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HYPERION

価格帯記載無し
 特記以外 1枚あたり¥2700(税抜¥2500)

価格帯D:1枚あたり¥4536(税抜¥4200)
〔DVD盤〕

価格帯R:1枚あたり¥4860(税抜¥4500)
〔プレス盤廃盤商品|CD−R盤〕

価格帯S:1枚あたり¥3888(税抜¥3600)
〔ハイブリッドSACD盤〕



 イギリスの有名レーベルHYPERION。1980年の創業で、25年を経る間にCHANDOSと並び、かの国の2大インディペンデント・レーベルとなった。大事業としてはレスリー・ハワードによるリスト「ピアノ作品全集」、グレアム・ジョンソンが伴奏したシューベルトやシューマンの「歌曲全集」など、大きな話題となった労作も手がけ、評価を高めた。1999年には廉価レーベルHELIOSも開始、他にも幾つかサブ・レーベルを擁し、生長を続けている。
 *以下リストは一部旧譜を除き、基本的に1998年当店創業以降に発売されたアイテムを掲載しています。また、説明文の多くは発売当初の物を使用しており、内容が古くなっている場合もございます。
 #レーベルで廃盤になった商品のうち、流通在庫が尽きたものはレーベル・オフィシャル製のCD-R製盤品でのお届けとなります(CD-R製盤品については、国内代理店での扱いはございません)。これらのCD-R製盤品の内、レーベルでブックレットの在庫が尽きたものは、オンデマンド印刷による二つ折り形式ジャケットでの供給となり、その場合はブックレットの内容が添付されていません(レーベルの公式サイトにてPDFファイルをダウンロード可能)。これらの各状況について、判明した情報に関しては下記リストに反映させていますが、アナウンスがレーベルや代理店からは成されなかったり、商品到着まで不明な点もございますので、「プレス盤」「ブックレット内容付き」等をご指定頂いての御注文はお受け致しかねますので、御了承下さい。
 ##当レーベルにおける廃盤&再発売一覧は、こちら (http://www.hyperion-records.co.uk/n.asp?n=4&vw=dc/欧文のみ) から閲覧可能です。
 **当ページには沢山のアイテムを掲載しているため、読み込みには時間がかかります。

CDA-66031
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[CD-R]
価格帯:R
イギリスのクラリネット協奏曲集 Vol.1
 アラン・ロースソーン(1905-1971):クラリネットと弦楽オーケストラのための協奏曲
 ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):クラリネットと弦楽オーケストラのための小協奏曲
 アーノルド・クック(1905-1971):クラリネットと弦楽オーケストラのための協奏曲
 シア・キング(Cl) アラン・フランシス指揮シアトル・ノースウェスト室内o.
 録音:1981年2月、ホーリー・ネームス・アカデミー礼拝堂、シアトル、アメリカ。HELIOS で再発売(CDH-55069)されたが、そちらも廃盤となっている。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
神の息のかかった翼〜
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):セクエンツィアとヒムヌス集

 鳩はじっと見つめていた/アヴェ、高潔なお方/おお、聖霊の火よ/おお、エルサレム/
 おお、聖エウカリウス/おお、青々とした枝よ/おお、忠実な町の舞いの長/おお、教会よ
  エマ・カークビー(S) クリストファー・ペイジ(ディレクター)
  ゴシック・ヴォイセズ
   [エミリー・ヴァン・イーヴラ、ポピー・ホールデン、ジュディス・スティル(S)
    マーガレット・フィルボット(A) アンドルー・パロット、ハワード・ミルナー(T)
    ドリーン・マスケット(シンフォニア)、ロバート・ホワイト(リード・ドローン)]
 録音:1981年9月14日、ハムステッド聖ユダ教会、ロンドン。
 英グラモフォン誌 1983年度アーリー・ミュージック部門年間最優秀賞。ヒルデガルト・フォン・ビンゲン復興のきっかけとなった名演。ゴシック・ヴォイセズのディレクターをつとめるクリストファー・ペイジが、自らビースバーデンのヘッセン州立図書館の写本に基づき楽譜を校訂し用いた。
CDA-66047
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[CD-R]
価格帯:R
ハワード・シェリー〜
 ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ全集

 ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調Op.28/
 ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.36(改訂版)
ハワード・シェリー(P)
 録音:1982年1月24日-25日、ADD。レコーディング・エンジニア:トニー・フォークナー。
 後にリストの「ピアノ作品全集録音」という前人未到の偉業を成しとげる、シェリー若き日の録音の一つ。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
CDA-66065
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[CD-R]
価格帯:R
ザロモンSQ〜ハイドン(1732-1809):アポニー四重奏曲集 Vol.1(弦楽四重奏曲集 Vol.1)
 〔第69番 変ロ長調 Op.71 No.1 /第70番 ニ長調 Op.71 No.2 〕
  ザロモンSQ[サイモン・スタインデイジ、ミカエラ・コンバーティ(Vn)
        トレヴァー・ジョーンズ(Va) ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)]
 録音:1982年6月26日-27日、ロズリン・ヒル・チャペル、ロンドン。ピリオド楽器使用。
 シリーズ全14枚へのリンク(Vol.順&品番のみ/詳細は最終巻67012の項目をご覧ください):CDA-66065, CDA-66098, CDA-66124, CDA-66348, CDA-66621, CDA-66622, CDA-66681, CDA-66682, CDA-66821, CDA-66822, CDA-66971, CDA-66972, CDA-67011, CDA-67012
 元々の印刷ブックレットがレーベル品切れとなっており、オンデマンド印刷による二つ折り形式ジャケットのみが付属します。
CDA-66098
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[CD-R]
価格帯:R
ザロモンSQ〜ハイドン(1732-1809):アポニー四重奏曲集 Vol.2(弦楽四重奏曲集 Vol.2)
 〔第71番 変ホ長調 Op.71 No.3 /第72番 ハ長調 Op.74 No.1 〕
  ザロモンSQ[サイモン・スタインデイジ、ミカエラ・コンバーティ(Vn)
        トレヴァー・ジョーンズ(Va) ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)]
 録音:1983年6月9日-10日、聖バーナバス教会、ノース・フィンチリー、ロンドン。ピリオド楽器使用。仏ディアパゾン誌ディアパソン・ドール獲得盤。
 シリーズ全14枚へのリンク(Vol.順&品番のみ/詳細は最終巻67012の項目をご覧ください):CDA-66065, CDA-66098, CDA-66124, CDA-66348, CDA-66621, CDA-66622, CDA-66681, CDA-66682, CDA-66821, CDA-66822, CDA-66971, CDA-66972, CDA-67011, CDA-67012
 元々の印刷ブックレットがレーベル品切れとなっており、オンデマンド印刷による二つ折り形式ジャケットのみが付属します。
シア・キング〜
 ブラームス:クラリネット五重奏&三重奏曲

  クラリネット五重奏曲 ロ短調Op.115(*)/
  クラリネット三重奏曲 イ短調Op.114(#)
シア・キング(Cl)
ガブリエリSQ(*)
[ケネス・シリトー、
 ブレンダン・オライリー(Vn)
 イアン・ジュウェル(Va)
 キース・ハーヴィー(Vc)]
カリーネ・ゲオルギアン(Vc;#)
クリフォード・ベンソン(P;#)
 録音:1983年1月24日-25日、聖バーナバス教会、北フィンチュリー、ロンドン、DDD。デッカの名エンジニア、ケネス・ウィルキンソンが録音エンジニアを担当している。
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
 モテット「なんと栄光に満ちた」/
 ミサ「なんと栄光に満ちた」/
 ミサ「めでたし海の星よ」
デイヴィッド・ヒル指揮
ウェストミンスター
 大聖堂聖歌隊
 録音:1983年11月2-4日、ウェストミンスター大聖堂、ロンドン。
 英グラモフォン誌 1985年度アーリー・ミュージック(中世&ルネサンス)部門年間最優秀賞。
ロバート・シンプソン(1921-1997):
 弦楽四重奏曲全集 Vol.1

 弦楽四重奏曲第7番(1977)/弦楽四重奏曲第8番(1979)
デルメSQ
 録音:1983年11月9日-10日。弦楽四重奏曲の番号:CDA-66117/66127/66225/66376/66386/66419/66503/66626/66905。
CDA-66124
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[CD-R]
価格帯:R
ザロモンSQ〜ハイドン(1732-1809):アポニー四重奏曲集 Vol.3(弦楽四重奏曲集 Vol.3)
 〔第73番 ヘ長調 Op.74 No.2 /第74番 ト短調 Op.74 No.3「騎士」〕
  ザロモンSQ[サイモン・スタインデイジ、ミカエラ・コンバーティ(Vn)
        トレヴァー・ジョーンズ(Va) ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)]
 録音:1983年11月。ピリオド楽器使用。
 シリーズ全14枚へのリンク(Vol.順&品番のみ/詳細は最終巻67012の項目をご覧ください):CDA-66065, CDA-66098, CDA-66124, CDA-66348, CDA-66621, CDA-66622, CDA-66681, CDA-66682, CDA-66821, CDA-66822, CDA-66971, CDA-66972, CDA-67011, CDA-67012
 元々の印刷ブックレット品切れのため、オンデマンド印刷による二つ折り形式ジャケットのみの付属となる可能性があります。
ロバート・シンプソン(1921-1997):
 弦楽四重奏曲全集 Vol.2

 弦楽四重奏曲第9番
  「ハイドンの主題による32の変奏曲とフーガ」(1982)
デルメSQ
 録音:1984年3月15日-16日。弦楽四重奏曲の番号:CDA-66117/66127/66225/66376/66386/66419/66503/66626/66905
CDA-66139
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[CD-R]
価格帯:R
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):
 弦楽四重奏曲第3番「グロスタシャーにて」
ジョージ・ダイソン(1883-1964):
 3つのラプソディ
ディヴェルティメンティ
 録音:1984年12月13日&14日、ロズリン・ヒル・チャペル、ロンドン。HELIOS で再発売(CDH-55045)されたが、そちらも廃盤となっている。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ヴィヴァルディ(1678-1741):リュート&マンドリン協奏曲集
 2つのマンドリンのための協奏曲 ト長調 RV.532/
 リュートとヴァイオリンのためのトリオ・ソナタ ト長調 RV.85/
 マンドリン協奏曲 ハ長調 RV.425/リュート協奏曲 ニ長調 RV.93/
 リュートとヴァイオリンのためのトリオ・ソナタ ハ長調 RV.82/
 ヴィオラ・ダモーレとリュートのための協奏曲 ニ短調 RV.540
  ポール・オデット(リュート/ソプラノ・リュート/マンドリン)
  ロビン・ジェフリー(マンドリン) ロイ・グッドマン(Vn/Vaダモーレ)指揮
  ピーター・ホルマン(室内Org)指揮パーリー・オヴ・インストゥルメンツ
 録音:1984年12月1日-2日。ピリオド楽器使用。
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):ピアノ四重奏曲集
 [第1番 ハ短調Op.15/第2番 ト短調Op.45]
  ドーマス[スーザン・トムズ(P) クリシア・オソストヴィッチ(Vn)
       ロビン・アイルランド(Va) ティモシー・ヒュー(Vc)]
 録音:1985年2月25日-26日、ロズリン・ヒル・チャペル、ハムステッド。
 英グラモフォン誌 1986年度室内楽部門年間最優秀賞。
モーリス・デュリュフレ(1902-1986):
 レクイエム(*)/
 グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット
アン・マリー(Ms;*)
トマス・アレン(Br;*)
マシュー・ベスト指揮
コリドン・シンガーズ
イギリスco.(*)
モーツァルト(1756-1791):
 クラリネット協奏曲イ長調 K622(*)/
 クラリネット五重奏曲イ長調 K581(#)
シア・キング(バセットCl)
ジェフリー・テイト指揮(*)
イギリス室内o.(*)
ガブリエリSQ(#)
 録音:1985年3月25日-26日、7月10日-11日、以上 セント・バーナバス教会、ロンドン。
CDA-66225
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[CD-R]
価格帯:R
ロバート・シンプソン(1921-1997):
 弦楽四重奏曲全集 Vol.3

 弦楽四重奏曲第10番「平和のために」(1983)/
 弦楽四重奏曲第11番(1984)
カウルSQ
 録音:1986年6月9日-10日、聖オーガスティン教会、カーディフ。弦楽四重奏曲の番号:CDA-66117/66127/66225/66376/66386/66419/66503/66626/66905。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
エマ・カークビー・コレクション
 モンテヴェルディ:主よ汝に告白せん
 キャンピオン:今花を持ち
 パーセル:あの草原を奪え
 モンテヴェルディ:
  あの軽蔑した目つき/面影よ、のろわれよ/生きる望み
 ディンディア:あの涙私の涙/ディアナ
 ダウランド:泉よ、そう湧きいそぐな/時間は静止して
 マショー:フォワ・ポルテル
 ビンゲンのヒルデガルト:鳩を見よ
 バッハ:羊は安らかに草を食み
 ローズ:ひばり
 キャンピオン:拍子をそろえて歩こう
 ヘンデル:軽蔑の針をみがけ
 イースト:夜のみすぼらしい美人たちよ
エマ・カークビー(S)
さまざまな
 アーティストたち
ビクトリア:レクイエム
 作曲者不詳(中世):われは信ず、わが贖い主は生きたまう
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):わが魂は生活に疲れたり
 作曲者不詳(中世):
  われは甦りであり、生命である − ほめたたえよ、イスラエルの神である主を
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア:
  レクイエム/わがハープは悲しみの調べに変わり/主よ, 私を永遠の死より解き放ち給え
 デイヴィッド・ヒル指揮ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
 録音:1987年1月28日-30日、ウェストミンスター大聖堂、イギリス。
CDA-66269
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[CD-R]
価格帯:R
モンドンヴィル:モテット集
 [ヴェニテ・エクスルテムス/レグナ・テレ/
  イン・デカコルド・プサルテリオ/
  デ・プロフンディス/ベネファク・ドミネ]
ジリアン・フィッシャー(S)
スティーヴン・ヴァーコー(B)他
エドワード・ヒギンボトム指揮
ロンドン・バロック、
オックスフォード・
 ニュー・カレッジ聖歌隊
 録音:1987年7月13日&14日。HELIOS で再発売(CDH-55038)されたが、そちらも廃盤となっている。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
 弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op.18/
 弦楽六重奏曲第2番 ト長調 Op.36
ラファエル・アンサンブル
ロバート・シンプソン(1921-1997):交響曲全集 Vol.1
 交響曲第6番(1977)/交響曲第7番(1977)
ヴァーノン・ハンドリー指揮
ロイヤル・リヴァプールpo.
 録音:1987年9月3日-4日、フィルハーモニック・ホール、リヴァプール。
CDA-66291
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[CD-R]
価格帯:R
ヒューバート・パリー(1848-1918):九重奏曲
 (フルート、オーボエ、イングリッシュホルン、
   2つのクラリネット、2つのファゴットと2つのホルンのための)
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1924):九重奏曲 Op.95(1905)
 (フルート、クラリネット、ファゴット、ホルン、
   2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスのための)
 カプリコーン
 録音:1987年11月26日-27日。HELIOS で再発売(CDH-55061)されたが、そちらも廃盤となっている。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
フォーレ(1845-1924):
 レクイエムOp.48(1893年版)/ラシーヌ讃歌Op.11/小ミサ曲/
 タントゥム・エルゴOp.65 No.2/アヴェ・ヴェルム・コルプスOp.65 No.1
  メアリー・シアーズ、イザベル・プルナール(S) マイケル・ジョージ(Br)
  マシュー・ベスト指揮イギリス室内o.、コリドン・シンガーズ ジョン・スコット(Org)
 録音:1987年11月20日-21日、1988年1月25日、1989年2月10日、以上 セント・ジュード=オン=ザ=ヒル教会、ハムステッド、ロンドン。
 1973年にマシュー・ベストによって結成され、合唱王国イギリスでもトップ・クラスであり続けたコリドン・シンガーズによる代表的名盤。
ジョヴァンニ・バティスタ・ペルゴレージ(1710-1736):
 スタバト・マーテル/サルヴェ・レジナ イ短調/
 アンティフォン「天国にて」
ジリアン・フィッシャー(S)
マイケル・チャンス(CT)
ロバート・キング指揮
キングス・コンソート
CDA-66298
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[CD-R]
価格帯:R
16&17世紀のフルート音楽
 クレメンス・ノン・パパ/カベソン、
 アルカデルト/オルティス、ゼンフル、
 ホフハイマー、フェスタ、セルミジ、
 ゴンベール、ローレ/ロニョーニ、
 クレキヨン/エネストローサ、ジェルヴェーズ、
 エイク、リッチオ、フレスコバルディ、
 カステッロ、マリーニの作品
ナンシー・ハデン(Fl-tr)
アンドルー・
 ローレンス=キング(Hp) 他
 HELIOS で再発売(CDH-55096)されたが、そちらも廃盤となっている。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ロバート・シンプソン(1921-1997):交響曲全集 Vol.2
 交響曲第9番(1987)/
 シンプソンによる当作品の解説(約18分)
ヴァーノン・ハンドリー指揮
ボーンマスso.
 録音:1988年2月7日-8日、プール芸術センター・ウェセックス・ホール、ドーセット。英グラモフォン誌 1989年度コンテンポラリー部門年間最優秀賞。「ブルックナー交響曲第9番の1楽章以降、これほど大聖堂が荘厳な響きに満ちたことはなかった」とまで言われる交響曲。
CDA-66327
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[CD-R]
価格帯:R
スペイン音楽の黄金時代(1600-1700)
 作曲者不詳:フォリア/パバナ/パサカッレ/サラバンダ/ヴィラーノ舞曲
 ガスパル・サンス:ルヘーロ/バラデータス/牛/タランテラ/カナリオス/グランデュケ
 マリン:迷いからさめ/歌のない娘/あの山脈の積雪/乾草もないメンギュリア
 イダルゴ:パッサカリア、たしかにメンギュリアの乾草
 ゲラウ:マリツァバロス/ハチャス(古いイスパニアの踊り)/フォリア/道化役者
 セリス:メンギュリア、私は死ぬ
 リバヤス:愛の回廊/くりかえし/サラバンド/スペイン風の/シャコンヌ
  マリア・デル・マー・フェルナンデス・ドヴァル(S)
  ジョージ・ウェイガンド指揮エクステンポリ弦楽アンサンブル
 録音:1988年9月16日-18日。HELIOS で再発売(CDH-55098)されたが、そちらも廃盤となっている。
 「活気と確信に満ちた演奏」(米ファンファーレ誌)との批評通り、黄金時代のスペインの熱気を彷彿させる演奏。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
CDA-66348
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[CD-R]
価格帯:R
ザロモンSQ〜ハイドン(1732-1809):
 ロプコヴィツ四重奏曲集Op.77 &最後の四重奏曲(弦楽四重奏曲集 Vol.4)

 〔第81番 ト長調 Op.77 No.1 /第82番 ヘ長調 Op.77 No.2 /第83番 ニ短調Op.103(未完)〕
  ザロモンSQ[サイモン・スタインデイジ、ミカエラ・コンバーティ(Vn)
        トレヴァー・ジョーンズ(Va) ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)]
 録音:1989年1月28日-30日、キンプトン教区教会、ハートフォードシャー、イギリス。ピリオド楽器使用。
 シリーズ全14枚へのリンク(Vol.順&品番のみ/詳細は最終巻67012の項目をご覧ください):CDA-66065, CDA-66098, CDA-66124, CDA-66348, CDA-66621, CDA-66622, CDA-66681, CDA-66682, CDA-66821, CDA-66822, CDA-66971, CDA-66972, CDA-67011, CDA-67012
 元々の印刷ブックレット品切れのため、オンデマンド印刷による二つ折り形式ジャケットのみの付属となる可能性があります。
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
 4つの戴冠アンセム
 [司祭ザドク/わが心は満たされ/
  汝の手は強くあれ/王は喜びを与えられ]/
 王宮の花火の音楽
ロバート・キング指揮
キングス・コンソート、
オックスフォード・
 ニュー・カレッジ聖歌隊
CDA-66376
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[CD-R]
価格帯:R
ロバート・シンプソン(1921-1997):
 弦楽四重奏曲全集 Vol.4

 弦楽四重奏曲第3番(1954)/
 弦楽三重奏曲「前奏曲、アダージョとフーガ」(1987)/
 弦楽四重奏曲第6番(1975)
デルメSQ
 録音:1989年7月19日-21日。弦楽四重奏曲の番号:CDA-66117/66127/66225/66376/66386/66419/66503/66626/66905。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ロバート・シンプソン(1921-1997):
 弦楽四重奏曲全集 Vol.5

 弦楽四重奏曲第2番(1953)/弦楽四重奏曲第5番(1974)
デルメSQ
 録音:1989年10月25日-27日。弦楽四重奏曲の番号:CDA-66117/66127/66225/66376/66386/66419/66503/66626/66905。
Spem in alium & other choral works〜トマス・タリス(1505頃-1585):合唱作品集
 おお、救い主なるいけにえよ/断食し、嘆きつつ/世の救い主よI/主よ、御身が手に/
 世の救い主よ II/エレミアの哀歌I/おお、聖なる宴/おお、光より生まれし光/
 光の消ゆる前に/エレミアの哀歌II/御身よりほかにわれは(40声のモテット)
  デイヴィッド・ヒル指揮ウィンチェスター大聖堂聖歌隊
 録音:1989年7月5日-7日、ウィンチェスター大聖堂、イギリス。
CDA-66401
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[CD-R]
価格帯:R
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.1
 〔Op.18 Nos.1, 2〕
新ブダペストSQ
CDA-66402
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[CD-R]
価格帯:R
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.2
 〔Op.18 Nos.3, 4, 6〕
新ブダペストSQ
CDA-66403
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[CD-R]
価格帯:R
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.3
 〔Op.18 No.5 /Op.59 No.1 〕
新ブダペストSQ
CDA-66404
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[CD-R]
価格帯:R
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.4
 〔Op.59 Nos.2, 3〕
新ブダペストSQ
CDA-66405
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[CD-R]
価格帯:R
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.5
 〔Ops.74, 131〕
新ブダペストSQ
CDA-66406
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[CD-R]
価格帯:R
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.6
 〔Ops.95, 132〕
新ブダペストSQ
CDA-66407
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[CD-R]
価格帯:R
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.7
 〔Op.130 /大フーガ〕
新ブダペストSQ
CDA-66408
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[CD-R]
価格帯:R
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.8
 〔Ops.127, 135〕
新ブダペストSQ
 以上9点、録音:1989年-1991年。HELIOS でセット化再発売(CDH-55021)されたが、そちらも廃盤となっている。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
CDA-66414
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[CD-R]
価格帯:R
シャルル・ケクラン(1867-1950):
 フルート作品集

 フルートとピアノのための14の小品 Op.157b/
 2つのフルートのためのソナタ Op.75/
 ピアノとフルートのためのソナタ Op.52/
 リリアンのアルバム 第1巻 Op.139/
 リリアンのアルバム 第2巻 Op.149〜
  フルートとピアノのための4つの小品/
 初見視奏曲
フェニック・スミス(Fl)
マーティン・アムリン(P)
 録音:1989年。HELIOS で再発売(CDH-55107)されたが、そちらも廃盤となっている。
 多作だったケクランの、フルートとピアノのための作品をほぼ網羅的にカバーしたディスク。エスプリ溢れる作風がスミスのフルートの澄み渡る音色と相俟って小気味よい。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ロバート・シンプソン(1921-1997):
 弦楽四重奏曲全集 Vol.6

 弦楽四重奏曲第1番(1951)/弦楽四重奏曲第4番(1973)
デルメSQ
 録音:1990年2月22日-24日。弦楽四重奏曲の番号:CDA-66117/66127/66225/66376/66386/66419/66503/66626/66905。
ヴォーン・ウィリアムズ
 音楽へのセレナード/5つの神秘的な歌/
 クリスマス・キャロルによる幻想曲/組曲「野の花」
マシュー・ベスト指揮
コリドン・シンガーズ、
イギリス室内o.
 録音:1990年2月18日-19日、6月4日。
J.S.バッハ:オルガン作品集(Vol.2)
 トッカータとフーガ ニ短調BWV.565/トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564/
 トッカータとフーガ ヘ長調BWV.540/トッカータとフーガ ニ短調「ドリア調」BWV.538/
 パッサカリア ハ短調BWV.582
  クリストファー・ヘリック(Org)
 録音:1990年5月6日-8日、ゾーフィンゲン市教会(スイス)/使用オルガン:メッツラー社、1983年製作。
 ヘリックによるJ.S.バッハ:オルガン作品全集(BOX: CDS-44121/36〔廃盤〕)の第2弾(第1弾:トリオ・ソナタ集 CDA-66390〔廃盤〕)だった物だが、全集 BOX &分売とも、半数以上が廃盤となってしまっている。
CDA-66449
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[CD-R]
価格帯:R
ロバート・シンプソン(1921-1997):
 ブラス作品集

 ブラスバンドのための交響的習作「エナジー」(1971)/
 4つの気質(1983)/ヴォルテックス(1989)/
 ブラスバンドのための交響的習作「ヴォルカノ」(1979)/
 マックス・レーガーの低音部による序奏とアレグロ(1987)
ジェイムズ・ワトソン指揮
デスフォード・カリアリー・
 キャタピラー・バンド
 録音:1990年8月3日-5日、ラターワース中等学校(グラマー・スクール)、レスターシャー。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
グランヴィル・
 バントック(1868-1946):管弦楽作品集 Vol.1

  ケルティック交響曲
   (弦楽オーケストラと6つのハープのための)/
  アトラスの魔女/海の略奪者/ヘブリディーズ交響曲
ヴァーノン・ハンドリー指揮
RPO
 録音:1990年8月。
 生粋のロンドン子でありながら、ケルト音楽の旋法を用いて作曲されたケルティック交響曲はエンヤやチーフタンズの登場から半世紀以上前にも、辺境ケルトに対する音楽的な興味と関心を喚起した人がいたことを知らしめるもの。ヘブリディーズ交響曲は、あの「フィンガルの洞窟」で有名なスタッファ島があるスコットランドのヘブリディーズ諸島がモティーフになっている。このCD、リリース時には圧倒的な反響を呼んだ。CDレヴュー誌は「これまでのわれわれの記憶の中で最も素晴らしいバントック」と絶賛。以降hyperionのバントック・シリーズが継続されてゆくことになる。
CDA-66454
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[CD-R]
価格帯:R
スペイン宮廷歌曲集〜クリストファー・コロンブスの時代の音楽
 フアン・デル・エンシナ、バダホス、フランシスコ・デ・ラ・トレ、フランチェスコ・ダ・ミラノ、
 ホアン・アンブロシオ・ダルサ、ヴィンチェンォ・カピローラ、ガブリエル、作曲者不詳の作品

  マーガレット・フィルポット(A) シャーリー・ラムゼイ、
  クリストファー・ウィルソン(ビウエラ/リュート/G)
 録音:1991年5月21日&22日。HELIOS で再発売(CDH-55097)されたが、そちらも廃盤となっている。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ラフマニノフ:晩祷Op.37
 マシュー・ベスト指揮コリドン・シンガーズ
 録音:1990年9月21日-23日、セント・オールバンズ教会、ホルボーン、ロンドン。イギリスの作曲家イヴァン・ムーディ(1964-)の校訂譜を使用。
ロバート・シンプソン(1921-1997):
 弦楽四重奏曲全集 Vol.7

 弦楽四重奏曲第12番(1987)/
 1楽章の弦楽五重奏曲(第1番)(1987)(*)
カウルSQ
ロジャー・ビグリー(Va;*)
 録音:1991年5月22日-24日。弦楽四重奏曲の番号:CDA-66117/66127/66225/66376/66386/66419/66503/66626/66905。
ロバート・シンプソン(1921-1997):交響曲全集 Vol.3
 交響曲第2番(1955/56)/交響曲第4番(1970/72)
ヴァーノン・ハンドリー指揮
ボーンマスso.
 録音:1991年11月8日-9日&1992年7月29日、プール芸術センター・ウェセックス・ホール、ドーセット。
CDA-66510
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[CD-R]
価格帯:R
ロバート・シンプソン(1921-1997):交響曲全集 Vol.4
 交響曲第10番(1988)
ヴァーノン・ハンドリー指揮
ロイヤル・リヴァプールpo.
 録音:1991年2月4日-5日、フィルハーモニック・ホール、リヴァプール。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ウィリアム・バード(1540頃-1623):鍵盤楽器のための作品集
 わが窓より立ち去れ BK79/おお、何と誉れある王国 EKM48/鐘 BK38/ミゼレーレ(T)BK66/
 ミゼレーレ(U) BK67/御者の笛(変奏曲) BK36/パヴァンとガリアード変ロ長調 BK23/
 プレリュード BK12/ファンタジア イ短調 BK13/戦い BK94〜トランペット/
 勝利によせるガリアード BK95/パヴァンとガリアード「喜び] BK5b/
 ウォルシンガム(変奏曲) BK8/パヴァーン ト長調 第6番(2声の単純カノン) BK74/
 ネヴェル夫人のグラウンド BK57/光なり日なるキリスト BK121(2版)/
 ショート・グラウンド ハ長調 BK43/ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ ヘ長調 BK58
  デイヴィット・モロニー
   (Cemb/Org/室内Org/クラヴィコード/ミュゼラー・ヴァージナル)
 2000年のGramophone Awardを受賞した鍵盤作品全集(CDA-66551/7)からの分売。構想に15年をかけ、世界初の単独アーティストによる全曲録音として実現したこの企画では、録音に6種類の楽器が用いられた。ミュゼラー・ヴァージナルはこのレコーディングのために特注されたもの。
バッハ=ブゾーニ Vol.1
 バッハ/フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)編曲:
  トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565/
  コラール「われらは汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」BWV.639/
  カプリッチョ 変ロ長調「最愛の兄の旅立ちに寄せて」 BWV.992/
  コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」 BWV.659/
  オルガン前奏曲とフーガ 変ホ長調「聖アン」 BWV.522/
  コラール「いざ喜べ、愛するキリストのともがらよ、もろともに」 BWV.734/
  トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564
 ニコライ・デミジェンコ(P)
MCDA-66566
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2808(税抜\2600)
 録音:1991年8月。
 まさにデミジェンコの記念碑的録音の一つ。「トッカータとフーガ」BWV.565のブゾーニ版ピアノ編曲は3度、6度、そしてオクターヴが重層的に連なる編曲だが、デミジェンコは一点の曇りもなく易々と弾いてのける。そして一転してしとやかな「コラール・プレリュード」を経て「トッカータ、アダージョとフーガ」の壮麗な演奏で締めくくられている。
 このアルバムがリリースされてからのち、ブライトコプフから8巻にわたって刊行されている膨大なバッハ=ブゾーニ編曲作品集が様々なピアニストに取り上げられるようになった。つまりバッハ=ブゾーニ編曲の多彩さを世に知らしめる役割を果たしたのがこのアルバムと言っても過言ではないだろう。グールドが「ゴルトベルク変奏曲」を復権させたのと同様、デミジェンコはブゾーニの作品に、新たな地平を開いたのかもしれない。
CDA-66621
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[CD-R]
価格帯:R
ザロモンSQ〜ハイドン(1732-1809):太陽四重奏曲集Op.20 Vol.1(弦楽四重奏曲集 Vol.5)
 〔第31番 変ホ長調 Op.20 No.1 /第32番 ハ長調 Op.20 No.2 /第33番 ト短調 Op.20 No.3〕
  ザロモンSQ[サイモン・スタインデイジ、ミカエラ・コンバーティ(Vn)
        トレヴァー・ジョーンズ(Va) ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)]
 録音:1991年12月10日、11日、17日、ホルンバリー聖マリー女子大学ホール、サリー、イギリス。ピリオド楽器使用。
 元々の印刷ブックレット品切れのため、オンデマンド印刷による二つ折り形式ジャケットのみの付属となる可能性があります。
CDA-66622
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[CD-R]
価格帯:R
ザロモンSQ〜ハイドン(1732-1809):太陽四重奏曲集Op.20 Vol.2(弦楽四重奏曲集 Vol.6)
 〔第34番 ニ長調 Op.20 No.4 /第35番 ヘ短調 Op.20 No.5 /第36番 イ長調 Op.20 No.6〕
  ザロモンSQ[サイモン・スタインデイジ、ミカエラ・コンバーティ(Vn)
        トレヴァー・ジョーンズ(Va) ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)]
 録音:1991年12月18日、21日、22日、ホルンバリー聖マリー女子大学ホール、サリー、イギリス。ピリオド楽器使用。
 シリーズ全14枚へのリンク(Vol.順&品番のみ/詳細は最終巻67012の項目をご覧ください):CDA-66065, CDA-66098, CDA-66124, CDA-66348, CDA-66621, CDA-66622, CDA-66681, CDA-66682, CDA-66821, CDA-66822, CDA-66971, CDA-66972, CDA-67011, CDA-67012
 元々の印刷ブックレット品切れのため、オンデマンド印刷による二つ折り形式ジャケットのみの付属となる可能性があります。
ロバート・シンプソン(1921-1997):
 弦楽四重奏曲全集 Vol.8

 弦楽四重奏曲第14番(1990)/
 クラリネット、バス・クラリネットと
  弦楽三重奏のための五重奏曲(1983)(*)
 弦楽四重奏曲第15番(1991)
ヴァンブルーSQ
ジョイ・ファーラル(Cl;*)
フィオナ・クロス(バスCl;*)
 録音:1992年8月17日-19日。弦楽四重奏曲の番号:CDA-66117/66127/66225/66376/66386/66419/66503/66626/66905。
グランヴィル・バントック(1868-1946):
 管弦楽作品集 Vol.2

  異教徒の交響曲/
  緑日広場のフィフィネ/2つの英雄的なバラード
ヴァーノン・ハンドリー指揮
RPO
 「異教徒の交響曲」はバントックの作品の中でも最も充実した力がみなぎっている。特にギリシャ神話のファウヌスとサテュロスを描いたといわれるスケルツォ楽章は白眉とされる。緑日広場のフィフィネ(市のフィフィネ)はトマス・ビーチャムのレパートリーとして人気があった作品。
J.S.バッハ:
 音楽の捧げ物 BWV.1079より
  [3声のリチェルカーレ/6声のリチェルカーレ]/
 4つのデュエット BWV.802-805
  [第1番 ホ短調BWV.802/第2番 ヘ長調BWV.803/
   第3番 ト長調BWV.804/第4番 イ短調BWV.805]/
 フーガの技法 BWV.1080
タチアナ・ニコラーエワ(P)
MCDA-66631/2
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(2CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\5616(税抜\5200)
 録音:1992年。解説:ハワード・スミス(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
CDA-66681
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[CD-R]
価格帯:R
ザロモンSQ〜ハイドン(1732-1809):ロシア四重奏曲集Op.33 Vol.1(弦楽四重奏曲集 Vol.7)
 〔第37番 ロ短調 Op.33 No.1 /第38番 変ホ長調 Op.33 No.2 /第39番 ハ長調 Op.33 No.3「鳥」〕
  ザロモンSQ[サイモン・スタインデイジ、ミカエラ・コンバーティ(Vn)
        トレヴァー・ジョーンズ(Va) ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)]
 録音:1992年3月。ピリオド楽器使用。
 元々の印刷ブックレット品切れのため、オンデマンド印刷による二つ折り形式ジャケットのみの付属となる可能性があります。
CDA-66682
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[CD-R]
価格帯:R
ザロモンSQ〜ハイドン(1732-1809):ロシア四重奏曲集Op.33 Vol.2, Op.42(弦楽四重奏曲集 Vol.8)
 〔第40番 変ロ長調 Op.33 No.4 /第41番 ト長調 Op.33 No.5 /第42番 ニ長調 Op.33 No.6 /第43番 ニ短調 Op.42 〕
  ザロモンSQ[サイモン・スタインデイジ、ミカエラ・コンバーティ(Vn)
        トレヴァー・ジョーンズ(Va) ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)]
 録音:記載無し/発売:1993年5月。ピリオド楽器使用。
 シリーズ全14枚へのリンク(Vol.順&品番のみ/詳細は最終巻67012の項目をご覧ください):CDA-66065, CDA-66098, CDA-66124, CDA-66348, CDA-66621, CDA-66622, CDA-66681, CDA-66682, CDA-66821, CDA-66822, CDA-66971, CDA-66972, CDA-67011, CDA-67012
 元々の印刷ブックレット品切れのため、オンデマンド印刷による二つ折り形式ジャケットのみの付属となる可能性があります。
ロバート・シンプソン(1921-1997):
 ホルン、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲(1984)/
 ホルン、ヴァイオリン、
  チェロとピアノのための四重奏曲(1975)
リチャード・ワトキンズ(Hr)
ポーリーン・ロウバリー(Vn)
クリストファー・
 グリーン=アーミテージ(P)
キャロライン・ディーンリー(Vc)
 録音:1993年10月4日-6日、12月20日&21日。
ロバート・シンプソン(1921-1997):交響曲全集 Vol.5
 交響曲第3番(1962)(*)/交響曲第5番(1972)(#)
ヴァーノン・ハンドリー指揮
RPO
 録音:1994年2月14日(#)&1994年5月24日(*)。
ロバート・シンプソン(1921-1997):
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1984)(*)/
 ヴァイオリン、
  チェロとピアノのための三重奏曲(1988/9)(#)
ロウバリー・ピアノ・トリオ(#)
[ポーリーン・ロウバリー(Vn;*)
 ウルスラ・スミス(Vc)
 エリザベス・バーリー(P)]
クリストファー・
 グリーン=アーミテージ(P;*)
 録音:1993年10月4日-6日、12月20日-21日。
アンジェラ・ヒューイット
 J.S.バッハ:
  2声のインヴェンション BWV.772-786/
  3声のシンフォニア BWV.787-801/
  幻想曲 BWV.906/
  半音階的幻想曲とフーガ BWV.903
アンジェラ・ヒューイット(P)
PCDA-66746
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国内仕様盤
日本語解説書付
\3085(税抜\2857)
 録音:1994年1月、ベートーヴェンザール、ハノーヴァー。国内盤は以前MCDA-66746という番号でも発売されていたが、そちらは廃盤となっている。
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):
 ピアノ五重奏曲第1番 ニ短調Op.89/
 ピアノ五重奏曲第2番 ハ短調Op.115
アントニー・マーウッド(Vn)
ドーマス
 録音:1994年7月9-11日。
 英グラモフォン誌 1995年度室内楽部門年間最優秀賞。旋律の横の流れが流麗でありながら、和声や縦の線もピシリと決まった名演。この時参加していたゲスト・ヴァイオリンのマーウッドと、ドーマスからのレスターとトムズの3人が後にフロレスタン・トリオとなる。
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
 マニフィカト RV610a/
 エルサレムよ/主をほめたたえよ RV609/
 キリエ RV587/クレド RV591/
 ディクシト・ドミノス RV594
ロバート・キング指揮
キングス・コンソート 他
CDA-66774
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[CD-R]
価格帯:R
トマス・ムーア(1779-1852):
 アイルランドのメロディ

 [庭の千草(夏の最後の薔薇)/他](全31曲)
インヴォケイション
[ジュリア・グッディング(S)
 アナ=マリア・リンコン(S)
 ルーファス・ミュラー(T)
 クリストファー・パーヴェス(B)
 フランセス・ケリー(Hp)
 ギレス・レヴィン(フィドル)
 ティモシー・ロバーツ(キーボード)]
 録音:1995年1月17日-19日。
 アイルランドの大詩人、トマス・ムーアが民謡などから編作曲した作品。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
CDA-66780
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[CD-R]
価格帯:R
イギリスのオルフェウス Vol.34〜18世紀イギリスの弦楽四重奏曲
 カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):弦楽四重奏曲 イ長調 Op.8 No.5
 ウィリアム・シールド(1748-1829):弦楽四重奏曲 ハ短調Op.3 No.6
 ジョン・マーシュ(1752-1828):弦楽四重奏曲 変ロ長調
 サミュエル・ウェッブ(1770頃-1843):「神の御子は今宵しも」による変奏曲 イ長調
 サミュエル・ウェズリー(1766-1837):弦楽四重奏曲 変ホ長調
  ザロモンSQ[サイモン・スタインデイジ、ミカエラ・コンバーティ(Vn)
        トレヴァー・ジョーンズ(Va) ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)]
 録音:1995年3月16日-18日、オール・セインツ教会、イースト・フィンチリー、ロンドン。ピリオド楽器使用。
 元々の印刷ブックレット品切れのため、オンデマンド印刷による二つ折り形式ジャケットのみの付属となる可能性があります。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.11
 フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ(1850-1924):
  ピアノ協奏曲第4番 ヘ短調Op.82
 エミール・フォン・ザウアー(1862-1942):
  ピアノ協奏曲第1番ホ短調
スティーヴン・ハフ(P)
ローレンス・フォスター指揮
バーミンガム市so.
 録音:1994年12月18-19日、ダッドリー・タウン・ホール、イギリス・ウォ リックシャー州。
 英グラモフォン誌 1996年度大賞&協奏曲部門年間最優秀賞。
シャルル・ヴァランタン・アルカン(1813-1888):
 大ソナタ「4つの時代」 Op.33/ソナチネ Op.61/
 舟歌 Op.65-6/イソップの饗宴 Op.39-12
マルク=アンドレ・アムラン(P)
PCDA-66794
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国内仕様盤
日本語解説書付
\3085(税抜\2857)
 国内盤は以前MCDA-66794という番号でも発売されていたが、そちらは廃盤となっている。
ヴィヴァルディ:宗教曲集 Vol.5
 渦巻く海で RV.627/草原ではなく RV.641/
 スターバト・マーテルRV.621/
 おお、天にても地にても清きものRV.631/
 神よ、あなたの勇士たちのRV.612/
 主よ、わたしはあなたに感謝しますRV.596
スーザン・グリットン(S)
ジーン・リグヴィ(A)
ロビン・プレイズ(CT)
チャールズ・ダニェルズ(T)
二一ル・デイヴィス(B)
ロバート・キング指揮
キングス・コンソート
ヴィヴァルディ:教会音楽集 Vol.6
 主を恐れるものは幸いなり RV795/サルヴェ・レジナ RV617
 ラウダーテ・ドミヌム BWV606
 イスラエルの民はエジプトを出て RV604
 主が家を建てるのでなければ RV608
スーザン・グリットン(S)
ナタリー・ストゥッツマン(A)
ヒラリー・サマーズ
アレクサンドラ・ギブソン
ロバート・キング指揮
キングズ・コンソート&cho.
 ストゥッツマンがハイペリオンに初登場!
CDA-66810
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[CD-R]
価格帯:R
グランヴィル・
 バントック(1868-1946):管弦楽作品集 Vol.3

  交響曲第3番「キプロスの女神」/
  ヘレナ(HFBの主題による管弦楽のための変奏曲)/
  交響詩「ダンテとベアトリス」
ヴァーノン・ハンドリー指揮
RPO
 バントックの晩年と初期の作品が対照的にならべられたディスク。 交響曲「キプロスの女神」はバントック晩年に当たる1938〜39年の作品で、この作品も異国趣味が素直にあらわれている。作曲家としてのデビューからすでに近代的な管弦楽法を会得していたバントック。したがって初期作品である「ヘレナ」と「ベアトリス」も決して聞き劣りしない傑作との評価。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ヴィヴァルディ:教会音楽集 Vol.7
  われ、喜べり RV607
  子らよ主をたたえよ RV601
  汝らが神の王子 RV633
  愛すべき人々よ、喜びの叫び声をあげよ RV639
  グローリア RV588
スーザン・グリットン、
キャロリン・サンプソン(S)
ナタリー・ストゥッツマン(A)
チャールズ・ダニエルズ(T)
ロバート・キング指揮
キングズ・コンソート
 定評あるシリーズ。今回はシュトゥッツマンの参加にも注目したい。
CDA-66821
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[CD-R]
価格帯:R
ザロモンSQ〜ハイドン(1732-1809):プロシャ王四重奏曲集Op.50 Vol.1(弦楽四重奏曲集 Vol.9)
 〔第44番 変ロ長調 Op.50 No.1 /第45番 ハ長調 Op.50 No.2 /第46番 変ホ長調 Op.50 No.3 〕
  ザロモンSQ[サイモン・スタインデイジ、ミカエラ・コンバーティ(Vn)
        トレヴァー・ジョーンズ(Va) ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)]
 録音:1993年5月24日-26日、聖マリー教会、フェチャム、サリー。ピリオド楽器使用。
 元々の印刷ブックレット品切れのため、オンデマンド印刷による二つ折り形式ジャケットのみの付属となる可能性があります。
CDA-66822
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[CD-R]
価格帯:R
ザロモンSQ〜ハイドン(1732-1809):プロシャ王四重奏曲集Op.50 Vol.2(弦楽四重奏曲集 Vol.10)
 〔第47番 嬰ヘ短調 Op.50 No.4 /第48番 ヘ長調 Op.50 No.5 /第49番 ニ長調 Op.50 No.6「蛙」 〕
  ザロモンSQ[サイモン・スタインデイジ、ミカエラ・コンバーティ(Vn)
        トレヴァー・ジョーンズ(Va) ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)]
 録音:1993年5月31日-6月2日、聖マリー教会、フェチャム、サリー。ピリオド楽器使用。
レーベル移動時復活・コピペでも可  シリーズ全14枚へのリンク(Vol.順&品番のみ/詳細は最終巻67012の項目をご覧ください):CDA-66065, CDA-66098, CDA-66124, CDA-66348, CDA-66621, CDA-66622, CDA-66681, CDA-66682, CDA-66821, CDA-66822, CDA-66971, CDA-66972, CDA-67011, CDA-67012
 元々の印刷ブックレット品切れのため、オンデマンド印刷による二つ折り形式ジャケットのみの付属となる可能性があります。
ロバート・シンプソン(1921-1997):ピアノ独奏作品全集
 ピアノ・ソナタ(1946)/
 ハイドンの主題による変奏曲とフィナーレ(1948)(*)/
 マイケル・ティペット、彼のミステリー(1984)
 ベートーヴェンの主題による変奏曲とフィナーレ(1990)(#)
レイモンド・クラーク(P)
 録音:1995年5月14日&15日。
 (*)はハイドンのピアノ・ソナタ イ長調Hob.XVI-26 第2楽章開始部に、(#)はベートーヴェンの「アレグレット ロ短調WoO.61」による。
CDA-66829
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[CD-R]
価格帯:R
ヴィヴァルディ:宗教音楽集 Vol.8
 モテット「私は嵐の真っただ中にいる」ヘ長調 RV.632/
 詩篇第112篇
  「主の僕たちよ、主をほめたたえよ」ハ短調 RV.600/
 「グローリア」の導入歌「なぜ矢を」変ロ長調 RV.637/
 讃歌「神聖な功績」ハ長調 RV.620/
 アンティフォナ「サルヴェ・レジーナ」 RV.616
スーザン・グリットン(S)
トゥーバ・
 セミングセン(Ms)
ナタリー・
 シュトゥッツマン(A)
ロバート・キング指揮
キングズ・コンソート
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
スティーヴン・ハフ〜
 ヨーク・ボウエン(1884-1961):ピアノ作品集

 すべての長調と短調による24の前奏曲集 Op 102 より
 [第1番 ハ長調/第2番 ハ短調/第10番 ホ短調/
  第7番 変ホ長調/第8番 変ホ短調/第22番 変ロ短調/
  第21番 変ロ長調/第15番 ト長調/第16番 ト長調/第6番 ニ短調/
  第19番 イ長調/第20番 イ短調/第18番 変ト短調]/

 バラード第2番 Op.87 /
 ピアノ・ソナタ第5番 ヘ短調Op.72 /子守歌Op.83 /
 小組曲Op.39 〜第3楽章「無窮動」/
 トッカータ イ短調Op.155 /
 2つのロマンス[第1番 変ト長調Op.35 No.2 /
         第2番 ヘ長調 Op.45 ]
スティーヴン・ハフ(P)
 録音:1995年9月、セント・ジョージズ、ブランドン・ヒル、イギリス。
ヴィヴァルディ:宗教音楽集 Vol.9
 主の僕たちよ、主をほめたたえよ イ長調
   RV.602(詩篇112[113])/
 サルヴェ・レジナ(めでたし元后)RV.618
  (アンティフォナ)/
 喜ばしき聖母よ、昇天したまえ イ長調 RV.635
  (ディクシット・ドミヌスへの導入歌)/
 ガウデ・マーテル・エクレシア
  (喜べ、母なる教会よ)RV.613(讃歌)/
 あなたがたの光輝は山々を越えて イ長調 RV.634
  (モテット)/
 主の僕たちよ、主をほめたたえよ イ長調〜
  グローリア・ピュエリ
   (栄光あれ、僕たち)RV.602a
キャロライン・サンプソン、
スーザン・グリットン、
ジョアン・ラン(S)
ジョイス・ディドナト(Ms)
ナタリー・シュトゥッツマン(A)
ロバート・キング指揮
キングズ・コンソート&cho.
 聖職者ヴィヴァルディの真の姿を明らかにする画期的なシリーズ。1994年にスタートしたこのシリーズ、平均年に1作というゆっくりとした歩みながら、着実に評価されている。重要な役割を担う声楽ソロイストもますます充実。スーザン・グリットンやシュトゥッツマンがキングズ・コンソートの活気あふれる器楽陣と一体となって水際立った歌唱を聴かせてくれる。最新の研究成果をふまえ網羅的に録音されているのもセールス・ポイント。冒頭におさめられた詩篇第112篇については、一部変更された楽章「グローリア・ピュエリ」RV.602aも別トラックに収録している。
CDA-66840
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[CD-R]
価格帯:R
ヨゼフ・ミズリチェク(1737-1781):ヴァイオリン協奏曲第4番 変ロ長調
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(1755-1824):ヴァイオリン協奏曲第22番 イ短調G.97
フランツ・シューベルト(1797-1828):ヴァイオリンと弦楽のためのロンド イ長調D.438
ルイ・シュポア(1784-1859):ヴァイオリン協奏曲第8番 イ短調Op.47

 エリザベス・ウォルフィッシュ(Vn)
 ロイ・グッドマン指揮ブランデンンブルクo.
 HELIOS で再発売(CDH-55157)されたが、そちらも廃盤となっている。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ヴィヴァルディ:宗教音楽全集 Vol.10
 グローリア RV.589/
 ニシ・ドミヌス(主ご自身が建ててくださる
  のでなければ)RV.803/
 グローリアへの導入歌
  「深紅色で描かれた女」RV.642
ジョヴァンニ・マリア・
 ルッジェーリ(1690-1720頃活動):
 グローリア RV.Anh.23
キャロリン・サンプソン、
ジョアンヌ・ラン(S)
ジョイス・ディドナト、
ヒラリー・サマーズ、
トゥヴァ・セミンゼン(Ms)
ロビン・ブレイズ(CT)
ロバート・キング指揮
キングズ・コンソート&cho.
 キングズ・コンソートのヴィヴァルディ:宗教音楽全集が、スタートから10年がかりで、ついに完結を迎えた。全10巻、ディスク11枚に渡るこのシリーズは、最新の校訂報告と研究成果を反映、他の古楽団体の追随を許さぬ網羅的な全集として、愛好家にとっても研究者にとっても大きな価値を持つものである。ロバート・キングとキングズ・コンソートのメンバーは、レコーディングと並行して、自ら校訂した演奏用譜面(実用譜)の出版・販売も実施(キングズ・コンソートのWebサイト: http://www.tkcworld.com/ にて購入可能)。出版メディアまで巻き込んだ一大プロジェクトに発展したこのシリーズは、パーセルやヘンデルのプロジェクトと並んで、キングズ・コンソートの真価を大きく世界にアピールするものとなった。これまでのVol.1からVol.9はGramophone誌のCRITICS' CHOICE、Sunday Times紙のCD of the Weekなど、イギリス本国のレコード賞を多数獲得している他、Vol.1とVol.6がイタリアでアントニオ・ヴィヴァルディ国際最優秀ディスク(PREMIO INTERNA-ZIONA-LE DEL DISCO ANTONIO VIVALDI)に輝いた。さらにはフランスのDIAPASON D'OR、ドイツのECHO AWARDなど、多くの国際レコード賞も獲得している。「グローリア」や「スターバト・マーテル」以外は決して取り上げられる機会が多いとはいえないヴィヴァルディの宗教作品だが、これはそうした状況を見直させるだけのパワーを持った全集なのである。
 フィナーレを飾るこの巻の聴きどころは多い。まず、かつてコルボの名演で有名になり、現在ではアマチュアの団体が取り上げる機会も多い名作「グローリア」。導入歌となる「深紅色で描かれた女」RV.642も取り上げられているのはもちろん、ヴィヴァルディと同じ時期にヴェネツィアで活躍したジョヴァンニ・マリア・ルッジェーリの「グローリア」も収録。ルッジェーリのこの曲がかつてはヴィヴァルディ作とされていたこともあったようだが、今日までの研究により、ヴィヴァルディが同名曲を作曲した際、同じ歌詞が用いられているこの曲を参考にしたにすぎない、と判明しているという。
 そして、さらに注目なのが世界初録音となる「ニシ・ドミヌス」RV.803。ヴィヴァルディには、同じタイトルを持つ詩篇曲(RV.608)もあるが、それとはまったくの別ものである。2003年にイギリスの音楽学者マイケル・タルボットが、ドレスデンのザクセン州立図書館で、ガルッピの作品として分類されていたものを再鑑定、これがヴィヴァルディが1739年に作曲し、散逸してしまった「5つの晩課詩篇(Vesper Psalm)」の中の1曲であることを発見したのだ。この「5つの晩課詩篇」は、ヴィヴァルディの「最後の作」とされているもので、その1曲が遂に見つかったとなると、センセーショナルなことこの上ない。海外のサイトには、この発見に関する詳しい記事があちこちに見られるが、中でもAndante.Comの9月13日の記事はかなり詳細なもので、大変参考になる(http://www.andante.com/Article/article.cfm?id=22212 )。
 この作品、早速新しいリオム番号(RV.803)が振り当てられ、初演が2003年12月7日、ドレスデンで行われた。3人の女声ソロイストに振り当てられたアクロバティックなフレーズ、5つのソロ楽器の並はずれた活躍など、聴きどころは盛りだくさん。中でも、「トロンバ・マリーナ・ヴァイオリン」という特殊な楽器に振り当てられたオブリガートは、「18世紀のモダン・ジャズ・ヴァイオリン」とでも形容したくなるほど、自由闊達な書法で書かれている。
 初演では発見場所に敬意を表してかドレスデン・バロック・オーケストラが演奏したが、一方のキングズ・コンソートは「世界初録音」の栄誉を担った。来る2004年3月には楽譜がRicordiから出版されることになっているのだが、キングズ・コンソートは、それに先駆け、すでに演奏用の譜面(スコア&パート譜)をweb上で販売している。「われわれこそ、21世紀のヴィヴァルディ演奏のパイオニア」とでもいわんばかりで、なんだか微笑ましい。
CDA-66868
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[CD-R]
価格帯:R
ブリティッシュ・ライト・ミュージック・クラシックス Vol.1
 エリック・コーツ:コーリング・オール・ワーカーズ
 ジェフリー・トイ:幽霊舞踏場
 アントニー・コリンズ:ヴァニティ・フェア
 ロバート・ファーノン:ジャンピング・ビーン
 シドニー・ベインズ:運命
 フレデリック・カーゾン:ブルヴァールの散歩者
 ウィルヘルム・マイヤー・ルッツ:パ・ド・キャトル
 ロナルド・ビンジ:水車
 チャールズ・ウィリアムズ:悪魔のギャロップ
 アームストロング・ギブズ:たそがれ
 エドワード・ホワイト:パッフィン・ビリー
 アルバート・ウィリアム・ケテルビー:牧場をわたる鐘
 チャールズ・ウィリアムズ:オールド・クロックメイカー
 アーチバルド・ジョイス:ドリーミング
 ロナルド・ビンジ:エリザベス朝のセレナード
 ヴィヴィアン・エリス:コロネーション・スコット
 チャールズ・アンクリフ:喜びの夜
ロナルド・コープ指揮
ニュー・ロンドンo.
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
CDA-66887
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[CD-R]
価格帯:R
モーツァルト:管楽セレナードと序曲集
 歌劇「フィガロの結婚」序曲/
 セレナード第11番 変ホ長調 K.375/
 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲/
 セレナード第12番 ハ短調 K.388/
 歌劇「魔笛」序曲
イングリッシュ・
 コンサート・ウィンズ
 録音:1996年2月14日-16日、ブリストル。HELIOS で再発売(CDH-55092)されたが、そちらも廃盤となっている。
 イングリッシュ・コンサート・ウィンズはイギリスの各オーケストラの首席奏者たちによって1973年に結成された。メンバーそれぞれがピリオド楽器のスペシャリストとしても知られ、ソリストとしても幅広く活動している。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ロバート・シンプソン(1921-1997):交響曲全集 Vol.6
 交響曲第1番(1951)(*)/交響曲第8番(1981)(#)
ヴァーノン・ハンドリー指揮
RPO
 録音:1996年7月16日-17日。
グランヴィル・
 バントック(1868-1946):管弦楽作品集 Vol.4

  前奏曲と9つのフラグメント「サッフォ」
    (ソプラノと管弦楽のための)(*)/
  サピックの詩(チェロと管弦楽のための)(#)
スーザン・ビックリー(S;*)
ジュリアン・
 ロイド・ウェッバー(Vc;#)
ヴァーノン・ハンドリー指揮
RPO
 ワーグナー、シュトラウス、チャイコフスキー、シベリウス、エルガーから影響を受け、後期ロマン派の最後の花を咲かせたバントック最良の独奏・独唱付き作品2点。一部の楽器だけが突出することを嫌がったせいで協奏的作品は全く書かなかったとも伝えられるバントックだが、「サピックの詩」はもともとピアノとチェロのために書かれた作品を編曲したものだという。ジュリアン・ロイド・ウェッバーの、静かに歌い上げるチェロの響きが美しい。そして「サッフォ」で歌っているソプラノ、スーザン・ビックリーの豊かな表現力も特筆して置きたい。
ロバート・シンプソン(1921-1997):
 弦楽四重奏曲全集 Vol.9

 クラリネットと弦楽四重奏のための五重奏曲(1968)(*)
 弦楽四重奏曲第13番(1989)/
 弦楽五重奏曲第2番(1991-1994)(#)
シア・キング(Cl;*)
クリストファー・
 ヴァン・カンペン(Vc;#)
デルメSQ
 録音:1997年2月16日-19日。
 ハーバート・ハウエルズに学んだシンプソンは、ブルックナーとニルセンに影響を受けたと公言してはばからず、20世紀を生きた作曲家としては時代錯誤とさえ思える重厚長大な交響曲を11曲も生み出し、一方で弦楽四重奏曲も15曲残したり、バッハの「フーガの技法」を弦楽四重奏用に編曲(CDA-67138)するなど、室内楽の分野でも多くの作品を残した。1992年に卒中で倒れたが、作曲中だった弦楽五重奏曲第2番(#)は、後遺症で麻痺が残る中1994年に完成させ、これが最期の作品となった。弦楽四重奏曲の番号:CDA-66117/66127/66225/66376/66386/66419/66503/66626/66905。
CDA-66936
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[CD-R]
価格帯:R
ラトランド・ボウトン(1878-1960):
 谷間の風景/丘の上からの風景/サタイア/丘の歌/
 弦楽四重奏曲第1番/
 弦楽四重奏曲「ギリシャ民謡による」/
 オーボエ五重奏曲
サラ・フランシス(Ob)
ラズモフスキーSQ
 HELIOS で再発売(CDH-55174)されたが、そちらも廃盤となっている。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ジョン・ラッター(1945-):
 レクイエム/光の創造主への讃歌/わが心の中の神/ゲール人の祝福/カンターテ・ドミノ/
 わたしの目を覚まさせよ/セント・パトリックの祈祷/コラール・ファンファーレ/
 甘い夜の誘い/わが真の愛はわが心に/神は汝を賛美せし
 ローザ・マニオン(S) スティーヴン・レイトン指揮
 ポリフォニー(cho.)、ボーンマス・シンフォニエッタ
 録音:1997年1月7日-9日、ラムジー修道院、ハンプシャー。
フェデリコ・モンポウ(1893-1987):ピアノ作品集 スティーヴン・ハフ(P)
 録音:1996年7月22-23日、聖ヨハネ教会、イギリス・ブリストル。
 英グラモフォン誌 1998年度器楽曲部門年間最優秀賞。ハフの演奏は「静かなる革命児」モンポウ独自の個性的なピアノ作品群に対して客観的にアプローチ。彼ならではのクールなタッチを堪能できる。
CDA-66971
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[CD-R]
価格帯:R
ザロモンSQ〜ハイドン(1732-1809):第1トスト四重奏曲集Op.54 (弦楽四重奏曲集 Vol.11)
 〔第57番 ト長調 Op.54 No.1 /第58番 ハ長調 Op.54 No.2 /第59番 ホ長調 Op.54 No.3 〕
  ザロモンSQ[サイモン・スタインデイジ、ミカエラ・コンバーティ(Vn)
        トレヴァー・ジョーンズ(Va) ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)]
 録音:1994年6月29日-7月1日、8月8日-10日、オール・セインツ教会、イースト・フィンチリー、ロンドン。ピリオド楽器使用。
 元々の印刷ブックレット品切れのため、オンデマンド印刷による二つ折り形式ジャケットのみの付属となる可能性があります。
CDA-66972
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[CD-R]
価格帯:R
ザロモンSQ〜ハイドン(1732-1809):第2トスト四重奏曲集Op.55 (弦楽四重奏曲集 Vol.12)
 〔第60番 イ長調 Op.55 No.1 /第61番 ヘ短調 Op.55 No.2 「剃刀」/第62番 変ロ長調 Op.55 No.3 〕
  ザロモンSQ[サイモン・スタインデイジ、ミカエラ・コンバーティ(Vn)
        トレヴァー・ジョーンズ(Va) ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)]
 録音:1994年6月29日-7月1日、8月8日-10日、オール・セインツ教会、イースト・フィンチリー、ロンドン。ピリオド楽器使用。
 シリーズ全14枚へのリンク(Vol.順&品番のみ/詳細は最終巻67012の項目をご覧ください):CDA-66065, CDA-66098, CDA-66124, CDA-66348, CDA-66621, CDA-66622, CDA-66681, CDA-66682, CDA-66821, CDA-66822, CDA-66971, CDA-66972, CDA-67011, CDA-67012
 元々の印刷ブックレット品切れのため、オンデマンド印刷による二つ折り形式ジャケットのみの付属となる可能性があります。
CDA-66983
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[CD-R]
価格帯:R
デオダ・ド・セヴラック(1873-1921):歌曲集
 リトゥルネル/復活/山羊飼い/沈み行く太陽/ミュゼット/
 梟/ Ne dérangez pas le monde /空は屋根のかなたで/
 王は太鼓を打たせた/夢/角笛/雪の時/
 王たちの一日のために/子馬のための歌/不実/フィリス/
 永遠の夜の歌/薔薇色のコティヨン/ブレジーヌの歌/
 過ぎ越しの目覚め/バ・ベ・ビ・ボ・ブ!/
 ジャックの歌/献呈/かわいい人形/クリスマスの歌/
 オバド/山の夜明け
フランソワ・ル・ルー(Br)
パトリシア・ロザリオ(S)
グレアム・ジョンソン(P)
 録音:1997年5月19日-21日。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
レーガー:
 バッハの主題による変奏曲とフーガ/
 5つのユモレスク/
 テレマンの主題による変奏曲とフーガ
マルク=アンドレ・アムラン(P)
ロバート・シンプソン(1921-1997):
 合唱作品&オルガン作品全集

 ブラスのためのカンツォーナ(1958)/
 In media morte vita sumus (1975)/
 Tempi (1988)/
 オルガンのための「けれどもそれは動く」(1985)(*)
  [リチェルカール/パッサカリア]
イアン・クイン(Org;*)
マシュー・ベスト指揮
クロイドン・シンガーズ、
クロイドン・ブラス・アンサンブル
 録音:1997年10月4日-6日、聖ジュード・ハムステッド・ガーデン、ロンドン郊外/1998年1月13日&14日、ウィンチェスター大聖堂(*)。シンプソンは1997年11月21日に死去したため(*)以外が、おそらく存命中に行われた最後の録音であろう。
フランク・マルタン(1890-1974):
 2つの合唱のための無伴奏ミサ曲/
 オルガンのためのパッサカリア
イルデブランド・ピッツェッティ(1880-1968):
 レクイエム/深き淵より
ジェイムズ・
 オドンネル(Org)指揮
ウェストミンスター
 大聖堂聖歌隊
 録音:1997年7月7-11日、ウェストミンスター大聖堂、ロンドン。
 英グラモフォン誌 1998年度大賞&合唱部門年間最優秀賞。
CDA-67019
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[CD-R]
価格帯:R
エルガー:合唱作品集
 2つの合唱歌Op.71〔驟雨/噴水〕/愛する人は北の地にありてOp.18-3/
 ギリシャの詩集による5つのパート・ソングOp.45/丘陵地の死Op.72/行け、わが歌/
 さすらい人/Zut, zut, zut/2つの合唱歌Op.73〔愛の嵐/セレナーデ〕/
 4つの合唱歌Op.53〔快い音楽がある/精神への没頭/強い西風よ/Owls (an Epitaph)〕/
 The Reveille Op.54/The Herald/Weary Wind of the West/Evening Scene/The Prince of Sleep
  ヴァーノン・ハンドリー指揮ロンドン・シンフォニーcho.
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
CDA-67011
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[CD-R]
価格帯:R
ザロモンSQ〜ハイドン(1732-1809):第3トスト四重奏曲集Op.64 Vol.1(弦楽四重奏曲集 Vol.13)
 〔第63番 ハ長調 Op.64 No.1 /第64番 ロ短調 Op.64 No.2 /第65番 変ロ長調 Op.64 No.3 〕
  ザロモンSQ[サイモン・スタインデイジ、ミカエラ・コンバーティ(Vn)
        トレヴァー・ジョーンズ(Va) ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)]
 録音:1995年10月4日-6日、オール・セインツ教会、イースト・フィンチリー、ロンドン。ピリオド楽器使用。
 元々の印刷ブックレット品切れのため、オンデマンド印刷による二つ折り形式ジャケットのみの付属となる可能性があります。
CDA-67012
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[CD-R]
価格帯:R
ザロモンSQ〜ハイドン(1732-1809):第3トスト四重奏曲集Op.64 Vol.2(弦楽四重奏曲集 Vol.14)
 〔第66番 ト長調 Op.64 No.4 /第67番 二長調ヘ長調 Op.64 No.5 「ひばり」/第68番 変ホ長調 Op.64 No.6 〕
  ザロモンSQ[サイモン・スタインデイジ、ミカエラ・コンバーティ(Vn)
        トレヴァー・ジョーンズ(Va) ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)]
 録音:1995年10月11日-13日、オール・セインツ教会、イースト・フィンチリー、ロンドン。ピリオド楽器使用。
 シリーズ全14枚へのリンク(Vol.順&品番のみ/詳細は最終巻67012の項目をご覧ください):CDA-66065, CDA-66098, CDA-66124, CDA-66348, CDA-66621, CDA-66622, CDA-66681, CDA-66682, CDA-66821, CDA-66822, CDA-66971, CDA-66972, CDA-67011, CDA-67012
 ザロモンSQは1982年に創設、ピリオド楽器を使用した最初期の弦楽四重奏団体の一つで、活動中の20年間メンバー交替なしだったのも特筆されるだろう。残念ながら2002年に第2ヴァイオリンのコンヴァーティが癌に倒れ、翌年に50歳の若さで死去、以降は活動停止状態のようだ。CD14枚分が残されたハイドンは1980年代初頭と1991年から1995年にまとまって録音、全集を目指していた可能性もあるが、初期の第1番−第30番と、「五度」「皇帝」「日の出」を含むOp.76の6曲〔第75番−第80番〕、計36曲が録音されなかった。
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CDA-67025
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[CD-R]
価格帯:R
ヒューバード・パリー(1848-1918):オラトリオ「ヨブ」 ピーター・
 コールマン=ライト(B;ヨブ)
トビー・スペンス(T;サタン)
ニール・デイヴィス
(Br;ナレーター)
ジェイム・モーゲン・
 ヒッチコック
(トレブル;羊飼いの少年)
ヒラリー・デイヴァン・
 ウェットン指揮RPO、同cho.
 エルガーの「ジェロンティウスの夢」などに影響を与えながら、これまで一度も録音されることのなかったパリーの大作が遂に登場。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
 [第14番/第21番/第10番(未完)]
スティーヴン・ハフ(P)
 アムランと並ぶHYPERIONの看板ピアニスト、ハフ。天国的な美しさの第21番といっしょに、ほとんど知られていない未完の第10番をいきなり演奏するあたりは、やはりただものではない。
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲全集 Vol.2
 〔第1番 変ニ長調Op.10/
  第4番 変ロ長調Op.53/第5番 ト長調Op.55〕
ニコライ・デミジェンコ(P)
アレクサンデル・ラザレフ指揮
LPO
ルクレール:ソナタ集 Vol.1
 ヴァイオリン・ソナタ集第3巻 Op.5 より
  [第3、4、6、10、11番]
コンヴィヴィウム
 旧「ロカテッリ・トリオ」が「コンヴィヴィウム」に名を改め、ハイペリオンとして初めてのルクレールをリリース。
サン=サーンス:練習曲(全曲)
 [6つの練習曲Op.52/6つの練習曲Op.111/
  左手のための6つの練習曲Op.135/
  主題と変奏Op.97]
ピアーズ・レーン(P)
 ピアノ愛好家だけではなく、学習者にも探している方の多いサン=サーンスの同作品群だが、以外と録音は少なく、このレーンの録音は定番として喜ばれよう。
エルサレム〜ヴィジョン・オヴ・ピース
 12〜13世紀の歌曲と聖歌集、
 十字軍王国の聖なる墓地の
  教会での復活祭のミサからの音楽
クリストファー・ペイジ指揮
ゴシック・ヴォイシス
スティーヴン・ハフ
 〜ニュー・ピアノ・アルバム

 シューベルト:
  音楽の夜会(リスト編)/楽興の時 ヘ短調/
  朝の挨拶(ゴドフスキ編曲)
 ゴドフスキ:古きウィーン
 モシュコフスキ:火花
 パデレフスキ:メロディ
 シャミナード:「6つのバレエの調べ」〜昔
 カールマン:くちづけせぬバラの唇は(ハフ編)
 ハフ:音楽の宝石箱/演奏会用練習曲
 ロジャース:
  ハロー・ヤング・ラヴァーズ/
  カルーセル・ワルツ(ハフ編)
 民謡:ロンドンデリーの音楽(ハフ編)
 ラフマニノフ:ユモレスク/メロディー
 チャイコフスキー:
  ユモレスク/ドゥムカ/
  4羽の白鳥の踊り(ワイルド編)/
 「眠りの森の美女」パラフレーズ(パブスト&ハフ編)
スティーヴン・ハフ(P)
 アムランと並ぶ超絶技巧を誇るハフ。過去の偉大な作品を中心に、ハフの編曲による作品、さらにハフ自身の作品も織り交ぜて贈るヴィルトゥオーゾ・アルバム。
ヒューバード・パリー(1848-1918):
 「イギリス叙情歌集」抜粋(30曲)
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
クリフォード・ベンソン(P)
コンスタント・ランバート:
 ボモナ(1幕のパレエ)/
 ティレジアス(3場のパレエ)
デヴィッド・ロイド・ジョーンズ指揮
イングリッシュ・ノーザンpo.
 世界初録音。フランス、ロシア音楽の影響を受け、ディアギレフのすすめでバレエ音楽を書いたランバートの出世作「ポモナ」。そしてその四半世紀後に作られ大好評だった「ティレジアス」。今回はBの委嘱によって手直しされた改訂版が使用されている。
ベートーヴェン:歌曲集
 歌曲集「遥かなる恋人に寄す」Op.98/他
シュテファン・ゲンツ(Br)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 録音:1998年3月13-14日、9月7-9日、テイエ・ヴァン・ゲースト録音スタジオ、ドイツ・サンドハウス。
 英グラモフォン誌 1998年度声楽部門年間最優秀賞。「フィッシャー=ディースカウの後継者」との呼び声が高いシュテファン・ゲンツによる、正統派リート・レパートリー。
シューマン(1810-1856):ピアノ三重奏曲集
 〔第1番 ニ短調Op.63/第2番 ヘ長調Op.80〕
フロレスタン・トリオ
[アントニー・マーウッド(Vn)
 リチャード・レスター(Vc)
 スーザン・トムズ(P)]
 録音:1998年5月2日-4日、セント・ジョージ教会、ブランドン・ヒル、ブリストル、イギリス。
 英グラモフォン誌 1999年度室内楽部門年間最優秀賞。フロレスタン・トリオは旧ドーマスのメンバーから枝分かれして1998年に結成された。
フォーレ:ピアノ作品集
 3つの無言歌〜第3番/即興曲第2番/即興曲第3番/
 舟歌第1番/舟歌第5番/
 「夜想曲集」より[第1、3、4、6、13番]/
 8つの小品
キャスリン・ストット(P)
 ピアノ作品全集(CDA-66911/4 4CDs)からの抜粋。
イギリスのオーケストラ伴奏歌曲集
 パリー、スタンフォード、ガーニー、フィンジの作品
クリストファー・マルトマン(Br)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBC スコティッシュso.
 そのほとんどが世界初録音。素朴な抒情あふれるイギリス歌曲の中からオーケストラ伴奏によるものをセレクション。
ルクレール:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.2
 [第2番/第3番/第6番/第7番]
コンヴィヴィウム
 ヴァイオリンの名手ウォルフィッシュを中心に、元ロカテッリ・トリオのメンバーが集まったコンヴィヴィウム。元舞踏家だったルクレールの華やかで、優美な世界。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.20
 イグナーツ・ブリュル(1846-1907):
  ピアノ協奏曲第1番 ヘ長調Op.10(*)/
  アンダンテとアレグロOp.88(*)/
  ピアノ協奏曲第2番 ハ長調Op.24
マーティン・ロスコー(P)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBC スコティッシュso.
 (*)は世界初録音。
 オーストリア生まれのブリュル。15歳で作曲され、初演されるや大反響を呼んだ第1番、20代前半に作られたヴィルトゥオーゾ要素たっぷりの華やかな第2番と、ピアノ・ファンを楽しませてくる。
ロマンティック・ヴァイオリン・・コンチェルト Vol.1
 サン=サーンス:
  ヴァイオリン協奏曲全集[第1番−第3番]
フィリップ・グラファン(Vn)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBC スコティッシュso.
 「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」シリーズの好評を得てスタートしたシリーズ。難曲と知られるサン・サーンスのヴァイオリン協奏曲は、突出して人気が高い第3番を除くと意外に録音は少ない。ヴァイオリンは、パリ音楽院を16歳で卒業してしまった天才グラファン。今後いっそうの飛躍が期待される若手のホープ。
4月の夕べのすべてのもの〜イギリス合唱曲集
 ロバートン、ヴォーン・ウィリアムズ、バントック、
 パーセル、モーリー、ベネット、バード、
 グラント、パリー、エルガー、ワーロック、
 スタンフォード、サリヴァンの作品(全24曲)
マイケル・ブリューワー指揮
ラウディバス
 ラウディバスはナショナル・ユース合唱団から選び抜かれた22人の精鋭からなる合唱グループ。
フレデリック・ジェフスキ:
 「不屈の民」変奏曲/北米のバラード
マルク=アンドレ・アムラン(P)
 この難物をレパートリーとしているアムランが、いつこの曲をリリースしてくれるのか、ファンの間ではずっと話題だった。 超前衛作曲家ジェフスキーが実験的手法を捨て民族的素材によって新たな境地を見出そうとして作り上げた「不屈の民」変奏曲。チリの革命歌を主題とした政治的楽曲であるが、 現在ではその存在は20世紀最高のピアノの難曲として知られる。現在でもこの曲を完璧に弾きこなしうるピアニストは数えるほどしかいない。
ジョン・マッケイブ:弦楽四重奏曲集
 [第3番/第4番〜第1楽章/第5番]
ヴァンブルグSQ
 イギリスの現代作曲家を代表するマッケイブの生誕60周年を記念して発売されるアルバム。すべて世界初録音。
リスト:ソナタ、バラードとポロネーズ集
 2つのポロネーズ S.223
  [憂鬱なポロネーズ ハ短調/ポロネーズ ホ長調]
 バラード第1番変ニ長調 S.170/第2番ロ短調 S.171
 子守歌 S.174(第1版)/ソナタ ロ短調 S.178
スティーヴン・ハフ(P)
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.21
 テオドール・クラク:ピアノ協奏曲
 アレクサンダー・ドライショク:ピアノ協奏曲
ピアーズ・レーン(P)
二クラス・ヴィレーン指揮
BBC スコティッシュso.
 クラクはプロイセン宮廷のピアニストに任命されシュテルン音楽院を設立した教育家。シャルヴェンカやモシュコフスキーは彼の生徒である。ドライショクはボヘミアでトマシェクに学び、師の教えとは反対にヴィルトゥオーゾ・ピアニストとしてヨーロッパ中で活躍。「彼には左手がない。右手が2本ある」と評され、自身の高度な技術を披露するために作った作品は、当然難易度の高い超絶技巧ピアノ作品ばかりである。
イングリッシュ・アンセム Vol.7
 スタンフォード、ゴース、サムション、ラッター、
 ベアストー、ウォルトン、パリー、アトウッド、レイトン、
 ハウエルズ、ブリテン、ルイス、ウッド、ムーアの作品
ジョン・スコット指揮
セント・ポール大聖堂聖歌隊
CDA-67088
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[CD-R]
価格帯:R
宮廷のバス・ヴァイオール
 (バス・ヴィオラ・ダ・ガンバ)

 パーセル:シャコンヌ
 ヒーリー:ソナタ第1番
 ゴートン:組曲
 フィンガー:
  ソナタ第2番/組曲/「パストラーレ」
 コレッリ:ソナタ ト長調
 ヘンデル:ソナタ[ニ短調/ト短調]
 ドラーギ:イタリアのグラウンド
 コンティ:恩知らずの残酷な女中
 ボッキ:ソナタ ニ短調
パリー・オヴ・インストゥルメンツ
 17世紀中ごろまでイギリス音楽の主流を占めていたヴァイオルも、ヴァイオリンの出現により一気に人気が凋落した。このアルバムはパーセルを始めとして、現存する数少ないヴァイオルのための作品を集めたもの。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ジョン・マッケイブ(1939-):
 交響曲第4番「時と川」/
 フルート協奏曲
エミリー・バイノン(Fl)
ヴァーノン・ハンドリー指揮
Bso.
 世界初録音。交響曲はBの委嘱によって作られ、またフルート協奏曲はゴールウェイのためにロンドンso.の委嘱によって作られた。
アームストロング・ギブス:
 前奏曲とアンダンテとフィナーレ/
 ダールとフェル/
 ワルター・デ・ラ・メアのための哀歌/
 春の花飾り/アルマイン/弦楽のための組曲
ロバート・ソルター指揮
ギルドフォール・ストリングス
 1889年イギリス生まれの作曲家ギブスはケンブリッジ大学で音楽と歴史を学んだが、商業的に彼の「作品集」が世に出るのは当盤が初めてだった。
イギリスのクライスラー〜
 アルバート・サモンズ(1886-1957):ヴァイオリン作品集

 ダンス・カプリスOp.15/子供の夢Op.10/ブーレOp.12/
 小さな歌/バガテルOp.3/農園の踊りOp.24/子守歌
 ユモレスクOp.13-2/悲しみのメヌエットOp.17-1/
 子守歌Op.6/ルーマニアの歌とジプシーの踊りOp.23/
 無言歌Op.13-2/間奏曲Op.21/ゆりかごの歌/
 カンツォネッタOp.20/気まぐれな思いOp.9/朝の歌Op.4
 春のセレナードOp.5/バレエの歌Op.17-2/忠実な鳥
ポール・バーリット(Vn)
キャスリン・エドワーズ(P)
 歴史的録音ファンなら名前はご存じであろう、今世紀前半のイギリスの名ヴァイオリニスト、アルバート・サモンズの作品集が登場! サモンズは社交界の花形としても活躍し、クライスラー同様、自分でもサロンのための気の利いた小品を作曲しては演奏していた。企画的にはライト・ミュージックが大受けしている現在のイギリスならではの物ともいえるが、実はこのあたり、結構聴いてみると面白いものが多い。サモンズ・ファンだけでなく、小品集ファンにもお勧め。
サン=サーンス:
 ヴァイオリン・ソナタ第1番&第2番/
 三部作/エレジーOps.143 & 160/
子守歌
フィリップ・グラファン(Vn)
パスカル・ドヴァイヨン(P)
 ベートーヴェンの「クロイツェル」に影響を受けた第1番はハイフェッツも演奏したが、リストを思わせる第2番はあまり知られていない。サンサーンスのヴァイオリン曲を楽しむには最高の1枚。
CDA-67103
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[CD-R]
価格帯:R
スヴェーリンク:カンツィオ・サクラ集 Vol.1
 [第1番−第21番]
リチャード・マーロウ指揮
トリニティ・カレッジ礼拝堂聖歌隊
スヴェーリンク:カンツィオ・サクラ集 Vol.2
 [第22番−第37番]
 初期バロックにおいてフレスコバルディと並んで最高のオルガン作曲家であったネーデルランドのスヴェーリンク。一方、鍵盤作品に比べてほとんど演奏されることの無い声楽作品であるが、代表作カンツィオ・サクラは、彼の鍵盤作品以上に初期バロックにおいては重要な作品。
 #67103はレーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ロシア歌曲集(全22曲) ワシーリー・サヴェンコ(B)
アレクサンドル・ブロク(P)
 ワシーリー・サヴェンコが1994年にウィグモア・ホール・デビューを果たしたときの再現。
CDA-67109
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[CD-R]
価格帯:R
アダルベルト・ギロヴェツ(1763-1850):3つの弦楽四重奏曲 Op.44
 〔ト長調 Op.44 No.1/変ロ長調 Op.44 No.2/変イ長調 Op.44 No.3〕
 ザロモンSQ[サイモン・スタンデイジ、ミカエラ・コンバーティ(Vn)
       サイモン・ジョーンズ(Va) ジェニファー・ウォード・クラーク(Vc)
 ピリオド楽器使用。ボヘミア生まれの作曲家ギロヴェツは50以上の弦楽四重奏曲を残した。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
フランスのピアノ三重奏曲集
 フォーレ:ピアノ三重奏曲 ニ短調Op.120
 ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト短調
 ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
フロレスタン・トリオ
[アントニー・マーウッド(Vn)
 リチャード・レスター(Vc)
 スーザン・トムズ(P)]
 録音:1999年3月10日-12日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。
CDA-67115
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[CD-R]
価格帯:R
一番清らかな島〜イギリス国民唱歌集(全15曲) パーセル、アーン、フック/他
 キャサリン・ボット(S) ジョセフ・コーンウェル(T)
 ピーター・ホルマン指揮パーリー・オブ・インストゥルメンツ
 イギリスの素朴な国民唱歌を作曲・編曲当時のスタイルで本格的に演奏したもの。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
グリーグ:弦楽四重奏曲
 〔第1番/第2番〕
チリンギリアンSQ
 グリーグは弦楽四重奏曲を3曲作曲したが、最初の曲は紛失、最後の曲は未完で終わった。俗に第1番「ノルウェー四重奏曲」と呼ばれているト短調は、もっと演奏されるべき情感豊かな美しい作品。また第2番は第2楽章までしか残されていないが、当CDでは奇才チリンギリアンが3、4楽章を作曲して完成させ全曲版として演奏している。
ゴッツチョーク(ゴットシャルク):
 ピアノ作品集 Vol.4
(全15曲)
 鳩/刈り取る女/夏の夜の夢/詩的な思い/火花/
 キューバの想い出/ジプシー娘/死!!/幸運な幽霊/
 記憶、夜想曲、瞑想、ロマンス/過去の反映/他
フィリップ・マーティン(P)
 19世紀のアメリカを代表する作曲家ということで知られるゴッツチョークだが、その詳しい生涯はあまりあきらかではない。ショパン的ピアニズムとラグタイムを先取りしたような独特のリズムを持っている。
CDA-67119
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[CD-R]
価格帯:R
アンティーク・ブラス
 アントニオ・サリエリ:4つのトランペットのための「衛兵交替」
 ジギスムント・ノイコム(1778-1858):四重奏曲
 ベルンハルト・クルーセル(1775-1838):ヴァルトホルン協奏曲 ヘ長調〜第1楽章
 ジョアキーノ・ロッシーニ:3つのホルン二重奏曲
 カール・ブラウン(1788-1835)/ベルンハルト・クルーセル編曲:アダージョとポロネーズ
 フランツ・ラハナー(1803-1890):七重奏曲 ト長調
 ジギスムント・ノイコム:
  スライド・トランペット、ホルンとトロンボーンのための3つの小品
 オットー・ニコライ:2つのホルンのためのソナタ第1番 ヘ長調
 ベートーヴェン:七重奏曲Op.20〜アダージョ・カンタービレ
 カール・フリードリヒ(1783-1849):
  ヴェルトハイム・ハルモニームジークのための音楽/主題と変奏 変ホ長調
 ベルンハルト・クルーセル:
  スウェーデン第一近衛騎兵隊バンドのための4つの小品/行進曲 ヘ長調/
  ワルツ ヘ長調(キー付きビューグル、3つのホルン、2つのトランペットとバス・トロンボーンのための)/
  アンダンテ ト短調(2つのキー付きビューグル、2つのホルン、狩猟ホルンとバス・トロンボーンのための)/
  狩猟のために ヘ長調(キー付きビューグル、3つのホルン、2つのトランペットとバス・トロンボーンのための
 クリストファー・ラーキン指揮ロンドン・ガブリエリ・ブラス・アンサンブル
 ブラス・アンサンブルのための音楽は実用音楽や機会作品であることが多かったため、大作曲家のものであっても埋もれてしまうことが多い。クリストファー・ラーキンは大英博物館やパリ国立博物館などからそのような作品のスコア見つけ出し、当時のタイプの楽器を用いて復活させた。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
アムランのシューマン、第2集
 シューマン:蝶々 Op.2(*)/幻想小曲集 Op.12(*)/
        謝肉祭 Op.9(#)
マルク=アンドレ・アムラン(P)
OCDA-67120
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2880(税抜\2667)
 録音:2002年8月29日&30日(*)/1999年12月21日(#)、以上、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。解説:ミッシャ・ドナート(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 アムラン自身2度目の録音となるシューマン。ピアノ・ソナタ第2番などを取り上げた1作目(CDA-67166/MCDA-67166)はグラモフォン誌、ガーディアン誌、ファンファーレ誌などで絶賛された。ほとんど知られていないレパートリーの達人というイメージの強いアムランだが、2005年9月に行われた来日公演では素晴らしいベートーヴェンを聴かせるなど、主要レパートリーのパフォーマンスも抜群。
 ちなみに「幻想小曲集 Op.12」では1935年に出版された第9曲は収録されておらず、1838年に出版された8曲が録音されている。スーパー・ヴィルトゥオーソとしての高い技術と豊かな音楽性に裏打ちされた期待のシューマン。アムランにとって久々のポピュラーなレパートリーなだけにピアノ・ファンにとっては注目度大。
J.S.バッハ:フランス組曲
 [第1番−第6番 BWV.806-811]/
 小前奏曲集 BWV.924-928, 930, 933-943
アンジェラ・ヒューイット(P)
MCDA-67121/2
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(2CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\5616(税抜\5200)
 録音:1995年8月、ベートーヴェンザール、ハノーヴァー。日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕。
スタンフォード:歌曲集 Vol.1
 無慈悲な美女/歌曲集「スペインのジプシー」より(8曲)/歌曲集 Ops.4 & 7 より「ハイネの詩による8つの歌」/
 歌曲集「アイルランドの古い50の歌」より(2曲)/歌曲集「エリンの歌」より(2曲)/
 歌曲集「アントリムの峡谷」より(6曲)/歌曲集「レインスターの歌の束」より(3曲)/ヘラクリトゥス

  スティーヴン・ヴァーコー(Br) クリフォード・ベンソン(P)
スタンフォード:歌曲集 Vol.2
 悲劇Op.14-5/十二夜Op.65〜3つの道化師の歌/ピーブロックOp.157-1/ポイベOp.125-3/
 海の歌集Op.91(全6曲)/永遠にわたしのもの/風の強い夜Op.30-4/子守歌Op.19-2/バラにOp.19-3/
 忠誠の歌集 第2集Op.97〜より第4曲&第6曲/妖精の入り江Op.77-2/トム・レミン/芝火事Op.39(全7曲)

  スティーヴン・ヴァーコー(Br) クリフォード・ベンソン(P)
 19世紀末のイギリス音楽ルネサンスの立役者としてV.ウィリアムスやハウエルスらを導いたスタンフォード。そのブラームスばりの堅固でしかも甘い抒情性は、歌曲集にも如実に表れている。英語歌曲のスペシャリスト、ヴァーコーの歌唱にも注目。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.23
 ジョセフ・ホルブルック(1878-1958):
  ピアノ協奏曲第1番
   「グウィン・アプ・ニースの歌」Op.52
 ヘイドン・ウッド(1882-1959):ピアノ協奏曲 二短調
ヘイミッシュ・ミルン(P)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBC スコティッシュso.
 録音:1999年6月4日&5日、ケアード・ホール、ダンディー。
 ホルブルックはエドガー・アラン・ポーなどに刺激され、多くの文学的な音楽を作った。ピアノ協奏曲第1番も「グウィン・アプ・ニースの歌」という作者不詳の詩に則した作品で、もともと交響詩として作られていたようだ。ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスに刺激されて、バントック、ブライアンと3人で「大オーケストラによる壮大な作品を作るグループ」を結成し、とんでもないスケールの作品を連発した。スクリャービンやブライアンなどと並ぶ誇大妄想的作曲家。
 一方のヘイドン・ウッドは、実はヨアヒムやサラサーテを驚嘆させたヴァイオリニスト。美人ソプラノと結婚して彼女に贈った多くのバラッドで有名になったという抒情派である。後半生はどちらかというと軽音楽的作品が作曲の主となるが、この作品は本格的ロマン派作品。ただ1951年以降演奏されたことがなく、もちろん世界初録音。
ヘンデル
 歌劇「ロタリオ」より[序曲/ Scherza in Mar ]/
 歌劇「パルテノペ」〜Io ti levo /
 歌劇「エツィオ」〜Caro padre /
 歌劇「メディア王ソザルメ」より
  [ Dite pace / Vorrei ne pur saprei ]/
 歌劇「アタランタ」序曲/
 歌劇「クレタ島のアリアンナ」〜 Sol qual stanco /
 歌劇「アルチーナ」〜 Ah! Ruggiero /
 歌劇「エジプト王妃ベレニーチェ」〜 Chi t'intende? /
 歌劇「デイダミア」より
  [序曲/ M'hai resa infelice ]
エマ・カークビー(S)
ロイ・グッドマン指揮
ブランデンブルク・コンソート
イングランドとブルゴーニュの婚礼
 作曲者不詳(ウォルター・フライ?):
  ミサ・シネ・ノミネ
 アントワーヌ・ビュノワ(1430頃-1492):
  レジナ・チェリT/レジナ・チェリU
 ウォルター・フライ(?-1474):
  ミサ・スンメ・トリニターティ
 作曲者不詳(アントワーヌ・ビュノワ?):
  O pulcherrima mulierum/Girum coeli circuivi/
  Incomprehensibilia firme/Praeter rerum ordinem
アンドルー・カークマン指揮
バンショワ・コンソート
 ファーガス・マクラスキー、
 ロビン・タイソン(CT)
 ジェイムズ・ギルクリスト、
 クリストファー・ウォトソン(T)
 ダミアン・オキーフィー(Br)
 ロブ・マクドナルド(B)
 録音:1999年8月10-12日、2000年1月12日、グロスターシャー、トディントン、聖アンドルー教会。1468年に挙げられた、イングランド王エドワード4世の姉妹であるマーガレット・オヴ・ヨークと、ブルゴーニュのシャルル豪胆公の婚礼を祝う音楽。実は何が演奏されたかはわかっていないのだが、 「ブルゴーニュ宮廷の写本」に収められた楽曲がそれに関係していと推測されている。ビュノワはシャルル豪胆公の宮廷音楽家であった。フライはイングランドの作曲家で、ブルゴーニュ楽派に大きな影響を与えたとされている。
CDA-67130
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[CD-R]
価格帯:R
ヴォルフ:ゲーテ歌曲集
 ガニュメート/めぐり来る春/羊飼い/花の挨拶/似たもの同士/とりすました娘/心とけた娘/
 アナクレオンの墓/聖ネポムク祭前夜/ミニョンT「語れとは言わないで」/
 ミニョンII「ただ憧れを知る者だけが」/ミニョンIII「この姿のままで」/フィリーネ/
 ミニョン「あの国をご存じですか」/善人夫婦/主顕祭/パリアへの感謝/
 悲しみの聖母の祈りの像に進むグレートヒェン/わたしがユーフラテス川を舟で渡った時/
 しらふでいる限り/もうおまえを逃がさない/現象/あなたの恋が幸せであるように/さすらい人の夜の歌

  ジェラルディン・マクグリーヴィー(S) グレアム・ジョンソン(P)
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
アムラン〜
 スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集
マルク=アンドレ・アムラン(P)
OCDA-67131/2
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(2CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\5759(税抜\5333)
 録音:1995年6月25日-29日。国内仕様盤のみ日本語解説書付。OCDA-67131/2は、以前発売されていた国内仕様盤(MCDA-67131/2; 廃盤)の品番変更再発売。
素晴らしい音楽!〜エマニュエル・シャブリエ(1841-1894):歌曲集
 子供(*)/リート(+)/セレナード(#)/スゾンの別れ(+)/鳥の歌(*)/暗い小道(+)/ガリア人のロンド(#)/
 マリエットの歌(*)/おお、小さい悪魔(+)/ジャン王の軍隊の足跡(#)/陶酔(*)/旅への誘い(*/##)/
 ルイ・ブラスのセレナード(*)/無礼な警告(#)/愛のクレド(+)/スペイン(*)/お前の青い瞳(*)/リート(#)/
 ジャンヌに寄せる歌(#)/Duo de l'ouvreuse de l'Opera Comique et de l'employe du Bon Marche(**/++) /
 Les plus jolies Chansons du pays de France
  [メタモルフォーセス(*)/Entrez、la belle、en vigne(+)/Nique nac no muse!(#)/La mie du voleur(*)/
   Les filles de trente ans(*)/脱走者(+)/ボルドーの若者(#)/Sur le bord de l'ile(*)/
   Que les amants ont de la peine!(#)/ブルネの死(+)/金色の花(#)/消えた松明(*)/愛されて(+)/
   羊飼いと猟師(*)/かわいい竜(+)/Marion s'en va-t-a l'ou(*)/太った七面鳥のバラード(#)/
   小さなあひるのヴィラネル(*)/赤い豚の牧歌(*)/蝉(*)/すべての花(+)/幸福な島(*)/音楽のオード(**/***)]

 フェリシティ・ロット(S;*) ジェラルディン・マクグリーヴィー(S;**)
 ウィリアム・バーデン(T;+) トビー・スペンス(T;++)
 スティーヴン・ヴァーコー(Br;#) グレアム・ジョンソン(P)
 ウルスラ・ルヴォー(Fg;##) スティーヴン・レイトン指揮ポリフォニー(***)
 ハイペリオンの「フレンチ・ソング・エディション」第14作目。19世紀のフランスにおいて最も創意に富み、色彩豊かな作品を書いた作曲家の一人であるシャブリエはオペラ、オーケストラ曲、ピアノ曲、声楽曲と幅広いジャンルにわたって作品を残した。音楽のみならず絵画や詩にも多大な興味を持っていたシャブリエが生み出した歌曲には、フランスのエスプリを凝縮したような美しく叙情的な旋律の中にウイットや風刺、ユーモアといった様々な要素が盛り込まれたものが多い。シャブリエの歌曲を録音したものはこれまでにもいくつかあるが、このCDには世界初録音となる「Les plus jolies Chansons du pays de France]が収録されている。彼の歌曲を知る上ではこれ以上ない録音といえるであろう。フェリシティ・ロットをはじめとする歌手も最高だ。
ジョン・マッケイブ(1939-):
 バレエ「エドワード2世」(1993-1994)
バリー・ワーズワース指揮
ロイヤル・バレエ・シンフォニア
 イングランド王エドワード2世(1307-1327在位)を題材とするバレエ(1995年、シュトゥットガルト・バレエ初演)の音楽。
メンデルスゾーン:歌曲とニ重唱曲集 Vol.2
 恋する女の手紙Op.86-3/歌の翼にOp.34-2/夜ごとの夢にOp.86-4/小舟にて/3つの民謡〜第3曲「舟旅」/女友達の歌/
 ズライカOp.34-4/朝の挨拶Op.47-2/おお青春よOp.57-4/3つの民謡〜第2曲「夕べの歌」/
 2つの歌〜第2曲「私は鳥の声を聞く」/遠く離れた人にOp.71-3/小舟Op.99-4/花束Op.47-5/
 木の葉が聞き耳を立てていたOp.86-1/穀物の実った畑Op.77-2/収穫の歌Op.8-4/シンチェレンが鳴り響く/
 秋の歌Op.84-2/日曜の朝Op.77-1/冬の歌Op.19a-3/新しい愛Op.19a-4/捨て去られし者/羊飼いの歌Op.57-2/
 「ルイ・ブラス」からの歌Op.77-3(未完の歌劇より)/春の歌Op.100-3/待って(ロマンス)Op.9-3/
 ラインへの警告/船乗りの別れの歌

  ソフィー・デーネマン(S) スティーヴン・ロジス(Br)
  ウェジェーヌ・アスティ(P)
CDA-67138
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[CD-R]
価格帯:R
ロバート・シンプソン(1921-1997):フーガの技法 デルメSQ
 バッハの「フーガの技法」をイギリスの大作曲家シンプソンが弦楽四重奏用に編曲。「フーガの技法」はもともと一部の曲を除いて楽器指定がなく、今までにオーケストラ版をはじめ、さまざまな楽器編成のための編曲版が発表されているが、弦楽四重奏のための版は珍しい。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
CDA-67140
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[CD-R]
価格帯:R
聖と俗〜ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):無伴奏合唱曲集
 5つの花の歌 Op.47/A.M.D.G.(G.M.ホプキンズ 詩)/聖処女讃歌/
 「グロリアーナ」からの合唱舞曲集/
 フランスの古いキャロルによるコラール(W.H.オーデン 詩)/聖と俗 Op.91
  スティーヴン・レイトン指揮ポリフォニー(cho.)
 録音:1999年10月6日、2000年4月26-27日、ロンドン、テンプル教会。英グラモフォン誌 2001年度合唱部門年間最優秀賞。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ブゾーニ:ピアノ協奏曲 マルク=アンドレ・アムラン(P)
マーク・エルダー指揮
バーミンガム市so.
 アムランによる名演、ブゾーニのピアノ協奏曲。彼の手にかかるとこの難曲が如何に簡単に聞こえてしまう事か。
オルガンの夢 Vol.2
 テオドール・デュボワ:
  イン・パラディズム(新しい10の小品No.9)
 ブリッジ:3つの小品〜アダージョ ホ長調
 ギルマン:オルガン・ソナタ第7番〜夢
 エルガー:晩課のためのヴォランタリー集Op.14
 ハウエルズ:荘厳な儀式のためのシチリアーノ
 シューマン:練習曲変イ長調Op.56-4
 バーバー(スティックランド編):アダージョ
 リスト:システィーナ礼拝堂へのエヴォカシオンS.658
 ウェスリー:12の小品とヴォランタリー〜Nos.5/8/9/11
クリストファー・ヘリック(Org)
 リポン大聖堂のオルガンを使用。
ヤナーチェク:ミサ曲 変ホ長調
コダーイ:ミサ・ブレヴィス/
      ラウデス・オルガニ(オルガン讃歌)
ジェイムズ・オドンネル指揮
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
 ヤナーチェクは、1908年頃に書き始めたミサ曲を途中で中断した。そして20年後に彼はこの未完成作品のほとんどの部分をグラゴル・ミサに取りこんだが、その後の改訂作業でまた取り除いてしまった。その幻の「ミサ曲」は破棄されてしまったと思われていたが、弟子の一人が保管しており1972年に出版された。今回の「ミサ曲 変ホ長調」は、その出版譜と「グラゴル・ミサ」第一稿に基づくもので、ヤナーチェク専門家のポール・ウィングフィールドがさらに補筆完成させたものである。CHANDOSからその「グラゴル・ミサ」第一稿(同じポール・ウィングフィールドによる校訂)がマッケラスの指揮でリリースされているので、両者を比較してみるのもよいかもしれない。
 一方コダーイのラウデス・オルガニはコダーイが完成させた最後の作品。「勝利の喜びに満ちたフィナーレはハンガリー合唱音楽史上最大の作曲家のキャリアの幕引きにふさわしい」と語られている。
ブリティッシュ・
 ライト・ミュージック・クラシックス Vol.3
(全20曲)
 ヘイドン・ウッド:モンマルトル
 リチャードソン:メロディ・オン・ザ・ムーヴ
 ストレイチー:イン・パーティー・ムード
 ダンカン:コルシカから来た少女
 モンクトン:公園の兵士たち
 ゴディン:9月のワルツ
 ビンジ:ミス・メラニー
 ケテルビー:ペルシャの市場にて
 E.コーツ:どこでも音楽/他
ロナルド・コープ指揮
ニュー・ロンドンo.
 イギリスのクラシカルな軽音楽をリヴァイヴァルさせるシリーズの第3弾。「9月のワルツ」は映画「タイタニック」の挿入曲にもなっていた。
ハイドンと彼のイギリスの友人たち
 ハイドン(1732-1809):
  芸術が表現するもの/6つのイギリス詩篇―ヤコブの神の御名をたたえよ/
  万物の創り主、わが砦たれ/おお、われに名誉を行わせよ
 ジョン・スタフォード・スミス:不正なる一族の末期は恐ろしい
 チャールズ・バーニー:われら教えておくれ、おお女よ
 ハイドン:皇帝の賛歌
 ハイドン/レイチェスターのウィリアム・ガーディナー編曲:神にわれらの感謝の歌を捧げん
 サミュエル・ウェッブ・シニア:主よ、わが逃げ所はいずこに見つかるや
 ウィリアム・シールド:わが神、喜ばしきわが王
 ヨハン・アーノルド・ダーメン:わが祈りを聞きたまえ、おお神よ/
  おお、汝等は天国の一番高きところに住み/Ye winged inhabitants of the grove
 ハイドン:6つのイギリス詩篇―長い生命がイスラエル王に与えられるであろう/
      いかに神の慈悲に満ちて/全能の王なる神が言われた
 ジョン・フォスター:主と呼ばれる神の神
  ピーター・ホルマン指揮サーモディ(声楽Ens.)、パーリー・オブ・インストゥルメンツ
 ハイドンは2度(1791-2、1794-5)にわたってロンドンを訪れた際に、多くの作品を書いている。その中でも交響曲や弦楽四重奏曲などは良く知られており、録音も数多くあるが、 ここに収録されている「6つのイギリス詩篇」はほとんど知られていない。その世界初録音とともに、ロンドンでのハイドンの音楽仲間たちの作品を収録。
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 Vol.1
 〔第2番/第3番〕
サンクトペテルブルクSQ
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 Vol.2
 〔第4番/第6番/第8番〕]
サンクトペテルブルクSQ
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 Vol.3
 〔第5番変ロ長調 Op.92/第7番嬰ヘ長調 Op.108/
  第9番変ホ長調 Op.117〕
サンクト・ペテルブルグQ
CDA-67156
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[CD-R]
価格帯:R
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 Vol.4
 〔第10番 変イ長調 Op.118/第12番 変ニ長調 Op.133/
  第14番 嬰ヘ長調 Op.142〕
サンクト・ペテルブルクSQ
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 Vol.5
 〔第11番 ヘ短調 Op.122/第13番 変ロ短調 Op.138/
  第15番 変ホ短調 Op.144〕
サンクト・ペテルブルクSQ
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 Vol.6
 ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 Op.67/
 弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 Op.49/
 ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57
サンクト・ペテルブルクSQ
イーゴリ・ウリャーシュ(P)
 BBCミュージック・マガジン誌上で「断固として推薦するだけの価値があり、次のリリースまでじっと我慢できないほどのショスタコーヴィチ」とまで批評せしめた若きロシアのホープ、サンクト・ペテルブルク弦楽四重奏団のシリーズ。1985年結成、旧 全ソビエト弦楽四重奏コンクールで優勝し、その後全世界で活躍している。
ニコライ・カプースチン(1937-):
 ピアノ・ソナタ第1番Op.39「ソナタ幻想曲」/
 ジャズ・スタイルによる24の前奏曲Op.53 より
  Nos.3, 7, 15, 13, 19, 5, 18, 17, 23, 11, 12, 10, 9
 ピアノ・ソナタ第2番Op.54
スティーヴン・オズボーン(P)
MCDA-67159
buyボタン
国内仕様盤
日本語解説書付
\2808(税抜\2600)
 録音:1999年9月10日-12日、ヘンリー・ウッド・ホール。解説:スティーヴン・オズボーン(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 マルク=アンドレ・アムランは語った。「カプースチンはわたしにとって20世紀のピアノ音楽の巨匠作曲家の一人で、ひょっとすると最も偉大な "知られざる作曲家" かもしれません。」
 カプースチンはモスクワ音楽院で学んだ作曲家で、とくにピアノのために数多くの作品を書いている。彼のスタイルはクラシックとジャズの融合、すなわちジャズ的なメロディとリズムのクラシック的構築を特徴としている。すでに10曲のピアノ・ソナタが発表されているが、今回の2曲はともに1989年の作で、カプースチンのスタイルの典型を示している。シンコペーション、ウォーキング・ベース、スウィング、ブギウギなどのジャズ的諸要素が巧みにコントロールされ、ソナタ形式の枠組みのなかで展開されていく。タイトルがいかにもそそる前奏曲は各曲ごとにブルース、バラッド、ジャズ・ワルツを表現した作品。
 イギリスの若きピアニスト、スティーヴン・オズボーンは、アムラン同様カプースチンに心酔し、苦労の末ロシアから(曲によっては作曲者自身から)スコアを取り寄せ、このレコーディングのために徹底的に研究を重ねた。このようなピアニストが居るとは、頼もしいことである。そして、ハイペリオンの着眼の良さと懐の広さに、また感嘆させられるのである。また、オズボーンによるメシアン「幼子イエスにそそぐ20の眼差し」(CDA-67351/2 国内仕様MCDA-67351/2)は、朝日新聞紙上で吉田秀和氏から「若々しさに溢れた演奏」と称賛された。
ジョゼ・ヴィアンナ・ダ・モッタ(1868-1948):
 ピアノ協奏曲イ長調(1887)/
 ピアノ独奏のためのバラード Op.16(1905)/
 ピアノと管弦楽のための劇的幻想曲(1893)
アルトゥール・ピザロ(P)
マーティン・ブラビンズ指揮
グルベンキアンo.
 録音:1999年7月12、13日、リスボン、カルーステ・グルベンキアン博物館、大オーディトリアム。ロマンティック・ピアノ協奏曲シーリーズ Vol.25。このシリーズでポルトガルの作品が取り上げられるのは初めて。ヴィアンナ・ダ・モッタはリストの最後の弟子の一人でブゾーニの親友、そして非常に優秀なピアニストであった。ベルリンで長く活躍した後ポルトガルに帰国してリスボン音楽院院長に就任、教育者としての活動を中心にしながら歌曲、室内楽、交響曲などの作曲を続けた(かなり変った人物であったという話もある。だが、その残された数少ないピアニストとしての録音からは確かなピアニズムが伝わってくる。DANTEから復刻が出ていた[HPC-028;廃盤])。当盤に収録された2つのピアノ協奏作品はいずれも初期のもので未出版、協奏曲イ長調にいたっては作曲者の生前から一度も演奏されたことがなく、当レコーディングの直前に行われた演奏会において世界初演をみた。協奏曲は珍しい2楽章構成だが、第2楽章が2組の変奏曲になっており、それぞれ緩徐楽章と終楽章の役割を果たしている。劇的幻想曲は3楽章構成で、こちらのほうがむしろ協奏曲らしい。1893年に作曲者自身によって初演された。2曲とも作曲当時らしい和声語法が用いられているが、同時に個性も際立っている。古典的な協奏曲書法に代わってピアノの管弦楽の統合が曲の大部分において試みられ、抒情的な楽想が逝かされているされている半面、作曲者のピアニストとしての卓越した技巧を示す部分にも欠けてはいない。バラードはヴィアンナ・ダ・モッタが自身のもっとも優れたピアノ曲だと述べていた作品である。
マルク・ロジェ・ノルマン・クープラン:
 クラヴサン曲集
(全57曲)
デヴィッド・モロニー
(Cemb/
 イタリアン・ヴァージナル)
 ご存知フランスの音楽一族クープラン家。その中の知られざるクープラン、マルク・ロジェ・ノルマンがこのアルバムの主役。フランソワ&ルイの甥にあたる。これまでまともに紹介されたことは無く、もちろんこうして1枚のCDに彼の作品ばかりが収められたのは初めて。
ロマンティック・ピアノ協奏曲シリーズ Vol.25
 エドワード・マクダウェル(1861-1908):
  ピアノ協奏曲第1番イ短調 Op.15 (*) /
  モダーン組曲第2番 Op.14
セタ・タニエル(P)
マーティン・ブラビンズ指揮(*)
BBCスコティッシュso.(*)
 2000年9月14-15日、ダンディー、ケアード・ホール 12月17日、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール。
 アメリカ人作曲家としてヨーロッパで最初に認められたマクダウェルのピアノ協奏曲第1番は、同じイ短調によるグリーグの作品と比べても遜色のない名曲。
シューマン:ピアノ作品集
 幻想曲ハ短調 Op.17(*)
 ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22(+)
 交響的練習曲 Op.13(+)
マルク=アンドレ・アムラン(P)
 録音:1999年8月25日(*)、12月20-21日(+)、ロンドン・ヘンリー・ウッド・ホール。
 ピアノの鉄人アムランが、「正統派」ドイツ・ロマンティック・レパートリーに挑戦。シューマンのピアノ曲には、性格的小品集(「謝肉祭」、「子供の情景」など)と抽象的な大規模曲の2種があるが、今回アムランが選んだのは後者である。彼はこれら3曲に長年親しんでおり、特に「幻想曲」はコンサートでも頻繁に演奏し、多方面から高く評価されてきた。その詩的でロマンあふれる感覚は、今回のレコーディングでもみごとにとらえられている。シューマンのピアノ曲には演奏が非常に難しいパッセージがあり、「幻想曲」第2楽章のコーダや「交響的練習曲」のなかのいくつかのヴァリアントにその例を見ることができるが、アムランは持ち前の超絶技巧で苦もなく演奏してしまうので、聴き手は技術的な面に気をとられることなく、音楽そのものに集中することができる。彼ならではの澄んだ音色、明快な旋律線、そして心のこもった表現力が、シューマンの詩情を余すところなく伝えきるのである。とかく演奏技術面に偏った評価をされてきたアムランだが、このようなレコーディングによって、21世紀を代表するピアニストの一人に数えられていくであろう。
CDA-67167
廃盤
アンドレア・ガブリエリ(1510頃-1586):
 第1旋法による4声のリチェルカーレ/モテット「深き淵より」/
 フランス風カンツォン「小さなジャケ」/
 ミサ曲「父よ、われは天に対し罪を犯せり〔パーテル・ペッカーヴィ〕」より
  〔キリエ/グローリア/クレド/サンクトゥス/ベネディクトゥス/アニュス・デイ I - III 〕/

 第6旋法のイントナツィオーネ/第6旋法による4声のリチェルカーレ/
 マドリガル「別れのときには〔たとえ立ち去っても〕」/
 第12旋法による4声のリチェルカーレ/第7旋法によるリチェルカーレ/
 モテット「おお、聖なる宴よ」/8声のリチェルカーレ・ペル・ソナーレ
  ティモシー・ロバーツ指揮ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ・アンド・コルネッツ、
              ヒズ・マジェスティーズ・コンソート・オヴ・ヴォイシズ
 後出: HELIOS, CDH-55265 。 ルネサンス後期におけるもっとも高名な作曲家一人で、ヴェネツィア楽派の巨匠、ジョヴァンニ・ガブリエリの叔父アンドレア・ガブリエリの作品をたっぷり収録。ミサ曲の各章のあいだに器楽曲が演奏される。16世紀ヴェネツィアの最高の芸術を味わえる一枚。
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):歌曲集
 無情な美女/3つのロンデル(テナーまたはソプラノ、2つのヴァイオリンとチェロのための)/
 2つのイギリス民謡〔仔羊を探して/弁護士〕/
 ブレイクの詩による10の歌
  〔子供の喜び/毒の木/笛吹き/ロンドン/仔羊/羊飼い/ああ,ひまわりよ/残酷には人の心がある/神の似姿/永遠〕/
 野を渡って(声とヴァイオリンのための)/ウェンロック・エッジにて(テナー、ピアノ、弦楽四重奏のための)
  ジョン・マーク・エインズリー(T) ナッシュ・アンサンブル
 イギリスを代表するヴォーン・ウィリアムズの歌曲を名テナーであるエインズリーが叙情豊かに歌い上げる。
シュトラウス父子:ワルツ、ポルカ、ギャロップ集
ヨハン・シュトラウスI:
 カチューシャ(ギャロップ) Op.99/サロン・ポルカ Op.161/中国人(ギャロップ) Op.20/
 ティヴォリ小旅行(ワルツ) Op.39/若者の情熱(ギャロップ) Op.90/
 アイゼレとバイゼレ、飛躍(ポルカ) Op.202/ローレライ、ラインの響き Op.154/
 アンネン・ポルカ Op.137/ウィーン情緒(ワルツ) Op.116/
 ジプシー(ギャロップ) Op.108/エクゼター(ポルカ) Op.249/ため息(ギャロップ) Op.9
ヨハン・シュトラウスII:温泉(ワルツ) Op.245/愛の歌(ワルツ) Op.114/
            冗談(ポルカ) Op.72/レモンの花咲くところ Op.364
  ゴーディア・アンサンブル
 ダンス・ホール風小アンサンブルによる演奏。
レナード・バーンスタイン(1918-1990):
 交響曲第2番「不安の時代」
  (ピアノとオーケストラのための)
ウィリアム・ボルコム(1938-):
 ピアノと大オーケストラのための協奏曲
マルク=アンドレ・
 アムラン(P)
ドミトリー・
 シトコヴェツキー指揮
アルスターo.
 幅広いレパートリーを持つアムランであるが、ハイペリオンからアメリカ音楽を発売したのはジェフスキーのみ。アメリカの現代音楽にも深い造詣を持つアムランは、ボルコムの「12の新しい練習曲」を NEW WORLD レーベルから発売(録音は1987年)、ピューリツァー賞を受賞している。バーンスタインは交響曲を3つ書いているが、ピアノとオーケストラという編成はこの第2番のみ。W.H.オーデンの小説である『不安の時代』を基に1947−49年にかけて書かれたこの曲は、宗教的な内容を持ちつつもジャズ的な要素も併せ持つ興味深い作品。初演は1949年にボストンで行われた。ボルコムはアメリカの作曲家、ピアニストで早くから作曲活動を行い、パリでミヨーとメシアンに師事した。その後、アメリカで教鞭をとり、ニューヨーク大学芸術学校の専属作曲家に就任した。1976に作曲された「ピアノと大オーケストラのための協奏曲」は、アメリカのポピュラー歌曲からの引用も見られるが、彼の作品の特徴のひとつでもあるアメリカに対する皮肉も込められている。
シューマン:
 ピアノ三重奏曲第3番ト短調 Op.110/
 幻想小曲集 Op.88/
 ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.47
フロレスタン・トリオ
トマス・リーブル(Va)
 大成功を収めグラモフォン賞を獲得したピアノ三重奏曲第1番&第2番(CDA-67063)に続き、当盤の第3番で全集が完成。
エイトール・ヴィラ=ロボス:
 3人のマリア/
 『赤ちゃんの一族』〜組曲第1番「赤ちゃんの家族」/
 『赤ちゃんの一族』〜組曲第2番「小さな動物たち」/
 野性の詩
マルク=アンドレ・アムラン(P)
 これまでハイペリオンから発売されたアムランのアルバムは、ロシア音楽が多く北方志向がうかがえたが、今回、南米ブラジルに急転回、アムランの万能ぶりがまたもや示されることとなろう。メイン・プログラムである「赤ちゃんの一族」は、かなり不思議なタイトルだが、ブラジルの子供が持っている人形やおもちゃの動物たちを、大人の視点から描いた組曲。よほどのピアノ・ファンでも全曲聴いた事のある人は少ないだろうから、ぜひこの機会に。何せアムラン、悪いはずがない。
ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739-1813):
 コントラバス協奏曲ニ長調
  (カデンツァ;伝ヨハン・マティアス・シュペルガー作)
カール・ディッタース・
 フォン・ディッタースドルフ(1739-1799):
  コントラバス協奏曲第1番 ニ長調(Krebs171)
   (カデンツァ;ヨハン・マティアス・シュペルガー作)
  コントラバス協奏曲第2番 ニ長調(Krebs172)
   (カデンツァ;ヨハン・マティアス・シュペルガー作)
  コントラバス協奏曲第2番 ニ長調(Krebs172)
   〜第1楽章 アレグロ・モデラート
     (カデンツァ;チ=チ・ンワノク作)
チ=チ・ンワノク(Cb)
ポール・グドウィン指揮
スウェーデンco.
 録音:2000年3月6-10日、スウェーデン、オレブルー、コンサート・ホール。ソロ楽器は1631年クレモナのニコラス・アマーティ製だがピリオド・タイプの弦・弓を使用しているかは不明。 オーケストラはモダーン楽器使用と思われる。1739年にそれぞれボヘミアとウィーンで生まれたヴァンハルとディッタースドルフによる生気あふれる協奏曲。二人ともウィーン楽壇の大物となり、 ハイドンとディッタースドルフのヴァイオリン、モーツァルトのヴィオラ、ヴァンハルのチェロで弦楽四重奏を演奏したことも少なくとも1回はあったという。収録の3曲はコントラバスのレパートリーとしては比較的よく知られているが、ディッタースドルフ2曲を収めたCDは他にないようだ。ンワノクはロンドンの数多くのピリオド楽器演奏団体に参加しており、オーケストラ・オヴ・ジ・エイジ・オヴ・インライトゥンメントでは首席コントラバス奏者を務めているが、ソロ・レコーディングは今回が初めてである。彼女ははじめ100メートル走選手として活躍していたが、ひざのけがで断念、趣味でピアノを弾いていたことから音楽の道に進み、18歳でコントラバス奏者になることを決意、ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック、さらにローマのフランコ・ペトラッキのもとで学んだ。現在、ロンドンのトリニティ・カレッジ・オヴ・ミュージックのコントラバス科教授、ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージックの特別研究員を務めている。
シューマン:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番/第2番
  3つのロマンス
アントニー・マーウッド(Vn)
スーザン・トムズ(P)
 フロレスタン・トリオのメンバー2人によるシューマン。シューマンのピアノ三重奏曲ですばらしい演奏を聴かせてくれていただけに、デュオでも期待できる。
ジョスカン・デ・プレと同時代の音楽
 ジョスカン・デ・プレ?:女より生まれし者のうちにて
 ジョスカン・デ・プレ:ダビデは嘆き(*)
 ニコラウス・クラーン(?-1507):トタ・プルクラ・エス
 アドリアン・ヴィラールト(c1490-1562):善き言葉よ
 ジョスカン・デ・プレ/マトゥリン・フォレスター:
  来たりたまえ、精霊よ
 ジョスカン・デ・プレ/ニコラス・キャンピオン:深き淵より
 ジョスカン・デ・プレ/ニエル・ボドウェイン:
  めでたし、生け贄となりたまいしキリストよ
 ジョスカン・デ・プレ?:聖母よ思い起こしたまえ
 ジョスカン・デ・プレ/ペテル・ノステル:アヴェ・マリア
アンドルー・カークマン指揮
バンショワ・コンソート
 「〜とその時代」シリーズで、まさかジョスカンが取り上げられるとは!と思った人はすくなくないはず。ルネッサンス時代における最高の音楽家、ジョスカンは偽作も多く出回ってしまった人であり、ここでは(*)をのぞきすべてジョスカンの偽作と判明したか、または研究者によって疑わしいと証明されたもの、確証がないが疑惑の目が向けられている作品を取り上げている。注目に値するCD。
オードブル
 エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957):
  「から騒ぎ」Op.11〜ホーンパイプ/
  ロマンス・アンプロンテュ 変ホ長調
 パーシー・グレインジャー(1882-1961):
  サセックスの役者たちのクリスマス・キャロル
 シベリウス:「5つの小品」Op.11〜ロンディーノ/
        「6つの小品」Op.79〜子守歌
 レオポルド・ゴトフスキー(1870-1938):
  「12の即興曲」〜ラルゲット・ラメントーソ
 ヨゼフ・ヨンゲン(1873-1938):ワルツ/ハバネラOp.86
 クサヴァー・モンテサルヴァージ(1912-)
  (リドストレム編):カント・ネグロ
 エルネスト・アルフテル(1905-1989)
  (モーリス・ジャンドリン編):ハバネラ
 エルンスト・ジョン・モーラン(1894-1950):前奏曲
 フリッツ・クライスラー(1875-1962)
  (ラフマニノフ&リドストレム編):愛の喜び
 スクリャービン(リドストレム編):
  詩曲 嬰ヘ長調Op.32-1/ロマンス イ短調
 マルティヌー:アラベスク第1番
 ポール・トルトゥリエ(1914-1990):
  演奏会用練習曲第5番「ピシュネット」
 ヤコブ・アドルフ・ヘーグ(1850-1928):
  アンダンテ/アルバムブラット
 レノックス・バークレー(1903-1989):
  アンダンティーノOp.21-2a
 マッツ・リドストレム(1959-):
  チェロ独奏のためのエレジー「花の海は高みに」
 ラモー(1983-1764)(リドストレム編):
  「レ・ボレアデス」〜Torture d'Alphise
 フランシス・ルーカス・ティーレ(1712-1772):
  「ラモーのトンボー」〜クーラント
 オッフェンバック(1819-1880):
  スーヴェニール・デュ・ヴァル(ロマンス)Op.29-1
 フォーレ(1854-1924):チェロのための小品Op.29-1
 ウィルヘルム・ステンハンマー(1871-1927)
  (リドストレム編):「5つの歌」Op.20〜アダージョOp.20-5
マッツ・リドストレム(Vc)
ベンクト・フォシュベリ(P)
 ストックホルムに生まれ、今はロンドンを拠点に活動するリドストレムの評価も高まってきている。 ゴダールとベールマンのソナタを取り上げたCD(CDA-66888)、ケックランとピエルネの作品をおさめたCD(CDA-66979)、サン=サーンスのチェロのための作品集(CDA-67095)に続く4枚目。リドストレムの自作や、編曲も聴くことができる。 アンネ・ゾフィー・フォン・オッターの伴奏等でお馴染みのフォシュベリも、 かなり上手い人だけに聞き物。
ラトランド・バウトン(1878-1960):
 3つの民俗舞曲/アイルスベリー・ゲイムズ
 フルートと弦楽のための協奏曲ニ長調
 弦楽のための協奏曲
エミリー・ベントン(Fl)
ロナルド・コープ指揮
ニュー・ロンドンo.
 録音:2000年3月22、23日。イギリス音楽ファンなら歌劇「不滅の時」の作曲家として記憶しているかもしれないバウトンの管弦楽作品集。
CDA-67186
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[CD-R]
価格帯:R
愛の歌曲集
 グラナドス:愛の歌曲集/ドロローサのマハ
 ロドリーゴ:
  聖なる羊飼い/ベレンの小歌/5月に/アデーラ/決闘の歌
 ホアキン・ニン(1879-1949):20のスペイン歌曲〜
  アストゥリアーナ/ムルシアの布/エル・ヴィート
 カルロス・グァスタビーノ(1912-2000):
  ばらと柳/会う約束/ラ・パロミタ
 アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):
  もの忘れの木の歌 Op.3 No.2/5つのアルゼンチン民謡
ベルナルダ・フィンク(Ms)
ロジャー・
 ヴィニョールズ(P)
 スペインとラテンアメリカの愛にまつわる歌曲集。
 ベルナルダ・フィンクはブエノスアイレスに生まれ、同地で音楽を学んだ後、1985年にヨーロッパに移住。ウィーン・フィルハーモニック、ロンドン・フィルハーモニック、チェコ・フィルハーモニックなど一流オーケストラとの共演、そしてリサイタルで名声を高め、世界的な歌手としての地位を確立した。ハイペリオンでは「ヴォルフ:アイヒェンドルフ歌曲集」(CDA-66909)をすでに発売。今後もっとも注目されるメゾ・ソプラノの一人である。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
アーサー・ブリス:歌曲集(全24曲)
 謎の結び目/心の天使たち/4つの歌曲/
 放浪者たち/悲しきソネット/他
ジェラルディン・マクグリーヴィ(S)
トビー・スペンス(T)
ヘンリー・ハーフォード(Br)
カストン・ストゥロック(P)
マーティン・ブラビンズ指揮
ナッシュ・アンサンブル
 世界初録音を多数集めた、ブリスの初めてと言っていい歌曲集。ブリスはその生涯すべての時期において歌曲を多く書いており、作品の重要な位置を占めている。
J.S.バッハ:6つのパルティータ
 [第1番−第6番 BWV.825-830]
アンジェラ・ヒューイット(P)
MCDA-67191/2
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(2CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\5616(税抜\5200)
 録音:1996年6月、1997年1月、以上 ベートーヴェンザール、ハノーヴァー。解説:アンジェラ・ヒューイット(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
ペトル・エベン(1929-):オルガン作品集 Vol.1
 ラウデス/ヨブ/ブクステフーデへのオマージュ
ハルゲイル・シアゲル(Org)
 使用楽器:ストックホルム、ヘードヴィグ・エレオノーラ教会のオルガン。
 エベンは現代のチェコにおけるもっとも重要な作曲家の一人で、「ラウデス」と「ヨブ」は彼の代表的なオルガン作品。
ペトル・エベン(1929-):
  ファウスト(1976)/4つの聖書の踊り
ハルゲイル・シアゲル(Org)
 ペトル・エベンはチェコの作曲家で、シュレジェン地方の民謡への関心と中世音楽への興味が結び付いた新古典的な作風を持つ。ユダヤの家系に生まれたエベンは1943年、ナチスによりブッヘンワルドの強制収容所に抑留されるという厳しい体験をしている。戦後作曲家として頭角をあらわし、1978年からはイギリスのマンチェスター王立音楽院教授を務め、西側諸国での活動を活発化しつつある。今回収録された「ファウスト」はウィーンのブルグ劇場で上演されたゲーテの「ファウスト」のために書かれた。
ペトル・エベン(1929-):オルガン曲集 Vol.3
 ヘンリー・パーセルへのオマージュ/10のコラール前奏曲/
 オルガンのためのモーメント/
 「受けたる賜物 献げまつる」に基づく
   小コラール・パルティータ/
 ヴァーセット/2つの祝祭前奏曲/交換所
ハルゲイル・
 シアゲル(Org)
 エベンはチェコの作曲家。シュレジェン地方の民謡への関心と中世音楽への興味が結び付いた、新古典的な作風を持つと言われているが、音を聞く限りかなりの前衛ぶり。ユダヤの家系に生まれたエベンは1943年、ナチスによりブッヘンヴァルトの強制収容所に抑留されるという厳しい体験を持っている。戦後作曲家として頭角をあらわし、 1978年からはイギリスのマンチェスター王立音楽院教授をつとめ、西側諸国での活動を活発化しつつある。
ペトル・エベン(1929-):オルガン作品集 Vol.4
 祝典のヴォランタリー/コラール幻想曲/
 2つのコラール幻想曲(1972)/
 プロテスタントのコラール/日曜の音楽
ハイゲイア・シアゲル(Org)
 現代チェコを代表する作曲家・オルガン奏者の一人であるエベン。彼のオルガン作品は伝統的な教会音楽の旋律や現代の手法などを取り入れている。シアゲルは1955年ノルウェー生まれ。現在はオスロにあるグレフセン教会のオルガン奏者をつとめている。
ペトル・エベン(1929-):オルガン作品集 Vol.5
 オルガンと打楽器のための「パトモスの風景」/プレリュード I/
 グローリア(プレリュード II)/三部作/ Campanae gloriosae/
 トランペットとオルガンのための「窓」
ハルゲイル・シアゲル(Org)
エイリック・ラウデ(打楽器)
ヤン・フレデリク・
 クリスチャンセン(Tp)
 現代チェコを代表する作曲家の一人であるエベン。オルガン奏者でもある彼のオルガン作品には、伝統的な教会音楽の旋律から現代の手法までが取り入れてられている。
 シアゲルは現在オスロのグレフセン教会のオルガニストを務めている1955年生まれのノルウェーの奏者。
フランツ・リスト(1811-1886):
 ミサ・コラーリス S.10
  (混声合唱、独唱とオルガンのための;1865)
 十字架の道行き(混声合唱、独唱とオルガンのための、
           受難の14の段階;1866-78)
マシュー・ベスト指揮
コリドーン・シンガーズ
トマス・トロッター(Org)
 録音:2000年3月24-26日、ロンドン、ホルボーン、聖アルバン教会。教会音楽の作曲が軽視されていた19世紀中盤、リストはあえてこのジャンルに積極的に取り組み、改革を図った。「ミサ・コラーリス」はグレゴリオ聖歌やパレストリーナのミサ曲からインスピレーションを得ながらも半音階的和声など独自の表現に富んだ作品。「十字架への道行き」は、十字架を背負わされたキリストが処刑場の丘まで歩かされた道行きにおける、14の場面に集中した特異な作品。カトリック教会にはそれらの場面を描いた壁画や模型などがよくあるが、リストは、もし小編成で演奏するのであれば、教会内を移動しながらそれら一つ一つの画や模型の近くで歌うよう指示している。
ロシアの印象 Vol.2
 グリンカ:旅の歌/スタンザ/疑い
 チャイコフスキー:
  涙は震える Op.6-4/狂おしい夜 Op.60-6/
  わたしの守り神、わたしの天使、わたしの友
 アレンスキー:夢 Op.17-3/わたしは死を見た Op.27-6/
         魅惑の歌は遠い昔のこと Op.49-5
 タネーエフ:
  うっそうとした森 Op.26-5/
  そして敵たちは震えながら立っていた Op.26-8/冬の旅
 メトネル:
  たそがれ Op.24-4/予期せぬ雨 Op.28-1/祈り Op.29-7
 ラフマニノフ:
  美しい人よ、わたしのために歌わないでOp.4-4/
  ミューズ Op.34-1/アリオン Op.34-4
 アレクサンドル・モソロフ(1900-1973):3つのロマンス
ワシーリー・サヴェンコ(BーBr)
アレクサンドル・ブローク(P)
 グリンカから「鉄工場」で知られるモソロフまで、世代を追った構成で、1830年代から1940年代まで、すなわち国民楽派、ロマン主義、革命前の「白銀の時代」、そしてソ連時代へと続くロシア歌曲&ロマンスの系譜を概観できる。
ペーター・コルネリウス(1824-1874):合唱曲集
 レクイエム/祖先の墓 Op.19/3つの合唱曲 Op.11/
 聖三博士 Op.8 No.3/愛/3つの連作合唱曲 Op.18/
 老兵 Op.12 No.1/3つの詩篇歌 Op.13/
 これほど柔らかく、暖かく/葬送歌 Op.9/
 望みなく涙にくれ Op.14
スティーヴン・レイトン指揮
ポリフォニー(cho.)
ロマンティック・ヴァイオリン協奏曲 Vol.2
 スタンフォード:
  ヴァイオリンと管弦楽のための組曲 Op.32
  ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.74
アントニー・マーウッド(Vn)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBCスコティッシュso.
 フロレスタン・トリオのメンバー、マーウッドがソロ・レコーディング・デビュー。
ヴィクトル・デ・サバタ(1892-1967):管弦楽作品集
  交響詩「プラトンの夜」(1923)
  交響詩「ゲッセマネ」(1925)
  交響詩「ユヴェントゥス」
アルド・チェッカート指揮
LPO
 イタリア・オペラ最高の解釈者、デ・サバタが亡くなった1967年の時点で、彼が作曲家でもあったということはすでにヨーロッパ人の記憶からさえ薄れていた。確かにデ・サバタが指揮者として、あまりにも比類なき存在だったことは、マリア・カラスと共演した「トスカ」などの歴史的な名盤を引き合いに出すまでもなく、疑う余地などない。しかし、今回リリースされるディスクを聴けば、後期ロマン派の系譜にデ・サバタも作曲家として名を連ねているのだ、という事実を認識することになるだろう。
 デ・サバタはジュゼッペ・ヴェルディ音楽院の作曲課程で学んでおり、1917年には24歳の若さでミラノ・スカラ座の委嘱になるオペラ作品「砂岩」を作曲、上演している(第二次大戦の爆撃でフル・スコアは焼失)。デ・サバタはまず作曲家としてミラノの聴衆に認識されたようだ。トスカニーニは「若き作曲家」デ・サバタを積極的に後押しし、1925年にはこのディスクにもおさめられている交響詩「ユヴェベントゥス」を自らの手で再演している。
 デ・サバタは1919年から指揮者としても活動を始めるが、キャリア初期はまだ「指揮もする作曲家」だったようだ。1930年になると、スカラ座での「トリスタン」上演でセンセーショナルな成功をおさめ、完全に指揮活動の方へ比重が移るが、それでも生涯作曲の筆を折ることはなかった。1931年に書いたバレエ音楽「千一夜物語」に、死の前年に当たる1966年、健康を害してすでに指揮者としては引退していたデ・サバタは自らの手で改訂を加えている。
 デ・サバタの管弦楽作品の特徴は、レスピーギ、R.シュトラウスなどと同じく、極限にまで拡大された編成が用いられていること。その筆致も、そのサウンドもゴージャズ極まりないもので、まさに後期ロマン派の音世界なのである。
 「プラトンの夜」はギリシャの哲学者で数学者でもあったプラトンの、祝宴の様子を描いた交響詩。「ゲッセマネ」とは新約聖書に登場するキリスト受難の地のことで、キリストの受難劇が交響詩として描かれる、ありそうでなかった作品。グレゴリオ聖歌から転用した主題が用いられており、それはデ・サバタの先達、レスピーギもよく用いた手法である。「ユヴェントゥス」という語は当然ながらセリエAのサッカー・チーム名ではなく、「青年」を表すラテン語(輸入元によればイタリア語)である。
 ハイペリオンはこの録音にLPOを起用したわけを以下のように説明している。「第二次大戦後すぐ、デ・サバタは敗戦国イタリアからロンドンに指揮者として招かれました。それは終戦後、旧同盟国から旧連合国に、一番初めに演奏家が招かれたケースだったのです。そのときデ・サバタを招聘したのが、ここで演奏しているロンドン・フィルハーモニック。デ・サバタとロンドン・フィルハーモニックのコンビはDeccaのためにベートーヴェンの「英雄」とシベリウスの「エン・サガ」を録音しました。これも歴史的な演奏の一つです。その後、このコンビはロイヤル・アルバート・ホールでベートーヴェンの交響曲サイクルを開催しました。今のロンドン・フィルハーモニックにそのときのメンバーは残っていないだろうけれども、デ・サバタゆかりのオーケストラのひとつが、何十年もの時を経てイタリアの指揮者を指揮台に迎え、作曲家としても傑出していたデ・サバタの、壮大な交響詩を復活させることができたのです。」
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.26
 アンリ・リトルフ(1818-1981):
  ピアノ協奏曲第3番変ホ長調 Op.45
  ピアノ協奏曲第5番ハ短調 Op.123
ピーター・ドノホー(P)
アンドリュー・リットン指揮
BBCスコットランドso.
 フランスでピアニスト兼作曲家として活躍したアンリ・リトルフの協奏曲第2番、第4番はすでにこのシリーズで、オーケストラ以外すべて同じ顔ぶれによりリリース済み(CDA-66889)。ピーター・ドノホーは1982年のチャイコフスキー・コンクール優勝者で、EMIなどへの録音も多いヴェテラン。ブゾーニのピアノ協奏曲を弾きこなすなどそのテクニックには定評がある。イヴォンヌ・ロリオに師事したドノホーのフランスものに対する評価は高い。
CDA-67213/4
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(2CD)
[CD-R]
価格帯:R
バッハ:オルガン作品集 Vol.9
 クラヴィーア練習曲集より/
 教理問答書コラール/27のコラール/他
クリストファー・
 ヘリック(Org)
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
バッハ:ノイマイスター・コラール集(全36曲) クリストファー・ヘリック(Org)
 18世紀にノイマイスターが編纂したバッハ「コラール・プレリュード集」が発見されたのは1985年。その中でバッハの初期作品と確定されたものを集めたアルバム。ヘリックによるバッハ「オルガン大全集」の一環。
ジョン・タヴナー(1944-):
 ザ・ワールド(弦楽四重奏とソプラノのための;1997)
 ディオディア(弦楽四重奏曲第3番)
 メニー・イヤーズ
  (チャールズ皇太子生誕50周年のために;
    ソプラノと弦楽四重奏のための;1998)
 アフマトーヴァの詩による歌曲集
  (ソプラノと弦楽四重奏のための)
パトリシア・ロザリオ(S)
ヴァンブラQ
 「ザ・ワールド」は優れた詩人であり学者でもあるキャスリーン・レインの90歳の誕生日を記念して、彼女の詩を基に作曲。初演は1999年、ウェスト・コーク室内音楽祭でパトリシア・ロザリオとヴァンブラQによって行われた。「メニー・イヤーズ」はタヴナーの友人でもあるチャールズ皇太子のために作曲された。ちなみにメニー・イヤーズという言葉は正統派(宗教上)の国々では挨拶として使われている。「ディオディア」はカリフォルニアの修道士であるセラフィム・ローズ神父の同タイトルの本にインスパイアされて作曲された、スケールの大きな作品。「アフマトーヴァの詩による歌曲集」は、もともとはタヴナーがもっとも気に入っているソプラノのパトリシア・ロザリオとチェリストのスティーヴン・イサーリスのために作曲されたが、ナッシュ・アンサンブルの委嘱により弦楽四重奏版に編曲された。
アルカン
 ピアノ独奏のための「シンフォニー」 Op.39 No.4-7/悲劇的な3つの小品 Op.15/
 アレルヤ Op.25/ピアノのためのパラフレーズ「貧しき者の亡骸に幸いあれ!」 Op.45/
 ピアノのためのパラフレーズ「バビロンの川のほとり」 Op.52
  マルク=アンドレ・アムラン(P)
 アルカンの「ピアノ独奏のためのシンフォニー」は、「短調の12のエチュード」(Op.39)と題された12曲からなる作品の第4曲から第7曲までにあたる。謎に満ちた作曲家アルカンは、作品にも謎のタイトルを命名することで知られている。まだロマン主義全盛の時代に、作曲家の総決算としての意味合いが強い「シンフォニー」形式を、練習曲集のなかに盛り込んでしまうという特に風変わりなこの作品、アムランは昨年、フーズム音楽祭など重要なコンサートがあるたびにこの作品を取り上げている。いわゆる「勝負曲」としていたようだ。
 アルカンはフランス音楽史上でもっとも謎の多い人物である。神童と形容された少年期、ショパンと交遊があった青年期、時々コンサートを開き、シューマンやリストからも恐れられたヴィルトォーゾぶりを発揮した時代まではまだともかく、徐々に内気で人間嫌いの傾向が表れてからは、20年も隠匿生活を送ったり、一切の公の職に就かなかったりで、その間の記録も残っていない。ユダヤ教の厳格な信者であり続けたアルカンは、地味で時代遅れな聖職者風の服を着て、訪れる人をおじけさせていたという。ときどき思い出したように出版されるピアノ作品は、どれも野心的で型破り。表題はどれも抽象的で、解釈の手助けにはならない。そして演奏者にまったく気を使わない書法(三重♯を平気で書き込むなど)を用い、指使いへの配慮も一切なしの作品ばかりだった。技巧、体力ともに最高の資質を持ったピアニストだけに挑戦の権利が与えられると言われている怪作揃いなのだ。
 アムランは、アルカンのグランド・ソナタ(CDA-66794)で世界中の賞を総なめにしたが、この「シンフォニー」はそのグランド・ソナタにも匹敵するアルカンの傑作。作曲者の生前には、1回きりしか公の場で演奏されることはなかったという。何人かのピアニストによってこの「シンフォニー」が録音されてはいるが、アムランの余人を寄せ付けない華麗なテクニックによって、出版以来140年、初めて作品の真の姿が明らかにされることだろう。
ジェームズ・マクミラン(1959-)ミサ、宗教作品集
  新しい歌/ミサ/キリストの勝利
  すべての者よ、主に向かいて喜べ(オルガン・ソロ)
  聖母マリア/子供の祈祷/変革
マーティン・ベイカー指揮
ウェストミンスター大聖堂cho.
アンドルー・レイド(Org)
 今、イギリスで最も注目されている若手作曲家の一人、マクミランはスコットランド民族主義者であり、時には政治的なメッセージを発する硬派。熱心なカトリック教徒でもある彼は1990年代から集中的に宗教作品を発表、ここにおさめられたミサもそうしたものの一つで、西暦2000年の、ミレニアムの祝典のために書かれたもの。このミサの作曲を委嘱したのは、ここでも歌っている英国の名門、ウェストミンスター大聖堂合唱団。この他、マクミランの近作の宗教作品が収められている。どれも強いメッセージ性を持つ音楽。
ゴルトマルク、ワルター:
 ヴァイオリンとピアノのための作品集

 ブルーノ・ワルター(1876-1962):
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
 カール・ゴルトマルク(1830-1915):
  ヴァイオリンとピアノのための組曲ニ長調 Op.11
フィリップ・グラファン(Vn)
パスカル・デヴォヨン(P)
 大指揮者ブルーノ・ワルターの作品は多くないので、これは注目に値するだろう。また、グラファンのヴァイオリンはかつて日本でブームになったローラ・ボベスコと同様、典型的なフランコ=ベルギー楽派の奏法で、世界の主流(ガラミアン門下あたり)とは音色も節回しも違う。
CDA-67221/4
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(4CD)
3CD価格
メットネル:ピアノ・ソナタ全集
 ソナタ ヘ短調Op.5/2つのお伽話Op.8/
 ソナタ三部作Op.11/ソナタ ト短調 Op.22/
 お伽話ソナタ ハ短調Op.25-2/
 ソナタ ホ短調Op.25-2「夜の風」/
 ソナタ=バラーダ 嬰へ長調Op.27/ソナタ イ短調Op.30/
 忘れられた調べ第1集Op.38(全8曲)/
 忘れられた調べ第2集Op.39(全5曲)/
 ソナタ 変ロ長調Op.53-1「ロマンティックなソナタ」/
 ソナタ ヘ短調Op.53-2「風のソナタ」/
 牧歌風のソナタ ト長調Op.56
マルク=
 アンドレ・アムラン(P)
 現代最高のテクニシャン、アムランが放った大作。今だその真価が認められているとは言い堅いメットネルのピアノ曲に新たな境地を切り開いた。 価格もお買い得で、ピアノ・ファンなら是非手元に置いておきたい。
サルヴェ・レジナ〜モンテヴェルディとヴェネツィアの同僚たちの教会音楽
  ジョヴァンニ・ロヴェッタ(1595頃-1668):サルヴェ・レジナ(1647)
 アレッサンドロ・グランディ(?-1630頃):アモ・クリストゥム(1629)/
                     アヴェ・マリス・ステラ(1629)
 ビアージョ・マリーニ(1587頃-1665):2つの弦楽器のためのソナタ(Op.8;1626 から)
 フランチェスコ・マリア・マリーニ(17世紀前半):優しきイエスよ(1637)
 ダリオ・カステッロ(17世紀前半):エクスルターテ・デオ(1626)
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):聖母の嘆き(1641)
 ジョヴァンニ・アントニオ・リガッティ(1615-1649):
  クム・インヴォカーレム(1646)/ヌンク・ディミティス(1646)
 ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1680):
  ソナタ ト長調「ラ・ぺッツォーリ」(Op.4;1656 から)/
  オー・ミランドゥム・ミステリウム(Op.17;1692 から)
 ヨハン・ローゼンミュラー(1619頃-1682):
  アシェンデンス・クリストゥス・イン・アルトゥム
 ロビン・ブレイズ(CT) ピーター・ホルマン指揮パーリー・オヴ・インストルメンツ
 録音:2000年6月27-29日、ロンドン、ハムステッド、セント・ジュード=オン=ザ=ヒル教会。
 バッハ・コレギウム・ジャパンにも招かれ日本でも人気が出てきたブレイズが「モンテヴェルディとその周辺」を歌う。モンテヴェルディによって本格的に教会音楽に導入されたモノディー楽曲を集めた好企画である。
C.P.E.バッハ(1714-1788):
  フルート協奏曲イ長調 H.438(Wq168)
  フルート協奏曲 ニ短調 H.425(Wq22)
  フルート協奏曲ト長調 H.445(Wq169)
レイチェル・ブラウン(Ft)
ロイ・グッドマン指揮
ブランデンブルク・コンソート
CDA-67227
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[CD-R]
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この島国で〜イギリス歌曲集
 パリー:アルミーダの庭/わたしの心は歌う小鳥のよう
 スタンフォード:サン・マルシェの貴婦人
 ウォーロック:歌曲集「リリーゲイ」
 ロジャー・クィルター:
  喜びに満ちた美しい家 Op.12 No.7/
  わたしの人生の喜び Op.12 No.2
 フィンジ:わたしたちの愛していたので
  わたしの人生の喜び/日の出のなかで横たわる
 イヴォール・ガーニー(1890-1937):眠り
 ハウエルズ:ダヴィデ王
 ヴォーン・ウィリアムズ:
  静かな午後/澄んだ大気の中のひばり/潅木とイバラ
 カレル・ドロフナトスキ:歌曲
 ブリテン:歌曲集「この島国で」 Op.11
リン・ドーソン(S)
マルコム・マルティヌ(P)
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
オルガン・ファイヤーワークス Vol.9
 パトリック・ゴーウェルズ:アン・オケイジョナル・トランペット・ヴォランタリー
 バルトーク/クリストファー・ヘリック編曲:6つのルーマニア民謡 Sz56
 バッハ/レーガー編曲:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
 スヴェレ・エフテスタル:ノルウェー民話「鐘の音」をもとにした7つの寓話的絵画
 ジャン・ラングレ:グレゴリオ聖歌による3つのパラフレーズ Op.5
 ウィリアム・ヴォルステンホルメ:ボヘメスク
 ノエル・ロースソーン:舞踏組曲〜ラインの踊り
 シャルル=マリー・ヴィドール:オルガン交響曲第5番〜トッカータ
  クリストファー・ヘリック(Org)
シューベルト:オペラ・アリア集
 歌劇「双子の兄弟」〜嵐、雷、稲妻になれ!/最愛の、母なる大地/
 歌劇「悪魔の悦楽城」〜私は湿原の国をどうすれば?/
 歌劇「アルフォンソとエストレッラ」〜ごきげんいかが、おお太陽よ/狩人の休息/
 歌劇「サラマンカの友人たち」〜男はとても幸せ、そしてとても自由/
 歌劇「グライヒェン伯爵」〜おお天国よ、わたしにほほえんでもらえるか?/
 城は私の祖先、家族の礎(*)/
 歌劇「アドラスト」〜もし伯爵自身が祈りを捧げるなら(*)/歌劇「人質」より(*)
  オリヴァー・ヴィドマー(Br) ヤン・シュルツ指揮ハンガリー国立po.
 (*)世界初録音。歌曲王シューベルトのオペラは、アバドが指揮した「フィエラブラス」など後期の作品がいくつか全曲録音されてはいるが、とても広く一般に認知されたとは言い難く、ヨーロッパでも上演の機会は決して多くない。シューベルトのオペラやジングシュピール(音楽芝居)は台本が凡庸なわりに筋が複雑、かつ舞台装置も半端でないくらい大規模なものを揃える必要がある作品ばかりで、なかなか公演に踏み切れないでいるオペラ・ハウスが多いらしい。シューベルトの歌曲全集を完結させたHYPERIONにふさわしい、こうしたこだわりの企画が今回実現したのは、シューベルトの膨大な作品群の中でもっとも手がつけられていないジャンルにも果敢に踏み込んでゆこうとするフロンティア・スピリッツに他ならない。歌曲同様、魅力的で美しいアリアの旋律は、このジャンルがシューベルトの作品の中で決して軽視できないものだということを、あらためて知らしめる。最晩年の作で、草稿のみに終わってしまった「グライヒェン伯爵」からのアリアなど、「冬の旅」や「白鳥の歌」にも通じる、哀愁に満ちた旋律が多くの人の胸を打つことだろう。
CDA-67230
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[CD-R]
価格帯:R
ナポリタン〜ペルゴレージ、デュランテ、レーオの音楽
 ペルゴレージ:コンチェルト 変ロ長調
 フランチェスコ・
  デュランテ(1684-1741):コンチェルト第2番 ト短調
 ペルゴレージ:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 レオナルド・レーオ(1694-1744):コンチェルト ニ長調
 デュランテ:コンチェルト第8番 イ長調「狂気」
 ペルゴレージ:
  シンフォニアヘ長調/コンチェルト第5番 イ長調
エリザベス・
 ウォルフィッシュ(Vn)
ニコラス・クレーマー指揮
ラグラン・
 バロック・プレイヤーズ
 18世紀ナポリの空気をいっぱいに詰め込んだ好企画。オペラ・ブッファ(喜歌劇)というジャンルを成立させるのに重要な役割を果たしたにもかかわらず、わずか26才で早世してしまったペルゴレージの霊感に満ちた作品は、有名な「奥様になった女中」や「スターバト・マーテル」ばかりではない。ここに収録された器楽作品もまたナポリの太陽の輝きを連想させるような明るさに満ちた傑作ばかりだ。ペルゴレージの師にあたるデュランテの作品や、スカルラッティの後継者としてナポリの宮廷礼拝堂楽長の任についていたレーオの作品は他に録音も少なく貴重。名手エリザベス・ウォルフィッシュのディスコグラフィーに、また新しく魅力的な一枚が加わった。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
リスト:ピアノ独奏曲全集 Vol.52
 ハンガリーのロマンツェ詩集S.241a(1853)(全18曲)、
 2つのハンガリー風行進曲S.693(c.l840?)
レスリー・ハワード(P)
 リストの未出版の手稿にハワードが手を加えたもの。世界初録音。
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):
 7つのソナタ Op.1 BuxWV.252-258
コンヴィヴィウム
[エリザベス・
  ウォルフィシュ(Vn)
 ポール・ニコルソン
 (Cemb)
 リチャード・
  タニクリフ(Vc)]
 デンマーク生まれのドイツ作曲家ブクステフーデは優れた声楽曲とオルガン曲を書いたことで知られており、ことオルガン曲に関してはバッハやヘンデルに多大な影響を与えた。多数の声楽曲、オルガン曲を書いたブクステフーデだが、生前に出版されたものはごくわずかで主要な出版物としてはここに収録されている「7つのソナタ」をはじめとするいくつかの室内楽曲集くらいである。「7つのソナタ」と題される作品は2つあり、ここに収録されている Op.1は1694年頃に作曲された。ヴァイオリン、ガンバ、チェンバロによるこのソナタの編成は北ドイツの室内楽曲の伝統に倣った編成で、当時トリオ・ソナタを多く創出していたイタリア作曲家たちがトリオのためのソナタに用いた編成(2つのヴァイオリンと通奏低音)とは異なる。
 当盤はコンヴィヴィウムのハイペリオン・レーベル第5作目。以前ロカテッリ・トリオとして活動していた時から彼らの評判は高く、現在のイギリスにおける重要なピリオド楽器アンサンブルの一つである。
ブラームス:
 ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.5/4つのバラード Op.10
スティーヴン・ハフ(P)
 打鍵のパワフルさにおいて他に比類のないハフだから、ソナタ第3番のような作品に本領を発揮するのは当然だとしても、このオーソドックスな選曲は近年のハフの自信をうかがわせるものだ。
17世紀のヴァイオリンの巨匠たち
 ビーバー(1644-1704):パッサカリア ト短調
 シュメルツァー(1620/23頃-1680):
  ソナタ第4番 ニ長調(ウォルフィッシュ編曲)
 ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフ(1656-1705):
  6つの無伴奏ヴァイオリン組曲 より
   [第1番/第2番/第4番/第5番/第6番]
 ニコラ・マッテイス(?-1695頃):
  音楽の墓(ウォルフィッシュ編曲)/
  アンダメント・マリンコニコ(ウォルフィッシュ編曲)/
  ファンタジア 変ロ長調/
  アルマンダ・ファシル(ウォルフィッシュ編曲)/
  スカラムチア(ウォルフィッシュ編曲)
エリザベス・
 ウォルフィッシュ(Vn)
 17世紀にチェコ、オーストリア、ドイツ、イギリスで活躍したコンポーザー=ヴァイオリニストたちの作品を集めたもの。ビーバーはボヘミアの作曲家で傑出したヴァイオリニスト。彼の作品は変則的調弦によるものと通常の調弦によるものがあるが、ここに収録されている「パッサカリア」は通常の調弦による作品。シュメルツァーはウィーンの宮廷礼拝堂の指揮者を務めたヴァイオリニスト。当時オーストリアでは天才ヴァイオリニストとして評されていた。ヴェストホフはドイツの作曲家、ヴァイオリニスト。ヴァイオリン奏法においては特に左手のテクニックに優れ、当時ドイツでは第1級のヴァイオリニストと称された。イギリス作曲家、ヴァイオリニストのマッテイスもまたヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとして活躍した人物。このCDに収録されているシュメルツァーとマッテイスの作品はオリジナル・スコアでは多数の楽器のための作品であるが、ここではウォルフィッシュがソロ・ヴァイオリン用に編曲した版で演奏されている(マッテイスの「ファンタジア」を除く)。
ウォルトン:「ファサード」(追加曲含む)
コンスタント・ランバート:劇付随音楽「サロメ」〜組曲
エリナー・ブロン、
リチャード・スティルゴー
 (ナレーター)
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ
 指揮ナッシュ・アンサンブル
ミヒャエル・プレトリウス(1571?-1621)編纂:「テルプシコーレ」(1612)の音楽
 フランシス・カルベル:パッサメッツォ=ガイヤルド=ガイヤルド/ブランル/単純なブランル
 ニコラス・ヴェレ:戦いの神マルス
 ミヒャエル・プレトリウス:スパニョレッタ/国王ルイ13世のバレット/村のブランル/
              クーラント「愛の光」/クーラント「グリムシュトック」/
              クーラント「パッキントンのパウンド」/料理人のバレット
 ジョン・バティスタ・ブザール:大公の舞踏会−幼い少女−村のブランル
 ジョン・ダウランド/ミヒャエル・プレトリウス編曲:
  クーラント「Mistris Winter's Jump」
 トマス・キャンピオン/ミヒャエル・プレトリウス編曲:
  クーラント「I care not for these ladies」
 ピーター・ホルマン指揮パーリー・オブ・インストゥルメンツ・
  ルネサンス・ヴァイオリン・バンド
 バロック初期に現れたドイツ音楽最大の理論家で作曲家だったミヒャエル・プレトリウスの器楽作品「テルプシコーレ」は、プレトリウスの時代の舞曲旋律を4声−6声へ器楽編曲したもので、全317曲からなる。曲集には自作の器楽作品に加え、フランスの宮廷ヴァイオリニスト、カルベルや、キャンピオンなど当時流行の作曲家の作品も収められている。
 ホルマンとパーリー・オブ・インストゥルメンツはウェストミンスター大聖堂合唱団と「クリスマス音楽集」(CDA-66200)をリリースしており、これが2枚目のプレトリウス作品集となる。今回はパイプやタブラー、バグパイプも加わり、生き生きとした演奏を繰り広げている。もともとテルプシコーレ(テレプシコラ)とはギリシャ神話の9人のムーサ(ミューズ)の一人で、合唱と舞踏をつかさどる神のこと。
セヴァーン川の牧草地〜アイヴァー・ガーニー(1890-1937):歌曲集
 古い様式の墓碑/あなたは私の空/すべての月夜/慰められる愚行/棺桶台のそば/セヴァーン川の牧草地/
 フランダースにて/そんな時間に/ハナッカーの水車/パンとさくらんぼ/聖なる夜/春の願い/9つの時計/
 ゆりかごの歌/歌曲集「5つのエリザベス朝の歌」〔オルフェウス/涙/緑の森の木の下で/眠り/春〕/
 エピタフ/広々とした野原/サリー・ガーデンを下って/天国の布/歌手たち/父と一緒に耕しに行く

  ポール・アグニュー(T) ジュリアス・ドレイク(P)
 イギリスの作曲家で詩人でもあったガーニーの歌曲集。第一次大戦時、兵役に招集され参戦したガーニーは1917年に毒ガス攻撃を受けたことによる神経症で入院、大戦後には作曲に没頭できた時期がわずかにあったが、やがて戦争のショックと作曲家として認められない焦りなどが重なって精神に異常をきたし、入院してそのまま亡くなることになる。しかしその晩年、フィンジ、ハウエルズ、ファーガソンなどの友人が一致して協力し、ガーニーの作品を出版。非常な人気を博した時期があったという。
CDA-67244
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[CD-R]
価格帯:R
フランスのチェロ音楽
 アルベリク・マニャール(1865-1914):
  チェロ・ソナタ イ長調 Op.20
 シャルル・ケクラン(1867-1950):
  ブルターニュの歌 Op.155 No.13-21
 シャルル・マリー・ヴィドール(1845-1937):
  チェロ・ソナタ イ長調 Op.80
マッツ・リンドストレーム(Vc)
ベンクト・フォシュベリ(P)
 フランスのチェロとピアノのための珍しい作品を収録。中でも注目すべきは初録音となるケクランの「ブルターニュの歌」。ブルターニュの民族舞曲をケクランが編曲したことはあまり知られておらずスコアも今まで見つかっていなかったが、今回ケクランの家族が所有するコレクションの中から手稿譜が見つかり録音に至った。
 マッツ・リンドストレームは以前、ロイヤル・フィルハーモニックo.チェリストとして活躍、現在は演奏、録音のほかロンドンのロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージックで教鞭もとっている。ベンクト・フォシュベリはスウェーデンを代表する歌手アンネ・ソフィ・フォン・オッターの伴奏者としても活躍した名ピアニスト。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ジョン・ラッター(1945-):クリスマスのための音楽
 Shepherd's Pipe Carol / Nativity Carol / There is a Flower / Sans Day Carol / What Sweeter Music /
 I wonder as I wander / Jesus Child / Wild Wood Carol / The very best time of year / Away in a Manger /
 Angel Tidings / Christmas Lullaby / Dormi Jesu / Love came down at Christmas / Star Carol / Mary's Lullaby /
 Carol of the Children / Silent Night / Angels' Carol / Candlelight Carol / Second Amen / Donkey Carol

  スティーヴン・レイトン指揮ポリフォニー(cho.)、シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
 ブリテンのアルバムでグラモフォン賞を獲得した名合唱団、ポリフォニーの通算3枚目となるラッター。
CDA-67246
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[CD-R]
価格帯:R
モーツァルト:
 ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための
  ディヴェルティメント 変ホ長調K.563/
 ヴァイオリンとヴィオラのためのニ重奏K.424
レオポルド弦楽三重奏団
[マリアンヌ・トルセン(Vn)
 スコット・
  ディッキンソン(Va)
 ケイト・グールド(Vc)]
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
バッハ・アルバム〜バッハ/ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ編曲:
 シンフォニア BWV.29 No.1より/「深き悩みの淵より、われ汝に向かいて呼ばわる」 BWV.686より/
 同 BWV.38 No.1より/BWV.687/BWV.38 No.6より/BWV.715a/14のカノン BWV.1087/「わが魂は主をあがめ」 BWV.648より/
 「おお、イエス・キリスト、わが生命の光」 BWV.118/「われら悩みの極みにありて」 BWV.432/BWV.641より/
 われいまや汝の御座の前に進みい出」 BWV.668より/ 「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」(第1節)BWV.659より/
 同 BWV.36 No.8より/BWV.660より/BWV.62 No.6より/BWV.661より/「讃美と誉れと栄光」BWV.29 No.7より

  ヒズ・マジェスティーズ・コンソート・オヴ・ヴォイセス
  ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ
MCDA-67247
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2808(税抜\2600)
 解説:エドワード・ブラックマン/日本語訳&解説:木幡一誠(国内仕様盤のみ)。
 バッハ作品のバッハ自身による編曲は概ねよく知られ、資料も残っているが、ここでは、ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツによる編曲が取り上げられている。すでに本国イギリスのコンサートで大成功を収めた作品ばかりだ。
 アルバムの冒頭を飾る「シンフォニア」の原曲はカンカータ「われら汝に感謝す、神よ、われら感謝す」BWV.29のシンフォニアだが、この曲自体、バッハの「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ ホ長調」第1楽章の有名な旋律を、バッハ自らが編曲したものである。もちろん2曲目以降も素晴らしい作品が続く。特に注目すべきは、ゴルトベルク変奏曲のテーマをもとにした「14のカノン」。1974年、バッハ自身の使用していたゴルトベルク変奏曲の楽譜の未使用ページに書かれているのが発見されたものだ。そして美しいコラール「おお、イエス・キリスト、わが生命の光」が、ここでは、バッハ自身が弦楽、オーボエ、通奏低音用に編曲する以前の、原曲のままのスタイルで演奏される。
 今やロンドンの古楽界において、並ぶもののない金管アンサンブル、ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ芸術の頂点というべきバッハ演奏。これまでに聴いたことがない、このうえなく美しく、豊かで新鮮な音楽として楽しめることは、まさに貴重な体験と言えるだろう。
ルイ・モロー・ゴットシャルク(1829-1869):ピアノ作品集 Vol.5
 ため息(詩的なワルツ)/マルガリータ(華麗なる大ワルツ)/演奏会用練習曲「バタイーレ」/
 私にこたえて(キューバ風ダンス、カプリース・ブリランテ)/ソリチュード/9階のバラード/
 演奏会用大練習曲「トレモロ」/グランド・ポルカ「オルファ」/
 エル・ココヤ(グランド・カプリース、キューバのブラヴーラ)/
 ポルカ・デ・サロン/レーヨン・ダジュール(ポルカ・デ・サロン)/ジュネ・アンリの狩り(演奏会用小品)

  フィリップ・マーティン(P)
 このシリーズもついに5作目。1980年代までは、ゴットシャルクの作品がこんなに録音されるようになるとは思いもよらなかったものである。
グランヴィル・
 バントック(1868-1946):管弦楽作品集 Vol.5

  「雅歌」への前奏曲/
  「オマル・ハイヤーム」への前奏曲/
  「オマル・ハイヤーム」〜らくだのキャラバン隊/
  「2つのヘブライの海の詩」
    〜第1番「キャリスティオーナ」/
  「管弦楽のための2つの情景」〜第1番「行列」/
  破壊者サラバ
ヴァーノン・ハンドリー指揮
RPO
 ハンドリーとロイヤル・フィルによるバントック管弦楽作品集もこれでもう第5作目となる。指揮者としてキャリアをスタートさせたバントックは、シベリウスを最も早くからフィンランドの外で取り上げ、イギリスにおける北欧音楽ブームの火付け役のような役割を果たした。インドの文官勤務を目指す教育を受けたバントックは、東洋、北欧といった異国の文化に高い興味と関心を抱いていたのだ。これはバントック自身の作品タイトルを見てもよくわかる。今回収録された「オマル・ハイヤーム」とは11世紀ペルシャの天文学者兼数学者兼詩人のこと。そのハイヤームが多く書き記した四行詩をフィッツジェラルドが自由な形で英訳、それにバントックが曲をつけたもの。そしてこのCDのタイトルにもなっている焉u破壊者サラバ」はアラブ民族の古い伝承物語。悪魔オクバによって家族全員を殺され、復讐の戦いへと向かう男サラバだが、最後には慈悲の心を持って敵を許すという物語が交響詩として描かれる。「ティル」のようなはっきりとしたストーリーを持つプログラム・ミュージック。時節がら、物語の意味を考えさせられる作品である。
 シュトラウス、ワーグナー、チャイコフスキー、シベリウスといった作曲家の影響――後期ロマン派と異国情緒をスパイスに、管弦楽を主なフィールドとして生涯に多くの作品を生みだしたバントックもまた、エルガーやヴォーン・ウィリアムズとはまた違う意味でイギリス近代音楽史上における重要な人物だったことを、職人指揮者ハンドリーが見事に証明してくれている。
プーランク:室内楽作品全集
 六重奏曲/ヴァイオリン・ソナタ/
 2台のクラリネットのためのソナタ/
 ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ/
 チェロ・ソナタ/クラリネット・ソナタ/
 ギター独奏のためのサラバンド/
 ピッコロとピアノのためのヴィラネッラ/
 オーボエ・ソナタ/
 ホルンとピアノのためのエレジー/
 ピアノ/オーボエ/ファゴットのための三重奏曲/
 クラリネット・ソナタ/フルート・ソナタ
ナッシュ・アンサンブル
CDA-67257
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[CD-R]
価格帯:R
ルイ・デュレ(1888-1979):歌曲集
  エリック・サティへのオマージュ/バスク地方の歌 Op.23/
  動物の彫刻 Op.17a/ロマンティックな2つの歌 Op.20/
  ペトロンの3つの詩 Op.15/神政政治のエピグラム Op.13/
  オーランジェの墓碑路 Op.16/クルーゾーの印象 Op.11
フランソワ・ル・ルー(Br)
グレアム・ジョンソン(P)
 シェーンベルクの影響から出発し、フランス六人組に参画するも、まもなく脱会、独自の音楽を作り上げたルイ・デュレの珍しい歌曲集。セヴラック(CDA-66983)、サン=サーンス(CDA-66856)の歌曲集でもみごとな演奏を聴かせてくれたル・ルーとジョンソンのコンビによるフランス歌曲集第3弾。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
レイナルド・アーン(1875-1947):ピアノ五重奏曲
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):ピアノ五重奏曲 Op.42
スティーヴン・クームズ(P)
チリンギリアンQ
 104曲にも及ぶ歌曲が有名なアーンだが、室内楽にもいいものがあることを教えてくれるディスク。旋律の美しさは歌曲の世界そのまま。ヴィエルヌはオルガニストらしく、構成的な作風。
ジョン・ラッター(1945-):宗教音楽集
 グローリア/おお愛する神よ、降りて来たもう(*)/
 主よ、われをあなたの平和の道具となされよ/
 何事にも時期がある(*)/
 わたしはわたしを最も愛する(*)/主をたたえよ/
 われは眼差しを上げ/選ばれた花婿/クレアの祝祷(*)/
 主はわが光にしてわが救済者/
 世界に向かって旅立つ/汝の完璧なる愛/テ・デウム
スティーヴン・レイトン指揮
ポリフォニー(cho.)
シティ・オブ・ロンドン・
 シンフォニア
ウォーレス・コレクション
 世界初録音(*)。すでに20世紀の名作宗教作品として評価を確立した感のあるジョン・ラッターの「グローリア」。
アイアランド:
 宗教的歌曲と世俗的歌曲(全32曲)/
 放浪者の歌(全37曲)
リサ・ミルン(S)
ジョン・マーク・エインズリー(T)
クリストファー・モルトマン(Br)
グレアム・ジョンソン(P)
 スタンフォードに師事したイギリスの作曲家アイアランドの歌曲集。
CDA-67263
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[CD-R]
価格帯:R
バッハ作とされていたオルガン曲集
 小前奏曲とフーガ 第1番ハ長調 BWV553 /身を飾れ、おお愛する魂よ BWV759 /
 小前奏曲とフーガ 第2番ニ短調 BWV554 /イエスよ、わが魂を BWV752 /
 暁の星のいと麗しきかな BWV763 /おお主なる神、汝の天与の言葉は BWV757 /
 小前奏曲とフーガ 第3番ホ短調 BWV555 /ああ神にして主なる者よ BWV692 /
 ああ神にして主なる者よ BWV693 /小前奏曲とフーガ 第4番 ヘ長調 BWV556 /
 天にましますわれらの父よ BWV760 /天にましますわれらの父よ BWV761 /
 小前奏曲とフーガ 第5番 ト長調 BWV557 /深き淵よりわれは呼ぶ BWV745 /
 キリストはよみがえりたまえり BWV746 /小前奏曲とフーガ 第6番ト短調 BWV558 /
 わが愛する神に BWV744 /神なる父よ、われらのもとに住みたまえ BWV748 /
 フーガ ト長調 BWV581 /小前奏曲とフーガ 第7番イ短調 BWV559 /
 いまやすべての森は憩い BWV756 /主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ BWV749 /
 主イエス・キリストよ、わが生命の光りよ BWV750 /甘き喜びのうちに BWV751 /
 小前奏曲とフーガ 第8番変ロ長調 BWV560 /いと高きところでは神にのみ栄光あれ BWV771
  クリストファー・ヘリック(Org)
 録音:1999年4月13日-15日、スイス、カイステン、聖ミカエル教区教会。使用楽器:メツラー製。ヘリックによるバッハ:オルガン作品シリーズの最終巻。いわゆる「偽作」集。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
CDA-67266
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[CD-R]
価格帯:R
古典派トランペット協奏曲集
 ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調
 ミヒャエル・ハイドン:トランペット協奏曲 ハ長調
 レオポルド・モーツァルト:トランペット協奏曲 ニ長調
 ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル(1727-1789):
  トランペット協奏曲第1番 変ホ長調
 フンメル:トランペット協奏曲 ホ長調
クリスピアン・
 スティール・パーキンス(Tp)
ロバート・キング指揮
キングズ・コンソート
 スティール・パーキンスの名前は知らなくても、ピリオド楽器によるアンサンブルに頻繁に登場する人物なので知らぬ間にその音を耳にした人は多いはず。今やロンドンを代表するフリーランスの名トランペッターだが、独奏録音は決して多くなかったので、やきもきしていたファンは多い。トランペット協奏曲としてもっとも一般的によく知られる作品を網羅したこの録音は、これから長くスタンダードとなることだろう。
 日本からスティール・パーキンスに師事する学生も多い。彼らが異口同音に、スティール・パーキンスのテクニックの素晴らしさをたたえるのに加え、その高邁な音楽性にも感嘆の声を口にするのはなぜか、このCDでとくとご確認あれ。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
スティーヴン・ハフのイングリッシュ・アルバム
 アラン・ロースソーン:バガテル
 スティーヴン・レイノルズ:
  ディーリアスの思い出に捧げる2つの詩
 スティーヴン・ハフ:エニグマ(謎)のワルツ第1番/
             エニグマ(謎)のワルツ第2番
 エドワード・エルガー:スミルナにて
 スティーヴン・レイノルズ:
  フォーレの思い出に捧げる2つの詩
 グランヴィル・バントック
  (スティーヴン・ハフ編):封印された歌
 ヨーク・ボーウェン:
  愛の夢 Op.20-2/シリアスな踊り Op.51-2/
  ポルデンへの道 Op.76
 フランク・ブリッジ:しずくの妖精/気楽な心
 ケネス・レイトン:
  6つの練習曲(練習用変奏曲)より(5曲)
スティーヴン・ハフ(P)
 今やイギリスを代表するピアニストに成長したハフ。そのイギリス近代音楽プログラム。「スティーヴン・ハフのニュー・ピアノ・アルバム」(CDA-67043)が好評を博し、その続編として企画された。ハフ自作の「エニグマ・ワルツ」のあとにエルガーをもってくるあたり、気がきいている。
さあ行こう、慎重に〜トマス・キャンピオン歌曲集
 トマス・キャンピオン(1567-1620):
  ある夏の日に/こういうご婦人は嫌い/
  かわいいイザベラ/汝の苦しみは長く続き/
  火よ!火よ!火よ!火よ!/非の打ちどころのないご婦人/
  今やフローラは憩いの場を離れ/コンフェス氏のコラント/
  さあ行こう、慎重に/ロード・ヘイの仮面/
  夜の暗いとばりが下りて/幻想/すべてが見た塀/
  そしてあなたは分かれて/休まれ私の心、そして死/
  彼女に求婚し、彼女を手に入れよ/むしろ私は結婚したい/
  美しい人よ、あなたがほしい/
  第2のロードの仮面劇の踊り/生意気な態度を恨む/
  あなたの音楽はあなたの心に戻り/
  明かりを作った人/暴風雨に打たれる帆
ロビン・ブレイズ(C−T)
エリザベス・ケニー(Lute)
ディヴィッド・ミラー(Lute)
ジョアンナ・レヴァイン(Gamb)
マーク・レヴィ(Gamb)
 ダウランドと並び称された歌曲作曲家キャンピオンの作品は以外にまとまったものがないだけに貴重。今この手の歌曲を歌わせたらロビン・プレイズの右に出るものはいないだろう。
“冥王星”付き「惑星」
 ホルスト:組曲「惑星」(*)
  ヴィオラと小オーケストラのための抒情的断章(+)
 コリン・マシューズ(1946-):冥王星−再生をもたらす神
ティモシー・ポーリー(Va;+)
マーク・エルダー指揮
ハレo.
ハレo.女声cho.(+)
SACDA-67270
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 2000年5月11日、ハレ管弦楽団が本拠を置くマンチェスター・ブリッジウォーター・ホールは、歓喜と興奮に包まれた。音楽監督ケント・ナガノの指揮でホルストの組曲「惑星」に加えられた新たな楽章「冥王星」が、初演されたのだ。ホルストが「惑星」作曲当時まだ天文学上発見されていなかった「冥王星」を、今回新たに作曲して書き加えたのは、1946年生まれで現代イギリスの気鋭の作曲家として人気が高いコリン・マシューズ。マシューズとホルストはこれまでにも接点があり、ホルストの歌曲集「夢の都市」H.174の編曲をマシューズが手がけているし、さらに2曲ある吹奏楽のための組曲の校訂を行ってもいる。マシューズはもともとオールドバラ音楽祭などを通じてホルストの愛娘イモジェン女史とも交流があり、ホルスト協会の理事も務めている。
 新たに書き加えられた「冥王星」は、「海王星」の最後の女性コーラスを引き継ぐように始まり、やがて「火星」をさらに荒涼とさせたような、まるで宇宙の果てを思わせるような音楽になる。ホルストの「惑星」自体、決して単なるスペクタキュラーな効果を狙っただけの外面的なものでなく、サンスクリットなどの東洋思想、神秘主義、民謡復興運動、占星術など多くの思想や要素が混ざり合わさって生まれた作品だということが、徐々に語られるようになってきている。マシューズの今回の試みでは作曲当時のホルストの思想、作曲スタイルなどがあらためて議論となるだろう(ホルスト自身はスコアにいかなる変更が加えられることも許さない、という遺言を残したことも含めて)。さらには、「惑星」以外はまだ市民権を得たとは言い難いホルストの、作曲家としての全体像が見直されるきっかけとなるかもしれない。この録音には、多くの問題提起が込められているのだ。
 ここで指揮をしているマーク・エルダーは、2000/2001年のシーズンからケント・ナガノの後を受け継ぎ、このオーケストラのシェフに就任した。1981年、バイロイトでの「マイスタージンガー」を振って注目され、以後は長くイングリッシュ・ナショナル・オペラなどで活躍したヴェテラン指揮者。アムランと組んだブゾーニのピアノ協奏曲など、音盤上での活躍も近年充実しつつある。バルビローリ、ロッホランなど英国の名匠によって育まれたこのオーケストラに新たな伝統を築きあげるものと期待されている。
シューベルト:
 ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調D.898/
 夜想曲 変ホ長調D.897/
 ピアノ三重奏曲断章 変ロ長調D.28
フロレスタン・トリオ
 フロレスタン・トリオはスタープレイヤーが集まる「お遊び型」ピアノ三重奏とは異なる志の高いアンサンブル。 今回のシューベルトはブラームス、シューマンと続いたドイツ・ロマン派シリーズの最新作。第二弾も2002年リリース予定。
英国の詩、露西亜のロマンス
 アントン・アレンスキー:
  リコレクション
   〜ナウ・ザ・ラスト・デイ・オブ・メニー・デイズ/
  私たちは松林を放浪する/アルバムにて/他
 リムスキー=コルサコフ:眠らない太陽/ズレイカの歌/他
 グリンカ:イネジラ/私はここに/他
 バラキレフ:ヘブライのメロディ
 ムソルグスキー:「皇帝サウル」〜戦いの前のサウルの歌
 セルゲイ・タネーエフ(1856-1915):
  小鳥/私が考える始まりと終わり/他
 ラフマニノフ:小鳥
 ボリス・リャトシンスキー(1895-1968):時が長く過ぎて
 ショスタコーヴィチ:王の作戦/ソネット
 カバレフスキー:
  ソネット第27番/ソネット第153番/ソネット第8番
ヴァシーリー・
 サヴェンコ(B−Br)
アレクサンダー・ブロック(P)
カレイドスコープ(万華鏡)〜マルク=アンドレ・アムラン
 エドナ・ベンツ・ウッズ:幻想的ワルツ / セルゲイ・ラフマニノフ:V.R.のポルカ
 ヨーゼフ・ホフマン:夜想曲/カレイドスコープ(万華鏡)
 マルク=アンドレ・アムラン:練習曲第3番(パガニーニ/リスト「ラ・カンパネラ」に基づく)
 フェリクス・ブルーメンフェルド:左手独奏のための練習曲
 ヤコブ・ギンペル:「海兵隊賛歌」による演奏会用パラフレーズ
 マルク=アンドレ・アムラン:短調による練習曲第6番(ドメニコ・スカルラッティを讃えて)
 ジュール・マスネ:狂ったワルツ / モリツ・モシュコフスキ:練習曲変イ短調
 フランシス・プーランク:間奏曲変イ長調 / レオポルド・ゴドフスキー:古きウィーン
 アレクサンドル・ミハウウォスキ:ショパンの「即興曲第1番」変イ長調に基づく練習曲
 アーサー・ルリエ:ジーグ / エミール・ブランシェ:古い後宮の庭で
 アルフレート・カゼッラ:2つのコントラスト〔グラツィオーソ(ショパンを讃えて)/反グラツィオーソ〕
 ジョン・ヴァリアー:トッカティーナ
 アレクサンドル・グラズノフ:小アダージョ(バレエ「四季」から)
 ニコライ・カプースチン:トッカティーナ
  マルク=アンドレ・アムラン(P)
MCDA-67275
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\2808(税抜\2600)
国内仕様盤
 原盤:HYPERION。録音:2001年2月2日-4日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。解説:ジェレミー・ニコラス(国内仕様盤のみ、高久暁 訳)。
 このディスクはアムランならではのアンコール・ピースで、彼にしか弾けないような難易度の高い作品が含まれている。たとえばアムラン自作の練習曲第3番は、パガニーニ/リストの「ラ・カンパネラ」を複雑にしたもの。リストの原曲より難易度もはるかに高い。演奏時間は3−4分だが、有名な旋律だけに初めてこの編曲を聴いたらびっくりするだろう。ギンペルは、ケンペとEMIに録音したブラームスのピアノ協奏曲第1番がファンには知られているが、この「海兵隊賛歌」はホロヴィッツ版「星条旗よ永遠なれ」の伝統を踏襲したかのような派手なパフォーマンスが聴きもの。録音では実直な演奏が多いギンペルだが、晩年はアメリカで過ごしたようなので、このような曲も書いたのだろうか。マスネの「狂ったワルツ」は昨年、一昨年のアムラン来日公演でのアンコール曲目。それこそ「狂ったように」難しい曲。ゴドフスキーばりのショパン作品編曲にも注目。最後のカプースチンの作品はロック・リズムを大胆に導入した小トッカータ。カプースチンの自作自演CDがすでにリリースされているが、アムランは作曲者本人と親交がある数少ないピアニストの一人でもある。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.29
 イグナツ・モシェレス:
  ピアノ協奏曲第2番 変ホ長調 Op.56/
  ピアノ協奏曲第3番 ト短調 Op.58/
  スコットランドを見越して Op.75
ハワード・シェリー(P)
タスマニアso.
 モシェレスはベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」のロンドン初演の指揮者であり、またシンドラーの「ベートーヴェンの生涯」英語版の翻訳・編集者でもあった。また、若い頃には「フィデリオ」全曲をピアノ用に編曲したこともあったという。ショパンのような華麗な技巧に背を向け、あくまで古典的な形式に固執したモシェレス。8曲あるピアノ協奏曲は、モシェレスの作品の中核をなすもので、第7番が「悲愴」、第8番が「田園」と名付けられていることからも、いかにベートーヴェンからの影響が大きかったかがわかろうというもの。ここにおさめられた作品の中でも、特に協奏曲第3番はモシェレスの代表作とされる。  このCDは、オーストラリアのそばのタスマニア諸島に根を下ろして活動するタスマニアso.のHYPERIONへのデビュー作。すでにCHANDOSレーベルで、ライネッケの交響曲を指揮していたハワード・シェリーがここでは弾き振りを披露している。
ヘンデル:フルート・ソナタ全集
  フルート・ソナタ ロ短調 HWV.376 (ハレ・ソナタ第3番)
  フルート・ソナタ ホ短調 HWV.375 (ハレ・ソナタ第2番)
  フルート・ソナタ イ短調 HWV.374 (ハレ・ソナタ第1番)
  ソナタ ホ短調 Op.1 No.1a HWV.379
  ソナタ ト長調 Op.1 No.5 HWV.363b
  ソナタ ホ短調 Op.1 No.1b HWV.359b
  ソナタ ロ短調 Op.1 No.9 HWV.367b
  ソナタ ニ長調 HWV.378
リザ・ベズノシュク(Fl)
リチャード・タニクリフ(Vc)
ポール・ニコルソン(Cemb)
 1980年代から90年代半ばまでの録音の再編集盤。とはいえイギリス古楽界の重鎮、ベズノシュクの演奏だから、 決してあなどれない。ノリントン、ガーディナーのタクトの下で聞こえるフルートはすべて彼女だった、という時代があったことはフルートに興味のある方ならご存じのことだろう。 ブリュッヘンと18世紀o.による、室内楽編成を採用したことで話題になったバッハ:管弦楽組曲(PHILIPS)でフルートを吹いていたのもベズノシュクである。
CDA-67280
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[2CD-R]
3枚価格
アーサー・サリヴァン(1842-1900):カンタータ「黄金伝説」
 ジャニス・ワトソン(S) ジーン・リグビー(Ms) マーク・ワイルド(T)
 ジェフリー・ブラック(Br) ローランド・コープ指揮ニュー・ロンドンo.、ロンドンcho.
 「ギルヴァート&サリヴァン」の喜歌劇コンビで知られるサー・アーサー・サリヴァンの、これはシリアスなカンタータ。サリヴァンは喜歌劇の作曲家としての名声はたいへんなものだったが、シリアスな作品が生前に成功した例はほとんどない。しかし近年この作品は、ヘンデルの「メサイア」にも匹敵する、といわれるほど再評価の機運が高まっているという。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ヘンデル:合唱曲「快活の人、沈思の人、温和の人」 スーザン・グリットン(S)
ロバート・キング指揮
キングス・コンソート&cho.
CDA-67286
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(2CD)
1CD価格
国王ジョージ2世の戴冠式
 ウェストミンスター寺院の鐘の音  <準備>
  トランペット・ファンファーレ/太鼓の行進/ヴィヴァントトランペット・ファンファーレ
  ウィリアム・チャイルド(1606-1697):おお主よ、偉大なる王が長くあらんことを
 <行列>
  ヘンデル:器楽合奏による堂々とした行列
 <入場>
  ヘンリー・パーセル(1659-1695):アンセム「彼らの言いたる時、われ喜ぶ」 Z.19
 <承認>
  ゴッド・セイヴ・ザ・キング・ジョージ/トランペット・ファンファーレ
  ヘンデル:戴冠式アンセム「汝の御手は強くあれ」HWV.259
 <連祷>
  トマス・タリス(1505頃-1585):おお神よ、天国の父よ
 <聖別>
  ジョン・ファーマー(1591-1601頃活動):来たれ聖霊よ
  ヘンデル:戴冠式アンセム「祭司ザドク」 HWV.258
 <叙任>
  トランペット・ファンファーレ
  ジョン・ブロウ(1649-1708):アンセム「神よ、私たちが盾とする人を御覧になり」
 <即位>
  トランペット・ファンファーレ/ゴッド・セイヴ・ザ・キング
  ヘンデル:戴冠式アンセム「主よ、王はあなたの力によって喜び」 HWV.260
 <テ・デウム>
  オーランド・ギボンズ:テ・デウム(第2サーヴィスより)
 <インスロニセーション>
  トランペット・ファンファーレ
 <忠誠の誓い>
  ジョン・ブロウ:アンセム「神は幻によって語る」
  太鼓/トランペット・ファンファーレ/ゴッド・セイヴ・ザ・キング・ジョージ
 <女王の戴冠>
  ヘンデル:戴冠式アンセム「わが心はうるわしい言葉にあふれ」 HWV.261
 <退場>
  トランペット・ファンファーレ
  ヘンデル:行進曲
  トランペット・ファンファーレ/太鼓の行進/ロンドンの鐘の音

 ロバート・キング指揮キングズ・コンソート、キングズ・コンソートcho.
 イギリス史上の歴史の一コマ――1727年、ジョージ2世の戴冠式における、「戴冠式アンセム」初演の模様をリアルに再現!  これは要するにヘンデルの名作「戴冠式アンセム」(全4曲)のディスクだ。しかしそれだけではつまらないということで、 1727年、このアンセムが作曲されるきっかけとなったイギリス国王ジョージ2世の戴冠式の「式次第」すべてを音で再現してしまおう、というものである。HYPERION らしい超こだわりの企画である。 この頃のヘンデルはロンドンに居を構えすでに14年が経過していた。「リナルド」から始まり「ラダミスト」、「オットーネ」、「ジュリアス・シーザー」、「タメルラーノ」、 「ロデリンダ」など、ヒット作を次々と連発し、オペラ作曲家として不動の地位を築き上げていたヘンデルは、ちょうどこの戴冠式があった年にイングランドへの帰化を果たしている。 帰化後ただちに王室礼拝堂付作曲家、および宮廷作曲家となったヘンデルにとって、その4ヶ月後のジョージ2世の戴冠式は初の大仕事だった。 オペラ作家として国民的な人気を得ていたヘンデルの新作!それも国家的行事である、新国王戴冠式用のアンセム! 一般聴衆のヴォルテージが上がったのも当然である。 戴冠式に先立ち行われた公開リハーサルは、混乱を恐れて日程を公表しなかったらしい。にもかかわらず、口づてのウワサだけでとんでもないくらい多くの群衆が押しかけ、 ウェストミンスター寺院始まっていらいの人出を記録したという。演奏者そのものも相当な数であったらしい。ヘンデルの伝記にもこの公開リハーサルの記述がある。 「合唱は40人、オーケストラはヴァイオリン、トランペット、オーボエ、ティンパニとそれに見合った低音とでおよそ160人。さらに、祭壇の後方にはオルガンが一台据えられている。」 (東京書籍「ヘンデル」/クリストファー・ホグウッド著・三澤寿喜訳)。 しかしながら、直前に戴冠式の式次第が変更されたことによる混乱などから、本番の演奏そのものはあまりうまくいかなかったらしい。それでもヘンデルのアンセムの1曲「祭司ザドク」は、 冒頭の霊感豊かなクレッシェンドと、トランペットを伴う、息をのむような7声の合唱の登場により、多くの人の心をつかんだという。そしてこれ以降、戴冠式の際に必ず演奏される曲として定着した。
 この18世紀の一大ページェントを音で再現するためにHYPERION はこれ以上ないほど思い切りこだわった。たとえば、冒頭の18世紀ウェストミンスター寺院の鐘の音を再現するため、 1727年当時の記録にある鐘と同じ種類の鐘を持つ教会を探索し、当時の響きにもっとも近い音を収録したという。たった50秒の鐘の音にそこまでこだわる――まるでカルショーの「ニーベルンクの指環」 効果音収録のための数々の逸話を思わせるようなエピソードである。
 そして、このディスクは通常盤だけでなく、1ビットによる2チャンネル&5.1チャンネルのサラウンド音響を持ったハイブリッドスーパーオーディオCDとしても発売される。 イギリス音楽史上空前の一大ページェントが、300年の時を経て、サラウンド音響でよみがえる。テクノロジーの変革期には、こだわりの企画があっていい。
CDA-67287
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[CD-R]
価格帯:R
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):
 弦楽五重奏曲 ホ長調G.275/弦楽五重奏曲 ヘ短調G.348/
 弦楽五重奏曲 ト長調G.351
リチャード・
 レスター(Vc)
ヴァンブラ・
 クヮルテット
 ハイドンやモーツァルトと同時代人でありながら、その生涯については謎の部分も多いボッケリーニだが、優れたチェリストでもあったことは間違いなく、チェロのために残した作品も多い。そしてこの弦楽五重奏は第1チェロの技巧的難易度が非常に高いことでも知られている。
 チェロ二重奏や、チェロとコントラバスの二重奏形式で書かれたチェロ・ソナタ集(CDA-66719)でも流麗な演奏を聴かせたリチャード・レスターとヴァンブラ・クヮルテットの組み合わせによる新録音だけに、これは期待していいだろう。
 なお、弦楽五重奏曲G.275は有名な「ボッケリーニのメヌエット」が含まれた作品。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
モーツァルト:
 ファゴット協奏曲 変ロ長調K.191(K.186e)
ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):
 コンチェルティーノ 変ロ長調
カール・シュターミツ(1746-1801):
 ファゴット協奏曲 ヘ長調
カルロ・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826):
 ハンガリー風アンダンテとロンド/
 ファゴット協奏曲 ヘ長調
ローレンス・パーキンス(Fg)
ダグラス・ボイド指揮
マンチェスター・カメラータ
 ローレンス・パーキンスは、1974年からハレ管弦楽団の首席奏者をつとめるイギリスのヴェテラン・バスーン奏者。ここで演奏しているマンチェスター・カメラータの首席奏者も兼務している。ソロイストとして日本で来日公演をおこなった経験もあるようだ。カデンツァはすべて自作のものを使用。
わが父が教えたまいし歌〜トマス・アレン(Br)愛唱歌集
 エドワード・パーセル:通り過ぎて
 民謡(ィリス・テイト編):雲雀は揚がる
 アーサー・サリヴァン:私の切ない気持ち
 ウィルフリッド・サンダーソン:やがて
 ハイドン・ウッズ:愛しい薔薇の園
 民謡(ロジャー・クィルター編):私に乾杯
 ハイドン・ウッズ:とても小さな庭
 J.M.カペル:汝にのみ語る愛
 アリソン・トレヴァーズ:気分
 アーサー・A.ペン:スミリンのために
 アーサー・サリヴァン:失われた心
 スティーヴン・アダムス:聖なる街
 ジャック・ロブソン:チェビオット丘陵
 ポール・ドレッシャー:ウォバシュ川のはるかに
 ハイドン・ウッズ:茶色い小鳥は歌う
 フランク・ランバート:彼女は遙かな国に
 グレアム・ペール:ブレドンのサマータイム
 J.エアリー・ディックス:トランペット吹き
 ハイドン・ウッズ:鳥の聖なる愛
 フランク・ランバート:神の庭
 アイヴォール・ノヴェッロ:少年が帰ってくるまで
 オスカー・ラスバック:樹木
 フレデリック・オコーナー:古い家
 エリック・コーツ:夕まぐれの鳥の歌
 アラン・マレー:私はあなたの横についていく
トマス・アレン(Br)
マルコム・
 マルティノー(P)
 ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、コヴェント・ガーデン王立歌劇場など、 世界のオペラハウスを股にかけて活躍するイギリス出身のバリトン、サー・トマス・アレンのプライヴェートな思い出から選曲されたアルバム。アレンの父の思い出に捧げられている。アルバム・タイトルは「母が教えたまいし歌」(ドヴォルザーク)のもじりらしい。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.39
 フレデリック・ディーリアス(1862-1934):
  ピアノ協奏曲 ハ短調(1904年原典版)
 ジョン・アイアランド(1879-1962):
  伝説/ピアノ協奏曲 変ホ長調(1930)
ピアーズ・レーン(P)
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ
 指揮アルスターo.
 ディーリアスとアイルランドのピアノ協奏曲という、イギリス音楽ファンにとって目の離せないプログラミング。特にディーリアスの「ピアノ協奏曲」は現在1楽章形式で演奏されている1906年版ではなく、3楽章形式として作曲されたオリジナル・ヴァージョンとなる1904年原典版を収録というから要注目。アイアランドの「ピアノ協奏曲」もクリフォード・カーゾンやアルトゥール・ルービンシュタインが演奏したこともある注目作。
 これまでにもHyperionでエキサイティングな演奏を披露してきたピアーズ・レーンとロイド=ジョーンズ&アルスター管のパートーナーシップによる聴き応え十分の演奏。
アルフレード・シュニトケ(1934-1998):
 合唱協奏曲/自然の声/ミンネザンク
スティーヴン・
 レイトン指揮
ホルスト・シンガーズ
 シュニトケの合唱協奏曲は40分を超える大作で、1985年に発表された。いわゆる宗教曲ではなく、アルメニアの神秘主義者グリゴリー・ナレチカの「悲歌の書」の詩篇を歌詞に持つ無伴奏合唱曲で、中世・ルネサンス的な部分もあれば、不協和音が突き刺さるように響く部分もありながら、全体は一貫した雰囲気を保っている。ワーグナーのタンホイザーや、R.シュトラウスのグントラムに通じる官能性に、シュニトケならではの詩的な雰囲気を付け加えた作品で、日本でも合唱関係者を中心に人気が高いようだ。
 52声のための「ミンネザンク」はとんでもない難曲だといわれているが、2001年度のグラモフォン・アウォーズ受賞団体であるレイトンとホルスト・シンガーズの歌唱は徹底的に磨き抜かれている。
ジョージ・フレデリック・ヘンデル(1685-1759):
 「ヘラクレスの選択」(*)
モーリス・グリーン(1696-1755):
 われに耳を傾けたまえ、聖なる子らよ(#)
スーザン・
 グリットン(S;*)
アリス・クート(Ms;*)
ピーター・
 ハーヴェイ(B;#)
ロビン・ブレイズ(C−T)
チャールズ・
 ダニエルズ(T)
ロバート・キング指揮
キングズ・コンソート&cho.
 ロンドンで「メサイア」をはじめとするオラトリオや室内楽曲などを多数発表し、成功を収めていったヘンデルだった、偉大な作曲家としての地位を確立していくにつれて、いわゆるヘンデル支持派とヘンデル不支持派の間で次シーズン(1751年)の上演についての対立が高まるようになった。結果としてはヘンデル支持派たちが勝利し、ヘンデルの再編物が次シーズンで上演(「エステル」、「マカベウスのユダ」、「アレクサンダーの饗宴」など)されることになった。ヘンデルは、自分を支持してくれた人たちのために「アレクサンダーの饗宴」に新たな一幕を付け加えることを考え、そして作曲したのが「ヘラクレスの選択」である。この曲はもともとは付随音楽「アルチェステ」のために書かれた音楽であるが、結局使われなかった音楽に新たな歌詞をつけたもの。ギリシャ神話に登場する英雄ヘラクレスを題材に1750年の夏に作曲し、1751年のシーズンで上演された。
 モーリス・グリーンはイギリスの作曲家、オルガニスト。ヘンデルと同時期に活躍した作曲家でヘンデルとは親交もあったとされている。生涯にわたって声楽曲を中心に多数の作品を書いたグリーンの当時の名声は高く、1735年には国王付き楽団の楽長の地位を得、イギリス全土にその名を轟かせた。作風は優雅で気品に溢れたもので、その旋律の美しさはイギリスの教会音楽作曲家の中でも群を抜く存在であった。
 1960年生まれのロバート・キングは世界的に有名なケンブリッジのセント・ジョーンズ・カレッジ聖歌隊に入隊し活躍した後、ケンブリッジ大学でさらなる音楽の研鑚を積み、1980年にピリオド楽器のオーケストラ、キングズ・コンソートを設立した。創設以来、バロック音楽を主とした作品を次々と発売(Hyperionでの発売数はおよそ70タイトルにも及ぶ)、いずれも高い評価を得ている。
中世セント・アンドルースの聖歌
 「スコットランドの聖母ミサ」

  作曲者不詳:キリエ、グローリア、アレルヤ、
    アニュス・デイ、サンクトゥスなど全15曲
レッド・バード
 最近発見されたという中世スコットランド、セント・アンドルースで演奏されていた作曲者不詳の聖歌「スコットランドの聖母ミサ」をHyperionが録音を行った貴重なタイトル。
 レッド・バードは新たに発見された作品やパレストリーナ、バード、モンテヴェルディ、パーセルなどを主に取り上げている声楽グループ。アメリカ、フランス、スペインなど世界中で活動を行っておりこれまでにもHyperionからCDのリリースを行っている。
レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938):
 ピアノ・ソナタ ホ短調/
 パッサカリア(シューベルトの「未完成」冒頭主題
         による44の変奏曲、カデンツァとフーガ)
マルク=アンドレ・アムラン(P)
MCDA-67300
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2808(税抜\2600)
 アムランに刺激されたせいか、多くの技巧派ピアニストが取り上げる兆しが見え出してきたゴドフスキーの作品。ショパン・エチュードによる53の練習曲を始め、 シュトラウス・パラフレーズなど、編曲作品を中心に、かつてLP時代にはなかなか聴く機会のなかった作品が聴ける時代になった。編曲が大家ゴドフスキーにはオリジナル作品も多く、かつてアムランがカナダCレーベルに録音していた「ジャワ組曲」や、ハイフェッツが楽譜出版の際に序文を寄せた「ヴァイオリンとピアノのためのワルツ」など、その総数は46点に及ぶという。ここに収録された2曲はその中でも最大規模を誇る壮絶極まりない作品。ゴドフスキーが死して60年あまり、いまだに多くのコンサート・ピアニストたちを震え上がらせる驚異のピアニズムは、オリジナル作品にも、これでもかといわんばかりに詰め込まれている。ここにおさめられた2作品は、決してあの「ショパンのエチュードに基づく53の練習曲」にもひけをとらないだろう。
 しかし、ゴドフスキーがアメリカに渡る前の1911年に発売された「グランド・ソナタ」は規模こそ巨大だが、決して先進的な作品ではない。ハーモニー、リズム、構成、といった要素は20世紀初頭のソナタと比較してそう新味があるわけではないのだ。その意味ではプロコフィエフのソナタ第2番(1912年)、ラフマニノフの第2番(1913年)といった、ほぼ同時期にあらわれた作品と比べようもない。しかし、このソナタはそんな表面的なことをまるであざ笑うかのように威風堂々としているのもまた事実。特に長大な第1楽章と終楽章は「マンモス」と形容されるだけであって、それぞれ20分もかかる。全5楽章、トータルで1時間のソナタなんて、ほかに誰が書くだろうか。なにしろ、ピアノの楽譜で56ページ、1003小節である!もちろん長ければいいというものではない。音楽そのものも充実している。全くの独学でピアノを習得したゴドフスキーならではの自由な発想が目一杯詰まっているのだ。特に終楽章、バッハの名(B-A-C-H)をモティーフにした壮大なフーガからコーダまでは、ピアノ音楽史上類を見ない、雄大なスケールの音楽だ。
 アムランは「グランド・ソナタ」の異名を持つ二つの作品ーアルカンとゴドフスキーの同曲を、ついにこれで両方とも制覇することになる。
 「未完成」交響曲の冒頭、低弦で静かに奏されるあのメロディーをもとに、ゴドフスキーが創造した曲が「パッサカリア」。この作品は、シューベルト没後100年を記念して1927年に作られたものであり、これも16分もかかる大作である。複雑な技法を駆使したとてつもない編曲を盛んに発表したゴドフスキーらしい、「未完成」の主題による44の変奏、そしてカデンツァを経て、最後はフーガで壮大に締めくくられる。
アンジェラ・ヒューイット〜
 J.S.バッハ:
  平均律クラヴィーア曲集第1巻
アンジェラ・ヒューイット(P)
OCDA-67301/2
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(2CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\5759(税抜\5333)
アンジェラ・ヒューイット〜
 J.S.バッハ:
  平均律クラヴィーア曲集第2巻
アンジェラ・ヒューイット(P)
OCDA-67303/4
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(2CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\5759(税抜\5333)
 「現在彼女がモダン・ピアノでバッハを演奏することにかけて傑出したピアニストの一人であることを証明した」(Vol.1の批評)。旧国内品番:MCDA-67301/2MCDA-67303/4 は共に廃盤。
 #2008年の再録音盤は CDA-67741/4。
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 アンジェラ・ヒューイット(P)
 録音:1999年8月28日-9月1日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。使用ピアノ:スタインウェイ。
 ハイペリオンのバッハ・ピアノ・チクルスを一手に引きうけ、堅実に名演を残してきたヒューイット。その彼女が最も敬愛している「ゴルドベルク」。当盤より前はドイツでのレコーディングだったが、当盤では特別にロンドンにスタジオを移し、プロデューサーやピアノ技師も呼び寄せ、徹底した調整の元、彼女自身満足する録音ができたという。
J.S.バッハ
 イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971 /
 カプリッチョ 変ロ長調
  「最愛の兄の旅立ちにあたって」 BWV.992 /
 カプリッチョ ホ長調
  「ヨハン・クリストフ・バッハをたたえて」BWV.993 /
 4つのデュエットBWV.802-805 /
 フランス風序曲 ロ短調BWV831
アンジェラ・ヒューイット(P)
 録音:2000年10月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。2000年のバッハ・イヤーを機に、人気が爆発したヒューイット。当盤ではバッハが「クラヴィーア練習曲集」と題して出版したうち第2部と第3部に収められている作品から選曲されている。
J.S.バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲集 I
 チェンバロ(ピアノ)協奏曲
 〔第1番 ニ短調 BWV.1052/第7番 ト短調 BWV.1058〕/
 ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV.1050(*)/
 三重協奏曲 イ短調 BWV.1044(*)
アンジェラ・ヒューイット(P)
アリソン・ミッチェル(Fl;*)
リチャード・トネッティ(Vn;*)
 指揮オーストラリアco.
SACDA-67307
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
OCDA-67307
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2880(税抜\2667)
J.S.バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲集 II
 チェンバロ(ピアノ)協奏曲
 〔第4番 イ長調 BWV.1055/第3番 ニ長調 BWV.1054/
  第2番 ホ長調 BWV.1053/第5番 へ短調 BWV.1056/
  第6番 へ長調 BWV.1057(*)〕
アンジェラ・ヒューイット(P)
アリソン・ミッチェル、
エマ・ショル(Fl;*)
リチャード・トネッティ指揮
オーストラリアco.
SACDA-67308
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
OCDA-67308
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2880(税抜\2667)
 録音:2005年2月、シドニー音楽院フェアブリュッヘン・ホール、オーストラリア。使用ピアノ:ファツィオーリ。解説:アンジェラ・ヒューイット(日本語訳:SOREL;国内仕様盤のみ)。
 アンジェラ・ヒューイットによるJ.S.バッハ「独奏作品集」はピアノ小品集(CDA-67499)をもって完結となったが、今回、協奏曲集が一挙2枚のリリースとなった。
 共演のオーストラリア室内管弦楽団は多彩な演奏スタイルやプログラミング高い評価を受けている世界有数の小編成オーケストラ。芸術監督トネッティらがソリストとしてヒューイットと繰り広げる協奏曲でのパフォーマンスも楽しみなところ。また、ヒューイットは今回の録音の通奏低音の使用に関して独自の工夫を加えており、解説の中でも次のように述べている。
 「このレコーディングでは、多少珍しいことをやっている。独奏パッセージとトゥッティ・パッセージを明瞭に区別するために、伝統的な通奏低音の役割を果たす部分には、ハープシコードを用いているのである。(中略)賢明に使えば、ハープシコードは独奏パートをまったく邪魔することなく、オーケストラに適切な色彩を加えることができる。」アンジェラ・ヒューイット(訳:SOREL)
バッハ・アレンジメンツ
 バッハ/ヴィルヘルム・ケンプ編曲:
  シンフォニア ニ長調(カンタータ第29番「神よ、われら汝に感謝す」BWV29より)/
  シシリアーノ ト短調(フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV1031より)/
  いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV659(さまざまな手法による18のライプツィヒ・コラール集 より)/
  目覚めよと呼ぶ声あり BWV645(シューブラー・コラール集 より)/
  主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ BWV639(オルゲルビュヒライン より)
 メアリー・ハウ編曲:羊は安らかに草をはむ(世俗カンタータ「楽しき狩りこそわが喜び」BWV208 より)
 マイラ・ヘス編曲:主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ第147番「心と口と行いと命もて」BWV147 より)
 アンジェラ・ヒューイット編曲:
  われら悩みの極みにありて BWV641/古き年は過ぎ去り BWV614(共に オルゲルビュヒライン より)
 ロード・バーナーズ編曲:甘き喜びのうちに BWV729(27のコラール より)
 ウィリアム・ウォルトン編曲:わが心の切なる願い BWV727(27のコラール より)
 ジョン・アイアンド編曲:わが魂は主をあがめ BWV648(シューブラー・コラール より)
 ハーバート・ハウエルズ編曲:おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け BWV622(オルゲルビュヒライン より)
 ハリエット・コーエン編曲:汝の慈愛によりて、われを死なしめたまえ
  (カンタータ第22番「イエスは12使徒を引き寄せたまえり」BWV22 より)
 ハロルド・バウアー編曲:イエスの手に抱かれて魂は安らぐ
  (カンタータ第127番「まことの人にして神なる主イエス・キリスト」BWV127 より)
 オイゲン・ダルベール編曲:パッサカリア ハ短調 BWV582
 アンジェラ・ヒューイット編曲:人みな死すべきもの BWV643(オルゲルビュヒライン より)

  アンジェラ・ヒューイット(P)
 ケンプ、マイラ・ヘス、ウォルトン、ダルベール、そしてヒューイット自身の編曲作品から見えてくる、「ピアノによるバッハ」。
 音楽性とヴィルトゥオーゾ性によって、アンジェラ・ヒューイットは世界じゅうの聴衆の心を捉え続けている。1985年にトロントで開催された国際バッハ・ピアノ・コンクールに優勝して以来、ヒューイットは、「同世代では群を抜いたバッハ・ピアニスト」(ザ・サンデイ・タイムズ紙、ロンドン、1999年)、「今後長きにわたって、ピアノによるバッハ演奏を決定づけるピアニストにほかならない」(ステレオファイル誌、1998年)など、各方面で絶賛されている。日本でも最近のHYPERIONの録音に対する評価は高く、グールドを日本に初めて紹介した吉田秀和氏による絶賛批評(朝日新聞、レコード芸術)により、多大な注目を集めた。
 オタワの教会のオルガン奏者の娘として、音楽一家に生まれたヒューイットは、3歳でピアノの勉強を始め、9歳のときには、トロントの王立音楽院で最初のリサイタルを開いている。この音楽院では、彼女はアール・モスとマートル・ゲレーロに師事している。その後はオタワ大学でフランスのピアニスト、ジャン=ポール・セヴィリヤに師事し、18歳で音楽士の資格を得ている。
 ゴルドベルク(CDA-67306/国内盤 MCDA-67306)、イタリア協奏曲(CDA-67305/国内盤 MCDA-67305)により、アンジェラ・ヒューイットのバッハ弾きとしての実力は日本でも注目を集めているのはご承知の通りだが、このリリースはこれまでのヒューイットの盤歴からは完全に意表をついた「編曲作品集」。ピリオド奏者の活躍が目立つ昨今、「なぜ21世紀になってもピアノでバッハなのか?」というアンチテーゼに対する、ヒューイットなりの解答がここに表明されることとなるだろう。
 曲目リストを一見して気づくのが、バッハのピアノ編曲といえば定番になっている、ブゾーニ編曲版があえて採用されていないこと。「目覚めよと呼ぶ声あり」はブゾーニ版の編曲もあるが、ケンプ版の方がより重厚なのも、この編曲が採用された理由かもしれない。
J.S.バッハ:トッカータ集
 トッカータ ハ短調 BWV.911/
 トッカータ、アダージョとフーガ ト長調 BWV.916/
 トッカータ 嬰ヘ短調 BWV.910/トッカータ ホ短調 BWV.914/
 トッカータ ニ短調 BWV.913/トッカータ ト短調 BWV.915/
 トッカータ ニ長調 BWV.912
アンジェラ・ヒューイット(P)
MCDA-67310
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2808(税抜\2600)
 2002年5月12日に水戸芸術館でただ一度行われた日本公演は、御大 吉田秀和氏を始めとする多くのクリティーク、音楽ジャーナリスト、各地から駆けつけたファンで満員の盛況。その多くの聴衆が注目する中で、まず弾かれたのがバッハ。今後長く語り継がれるであろう感動的なリサイタルを聴けた人はわずか数百人だったわけだが、会場でのCD即売は水戸芸術館の開館以来、最高記録を塗り替えたという。
 これであと大きな独奏のための曲集といえば「イギリス組曲」を残すのみとなった。トッカータ7曲すべてがCD1枚に収まっているのもうれしい。
ヴォルフ:メーリケ歌曲集
 苦悩から癒えて希望に寄せる/子供と蜜蜂/夜明け前の楽しいひと時/狩人の歌/鼓手/時は春/捨てられた娘/めぐりあい/
 飽くことを知らぬ恋/散歩/エオルスの竪琴に/隠棲/春に/アグネス/旅先にて/妖精の歌/庭師/4月の黄色い蝶/真夜中に/
 クリスマス・ローズにI/同II/ため息/古い絵に寄せて/明け方に/眠る幼な児イエス/聖週間/新しい年に/祈り/
 眠りに寄せて/新しい愛/どこに慰めを求めよう/愛する人にペレグリーナ〔I/II〕/問いと答え/さようなら/郷愁/
 風に寄せる歌/思いみよ、おお心よ/狩人/乙女の初めての恋の歌/恋する男の歌/火の騎士/葦の根の精/ヴァイラの歌/
 ムンメル湖畔の精霊/こうのとりの使い/いましめに/ことづて/ある婚礼にのぞんで/打ち明け話/別れ

  ジョーン・ロジャーズ(S) シュテファン・ゲンツ(Br)
  ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 全集が完結したシューベルト、現在進行形のシューマンに続き、ヴォルフにまで及ぶHYPERION の歌曲プロジェクトは全盛期のEMI、DGにかわるものと言っても過言ではないであろう。 当盤の演奏者も、2001年新年にエリザベス女王からCBE勲章を授与されたジョーン・ロジャーズ、ベートーヴェンの歌曲集(CDA-67055)でグラモフォン賞を獲得したゲンツ&ヴィニョールスという注目の布陣。
ヴォーン・ウィリアムズ:室内楽作品集
  山脈の中の湖/イギリス民謡による6つの練習曲/
  幻想的五重奏曲/ヴァイオリン・ソナタ イ短調(1952)/
  弦楽四重奏曲第2番イ短調「ジーンの誕生日に寄せて」
ナッシュ・アンサンブル
 ヴォーン・ウィリアムズの作品は交響曲だけでなく様々なジャンルに注目が集まっているだけに、こうした企画はありたがたい。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.28
 シジスムンド・ストヨフスキ(1870-1946):
  ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調Op.3/
  ピアノ協奏曲第2番 変イ長調
   (序奏、スケルツォと変奏曲)
ジョナサン・
 プロウライト(P)
マーティン・
 ブラビンス指揮
BBC スコティッシュso.
 ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ最新刊は、ポーランドに生まれ、アメリカで没したストヨフスキのピアノ協奏曲。 ワーグナーのようなドイツ・ロマン派的な雰囲気が根底にあり、そこにサン=サーンスやフランクのテイストを加えた感じの作品であり、ソロ・ピアノ・パートは技巧的で華麗。
 これがHyperionではデビュー盤となるイギリスのピアニスト、ジョナサン・プロウライトは、1983年に王立アカデミー音楽院でゴールド・メダルを受賞、 以降ヨーロッパ・ピアノ・コンクールで優勝するなど着実にキャリアを積んでおり、 自らホームページも運営している(http://www.jonathanplowright.com/)。伴奏のブラビンスは、今のイギリス指揮界で成長注目株No.1との呼び声も高く、イギリスの若手同士のフレッシュな演奏は澄み渡る空のようにヌケきっている。
オヴ・レディース・アンド・ラヴ〜歌曲集
 ベートーヴェン:
  アデライーデ Op.46/憂いの歓び Op.83 No.1/
  アリエッタ「くちづけ」 Op.128
 シューベルト:
  慰め−エリーザへ D.97/ピアノを弾くラウラ D.388/
  シルヴィアに寄す D.891/泉のほとりの若者 D.300
 リスト:ペトラルカの3つのソネット
 ラヴェル:5つのギリシャ民謡
 フォーレ:
  ネル Op.18 No.1/別れ Op.21 No.3/
  シルヴィ Op.6 No.3/捨てられた花 Op.39 No.2/
  リディア Op.4 No.2
 R.シュトラウス:
  ツェツィーリエ Op.27 No.2/献呈 Op.10 No.1/
  ひそかなる誘い Op.27 No.3/何も知らない Op.10 No.2
ミヒャエル・シャーデ(T)
マルコム・
 マルティヌー(P)
 ウィーン国立歌劇場のモーツァルト上演で、今やなくてはならない存在となったミヒャエル・シャーデ初のソロ・アルバム。
CDA-67316
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[CD-R]
価格帯:R
くじゃくのパイ〜イギリスのピアノ小協奏曲集
 ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):
  ピアノと弦楽合奏のためのコンチェルティーノ
 アームストロング・ギブス(1889-1960):
  ピアノと弦楽合奏のためのコンチェルティーノ Op.103
 シリル・ルーサム(1875-1938):
  弦楽合奏とピアノのための小組曲
 ロビン・ミルフォード(1903-1959):
  ピアノと弦楽合奏のためのコンチェルティーノ ホ長調
 アームストロング・ギブス:
  くじゃくのパイ(弦楽合奏とピアノのための組曲)
 マデレーヌ・ドリング(1923-1977):
  ピアノと弦楽のための祝典的スケルツォ
マーティン・ロスコー(P)
ギルドホール・
 ストリングス
 イギリス伝統の「ライト・ミュージック」カテゴリーに属する作品。ピアノ協奏曲の体裁をとっているが、それほど規模の大きいものではない。エルガーやディーリアスを思わせる優しい旋律がこころよい。このアルバムの標題にもなっているギブスの「くじゃくのパイ」、もとはウォルター・デ・ラ・メアの詩集からとられた。日本語訳も瑞雲舎から1998年に出版されている。エドワード・アディゾーの挿絵がこの世のものとは思えないほど美しいので、興味のある方は是非ご一読を。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
オルガン・ドリームズ Vol.3
 エドウィン・ルメア:アンダンティーノ 変ニ長調 Op.83 No.2
 ケテルビー:修道院の庭で
 スヴェーレ・エフテストール:君の父親への舞曲
 オスカル・リンドベリ:Gammal Fabodsalm fran Dalarna
 カール・ニールセン:前奏曲第3番 ホ長調/第11番 ト長調/
  第15番 イ長調/第27番 嬰ヘ短調/第28番
 ギルマン:教会の2つの歌のための行進曲 Op.44 No.3
 ハウエルズ:ラプソディ 変ニ長調 Op.17 No.1
 パーシー・ホワイトロック:民謡(5つの短い小品より)
 ブラームス:11のコラール前奏曲 Op.122
クリストファー・ヘーリック
 (Org)
レオ・オーンスタイン(1892/3-2002):ピアノ作品集
 飛行機に乗って自殺/ア・ラ・シノワ(中国風に) Op.39/
 未開人の踊り Op.13 No.2/1917年の詩 Op.41/
 アラベスク Op.42/テムズ川の印象 Op.13 No.1/
 ピアノ・ソナタ第8番
マルク=アンドレ・アムラン(P)
MCDA-67320
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2808(税抜\2600)
 録音:2001年8月、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール。
 3世紀をまたがって生きたオーンスタインも偉大なコンポーザー=ピアニストの系譜につらなる一人。長寿だったこととか、「濃い」音楽というだけではオーンスタインの音楽の内容はまったく伝わらないだろう。レオ・オーンスタインは1892年または1893年にウクライナに生まれた。反ユダヤ政策のツァーリズムを逃れて1906年に家族とともにアメリカに逃れた際に、出生を記録した書類を紛失したため、生年月日ははっきりわかっていない。オーンスタインはピアノの天才児として早くから注目され、12歳のときにはヨーゼフ・ホルマンの推薦でサンクト・ペテルブルグ音楽院に入学するが、正式に入学を求められる年齢に達していなかったため、父親が年齢を詐称した。これもまた、彼の生年不詳の原因となった。音楽院では、後にホロヴィッツの師ともなったウラディーミル・プチャルスキーにピアノを師事し、グラズノフに作曲を学んでいる。
 オーンスタインの作風は独自のもので、ピアノを打楽器のように用い、野蛮なリズムと凶暴とも言えるほどのクラスターによって、原始のエネルギーに溢れている。まさに狂気がそのまま音になったような音楽だが、オーンスタイン自身はまったく狂ってなどいなかった。シェーベンルクとはまったく違う方法で無調を探求し、ストラヴィンスキーの「春の祭典」を知ることもなく原始的リズムを探求したオーンスタインは、20代で作曲家としての名声を築いた。ブゾーニも彼のことを認め、グレインジャーは彼をドビュッシー、ラヴェル、シュトラウス、シェーンベルク、ストラヴィンスキーと同列で論じている。
 ピアニストとしても大胆なプログラミング(アメリカでの初コンサートは、シェーンベルク、ストラヴィンスキー、ドビュッシー、ラヴェル、バルトーク、コダーイの作品だった)で名声を築き上げたオーンスタインだが、1922年にはコンサート活動を停止して教職活動に入り、1953年に引退している。しかし作曲活動はその後も続け、数多くのピアノ作品、オーケストラ作品、歌曲、室内楽作品を生み出している。リリカルなチェロ・ソナタ第1番は、ラフマニノフのチェロ・ソナタにも匹敵する名曲で、ピアノ四重奏曲は傑作と言われている。
 オーンスタインは2002年2月24日に亡くなった。年齢は109歳と推定される。老齢になっても彼の頭脳は明晰で、記憶も鮮明だった。最後のインタビューも、死の3週間前に行われている。 ここに収められたピアノ・ソナタ第8番は作曲者100歳のときの、最後のピアノ・ソナタだが、音楽のエネルギーはまったく衰えていない。
 オーンスタインは、作曲をしてもなかなか楽譜に書き留めることをせず、ときには記譜するまでに何年も間を置くことがあった。頭のなかでは細部まで音楽ができあがっており、それを自信を持って演奏することができたからだ。仕方なく妻が書き留めた曲も多いという。オーンスタインのピアノ作品を全集としてまとめたのは、息子のセヴェーロで、現在もピアノ曲以外の作品をまとめる作業を続けている。アムランが今回取り上げた作品は、狂気に満ちた超絶技巧曲が揃うオーンスタイン作品の中でも、譜面をみるだけでもぞっとするような、異常なまでに難易度の高い曲が取り上げられている。まさに「スーパー・ヴィルトゥオーゾ」アムランの名に恥じない完成度を誇るディスク。オーンスタインの音楽以上に強烈極まりないエネルギーを放射するアムランには、ひたすら脱帽である。
エルネスト・ショーソン(1855-1899):歌曲集
 蝶々 Op.2 No.3/最後の一葉 Op.2 No.4/
 魅惑 Op.2 No.2/イタリアのセレナード Op.2 No.5/
 エべ Op.2 No.6/隣の女の窓掛け sn7/
 あほうどりsn10/夜 Op.11 No.1(二重唱)/
 セレナード Op.13 No.2/目覚め Op.11 No.2(二重唱)/
 愛し合いましょうsn19/歌sn2/木霊sn3/
 リラの花咲く頃/悲しい春 Op.8 No.3/
 ノクターン Op.8 No.1/わたしたちの思い出 Op.8 No.4/
 昔の愛 Op.8 No.2/せみ Op.13 No.4/ナニー Op.2 No.1/
 はちどり Op.2 No.7/キャラヴァン Op.14/
 告白 Op.13 No.3/亡き人々 Op.17 No.1/
 雨 Op.17 No.2/和らぎ Op.13 No.1/
 温室 Op.24[温室/倦怠の温室/疲労/疲れた野獣/祈り]/
 カミーユ・モクレールの3つの歌 Op.27
  [時間/バラード/冠]/
 聖母信仰あつい船乗りたち sn27/
 魅惑と魔法の森で Op.36 No.2/
 ヴェルレーヌの2つの詩 Op.34
  [いとも甘い歌/不運な騎士]
 シェイクスピアの3つの歌 Op.28
  [道化役者の歌/愛の歌/オフェ-リアの歌]
 妻への讃歌 Op.36 No.1/果てしなき歌 Op.37
フェリシティ・ロット(S)
アン・マレー(Ms)
クリス・ぺドロ・トラカス(Br)
グレアム・ジョンソン(P)
ジェラルディン・
 マクグリーヴィー(S)
チリンギリアンSQ
 録音:1999年6月30日、7月1-2日、11月9-11日。ドイツ・リートだけでなくフランス歌曲にも力を入れるハイぺリオンがついにショーソンをリリース。
ジャン・フランセ(1912-1997):管弦楽作品集
 交響曲 ト長調/セレナード/序曲「アナクレオン」/
 生ける天才のためのパヴァーヌ/バレエ「バレエ学校」
ティエリー・
 フィッシャー指揮
アルスターo.
 フランス人作曲家フランセは、フランスの印象派音楽を大成したドビュッシーやロシア的民族主義を持ちつつ20世紀の音楽の方向を決定的にしたストラヴィンスキー等の影響を受け、新古典的様式に現代的感覚を取り入れた都会的で上品な作品を数多く作曲した。「セレナード」はニューヨークのシティ・バレエのために作曲。序曲「アナクレオン」は戦争のない世界を描写した作品。「生ける天才のためのパヴァーヌ」はラヴェル没後50周年を記念し、ラヴェルへの敬意をあらわした曲。「バレエ学校」は1幕のバレエでボッケリーニの音楽が基となっている。オペラ、協奏曲、室内楽曲、器楽曲、声楽など幅広いジャンルにわたって作品を残したフランセだが、ここに収録されている管弦楽曲は彼の作品の中でも最もドラマティックで魅力的なものである。
 北アイルランドの首都であるベルファストを拠点に活動するアルスターo.は1966年に創設された。ヴァーノン・ハンドリーやブライデン・トムソンといった名指揮者のもとで高い評価を得た同管弦楽団は、ごく短期間のうちにイギリスを代表するオーケストラとなる。2001年8月からスイスの指揮者ティエリー・フィッシャーが首席指揮者兼アーティスティック・アドバイザーに就任した。
バッハ=ブゾーニ Vol.2
 バッハ/フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)編曲:
  幻想曲、アダージョとフーガ BWV.906、BWV.968、BWV.906(ブゾーニ補筆完成版)/
  コラール「来たれ、神にして創造主なる御霊よ」 BWV.667/
  コラール「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」 BWV.645/前奏曲とフーガ〔ホ短調 BWV.533/ニ長調 BWV.532〕/
  コラール「主なる神、いざ天の御門を開かせ給え」 BWV.617/
  コラール「アダムの堕落によってみな朽ちぬ」 〔BWV.637/BWV.705〕/
  コラール「あなたのうちに喜びがある」 BWV.615/コラール「われらが救い主、イエス・キリスト」 BWV.665/
  シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番から)

 ニコライ・デミジェンコ(P)
MCDA-67324
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2808(税抜\2600)
 解説:ニコライ・デミジェンコ。
 ニコライ・デミジェンコは1976年のモントリオール国際コンクール、78年のチャイコフスキー国際コンクールを征し、以来、その驚異的な技巧と広大なレパートリーで常に世界からの注目を浴びてきた。スカルラッティからグバイドゥーリナに至る広大なレパートリーを、類いまれなヴィルトゥージティで弾いてのけるこの男、今やコンサート・チケットがヨーロッパで最もとりにくいアーティストの一人だという。1990年、モスクワからロンドンに居を移してからはHyperionに多くのレコーディングを実施、実演でもさらに幅を広げ、協奏曲のソロイストとしての活躍も目立つことになる。デミジェンコはこの録音までに Hyperion から21タイトルの録音を出しているが、中でも1991年に収録されたバッハ=ブゾーニ・ピアノ編曲作品集Vol.1(CDA-66566)は、この希代のヴィルトゥオーゾの代表的なレコーディングのひとつである。
 10年ぶりとなったこの続編でも聴きどころは多い。中でもコラール前奏曲第1巻からの抜粋は、ブゾーニ版の「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」BWV.645が含まれているだけに注目だ。
 そして、この第2巻の末尾を飾るのはあのブゾーニ版「シャコンヌ」。ブゾーニによるバッハ編曲の代名詞となっている作品だけに、他の録音も多い。バッハに厳格なアプローチをしていたことで知られるニコラーエワも、この編曲だけは特別だったようで、レコーディングまで残した。多くのピアニストは、音符が敷き詰められたこの華麗な編曲を、効果的なオープニング曲目と考え、プログラムのアタマに持ってくることがほとんどだが、あえてこれをアルバムの締めくくりに持ってきたデミジェンコの真意や如何に?
CDA-67325
廃盤
太陽王のための音楽
 ミシェル・リシャール・ドラランド(1657-1726):
  テ・デウム・ラウダームス S.32(1684)/
  パニス・アンジェリクス(天使の糧)S.74
  王宮の大曲 S.161
キャロリン・サンプソン
ナタリー・
 クリフトン=グリフィス
ジェームズ・ギルクリスト
ポール・アグニュー
ジョナサン・ガンソープ
ジェイムズ・マスタード
ジェフリー・スキッドモア指揮
エクス・カシドラ・バロックo.
エクス・カシドラcho.

 #契約の関係からか、CD-Rでのオンデマンド販売もなされていません。
セルゲイ・ミハイロヴィッチ・リャプノフ(1859-1924):
 ピアノ協奏曲第1番 変ホ短調 Op.4(*)/
 ウクライナの主題による狂詩曲 Op.28/
 ピアノ協奏曲第2番 ホ長調 Op.38
ヘイミッシュ・ミルン(P)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBC スコティッシュso.
 ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.30。(*)世界初録音。
 リャプノフはロシアの作曲家、ピアニスト。優れたピアニストであった母からピアノの手ほどきを受けた後、モスクワ音楽院に入学し、クリントヴォルト等にピアノを、チャイコフスキー、タネーエフ等に作曲を学んだ。1883年に同音楽院を卒業したリャプノフは新ロシア楽派の作品に見られる民族主義的な音楽に惹かれ、当時、国民音楽の代表的作曲家であったバラキレフに師事。バラキレフの教えはその後のリャプノフの作品に多大な影響を与えることとなった。
 ここに収録されている3曲はいずれも色彩豊かなオーケストレーションと民謡の旋律にインスパイアされたメロディーが印象的であり、バラキレフの影響が少なからずも現われている作品である。また、ピアノ・パートに関してはリャプノフ自身がコンサート・ピアニストであり、リストの影響を受けていることから難易度の高いフレーズが多く、ピアニストへの高度な技巧が要求される。
 CRD、Chandos、Danacordなどでもお馴染みのヘイミッシュ・ミルンは録音だけでなく、オーケストラとの共演やソロ・リサイタル、または室内楽奏者との演奏など幅広い活動をしているピアニスト。日本でも2002年9月に来日し公演を行った。現在はロンドンのロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージックの教授としても活躍している。
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 Vol.1
 [第5番 ニ長調 Op.70 No.1「幽霊」/
  第6番 変ホ長調 Op.70 No.2/
  第8番 変ロ長調 WoO.39]
フロレスタン・トリオ
[アンソニー・
  マーウッド(Vn)
 リチャード・
  ラスタ(Vc)
 スーザン・トムズ(P)]
 1999年の Gramophone Awards 室内楽部門受賞グループとして英国ナンバー・ワン・ピアノ三重奏団の地位を築いたフロレスタン・トリオ。そんな彼らが、絶賛を博したシューベルトのピアノ三重奏曲全集に続いて、新たなプロジェクトに乗り出す。これから2〜3年計画で、ついにベートーヴェンピアノ三重奏曲全集をリリースしていくというのだ。完成すればCD4枚分になるこのプロジェクトの特長は、おなじみの有名作品は当然のことながら、あまり知られていない作品番号なしの断片も収録していくという点。第1作となる当盤は、「幽霊」トリオを含む作品70の2作品のほか、1812年に作曲された変ロ長調のアレグレットWoO.39を収録。ベートーヴェン・トリオ演奏の新しいスタンダードが、生まれつつある。
CDA-67328
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[CD-R]
価格帯:R
アナトリー・アレクサンドロフ:ピアノ作品集
  6つの前奏曲 Op.1/ソナタ第4番 Op.19/
  長く忘れられた狂気 Op.6/3つの練習曲 Op.31/
  ロマンティック・エピソード Op.88 No.6/10
  ソナタ第3番 Op.18/光景 Op.111/悲歌と円舞曲 Op.89
ハーミッシュ・ミルン(P)
 HYPERIONのピアノ企画にまたスゴイものが登場した。「ラフマニノフ、スクリャービンやメットネルが好きなら、この作曲家も絶対に必聴アイテムとなるだろう」というのはレーベル側のコメント。ロシアン・ピアニズムを受け継ぎ、それをさらに極彩色で染め上げたような音楽だ。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
魂と風景
 テューレ・ラングストレム(1884-1947):
  メロディー/夏の夜/最後の時/風と木/
  新しい月の下の少女/パン/
 ウィルヘルム・ステンハンマル(1871-1927):
  アダージョOp.20-5/メロディー(1917)/
  森にて(1885)/月光Op.20-4/
  真夏の夕暮れOp.4-2/娘は尋ねたOp.8-2/
  少女は恋人と会ってやってきたOp.4-1
 エミル・シェーグレン(1853-1918):
  ユリウス・ヴォルフの
   「タンホイザー」による6つの歌曲Op.12
 ヨスタ・ニューストレム(1890-1966):
  歌曲集「魂と風景」(1950)/
  歌曲集「岩礁にて」(1949)/
  「海の交響曲」(1948)〜それがすべて
ミア・ペアション(S)
ロジャー・
 ヴィニョールズ(P)
 スウェーデンのソプラノ、ミア・ペアションは1998年から国外でも主にオペラの分野で活躍している注目の逸材。持ち役を見ると「フィガロの結婚」のスザンナ、「ヘンゼルとグレーテル」のグレーテル、「薔薇の騎士」のゾフィーとあり、主にドイツ・オペラを中心に活躍しているようだ。hyperionへのデビュー盤であり、ソロとしてのデビューでもある本作では故郷スウェーデンの美しい歌曲をセレクト。
ウォルトン:戴冠式テ・デウムと合唱曲集
 女王のファンファーレ/戴冠式テ・デウム/リタニー(第1版)/12(キリストの12使徒)/
 私を刻みつけてください/マニフィカト/ヌンク・ディミティス/
 音楽は生まれてどこへ行くのか?/ユビラーテ・デオ/ミサ・ブレヴィス/太陽の頌歌/
 リタニー(第2版)/われらこの祝祭を喜び/ヘロデド王とコック/
 オール・ディス・タイム/ホワット・チアー/リタニー(第3版)/アンティフォン
  スティーヴン・レイトン指揮ポリフォニー(cho.)、ウォーレス・コレクション
 ウォルトン生誕100周年とエリザベス女王2世戴冠50周年を記念して発売されるCD。
 少年期のウォルトンは、美声の持ち主であり歌唱力もあったことから、オックスフォードのクライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊に入隊し活躍した。この頃からすでに音楽的才能を発揮したウォルトンはかなりの数の無伴奏合唱曲、独唱曲などを作曲し、声楽家であった両親をはじめ、周囲を驚嘆させた。ここに収録されている作品の多くは彼の中期に書かれたものが多く、円熟した作曲技法による官能的で知的な合唱曲が集められている。アルバム・タイトルである「戴冠式テ・デウム」はオーケストラ、オルガン、合唱のための作品。オルガンと合唱の掛け合いを主とした曲で、ちょっと大げさでドラマティックなウォルトンならではの個性が十二分に反映されており、数あるイギリスの合唱曲の中でも傑出した作品といえる。
 ポリフォニーはスティーヴン・レイトンによって1986年に創設された声楽アンサンブル。イギリスで大成功を収めた後、フランス、スペインをはじめとするヨーロッパ各国でも高く評価され、さまざまなフェスティヴァルに出演し好評を得ている。録音も精力的に行い「ブリテン:合唱曲集」(CDA-67140)は2001年のグラモフォン・アウォーズでコーラル部門賞を獲得した。
 エリザベス・ウォルフィッシュはイギリスを代表する女流ヴァイオリニスト(ピリオド楽器を使用)。その抜群のテクニックと豊かな音楽性は他の演奏家たちからも一目置かれる存在。ソロおよび自身のグループであるコンヴィヴィウムでの活動のほか、一流アーティストとの共演も数多い。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.27
 カミーユ・サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集

  [第1番 ニ長調Op.17/第2番 ト短調Op.22/
   第3番 変ホ長調Op.29/第4番 ハ短調Op.44/
   第5番 ヘ長調Op.103]/
  ワルツ・カプリース「ウェディング・ケーキ」/
  ラプソディ狂詩曲Op.73/アレグロ・アパッショナートOp.70/
  ピアノと管弦楽のための幻想曲「アフリカ」Op.89
スティーヴン・ハフ(P)
サカリ・オラモ指揮
バーミンガム市so.
MCDA-67331/2
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(2CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\5616(税抜\5200)
 録音:2000年1月&9月、バーミンガム・シンフォニー・ホール。(国内仕様盤のみ、解説:谷戸基岩)。録音完了以来、外誌でハフとオラモの絶妙のコンビネーションがリリース前から話題になっていたもの。1978年から2007年までの「英グラモフォン誌年間最優秀ディスク」の中から選出された最高の1枚に贈られる「ゴールド・ディスク賞」に輝いた、文字通り名盤中の名盤。
 サン=サーンスのピアノ協奏曲全集はここ10年ほど、ほとんど新録音がなかった。それは、曲の性格がどれも大きく異なり、一筋縄で押し切れる作品ではないせいでもあるだろう。小気味よいテンポで駆け抜けるハフのピアノと、若くしてラトルの後任となったオラモによるアイディアいっぱいの演奏、両者の対話は雄弁で、かつ変化に富んでいる。
 この録音のセッションが成功裏に完了したことが2000年中に英誌で伝えられるなど、既にイギリスでは発売前から注目されていた。知性派ハフはこのロマンティック・コンチェルト・シリーズに3回目の登板。これまでのシャルヴェンカ&ザウアー(CDA-66790)、メンデルスゾーン(CDA-66969)も高い評価を得ている。なお、ラトルの後任としてバーミンガムに着任した注目の逸材、サカリ・オラモが起用されたことも注目に値する。
フォーレ:歌曲全集 Vol.1
 水夫たち Op.2 No.2/ただひとり! Op.3 No.1/
 漁師の歌 Op.4 No.1/舟歌 Op.7 No.3/
 タランテラ Op.10 No.2/河のほとりで Op.8 No.1/
 ゆりかご Op.23 No.1/墓地で Op.51 No.2/
 涙 Op.51 No.1/歌曲集「ヴェネツィア」Op.58/
 黄金の涙 Op.72/伴奏 Op.85 No.3/
 波にただよう花 Op.85 No.2/歌曲集「幻影」Op.113/
 それこそ平和 Op.114/歌曲集「幻想の水平線」Op.118
フェリシティ・ロット、
ジェニファー・スミス、
ジェラルディン・マクグリーヴィー、
ステッラ・ドゥフェクシス(S)
ジョン・マーク・エインズリー(T)
クリストファー・モルトマン、
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
グレアム・ジョンソン(P)
 世評高いシューベルト歌曲全集(完結)、シューマン歌曲全集(進行中)のみならず、フランス芸術歌曲の分野におけるhyperionの意気込みも尋常ならざるもので、すでにコンプリートなセットだけでも、シャブリエ、ショーソン、デュパルク、デュレ、セヴラックがある。また、全集ではないもののビゼー、グノー、アーン、サン=サーンスの歌曲もカタログにある。
 そんな流れから当然出てくるだろうと思われたフォーレの第1弾。1970年代前半に行われたアメリング、スゼー&ボールドウィンの全集を過去のものとするべく組まれた布陣もロット、ヴァーコーを中心とした強力なもの。また「現代のジェラルド・ムーア」と形容される名伴奏者グレアム・ジョンソンの参加もhyperionなら当然。なお、フランス語の詩の解釈者としても一家言あるジョンソンが各曲ごとに注釈コメントを書いている点も貴重といえる。
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):歌曲全集 Vol.2
 5月 Op.1-2/この世のすべての魂 Op.10-1/
 ある僧院の廃墟で Op.2-1/リディア Op.4-2/
 君なくて Op.5-3/秋の歌 Op.5-1/悲しみ Op.6-2/
 夢のあとで Op.7-1/旅人 Op.18-2/ただひとり! Op.3-2/
 秋 Op.18-3/歌を教える妖精 Op.27-2/降誕祭 Op.43-1/
 月の光 Op.46-2/憂鬱 Op.51-3/生まれ給うた聖なる御子が/
 祈りに/牢獄 Op.83-1/9月の森で Op.85-1/
 歌 Op.94/歌曲集「閉じられた庭」 Op.106
ジェニファー・スミス(S)
ジェラルディン・マクグリーヴィー(S)
フェリシティ・ロット(S)
ステッラ・ドゥーフェクシス(S)
ジョン・マーク・エインズリー(T)
ジャン=ポール・フシェクール(T)
クリストファー・モルトマン(Br)
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
グレアム・ジョンソン(P)
 第1巻(CDA-67333)が大きな反響を呼び、音楽雑誌等でも高い評価を獲得するなど素晴らしいスタートを切ったフォーレ歌曲全集、第2巻。
 今回も第1巻同様フェリシティ・ロット、スティーヴン・ヴァーコー、そして名伴奏者グレアム・ジョンソンといった強力アーティスト陣は健在。
フォーレ:歌曲全集 Vol.3
 私は口づけをしたから/オリンピオの悲しみ/
 讃歌 Op.7 No.2/シルヴィ Op.6 No.3/
 歌曲集「ある1日の詩」Op.21/ネル Op.18 No.1/
 二人の愛 Op.23 No.2/秘めごと Op.23 No.3/
 愛の歌 Op.27 No.1/捨てられた花 Op.39 No.2/
 贈り物 Op.46 No.1/「シャイロック」組曲 Op.57/
 町人貴族のセレナード/歌曲集「優しい歌」Op.61/
 山鳩 Op.87 No.2/沈黙の贈り物 Op.92
フェリシティ・ロット、
ジェニファー・スミス(S)
ジョン・マーク・エインズリー、
ジャン=ポール・フシェクール(T)
クリストファー・モルトマン、
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
ロナン・オホーラ、
グレアム・ジョンソン(P)
 Vol.1(CDA-67333)、Vol.2(CDA-67334)の発売以来、豪華演奏者陣による素晴らしいパフォーマンスが大きな反響を呼び高い評価を獲得しているシリーズの。今回もこれまでと同じくフェリシティ・ロット、スティーヴン・ヴァーコー、ジェニファー・スミス、そして名伴奏者グレアム・ジョンソンといったHyperionならではの強力アーティスト陣が名を連ねている。
フォーレ:歌曲全集 Vol.4
 蝶々と花 Op.1 No.1/愛の夢 Op.5 No.2/
 ある僧院の廃墟で Op.2 No.1/あけぼの/罪の償い Op.8 No.2/
 朝の歌 Op.6 No.1/この世で Op.8 No.3/夜明け Op.39 No.1/
 夢の国 Op.39 No.3/イスファハーンのばら Op.39 No.4/
 夜想曲 Op.43 No.2/ばら Op.51 No.4/夕暮れ Op.83 No.2/
 消えない薫り Op.76 No.1/アルペッジョ Op.76 No.2/
 劇音楽「ペレアスとメリザンド」Op.80〜メリザンドの歌/
 もっとも心地好い道 Op.87 No.1/ヴォカリーズ=エチュード/
 歌曲集「イヴの歌」Op.95
フェリシティ・ロット、
ジェニファー・スミス、
ジェラルディン・マクグリーヴィー(S)
ジャン=ポール・フシェクール(T)
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
グレアム・ジョンソン(P)
 世界一流の歌手たちの歌声による演奏が絶賛され、大きな反響を呼んできたフォーレの歌曲全集も今回の第4巻で遂に完結。今回のアーティスト陣もフェリシティ・ロット、ジェニファー・スミス、スティーヴン・ヴァーコー、そしてHyperionの誇る名伴奏者グレアム・ジョンソンなど超一級の演奏家ばかり。
 ブックレットには原語であるフランス語による歌詞とグレアム・ジョンソンによる英語訳の歌詞を併記。また全4巻に収録されている楽曲のインデックスも記載されており、演奏同様充実の内容と仕上っている。
アームストロング・ギブズ(1889-1960):歌曲集
 鐘 The Bells Op.14 No.2/
 夜じゅう口笛を吹いて過ごす人へ/夏の夜/
 野原にいっぱい/気をつけて、未熟な心/
 私が21だったとき/樺の木/子守歌/
 眠れる森の美女/夏の水のバラード/
 トム・オベドラム/狂った王子/鬱病患者/
 怠惰な月!/拒まれた恋人/威張ったパピー/
 航海の帰路/オニユリ/みごとな滝/
 タイターニア/デーンジャー島/
 暗闇がやってくる/シルバー/ヤドリギ/
 雄牛たち/高地にて/ビアサイドにより/
 アラビア/アンのゆりかごの歌/5つの眼/
 さまよう人/氾濫した小川/
 狂った船長の4つの歌
ジェラルディン・
 マクグリーヴィー(S)
スティーヴン・
 ヴァーコー(Br)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 指揮者サー・エイドリアン・ボールトの強いすすめで作曲家になったといわれるイギリス・エセックス生まれのアームストロング・ギブズ。合唱付きの交響曲など大規模な作品もある人だが、絶妙な味わいを見せる歌曲の方がより重要とされている。
ボルトキエヴィチ:
 交響曲第1番 Op.52/交響曲第2番 Op.55
マーティン・ブラビンズ指揮
BBCスコットランドso.
 ロシア生まれでウィーンに移ったボルトキエヴィチのチャイコフスキー的な交響曲。2曲とも初録音。イギリス指揮界の成長株、ブラビンズの演奏で。
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):
 ピアノ四重奏曲/
 無名作家の愛(テノールとギターのための)/
 「ファサード」〜ワルツ(ピアノ独奏のための)/
 パッサカリア(チェロ独奏のための)/
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ナッシュ・アンサンブル
 ウォルトンの個人的なつきあいから生まれた小品ばかりが収められた粋な企画。「無名作家の愛」はピーター・ピアーズとジュリアン・ブリームのコンビのために、 「パッサカリア」はロストロポーヴィチのために書かれたもの。ウォルトンの格調高い管弦楽作品とは違った、肩の力が抜けた作品が聴き手を楽しませてくれる。ナッシュ・アンサンブルの演奏はいつもながら極上。
ラヴェル:ピアノ独奏作品全集
 [古風なメヌエット/亡き王女のためのパヴァーヌ/
  ソナチネ/高雅にして感傷的なワルツ/クープランの墓/
  グロテスクなセレナード/水の戯れ/夜のガスパール/
  ハイドンの名によるメヌエット/前奏曲/
  ボロディン風に/シャブリエ風に/鏡]
アンジェラ・ヒューイット(P)
OCDA-67341/2
buyボタン
国内仕様盤
日本語解説書付
\5759(税抜\5333)
 録音:2000年3月20日-23日、ライトシュタッデル、ノイマルクト、ドイツ/2001年8月11日-14日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。解説:アンジェラ・ヒューイット(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。国内盤は MCDA-67341/2(廃盤)という型番でも発売されていた。
バッハ・トランスクリプションズ3
 バッハ/
 パーシー・グレインジャー(1888-1961)編曲:
  トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
 イグナツ・フリードマン(1882-1948)編曲:
  コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV.599
 ウィリアム・マードック(1888-1942)編曲:
  協奏曲 ニ短調(ヴィヴァルディ原曲)
 イグナツ・フリードマン編曲:
  カンタータ第66番 BWV.66〜喜べ、汝らもろびとの心よ
  ブランデンブルク協奏曲第3番/朝の歌/
  ヴァイオリンのためのパルティータ第2番〜ブーレ/
  世俗カンタータ「狩りこそがわが喜び」BWV.208 〜
   アリア「羊は安らかに草をはみ」/
  ヴァイオリンとチェンバロのための6つのソナタ〜
   ガヴォット(ロンドー)
 パーシー・グレインジャー編曲:
  平均律クラヴィーア曲集第1巻〜第20曲 フーガ イ短調/
  平均律クラヴィーア曲集第2巻〜第6曲 フーガ ホ長調
 イグナツ・フリードマン編曲:
  フルート・ソナタ第2番〜
 パーシー・グレインジャー編曲:楽しい鐘の音
   (世俗カンタータ「狩りこそがわが喜び」BWV.208 の
   アリア「羊は安らかに草をはみ」に基づく
   フリー・ランブル)
 イグナツ・フリードマン編曲:
  トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
ピアーズ・レーン(P)
 「バッハ・トランスプリクションズ」がシリーズ化。「ブゾーニ篇」に続く「フリードマン、グレインジャー&マードック篇」。
 19世紀半ば、ロマン派の揺籃期(偉大な作曲家たちがあらためてバッハを再認識した時代)から、第2次大戦後までバッハのオルガン、合唱、管弦楽作品に対して、様々なピアノ・トランスクリプションのアプローチがなされてきた。その数はなんと数千にも及ぶといわれている。Hyperionは好評を持って迎えられたデミジェンコによるブゾーニ編盤の成功を受けて「バッハ・トランスクリプションズ」のシリーズ化を実施、様々な作曲家たちによるバッハ再創造の試みを体系化してゆくという。
 ヒューイットの「バッハ・アレンジメンツ」(CDA-67309/国内仕様 MCDA-67309)が一昨年のhyperion年間ワールド・セールス・チャートのトップに輝いたことは、以前にもお伝えしたとおり。ニコライ・デミジェンコによる2つの「バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ」(Vol.1;1992年リリース、CDA-66566/国内仕様 MCDA-66566/Vol.2:2002年リリース、CDA-67324、国内仕様 MCDA-67324)も世界で大好評を博した。かつてグレン・グールドの寡占状態が長く続いたレコード業界の「ピアノによるバッハ」は、いまやhyperion勢がその王座奪取を虎視眈々とうかがうほどの勢いを持つ、といってもあながち誇張にはならないだろう。今回再スタートした「トランスクリプションズ」シリーズに起用されたのは、当代きっての知性派ピアーズ・レーンその人。アムラン、ヒューイット、デミジェンコ、ハフ、オズボーンといった名手揃いのhyperionのピアニストの中でもとびきり端正なアプローチで、違いの分かるコアなファンを唸らせている。これまでサン=サーンス、スクリャービン、ダルベールの演奏でみせた一陣の風のようなタッチを武器にトランスプリクションズの華麗な舞いを見せてくれることだろう。
 ロマン派の揺籃期に生を受け、20世紀半ばまで生きたフリードマン、マードック、グレインジャーは、非ドイツ語圏のコンポーザー=ピアニストという共通項でも括ることができる。ポーランドのクラコフに生まれ、「ショパンの詩情とリリシズム」を受け継いだといわれるフリードマンは、ヨゼフ・ホフマンと並び称されるほどの、ヨーロッパでも指折りのショパン弾きだった。オーストラリアのメルボルンに生まれ、18歳でロンドンに渡ったマードックは、レコード・ファンにとってはハミルトン・ハーティと組んでベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を世界初録音したピアニストとして長く記憶されるべき人物。そして、同じくメルボルンに生まれ、8歳で渡欧、ヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして活躍する一方、作曲、民謡収集とその編曲、自動演奏機械の製作、執筆活動など、あらゆる場面で持ち前のヴァイタリティーを発揮したグレインジャーは古楽復興運動にもまた熱心だった。グレインジャーのバッハ・トランスクリプションズはこのCDにすべて収められているのだ。ピアーズ・レーンは、生まれこそロンドンだが、現在オーストラリア国籍を保持し、ブリスベンに居を構えている。今回レーンが起用されたのはグレインジャーに敬意を表する意味もあったかもしれない。
 トラックリストを見ればわかるように、このCDでは、主としてフリードマンとグレインジャーのコントラストに焦点が当てられている。それは、有名な「トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565」の「グレインジャー版」が冒頭に置かれ、12曲を経て同じ曲の「フリードマン版」で締めくくられるところに象徴されている。
新発見のリスト Vol.1
 フランツ・リスト:
  「マリー・ツー・ザイン・
    ウィットゲンシュタイン王女のアルバム」より(1847)
    [アルバムの綴り S.166n/リリー S.166m-1/
     ハルヤ Hrya S.166m-2/マツレク Mazurek S.166m-3/
     クラコヴィアク Krakowiak S.166m-4]/
  ツィゴイネル叙事詩 S.695b(ca.1848)
   [第1番 ハ短調/第2番 ハ長調/第3番 変ニ長調/
    第4番 嬰ハ長調/第5番 変ニ長調/第6番 ト短調/
    第7番 イ短調「ラコッツィ行進曲」/
    第8番 ニ長調/第9番 変ホ長調/
    第10番 ヘ長調/第11番 イ短調]/
  ハンガリーの有名な旋律 S.243a(1866以降)/
  「巡礼の年第3年」〜3つの初期の草稿/
  アンジェラス、守護天使への祈り
    S.162a/1bis(第1版の第2草稿)/
  ものみな涙あり S.162d(中間版)/
  後奏曲「スルスム・コルダ
       (心を高めよ)」(第1草稿)/
  悲しみのゴンドラ S.199a(ヴェネチアでの初稿)/
  3つのアルバムの綴り
   [変ヘ短調 S.163/イ長調「フリスカ」S.166k/
   ト長調(ダンテ交響曲の発展形)]/
  おお、愛しうる限り愛せ! S.540b
レスリー・ハワード(P)
 まだまだ続く!!! ハワードのリスト。CDにして全95枚、編曲ものも含めたリストのピアノ作品の完全な全集を録音するという前人未踏の偉業を成し遂げたレスリー・ハワード。hyperionがハワードにつけたキャッチは「飽くなき挑戦を続ける男」だが、その挑戦には続きがあった。新たに発見された遺稿、草稿を丹念に拾い、それをすべて録音してしまうという。これはその第1弾。「マリー・ツー・ザイン・ウィットゲンシュタイン王女のアルバム」「ツィゴイネル叙事詩」など新発見の作品もさることながら、名作の誉れ高き「巡礼の年第3年」「悲しみのゴンドラ」の草稿ヴァージョンまで加わった、興味津々の逸品。もちろんすべて世界初録音。
シューベルト:
 ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 D.929/
 ピアノ三重奏曲第2番
  〜フィナーレ;アレグロ・モデラート(初版)
フロレスタン・トリオ
[スーザン・トムズ(P)
 アンソニー・
  マーウッド(Vn)
 リチャード・レスター(Vc)]
 シューベルトが亡くなる1年前の1827年に作曲され、1828年に出版された「ピアノ三重奏曲第2番」は、シューベルトの室内楽曲の中でも最も特徴的な作品のひとつである。それは強烈なリズムを持った第1楽章、スウェーデンの民謡を思わせるメロディーが印象的な第2楽章、優しいワルツと力強いダンスを融合したような第3楽章、歌心あふれる第4楽章、とそれぞれの楽章がシューベルトの晩年の感情をあますところなく表現しているからだ。ピアニスト、スーザン・トムズは今回のレコーディング・セッションで「私たちのレパートリーの中でも最も記念碑的な作品である」と語ったという。それは長い間、多くのピアノ三重奏曲を演奏してきた彼女にとって最重要曲であることを意味するものだ。そしてこの録音では第4楽章のファースト・ヴァージョンが収録されていることが注目される。この作品を出版する際にシューベルトは第4楽章から98小節をカットしている。オリジナル版と従来演奏されている版が両方聴けるこの録音は貴重だ。
 イギリスを代表する名手たちによって1995年に結成されたフロレスタン・トリオは瞬く間に「世界第1級のピアノ・トリオ」と称され、ウィグモア・ホールをはじめ世界各国で公演(日本へも2000年に来日し、素晴らしい演奏を披露した)。その演奏力の高さと表現力は世界の音楽誌、批評家からも絶賛され、Hyperionから発売された「シューマン:ピアノ三重奏曲」(CDA-67063)は1999年度のグラモフォン・アウォーズ、チェンバー部門賞に輝いた。トリオの中心人物であるスーザン・トムズは以前ドーマス(ピアノ五重奏団)を主宰し、約15年間活動(ちなみにこのドーマスが発売したフォーレ:ピアノ五重奏曲(CDA-66766/MCDA-66766)もグラモフォン賞を受賞している、現在はフロレスタン・トリオの主宰者、ソリスト、教授として活躍している。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.34
 ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):
  ピアノと管弦楽のための作品全集

  ピアノ協奏曲 ハ短調 Op.12
  詩的交響曲 Op.37/幻想的バレエ Op.6
  スケルツォ=カプリス Op.25
スティーヴン・クームズ(P)
ロナルド・コープ指揮
BBC スコットランドso.
 ピエルネが「ロマン派」かという議論はさておき、ここに収録されている曲目はOp.12の協奏曲を除いて、ほとんどインターナショナルなカタログから抜け落ちてしまっているので、こうしたまとまった形で出るとなれば、フランス音楽ファンなら見逃せない。
ルイス・モロー・ゴッチョーク(1829-1969):
 ピアノ作品集 Vol.6

  ヴェニスの謝肉祭 Op.89/葬送行進曲 Op.64/
  ヴィジョン・エチュード(遺作)/
  悲しみのカプリス Op.56/春の愛のマズルカ Op.40/
  2つのマズルカ Op.6〜金の首飾り/
  オシアン舞曲 Op.12/空気の精のダンス Op.86/
  Le Sourire d'une jeune fille/
  ジュネス(青春時代)Op.70/
  ドニゼッティの「ファヴォリータ」による大幻想曲
フィリップ・マーティン(P)
 19世紀のアメリカ生まれのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ゴッチョークのピアノ作品をまとめた世界初の全集も、好評のうちに6作目を迎えた。 ラテン・アメリカ風の親しみやすいメロディがゴッチョークのトレードマークといえるが、今回は彼が学んだヨーロッパの影響が色濃く残った作品を集めた、シリーズの中でも異色の1枚といえる。
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):
 幼な児イエスに注がれる20の眼差し
スティーヴン・オズボーン(P)
MCDA-67351/2
buyボタン
(2CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\5616(税抜\5200)
 hyperionレーベルが、その誇る強力なピアノの布陣 ―― アムラン、ヒューイット、ハフ、デミジェンコ ―― に続けとばかりに強力プッシュしているのが、このスティーウン・オズボーン。カプースチンのピアノ作品集(CDA-67159)もロングセラー。
ロマンティック・ピアノ協奏曲シリーズ Vol.31
 ローベルト・フックス(1847-1927):
  ピアノと管弦楽のための協奏曲 変ロ短調 Op.27
 フリードリヒ・キール(1821-1885):
  ピアノ協奏曲 変ロ長調 Op.30
マーティン・ロスコー(P)
マーティン・
 ブラビンズ指揮
BBC スコットランドso.
 ロマン派ピアノ・コンチェルトの隠れた名作を次々と掘り起こすこのシリーズの31枚目。フックスはブラームスの友人であり、またウィーン音楽院の教授としてマーラー、シベリウス、フランツ・シュミット、シュレーカー、ヴォルフ、ツェムリンスキーを育てた人物だけにあなどれない。
ロシア歌曲集
 ムソルグスキー:歌曲集「子供部屋」
 プロコフィエフ:5つの詩 Op.27
 ショスタコーヴィチ:
  S.チョールヌイの詩による5つの風刺 Op.109
 ブリテン:
  歌曲集「詩人のこだま」Op.27(プーシキンの詩による)
ジョーン・ロジャーズ(S)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 2001年にCBE勲章を授与されるなど、イギリスで絶大な人気を誇るロジャーズの歌曲アルバム第4弾。ロシアものとしては1992年に録音されたチャイコフスキー歌曲集(CDA-66617)以来12年ぶり。
天のエルサレム
 〜ビクトリア朝時代のヴォランタリーと賛美歌、
   コラール、讃歌を基にした
    オルガンのための演奏会用小品

 メンデルスゾーン(W.T.ベスト(1826-1897)編):
  オラトリオ「聖パウロ」の序曲
 エドワード・シラス(1827-1909):
  聖アンの賛美歌によるファンタジアOp.93
 ジョージ・アレクサンダー・
  マクファーリン(1813-1887):
   「ウィンザー」の讃歌旋律によ変奏曲
 オリヴァー・キング(1855-1923):
  レントのためのプレリュードOp.10-2
 ウィリアム・スパーク(1826-1897):
  古い夕べの讃歌(主題、変奏とフーガ)
 チャールズ・ステッガール(1826-1905):
  ポストリュード(天のエルサレム)
 チャールズ・ウィリアム・ピース(1858-1928):
  シンフォニック・ポエムOp.27より
グレアム・バーバー(Org)
 オルガンのための非常に珍しい作品集。
ドビュッシー:歌曲集
 星月夜/麦の花/春が来た/マンドリン/
 ボードレールの5つの詩
 [バルコニー/夕べの調べ/
  噴水/黙想/恋人たちの死]/
 夕べの鐘/ロマンス/鐘/
 3つの歌曲(ヴェルレーヌの詩による)
  [海はさらに美しく/角笛の音は悲しく/
   垣根のつらなり]/
 艶なる宴 第2集
  [無邪気な人たち/牧神/感傷的な会話]/
 フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード
  [恋人に捧げたヴィヨンのバラード/
   母の願いにより聖母に祈るために
   ヴィヨンが作ったバラード/
    パリの女のバラード]
クリストファー・
 マルトマン(Br)
マルコム・
 マルティノー(P)
 「ボードレールの5つの詩」などの、ドビュッシーおなじみの名曲に加え、1880年から90年代に書かれた初期の知られざる名曲をバランスよく収録した1枚。特に1880年、ドビュッシーが18歳の時に初めて出版された作品として知られる「星月夜」も聴けるのがうれしいところ。スタイリッシュな歌唱が持ち味のバリトン歌手マルトマンが、ここでは歌詞の1字1句に対して敏感に反応し、きわめて繊細な世界を奏でている。マルコム・マルティノーの好サポートも聴きどころ。
イタリアのバロック音楽
 〜2本のトランペット、弦楽と通奏低音のための音楽

   アレッサンドロ・メラーニ(1693-1703):
    5声のソナタ ハ長調
   マウリツィオ・カッツァーティ(c1620-1677):
    4声のソナタ ト短調「ラ・センピエーラ」
   アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):
    セレナータ「船遊び」〜シンフォニア ニ長調
   ジュゼッペ・マリア・ジャッキーニ(c1663-1727):
    5声のソナタ ニ長調
   ジョヴァンニ・バティスタ・
    ヴィターリ(1644-1692):
     ソナタ イ短調「サッサテッリ」Op.5-10
   フェルディナンド・アントニオ・
    ラッツァーリ(1678-1754):6声のソナタ ニ長調
   ジョヴァンニ・レグンツィ(1626-1690):
    ソナタ ホ短調Op.10-17
   アンドレア・グロッシ(17世紀後半):
    5声のソナタ ニ長調Op.3-10
   ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709):
    ソナタ ニ長調G7
   アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):
    4声のソナタ第1番 ヘ短調
   アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
   2つのトランペットのための協奏曲 ハ長調RV.537
アリソン・バルサム(Tp)
クリスピアン・スティール・
 パーキンス(Tp)
ピーター・ホルマン
(Org/ディレクター)
パーリー・オヴ・
 インストゥルメンツ
 イギリスの新進女性トランペット奏者、アリソン・バルサムのデビュー・レコーディング。ギルドホール音楽演劇学校で学び、さらにパリ音楽院を2001年に首席で卒業、1998年Bのヤング・ミュージシャンズ・コンペティション第1位、2000年モーリス・アンドレ国際コンクールで「最も美しいサウンド」部門のプリミエ・プリを獲得。今回のレコーディングではイギリス古楽界の大御所、クリスピアン・スティール・パーキンスがサポートしているのも注目。バルサムはイギリス古楽のトランペットをしょって立つ存在になるかもしれない。
CDA-67360
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(2CD)
1CD価格
ロビン・ホロウェイ(1943-):金色のゴルトベルク ミカレフ=イナンガ・
 ピアノ・デュオ
 イギリスの現代作曲家、ロビン・ホロウェイによる「現代版」ゴルトベルク変奏曲! 本物のゴルトベルク同様、アリアに始まりアリアに終わるわけだが、間に挟まれる変奏曲はかなり凝っていて、スカルラッティ、ダウランド、ブラームス、シューマン、バルトークなどなど、様々な作曲家のオマージュ(パロディ?)がびっくり箱のように飛び出す、痛快無比な作品。イギリスのコンサートでは大ウケだったという。作曲者自身はこの曲のことを「ゴルトベルク・アドヴェンチャー」と呼んでいる。むべなるかな、という感じ。王立音楽アカデミーの同窓生2人、ジェニファー・ミカレフとグレン・イナンガからなるピアノ・デュオはこのCDがデビュー盤。
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
 セレナータ「セーヌ川に祝う」RV.693(*)/
 セレナータ「グロリアとヒメネオ」
  (別名:我が素晴らしき王宮にて)RV.687
キャロライン・
 サンプソン(S)
ヒラリー・サマーズ(A)
アンドルー・フォスター=
 ウィリアムス(B)
チャールズ・
 ダニエルズ(T)
ロバート・キング
(ディレクター)
キングズ・コンソート
 &cho.
 (*)は完全版による初録音。キングズ・コンソートによるヴィヴァルディの宗教音楽作品全集のリリースはすでに8巻を数えている。 これまでだれも本格的には手を付けなかった意義ある仕事だけに、派手な動きではないものの、古楽・バロック・ファンの関心はリリースのたびに盛り上がりをみせている。今回のディスクは、 その宗教音楽のシリーズとはまた別もの。これまであまり顧みられなかったセレナータを本格的に取り上げた。セレナータとは様式的にはカンタータとオペラの中間に位置するもので、ある出来事や特定の人物を祝うためにつくられたものだという。「セーヌ川に祝う」は、一言でいうならヴィヴァルディ版「水上の音楽」とでもいうべき機会音楽。この作品、楽譜に失われた部分があり、完全な演奏は今まで存在しなかった。 これはロバート・キングが補筆・改訂したもので、フィナーレに到達する前に終わってしまっていたこれまでの録音とは比較にならないほど大規模(約85分)でちゃんと完結したものだ (OPUS111のアレッサンドリーニ盤はCD1枚分)。オーケストレーションも鮮明で、通奏低音はリズムと生命力にあふれている。この新しい版では、ロバート・キングにより、 カラフルな管楽器セクションが復元され、加えられている。「グロリアとヒメネオ」はルイ15世の結婚を祝うために書かれた作品。これもめったに録音されないだけに、ヴィヴァルディ・ ファンにとって貴重な録音となることは間違いない。 この2曲のセレナータが書かれた1725年から26年というのは、「調和の霊感」「ラ・ストラヴァガンツァ」「和声の創意と試み」(「四季」が含まれている)がヨーロッパ全土で話題になり、当時としては珍しく、 次々と楽譜出版がなされた時期のすぐ後にあたる。創作活動の絶頂期だった頃のヴィヴァルディの作品も、掘ればまだまだ宝の山なのだということを実感させてくれるディスク。
エドワード・エルガー(1857-1934):
 オルガン・ソナタ第1番 ト長調 Op.28
 エニグマ変奏曲 Op.36(キース・ジョン編曲)
キース・ジョン(Org)
 1980年代の初頭からCD時代の到来とともに、「展覧会の絵」や「威風堂々」など、つまり「オーケストラル・ショウピース」と呼ばれる作品をオルガンで演奏する試みがちょっとしたブームになったことを覚えておいでの方もいるだろう。イギリス・グロースター生まれのキース・ジョンもそうした作品を自ら編曲していたオルガニスト。彼は「展覧会の絵」、プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」、ヘンデルの「水上の音楽」から、シューマンの「トッカータ」、さらにはバッハ/ブゾーニの「シャコンヌ」までレパートリーにしている。今回の「エニグマ変奏曲」は、キースが教会で演奏しているところをたまたま電話で聴いた合唱団ポリフォニーの指揮者スティーヴン・レイトンが驚き、その強い勧めで録音される運びになったという。もともとオルガン的な旋律やハーモニーが頻出するエルガーの作品だけに、これは要注目。ちゃんとエルガー自身のオルガン・ソナタをカップリングしているのはインテリジェンス漂うhyperionらしいところ。
ロマンティック・ピアノ協奏曲シリーズ Vol.33
 クサヴァー・シャルヴェンカ(1850-1924):
  ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.56/
  ピアノ協奏曲第3番 嬰ハ短調 Op.80
セタ・タニエル(P)
タデウシュ・ストルガワ指揮
NDRハノーヴァー放送po.
 録音:1996年。Collinsからリリースされていた音源の移行再発売。タニエルがhyperionを拠点に活動するようになったので、このシリーズに組み込まれた。ハフが演奏した第4番もこのシリーズでリリースされていたので、4曲あるシャルヴェンカのピアノ協奏曲はこれで第1番を残すのみとなった。ポーランド生まれのシャルヴェンカはヨーロッパだけでなく、ニューヨークにも活動の拠点をかまえて精力的に活動していた。そのため特に英語圏での支持率が高い作曲家でもある。ラフマニノフにもひけをとらないロマンティックな作風は意外に多くのファンがいる。
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):
 アーメンの幻影(1943)(*)
 ポール・デュカスのトンボー(墓)のための小品(1935)
 ロンドー(1943)
 ファンタジー・ブルレスク(滑稽な幻想曲)(1932)
スティーヴン・オズボーン(P)
マーティン・ロスコー(P;*)
 「幼な子イエスにそそぐ20の眼差し」(CDA-67351-2/国内仕様MCDA-67351-2)が「深い詩情と魅惑的な色合いを伴う堂々としたヴィルトゥージティ(英グラモフォン誌)」と絶賛された気鋭のピアニスト、スティーヴン・オズボーンの最新作。前作から2年を経て、ついにメシアン・ファン待望の第2弾が登場。名作「アーメンの幻影」は先発の「バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ−4/フェインベルク編(CDA-67468)」でも見事な演奏を聴かせてくれたマーティン・ロスコーとのコンビネーションが話題。
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト Vol.3
 イェネ・フバイ(1858-1937):
  ヴァイオリン協奏曲第3番ト短調 Op.99/
  ヴァイオリン協奏曲第4番イ短調 Op.101
   「コンチェルト・オール・アンティカ」/
  ハンガリーの主題による変奏曲 Op.72
ハガイ・シャハム(Vn)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBC スコットランドso.
 hyperion名物ロマンティック・ピアノ・コンチェルトに呼応すべく企画されたヴァイオリン・コンチェルト・シリーズ、これが早くも第3弾となる。ハンガリー系の演奏家たち(オーマンディ、ティボール・ヴァルガ、カール・フォン・カラグリ・・・など)のプロフィールには、「フバイに師事」という一行が出てくる。19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍し、多くの後進を育てたヴァイオリニスト兼作曲家フバイのコンチェルト作品集。第3番は作曲の師リストのピアノ協奏曲からの投影が色濃く残る作品。第4番は擬似バロック・コンチェルト。伝統的なバロックのスタイルを用い、フバイならではの色づけを加えたもの。変奏曲はハンガリーの民族色が色濃くにじみ出た作品。
 イスラエルのヴァイオリニスト、ハガイ・シャハムはたしかギル・シャハムの弟だったと思われる(プロフィールには明記されていないが)。すでにヨー・ヨー・マやスターンと共演するなど、国際的なキャリアも豊富。これがhyperionへのデビュー盤。
ベートーヴェン:
 ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 Op.97「大公」/
 アレグレット 変ホ長調 Hess.48/
 ヴェンツェル・ミュラーの歌劇より
  「私は仕立屋カカドゥ」の主題による変奏曲
   (カカドゥ変奏曲)Op.121a
フロレスタン・トリオ
 フロレスタン・トリオのベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集第2作。「大公」はルドルフ大公への献呈作。ベートーヴェンがオーストリア皇太子のルドルフにピアノを教えるようになったのは、1803年頃から。やがて友情が芽生え最大のパトロンとなった、というのは有名な話。
アムランのリスト!
  パガニーニによる大練習曲 S.141(1851)
  [ト短調「トレモロ」/変ホ長調「オクターヴ」/
   嬰ト短調「ラ・カンパネッラ」/ホ長調「アルペッジョ」/
   ホ長調「狩り」/イ短調「主題と変奏」]
  シューベルトによる3つの行進曲
   [葬送行進曲/アレグレット・フオコーソ/騎兵隊行進曲]
マルク=アンドレ・
 アムラン(P)
MCDA-67370
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2808(税抜\2600)
 録音:2002年2月。
 フランツ・リストは、1832年、パリでヴァイオリンの名手パガニーニの超人的技巧と悪魔的容貌に接し、「ピアノにおけるパガニーニ」になることを決意したという逸話が有名だ。その若きリストの思いがストレートに出たのがこの「パガニーニ大練習曲」だと言われる。リスト初期の成功作となったこの作品、実質的には「24のカプリース」をとことん技巧的にピアノ編曲したもの。有名な第3番「ラ・カンパネッラ」のみヴァイオリン協奏曲第2番から編まれている。「リスト弾き」といわれる人でも、特に有名なこの「ラ・カンパネッラ」のみを弾くことが多いこの曲、デジタル録音時代になって録音こそ増えたが、今ひとつ決定盤に欠けていた。
 空前絶後の技巧で不滅の金字塔を打ち立ててきたアムランの、これが待望の最新作。アムランにとってCD一枚丸ごとリスト作品というのは、1996年録音のライヴ盤「プレイズ・リスト」(CDA-66874/国内仕様MCDA-66874)以来となる。今回入念なセッション・レコーディングだ。
 今考えればアムランは「パガニーニ・エチュード」全曲録音のための伏線も、実はしっかり張り巡らしていたのだった。2001年2月に録音された「万華鏡(カレイドスコープ)」(CDA-67275/国内仕様 MCDA-67275)でアムラン自作のエチュード第3番「パガニーニ=リスト:ラ・カンパネッラによる」を入れていた。このアムラン流・超絶技巧てんこ盛りの「ラ・カンパネッラ」は、明らかに今回のアルバムへとつらなる道しるべだったのだ。
 コンポーザー=ピアニストにこだわり続けるアムランの評価はヨーロッパでもこのところますます鰻登りだ。前作のゴドフスキー:ピアノ・ソナタ ホ短調/パッサカリア(CDA-67300/国内仕様 MCDA-67300)はhyperionの数あるニュー・リリースの中でも空前のセールスを記録した。持ち前の超絶技巧に加え、音楽的にも深みを増しつつある、アムランの躍進ぶりには目を見張るばかり。 パガニーニ=リスト=アムラン、という3人のコンポーザー=ヴィルトゥオーゾの時空を越えた邂逅は、聴く者に最高のカタルシスを与えてくれるだろう。
ショパン:夜想曲&即興曲全集
 夜想曲;
  嬰ハ短調 Op.posth/ハ短調 Op.posth/
  変ロ短調 Op.9 No.1/変ホ長調 Op.9 No.2/
  ロ長調 Op.9 No.3/ヘ長調 Op.15 No.1/
  嬰ヘ長調 Op.15 No.2/ト短調 Op.15 No.3/
  嬰ハ短調 Op.27 No.1/変ニ長調 Op.27 No.2/
  ロ長調 Op.32 No.1/変イ長調 Op.32 No.2/
  ト短調 Op.37 No.1/ハ短調 Op.48 No.1/
  嬰ヘ短調 Op.48 No.2/ヘ短調 Op.55 No.1/
  変ホ長調 Op.55 No.2/ロ長調 Op.62 No.1/
  ホ長調 Op.62 No.2/ホ短調 Op.72 No.1/
 即興曲;
  第1番 変イ長調 Op.29/第2番 嬰ヘ長調 Op.36/
  第3番 変ト長調 Op.51/
  幻想即興曲(即興曲第4番)嬰ハ短調 Op.66
アンジェラ・ヒューイット(P)
SACDA-67371/2
(2 HYBRID_SACD)
廃盤
OCDA-67371/2
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(2CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\5616(税抜\5200)
 録音:2003年11月16日-20日。解説:アンジェラ・ヒューイット(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 バッハ独奏作品全集を完結させたヒューイット。初のショパンだった当アルバムは、よくある「名曲集」ではなく、夜想曲と即興曲を網羅した2枚組。ヒューイットはこれまでの録音で一貫してスタインウェイを用いていたが、このショパンでは新しく購入した現代イタリアの銘器ファツィオーリを用いている。
モーツァルト(1756-1791):ピアノ四重奏曲集
 [第1番 ト短調 K.478/第2番 変ホ長調 K.493]
ポール・ルイス(P)
レオポルド弦楽三重奏団
 録音:2002年12月6日-8日、ポットン・ホール、サフォーク。ブレンデルの弟子ポール・ルイスは、1994年のロンドン国際ピアノコンクール2位受賞をきっかけに成功を収め、新世代を代表するピアニストと賞賛、近年はHMFを中心に積極的な録音を行っている。レオポルド弦楽三重奏団はすでに3枚のCDをハイペリオンから発売。モーツァルト:ディヴェルティメントK.563 &424(CDA-67246)はサンディ・タイムズをはじめとする各メディアで絶賛されている。
わが父が教えたまいしさらなる歌
 タイン川の水(伝統曲)/
 私はあなたの歌うのを聴いた
  (エリック・コーツ/ロイデン・バリー)
 私と一緒に行く?(アラン・マーレー/
   H.J.ブランドン&P.パーク)
 子守歌(メリー・シェルドン/パドライク・コルン)
 眠りのための歌(ロード・ヘンリー・サマセット)
 ソマーセットの緑の丘
  (コーツ/フレッド・E.ウェザリー)
 山岳愛好家(W.H.スクエア/ウェザリー)
 アラビアの歌を歌ってあげよう
  (フレデリック・クレイ)
 マザー・マクリー(C.オルコット&
   E.R.ボール/A.ジョンソン・ヤング)
 ピアカデリーのバラ
  (ハイドン・ウッド/ウェザリー)
 There's a long, long trail a winding
  (ゾー・エリオット/ストダード・キング)
 古き軍隊(オドアルド・バリー/ウェザリー)
 Yes! Let me like a soldier fall
  (W.ヴィンセント・ウォーレス)
 ビコーズ(ガイ・ハーデロット/
   エドワード・テシェマハー)
 ラヴズ・オールド・スウィート・ソング
  (J.L.モロイ/G.クリフトン・ビンガム)
 神の星(コーツ/ウェザーリー)
 わが友(ウィルフォード・サンダーソン/
   ウェザーリー)
 サイモン・ザ・セラーラー
  (J.L.ハットン/W.H.ベラミー)
 タイム・トゥ・ゴー
  (W.サンダーソン/ウェザリー)
 エコー(ロード・H・サマセット/
   クリスティーナ・ロゼッティ)
 今日の歌(スターンダール・ベネット/
   ベレスフォード・ロード)
 Just a‘wearyin’for you
  (カリー・ジェイコブス・ボンド/
   フランク・スタントン)
 サリー・ガーデンへ下りて
  (ハーバート・ヒューズ/W.B.イェーツ)
 オルフェウスと彼のリュート
  (アーサー・サリヴァン/シェイクスピア)
 カシミリの歌
  (エミー・ウッドフォード・フィンデン/
   ローレンス・ホープ)
 夕暮れに
  (アニー・フォーテスキュー・ハリソン/
   メタ・オレッド)
 ダウン州の星(伝統曲)
 完璧な日(カリー・ジェイコブス・ボンド)
 シー・ムーヴド・スロー・ザ・フェア(伝統曲)
トマス・アレン(Br)
マルコム・マルティノ(P)
 『わが父が教えたまいし歌』(CDA-67290)の続編。イギリス生まれの世界的バリトン歌手トマス・アレンが幼少の頃から親しんでいたポピュラー曲をメローな歌声でしっとりと聴かせる。
トリオディオン
 アルヴォ・ペルト:
  勝利の後(*)/シメオンの頌歌(*)/息子はどこへ.../
  我は真なる葦/ルトルモア・トラクトゥス/
  トリオディオン/高地にある私の心/
  サルヴェ・レジナ(聖母マリア讃)(*)
デイヴィッド・
 ジェームズ(CT)
クリストファー・バワーズ・
 ブロードベント(Org)
スティーヴン・レイトン指揮
ポリフォニー
SACDA-67375
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 録音:2003年1月2日-5日、テンプル教会、ロンドン。8曲中5曲(*)は世界初録音。作曲者臨席のもと収録されたアルバム。
 レイトン&ポリフォニーのコンビによるペルトはこれで2枚目(前作は「ベルリン・ミサ」他4曲が収められていた CDA-66960→CDH-55408)。
ラフマニノフ:
 前奏曲Op.2 No.1/東洋風舞曲Op.2 No.2/
 チェロ・ソナタ ト短調Op.19
フランク:
 シルフOp.73(*)/天使のパン(*)/
 チェロ・ソナタ イ長調Op.8
  (ヴァイオリン・ソナタより編曲)
スティーヴン・
 イッサーリス(Vc)
スティーヴン・ハフ(P)
レベッカ・エヴァンス(S;*)
PCDA-67376
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国内仕様盤
日本語解説書付
\3085(税抜\2857)
 録音:2002年8月23日-25日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。解説:スティーヴン・イッサーリス(国内仕様盤のみ;+ 木幡一誠/訳:木幡一誠)。
 チェロの名手スティーヴン・イッサーリスとヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして世界のピアノ・ファンを魅了するスティーヴン・ハフがハイペリオンで初めて共演したCD。
 スティーヴン・イッサーリスは1958年ロンドン生まれ。10歳でチェロをはじめた彼は、その類いまれな才能で瞬く間にイギリスを代表するチェリストとなった。確かな技巧と幅広いレパートリーを持つイッサーリスは、1993年に米国ピアティゴルスキー賞、また英国のロイヤル・フィルハーモニック協会からは年間最優秀器楽演奏家賞を受賞するなど世界の栄誉ある賞を数多く受賞。まさに世界的チェリストとして国際的に認められている。伴奏を務めるスティーヴン・ハフはイギリスを代表するヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。Chandosで発売された「フンメル:ピアノ協奏曲」(CHAN-8507、国内仕様盤 MCHAN-8507)はグラモフォン・アウォーズのコンチェルト部門賞、またhyperionから発売された「サン・サーンス:ピアノ協奏曲全集」(CDA-67331/2、国内仕様盤 MCDA-67331/2)は2002年度のグラモフォン・アウォーズでコンチェルト部門賞&年間最優秀賞を受賞している。
 #以前発売されていた国内盤:MCDA-67376 は2011年4月で廃盤となり、上記 PCDA-67376 にて再発売されています。
シャルル=ヴァランタン・アルカン(1813-1888):
 エスキース(スケッチ集)
  (4つの組曲による48のモチーフ)Op.63/
 神を讃えん
スティーヴン・オズボーン(P)
MCDA-67377
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2808(税抜\2600)
 録音:2002年7月28日-30日、ヘンリー・ウッド・ホール。解説:スティーヴン・オズボーン、ミッシャ・ドーナト(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 アルカンのこれら全曲ディスクにはNAXOS( 旧 Marco Polo )のローラン・マルタン演奏のCD(8.555496)があるだけに、このリリースはいっそう注目に値する。この曲集の聴きどころは多い。まるでアルカン自身の性格を投影したような〈頑固 Inflexibilite 〉(第28曲)、弦楽四重奏の音を見事な正確さで模した〈四重奏の冒頭部 Debut de quatuor〉(第31曲)、タイトル通り、荘厳な管弦楽をともなったピアノ・コンチェルト演奏の風景をたった1分程度の曲で表現してしまった〈古いジャンルの協奏曲のテュッティ Tutti de Concerto dans le genre ancien〉(第15曲)など。そして組曲全体の最後を締めくくる後奏曲として作曲されたわずか36小節の〈神を讃えん Laus Deo〉は、短いながらも感動的。
 なお、国内仕様盤ではスティーヴン・オズボーン自信の解説と、音楽ジャーナリスト兼ラジオ・プロデューサーであるミッシャ・ドーナトの長大な解説を、完訳にて所収。
旅の歌
 アーサー・ソマーヴィル(1863-1937):
  A BROKEN ARC (Robert Browning)
 ウィリアム・デニス・ブラウン(1888-1915):
  To Gratiana Dancing and Singing/
  Diaphenia/Epitaph on Salathiel Pavy
 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
  旅の歌
 ジョージ・バターワース(1885-1916):
  Bredon Hill/他
クリストファー・
 モルトマン(Br)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
ニュー・ワールド・シンフォニー〜ラテン・アメリカのバロック合唱音楽
 作曲者不詳:Hanacpachap kusikuynin (Ritual,1631)
 ジュアン・グティエレス・デ・パディリャ(1590-1664):
  ミサ「われはシャロンの花」より〔キリエ/グロリア〕
 ガスパル・フェルナンデス(1570-1629): Xicochi conetzintle
 ジュアン・グティエレス・デ・パディリャ:ミサ「われはシャロンの花」〜クレド
 ジュアン・デ・アラウホ(1648-1712):星の仲間の兄弟は
 ジュアン・グティエレス・デ・パディリャ:
  ミサ「われはシャロンの花」より〔サンクトゥス/ベネディクトゥス〕
 アロンソ・ロボ(1555頃-1617):モテット「わが竪琴は悲しみに」
 ジュアン・グティエレス・デ・パディリャ:ミサ「われはシャロンの花」〜アニュス・デイ
 エルナンド・フランコ(1532-1585):サルヴェ・レジナ
 作曲者不詳: Qhapaq eterno Dios (Symbolo Catholico Indiano, 1598)
 ジュアン・デ・アラウホ: Ut queant laxis
 ドメニコ・ツィポリ(1668-1726):ミサ・サン・イグナシオ より〔キリエ/グロリア〕
 ジュアン・グラシア・デ・セスピデス(1619-1678): Convidando esta la noche
  ジェフリー・スキッドモア指揮エクス・カシドラ
 録音:2002年10月10日-12日、オール・セインツ教会、ロンドン。
 かつてはマヤ・アステカ文明やインカ文明など、高度の神殿文化を生み出しながら、16世紀以降、外部からの征服に従属してきたラテン・アメリカ諸国。その発端となったスペイン・ポルトガルからの侵略、続く植民地支配の時代から急激にヨーロッパ文明も流入することとなり、それはやがて現地の文化と交配を重ね、ラテン・アメリカ独自の独自の芸術を生み出す原動力となった。そうした事例は音楽分野においても例外ではなかったことを検証できるのがこのディスク。1590年スペインのマラガに生まれ、後にヌエバ・エスパーニャ(現在のメキシコ)に渡ったジュアン・グティエレス・デ・パディリャの名作ミサ「われはシャロンの花」を軸に、スペイン、ポルトガル、イタリアからラテン・アメリカ諸国に渡り、そこで没した作曲家たちの珠玉の作品をちりばめたこのディスクは、中世音楽史ジャンルに興味を持つ人たちにとって大いに注目に値するものといえるだろう。デビュー作『ラランド:太陽王の音楽』(CDA-67325)がすばらしかったロンドンの声楽&器楽アンサンブル、エクス・カシドラによるみずみずしい演奏。
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ:初期室内楽作品集
 ピアノ五重奏曲 ハ短調(1903)(*)/
 弦楽四重奏のためのノクターンとスケルツォ(1906)(*)/
 フルートとピアノのためのバレエ組曲(1913 1924?)/
 ヴァイオリンとピアノのための
  ロマンスとパストラル(ca.1914)/
 ヴィオラとピアノのためのロマンス(ca.1914)/
 弦楽四重奏曲 ハ短調(1898)(*)/
 クラリネット、ホルン、ヴァイオリン、
  チェロとピアノのための五重奏曲 ニ長調(1898)(*)/
 弦楽四重奏のためのスケルツォ(*)/
 ウェールズの賛美歌による3つのプレリュード
  (ハウスホールドの音楽)(弦楽四重奏のための)(#)
ナッシュ・アンサンブル
 (*)は世界初録音、(#)はこの版による初録音。 生前から録音が多かったヴォーン・ウィリアムズにまだ録音されていない曲がたくさんあった事自体驚きだ。こういう企画の時、ちょっと変わった編成にもフレキシブルに対応できるナッシュ・アンサンブルは、まさにうってつけの起用だ。
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):
 チェロ五重奏曲集 Vol.2

 [第46番 ハ長調 G.310(Op.28 No.4)/
  第85番 ハ長調 G.349(Op.42 No.2)/
  第86番 変ロ短調 G.350(Op.42 No.3)/
  第89番 ニ長調 G.353(Op.43 No.2)]
リチャード・レスター(Vc)
ヴァンブーラSQ
 これらの五重奏曲におけるの独奏チェロは、もともとチェリストであったボッケリーニ自身が演奏するためのものであり、技術的、音楽的に難易度が高い。彼のパトロンであったプロイセンの王子フリードリッヒ・ヴィルヘルムへの献呈作品であり、自らもチェロを演奏する王子はこれらの作品を非常に気に入っていたという。Vol.1:CDA-67287。
ジャン・フランセ(1912-1997):管弦楽作品集
 バレエ音楽「ソフィーの不幸」(1948)/
 ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ ヘ長調(*)
 シテーレ島のバスク
フィリップ・カッサール(P;*)
ティエリー・フィッシャー指揮
アルスターo.
 自作自演を除けば、木管五重奏曲あたりが実用的な意味で取り上げられる傾向が強かったフランセ。近年、そのディスク・カタログの充実に貢献しているのがhyperionで、前回フランセ唯一の交響曲(CDA-673223)を取り上げたコンビ=フィッシャー&アルスター管が起用されており、おそらく今回も充実した演奏を聴かせてくれることだろう。バレエ音楽は、ストラヴィンスキーと新古典主義の影響を如実に受けていたフランセにとって、特にこだわりのあったジャンル。セギュール伯爵夫人の童話をもとに書かれた「ソフィーの不幸」はパリ・オペラ座で初演された作品で、33分ほどかかる大規模な作品。ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノは9分弱の短い曲だが、名曲として知られている。この新録音は、作曲者の娘クロードがドラティ指揮ロンドン響と組んだ古いレコーディングがあったが、それ以来久々に登場した新録音となると思われる。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.32
 〜イグナツ・モシェレス(1794-1870)

 ピアノ協奏曲第1番 ヘ長調Op.45/
 ピアノ協奏曲第6番 変ロ長調Op.90「幻想的」/
 ピアノ協奏曲第7番 ハ短調Op.93「悲愴」
ハワード・シェリー(P)指揮
タスマニアso.
 モシェレスはチェコ生まれのドイツのピアニスト。幼少の頃からピアノ演奏に非凡な才能を発揮させた彼は、当時多くの作曲家たちが暮らしていたウィーンに移住。その類いまれな技巧により、ウィーンで最も有名なヴィルトゥオーゾ・ピアニストと呼ばれるようになった。モシェレスは1819年から1838年の約20年の間にピアノ協奏曲を8曲書いている。第1番は1819年の作で、敬愛していたベートーヴェンの影響が見られる。第6番、第7番は1830年代にロンドンで作曲された。これら後期の協奏曲は、初期のものに比べるとベートーヴェンの影響は薄くなり、より独自性を強く持った協奏曲へと変化している。世界初録音となるこの3曲はピアノ・ファン必聴盤といえるであろう。
 Chandosでもお馴染みのハワード・シェリーによるモシェレス第2弾。第1弾(ピアノ協奏曲第2番、第3番;CDA-67276)はデイリー・テレグラフをはじめ、世界各国のメディアで絶賛を博した。そしてベートーヴェン全集のリリースが話題となったタスマニアso.の好サポートぶりにもあらためて注目が集まりそうだ。
モーツァルト:
 ディヴェルティメント第10番 ヘ長調 K.247
 ディヴェルティメント第17番 ニ長調 K.334
ゴーディエ・アンサンブル
 シューベルト、ベートーヴェンなどで、イギリスらしい透んだハーモニーを聴かせてくれているゴーディエ・アンサンブルの最新盤。この2曲はともにホルン2本に弦楽アンサンブルという編成。
オイゲン・ダルベール(1864-1932):
 復活祭への序曲 Op.8
フレデリック・ラモンド(1868-1948):
 交響曲 イ長調 Op.3/スコットランド高地からの序曲/
 剣の踊り(「スコットランド高地での生活」から)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBC スコティッシュso.
 スコットランドに生まれた2人のピアノ・ヴィルトゥオーゾ、ダルベールとラモンドの管弦楽作品を取り上げた企画。ダルベールとラモンドはグラスゴーの「歩いていける距離」に住んでいた幼なじみ。ともにドイツに渡り、リストの弟子となっている。ラモンドの交響曲は作曲者21歳(1885年)に書き始められ、1993年に出版された。ベートーヴェンとマーラーの間を埋める作品がここにも。
メンデルスゾーン:歌曲と二重唱曲集 Vol.3
 フェリクス・メンデルスゾーン:
  挨拶 Op.19a No.5/日曜日の歌 Op.34 No.5/
  あきらめ Op.9 No.11/星が見ている Op.99 No.2/
  古いドイツの歌 Op.57 No.1/
  ズライカ Op.57 No.3/月 Op.86 No.5/
  夕べの歌 Op.8 No.9/朝の歌 Op.86 No.2/
  春に Op.9 No.4/ロマンス Op.8 No.10
 ファニー・メンデルスゾーン(1805-1847):
  尼僧 Op.9 No.12(フェリクスの曲集に収録)
  春の歌 Op.34 No.3/憧憬 Op.9 No.7
  葦の歌 Op.71 No.4/夜の歌 Op.71 No.6
   他(全26曲)
ソフィー・デインマン(S)
サラ・コノリー(Ms)
マーク・パドモア(T)
シュテファン・ロージス(Br)
ユージン・アスティ(P)
 シューベルト、シューマンなどドイツ歌曲のコンプリート企画で他のレーベルの追随を許さないhyperionの中では比較的目立たないシリーズだが、前2作も評価が高かっただけにあなどれないのがこのメンデルスゾーン。フェリックス名義だが実際には姉ファニーが作曲したと伝えられている「尼僧」Op.9 No.12まで選ばれているあたり、歌曲ファンへのにくい心遣いである。
ロマンティック・ヴァイオリン協奏曲集 Vol.4
 ミエチスワフ・カルヴォヴィチ(1854-1925):
  ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.8
 モリツ・モシュコフスキ(1876-1909):
  バラード ト短調 Op.16 No.1/
  ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Op.30
タスミン・リトル(Vn)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBC スコティッシュso.
 Chandosからリリースされた管弦楽作品集(2タイトル)が好評を博しているカルヴォヴィチだが、Hyperionからのリリースはこれが初めて。タスミン・リトルもHyperion初登場。2003年のプロムスでラトル指揮ベルリン・フィルと共演するなど、今最も輝かしい成功を収めているヴァイオリニストの一人だ。
ヨハン・ネーポムク・フンメル(1778−1837):
 ピアノ・ソナタ集

 嬰ヘ短調 Op.81/ニ長調 Op.106/ヘ短調 Op.20
スティーヴン・ハフ(P)
 CD時代になって復権著しいフンメル。ウィーン古典派の芸術が「ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン」という図式だけでは語れなかったことが次第に明らかになるのは喜ばしい。3度にわたってグラモフォン・アウォードを受賞しているハフだが、1回目に当たる受賞はフンメルの協奏曲集だった(Chandos)。あれから15年を経て、ハフならソナタでも画期的な演奏を聴かせてくれるだろう。
マーラー:歌曲集
 「若き日の歌」から/「さすらう若人の歌」/
 リュッケルト歌曲集/「亡き子をしのぶ歌」
シュテファン・ゲンツ(Br)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 ポスト・フィッシャー・ディースカウの呼び声高いゲンツが、その真価を問うマーラー。「さすらう若人の歌」はご存じF=Dの十八番だったレパートリー。リート・ファンでなら見逃せない。
ベートーヴェン:ピアノ三重奏作品全集 Vol.3
 第1番 変ホ長調 Op.1 No.1/
 第2番 ト長調 Op.1 No.2/
 変ホ長調 WoO.38(第9番)
フロレスタン・トリオ
 [アントニー・マーウッド(Vn)
 リチャード・レスター(Vc)
 スーザン・トムズ(P)]
 この全集は番号付きの曲だけでなく、ピアノ三重奏の形態で書かれた曲すべてを収録する予定なので、他の全集よりも枚数は増えることになりそう。今回、幻の「第9番」もしっかり収録されている。
グランヴィル・バントック(1868−1946):
 ギリシャ悲劇への序曲
 オラトリオ「荒野のキリスト」〜荒野と孤独な場所
 ピエロ・オヴ・ザ・ミニット
 雅歌〜3つの情景
エリザベス・コンネル(S)
キム・ベッグレイ(T)
ウィリアム・ブリドー(Br)
ヴァーノン・ハンドリー指揮
RPO
 ボールト、トムソン亡き後、ヒコックスと並んでイギリス音楽の守護神とまで言われるハンドリー。彼のバントック・アルバムもこれで第6作目となる。指揮者としてキャリアをスタートさせたバントックは、シベリウスを最も早くからフィンランドの外で取り上げ、イギリスにおける北欧音楽ブームの火付け役のような役割を果たした。そもそもインドの文官勤務を目指す教育を受けていたバントックは、東洋、北欧といった異国の文化に大きな興味と関心を抱いていたのだ。エルガーやヴォーン・ウィリアムズとは違うバントックのエキゾチックなムードは、これらオーケストラ歌曲にも反映されている。
メンバランス
 グレゴリオ聖歌:主よ、永遠の憩いを
 ジェフリー・バーゴン(1941-):シメオンの頌歌
 トマス・タリス(1505頃-1585):世の救い主よ
 ジョン・アイアランド(1879-1962):至上の愛
 ユベール・パリー(1848-1918):日没と宵の明星
 チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード
  (1852-1924):永遠の父 Op.135 No.2
 賛美歌:主よ、わが助けよ
 ヤコブ・ハンドル(1550-1591):
  見よ、正しきものの死を
 ヘンリー・パーセル(1659-1695):
  わが祈りを聞きたまえ
 ヨゼフ・ジェリノー(1920-):詩篇23
 キエフ民謡:おお、キリストよ休息を与えください
 フォーレ:慈悲深き主イエスよ
 モーリス・デュリュフレ(1902-1986):
  愛と慈しみのあるところ Op.10 No.1
 賛美歌:日暮れて四方は暗く
 シューベルト:サンクトゥス
 マーク・ブラッチリー(1960-):
  フォー・ザ・フォーレン
 ウィリアム・ハリス(1883-1973):
  ホーリー・イズ・ザ・トゥルー・ライト
 イアン・ケラム(不明):神の子羊
 モーリス・デュリュフレ:楽園にて
ジョン・スコット指揮
セントポール大聖堂cho.
ヒュー・ウィリアムズ(Org)
 「この新しい録音のために選ばれた音楽が慰めになることを熱く希望する」−ジョン・スコット(解説より)。このディスクは、スコットとセントポール大聖堂合唱団による、2001年9月11日の同時テロによる犠牲者への追憶、並びに2003年2月に亡くなったHyperionの創始者で、オーナーでもあったテッド・ペリー氏に対する哀悼を込めて制作されている。
カロル・シマノフスキ(1882-1937):マズルカ全集
 5つのマズルカ Op.50/
 ロマンティックなワルツ/
 4つのポーランド舞曲/
 2つのマズルカ Op.62
マルク=アンドレ・アムラン(P)
MCDA-67399
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2808(税抜\2600)
 解説:マーティン・アンダーソン(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 カロル・シマノフスキの晩年は、当時全盛を極めた印象派からの影響色濃い作風からガラリと趣を変え、民族主義に傾倒した時代だ。1920年、40歳だったシマノフスキは療養も兼ねてタトラ山麓ザコパネ地方に移住。そこにはポトハレ音楽という民族音楽があり、それは刺繍模様のある民族衣装を着た山人たちが地声で叫ぶような歌だったり、ヴァイオリンやドュディと呼ばれるバグパイプのアンサンブルであったらしい。決して格調高い音楽ではないが、野生的で神秘に満ち、飾り立てない「原石」の美しさを湛えていたという。シマノフスキはそれに魅せられた。奇しくもかつての仲間だった作曲家カルヴォヴィチが遭難したザコバネで、民衆の創造のなかに泉のごとく沸き上がる芸術の原点を見、新たな響きとの邂逅を果たし、新たな霊感を得たのだ。このディスクに収められた作品はすべてそれからのもので、新しい響きを用いてピアノ作品だけでなく、バレエ、オペラ、コンチェルトの大作を次々と発表し、ポーランド民族楽派の旗手としての名声を確立したシマノフスキの個性が最も輝いていた晩年時代の集大成と呼べるものになっている。
 シマノフスキの親友、アルトゥール・ルービンシュタインに捧げられた「5つのマズルカ Op.50」は、当のルービンシュタインが全20曲のうち4曲しか録音を残せなかった作品。ほかのピアニストの録音なら折に触れて出ていたとはいえ、当代きってのヴィルトオーゾであるアムランが遂に全曲録音を果たしてくれたわけだから、これからはこの演奏が世界標準となること請け合い。ピアノ演奏史に末永く語り継がれる予感さえする。
 なお、ピアノの楽譜で有名な春秋社が1993年に「世界音楽全集 ピアノ篇/シマノフスキ全集1〜4(伊達純、岡田敦子−編集・校訂・運指)」を刊行して、シマノフスキのピアノ作品は日本のピアノ教育現場でも着々と静かなブームを呼んでいる。この春秋社版全集は作品が年代順に収められているため、その第4巻に収められた楽譜はこのCDの収録内容とピッタリ一致する。
ブリティッシュ・
 ライト・ミュージック・クラシックス Vol.4

  マーシャル・ロス:マーチング・ストリングス
  ピーター・ホープ:二輪馬車
  トレヴァー・ダンカン:ハイ・ヒール
  フレデリック・カーゾン:仲間はずれの腕白小僧の踊り
  ジョン・フォールズ:ケルトの哀歌
  チャールズ・ウィリアムズ:レールの上のリズム
  エリック・コーツ:羊飼いラグーンの踊り
  アーサー・ベンジャミン:ジャマイカのルンバ
  アルバート・W.ケテルビー:修道院の庭園にて
  チャールズ・ウィリアムズ:静かな散歩
  パーシー・フレッチャー:乙女の人名
  ジャック・ビーヴァー:若い行列
  フレドリック・バイコー:エリザベス朝の仮面
  H.バルフォー・ガーディナー:羊飼いフェネルの踊り
  チャールズ・アンクリフ:スリル
  フレデリック・ロッセ:総督行進曲
  サミュエル・コールリッジ=テイラー:演奏会用小組曲
ロナルド・コープ指揮
ニュー・ロンドンo.
 ライト・ミュージック・クラシックスはアメリカ編とヨーロッパ編が1枚づつ、英国編が3枚リリースされており、これはその続編にあたるもの。
リスト:ピアノ独奏曲全集 Vol.53a
 〜ピアノとオーケストラのための作品 Vol.1

 [ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調S.124/
  ベートーヴェンの「アテネの廃墟」による幻想曲S.122/
  死の舞踏(最終版)S.126ii/
  ベルリオーズの「レリオ」の主題による交響的大幻想曲S.120/
  呪い ホ短調S.121/ピアノ協奏曲 変ホ調S.125a(c1836-39)/
  演奏会用大独奏曲S.365/ヘクサメロンS.365b/
  華麗なポロネーズS.367]
レスリー・ハワード(P)
カール・アントン・
 リッケンバッハー指揮
ブダペストso.
CDA-67403/5
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(3CD)
2CD価格
リスト:ピアノ独奏曲全集 Vol.53b
 〜ピアノとオーケストラのための作品 Vol.2

 [ピアノ協奏曲第2番 イ長調S.125/
  深き淵より(オーケストラとピアノによる器楽詩篇)S.691/
  さすらい人幻想曲 S.366/悲愴協奏曲 ホ短調S.365a/
  ウェーバーのコンツェルトシュトゥック
  (リストによるソロ・パート)S.367/
  死の舞踏S126i(1849)/ハンガリー幻想曲S.123/
  ハンガリーのジプシー旋律S.714(弟子の
   ゾフィー・メンテル(1846-1918)との合作?)]
 最後の「ハンガリーのジプシー旋律」は、リストが晩年彼の世話をしたメンテルのために独奏曲として書き、彼女はそれを自作と称し、チャイコフスキーにオーケストレーションを依頼した、ともいわれる。ここでは、そのチャイコフスキーによる編曲版が収録されている。いつもながら全体にかなり珍しい版が多く、世界初録音も多い。
リスト:ピアノ独奏曲全集 Vol.54
 〜リスト・アット・ジ・オペラ VI

   オベール「許婚」のティロリェンヌ
    による大幻想曲(第1版)S.385i/
   ヴェルディ「エルナー二」の主題に基づく
    漬奏会用パラフレーズS.431a(ハワード補筆)/
   マイヤーベーア「ユグノー教徒」による
    追想(第2版)S.412ii/
   ベッリー二「夢遊病の女」の愛好された
    動機による幻想曲(第1版)S.393i/
   グリンカ「ルスランとリュドミラ」より
    チェルケッスク行進曲(第1版)S.406i/
   「ルチア」と「パリジーナ」の2つの動機による
    カプリッチョ風ワルツ(第1版)S.401/
   ワーグナー「タンホイザー」序曲S.442/
   ベッリー二「清教徒」による迫想(第2版)S.390ii/
   ウェーパー「魔弾の射手」の主題による
    幻想曲S.451(ハワード補筆)/
   ラ・スカラの迫想(主にメルカダンテによる
    イタリア・オペラより)S.458(ハワード補筆)
レスリー・ハワード(P)
 「リスト・アット・ジ・オペラ」の最終巻。例によってそのほとんどが世界初録音。
CDA-67408
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(3CD)
リスト:ピアノ独奏曲全集 Vol.55
 パガニーニ「鐘」による華麗な大幻想曲&
 第1草稿と第2草稿の作品集/他(全26曲)
レスリー・ハワード(P)
レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938):
 ショパンのエチュードに基づく練習曲「全曲」
マルク=アンドレ・
 アムラン(P)
 録音:1998年8月-1999年10月。ピアノ・マニアならもちろん御存知のこの世で最も難しいといわれるピアノ曲ゴドフスキー版ショパンのエチュード。 アムランならではの華麗なるピアニズムが十分に発揮された佳演が繰り広げられる。
ボリス・チャイコフスキー(1925-1996):
 室内オーケストラのための音楽

  弦楽のためのシンフォニエッタ/室内交響曲/
  オルガンと弦楽オーケストラのためのエチュード/
  前奏曲「鐘」(オーケストレーション:
          ピョートル・クリモフ)
リュドミラ・ゴルブ(Org)
アレクサンドル・ルジン指揮
ムジカ・ヴィーヴァ室内o.
 ショスタコーヴィチの弟子の一人で、96年に亡くなったボリス・チャイコフスキーの見直しもこれから進んでいくことだろう。その意味で、初期の作品「シンフォニエッタ」から、生涯最後の曲「鐘」までをバランスよく並べたこのディスクは、彼の作風の変遷を端的に集約しているといえるだろう。
CDA-67414
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(4CD)
リスト:ピアノ独奏曲全集 Vol.56
 レアリティーズ、キュリオシティーズ、
  アルバム・リーヴズ、&フラグメンツ
(全81曲)
レスリー・ハワード(P)
 小品、断片からなる大全集第56弾。これまでの巻で収録し切れなかったものを一気にかきあつめ、70曲以上が世界初録音。貴重極まりない。
リスト:ピアノ独奏曲全集 Vol.57
 〜ハンガリー狂詩曲 全曲
レスリー・ハワード(P)
 全57巻、ハワードが15年の歳月をかけたリスト大全集の完結編。
ロマンティック・ヴァイオリン協奏曲 Vol.5
 サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912):
  ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op.80
 アーサー・サマヴェル(1863-1937):
  ヴァイオリン協奏曲 ト短調
アントニー・マーウッド(Vn)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBC スコティッシュso.
 コールリッジ=テイラーは作曲をスタンフォードに師事し、作品に黒人の題材、旋律や民謡を積極的に取り入れたイギリスの作曲家。ヴァイオリン協奏曲も多数の民謡を用いて作曲され、ドヴォルザークやエルガーに匹敵する作品に仕上げられた。
 歌曲の作曲家として有名なサマヴィルもコールリッジ=テイラーと同じくスタンフォードのもとで作曲を学んだ。1930年に作曲されたヴァイオリン協奏曲は牧歌的で心温まる旋律を持った作品であり、この録音が世界初録音となる。
 フロレスタン・トリオのメンバーであるイギリスの名手マーウッドはVol.2(スタンフォード)に続いて2度目の登場。
CDA-67421/2
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(2CD)
[CD-R]
価格帯:R
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク
 (1562-1621):オルガン作品集

 半音階的ファンタジア/緑なす菩提樹のもとで/
 みどりごがわれらのために生まれ/
 パラティーノのやりかたで/
 天にましますわれらの父よ/大公のバッロ/
 おお、主なる神よ、私を憐れんでください/
 それはマルスの神/
 キリストよ、光にして、日なるかた/
 ライン川に濯ぎいでて/愚かなシモン/
 詩篇第116番「われは神を愛す」/
 ポーランド舞曲の踊り/
 BACHの名によるファンタジア/イギリスの定め/
 わが青春は終わりぬ/フィリプスのパヴァーヌ/
 トッカータ/涙のパヴァーヌ/
 高きところの神にのみ栄光あれ/
 主イエス・キリストよ、われは汝を呼ぶ/
 スペインのパヴァーヌ/
 今ぞ喜べ、汝ら愛するキリストのともがらよ/
 エコー・ファンタジア/リチェルカーレ
クリストファー・
 ヘーリック(Org)
 スヴェーリンクは、当時最も有名なオルガニスト、教育者の一人であり、同時にネーデルランド楽派の黄金時代の最後に位置する最も重要な作曲家。彼は、アムステルダム市に雇われた専属オルガニストで、鍵盤楽器の即興名手として広く知られ「アムステルダムのオルフェウス」との呼び名で親しまれていた。「エコー・ファンタジア」は、スヴェーリンクの他のファンタジアとは別種のもので、基礎となる主題を持たない自由な曲である。同一音型を高音域と低音域で反復するオクターヴでのエコーや別鍵盤上で反復する音色上のエコーの手法が広範に用いられている。彼の作品は大規模な幻想曲から、小さな舞曲まで多岐にわたる。バッハのオルガン作品全集を完結させ、「オルガン・ファイヤーワークス」というユニークなシリーズもあるヘーリックが世俗曲、宗教曲のどちらにも精通していたスヴェーリンクのレパートリーを手がけた、期待度の高いディスクだ。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
アーサー・サリヴァン(1842-1900):
 オラトリオ「放蕩息子」(1869)
 ボーア戦争のテ・デウム(1900)
クレア・ラッター(S)
キャサリン・デンリー(Ms)
マーク・ワイルド(T)
ゲイリー・マギー(Br)
ロナルド・コープ指揮
ニュー・ロンドンo.
ロンドンcho.
 サリヴァンにこのようなオラトリオがあったとは驚き。
リスト:
 巡礼の年 第1年 スイス S.160
 グノー/リスト編曲:
  別れ S.409/ファウストのワルツ S.407/
  Les sabeennes S.408(歌劇「シバの女王」より)
スティーヴン・ハフ(P)
 ラフマニノフのピアノ協奏曲全集(CDA-67501)、スティーヴン・ハフ・ピアノ・コレクション(HOUGH-1)の大好評で勢いを増したスティーヴン・ハフが挑むのはリストの作品集。第2作目となる今回のリストでは「巡礼の年 第1年 スイス」を全曲録音。ハフ自身も今回の録音でリストの作品へ新たなるアプローチを行うなど並々ならぬ意欲を感じさせる。カップリングであるグノーのオペラからの編曲3作品でも見事な技巧と抒情的な感情を使い分けるなど円熟味溢れる一枚に仕上っているという。ハフの快進撃に期待したい。
ショスタコーヴィチ:
 ピアノ協奏曲第1番 ハ短調Op.35/
 ピアノ協奏曲第2番 ヘ長調Op.102
ロディオン・シチェドリン(1932-):
 ピアノ協奏曲第2番(1966)
マルク=アンドレ・
 アムラン(P)
アンドルー・リットン指揮
BBC スコットランドso.
MCDA-67425
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(CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\2808(税抜\2600)
SACDA-67425
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 録音:2003年3月31日-4月1日、ケアード・ホール、ダンディー、イギリス。解説:デイヴィッド・ファニング(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 稀代のスーパー・ヴィルトゥオーゾ、アムランのショスタコーヴィチ!というだけでファンには鳥肌もの。指揮者アンドルー・リットンは「ピアニスト」としてこの2曲をすでに録音したことがあり、第2番(弾き振り)はまだ現役(Delos)。弦楽オーケストラと打楽器によるバレエ組曲版「カルメン」がよく知られているシチェドリンのピアノ協奏曲は、独奏ピアノと管弦楽どちらも輝かしい書法で書かれた、実に楽しめる作品とのこと。終楽章にはカプースチンばりにジャズ・トリオ(ピアノ+ヴィヴラフォン+ドラムス)の書法まで登場する。
 年間100タイトルもの新録音をリリースするhyperionからはこのディスクについて「One of our records of the year !(われわれのレコード・オヴ・ザ・イヤー・ディスクのひとつ!)という自信に満ちたコメントが出ている。
フランク・ブリッジ(1879-1941):
 初期室内楽作品集

 弦楽六重奏曲 変ホ長調(1906/1912)/
 2つのヴィオラのためのラメント/
 弦楽五重奏曲
ラファエル・アンサンブル
 [ジェイムズ・クラーク、
 デイヴィッド・アダムズ(Vn)
 ルイーズ・ウィリアムズ、
 アスディス・
  ヴァルディマルスドッティル
  (Va)
 アンドレア・ヘス、
 ティム・ギル(Vc)]
 特に注目されるのは「ラメント」だろう。ヴィオラ演奏もたしなむブリッジが伝説の名手ライオネル・ターティスと共演するために作曲したもの。楽譜は出版もされず、自筆譜は散逸したとされていたが、ロイヤル・カレッジ・オヴ・ミュージックのライブラリーに完全な形でスケッチが残っており復元が可能になったという、いわく付きの曲。
 初期作品の中でも最も豊かな肌触りと広がりを感じさせる弦楽六重奏曲、ブリッジがまだ21歳で、スタンフォードから作曲の手ほどきを受けていた時代の弦楽五重奏曲もなかなか聴けない作品だけに、イギリス音楽ファン注目。
ピエール・ド・ブレヴィル(1861-1949):
 ヴァイオリン・ソナタ第1番 嬰ハ短調
ジョゼフ・カントルーブ(1879-1957):
 組曲「モンターニュ風の踊り」
フィリップ・グラフィン(Vn)
パスカル・ドヴォヨン(P)
 ヴィオッティを開祖にロート、クロイツェル、グリュミオー、ボベスコへと受け継がれていったフランコ=ベルギー楽派のヴァイオリニスト、フィリップ・グラフィンの最新作。フランスの作曲家ブレヴィルのヴァイオリン・ソナタはエネスコが初演している。永らく埋もれていた曲だが、フォーレやショーソンに通じるリリシズムが秀逸。カントルーブはもちろんあの「オーヴェルニュの歌」の作曲者。
モンテヴェルディ:宗教作品全集 Vol.1
 詩篇109「主は言われた」
 詩篇110「われ、主に感謝せん」
 詩篇111「主を恐るる者は幸いなり」
 詩篇112「しもべらよ、主をたたえよ」
 詩篇116「すべての国々よ、主をたたえよ」
 すべてのものの贖い主なるキリストよ
 4声の無伴奏ミサ曲
キャロライン・サンプソン、
レベッカ・アウトラム(S)
ロジャーズ・
 カーヴィー=クランプ、
ニコラス・マルロイ(ハイT)
チャールズ・ダニエルズ、
ジェイムズ・ギルクリスト(T)
ピーター・ハーヴィー、
ロバート・エヴァンズ(B)
ロバート・キング指揮
キングズ・コンソート&cho.
SACDA-67428
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 リストのピアノ作品全集、シューベルト歌曲全集、ヴィヴァルディ宗教作品全集、ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズなど、hyperionが総力をあげて行う網羅的なプロジェクトの評価は常に高い。今回スタートするモンテヴェルディ宗教作品全集も注目に値する企画といっていいだろう。1990年代以降、それまでにも増してスゴ腕のメンバーが集うようになったといわれるキングズ・コンソートの充実ぶりがうかがえる、みごとな演奏に仕上がっていることだろう。集められたソロイストも、「モンテヴェルディ歌いとして定評のある歌手たちを一同に集めた」というコメントがhyperionから出ているだけに、相当の実力派揃いなのは間違いないところ。クリスマス・シーズンのリリースということで、時節柄にふさわしいキリスト関連の作品やミサなどが選ばれている。録音エンジニアはLINNレーベルでもお馴染み、フィリップ・ホッブス。
エルネー・ドホナーニ(1877-1960):
 弦楽三重奏のための「セレナーデ」 ハ長調 Op.10
アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):弦楽三重奏曲 Op.45
ボフスラフ・マルチヌー(1874-1951):弦楽三重奏曲第2番
レオポルド弦楽三重奏団
 ドホナーニ、シェーンベルク、マルチヌーといった19世紀後半から20世紀にかけて活躍した作曲家の弦楽三重奏曲を集めた1枚。
 民謡の旋律などを引用して作曲されたドホナーニのセレナーデとマルチヌーの弦楽四重奏曲の間に12音技法を駆使し傑作と名高いシェーンベルクの弦楽三重奏曲を置くといったプログラミングも面白い。レオポルド弦楽三重奏団はこれまでにHyperionよりベートーヴェン、モーツァルトのCDを計4枚リリース。中でもモーツァルトのディヴェルティメント集(CDA-67246)、ピアノ四重奏曲集(CDA-67373)は高い評価を受けている。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.36
 〜イグナーツ・モシェレス(1794-1870) Vol.3

  ピアノ協奏曲第4番/ピアノ協奏曲第5番/
  アイルランドの想い出
ハワード・シェリー(P)指揮
タスマニアso.
 ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第36集はハワード・シェリーによるモシェレスの協奏曲集第3弾(残るは第8番のみ)。モシェレスはチェコ生まれ。幼少よりピアノ奏者として将来を渇望されていた彼はウィーンに移住後ヴィルトゥオーゾとして大活躍、そのピアノ奏者としての経験を活かし、彼は1819年から1838年の間に8曲のピアノ協奏曲を作曲している。今回収録の第4番、第5番はモシュレス独自の作風を確立し始める中期の作品となる。今回も第1集&第2集と同じくハワード・シェリー、タスマニア交響楽団のコンビが担当。
サン=サーンス:室内楽作品集
 七重奏曲 変ホ長調 Op.65/
 フルート、クラリネットと
  ピアノのためのタランテラ イ短調 Op.6/
 ファゴット・ソナタ ト長調 Op.168/
 ピアノ四重奏曲 変ロ長調 Op.41/
 ピアノ五重奏曲 イ短調 Op.14/
 オーボエ・ソナタ ニ長調 Op.166/
 クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op.167
 ピアノ、フルート、オーボエとクラリネットのための
  デンマークとロシアの歌による奇想曲 Op.79
ナッシュ・アンサンブル
 これまでにもプーランク、スーク、ヴォーン・ウィリアムズ等多数の録音を行い、室内楽作品の演奏に定評のあるナッシュ・アンサンブル。管楽器のためのソナタからピアノを加えたアンサンブルや七重奏曲までといった幅広い編成の作品を収録しており、リスナーだけでなく管楽器奏者にもお勧めしたいアルバム。
ニコライ・カプースチン(1937-):ピアノ音楽集
 変奏曲 Op.41/8つの演奏会用エチュード Op.40/
 バガテル Op.59 No.9/古い形式による組曲 Op.28/
 ソナタ第6番 Op.62/ソナティナ Op.100/
 異なるインターヴァルによる5つのエチュード
マルク=アンドレ・アムラン(P)
OCDA-67433
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2880(税抜\2667)
 録音:2003年6月23、24、26日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。解説:ジェド・ディスラー(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 ロシア伝統のヴィルトゥオーゾ・ピアニズムと、ジャズ(特にバップ系)が融合したカプースチンの音楽は、自作自演のリリースや、ニュース・ステーションでのTV 紹介で、次第に一般的にも認知されるようになっている。クラシック音楽の構造とジャズのイディオムを融合させようと考えたのはなぜかと問われたカプースチンは、「そんなことをしたという話を聞いたことがなかったからだ。いったん始めてみたら、それが現実にあり得るものだということがわかった。友人たちに聴かせると、みなとても興奮していたので、正しい道を歩んでいると思ったのだ(訳:SOREL)」と答えている。どちらかといえば自作自演盤がジャズ的なスタイルで演奏されているのに対し、アムランの演奏はよりクラシカルなアプローチであり、その路線による最右翼に位置づけられるのは間違いないところ。ピアノ・ファンのみならず、一般音楽ファンまで巻き込むこと必至の大注目作!
マルカントワーヌ・
 シャルパンティエ(1645頃-1704):
 サルヴェ・レジナ/4つの合唱のためのミサ
 待降節の聖歌集/聖ペテロの否認
ギヨーム・ガブリエル・ニヴェール(1632頃-1714):
 聖母マリアの昇天(+)/めでたし海の星(+)
ジェフリー・スキッドモア指揮
エクス・カシドラo.&cho.
 エクス・カシドラは1969年にジェフリー・スキッドモアによって創設され、イギリスのバーミンガムを本拠地として活動している。デビュー作であるドラランド:「テ・デウム」(CDA-67325)、第2作「ラテン・アメリカのバロック合唱音楽」(CDA-67380)のどちらのアルバムもスキッドモアのこだわりが感じられるすぐれたものだったが、今回も「4つの合唱のためのミサ」に(*)を挿入するなど、往時の演奏の復元に注意が払われている。
オルガン・ドリームス Vol.4
 フランク:前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18
 デュリュフレ:シシリエンヌ
 アルカン:祈り
 リスト:前奏曲「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」
  他(全9曲)
クリストファー・へリック(Org)
 録音:スウェーデン、ハルムスタード、聖ニコライ教会。
シジスムンド・ストヨフスキ(1870-1946):
 ピアノのための音楽

  2つの心の音楽Op.1/2つの東洋風Op.10/
  ピアノのための4つの即興曲Op.26より(2曲)/
  幻想曲Op.38/「憧れ」Op.39より(4曲)/
  オリジナル主題による変奏曲とフーガOp.42
ジョナサン・プロウライト(P)
 ポーランドのロマン派作曲家ストヨフスキのピアノ・ソロ・アルバム。hyperionは既にロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズでも協奏曲1&2番をリリースしており(CDA-67314)、起用されたピアニスト=プロウライトも共通することから、それと対をなす企画と見ることもできる。ワーグナーのようなドイツ・ロマン派的な雰囲気にサン=サーンスやフランクのフレンチ・テイストを加えたようなストヨフスキのピアノ作品。その復権に大きな役割を果たすであろうアルバムの登場となる。イギリスのピアニスト、ジョナサン・プロウライトのこれまでのディスコグラフィーを眺めてみると、定番曲のリサイタル盤以外に、パデレフスキの作品を集めた凝ったアルバムが目を惹く。東欧系の作品にも大きな関心を抱いているピアニストのようだ。
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
 宗教音楽全集 Vol.2

 天はわきかえり天使は喜ばん(1629)/
 来たれ、汝ら渇ける者よ/人々よ、馳せ来たれ/
 われは眠りたれども/
 4声の合唱とオルガンのためのミサ(1650)/
 カンターテ・ドミノ(主に向かいて新しき歌を歌え)/
 おお、めでたき道/主をたたえよ/
 祝福されし聖母のためのリタニア
キャロライン・サンプソン、
レベッカ・アウトラム(S)
ロジャーズ・
 カーヴィー=クランプ、
ニコラス・マルロー、
ダニエル・オーチンクロス(ハイT)
チャールズ・ダニエルズ、
ジェイムズ・ギルクリスト(T)
ピーター・ハーヴィー、
ロバート・エヴァンズ(B)
ロバート・キング指揮
キングズ・コンソート&cho.
SACDA-67438
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 「聖母マリアの夕べの祈り」、「倫理的・宗教的な森」など、傑作にこと欠かないモンテヴェルディの宗教作品だが、1つの団体が宗教関連作を全集化させるべく録音を進めるという試みは他に例を見ない。ルネサンスのポリフォニー様式から、より感情を強く打ち出すモノディー様式を経て、半音階進行や不協和音まで用いたモンテヴェルディの「作風の変遷ぶり」はピカソやストラヴィンスキーにも例えられよう。生涯関わってきた宗教作品には変遷の軌跡が鮮明に刻印されているから、全集完成の暁には、一貫した演奏によって示される意義は大きい。
 1650年に刊行された「ミサ」と、同じ曲集に収められていた「祝福されし聖母のためのリタニア」が今回のメイン。イギリス古楽界の総力を結集した、素晴らしい演奏がくりひろげられることだろう。
ブロッホ:
 ヴァイオリン・ソナタ第1番/同第2番「神秘の詩」
 メロディー/エキゾチックな夜/アボダー
ハガイ・シャハム(Vn)
アーノン・エレツ(P)
 フバイの作品集で大好評を博したイスラエルのヴァイオリニスト、ハガイ・シャハムのHyperionへのレコーディング第3作。Hyperionはブロッホのヴァイオリンとピアノのための作品をCD2枚に収めるとのことで、これはその第1弾にあたる
ティク−トク−ショック
 〜フランソワ・クープラン(1668-1733):鍵盤音楽集 Vol.1

 クラヴサン曲集第1巻 より
  第6組曲
   [収穫をする人々/心地よい恋やつれ/さえずり/
    ベルサン/神秘的なバリケード/
    牧歌(ロンドー)/おしゃべり女/羽虫]/
  第18組曲
   [ヴェルヌイユの女(アルマンド)/
    ヴェルヌイユの娘/修道女モニク/騒がしさ/感動/
    ティク・トク・ショック、
     またはオリーヴしぼり機/
    片足の不自由な元気者]/
  第8組曲
   [女流画家/女流詩人(アルマンド)/
    クラント1/クラント2/
    風変わり(サラバンド)/ガヴォット/
    ロンドー/ジグ/パッサカリア/ラモン嬢]
アンジェラ・ヒューイット(P)
MCDA-67440
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2808(税抜\2600)
 録音:2002年12月16-19日、ロンドン、へンリー・ウッド・ホール。アンジェラ・ヒューイット、画期的なクープラン・オン・ピアノの試み。
 すでに2002年からヒィーイット自身がインタビューなどで語っていたとおり、「ピアノによるクープラン」は全部で3枚のCDがリリースされることになっている。その第1弾となる本作、 ヒューイットの新たな試みに大きな注目が集まること必至。
 われわれはバッハ、スカルラッティ、ヘンデルの偉大なチェンバロ作品はピアノによる演奏でも耳にすることができる。しかしなぜ大クープランの作品にはまとまったピアノ演奏アイテムがなかったのだろうか? まあ、この問いはさておき、アンジェラ・ヒューイットが今回取り組み始めた新たな領域へのアプローチは、彼女のバッハをはじめとするバロック・レパートリーに宝石のようなフランス小品集が加わったということになる。ラヴェルやメシアンの演奏にもひとかたならぬ演奏を聴かせるヒューイットが、時代をさかのぼってフランス音楽の新たな側面を、前例にとらわれずピアノで表現した画期的なディスクの登場。
 クープランのクラヴサン曲集は組曲を構成する小曲にそれぞれユニークな標題が付いていることでも知られている。今回演奏された3つの組曲の中にはその中でもよく知られた「修道女モニク」「ティク・トク・ショック、またはオリーヴしぼり機」「神秘的なバリケード」「パッサカリア」などが含まれており、シリーズのファースト・リリースにふさわしい、華やかなものとなっている。
イェネー・フバイ(1858-1937):
 チャールダーシュの情景 第1番−第14番
 6つのハンガリーの詩
 新・6つのハンガリーの詩
ハガイ・シャハム(Vn)
アーロン・エルツ(P)
 ヴァイオリン・ファン必聴のディスク。20世紀初頭のヴァイオリンの歴史を今の時点からふりかえる意味からも注目に値する。
 フバイはハンガリーのヴァイオリン奏者だった父親(カール)から手ほどきを受け、幼少より才能を発揮、11才で演奏会にデビューした神童。13才でベルリンの高等音楽学校に入学、18才までヨアヒムに師事。リストの推薦により1878年にパリでデビュー。そこでヴュータンに認められ師事する。1882年にブリュッセル音楽院の教授に就任するが,1886年にはブダペスト音楽アカデミーの教授となり、その後、同ブダペスト・アカデミー音楽院の校長として、後進の指導に当たっている。門下からシゲティ、ヴァルガ、ヴェチェイ、マルツィ、テルマニー、レナー、オーマンディ、セーケイ、フランシス・ダラニー、エルダリング(ブッシュの師)などを輩出。20世紀の偉大なヴァイオリニストたちが並ぶこれら門下生リストは壮観の一言に尽きる。作曲家として4つのヴァイオリン協奏曲、オペラ、バレエ、交響曲、室内楽曲を残しているフバイ。近代ヴァイオリン奏法の開祖ともいえるフバイだが、ルーツはやはりハンガリーのジプシー音楽。その旋律がナマにあらわれているのがここに収められたヴァイオリンとピアノのための3つの曲集というわけ。コンプリートな形で収録されるのは世界初だけに、これは大注目。H・シャハムも前作の協奏曲録音(CDA-67367)が素晴らしかっただけに大いに期待できる。
イングランドのオルフェウス Vol.49〜
 キリスト降誕(イングランドの
  グレゴリオ聖歌からクリスマスの歌)
ピーター・ホルマン指揮
パーリー・オヴ・
 インストゥルメンツ
サーマディー(cho.)
ロビン・ミルフォード(1903-1959):
 月明かりで釣りOp.96(ピアノと管弦楽)/
 ミニチュア・コンチェルト ト長調 Op.35
  (弦楽オーケストラ)/
 哀愁の瞑想Op.83(ヴィオラと弦楽)/
 2つの管弦楽のためのインターリュード
  (フルート、弦楽、ピアノ)/
 組曲「ゴー・リトル・ブック」Op.18
  (フルート、ソプラノ、弦楽)/
 ジェームズ・スコットのためのエレジー
  (弦楽オーケストラ)/
 インターリュード(フルート、弦楽)
ジュリアン・スペリー(Fl)
ジュリアン・ミルフォード(P)
クララ・フィニモア(Va)
カリース・レーン(S)
ロバート・ソルター(ディレクター)
ギルドホール・ストリングス
 ロビン・ミルフォードはホルスト、ヴォーン=ウィリアムズ、R.O.モリスに師事した作曲家で、作曲に専念できる環境にあったため、大規模なオペラ、オラトリオ、交響曲をはじめとするあらゆるジャンルに多くの作品を残しているという。とはいえ民謡旋律に多大な影響を受けた作曲家だけに、こうした小品が最も本領を発揮できる分野だっただろう。なお、ピアニストとして参加しているジュリアン・ミルフォードは作曲者の親戚筋(甥の息子)。
CDA-67445
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(2CD)
1CD価格
リスト:詩的で宗教的な調べ S.173
 [祈り/アヴェ・マリア/孤独な中の神の祝福/
 死者の追憶/主の祈り/
 眠りから覚めた御子への讃歌/葬送曲/
 パレストリーナによるミゼレーレ/
 アンダンテ・ラグリモーソ/愛の讃歌
スティーヴン・オズボーン(P)
 2002年にリリースされたメシアン:「幼子イエスに注ぐ20の眼差し」(CDA-67351/国内仕様 MCDA-67351)で英Gramophone誌から「hyperion史上最強のレコーディングのひとつ」と絶賛され、BBCミュージック・マガジンでは "Best of 2002" に選出、さらにデイリー・テレグラフの "Best of the Year"にも選出されるなど、イギリスでセンセーションに近いブームを巻き起こしたスティーヴン・オズボーン。日本でも同年のN響定期への客演、吉田秀和氏をはじめとするクリティークの記事により、着々とピアノ・ファンにその名が浸透。2003年のアルカン:「エスキス」全曲(CDA-67377/国内仕様 MCDA-67377)も高く評価された。オズボーン初のリスト作品だけに注目度は高い。大作「詩的で宗教的な調べ」の全曲盤はレスリー・ハワードのかつての録音(CDA-66421;1989年)も発売当時評判になったが、世界のインディペンデント・レーベルを見渡しても、「詩的で宗教的な調べ」の全曲録音を2回も行っているところは、そうそうないはず。2枚組で1枚分価格の設定は、hyperionの期待の大きさの 表れかもしれない。
CDA-67446
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(2CD)
1CD価格
カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759):
 受難カンタータ「イエスの死」
ウタ・シュワベ、
インヘファン・
 デ・ケルクホーフェ(S)
クリストフ・ゲンツ(T)
シュテファン・ゲンツ(Br)
シギスヴァルト・クイケン指揮
ラ・プティット・バンド
エクス・テンポレ
 C.H.グラウンは、プロイセンの宮廷楽長をつとめ、フリードリヒ大王の寵愛を受けた作曲家で、ハンブルク市の音楽総監督の地位にあったテレマンと並び称された高名な人物。歌手でもあったグラウンはイタリア語オペラを得意としていた。そして自らも28ものオペラを作曲している。この「イエスの死」はカール・ヴィルヘルム・ラムラーの福音テキストに作曲したものだが、ほぼ同時期にテレマンも同じテキストを用いた作品にとりかかっており、当世風に言えば「競作」になったという。後期バロックの厳格なスタイルを用いたテレマンと、イタリア・オペラを思わせる抒情的でのびのびとした旋律を用いたグラウンの作品とは、際立った対照を示したという。グラウンの作品は1755年に初演、以降100年にわたって毎年受難週間に取り上げられるほどの名作となった。今回、それがS.クイケン&ラ・プティット・バンドの入念な演奏で復活することを喜びたい。
愛の支配〜ジャン・フィリップ・ラモー(1683-1764):
 オペラの愛の歌

  歌劇「優雅なインドの国々」より
  [Fra le pupille, Rigaudon I/Rigaudon II/
   Fuyez, Tambourin I/Tambourin II
   Partez, Regnez, Amour, Tempete
   : La nuit couvre les cieux !]/
  歌劇「遍歴の騎士」〜C'est trop soupirer
  歌劇「プラテー」〜 Soleil, fuis de ces lieux !
  歌劇「ゾロアストル」〜 愛の支配 ( Regne Amour )
  歌劇「ダルダニュス」より
  [Marche pour les differents nations/
   Par tes bienfaits, Air gracieux/
   L'Amour, le seul Amour,
    Si l'Amour coute des soupirs, Tambourin I/
   Tambourin II]
  歌劇「ピグマリオン」〜 Du pouvoir de l'Amour
  歌劇「イッポリートとアリシー」〜 Rossignols amoureux
  歌劇「優雅なインドの国々」〜 Musettes, resonnez
  歌劇「プラテー」
   〜 Honneur a la Folie - Je veux finir - Hymen
カロリン・サンプソン(S)
ジェフリー・スキッドモア指揮
エクス・カシードラ
 ラモーのオペラから愛の歌を抜粋。カロリン・サンプソンはキングズ・コンソートでソロイストをつとめるソプラノ。イギリスの古楽系歌手の中でも特に成長株。 エクス・カシードラも前作のシャルパンティエが素晴らしかっただけに、今回も期待がもてる。
モーテン・ラウリセン(1943-):合唱作品集
 永遠の光/
 イタリア・ルネサンス時代の詩による
  「6つの炎の歌」〜マドリガル/
 アヴェ・マリア/慈しみと愛のあるところ/
 おお、大いなる神秘
スティーヴン・レイトン指揮
ポリフォニー、
ブリテン・シンフォニア
SACDA-67449
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 イギリス合唱界の誇る黄金コンビ、レイトン&ポリフォニーの新作はアメリカの作曲家、ラウリセンの合唱作品集。
 ラウリセンは、アメリカはワシントン生まれの作曲家(バイオに特に記載は無いが、名字からして北欧系と思われる)。1994年から2001年までアメリカの名合唱団であるロサンゼルス・マスター・コーラルのコンポーザー・イン・レジデンスを務めるなど20世紀の新しい合唱レパートリーの作曲、普及を活発に行っている。 「慈しみと愛のあるところ(Ubi caritas et amor)」はリリカルで優美な旋律を持ち、日本でもアマチュアからプロの合唱団と幅広い団体により演奏されており、「おお、大いなる神秘」はアメリカで吹奏楽に編曲されるなど国、ジャンルを越えて幅広く親しまれている。
 ポリフォニーは1986年にレイトンの呼びかけで結成されて以来、瞬く間にイギリスのトップ・クラスの合唱団の地位を獲得。そのレパートリーはイギリスの作品を中心に中世ルネサンス時代から近・現代作品と多岐に渡っており、その実力はグラモフォン・アウォーズでの合唱部門年間最優秀賞の獲得(2004年、CDA-67375「ペルト:合唱作品集」/2001年、CDA-67140「ブリテン:無伴奏合唱作品集」)や数々のレコーディング、コンサートなどで実証されている。SACDはマルチチャンネル対応。
オルフェウスとリュート〜
 シェイクスピアのための音楽(パーセルからアーンまで)

 ジェレマイア・クラーク(1674頃-1707):
  Overture to Titus Andronicus "Overture" "Minuet"
 ジョン・ウェルドン(1676-1736):
  Take, O take those lips away
 ジョン・エクルズ(1668-1735):
  Can life be a blessing
 トマス・チルコット(1700頃-1766):
  Pardon, goddess of the night
 モーリス・グリ−ン(1696-1755):
  Orpheus with his lute
 トマス・チルコット:
  Orpheus with his lute/ Hark, hark the lark
 トマス・アーン(1710-1778):
  To fair Fidele's grassy tomb
 ロバート・ウッドコック(1690-1728):
  Concerto No 9 in E minor "Vivace" "Largo" "Allegro"
 リチャード・レヴェリッジ(1670/1-1758):
  When daisies pied, and violets blue
 トマス・アーン:
  When daisies pied and violets blue/
  When icicles hang by the wall
 ジョン・クリストファー・スミス(1712-1795):
  You spotted snakes/Full fathom five
 ウィレム・デ・フェッシュ(1687?-1757):
  All fancy sick
 ジョン・ウェルドン:
  Dry those eyes which are o'erflowing
 ヘンリー・パーセル(1659-1695):Dear pretty youth
 トマス・アーン:
  Honour, riches, marriage, blessing/
  Where the bee sucks there lurk I
キャスリーン・ボット(S)
レイチェル・ブラウン(Fl-tr)
ピーター・ホルマン指揮
パーリー・オヴ・
 インストゥルメンツ
 地味ながら高い評価を受けている『イングリッシュ・オルフェウス』シリーズの第15巻。
バッハ:イギリス組曲第1番−第6番 BWV.806-811 アンジェラ・ヒューイット(P)
MCDA-67451/2
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(2CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\5616(税抜\5200)
SACDA-67451/2
(2 HYBRID_SACD)
廃盤
 解説:アンジェラ・ヒューイット(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 「ゴルトベルク変奏曲」(CDA-67305)、「イタリア協奏曲&フランス風序曲」(CDA-67306)、「平均律・第1巻&第2巻」(CDA-67301-2&67303-4)、「フランス組曲」(CDA-67121-2)、「パルティータ」(CDA-67191-2)、「トッカータ」(CDA-67310)まで、一貫した明晰なタッチとしなやかさで内外の多くの称賛を勝ち得たヒューイット。英サンデー・タイムズ紙は、「ヒューイットのバッハは、これまでどんな偉大なチェンバロ奏者も与えてくれなかった、生き生きとした音楽を与えてくれた」と評している。必ずヒューイット自ら記すブックレット解説での、研究・分析・考察もすでにおなじみ。今回も多くのファンの期待に違わぬ素晴らしい演奏を聴かせてくれる。
ファゴットと管弦楽のためのミニチュア集
 ヨハン・ヴィルヘルム・ガングルベルガー
  (1876-1938):ポルカ「私のテディ・ベア」
 エルガー:「ロマンス」Op.62
 ジャン・バティスト・スナイエ(1688頃-1730):
  アレグロ・スピリトーソ
 フォーレ:小品
 グノー:あやつり人形の葬送行進曲
 ヴォーン・ウィリアムズ:
  イギリス民謡からの4つの練習曲 他
ローレンス・パーキンス(Fg)
ニュー・ロンドンo.
 マンチェスター・カメラータの首席ファゴット奏者であるパーキンスの小品集。熊倉一雄のナレーション&吹き替えでお馴染みのTV番組「名探偵ポワロ」のテーマ曲に使われて有名になった「あやつり人形の葬送行進曲」もパーキンス自身のアレンジで収録されている。
ピーター・マクスウェル・デイヴィス(1934-):
 ミサ・パルウラ/ミサ/
 来たれ、創り主なる聖霊よ(オルガン独奏)/
 聖霊降臨祭の夕食礼拝(無伴奏合唱)/
 Reliqui domum meum(オルガン独奏)/
 来たりたまえ、聖霊よ(無伴奏合唱)
ロバート・クィニー(Org)
マーティン・ベイカー指揮
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
新発見のリスト Vol.2
 フランツ・リスト(1811-1886):
  「詩的で宗教的な調べ」へのプレリュードS.171d/
  管弦楽をともなわない協奏曲S.524a/
  アルバムの綴り変ロ短調S.164e;2/
  ハンガリー行進曲変ロ長調S.229a/
  「夜想曲」追憶S.168b/
  4つのアルバムの綴り
  [ニ長調S.164h?/前奏曲S.164j/変イ長調S.166l/S.167h]/
  おお、愛しうる限り愛せS.540
レスリー・ハワード(P)
 ハワードのリスト全集は一旦完結したのかと思ったが、新発見の作品がまだまだあった! これは新シリーズの第2弾となるもの。
ショパン:バラード&スケルツォ集
 バラード第1番 ト短調Op.23/
 スケルツォ第1番 ロ短調Op.20/
 バラード第2番 ヘ長調Op.38/
 スケルツォ第2番 変ロ短調Op.31/
 バラード第3番 変イ長調Op.47/
 スケルツォ第3番 嬰ハ短調Op.39/
 バラード第4番 ヘ短調Op.52/
 スケルツォ第4番 ホ長調Op.54
スティーヴン・ハフ(P)
 スティーヴン・ハフ初のショパン・アルバム。ハフの売れっ子ぶりはすさまじい。彼の個人webサイトをのぞいてみると、2003年だけでもリサイタル22回、協奏曲27回、室内楽2回の本番をこなしているから、平均してほぼ1週間に1回はどこかでコンサートをやっていることになる。そんな中ショパンは長年にわたって頻繁に取り上げていることがわかる。 2003年11月にもショパンのバラード&即興曲を中心としたプログラムによるリサイタル・ツアーを実施、各地で好評を博している。
 ハフはショパンのピアニズムを古典派=フンメルからの延長線上にとらえ、そこにベルカント的な歌心を加えた表現を心がけているという。フンメルの協奏曲やソナタで名演をものしたハフならでは、といえるだろう。長いキャリアを誇るハフだが、ショパンのアルバムは意外にも初録音(最初期のVirginへのオムニバス・アルバムに、リストがショパンの歌曲を編曲したピアノ曲が1曲含まれていた)。満を持したその演奏には、ハフのトップ・フォームが刻まれている。輝かしいピアニズム、鋭い洞察力と知性、美しいサウンドとクリアーなメロディー・ラインはまさにこの人ならではのもの。さらにハフがここでバラードとスケルツォを交互に配置したのは、それぞれが個々に独立した作品ではなく、対で一繋がりのものだと認識し、聴き手にそれを感じて欲しいからだという。
 hyperionのコメントには「真に記憶されるべきディスク、これぞトップ推薦に値する」とある。
ロンドンの誇り〜歌でつづるロンドン祝賀
 モンクトン:
  チョーク・ファームからカマーベル・グリーンへ
 ドリング:ビジネス・ガール
 ガーシュウィン:霧の日
 ウォルトン:ライム
 ノリス:ビッグ・ベンのブルース
 シャーウィン:バークリー・スクエアのうぐいすの歌
 スワン:楽しい騒音
 カワード:ロンドンの誇り 他
キャスリーン・ボット(S)
デイヴィッド・
 オーウェン・ノリス(P)
オルガン・ファイアーワークス Vol.10
 モンス・レイドヴィン・タックル(1942-):
  ブルース・トッカータ
 ジョン・ラッター(1945-):
  復活祭の歌「O Filii et Filii」の
   主題による変奏曲
 デイヴィッド・N・ジョンソン(1922-1988):
  トランペットの調べ ト長調
 モーリス・デュリュフレ(1902-1986):
  組曲〜トッカータ Op.5
 ジャコモ・マイアベーア(1791-1864):
  再洗礼派のコラール
 フランツ・リスト:
  コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・
   ウンダム」による幻想曲とフーガ S.259
  他(全11曲)
クリストファー・ヘリック、
ジェレミー・スパージョン(Org)
この子らはだれか?
 ティペット:少年時代の終わり
 フィンジ:若人の訓戒 Op.14
 ブリテン:
  この子らはだれか? Op.84/
  ヘルダーリンの6つの断章/真夜中に
マーク・パドモア(T)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 少年を題材にした歌曲を集めたアルバム。
ジェイムズ・マクミラン(1959-):
 十字架上のキリストの最後の七つの言葉
 聖母マリアのお告げ/テ・デウム
スティーヴン・レイトン指揮
ポリフォニー(cho.)
ブリテン・シンフォニア
SACDA-67460
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 現代スコットランド音楽界をリードする作曲家マクミランの宗教的な内容を持つ合唱作品集。「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」はタイトルの通り、キリストが十字架上で語ったとされている最後の言葉を題材とした合唱と弦楽合奏のための作品。日本でも1998年の日本初演以降、度々取り上げられている大作である。「聖母マリアのお告げ」、「テ・デウム」の2曲も貴重な録音。
 1986年に指揮者スティーヴン・レイトンの呼びかけによって結成されたポリフォニー。2度のグラモフォン・アウォーズでの合唱部門年間最優秀賞の獲得(2004年、CDA-67375:ペルト合唱作品集/2001年、CDA-67140:ブリテン無伴奏合唱作品集)などその存在は際立っており、これまでにリリースされたディスクはいずれも絶賛されている。
マイケル・ティペット(1905-1998):
 ピアノのための作品全集

 ピアノ協奏曲/ヘンデルの主題による幻想曲/
 ピアノ・ソナタ
  [第1番/第2番/第3番/第4番]
スティーヴン・
 オズボーン(P)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBC スコティッシュso.
 俊英オズボーンが弾くティペットのピアノ作品全集。20世紀イギリスを代表する作曲家として特にイギリス音楽ファンから大きな支持を得ているマイケル・ティペット。音楽家としての経歴のスタートは比較的遅かったティペットだが、独創的なリズムと和声を用いた独自色の強い作品を打ち出すことによって評価を確立した。
 1991年にクララ・ハスキル国際コンクールで優勝を果たしたスコットランド生まれの俊英スティーヴン・オズボーンはティペットの権威でもあるそうで、今回の新録音はスペシャリストの名に相応しい一大事業。これだけまとまった形でのリリースは珍しいだけに、オズボーン・ファンとティペット・ファンの両方から重宝されることは間違いない。
ヘンデル:
 聖セシリアの祝日のための頌歌 HWV.76
 カンタータ
  「チェチーリアよ、まなざしを向けたまえ」HWV.89
キャロライン・サンプソン(S)
ジェイムズ・ギルグリスト(T)
ロバート・キング指揮
キングズ・コンソート
SACDA-67463
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 パーセル、ヴィヴァルディ、そして最近はモンテヴェルディと、体系的な録音をコツコツと積み重ねているロバート・キング。彼のヘンデルは、これでなんと17作目となる。聖セシリアの祝日のための頌歌はイギリス時代の中期に当たる1739年の作で、ちょうどその頃はオペラから劇的オラトリオへその歩みを変えた時期に当たる。
ウェーバー(1786-1826):
 クラリネット五重奏曲 変ロ長調 J.182
 フルート、チェロとピアノのための三重奏曲 ト短調 J.259
 ピアノ四重奏曲 変ロ長調 J.76
ゴーディエ・アンサンブル
 これまでにもベートーヴェン、フランセ、モーツァルトやシューベルトの室内楽曲の録音で質の高い演奏を聴かせてくれているゴーディエ・アンサンブル。 ウェーバーの室内楽作品は現在でも頻繁に取り上げられている名作。室内楽のスペシャリスト、ゴーディエ・アンサンブルがどのような解釈を披露してくれるのか注目したい。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.35
 アンリ・エルツ(1803-1888):
  ピアノ協奏曲第1番 イ長調Op.34/
  ピアノ協奏曲第7番 ロ短調Op.207/
  ピアノ協奏曲第8番 変イ長調
ハワード・シェリー(P)指揮
タスマニアso.
 アンリ・エルツは19世紀フランスの作曲家で、ニュー・グローヴ音楽事典によれば、生前は著名で人気のあったヴィルトゥオーゾだったとされる。リストやショパンをはじめとする作曲家たちの合作「ヘクサメロン」にも加わっている。後半生はパリ音楽院でピアノ課の教授をつとめるかたわら、ピアノ製作にも興味を示し、工場への出資、あげくには自分で工場を建設、経営までしていたらしい。ここに収められた3曲のコンチェルトは世界初録音。
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集 Vol.4
 第3番ハ短調 Op.1 No.3/
 創作主題による14の変奏曲 変ホ長調 Op.44/
 第4番 変ロ長調 Op.11「街の歌」
フロレスタン・トリオ
 シリーズ完結。21世紀最初の全集にふさわしいフレッシュな名演。
CDA-67468
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(2CD)
1CD価格
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ Vol.4
 J.S.バッハ/
  サムイル・フェインベルク(1890-1962)編曲:
  前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.548/
  トリオ・ソナタ第5番 ハ長調 BWV.529〜ラルゴ/
  13のコラール前奏曲
   [いと高きところ神にのみ栄光あれ BWV.663/
   同 BWV.711/同 BWV.662/
   バビロンの流れのほとりで BWV.653/
   われらが神は堅き砦 BWV.720/
   われ神より離れじ BWV.658/
   ただ神の摂理に任す者 BWV.647/
   イエスよ、いまぞ汝御空より降り来たりて BWV.650/
   イエス・キリストよ、われを顧みたまえ BWV.655/
   われらが救い主、イエス・キリスト BWV.665/
   いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV.659/
   ああ、わがもとに留まれ、
    主イエス・キリストよ BWV.649/
   さらば別れを告げん BWV.735]/
  オルガン協奏曲第2番 イ短調 BWV.593
   (原曲:ヴィヴァルディの Op.3 No.8)
マーティン・ロスコー(P)
 2枚の「ブゾーニ編」、グレインジャーなど「オーストラリア編」に続く、ハイペリオン名物バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ最新作。今回はロシアの伝説の巨匠サムイル・フェインベルグに焦点が当てられている。ピアニストとしての活動がリヒテルやギレリスが西側で活躍する前の時期に当たっていたため、レコードも少なく、日本で馴染みがあるとは言いがたいが、注目すべきヴィルトゥオーゾであり、ショパン、リスト、ブゾーニ、ゴドフスキーに連なる「コンポーザー=ピアニスト」の系譜に連なる人物である。チャイコフスキー「悲愴交響曲」の恐ろしいほど難易度の高い編曲があるため、日本の「体育会系」ピアノ・マニアの注目を集めたこともある。また、ロシアにおけるバッハ演奏の開祖とでもいうべき存在でもあった。
 リヒテルは「私以前に平均律クラヴィーア曲集の全曲をプログラムに組み入れていたのはフェインベルグだけだった」という趣旨のコメントをしている。これらバッハのオルガン作品の編曲は、ロシア国内でさえあまり知られていない貴重な楽譜であり、すべて初録音となるものばかりという。最も注目なのは最後に収められたヴィヴァルディ原曲のオルガン協奏曲のピアノ版。ヴィヴァルディの原曲にバッハ流ポリフォニーと和声感覚がミックスされた作品を、ロシアン・ヴィルトゥオーゾの面目躍如たる妥協なき編曲によって、双方の個性を殺すことなく、ピアニスティックに仕上げるという離れ業をやってのけている。またしてもその筋のピアノ・マニアが快哉を叫びそうな内容である。
 今回のピアニストはイギリスのヴェテラン、マーティン・ロスコー。ドホナーニやイグナッツ・ブリュールのピアノ・コンチェルトを華麗に弾ききる技巧派だ。
 全編で90分に及ぶため2枚組となったが、1枚分価格が設定されている。
チャールズ・アイヴズ(1874-1954):
 ピアノ・ソナタ第2番
  「マサチューセッツ州コンコード 1840-1860」
   (コンコード・ソナタ)Op.19(*)
サミュエル・バーバー(1910-1981):
 ピアノ・ソナタ Op.26
マルク=アンドレ・アムラン(P)
ジェイミー・マーティン(Fl;*)
OCDA-67469
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2880(税抜\2667)
 録音:2004年4月5日-6日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。解説:ジェド・ディスラー(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 アムランが「コンコード・ソナタ」を再録音した。アムランがカーネギー・ホール国際ピアノ・コンクールで優勝したのが1985年、前回のNew Worldでの録音はそのわずか3年後のものだったから、「コンコード・ソナタ」はアムランがキャリア初期からレパートリーに組み入れている曲であったといえる。旧録音ではピアノのみのヴァージョンを用いていたが、今回は第4楽章にオプションのフルートが加わる版が用いられている。ジェイミー・マーティンはヨーロッパco.とASMIFの首席奏者。
 このソナタ、レノーア・パーセルが1920年から29年にかけて楽章ごと別々に初演した後、1939年にジョン・カークパトリックが10年もの準備期間を経て全4楽章を通して初演。その後1948年に米Columbiaがカークパトリックの演奏を録音し発売、何ヶ月にもわたるベストセラーを記録したという。カークパトリックはステレオ時代に再録音も行っている。大変な難曲だが、それがアイヴズの代表作のひとつとして急速に認められたのは、レコードという新時代のメディアが大きく作用しているからに他ならない。バーンスタインがラジオ中継されるコンサートでアイヴズの交響曲第2番を取り上げて大きなセンセーションを巻き起こしたのと同様、メディアを通じたアイヴズのポピュラリティー向上を考える上で重要な出来事だ。
 アイヴズが信奉する「超絶主義」(マサチューセッツ州コンコードの4人の哲人によって形成された、性善説に基づく宗教的・哲学的倫理)を骨格に、複調、クラスター、拍子なしのリズム・・・などアヴァンギャルドな要素と、ベートーヴェンの運命交響曲の動機、ハンマークラヴィア・ソナタの様式感とが細胞となって生み出された有機生命体が「コンコード・ソナタ」。来るべき前衛の幕開けを告げるターニング・ポイントとなった重要な作品だけに、これまでにも腕に覚えがあるピアニストたちによって機会あるごとに取り上げられてきてはいる。しかし2度も録音を実施したのは、初演者カークパトリックを除けばアムランしかいないはず。
 バーバーのソナタも、常に長い間“グレイト・アメリカン・ピアノ・ソナタ・ステークス”のトップを走り続けてきた作品。アイヴズとはまったく価値観が異なり、歩んだ道も異なる2人だが、どちらの作品も、力感、流動性、確固たる自信に溢れ、その思想が作品全体に見事に行き渡っている。どちらの作品も、(流儀こそ違うものの)ピアノのダイナミック・レンジと音域を徹底的に探求し、奏者のヴィルトゥオーゾ性とスタミナを試すものとなっている。そしてまた、目的こそ異なるが、どちらの作品も伝統的な調性の概念を超えているのである。キャリア初期の段階から人間離れした超絶技巧を誇ったアムランのさらなる進化が凝縮された演奏となること必至の話題作だ。
パーシー・ホワイトロック(1903-1946):
 オルガン作品集

 ソナタ ハ短調/5つの小品/
 ファンタジー・コラール第1番 変ニ長調
ジョン・スコット(Org)
 42歳で早逝したため、あまり知られることのなかったイギリスのオルガニスト兼作曲家ホワイトロックの名作選。
アムラン初の室内楽作品録音
 〜ブラームス:ピアノ四重奏曲集

 ピアノ四重奏曲第1番 ト短調Op.25/
 ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調Op.60/
 ピアノ四重奏曲第2番 イ長調Op.26/
 3つの間奏曲Op.117
マルク=アンドレ・アムラン(P)
レオポルド弦楽三重奏団
 既にHYPERIONを中心に数多くの録音を行っているアムランだが、新境地開拓となる初の室内楽録音は、評判となったピアノ協奏曲第2番(CDA-67550/OCDA-67550)に続き、ブラームスとなった。3曲のピアノ四重奏曲の中でも第1番は、シェーンベルクの手によって管弦楽編曲が行われるなど特に親しまれている。カップリングとして、神秘的ともいえる晩年作「3つの間奏曲」を収録。
 来日公演でも期待に違わぬブラームスとショパンを聴かせたアムラン。共演のレオポルド弦楽三重奏団も、ヴィオラ奏者のローレス・パワーなど実力者揃いで、これは楽しみな発売だ。
ギヨーム・デュファイ(1397?-1474):
 聖アンソニー・アボットのためのミサ
ジル・バンショワ(c.1400-1460):
 へクトルに打ち勝った者はパリスによって/
 キリエ「単誦祝日に」/サンクトゥス/
 アニュス・デイ/新しい旋律の歌を
アンドルー・カークマン指揮
バンショワ・コンソート
 ギヨーム・デュファイ2番目の“アンソニー・ミサ”である「聖アンソニー・アボットのためのミサ」、ジル・バンショワの合唱曲といったバンショワ・コンソートのならではのレパートリーを収録。
 バンショワ・コンソートはアンドルー・カークマンによって1995年に結成された男声合唱グループ。同じデュファイの「聖ヤコブのための音楽」で1999年グラモフォン・アウォーズ、アーリー・ミュージック部門年間最優秀賞を獲得し、14世紀-15世紀の声楽作品の演奏で高い評価を受けている。
ジョン・タヴナー(1944-):合唱新作集
 Birthday Sleep / Butterfly Dreams /
 The Second Coming / Schuon Hymnen /
 As one who has slept / The Bridal Chamber /
 Exhortation and Kohima / Shunya
スティーヴン・レイトン指揮
ポリフォニー
SACDA-67475
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 「癒し系」の大御所、ジョン・タヴナーの最新作をいち早く収録したディスク。イギリス人ながらギリシャ正教に帰依したタヴナーは、昨今話題になったシャンティクリアのための作品などでは、自身の宗教的信条を全面に打ち出していたが、ここではイェーツの詩を用いるなど、また新たな変節が見てとれるのが興味深い。
イサーク・アルベニス(1860-1909):
 イベリアと後期ピアノ作品集

  組曲「イベリア」(全曲) B.47/
  ラ・ベーガ(草原) B.46
   (組曲「アルハンブラ宮殿」〔未完〕の
     第1曲として作曲)/
  イヴォンヌの訪問 B.48/スペイン(想い出草) B.45/
  ナバーラ B.49
   (ウィリアム・ボルコムによる補筆完成版)
マルク=アンドレ・アムラン(P)
OCDA-67476/7
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(2CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\5759(税抜\5333)
 録音:2004年4月7日-8日、8月25日-26日。解説:ウォルター・クラーク(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 前作アイヴズ、バーバーに続くアムラン待望の新作は19世紀スペインで活躍し、スペインの音楽史上で最も重要な作曲家の1人と言われる大家イサーク・アルベニスの情熱溢れる後期ピアノ作品集。
 アルベニスの前期作品はリストの影響を受けた技巧的で速いパッセージを持った作品が中心だったが、後期の作品ではそこにスペインの民族音楽を取り入れるなど民族色が色濃くなっている。アルベニス自身も超絶技巧を得意としたピアニストであり、その為かピアノ作品には高度な技巧を必要とする作品が多いが、やはり注目は代表作である「イベリア」全曲。1906年から1909年にかけて4巻に分けて出版されたこの作品は、極めて複雑なピアノ技法と自由で大胆な和声法を用いて作曲された超難曲。また未完の「ナバーラ」B.49は通常、245小節目以降をデオダ・ド・セヴラックが補筆完成させた版が用いられることがほとんどであるが、ここではウィリアム・ボルコムによる補筆完成版を収録しているという点も興味深い。
CDA-67478
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[CD-R]
価格帯:R
ルイ・モロー・ゴッツチョーク(1829-1969):ピアノ作品集 Vol.7
 水の魂/私を忘れないで/バンジョー 第2番/アンデネス・マズルカ/自由への戦いの叫び/
 妖精の地/万歳ギャロップ/兵士の歌/騎士道の愛/ラ・ブリゼ/マドレーヌ/第7のバラッド/
 ガリーナ(キューバ舞曲)/瀕死の白鳥/ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン
  フィリップ・マーティン(P)
 フィリップ・マーティンによるゴッツチョーク(ゴットシャルク)は第1作の録音が1990年だったから、ほぼ2年に1作ペース。息の長いシリーズだ。既発のアイテムは、番号順にCDA-66459、66697、66915、67118、67248、67349(旧譜の曲目詳細は レーベル・サイト[ http://www.hyperion-records.co.uk/composer_page.asp?name=gottschalk ]をご覧ください。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
 アヴェ・レジナ・チェロールム(8声)
 ミサ「アヴェ・レジナ・チェロールム」(8声)
 アヴェ・マリア(4声)/主、わが主にのたもう(8声)
 僕らよ、主を讃めたたえよ(8声)
 主を讃めたたえよ(8声)/われは喜びに満ちたり(4声)
 主が家を建てるのでなければ(4声)
 第7旋法のマニフィカト(4声)/アヴェ・マリア(8声)
マーティン・ベイカー指揮
ウェストミンスター大聖堂cho.
SACDA-67479
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 伝統と格式を備えたウェストミンスター大聖堂聖歌隊のビクトリア第8作は、名作「アヴェ・マリア」を収録。
フランソワ・クープラン:鍵盤音楽集 II
 クラヴサン曲集第4巻〜
  第25組曲[空想にふける女/神秘的な女/
   モンフランベール夫人/勝利したミューズ/
   さまよう亡霊たち〕/
  第21組曲[慕わしき王妃/跳躍/クープラン/
   ハープ型/小さな皮肉屋]/
  第24組曲〜
   [毒槍/二重生活者(パッサカリアの動き)]
  第26組曲[病み上がりの女/ガヴォット/ソフィ/
   とげのある女/パントマイム]/
  第27組曲[上品な女/けしの実/中国風/頓知]
アンジェラ・ヒューイット(P)
OCDA-67480
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(CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\2880(税抜\2667)
SACDA-67480
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 解説:アンジェラ・ヒューイット(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。クープランの「クラヴサン曲集」を収録した3巻シリーズの2枚目にあたるアルバム。
 バッハやスカルラッティのチェンバロ作品はピアノでも演奏する習慣が定着しているのに、クープランでは試みられてこなかった。ヒューイットが長年暖めていたこの企画は、定評あるバッハと同様、高い評価を得ている。「全226曲を前もって検討した後、私は現代のピアノにいちばん合うと感じられたもの、そしてもっとも興味深いと思われたものを選び出した」と語るヒューイット。前回のCD(CDA-67440/国内仕様MCDA-67440)では、クラヴサン曲集の第2巻と第3巻から、組曲を3つ選んで演奏していたが、今回は第4巻から5つの組曲を選択。第24組曲のみ2曲を抜粋、他はすべて演奏している。クープランの最後の出版作品で、1730年、死のわずか3年前に刊行されたものである。この頃には彼の健康状態は急速に衰えていたとされている。
 各曲につけられた奇抜なタイトルは見ているだけで想像力をかき立てずにいられない。クープランは明らかに彼の身近な人物を描いたのだが、具体的なことを明らかにしていないため、謎も多い。ヒューイットによれば、当時の演劇の登場人物、クープランがつきあっていた人たちにしかわからないような、様々な「内輪の冗談」がタイトルに含まれているという。もともと曲に絵画的なあるいは奇抜な題名を付ける伝統は、16世紀末のリュート奏者が始めたものだが、フランスの数多くのクラヴサン奏者が採用するようになった。クープランもその一人だった。後の時代になってこの伝統に倣ったのがエリック・サティ。つまりピアノで聴くクープランはヒーリング・ミュージックの開祖サティの原点を探る旅なのかもしれない。
 ヒューイット自ら書き記す各曲のライナー・ノーツも毎回お馴染みだが、彼女はこの第4巻について「クープランの作品のなかにずっと存在していた憂鬱と神秘性が、以前にも増してはっきりと表明されている」と感じるという。
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ Vol.6
 J.S.バッハ/ワルター・ルンメル(1887-1953)編曲:
  Ertodt' uns durch dein' Gute(カンタータ第22番より)/
  ああ、いかにはかなき、ああ、いかに空しき
   (カンタータ第26番より)/
  最愛のイエス、われらここにあり BWV.731/
  天にましますわれらの父よ BWV.760/
  神なしたもう御業こそいと善けれ(カンタータ第99番より)/
  古き年は過ぎ去りぬ BWV.614/
  イエス・キリスト、神の御子は(カンタータ第4番より)/
  わたしたちは急ぎます、弱くとも、たゆまぬ足取りで
   (カンタータ第78番より)/
  泣き、嘆き、憂い、おそれ(カンタータ第12番より)/
  私の信仰厚い心(カンタータ第68番より)
  O Menschen, die ihr taglich sundigt
   (カンタータ第122番より)/
  激しい風が荒れ狂い(カンタータ第92番より)/
  世は煙や影のようなものであり(カンタータ第94番より)/
  Zu Tanze, Zu Sprunge(カンタータ201番より)/
  われらあまたの苦難を経て(カンタータ146番より)/
  Dein Name gleich der Sonnen geh(カンタータ第173番より)/
  Lass dich nimmer von der Liebe berucken
   (カンタータ第203番より)/
  Sturze Zu Boden(カンタータ第126番より)/
  Dich hab' ich je und je geliebt(カンタータ第49番より)/
  おお神、汝善なる神よ(カンタータ第94番より)/
  飢えた人々を良い物で満たし(マニフィカト BWV.243より)/
  わが神なる主は讃えられん(カンタータ第129番より)/
  Die Seele ruht in Jesu Handen(カンタータ第127番より)/
  主なる神よ、われらこぞりて汝を頌め
   (カンタータ第130番より)/
  高き御空よりわれは来れり
   (クリスマス・オラトリオ BWV.248より)
ジョナサン・プロウライト(P)
 デミジェンコの演奏によるバッハ=ブゾーニ編曲集から始まった「バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ」シリーズも第6集に到達。本作は20世紀前半アメリカ・ピアノ界の巨匠、ワルター・ルンメルの手による現存する25の編曲全てを収録というハイペリオンならではの興味深い内容。
 ルンメルはゴドフスキーの弟子で、ドビュッシーの友人でもあり、卓越したピアニストとして知られていた音楽家である。収録されている25作品全てがバッハのオルガン作品や器楽曲などからの編曲ではなく、カンタータやマニフィカトなどからの編曲であるという点が今回最大のポイント。
 演奏を務めるジョナサン・プロウライトは、ハイペリオンに録音を行ったストヨフスキのピアノ協奏曲集などでのパフォーマンスが絶賛されたイギリス期待のピアノ奏者。バッハの合唱(声楽)作品がルンメルの編曲とプロウライトの演奏でどのように生まれ変わるのか? 斬新なバッハの姿を聴き、知ることのできる貴重かつ楽しみなリリースとなることは間違いない。
イギリスのアンセム集 Vol.8
 サミュエル・セバスチャン・ウェスリー(1810-1876):
  Praise the Lord, my soul
 スタンリー・ヴァン(1910-):
  Behold, how good and joyful a thing it is
 パーシー・ホワイトロック(1903-1946):
  Glorious in heaven
 クリストファー・ディーンリー(1930-2000):Jubilate
 ジョン・シェパード(1515頃-1558):Libera nos
 オーランド・ギボンズ(1583-1625):
  Great Lord of Lords
 ジョン・ゴス(1800-1880):
  O pray for the peace of Jerusalem
 ジョン・スタイナー(1840-1901):
  They that wait upon the Lord
 エドワード・ベアストー(1874-1946):
  Lord, I call upon thee
 ウィリアム・マッキー(1901-1984):
  We wait for thy loving kindness O God
 チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード
  (1852-1924):Ye choirs of new Jerusalem
 ヒューバート・パリー(1848-1918):
  Lord, let me know mine end
 ヒューバート・ミドルトン(1890-1959):
  Let my prayer be set forth
 ドブリンカ・タバコヴァ(1980-):Praise
 ジョン・スコット(1956-):
  Behold, O God our defender
 ジョン・ラター(1945-):A crown of glory
ジョン・スコット指揮
セント・ポール大聖堂聖歌隊
ヒュー・ウィリアムズ(Org)
ニコライ・ロースラヴェツ(1881-1944):
 室内交響曲(*)/ In the hours of the New moon
イラン・ヴォルコフ指揮
BBC スコティッシュso.
 (*)は世界初録音。ヤナーチェクの管弦楽作品集に続く、イスラエルの若きマエストロヴォルコフと手兵BBCスコティッシュ響のハイペリオン第2弾は、アムランによるピアノ作品集(CDA-66926/MCDA-66926)で再びその名を知られるようになったロシア・アヴァンギャルドの鬼才ロースラヴェツ。彼はロシアにおける無調音楽の創始者で、「ロシアのシェーンベルク」という異名を持っていた。
メンデルスゾーン:
 ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49
 ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 Op.66
フロレスタン・トリオ
[アントニー・マーウッド(Vn)
 リチャード・レスター(Vc)
 スーザン・トムズ(P)]
 シューマンのピアノ三重奏曲でグラモフォン・アウォードを獲得するなど、イギリスの常設ピアノ・トリオとして広く認知されているフロレスタン・トリオ。ソリストとしても高い実力と人気を誇るマーウッド、レスター、トムズによるアンサンブルの実力は既述のシューマンやベートーヴェン、ブラームス、フランス作品集の録音で証明されており、メンデルスゾーンの名作でも期待に違わぬ演奏を聴かせてくれるに違いない。
 なお、以前ほぼ同名の団体が DISCOVER (PROFILからメンデルスゾーンのピアノ作品集と共に再発予定)へ同2曲を録音していたが、それはオランダの「フロレスタン・フォルテピアノ・トリオ」という別の団体による物だった。
アーサー・サリヴァン(1842-1900):
 喜歌劇「密輸入者」
 喜歌劇「森の住人」
独唱者たち
ロナルド・コープ指揮
ニュー・ロンドンo.
ロンドン・コーラス
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
 教会音楽集 Vol.3

 主、わが主にのたもう II/聖なるマリアよ/
 イェルサレムよ、主をたたえよ I/思いだしたまえ/
 われ主に感謝せん III/われらはあなたをあがめ/
 サルヴェ・レジナ II/主が建てられるのでなければ I/
 主に向かいて新しき歌を歌え/
 神がととのえたもう宴を見よ/グローリア
キャロライン・サンプソン、
レベッカ・アウトラム(S)
ダニエル・オーチンクローズ、
ロジャーズ・
 カーヴィー=クランプ(ハイT)
チャールズ・ダニエルズ、
ジェイムズ・ギルグリスト(T)
ピーター・ハーヴィー、
ロバート・エヴァンズ(B)
ロバート・キング指揮
キングズ・コンソート&cho.
SACDA-67487
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 最終トラックに収められた7声の「グローリア」はモンテヴェルディの全作品の中でも最も輝かしいもののひとつ。
R.シュトラウス:歌曲全集 Vol.1
 献呈 Op.10 No.1/ゲオルギーネ Op.10 No.4/
 ぼくの頭に君の黒髪を Op.19 No.2/
 二人の秘密をなぜ隠すのか Op.19 No.4/
 幸せに満ち足りて Op.37 No.1/君を愛す Op.37 No.2/
 婚礼の歌 Op.37 No.6/ひそやかな歌 Op.39 No.1/
 解き放たれた心 Op.39 No.4/子守歌 Op.41 No.1/
 カンパーニャにて Op.41 No.2/春の饗宴 Op.56 No.5/
 東の国から来た聖なる3人の王たち Op.56 No.6/
 歌曲集「オリエントの歌」Op.77/万霊節 Op.10 No.8
クリスティーン・ブリュワー(S)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 シューベルト、シューマン、フォーレなどの歌曲集が好評を得ているHyperionから新シリーズ、リヒャルト・シュトラウス歌曲集がスタート。今後8〜9枚のCDで全歌曲を録音していくとのことで、これまでの実績からもクオリティの高い全集が期待できそうだ。
 ブリュワーはオペラ、リサイタル、レコーディングで活躍中のアメリカ出身のソプラノ。2005年のスケジュールではゲルギエフ指揮ロッテルダム・フィルのマーラーの交響曲第8番にソプラノとして出演を行ったのを皮切りに、クルト・マズア、オスモ・ヴァンスカら大物指揮者たちとの共演を数多く控えている。
ジャン・フランセ(1912-1997):
 バレエ音楽「裸の王様」/バレエ音楽「夜の娘たち」
ティエリー・フィッシャー指揮
アルスターo.
 フランスの作曲家、ジャン・フランセの管弦楽作品集第3集。器楽曲や室内楽曲の作曲家として名を馳せている彼の管弦楽作品を発掘するという、Hyperionならではの意欲的なシリーズ。
マーティン・ピアソン(1572頃-1651):
 ラテン語モテット集

 Deus omnipotens/ Redemptor mundi/
 Pater fili paraclete/ Levavi oculos meos/
 Ecce non dormitabit/ Mulieres sedentes/
 Christus factus est/ Hora nona/ Latus eius/
 O rex gloriae/ Quid vobis videtur/
 O domine Jesus Christe/ Laboravi in gemitu meo/
 Nolite fieri sicut equus/ Multa flagella peccatoris
ジェフリー・スキッドモア指揮
エクス・カシードラ・コンソート
 ピアソンはウィリアム・バードより少し後の世代に属するイギリスの作曲家。セント・ポール大聖堂の楽長をつとめるなどして活躍したが、宗教曲よりも作品はヴァージナル曲で知られることが多かった。これはめったに取り上げられない宗教曲にスポットをあてたCD。
ヘイミッシュ・ミルン〜メトネル:ピアノ作品集
 おとぎ話(全曲)(*)/
 若い人のためのロマンティックなスケッチOp.54
ヘイミッシュ・ミルン(P)
 (*)は、全曲まとめてとしては世界初録音。メトネルの作品を最重要レパートリーとし、1970年代から演奏し続けている世界的権威、ヘイミッシュ・ミルンによる最新録音。メトネルがその生涯に渡って作曲を続け、数ある作品の中でも特に演奏機会には恵まれている「おとぎ話」。ただ、1曲〜数曲単位の録音は数多いが、意外な事に全曲を収録した録音は今回のリリースが初の快挙。加えて、作品番号の付いていない1915年作曲の「おとぎ話」も収録。同曲の決定盤となることは確実だ。
ジョセフ・シュワントナー(1943-):天使の炎
 突然の虹/ヴァイオリンと管弦楽のための「天使の炎」/
 ホルンと管弦楽のための「秋を越えて」/
 オルガン、金管、打楽器、
  ピアノと弦楽のための幻想曲「九月の頌歌」
アン・アキコ・マイヤーズ(Vn)
グレゴリー・フスティス(Hr)
ジェイムズ・ディアズ(Org)
アンドリュー・リットン指揮
ダラスso.
 日本では吹奏楽作品や合唱作品の作曲家として近年急速に評価を高めているシュワントナーの管弦楽作品集がHyperionから登場。アメリカ出身のシュワントナーは神秘的な作風で人気を獲得し、その作品はグラミー賞にノミネートされるなど絶賛を受けている注目の作曲家。
 アーティストもハフとのラフマニノフ・ピアノ協奏曲全集でのハイ・パフォーマンスが記憶に新しいリットン&ダラスso.、ヴァイオリン独奏にはアン・アキコ・マイヤーズを起用するなど豪華な面々が顔を揃える。今までHyperionではあまり見られなかったレパートリーの登場であり、このシュワントナーの作品集でHyperionは新たな境地を切り開いたと言っても過言では無いかもしれない。
アドルフ・フォン・ヘンゼルト(1814-1889):
 ピアノのための練習曲集

 12の性格的な演奏会用練習曲集 Op.2/愛の詩 Op.5/
 サロンのための12の練習曲 Op.5
ピアーズ・レーン(P)
 サン=サーンス、モシェレス、スクリャービンなど珍しい練習曲集を次々レコーディングしているピアーズ・レーン。誰が呼んだか「エチューディスト」とさえ形容されることもあるという。そんなレーンが今回取り組んだのはヘンゼルト。19世紀ドイツの作曲家で、ワイマールでフンメルにピアノを学んだ後ロシアに渡り、今日まで隆盛を誇るロシアン・ピアニズムの礎を築いた作曲家。古典派とロマン派との架け橋となったヘンゼルト流ピアニズムは代表作とされるエチュードでたっぷり味わえる。
クルト・ヴァイル(1900-1950):
 ヴァイオリンと管楽合奏ための協奏曲 Op.12
ペトリス・ヴァスクス(1946-):
 ヴァイオリンと弦楽合奏のための協奏曲
アントニー・マーウッド(Vn)指揮
アカデミー・オヴ・セント・
 マーティン・イン・ザ・フィールズ
 20世紀音楽の代表的作曲家の一人クルト・ヴァイルと、ペルトやグレツキと並び賞されるラトヴィアの作曲家ヴァスクスによるヴァイオリン協奏曲。この2曲に挑むヴァイオリンのマーウッドはソロ奏者としてはもちろんのこと、フロレスタン・トリオのメンバーとしてコンサート、Hyperionへのレコーディングで大活躍中のイギリスのトップ・ヴァイオリニスト。
エドワード・ベアストウ(1874-1946):
 合唱作品集

 Jesu, the very thought of thee /
 Blessed city, heavenly Salem /夕べの礼拝 ニ長調/
 主よ、あなたはわれらの避難所である/
 If the Lord had not helped me /
 Let all mortal flesh keep silence /
 夕べの礼拝 ト長調/5つの心の詩/ Save us, O Lord
デイヴィッド・ヒル指揮
ケンブリッジ・セント・
 ジョンズ・カレッジcho.
ポール・プロヴォスト(Org)
ロデリック・
 ウィリアムス(Br)
ブリテン・シンフォニア
 スタンフォードから続く伝統的な形式による教会音楽を残したベアストーは、ウィガン教区教会やリーズ教区教会、ヨーク・ミンスターのオルガン奏者としても活躍したイギリスの作曲家、オルガン奏者、そして指揮者。長い伝統を誇るイギリスの名門合唱団がデイヴィッド・ヒルの見事な統率によって荘厳な歌声を響かせている。
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト Vol.6
 イェネー・フバイ(1858-1937):
  ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調「劇的協奏曲」Op.21
  ヴァイオリンと管弦楽のための組曲 Op.5
  ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 Op.90
ハガイ・シャハム(Vn)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBC スコティッシュso.
 ピアノ、チェロと並び好評を博しているハイペリオンの人気シリーズ「ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト」。グラファン、マーウッド、そしてリトルといった世界的アーティストがソリストを務めるこのシリーズ、今回はVol.3に引き続きイスラエル出身の名手ハガイ・シャハムが登場。
 フバイはブダペスト音楽院の教授としてシゲティらを輩出したハンガリーの演奏家であり作曲家。ちなみにハガイ・シャハムはこれまでに「チャールダーシュの情景」(CDA-67441/2)や「ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト Vol.3(フバイの協奏曲第3番&第4番)」(CDA-67367)でフバイの作品の録音を行っている。ヴァイオリン協奏曲集の完結盤となる今回も、ブラビンズ&BBCスコティッシュ管のサポートを受けて絶妙の演奏を披露してくれることだろう。
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
 幻想曲とフーガ イ短調BWV.904/
 イタリア風アリアと変奏 イ短調BWV.989/
 ソナタ ニ長調BWV.963/パルティータ イ長調BWV.832/
 組曲 ヘ短調BWV.823/アダージョ ト長調BWV.968/
 フーガ ハ長調BWV.953/
 コラール「イエス、わが頼り」BWV.728/
 コラール「ただ神の御旨に従う者は」BWV.691/
 幻想曲とフーガ イ短調BWV.944
アンジェラ・ヒューイット(P)
OCDA-67499
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2880(税抜\2667)
SACDA-67499
(HYBRID_SACD)
廃盤
 録音:2004年2月3日-5日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。解説:アンジェラ・ヒューイット(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 ヒューイットのバッハ・シリーズ第11作目。イ長調のパルティータは偽作だと考えられているため、「パルティータ集」(CDA-67191/2)のセットには収録せず、今回のアルバムで取り上げられている。その他今回は偽作の可能性がある作品でも遠慮なく取り上げているのが特徴で「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」第3番のアダージョ楽章であるBWV.968もW.F.バッハの編曲ではないかと推察されている曲だし、3曲の断片からなる組曲 ヘ短調、フーガ ハ長調も偽作の可能性が高いとされている。おそらく話題を呼んだクープランのシリーズと同様、ヒューイット自身がピアノに向いていると感じた作品を、真贋にこだわらず、あくまで音楽性のみで判断し抽出した結果であろうと思われる。長いバス声部の持続音が印象的なフーガBWV.944は後にバッハ自身がオルガン曲(BWV.543)に改作したことで知られる作品。ペルシャ絨毯にも例えられる複雑な対位法を織り込み、いかにもバッハらしい悲劇的な色彩を帯びたこの曲のフーガが、アルバム全体を締めくくる・・・という、いつもながらの見事な構成。ますますヒューイット・ファンの心を熱くしてくれるアルバムの登場だ。
ロバート・シンプソン(1921-1997):
 交響曲第11番
 ニルセンの主題による変奏曲
マシュー・テイラー指揮
シティ・オヴ・
 ロンドン・シンフォニア
 シンプソン交響曲全集完結編。「ブルックナー交響曲第9番の第1楽章以降、これほど大聖堂が荘厳な響きに満ちたことはなかった」とまで言われるシンプソンの交響曲。ブルックナーとニルセンに影響を受けたと公言してはばからず、20世紀を生きた作曲家としては時代錯誤とさえ思える重厚長大な交響曲を11曲も生み出したシンプソン。その作品紹介にひとかたならぬ使命感を持ち続け、1997年に作曲者が亡くなってからは、「シンプソン協会」の設立に奔走したhyperionレーベルの創設者テッド・ペリーも、2003年、ついに鬼籍に入ってしまった。このディスクはそんなテッド・ペリーの思い出に捧げられている。
 交響曲第11番はここで指揮をしているマシュー・テイラーが初演している。彼もヴァーノン・ハンドリーと同様、シンプソンの作品紹介にひとかたならぬ情熱を捧げる人物だ。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集
 第1番 嬰ヘ長調 Op.1/第4番 ト短調 Op.40/
 パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43(*)/
 第2番ハ短調 Op.18/第3番ニ短調 Op.30
スティーヴン・ハフ(P)
アンドルー・リットン指揮
ダラスso.
OCDA-67501/2
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(2CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\5759(税抜\5333)
SACDA-67501/2
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(2 HYBRID_SACD)
価格帯:S
 録音:2004年4月-5月(*以外)/2003年6月29日(*)、以上ユージン・マクダーモット・コンサート・ホール、モートン・H.メイヤーソン・シンフォニー・センター、ダラス。解説:スティーヴン・ハフ、デイヴィッド・ファニング(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」シリーズの成果を見るまでもなく、ロマン派ピアノ協奏曲に対してひとかたならぬ情熱を注ぐハイペリオン・レーベルが、満を持してリリースしたラフマニノフ全集。
 1996年から継続してHYPERIONにレコーディングを行っているハフは、すでに世界で最も権威あるレコード賞であるグラモフォン・アウォードに4度輝くなど、世界のレコード賞を総なめしていることでも知られる。グラモフォン・アウォードに関してはCHANDOS時代のフンメルを含め、コンチェルト部門での受賞が特に目立つ(HYPERIONの2つの協奏曲アルバムはレコード・オヴ・ジ・イヤー[年間最優秀賞]も獲得)。
 ハイペリオンのコメントによればこのレコーディングに関して「ラフマニノフ協奏曲全集にふさわしい指揮者とオーケストラを見つけることがここ数年来の課題だった」とある。その結果、白羽の矢が立ったのはアルドルー・リットンとその手兵ダラス響。ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲を弾き振りで演奏してしまうなど、ピアニストとしても比類ない才能を持つリットンは、すでにラフマニノフの交響曲全集を(ピアニストならではの視点を加味して)レコーディングした経験を有し、ダラスso.も、昔ながらの味わいを保ちながら輝かしさをも兼ね備えた、ラフマニノフを演奏するに最適の弦楽セクションを持っている。
 演奏は「パガニーニ狂詩曲」を除き、すべてライヴ録音となった。18日間の間に11回のコンサート(ラフマニノフ・フェスティヴァル)が行われ、各協奏曲を数回ずつ演奏し収録が行われた。蔓延する「ハリウッド的な」センチメンタル・アプローチを排し、作曲家自身の演奏を原点として構築されたハフの演奏は、すでにWeb上での先行レビューで大きな称賛を集めている。中でも、ニューヨークの高名な批評家で、カンヌ・クラシカル・アウォードの議長もつとめるデイヴィッド・ハーヴィッツの絶賛ぶりはすさまじい。
 http://www.classicstoday.com/review.asp?ReviewNum=8115
 ハーヴィッツは、アシュケナージ、ワイルド、コチシュからアルゲリッチ、ルービンシュタイン、ホロヴィッツ、リヒテル、ロドリゲス、そしてリファレンスとされるラフマニノフの自作自演と比較してさえ「ベスト」だと断言するに至ったと述べている。
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
 テ・デウム ト長調/ミサ ト短調/すべての国人よ/
 真理への雄々しさ/飛行機からのビジョン
ジュディス・ビンガム(1952-):ミサ
マーティン・ベイカー指揮
ウェストミンスター大聖堂cho.
 合唱王国イギリスの中でもトップクラスに君臨するウェストミンスター大聖堂聖歌隊による、教会音楽の重要レパートリーであるヴォーン・ウィリアムズのミサ曲を中心とした作品と、イギリスの中堅作曲家ビンガムのミサ。
 ウェストミンスター大聖堂聖歌隊は中世ルネサンス時代からストラヴィンスキー以降に至る幅広い時代の宗教音楽をレパートリーとしており、さらには新作の委嘱も積極的に手がけるなどまさに宗教音楽のスペシャリスト。
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ集
 〔第1番 へ長調 Op.8/第2番 ト長調 Op.13/第3番 ハ短調 Op.45〕
グリーグ/ジョゼフ・アクロン編曲:
 故郷で Op.43 No.3/小さな妖精 Op.71 No.3/孤独なさすらいびと Op.43 No.2/
 即興的スケルツォ Op.73 No.2/おばあさんのメヌエット Op.68 No.2/イェールステルの踊り Op.17 No.5

  ハガイ・シャハム(Vn) アーノン・エレツ(P)
 リリカルで春を感じさせるフレッシュな「第1番」から北欧の民謡から影響を受けて作曲された「第2番」、エネルギーに満ちた3曲の中で最も高い人気を誇る「第3番」を全曲収録した北欧音楽ファン要チェックのアルバム。カップリングされている6曲のピアノのための小品からの編曲は、バルト三国の小国リトアニア出身のヴァイオリン奏者アクロンによるもの。美しい旋律の数々は心に響くことだろう。
 フバイのヴァイオリン協奏曲集(CDA-67498)でも冴え渡る演奏を聴かせてくれたハガイ・シャハムと、イスラエルの名手アーノン・エレツはブロッホのヴァイオリン・ソナタ集(CDA-67439)に引き続いてのコンビとなる。
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ Vol.5
 J.S.バッハ:
  前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541(+)/
  前奏曲 ロ短調 BWV.855a(**)/
  カンタータ第35番〜前奏曲(**)/
  前奏曲とフーガ ニ短調BWV539(+)/
  管弦楽組曲第3番 ニ長調〜アリア(**)/
  ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第5番
   ヘ短調 BWV.1018〜アダージョ(**)/
  フーガ ハ短調 BWV.575(+)/
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調
   BWV.1003〜アンダンテ(**)/
  パッサカリア ハ短調 BWV.582(*)/
  フルートとチェンバロのためのソナタ 変ホ長調
   BWV.1031〜シチリアーノ(**)/
  トッカータとフーガ ニ短調 BWV.538(#)

 ゲオルギー・カトワール編曲(*)
 アレクサンドル・ゲディケ編曲(+)
 ドミトリー・カバレフスキー編曲(#)
 アレクサンドル・ジローティ編曲(**)

ヘイミッシュ・ミルン(P)
 これまでにリリースされている2枚の「ブゾーニ編」、グレインジャーを中心とした「オーストラリア編」、そして前作「フェインベルク編」に続く第5弾は、ロシアの作曲家4人の編曲を集めた「ロシア編」。当時の東欧で一流ピアニストとして評価を受け指揮者としても活躍していたジローティ。作曲家、オルガニストとして活躍しモスクワ音楽院で教鞭をとっていたゲディケ。言わずと知れたロシアの大作曲家カバレフスキー。そのカバレフスキーの師であり、あのアムランも作品を取り上げたカトワール。今作のVol.5にはこの「ロシア」という共通点を持った4人の個性溢れる作曲家達の手によって生まれ変わったバッハが凝縮されており「ロシア」と「バッハ」の融合を聴くことのできる注目タイトルである。
 ヘイミッシュ・ミルンはロシアの作曲家メトネルの世界的なスペシャリストとしても名高く、現在は英国王立音楽院で教鞭を執りながら演奏や録音活動も盛んに行っているピアニスト。Hyperionにはリャプノフをはじめ得意とするロシア音楽の録音を行っており今回の起用はまさにピンポイントといえる。
アントニー・ピッツ(1969-):宗教的合唱小曲集
 アドロ・テ/主の祈り/始まりと終わり/7つの手紙/
 愛/神の知恵/聖域/アーメン
アントニー・ピッツ指揮
トヌス・ペレグリヌス
 2004年のカンヌ・クラシカル・アウォードを獲得するなど、そのパフォーマンスが世界中から注目を浴びているアントニー・ピッツ&トマス・ペレグリヌスのコンビがHyperionに登場。今回取り上げる作品はアントニー・ピッツ自身が作曲を行った聖歌集。収録曲は1997年から2000年に作曲された新しい作品ばかり。レイトン&ポリフォニーのコンビをはじめ世界に名高い合唱団体を多数擁するHyperionにまた1つハイレベルの合唱団が加わった。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.38
 フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ(1850-1924):
  ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.32
 アントン・ルビンシテイン(1829-1894):
  ピアノ協奏曲第4番 ニ短調 Op.70
マルク=アンドレ・アムラン(P)
マイケル・スターン指揮
BBC スコティッシュso.
OCDA-67508
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(CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\2880(税抜\2667)
SACDA-67508
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 録音:2005年2月18日-19日、ケアード・ホール、ダンディー。解説:ジェレミー・ニコラス(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 アムラン自身久々のシリーズ登場となる今回では、シャルヴェンカとアントン・ルビンシテインのが取り上げられている。彼らはともに作曲家であると同時にコンサートホールで大喝采を浴びた19世紀を代表するヴィルトゥオーソ・ピアニストとして知られている。その彼らが書き上げた協奏曲に挑むのが、現代最強のヴィルトゥオーソ・ピアニストであり作曲家であるアムランだというのだから聴き逃す手はない。
 アムランをサポートするオーケストラはお馴染みのBBCスコティッシュ響。タクトを執るマイケル・スターンはあのアイザック・スターンの息子であり今作がHyperion初登場。
ルイス・シュポア(1784-1859):
 クラリネット協奏曲第1番 ハ短調 Op.26/
 ポプリ ヘ長調 Op.80/
 クラリネット協奏曲第2番 変ホ長調 Op.57/
 変奏曲 変ロ長調 WoO.15
マイケル・コリンズ(Cl)
ロビン・オニール指揮
スウェーデン室内o.
 19世紀前半のドイツ音楽に大きな影響を残したルイス・シュポアのクラリネットのための作品集。
 シュポアは作曲家としてだけでなくヴェイオリン奏者、指揮者、教育者としても活躍。その作品は器楽、室内楽のための作品が多数を占め、中でもクラリネット協奏曲は現在も重要なレパートリーとして多く取り上げられる名作。演奏はイギリスを代表するクラリネット奏者マイケル・コリンズ。22歳でカーネギー・ホールにデビューを果たし、これまでに数多くのレコーディングやコンサートを行っている世界的奏者の1人。今回のシュポア作品集がHyperionへの初めてのソロ・レコーディングとなる。
CDA-67510
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(2CD)
1CD価格
ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):
 大司教ジギスムント追悼のための「レクイエム」/
 聖ウルスラのミサ
キャロリン・サンプソン(S)
ヒラリー・サマーズ(A)
ジェームズ・ギルクリスト(T)
ピーター・ハーヴェイ(B)
ロバート・キング指揮
キングス・コンソート&cho.
 ヨーゼフ・ハイドンの弟、ミヒャエル・ハイドンの代表作「レクイエム」がピーター・ハーヴェイら実力派ソリストとキングス・コンソートの演奏により登場。「レクイエム」はパトロンであり当時の大司教でもあったジギスムント追悼のために作曲され、兄であるヨーゼフ・ハイドンの葬儀でも演奏されたほど評価の高い作品。また、この20年後に作曲されたモーツァルト「レクイエム」には同曲との数多くの類似点が見受けられるため、モーツァルトはM.ハイドンの同曲を参考に自らの「レクイエム」に取り組んだという有名な説がある。
ロマンティック・ピアノ協奏曲集 Vol.37
 エドゥアルド・ナプラヴニク(1839-1916):
  交響的協奏曲 イ短調 Op.27/ロシア幻想曲 ロ短調 Op.39
 フェリックス・ブリューメンフェルド(1863-1931):
  演奏会用アレグロ イ長調 Op.7
エフゲニー・ソイフェルティス(P)
アレクサンドル・ティトフ指揮
BBC スコティッシュso.
 ナプラヴニクはほとんどその名を知られていないが、19世紀ロシア音楽界において重要な役割を担った音楽家である。現在も世界有数の歌劇場として知られるマリインスキー歌劇場の指揮者としてチャイコフスキーや五人組の作品を多数手掛けるなど活発な指揮活動を展開していた。ナプラヴニクはその生涯で数曲の交響曲とこのCDに収録されている2つのピアノと管弦楽のための作品を作曲している。ロシア民謡の旋律を採り入れたメロディックな作風である。
 ブリューメンフェルドはあのホロヴィッツ、バレルの師としても知られているロシアのピアニストであり、指揮者、教育者、そして作曲家としても活躍した人物。演奏会用アレグロはグリンカ、ルビンシテインやバラキレフを思わせる東洋の雰囲気が溢れる作品。
 ウクライナのキエフ出身で現在ロンドン在住のピアノニスト、ソイフェルティスがティトフ&BBCスコティッシュ響のサポートを受けて情緒豊かに弾きこなしている。
ゲオルギー・リヴォヴィッチ・
 カトワール(1861-1926):
  ピアノ三重奏曲へ長調Op.14/
  ヴァイオリンとピアノのための「悲歌」Op.26/
  ピアノ四重奏曲イ長調Op.31
ルーム・ミュージック
[スティーヴン・クームズ(P)
 チャールズ・セワート(Vn)
 井上祐子(Va)
 フィリップ・デ・グロート(Vc)]
 アムランもピアノ作品を取り上げた(CDA-67090)ロシアの作曲家、カトワールの室内楽作品集。演奏はレイナルド・アーン室内楽作品集(CDA-67391)でデビュー、好評を博したルーム・ミュージック。
アムラン〜デュカス&ドゥコー
 ポール・デュカス(1865-1935):ピアノ・ソナタ 変ホ短調(*)
 アベル・ドゥコー(1869-1943):月の光(#)
マルク=アンドレ・アムラン(P)
OCDA-67513
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2880(税抜\2667)
 録音:2004年8月26日-27日(*)/2005年12月15日(#)、以上ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。解説:ロジャー・ニコルズ(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。なんとアムランのデュカス!驚嘆のフランス・ワールドを展開!!
 アルベニス、ルビンシュテイン&シャルヴェンカ、シューマン第2弾・・・2005年は続々と多種多様なレパートリーのリリースを行い、聴き手に感動と衝撃を与えてくれたスーパー・ヴィルトゥオーソ、マルク=アンドレ・アムラン。
 「魔法使いの弟子」、「ラ・ペリ」などの代表作で知られるデュカス。パリ音楽院で作曲法、編曲法の教授として後進の育成にあたるなど教育者としての一面も持ち、弟子にはデュリュフレ、メシアンといった大作曲家が名を連ねている。完璧志向の強かったデュカスは大半の作品を破棄してしまい、出版された作品は僅か13曲と非常に少ない。デュカスのピアノ・ソナタは高い技巧を必要とする難曲であるもののロマンティックな作風を持っており、アムランの最も得意とするスタイルの作品であると言える。カップリングはこれまた貴重なレパートリーであるドゥコーの「月の光」。ドゥコーはマスネ、ギルマン、ウィドールらに師事しアメリカでは「フランスのシェンーンベルク」と呼ばれるなど無調音楽の作曲に取り組んだ作曲家である。その作品はほとんど知られておらず、「月の光」が現在演奏される唯一の作品と言っても過言ではない。
 フランスのロマン派的作品と無調音楽の対比。アムランの実力を余すことなく体験できる驚嘆のフランス・ワールドの展開に乞うご期待。
イヴラギモワ〜プロコフィエフヴァイオリン・ソナタ集
 ヴァイオリン・ソナタ〔第1番 ヘ短調 Op.80 /第2番 ニ長調 Op.94 bis 〕/
 ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディ Op.35bis
  アリーナ・イヴラギモワ(Vn) スティーヴン・オズボーン(P)
 録音:2013年7月11日-13日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。使用ヴァイオリン:アンセルモ・ベッロージオ(イタリア)、1775年頃製作。ロシアの妖精イブラギモワ、メンデルスゾーン(CDA-67795)、シューベルト(CDA-67911/2)に続きプロコフィエフが登場、ピアノ・パートナーにはオズボーンを起用。
ヒューイットのシャブリエ
 エマニュエル・シャブリエ(1841-1894):ピアノ作品集

 即興曲/田園風のロンド/絵画的な10の小品/朝の歌/踊るように/
 奇想曲/アルバムの綴り/ハバネラ/気まぐれなブーレ
アンジェラ・ヒューイット(P)
OCDA-67515
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(CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\2880(税抜\2667)
SACDA-67515
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 録音:2004年6月19日-22日、クルトゥアツェントルム・グランド・ホテル、ドッビアーコ、イタリア。解説:ジャン=ポール・セヴィラ(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 クープランの鍵盤作品集を完結させたヒューイットが次に取り上げたのは、シャブリエのピアノ作品集。シャブリエは代表作である狂詩曲「スペイン」があまりにも有名なためにスペインの作曲家と思われがちだが、ラヴェルやドビュッシーへの橋渡し的な役割を果たしたフランス人作曲家である。
 53年の生涯を送ったシャブリエは39歳まではフランス内務省で公務員として働いていたサラリーマンであり、脱サラ後にデビューしたプロの作曲家としては14年間と短い期間の活躍であった。短い作曲家生活の中で様々なジャンルの作曲を行ったシャブリエだが、最も力が発揮されているのはピアノ作品であると言われている。
 今回はシャブリエのピアノ作品の代表作である「絵画的な10の小品」などを収録。ラヴェルなどフランス音楽の演奏にも定評ある鍵盤の女神ヒューイットが繰り広げるシャブリエの演奏からは魅惑の世界が広がっていくことだろう。CDとSACDハイブリッド盤が同時発売。
アイヴズ:歌曲集
 野の寂しさ/われらの先祖が愛したもの/思い出/
 ストックブリッジのフートニック河/水泳をする人々/かご/
 最も偉大な人/ブース将軍天国へ行く/リメンブランス/子守歌/
 ウェスト・ロンドン/トムが船出する/
 When stars are in the quiet skies/私の上にとどまれ/
 私は恨まない/Du alte Mutter/鷲が見ることのできない所/散歩/
 黄色い葉/余興/エレジー/ニュー・リヴァー/病みたる鷲のように/
 アン・ストリート/スラッギング・ア・ヴァンパイア/ソロー/
 静けさ/Tolerance/チャーリー・ラトレッジ/1,2,3/
 A Song for Anything
ジェラルド・フィンリー(Br)
ジュリアス・ドレイク(P)
 これまでのリリースがいずれも高い評価を受けているHyperionの歌曲シリーズに、アメリカ音楽の歴史に偉大なる足跡を残したアイヴズの歌曲集が登場。本業は保険業であったアイヴズだが、管弦楽曲、ピアノ曲、声楽曲などを数多く作曲。存命当時は中々日の当らなかったアイヴズの作品も現在ではアメリカ音楽の重要なレパートリーとなっている。今回のアイヴズ・アルバムを歌うのは世界中で活躍中の期待の若手バリトン歌手、ジェラルド・フィンリー。多くの録音やコンサートをこなしているフィンリーだが当盤が初のソロ・アルバムとなる。
レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928):管弦楽作品集
 永遠の福音(ソプラノ、テノール、合唱と管弦楽のための)(*)/
 交響詩「ブラニーク山のバラード/
 ヴァイオリン独奏と管弦楽のためのバラード
  「ヴァイオリン弾きの子供たち」/
 管弦楽のための組曲「ブロウチェク氏の旅行」
グウィニス=アン・
 ジェファーズ(S;*)
エイドリアン・トンプソン(T;*)
イラン・ヴォルコフ指揮
BBC スコティッシュso.
エジンバラ祝祭cho.(*)
SACDA-67517
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 ヤナーチェクは現在のチェコ東部に位置するモラヴィア出身の作曲家で、民族音楽の旋律を用いるなどして数多くの名曲を残した。「シンフォニエッタ」、「グラゴル・ミサ」、「タラス・ブーリバ」、「イェヌーファ」などが代表作としてよく知られているが、今回リリースとなるタイトルに収録されている作品はどれも滅多に聴く事の出来ない貴重な作品ばかりである。
 演奏は毎度安定したパフォーマンスを披露してくれるBBCスコティシュ交響楽団。今回の録音でタクトを執るのはイスラエル出身の現首席指揮者イラン・ヴォルコフ。
アンジェラ・ヒューイット
 〜ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.1

  ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調Op.10-3/
  ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調Op.7/
  ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調Op.57「熱情」(*)
アンジェラ・ヒューイット(P)
PCDA-67518
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(CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\3085(税抜\2857)
SACDA-67518
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 録音:2005年9月7日-10日、クルトウア・ツェントルム・グランド・ホテル。使用ピアノ:ファツィオーリ。解説:アンジェラ・ヒューイット(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。遂にスタート!鍵盤の女神ヒューイットによるベートーヴェン! SACDはマルチチャンネル。
 ピアノによる当代最高のバッハ弾きとして注目され、近年はショパンやラヴェル、シャブリエ、クープラン、メシアンなど幅広いフランス物でもその才能を発揮したヒューイットの新境地は、ベートーヴェン。掘り下げられた解釈と聴き手の心に響く表現力に支えられた演奏が常に大きな感動を呼んでいることは周知の通り。収録曲の(*)は、2006年10月に予定される来日公演の演奏予定曲目。
 アンジェラ・ヒューイット来日公演スケジュール:2006年10月25日(水) 7:00pm 東京オペラシティコンサートホール。
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
 宗教音楽集 Vol.4

 われ喜びに満てり I/めでたし天の女王/
 主よ、われらを懲らしめたもうなかれ/
 サルヴェ・レジナ I(めでたし天の女王)/
 主、わが主にのたもう II/いざ殉教者らを讃め歌え II/
 われらはあなたをあがめ/主を畏るる者は幸いなり/
 喜び踊れ、シオンの娘よ/マニフィカト II/めでたし元后/
 よろずの国よ、主をほめたたえよ II
キャロリン・サンプソン、
レベッカ・アウトラム、
チェチーリア・オズモンド(S)
ダニエル・オーチンクローズ、
ロジャーズ・
 カーヴィー=クランプ(ハイT)
チャールズ・ダニエルズ、
ジェイムズ・ギルグリスト(T)
ピーター・ハーヴェイ、
ロバート・エヴァンズ(B)
ロバート・キング指揮
キングズ・コンソート&cho.
SACDA-67519
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 Hyperionから数々の宗教作品集をリリースしているロバート・キング&キングス・コンソートと一流のソリストたちによって進められているモンテヴェルディの宗教作品シリーズ。
ヒューイット
 〜フランソワ・クープラン(1668-1773):鍵盤音楽集 III

 クラヴサン曲集第3巻;
  第13組曲〜[花開くゆり/葦/胸飾りのリボン/
   フランスのフォリア、またはドミノ/煉獄の魂]/
  第14組曲〜[恋するうぐいす/おじけた紅ひわ/
   嘆きのほおじろ/ささいなこと]/
 クラヴサン曲集第1巻;第2組曲〜幸せな想い/
 クラヴサン曲集第3巻;
  第15組曲〜子守歌、またはゆりかごの中の愛/
 クラヴサン曲集第2巻;第10組曲〜ラ・メザンジェール/
 クラヴサン曲集第3巻;第19組曲〜ミューズ=プランタン/
 クラヴサン組曲第1巻;第4組曲〜目覚まし時計/
 同;第3組曲〜[お気に入り/茶目っ気な女]/
 クラヴサン曲集第3巻;第16組曲〜[軽率な女/結婚−愛]/
 クラヴサン曲集第2巻;第7組曲〜メヌトゥ嬢
アンジェラ・ヒューイット(P)
OCDA-67520
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国内仕様盤
日本語解説書付
\2880(税抜\2667)
 録音:2004年9月8日-12日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。
 ヒューイットが並々ならぬ意欲を持って取り組んできたピアノ演奏によるクープラン再発見の試みも、遂に完結となる第3集に到達。
 今回は第1集(CDA-67440、MCDA-67440)、第2集(CDA-67480、OCDA-67480)とは収録曲の傾向が少々異なっている点も興味深い。前2作では組曲単位での収録だったが、今回はクラヴサン曲集第3巻第13組曲を中心として、第1巻−第3巻からヒューイットが組曲の枠にとらわれずにセレクトした小品を散りばめてプログラミングされている。
イグナツ・モシェレス(1794-1870):
 チェロ・ソナタ ホ長調 Op.121
 旋律・対位法練習曲集 Op.137 から Nos.4,8,9
ヨハン・ネーポムク・フンメル(1778-1837):
 チェロ・ソナタ イ長調 Op.104
イジー・バールタ(Vc)
ヘイミシュ・ミルン(P)
 リストが登場する以前のピアノのヴィルトゥオーソとしても名高いモシェレスとフンメルのチェロ作品集。モシェレスの「Op.137」はバッハの平均律クラヴィーア曲集中の前奏曲10曲を編曲したもの。
 次代のチェコを担う若手随一のチェリストと称される名手イジー・バールタがハイペリオン初登場。彼は来日コンサートにおいてもその類まれなる才能を存分に発揮し聴衆を魅了し続けている。ミルンのサポートを得て同郷モシュレスとフンメル(現在のスロヴァキア出身)をどのように仕上げてくるのか。期待を上回るパフォーマンスを披露してくれることは間違いないだろう。
ウェストミンスター大聖堂の
 クリスマスの祈り
(全36トラック)
 スヴェーリンク:Gaude et laetare
 タリス:5声のマニフィカト
 ビクトリア:うるわしき救い主の御母よ
 シュッツ:この日キリスト生まれしぬ
 J.ラングレ:フェテ
 他、交唱や詩篇など
マシュー・マーティン(Org)
マーティン・ベイカー指揮
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
 ロンドンのウェストミンスター大聖堂でクリスマスに歌われる音楽集。
美しき時代のメロディー
 ジュール・クレソノー(1823-1883):旅へのいざない
 レオ・ドリーブ(1836-1891):
  デパール/こんにちはシュゾン/リグレッツ
 シャルル・ルコック(1832-191):
  セミとアリ/La Chauve-souris et les deux Belettes
 エミール・パッサール(1843-1918):薔薇の精/おお私が眠るとき
 ベンジャミン・ゴダール(1849-1895):
  羊飼いの歌/ギター/旅へのいざない/ヴィアン!
 ポール・ピュージェ(1848-1917):
  マドリッド/どうやってと彼らは言った
 ポール・イルマシェ(1852-1933)&
  ルシアン・イルマシェ(1860-1909):ため息/
  私の詩に翼があったなら/旅へのいざない/この世/セレナード
 エミール・パラディーレ(1844-1926):
  プシケ/蝶々/ブロンドの歌/インディアンの踊り
 アンリ・デュパルク(1848-1933):旅へのいざない
ジョン・マーク・エインズリー(T)
グレアム・ジョンソン(P)
 豪華演奏者陣の起用と見事なパフォーマンスで好セールスを記録したフォーレ歌曲全集が記憶に新しい、ハイオペリオンの歌曲シリーズの最新盤。「ハイペリオン・フレンチ・ソング・エディション」と銘打った一連のシリーズの最新作となる今回は「La Belle Epoque(ベル・エポック)」の時代に書かれた作品を集めた歌曲集。「La Belle Epoque」とは「美しき時代」という意味を持ち、19世紀末から第一次世界大戦が勃発する前の時期のことを表している。デュパルクやゴダール、イルマシェといった作曲家たちが、19世紀フランスの詩人であるシャルル・ボードレールの詩を題材とした作曲を行った歌曲「旅へのいざない」を中心に全24作品を収録。
 耳にすることの少ない作曲家による作品も収録されるなど、各方面から絶賛を受けているハイペリオンの歌曲シリーズなだけに期待は高まるばかり。シューベルトやフォーレ、クィルター、ワーロックなどの歌曲集で素晴らしい歌声を聴かせてくれているエインズリーと、もはや右に出るものはいない名伴奏者ジョンソンのコンビによる演奏は高い感銘を与えてくれることだろう。
月、太陽と全てのもの〜ラテンアメリカのバロック音楽 Vol.2
 作曲者不詳:Hanacpachap Cussicuinin/ Dulce Jesus mio
 フアン・グチエレス・デ・パディーラ(1590-1664):
  主よ、早く私を助けに
 フアン・デ・アラウージョ(1648-1712):
  主は言われた/Aqui,Valentones!/Ay,andar!
 ディエゴ・ホセ・デ・サラサール(1660頃-1709):
  Salga el torillo hosquillo
 ドメニコ・ツィポリ(1688-1726):
  幸いなるかな/アヴェ・マリス・ステラ
 ガスパール・フェルナンデス(1570-1629):
  ビバ!イグナシオ!ビバ!
 フランチェスコ・ロペス・カピージャス(1605頃-1674):
  主をほめ讃えよ/マニフィカト/Cui luna,sol et omnia
 エルナンド・フランコ(1532-1585):Dios itlazonantzine
 マヌエル・デ・スマヤ(1678頃-1755):Albricias mortales
 フランチェスコ・エルナンデス(1517-1587):聖マリアよ!
ジェフリー・スキッドモア指揮
エクス・カシドラ(cho.)
SACDA-67524
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 2003年にリリースされたVol.1「ニュー・ワールド・シンフォニー〜ラテン・アメリカのバロック合唱音楽」(CDA-67380)が「Classic fM Magazine」や「Gramophone」で絶賛されるなど高い評価を獲得したシリーズの第2集。収録曲はスキッドモア自らがアメリカ、メキシコ、ボリビアなどを訪れて調査を行い発見した作品だという。演奏は第1集と同じくスキッドモアとエクス・カシドラのコンビが担当。17−18世紀ラテン・アメリカのバロック音楽の歴史を知ることの出来る重要なシリーズとなることは間違いなさそうだ。
 CD盤とハイブリッドSACD盤が同時リリース。
アイヴズ:交響曲全集 Vol.1
 交響曲第2番/交響曲第3番「キャンプの集い」/
 ブース将軍天国へ行く(ジョン・J.ベッカー編曲)
ドニー・レイ・アルバート(Br)
アンドルー・リットン指揮
ダラスso.&cho.
SACDA-67525
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 Vol.2:CDA/SACDA-67540。
ベートーヴェン:
 クラリネット、チェロとピアノのための
  三重奏曲 変ロ長調 Op.11/
 ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.16/
 セレナード ニ長調 Op.25
ゴーディエ・アンサンブル
 ウェーバーやモーツァルト、ベートーヴェン、ベールヴァルドなど様々な室内楽作品の録音をハイペリオンに行っているゴーディエ・アンサンブル。
「五重奏曲変ホ長調Op.16」はピアノ付きの木管アンサンブル作品として重宝されている作品。三重奏曲、セレナードも演奏頻度の高い室内楽の重要レパートリーとして親しまれている作品である。
シューベルト:
 ピアノ五重奏曲 イ長調 D.667「ます」
 弦楽三重奏曲第1番 変ロ長調 D.471(未完)
 弦楽三重奏曲第2番 変ロ長調 D.581「ソナタ」
ポール・ルイス(P)
レオポルド弦楽三重奏団
グレアム・ミッチェル(Cb)
 各メディアから高く評価された「モーツァルト:ディヴェルティメント集」(CDA-67246)など計5タイトルを既にハイペリオンからリリースしているレオポルド弦楽三重奏団のニュー・アルバム。
 メイン・プログラムである「ます」は、1994年の世界ピアノ・コンクールでの演奏がBから賞賛され、更には熱烈なシューベルティアンであるというイギリスのピアニスト、ポール・ルイスとモーツァルトのピアノ四重奏曲集(CDA-67373)に続いての共演。
バーバー:歌曲集
 そんなひばりはいない/物乞いの歌/小暗き松林に/
 世捨て人の歌Op.29/雨は降り続くOp.10-1/
 さあ眠れOp.10-2/軍勢がこの国にOp.10-3/
 メロディ・パサジェールOp.27/ひなぎくOp.2-1/
 わが心は後悔に苦しむOp.2-2/夜想曲Op.13-4/
 この輝ける夜にOp.13-3/ドーヴァー・ビーチOp.3
ジェラルド・
 フィンリー(Br)
ジュリアス・ドレイク(P)
アロノヴィツ・アンサンブル
 多彩なレパートリーで好評を博しているハイペリオンの歌曲シリーズに加わるのは、20世紀アメリカの大作曲家バーバー。「弦楽のためのアダージョ」で知られるバーバーだが、膨大な数の歌曲は20世紀の重要レパートリーとして位置付けられるなどバーバーの最重要分野としての声も多い。このバーバーの歌曲集に起用されたのは世界中から引く手あまたのバリトンジェラルド・フィンリー。作曲者自身も録音を残した「ドーヴァー・ビーチ」などの演奏も楽しみなところ。
ブラームス:チェロ・ソナタ
 〔第1番 ホ短調 Op.38/第2番 へ長調 Op.99〕
ドヴォルザーク:森の静けさ Op.68 No.5/
         ロンド ト短調 Op.94
スク:バラード ニ短調 Op.3 No.1/
     セレナード イ長調 Op.3 No.2
スティーヴン・イッサーリス(Vc)
スティーヴン・ハフ(P)
 録音:2005年5月2日-4日、セント・ジョージ教会、ブランドン・ヒル、ブリストル(イギリス)。
 ブラームスのソナタ2曲は、若き日のイッサーリスが21歳でデビュー・レコーディングした Hyperion 初期のベストセラー(CDA-66159 [廃盤]/ブラームス:室内楽作品全集 CDS-44331/42 に収録)。
 絶賛を受けた旧録音があるだけに、この新録音にはイッサーリス自身、並々ならぬ決意と意欲、そして覚悟を持って臨んだことは想像に難くない。また、ブックレットにはイッサーリス自身のブラームスのチェロ・ソナタへの想いなどが綴られている。
 ピアノ伴奏はラフマニノフのチェロ・ソナタで抜群のコンビネーションを聴かせてくれた盟友スティーヴン・ハフ。
ドビュッシー:前奏曲集 全曲 スティーヴン・オズボーン(P)
 1971年スコットランドに生まれ、1991年にクララ・ハスキル国際コンクールで優勝、一躍世界にその名を轟かせた俊英スティーヴン・オズボーン。アムラン、ヒューイット、ハフやシェリー、ハワード、デミジェンコなど世界に名高い超一流ピアニストを擁するハイペリオンがレーベルを挙げて強力にプッシュしている逸材でもある。これまでにオズボーンはリストを除くとカプースチン、アルカン、メシアンといった比較的珍しいレパートリーのリリースを行ってきたが、今回は王道ドビュッシーに着手。彼の名を更に知らしめるリリースとなるだろう。ちなみに演奏時間約78分で1枚のCDに収録されている。
モンテヴェルディ:
 聖母マリアの夕べの祈り/マニフィカト(6声)/
 ミサ曲「その時イエス入りたまえり」
キャロリン・サンプソン(S)
レベッカ・オートラム(S)
ダニエル・オーキンクロス(ハイ・テノール)
ニコラス・マルロイ(ハイ・テノール)
チャールズ・ダニエルズ(T)
ジェイムズ・ギルクリスト(T)
ピーター・ハーヴェイ(B)
ロバート・エヴァンス(B)
ロバート・マクドナルド(B)
ロバート・キング指揮
キングズ・コンソート&cho.
SACDA-67531/2
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(2 HYBRID_SACD)
価格帯:S
 豪華ソリスト陣で贈るモンテヴェルディの最高傑作!
モンテヴェルデイの宗教作品の録音に対して非常に高い意欲を持って取り組んできたハイペリオン。そんなハイペリオンが満を持してモンテヴェルディのみならずヨーロッパの教会音楽史上に輝く最高傑作の1つであると同時に、多くの議論や仮説を呼んできた大作「聖母マリアの夕べの祈り」を世に送り出す。
 モンテヴェルデイは「聖母マリアの夕べの祈り」において宗教音楽に当時としては最新の世俗音楽の手法を取り入れ、ゴンベールのモテットによるパロディ・ミサを加えるなど斬新な作曲法を披露している。また「聖母マリアの夕べの祈り」は作曲が行われた経緯や初演、1610年に出版された理由、通常ならば晩歌の典礼に用いられないソナタやモテットが含まれているなど不明な点も多く、現在までに多くの議論が行われてきた作品でもある。
 今回のレコーディングは、キャロリン・サンプソンやジェイムズ・ギルクリスト、ピーター・ハーヴェイといった大物ソリストからハイペリオンが発掘した実力派歌手を余すことなく起用し、キングズ・コンソートの25周年コンサート・シリーズの一環として万全の体制で行われたという。「聖母マリアの夕べの祈り」のライブラリーに決定盤として加わるであろう名演の誕生である。
ウィリアム・バード(1539/40-1623):
 大典礼曲(グレート・サーヴィス)
  [いざ来たりて/テ・デウム/ベネディクトゥス/キリエ/信条/
  マニフィカト/今こそ汝は行かしめたもう]/
 おお主よ、御身のしもべエリザベスが/導きたまえおお主よ/
 ヴォランタリー、ネヴェル夫人のために/深き淵より/
 ファンシー、ネヴェル夫人のために/キリストは死より蘇り/
 神に向かいて喜びもて歌え
ジェイムズ・オドンネル指揮
ウェストミンスター寺院聖歌隊
ロバート・クウィニー(Org)
 ウェストミンスター寺院聖歌隊のHyperion第2弾。16世紀イギリスを代表するルネサンス音楽の大家であったバードの「大典礼曲」は、カトリックであったバードがイギリス国教会のために残した7曲構成の作品。
ショスタコーヴィチ:
 チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
 チェロとピアノのための8つの小品
シュニトケ:
 マドリガル(オレグ・カガンの追憶に)/
 チェロ独奏のための「Klingende Buchstaben」/
 チェロ・ソナタ第1番
アルバン・ゲルハルト(Vc)
スティーヴン・オズボーン(P)
PCDA-67534
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国内仕様盤
日本語解説書付
\3085(税抜\2857)
 録音:2005年8月26日-28日、ウィグモア・ホール、ロンドン。解説:ポーリン・フェアクラフ(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 「ロマンティック・チェロ・コンチェルト Vol.1」(CDA-67544)で専属アーティストとしてハイペリオン・デビューを飾ったドイツのチェリスト、アルバン・ゲルハルトのソナタ・アルバムが登場。
 1966年よりベルリン・フィルで活躍するヴァイオリン奏者の父と声楽家の母を両親に持つという、絵に描いたようなベルリンの音楽一家に生まれたアルバン・ゲルハルト。16歳でビシュコフ指揮のベルリン・フィルとの共演でデビューを果たした彼は、フィラデルフィア管(コンロン指揮)、ボストン響(ドホナーニ指揮)、サンフランシスコ響(ティルソン=トーマス指揮)といった世界トップクラスの実力を誇る名門へのデビューも果たし、約150にも及ぶオーケストラとの共演を重ねるなど驚異的な活躍を続けている。しかも来る2007年4月には、ティーレマンのタクトによるベルリン・フィル定期演奏会に団員以外のドイツ人チェリストとしては戦後初のソリストとしてシューマンのチェロ協奏曲で登壇予定となっている。
 芸術監督サイモン・ラトルの強い要請で実現するベルリン・フィルとの共演は、ゲルハルトへの尋常ならざる期待と評価の証明であると同時に、その素晴らしき実力と才能が認められた証拠でもある。ちなみにシューマンのチェロ協奏曲は、現在ゲルハルトが最も重要で中心的レパートリーとして取り組んでいる作品。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.41
 フレデリック・カルクブレンナー(1785-1849):
  ピアノ協奏曲第1番 ニ短調Op.61/
  ピアノ協奏曲第4番 変イ長調Op.127(*)
ハワード・シェリー(P)指揮
タスマニアso.
 (*)は世界初録音。大好評シリーズ第41集はフランスで栄華を極めたカルクブレンナーによる世界初録音を含む2曲。
 ドイツ系フランスのピアニストであり作曲家でもあったフレデリック・カルクブレンナーは、ハイドンの指導を受け、1810年末から10年間に渡って活躍したイギリスでは一流ピアニストとしての名声を獲得、プレイエルから絶賛を受けた。そして、続く1825年から1930年代までの約10年間はパリにて人気、実力とも絶頂を極め、様々な勲章を贈られるなどヨーロッパ最高のピアニストとして絶大な評価を受けることとなる。その後、ショパンやリスト、タールベルクといった新世代の名手たちの台頭によってカルクブレンナーの活躍は徐々に陰りを見せ始めるものの、その演奏と作品は19世紀ロマン派音楽に多大な足跡を残した。ちなみにショパンのピアノ協奏曲第1番はカルクブレンナーに捧げられている。今回の演奏もハワード・シェリー&タスマニアso.という強力コンビによるもの。
CDA-67536
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[CD-R]
価格帯:R
ルイス・モロー・ゴッツチョーク(1829-1869):
 ピアノ作品集 Vol.8

 Home,Sweet Home RO.117(Op.51)/軍歌 RO.48(Op.78)/
 ペンシヴ RO.196(Op.68)/
 Le Chant du martyr Grand caprice religieux RO.49/
 演奏会用ポルカ「彼女の眼」RO.235(Op.66)/
 カヴェリエのパストレッラ RO.190(Op.32)/
 演奏会用大ワルツ「光り輝く」RO.218(Op.72)/
 演奏会用練習曲「最後の恋」RO.73(Op.63)/
 ポルトガルの讃歌による演奏会用変奏曲 RO.290(Op.91)/
 La melancolie etude caracteristique
  d'apres F Godefroid RO.167/
 勝利の大幻想曲「エルサレム」RO.126(Op.13)
フィリップ・マーティン(P)
 経歴は不明な部分が多いものの、19世紀アメリカを代表する作曲家として知られているゴッツチョーク(ゴットシャルク)のピアノ作品集も遂に第8集まで到達。Hyperionは当初第8集でのシリーズ完結を予定していたが、十分ではないとのことで第9集のリリースを予定しているという。フィリップ・マーティンはこのシリーズですべての演奏を担当しているダブリン出身のピアニスト。現在はバーミンガム音楽院等でピアノと作曲の指導を行っている。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.40
 アンリ・エルツ(1803-1888):
  ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.87/
  同第4番 ホ長調 Op.131/同第5番 へ短調Op.180
ハワード・シェリー(P)指揮
タスマニアso.
 19世紀フランスの作曲家エルツはヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして人気を得ていた、作曲と演奏の両面で実力を発揮してきた音楽家。また、パリ音楽院でピアノ科の教授をつとめるかたわら、ピアノ製作にも興味を示し自分で工場を建設、経営までしてしまったというのだから驚きである。
 ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第40集としてのリリースとなる今回は、同じくシリーズの第35集としてリリースされ好評を得た前作(CDA-67465)に続くエルツの第2巻となり、収録されている3曲はすべて世界初録音である。
 シェリー&タスマニア響のコンビは、既にエルツのピアノ協奏曲集第1巻やモシュレスのピアノ協奏曲集などで抜群のコンビネーションを披露している。
サン=サーンス:
 ピアノ三重奏曲第1番 ヘ長調 Op.18/同第2番 ホ短調 Op.92
フロレスタン・トリオ
 ハフのピアノ協奏曲全集(CDA-67331/2)、ナッシュ・アンサンブルによる室内楽作品全集(CDA-67431/2)などリリースされているディスクがいずれも好セールスを記録しているハイペリオンのサン=サーンスの作品集。今回そのラインナップにフロレスタン・トリオの演奏によるピアノ三重奏曲集という強力なタイトルが加わることになった。
 イギリスの常設ピアノ・トリオの代表格として内外に広く認知されているフロレスタン・トリオ。既にハイペリオンからはベートーヴェンのピアノ三重奏曲全集、ブラームス、シューマン、シューベルト、メンデルスゾーン、そしてフランス作品集と数多くのリリースを行っており、ハイペリオンを代表するピアノ・トリオとして高い評価と名声を誇る。
ピエール・ヴィレット(1926-1998):合唱作品集
 おお、聖なる饗宴よ Op.27/聖母の賛歌 Op.24/
 聞きたまえ主よ Op.45/Notre Pere d'Aix Op.75/
 穢れなく、罪なく Op.66/汝はペテロ Op.29(*)/
 ああ、何と甘美な Op.76/Salutation Angelique Op.20(*)/
 Strophes Polyphoniques Pour Le Veni Creator Op.28/
 天使の糧 Op.80/おお、救いのいけにえよ Op.21/
 アヴェ・ヴェルム Op.3/めでたし元后 Op.5/
 おお、なんと御身の愛すべきことよ Op.71/イエスの面影 Op.78/
 アドロ・テ Op.31/大いなる神秘 Op.53
スティーヴン・レイトン指揮
ホルスト・シンガーズ
ジェームズ・ヴィヴィアン(Org;*)
 20世紀フランスの作曲家ヴィレットによる15曲の無伴奏合唱曲と2曲のオルガン伴奏付き合唱曲を収録。グレゴリオ聖歌や宗教的内容を題材としたヴィレットの作品は、日本の合唱団にもコンサートやコンクールなどで演奏され親しまれている。
 ポリフォニーの指揮者としてお馴染みスティーブン・レイトンとイギリスのヴィルトゥオーソ・タレント集団ホルスト・シンガーズ。その歌声の素晴らしさはハイペリオンやヘリオスからリリースとなっているタイトルで実証済み。
アイヴズ:交響曲全集 Vol.2
 交響曲第1番/交響曲第4番/宵闇のセントラル・パーク
アンドルー・リットン指揮
ダラスso.&cho.
SACDA-67540
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 Vol.1:CDA/SACDA-67525。現代音楽の実験に取り組み前衛的な作品を多数遺したアイヴズだが、さまざまなアメリカ民謡や民族音楽、カントリー・バンドの旋律を採り入れ、ロマン的な旋律に満ちた作品も書いたという点にはあまり触れられないことが多い。しかし、そんな「アイヴズ=前衛的で難解」という印象や先入観を一掃する見事なアルバムをハイペリオンが送り出す。
 ブラームスやドヴォルザーク、チャイコフスキーなど19世紀後半の作曲家たちの作品を思わせる「交響曲第1番&第2番」。マーラーからも注目され室内交響曲的な特色を持つ「交響曲第3番」。そしてストコフスキによって取り上げられた「交響曲第4番」をリットン&ダラス響が熱演。中でもライヴの「交響曲第2番」は白熱の圧倒的演奏で、圧巻のサウンドに度肝を抜かれること必至。ちなみに同一指揮者&オーケストラによる同種音盤は僅かで、一貫した演奏で作風の移り変わりを聴くことが出来る貴重なリリースとなる。
J.S.バッハ:
 無伴奏チェロ組曲 全曲
BWV.1007-1012/
 無伴奏チェロ組曲第1番〜プレリュード
  (3種の写譜による3種の演奏)
 [アンナ・マグダレーナの筆写譜/
  ヨハン・ペーター・ケルナーの筆写譜/
  ヨハン・クリストフ・ヴェストファル・
   コレクションの筆写譜]
カタルーニャ民謡/サリー・ビーミッシュ編曲:鳥の歌
スティーヴン・
 イッサーリス(Vc)
OCDA-67541/2
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(2CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\5759(税抜\5333)
 録音:2005年12月4日-8日、2006年7月17日-19 日、以上ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。解説:スティーヴン・イッサーリス(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。「ミスター・ガット弦」、名手イッサーリス初のバッハ無伴奏。
 2005年にリリースされたブラームス以来となるイッサーリスの最新作は、遂に登場となるバッハの無伴奏チェロ組曲全曲。多種多様なレパートリーで数多くのコンサートやレコーディングを行ってきたイッサーリスにとっても「バッハは究極の存在」だと言う。
 それはバッハの無伴奏組曲という偉大なる作品と対峙する覚悟、そして決して衰えることのない音楽への情熱が実現させた真の芸術と言えるだろう。響きや音色を重視してスチール弦ではなくガット弦を用い続けているため「ミスター・ガット弦」との異名を持つイッサーリス。単純なモダーン楽器の演奏でもなく、ピリオド楽器の演奏でもない新たなバッハの無伴奏チェロ組曲がここに姿を現すこととなる。
クラウドバースト〜エリック・ウィテカー(1970-):合唱作品集
 神よ、私はこの素晴らしい日に感謝します/我は花の中に自らを潜ませ/眠り/
 I will wade out/行け、美しいバラよ/ダヴィデが聞いたとき/希望、信仰、命、愛/
 クラウドバースト/君の手のユリとともに/この結婚 [This Marriage] /水の夜/
 少年と少女/彼女の聖なる魂が舞い上がる/ルクス・アルムクェ(黄金の光)
  スティーヴン・レイトン指揮ポリフォニー(cho.)
  ロバート・ミレット(打楽器) スティーヴン・ベターリッジ(P)
 録音:2005年1月3日-5日、テンプル教会、ロンドン。
 エリック・ウィテカーは「ラスベガスを食い尽くすゴジラ」、「ゴースト・トレイン」といった斬新な吹奏楽作品などで日本での知名度も非常に高いアメリカ人作曲家。「クラウドバースト」や「Water Night(水の夜)」を筆頭に合唱作品の地位も急上昇中で、彼の作品は全世界で35万部以上のセールスを記録しているという。
 歌うのはハイペリオンが誇る最強コンビ、レイトン&ポリフォニー。ペルトの合唱作品集「トリオディオン」では2003年度のハイペリオン・ワールド・セールスのトップを記録するなど、リリースされたタイトルはいずれも世界中で高い評価を受けている。ポリフォニーの演奏がウィテカーの合唱音楽のファースト・チョイスとなるのは間違いない。合唱ファン必聴。
ロマンティック・チェロ・コンチェルト Vol.1
 エルネ・ドホナーニ(1877-1960):協奏的小品 ニ長調 Op.12
 エネスコ:チェロと管弦楽のための協奏交響曲 変ロ短調 Op.8
 オイゲン・ダルベール(1864-1932):チェロ協奏曲 ハ長調 Op.20
アルバン・ゲルハルト(Vc)
カルロス・カルマー指揮
BBC スコティッシュso.
 ロング・セラーとして根強い人気を持つHyperionの「ロマンティック・コンチェルト」シリーズ。ピアノ、ヴァイオリンに続きチェロのシリーズがスタートする。期待の第1集には、ハンガリーの名匠ドホナーニ、ルーマニア音楽界を代表するエネスコ、グラスゴー出身のダルベールの3人による作品を収録。
 ドイツの若手チェロ奏者アルバン・ゲルハルトは、ソリストとしてのデビューがベルリン・フィルとの共演であったという脅威の経歴の持ち主。シカゴ響、ゲヴァントハウス管などの名門オーケストラとの共演も数多く、レコーディングも活発に行っている。2005年9月にはサンフランシスコ響、10月にはフィラデルフィア管との初共演も行い、多忙を極める期待のチェリスト。
コンスタント・ランバート(1905-1951):
 バレエ音楽「ロメオとジュリエット」
 エレジー風のブルース−フローレンス・ミルズの追憶に
 ピアノ協奏曲(ピアノ独奏、2つのトランペット、
  弦楽とティンパニによる;1924)
 序曲「バード・アクターズ」/懸賞試合
ジョナサン・プロウライト(P)
デイヴィッド・
 ロイド=ジョーンズ指揮
イングリッシュ・
 ノーザン・フィルハーモニア
 かのディアギレフとロシア・バレエ団によって初めて作品が上演されたイギリス人作曲家であるランバートの作品集。バレエ音楽の作曲家として人気の高かったランバート。中でも「ロメオとジュリエット」は代表作として名高い作品である。カップリングも、特殊な編成で演奏される1924年作曲の「ピアノ協奏曲」(1931年作曲のピアノ協奏曲は CDA-66754→CDH-5597 に収録)など魅力的。
ヨーク・ボーウェン(1884-1961):
 ヴィオラ協奏曲 ハ短調 Op.25(*)
セシル・フォーサイス(1870-1941):ヴィオラ協奏曲 ト短調
ローレンス・パワー(Va)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBC スコティッシュso.
 ヨーク・ボーウェンとセシル・フォーサイスは共に19世紀後半から20世紀にかけて活躍したイギリス出身の作曲家。なかなか取り上げられることの少ないヴィオラ協奏曲の貴重なレパートリーを収録。(*)世界初録音。
 ローレンス・パワーはナッシュ・アンサンブル、レオポルド弦楽三重奏団のメンバーとして活動を行いながらソリストとして世界中のオーケストラと共演を行うなど新世代のヴィオラ奏者として高い評価を受けている。
カール・アマデウス・ハルトマン(1905-1963):
 ヴァイオリンと管弦楽のための
  「葬送協奏曲」(1959年版)/
 無伴奏ヴァイオリンのための組曲
  [第1番/第2番]/
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
  [第1番/第2番]
アリーナ・イブラギモワ(Vn)
ブリテン・シンフォニア
 芸術家の一家に生まれたハルトマンは、ナチス・ドイツの政権下で国内亡命を余儀なくされながらも作曲活動を続けた20世紀ドイツの作曲家。ナチスの台頭に激しい怒りと深い悲しみを覚えたハルトマンは、第2次世界大戦が勃発した1939年に「葬送協奏曲」を作曲した。
 ハイペリオンにとっても新たなレパートリーへの第1歩となるこのディスクにソリストとして起用されたのは、1985年ロシア生まれの若きヴァイオリン奏者アリーナ・イブラギモワ。才色兼備のアリーナ・イブラギモワはヨーロッパを中心に、ここ日本でも注目度が急上昇中。今後の動向から目が離せない新星がまた1人登場。
タリス生誕500年記念アルバム
 トマス・タリス(1505-1585頃):
  世の救い主なるイエスよ/誉れある神の御母よ/
  天使は優しい言葉で/マニフィカト/
  ヌンク・ディミティス/私にとっていかに/
  ぬぐいさって下さい、主よ/捨て去れ、不信心な者よ/
  さまざまな国の言葉で話した/
  聞いてください、お願いです/おお、光から生まれた光よ
アンドリュー・カーウッド指揮
カージナルズ・ミュージック
 カトリックとプロテスタントとの間で揺れ動いたイングランド、で長きに渡って宮廷音楽家として活躍した大作曲家タリス。これは、2005年がタリスの生誕500年に当るのを記念してHyperionが制作したCDである。
 カーウッド率いるカージナルズ・ミュージックは15年の歴史を持つ合唱グループ。これまでにASV、Gaudeamusから約20枚の録音のリリースを行うなど、実力派団体のひしめく合唱王国イギリスにおいてもその演奏は高く評価されている。今後Hyperionへはウィリアム・バードのラテン語による教会音楽作品集などの録音が予定されている。
喜びの天使たち〜愛、憧れと嘆きの音楽
 不詳(13世紀イングランド):捕虜たちの歌/イングランドの踊り
 ジョン・ベディンガム(?-1459/60頃):おお美しきバラよ
 ベルナルト・デ・ヴェンタドルン(1147頃-1470頃活躍):
  ひばりが羽ばたき
 ジャン・ヴァイヤン(1360頃-1390頃活躍):Par Maintes Foys
 ティエンヌ・ド・モー(13世紀活躍):Trop Est Mes Maris Jalos
 フランチェスコ・ランディーニ(1325頃-1397):麗しき美しさに
 ヨハネス・チコーニア(1335頃-1411):
  ペル・クゥエッラ・ストラーダ/ウナ・パンテラ
 ギヨーム・デュファイ(1400頃-1474):
  気高く美しいお前/ああ死なんばかりの悲しみ/
  陽の輝きを装われた美しい処女マリアよ
 マッテオ・ダ・ペルージャ(?-1418頃):Le greignour bien
 不詳(スペイン、1300頃):4つのプランクトゥス
キャサリン・ボット(S)
パヴロ・ベズノシュク、
マーク・レヴィ(フィドル)
 デュファイら中世に活躍していた作曲家たちによる歌曲をソプラノとフィドルで演奏したアルバム。今回のレコーディング・プロジェクトはベズノシュクの家での昼食中に始まったという。
 キャサリン・ボットは中世、ルネサンス、バロック時代の作品に精通したスペシャリストとして活躍中のイギリスのソプラノ。ベズノシュク、レヴィはそれぞれバロック・ヴァイオリンとヴィオールの名手として高い評価を受けている。
アムランのブラームス、協奏曲第2番登場!
 ブラームス:
  ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調Op.83(*)/
  4つのピアノ小品Op.119(#)
マルク=アンドレ・アムラン(P)
アンドルー・リットン指揮(*)
ダラスso.(*)
OCDA-67550
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(CD)
国内仕様盤
日本語解説書付
\2880(税抜\2667)
SACDA-67550
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 録音:2006年1月12日-15日、ユージン・マクダーモット・コンサート・ホール、ライヴ(*)/2006年2月11日、ポットン・ホール、サフォーク(#)。解説:カラム・マクドナルド(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。ブラームスのピアノ協奏曲第2番をアムランが弾く!!
 2006年の第1弾リリースとなったデュカス&ドゥコーのフレンチ・アルバム(CDA-67513)では、予想以上の凄まじい演奏を聴かせてくれた世界最強のスーパー・ヴィルトゥオーソ、マルク=アンドレ・アムラン。続いて世に送り出す最新作は、意外にも、ピアノ協奏曲の名作中の名作であるブラームスのピアノ協奏曲第2番。この作品はその壮大なスケールから「ピアノ付き交響曲」とも呼ばれるなど、ブラームスの代表作の一つとして人気が高い。これまでのアムランの録音からすると、今回の選曲は意外と言えなくも無いが、超絶技巧と研ぎ澄まされた音楽性を必要とするこの作品こそアムランに最も相応しいのではないだろうか。伴奏にはスティーヴン・ハフとのラフマニノフのピアノ協奏曲全集(CDA-67501)で実力を如何なく発揮したリットン&ダラスso.のコンビを起用、冒頭のホルン・ソロから引き込まれる演奏であることは想像に難くない。
 しかもアムランは2006年9月の来日時にこの協奏曲を演奏。まさに必聴盤と言えるだろう。
ハフ&タカーチSQのブラームス
 ブラームス:
  ピアノ五重奏曲 ヘ短調Op.34/
  弦楽四重奏曲第2番 イ短調Op.51-2
スティーヴン・ハフ(P)
タカーチSQ
 スティーヴン・ハフとタカーチ弦楽四重奏団の共演がここに実現。大成功を収めたハイペリオンでのリリース第1弾「シューベルトの弦楽四重奏曲集」(CDA-67585)から約1年、さらに進化したタカーチ弦楽四重奏団の最新盤は、4度のグラモフォン・アウォードを筆頭に世界中のレコード賞を獲得しているイギリスの名手スティーヴン・ハフを迎えてのブラームス。
 世界屈指の弦楽四重奏団と英国の誇るヴィルトゥオーソ・ピアニストの才能が融合する「ピアノ五重奏曲」は注目度絶大。またブラームスの「弦楽四重奏曲第2番」で展開される楽譜を研究し尽くした演奏もシューベルトに続いて再び話題となるだろう。
 1975年にハンガリーのリスト音楽院に在学していた学生たちによって結成されたタカーチ弦楽四重奏団。ハンガリーより騎士十字勲章を授けられるなど、その実力と名声は周知の通り。数度のメンバー交代を経ながらも、長年にわたって世界最高の弦楽四重奏団の一つとして活躍を続けている。
タカーチSQ〜ブラームス:
 弦楽四重奏曲集 Vol.2(完結編)

  [第3番 変ロ長調Op.67/
   第1番 ハ短調Op.51-1]
タカーチSQ
[エドワード・ドゥシンベル
 (第1Vn)
 カーロイ・シュランツ(第2Vn)
 ジェラルディン・ウォルサー(Va)
 アンドラーシュ・フェエール(Vc)]
 タカーチ弦楽四重奏団の新たなブラームスがここに完成!
 2006年にリリースされ大成功を収めたハイペリオン移籍第1弾「シューベルトの弦楽四重奏曲集」(CDA-67585)、グラモフォン・ゴールド・ディスク賞受賞で話題のスティーヴン・ハフとの共演が実現した2007年リリースの「ブラームスのピアノ五重奏曲&弦楽四重奏曲第2番」、そして今回ハイペリオンからのリリース第3弾として登場するタカーチ弦楽四重奏団の最新作は、前作に引き続きブラームスの「弦楽四重奏曲集」。タカーチ弦楽四重奏団はブラームスのピアノ五重奏曲、3曲の弦楽四重奏曲をデッカ時代にも録音しており、今回のリリースで4作品の新録音が揃うことになる。円熟味を増した世界有数のクァルテットが奏でる新たなブラームスが、聴衆に新たな感動をもたらしてくれることだろう。
 1975年にハンガリーのリスト音楽院に在学していた学生たちによって結成されたタカーチ弦楽四重奏団は、ハンガリーより騎士十字勲章を授けられるなど、その実力と名声は周知の通り。数度のメンバー交代を経ながらも、長年にわたって世界最高の弦楽四重奏団の一つとして活躍を続けている。また2006年にはレコーディングの舞台をハイペリオンへ移しており、新たな環境で飛躍するタカーチ弦楽四重奏団の歩みから目が離せない。
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集
 [ト短調RV.416/イ短調RV.420/ハ短調RV.401/
  ト短調RV.417/イ短調RV.418/ト長調RV.415]/
 2つのチェロのための協奏曲 ト短調RV.531(*)
ジョナサン・コーエン(Vc)
サラ・マクマーン(Vc;*)
ロバート・キング指揮
キングズ・コンソート
 2006年6月にケンブリッジ・クレア・カレッジを卒業したイギリスの若きチェリスト、ジョナサン・コーエンがヨーロッパ屈指の実力を誇るピリオド・オーケストラ、キングズ・コンソートとの共演で登場。コーエンは2001年よりフィルハーモニア管、エイジ・オブ・エンライトメント管、ガブリエリ・コンソート、レスリー・ハワード、ヒュー・ワトキンスらと共演を重ねるなど、第一線で活躍中。ロンドン・ハイドン・クヮルテットのメンバーとしても活動、将来を渇望されるアーティスト。
CDA-67554
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(2CD)
1CD価格
何とアムランがハイドンのソナタを録音!
 ハイドン:ピアノ・ソナタ集

 [第50番 ハ長調Hob.XVI-50/
  第40番 ト長調Hob.XVI-40/
  第46番 変イ長調Hob.XVI-46/
  第41番 変ロ長調Hob.XVI-41/
  第52番 変ホ長調Hob.XVI-52/
  第23番 ヘ長調Hob.XVI-23/
  第43番 変イ長調Hob.XVI-43/
  第24番 ニ長調Hob.XVI-24/
  第32番 ロ短調Hob.XVI-32/
  第37番 ニ長調Hob.XVI-37]
マルク=アンドレ・アムラン(P)
PCDA-67554
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(2CD)
\2880(税抜\2667)
(1CD価格)
国内仕様盤
日本語解説書付
 録音:2005年12月13日−15日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。解説:リチャード・ウィグモア(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。アムランの2007年第1弾はなんとハイドン! これはブレイク必至!!
 2006年はブラームスのピアノ協奏曲第2番(CDA-67550)や同じくブラームスのピアノ四重奏曲集(CDA-67471/2)、そして初のDVD-Videoとなった「イッツ・オール・アバウト・ザ・ミュージック」(DVDA 68000)を世に送り出した世界最強の「スーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト」マルク=アンドレ・アムラン。2007年のリリース第1弾は、なんとも意外なハイドンとなった。
 ウィーン古典派の中心的な役割を担い、「交響曲の父」や「弦楽四重奏曲の父」とも称される大作曲家ハイドンのピアノ・ソナタは、まさに古典派音楽の集大成。全62曲という膨大な数に及び、学習用として用いられることも多い。
 アムランは62曲のピアノ・ソナタの中から中期〜後期にかけて作曲された10曲を厳選。作品の本質を徹底的に研究してレコーディングに臨んでおり、今回のハイドン・アルバムへの並々ならぬ意気込みが窺い知れる。キャリアの初期から驚異的な技巧を必要とする作品を数多く演奏してきたアムランだが、古典派から現代曲までを弾きこなすレパートリーの広さと演奏の素晴らしさは、絶賛を博したブラームスやコンサートでのパフォーマンスで既に証明済。アムランの手によってその輝きと魅力が完全に解き放たれるであろうこの録音、アムラン・ファン、ピアノ・ファンの必聴盤といっても過言ではない。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.42
 アイヴィン・アルネス(1872-1932):
  ピアノ協奏曲 ニ長調Op.27(*)
 クリスティアン・シンディング(1856-1941):
  ピアノ協奏曲 変ニ長調Op.6
ピアーズ・レーン(P)
アンドルー・リットン指揮
ベルゲンpo.
 (*)は世界初録音。シューベルトの歌曲全集やレスリー・ハワードのリスト全集以上に絶大な人気を誇る、ハイペリオンの大好評シリーズ第42集に登場するのは北欧のロマン派作品、必聴の最新盤。このシリーズは膨大なカタログ数を誇りながらも、意外なことに北欧の作品がラインナップされていなかったのだが、遂に今巻にてノルウェーの作品集が登場となった。
 初の北欧作品集に選ばれたのはノルウェー・ロマン派を代表する作曲家であるシンディングと、同世代ながら、かなりの北欧音楽愛好家でなければご存知無いであろうアルネス。アルネスはシンプルで美しい旋律を持った歌曲を多数残した人だが、ピアノ協奏曲は当作が唯一のもので、もちろん今回が世界初録音。そしてグリーグに次ぐノルウェーを代表する名匠シンディングのピアノ協奏曲は、後期ロマン派のドイツ音楽の影響を色濃く受けた作品であり、ノルウェーの抒情との融合が素晴らしい傑作。こちらはNKFレーベルからグナルダールの演奏がリリースされていた。
 ピアニストは、数々の名手を揃えるハイペリオンの中でも当代随一の知性派、ピアーズ・レーン。共演にはダラス響を鍛え上げたリットンが、現音楽監督兼首席指揮者を務めるノルウェーのベルゲン・フィル務めており、期待は高まる。
モーツァルト:ピアノ三重奏曲集
 ピアノ三重奏曲第3番 変ロ長調K.502/
 ピアノ三重奏曲第4番 ホ長調K.542/
 ピアノ三重奏曲第6番 ト長調K.564
フロレスタン・トリオ
[アントニー・マーウッド(Vn)
 リチャード・レスター(Vc)
 スーザン・トムズ(P)]
 ベートーヴェン、ブラームス、シューベルト、シューマン、そしてフランス作品など様々な録音を行い、ハイペリオンを代表するピアノ・トリオとして知られるようになったフロレスタン・トリオ。今回のモーツァルト・アルバムは、1786年と1788年という死の数年前に書かれた3曲。3人とも世界的名手として活躍を続ける名手たちであり、その類稀なアンサンブル能力はこれまでのパフォーマンスで証明済み。
ウェストミンスター寺院の三位一体の主日
 [朝の祈り]
 ウェストミンスター寺院の鐘
 トマス・トムキンズ:祈り
 ジョージ・エルヴェイ:詩篇115
 ブリテン:テ・デウム ハ長調
 ウォルトン:ユビラーテ
 トマス・トムキンズ&ジョン・ファーマー:応答歌
 [聖餐式]
 フランシス・グリアー:三位一体のミサ
 [夕べの祈り]
 エドワード・ベアストー:詩篇107
 ハーバート・ハウエルズ:ウェストミンスター・サーヴィス〜
   [マニフィカト/ヌンク・ディミティス]
 ジョン・スタイナー:われは主を見たり
 チャールズ・スタンフォード:幻想曲とトッカータ ニ短調 Op.57
ロバート・クウィニー(Org)
ジェイムズ・オドンネル指揮
ウェストミンスター寺院聖歌隊
 Hyperionとウェストミンスター寺院聖歌隊とのコラボレーションがスタート。エリザベス1世、シェイクスピア、ダーウィンなど王室や歴史上の有名人が眠る場所であり、ゴシック建築の代表作といわれるウェストミンスター寺院。そのウェストミンスター寺院が誇る聖歌隊がHyperionデビュー。(これまでHyperionに様々な名演を残しているウェストミンスター大聖堂聖歌隊とは別団体。)今回収録されているウォルトン、スタイナー、グリアーの作品は1991年にウェストミンスター寺院聖歌隊のために作曲されたもの。
メンデルスゾーン:宗教合唱作品集
 3つのモテットOp.23
 [深き苦しみの淵よりわれ汝を呼ぶ Op.23-1/
  アヴェ・マリア Op.23-2/
  われら人生の半ばにありて Op.23-3]/
 主よわが祈りを聞きたまえ/
 3つの詩篇Op.78 より
 [いかなれば諸々の民の立ち騒ぎ Op.78-1/
  神よ、われを審き Op.78-2]/
 夕べの祝福/キリエ・エレイソン/聖なるかな/
 いと高きところ神に栄光あれ/
 われらに平安を与えたまえ/
 O for the wings of a dove
デイヴィッド・ヒル指揮
ケンブリッジ・
 セント・ジョンズ・カレッジcho.
 これまでにウェストミンスター大聖堂聖歌隊と数多くの名演奏を残してきたデイヴィッド・ヒルが、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団とコンビを組んだリリースの第1弾。
ブラームス:
 カノン・ミサ ハ長調/救いはわれらより来る Op.29 No.1/
 ああ、神よわが内に清き心を Op.29 No.2/
 宗教的歌曲「惜しみなく与えよ」 Op.30/アヴェ・マリア Op.12/
 おお救世主よ天を開け Op.74 No.2/
 いかなれば艱難にある者に光を賜い Op.74 No.1
ヨゼフ・ラインベルガー(1839-1901):ミサ曲 変ホ長調 Op.109
マーティン・ベイカー指揮
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
 ブラームスと、オルガン作品の大家として知られるラインベルガーのミサ曲とモテットを集めた宗教作品集。ハイペリオンへ多くの録音を行っているウェストミンスター大聖堂聖歌隊は、中世ルネサンス時代からストラヴィンスキー以降に至るの宗教音楽を主なレパートリーとして幅広い活動を継続中。さらには新作の委嘱にも積極的に取り組むなど、イギリスの教会合唱の最高峰に君臨する名合唱団である。
モーツァルト:踊れ、喜べ、幸いなる魂よ!〜ソプラノのためのアリア集
 喜ばしき天の女王 K.108/証聖者の盛儀晩課 ハ長調 K.339〜主をほめたためよ/
 主の保護のもとに K.198/グラドゥアーレ「神の母、聖なるマリア」ヘ長調 K.273/
 モテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」K.165/戴冠式ミサ ハ長調 K.317〜神の子羊/
 主日のための晩課 ハ長調 K.321〜主をほめたたえよ/喜ばしき天の女王 K.127
  キャロリン・サンプソン(S) ロバート・キング指揮キングズ・コンソート&cho.
 録音:2005年10月29日-31日、カドガン・ホール、ロンドン。
 ヨーロッパを中心として世界中で大活躍中のソプラノ、キャロリン・サンプソンが歌う極上のモーツァルト。
 サンプソンとロバート・キング&キングズ・コンソートのコンビは、ミヒャエル・ハイドンのレクイエム&ミサ(CDA-67510)の録音でもそのパフォーマンスが絶賛されるなど、見事なコンビネーションを聴かせてくれているだけに、今回も期待が高まる。収録曲はアルバムのタイトルにもなっている「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」をはじめ、キャロリン・サンプソンの歌声を余すことなく堪能することの出来る充実のラインナップ。
シュポア:クラリネット協奏曲集Vol.2
 [第3番 ヘ短調 WoO.19/
  第4番 ホ短調 WoO.20]
マイケル・コリンズ(Cl)
ロビン・オニール指揮
スウェーデン室内o.
 19世紀前半のドイツで活躍したシュポアの重要作「クラリネット協奏曲」の続編。当時の名奏者ヨハン・サイモン・ヘルムシュタットのために作曲されたこれら4つの協奏曲の内今回は、ヴィルトゥオジティが全ての局面で要求される第3番、シュポアの作品の中でも傑作と評される第4番の2作品を収録。当時の名奏者のために書かれた作品を、現代イギリスを代表する奏者マイケル・コリンズが演奏する。
イグナツィ・ヤン・
 パデレフスキ(1860-1941):ピアノ作品集

 ピアノ・ソナタ 変ホ短調 Op.21 (1903)/
 創作主題による変奏曲とフーガ
  [イ短調 Op.11/変ホ短調 Op.23]
ジョナサン・プロウライト(P)
 “作曲家 "パデレフスキにスポットを当てる。
 来たる2010年が生誕150年となるポーランドの巨星パデレフスキ。ここではピアニスト、コンポーザー=ピアニストとしてのパデレフスキではなく、純粋に「作曲家」としてのパデレフスキの姿にスポットライトを当てている。プログラムの中心に置かれた、壮大な「ピアノ・ソナタ」は、演奏者に高度な技巧と音楽性が要求されるパデレフスキの最高傑作。
 ジョナサン・プロウライトは、ハイペリオンから既にストヨフスキのアルバムを2枚リリース、ロマン派時代のポーランドで生まれたピアノ作品に対する世界有数の理解者として大きな支持を集めている。
女性たちの人生と恋(全46曲)
 シューマン:
  いまあなたは最初の苦しみを私に与えた Op.42-8/
  最初の出会い/あの人を見た時から/
  すべての人にまさって Op.42-2/私の指に光る指環/
  私の胸に/いまあなたは最初の苦しみを私に与えた
 ブラームス:ああ、この眼差しをそむけておくれ
 カール・レーヴェ(1796-1869):
  あの人を見た時から/私の指に光る指環/私の胸に/
  いまあなたは最初の苦しみを私に与えた/他
フェリシティ・ロット(S)
アンゲリカ・
 キルヒシュラーガー(Ms)
グレアム・ジョンソン(P)
 シューマンとカール・レーヴェの歌曲を中心として、女性の人生と恋を1つの物語として構成した歌曲集。押しも押されぬ世界的ソプラノ歌手としての地位を確立しているフェリシティ・ロット、ザルツブルク出身で1993年よりウィーン国立歌劇場のメンバーとして活躍中のメゾ、キルヒシュラーガー、そしてハイペリオンが誇るピアノ伴奏の世界的権威グレアム・ジョンソンという強力トリオ。ハイペリオンの歌曲タイトルのクォリティの高さは実証済みなだけに今回も楽しみなリリースである。
ジョージ・ツォンタキス(1951-):
 ピアノと管弦楽のための「悲しみの人」/サラベスク
シェーンベルク:ピアノのための「6つの小品」Op.19
アルバン・ベルク:ピアノ・ソナタOp.1
アントン・ウェーベルン:ピアノのための変奏曲Op.27
スティーヴン・ハフ(P)
アンドルー・リットン指揮
ダラスso.
 2007年3月に行われたロイヤル・リヴァプール・フィルのコンサートで自作のチェロ協奏曲(ソリストはイッサーリス!)の世界初演を行い、指揮者デビューを果たしたスティーヴン・ハフの新たな協奏曲録音は、権威あるグロマイヤー賞、チャールズ・アイヴズ・リヴィング賞を得たアメリカ人作曲家、ツォンタキスの作品。この曲はハフのために作曲され、2005年初演。キリストが描かれた中世ビザンチンの絵画から受けたインスピレーションと、ベートーヴェン&メシアンからの影響によって誕生した「キリストの受難」を描いている。カップリングの新ウィーン楽派ピアノ作品に対するハフのアプローチも非常に興味深いところ。 今回も気心知れたリットン&ダラス響のサポートを受けてハフが新たな旋風を巻き起こす。
スティーヴン・ハフ〜スパニッシュ・アルバム
 ソレル:ソナタ 嬰へ長調
 グラナドス:詩的な情景
 アルベニス:エヴォカシオン/トゥリアーナ
 モンポウ:「内なる印象」より
  [悲しい鳥/小舟/秘めごと/ジプシー]
 フェデリコ・ロンガス(1895-1968):アラゴン
 ドビュッシー:
  グラナダの夕べ/途絶えたセレナード/ヴィーニョの門
 ラヴェル(モーリス・デュメニル編曲):
  ハバネラ形式による小品
 アルベニス/ゴドフスキー編曲:タンゴ
 F.X.シャルヴェンカ:スペインのセレナードOp.63-1
 W.ニーマン:セビリャの夕暮れ
 スティーヴン・ハフ:オン・ファリャ
スティーヴン・ハフ(P)
 アムラン、ヒューイットを筆頭に、超一流の世界的ピアニストを擁する当レーベルの中でも、際立った存在感を見せるスティーヴン・ハフ期待の最新作。
 アルバム・タイトルだけでも思わず血が沸き踊る今回の新譜は「スペインの作曲家による作品」、「フランスの作曲家によるスペインを題材とした作品」、「その他の国の作曲家や編曲作品」という3つの大きなコンセプトで構成されている。
 ハフはスペイン音楽への造詣も非常に深く、既にモンポウのピアノ作品集(CDA-66963/MCDA-66963)で1998年度グラモフォン・アウォードを獲得するなど、実績も満点。 その技巧と音楽性で、色彩と情熱に満ちた作品を存分に堪能させてくれることは疑いない。
ウィリアム・バード(1539/40-1623):宗教音楽集 Vol.10
 人生に望みを持つ人は誰か/苦難が近づき/
 彼は終わりの時に現われん/めでたし、聖なるみ母よ/
 アレルヤ、めでたし、めぐみに満てるマリア/
 祝福されし乙女/幸いなるかな、乙女マリアのみ体/
 天の女王、喜びませ/めでたし、女王、憐れみ深きみ母/
 御身のしもべに御身の慈悲もてはからいたまえ/
 見よ、何という幸せ、何という喜び/主よ、御身が手に/
 われは主にひとつの事を望みぬ/
 主よ、訪れたまえ、とわれらは願う/
 主よ、わが祈りを聞きたまえ、御耳を/聖なる讃美のうちに
アンドルー・カーウッド指揮
カージナルズ・ミュージック
 タリス・スコラーズのメンバーであると共に、自らが10年に渡って音楽監督を務めるカージナルズ・ミュージックを率い、精力的な活動を行っているアンドルー・カーウッド。今回のリリースは、同じくイギリスのレーベル Gaudeamus (旧 ASV)で第9巻まで発売されていたバード「宗教作品集」の続編。今回からハイペリオンへ活躍の場を移すとのことで、当シリーズは更に3枚がリリースされ、全13巻で完結の予定。
アムランのアルカン「協奏曲」再録音
 シャルル=ヴァランタン・アルカン(1813-1888):
  ピアノ独奏のための協奏曲 Op.39 Nos.8, 9, 10
  (「短調による12の練習曲」Op.39
     より 第8曲−第10曲)/
  歌曲集第3集Op.65
マルク=アンドレ・
 アムラン(P)
 アルカンの作品の中でも最大最強の難曲とされる「独奏ピアノのための協奏曲」にアムランが再び挑む!
 ショパンやリストに匹敵するヴィルトゥオーソとして活躍した、歴史上で最も偉大なコンポーザー=ピアニストの1人、アルカン。このアルバムのメインである「ピアノ独奏のための協奏曲」は「短調による12の練習曲集」の8曲目から10曲目までの3曲で構成され、第1楽章に当たる Op.39 No.8 だけで約30分、全曲で約50分という、大規模かつ超絶技巧を要する途方もない作品として知られている。
 アムランはキャリアの初期から現在に至るまで、要所要所でアルカンを取り上げている。あまりにも高い技巧を必要とするため、長く忘れられていたアルカンの復興にかける彼の情熱には並々ならぬものがあり、その作品が少しづつ一般音楽ファンの目に触れる機会が増えてきたのも、この世界最強の“スーパー・ヴィルトゥオーソ”、マルク=アンドレ・アムランの功績の一つであるといって過言ではない。
 なおアムランは、1990年代初頭にこの「独奏ピアノのための協奏曲」を Music & Artsへ録音しており、当録音は十数年の時を経て実現した、待望の再録音ということになる。この間のアムランの成長を、是非ファンには聞き取って見ていただきたい。
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス(1863;原典版) キャロリン・サンプソン(S)
ヒラリー・サマーズ(A)
アンドルー・トルティス(T)
アンドルー・
 フォスター=ウィリアムス(B)
ロバート・キング指揮
キングズ・コンソートcho.
ゲイリー・クーパー(P)
マシュー・ホール(P)
マーク・ウィリアムズ(ハルモニウム)
 モンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」(CDA-67531)、ジョナサン・コーエンを迎えたヴィヴァルディの「チェロ協奏曲集」(CDA-67553)など、意欲的なリリースが反響を呼ぶロバート・キング&キングズ・コンソートの最新盤。ロッシーニ晩年の1863年に作曲された「小ミサ・ソレムニス」は、4声の独唱と合唱、2台のピアノとハーモニウムの伴奏という編成で書かれた傑作。ちなみにこの作品は、1864年に初演後1867年に管弦楽伴奏への改訂が行われたが、今回収録されているのは1863年原典版。 演奏者はキング&キングズ・コンソートと良好な関係を築いているキャロリン・サンプソン、チャンネル・クラシックスで活躍中のピアニスト、ゲイリー・クーパーなど錚々たる陣容。約79分の演奏時間が至福となるのは間違いない。
ブロッホ:
 「バール・シェム」組曲/ヘブライ組曲/
 無伴奏ヴァイオリン組曲[第1番/第2番]
パウル・ベン=ハイム(1897-1984):
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.44
 Berceuse Sfaradite /即興と舞曲 Op.30
ハガイ・シャハム(Vn)
アーノン・エレツ(P)
 フバイのヴァイオリン協奏曲集のリリースによって、さらにその名声を高めたハガイ・シャハムによるブロッホのヴァイオリン作品集第2弾。第1弾(CDA-67439)ではヴァイオリン・ソナタがメインだったが、第2弾では無伴奏ヴァイオリン組曲を中心に、イスラエルの作曲家ベン=ハイムの作品も収録。力強さと情熱、そして民族性を併せ持ったブロッホ&ベン=ハイムの作品でシャハムのスリリングな妙技と輝かしい音色が冴え渡る。
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲全集 Vol.2
 ドヴォルザーク:
  ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調Op.21
 スーク:エレジー 変ニ長調Op.23
 ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第2番 ト短調Op.26
フロレスタン・トリオ
 2000年にはロイヤル・フィルハーモニック協会室内楽部門賞を授与されるなど、長きにわたってハイペリオンの室内楽シーンを牽引してきた世界屈指のピアノ三重奏団フロレスタン・トリオ。スラヴの熱き情感にあふれた2つピアノ三重奏曲。既にリリースされている「第3番Op.65&第4番Op.95「ドゥムキー」」(CDA-66895)とあわせてここにフロレスタン・トリオのドヴォルザーク全集が完成となる。また2曲のピアノ三重奏曲に挟まれるようにカップリングされた「エレジー」は、ユリウス・ゼイエルの追悼のためにスークによって1902年に書かれた美しき珠玉の小品。
タネーエフ:弦楽三重奏曲集
 [変ホ長調Op.31/ロ短調/ニ長調]
レオポルド弦楽三重奏団
[イザベル・ファン・
  クーレン(Vn)
 ローレンス・パワー(Va)
 ケイト・グールド(Vc)]
 シャンドスからリリースされた2枚の交響曲集(CHAN-9998/CHAN-10391)の録音などの登場によって一気に知名度を高めたロシアの音楽家タネーエフ。当時のロシアでは珍しい編成でもあった「弦楽三重奏」のために書かれた作品は洗練されたフォルムの音楽内容だけでなく、師であるチャイコフスキーからも絶賛された対位法の大家としてのタネーエフの実力を示すという重要な役割も備えている。このタネーエフの弦楽三重奏曲集を演奏するのは、英国の有望株ローレンス・パワーを擁するレオポルド弦楽三重奏団。2005年のロイヤル・フィルハーモニック協会賞受賞に代表されるように、その成熟されたスタイルと演奏は国際的にも高い評価を得ている。ロシア音楽ファン要チェック。
R.シュトラウス:
 メタモルフォーゼン/ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.13/
 カプリッチョ Op.85〜前奏曲
ナッシュ・アンサンブル
 イギリスのヴィルトゥオーソ集団ナッシュ・アンサンブルの最新作は、なんとリヒャルト・シュトラウス。23の弦楽器のために書かれた「メタフォーゼン」だがここで収録されているのは、初稿版とも言える弦楽七重奏版。そして「メタモルフォーゼン」より約60年前に作曲された「ピアノ四重奏曲」のカップリングも、シュトラウスの作風の変遷を知ることの出来る興味深い選曲。これまでとは一風変わったジャケット・デザインも含め、聴き手を唸らせるような演奏が期待できる。
われらの時代の子供たち
 アントニー・ピッツ(1969):Thou knowest my lying down
 マイケル・ティペット(1905-1998):
  われらの時代の子供たち〜5つの黒人霊歌
 ニコラス・オニール(1970-):アヴェ・ヴェルム・コルプス
 ルース・バークモア(1966-):夜の静けさ
 マーク・エッグレイ・スミス(1955-):
  E.E.カミングスの詩による5つのマドリガル
 エウヘニオ・マヌエル・ロドリゲス(1961-):Eres...
 フランシス・ポット(1957-):Amore langueo
ジェレミー・サマーリー指揮
スコラ・カントルム・
 オブ・オックスフォード
 ティペットの「5つの黒人霊歌」を中核として6人の作曲家たちによる新しい作品を集めた合唱アルバム。スコラ・カントルム・オブ・オックスフォードは若手声楽家たちによる新進気鋭の合唱団。
セント・ジョンズのクリスマス(全22曲)
 O.ゴールドシュミット:A Tender Shoot
 H.ハウエルズ:A Spotless Rose
 E.ネイラー:Vox dicentis:Clama
 J.ビンガム:The Clouded Heaven
 J.ラッター:There is a Flower
 ホルスト:This have I done for my true love
 F.ポット:Lullay me liking
 P.ウォーロック:Bethlehem Down
 M.ラウリッドソン:大いなる神秘/他
デイヴィッド・ヒル指揮
ケンブリッジ・
 セント・ジョンズ・カレッジcho.
 メンデルスゾーンの宗教作品集(CDA-67558)でも美しい歌声を響かせたヒル&ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団による、イギリスの作曲家中心のクリスマス・アルバム。
オルガン・ファイヤーワークス Vol.11
 アーロン・コープランド(1900-1990):パラブル
 エドウィン・ルメア(1865-1934):モダンなマーチOp.2
 ヤナーチェク:オルガン・ソロ
 ジャン・ラングレー(1907-1991):
  リパブリック賛歌(1985)
 ジョン・ベーンケ(1953-):Go tell it on the mountain
 デイヴィッド・ジャーマン(1954-):
  フェスティヴ・トランペット・チューン
 マティアス・ナーゲル(1958-):Danke-Swingfuglein
 ウジェーヌ・ジグー(1844-1925):大合唱の応答
 アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):コラールとフーガ
 モンス・レイドヴィン・タクレ(1942-):祝祭音楽
 シャルル=マリー・ウィドール(1844-1937):
  アメリカ行進曲 Op.31
 イアン・ファリントン(1977-):ファスト・ダンス
 ハンス=マルティン・キーファー(1956-):
  ブルース・コラール
 ヨゼフ・ヨンゲン(1873-1953):英雄的ソナタOp.94
クリストファー・ヘリック(Org)
 使用楽器:ユージン・マクダーモット・コンサートホール、カナダ。
 ラングレーの「リパブリック賛歌」と言う面白い曲も入っている。この年に「 American Folk–Hymn Settings 」として、アメイジング・グレイスなどのアメリカ民謡をまとめて編曲しているようだ。
メトネル:
 忘れられた調べ第1集 Op.38/同第2集 Op.39/
 2つのおとぎ話 Op.8
マルク=アンドレ・アムラン(P)
 ディアパゾン・ドール、グラモフォン・クリティック・チョイスに選ばれるなど、高い評価を獲得したアムランによるメトネルのピアノ・ソナタ全集(CDA-67221/4)から「忘れられた調べ」と「2つのおとぎ話」をピック・アップした再発売盤。
マクシミリアンII世時代の宮廷音楽
 ヤコブス・ファート(c.1529-1567):
  イエスは、彼女が泣き/星の創り主/
  おお王国は栄光に満ちて/
  Ascendetis post filium /
  コンティヌオ・ラクリマス
 アントニウス・ガッリ(?-1565):
  ミサ「 Ascendetis post filium 」
 ピーター・マーセンス(c.1505-1562):Discessu
 オルランド・デ・ラッスス(1532-1594):
  平和を愛する者
チンクェチェント
 神聖ローマ皇帝マクシミリアンII世から絶大な信頼を受けていた臣下ヤコブス・ファートや、貴族として認められたラッススなど、同皇帝に仕えた音楽家たちによる宮廷音楽を存分に堪能出来るハイペリオンの意欲企画。2004年10月にウィーンで結成された「チンクェチェント」は、16世紀の合唱作品を主なレパートリーする新進気鋭の男声5人によるヴォーカル・アンサンブル。今回のリリースがデビュー盤で、今後の活躍が期待されている。
モーテン・ローリドセン(1943-):
 合唱作品集 Vol.2

 真冬の歌(管弦楽伴奏版)/薔薇の歌/
 I will lift up mine eyes /
 O come let us sing unto the Lord /
 めでたし、いと優しきマリア/夜想曲
スティーヴン・レイトン指揮
ポリフォニー、
ブリテン・シンフォニア、
アンドルー・ラムスデン(Org)
モーテン・ローリドセン
(P/フィンガーシンバル)
 2曲を除き世界初録音。このところ各レーベルからのリリースが相次ぐ現代アメリカを代表する合唱作曲家、ローリドセンの作品集。彼は1994年から2001年まで、アメリカの名門合唱団ロサンゼルス・マスター・コーラルのコンポーザー・イン・レジデンスを務めるなど、現代の新しい合唱レパートリーの作曲、普及を活発に行っている。またその作品の数々は、代表作「おお、大いなる神秘」を筆頭に日本でも大きな人気を獲得しており、国やジャンルを越えて幅広く親しまれている。
 この第2集では、日本でも歌われる機会の多い「真冬の歌」や「薔薇の歌」を収録、前述の2作品以外は世界初録音。作曲者自身も録音に参加しており、合唱愛好家必聴の注目盤と言えるだろう。Vol.1:CDA-67449。
レーガー:チェロ・ソナタ&無伴奏チェロ組曲集
 チェロ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.5
 無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 Op.131c-1
 チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.28
 無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 Op.131c-2
 チェロ・ソナタ第3番 ヘ長調 Op.78
 無伴奏チェロ組曲第3番 イ短調 Op.131c-3
 チェロ・ソナタ第4番 イ短調 Op.116
アルバン・ゲルハルト(Vc)
マルクス・ベッカー(P)
 アルバン・ゲルハルト最新作、希代のチェリストが孤高の音楽家レーガーの真髄に迫る!
 ハイペリオンの専属アーティストとしてこれまでに「ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ第1集」(CDA-67544)、「同第2集」(CDA-67583)、「ショスタコーヴィチ&シュニトケ作品集」(CDA-67534)で名声に相応しい演奏を披露してくれたアルバン・ゲルハルト。ハイペリオン4作目となる最新盤は、祖国ドイツの作曲家レーガーのチェロ・ソナタ&無伴奏チェロ組曲集。
 当盤では、演奏はもちろんのことプログラムにも注目。ソナタと無伴奏ソナタを番号順かつ交互に配し、作風の変遷と対比を感じ取ることが出来る。生命力あふれる音楽を奏でる希代のチェリストが、バッハ、ベートーヴェン、ブラームスの作品から大きな影響を受け、「ドイツ三大B」の後継者とも言われるレーガーの真髄に迫る。
 ゲルハルトは去る2007年4月、音楽監督サイモン・ラトルの強い希望で実現したティーレマン&BPOとの共演(シューマンのチェロ協奏曲)で大喝采を浴びた。共演のマルクス・ベッカーは、12枚に及ぶレーガーの作品集をリリースしたレーガーのスペシャリスト。
ロマンティック・チェロ・コンチェルト Vol.2
 ローベルト・フォルクマン(1815-1883):
  チェロ協奏曲 イ短調 Op.33(*)
 アルベルト・ディートリヒ(1829-1908):
  チェロ協奏曲 ト短調 Op.32(*)
 フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839-1916):
  チェロ協奏曲 ホ短調 Op.78(*)
 ローベルト・シューマン(1810-1856):
  チェロ協奏曲 イ短調 Op.129
アルバン・ゲルハルト(Vc)
ハンヌ・リントゥ指揮
ベルリン放送so.
 (*)の3作品は世界初録音。
 期待を集めるドイツのチェリスト、アルバン・ゲルハルトが、自身の中心的レパートリーとしている十八番の(*)を含め、19世紀ドイツ・ロマン派の作曲家として当時成功を収め、かつブラームスの友人でもあった人々の作品ばかりを集めたアルバムを携え登場。ゲルハルトは既に当レーベルから「ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ Vol.1」(CDA-67544)、「ショスタコーヴィチ&シュニトケ作品集」(CDA-67534)をリリースしており、このアルバムは3枚目。
 ゲルハルトは2007年4月14日-16日、ベルリンのフィルハーモニーでティーレマン&BPOとシューマンのチェロ協奏曲を共演することが決定している。芸術監督サイモン・ラトルの強い要望によって実現したプログラムだけに、彼にかかる期待は半端ではない。ドイツ系チェリストの中でも大器だとの世評も高いゲルハルトだけに、その演奏は聴き手の心に新たなる風を吹き込むことだろう。
ブラームス:
 ヴィオラ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120-1/
 ヴィオラ・ソナタ第2番 変ホ長調 Op.120-2/
 三重奏曲 イ短調 Op.114
ローレンス・パワー(Va)
ティム・ヒュー(Vc)
サイモン・クロフォード=
 フィリップス(P)
 クラリネット奏者にとって避けては通れない重要レパートリー3作品の、ヴィオラ独奏盤が登場。味わい深いヴィオラの音色がクラリネットとは一味違う魅力を運んでくれる。ローレンス・パワーはナッシュ・アンサンブル、レオポルド弦楽三重奏団のメンバーとして活動を行いながら、ソリストとしても世界中のオーケストラと共演、新世代のヴィオラ奏者として既にその名声を確立。ソロ・デビュー盤となったボウエン&フォーサイスのヴィオラ協奏曲集(CDA-67584)が好セールスを記録するなど、その活躍に大きな期待が寄せられている。パワーは2007年7月にヴェンゲーロフとの共演による来日公演が予定されている。
タカーチSQのハイペリオン第1弾〜
 シューベルト:弦楽四重奏曲集

 〔第14番 ニ短調D.810「死と乙女」/
  第13番 イ短調D.804, Op.29「ロザムンデ」〕
タカーチSQ
 録音:2006年5月22日-25日、セント・ジョージ教会、ブリストル。
 1975年、ハンガリーのリスト音楽院に在学していた学生たちによって結成されたタカーチ弦楽四重奏団は数度のメンバー交代を経ながらも、長年にわたり世界最高レベルの弦楽四重奏団として活躍、母国ハンガリーより騎士十字勲章を授けられるなど、その実力と名声は周知の通り。
 彼らは1988年から17年間に渡ってDECCAと専属契約を結んでいたが、活動とレパートリーの自由を求めてハイペリオンへと移籍することとなり、この度その第1弾となるシューベルトの後期四重奏曲集が登場。ちなみに「死と乙女」は2006年6月の来日公演でも喝采を浴びた作品。2005年8月からヴィオラがロジャー・タッピングに代わってサンフランシスコ響の首席奏者ジェラルディン・ウォルサーへと交代しており、新生タカーチ弦楽四重奏団のサウンドを堪能できることも見逃せない。
 今後は年1枚のペースでブラームス、ヤナーチェクやシューマンのリリースが予定されるなど、HYPERIONにおける彼らの活躍にもまた期待は大きい。
ウェストミンスター寺院における
 聖エドワード証聖王のための祝祭

 ・朝の祈り・
  グレゴリオ聖歌: Laudes Regiae
  W.スミス:祈り
  W.クラッチ:詩篇132番
  スタンフォード:テ・デウム/ベネデイクトゥス
  W.スミス&R.ストーン: The Responses
  パーセル:アンセム「おお神よ、あなたはわが神」
 ・聖餐式・
  ジョナサン・ハーヴィー(1939-):ミサ・ブレヴィス
  ブルックナー:
   グラドゥアーレ「正しい者の口は知恵を語る」
  W.モーリー:詩篇99番
  パーセル:マニフィカト/ヌンク・ディミッティス
  P.ムーア:キングとロビン
  ジャンヌ・ドゥメッシュー(1921-1968):
   テ・デウムOp.11
ロバート・クィニー(Org)
ジェイムズ・オドンネル指揮
ウェストミンスター寺院cho.
 ウェストミンスター寺院聖歌隊とハイペリオンのコラボレーション・アルバム第3弾。アルバムのタイトルにもなっている「聖エドワード証聖王」とは、11世紀初期、キリスト教への深い信仰心を持ち、ウェストミンスター寺院を再建したイギリスの王。
ウォルトン:ヴィオラ協奏曲(原典版)
エドマンド・ラッブラ(1901-1986):
 無伴奏ヴィオラのための
  「ビザンチン賛歌による瞑想曲」(*)/
 ヴィオラ協奏曲 イ長調Op.75
ローレンス・パワー(Va)
イラン・ヴォルコフ指揮
BBC スコティッシュso.
 (*)は世界初録音。ウォルトン&ラッブラという特にイギリス音楽ファンには嬉しいカップリングのヴィオラ協奏曲集。ウォルトンのヴィオラ協奏曲では、1928年に作曲された原典版を使用しており非常に貴重な録音。対するラッブラのヴィオラ協奏曲は、自身の6つの交響曲やチャイコフスキーとシベリウスからの影響を見せており、ラッブラの代表作1つに数えられている。ローレンス・パワーはナッシュ・アンサンブル、レオポルド弦楽三重奏団のメンバーとして活動を行いながらソリストとしても世界中のオーケストラと共演を行い、新世代のヴィオラ奏者として既にその名声を確立。2007年7月にはヴェンゲーロフ&UBSヴェルビエ・フェスティヴァル室内オーケストラとの共演による来日公演が予定されている。卓越したパフォーマンスによってさらに話題を呼ぶことになるだろう。
R.シュトラウス:歌曲全集 Vol.2
 夜 Op.10-3/待ちわびて Op.10-5/私の心は沈黙し冷える Op.19-6/
 ぼくのすべての想い Op.21-1/あなたこそ心の冠 Op.21-2/
 ああ、恋人よ、私は別れねばならない Op.21-3/
 ああ、あなたが私のものなら Op.26-2/わが魂よ、憩え Op.27-1/
 たそがれの愛 Op.29-1/ときめく胸 Op.29-2/夜の散歩 Op.29-3/
 青い夏 Op.31-1/白いジャスミン Op.31-3/ばらの花環 Op.36-1/
 森の幸せ Op.49-1/金色の光あふれる中 Op.49-2/子守歌 Op.49-3/
 愛そうと思う者は Op.49-7/ああ、何という悲しみ Op.49-8/
 盲目の嘆き Op.56-2/オフェーリアの3つの歌 Op.67
アンネ・
 シュヴァネヴィルムス(S)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 シューベルト、シューマンに代表されるように抜群の評価を獲得し、ベストセラーとして好評を得ているハイペリオンの歌曲シリーズ。クリスティーネ・ブルワーが好演した第1集(CDA-67488)に続く当作では、アンネ・シュヴァネヴィルムスがハイペリオンに初登場。ラトル、コリン・デイヴィス、アンドルー・デイヴィス、ビシュコフ、エルダーなどの巨匠たちとの共演経験も豊富な歌手で、世界中の歌劇場で感動を与えている歌声の持ち主がまた1人、ハイペリオンに加わった。
ロウズ兄弟の歌曲集(全27曲)
 ウィリアム・ロウズ(1602-1645):
  まだ間に合ううちに薔薇のつぼみを摘みなさい/
  おお我がクラリサ我が恋人よ/
  おのが罪に人があなたの裁きを感じるとき/
  「ロイヤル」コンソートより
   [クーラント/カントリー・ダンス/
    アルマン/クーラント]
 ヘンリー・ロウズ(1596-1662):
  A Tale out of Anacreon /
  Oh that joy so soon should waste /
  春のアマリリス/ The Angler's Song /
  A Pastoral Elegie /他
ロビン・ブレイズ(CT)
エリザベス・ケニー
(リュート/テオルボ)
レベッカ・アウトラム(S)
ロバート・マクドナルド(B)
ウィリアム・カーター
(リュート/G/テオルボ)
フランシス・ケリー(ダブルHp)
 Jへの客演などで日本でもお馴染みの世界的カウンターテナー、ロビン・ブレイズによる、キャンピオンの歌曲集(CDA-67268)、バードの歌曲集(CDA-67397)に続くハイペリオン第3弾。ヘンリーとウィリアムのロウズ兄弟は、共に17世紀イギリスで活躍した作曲家、歌手。兄のヘンリーは作曲範囲を声楽曲に絞っていたのに対し、弟のウィリアムは声楽曲のみならず器楽曲、劇音楽も手がけるなど対照的な1面を持っていた。同郷のロビン・ブレイズだからこそ存分に表現が出来るレパートリーと言える。
サミュエル・
 コールリッジ=テイラー(1875-1912):
  室内楽作品集

 ピアノ五重奏曲 ト短調Op.1/
 ヴァイオリンとピアノのための「バラード」Op.73/
 クラリネット五重奏曲 嬰ヘ短調Op.10
ナッシュ・アンサンブル
 驚異的な活動を展開しているイギリスのヴィルトゥオーソ集団ナッシュ・アンサンブルの新録音は、コールリッジ=テイラーの室内楽作品集。シエラレオネ人の父親とイギリス人の母親の間に生まれ、スタンフォードに作曲を支持したコールリッジ=テイラーの初期と晩年の3作品を収録しており作風の変化の聴き比べも面白い。ちなみにハイペリオンからは既に「ヴァイオリン協奏曲」(CDA-67420)がリリースされており好セールスを記録している。
ニルセン:ピアノのための作品全集
 交響的組曲Op.8/「楽しいクリスマス」の夢FS.34/
 祝典前奏曲FS.24/
 若い人と年寄りのためのピアノ音楽第1巻Op.53/
 ピアノ小品 ハ長調FS.159/シャコンヌOp.32/
 若い人と年寄りのためのピアノ音楽第2巻Op.53/
 5つの小品Op.3/組曲「堕天使」Op.45/
 主題と変奏Op.40/3つの小品Op.59
マーティン・ロスコー(P)
 ニルセンのピアノ作品全集がHYPERIONから登場。「交響的組曲」や「組曲堕天使」、「主題と変奏」といった比較的大部の作品から、「楽しいクリスマス」の夢、祝典前奏曲等の小品まで、独創性に富んだ作品群。また、51歳で作曲された円熟味あふれる重要作「シャコンヌ」は、バッハよりもベートーヴェンとブラームスの影響を受けたと言われている。
 演奏は、若手というよりは既にベテランと呼ぶべきイギリスのヴィルトゥオーソ・ピアニスト、マーティン・ロスコー。ソリストとしてのエネルギッシュな活動はもちろんのこと、イギリスのレーベルを中心にレコーディングも数多く行っており、ハイペリオンからもドホナーニ、ブリュル、フックス&キールのピアノ協奏曲やメシアン、フォーレ、バッハ・トランスクリプション IV などの話題作を発表している。
エルガー:教会音楽集
 大いなる主Op.67/They are at rest/
 Queen Alexandra Memorial Ode/
 アヴェ・マリア Op.2-2/
 「使徒たち」Op.49
   〜 The Spirit of the Lord/
 テ・デウムとベネディクトゥス Op.34/
 おお救い主なるいけにえよ/
 アヴェ・ヴェルム Op.2-1/
 見よ大いなる司祭/主よ聞かせ給え Op.64
 Give unto the Lord Op.74
ロバート・クウィニー(Org)
ジェイムズ・オドンネル指揮
ウェストミンスター寺院聖歌隊
 ウェストミンスター寺院聖歌隊とハイペリオンのコラボレーション・アルバム第4弾。1912年に「大いなる主Op.67」がウェストミンスター寺院で初演されるなど、縁の深い音楽家であったエルガーの合唱作品を集めたもの。
ディーリアス:歌曲集
 ノルウェーの7つの歌/後宮の庭にて/イルメリンのばら/
 巷に雨の降るごとく、わが心にも涙の雨が降る/
 空は屋根の上に/月白く/秋の歌/夏の晩/あこがれ/日没/
 夜鳴きうぐいすは金の竪琴を持っている/イ=ブラジル/
 夏の景色/急げ、我が馬/
 Aus deinen Augen fliessen meine Lieder/
 彼女はとても色白で柔らかく優しい/らっぱ水仙に/
 愛の哲学/夏の夜
イヴォンヌ・ケニー(S)
ピアーズ・レーン(P)
 絶大な支持を獲得しているハイペリオンの歌曲シリーズ最新作。スウェーデン、ノルウェー、そしてデンマークを訪れた若き日のディーリアスは北欧の環境に大きな感銘を受け、シンディングやグリーグといった作曲家と交流を深めたことは有名なエピソード。ディーリアスはその生涯に62曲の歌曲を作曲しているが、その約半数の作品からは北欧の音楽からの影響が見られると同時に、美しい香りと哀愁が漂っている。様々な文化をその身で体感してきた英国系オーストラリア人のソプラノ、イヴォンヌ・ケニーと名手ピアーズ・レーンのデュオが美しきディーリアスの世界を作り上げる。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.43
 ウィリアム・スタンデイル・ベネット(1816-1875):
  ピアノ協奏曲第4番 ヘ短調Op.19/カプリッチョ ホ長調Op.22
 フランシス・エドワード・ベイシュ(1833-1858):
  ピアノ協奏曲 ホ長調Op.18(世界初録音)
ハワード・シェリー(P)指揮
BBC スコティッシュso.
 ハイペリオンの大人気シリーズ第43集は、ディーリアス&アイアランドを収録した第39集以来のイギリス物で、師弟関係にあった19世紀の2人の作曲家にスポットを当てている。
 エドワード・ベイシュはW.S.ベネットの弟子で、将来を嘱望されながらも結核に冒され、わずか24歳で世を去った。ベイシュのピアノ協奏曲は魅力ある曲ながらも未出版であり、ほとんど演奏されたこともなかったが、ロンドンの王立音楽院に残されていた楽譜が発見されたことによって今回録音が実現。卓越した作曲技法によって書かれた当曲は、短い生涯を駆け抜けたベイシュの大きな遺産と言える。
 一方、メンデルスゾーンとシューマンから称賛を受け、イギリスのロマン派最大の作曲家とされるスタンデイル・ベネットの作品は2曲を収録。メンデルゾーンからの影響とベネット自身の個性が巧みに表現されている。演奏も久々にハワード・シェリーが登場し、万全の構え。
トマ・クレキヨン(1505頃-1557):シャンソンとモテット集
 Oeil esgare/ミサ曲「Mort m'a prive」/Mort m'a prive a 5/
 Caesaris auspiciis/Mort m'a prive a 4/Cur Fernande pater/
 Le monde est tel/Premia pro validis/Congratulamini mihi
スティーヴン・ライス指揮
ブラバント・アンサンブル
 クレキヨンは16世紀のフランドル楽派の作曲家であったということと、作品以外の詳しいことは明らかにされていない音楽家である。数百曲に及ぶ膨大な数のモテットとシャンソンを残しているがこれだけまとまった形での録音は貴重。
 Signum Classicsにクレメンス・ノン・パパの録音(SIGCD-045)があるブラバント・アンサンブルは、1998年に結成された15人の声楽家によるアンサンブル。音楽学者でもあるスティーヴン・ライスの解釈に基づいた演奏は高く評価されており、これがハイペリオンへのデビュー盤となる。
ヒューイットのラモー、登場
 ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):
  クラヴサン曲集(1724)〜第2組曲 ホ短調/
  新クラヴサン曲集
   [第4組曲 イ短調/第5組曲 ト短調]
アンジェラ・ヒューイット(P)
SACDA-67597
buyボタン
(HYBRID_SACD)
価格帯:S
 2006年10月の来日公演でも聴衆に大きな感動を与え、イギリスでも2006年グラモフォン・アウォード「年間最優秀アーティスト賞」に選出されるなど更なる飛躍を見せている鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。10年という歳月をかけたバッハの鍵盤作品集に続き、クープラン、シャブリエ、そしてベートーヴェンと、その新たなる挑戦は留まる事を知らない。
 今回ヒューイットが贈る最新盤は、来日時の演奏も記憶に新しいラモーのクラヴサン曲集から。18世紀フランス音楽界の巨匠で近代和声学の父とも称されるラモーはロマン派の多くの作曲家たちにも多大な影響を与えた。綿密な研究と解釈による革新的なラモーを聴かせてくれるであろうことは疑いが無い。
スティーヴン・ハフ〜モーツァルト・アルバム
 モーツァルト:
  幻想曲 ハ短調 K.475
  ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K.333
  幻想曲 ハ短調 K.396(シュタードラー補完)
 ヨハン・バプティスト・クラーマー(1771-1858):
  練習曲「モーツァルトへのオマージュ」Op.103-6
 イグナーツィ・フリードマン(1882-1948):
  メヌエット ニ長調(モーツァルトの
   ディヴェルティメント第17番 ニ長調K.334より)
 スティーヴン・ハフ:モーツァルトの3つの変容
 リスト/ブゾーニ編曲:モーツァルトの
  「フィガロの結婚」の2つの主題による幻想曲
スティーヴン・ハフ(P)
 英国が誇るヴィルトゥオーソ・ピアニスト、スティーヴン・ハフの「ニュー・ピアノ・アルバム」(CDA-67043)、「イングリッシュ・アルバム」(CDA-67267)、「スパニッシュ・アルバム」(CDA-67565)に続くコンセプト・アルバム第4弾はモーツァルト。名作「幻想曲 ハ短調K.475」でスタートし、モーツァルトの作品を題材としたアレンジ、モーツァルトに対するオマージュ作、そしてハフの自作とバラエティに富んだ内容が特徴。ハフは2007年3月にイッサーリスをソリストに迎え、自らのチェロ協奏曲を初演、作曲家としても新境地見せている。ハフの並外れた芸術的手腕の結晶でもある「モーツァルト・アルバム」が驚きと新たな発見をもたらしてくれる。
フロラン・シュミット(1870-1958):
 詩篇第47番Op.38/
 組曲「 sans esprit de suite 」Op.89/
 バレエ音楽「サロメの悲劇」Op.50
チャールズ・ハンフリーズ(Org)
ジェニファー・ウォーカー(S)
ティエリー・フィッシャー指揮
B ウェールズ国立o.&cho.
 高度な技術を必要とする超大編成の吹奏楽曲「ディオニソスの祭」の作曲者として日本ではお馴染みのフロラン・シュミットの作品集。その作品の中で最も重要な位置を占めている「詩篇第47番」、ディアギレフ&ロシア・バレエ団によって初演が行われ、ストラヴィンスキーに衝撃と影響を与えたバレエ音楽「サロメの悲劇」の2大作品を余すことなく収録。後者は異国情緒、特に東洋への感情が込められた作品で、最終場面の「戦慄の舞」では「春の祭典」に通じる作風が見られる。指揮はフランス音楽へ絶対の自信を持つティエリー・フィッシャーが担当しており、フローラン・シュミットの決定盤誕生を予感させる。
雪の中で燃える炎
 作曲者不詳:Hanacpachap Cussicuinin
 ジュアン・デ・アラウホ(1646-1712):
  Dixit Dominus/Silencio/Dime, amor/
  A, de la región de luces!/A, del cielo!/
  Fuego de amor!/En el muy gran Padre Ignacio
 ディエゴ・ホセ・ダ・サラザール(c.1660-1709):
  Salga el torillo hosquillo!
 ジュアン・デ・アラウホ:Dios de amor/A, del tiempo!
ジェフリー・スキッドモア指揮
エクス・カシドラ・コンソート、
バロック・アンサンブル
SACDA-67600
buyボタン
(HYBRID_SACD)
価格帯:B
 2003年リリースの「ニュー・ワールド・シンフォニー〜ラテンアメリカのバロック音楽」(CDA-67380)、2005年にリリースされた「月、太陽と全てのもの〜ラテンアメリカのバロック音楽第2集」(CDA-67524)の2タイトルがBBCミュージック・マガジン、グラモフォン、デイリー・テレグラフ、サンデー・タイムズなどの各メディアから絶賛されたスキッドモア&エクス・カシドラの新作。
 前2作と同じくラテン・アメリカの音楽を取り上げた「雪の中で燃える炎」で中心となっているのは、18世紀ラテンアメリカ最大の作曲家と名高いジュアン・デ・アラウホの作品。アラウホは、幼い頃にスペインから渡ったペルーを追放されパナマへと逃れ、その後ペルーのリマに戻りボリビアのラプラタでその生涯を閉じたとされている。18世紀ラテンアメリカ最大の作曲家という名声とは反比例するように演奏の機会に恵まれないアラウホの作品だが、その桁外れの創造力と音楽的才能を確かめることの出来る重要な記録がこの「雪の中で燃える炎」なのだ。バロック時代、特にラテンアメリカ音楽の演奏と発掘では他の追随を許さないエクス・カシドラの歌声と音色が、ベールに包まれたアラウホの音楽を解き明かす。
ヴェルヨ・トルミス(1930-):合唱作品集
 エルンスト・エンノの詩による2つの歌/
 3つのエストニアの遊び歌/
 叙事詩「カレヴィポエグ」による3つの歌/
 リーブ語の遺産/船上に歌う/秋の風景/
 4つのエストニアの子守歌/幼き日の想い出
スティーヴン・レイトン指揮
ホルスト・シンガーズ
 合唱作品で知られるヴェルヨ・トルミスは、アルヴォ・ペルトと並び、北欧の合唱王国エストニアを代表する巨匠の1人。エストニアの民族音楽の専門家としての一面も持つトルミスは母国に伝わる伝統音楽を作品の礎とし、卓越した合唱作品を数多く生み出しており、音楽と言葉が密接に結びついたその作品は世界中で親しまれている。トルミスの合唱作品はここ日本でもプロからアマチュアまでの幅広い層で歌われ、根強い人気を誇っているだけに、ハイペリオンからの新しい録音のリリースは広く歓迎されることだろう。
 ヴィレッテの合唱作品集(CDA-67539)に続く2枚めのリリースとなるレイトン&ホルスト・シンガーズ。レイトンは手兵ポリフォニーとのコンビによるペルトの合唱作品集「トリオディオン」でエストニアの合唱作品に対する造詣の深さを実証している。
R.シュトラウス:歌曲全集 Vol.3
 なにも!Op.10-2/サフランOp.10-7/
 もの言わぬ花Op.10-6/
 あなたの眼差しが私を見た時からOp.17-1/
 セレナードOp.17-2/秘めごとOp.17-3/
 暗いヴェールに覆われてOp.17-4/
 さあ、勇気を!Op.17-5/舟歌Op.17-6/
 それがなんの役に立つのOp.19-1/
 星影は美しく、しかし冷たくOp.19-3/
 希望と失望Op.19-5/ああ、何と不幸な私Op.21-4/
 女たちも時にはつつましくOp.21-5/
 ひそかなる誘いOp.27-3/愛を抱いてOp.32-1/
 憧れOp.32-2/愛の讃歌Op.32-3/
 ああ、うるわしい5月よ!Op.32-4/天の使者Op.32-5/
 15ペニヒでOp.36-2/愛慕Op.36-4/
 冬の捧げものOp.48-4/冬の愛Op.48-5/
 したしき幻影Op.48-1
アンドルー・ケネディ(T)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 ハイペリオンの「リヒャルト・シュトラウス歌曲集」に、各方面から引く手あまたのイギリスの俊英、アンドルー・ケネディが登場。既に欧州の歌劇場を中心としたオペラへの出演やオーケストラとの共演を重ね、2006年には権威あるロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト賞を受賞している。テノールが歌うリヒャルト・シュトラウスの歌曲集は非常に珍しく、有名な交響詩が書かれた期間とほぼ同時期(1882年-1900年)の歌曲を収録しているこの第3集では、これまでのイメージとは一味違った作品の“色 "を感じ取ることができるかもしれない。伴奏のピアノは第1集、第2集と同じく名手ロジャー・ヴィニョールズが担当しており、ケネディの歌唱を最大限に引き出してくれることだろう。
ジョンゲン(ヨンゲン):
 聖体秘蹟のためのミサ曲Op.130/アブラハムの神W.150/
 慈悲深き主イエスよW.71/憐れなる我W.99
フロール・ペーテルス(1903-1986):祝祭ミサOp.62
デイヴィッド・ヒル指揮
ケンブリッジ・
 セント・ジョンズ・カレッジcho.
ポール・プロヴォー(Org)
ロンドン・シティ・ブラス
 「メンデルスゾーン」、「クリスマス」に続くヒル&ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のハイペリオン第3弾は、20世紀ベルギーの宗教作品集。特に20世紀ベルギーを代表する作曲家ジョンゲンのミサ曲は、合唱とオルガンに金管アンサンブルが加わるという壮大壮麗な大作で、ベルギー音楽ファン注目の作品と言えるだろう。
マンシクール&リシャホール:作品集
 ピエール・ド・マンシクール(c.1510-1564):
  天の女王/日々罪を犯したるわれを/
  ミサ「 Cuidez vous que Dieu nous faille 」/
  その口でわれに口づけを/主よ思い出したもうことなかれ/
  第2旋法によるマニフィカト
 ジャン・リシャフォール(c.1480-a.1547):
  Cuidez vous que Dieu nous faille
スティーヴン・ライス指揮
ブラバント・アンサンブル
 謎の多い16世紀フランドル楽派の作曲家クレキヨンの作品集(CDA-67596)でハイペリオン・デビューを飾ったブラバント・アンサンブルの第2弾は、同じく16世紀の音楽家マンシクールの作品集。フランドルの作曲家だが、スペイン国王フェリペII世の下でルネサンス音楽の発展に尽力した。
アンジェラ・ヒューイット
 〜ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.2

 [第15番 ニ長調 Op.28「田園」/
  第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」/
  第3番 ハ長調 Op.2-3]
アンジェラ・ヒューイット(P)
SACDA-67605
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(HYBRID_SACD)
価格帯:S
OCDA-67605
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(CD)
\3085(税抜\2857)
国内仕様盤
日本語解説書付
 録音:2006年12月19日-22日、クルトウアツェントルム・グランド・ホテル、イタリア。解説:アンジェラ・ヒューイット(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 ピアノによる当代最高のバッハ弾きとして注目され、近年は幅広いフランス物でもその才能を発揮したヒューイットの新境地第2弾。2006年10月の来日公演曲目でもあった「熱情」を収録した第1集(CDA-67518/SACDA-67518)は、ヒューイットの類稀なる音楽性が余すことなく発揮され、さらにイタリアの銘器ファツィオーリの豊かな響きとあいまって、世界各国から絶大な評価を受けている。
 第2弾のメインは、同じくベートーヴェン「3大ソナタ」の1つ「悲愴」。ベートーヴェン自らの不安や苦悩を、ヒューイットが聴き手へダイレクトに伝える。ちなみに第2楽章「アダージョ・カンタービレ」は2006年の来日公演でアンコールとして演奏され、ホール全体を包み込む美しい響きが、全ての聴衆に深い感動を与えた。あの大いなる感動が今ここに蘇る。
アンリ・エルツ(1803-1888):ピアノ作品集
 創作主題第2番による主題と変奏Op.81/
 ロッシーニの歌劇「シンデレラ」の
  「悲しみは消えて」による変奏曲Op.60/
 3つの性格的な小品Op.45/バラード第1番Op.117-1/
 無窮動Op.91-3/劇的幻想曲Op.89/
 バラード第2番Op.117-2/幻想曲と変奏曲Op.158
フィリップ・マーティン(P)
 当レーベルの人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」シリーズからも2枚がリリースされている19世紀フランスの作曲家アンリ・エルツだが、その独奏ピアノ作品集が登場。エルツは当時著名で人気のあったヴィルトゥオーソで、パリ音楽院ピアノ科の教授を務めたが、ピアノ製作にも興味を示し、自分で工場を建設、経営までしてしまったという異色の人物。演奏は8枚に及ぶゴッツチョークの膨大なピアノ作品集でリスナーを満足させてくれたダブリン生まれの奏者フィリップ・マーティン。フランスの知られざるロマン派作品をどのように聴かせてくれるのか、楽しみなアルバム。
J.S.バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲集
 協奏曲第1番−第7番ト短調 BWV.1052-1058/
 ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV.1050/
 三重協奏曲 イ短調 BWV.1044
アンジェラ・ヒューイット(P)
リチャード・トネッティ指揮
オーストラリアco.
 ヒューイット初の協奏曲・室内楽曲録音として日本でも大きな絶賛を受けたJ.S.バッハの協奏曲集。その第1巻(CDA-67307)と第2巻(CDA-67308)をまとめたセットがスリム・ケース仕様で登場。グラモフォン誌でエディターズ・チョイス&CDオブ・ザ・マンス、サンデー・タイムズではクラシカル・CD・オブ・ザ・ウィークに選出されるなど、世界中で高い評価を獲得している。
 セット化はノーマルCDのみとなります。SACD Hybrid盤のセットはございません。
モーツァルト:ピアノ三重奏曲集 Vol.2
 [第2番 ト長調 K.496/
  第5番 ハ長調 K.548/
  第1番 変ロ長調 K.254]
フロレスタン・トリオ
[アントニー・マーウッド(Vn)
 リチャード・レスター(Vc)
 スーザン・トムズ(P)]
 ハイペリオンの室内楽を牽引するフロレスタン・トリオによるモーツァルト第2集。第1集(CDA-67556)でも素晴らしい解釈と技術を堪能させてくれたが、今回も深い抒情性と完璧な完成度を誇っている。
パレストリーナ:エレミアの哀歌第3巻 マーティン・ベイカー指揮
ウェストミンスター
 大聖堂聖歌隊
 デイヴィッド・ヒル、ジェイムズ・オドンネル、マーティン・ベイカーの指揮の下で様々な名演奏を残してきたウェストミンスター大聖堂聖歌隊の最新録音。現在でもベストセラーとして高い評価を受けている「教皇マルチェルスのミサ」(CDA-66266)に代表されるパレストリーナの演奏は、同団体の根幹をなす重要なレパートリーである。更に透明感の増した純粋無垢なハーモニーは多くの人々に感銘を与えてくれる。
CDA-67611
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(2CD)
1CD価格
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.9 ロンドン・ハイドンSQ
 ハイドンの成熟した様式と創作力を証明している「弦楽四重奏曲集Op.9」を演奏するのは、ヴィヴァルディのチェロ協奏曲集(CDA-67553)で充実の演奏を聴かせてくれてジョナサン・コーエンを中心にイギリスの若手奏者によって結成されたロンドン・ハイドン弦楽四重奏団。グロッサではホープリッチとの共演でブラームスやモーツァルトの録音を行っている同アンサンブルは、ガット弦とバロック弓の使用を大きな特徴としている。
オルガン・ファイヤーワークス XII
 ブクステフーデ:
  前奏曲、フーガとシャコンヌ ハ長調/
  前奏曲とフーガ ト短調
 ペトル・エベン(1929-2007):
  ブクステフーデへのオマージュ
 ニルス・ゲーゼ:交響的小品 ヘ長調
 ラインベルガー:トヌス・ペレグリヌスの幻想曲
 ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘
 マルセル・デュプレ:前奏曲とフーガ ト短調
 ブラームス/E.ルメア編:大学祝典序曲Op.80
 ジークフリート・カルク=エーレルト:
  B-A-C-Hによるパッサカリアとフーガ Op.150
クリストファー・
 ヘリック(Org)
 使用楽器:デンマーク、ハーザースレウ大聖堂のオルガン。
ニコラ・ゴンベール(c.1495-c.1560):
 苦難と不安/Hortus conclusus es/主よ、顧みたまえ/
 Virgo sancta Katherina/けがれなく(モノフォニー)/
 けがれなく、罪なく、貞節なり、マリア/
 主よ、思い出したもうことなかれ/我らが父よ/
 アヴェ・マリア/Ergone vitae/
 めでたし、いとも聖なるマリア
スティーヴン・ライス指揮
ブラバント・アンサンブル
 クレキヨン(CDA-67596)、マンシクール(CDA-67604)などフランドルの作曲家たちの作品を次々と手懸けてきた好調ブラバント・アンサンブル3枚目のリリース。
 ここにはルネサンス時代のフランドル楽派において、ジョスカンとパレストリーナの橋渡しとして重要な役割を果たしたとされるゴンベールの4声&5声のモテットを収録している。著名な音楽学者でもあるスティーヴン・ライスが率いるヴォーカル・アンサンブルが、知られざる16世紀合唱作品の宝石を掘り起こす。
ニコラス・モー(1935-):合唱作品集
 3つの賛歌/5つのエピグラム/天使ガブリエル/
 Our Lady's song /子守歌(*)/聖体祝日のキャロル/
 Swete Jesu /5つのアイルランド歌曲集/
 One foot in Eden still I stand (*)
マーク・シェパード指揮
スコラ・カントルム・
 オブ・オックスフォード
 (*)の2曲を除き、世界初録音。イギリスの現代作曲家ニコラス・モー。近年ではジョシュア・ベル独奏によるヴァイオリン協奏曲が話題となった。スコラ・カントルム・オブ・オックスフォードは新進気鋭の若手演奏家が集結して結成された室内合唱団。
ルイ・シュポア(1784-1859):
 交響曲集、管弦楽作品集

 交響曲第1番 変ホ長調/
 交響曲第2番 ニ短調 Op.49/
 演奏会用大序曲 ヘ長調 WoO.1(*)
ハワード・シェリー指揮
スイス・イタリア語放送o.
 (*)は世界初録音。ブラウンシュバイクで生を受けたシュポアは、19世紀ドイツのみならず初期ロマン派の器楽曲作曲家として優れた作品を残している。ヴァイオリン協奏曲やクラリネット協奏曲など、現代でも頻繁に演奏されるレパートリーがクローズアップされがちなシュポアだが、実は交響曲の作曲家としても知られていた。同世代のベートーヴェンと同じく9曲の交響曲(第10番も同じく未完)を書き上げており、今回は初期の2作品がハワード・シェリーのタクトによって収録されている。続編のリリースも予定されており、特にドイツ・ロマン派音楽のファンは要注目。カップリングの「演奏会用大序曲」は世界初録音。
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):
 オラトリオ「洗礼者聖ヨハネ」
アンケ・ヘルマン(S)
マルティン・オロ(CT)
アントニオ・アベテ(B)
フレドリク・アクセルベルク(T)
エレーナ・
 チェッチィ・フェーディ(S)
アレッサンドロ・デ・マルキ指揮
アカデミア・
 モンティス・レガリス
 合奏協奏曲様式の土台を誕生させた17世紀イタリア・バロックを代表する大作曲家、アレッサンドロ・ストラデッラは、「洗礼者聖ヨハネ」や「スザンナ」などの優れたオラトリオによって当時の音楽に大きな功績を残したが、私生活は波乱に満ちていた。枢機卿の怒りを買ってローマから追放され、その後貴族の愛人に手を出すなど以前からの女性関係で相変わらず周囲を騒がせ、最期は刺客に暗殺されてしまう。
 現代有数のイタリア・バロック音楽、特にヴィヴァルディの権威としての名声を確立したアレッサンドロ・デ・マルキがハイペリオンに初登場。オーケストラはもちろんこれまでにデ・マルキとのコンビで多くの成功を収めてきた若手ピリオド楽器奏者の精鋭集団アカデミア・モンティス・レガリス。ハイペリオンでの最初の録音がストラデッラ、しかも代表作「洗礼者聖ヨハネ」という組み合わせは、両者の今後の更なる快進撃を予感させるに相応しい。
ヒューイットのシューマン
 シューマン:
  ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調Op.11/
  フモレスケ変ロ長調Op.20
アンジェラ・ヒューイット(P)
SACDA-67618
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(HYBRID_SACD)
価格帯:B
 バッハの録音を完結させ、6大陸25ヶ国での「アンジェラ・ヒューイット・バッハ・ワールド・ツアー」もスタート、ベートーヴェンのピアノ・ソナタにも取り組み(Vol.1(CDA-67518/「熱情」他)、Vol.2(CDA-67605/「悲愴」他)共新たなベートーヴェンの解釈として世界各国で称賛を浴びている)目下絶好調のアンジェラ・ヒューイットが贈る最新作はシューマン。
 のちに妻となる最愛のクララに対する「君への私の心の叫びだ」というシューマンのあふれんばかりの愛情と切ない思いが込められた大作ピアノ・ソナタ第1番と、シューマンがクララを追って向かったウィーンで1839年2月に作曲された「フモレスケ」の2作品をカップリング。クララに対する熱き想いと葛藤、結婚が認められない状況への苦悩といった複雑に入り混じるシューマンの感情を、ヒューイットがピアノを通じて伝えてくれる。バッハやショパン、ベートーヴェンとはまた違ったヒューイットの魅力を感じさせてくれるアルバムの登場だ。
ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト
 (1814-1865):ヴァイオリンのための作品集

 ロッシーニの「オテロ」のアリアによる幻想曲 Op.11
 6つの多声的練習曲/エレジー Op.10
 シューベルトの「魔王」による大奇想曲 Op.26
イリヤ・グリンゴルツ(Vn)
アシュリー・ウェイス(P)
 グリンゴルツのハイペリオン第1弾。ベルリオーズやメンデルスゾーン、ヨアヒムらからも絶賛を受けたモラヴィア生まれのヴィルトゥオーソ・ヴァイオリニスト、ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンストは、作曲家としてもパガニーニを彷彿とさせる技巧性の高い作品を生み出し、豊かな才能を証明している。
 ロシアの若き天才イリヤ・グリンゴルツは1998年、弱冠16歳でパガニーニ国際コンクールを制覇しており、難曲であるエルンスト作品には理想的な演奏者と言える。
ニコラ・ポルポラ(1686-1768):
 ソプラノのためのカンタータ集

 Or si m'avveggio, oh Amore/
 Credimi pur che t'amo/Gia la notte s'avvicina/
 Or che d'orrido Verno
エレーナ・
 チェッチィ・フェディ(S)
カルロ・イパータ指揮
アウセル・ムジチ
 ハイペリオンからリリースされているボッケリーニのフルート五重奏曲(CDA-67646)、リダルティのヴァイオリン協奏曲集(CDA-67685)の2タイトルが古楽&バロック・ファンの間で話題を呼んでいるイタリアの古楽演奏団体アウセル・ムジチ。ハイペリオン移籍第3弾となる新譜は、ボッケリーニ、リダルティと同じ18世紀イタリアの作曲家ニコラ・ポルポラのカンタータ集!18世紀イタリアにおけるオペラ、声楽の大家、声楽の教師として国際的な名声を得ていたポルポラ。イギリスの「貴族オペラ」から招聘を受けて渡ったロンドンでのヘンデルとの覇権争いや、若きハイドンを育てた教育者としての優れた手腕は、ポルポラの有名なエピソード。名声楽教師として教育に携わり声楽を追求し続けたことにより生まれた美しい旋律や華麗な装飾を持つポルポラのカンタータを歌うのは、イタリアのソプラノ歌手エレーナ・チェッチィ・フェディ。アカデミア・モンティス・レガリスとの共演に代表されるように、特にバロックの分野で華々しい活躍ぶりを見せる今注目のソプラノ。
ルイ・シュポア(1784-1859):交響曲全集 Vol.2
 カンタータ「解放ドイツ」序曲(1814)(*)
 交響曲第4番 へ長調「音の奉献」Op.86
 交響曲第5番 ハ短調 Op.102
ハワード・シェリー指揮
スイス・イタリア語放送o.
 (*)は世界初録音。Vol.1:交響曲第1番&第2番(CDA-67616)。シュポアの交響曲全9曲(第10番は未完)は、クラリネット協奏曲やヴァイオリン協奏曲などに比べると演奏機会も少ないが、ドイツ・ロマン派音楽の傑作。当盤の交響曲第4番で、終楽章を「 Larghetto - Allegretto 」とした手法は当時非常に画期的であり、後のチャイコフスキーやマーラーに影響を与えたとされる。
プーランク:宗教的合唱作品集
 グローリア/サルヴェ・レジナ
 悔悟節のための4つのモテット
 クリスマスのための4つのモテット
 エクスルターテ・デオ
スーザン・グリットン(S)
スティーヴン・レイトン指揮
ポリフォニー
ブリテン・シンフォニア
ケンブリッジ・
 トリニティ・カレッジcho.
 イギリス合唱シーンの黄金コンビ、レイトン&ポリフォニーの最新作は20世紀合唱作品の名作「グローリア」を含むプーランクの宗教作品集。「グローリア」は1959年、60歳のプーランクがクーセヴィツキー財団からの委嘱によって作曲、プーランク自身が「天使たちが舌を出しているゴッツォーリのフレスコ画や、敬虔なベネディクト会修道士たちがサッカーに興じる姿を想像しながら作曲した。」と語っており、ユニークな手法が見られる反面、全曲を通してプーランクの深い信仰心を感じることも出来る傑作。
アルカン:チェロ・ソナタ ホ長調Op.47
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調Op.65
アルバン・ゲルハルト(Vc)
スティーヴン・オズボーン(P)
 チェロの貴公子アルバン・ゲルハルトとスコットランドの風雲児スティーヴン・オズボーンの強力タッグによる最新盤は、アルカン&ショパンのチェロ・ソナタ集という期待度満点のプログラム!
 歴史に輝く名作だけでなく、19世紀の知られざるチェロ作品の発掘に並々ならぬ情熱を注ぎ続けているゲルハルト。その飽くなき探究心の成果は、2つの「ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ」や「レーガー:チェロ作品全集」などで確実に証明されており、ヒューイットやアムランと並び立つハイペリオンの柱としてその双肩に懸かる期待は大きい。
  " ショパン" と" アルカン"。この2人には19世紀の同世代の作曲家という部分だけでなく、共にチェロ・ソナタを当時の大チェリストであるオーギュスト・フランショームのために作曲したという共通点を持っている。
  アルカンのチェロ・ソナタもピアノ作品と同じく非常に高度なテクニックを要求される難曲であるがため演奏機会に恵まれずあまり知られてこなかったが、その完成度と作品の持つ煌びやかで濃厚な魅力は間違いなく19世紀を代表するチェロ作品。
 そしてショパンのチェロ・ソナタもアルカンと同様にチェロとピアノの両方に高度なテクニックが求められる作品であり、その大半がピアノ作品だったショパンの作品の中でも一味違った輝きを放っている。
 またショパンとアルカンのチェロ・ソナタでは、チェロ以上にピアノが重要な役割を担う部分が少なくないだけにオズボーンの存在は頼もしい限り。19世紀の大チェリスト、オーギュスト・フランショームのために書かれた2つのチェロ・ソナタに、現代の天才アルバン・ゲルハルトがどのように挑むのか?楽しみが尽きないゲルハルトのアルカン&ショパンに乞うご期待!
ブリテン:ピアノと管弦楽のための作品全集
 ピアノ協奏曲 ニ長調Op.13(1945年版)/
 ピアノ協奏曲 ニ長調Op.13(原典版)
  〜第3楽章「レチタティーヴォとアリア」/
 若きアポロOp.16/
 左手のピアノと管弦楽のための
  「ディヴァージョンズ」Op.21
スティーヴン・オズボーン(P)
イラン・ヴォルコフ指揮
BBC スコティッシュso.
 録音:2007年9月。
 『オズボーンが弾くブリテンは、偉大なるリヒテルにもまったく引けを取らない。』(英グラモフォン)/『1983年版の第3楽章、目も眩むほど美しいレチタティーヴォとアリアを聴くことになる・・・これはぞくぞくさせられるディスクだ!』(英サンデー・タイムズ)  カプースチン、アルカン、リスト、ドビュッシー、メシアン、そしてティペットなど、圧倒的なレパートリーを誇るスコットランドの風雲児スティーヴン・オズボーン。去る2007年のプロムスでは、イラン・ヴォルコフ&BBCスコティッシュ響とのコンビと共にブリテンのピアノ協奏曲を携えて出演、驚異的なパフォーマンスで聴衆を熱狂の渦に巻き込んだ。
 その直後に行われた当盤のレコーディングでは、「ピアノ協奏曲」はもちろんのこと、「若きアポロ」、「ディヴァージョンズ」といったブリテンのピアノと管弦楽のための作品を収録。左手のために書かれた「ディヴァージョンズ」(主題、10の変奏と終曲)はこれまでにほとんど録音が行われなかっただけに、名手オズボーンの演奏による新録音はイギリス音楽ファン要チェック。また、1945年の改定の際に破棄されてしまったピアノ協奏曲(原典版/1938年)の第3楽章も併せて収録。ブリテンの「ピアノと管弦楽のための作品」の持つ魅力を世界中に伝えるという重要な役割を持った録音の登場。
マルク=アンドレ・アムラン〜
 レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938):
  シュトラウス・トランスクリプションズ

 J.シュトラウス II/ゴドフスキー:
  「芸術家の生涯」による交響的変容
 ゴドフスキー:24の性格的小品「仮面舞踏会」より
  [第2番「パステル」/第14番「フランス」/
   第22番「ウィーン風」/第24番「ポートレート」]
 J.シュトラウス II/ゴドフスキー:
  「こうもり」の主題による交響的変容
 ゴドフスキー:
  30の雰囲気と光景「トリアコンタメロン」より
  [第4番「ランデヴー」/
   第11番「懐かしきウィーン」/
   第13番「テルプシコーリアン・ヴィンドボナ」/
   第21番「サロン」/第25番、「思い出」]
 J.シュトラウス II/ゴドフスキー:
  「酒・女・歌」による交響的変容
 オスカー・シュトラウス/ゴドフスキー:最後のワルツ
マルク=アンドレ・アムラン(P)
 前作の興奮冷めやらぬ中、早くも登場するアムランの最新作はゴドフスキーの「シュトラウス・トランスクリプションズ」!
 「ピアノ・ソナタ&パッサカリア」(CDA-67300)、「ショパンのエチュードに基づく練習曲集」(CDA-67411)に続くアムランのゴドフスキー第3弾は、“ワルツ王 "ヨハン・シュトラウスII世の音楽を“ピアノの魔王 "ゴドフスキーが超絶にアレンジした「交響的変容」三部作がメイン。ゴドフスキーの特徴でもある綿密で複雑な対位法に加え、シュトラウスのメロディーが複数同時に姿を見せる、凄まじいまでの超絶的な技巧が求められるアレンジの傑作。数々の超難曲を制覇してきたアムランに相応しいレパートリーと言えるだろう。三部作の間に置かれたゴドフスキーのオリジナル作品「仮面舞踏会」と「トリアコンタメロン」から選りすぐられた「懐かしきウィーン」などの珠玉の小品たちも聴き逃せない。
 アルバムの最後の収録されているオスカー・シュトラウスの「最後のワルツ」は、元々アムランの父と関りを持つユニークな逸品。1920年の初演後にゴドフスキーがアレンジ、1925年にはゴドフスキー演奏によってピアノ・ロール収録が行われたものの出版はされなかった。1970年代前半にアムランの父ジル・アムラン(息子以上の秘曲マニア!)がこのゴドフスキーのピアノ・ロール録音から採譜を行い編集、1975年にようやく出版が実現したという。
ヘンデル:
 9つのドイツ・アリアとオーボエ・ソナタ集

 暗い穴の中からHWV.208/快い茂みの中にHWV.209/
 オーボエ・ソナタ ヘ長調HWV.363a/
 はかなく悲しき未来もHWV.202/
 快い静けさ、安らぎの泉HWV.205/
 オーボエ・ソナタ 変ロ長調HWV.357/
 魂よ、神をほめたたえて歌えHWV.206/
 かわいい矢車草の花HWV.204/
 たわむれる波のきらめきがHWV.203/
 オーボエ・ソナタ ハ短調HWV.366/
 燃えたつばらHWV.210/
 わが魂は見ながらにして聴くHWV.207
キャロリン・サンプソン(S)
アレクサンドラ・ベラミー(Ob)
キングズ・コンソート
 世界的に活躍するキャロリン・サンプソンは、ハイペリオンのモーツァルト・イヤー・アルバムとなった前作(CDA-67560)で聴かせてくれた美声が記憶に新しいが、待望のソロ・アルバム最新作、ヘンデルのドイツ・アリア集が登場。
 サンプソンは既にハイペリオンへ「聖チェチーリアの祝日のための頌歌」(CDA-67463)の録音を行っており、ヘンデル作品への取り組みも積極的。今回のアルバムでは、アリア2曲〜3曲ごとにオーボエ・ソナタが挿入され、非常に独創的な構成。1枚のアリア集で終わらないところはさすがで、待望のアリア集には期待させられてしまう。共演はもちろんサンプソンと阿吽の呼吸を生み出しているキングズ・コンソート。
C.F.アーベル:
 無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための音楽

 アダージョ/ヴィヴァーチェ/アレグロ/
 メヌエットのテンポで/アダージョ/アルペジオ/
 メヌエットと変奏曲/モデラート/アダージョ/
 フーガ/ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト長調/
 アレグロ/メヌエットのテンポで/アンダンテ/
 アルペジオ/アレグロ/メヌエットのテンポで/
 アンダンテ/アレグロ/アレグレット/アレグロ
スザンヌ・ハインリッヒ
(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ヴィオラ・ダ・ガンバを語るうえで外せないのがドイツに生まれイギリスを主な活躍の場とした音楽家アーベル。ここには自らが名奏者としてヴィオラ・ダ・ガンバの復権に力を尽くしたアーベルが残した数多くの無伴奏作品とソナタをカップリングしている。スザンヌ・ハインリッヒは、キングズ・コンソートやパラディアン・アンサンブルなど著名なアンサンブルで活躍する女流奏者。ギルドホール音楽院で後進の育成にも力を注いでいる。
ブルックナー:宗教合唱作品集
 アヴェ・マリア/この所は神が作り給いぬ/
 ミサ曲第2番 ホ短調/キリストはおのれを低くして/
 王の御旗は翻る/正しい者の口は/
 エサイの杖は芽を出し/パンジェ・リングヮ
スティーヴン・レイトン指揮
ポリフォニー、
ブリテン・シンフォニア
 ラッター、ペルト、ウィテカー、マクミラン、ラウリッドソン(ローリゼン)など独自のプログラミングと高いクォリティを兼ね備えたアルバムを続々と打ち出しているレイトン&ポリフォニー。特にペルトの作品集「トリオディオン」(CDA-67375)は2003年度のハイペリオン・ワールド・セールスのトップに輝くなど、歌声とレパートリーの両面が世界中から絶賛されている。合唱王国イギリスの中でも特筆した実力を誇る黄金コンビの最新作はブルックナーの宗教作品集。ブルックナーのシンフォニーを連想させる大作「ミサ曲第2番」や美しきモテットで、レイトン&ポリフォニーの魂を揺さぶる神秘なるハーモニーが響く。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.44
 ヘンリク・メルツェル(1869-1928):ピアノ協奏曲集

  [第1番 ホ短調/第2番 ハ短調]
ジョナサン・プロウライト(P)
クリストフ・ケーニヒ指揮
BBC スコティッシュso.
 ロマン派時代の知られざる作曲家による、知られざるピアノ協奏曲を次々とリリースしてきたハイペリオンの超人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」第44集は、ポーランドのコンポーザー・ピアニスト、ヘンリク・メルツェルによる2曲。メルツェルは当時のポーランドを代表するピアニストとしてアントン・ルビンシテイン・コンクール、パデレフスキ・コンクールなどに入賞、教育者としてはワルシャワ音楽院の教授、院長を務め、ポーランドの音楽の水準を一気に引き上げた功労者。ピアノ協奏曲第1番はリストとショパンのスタイルを踏襲したスタイルで書かれた作品で、スリリングなフィナーレが特徴。対する第2番はポーランドの旋律を創造性豊かに用いて1898年に作曲された。
 高度な技巧とスタミナを要求されるメルツェルの協奏曲に挑むのは英国の実力者ジョナサン・プロウライト。既に当レーベルへストヨフスキの協奏曲とソロ作品、パデレフスキのソロ作品と、ポーランドの音楽ばかりを録音しており、そのこだわりぶりは注目に値する。ロマンと情熱が同居するポーランドのピアノ協奏曲、大注目!
アムラン&タカーチSQ〜シューマン
 弦楽四重奏曲第3番 イ長調Op.41 No.3/
 ピアノ五重奏曲 変ホ長調Op.44
マルク=アンドレ・アムラン(P)
タカーチSQ
[エドワード・ドゥシンベル(第1Vn)
 カーロイ・シュランツ(第2Vn)
 ジェラルディン・ウォルサー(Va)
 アンドラーシュ・
  フェイェール(Vc)]
 録音:2009年5月14日-17日、ブランドン・ヒル、セント・ジョージ教会、ブリストル。
 世紀のスーパー・ヴィルトゥオーソ、マルク=アンドレ・アムランと、1975年にハンガリーで結成され世界最高峰に上り詰めたタカーチ弦楽四重奏団の共演によるシューマンが登場、いわゆる「室内楽の年」と呼ばれる1842年に作曲された2曲。
 10月に完成し、献呈者である愛妻クララとゲヴァントハウス弦楽四重奏団によって翌月初演された「ピアノ五重奏曲」は、シューマンの室内楽作品を代表する傑作。アムランのシューマンと言えば、知的なセンスと確かな技巧が存分に発揮された2つの録音(CDA-67120&CDA-67166)が名演として大きく評価されているだけに、タカーチ弦楽四重奏団との共演による「ピアノ五重奏曲」への期待は高い。
CDA-67632
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クレメンティ:ピアノ・ソナタ全集 Vol.1
 [変ホ長調Op.1-1/ト長調Op.1-2/変ホ長調Op.1-3/
  へ長調Op.1-4/イ長調Op.1-5/ホ長調Op.1-6/
  ハ長調Op.2-2/イ長調Op.2-4/変ロ長調Op.2-6/
  ト長調WO.14(Op.1-2 第1楽章の異版)/変ホ長調Op.7-1/
  ハ長調Op.7-2/ト短調Op.7-3/ト短調Op.8-1/
  変ホ長調Op.8-2/変ロ長調Op.8-3/変イ長調WO.13]
ハワード・シェリー(P)
 今後3年間をかけてリリースされる予定の、ハイペリオンの新シリーズ「クレメンティのピアノ・ソナタ集」が始動! クレメンティのピアノ・ソナタはまとまった形での録音自体僅かで、「6つのピアノ・ソナタOp.1」の全曲収録もおそらく初めてとなるだけに、この全曲を網羅するシリーズは意義深い。18世紀後半から19世紀前半にかけてピアニスト、作曲家、教師そして楽器製作者など広い分野で活躍したクレメンティは、現在では「ソナチネ」が最も有名だが、1781年には同世代で当時25歳のモーツァルトとピアノの競演を行ったという有名な逸話も残っている。
 約100曲というクレメンティのピアノ・ソナタに取り組むのは、ハワード・シェリー。ちなみにピアニスト、指揮者として驚異的な活動を続ける彼にとって、今回のリリースが自身通算100枚目のアルバムとなる。
ミュラー=ショット&ヒューイット〜
 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ集 Vol.1

 [第1番 ヘ長調Op.5-1/第2番 ト短調Op.5-2/
  第3番 イ長調Op.69]
ダニエル・
 ミュラー=ショット(Vc)
アンジェラ・ヒューイット(P)
 録音:2008年1月2日-5日、イエス・キリスト教会、ベルリン。鍵盤の女神ヒューイットとドイツの天才ミュラー=ショット!ベートーヴェンのチェロ・ソナタがハイペリオンから登場!
 2007年8月より6大陸25ヶ国という壮大なスケールで開催されている「アンジェラ・ヒューイット・バッハ・ワールド・ツアー」が遂に完結を迎える鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。当代最高のバッハ弾きとしての評価を確立し、次のステージであるベートーヴェンのピアノ・ソナタ集の録音に取り組んでいるヒューイットが"バッハ・ワールド・ツアー"と並行して完成させた最新録音は、ドイツの若き天才チェリスト、ダニエル=ミュラー・ショットとのタッグによるベートーヴェンのチェロ・ソナタ集の第1巻!!
 "チェロ・ソナタ"と言うとチェロ→ソロ、ピアノ→伴奏と考えられてしまうが、ここではベートーヴェンの優れた書法や作品の完成度はもちろんのこと、ヒューイットとミュラー=ショットの高い技術と深い音楽性がチェロとピアノをソロと伴奏としてではなく、あくまでも対等なデュオとして音楽を奏でていくことを実現させている。ヒューイットとミュラー=ショットは、これまでにもレコーディングやバッハ・ワールド・ツアーのコンサートなどで共演を重ねてきており両者のコンビネーションは万全!またミュラー=ショット愛器1727年製マッテオ・ゴッフリラーとヒューイットが愛用する銘器ファツィオーリが奏でるサウンドのブレンドもこのデュオだからこそ聴ける大きな魅力と言えるだろう。鍵盤の女神とドイツの天才が紡ぐベートーヴェンのチェロ・ソナタ。素晴らしき感動と美しき響きが聴き手の魂を揺さぶる――。
愛の言葉〜
 トルバドゥールとトルヴェールの歌

 作曲者不詳(13世紀):Por coi me bait mes maris ?
 作曲者不詳:Dansse Real
 ガウセルム・ファイディット(c.1150-c.1220):
  Lo rossinholet salvatge
 作曲者不詳:La Tierche Estampie Roial
 作曲者不詳(13世紀):En un vergier
 作曲者不詳:En ma forest
 ベルナルト・デ・ヴェンタドルン(c.1130-c.1190):
  Can l'erba fresch'
 コリン・ミュゼ(fl.c.1200-1250):
  Volez oir la muse Muset ?
 作曲者不詳(13世紀):Bele Doette
 作曲者不詳:La Prime Estampie Royal
 ギラウト・デ・ボルネーユ(c.1140-c.1200):
  Reis glorios
デュオ・トロバイリッツ
[フェイ・ニュートン(S)
 ヘイゼル・ブルックス
 (ヴィエル)]
 フランスで騎士道や宮廷での恋愛を歌った吟遊詩人トルバドゥールとトルヴェール。ここに収録された12曲は、12世紀から13世紀にかけて実際に吟遊詩人たちによって歌われたとされる作品で、歌と詩によって“愛 "がストレートに表現されている。デュオ・トロバイリッツは今回のCDがデビュー・アルバムとなる。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.53
 レーガー:ピアノ協奏曲 ヘ短調 Op.114
 R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調
マルク=アンドレ・アムラン(P)
イラン・ヴォルコフ指揮
ベルリン放送so.
 録音:2010年3月16日-18日、ベルリン放送局スタジオ。
 人気シリーズの第53集にアムランが登場。曲目は重厚で力強く構築され特有の渋さを持つレーガー作品と、アムランが「パーティー・ピース」と位置づけているという「ブルレスケ」。彼による当シリーズへの録音は、Vol.38(ルビンシテイン&シャルヴェンカ; CDA-67508)以来となるだけに、ファン待望の登場と言えそうだ。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.47〜
 ドレーゼケ&ヤダスゾーン

 ザロモン・ヤダスゾーン(1831-1902):
  ピアノ協奏曲第1番 ハ短調Op.89/
  ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調Op.90
 フェリクス・ドレーゼケ(1835-1913):
  ピアノ協奏曲 変ホ長調Op.36
マルクス・ベッカー(P)
ミヒャエル・ザンデルリング指揮
ベルリン放送so.
 録音:2008年1月28日-31日、イエス・キリスト協会、ベルリン。ヤダスゾーン(ヤーダースゾーン)の2作品は世界初録音。
 没後忘れられた2人の作曲家たちによる3曲。共にリストから大きな影響を受け、ライプツィヒ音楽院で学んだ点で共通している(ただし後者については、ドレーゼケが在学中殆ど評価や進歩を得られず、最終的にドレスデンへ落ち着いたのに対し、ヤダスゾーンは後年母校の教職に就いている)が、「忘れられた」時期や理由はかなり異なる。
 先に再評価されつつあるドレーゼケはワーグナーの後継者といわれたが、大変気難しい人柄で、没後直後までは良く演奏されたものの、一般にはあまり人気がなかった。しかし彼が忘れられてしまう最も大きな要因は、第2次大戦中ナチスからブルックナー、レーガー、シュポアと同列に扱われるほど高く評価された事による。これが徒となり、戦後は全く顧みられなくなってしまった。20世紀末頃からは徐々に再評価が進んでいるが、このピアノ協奏曲はドレスデンで生活を始め、作風も古典的で充実したものになり始めていた頃のもの。
 一方ヤダスゾーンは、前記のとおり後年母校で教え、グリーグ、チャドウィック、スマイス(スミス)、シンディング、R.フランク、フィビフ(フィビヒ)、レズニチェク、アルベニス、カヤヌス、ディーリアス、ブゾーニ、ワインガルトナー、ボルトキエヴィチ、アルファーノ、カルク=エーレルト等々、錚々たる面々を育成した(対位法の第一人者であったが、各国語に翻訳され教科書として当時広く使われた著書「音楽作曲法」においては、旋律の美しさが作曲においては基本的に重要であるということを述べた)。彼が忘れられる原因は、ユダヤ系であった事に尽きる。第二次大戦中おおいに賞賛されたドレーゼケと異なり、ヤダスゾーンは没後、19世紀後半から始まっていたドイツ帝国における反ユダヤ主義の台頭の荒波に消えてしまったと言われる。また、ライプツィヒ音楽院の同僚に、世界的ヴィルトゥオーゾ、カール・ライネッケがいたことも問題で、後年音学院長にまで上りつめ、指揮者としても活躍したライネッケの影に隠れてしまったのだとも言われている。
 今回の演奏は、ドイツの THOROFON レーベルへレーガーのピアノ作品全集12枚(RTCH-2501)を完成させたまりクス・ベッカーが、当シリーズへ初登場。巨匠クルト・ザンデルリンクの血筋を受け継ぐミヒャエル・ザンデルリンク&ベルリン放送響のドイツ・トリオが、忘れられた作品を復活させる。
ブロッホ:室内楽作品集
 ピアノ五重奏曲第1番/夜/
 2つの小品/ピアノ五重奏曲第2番
ピアーズ・レーン(P)
ゴールドナーSQ
 スイスに生まれ、アメリカに渡ってバルトークの教えを受けたユダヤ人ブロッホの中期から晩年にかけて作曲された室内楽作品集。ブロッホはユダヤの題材を用いた作品から新古典主義、十二音技法、無調音楽などその生涯で大きな作風の変化を見せている。ゴールドナー弦楽四重奏団は、1995年から活動を開始したオーストラリア屈指の弦楽四重奏団。ハイペリオンの看板アーティストの1人である知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンが加わっているのも魅力的なポイント。
パヴェウ・ウカシェフスキ(1968-):合唱作品集
 幸いなり、聖パウロ/幸いなり、聖アントニウス/
 幸いなり、聖マルティヌス/四旬節の2つのモテット/
 アヴェ・マリア/交唱聖歌集/詩篇102番/
 ヌンク・ディミティス
スティーヴン・レイトン指揮
ケンブリッジ・
 トリニティ・カレッジcho.
 ヘンデルの「デッティンゲン・テ・デウム」(CDA-67678)でベールを脱いだ新音楽監督スティーヴン・レイトンが率いる新体制のケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。ヘンデルに続いてハイペリオンからリリースとなるのは、合唱界を中心として急激に注目を集めているポーランドの作曲家パヴェウ・ウカシェフスキの合唱作品集。ウカシェフスキは1994年のショパン音楽アカデミー・コンクール優勝を皮切りにポーランド内外で実績を重ねており、1996年からはワルシャワのショパン音楽アカデミーで作曲の指導を行っている。スティーヴン・レイトンは逸早く美しく精神的なウカシェフスキの作品に取り組み、2007年には「ヌンク・ディミティス」を提供されるなど作曲者から厚い信頼を受けているだけに、ポーランドの新しい宗教合唱作品の解釈と演奏に期待が懸かる。
ヤコブ・ルニャール(c.1540-1599):
 Quod mitis sapiens nulli virtute secundus /
 ミサ曲「 Super Oeniades Nymphae 」/
 Exsultent iusti /
 わが魂よ、何ゆえに悲しみたるか?/
 Stetit Jesus /けがれなく、罪なく/
 ヤコブは嘆きぬ/東方の三博士の見た星/
 Ut vigilum densa silvam cingente corona
チンクェチェント
 ヤコブ・ルニャールはハプスブルク家に仕え16世紀のプラハで活躍したフランドル楽派の音楽家。教会音楽の作曲家としても際立った作品と功績を残したことも知られている。
 「マクシミリアンII世時代の宮廷音楽」(CDA-67579)で鮮烈なデビューを飾った「チンクェチェント」は、2004年10月に結成された新進気鋭の男声ヴォーカル・アンサンブル。チンクェチェントがルネサンス音楽の分野において重要な地位を確保するのは時間の問題だろう。
ケネス・レイトン(1929-1988):
 オール・セインツのシークエンス Op.75/
 ロッキンガムのコラール前奏曲/
 おお神よ、日なたで我を包みたまえ(*)/
 朝のカンティクル(*)/
 ワールド・デザイア Op.91(*)
デイヴィッド・ベドナル(Org)
マシュー・オウエンス指揮
ウェールズ大聖堂聖歌隊
 (*)は世界初録音。20世紀イギリスの作曲家ケネス・レイトンがキャリアの後期に作曲した世界初録音を含む教会音楽集。特にメイン・プログラムの「ワールド・デザイア(The World's Desire)」は、主顕節を祝う祭りのために東方教会、西方教会それぞれの典礼を反映させた作品依頼を受けて書かれた約30分の大作。西暦700年に初めて教会が建てられたのを起源とし、それが西暦1180年に大聖堂となり、今日まで800年という歴史を持つ由緒あるウェールズ大聖堂。ハイペリオンでのオウエンス指揮による録音は、バーゴンの合唱作品集(CDA-67567)に続いて2枚目。
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・
 シリーズ Vol.7

 アレンスキー:ヴァイオリン協奏曲 イ短調Op.54
 タネーエフ:
  ヴァイオリンと管弦楽のための「協奏的組曲」Op.28
イリヤ・グリンゴルツ(Vn)
イラン・ヴォルコフ指揮
BBC スコティッシュso.
 第7集は、人気シリーズ初となるロシアン・プログラム。
 巨匠にして名教師、レオポルト・アウアーに献呈されたアレンスキーの「ヴァイオリン協奏曲」とタネーエフの「協奏的組曲」。作品の形式こそは違うものの、アウアーの超絶技巧を活かすために散りばめられた高度な技巧を要する難解なパッセージ、ロシア・ロマン派ならではの哀愁漂う旋律など共通点は多く、献呈者のアウアー、作曲者のアレンスキー、タネーエフの3人それぞれがチャイコフスキーにまつわるエピソード、親交を持っている。
 ソリストは、エルンストのヴァイオリン作品集(CDA-67619)で衝撃的な登場を飾ったロシアの若き鬼才イリヤ・グリンゴルツ。1995年メニューイン国際ヴァイオリン・コンクール優勝、98年に弱冠16歳でパガニーニ国際コンクールで優勝という実力派。
ウェストミンスター寺院の
 聖ミカエルおよび諸天使の日

 R.デリング:Factum est silentium
 K.レイトン:祈り、応答
 スタンフォード:詩篇148番
 ヴォーン・ウィリアムズ:テ・デウム ト長調
 ブリテン:神をたたえよ ハ長調
 ジャン・ラングレー:荘厳ミサ
 ティペット:
  天使祝詞/
  Collegium Sancti Johannis Cantabrigienseb
 W.G.アルコック:詩篇91番
 ハーバート・ハウエルズ:聖ミカエルへの続唱
 J.ハーヴィー:神を讃えよ
ロバート・クウィニー(Org)
ジェイムズ・オドンネル指揮
ウェストミンスター寺院聖歌隊
 前作エルガーの作品集(CDA-67593)に続くハイペリオンとウェストミンスター寺院のコラボレーション・アルバム第5弾。「聖ミカエルおよび諸天使の日」とは教会歴の9月29日(祝日)のことを指している。
セントラル・パークのロマンス〜
 アイヴズ:歌曲集

 オン・ザ・カウンター/サーカス・バンド/
 2つの小さな花(その花に捧げる)/イルメナウ/
 ナイト・ソング/ダウン・イースト/プレモニション/
 予言者/母が教えてくれた歌/裏通りで/霞/
 ゼイ・アー・ゼアー!/フランダースの野で/南風/
 わが祖国/ウォッチマン/子供たちの時間/
 エヴィデンス/ワールド・ワンダラー/
 ゆっくりしたマーチ/オーメンとオラクル/夕暮れの鐘/
 アレグロ/夕暮れ/ラスト・リーダー/エディスへ/
 川のほとり/クリスマス・キャロル/
 ライト・ザット・イズ・フェルト/
 セントラル・パークのロマンス
ジェラルド・フィンリー(Br)
ジュリアス・ドレイク(P)
マグヌス・ジョンストン(Vn)
 シューベルト、シューマン、フォーレなど世界中のリスナーやメディアから称賛を浴びるハイペリオン歌曲集シリーズで一味違ったカラーを打ち出したアイヴズの歌曲集の第2弾。第1巻(CDA-67516)と同じく、若き期待のバリトン歌手ジェラルド・フィンリーと、一流の歌い手たちから厚い信頼を受けるジュリアス・ドレイクのコンビはここでも健在。アルバム・タイトルにもなっている「セントラル・パークのロマンス」など30の歌曲からは、アイヴズの多彩な表情を感じ取ることができるだろう。
シュテファン・ゲンツ〜
 マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」

 死んだ少年鼓手/高き知性への讃歌/ラインの伝説/
 塔に囚われ迫害を受けるものの歌/
 トランペットが美しく鳴り響くところ/
 番兵の夜の歌/この世の生活/
 魚に説教するパドゥアの聖アントニウス/
 この歌をこしらえたのは誰だろう/不幸な時の慰め/
 むだな骨折り/少年の鼓手/原光
シュテファン・ゲンツ(Br)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 旧東ドイツで生まれた世界的な歌手兄弟、ゲンツ兄弟。その弟シュテファンによるマーラー歌曲集第2集。ゲンツは聖トーマス教会聖歌隊のメンバーとしても活躍した経歴を持ち、フィッシャー=ディースカウやシュヴァルツコップから伝えられた歌唱力で世界を舞台に活躍している。伴奏のピアノは第1集に引き続いてゲンツが全幅の信頼を寄せるロジャー・ヴィニョールズが務めており、スケールも兼ね備えた繊細な表現でゲンツの歌声を支えている。
ボッケリーニ:
 6つのフルート小五重奏曲 Op.19

 [第1番 変ホ長調 G.425/第2番 ト短調 G.426/
  第3番 ハ長調 G.427/第4番 ニ長調 G.428/
  第5番 変ロ長調 G.429/第6番 ニ長調 G.430]
アウセル・ムジチ
 これまでイタリアの Tactus からCDが発売されていたイタリアの声楽&器楽アンサンブル、「アウセル・ムジチ」のハイペリオン・デビュー・ディスク。当盤の作品19は、複数あるボッケリーニのフルート五重奏曲の中でもあまり知られていないもので、18世紀イタリア音楽の研究を進めるアウセル・ムジチにとって格好のレパートリー。このボッケリーニに続いてはリダルディとポルポラの録音が予定されている。
ロッシーニ:歌曲&二重唱曲集
 音楽の夕べ[第1番−第11番]/亡命者/
 何も言わずにやつれはてるだろう/赤ちゃんの歌/
 チロルのみなしご/さらば人生よ/
 セビリャの恋人たち/
 3つのカンツォネッタ「ヴェネツィアの競艇」
ミア・ペアション、
ステラ・ドゥフェクシス(S)
ブルース・フォード(T)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 世界的に定評あるハイペリオンの歌曲シリーズに、新たにイタリア・オペラの大作曲家ロッシーニが加わる。37歳で「ウィリアム・テル」を完成させたロッシーニはオペラ作曲から引退したが、ここに収録されている「音楽の夕べ(ソワレ・ミュージカル)」など歌曲やピアノ小品を後半生で数多く産み出した。シューベルト、シューマンの歌曲全集にも登場しているソプラノのドゥフェクシス、熱い視線を浴びるスウェーデン期待のソプラノ歌手ペアション、そしてテノールにはロッシーニのスペシャリスト、フォードという3人のトップクラスの歌い手たちが起用されている。
ダウランドのリュート歌曲集と
 ブリテンのノクターナル

 ダウランド:
  騒ぎ立つ思いよ/
  愛の神よ,かつて出会ったことがあるか/
  悲しみよとどまれ/去れ自己愛の若者たちよ/
  ファンタジア第7番(リュート独奏)/
  来たれ甘い愛よ/眠れ定まらぬ思いよ
 ブリテン:ノクターナル
 ダウランド:
  来たれ深き眠り/流れよわが涙/わが嘆き/
  私の嘆きに心が動くなら/
  ディゴリー・パイパー大佐の
   ガリアード(リュート独奏)/
  この思い遂げられぬとしたらどうしよう/
  君たち愛と運命に/今こそ別れねばならぬ/
  暗闇に住まわしておくれ
マーク・パドモア(T)
エリザベス・ケニー(リュート)
クレイグ・オグデン(G)
 20世紀イギリスの歌曲集「この子らはだれか?」(CDA-67459)以来となるマーク・パドモア、ハイペリオンからの久々のリリース。定評ある豊かな歌と表現、そしてエリザベス・ケニーのリュートがダウランドの世界を物悲しく、そして美しく描いている。またパドモアとケニーはダウランドの手稿譜による異版も取り入れており、さらに魅力的な演奏を実現させている。またジュリアン・ブリームのために1963年に作曲されたブリテンのノクターナルは、世界を駆けるイギリス人ギタリスト、クレイグ・オグデンによる演奏。
ラフマニノフ:
 ピアノ協奏曲第2番 ハ短調Op.18/
 ピアノ協奏曲第3番 ニ短調Op.30
スティーヴン・ハフ(P)
アンドルー・リットン指揮
ダラスso.
 協奏曲全集(CDA-67501/2)からの分売。
ボブ・チルコット(1955-):
 レクイエム(2010) /ソールズベリー・モテット集/ダウニング・サーヴィス/
 預言者イエス9つの贈り物/ジーザス・スプリンギング
  ローリー・アシュワース(S) アンドルー・ステイプルズ(T)
  ジョナサン・ヴォ―ン(Org) ナッシュ・アンサンブル
  マシュー・オウエンス指揮ウェールズ大聖堂聖歌隊
 録音:2011年5月25日-26日、6月21日-22日、ウェールズ大聖堂聖アンドルー教会(イギリス)。全曲世界初録音。合唱作品は日本でも絶大な人気を誇り、ラッターなどが築いてきたイギリス合唱音楽の伝統を受け継ぐコンポーザー=コンダクター、チルコット。1985年から1997年までキングズ・シンガーズのテノールとして活躍し、常にイギリス合唱界の中心に身を置いてきた。
ヨーク・ボウエン(1884-1961):
 ヴィオラとピアノのための作品全集

 ヨーク・ボウエン:
  ヴィオラ・ソナタ第1番 ハ短調Op.18/
  ロマンス 変ニ長調/
  4つのヴィオラのための幻想曲 Op.41 No.1 (*)/
 ベートーヴェン(1770-1827)/ボウエン&パワー編:
  ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2
   〜第1楽章「アダージョ・ソステヌート」
 ヨーク・ボウエン:
  幻想曲 ヘ長調Op.54/
  ヴィオラ・ソナタ第2番 ヘ長調Op.22/
  ロマンス イ長調/演奏会用アレグロ/
  G線上のメロディOp.47/C線上のメロディOp.51-2/
  狂詩曲 ト短調
ローレンス・パワー(Va)
サイモン・クロフォード=
 フィリップス(P)
フィリップ・デュークズ、
ジェイムズ・ボイド、
スコット・
 ディッキンソン(Va;*)
 録音:2007年10月29日-31日&11月5日-7日、ポットン・ホール、ダンウィッチ、サフォーク州、イギリス。
 ハイペリオンからのレコーディング、ソリスト、ナッシュ・アンサンブルやレオポルド弦楽三重奏団としての活動が実を結び、新時代のヴィオラ奏者として急速に注目を集めているローレンス・パワーの最新盤。
 「イギリスのラフマニノフ」と呼ばれ再評価が進む作曲家ヨーク・ボウエンのヴィオラのための作品は、そのほとんどがヴィオラを独奏楽器として確立させたイギリスの名匠、ライオネル・ターティス(1876-1975)のために書かれた。ロンドン王立音楽院の学生時代にターティスと出会ったボウエンは、彼の空前の妙技と大きな音色に応えるべく、2つのソナタと協奏曲を始めとするヴィオラのための作品を、生涯にわたって書き続けた。
 パワーはすでに、ボウエンのヴィオラ協奏曲を録音している(CDA-67546)ので、今回の録音は嬉しい所。新時代の旗手が受け継ぐボウエンのヴィオラ作品集に期待したい。
バード:宗教音楽集 Vol.11
 天より主が降りたまいぬ/あなたは羊飼い/
 主よ、われを憐れみたまえ/死の悲しみがわれをとりまく/
 汝が地にてつなぐものはみな/
 主よ、御身の契約を思い起こしたまえ/
 主よ、立ち上がりたまえ、何ゆえ眠りたもうや/
 リタニア/今こそわれは真に知る/
 御身は彼らを長となしたもう/汝はペテロなり/
 われらは天の主に手とともに心を上げん/
 きょう、シモン・ペテロは/主はかく言われたもう/
 ペテロよ、神の命によりこの世の鎖を解け
アンドルー・カーウッド指揮
カージナルズ・ミュージック
 タリス・スコラーズのメンバーでもあるアンドルー・カーウッドが音楽監督として率いるイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージックのバード・エディション最新盤。
 前作の第10巻(CDA-67568)は2007年英グラモフォン賞の古楽部門賞を獲得、ハイペリオン移籍後も絶好調を維持し続けているバードの代弁者たちが歌うのは、1585年に国教会忌避者とされた後のバードの宗教作品。ロンドンからエセックスに移住したバードが生んだ1591年の「聖歌集第2巻(カンティオネス・サクレII)、1607年の「グラドゥアリアまたは宗教声楽曲集第2巻」からカージナルズ・ミュージックが選りすぐった15の宗教曲。イギリス国教会とカトリックを巡る騒乱の中を生き抜いたバードの音楽に、カーウッド&カージナルズ・ミュージックの歌声が新たな息吹きを吹き込む。
CDA-67654
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[CD-R]
価格帯:R
ライオネル・モンクトン(1861-1924):
 ショーからの歌曲

 Charming weather/All down Piccadilly/
 Under the deodar/Yo ho, little girls, yo ho!/
 Try again, Johnnie/The sly cigarette/
 The boy guessed right/When I marry Amelia/
 Keep off the grass/Maisie/Liza Ann/
 My cinnamon tree/Pearl of sweet Ceylon/
 A simple little string/
 Beautiful bountiful Bertie/The Temple Bell/
 A bad boy and a good girl/
 The little grey bonnet/Tony, from America/
 Two little sausages/Mary/Moonstruck
キャサリン・ボット(S)
リチャード・スアート(Br)
ロナルド・コープ指揮
ニュー・ロンドンo.m
ニュー・ロンドン・
 ライト・オペラcho.
 「イギリスのライト・ミュージック・クラシックス・シリーズ」を完成させたコープ&ニュー・ロンドンo.にとって久しぶりの新録音。19世紀後半から20世紀初期にかけて、イギリスのミュージカル・コメディを数多く作曲したライオネル・モンクトンの歌曲集。楽しさあふれる世界が目の前に広がる。録音エンジニアはトニー・フォークナーが担当。
 #レーベルで廃盤となっており、CD-R製盤品でのお届けとなります(入荷までには少々時間がかかります)。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.45
 フェルディナント・ヒラー(1811-1885):
  ピアノ協奏曲集

  [第1番 ヘ短調Op.5(*)/第2番 嬰ヘ短調Op.69/
   第3番 変イ長調「コンチェルト・
    エスプレッシーヴォ」Op.170(*)]
ハワード・シェリー(P)指揮
タスマニアso.
 (*)は世界初録音。
 裕福なユダヤの商人の息子として生まれ、幼少の頃から音楽に突出した才能を見せたヒラーは、ワイマールでフンメルに師事。フンメルの下でさらに才能を開花させたヒラーは、親交の厚かったシューマンからもピアノ協奏曲に対して称賛を受け、歴史に名を残す同世代の大音楽家たちからも一目置かれた。メンデルスゾーン、ブラームス、ベルリオーズ、ショパン、ワーグナー、アルカン、そして前述のシューマンらとの親交を深め、名声を確立したヒラーであったが、その作品はロマン派音楽の作風の変遷によって次第に埋もれてしまうことになる。
 「作曲家ヒラー」を語るうえで外すことのできない3つのピアノ協奏曲、特に「ピアノ協奏曲第2番」に関してはハイペリオンが長く録音の機会を模索し「忘れられた本物の傑作である」として強力に推薦している。また他の2曲が世界初録音となる事も見逃せない。このシリーズを代表するコンビ、ハワード・シェリー&タスマニア響は、これまでにモシュレス、エルツ、カルクブレンナー、ベネット&ベイシュでも名演を聴かせているだけに、今回も期待。
アムラン〜イン・ア・ステイト・オヴ・ジャズ
 フリードリヒ・グルダ(1930-2000):
  エクササイズ第1番〜
  「プレイ・ピアノ・プレイ」より
 ニコライ・カプースチン(1937-):
  ピアノ・ソナタ第2番 Op.54
 フリードリヒ・グルダ:エクササイズ第4番〜
  「プレイ・ピアノ・プレイ」より
 アレクシス・ワイセンベルク(1929-):ジャズ・ソナタ
 フリードリヒ・グルダ:エクササイズ第5番〜
  「プレイ・ピアノ・プレイ」より/前奏曲とフーガ
 アレクシス・ワイセンベルク:シャルル・トレネに
  よって歌われた6つの歌曲のアレンジ
 ジョージ・アンタイル(1900-1959):ジャズ・ソナタ
マルク=アンドレ・アムラン(P)
 早くも話題沸騰、アムラン待望の最新作は、独自のスタイルを貫き、歴史に新たなページを刻んだ4人の巨星、グルダ、カプースチン、ワイセンベルク、そしてアンタイルがジャズからインスピレーションを得て生み出した「ジャズ・スタイル」の作品を集めた衝撃のアルバム。
 2000年、東京オペラシティで開催されたリサイタルで圧倒的名演を残し、のちのブームの火付け役となったカプースチンの「ピアノ・ソナタ第2番」、2005年の来日公演でアンコールとして演奏され、聴衆の度肝を抜いたアンタイルの「ジャズ・ソナタ」などに、熱望されていたアムランのレコーディングが遂に実現。また「ジャズ・スタイル」の作品を語る上で外せないワイセンベルクの「ジャズ・ソナタ」や、フランスを代表する往年のシャンソン歌手シャルル・トレネのヒット・ナンバー・アレンジ集、そして世紀の奇才グルダが遺した傑作「ピアノ・プレイ・ピアノ」や「前奏曲とフーガ」とくれば、ピアノ・マニアならば興味を引かれずにはいられない。
ローベルト・ホルの「白鳥の歌」
 シューベルト:
  歌曲集「白鳥の歌」D.957/
  鳩の便りD.965a/秋D.945/冬の夕べD.938
ローベルト・ホル(B-Br)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 リートの巨星ローベルト・ホル、"白鳥の歌"でハイペリオン初登場!
 オランダ生まれの現代を代表するリート歌手、ローベルト・ホルがハイペリオンに初登場!偉大なるリートの巨星が歌曲王国ハイペリオンでの最初のプログラムとして選んだのは、シューベルト最後の歌曲集「白鳥の歌」。シューベルトの死後ウィーンの楽譜出版者ハスリンガーによって、ハイネとレルシュタープの詩による歌曲13曲とザイドルの詩による「鳩の便り」が1つにまとめられ出版が行われた「白鳥の歌」だが、ローベルト・ホルはここに2つの歌曲を加えた形で1つの"歌曲集"を形成。1890年代まで手稿譜が発見されず、レルシュターブの詩を題材とした歌曲でありながらも「白鳥の歌」には加えられなかった「秋」。そしてシューベルトの死の年である1828年に作曲された「冬の夕べ」を一連の歌曲の最後に据えるというアイディアはリートの巨匠と呼ばれるローベルト・ホルならでは!
フィリップ・デ・モンテ(1521-1603):
 神よ我を憐れみたまえ(ミゼレーレ)/
 ミサ・ウルティミ・ミエイ・ソスピリ/
 第6旋法によるマニフィカト/
 あなたに向けてわが魂を/
 兄弟らよわれは主に対し/我に注ぎたまえ/
 御空には喜びあり/おそれるなマリアよ
フィリップ・ヴェルドロ(1470/80-1552以前):
 わたしの最後のため息
チンクェチェント
 イタリア語で「500」を意味するチンクェチェントの第3弾。皇帝マクシミリアンII世の宮廷楽長を務めたフィリップ・デ・モンテは16世紀のフランドルを代表する作曲家の1人で、世俗歌曲を中心に膨大な作品数を遺した多作家でもある。
 チンクェチェントは、2004年10月に結成され「マクシミリアンII世時代の宮廷音楽」(CDA-67579)でデビューを飾った男声ルネサンス・ヴォーカル・アンサンブル。繊細な表現と豊かなハーモニーで評価を高めている。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.46〜
 ヨーク・ボウエン(1884-1961):ピアノ協奏曲集

 [第3番 ト短調Op.23(幻想曲)/
  第4番 イ短調Op.88(*)]
ダニー・ドライヴァー(P)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBC スコティッシュso.
 (*)は世界初録音。
 イギリスのラフマニノフ"、ヨーク・ボウエンのピアノ協奏曲集!
 歴史の陰に隠れながらも、眩い輝きを放ち続けてきたロマン派の知られざるピアノ協奏曲を発掘しているハイペリオンの超人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCシリーズ)」。19世紀ドイツの音楽家フェルディナント・ヒラーを取り上げた第45集に続く最新作第46集は、"イギリスのラフマニノフ"ことヨーク・ボウエンのピアノ協奏曲が登場!
 生前や没後の直後はその才能と実力に見合うだけの評価がされていなかったものの、現在では録音を中心として急速に再評価が進むヨーク・ボウエン。1907年に作曲された"ピアノ協奏曲第3番"は幻想曲の形式で書かれた単一楽章の作品であり、モデラートで始まり次々と表情を変えアレグロ・コン・フオーコで幕を閉じる作風はボウエンの最高傑作の1つとして高く評価されている。"ピアノ協奏曲第4番"は、単一楽章の第3番とは対照的に3楽章形式で作曲され、演奏時間の約40分を要する大規模な協奏曲であり、今回が世界初録音となる。またこの"ピアノ協奏曲第4番"には、かの奇才ソラブジをして「イギリス人によってこれまでに書かれたピアノ協奏曲の中で最も優れた作品だ」とまで言わしめたというエピソードが残されている。
 ヨーク・ボウエンのピアノ協奏曲集でソリストを務めるのは、ハイペリオン&RPCシリーズ初登場となるイギリスの若き天才ダニー・ドライヴァー。2001年のウィグモア・ホールへのデビューを皮切りにキャリアを重ねてきたドライヴァーは、2009年4月にはルイジアナ・フィルハとの共演でボウエンのピアノ協奏曲第3番のアメリカ初演が予定されており、既に"ボウエンのスペシャリスト"と称されるほどの評価の持ち主なのだ。RPCシリーズのイギリス音楽に欠かせないブラビンズ&BBCスコティッシュ響のコンビがドライヴァーを熱くサポート。第46集も話題必至!
ルビンシテイン:チェロ・ソナタ集
 [第1番 ニ長調Op.18/
  第2番 ト長調Op.39]
イジー・バールタ(Vc)
ヘイミッシュ・ミルン(P)
 天才バールタと鬼才ミルンのコンビ再び!ルビンシテインのチェロ・ソナタ集!
 19世紀を代表するピアノの巨匠であり、サンクトベテルブルク音楽院の創設者としてロシア音楽の発展の礎を築いたアントン・ルビンシテイン(1829-1894)。歴史に名を残す偉大なピアニストであると同時に、ルビンシテインの作曲家としての活動も凄まじく、膨大な数の作品を生み出した多作家としての一面を持ち合わせていたことも知られている。当時の主流であった"ロシア民族主義"とは一線を画すかのように、"ドイツ・ロマン主義"を自らの作品の柱に据えたルビンシテイン。後の1870年代には"ロシア民族主義"を取り入れることにはなるものの、若かりし20代のルビンシテインが作曲した1852年の「第1番」、1857年の「第2番」は、メンデルスゾーンを彷彿とさせる"ドイツ・ロマン主義"的な作風が特徴的。次代を担うチェコの天才イジー・バールタとロシア音楽の鬼才ヘイミッシュ・ミルンのコンビが、19世紀ロシアの眠れる傑作の魂を呼び覚ます!
イッサーリス〜シューマン:チェロ作品集
 幻想小曲集 Op.73/
 アダージョとアレグロ 変イ長調Op.70/
 ヴァイオリン・ソナタ第3番 イ短調WoO.27
  (イッサーリス編)/
 夕べの歌 Op.85-12(ヨアヒム編)/
 3つのロマンス Op.94/民謡風の5つの小品 Op.102
スティーヴン・
 イッサーリス(Vc)
デーネシュ・ヴァールヨン(P)
 録音:2008年6月28日-30日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。使用楽器:1730年製ストラディヴァリウス「フォイアマン」(日本音楽財団より貸与)/1726年製ストラディヴァリウス(ロンドン王立音楽院所蔵)。
 モダーンでもなくピリオドでもないJ.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」全曲(CDA-67541/OCDA-67541)で全世界を席巻、その存在感を改めて証明した「ミスターガット弦」スティーヴン・イッサーリス待望の新録音。没後150年の2006年には日本でも「シューマン・プロジェクト」を開催、心の底から愛するシューマンのチェロ作品集を取り上げる。
 「子供の頃からシューマンは最愛の友人であり、シューマン以上に身近な作曲家はいない」とまで語るイッサーリスは、シューマンへの功績が讃えられツヴィッカウ市(シューマン生地)から「シューマン賞」を授与されているほど。当盤では、様々な楽器で演奏される名作だけでなく、イッサーリス自身のアレンジによる「ヴァイオリン・ソナタ第3番」が加えられ、さらには2種のストラディヴァリウスを弾き分けたという意欲的な録音となっている。
スティーヴン・オズボーン〜
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集

 [第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」/
  第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」/
  第25番 ト長調 Op.79/
  第21番 ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」]
スティーヴン・オズボーン(P)
PCDA-67662
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\3085(税抜\2857)
国内仕様盤
 録音:2008年9月13日-15日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)。解説:ミッシャ・ドナート(国内仕様盤のみ、日本語訳:SOREL)。1991年のクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝、1997年のニューヨーク・ナウンバーグ国際ピアノ・コンクール優勝、2009年度の英グラモフォン賞協奏曲部門賞受賞(ブリテンの「ピアノと管弦楽のための作品全集」/CDA-67625)など、数々の栄誉に輝いてきたスコットランドの風雲児スティーヴン・オズボーン。これまでカプースチン、アルカン、ティペットなどのレア・レパートリーに加え、ドビュッシー、ラフマニノフの前奏曲を録音して来たが、同レーベルでヒューイットがファツィオーリを弾いてのソナタ全集を進行中にもかかわらず、ベートーヴェンに挑戦した。
ブラームス/ヨアヒム編:ハンガリー舞曲集WoO.1
ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907):変奏曲 ホ短調
ハガイ・シャハム(Vn)
アーノン・エレツ(P)
 40年間に渡って有意義で実り多き友好関係を築いたブラームスとヨアヒムは、ヴァイオリン協奏曲と二重協奏曲を巡る仲違い、和解のエピソードも有名だが、その交流から生まれた作品の1つがこのヴァイオリンとピアノのための「ハンガリー舞曲集」。オーケストラ、4手連弾、ピアノ独奏を筆頭に様々な形で演奏される名作中の名作「ハンガリー舞曲集」をヨアヒムがアレンジし「ヴァイオリンとピアノのための作品」として確立。ヴァイオリン奏者には超絶技巧が要求されるなど、ジプシー音楽に基づく「ヴァイオリン作品」の最高峰と言っても過言ではないだろう。フバイやブロッホ、ベン=ハイムなどの作品を録音してきたヴァイオリニスト、ハガイ・シャハムが魅せるエキサイティングなハンガリー舞曲に乞うご期待。
フランク:弦楽四重奏曲 ニ長調
フォーレ:弦楽四重奏曲 ホ短調Op.121
ダンテSQ
[クリシア・オソストヴィチ、
 ジル・フランシス(Vn)
 ジュディス・
  バスブリッジ(Va)
 バーナード・グレゴール=
  スミス(Vc)]
 フランスのフォーレとベルギーのフランク。19世紀ヨーロッパを代表する2人の作曲家が共に最晩年に完成させた2つの「弦楽四重奏曲」をカップリング。
 この録音がハイペリオン・デビューとなるダンテ弦楽四重奏団は1995年創設、2007年にはロイヤル・フィルハーモニック協会賞の室内楽部門賞を受賞した。これまでは DUTTON や MERIDIAN にイギリス物やロシア&チェコ物を録音していたが、フランス物はこれが初めて。
ルイス&オズボーン〜
 シューベルト:ピアノ・デュオ作品集

 アレグロ イ短調「人生の嵐」D.947 /
 フランス風の主題による
  ディヴェルティスマン ホ短調 D.823〜
   第2楽章「アンダンティーノと変奏曲 ロ短調」/
 フーガ ホ短調D.952 /ロンド イ長調D.951 /
 自作の主題による変奏曲 変イ長調D.813 /
 幻想曲 ヘ短調D.940
ポール・ルイス、
スティーヴン・オズボーン(P)
 録音:2010年2月12日-14日、ポットン・ホール、サフォーク。
 ブレンデルの弟子として知られ、HMFへのベートーヴェン「ピアノ・ソナタ全集」が好評を得たルイスが、レオポルドSQとのモーツァルト「ピアノ四重奏曲集」(CDA-67373, CDA30011)&シューベルト「ます」他(CDA-67527)に続き、同レーベルへ登場。今回は技巧的作品に精通する同レーベルでもお馴染みのオズボーンとのシューベルトという少々意外な顔合わせとなっているが、彼らは長年の友人なのだという。サンプルを聴く限り過不足のないノーブルな仕上がりで、レーベル側も『(これらの曲を録音するのに)この2人より最適な人材がいるだろうか?』と自信を示している。
ブクステフーデ:オルガン作品全集 Vol.1
 前奏曲 ニ長調 BuxWV.139/
 コラール「いまぞ喜べ、
  愛するキリスト者の仲間よ」BuxWV.210/
 フーガ ハ長調 BuxWV.174/
 コラール「ああ主よ、
  哀れな罪人なるわれを」BuxWV.178/
 コラール「われ神より去らじ」BuxWV.221/
 コラール「汝の御子によりてのみ
  われ汝に感謝す」BuxWV.195/
 カンツォーナ ニ短調BuxWV.168/
 コラール「いざ我ら、聖霊に願わん」BuxWV.208/
 前奏曲 ト短調 BuxWV.150/
 シャコンヌ ハ短調 BuxWV.159/
 トッカータ ヘ長調 BuxWV.157/
 第9旋法によるマニフィカト BuxWV.205/
 前奏曲 ト長調 BuxWV.162/
 コラール「わがいとしの神に」BuxWV.179/
 コラール「われらが神はかたき砦」BuxWV.184/
 前奏曲 イ長調 BuxWV.151
クリストファー・
 ヘリック(Org)
 使用楽器:デンマーク、ヘルシンゲル大聖堂のオルガン。多くのレコーディングを行ってきた名手、クリストファー・ヘリックによる新シリーズ。収録曲は序曲、フーガ、トッカータなどの「オスティナート形式」による作品、コーラルと単旋律聖歌に基づく作品という2つのカテゴリーに区分されている。
アルパとオメガ〜
 アントニー・ピッツ(1969-):合唱作品集

 エルサレムの平和/サンクトゥスとベネディクトゥス/
 1000年/鳩/イエスが言われた“我は "
       (The 'I AM' Sayings of Jesus)
アントニー・ピッツ指揮
トヌス・ペレグリヌス
 名匠エドワード・ヒギンボトムの下で研鑽を積んだアントニー・ピッツによって結成され、鮮烈なデビューによってイギリスの合唱シーンに旋風を巻き起こした若き精鋭集団トヌス・ペレグリヌス。「7つの手紙」(CDA-67507)に続くハイペリオンからの2枚目のリリースとなる「アルパとオメガ」もディレクターを務めるアントニー・ピッツの合唱作品集。「我はアルパなり、オメガなり」などキリストが残した言葉を題材とした「イエスが言われた“我は "」といった宗教的な題材を持った5つの合唱作品を収録している。
ヒエロニムス・プレトリウス(1560-1629):
 マニフィカトとモテット集

 第4旋法のマニフィカト/おお、善きイエスよ/
 太陽の昇る地平から/ベネディクティオ・メンサ/
 ガウデーテ・オムネス/第2旋法のマニフィカト/
 おお、汝らみな/ラウダーテ・ドミヌム/
 イエスは彼女が泣き/主の祈り/
 第5旋法のマニフィカト
アンドルー・カーウッド指揮
カージナルズ・ミュージック
 タリスの宗教作品集(CDA-67568)が2007年グラモフォン賞の古楽部門賞に輝いた実績を持つアンドルー・カーウッド率いるカージナルズ・ミュージックにとって約1年振りとなる新録音は、プレトリウスの宗教合唱作品集。ルネサンス時代の音楽家でハンブルクの聖ヤコビ教会でオルガン奏者を務めたヒエロニムス・プレトリウス(テレプシコーレ舞曲集の作曲者ミヒャエル・プレトリウスとは別人)。プレトリウスの宗教合唱作品は、当時の北ドイツにヴェネツィア楽派の手法を取り入れた画期的な作品としても名高い。カージナル・ミュージックの極上のハーモニーが、傑作 "第5旋法のマニフィカト "や初めて録音されるプレトリウスの作品が持つ魅力と価値を知らせてくれる。また音楽史の資料としても価値ある作品集。
グリーグ(1843-1907):歌曲集
 5つの歌曲Op.25/6つの歌曲Op.48/
 連作「山の乙女」Op.67/心のメロディOp.5/
 王女EG.133
カタリナ・カルネウス(Ms)
ジュリアス・ドレイク(P)
 録音:2007年12月10日-12日、オール・セインツ教会、ダラム・ロード、イースト・フィンチリー、ロンドン、イギリス。
 その高いクォリティが世界的評価を得ているハイペリオンの歌曲シリーズの最新作は、シベリウス以来となる北欧の作曲家グリーグ。特に“詩 "と“旋律 "の融合という奇跡を幾度となく実現させた歌曲やピアノ小品に際立った才能を示したグリーグの才能は周知の通り。彼の最高傑作との呼び声も高く、数ある女声のための歌曲集の中でも屈指の作品と言われる連作「山の乙女」ももちろん収録されている。スウェーデンのメゾ・ソプラノ、カタリナ・カルネウスは、シベリウスの歌曲集(CDA-67318)に続いての登場。
マルティヌー:
 ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集 Vol.1

 フルート、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲H.252/
 2つのヴァイオリンと管弦楽のための
  デュオ・コンチェルタンテH.264
 2つのヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲 ニ長調H.329
ボフスラフ・
 マトウシェク(Vn)
ヤンネ・トムセン(Fl)
レジス・パスキエ(Vn)
ジェニファー・コー(Vn)
クリストファー・ホグウッド指揮
チェコpo.
 全4巻予定の、20世紀ボヘミアの大作曲家マルティヌーのプロジェクト、「ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集」がスタート。世界初録音となる作品や、祖国チェコでは演奏が行われているものの国際的な知名度はこれからといった作品など豊富なレパートリーによって構成される。ヴァイオリンにはミルシテイン門下で読売日本so.の元コンサートマスターとして活躍したマトウシェク、指揮者にはホグウッド、オーケストラはマルティヌーにも縁の深いチェコ・フィルを起用、豪華な陣容が実現!
マルティヌー:
 ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集 Vol.2

 ヴァイオリンとピアノ、打楽器を伴う
  弦楽オーケストラのための室内協奏曲H.285/
 ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための協奏曲H.342/
 チェコ狂詩曲H.307a
  (イジー・テムル編曲による管弦楽伴奏版)
ボフスラフ・マトウシェク(Vn)
カレル・コシャーレク(P)
クリストファー・ホグウッド指揮
チェコpo.
 第1巻(CDA-67671)が好評の同全集、第2集が早くも登場。マトウシェク、ホグウッド&チェコ・フィルという強力な演奏者陣を中核とするこのシリーズは、世界初録音となる作品や祖国チェコ以外では演奏機会に恵まれていない傑作など豊富なレパートリーによって構成される。ヴァイオリンにはミルシテインの門下生で読売日本so.の元コンサートマスターとして活躍したマトウシェク、指揮者とオーケストラには前作同様、名匠ホグウッドとマルティヌーにも縁の深いチェコ・フィルが起用されているのも嬉しい。
マルティヌー:
 ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集Vol.3

 ヴァイオリンと管弦楽のための「協奏的組曲」
 [ H.276; 初稿 (*)/ H.276a; 第2稿]/
 ヴィオラと管弦楽のための
  「ラプソディ・コンチェルト」
ボフスラフ・
 マトウシェク(Vn/Va)
クリストファー・ホグウッド指揮
チェコpo.
 (*)は世界初録音。第1巻(CDA-67671)、第2巻(CDA-67672)とも、貴重な曲目と質の高い演奏を兼ね備えたと評価されているマルティヌーの当全集、第3巻では、ヴァイオリンのための「協奏的組曲」を2種類収録。世界初録音となる「初稿版」と改定が加えられた「第2稿版」、それぞれの魅力を聴き比べることが出来る。数少ないヴィオラ協奏曲の重要レパートリーである「ラプソディ・コンチェルト」も聞き逃せない。
 演奏はこれまでの2枚と同様、ミルシテイン門下で1970年代に読売日本so.のコンサートマスターとして活躍したチェコの名匠マトウシェクとホグウッド&チェコ・フィルのコンビ。
マルティヌー:ヴァイオリンと
 管弦楽のための作品全集Vol.4
(完結編)
 ヴァイオリン協奏曲[第1番H.226/第2番H.293]
ボフスラフ・マトウシェク(Vn)
クリストファー・ホグウッド指揮
チェコpo.
 世界初録音作や祖国チェコ以外では演奏機会に恵まれていない傑作など豊富なレパートリーを取り上げてきたマルティヌーの「ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集」が完結!そして最終巻となるこの第4集ではシリーズのトリを飾るに相応しい大本命、ヴァイオリン協奏曲の第1番と第2番を収録!
 ポーランド生まれのアメリカ人ヴァイオリニスト、サミュエル・ダシュキンのために作曲されたマルティヌーのヴァイオリン協奏曲第1番。作品自体は1933年に完成したものの第2次世界大戦の動乱に巻き込まれスコアを紛失。作曲者の死後1968年にスコアが発見され、完成から40年後の1973年にようやく初演が行われている。委嘱者サミュエル・ダシュキンの演奏を想定して書かれた協奏曲第1番は、まばゆいばかりのエネルギーと技巧的な作風を持つ。続く第2番は、ウクライナ出身のヴァイオリニスト、ミッシャ・エルマンのために作曲が行われれ1943年に初演が行われた作品。民族的なカラーを持ち技巧的な第1番とは対照的に、穏やかで美しいフレーズが印象に残り、どことなくロマン派の音楽を彷彿とさせるマルティヌーの秀作。
 もちろん第4集の演奏も、これまでの第1集から第3集で見事な演奏を聴かせてくれたマトウシェクとホグウッド&チェコ・フィルのコンビ。ミルシテインの門弟であり1970年代には読売日本so.のコンサートマスターとしても活躍したマトウシェクが、2つのヴァイオリン協奏曲でシリーズを劇的に締め括る。
バード:宗教音楽集 Vol.12(グラドゥアーレ集第1巻(1605) より)
 めでたし、聖なるみ母よ/祝されたまいし者、尊ぶべき者、尊ぶべき者/聖なる乙女マリアよ、御身は幸いなり/
 乙女マリアよ、御身は祝福されたもう/幸いなるかな、乙女マリアのみ体/地と大海と天とを育みたもう/めでたし女王/
 おお、誉れある女性/民のうちの富める者はみな御身が御顔を/御身が唇には慈しみが置かれぬ/アヴェ・マリア/
 見よ、乙女がみごもりて/思い出したまい、救いの創造主よ/めでたし、神の唯一なるみ母/めでたし、海の星/
 いざ我ら主によりて喜べ/真理のため/マリアは天に昇らせたもう/マリアは最良の部分を自ら選びたまいぬ

  アンドルー・カーウッド指揮カージナルズ・ミュージック
 1989年の結成以来、教会音楽の分野で数多くの成功を収めてきたアンドルー・カーウッド率いるイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージックのハイペリオン移籍第5弾。"バード・エディション"は第10巻(CDA-67658)が2007年の英グラモフォン賞古楽部門賞に選出されている。
 1585年には国教会忌避者のリストに加えられ、カトリックと英国国教会の板挟みにあいながらもカトリック教徒としての信念を貫き通し通したバード。この"バード・エディション"第12巻には、カトリック的様相がはっきりと表現されている1605年出版の「グラドゥアーレ集第1巻」から19曲を収録。火薬陰謀事件の発生と同年に出版された曲集に込められたバードのメッセージを、カーウッド&カージナルズ・ミュージックのハーモニーが描く。
シューマン:詩人の恋とハイネの詩による歌曲
 悲劇Op.64-3/2人の擲弾兵Op.49-1/尼僧Op.49-3/
 憎しみ合う兄弟Op.49-2/哀れなペーターOp.53-3/
 ベルサツァールOp.57/蓮の花Op.25-7/
 孤独な涙は何を望むOp.25-21/
 君は花のごとくOp.25-24/
 君の頬を寄せたまえOp.142-2/
 私の愛は輝くOp.127-3/君の顔Op.127-2/
 ぼくの馬車はゆるやかにOp.142-4/
 歌曲集「詩人の恋」Op.48
ジェラルド・フィンリー(Br)
ジュリアス・ドレイク(P)
 世界中から引く手あまたのカナダ人バリトン歌手、ジェラルド・フィンリーと名手ジュリアス・ドレイクのコンビによる4枚目のリリースはこれまでのアイヴズ、バーバーから一転、シューマンの「詩人の恋」。フィンリーのシューマン歌曲集は収録作品が非常にユニーク。名曲「詩人の恋」とカップリングされているのは同じく「ハイネの詩」による歌曲であり、「詩人の恋」に含まれるはずだった4つの歌曲(Op.142-2、127-3、127-2、142-4)を「詩人の恋」の直前に配置しているというプログラミングからもフィンリーの強いこだわりが窺える。ハイペリオンの顔とも言える「歌曲シリーズ」にまた1つ光り輝くアルバムが加わった!
ブゾーニ:ピアノ作品集
 リスト/ブゾーニ編:コラール
  「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」
  による幻想曲とフーガ
 モーツァルト/ブゾーニ編:アンダンティーノ
  (ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調K.271の第2楽章)
 ブゾーニ:対位法的幻想曲
ヘイミッシュ・ミルン(P)
 メトネルの世界的権威、ミルンの新録音はブゾーニ!
 独創的なプログラムやコンセプトを持った作品集を世に送り出してきたメトネルの世界的権威でありイギリスのベテラン・ピアニスト、ヘイミッシュ・ミルンの最新作はブゾーニのピアノ作品集。ピアニスト、作曲家、理論家としても優れた実力を持っていたブゾーニだが、最も有名なのはやはり"トランスクリプション"だろう。ミルンは今回の作品集を録音するにあたって、ブゾーニが特別な存在として意識し敬意を表していたJ.S.バッハ、モーツァルト、リストの3人に着目。そしてリストとモーツァルトそれぞれの作品からのトランスクリプション、バッハの「フーガの技法」の未完成フーガに基づいた難曲「対位法的幻想曲」の3作品を収めたヘイミッシュ・ミルン流のブゾーニ・アルバムが完成となった。ブゾーニの弟子であるグィド・アゴスティを師に持ち、ブゾーニの孫弟子としてその系譜を受け継ぐミルンの新たな録音。"メトネル"に続き"ブゾーニ"の権威としての称号が加わることになるだろう。
ヘンデル:
 デッティンゲン・テ・デウムHWV.283/
 オルガン協奏曲第14番 イ長調HWV.296a/
 戴冠式アンセム「祭司ザドク」HWV.258
リチャード・マーロウ(Org)
スティーヴン・レイトン指揮
ケンブリッジ・
 トリニティ・カレッジcho.、
アカデミー・オヴ・
 エンシェント・ミュージック
 イギリスの名門合唱団による壮麗で壮大なヘンデルのテ・デウム! ハイペリオンの看板合唱団の1つ「ポリフォニー」と共にイギリス合唱界最強コンビを組んできた合唱指揮者スティーヴン・レイトンが、同じくイギリスの名門混声cho.ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団の音楽監督に就任、新体制での初録音はヘンデルの「デッティンゲン・テ・デウム」となった。
 1740年から始まったオーストリア継承戦争で、イギリス国王ジョージII世自らが率いるオーストリア連合軍が1743年に「ディッティンゲンの戦い」でフランス軍を撃破。この勝利と国王の凱旋帰国を祝うためにヘンデルに依頼されたのが、壮麗で壮大な大作「デッティンゲン・テ・デウム」。戦勝記念として書かれただけに、華々しくまばゆい作品となっており、レイトン&ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団の門出に相応しい。アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックとの共演はもちろんのこと、「オルガン協奏曲第14番」では前音楽監督リチャード・マーロウがオルガン独奏を担当しており、聴きどころも満載。
ランドル・トンプソン(1899-1984):
 平和な王国/アレルヤ/最後の祈り/
 精霊のミサ/フェア・ウェル
ジェイムズ・バートン指揮
オックスフォード・スコラ・
 カントルム
 合唱作品でその名を知られる20世紀アメリカの作曲家ランドル・トンプソン。あのエマ・カークビーを輩出した1960年創設のイギリスの混声cho.オックスフォード・スコラ・カントルムによる新録音は、旧約聖書の1つイザヤ書のテキストを題材として作曲された「平和な王国」がメイン・プログラム。またクーセヴィツキーからの依頼によって作曲され1940年7月に初演が行われた「アレルヤ」は、ここ日本でもランドル・トンプソンの代表作品としてアマチュアからプロの合唱団で広く歌われている。ちなみに解説(英文)は、アメリカの人気作曲家モーテン・ローリドセンによるもの。
ウェストミンスター寺院の昇天祭
 スタンフォード:Caelos ascendit hodie
 B.ローズ:プリーシーズ
 J.バーンビー:詩篇第24番
 ブリテン:祝祭テ・デウム
 シュッツ:詩篇第100番
 B.ローズ:応唱
 ヴォーン・ウィリアムズ:O clap your hands
 ウォルトン:ミサ・ブレヴィス
 ジェラルド・フィンジ:神は上れり
 P.フィリップス:神は歓呼のうちに
 G.マクファーレン:詩篇第93番
 ウォルトン:チチェスター・サーヴィス
 P.ゴワーズ:ガリラヤ人たちよ
 B.ローズ:The Dismissal
 F.ポット:トッカータ
ロバート・クウィニー(Org)
ジェイムズ・オドンネル指揮
ウェストミンスター寺院聖歌隊
 ハイペリオンがウェストミンスター寺院とのコラボレーションで進めているレコーディング・プロジェクト第6弾のテーマは「キリストの昇天祭」。
ヘンデル:オラトリオ「時の悟りと勝利」HWV.46a
 ロベルタ・インヴェルニッツィ(S;ベレッツァ) ケイト・オールドリッチ(Ms)
 マルティン・オロ(CT) イェルク・ダルミュラー(T)
 アレッサンドロ・デ・マルキ指揮アカデミア・モンティス・レガリス
 ハイペリオン移籍第1弾となったストラデッラのオラトリオ「洗礼者聖ヨハネ」(CDA-67617)で鮮烈な演奏を聴かせてくれた名匠デ・マルキの第2弾は、20代前半、イタリア時代の若きヘンデルが枢機卿ベネデット・パンフィーリの歌詞を用いて1707年にローマで作曲したとされる最初のオラトリオ。初期の作品らしく、若々しくみなぎる力を存分に感じさせる凝縮された傑作。独唱にも、最近でもヘンデル「イタリアン・カンタータ集」(GLOSSA)等で知られるベテランのインヴェルニッツィらを起用、万全の陣容で望んでいる。
CDA-67683
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バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ Vol.7〜
 レーガーによるトランスクリプション全集

 J.S.バッハ/レーガー(1873-1916)編:
  前奏曲とフーガ ニ長調BWV.532/
  コラール「ああ人よ、汝の大きな罪を嘆け」BWV.622/
  コラール「アダムの堕落によってみな朽ちぬ」BWV.637/
  コラール「ああ、いかにはかなき、いかに空しき」BWV.644/
  コラール「いざもろびと、神に感謝せよ」BWV.657/
  コラール「われ心から待ち望む」BWV.727/
  コラール「われ汝の御座の前に進みいで」BWV.668/
  コラール「われ汝に別れを告げん」BWV.736/
  コラール「いまぞわれらに救いは来れり」BWV.638/
  コラール「愛しきイエスよ、われらはここに」BWV.730/
  コラール「高き御空よりわれは来れり」BWV.606/
  前奏曲とフーガ 変ホ長調「聖アン」BWV.552/
  前奏曲とフーガ ホ短調「楔」BWV.548
  キリストは死の絆につきたまえり
   BWV Anh.171(原曲:ヨハン・パッヘルベル)/
  コラール「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリスト」BWV.639/
  コラール「バビロンの流れのほとりに」BWV.653b/
  コラール「来ませ、聖霊、主なる神よ」BWV.651/
  コラール「おお愛する魂よ、装いせよ」BWV.654/
  コラール「古き年は過ぎ去りぬ」BWV.614/
  トッカータとフーガ ニ短調BWV.565
マルクス・ベッカー(P)
 録音:2008年9月、ポットン・ホール、サフォーク州、UK。
 編曲者でまとめると言う HYPERION ならではの切り口で迫る同シリーズ、ついに大物、生前「現代のバッハ」「第2のバッハ」とも称されたレーガーによる編曲の登場。原曲が全てオルガン作品である事も、レーガーならではのこだわりを感じさせる。演奏はシリーズ初登場のベッカーで、彼は先にレーガーのピアノ独奏作品全集を THOROFON へ、HYPERIONへも同じくチェロ・ソナタ全集をアルバン・ゲルハルトと(CDA-67581/2) 完成させているだけに、最適な人選だろう。
 シリーズ既出一覧:
 Vol.1, 2:CDA-66566, 67324[ブゾーニによる編曲集/ニコライ・デミジェンコ(P)]、
 Vol.3:CDA-67344[フリードマン、グレインジャー、マードックによる編曲集/ピアーズ・レーン(P)]、
 Vol.4:CDA-67468[サムイル・フェインベルクによる編曲集/マーティン・ロスコー(P)]、
 Vol.5:CDA-67506[ゲディケ、カバレフスキー、カトワール、ジロティによる編曲集/ハミッシュ・ミルン(P)]、
 Vol.6:CDA-67481/2[ヴァルター・ルンメルによる編曲集/ジョナサン・プロウライト(P)]
シマノフスキ、ルジツキ:弦楽四重奏曲集
 カロル・シマノフスキ(1882-1937):
  弦楽四重奏曲第1番 ハ長調Op.37
 ルドミル・ルジツキ(1884-1953):
  弦楽四重奏曲 ニ短調Op.49
 カロル・シマノフスキ:
  弦楽四重奏曲第2番Op.56
ロイヤルSQ
 録音:2008年3月、ポットン・ホール、サフォーク。
 2004年のBニュー・ジェネレーション・アーティストへの選出、2007年のイギリスのロイヤル・フィルハーモニック協会の室内楽部門賞にノミネート、そして祖国の音楽文化への貢献が認められポーランド文化省から特別賞を授与されるなど、急速に注目を集めているポーランドの団体、ロイヤル弦楽四重奏団のハイペリオン・デビュー・アルバム。大家シマノフスキと、同世代の作曲家ルジツキの作品。
クリスティアン・ヨーゼフ・
 リダルティ(1730-1793以降):ヴァイオリン協奏曲集

 ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調/
 ヴァイオリン協奏曲第3番 イ長調/
 四重奏曲(シンフォニア) ト長調/
 ヴァイオリン協奏曲第1番 ハ長調
フランチェスコ・
 ドラーツィオ(Vn)
アウセル・ムジチ
 「ボッケリーニ」(CDA-67646)に続く、イタリアの声楽&器楽アンサンブル、アウセル・ムジチのハイペリオン移籍第2弾は、18世紀イタリアのオーストリア系作曲家リダルティ。高度な技巧を要する3曲のヴァイオリン協奏曲はこの録音が世界初録音で、イタリアのバロックから古典派への橋渡しとしての役割を担った作品でもある。
スティーヴン・ハフ・イン・リサイタル
 メンデルスゾーン(1809-1847):
  厳格な変奏曲 ニ短調Op.54
 ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調Op.111
 ウェーバー(1786-1826):舞踏への勧誘 J260 Op.65
 ショパン(1810-1849):2つのワルツ
  [嬰ハ短調 Op.64 No.2/変イ長調Op.34 No.1]
 サン=サーンス(1835-1921):なげやりなワルツOp.110
 シャブリエ(1841-1894):アルバムの綴り
 ドビュッシー(1862-1918):レントより尚遅く
 リスト(1811-1886):
  忘れられたワルツ第1番 S.215 No.1/
  メフィスト・ワルツ第1番
   「村の居酒屋の踊り」S.514
 作曲者不詳(民謡)/スティーヴン・ハフ(1961-)編曲:
  マティルダのワルツ
スティーヴン・ハフ(P)
 録音:2008年7月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。
 「イギリスで最もすばらしいピアニスト」(サンデー・タイムズ誌)、「今日世界で演奏活動を行なっているピアニスト中、最も偉大な6人のひとり」(ザ・ガーディアン誌)と最大級の賛辞を浴びているハフの新作。
 今回のアルバムに含まれる曲目は、彼が2007-2008年シーズンに世界各地で行った「気まぐれな主題による変奏曲とワルツ」をともなった演奏会プログラムを反映した物。前半は、並外れた変奏曲を第2楽章に持つベートーヴェン第32番ソナタで締め括られ、後半は様々なワルツで彩られている。そして、ディスクはハフ自身の編曲による奇抜なワルツで終わる。大変にチャーミングで驚きに満ちた内容。
ローザ:ヴィオラ協奏曲 Op.37
バルトーク:ヴィオラ協奏曲
 (シェルイ・ティボール補完)
シェルイ・ティボール
 ヴィオラと管弦楽のための狂詩曲
ローレンス・パワー(Va)
アンドルー・リットン指揮
ベルゲンpo.
 録音:2009年8月17日-20日、グリーグ・ホール、ベルゲン、ノルウェー。ナッシュ・アンサンブルのメンバーとしても活躍する英国ヴィオラ界のホープ、ローレンス・パワーのハンガリー・プログラム。弟子で助手のシェルイ・ティボール〔ティボール・シェルイ〕によって補筆完成されたバルトーク唯一の「ヴィオラ協奏曲」。師バルトークのカラーを漂わせるシェルイ・ティボールの「狂詩曲」。そして3度のアカデミー賞受賞歴を持つ映画音楽の巨匠ローザの「ヴィオラ協奏曲」。
オネゲル:作品集
 交響詩「勝利のオラス」H.38/
 チェロ協奏曲 ハ長調H.72/
 前奏曲、フーガとポストリュードH.71a/
 クリスマス・カンタータH.212
アルバン・ゲルハルト(Vc)
ジェイムズ・ラザフォード(Br)
ティエリー・フィッシャー指揮
Bウェールズ・ナショナルo.&cho.
 近代フランスの傑作。オネゲルの"クリスマス・カンタータ"!
 フランセの"交響曲"やフロラン・シュミットの"詩篇第47番"&"サロメの悲劇"など、近代フランスの管弦楽作品集のヒット作を送り出してきたティエリー・フィッシャー&Bナショナルo.・オヴ・ウェールズのフランス路線を継続した最新作はなんとオネゲル。
 バリトン独唱、大編成オーケストラ、混声合唱、オルガンという巨大編成を要し、フランス語、ドイツ語、ラテン語という3つの言葉の歌詞を持つ"クリスマス・カンタータ"は、ザッヒャー率いるバーゼル室内管によって初演されたオネゲル最後の作品であり、近代フランスで生まれた知る人ぞ知るクリスマスのための傑作。アルカン&ショパンのチェロ・ソナタ集(CDA-67624)をリリースしたばかりのドイツ系チェリスト最大の大器、アルバン・ゲルハルトがソリストを務める"チェロ協奏曲"も期待度抜群!"勝利のオラス"、"前奏曲、フーガとポストリュード"を含めて、4つの交響曲やパシフィック231以外の傑作の存在、オネゲルの優れた作曲技法を伝えてくれるハイペリオンの意欲作である!
ステーンハンマル:ピアノ作品集
 ピアノ・ソナタ ト短調/晩夏の夜Op.33/
 3つの幻想曲Op.11/ピアノ・ソナタ 変イ長調Op.12
マルティン・
 ストゥルフェルト(P)
 北欧のロマン。ステーンハンマルのピアノ作品集!
 名手マーティン・ロスコーのピアノによる"ニルセンのピアノ作品全集"(CDA-67591/2)のリリースが記憶に新しいハイペリオンからの北欧音楽最新盤は、ファン要注目のステーンハンマルのピアノ作品集!ここではステーンハンマルの創作活動の原点でもあるピアノ作品の中から、最後のピアノ曲"晩夏の夜"を含む番号付きの作品を3曲、ストックホルムで音楽を学んでいる最中の若かりし時代(1890年)に書かれた"ピアノ・ソナタ ト短調"の計4作品を収録している。アルヴェーンと並び、近代スウェーデンの音楽の発展に絶大な影響を与えたステーンハンマルのピアノ作品集が"ピアノ王国ハイペリオン"から全世界に向けて発信される。
 1979年ストックホルム生まれの若手ピアニスト、マルティン・ストゥルフェルトはこのステーンハンマルがハイペリオン・デビュー盤。ヒューイットやアムラン、ハフ、デミジェンコなど世界屈指のピアニストを擁するハイペリオンに加わった新たな才能にも注目が必要だ。
ダンディ:管弦楽作品集
 交響詩「ヴァレンシュタイン」Op.12/
 ヴィオラと管弦楽のための
  「コラール・ヴァリエ」Op.55/
 交響詩「花咲くサルビア」Op.21/
 ヴィオラと管弦楽のための「歌」Op.19
ローレンス・パワー(Va)
ティエリー・フィッシャー指揮
Bナショナルo.・オヴ・ウェールズ
 "三十年戦争"の英雄ヴァレンシュタインを主人公としたシラーの戯曲に基づく"交響詩「ヴァレンシュタイン」"は、ダンディのドイツとその文化に対する敬意と親近感を反映した大作であり、この作品集のメイン・プログラム。またワーグナーの影響とフランスの作曲技法が同居する「花咲くサルビア」の巧みなオーケストレーションも魅力的。そして「コラール・ヴァリエ」と「歌」の2作品では、ソリスト、ナッシュ・アンサンブルのメンバーとして大活躍する次代の巨匠ローレンス・パワーが参加。
J.S.バッハ:
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ
(全曲)
 [ソナタ第1番 ト短調BWV.1001/
  パルティータ第1番 ロ短調BWV.1002/
  ソナタ第2番 イ短調BWV.1003/
  パルティータ第2番 ニ短調BWV.1004/
  ソナタ第3番 ハ長調BWV.1005/
  パルティータ第3番 ホ長調BWV.1006]
アリーナ・イブラギモワ(Vn)
PCDA-67691/2
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(2CD)
\5759(税抜\5333)
国内盤
日本語解説書付
 録音:2009年2月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。使用楽器:1738年ピエトロ・グァルネリ製。解説:ニコラス・アンダーソン(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。
 1985年、ロシアのポレフスコイで音楽一家に生まれた可憐なる妖精アリーナ・イブラギモワが、これまで HYPERION へ録音した近現代レパートリーから一転、ヴァイオリン奏者にとっての永遠のバイブル、J.S.バッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」を取り上げる。
 既に2005年10月の来日公演でバッハの無伴奏作品(パルティータ第3番など)を披露しており、その模様がNHK-BSやNHK-FMで放送され、大きな反響を巻き起こした。祖国ロシアの大地のように雄大でありながらも繊細さを持ち合わせたイブラギモワのバッハが聴き手の魂を揺さぶる。
ベートーヴェン:弦楽五重奏曲集
 [変ホ長調Op.4/ハ長調Op.29]
ナッシュ・アンサンブル
[マリアンネ・トールセン、
 マリン・ブロマン(Vn)
 ローレンス・パワー、
 フィリップ・デュークス(Va)
 ポール・ワトキンス(Vc)]
 録音:2007年9月、セント・ポール教会、ロンドン。作品の特徴に合わせて自在に編成を組み、英タイムズ誌から「イギリス最高の室内楽団」と称賛されたヴィルトゥオーソ集団、ナッシュ・アンサンブルがベートーヴェンを録音。
クリストバル・デ・モラーレス(1500頃-1555):
 マニフィカト、モテットと哀歌

 哀歌[Coph. Vocavi / Zai. Candidiores /
    Nun.Vigilavit ]/
 モテット
 [ Gaude et Laetare Ferrariensis Civitas /
  Sancta Maria, succurre miseris /
  幸いなるかな女王/天の女王/
  スペム・イン・アリウム/すべての者は幸いなり]/
 第1旋法によるマニフィカト(*)
スティーヴン・ライス指揮
ブラバント・アンサンブル
 (*)の全曲は世界初録音。
 これまでクレキヨン、マンシクール、ゴンベールの作品集をリリースしたきたブラバント・アンサンブルのハイペリオン第4弾は、スペインのレーベル「グロッサ(Glossa)」から歴史に埋もれたままとなっていた作品などが続々と発表されている16世紀スペインの作曲家モラレス。国際的な名声を得た最初のスペイン人作曲家とも言えるモラレスは、同時代の人々から「音楽におけるスペインの光」と称されるなどビクトリアが登場する以前のスペイン音楽を発展させた人物。音楽学者としても高名なライスが率いるブラバント・アンサンブルの解釈も聴きどころ。
チャーク・キャッスルの写本からの音楽
 マンディ:テ・デウム、ベネディクトゥス
 バード:O God give ear and do apply
 パーソンズ:Deliver me from mine enemies
 タリス:Christ rising again
 フーパー:Behold it is Christ
 タイ:Blessed Are They That Fear the Lord
 パーソンズ(?):ベリアル・サーヴィス
 ディーン:O Lord, thou hast dealt graciously
 タリス:With all our hearts and mouths
 コーストゥン:Yield unto God the mighty Lord
 タリス:Not every one that saith unto me
 シェパード:Submit yourselves one to another
 パーソンズ(?):The Litany"for trebles"
 シェパード:
  O God be merciful unto us, and bless us
 ディーン:The grace of our Lord Jesus Christ
スティーヴン・ライス指揮
ブラバント・アンサンブル
 14世紀に建築されたウェールズ北部の古城チャーク・キャッスルの書庫で300年以上という月日を過ごしてきたチューダー朝時代の写本からの音楽を、スティーヴン・ライス率いるヴォーカル・アンサンブル、ブラバント・アンサンブルが歌う。これまでにハイペリオンからリリースされた4枚のレコーディング、"モラレス"、"マンシクール"、"ゴンベール"、"クレキヨン"の宗教音楽で鮮烈な印象を与えてくれたブラバント・アンサンブルへの評価は急上昇!今回の収録作品の中では、特にマンディの「テ・デウム」と「ベネディクトゥス」が貴重な発見であるという。ハイペリオンも大きな期待を寄せる新世代の精鋭集団による綿密なハーモニーに期待。
ドミニク・フィノ(1510頃-1561以前):宗教作品集
 父よ、われは天に対し/ミサ・シ・ボナ・スシェピムス(われらは幸を受けたるゆえ)/
 タント・テンポレ/もはやあなたがたをしもべとは呼ばず/おお、聖なる宴よ/
 預言者エレミヤの祈り/第8旋法のマニフィカト/われ主に感謝せん
セルミジ:シ・ボナ・スシェピムス(われらは幸を受けたるゆえ)
  スティーヴン・ライス(ディレクター)ブラバント・アンサンブル
 ブラバント・アンサンブルが、歴史に埋もれた16世紀フランス・フランドルの作曲家、ドミニク・フィノの音楽を取り上げる。悲劇的な最期を遂げたとも伝わるが、生前はゴンベールたちと並び称され、8声の二重合唱を劇的に発展させた。
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「妖精の口づけ」/バレエ音楽「バレエの情景」
 イラン・ヴォルコフ指揮BBCスコティッシュso.
 イラン・ヴォルコフとBBCスコティッシュso.(BBC SSO)の新シリーズ、ストラヴィンスキーのバレエ音楽集第2弾は、ストラヴィンスキーとチャイコフスキーがテーマ。ロシアの名バレリーナ、イダ・ルビンシテインからの依頼で作曲された「妖精の口づけ」。このバレエ、ストラヴィンスキーの完全なオリジナルではなく、チャイコフスキーの歌曲やピアノ曲をベースとして作曲されており、両者のカラーが顔を出すユニークな作品として知られている。対する「バレエの情景」は、1944年にハリウッドで作曲されたオリジナル作品。約16分という短い演奏時間、新古典主義的な作風が特徴。
ストラヴィンスキー:バレエ音楽集
 バレエ音楽「カルタ遊び」/バレエ音楽「アゴン」/
 バレエ音楽「オルフェウス」
イラン・ヴォルコフ指揮
BBC スコティッシュso.
 ヴォルコフ&BBCスコティッシュ響の熱く濃厚なストラヴィンスキー!
 1976年イスラエル出身の若きマエストロ、イラン・ヴォルコフが2003年から首席指揮者のポストを務めているBBCスコティッシュ響(B SSO)との新たなプロジェクト。原始主義時代に書かれた「火の鳥」「ペトルーシュカ」「春の祭典」のいわゆる"3大バレエ"ではなく、新古典主義時代に突入してからの「カルタ遊び」「アゴン」「オルフェウス」の3作品を選ぶなど、ヴォルコフ&BBCスコティッシュ響の燃え上がらんばかりの意欲と並々ならぬ自信が演奏とプログラムからビシビシと伝わってくる。ロンドンにLSOとLPOがあるならば、グラスゴーには輝かしい金管セクション、表現力豊かな木管セクション、柔軟性の高い弦楽セクションを持つB SSOがある!熱く濃厚なストラヴィンスキーに乞うご期待!
ドホナーニ:ヴァイオリン・ソナタ 嬰ハ短調Op.21 /ハンガリー牧歌 Op.32c/ロマンツァ(ハイフェッツ編曲)
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ/ドゥムカ/ロマンス/アレグロ/散り行く木の葉(ステドロン編曲)

 ハガイ・シャハム(Vn)  アーノン・エレツ(P)
 フバイ、ブロッホ、ヴェイネルなど東欧のヴァイオリン作品を取り上げてきたハガイ・シャハムとアーノン・エルツによる、ハンガリーのドホナーニとチェコのヤナーチェク。
ラフマニノフ:24の前奏曲
 前奏曲 嬰ハ短調Op.3-2/
 10の前奏曲 Op.23/13の前奏曲 Op.32
スティーヴン・オズボーン(P)
 録音:2008年8月7日-8日、20日-21日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。
 ヴォルコフ&BBCスコティッシュ響とのブリテン:ピアノ協奏曲(CDA-67625)が各方面から絶賛をされたスコットランドの風雲児スティーヴン・オズボーンが、いよいよ近代ロシア音楽の傑作ラフマニノフの「24の前奏曲」を取り上げる。
 メシアンやティペット、アルカンなど膨大な作品を弾きこなすオズボーンは、既にこの作品集をコンサートで取り上げ、聴衆、評論家共に熱狂的な支持を得ている。
ヘンデル:セレナータ「パルナス山の祭典」HWV.73
 キャロリン・サンプソン、ルーシー・クロウ、レベッカ・アウトラム(S)
 ダイアナ・ムーア(Ms) ルース・クレッグ(A) ピーター・ハーヴィー(B)
 マシュー・ホールズ指揮キングズ・コンソート
 英国の名門キングズ・コンソート、新体制での第1弾はヘンデル!
 1980年の創設から音楽監督ロバート・キングとのコンビで数多くの名演、名盤を生み出してきたヨーロッパ屈指のピリオドo.キングズ・コンソート。今回、2005年からキングズ・コンソートに副音楽監督として加わっていたマシュー・ホールズがロバート・キングに代わって音楽監督に就任!
 新音楽監督マシュー・ホールズによるキングズ・コンソート新体制での最初のリリースは、ヘンデルのセレナータ「パルナス山の祭典」の全曲録音。
 「アレグザンダーの饗宴」や「聖チェチーリアの頌歌」と同時期の作品であるこのセレナータ「パルナス山の祭典」とは、自らの弟子でもあった第1王女アンとオラニエ公との結婚の祝賀のために作曲されたヘンデルの知られざる傑作。
 ソリストにはソプラノのキャロリン・サンプソン、ルーシー・クロウ、バスのピーター・ハーヴィーといった豪華メンバーが集結。祝賀のために作曲された「パルナス山の祭典」は、キングズ・コンソートの新たな船出を祝うという意味でも相応しい選曲。マシュー・ホールズとキングズ・コンソートの新コンビに期待したい!
シマノフスキ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
 ヴァイオリン・ソナタ ニ短調Op.9/
 夜想曲とタランテラ Op.28/神話 Op.30/
 ロマンス ニ長調Op.23/
 3つのパガニーニのカプリース Op.40/
 アイタコ・エニアの子守歌 Op.52
アリーナ・イブラギモワ(Vn)
セドリク・ティベルギアン(P)
 録音:2008年7月。
 ハイペリオンからリリースされた「ハルトマン(CDA-67547)」、「ロースラヴェツ(CDA-67637)」の作品集での素晴らしい演奏と個性豊かなプログラミング、またNHK-BSで放送された2005年来日公演の演奏で多くの聴衆を魅了した1985年(!)ロシア生まれの女流ヴァイオリン奏者アリーナ・イブラギモワ。大きな話題を呼んだ「ハルトマン」と「ロースラヴェツ」に続くハイペリオンからのリリース第3弾は、インパクト特大のシマノフスキ!
 その生涯で数度にわたり自らの作風を変遷させたポーランドの巨星シマノフスキ。イブラギモワは、初期のヴァイオリン・ソナタOp.9(1904年)から後期の「アイタコ・エニアの子守歌Op.52」(1925年)までを取り上げており、" 官能的"、" 神秘的"、" エキゾチック"など様々なシマノフスキの世界を見事なまでに表現している。1738年製ピエトロ・グァルネリのヴァイオリンを手に舞い降りたロシアの可憐な妖精が奏でる魅力的で衝撃的なシマノフスキ。
ウェストミンスター寺院の
 メアリー女王とエリザベス女王

 タイ:全ての者よ、手を叩き
 マンディー:天なる父の声
 タリス:ヴィデーテ・ミラクルム
 シェパード:リベラ・ノス・サルヴァ/
  セカンド・サーヴィス
 バード:おお神よ我に教え給え/主よ怒りたもうな/
  おお主よ御身のしもべエリザベスが
 ホワイト: 主は汝の声を聞き
ジェイムズ・オドンネル指揮
ウェストミンスター寺院聖歌隊
 クリスマス・アルバムと同時リリースとなるもう1枚のウェストミンスター寺院聖歌隊の最新盤は、メアリー1世とエリザベス1世の時代における宗教や政治の混乱の中で生まれた音楽がテーマ。カトリックを擁護しプロテスタントを弾圧したメアリー1世の統治下で生み出された音楽と、その跡を継ぎ中道政策を打ち出したエリザベス1世の時代での音楽を英国屈指の聖歌隊の歌声で聴き比べることが出来る。
プロコフィエフ
 チェロ協奏曲 ホ短調Op.58/
 交響協奏曲 ホ短調Op.125
アルバン・ゲルハルト(Vc)
アンドルー・リットン指揮
ベルゲンpo.
 録音:2008年9月1日-5日、グリーグ・ホール(ベルゲン)。
 ドイツの若き巨匠アルバン・ゲルハルト最新作!プロコフィエフの"チェロ協奏曲第1番"と"交響協奏曲"!
 レーガーやショパン&アルカンのチェロ・ソナタ集、2つの"ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ"など、独創的なプログラムと圧巻の演奏でリスナーを沸かせてくれているドイツ系チェリスト最大の大器アルバン・ゲルハルト。サー・サイモン・ラトル自身の強い希望でBPOのソリストにも招かれたゲルハルトが、リットン&ベルゲン・フィルのサポートを得てプロコフィエフとロストロポーヴィチを繋いだ2つの「チェロ協奏曲」をレコーディング!
 ピアティゴルスキーからの依頼を受けて1934年から1938年にかけて作曲されたものの、ミャスコフスキーや聴衆から厳しい評価を受けた「チェロ協奏曲第1番」。1947年、若きロストロポーヴィチが演奏する「チェロ協奏曲第1番」に感銘を受けたプロコフィエフは作品の大幅な改訂を決断。「チェロ協奏曲第1番」は、1952年に発表された「チェロ協奏曲第2番」を経て最終稿「交響協奏曲」へと進化を遂げることになる。
 ゲルハルトは2008年のBプロムスでヴォルコフ&BSSOと「交響協奏曲」を取り上げ、その壮絶な演奏が各方面から絶賛された実績を持つだけに今回のリリースへの期待も大きい。プロコフィエフとロストロポーヴィチの共同作業の歴史とも言える「チェロ協奏曲第1番」と「交響協奏曲」。一足先にリリースされた超人ウィスペルウェイの録音と双璧を成す21世紀の名演誕生の予感大!
アムランのショパン
 ショパン:
  子守歌 変ニ長調Op.57/
  ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35「葬送」/
  2つの夜想曲Op.27/舟歌 嬰ヘ長調Op.60/
  ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調Op.58
マルク=アンドレ・アムラン(P)
PCDA-67706
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国内仕様盤
日本語解説書付
\3085(税抜\2857)
 録音:2008年3月15日-17日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。
 超絶技巧やレア・レアレパートリーがクローズアップされるため、意外とも思えるアムランのショパンだが、これまでにロマン派でもシューマン、リストやブラームス、古典派ではハイドンを録音、いずれも世界的大成功を収めて来ている。
ウェストミンスター大聖堂の地下墓地より
 ビクトリア:天使たちは降り来たる
 バード:天より露をしたたらせよ/
  支配者らよ門を上げよ/見よ乙女がみごもりて
 マーティン:アダムは縛られて
 マルコム:キリエ・、グローリア/アニュス・デイ
 モンテヴェルディ:グローリア/
  サンクトゥス&ベネディクトゥス
 ラッスス:すべての者は皆サバより来たらん
 モンテヴェルディ:アニュス・デイ
 ベヴァン:マニフィカト
 ウッド:ヌンク・ディミッティス/他
マーティン・
 ベイカー(Org)指揮
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
マシュー・マーティン(Org)
 録音:2007年7月、ウェストミンスター大聖堂、ロンドン。
 ハイペリオン初期から美しいハーモニーを響かせ続けるイギリスの名門、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊による、ビクトリア、バード、グレゴリオ聖歌などによる待降節や主顕節のための音楽。このアルバムは、ロンドンのローマ・カトリック教会の音楽に新たな道標を示した、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊初代音楽監督リチャード・ランシマン・テリー(1865-1938)に捧げられている。
ガブリエル・ジャクソン(1962-):合唱作品集
 朝まで/ Song 'I gaze upon you' / Cecilia Virgo /
 三位一体の賛歌/ Not no faceless Angel /
 おお、聖なる宴よ/ Lux mortuorum /
 サルヴェ・レジナ/サルヴェ・レジナ II
スティーヴン・レイトン指揮
ポリフォニー
 北大西洋の英国領、バミューダ諸島生まれのイギリス人作曲家ジャクソン。作風は中世の作曲技法やアイディアをリスペクト、チューダー朝時代の音楽に通ずる部分を持つ。彼の合唱作品は、イギリスの大聖堂聖歌隊や大学の合唱団によって歌われており、日本でもチルコットやローリゼン(ラウリッドソン)などに続く作曲家として注目を集めている。レイトン&ポリフォニーの英国黄金コンビによる決定盤。
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ Vol.8〜
 ダルベール・トランスクリプション全集

 J.S.バッハ/オイゲン・ダルベール編曲:
  パッサカリア ハ短調BWV.582/
  前奏曲(幻想曲)とフーガ ハ短調BWV.537/
  前奏曲とフーガ ト長調BWV.541/
  トッカータ(前奏曲)とフーガ ヘ長調BWV.540/
  前奏曲とフーガ イ長調BWV.536/
  前奏曲とフーガ ヘ短調BWV.534/
  前奏曲(トッカータ)とフーガ ニ短調BWV.538
   「ドリア調」/
  前奏曲とフーガ ニ長調BWV.532
ピアーズ・レーン(P)
 録音:2009年6月18日-21日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。第3集に続きオーストラリアの名ピアニスト、ピアーズ・レーンがどうシリーズ2度目の登場。スコットランドのグラスゴーで生まれたイギリス人ながら、最終的にはドイツへ帰化したオイゲン・ダルベール(1864-1932)は、幼少の頃から才能を発揮してルビンシテインやリストを唸らせ、後にはバックハウスを育成した。
CDA-67710
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(2CD)
1CD価格
アムラン〜ハイドン:ピアノ・ソナタ集 Vol.2
 [第31番 ホ長調Hob.XVI-31/第42番 ニ長調Hob.XVI-42/
  第35番 ハ長調Hob.XVI-35/第34番 ホ短調Hob.XVI-34/
  第26番 イ長調Hob.XVI-26/第49番 変ホ長調Hob.XVI-49/
  第33番 ニ長調Hob.XVI-33/第39番 ト長調Hob.XVI-39/
  第48番 ハ長調Hob.XVI-48]/

 幻想曲(カプリッチョ) ハ長調Hob.XVII-4/
 ソナタ「小さなディヴェルティメント」
  (アンダンテと変奏曲) ヘ短調Hob.XVII-6
マルク=アンドレ・アムラン(P)
PCDA-67710
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国内仕様盤
日本語解説書付
\3085(税抜\2857)
 録音:2008年8月27日-30日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。使用楽器:スタインウェイ。解説:リチャード・ウィグモア(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 ハイペリオン2007年最大のベストセラーとなり、全世界の聴衆とメディアを熱狂の渦に巻き込んだアムランのハイドン第1集(CDA-67554)から2年、没後200年のハイドン・イヤーを記念する特大リリースとして待望の第2集が登場!!
 これまでにアルカンやカプースチン、ゴドフスキー、ブゾーニなどの超絶レパートリーを次々と制覇、それだけにアムランには「超絶技巧」というイメージが定着しているが、このハイドンがそのイメージを大きく変えることは間違いない。真正面からハイドンの音楽と向きあったアムランが導き出した結論がここにある。話題必至の大注目盤にご注目を。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・
 シリーズ Vol.50〜チャイコフスキー

 ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23/
 協奏的幻想曲 ト長調 Op.56/
 かつてのように私はひとりに Op.73-6(ハフ編)/
 ただ憧れを知る者だけが Op.6-6(ハフ編)/
 ピアノ協奏曲第2番 ト長調 Op.44/
 ピアノ協奏曲第3番 変ホ長調 Op.75/
 ピアノ協奏曲第2番 ト長調Op.44
  〜第2楽章(ジロティ編)/
 ピアノ協奏曲第2番 ト長調Op.44
  〜第2楽章(ハフ編)
スティーヴン・ハフ(P)
オスモ・ヴァンスカ指揮
ミネソタo.
OCDA-67711/2
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(2CD)
\5759(税抜\5333)
国内仕様盤
日本語解説書付
 解説:マリナ・フロロワ=ウォーカー&スティーヴン・ハフ(国内仕様盤のみ、日本語訳:SOREL)。
 1991年の第1巻にはじまり、19年間ものロングセラー・シリーズとなっている「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ」(RPCシリーズ)が遂に50巻へ到達、区切りとなる当盤は意外にも王道中の王道、チャイコフスキーとなった。
 満を持して登場する巻だけに、協奏曲3作品と協奏的幻想曲はもちろんのこと、第2番第2楽章のアレクサンドル・ジロティ編曲版(約7分)、そして同楽章のスティーヴン・ハフによる編曲版(約14分)を網羅、さらにハフによる歌曲編曲2曲までもが含まれている。
 スティーヴン・ハフは、先に同シリーズでもメンデルスゾーン(CDA-66969)、シャルヴェンカ&ザウアー(CDA-66790)、そしてサン=サーンスの全集(CDA-67331/2)を担当、特にサン=サーンスは英グラモフォン誌の「グラモフォン・ゴールド・ディスク賞(過去30年間で最高の1枚)」に輝き、他に近年では、スコアの原点へ立ち帰ったラフマニノフの「ピアノ協奏曲全集」(CDA-67501/2)も大好評を得た。
サン=サーンス(1831-1921):オルガン作品集
 前奏曲とフーガ第3番 変ホ長調Op.99 No.3/
 幻想曲第2番 変ニ長調Op.101/
 前奏曲とフーガ第1番 ロ長調Op.99 No.1/
 糸杉と月桂樹Op.156/幻想曲第3番 ハ長調Op.157/
 宗教的行進曲 ヘ長調Op.107/
 前奏曲とフーガ第2番 ホ長調Op.99 No.2/
 祝婚曲 ヘ長調Op.9/幻想曲 変ホ長調
アンドルー=ジョン・
 スミス(Org)
 録音:2004年9月21日&22日、ラ・マドレーヌ(マドレーヌ寺院)、パリ。
 サン=サーンスは交響曲第3番「オルガン付き」の絶大な知名度に比べ、純粋なオルガン作品についてはあまり知られていないが、選ばれた者しかその地位に就けなかったマドレーヌ寺院のオルガニストを務めるほどの実力を持っていた。この録音はそのマドレーヌ寺院のオルガンを使用した物。
 ハイペリオン・デビューとなるアンドルー=ジョン・スミスは、シャルトル・グランプリやセントオールバンズ国際オルガン・フェスティヴァルでの入賞実績を持つ王立音楽院のオルガニスト。
A.スカルラッティ:オラトリオ「ダビデの戦いと勝利」
 ロベルタ・インヴェルニッツィ、ロビン・ヨハンセン(S) マルティン・オロ(CT)
 フレードリク・アクセルベルグ(T) アントニオ・アベーテ(B)
 アレッサドロ・デ・マルキ指揮アカデミア・モンティス・レガリス
 録音:2008年3月、 Oratorio Santa Croce, モンドヴィ、イタリア。
 ストラデッラ「洗礼者聖ヨハネ」(CDA-67617)、ヘンデル「時の悟りと勝利」(CDA-67681/2)というオラトリオ2曲に続くマルキ&アカデミア・モンティス・レガリスのハイペリオン移籍第3弾。
 ドメニコの父でありナポリ楽派の始祖でもあるイタリアの巨匠アレッサンドロ・スカルラッティの現存する唯一のラテン語オラトリオは、四旬節の期間中、世俗作品の上演が禁止されていた17世紀-18世紀に旧約聖書のダビデとゴリアテの戦いを題材として作曲された。5人のソリストと二重合唱、弦楽と通奏低音という編成で描かれ、ラテン語の歌詞と音楽が見事なまでに融合した傑作。ロベルタ・インヴェルニッツィやアントニオ・アベーテなどソリスト陣の充実も見逃せない。
デュファイとサヴォイ宮殿
 デュファイ:
  ミサ曲「私の顔が青ざめているのは」/
  モテット「おお、いとも憐れみ深い」/
  シャンソン(バラード)
   「この顔が青ざめているのは」/
  モテット「度量ある人々の称賛を」
アンドルー・カークマン指揮
バンショワ・コンソート
 デュファイの音楽のスペシャリスト、アンドルー・カークマン&バンショワ・コンソート久しぶりの新録音は、デュファイの代表的ミサ曲「私の顔が青ざめているのは」。
ウェストミンスター寺院のクリスマス・キャロル
 伝承曲(ピアソール編):甘き喜びに
 プーランク:クリスマスの4つのモテット
 レイトン:クリスマス・キャロル
 ウォルトン:今の時期にはいつも
 ラヴィーノ:イエスの降誕
 ラッター:おやすみなさい、イエスよ
 チルコット:羊飼いのキャロル
 ドーヴ:3人の王/
 伝承曲(クロウバリー編):7つの喜び
 グルーバー(ボーワーズ=ブロードベント編):
  きよしこの夜
 伝承曲(オドンネル編):3隻の船
 ヘッド:ベツレヘムへの小径
 マサイアス:アヴェ・レクス
ロバート・クウィニー(Org)
ジェイムズ・オドンネル指揮
ウェストミンスター寺院聖歌隊
 カトリックの聖堂である「ウェストミンスター大聖堂」の聖歌隊による素晴らしい演奏を発表してきたハイペリオン。現在ハイペリオンが継続的にリリースを行っているイギリス国教会の「ウェストミンスター寺院」聖歌隊による7枚目と8枚目の録音が同時リリース。ウェストミンスター寺院聖歌隊のクリスマス・アルバムには、「甘き喜びに」や「きよしこの夜」といった長く親しまれる定番Op.から、大御所ラッター、チルコットやレイトン、ドーヴといったイギリスの人気作曲家たちによるクリスマス・キャロルを収録。楽しく、ユニーク、そして厳かなクリスマス・アルバムとなっている。
CDA-67717
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(2CD)
1CD価格
クレメンティ:ピアノ・ソナタ全集 Vol.2
 ソナタ
 [変ロ長調Op.9-1/ハ長調Op.9-2/変ホ長調Op.9-3/
  イ長調Op.10-1/ニ長調Op.10-2/変ロ長調Op.10-3/
  変ホ長調Op.11-1]/
 トッカータ 変ロ長調Op.11-2/
 ソナタ
 [変ロ長調Op.12-1/変ホ長調Op.12-2/
  へ長調Op.12-3/変ホ長調Op.12-4]
ハワード・シェリー(P)
 前作第1集(CDA-67632)が自身の通算100枚目のアルバムとなったハワード・シェリーのピアノによる「クレメンティのピアノ・ソナタ全集」第2巻はOp.9からOp.12までを収録。シェリーの新しいプロジェクトである「クレメンティのピアノ・ソナタ全集」は3年間の月日をかけて全6巻での完結が予定されており、年代順に沿って収録&リリースが進められている。幾分か明るく軽やかな作品が主となっていた第1集と比べ、第2集はシリアスで重みを持った作品が1つの特徴。中でも「Op.12」のソナタは、傑作と言われる「Op.13」へと続く優れた手法が発揮された隠れた傑作。ピアニスト、指揮者としているます勢いを増しているハワード・シェリーが推し進めるクレメンティの今後が非常に楽しみ。
ハイドン:ピアノ三重奏曲集 Vol.1
 [第24番 ニ長調Op.73-1,Hob.XV-24/
  第25番 ト長調Op.73-2,Hob.XV-25「ハンガリー風」/
  第26番 嬰ヘ短調Op.73-3,Hob.XV-26/
  第27番 ハ長調Op.75-1,Hob.XV-27]
フレスタン・トリオ
[スーザン・トムズ(P)
 アントニー・マーウッド(Vn)
 リチャード・レスター(Vc)]
 ロンドンのギルドホール音楽院の卒業生によって結成され、2000年のロイヤル・フィルハーモニック協会室内楽部門賞に輝くなど、ハイペリオンの歴史を語る上で欠かすことのできない世界有数のピアノ三重奏団、フロレスタン・トリオの新シリーズは、没後200周年記念となるハイドンのピアノ三重奏曲集。第1集には、イギリス滞在時代に書かれた傑作「ピアノ三重奏曲第25番「ハンガリー風(ジプシー・ロンド)」」が収録されており、アニヴァーサリーの"ハイドン"とハイペリオンの本拠地"ロンドン"を収録曲でリンクさせている。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.48
 ジュリアス・ベネディクト(1804-1885):
  ピアノ協奏曲 ハ短調Op.45/
  ピアノ協奏曲 変ホ長調Op.89
 ウォルター・マクファーレン(1826-1905):
  演奏会用小品 ホ短調
ハワード・シェリー(P)指揮
タスマニアso.
 全曲世界初録音。ドイツ生まれの"サー"・ジュリアス・ベネディクトと英国楽壇の主流派マクファーレン、英国ロマン派のピアノ協奏曲集。
 ドイツのシュトゥットガルトに生まれ、15歳という若さでフンメルの門下生となり、ドレスデンではウェーバーにも師事、ロマン派の巨匠たちから直接教えを受け、ウィーン、ナポリ、パリを経て1835年に終生の地となるロンドンに到着、その後イギリスへ帰化し、1871年にはナイトに叙せられた。彼による2つのピアノ協奏曲は、欧州各地で吸収した作風を織り交ぜながらも、最初の師であるフンメルからの影響を色濃く感じさせる輝かしく叙情的な作品。
 ウォルター・マクファーレンは、王立音楽院のピアノ科教授としてマテイ、マクファーソン、H.ウッドを育成。教育者としてだけでなくピアニストとしても高い名声を得ていたが、兄に英国王立音楽院のプリンシパルやケンブリッジ大学音楽学部の教授などの要職を歴任したジョージ・マクファーレンがおり、歴史の表舞台に出る機会に恵まれてこなかった。当盤に収録された「演奏会用小品」は、メンデルスゾーンやスタンデイル・ベネットを思わせる重要な遺産。
 第48集は、既にシリーズの看板アーティストとして定着したハワード・シェリー&タスマニア響のゴールデン・コンビによる演奏。
ヒンデミット:ヴィオラのための作品全集 Vol.1
 ヴィオラ・ソナタ(1939)/
 ヴィオラ・ソナタ ヘ長調Op.11-4/
 ヴィオラ・ソナタOp.25-4/瞑想曲
ローレンス・パワー(P)
サイモン・
 クロフォード=フィリップス(P)
 録音:2008年4月、ワイアストーン・エステイト・コンサート・ホール、モンマス、UK。
 ウォルトンのヴィオラ協奏曲(CDA-67587)やボウエンのヴィオラ作品全集(CDA-67651/2)などでの圧巻の演奏により、一気に名を知られるようになったローレンス・パワーの新シリーズ。
 ヒンデミットは20世紀ドイツを代表する作曲家でありながら、モダーンな作風がナチスの標的となり退廃音楽の烙印を押され、「画家マティス」など一部の作品を除き過小評価されてきた、多くの楽器のために「ソナタ」書いたが、自身がヴィオラ奏者でもあったため、ヴィオラ・ソナタの完成度は突出している。
CDA-67722
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(2CD)
1CD価格
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.17
 [第28番 ハ短調Op.17-4/第27番 変ホ長調Op.17-3/
  第26番 ヘ長調Op.17-2/第25番 ホ長調Op.17-1/
  第29番 ト長調Op.17-5/第30番 ニ長調Op.17-6]
ロンドン・ハイドンSQ
 ガット弦とバロック弓を使用、18世紀オーケストラの名奏者ホープリッチとのモーツァルト&ブラームス(GCD-920607)、ハイペリオンからのリリース第1弾「弦楽四重奏曲集Op.9」(CDA-67611)での新鮮な演奏が好評価を受けたイギリスの若手奏者たちによるアンサンブル。Op.17はエステルハージ家の楽長時代(1771年)に作曲された6曲で、作曲当時のスタイルによる演奏を追求、ダイナミクスやアーティキュレーションの指示が異なる1774年頃出版のロンドン・エディションを使用している。
CDA-67723
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(2CD)
1CD価格
ストラヴィンスキー(1882-1971):
 ヴァイオリンとピアノのための作品全集

 ペルゴレージによる組曲/パストラール/
 「夜鳴きうぐいすの歌」と「中国の行進曲」/
 協奏的二重奏曲/子守歌/序奏と王女たちのロンド/
 スケルツォ/ロシアの歌/ディヴェルティメント/
 ロシアの踊り/タンゴ/バラード/スケルツィーノ/
ルジェ・ド・リール(1750-1836)/
 ストラヴィンスキー編曲:ラ・マルセイエーズ
アントニー・マーウッド(Vn)
トーマス・アデス(P)
 録音:2008年12月。ストラヴィンスキーが盟友ドゥシュキンと産み出したヴァイオリンとピアノのための作品は、バレエ音楽、歌曲やオペラからのアレンジ物がほとんどで、オリジナル作品は「協奏的二重奏曲」など極僅か。フロレスタン・トリオのヴァイオリン奏者アントニー・マーウッドとラトルからの信頼も厚い英国の俊英トーマス・アデスという才気あふれるタッグがこれらの作品に挑む。
パヴェウ・ウカシェフスキ(1968-):十字架の道 [Via Crucis] (2000)
 スティーヴン・レイトン指揮ブリテン・シンフォニア、ポリフォニー
 録音:2008年3月29日-30日、ウェスと・ロード・コンサート・ホール、ケンブリッジ。既にケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho.を指揮した合唱作品集(CDA-67639)を上梓しているレイトンのウカシェフスキ作品集第2作。
 主に宗教的合唱分野で活躍するポーランドの作曲家ウカシェフスキは、1996年からワルシャワのショパン音楽アカデミーで作曲を指導している。スティーヴン・レイトンは逸早く美しく精神的なウカシェフスキの作品に取り組み、2007年には「ヌンク・ディミティス」を提供されるなど作曲者から厚い信頼を寄せられている。
ロマンティック・レジデュース〜
 テノールとハープのための歌曲集

 アレック・ロス(1948-):カリフォルニアより/
  ロマンティック・レジデュース(ロマン派の残存)
 ブリテン:民謡編曲集より
 ハワード・スケンプトン(1947-):
  ジェニーのための3つ歌
 フォーレ:コンクール用小品
 ラヴェル:5つのギリシャ民謡
 アンドレ・カプレ(1878-1925):2つのソネット
 サン=サーンス:見えざる笛
 マルセル・トゥルニエ(1879-1951):庭師の手紙
ジェイムズ・ギルクリスト(T)
アリソン・ニコルス(Hp)
ジェイミー・マーティン(Fl)
 同じイギリスの Linn レーベルからフィンジ(CKD-253)、ヴォーン・ウィリアムズ(CKD-296)の作品集をリリースしてきたイギリスのテノール歌手、ジェイムズ・ギルクリストのハイペリオン第1弾となるハープを伴うイギリス、フランス、そしてアメリカの歌曲。アルバム・タイトルにもなっている「ロマンティック・レジデュース」は、現代インドの詩人ヴィクラム・セトの詩を題材としたイギリス生まれの作曲家アレック・ロスの歌曲集。キングズ・コンソート、バッハ・コレギウム・ジャパン、イギリスの名門オーケストラとの共演で名を上げたギルクリストの歌がハープの調べに乗って美しく、抒情的に響く。
フランク・ブリッジ(1879-1941):室内楽作品集
 ピアノ五重奏曲 H.49a/
 3つの牧歌 H.67/弦楽四重奏曲第4番 H.188
ピアーズ・レーン(P)
ゴールドナーSQ
 録音:2008年7月。
 当時の流行とは違う道を歩み、「ブリテンの師」という一面のみが強調されがちなブリッジの、エレガントな初期の「牧歌」、野心的な「ピアノ五重奏曲」、晩年の急進的な「弦楽四重奏曲第4番」という、フランス音楽からの影響も感じさせる3作品。オーストラリアの俊英弦楽四重奏団と、当代随一の知性派ピアニスト、ピアーズ・レーンの演奏で。
ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377):「真実の物語」からの歌曲集
 恋人よ、悼んで/恋人よ、あなたが気付かなければ/星を数えられたなら/意気消沈して/長く私は続けた「希望のレ」/
 17、5、13、14、15/忘れられたので/テセウスが/見たくもない/そのために涙にむせぶとも

  オルランド・コンソート[マシュー・ヴェンナー(CT) マーク・ドーベル、
              アンガス・スミス(T) ドナルド・グレイグ(Br)]
 録音:2012年7月2日-5日、パリッシュ教会、ラフトン、エセックス、イギリス。1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クァルテット、オルランド・コンソートのハイペリオン・デビュー・タイトル。彼等のマショーは2007年発売の「シャンソン集」 (ARCHIV, 477 673-1) 以来。「真実の物語」は、マショーの詩と音楽に関心を抱いた19歳の女性ペロンヌ・ダルマンティエーヌへの愛を描いた詩集。マショーの作品集にはこの詩集からの数曲が収められていることも多いが、「真実の物語」のみで1枚と言うCDは、もしかすると初かもしれない(曲集としての収録を謳ったものでも、1996年に6曲がノートルダム・ミサと組んで NAXOS から発売された程度か)。
ラヴェル:歌曲集
 歌曲集「博物誌」/ロンサールここに眠る/
 ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ/
 暗く果てしない眠り/激しい風が海のかなたから/
 草の上で/民謡集/おもちゃのクリスマス/
 クレマン・マロの2つの碑銘/5つのギリシャ民謡/
 2つのヘブライの歌
ジェラルド・フィンリー(Br)
ジュリアス・ドレイク(P)
 録音:2008年7月、オール・セインツ、ロンドン。
 2008年グラモフォン賞声楽部門賞にバーバーの歌曲集(CDA-67528)が輝き(アイヴズの歌曲集(CDA-67644)も同時ノミネート)、目下絶好調の世界的バリトン歌手フィンリーが、ドレイクとの名コンビで贈るラヴェル。師であるフォーレにもカルチャーショックを与え、論争を巻き起こした傑作「博物誌」や、伝承曲を題材とした「民謡集」、「5つのギリシャ民謡」と選曲も魅力的。ハイペリオンの歌曲集への世界的評価は絶大なだけに、このラヴェル歌曲集への期待も高まる。
CDA-67729
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(2CD)
1CD価格
クレメンティ:ピアノ・ソナタ全集 Vol.3
 [変ロ長調Op.13-4/ヘ長調Op.13-5/ヘ短調Op.13-6/
  ハ長調Op.20/ヘ長調WoO.3/変ホ長調Op.23-1/
  へ長調p.23-2/変ホ長調Op.23-3/
  へ長調Op.24-1/変ロ長調Op.24-2]
ハワード・シェリー(P)
 絶好調ハワード・シェリー!クレメンティのソナタ全集第3弾!
 世界的評価を得ているラフマニノフのピアノ独奏作品全集(CDS-44041/8)やRPCシリーズでの弾き振りなど、ピアニスト、指揮者として大車輪の如き活躍を展開するイギリスの名匠ハワード・シェリー。"ソナチネ"の作曲家として定着してしまったため、過小評価を受け続けてきたムツィオ・クレメンティの『ピアノ・ソナタ』全曲をたどるハワード・シェリーの新たなプロジェクトも折り返し地点となる第3集に到達。この第3集には、1781年12月24日皇帝ヨーゼフII世の御前で行われた不運であまりにも有名なモーツァルトとの競演、リヨンでの騒動の直後からロンドン帰還後にかけて作曲された「ピアノ・ソナタ」を収録。ロンドンに戻ったクレメンティは、ピアニスト、作曲家、教育者、楽器製造会社の経営者として名声を確立しており、充実した音楽活動を反映するかのような優れた作品が数多く生み出された時期でもある。全6集での完結が予定されているクレメンティの「ピアノ・ソナタ」全集。"ソナチネ"の作曲者というイメージをハワード・シェリーのピアノが覆す。
チェコのピアノ三重奏曲集
 スメタナ:ピアノ三重奏曲 ト長調 Op.15
 マルティヌー:ピアノ三重奏曲第1番「5つの小品」
 ペトル・エベン(1929-2007):ピアノ三重奏曲
フロレスタン・トリオ
 2000年に栄誉あるロイヤル・フィルハーモニック協会室内楽部門賞に輝き、結成以来イギリスを代表するピアノ・トリオとして絶大な支持を得てきたフロレスタン・トリオはベートーヴェンやハイドン、シューベルトなどの王道録音して来たが、ドヴォルザーク(CDA-66895&67572)以来となるチェコ物 に挑戦。
CDA-67731/2
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(2CD)
1.5CD価格
スティーヴン・オズボーン〜ラヴェル:ピアノ独奏作品全集
 夜のガスパール/ソナチネ/鏡/ラ・ヴァルス/クープランの墓/メヌエット/古風なメヌエット/
 グロテスクなセレナード/水の戯れ/前奏曲/ハイドンの名によるメヌエット/
 ボロディン風に/シャブリエ風に/亡き王女のためのパヴァーヌ/高貴で感傷的なワルツ
  スティーヴン・オズボーン(P)
OCDA-67731/2
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(2CD)
国内仕様盤
\4320(税抜\4000)
 録音:2010年7月12日-14日、9月12日-14日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)。
 『このレコーディングは、愛のなせる業であった。私は10代の頃からずっとラヴェルの音楽に取り憑かれ、無垢、陰鬱、情熱、遊び心、そしてある種の脅威を思わせるような感じが混然と溶け合った音楽に夢中になってきた。彼は、私が徹底的に探求した最初の作曲家であり、知らない曲があったら聴いてみたいと、私は熱望したのだった。そして彼のピアノ作品は、私の演奏家としてのキャリアの中で、常に私のそばにあったのである。この関係は、私が彼の作品と格闘してきた結果生まれたものである。』(スティーヴン・オズボーン/ブックレットより/日本語訳:SORE)。
 既にHYPERIONレーベルは、鍵盤の女神ヒューイットによるラヴェルのピアノ作品全集(CDA-67341/2)を2002年にリリースしているが、『我々としては、彼に " ノー " という理由は、なにひとつありませんでした。』と、同レーベルとしては稀少な重複レパートリーを発売。これこそ、すでにイギリスを中心とした海外でアムラン、ヒューイットらを凌ぐとも言われるオズボーンの人気と評価を裏づけるものだろう。
ヤコブス・ファート(1529頃-1567):
 Missa Ego flos campi

 Missa Ego flos campi (*)/ Ecce apparebit Dominus (#)/
 Magnificat octavi toni (#)/ Miserere mei, Deus (#)
 Filiae Jerusalem (#)/ Spiritus Domini (#)/
 Musica Dei donum (#)/サルヴェ・レジナ(#)

ヤコブ・クレメンス・ノン・パパ(1510頃-1555頃):
 Ego flos campi (#)
ベルント・オリヴェル・
 フレーリヒ(T;*/#)
サイモン・ウィテリー(B;*)
チンクェチェント
 録音:2008年5月25日-28日。
オルガン・ファイアーワークス Vol.13
 ウェイツ:
  グラン・クール「ベネディカムス・ドミノ」
 ブルジョア:前奏曲とフーガ
 ルフト:変奏曲と終曲
 オルソン:前奏曲とアレグロ
 ウィリアム・ロイド・ウェッバー:献身行進曲
 ルメア:トッカータとフーガ ニ短調Op.98
 グレインジャー:ストランド街のヘンデル
 ヴォーン・ウィリアムズ:前奏曲とフーガ ハ短調
 デュリュフレ:コラール・ヴァリエ
 マサイアス:退出賛美歌
クリストファー・
 ヘリック(Org)
 録音:2008年6月。1984年1月収録の第1集から綿々と続く同シリーズの最新刊。
レオー・ヴェイネル(1885-1960):
 ヴァイオリン・ソナタ集

 ヴァイオリン・ソナタ
  [第1番 ニ長調Op.9/第2番 嬰ヘ短調Op.11]/
 ペレグの徴兵の踊り p.40/結婚の踊りOp.21b/
 3つのハンガリー民族舞曲(ネイ編)/
 12のやさしい小品(フェレプ編)
ハガイ・シャハム(Vn)
アーノン・エレツ(P)
 ヴェイネルは、当時のハンガリーを代表するバルトーク、コダーイやドホナーニらと同じく、ハンス・ケスラーに作曲を師事。母国ハンガリーの民族音楽を重要視すると共に、ベートーヴェン、ブラームスやメンデルスゾーンなどからの影響も受けて独自の路線を貫き、当時のメディアからはハンガリー最大のシンフォニスト候補と絶賛されながらも、敢えて室内楽に活躍の場を求めた。イスラエルの名手ハガイ・シャハムの演奏で。
アンジェラ・ヒューイット・
 プレイズ・ヘンデル&ハイドン

 ヘンデル:シャコンヌ ト長調HWV.435/
  組曲第2番 ヘ長調HWV.427/
  組曲第8番 ヘ短調HWV.433
 ハイドン:変奏曲 Hob.XVII-6/
  ピアノ・ソナタ第52番 変ホ長調Hob.XVI-52
アンジェラ・ヒューイット(P)
PCDA-67736
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国内仕様盤
日本語解説書付
\3085(税抜\2857)
 録音:2008年9月17日-18日、2009年3月17日-18日、ベルリン・イエス・キリスト教会。使用ピアノ:ファツィオーリ。解説:アンジェラ・ヒューイット(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。
 17世紀と18世紀を代表する大作曲家、ヘンデルとハイドンのアニヴァーサリー・イヤーを鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットがファツィオーリのピアノで華麗に、そして盛大に祝う! 代名詞となったバッハだけでなく、ラモーやクープランをモダーン・ピアノで演奏、録音するという画期的かつ意欲的なチャレンジを成功させてきているだけに、バッハと同世代のヘンデル&古典派のハイドンの作品集が大きな話題を呼ぶことは間違いない。彼女の奏法、ヘンデル&ハイドンの音楽と銘器ファツィオーリとの相性など、楽しみの尽きないアニヴァーサリー・アルバムの登場!
ヘンデル:シャンドス・アンセム集
 シャンドス・アンセム第9番「おお、こぞりて主をほめ讃えよ」HWV.254/
 シャンドス・アンセム第11番「神よ立ちて」HWV.256a/
 シャンドス・アンセム第7番「とこしえにあなたのいつくしみの歌を歌い」HWV.252
  エマ・カークビー(S) イエスティン・デイヴィス(CT)
  ジェイムズ・ギルクリスト(T) ニール・デイヴィス(B)
  スティーヴン・レイトン指揮アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック、
  ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho.
 録音:2008年6月-7月。ヘンデル・イヤー記念リリース!ハイペリオンの「シャンドス・アンセム」!
 ソリストには大ソプラノ歌手エマ・カークビー、Jとの共演でもお馴染みのジェイムズ・ギリクリストなどが集結。
 牧歌劇「エイシスとガラテア」などが作曲されたいわゆる「キャノンズ時代」のヘンデルにより、カーナーヴォン伯爵(シャンドス公爵)の私的礼拝のための作曲された格調高いアンセム集。没後250年という節目の年を祝うに相応しい演奏家たちによる素晴らしい録音の登場。
CDA-67738
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(2CD)
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クレメンティ:ピアノ・ソナタ全集 Vol.4
 6つのピアノ・ソナタOp.25
 [ハ長調/ト長調/変ロ長調/イ長調/嬰ヘ短調/ニ長調]/
 ピアノ・ソナタ ヘ長調Op.26
 3つのピアノ・ソナタOp.33[イ長調/ヘ長調/ハ長調]/
 ピアノ・ソナタ 変ホ長調Op.41
ハワード・シェリー(P)
 録音:2009年2月、聖シラス教会、ケンティッシュ・タウン。
 イギリスを代表するピアニストとしてだけでなく、近年ではRPCシリーズでの弾き振りなど指揮者としても大活躍中の名匠ハワード・シェリーによる当シリーズも後半に突入。当巻にはロンドン時代に作曲されたOp.25、Op.26、Op.33と、ヨーロッパ旅行中ウィーンで作曲されたOp.41をカップリング。
メンデルスゾーン:歌曲&デュエット集 Vol.4
 春の憩い Op.9-8/捨て去られし者/
 Seltsam, Mutter, geht es mir/滝/
 グロッソ/4つの歌曲/
 やわらかな月明かりの夜の湖岸で/
 Durch Fichten am Hugel/僕は君を想う/
 Tanzt dem schonen Mai entgegen/ファウヌスの悲歌/
 緑の中で Op.8-11/旅の歌/別れ/気をつけなさい/
 夜鳴きうぐいす/挨拶/なぜバラは色あせているの?/
 Rausche leise, grunes Dach/追憶/
 5月の歌 Op.8-7/別の5月の歌(魔女の歌)Op.8-8
キャスリーン・ブロデリック(S)
ハンナ・モリソン(S)
アンナ・グレヴェリウス(Ms)
フィンヌール・ビャルナソン(T)
シュテファン・ローゲス(Br)
ユージン・アスティ(P)
 1820年代から1830年代前半にかけて作曲され、未出版となっていた珍しい歌曲を数多く収録。2007年キャスリーン・フェリアー賞の受賞者ブロデリック、イヴリン・タブの愛弟子モリソン、スウェーデンの名花グレヴェリウス、アイスランド期待のビャルナソン、ドイツ歌曲の申し子ローゲスによる歌唱。また、シリーズの大黒柱ユージン・アスティは当盤の歌曲を含む楽譜を校訂し、ベーレンライターから新たに出版した。
ウィリアム・マサイアス(1934-1992):宗教合唱作品集
 おお神よ、人々に汝を讃えさせよ Op.87/
 マニフィカトとヌンク・ディミティス Op.53/
 御子が生まれた Op.55/荒野の果てに/入場(オルガン独奏)/
 ミサ・ブレヴィス Op.64/アヴェ・ヴェルム・コルプス/
 カリヨン(オルガン独奏)/オール・ウィスダム Op.88-3/
 頭を上げよ Op.44-2/おお光より生まれし光/
 祝祭テ・デウム Op.28/主にありて喜べ Op.90-2
マシュー・オウエンズ指揮
ウェールズ大聖堂聖歌隊
ジョナサン・ヴォーン(Org)
 録音:2008年6月。
 ウェールズを代表する作曲家の1人マサイアスの宗教合唱作品集。ケルトの伝統文化や神秘主義、深い精神性が反映された彼の作品は、ドラマティックで親しみやすい。
CDA-67741/4
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(4CD)
3CD価格
ヒューイット、何と平均律を再録音!〜
 J.S.バッハ:
  平均律クラヴィーア曲集第1巻&第2巻
   [48の前奏曲とフーガ BWV.846-893]
アンジェラ・ヒューイット(P)
 録音:2008年9月、ベルリン・イエス・キリスト教会、ドイツ。使用楽器:ファツィオーリ。
 既に1998年から1999年にかけて全曲[CDA-67301/2(第1巻)、CDA-67303/4(第2巻)、CDS-44291/4(全集)]を録音しているヒューイットだが、2007年8月から2008年10月まで世界6大陸の21ヶ国58都市で開催された「バッハ・ワールド・ツアー」のため同曲を1から見つめ直した上、世界各国での公演を重ねていく中手にした自由と発見、そしてイタリアの銘器ファツィオーリの存在もあって再録音を決意。11年の歳月をかけたバッハによる主要鍵盤作品のレコーディング・プロジェクトが「現代のレコード界における栄光のひとつ」と評され、さらなる高みへと昇り続ける現代最高のバッハ弾きが満を持して贈る新録音、絶対に聴き逃せない。
ベートーヴェン
 弦楽五重奏曲 ハ短調Op.104/
 二重奏曲 変ホ長調
  〜2つのオブリガート眼鏡を持つWoO.32/
 ピアノ四重奏曲 変ホ長調Op.16
ナッシュ・アンサンブル
[マリアンネ・トールセン、
 マリン・ブロマン(Vn)
 ローレンス・パワー、
 フィリップ・デュークス(Va)
 ポール・ワトキンズ(Vc)
 イアン・ブラウン(P)]
 録音:2008年6月、セント・ポール教会、ロンドン。
 どんな時代のどんな編成の作品にも対応できる脅威のレパートリーと柔軟なスタイルを持ち、これまでに240曲を超える新作初演も行なったイギリスの超絶室内楽団ナッシュ・アンサンブル。楽聖の名作を取り上げてきたと思いきや、他人が編曲した「ピアノ三重奏曲Op.1-3」にベートーヴェン自身がさらに手を加えて完成、出版したという「弦楽五重奏曲 ハ短調Op.104」、モーツァルトの作品から影響を受けて作曲した「五重奏曲」を自ら四重奏に書き換えた「ピアノ四重奏曲 変ホ長調Op.16」というユニークな曲目はさすが。
R.シュトラウス:歌曲全集 Vol.5
 乙女の花 Op.22/春のにぎわい Op.26 No.1/明日は!Op.27 No.4/言われたら、何でも言う通り Op.36 No.3/
 わが子に Op.37 No.3/私のまなざし Op.37 No.4/春よ Op.37 No.5/若い魔女の歌 Op.39 No.2/
 母親の自慢話 Op.43 No.2/宿屋 Op.47 No.4/私は空中をただよう Op.48 No.2/響け!Op.48 No.3/
 クレメンス・ブレンターノの詩による6つの歌曲 Op.68

  キーラ・ダフィー(S) ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 録音:2010年11月24日-25日、27日、オール・セインツ教会(ロンドン)。ブルワー(Vol.1)、シュヴァネヴィルムス(Vol.2)、A.ケネディ(Vol.3)、マルトマン(Vol.4)の歌唱に続くシリーズ第5集は、METをはじめとする歌劇場等で大活躍中のアメリカ人ソプラノ、キーラ・ダフィーが登場。
バルティック・エクスチェンジ〜
 バルト三国の合唱作品集

 ウギス・プラウリンシュ(1957-):ミサ・リゲンシス
 マイヤ・エインフェルデ(1939-):
  フリツィス・バールダの詩によるサイクル
 ウルマス・シサスク(1960-):ベネディクティオ(1991)
 ヴィタウタス・ミシュキニス(1954-):
  神はあなたのために天使たちに命じられた(*)
 ウギス・プラウリンシュ:
  聖所にて至高なる主を讃美もて祝え(2008)(*)
 ヴィタウタス・ミシュキニス:主の祈り
スティーヴン・レイトン指揮
ケンブリッジ・
 トリニティ・カレッジcho.
 録音:2008年8月。(*)は世界初録音。
 英国の名匠スティーヴン・レイトンによるバルト三国の合唱作品集。プラウリンシュとエインフェルデはラトヴィア、ミシュキニスはリトアニア、シサスクはエストニアの作曲家で、シサスクの作品こそ既に欧米で複数のディスクがあるが、あとはどれもディスク自体が貴重な作品ばかり。合唱王国からの新たなレパートリーとして、愛好家に歓迎される事だろう。
ビクトリア:ミサ曲「いざ喜ばん」/
 われは鳩のごとき美しものを見たり
フレスコバルディ:前奏のトッカータ/
 書簡の朗読の後のカンツォーナ/
 クレドの後のリチェルカーレ/
 リチェルカーレ〜聖なるマリア
マシュー・マーティン指揮
ウェストミンスター大聖堂
 レイ・クラークス
トーマス・ウィルソン(Org)
 長年にわたってハイペリオンの合唱を支え続けてきたウェストミンスター大聖堂聖歌隊の新録音は、教区書記たちの男声合唱によるビクトリアのミサ曲。録音場所となったウェストミンスター大聖堂に響く男声のハーモニーが、名盤の誉れ高いビクトリアの「レクイエム」(CDA-66250)や 「テネブレ」(CDA-66304)などとはまた違う荘厳な響きと崇高な祈りを生み出している。ビクトリアのミサ曲の楽章間にフレスコバルディのオルガン作品を組み合わせるなど、演奏効果を劇的に高めるプログラミングも秀逸。
アドリアン・ヴィラールト(c.1490-1562):
 ミサ曲「心を尽くして」/あなたに賛美があるように/すべてのものの創り主なる神/
 おお光りよ、 私たちの救いの証しよ/善き甘き御言葉/酔ったのではない
ジョスカン・デ・プレ:心を尽くして
デ・ローレ:Concordes adhibete animos
  チンクェチェント
 フランドルのポリフォニー様式をイタリアへと持ち込み、ヴェネツィア楽派の始祖となったヴィラールトの作品を中心にしたプログラム。歌うのは男声ヴォーカル・アンサンブル、チンクェチェント。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.49〜
 ヴィルヘルム・
  ステーンハンマル(1871-1927):ピアノ協奏曲集

  [第1番 変ロ短調Op.1(原典版)/
   第2番 ニ短調Op.23]
セタ・タニエル(P)
アンドルー・マンゼ指揮
ヘルシンボリso.
 録音:2008年11月24日-28日、ヘルシンボリ・コンサート・ホール(スウェーデン)。
 ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズの第49集は、Vol.42(アルネス&シンディング)以来となるシリーズ2巻目の北欧作品。
 22歳のステーンハンマルが初めて完成させた大規模作品ながらも、第2次世界大戦の戦渦に巻き込まれオリジナル・スコアが消失、1983年にアメリカ議会図書館で手稿譜のコピーが発見され、ようやく完全な姿を取り戻した第1番はブラームスなどドイツ後期ロマン派からの影響を色濃く感じさせる。1904年から1907年にかけて作曲、翌1908年に初演、ヴィルトゥオージックで即興的なピアノ・パートとオーケストラの対話、適度な緊張感と見事な構成力を感じさせる第2番は円熟期を迎えたステーンハンマルの代表作。
 ピアニストはルイス・ケントナーの門弟で、シャルヴェンカやモシュコフスキのスペシャリストとしても高名なイスタンブール生まれの女流セタ・タニエル、しかも共演として、バロック・ヴァイオリンの名手アンドルー・マンゼが2006年から首席指揮者を務めるヘルシンボリ響を引き連れてハイペリオンに初登場。ピアノ王国ハイペリオンが敷いた強力布陣で、濃厚かつ感動的なスウェーデン・ロマン派のピアノ協奏曲を思う存分ご堪能頂きたい。
ヨーク・ボウエン(1884-1961):ピアノ・ソナタ集
 [第1番 ロ短調Op.6(*)/第2番 嬰ハ短調Op.9(*)/
  第3番 ニ短調Op.12(*)/
  短いソナタ 嬰ハ短調Op.35 No.1/
  第5番 ヘ短調Op.72/第6番 変ロ短調Op.160]
ダニー・ドライヴァー(P)
 録音:2008年8月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。(*)は世界初録音。「イギリスのラフマニノフ」ボウエンの、手稿譜を用いたピアノ・ソナタ集が登場。
 ボウエンのピアノ作品は、既にCHANDOSがソナタ以外の作品も含むヨープ・セリスによるアルバムを3集まで(CHAN-10277、10410、10506)、またHYPERIONからは、スティーヴン・ハフによる作品集(CDA-66838/ソナタ第5番を含む)が発売されているが、当盤は最初の3曲が初録音。また第4番が抜けているが、この作品には "Op 35 No 3" という作品番号が与えられ「出版された」という文章まであるのに、今日まで発見されていないのだという。そのため、当盤では同じ作品番号Op.35からの小ソナタが加えられている。
 英国の新鋭ダニー・ドライヴァーは、同じくボウエンによるピアノ協奏曲集(CDA-67659/RPCシリーズ Vol.46)で衝撃的なデビューを飾った、自他共に認めるボウエンのスペシャリスト。
CDA-67753
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メンデルスゾーン:歌曲&デュエット集 Vol.5(完結編)
 私の父親の誕生日を祝う歌/貧しいジャネット/最初の喪失 Op.99-1/少女の歎き/
 穏やかな夕方の風の中で/さすらいの歌 Op.57-6/森の城/誰も知らない Op.99-6/
 シャルロットはウェルテルに/6つのスコットランド民謡の編曲/アヴェ・マリア/
 憩いなさい、兵士よ/民謡/愛の歌 Op.47-1/Es rauscht der Wald, es springt der Quell/
 問い Op.9-1/告白 Op.9-2/進め、休みなく/クリスマスの歌/Von allen deinen zarten Gaben/
 子守歌/Vier trube Monden sind entflohn/Lieben und Schweigen/ズライカ/
 So schlaf in Ruh/領主の死の歌/期待/Und uber dich wohl streut der Wind/
 Weinend seh' ich in die Nacht/Ch'io t'abbandono in periglio/民謡 Op.47-4
  キャスリーン・ブロデリック、ハナー・モリソン(S) アンナ・グレヴェリウス(Ms)
  フィンヌル・ビャルナソン(T) シュテファン・ローゲス(Br)
  ジェイムズ・ルーサーフォード(Br) ユージン・アスティ(P)
 録音:2008年11月8日-12日、ワイアストン・コンサート・ホール。Vol.1-Vol.4(巻順): CDA-66906, CDA-67137, CDA-67388, CDA-67739 。
 ギルドホール音楽院教授を務めるユージン・アスティが10年以上をかけて来た「歌曲&デュエット集」の完結編。10歳のメンデルスゾーンが父親に贈ったバースデー・ソングや、6つのスコットランド民謡からの編曲など、珍しい作品が多く含まれる。キャスリーン・フェリアー賞に輝いたブロデリック、イヴリン・タブの愛弟子モリソン、アイスランドのテノール、ビャルナソンなどの歌唱。
イギリスの舞台のジグ
 作曲者不詳(b.1633):黒い男
 作曲者不詳(b.1656):ロビンとジョアンの陽気な求婚
 ケンプ(1595):シンギング・シンプキン
 作曲者不詳(c.1665):ビリングスゲートの血戦
 ジョーダン:いかさま師のいかさま
ルーシー・スキーピング
 (ディレクター)
シティ・ウェイツ
 1970年代から16世紀〜17世紀のイギリスで演奏された音楽の研究を進めてきた古楽演奏団体シティ・ウェイツ。1980年10月に録音された「17世紀イギリス人の社交音楽」(CDH-55013)以来となるハイペリオンからの録音では、17世紀イギリスの娯楽的な舞台作品だった「ジグ」を取り上げる。当時の大衆音楽文化を掘り起こす画期的な試み。
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ集 Vol.2
 ヘンデルのオラトリオ「ユダス・マカウベス」の
  「見よ勇者は帰る」の主題による
    12の変奏曲 ト長調WoO.45/
 チェロ・ソナタ第4番 ハ長調Op.102-1/
 モーツァルトの歌劇「魔笛」の「恋人か女房か」の
  主題による12の変奏曲 ヘ長調Op.66/
 モーツァルトの歌劇「魔笛」の「恋を知る男たちは」
  の主題による7つの変奏曲 変ホ長調WoO.46/
 チェロ・ソナタ第5番 ニ長調Op.102-2
ダニエル・
 ミュラー=ショット(Vc;*)
アンジェラ・ヒューイット(P;#)
 録音:2009年3月20日-23日、イエス・キリスト教会(ベルリン)。使用楽器:マッテオ・ゴリフラー、1727年製作(*)/ファツィオーリ(#)。Vol.1: CDA-67633。ドイツの天才チェリスト、ダニエル・ミュラー=ショットと鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。2007年に世界6大陸25ヶ国で開催されたヒューイットのバッハ・ワールド・ツアーや、レコーディングで共演を重ねてきた2人の世界的名手によるベートーヴェンの第2集は、ベートーヴェン、そしてヘンデルとモーツァルトへ捧げるオマージュ。
イコン II〜19世紀ロシアの合唱音楽
 ゴロワノフ:我らの父 / チェスノコフ:神よ、爾は救を地の中になせり
 グレチャニノフ:神秘の晩餐
 チェスノコフ:我が祈りは香炉の香りの如く/汝のよき魂に/わが魂よ、主をほめたたえよ
 シェヴェドフ:ケルビム賛歌 / チャイコフスキー:来たれ我らの王、神に
 カリンニコフ:来たれ我らの王、神に/神への讃歌/生神童貞女や喜べよ
 トルスティアコフ:わが魂よ、主をほめたたえよ / リムスキー=コルサコフ:我らの父
 ラフマニノフ:生神童貞女や喜べよ / カリンニコフ:神への讃歌
 チェスノコフ:いつも主にあって喜びたまえ / バラキレフ:生けるもの全て
 チェスノコフ:
  Ne imamï inïya pomoshchi (We have no other help) /全ての創造は汝が喜び
 シェヴェドフ:聖三祝文 / カスタリスキー:聖にして福たる常生なる天の父
 キュイ:マニフィカト「生神女のための歌」
  スティーヴン・レイトン指揮ホルスト・シンガーズ
 録音:2010年1月8日-11日、オール・ハロウズ教会、ゴスペル・オーク、ロンドン。
 特にロシア正教会や東方教会の物が有名な、キリスト教で用いられる聖画「イコン」を題名とし、ハイペリオンのディレクター、サイモン・ペリーが温め続けてきた19世紀ロシア正教のための新しい聖歌を集めたシリーズの、13年ぶりとなる第2弾(Vol.1 [1997年発売]: CDA-66928/当店未案内)。第1弾はイギリスで大ベストセラーを記録した。
 ロシア革命とソヴィエト共産党の正教弾圧によって歴史の闇に葬られた、名指揮者ニコライ・ゴロワノフによる物も含むこれらの作品を、英国合唱界の旗手レイトン&ホルスト・シンガーズが現代に蘇えらせる。
ハイドン:ピアノ三重奏曲集 Vol.2
 [第28番 ホ長調Op.75 No.2 Hob.XV-28/
  第29番 変ホ長調Op.75 No.3 Hob.XV-29/
  第30番 変ホ長調Op.88 Hob.XV-30/
  第31番 変ホ短調Op.101 Hob.XV-31]
フロレスタン・トリオ
[スーザン・トムズ(P)
 アントニー・マーウッド(Vn)
 リチャード・レスター(Vc)]
 録音:2009年2月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。
 ロンドン・ギルドホール音楽院の卒業生によって結成され、2000年のロイヤル・フィルハーモニック協会室内楽部門賞に輝く英国屈指の三重奏団フロレスタン・トリオによるシリーズ第2集は、第1集[CDA-67719/第24番−第27番]に番号的に続く4曲を収録。ロンドン滞在中のハイドンが出会ったクレメンティの弟子テレーズ・ジャンセンのために書かれ、1979年(カデンツァ注:おそらく1797年の誤り)に同地ロンドンで出版されたOp.75等、ハイドン晩年の作品。
オルガン・ファイアーワークス Vol.14
 ヴェルディ/ルメア&ヘリック編曲:歌劇「アイーダ」〜凱旋行進曲
 スパイサー:ファンファーレと舞曲 / フランク:英雄的小品
 ファーリントン:「アニマル・パレード」より〔ペンギン/キリン/バレル・オルガン・モンキー〕
 ランケトゥイ:トッカータ ニ長調 / ホリンズ:凱旋行進曲 / ウェズリー:コラールとフーガ
 バック:「故郷の人々」による変奏曲 / ギルマン:オルガン・ソナタ第1番 ニ短調 Op.42

  クリストファー・ヘリック(Org)
 録音:2009年7月7日-9日、メルボルン・タウン・ホール、メルボルン。
ダンテSQ〜ドビュッシー&ラヴェル
 ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調Op.10
 ラヴェル:
  ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト長調(*)/
  弦楽四重奏曲 へ長調
ダンテSQ
[クリシア・オソストヴィツ、
 ジル・フランシス(Vn)
 ジュディス・バスブリッジ(Va)
 バーナード・
  グレゴール=スミス(Vc)]

クリシア・
 オソストヴィツ(Vn;*)
サイモン・クロフォード=
 フィリップス(P;*)
 録音:2009年3月。
 2007年にはロイヤル・フィルハーモニー協会室内楽部門賞に選出され、前作フランク&フォーレ(CDA-67664)がBBCミュージック・マガジン・アウォーズ2009の室内楽部門賞に輝いたダンテ弦楽四重奏団。メニューイン門下の名女流ヴァイオリニスト、クリシア・オソストヴィツが率いる同団体のハイペリオン第2弾はレーベルも大推薦。フランスの名作に新たな名演の誕生。
アムランのリスト「ソナタ」
 リスト:
  ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178 /
  B-A-C-Hの主題による幻想曲とフーガS.529A /
  孤独な中の神の祝福 S.173 No.3 /
  巡礼の年第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」
マルク=アンドレ・アムラン(P)
PCDA-67760
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\3085(税抜\2857)
国内盤
日本語解説書付
 録音:2010年8月25日-27日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。解説:ケネス・ハミルトン(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。アムランが、HYPERION では3枚目となるリスト・アルバムで遂にピアノ・ソナタを初録音! 彼のリストは2002年の「パガニーニ大練習曲S.141」他(CDA-67370)以来となるだけに、ファン待望。今回は技巧派好みの「ヴェネチアとナポリ」も初録音されており、一層期待が高まる。
ピエール・ムリュ(1484?-1550頃):
 御母は栄え/ミサ曲「天使ガブリエルが遣わされ」/
 平安に/ミサ曲「アルマ・レデンプトリス・マテル」
ジョスカン・デ・プレ
 ミサ曲「天使ガブリエルが遣わされ」
スティーヴン・ライス指揮
ブラバント・アンサンブル
 合唱指揮者、音楽学者としても高名なスティーヴン・ライスが率い、クレキヨン、ゴンベール、フィノらフランドル楽派知られざる作曲家を紹介して来たブラバント・アンサンブル。当盤のピエール・ムリュもフランドルの作曲家だが、フランス王室礼拝堂に奉職していたという以外、生涯については殆ど知られていない。「天使ガブリエルが遣わされ」はジョスカン・デ・プレの同名モテットを題材としたパロディ・ミサで両者は師弟関係にあったという説もあるという。
レーガー(1873-1916):合唱作品集
 隠者Op.144a /3つの6声の合唱曲Op.39 /3つの合唱曲Op 6 /
 3つの歌Op.111b /枝の主日の朝/レクイエムOp.144b
  アンドルー=ジョン・スミス指揮コンソルティウム
 録音:2009年9月15日-17日、聖ジュード=オン=ザ=ヒル、ロンドン。2006年の結成からわずか数年で合唱王国イギリスのトップ・アンサンブルへ躍進したコンソルティウム(コンソーシアム)による、ブラームスの合唱作品(CDA-67775)に続くハイペリオンへの2枚目となる録音。
ベッカー=ベンダー〜
 パガニーニ(1782-1840):24のカプリスOp.1
ターニャ・
 ベッカー=ベンダー(Vn)
 録音:2007年1月、ソリテュード宮殿礼拝堂、シュトゥットガルト、ドイツ。
 1978年シュトゥットガルト生まれの女流、ベッカー=ベンダーのハイペリオン・デビュー盤。既に20歳の時、ベルギーの PAVANE レーベルへドヴォルザークの作品集(ADW-7418)を録音していたが、その後数々のコンクールへ入賞、室内楽奏者としてもクレーメル、バシュメット、ペルガメンシチコフらと共演を重ねている。彼女はメロスSQのヴィルヘルム・メルヒャー、アルバン・ベルクSQのギュンター・ピヒラー、ジュリアードSQのロバート・マンら錚々たる面々に教えを受けており、バルトークの弟子だったピアニスト、ジェルジ・シャーンドルからも学んでいるという。
ショパン:後期ピアノ作品集
 舟歌 嬰ヘ長調Op.60/
 マズルカ〔ヘ短調Op.63-2 /ト短調Op.67-2 /嬰ハ短調Op.63-3 /ヘ短調Op.68-4 〕/
 幻想ポロネーズ 変イ長調Op.61/夜想曲〔ロ長調Op.62-1 /ホ長調Op.62-2 〕/
 ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調Op.58/子守歌 変ニ長調Op.57
  スティーヴン・ハフ(P)
 スティーヴン・ハフが贈るショパン生誕200周年記念盤。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.51
 ヴィルヘルム・タウベルト(1811-1891):
  ピアノ協奏曲第1番 ホ長調Op.18 (1833) /
  ピアノ協奏曲第2番 イ長調Op.189 (1874頃)(*)
 ヤコブ・ローゼンハイン(1813-1894):
  ピアノ協奏曲 ニ短調Op.73 (1842頃?)(*)
ハワード・シェリー(P)指揮
タスマニアso.
 録音:2009年4月21日-24日、連邦コンサート・ホール、ホバート、タスマニア。(*)の2曲は世界初録音。
 ハイペリオンの大人気シリーズ最新刊は、メンデルスゾーン、ショパン、シューマン、リスト、ワーグナー、ヴェルディらと同世代で、ドイツの音楽家タウベルトとローゼンハインの計3曲。
 ベルリン生まれのタウベルトは、ベルリン王立歌劇場でメンデルスゾーンとマイアベーアと共に活躍、教育分野でも実力を発揮した。その才能には親交の深かったメンデルスゾーンも一目置いていたという。第1番の協奏曲は師ロートヴィヒ・ベルガーとメンデルスゾーン姉弟に献呈されているが、この曲を聴いたシューマンが最大級の賛辞を送ったという逸話も残されている。約40年を経て書かれた第2番は、ヴィルトゥオージティックな作品。
 マンハイム生まれのピアニスト、作曲家ローゼンハインは、フランクフルトでのデビュー後、フランスのパリとロンドンで名声を確立した。このピアノ協奏曲は、ファゴット、フルート、クラリネット、オーボエ、ホルンが活躍する冒頭が印象的な第1楽章、弦楽セクション、木管セクションがじっくりと歌う第2楽章、ピアノ・ソロが解放されたかのように躍動する第3楽章と、作曲技術の高さが随所で発揮されている。
ロデウィーク・モルテルマンス(1868-1952):
 管弦楽作品集

  ホメロス交響曲/朝/春の神話
マーティン・ブラビンズ指揮
ロイヤル・フランダースpo.
 録音:2008年9月、エリザベート王妃ホール、アントワープ、ベルギー。
 ルネサンス時代のフランドル楽派のポリフォニーに代表されるように、教会音楽などの声楽作品が目覚しい発達を遂げたフランドル地方でオーケストラ・ルネサンスを起こした作曲家、モルテルマンスの管弦楽作品集。古代ギリシャの詩人ホメロスをテーマとした交響曲は、まさにフランドルのロマン。
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ Vol.9 〜
 ハリエット・コーエンのためのバッハ・ブックとブリティッシュ・トランスクリプションズ

 J.S.バッハ/
  レナード・ボーウィック編曲:小フーガ ト短調BWV.578/
  ハリエット・コーエン編曲:カンタータ第155番「わが神よ、いかに久しく」BWV.155
                〜満ち足りている、我が魂/
  マイラ・ヘス編曲:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564〜アダージョ/
           カンタータ第147番「心と口と行いと生きざまは」BWV.147〜主よ、人の望みの喜びよ
 「ハリエット・コーエンのためのバッハ・ブック」
   J.S.バッハ/
    グランヴィル・バントック編曲:コラール「目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ」BWV.645
    アーノルド・バックス編曲:幻想曲 ト長調BWV.572
    ジェラルド・ヒュー・ティリット=ウィルソン〔ロード・バーナーズ〕編曲:
     コラール「甘き喜びのうちに」BWV.729
    アーサー・ブリス編曲:コラール「古き年は過ぎ去りぬ」BWV.614
    フランク・ブリッジ編曲:甘き死よ来たれBWV.478
    ユージン・グーセンス編曲:ブランデンブルク協奏曲第2番BWV.1047〜アンダンテ
    ハーバート・ハウエルズ編曲:コラール「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」BWV.622
    ジョン・アイアランド編曲:コラール「わが魂は主をあがめ」BWV.648
    コンスタント・ランバート編曲:コラール「かくも喜びに満てるこの日」BWV.605
    レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ編曲:コラール「ああ、わがもとに留まれ、主イエス・キリストよ」BWV.649
    ウィリアム・ウォルトン編曲:コラール「わが心からの望み」BWV.727
    ウィリアム・ギリス・ウィタカー編曲:コラール「われらはみな唯一の神を信ず」BWV.740
 J.S.バッハ/
  レナード・ボーウィック編曲:コラール「おお汚れなき神の小羊」BWV.656
  ヒューバート・フォス編曲:カンタータ第85番「われはよき牧人なり」BWV.85〜見よ、愛はいかなることをなすかを
  ハーバート・フライヤー編曲:無伴奏チェロ組曲第6番BWV.1012 〜サラバンド
  ロナルド・スティーヴンソン編曲:甘き死よ来たれBWV.478

 ジョナサン・プロウライト(P)
 録音:2008年9月18日-20日、ポットン・ホール、サフォーク。デミジェンコが弾くブゾーニのトランスクリプション集(CDA-66566)からスタートしたハイペリオンの人気シリーズ、「バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ」の第9集は、エルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、バックスらの作品を多く世界初演したイギリスの女流ピアニスト、ハリエット・コーエン(1895-1967)のために12人の作曲家たちが編曲、1932年にオックスフォード・ユニバーシティ・プレスから出版されたトランスクリプション集「ハリエット・コーエンのためのバッハ・ブック」を中心とした選曲。演奏は東欧ピアノ音楽を得意とし、第6集(CDA-67481/2)以来2度目の登場となるのジョナサン・プロウライト。
ジョナサン・ダヴ:合唱作品集
 我が魂よ、主をたたえよ/ミサ・ブレヴィス/生まれくる日/ウェルカム、オール・ワンダーズ・イン・ワン・サイト!/
 星の歌/3人の王/走れ、羊飼いよ、走れ!/見よ、祝福されたる光が/
 イン・ビューティ・メイ・アイ・ウォーク/七つの星を作る者を求めよ/あなたの御手に

  マシュー・オウエンス指揮ウェールズ大聖堂聖歌隊 ジョナサン・ヴォーン(Org)
 現代イギリスの作曲家ジョナサン・ダヴ〔ドーヴ〕の合唱作品集。「フライト」、「ピノキオの冒険」、新作「トビアスと天使」など、これまではどちらかというとオペラ作曲家として知られていたが、合唱作品は英国国内でプロ、アマチュアを問わず支持率急上昇中だという。
ヒンデミット(1895-1963):
 ヴィオラのための作品全集 Vol.2〜
  無伴奏ヴィオラ・ソナタ集

 [Op.11 No.5/Op.25 No.1/
  Op.31 No.4/
 無伴奏ヴィオラ・ソナタ(1937)
ローレンス・パワー(Va)
 イギリスのナッシュ・アンサンブルのレギュラー・メンバーで、レオポルド弦楽三重奏団でも活躍するローレンス・パワーによるヒンデミット第2弾。
 4つの無伴奏ヴィオラ・ソナタは、「ウェーバーの主題による交響的変容」や「画家マティス」と並びヒンデミットの代表作と評される様々な楽器のために書かれた数々の「ソナタ」に属し、ヒンデミット自身が優れたヴィオラ奏者だったいうこともあって、完成度は群を抜いている。バッハの無伴奏ソナタからの影響が見受けられる「Op.11-5」など、ヒンデミットの4つの無伴奏ソナタに英国の天才ヴィオラ奏者が堂々と挑む。
ウェストミンスター寺院の使徒聖ペテロの祝日
 モーリス・デュリュフレ(1902-1986):汝はペテロなりOp.1 No.3
 フィリップ・ラドクリフ(1905-1986):祈りと応答〜第1部「祈り」
 ヘンリー・ジョージ・レイ(1887-1962):詩篇第138番
 スタンフォード(1852-1924):礼拝 変ロ長調 Op.10 より
  [朝の聖歌1「テ・デウム」/朝の聖歌2「ユビラーテ」]
 フィリップ・ラドクリフ:祈りと応答〜第2部「応答」
 バード(1539/40-1623):5声のミサ曲 / パレストリーナ(1525/6-1594):汝はペテロなり
 ウィリアム・クロッチ(1775-1847):詩篇第124番
 スタンフォード(1852-1924):礼拝 変ロ長調 Op.10 より
  [晩の聖歌1「マニフィカト」/晩の聖歌2「ヌンク・ディミティス」]
 ウォルトン(1902-1983):12使徒
 J.S.バッハ(1685-1750)/デュプレ(1886-1971)編:カンタータ第29番〜シンフォニア
  ジェイムズ・オドンネル指揮ウェストミンスター寺院聖歌隊
  ロバート・クィニー(Org)
 録音:2009年2月12日、13日、23日、24日、ウェストミンスター寺院、イギリス。
 ウェストミンスター寺院は「聖ペテロ」を奉るために建立されたイギリス国教会の教会で世界遺産に指定されている。
アントニオ・チェスティ(1623-1669):歌劇「愛の不幸」(1667)
 クリスティアーナ・アルカーリ(S;アレグリア) フリオ・ザナージ(T;ヴルカーノ)
 マリア・グラツィア・スキアーヴォ(S;ヴェネーヴェ) パオロ・ロペス(男性S;アモーレ)
 エネア・ソリーニ、アントニオ・アベーテ、ルイージ・デ・ドナート(B)
 カルロス・ナターレ(T) ガブリエラ・マルテラッチ(A) マルティン・オーロ(CT)
 エレーナ・チェッチ・フェーディ(S) フランチェスコ・ゲラルディーニ(CT)
 アニーチョ・ゾルジ・ジュスティニアーニ(T)
 カルロ・イパタ指揮アウセル・ムジチ
 録音:2009年2月9日-15日、Villa Agostini della Seta, Corliano, San Giuliano Terme, ピサ、イタリア。カヴァッリの同世代人で、カリッシミとアッバティーニから作曲を学んだイタリアの音楽家チェスティは、1652年からインスブルックの宮廷に使えた後にイタリア・ローマ教皇庁聖歌隊に所属、その後再びインスブルックへ戻るが、十分な待遇が得られずウィーンの宮廷劇場音楽監督、礼拝堂名誉司祭に就任、最後はストラデッラのように暗殺により生涯を閉じたと言われている。台本作家フランチェスコ・ズバッラと組んだ、この3幕からなるコミック・モラル・オペラ「愛の不幸」は、「黄金のりんご」と並ぶチェスティの最高傑作で、ギリシャ神話の神々の愛をめぐる物語。
プーシュキンのロマンス
 グリンカ:告白/アデーリ/美しい人、私の前で歌わないで/
      わたしは素晴らしい瞬間を覚えている/イェズィリヤ、わたしはここにいる
 リムスキー=コルサコフ:
  流れたなびく雲が切れ切れになって Op.42-3/美しい人よ, 私のために歌わないで Op.51-2/
  あなたにとって私は何だろう Op.4-1/グルジアの丘で Op.3-4/
  あなたに語る私の甘く悩ましげな声 Op.7-1/こだま Op.45-1/お前とあなた Op.27-3
 メトネル:
  ミューズ Op.29-1/ばら Op.29-6/バラはもうしおれ Op.36-3/ワルツ Op.32-5
 ルビンシテイン:歌手 Op.36-7/夜 Op.44-1
 チャイコフスキー:ゼムフィーラの歌/夜鳴きうぐいす Op.60-4
 ムソルグスキー:夜/おしゃべりのかささぎ
 ダルゴムイシスキー:彼の友人へ/少女と少年
 ショスタコーヴィチ:ある若者に Op.46-2
 ラフマニノフ:ミューズ Op.34-1/歌うな美しい女よ私の前で Op.4-4
 キュイ:ツァースコエ・セロの銅像 Op.57-17/あなたと貴方 Op.57-11/願い Op.57-25
 ヴラソフ:バフチサライの中庭の噴水

  ジョーン・ロジャーズ(S) マルコム・マルティノー(P)
 録音:2009年1月、All Saints, Durham Road, East Finchley, ロンドン。
 歌曲王国ハイペリオンの最新盤は、19世紀ロシアの詩人アレクサンドル・プーシュキンの詩を題材としたロシアの作曲家たちによる歌曲コレクション。
ヒンデミット:ヴィオラ作品全集 Vol.3
 ヴィオラと大室内管弦楽のための演奏会用音楽Op.48/
 デア・シュヴァーネンドレーア/葬送音楽/
 ヴィオラと大室内管弦楽のための室内音楽第5番 Op.36-4
ローレンス・パワー(Va)
デイヴィッド・アサートン指揮
BBCスコティッシュso.
 録音:2010年3月30日-31日、4月1日、シティ・ホール、グラスゴー。ナッシュ・アンサンブル団員で、ソリストとしても世界トップレベル&次代の巨匠ローレンス・パワーによるヒンデミット第3集。
ブラームス:世俗合唱作品集
 6つの歌曲とロマンス Op.93a/3つの四重唱曲 Op.64/
 5つの歌 Op.104/ジプシーの歌 Op.103
アンドルー=ジョン・スミス指揮
コンソーシアム
クリストファー・グリン(P)
 録音:2007年10月。
 オルガン奏者としても知られるアンドルー=ジョン・スミスによって2006年に結成された室内合唱団コンソーシアムによるブラームス。
天駆ける馬〜MLリュート・ブックからの音楽
 ダウランド:戦いのガリアード/ホルボーン:ホルボーン氏の遺言/
 作曲者不詳:ベドラムのトム/ジョン、来て、すぐにキスして/ジョンソン:パヴァン/
 作曲者不詳:コラント/ペリション:コラント/作曲者不詳:戦い/ジョンソン:パヴァン/
 バチェラー:バチェラー氏のガリアード/ダウランド:ガリアード/
 作曲者不詳:コラント(2曲)/バラール:ラ・クーラント・サラバンド/
 作曲者不詳:コラント/ドレルアン:ヴォルト/ストゥルト:ヴォルト/
 ジョンソン:パヴァン、アルメイン、ノーブル・マン、アルメイン/
 作曲者不詳:アルメインとコラント/グレイ・イン・マスク/天駆ける馬
  エリザベス・ケニー(リュート)
 大英図書館に所蔵されている「MLリュート・ブック」は、1912年に発見されたリュート曲集で、イニシャル"ML"、走り書きされた"マーガレット"の文字、作曲者不詳の作品の数々等、謎も多い。この魅力に惹かれた英国屈指の女流リュート奏者エリザベス・ケニーによる録音。
CDA-67777
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(2CD)
1CD価格
ブラームス:変奏曲全集
 主題と変奏曲 ニ短調/
 ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調Op.24/
 創作主題による変奏曲 ニ長調 Op.21-1/
 ハンガリーの歌による変奏曲 ニ長調 Op.21-2/
 シューマンの主題による変奏曲 嬰ヘ短調 Op.9/
 パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 Op.35
ギャリック・オールソン(P)
 録音:2009年12月5日-8日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール、モンマス。1970年第8回ショパン国際ピアノ・コンクールの覇者で、ショパンのピアノ作品全集(ARABESQUE→現・HYPERION CDS-44351/66)を既に当レーベルから再発売しているギャリック・オールソンによる新録音。
ブリテン:歌曲集
 素敵な娘レマディ/つばめのような娘/アイ・ワンダー・アズ・アイ・ワンダー/トム・ボウリング/
 ウィリアム・ブレイクの歌と格言 Op.74/ティト・フォー・タト/真夜中に/毒の木/夕べ/朝/夜/
 白い岩場のダヴィズ/グリーンスリーヴス/クロコダイル/The Deaf Woman's Courtship/鳥刺しの歌

  ジェラルド・フィンリー(Br) ジュリアス・ドレイク(P)
 2008年のバーバー歌曲集(CDA-67528)と2009年のシューマン歌曲集(CDA-67676)で英グラモフォン賞歌曲部門賞を2年連続受賞、ラヴェルの歌曲集(CDA-67728)もグラモフォン誌やサンデー・タイムズ誌で絶賛された、カナダ人バリトンのジェラルド・フィンリーがブリテンを録音。
ウィリアム・バード(1539/40-1623):
 宗教音楽集 Vol.13
(完結編)
 われら来たりて、主に喜びの声を上げん/
 主よ、われは価せず/
 主よ、訪れたまえとわれらは願う/
 主よ、われを助けたまえ/この日こそ/
 われは今、戦いに明け暮れたる毎日ゆえ/
 いざ我ら主によりて喜べ/
 主のすべての聖人らは主を畏れよ/正しき者の魂/
 幸いなるかな、心清き者/神に感謝を/
 日々自らの罪に悩まされるわれらは/
 主に向かいて新しき歌を歌え/
 すべての国々よ、主をたたえよ/われは不幸なり
アンドルー・カーウッド指揮
カージナルズ・ミュージック
 録音:2009年4月。
 タリス・スコラーズのメンバーとしても活躍したアンドルー・カーウッド率いるイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージックによるバードの宗教音楽集がいよいよ完結、1591年にロンドンで出版された「カンツィオ・サクラ集(聖歌集)第2巻」からの15作品を収録。
 第10巻(CDA-67658)は2007年の英グラモフォン賞古楽部門賞に輝き、第11巻(CDA-67653)も2008年度の同賞にノミネートされ、当シリーズは欧米のみならず日本など世界的にも高い評価を得てきた。
ヒューイット〜シューマン Vol.2
 子供の情景Op.15/ダヴィット同盟舞曲集Op.6/
 ピアノ・ソナタ第2番 ト短調Op.22
アンジェラ・ヒューイット(P)
PCDA-66780
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国内仕様盤
日本語解説書付
\3085(税抜\2857)
 録音:2009年11月6日-9日、クルトウアツェントルム、グランド・ホテル、トーブラッハ(ドッビアーコ)、イタリア。使用楽器:ファツィオーリ。解説:アンジェラ・ヒューイット(国内仕様盤のみ、日本語訳:SOREL)。
 ヒューイットがファツィオーリで弾くシューマンの第2集(第1弾:フモレスケ&ソナタ第1番/CDA-67618)。現代最高のバッハ弾きから巨匠への道を歩むヒューイットによる、ドイツ・ロマン派作品の代表的名演となることだろう。
タカーチSQ〜 ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.74「アポニー四重奏曲集」
 〔第72番 ハ長調Op.74 No.1/第73番 ヘ長調Op.74 No.2/第74番 ト短調Op.74 No.3「騎士」〕
 タカーチSQ[エドワード・ドゥシンベル(第1Vn) カーロイ・シュランツ(第2Vn)
       ジェラルディン・ウォルサー(Va) アンドラーシュ・フェエール(Vc)]
 録音:2010年11月15日-17日、2011年1月30日-2月2日、ワイアストン・コンサート・ホール、モンマス。タカーチSQはDECCA時代からハイドンを取り上げているが、これらは初録音。
リスト(1811-1886):歌曲全集 Vol.1(全16トラック)
 やさしく響け、わが歌S.301(第1稿)/愛の喜びの中S.318/なぜかくも美しくひばりは歌うS.312(第2稿)/
 静かな睡蓮S.321/シラーの「ヴィルヘルム・テル」からの3つの歌S.292(第1稿)/幸福な男S.334/
 金髪の天使S.269(第3稿)/ペトラルカの3つのソネットS.270(第1稿)/あなたはS.277(第2稿)/
 風がざわめくS.294(第1稿)/ゆれよ、青い眼S.305(第2稿)/ラインの美しい流れのS.272(第1稿)

  マシュー・ポレンザーニ(T) ジュリアス・ドレイク(P)
 録音:2010年2月24日-26日、オール・セインツ教会、ロンドン。
 「歌曲のHYPERION」レーベルが、新シリーズとなるリストを、生誕200周年となる2011年の完成を目指し始動。第1巻に選ばれたのは、近年METで重用されているテノールのポレンザーニ。オペラ畑では既にDVDで、レヴァイン&METの「マイスタージンガー」(DG 073 094-9)、ビリー&VPOの「ドン・ジョヴァンニ」(2008年/MEDICI ARTS 20-72548)があるほか、VAIからリサイタルCD等も発売されている。
グラジナ・バチェヴィチ(1909-1969):
 弦楽オーケストラのための作品集

 弦楽オーケストラのための協奏曲 (1948) (*)/
 弦楽オーケストラのためのシンフォニエッタ (1935) /
 弦楽オーケストラのための交響曲 (1946) /
 弦楽、トランペットと打楽器のための音楽 (1958)
ロナルド・コープ指揮
ニュー・ロンドンo.
 録音:2009年2月、聖ジュード・オン・ザ・ヒル、ハムステッド・ガーデン近郊、ロンドン。(*)を除き、世界初録音ではないかと思われる。
 生誕200年&没後40年で、母国ポーランド以外でも再評価の機運が高まるバチェヴィチの作品集が、HYPERIONからも初登場。
ナポリのフルート協奏曲集
 デ・マーヨ:フルート協奏曲 ト長調
 ナヴァ:フルート協奏曲 ロ短調
 プロタ:フルート協奏曲 ハ長調
 ヨンメッリ:フルート協奏曲 ニ長調
 パレッラ:フルート協奏曲第2番 ト長調
カルロ・イパタ(バロックFl)
アウセル・ムジチ
 ボッケリーニの「フルート五重奏曲集」(CDA-67646)でハイペリオン移籍デビュー、2009年にはチェスティの歌劇「愛の不幸」(CDA-67771/2)を復活再演したイパタ&アウセル・ムジチのハイペリオン第5弾。イタリア後期バロックの大家ポルポラと同世代で、18世紀イタリアの音楽発信地ナポリで活躍した5人の作曲家たちのフルート協奏曲集。
パレストリーナ
 ミサ曲「テ・デウム」/
 6声の「汝はペテロなり」/ミサ曲「汝はペテロなり」
ビクトリア:ミサ曲「テ・デウム」
マーティン・ベイカー指揮
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
 デイヴィッド・ヒル、ジェイムズ・オドンネル時代から数々の名唱をハイペリオンに録音してきた英国の名門ウェストミンスター大聖堂聖歌隊が、そのルーツでもあるルネサンス時代のポリフォニー音楽、パレストリーナの「ミサ曲」を歌う。
C.P.E.バッハ:鍵盤楽器のためのソナタ集
 [ト短調H.47 Wq.65-17/イ長調H.29 Wq.48-6/
  変ロ長調H.25 Wq.48-2/
  ハ短調H.27 Wq.48-4/変ホ長調H.50 Wq.52-1]
ダニー・ドライヴァー(P)
 これまでヨーク・ボウエンのピアノ協奏曲集(CDA-67659)やピアノ・ソナタ集(CDA-67751/2)を録音して来たドライヴァーが、大バッハの次男C.P.E.バッハのソナタ集に挑む。
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):合唱作品集
 ガルシア・ロルカの詩による組曲/我が時代の歌/
 聖処女マリアの雅歌/マニフィカト/
 われらがいと楽しき祭の日/柳の木陰で/最初の悲歌
ジェイムズ・バートン指揮
オックスフォード・
 スコラ・カントルム
 録音:2009年3月。多くの優れた合唱作品集を紹介しているハイペリオンから、シベリウス以降の北欧フィンランドを代表する作曲家、ラウタヴァーラの作品集が登場。代表作「ガルシア・ロルカの詩による組曲」など日本でも演奏機械の多い作品を収録。エマ・カークビーを育てた英国の精鋭集団オックスフォード・スコラ・カントルムによる演奏。
ルイ・シュポア:交響曲集 Vol.3
 オラトリオ「バビロンの陥落」WoO.63 序曲(*)/
 交響曲第3番 ハ短調Op.78/
 交響曲第6番 ト長調Op.116「4つの
  異なる時代の様式と趣味による歴史的交響曲」
ハワード・シェリー指揮
スイス・イタリア語放送o.
 録音:2009年3月。(*)は世界初録音。
 近年ではピアニストとしての活躍はもちろんのこと、指揮者としても目覚しい活躍を繰り広げている名匠ハワード・シェリーが、スイスのイタリア語圏ルガーノを本拠地とするスイス・イタリア語放送o.とのコンビにより進めているシュポアの交響曲サイクルも中盤に突入。
 当巻には、古典派音楽の流れを汲む前半5作品の中で最高傑作とされる「交響曲第3番」。チャイコフスキーの「モーツァルティアーナ」、グリーグの「ホルベルク組曲」、ストラヴィンスキーの「プルチネラ」、R.シュトラウスの「クープランによる舞踏幻想」など、次世代の作曲家たちの作風を先取りしたかのような新しいスタイルを用い、古典派音楽に馴染んだ当時の聴衆を驚かせた「交響曲第6番」の2作に加え、世界初録音の(*)を収録。
マルク=アンドレ・アムラン自作自演集
 短調による12の練習曲(2009)
 [第1番 イ短調「トリプル・エチュード」(ショパンの練習曲による)/
  第2番 ホ短調「昏睡したベレニケ」/第3番 ロ短調「パガニーニ〜リストによる」/
  第4番 ハ短調「無窮動風練習曲」(アルカンによる)/
  第5番 ト短調「グロテスクなトッカータ」/第6番 ニ短調「スカルラッティ讃」/
  第7番 変ホ短調「チャイコフスキーの左手のための練習曲による」/
  第8番 変ロ短調「ゲーテの魔王による」/
  第9番 ヘ短調「ロッシーニによる」(#)/第10番 嬰ヘ短調「ショパンによる」(#)/
  第11番 嬰ハ短調「メヌエット」/第12番 変イ短調「前奏曲とフーガ」]]/
 小さなノクターン(+)/
 「コン・インティミッシモ・センティメント〜最も親密な思いをこめて」より(**)
  [第1番:レントラーI/第4番:アルバム・リーフ/第5番:オルゴール/
   第6番:ペルゴレージにちなんで/第7番:子守歌]/
 主題と変奏(キャシーの変奏曲)
  マルク=アンドレ・アムラン(P)
PCDA-67789
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\3085(税抜\2857)
国内仕様盤
 録音:2009年11月8日-10日、ワイアストン・エステート・コンサート・ホール(無印)/1998年1月25日-26日、EMIアビー・ロード・スタジオI(#)/2009年5月15日、ブリストル、ブランドン・ヒル、セント・ジョージ教会(+)/2008年8月30日(**)。解説:マルク=アンドレ・アムラン(国内仕様盤のみ、日本語訳:SOREL)。
 超絶!"短調による12の練習曲"!衝撃のアムラン自作自演集登場!
 超絶技巧でアルカン、ゴドフスキーやカプースチンなどの超難曲を次々と制覇してきた世紀の「スーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト」マルク=アンドレ・アムランが、遂に自作自演アルバムを発表。超大作「短調による12の練習曲」は、構想&作曲に約25年を費やし、「独奏ピアノのためのシンフォニー」や「独奏ピアノのための協奏曲」を含むあのアルカンの難曲「短調による12の練習曲Op.39」をモチーフとして作曲された。難易度はもはや異次元レベルで、オマージュ的な作品「ショパン・エチュード」「ラ・カンパネッラ」、そして完全自作と思われる「グロテスクなトッカータ」や「前奏曲とフーガ」等、かつてないインパクトを与えてくれる。またフィアンセで、ボストンの WGBH 放送局のホストも務めるキャシー・フラー(前妻で歌手だったジョディ・カリン・アップルバウムとは離婚したようだ)に贈るメッセージでもある「主題と変奏」なども収録されており、話題必至!
ロマンティック・チェロ・コンチェルト Vol.6 〜ヴュータン&イザイ
 ヴュータン(1820-1881):チェロ協奏曲〔第1番 イ短調 Op.46 /第2番 ロ短調 Op.50 〕
 イザイ(1858-1931):瞑想曲 ロ短調「詩曲」 Op.16 /セレナード イ長調 Op.22
  アルバン・ゲルハルト(Vc)
  ジョゼプ・カバリエ=ドメネク指揮ロイヤル・フランダースpo.
 録音:2013年4月3日-5日、デシンゲル、アントワープ、ベルギー。同シリーズ第6弾は、共にヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとして活躍した二人によるチェロ作品。独奏は既出5巻中、第1巻、第2巻&第4巻でも演奏を担ったアルバン・ゲルハルト。指揮は、シュターツカペレ・ハレの音楽総監督、コロラド・スプリングス・フィルの音楽監督を務めるスペイン出身の新星ジョゼップ・カバリエ=ドメネクが務めている。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.52
 ヘルマン・ゲッツ
(1840-1876):
  ピアノ協奏曲(第2番) 変ロ長調Op.18 (1867)
 ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):
  ピアノ協奏曲 ト短調Op.20 (1860) (*)
ハミッシュ・ミルン(P)
ミハウ・ドヴォルジニスキ指揮
BBC スコティッシュso.
 録音:2009年9月16日-17日、グラスゴー・シティ・ホール。(*)は世界初録音の可能性有。イギリスのベテラン・ピアニスト、ミルンの同シリーズ登場はVol.30(リャプノフ/CDA-67326)以来。ドヴォルジニスキは、近年ヨーロッパを中心に活躍の場を広げているポーランド出身の若手指揮者。
 歌劇「じゃじゃ馬馴らし」などで知られるドイツの作曲家ヘルマン・ゲッツは、シュテルン音楽院(現在のフンボルト大学ベルリンの前身の一つで、後にブルーノ・ワルターも学んだ)でハンス・フォン・ビューローにピアノを学んだ。1862年、自作のピアノ協奏曲第1番を弾いて音楽院を卒業後、カール・ライネッケの口利きでヴィンタートゥールにてオルガニスト(テオドール・キルヒナーの後任)となり、その後ピアニスト・作曲家・音楽教師・評論家としても活躍したが、結核のため夭折した。
 ヴァイオリニスト・作曲家として著名なヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880)の弟ユゼフはパリ音楽院で学び、ピアニスト・ピアノ教師・作曲家として活躍した。作品は兄ほどには認められなかったが、近年ポーランドにおいて録音が増えてきており、国際的にも再評価されそうな勢いとなっている。ここに収録されたピアノ協奏曲はショパンやリストを彷彿とさせる作風で、ワルシャワで出版、ベルギー国王レオポルド2世に献呈されている。
われらが主をたたえよ
 チャイルド:われらが主をたたえよ / ブロウ:ヴォランタリー/神はわれらの希望、来たれ
 ターナー:詩篇第113番 / ブロウ:ヴォランタリー ニ短調
 パーセル:サーヴィス 変ロ長調Z.230/おお主よ万軍の神よ / ブロウ:ヴォランタリー ニ短調/この世の救い主よ
 パーセル:主よなぜにすべての民はさからうや/ヴォランタリー ニ短調/主よ願わくばわが祈りを聞きたまえ
 ターナー:詩篇第54番 / パーセル:ヴォランタリー ハ長調/主よいかに永く怒りたもうや/ヴォランタリー ト長調

  ジェイムズ・オドンネル指揮ウェストミンスター寺院聖歌隊 ロバート・クウィニー(Org)
 イギリス国教会の教会であり世界遺産にも登録されているウェストミンスター寺院の聖歌隊にとって同レーベル8枚目となる録音は、王政復古時代の教会音楽集。
タカーチSQ〜 ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.71「アポニー四重奏曲集」
 〔第69番 変ロ長調 Op.71 No.1/第70番 ニ長調 Op.71 No.2/第71番 変ホ長調 Op.71 No.3〕
 タカーチSQ[エドワード・ドゥシンベル(第1Vn) カーロイ・シュランツ(第2Vn)
       ジェラルディン・ウォルサー(Va) アンドラーシュ・フェエール(Vc)]
 録音:2010年11月15日-17日、2011年1月30日-2月2日、ワイアストン・コンサート・ホール、モンマス。タカーチSQはDECCA時代からハイドンを取り上げているが、これらも初録音。
ウォルトン(1902-1983):交響曲集
 交響曲第1番 変ロ長調/シエスタ/交響曲第2番
マーティン・ブラビンズ指揮
BBCスコティッシュso.
 録音:2010年11月20日-21日、12月4日-5日、シティ・ホール、グラスゴー。
イブラギモワ〜メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集
 ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 /序曲「フィンガルの洞窟」Op.26 /ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 (1822)
  アリーナ・イブラギモワ(Vn) ウラディミール・ユロフスキ指揮
  エイジ・オヴ・インライトゥメントo.
PCDA-67795
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\3085(税抜\2857)
国内仕様盤
 録音:2011年9月2日-4日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。解説:R.ラリー・トッド(国内盤のみ、日本語訳:生塩昭彦)。ロシアに舞い降りたヴァイオリンの可憐なる妖精アリーナ・イブラギモワ。2011年来日時のインタビューで予告され、大きな期待が寄せられてきた超強力新譜、メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲集」がいよいよ登場。バックは、ロシア指揮界の雄ウラディミール・ユロフスキとエイジ・オヴ・インライトゥメントo.というピリオド・アプローチによる演奏。437Hzのピッチが織り成す新世代の天才たちのメンデルスゾーンに期待せずにはいられない。
エリクス・エセンヴァルズ(1977-):合唱作品集
 受難と復活(2005)(*)/夕べ/夜の祈り/大海の一滴/
 幽閉された女の伝説/長い道
キャロリン・サンプソン(S;*)
スティーヴン・レイトン指揮
ポリフォニー、
ブリテン・シンフォニア
 録音:2010年4月10日、12日-13日、オール・ハロウズ教会、ゴスペル・オーク、ロンドン。2010年に行われたコンサートで、その音楽に接した聴衆と評論家に大きな衝撃を与え、新たな才能の登場を確信させたバルト三国ラトヴィア出身の作曲家エセンヴァルズ。キリストの受難と復活を題材とした「受難と復活」は、早くもペルト(1935-)の「ヨハネ受難曲」と並ぶバルト三国の宗教音楽の重要レパートリーとなっている大作。
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.3
 [第12番 変イ長調Op.26「葬送」/
  第6番 ヘ長調Op.10-2/第27番 ホ短調Op.90/
  第14番 嬰ハ短調Op.27-2「月光」]
アンジェラ・ヒューイット(P)
 録音:2009年8月30日-31日、9月1日-2日、クルトゥアチェントルム・グランド・ホテル、ドッピアーコ、イタリア。使用楽器:ファツィオーリ。
 アンジェラ・ヒューイットが銘器ファツィオーリと共に継続中のベートーヴェン・シリーズ第3弾は「月光」を含む4つのソナタ。2010年4月東京オペラシティでの来日公演でも演奏した第6番も含まれており、話題必至!
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト Vol.8
 ヴュータン:
  ヴァイオリン協奏曲第5番 イ短調Op.37
   「ル・グレトリ」/
  ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調Op.31/
  ファンタジア・アパッショナータ Op.35
ヴィヴィアーネ・
 ハークナー(Vn;*)
マーティン・ブラビンズ指揮
ロイヤル・フランダースpo.
 録音:2009年7月8日-10日、フリッツ・フィリップス音楽センター、アイントホーフェン。使用楽器:ストラディヴァリウス「サセルノ」、1717年製作(*)。ヴュータンは超絶技巧と作曲作でパガニーニやベルオーズを驚嘆させ、ロシアでは宮廷ヴァイオリニストとサンクトペテルブルク音楽院の指導者として活躍。ベルギー帰還後教授となったブリュッセル音楽院でイザイを育成し教育者としても実力を発揮した。ヴュータンの7曲のヴァイオリン協奏曲(第7番は弟子のフバイが補完)の中でも特に高度な技巧を要求される「第4番」と「第5番」に挑むのは、知性、技巧、才能、情熱を兼ね備えたミュンヘン生まれの逸材でハイペリオン初登場のヴィヴィアン・ハーグナー。
リハルツ・デュブラ [Rihards Dubra] (1964-):合唱作品集
 目いまだ見ず、耳いまだ聞かず/アヴェ・マリア III/
 ミゼレーレ/あかつきの星よ/二人のセラフィム/
 御身はまことに幸いなる者/天使が祭壇のそばに/
 願わくば父と子と/ミサ「精霊によりて」/
 今日キリストは生まれたもう/
 愛と慈しみのあるところ/アヴェ・マリア I
ルパート・ゴフ指揮
ロンドン大学
 ロイヤル・ホロウェイcho.
 ラトヴィア首都リガに生まれた作曲家デュブラは、近年合唱の分野で注目を集めつつある。宗教音楽を自由に作曲することができなかった旧ソ連支配下で青年期を過ごした反動からか、ソ連崩壊後、続々と宗教的要素を持った合唱作品を発表、グレゴリオ聖歌、中世&ルネサンス音楽、新ロマン主義の旋律やミニマリズムの調和を目指しているという。なお「リハルズ・デュブラ」と仮名書きしているサイトがあるが、ラトヴィア語は「S」を濁らず発音するため、誤りと思われる。
CDA-67800
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ヘンデル:オラトリオ「メサイア」HWV.56
 ジュリア・ドイル(S) イェスティン・デイヴィス(CT)
 アラン・クレイトン(T) アンドルー・フォスター=ウィリアムズ(B)
 スティーヴン・レイトン指揮ポリフォニー、ブリテン・シンフォニア
 録音:2008年12月、セント・ジョンズ・スミス・スクエア、ロンドン。
 世界トップクラスの合唱指揮者レイトンと、彼が創設しディレクターも務める、合唱王国イギリス随一の実力を誇る合唱団ポリフォニーによる「メサイア」。ハイペリオン・レーベルの同曲と言えば、既にクリストファーズ&ザ・シックスティーンの名盤(CDD-22019)が存在しており、ポリフォニーの新録音に敢えて選んだハイペリオンの意気込みが感じられる。
ブリテン
 ヴァイオリン協奏曲 Op.15/
 ヴァイオリンとヴィオラのための「二重協奏曲」(*)/
 ラクリメOp.48a(ダウランドの歌曲の投影)
アンソニー・マーウッド(Vn)
ローレンス・パワー(Va)
イラン・ヴォルコフ指揮
BBCスコティッシュso.
 録音:2011年1月12日-13日、シティ・ホール、グラスゴー。フロレスタン・トリオに長く在籍したマーウッドと、ナッシュ・アンサンブル、レオポルド弦楽三重奏団などで活躍するパワーをソリストに迎えたブリテンの協奏曲集。(#)は王立音楽大学在学中18歳の時に作曲され、コリン・マシューズの補筆を経て1997年の第50回オールドバラ音楽祭で初演された。
ルイ・シュポア(1784-1859):交響曲全集 Vol.4
 交響曲第8番 ト長調 Op.137/
 交響曲第10番 変ホ長調 WoO.8
  (未完/ユージン・マイナー補筆)/
 「恋人との一騎打ち」序曲
ハワード・シェリー指揮
スイス・イタリア語放送o.
 録音:2010年4月12日-16日、アウディトリオ・ステリオ・モロ、ルガーノ。
 未完&未出版の第10番は、アメリカ人指揮者マイナーが補筆し、ニュージャージーのバーゲン・ユースo.が1998年に初演したシュポア最後の交響曲。円熟期の第8番に併せ、世界初録音となる若き日の秀作「恋人との一騎打ち」の序曲をカップリング。
ショパンへのオマージュ
 バラキレフ(1837-1910):
  ショパンの2つの前奏曲の主題による即興曲
 フランツ・ベンデル(1833-1874):
  ショパンへのオマージュ Op.111 No.1
 グリーグ(1843-1907):
  練習曲(ショパンへのオマージュ)Op.73 No.5
 ブゾーニ(1866-1924):
  ショパンの前奏曲 ハ短調による10の変奏曲
 エドゥアルド・ナプラヴニク(1839-1916):
  夜想曲(ショパンの追憶)Op.48 No.1
 チャイコフスキー(1840-1893):18の小品Op.72
  〜第15曲「ショパン風に」 Op.72 No.15
 オネゲル(1892-1955):ショパンの思い出
 レノックス・バークリー(1903-1899):
  3つのマズルカ Op.32 No.1
 ヴィラ=ロボス(1887-1959):ショパンへのオマージュ
 モンポウ(1893-1987):ショパンの主題による変奏曲
 バンジャマン・ゴダール(1849-1895):
  Lanterne magique, Op 66〜
   第2曲「ショパンへのオマージュ」 Op.66 No.2
 ゴドフスキー(1870-1938):「仮面舞踏会」
  〜第7番「プロフィール(ショパン)」
 テオドール・レシェティツキ(1830-1915):
  ショパンへのオマージュ Op.46 No.9
ジョナサン・プロウライト(P)
 録音:2009年8月、ポットン・ホール、サフォーク。
 ハイペリオンが贈るショパン生誕200年記念盤は、13人の作曲家が先人ショパンへの敬意を表わした作品集。たとえば、バークリーのマズルカは3曲で "Op.32 No.1" という番号が与えられているが、これは同じく、3曲であたかも1曲のような番号となっているショパンの「3つのエコセーズ Op.72 No.3」を想起させ、その意味でも面白い。また、一般にはほとんど知られていないであろう作曲家で、リストに学んだピアニストでもあったフランツ・ベンデルの作品が入っているのも当レーベルならでは。
 演奏はヨークシャー生まれで、東欧圏の作品を得意とするプロウライト。これまでにもパデレフスキ、ストヨフスキ、メルツェルらポーランドの作曲家たちの録音を成しており、最適の人選と言えるだろう。
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト Vol.9
 フェルディナント・ダーヴィト
(1810-1873):
  ヴァイオリン協奏曲第4番 ホ長調 Op.23/
  ヴァイオリン協奏曲第5番 ニ短調 Op.35/
  アンダンテとスケルツォ・カプリツィオーソOp.16
ハガイ・シャハム(Vn)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBCスコティッシュso.
 録音:2009年12月9日-10日、グラスゴー・シティ・ホール。19世紀ドイツのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストで、メンデルスゾーンが信頼を寄せた音楽家。ダヴィッドの協奏曲集。ダヴィッドはルイ・シュポアとモーリッツ・ハウプトマンに師事し、ベルリン国立歌劇場o.のヴァイオリニスト、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo.のコンサートマスターを歴任、メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64」を初演し、この傑作を成功へと導いた。これまでは「メンコンの初演者」として、またトロンボーン奏者の聖典「トロンボーン小協奏曲(コンチェルティーノ)」の作曲者として知られてきたが、ヴァイオリン協奏曲集の登場により作曲家としての評価もさらに高まることは間違いない。
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲集
 [第1番 イ長調Op.5 (1872)/
  第2番 イ長調Op.81 (1887)]
ピアーズ・レーン(P)
ゴールドナーSQ
 ブロッホの「ピアノ五重奏曲集」(CDA-67638)に続き、ピアーズ・レーンが、シドニー響やオーストラリア室内管の首席奏者たちで構成されるオーストラリアのアンサンブル、ゴールドナー弦楽四重奏団と組んだアルバム。
バラキレフ:ピアノ作品集
 ピアノ・ソナタ 変ロ短調 Op.5/夜想曲第2番 ロ短調/
 マズルカ第1番 変イ長調/マズルカ第2番 嬰ハ短調/
 ワルツ第4番 変ロ長調/スケルツォ第1番 ロ短調/
 ポルカ 嬰ヘ短調
タネーエフ/バラキレフ編曲
 ワルツ・カプリス第2番 変ニ長調
グリンカ/バラキレフ編曲:ひばり
ダニー・ドライヴァー(P)
 録音:2010年3月2日-4日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。ボウエンのピアノ協奏曲集(CDA-67659/ RPCシリーズ Vol.46)、同じくボウエンのピアノ・ソナタ全集(CDA-67751/2)、C.P.E.バッハの鍵盤楽器のためのソナタ集(CDA-67786)に続く、HYPERION期待のピアニスト、ドライヴァーの新録音。
 ロシア五人組のリーダーとして知られるものの、作品は2つの交響曲、2つのピアノ協奏曲、イスラメイあたりが聴かれる程度のバラキレフの音楽だが、情感豊かな旋律と華麗なパッセージ、劇的な楽曲構成を持つピアノ作品は、出版楽譜もあることからか、近年急速に再評価が進んでいる。
フィリップ・ロジエ(1561頃-1596):
 ミサ曲「我は在りて在るところの者なり」/
 博士らは星を見て/オルガンが奏でられるとき/
 私の眼は曇った/われは舌にて語りぬ/
 わたしは嘆き疲れ/言葉は肉となり
デイヴィッド・トレンデル指揮
キングス・カレッジ・ロンドンcho.
 フィリップ・ロジエは、スペイン国王フェリペ2世に認められ宮廷楽長を務めたフランドルの作曲家。
デイヴィッド・ブリッグス(1962-):
 ノートル・ダム・ミサ/われは見上げて/
 トリニティ・カレッジ・サーヴィス/
 テ・デウム・ラウダムス/
 トッカータ・オン・テ・デウム・ラウダムス/
 おお神よ、我らを助けよ
スティーヴン・レイトン指揮
ケンブリッジ・
 トリニティ・カレッジcho.
デイヴィッド・
 ブリッグス(Org)
 ブリッグズはフランスの名オルガニスト、ジャン・ラングレの門下生で、セント・アルバンズ国際オルガン音楽祭のコンクールで英国人として初のトゥルヌミール賞(最優秀即興演奏賞)に輝いたオルガニスト・作曲家。グロスター大聖堂の名誉オルガニストでもある。多作家としても知られる彼の合唱作品は英国で注目度急上昇中という。
ブクステフーデ:オルガン作品全集 Vol.2
 前奏曲 ト短調BuxWV.149/カンツォーナ ハ長調BuxWV.166/テ・デウム BuxWV.218/
 コラール「人は幸せに生きんとするや」BuxWV.206/前奏曲 イ短調BuxWV.153/
 コラール「来たれ聖霊よ、主なる神よ」BuxWV.199/
 コラール「天にいるわれらの父よ」BuxWV.207/トッカータ ト長調BuxWV.165/
 チャコーナ ホ短調BuxWV.160/コラール「神われらと共になかりせば」BuxWV.222/
 コラール「われ汝に感謝す、主イエス・キリスト」BuxWV.224/トッカータ ニ短調BuxWV.155/
 コラール「今ぞわが魂よ、主をたたえよ」BuxWV.213/前奏曲 ハ長調BuxWV.138
  クリストファー・へリック(Org)
 録音:2009年9月、ニダロス大聖堂、トロンハイム、ノルウェー。使用楽器:ヨアヒム・ヴァーグナー(1690-1749)製作。
CDA-67810
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新発見のリスト Vol.3〜リスト
 スペインのロマンセ [Romancero espagnol] S.695c
  〔序奏と変奏付きファンダンゴ/不明な主題による労作 [Elaboration of an unidentified theme] /
   ホタ・アラゴネーサとコーダ〕/

 オラトリオ「キリスト」からの2つの小品 S.498c
  〔第1a番「序奏」/第1b番「パストラル」/第2番「奇跡」〕/
 マニフィカトS.182a/
 3つのシャンソンS.510a〔コンソレーション/戦いの前に [Avant la bataille] /希望 [L'espérance] 〕/
 アルバムの一葉〔アンダンティーノ 変イ長調 S.166p/ト長調 S.166q〕/
 「ティサ川地方の美しい乙女」による変奏曲 [Variations 'Tiszántuli szép léany'] S.384a (*)/
 ロマンス「ヴィールホルスキーの『君を愛す』」S.577i, bis /子守歌 S.186 No.7a /
 即興的ワルツ S.213 bis /ロマンス「ヴィールホルスキーの『君を愛す』」S.577i, ter /
 ベルリオーズ「イタリアのハロルド」の巡礼の行進 S.473i /
 ワーグナー「タンホイザー」の「来賓のヴァルトブルク入城」 S.445 No.1a /
 アダージョ・ノン・トロッポS.151a /
 アルバムの一葉
  〔アンダンティーノ 変ホ長調 S.163a No.2 /アンダンテ 変ホ長調 S.167r /ハ長調「リヨン」S.167s /
   マズルカ風に ハ長調 S.163e /アダージョ=レリジョーソ ハ長調 S.164l /アジタート ト長調 S.167l /
   アンダンテ・レリジョサメンテ ト長調 S.166j /行進曲のテンポで 変ホ長調 S.167o /
   「半音階的フーガ」=アレグロ ト短調 S.167j /変ホ長調 S.167k /ト短調 S.166l No.2 /
   Langsam 嬰ハ短調 S.166o /モデラート 変ニ長調 S.164k /
   ヴィヴァーチェ・マ・ノン・トロッポ 変ニ長調 S.167g /ラルゲット 変ニ長調 S.167p /
   「解き放たれたプロメテウスのための合唱」= Andante solenne 変ニ長調 S.167q /
   ハンガリー 変ニ長調 S.164e No.3 〕/

 ピアノのためのプロジンスキー・フラグメント [Prozinsky Fragment] S.701v /
 アルバムの一葉
  〔アレグレット イ長調 S.167n /イ長調 S.166a /ホ長調 S.167t /アンダンティーノ ホ長調 S.163d No.ii /
   「煉獄」=アンダンテ ロ短調 S.166r No.1 /「ダンテ交響曲の煉獄」=ラメントーソ ロ短調 S.166r No.2 /
   パガニーニによる大練習曲第6番への前奏曲 S.141 No.6bis 〕/

 カデンツァS.695f /
 アルバムリーフ「メフィスト・ワルツ(第1番)より、
  レーナウのファウストからのエピソード」=村の居酒屋での踊り S.167m /
 狩り=スケルツォS.176a
 レスリー・ハワード(P)
 録音:2009年4月20日-22日、オール・セインツ教会、ロンドン。全曲世界初録音。(*)は「ティサ川の向こうの美しい乙女による変奏曲」と訳される場合があるが、英語訳が "Pretty girl from Tisza district" となっており、これからすると誤り。
 全57巻に及ぶリスト「ピアノ作品全集」完成後も未出版曲や異稿を追い続け、先に2巻の「新発見のリスト」を発表していたハワードだが、さらに第3巻目が、しかも2枚組で登場。異稿や新発見曲というのは大作曲家に付き物だが、多くても一度に数曲程度が披露されるのが常。これだけまとまった作品を校訂しアルバムとして発表できるのも、イギリス・リスト協会の会長も務めるハワードの執念ならではと言えるだろう。言うまでもなく、リストのマニアやコレクタは必聴!
パッションとディヴィジョン〜トバイアス・ヒューム:エア集第1巻 より
 愛の気晴らし/ジーグ/聞け、聞け/Now I come/ロザモンド/やさしく触れて/ホルストーン公爵のアルメイン/
 兵士の決意/私は憂鬱/Tickell, tickell/フランスのエア/死/生/ガンバの魂/Tinckeldum, twinckeldum/
 ヒューム大尉のパヴァン/兵士のガイヤルド/愛よ去らば

  スザンヌ・ハインリヒ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ハイペリオンからリリースされた初ソロ録音、アーベルの無伴奏作品集(CDA-67628)が英グラモンフォン賞のエディターズ賞や仏ディアパゾン賞に選ばれた女流ガンバ奏者で、パラディアン・アンサンブル、シャリヴァリ・アグレアブルのメンバーでもあるスザンヌ・ハインリヒのソロ第2弾。ロシアやスウェーデンの職業軍人で、音楽家としてもヴィオール演奏、作曲に才能を発揮した奇才トバイアス・ヒュームの大作「エア集第1巻(音楽の諧謔)」からの18作品。
CDA-67812
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ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010):弦楽四重奏曲集
 〔第1番 Op.62「すでに日は暮れて」/第2番 Op.64「幻想曲風に」/
  第3番 Op.67「 ... songs are sung 」〕
 ロイヤルSQ
 録音:2010年2月8日-11日、ポットン・ホール、サフォーク。2010年11月に他界した現代ポーランドの巨匠グレツキの追悼盤。彼の弦楽四重奏曲は、クロノス・クァルテットとの深い信頼関係から誕生したものだが、当盤はポーランド文化省お墨付きの若手ロイヤル弦楽四重奏団による演奏。彼らによる録音第2弾となる。
夜鳴きうぐいすのこだま〜
 フラグスタート、ファレル、トラウベル、スティーバーの愛唱アンコール集

 ホーマー: Sing to me, sing Op.48 / マッカーサー:夜 / クレーマー: Now like a lantern Op.44 No.5
 タイソン: Sea Moods / ロナルド:おお、愛しい夜よ! / J.H.ロジャーズ:別れに臨んで
 カーペンター:赤ん坊の目を軽やかに過ぎていく眠り / P.サージェント:ヒッコリー・ヒル
 ユーマンス: Through the years / ノードフ: There shall be more joy / ラ・フォージ:ヒルズ
 ブリッジ:愛はペガサスに乗って / ファイアストーン:私の庭で / ロンバーグ:覚えているか?
 ファイアストン:もし私があなたに伝えることができるなら / フロトウ:庭の千草 / ヴィカーズ:雅歌
 ラ・モンテーヌ:雪の夕べ森のそばにたたずんで / アーレン: Happiness is a thing called Joe
 バーンスタイン: Some Other Time / E.チャールズ: When I have sung my songs / ドハティ:レヴュー

  クリスティーネ・ブルワー(S) ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 録音:2009年12月14日-16日、オール・セインツ教会、ロンドン。キルステン・フラグスタート、アイリーン・ファレル、ヘレン・トラウベル、エリナー・スティーバーが愛したアンコール・ピース集を、R.シュトラウス&ワーグナー歌いとして絶賛されているアメリカのソプラノ、クリスティーネ・ブルワーがうたったアルバム。
CDA-67814
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クレメンティ:ピアノ・ソナタ全集 Vol.5
 ピアノ・ソナタ ハ長調 Op.34-1/
 ピアノ・ソナタ ト短調 Op.34-2/
 段階的な6つのソナチネ Op.36
 〔ハ長調/ト長調/ハ長調/ヘ長調/ト長調/ニ長調〕/
 ピアノ・ソナタ ハ長調 Op.37-1/
 ピアノ・ソナタ ト長調 Op.37-2/
 ピアノ・ソナタ ニ長調 Op.37-3/
 ピアノ・ソナタ 変ロ長調 Op.46
ハワード・シェリー(P)
 第5集には1790年代後半に出版されたソナタ(Op.46のみ1820年出版)に加え、同時期のソナチネを収録。
サン=サーンス:オルガン作品集 Vol.2
 前奏曲とフーガ第3番 ハ長調 Op.109 No.3/7つの即興曲 Op.150 より〔第4番 イ長調/第2番 ロ短調〕/
 前奏曲とフーガ第2番 ト長調 Op.109 No.2/唱句 ホ短調/
 7つの即興曲 Op.150 より〔第6番 ロ短調/第3番 変ロ長調〕/
 前奏曲 ヘ長調/唱句 ヘ長調/前奏曲とフーガ第1番 ニ短調 Op.109 No.1/
 7つの即興曲Op.150 より〔第5番 ト短調/第1番 ホ長調/第7番 イ短調〕

  アンドルー=ジョン・スミス(Org)
 録音:2009年5月26日-28日、マドレーヌ寺院、パリ。使用楽器:アリスティド・カヴァイエ=コル、1846年製。Vol.1:CDA-67713 。
メシアン(1908-1992):トゥーランガリラ交響曲
 スティーヴン・オズボーン(P) シンシア・ミラー(オンド・マルトノ)
 ジュアンジョ・メナ指揮ベルゲンpo.
 録音:2011年6月20日-24日、グリーグホール、ベルゲン、ノルウェー。没後20周年を迎えたオリヴィエ・メシアンの大作を、2002年にリリースされベストセラーを記録した「幼な子イエスにそそぐ20の眼差し」(CDA-67351/1)、「アーメンの幻影」(CDA-67366)を既に録音をしているスティーヴン・オズボーンを迎え、ジュアンジョ・メナ&ベルゲン・フィルが録音。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.55〜
 シャルル=マリー・ウィドール
(1844-1937):
  ピアノ協奏曲第1番 ヘ短調Op.39 (*) /
  幻想曲 変イ長調 Op.62 /
  ピアノ協奏曲第2番 ハ短調Op.77 (*)
マルクス・ベッカー(P)
ティエリー・フィッシャー指揮
BBCウェールズ・ナショナルo.
 録音:2010年6月30日-7月2日、BBCホディノット・ホール、カーディフ、ウェールズ。(*)の2曲は世界初録音。
 好評シリーズの55巻目はフランスのウィドール。オルガン作品が有名なためピアノ協奏曲は忘れられていたようで、2曲とも世界初録音。演奏は第47集(ヤーダースゾーン&ドレーゼケ)に続きマルクス・ベッカーが担当する。
ヴィータウタス・ミシュキニス(1954-):合唱作品集
 すべてのものが静寂の中にあった時 (2008) /おお、聖なる饗宴 (2000) /我らの父 (1994) /
 地上は暗闇となった (1995) /私のもとを去らないで下さい、太陽よ (2007) /
 7つのアンティフォン (1995-2003) /おお、寒くなってきた (1994) /
 おお、大いなる神秘 (2008) /アヴェ・マリア II (1988) /
 サルヴェ・レジナ (1997) /アヴェ・マリア III (1990) / Time is endless (2007)
  ルパート・ゴフ指揮ロイヤル・ホロウェイcho.
 録音:2010年1月7日-9日、聖オールバン教会、ホルボーン、ロンドン。
 バルティック・エクスチェンジ(CDA-67747)、ラトヴィアの作曲家リハルト・デュブラ(CDA-67799)に続く、ハイペリオンからのバルト三国合唱作品集。リトアニア合唱協会会長、米国合唱団長連盟名誉会員などを務めたミシュキニスは、神秘性と独特の和声法を兼ね備えた作品で日本における人気も高い。
CDA-67819
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(2CD)
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クレメンティ:ピアノ・ソナタ全集 Vol.6(完結編)
 〔ト長調 Op.40-1 /ロ短調 Op.40-2 /Op.40-3 /イ長調 Op.50-1 /
  ニ短調 Op.50-2 /ト短調 Op.50-3「捨てられたディドーネ」〕
 ハワード・シェリー(P)
 録音:2009年12月1日-4日、セント・シラス・ザ・マーター、ロンドン。クレメンティのソナタの中でもヴィルトゥオージックで大規模な作品を収録。
ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ〔第1番 イ長調/第2番 ト長調〕/
      ツィガーヌ/ガブリエル・フォーレの名による子守歌
 ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
  アリーナ・イブラギモワ(Vn;*) セドリック・ティベルギアン(P)
PCDA-67820
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国内仕様盤
日本語解説付
\3085(税抜\2857)
 録音:2010年11月26日-28日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。使用楽器:ピエトロ・グァルネリ、1738年製。解説:ロジャー・ニコルズ(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。 ロシアの妖精アリーナ・イブラギモワのラヴェル&ルクー。
フランク・マルタン:歌劇「嵐」
 ローベルト・ホル(Br;元ミラノ大公プロスペロー) クリスティーン・ブッフル(S)
 エーサン・ヘルシェンフェルド(B) ヨーゼフ・ワーグナー(Br) ジェイムズ・ギルクリスト(T)
 アンドレアス・マッコ(B) サイモン・オニール、マルセル・ビークマン(T) デニス・ヴィルゲンホフ(B)
 ロマン・サドニク(T) アンドレ・モルシュ(Br) トマス・オリーマンス(Br)

 ティエリー・フィッシャー指揮オランダ放送po.&cho.
 録音:2008年10月、コンセルトヘボウ、アムステルダム。シェイクスピアのロマンス劇「テンペスト」を、アウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲルが翻訳、台本を仕上げた3幕のオペラ。独唱に主役をうたうホル、ギルグリスト、スゼーの後継者オリーマンスら世界トップクラスの歌手を起用、名古屋フィルの第7代常任指揮者として一気に知名度を高めたティエリー・フィッシャーのタクト。
ハフのリスト&グリーグ
 リスト:ピアノ協奏曲
  〔第1番 変ホ長調 S.124/第2番 イ長調 S.125〕
 グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
スティーヴン・ハフ(P)
アンドルー・リットン指揮
ベルゲンpo.
 録音:2011年6月14日-16日、18日、グリーグ・ホール、ベルゲン(ノルウェー)。現代イギリスを代表するピアニストの一人、スティーヴン・ハフが、グリーグの故郷ノルウェーのベルゲンでリットン&ベルゲン・フィルと共に録音したリスト&グリーグのピアノ協奏曲集。リスト生誕200周年とハフ自身の50歳をともに記念したアルバム。
フロール・ペーテルス(1903-1986):オルガン作品集
 演奏会小品 Op.52a/アリアOp.51/モーダル組曲 Op.43/
 フランドル地方の古謡による変奏とフィナーレOp.20/
 オルガン・コラールOp.39より/エレジーOp.38/
 トッカータ、フーガとアヴェ・マリス・ステラOp.28/
 花の歌 Op.66-3/太陽の歌 Op.66-5
ダルシー・
 トリンクウォン(Org)
 録音:2009年10月29日-30日。ペーテルスはメヘレンの聖ロンバウツ大聖堂(スコットランドの宣教師であった聖ランボールド(?-775)から取られた名を持つが、代理店記載の『サント・ロンボウツ』は適切ではない)のオルガニストを務め、教会音楽、グレゴリオ聖歌、中世の音楽に精通するコンポーザー・オルガニストとして活躍した。ケントのトンブリッジ・スクール・チャペルのオルガンを使用。
J.S.バッハ/シトコヴェツキー編曲:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(弦楽三重奏版)
 レオポルド弦楽三重奏団
  [イザベル・ファン・クーレン(Vn) ローレンス・パワー(Va) ケイト・グールド(Vc)]
 録音:2010年1月5日、10月11日-12日、ワイアストン財団コンサート・ホール、モンマス。
デイル&ボウエン:ピアノ作品集
 ベンジャミン・デイル(1885-1943):
  ピアノ・ソナタ ニ短調 Op.1 (1902-05) /
  プルーネラ (1923) /夜の空想 (1909)
 ヨーク・ボウエン(1884-1961):
  小組曲 ハ長調 Op.14 (1904) (*)
ダニー・ドライヴァー(P)
 録音:2010年7月15日-17日、12月18日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。(*)は世界初録音。
 俊英ダニー・ドライヴァーがバックスと同世代にあたるデイルとボウエンを録音。後に王立音楽院の和声法教授や院長も務めたデイルは、天才的才能を持ちながら、作曲ではその資質を全て開花できなかったといわれている。代表作「ピアノ・ソナタ ニ短調」は王立音楽院在学中に作曲され、友人のヨーク・ボウエンに献呈された。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.57〜アードルフ・ヴィークルンド(1879-1950):
 ピアノ協奏曲〔第1番 ホ短調 Op.10 /第2番 ロ短調 Op.17 〕/演奏会用小品 ハ長調 Op.1
  マッティン・ステュルフェルト(P) アンドルー・マンゼ指揮ヘルシングボリso.
 録音:2010年9月21日-25日、ヘルシングボリ・コンサート・ホール、スウェーデン。人気シリーズ第57弾は、Vol.49のステーンハンマル(CDA-67750)以来となるスウェーデンの作曲家。アドルフ・ヴィークルンドはストックホルム音楽院を卒業後パリ、ベルリンへ渡り、作曲家、指揮者、ピアニストとして欧州各国で成功を収めた。ピアノ協奏曲はラフマニノフを彷彿とさせる濃厚なカラーと劇的なスタイル、グリーグのような北欧の清澄感にあふれた美しい旋律が共存する。ソリストはシリーズ初登場となるスウェーデンの俊傑マッティン・ステュルフェルト、バックはマンゼ&ヘルシングボリ響。
コダーイ:チェロのための作品集
 無伴奏チェロ・ソナタOp.8/
 ソナチネ(ギンズブルク編)/9つのエピグラム/
 叙情的なロマンス/アダージョ
ナタリー・クライン(Vc;*)
ジュリアス・ドレイク(P)
 使用楽器:グァダニーニ、1777年製作(*)。世界的チェリストとしての実力に加え美貌と、天からニ物を与えられたイギリスの女流、ナタリー・クラインはこれまで EMI と専属契約していたが、HYPERION へ移籍した模様で、当盤が第1弾。既録音はショパン、ラフマニノフ、エルガーなどだった。
バラッドの歌い手
 ベートーヴェン:ゲーテのファウストから Op.75-3
 レーヴェ:エドワードOp.1-1/歩きまわる鐘 Op.20-3 / シューベルト:魔王D.328
 シューマン:ライオンの花嫁 Op.31-1/宝探しの男 Op.45-1
 ブラームス:ライン川の向こうに辺境伯がいた WoO.33-29 / ヴォルフ:火の騎士
 マーラー:トランペットが美しく鳴り響ところ / スタンフォード:つれなき乙女
 スコット:ロード・ランダル / サリヴァン:失われた和音
 エマニュエル:砂漠 / ポーター: The Tale of the Oyster
  ジェラルド・フィンリー(Br) ジュリアス・ドレイク(P)
 録音:2010年2月1日-3日、オール・セインツ教会、ロンドン。
 シューベルト「魔王」、ヴォルフ「火の騎士」などの有名どころから、サリヴァン、エマニュエル等の秘曲まで、物語性に富んだ歌曲を集めた、グラモフォン賞歌曲部門で2年連続受賞したカナダのバリトン、フィンリーならではのアルバム。
ゲルハルト&リカド〜カザルス・アンコールズ
 ポッパー:村の歌 Op.62-2 / ドビュッシー:メヌエット
 ゴダール:ジョスランの子守歌 / ズガンバーティ:ナポリのセレナーデOp.24-2
 ラッセン:君の青い瞳で / ショパン:夜想曲第2番 変ホ長調 Op.9-2
 フォーレ:夢のあとに Op.7-1 / ポッパー:マズルカ ト短調 Op.11-3
 ワーグナー:夕星の歌 / ポッパー:ヴィトーOp.54-5 / エルガー:愛の挨拶 Op.12
 ボッケリーニ:アレグロ・モデラート / ファリャ:子守歌
 マクダウェル:ロマンスOp.35 / グラナドス:アンダルーサOp.37-5
 クライスラー:ルイ13世のシャンソンとパヴァーヌ
 ショパン:前奏曲第15番 変ニ長調 Op.28-15「雨だれ」
 サン=サーンス:白鳥/アレグロ・アパッショナート ロ短調 Op.43 / カザルス:鳥の歌
  アルバン・ゲルハルト(Vc) セシル・リカド(P)
 録音:2010年6月25日-27日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール、モンマス。
 「B級C級の演奏で珍品を録音することは、レパートリー的になんの貢献も残さない」という強い信念を持ち、作品を理解するために全て暗譜で演奏するというアルバン・ゲルハルトによる、初めて憧れた「特別なチェリスト」カザルスへのオマージュ・アルバム。フィリピン生まれで、アバドやプレヴィンとの競演録音でも名高いリカドによる、約9年ぶりの新録音としても注目。
Beyond all mortal dreams 〜アメリカのア・カペラ
 ルネ・クローセン(1953-): Tonight eternity alone
 スティーヴン・スタッキー(1949-):新しい3つのモテット「トマス・タリスの思い出に」
 ウーラ・ヤイロ(1978-):サンクトゥス
 フランク・ファーコ(1950-):ヒルデガルドの三連画
 エドウィン・フィッシンガー(1920-1990):ルクス・エテルナ
 ヒーリー・ウィラン(1880-1968): Fair in face / I beheld her, beautiful as a dove /
              Rise up, my love, my fair one / How they so softly rest
 スティーヴン・ポールズ(1949-):
  The day is done / Pilgrims' Hymn (Excerpt from The Three Hermits) /
  Hymn to the Eternal Flame (Excerpt from To be Certain of the Dawn)
 ウィリアム・ホーリー(1950-):2つのモテット / ウーラ・ヤイロ: Phoenix
  スティーヴン・レイトン指揮ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho.
 録音:2010年7月2日-5日、トリニティ・カレッジ・チャペル、ケンブリッジ。
シュールホフ:ヴァイオリン・ソナタ集
 ヴァイオリンとピアノのための組曲/
 ヴァイオリン・ソナタ第1番 WV.24/
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタWV.83/
 ヴァイオリン・ソナタ第2番 WV.91
ターニャ・
 ベッカー=ベンダー(Vn)
マルクス・ベッカー(P)
 録音:2010年4月3日-5日、ベートーヴェンザール、ハノーファー。パガニーニ「24のカプリース」(CDA-67763)で鮮烈なデビューを果たしたドイツの女流ベッカー=ベンダーのセカンド・レコーディング。神童時代はマックス・レーガーとフリッツ・シュタインバッハに師事し、その後、ジャズ、ダダイズムと共産主義に傾倒し作風を変化させていくシュールホフの音楽。
ショスタコーヴィチ
 ピアノ三重奏曲第1番 ハ短調 Op.8「詩曲」/
 アレクサンドル・ブロークの詩による
  7つのロマンスOp.127(*)/
 ピアノ協奏曲第2番 ヘ長調 Op.102
フロレスタン・トリオ
[アンソニー・マーウッド(Vn)
 リチャード・レスター(Vc)
 スーザン・トムズ(P)]
スーザン・グリットン(S;*)
 録音:2010年1月11日-13日、10月30日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)。
 旧来のドーマス四重奏団から発展、1996年以来16年に渡りイギリスにおけるピアノ三重奏団のトップであり続けたフロレスタン・トリオは、2012年1月のウィグモア・ホール・リサイタルを最後に解散することとなった。代理店によると当盤が『ラスト・レコーディング』になるとのこと。当盤では現代イギリスの大ソプラノ、スーザン・グリットンが花を添えている。
ジョナサン・ハーヴィー(1939-):合唱作品集
 天使たち(*)/ Ashes Dance Back / Marahi / The Summer Cloud's Awakening
  カスパルス・プトニンシュ指揮(*) ジェイムズ・ウッド指揮ラトヴィア放送cho.
 録音:2005年4月19日(*)、2008年11月1日、以上 リガ(ラトヴィア)。ジョナサン・ハーヴィーは、ブーレーズからの招きでIRCAM(フランス国立音響音楽研究所)で活動した経歴を持つ現代イギリスのリーディング・コンポーザーの1人。エレクトロニクスと人間の声をコラボレートさせた合唱作品を得意とする。
フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):
 ミサ曲「われを祝賀せよ」/王が宴におられる間/ Maria Magdalena et altera Maria /
 Post dies octo /天の女王(4声)/アヴェ・マリア/天の女王(8声)
トマ・クレキヨン(1505頃-1557頃):われを祝賀せよ
  アンドルー・カーウッド指揮カージナルズ・ミュージック
 録音:2009年11月9日-11日、アランデル城フィッツアラン教会、イギリス。タリス・スコラーズのメンバーとしても活躍したアンドルー・カーウッドをリーダーとして1989年に結成された英国の古楽系ア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージック。結成以来、長年に渡り取り組んでいたウィリアム・バードの宗教音楽集録音全13巻を完成させた彼らによる新録音は同じく16世紀のスペインへ。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.54
 フレデリック・ハイメン・カウエン(1852-1935):
  コンチェルトシュトゥック(1897)(*)
 アーサー・サマヴェル(1863-1937):
  交響的変奏曲「ノルマンディー」/
  ピアノ協奏曲 イ短調「ハイランド」
マーティン・ロスコー(P)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBCスコティッシュso.
 録音:2010年1月13日-14日、シティ・ホール、グラスゴー。全曲世界初録音。スタンフォードやパリーと同世代人で、ハレ管、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管などで常任指揮者を務めたカウエンは優れた歌曲を生み「イギリスのシューベルト」とも呼ばれた。(*)はポーランドの大ピアニスト、パデレフスキのために作曲され、彼をソリストとした初演でも大喝采を浴びた。歌曲や小規模管弦楽作品の秀作を遺したサマヴェルによる知られざる2曲をカップリング。
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト Vol.10
 フレデリック・デルランジェ(1868-1943):
  ヴァイオリン協奏曲 ニ短調Op.17/詩曲 ニ長調
 フレデリック・クリフ(1857-1931):
  ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
フィリップ・グラファン(Vn)
デイヴィッド・
 ロイド=ジョーンズ指揮
BBCウェールズ・ナショナルo.
 録音:2010年3月30日-31日、4月1日、BBCホディノット・ホール、カーディフ。
 ヴュータン(CDA-67798)、ダヴィッド(CDA-67804)と続いてきたロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズ(RVnC シリーズ)第10集は、フランスのヴィルトゥオーゾ、フィリップ・グラファンを第1集以来のソリストに迎え、「イギリス」をテーマにお送りする。
 ドイツ人を父、アメリカ人を母にパリで生まれたフレデリック・デルランジェは10歳でロンドンへ移住、同地で銀行マンのみならずロンドン・フィルの理事としても活躍、さらに作曲家としても、ドラティ&ロンドン響の録音もあるバレエ音楽「 Les cent baisers [100回のキス]」が大成功を収めたという異色の経歴を持つ。
 フレデリック・クリフは王立音楽大学、王立音楽アカデミーで教鞭を執った人で、門下にアイアランドとベンジャミンがいる。ヴァイオリン協奏曲や交響曲は高い評価を得たものの、1905年頃自ら作曲家としては筆を折っており、その作品に接する機会は非常に少ない。それだけにハンガリーの語法を感じさせるフィナーレを持ったこのヴァイオリン協奏曲は貴重な音源と言える。
ヴォーン・ウィリアムズ:ヴィオラのための組曲
ジョン・マキューアン:ヴィオラ協奏曲(1901)
ヴォーン・ウィリアムズ:組曲「野の花」(*)
ローレンス・パワー(Va)
マーティン・ブラビンズ指揮
BBCウェールズ・ナショナルo.、
BBCウェールズ・ナショナルcho.(*)
 録音:2011年1月17日-19日、BBCホディノット・ホール、カーディフ。イギリスのトップ・クラス奏者パワーが、独奏楽器としてのヴィオラの地位を確立したライオネル・ターティスのために作曲された3つのイギリス音楽を弾く。
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.1
 〔第6番 変ロ長調 K.238/
  第8番 ハ長調 K.246「リュッツォウ」/
  第9番 変ホ長調 K.271「ジュノム」〕
アンジェラ・ヒューイット(P)
マントヴァ室内o.
 録音:2010年11月30日、12月1日-2日、ドッビアーコ(イタリア)。使用楽器:ファツィオーリ。現代最高のバッハ弾きと称されるアンジェラ・ヒューイットがモーツァルトのピアノ協奏曲集をスタート、まずは初期3作品から。
CDA-67841
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ジョゼフ・アクロン(1886-1943):ヴァイオリンとピアノのための組曲全集
 ヘブライの旋律 Op.33 /2つのヘブライの小品 Op.35 /エリ・シオン/前奏曲 Op.13 /ヴァルソヴィの思い出 Op.14 /
 コケットリーOp.15 /セレナーデOp.17 /レ・シルフィードOp.18 /子守歌 Op.20 /即興的な踊り Op.37 /
 シェールOp.42 /おとぎ話 Op.46 /愛の献呈 Op.51 /カンツォネッタOp.52 No.2 /2つの印象 Op.32 /
 2つの印象 Op.36 /2つのパステル画 Op.44 /組曲「ステンペーニュ」/組曲第1番「古風な形式による」Op.21 /
 組曲第2番 Op.22 /4つの幻想的小品「組曲第3番」Op.23 /風変わりな組曲「リズムの連作、組曲第4番」Op.41/
 子供のための組曲(ハイフェッツ編曲)/レオポルド・アウアーへの思い/ラ・ロマネスカ

  ハガイ・シャハム(Vn) アーノン・エレツ(P)
 録音:1996年2月26日-28日、2009年3月8日-10日、イェルサレム音楽センター(イスラエル)。シェーンベルクから「現代の作曲家たちの中で最も過小評価された1人」とその才能を称賛されたユダヤ系ポーランド人のヴァイオリニスト=コンポーザー、アクロンは、ポーランド、ロシア、ドイツを経てアメリカへ渡り、ユダヤ民俗音楽協会に参加、代表作「ヘブライの旋律」などユダヤの民族音楽を題材とした小品を数多く残している。東欧のヴァイオリン作品の伝承者たち、ハガイ・シャハムとアーノン・エレツのデュオがここでも冴えまくる。
ヘンデル:バスのためのアリア集
 歌劇「リナルド」HWV.7a〜Sibilar gli angui d 'Aletto /
 牧歌劇「エイシスとガラテア」HWV.49a より〔俺は怒り狂う、溶ける、燃え尽きる/さくらんぼよりなお赤い〕/
 カンタータ「アチ、ガラテアとポリフェーモ」HWV.72〜 Fra l'ombre e gl'orrori /
 オラトリオ「快活の人、沈思の人、中庸の人」HWV.55〜 If I give thee honour due、Mirth, admit me of thy crew /
 オラトリオ「復活」HWV.47〜 Qual'insolita luce、Caddi, e ver /
 オラトリオ「デボラ」HWV.51〜 Tears, such as tender fathers shed /
 オラトリオ「ベルシャザール」HWV.61〜 To pow'r immortal my first thanks are due /
 歌劇「オルランド」HWV.31〜 Impari ognun da Orlando、Sorge infausta una procella /
 オラトリオ「テオドーラ」HWV.68〜 Racks, gibbets, sword and fire /
 歌劇「ムツィオ・シェーヴォラ」HWV.13〜 Volate piu dei venti /
 歌劇「アグリッピーナ」HWV.6〜こちらへ、愛する人よ/
 歌劇「イングランド王リッカルド」HWV.23〜Nel mondo e nell'abisso /
 カンタータ「アポロとダフネ」HWV.122 より〔足よ急げ!/ Cara pianta 〕/
 オラトリオ「アレグザンダーの饗宴」HWV.75〜 Revenge, Timotheus cries /
 オラトリオ「セメレ」HWV.58〜 Leave me, loathsome light

  クリストファー・パーヴェス(B) ジョナサン・コーエン指揮アルカンジェロ
 録音:2012年1月、オール・ハロウズ教会、ゴスペルオーク、ロンドン。イギリスのバス歌手、パーヴェスによるヘンデル。イタリア語と英語のオペラ、英語による古典劇、聖書に基づくオラトリオ、頌歌、仮面劇などからセレクト。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.56〜
 カルクブレンナー
(1785-1849) [Vol.2] :
  ピアノ協奏曲第2番 ホ短調 Op.85 /
  ピアノ協奏曲第3番 イ短調 Op.107 /
  アダージョと華麗なアレグロOp.102
ハワード・シェリー(P)指揮
タスマニアso.
 録音:2010年6月23日-26日、フェデレーション・コンサート・ホール、タスマニア。全曲世界初録音。
 第41集の第1番&第4番(CDA-67535)に続きフレデリック・カルクブレンナーの協奏曲集がリリース。当巻で全集完結。ドイツ生まれでフランスを中心としたヨーロッパでピアニストとして大成し、人気の絶頂を極めたカルクブレンナーは、ピアノ・メーカーのプレイエルに役員として参加、そして次代の天才ショパンから「ピアノ協奏曲第1番」を献呈された。そのピアノ協奏曲は華麗かつ優雅な作風を持ち、古典派末期からロマン派への架け橋として、ショパンを筆頭とした次世代の音楽家たちに大きな影響を与えた。
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):歌曲全集 Vol.6
 変わらぬもの Op.69 No.3 /星 Op.69 No.1 /森を行く Op.69 No.4 /ひどい天気 Op.69 No.5 /赤いばら TrV.119 /
 目覚めたばら TrV.90 /めぐり合い TrV.98 /僕らは踊りだしたい気持ちだ TrV.175 /小川 Op.88 No.1 /
 ベルヴェデーレ上宮からの眺め Op.88 No.2 /歌曲集「商人の鑑」Op.66 /誰がしたのか? TrV.142 /あおい TrV.297

  エリザベス・ワッツ(S) ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 録音:2012年1月16日-18日、オール・セインツ教会、ロンドン。当レーベル初登場のエリザベス・ワッツはヨーロッパで急速に評価を高めてるイギリスの若いソプラノ。1921年に出版された歌曲集「商人の鑑」や、シュトラウス生前には出版されず、1985年にキリ・テ・カナワが初演した「あおい」などを収録。
シベリウス:弦楽四重奏曲 ニ短調 Op.56「親愛なる声」
スメタナ
 弦楽四重奏曲第1番 ホ短調「わが生涯より」/
 弦楽四重奏曲第2番 ニ短調
ダンテSQ
 録音:2010年7月、ポットン・ホール、サフォーク。
 英BBCミュージック・マガジン賞、仏ディアパゾン賞を得たフォーレ&フランク(CDA-67664)に続くダンテ四重奏団3枚目のアルバム。
グラナドス
 組曲「ゴイェスカス」/
 わら人形〜ゴヤ風の情景/演奏会用アレグロ
ギャリック・オールソン(P)
 録音:2011年5月31日-6月2日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。使用楽器:スタインウェイ。ブラームス「変奏曲全集」(CDA-67777)に続く、1970年第8回ショパン国際ピアノ・コンクールの覇者ギャリック・オールソンによるHYPERIONへの新録音。
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト Vol.13
 シューマン
:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO.23 /
       ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.129 /
       幻想曲 ハ長調 Op.131
アンソニー・マーウッド(Vn)
ダグラス・ボイド指揮
BBCスコティッシュso.
 録音:2011年11月10日-11日、シティ・ホール、グラスゴー。人気シリーズの13弾は意外ともいえる大作曲家シューマンだが、もちろん彼のヴァイオリン協奏曲は2曲とも秘曲とも言える作品。WoO.23 は1937年に発見・初演されるまで封印状態にあった遺作、Op.129はシューマン自身がチェロ協奏曲から編曲したものだが、発見されたのは1987年。今回はさらにヨアヒムによって初演されたOp.131をカップリング。演奏の元フロレスタン・トリオのメンバー、アンソニー・マーウッドは、第5集のコールリッジ=テイラー&サマヴェル以来の登場。
クレメンス・ノン・パパ
 死者のためのミサ曲(レクイエム)/悲しみと不安が/
 バビロンとシリア/羊のごとくさまよい(5声)/
 深き淵より/ラーマの声/日々罪を犯し/
 主よ、いざわれらに
スティーヴン・ライス指揮
ブラバント・アンサンブル
 録音:2010年3月16日-18日、マートン・カレッジ・チャペル、オックスフォード。音楽学者としても高名なルネサンス音楽のスペシャリスト、スティーヴン・ライスと、フランドル楽派の音楽の申し子たち、ブラバント・アンサンブルによるクレメンス・ノン・パパの宗教作品集。
ハフ〜ショパン:ワルツ全集(全19曲)
 ワルツ〔第1番−第20番〕/
 夜想曲第2番 変ホ長調 Op.9 No.2
スティーヴン・ハフ(P)
PCDA-67849
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\3085(税抜\2857)
国内盤
日本語解説書付
 録音:2010年10月17日-20日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール、モンマス。解説:ジェフリー・コールバーグ(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。
 2003年録音の「バラード&スケルツォ全集」(CDA-67456)、2009年録音のソナタ第3番を含む「後期作品集」(CDA-67764)に続くハフのショパン・アルバム。
CDA-67850
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(2CD)
1CD価格
ムツィオ・クレメンティ(1752-1832):奇想曲&変奏曲集
 奇想曲〔変ロ長調 Op.17/イ長調 Op.34 No.3/ヘ長調 Op.34 No.4/ホ短調 Op.47 No.1/ハ長調 Op.47 No.2〕/
 21の変奏曲つきブラック・ジョーク ト長調 WO.2/狩り Op.16/12のモンフェリーナOp.49/月の光による変奏曲 Op.48/
 モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の「打て、打て」による変奏曲 WO.10/
 コリック氏によるメヌエットによる変奏曲 WO.5/ロンド 変ロ長調 WO.8/音楽的性格描写 Op.19

  ハワード・シェリー(P)
 録音:2010年10月25日-28日、殉教者聖サイラス教会、ロンドン。
 クレメンティのソナタ全集を完成させたシェリーによる続編が登場。
アラベスク、ディデュランボス、エレジー〜
 ニコライ・メトネル
(1880-1951):ピアノ小品集
 8つの情景画 Op.1 /3つの即興曲 Op.2 /4つの小品 Op.4 /3つのアラベスクOp.7 /
 3つのディデュランボスOp.10 /3つのお話 Op.17 /4つの抒情的断片 Op.23 /
 練習曲 ハ短調/3つの小品 Op.31 /3つの労働の賛歌 Op.49 /
 主題と変奏 嬰ハ短調 Op.55 /2つのエレジーOp.59
  ヘイミッシュ・ミルン(P)
 録音:2010年9月20日-22日、2011年3月10日-12日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。ロンドン王立音楽アカデミーの教授でロシア音楽とメトネル作品の世界的権威、ミルンが長年の研究成果を自ら世に問う録音。
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):ウィンチェスター・サーヴィスと後期作品集
 ユビラーテ・デオ「 St Peter ad Vincula 」/神の力を/ウィンチェスター・サーヴィス/
 ラプソディ第4番/来たれ、我が魂よ(*) /テ・デウム「 St Mary Redcliffe 」/
 Coventry Antiphon /A Flourish for a Bidding (*) /Antiphon /神を畏れる/主を讃えよ
  アンドルー・ラムスデン指揮ウィンチェスター大聖堂聖歌隊 サイモン・ベル(Org;*)
 録音:2010年3月、ウィンチェスター大聖堂(イギリス)。単旋律聖歌をルーツとして1969年に作曲された「ウィンチェスター・サーヴィス」は、ハウエルズの後期を代表する作品の1つ。
フィリップ・シェーンドルフ(1565/70-1617以降):作品全集
 ミサ曲「主よ、いつまでもわれを」/第6旋法によるマニフィカト/
 賛歌が捧げられ/聖霊来たりたまえ/ミサ曲「やさしい眼差し」
フィリップ・デ・モンテ(1521-1603):
 主よ、いつまでもわれを/第4旋法によるマニフィカト/やさしい眼差し
  チンクェチェント
 録音:2010年4月、Kloster Pernegg , ヴァルトフィアテル(オーストリア)。
 男声6人のルネサンス系ヴォーカル・アンサンブルによる、当時隆盛を誇ったハプスブルク家の神聖ローマ皇帝ルドルフ2世に仕え、プラハ宮廷では聖歌隊指揮者を務めた音楽家の作品全集。彼の師であるフィリップ・デ・モンテの作品も収録。
ブクステフーデ:オルガン作品全集 Vol.3
 前奏曲 ニ短調 BuxWV.140/主に感謝せよ、彼は恵み深きがゆえに BuxWV.181/
 カンツォネッタ ト長調 BuxWV.172/主よ、われらを御言葉のもとに留めたまえ BuxWV.185/
 今ぞわが魂よ主をたたえよ BuxWV.212/前奏曲 ヘ長調 BuxWV.145/
 主イエス・キリストよ、我は知れり BuxWV.193/第1旋法によるマニフィカトBuxWV.203/
 イエス・キリスト、汝はたたえられよ BuxWV.189/救い我らに来たれり BuxWV.186/
 御子はベツレヘムに生まれたまう BuxWV.217/前奏曲 ハ長調 BuxWV.136/
 来たれ聖霊、主なる神 BuxWV.200/カンツォーナ ト長調 BuxWV.170/
 神のひとり子なる主キリストBuxWV.191/前奏曲 嬰ヘ短調 BuxWV.146
  クリストファー・へリック(Org)
 録音:2010年4月20日-22日、サン・ルイ・アン・リル教会、サン=ルイ島(パリ)。使用楽器:オーベルタン製。「オルガン・ファイアーワークス」シリーズでもお馴染みのへリックが取り組んでいるシリーズ第3集。パリ、セーヌ川のサン=ルイ島にある唯一の教会にて録音。
リスト:葬送頌歌
 交響詩「ゆりかごから墓場まで」S.107/
 3つの葬送頌歌 S.112 (1860-1866) (#)
  〔死者(*)/夜/タッソーの葬送的凱旋〕
 レーナウの「ファウスト」からの
  2つのエピソードS.110
イラン・ヴォルコフ指揮
BBCスコティッシュso.
グラスゴー・シンガーズ(*)
 録音:2010年6月2日-4日、シティ・ホール(グラスゴー)。(#)は管弦楽版による世界初録音。ハイペリオンが2011年のリスト・イヤーに掲げた3つのキーワード「ピアノ」「歌曲」「オーケストラ」のうち、オーケストラを担うアルバム。
エルガー
 弦楽四重奏曲 ホ短調 Op.83 (*) /ミーナ(#) /
 ラウラ・ワルツ(#) /行進曲 ニ長調(#) /
 即興曲(#) /ピアノ五重奏曲 イ短調 Op.84 (*/#)
ピアーズ・レーン(P;#)
ゴールドナーSQ (*)
 録音:2010年7月3日-5日、ポットン・ホール、サフォーク。
ジェイムズ1世時代の音楽
 トムキンズ:強くあれ、雄々しくあれ
 ギボンズ:神々の中の偉大なる神よ/おお、まことに忠実なるすべての心よ/ファンシー
 フーパー:大礼拝曲(グレート・サーヴィス)
 トムキンズ:主に向かって新しき歌を歌え / ギボンズ:ファンシー
 トムキンズ:ダヴィデが聞きしとき/ダヴィデの嘆き
 ラムゼイ:勇士たちは戦いのさなかに倒れた
 ギボンズ:見よ、御言葉は肉体となりぬ/4声のファンタジア/ダヴィデの子に栄あれ/
      おお主よ、御身の怒りにてわれを責めたもうな/
      全能にして永遠なる神/前奏曲/おお、ともに手を打ち鳴らせ
  ジェイムズ・オドンネル指揮ウェストミンスター寺院聖歌隊
  ロバート・クィンニー(Org)
 録音:2010年3月16日-17日、オール・ハロウズ教会、ロンドン。西暦960年に建設され、現在も英国王室と縁の深いウェストミンスター寺院の聖歌隊が歌うイングランド王ジェイムズ1世時代の典礼音楽集。
ロマンティック・チェロ・コンチェルト Vol.3〜
 チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード
(1852-1924):
  チェロ協奏曲 ニ短調/チェロと管弦楽のためのロンド ヘ長調(*) /
  バッラータとバッラビーレOp.160 (*) /アイルランド狂詩曲第3番 Op.137
 ジェンマ・ローズフィールド(Vc) アンドルー・マンゼ指揮BBCスコティッシュso.
 録音:2011年1月6日-7日、シティ・ホール、グラスゴー。(*)の2曲は世界初録音。
 ドホナーニ、エネスコ、ダルベール(CDA-67544)、フォルクマン、ディートリヒ、ゲルンスハイム、シューマン(CDA-67583)に続く同シリーズ第3集は、初のイギリス物となるスタンフォード。イギリスのチェロ協奏曲で真っ先に思い浮かぶのはエルガーだが、抒情的で明るく快活な旋律を持つスタンフォードのチェロ協奏曲 ニ短調はイギリス・ロマン派音楽の知られざる名作で、イギリスのチェロ協奏曲のランドマークになるだけの魅力を持った作品。1981年ロンドン生まれのジェマ・ローズフィールドは、16歳で国際的にコンチェルト・デビュー(欧文記載ママ)し、2007年にはピエール・フルニエ賞を受賞、次代の巨匠候補として期待される逸材。当盤は本格的なレコーディング・デビューとなる。また、指揮がアンドルー・マンゼであることも話題となるだろう。
アレグリのミゼレーレとローマの音楽
 アネリオ:めでたし元后
 7人の作曲家による12声のミサ曲「ミサ・カンタンティブス・オルガニス」(ミサ曲「チェチーリアは楽器を奏で」)
  〔スタービレ:キリエ / ソリアーノ:キリストよ、憐れみたまえ / ドラゴーニ:キリエ/
   パレストリーナ:グローリア / 作曲者不詳:主なる神よ、神の小羊/
   ドラゴーニ:世の罪を除きたもう / スタービレ:クレド/十字架に磔られ / ソリアーノ:天に昇りて
   ジョヴァンネッリ:我は信ず、主なる聖霊を / サンティーニ:サンクトゥス / マンチーニ:アニュス・デイ〕

 アレグリ:エレミアの哀歌/ミゼレーレ/預言者エレミヤの哀歌が始まる
 パレストリーナ:チェチーリアは楽器を奏で / アレグリ:味わいて見よ
  アンドルー・カーウッド指揮カージナルズ・ミュージック
 録音:2010年4月19日-21日、セント・オールバンズ教会、ロンドン。バードの宗教音楽集第13巻(CDA-67779)で1987年のタリス・スコラーズ以来、古楽部門からは史上2度目の英グラモフォン賞2010年最優秀賞を獲得したカーウッド&カージナルズ・ミュージックの新アルバム。バチカンのシスティーナ礼拝堂で歌われた門外不出の聖歌で、モーツァルトのエピソードがよく知られているアレグリのミゼレーレを含む12声のミサ曲「チェチーリアは楽器を奏で」を含む。
モーツァルト:弦楽五重奏曲集
 〔第1番 変ロ長調K.174 /第2番 ハ短調K.406 /第3番 ハ長調K.515/
  第4番 ト短調K.516 /第5番 ニ長調K.593 /第6番 変ホ長調K.614 〕
 ナッシュ・アンサンブル
 [マリアンネ・トールセン、マリン・ブロマン(Vn) ローレンス・パワー(Va)
  ポール・ワトキンス(Vc) フィリップ・デュークス(Va)]
 新旧どんな時代の作品、編成にもたちどころに対応してしまうイギリスのスーパー室内楽団、ナッシュ・アンサンブルによるモーツァルトの弦楽五重奏曲集。
タカーチSQ〜シューベルト
 弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956 (*) /弦楽四重奏曲第12番 ハ短調 D.703「四重奏断章」
  タカーチSQ[エドワード・ドゥシンベル(第1Vn) カーロイ・シュランツ(第2Vn)
        ジェラルディン・ウォルサー(Va) アンドラーシュ・フェイェール(Vc)]
  ラルフ・カーシュバウム(Vc;*)
 録音:2012年5月18日-21日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール、モンマス。移籍第1弾となった「死と乙女&ロザムンデ」(CDA-67585)以来となるタカーチ弦楽四重奏団のシューベルトは、約20年振りのレコーディングとなる「弦楽五重奏曲」と「四重奏断章」。前者ではアメリカの名チェリスト、ラルフ・カーシュバウムが参加。
ショスタコーヴィチ:ヴィオラとピアノのための音楽
 「24の前奏曲」Op.34〜7曲
  (エフゲニー・ストラーホフ編曲)/
 ヴィオラ・ソナタOp.147/
 「馬あぶ」Op.97〜5つの小品
  (ワディム・ボリソフスキー編曲)
ローレンス・パワー(Va)
サイモン・クロフォード=
 フィリップス(P)
 録音:2010年10月24日-26日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール、モンマス。
カール・レーヴェ(1796-1869):歌曲&バラード集
 エドワードOp.1 No.1/詩人トムOp.135a/魔王Op.1 No.3/オルフ殿 Op.2 No.2/山々に憩いあり Op.9 BookI No.3a/
 天上から来たあなた Op.9 BookI No.3b/エーベルシュタイン伯爵 Op.9 BookVI No.5/
 塔守リュンコイスがファウストの見張り台で歌う Op.9 BookVIII No.3/甘美な埋葬 Op.62 BookI No.4/
 足の揃わぬ短長格 Op.62 BookI No.5/歩きまわる鐘 Op.20 No.3/通り過ぎる時に Op.81 No.1/巡礼者 Op.99 No.3/
 海を行くオーディンOp.118/時計 Op.123 No.3/宿屋の若い娘 Op.1 No.2/
 ほの光る海 Op.145 No.1/嵐に遭って Op.145 No.3/秘め事 Op.145 No.4/騎兵の歌 Op.145 No.5

  フローリアン・ベッシュ(Br) ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 録音:2010年5月、オール・セインツ教会、ロンドン。オペラから古楽までを高いレベルで歌うことのできるオーストリアのバリトン歌手フローリアン・ベッシュは、ローベルト・ホルの愛弟子で、次代のリート界を担う逸材として期待されている。
ジェイムズ・マクミラン(1959-):合唱作品集
 ユビラーテ・デオ(*)/セレニティ(*)/マニフィカトとヌンク・ディミティス/
 Tremunt videntes angeli /オン・ラヴ (*)/...ここに身を隠し.../我に正義を/
 ダヴィデの家から小羊が来たり/ジョルジュ・ルオーの墓碑銘(*)
  マシュー・オウエンズ指揮ウェールズ大聖堂聖歌隊 ジョナサン・ヴォーン(Org)
 録音:2010年6月、ウェールズ大聖堂(イギリス)。(*)は世界初録音。
ヘンリー5世とランカスター家の音楽
 ヘンリー5世(1386-1422):グローリア
 聖歌(交唱&応唱):ブリドリントンのセント・ジョンのための日課/キリエ/グローリア/クレド/アニュス・デイ
 パワー:めでたし天の女王/栄光の聖母 / ダメット:創造主の母よ / クック:アルマ・プロールス
 スタージョン:めでたし女王 / フライ:4声の「めでたし天の女王」

  アンドルー・カークマン指揮バンショワ・コンソート
 録音:2010年5月11日-13日、殉教者聖サイラス教会、ロンドン。
ピッツェッティ&カステルヌオーヴォ=テデスコ:ヴァイオリン・ソナタ集
 イルデブランド・ピッツェッティ(1880-1968):ヴァイオリン・ソナタ イ長調/3つの歌
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):幻想曲風ソナタ/3つのヴォカリーズ
  ハガイ・シャハム(Vn) アーノン・エレツ(P)
 録音:2010年6月20日-23日、エルサレム音楽センター、イスラエル。フバイ、ブロッホ、ヴェイネル、アクロン等、東欧作品を続々取り上げてきたハガイ・シャハムとアーノン・エレツが挑む、20世紀初期イタリア作品。日本では交響曲 イ長調が「皇紀2600年奉祝曲」として知られると、彼に師事したイタリア系ユダヤ人作曲家カステルヌオーヴォ=テデスコのヴァイオリン・ソナタ。ピッツェッティのソナタはメニューインに愛され、カステルヌオーヴォ=テデスコのソナタはハンガリーの女流ヴァイオリニスト、アディラ・ファキーリに献呈された。また、前者の「3つの歌」はチェロとピアノ用に書かれ、作曲者自身によってヴァイオリン用へと編曲、後者の「3つのヴォカリーズ」はマリオ・コルティによってヴァイオリン版が書かれた。
ストラヴィンスキー(1882-1971):ピアノと管弦楽のための作品全集
 ヴォルガの舟歌(管楽器と打楽器のための)/ピアノと管楽器のための協奏曲/
 ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ/ピアノと管弦楽のための楽章(ムーヴメンツ)/
 弦楽のための協奏曲 ニ長調/ロシア民謡によるカノン
  スティーヴン・オズボーン(P) イラン・ヴォルコフ指揮BBCスコティッシュso.
 録音:2012年5月19日-20日、シティ・ホール、グラスゴー。ラフマニノフの「前奏曲全集」(CDA-67700)、ムソルグスキーの「展覧会の絵」&プロコフィエフの「サルカズム」(CDA-67896)に加わるオズボーンの新ロシアン・プログラム。2009年の英グラモフォン賞協奏曲部門賞に輝いたブリテンの「ピアノ協奏曲」(CDA-67625)でコンビを組み、イラン・ヴォルコフ&BBCスコティッシュso.(ストラヴィンスキーの5つのバレエ音楽集(CDA-67697&CDA-67698)で高評価を獲得している)との共演。
エルネー・ドホナーニ(1877-1960):ピアノ独奏作品全集 Vol.1
 4つのラプソディOp.11 /冬の輪舞〜10のバガテルOp.13/パストラーレ〜ハンガリーのクリスマスの歌/
 3つの風変わりな小品 Op.44/ワルツ〜ドリーブの「コッペリア」より

  マーティン・ロスコー(P)
 録音:2011年2月20日-22日、ポットン・ホール、サフォーク。フランツ・リスト音楽院の院長、ブダペスト・フィルの指揮者、ハンガリー放送の音楽監督を務め、ショルティやフリッチャイを育成したハンガリーの大音楽家ドホナーニのピアノ独奏作品全集がスタート。母国ハンガリーの民謡を取り込むだけでなく、19世紀のロマン派音楽やブラームスからの影響が色濃いその音楽は、同世代のバルトークやコダーイの音楽とは一線を画すスタイルを持つ。イギリスの名ピアニスト、マーティン・ロスコーは、"ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ Vol.6"(CDA-66684)のドホナーニでもソリストを務めており、まさに適役。
フォーレ(1845-1924):チェロ・ソナタ集
 チェロ・ソナタ〔第1番 ニ短調 Op.109 /第2番 ト短調 Op.117 〕/エレジーOp.24/
 ロマンスOp.69/蝶々 Op.77/セレナードOp.98/シシリエンヌOp.78/
 アレグロ・コモド(チェロ・ソナタ第1番 Op.109の第3楽章)
  アルバン・ゲルハルト(Vc) セシル・リカド(P)
 録音:2010年10月21日-23日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール、モンマス。ドイツのチェロ界を担う至宝アルバン・ゲルハルトのハイペリオン第9弾。常に新しい作品、解釈を求め数々の世界初録音で知られるゲルハルトは、解釈が分かれる「チェロ・ソナタ第1番」第3楽章の「四分音符=80」というテンポ設定に注目し、遅いテンポ(7'28)と速いテンポ(5'54)の2つの演奏を当盤でも録音・提示している。
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ Vol.10
 サン=サーンス:J.S.バッハからの6つのトランスクリプション第1集(1862)
  〔序曲〜カンタータ第29番より/アダージョ〜カンタータ第3番より/
   アンダンティーノ〜カンタータ第8番より/ブーレ〜パルティータ第1番 ロ短調 BWV.1002より/
   アンダンテ〜ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003/プレスト〜 カンタータ第35番より〕

 J.S.バッハ/イシドール・フィリップ(1863-1958)編曲:
  協奏曲 イ短調 BWV.593(原曲:ヴィヴァルディ RV.522)
 サン=サーンス:J.S.バッハからの6つのトランスクリプション第2集(1873)
  〔序奏とアリア〜カンタータ第15番より/フーガ〜ソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005より/
   ラルゴ〜ソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005より/レシタティーフとエア〜カンタータ第30番より/
   ガヴォット〜パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006/アリア〜カンタータ第36番より/合唱〜カンタータ第30番より〕

 J.S.バッハ/イシドール・フィリップ(1863-1958)編曲:
  協奏曲 ニ短調 BWV.596(原曲:ヴィヴァルディ RV.565)
  ナジェジダ・ヴラエワ(P)
 録音:2010年11月8日-10日、殉教者聖サイラス教会(ロンドン)。
 シリーズの第10集は、仏デュラン社から2巻に分けて出版されたサン=サーンスのバッハ・トランスクリプション全集。原曲が「カンタータ」と「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ」に限定されているのも興味を引くが、カップリング2曲がサン=サーンスの弟子、イシドール・フィリップによる編曲だと言うのも当レーベルならではのこだわり。HYPERION 初登場と思われるヴラエワは故・ラザール・ベルマンがその才能を「神が与えたものだ・・・」と賞賛した、ブルガリア生まれの奏者。
ロバート・パーソンズ(1535頃-1572):宗教音楽集
 主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か/日々罪を犯したる我を/聖なる主、全能の神/どうか我を我が敵から助け出し/
 汝の僕に報いたまえ/キリストは天に昇りたまいぬ/マニフィカト/主よ、我を救いたまえ/
 われはわが救い主が生きたまえるものと信ず/おお、慈悲深きイエス/アヴェ・マリア

  アンドルー・カーウッド指揮カージナルズ・ミュージック
 録音:2010年11月15日-17日、アランデル城フィッツアラン教会(イギリス)。バードの宗教音楽集 Vol.13(CDA-67779)が2010年の英グラモフォン賞年間最優秀賞に輝き、タリス・スコラーズ以来となる快挙を達成したイギリスのア・カペラ・グループ、カージナルズ・ミュージックの新録音。ロバート・パーソンズは、バードの前任としてリンカン主教座聖堂のオルガニスト、聖歌隊長を務めたイギリス・ルネサンスの巨星。生涯は現在も知られていない部分が多いが、洗練された「マニフィカト」、劇的な「おお、慈悲深きイエス」、バード以上と称される「アヴェ・マリア」など、当盤では荘厳壮麗な宗教合唱音楽を聴くことが出来る。
ヒューイット〜ガブリエル・フォーレ(1845-1924):ピアノ作品集
 主題と変奏 嬰ハ短調 Op.73 /ヴァルス・カプリス〔第1番 イ長調 Op.30 /第2番 変ニ長調 Op.38 〕/
 夜想曲〔第5番 変ロ長調 Op.37 /第6番 変ニ長調 Op.63 /第13番 ロ短調 Op.119 〕/バラード 嬰ヘ長調 Op.19

  アンジェラ・ヒューイット(P)
 録音:2012年8月11日-14日、イエス・キリスト教会、ベルリン。使用楽器:ファツィオーリ。ラヴェル、シャブリエ、ドビュッシーに続くヒューイットのフランス音楽。
ブクステフーデ:オルガン作品全集 Vol.4
 前奏曲とフーガ イ短調 BuxWV.158/コラール「われ汝を呼びまつる」BuxWV.196/
 前奏曲とフーガ ト短調 BuxWV.148/カンツォネッタ ハ長調 BuxWV.167/トッカータ ヘ長調 BuxWV.156/
 コラール「われらの主キリスト、ヨルダン川に来れり」BuxWV.180/フーガ 変ロ長調 BuxWV.176/
 コラール「今ぞわが魂よ主をたたえよ」BuxWV.214/カンツォネッタ ト短調 BuxWV.173/
 トッカータ ト長調 BuxWV.164/コラール「父なる神、我らがもとに住み給え」BuxWV.190/
 カンツォネッタ イ短調 BuxWV.225/パッサカリア ニ短調 BuxWV.161/
 コラール「暁の星のいと美しきかな」BuxWV.223/コラール「われ神より離れじ」BuxWV.211/
 コラール「かくも喜びに満てるこの日」BuxWV.182/コラール「甘き喜びのうちに」BuxWV.197/前奏曲 ホ短調 BuxWV.142

  クリストファー・へリック(Org)
 録音:2011年1月9日-11日、トリニティ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ)。
CDA-67877
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(2CD)
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ロンドン・ハイドンSQ〜ハイドン:6つの弦楽四重奏曲集 Op.20「太陽四重奏曲集」
 〔第31番 変ホ長調/第32番 ハ長調/第33番 ト短調/第34番 ニ長調/第35番 ヘ短調/第36番 イ長調 〕
 ロンドン・ハイドンSQ[キャサリン・マンソン、マイケル・グレヴィチ(Vn)
            ジェイムズ・ボイド(Va) リチャード・レスター(Vc)]
 録音:2010年9月6日-10日、オール・セインツ教会、ロンドン。ロンドン・ハイドン四重奏団はガット弦&バロック弓を組み合わせ、ホープリッチをソリストに迎えたのモーツァルト&ブラームス(Glossa, GCD-920607)でデビュー、ハイドンの弦楽四重奏曲に情熱を注ぐイギリスの古楽系アンサンブル。1801年に出版されたアルタリア版楽譜を使用。
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト Vol.12〜
 アンリ・ヴュータン
(1820-1881) [Vol.2]:
 ヴァイオリン協奏曲
  〔第1番 ホ長調Op.10 /第2番 嬰ヘ短調Op.19 〕/
 アメリカへの挨拶Op.56
クロエ・ハンスリップ(Vn)
マーティン・ブラビンズ指揮
ロイヤル・フランダースpo.
PCDA-67878
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国内仕様盤
日本語解説付
\3085(税抜\2857)
 録音:2011年7月6日-8日、デ・シンヘル、アントワープ。解説:カラム・マクドナルド(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。 Vol.8 〔ヴュータン Vol.1 /協奏曲第4番&第5番他/ヴィヴィアーネ・ハークナー(Vn)〕:CDA-67798。 好評シリーズの第12弾は、パガニーニの死後、ヨーロッパ最高のヴァイオリニストと称された19世紀フランスのコンポーザー・ヴァイオリニスト、ヴュータンの第2巻。作曲家として名声を決定付けたヴァイオリン協奏曲第1番と才気あふるる華麗な書法と緩徐楽章でのベルカントを思わせる美しさを持ちパガニーニの影響が見られるヴァイオリン協奏曲第2番などヴュータン初期の秀作を収録。ソリストはハイペリオン初登場となる、メニューイン・スクールの超エリート、クロエ・ハンスリップ。彼女は2歳でヴァイオリンを始め、5歳でメニューイン・スクールへ入学、神童としてその名を轟かせたイギリスの天才女流ヴァイオリニスト。ドイツで名教師ザハール・ブロンの下で学び、現在も成長を続けている。
ベートーヴェン:バガテル集
 7つのバガテルOp.33 /11のバガテルOp.119 /6つのバガテルOp.126 /
 アレグレット・クワジ・アンダンテ ト短調WoO.61a /バガテル ハ長調WoO.56 /バガテル ハ短調WoO.52 /
 バガテル 変ロ長調WoO.60 /アレグレット ロ短調WoO.61 /バガテル イ短調「エリーゼのために」WoO.59

  スティーヴン・オズボーン(P)
 録音:2011年7月26日-28日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。使用楽器:スタインウェイ。ラヴェル「ピアノ独奏作品全集」(CDA-67731/2)に続くスコットランドの風雲児オズボーンの新作は、レコード芸術特選盤&英インターナショナル・レコード・レビューの「アウトスタンディング」賞選出盤となったピアノ・ソナタ集「月光、悲愴、ワルトシュタイン」(CDA-67662)に続くベートーヴェン第2弾。
エリック・チザム(1904-1965):ピアノ協奏曲集
 ピアノ協奏曲第1番「ピーブロック」/
 ピアノ協奏曲第2番「ヒンドゥスターニー」(*)
ダニー・ドライヴァー(P)
ロリー・マクドナルド指揮
BBCスコティッシュso.
 録音:2011年6月8日-9日、シティ・ホール、グラスゴー。(*)は世界初録音。ハイペリオンが見出した逸材ダニー・ドライヴァーが、スコットランド・グラスゴー出身の作曲家エリック・チザム〔チゾーム〕のピアノ協奏曲を弾く。チザムはエディンバラ大学でドナルド・フランシス・トーヴィーに作曲を師事、後に南アフリカへ渡り教育者として同地の音楽の発展に尽力、さらにラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」とバルトーク「ピアノ協奏曲第1番」のスコットランド初演者として、バルトーク「青ひげ公の城」のイギリス初演者としても名を残している。第1番の協奏曲はハイランド・バグパイプのための音楽「ピーブロック [Piobaireachd] 」をベースとした物。第2番は第2次世界大戦中、連合軍東南アジア司令部の一員として参加したアジアの音楽、ラーガとの出会い、ソラブジとの友好から誕生したものだという。
ブー・ハンソン(1950-):合唱作品集
 Som när handen 'As when day dawns' /めでたし女王/ Then I heard the singing / For as the rain /
 The place amongst the trees /ミサ・ブレヴィス/わたしの目を明らかに/終わりなき境界線 [Endless border]

  ルパート・ゴフ指揮ロイヤル・ホロウェイcho.
 録音:2011年1月6日-8日、ドゥエ・アビー、バークシャー。ブー・ハンソンは、ギタリスト、フォーク&ジャズのコンポーザーとして活動をスタートさせ、1990年代からは合唱音楽の作曲家として一気に頭角を現した北欧スウェーデンの音楽家。幼少期ボーイ・ソプラノ時代の体験を自らの合唱作品のルーツとし、その神秘的な音楽空間は北欧発の合唱の新しいレパートリーとして期待されている。
CDA-67882
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(2CD)
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アムラン〜ハイドン:ピアノ・ソナタ集 Vol.3
 〔第6番 ト長調 Hob.XVI-6 /第1番 ハ長調 Hob.XVI-1 /第2番 変ロ長調 Hob.XVI-2 /第47番 ホ短調 Hob.XVI-47bis /
  第44番 ト長調 Hob.XVI-44 /第25番 変ホ長調 Hob.XVI-25 /第20番 ハ短調 Hob.XVI-20 /
  第36番 嬰ハ短調 Hob.XVI-36 /第22番 ホ長調 Hob.XVI-22 /第29番 ヘ長調 Hob.XVI-29 /第51番 ニ長調 Hob.XVI-51 〕

 マルク=アンドレ・アムラン(P)
 録音:2011年8月27日-29日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。使用楽器:スタインウェイ。 Vol.1(CDA-67554/PCDA-67554)、Vol.2(CDA-67710/PCDA-67710)が共にレコード芸術誌特選となった超人アムランのハイドン第3弾。
ドビュッシー(1862-1918):歌曲集 Vol.2
 艶なる宴第1集/抒情的散文/ビリティスの歌/
 忘れられたアリエッタ/3つのフランスの歌/
 ステファヌ・マラルメの3つの詩
ロルナ・アンダーソン、
リサ・ミルン(S)
マルコム・マルティノー(P)
 録音:2011年5月4日-5日、7月14日、オール・セインツ教会、ロンドン。クリストファー・マルトマンが歌った Vol.1(CDA-67357)に続くシリーズ第2弾。
ナポリのフルート協奏曲集 Vol.2
 ジェラーソ:フルート協奏曲 ト長調 / ペレス:フルート協奏曲 ト長調
 カルロ・チェチェーレ(1706-1761):フルート協奏曲 ト長調 / パパ:フルート協奏曲 ニ長調
 アントニオ・パレッラ(1672-1761):フルート協奏曲 ト長調

  カルロ・イパタ(バロックFl) アウセル・ムジチ
 録音:2011年3月、5月、モンテマーニョ、ピサ、イタリア。イパタ&アウセル・ムジチの「ナポリのフルート協奏曲集」第2弾。修道院の聴衆を楽しませるため風刺的な喜歌劇を作曲し、国王や教会を激怒させたカルロ・チェチェーレ、オペラ・ブッファの優れた作曲者アントニオ・パレッラら、歌劇や声楽作品で知られるナポリの作曲家たちのフルート協奏曲を収録。
ヒューイット〜シューマン(1810-1856):協奏曲集
 ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54 /
 序奏とアレグロ・アパッショナート ト長調 Op.92 /
 序奏と協奏的アレグロ ニ短調 Op.134
アンジェラ・ヒューイット(P)
ハンヌ・リントゥ指揮
ベルリン・ドイツso.
 録音:2011年8月15日-18日、イエス・キリスト教会、ベルリン。使用ピアノ:ファツィオーリ。アンジェラ・ヒューイットが「フモレスケ」「子供の情景」「ピアノ・ソナタ第1番&第2番」の独奏作品に続き、シューマンのピアノ協奏曲をハンヌ・リントゥとベルリン・ドイツ響との共演で録音。
シマノフスキ:ピアノ作品集
 12の練習曲 Op.33 /仮面劇 Op.34 /
 4つの練習曲 Op.4 /メトープ〜3つの詩 Op.29
セドリック・ティベルギアン(P)
 録音:2013年3月10日-12日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。ティベルギアンによるハイペリオンへの初ソロ・アルバムは、イブラギモワとのデュオでも録音(CDA-67703)していた、ショパン後のポーランド楽壇を支えたシマノフスキの作品集。パデレフスキが絶賛し人気の高い若書きの秀作「4つの練習曲 Op.4」等、個性と魅力が詰まった重要作を収録。
ラッスス
 シビラの預言/マニフィカト「千年もの間、天はどれほどの」/義人らの魂は/
 わが生命は嘆きのうちに尽きたり/私の魂死ぬがごとく悲し/ Missa Amor ecco colei
  スティーヴン・ライス指揮ブラバント・アンサンブル
 録音:2010年9月3日-5日、ハーコート・ヒル・キャンパス・チャペル、オックスフォード。
愛の力〜イングリッシュ・ソングブック
 モロイ:懐かしき愛の歌 / ホワイト:さまようのはやめよう/春が来た/誠実な恋人
 エルガー:語れ音楽よ Op.41 No.2/懇願 Op.48 No.1
 レーマン:ああ、わが麗しの月/愛、もしあなたが光を知っているならば
 ヴォ―ン=ウィリアムズ:真昼の静けさ / ピール:アーモンド、ワイルド・アーモンド/朝早く
 クィルター:美の女神の娘に/深紅の花びらは眠りにつき/愛の哲学 / グレインジャー:愛の力
 アームストロング:ヒポコンドリアクス / レーマン:パス・バンク / アームストロング:影の歌
 ウォーロック:その唇を奪って/夜/アン女王 / モーラン:若き日の喜び
 ガーニー:おやすみ草原よ/ The boat is chafing / Lights Out / ホルスト:旅の終わり/ベテルギウス

  アリス・クート(Ms) グレアム・ジョンソン(P)
 録音:2010年12月14日-15日、17日、オール・セインツ教会、ロンドン。イギリスのメゾ・ソプラノ、アリス・クートのハイペリオン・デビュー・アルバム。
トゥーリナ:室内楽作品集
 ピアノ五重奏曲 イ短調 Op.67 /ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト長調 Op.82「スペイン風」/
 アンダルシアの情景 Op.7 /ピアノ三重奏曲第1番 Op.35 /闘牛士の祈り Op.34
 ナッシュ・アンサンブル
 [マリアンネ・トゥーシェン、ローラ・サミュエル(Vn) ローレンス・パワー、
  ヴィッチ・ワードマン(Va) ポール・ワトキンス(Vc) イアン・ブラウン(P)]
 録音:2010年12月17日-19日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。イギリスのスーパー・アンサンブルが、留学先のパリで出会ったドビュッシーに代表される印象派やフランクの影響、アルベニスやファリャとの関係で再開眼したスペイン国民楽派の作風を併せ持つスペインのトゥーリナの室内楽作品を取り上げた。
スティーヴン・ハフのフレンチ・アルバム
 J.S.バッハ/コルトー&ハフ編曲:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565
 J.S.バッハ/コルトー編曲:チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV.1056〜アリオーソ
 フォーレ:夜想曲第6番 変ニ長調 Op.63 /即興 嬰ハ短調 Op.84 No.5 /
      即興曲第5番 嬰ヘ短調 Op.102 /舟歌第5番 嬰ヘ短調 Op.66
 ラヴェル:「鏡」〜道化師の朝の歌 / マスネ/ハフ編曲:「田園詩」〜たそがれ
 シャブリエ:「絵画的な10の小品」〜憂鬱 / シャミナード:秋 Op.35 No.2
 プーランク:憂鬱/夜想曲第4番 ハ短調「幻の舞踏会」/即興曲第8番 イ短調
 アルカン:海辺の狂女の歌 Op.31 No.8 / ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」〜月の光
 ドリーブ/ハフ編曲:バレエ組曲「シルヴィア」〜ピチカート
 リスト:ユダヤの回想〜アレヴィの歌劇のモチーフに基づく華麗な幻想曲
  スティーヴン・ハフ(P)
 録音:2009年6月6日、ミネアポリス、アメリカ/2010年10月19日-20日、2011年5月23日-24日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール、モンマス、イギリス。使用楽器:ヤマハ&スタインウェイ。
 「スティーヴン・ハフの [Stephen Hough's] 」シリーズ第4弾。これまでに 1999年リリースの「ニュー・ピアノ・アルバム」(CDA-67043)、 2002年リリースの「イギリス・アルバム」(CDA-67267)、 2006年リリースの「スパニッシュ・アルバム」(CDA-67565) が発売されているが、久々の新作。 アルフレッド・コルトーの編曲をさらに発展させたバッハの「トッカータとフーガ」、さらに確か彼初のアルカン録音となる「海辺の狂女の歌」など、マニア受けする曲目が並ぶ注目の一枚。
ビクトリア Salve regina a 5 1583 / Missa De Beata Maria Virgine / Missa Surge propera
パレストリーナ:わが愛する者よ、立ちて急げ
 マーティン・ベイカー指揮ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
 録音:2010年7月5日-6日、10月4日-5日、ウェストミンスター大聖堂、ロンドン。ビクトリア没後400周年記念リリース。
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト Vol.11
 マックス・レーガー(1873-1916):
  ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.101/
  2つのロマンスOp.50
ターニャ・
 ベッカー=ベンダー(Vn)
ローター・ツァグロゼク指揮
ベルリン・コンツェルトハウスo.
 録音:2011年2月23日-25日、イエス・キリスト教会、ベルリン。レーガーの「ヴァイオリン協奏曲」は全曲約57分という長大さ、時折顔をのぞかせるベートーヴェンやブラームス風の旋律、まるでオルガンのように重厚なサウンドを響かせるオーケストラと、まさにレーガーといった感の作品だが、オルガン作品、変奏曲、対位法分野での功績があまりにも有名で、歴史に埋もれてしまった。演奏のベッカー=ベンダーは既にパガニーニ「24のカプリース」(CDA-67763)とシュールホフ作品(CDA-67833)で好評を得ているシュトゥットガルト出身の女流。
ケルビーニ:アリアと序曲集
 歌劇「ジュリオ・サビーノ」〜シンフォニア/歌劇「オーリードのイフィジェニー」〜 Turbata ai dubbi accenti /
 甘き愛の灯/歌劇「デモフォンテ」〜序曲/ Ti lascio adorato mio ben /
 歌劇「捨てられたアルミーダ」より〔序曲/ Qual da venti combattuta 〕/
 歌劇「ジュリオ・サビーノ」〜I mesti affetti miei /歌劇「エトルリア王メッセンツィオ」〜シンフォニア

  マリア・グラツィア・スキアヴォ(S) カルロ・イパタ指揮アウセル・ムジチ
 録音:2010年10月、ヴェルディ劇場、ピサ。バロック・フルートの名手イパタが1997年に設立したイタリアの古楽アンサンブル、アウセル・ムジチ、ハイペリオンからの6枚目となる録音。「レクイエム」で大成功を収めたケルビーニが、フィレンツェからパリへと向かう数年間に作曲した「アリア」と「序曲集」。
ニコラ・ポルポラ(1686-1768):カンタータ集〜
 「ウェールズ王子フレデリックに献呈された12のカンタータ集」(1735/ロンドン)より Nos.7-12

 〔無情のの雲が太陽にかかり/ああ、私の心だけならば/起きよ、羊飼いたちよ/
  おお神よ、それは真実ではない/私は森と山をみる/なぜあなたは欲するのか〕
 イェスティン・デイヴィス(CT) ジョナサン・コーエン(Vc/ディレクター)
 アルカンジェロ[クリスティアン・ベザイデンホウト(Cemb/Org)他]
 録音:2010年12月10日-13日、オール・セインツ教会、ロンドン。レイトン&ポリフォニーのヘンデル「メサイア」、レトロスペクト・アンサンブルのバッハ「復活祭オラトリオ」(CKD-373)などに参加している英国古楽界カウンターテナーの逸材、イェスティン・デイヴィスのソロ・デビュー・タイトル。
スティーヴン・オズボーン
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
 プロコフィエフ:風刺 Op.17 /束の間の幻影 Op.22
スティーヴン・オズボーン(P)
 録音:2011年12月17日-18日、20日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。アシュケナージ以来の決定的名演とも評されたラフマニノフの「前奏曲全集」(CDA-67700)に続くスティーヴン・オズボーンのロシア・レパートリー。「展覧会の絵」は、彼がこの数年間演奏会レパートリーとして深く掘り下げ本質を追究してきた作品で、閃き、知性とセンス、作品の構成力は、聴き手に大きな驚きを与えてくれること必至。
J.S.バッハ:フルート・ソナタ集
 〔変ホ長調 BWV.1031 /ト短調 BWV.1020 /ハ長調 BWV.1033 /ホ短調 BWV.1034 /ホ長調 BWV.1035 /ロ短調 BWV.1030〕
 アンドレア・オリヴァ(Fl) アンジェラ・ヒューイット(P)
 録音:2011年12月16日-19日、イエス・キリスト教会、ベルリン。 神戸国際フルートコンクール(第6回)を制覇し、サンタ・チェチーリア国立アカデミーo.(ローマ聖チェチーリア音楽院o.)の首席奏者を務め、巨匠ゴールウェイに「世界最高のフルート奏者の1人」と称された1977年イタリア、モデナ出身のフルーティスト、アンドレア・オリヴァが、鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットとのデュオで Hyperion に初登場。
ドビュッシー(1862-1918):ピアノ作品集
 組曲「子供の領分」/ベルガマスク組曲/舞曲/
 2つのアラベスク/ピアノのために/仮面/
 喜びの島/レントよりおそく
アンジェラ・ヒューイット(P)
 録音:2011年12月12日-15日、イエス・キリスト教会、ベルリン。使用楽器:ファツィオーリ。ラヴェル(CDA-67341/2)、シャブリエ(CDA-67515)以来となるヒューイットのフレンチ・レパートリー、生誕150周年のアニヴァーサリー・イヤーにふさわしい内容が期待できる。
マイケル・ヘッド(1900-1976):歌曲集
 歓喜に寄せて/おお3月の風よ/思わず足を運んだ素敵な偶然/テュークベリー・ロード/河口/
 ライムハウス・リーチ/歌曲集「月の光の向こうへ」/10月の谷/ガーデン・シート/キツネノテブクロ/
 バイパー/ハッド・アイ・ア・ゴールデン・パウンド/窓から身を乗り出して/笛吹き/
 グリーン・コーンフィールド/愛の哀歌/星のキャンドル/ベツレヘムへの小道/
 金よ、おお!3つのヴェニスの歌/王のための私の剣/You cannot dream things lovelier

  アイリッシュ・タイナン(S) キャスリン・ウィン=ロジャーズ(Ms)
  ロデリック・ウィリアムズ(Br) クリストファー・グリン(P)
 録音:2009年7月8日-9日、2010年1月22日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール、モンマス。王立音楽アカデミーのピアノ科教授を務めたマイケル・ヘッドは、歌曲作曲家としても名を残している。シンプルな旋律と伝統的なスタイルを持つその歌曲は、クィルター、ガーニー、ウォーロックを思い起こさせる。歌曲王国ハイペリオンならではの選曲。
タカーチSQ + パワー〜ブラームス:弦楽五重奏曲集
 〔第1番 ヘ長調 Op.88 /第2番 ト長調 Op.111 〕
  ローレンス・パワー(Va) タカーチSQ
   [エドワード・ドゥシンベル(Vn1) カーロイ・シュランツ(Vn2)
    ジェラルディン・ウォルサー(Va)  アンドラーシュ・フェイェール(Vc)]
 録音:2013年5月19日-22日、ワイアストン・コンサート・ホール、イギリス。リスト音楽院のメンバーで結成される世界最高峰の弦楽四重奏団のひとつ、タカーチ弦楽四重奏団のブラームス第3弾。ソリスト、ナッシュ・アンサンブルやレオポルド弦楽三重奏団員としても活躍する共演のパワーも、ブラームスのピアノ四重奏曲とヴィオラ・ソナタを Hyperion へ録音している。
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245
 イアン・ボストリッジ(T;福音史家) ニール・デイヴィス(B;イエス)
 キャロリン・サンプソン(S) イエスティン・デイヴィス(CT)
 ニコラス・マルロイ(T) ロデリック・ウィリアムズ(B)
 スティーヴン・レイトン指揮ポリフォニー、エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo.
 録音:2012年1月10日-13日、オール・ハロウズ教会、ゴスペル・オーク、ロンドン。豪華メンバーによる「ヨハネ受難曲」が登場。当曲はポリフォニーにとってヘンデル「メサイア」と並ぶ結成当初からの中心レパートリーの1つで、2005年以来毎年、ロンドンのバービカンやセント・ジョンズ・スミス・スクエア等で演奏、特に福音史家のイアン・ボストリッジとは共演を重ねてきた。
パデレフスキへのオマージュ
 ヴィエニャフスキ:練習曲 Op.44 No.22 / シェリング:夜想曲
 ・「パデレフスキへのオマージュ」(1942年/出版:ブージー&ホークス)
  〔バルトーク:3つのハンガリー民謡 Sz.66 / ベンジャミン:エレジアク・マズルカ
   チャンラー:アフターマス / ラブンスキ:哀歌
   カステルヌオーヴォ=テデスコ:パデレフスキへのオマージュ / グーセンス:オマージュ(献呈)
   ハモンド:舞曲 / ミヨー:コラール / マルティヌー:マズルカH.284
   ニン=クルメル:パデレフスキの追憶に / ウィットホーン:オマージュ(献呈)Op.58 No.2
   リエーティ:アレグロ・ダンザンテ / シェリング:愛情を込めて
   ラートハウス:クヤヴィアク / ストヨフスキ:子守歌 / ヴァインベルゲル:練習曲 ト長調〕
 ブリテン:マズルカ・エレジアカOp.23 No.2 (*) / ザジツキ:春の歌Op.34 No.1
 シャミナード:交響的練習曲 Op.28 / ブリュメンフェリト:クヤヴィアク=オベルタス

  ジョナサン・プロウライト(P) アーロン・ショーア(P;*)
 録音:2010年12月20日、2011年1月28日-30日、ポットン・ホール、スコットランド王立音楽院。「ショパンへのオマージュ」(CDA-67803)に続くプロウライトのオマージュ・アルバム第2弾。ポーランドのピアニスト、作曲家、そして首相を務めたパデレフスキが没した翌1942年、ニューヨークでブージー&ホークス社から出版された16人の作曲家たちによる小品集「パデレフスキへのオマージュ」に、6つの作品を加えたもの。
18世紀ポルトガルの愛の歌
 作曲者不詳:ガニンハ、私のガニンハ
 アントニオ・ダ・シルヴァ・レイテ(1759-1833):
  Tempo que breve passaste / Tocata do Sr Francisco Gerardo
 作曲者不詳: Foi por mim, foi pela sorte / アントニオ・ダ・シルヴァ・レイテ: Onde vas linda Negrinha
 ペドロ・アントニオ・アヴォンダーノ(1714-1782):メヌエット第4番
 作曲者不詳: A minha Nerina / É delícia ter amor
 マルコス・アントニオ・ポルトガル(1762-1830): Você trata amor em brinco
 アントニオ・ダ・シルヴァ・レイテ:メヌエット / マルコス・アントニオ・ポルトガル: Já, já me vai, Marília
 ジョゼ・マウリシオ(1752-1815): Sobre as asas da ternura / セイシャス(1704-1742):トッカータ第8番
 ジョゼ・マウリシオ: Que fiz eu à natureza? / ペドロ・アントニオ・アヴォンダーノ:メヌエット第6番
 マルコス・アントニオ・ポルトガル: Cuidados, tristes cuidados / ジョゼ・マウリシオ: É amor a lei suave
 D.スカルラッティ(1685-1757):ソナタ ヘ短調 K.466 / 作曲者不詳: Os 'me deixas' que tu dás

  ザク・オズモ指揮ラヴェントゥーラ・ロンドン
 録音:2012年1月19日-21日、オール・セインツ教会、ロンドン。ハル大学の古楽学科ディレクターで、ピリオド楽器奏者のザク・オズモが2009年に結成、16世紀-18世紀西ヨーロッパの音楽をレパートリーとするイギリスのピリオド・アンサンブル、ラヴェントゥーラ・ロンドンのハイペリオン・デビュー録音。
ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.61
ユリウシュ・ザレンプスキ(1854-1885):ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.34
 ジョナサン・プロウライト(P) シマノフスキSQ
 録音:2011年12月4日-6日、ポットン・ホール、サフォーク。リストに作曲を学び、独創的な作風でショパン後のポーランドを担う事を嘱望されたが、結核のため31歳でこの世を去ったザレンプスキと、クラクフ音楽院の院長を務め教育分野にも大きく貢献したジェレンスキという19世紀2作曲家によるピアノを伴う室内楽作品。特にポーランド音楽のスペシャリストとして個性が輝くヨークシャー生まれのプロウライトと、ポーランドとウクライナのメンバーで結成されたシマノフスキ弦楽四重奏団との共演。
ロマンティック・チェロ・コンチェルト Vol.4 〜
 プフィッツナー
(1869-1949):チェロ協奏曲全集
  〔イ短調 Op.posth. (1888) /イ短調 Op.52 (1944) /ト長調 Op.42 (1935) 〕/
 ヴァイオリン、チェロと小管弦楽のための二重奏曲 Op.43 (*)
  アルバン・ゲルハルト(Vc) ゲルガナ・ゲルゴヴァ(Vn;*)
  セバスティアン・ヴァイグレ指揮ベルリン放送so.
 録音:2012年6月18日-21日、ベルリン放送局スタジオ、ベルリン。好評のシリーズ第4弾。プフィッツナーのチェロ協奏曲は、まず1888年にイ短調の作品が書かれたが、未初演のままとなり(日本語版 Wikipedia には、総譜をブルッフに送った所料金不足で返送されてしまい、プフィッツナー自身は紛失したと思いこんでいた、と書かれている)、次にガスパール・カサドのために Op.42 が書かれ、さらに1888年の作から主題を取って同調性で Op.52 が書かれた。1888年の作は1975年にプフィッツナーの異稿から再発見されており、日本では初演・出版順に番号が振られる( Op.52 → Op.42 → 遺作)が、海外では歴史的経緯からか一般に番号は与えられない。当盤ではヴァイオリンとチェロの二重奏曲(二重協奏曲)を併録、演奏は、既にこのシリーズ三度目の登場となるドイツの俊英ゲルハルトに、HYPERION 初登場のヴァイグレ指揮。
チャールズ・トムリンソン・グリフェス(1884-1920):ピアノ作品集
 3つの音画 Op.5 /幻想小曲集 Op.6 /4つのローマのスケッチ Op.7 /
 ピアノ・ソナタ/深き淵より/冬景色/3つの前奏曲
  ギャリック・オールソン(P)
 録音:2012年6月4日-6日、ワイアストン財団コンサート・ホール、モンマス。ブラームス「変奏曲集」(CDA-67777)、グラナドス「ゴイェスカス」(CDA-67846)にオールソンの HYPERION 新録音第3弾。「4つのローマのスケッチ」に含まれる代表作「白孔雀」で知られる夭折のアメリカ人作曲家グリフェスは、留学先のベルリンでフンパーディンクに作曲を学び、ドビュッシーやスクリャービンからも影響を受けたが、病によって急逝した米印象主義音楽の旗手。
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):鍵盤楽器のためのソナタ集 Vol.2
 ソナタ〔嬰ヘ短調 H.37, Wq.52-4 /ホ長調 H.39, Wq.62-5 /ハ短調 H.121, Wq.65-31 /イ長調 H.135, Wq.65-32 〕/
 幻想曲 嬰ヘ短調 H.300,Wq.67 /ロンド ニ短調H.290,Wq.61-4
  ダニー・ドライヴァー(P)
 録音:2012年1月19日-21日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。ハイペリオンが次代のエースとして期待を寄せる逸材、ダニー・ドライヴァーのシリーズ Vol.2 。
ジュディス・ビンガム(1952-):合唱作品集
 ウェールズ・サーヴィス(*) /収穫祭(*) /ミサ・ブレヴィス「目覚めよ、わが魂」/よき羊飼い/
 アヴェ・ヴェルム・コルプス/あなたはナザレのイエスを求め(*) /聖体拝領のキャロル/
 クリスマスは過ぎて(*) /公現祭/エディントン・サーヴィス(*) /神は私の頭に(*) /我らが信仰は光り(*)

  マシュー・オウエンス指揮ウェールズ大聖堂聖歌隊 ジョナサン・ヴォ―ン(Org)
 録音:2012年6月12日-13日、19日-20日、セント・アンドルー教会、サマセット。(*)は世界初録音。長年BBCシンガーズ団員(Ms)として活躍し、現在イギリスを代表する合唱作曲家の1人となっているビンガムの作品集。近現代のイギリス音楽を得意とし、2009年で創立1100周年を迎えたウェールズ大聖堂聖歌隊の演奏。
エルネスト・ブロッホ(1880-1959):
 ヘブライ狂詩曲「シェロモ」/
 チェロ、弦楽とハープのための「ユダヤの生活から」
  (クリストファー・パルマー編)/
 交響詩「荒野の叫び」
マックス・ブルッフ(1838-1920):コル・ニドライOp.47
ナタリー・クライン(Vc)
イラン・ヴォルコフ指揮
BBCスコティッシュso.
 録音:2011年9月7日-8日、シティ・ホール、グラスゴー。コダーイ「チェロ作品集」(CDA-67829)に続くナタリー・クラインの Hyperion 第2弾は、19世紀後半-20世紀前半のユダヤ音楽。
シューベルト(1797-1828):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
 ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ/デュオ)
  〔第1番 ニ長調 D.384 /第2番 イ短調 D.385 /第3番 ト短調 D.408 /第4番 イ長調 D.574 〕/
 ロンド ロ短調 D.895 /幻想曲 ハ長調 D.934 /私の挨拶を D.741
  アリーナ・イブラギモワ(Vn) セドリック・ティベルギアン(P)
 録音:2012年7月27日-29日、8月3日-4日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。ロシアが生んだヴァイオリンの妖精イブラギモワと名パートナー、ティベルギアンとのデュオによるシューベルト「ヴァイオリンとピアノのための作品全集」が登場。
チプリアーノ・デ・ローレ(1515/16頃-1565):
 ミサ曲「甘き思い出」/おお、知恵深き/兄弟たちよ/今、聖なる日が明けて/ミサ曲「ノーテ・ネーレで」
  スティーヴン・ライス指揮ブラバント・アンサンブル
 録音:2012年8月7日-9日、セント・マイケル・アンド・オール・エンジェルス教会、オックスフォード。ネーデルラント&フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘&研究に情熱を注ぐブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライスによるデ・ローレ。自作のシャンソンと、ピエール・サンドラン(1490頃-1560以降)のシャンソンを題材とした2つのミサ曲。
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):
 レクイエム/聖チェチーリアへの讃歌/めでたし天の女王/グロスタシャー・サーヴィス/
 大地よ、彼を抱きていつくしめ/セント・ポール・サーヴィス/神への希望は揺るがじ
  スティーヴン・レイトン指揮ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho.
 録音:2011年7月1日-6日、イーリー大聖堂&リンカン大聖堂(イギリス)。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.58
 ヨハン・ペーター・ピクシス(1788-1874):
  ピアノ協奏曲 ハ長調 Op.100 (*) /ピアノ小協奏曲 変ホ長調 Op.68 (*)
 ジギスモント・タールベルク(1812-1871):ピアノ協奏曲 ヘ短調 Op.5
  ハワード・シェリー(P)指揮タスマニアso.
 録音:2011年5月10日-14日、フェデレーション・コンサート・ホール、タスマニア。(*)は世界初録音。人気シリーズ第58弾は、フランツ・リストらの合作「ヘクサメロン」に参加している2人のコンポーザー=ピアニスト。タールベルクは当時ヨーロッパで人気、評価をリストと二分し、1837年パリで「ピアノによる決闘」を行なった事でも知られるが、唯一のピアノ協奏曲は、高度なヴィルトゥオージティとスタミナが求められるロマン派の大作。ピクシスはドイツのマンハイムで音楽一家に生まれ、ウィーンで学びオペラ作曲家になろうとしたが成功せず、1825年から1830年代にかけてパリでピアニスト・作曲家・教師として成功、1845年頃に演奏家としては一線を退いたようだが、バーデン=バーデンへ移住し、教師として生涯を過ごした。ピアノ協奏曲は、ウェーバーやフンメルからの影響を感じさせるもの。
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 ドナルド・ラニクルズ指揮
BBCスコティッシュso.
 録音:2012年5月8日-9日、シティ・ホール、グラスゴー。2000年のヴァンスカ指揮による第3番(CDA-67200/廃盤)以来12年振りとなるハイペリオンのブルックナー。スコットランドの雄、BBCスコティッシュso.と、2009年9月から首席指揮者を務めるエディンバラ生まれで、フライブルク歌劇場音楽総監督、サンフランシスコ歌劇場の音楽監督を歴任し、現在はベルリン・ドイツ・オペラの音楽総監督、BBCスコティッシュso.の首席指揮者、アトランタso.の首席客演指揮者を兼任しているオペラ畑のマエストロ、ロナルド・ラニクルズ(1954-)による演奏。
イッサーリス、ハーディング&マーラー室内管〜ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲集
 チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 /
 私にかまわないで Op.82 No.1(B.レオポルド(生没年不祥)編曲/管弦楽版)(*) /
 チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 オリジナル・エンディング/
 チェロ協奏曲 イ長調 B.10(ギュンター・ラファエル(1903-1960)復元・校訂)
  スティーヴン・イッサーリス(Vc;*以外)
  ダニエル・ハーディング指揮マーラー室内o.
 録音:2012年10月20日-21日、フェラーラ市立劇場、フェラーラ、イタリア。使用チェロ:ストラディヴァリウス「 Marquis de Corberon 」、1726年製〔英国王立音楽院から貸与〕。世界で最も愛されているチェロ協奏曲を、世界で最も愛されているチェリストの1人イッサーリスが、機会を40年間待ち続けついに録音、パートナーはダニエル・ハーディング&マーラー室内o.。さらに同曲のオリジナル・エンディング、同曲の第2楽章と第3楽章に引用された歌曲のオーケストラ・ヴァージョン、そしてドヴォルジャーク最初のチェロ協奏曲 イ長調のギュンター・ラファエル復元版を併せて収録。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.65 〜アルベニス&グラナドス
 アルベニス(1860-1909):ピアノ協奏曲第1番 イ短調 Op.78「幻想的協奏曲」
              (オーケストレーション:トマス・ブレトン)/
             スペイン狂詩曲 Op.70(サン・セバスティアン版)(*)
 グラナドス(1867-1916)/メラニ・メストレ編曲:ピアノ協奏曲 ハ短調「悲愴」(#)
  メラニ・メストレ(P) マーティン・ブラビンズ指揮BBCスコティッシュso.
 録音:2012年1月6日-7日、シティ・ホール、グラスゴー。(*/#)は世界初録音。人気シリーズ、スペインを代表する2人の作曲家ながらピアノ協奏曲は珍品揃いという当レーベルらしいアルバム。当レーベル初登場となるメラニ・メストレは、スペインの作曲家を中心に、シャルヴェンカ、メトネル、バラキレフらのレアな協奏曲をレパートリーに持つスペインのピアニスト。(#)はメストレ自身が第1楽章をスケッチから再構築、第2楽章と第3楽章は「スペイン舞曲集」「スペイン奇想曲」「演奏会用アレグロ」をピアノと管弦楽版へ編曲、3楽章形式のピアノ協奏曲として完成させたもの。(*)はサン・セバスティアン音楽院(現フランシスコ・エスクデロ音楽院)に所蔵されるオーケストラ譜を使用。
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.2
 〔第17番 ト長調 K.453 /第27番 変ロ長調 K.595 〕
アンジェラ・ヒューイット(P)
ハンヌ・リントゥ指揮
マントヴァ室内o.
 録音:2011年7月11日-13日、グランド・ホテル、ドッビアーコ、イタリア。使用楽器:ファツィオーリ。ヒューイットがファツィオーリの音色で贈る天才モーツァルトのピアノ協奏曲集第2集。シューマンの「ピアノ協奏曲」(CDA-67885)でのコンビが記憶に新しいフィンランドのマエストロ、ハンヌ・リントゥと前作に引き続き1981年創設のイタリアの室内オーケストラ、マントヴァ室内o.と共演。
アムラン〜ドビュッシー
 映像〔第1集/第2集〕/前奏曲集第2巻(#)
マルク=アンドレ・アムラン(P)
 録音:2011年4月22日(#)、2012年8月25日(無印)、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。遂にアムランのドビュッシーが登場。絶対的評価を得ている一連のアルカン作品、レコード芸術特選& BBC ミュージック・マガジン Instrumental Choice 等に選出されたデュカ&ドゥコー(CDA-67513)に続くフランス物だけに、これまた大きな話題となること必至。
モーツァルト:ミサ曲 ハ長調 K.337「荘厳ミサ」/教会ソナタ ハ長調 K.336 /
       レジナ・チェリ(天の女王)K.108 /主日のための晩課 K.321
 リンダ・ラッセル(S) リナ・マーケビー(Ms) ジェイムズ・オクスリー(T)
 デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br) アンドルー・カーウッド指揮
 セント・ポール大聖堂聖歌隊、セント・ポール・モーツァルトo.
 録音:2011年7月4日-6日、11日-12日、セント・ジャイルズ・クリップルゲート、ロンドン。ハイペリオンの黎明期を支えた名門セント・ポール大聖堂聖歌隊が、カージナルズ・ミュージックのディレクターとして手腕を発揮してきたアンドルー・カーウッドを新音楽監督を迎え、モーツァルトでレコーディングに復帰。
サン=サーンス:オルガン作品集 Vol.3
 ブルターニュの古謡による3つの狂詩曲 Op.7/怒りの日/おお救い主なるいけにえよ ニ長調/
 サラバンド/聖体奉挙 Op.13/幻想曲(1906) 〜エオリアン・オルガンのための(*)
  アンドルー=ジョン・スミス(Org)
 録音:2009年5月、2011年6月、マドレーヌ寺院、パリ。(*)は世界初録音。
 オックスフォード大学、スウェーリンク音楽院を経て、オルガニスト、合唱団コンソルティウムの指揮者として活躍するアンドルー=ジョン・スミス。サン=サーンス自身もオルガン奏者を務めていたパリ、マドレーヌ寺院のアリスティド・カヴァイエ=コル製のオルガンによる作品集第3巻では、復元された1906年の「幻想曲」が世界初録音となる。
シューマン:室内楽作品集
 アダージョとアレグロ 変イ長調Op.70 /おとぎの絵本Op.113 /幻想小曲集Op.73 /
 おとぎ話Op.132 /3つのロマンスOp.94 /ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調Op.105
  ナッシュ・アンサンブル
  [マリアンネ・トゥーシェン(Vn) ローレンス・パワー(Va) ギャレス・ハルス(Ob)
   リチャード・ハスフォード(Cl) リチャード・ワトキンズ(Hr) イアン・ブラウン(P)]
 録音:2011年7月12日-14日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。
グァダーニのためのアリア集
 ヘンデル:おお主よ、あなたの慈しみは限りなく/歓喜した魂/
      だがあの甘いさえずりを聞いてよいのだろうか/ Destructive War, thy limits know
 ハッセ:ああ, 私はなんと言っているのか!/ここにとどまることにより/
     フリギア人のトランペットを聴いたか?/勝つため呼ばれ
 クリストファー・スミス:言って下さい、美しい夢を! / アーン:平和の鳩は空高く
 C.P.E.バッハ:シンフォニア第1番 ニ長調 H.663
 グルック:ああ、彼の危機に心をわずらわせてはいけない/精霊の踊り/なんて澄んだ空!/
      ああ、私は何をしたのだろう?/エウリディーチェを失って
 ガエターノ・グァダーニ(1728-1792):私への愛をとどめておいて

  イェスティン・デイヴィス(CT) ジョナサン・コーエン指揮アルカンジェロ
 録音:2011年8月10日-12日、殉教者聖サイラス教会、ロンドン。イギリス古楽界の新星カウンターテナー、イェスティン・デイヴィスのソロ・レコーディング第2弾は、18世紀イタリアのカストラート、グァダーニのために書かれたアリア集で、グァダーニ自身の作品も収録されている。
ハイドン:ピアノ協奏曲集
 〔第11番 ニ長調 Hob.XVIII-11 (カデンツァ:ワンダ・ランドフスカ)/
  第3番 ヘ長調 Hob.XVIII-3 (カデンツァ:マルク=アンドレ・アムラン)/
  第4番 ト長調 Hob.XVIII-4 (カデンツァ:マルク=アンドレ・アムラン)〕
マルク=アンドレ・アムラン(P) ベルナール・ラバディ指揮ル・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
 録音:2012年10月1日-4日、パレ・モンカルム、ケベック、カナダ。使用楽器:スタインウェイ。世界的に高い評価を得た「ピアノ・ソナタ集 Vol.1〜3」で、現代最高峰のハイドン弾きであることを証明したアムランが、今度はカナダのピリオドo.、ル・ヴィオロン・ドゥ・ロワと協奏曲を録音。カデンツァに自作と往年の大チェンバリスト、ランドフスカの作品を使用しているのにも注目したい所。
ヘンデルシャンドス・アンセム集 Vol.2
 〔第8番「おお、来たりて主に向かい歌え」HWV.253/
  第6番「鹿が谷川を慕いあえぐように」HWV.251b /第5番「私はあなたをあがめ」HWV.250a 〕

 スーザン・グリットン(S) イェスティン・デイヴィス(CT)
 トーマス・ホッブス(T) スティーヴン・レイトン指揮
 エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo.、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho.
 録音:2012年7月22日-24日、トリニティ・カレッジ・チャペル、ケンブリッジ。英国最高峰の混声cho.ポリフォニーの創設者で、ホルスト・シンガーズの音楽監督と、2006年からケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団の音楽監督を務めるスティーヴン・レイトンによる、ヘンデルの「シャンドス・アンセム集」第2集。
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ハミルトン・ハーティ(1879-1941):室内楽作品集
 ピアノ五重奏曲 ヘ長調Op.12 /
 弦楽四重奏曲集〔第2番 イ短調Op.5 /第1番 ヘ長調Op.1 〕
ピアーズ・レーン(P)
ゴールドナーSQ
 録音:2011年6月23日-25日、ポットン・ホール、サフォーク。ハレo.の指揮者としても活躍したアイルランドの作曲家ハーティによる弦楽四重奏を伴う室内楽作品集。オーストラリア陣による演奏。
クリストファー・タイ(1505頃-1573以前):
 西風のミサ/ Missa Euge bone /ヌンク・ディミティス/ Give almes of thy goods /
 Christ rising / Quaesumus omnipotens et misericors Deus
  ジェイムズ・オドンネル指揮ウェストミンスター寺院聖歌隊
 録音:2011年6月20日-22日、オール・ハロウズ教会、ロンドン。 、イーリー大聖堂聖歌隊の音楽監督を務め、ラテン語と英語&カトリックとプロテスタントのための音楽を手掛けた、トマス・タリスと同世代にあたるイギリス・ルネサンスの作曲家タイによる、代表作 中世イングランドの俗謡「西風」のパロディ・ミサを含む宗教音楽集。
アメリカン・ポリフォニー
 ランドール・トンプソン(1899-1984):アレルヤ/フェア・ウェル
 バーンスタイン(1918-1990):ミサ・ブレヴィス / コープランド(1900-1990):4つのモテット
 バーバー(1910-1981):アニュス・デイ/リインカーネーションズ Op.16 /十二夜 Op.42 No.1 /
            水の上で歌う Op.42 No.2 /天国 − 安息の地:修道女はヴェールをかぶる Op.13 No.1 /
            殉教の乙女たち Op.8 No.1 /柵を開け、おお死よ Op.8 No.2

 スティーヴン・レイトン指揮ポリフォニー
 録音:2011年8月22日-24日、2013年7月31日、2013年8月3日、オール・ハロウズ教会、ゴスペル・オーク、ロンドン。20世紀アメリカの大作曲家たちによる貴重な合唱レパートリーを、イギリスの一流合唱団の歌声で味わう。バーバー「弦楽のためのアダージョ」の合唱版「アニュス・デイ」の美しさは白眉。
オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
 ヴァイオリンとピアノのための作品集
 ヴァイオリン・ソナタ ニ短調/5つの小品/
 ヴァイオリン・ソナタ ロ短調/
 愛らしいワルツ/セレナード
ターニャ・
 ベッカー=ベンダー(Vn)
ペーテル・ナジ(P)
 録音:2011年11月15日-17日、イエス・キリスト教会、ベルリン。使用ヴァイオリン:ジュゼッペ・グァルネリ・デル・ジェス、1728年製作。パガニーニの「24のカプリース」(CDA-67763)で衝撃的なハイペリオン・デビューを飾り、以降もシュールホフ、レーガーを録音しているドイツの才女ベッカー=ベンダーが、久々のイタリア物レスピーギに挑戦。レスピーギは自らがヴァイオリニスト・ヴィオリストでもあったが、このジャンルの作品は意外な程冷遇されており、まとまったCD録音も数点しか存在しない。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.60 〜テオドール・デュボワ(1837-1924):
 コンチェルト・カプリツィオーソ ハ短調 (1876) /ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 (1897) /
 ピアノと弦楽オーケストラのための組曲 ヘ短調 (1917) (*)
  セドリック・ティベルギアン(P) アンドルー・マンゼ指揮BBCスコティッシュso.
 録音:2012年6月13日-14日、シティ・ホール、グラスゴー。(*)は世界初録音。フランスの人気ピアニスト、ティベルギアンがシリーズ初登場。テオドール・デュボワは1861年にローマ賞を受賞、サン=サーンスの後任としてマドレーヌ寺院のオルガニストを務め、1896年にパリ音楽院院長に就任、作曲家、オルガニスト、教育者として卓越した手腕を発揮した。デュボワ。協奏曲第2番はウェーバーやメンデルスゾーンを思わせ、組曲は新古典的。
エルネー・ドホナーニ(1877-1960):ピアノ独奏作品全集 Vol.2
 4つのピアノ小品 Op.2 / EG の主題による変奏曲とフーガOp.4 /
 組曲の形式によるユーモレスクOp.17 /高雅なワルツ
  マーティン・ロスコー(P)
 録音:2011年12月7日-9日、ポットン・ホール、サフォーク。ロスコーが進めるハンガリーのコンポーザー=ピアニスト、ドホナーニのピアノ独奏作品全集第2巻。ウィーンで称賛された「EGの主題による変奏曲とフーガ」を含む、1897年から1907年にかけて作られた初期の4作品を収録。
ジャン・ムトン(1459以前-1522):
 ミサ曲「汝はペテロなり」/貞節な聖なる母/アヴェ・マリア、清らかな処女よ/
 Exsultet coniubilando /善き甘き御言葉/ Bona vita, bona refectio /天には静けさがあり
  スティーヴン・ライス指揮ブラバント・アンサンブル
 録音:2011年8月16日-18日、セント・マイケル・アンド・オール・エンジェルズ教会、オックスフォード。フランドル楽派のスペシャリスト集団、スティーヴン・ライスとブラバント・アンサンブルの10作目は、ルネサンス期に聖歌隊指揮者やフランス宮廷の中心的な作曲家を務めたムトンの作品集。
フランツ・リスト(1811-1886):歌曲全集 Vol.2
 御身天から来たり S.279(第1稿)/マルリングの鐘たちよ S.328 /唐桧の木が孤独に立つ S.309(第1版、第1稿)/
 僕の歌には毒がある S.289(第3稿)/喜びにあふれ S.280(第1版、第3稿)/3人のジプシーS.320(第1稿)/
 すべての山頂に安らぎがある S.306/私は力と生気をなくした S.327/火刑台上のジャンヌ・ダルクS.293(第3稿)/
 トゥーレの王S.278(第2稿)/5月の聖母の花束 S.316/さあ、話せ S.329/彼女の眼 S.310(第2稿)/
 ライン河、その美しい流れの S.272(第2稿)/すばらしいことに違いない S.314/
 真珠S.326(第2稿)/御身、天から来たり S.279(第3稿)

  アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms) ジュリアス・ドレイク(P)
 録音:2011年10月11日-13日、ポットン・ホール、サフォーク。 2010年にスタートしたリスト歌曲全集、マシュー・ポレンザーニによる第1巻(CDA-67782)に続き、第2巻にはブラームス(CDJ-33121)で大絶賛を博したオーストリアの名花アンゲリカ・キルヒシュラーガーが登場。ハイネ、ゲーテ、レーナウ、デュマなどの詩によるドイツ語、フランス語、イタリア語の歌曲を収録、プログラムの最初と最後には「御身、天から来たりS.279」の 第1稿と第3稿がおかれている。
メンデルスゾーン:ピアノ独奏作品全集 Vol.1
 カプリッチョ 嬰ヘ短調 Op.5 /
 ピアノ・ソナタ第1番 ホ長調 Op.6 /
 7つの性格的小品 Op.7 /無言歌集第1集 Op.19b
ハワード・シェリー(P)
 録音:2012年3月26日-27日、聖マイケル教会、ハイゲイト、ロンドン。クレメンティ「ピアノ・ソナタ全集」に続くハワード・シェリーによる独奏作品プロジェクト、メンデルスゾーンが始動。当巻では1825年から1827年にかけて出版された最初のピアノ作品3つと、1832年に出版された「無言歌集」の第1集を収録。
メトネル&ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ集
 メトネル:2つのおとぎ話 Op.20 /ピアノ・ソナタ 変ロ短調 Op.53 No.1「ソナタ・ロマンティカ」
 ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42 /ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36(オズボーン版)

  スティーヴン・オズボーン(P)
 録音:2012年12月21日-23日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。スティーヴン・オズボーンのラフマニノフは大絶賛された前奏曲全集(CDA-67700)に続く物だが、ピアノ・ソナタ第2番をホロヴィッツと同様自らの改訂版で演奏しているのがポイント。
The Great Service 〜ウィリアム・バード(1539/40-1623):
 グレート・サーヴィス〔大礼拝曲〕/諸々の異邦人よ、主をほめまつれ/われはわが目を丘の上に上げ/
 全地よ、神に向かいて歓呼せよ/おお主よ、われらをとらわれの身より/この日キリストは生まれ

  アンドルー・カーウッド指揮カージナルズ・ミュージック
 録音:2011年11月14日-16日、フィッツアラン・チャペル、アランデル城、ウェスト・サセックス。イギリスが誇るウィリアム・バードのスペシャリストたちの新作は、英語の歌詞を持つ「英国国教会のための礼拝音楽」集。先に完成させたラテン語による教会音楽全集は高く評価され、特に第13巻(CDA-67779)は2010年の英グラモフォン誌年間最優秀賞を受賞した。。
ミゼレーレ
 グレゴリオ聖歌:主よ聞き給え / マルコム:ミゼレーレ / バード:よりよき生活のうちに
 パレストリーナ:ミサ曲「よりよき生活のうちに」 / マルコム:主はその翼にて
 グレゴリオ聖歌:聞き給え、憐れみ深き創造主よ / クローチェ:主よ、深くへりくだり
 マニフィカト〔 Evigilia super nos /ビーヴァン:第4旋法によるマニフィカト/ Evigilia super nos 〕
 モービー:正しき者はヤシの如く栄え / グレゴリオ聖歌:ミサ曲第9番「喜び持て」より〔キリエ/グローリア〕
 マルコム:真理は我が光 / グレゴリオ聖歌:クレド第4番 / パーソンズ:アヴェ・マリア
 グレゴリオ聖歌:ミサ曲第9番「喜び持て」より〔サンクトゥス&ベネディクトゥス/アニュス・デイ〕
 ゲレロ:めでたし聖なる乙女 / タリス:光の消ゆる前にI / ヌンク・ディミティス
  〔主よ、われらを救いたまえ/マルコム:第3旋法によるヌンク・ディミティス/主よ、われらを救いたまえ〕

 マーティン・ベイカー指揮ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
 録音:2011年7月12日-13日、10月4日-5日、ウェストミンスター大聖堂、イギリス。四旬節、聖ヨゼフの祝日、受胎告知を記念する祝日のための音楽集。ルネサンス時代の大作曲家たちと、1947年から1959年にかけてウェストミンスター大聖堂聖歌隊の音楽監督を務めたジョージ・マルコム(1917-1997)の宗教作品。
ルイ・シュポア(1784-1859):交響曲集 Vol.5
 交響曲第9番 ロ短調 Op.143「四季」/
 交響曲第7番 ハ長調 Op.121「人生の世俗と神聖」
  (2つのオーケストラのための)/
 序曲 ニ長調 WoO.5/祝祭行進曲 ニ長調 WoO.3
ハワード・シェリー指揮
スイス・イタリア語放送o.
 録音:2011年8月16日-19日、アウディトリウム・ステリオ・モロ、ルガーノ。シュポアの交響曲第10番はベートーヴェンやブルックナーと同じく未完に終わった。副題付きの「第7番」と「第9番」は、古典派様式から標題音楽へと作風を変化させた後期の2大傑作。
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト Vol.14
 アレクサンドル・グラズノフ(1865-1936):
  ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82 (1904) /瞑想曲 ニ長調 Op.32 /マズルカ=オベレク
 オトマール・シェック(1886-1957):ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 Op.21「幻想曲風」
  クロエ・ハンスリップ(Vn)
  アレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮スイス・イタリアーナo.
 録音:2011年10月18日-21日、アウディトリオ・ステリオ・モロ、ルガーノ。人気シリーズに、女流ヴァイオリニスト、クロエ・ハンスリップが第12集アンリ・ヴュータン(CDA-67878/ PCDA-67878)以来2度目の登場。グラズノフの協奏曲はレオポルト・アウアーに献呈された、作曲者自身のカデンツァをはさんで切れ目なく演奏される充実期の大作。300曲以上の歌曲を遺した20世紀スイスの大作曲家オトマール・シェックによるヴァイオリン協奏曲は、若き日の彼が想いを寄せたハンガリーの女流ヴァイオリニスト、シュテフィ・ゲイエルに捧げられた、第1次世界大戦前の知られざる傑作。
アルバン・ゲルハルト〜ブリテン(1913-1976):チェロのための作品集
 チェロ交響曲 Op.68 /チェロ・ソナタ ハ長調 Op.65 /テーマ「ザッハー」/
 無伴奏チェロ組曲〔第1番 Op.72 /第2番 Op.80 /第3番 Op.87 〕
  アルバン・ゲルハルト(Vc) スティーヴン・オズボーン(P)
  アンドルー・マンゼ指揮BBCスコティッシュso.
 録音:2011年12月19日-22日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン/2012年3月10日-11日、シティ・ホール、グラスゴー。2013年 生誕100周年を迎えるブリテンの記念盤。1960年以降、ロストロポーヴィチとの親交から生まれた作品群を、ゲルハルトの緊迫感に満ちた演奏で。既に「ピアノ協奏曲」(CDA-67625)で2009年の英グラモフォン賞に輝いたスティーヴン・オズボーン、ヴァイオリンをタクトに持ち替え大活躍中のアンドルー・マンゼとBBCスコティッシュso.がバックを務める。
ペンデレツキ&ルトスワフスキ:弦楽四重奏曲集
 ペンデレツキ:弦楽四重奏曲集〔第1番/第2番/第3番「書かれなかった日記のページ」(2008) 〕
 ルトスワフスキ:弦楽四重奏曲(1964)
  ロイヤルSQ
 録音:2012年3月26日-28日、ポットン・ホール、サフォーク。ポーランドの若いアンサンブル、ロイヤル弦楽四重奏団による、シマノフスキ&ルジツキ(CDA-67684)、グレツキ(CDA-67812)に続くハイペリオン第3弾。ルトスワフスキ作品は、彼唯一の弦楽四重奏曲。
シューマン
 リーダークライスOp.39 /
 ある画家の詩集からの6つの詩 Op.36 /
 リーダークライスOp.24
ジェラルド・フィンリー(Br)
ジュリアス・ドレイク(P)
 録音:2011年11月2日-4日、2012年5月8日、ポットン・ホール、サフォーク。カナダの名バリトン、ジェラルド・フィンリー&ジュリアス・ドレイクによる熱情的な「詩人の恋」(CDA-67676)の続編となるシューマン。
ピーター・フィリップス(1560/1-1628):8声のカンツィオネス・サクレ集(1613)より
 ルパート・ゴフ指揮ロイヤル・ホロウェイcho.、
 イングリッシュ・コルネット&サクバット・アンサンブル
 生涯の大半をブリュッセルなどネーデルラントで過ごしたイギリスの作曲家、フィリップスによるモテット集。分割合唱様式(複合唱)、金管楽器の響きなど、イタリアのガブリエリやモンテヴェルディを思わせる。
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
 キャロルの祭典 Op.28 /カンタータ「聖ニコラス」Op.42
  サリー・プライス(Hp) アラン・クレイトン(T) スティーヴン・レイトン指揮
  ケンブリッジ・トリニティ・カレッジcho.、ホルスト・シンガーズ、
  テンプル教会少年聖歌隊、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
 録音:2007年9月10日-13日、トリニティ・カレッジ・チャペル、ケンブリッジ/2012年1月15日-16日、オール・ハロウズ教会、ロンドン。2013年に生誕100周年を迎えるブリテンのアニヴァーサリー・アルバム。英国合唱界の名指揮者スティーヴン・レイトンの指揮による、合唱作品の中でも最も有名で、クリスマスに関連した2作品。特にヒル&ウェストミンスター大聖堂聖歌隊の名盤(CDA-66220)が存在する「キャロルの祭典」が含まれている所に、レーベル&演奏者の意気込みが感じられる。
ルイ・シュポア(1784-1859):ピアノ・ソナタ 変イ長調 Op.125 /ロンドレット ト長調 Op.149
ジョルジュ・オンスロウ(1784-1853):
 ピアノ・ソナタ ハ短調 Op.2 /6つの小品/トッカータ ハ長調 Op.6
 ハワード・シェリー(P)
 録音:2011年11月14日-15日、殉教者聖サイラス教会、ロンドン。ピアニストとしてクレメンティのソナタ全集を完成させて約1年、シェリーが次に挑んだのは、指揮者として交響曲全集を完成させたばかりのシュポアに加え、同年生まれのオンスロウ。共に室内楽で名をあげた人だけに ピアノ独奏曲の録音となると、シュポアはほぼ皆無、オンスロウはロラン・マルタン盤 (LIGIA DIGITAL) くらいしかCDが無かっただけに、シェリーの演奏で聴けるのは嬉しい所。
イッサーリス&アデス、見出された場所〜チェロとピアノのための音楽
 リスト:忘れられたロマンスS.132 /ノンネンヴェルト島の僧房 S.382 /悲しみのゴンドラS.134
 ヤナーチェク:おとぎ話 / フォーレ:チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.117
 クルターク:スティーヴンのために〜ポーリン・マラの追憶に
 ピリンスキー・ヤーノシュ:ジェラール・ド・ネルヴァル/影/ロー・ジェルジー・イン・メモリアム
 アデス:見出された場所 [Lieux retrouves] (2009)

  スティーヴン・イッサーリス(Vc) トーマス・アデス(P)
 録音:2011年12月13日-15日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール、モンマス。「ミスター・ガット弦」スティーヴン・イッサーリスとブリテンの再来と称される英国の奇才トーマス・アデスのデュオによるリサイタル・プログラム。現代ハンガリーの巨匠クルタークの作品は、2010年に他界したイッサーリスの愛妻ポーリン・マラへの哀悼作。また、アデスの作品はイッサーリスによって世界初演されている。
コンドゥクトゥス Vol.1〜13世紀フランスの歌と詩
 Quo vadis, quo progrederis? / Genitus divinitus / Quod promisit ab eterno / Artium dignitas /
 Relegentur ab area / Qui servare puberem monophonic / Ut non ponam / Qui servare puberem /
 Porta salutis / Ista dies celebrari / Qui servare puberem / Stephani sollempnia /
 Beate virginis / Qui servare puberem / Heu quo progreditur/ Stella serena

  ジョン・ポッター、クリストファー・オゴーマン、ロジャーズ・カヴィ=クランプ(T)
 録音:2011年10月26日-28日、ヨーク国立古楽センター、イギリス。ヒリアード・アンサンブルの新旧メンバーが共演。コンドゥクトゥスは1100年前後に南フランスで発祥、パリ・ノートルダム楽派の音楽家たちが用いた音楽形式。歌詞はラテン語韻文で、厳粛で宗教的な内容と自由なテノール旋律を持ち、13世紀後半モテトゥス(モテット)の登場まで歌われた。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.61
 テオドール・デーラー(1814-1856):ピアノ協奏曲 イ長調 Op.7
 アレクサンダー・ドライショク(1818-1869):
  演奏会用小品 ハ短調 Op.27 (*) /ヴィーンへの挨拶「華麗なロンド」 Op.32
  ハワード・シェリー(P)指揮タスマニアso.
 録音:2012年7月23日-26日、フェデレーション・コンサート・ホール、タスマニア。(*)を除き世界初録音。
 今回の2人の内、特に忘れられているデーラーは、ドイツ系の父がカペルマイスターを務めていたイタリアのナポリ生まれ。劇場指揮者としてドイツから同地へ招かれていたユリウス・ベネディクトに学んで神童として名を馳せ、その後ウィーンでカール・ツェルニーにも師事した。イタリア、ドイツ、フランス、ロシアなどへ演奏旅行を行って名声を獲得し、援助を受けていたルッカ公国(現在のイタリア・トスカーナ地方の一部)から貴族の地位を得てロシアの皇女と結婚、以降はピアニストとしては引退し作曲家として活躍を続けたが、30歳過ぎから背中の痛みを伴う脊髄の病に侵されており、その悪化によって41歳で世を去った。
 まだ名前だけはピアノ・マニアには知られているドライショクはボヘミア生まれ。プラハでヤン・ヴァーツラフ・トマーシェクに学び、20歳前半でデーラー同様ヨーロッパを演奏旅行し、こちらも名声を得た。彼は特に左手の強靭さで知られており、ショパンの練習曲「革命」の左手部分のアルペッジョをすべてオクターヴで、それも楽譜に指定された本来の速さで弾くことができたと言う。40歳代半ばでアントン・ルビンシュテインからペテルブルク音楽院の教員に招かれ(この時の生徒には、後にニコライ・ロースラヴェツを輩出する事となるアルカディ・アバザがいる)、6年間ロシアでピアニスト等としても活躍したが結核に侵されてしまい、1868年にイタリアへ転地療養するも翌年ヴェネチアで亡くなった。
 2人とも今日ではその作品が演奏される機会はほとんどないので、この録音は大変貴重。
アムラン〜ブゾーニ(1866-1924):後期ピアノ作品集
 悲歌集 BV249 /クリスマスの夜 BV251 /J.S.バッハによる幻想曲 BV253 (*) /
 カノン風変奏曲とフーガBVB40 /「青春に寄す」BV254 〜ジーグ、ボレロと変奏/
 ソナチネ〔第1番 BV257 /第2番 BV259 /第3番「幼子のために」BV268 /
      第4番「1917年のキリスト降誕の日」BV274 〕/
 小ソナチネ「大ヨハン・セバスティアン氏に」BV280 /
 カルメンによる室内幻想曲 BV284(ソナチネ第6番)/インディアンの収穫の歌/
 インディアンの日記第1巻 BV267 /3つのアルバムの綴り BV289 /
 トッカータ「前奏曲、幻想曲、シャコンヌ」BV287 /序奏 BV279 /
 「ピアノ練習曲」より/ショパンの前奏曲による9つの変奏 BV213a /
 多声演奏の訓練のための5つの小品 BV296 /常動曲 BV293 /
 アルペッジョのための前奏曲と練習曲 BV297
  マルク=アンドレ・アムラン(P)
 録音:2011年4月15日-17日、2012年8月15日-16日、24日、ヘンリー・ウッド・ホール /1998年1月、アビー・ロード・スタジオ(*)。(*)のみ CDA-67050 (コンポーザー=ピアニストたち [The Composer-Pianists] ) からの再録。圧倒的技巧でピアノ協奏曲(CDA-67143)の演奏・録音史に新時代を築いてから十余年、アムランが再びブゾーニのアルバムをリリース。今回は初の独奏作品集で、1907年以降に作曲・出版された後期作品が集められている。
カンシオネス・エスパニョラス〜スペイン歌曲集
 グラナドス:マハと夜鳴きうぐいす/歌曲集「トナディーリャス」 / トゥーリナ:3つの詩 Op.81
 グリーディ:カスティーリャの6つの歌 / モンサルバジェ:5つの黒人の歌

  シルヴィア・シュヴァルツ(S) マルコム・マルティノー(P)
 録音:2012年2月26日-28日、オール・セインツ教会、ロンドン。ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ボリショイ劇場、フィレンツェ五月音楽祭劇場、そしてエディンバラ、バーデン=バーデン、ヴァルビエ等の音楽祭で活躍するスペインのリリック・ソプラノ、シルヴィア・シュヴァルツが母国の大作曲家たちの歌曲集で HYPERION へデビュー。
CDA-67955
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ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.33「ロシア四重奏曲集」
 〔第38番 変ホ長調 Op.33 No.2, Hob.III-38「冗談」/第40番 変ロ長調 Op.33 No.4, Hob.III-40 /
  第37番 ロ短調 Op.33 No.1, Hob.III-37 /第42番 ニ長調 Op.33 No.6, Hob.III-42 /
  第41番 ト長調 Op.33 No.5, Hob.III-41「ご機嫌いかが?」/第39番 ハ長調 Op.33 No.3, Hob.III-41「鳥」〕

 ロンドン・ハイドンSQ [キャサリン・マンソン、マイケル・グレヴィチ(Vn)
             ジェイムズ・ボイド(Va) リチャード・レスター(Vc)]
 録音:2012年6月25日-30日、ワイアストン・エステイト・コンサート・ホール、モンマス。ピリオド楽器使用。使用楽譜:シュミット・エディション、1782年出版。クラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの高度なアンサンブル、演奏に使用する楽譜のエディションにも徹底的にこだわり、ハイドンのスペシャリストとして高評価を確立、アムステルダム・バロックo.のコンサート・ミストレス、キャサリン・マンソン、ヨーロッパ室内o.、エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo.の首席チェリスト、リチャード・レスターなど、英国古楽界の名手たちのアンサンブルによるハイドン・シリーズの第4弾。
リスト(1811-1886):歌曲全集 Vol.3
 朝起きると胸に尋ねる S.290(第3稿)/唐桧の木はひとり立つ S.309(第2版)/
 私はまさに絶望しようとした S.311(第4稿)/ヴァイマルの死者たち S.303 /
 涙とともにパンを食べたことのない者は S.297(第2版)/漁師の娘 S.325(第2稿)/
 そしてわれわれは死者を思い起こした S.338 /祖先の墓 S.281(第2稿)/ガスティベルザ(ボレロ) S.286 /
 墓とバラS.285 /老いた放浪者 S.304 /幸福な日よ、行かないで S.335

 ジェラルド・フィンリー(B−Br) ジュリアス・ドレイク(P)
 録音:2013年4月22日-24日、オール・セインツ教会、イースト・フィンチリー、ロンドン。2010年にスタートしたリストの歌曲全集、第1巻(CDA-67782)のマシュー・ポレンザーニ、第2巻(CDA-67934)のアンゲリカ・キルヒシュラーガーに続き、第3巻では3度の英グラモフォン賞声楽部門賞に輝いたカナダの名バリトン、ジェラルド・フィンリーが登場。
ジョヴァンニ・ガブリエリ(1554/7頃-1612:サクラ・シンフォニア集
 主の御声(C64) /集いにて(C78) /第1旋法によるカンツォン(C176) /おお、いとも甘美なる私のイエスよ(C24) /
 すべての民よ、手を打ち鳴らせ(C52) /おお、いとも甘美なる私のイエスよ(C56) /キリエ(C71-73) /
 処女マリア(C35) /マニフィカト(C75) /聖母マリアの連祷(C63) /喜び躍れ、天の軍勢よ(C131)

  ジェフリー・スキッドモア指揮エクス・カセイドラ、
  ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、コンチェルト・パラティーノ
 録音:2012年5月27日-29日、オール・ハロウズ教会、ゴスペル・オーク、ロンドン。ジョヴァンニ・ガブリエリ没後400周年記念盤。スキッドモア率いるバーミンガムのピリオド・アンサンブル(オーケストラ)&合唱団、エクス・カセイドラに、ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、コンチェルト・パラティーノという世界有数の古楽系金管アンサンブルが加わった録音。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.59
 ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):ピアノ協奏曲 変ホ長調 Op.60 (1903) (*)
 アレクサンデル・ザジツキ(1834-1895):
  ピアノ協奏曲 変イ長調 Op.17 (1859-60) /大ポロネーズ 変ホ長調 Op.7 (1859-60) (*)
 ジョナサン・プロウライト(P) ウカシュ・ボロヴィチ指揮BBCスコティッシュso.
 録音:2012年6月28日-29日、シティ・ホール、グラスゴー。(*)の2曲は世界初録音。19世紀のポーランドの作曲家2人による作品集を、東欧ピアノ音楽のスペシャリスト、プロウライトと、2007年にポーランド放送so.首席指揮者に抜擢されたボロヴィチの指揮で。ワルシャワ音楽院教師、ワルシャワ音楽協会芸術監督、クラクフ音楽アカデミー院長を歴任し、19世紀のポーランド・ロマンティシズムの中心的役割を担ったジェレンスキのピアノ協奏曲は若き日のイグナーツ・フリードマンに献呈され、1904年に初演された。ジェレンスキと同世代のザジツキはベルリンでピアノを学び、パリでライネッケとルベルから作曲を学んだ。当盤の2作は共に同時期の作品で、2楽章形式のピアノ協奏曲はロシアの大ピアニスト、ニコライ・ルビンシテインに捧げられている。
ジャン・リシャフォール〜ジョスカン・デ・プレ追悼のレクイエム
 ジョスカン・デ・プレ:ニンフたち、ナパイアたち/彼らはわたしを取り囲み、金がないのは
 リシャフォール(1480頃-1547以降):死者のためのミサ曲「レクイエム」(ジョスカン・デ・プレ追悼)
 ジョスカン・デ・プレ:森のニンフ、泉の女神/永遠の安息
 アッペンツェラー:最も大いなるユピテルの娘ムーサたちよ
 ジョスカン・デ・プレ:ミゼレーレ(われを憐れみ給え、神よ)
 ゴンベール:最も大いなるユピテルの娘ムーサたちよ / フィンデルス:おお避けがたき死よ

  チンクェチェント
 録音:2010年7月30日-8月1日、ヴァルトフィアテル、オーストリア。気品あふれるハーモニーで一躍スターダムに上り詰めたルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブル、チンクェチェントによる、フランドル楽派におけるジョスカン・デ・プレの次世代を代表するリシャフォールを中心としたアルバム。
R.シュトラウス
 交響詩「ドン・キホーテ」 Op.35 /
 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの
      愉快な悪戯」 Op.28
アルバン・ゲルハルト(Vc)
ローレンス・パワー(Va)
マルクス・シュテンツ指揮
ケルン・ギュルツェニヒo.
 2012年2月6日-9日、プローベンザール、ケルン、ドイツ。HYPERION へケルン・ギュルツェニヒo.&音楽監督シュテンツが初登場、ソリストはアルバン・ゲルハルト&ローレンス・パワーという強力コンビ。
CDA-67961
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ブラームス(1833-1897):ピアノ協奏曲全集
 〔第1番 ニ短調 Op.15 /第2番 変ロ長調 Op.83 〕
スティーヴン・ハフ(P)
マーク・ウィッグルスワース指揮
ザルツブルク・モーツァルテウムo.
 録音:2013年1月11日-15日、ザルツブルク祝祭大劇場、オーストリア。1989年に VIRGIN へ録音された第1回録音(第1番はなぜか長年お蔵入りとなり、1998年にようやく全集として発売された)から二十数年、近年もブラームス作品を精力的に録音しているハフが 遂に当曲集を再録音。前回はA.デイヴィス&BBC響との共演だったが、今回はバックを一新、Hyperion 初登場となるモーツァルテウムo.&イギリスの指揮者ウィッグルスワースとの録音。
アリス・クート、恍惚の時〜フランスの歌曲集
 プーランク:愛の小径 FP 106 /歌曲集「月並み」FP 107より〔パリへの旅/ホテル〕/
       ラ・グルヌイエール FP 96 /歌曲集「カリグラム」 FP 140 〜旅
 レイナルド・アーン:「歌曲集」〜恍惚の時/「12のロンデル」〜星たち/「傷ついた木の葉」〜煙/いとしい傷
 フォーレ:秘めごと/捨てられた花 / グノー:セレナード/春に / シャブリエ:すべての花/幸福な島
 ショーソン:リラの花咲く頃 / ベルリオーズ:「夏の夜」 Op.7 〜ばらの精
 サン=サーンス:愛し合おう/海の夕暮れ / バシュレ:愛しの夜 / ドビュッシー:「3つのフランスの歌」〜洞窟
 サティ:あなたが欲しい / ケクラン:「4つのメロディー」 Op.22 〜 11月

  アリス・クート(Ms) グレアム・ジョンソン(P)
 録音:2012年10月18日-20日、オール・セインツ教会、イースト・フィンチリー、ロンドン。。世界で活躍するイギリスのメゾ・ソプラノ、アリス・クート、前作 ヘンデル:アリア集(CDA-67979)では、Hyperion 初登場となったイングリッシュ・コンサートと共演し話題を呼んだが、今回はグレアム・ジョンソンと共にフランス歌曲へ挑戦。
ニコライ・メトネル(1880-1951):
 ヴァイオリン・ソナタ集
 〔第3番 ホ短調 Op.57「エピカ」(1938) /
  第1番 ロ短調 Op.21 〕
クロエ・ハンスリップ(Vn)
イーゴリ・チェトゥーエフ(P)
 録音:2012年2月18日-20日、ワイアストン財団コンサート・ホール、モンマス。英国の天才女流ハンスリップがメトネルを弾く。"叙事詩" の副題を持つ「第3番「エピカ」」は1936年の兄エミーリィの死に衝撃を受けたメトネルが、兄への想い、積み重ねられてきた作曲活動、人生の重みが込めて作曲した後期の大作。ハンスリップとデュオを組むイーゴリ・チェトゥーエフは、1980年生まれのウクライナの実力派ピアニストで、当盤がハイペリオン・デビュー。
ブクステフーデ:オルガン作品全集 Vol.5(完結編)
 カンツォネッタ ト長調BuxWV.171 /コラール「わが許に来たれ、かく神の子は語り」BuxWV.201 /
 前奏曲 ハ長調 BuxWV.137 /コラール「天にまするわれらの父よ」BuxWV.219 /
 コラール「イエス・キリスト、汝はたたえられよ」BuxWV.188 /
 コラール「われらの救い主、イエス・キリスト」BuxWV.198 /
 コラール「今ぞ主をたたえよ、わが魂」BuxWV.215 /コラール「愚かな口はよき言葉を語る」BuxWV.187 /
 前奏曲 ホ短調 BuxWV.143 /コラール「神のひとり子なる主キリスト」BuxWV.192 /
 コラール「汝らキリスト者よ、こぞりて神をたたえよ」BuxWV.202 /フリギア旋法による前奏曲 BuxWV.152 /
 コラール「アダムの堕落によりてすべては罪にそみぬ」BuxWV.183 /前奏曲 ヘ長調BuxWV.144 /
 第1旋法によるマニフィカトBuxWV.204/フーガ ト長調 BuxWV.175 /コラール「いまぞわれら聖霊に乞わん」BuxWV.209 /
 前奏曲 ホ長調 BuxWV.141 /コラール「われ神より離れじ」BuxWV.220 /前奏曲 ト長調 BuxWV.147 /
 コラール「われ汝に感謝す、いとしき主よ」BuxWV.194 /コラール「ああ主なる神よ」BuxWV.177

  クリストファー・へリック(Org)
 録音:2012年2月18日-20日、マリアガー修道院、デンマーク。使用楽器:オーベルタン・オルガン。
タネーエフ&アレンスキー:ピアノ五重奏曲集
 タネーエフ:ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.30
 アレンスキー:ピアノ五重奏曲 ニ長調 Op.51
ピアーズ・レーン(P)
ゴールドナーSQ
 録音:2012年12月17日-19日、ポットン・ホール、サフォーク、イギリス。エルガー(CDA-67857)、ブロッホ(CDA-67638)、ドヴォルジャーク(CDA-67805)に続く、オーストラリアの名手たちによるタネーエフとアレンスキー。
ヴァーツラフ・ヤン・クシティチェル・トマーシェク(1774-1850):歌曲集
 ゲーテ歌曲集 より〔5月の歌 Op.53 No.3 /羊飼いの嘆きの歌 Op.56 No.1 /憩いのない恋 Op.58 No.1 /
           夜 Op.55 No.5 /湖上にて Op.57 No.3 /去っていった人に Op.55 No.1 /
           さすらい人の夜の歌 Op.58 No.4 /魔王 Op.59 No.1 /野ばら Op.53 No.1 /
           秘密 Op.58 No.3 /お澄まし娘 Op.54 No.2 /心変わりした娘 Op.54 No.3 /
           憂い Op.57 No.4 /川のほとりで Op.55 No.3 /糸紡ぎの娘 Op.55 No.2 〕/
 ヴァーツラフ・ハンカによる6つのボヘミアの歌 Op.71 /老人の葬送の歌 Op.69 No.1 /歌曲 Op.37 No.2 /
 アルプスの少女の歌 Op.96 No.3 /セレナード Op.107 No.3 /3つの歌 Op.92

 レナータ・ポクピチ(Ms) ロジャー・ヴィニョールズ(P)
 録音:2013年12月5日-6日、2014年5月2日、オール・セインツ教会、イースト・フィンチリー、ロンドン。ベートーヴェンやハイドンと親交を持ち、その歌曲やピアノ作品がシューベルト、シューマン、ショパンら後世に影響を与えたボヘミアの作曲家トマーシェクの歌曲集。書簡を交わす間柄ともなっていた文豪ゲーテの詩による歌曲を中心に、チェコの詩人ヴァーツラフ・ハンカの詩による作品など、28の魅力的な歌曲を収録。当盤が HYPERION 初登場となる レナータ・ポクピチは、クロアチア(当時のユーゴスラビア)生まれのメゾ・ソプラノ。ヴィニョールズとはリサイタル・パートナーとして定期的に共演している。
ピアーズ・レーン〜ゴーズ・トゥ・タウン
 パーカー:ダウン・ロングフォード・ウェイ / アラン・レーン:トッカータ
 ドヒニー:ピアーズ・レーンのためのトッカータ / アイアランド:バレリーナ(*)
 J.S.バッハ/ヘス編曲:主よ、人の望みの喜びよ / メイヤール:マリーゴールド
 ドリーブ/ドホナーニ編曲:ナイラ・ワルツ(花の踊り) / ラフマニノフ:ひなぎく Op.38 No.3
 コンフリー:ディジー・フィンガーズ / プーランク:夜想曲第4番 ハ短調「幻の舞踏会」
 サヤ:舟歌 / シャーウィン/ダニロン編曲:バークリー・スクエアのナイチンゲール
 テンプルトン:バッハが街へやってくる「スウィング風前奏曲とフーガ」 / ベンジャミン:ジャマイカン・ルンバ
 キーン:タイガー・タンゴ / ホプキンス:有名な主題による変奏曲
 カルク=エーレルト:アラベスク第1番 変ト長調 Op.5「フィリグラン」
 ムーア:ベートーヴェン・パロディ「アンド・セイム・トゥ・ユー」 / グレインジャー:ロンドンデリーの歌

  ピアーズ・レーン(P)
 録音:2012年6月6日-8日、ポットン・ホール、サフォーク。(*)は世界初録音。知性派レーンによる20世紀のアンコール&パーティ・ピース集。
クレークの音楽帳〜バルト諸国の宗教歌曲集
 トヌ・コルヴィッツ(1969-):クレークの音楽帳(8曲)/夜は私のまわりで闇を深め
 アルトゥルス・マスカッツ(1957-):ラクリモーサ/夜への祈り
 ペテリス・プラキディス(1947-):イン・メモリアム/ファタ・モルガーナ
  ルパート・ゴフ指揮ブリテン・シンフォニア、ロイヤル・ホロウェイcho.
 録音:2012年6月21日-23日、オール・ハロウズ教会、ゴスペル・オーク、ロンドン。エストニアのバルトークあるいはグレイジャーと呼ばれ、20世紀前半に活躍した作曲家、民謡蒐集家ツィリルス・クレーク(1889-1962)へのオマージュ・アルバム。エストニアの作曲家コルヴィッツによる「クレークの音楽帳」を中心に、ラトヴィアのマスカッツとプラキディスの作品を収録。
アーサー・ベンジャミン(1893-1960):
 ヴァイオリン・ソナチナ/ヴィオラ・ソナタ/ヴァイオリンとピアノのための3つの小品/小人のためのチューンと変奏/
 ラヴェルの墓(ヴァルス・カプリース)/サン・ドミンゴより/ジャマイカン・ルンバ(ウィリアム・プリムローズ編)

  ローレンス・パワー(Vn/Va) サイモン・クロフォード=フィリップス(P)
 録音:2012年12月7日-9日、オール・セインツ教会、ロンドン。ナッシュ・アンサンブルやレオポルド弦楽三重奏団のメンバーやソリストとして30を超えるアルバムを録音しているローレンス・パワーによるベンジャミン。オーストラリア出身のベンジャミンはスタンフォードの高弟で共にブラームスに心酔、ブリテンの師となったイギリスの作曲家。彼最大のヒット作「ジャマイカン・ルンバ」のプリムローズによるヴィオラ版を含む。
ジェイムズ・マクミラン:テネブレ・レスポンソリウム
 汝はペテロなり/テネブレ・レスポンソリウム/いと高き三位一体へ/我らは主をたたえ/めでたし,海の星/美徳なき時代/
 すべてが美しく/セレニティ/エディンバラ・テ・デウム/見よ,偉大なる司祭よ/「汝はペテロなり」のプロセッショナル

  マーティン・ベイカー指揮ウェストミンスター大聖堂聖歌隊、ロンドン・ブラス
 録音:2012年3月12日-13日、7月9日-11日、ウェストミンスター大聖堂、ロンドン。英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」、英BBCミュージック・マガジン誌「年間最優秀CD」に選出された2000年7月録音の「ミサ曲」(CDA-67219)以来となる、英国を中心にヨーロッパで圧倒的な人気を誇るスコットランドのリーディング・コンポーザー、ジェイムズ・マクミランの2000年代を中心とした宗教合唱作品。
ブライアンの「ゴシック」交響曲新録音、2011年プロムス・ライヴ〜
 ハヴァーガル・ブライアン
(1876-1972):交響曲第1番 ニ短調「ゴシック」(1919-27)
  スーザン・グリットン(S) クリスティーネ・ライス(Ms)
  ピーター・オーティー(T) アラステア・マイルズ(B) デイヴィッド・グード(Org)
  マーティン・ブラビンズ指揮BBCウェールズ・ナショナルo.、BBCコンサートo.
  バッハ・クワイアー、BBCウェールズ・ナショナルcho.、ブライトン祝祭cho.、
  バーミンガム市so.ユース・コーラス、ウェールズ合唱団(コル・カエルディーズ)、
  エルサム・カレッジ少年cho.、ハダースフィールド合唱協会、ロンドン交響cho.、サウスエンド少年少女cho.
 録音:2011年7月17日、ロイヤル・アルバート・ホール、BBCプロムス、ライヴ。
 96歳まで長命し、交響曲だけでも32曲を作ったブライアンの交響曲第1番「ゴシック」は、オーケストラ、バンダ、ソリスト、混声合唱、児童合唱 合わせて演奏者800人以上を要し、演奏時間も110分を超える、まさに超弩級の作品。録音も少なく、2011年までに一般市販されたのは ボールト&BBC響によるプロ演奏家初演時のライヴ録音(1966年/TESTAMENT, SBT2-1454)と、1990年のO.レナルド指揮スロヴァキアpo.盤(MARCO POLO → NAXOS, 8.557418/9 )の2種のみだが、もちろん生演奏を聴く機会がむやみにあるはずもない。
 そんな大作がプロムスで演奏されるとなったからチケットも即完売となり、英国内外で公演前から大きな話題を呼んでいたという。なお、当盤で指揮を執るブラビンズは、チャールズ・マッケラスが亡くなるまで務め、約一年間空席だったハヴァーガル・ブライアン協会の新会長に2011年に選ばれた。今後、当曲を聴くのに最適となる盤となることはほぼ間違い無いであろう、期待のアイテム。
ブルンディバール〜テレージエンシュタットの作曲家たち
 ハンス・クラーサ(1899-1944)/デイヴィッド・マシューズ(1943-)編曲:
  子どものためのオペラ「ブルンディバール」からの組曲
 ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):弦楽四重奏曲第3番 Op.46
 ギデオン・クライン(1919-1945):弦楽三重奏曲
 パヴェル・ハース(1899-1944):弦楽四重奏曲第2番 Op.7「猿山より」
  ナッシュ・アンサンブル
  [イアン・ブラウン(P) ステファニー・ゴンリー(Vn) ローレンス・パワー(Va)
   フィリッパ・デイヴィス(Fl) マーク・デイヴィッド(Tp) ローラ・サミュエル(Vn)
   ポール・ワトキンス(Vc) リチャード・ホスフォード(Cl) クリス・ブランニック(Perc)]
 録音:2012年2月27日-29日、聖マイケル教会、ハイゲイト。テレージエンシュッタット強制収容所にて死亡した4人のユダヤ系作曲家たちによって作された音楽集。
ベートーヴェンピアノ・ソナタ集 Vol.4
 〔第11番 変ロ長調 Op.22 /第18番 変ホ長調 Op.31 No.3 /第28番 イ長調 Op.101 〕
  アンジェラ・ヒューイット(P)
 録音:2012年8月15日-18日、ベルリン・イエス・キリスト教会、ドイツ。使用楽器:ファツィオーリ。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.62 〜
 グノー
(1818-1893):
  ペダル・ピアノとオーケストラのための作品全集
 協奏的組曲 イ長調(1886) /ルーマニア舞曲(1888) /
 ペダル・ピアノ協奏曲 変ホ長調(1889) /
 ロシア国歌による幻想曲(1885)
ロベルト・プロッセダ(ペダルP)
ハワード・シェリー指揮
スイス・イタリアーナo.
 録音:2012年10月24日-26日、アウディトリオ・ステリオ・モーロ、スイス。使用楽器:スタインウェイ D 2台(ピンチ・システムによるペダル・ピアノ改造版)。
 グノーはアレヴィに学んだ歌劇作曲家として知られるが、母がピアノ教師であった事や、パリ音楽院で名教師ジメルマンに学んだ(彼の妻はジメルマンの娘)事もあってピアノにも精通しており、生涯で50曲強の作品を書いている。彼は50歳前後に普仏戦争を避けてイギリスへ赴き合唱指揮に携わったため、後半生の作品は宗教曲・合唱曲が多くなったが、今回録音された最晩年のペダル・ピアノ作品は Lucie Palicot (1860頃-?, 1895年頃再婚をきっかけに引退) という若いペダル・ピアノ奏者に触発された作品だと言う。今回 HYPERION へ初登場するイタリアの奏者プロッセダは、既に通常のピアノ録音を伊 DECCA、BORGATO(ピアノ・メーカーの自主レーベル)等から発売しているが、今回の録音に当って使用された「ピンチ・システム」は、クラウディオ・ピンチというイタリアのオルガン建造家とプロッセダの共同作業によって、2012年に新考案された。2台のグランドピアノを上下に重ね、下方の楽器をずらして設置しその前にペダル・ボードを置き、下の楽器はこの足鍵盤で演奏すると言う物。19世紀のペダル・ピアノ演奏技術は現代に伝わっておらず、これら作品(の特に足鍵盤部分)をオリジナルのペダル・ピアノでどのように「オルガンではなくピアノのように」演奏するかが不明で、この新システムが採用された。
ガブリエル・ジャクソン(1962-):合唱作品集 Vol.2
 吟遊詩人の声(*) /私は知っている、おお神よ/おお、最良の師よ(*) /トルーロー・ミサ/
 トマス、カンタベリーのユダヤ人/真の光は神聖なもの/天使、大天使(*) /
 広げられた帆と船(*) /永遠なる天の栄光よ(*) /めでたし天の女王(*/#)
  マリス・シルマイス指揮ラトヴィア国立cho. カスパルス・ゼミティス(電気G;#)
 録音:2010年3月11日-19日、4月21日、セント・ジョンズ教会、リガ、ラトヴィア。(*)は世界初録音。バミューダ諸島出身の合唱作曲家ジャクソンの合唱作品集第2弾。ラトヴィアの詩人ドリス・カレヴァ(1958-)のテキストによる作品、同国の至宝シルマイスとラトヴィア国立合唱団の演奏と、ラトヴィアに縁の深いアルバム。
ヒンデミット(1895-1963):ピアノ・ソナタ集(1936)
 〔第1番 イ長調/第2番 ト長調/第3番 変ロ長調〕/変奏曲
マルクス・ベッカー(P)
 録音:2012年12月10日-12日、2013年3月26日、ポットン・ホール、サフォーク。 HYPERION のヒンデミット没後50周年リリース第1弾。ドイツ音楽のスペシャリスト、マルクス・ベッカーによるピアノ・ソナタ集。「変奏曲」はピアノ・ソナタ第1番の破棄された第2楽章。
パレストリーナ
 ミサ・アド・チェナム・アニ(ミサ曲「小羊の正餐を準備し」)/よき羊飼いは見出した/天の女王I/
 この日こそ/アレルヤ、わが主を彼らが運び去りぬ/地は震えたり/主の天使が天より下りぬII /
 神よ、わが神よ/わが心よ、主をたたえよ/民よ、われらの神なる主を祝福せよ/小羊の正餐を準備し

 スティーヴン・ライス指揮ブラバント・アンサンブル
 録音:2012年6月7日-9日、聖マイケル&オール・エンジェルズ教会、サマータウン、オックスフォード。フランドル楽派の知られざるポリフォニーの復興に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルによる、後期イタリア・ルネサンスの巨匠パレストリーナ。1554年にローマで出版されたミサ曲集第1巻に収録された「小羊の正餐を準備し」に基づくカノン・ミサ「ミサ・アド・チェナム・アニ」は、パレストリーナを抜擢した当時の教皇ユリウス3世に献呈されている。
ヘンデルアリア集
 歌劇「ラダミスト」HWV.12 〜 Quando mai, spietata sorte /
 歌劇「アルチーナ」HWV.34 より〔 Mi lusinga il dolce affetto / Verdi prati / Sta nell 'Ircana 〕/
 オラトリオ「ヘラクレス」HWV.60 より
  〔 There in myrtle shades reclined / Cease, ruler of the day, to rise / Where shall I fly? 〕/
 歌劇「エジプトのジューリオ・チェーザレ」HWV.17 〜 Cara speme, questo core /
 歌劇「アリオダンテ」HWV.33 より〔 Con l'ali di costanza / Scherza infida! / Dopo notte 〕

  アリス・クート(Ms) ハリー・ビケット指揮イングリッシュ・コンサート
 録音:2012年6月6日-9日、2013年9月6日-7日、オール・ハロウズ教会、ゴスペル・オーク、ロンドン。イギリスのメゾ・ソプラノ、アリス・クートによるヘンデルのアリア集。バックを務めるピリオドo.、イングリッシュ・コンサートは意外にも Hyperion 初登場。
CDA-67980
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(2CD)
1CD価格
J.S.バッハ
 フーガの技法 BWV.1080 /
 コラール「われ汝の御座の前に進みいで」 BWV.668a
アンジェラ・ヒューイット(P)
PCDA-67980
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(2CD)
\3085(税抜\2857)
国内仕様盤
 録音:2013年8月7日-9日、イエス・キリスト教会、ベルリン。使用楽器:ファツィオーリ。解説:アンジェラ・ヒューイット(国内仕様盤のみ、日本語訳: SOREL)。CD15枚組に及ぶバッハのピアノ作品集(CDS-44421/35)が「現代のレコード界における栄光のひとつ」と評されるアンジェラ・ヒューイット、意外にも彼女にとって初録音となる「フーガの技法」が登場。 2012年から弾き始めたという比較的新しいレパートリーで、2013年8月に録音後、10月には来日公演でも2夜を要して全曲演奏されている。未完成のコントラプンクトゥス14は補完せず楽譜通りに弾いた後、出版譜の最後に掲載されたコラール前奏曲 BWV.668a を収録。
イッサーリス&レヴィン〜ベートーヴェンチェロ・ソナタ&変奏曲全集
 チェロ・ソナタ〔第1番 ヘ長調 Op.5 No.1 /第2番 ト短調 Op.5 No.2 /第3番 イ長調 Op.69 /
         第4番 ハ長調 Op.102 No.1 /第5番 ニ長調 Op.102 No.2 〕/
 ヘンデル「ユダス・マカベウス」の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO.45 /
 モーツァルト「魔笛」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66 /
 モーツァルト「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46 /
 ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17(チェロ演奏版)

  スティーヴン・イッサーリス(Vc;*) ロバート・レヴィン(Fp;#)
OCDA-67981/2
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(2CD)
\5759(税抜\5333)
国内仕様盤
 録音:2012年12月14日-18日、ヘンリー・ウッド・ホール、イギリス。使用楽器:ストラディヴァリウス「マルキ・ド・コルブロン(ネルソヴァ)」、1726年製作、ガット弦使用(*) /ポール・マクナルティ製作〔ワルター&サン、1805年頃製作のコピー〕(#) 。スティーヴン・イッサーリス、日本を含む2012年ワールド・ツアーの集大成として録音されたベートーヴェンが登場。コンビはツアーでも相方を務めたピリオド、モダーンの両方に精通する世界的名手ロバート・レヴィン。
ダニー・ドライヴァー〜シューマン
 ノヴェレッテ Op.21 /夜想曲集 Op.23 /
 ロマンス第2番 嬰ヘ長調 Op.28 No.2
ダニー・ドライヴァー(P)
 録音:2013年9月16日-18日、ポットン・ホール、サフォーク。 ヨーク・ボウエンを筆頭に秘曲を中心に録音、さらにC.P.E.バッハ、ヘンデル等をリリースしているダニー・ドライヴァーがシューマンに挑戦。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.64 〜オスワルド&Al.ナポレアン
 エンリキ・オスワルド(1852-1931):ピアノ協奏曲 ト短調 Op.10 (1886頃)
 アウフレド・ナポレアン・ドス・サントス(1852-1917):
  ピアノ協奏曲第2番 変ホ短調 Op.31 (1880年代?)
 アルトゥル・ピザロ(P) マーティン・ブラビンズ指揮 BBC ウェールズ・ナショナルo.
 録音:2013年10月21日-23日、BBCホディノット・ホール、カーディフ。人気シリーズは今回、同年に生まれた知られざるポルトガル語圏の作曲家を発掘。演奏のアルトゥル・ピザロ〔ピッツァロ〕は、第24集のヴィアナ・ダ・モッタ作品以来の当シリーズ登場。 外交官も務めたブラジルの作曲家・ピアニスト・音楽教師エンリキ〔エンリケ〕・オスワルドは、20世紀に入りブラジル民族主義的音楽台頭後は忘れられたが、まだ録音は少々ある。さらに珍しいのがイタリア人の父を持ち、2人の兄アルトゥール(1843-1925)とアニバル(1845–1880) も作曲家というポルトガル人、アウフレド・ナポレアン。彼はブラジルや本国を含むポルトガル圏、さらにロンドン、パリ等で作曲家、ピアニスト、教師として活躍、ブラジルではピアノ販売業も営んだ(兄のアルトゥールが同地で楽譜出版に携わっていた)が、今日ではほぼ完全に忘れられている。作曲年不詳ながらオスワルド作品と同年代と思われるナポレアンの作品は、初演が作曲者ピアノ独奏のみで行われ、きちんとオーケストラを伴った演奏は1941年まで待たねばならなかった。そしてこのオケ付初演を担当したピアニストのエヴァリスト・デ・カンポス・コエーリョ(1903-1988)は、アルトゥル・ピザロが少年の頃学んだ師だったと言う繋がりがある。秘曲マニアのみならず、ポルトガル語圏のピアニズムを理解するのには欠かせない録音の一つと言えるだろう。
ツェムリンスキー(1871-1942):
 交響曲集〔ニ短調/変ロ長調〕
マーティン・ブラビンズ指揮
BBC ウェールズ・ナショナルo.
 録音:2013年2月10日-12日、BBCホディノット・ホール。2013年4月より名古屋po. の第8代常任指揮者を務め、日本のオーケストラへも客演も重ねているマーティン・ブラビンズ。ブライアンの交響曲第1番「ゴシック」(CDA-67971/2)に続く BBCウェールズ・ナショナルo. (BBC NOW)とのディスクはツェムリンスキーの交響曲。20代前半のニ短調(第1番)、20代半ばの変ロ長調(第2番)とも、マーラーやブラームスらからの影響を感じさせながら、若い感性が発揮されている大作。
タカーチSQ + アムラン〜ショスタコーヴィチ
 弦楽四重奏曲第2番 イ長調 Op.68 /ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57 (*)
  マルク=アンドレ・アムラン(P;*) タカーチSQ
   [エドゥアルド・ドゥシンベル(Vn1) カーロイ・シュランツ(Vn2)
    ジェラルディン・ウォルサー(Va) アンドラーシュ・フェイェール(Vc)]
 録音:2014年5月14日-17日、ワイアストン・コンサート・ホール、モンマス。リスト音楽院出身のメンバーで結成され、世界最高峰の弦楽四重奏団のひとつとして活動するタカーチ弦楽四重奏団、シューマンのピアノ五重奏曲(CDA-67631)以来となる、マルク=アンドレ・アムランとの録音が登場。
オールソン〜スクリャービン:詩曲全集
 2つの詩曲 Op.32 /悲劇的詩曲 Op.34 /悪魔的詩曲 Op.36 /詩曲 Op.41 /2つの詩曲 Op.44 /
 アルバムの綴り Op.45 No.1 /おどけた詩曲 Op.45 No.2 /スケルツォ Op.46 /ワルツ風に Op.47 /夢想 Op.49 No.3 /
 儚さ Op.51 No.1 /翼のある詩曲 Op.51 No.3 /けだるい舞曲 Op.51 No.4 /3つの小品 Op.52 /皮肉 Op.56 No.2 /
 ニュアンス Op.56 No.3 /2つの小品 Op.57 /アルバムの綴り Op.58 /詩曲 Op.59 No.1 /詩的夜想曲 Op.61 /
 2つの詩曲 Op.63 /2つの詩曲 Op.69 /2つの詩曲 Op.71 /詩曲「焔に向かって」 Op.72 /2つの舞曲 Op.73

 ギャリック・オールソン(P)
 録音:2013年12月20日-22日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。1966年ブゾーニ、1968年モントリオール、第8回ショパンの各コンクールで第1位となったアメリカのピアニスト、ギャリック・オールソンによる Hyperion 第4弾。
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト Vol.15 〜ムイナルスキ&ザジツキ
 エミル・ムイナルスキ(1870-1935):ヴァイオリン協奏曲
  〔第1番 ニ短調 Op.11 (*) /第2番 ニ長調 Op.16 〕
 アレクサンデル・ザジツキ(1834-1895):
  序奏とクラコヴィアク Op.35 (#) /マズルカ ト長調 Op.26(サラサーテのためのマズルカ)
  ユージン・ウゴルスキー(Vn) ミハウ・ドヴォジンスキ指揮 BBC スコティッシュso.
 録音:2013年3月27日-28日、シティ・ホール、グラスゴー。(*)は世界初録音、(#)は当版による世界初録音。人気シリーズ、今回はポーランドの2作曲家。作曲をリムスキー=コルサコフとリャードフに学んだムイナルスキはリトアニアに生まれ、ポーランドで活躍したヴァイオリニスト・指揮者・作曲家。(*)はパデレフスキ作曲コンクールの優勝作で、ヴァイオリンの師レオポルト・アウアーへ献呈された。ポーランド人のザジツキは、ベルリンでピアノを、パリでライネッケとルベルから作曲を学んだ。(#)は当時人気があった作品だと言うが、これまで録音に恵まれず、管弦楽伴奏版はこれが世界初録音。Op.26 はオイストラフの名演によっても知られるザジツキの代表作。ウゴルスキー(1989-)はロシア生まれの若手で、確かなテクニックと高貴な音色を持ち、既に「若きオイストラフ」と呼ばれているという。
ヨーク・ボウエンヴァイオリンとピアノのための作品全集
 ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.112 /アレグレット Op.105 /組曲 ニ短調 Op.28 /
 G線上のメロディ Op.47 /幻想曲 ホ短調 Op.34 /歌/ボレロ/メロディ/アルバムの綴り/
 ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 Op.7 /ロマンス変ニ長調/セレナーデ/ヴァルス・アルモニク
  クロエ・ハンスリップ(Vn) ダニー・ドライヴァー(P)
 録音:2012年3月29日-4月2日、ポットン・ホール、サフォーク。ピアノ協奏曲(CDA-67659)、ピアノ・ソナタ集(CDA-67751/2)、ヴィオラ作品全集(CDA-67651/2)等、ボウエン作品の発掘に情熱を注ぎ続けるダニー・ドライヴァーが、今回は若手のハンスリップと組み、ヴァイオリンとピアノのための知られざる室内楽作品を録音。
イブラギモワ〜イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集 Op.27
 〔第1番 ト短調/第2番 イ短調/第3番 ニ短調「バラード」/第4番 ホ短調/第5番 ト長調/第6番 ホ長調〕

  アリーナ・イブラギモワ(Vn)
 録音:2014年5月12日-13日、19日-20日、ワイアストン・コンサート・ホール、モンマス。 ロシアの逸材アリーナ・イブラギモワ、2014年4月-5月の来日公演(トッパンホール&電気文化会館)でも披露、好評を博したイザイ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」をレコーディング。イブラギモワの「無伴奏」と言えば、2009年にJ.S.バッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」(CDA-67691/2)を発売し瞬く間に大ヒット、来日公演でもたびたび演奏された。その流れを汲むイザイ作品のディスクはファン待望。
トマス・タリス(1505頃-1585):ミサ曲「めでたし、けがれなき乙女」
 おお主よ、御身の聖霊を与えたまえ/ミサ曲「めでたし、けがれなき乙女」/祝福されし者は疑いなく/
 おお主よ、われは御身に呼びかけ/汝ら我を愛さば/主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か/
 新しき戒律を/アレルヤ、われらのために祈りたまえ/神が威厳もって立ち上がり/めでたし、けがれなき乙女

  アンドルー・カーウッド指揮カージナルズ・ミュージック
 録音:2012年11月12月-14日、フィッツアラン・チャペル、アランデル城、ウェスト・サセックス。カージナルズ・ミュージックによるトマス・タリスの教会音楽集第2弾。
C.P.E.バッハヴュルテンベルク・ソナタ集(1744)
 〔イ短調 H.30 /変イ長調 H.31 /ホ短調 H.33 /変ロ長調 H.32 /変ホ長調 H.34 /ロ短調 H.36 〕
 マハン・エスファハニ(Cemb)
 録音:2013年1月2日-4日、ヘンリー・ウッド・ホール、イギリス。エスファハニは1984年生まれ、チェンバロ奏者として初めて BBC ラジオ3の「新世代アーティスト」に選ばれた若手で、来日公演が2013年6月にJ.S.バッハ、バード、リゲティという意欲的選曲で行われた。ヴュルテンベルク大公に献呈されたこの6つのソナタはC.P.E.バッハ30歳の年に出版されており、演奏時のエスファハニとある意味同世代の作品といえる。
イン・ザ・ナイト
 シューマン:幻想小曲集〜「夜に」 Op.12 No.5
 ベートヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2「月光」
 ショパン:夜想曲〔第7番 嬰ハ短調 Op.27 No.1 /第8番 変ニ長調 Op.27 No.2 〕
 ハフ:ピアノ・ソナタ第2番「夜の光」 / シューマン:謝肉祭 Op.9
  スティーヴン・ハフ(P)
 録音:2013年5月9日-10日、ワイ