M.デイヴィス&R.ウォーリー〜ウォルトン、ドビュッシー、ラヴェル ウォルトン(1902-1983):ヴァイオリン・ソナタ/ヴァイオリンとピアノのための2つの小品 ドビュッシー(1862-1918):ヴァイオリン・ソナタ / ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式の小品 マイケル・デイヴィス(Vn) レイソン・ウォーリー(P) | ||
録音:1972年11月23日-24日、インディゴ・サウンド・スタジオ、マンチェスター、 UK 。初 CD フォーマット化。父がハレ管の首席ヴァイオリニストだったマイケル・デイヴィスは、王立音楽院でヒュー・ビーンに学び、ヘンリク・シェリングの薫陶も受けた奏者。1967年にバルビローリに招かれてハレo.へ入団し、アシスタントと共同首席を務め、その後1980年代に LSO の首席を、1990年代に BBCso.の首席をそれぞれ歴任した。ウォーリーは1948年以来ハレ管に在籍、バルビローリ時代にピアニストと打楽器奏者を務めた。 | ||
軍楽隊の音 Vol.1 〜イングランド魂 ホルスト:ムーアサイド組曲 / ジェイコブ:吹奏楽のためのオリジナル組曲 ヴォーン・ウィリアムズ:「放浪者」 旅の歌より / ウォルトン:「スピットファイア」前奏曲とフーガ ヴィンター:ニューカステル・フロリック組曲〜ニュー・ランプズ・フォー・オールド クィルター:子供の序曲 / アイアランド:海への情熱 / ウォルトン:行進曲「宝玉と勺杖」 キース・R.R.ボールディング少佐指揮英国陸軍王立通信隊軍楽隊 マイケル・バーチル(Br) | ||
録音:1972年10月28日-29日、クイーン・エリザベス・ホール/ LP 発売:1973年。初 CD フォーマット化。 | ||
テレビ番組「過ぎ去りし日々」のサウンド | ||
「過ぎ去りし日々」は、イギリスのグラナダ・テレビで1960年から1989年まで放映されたテレビ番組(シェイクスピアの「マクベス」第5幕第5場の、マクベスの台詞を暗示した題名となっている)。 この番組は、当時から丁度25年前の記録映像を放送するという物で、このCDに収録された、1964年から1970年にかけてジャーナリストのブライアン・イングリスが司会を担当した時代(1939年から1945年にかけての映像を放送した)に、大変な人気番組となっていた。当CDには、イギリス国王ジョージ6世、エリザベス王女(後のエリザベス2世)、マーガレット王女、チェンバレン、チャーチル、アイゼンハワー、ドゴール、ヒットラー、マッカーサー、ルーズベルト、マイラ・ヘスらの音声が含まれる。 | ||
ハヴァーガル・ブライアン(1876-1972):ピアノ作品全集 前奏曲/ジョン・ダウランドのファンシー/4つのミニアチュア/3つのイルミネーション/ 前奏曲とフーガ〔ハ短調/「ニ短調/ニ長調」〕/二重フーガ 変ホ長調/ 「トゥーランドット」行進曲(マクドナルド&スティーヴンソン編曲) ピーター・ヒル(P) ダグラス・ヤング(P2) クリストファー・ケイ(語り) | ||
録音:1981年2月。使用楽器:ベーゼンドルファー。世界初録音だった物。以前同レーベルから GOCLP 9016D という品番で LP が発売されたことがある録音で、初CDフォーマット化。なお当初のロットには無かったが、なぜか後付けで「イギリスの作曲家たち〜初演(初録音)コレクション Vol.8 」とも記載されている。 | ||
セント・ポール大聖堂での王室行事のための音楽 スミス:神の知恵ぞはかりなき / ブラームス:万軍の主よ、あなたの住まいは パーセル/ダーンリー編曲:ロンドー / スタンフォード:ヌンク・ディミティス ストラザー:きみはわれのまぼろし / ブッシュ:トランペット・マーチ / ブリテン:ユビラーテ・デオ J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ / ウィットロック:喜び歌わん / ホルスト:我は汝に誓う/我が祖国よ マサイアス:神よ、民らにあなたをほめたたえさせ / クラーク/ダーンリー編曲:トランペット・ヴォランタリー ヘンデル:天使の手になる奏楽はすべからく相和し バリー・ローズ指揮セント・ポール大聖堂聖歌隊 クリストファー・ダーンリー(Org) | ||
録音:1981年9月5日、7日、9日。 | ||
イースト=ウェスト・エンカウンターズ マクフィー:バリ島の儀式の音楽 / ヤング: "Trajet / Inter / Lignes" (*) メシアン:カンテヨージャ / クラム:クジラの声 / 黛敏郎:文楽(抜粋)(*) ドリームタイガー[キャスリン・ルーカス(Fl) ロハン・デ・サラム(Vc) ダグラス・ヤング(P/打楽器) ピーター・ヒル(P)] | ||
録音:1981年10月4日、11日、王立ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック〔ノーザン音楽大学〕、マンチェスター。(*)は初出時の世界初録音。 東西の音楽をカップリングした意欲盤。当時、既にアルディッティ SQ へ所属していたロハン・デ・サラムの参加も見逃せない。 | ||
パヴェル・パブスト:失われたピアノ協奏曲 パヴェル・パブスト(1854-1897): ピアノ協奏曲 変ホ長調(1885) (*) ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43 チャイコフスキー:幻想序曲「ハムレット」Op.67 |
パナギオティス・ トロホプーロス(P) マリウス・ストラヴィンスキー指揮 ベラルーシ国立アカデミックso. | |
録音:2005年4月19日、世界初演時(とあるが、おそらく正しくは「世界蘇演時」)、ライヴ(*)、2005年2月7日-8日、セッション(*以外)、以上 ベラルーシ国立音楽院大コンサート・ホール、ミンスク、ベラルーシ。(*)は世界初録音(レーベル旧サイトの一部に「変ロ長調」と記載されていたが、誤りと思われる)。また旧装丁盤では、オーケストラは「ベラルーシ国立アカデミックso.」と記載されていた。なお、(*)はCC-9033CDにも再収録された。プロデューサー&エンジニアー:デイヴィッド・ケント=ワトソン。 (*)は3楽章形式&演奏時間33分の美しいメロディにあふれた作品で、サンクトペテルブルクにおいて、作曲者のピアノとアントン・ルビンシュテインの指揮で初演されたが、演奏直後にスコアが行方不明となってしまい、120年間失われていた。そのため、パブストの生誕150周年を兼ねた当盤の演奏が、初演以来2回目となる演奏だったという。 ピアノのトロホプーロス(1982-)は科学者一家に生まれたギリシャ人で、モスクワ音楽院において名ヴィルトゥオーソ、ニコライ・ペトロフに学んだ若手。 マリウス・ストラヴィンスキー(1979-/本名:マリウス・ストラヴィンスカス)はカザフスタン生まれで、イギリスで活躍する指揮者。イェフディ・メニューイン音楽学校とイートン・カレッジでヴァイオリンを学んだ後にロンドン王立音楽アカデミーで学んでいる。指揮はヴラジーミル・ポンキンに学び、2007年からはロシア連邦カレリヤ共和国(シベリウスの組曲などで知られる「カレリア」地方の一部を含む)のペトロザヴォーツクに本拠を置くカレリヤ・フィルの首席指揮者を務めている。なお演奏会は同時に全て映像収録されており、2009年にはDVDも発売予定とされていたが、2017年現在未発売のままとなっている。 | ||
ストコフスキー、チャイコフスキーのバレエ音楽を振る チャイコフスキー/ディアギレフ選曲: オーロラの結婚(「眠りの森の美女」より)(*) チャイコフスキー:「くるみ割り人形」組曲 Op.71 (#) チャイコフスキー/ストコフスキー編曲: ユモレスク ト長調 Op.10 No.2 (*) / かつてのように私はひとりにOp.73 No.6 (*) |
レオポルド・ストコフスキー指揮 ヒズso. | |
録音:1950年(#)/1953年(*)、ともにモノラル。原盤:ともに VICTOR。(*) はおそらく初 CD フォーマット化。(#)は OTAKEN RECORDS が CD-R化していたが、廃盤になっている。『一部優れたステレオ・サウンド』とレーベルの旧サイトに記されていたが、誤記と思われる。 | ||
ロシアから ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章 / アレンスキー:3つの小品 Op.42 スクリャービン:2つの詩曲 Op.69 / ラフマニノフ:10の前奏曲集 Op.23 パナギオティス・トロホプーロス(P) | ||
録音:外装に記載無し(おそらくディジタル)。プロデューサー&エンジニアー:デイヴィッド・ケント=ワトソン。 トロホプーロス(1982-)は科学者一家に生まれたギリシャ人で、モスクワ音楽院において名ヴィルトゥオーソ、ニコライ・ペトロフ(1943-2011)に指事、2006年に卒業した。当レーベルへパブストのピアノ協奏曲を世界初録音 (CC-9033CD /旧・CC-9021CD〔廃盤〕) 、2013年にはアルカンの「ピアノ独奏のための協奏曲」をロシア初演する等、ヴィルトゥオーソとして活躍している。 | ||
ヨアヒム・ラフ(1822-1882):ピアノ作品集 3つの小品 Op.2 (1877)〔エレジー ヘ短調/ロマンス ニ長調/ワルツ 変ニ長調〕 / 幻想ソナタ ニ短調Op.168 (1871) /大ソナタ 変ホ短調Op.14 (第2版 - 1881) ヴァレンティナ・セフェリノヴァ(P) | ||
録音:2002年7月、ウィンターブルック・スタジオ、ロンドン(以上、外装には記載無し)。世界初録音。以前 "Cahoots Classical" というレーベルからCAH 001 2002という品番で発売されていた録音(当店&日本国内未案内)だが、再発にあたりリマスターされ、曲順も変更されている。プロデューサー:ギャレス・ヴォーン。 セフェリノヴァ(1969-)はブルガリア出身のピアニストで、イギリスを中心に活躍中。当盤は彼女の初商業録音となったものだが、当レーベルへのヤダスゾーン&ブリュルの他、当案内とほぼ同時期に、ポーランドの ACTE PREALABLE からも ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909)の作品をリリースした[AP-0188]。 | ||
19世紀のユダヤ=ドイツの作曲家たち Vol.2〜 イグナーツ・ブリュル(1846-1907): 交響曲 ホ短調 Op.31 / セレナード第1番 ヘ長調 Op.29 (1870頃) |
マリウス・ストラヴィンスキー指揮 ベラルーシ国立so. | |
録音:2007年7月、ミンスク、ベラルーシ。世界初録音。プロデューサー&エンジニアー:デイヴィッド・ケント=ワトソン。 ユダヤ人の裕福な両親の下、オーストリアに生まれたブリュルは早熟ぶりを発揮、15歳でピアノ協奏曲を、18歳で歌劇を作曲したほか、ピアニストとしても活躍、ブラームスやマーラーら同世代の作曲家たちとも親交を結んだが、作風は保守的なもので、第1次大戦後にナチスのユダヤ排斥が始まるとほぼ忘れ去られてしまった。 そのためブリュルの再評価はまだ始まったばかりで、録音で聴けるのは、20世紀初頭に録音された数えるほどのアリアや歌曲を除くと、1999年発売のピアノ協奏曲集(HYPERION CDA-67069)が最も大規模な作品といえる。そんな中、当シリーズで聴ける交響曲やセレナードは正に希少性が高く、マニア必聴であろう。 | ||
3人の偉大なコンポーザー=ピアニストたち Vol.2 〜 ショパン:スケルツォ 全曲〔第1番−第4番 Ops.20, 31, 39, 54 〕/ 幻想曲 ヘ短調 Op.49 /ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 アンジェラ・ブラウンリッジ(P) | ||
録音:時期未記載、ハリファックス、カナダ。 | ||
3人の偉大なコンポーザー=ピアニストたち Vol.1 〜 シューマン:ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 Op.22 /アベッグ変奏曲 ヘ長調 Op.1 / アラベスク ハ長調 Op.18 /謝肉祭 Op.9 アンジェラ・ブラウンリッジ(P) | ||
録音:時期未記載、ハリファックス、カナダ。 | ||
3人の偉大なコンポーザー=ピアニストたち Vol.3 〜 リスト:巡礼の年第2年「イタリア」S.161 /ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178 アンジェラ・ブラウンリッジ(P) | ||
録音:2012年12月12日、フェアフィールド・ホール、クロイドン、ロンドン。イギリスのベテラン・ピアニスト、アンジェラ・ブラウンリッジによる、ロマン派を代表する3人のコンポーザー=ピアニストの名作集。 #当レーベルの CD-R 直販開始直後、当品番は「イグナーツ・ブリュル:ピアノ独奏のための作品集」でしたが、そちらは CC-9045CD へ変更されています。ご注意下さい。 | ||
19世紀のユダヤ=ドイツの作曲家たち Vol.3 〜 ブリュル&ヤダスゾーン:管弦楽のためのセレナード集 イグナーツ・ブリュル(1846-1907):ブリュル:セレナード第2番 ホ長調 Op.36 ザロモン・ヤダスゾーン(1831-1902):2つのセレナード 〔第1番 Op.42(4つのカノンによる)/第2番 ニ長調 Op.46 〕 マリウス・ストラヴィンスキー指揮マルタpo. | ||
録音:2010年12月13日-14日、Robert Sammut ホール、フロリアナ、マルタ。ホール名はマルタ国歌「マルタ賛歌」の作曲者( Robert Samut と綴る場合もあり)名を冠したもの。 | ||
イギリスの作曲家たち〜初演(初録音)コレクション Vol.2 モーリス・ブロワー(1894-1982):ホルンと弦楽のためのエクローグ/ホルン協奏曲 ロビン・ミルフォード(1903-1959):オーボエと弦楽オーケストラのための組曲 Op.8 フレデリック・セプティマス・ケリー(1881-1916): フルートのための、ハープ、ホルンと管弦楽伴奏を伴うセレナード ホ短調 Op.7 ウォルター・ゲイズ・クーパー(1895-1981): オーボエと弦楽のためのコンチェルティーノ Op.78 レベッカ・ホール(Fl) ジョン・マクドナウ(Ob) ジョゼ・ガルシア・グティエレス(Hr) マイケル・ラウス指揮マルタpo. | ||
録音:2011年、Robert Sammut ホール、フロリアナ、マルタ。 | ||
19世紀のユダヤ=ドイツの作曲家たち Vol.4 〜ヤダスゾーン&パブスト:管弦楽作品集 ザロモン・ヤダスゾーン(1831-1902):交響曲第1番 ハ長調Op.24 パヴェル・パブスト(1854-1897):ピアノ協奏曲 変ホ長調 Op.82 (1885) (#) ザロモン・ヤダスゾーン:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op.89 (*) パナギオティス・トロホプーロス(P;#) ヴァレンティナ・セフェリノヴァ(P;*) マリウス・ストラヴィンスキー指揮ベラルーシ国立so.(*以外) デニス・ヴラセンコ指揮カレリア国立po.(*) | ||
録音:2007年7月(無印)、2005年4月19日、ライヴ(#)、ミンスク、ベラルーシ(*以外) /2008年12月20日、フィルハーモニー・ホール、ペトロザヴォーツク、カレリア共和国、ロシア連邦、ライヴ(*) 。旧・CC-9027CD (#以外)、CC-9021CD (#) からのカップリング変更。全て世界初録音(となっているが、(*)は HYPERION 盤
(CDA-67636/ヤダスゾーン&ドレーゼケ:ピアノ協奏曲集) が2008年1月の録音で、こちらの方が早い)。
(#)の旧盤オーケストラ表記は「ベラルーシ国立アカデミックso.」となっていた。なお、当盤の録音時期記載は年までで、月日は旧盤に拠ります。 (#)は3楽章形式&演奏時間33分の美しいメロディにあふれた作品で、サンクトペテルブルクにおいて、作曲者のピアノとアントン・ルビンシュテインの指揮で初演されたが、演奏直後にスコアが行方不明となってしまい、120年間失われていた。そのため、パブストの生誕150周年を兼ねた当盤の演奏が、初演以来2回目となる演奏だったという。 ピアノのトロホプーロス(1982-)は科学者一家に生まれたギリシャ人で、モスクワ音楽院において名ヴィルトゥオーソ、ニコライ・ペトロフに学んだ若手。当レーベルへは他に「ロシアから」 (CC-9023CD) を録音している。 マリウス・ストラヴィンスキー(1979-/本名:マリウス・ストラヴィンスカス)はカザフスタン生まれで、イギリスで活躍する指揮者。イェフディ・メニューイン音楽学校とイートン・カレッジでヴァイオリンを学んだ後にロンドン王立音楽アカデミーで学んでいる。指揮はヴラジーミル・ポンキンに学び、2007年からはロシア連邦カレリヤ共和国(シベリウスの組曲などで知られる「カレリア」地方の一部を含む)のペトロザヴォーツクに本拠を置くカレリヤ・フィルの首席指揮者を務めている。 #2009年ご案内時には「19世紀のユダヤ=ドイツの作曲家たち Vol.1 」(CC-9027CD) という題名で、ヤダスゾーンの2曲に、イグナーツ・ブリュルのヴァイオリン協奏曲とセレナーデの抜粋 + 序曲という内容でご案内していた物ですが、抜粋が主だったブリュル作品が抜かれ、「失われたピアノ協奏曲」(CC-9021CD; + ラフマニノフ「パガニーニ狂詩曲」&チャイコフスキー「ハムレット」序曲とカップリング)からパブストの協奏曲がプラスされて、シリーズは同じながら第4巻に変更されました。第1巻の扱いがどうなるのか等は不明です。 | ||
イギリスの作曲家たち〜初演(初録音)コレクション Vol.3 ジョセフ・ホルブルック(1878-1958):パントマイム組曲 アレグザンダー・マッケンジー(1847-1935):つれない乙女 アーサー・サマーヴィル(1863-1937):交響曲 ニ短調「タラッサ」(1913) (*) マイケル・ラウス指揮マルタpo. パオリーノ・トノ(コールアングレ) | ||
録音:2011年。(*)は 1913年2月にアルトゥール・ニキシュ& LSO によって初演、第2楽章「エレジー」は、南極で遭難死した探検家ロバート・スコットに捧げられている。 | ||
イギリスの作曲家たち〜初演(初録音)コレクション Vol.6 〜 ジョセフ・ホルブルック(1878-1958):ピアノ作品集 Vol.1 10の奇想的練習曲集 Op.42 より Nos.1-4, 10 /8つの夜想曲集 Op.121 より Nos.1-2, 4 / 集中砲火 Op.78 /幻想ソナタ〔第1番 Op.124「幽霊屋敷」/第2番 Op.128「運命」〕/ ピアノのための7つの小品 Op.17a 〜 舟歌第1番 Op.17 No.6 パナギオティス・トロホプーロス(P) | ||
録音:2008年5月29日-30日、サウス・ダウンズ・カレッジ、 UK 。全曲世界初録音。 | ||
イギリスの作曲家たち〜初演(初録音)コレクション Vol.7 〜 ジョセフ・ホルブルック(1878-1958):ピアノ作品集 Vol.2 10の奇想的練習曲集 Op.42 より Nos.5-9 /8つの夜想曲集 Op.121 より Nos.3, 5-8 / ケルト組曲 Op.71 /演奏会用ワルツ「タルサルネ」 Op.79 パナギオティス・トロホプーロス(P) | ||
録音:2009年12月7日-8日、図書館、リアック、、フランス。 「コックニー(=ロンドンの下町)のワーグナー」とも異名を取ったホルブルックは、第1次大戦後であっても頑に19世紀のロマン派的音楽を書き続けたため、次第に忘れられたが、近年再評価が進んでいる。 | ||
イギリスの作曲家たち〜初演(初録音)コレクション Vol.1 ドロシー・ハウエル(1898-1982):音詩「ラミア」 (1919) (*) モーリス・ブロワー(1894-1982):交響曲 ハ長調 (1939) (#) ジョセフ・ホルブルック(1878-1958): 「忘れじの乙女 [The Girl I Left Behind Me] 」による変奏曲(1900年代)(+) マリウス・ストラヴィンスキー指揮カレリア国立po. | ||
録音:2008年8月24日-27日、フィルハーモニー・ホール、ペトロザヴォーツク、カレリア共和国、ロシア連邦。おそらく全曲初録音。 不当に忘れられたイギリスの作曲家たちによる作品を、世界初録音するシリーズ第1弾。女流ドロシー・ハウエルの数少ない管弦楽作品から、彼女がまだ20歳代にヘンリー・ウッド指揮のプロムス・コンサートで演奏されたこともある(*)、そして2002年に再発見されるまで忘れられていた、作曲家唯一の管弦楽作品である(#)、さらにホルブルックが得意とした編曲物の(+)を収録。 | ||
プッチーニ(1858-1924): レクイエム(ジョゼフ・デブリンカト編曲/室内管弦楽版)(*) /歌劇「妖精ヴィッリ」 * DVD内容:ドキュメンタリー「プッチーニと妖精ヴィッリ」 ジョゼフ・デブリンカト指揮ナショナルo. /他 | ||
録音:2008年?、プッチーニ生誕150周年記念コンサート、ライヴ。(*)は当版による世界初録音。# DVD は PAL 方式のため国内の通常映像機器では再生出来ず、パソコン等での再生保証もございません。 | ||
イギリスの作曲家たち〜初演(初録音)コレクション Vol.4 + 1 リリアン・エルキントン(1900-1969):交響詩「霧の外で」(*) ドロシー・ハウエル(1898-1892):ピアノ協奏曲 ニ短調(+) シリル・スコット(1879-1970):チェンバロ協奏曲(#) ザロモン・ヤダスゾーン(1831-1902):セレナード第3番 イ長調 Op.47 ヴァレンティナ・セフェリノヴァ(P;+) トビー・パーサー指揮オリオンso.(*/#) マイケル・ラウス(Cemb;#)指揮マルタpo.(*, +以外) | ||
録音:2010年11月11日、カドガン・ホール、ロンドン、ライヴ(*/#) /2011年 、Robert Sammut ホール、フロリアナ、マルタ(*, +以外)。「 + 1 」となっているのは、ドイツのヤダスゾーンによる作品が含まれているかららしい。 | ||
イグナーツ・ブリュル(1846-1907):ピアノ独奏のための作品集 3つの小品(主題と変奏)Op.45 〔主題と変奏「ブルターニュの旋律」/メロディ/バラード〕/ 3つの小品 Op.51 〜第1曲「子守歌」Op.51 No.1 /スペイン舞曲 (Op.51?) / 3つのピアノ小品 Op.11 〔ロマンス/即興曲/マズルカ〕/子守歌 (Op.11?) / 色とりどりの小品Op.72(8曲) 〔歌/マズルカ/行進曲/子守歌/ワルツ/スケルツォ/森の中で/水車小屋にて〕 ジャネット・オルニー(P) | ||
録音:2007年10月2日、レジス・リサイタル・ルーム。おそらく全曲世界初録音。CC-9027CDに記載のとおり、大変珍しいブリュルのピアノ作品。ただし、レーベルの表記がかなり曖昧で、作品番号等は当店の推測を多く含む(ブリュル再発見プロジェクト [http://www.ignazbrull.com/] に掲載されている作品表を元にしています)。 #当初、CC-9030CDという品番でしたが、上記品番に変更されています(9030は別内容「3人の偉大なコンポーザー=ピアニストたち Vol.3 〜リスト」に変更)。 | ||
イギリスの作曲家たち〜初演(初録音)コレクション Vol.5 ケネス・レイトン(1929-1988):ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.11 ルース・ギプス(1921-1999):ピアノのための主題と変奏 Op.57a (#) / 乳白光 Op.72 (#) /ピアノ協奏曲 Op.34 アンジェラ・ブラウンリッジ(P) マイケル・ラウス指揮マルタpo.(#以外) ジョゼ・ガルシア・グティエレス(Hr) | ||
録音:2011年、ヴァレッタ、マルタ(#以外) /2011年、フェアフィールド・ホール、クロイドン、UK (#) 。おそらく全曲世界初録音。ホルン奏者はどちらの作品に参加しているのか未記載。 ルース・ギプスは王立音楽院においてレオン・グーセンス(オーボエ)、ヴォーン・ウィリアムズ(作曲)、ゴードン・ジェイコブ&トバイアス・マテイ(ピアノ〔注:ブックレット記載ママだが、ジェイコブは作曲の誤りか〕)という錚々たる面々に学んだ、作曲家、指揮者、ピアニスト、オーボエ奏者。その作品は1943年のプロムスにおいてヘンリー・ウッドの指揮で演奏された事もあり、ピアニストとしても1945年にバーミンガム市響の演奏会でグラズノフのピアノ協奏曲を演奏するほどの腕前だったが、30歳代後半からは作曲と指揮に活動を絞ったと言う。 | ||
19世紀のユダヤ=ドイツの作曲家たち Vol.5 〜ブリュル&ヤダスゾーン イグナーツ・ブリュル(1846-1907): 序曲「マクベス」/ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.41(マイケル・ラウス補完) ザロモン・ヤダスゾーン(1831-1902):フルートと弦楽のためのセレナード Op.80 イリア・ホフマン(Vn) レベッカ・ホール(Fl) マイケル・ラウス指揮マルタpo. | ||
録音:2011年、Robert Sammut ホール、フロリアナ、マルタ。ブリュルのヴァイオリン協奏曲は、マルタ・フィルの音楽監督マイケル・ラウスが校訂・補完し、演奏可能になったという。 | ||
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲 BWV.1007-1012
アルフィア・ナキプベコワ(Vc) | ||
録音:2007年11月、2008年12月、パパ・ウェストレー、オークニー諸島、UK 。15歳で中央アジア共和国コンクール第1位となり、モスクワ音楽院でロストポーヴィチに師事したカザフスタンの女流チェリストによるバッハ。1998年からはバッハの無伴奏チェロ組曲6曲を1日で演奏する「バッハ・マラソン」シリーズに取り組み、2014年現在はロンドンを中心に活躍中。 |