楽四重奏曲 ニ短調〜アダージョ(*) /
  天上の布/セヴァーン・メドーズ/ By a bierside
 ジョージ・バターワース:
  弦楽四重奏のための組曲(1910) (*) /When the lad for longing sighs /
  Bredon Hill / On the idle hill of summer / With rue my heart is laden /
  Fill a glass with golden wine / On the way to Kew
 ピーター・ウォーロック:ヘラクレイトス(*) /スウィート・コンテント(*)

  チャールズ・ダニエルズ(T) マイケル・ドゥセク(P) ブリッジSQ
 録音:2014年-2015年| (*)は世界初録音。キングズ・コンソート、オランダ・バッハ協会、パーセル・クァルテット、タヴァナー・コンソートなど世界的な古楽アンサンブルと共演してきたチャールズ・ダニエルズ。バロック音楽での活躍が目覚ましいが、近現代音楽を含む幅広いレパートリーも得意としており、ここでは20世紀初頭イギリスのテノールのための作品を歌う。
コヴェントリーからのキャロル集
  〔編曲・編集:デイヴィッド・ウィルコックス(*)、ジョン・ラッター(#)、 P. L.ライト(+) )
 J. F. ウェード:神のみ子は今宵しも(*) / ピエ・カンツィオーネス「父の心から生まれたもの」(*)
 シャイト:ベツレヘムに生まれた子(*) / コーンウォール民謡:サンズ・デイ・キャロル(#)
 イングランド民謡:明日はわたしが踊る日(*) / ガントレット:ダビデの村に(*)
 ポーランド民謡:まぶねにやすけく(*) / メンデルスゾーン:天には栄え(*)
 カークパトリック:飼い葉の桶で(*) / 16世紀フランス:ディンドン空高く(*)
 フランス民謡:この良い香りはどこからくるの(*) / イングランド民謡:世の人忘るな(*)
 15世紀イギリス/ストループ改作:うるわしの宵よ(*/**) / イングランド民謡:牧人ひつじを(*)
 グルーバー:きよしこの夜 / フィリップ・レッジャー:ベル・キャロル / ピアポント:ジングル・ベル(*)
 ピエ・カンツィオーネス「幼な子我らに生まれ」(*) / イングランド民謡&ジョナサン・ウィルコックス:乾杯(**)

  ポール・レディントン・ライト(ディレクター)セント・マイケルズ・シンガーズ
 録音:2014年2月、コヴェントリー大聖堂| (**)は世界初録音。ケンブリッジ・キングズ・カレッジの音楽監督などを歴任した名合唱指揮者デイヴィッド・ウィルコックスへのトリビュート・アルバム。ウィルコックスはキングズ・カレッジの音楽監督退任後も王立音楽カレッジやバッハ合唱団などの指揮を務めながら、多くのクリスマス・キャロルのアレンジを書き、今では世界中の合唱団によって歌われている。
西洋の国境〜イギリスのピアノ作品集
 ウォルフォード・デイヴィス:主題と変奏 / フランシス:幻想ソナタ
 ガーニー:5つの西洋の水彩画 / エルガー:演奏会用アレグロ(*) /フランシス:性格的小品第1巻

  ダンカン・ハニーボーン(P)
 録音:2015年7月27日-28日。(*)を除き世界初録音。20世紀イギリス&アイルランドのピアノ音楽のスペシャリスト、ダンカン・ハニーボーンによる、ほぼ世界初録音集。
セット・イン・シルヴァー
 エイヴィソン:協奏曲 イ長調 Op.9 No.11  / パーセル:弦楽のためのシャコンヌ ト短調
 クライヴ・ジェンキンス:パストラーレとアレグロ / ウォルトン:「ヘンリー5世」〜弦楽のための2つの小品
 ポール・ルイス:ロサ・ムンディ / ダンクワース:マリポーサス
 ハロルド・ダーク:ブラザー・ジェイムズの歌による瞑想 / ブルックス:弦楽のためのアダージョ「トゥ・マイ・ラヴ」
 エルガー/ビル・ソープ編曲:愛の挨拶 / ブリッジ:クリスマス・ダンス
 ジョン・クリストファー・スミス:劇音楽「妖精たち」〜序曲 / ソーンリー・ヘッド:アリア(*)
 リチャード・マッジ:協奏曲第5番 変ロ長調 / アイアランド/グレアム・パレット編曲:カヴァティーナ/バガテル(*)
 ディーリアス/クライヴ・ジェンキンス編曲:伝説(*) / アンドルー・M.ウィルソン:トロス・アン・トレイス(*)
 クライヴ・ジェンキンス:テムズ・リフレクションズ(*) /タルト・オ・シトロン(*)
  ピーター・フィッシャー指揮ロンドン室内アンサンブル
 録音:2006年1月31日-2月1日(CD1)、2015年1月10日-11日(CD2)。(*)は世界初録音。
The Moon Sails Out 〔月が海に昇る〕〜チェロとピアノのための作品集
 シリル・スコット(1879-1970):チェロ・ソナタ(1958) /子守歌 Op.57 No.2 (*)
 イアン・ヴェナブルズ(1955-):
  マルヴァーンにて Op.24a (1998/2013) /エレジー Op.2 (1980) (*) /
  The Moon Sails Out Op.42 (2010) /雨が降る Op.33a (2000/2012) /詩曲 Op.29 (1997) (*)
 アイヴァー・ガーニー(1890-1937):チェロ・ソナタ ホ短調 (1921)

 リチャード・ジェンキンソン(Vc) ベンジャミン・フリス(P)
 録音:2014年11月26日-27日、CBSOセンター、バーミンガム。(*)を除き世界初録音。ダンテSQ、フリース・ピアノ四重奏団、トリオ・ヴォーチェの各団員、そしてイノヴェーション・チェンバー・アンサンブルの芸術監督を務め、多くの室内楽シーンで活躍するリチャード・ジェンキンソンによる、チェロとピアノのための小品。
夢の影〜1915年に作曲されたヴァイオリンとピアノのための作品集
 アーサー・サマヴェル(1863-1937):ヴァイオリンとピアノのための「バッハに関する2つの対話」(1915)
 フレデリック・セプティマス・ケリー(1881-1916):ヴァイオリン・ソナタ ト長調「ガリポリ」(1915)
 アーノルド・バックス(1883-1953):ヴァイオリン・ソナタ第2番(1915, rev.1921) (*)

  ルパート・マーシャル=ラック(Vn) マシュー・リッカード(P)
 録音:2014年11月19日-20日、ワイアストン・コンサート・ホール、モンマス。(*)を除き世界初録音。 第1次世界大戦の最中に書かれた作品集。
楽器の王、王の楽器
 ハーバート・サムション(1899-1995):ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.3 (1920) (*)
 リチャード・パンチェフ(1959-):
  ヴァイオリンとオルガンのためのソナタ Op.74 (2010) (#)
 ハロルド・ダーク(1888-1976):ヴァイオリン・ソナタ第1番 ホ短調 Op.2 (1920s?)
 ルパート・マーシャル=ラック(Vn) ダンカン・ハニーボーン(P;#以外/Org;#)
 録音:2014年12月18日-19日、 Chapel of Jesus College, ケンブリッジ。全曲世界初録音。 すべてオルガニストとしても活躍している(いた)3人の作曲家によるヴァイオリン・ソナタ集。 合唱指揮者としても著名だったサムションはグロスター生まれ。生地の大聖堂オルガニストを1928年から引退した1967年まで務め、ヴォーン・ウィリアムズ、フィンジ、ハウエルズらと深い親交があった。(*)は作曲当時演奏されず、失われたと考えられていた作品。孫が保管していた文書中から再発見され、2015年5月16日に縁のグロスター大聖堂で初演された。 パンチェフはおそらく南アフリカ出身。晩年のブリテンから5年間助言を受け、オルガンをプレストンとグリアーに学んだ。
タワーズ・オヴ・マン〜フランシス・ポット(1957-):
 ヴィオラとピアノのためのソナタ「 Tooryn Vannin (The Towers of Man) 」(2013)
   [井上祐子(Va) フランシス・ポット(P)]/
 アンナ・アフマートワとボリス・パステルナークの詩による
  9つの作品「 Einzige Tage 」(2010)
   [アラ・クラフチューク(S) サイモン・フィリップス(P)]
 録音:2014年8月、10月、 Auditorium, Anniversary Hall, St Catherine’s School, Bramley, サリー、 UK 。ともに世界初録音。イギリスを拠点に活躍する日本を代表するヴィオラ奏者の1人、井上祐子が参加。
Audite Finem 〜21世紀のケンブリッジ・カレッジからの現代と過去の音楽
 バード:喜びもて歌え / パーセル:おお主よ、わが祈りを聞きたまえ
 ベイントン:そしてわれは新しき天国を見たり / ウェズリー: O Sing Unto Mie Roundelaie
 スタンフォード:青い鳥/ Praised be Diana / マックスウェル・デイヴィス: Homerton
 ホプキンズ:ラテン語の4つのモテット(*) / トムリンズ:世のものなべて歌え(*)
 トロクメ=ラター: Homerton College Grace of 1957 (*) /主なる神(*)
 ネイラー: How Shall I Sing That Majesty (*) / セバスティアン・ウェズリー:主なる神に祝福あれ

  ダニエル・トロクメ=ラター指揮ケンブリッジ・ホマトン・カレッジ・チャーターcho.
 録音:2014年8月。(*)は世界初録音。1768年ロンドンで創設、その後ケンブリッジへ移転し、ロイヤル・チャーター(王室認可)を受けたホマトン・カレッジの合唱団による、17世紀から21世紀の英国合唱音楽の歴史。
ハヴァス〜ジョージ・ロイド&ジュディス・ベイリーの音楽
 ジュディス・ベイリー(1941-):ハヴァス〜夏の終わり Op.44 /管弦楽のための協奏曲 Op.55
 ジョージ・ロイド(1913-1998):「農民」〜第2幕への前奏曲/追憶/ポン・デュ・ガール/トリニダード行進曲

  ジェイソン・ソーントン指揮バース・フィルハーモニア
 録音:2014年4月7日。全曲世界初録音。共にイギリス、コーンウォールの作曲家。
イングリッシュ・ファンタジー
 ブリッジ(1879-1941):弦楽四重奏のための幻想曲 / ホルスト(1878-1934):イギリス民謡による幻想曲 Op.36(*)
 ユージン・グーセンス(1893-1962):幻想的四重奏曲(*) / ハウエルズ(1892-1983):幻想四重奏曲 Op.25
 ジョセフ・ホルブルック(1878-1958):幻想四重奏曲第1番 ニ短調 Op.17b
 ウィリアム・ハールストン(1876-1906):弦楽四重奏のための幻想曲(*)

 ブリッジSQ
 録音:2014年5月8日-9日。(*)は世界初録音。
アイルランド牧歌
 アーチー・ローゼンソール(1874-1947):3つのアイルランドのパステル/4つの間奏曲/モーリーン/
                    アイリッシュ・ジグ/子守歌「ねんねんころりよ、木の上で」による変奏曲
 ローゼンソール:舟歌/性格的小品による小組曲「四季」/「へそ曲がりのメリー」による6つの変奏とフーガ
 スタンフォード:バラード ト短調 Op.170 /夜想曲 ト短調 Op.148 No.1 / バックス:山の雰囲気
 ベケット:3つの前奏曲/ギルフォイルの木

  ダンカン・ハニーボーン(P)
 録音:2014年2月14日-15日、ターナー・シムズ・コンサート・ホール。世界初録音多数。ダブリン生まれで、レシェティツキとゴドフスキに学び、グリーグの親友でもあったコンポーザー=ピアニスト、ローゼンソールは同郷のスタンフォードの次世代にあたる忘れられた音楽家。 20世紀イギリス&アイルランドのピアノ音楽のスペシャリスト、ハニーボーンの演奏で。
ミルフォード&スタンフォード:ヴァイオリン協奏曲集
 スタンフォード:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.162 (1918) (*)
 ミルフォード:ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op.47 (*) / ホルスト:ウォルト・ホイットマン序曲

 ルパート・マーシャル=ラック(Vn) オウワイン・アーウェル・ヒューズ指揮
 録音:2014年1月7日-9日。(*)は世界初録音。レコード芸術誌2014年8月号海外盤レビュー掲載。
忘れられたイングランドのロマン主義〜クック、ホルスト、ヴォーン・ウィリアムズ
 グレヴィル・クック(1894-1989):
  ゴシック風前奏曲/ハイ・マーリー・レスト/ささやく柳/大聖堂にて/組曲「丘を越えて」/ソング・プレリュード/
  コルモラント・クラッグ/組曲「バーゲン・ベースメント」/ハルドンの丘/シモツケソウ/3つの小品/日没/葉の終り
 ホルスト:夜想曲(*) / ヴォーン・ウィリアムズ:リトル・ピアノ・ブック(*)

 ダンカン・ハニーボーン(P)
 録音:2014年2月14日-15日。(*)を除き世界初録音。 名教師トバイアス・マテイの弟子で、11歳で自作をベヒシュタイン・ホール(ウィグモア・ホール)で披露、作曲家、司祭、王立アカデミー教授として活躍した知られざるイギリスのコンポーザー=ピアニスト、グレヴィル・クックの作品を中心としたアルバム。レコード芸術誌2014年10月号海外盤レビュー掲載。
スタンフォード(1852-1924):ミサ曲 ト短調 Op.46 (1892) (*)
パリー(1852-1924):告別の歌〔エルサレム/親愛なる主と人類の父よ/私は喜ばしい〕
ニコラス・オニール(1970-):飛翔(*)

 ベティ・マクハリンスキー(S) ケイトリン・ゴアイング(A)
 トム・キャッスル(T) ウィル・ドーズ(B) ジョージ・デ・ヴォイル指揮
 ステイプルドン・シンフォニア、オックスフォード・エクセター・カレッジcho.
 録音:2014年1月9日-11日。(*)は世界初録音。「飛翔」は、イギリスの古英語詩を用いて作られており、オックスフォード・エクセター・カレッジの創立700周年を記念して委嘱された。
ハウエルズ(1892-1983):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
 ヴァイオリン・ソナタ〔(第0番) ロ短調(*) /第2番 変ホ長調 Op.26 (*) /
   第1番 ホ長調 Op.18 /第3番 ホ短調 Op.38 /(第0番) ロ短調の異版〕/スロウ・エア(*) /
 カントリー・チューン(*) /子守歌 Op.9 No.1 /レント・アッサイ・エスプレッシーヴォ(*) /3つの小品 Op.28

 ルパート・マーシャル=ラック(Vn) マシュー・リッカード(P)
 (*)は世界初録音。ミュージックウェブ・インターナショナル2014年(月不明)「ディスク・オヴ・ザ・マンス」選出盤。
ヴァイオリン、ヴィオラ・ソナタ集
 バントック:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調
 スコット:ヴィオラ・ソナタ
 コーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調
ルパート・マーシャル=
 ラック(Vn/Va)
マシュー・リッカード(P)
 録音:2011年8月26日、2013年7月11日。
丘を越えて谷を越えて〜弦楽オーケストラのためのイギリス作品集
 パーセル:アブデラザール〜ロンド / ダーク:幻想曲 ホ長調 Op.39 (**) / アイアランド:聖なる少年(*)
 ファーナビー:7つの小品(**) / ジェンキンス:シンフォニエッタ(**) / エルガー:エレジー Op.58
 アーノルド:2つのヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲 Op.77 (#/+)
 フィッシャー:パガニーニの様式による「ウィディカム・フェアー」の変奏曲(+/**)

 ロンドン室内アンサンブル ピーター・アダムス(Vc;*)
 ピーター・フィッシャー(Vn;#) マヤ・イワブチ(Vn;+)
 録音:2012年12月16日-17日、2013年3月9日。(**)は世界初録音。14人の弦楽器奏者からなるチェンバー・アンサンブル・オヴ・ロンドンは1997年、ピーター・フィッシャーによって創設された。
ヒューバート・パリー(1848-1918):初期室内楽作品集
 弦楽四重奏曲第3番 ト長調(1878) /弦楽五重奏曲 変ホ長調 (1884; rev.1896/1902) (*)
  ブリッジSQ ルバート・ギッブス(Va;*)
 録音:2013年3月29日-30日。共に世界初録音。
フェイムズ・グレート・トランペット
 デイヴィッド・オウエン・ノリス(1953-): Tomorrow Nor Yesterday / Think only this
 ブリテン:ジョン・ダンの神聖なソネット(*)
  マーク・ワイルド(T) ジョセフ・スプーナー(Vc)
  デイヴィッド・オウエン・ノリス(P)
 (*)を除き世界初録音。ピアニスト、作曲家のデイヴィッド・オウエン・ノリスは、イギリス、ノーサンプトンシャー出身。
季節の歌
 ブリテン:冬の言葉(*) / パリー:6つの歌/季節の歌(#) / リーチ:4つの歌
  リチャード・エドガー=ウィルソン(T) ユージン・アスティ、
  アンドルー・リーチ(P;#以外) サム・ウィルソン(マリンバ;#)
 (*)を除き世界初録音。
アーネスト・ジョン・モーラン(1894-1950):ピアノ独奏作品全集
 + ハウエルズ、フライシュマン、スワフィールド、
   ピットフィールド、ベインズ、ヴォーン・ウィリアムズ:ピアノ作品集

 モーラン:スタルハム川/主題と変奏/2つの民謡編曲/伝説/3つのピアノ小品/5月の朝に/
      3つのファンシー/トッカータ/夏の谷/バンク・ホリデー/2つの小品
 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):ピアノのためのソナチネ/選ばれた旋律
 アロイス・フライシュマン(1910-1992):ピアノのための組曲(*)
 ロナルド・スワフィールド(1889-1962):
  ラパッロ/セイリング・アロング(*) /牧歌的な間奏曲(*)
 トマス・ピットフィールド(1903-1999):前奏曲/メヌエットとリール
 ウィリアム・ベインズ(1899-1922):7つの前奏曲
 ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
  ギボンズの歌曲第13番による讃美歌前奏曲/山の中の湖

 ダンカン・ハニーボーン(P)
 録音:2012年12月27日-28日。(*)は世界初録音。
ヴァイオリンとピアノのための作品集
 アイヴァー・ガーニー (1890-1937):ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調(*)
 ライオネル・セインズブリー(1958-):無伴奏ヴァイオリンのための独言 Op.21
 エルガー(1857-1934):ヴァイオリン・・ソナタ ホ短調 Op.82
  ルパート・マーシャル=ラック(Vn) マシュー・リッカード(P)
 録音:2012年9月28日-29日。(*)は世界初録音。
デイヴィッド・オウエン・ノリス(1953-):オラトリオ「祈祷書」
 〔第1部「信頼」/第2部「希望」/第3部「慈愛」〕
 ウェインフリート・シンガーズ ピーター・サヴィッジ(Br)
 デイヴィッド・コーラム(Org) ナバーラSQ オーヴァー・ザ・ブリッジ
 デイヴィッド・オウエン・ノリス指揮オックスフォード・ニュー・カレッジcho.
 録音:2012年9月13日-14日。世界初録音。伝統に変化をつけるコンセプトで作曲されたオラトリオ。
ジョン・ガードナー(1917-2011):
 クリスマス・カンタータ(*) /クリスマス・キャロル集(#) /オルガンと10人の奏者による室内協奏曲(+)
  スティーヴン・キング(Org) ヒラリー・デイヴァン・ウェットン指揮
  クリス・ガードナー指揮(+) シティ・オブ・ロンドンcho.、ホルストo.
 録音:2012年10月2日、6日-7日。(*/+)は世界初録音、(#)は一部世界初録音。マンチェスター出身のガードナーは、ジョン・バルビローリがその交響曲第1番を高く評価したことでも知られる。
ヴィオラ・ソナタ集
 マキューアン:ヴィオラ・ソナタ イ長調/プロヴァンス即興曲/ブレス・オ・ジューン
 バックス:ヴィオラ・ソナタ / マコンキー:ヴィオラ・ソナタ / ジェイコブ:ソナチネ
 ロースソーン:ヴィオラ・ソナタ / ミルフォード:4つの小品 / レイトン:バッハの名による幻想曲

  ルイーズ・ウィリアムズ(Va/Vn) デイヴィッド・オウエン・ノリス(P)
 録音:2011年4月7日-9日、2012年4月8日-10日。ルイーズ・ウィリアムズはマヌーグ・パリキアンやイヴァン・ガラミンに師事した女流奏者。
ヴァイオリンとピアノのための作品集
 ヴォーン・ウィリアムズ:ヴァイオリン・ソナタ イ短調 / ホルスト:5つの小品(#)
 ウォルフォード・デイヴィス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調(*)
  ルパート・マーシャル=ラック(Vn) マシュー・リッカード(P)
 録音:2012年4月13日-14日、ワイアストン・コンサート・ホール。(*)は世界初録音、(#)は「ワルツ・エチュード」1曲を除き世界初録音。
ノーマン・オニール(1875-1934):弦楽とピアノのための室内楽作品集
 弦楽四重奏曲 ハ長調/一楽章のピアノ三重奏 Op.32 /ピアノ四重奏 ホ短調/ピアノ三重奏のための主題と変奏
 ブリッジSQ [コリン・トゥイグ、キャサリン・スコフィールド(Vn)
        マイケル・スコフィールド(Va) ルーシー・ウィルディング(Vc)]
 マイケル・デュセク(P)
 録音:2012年2月22日-23日、ワイアストン・コンサート・ホール。全曲世界初録音。オニールはロンドン生まれの作曲家。活動20周年を迎えたブリッジ弦楽四重奏団は、特にイギリス音楽で評価を得ている。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・作製のため、無断転載は堅くお断り致します
ホルスト(1874-1934):合唱作品集
 2つの詩篇 H117 (1912)〔詩篇86 /詩篇148 〕/ヌンク・ディミティス H127 (1915) /
 I LOVE MY LOVE H136 (1916) /キリストの降臨 H170 (1927) (全13トラック)(*)
  ロバート・ハーディ(語り;*) ヒラリー・デイヴァン・ウェットン指揮
  ホルストo.、ロンドン市立cho.、セント・ポール女子学校室内cho.
 録音:2011年10月15日、セント・ポール女子学校、イギリス。(*)は世界初録音。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・作製のため、無断転載は堅くお断り致します
バントック&ホルブルック:ヴァイオリン&ヴィオラ・ソナタ集
 ジョセフ・ホルブルック(1878-1958):
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(第2番)
   ヘ長調「 The Grasshopper 」(1917年版/オーソライズ原典版)(*)
 グランヴィル・バントック(1868-1946):ヴィオラとピアノのためのソナタ ヘ長調(#)
  ルパート・ラック(Vn) マシュー・リカード(P)
 録音:2011年8月25日-26日、ワイアストン・コンサート・ホール、モンマス、イギリス。(#)は世界初録音、(*)は当版による世界初録音。(*)はNAXOSから作曲者指揮による初演時の形態であった「ヴァイオリン協奏曲」版 Op.59(ただし録音されたのはピアノ伴奏による/8.572649)が発売されている。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・作製のため、無断転載は堅くお断り致します
ロジャー・クィルター(1877-1953):ピアノ作品全集
 3つの練習曲 Op.4 /3つの小品 Op.16 /
 2つの印象 Op.19 /4つの田舎の小品 Op.27 /
 「虹はどこで終わるのか」からの組曲(*)
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・作製のため、無断転載は堅くお断り致します
デイヴィッド・
 オウエン・ノリス(P)
 録音:2004年2月14日-15日、8月31日、以上 ターナー・シムズ・コンサート・ホール、サウザンプトン大学、イギリス。(*)は世界初録音。
イギリスのヴァイオリン・ソナタ集
 アーサー・ブリス(1891-1975):ヴァイオリン・ソナタ(*)
 ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941):ヴァイオリン・ソナタ イ長調(*)
 ヨーク・ボウエン(1884-1961):ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.112
  ルパート・ラック(Vn) マシュー・リカード(P)
 録音:2010年8月16日、ワイアストン・コンサート・ホール、モンマス、イギリス。(*)は世界初録音。
FIRST HAND RECORDS 特記以外 1枚あたり\3080(税抜\2800)
 2007年に創業したイギリスのレーベル。2009年からサブ・レーベル扱いとして開始された「ファースト・ハンド・レコーズ・リマスターズ [First Hand Records Remasters] 」を開始、日本国内ではこちらの方が大々的にアナウンスされている。
 レーベルの本筋アイテムは、インドのコルカタに生まれ、ジャズとインド伝統音楽のフュージョンによって知られた作曲家&ヴァイオリニスト、ジョン・メイヤー(1930-2004)とその息子のアルバム(彼のアルバムは、一般にジャズへ分類されるので、その旨ご注意頂きたい)。近年ではアルディッティSQの団員だったチェリスト、ロハン・デ・サラムをはじめとする、元来のラインナップと言える新録音にも注力している。
ジョン・メイヤー(1933-2004):
 Etudes & Radha Krishna

 Etudes (1969) (*) / Radha Krishna (1971) (#)
ジョン・メイヤー/他
 LPリリース: Sonet SNT603 (*) / EMI (#)。初CD化。(*)は、メイヤーが成功を収めた1960年代最後の4年間に発売された4アルバムの内、最後を飾った物[他の3アルバムは Indo-Jazz suite (1966)、Indo-Jazz Fusions (1967)、Indo-Jazz Fusions II (1968)だが、当CDのジャケットには "Indo-Jazz Fusions" の文字もあり]。(#)はシタール、タブラ、ドラムズ、サックス、弦楽トリオ、ソプラノ、テナー他による大アンサンブルによるとの事。
The Teak Project
 Deliver Me / Leaky / Outnumbered By One / Emily /
 Yamanish / Without A Doubt / Slow Down
The Teak Project
[ジョナサン・メイヤー(シタール)
 ジャスティン・クィン(G)
 ニール・クレイグ(タブラ)
 ジョン・メイヤーの息子ジョナサンのシタールに、ジャズ・ギターとタブラが加わるアンサンブル。公式サイト:http://theteakproject.com/
CDSML-8414
[FHR-03]
廃盤
ジョン・メイヤー(1933-2004):
 DHAMMAPADA (1976)
クリス・テイラー(Fl)
ヘンリー・ロウザー(Tp)
 録音:1976年| (C) (P) Vocalion 2006 |本体記載レーベル、品番: Vocalion, CDSML-8414 。EMI から発売予定だったがお蔵入りとなってしまい、当CDで始めて発売されたアルバム。当盤は vocalion レーベルからの発売盤を当レーベルが販売していたものですが、すでに廃盤になっています。 FHR-03 という品番が外装に印刷された商品はおそらく存在しません。# FHR-50 という品番で、他の未発売録音2つ、"Portraits of Bengal (1974)" 、"Tantric Dances (1974)" とカップリングされて再発売。
FHR-04
(2CD)
廃盤
シューラ・チェルカスキー〜
 HMV ステレオ録音全集
シューラ・チェルカスキー(P)
FHR-05
buyボタン
(3CD)
1.5CD価格
ハリー・ブレック&ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ〜HMVステレオ録音集成
 モーツァルト:
  交響曲第41番 ハ長調K.551「ジュピター」[録音:1956年8月16日-17日]/
  2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調K.365/
  3台のピアノのための協奏曲 ヘ長調K.242(2台ピアノ版)
   [ヴィーチャ・ヴロンスキー、ヴィクター・バビン(P)/録音:1957年6月5日-6日]/
  4つのメヌエット K.601[録音:1957年5月1日]/
  3つのドイツ舞曲 K.605[録音:1957年5月23日]/
  交響曲第28番 ハ長調K.200(*)[録音:1956年2月23日]/
  セレナード第9番 ニ長調K.320「ポストホルン」[録音:1957年4月29日-5月1日、5月23日]
 アリアーガ:交響曲 ニ長調(*)[録音:1956年2月22日]
 ・ボーナス
   ハイドン:交響曲第103番 変ホ長調「太鼓連打」Hob.I-103(#)
   [録音:1955年1月17日-18日、2月8日]
以上、ハリー・ブレック指揮ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
 録音:ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ、(#)のみモノラル/オリジナル・ステレオ・レコーディング・エンジニア:クリストファー・パーカー/リマスタリング:2009年、アビー・ロード・スタジオ/リマスタリング・エンジニア:イアン・ジョーンズ。(*)を除きステレオ・テイク初出。
 FIRST HAND RECORDSのリマスター・シリーズ第2弾は、往年の名演奏家ハリー・ブレック&ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ。ブレック歿後10年とロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ創設60周年のアニヴァーサリー・リリース。
 【ハリー・ブレックとロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ】
 ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズは、英国の指揮者、ヴァイオリン奏者ハリー・ブレック(1910-2009)によって1949年に創設され、現在に至る約40人編成の室内オーケストラ。1950年代よりロイヤル・フェスティヴァル・ホールその他における定期公演を行い、ことにモーツァルトやハイドンの演奏で1950年代に一時代を築いた。
 【よみがえる往年の名演奏】
 1984年まで35年に渡り、強い絆でむすばれた初代首席指揮者ブレックのもと、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズが1950年代にHMVへおこなった録音の数々は、独特の親しみやすい様式と懐かしさにも似たゆとりの味わいで根強い人気を集めている。なかには伝説のピアノ・デュオ、バビン&ヴロンスキーが弾くモーツァルトの協奏曲というお宝も含まれている。
 【ステレオ・テイク初出&すべて初CD化】
 HMVアーカイヴのオリジナル・マスターより復刻される、オリジナル・アルバムにして5枚分すべてがこのたび初CD化となるもの。しかも、ボーナス収録のハイドン「太鼓連打」を除いて、初出時にはモノラルLPでのリリースであった曲目もすべてステレオ・テイクで初登場となるため、アナログを愛聴されている方にとっても見逃せない内容となっている。未編集のオリジナル・ステレオ・テイクを手がけたのはクリストファー・パーカー。2009年にアビー・ロード・スタジオにおいて全曲のリマスタリングをイアン・ジョーンズが担当。名エンジニアによる極上の音質で、美しく端整なモーツァルト演奏をぜひともお楽しみ頂きたい。コンパクトな8面折たたみ紙ジャケット仕様。
FHR-06
(3CD)
廃盤
エイドリアン・ボールト&LPO〜
 ニクサ=ウェストミンスター、1956年ステレオ録音集 Vol.1

 エイドリアン・ボールト指揮LPO
FHR-07
(3CD)
廃盤
エイドリアン・ボールト&LPO〜
 ニクサ=ウェストミンスター、1956年ステレオ録音集 Vol.2

 エイドリアン・ボールト指揮LPO
アウト・オブ・ジャンル〜ジョナサン・マイヤー
 J.S.バッハ:ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001〜アダージョ
 マイヤー: Rag Jiddhu / String of Pearls / マイヤー/ホィーラー: Joning
 J.S.バッハ:パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006〜ガヴォットとロンド
 ウィストレート: Abida / マイヤー: Whole Again
 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.847〜プレリュード第2番 ハ短調
 マイヤー: Capo-Lo / When it Rains
  ジョナサン・マイヤー(シタール/ピグミー・シタール/エレクトリック・シタール/
             タンプーラ/ギター=チター/P/フェンダー・ローズ)
  ケニー・ホィーラー(Tp/フリューゲルHr) ベルナール・ウィストレート(Fl/バスFl)
  ミテル・プホリト(タブラ) アンディ・ブラット(Dr)
 『有名なシタール奏者ジョナサン・マイヤーのデビュー・アルバム。アルバム・タイトルが示すように、ワールド、ジャズ、クラシックといったジャンルの垣根を飛び越えた内容は、マイヤー自作のナンバーのほか、シタール用に初アレンジしたJ.S. バッハのナンバーを収めているのがユニーク。民俗楽器シタールのエキゾチックな音色を通して、J.S. バッハの普遍的な音楽世界に思いを馳せるひとときも一興といえるでしょう。また、ここでは“ジャズ・トランペット界の大御所” ケニー・ホィーラーがゲスト参加しているのも話題性十分。曲に応じて使用楽器を選択するマイヤーは、本作で新開発の“ピグミー・シタール” を初めて使用しています。名門アビー・ロード・スタジオのマスタリングで音質もすぐれており、オーディオ・ファンにもおすすめです。』(以上『内』、代理店記載ママ)
音楽の迷宮〜コン・ジョイア・レコーディングス
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV.1009
 C.P.E.バッハ:スペインのフォリアによる12の変奏曲 wq.118-9,H 263
 ロカテッリ/デ・サラム編曲:
  「音楽の迷宮」Op.3〜カプリッチョ第23番 ニ長調(無伴奏チェロ用編曲版)
 J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第3番 ト短調 BWV.1029
 ヒンデミット:無伴奏チェロ・ソナタOp.25-3 (1922)
 デ・シルヴァ:チェンバロのための4つの小品
  ロハン・デ・サラム(Vc;*) プリーシ・デ・シルヴァ(Cemb;#)
 録音:2010年5月17日-19日、カリフォルニア州、クレアモント、スクリップス・カレッジ・演奏芸術センター、ギャリソン・シアター(セッション・ディジタル)。使用楽器:Eric T Benning, Los Angeles, 2005, after the “Christiani " cello by Antonio Stradivari; on loan by kind courtesy of Mr Armen Ksajikian (*) / John Phillips, Berkeley, 2001, after instruments by Johann Heinrich Gräbner,the Younger, Dresden, circa 1740 (#)『かれの世代で、こんなにも天賦の才に恵まれたものはほとんどいない』(パブロ・カザルス)
 現代の最高峰アルディッティ四重奏団の第3代チェリスト(1977-2005)として、20年以上に亘り、同時代音楽シーンの最前線でしのぎを削り、在籍中、創設者のアーヴィン・アルディッティと比肩して、アルディッティ四重奏団の顔と呼ばれたデ・サラムは、チェロのための主だった現代作品の献呈を数多く受けており、たとえばベリオから「セクエンツァXIV」を献呈され、クセナキスも作品を捧げた。2005年にアルディッティ四重奏団を勇退し、現在では、ソリストとして世界中の主要なオーケストラと共演を重ねているが、“原点回帰 "とでもいうべきこのアルバムでも、完璧な技巧を披露している。格調高いJ.S.バッハも聴かせるが、圧巻はやはり、アルバムのタイトルにもなっているロカテッリ。猛烈な勢いで目まぐるしくパッセージが繰り返され、まさに迷宮をおもわせる内容だが、デ・サラムは圧倒的なテクニックでねじ伏せる。なお、デュオを組むデ・シルヴァは、アメリカ合衆国の著名な古楽アンサンブル、コン・ジョイア (Con Gioia) の音楽監督を務めている。キアラ・バンキーニ、モニカ・ハジェット、ヴィーラント・クイケン、マーティン・パールマンといった国際的に有名なビッグ・ネームとの共演を数多く果たしており、演奏ならびに創作活動でも、これまでに数々の賞を獲得している。
Aria 〜 Gerard McChrystal
 ヘンデル/マクリスタル編曲:ラルゴ / マイケル・ナイマン/ハンフリー編曲:何で?/もし?
 マグリン:エイスリン/閉じた瞳の後で/フロム・ノーフェア・トゥ・ノーフェア
 ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番〜アリア / フィリップ・グラス:ファザード
 アンディ・スコット:わが山頂 / ボザ:アリア / ビリー・コゥイー:3つのロマンス
 フォーレ/マクリスタル編曲:ゆりかご Op.12 No.1 / ドビュッシー/ロンデクス編曲:シランクス
 ラヴェル/マクリスタル編曲:ハバネラ形式の小品 / 田中カレン:ナイト・バード

  ジェラルド・マクリスタル(Sax) シロマ・ダ・シルヴァ(P) コデッタ
  クレイグ・オグデン(G) スミスSQ トリニティ・レイバン弦楽アンサンブル
 録音:2009年8月、11月、ブラックヒース、ロンドン。北アイルランド出身のサクソフォン奏者ジェラルド・マクリスタルのソロ・アルバム。マンチェスターの王立北音楽学校とロンドンのギルドホール・スクール、さらにシカゴのノースウェスタン大学で学び、国際的に活躍している。彼の活動で特徴的なのは、現代のヒーリング系もしくはミニマル・ミュージック系作曲家を積極的に紹介している点にある。当アルバムでも、マイケル・ナイマンやフィリップ・グラスから、スコットランドのビリー・コゥイー、アイルランドのマグリン、日本の田中カレンなどの作品をとりあげているのが注目。ナイマンの曲は「アンネの日記」の映画音楽。超絶テクはもちろんながら、品良く、癒し効果に満ちた不思議なサクソフォン。
プフィッツナー
 チェロ協奏曲第1番 ト長調 Op.42(*)
ジョン・メイヤー(1929-2004):
 プラチャンダ(1982) (#) /
 6つのラーガマーラ(1983) (+)
ロハン・デ・サラム(Vc)
ボフミル・グレゴル指揮(*)
オランダ放送o.(*)
ドゥルヴィ・デ・サラム(P;#)
ジョン・メイヤー(タンプーラ;+)
 録音:1980年1月10日、ヒルヴェルスムAVROスタジオ、オランダ〔収録:オランダ・キリスト教放送連盟(NCRV) 〕(*) /1983年、コンウェイ・ホール(#/+)。(*)は初CD化。カザルスに「かれの世代で、こんなにも天賦の才に恵まれたものはほとんどいない」と言わしめ、ミトロプーロスが「稀にみる天才で、生まれながらの音楽家、おどろくべき若いチェリスト」と評した、現代最高峰のチェリストのひとり、ロハン・デ・サラムによるFIRST HANDS第2弾。
 プフィッツナーが残した3つのチェロ協奏曲のうち、第1番と付番される ト長調の曲は、1935年にデ・サラムの師、ガスパール・カサド(1897-1966)のために書かれた物。演奏時間15分ほどの曲は、途中、木管やトランペットに印象的なフレーズも現れ、手の込んだ書法とソロ・パートのヴィルトゥオーゾ風のつくりが、プフィッツナーのほかの協奏曲にも通じる内容。カップリングにはジョン・メイヤー(1929-2004)の2作品を収録。古代インド語で「作品群」を意味するプラチャンダ(Prabhanda)は、チェロとピアノによる8つの小品からなる構造が「組曲」に近いもので、スリランカ出身のロハン&ドゥルヴィ・デ・サラム兄弟のために書かれている。6つのラーガマーラ(Ragamalas)もまた、ロハン・デ・サラムの委嘱で書かれた作品で、いずれも別のレーベルよりCD化されていたことがあるが、入手難の状態が続いていた。カルカッタ出身のメイヤーは、ボンベイでメーリ・メータなどに師事したのち、奨学生としてロンドンの王立音楽院に学び、ロンドン・フィル、ロイヤル・フィルのヴァイオリニストとして活動するかたわら、この頃からヒンドゥーの伝統と西洋の古典様式との融合する作曲活動も展開している。
ハリー・ブレック&ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ〜HMVステレオ録音集成 Vol.2
 モーツァルト:交響曲第36番 ハ長調 K.425「リンツ」(*) /
        ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491(#) /12のメヌエットK.568 (+)
  ルイス・ケントナー(P;#) ハリー・ブレック指揮
  ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ、フィルハーモニアo.(#)
 録音:1954年12月22日-23日(*)/1959年5月23日-24日(#)/1956年12月4日(+)、以上、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、ステレオ。全て初CD化で、(*)と(+)のステレオ・テイクは初出。リマスタリング:2011年、アビー・ロード・スタジオ。プロデューサー:ベルトルト・ゴルトシュミット&ローレンス・コリングウッド/オリジナル・ステレオ・レコーディング・エンジニア:クリストファー・パーカー、ダグラス・ラーター&ロバート・グーチ/リマスタリング・エンジニア:イアン・ジョーンズ。
 第1集(FHR-05)に続くブレック&ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズのHMVステレオ録音集成続篇。今回はハンガリー出身で、イギリスで活躍した名ピアニスト、ルイス・ケントナーも登場。
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズは、英国の指揮者、ヴァイオリン奏者ハリー・ブレック(1910-2009)によって1949年に創設され現在に至る約40人編成の室内オーケストラ。1950年代よりロイヤル・フェスティヴァル・ホールその他における定期公演を行い、ほどなく黄金時代を迎えた当楽団は、モーツァルトやハイドンの演奏で人気を集めた。1984年まで35年に渡り、強い絆でむすばれた初代首席指揮者ブレックのもと、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズが1950年代にHMVへおこなった録音の数々は、独特の親しみやすい様式と懐かしさにも似たゆとりの味わいで根強いファンの支持を得ている。第2集はすべてモーツァルトの作品を収録。1954年12月に、マーラーの第10交響曲クック全曲版の推敲協力と初演で有名なベルトルト・ゴルトシュミットがプロデュースを手掛け、現存するうちでEMI最初期のステレオ全曲録音による「リンツ」や、「伝説のモーツァルト弾き」ケントナー独奏によるピアノ協奏曲第24番と、まさに歴史上の名前が録音に関わっていることにも興奮する。
 ルイス・ケントナー(1905-1987)はハンガリーに生まれ、ロンドンで歿したイギリスのピアニスト。ブダペストのリスト音楽院で、ピアノをアルノルド・セーケイとレオー・ヴェイネルに、作曲をハンス・ケスレルとコダーイに師事して、キャリア当初はショパン、リストの華麗な演奏で名を馳せている。その後1933年に、ケントナーはバルトークの第2協奏曲をハンガリーで初演したことを契機に、この作品のエキスパートとして知られるようになると、1946年にはロンドンで第3協奏曲をヨーロッパ初演、2台のピアノのための協奏曲をイギリス初演して、バルトークの大家としての位置づけを確たるものにした。ケントナーがロンドンに定住した1935年以降は、英国におけるモーツァルト演奏の第1人者としての評価を固め、出自であるオーストリア=ハンガリーに連なるウィーン古典派やJ.S.バッハの演奏でもすぐれた業績を示している。
 このたびもHMVアーカイヴのオリジナル・マスターより復刻される収録内容すべてが初CD化となる物。「リンツ」と「12のメヌエット」については、初出時にはモノラルLPでのリリースであったが、ともに保管されていたセッション・テープをもとにしたステレオ・テイクでの初登場となるため、アナログを愛聴されている方々にとっても見逃せないところといえるだろう。「リンツ」のオリジナル・ステレオ・テイク収録にあたったエンジニアでもあるクリストファー・パーカーを顧問に迎え、2011年にアビー・ロード・スタジオにおいて全曲のリマスタリングをイアン・ジョーンズが担当。名エンジニアの顔合わせによる極上の音質で、美しく端整なモーツァルト演奏をぜひともお楽しみ頂きたい。コンパクトな折たたみ紙ジャケット仕様。
FHR-50
buyボタン
(1CD)
1.5CD価格
ジョン・メイヤー(1933-2004):
 Dhammapada (1976) (*) /
 Portraits of Bengal (1974) (#) /
 Tantric Dances (1974) (#)
London Music Fusions
[クリス・テイラー(Fl)
 ヘンリー・ロウザー(Tp;*)他
 録音:1976年、ロンズダウン・スタジオ、ロンドン(*) /1974年7月11日、ピットヴィル・パンプ・ルームズ、チェルトナム(#)、ともに UK | (#):初出音源|初出・既出: Vocalion [CD], CDSML-8414 [FHR-03] (*) 〔廃盤、入手不能〕| (P) 2006, 2016 & (C) 2016 。
 #当盤は国内代理店の扱いがなく、海外からお取り寄せするため高額となります。
 レーベル公式サイト・インフォメーションの機械翻訳(当店専門外の商品のため、人名、常体、敬体 等も含め機械翻訳文には手を入れておりません。ご了承下さい)『 「 Dhammapada 」は、1976年にEMIから依頼されたものの、30年間未発表のままだった John Mayer の作品です。ジョー・ハリオットとの「インド・ジャズ組曲」や「インド・ジャズ・フュージョン」は正当に評価されているが、「ダンマパダ」は、イギリスのジャズコンボ(サックス/クラリネット、トランペット、フルート、ピアノ、ベース)に、インド(シタール、サロード、タブラ)のみならず日本、中国(それぞれ琴、チェン)の楽器も加えて東西融合に発展させたものである。ドラムとタブラに加え、グロッケンシュピール、マリンバ、梵鐘などあらゆるパーカッションを演奏するトリオを活用する。また、インド古典の影響に加え、日本や中国の音階も駆使している。その結果は驚くべきものだ。一見奇妙な楽器編成がアンサンブルとして驚くほどよくまとまっており、メイヤーの作曲家、編曲家としての素晴らしい才能が前面に出ている。長い曲は組曲の中の組曲のように、徹底的に構成された部分がジャジーな即興ソロや音楽の会話(例えば「 Maha-Samana 」でのトランペットとシタールの対話)にシームレスに移行し、新しいテーマを導入する。メイヤーのポリリズムと対位法の使い方は素晴らしく、室内アンサンブルの正確さからジャズ・ロックのバンピングへと移行するバンドの能力は驚くべきものだ。長いソロはなく、演奏は簡潔で、非常に集中しているが、全員に出番がある。長い曲は、"Rag Kafi"、"Sanyasin "に触発されて同じテーマを徐々に精巧にアレンジしていくことで区切られている。グロッケンシュピールとクロタル(基本的にはベル)だけから始まり、サックスが加わり、ベースとパーカッションが疾走する。これらの曲は、アルバムのテーマ性をうまく結びつけ、メイヤーのアレンジの腕前を際立たせている。また、録音も素晴らしく、ステレオ・スペクトルを最大限に活用した鮮明な録音で、各楽器が明確に識別でき、ミックスの濁りもありません(13人編成のアンサンブルでは簡単なことではありません)。このアルバムが30年間も未発売だったことは、ほとんど犯罪です。30年間眠っていたにもかかわらず、新鮮に聴こえる素晴らしい、画期的な作品です。メイヤーが「 Dhammapada 」のリリースを見届けられなかったのは残念だ。彼の最高傑作になるかもしれない。』 (First Hand Records / CDSML-8414 [FHR-03] アイテム項目の記載)
 『アングロ・インディアンの作曲家ジョン・メイヤーによるドラマティックで趣のある組曲「ダンマパダ」が、アルバム録音から40年を経てFHRから再発された。トニー・コーやヘンリー・ロウサーなど、1970年代の英国ジャズ界を代表する豪華メンバーが参加し、ハイレゾ音源とリマスタリングで、すでに素晴らしい録音だったこのアルバムはさらに進化しています。 Dhammapada はこれまで何年もCD化されておらず、現在はどのようなフォーマットでも入手することができない。また、1974年のチェルトナム・フェスティバルで録音された John Mayer の他の2つの作品、 Portraits of Bengal と Tantrik Dances がFHRから初めて出版されます。両作品ともメイヤーの特徴である東西のフュージョンスタイルで、「 Dhammapada 」を補完するアルバム・カップリングとして優れている。 "Dhammapada" はジョン・メイヤーの作品で、1976年にEMIから委嘱された。ジョー・ハリオットとの「インド・ジャズ組曲」や「インド・ジャズ・フュージョン」は正当に評価されているが、「ダンマパダ」は彼の英国ジャズコンボ(サックス/クラリネット、トランペット、フルート、ピアノ、ベース)に、インド(シタール、サロード、タブラ)だけでなく日本と中国(それぞれコトとチェン)の楽器が加わり、東西フュージョンに発展したものである。ドラムとタブラに加え、グロッケンシュピール、マリンバ、梵鐘などあらゆるパーカッションを演奏するトリオを活用する。また、インド古典の影響に加え、日本や中国の音階も駆使している。その結果は驚くべきものであった。彼の最高傑作と言えるかもしれない。』 (All Music Guide)
 『この素晴らしいリイシューで聴けるように、その音楽は当時も今も何もないようなものだ...全体として、メイヤーの音楽は本当に独自の音世界を宿しており、このCDは同時代の最も魅力的で多彩な作曲家の一人のユニークで貴重な記録である。』 (Artmusiclounge, 2017)
 『東洋と西洋が完璧な調和を見せ、超歓喜に満ち、常に最新である』 (**** voir.ca, 2017)
FOUR HANDS MUSIC 1枚あたり\3300(税抜\3000)
 イザベル&ハーヴェイの夫婦によるピアノ・デュオ専門レーベル。既に約10年間新譜は無く、おそらく現地在庫限りで活動停止になってしまうと思われる。下記記載のとおり、既に現地在庫無しのアイテムもあるので、お早めに。
チェルニー:2手−6手のためのピアノ作品集 Vol.1
 ベッリーニ「カプレッティ家とモンテッキ家」のアリアによる華麗なる変奏曲Op.295 (+) /
 練習曲 変ロ長調Op.740-38 (*) /練習曲 ニ長調Op.740-27 (*) /
 オーベールの歌劇「婚約者」のチロルの主題による華麗なる変奏曲Op.228 (+) /
 練習曲 ニ短調Op.740-12 (*) /練習曲 変ロ長調Op.740-4 (*) /
 軍隊風ディヴェルティスマンOp.229 (+) /華麗なる大ソナタ ハ短調Op.10 (#)
  イザベル・バイヤー、ハーヴェイ・デイガル、ギ・デイガル(P)
 当店在庫1本のみで、廃盤のため供給不能となります。
FHMD-882
廃盤
チェルニー:2手−6手のためのピアノ作品集 Vol.2
 ベッリーニ「ノルマ」の主題による華麗なる変奏曲Op.297 (+) /
 C.クロイツァーの愛すべきメヌエットによる華麗なるロンドOp.17 (#) /
 華麗なるロンドOp.227 (+) /練習曲 変イ長調Op.740-45 (*) /華麗なるポロネーズOp.296 (+) /
 華麗なるロンド第2番 ト長調Op.23 (#) /練習曲 ト長調Op.740-20 (*) /
 ロッシーニ「湖上の美人」の愛すべき行進曲による変奏曲Op.20(#)

  イザベル・バイヤー、ハーヴェイ・デイガル、ギ・デイガル(P)
 イザベル&ハーヴェイ夫妻に息子ギも参加した、豪華絢爛なチェルニーの世界。
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集(全曲) イザベル・バイヤー、
ハーヴェイ・デイガル(P)
FHMD-9671
廃盤
モシュコフスキの世界 Vol.1 イザベル・バイヤー、
ハーヴェイ・デイガル(P)
モシュコフスキの世界 Vol.2
 モシュコフスキ:
  スペインのアルバムOp.21 /万華鏡Op.74 /
  世界各地からOp.23
 パウル・ユオン:踊りのリズムOp.14
 ブラームス:ロシアの思い出(6つの幻想曲)
イザベル・バイヤー、
ハーヴェイ・デイガル(P)
モシュコフスキの世界 Vol.3
 モシュコフスキ:
  ポーランド舞曲集Op.55 /5つのワルツ集Op.8
 グリーグ:ノルウェー舞曲集Op.35
 パウル・ユオン:踊りのリズムOp.24
イザベル・バイヤー、
ハーヴェイ・デイガル(P)
モシュコフスキの世界 Vol.4
 モシュコフスキ:
  スペイン舞曲集Op.12 /ドイツ風ロンドOp.25
 フロラン・シュミット:旅の日記Op.26〜第1巻
 パウル・ユオン:踊りのリズムOp.41
イザベル・バイヤー、
ハーヴェイ・デイガル(P)
モシュコフスキの世界 Vol.5
 モシュコフスキ:
  新スペイン舞曲集 Op.65(全3曲)/
  4つの小品 Op.33 (*)
 ブラームス:ワルツ集 Op.39(全16曲)
 フロラン・シュミット:
  旅の日記 Op.26 〜第2巻(全5曲)
イザベル・バイヤー、
ハーヴェイ・デイガル(P)
 ピアノ・マニア待望のシリーズ第5弾。これが2000年の新譜で、以降全く新しいアイテムの発表は無い。
FHMD-9920
廃盤
ピアノ・デュオの黄金時代 Vol.11
 ベートーヴェン:3つの行進曲
 ウェーバー:8つの小品
 シューベルト:4つのレントラー
 フンメル:ゆかいなロンド
 チェルニー:ロンド「対決」
イザベル・バイヤー、
ハーヴェイ・デイガル(P)
FHMD-9921
廃盤
チェルニー:6手のためのピアノ作品集
 ベッリーニ「カプレッティ家とモンテッキ家」のアリアによる華麗なる変奏曲Op.295 /
 華麗なるロンドOp.227 /ベッリーニ「ノルマ」の主題による華麗なる変奏曲Op.297 /
 華麗なるポロネーズOp.296 /軍隊風ディヴェルティスマンOp.229 /
 オーベールの歌劇「婚約者」のチロルの主題による華麗なる変奏曲Op.228
  イザベル・バイヤー、ハーヴェイ・デイガル、ギ・デイガル(P)
 おそらくFHMD-881、882からの選曲盤。
GB RECORDS 1枚あたり\3080(税抜\2800)
 マイケル・マイマンと並び称されるイギリスの実験音楽の雄、「タイタニック号の沈没」で知られるギャヴィン・ブライヤーズの自主レーベル。
BCGBCD-01
廃盤
ギャヴィン・ブライヤーズ
 Invention of Tradition(1988)(*) / I send you thei Cadmium Red /
 The Island Chapel / Gavin Bryers Ensemble Live 1 / Writing on Water (+)
  ギャヴィン・ブライヤーズ(エレクトリック・キーボード/P)指揮
  ソフィー・ハリス(Vc) メラニー・パッペンハイム(声)他
ギャヴィン・ブライヤーズ:BIPED (1999)
 ギャヴィン・ブライヤーズ(エレクトリック・キーボード/Cb/ディレクター)
 小杉武久(Vn/手持ちパーカッション)
 ジェイムス・ウッドロー(エレクトリックG) ソフィー・ハリス(Vc)
 マース・カニンガム財団からの委嘱作。1999年4月23日、マース・カニンガム・ダンス・カンパニーによって初演された。
ロッカビー・メモリアル・コンサート(1999)
 アントワーヌ・ビュノワ(1430頃-1492): In Hyrraulis
 ギャヴィン・ブライヤーズ:
  Incipit Vita Nova/In Nomine /マドリガル集第1巻から/キャドマン・レクイエム
 ヒリアード・アンサンブル フレットワーク
 録音:1998年12月21日、ウェストミンスター大聖堂、ロンドン、ライヴ。1988年12月にスコットランドのロッカビーで起こったパンナム機爆破墜落事故10周年追悼として、ブライヤーズ、ヒリアード・アンサンブルのジョン・ポッター、フレットワークのリチャード・キャンベルが発起人となって行った演奏会のライヴ。キャドマン・レクイエムは、ブライヤーズのサウンド・エンジニアで、この事故の犠牲者となったビル・キャドマンへの追悼作として、遺族から委嘱されたもの。
ギャヴィン・ブライヤーズ: A Man in a Room, Gambling(1992;全10曲)
 ジョアン・ムニョス フジシマ・ユキオ(語り) バラネスクSQ
 録音:1992年2月17日-18日、3月6日、9日、デイヴ・ハント・スタジオ、ロンドン。 世界初全曲録音。スペインの立体芸術家ジョアン・ムニョス(1953-2001)とのコラボレート作品。
ギャヴィン・ブライヤーズ: Oi Me Lasso
 アンナ・マリア・フリマン(S) ジョン・ポッター(T) モーガン・ゴフ(Va)
 ニック・クーパー(Vc) ギャヴィン・ブライヤーズ(Cb)
 55分11秒。ギャヴィン・ブライヤーズは21世紀に入ってから、歌、マドリガル、合唱曲を主に作曲、ダブル・ベース協奏曲といった器楽の作品にもロシア風コーラスを伴奏のひとつとして取り入れている。しかし彼の声楽曲の真髄といえるのは、ソプラノ歌手アンナ・マリア・フリマンによって歌われる作品であろう。ブライヤーズは彼女に多くの楽曲を提供している。彼が新しく手がけているプロジェクトのひとつに、無伴奏歌曲の新ヴァージョンがあるが、これは14世紀イタリアに起源をもつ中世のラウダだ。作品はソロが多いが、複数の歌手による曲、楽器伴奏のついた作品もあり、中世と現代の時空をただよう幅広い内容となっている。一番の魅力はフリマンのつややかな声にあり、ソロはもちろんのこと、テノールのポッターとの組み合わせは完璧といえよう。
HERALD 1枚あたり\3520(税抜\3200)
 1984年に創業、2016年現在 200点弱(入手不能となっている物を合せると約400点)を発売しているイギリスのカトリック音楽(オルガン、合唱、クリスマス系等)専門レーベル。現地で廃盤となっていないアイテムならば、未掲載の物でもお取り寄せ可能ですのでお問い合わせ下さい。
J.S.バッハとアリスディード・カヴァイエ=コル〜
 J.S.バッハ:オルガン作品集

 前奏曲とフーガ ホ短調/
 コラール前奏曲集
  [古き年は過ぎ去りぬ/
   Saving Grace To us is Given /
   Whither Shall I Flee ? /
   Before Thy Throne I stand]/
 Fuga Parvula ト短調/前奏曲とフーガ ハ長調/
 コラール前奏曲
  「 O Lamb of God Unspotted 」/
 トッカータとフーガ ニ短調
マイケル・ハワード(Org)
 録音:1992年1月、聖マイケル聖堂、ファーンバラ。使用楽器:カヴァイエ=コル製。
リチャード・ホブソン
 ギラン:2声の組曲
 J.S.バッハ:パルティータ
  「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ」BWV.768
 パーセル:ヴォランタリー ト長調
 作曲者不詳:二重オルガンのためのヴォランタリー
 G.スタンリー:ヴォランタリー Op.7 No.1
 ウォランド:ヴォランタリー ニ短調Op.6 No.1
 メンデルスゾーン:オルガン・ソナタOp.65 No.1
リチャード・ホブソン(Org)
 録音:1993年4月、グローヴナー礼拝堂、メイフェア、ロンドン。使用楽器:ウィリアム・ドレイク製。
HERITAGE 1枚あたり\3300(税抜\3000)
 2010年にリリースを開始、入手困難となっている録音をモノラル期からディジタル期まで幅広く復刻する小レーベル。残念ながら原盤などの情報は本体に記載されていない場合が多い。
 1枚ものの発売順:品番212以降の200番台昇順→品番211以前の200番台降順→品番100番台降順(多少の差異あり)。
 #当レーベルは CD-R で製版されています。
HTGCD-700
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[7CD-R]
3.5枚価格
ディーリアス・コレクション〜生誕150年記念エディション
 原盤・前出: UNICORN - KANCHANA, UKCD 2071, UKCD 2072, UKCD 2073, UKCD 2074, UKCD 2075, UKCD 2076, UKCD 2077(分売/すべて当店未案内、廃盤)。
UKCD-600
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[6CD-R]
4枚価格
メシアン:オルガン作品集
 主の降誕/聖餐式/永遠の教会の出現/キリストの昇天/栄光の御体/聖霊降誕祭のミサ/
 オルガンの書/聖なる三位一体の神秘への瞑想/二枚折絵/献堂式のための唱句/聖蹟の書
  ジェニファー・ベイト(Org)
 録音:1980年-1982年、ボヴェー大聖堂/1987年5月19日-22日、聖三位一体教会、パリ。 原盤・初出: Unicorn Kanchana /前出: Regis, RRC-6001 。 ユニコーン・レーベルのベスト・セラー・アルバム。
HTGCD-403
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[4CD-R]
パーシー・グレインジャー:2台ピアノ、四手ピアノための作品全集
 ペネロープ・スウェイツ、ジョン・ラヴェンダー、ティモシー・ヤング(P)
HTGCD-402
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[4CD-R]
The Art of the fagott 〜ファゴット作品集
 アンドリーセン:小協奏曲 / バックス:葬送歌とスケルツォ / ダンツィ:3つの四重奏曲 Op.40
 ダウニー: The Edge of Space / ジェイコブ:ファゴット協奏曲 / モーツァルト:ファゴット協奏曲 K.191
 ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集〔 RV.504 / RV.498 / RV.472 / RV.480 〕

  ロバート・トンプソン(Fg)他
 原盤: CHANDOS, CRD 。
HTGCD-401
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[4CD-R]
エマヌエル・フォイアマン(Vc)名演奏集
 ・イギリス・コロンビア・レコーディングス Vol.1-3
  ハイドン:チェロ協奏曲ニ長調[マルコム・サージェント指揮/1935年11月]/
  シューベルト:アルペジオーネソナタ D.821[ジェラルド・ムーア(P)/1937年6月]/
  ベートーヴェン:モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲/ブラームス:チェロ・ソナタ第1番/
  ショパン:夜想曲 Op.9 No.2 /ワルツ Op.34 No.2 / ズガンバーティ:セレナータ・ナポレターナ
  グルック:オルフェオとエウリディーチェ〜メロディ[テオ・ヴァン・デル・パス(P)/1934年-1937年]/
  ベートーヴェン:セレナード Op.8 [シモン・ゴールドベルク(Vn) パウル・ヒンデミット(Va)/1934年]/
  レーガー:無伴奏チェロ組曲 Op.131c No.1[1939年2月]
  メンデルスゾーン:無言歌集 Op.62 No.6「春の歌」[ウォルフガング・レープナー(P)/1936年4月]/
  シューマン:トロイメライ / J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア / サン=サーンス:白鳥
   [ミカエル・トーベ(P)/1930年] / ドリゴ:セレナーデ / キュイ:オリエンタル Op.50 No.9
  リムスキー=コルサコフ:歌劇「サトコ」〜ヒンズー教徒の歌 / アルベニス:タンゴ Op.165 No.2
  ウェーバー:小協奏曲 Op.79 〜アンダンティーノ[ジェラルド・ムーア(P)/1936年12月、1939年8月]/
  ヒンデミット:無伴奏チェロ・ソナタ Op.25 No.3 /ヴィオラとチェロのためのスケルツォ/弦楽三重奏曲第2番
   [パウル・ヒンデミット(Va) シモン・ゴールドベルク(Vn)/1934年1月]/
  ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番[マイラ・ヘス(P)/1937年6月]

 ・若き日のフォイアマン〜稀少初期ドイツ・パーロフォン録音集
  ドヴォルザーク:チェロ協奏曲[ミカエル・トーベ指揮ベルリン国立歌劇場o./1928年5月]/
  ブルッフ:コル・ニドライ Op.47 / ハイドン:チェロ協奏曲Op.101
   [フリーダー・ヴァイスマン指揮ベルリン国立歌劇場o./1930年、1921年12月]/
  ポッパー:セレナーデ Op.54 No.2 / サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート Op.43
  サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン / バレンサン:メヌエット / グラナドス:アンダルーサOp.37 No.5
  ジョルダーノ:カロ・ミオ・ベン[ミカエル・トーベ(P)/1927年4月、1929年10月]/
  ポッパー:ハンガリー狂詩曲 Op.68[ミカエル・トーベ指揮/1924年]
HTGCD-400
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[4CD-R]
バロック・オーボエ協奏曲集
 アルビノーニ:オーボエ協奏曲〔 Op.7 Nos.6, 3, 12, 9 / Op.9 Nos.5, 8, 2, 11 〕
 ヘンデル:オーボエ協奏曲〔第1番 HWV.301 /第2番 HWV.302a /第3番 HWV.287 〕/
      オーボエ・ソナタ〔 HWV.363a / HWV.364a / HWV.404 / HWV.357 / HWV.366 〕
 テレマン:オーボエ協奏曲〔変ホ長調/ハ短調/ホ短調/ヘ長調/ニ短調/ヘ短調/ハ短調〕/
      オーボエ・ダモーレ協奏曲〔ト長調/イ長調/ホ短調〕/
      フルート、オーボエ・ダモーレとヴィオラ・ダ・モーレのための協奏曲 ホ長調

  サラ・フランシス(Ob) ロンドン・チェンバロ・アンサンブル
HTGCD-302
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[3CD-R]
アンドラーシュ・シフ、DENON 録音集
 J.S.バッハ:ピアノ協奏曲集(*)〔第1番 BWV.1052 /第4番 BWV.1055 /第5番 BWV.1056 〕
         インヴェンションとシンフォニア BWV.772a-BWV.801
 シューマン:蝶々 Op.2 /アラベスク Op.18 /フモレスケ Op.20
 ハイドン:ピアノ・ソナタ〔ハ短調 Hob.XVI: 20 /ハ長調 Hob.XVI: 50 〕
 バルトーク:舞踏組曲 Sz.77 /ルーマニア民俗舞曲 Sz.56 /
       民謡の旋律による3つのロンドSz.84 /15のハンガリー農民歌 Sz.71
  アンドラーシュ・シフ(P) ジョージ・マルコム指揮イギリス室内o.(*)
HTGCD-301
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[3CD-R]
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク〔ドゥシェク〕(1760-1812):ピアノ・ソナタ全集 Vol.2
 〔 Op.5 No.3 / Op.9 Nos.2-3 / Op.10 Nos.1, 3 / Op.25 No.2 /
   Op.35 Nos.1-2 / Op.39 Nos.1, 3 / Op.69 No.3 / Op.75 / Op.70 〕
 マリア・ガルソン(P)
HTGCD-300
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[3CD-R]
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク〔ドゥシェク〕(1760-1812):ピアノ・ソナタ全集 Vol.1
 〔 Op.23 (*) / Op.39 No.2 (*) / Op.47 Nos.1-2 (*) / Op.77 (*) / Op.45 Nos.1-3 /
   Op.44 / Op.9 No.1 / Op.10 No.2 / Op.18 No.2 / Op.31 No.2 / Op.43 / Op.61 〕
 マリア・ガルソン(P)
 録音:2006年(*)-2008年、ウィグモア・ホール、ロンドン。既出: VMS, VMS-193 (*) (ソナタ集 Vol.1)。スペインのピアニストによるドゥシーク。先に1枚分のみ発売されていたが、仕切り直しての再出発。巻数も前出盤は1枚で Vol.1 、当盤は3枚で Vol.1 とされている。
スピリット・オヴ・クリスマス
 ゴードン・ソーネット(1942-):祝典序曲「クリスマスの楽しみ」(2010) (*)
 ジャン・カルロ・メノッティ(1911-2007):「アマールと夜の訪問者」〜序奏、行進曲と羊飼いの踊り
 アダム・ソーンダース(1968-):クリスマスの十二夜(#)
 トマス・ヒューイット・ジョーンズ(1984-): What Child is this? (*)
 フィリップ・スプラトリー(1942-): A Christmas Rondel (*)
 マシュー・カーティス(1959-):クリスマスの魂(*) / ロイ・ムーア(編曲?):クリスマス・メドレー(*)
 ピーター・ウォーロック(1894-1930):弦楽のためのキャロル「 Bethlehem Down 」
 ブライアン・ケリー(1934-): Sir Roger de Coverley / A Christmas Celebration

  ジョアンナ・ランリー、ジョン・ジュリアス・ノーウィッチ(語り;#)
  ギャヴィン・サザーランド指揮RTEコンサートo.、
  バリー・ワーズワース指揮ロイヤル・バレエ・シンフォニア
 おそらく新録音。(*/#)は世界初録音。
ドメニコ・ツィポーリ(1688-1726):
 組曲全集〔第1番−第4番〕/
 パルティータ全集〔ハ長調/イ短調〕
ジョヴァンニ・ネージ(P)
 録音:2014年、 Chiesa di Santa Chiara, プラト、イタリア。
イギリスの作曲家による歌曲集
 アーサー・サマヴェル(1863-1937):歌曲集「モード」
 ジョージ・バターワース(1885-1916):歌曲集「シュロップシャーの若者」
 エルガー:黎明 Op.59 No.6 / Clapham Town End /川 Op.60 No.2 /羊飼いの歌 Op.16 No.1 /
      Modest and Fair / Still to be neat /ロンデル Op.16 No.3 /おお救い主なるいけにえよ

  ジョン・キャロル・ケース(Br) ダフネ・イボット(P)
ジェイムズ・ゴールウェイ〜フルート・セレナード
 J.S.バッハ:フルート・ソナタ第6番 BWV.1035
 ベートーヴェン:セレナード Op.25 /
 テレマン:トリオ・ソナタ TWV.42: e6 /
      協奏曲 TWV.43: D1
ジェイムズ・ゴールウェイ(Fl)
ロンドン・ヴィルトゥオージ
 録音:1972年頃。
HTGCD-292/93
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[2CD-R]
J.S.バッハ:6つのパルティータ〔BWV.825-830〕 ユゲット・ドレフュス(Cemb)
 録音:1985年。原盤: DENON 。
HTGCD-290/91
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[2CD-R]
The Voice of Janet Baker 〜ジャネット・ベイカー(Ms)名唱集
 ブラームス、ダンヒル、フィンジ、ギブズ、ガーニー、ハウエルズ、アイアランド、
 シューベルト、シューマン、V.ウィリアムズ、ウォーロック/他
  ジャネット・ベイカー(Ms) アーネスト・ラッシュ(P;#)他
 録音:1960年代前半(*) /1960年、放送用(#) 。原盤: SAGA (*) / BBC Third Programme (#) 。
シューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」(*) /
       歌曲集「冬の旅」(#)
ディートリヒ・フィッシャー=
 ディースカウ(Br)
ジェラルド・ムーア(P)
 録音:1951年(*)、1955年(#) 。
シューベルト:楽興の時 D.780 /
       アンダンテD.604 /アレグレットD.915
ヴォジーシェク:6つの即興曲 Op.7
ディルク・イェレス(P)
 録音:1990年7月、モルスブロイヒ城、レーヴァークーゼン、ノルトライン=ヴェストファーレン州、ドイツ。原盤・初出・前出: IMP, PCD-1002 / IMP (CARLTON), 30367-00902〔すべて 当店未案内、廃盤〕。
Great British Tenors 〜偉大なイギリスのテノールたち
 ビゼー、サミュエル・コールリッジ=テイラー、エドワード・ジャーマン、レハール、リザ・レーマン、
 レオンカヴァッロ、マスネ、メンデルスゾーン、パーセル、ロジャー・クィルター、シューベルト、
 V.ウィリアムズ、ワーグナー、ウィリアム・ヴィンセント・ウォレスの作品より

 ベン・デイヴィス、ジョン・コーツ、ウォルター・ハイデ、フランク・マリングス、ジョン・マコーマック、
 ジョセフ・ヒスロップ、パリー・ジョーンズ、ヒューバート・アイスデル、チューダー・デイヴィス、
 デレク・オールダム、ジェイムズ・ジョンストン、ヘンリー・ウェンドン、ウェブスター・ブース、
 ピーター・ピアーズ、デイヴィッド・ロイド、ウォルター・ミジリー、リチャード・ルイス(T)
ブライアン・ケリー(1934-):管弦楽作品集(全集?)
 LEFT BANK SUITE / EPITAPH FOR PEACE for strings / A CHRISTMAS CELEBRATION / CONCERTANTE DANCES /
 GLOBE THEATRE 組曲for recorder and strings / NATIVITY SCENES / TANGO for strings

  バリー・ワーズワース指揮ロイヤル・バレエ・シンフォニア
 おそらく新発売音源(録音:2014年6月?)。
HTGCD-283
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[2CD-R]
イギリスの歌
 ヴォーン・ウィリアムズ:歌曲集「旅の歌」/リンデの草原/沈黙の正午 / アイアランド:海ヘの情熱
 スタンフォード:ドレイク's Drum / The Old Superb / フレデリック・キール: Trade Winds
 ピーター・ウォーロック:ストラットン船長奇譚 / ジョージ・バターワース:シュロップシャーの若者より6つの歌
 アーネスト・ジョン・モーラン:ラドロー・タウンより3つの歌
 パーセル:男は女のためにつくられ/つかの間の音楽/
      Twas within a furlong of Edinburgh Town / When night her purple veil
 ペルハム・ハンフリー: A Hymne to God the Father / アイアランド:トーマス・ハーディの5つの詩/聖と俗の歌

 ジョン・シャーリー=カーク(Br) マーティン・イセップ(P)他
 録音:1965年以前? 原盤: SAGA ? 。
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):オーボエ・ソナタ集
  (音楽の練習 から(*) /ターフェルムジーク第3巻 から(#) /忠実な音楽の師 から (+) /ドレスデン から(**) )

 オーボエと通奏低音のためのソナタ〔変ロ長調 TWV.41: B6 (*) /ト短調 TWV.41: g6 (#) /
        ホ短調 TWV.44: e6 (*) /イ短調 TWV.41: a3 (+) /ト短調 TWV.41: g10 (**) 〕/

 オーボエ、チェンバロのオブリガートと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト短調(*/##)
  サラ・フランシス(Ob) ロンドン・チェンバロ・アンサンブル
   [ジェーン・ドッド(Cemb) マーガレット・パウエル(Vc)
    ロバート・ジョーダン(Fg) ハワード・ビーチ(Cemg〔通奏低音〕;##)]
 録音:2002年4月、聖マイケル教会、ハイゲート、ロンドン。原盤・初出: Somm, SOMMCD-235 |前出: REGIS, RRC-1240〔廃盤〕。#詳細情報は SOMM レーベルと REGIS レーベルの各・前代理店に拠るものです。
ヘンデルオーボエ協奏曲集
 オーボエ協奏曲〔第1番 HWV301 /第2番 HWV302a /第3番 HWV.287 〕/
 オーボエ・ソナタ〔 HWV357 / HWV.366 / HWV.363a / HWV.364 〕/
 オーボエと2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ HWV.404
  サラ・フランシス(Ob) ロンドン・チェンバロ・アンサンブル
マグダ・タリアフェロの芸術〔旧題:ピアノ・マスターズ〜マグダ・タリアフェロ〕
 レイナルド・アーン:ピアノ協奏曲 ホ長調(#) /ソナチネ ハ長調
 シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26 /ロマンス第2番 嬰ヘ短調 Op.28 No.2
 ショパン:即興曲第4番 嬰ハ短調 Op.66「幻想」 / アルベニス:セビリャ
 モンポウ: La Rue,le Guitarise et le Vieux Cheval (*) /庭の乙女たち(*)
 ドビュッシー:「版画」〜雨の庭(+) /「ピアノのために」〜トッカータ(+)
  マグダ・タリアフェロ(P) レイナルド・アーン指揮管弦楽団(#)
 録音:1934年(*/+以外) /1930年(*) /1932年(+)。前出: Pearl, GEM-0157〔廃盤、入手不能〕。
ピーター・ディッキンソン:協奏曲集
 ピアノ協奏曲[ハワード・シェリー(P) デイヴィッド・アザートン指揮 BBCso./
        録音:1986年1月30日、ワトフォード・タウン・ホール]/
 オルガン協奏曲[ジェニファー・ベイト(Org) デイヴィッド・アザートン指揮 BBCso./
         録音:1986年1月31日、ロイヤル・フェルティヴァル・ホール]/
 ヴァイオリン協奏曲(#) /マージーサイドのこだま[クロエ・ハンスリップ(Vn;#)
   クラーク・ランデル指揮 BBC ウェールズso./録音:2014年4月2日-3日、ホディノット・ホール]
English music for oboe 〜イギリスの作曲家によるオーボエ作品集
 ゴードン・クロス:オーボエとチェロのための変奏曲「リトル・エピファニー」(1977) (*)
 ピーター・ディッキンソン:オーボエとチェロのための4つのデュオ(1962) (*)
 スティーヴン・ダッジソン:オーボエ四重奏曲(1994) (#)
 ジェイコブ:オーボエ独奏のための7つのバガテル(1970) / ハウエルズ:オーボエ・ソナタ(1942)

 サラ・フランシス(Ob) ロハン・デ・サラム(Vc;*)
 タゴール弦楽三重奏団(#) ピーター・ディッキンソン(P;+)
 録音:データ不明。(*/#)は世界初録音と記載されている。
アルビノーニ:オーボエ協奏曲集〔 Op.7 Nos.3, 6, 9, 12 / Op.9 Nos.2, 5, 8, 11 〕
 サラ・フランシス(Ob) ロンドン・ハープシコード・アンサンブル
 録音:1988年12月、セント・ジャイルズ教会、クリップルゲート、ロンドン。原盤・初出: Unicorn Kanchana, DKP (CD) 9088 /前出: Regis, RRC-1095
The Voice of Isobel Baillie
 アーン、J.S.バッハ、ヘンデル、
 ハイドン、パーセル、他
イソベル・ベイリー(S)
ジェラルド・ムーア(P)
 録音:1941年-1949年。同様の復刻が PEARL からも出ていたが、曲目は異なっている。
シューマン
 交響曲第3番 変ホ長調「ライン」Op.97 (*) /
 序曲、スケルツォとフィナーレ Op.52 (+) /
 交響的練習曲 Op.13 から〔アダージョ/フィナーレ〕
   (チャイコフスキー編曲;管弦楽版)(#)
ディルク・イェレス指揮
RPO
 録音:1999年12月、ウォルサムストウ・ホール、ロンドン(*) /1995年1月、リンドハースト・ホール、ロンドン(+) /2003年6月、ワトフォード・タウン・ホール(#) 。ライセンサー:Artists International。(#)初出時における世界初録音。前出・初出: REGIS, RRC-1237〔廃盤〕。#詳細情報は REGIS レーベルの前代理店に拠るものです。
ピアノ・クラシックス〜マルティノ・ティリモ(P)名演奏集
 リスト:ため息 / ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女 / アルベニス:カスティリャ / シューマン:夕べに
 ショパン:華麗なる大円舞曲 / バルトーク:子供のためにより / ドビュッシー:ミンストレル/雪が踊っている
 シューベルト:4つの舞曲〔 D.145-6 / D.145-2 / D.365-2 / D.779-13 〕 / ショパン:幻想即興曲
 ドビュッシー:月の光 / ブラームス:ワルツ Op.39 No.12 / ラフマニノフ:前奏曲 Op.32 No.12
 ベートーヴェン:エリーゼのために / ショパン:ノクターン(遺作)
 ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク/沈める寺 / リスト:リゴレット・パラフレーズ
ハヴァーガル・ブライアン:歌劇「虎」〜シンフォニック・ダンス
ジョン・フォウルズ:パスクネィド・シンフォニー第1番
 レオポルト・ハーガー指揮ルクセンブルグ放送so.
ノエル・ミュートン=ウッド(P)の芸術
 ウェーバー:ピアノ・ソナタ〔第1番/第2番〕 / ショパン:タランテラ Op.43[1941年]
 シューベルト:流れにて / ベートーヴェン:遥かな恋人に
  [ピーター・ピアーズ(T) デニス・ブレイン(Hr)/1953年]
クラリネット・クラシックス
 モーツァルト:クラリネット五重奏曲 K.581[ブダペストSQ /1938年4月]
 バルトーク:コントラスツ[ベラ・バルトーク(P) ヨゼフ・シゲティ(Vn)/1940年5月]
 ドビュッシー:第1狂詩曲[ジョン・バルビローリ指揮 NYP /1940年12月]
 ベートーヴェン/ベリソン編曲:モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」による変奏曲(#)
 ブラームス:クラリネット・ソナタ第2番(*) / ウェーバー:協奏的大二重奏曲 Op.48〜第3楽章(+)
  [ナディア・ライゼンバーグ(P)/1945年12月(*)、1946年9月(#)、1946年7月(+) ]

 ベニー・グッドマン(Cl)
Evensong 〜晩祷 ケンブリッジ・
 キングズ・カレッジcho.
 録音:1960年。
パヌフニク
 交響曲第9番「希望の交響曲」/
 ファゴット協奏曲
ロバート・トンプソン(Fg)
アンジェイ・パヌフニク指揮
BBC so.
 録音:1987年10月。
HTGCD-264
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[2CD-R]
ヤナーチェク:ピアノ作品全集
 主題と変奏(ズデンカ変奏曲)/4つのピアノ小品「霧の中で」/
 ピアノ・ソナタ「1905年10月1日」/3つのモラヴィア舞曲/組曲「草陰の小径にて」

  マルティノ・ティリモ(P)
 録音:2003年12月。原盤・前出: QUARTZ, QTZ-2023キプロスの音楽一家に生まれ、ヴァイオリン奏者で指揮者でもあった父からピアノとヴァイオリンの手解きを受けたマルティーノ・ティリモ。1971年から1972年にかけてミュンヘンとジュネーヴの国際コンクールを制覇、国際的なキャリアを積んだ後は、バルビローリ、ボールト、ザンデルリング、マズア、ラトルといった巨匠たちとも共演、名ピアニストとして確固たる地位を築いている。
ピーター・ディキンスン:音楽劇「イスカリオテのユダ」〔散文詩:トーマス・ブラックバーン〕
シューマンと仲間たち
 シューマン:子供の情景 Op.15 / ゲーゼ:水彩画 Op.19より/牧歌より Op.34
 ヘラー:夢の絵 Op.79より / ブラームス:4つのバラード Op.10 / キルヒナー:夜の絵 Op.25より

  ディルク・イェレス(P)
 録音:1991年11月。
ライオネル・ターティス(Va)の芸術
 J.S.バッハ/ターティス編曲:シャコンヌ BWV.1004[1924年11月25日]
 ブラームス:ヴィオラ・ソナタ Op.120 No.1[ハリエット・コーエン(P)/1933年2月17日]
 ディーリアス/ターティス編曲:ヴァイオリン・ソナタ第2番[ジョージ・リーヴズ(P)/1929年10月7日]
 バックス:ヴィオラ・ソナタ[アーノルド・バックス(P)/1929年5月27日]
マイラ・ヘスの芸術
 J.S.バッハ:フランス組曲第5番〜ジーグ/前奏曲とフーガ 嬰ハ長調/トッカータ ト長調/主よ、人の望みの喜びよ
 D.スカルラッティ:2つのソナタ〔 L.33 / L.387 〕 / ベートーヴェン:バガテル Op.119 No. 11
 メンデルスゾーン:無言歌集より Op.38 No.6 / ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲 Op.46 No.1
 ブラームス:間奏曲 Op.119 No.3 / ショパン:夜想曲 Op.48 No.1 / マクダウェル:海の小品 Op.55 〜1620年
 グリフェス:4つのローマのスケッチ Op.7 〜白い孔雀 / シューマン:ピアノ協奏曲(*)
 ドビュッシー:前奏曲集第1巻 より〔第8番「亜麻色の髪の乙女」/第12番「ミンストレル」〕

  マイラ・ヘス(P)
 録音:1928年-1948年、一部ライヴ。(*)は国内代理店が「チェロ協奏曲」と誤記している。"re-issue material from the Pearl catalogue" とのことで、以前 PEARL から出ていた復刻の模様だが、アルバム曲目としては同一のものがなく、"Dame Myra Hess. Volume I" (GEMMCD-9462), "Dame Myra Hess. Volume II" (GEMMCD-9463), "Dame Myra Hess, A CAMEO" (GEMMCD-9114) 〔全点当店未案内〕からの新編集と思われる。
Blue Clavichord 〜クラヴィコードのための20世紀作品集
 ピーター・ディッキンソン:
  クラヴィコードのための「ロード・バーナーズ生誕100年」による組曲/
  チェンバロのためのフランス民謡による変奏曲/
  リコーダーとピアノのためのパストラーレ「ブルースとオマージュ」/
  バッハ・イン・ブルー/クラヴィコードのための5つの転換
 アラン・リドー:クラヴィコードのための組曲
 ジェレミー・デイル・ロバーツ:リコーダーとピアノのための賛美歌
 アラン・ホディノット:クラヴィコードのためのソナチネ Op.18
 デューク・エリントン:クラヴィコードのためのデッキンソンの5つ歌曲の編曲

 ヴァーデール・トリオ[ジェーン・チャップマン(Cemb) ジョン・ターナー(リコーダー)
              ピーター・ディッキンソン(クラヴィコード/P)]
ピアノのためのワルツ集
 シューベルト:6つのドイツ舞曲 D820 /12の高雅なワルツ D969
 ブラームス:16のワルツ Op.39 / ドヴォルジャーク:8つのワルツ Op.54
  ディルク・イェレス(P)
 録音:1993年3月、ドイチュラントラジオ、ケルン、ドイツ。初出?・前出: IMP / CARLTON, 30367 01742(当店未案内、廃盤)。
HTGCD-256
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[2CD-R]
ハヴァーガル・ブライアン(1876-1972):初の商業録音集
 交響曲集〔第10番(1954) (*) /交響曲第21番(1963) (#) /第22番「シンフォニア・ブレヴィス」(1964-65) (+) 〕/
 詩篇第23番(1901) (**) /イギリス組曲第5番「田舎の情景」(1953) (##)

  ポール・テイラー(T;**) ジェイムズ・ロッホラン指揮(*)
  エリック・ピンケット指揮(#/##) ラースロー・ヘルタイ指揮(+/**)
  レスターシャー・スクールso.、ブライトン祝祭cho.(**)
 録音:1972年7月18日-19日(*/#)、1974年6月(**/##)、ド・モンフォール・ホール、レスターシャー(+以外) /1974年4月10日、ホヴ・タウン・ホール(+) 。(+/**/##)はおそらく初CDフォーマット化。原盤・前出: UNICORN - KANCHANA, UKCD 2027 (CD) (*/#) / CBS (UK), 61612 (LP) (+/**/##) (すべて当店未案内、廃盤)。(*/#)は、ブライアンの死去1ヶ月前に録音された、彼の作品初の商業録音。
J.S.バッハ初期オルガン作品集 Vol.1
 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.531 /ノイマイスター・コラール集 BWV.1090-1120 より (18曲)/
 フーガ ト長調 BWV.957 /コラール「ああ主なる神よ」 BWV.714 /前奏曲とフーガ ニ短調 BWV.549a

  グレアム・バーバー(Org)
 録音: St. Peter Mancroft, Norwich /初発売:1990年。初出・前出: ASV GAUDEAMUS, CDGAU-120(当店未案内、廃盤)。ノイマイスター・コラール集全曲を含む初期作品集、2分売中の第1巻。
Country Music 〜民謡・伝承曲から発想を得た近現代のピアノ作品集
 グレインジャー:モック・モリス/羊飼いの呼び声 / マイケル・フィニシー:イギリスのカントリー音楽 より
 ジェイムズ・マクミラン:ピアノ・ソナタ / ヤナーチェク:「霧の中で」より / バルトーク:戸外で

  ロルフ・ハインド(P)
 録音:1990年6月30日-31日、サウス・ヒル・パーク、ブラックネル、イギリス。原盤・初出・前出: FACTRY CLASSICAL [FACTRY RECORDS] (UK), FACD 326(当店未案内、廃盤)。
ブラームスと友人たち
 アルベルト・ディートリヒ(1829-1908):ピアノ小品集 Op.6 〜第1番(*)
 シューマン(1810-1856):アラベスク Op.18
 ブラームス(1833-1897):ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5 /
            2つの間奏曲〔 Op.118 No.2 / Op.119 No.1 〕
 ユリウス・オットー・グリム(1827-1902):
  5つのピアノ小品 Op.2 〜第1曲「エレジー」 Op.2 No.1 (*)
 テオドール・キルヒナー(1823-1903):ワルツ集 Op.23 より (*)〔 Nos.2-4 〕
  ディルク・イェレス(P)
 録音:1989年8月、モルスブロイヒ城、レーバークーゼン、ドイツ。(*)は初出時点における世界初録音。初出: EBS, EBS-6013 / IMP (PICKWICK), PCD-1047? 。前出: IMP / CARLTON, 30367 02232(以上全て当店未案内、廃盤)。
ヴィヴァルディフルート、オーボエ、ヴァイオリン、
 ファゴットと通奏低音のための協奏曲集協奏曲集(室内協奏曲集)

 フルート協奏曲 RV.99 /3つの協奏曲〔 RV.107 / RV.88 / RV 94 〕/
 フルート、ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のための協奏曲 RV.106 /
 フルート協奏曲 RV.90「ごしきひわ」
  グレアム・メイジャー(Fl) ピーター・スティーヴンズ(Vn) ロバート・ジョーダン(Fg)
  バーナード・リチャーズ(Vc) クリストファー・カイト(Cemb)

  サラ・フランシス(Ob)指揮ロンドン・ハープシコード・アンサンブル
 録音:1988年1月8日-9日、セント・ポール教会、サウスゲート。原盤: UNICORN - KANCHANA, DKP CD 9071 。前出: REGIS, RRC-1037(以上、すべて廃盤)。
エルガー:威風堂々(#) /夢の中の子供たち Op.43 /
      「子供の魔法の杖」組曲第1番 Op.1a /組曲「子供部屋」(#)
 エイドリアン・ボールト指揮 LPO
 録音:1953年、1955年(#) 。
コールリッジ=テイラー:管弦楽作品集
 「ハイワサの歌」からの情景 Op.30 (*) /オテロ Op.79 (#) /
 演奏会用小組曲 Op.77 (+) /4つの性格的ワルツ Op.22 (**)
  リチャード・ルイス(T;*) マルコム・サージェント指揮(*/#)
  フィルハーモニアo.(*)、新so.(#) ダン・ゴドフリー指揮ボーンマス市立o.(+)
  エインズリー・マレイ指揮新ライトso.(**)
 初発売:1962年(*) /録音:1932年(#)、1933年(+)、1935年(**)。
ヘドル・ナッシュ名唱集
 ヘンデル、モーツァルト、マイアベーア、ドニゼッティ、ヴェルディ、ビゼー、
 レオンカヴァッロの歌劇からのアリア、ヴォーン・ウィリアムズ:3つの歌曲(#)

 ヘドル・ナッシュ(T) 様々な指揮者、管弦楽団、ジェラルド・ムーア(P;#)
 録音:1926年-1952年。
J.S.バッハ:チェンバロ作品集
 半音階的幻想曲とフーガBWV.903 /イタリア協奏曲BWV.971 /トッカータBWV.912 /フランス組曲第5番BWV.816 /
 3台のチェンバロのための協奏曲BWV.1064 (*) /4台のチェンバロのための協奏曲BWV.1065 (#)

  ジョージ・マルコム(Cemb) アイリーン・ジョイス、サーストン・ダート、
  デニス・ヴォーン(Cemb;*/#) ボリス・オード指揮プロ・アルテo.(*/#)
 初発売:1961年(無印) /1957年(*/#) 。
ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):
 ピアノ・ソナタ集〔第4番−第7番〕
マリア・ガルソン(P)
 録音:2012年10月。
エルガー:協奏曲集 ヴァイオリン協奏曲(*)/チェロ協奏曲(#)
 アルフレード・カンポーリ(Vn;*) パブロ・カザルス(Vc;#)
 エイドリアン・ボールト指揮(*/#) LPO (*)、BBCso.(#)
ブリテン
 ピアノ協奏曲(*) /ディヴァージョンズ Op.21 (#) /シンフォニア・ダ・レクイエム Op.20 (+)
  ジャック・アブラム(P;*) ハーバート・メンゲス指揮フィルハーモニアo.(*)
  ジュリアス・カッチェン(P;#) ベンジャミン・ブリテン指揮(#/+)
  LSO (#)、デンマーク国立放送so.(+)
ブリテン
 春の交響曲(*) /聖チェチーリア賛歌 Op.27/聖母への讃歌/グロリアーナ Op.53
  ベンジャミン・ブリテン指揮コヴェント・ガーデンo.(*)
  ジョージ・マルコム指揮 LSO & cho.(*以外)
イタリアとスペインのギター作品集
 フレスコバルディ、D.スカルラッティ、チマローザ、ロドリーゴ、アルベニス、ソルの作品
 ジュリアン・ブリーム(G)
有名な軍楽&演奏会用マーチ集
 アルフォード:ボギー大佐 / ガンヌ:ロレーヌ行進曲 / F.J.ワーグナー:双頭の鷲の旗の下に
 G.H.ウィルコックス:近衛機甲師団 / スーザ:喜歌劇「エル・カピタン」(管楽版)
 ヴェルディ:歌劇「アイーダ」〜凱旋行進曲 / ヨハン・シュトラウスI:ラデツキー行進曲
 サン=サーンス:フランス軍隊行進曲 / マイアベーア:歌劇「予言者」〜戴冠式行進曲
 シベリウス:カレリア組曲〜行進曲風に / エルガー:威風堂々/他

 イギリス海兵隊バンド
 録音:1977年10月。
イギリスの歌〜イギリスの作曲家たちによる歌曲集
 ピーター・ディッキンソン:シュールレアリスム・ランドスケープ / ジョナサン・ハーヴィー:コレスポンダンス
 バークリー:5つの中国の歌 Op.78 / ゴードン・クロス:新世界(*) / エリザベス・ラティエンズ:9つの歌

 メリエル・ディッキンソン(Ms) ピーター・ディッキンソン(P)
 録音:1974年3月18日、コンウェイ・ホール(*) /1978年10月14日、ロズリン・ヒル・チャペル(*以外)。原盤: UNICORN ? (*以外) / ARGO ? (*) 。
天上の声 [Heavenly Voices]
 モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス / J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びよ/
 タリス:テ・デウム/断食し泣きつつ司祭は祈れリ/我は天の声を聞きぬ / メンデルスゾーン:わが祈りを聞き給え
 ウィールクス:アレルヤわれとどろける声を聞けり/今こそ主よ僕を去らせたまわん/おお主よ耳を傾けたまえ/他

  ジョージ・ゲスト指揮ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊
 録音:1959年/1961年。
クリストファー・タイ:宗教的合唱作品集
 栄光と賛美とほまれとは/よくぞ成せり良き僕/深き淵より主よ/われ汝を呼ぶ/今こそ主よ僕を去らせたまわん/他
 ティモシー・ブラウン指揮ケンブリッジ大学室内cho.
 録音:1990年7月。前出: GAMUT, GAM CD 519(当店未案内/廃盤)。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・作製のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
エルガー(1854-1934):ピアノ作品集
 エニグマ変奏曲 Op.36 (1899) (*) /スミルナにて (1905) /セレナード (1932) /
 プレスト (1889) /さらば (1932) /スケッチ (1901) /グリフィネスク (1884) /
 愛の挨拶 Op.12 (1888) /ソナチネ (1889, rev. 1931) /
 夢の中の子供たち Op.43 (1901) 〔第1番/第2番〕/演奏会用アレグロ Op.46 (1901)
  マリア・ガルソン(P)
 録音:1988年/初発売:1999年。原盤・前出: ASV, CDDCA-1065 。エルガー自身によるオリジナル版。(*)は初出時の世界初録音だった物。
ブリテン:歌劇「小さな煙突そうじ」Op.45 (*) /カンタータ・アカデミカ Op.62 (#)
 独唱者たち(*) ベンジャミン・ブリテン指揮イギリス・オペラ・グループo.(*)
 ジョージ・マルコム指揮 LSO & cho.(#)
 初発売:1956年(*) /1961年(#) 。
Man O'Brass: Harry Mortimer 〜ブラス・アンサンブル・アレンジメンツ
 クラーク:トランペット・ヴォランタリー / ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
 モーツァルト:エクスルターテ・ユビラーテ〜ハレルヤ
 J.S.バッハ/グノー編:アヴェ・マリア / ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲/他

 ハリー・モーティマー指揮カテドラル・ブラス、ロンドン・ブラス
 録音:1975年、1978年、1968年。原盤: EMI? 。ライセンサー:ブライアン・B.カルヴァーハウス・プロダクションズ。
ピアーズ&ブリテン〜シューベルト
 歌曲集「美しき水車小屋の娘」D.795 /リュートに D.905 /「白鳥の歌」〜鳩の使いD.957 No.14 /一人住まい D.800
  ピーター・ピアーズ(T) ベンジャミン・ブリテン(P)
 初発売:1960年-1961年。原盤: DECCA 。
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ボールト2度目の「惑星」他
 ホルスト(1874-1934):
  組曲「惑星」 H125 (*) /
  どこまでも馬鹿な男 H150, Op.39 (#)
 バックス(1883-1953):ティンタジェル(#)
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エイドリアン・ボールト指揮
LPO
 録音:1954年、ウォルサムストウ・タウン・ホール(*) /1955年、キングズウェイ・ホール(#)。原盤: NIXA, NPL 903 (*) / DECCA, LXT 5015 (#) 。(*)は 1980年代に NIXA 本家と Everyman という謎のレーベルから計2回 CD 化されたが、NIXA が EMI 傘下に入った1980年代後半以降、ボールトの「惑星」は5種中4種が EMI 傘下に収まってしまっているためか、一度も当録音は再発されず幻の録音と化している。なお、この録音にはステレオで発売されたオープン・リール・ヴァージョンがあるらしいのだが、当盤や初CD化の際の NIXA 盤はモノラルと思われる。
ブリテン自作自演集
 キャロルの祭典(*) /御子が産まれた Op.3/祝祭カンタータ「キリストに寄りて喜べ」 Op.30 より
 ベンジャミン・ブリテン指揮コペンハーゲン少年cho.(*) 、パーセル・シンガーズ(*以外) /他
 録音:1953年(*) /1957年(*以外)。
アメリカの歌〜アメリカの作曲家たちによる歌曲集
 ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム / カーター:ロバート・フロストの詩による3つの歌
 コープランド:夕べのそよ風/夜想 / カーター:ヴォヤージュ / ケージ:5つの歌
 ガーシュウィン:霧深き日 / コープランド:エミリー・ディッキンソンによる12の詩(*) /他

  メリエル・ディッキンソン(Ms) ピーター・ディッキンソン(P)
 録音:1975年4月20日、ウォルター・モバーリー・ホール、キール大学(*) /1977年5月28日、オール・セインツ教会(*以外)。(*)は初出音源。原盤: UNICORN ? (*以外)。
ブリテン&ピアーズ〜初期 HMV 録音集 1942-1950
 ブリテン:ミケランジェロの7つのソネット Op.22 /ジョン・ダンの神聖なソネット Op.35 /
      民謡編曲集第3集「イギリスの歌」より
 グレインジャー:6人の公爵が釣りに出かけると / コープランド:アメリカの古い歌第1集
 シューベルト:春にD.882/ブルックの丘にてD.853

  ピーター・ピアーズ(T) ベンジャミン・ブリテン(P)
ラルフ・ホームズ讃〜未発表 BBC 録音集
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」
 バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(*)
 バックス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
 ディーリアス:5つのピアノ小品
  〜現代の赤ん坊のための子守歌(ヴァイオリン版)
ラルフ・ホームズ(Vn)
ピーター・
 ディッキンソン(P;*以外)
 録音:1981年2月9日、ウォルター・モバーリー・ホール、キール大学、BBC Radio Stoke (無印) / 1977年頃(*) 。無印は初出音源。原盤: Argo (LP: ZK 36, released in 1977) (*) 。ラルフ・ホームズ(1937-1984)はエネスクとガラミアンに学んだ奏者で、生前は特にディーリアスなど近現代イギリス物の演奏で高い評価を得たが、47歳と言う若さで亡くなったため、今日では忘れられた奏者となっている。
ブリティッシュ・バンド・クラシックス
 ホルスト:吹奏楽のための組曲〔第1番/第2番〕/鍛冶屋 / ジェイコブ:ウィリアム・バード組曲
 V.ウィリアムズ:イギリス民謡組曲/トッカータ・マルツィアーレ / ウォルトン:王冠

  フレデリック・フェネル指揮イーストマン・ウィンド・アンサンブル
ギボンズ:チューダー王朝の音楽
 来たれ創り主なる精霊よ/今こそ主よ僕を去らせたまわん/おお神よ栄光の王よ/
 全能にして永遠なる神/おお主よわれを責めたもうな/ダヴィデの子に栄あれ/見よ御言葉は肉体となりぬ/他

 ボリス・オード、デイヴィッド・ウィルコックス指揮
 ケンブリッジ・キングズ・カレッジcho.
ウィリアム・ウォルトン:自作自演集 Vol.2
 オラトリオ「ベルシャザールの饗宴」/
 パルティータ/ヨハネスブルク祝典序曲/
 序曲「ポーツマス・ポイント」/戴冠式行進曲
ウィリアム・ウォルトン指揮
リヴァプールpo.、
フィルハーモニアo.
イギリス歌曲集
 フォード、ロセター、ダウランド、モーリー、ピルキントン、キャンピオン、
 ブリッジ、バターワース、アイアランド、バークリー、ブリテン、他の作品

 ピーター・ピアーズ(T) ジュリアン・ブリーム(リュート)
ウィリアム・ウォルトン:自作自演集 Vol.1
 「ファサード」組曲〔第1番より/第2番より〕/歌劇「トロイラスとクレシダ」より
 ウィリアム・ウォルトン指揮フィルハーモニアo.
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・作製のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
エリック・コーツ・コンダクツ・エリック・コーツ
 エリック・コーツ(1886-1957):
  「ロンドン」組曲 (*) /
  「もう一度ロンドン〔ロンドン・アゲイン〕」組曲(*) /
  「3人のエリザベス」組曲(#) /
  「4世紀」組曲(#) /幻想曲「3頭の熊」(+) /
  ワルツ・セレナード「静かな潟」(**)
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エリック・コーツ指揮
フィルハーモニック・
 プロムナードo. (*)、
ロンドン新so. (#/+)、
交響楽団(**)
 録音:1953年以前(*) /1953年(#) /1949年(+) /1940年(**)。
ブリス:自作自演集 Vol.2
 色彩交響曲/弦楽のための音楽 Op.123 /
 序奏とアレグロ Op.117
アーサー・ブリス指揮
LSO /他
 原盤:おそらく DECCA。
ブリス:自作自演集 Vol.1
 組曲「チェックメイト」/ゴーバルズの奇跡/来るべき世界/
 主題とカデンツァ Op.120 /行進曲「ようこそ女王陛下」 Op.95
  アーサー・ブリス指揮 LPO 、LSO
 原盤:おそらく DECCA。
合唱とオルガンのための作品集
 エルガー:帝国行進曲 Op.32(オルガン編曲版) / ブリッジ:3つの小品〜アダージョ
 ベアストウ:エレミアの哀歌 / スタンフォード:モーニング・アンド・コンムニオン・サーヴィス Op.12 より
 ノーブル:イヴニング・サービス Op.17 / デュプレ:コラールとフーガ Op.57 / グラズノフ:幻想曲 Op.110

 ポール・トレプト(Org)指揮イーリー大聖堂聖歌隊/他
 録音:1991年-1992年。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・作製のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
イギリスのピアノ三重奏曲集
 レベッカ・クラーク(1886-1979):
  ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲
 ジョン・アイアランド(1879-1962):幻想曲 イ短調
 フランク・ブリッジ(1879-1941):幻想曲 ハ短調
 レベッカ・クラーク:
  ヴィオラとピアノのためのソナタ(#)
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ハートリー・トリオ(無印)
[ジャクリーヌ・ハートリー(Vn)
 マーティン・ラヴデイ(Vc)
 キャロライン・クレモウ(P)]
フィリップ・デュークス(Va;#)
ソフィア・ラーマン(P;#)
 録音:1990年6月(無印) /1992年6月(#)。前出: GAMUT, GAM CD 518 (無印)、GAM CD 537 (#) 。(#)の前出盤には他にショスタコーヴィチとマコンキーのヴィオラ・ソナタが入っていたようだが、再発されていない。
オックスフォードのアンセム集
 バード、トムキンズ、ギボンズ、クロフト、ボイス、ウェズリー、スタンフォード、エルガー、パリー、他の作品
 エドワード・ヒギンボトム指揮オックスフォード・ニュー・カレッジcho.
 録音:1987年-2007年。
チューダー朝のアンセム集
 ギボンズ、ファラント、タリス、バード、トムキンズ、デリング、フィリップス、パーソンズ、ウィールクス/他の作品
 ティモシー・ブラウン指揮ケンブリッジ・クレア・カレッジcho.
 録音:1991年6月、1993年6月。
イギリスのチェンバロ作品集
 ジョン・ブロウ(1649-1708):グラウンド 第1番 ト長調/組曲〔第5番 ニ短調/第10番 ト長調〕/シャコンヌ ヘ長調
 ウィリアム・クロフト(1678-1727):組曲第3番 ハ短調/メヌエット ト短調/アリア ト短調/オーマンド侯爵の行進曲
 パーセル:「アブデラザール」〜ロンド/グラウンド ニ短調 / トーマス・チルコット(?-1766):組曲第1番

 ルース・ダイソン(Cemb)
 録音:1990年6月。前出: GAMUT, GAM CD 515(当店未案内/廃盤)。
北ヨーロッパのオルガン作品集
 シベリウス:2つの小品 Op.111 / ゲーゼ:オルガンのための3つの小品 Op.22 / ムシェリ:トッカータ
 グラズノフ:幻想曲 Op.110/前奏曲とフーガ Op.98 / ニルセン:コムモーティオ Op.58

  ポール・トレプト(Org)
 録音:1992年1月9日-11日、エリー大聖堂。前出: GAMUT, GAM CD 532(当店未案内/廃盤)。
イギリスの合唱音楽
 ブリス:オバド / バックス: What is it like to be young and fair
 ティペット: Dance, Clarion Air / ヴォ―ン=ウィリアムズ: Silence and Music
 L.バークリー: Spring at this hour / アイアランド:丘
 ハウエルズ: Inheritance / フィンジ:白い花の咲く日々
 ロースソーン:カンツォネット / ラッブラ:挨拶
 ブリテン: A.M.D.G.(神のさらなる栄光のために)/神聖と世俗
  ティモシー・ブラウン指揮ケンブリッジ大学室内cho.
 録音:1991年6月、セント・ジョージ教会、ケンブリッジ。前出: GAMUT, GAM CD 529(当店未案内/廃盤)。
リフレクション
 モーツァルト:アヴェ・ヴェルム / シェパード:平和のうちに / アットウッド:来たれ、聖なる聖霊よ
 タリス:光より生まれし光 / エルガー:アヴェ・ヴェルム・コルプス Op.2 No.1
 ファラント/ヒルトン:主よ、あなたの優しい慈悲で / J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
 パーソンズ:アヴェ・マリア / ゴス:おお、世界の救世主よ / デリング:天使のごときイエスの美しさよ
 パーセル:主よ、御身は知りたもう / タリス:もし汝われを愛さば / ゴス: O Taste and See
 バード:アヴェ・ヴェルム・コルプス / フランク:天使の糧 / デリング:おお、全ての人々よ
 タイ: Give alms of thy goods / キャンピオン:どんな嵐に遭った船も / バード:おお主よ、耳を傾けたまえ

  ティモシー・ブラウン指揮ケンブリッジ・クレア・カレッジcho.
ピーター・ディキンソン(1934-):管弦楽作品集
 バースディ・サプライズ/サティ・トランスフォーメーション/5つのディヴァージョン/バッハ・イン・ブルー/
 マージーサイド・エコーズ/「ロード・バーナーズの生誕100年」による組曲/弦楽のためのモノローグ

 クラーク・ランデル指揮 BBC ウェールズ・ナショナルo.
トーマス・ピットフィールド(1903-1999):室内楽作品集
 ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調Vn/P1/ソプラノとヴァイオリンのための3つの小品S/Vn/
 ソプラノとピアノのための8つの歌S/P1/リコーダーとピアノののためのロンド風タランテラR/P2/
 前奏曲、メヌエットとリールP2/リコーダーとピアノのための「航海の3つのスケッチ」R/P2/
 ノヴェレッテ ヘ長調P2/英国舞曲の旋律による習作P2/オーボエとピアノのためのポルカOb/P3/オーボエ・ソナタOb/P3

 デニス・シモンズ(Vn Vn) キース・スワロー(P P1) トレーシー・チャドウェル(S S
 ジョン・マッケイブ(P P2) ジョン・ターナー(リコーダー R
 リチャード・シンプソン(Ob Ob) ジャネット・シンプソン(P P3
 録音:1993年4月5日-6日、 the Royal Insurance Concert Hall, 王立ノーザン音楽大学。前出:王立ノーザン音楽大学(自主制作?)、 RNCM TP 3 〔廃盤〕。
HTGCD-207
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[2CD-R]
スペインのピアノ曲集
 ソレル:鍵盤楽器のためのソナタ〔第45番/第84番/第90番〕/ アルベニス:スペイン組曲 Op.47
 グラナドス:ゴイェスカス〜愛の言葉/スペイン舞曲集〜アンダルサ / ファリャ:アンダルシア幻想曲
 モンポウ:歌と踊り第6番 / アレハンドロ・ヤゲ(1947-): Halley
 ロドリーゴ:スペインのセレナード/バガテル/パストラル/カスティリャのソナタ/セシリアのアルバム/
       朱色の塔の影に/ある若い娘の名によるバレエの調べ/3つのスペイン舞曲/春の子守歌/3つの回想曲

 マリア・ガルソン(P)
British Serenade 〜独奏と弦楽合奏によるセレナーデ集
 アーノルド:ギターと弦楽のためのセレナーデ Op.50 /ヴァイオリンと弦楽のための5つの小品 Op.84a /
       クラリネットと弦楽のためのコンチェルティーノ Op.29a
 カー:ヴィオラの風 / エルガー:愛の挨拶
 クライヴ・ジェンキンス:ハーモニカのためのラプソディ/コロン
 ルイス:ペヴァンゼイ / シャーマン:冬の日差し

  ピーター・フィッシャー指揮ロンドン室内アンサンブル
  マイケル・バッテン、ピーター・フィッシャー(Vn) リチャード・ウォーターズ(Va)
  マイケル・マース(Vc) ピーター・シグレリス(Cl) クリス・シンプソン(ハーモニカ)
British Celebration
 ギャレス・グリン(1951-):スノードニア / アンソニー・ヘッジズ(1931-):スノーピース
 ブライアン・ジョージ・ケリー(1934-): Four Realms Suite
 デイヴィッド・ライオン(1938-):ピアノ協奏曲 / ロイ・ムーア:祝典序曲
 ニコラス・スミス: Tears in my bowl / フィリップ・スプラトリー(1942-): Images of Paleastina

 ギャヴィン・サザーランド指揮 RTE コンサートo.
 おそらく新録音。イギリスの作曲家による作品集。
イギリスの作曲家による2台ピアノのための作品集
 ヘッジズ:4つの協奏曲 Op.121 / ジュベール:ディヴェルティメント Op.2 / バーナーズ:ブルジョワ風ワルツ
 ランバート:序曲/白鍵のための3つの黒い小品 / フィリップ・レーン:冗談 / ピットフィールド:女中の踊り
 クィルター:3つのイギリス舞曲 / ロースソーン:ピアノ連弾組曲 / ウォルトン:子供のための二重奏曲

 アラン・マクリーン、ピーター・ローソン、ギャヴィン・サザーランド(P)
Aspects of Nature 〜イギリスとスコットランドのリコーダー曲集
 オルウィン:海の風景 / ブリテン:さまよいながら私は不思議に思う / クック:3つの花の歌
 クロフォード:大地の変化/3つの2声のインヴェンション / クロス:水の音楽 / ドォワード:気まぐれ
 ホロウェイ:路の傍らに咲くデイジー / ジョン・マクレオッド:虹 / オール:3つの牧歌的な音楽/鳥のロンド

  ジョン・ターナー(リコーダー) ピーター・ローソン(P)
HTGCD-199
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[2CD-R]
ロード・バーナーズ(1883-1950):作品集〔歌曲/ピアノ曲/歴史的録音/他〕
 メリエル・ディキンソン、ピーター・ディキンソン、スーザン・ブラッドショウ、
 リチャード・ロドニー・ベネット、ロード・バーナーズ、ピーター・ローソン、アラン・マクリーン(P)
 バーナード・ディカーソン(T) アーネスト・アーヴィング指揮フィルハーモニアo.
 フェリシティ・ロット(S) ロデリク・ケネディ(B)
ケンブリッジからのクリスマス
 ガントレッド:ダビデの村に / オード:アダムは縛られて / /メンデルスゾーン:天には栄え
 伝承:三隻の船/ガブリエルのお告げ/世の人忘るな/クリスマスの夜に/甘き喜びのうちに
 カークパトリック:飼い葉の桶で/羊飼いたちが羊の番をしていた時
  [デイヴィッド・ウィルコックス指揮ケンブリッジ・キングス・カレッジcho.]
 不詳:今日キリストが生まれた / ダーク:わびしき真冬に / ホルスト:お眠りなさいいとしい子よ
 伝承:ディンドン空高く / レイヴンズクロフト:忘れるなああ人々よ / ハウエルズ:汚れなきバラ
 レイトン:コヴェントリー・キャロル / マコンキ―:ノエル!ノエル!ノエル! / ラター:さらに美しい調べ
 伝承:桜の木のキャロル/7つの喜び/見よ主は輝く雲にうち乗り/新しいクリスマス / ウェード:神の御子は
  [ティモシー・ブラウン指揮ケンブリッジ・クレア・カレッジcho.]
アイアランド:室内楽&ピアノ作品集
 ヴァイオリン・ソナタ第2番(*) /幻想的ソナタ(#) /緑の道第1番「桜の樹」(+) /4月(+) /
 アイランド・スペル(+) /マンスの心(+) /夏の夕べ(+) /聖なる少年(+) /春の悲しみ(+)

 テッサ・ロビンズ(Vn;*) シア・キング(Cl;#) アラン・ローランズ(P;*/#/+)
 録音:データ記載無し〔1962年以前(*/#) 〕、ステレオ。 初出: SAGA [LP] (*/#) 。レーベルによると、(+)は『モノラルの Lyrita 録音とは異なり、初商業発売されるステレオ録音』だとのこと。(*/#)はおそらく初CDフォーマット化。
HTGCD-195
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[2CD-R]
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全集 ハリー・ニューストーン指揮
ハンブルク室内o.
J.S.バッハ
 ゴルトベルク変奏曲/イギリス組曲第5番
ミリセント・
 シルヴァー(Cemb)
 録音:1957年頃、私的スタジオ。原盤: The Classics Club, ‎X-509 (1957) / Saga, XID-5220 (1959) 。
静かな会話〜クリストファー・ホーキンス
 More Than This / Into the Hills / In the Shadow / The Night Watch / Final Farewell / In Paradisum /
 Lost In Wasteland / The Stranger / With Dragging Feet / Veiled In Mist / At the Summit / Antiphon /
 Land Of Silence / The Embrace / Silent Conversations / Glistening Town / All That I Am /
 O Rubor Sanguinis / Stay / Looking Out / Cry Of The Soul

 クリストファー・ホーキンス(P) ダヴィッド・ミルソム(Vn)
 リズ・ハンクス(Vc) マーク・タイラー(G)
 聖歌とされているが、現代的な聴きやすいメロディが続く。1700年、1800年代に活躍したあまり知られていない作曲家の作品にアレンジを加えている。シンプルにまとまった室内楽曲としての魅力も持ち合わせ、イージーリスニングとしても楽しめることだろう。
JCL RECORDS 1枚あたり\2200(税抜\2000)
 国内へ初案内される、イギリスの音楽マネージメント会社、ジョナサン・クック・リミテッド傘下のレーベル。
バーント・シェンナ〜南米とヨーロッパの民族的ギター音楽
 カール・ヘリング(1980-):スーリヤの鏡(*)
 不詳:ショーロ(+)
 バーデン・パウエル(1937-2000):名前のないワルツ
 アタナス・ウルクズノフ(1970-):4つのブルガリア舞曲
   ラチェニッツァ,モミンスコ・ホロ,愛の歌,マケドンスコ・ホロ
 ジョアン・ペルナンブコ(1883-1947):鐘の音(#)/レボリソ(+)
 アストル・ピアソラ(1883-1947)/セルジオ・アサド(1952-):
  ブエノスアイレスの春/ブエノスアイレスの夏
  ブエノスアイレスの秋/ブエノスアイレスの冬
 アントニオ・ラウロ(1917-1986):ベネズエラのワルツ第3番「ナタリア」
 エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):ショーロ第1番
 カール・ヘリング:コメディ広場(*)
  カール・ヘリング(G) ブヒンデル・シング・チャッガル(タブラ;*)
  デミ・ガルシア・サバト(カホン;+/ティナハ;#)
 録音:2007年3月23日-24日、聖メアリー教会、ステイプルフォード、ハートフォードシャー(イギリス)。
 カール・ヘリングは英国王立音楽アカデミーを2003年に卒業、ジュリアン・ブリーム賞をしたイギリスのギタリスト。アルバム・タイトルの「バーント・シェンナ」は黄褐色の顔料およびその色名。
シューマン/カール・ヘリング(1980-):連作歌曲「詩人の恋」Op.48(*)
シューベルト(1797-1828)/ヨハン・カスパル・メルツ(1806-1856)編曲:6つの歌曲
 〔郵便馬車/セレナード/漁師の娘/住処/愛の使い/涙の賛美〕
 ケヴィン・カイル(T;*) カール・ヘリング(G)
 録音:2007年10月11日-12日、2008年6月17日、聖ニコラス教会、グレート・マンデン、ハートフォードシャー(イギリス)。
 ケヴィン・カイルはハダースフィールド大学を卒業後、英国王立音楽アカデミーのオペラ課程を2004年に終了、翌年にはプロムスにデビューしたイギリスのテノール。
ラフマニノフ、フォトプロス:ピアノ作品集
 ラフマニノフ(1873-1943):
  絵画的練習曲集 Op.39 から Nos.4,5,6
  コレッリの主題による変奏曲 Op.42
 コスタス・フォトプロス(1974-):トッカータ
 ラフマニノフ:
  ピアノ・ソナタ第2番 変ロ長調 Op.36(1913年版)
コスタス・フォトプロス(P)
 録音:2008年7月7日-9日、デュークス・ホール、王立音楽アカデミー、メリルボーン・ロード、ロンドン。
 英国王立音楽アカデミー、ジュリアード音楽学校(ニューヨーク)で学び、英国音楽カレッジの映画音楽作曲課程を2002年に修了したピアニスト・作曲家コスタス・フォトプロスのデビューCD。
ソングズ
 ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):静寂の真昼
 ロジャー・クィルター(1877-1953):今、深紅の花弁は眠る
 シューマン(1810-1856):「詩人の恋」から 輝かしい夏の朝に(+)
 ロジャー・クィルター:来たれ、死よ(*) /音楽は、優しい声が消えても/
            おお、ぼくの恋人/行け、うるわしのバラよ
 シューマン:「詩人の恋」〜古い童話の中から(+)
 ジュゼッペ・サルティ(1729-1802):愛しい人から遠く離れて
 アーン(1874-1947):クロリス / ヘンデル(1685-1759):静寂の礼拝
 リチャード・アレン(1965-):ソネット / サティ(1866-1925):シルヴィ
 シューマン:「詩人の恋」〜あの歌が聞こえてくると(+)
 チャールズ・ディブディン(1810-1856):トム・ボーリング
 ジェラルド・フィンジ(1901-1956):ため息
 フランク・ブリッジ(1879-1941):うるわしい花のように
 ジョン・ダウランド(1563-1626):流れよ、わが涙(*)
 レオンカヴァッロ(1857-1919):マッティナータ
  ケヴィン・カイル(T) カール・ヘリング(G;*/+)
  ダニエル・グリムウッド(P;無印)
 録音:2008年11月17、19日、サウンドトラック・プロダクションズ、シップレイク、オックスフォードシャー(イギリス)(+以外)/2007年10月11日-12日、2008年6月17日、聖ニコラス教会、グレート・マンデン、ハートフォードシャー(イギリス)。(+)は JCL-513 と同一音源。
ブラームス、R.シュトラウス、トゥイレ:チェロ・ソナタ集
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):ソナタ ヘ長調 Op.6
 ブラームス(1833-1897):ソナタ第1番 ホ短調 Op.38
 ルートヴィヒ・テュイレ(1861-1907):ソナタ ニ短調 Op.22
  ジェイミー・ウォルトン(Vc) ダニエル・グリムウッド(P)
 録音:2009年3月31日-4月1日。ジェイミー・ウォルトンは Signum Classicsで大活躍中のイギリスの若手チェリスト。
LITmus 1枚あたり\2640(税抜\2400)
 その初リリース(R.シュトラウス「イノック・アーデン」; LIT-101-2)がBBC Music Magazine 誌において5つ星を獲得、その後のリリースもジョン・リルとヴラディーミル・アシュケナージから賞賛を受けたイギリスのインディペンデント・レーベル。既に最後の発売から10年近く経っており、流通在庫限り。
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Op.10
 [ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調Op.10 No.1(*)/
  ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調Op.10 No.2/
  ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調Op.10 No.3]
ピーター・ヒューイット(P)
 録音:2002年12月16日/2003年7月14日(*)、以上SRTスタジオ、セント・アイヴズ、ケンブリッジ、イギリス。
 「私はヒューイットの細部への注意、そして音楽への献身がとても好きだ。彼は非常に音楽的で、作品10の3のラルゴは私を感動させた」(ヴラディーミル・アシュケナージ)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ&変奏曲集
 チェロ・ソナタ ト短調Op.5 No.2/
 チェロ・ソナタ イ長調Op.69/
 「マカベウスのユダ」の主題による
   12の変奏曲 WoO.45
トビー・タートン(Vc)
ピーター・ヒューイット(P)
 「私はこの素晴らしいCDからとても良い印象を与えられた。これら3つの偉大な作品の完全に正当的な解釈であり、広く聴かれるべき卓越した演奏だ」(ジョン・リル)
リヒャルト・シュトラウス:
 メロドラマ「イノック・アーデン」Op.38
  (英語台詞版)
ニコラス・ギャレット(語り)
ピーター・ヒューイット(P)
 英語台詞版による当曲全曲の初録音となったもの。テニソンの原詩は英語のため、原典回帰となる。
 「卓越した水準を持つ、推奨の演奏」(BBC Music Magazine)
LORELT 1枚あたり\4400(税抜\4000)
 1992年に創業した、イギリスのインディペンデント・レーベル。レーベル名は「 Lontano Records Limited 」の略称。「ラテン・アメリカ音楽」「合唱曲」「女性作曲家」「器楽曲」「20世紀の作曲家と存命作曲家」をレパートリーとしている。なぜかイギリス国外へはあまり流通しておらず、時間はかかりますがお取り寄せは全点可能です。
ヴィラ=ロボス:室内楽&声楽作品集
 神秘的な六重奏曲 (1917) /
 2つの追加ショーロ (1928)
  [ Modéré / Lent ]/
 Quatuor (1921) /
 ショーロ第7番 (1924) /
 ブラジル風バッハ第9番(1945)
  [前奏曲/フーガ]
オダリネ・デ・ラ・
 マルティネス指揮
ロンターノ、
BBCシンガーズ
 発売:1992年。録音:聖シラス教会、ロンドン、ディジタル。
 発売後約20年を経ているが、ヴィラ=ロボスによるこのジャンルの作品は録音が少なく、貴重な録音と言える。
MN RECORDS 特記以外 1枚あたり\3300(税抜\3000)
 マイケル・ナイマン(1944-)の自主制作レーベル。
MNRCD-101
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(2CD)
1.5CD価格
マイケル・ナイマン:歌劇「マン・アンド・ボーイ(DADA)」
 〔息をするにはチケットをお求めください/バスのチケットの他に購入したほんのわずかなもの/
  もう恐れないでいただけませんでしょうか?/それはおもしろいガラクタのようですね/逃げろ〜!!!/
  40頭のヒツジと20頭のトナカイ/咳とイビキが万病をひろめる/小便以外禁止?/アリジゴク/英国紅茶の有名なカップ/
  これはよかった−ワーテルローの終焉に関する熟考/私はタンゴが超得意/バイクを見せろ!/
  チャック・ペリッシュ・シング!/マイケル、お誕生日おめでとう/ハンキー・パンキーには困ったもんだ/
  ハマースミス広場風のラタン/100もお店があるけど名前がないんだな/ダダについてちょっと説明してみようかと〕

 ポール・マクグラフ指揮
 ダダイストとして活動を続け、ナチから「退廃音楽」推進者として排斥され、ロンドンで貧困生活を送ったクルト・シュヴィッタースへのオマージュとして書かれたリブレットに、ナイマンが曲をつけたオペラ。物語の舞台はロンドン、一枚のバスのチケットをめぐる、少年と男をとりまく人間模様が描かれている。男のモデルはシュヴィッタースで、物語の中で画家であり詩人であり作曲家であり写真家であり劇場評論家と実に様々な顔を持っている。少年の母親に対するシュヴィッタースの愛情ともコンプレックスともつかない感情、シュヴィッタースの成し遂げようとした芸術を理解しようとする問答など、リブレットは時としてラブストーリー、時として禅問答のような様相。器楽のところはナイマン得意のミニマル・ミュージック調だが、声楽が入ると途端に「ダダイズム」に変身。シュヴィッタースへのみごとなオマージュとなっている。
マイケル・ナイマン: THE PIANO SINGS
 ダイアリー・オブ・ラヴ(映画「ことの終わり」より)/ if(映画「アンネの日記」より)/
 フランクリン(映画「ひかりのまち」より)/モロウ(映画「ガタカ」より)/ジャック(映画「ひかりのまち」より)/
 悲しみを希う心(映画「ピアノ・レッスン」より)/ビッグ・マイ・シークレット(映画「ピアノ・レッスン」より)/
 デビー(映画「ひかりのまち」より)/デパーチャー(映画「ガタカ」より)/ why(映画「アンネの日記」より)/
 オデッサ・ビーチ(映画「カメラを持った男(これがロシアだ!)」より)/
 ロスト・アンド・ファウンド(映画「ピアノ・レッスン」より)/エクスチェンジ(映画「めぐり逢う大地」より)/
 キャンドルファイア(映画「アンネの日記」より)/ダイアリー・オブ・ラヴ(映画「ことの終わり」より)
 オール・インパーフェクト・シングズ(映画「ピアノ・レッスン」より)

  マイケル・ナイマン(P)
 1993年に公開された映画「ピアノ・レッスン」では、カンピオン監督のその美しい映像とともに、ナイマンによる民謡的な要素も取り入れられた流麗な旋律を用いた美しい音楽が人々に衝撃を与えた。「ピアノ・レッスン」主人公のエイダが隣人ベインズに次第に心を開いていくさまなど、様々なシーンがよみがえる。もちろん演奏はナイマン自身。他にも、初めてハリウッド映画の音楽を担当した「ガタカ」などから珠玉の名曲を選りすぐって収録。「デパーチャー」は泣ける。
マイケル・ナイマン:「リバティーン」サウンドトラック
 〔ヒストリー・オブ・ザ・インシピッド/アポン・ドリンキング・イン・ア・ボウル/
  アンプロンプトゥ・オン・アン・イングリッシュ・コート/アポン・ナッシング/ザ・マイムド・デボーキー/
  ザ・ウィッシュ/ザ・サブミッション/ア・ランブル・イン・セント・ジェームス・パーク/ミストレス/
  シニョール・ディルドー/アゲインスト・コンスタンシー/マイ・ロード・オール・プライド/
  ザ・インパーフェクト・エンジョイメント/ア・サタイア・アゲインスト・リーズン/ロチェスターズ・フェアウェル/
  ア・サタイア・アゲインスト・マンカインド/アポン・リービング・ヒズ・ミストレス〕

 マイケル・ナイマン指揮マイケル・ナイマン・バンド指揮
 2006年公開の映画「リバティーン」。ジョニー・デップが台本を3行読んで「後にも先にも巡り会えない作品」としてその出演を決めたという。舞台は17世紀イギリス。破天荒の放蕩詩人ジョン・ウィルモットこと第二代ロチェスター伯爵の、短くも壮絶な生涯を綴った物語。この感動作を彩るノスタルジックでバロック風の音楽をナイマンが担当。歌あり、管ありの、ナイマン独自のバロック風ミニマル音楽が堪能できる。
マイケル・ナイマン:コンポーザーズ・カット・シリーズ Vol.1 〜英国式庭園殺人事件
 〔羊飼いにまかせとけ/庭がローブ・ルームになっている/光学理論の眼識/
  ウォータリー・デス/リネンの傾向/夜の女王/ブラヴーラ・イン・ザ・フェイス・オブ・グリーフ〕

 マイケル・ナイマン指揮マイケル・ナイマン・バンド
 1982年に公開された「英国式庭園殺人事件」は、屋敷の庭を描く画家の12枚の絵の中に浮かび上がる、その屋敷の主人の死をめぐる完全犯罪の謎を追った一編。製作はデイヴィッド・ペイン、監督・脚本は「コックと泥棒、その妻と愛人」のピーター・グリーナウェイ。撮影をカーティス・クラーク、音楽をマイケル・ナイマンが担当。出演はアンソニー・ヒギンズ、ジャネット・スーズマンほか。グリーナウェイ監督の初の長編映画ということもあり、非常に凝った作りの映画。バロック音楽の香りを漂わせるナイマンのミニマル・ミュージックが、映画の画面の登場人物たちのカツラやフリルの衣裳などと奇妙なマッチを見せていたのが印象的。
マイケル・ナイマン:コンポーザーズ・カット・シリーズ Vol.2 〜 Greenawey Revised
 映画「英国式庭園殺人事件」(1982)より〔光学理論の眼識/夜の女王/羊飼いにまかせとけ〕/
 映画「ZOO」(1985)より〔交通事故−デルフト・ワルツ/時の流れ/フェルメールの妻〕/
 映画「数に溺れて」(1988)より〔トライスティング・フィールズ/ウィールバロウ・ウォーク/フィッシュ・ビーチ〕/
 映画「コックと泥棒、その妻と愛人」(1990) 〜メモリアル/
 映画「プロスペローの本」(1991)より〔金砂銀砂の浜にきて/プロスペローの呪い/ミランダ〕

  マイケル・ナイマン(P)指揮マイケル・ナイマン・バンド
 グリーナウェイと組んだ映画音楽の中でも、特に印象的なものばかりを収めたアルバム。ナイマンのドライな音楽を聴いていると、あのシニカルさと残酷さをあわせもつ画面、独特の赤みの強い色調がよみがえってくる。「ミニマル・ミュージック」の神様的存在でもあるナイマン、このディスクもミニマル系の音楽が多いが、しかしどの曲もただ機械的なだけでなく、時に下品だったり上品だったり、実に様々な香りを感じさせるから不思議。このディスク中のほとんどの曲が、2006年の来日公演の演奏曲目に含まれている。
 「コンポーザーズ・カット・シリーズ」とは、映画で使われた音楽をナイマン自身がコンサートホールでの演奏用に改訂したもの。これによって、音楽本来のもつポテンシャルが存分に引き出され、また、ナイマン・バンドも常に進化し続けているということを広く知ってもらえるようにというナイマン自身の願いが込められている。
マイケル・ナイマン:コンポーザーズ・カット・シリーズ Vol.3 〜ピアノ・レッスン
 〔悲しみを希う心/地の果てに/荒れた遠い海岸/約束/ここからそこへ/ビッグ・マイ・シークレット/
  フリング/ロスト・アンド・ファウンド/抱擁/あなたから伝わる気持ち/
  オール・インパーフェクト・シングス/傷ついて/旅への夢/悲しみを希う心/約束〕

 マイケル・ナイマン(P)指揮マイケル・ナイマン・バンド
 純粋な愛の世界を描いた映画「ピアノ・レッスン」。1993年に公開されてから10年以上が経ったが、その映像とナイマンの音楽の美しさは今でも鮮烈に私たちの記憶に残っている。声を失った主人公の女性エイダ(ホリー・ハンター)が、自分の感情を表現するために手放さなかったピアノ。彼女とピアノをとりまく人間模様の後ろで常に鳴り響いていた音楽を聴いていると、映画の美しい世界が目の奥によみがえる。
マイケル・ナイマン
 ツェランによる6つの歌曲(1990)(*)
 カストリオット・レクジェピのバラード(+)
ヒラリー・サマーズ(A;*)
マイケル・ナイマン・バンド(*)
サラ・レナード(S;+)
ナイマン・クァルテット(+)
 (*)のパウル・ツェランは「アウシュビッツの後に詩を書くことは野蛮だ」で知られる、アウシュビッツを体験しセーヌ川に投身して亡くなったルーマニア人の詩人。詩の内容は恐怖や空虚といったものを表しており、ナイマンの曲づけとともに、ツェランの故郷であるルーマニアへの郷愁を感じさせる内容。歌手のヒラリー・サマーズはこれまでにもナイマンと共演を重ねているだけあって、しっくりと決まっている。
 (+)は、旧ユーゴの紛争で死んだと思われていた18ヶ月の赤ん坊が奇跡的に救出され、6ヶ月後に両親に引き取られるといった内容を扱った歌曲で、これが世界初録音。両方とも明らかにクラシック音楽にジャンル分けされる作風。
マイケル・ナイマン:
 Acts of Beauty(アクツ・オブ・ビューティ)(*)
 EXIT no EXIT(出口のない出口)(+)
クリスティーナ・
 ザヴァッローニ(S;*)
センティエーリ・セルヴァッジ、
カルロ・ボッカドーロ指揮(*)
アンドリュー・スパーリング(B-Cl;+)
ナイマン・クァルテット(+)
 (*)はナイマンの歌曲集の第3作目にあたる。詩は16世紀のヴィンツェンツォ・カルターリによるもので、歌詞の題材は、人々の美醜を決めるのは顔ではなくオシリであるという、ちょっと奇抜な内容。今までとは一味ちがうナイマンの新しい側面を見ることができる作品である。(+)は、うってかわって器楽曲。サッカーファンの死に捧げた「After Extra Time」(ベッカム・クロスの改訂版)に次ぐサッカーつながりの作品である。「AfterExtra Time」にはアナウンサーでもあるジョン・モトソンの声も入っていたが、ここではバス・クラリネットがモトソンの声を楽器で再現しているという一風かわった趣向。両曲ともに世界初録音。
マイケル・ナイマン・バンド
 映画「魔王」
  (シュレンドルフ監督、1996年)より
 [ナイツ・アット・スクール/child beare/
  魔法の森/ゲーリングの狩仲間/
  アベルの反乱/ミーティング・ザ・ムース/
  森の中へ/アベル・キャリーズ・エフレム]/
 映画「リバティーン」
  (ローレンス・ダンモア監督、2004年)より
 [無について/マイ・ロード・オール・プライド/
  理由に対する皮肉/ミストレス/
  永久的なものに対して/シニョール・d/
  人類に対する皮肉/
  イン・レ・ドン・ジョヴァンニ]/
 映画「英国式庭園殺人事件」
  (グリーナウェイ監督、1982年)
   〜羊飼いにまかせとけ
ウィンゲーツ・バンド
 ナイマンの携わった映画音楽の名曲集。
MNRCD-111
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(2CD)
1.5CD価格
ナイマン:ラヴ・カウンツ(2幕のオペラ) マイケル・ヘイスティングス
(リブレット)
パッツィー・ブレア
(B;ミドル級ボクサー)
エイヴリル・アインガー
(S;女性数学講師)
 「ラヴ・カウンツ」は、実社会で知り合うことは決してないような二人の愛の物語。エイヴリルは、夫による暴力が原因で離婚した、女性数学講師。パッツィーは、もうすぐボクサー生命が終わりを迎えようとしている、数字がまったく読めず、自分の字すらかくこともままならない男。バスで自分の降りる停留所の番号を言えないパッツィーをエイヴリルが助けるところから物語は始まる。最初エイヴリルは、パッツィーの職業を聞いて怖がるが、ハエすらも殺すことのない優しい心のパッツィーにすぐに心ひかれるようになった。彼女は彼に数字を教え、銀行の口座の開き方なども教える。最後の場面では、大怪我をして車椅子に乗せられたパッツィーにエイヴリルが付き添って、秋の木立の中を散歩しながら足し算や引き算をしている場面で終わる、というなんともシュールなエンディング。ナイマンによる音楽は、じわじわと人の涙腺を刺激する美しさに満ちており、そしてどこか退廃的な香りがするのもまた魅力。
マイケル・ナイマン〜Mozart 252
 In Re Don Giovanni/Revisiting the Don/
 Trysting Fields/
 Not Knowing the Ropes [otherwise known as 2M6]/
 Wedding Tango/Wheelbarrow Walk/Fish Beach/
 Knowing the Ropes/O my Dear Papa/
 I am an Unusual Thing/Profit and Loss
マイケル・ナイマン指揮
マイケル・ナイマン・バンド
 このアルバムの始まりは、2006年のモーツァルト生誕250年記念にあたり、BBCがナイマンに何かモーツァルトにちなんで1枚のアルバムを、と依頼したことだった。2年経過したのでタイトルが「Mozart 252」となっているのはご愛嬌。モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」に登場する「カタログの歌」をフィーチャーし、クラシック・テイストとミニマル主義、さらにロックンロールのテイストを融合させたあの伝説の「In Re Don Giovanni」の新録音が登場。ナイマンの手がけた映画音楽で「数に溺れて」にもモーツァルトの音楽がしばしば引用されていたが、そういったものも新たに録音しなおして、充実の1枚となっている。
 すべて新録音。
マイケル・ナイマン:
 8つのエロティックな歌(2007)
マリー・エンジェル(S)
マイケル・ナイマン&
マイケル・ナイマン・バンド
 ヴェネチア・ビエンナーレ音楽祭の委嘱作品。2007年10月に作曲者自身の指揮で世界初演された。きわめてエロティックな詩は、ルネサンスの詩人ピエトロ・アレーティノによるもので、当時「カーマ・スートラ」ともてはやされていた、いわゆる春画にインスピレーションを得て書かれたとされている。マリー・エンジェルは男役と女役の一人二役を歌う。題名から想像するような物よりむしろ、ユニークな歌曲集となっている。
マイケル・ナイマン:
 MGV(*) /ピアノ協奏曲(#)
ロイヤル・リヴァプールpo.
マイケル・ナイマン・バンド(*)
キャスリーン・ストット(P;#)
 作曲家ナイマンの名前を決定的に世界中に広めたきっかけとなった映画「ピアノ・レッスン」。映画で絶えず流れていたメロディを思い出すと、美しい海辺の映像が今も瞼の裏にくっきりと浮かび上がってくるほど。このディスクに収められているのは、あの名旋律を基に構成されたピアノ協奏曲。ソリストがキャサリン・ストットというのも注目。カップリングの「MGV」(Music a Grande Vitesse =超高速音楽)は、1993年9月26日、TGVの開通の式典に際して初演された作品。超高速鉄道の開通にふさわしい音楽で、めまぐるしく変わるリズム、テンポ、旋律など、ミニマルミュージックの極み。ミニマルミュージックの大家ナイマンを骨の髄まで楽しめる。
The Glare〜デイヴィッド・マッカルモン&マイケル・ナイマンによる Songs
 Take the Money and Run/Secrets, Accusations and Charges/City of Turin/
 Friendly Fire/In Rai Don Giovanni/In Laos/Going to America/Fever Stick and Bones/
 A Great Day in Kathmandu/Underneath the Hessian Bags/The Glare
  マイケル・ナイマン・バンド&デイヴィッド・マッカルモン
 録音:2008年。
 glareとは、「けばけばしさ」や「目立つこと」の意。タイトル通り、実に刺激的な作品が収録されている。デイヴィッド・マッカルモンは歌手で、アル・グリーンやマーヴィン・ゲイエらの声の魅力的なエッセンスをすべてあわせもつとも言われるほどの声と才能の持ち主。24時間常に新しい情報が溢れる現代に埋もれてしまいがちな、小さなことに対する個人の様々な感情に着目したマッカルモンが、ナイマンの曲に詞をつけた。21世紀の海賊を主題とした7曲目、セックス・シンボルとしてドン・ジョヴァンニを描いた第5曲など、様々な情景が多角的に浮き上がってくる秀作で、自分の中にある、様々な感情が喚起される1枚。
ナイマン&モーション・トリオ
 イン・Re ドン・ジョヴァンニ(*/+)/Knowing the Ropes(*/#/+)/
 「数に溺れて」〜Trysting Fields(*)/ウェディング・タンゴ(*/#/+)/
 Come Unto These Yellow Sands/If(*/#)/羊飼いにまかせとけ(*/#)/
 悲しみを希う心(#)/ミランダ(*/#/+)/サイレンス(*)
  モーション・トリオ(*) マイケル・ナイマン(P;#) ナイジェル・バール(+)
 録音:2009年9月。
 マイケル・ナイマンの音楽をアコーディオン・トリオが奏でる、というアイディアは、ポーランドで開催された第7回映画祭をきっかけに生まれた。ナイマンの音楽のどこかドライな感触が、アコーディオンにここまでフィットするとは!モーツァルトのドン・ジョヴァンニをドライにアレンジした1曲目冒頭から、アコーディオンの音色の虜。同時に、ディスクを聴き進めていくうちに、ナイマンのミニマル・ミュージックは、ただドライなだけでなく、物悲しい表情や優しい表情など様々な顔、そして魅力に満ちていることに気づかされる。ピアノ・レッスンでおなじみの「悲しみを希う心」はナイマン自身のソロの新録。映画内で用いられた演奏よりもテンポがやや遅くなったような感じで、さらなる魅力に満ちている。モーション・トリオは、2010年のショパンをテーマにしたラ・フォル・ジュルネ音楽祭にも出演が予定されているが、人気沸騰の予感大。
 モーション・トリオ:ヤヌス・ヴォイタロヴィチ、マーチン・ガラツィン、パヴェル・バラネクによりポーランドのクラクフで1996年に結成されたアコーディオン三重奏団。ヘヴィーメタル、ジャズ、クラシック音楽、現代音楽など多種多様な音楽ジャンルを取り入れ、メンバー自らが演奏作品の編曲・作曲もこなす。ポーランド政府から助成を受け、これまで30以上の国々から招かれ演奏。作曲家・指揮者のクシシュトフ・ペンデレツキ、映画「ピアノ・レッスン」の作曲者で知られるマイケル・ナイマン、アメリカのジャズ歌手ボビー・マクファーリン、ケルン放送o.、クラクフ・シンフォニエッタなど様々な分野のトップ・ミュージシャンと共演経験がある。ペンデレツキより「並外れた才能を持つグループ」と称えられ、ドイツ一般新聞でも、その「卓越した技法」を絶賛されている。
マイケル・ナイマン:ヴェルトフ・サウンズ
 映画「世界の六分の一」のための音楽(5曲)/
 映画「11年」のための音楽(5曲)
マイケル・ナイマン指揮
マイケル・ナイマン・バンド
 「カメラを持った男」についで、旧ソ連の監督ジガ・ヴェルトフのサイレント映画にマイケル・ナイマンが新たに作曲したサウンドトラックの作曲者編集盤。
 「世界の六分の一」は1926年作のニュース映画。ソ連は世界の陸地の6分の1を占めるという大国意識丸出しの国策映画で、スターリン御大も出演。「11年」は1928年作。革命から11年を経たウクライナに於ける社会主義建設を描くドキュメンタリー。これだけ聞くと、いかにも観たくない宣伝映画のようだが、ヴェルトフの才能恐るべし。ロシア・アヴァンギャルドの影響明瞭で、70年以上前のものとは思えぬ新鮮さ。通常ならばアレグロで明朗な社会主義リアリズムの音楽が付くはずだが、ナイマンの新曲はオシャレでポップ、一見ミスマッチのようながら、むしろ映像の先進性を際立たせさすが。音楽単独でもナイマンならではの不思議な魅力に満ちあふれている。
サンガム [Sangam] 〜マイケル・ナイマン
 雨を描写する3つの方法
  〔Sawant(ファースト・レイン)/
   Rang(自然の色)/ Dhyant(瞑想)〕/
 Samhitha(色を集める)
マイケル・ナイマン指揮
マイケル・ナイマン・バンド
ラヤン・ミスラ、
サヤン・ミスラ(声)他
U.シュリニヴァス
(電子マンドリン)
 録音:2002年。「サンガム」とは、サンスクリット語で集団・集合体、の意。ガンジス川中流域に位置する聖地の名前でもある。ナイマンは2000年の終わりに、一ヶ月間インドで放浪の旅をし様々な音楽を肌で感じたが、この時の体験を結晶化した1枚。イギリスの現代音楽シーンを代表する音楽家ナイマンと、インドの古典音楽シーンで活躍する音楽家達による、ジャンルと国境、時代を超えた壮大なコラボレーション。ミスラ家の人々は、何世紀にもわたる伝統をもつ音楽一家。2000年にナイマンがインドを旅していた時に知り合ったという。「雨を描写する3つの方法」は、ナイマンの自宅のリビングで、ミスラ兄弟が即興で歌い、それにナイマンがピアノで伴奏をつけ、この伴奏パートをナイマン・バンドのために編曲したものがベースになっている。声楽パートはインドの古典即興、器楽パートはナイマン独特のドライな感じだが、これらが合わさって、なんとも不思議で魅力の世界が展開されている。「Samhitha(色を集める)」は、電子マンドリン奏者シュリニヴァスが、ナイマンが提示した5 音音階にあわせて即座に創りあげたモティーフを基に展開される楽曲で、ジャズのような雰囲気も漂わせつつ、インドならではの複雑なリズムや、入り乱れる旋律など、こちらもまた違った世界が楽しめる。ナイマンの創造性の幅広さに驚くとともに、まさに西洋と東洋の伝統が新しいかたちで融合した魅惑の1枚。
マイケル・ナイマン:ピアノ・トリオ編曲集 1992-2010
 Poczatek (2010) (*) / The Photography of Chance (2004) (*) /
 Yellow Beach (2002) / Time will Pronounce (1992)
  フィデリオ・トリオ
 録音:2010年9月。(*)は世界初録音。ナイマンの作品をピアノ三重奏に編曲したものを集めた1枚。ピアノ三重奏という編成をとることにより、ピアノ主導でドライにも、弦楽器主導で耽美にも様々に変化が楽しめる。「Poczatek」は、映画「Poczatek」のための音楽から、抜粋された5つの曲から成る。ナイマンらしいドライかつ軽い風合いのミニマル・ミュージック。「The Photography of Chance」は、ユタ州の豊かな自然を称賛するために書かれた音楽ということだが、非常に辛辣な曲。「Yellow Beach」は、映画「プロスペローの本」の「Come Unto These Yellow Sands」(ナイマン・バンドのための編成)を、ピアノ三重奏の編成に編曲した物。静謐、耽美といった言葉がぴったりな出だしだが、やはりドライなミニマルの部分もあり、ナイマン好きにはたまらない曲。ピアノ三重奏という編成がなんともしっくりしてきている。「Time Will Pronounce」は、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争についてうたった詩にインスピレーションを得て書かれた曲。悲痛なハーモニーに心が引き裂かれるようだ。
MNRCD-121
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(3CD)
2CD価格
マイケル・ナイマン
 歌劇「ゴヤを見つめて」(全4幕)(2000) (*)
  (台本:ビクトリア・ハーディ/初演:2000年7月3日、スペイン、サンチャゴ・デ・コンポステッラ、ガラシア・オーディトリウム)
  [ウィニー・ボウ(S;美術評論家/優生学者/頭骨測定家)
   マリー・アンジェル(S;頭骨測定家助手/美術評論家/検査医)
   ヒラリー・サマーズ(A;美術収集家/未亡人)
   ハリー・ニコル(T;頭骨測定家助手/優生学者/バイオ工業会社取締役)
   マイケル・ナイマン指揮マイケル・ナイマン・バンド]
 歌劇「マン・アンド・ボーイ」、「ラブ・カウンツ」のハイライト集
 録音:2001年-2002年。前出:Warner Classics, 0927-45342(2CDs/廃盤)(*)。
  「ゴヤを見つめて」は1994年に東京で世界初演された「テンペスト−物音、音楽、美しい調べ」以来、久々に彼が取り組んだオペラ作品で、2000年にスペインで世界初演された後、ナイマンが大幅な改訂を加えて本盤の録音に臨んだ。異常な執念で画家ゴヤの頭蓋骨を捜し求めるひとりの女性が、人種差別主義者、遺伝子学者などがゴヤの絵画そのままに入り乱れる危険な世界に足を踏み入れていくという一種のスリラー・オペラで、物語は19世紀に始まり、なんとゴヤのクローンに成功した遺伝学者が表彰される2001年のノーベル賞授賞式で結末を迎えるという人を食ったもの。かつての名コンビ、グリーナウェイ監督の作品を彷彿とさせるストーリーで、ナイマンも久々に自己の本領を発揮できる題材にめぐりあったというべきか、1980年代のナイマン・バンドそのままのゴキゲンなビートや強烈なハイトーンを聴かせるソプラノ・ヴォイスを取り戻し、高貴と通俗が混ぜこぜになったミニマル・ワールドを展開していく。思いきり不協和音を繰り返す厚かましいバンド演奏、クルクルと楽想が目まぐるしく変わる独特のスタイル、「コックと泥棒、その妻と愛人」をはじめとする自作の引用など、「ピアノ・レッスン」以前の「古楽ロック」スタイルに惹かれるナイマン・ファンにも充分納得の内容となっている。 (以上、WARNER CLASSICS盤発売時の代理店案内より)
「MICHAEL NYMAN」、初CD化 (Produced by デイヴィッド・カニンガム)
 Bird Anthem/ イン・Re・ドン・ジョヴァンニ/Initial Treat/
 Secondary Treat/ワルツ/Bird List Song/M-Work
 録音:1981年。原盤: Piano Records (U.K.), Sheet 005 (LP, 1982) / VICTOR (JAPAN), VIP-6798 (LP, 1981)。おそらく初CD化。タイトルに自身の名を冠したLP「 MICHAEL NYMAN 」は、ミニマルと実験音楽要素、そしてジャズ即興の要素を併せ持つ全く新しい音楽として、発売当時センセーションを巻き起こした。長らく入手困難だった当盤が、ナイマンのレーベル MN Records からリマスタリングされ再上程。
 #初案内時には『ボーナスディスクには、ナイマンの十八番であるイン・Re・ドン・ジョヴァンニの様々なバージョンが収録されています』と記載しておりましたが、代理店によると『実際の商品にはボーナスディスクは付いていないことが判明しました。6トラックから成るディスク1枚のみの商品となります。 発売が延期になった過程で、 ボーナスディスクが付かない仕様に変更になってしまったのですが、レーベル・インフォメーションの不備等により皆様にご案内することができませんでした。 大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。』とのことです。御了承下さい。
マイケル・ナイマン:弦楽四重奏曲集〔第1番(1985) /第2番(1988) /第3番(1989) 〕
 バラネスクSQ
 録音:1990年(別資料によると1991年11月)。原盤・前出: ARGO [DECCA], 433 093-2〔国内盤:POCL-1159POCL-4088〕(ARGO), 473 091-2 (DECCA) (以上全点、当店未案内&廃盤)ARGOレーベルから発売されていた弦楽四重奏曲集のCD。第1番はアルディッティSQの委嘱作。第2番はバラネスクSQのために書かれたもので、ダンスに基づく曲。第3番はルーマニアの音楽にインスピレーションを得て書かれた物。どれもナイマンらしいミニマル味に満ちていて、ナイマン好きにはたまらない。
THE PIANO SINGS 2
 映画「ガタカ」〜ビカミング・ジェローム/映画「 The Actors 」〜ハウス・オン・ファイヤ〔2種〕/
 映画「カメラを持った男」〜ディジタル・トラジェディ/ 映画「 The Actors 」〜 Zinc Bar /
 映画「ピアノ・レッスン」 より〔あのとき芽生えた気持ち/ Silver-Fingered Fling /
 映画「アンネ・フランクの日記」〜さよならモルチェ/ Through the Only Window / Song for Sadir /
 映画「英国式庭園殺人事件」〜光学理論の眼識/映画「 The Actors 」〜 Dolores /
 映画「いとしきエブリデイ」〜 The 7th visit /映画「リバティーン」〜ミストレス/
 映画「ワンダーランド」〜フランクリン

  マイケル・ナイマン(P)
 録音:2013年3月25日-26日、5月6日。ナイマンといえばピアノ。マイケル・ナイマン自身のピアノによる、ナイマンのピアノ作品集の登場。2005年にリリースされたTHE PIANO SINGS につづく続編。映画音楽の作品に、映画音楽以外の2曲も収録された注目盤。ナイマンのピアノの音色は非常に深く、色調も控えめで、どこかほの暗さも秘めた独特の物。それでいて優しいまなざしにも満ちており、ここに収められた作品のひとつひとつを丹念に紡いでいる。
マイケル・ナイマン(1944-):交響曲第11番「ヒルズボロ・メモリアル」
 キャスリン・ラッジ(Ms) ヨセフ・ヴァンサン指揮
 ロイヤル・リヴァプールpo.、リヴァプール・フィルハーモニック・ユースcho.
 録音:2014年5月、7月、リヴァプール。ヒルズボロとは1989年、座席(立見席)の収容能力を上回る群衆がサッカーの試合に押し寄せ、96名の死者が出たイギリスのスポーツ史上最悪の事故「ヒルズボロの悲劇」の事。もともと交響曲第11番は、1985年3月に委嘱を受けて着手された。演奏予定会場を下見したナイマンは、その長い残響時間に驚き、音楽のスタイルをゆっくりとした進行にした。作曲中の1985年5月29日、ベルギーのヘイゼル・スタジアムでおこなわれたサッカーのチャンピオンズカップでのサポーター同士の衝突で、イギリス側のサポーター41名が亡くなるという事故が起きた。この11番は、ヘイゼル・スタジアムでの事故へのメモリアルということで一度だけ追悼演奏された。その後1989年に起きたヒルズボロの悲劇を受け、ナイマンは、交響曲第11番に手を加え、1996年に同曲を演奏。そして、2014年、ヒルズボロの悲劇からちょうど25年たった年に、「交響曲第11番「ヒルズボロ・メモリアル」」としてリヴァプールで初演されたものがここに収録された作品。歌劇「ゴヤを見つめて」からの転用などを組み込みつつ、96という数字を意識した作品に仕上げられている。
マイケル・ナイマン(1944-):ウォー・ワーク〜フィルムと8つの歌
 ヒラリー・サマーズ(A) マイケル・ナイマン(P) マイケル・ナイマン・バンド
 録音:2014年11月、ロンドン。 「 War Work 」は、フランスの国際映画祭「 War on Screen 」のために、第一次世界大戦期に亡くなった各国の詩人の詩を使用、第一次世界大戦勃発100周年の2014年に作曲された作品。
MNRCD-201
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(3CD)
1.5CD価格
NYMAN-SONGS〜マイケル・ナイマン:歌曲集
 アクツ・オブ・ビューティ [Acts of Beauty](*)
 [クリスティーナ・ザヴァッローニ(S)
  センティエーリ・セルヴァッジ、カルロ・ボッカドーロ指揮]/
 ツェランによる6つの歌曲
 [ヒラリー・サマーズ(A) マイケル・ナイマン・バンド]/
 カストリオット・レクジェピのバラード(*)
 [サラ・レナード(S) ナイマン・クァルテット]
 8つのエロティックな歌
 [マリー・エンジェル(S) マイケル・ナイマン&マイケル・ナイマン・バンド]
 (*)は世界初録音だったもの。既出音源からのコンピレーション。
MNRCD-202
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(3CD)
1.5CD価格
NYMAN-SOUNDTRACKS〜マイケル・ナイマン:サウンド・トラック
 ・THE PIANO SINGS(*)
  悲しみを希う心/ビッグ・マイ・シークレット/オール・インパーフェクト・シングズ
  〜映画「ピアノ・レッスン」より/デパーチャー〜映画「ガタカ」より/他
 ・Greenawey Revised〜コンポーザーズ・カット・シリーズ Vol.2(#)
  「英国式庭園殺人事件」(1982)/「ZOO」(1985)/「数に溺れて」(1988)/
  「コックと泥棒、その妻と愛人」(1990)/「プロスペローの本」(1991)のための音楽集
 ・THE LIBERTINE〜リバティーン・サウンドトラック(+)
  マイケル・ナイマン(P;*/#)指揮(+) マイケル・ナイマン・バンド(#)
  マイケル・ナイマンo.(+)
 MNRCD-102、MNRCD-103、MNRCD-106のセット化。ナイマンを語る上で欠かすことのできない「ピアノ・レッスン」からの名曲集のほか、ジョニー・デップ主演で話題となった「リバティーン」の音楽など、ナイマンが映画のために書いた音楽をたっぷり味わうことのできるセット。
MNRCD-203
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(4CD)
1.5CD価格
NYMAN; OPERAS〜マイケル・ナイマン:オペラ
 オペラ「マン・アンド・ボーイ」(DADA)/
 「ラヴ・カウンツ」(2幕の室内オペラ)
  リブレット:マイケル・ヘイスティングス
  アンドルー・スレイター(B;パッツィー・ブレア)
  ヘレン・ウィリアムズ(S;エイヴリル・アインガー)
  ポール・マグラー指揮マイケル・ナイマン・バンド
 MNRCD-101とMNRCD-111のセット化。ナイマンのオペラ2作品を収録。凝ったストーリーをもつリブレット、ナイマン十八番のミニマル風音楽と、「マン・アンド・ボーイ」で見せるダダイズム風作風など、ナイマンの様々な作風を味わうことが出来る。
 以上、201-203の3点は、全て既出音源からのコンピレーション。5色に光るメタリック色のケースに収められているとのこと。
MNRCD-204
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(CD+DVD)
2CD価格
マイケル・ナイマン:シネ・オペラ
 CD:レーベルのポートレート(いずれも抜粋)(*)〜
  〔ひかりのまち/マン・アンド・ボーイ:ダダ/リバティーン/英国式庭園殺人事件/
   プロスペローの本/ピアノ・レッスン/ツェランによる歌曲/アクツ・オブ・ビューティ/
   魔王/ラヴ・カウンツ/エロティックな歌/MGV/グレア/地球最寒の地〕

 DVD:間違っているはずのない5万枚の写真
  〔バルセロナ・グラフィティ/本屋/尋ね人/脂肪ビーチ/アスファルト上の生命/プールの少女/反射/灰色男/酒場の娘〕
   シネ・オペラ(50ページ美麗写真集)
 マイケル・ナイマン・バンド(*)/他
 いまやカリスマ的な存在となったマイケル・ナイマン。彼の芸術を巧くまとめたアルバムで、入門用にも最適。3つの部分から成り、CDでは彼の映画音楽と純音楽から聴きどころを16曲厳選。さらにすごいのはナイマンによる芸術写真集。DVDではカメラロール的に多量の写真が次々現れる。
 BGMとして流れ続けるナイマンの音楽が都会的で超オシャレな雰囲気を醸し出す。また美麗装丁によるミニ写真集も豪華の極み。音楽、映像、写真が有機的に結びついているのも興味津々。ナイマンの世界にはまること間違いなしのセットアルバム。
MNRCD-205
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(3CD)
2CD価格
マイケル・ナイマン: COLLABORATIONS
 ・The Glare〜マッカルモン&ナイマンによる Songs[ナイマン・バンド&マッカルモン](MNRCD-116)
 ・ナイマン&モーション・トリオ[モーション・トリオ、ナイマン、ナイジェル・バール](MNRCD-117)
 ・サンガム 〜雨を描写する3つの方法[ナイマン・バンド ラヤン&サヤン・ミスラ(Vo)他](MNRCD-119)
MNRCD-206
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(3CD)
2CD価格
マイケル・ナイマン: Piano
 ・THE PIANO SINGS[マイケル・ナイマン(P)](MNRCD-103)
 ・ピアノ・レッスン[マイケル・ナイマン(P)指揮ナイマン・バンド](MNRCD-107)
 ・MGV /ピアノ協奏曲[ナイマン・バンド / ストット(P) ロイヤル・リヴァプールpo.](MNRCD-115)
MSM 1枚あたり\2750(税抜\2500)
 カレーラス、テ・カナワ、ヴィラゾン、ターフェルらを擁するイギリスのアーティスト・マネージメント会社、マイケル・ストアーズ・ミュージックが若き才能を世界へと発信していくため設立した自主レーベル。残念ながら現地でも、2009年を最後に新譜は発売されておらず、入手はお早めに。
MSM-0000
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(1CD)
ヴェルディ:オペラ・アリア集
 歌劇「1日だけの王様」より[序曲/長い悲しみに憐れみを覚えてか]/歌劇「リゴレット」〜慕わしい人の名は/
 歌劇「マクベス」〜空が急にかげったようにおお息子たち…おお父の手は/
 歌劇「十字軍のロンバルディア人」より〔第3幕への前奏曲/私の喜びは呼び覚ます〕/
 歌劇「アッティラ」〜ここが約束の場所だ/歌劇「ドン・カルロ」〜私にとって最後の日/
 歌劇「椿姫」より〔第3幕への前奏曲/パリを離れて〕/歌劇「アイーダ」〜第1幕への前奏曲/
 歌劇「シモン・ボッカネグラ」〜いい潮時においでなすった!/
 歌劇「ファルスタッフ」〜これは夢か?まことか?/歌劇「オテロ」〜神かけて誓う

  アニック・マシス(S) マルコ・ベルティ、ディミトリー・コルチャク、フランチェスコ・メッリ(T)
  アルフレッド・ダザ(Br) ジョヴァンニ・バッティスタ・パロディ(B) パルマ・オペラ・アンサンブル
 世界から注目を浴びる次代のオペラ界を担う才能が集結した MSM レーベルのリリース第1弾となるヴェルディ・アルバム。伴奏を担当するパルマ・オペラ・アンサンブルは、1996年にパルマ・レッジョ劇場管のメンバーによって結成された10名の奏者によるアンサンブル。
 #初回案内盤 (MSM-0001) にはレコーディング風景を収めたボーナスDVD(収録時間:13分40秒/PAL)が付いていましたが、現在流通しているMSM-0000には付属していません。
マルコ・ヴェルティ〜レア・ヴェリズモ
 プッチーニ:歌劇「妖精ヴィッリ」〜ここがあの家…苦しい僕のこの思いを/
       歌劇「エドガール」より〔快楽の宴/ガラスのような目をしたキメラ〕
 レオンカヴァッロ:歌劇「ラ・ボエーム」より〔ミュゼッテ!我が家の喜び!/私には貧しいねぐらしかないが〕/
          歌劇「チャタートン」〜詩歌よ、おまえだけが私に残されたもの
 カタラーニ:歌劇「ワリー」〜あなたは私を救った/歌劇「ローレライ」〜5月のある日に
 A.フランケッティ:歌劇「ゲルマニア」〜学友よ!ききたまえ!
 G.エトリ:喜歌劇「マリステッラ」〜私の知っている庭
 ザンドナイ:歌劇「ジュリエッタとロメオ」〜ジュリエッタよ、私はロメオ

  マルコ・ベルティ(T) パルマ・オペラ・アンサンブル
 収録時間:34分31秒。並み居るベテランを凌ぐ破竹の勢いを見せる日本でもお馴染みのイタリア人テノール歌手マルコ・ベルティ。現在イタリアで最も大きな期待を受けている彼にとって、意外にも当盤が初のソロ・アルバム。20世紀初頭にかけて隆盛を誇ったヴェリズモ・オペラの中から選りすぐられたレア・レパートリーの数々は、イタリアで生まれ育ったベルティにとって理想的なプログラム。伸びやかで輝かしい黄金のベルティの歌声が新時代の到来を確信させる。
クリスマス・アルバム
 アドルフ・アダン(1803-1856):おお、聖夜 / アレクサンドラ・パフムートワ(1929-):雪娘
 伝承曲:御使いうたいて / D.H.ジョンソン:キャロル「 Of the Father's Heart Begotten 」による幻想曲
 山田耕筰(1886-1965):ペチカ(日本語歌唱) / フェミ・マリア・アルヴァレス(1833-1898):祈り
 ペーター・コルネリウス(1824-1874):三人の王 / フランツ・グルーバー(1787-1863):きよしこの夜
 フランツ・シューベルト(1797-1828) / メリヒャル:千人の天使の合唱

  アンテ・アルカラ、パヴォル・ブレスリク(T) ロドニー・クラーク(BBr)
  藤村実穂子(Ms) ウーキュン・キム、ディミトリー・コルチャク(T)
  シルヴィ・ヴァレル(S) カメラータ・オヴ・ロンドン
 収録時間37'32"。マイケル・ストアーズ・ミュージックに所属する7名の歌手によるクリスマス・アルバム。バイロイト音楽祭の「指輪」でフリッカ役として出演し、その名を一気に世界へと広めた藤村実穂子の歌う「ペチカ」。「サロメ」で旋風を巻き起こすなど日本でも人気の高いソプラノシルヴィ・ヴァレルが歌う「御使いうたいて」。そしてキム、藤村、アルカラ、ブレスリクの4人が歌う「きよしこの夜」など充実。
 #レーベルで廃盤となったため、流通在庫限りとなります。
レア・ヴェルディ
 歌劇「サン・ボニファーチョ伯爵オベルト」〜裏切りの恐ろしさが/歌劇「エルナーニ」〜私と一緒に来なさい/
 歌劇「2人のフォスカリ」〜これが非道な報酬か/歌劇「ジャンヌ・ダルク」〜老人の希望は娘だけだったのに/
 歌劇「アルツィラ」より〔序曲/エテルナ・ラ・メモリア〕/歌劇「群盗」〜爺さん!/
 歌劇「海賊」より〔序曲/数多くの愛らしい乙女が〕/
 歌劇「レニャーノの戦い」〜もし戦いの朝に/歌劇「アロルド」〜ミーナは天使と思っていたのに

  ヨハン・ロイター(Br) ベルリン・ドイツ・オペラ室内合奏団
 録音:2008年2月12日-13日。デンマーク王立歌劇場中心アーティストの1人で、グラミー賞にもノミネートされた経験を持つバリトン歌手ヨハン・ロイター初ソロ・アルバムとなるもの。
メラニー・ディーナー〜プッチーニのヒロインたち
 歌劇「妖精ヴィッリ」〜もしも私が小さい花ならば/歌劇「マノン・レスコー」〜この柔らかなレースの中で/
 歌劇「ラ・ボエーム」〜さようなら/歌劇「蝶々夫人」〜ある晴れた日に/
 歌劇「つばめ」〜ドレッタのすばらしい夢/歌劇「修道女アンジェリカ」〜母もなしに/
 歌劇「ジャンニ・スキッキ」〜お父様にお願い/歌劇「トゥーランドット」〜お聴き下さい、王子様

  メラニー・ディーナー(S) ルチアーノ・アコチェッラ指揮シティ・オヴ・プラハpo.
 録音:2007年12月19日-21日。1996年 ガーシントン・オペラ・フェスティヴァルでのモーツァルトの「イドメネオ」でオペラ・デビュー、スターダムへと上り詰めたドイツのソプラノ、メラニー・ディーナーは1999年にワーグナー「ローエングリン」エルザ役でバイロイトに初登場、レコーディングでもブーレーズ&クリーヴランド管とのベルリオーズの「ロメオとジュリエット」やジンマン&チューリヒ・トーンハレとの「4つの最後の歌」などで大活躍中だが、意外にもソロ・リサイタル・レコーディングは今回のプッチーニが初めて。
キム・ウギョン〜コリアン・ソングス
 申貴福[ 신귀복 / Shin, Gui-bok ]:ヴィサージュ
 キム・ヒョグン[ 김효근 / Kim, Hyo-Geun ]:純白の白い雪
 キム・ユンジュン[ 김연준 / Kim, Youn-Joon ]:桔梗/詩人の死
 金東振[ 김동진 / Kim, Dong-Jin ]:帰りたい/新しいアリラン
 超斗南[ 조두남 / Cho, Doo-Nam ]:舟歌
 伝承曲:パクヨンの滝
 リ・スイン[ 이수인 / Lee, Su-In ]:我が故郷への頌歌/我が心の川
 ハ・デウン[ Ha, Dae-Eung ]:忘れられない
 羅運栄[ 羅運榮 / 나운영 / Na, Woon-Young ]:詩篇23番
 キム・ユンジュン:青い山脈より
  キム・ウギョン(T) イ・ヒジン(P)
 キム・ウギョン[ 김우경 / Wookyung Kim ]初のソロ・アルバム。彼は漢陽大学で声楽を学びミュンヘン音楽大学へ留学、ヘルムート・ドイチュ教授のマスタークラスに参加して、ウィーンのベルヴェデーレ・コンクール、バルセロナのフランシスコ・ヴィニャス・コンクール、ロサンゼルスのプラシド・ドミンゴ・オペラリア国際コンクールを制覇した。
天使と悪魔
 リムスキー=コルサコフ:
  ばらのとりこになった夜うぐいす/グルジアの丘で/
  高嶺に吹く風もない/許して!/
  あなたにとって私は何だろう?/
  静かな夕べのとばりが降りて/ああ、もし君が.../
  静かな夜に夢見たこと/雲は薄れ行き/
  ひばりの歌声は響き/それは早春のことだった/
  ヴェネツィアの商人の歌/しぼめる花/ニンフ/
  あなたの眼を見つめる時/山の泉/天使と悪魔
アンナ・サムイル(S)
アルフレッド・ダザ(Br)
マティアス・サムイル(P)
 2008年、没後100年という節目の年を迎えたロシアの大作曲家リムスキー=コルサコフの歌曲を、ロシアのディーヴァ、アンナ・サムイルとメキシコのバリトン歌手アルフレッド・ダザという異色のコンビが歌う。
ポール・アシャック〜ポートレート
 ヌティーレ:ママ、何が知りたいの? / デ・クルティス:帰れソレントへ
 ファルヴォ:君に告げて / ブッツィ=ペッチア:ロリータ / プッチーニ:歌劇「西部の娘」より
 ジョルダーノ:愛さずにはいられないこの思い / プッチーニ:妙なる調和/誰も寝てはならぬ
 ヴェルディ:あれかこれか/ほおの涙が / チレア:よくある羊飼いの話
 レオンカヴァッロ:衣裳をつけろ / カペル:汝にのみ語る愛 / ヴェルディ:喜べ/第1幕の二重唱

  ポール・アシャク(T)
 録音:1950年代? ライヴ、初出音源。1923年にマルタで生まれたアシャックは、1950年代のイタリアとイギリスで主に活躍したテノールだが、セッション録音をほとんど残していないという。
3大詩人の詩によるオペラ・アリア集
 ヴェルディ:歌劇「リゴレット」
  〜[あの娘はさらわれてしまった/女心の歌]
 ドニゼッティ:歌劇「ルクレツィア・ボルジア」
  〜僕は発たなければ
 ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」
  〜私を見捨てないでくれ
 ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
  〜フォンテーヌブロー!寂しい森よ!/
  歌劇「ルイザ・ミラー」
   〜私のこの目を疑うことができるのなら
 マスネ:歌劇「ウェルテル」〜夢かうつつか
 トマ:歌劇「ミニョン」〜無邪気な彼女は
 グノー:歌劇「ファウスト」
  〜汚れなく清らかな住いよ
ウーキュン・キム(T)
ベルリン・ドイツ・オペラ
 室内合奏団
 ユーゴー、シラー、ゲーテという3大詩人の詩を題材としたオペラ・アリア集。韓国のテノール歌手ウーキュン・キムは、漢陽大学で声楽を学び、留学先のミュンヘン音楽大学ではヘルムート・ドイチュ教授のマスタークラスに参加して研鑽を積んだ。ウィーンのベルヴェデーレ・コンクール、バルセロナのフランシスコ・ヴィニャス・コンクール、ロサンゼルスのプラシド・ドミンゴ・オペラリア国際コンクールを制覇、当盤は彼にとって初の本格的なソロ・アルバムとなる。
R.シュトラウス、ニルセン、ベアセン:歌曲集
 R.シュトラウス:8つの歌曲 Op.10
 ニルセン:5つの詩 Op.4より/歌と詩 Op.6より
 R.シュトラウス:歌曲集「素朴な歌」Op.21
 ヘーコン・ベアセン(1876-1954):歌曲集 Op.8
 R.シュトラウス:4つの歌曲 Op.27
ヨハン・ロイター(Br)
トーヴェ・レンスコウ(P)
 録音:2008年9月29日-30日、トラウムトーン・スタジオ、ベルリン。デンマーク王立歌劇場トップスターの1人で、コヴェント・ガーデンやモネ劇場など欧米のオペラハウスから引く手あまたのバリトン歌手ヨハン・ロイターのソロ・アルバム第2弾。
人生は夢
 ハイドン:キューピッド/満ち足りた心/
  遅すぎた母の到着/初めてのキス/ありふれた話/
  共感/お見とおし/平静/ティルシスに/さすらい人/
  どんな冷たい美人でも/人魚の歌/田舎の楽しみ/
  真実/恋の歌/絶望/不幸な恋の慰め/回想/人生は夢
アンナ・リーズ(S)
ペーター・ロダール(T)
アリスデア・ホガース(P)
 ニュージーランドのソプラノ歌手アンナ・リーズと、デンマークのテノール歌手ペーター・ロダールが歌うハイドン・アニヴァーサリー・アルバムは、ドイツ語と英語の歌曲集。
MSM-0014
廃盤
モーツァルト:レクイエム ニ短調K.626
 ホセ・カレーラス(T) バーバラ・ボニー(S)
 フィオーナ・キャンベル(Ms) 久保田真澄(B)
 デイヴィッド・ヒメネス指揮東京po.、藤原歌劇団cho.
NETTLE & MRAKHAM [Netmark] 1枚あたり\2530(税抜\2300)
 国内へ初案内される、イギリスのピアノ・デュオ、ネトル&マーカムの自主レーベル。
ピアノ・トリオ・セレナード
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ三重奏曲第8番 変ロ長調 WoO.39
 シューベルト(1797-1828):ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 Op.99 D.898 〜第2楽章
 メンデルスゾーン(1809-1847):ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49 〜第2楽章
 ドヴォルジャーク(1841-1904):
  ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調「ドゥムキー」Op.90 B.166 〜第2楽章
 ハイドン(1732-1809):ピアノ三重奏曲 ト長調 Hob.XV; 25 〜第2楽章
 ブラームス(1833-1897):ピアノ三重奏曲第2番 ハ長調 Op.87 〜第2楽章
 ハイドン:ピアノ三重奏曲 変ロ長調 Hob.XV: 20 〜第2楽章
 シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 Op.100 D.929 〜第2楽章
 メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 Op.66 〜第2楽章
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調「大公」 Op.97 〜第3楽章
  バーリントン・ピアノ三重奏団
  [レベッカ・ハーシュ(Vn) ジョナサン・ウィリアムズ(Vc) リチャード・マーカム(P)]
 録音:2005年6月29日-30日、聖ジョージ教会、ブランドン・ヒル、ブリストル(イギリス)。
ネトル&マーカム・イン・アメリカ〜2台のピアノのための音楽
 レナード・バーンスタイン(1918-1990)/ネトル&マーカム編曲:
  ミュージカル「ウェストサイド・ストーリー」からの情景
   〔 Prologue & Jet song / Something's Coming / Maria / I feel pretty /
    A boy like that / I have a love / Rumble / Somewhere / Tonight / America 〕

 リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):4曲の組曲
   〔 Samba Triste / Country Blues / Ragtime Waltz / Tempo di Hard Rock 〕
 ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937)/パーシー・グレインジャー(1882-1961)編曲:
  オペラ「ポーギーとベス」による幻想曲
   〔 Introduction / My Man's gone Now / It ain't necessarily so /
    Clara, Don't you be downhearted / Strawberry Call / Summertime / Oh, I can't sit down /
    Bess, You is my Woman now / I got plenty O'Nuttin / Oh lawd, I'm on my Way 〕

 デイヴィッド・ネトル、リチャード・マーカム(P)
 録音:1988年2月24日-26日、EMIスタジオ1、アビー・ロード、ロンドン。
ネトル&マーカム・イン・イングランド〜
 2台のピアノのためのワルソー・コンチェルトと23の小品

 リチャード・アディンセル(1904-1977))/ネトル&マーカム編曲:
  ワルソー・コンチェルト(*)
 パーシー・グレインジャー(1882-1961):カントリー・ガーデンズ
 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1892-1958)/ネトル&マーカム編曲:
  グリーンスリーヴズによる幻想曲
 ウィリアム・ウォルトン(1902-1983)/ネトル&マーカム編曲:
  ポピュラー・ソング/「ファサード」〜タンゴ=パソドブレ
 ジェレミー・ニコラス(1947-)/ネトル&マーカム編曲:静かな平和第1番
 マデリーン・ドリング(1923-1977):リリーバレロによる幻想的変奏曲第1番
 フランク・ブリッジ(1879-1941)/ネトル&マーカム編曲:横丁のサリー
 エリック・コーツ(1886-1957/ネトル&マーカム編曲:静かな潟
 ウィリアム・ウォルトン/ネトル&マーカム編曲:「ファサード」〜老フォーク卿
 ハワード・ブレイク(1938-):2台のピアノのための舞曲集 から
  〔スロー・ラグタイム/フォーク・バラッド〕
 ノエル・ゲイ(1898-1954/ネトル&マーカム編曲:
  ミュージカル「ミー・アンド・マイ・ガール」〜ランベス・ウォーク
 シリル・スコット(1879-1970):蓮の国 Op.47 No.1
 パーシー・グレインジャー:リスボン/元気な若い船乗り/
              「リンカンシャーの花束」〜行方不明のお嬢さんが見つかった
 ウィリアム・ウォルトン/ネトル&マーカム編曲:「ファサード」より
  〔スイスのヨーデル・ソング/ポルカ〕
 コンスタント・ランバート(1905-1951):白鍵のための3つの黒い小品〜シエスタ
 ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):悲歌風マズルカOp.23 No.2
 パーシー・グレインジャー:イングリッシュ・ワルツ
 ピーター・ウォーロック(1894-1930)/ネトル&マーカム編曲:カプリオール組曲〜パヴァーヌ
 パーシー・グレインジャー:ストランド通りのヘンデル
  デイヴィッド・ネトル、リチャード・マーカム(P)
 録音:2001年6月1日、キング・エドワーズ・スクール、バーミンガム(イギリス)(*) /1992年5月30日-6月1日、スタジオ1、ペブル・ミル、バーミンガム(*以外)。
ネトル&マーカム・イン・フランス〜2台のピアノのための28の小品
 ミヨー(1892-1974):スカラムーシュOp.165b
 フォーレ(1845-1924):「ドリー」Op.56 〜子守歌
 サティ(1866-1925)/ネトル&マーカム編曲:ジムノペディ第1番
 セシル・シャミナード(1857-1944):朝
 イベール(1890-1962):小さな白いろば
 ビゼー(1838-1875)/ネトル&マーカム編曲:「子供の遊び」より
  〔ラッパと太鼓(行進曲)/お人形(子守歌)/こま回し(即興曲)/舞踏会(ギャロップ)〕
 プーランク(1899-1963):悲歌/シテール島への船出
 ドビュッシー(1862-1918)/ネトル&マーカム編曲:「放蕩息子」より〔前奏曲/行列と踊りの歌〕
 アーン(1874-1947):回復期の患者を慰めるために第2番
 ラヴェル(1875-1937):「マ・メール・ロワ」〜パゴダの女帝レドロネット
 デジレ=エミール・アンゲルブレシュト(1880-1965):「保育室」〜アヴィニョンの橋の上で
 サン=サーンス(1835-1921)/ネトル&マーカム編曲:「動物の謝肉祭」より〔化石/白鳥〕
 フランク・バルセリーニ(1920-)/ネトル&マーカム編曲:
  映画音楽「ぼくの伯父さん」〜思い出
 フランセ(1912-1997):8つの異国の舞曲〜バイヨン
 サティ:「風変わりな美女」から〔大リトルネッロ/社交界のお偉方用カンカン踊り〕
 ジョゼフ・カントルーブ(1879-1957)/ネトル&マーカム編曲:「オーベルニュの歌」より
  〔泉の水/バイレロ/女房持ちはかわいそう/あちらのリムーザンへ〕
 デイヴィッド・ネトル、リチャード・マーカム(P)
 録音:1993年6月7日-9日、聖ジョージ教会、ブランドン・ヒル、ブリストル(イギリス)。
ブラームス(1833-1897):2台のピアノのための作品全集
 ソナタ ヘ短調 Op.34b /5つのワルツOp.39 /ハイドンの主題による変奏曲 Op.56
  デイヴィッド・ネトル、リチャード・マーカム(P)
 録音:1998年1月、エンドラー・ホール、ステレンボッシュ大学(南アフリカ共和国)。
サン=サーンス(1835-1921):動物の謝肉祭(*)
イベール(1890-1962):「物語」からの5曲(作曲者編曲、ピアノ四手連弾版)
 〔水晶の龍/おてんば娘/小さな白いろば/金の亀を使う女/バルキス女王の行列〕
プーランク(1899-1963):子象ババールのお話(+)
 ジェレミー・ニコラス(朗読;*/+) デイヴィッド・ネトル、リチャード・マーカム(P)
 アンサンブル(*)[レベッカ・ハーシュ、ベアトリス・ハーパー(Vn) テリー・ネトル(Va)
          ジョナサン・ウィリアムズ(Vc) ロドニー・スラットフォード(Cb)
          ニコラス・ヴァリス=デイヴィス(Fl) アンジェラ・モルズベリー(Cl)
          アニー・オークリー(シロフォン) ジェイムズ・ストレビング(グロケンシュピール)]
 録音:1988年12月、ペブル・ミル、バーミンガム(イギリス)。
 (*)ではジェレミー・ニコラスの書き下ろし英語台本、(+)ではジャン・ド・ブリュノフの原作をネリー・リューが訳した英語台本が朗読されている。
ホルスト(1874-1934):組曲「惑星」(作曲者編曲、2台のピアノのための版)
 デイヴィッド・ネトル、リチャード・マーカム(P)
 録音:1984年11月6日-8日、聖ジュード教会、ハムステッド・ガーデン・サバーブ、ロンドン、ADD。原盤・前出: Saga /ライセンサー: CNR Music B.V.。
OBSIDIAN 1枚あたり\3080(税抜\2800)
 イギリスの古楽レーベル。「OBSIDIAN [オブシディアン]」とはガラス質の火成岩、黒曜石〔黒曜岩〕のこと。洗練された黒曜石の輝きは、古代からのメッセージのように神秘的であり、その闇から放たれる光は多くのことを教えてくれるようでもある。そのような過去からの光とメッセージを今に伝えるべく設立されたという。フレットワークやアンドルー・ローレンス=キングなどイギリスが誇る古楽の巨匠たちの参加にも注目。
ルクレツィア・ボルジアの娘〜16世紀修道院のモテット集
 Tribulationes civitatum audivimus / Ave sanctissima Maria / Suscipe verbum, virgo Maria
 Sicut lilium inter spinas / Haec dies quam fecit Dominus / Angelus Domini descendit / Iste est Joannes
 Ego sum panis vitae / Felix namque es / O salutaris hostia / Angustiae mihi sunt / Veni sponsa Christi
 O beate Christi confessor / Salve sponsa Dei / Hodie Simon Petrus / Angeli archangeli troni

 ムジカ・セクレタ セレスティアル・セイレーン
 録音:2016年。 史上最も悪名高い、当時の教皇アレクサンドル6世の娘 ルクレツィア・ボルジアは、政治に利用された波乱万丈の人生で知られている。波乱とスキャンダルに満ちた人生であった彼女ルクレツィアの 3番目の結婚相手、フェラーラ公エルコレ・デステの嫡男アルフォンソ1世・デステ。彼女はアルフォンソとの間に6人の子どもを出産している。その中で修道院に入った娘エレオノーラ・デステの生涯について詳細は明らかにされていないが、1543年にヴェネツィアで出版された本の中で、作曲家としての才能を持っていたことが分かっている。この本は匿名となっているが、フェラーラのコルプス・ドミニ修道院についての記述があり、エレオノーラが不詳の作曲家であることを示唆していると考えられている。これは修道女のための初期ポリフォニー音楽であり、ムジカ・セクレタとセレスティアル・セイレーンによる研究によって、その姿が明らかにされる。
アン・ブーリン・ソングブック〜16世紀の作曲家たちによる曲集
 ジャン・ムトン:御身はすべてが美しくあり給う / ジョスカン・デ・プレ:悲しみの聖母
 アントワーヌ・ブリュメル:彼女は誰なのか / クローダン・ド・セルミジ:私はあなたに楽しみを上げましょう/他

  デイヴィッド・スキナー指揮アラミレ
   [クレア・ウィルキンソン(歌) ヤコブ・へリングマン(リュート) カースティー・ワトリー(Hp)]
 録音:2015年5月。ヘンリー八世の6人の妻のうち最も悪名高いアン・ブーリン。様々なエピソードからしたたかな悪女と言われるが、音楽をたしなむ一面もあったといわれる。このCDにおさめられているのは彼女が10代の頃から「アン・ブーリン・ソングブック」として集め、処刑されるまでずっと彼女の持ち物の中にあったと言われるお気に入りの作品。その後500年間行方不明になっていたが、最近になって発見された。演奏を手掛けているのは、「アン・ブーリンソングブック」発見後初めて蘇演をしたアラミレ。最後に収録されている「 O Deathe rock me asleep [おお死よ、われを眠りに] 」は「アン・ブーリン・ソングブック」にはない曲だが、アンが処刑の日まで監禁されていた部屋から見つかった詩による曲で、作詩者はアン本人ではないかと言われている。悪女として語られることの多い彼女の別の一面を垣間見ることができる一枚。
ウィリアム・クロフト(1678-1727):アンセム集
 アンセム集とオルガン独奏曲/葬儀の典礼とオルガン独奏曲
  デイヴィッド・スキナー指揮ケンブリッジ・シドニー・サセックス大学cho.
 録音:2014年6月28日-30日。バロック時代のイギリスの作曲家、ウィリアム・クロフトの教会音楽集。宮廷礼拝堂やウェストミンスター大寺院でオルガニストや聖歌隊長を務めた彼は、イギリスの偉大な作曲家であるパーセルやタリスの後継者として、典礼音楽を数多く残した。このCDにもおさめられている「葬儀の典礼」は、イギリスで長く国葬の音楽として使われている。同時代に同じイギリスで活躍した作曲家、ヘンデルの影に隠れて日本ではあまり知られていないクロフトだが、その音楽のこの世のものとは思えない美しさには心が洗われる。「葬儀の典礼」中の1曲「我らの心の秘密を知りたもう主よ(Thou Knowest, Lord)」は、クロフトではなくパーセルの作。クロフトがパーセルへのオマージュとして入れた物。
「四季」〜ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集
 〔ニ長調 RV.124 /「四季」 Op.8 Nos.1-4 RV.269「春」(*), RV.315「夏」(#),
   RV.293「秋」(+), RV.297「冬」(**) 〕/弦楽のための協奏曲 ト短調 RV.157
 ラース・ウルリク・モーテンセン(Cemb)指揮ヨーロッパ・ユニオン・バロックo.
 ヒュー・ダニエル(Vn;*) ボージャン・クルキッチ(Vn;#) ヨハネス・プラムゾーラー(Vn;+)
 ゼフィラ・ヴァロヴァー(Vn;**) アントニオ・デ・サルロ(語り)
 録音:2014年6月22日、24日、トリフォリオン・アトリウム、エヒタナハ、ルクセンブルク。才能溢れる若手を集結させたヨーロッパ・ユニオン・バロックo. を、チェンバロの魔術師の異名をもつラース・ウルリク・モーテンセンが率いてのヴィヴァルディの「四季」。春・夏・秋・冬、すべてソリストを変えて演奏している。曲により、それぞれのソリストとアンサンブルが一体化した親密な演奏で、生き生きとした音楽を作り上げており、数ある同曲盤の中でも聴き応えのある1枚となっている。
OBSCD-712
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(2CD)
スパイの合唱本
 キャサリン・オブ・アラゴンとヘンリー8世のための合唱曲集(1516頃/34のモテット集)
  ジョスカン・デ・プレ、ジャン・ムトン、ハインリヒ・イザーク/他の作品
  デイヴィッド・スキナー指揮
  アラミレ、イングリッシュ・コルネット&サックバット・アンサンブル
 この合唱曲集はフランスなど各地の人気作曲家による34のモテットが含まれる大英図書館の音楽的「宝」。当時写本制作を行っていたフランドルの工房「アラミレ」のピエール・アラミレが刊行し、国王ヘンリー8世とその最初の妻で、娘メアリーを出産した頃のキャサリン妃へ捧げられた。当時の技術の高さがうかがえる美しく豪華な装丁は、アルバムのジャケット写真にも使用されている。また演奏は、ルネサンス期の音楽の専門家デイヴィッド・スキナー率いるヴォーカル・アンサンブル・アラミレとイングリッシュ・コルネット&サックバット・アンサンブルの本領が発揮されている。
ヘンデル平和と祝祭
 戴冠アンセム/合奏協奏曲 Op.3 No.2 /アン王女の誕生日のためのオード/司祭ザドクHWV.258 /
 汝の御手は強くあれ HWV259 /合奏協奏曲 Op.3 No.2, HWV313 /わが心は麗しい言葉にあふれ HWV261 /
 アン王女の誕生日のためのオードHWV74 /主よ、王はあなたの力によって喜び HWV260

  ラース・ウルリク・モーテンセン指揮 EU バロックo.、ケンブリッジ・クレア・カレッジcho.
 録音:セント・ジョンズ・スミス・スクエア、ロンドン、ライヴ。1714年、ハノーヴァーのゲオルク・ルートヴィヒがジョージ1世としてイギリス国王に即位してから300周年を祝うコンサートのライヴ。ヘンデルは1710年にハノーファー選帝侯により宮廷楽長に任命されたが、その職を放棄し1712年イギリスのロンドンに渡る。ロンドンではオペラを中心に順調に成功をおさめており、宮廷からの祝祭用の音楽、また1713年には気に入られていたアン王女の誕生日のための音楽などを作曲していた。しかし1714年アン王女が崩御すると、ヘンデルが職を辞したハノーファー選帝侯がジョージ1世としてイギリスに迎えられた。そこで「水上の音楽」を機嫌取りのために作曲したという逸話などがあるが、その真意は定かではない。いずれにしてもヘンデルは王の交代後も宮廷のために作品を多く書き、さらにジョージ2世の戴冠式のために作曲した「司祭ザドク」HWV258、「汝の御手は強くあれ」HWV259、「主よ、王はあなたの力に喜びたり」HWV260、「わが心は麗しい言葉にあふれ」HWV261の4つの合唱曲からなる戴冠式アンセムを作曲している。このアンセムは現在でもイギリス国王の戴冠式で演奏される曲で、ヘンデルらしい力強く華やかで優雅な雰囲気が漂う作品。
シェーンベルク:レチタティーヴォによる変奏曲 Op.40
レーガー:ベネディクトゥス Op.59 No.9 /創作主題による変奏とフーガ Op.73
 マルティン・ザウター(Org)
 シェーンベルクの「レチタティーヴォによる変奏曲」は、1941年に作曲された唯一のオルガン作品で、主題、10の変奏曲、カデンツァとフーガからなる。1943年に出版されたスコアは、アメリカのプリンストン大学の教会にある1928年に建造されたスキナー・オルガンのレジストレーションが記されている。本アルバムは、そのオルガンを使って録音され、1940年代の音楽様式を反映したものとなっている。レーガーの、5分程の短い作品である「ベネディクトゥス」は、次の40分近く演奏時間がかかる大作「変奏とフーガ」の序奏のような形で、収録されている。そして、その「変奏とフーガ」は、30分にわたる変奏曲が核となる作品で、優れたハーモニーと堅固な構造は、プリンストンのオルガンの特色にあった作品。
トリニティ・キャロル・ロール〜中世イギリス聖歌集(全18曲)
 恵みあふれる聖マリア/クリスマス、クリスマス、クリスマス/救い主のうるわしき母/
 いざ、われら歌わん/ノエル、われら歌わん/かように徳高きバラはなし/喜べ、喜べ/他
  デイヴィッド・スキナー指揮アラミレ
 [グレース・デイヴィッドソン(S) クレア・ウィルキンソン(Ms)
  ニコラス・トッド、サイモン・ウォール(T) アンドルー・ローレンス=キング(Hp/プサルテリウム)
  ミカエル・グレビル(プレクトラム・リュート) パメラ・トービー(リコーダー/ゲムショルン)]
 録音:2011年9月1日-3日、レン図書館、ケンブリッジ。イギリス屈指のヴォーカル・アンサンブル「アラミレ」による中世イギリスのキャロル集。中世時代のイギリスで作られたクリスマス聖歌集「トリニティ・キャロル・ロール」は、幅18cmの羊皮紙の上に、およそ2mにわたって当時のポリフォニー聖歌が約30曲?書き記されている。詳細は未解明のようだが、中世イギリスのポリフォニー・キャロル集としては最古の曲集といわれている。本アルバムでは、中世イギリス聖歌の中でもよく知られた「かほどの美徳あるバラはなからん Ther is no rose of swych vertu」、「アルマ・レデンプトリス・マーテル」ほか、珠玉の18曲を収録。現代の私たちの耳にはどこか神秘的に聴こえる中世英語の響きと、素朴でありながら深い響きをもつピリオド楽器とのハーモニーは絶品。過剰な飾り気を排した素朴でストレートな歌手たちの歌声によって、心にすっと沁み入る極上の響きが生み出されている。世界的ハープ奏者のアンドルー・ローレンス=キング、バロック・リコーダー界を牽引する名手パメラ・トービーらの見事な演奏も聴き所。
トマス・ウィールクス(1576-1623):ダヴィデの子にホザンナ/ダヴィデが聞きしとき/
                  おお主よ、我らが王に長き命を/パヴァン/他(全19曲)
 デイヴィッド・スキナー指揮フレットワーク、ケンブリッジ・シドニー・サセックス大学cho.
 録音:2012年。アラミレの指揮者としても知られるスキナーによる、ルネサンス・バロック時代の歌曲、マドリガル曲をリリースするシリーズ。トムキンズの作品集(OBSCD-702)でも高い評価を得た名門アンサンブル、フレットワークが再登場。今回収録されたウィールクスは、イギリスを代表する教会音楽作曲家の一人。ウィンチェスター・カレッジのオルガニストを務めた後、チチェスター主教座聖堂の聖歌隊で監督兼オルガン奏者として活躍した。また、優れたマドリガル作品を多く生み出したことでも知られ、生涯を通して4冊にも及ぶマドリガル集を出版、イギリスのマドリガル音楽に多大な貢献を残した。大酒飲みで節度のない振る舞いが多く、何度も教会と揉めた逸話も残るウィールクス。とはいえ、音楽活動には真摯的で、亡くなる間際まで教会の音楽活動に身を投じていたという。今回はウィールクスの音楽の神髄とも言える宗教声楽作品だけでなく、器楽作品も収録。これだけウィールクスの作品に焦点を当てたアルバムは希少。こうした希少なプログラムを、古楽界の低音王フレットワークと、スキナー率いるケンブリッジ・シドニー・サセックス大学合唱団が織りなす極上のアンサンブルで堪能できるのもうれしいところ。イギリス古楽の深い魅力をさらに掘り下げる名盤となっている。
ジョン・タヴァナー(1490頃-1545):アンティフォナ&宗教音楽集
 6声のため「 Quedmadmodum ]/アンティフォナ「めでたし、父なる神」/
 喜べ/レスポンソリウム「天に栄光」/安息日が終わる/他
  デイヴィッド・スキナー指揮アラミレ
 録音:2010年。主に教会音楽(伝統的な形式のミサ曲、マニフィカト、アンティフォナなど)に大規模な作品を残し名を知られる16世紀前半イングランドを代表する音楽家タヴァナー。このCDでは、彼若き頃の作品を中心に収録。中でも Quemadmodum は、間もなく訪れるルネサンス様式を先取った作品とも言われ、彼の代表作の一つとなっている。ルネサンス時代の到来をほのかに感じながらも、中世に花開いた音楽を堪能できる一枚。スキナー率いるアラミレは、これまで中世・ルネサンスの教会音楽を中心に、幅広い活動を行っている演奏団体。とりわけイギリス中世・ルネサンスは彼らの十八番とも言えるだろう。高い評価を受ける繊細かつストレートな響きによって、タヴァナーの響き豊かな音楽が蘇る。
OBSCD-706
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(2CD)
1.5CD価格
トマス・タリス&ウィリアム・バード:聖歌集(カンティオネス・サクレ; 1575)
 デイヴィッド・スキナー指揮アラミレ
 録音:2009年2月-3月、2010年1月、フィッツァラン教会、アランデール城。古楽研究家であり演奏者でもあるディヴィッド・スキナー率いる合唱団アラミレは、全30巻からなる15世紀から英連邦が発足した1930年代頃までのイギリス教会音楽を演奏&録音するプロジェクトを始動させた。最初のリリースは、当時の出版社の計画通りトマス・タリスとウィリアム・バードの聖歌集。タリスとその弟子であったバードは、1575年エリザベス1世から楽譜出版販売の許可を受け、彼らの聖歌集からそれぞれ17のモテットを選び出版した。これらの作品は、その後の教会音楽の重要なレパートリーとして受け継がれている。
ヘンリーの音楽〜Motets from a Royal Choirbook (British Library, MS Roy. 11.e.xi)
 ジョン・タヴァナー:よき羊飼イエス・キリストよ/作者不詳:王のパヴァーヌ/イングランドの喜び
 ヘンリー8世:コンソート第12番/作者不詳:恋する貴婦人/ヘンリー8世:タンデルナーケン
 ロイヤル・クワイアブックからのモテット集より(大英帝国図書館所蔵)
 [サンプソン:Salve radix/Psallite felices/Benedictus de Opitiis; Sub tuum presidium/
  サンプソン:Quam pilcra est/作曲者不詳:Hec est preclarum/ジャコタン:Beati omnes
  ヘンリー8世:コンソート第13番/私の心よ/ああマダム/Though some saith
  フィリップ・ヴェルドロ:Nil majus superi vident
  ヘンリー8世:コンサート第8番/さようならマダム/真実の愛に]
 フェアファクス:Lauda vivi alpha et oo

 アンドルー・ローレンス=キング(Hp) デイヴィッド・スキナー指揮アラミレ
 録音:2006年4月、2008年5月、9月、聖マグダラのマリア教会、聖ミカエル教会、ケンブリッジ・シドニー・サセックス大学。
 2009年はイギリス国王ヘンリー8世戴冠500年をむかえた記念の年だった。ヘンリー8世は作曲家を優遇し、また自身でも作曲家を行うなど音楽愛好家として知られている。そのヘンリー8世の写本(大英帝国図書館所蔵)から15曲選び、ジョン・タヴァナーらの作品6曲をカップリングしたアルバム。古楽ハープ界のスター、アンドルー・ローレンス=キングも参加し、イギリスの新鋭古楽アンサンブル、アラミレがイギリスに脈々と流れる音楽の歴史を伝えてくれる1枚。
ルートヴィヒ・ゼンフル(1486-1543):ミサ・パスカリス、モテット、歌曲集
 Missa Paschalis (Kyrie)/Missa Paschalis (グローリア)/So ich sie dann/Carmen in Re/Im Maien/
 Missa Paschalis (Sanctus)/Missa Paschalis (Agnus Dei)/Ach Elslein/Ich Stuend/Wohl auf/
 Ave Maria (super Josquin)/Was wird/Carmen in La/So man lang macht/
 Fortuna ad voces musicales/Quis dabit oculis (Festa; arr/Senfl?)

  アンドルー・ローレンス=キング(Hp) クリストファー・ワトソン(T)
  ロバート・マクドナルト(B) デイヴィッド・スキナー指揮
  クイントエッシェンシャル、ケンブリッジ・シドニー・サセックス大学cho.
 録音:2008年5月、7月、ケンブリッジ・シドニー・サセックス大学聖エメラム教会(レーゲンスブルク)。
 ルートヴィヒ・ゼンフルは当時ヨーロッパを牽引する作曲家でマクシミリアン1世にも寵愛され宮廷作曲家に任命されている。この録音はゼンフル宗教音楽セレクションの一環で、オルガニストと5人の管楽器奏者によるアンサンブル、クイントエッシェンシャルとローレンス=キングによるシリーズ・アルバム。シンプルで感動的な旋律線が特徴的なゼンフルの作品を堪能できる内容。
フィリップ・ヴェルドロ:チューダー王のためのマドリガル集
 Italia mia benche 'l parlar sia indarno/Con l'angelico riso/Quanto sia lieto il giorno/
 Lasso che se creduto/O dolce note/Madonna qual certezza/Afflicti spirti mei/
 Dentr'al mio cor/Quando nascesti Amore?/Piove dagli occhi della donna mia/
 Pur troppo donn'in van tant'ho sperato/I vostri acuti dardi/Chi non fa prova Amore/
 Lieta e madonna et io pur come soglio/Con lacrim'et sospir/Donna se fera stella/
 Ognun si duol d'amore/Altro non e 'l mio amor che 'l proprio inferno/Madonna io v'amo et taccio/
 Si suave e l'inghanno/Se ben li occhi mia infermi/Cortese alma gentile/Quanta dolceca Amore/
 Donna che sete fra le donne belle/La bella donna a cui donast' il core/Deh quanto e dolc'amor/
 Donna leggiadra et bella/Madonna per voi ardo/Amor io sento l'alma/Ultimi miei sospiri

  リンダ・セイス(リュート/ルネサンスHp) デイヴィッド・スキナー指揮アラミレ
 録音:2006年4月27日、28日、10月31日、聖ミハエル教会(オックスフォード)。
 ヴェルドロは16世紀前半イタリアにおけるマドリガーレの重要な作曲家。フランス生まれながらイタリアで生活し1520年頃からフィレンツェ大聖堂の教会楽長を務め、マドリガーレの創始者とも言われている。アラミレの見事なアンサンブルでまとめて聴く貴重な1枚。
トマス・トムキンズ
 〜心が乱れた時の悲しみのパヴァーヌ

 パヴァーヌI/
 全能の神よ、すべての叡智の泉よ、わが祈りを聞きたまえ、おお主よ/
 テ・デウム(第5篇)/ファンシー/歓呼せよ(第5篇)/
 おお主よ、どれほど多くの/パヴァーヌVII/
 天からこう告げる声が聞こえた/マニフィカト(第5篇)/
 心が乱れた時の悲しみのパヴァーヌ/
 ヌンク・ディミティス(第5篇)/パヴァーヌVIII/
 主よ、私をどうか覚えておいて頂きたい/
 ダヴィデが聞いたとき、私の助けはどこからくるのだろうか
フレットワーク
アラミレ
 録音:2007年6月11日-14日、シドニー・サセックス・カレッジ教会(ケンブリッジ)。
 17世紀前半イギリスは激動の中にあった。1642年勃発したピューリタン革命に破れ1649年に国王チャールズ1世は公開処刑。トマス・トムキンズはこの処刑後、「心が乱れた時の悲しみのパヴァーヌ」を作曲した。ルネサンス黄金期を代表する作曲家トムキンズはこの激動の時代、ピューリタン革命前後のイギリスの不安と混迷を鎮める音楽を書き続けた。演奏はイギリスの新鋭ヴァーカル・アンサンブルとヴィオールの名人集団フレットワーク。イギリス古楽界の層の厚さを感じさせる見事な演奏。
ジョスカン・デ・プレ:ミサ、モテット、ションソン集
 御身以外の方を愛することなど(オケゲムのシャンソンによる)/
 ミサ曲「御身以外の方を愛することなど」〜
  [キリエ/グロリア/クレド/
   サンクトゥス(ただひとり奇蹟を行う御身)/
   アニュス・デイ]/
 あらゆる良いものに満ち/千々の悲しみ/アヴェ・マリア/
 以前 運命の女神は/ダヴィデこの悲しみの歌もて/
 ただそれだけ/美しい愛を/サンクトゥス・ダン・オートル・アメ/
 主、御父の光と輝き/ラ・ベルナルディーナ/
 ヴィクティマエ・パスカリ・ラウデス、
  御身以外の方を愛することなど/
 さようなら、わが愛するものたちよ/ジョスカンのファンタジー/
 ただひとり奇蹟を行う御身
デイヴィッド・スキナー指揮
アラミレ
アンドルー・
 ローレンス=キング(Hp)
 録音:2007年4月12日、聖マグダラのマリア教会、オックスフォード、2007年5月24日、7月26日-27日、聖ミカエル教会、オックスフォード。
 ヴォーカル・アンサンブルのアラミレとアンドルー・ローレンス=キングによるジョスカン・デ・プレの作品集。デイヴィッド・スキナーにより2005年に創設されたヴォーカル・アンサンブル、アラミレは音楽の密度が濃く、繊細でストレートな表現で美しく歌い上げる。またバロック・ハープの名手アンドルー・ローレンス=キングが加わり、表現に一層の幅が広がり、素晴らしい演奏を聴かせてくれる。
RESONUS CLASSICS 1枚あたり\3300(税抜\3000)
 2011年にロンドンで設立されたレーベル。既に50タイトル近くをリリースしているが、当初はダウンロード販売のみで、2015年現在のCDリリースはまだ全体の半数にも満たない。
アヴェ・マリア〜高声のための合唱作品集
 バレル:マニフィカトとヌンクディミッティス / クラーク:アヴェ・マリア / レイトン:ミサ・コルネリア Op.81
 ビンガム:神がわがこうべにあらんことを/サント・マリー・ドゥ・ラ・メール / タヴナー:ミサ・ブレヴィス
 マクダウォール:アヴェ・マリア / ウィシャート:3つのキャロル / マーシュ:イブニング・カンティクルズ

 エドワード・ウィッカム指揮ケンブリッジ・セント・キャサリンズ少女cho.
 録音:2015年1月、7月。
ラフマニノフ:徹夜祷〔晩祷〕 Op.37 (1915)
 オリー・ブラウン(Ms) デイヴィッド・ヴェンダーウォル(T)
 ジョン・スコット指揮ニューヨーク聖トーマス教会聖歌隊
 録音:2008年、聖トーマス教会、ニューヨーク、アメリカ。 2015年8月、59歳と言う若さで亡くなったジョン・スコット(1956-2015)が、アメリカ随一の聖歌隊とも言われる団体を指揮したラフマニノフ。
モーツァルト:ピアノ三重奏曲集
 〔変ロ長調 K.502 /ホ長調 K.542 /ト長調 K.564 〕

 ラウティオ・ピアノ三重奏団
 録音:2014年、ポットン・ホール、 UK 。ピリオド楽器使用。使用フォルテピアノ:デレク・アドラム、1987年製作〔モデル:アントン・ヴァルター、1795年頃製作〕。ロシア生まれで、イギリス王立音楽アカデミーで学んだピアニスト、ヤン・ラウティオ率いるピリオド楽器アンサンブル、ラウティオ・ピアノ三重奏団のデビュー・アルバム。 同じく王立音楽アカデミーで学ぶアーティスト達とともに在学中に結成し多くの奨学金を得ながら活動、2013年にはイギリスのセント・ジョージズ・ブリストルとイスラエルのテル・アヴィヴ美術館でフォルテピアノによるモーツァルトのピアノ三重奏全曲演奏会を行い、その成功を受けこのアルバムが録音された。
バルトーク&クルターグ:無伴奏ヴァイオリン作品集
 クルターグ:サイン、ゲーム&メッセージ
 バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117
サイモン・スミス(Vn)
 録音:2015年7月27日-29日、 UK 。サイモン・スミスは ASMIF と全米ツアーを行い、バーミンガム大学で教鞭を取り、アングリア室内オーケストラの芸術監督を務める、ヴァイオリニスト、室内楽奏者、教師。
コンヴァースド・モノローグ〜グラウン、ルクレール、W.F.バッハ:協奏曲集
 ヨハン・ゴットリープ・グラウン:ヴィオラ・ダ・ガンバ協奏曲 ハ長調 Graun WV A: XIII: 2
 ジャン=マリー・ルクレール:ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op.10 No.6
 ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:チェンバロ協奏曲 ヘ長調 BR C 13, Falk 44

  木村理恵(バロックVn)、ロバート・スミス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  ギジェルモ・ブラケッタ(Cemb) ファンタスティクス XL
 録音:2015年6月1日-3日、オランダ。アムステルダムを拠点に活動するピリオド・アンサンブル、ファンタスティクスの第4弾。同団オリジナル・メンバーがそれぞれソロを務めるコンチェルト集。ソロ・ヴァイオリンを務める木村理恵は、アムステルダム音楽院で学び、ルーシー・ファン・ダール、パウル・エレラなどに師事。2008年国際古楽コンクール山梨で最高位、2009年ブルージュ国際古楽コンクールで室内楽部門第2位、2010年ボンポルティ国際コンクールでヴァイオリン独奏部門最高位を受賞、オランダ・バッハ協会やムジカ・アンフィオン、アムステルダム・バロックo.などに参加、次代古楽界を担う逸材の1人。
ソルジャーズ・リターン〜スコットランドに触発されたギター作品集
 ソル:スコットランドの歌による変奏曲 Op.40 / メルツ:フィンガルの洞窟
 ジュリアーニ:兵士の帰還/前奏曲と Scotsoises 〔 I / II 〕/スコットランドのブルーベル/
        ジェニーの半ペニー/ライ麦畑で出逢ったら/ This is no my ain Lassie /The Old Country Bumpkin
 レニャーニ:ロッシーニの歌劇「湖上の美人」より
  〔「ラ・マルシア」による変奏曲/「 Oh Quante Lagrime 」による変奏曲〕

 ジェイムズ・エイカーズ(ロマンティックG)
 録音:2015年5月26日-27日、メニューイン・ホール。使用楽器:3つのロマンティック・ギター。 ジェイムズ・エイカーズはスコットランド出身で、ポール・オデット、エリザベス・ケニー、デイヴィッド・ミラーらに学んだギタリスト。
彼女の天上のハーモニー〜宮廷の世俗音楽
 モーリー:水晶のような泉のほとりで/立ち上がれ目覚めよ/
      いいや、いいや、ナイジェラ/今は穏やかな季節/ The fields abroad
 トムキンズ:牧神とサテュロス/見よ、羊飼い達の女王を/おお、私は真実の愛のために生き/
       クロリス、私が求婚するとき/ Music divine
   タリス:おお、やさしいみどり子よ/悲しげな鳩のように/
     私の悲しいため息の消える時/ When shall my sorrowful sighing slake
 ウィールクス:2つの誇りのある軍勢のように/トゥーレの国、地誌の時代/
        死は私を奪い/Mars in a fury / Death hath deprived me
 バード:訓練されていない鷹を/鷲の力は/聖なるミューズたちよ/君たちニンフは愛の神を軽蔑しているのか
 ギボンズ:銀色の白鳥/きれいな小鳥/清らかな薔薇/ああ、恋しい人よ

 クイーンズ・シックス[ダニエル・ブリテイン、ティモシー・カールストン(CT)
              ニコラス・マッデン、ドミニク・ブランド(T)
              アンドルー・トンプソン(Br) サイモン・ホワイトリー(B)]
 録音:2015年9月14日-16日、アスコット・プライオリー、イギリス。エリザベス1世即位450周年の2008年、ウィンザー城セント・ジョージ・チャペル聖歌隊のメンバーによって結成された男声ア・カペラ・グループ、クイーンズ・シックスによるルネサンス時代イギリスのマドリガル曲集。
RES-10163
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(2CD)
J.S.バッハ:フランス組曲 BWV 812-817
フローベルガー:パルティータ第2番 ニ短調 FBWV 602
テレマン:組曲 イ長調 TWV 32: 14
ジュリアン・パーキンス
(クラヴィコード)
 録音:2015年6月20日-23日、ソフィーズ・バーン、チャクーム、オックスフォードシャー。 使用楽器: Diatonically fretted clavichord by Peter Bavington (London, 2008) after an instrument made in Nurnberg c.1785 by Johann Jacob Bodechtel (1768-1831) | Unfretted clavichord made by Peter Bavington (London, 2005) after a late-eighteenth-century German instrument probably by Johann Heinrich Silbermann (1727-1799) 。
メンデルスゾーンピアノ三重奏曲集
 〔第1番 ニ短調 Op.49 /第2番 ハ短調 Op.66 〕
フルニエ・トリオ
[ Sulki Yu(Vn)
 Pei-Jee Ng(Vc)
 Chiao-Ying Chang(P)]
 録音:2014年7月28日-30日、洗礼者聖ヨハネ教会、オックスフォード。2009年結成、2011年トロンハイム国際室内楽コンクールで第2位&聴衆賞、2013年のパークハウス賞(イギリスで行われるピアノと弦楽のための室内楽国際コンクール)で優勝したピアノ三重奏団のデビュー盤。
オルガン交響曲集
 ヴィエルヌ:オルガン交響曲第2番 ホ短調 Op.20
 ロジェ=デュカス:パストラール
 デュリュフレ:組曲 Op.5
リチャード・ピネル(Org)
 録音:2015年7月1日-3日、セント・ジョージ・チャペル、ウィンザー城。使用楽器:ハリソン&ハリソン、1965年製作。リチャード・ピネルは、2009年よりセント・ジョージ・チャペルの副音楽監督を務めるオルガニスト。
ノヴァ!ノヴァ!〜セント・キャサリンズのコンテンポラリー・キャロル集
 R.R.ベネット:ひいらぎとつたは / レファニュ:聖イタの子守歌 / ラーキン:囚われのアダムは横たわり(*)
 スウェイン:かくも美しいバラには / デイヴィス:クリスマス・イヴ(*) / マクミラン:ノヴァ!ノヴァ!(*)
 パヌフニク:救い主のうるわしき母 / マクドウォール:星たちが色褪せる前に
 タヴナー:揺りかごの歌 / フォックス:冬の夢 / アンドルー:天の女王よ(*)
 ウィシャート:3つのキャロル / ビーミッシュ:静寂の中で(*)

  エドワード・ウィッカム指揮ケンブリッジ・セント・キャサリンズ・カレッジcho.
 録音:2015年1月、3月。(*)を除き世界初録音。
忘れられたウィーン
 カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ長調
 ヨハン・バプティスト・ヴァンハル:交響曲 イ短調/ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調/レクイエム・ミサ 変ホ長調
 カール・オルドネツ:シンフォニア ハ長調

 ニコラス・ニューランド(音楽監督)指揮アマデ・プレイヤーズ
 ジョージ・クリフォード、ドミニカ・フェヘール(Vn)
 ケンブリッジ・シドニー・サセックス・カレッジcho.
 録音:2015年1月26日、9月7日-10日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア、ロンドン。ロンドンをベースとするピリオド・アンサンブル、アマデ・プレイヤーズのデビュー・アルバム。大音楽家の影に隠れ忘れ去られてしまった18世紀ウィーンの音楽。
ドイツ・バロックのソナタ集
 ブクステフーデ:ソナタ イ長調 Op.2 No.5, BuxWV 263 /前奏曲 ト短調 BuxWV 163
 エルレバッハ:ソナタ〔第2番 ホ短調/第3番 イ長調〕
 ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649-1725):ソナタ第10番 イ長調
 ヨハン・ヤーコプ・ヴァルター(1650頃-1717):カプリッチョ ハ長調
 アウグスト・キューネル(1645-1700頃):ソナタ第8番 イ長調
  ファンタスティクス[木村理恵(Vn) ロバート・スミス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
              ギジェルモ・ブラケッタ(Cemb)]
 録音:2014年6月1日-3日、オランダ。アムステルダムを拠点に活動、日本人ヴァイオリニスト木村理恵も参加するピリオド・アンサンブル、ファンタスティクスのアルバム第3弾。アムステルダム音楽院のバロック・ヴァイオリン科で学び、ルーシー・ファン・ダール、パウル・エレラなどの名匠たちに師事したバロック・ヴァイオリニスト木村理恵は、2008年国際古楽コンクール山梨で最高位、2009年ブルージュ国際古楽コンクール室内楽部門第2位、2010年ボンポルティ国際コンクールではヴァイオリン独奏部門最高位を受賞、オランダ・バッハ協会やムジカ・アンフィオン、アムステルダム・バロックo. など、オランダの世界的ピリオド・オーケストラに参加している。
ルネサンス時代イギリスのコンソート音楽集
 バッサーノ:ガイヤルド/ファンタジア〔 I / III 〕 / フェッラボスコ I :イン・ノミネ〔 II / I 〕
 バード:イン・ノミネ IV /木の葉は緑 / ブレイド:2つのコラント / パースリー:イン・ノミネ
 タイ:イン・ノミネ〔 Howald fasr / Crye / Seldom sene / X "Saye so" /
            IX 「レ・ラ・レ」/ XI "Farewell good one for ever" 〕
 フェッラボスコ II :鳩小屋のパヴァン/パヴァン V / パーソンズ:イン・ノミネ III / ブランクス:ファンシー
 ウォード:ファンタジア第3番 / ギボンズ:イン・ノミネ / パースリー:パースリーのクロック
 ホルボーン:アルメイン/コラント「わが窓より行け」/妖精のラウンド/パヴァン「葬送」
 ダウランド:ニコラス夫人のアルメイン/エセックス伯のガリアード/
       艦長ディゴリー・パイパーのガリアード/ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルマンド
 イーグルストーン:イン・ノミネ III  / コプラリオ:ファンタジア

 コンソルティウム5〔リコーダー五重奏〕
 録音:2014年9月27日-29日。ロンドンを拠点に活躍中の全て女性メンバーによるリコーダー五重奏団の当レーベル第1弾。
テレマン:木管アンサンブルのための音楽
 序曲〔ヘ長調 TWV 44: 7 /ハ短調 TWV 55: C3 /変ロ長調 TWV 55: B3 /ヘ長調 TWV 44: 14 〕/
 5声の協奏曲 ニ長調 TWV 44: 2
  シランクス[ベリンダ・ポール、アン・アレン(Ob/Obダモーレ) ハンナ・ガイゼル(ターユ)
          アンネケ・スコット、ケイト・ゴールドスミス(ナチュラルHr) サリー・ホルマン、
          インガ・マリー・クラウッケ(バロックFg) ダン・ティドハー(Cemb)]
 録音:2014年2月16日-17日、4月28日-29日、セント・メアリーズ教会、ストーク=バイ=ネイランド、イギリス。シランクスは、OAE、ザ・シックスティーン、アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック、ベルリン古楽アカデミー、コンチェルト・ケルン、オーストラリア室内管等で活躍する奏者たちが集い、デュファイ、ジョスカン・デ・プレ、ヘンデル、モーツァルトら14世紀から18世紀の木管アンサンブルのための音楽をレパートリーとするピリオド・アンサンブル。
愛、戦いと哀しみの歌〜
 ジャック=フランソワ・ガレ
(1795-1864):オペラティック・ファンタジー集
 ドニゼッティ「殉教者」による華麗なる幻想曲 Op.49 /
 ドニゼッティ「ベリサリオ」のカヴァティーナに基づく幻想曲 Op.42 /
 ドニゼッティ「ロベルト・デヴリュー」〜私を自由にさせて(*) /
 ベッリーニ「ビアンカとフェルナンド」のモチーフによる幻想曲 Op.47 No.2 /
 ベッリーニ「夢遊病の娘」のカヴァティーナに基づく3つのメロディ Op.28 /
 ドニゼッティ「愛の妙薬」〜人知れぬ涙(*) /ドニゼッティ「愛の妙薬」による幻想曲 Op.46 /
 ベッリーニ「ノルマ」のモチーフに基づく華麗なる幻想曲 Op.40 /
 メルカダンテ「イタリアの夜会」〜狩人たちの叫び声(*)

 アネク・スコット(Hr|使用楽器:マルセル・オーギュスト・ラウー、1823年製
 ルーシー・クロウ(S;*) スティーヴン・デヴァイン(P|使用楽器:エラール、1851年製
 録音:2014年8月16日-18日、ラドック・パフォーミング・アーツ・センター、バーミンガム、 UK 。19世紀フランスの作曲家&ホルン奏者だったジャック・フランソワ=ガレは、オデオン座、イタリア座、王室礼拝堂のホルニストを歴任、パリ音楽院教授としてナチュラルホルン奏法の発展に寄与した。アネク・スコットはエウローパ・ガランテ、ダンディン・コンソート、ザ・シックスティーン、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、エイヴィソン・アンサンブル、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークなどトップ・クラスのピリオド・オーケストラで首席ホルン奏者として活躍する女性。
J.S.バッハモテット集
 〔来たれ、イエス、来たれ BWV.229 /主に新しき歌を BWV.225 /汝を去らしめず、汝われを祝せずは BWV.Anh.159 /
  御霊はわれらが弱きを助けたまう BWV.226 /イエスよ、わが喜び BWV.227 /
  恐るるなかれ、われ汝とあり BWV.228 /すべての国よ、主を讃美せよ BWV.230 〕

 ジョン・スコット指揮ニューヨーク聖トーマス教会聖歌隊(男性&少年cho.)
 フレデリック・テアルド、ベンジャミン・シーン、スティーヴン・バザード(Org)
 キャスリーン・リートマン(Vc) アン・トラウト(ヴィオローネ)
 録音:2012年5月24日、2013年5月21日-22日、2014年5月22日-23日、聖トーマス教会、ニューヨーク、アメリカ。アメリカ随一とも言われる男性のみ&ニューヨーク五番街の聖トーマス教会聖歌隊 [Saint Thomas Choir of Men and Boys] が、26年間に渡ってロンドンのセント・ポール大聖堂聖歌隊を率いたジョン・スコットを音楽監督兼オルガニストに迎えてのバッハのモテット集。
ベートーヴェン/カール・ツェルニー(1791-1857)編曲:
 4手ピアノ版交響曲集 Vol.1
 〔第1番 ハ長調 Op.21 /第5番 ハ短調 Op.67「運命」〕
ヴィッキー・ヤヌーラ、
ゲオルゲ=エマヌエル・
 ラザリディス(P)
 録音:2015年2月11日-12日、セント・ジョン・ザ・エヴァンジェリスト教会、オックスフォード、 UK 。使用楽器:スタインウェイ、モデル D 。 ギリシャのデュオによるツェルニー4手編曲版ベートーヴェン交響曲集が始動。ラザリディスはリスト「ピアノ・ソナタ/他」 (Linn) が絶賛された。
メタモルフォーゼス〜ハイドン、リゲティ&ブラームス:編曲を含む弦楽四重奏曲集
 ハイドン:弦楽四重奏曲第58番 ハ長調 Op.54 No.2, Hob.III: 57
 リゲティ:弦楽四重奏曲第1番「夜の変容」
 ブラームス:間奏曲 イ短調 Op.116 No.2(ジュディス・ファン・ドリエル編曲)/
       間奏曲 ホ長調 Op.116 No.4(デイヴィッド・ファーバー編曲)/
       間奏曲 ロ短調 Op.119 No.1(デイヴィッド・ファーバー編曲)/
       バラード ト短調 Op.118 No.3(ダヴィト・ファベル編曲)
 デュドクSQ [ジュディス・ファン・ドリエル(Vn1) マルレーン・ウェスター(Vn2)
          マルク・マルダー(Va) ダヴィト・ファベル(Vc)]
 録音:2014年5月。英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」選出盤。 当盤が Resonus デビューとなるアムステルダムを拠点に活躍するデュドク弦楽四重奏団は、2011年にポーランドのラドムで開催された第1回国際弦楽四重奏コンクールと、2012年オランダのチャールズ・ヘンネン国際室内楽コンクールにおいて、それぞれ優勝した。
レノックス・バークリー(1903-1989):室内楽作品集
 フルート、クラリネットとファゴットのための小品(*)/
 クラリネット、ホルンと弦楽四重奏のための六重奏曲 Op.47 /
 弦楽四重奏曲のためのカノン「ストラヴィンスキーの追憶に」(*) /
 コントラバスとピアノのための前奏曲とアレグロ/弦楽三重奏曲 Op.19 /
 無伴奏ヴィオラのための3つの小品/クラリネットとピアノのためのソナチナ(*)
  バークリー・アンサンブル
 録音:2014年9月。(*)は世界初録音。演奏団体はサウスバンク・シンフォニアのメンバーによって2008年に結成、レノックス・バークリーの息子で同じく作曲家のマイケル・バークリーがパトロンだという、バークリー家のお墨付き。
タルティーニ&ヴェラチーニ:イタリアのヴァイオリン・ソナタ集
 ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ〔 Op.2 No.12 / Op.2 No.5 〕
 タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ「悪魔のトリル」/パストラーレ Op.1 No.13
  木村理恵(バロックVn) ファンタスティクス
   [ロバート・スミス(Vc) ギジェルモ・ブラケッタ(Cemb)]
 録音:2013年10月8日-10日、アウダーケルク、ブニク、オランダ。アムステルダム音楽院のバロック・ヴァイオリン科で学び、ルーシー・ファン・ダール、パウル・エレラらに師事した木村理恵のソロ・デビュー盤。2008年国際古楽コンクール山梨最高位、2009年ブルージュ国際古楽コンクール室内楽部門第2位、2010年ボンポルティ国際コンクールのヴァイオリン独奏部門最高位等を受賞、またオランダ・バッハ協会、ムジカ・アンフィオン、アムステルダム・バロックo.などオランダの世界的ピリオド・オーケストラにも参加している。
RES-10147
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(2CD)
J.S.バッハ無伴奏チェロ組曲(全曲)
 〔第1番 ト長調 BWV.1007 /第3番 ハ長調 BWV.1009 /第5番 ハ短調 BWV.1011 /
  第2番 ニ短調 BWV.1008 /第4番 変ホ長調 BWV.1010 /第6番 ニ長調 BWV.1012 (*) 〕

 デイヴィッド・ワトキン(Vc)
 録音:2013年3月26日、6月19日、6月21日-22日、12月10日-12日、ロビン・チャペル、エディンバラ。使用楽器:アントニオ・ルジェリ〔クレモナ〕、1670年頃製作(*以外) /アントニオ&ヒエロニムス・アマティ、1600年頃製作(*) 。デイヴィッド・ワトキンはウィリアム・プリースに学び、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク、エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo.、スコットランド室内o.の首席チェロ奏者を歴任した。
王国の音楽〜男声のためのチューダー朝の音楽
 バード:おお主よ、御身のしもべエリザベスが/この日こそ/主よ、わがつつましき祈りに
 モーリー:わたしは嘆き疲れ/この日こそ/私の愛しいひと
 トムキンズ:全能の神、全知の泉/ダヴィデが聞きしとき/神である主に立ち返り
 タリス:見よ、主の御母の奇跡を/おお、聖なる饗宴よ
 ウィールクス:なんと愛らしいことよ/ダヴィデが聞きしとき/おお、ヨナタン
 ギボンズ:全能にして永遠なる神/おお、主よ御身の怒りで/門よ、こうべをあげよ

  クイーンズ・シックス
   [ダニエル・ブリテイン、ティモシー・カールストン(CT) ニコラス・マッデン、
    ドミニク・ブランド(T) アンドルー・トンプソン(Br) サイモン・ホワイトリー(B)]
 録音:2014年9月29日-10月2日、セント・ジョージ・チャペル、ウィンザー城、イギリス。ウィンザー城セント・ジョージ・チャペル聖歌隊団員で、タリス・スコラーズ、ポリフォニー、ザ・シックスティーンなどで活躍する6人によってエリザベス1世即位450周年の2008年に結成された男声アカペラ・グループ、クイーンズ・シックスのデビュー盤。
ディヴァイン・ノイズ〜2台のチェンバロのための劇場音楽
 ラモー/ブラケッタ編曲:組曲「プラテ」(2台チェンバロ版)
 クープラン:トリオによるソナード / ル・ルー:組曲 ヘ長調
  ギジェルモ・ブラケッタ、メンノ・ファン・デルフト(Cemb)
 録音:2014年5月28日-31日。使用楽器:ティトゥス・クライネン製作〔フレンチ・スタイル、1730年代製作のコピー〕。アルゼンチン出身のブラケッタと、新オランダ・アカデミー創設メンバーでもあるファン・デルフトが組んだチェンバロ・デュオによる演奏。
ヴァーテュオーソ・オルガニスト〜チューダー朝とジャコビアン朝時代の音楽
 バード:ネヴェル夫人のためのヴォランタリー/ファンシー / ブル:ガイヤルド/イン・ノミネII /楽しいクーラント
 作曲者不詳:ビナ・カエレスティス II /マニフィカト / トムキンズ:奉献唱 / ギボンズ:ファンタジア
 タリス:今こそ、わたしたちが受け入れられるとき / ブライズマン:グロリア・ティビ・トリニタスI&IV

 スティーヴン・ファー(Org)
 録音:2014年3月16日-17日、シドニー・サセックス・カレッジ、ケンブリッジ。使用楽器:テイラー&ブーディ製。
私はアルカディアにおいてでさえも〜イタリアン・カンタータ&ソナタ集
 ヘンデル:カンタータ〔私の胸は高まる HWV.132a /フィッリの夜の思い HWV.134 〕/ソナタ 変ロ長調 HWV.357
 A.スカルラッティ:フィッリよ、おまえはわたしの愛を知っている/私があなたを愛していることを知っている
 マンチーニ:ソナタ第1番 ニ短調 / ロッティ:わかります、目隠しをした神よ

 コンツェントゥス VII
 [エミリー・アトキンソン(S) ルイーズ・ストリックランド(リコーダー)
  ベリンダ・ポール(Ob/リコーダー) アメリー・アディソン(Vc) マルティン・クニツィア(Cemb)]
 録音:2013年8月26日-29日、セント・ジョンズ教会、ラフトン、エセックス、イギリス。小編成のバロック・アンサンブル、コンチェントゥス VII による、スウェーデン女王クリスティーナがローマに設立したアルカディア・アカデミーとイタリア語のカンタータを主題としたデビュー録音。ソプラノのエミリー・アトキンソンはタリス・スコラーズのメンバーでもあり、同団の2015年6月来日公演にも参加した。ベリンダ・ポールはアカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック、ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ、ラ・スタジョーネ・フランクフルトのメンバーとしても活躍する奏者。
カステルヌオーヴォ=テデスコ
 シェイクスピアのソネット集
アシュリー・リッチーズ(Br)
エマ・アバーテ(P)
 録音:2014年5月30日-31日。アシュリー・リッチーズは、コヴェント・ガーデン王立歌劇場のジェット・パーカー・ヤング・アーティスト・プログラムのメンバーとして活躍するバリトン。エサ=ペッカ・サロネン&フィルハーモニア管によるショスタコーヴィチの「オランゴ」の英国初演に出演した。
オールドバラへの旅〜若きブリテン
 ブリッジ/ブリテン編曲:小川の枝垂れ柳(12の器楽版)(*)
 ブリテン:ピアノ三重奏のための序奏とアレグロ(*) /ヴァイオリンとピアノのための「月」(*) /
      ピアノのためのアレグロ(*) /ヴァイオリンとピアノフォルテのための組曲 Op.6 /シンフォニエッタ Op.1

  トマス・ケンプ チェンバー・ドメーヌ
 録音:2014年4月24日-25日、6月15日、セント・ジョン・ザ・エヴァンゲリスト教会、オックスフォード/2014年7月8日、セント・オーガスティンズ教会、ロンドン。(*)は世界初録音。イギリス、ヨーロッパ、北米の様々な音楽祭、コンサート・シーンで活動するアンサンブルの Resonus 第3弾。
鏡を通して〜マーティン・バッシー(1958-):歌曲集
 ブルー・リメンバード・ヒルズ/鏡を通して/2つのハーディの歌/庭園の歌
  マーカス・ファーンズワース(Br) ジェイムズ・ベイルー(P)
  トーマス・ケンプ指揮アンサンブル[Ob/Fg/Tp/Vn/Va/Vc]
 録音:2014年9月17日-18日、聖オーガスティン教会、キルバーン、ロンドン/2014年9月20日-21日、使徒ヨハネ教会、オックスフォード。作曲家臨席による世界初録音。マーティン・バッシーはチェスター・バッハ・シンガーズの音楽監督も務める英国の作曲家・指揮者。マーカス・ファーンズワースは、2009年にウィグモア・ホール国際歌曲コンクールで第1位となった。
RES-10120
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(2CD)
J.S.バッハ:クラヴィーア練習曲集第3巻
 BWV.552, 669-689, 802-805
スティーヴン・ファー(Org)
 録音:2013年4月3日-4日、トリニティ・カレッジ、ケンブリッジ。使用オルガン:メッツラー製。
RUBICON CLASSICS 特記以外 1枚あたり\3080(税抜\2800)
 長年ワーナー・クラシックスとドイツ・グラモフォンで要職を務め、2009年以降 2017年現在 ONYX CLASSICS のエグゼクティヴ・プロデューサーも務めるマシュー・コスグローヴ氏が設立、2017年1月からリリースを開始したイギリスのレーベル。第一線で活躍する世界的アーティストたちの演奏を発売する ONYX に対し、 Rubicon は才能を持ち次代を担うべき若きアーティストたちの「クリエイティヴ・ホーム」となるべく立ち上げられたという。
RCD-1018
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(2CD)
カルロ・グラツィアーニ(1710頃?-1787):チェロと通奏低音のための6つのソナタ Op.3
 〔第1番 ト長調/第2番 イ長調/第3番 変ロ長調/第4番 ヘ長調/第5番 ニ長調/第6番 変ホ長調〕

 ステファノ・チェッラート(Vc) アルモニオーザ
  [マルコ・デマリア(Vc) ミケーレ・バルキ(Cemb)]
 録音:2017年5月17日(15日?)-18日、レッドドレス・レコーディング・スタジオ、アスティ、イタリア。 旧・代理店アナウンス品番: RUBICON-1018 イタリアのアスティに生まれたカルロ・グラツィアーニは、チェロのヴィルトゥオーソとして活躍した音楽家。演奏旅行を頻繁に行い、1764年には7歳のモーツァルトとロンドンで共演、また、チェロのためのソナタと協奏曲をのこしている。1773年にプロイセンの宮廷を退任(後任はデュポール)、その後はフリードリヒ・ヴィルヘルム2世のもとで、破格の年金を受け取りながら仕えた。ソナタからは、急速なパッセージや高音域の多用など、グラツィアーニがいかに高い演奏能力を備えていたかをうかがい知ることが出来る。豊かな旋律も魅力。ここに収録されているソナタ作品3は、フリードリヒ・ヴィルヘルム2世に献 呈されているが、ヴィルヘルム2世がいかに優れた奏者であったか、ということも示している。
ジ・エールハウス・セッションズ〜17世紀英国の酒場の喧騒
 プレイフォード編曲:「英国式舞踏指南」より〔 Wallom Green / Virgin Queen + Stingo + Bobbing Joe 〕
 パーセル:「アテネのタイモン」〜カーテン・チューン/「ボンドゥカ」〜 Oh! Lead me to some peaceful gloom /
      「アブデラザール」〜ホーンパイプ
 作曲者不詳(シーシャンティの歌):ホール・アウェイ・ジョー/ Passaround the grog / Leave her Johnny
 作曲者不詳(17世紀スコットランド): Johnny Faa /トラヴェル・セット
 作曲者不詳:バラード「 I drew my ship 」(19世紀英)/カナディアン・セット / オキャロラン: Carolan's Cup

  ビャッテ・アイケ(Vn)指揮バロックソリステーネ
  [フレドリク・ボック(G/チャランゴ) スティーヴン・プレイヤー(G) ミロシュ・ヴァラン(Vn/Va)
   ペル・T.ビューレ(Va)  ヨハネス・リンドベリ(Cb) トーマス・グスリー(Vo/Va)
   ハンス・クヌット・スヴェーン(Cemb/ハーモニウム) ヘルゲ・アンドレアス・ノルバッケン(Perc)]
RLP-1017
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[LP]
1.5枚価格
 録音:2016年1月、5月、ヴィレッジ・レコーディング、コペンハーゲン、デンマーク。 旧・代理店アナウンス品番: RUBICON-1017 (CD) 。 17世紀英国の酒場で船乗りたちが歌い踊ったシーンを再現するこころみのアルバム。トラックを眺めると一見典雅な古楽が聴こえてきそうな内容が、聴いてびっくり、ノリのよい音楽に思わず踊りだしたくなるような演奏が展開されている。17世紀の酒場にタイムスリップしたような気分になれる、愉快な1枚。ビャッテ・アイケ率いるバロックソリステーネは、2005年結成の古楽グループで、ノルウェーに拠点を置いて活動している。
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.1
 〔第1番 ニ長調 Op.12 No.1 /第3番 変ホ長調 Op.12 No.3 /
  第6番 イ長調 Op.30 No.1 /第8番 ト長調 Op.30 No.3 〕

 クロエ・ハンスリップ(Vn) ダニー・ドライヴァー(P)
 録音:2017年3月2日、ターナー・シムズ・コンサート・ホール、サウサンプトン、 UK 、ライヴ。 旧・代理店アナウンス品番: RUBICON-1010 BBC ラジオ3 でも毎度の演奏会がライヴ放送され、どの回もイギリスの音楽ファンをうならせた名演がCD化!2002年BBCプロムスにデビュー、その後ヨーロッパを中心に華々しい活躍をみせるクロエ・ハンスリップのベートーヴェンのソナタが登場。パートナーを務めるピアニスト、ダニー・ドライヴァーはイギリス内外で、ソリストとして、そして室内楽奏者として絶大な信頼を得ている名ピアニスト。イギリスが誇る現役人気アーティストによるベートーヴェン、注目。
ショスタコーヴィチ/ルドルフ・バルシャイ編曲:室内交響曲 ハ短調 Op.110a
リヒャルト・シュトラウス:メタモルフォーゼン
 エマニュエル・ルドゥック=バローム指揮バルティック室内o.
 録音:2016年3月、聖カテリーナ教会、サンクトペテルブルク・レコーディング・スタジオ、サンクトペテルブルク、ロシア。 旧・代理店アナウンス品番: RUBICON-1009 サンクトペテルブルク・フィルの弦楽セクションで結成されたバルティック室内o. 。あの超絶オケの弦による室内管弦楽を楽しめる超豪華アンサンブル。指揮のエマニュエル・ルドゥック=バロームはフランス人。リヨンとジュネーヴで学んだ後、ペテルブルク音楽院へ留学しマリス・ヤンソンスとイリヤ・ムーシンに師事した俊英。ロシアの主要オーケストラへの客演をはじめ、2014年8月からはサラトフ・アカデミーso. の首席指揮者を務めている。ルドルフ・バルシャイが弦楽オーケストラ用に編曲したショスタコーヴィチの「室内交響曲」の原曲・弦楽四重奏曲第8番は表向き「ドレスデンの戦禍に心を痛め」、リヒャルト・シュトラウスの「メタモルフォーゼン」は第2次世界大戦末期に「失われたミュンヘン」のために作曲されたといわれる。弦の機能を究極まで追求しながら、歴史の暗部を描いた2篇をじっくり味わえる。
RCD-1006
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(2CD)
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集
 〔第5番 ヘ長調 BWV.1056 (*) /第1番 ニ長調 BWV.1052 (*) /第2番 ホ長調 BWV.1053 (*) /
  第7番 ト短調 BWV.1058 (#) /第4番 イ長調 BWV.1055 (#) /第3番 ニ長調 BWV.1054 (#) 〕/

 イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
 ソニア・バッハ(P) イギリス室内o.(*/#)
  [ジョン・ミルズ(リーダー;*) ステファニー・ゴンリー(リーダー;#)]
 録音:2014年3月7日-8日、2015年2月19日-20日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア、ロンドン、 UK 。旧・代理店アナウンス品番: RUBICON-1006 韓国のピアニスト、ソニア・バッハによるバッハのチェンバロ協奏曲集。ソニア・バッハは2012年に韓国とスイスの国交樹立50年記念演奏会を韓国のスイス大使館で開催、また、トゥーリナのラプソディア・シンフォニカの韓国初演のソリストを務めるなど、韓国を中心に活躍しているピアニスト。2012年ジーナ・バッカウアー・メモリアル賞受賞。様々なコンクールで第1位および入賞している。名門イギリス室内o.の力強いサポートを得て、ソニア・バッハが風格漂うバッハを聴かせる。
ウジェーヌ・イザイ(1858-1931):6つのヴァイオリン・ソナタ集 Op.26
 〔第1番 ト短調「ヨーゼフ・シゲティ」/第2番 イ短調「ジャック・ティボー」/
  第3番 ニ短調「ジョルジェ・エネスク」/第4番 ホ短調「フリッツ・クライスラー」
  第5番 ト長調「マテュー・クリックボーム」/第6番 ホ長調「マヌエル・キロガ」〕

 ジョヴァンニ・グッツォ(Vn)
 録音:2014年2月20日-22日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール、モンマス、 UK 。 旧・代理店アナウンス品番: RUBICON-1005  J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータとならんでヴァイオリン奏者にとって重要なレパートリーである、イザイの6つのヴァイオリン・ソナタ。イザイはそれぞれの曲を、特定の偉大なヴァイオリン奏者を想定しながら作曲した。ヴァイオリン奏法が急速に発展した、個性豊かな奏者が大勢いたひとつの黄金期(イザイ自身もそのけん引役の一人であった)を垣間見ることができる作品が並んでいる。14歳の時に初めてイザイのソナタを録音で聴き、たちまち虜になったというグッツォ。英国王立音楽院の教授で、ザハール・ブロンらに師事し、ブダペスト祝祭管の首席客演コンサートマスターでもある。ソリストとしても、室内楽奏者としても優れていることを遺憾なく世界に知らしめる力演。
1日の終わりの前に〜晩課のための合唱作品集
 ハワード・スケンプトン(1947-):めでたし神聖なる乙女(2007)
 リチャード・ウィルバーフォース(1984-):祈り(2016) /わが魂よ、御国は(2016)
 マシュー・マーティン(1976-):光りの消ゆる前に(2013)
 フランシス・ジャクソン(1917-):光りの消ゆる前に(2008) /父なる神への讃歌(2004)
 デイヴィッド・ブリッグズ(1962-):詩篇第121番「私は丘に目を上げ」(2006)
 デイヴィッド・グッドイナフ(1968-):詩篇第133番「なんという恵み、なんという喜び」(2003)
 ブライアン・チャップル(1945-): Safe where I cannot lie yet (2012)
 ロビン・ホロウェイ(1943-):父なる栄光の輝き(2014)
 ジェイムズ・バートン(1974-):マニフィカト(2015) / トビー・ヤング(1990-):主の祈り(2014)
 ジョゼフ・フィブス(1974-):めでたし女王(2010) / ガブリエル・ジャクソン(1962-):アヴェ・マリア(2004)
 ギャレス・トレシダー(1985-):おお、輝かしい乙女よ(2016)
 デイヴィッド・ベドナル(1979-):ファンファーレとプロセッショナル(2010)

  リチャード・ウィルバーフォース指揮エクソン・シンガーズcho. ジョナサン・ヴォーン(Org)
 録音:時期記載無し、セント・ピータース教会、ウィンダム・スクエア、プリマス、 UK 。 旧・代理店アナウンス品番: RUBICON-1004  2016年創立50-周年を迎えたジ・エクソン・シンガーズ合唱団。1966年7月30日、イングランドで開催された第8回 FIFA ワールドカップで、イングランドが優勝した日に産声を上げた合唱団は、タリス、バード、ペルゴレージやブラームスのレクイエムから、今を生きる作曲家たちへの委嘱も積 極的に行っている。50-周年の節目にあたり、彼らが礼拝で演奏するためにこれまでに新たに書かれた作品の数々を録音。あらたな1歩を踏み出す。
Suites& Fantasies - Joo Yeon Sir  ブリテン:ヴァイオリンとピアノのための組曲 Op.6 / ファリャ:スペイン民謡組曲
 フロロフ:ガーシュウィン「ポーギーとベス」からの主題に基づくファンタジー
 ミヨー:「屋根の上の牛」〜ヴァイオリンとピアノのためのシネマ・ファンタジー Op.58b (1919)
 シュニトケ:古い様式による組曲

 ジュ・ヨン・シル(Vn) イリナ・アンドリエフスキ(P)
 録音:2016年2月、セント・ジョンズ・スミス・スクエア、ロンドン、 UK 。 旧・代理店アナウンス品番: RUBICON-1003  韓国に生まれ、英国で育ったヴァイオリン奏者ジュ・ヨン・シル。2006年16歳で、ネデャルカ・シメオノヴァ記念音楽祭国際ヴァイオリンコンクール(ブルガリア)で優勝し、受賞記念コンサートはブルガリアのラジオで放送された。その後もベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタを全曲、それぞれ違うピアニストと共演するプロジェクトなどで話題をよんだ。また、作曲家としての才能も発揮、ギター奏者ラウラ・スノーデンとのデュオのために作品を書き下ろしたりもしている。また、2017年は10月から12月にかけて、カール・ジェンキンスとのツアーにも参加予定など、ジャンルを越えて活躍している。
Love's Philosophy 〜ブライアン・ノウエルズ(1946-):ギター作品集
 ギターと管弦楽のための協奏曲「アンダルシアの幻影」/ギターのためのポコ・ロンド/
 声とギターのための「詩的なセレナード」〜8つの歌/ギターと管弦楽のための「やさしい別れ」

 クレイグ・オグデン(G) ジェイムズ・ギルクリスト(T)
 デイヴィッド・アンガス指揮オペラ・ノースo.
 録音:2015年7月20日、ハワード・アッセンブリー・ルーム、リーズ/2016年11月4日、イートン・プライオリー、イートン、すべて UK 。旧・代理店アナウンス品番: RUBICON-1002 オーストラリアの名ギター奏者、クレイグ・オグデン。時に力強く、時に繊細に響く変幻自在の音色が魅力。今回 RUBICONからリリースされるのは、オグデンが奏でる、ベルファスト生まれの作曲家、ブライアン・ノウエルズの作品集。ノウエルズの息子もギター奏者であることから、ノウエルズにとってギターは特別な楽器。1曲目の協奏曲は、ロマンティックでスペインの情熱に満ちている。ポコ・ロンドはクレイグのために書かれた超絶技巧の作品。ほかにもシェイクスピアやバイロンらの詩に付曲された8つの歌(テノールのジェイムズ・ギルクリストが参加)など、聴きやすい作品が並んだ。
ショパン
 24の前奏曲集 Op.28 /
 ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35
ジュリアン・ブローカル(P)
 録音:2016年。 旧・代理店アナウンス品番: RUBICON-1001 「詩情のセンス、エネルギーと抑制、構造の深い理解と真の音色・・・彼がみせるこれらの資質はとても稀有なものです」(マリア・ジョアン・ピリス)  1987年アルル生まれ、アルフレッド・コルトー音楽院で学び、2013年からピリスのもとでさらなる研鑚を積むジュリアンのデビューCD 。ジュリアンはピリスとの共演のほか、ショパン・フェスティヴァルをはじめ、アメリカでも演奏会を開催している逸材。ショパンの前奏曲の1曲1曲の世界をくっきりと描き、ソナタ第2番でも、激情におぼれることなく、すべての要素をくっきりと響かせながらショパンの世界を見事に体現している。
SOLO 1枚あたり\3300(税抜\3000)
 国内へ初案内される、イギリスで活躍するピアニスト、マーク・スワーツェントルーバーと夫人のメアリー・ブラッドベリー(社会心理学者)により1999年に創設されたレーベル。
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ集
 〔ハ短調 K.11 /ト長調 K.454 /ト長調 K.455 /ハ長調 K.132 /ハ長調 K.133 /ト短調 K.426 /
  ト長調 K.427 /ニ長調 K.490 /ニ長調 K.491 /ニ長調 K.492 /ロ短調 K.27 /ニ短調 K.9 /
  変ロ長調 K.544 /変ロ長調 K.545 /ヘ長調 K.69 /ハ長調 K.513 /イ長調 K.54 /ニ短調 K.141 〕

 マーク・スワーツェントルーバー(P)
 録音:1999年5月20日-24日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。使用楽器: Steiway, 476727。
 マーク・スワーツェントルーバーはアメリカ合衆国の首都ワシントンに生まれ、ジョン・オグドンとミシェル・ブロックに師事した後、渡英しマリア・クルチオ(シュナーベル門下のイタリア人ピアニストで、アルゲリッチ、ルプー、内田光子らを輩出)に師事、1991年にイギリス・デビューしたピアニスト。以来ロンドンを本拠に活躍している。
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ集
 〔第23番 ヘ短調「熱情」Op.57 /
  第25番 ト長調 Op.79 /第32番 ハ短調 Op.111 〕
マーク・
 スワーツェントルーバー(P)
 録音:2000年5月27日-29日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。使用楽器: Steiway, 476727。
シューマン(1810-1856):
 クライスレリアーナOp.16 /
 交響的練習曲 Op.13 /
 5つの変奏曲(交響的練習曲)Op.posth
マーク・
 スワーツェントルーバー(P)
 録音:2001年5月25日-27日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。使用楽器: Steiway, 476727。
ハイドン(1732-1809):ピアノ・ソナタ集
 〔第62番 変ホ長調 Hob.XVI: 52 /第54番 ト長調 Hob.XVI: 40 /
  第44番 ヘ長調 Hob.XVI: 29/第41番 イ長調 Hob.XVI: 26 /第53番 ホ短調 Hob.XVI: 34 〕
 マーク・スワーツェントルーバー(P)
 録音:2003年7月5日-7日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。使用楽器: Steiway, 476727。
ドビュッシー(1862-1918):ピアノ作品集
 喜びの島/映像第1集/バラード/
 版画/夢想/ピアノのために
マーク・
 スワーツェントルーバー(P)
 録音:2005年11月2日-4日、ファツィオリ・コンサート・ホール。使用楽器: Fazioli, 2781279。
SONETTO CLASSICS
 2015年、ロンドンにおいて活動を開始したレーベル。最高経営責任者は日本人の澤渡朋之氏。 神童として絶賛されるも1990年のチャイコフスキー・コンクール演奏直前に原因不明の手の故障にみまわれ、その後22年間演奏活動から遠ざかっていたアンジェロ・ヴィラーニ(1966/67-) [JSONCLA-0001]( YouTubeに2012年のロンドン・デビュー・リサイタルがUpされている https://www.youtube.com/channel/UCQ4hKfkg8-nvec1WE6TJ6Ug )、伝説のピアニスト、アーヴィン〔エルヴィン〕・ニレジハージ(1903-1987)のシリーズ [ JSONCLA-0002, JSONCLA-0005, SONCLA-0007, 以下続巻予定](当レーベルは、ニレジハージの来日公演に関った旧・高崎芸術短期大学〔後に創造学園大学へ発展するも、運営していた堀越学園が2013年に破産、大学を含む各学校も閉校〕のニレジハージ・アーカイヴを買取り、2016年以降書簡や録音テープなどを所有している)、 ジョン・オグドンと同窓(イローナ・カボシュ門下)で教師として著名だが一切商業録音を残していないノーマ・フィッシャー(1940-) [ BBC 録音集: JSONCLA-0003〔廃盤、入手不能〕, JSONCLA-0004, JSONCLA-0006 、以下続巻予定] の各アイテムをリリースしている。
 レーベル公式サイトに、各種 YouTube 映像へのリンクあり〔 http://www.sonettoclassics.com/multimedia.html
 #2023年現在最新の「ニレジハージ Vol.3 」から、国内仕様盤ではなくなりました。輸入盤との違いは日本語帯有無のみとのことです(もともとブックレットに日本語も印刷)。
 ## BBC のライセンスを得たディスク〔コメント欄に「収録・ライセンサー: BBC 」と記載しているもの。2023年7月現在ではノーマ・フィッシャーのシリーズのみ〕は、 BBC からマスターの供給を受けず個人蔵等の音源を使用〔 = BBC 内でマスター破棄、あるいは行方不明等〕していたとしても、 BBC との契約上レーベルからの出荷が発売後5年間に制限されるそうで、すでに「ノーマ・フィッシャー Vol.1 ([J]SONCLA-0003) 」は廃盤になっています〔国内代理店・当店・各国業者すべて在庫なし、入手不能〕。当シリーズは国内代理店が基本的に在庫を持っておらず、レーベルから取り寄せ後の出荷になると思われ、新譜アナウンス時以外入荷しない可能性も考えられるため、コメント欄に記載している廃盤予定年の1年〜半年前までのご注文をお勧めいたします。
SONCLA-0007
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(2CD)
\4180(税抜\3800)
2曲以外初出|ニレジハージ・ライヴ Vol.3 〜
  オールド・ファースト・チャーチ・リサイタル 1973.5.6

 シューベルト:「さすらい人」幻想曲 ハ長調 Op.15, D.760
 リスト:2つの伝説(*)〔小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ/
             波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ〕
 ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 Op.6 No.2 /夜想曲 ヘ短調 Op.55 No.1
 ドビュッシー:「版画」〜第1曲 塔/レントより遅く
 ブラームス:ラプソディ 変ホ長調 Op.119 No.4
 テオドール・レシェティツキ:英雄的練習曲 Op.48 No.3 (#)
 シューベルト/リスト編曲:「白鳥の歌」〜第4曲 海辺にて(#)
  アーヴィン・ニレジハージ(P|使用楽器: Baldwin )
 録音:1973年5月6日、オールド・ファースト・チャーチ [Presbyterian 〔長老派〕] 、サンフランシスコ、カルフォルニア、 US 、ライヴ、モノラル| (*以外):初出音源| (#):アンコール|ソース:既出(*)も含め新発見された、カセット・テープ・マスター(おそらく紛失)からの初期コピー|リマスタリング:アンドルー・J.ホルズワース、澤渡朋之|既出LP, CD: Desmar/International Piano Archive [LP], IPA 111 「ニレジハージ・プレイズ・リスト」 (*) 〔同内容 LP が Telefunken (GERMANY), 6.42626 AW / Columbia (JAPAN), OX-1081-AX でもリリース〕 / Music and Arts [2CD/2CD-R], MUA-1202 「 Ervin Nyiregyhazi in Performance: Live Recordings, 1972-1982 」 (*) 〔以上すべて廃盤、入手不能〕|解説:ケヴィン・バサーナ(ピアニスト伝記作家)によるニレジハージの生涯の概括とオールド・ファースト・チャーチの演奏会の背景に触れた3500字のノート + 澤渡朋之によるプロデューサー・ノート|日本語解説付。#本アルバムにはオリジナル・テープ起因のノイズ等が含まれます。
 ◆シリーズ既出: JSONCLA-0002, JSONCLA-0005 、以下続巻予定

 ニレジハージ(1903-1987)生誕120周年&オールド・ファースト・チャーチ演奏会50周年あたる、いわば記念リリース(現地では2023年5月6日に発売|日本へは代理店の都合で入荷が遅れ、2023年7月末のリリース予定)。これまで当レーベルは国内仕様盤としてのリリースだったが、当盤は輸入盤としての販売。ただし違いは日本語帯有無のみの程度。
 当初「ニレジハージ・ライヴ・シリーズ」として予定されていたのは当3巻までだったので一旦完結になるが、 Sonetto Classics が保有する「 Sonetto Nyiregyházi Archive 」〔旧・高崎芸術短期大学(閉学直前:創造学園大学)へのニレジハージ夫人寄贈資料が大元| 2016年に Sonetto Classics が取得〕には『100巻以上のリール、数巻の映像フィルム、約2000作品の楽譜、数多くの未発表写真など』があり、澤渡氏も「(次に出すなら)シューベルトのイ短調ソナタ (Op.42) を弾いた1973年の演奏会」と語っている。この日のテープは Sonetto Nyiregyházi Archive にあるものの内容は未チェックで、シューベルトに関してはマニア間でもこれまで一切出回ったことがないらしく、残っていればよいが・・・という状況らしいが、当盤を含む3巻の売れ行き次第によって次が出るかどうかが決まるようだ。今後の展開も合わせると、ピアノ・マニアには必携だと断言させて頂きたい。
 当盤の海外メディア批評からの抜粋など(原文欧文の場合、翻訳: Sonetto Classics ):
 『(波間の)半音階を使った威嚇的なスケール|大きな波動と雷鳴のような力強い解釈|このアルバムはニレジハージのファンとピアノ芸術の愛好家の両者を魅了するだろう』(スティーヴン・グリーンバンク/ MusicWeb International |英語全文: https://www.musicwebinternational.com/2023/05/ervin-nyiregyhazi-piano-live-vol-3-sonetto-classics/
 『 Sonetto Classicsのニレジハージ・ライブ3部作の第3弾は、20世紀で最も(理解が)難しいが魅力的なピアノの個性の一人の、最も説得力のあるドキュメントであると言えるだろう』(ジェド・ディスラー/ Classics Today |英語全文:https://www.classicstoday.com/review/ervin-nyiregyhazi-genius-or-madman/
 『50年前のこの日に奇跡的に捉えられた、真に魅惑的で、極めて個性的なピアニズムを初めて完全な形で聴くことができる』(マーク・エインリー/評論家|英語全文: https://www.patreon.com/posts/82612314
 『ニレジハージが存在したことを世界に示して続けてくれて多謝。故ドリス夫人も誇りに思っているだろう」(マティアス・スミット/ 国際ニレジハージ財団〔クロムニー、オランダ〕会長)
 『(前略|テスト・リマスターをチェック中)改めて聴くと唖然とさせられる演奏。「さすらい人」幻想曲、滅茶苦茶で破壊的な箇所と地の底に落とされるような箇所が交錯する。賛否両論だろう。映画ならX指定レベル。』『リスト「二つの伝説」は圧倒的。この曲は18日後の演奏会(カデンツァ注:当レーベル Vol.2, SONCLA-0005 )でも弾かれたが、「オールド・ファースト・チャーチの時以上のものは無理だ」とニレジハージが主張して録音されず。82年来日時に第2曲がレセプションで弾かれているが、技量の低下著しく、本人にも不本意な出来だった。』『オリジナルがカセットの会場録音なので、全体のクオリティやダイナミックレンジが狭いなどの問題はあるものの、少なくとも音場の大きさと、一つ一つの音の明瞭さにかけては、 Desmar 盤で使われた Wollensak 録音(カデンツァ注:現在失われているオープン・リール録音)をはるかに上回る』(澤渡朋之 [Sonetto Classics CEO] |ツイッターのコメントとウェブサイトより)
 ニレジハージ、3度目となる復権の嚆矢となったリサイタル。1977年に LP でリリースされた(*)は聞いたものの度肝を抜き、 Columbia Masterworks/CBS との契約や来日公演へもつながっていったが、その全曲というのはなぜかこれまで一度もリリースされていなかった。この録音は前方の客席でカセット・テープによって成されたとマニア間で伝えられていたが、実はバルコニーにオープン・リール機器が別途設置・録音されており、 Sonetto Classics は Desmar 原盤の各 LP はこちら由来の音源だと推定している( LP リリース時の関係者復数に問い合わせたそうだが、いずれも「覚えていない」と回答| Desmar の LP には、カセット音源に含まれる「小鳥に〜」冒頭の機材ノイズが入っていないらしい)。音像が遠いものの比較的条件が良い可能性があるこちらのテープは残念ながら行方不明になっている。片や Music and Arts の CD はカセット由来の音源だが、これに使用されたのは年月を経る間に劣化や妙なマスタリングが成され音質が悪化してしまったものだった。当盤のソースもカセット由来ではあるが、マスターに近い新たな音源が発見・使用されている。
 『ライナーノーツより:15年前、このカセット録音の一部(リストの「二つの伝説」)が某レーベルよりCD化されたことがあります。この時は、このレーベルが用いた素材自体に大きな問題がありました。まず、素材そのものに既に劣悪なリマスタリングがなされており、しかも「波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ」の冒頭音の一部が欠落していました。こういった問題に加えて、素材に由来するピッチ異常も未修正のままでした。今回、我々は諸問題が導入される以前の録音素材を入手し、そのナチュラルな印象を失わないように注意深くリマスタリングを行い、音飛び、音揺れといった問題を改善していきました。モノラルの会場録音ゆえの限界はありますが、以前リリースされたCDよりはるかにナチュラルで安定した音になっています。』
JSONCLA-0006
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[SONCLA-0006]
\2750(税抜\2500)
国内仕様盤
ノーマ・フィッシャー、アット・ザ・BBC Vol.3 〜シューマン、ブラームス&ショパン
 シューマン:蝶々 Op.2 / ブラームス:7つの幻想曲集 Op.116
 ショパン(#):2つのマズルカ〔ハ長調 Op.68 No.1 /ハ短調 Op.41 No.1 〕/
        夜想曲 ハ短調 Op.27 No.1 /3つのエコセーズ Op.72 No.3 /子守歌 Op.57
 ノーマ・フィッシャー(P)
 録音:1983年-1984年(無印) /1992年(#) 、 BBC スタジオ、すべてステレオ|初放送日&ラジオ番組名:1984年7月18日「 "Schumann and Brahms" on BBC RADIO 3 」(無印) /1992年10月26日「 "Chopin" on BBC RADIO 3 」(#) | 初出音源|収録・ライセンサー: BBC |ソース:オープン・リール・テープ& DAT 、すべてノーマ・フィッシャー個人アーカイヴ|日本語解説書付|ブックレット解説執筆:ジェシカ・ドゥーシェン(音楽ジャーナリスト|2022年現在、マイラ・ヘスの伝記を執筆中とのこと)&澤渡朋之〔エディター:ケヴィン・バサーナ(グレン・グールド研究で知られるカナダの音楽史家、伝記作家)〕|リマスタリング:アンドルー・J.ホルズワース、澤渡朋之| (C) 2022 。# BBC ライセンス契約に伴う廃盤予定年:2027年。
 ◆シリース既出: JSONCLA-0003〔廃盤、入手不能〕, JSONCLA-0004 、以下続巻予定
 『ノーマ・フィッシャーは、1940年にドイツ系ロシア人の父親とポーランド人の母親のもと、ロンドンに生まれました。1960年頃から欧米各国で演奏活動を行うようになり、1963年には前年のチャイコフスキー国際コンクールを制したアシュケナージと共にハリエット・コーエン国際音楽賞を受賞しました。70年代からはラドゥ・ルプーとともにアンドレ・チャイコフスキーの作品の紹介者となるなど、ピアニストとして国際的なキャリアを重ねていたものの、右手に発症した局所性ジストニアのため、1990年代前半に50代前半で演奏活動からの引退を余儀なくされました。引退後は教育活動に専念。ロンドン王立音大のピアノ科教授としてマレー・マクラクラン、パヴェル・コレスニコフ、アンナ・フェドロヴァ、エドゥアルド・クンツ、レイナー・ハーシュといった若手を育てるとともに、各分野で数多くの才能を輩出したロンドン・マスタークラスの芸術監督を務めるなど、世界屈指の教師の一人とみなされる存在になりました。
  若い頃のフィッシャーは、その名声にも関わらず、商業録音を一切残しておりません。一方、活動の初期からBBCに数多くの放送録音を行っています。ソネット・クラシックスは2015年から放送録音の発掘を行なっており、その成果として2018年には第1集となるブラームス・スクリャービン作品集(JSONCLA-0003)をリリースしました。国際的に知られた名教師のピアニストとしての再評価はメディアでも話題となり、「伝説的ピアニスト、最初のアルバムをリリース(Broawsway World)」「数十年の沈黙の後に聴かれる一人のスター(Jewish Chronicle紙)」「英国最高の教師となった “幻の” 神童(Telegraph紙)」「彼女はかつてアシュケナージと並び称されたのにも関わらず、録音を残さなかった(Slipped Disc)」と報じられました。このアルバムは世界各国で賞賛され、英Gramophone誌のエディターズ・チョイス(月間ベスト・アルバム)、及び、その年のクリティクス・チョイス(批評家の選ぶ年間フェイバリット・アルバム)に選ばれました。Classic FMの名物アンカーのロブ・コワンは、英Gramophone誌のYoutube番組で、「20世紀の偉大なピアニスト達」の一人にフィッシャーを選び、第1集からスクリャービンのエチュード 42/5を紹介しています。
  好評を受け、ソネット・クラシックスは翌2019年に第2集リスト・シューマン・ドビュッシー・(アンドレ)チャイコフスキー作品集(JSONCLA-0004)をリリースしました。これも英Gramophone誌のエディターズ・チョイス、クリティクス・チョイスに選ばれ、米Classics Todayの著名な評論家ジェド・ディスラーは「黄金色、純粋でシンプルな鍵盤」と芸術点満点を与え、英International Pianoの評論家アーテシュ・オーガは「度肝を抜かれた…。リファレンスとなる演奏…。ビンテージもののスタジオ・プロダクション」と評しました。この第2集は、ハンガリー・フランツ・リスト協会(Liszt Ferenc Tarsasag)選定による最高賞・国際グランプリ・ディスクに輝いています。 今回発売となった第3集は2020年末に新たに発見されたリールと、フィッシャー私蔵のDATを音源としています。1984年放送のシューマンの「パピヨン(蝶々)」と、ブラームスの「7つの幻想曲」作品116(1984年放送)は、いずれもドイツ音楽を得意としたフィッシャー真骨頂の名演で、美しい抒情と語り口の巧さが光ります。1992放送のショパンの小品集は40年に渡ったBBCとのコラボレーションの最後となったもので、甘さに流れない硬派のショパンです。いずれも鮮明な音質で記録されており、音楽的にも前二作に匹敵する内容となっていると考えております。』 (Sonetto Classics)
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[SONCLA-0005]
(2CD)
\3850(税抜\3500)
国内仕様盤
限定盤
全世界
1000セット
ニレジハージ・ライヴ Vol.2 〜
  フォレスト・ヒル・クラブハウス(サンフランシスコ) 1973
   &ラスト・レコーディング 1984

 *フォレスト・ヒル・クラブハウス 1973
  リスト:巡礼の年第3年〜第5曲「ものみな涙あり/ハンガリーの旋法で」/
      悲しみのゴンドラ(第2稿)
  ブラームス:4つの小品 Op.119 〜第4曲「ラプソディ 変ホ長調」
  ドビュッシー:版画〜第1曲「塔」/レントよりなお遅く
  リスト:巡礼の年第3年〜第6曲「葬送行進曲」
  チャイコフスキー:中級程度の4つの小品 Op.40 〜第8曲「ワルツ 変イ長調」(*)
  スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番 嬰へ長調 Op.40 (*)
  (アンコール)
   グリーグ:抒情小曲集第5集 Op.54 〜第4曲「ノットゥルノ」(*)
   スクリャービン:悲劇的詩曲 Op.34
 *ラスト・レコーディング 1984 (#)
  リスト:巡礼の年第3年〜第3曲「エステ荘の糸杉に II :哀歌」/
      オラトリオ「キリスト」第1部「クリスマス・オラトリオ」
        第4曲「飼い葉桶の羊飼いの歌」
 アーヴィン・ニレジハージ(P)
 録音:1973年5月24日、フォレスト・ヒル・クラブハウス、サンフランシスコ、ライヴ、ステレオ(無印/*) /1984年10月、リカルド・エルナンデス私邸、サンフランシスコ、ライヴ、モノラル〔マスター・テープ提供:リカルド・エルナンデス〕 (#) | (無印/#):初出音源| (*):2016年に発見されたオープン・リール・テープを使用した初発売|未発表写真多数の24ページのミニ・フォトブック(撮影・幡野好正)付録(封入)|日本語解説書(解説執筆:ケヴィン・バザーナ&澤渡朋之)付|リマスタリング:アンドルー・J.ホルズワース、澤渡朋之| 2020年9月1日に逝去したリカルド・エルナンデスに捧げるアルバム。
  (*)は以前 Music and Arts から発売された2枚組のニレジハージ・アンソロジー (Ervin Nyiregyhazi in Performance: Live Recordings, 1972-1982) に含まれていたが、その際は今回使用されたテープは未発見だったので、マニア間で出回っていたイコライジングの強いCD-Rがソースとして使用されたらしい。
 ◆シリーズ既出: JSONCLA-0002, SONCLA-0007 、以下続刊予定。

 『ハンガリー生まれのピアニスト、アーヴィン・ニレジハージ (1903-87) は少年時代にモーツァルト以来の神童として心理学の研究対象となり、ピアニストとしても15歳でニキシュ&ベルリン・フィルと共演するなど、若くして華々しいキャリアをヨーロッパで確立しました。17歳の時に単身渡米、カーネギーホールでセンセーショナルな全米デビュー公演を行い、一躍大スターとなりました。しかし数年のうちにエージェントとトラブルを起こして業界から干されてしまい、ホテルのバーやレストランのピアニストとしてなけなしの金を稼いでは酒と女に使い、時に地下鉄や公園のベンチで夜を過ごすようになるまでに転落していきました。以降のニレジハージはまともな演奏活動を行うことなく、困窮と放浪の数十年が過ぎていきました。70歳近くになって9番目の妻の治療費を稼ぐために突如復帰、1972年末から1973年前半にかけて3回の復帰公演をカリフォルニアで行っています。 1972年12月17日:センチュリー・クラブ・オブ・カリフォルニア(「ニレジハージ・ライヴ、Vol. 1」としてSonetto ClassicsよりCDリリース)、1973年5月6日:オールド・ファースト・チャーチ (LP: Nyiregyházi Plays Liszt に「二つの伝説」が収録|カデンツァ追記:当レーベル Vol.3, SONCLA-0007 でリリース)、1973年5月24日:フォレスト・ヒル・クラブハウス
  長年のブランクと年齢からくるテクニックの衰えはあったものの、一連の復帰公演はリスト以来の19世紀的グランド・スタイルの真髄を伝えるものとして評判となり、数年後にアメリカ、続いて日本で起こったニレジハージ・ブームのきっかけとなりました。
  2016年、我々が回収したとあるアーカイブの中に一本の古いリールがありました。ケースの中に入っていたメモに、「フォレスト・ヒル・クラブハウス公演を記録したマスター・テープ」とあり、リストの「二つの伝説」(ニレジハージの要請で未録音|カデンツァ追記:ニレジハージいわく「オールド・ファースト・チャーチの時〔当レーベル Vol.3, SONCLA-0007 〕以上のものは無理だ」)を除くプログラムの全ての楽曲に加えて、多くの熱心なファンにとっても未聴だったアンコール楽曲のスクリャービン「悲劇的詩曲」も記録されていました。2008年にMusic Artsがこの公演録音の一部をリリースしていたものの、そこで使われた録音のソースは、ファンの間で出回っていたイコライジングが強めにかけられたCD-R音源、という不十分なものでした。今回、我々はこのマスター・テープをアビー・ロード・スタジオに持ち込み、24ビットのデジタル・トランスファーを行い、原音の色を損なわないように慎重にリマスタリングを行いました。Disc 1 に収めたのがこの録音です。
   Disc 2には、ニレジハージの「白鳥の歌」となった1984年の未発表録音が収められています。ニレジハージを支援していた親友のリカルド・エルナンデス氏の自宅ピアノで私的に収録されたものです。ここでは、エルナンデス氏より我々に贈られたオリジナル・テープをリマスタリングしています。外で嵐が吹きすさぶ中、わずか一人の聴衆のために弾かれた二曲のリスト作品をカセット・テープ録音したもので、モノラル録音ながら豊かな色彩と孤絶感に満ちた空気が捉えられています。残念ながら、この音源を提供したエルナンデス氏はアルバム完成の一月前の2020年9月1日に死去されました。感謝の意味を込めて本アルバムはエルナンデス氏に捧げられています。
  「失われた天才」の著者ケヴィン・バザーナ執筆による解説を収めた冊子に加え、1982年のニレジハージ来日時の数々の未発表写真(撮影・幡野好正)を収めた24ページのミニ・フォトブック「Nyiregyhazi in Japan, 1982」も収録しています。ユニークな演奏哲学を伺わせる名言の数々とともにお楽しみください。
  本アルバムは、前作の「ニレジハージ・ライヴ、Vol. 1 」と同様に、ニレジハージの遺産管理を行うオランダ、クロムニーの国際アーヴィン・ニレジハージ財団の全面的な承認を受けた公式盤となっております。』
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[SONCLA-0004]
(2CD)
\3300(税抜\3000)
国内仕様盤
ノーマ・フィッシャー、アット・ザ・BBC Vol.2
 リスト:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」(*) /
     巡礼の年第2年「イタリア」補遺「ヴェネツィアとナポリ」(*) /
     超絶技巧練習曲集 より〔第10番(*) /第4番「マゼッパ」(#) 〕
 サン=サーンス/リスト編曲:死の舞踏(+)
 シューベルト/リスト編曲:セレナード「聞け、聞け、ひばり」(+)
 シューマン:ピアノ・ソナタ第2番 Op.22 (**)
 ドビュッシー:12の練習曲 より(##)
  〔第1部〜第1番「5指のために チェルニー氏による」/
   第2部から第7番「半音階のために」/第11番「組み合わされたアルペッジョのために」〕

 アンドレ・チャイコフスキー:
  インヴェンション集 Op.2 (++) [Nos.1-4, 5b, 6, 5a, 7-10]
 ノーマ・フィッシャー(P)
 録音、または放送日:1960年代〔放送日:1984年3月1日〕(**)、1966年〔放送日:1979年2月2日〕(##)、1970年7月27日(+)、1984年3月1日(++)、1985年5月24日(*)、未判明(#)、すべてステレオ|収録・ライセンサー: BBC |初出音源|ブックレット解説執筆:ブライス・モリソン&ノーマ・フィッシャー|日本語解説書付|リマスタリング:アンドルー・J.ホルズワース、澤渡朋之|発売:2019年10月。#一部にオリジナル・テープに起因するノイズがあります。
 ◆シリース既出: JSONCLA-0003〔廃盤、入手不能〕, JSONCLA-0006 、以下続巻予定。
 第41回リスト・フェレンツ協会(ブダペスト、ハンガリー)〔フランツ・リスト国際〕グランプリ・ディスク選定盤。協会の受賞ディスク紹介ページ:http://www.lisztsociety.hu/grand_prix.htm(もう一点はフランスでは2018年にリリースされたムーザ・ルバツキーテのアルバム 仏 Lyrinx, LYR-280)
 『ノーマ・フィッシャーは60年代から80年代にかけて英国を代表するピアニストとして活躍、著名な音楽賞ハリエット・コーエン・メダルをヴラディミール・アシュケナージと共に受賞しました。ところが、80年代中頃から局所性ジストニアの症状に悩まされるようになり、90年代にステージ活動を停止。その後は世界的教師としてパヴェル・コレスニコフやアンナ・フェドロヴァを始めとする国際的なピアニストを多く育てています。ピアニストとしてのフィッシャーは商業用録音に恵まれなかった一方で、60年代よりBBCに放送録音を数多く行っており、その中の一部音源が現存しています。70年代にBBCによって録音されたブラームスとスクリャービンを収録した第1集は、英グラモフォン誌の月間ベストアルバム(エディターズ・チョイス)、および同誌年間ベストアルバム(クリティクス・チョイス)の一枚に選ばれました。2枚組となった第2集では、リスト作品集のDisc1、シューマンのピアノソナタ第2番、ドビュッシーのエチュード集より3曲、アンドレ・チャイコフスキーの「インヴェンション集」を収録したDisc2となっています。リスト作品集は音質良好のリール音源(フィッシャー個人蔵)から6曲、リストとショパンの著名な伝記を記したアラン・ウォーカーが大英図書館に寄贈したカセットテープから2曲をリマスタリングしています。第1集に感銘を受けたウォーカーがテープの存在を知らせてきたことが今回の収録に繋がりました。シューマンはBBCのマスター音源由来で、第1稿最終楽章を採用しています。この第1稿は難易度が高すぎるという理由で妻クララの要望で破棄され、全く曲想の異なる第2稿と差し替えられました。第1稿は難曲であるために演奏機会も多くなく、ホロヴィッツを始めとするいくつかの録音があるのみです。BBCマスター音源。ドビュッシーのエチュード集はカセット音源(フィッシャー個人蔵)です。フィッシャーの解釈は師ジャック・フェヴリエ直伝の詳細な指示に基づくもので、この指示はドビュッシーの最後の妻エンマ・バルダックからもたらされたものです(バルダックの指示は晩年のドビュッシー本人からのものと考えられます)。アルバムの末尾を飾るのは、ポーランド生まれのヴィルトオーゾ・ピアニスト、アンドレ・チャイコフスキーが作曲した「インヴェンション集」です。チャイコフスキーは異端の音楽家で、彼の頭蓋骨が遺言に従ってシェイクスピア劇団に寄贈され、「ハムレット」公演で使われたことでも知られています。フィッシャーはラドゥ・ルプーと共にチャイコフスキーの音楽の紹介者でした。この演奏はチャイコフスキーが破棄した一部楽曲を含む完全版で、自作自演録音を上回る名演です。冊子にはフィッシャー自身の楽曲解説も含まれています。BBCマスター音源。
 発売後の海外&ネット各メディア評(翻訳: Sonetto Classics )
 「セクシーさでホロヴィッツの1965年の演奏に匹敵し、総合的な暖かさではそれを上回る.....ピアノ音楽狂はこれら偉大な録音が現存し、これほど見事に復刻されたことに感謝すべきだ。黄金色の、純粋でシンプルなピアノだ」 ジェド・ディスラー (ClassicsToday)
 「見事なまでに巧緻で流麗....私は魅了された。偉大な演奏で極めて重要なことは、全ての正しい音が正しい瞬間に発せられることで、ノーマ・フィッシャーが持つのがこのタイミングの感覚である」 ロブ・コワン (Rob Cowan Music)
 「彼女のピアニズムにある人間性と深い感情とともに、再発見とリマスタリングに向けられた真正の愛情と配慮に圧倒された。このシリーズの第2集からも同様の寛大さが放射している。加えるならば、この2枚組はさらに彼女の豊かな音楽性を明らかにしている 」(エディターズ・チョイス:編集長の選ぶ月間ベスト盤) ミッシェル・アッセイ (Gramophone)
 「今年私がレビューした素晴らしい録音の数々に思いを馳せるとすぐに、彼女の録音が深い理解、自然で詩的な雄弁さとピアニスティックな洗練度において抜きん出てきた」 (2019年クリティクス・チョイス:批評家の選ぶ年間ベスト盤) ミッシェル・アッセイ (Gramophone)
 「この素晴らしい音楽を聴いていると、10代の時に BBC Radio 3 に頭からどっぷりと浸かっていた私がどうやってノーマ・フィッシャーを聴き逃していたのかと訝しく思わざるを得ない.....。私はこれをピアノ音楽を愛 する全ての人に勧めたい」 ロブ・チェレノウ (MusicWeb International)
 「素晴らしいメフィスト・ワルツで始まる一枚目のリスト作品集は、音楽的な展開と名技性における理想形である」 マーティン・コットン (BBC Music Magazine)
 「驚愕。宝石のようなピアニズムとむき出しでやけつくようなイマジネーション、狂おしいほどに美しいフレーズが息づき、飛翔し、音色と感情が渾然一体となって.....」「定盤となる演奏」「ヴィンテージもののスタジオ・プロダクション」 アーテシュ・オーガ (International Piano)

 # BBC のライセンスを得たディスクはレーベルからの出荷が発売後5年間に制限されるとのことで、当アイテムは2024年10月にレーベル側で出荷停止&廃盤になる予定です。 Vol.1 もそうでしたが、国内代理店の在庫はほぼないと思われるため、2023年末〜2024年前半までのご注文をおすすめいたします。
JSONCLA-0003
[SONCLA-0003]
廃盤
ノーマ・フィッシャー、アット・ザ BBC Vol.1
 ブラームス:創作主題による変奏曲 Op.21 No.1 (*) /
       ハンガリーの歌の主題による変奏曲 Op.21 No.2 (*)
 スクリャービン:8つのエチュード Op.42 より Nos.1, 4-5, 8 /
         ピアノ・ソナタ第1番 Op.6
 ノーマ・フィッシャー(P)
 ◆シリース既出: JSONCLA-0004, JSONCLA-0006 、以下続巻予定
 # BBC のライセンスを得たディスクはレーベルからの出荷が発売後5年間に制限されるとのことで、すでに当アイテムは廃盤になりました。国内代理店在庫・当店在庫も無く、入手できなくなっています。
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[SONCLA-0002]
(2CD)
\3300(税抜\3000)
国内仕様盤
ニレジハージ・ライヴ Vol.1 〜センチュリー・クラブ・オブ・カリフォルニア 1972.12.17
 ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5
 リスト:巡礼の年第3年 より〔第2曲「エステ荘の糸杉に」(*/+) /第4曲「エステ荘の噴水」/
     巡礼の年第1年「スイス」〜第7曲「牧歌」/
     メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」
 ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 Op.6 No.2 (*) /前奏曲 嬰ハ短調 Op.28 No.10 (*) /
      マズルカ ヘ短調 Op.63 No.2 (*) /マズルカ ロ短調 Op.33 No.4 (*/#)
 ブラームス:間奏曲 変ホ短調 Op.118 No.6 (#)
 ドビュッシー:「版画」〜第1曲「塔」
 リスト:巡礼の年第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」〜第3曲「タランテラ」
 *アンコール
   リスト:巡礼の年第1年「スイス」〜第2曲「ヴァレンシュタットの湖で」/
       2つの演奏会用練習曲〜第1曲「森のささやき」
 アーヴィン・ニレジハージ(P)
 録音:1972年12月17日、カリフォルニア・センチュリー・クラブ、サンフランシスコ、ライヴ、ステレオ(#以外)&モノラル(#)。2016年に発見されたオープン・リール・テープ〔ニレジハージ自身が所有〕を使用した初発売。 (*)は以前 Music and Arts から発売された2枚組のニレジハージ・アンソロジー (Ervin Nyiregyhazi in Performance: Live Recordings, 1972-1982) にも含まれていたが、その際は今回使用されたテープは未発見だったので、コピーを重ねたと思われるソースが使われていた。 (+)は『冒頭にオリジナル・テープに起因する欠落があります』とのこと。また、(#)は発見されたテープの左チャネルに大きなワウフラッターがあって除去出来なかったとのことで、右チャンネルの音を両チャネルに使用したモノラルとなっている。日本語解説書付。
 ◆シリーズ既出: JSONCLA-0005, SONCLA-0007 、以下続刊予定。

 “ロスト・ジーニアス”の歴史的復帰コンサート 優秀録音にて世界初リリース!
 一般的に知られている1973年5月の録音よりも以前に存在した、1972年12月のライヴの録音集です。アーヴィン・ニレジハージは数十年の貧困と隠遁の後、9番目の妻の治療時を稼ぐために公開演奏を再開しました。まさに新発見とも言えるこの録音集はプライベート録音としては状態がよく、多岐にわたる作曲家の作品を収録しており、彼の音楽性がよく理解できる貴重な内容となっています。20世紀の特異なピアニストの音色が見事によみがえります。
 ニレジハージ没後30周年記念盤
 ニレジハージは80年代に2度来日しており、日本にも熱心なファンがいらっしゃいます。今年(2017年)はニレジハージの没後30周年にあたります。1982年の来日の際は、読売新聞や日本テレビなどのメディアが大きく報道し、ブームを巻き起こしました。今回も再び各方面で大きな話題となるでしょう。また春秋社出版の伝記「失われた天才」では、彼の凄まじい生涯を詳しく解説しており、彼のピアニストとしての魅力を色々な側面から知ることができます。
 *伝説的なオールド・ファースト・チャーチのリサイタルの半年前に行われた、十数年ぶりの復帰リサイタル
 *リサイタルの全貌が正式リリースとして明らかになるのは今回が初めて
 *リリースに用いたのはニレジハージが所有していた、2016年に発見されたリール・テープ三巻
 *彼のライブの中では最優秀の音質、デジタル・トランスファーはアビーロード・スタジオ
 *「ヴィラーニ・プレイズ・ダンテ”インフェルノ”」(SONCLA-0001) で高評価を得たチームが最新のデジタル技術でリマスタリング
 *ニレジハージの遺産を管轄するオランダ国際ニレジハージ財団より正式オーソライズ
 *24ページの冊子(日・英)には、ニレジハージの伝記作家であるケヴィン・バザーナによる書き下ろしエッセイ
 *ジャケットは写真家・幡野好正氏によるもの。冊子には故・木之下晃氏の未発表作品を含む写真を複数使用
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[SONCLA-0001]
\2970(税抜\2700)
国内仕様盤
アンジェロ・ヴィラーニ(P)、ダンテ「インフェルノ」を弾く
 リスト:ダンテを読んで / パーセル/ヴィラーニ編曲:ティドの嘆き(*)
 ビューロー/リスト&ヴィラーニ編曲:
  ダンテのソネット「なんと優しく、なんと高潔な」 S.479
 リスト:巡礼の年第3年 S.163 〜ものみな涙あり
 ワーグナー/ビューロー、リスト&ヴィラーニ編曲トリスタン幻想曲(*)
  アンジェロ・ヴィラーニ(P|使用楽器:ファツィオーリ
 録音:2015年8月11日-12日、メニューイン・ホール、 UK 、セッション| (*):世界初録音|録音エンジニア:トニー・フォークナー|リマスタリング:アンドルー・ホルズワース|ブックレット解説:ジェシカ・ドゥシェン〔音楽評論家〕。
 日本語解説付。ダンテ生誕750周年記念企画「神曲・地獄篇」をテーマとしたコンセプト・アルバム。『アンジェロ・ヴィラーニは希有の存在 ― 真性のロマン派である。』(ケヴィン・バサーナ〔音楽評論家/グレン・グールドとアーヴィン・ニレジハージの伝記作家〕)
 公式サイトにおけるリスト「葬送曲」(当盤には収録されていない)の映像等を視聴する限り、大変な才能が埋もれていたと感じさせるに十分な演奏が聞ける。ピアノ・マニアは要注目であると断言したい。
 『アンジェロ・ヴィラーニは、母国オーストリアで神童して注目をされ、絶賛されたピアニスト。1990年チャイコフスキーコンクールの前夜に右手の感覚を失い約20年間演奏活動から遠ざかってしまいます。その後症状の改善につれ少しずつ演奏活動を再開し、また高い評判も後押して、2012年に復活リサイタルを行うまでになりました。ロマン派の重要な楽曲での劇性と美しさが交差する解釈は聴衆に大きな驚きをもたらしました。その後はイギリスBBCラジオなどで取り上げられるなど、さらに評価が高まり、再び注目されるピアニストのひとりとしてキャリアを積み始めています。』
 #2022年5月追記:当盤(国内仕様盤)は国内代理店から『入手不可』とのアナウンスがありました。当店では国内仕様盤の在庫を確保し販売を続けていますが、この仕様のものは最終的に入手できなくなります。国内仕様盤の在庫払底時点で輸入盤の現地在庫が残っていた場合はそちらを取り扱う予定ですが、国内代理店経由ではなくレーベルから直接仕入れる必要があり、入荷にはお時間を頂く可能性が高くなります。
STONE RECORDS 1枚あたり\3300(税抜\3000)
 2010年にリリースを開始した、イギリスのバリトン歌手マーク・ストーンが主宰するレーベル。彼はケンブリッジ大学キングズ・カレッジで数学を(合唱団が有名だが、音楽に特化した学校ではない)、ギルドホール音楽院で声楽をそれぞれ修め、1998年にはキャスリーン・フェリアー賞を受けた。以降イギリスのオペラ畑を中心に活躍し、OPERA RARA、VIRGIN、EMI、LSO LIVE 等から参加録音が発売されている。また、SONY から「クィルター:歌曲集 Vol.1」(88697-13996-2; 当店未案内/廃盤) を2007年に発売しているが、このシリーズはその後頓挫した模様。
イギリスの歌曲集
 ヴォーン・ウィリアムズ: Silent noon / Love bade me welcome
 ダウランド: Awake, sweet Love, thou art return’d / クィルター: Go, lovely rose / Love’s philosophy
 パーセル: I attempt from Love’s sickness to fly
 ブリッジ: Come to me in my dreams / Love went a-riding / ヘンデル: Silent worship
 アイアランド: If we must part / Love is a sickness full of woes / ハイドン: Piercing eyes
 ジョージ・バターワース: With rue my heart is laden / When I was one-and-twenty
 ハイドン: Pleasing pains
 ピーター・ウォーロック: Take, O take those lips away / Thou gav’st me leave to kiss
 ヘンデル:Where’er you walk / ジェラルド・フィンジ: To Lizbie Browne / I said to Love
 パーセル:もし音楽が愛の糧なら / ブリテン: The salley gardens / Wild with passion
 ダウランド: Come again! sweet Love doth now invite
 スティーヴン・バーロウ: If thou would’st ease thine heart

  マーク・ストーン(Br) スティーヴン・バーロウ(P)
 録音:2008年11月11日-13日、ポットン・ホール、サフォーク。バターワースの2曲は以下の全集にも収められているが、録音データでは別録音。
ファンタジー〜山田 薫&ショルト・キノック
 メシアン(1908-1992):
  多くの死 (*/#)/主題と変奏/幻想曲
 シェーンベルク(1874-1951):幻想曲Op.47
 シューベルト(1797-1828):
  幻想曲 D.934 Op.159/くちづけを贈ろうD.741 (*)
山田 薫(Vn)
ショルト・キノック(P)
ローナ・マッカイル(S;*)
ニッキー・スペンス(T;#)
 録音:2009年12月、ジャクリーヌ・デュ・プレ音楽ビル、オックスフォード。
 ヴァイオリンとピアノの2人によるデビューCD(1曲目と最後の曲を除きこの編成)。ヴァイオリンの山田は静岡(おそらく三島市)生まれ。3歳からヴァイオリンを初め、桐朋学園大学で梅津 南美子と原田 幸一郎に学んだ。その後日本では小澤征爾音楽塾とサイトウ・キネンo.に参加すると共に、イギリス王立音楽院へ留学して2004年に卒業、2006年にはウィグモア・ホールでデビュー・リサイタルを行い、2010年現在ではロンドンに在住しロイヤル・フィルのメンバーとなっている。デュオ・パートナーを務めるピアノのキノック(もしくはキノッチ [Sholto Kynoch] )は珍しい名字だが、恐らくイギリス人。ウースター大学とギルドホール音楽院にて、マイケル・デュセク、グレアム・ジョンソン、マルコム・マルティノー、ロナン・オホラに学んでいる。
ジョージ・バターワース(1885-1916):歌曲全集
 歌曲集「シュロップシャーの若者からの6つの歌」(1911)
  〔 Loveliest of trees / When I was one-and-twenty / Look not in my eyes / Think no more, lad / The lads in their hundreds / Is my team ploughing? 〕/
 Haste on, my joys! / Yonder stands a lovely creature / A blacksmith courted me /
 A lawyer he went out one day / Come my own one / A brisk young sailor courted me /
 Tarry trowsers / I will make you brooches / In the year that's come and gone /
 Life in her creaking shoes goes / Fill a glass with golden wine /
 On the way to Kew / I fear thy kisses / Sowing the seeds of love / The cuckoo /
 Seventeen come Sunday / Roving in the dew / The true lover's farewell / Requiescat /
 歌曲集「ブレドンの丘とその他の歌(「シュロップシャーの若者」から)」(5曲; 1912)
  〔 Bredon Hill / Oh fair enough are sky and plain / When the lad for longing sighs / On the idle hill of summer / With rue my heart is laden 〕
  マーク・ストーン(Br) スティーヴン・バーロウ(P)
 録音:2009年末、サセックス。11曲の「サセックス民謡から」は全曲としては世界初録音(内8曲が世界初録音)。また6曲は、現役盤では唯一の発売盤となる物。英グラモフォン誌2010年6月「エディターズ・チョイス」選定盤。
 日本では管弦楽のための狂詩曲「シュロップシャーの若者」(歌曲から編曲)で知られるバターワースの歌曲が全曲録音されたのは初めて。この種のお国物アイテムが歓迎される現地では大変好評を博しており、他レーベルも扱うイギリス国内販売代理店の(おそらく2010年6月の)売り上げ第1位を記録している。
 なお、フォークダンスの名手でもあったバターワースが踊っているボーナス映像が収録されているとのことですが、必要環境等が不明のため、再生保証無しとさせていただきます。御了承下さい。
ロナルド・コープ(1951-):歌曲集
 都市の花/眠り/フクロウと女性/コルヌコピアの歌/ブレイク、ブレイク、ブレイク/
 私の目に与えよ、主よ/ハウスマンの音楽/水浴/未知の領域に向かって/ホイットマンの音楽

  マーク・ストーン(Br) サイモン・レッパー(P)
 録音:2010年3月11日-12日。ニューロンドンo.の創設者で、合唱指揮者、作曲家としても活躍するロナルド・コープの歌曲集。
ポール・カー(1961-):
 天使のためのレクイエム/我神に感謝す、最も素晴らしきこの日/ Holding the stars / Now comes beauty
  ソフィー・ビーヴァン(S) マーク・ストーン(Br)
  ギャヴィン・カー指揮バース・フィルハーモニア、アンジェロラムcho.
 録音:2010年8月23日-24日。ステージ・マネジャー、抽象画家、作曲家という多彩な才能を持つポール・カーの作品集。
ロナルド・コープ(1951-):ダンマパダ〔法句経〕 ロナルド・コープ指揮
アプサラ (cho.)
 録音:2010年1月。
ディーリアス(1862-1934):歌曲全集 Vol.1
 ノルウェーの7つの歌 RT.V/9 /4つの古いイギリスの抒情詩 RT.V/30 /高い山を越えて RT.V/2 /
 高い山の生活 RT.V/6 /涙も笑いも長くは続かない RT.II/5 /子供のための2つの歌 RT.V/29 〜小鳥/
 夜鳴きうぐいすは金の竪琴を持っている RT.V/25 /イ=ブラジルRT.V/28 /森で RT.V/10 /
 作ったばかりの柳笛を持っていたことが RT.V/17 /シェリーの3つの抒情詩 RT.V/12 /ノルウェーの5つの歌 RT.V/5

  マーク・ストーン(Br) スティーヴン・バーロウ(P)
 録音:2010年12月。第1巻はノルウェーとイギリスに関する歌曲を収録。
目的地パリ
 マルティヌー:弦楽三重奏曲第2番 H.238
 フランセ:弦楽三重奏曲
 マルティヌー:弦楽三重奏曲第1番 H.136
 エネスク:朝の歌 ハ長調
レンドヴァイ弦楽三重奏団
[ナディア・ヴィーゼンベーク(Vn)
 イルヴァリ・ジリアクス(Va)
 マリー・マクロード(Vc)]
 録音:2009年6月。パリで交錯した3人、マルティヌー、エネスク、そしてフランセの弦楽三重奏作品集。ハンガリーの音楽家エルヴィン・レンドヴァイの名を持つ女性奏者たちのアンサンブルによる演奏。
ヴォルフ:歌曲全集 Vol.1〜メーリケ歌曲集第1巻
 希望の復活/子供と蜜蜂/夜明け前の楽しいひと時/狩人の歌/鼓手/もう春だ/捨てられた娘/出会い/
 尽きることのない愛/散歩/エオリアン・ハープに寄す/隠棲/春に/アグネス/旅先にて/妖精の歌/花作り/
 4月の黄色い蝶/真夜中に/クリスマス・ローズに〔I/II〕/ため息/古画に/朝早く/眠れる幼児イエス/聖週間

  ソフィー・デインマン(S) アンナ・グレヴェリウス(Ms)
  ジェイムズ・ギルクリスト(T) スティーヴン・ロージス(Br)
  ショルト・カイナッチ(P)
ヴォルフ:歌曲全集 Vol.2〜メーリケ歌曲集第2巻
 新年に/祈り/眠りに寄す/新しい愛/どこに慰めを求めよう/愛する人に/ペレグリーナ〔I/II〕/問いと答え/
 さようなら/郷愁/風に寄せる歌/思いみよ、おお心よ/狩人/老女の忠告/乙女の初恋の歌/恋する者の歌/火の騎士/
 葦の根の水の精/ヴァイラの歌/ムンメル湖畔の精霊/こうのとりの使い/いましめ/依頼/ある結婚式で/告白/別れ

  ソフィー・デインマン(S) アンナ・グレヴェリウス(Ms)
  ジェイムズ・ギルクリスト(T) スティーヴン・ロージス(Br)
  ショルト・カイナッチ(P)
 録音:2010年10月。
ディーリアス:歌曲全集 Vol.2
 デンマーク語による5つの歌〔第1集/第2集〕/フリードリヒ・ニーチェによる歌曲/
 様々な詩人の詩による歌曲/ポール・ヴェルレーヌの詩による歌曲/あなたが離れて行く前に/11の初期の歌曲/他

  マーク・ストーン(Br) スティーヴン・バーロウ(P)
 録音:2011年2月21日-23日。
ヴォルフ(1860-1903):歌曲全集 Vol.3 〜イタリア歌曲集〔イタリアの歌の本〕 全46曲
 ジェラルディン・マクグリーヴィー(S)
 マーク・ストーン(Br) ショルト・キノック(P)
 録音:2011年5月。
チャールズ・ウィルフレッド・オア(1893-1976):歌曲全集 Vol.1
 「シュロプシャーの若者」からの7つの歌/静かな午後/クリスマス・デート/ビール酒造家の男/
 2つの17世紀の詩/眠りの歌/譜面を変えようか/少年時代の憧れ/大工の息子/私が21のとき/
 戦争から戻った軍人/夏の終わりが近づいている/「シュロプシャーの若者」からの2つの歌

  マーク・ストーン(Br) サイモン・レッパー(P)
 録音:2010年12月22日-23日。オアは友人のディーリアスから影響を受け、19世紀イギリスの詩人アルフレッド・エドワード・ハウスマンの詩を題材とした優れた歌曲を作った。
ディーリアスと仲間たち [Delius and his Circle]
 ディーリアス:3つの前奏曲 RT IX-8 / チェンバロのための舞曲RTIX-6 /
        劇音楽「ハッサン」より〔間奏曲RTI-9 /舞曲RTIX-5 No.1 / 夢想RTIX-5 No.2 〕
 クィルター:夕暮れのダンス Op.16 No.1 /羊飼いの歌 Op.27 No.1/パイプと小太鼓 Op.27 No.4
 スコット:桃源郷 / オースティン:魔法の場所 / バックス:水仙を持った少女
 グレインジャー:陽気な王様 / モーラン:アイルランドの愛の歌/夏の峡谷/川岸の休日
 オニール:カリヨン / ウォーロック:5つの民謡前奏曲集 / H.B.ガーディナー:湖

  ポール・ギネリー(P)
 録音:2011年6月28日-29日。ディーリアスと親交のあった作曲家たちで構成されたソロ・ピアノ作品集。ギネリーはディーリアスの作品分析本も執筆する英国のピアニスト。
詩人は歌う〜オーストラリアの芸術の歌
 パヴィオール:詩人は歌う / ジェフリー・アレン(1927-):2つの中国の歌 Op.1
 ロイ・アグニュー(1891-1944): Beloved stoop down thro' the clinging dark /深く柔らかい月の光/哀歌
 ハンソン:3つの歌 Op.4 / ベルトラム:静かな夜 / アレン:母が教えてくれたことのない歌 Op.17
 アグニュー:悲しみ/子供の喜び/たそがれ/急いで遠くへ / アレン:結婚式のための2つの歌 Op.72
 ハンソン:彼女が私の頭のそばに座る夢をみた Op.3 /落ちたベール Op.6

  リサ・ハーパー=ブラウン(S) デイヴィッド・ウィッカム(P)
 録音:2011年7月。オーストラリアの現代音楽の普及に務めたアレンやアグニューの作品を含む歌曲集。
ハヴァーガル・ブライアン(1876-1972):歌曲全集 Vol.1
 コントラルト、またはバリトンのための3つの歌曲 Op.6 / Little Sleeper Op.13a /
 ジョン・ダウランドのファンシー/3つの現代歌曲/ヴァイオリンとピアノのための「伝説」(*) /
 3つのエリザベス朝の歌/3つの調和の歌/3つのイルミネーション/
 Soliloquy upon a dead Child Op.13a /テノールのための3つの歌曲 Op.13b

  マーク・ストーン(Br) ショルト・キノック(P) ジョナサン・ストーン(Vn;*)
 録音:2011年8月。世界初録音作品を含む。
ヴォルフ:歌曲全集 Vol.4
 旅路 II /つばめの帰郷/黄金色の朝/太陽が輝くごとく/セレナード/つつましい恋/真珠採り/思い/さすらいの歌/
 旅路I /旅で/恋の目覚め/美しい人!と言わせて/別れた後/墓場/夕べの鐘/一晩中/夜と墓/泉のほとりの子供/
 子供の死/ケラーの6つの詩による古謡/イプセンの「ソールハウグの祭り」による3つの歌

  メアリー・ベヴァン(S) カレイン・デ・ラング(Br) ショルト・キノック(P)
 録音:2011年10月11日、オックスフォード歌曲音楽祭、ライヴ。第1集〜第3集は追ってご案内予定。当巻はケラー、ホフマン・フォン・ファラースレーベン、イプセンの詩による歌曲。ウィーン音楽学出版社 [Musikwissenschaftlicher Verlag] のフーゴ・ヴォルフ全集 [Hugo Wolf Complete Edition] 版を使用。
ベートーヴェンピアノ三重奏曲集
 〔第6番 変ホ長調Op.70 No.2 /第7番 変ロ長調Op.97「大公」〕
  フェニックス・ピアノ・トリオ
  [ジョナサン・ストーン(Vn) マリー・マクロード(Vc) ショルト・キノック(P)]
 録音:2011年4月&7月、ライヴ。ドーリック弦楽四重奏団のヴァイオリニスト、ジョナサン・ストーンが参加する、2010年結成のイギリスの新しい室内楽団フェニックス・ピアノ・トリオのデビュー盤。
ロナルド・コープ合唱作品集
 When I was hateful /復活/ Never weather-beaten sail /楽園の鐘/3つの中世キャロル/
 We will remember them /アヴェ・ヴェルム/アヴェ・マリア/詩篇150番/巡礼者
  ロナルド・コープ指揮アプサラ エドワード・バティング(Org)
 録音:2010年-2011年。 イギリスの指揮者、作曲家ロナルド・コープと自身が主宰する室内合唱団アプサラによる自作の合唱作品集。
チャールズ・ウィルフレッド・オール(1893-1976):歌曲全集 Vol.2
 「シュロップシャーの若者」からの5つの歌/井草を摘む/4つの歌/眠る前の讃美歌/夏の間の眠り/
 何百人もの若者たち/ポートランド島/1887/緑と静かな谷/「シュロップシャーの若者」からの3つの歌

  マーク・ストーン(Br) サイモン・レッパー(P)
 録音:2011年11月5日-6日。オールは友人のディーリアスから影響を受け、19世紀イギリスの詩人アルフレッド・エドワード・ハウスマンの詩を題材とした優れた歌曲を作曲した。
レクイエム・エターナム
 デュリュフレ:レクイエム Op.9 / ミルフォード:5声のためのミサ曲 Op.84 (*)
  クリスティーン・ライス(Ms) マーク・ストーン(Br) ガイ・ジョンストン(Vc)
  トリスタン・ミシャード(Org) デイヴィッド・クラウン指揮オックスフォード・サマーヴィル・カレッジcho.
 録音:2011年7月。(*)は世界初録音。第二次世界大戦後の1940年代後半に書かれたフランスのデュリュフレとイギリスのミルフォードの「レクイエム」。サマーヴィル・カレッジ合唱団は1878年設立。
ヴォルフ:歌曲全集 Vol.5
 歌曲集「歌の花束」/暗闇に囲まれ/かつて老いた王がいた/春はたけなわ/赤い唇の乙女/君は花のよう/
 君の瞳を見つめる時/晩秋の霧/黒い帆をはって/金色の足をもつ星/月影が荒海の波間に/
 ハイネ、シェイクスピア、バイロンの4つの詩による歌曲集/ライニックの3つの詩による歌曲集/
 この喜びをどこへ/恋人よ、君はどこに/夜の挨拶/春の釣鐘草/セレナード/愛のたより/楽しいたより/祖国に

  サラ=ジェーン・ブランドン(S) ダニエル・ノーマン(T)
  ウィリアム・デイズリー(Br) ショルト・キノック(P)
 録音:2012年4月14日。
シューベルト
 歌曲集「冬の旅」D.911, Op.89
マシュー・ローズ(B)
ゲイリー・マシューマン(P)
 録音:2012年1月23日-26日。ブックタイプ仕様。1978年生まれで、MET、ミラノ・スカラ座、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、バイエルン国立歌劇場等、世界各地の歌劇場で注目されつつあるイギリス出身のバス、マシュー・ローズ初のリサイタル・ディスク。英グラモフォン誌「ディスク・オヴ・ザ・マンス」、BBCラジオ3「CD オヴ・ザ・ウィーク」選出等、高い評価を得た。
5060192-78023-9
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(2CD)
1CD価格
ベートーヴェン弦楽三重奏曲全集
 〔第1番 変ホ長調 Op.3 /第2番 ト長調 Op.9 No.1/
  第3番 ニ長調 Op.9 No.2 /第4番 ハ短調 Op.9 No.3 〕/
 弦楽三重奏のためのセレナード ニ長調 Op.8
レンドヴァイ弦楽三重奏団
[ナディア・ヴィーゼンベーク(Vn)
 イルヴァリ・ジリアクス(Va)
 マリー・マクロード(Vc)]
 録音:2012年2月11日-15日。
弦、紙、木〜ロナルド・コープ(1951-):
 弦楽四重奏曲第3番/歌曲集「黄色い壁紙」/クラリネット五重奏曲「ジョセフ・クローホール」
  マッジーニSQ (*) ジョン・タタースディル(Cb)
  レベッカ・デ・ポント・デイヴィス(Ms) アンドルー・マリナー(Cl)
 録音:2012年5月15日-17日。クラリネット五重奏曲は、19世紀イギリスの博学者ジョセフ・クローホール(1821-1896)に敬意を表して作で、ネヴィル・マリナーの息子でLSOの首席クラリネット奏者アンドルー・マリナーが参加。
ロジャー・クィルター(1877-1953):歌曲全集 Vol.1
 4つのシェイクスピア歌曲 Op.30/2つの歌曲 Op.26/ロンドンの春/3つのシェイクスピア歌曲 Op.6/
 Trollie Lollie Laughter /悲しみの歌 Op.10/ 'Tis Saint Valentine's Day /きけ、きけ、ひばり/
 Come Lady-Day /来よ、此黄なる真砂/浮気心の芽はどこに/3つの田園歌曲 Op.22/ノン・ノビス・ドミネ/
 2つのシェイクスピア歌曲 Op.32/ A Song at Parting /4つの子供の歌 Op.5/5つのシェイクスピアの歌 Op.32

  マーク・ストーン(Br) スティーヴン・バーロウ(P)
 録音:2005年12月/初発売:2007年。前出・旧品番: SONY, 88697-13996-2(当店未案内)。SONY/BMG からはこの1枚しか発売されなかったが、当レーベルでは全4巻で全集完結予定。
ジョン・アイアランド(1879-1962):歌曲全集 Vol.1
 海熱/サン・マリーの鈴/放浪者/ Hope the Hornblower / The East Riding /海神の称賛/
 さあいざ船へ/ Song from o'er the hill /失われた大陸/心の欲望/もうあの森へゆくことはない/
 ホーソーンでの時/ Spring Sorrow /ルパート・ブルックの詩による2つの歌/
 Songs of the Great War / A Garrison Churchyard /ターリー・ロイスによる5つの歌

  マーク・ストーン(Br) ショルト・キノック(P)
 録音:2012年3月1日-3日。スタンフォードを師に持ち、モーラン、ブリテンらを指導したイギリスの作曲家アイアランドによる印象主義的な色彩感と、躍動的なリズムをとり入れた歌曲は、その後のイギリス歌曲の発展にも影響を与えた。
ハヴァーガル・ブライアン(1876-1972):歌曲全集 Vol.2
 ミディアム・ヴォイスによる3つの歌曲/ブレイクの詩による2つの歌/「ファウスト」〜グレートヒェンの歌/
 ヘリックの詩による3つの歌/ブレイクの詩による5つの歌/2つのヘンデル・アレンジメンツ/4つの小品/日が沈む時

 ミシェル・ウォルトン(S) マーク・ストーン(Br) ショルト・キノック(P)
 録音:2012年1月5日-6日、ポットン・ホール、サフォーク、イギリス。
ヴォルフ:歌曲全集 Vol.6 〜レーナウの詩による歌曲集&スペイン歌曲集(宗教歌曲集)
 …に/悲しい道/夜ごとのさすらい/秋の決意/きかないで/秋/別れの眼差し/海の静けさ/静かな確かさ/恋の目ざめ/
 春の挨拶/夕べの影像/今こそ私はお前の物/神の母なる汚れ無き乙女よ/いざ、流離えマリア/棕櫚の梢に漂う天使よ/
 幼児よ私をベツレヘムへ連れていって/ああ、この子供の目は/私は罪を担い、御恵みをうけ/
 ああ、何と長く魂はまどろむ/主よ、この地を担う者/愛する者よ、あなたは傷を負った

  ビルギット・シュタインベルガー(S) アンナ・ハントリー(Ms)
  ベンジャミン・フレット(T) マーカス・ファンズワース(Br) ショルト・キノック(P)
 録音:2012年10月13日、15日、オックスフォード歌曲音楽祭、ライヴ。ヴォルフの歌曲シリーズ第6巻は、オーストリアの詩人、ニコラウス・レーナウ(1802-1850)の詩に基づいた初期作品と、P.ハイゼ&E.ガイベルの訳詞によるスペイン歌曲集。
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 ト長調 BWV.988 ロバート・コスティン(Org)
 録音:2012年12月16日-17日、ペンブルック・カレッジ、ケンブリッジ。コスティンはイギリスからニュージーランドへ渡り、ウェリントンのセント・ポール大聖堂、オークランドのホーリー・トリニティ大聖堂のオルガニストとして活躍する音楽家。
クィルター:歌曲全集 Vol.2
 5つのジャコビアン時代の抒情詩 Op.28 /2つの歌曲/妖精の子守歌/アイスランドの夢/日の終わりに/
 答え/ウィリアム・ブレイクの詩による3つの歌曲 Op.20 /5つのイギリスの愛の抒情詩 Op.24 /
 心はあなたで色づいた/バリトンまたはテノールのための3つの歌曲第1番 Op.18 No.3 /
 4月の恋/2つの歌曲/春の声/海のための4つの歌曲 Op.1 /チューリップ/ジュリア Op.8

  マーク・ストーン(Br) スティーヴン・バーロウ(P)
 録音:2006年11月16日、2007年11月19日-20日/発売:2014年。おそらく初発売音源。SONY で頓挫したシリーズの第2巻で、おそらく当巻以降は未発売になっていた物。
ブリテンカンティクル集
 〔第1番「愛した者はわがもの」 Op.40 /第2番「アブラハムとイサク」 Op.51/
  第3番「なお雨は降る」 Op.86 /第4番「東方の三博士たちの旅」 Op.89 〕/

 ザ・ハート・オブ・ザ・マター
  ダニール・ノーマン(T) クリストファー・グールド(P)
  ベンジャミン・マクレーン(ボーイS) ウィリアム・タワーズ(CT)
  ロデリック・ウィリアムズ(Br) ハリエット・ウォルター(語り)
  リチャード・ワトキンス、ヒュー・ウェブ(Hp)
 録音:2013年2月15日-16日。
リーダー・イヤー・バイ・イヤー〜シューベルト:歌曲集
 父親殺し D.10 /嘆きの歌 D.23 /影 D.50 /糸を紡ぐグレートヒェンD.118 /魔王D.328 /
 万霊節のための連祷 D.343 /花の言葉 D.519 /涙の讃美 D.711 /ギリシャの神々 D.677 /
 春の思い D.686 /花の苦しみ D.731 /夜のすみれD.752 /水の上で歌う D.774 /夕べの星 D.806 /
 ブルックの丘にて D.853 /春に D.882 /春の歌 D.919 /冬の夕べ D.938 /鳩の便り D.965a

  メアリー・ベヴァン、ラファエラ・パパダキス(S) アンナ・ハントリー(Ms)
  ジェイムズ・ギルクリスト、ベンジャミン・ハレット、ダニエル・ノーマン(T)
  マーカス・ファーンスワーズ(Br) ショルト・キノック(P)
 録音:2013年4月22日、5月20日-21日。14歳頃作曲された「父親殺し」を筆頭に、シューベルトによる歌曲を作曲年ごとに選んだ歌曲集。
アドベント・カレンダー
 ラッター:クリスマスの12日、三隻の船 / ダーリントン:ヤコブのはしご / ルドルフ:暗闇に覆われた
 J.S.バッハ:コラール「いと高きところにいる神にのみ栄光あれ」/コラール「いかに迎えん」/
     カンタータ第62番「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」/コラール「現れ出て下さい、おお、美しい朝の光」
 ウォーロック:ベツレヘム・ダウン / ベネット:アウト・オブ・ユア・スリープ / ヘッド:神の母と処女
 アーチャー:天使ガブリエル / ポストン:イエス・キリストりんごの木 / コルネリウス:3人の王
 サーティン:聖マリアの七つの喜び / ウィルコックス:きよしこの夜/ロッキング / ヤング:待降節のキャロル
 チルコット:ノヴァ!ノヴァ! / ウッド:おお汝, 核たる宝珠よ/ディン・ドン空高く / ダーク:凍てつく冬に
 ゴルトシュミット:テンダー・ショット / ガードナー:明日私は踊ろう / 伝承曲:メリー・クリスマス

  デイヴィッド・クラウン指揮オックスフォード・サマーヴィル・カレッジcho./他
 録音:2013年6月23日-25日。
ヴォルフ:歌曲全集 Vol.7 〜スペイン歌曲集第2巻(全曲)
 ビルギット・シュタインベルガー(S) アンナ・ハントリー(Ms) ベンジャミン・
  フレット(T) マーカス・ファンズワース(Br) ショルト・キノック(P)
 録音:2012年10月13日、15日。
ブリティッシュ・ラプソディ
 コーツ:ファースト・ミーティング(スーヴェニア) / リチャードソン:ヴィオラとピアノのための狂詩曲
 ディーリアス/ターティス編曲:ヴァイオリン・ソナタ第2番(ヴィオラ版) / サミュエル:ブライスウッド
 ボウエン:ヴィオラとピアノのための幻想曲 Op.54

  スー・チェン(Va) サイモン・レッパー(P)
 録音:2012年9月-10月。中国のヴィオリスト、スー・チェンによるイギリスの狂詩曲集。イギリスのピアニスト、サイモン・レッパーは伴奏者として高い評価を受けており、スー・チェンの長年のパートナーでもある。
ロナルド・コープ:(1951-)ソング・オブ・エルダー・シスターズ
 前奏曲/失われた美/間奏曲/母の嘆き/他
  サラ・キャッスル(Ms) サミュエル・エヴァンズ(Br)
  ジル・カーター(アルトFl) サラ・サーロー(Cl) レイチェル・ボルト(Va)
 録音:『2012年、5日-6日』(代理店記載ママ)。「ダンナパダ」(5060192-78005-5) に続くコープの作品集第2作。今作は『2500年前に書かれた女性の現存する最古の宗教詩を基に作曲』されているとのこと。
ポール・カー(1961-):十字架上のキリストの最後の7つの言葉(2013)
 ウィリアム・デイズリー(Br) ギャヴィン・カー指揮
 バース・フィルハーモニア、アンジェロルムcho.
 録音:2013年10月12日-13日。ステージ・マネジャー、抽象画家、作曲家と多彩な才能を持つカー、前作「天使のためのレクイエム」に続く、Stone 第2弾。
メンデルスゾーンチェロとピアノのための作品全集
 協奏的変奏曲 ニ長調 Op.17 /チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 Op.45 /
 無言歌 ニ長調 Op.109 /アッサイ・トランクィッロ/チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58
  マリー・マクロード(Vc) マッティン・ステュルフェルト(P)
 録音:2009年9月9日-10日。 2013年からロイヤル・ストックホルム・フィルの首席奏者を務める女性チェリスト、マリー・マクロードのメンデルスゾーン・アルバム。伴奏はスウェーデンの俊傑、マッティン・ステュルフェルト。
赤い女の心〜オーストラリアン・アート・ソングス
 サザーランド:4つのブレイク・ソング/6つの歌曲/ジュディス・ライトの詩による6つの歌曲 / アレン:覚えていた恋 Op.62
 グランヴィル=ヒックス:プロフィールズ・フロム・テャイナ/ブラックバードの13通りの見かた
 ハンソン:2つの歌曲 Op.7 /これは私の喜び Op.14 / フィリップス:2つのヘブライ語歌曲

  リサ・ハーパー=ブラウン(S) デイヴィッド・ウィッカム(P)
 録音:2013年2月18日-19日。オーストラリアのソプラノ、ハーバー=ブラウンによるオーストラリアン・プログラム。解説は伴奏のウィッカムが執筆している。
映像〜ア・カペラ合唱作品集
 ティモシー・ハミルトン:サルバトール・ムンディ/エンジェル・デイ/アヴェ・ヴェルム/追憶に/主は我が導師/
             十字架につけられ/主の祈り/夕べの讃美歌/おお、聖餐よ/天使の糧/ベツレヘムの星
 チャールズ・スタンフォード:まったき道を歩む者は幸いなり / アドルフ・アダン/ハミルトン編曲:聖なる夜

 エリザベス・マイスター(S) ティモシー・ハミルトン指揮カントリブス
 指揮のハミルトンが創設したカントリブスのデビュー・アルバム。
ロナルド・コープ(1951-):失われた魂のための子守歌(原曲:ジョン・ダウランド(1563-1626))
 流れよ、涙/魂の連鎖/パッサカリア/他
  マギッド・エル=ブシュラ(CT) ジル・カーター(Fl)
  マシュー・ターナー(ヴィブラフォン) ジュリア・デスブルスライス(Vc)
 録音:2012年9月12日-13日。ダウランドによるリュート作品をコープがフランシス・ブースの詩を加えるなどして編曲、現代曲に生まれ変わった。リュート作品を、フルートやカウンターテナーの叙情的なフレージングで聴くことが出来る。
ヴォルフ:歌曲全集 Vol.8
 悼辞/異郷にて〔 I/ II / VI 〕/帰還/クライネ/アイヒェンドルフ歌曲集
 キャサリン・ブロデリック(S) ニッキー・スペンス(T)
 デイヴィッド・スタウト(Br) ショルト・キノック(P)
 録音:2013年5月11日、オックスフォード歌曲祭、ライヴ。
虹色のフルート〜オーストラリアのフルート作品集
 ハンソン:フルート・ソナタ Op.10 / ウィルチャー:青釉/アン・アイドル・ヴォイス
 アレン:フルートとピアノのための組曲「水彩画」 Op.12 /フルート・ソナタ Op.56
 ハウレット:展示 / ガンダー:虹色 / パフィオール:エルストウ組曲
  ニール・フィセンデン(Fl) デイヴィッド・ウィッカム(P)
 録音:2013年2月20日、22日-23日。
ひいらぎかざろう
 ディンドン空高く/イン・ザ・ブリーク・ミッドウィンター/もろびと声あげ/きよしこの夜/
 ベツレヘムの星/四季より「冬」第2楽章/ひいらぎかざろう/そりすべり/
 サンタクロースがやってくる/ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマスス
  サンナ・アンデション(S) リトル・ヴェネチア・アンサンブル
 2011年からロンドンで行われている音楽祭「チェンバー・ミュージック・イン・リトル・ヴェネチア」のアンサンブルに、スウェーデンのソプラノ、スサンナ・アンデションが加わり、アンサンブルのメンバーでプロデューサーのビョルン・クレイマンが編曲したクリスマス・アルバム。
ラヴ・セッド・トゥ・ミー
 R.シュトラウス:3つのオフェーリアの歌 / プーランク:偽りの結婚 / ケックラン:7つのおどけた歌
 ヴォルフ:イタリアの歌曲集より / ハーバート:水仙/ロスト・ナイチンゲール/放棄/ゆりかごの歌
 マコンキー:オフェーリアの歌 / サミュエル:ゲイズ(*) / フランセス=ホード:2つのシェイクスピアの歌(*)

 キャロライン・マクフィー(S) ジョセフ・ミドルトン(P)
 録音:2014年1月4日-6日。(*)は世界初録音。イギリスのソプラノ、キャロライン・マクフィーのデビュー・アルバム。女性のために書かれた作品に触発された歌曲集。
J.S.バッハトリオ・ソナタ集
 〔第5番 ハ長調 BWV.529 /第3番 ニ短調 BWV.527 /第6番 ト長調 BWV.530 /
  第4番 ホ短調 BWV.528 /第1番 変ホ長調 BWV.525 /第2番 ハ短調 BWV.526 〕
 ロバート・コスティン(Org)
 録音:2013年12月16日-17日、ペンブルック大学、ケンブリッジ。使用楽器:1708年製。バッハ演奏に定評のあるオルガニスト、ロバート・コスティンによる6つのトリオ・ソナタ。
シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」D.957 /結婚式の焼肉 D.930 (#)
 マシュー・ローズ(Br) マルコム・マルティノー(P)
 クリスティーナ・ガンシュ(S;#) ロバート・マレイ(T;#)
 録音:2014年1月20日-22日、ブリテン・スタジオ、スネイプ・モールティングズ、サフォーク、イギリス。ハード・カヴァー仕様。前作「冬の旅」(5060192-78022-2)は、英グラモフォン誌ディスク・オヴ・ザ・マンス、BBC Radio3 CDオヴ・ザ・ウィークに選出、オペラ歌手としても既に MET、スカラ座、コヴェント・ガーデン、バイエルン国立歌劇場などへ出演しているイギリス新世代のバス歌手マシュー・ローズ(1978-)による「白鳥の歌」が登場。
モールァルト、ベートーヴェン&ベルク
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111 /
         11の新しいバガテル Op.119 /アンダンテ・ファヴォリ WoO.57
 ベルク:ピアノ・ソナタ Op.1 / モーツァルト:ピアノ・ソナタ イ短調 K.310
  ミハエル・シリャーエフ(P)
 録音:2014年5月27日-29日。2005年にイビサ島国際ピアノ・コンペティションで一等となり、2007年にウィグモア・ホールでデビューしたロシア出身のピアニスト、ミハエル・シリャーエフによるソナタ・リサイタル・アルバム。
サム・ロブソン〜ヒムズ
 恵み深き主のほか/静けき河の岸辺を/偉大なるかな神/こころみの世にあれど/トータル・プレイズ/
 私を決してお放しになることのない愛/ O Valiant Hearts /カルバリ山の十字架/父の神の真実は/賛美歌メドレー

  サム・ロブソン(Vo/編曲)
 一人九役、衝撃の多重録音ア・カペラによる 19世紀-現代の作品を中心とする賛美歌&ゴスペル・ソング集。
R.シュトラウス:歌曲集
 わが思いのすべて/あなたは私の心の王冠/夜/子守歌/青い夏/解脱/愛を抱いて/セレナーデ/万霊節/憩え、わが魂/
 ツェツィーリエ/ひそやかな誘い/朝/たそがれの夢/ときめく胸/夜の散歩/ばらの冠/ 15ペニヒで/
 言われたら、何でも言う通り/したしき幻影/私はただよう/冬の愛/冬の儀式/響け!

  パトリシア・ロザリオ(S) チャールズ・オウエン(P)
 録音:2007年4月23日-25日、ポットン・ホール、サフォーク。インド、ボンベイ出身で、ロンドンのギルドホール音楽院で学び、2001年大英帝国勲章、2002年アジア女性賞をそれぞれ受賞したソプラノ、パトリシア・ロザリオのリヒャルト・シュトラウス。
パッションズ&リフレクションズ
 ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 Op.36 (1931年改訂版) / ショパン:12の練習曲 Op.25
 ドビュッシー:荒れた寺にかかる月(映像第2集第2曲)/オンディーヌ(前奏曲集第2巻第8曲)/
        水の反映(映像第1集第1曲)/月の光(ベルガマスク組曲より)

 カスパラス・ウィンスカス(P)
 録音:2014年7月14日-17日、ドイツ。リトアニア生まれの才人カスパラス・ウィンスカスは、カーネギー・ホールでのリサイタルを大成功させ、ベルリン・フィルハーモニー、ウィグモア・ホールなどの世界的ホールでも演奏、2014年にはジャパン・ツアーも成功させた。当アルバムは来日公演でも披露されたラフマニノフ、ショパン、ドビュッシーを、直後にそのまま録音したもの。
ワーグナー、マーラー、グラナドス:歌曲集
 ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集 / マーラー:リュッケルト歌曲集
 グラナドス:愛と憎しみ/マハのまなざし/嘆きにくれるマハ〔第1番−第3番〕/マハと夜うぐいす

  ピラル・バスケス(Ms) エリサ・ラパド(P)
 録音:2014年7月21日-23日、スペイン。
マイケル・スティンプソン
 バリトンとハープのための歌曲集「ディラン」/
 ハープ独奏のための「カペル・セリンの水没」
ロデリック・ウィリアムズ(Br)
ショーネッド・
 ウィリアムズ(Hp)
 録音:2006年、2014年。イギリス室内管、ロンドン・シンフォニエッタ、アレグリ弦楽四重奏団、ポール・アグニュー、フィリップ・グラファンらに作品が取り上げられている英国の作曲家マイケル・スティンプソンによる、英国の詩人ディラン・トーマスを題材とした歌曲集。
羽衣伝説
 藤井敬吾:羽衣伝説 / ブローウェル:悲歌-武満徹の思い出に / 武満徹:エキノクス
 上野ケン:そしてすぐに日が暮れる(*) / 中村孝太:スイホウ(*) / アーレン/武満徹編曲:虹の彼方に
 ガーシュウィン/武満徹編曲:サマータイム / シュライナー:2つの日本の牧歌(*)

 アーロン・ラーゲット=キャプラン(G)
 録音:2014年1月3日-4日、7月2日-3日、マサチューセッツ州、アメリカ。(*)は世界初録音。コンポーザー=ギタリストとして活躍するギター界の鬼才、藤井敬吾の代表作「羽衣伝説」や武満徹の作編曲作品を収録したギター作品集。「羽衣伝説」は沖縄出身の作曲家、山入端博の旋律を基に、沖縄の音階と特殊奏法を取り入れた約20分の大作。高い演奏効果によって、国内外の多くのギタリストが演奏している。アーロン・ラーゲット=キャプランはアメリカ出身のギタリスト。16歳でアメリカのテイバー・オペラ・ハウスでデビュー、現在までに60曲超を世界初演している。
バロック・マリンバ〜J.S.バッハ
 平均律クラヴィーア曲集第1巻〜前奏曲 ハ短調 BWV.847 /
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001 〜フーガ/
 ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 〜アリアと第1変奏/
 イタリア協奏曲 BWV.971〜アンダンテ/
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV.1004 /
 [ボーナス・トラック] モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397
  スタニズラオ・マルコ・スピーナ(マリンバ)
 録音:2015年3月9日-11日、イタリア。1986年生まれのヴィルトゥオーゾ・マリンバ奏者スタニズラオ・マルコ・スピーナが華麗なマリンバで描く大バッハの音楽。無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番は、「シャコンヌ」を含む全曲を収録。
ムソルグスキー:歌曲とロマンス集
 夜/きのこ狩り/願い/愛しのサーヴィシナ/
 ヘブライの歌/何故か話して/亡霊/
 小さな星よ、どこに/日の光もなく/死の歌と踊り
キャスリーン・ブロデリック(S)
セルゲイ・リービン(P)
 録音:2014年11月17日-18日。2007年のキャスリーン・フェリアー賞を受賞、ENO やコヴェント・ガーデンを中心に欧州の名門オペラハウスで活躍するイギリスのソプラノ、ブロデリックによるムソルグスキーの歌曲集。セルゲイ・リービンはシベリア出身で、イギリスでマルコム・マルティノーに師事したピアニスト。
ア・カペラ・クリスマス
 ダビデの村に/もしも毎日がクリスマスだったら/飼い葉の桶で/夢見るクリスマス/ガウデーテ/
 ハッピー・クリスマス(ウォー・イズ・オーヴァー)/我らはきたりぬ/ワンダフル・クリスマスタイム/三隻の船/
 ニューヨークの夢/イン・ザ・ブリーク・ミッドウインター/ウォーキング・イン・ジ・エアー/ひいらぎかざろう/
 サンタが街にやってくる/さやかに星はきらめき/ザ・クリスマス・ソング/神の御子は今宵しも

 サム・ロブソン(Vo/アレンジ)
 録音:2015年3月30日-7月10日、ミドル・ルーム・スタジオ、ロンドン。多重録音で歌うゴージャス・クリスマス! 英国の新たな若き才能、マルチ・インストゥルメンタリストにして、優れた美声の持ち主であるサム・ロブソン第2弾は、多重録音で歌うア・カペラ・クリスマス。親しみ深いクリスマス・キャロルから、ポピュラーなクリスマス・ナンバーまで、サム・ロブソンのゴージャスなアレンジで。
ロナルド・コープ(1951-): Fields of the Fallen / Dawn on the Somme
 シュテファン・ロゲス(B−Br) マッジーニSQ ニュー・ロンドンo.団員
 録音:2014年8月28日-29日。
月曜日の子供〜オーストラリアの芸術歌曲
 マーガレット・サザーランド:5つの歌/オレンジの木/声とクラリネットのための3つの歌/優しい水鳥
 アレン:9つの子守歌 Op.7 /スタイル・アンド・スタンプ Op.68 /4つの歌 Op.64
 ガリエンヌ:4つの童謡/2つの歌 / アイリク:ザ・ヴェイズ

  カーチャ・ウェッブ(S) デイヴィッド・ウィッカム(P)
  アラン・メイヤー(Cl) ピーター・フェイサー(Ob)
 録音:2015年7月-9月、オーストラリア。
シューベルト
 歌曲集「美しき水車小屋の娘」
ロバート・マレイ(T)
アンドルー・ウェスト(P)
 録音:2014年10月6日-9日、ブリテン・スタジオ、 UK 。ロバート・マレーは英国王立音楽大学とナショナル・オペラ・スタジオで学び、2003年のキャスリーン・フェリアー賞第2位を受賞したイギリスのテノール。これまで、ザ・シックスティーンの「ヘンデル:サウル」、ポール・マクリーシュの「メンデルスゾーン:エリヤ」、エドワード・ガードナーの「ブリテン:グロリアーナより」など、多くの名盤に参加してきた。
VOICE PRINT [USD/TONY PALMER FILMS] 〔映像商品〕 1枚あたり
 価格帯記載無し:\3300(税抜\3000) / 価格帯B:\4840(税抜\4400)

 クラシック作曲家をはじめマリア・カラス、ビートルズなど幅広いジャンルの演奏家を題材とした音楽ドキュメンタリーで知られるイギリスの映像作家、トニー・パルマー監督の作品シリーズ。
TPDVD-102
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[TPF-102DV]
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Symphony of Sorrowful Songs
 グレツキ:交響曲第3番「嘆きの歌」(1976)
ドーン・アップショウ(S)
デイヴィッド・ジンマン指揮
ロンドン・シンフォニエッタ
 製作:1993年/53分。旧品番:USDDV-1355ドキュメンタリー構成のため、演奏本番風景の映像は無いか、あっても断片的と思われる。パルマーはポーランドへ赴き、オケとアップショウを取り、グレツキを、アウシュヴィッツの近くにある自宅でインタビューしている。
TPDVD-103
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[TPF-103DV]
(DVD_VIDEO)
Tony Palmer's Film About Callas
 マリア・カラス〜没後30周年記念
 製作:2008年/92分。旧品番:USDDV-1356マリア・カラスの没後30年記念制作で、アーカイブ映像とインタビューからなるドキュメンタリー。高いテクニックに裏打ちされたテクニックと演技、そして優れた心理描写で世界的成功を収めた絶頂期と、後年の衰えや失意の日々を描く。アテネ、ローマ、ミラノ、ニューヨーク、ロンドンで撮影。
TPDVD-106
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 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)〜"O Thou Transcendent"
 交響曲第4番より/チャートハウス組曲/グリーンスリーヴズ/ノーフォーク狂詩曲/
 交響曲第2番より/交響曲第1番より/詩篇92番/タリスの主題による幻想曲/交響曲第6番より
  タマーシュ・ヴァーシャーリ指揮ハンガリー国立放送o.
  シャン・エドワーズ指揮ナショナル・ユースo.
  デイヴィッド・ウィルコックス、ジョルディ・サバール、
  エイドリアン・ボールトらのインタビュー
 収録時間:2時間28分。監督:トニー・パルマー。ヴォーン・ウィリアムズの音楽遺産と人間模様を、様々な人達のインタビューから垣間見るドキュメンタリー。
DVDISO-001
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[TPDVD-112]
価格帯:B
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PAL方式
知られざる地方へ [TOWARD THE UNKNOWN REGION] 〜
 マルコム・アーノルド、A STORY OF SURVIVAL
 制作:2004年?。収録時間:132分/音声:PCM Stereo/画面: 16:9, PAL, Region 0。以前はNTSC方式のDVDも別レーベルから発売されていた(当店未案内)ようだが、2008年時点では廃盤となっており、このPAL盤しか入手出来ない。
 2006年に亡くなったマルコム・アーノルドの人生を赤裸々に描いた、トニー・パルマー監督による伝記映画。題名はヴォーン・ウィリアムズの同名合唱曲(ホイットマン作詞)から取られているのだろうか。ニューヨーク・フィルム&TV フェスティヴァルのゴールド・メダル受賞作品。当商品はPAL方式収録で、再生可能な機器が限定(基本的にパソコンのみ。テレビなどの映像機器を使用する場合はPAL対応のものが必要)されますのでご注意下さい。また、国内代理店で扱いが無い商品ですので、入荷までにはお時間がかかります。
 #2009年現在の入荷盤はTPDVD-112という品番に変更されていますが、貼付シールに"ISO-001"とあります。
TPDVD-113
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[TPF-113DV]
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At The Haunted End of The Day〜ウィリアム・ウォルトン
 サイモン・ラトル指揮フィルハーモニアo.
 サイモン・プレストン指揮オックスフォード大聖堂cho.
 イェフディ・メニューイン(Vn) アイオナ・ブラウン、ラルフ・カーシュバウム、
 イヴォンヌ・ケリー、ジョン・シャーリー=カーク
 製作:1980年/99分。旧品番:USDDV-1357。ブリテン、ヴォーン・ウィリアムズと並ぶ20世紀イギリスの作曲家、ウィリアム・ウォルトンの音楽と生涯を描いたドキュメンタリー。
 パルマーによる作曲家シリーズの中でも特に力作で、製作の翌年、1981年にTV放送された。前半では幼年時代から聖歌隊メンバーとして活躍した学生時代、友人サシャヴァレル・シットウェル一家との親交など、ウォルトンの作曲活動に大きな影響を与えた背景を紹介する。後半では妻スサナとスペイン、イスキアに移ってからの半生とその時期の作品に目を向ける。若き日のサイモン・ラトルがベルシャザールの饗宴と交響曲第1番を指揮する映像もある。友人シットウェル、ウォルトンが音楽を担当した映画「ヘンリー5世」「ハムレット」の監督/主演ローレンス・オリヴィエのインタビューも収録。作曲中や移動中の映像とともに、言葉少なく、控えめにしかし深い信念を感じさせるウォルトンの言葉がドキュメンタリーの核となっている。
TPDVD-114
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[TPF-114DV]
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Tony Palmer's Film of God Rot Tunbridge Wells〜
 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの生涯

  エマ・カークビー、ジェイムズ・ブラウン
  チャールス・マッケラス指揮イギリス室内o.
 製作:1984年-1985年/119分。旧品番:USDDV-1358ヘンデル生誕300年を記念して作られた1985年のTVドキュメンタリー。シナリオはイギリスの劇作家ジョン・オズボーン、俳優トレヴァー・ハワードのナレーション。
TPDVD-115
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[TPF-115DV]
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Tony Palmer's Film about Puccini〜プッチーニの生涯
 製作:1984年/115分。旧品番:USDDV-1359メイドで、愛人でもあったといわれるドリア・マンフレディとの悲恋を軸に、イタリアのオペラ作曲家ジャコモ・プッチーニの音楽と生涯を描いたドキュメンタリー。ドリアとの不倫はプッチーニの妻エルヴィラに知られ、噂が広まって村八分となったドリアは自ら命を絶った。プッチーニは歌劇「トゥーランドット」で原作には登場しない優しい女召使リューを創出し、この未完の作品が彼自身の生涯に重なることが興味をかきたてる。
TPDVD-116
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[TPF-116DV]
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Tony Palmer's Classic Film - I, Berlioz〜エクトル・ベルリオーズ
 ラルフ・ヴァイケルト指揮チューリヒ歌劇場o.
 製作:1992年/89分。旧品番:USDDV-1562。波乱万丈な作曲家、ベルリオーズの生涯を回想と手紙より描いたドキュメンタリー。
TPDVD-120
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[TPF-120DV]
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Tony Palmer's Film about Menuhin〜メニューイン、家族の肖像
 内容の一部:幼少期の演奏/母との散歩と会話/円熟期の演奏/妹のインタビュー/妻とのとてもリラックスした空間
 製作:1990年/105分。旧品番:USDDV-1360ヴァイオリニンスト、イェフディ・メニューインの音楽と生涯を描いたドキュメンタリー。自身が所有するアーカイブ映像、家族のインタビューなどでつづった非常にパーソナルな視点の作品。
TPDVD-124
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[TPF-124DV]
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Tony Palmer's Film about Margot〜マーゴット・フォンティーン
 マーゴット・フォンティーン、ルドルフ・ヌレエフ、フレデリック・アシュトン、
 ロバート・ヘルプマン、ローラン・プティ、モニカ・メイソン、リン・シーモア、ベリル・グレイ
 製作:2005年/163分。旧品番:USDDV-1361イギリスを代表する花形バレリーナ、マーゴット・フォンティーンのバレエと生涯を描いたドキュメンタリー。バレエへの情熱と周囲の人々への感謝を支えに、勇気と粘り強さをもって歩んだバレリーナ人生を振り返る。「ロメオとジュリエット」「白鳥の湖」「ジゼル」「眠れる森の美女」「椿姫」ヌレエフとの「くるみ割り人形」を収録。
TPDVD-125
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[TPF-125DV]
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Tony Palmer's Film about Benjamin Britten
 - A Time There Was〜ベンジャミン・ブリテン

 ピーター・グライムズ/ビリー・バッド/真夏の夜の夢/
 戦争レクイエム/カリュー・リヴァー/ヴェニスに死す/
 夜想曲/青少年のための管弦楽入門/以上より
ステュアート・ベッドフォード指揮
イギリス室内o.
 製作:1979年/103分。旧品番:USDDV-1362イギリスを代表する作曲家ベンジャミン・ブリテン(1913-1976)とテノール歌手ピーター・ピアーズ(1910-1986)とのスキャンダラスな恋愛関係に焦点をあてたドキュメンタリー。「ピーター・グライムズ」「戦争レクイエム」などほとんどの歌劇、声楽曲はピアーズの演奏を前提に書かれており、ピアーズが初演した。ブリテンの死後、音楽だけでなく私生活でもパートナーだったということが公然となり、スキャンダルとなった。出演:ベンジャミン・ブリテン、ピーター・ピアーズ、レナード・バーンスタイン、スヴャトスラフ・リヒテル、ジャネット・ベイカー、ジュリアン・ブリーム、ヘザー・ハーパー、イモジェン・ホルスト、ジョン=シャーリー・カーク、ルドルフ・ビング、ヘンリー・ムーア。オールドバラ音楽祭での演奏と思われる、ブリテンとリヒテルによるモーツァルト:2台のピアノのためのソナタ(おそらく抜粋)も映像収録されている。
TPDVD-126
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Tony Palmer's Film About〜ストラヴィンスキー
 (サンフランシスコ・フィルム・フェスティヴァル特別審査員賞受賞作品)
 聖ペテルブルクと教会/歌劇「ソロチンスクの市」と幼少期/マリンスキー劇場とキーロフ/
 チャイコフスキーとR.コルサコフ/革命とディアギレフ/ロシア・バレエと火の鳥/ペトルーシュカ/
 Clarens & The Lake of Geneva - Le Sacre du Printemps /シャンゼリゼ劇場のストラヴンスキーと春の祭典/
 詩篇交響曲 断片[ストラヴィンスキー指揮/ニコラス・ナブコフ(インタビュー)]/
 テオドール・ストラヴィンスキー(インタビュー)/
 兵士の物語 断片[ストラヴィンスキー指揮/リハーサル/スーリマ&ミレーネ・ストラヴィンスキー(インタビュー)]/
 プルチネルラ[ジョルジュ・オーリック、ニジンスキーの娘、ジョージ・バランシン(インタビュー)]/
 結婚[ロイヤル・バレエ、ブロニスラアヴァ・ニジンスカ(振付)、アサートン指揮ロンドン・シンフォニエッタ]/
 宗教〜アベ・マリア/エディプス王とジャン・コクトー[ストラヴィンスキー(インタビュー)]/
 セルジュ・リフアーとディアギレフの死/ストラヴィンスキー「結婚」について/
 ヴァイオリン協奏曲 断片[チョン・キョン・ファ]/Music can express nothing/
 3楽章の交響曲[デイヴィッド・アザートン指揮LSO/ロバート・クラフト(インタビュー)]/
 ヴェラ・ストラヴィンスキー(インタビュー)/サーカス・ポルカ[ロバート・クラフト(インタビュー)]
 ミサ曲、エボニー・コンチェルト[ジョン・マックルーア(CBS マスターワークス/インタビュー)]/
 ヴェネチアとオペラ・オラトリオ「放蕩者のなりゆき」/ジョージ・バランシンとナボコフ/アブラハムとアイザック/
 レクイエム・カンティクルスと妖精の口づけ[ストラヴィンスキーの死とヴェラ・ストラヴィンスキー]/
 ロシアの代理・文化大使/火の鳥
 ストラヴィンスキーの断片的なリハーサル風景と友人、家族らのインタビューを交えた音楽観、家族愛などが未発表映像と写真から伝わって来る。ストラヴィンスキーを知る上でとても興味深い映像。ストラヴィンスキーのリハーサル風景、カラー/モノクロ、166分、未発表映像、写真。
TPDVD-128
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ザルツブルク音楽祭
 プロローグ:ドミンゴ、アン・マレイ、パヴァロッティ、ネトレブコ、ヴェンゲーロフ、ゲルギエフ、アバド
 ザルツブルク / マックス・ラインハルト
 1930年:ロッテ・レーマン、ブルーノ・ワルター、トスカニーニ、シュトラウス / オーストリア・ナチ・パーティ
 ヴィットゲンシュタイン、ベーム、クラウス / フルトヴェングラーとゲッペルス / ユリナッチ
 カール=ハインツ・ベーム、ヴィンベルガー、ブレヒト / バレンボイムとフルトヴェングラー
 ドン・ジョヴァンニ(シュヴァルツコップ、シェピ) / ベーム、バックハウス、ディースカウ、クレア・ワトソン
 ハンス・クナッパーツブッシュ / カラヤン、ムーティ、小澤、メータ、ポリーニ / カラヤン・サウンド
 新しい劇場 / ばらの騎士 初日 / クリスタ・ルートヴィヒ、グンドラ・ヤノヴィッツ
 サイモン・ラトル / ジェイムズ・レヴァイン、ジャン=ピエール・ポネル / ブレンデル、ディースカウ
 カラヤン、フレーニ、グレース・バンブリー / カラヤン・アット・ホーム / アンネ・ゾフィー・ムター
 カラヤンの死(ドミンゴ、小澤) / Enter Gerard Mortier / サイモン・ラトル、ブレンデル、ベートーヴェン
 ゲルギエフ〜ボリス・ゴドゥノフ / 魔笛 / トーマス・ハンプソン、イングマール・ベルイマン
 オーストリア大統領 トーマス・クレスティル / ルネ・フレミング、コルンゴルト
 Money, money/Money -Haslauer, Netrebko / the Chinese are coming / The Salzburg Law & strudel
 Jurgen Flimm and the problem with Salzburg / the reckoning / 内田光子(P) / ムーティ
 195分。監督:トニー・パルマー。ザルツブルク音楽祭の様子を映像化。カラヤンをはじめ、ゲルギエフ、内田光子など有名アーティストが多数出演、小澤征爾も出演しインタビューを収録。オリジナル・マスターに起因する映像&音声の乱れが一部含まれている。
TPDVD-145
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Testimony 〜 The Story of ドミトリー・ショスタコーヴィチ
 交響曲 Nos.1, 4, 5, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14/ヴァイオリン協奏曲/
 ピアノ協奏曲第2番/弦楽四重奏曲 Nos.8, 10 /より(ハイライト)
  ルドルフ・バルシャイ指揮LSO 堀米ゆず子(Vn) チリギリアンSQ
  ハワード・シェリー(P) ジョン・シャーリー=カーク(Vo)
  Ben Kingsley(ドミトリー・ショスタコーヴィチ) Terence Rigby(スターリン)
  Sherry Baines(ニナ・ショスタコーヴィチ)他
 151分、モノクロ/ カラー。ロシアの偉大な作曲家ショスタコーヴィチの物語を映像化。
TPDVD-151
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ヘンリー・パーセル〜 Henry Purcell England, My England
 ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、
 モンテヴェルディcho.、スーザン・グレアム、リン・ドーソン、ナンシー・アージェンタ、
 ジェイムズ・ボウマン、マイケル・チャンス、スティーヴン・ヴァーコー、ポール・アグニュー、
 ピーター・ハーヴィー、デイヴィッド・トーマス、ロバート・ジョンストン、テレサ・ショウ、ジェニファー・スミス
 152分。監督:トニー・パルマー。英語、独語、スペイン語、伊語。
TPDVD-152
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ラフマニノフ〜 The Harvest of Sorrow
 [ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場o.&cho.合唱団]
 交響曲第3番(抜粋)[ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア国立o.]
 晩祷「聖金口イオアン聖体礼儀」〜褒め称えよ[ドミトリー・ホロストフスキー(Br)]
 前奏曲〔嬰ハ短調/ト短調/ロ短調〕[ヴァレンティナ・イゴシナ(P)]
 パガニーニの主題による狂詩曲[ペーテル・ヤブロンスキー(P)]
 ピアノ協奏曲第3番より[アレクサンドル・トラーゼ(P)]
 ピアノ協奏曲第2番より[ペーター・ラウル(P)]
 歌劇「アレコ」より/ニコライ・オチョトニコフ(?)/
 コレッリの主題による変奏曲/パガニーニの主題による狂詩曲
 [ミハイル・プレトニョフ(P) クラウディオ・アバド指揮BPO]
 102分。監督:トニー・パルマー。ラフマニノフの音楽とドキュメンタリー映像。また、ラフマニノフの書簡などを、俳優のジョン・ギールグッドが朗読している。
TPDVD-153
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アンドレ・プレヴィン〜 The Kindness of Strangers
 アンドレ・プレヴィン指揮LSO、ルネ・フレミング、ロドニー・ギルフライ、
 アントニー・グリフィ、サンフランシスコ・オペラo.、キリ・テ・カナワ
 エマーソンSQ、レイ・ブラウン・トリオ、NHKso.、西ドイツ放送o.
 『指揮者としての深い洞察力、驚異的なピアニスト「アンドレ・プレヴィン」のリハーサル、偉大なジャズ・メン達との映像などプレヴィンを知る上で貴重な作品。』とのこと。
TPDVD-158
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JOHN ADAMS/HAIL BOP! A PORTRAITOF JOHN ADAMS エド・デ・ワールト指揮
オランダ放送o.
 トニー・パルマー監督、98分、2006年。オペラ「中国のニクソン」や「クリングホファーの死」など、多くの舞台作品で知られる、当代屈指のアメリカ人作曲家ジョン・アダムスの制作現場を描いたドキュメンタリー。1年間にわたる決め細やかな取材・撮影により作曲家の内面まで見事に描かれている。
TPDVD-160
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The Soundtrack of Tony Palmer's Classic Film;
 "The Strange Case of Delfina Potocka" - The Mystery of Chopin
 1999年制作。109分。監督:トニー・パルマー。
 ジョルジュ・サンドをはじめ様々な女性との愛の遍歴が語られることが多いショパンと、ポーランドの伯爵夫人との謎に包まれた愛情関係を描いた作品。ロシアの若く美しいピアニスト、ヴァレンティナ・イゴシナが好演。
 1945年伯爵夫人デルフィーナ・ポトッカの孫パウリナ・チェルニカは、ショパンが祖母に宛てたラブレターの存在を明らかにした。ポーランド政府は調査の結果、その書簡は扇情的ではしたなく、慎み深いユダヤ人気質が感じられない。偉大な作曲家ショパンを汚すものだと、ラブレターの存在を否定した。それから4年後の1949年10月17日、偶然にもショパン没後100年にパウリナ・チェルニカは世を去った。自ら命を絶ったのか、殺されたのか。ポーランド政府が認めなかったラブレターは本当にニセ物だったのか。1945年と1845年を交互に描き、ショパンとデルフィーナ・ポトッカにまつわる謎を解き明かす。
 #当品番は、先に「ヴァレンティナ・イゴシナ、ショパンを弾く」という内容でご案内していたものですが、この内容は品番が TPDVD-161 へ変更され、当品番は上記内容となりました。ご注意下さい。
TPDVD-161
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ヴァレンティナ・イゴシナ、ショパンを弾く
 ワルツ[第1番/第6番]/夜想曲第13番/前奏曲第7番/
 前奏曲第15番/練習曲第5番/スケルツオ第1番/
 ソナタ第3番〜第3楽章/ポロネーズOp.53/
 練習曲第3番/即興曲第4番
ヴァレンティナ・イゴシナ(P)
 1978年、18歳でラフマニノフ国際ピアノ・コンクール優勝。
 # 当盤は当初、TPDVD-160 という番号でご案内していましたが、上記品番へ変更されました(TPDVD-160は内容変更となり、「The Strange Case of Delfina Potocka" - The Mystery of Chopin」という映画のサウンド・トラックになっています)。ご注意下さい。
TPDVD-170
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イヴリー・ギトリスと偉大なる伝統 [Ivry Gitlis and the Great Tradition]
 2004年、80分。現役最高齢のヴァイオリニスト、イヴリー・ギトリスの60年にわたるキャリアと音楽に対する情熱を描いたトニー・パーマーのドキュメンタリー作品。エネスコとティボーに師事したギトリスは個性的な演奏スタイルで19世紀的と評されているが、一方でローリング・ストーンズの企画したロック・プロジェクトに参加したり、オスカー・ピーターソン、ディジー・ギャレスピーなど異なるジャンルのミュージシャンとのジャム・セッションを行うなど、ジャンルを越えた音楽活動で知られる。演奏家としての年月の積み重ねを感じさせ、人間味あふれたギトリスの姿を垣間見る。
TPDVD-171
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Silent Wagner
 制作・初上映:1913年。モノクロ、82分。ドイツの映画監督で伝記映画のパイオニア、カール・フレーリヒ( Carl Froelich [Fröhlich] ; 1875-1953) が描いたリヒャルト・ワーグナーの生涯と作品に関する映像。世界初の伝記映画とされている(代理店情報ではフレーリヒの監督デビュー作となっているが、1912年の別作品があるため、おそらく誤り)。当時のサイレント映画が通常10分程度のところ、本作はそれよりはるかに長い82分。20世紀初頭のヨーロッパ、特にドイツの文化においてワーグナーがいかに大きな存在であったかをあらためて実感出来る。
TPDVD-173
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グスターヴ・ホルスト〜 In the Bleak Midwinter
 制作:2010年。137分。パルマー監督の新作はイギリスを代表する作曲家ホルストの生涯を描いたドキュメンタリー映画。2011年4月にBBCで放送された。ホルストの娘でやはり音楽家のイモジェン、弟子のマイケル・ティペット、ハーバート・ハウエルズ、エドマンド・ラッブラ、エリオット・カーター(102歳)に加え、ホルストが作曲活動の傍ら音楽教師を務めていたセントポール女子校の教え子たちが思い出を語る。ホルストの音楽、なかでも「惑星」はコンサートの人気演目として広く親しまれているが、作曲家自身についてはあまり語られることがない。このドキュメンタリーからホルストが売春宿に住み、サハラ砂漠を繰り返し旅していたこと、イギリスの愛国歌「I Vow To Thee My Country - 祖国よ我は汝に誓う」は自分の信条に反すると嫌悪していたこと、社会主義的機関紙の発行に関わるなど、一風変わった人物だったことが明らかになる。その作品からはうかがえない人間味あふれたホルストが鮮やかに描かれている。
TPDVD-175
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ベンジャミン・ブリテン歌劇「燃える炉」(ドキュメンタリー)
 収録:1967年、オーフォード教会。リージョン0|56分| 4:3 |Stereo|モノクロ|NTSC。監督:トニー・パルマー。おそらく、1967年の DECCA 録音のリハーサルと収録風景を収めたドキュメンタリー映像1956年来日の際、能楽「隅田川」を鑑賞したブリテンは、簡潔、静謐、張り詰めた緊張感をもつ能に魅了された。この舞台がブリテンに与えた影響は大きく、後に能のさまざまな要素を取り込んだ教会上演用オペラを3作品作ることになる。この「燃える炉」は、「カーリュー・リヴァー)」(1964)に続く2作目。
TPDVD-176
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ドキュメンタリー「ベンジャミン・ブリテン:ヴェニスに死す」
 リージョン: 0| 4:3 |ステレオ。ブリテンの最後のオペラ「ヴェニスに死す」に関連するトニー・パルマーのドキュメンタリー作品。
TPDVD-179
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ベンジャミン・ブリテン〜 A Time There Was
 製作:1979年。103分〔資料によっては101分〕|NTSC|リージョン0| 4:3 |Stereo|NTSC。監督:トニー・パルマー。オリジナル・マスターに起因する映像&音声の乱れが一部含まれている。 ピーター・ピアーズ(1910-1986)の依頼により1979年に製作されたという、ブリテンの音楽と生涯に迫るドキュメンタリー。ブリテン本人のインタビューはもちろん、ピアーズがブリテンへの想いを語ったインタビューも収録。 他にジャネット・ベイカー(Ms)、ジュリアン・ブリーム(G)、リヒテル(P)、バーンスタイン、ブリテンの弟妹ら近しい人々のインタビューでその人物像を描く。幼少期〜音大生時代、第二次世界大戦中のNY時代、1957年にピアーズと訪れたバリ旅行など貴重な写真を収録、リハーサル・シーン、オペラの本番シーン映像もあるとのこと。
TPDVD-182
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ルネ・フレミング〜 Ladies and Gentlemen, Ms. Renee Fleming
 ヴェルディ「レクイエム」のリハーサル風景(ゲルギエフ指揮)
 ドミトリー・ホロストフスキー(T)との二重唱
 ルチアーノ・パヴァロッティ(T)との二重唱 / プラシド・ドミンゴ(T)との二重唱
 アイス・スケートのカタリナ・ビッドのスケートとフレミングの歌
 バーンスタイン:「ウェストサイド・ストーリ」〜トゥナイト/他
 トニー・パルマー監督、68分 + 53分、2002年。旧品番・TPDVD-159 (68分) に加え、53分のボーナス・シーンを収録。
 アメリカを代表するソプラノ歌手、ルネ・フレミングの素顔を描いたドキュメンタリー。自宅でくつろぐ姿、ステージでのリハーサル・シーン、ヴェルディのオテロ、レクイエムとシュトラウス、モーツァルト、ラフマニノフ、バーンスタインを歌う舞台シーンなど。
UNIZARRE 1枚あたり\3300(税抜\3000)
 国内へ初案内される、イギリスの映画・TV番組制作会社 Unizarre Productions 傘下のレーベル。
ラ・ダンサ〜スパニッシュ・ギター・クラシックス
 ガスパール・サンス(1640-1710):4つのスペイン舞曲(1674)
 フェルナンド・ソル(1778-1839):グラン・ソロOp.1
 フランシスコ・タレガ(1852-1909):アラビア風奇想曲
 イサーク・アルベニス(1860-1909):スペイン組曲 Op.47 より
   セビリャ(セビリャナス),伝説(アストゥリアス)
 エンリケ・グラナドス(1867-1916):スペイン舞曲集 Op.37 より〔ビリャネスカ/ロンデリャ・アラゴネサ〕
 不詳:ガリシア風幻想曲
  ニール・スミス(G)
 録音:データ記載なし/発売:2011年。
 ニール・スミスはジョン・W.デュアート、アリリオ・ディアス、レオ・ブローウェルに師事したイギリスのヴェテラン・ギタリスト。収録曲はすべて彼の手による編曲版。
ヴィルトゥオーゾ〜ギターのための音楽
 ニコロ・パガニーニ(1782-1840):大ソナタ イ長調
 マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):
  ヘンデルの「調子の良い鍛冶屋」による変奏曲
 フェルナンド・ソル(1778-1839):別れ Op.21
 イサーク・アルベニス(1860-1909):
  スペイン組曲 Op.47 〜カディス/
  性格的小品集 Op.92 〜朱色の塔
ニール・スミス(G)
 録音:データ記載なし/発売:2011年。収録曲はすべてニール・スミスの手による編曲版。
VIVAT 1枚あたり\3080(税抜\2800)
 ロバート・キングとキングズ・コンソートが2013年に立ち上げた自主レーベル。
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ&ピアノ三重奏曲集
 チェロ・ソナタ〔第2番 ニ長調 Op.58 /第1番 変ロ長調 Op.45 〕/
 ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49(フルート、チェロとピアノのための版)(*)
  フィオラ・デ・ホーフ(Vc
   使用楽器:ジョヴァンニ・バッティスタ・グァダニーニ、ミラノ、 1750年頃製

  マルテン・ロート(Fl;*|使用楽器:フリチョフ・アウリン、デュッセルドルフ、2015年製
   〔モデル:ヴィルヘルム・リーベル、ドレスデン、1830年頃製〕

  ミカエル・バルヤン(P|使用楽器:セバスティアン・エラール、パリ、1847年製
 録音:2019年11月18日-21日、 Oude Dorpskerk 、ブニク、オランダ|(*):ピリオド楽器使用による世界初録音。英国古楽界の巨匠ロバート・キングとキングズ・コンソートが2013年に立ち上げた自主レーベル「Vivat」。BBCミュージック・マガジンなどでも絶賛されたバッハの無伴奏チェロ組曲の録音(VIVAT-107)以来となる、オランダの名女流チェリスト、フィオラ・デ・ホーフが登場。ロバート・キング、インマゼール、ガーディナーなど古楽界の巨匠たちからの信頼も厚いフィオラ・デ・ホーフは、アムステルダムでアンナー・ビルスマにチェロを学び、バロック・チェリストとしてはヨーロッパのピリオドo. の首席奏者として、モダーン・チェリストとしてはシェーンベルク弦楽四重奏団のチェリストを20年にわたって務めるなど、ピリオド、モダーンの両方の第一線で活躍を続けてきたオランダのトップ・チェリストの1人。生涯にわたって、ピリオド楽器による室内楽に取り組んできたデ・ホーフが、1847年製のエラールを弾くアルメニアのピアニスト、ミカエル・バルヤンとの共演で、メンデルスゾーンの2つのチェロ・ソナタをまったく新しい色彩で描く。また、デ・ホーフと同様にアムステルダム音楽院等で教えているオランダの著名なフルート奏者マルテン・ロートが加わり、ヴァイオリンではなくフルートが参加する版によるピアノ三重奏曲第1番も収録。これは、ピリオド楽器による世界初録音。
歌曲の100年 Vol.4 〜1840年-1850年
 シューマン:リーダークライス Op.24 / ダルゴムイシスキー:夜のゼファー/私は悲しい/私は16歳だった/告白
 フランク:回想 FWV.70 /バンガドールの酋長 FWV.72 /空気の精 FWV.73 /愛する FWV.76
 ドニゼッティ:一粒の涙/ため息 / アードルフ・フレードリク・リンドブラード(1801-1878):夏の日/夕べ
 ヤーコブ・アクセル・ユーセフソン(1818-1880):セレナード Op.8
 エーリク・グスタフ・イェイエル(1783-1847):夜の空
 メンデルスゾーン:古いドイツの春の歌 Op.Posth.86 No.6 /夜の歌 Op.71 No.6 /
          ヴェネツィアの舟歌 Op.57 No.5 /ライン川への警告 WoO.16

 フローリアン・ベッシュ(Br) アヌーシュ・ホヴァニシアン(S)
 イーダ・エヴェリーナ・レンスレーヴ(Ms) オリヴァー・ジョンストン、
 ニック・プリッチャード(T) アレクセイ・グセフ、
 サミュエル・ハッセルホルン(Br) マルコム・マルティノー(P)
 録音:2018年7月2日-5日、アルフトン・ニュー・モルティングスサフォーク、 UK 。1810年から1910年までの一世紀における歌曲の歴史を、10年ごとの区切りでたどるという壮大な新プロジェクト「歌曲の100年」。シリーズ第4巻は「1840年〜1850年」の10年間に作曲された歌曲。シューマンのリーダークライス Op.24を中心に、ドイツのメンデルスゾーン、ベルギー(フランス)のフランク、ロシアのダルゴムイシスキー、イタリアのドニゼッティ、そしてスウェーデン・ロマン派の知られざる作曲家、アードルフ・フレードリク・リンドブラード、ヤーコブ・アクセル・ユーセフソン、エーリク・グスタフ・イェイエルの作品と、19世紀の音楽遺産を包括的に俯瞰。名盤奏者であり、歌曲の専門家でもあるマルコム・マルティノーの深い見識が活かされたプログラム。シューマンの「リーダークライス Op.24」を歌うオーストリアの名バリトン、フローリアン・ベッシュを始め、2018年のエリザベート王妃国際音楽コンクール(声楽部門)で第1位に輝いたドイツのサミュエル・ハッセルホルン、アルメニアのアヌーシュ・ホヴァニシアン、スウェーデンのイーダ・エヴェリーナ・レンスレーヴ、ロシアのアレクセイ・グセフら各国の今をときめく歌手たちが参加している。ブックレット解説は前作に引き続き、歌曲研究の第一人者であるスーザン・ユーインス教授(英語、フランス語、ドイツ語)。
エレジー〜パーセル&ブロウ:カウンターテナー・デュエット集
 ヘンリー:パーセル:聞け鳥の鳴き声を/艶めかしきフルートは虚しく/
           おお孤独こそ我の最も好むところ/シャコンヌ(「ダイオクリージャン」より)
 ジョン・ブロウ:ああ, なんと素晴らしい響きよ
 パーセル:トランペットを吹き鳴らせ/戦争の苦難と危険から/歌え歌えドルイド僧よ
 ブロウ:我が心は決意した
 メアリー女王の崩御を悼む3つのエレジー
  〔パーセル:レスビアよ、無益なことだ(ラテン語)/
   ブロウ:レスビアよ、無益なことだ(英語)/パーセル:おおオラニエ家神聖なる保護者〕
 ブロウ:ヘンリー・パーセル氏の死を悼む頌歌

 イェスティン・デイヴィス、ジェイムズ・ホール(CT)
 ロバート・キング指揮キングズ・コンソート
 録音:2019年1月6日-8日、アルフトン・ニュー・モルティングス、サフォーク、 UK 。英国古楽界の巨匠ロバート・キングとキングズ・コンソートが2013年に立ち上げた自主レーベル「Vivat」から、キングズ・コンソートが特に得意とする作曲家の一人、ヘンリー・パーセルの新録音が登場。その美しく器用な声と知的なミュージシャンシップによって、世界でもっとも優れた歌手の一人として広く知られるイギリスのカウンターテナー、イェスティン・デイヴィスをフィーチャーし、若き傑出したカウンターテナーのジェイムズ・ホールとともに、パーセルとジョン・ブロウが作曲したカウンターテナーのためのソロとデュエットを披露する。プログラムの中心となるのは、メアリー女王(メアリー2世)の早すぎる死を悼んで作曲された3つのエレジー(哀歌)。そのうち2つは同じテキストを基に、パーセルがラテン語、ブロウが英語に音楽を付けている。そのほか、パーセルの有名な「トランペットを吹き鳴らせ」やあまり知られていない二重唱曲を収録し、最後にジョン・ブロウの傑作「パーセル氏の死を悼む頌歌(オード)」で締めくくる。ワールド・クラスの新たな録音会場、アルフトン・ニュー・モルティングス(Alpheton New Maltings)で録音された暖かくも透明感のあるアコースティック・サウンドもポイント。
ヘンデル:イタリアン・カンタータ集
 〔見捨てられたアルミーダ HWV.105 /炎の中で HWV.170 /
  高貴な望みの子 HWV.113 / 死に瀕するアグリッピーナ HWV.110 〕
 キャロリン・サンプソン(S) ロバート・キング指揮キングズ・コンソート
 録音:2018年3月9日-12日、アルフトン・ニュー・モルティングス、サフォーク、 UK 。 イギリスが誇る美しき名花。完璧なコロラトゥーラと豊かな歌声で古楽系ソプラノの最高峰として君臨するキャロリン・サンプソン。2013年にロバート・キング&キングズ・コンソートが立ち上げた自主レーベル「Vivat」から、サンプソンが歌うヘンデルのカンタータ集が登場。ヘンデルがイタリア時代に書いた多くの「イタリアン・カンタータ」の中から、「見捨てられた女性(abandoned women)」をテーマに4つのカンタータをプログラム。Hyperion時代から多くの名盤でロバート・キング&キングズ・コンソートと共演してきたキャロリン・サンプソンが、美しくも力強い歌声で劇的なヘンデルを歌う。キャロリン・サンプソンは、2018年10月にはフライブルク・バロックo. との共演で来日予定。キングズ・コンソートのメンバーには、カティ・デヴレツェニやヒュー・ダニエル、ロビン・マイケル、市瀬礼子、レイチェル・チャップリンといったピリオド楽器の名手たちが参加。また、ワールド・クラスの新たな録音会場、アルフトン・ニュー・モルティングス(Alpheton New Maltings)で録音された暖かくも透明感のあるアコースティック・サウンドもポイント。
歌曲の100年 Vol.3 〜1830年-1840年
 ファニー・メンデルスゾーン:5月の夜/どうしてバラは/さすらいの歌
 フランツ・パウル・ラハナー:漁師の娘/山の声/彼女の肖像 / マイアベーア:空の少女/聖ジョセフの狂女
 フェリックス・メンデルスゾーン:春の歌 Op.34 No.3 /春の歌 Op.47 No.3 /森の館 /小姓の歌
 アリャビエフ:なぜあなたは歌う、美しい乙女よ/あなたのイメージを見る / ヴァルラーモフ:海
 ベルリオーズ:あなたを信じている / ダルゴムイシスキー:結婚/幻想
 レーヴェ:彼に会って以来/私はわからない/手伝って、妹たちよ/私の心に/
      恋に落ちたコフキコガネ/カッコウと夜鳴きウグイス

 ソラヤ・マフィ、ローナ・アンダーソン(S) アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms)
 ジョン・マーク・エインズリー(T) アレクセイ・グセフ(B) マルコム・マルティノー(P)
 録音:2015年6月-2017年6月、オール・セインツ教会、イースト・フィンチリー、ロンドン、 UK 。 1810年から1910年までの歌曲の歴史を、10年ごとの区切りでたどるという壮大な新プロジェクト「歌曲の100年」。シリーズ第3巻。マイアベーアはドイツ生まれだが、フランス時代の作品。ブックレット解説は、歌曲研究の第一人者であるスーザン・ユーインス教授(英語、フランス語、ドイツ語)。
ファンタジー〜アリッサ・フィルソヴァ(1986-)の音楽
 弦楽四重奏のための「テニソン・ファンタジー」 Op.36 (2016) /
 ピアノ・デュエットのための「ブライド・オヴ・ザ・ウィンド」 Op.34 (2016) /
 エクスプレッションズ Op.9 (2003) & Op.10 (2005)
  〔クラリネットとピアノのための「エターニティ」 Op.9 /
   クラリネットとピアノのための「アウェイティング」 Op.9 /クラリネット五重奏のための「ロス」 Op.10 〕/

 パラダイス・ポエムズ Op.22 (2010) & Op.26 (2013)
  〔ソプラノとピアノのための「ヒア・イン・カニジー」 Op.22 /
   バスバリトンとピアノのための「ユニティ」 Op.26 /チェロとピアノのための「ファンタジー」 Op.29 (2014) 〕

 ティペットSQ サイモン・マリガン(P) マーク・ファン・デ・ヴィール(Cl)
 ティム・ヒュー(Vc) エリー・ローアーン(S)
 ニコラス・クロウリー(B−Br) アリッサ・フィルソヴァ(P)
 録音:2017年7月19日-21日、アルフトン・ニュー・モルティングス。 アリッサ・フィルソヴァは、共に作曲家であった両親エレーナ・フィルソヴァ、ディミトリー・スミルノフの下、1986年にモスクワで生まれ、1991年に両親とともにイギリスへ亡命、現在もイギリスで活動する作曲家、ピアニスト、指揮者。2001年にBBCプロムス/ガーディアン・ヤング・コンポーザーズ・コンペティションで優勝し、BBCプロムスでは2つの作品で世界初演を実現。彼女の作品は、イモジェン・クーパー、ダンテ四重奏団、オランダ管楽アンサンブル、シアトル・チェンバー・プレイヤーズ、RCOカメラータ、イギリス室内o.、ブリテン・シンフォニアなど、世界の著名なアーティストたちによって演奏されている。ピアニストとしてのデビュー・アルバム「ロシアの亡命者(VIVAT-109)」では、ラフマニノフ、両親の作品、そして自身の作品を組み合わせるという意欲的なプログラムで注目を浴びた。ついに登場する"作曲家"としてのデビュー・アルバム「ファンタジー」では、弦楽四重奏、ピアノ・デュオ、クラリネット、チェロ、歌曲などの色彩豊かな作品を収録。ティペット弦楽四重奏団やフィルハーモニア管の首席奏者マーク・ファン・デ・ヴィール、ナッシュ・アンサンブルやドーマスのメンバーを務めたティム・ヒューなどの名手が参加している。
歌曲の100年 Vol.2〜1820年-1830年
 シューベルト:ブルックにてD.853 /春にD.882 /ヘリオポリスI D.753 /ゴンドラの舟人 D.808 /消滅 D.807
 グリンカ:教えて, なぜ? /理由なく私を誘わないで /私のハープ / シューマン:憧れ WoO.121
 メンデルスゾーン:5月の恋の歌 Op.8 No.1 / レーヴェ:魔王 Op.1 No.3 /オルフ殿 Op.2 No.2
 ニデルメイエール:湖 / ベッリーニ:マリンコニア /やさしいニンファ /喜ばせてあげて /お行き, 幸せなバラよ
 シューベルト:エレンの歌〔 I D.837 / II D.838 / III(アヴェ・マリア) D.839 〕/冬の夕べ D.938 /鳩の便り

  アヌシュ・ホブハニシャン(S) サラ・コノリー(Ms)
  ジョン・マーク・エインズリー、ロビン・トリッチュラー、ルイス・ゴメス(T)
  クリストファー・マルトマン(Br) マルコム・マルティノー(P)
 録音:2015年6月-2016年6月、オール・セインツ教会、イースト・フィンチリー、ロンドン、 UK 。 1810年から1910年までの一世紀における歌曲の歴史を、10年ごとの区切りでたどるという壮大な新プロジェクト「歌曲の100年」。シリーズ第2巻は「1820年〜1830年」の10年間に作曲されたヨーロッパ各地(、オーストリア、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア)の歌曲、シューベルト、グリンカ、シューマン、メンデルスゾーン、ニデルメイエール、レーヴェ、ベッリーニの全21曲を収録。歌手陣には、サラ・コノリーやジョン・マーク・エインズリー、クリストファー・マルトマンといった世界トップクラスの名歌手たちと、3人の若手歌手アヌシュ・ホブハニシャン、ロビン・トリッチュラー、ルイス・ゴメスが参加。数々の歌曲アルバムへの参加で知られる名ピアニスト、マルコム・マルティノーが監修する優れたコンセプトによる偉大な歌曲アンソロジー。ブックレット解説は、歌曲研究の第一人者であるスーザン・ユーインス教授(英語、フランス語、ドイツ語)。
天の声〜イギリスの無伴奏合唱作品集
 ハリス:おお主なる神よ、我らを導きたまえ/天は美し / マクミラン:おお主なる神よ、我らを導きたまえ
 ハウエルズ:地よ、慈しみもて、この人を納め給え/私は天からの声を聞いた / レイトン:涙はゆるやかに流れ
 タヴナー:地よ、慈しみもて、この人を納め給え/アテネのための歌 / パリー:主よ、わが終わりを知らしめたまえ
 スタンフォード:私は天からの声を聞いた/正しき者の魂は神の御手に / バークリー:正しき者の魂は神の御手に
 マリル:正しき魂は / ヒューイット・ジョーンズ:涙はゆるやかに流れ

  ロバート・キング指揮キングズ・コンソートcho.
 録音:2016年4月25日-27日、セント・ジュード教会、ロンドン、イギリス。 Vivat リリース第1弾「スタンフォード&パリー:宗教作品集」(VIVAT-101)に続く近代イギリス音楽集。 同じ歌詞を持つ5つのペア作、ダイアナ妃追悼のためのタヴナー「アテネのための歌」などを収録。
歌曲の100年 Vol.1 〜1810年-1820年
 シューベルト:
  花の手紙 D.622 /夏の夜 D.289 /日々の歌 D.533 /月に寄す D.193 /子供時代の喜び D.455 /子守歌 D.304 /
  郷愁 D.456 /至福 D.433 /墓 D.569 /漁師 D.225 /初めての失恋 D.226 /月に寄す D.259 /
  さすらい人の夜の歌 D.224 / 憩いのない愛 D.138 /ガニュメートD.554 /愛の神を買うのは誰か? D.261
 ソル:恋の牢獄に /女ってもんとギターの弦にゃ /私の目はついうっかりと
 ベートーヴェン:悲しみの喜び Op.83 No.1 /憧れ Op.83 No.2 /花模様の付いたリボンに添えて Op.83 No.3
 ドミニク・ファブリ・ガラ:オルタンスへの不満 / ゲーユ:ボレロ
 トマーシェク:恋する人のそばに /遠く離れた人に /羊飼いの嘆きの歌 /憩いなき恋
 ヴィオッティ:スタンコ・ディ・パルコラル/愛を奪い
 ベートーヴェン:星きらめく夕べの歌 WoO.150 / ウェーバー:人生への別れ Op.41 No.2

 ミヒャエル・シャーデ(T) ローナ・アンダーソン、シルヴィア・シュヴァルツ(S)
 アン・マレイ(Ms) フローリアン・ベッシュ(Br) マルコム・マルティノー(P)
 録音:2014年11月-2015年6月、オール・セインツ教会、イースト・フィンチリー、 UK 。1810年から1910年までの一世紀における歌曲の歴史を10年ごとたどるという新プロジェクト「歌曲の100年」がスタート。世界トップクラスの名歌手たちと、イギリスの名ピアニスト、マルコム・マルティノーが監修する優れたコンセプトのアンソロジー。
VIVAT-111
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ヘンデル:オラトリオ「エジプトのイスラエル人」
 (メンデルスゾーン編曲による1833年デュセルドルフ版/ロバート・キング校訂)
 リディア・トイシャー、ジュリア・ドイル(S) ヒラリー・サマーズ(A)
 ベンジャミン・ヒューレット(T) ロデリック・ウィリアムズ(B)
 ロバート・キング指揮キングズ・コンソート、キングズ・コンソートcho.
 録音:2015年10月26日-30日、セント・ジュード教会、ロンドン、UK 。ピッチ: A=430。キングズ・コンソート&ロバート・キングが満を持して取り組んだビッグ・プロジェクト、メンデルスゾーン編曲とロバート・キング校訂によるヘンデルのオラトリオ「エジプトのイスラエル人」1833年デュセルドルフ版。「エジプトのイスラエル人」は1739年の初演時に成功を収めることが出来なかったが、19世紀のドイツ、デュッセルドルフでヘンデルのオラトリオを研究していたメンデルスゾーンが自筆譜や断片を元に、新たな序曲を創作、英語歌詞からドイツ語歌詞へ変更、19世紀の楽器に対応したオーケストレーション、雄大な二重合唱など様々な改編を行い、完成させたのが1833年デュッセルドルフ版。J.S.バッハの「マタイ受難曲」を蘇演、再興へと導いたメンデルスゾーンの手腕は、ここでも余すことなく発揮されており、壮麗なロマン派風の音楽へと生まれ変わったヘンデルの「エジプトのイスラエル人」は、後の「聖パウロ」や「エリヤ」へと続く重要な転機となった。ロバート・キングはこのプロジェクトのために、さらなる楽興研究、時代考証を重ね楽譜を校訂している。
パーセル:3声のソナタ集 Z.790-Z.801
 キングズ・コンソート
  [チェチーリア・ベルナルディーニ、ヒュー・ダニエル(Vn) 市瀬礼子(ヴィオール)
   ロバート・キング(Org/Cemb) リンダ・セイス(テオルボ)]
ロシアの亡命者
 ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 Op.36 (1913年原典版)/コレッリの主題による変奏曲 Op.42
 エレーナ・フィルソワ:アリッサのための Op.102 / アリッサ・フィルソワ:紅い月 Op.13
 ドミトリー・スミルノフ:ピアノ・ソナタ第6番 Op.157「ブレイク・ソナタ」

  アリッサ・フィルソワ(P)
 キングズ・コンソート&ロバート・キングの自主レーベルから、ピアノの新録音が登場。モスクワ生まれで、2015年現在イギリスを中心に活躍するアリッサ・フィルソワ(1986-)のロシアン・プログラム。1917年に祖国を離れたラフマニノフ、旧ソ連当局からフレンニコフの7名としてブラックリストに載せられたため、幼い娘を連れてイギリスへと逃れた母エレーナ・フィルソワと父ドミトリー・スミルノフ、そしてアリッサ・フィルソワの自作を収録。
モンテ・カッシーノのバッハ
 半音階的幻想曲 ニ短調 BWV.903a /マニフィカトによるフーガ ニ短調 BWV.733 /
 4つのデュエットBWV.802-805 /幻想曲とフーガ ハ短調 BWV.537 No.1 (幻想曲のみ?)/
 コラール「イエスよ、わが喜び」BWV.753 /ファンタジア「イエスよ、わが喜び」BWV.713 /
 コラール「汝の御座の前に、われいま進み出て」BWV.668a /前奏曲 ハ長調 BWV.870b /
 教理問答書コラール より BWV.672-675, 681, 683, 687 /前奏曲 ハ長調 BWV.846 /
 幻想曲とフーガ イ短調 BWV.904
  ルカ・グリエルミ(Org)
 録音:サン・ニコラオ聖堂、アーリチェ・カステッロ、ピエモンテ州、イタリア。使用楽器:1749年製。18世紀の音楽家・学者、ジョヴァンニ・マルティーニ〔マルティーニ師〕とフリードリヒ・ヴィルヘルム・ルストによって収集され、有名な南イタリアのモンテ・カッシーノの寺院でも演奏されたであろう傑作の数々を、イタリアの名奏者と18世紀北イタリアのヒストリカル・オルガンの組み合わせで。
VIVAT-107
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J.S.バッハ無伴奏チェロ組曲 BWV.1007-1012(全曲)
 〔第1番 ト長調 BWV.1007 /第4番 変ホ長調 BWV.1010 /第5番 ニ短調 BWV.1011 /
  第3番 ハ長調 BWV.1009 /第2番 ニ短調 BWV.1008 /第6番 ニ長調 BWV.1012 (*) 〕

 フィオラ・デ・ホーフ(バロックVc)
 ピリオド楽器使用。使用楽器:グァダニーニ、1750年製(*以外)/5弦チェロ、18世紀ボヘミア製(*)。アムステルダムでアンナー・ビルスマにチェロを学び、バロック・チェリストとしてはヨーロッパのピリオドo.の首席奏者としてロバート・キング、インマゼール、ガーディナーなど古楽界の巨匠たちからの信頼も厚く、モダーン・チェリストとしてはシェーンベルク弦楽四重奏団のチェリストを20年にわたって務め、ピリオド、モダーンの両方の第一線で活躍を続けてきたオランダのトップ・チェリストの1人、デ・ホーフのバッハ無伴奏。
ヘンリー・パーセル(1659-1695):4声のソナタ集
 〔第3番 イ短調 Z.804 /第4番 ニ短調 Z.805 /第5番 ト短調 Z.806 /第7番 ハ長調 Z.808 /第9番 ヘ長調 Z.810 /
  第10番 ニ長調 Z.811 /第1番 ロ短調 Z.802 /第8番 ト短調 Z.809 /第2番 変ホ長調 Z.803 /第6番 ト短調 Z.807 〕

 キングズ・コンソート
 [チェチーリア・ベルナルディーニ、ヒュー・ダニエル(Vn) ズザンネ・ハインリヒ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  ロバート・キング(Org) リンダ・セイス(テオルボ)]
 録音:2013年10月、メニューイン・ホール、サリー、イギリス。キングズ・コンソート、通算25枚目のアルバム。
あなたの美しい声が〜ヘンデル:オラトリオからのアリア集
 「ベルシャザール」〜O sacred oracles of truth /「時と真理の勝利」〜Mortals think that Time is sleeping /
 「エステル」〜Tune your harps to cheerful strains /「アレグザンダー・バルス」〜Mighty love now calls to arm /
 「イェフタ」序曲/「アン女王の誕生日のための頌歌」〜Eternal source of light divine /
 「ソロモン」〜Welcome as the dawn of day (*) /「セメレ」〜Your tuneful voice my tale would tell /
 「ヘラクレスの選択」〜Yet can I hear that dulcet lay /「イェフタ」〜Up the dreadful steep ascending /
 「サムソン」序曲/「エジプトのイスラエル人」〜Thou shalt bring them in /
 「エステル」〜Who calls my parting soul from death (*) /
 「時と真理の勝利」〜On the valleys, dark and cheerless /「エステル」〜How can I stay when love invites

  イェスティン・デイヴィス(CT) キャロリン・サンプソン(S;*)
  ロバート・キング指揮キングズ・コンソート
 録音:2013年9月6日-8日、メニューイン・ホール、サリー、イギリス。イギリス系カウンターテナーの伝統を受け継ぐ新世代歌手イェスティン・デイヴィスをソロに迎えてのヘンデル。古楽系ソプラノの最高峰キャロリン・サンプソンとのデュエット2曲、名手クリスピアン・スティール=パーキンスの輝かしいバロック・トランペットのサウンドも聴き逃せない。
天国と地上〜モンテヴェルディ(1567-1643):声楽作品集
 歌劇「オルフェオ」より〔トッカータ/リトルネッロ&私は愛するペルメッソの川から〕/「音楽の戯れ」〜西風が帰り/
 「マドリガーレ集第7巻」〜ああ、恋人はどこに/歌劇「ポッペアの戴冠」〜さらば、ローマよ/
 「マドリガーレ集第6巻」〜さらば、美しいフロリダ/「マドリガーレ集第7巻」〜断ち切られた希望/
 「マドリガーレ集第6巻」〜アリアンナの嘆き/歌劇「オルフェオ」〜偉大なる精霊よ/
 「マドリガーレ集第7巻」〜ああ、お前は何と優しいことか/「マドリガーレ集第8巻」〜ニンファの嘆き/
 「マドリガーレ集第5巻」〜つれないアマリッリ/「マドリガーレ集第8巻」〜今や天も地も

 キャロリン・サンプソン、レベッカ・アウトラム、ジュリー・クーパー(S)
 サラ・コノリー、ダイアナ・ムーア(Ms) チャールズ・ダニエルズ、ジョン・ボウエン、
 ジェイムズ・ギルクリスト(T) ロバート・エヴァンズ、マイケル・ジョージ(B)
 ロバート・キング指揮キングズ・コンソート
 録音:2002年1月18日、2月7日-10日、セント・ジュード教会、ロンドン。恋の苦しみ、悩みをテーマとしたモンテヴェルディの声楽作品集。綺羅星の如く輝く現代の名歌手たちに加えキングズ・コンソートのオルガン&チェンバロの鍵盤パートには、ゲイリー・クーパー、マシュー・ホールズ、アラステア・ロスが名を連ねる。
ベートーヴェン弦楽四重奏曲集 Op.18 Vol.1
 〔第4番 ハ短調 Op.18 No.4 /第3番 ニ長調 Op.18 No.3 /第5番 イ長調 Op.18 No.5 〕
 アレグリSQ [オフェル・ファルク(Vn1) ラファエル・トーデス(Vn2)
         ドロテア・フォーゲル(Va) ヴァネッサ・ルーカス=スミス(Vc)]
 録音:2012年4月1日-3日、メニューイン・ホール、ストーク、イギリス。 使用楽器:アマティ、1661年製 & マッジーニ、1600年頃製(Vn)/ラステッリ、1800年頃製(Va)/フォースター一族、18世紀後期製(Vc)。エンジニア:トニー・フォークナー。ウィリアム・プリースとエリ・ゴレーンを中心として1953年に結成され、2013年に結成60周年を迎えたアレグリ弦楽四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲集がスタート。現在の団員はチャイコフスキー国際コンクール、モントリオール国際ヴァイオリン・コンクールの入賞歴を持つイスラエル生まれのヴァイオリニスト、オフェル・ファルクたちへと受け継がれている。
クープラン:3つのルソン・ド・テネブレ
 マレ:サント=コロンブ氏へのトンボー(*) /シャコンヌ イ長調(*)
 F.クープラン(1668-1733):復活祭のためのモテット
 サント=コロンブ:前奏曲 ホ短調(*) / F.クープラン:マニフィカト「わが魂は主をあがめ」

  キャロリン・サンプソン(S) マリアンネ・ベアテ・シェラン(Ms)
  ロバート・キング(室内Org)指揮キングズ・コンソート
  スザンヌ・ハインリヒ(バス・ヴィオール;*) リンダ・セイス(テオルボ;*)
 録音:2011年3月5日-7日、聖アンドルー教会、トディントン、イギリス。ピッチ: A=392 〔ヴェルサイユ・ピッチ/フランス・バロック・ピッチ〕。クープランの「ルソン・ド・テネブレ」は、1990年のハイペリオン盤以来となる新録音。スザンヌ・ハインリヒのバス・ヴィオールが奏でるマラン・マレとサント=コロンブのヴィオール作品も、プログラムのアクセントとして重要な役割を担っている。
私は歓喜した〜スタンフォード&パリー:宗教作品集
 スタンフォード:マニフィカトとヌンク・ディミッティス〔イ長調/ト長調/変ロ長調/ハ長調〕
 パリー:私は歓喜した(1911年版) /テ・デウム ニ長調「戴冠式」/
     恵みを受けし二人のセイレーン/エルサレム(オーケストレーション:エルガー)

 キャロリン・サンプソン(S) デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(B)
 ロバート・キング指揮キングズ・コンソート、キングズ・コンソートcho.
 録音:2012年9月20日-22日、セント・ジュード教会、ロンドン。古楽器使用による初録音。2人の作曲家の作品を交互に配置。キングズ・コンソートの通算100タイトル目、そしてこれまでの15年間の中で最大のレコーディングとロバート・キングが位置付けた VIVAT レーベルのリリース第1弾。サンプソンとウィルソン=ジョンソンをソリストに迎え万全の体制。パリーの「私は歓喜した」は、1902年のエドワード7世の戴冠式のために作曲され、1911年のジョージ5世の戴冠式にあわせて改訂された。現地イギリスでは、UK スペシャリスト・クラシック・チャートで1位に輝き、その後も12週間に渡り20位内をキープするという大ヒットとなったアルバム。


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