フルートのためのフランス作品集 マラン・マレ(1656-1728):主題と変奏 ジョセフ・ボダン・ド・ ボワモルティエ(1689-1755):小組曲 ニ短調 ミシェル・ブラヴェ(1700-1786):ジーグとロンドー ドビュッシー:シランクス アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974): 5つの呪文「イメージが象徴となるために」 (アルト・フルートのための) ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):映像 アルテュール・オネゲル(1892-1955):牝山羊の踊り ジャック・イベール(1890-1962): 無伴奏フルートための小品 |
マルク・グローウェルズ(Fl) | |
録音:1982年。 ピアソラから「タンゴの歴史」を献呈されるなど、ベルギーの生んだフルートの世界的名手マルク・グローウェルズ。17世紀のマレから20世紀のボザやジョリヴェといった無伴奏フルートのための重要作品を最高の演奏で堪能できる名盤。 | ||
ゲーテ歌曲集 ベートーヴェン、シューマン、レーヴェ、 ブラームス、ヴォルフ、シューベルトの作品 |
ルドヴィク・デュ・サン(Br) ノエル・リー(P) | |
ロマンティック・チェロ・ソナタ集 フランク:チェロ・ソナタ イ長調 / ブラームス:チェロ・ソナタ ニ長調 Op.78 ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3 / セルヴェ:思い出 Op.2 ショパン&フランショーム: マイアベーアの歌劇「悪魔のロベール」の主題による協奏的大二重奏曲 ホ長調 セルヴェ:幻想ポロネーズ エドモント・バールト(Vc) セルジュ・ベマン(P) | ||
バールトはブリュッセル王立音楽院教授を務めたチェリスト。 | ||
モンポウ:ピアノ作品集 Vol.1 郊外/子供の情景/歌と踊り/ 前奏曲集より〔第5番/第8番〕 |
レメイ・コルテス・アヤツ(P) | |
録音:1987年12月。コルテス・アヤツは、生前の作曲者と交流を持っていたスペイン、バルセロナ出身のモンポウのスペシャリスト。 | ||
プロコフィエフ: バレエ音楽「シンデレラ」から10の小品 Op.97 / ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調 Op.14 / 田園風ソナチネ ハ長調 Op.59 No.3 |
ラムジ・ヤッサ(P) | |
ラムジ・ヤッサは、エジプトの首都カイロで生まれ、モスクワ音楽院でピアノを学び、現在はエコール・ノルマル音楽院の教授を務めている。 | ||
忘れられたヨーロッパ バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 ショスタコ―ヴィチ: マリーナ・ツヴェターエワの6つの詩 シマノフスキ:交響曲第4番「協奏交響曲」 |
パトリシア・ アドキンス・チッティ(Ms) ボグダン・チャピエフスキ(P) アルフレート・ヴァルター指揮 RTBFso. | |
録音:ショパン=シマノフスキ協会、ベルギー、ライヴ。 | ||
ハイドン:ソナタ集 〔第23番 ヘ長調 Hob.XVI-23 / 第46番 変イ長調 Hob.XVI-46 / 第20番 ハ短調 Hob.XVI-20 〕 |
エティエンヌ・ラッペ(P) | |
録音:1988年。エティエンヌ・ラッペは1984年のベルギー・プロ・シヴィターテ・コンクール第2位入賞。 | ||
トリオ18 ヴィヴァルディ:協奏曲 ト長調 / アルベニス:コルドバ / ファリャ:はかなき人生 レノン&マッカートニー:イエスタデイ変奏曲 / ハチャトゥリアン:剣の舞 マイアーズ:カヴァティーナ / ヴィストホフ:サンバ・クエカ / カルドソ:ミロンガ ジョプリン:オリジナル・ラグ / デ・ヨンヘ:A goodie moodie day ギター・アンサンブル「トリオ18」 | ||
録音:1989年。 | ||
ADW-7215 廃盤 |
スザンナ・ミルドニアン、ハープ・リサイタル (Vol.2) | スザンナ・ミルドニアン(Hp) |
録音:1989年11月。使用楽器:LYON & HEALY, 1916年。Vol.1(ADW-7190)もあったが、レーベルの本家サイトによると「一時的に品切れ」と記載されている。 | ||
モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370 / シュターミッツ:オーボエ四重奏曲集 変ホ長調 Op.8 No.4 ジャルディーニ:オーボエ四重奏曲 ニ長調 Op.25 / ヴァンハル:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 Op.7 No.1 ストリングウッド・クァルテット [ジャック・ヴァンドヴィル(Ob) アテフ・ハリム(Vn) ルシエンヌ・ロヴァノ(Va) ピエール=リュク・デニュイ(Vc)] | ||
録音:1990年頃。フランス放送フィルのソリストとして活躍したフランスのオーボイストと、エジプト出身のヴァイオリニスト、アテフ・ハリムらによる演奏。 | ||
イーゴリ・マルケヴィチ:ピアノ作品集 ヘンデルの主題による変奏、フーガとアンヴォワ/詩人ステファン ベルナール・ガレ:瞑想曲(*) 藤井一興(P) フィリップ・デペトリス(Fl;*) ベルナール・ガレ(Hp;*) | ||
録音:1990年(となっているが疑問。1979年と言う別資料あり)。おそらく全曲、録音時の世界初録音。マルケヴィチのピアノ曲を藤井一興が弾いた珍しい録音。ガレはおそらく、1947年から1980年までパリ・オペラ座の首席ハーピストを務めた人だと思われるが、生没年も定かではない。 | ||
シマノフスキ: 仮面劇 Op.34/ソナタ第1番 ハ短調 Op.8 |
ヨアンナ・トシェチャク(P) | |
録音:1990年。トシェチャクはレフ・ヴラセンコ門下のポーランド人ピアニスト。 | ||
クライスラー:ヴァイオリンとピアノのための21の小品集 ジプシーの女/愛の喜び/愛の悲しみ/ウィーン奇想曲/美しきロスマリン/中国の太鼓/前奏曲とアレグロ/ ルイ13世のシャンソンとパヴァーヌ/才たけた貴婦人/アレグレット/アンダンティーノ/テンポ・ディ・メヌエット/ イ長調のフーガ/コレッリの主題による変奏曲/スラヴ舞曲第1番/スラヴ舞曲第2番/スペイン舞曲(ファリャ)/ スペイン舞曲(グラナドス)/タンゴ/道化役者/シンコペーション ジェロルド・ルーベンステイン(Vn) ダリア・ウズィエル(P;ファツィオーリ) | ||
ジェロルド・ルーベンステインは、13歳から名門ジュリアード音楽院で学び、ベルギーでは18年に渡りベルギー国立o.のコンサートマスターを務めたヴァイオリニスト。 | ||
ソプラノ、トランペットとオルガンのためのアリア集 スタショヴィチ:ヴェニ・コンソラトール / メラーニ:武器を/悩み A.スカルラッティ:ヴァガ・シンティア・アドラータ / パーセル:2つの歌曲 アルドロヴァンディーニ:デ・トレンテ / A.スカルラッティ:7つのアリア マリー=ノエル・ド・カラタイ(S) アラン・ローラン(Tp) ヤン・ファン・ランデヘム(Org) | ||
録音:1990年。 | ||
モーツァルト:フルート四重奏曲集 〔第1番 ニ長調 K.285/第2番 ト長調 K.285a/ 第3番 ハ長調 K.285b/第4番 イ長調 K.298〕 |
フィリップ・デペトリス(Fl) パリo.トリオ・エルテルペ | |
録音:1990年。 | ||
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K.333/ 幻想曲 ニ短調 K.397/ 「美しいフランソワーズ」による 12の変奏曲 変ホ長調 K.353/ アダージョ ロ短調 K.540/ ピアノ・ソナタ第5番 ト長調 K.283 |
ピエール・ルコント(P) | |
録音:1990年3月。 | ||
モーツァルト:歌劇「アポロとヒュアキントス」K.38
マルクス・シェーファー(T) テルツ少年合唱団のソリストたち ゲルハルト・シュミット=ガーデン指揮アンサンブル・バロック・ド・ニース | ||
録音:1990年。原典版を使用した世界初録音だったもの。 | ||
モーツァルト:2台ピアノ&4手連弾のための作品集 ソナタ ハ長調 K.19d/ソナタ ト長調 K.357/ フーガ ト短調 K.401/ソナタ ニ長調 K.448/ アンダンテと5つの変奏曲 ト長調 K.501/ 幻想曲 K.594&K.698/ ラルゲットとアレグロ 変ホ長調/ ソナタ ニ長調 K.381/ソナタ 変ロ長調 K.358/ アダージョとフーガ ハ短調 K.426/ ソナタ ヘ長調 K.497/ソナタ ハ長調 K.521 |
オリット&ダリア・ ウズィエル(P) | |
録音:1991年4月。 | ||
ファゴット・ファンタジア ルノム:メロディー / エルガー:愛の挨拶 / ディニーク/ハイフェッツ編曲:ホラ・スタッカート ショパン/グラズノフ編曲:エチュード / ジュナン:ナポリ民謡による幻想曲 / ヴァイゼンボルン:アダージョ クライスラー:愛の喜び/愛の悲しみ / ブロッホ:祈り / 日本民謡:さくらさくら アルベニス:タンゴ / ラフマニノフ:ヴォカリーズ / ファリャ:アストゥリアナ/ポロ フォーレ:エレジー / サン=サーンス:ロマンス 田中雅仁(Fg) 児嶋一江(P) | ||
録音:1991年5月30年-31日。2002年、演奏旅行先のカナダのカルガリーで病に倒れ他界した日本を代表するファゴット奏者の1人、田中雅仁の小品集。艶やかで瑞々しい音色と優れたテクニック。自身のお気に入りのプログラムで聴かせてくれる。 | ||
コントラバス四重奏団のための音楽 ボッテシーニ:華麗な奇想曲 / アルト:ロマンティックな組曲 / プロコフィエフ:ユーモラスなスケルツォ ファンヘレンタルス:Varium et Mutabile/Entre Ether et Terre / ジョプリン:ベセーナ/マグネティック・ラグ ファンヘレンタルス編:2つの黒人霊歌 / ジョプリン:ラグタイム・ダンス ブリュッセル・コントラバス四重奏団 | ||
ブリュッセル・コントラバス四重奏団は、ベルギーのオーケストラで活躍する奏者たちによって1982年に結成。 | ||
モーツァルト: 2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調K.365 / 3台のピアノのための協奏曲 ヘ長調K.242 「ロードゥロン」(2台ピアノ版) |
オリット・ウズィエル、 ダリア・ウズィエル(P) ジョルジュ・オクトール指揮 ワロン室内o. | |
録音:1991年1月。ベルギーのブリュッセル王立音楽院教授で、テル・アヴィヴ生まれのピアノ・デュオ、オリット&ダリア・ウズィエルがソリストを務めるモーツァルト。 | ||
シューマン: 幻想小曲集Op.12/フモレスケ 変ロ長調Op.20 |
シルヴィ・カルボネル(P) | |
録音:1991年10月24日-26日。シルヴィ・カルボネルは、ピエール・サンカンの門下生で、ブカレストのジョルジュ・エネスコ国際コンクールの覇者でもあるフランスの女流ピアニスト。 | ||
ヨーロッパの合唱作品集 ラッスス:私の心はあなたに頼る / ノン・パパ:Mijn Hartelijk Lief / ガーデ:朝の歌 ハスラー:楽しみ喜びすべては / ルニャール:Nun bin ich einmal frey / テオドラキス:ドクサ・パトリ エンシーナ:ファタル・ラ・パルテ / グノー:父よゆだねます / アイルランド民謡:貝売りの歌 ドナト:ああ、私のいとしき命よ / ガストルディ:アモールの勝利 レンツ&ルブラン:Wei meng Mamm nach huet gesponnen / ポルトガル民謡:収穫の歌 サリヴァン:長い一日が暮れる / パーセル:To The Hills And The Vales / ベートーヴェン:歓喜の歌 ディルク・デ・モール指揮ユーロピアン・コミュニティcho. | ||
録音:1991年11月。歴史、時代という壁を取り払い「合唱」でヨーロッパ各国を巡る旅。締めくくりは、ベートーヴェンの歓喜の歌。 | ||
フランスのオルガン作品集 ルイ・マルシャン(1669-1732):組曲第1番 ジャック・ボワヴァン(1649-1706): 第1旋法と第2旋法による組曲/ 第3旋法による組曲/第4旋法による組曲 ジャン=アダム・ギラン(1702-1739): 第3旋法による組曲 ニコラ・ド・グリニー(1672-1703): 賛歌「来たり給え、創造主なる聖霊よ」 |
クリストフ・シモン(Org) | |
録音:1991年9月。使用楽器:ノルマンディ、カランタン・ノートルダム教会のオルガン。 クリストフ・シモンはパリ18区にあるサント=ジュヌヴィエーヴ・デ・グランド・カリエール教会のオルガニストを務めたオルガニスト。 | ||
ジョセフ・ドルフマン(1940-):クレズマーへのオマージュ 無伴奏ヴァイオリンのための「魅惑のクレズマー」/ 無伴奏クラリネットのための 「魅惑されたクレズマー」/ 無伴奏チェロのための「クレズメリアーナ」 |
ザハリア・ゾーリン(Vn) ロメオ・トゥドラケ(Cl) マルク・ドロビンスキー(Vc) | |
録音:1991年3月。 ジョセフ・ドルフマンはウクライナのオデッサ出身。ロシアのグネーシン音楽院で学び、イスラエルのルービン音楽アカデミーの教授に迎えられている。ヴァイオリンのゾーリンはダヴィド・オイストラフに学んだ人で、長年ボルドー国立管でコンサート・マスターを務めていたという(同じくヴァイオリニストとなった息子のサイト [http://www.maxzorin.com/] によると、既に引退したとの事)。クラリネットのトゥドラケはおそらくルーマニア出身。 | ||
タクトゥス・プレイズ・ガーシュウィン ガーシュウィン: うまくやれたら/ア・フォギー・デイ/ わが愛はここに/パラダイスへの階段/歩み入る恋/ シュトラウスの気分で/スワニー/私の彼氏/ 誰かが私を愛している/誰も奪えぬこの思い |
タクトゥスSQ | |
発売:1992年。弦楽四重奏版ガーシュウィン。タクトゥス弦楽四重奏団は、ベルギーのブリュッセル王立音楽院を成績で卒業した奏者たちによって結成。 | ||
ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲 ト短調Op.12 No.1/ 4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調Op.3 No.10/ ヴァイオリン協奏曲 イ短調Op.3 No.6/ 2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調Op.3 No.8 |
エディト・フォルケルト(Vn) ジョルジュ・マース(Vn)指揮 ベルギー室内o.のソリストたち | |
発売:1992年。使用楽器:グァルネリ、1732年製。フォルケルトはベルギーの世界的ヴァイオリン奏者カルロ・ファン・ネステの弟子で、1969年にイタリアのタオルミーナ音楽祭モーツァルト・コンクールで優勝、1967年には第1回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクールで第3位に入賞した女流。 | ||
パデレフスキ、シマノフスキ、ルトスワフスキ: ヴァイオリン・ソナタ集 イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941): ヴァイオリン・ソナタ イ短調Op.13 カロル・シマノフスキ(1882-1937): ヴァイオリン・ソナタ ニ短調Op.9 ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994): ヴァイオリンとピアノのためのパルティータ |
ロベルト・シュレデル(Vn) ボグスワフ・ ヤン・ストローベル(P) | |
録音:1992年8月。ロベルト・シュレデル(1946-)はポーランドのデンブリン生まれ。 | ||
20世紀のピアノ作品集 ガーシュウィン: ラプソディ・イン・ブルー(ピアノ・ソロ版)/ 3つの前奏曲 ヒナステラ:ピアノ・ソナタ第1番 ヨアンナ・ブルズドヴィツ(1943-): エロティクス(*)/10月のソナタ(*) ピストン:ピアノのための小協奏曲 |
キャロル・ホニグベルク(P) フェルナンド・テルビィ指揮 BRT 室内o. | |
録音:1993年。(*)は世界初録音。 リンカーン・センターのアリス・タリー・ホールでニューヨーク・デビューを飾ったリサイタル・ピアニスト。 | ||
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調Op.10 ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調 フォーレ:弦楽四重奏曲 ホ短調Op.121 |
シモンSQ | |
録音:1992年10月。 4人とも名門パリ音楽院を1等賞で卒業したという実力派弦楽四重奏団。 | ||
モーツァルト:オペラ・アリア集&モテット 歌劇「魔笛」より/歌劇「後宮からの逃走」より/ 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」〜岩のように動かず/ モテット「踊れ、喜べ、幸いな魂よ」 |
アガ・ヴィンスカ(S) ヴォイチェフ・ ミフニェフスキ指揮 ワルシャワpo. | |
録音:1990年5月。 ワルシャワ生まれのソプラノ、ヴィンスカは1987年ワルシャワ室内歌劇場で、歌劇「魔笛」の夜の女王役としてオペラ・デビュー。以来、ポーランドきってのモーツァルト歌手として活躍を続けている。 | ||
ヤング・ショパン ロンド ハ短調Op.1/ ロンド ヘ長調Op.5「マズルカ風」/ ロンド 変ホ長調Op.16/ロンド ハ長調Op.73/ ピアノ・ソナタ第1番 ハ短調Op.4 |
ヨアンナ・トルチアク(P) | |
録音:1992年11月。 1977-1978シーズンにポーランド政府奨学生としてモスクワに渡り、モスクワ音楽院でヴラセンコに師事したポーランドの女流ピアニスト、ヨアンナ・トルチアクが弾く母国の偉人ショパンの、1825年から1833年にかけて作曲された初期のピアノ作品。 | ||
ローラ・ボベスコ〜ヴァイオリン・ソナタ集 フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ(*) [第1番 イ長調Op.13/第2番 ホ短調Op.108]/ 子守歌 ニ長調Op.16(*)/ アンダンテ 変ロ長調Op.75(*) フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(#) ギヨーム・ルクー(1870-1894): ヴァイオリン・ソナタ ト長調(#) |
ローラ・ボベスコ(Vn) ジャック・ジェンティ(P) | |
録音:1980年(*)/1982年(#)。 没後も、特に日本で絶大な人気を誇るルーマニア生まれのヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコ(1921-2003)が、主に活躍したベルギーのレーベルへ遺したヴァイオリン・ソナタ集。 | ||
ブラス・ミーツ・ブラス シャイト:戦いの組曲 J.S.バッハ/ハーフォース編:いかに我は喜ばん グリーグ:組曲 ジェイコブ:チェンジング・ムーズ マクドナルド:シー・スケッチ ヒダシュ:プレイ リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行 ランデヘム:その日を摘め |
ヨーロピアン・ ブラス・クィンテット | |
録音:1993年。 ヨーロピアン・ブラス・クィンテットは、ベルギー国立管のメンバーとして活躍したベルギーのトランペット奏者アラン・ルーラントとその仲間たちによる金管五重奏団。 | ||
ブラームス:ホルン三重奏曲 ト短調Op.40 ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調Op.17 ケルビーニ:ホルン・ソナタ第2番 ヘ長調 シューマン:アダージョとアレグロ イ長調Op.70 |
トリオ・アグラエ [ルク・ファン・マルケ(Hr) フィリップ・コッホ(Vn) ダニエル・ブルメンタール(P)] | |
録音:1993年4月。 ルク・ファン・マルケは、バリー・タックウェル、ペーター・ダム、ヘルマン・バウマンというホルン界の巨匠たちから学び、ルクセンブルク・フィル(旧ルクセンブルク放送so.)のホルン奏者としても活躍したベルギーのホルニスト。自身が中心となって1991年に結成したホルン・トリオで臨む。 | ||
グリーグ: ホルベルク組曲 Op.40/2つの悲しき旋律 Op.34 シベリウス:組曲「恋人」Op.14/ アンダンテ・フェスティーヴォ/ ロマンス ハ長調/即興曲 |
オリヴィエ・デ・フランス指揮 ル・ミュジシャン・ デ・ラール・ヌーヴォー | |
録音:1993年5月。 モーツァルテウムでギーレンから教えを受けたオリヴィエ・デ・フランス(1965-)が率いる弦楽オーケストラによる北欧作品集。 | ||
イタリアの二重奏曲集 グラニャーニ:ソナタ Op.8-3 ジュリアーニ:大ソナタ Op.85 パガニーニ:ソナタ・コンチェルタータ レニャーニ:デュエット・コンチェルタンテ Op.23 |
フィリップ・デペトリス(Fl) パスカル・ポリドーリ(G) | |
録音:1993年。 フルートとギターに限定した二重奏曲集。カントロフやパスキエとの共演経験も多いフルート奏者デペトリスと、ブリュッセル・ギター四重奏団の創設者ポリドーリによる演奏。 | ||
ジャン=イヴ・ ダニエル=ルスュール(1908-2002):管弦楽作品集 弦楽、シンバルとピアノのための「舞踊の交響曲」/ オーボエと弦楽のための夜想曲/ ピアノと弦楽のための変奏曲/ フルートと弦楽のための 「少女の思い出のための墓碑」/ 弦楽セレナード |
ジャン=ミシェル・ペノ(Ob) エルベール・デュ・プレシス(P) ベルナール・シャプロン(Fl) ベルナール・カルメル指揮 ベルナール・カルメルo. | |
録音:1993年9月、パリ。 メシアンやジョリヴェと「若きフランス」を結成したフランスの作曲家。古典的な技法も保持しつつ、野生的なリズムなどの新要素も取り入れた「舞踊交響曲」や、オーボエのセンチメンタルなメロディが美しい「夜想曲」など5作品を収録。 | ||
ブラームス/シェーンベルク編: ピアノ四重奏曲 ト短調Op.25(オーケストラ版) ヤナーチェク:ラシュスコ舞曲集 J.シュトラウス II: ポルカ「ハンガリー万歳!」Op.332 |
ペーター・ヒルシュ指揮 ユンゲ・フィルハーモニー | |
録音:1993年、ライヴ。1989年に創設されロナルド・ゾルマンが初代指揮者を務めたベルギーのユンゲ・フィルハーモニーは、フランクの「交響曲」、マーラーの「交響曲第1番」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」などに挑戦してきており、このブラームスでも若手演奏家たちの健闘が光る。 | ||
ベートーヴェン/リスト編曲:ゲーテの詩による歌曲 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ [第23番 ヘ短調Op.57「熱情」/第21番 ハ長調Op.53] |
ラムジ・ヤッサ(P) | |
録音:1993年。 カイロに生まれ、モスクワ音楽院教授のセルゲイ・ドレンスキーに学び、メータとも親交が深く、パリ・エコールノルマル高等音楽院教授として後進の育成にも携わる、ラムジ・ヤッサが弾くベートーヴェン。 | ||
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲集 ハルヴォルセン:パッサカリア ローラ:二重奏第3番 グリエール:8つの二重奏曲 Op.39 ハルヴォルセン:変奏曲とサラバンド |
ヘンリー・ラウダレス(Vn) フレディ・ ファン・フーテム(Va) | |
録音:1993年3月。 グァテマラのヴァイオリン奏者とベルギーのヴィオラ奏者という異色のデュオによる、ヘンデルの作品を題材としたノルウェーのハルヴォルセン作品や「青銅の騎士」でお馴染みのグリエール作品など。 | ||
イタリアの音楽 ロッシーニ:ソナタ ロ長調 ジュリアーニ:アンダンテ ゲルリ:2つのディヴェルティメント モッツァーニ:ラリアーネ祭 パガニーニ:カンタービレ ヴィヴァルディ:ソナタ ト短調 ボッケリーニ:弦楽四重奏曲 イ長調Op.33-6 |
マルク・ グローウェールズ(Fl) ギー・ルコフスキー(G) ヴァルソヴィアSQ | |
ベルギーのトップ・フルーティスト、グローウェールズが大活躍。1828年にパリでロッシーニ自身の手により編曲された「ソナタ」では弦楽三重奏と、ゲルリのディヴェルティメントではギターとの絶妙なコンビネーションが聴ける。 | ||
ショパン: 12の練習曲 Op.10/ ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 |
ギンツ・ベルジンス(P) | |
録音:1993年6月。 1966年11月13日、ラトヴィアの首都リガ生まれ、モスクワ音楽院を経て故国とロシアで活躍し、1993年6月にはカーネギー・ホール・デビューを飾ったピアニスト、ギンツ・ベルジンスのショパン。 | ||
シューマン:謝肉祭 Op.9/アベッグ変奏曲 Op.1 ブラームス:3つの間奏曲 Op.117/ 2つのラプソディ Op.79 |
ロベルテ・マムー(P) | |
チュニジアで生まれ、チュニス音楽院を経てヨーロッパへ渡ってアントワープとパリで研鑽を積み、ベルギーを拠点としている女流ピアニスト、ロベルテ・マムーは、ソリストとしてのディアパゾン賞受賞や、ヨーロッパ、母国チュニジアの音楽祭で音楽監督を務めるなどその活動は多岐に渡る。 | ||
ブゾーニ:ピアノ作品集 ショパンのハ短調前奏曲による変奏曲とフーガ Op.22/ 6つの練習曲 Op.16/変奏曲形式のエチュード Op.17 |
ダニエル・ブルメンタール(P) | |
ジョプリン:ラグ&ワルツ メープル・リーフ・ラグ/イージー・ウィナーズ/ ジ・エンターテイナー/ストレニュアス・ライフ/ カスケーズ/ベセーナ/ビンクス・ワルツ/ ヘリオトロープ・ブーケ/グラジオス・ラグ/ パイナップル・ラグ/ウォール・ストリート・ラグ/ ソレース/ユーフォニック・サウンズ/ パラゴン・ラグ/フェリシティ・ラグ/ スコット・ジョプリン・ニュー・ラグ/ マグネティック・ラグ |
ダニエル・ブルメンタール(P) | |
録音:ディジタル。発売:1994年。ブルメンタールは1984年の第34回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで3位に入賞(1位なし)、他にも1981年のシドニー、リーズ、1982年のジュネーヴ、ブゾーニ、1983年のエリザベス王妃国際など、数々の国際コンクールで入賞したドイツ生まれ、パリ育ちのアメリカ人ピアニスト。 | ||
リスト: コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」 による幻想曲とフーガ S.259 ロイプケ: オルガンのためのソナタ ハ短調「詩篇第94番」 |
カロル・ゴレビオウスキ(Org) | |
録音:1989年11月。使用楽器:ストックホルム、カタリナ教会の大オルガン。 ゴレビオウスキは、ニュルンベルク、ブルージュ、ミュンヘン、シュパイヤー、ローマなどの国際コンクールで実績を残したポーランドのオルガニスト。 | ||
ヨーロッパの新しいハーモニー スポルケン:序曲風に カブス:2つのゴイセンの歌 ルデュック:イントラーダとダンスリー カペレッティ:ミ・コンペア レグリィ:断章 シモニス:寄港とアルガルヴェ ヴァンデルロースト:百万回の歓迎を ミシェル:橋 ウェステルリンク:スケルツォ・テデスコ ベイリー:ダフネ セリス:イル・カント・デラ・ピッチーナ・シレーナ フェルドバスク:スプレーン スウェルツ:ソルチーコ |
アルテ・デル・スォーノSQ | |
録音:1994年6月。 "アルテ・デル・スォーノ"は、現在も根強い人気を保ち続ける、ルーマニア出身でベルギーを中心に活躍した女流ヴァイオリン奏者ローラ・ボベスコ(1921-2003)が第1ヴァイオリンを務める弦楽四重奏団。日本でもお馴染みのヴァンデルローストやスウェルツなど、ベルギーの12人の作曲家たちがヨーロッパ12ヶ国をテーマとして作曲した弦楽四重奏曲12作品を収録。「序曲風に」ではいきなりシャルパンティエのテ・デウムが登場するなどユニーク。 | ||
ヴォルフ:「メーリケ歌曲集」より(全16曲) 別れ/時は春/郷愁/4月の黄色い蝶/妖精の歌/隠棲/ 春に/風に寄せる歌/眠る幼な児イエス/散歩/ ヴァイラの歌/葦の根の精/捨てられた娘/ 乙女の初めての恋の歌/夜明け前の楽しいひと時/ 旅先にて |
ダイナ・ブライアント(S) ダニエル・ブルメンタール(P) | |
1978年のMETナショナル・オーディションで優勝、オペラの舞台はもちろんのこと、ベルギー国立管、ルクセンブルク放送so.、デトロイト響などと共演、ソリストとしても活躍するアトランタ出身のソプラノによるヴォルフ。1989ツ1995。 | ||
ロシアの初期ポリフォニーとジョスカン・デ・プレ ジョスカン・デ・プレ: 汝, 貧しき者の憩いよ/ ミサ曲「エリザベト」(ミサ・フザン・ルグレ) 作曲者不詳(17世紀頃): モノディー/賛歌/Adam's contrition before heaven マカリエフスキ:天使ケルビムの賛歌 ティトフ:天使ケルビムの賛歌 作曲者不詳(17世紀頃):We sing the praises of you ミハイロヴィチ:We sing the praises ペカリツキ:汝の聖なる精神 ティトフ:My Heart is ready |
イーゴリ・ユラフレンコ (ディレクター) トベリ・フィルハーモニー・ マドリガリスト・ コラール・アンサンブル、 Russki Partes [cho.] | |
録音:1994年7月。 イギリスの作曲家フライのシャンソンを定旋律に用いたジョスカンの代表作の1つ「ミサ・フザン・ルグレ」とロシアの初期ポリフォニー作品を収録した宗教合唱作品集。 | ||
D.スカルラッティ:ソナタ集 [ト長調K.125/ホ長調K.162/ヘ短調K.466/ニ短調K.1/ イ長調K.322/ホ長調K.531/嬰ハ短調K.247/ ト長調K.2/ 変ホ長調K.193/ロ短調K.27/ ニ長調K.415/変ロ長調K.441/ト短調K.476/ ヘ短調K.481/ホ長調K.380] |
プリスカ・ブノワ(P) | |
録音:1994年6月。 女流奏者プリスカ・ブノワはジャック・ルヴィエの弟子で、1990年のマリア・カラス大賞や1991年のダブリン国際ピアノ・コンクールで入賞、現在はパリ国立高等音楽院で教授職にある。 | ||
タデ・ガイスレル・ヴィガノフスキ(1913-1989): ヴァイオリンのための作品集 幻想ポロネーズ/牧歌/カンタービレ/ モンタニャールの踊り/幸福な思い出/ テレサ・ハバネラ/気まぐれなガヴォット/ 子供とかっこう/ユダヤの歌/夢/子守歌/ゆっくりな歌/ 歌とロシアの踊り/悲歌 |
ジョナサン・モートン(Vn) ミハイル・ ベズヴェルフニー(Vn) オリガ・ベズヴェルフニー(P) | |
録音:1994年9月。 パリ出身の(おそらくポーランド系)ユダヤ人音楽家ヴィガノフスキは、ポーランドの作曲家パヌフニクと親交が厚く、ソリストとしても活躍した。当ヴァイオリン作品集は、シマノフスキへのオマージュとして書かれた「幻想ポロネーズ」など秀作揃い。優美なメロディも美しい。 | ||
フランソワ・ヴェルケン(1928-):リュセルネール (キリストの体と血のための典礼)(1994) |
ジャン=フランソワ・ デュシャン指揮 リヨン少年cho./他 | |
録音:1994年。 フランスの長老作曲家ヴェルケンによる声楽作品。モダーンなスタイルの合唱に、ティンパニ、トランペット、オルガンが劇的な表現を生み出している。 | ||
シューマン:おとぎ話 Op.132 ブルッフ:8つの小品 Op.83 |
ミシェル・ルティエク(Cl) ウラディミール・ メンデルスゾーン(Va) ロベルテ・マムー(P) | |
録音:1995年3月。 パブロ・カザルス音楽祭の現音楽監督にしてフランスの名クラリネット奏者、ルティエクが主役を務めるシューマンとブルッフの三重奏曲集。伸びやかで豊かな音色と陰影を巧みに使い分けた表現力は、改めて聴いても色褪せていない。なお、代理店はピアニストの名前を「ロベール」としているが、この人はチュニジア出身の女流で上記が正しい。 | ||
フランスのメロディ サン=サーンス:ジャン王の軍隊の行進/死の舞踏 フォーレ:歌曲集「幻想の水平線」Op.118 ヴェローヌ:5つの墓碑 ラヴェル: ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ ロパルツ:4つの詩 フランセ:シャンフォールの8つの逸話 イベール:ドン・キホーテの4つの歌 プーランク:歌曲集「動物詩集」/歌曲集「陽気な歌」 |
ジュール・バスタン(B) ポール・ファン・デン・ ドリーシュ(P) | |
録音:1995年。 | ||
モーツァルト:レクイエム ニ短調K.626 |
マリー=ルイーズ・ガセール(S) カトリーヌ・マルグリス(Ms) フランシス・ガセール(T) ミシェル・オルミエール(B) ジャン=フィリップ・サルコス指揮 パレ・ロワイヤルo.&cho. | |
録音:1994年11月、ノートルダム寺院、カストル、フランス。 テルツ少年合唱団の音楽監督、ゲルハルト・シュミット=ガーデンに学んだフランスの指揮者サルコスによる「モツレク」。2つのマイクロフォンを用い、教会全体に広がる響きを捉えている。「ジュスマイヤー版ではなくランドン版が用いられている可能性が高い」とのこと。 | ||
2つのハープのための協奏曲集 フランソワ=ジョゼフ・ゴセック(1734-1829): 2つのハープと管弦楽のための 協奏的交響曲 ニ長調(*) クロード・ドビュッシー(1862-1918): 神聖な舞曲と世俗的な舞曲(#) モーリス・ラヴェル(1875-1937): ハープ、フルート、クラリネットと 弦楽四重奏のための序奏とアレグロ(+) マチェイ・マレツキ(1940-): 2つのハープと管弦楽のための 古風な様式によるコンチェルティーノ(*) ジャン・フランセ(1912-1997): 2つのハープと管弦楽のための協奏曲 |
スザンナ・ミルドニアン(Hp;*/#/+) カトリーヌ・ミシェル(Hp;*) ロマン・ギヨ(Cl;+) セリーヌ・ヌシ(Fl;+) アラン・モーリア指揮 トゥールーズ国立室内o. | |
録音:1995年4月、トゥールーズ。 | ||
アンリ・ヴュータン(1820-1881): ヴィオラを伴う作品集 ヴィオラとピアノのための「悲歌」Op.30/ ヴィオラ・ソナタOp.36/ ヴィオラとピアノのための「未完成ソナタ」Op.14/ ファンタジア・アパッショナータOp.35(*) |
テレーズ=マリー・ ジリサン(Va) ジャン=クロード・ ヴァンデン・エインデン(P) シャルル・ジョンゲン(Vn;*) ジェラール・カルティニー指揮(*) リエージュso.(*) | |
録音:1985年6月/1972年6月(*)。 ヴァイオリニストとしても非常に高い名声を誇っていた、フランス=ベルギー派の代表的人物アンリ・ヴュータン。特に弦楽のための作品には自らの演奏家としての経験が還元された傑作が多い。(*)の録音は、レオナール&ルクー(ADW-7341)と同じくアンドレ・シャルランによるもの。 | ||
ユベール・レオナール(1819-1890): ヴァイオリン協奏曲第4番 (コンツェルトシュトゥック)Op.26(*) ギヨーム・ルクー(1870-1894): 交響的練習曲第2番(#)/ リエージュ地方の民謡「クラミニョン Cramignon 」による 対位法的幻想曲(ブルレスク)(#) |
シャルル・ ヨンゲン(ジョンゲン)(Vn) ジェラール・カルティニー指揮(*) ポール・シュトラウス指揮(#) リエージュso. | |
録音:1972年、リエージュ音楽院/CD発売:1996年。アンドレ・シャルランによるレコーディング。 | ||
シューマン:幻想曲Op.17/ダヴィット同盟舞曲集Op.6 | ヘルベール・ ドゥ・プレシス(P) | |
録音:1995年。1981年にはウィグモア・ホールへデビューし、フランスとイギリス双方の文化を背景に持ったヘルベール・ドゥ・プレシスは、ジョルジュ・シフラ、ルイス・ケントナーの薫陶を受け、国際シフラ財団からのサポートも得たピアニスト。 | ||
ファゴットのためのフランス作品集 ピエルネ(1863-1937):演奏会用独奏曲Op.35 サン=サーンス(1835-1921):ソナタOp.168 ノエル・ギャロン(1891-1957):レシとアレグロ デュティユー(1916-):サラバンドとコルテージュ モーリス・アラール(1922-): パガニーニの主題による変奏曲 ピエール・ガベイ(1930-): フルートとファゴットのためのソナチネ ジョリヴェ(1905-1974): フルートとファゴット、ハープのための 「クリスマス・パストラール」 |
田中雅仁(Fg) 児嶋一江(P) 東條茂子(Fl) 井上えりか(Hp) | |
録音:1995年-1996年。 オランダのハーグ・レジデンティ管、南西ドイツ放送so.、ベルギー王立モネ歌劇場管、新日本フィルの首席奏者を歴任し、日本を代表するファゴット奏者として世界中にその名を知られながらも、客演先のカナダで2002年に急逝してしまった田中雅仁が遺したフランス作品集。高度な技術と表現力が必要とされる近代フランスの作品で、ストレスを感じさせないハイトーンや深いロウトーンを自在にコントロールする様は見事というほかない。 | ||
カストルでのオルガン・リサイタル ニコラウス・ブルーンス(1665-1697): 前奏曲 ホ短調 ブクステフーデ: シャコンヌ ホ短調 BuxWV.160/ コラール「甘き喜びのうちに」BuxWV.197/ トッカータ ニ短調 BuxWV.155 J.S.バッハ:コラール 「ああ人よ、汝の大きな罪を嘆け」BWV.622/ 幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542 デュプレ:前奏曲とフーガ ロ長調 Op.7-1 ジャン・アラン(1911-1940): ジャヌカンの主題による変奏曲/アリア/祈り ヴィエルヌ:オルガン交響曲第1番 Op.14〜終曲 |
ジャン=ピエール・ ルコーデ(Org) | |
録音:1994年、カストル、トゥールーズ近郊。 | ||
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集 チェロ協奏曲[ホ短調F.14/ト長調第12番RV.413]/ 弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調/ チェロ協奏曲第15番RV.417/ 弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ長調/ 2つのチェロのための協奏曲 ヘ長調RV.411 |
アレクサンドル・ ドゥブリュ(Vc) ジルベール・ブーシェ指揮 アルペジオ室内o. | |
録音:1995年。 4歳からチェロを始め、マイスキーとドロビンスキーの下で研鑽を積んだチェリスト、アレクサンドル・ドゥブリュのデビュー・アルバムだったもの。ベルギー女王から名前を授けられた新生「トリオ・カルロ・ファン・ネステ」のメンバーであり、2005年にはブエノスアイレスで開催された「アルゲリッチ音楽祭」に参加するなど躍進を遂げたチェリストの溌剌としたヴィヴァルディ。 | ||
R.シュトラウス: ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18 ブラームス/クライスラー編: ハンガリー舞曲第17番 グルック:精霊の踊り ファリャ/クライスラー編:スペイン舞曲 サン=サーンス:ハバネラ Op.83 サラサーテ:サパテアード Op.23-2 サン=サーンス/イザイ編:奇想曲 |
リヴィウ・プルナル(Vn;*) リュク・ドヴォ(P) | |
録音:1995年3月。使用楽器:1676年、グァルネリ(おそらくアンドレア・グァルネリ制作)。 リヴィウ(代理店記載のリヴィアは誤り)・プルナル(1969-)はルーマニア出身で、1991年にはロドルフォ・リピツァー賞ヴァイオリン・コンクールで1等賞となったヴァイオリニスト。 | ||
アメリカの春 ヨアンナ・ブルズドヴィチ(1943-): ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 「アメリカの春」(*)/ ヴァイオリン、チェロとピアノのための 「2つの世界の三重奏曲」(*) ジョージ・アンタイル(1900-1959): ヴァイオリン・ソナタ[第1番/第2番] |
ロベルト・シレデル(Vn) ボグスラフ・ヤン・ ストローベル(P) トマス・ストラール(Vc) | |
(*)は世界初録音。クラシック、テレビ、映画など広い分野で優れた作品を送り出している現代ポーランドの女流作曲家ブルズドヴィチと、アメリカの奇才アンタイルの室内楽作品をカップリング。どちらの作品も伝統的な手法だけでなく、ジャンルの垣根を取り払った音楽が展開される。 | ||
ハープ・リサイタル アルフォンス・アッセルマン(1845-1912):泉 パガニーニ:主題と変奏 ドビュッシー:月の光/アラベスク第1番 マルセル=リュシアン・トゥルニエ(1879-1951): 踊り子ロリータ/ロシア農民の踊り グラナドス:スペイン舞曲第2番 フェリックス・ゴドフロワ(1818-1897): 演奏会用練習曲 エットレ・ポッツォーリ(1873-1957):練習曲第27番 マルセル・グランジャニー(1891-1975):狂詩曲 マテオ・アルベニス(1755頃-1831):ソナタ E.パリッシュ=アルヴァース:ロマンス |
イザベル・コレット(Hp) | |
1991年-92年シーズンからミラノ・スカラ座管の第1ハープ奏者を務めた女流、イザベル・コレットによるリサイタル・プログラム。 | ||
20世紀のフルート・ソナタ集 マルティヌー:フルート・ソナタ第1番 シュールホフ:フルート・ソナタ インドルジフ・フェルト(1925-):ソナタ プロコフィエフ:ソナタ ニ長調 Op.94 |
カルロ・ヤンス(Fl) ダニエル・ブルメンタール(P) | |
名匠レイモン・ギヨーの門下生でもあるルクセンブルクのフルート奏者カルロ・ヤンスは、ラトヴィアでの活動を経て現在はソリスト、室内楽奏者、指揮者、そして母国ルクセンブルク音楽院の教授として多方面に渡って活躍中。 | ||
フンメル:ピアノ小品集 奇想曲 ヘ長調Op.49/ グルック「アルミーダ」の主題による 変奏曲 ヘ長調Op.57/ バガテル Op.107 より [第1番「スケルツォ」/ 第3番「黙想=小幻想曲風」/ 第5番「変奏曲 イ長調」]/ 3つのカプリース形式の気晴らしOp.105 〜第2番「オーストリー人 [A L'autrichienne] 」/ ロンド 変ホ長調Op.11/ ポロネーズ 変ロ長調Op.55「気まぐれな美女」 |
ヨアンナ・トルチアク(P) | |
録音:1996年7月4日-6日、オリジナル・サウンド・スタジオ S1、ポーランド放送局。 ショパンに影響を与え、自らもピアニストとして高名だったフンメルのピアノ小品集。トルチアクはポーランド政府奨学生としてモスクワに留学、1980年のポーランド・ピアニスト・フェスティヴァルで優勝し、フンメルのピアノ作品の演奏&レコーディングに注力しているポーランドの女流ピアニスト。 | ||
弦楽のためのセレナード集 ギヨーム・ルクー:アダージョ ブリテン:シンプル・シンフォニーOp.4 バーバー:弦楽のためのアダージョOp.11 バルトーク:ルーマニア民族舞曲 |
ジャン=ピエール・ルコーデ指揮 オーケストラ・ ド・シャンブル 13 | |
発売:1996年。録音:DDD。ブリテンやバーバー、バルトークなどの名作に、近年注目が高まっているルクーのアダージョが加わった弦楽オーケストラのためのユニークなプログラム。指揮が、当レーベルへの録音も多いオルガン奏者、ルコーデだと言うのも面白い。 | ||
セルジュ・カウフマン(1930-):管弦楽作品集 カンタービレ/Le temps dechire/エレジー/ カンタータ「 Un matin a Varsovie 」/ シャンソン・カンタータ「 Et si un jour 」 |
ベルナール・カルメル指揮 ベルナール・カルメルo. | |
録音:1996年。全曲世界初録音。フランス人作曲家、カウフマンのオーケストラ作品集。 | ||
ホルン五重奏曲集 ライヒャ:ホルン五重奏曲 ホ長調Op.106 モーツァルト:ホルン五重奏曲 変ホ長調K.407 J.キュフナー:ホルン五重奏曲 変ホ長調 ホフマイスター:ホルン五重奏曲 変ホ長調 W.G.ハウフ:ホルン五重奏曲 変ホ長調 C.P.シュターミッツ: ホルン五重奏曲 変ホ長調Op.11-3 |
リュク・ファン・マルケ(Hr) アポスSQ | |
録音:1996年2月。モーツァルトとその同時代人5人によるホルン五重奏曲を集めた注目盤。ブリュッセル王立音楽院とマスタークラスでタックウェル、バウマン、ダムの下で研鑽を積んだルク・ファン・マルケは、ヴィルトゥオーソ集団ルクセンブルク・フィルでホルン奏者を務める実力派。BPOのメンバーによるアンサンブル、アポス弦楽四重奏団との絶妙のコンビネーションがホルン五重奏の醍醐味をストレートに伝えてくれる。また6曲のホルン五重奏曲のうち、ライヒャを除く5曲は全て 変ホ長調で書かれているのも興味深いところ。 | ||
ミハイル・ペトゥホフ(1954-):自作自演集 ピアノ・ソナタ(1990)(*)/ブルージュの思い出(#)/ ロマンティックな悲歌 |
ミハイル・ペトゥホフ(P) セルゲイ・ギルシェンコ(Vn) セルゲイ・カルヤノフ(Vc) | |
録音:1995年、モスクワ音楽院大ホール。リヒテル、ギレリス、そしてニコラーエワにピアノを学び、その才能をショスタコーヴィチに賞賛されたブルガリアのピアニスト、ペトゥホフの作品集。パヴァーヌへはアニシモフ指揮ブエノスアイレス・フィルとのチャイコフスキー「ピアノ協奏曲集」(ADW-7387)の録音がある。(*)はショスタコーヴィチのライトモチーフであるDSCH音形を使用、(#)はベルギーのファヴィオラ女王に捧げられている。 | ||
チェンバロ・インプレッション ジョン・ブル(1562-1628): 我が主ラムレイのパヴァーナ (フィッツウィリアム・ ヴァージナルブック第41番)/ 我が主ラムレイへのガリアルダ (フィッツウィリアム・ ヴァージナルブック第11番)/ ルイ・マルシャン(1669-1732): クラヴサン組曲第1巻(1699)〜組曲 ニ短調 J.S.バッハ:前奏曲とフーガ イ短調BWV.894 ハンス・フォークト(1911-1992): オスティナート練習曲(1985)(*) D.スカルラッティ(1685-1757):ソナタ集 [ハ長調K.132/イ短調K.175/ ト短調K.426/ト長調K.427] |
クリスティアン・ ナイキスト(Cemb) | |
録音:1994年11月/1995年2月、以上トンスタディオS6、マンハイム、ドイツ。(*)は世界初録音。ナイキストはロサンゼルスに生まれ、アスペレンやレオンハルトから学んだ奏者。 | ||
菊地洋子〜前奏曲集 ラフマニノフ:前奏曲集 [嬰ハ短調 Op.3-2/嬰ト短調 Op.32-12/ 変ロ長調 Op.23-2] プロコフィエフ:前奏曲 ハ長調 Op.12-7 シマノフスキ:9つの前奏曲 Op.1 ラヴェル:前奏曲 ドビュッシー:前奏曲集 より [西風の見たもの/亜麻色の髪の乙女/ 妖精たちはあでやかな舞姫] マルタン:8つの前奏曲 サティ:犬のための/ ぶよぶよした真の前奏曲 |
菊地洋子(P) | |
録音:1995年11月。発売:1996年。 桐朋音大卒業後にベルギーへと渡った菊地洋子は、ソロ活動だけでなくディナン国際サクソフォン・コンクールの公式伴奏者やブリュッセル音楽院の講師などを精力的にこなしている東京生まれの女流ピアニスト。ラフマニノフ、ドビュッシーなど前奏曲の王道にシマノフスキ、マルタン、サティなどを加えたプログラムは個性豊かで魅力的。 | ||
ヤコポ・ペーリ(1561-1633): 歌劇「エウリディーチェ」 |
シルヴィア・ ポッツァー (S;ダフネ) ルカ・ドルドーロ(T) ミルコ・グァダニーニ(T) アレッサンドロ・ ガルジューロ(T) マリア・アントニエッタ・ ピオヴァン(S) アニバル・エンリーケ・ セトランゴーロ指揮 ラ・コンパニーア・デイ・ フェビ・アルモニチ、 アンサンブル・アルバロンガ | |
録音:1995年。ピリオド楽器使用。世界で初めてオペラを作曲したイタリア人作曲家ヤコポ・ペーリ。世界初のオペラとなった「ダフネ」は消失してしまっており、ここに収録されている「エウリディーチェ」が現存する世界最古のオペラ作品となっている。 | ||
レスピーギ:歌曲集 最後の陶酔/雨/涙/きわめて美しい乙女/夜/ 雌鳥たちが麦打ち場を引っ掻いて/ 森の神5つの古風な歌/光/ため息/対比/ 舞踏への誘い/短い物語/スケルツォ/夜想曲 |
アクセル・ エヴェレールト(T) パスカル・ デル・マルモル(P) | |
録音:1997年4月21日-23日、コロンヌ劇場、ミラマ、フランス。ベルギー王立モネ歌劇場で研鑽を積んだベルギーのテノールによるレスピーギ。1993年にケルン州立歌劇場でデビューを果たし、世界各国のオペラハウスで活躍中。 | ||
C.P.E.バッハ: フルートとチェンバロのためのソナタ ニ長調Wq.83/ フルートとチェンバロのためのソナタ ト長調Wq.86/ デュエット ハ長調Wq.73/ トリオ・ソナタ 変ロ長調Wq.161-2/ 二重奏曲 ホ長調Wq.84 |
クリスティアン・ ナイキスト(Cemb) ジャン=ミシェル・ タンギー(Fl) | |
録音:1996年9月。ベートーヴェン・オーケストラ・ボン、ロッテルアダム・フィル、ベルギー国立管などの首席奏者などを歴任したフルート奏者ジャン=ミシェル・タンギーは、同レーベルへラリューとのコンビでバッハ・ファミリーの作品集をレコーディング、名門オーケストラで磨かれた音色を録音でも遺憾なく発揮している。 | ||
ヨーゼフ・マルクス(1882-1964): ヴァイオリン・ソナタ イ長調 (1913) |
トビアス・リングボリ(Vn) ダニエル・ブルメンタール(P) | |
録音:1996年11月19日-20日。使用楽器:1745年製グァダニーニ。世界初録音。後期ロマン派のオーストリー人作曲家ヨーゼフ・マルクスのヴァイオリン・ソナタは、演奏時間に約60分を要する大作。この長大な作品の録音に臨んだのは、スウェーデンのヴァイオリニスト、リングボリ。 | ||
アブラハム・ファン・デン・ ケルクホーフェン(c.1618-1701):オルガン作品集 幻想曲 ヘ長調/ファンタジア・コルネット ハ長調/ フーガ ト長調/前奏曲とフーガ ニ短調/ 幻想曲 ニ短調/幻想曲 ト長調/ 幻想曲「Pro Duplici Organo」/フーガ ト短調/ 幻想曲 ハ短調/前奏曲とフーガ ト長調/ 幻想曲 ニ短調/フーガ イ短調/幻想曲 ハ短調/ 前奏曲とフーガ ニ短調 |
フランソワ・ウタール(Org) | |
録音:1995年9月。ブリュッセルの音楽一族に生まれたフランドル楽派の作曲家ケルクホーフェンはオーストリーのヴィルヘルム大公にオルガン奏者として仕え、その作品はオルガン作品のみという特徴でも知られている。16世紀前半から続く伝統的なスタイルを継承した作品がルクセンブルク大聖堂のオルガンから重厚に響く。 | ||
マルセル・デュプレ(1886-1971): オルガンのための作品集 Vol.1 3つの前奏曲とフーガOp.7/15の唱句Op.18/ 行列と連祷Op.19/クリスマスのための変奏曲Op.20 |
ジャン=ピエール・ ルコーデ(Org) | |
録音:1996年11月7日-9日。 | ||
ドビュッシー:フルートを伴う作品集 フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ/ 小組曲より[バレエ/小舟にて]/ 前奏曲集第2巻〜ヒースの茂る荒れ地/ ロマンティックなワルツ/ 亜麻色の髪の乙女/シランクス/月の光/夢 |
ジュリアン・ コードリー(Fl) ピエール=ミシェル・ ヴィノー(Hp) ローラン・シュネ(Va) | |
録音:1995年2月。フランス印象派の大作曲家ドビュッシーの書いたフルートのためのオリジナル作品(ソナタ、シランクス)と、フルートとハープのデュオのために編曲された名作をカップリング。フルートのコードリーは1984年のBBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤーに選ばれた人で、アリン・ホディノットからはソナタを献呈されている。 | ||
アントニー・ジラール(1959-):作品集 管弦楽のための「24の前奏曲」/ ヴァイオリン、オーボエと 弦楽オーケストラのための「平和のために」/ ピアノ、チェロと室内オーケストラのための 「二重協奏曲」/ 管弦楽のための「開いた天井」 |
ジュヌヴィエーヴ・ ジラール(P) フィリップ・ペナングル(Vc) ユベール・シャシュロー(Vn) ダニエル・アリニョン(Ob) ベルナール・カルメル指揮 ベルナール・カルメルo. | |
録音:1997年3月28日&1997年4月8日。全曲世界初録音。 ジラールはニューヨーク生まれだが、以降は一貫してフランスで活躍する作曲家で、フランス国立ルーアン音楽院でディレクターを務めている。パヴァーヌからは宗教作品集(ADW-7443)もリリースされている。 | ||
ブルッフ&ライネッケ: クラリネット、ヴィオラとピアノのための作品集 ブルッフ: クラリネット、ヴィオラとピアノのための 8つの小品 Op.83 ライネッケ: クラリネット、ヴィオラとピアノのための 三重奏曲 Op.274 |
ロメオ・ トゥドラシェ(Cl) アンドレイ・ グリドチュク(Va) トニーノ・リオロ(P;*) | |
録音:1996年。使用楽器:ファツィオーリ(*)。 ブカレスト音楽院出身のトゥドラシェ、イルクーツク生まれのグリドチュク、イタリアのリオロという多国トリオによる演奏。 | ||
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲集 [第1番 変ロ短調 Op.23/ 第2番 ト長調 Op.44(原典版)] |
ミハイル・ペトゥホフ(P) アレクサンドル・アニシモフ指揮 ブエノスアイレスpo. | |
録音:1993年5月3日/1994年9月13日、以上コロン劇場、ブエノスアイレス、ライヴ。 1954年ブルガリア生まれの奏者ペトゥホフは、リヒテル、ギレリス、ニコラーエワに教えを受け、その才能をショスタコーヴィチに賞賛されたピアニスト。ピアノ・マニアには、露 GREAT HALL レーベルヘのバッハ、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフのピアノ協奏曲集(トランペットのドクシツェル、指揮はシモノフにフェドセーエフという豪華共演陣; GHCD-10008)が知られている。当盤では日本でもお馴染みの指揮者アニシモフと、何故かアルゼンチンのブエノスアイレス・フィルという異色の顔合わせが聞きもの。 | ||
カール・ゴットリープ・ライシガー(1798-1859): フルートとピアノのためのソナタ集 (原曲:ヴァイオリンとピアノ) ソナタ ロ短調 Op.45/ ソナタ・ブリランテ イ短調 Op.185/ グランド・ソナタ ロ短調 Op.190 |
カルロ・ヤンス(Fl) ダニエル・ブルメンタール(P) | |
録音:1997年。当版による世界初録音。 ウェーバーの後継としてドレスデン宮廷歌劇場のカペルマイスターを務めたライシガーの、フルート編曲版ヴァイオリン・ソナタ集。カルロ・ヤンスは、名手レイモン・ギヨーの門下生で、フルート奏者だけでなく指揮者、ルクセンブルク音楽院の教授等、幅広く活躍している。 | ||
ジョゼフ・ギー・ロパルツ(1864-1955): オルガンのための作品全集 Offertoire Pascal /3つの小品/6つの小品/ Versets du commun des Saints / 2つの小品/3つの瞑想曲/ ラプソディ/前奏曲とアレグロ・モデラート |
ジャン=ピエール・ ルコーデ(Org) | |
録音:1997年。使用楽器:サン・トゥーアン修道院の大オルガン、ルーアン。 当レーベルの主要オルガニスト、ルコーデによるロパルツ全集。 | ||
ルイ・モロー・ゴッツチョーク (ゴットシャルク;1829-1869):ピアノ作品集 バンブーラ/バンジョー/バナナの木/マンチャの調べ/ アンダルシアの思い出/舞曲/マンスニエのセレナード/ ハバナの思い出/子守歌/大スケルツォ/風刺 |
ルドヴィク=アマデウス・ セルミ(P) | |
録音:1997年。 中南米各地の民族音楽の旋律やリズムを自らの作品に取り込んだゴッツチョークの作品。セルミはフランスのトゥーロン住まれのピアニスト。1985年のラヴェル国際アカデミーでの一等賞など多くの受賞歴を誇る。 | ||
ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ全集(3曲)/ ヴィオラ・ソナタ全集(2曲)/ ブラームス他:F.A.E.ソナタ |
ジェロルド・ルーベンシュタイン(Vn) ダリア・ウージル(P) | |
フランク: オルガンのための12の作品 |
ジャン=ピエール・ ルコーデ(Org) | |
フルート版カプリス
パガニーニ/コードリー編:24のカプリス (フルート独奏編曲版) |
ジュリアン・コードリー(Fl) | |
録音:1997年5月15日-16日。これは面白い編曲。もちろん当版での世界初録音。 コードリーはグラーフらの弟子で、アリン・ホディノットからはフルート・ソナタを献呈されている名手。 | ||
クリストファー・ボール(1936-):作品集 リコーダーと弦楽のための協奏曲「夢の笛吹き」/ 管楽五重奏のための「コメディのからの情景」/ オーボエと弦楽のための協奏曲/ テナー・リコーダー独奏のための「異教徒の笛吹き」/ アルト・リコーダー独奏のための「 Pan Overheard 」 |
ポール・アーデン・テイラー (リコーダー/Ob) クリストファー・ボール指揮 アダベリー・アンサンブル | |
録音:年月日記載無し、聖マリー教会、アダベリー、オックスフォードシャー、イギリス。発売:1999年。 リコーダーの権威であり、作曲者、指揮者でもあるボールが音楽史上初めて作ったという長時間のリコーダー協奏曲を含む作品集。BBCのための編曲やロイヤル・バレエ等での指揮でも知られ、公式サイト(http://www.christopherballcomposer.com/)には、ショルティから指揮のマスター・クラスで講習を受けている写真なども掲載されている。 | ||
ピエール・ダンドリュー(1664-1733)& ジャン・フランソワ・ダンドリュー(1682-1738): オルガンのための12の変奏曲(クリスマス版) |
グレタ・ド・ レイゲール(S) パスカル・ルエ(Org) | |
録音:1997年10月28日、31日。クープランと並ぶフランス・バロックのオルガン作曲家ジャン・フランソワ・ダンドリューのオルガン曲に、おじのピエールによるクリスマス用の歌唱を加えた珍しい録音。レイゲールはヘレヴェッヘとの共演で知られる。ルエはフランス、モゾン大聖堂のオルガニスト。 | ||
ジュール・バスタンの「冬の旅」 シューベルト:歌曲集「冬の旅」D.911, Op.89 |
ジュール・バスタン(B) ウルスラ・クナイス(P) | |
録音:1978年。CD発売:1998年。 ジュール・バスタンは、ブリュッセルの王立モネ劇場でのデビューを皮切りに世界中のオペラハウスでブーレーズ、バレンボイム、クライバー、カラヤン、ベームら巨匠たちとの共演を重ねた名バス歌手。当盤では彼としては珍しいリート、それも「冬の旅」を聴くことが出来る。 | ||
サン=サーンス: チェロ・ソナタ [第1番 ハ短調 Op.32/第2番 ヘ長調 Op.123]/ アレグロ・アパッショナート Op.43/白鳥 |
リュク・トーテン(Vc) ベンジャミン・ ラヴィッツ(P) | |
トーテンは、フランダース放送so.の首席奏者やアリアーガ弦楽四重奏団のメンバーとして活躍するベルギーのトップ・チェリスト。ラヴィッツは15歳でコミッショーナの指揮するハイファso.との共演でソロ・デビューを飾ったイスラエルのピアニスト。 | ||
フェデリコ・モンポウ(1893-1987): ピアノ作品全集 Vol.2 歌と踊り[第7番−第13番]/クリスマスの情景/内なる印象/ 「前奏曲集」より [第1番−第4番/第6番/第7番/第9番−第12番] |
レメイ・コルテス・アヤツ(P) | |
録音:1998年4月。 20世紀スペインのカタルーニャ地方最大の作曲家、フェデリコ・モンポウのピアノ作品をベルギーのレーベルが網羅した好企画の第2集。ピアニストのレメイ・コルテス・アヤツはカタルーニャ地方のバルセロナに生まれ。生前のモンポウとも交流があり、その解釈には定評がある。現在はベルギーを拠点に活躍。 | ||
踊れ、喜べ、幸いなる魂よ! ヘンデル: 「 Cantata con Stromenti 〜アリオーソ「感謝の歌」/ 「セルセ」〜ラルゴ(ウィドール編)/ われは知る、わが贖い主は生きたもうことを (ヤン・ファン・モル編) J.S.バッハ: 御身がそばにあるならば BWV.508/ 管弦楽組曲第3番BWV.1068 〜G線上のアリア(カルク=エーレルト編)/ 「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」 〜眠れ、疲れたまなこよ/ われ御身に呼びかけん、 主なるイエズス・キリストよ BWV.639 モーツァルト/ヤン・ファン・モル編: 踊れ、 喜べ、 幸いなる魂よ! K.165 より[第1部/第3部] モーツァルト: 「戴冠式ミサ曲」〜アニュス・デイ/ アヴェ・ヴェルム シューベルト/ヤン・ファン・モル編: アヴェ・マリア Op.52 No.6 レオン・ボエルマン(1862-1897): 「ゴシック組曲」〜ノートルダムの鐘 J.S.バッハ/グノー(1818-1893): - アヴェ・マリア フォーレ(145-1924): 「レクイエム」〜ああ、イエスよ フランク(1822-1890):天使の糧 |
クリステル・ デ・メウルダー(S) ヤン・ファン・モル(Org) | |
録音:1998年2月18日-19日。オルガンによる演奏を主体とした大作曲家たちによる宗教作品名作集。クリステル・デ・メウルダーは、エリク・ファン・ネーヴェルが率いるクレンデ・コンソートのメンバーや、ソリストとして活躍するベルギーのソプラノ。 | ||
ジョルジュ・モワノー(1914-):宗教的作品集 荘厳ミサ/3つの小品/ オラトリオ「Le Bapteme de Clovis」 |
アルセーヌ・ミュゼレル指揮 アルセーヌ・ミュゼレル室内o. ランス大聖堂聖歌隊 | |
録音:1996年9月28日、ライヴ。モワノーはフランス、ランス生まれのベテラン作曲家。 | ||
ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調 エルガー:弦楽セレナード ホ短調 Op.20 チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48 |
ベルナール・カルメル指揮 ベルナール・カルメルo. | |
録音:1998年。 アルミン・ジョルダンの下で指揮者としてのキャリアをスタートさせたベルナール・カルメルと、自ら創設した室内管による名曲3曲。 | ||
バッハと同世代の作曲家たち ヨハン・クリーガー(1652-1735): トッカータ ハ長調/フーガ[ a / b ]/ 前奏曲=リチェルカーレ= フーガ=パッサカリア ヨハン・クーナウ(1660-1722): 前奏曲とフーガ ロ長調/ コラール前奏曲 「ああ主よ、哀れなる罪人なるわれを」/ 前奏曲とフーガ ト長調/ コラール前奏曲「わが愛しき神に」/ トッカータ イ長調 J.S.バッハ: ルドルフ・コレクションのオルガン・コラール集 [われ心よりこがれ望む BWV Anh.II 47 / 主イエス・キリスト、 真の人にして神よ(2曲)/ 愚かなる者らの口、なめらかに語り出で/ かくも喜びに満てるこの日/ ああ、されどわれらが生命の何なるか BWV.743 / パルティータ 「おお罪人なるわれ、何をなすべきか」] ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758): トリオ・ソナタ ハ短調 ヨハン・クリストフ・アルトニコル(1719-1759): リチェルカーレ ハ長調 |
リュク・ポネ(Org) | |
録音:1997年5月27日-28日。使用楽器:レフ修道院のオルガン、ベルギー。 大バッハと同世代の4人の作曲家によるオルガン作品。 | ||
中世、ルネサンス時代の クリスマス音楽(全15曲) ガブリエルの声/船の歌/イン・ザ・タウン/ 最も清らかな御方/サンド・デイ・キャロル/ 美しいキャロル/クリスマス・ジグ/他 |
古楽アンサンブル 「 Bob, Frank en Zussen 」 | |
録音:1998年。 15世紀-16世紀作曲とされる作品、各地に伝わるクリスマスのための伝承曲等々の持つ、どこか素朴な雰囲気をピリオド楽器と声楽の演奏が伝える。 | ||
ベルナルド・ストラーチェ(17世紀): オルガンのための舞曲集 [バレエ/フォリア/パッサカリア/スパニョレッタ] ジョヴァンニ・ピッキ:バッロ 作曲者不詳:エスタンピー/Intabulatura Nova ピエール・アテニャン:6つの舞曲 バルトーク:ルテニア人の踊り/ルーマニア民族舞曲 |
パスカル・ルエ(Org) | |
録音:1998年。17世紀イタリアのオルガニスト、ストラーチェの作品を中心とした舞曲の再現。何故かバルトークまで含まれている。 | ||
フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803): ファゴットと低音のための6つのソナタ (1802) [ヘ長調/ハ長調/変ロ長調/変ホ長調/ホ短調/ト長調] |
田中雅仁(Fg;*) 中野振一郎(Cemb;#) 上塚憲一(Vc;+) | |
録音:1998年10月13日-15日、きららホール、あきる野市(旧 秋川市)、東京都。使用楽器:パリのジャン=ニコラ・サヴァリー制作 " Savary Jeune "、1820年(*)/1769年、パリのパスカル・タスカン製をモデルに百瀬昭彦 制作、1992年(#)/アントニオ・ガリアーノ制作、1720年頃(+)。ピリオド楽器使用による世界初録音。 | ||
ドヴォルザーク: ヴァイオリンとピアノのための作品集 ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調Op.57/ 4つのロマンティックな小品Op.75/ マズルカ ホ短調Op.49/バラード ニ短調Op.15-1/ ノットゥルノ ロ長調Op.40/ スラヴ舞曲第2番 ホ短調「ドゥムカ」Op.46-2/ ユーモレスクOp.101-7(ウィルヘルミ編曲) |
ターニャ・ ベッカー=ベンダー(Vn) センカ・ブランコヴィチ(P) | |
録音:1998年4月28日-30日。使用楽器:グァダニーニ、1761年製。 1978年ドイツ生まれの女流、ベッカー=ベンダーは、ハンガリー国立フィル、ベルギー国立管、ベルリン響、ポーランド室内po.などと共演している。 | ||
オルガン・デュオ ジョヴァンニ・ベルナルド・ ルッキネッティ(18世紀): 2台のオルガンのための協奏曲 アドルフ・フリードリヒ・ヘッセ(1808-1863): 幻想曲 ニ短調Op.87/演奏会用幻想曲Op.36/ 幻想曲 ハ短調Op.35 モーツァルト(1756-1791):幻想曲K.594 ヘンデル(1685-1759):「メサイア」〜ハレルヤ ガエターノ・ピアッツァ(1725?-1770): 2台のオルガンのためのソナタ ベートーヴェン(1770-1827): 音楽時計のための5つの小品WoO.33 〜第1曲「 Adagio für die Flötenuhr 」 ジョゼ・ブランコ(18世紀): 1er Concierto |
カロル・ゴレビオフスキ、 ジークムント・ ストルツェプ(Org) | |
録音:1998年5月。使用楽器:ハンブルク、聖ベルナルト教会のベッケラート・オルガン/ベッケラートのポータブル・オルガン。 | ||
セルゲ(セルジュ)・カウフマン(1930-): 器楽&声楽作品集 協奏的聖歌(チェロと弦楽のための)/ ヘブライ組曲(チェロとピアノのための)/ セラー(弦楽のためのラプソディー)/ アダマー(ヴァイオリンと弦楽のためのメロディ)/ 二重奏曲(2つのヴァイオリンのための)/ 見出された水(バリトン、合唱、クラリネットと 弦楽のためのカンタータ) |
ベルナール・カルメル指揮 ベルナール・カルメルo. Ens.ヴォーカル・メロディア | |
録音:1998年12月20日-24日。世界初録音。管弦楽曲集(ADW-7362)に続くフランスの現代作曲家カウフマンの作品集。そのほとんどがヘブライ風の主題に基づいている。「二重奏曲」はバルトークに捧げられた作品。 | ||
18世紀の祭典でのオルガン ラモー(1683-1764):オペラからの舞踏組曲 バルバストル(1727-1799): 二重奏曲/ロマンス/前奏曲とフーガ ヘンデル(1685-1759): シチリアーナ風に/「水上の音楽」〜3曲 ナルシソ・カサノーバス・ベルトラン(1747-1799): 2つのパソ[ハ長調/ニ短調] ホセ・ララニャーガ(?-1808): 第5旋法によるソナタ ミシェル・コレット(1707-1795):4つの小品 |
フランク・ ブザングラン(Org) | |
録音:1998年。使用楽器:サンタガベル教区教会の歴史的オルガン。 1956年ボルドー出身のフランス人オルガニストによる18世紀のオルガン作品集。 | ||
フランソワ=ジョセフ・フェティス(1784-1871): オルガンのためのミサ |
ジャン・フィリップ・ ナヴァール(Org) エリク・デルトゥール指揮 スコラ・ヴァロランシス | |
録音:1997年12月&1998年11月。世界初録音。ベルギー生まれでパリで活躍した作曲家フェティスのオルガン作品。グレゴリオ聖歌を伴う演奏。 | ||
シュポア:フルートとハープのための作品集 ソナタ 変ロ長調Op.16/ ソナタ・コンチェルタンテ 変ホ長調Op.113/ ソナタ 変ロ長調Op.114/ソナタ ハ短調 |
マクサンス・ラリュー(Fl) スザンナ・ミルドニアン(Hp) | |
録音:1998年。 パリ・オペラ座管の首席奏者を務め、現在はジュネーヴ音楽院で教鞭を執る、フランスを代表するフルート奏者マクサンス・ラリューのドイツ・プログラム。ハープのミルドニアンとのデュオで来日の経験もある。 | ||
チェロのための作品集 リスト:忘れられたロマンス/悲しみのゴンドラ/ エレジー[第1番/第2番]/尼僧院の僧房 ドヴォルザーク:森の静けさOp.68-5/ロンドOp.94 ヤナーチェク:おとぎ話 |
リュク・トーテン(Vc) ジル・マッソン(P) | |
録音:1999年3月、ブリュッセル。フランツ・リストを中心に同時代に活躍したドヴォルザーク、ヤナーチェクの作品を集めたチェロ・アルバム。ルク・トーテンは、フランダース放送so.の首席奏者やアリアーガ弦楽四重奏団のメンバーとして活躍するベルギーの名手。 | ||
パンフルートによる名曲集 ドビュッシー: 夢/シシリエンヌOp.78/小舟にて/ 月の光/夏の風の神/小さな黒ん坊 フォーレ:ゆりかご/夢のあとに/ 祈りつつ/パヴァーヌOp.50 サティ: ジムノペディ第1番/グノシエンヌ第4番 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ/ カディッシュ/魔法の笛/ 眠りの森の美女のパヴァーヌ/ おやゆび小僧 サン=サーンス:白鳥 ビゼー:間奏曲 バルトーク:シク地方の3つの民謡 チプリアン・ド・ ポルムベスク(1853-1983):バラード |
フィリップ・ユセール (パンFl) アンヌ・リケブール(Hp) イザベル・フォルステル= パウク(Fl) | |
発売:1999年。ユセールによるパンフルート・アルバム第4弾。超有名曲を収録した優雅なアルバムで、ハープの伴奏がまた心を安らげる。 | ||
フランスロマン派オルガン曲集 ボエルマン:ゴシック組曲Op.25 ヴィエルヌ:アダージョOp.28-4/子守歌Op.31-19 デュボワ:トッカータ ピエルネ:3つの小品Op.29 ジグー:トッカータ ルフェーブル=ウェリ:退場、高揚、聖体拝領 |
ジャン=ピエール・ ルコーデ(Org) | |
録音:1998年10月。 | ||
ショパン:歌曲集 乙女の願い二人の死/どこで会いましょう/メロディ/ 私の見えぬところに/私の愛しい人 ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1919): 歌曲全集(全22曲) プーランク:歌曲集 8つのポーランドの歌/マズルカ |
ソフィー・ デ・ティレッセ(S) ジャン・イヴ・セビロット(P) | |
録音:1999年。雪崩によって若くしてこの世を去ったポーランドの天才作曲家、カルウォヴィチの歌曲がすべて収録されている点でも貴重。 | ||
ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764): 音楽の慰め第2集/ ソナタ第2番 ホ短調/ ソナタ第8番 ニ長調/ ソナタ第7番 ト長調 |
アンサンブル・ コントルポワン | |
録音:1998年7月。発売:2000年。ピリオド楽器使用。 バロック音楽の演奏を目的として1991年に結成された団体が、トラヴェルソ、バロック・ヴァイオリン、バス・ヴィオールとチェンバロによる四重奏でルクレールをしなやかに奏でる。 | ||
ヴァレンティン・ヌヴィユ(1863-1941): ヴァイオリンとピアノのための作品集 ヴァイオリン・ソナタ/ おお 救い主なるいけにえよ/ 遙かなる歌/ Ce que le Roi vit de la fenetre/ 子守歌/ロマンス/ワルツ |
クロード・コレ(P) フランク・デッラ・ ヴァッレ(Vn) | |
録音:1999年。発売:1999年。 ヴァレンティン・ヌヴィユは、教会音楽を専攻し数多くのオルガン作品を遺したベルギーの作曲家。フランス放送フィルやラムルー管と共演を重ねるピアニストであるコレ、パリ室内o.のメンバーでもあるデッラ・ヴァッレがじっくりと歌を聴かせる。 | ||
フランダースの教会音楽集(全19曲) イェフ・ファン・ホーフ(1886-1959): マリアよあなたはことごとく美しく エミール・ワンバッハ(1854-1924):祈り ペーテル・ブノワ(1834-1901): マリアよあなたはことごとく美しく/ O Gloriosa Virginum ジョゼフ・カラーツ(1830-1901):牧歌/他 |
クリステル・ デ・メウルダー(S) サラ・ファン・モル(S) ノエル・シェペンス(Ms) ヤン・ファン・モル(Org) | |
録音:1999年。19世紀中期から20世紀後半にかけて、ベルギーのカトリック教会のために作曲された宗教音楽を集めた珍しいアルバム。 | ||
バッハ:オルガンのためのトリオ・ソナタ (全6曲;BWV.525-BWV.530) |
ジャン=ピエール・ ルコーデ(Org) | |
使用楽器:聖シプリエン教会のオルガン、サンシプリアン市、南フランス。 | ||
ジャコモ・ファッコ(1676-1753): 協奏曲集「和声復興への考察」 Op.1 より[Nos.7-12] |
アニバル・エンリーケ・ セトランゴーロ指揮 アルバロンガ・アンサンブル [フェデリコ・ グリエルモ(第1Vn)他] | |
録音:1999年7月18日-20日。 世界初録音。ヴィヴァルディと同時代にスペインで活躍したファッコは、近年になってメキシコで文献や楽譜が発見されリヴァイヴァルが開始された数奇な作曲家。演奏しているアルバロンガは1984年に結成、ブエノスアイレスに本拠を置き、南米の国々やイタリア、スペイン、ベルギーで活動しているピリオド楽器アンサンブル。なお、2007年時点での国内代理店は、指揮者の名前を「フェデリコ・セトランゴーロ」としているが、これは第1ヴァイオリンのフェデリコ・グリエルモ(ラルテ・デラルコでの活動で有名)と混ぜてしまったのだと思われる。 | ||
フランソワ=アドリアン・ ボワエルデュー(1775-1834): ハープ協奏曲/ハープ・ソナタOp.8-2/ 声とハープのためのロマンス |
イザベル・ペラン(Hp) クリスティーヌ・ボシェ(S) ジャン・ フィリップ・ナヴァル指揮 ル・コリーグ・ミュジカル | |
ピリオド楽器を使用し、指揮のナヴァル自身の校訂によりオリジナル・ヴァージョンを再現したハープ協奏曲は世界初録音。 | ||
エリカ・パウエルス(S)の肖像 プッチーニ: この柔らかなレースの中で/母もなく/ ある晴れた日に/私の名はミミ グノー:何と美しいこの姿 ビゼー:ここが密輸業者の隠れ家ね・・・ 何を恐れることがありましょう A.デ・ブーク:ひまわり モーツァルト: ああ私には分かっていたわ!K.272/ 私の感謝をお受け下さいK.383 レハール: ヴィリアの歌/唇は黙っていても |
エリカ・パウエルス(S) マルコ・バッカー(Br) ベルギー放送so./他 | |
録音:1968年-1979年。発売:2000年。 パウエルスはベルギー生れ。王立フランダース歌劇場やワロンの歌劇場で長らくプリマを務め、特にプッチーニ歌手として名を成した。当盤では、その全盛期の歌声を知ることができる。 | ||
ヴィラ=ロボス:ピアノ作品集 シランダ舞曲集(6曲)/ブラジルの心(ショーロ第5番)/ ブラジルの密林への郷愁(2曲)/カボークロの伝説/ ニューヨーク・スカイライン/苦悩のワルツ/ 伝統的なショーロ/嘆き/実用の手引き(3曲) |
マリア・イネス・ ギマランエス(P) | |
ギマランエスはブラジル出身の女流ピアニスト。音楽学者でもあり、作曲も手がけると言う。図形楽譜の手法を応用した「ニューヨーク・スカイライン」など、ひねりの効いた選曲。 | ||
18世紀の無名のオルガン作品集 作曲者不詳(18世紀): 組曲/ミサ曲/ノエル/ Basse de Trompette / テ・デウム/組曲 ニ長調 |
リュク・ポネ(Org) ムシカ・グレゴリアーナ・ アルデン・ビーセン | |
ベルギー、ブリュッセル王立図書館所蔵の貴重な写本を使用。コレット、クレランボー、ダカン等と同時期の非常に貴重なオルガン作品。ポネはベルギー生まれの名手。 | ||
バッハ・ファミリーのトリオ・ソナタ集 C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ ニ短調 J.C.バッハ:トリオ・ソナタ ト長調 J.C.F.バッハ:トリオ・ソナタ ハ長調 W.F.バッハ:トリオ・ソナタ ニ長調 J.S.バッハ:トリオ・ソナタ ト長調 BWV.1039 |
マクサンス・ラリュー、 ジャン=ミシェル・タンギ(Fl) クリスチャン・ ニクウィスト(Cemb) | |
元パリ・オペラ座管の首席奏者で、フランス・フルート界の大御所ラリューと、ランパルの一番弟子として知られ、ベートーヴェン・オーケストラ・ボンの首席奏者などを歴任したタンギのデュオ。 | ||
ベネデット・マルチェッロとその時代 B.マルチェッロ: チェロと通奏低音のためのソナタ Op.1 より [Nos.1, 2, 3, 5] ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748): オルガンのための協奏曲(ヴィヴァルディ、 アルビノーニ、トレッリによる) G.B.マルティーニ:小品集 [第15番/第17番/第19番] D.スカルラッティ:ソナタ ハ長調K.255 |
パスカル・ルーエ(Org) エヴリネ・ マルティナ=ダウシー(Vc) | |
B.マルチェッロのチェロ・ソナタを中心に、ヴァイマールのオルガン奏者として活躍したヴァルターが他の作曲家の作品をアレンジしたオルガン・ソロの協奏曲などを収録。メンブルのポルタティフ・オルガンを使用。 | ||
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集 Vol.1 変ホ長調 Op.12/ヘ長調 Op.80/カプリッチョ Op.81 |
アリアーガSQ | |
アリアーガSQは1980年結成のベルギーのクァルテット。Vol.2:ADW-7464。 | ||
アンソニー・ギラード(1959-): オーボエと管弦楽のための「マニフィカト」/ Comme Une Etoile du Matin / Chant D'amour A L'eternite |
ジャン=ミシェル・ ペノー(Ob) エレーナ・リベロワ(S) ベルナール・カルメル指揮 ベルナール・カルメルo. | |
全曲世界初録音。フランス国立ルーアン音楽院のディレクターを務めるアンソニー・ギラードの宗教作品集。アルミン・ジョルダンの下で指揮者としてのキャリアをスタートさせたカルメルが、自ら創設した室内o.を率いた録音。 | ||
フンメル:ピアノのための変奏曲集 イギリス民謡「可愛いポリー」による アダージョ、変奏曲とロンド 変ホ長調 Op.75/ 自作の主題による変奏曲 イ長調 Op.76/ オランダ民謡による変奏曲 変ロ長調 Op.21/ モーツァルト「後宮からの逃走」の 主題による変奏曲 ハ長調 Op.34 No.3 |
ジョアンナ・ トルゼチアク(P) | |
録音:2000年8月24日-26日、ポーランド放送局ヴィトルド・ルトスワフスキ・コンサート・ホール・スタジオ。 古典派のレア・レパートリー。トルゼチアクはポーランドのクラコフ生まれ。ワルシャワ音楽院でヤン・エキエルに学んだ後、ポーランド文化省からソビエト留学生に選ばれ、モスクワ音楽院でレフ・ヴラセンコらに師事、1980年に行われたスウプスク・ポーランド・ピアニスト・フェスティヴァルで優勝している。 | ||
フォルカルキエの歴史的オルガン ヤン・ピーテルスゾーン・ スウェーリンク(1562-1621):大公のバレット ハインリヒ・シャイデマン(1596-1663): 前奏曲 ニ短調/第6旋法のマニフィカト ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):前奏曲 ホ短調 J.S.バッハ:幻想曲 ト長調BWV.572 ブクステフーデ:前奏曲 ニ短調BuxWV.139 ルイ・マルシャン(1669-1732): オルガンのための作品集第1巻 |
ジャン=ピエール・ ルコーデ(Org) | |
録音:2000年12月8日、フォルカルキエ大聖堂。 フォルカルキエはフランス南部、プロヴァンス地方の都市。 | ||
ジャコモ・ファッコ(1676-1753): 歌劇「愛はすべて作りごと、あるいは ユピテールとアンフィトリオン」(1721) |
ルカ・ドルドーロ、 アドリアナ・フェルナンデス、 ヴィンチェンツォ・ ディ・ドナート、 パトリツィア・ヴァッカーリ、 ジャンパオロ・ファゴット、 ビアンカ・シモーネ/他 アニバル・エンリケ・ セトランゴーロ指揮 アルバロンガ・ アンサンブル&cho. | |
世界初録音だったもの。ピリオド楽器使用。 ヴェネツィアに生まれスペインでその才能を発揮したものの、現在では忘れられた作曲家ファッコが1721年にマドリッド宮廷のために作曲、マドリッドのブエン・レティーロ(当時の離宮)王立劇場で、スペイン国王フェリペ5世夫妻を招き上演された。スペイン語による当時の完全なオペラ作品の録音も大変貴重なもの。 | ||
トランペットとオルガンのための作品集 マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1645頃-1704): 「テ・デウム」〜前奏曲 ヴィヴァルディ:協奏曲 ニ長調 Op.3-7 ミシェル=リシャール・ドラランド(1657-1726): トランペット協奏曲 ジャン・ラングレ(1907-1991):3つのコラール J.S.バッハ: G線上のアリア ニ長調/主よ、人の望みの喜びよ/ 目覚めよ、と呼ぶ声ありBWV.645 シューベルト:アヴェ・マリア ロッシーニ: 歌劇「セビリャの理髪師」〜カヴァティーナ ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992): 叙唱とコラール |
シモン・フルニエ(Tp) ジャン=ピエール・ ルコーデ(Org) フレデリク・ マドレーヌ(Perc) | |
録音:2000年11月1日-4日、サン=マルタン教会、サン=レミ=ド=プロヴァンス。 1973年にベルギーの都市アンジェで生まれたシモン・フルニエは、フランスのアンサンブル・オーケストラ・トロワでソロ・トランペット奏者を務めている。2000年7月にはバシュメット&モスクワ・ソロイスツのツアーに参加するなど、その輝かしいサウンドに大きな期待が寄せられている。 | ||
ベートーヴェン:交響曲第1番/交響曲第2番 | ドミニク・ヨンクヘーレ指揮 オラトリオco. | |
録音:1999年10月、ライヴ。 1989年に18世紀と19世紀の交響作品を再現する目的で結成されたと言うオラトリオ室内管のCDデビュー盤だったもの。メンバーはベルギーの複数のオケのメンバー55人で、ヨンクヘーレは常任指揮者。結成の趣旨からするとピリオド楽器の可能性もあるが、案内には記載が無い。 | ||
ニコラ・ド・グリニー:5つの賛歌 | ジャン=ピエール・ ルコーデ(Org) レ・シャントル・デュ・ロワ | |
使用楽器:コートドールのサン・マルタン・ド・シューレ教会の歴史的オルガン、1699年製。 フランス・バロック・オルガンの大家、グリニーの代表的な作品。それぞれの曲間にグレゴリオ聖歌を挿入したスタイルで収録されている。 | ||
カルロ・ヴァン・ネスト アンリ・ヴュータン(1820-1881): ヴァイオリン協奏曲第2番 嬰ヘ短調Op.19 ウジェーヌ・イザイ(1858-1931): ヴァイオリンと管弦楽のための「悲劇的な詩」Op.12 レーモン・シュヴルイユ(1901-1976): ヴァイオリン協奏曲第2番Op.56 |
カルロ・ヴァン・ネスト(Vn) エドガール・ドヌー指揮RTBco.(*) ダニエル・スターンフェルド指揮(+) INR大so.(+) フランツ・アンドレ指揮(#) INRso.(#) | |
録音:1953年-1973年。音源:RTBF(ベルギー・フランス語放送局)。 ベルギー楽派を継承する名ヴァイオリニストで教育者として活躍、ベルギー国内で大きな尊敬を集めたカルロ・ヴァン・ネスト(ネステ;1914-1992)の演奏を記録したディスク。彼はベルギーの巨匠イザイにもその実力を認められたという。 | ||
モンポウ:ピアノ作品全集 Vol.3 はるかなる宴/対話/博覧会の思い出/3つの変奏曲/ ショパンの主題による変奏曲/魔法の歌/風景/子守歌 |
レメイ・ コルテス・アヤツ(P) | |
フロリエージュ・ワロン ピエール・マトー: ワロン地方の民謡による サクソフォンとオルガンのための組曲 |
ジャン=ピエール・ ロリーヴ(Sax) ピエール・マトー(Org) | |
ベルギーのフランス語圏ワロン地方に伝わる民謡18曲を、サクソフォンとオルガンで心地よく奏でたアルバム。リエージュ音楽院を首席で卒業し、デュファイエやロンデックスなどサクソフォンの重鎮の下で学んだロリーヴが駆使するアルト、ソプラノ、ソプラニーノの3楽器聴き比べも魅力。 | ||
ヴィヴァルディ:フルート・ソナタ集 「忠実な羊飼い」 Op.13〜 [第6番 ト短調 RV.58/第4番 イ長調 RV.59] ハ長調 RV.48/ソナタ ト短調 RV.51/ ニ短調 RV.49/ホ短調 RV.50/ |
マクサンス・ラリュー(Fl) ジョルジュ・キス(Cemb) | |
録音:2001年。1954年のジュネーヴ国際音楽コンクールで優勝、パリ・オペラ座o.の首席奏者などを歴任しフランスのフルート界を牽引した巨匠、ラリュー。ピリオド楽器全盛の時代だが、モダーン楽器の艶やかな音色が逆に新鮮。 | ||
セファルディウムのロマンスと伝承音楽 〜スペイン系ユダヤ民族の音楽(全12曲) Morena Me Yaman / Puntcha Puntcha / Mi Padre Era De Fransya / Doz Amantes Tengo La Mi Mama / La Roza Enflorese(バラは五月に咲く)/他 |
ラ・ローザ・エンフロレーゼ | |
中世にカトリックの弾圧から逃れてアンダルシア地方から各地に移り住んだスペインのユダヤ民族は、その地で独自の言語や文化を築いた。このディスクは、セファルディムと呼ばれる彼らの伝承音楽を当時のスタイルに忠実に再現している。演奏しているラ・ローザ・エンフロレーゼは、セファルディムのロマンスの中で最も有名な「バラは五月に咲く」(このディスクにも収録されている)のタイトルに因んで結成された5人の音楽家からなるアンサンブル。同種のディスクはこれまで何種類かあったが、演奏、アレンジ、録音の雰囲気などを含め、屈指のアルバムに仕上がってる。 | ||
バスーン・ブリランティシモ ジュナン:ヴェニスの謝肉祭 マスネ:タイスの瞑想曲 グラナドス:アンダルーサ リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行 グルック:精霊の踊り ドップラー:ハンガリー田園幻想曲 フォーレ:夢のあとに ラヴェル/ウーブラドゥ編:ハバネラ形式の小品 ブルッフ:コル・ニドライ バッハ:アリオーソ ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌 ピアソラ:天使の死 |
田中雅仁(Fg) 鷲宮美幸(P) | |
録音:2001年5月、日本。 2002年8月に急逝した日本バスーン界の星、田中雅仁は「最高のバスーニスト」、「最大のヴィルトゥオーソ」と言われるほどバロックから現代までの幅広いレパートリーを持ち、特にチェロやフルートの曲でも自在に演奏する驚異的なテクニックと音楽性は欧米の音楽界が注目し、賛辞を惜しまぬところであった。本作は図らずも追悼盤となってしまったもの。 | ||
モンポウ:ピアノ作品全集 Vol.4 呪文/ひそやかな音楽(全4巻、28曲) |
レメイ・コルテス・アヤツ(P) | |
カタロニア出身の女流ピアニスト、コルテス・アヤツが進める全集。 | ||
フィリップ・ヒルシュホーン ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 Op.30 No.1 プロコフィエフ: ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.80 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108 |
フィリップ・ ヒルシュホーン(Vn) エリザベート・レオンスカヤ(P) | |
録音:1993年11月30日、コンセルトヘボウ、アムステルダム。ライヴ。 ヒルシュホーンはリトアニアに生まれ、パガニーニ国際コンクール第2位、エリザベート国際コンクール第1位(この時はあのギドン・クレーメルを3位に押さえての優賞)などの実績を経て、ベルギーを中心に活動した名ヴァイオリニスト。特に晩年のカラヤンに気に入られ、将来を嘱望されたが、1996年に50歳の若さで世を去った。このライヴは録音の少ない彼の貴重な演奏記録であり、レオンスカヤとの競演という点でも注目される。 | ||
サントロペのオルガン J.S.バッハ: 前奏曲とフーガ ニ長調BWV.532/ 21のコラール前奏曲より J.G.ヴァルター:協奏曲 パッヘルベル:シャコンヌ へ長調 ニコラ・ルベーグ:組曲 |
ジャン=ピエール・ ルコーデ(Org) | |
殉教者、聖トロペにちなんで名付けられたフランス南部のサントロペにあるオルガンを使用した録音。 | ||
フラマン人作曲家のロマン主義・表現主義のピアノ曲 プロスペル・ファン・ エーシャウテ(イーホウテ)(1904-1964): 古風な組曲/パストラル/カンツォネッタ/子守歌 ロデウェイク・モルテルマンス(1868-1952): Saidjah's lied /間奏曲 イ長調/ フラ・アンジェリコの「天使の舞」/ Het Wielewaalt en Leeuwerkt / Nachtmijmering ジョセフ・ライラント(1870-1965): 夜想曲/5つの幻想小曲集 ピーテル・ブノワ(1834-1901):幻想曲第3番 アルテュール・デ・グレーフ(1862-1940):日没 |
ピーテル・ ファンホーフ(P) | |
19世紀末から20世紀前半にかけて活躍したフラマン人(フランス語圏のベルギー人)作曲家のピアノ曲を集めたアルバム。名ピアニストとしても知られたデ・グレーフ以外はいずれも馴染みの薄い作曲家ばかり。「表現主義」とタイトルにあるが、収録された楽曲はいずれもロマンティックなメロディに彩られた親しみやすい作風。ピアノ・マニアなら見逃せない。 | ||
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集 Vol.2 第2番 イ長調 Op.13/第3番 ニ長調 Op.44 No.1 |
アリアーガSQ | |
アリアーガSQはブリュッセル王立音楽院やジュリアード音楽院の卒業生によって、1980年に結成されたベルギーのクァルテット。Vol.1:ADW-7442。 | ||
ジャン=ピエール・ウェールブローク(1954-): バラ/ピアノのための8つのワルツ/歌曲(7曲) |
アンゲリカ・ ショルノキ=グラー(Ms) クラウディア・ショット(P) | |
ウェールブロークはブリュッセル生まれの保守的な作曲家。「バラ」はリルケのフランス語の詩に基づく連作歌曲。その他の歌曲もゲーテ、アイヒェンドルフ、メーリケなどドイツの詩人のテキストによっており、調性が明確な作風と相俟って、現代におけるリートの王道を歩んでいるかのような印象。 | ||
シャルル・シェーヌ(1925-):作品集 黙示録のための「セクエンス」(1971)(*)/ バリトンとオルガンのための「魂の歌」(1999)(#)/ オルガンのための4つの前奏曲「光に向かって」(1991)(+) |
アヴィニョン金管五重奏団(*) ジャン=マルク・サルツマン(B;#) ジャン=ピエール・ ルコーデ(Org;#/+) | |
かのラヴェルとの因縁で知られる若手芸術家の登竜門、ローマ賞を1951年に受賞、生地のトゥールーズ音楽院で教授職を務める現代フランスの大御所の一人、シェイヌによるオルガンを伴う作品集。「黙示録のためのセクエンス」はアルス・ノヴァ金管五重奏団のために作曲されたシェイヌの代表作のひとつ。「魂の歌」は十字架の聖ヨハネ(1515-1591)の詩に基づく作品。また「大オルガンのための4つの前奏曲」は「光に向かって」の副題を持つ。いずれの曲も神秘性と力強い表出力を持ったシェイヌの独特の作風が聴かれ、現代音楽・フランス音楽ファン必聴。 | ||
スペイン周辺のオルガン作品(全18曲) フランシスコ・ソート・デ・ランガ(1534/38-1619): 6声のティエント フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(c.1575-1654): ティエント セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627): Tiento de falsas / Salve Regina ジョアン・デ・ソーザ・カルヴァーリュ(1745-1798):アレグロ レジス・カンポ(1968-)、ブノワ・ムルニエ(1962-)、他の作品 |
パスカル・ルエ(Org) | |
16-17世紀のスペイン(イベリア)と現代のオルガン作品を収録。カンポとムルニエはベルギーの現代作曲家。 | ||
インドルジフ・フェルト(1925-): フルートと管弦楽のための作品全集 フルート、弦楽と打楽器のための 協奏的幻想曲(1980)/ フルート、ピアノと管弦楽のための コンチェルティーノ(1995)/ フルート協奏曲(1954) |
カルロ・ヤンス(Fl) ダニエル・ブルメンタール(P) ヴラディーミル・ヴァーレク指揮 プラハ放送so. | |
世界初録音。フェルトはチェコの作曲家。カルロ・ヤンスはルクセンブルク音楽院で教授を務めているフルート奏者(指揮者としてもカツァリスとの共演を果たしている)。ヴァーレク&プラハ放送so.のサポートも頼もしい。 | ||
ノエル(全21曲) 王の行進/きよしこの夜/三人の天使は夜来る/ あらのの果てに/おめでとうイエスさま/もみの木/ メルヒオールとバルタザール/新しいクリスマス/他 |
マルク・グローウェルス(Fl) ダニール・ グリュセル(アコーディオン) ティエリー・スメツ(Org) ダ・カーポ少年少女cho. | |
フランスで歌い継がれてきた民謡を集めたダ・カーポ少年少女合唱団のクリスマス・アルバム。ベルギーの世界的フルート奏者グローウェルスの演奏が合唱に花を添える。 | ||
クリスマス・キャロル名曲集(全18曲) もみの木/いざ、御子をむかえ/ われら東より来り、はるか彼方より来り/ 神の御子は今宵しも/きよしこの夜/他 |
マルク・グローウェルス(Fl) ダニール・ グリュセル(アコーディオン) ティエリー・スメツ(Org) ダ・カーポ少年少女cho. | |
「もみの木」や「きよしこの夜」などの定番のクリスマス・キャロルから、フランスやベルギーの伝承曲を収録した名曲集。 | ||
ジャン・フランソワ・ダンドリュー(1682-1738): クラヴサン曲集 [第1巻/第2巻/第3巻] |
ベティ・ ブリュイランツ(Cemb) | |
ブリュイランツはベルギーの奏者。 | ||
申し分のない紳士 〜バロック・リコーダー作品集(全14曲) J.ショア:ショア氏のトランペット・チューン G.ビンガム:マーチ パーセル:Sybell ロック:組曲第8番 バード:アルマンド/ロウランド/ヴォルタ J.ファン・エイク:道化師 A.パーチャム:ソナタ/ 他、イングランド、アイランド、スコットランドの調べ、 バロック時代の英国で流行した世俗音楽、民謡 |
パトリック・デネッカー (リコーダー) ギー・ペンソン(Cemb) | |
ベルギーのピリオド楽器奏者たちによる演奏。デネッカーはソプラノ、アルト、テナーの計5種類のリコーダーを駆使、ペンソンの方もクリス・マーネによる2台のチェンバロを弾き分けて録音している。英国の作曲家による作品を中心に、アイルランドやスコットランドの民謡を取り混ぜたカップリング。 | ||
ADW-7475/6 (2CD) 廃盤 |
ジョゼフ・ヨンゲン〔ジョンゲン〕(1873-1953): ピアノ作品全集 Vol.1 |
ディアヌ・アンダーセン(P) |
ジョゼフ・ヨンゲン(ジョンゲン;1873-1953): ピアノ作品全集 Vol.2 トッカータOp.91/悲しみのサラバンドOp.58/ セレナーデOp.19/2つの演奏会用練習曲Op.65/ マズルカOp.126 bis/マズルカ(1924)/ナポリタニア/ 2つのバラード/ 古風な形式による舞踏のためのブーレとサラバンド/ 演奏会用練習曲第3番/3つの小品Op.102/ 妖精の遊びOp.91-2/ワルツ形式でOp.69/13の前奏曲Op.69/ 10の小品Op.96/幻想曲/ Pages intimes Op.55/ 子供の遊びOp.120/ Cocass-Marsch / 小さな子守歌とディヴェルティスマン Op.129/ インテルメッツォ・ピッコロOp.136 bis |
ディアヌ・アンダーセン、 アンドレ・デ・グロート(P) | |
ベルギーが誇る20世紀の大作曲家、ヨンゲンのピアノ作品を網羅するシリーズ第2弾。リエージュ音楽院やブルージュ音楽院で教鞭を執っていたヨンゲンの作品は、ロパルツと並び近年再評価が著しい。ディアヌ・アンダーセンは、ベルギーのブリュッセル王立音楽院教授、ヨーロッパピアノ教育連盟ベルギー支部長などの要職にあるベテラン奏者。Vol.1:ADW-7475/6。 | ||
バロック時代のフルート協奏曲集 C.P.E.バッハ:フルート協奏曲 ニ短調Wq.22 426 テレマン:組曲 イ短調TWV.55 a2 ヴィヴァルディ: フルート協奏曲 ト短調「夜」Op.10-2、RV.439 J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番 ロ短調BWV.1067 |
カルロ・ヤンス(Fl)指揮 ラトヴィア・フィルハーモニック室内o. | |
ルクセンブルクのフルート奏者カルロ・ヤンスは7歳からフルートのレッスンを始め、リエージュ王立音楽院とマーストリヒト音楽院で研鑽を積みソリストとして活躍。1997年よりラトヴィアのリガ音楽院客員教授、ラトヴィア・フィルハーモニック室内管の客演指揮者に招聘されるなど幅広い活動を見せている音楽家。 | ||
ジョゼフ・ヨンゲン(ジョンゲン;1873-1953): 弦楽四重奏曲第1番 Op.3/ 弦楽四重奏曲第2番 Op.50 |
ゴンSQ | |
ともに世界初録音。ベルギーの国民的大作曲家ヨンゲン(ジョンゲン)の弦楽四重奏曲(全)集。ゴン四重奏団は、リーダーである中国系のハンシャン・ゴンをはじめリエージュ・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーで結成されたアンサンブル。 | ||
ラ・ローゼ・エンフロレーゼ〜 La vida eu un pasahe セファルディムの民謡、伝承歌(全14曲) A la una yo nasi/Morenika sos/ 前奏曲 「La vida es un pasahe I 」/ El regateo de las kosuegras/ Ah, el novio no kere dinero/他 |
ラ・ローゼ・エンフロレーゼ | |
録音:2003年。ピリオド楽器使用。中東を追放後、イベリア半島に移住して独自の原語や文化を築いたセファルディムと呼ばれるスペイン系ユダヤ民族の民謡や伝承歌を集めたアルバム。前作の「セファラード」(ADW-7456)で見事な演奏を聴かせた、ベルギー人とフランス人の音楽家で編成されたラ・ローゼ・エンフロレーゼ(「バラの花が咲く」の意で、最もポピュラーなセファルディ民謡のタイトル)の第2弾アルバム。 | ||
コントラバスとピアノのための作品集 ジャック・ヴァンヘレンタルス(1948-): トリプティク/冬の瞑想 ジョヴァンニ・ボッテシーニ(1821-1889): 序奏 とガヴォット/メロディ/ 「夢遊病の女」幻想曲/華麗なる奇想曲 |
クリスティアン・ ヴァンデル・ボルクト(Cb) ピエール・ブルネロ(P) | |
アントワープ歌劇場でコントラバス奏者としてスタート、1982年にはブリュッセル・ダブルベース四重奏団を結成、RTBF so.(ベルギー・フランス語放送響)の首席奏者も務めたヴァンへレンタルスの作品と、数多くのコントラバス作品の作曲を行ったボッテシーニ作品のカップリング。ボルクトは現在ロイヤル・フランダース・フィルの第1ソロ走者を務めるベネルクスの名手。 | ||
ハイドン:初期ソナタ集 [第1番 Hob.XVI-1−第18番Hob.deest] |
綿谷優子 (クラヴィコード、Cemb) | |
録音:2001年2月。 1766年以前に作曲されたハイドンの初期の鍵盤楽器のためのソナタ18曲を収録。 綿谷優子はブリュッセル音楽院に学び、ベルギー在住。ハイドンのソナタはとりわけ彼女のライフワークとして重要な位置を占める作品。 | ||
レゾナンス バーンスタイン: 「ウェスト・サイド・ストーリー」〜シンフォニック・ダンス チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」 J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV.1067 |
ラミーナ打楽器四重奏団 | |
録音:2004年5月、スタジオ・ラヴェンスタイン、ブリュッセル。 ラミーナ打楽器四重奏団は実力派奏者たちにより1984年に結成されたアンサンブル。様々な打楽器を駆使し、一風違った雰囲気を醸し出す興味深い演奏に仕上げている。 | ||
フランク:憂鬱/ヴァイオリン・ソナタ(オルガン伴奏版) ヤン・ファン・ランドヘム(1954-):L'invisible pour les yeux アウグスト・デ・ブック(1865-1937):Piere-Gebed |
デュオ・ランディーニ [ジェニー・スパノーヘ(Vn) ヤン・ファン・ランドヘム(Org)] | |
女性ヴァイオリン奏者スパノーヘとオルガン奏者兼作曲家ファン・ランドヘムによるデュオ・ランディーニは、メキシコ、イタリア、フランス、デンマークなどで活躍を見せている。 | ||
ジョセフ=ギー・ロパルツ(1864-1955): ヴァイオリン・ソナタ全集 [第3番 イ長調(1907)/ 第2番 ホ長調(1917)/ 第3番 ニ長調(1927)] |
サンドリーヌ・ カントルッジ(Vn) ベアトリス・ローク(P) | |
録音:2004年8月、ルクセンブルク銀行講堂。 収録されている3曲のヴァイオリン・ソナタは10年置きに作曲されており、ロパルツの作風の変化を感じ取ることが出来る。 カントルッジはルクセンブルク銀行より貸与されたグァダニーニのヴァイオリンを手にルクセンブルク音楽院とブリュッセル王立音楽院で指導を行い、ソリストとしても活躍中の女性演奏家。スマートで切れの良い演奏を聴かせる。 | ||
J.S.バッハ: フルートとチェンバロのための6つのソナタ BWV.525-530 |
ジャン=ミシェル・タンギ(Fl) クリスティアン・ニキスト(Cemb) | |
録音:2001年、ブーム。 ジャン=ミシェル・タンギはジャン=ピエール・ランパルとオーレル・ニコレのもとで学び、ボン・ベートーヴェンo.の首席フルート奏者などを歴任。日本へも度々来日を行っており、現在はドイツのマンハイム音楽院とブリュッセル王立音楽院でフルートを教えている。 | ||
セザール・キュイ(1835-1918):ピアノ作品集 24の前奏曲集Op.64 より(抜粋;14曲) [第10番/第9番/第8番/第15番/第14番/第23番/第16番/ 第21番/第22番/第5番/第4番/第2番/第25番/第24番] 3つのワルツOp.31 より[第1番 イ長調/第2番 ホ短調]/ ピアノのための組曲Op.21 [即興曲 変イ長調/テネブレとリュウール 嬰ト短調/ 間奏曲 変イ長調/アラ・ポラッカ ホ長調] |
クリストフ・デュルーズ(P) | |
録音:2004年9月10日-12日、サル・ティボール・ヴァルガ、シオン、スイス。使用楽器:スタインウェイ D 274。 | ||
ラプソディ ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 モンティ:チャルダーシュ 伝承曲:Grosse Tete E.モリコーネ:ガブリエルのオーボエ コダーイ:「ハーリ・ヤーノシュ」より V.コスマ:グランド・ブロンド/Chant du berger F.ファルカシュ:ルーマニア舞曲集 ディニーク:ホラ・スタッカート/ひばり ルーマニア民謡: ホラ・シナイ/ Balada lui corbea / Le traineau a grelots / Ca La Breaza / Cintec din Aedeal |
フィリップ・ユッセル(パンフルート) シリル・デュピュイ(ツィンバロン) セドリック・ビュルジュラン(Org) | |
ルーマニアの民族楽器パンフルート、ハンガリーを中心とした東欧諸国で用いられるツィンバロン、そしてオルガンという異色のトリオが贈る超絶の小品集。クラシックのピアニストでもあるユセールの超絶技巧が炸裂する「チャルダッシュ」や「ホラ・スタッカート」などの数々の作品に加え、ツィンバロンにとって外せない「ハーリ・ヤーノシュ」からの抜粋も魅力満点。そしてオルガン伴奏で美しく響き渡るモリコーネの「ガブリエルのオーボエ」は、パンフルートの音色の魅力を存分に味わえる涙を誘う感動的な演奏。 | ||
モーツァルト:フルート協奏曲集 フルート協奏曲 ト長調K.313/アンダンテ ハ長調K.315/ フルート協奏曲第2番 ニ長調K.314/ フルートとハープのための協奏曲 ハ長調K.299 |
ジャン=ミシェル・タンギー(Fl) ブノワ・ヴェリ(Hp) フィリップ・ベンダー指揮 ワロン王立室内o. | |
ジャン=ミシェル・タンギーはランパルやニコレの指導を受け、ベートーヴェン・オーケストラ・ボンの首席フルート奏者などを歴任。日本へも度々招聘されマスタークラスを行うなど幅広く広く知られている。 | ||
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755): オペラ・バレ「キューピッドの旅」Op.60/ 4声のソナタOp.34-3/ソナタ第5番 ト短調Op.26-5/ クラヴサン組曲集Op.59〜第3組曲/ ソナタ ホ短調Op.37-2/協奏曲 ト長調Op.21-3/ 協奏曲 ホ短調Op.37-6/ La Casa Dolce |
ラ・チェトラ・ドルフェオ | |
ピリオド楽器使用。1994年、バロック・フルート奏者ミシェル・クステルマンスを中心に結成された「ラ・チェトラ・ドルフェオ」は、特に16世紀から18世紀の作品を主なレパートリーとし欧米を中心に活躍中。公式サイト:http://www.lacetra.com | ||
ハイドン: チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIb:1/ チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Hob.VIIb:2/ ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:11 |
アレクサンドル・ドブリュス(Vc) ジルベール・ブーシェ(P)指揮 アルペジオco. | |
音楽一家に生まれた若きチェリスト、アレクサンドル・ドブリュス(1976-)は、3歳でヴァイオリンのレッスンを始め、4歳で母親からチェロの手解きを受けた後、12歳で初のコンサートを経験するなどまさにサラブレッド。艶やかな音色で奏でられ躍動感に満ち溢れたハイドンは、今後の飛躍を大いに予感させる演奏。 | ||
フレデリク・ヴァン・ロッスム(1939-): シンフォニエッタOp.7 (1963)/ 弦楽のためのディヴェルティメントOp.15 (1967)/ 弦楽のための墓碑銘Op.25 (1972)/ 2台のピアノのためのカタルシスOp.42 (1982)/ 無伴奏混声合唱のための リチェルカーレ・フェスティヴォOp.52 (1992) |
ムヒディン・D.デミリツ、 ウジェーヌ・ガラン(P) ジャック・ヴァンヘレンタルス指揮 ブリュッセル・アンサンブルo.、 ブリュッセル室内cho. | |
ブリュッセルに生まれたベルギーの作曲家、ロッスムの作品は現在他にまとまったアルバムが出ていない。 | ||
フランク:ピアノ三重奏曲集 ピアノ三重奏曲 嬰ヘ長調Op.1-1/ ピアノ三重奏曲 変ロ長調 「サロンの三重奏曲」Op.1-2 |
ステファヌ・ド・メイ(P) ダミアン・パーデン(Vn) リュック・トーテン(Vc) | |
3人ともベルギーの奏者で、ルクセンブルク・フィルのヴァイオリン奏者を務めるパーデンは1974年生まれ、あとの2人、フランダース放送管ソロ・チェロ奏者のトーテン、コルトーの教えを受け継ぐデ・メイもおそらく1960年代以降生まれの若手と思われる。各自がそれぞれの主張をしっかりと表現しながらも抜群のバランスを保った演奏で、日本では知名度が高くなくとも、ベルギーには素晴らしい実力を持ったアーティストが数多く存在することを証明する1枚。 | ||
エモーション〜映画音楽集(全21曲) J.ボック:屋根の上のバイオリン弾き B.クレ:コーラス E.モリコーネ: シネマ・パラダイス/銃殺! ナチスの長い五日間/ ザ・ミッション バーンスタイン:ウェスト・サイド・ストーリー J.ウィリアムズ:シンドラーのリスト N.ピオヴァーニ:ライフ・イズ・ビューティフル M.ルグラン:ルグランの映画からのアリア V.コスマ:Salut L'artiste/他 |
フィリップ・ユッセル(パンFl) ドミニク・スコルニー(P) ラファエル・ユッセル(Vn) | |
「ラプソディ」(ADW-7495)で、クラシック小品の数々をパンフルートの哀愁を帯びた音色と超絶技巧で聴かせたフィリップ・ユッセル。その最新盤は、パンフルートを中心にピアノとヴァイオリンのトリオで奏でた映画音楽集。名旋律の魅力を存分に引き出した演奏の数々は、映画音楽の枠を超えた「癒しの音楽」となっている。 | ||
ベルギーの弦楽三重奏曲集 ヨセフ・ヨンゲン(1873-1953): 弦楽三重奏曲 Op.135 (1948) ウジェーヌ・イザイ(1858-1931): 弦楽三重奏曲「Le Chimay」 (1927) ルイ・ド・メーステル(1904-1987): 弦楽三重奏曲 (1951) |
フィヴァールツ弦楽三重奏団 | |
録音:2005年11月7日-10日、VRTスタジオ、トゥーツ。 ベルギーの音楽ファン注目。フィヴァールツ弦楽三重奏団は1997年に結成。新作やベルギーの作品を主なレパートリーとしている。 | ||
ジョルジュ・バルボトゥーへのオマージュ ジョルジュ・バルボトゥー(1924-): 金管五重奏のための「シャンソネリー」/ ホルンとピアノのための4つの小品「セゾン」/ ホルンと弦楽四重奏のための3つの小品「トリプティク」 |
エリク・ソンブレ(Hr) アヴィニョン金管五重奏団 コルネリア・パルム(Vn) ガブリエラ・コヴァーチュ(Vn) ファブリス・デュラン(Va) フロランス・マリー(Vc) ジャン=ピエール・ルコーデ(P) | |
1970年から1984年までパリo.のソロ奏者を務め、その後はパリ音楽院教授として教鞭を執るフランス・ホルン界の大御所、バルボトゥーが書き上げた作品を集めたオマージュ・アルバム。アヴィニョン・プロヴァンス地方o.のソロ奏者を務めるソンブレを中心とした奏者たちによる演奏。ホルン愛好家&関係者必携。 | ||
ティエンポ&レヒナー姉弟〜タンゴロジア ピアソラ: グラン・タンゴ(チェロ&ピアノ)/ 天使の死(ピアノ・デュオ)/ イ調のタンゴ(ヴァイオリン&ピアノ)/ アディオス・ノニーノ(ピアノ・デュオ)/ ブエノスアイレスの四季 (ピアノ&ヴァイオリン&チェロ) パブロ・ジーグレル(1944-): アスファルト(ピアノ・デュオ)/ Elegante Canyenguito(ピアノ・デュオ) |
セルジオ(・ダニエル)・ ティエンポ(P) カリン・レヒナー(P) アレクサンドル・デブルス(Vc) アンドレ・シウィ(Vn) セバスティアン・リエナール(P) | |
ベネズエラに生まれた神童として、アルゲリッチもその才能を高く評価しているセルジオ・ティエンポ。7歳年上の姉、カリン・レヒナーとのデュオを年少時から続けているが、今回は南米の熱きパッションが発揮された見事なタンゴ。レーベルの本拠地ブリュッセルに深い縁を持つアーティストたちも情熱的な演奏を披露、聴き手の心に熱き情熱を届ける。 | ||
菊地洋子〜 アナトーリ・リャードフ(1855-1914): ピアノ作品集 前奏曲Op.11-1/前奏曲Op.31-2/前奏曲Op.57-1/ 前奏曲Op.40-3/前奏曲Op.10-1/前奏曲Op.46-4/ 音楽の玉手箱Op.32/小さなワルツOp.26/ワルツOp.9-1/ ポーランド民謡による変奏曲Op.51/マリオネットOp.29/ バガテルOp.30/ノヴェレッテOp.20/ グリンカの主題による変奏曲Op.35/ ビリュールキOp.2/4つの小品Op.46 |
菊地洋子(P) | |
録音:2005年6月。3ページの日本語解説付き。リャードフ(当盤の日本語表記は「リアドフ」かも知れない)の約75曲を数える全作品の中で、ピアノ作品はなんと全体の3分の2を占めるというのは意外と知られていない。ショパンや民族性の影響を受けたピアノ作品はいずれも煌びやかでリズム感にあふれ、その才能と魅力を証明する重要な証しなのだ。リャードフ作品の素晴らしさを改めて伝えてくれるアルバムの登場。 桐朋音大卒業後にベルギーへと渡った菊地洋子は、ソロ活動だけでなくディナン国際サクソフォン・コンクールの公式伴奏者やブリュッセル王立音楽院で日本人唯一の講師として活躍する東京生まれの女流ピアニスト。ヨーロッパでの生活で培われた抜群の選曲眼と豊かな音楽性を最大限に活かした演奏が高く評価されている。ちなみに2007年5月17日にオペラシティ・リサイタルホールで行われたコンサートで演奏されたリャードフ作品は、このアルバムに全て収録されている。 | ||
ロベール・ヘルベリグス(1886-1974): アリアン/イヴの歌による5つのメロディ/ 田舎の組曲/6つの歌曲 |
ダニエル・ブルメンタール(P) マルティーヌ・ド・クレーヌ(S) | |
ベルギーのヘント王立音楽院で学び、23歳でベルギー・ローマ賞を受賞した作曲家ヘルベリグスの作品集。ピアノ独奏曲とソプラノのための歌曲を収録しており、全曲世界初録音となる。 | ||
モーツァルト: 教会ソナタ集[第1番−第17番]/序曲 ハ長調K.399/ フーガ[ト短調K.401/変ホ長調K.153/ト短調K.154]/ 小ジーグ ト長調K.574/ アダージョとアレグロ ヘ短調K.594/ アンダンテ ヘ長調K.616/幻想曲 ヘ短調K.608 |
ジャン=ピエール・ ルコーデ(Org/P)指揮 オリヴィエ・シャルリエ、 フローラン・シゲティ(Vn) ドレル・フォドレアヌ(Vc) ウナル・エルト(Cb) ファビアン・ガルソー、 ヴァンサン・バルテルミー(Ob) エリク・ソンブレー、 ブリュノ・アルミニエ(Hr) ルネ・マゼ、 エマニュエル・ アルマニー(バロックTp) ロランス・ブリゴ(Perc) | |
日本へも度々来日し、多くのファンを持つフランスのヴァイオリン奏者シャルリエと、同じくフランスのオルガニスト、ルコーデを中心とした教会ソナタ集。シャルリエの表情豊かなヴァイオリンの音色が印象的。 | ||
ベルギーのヴァイオリンと ピアノのためのソナタ集 アウグスト・デ・ブーク(1865-1937): ヴァイオリン・ソナタ アルベール・ハウブレヒツ(1899-1938): ヴァイオリン・ソナタ クリスティアン=アドルフ・ ワウテルス(1953-): ヴァイオリン・ソナタ 「ソナタ・アマラ」Op.69 |
ギド・デ・ネーヴェ(Vn) ヤン・ミヒエルス(P) | |
アメリカのクーリッジ賞の受賞者でもあり、ヨンゲンの弟子でもあったハウブレヒツの秀作などを収録したベルギーのヴァイオリン・ソナタ・アルバム。アントワープ王立音楽院でヴァイオリンと室内楽の指導を行っている同国の中堅奏者デ・ネーヴェが演奏を行うなど、まさにベルギーのレーベルとベルギーのアーティストによるベルギー・アルバム。 | ||
セクレトス・デ・ミ・アルマ 〜スペイン系ユダヤ人の音楽 Alta va/Una pastora yo ami/Gerineldo/ Sekretos de mi vida/A la nana y a la buba/ Il bastidor/Ay mancebo/Durme kerido ijiko/ Avrish me galanika/La roza enflorese/ La serena/Sekretos de mi alma/ Grabar los suenos de mi alma |
ラ・ローザ・エンフロレーゼ | |
「ラ・ローザ・エンフロレーゼ」は、スペイン系ユダヤ人「セファルディ」の伝統音楽の中でも特に名作と言われる「 La Roza Enflorese 」をグループ名のルーツとするベルギーの声楽とピリオド楽器によるアンサンブル。この3枚目となるセファルディの伝統音楽集でも、これまで以上に儚く物悲しい旋律が聴き手の心に響くことだろう。 | ||
ショパン: ピアノ三重奏曲 ト短調Op.8/ チェロ・ソナタ ト短調Op.65/夜想曲 |
トリオ・ポルティチ [ダミアン・パルドン(Vn) リュック・トーテン(Vc) ステファヌ・ド・メイ(P)] | |
トリオ・ポルティチは、ルクセンブルク・フィルのヴァイオリン奏者を務めるパルドン、フランダース放送管のソロ・チェロ奏者トーテン、コルトーの教えを受け継ぐド・メイというベルギーのトリオ。 | ||
カバレフスキー:前奏曲集 24の前奏曲Op.38/4つの前奏曲Op.5 |
クリストフ・デュルーズ(P) | |
ヌシャテル音楽院でディヌ・リパッティにピアノを学んだというデュルーズは、先にキュイの作品集(ADW-7494)を録音している事からもわかるとおり、ロシア音楽を得意としている。今回のカバレフスキーでは、まとまった形での録音がほんとんど存在していない前奏曲集Op.38&Op.5の全曲を収録。 | ||
オリエント急行(全16曲) G.モーア:オリエント急行 T.パウエル:蛇使い G.B.ヘイ:Down Peacock Alley H.パウルス:ジプシー・アトモスフィア V.ユーマンス:I Want to be Happy C.キュヴィリエ: Troublante Volupte V.スタウブ:リ・オ・ティン G.ヴィンクラー:日本の茶屋/他 |
タイタニック・アンサンブル | |
録音:2001年7月22日、ボゴタ、コロンビア、ライヴ。 バック・ミュージックにもピッタリなライト・ミュージック・アルバムは、東洋の旋律を用いた作品やジプシー、ラグタイムなど様々。1996年5月より活動を開始したフルート、クラリネット、ピアノ、弦楽器によるタイタニック・アンサンブルが聴衆を熱狂の渦に巻き込んでいる。 | ||
ビゼー:ピアノ作品集 夜想曲第1番 ヘ長調/ラインの歌/ 夜想曲第2番 ニ長調 3つの音楽スケッチ〜第2曲「セレナード」/ 無言歌 ハ長調/前奏曲第2番/4月の歌/恍惚/ 瞑想曲/ Venise Romance sans Paroles / 奇想曲第1番 嬰ハ短調 |
ピーテル・ファンホーフ(P) | |
録音:2006年7月、ブリュッセル王立音楽院コンサート・ホール。使用楽器:スタインウェイ。 有名なオペラや管弦楽作品とは異なり、ビゼーのピアノ作品集は珍しく、ベルギーの若き俊英による新録音は貴重な音源として重宝されるだろう。ピーテル・ファンホーフは、ブリュッセル王立音楽院とマーストリヒト音楽院で学び、ベルギーのデクシア銀行が主催するアクシオン・クラシック・コンテストを制覇。その他にもイタリアやスイスで行われたコンクールで多くの賞を獲得、今後のさらなる飛躍が期待されているベルギーのホープ。 | ||
フンメル:七重奏曲 ニ短調Op.74 モーツァルト/フンメル編:交響曲第39番 変ホ長調K.543 |
リュク・ドヴォ(Fp) ソルスティス・アンサンブル | |
録音:2006年。ソルスティス・アンサンブルは、ブリュッセル王立音楽院でトラヴェルソの名匠バルトハルド・クイケンに師事した女流奏者イザベル・ランファルシーを中心としたベルギーのピリオド・アンサンブル。七重奏の主役リュク・ドヴォは、ペルルミュテルを師と仰ぎシギスヴァルト・クイケン&ラ・プティット・バンドからもその実力を認められた鍵盤奏者。素朴で深い音色がアンサンブルの演奏にに華を添えている。ピリオド楽器の演奏による室内楽編曲版の「交響曲第39番」も興味深いところ。 | ||
ロベール・ヤンサンス(1939-):室内楽作品集 チェロ・ソナタ/ フルート・ヴァイオリンとチェロのための 「シルバー・トリオ」/ フルートとギターのための「主題と変奏」/ ピアノのための「 Jaire 」/ファゴット・ソナタ/ フルート、クラリネット、ホルンと ファゴットのための「カンヴァセーション」 |
アレクサンドル・ ドゥブリュ(Vc) セバスティアン・リエナール(P) マルク・グロウウェルス(Fl) アンドレ・シヴィ(Vn) イヴ・ストームス(G) 菊地洋子(P) ピエール・オリヴィエ・ マルテンス(Fg) レオナルド・アングラーニ(P) ギ・ファン・ワース(Cl) クロード・モーリー(Hr) ユーグ・ケステマン(Fg) | |
ベルギー作曲家協会、ベルギー・ロイヤル・アカデミー、ブリュッセル王立音楽院等から多くの表彰を受けてきたベルギーの重鎮ロベール・ヤンサンスの室内楽作品を、ベルギーのトップ・アーティストたちが演奏した物。 | ||
ロベール・ヤンサンス(1939-):協奏曲集 クラリネット協奏曲/ホルン協奏曲第1番/ ヴァイオリン協奏曲第2番/ホルン協奏曲第2番/ ファゴット協奏曲 |
ロナルド・ファン・ スパンドンク(Cl) フランシス・オルヴァル(Hr) アンドレ・シヴィ(Vn) ユーグ・ケステマン(Fg) ロベール・ヤンサンス指揮 ブリュッセル・ シンフォニック・ アンサンブル/他 | |
BBCニュー・ジェネレーション・アーティストにも選出されたクラリネットのスパンドンク、グリュミオーとのブラームスのホルン三重奏曲で知られるオルヴァルら、強力なソリスト達も魅力。 | ||
ドビュッシー:室内楽作品集 ヴァイオリン・ソナタ/夢/ピアノ三重奏曲 ト長調/ 月の光/チェロ・ソナタ |
トリオ・ポルティチ [ダミアン・パルドン(Vn) リュク・トーテン(Vc) ステファネ・ド・メイ(P)] | |
録音:2007年8月。 トリオ・ポルティチは、ルクセンブルク・フィルのヴァイオリン奏者を務めるパルドン、フランダース放送管のソロ・チェロ奏者トーテン、コルトーの教えを受け継ぐド・メイというベルギーのトリオ。フランク(ADW-7500)、ショパン(ADW-7512)に続く第3弾。 | ||
ドヴォルザーク: ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調Op.90「ドゥムキー」 スメタナ:ピアノ三重奏曲 Op.15 |
トリオ・カルロ・ファン・ネステ [乾ノエ(Vn) アレクサンドル・ ドゥブリュ(Vc) セバスティアン・ リエナール(P)] | |
録音:2007年6月。 20世紀のベルギーを代表する世界的ヴァイオリン奏者カルロ・ファン・ネステがリーダーを務めていた「トリオ・カルロ・ファン・ネステ」の名称をベルギー女王から授けられ、2005年に誕生した新生「トリオ・カルロ・ファン・ネステ」は、ベルギーを拠点に活躍する3人による団体。乾ノエ Inui Noé は、1985年ブリュッセル生まれ。父が日本人で母はギリシャ人、2006年のアルベルト・クルチ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝している(当盤のジャケットでは長髪のため女性に見えるが、男性; 国内代理店はイマイ・ノエとしているが誤り)。 | ||
2台ピアノによるフランス作品集 ドビュッシー:白と黒で ラヴェル:スペイン狂詩曲/ラ・ヴァルス フォーレ:組曲「ドリー」 ミヨー:スカラムーシュ |
ピエール=アラン・ ヴォロンダ、 ジャン=クロード・ ヴァンデン・エインデン(P) | |
録音:1989年。 1983年のエリザベート王妃国際音楽コンクール・ピアノ部門で優勝したフランスのピアニスト、ピエール=アラン・ヴォロンダと、現在ブリュッセル王立音楽院教授を務めるベルギーの重鎮ジャン=クロード・ヴァンデン・エインデンのデュオによるフレンチ・アルバム。 | ||
ジョンゲン: 弦楽四重奏曲第3番 ニ長調Op.67 (1921) / 弦楽四重奏のための2つのセレナーデ Op.61 (1918) |
ゴンSQ | |
弦楽四重奏曲第1番&第2番(ADW-7483)に続くベルギー音楽ファン待望の続編。 ヴァイオリンのゴン・ハンシャンをリーダーとしてリエージュ・フィルのメンバーが集まり1986年に結成された弦楽四重奏団による演奏。 | ||
メンデルスゾーン:室内楽作品集 ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調Op.49/ ロンド・カプリツィオーソ ホ長調Op.14/ アッサイ・トランクイッロ/ ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調Op.4/ 無言歌 ニ長調Op.109 |
トリオ・ポルティチ [ダミアン・パルドン(Vn) リュク・トーテン(Vc) ステファヌ・ド・メイ(P)] | |
「トリオ・ポルティチ」は、ルクセンブルク・フィルのヴァイオリン奏者でリエージュ王立音楽院では後進の指導にあたっているダミアン・パルドン、フランダース放送管の首席チェロ奏者リュク・トーテン、ロッテルダム音楽院とルーヴェン音楽院で教鞭を執るステファヌ・ド・メイによるベルギーのピアノ三重奏団。フランク(ADW-7500)、ショパン(ADW-7512)、ドビュッシー(ADW-7520)に続く4枚目の録音。 | ||
ハイドン: ノットゥルノ [第1番 ハ長調Hob.II-25/第2番 ヘ長調Hob.II-26/ 第3番 ハ長調Hob.II-32/第4番 ハ長調Hob.II-31/ 第5番 ハ長調Hob.II-29/第6番 ト長調Hob.II-30]/ 3声のディヴェルティメント ニ長調Hob.IV; D3 |
ソルスティス・アンサンブル | |
録音:2008年。ピリオド楽器使用。 バルトハルド・クイケンの門弟イザベル・ランファルシーを中心として結成、1760年から1830年までを守備範囲としているベルギーのピリオド楽器演奏団体、ソルスティス・アンサンブルによる、第1弾のフンメル(ADW-7517)に続く同レーベル第2弾。 | ||
ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン リピンスキー:ロッシーニの歌劇 「チェネレントラ」による変奏曲(*) サン=サーンス:ハバネラ Op.83 ロッシーニ:パガニーニに寄せてひと言(*) パガニーニ:魔女たちの踊り Op.8 ヴィエニャフスキ: グノーの歌劇「ファウスト」による華麗なる幻想曲 ルトスワフスキ:スビト ヴィエニャフスキ: ポロネーズ・ブリランテ ニ長調Op.4 |
ピオトル・ ヤシュルコフスキ(Vn) アントニ・ブロチェク(P) | |
録音:2008年10月。(*)は世界初録音。使用楽器:ピエトロ・グァルネリ、1682年製。 ポーランドのルビン生まれで、10歳の頃からフランスやドイツの国際コンクールで入賞して来たヤシュルコフスキ(1987-)による超絶技巧作品集。既にシンフォニア・ヴァルソヴィア、ベルリン放送so.、リトアニア国立響などと共演、2006年にはポーランド文化省賞を贈られており、今後が楽しみなヴァイオリニスト。 | ||
メシアン:永遠の教会の出現/主の降誕 | ジャン=ピエール・ ルコーデ(Org) | |
録音:2002年1月、サン=マルタン教会、サン=レミ=ド=プロヴァンス(フランス)。 | ||
ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 Op.70-1「幽霊」 ブラ―ムス:ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 Op.8 |
トリオ・カルロ・ファン・ネステ [セバスティアン・リエナール(P) ノエ・乾(Vn) アレクサンドル・ドゥブリュ(Vc)] | |
録音:2009年12月。 | ||
シューベルト: ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調D.929, Op.100/ アルペジオーネ・ソナタ イ短調D.821/ ピアノ三重奏曲 変ホ長調D.897, Op.148 「ノットゥルノ」 |
トリオ・ポルティチ [ダミアン・パルドン(Vn) リュク・トーテン(Vc) ステファヌ・ド・メイ(P)] | |
録音:2009年12月。2005年にリリースされたフランクの「三重奏曲集Op.1」(ADW-7500)を皮切りに、ショパン(ADW-7512)、ドビュッシー(ADW-7520)、メンデルスゾーン(ADW-7525)の室内楽作品集で成功を収め、名実ともにパヴァーヌ・レーべルの顔となったベルギーのアンサンブル、トリオ・ポルティチ。第5弾となるシューベルトでも、フランチェスコ・ルッジェーリ1694年製のヴァイオリンを操るルクセンブルク・フィルのダミアン・パルドン、アレッサンドロ・ガリアーノ1705年製のチェロを弾くフランダース放送管の首席チェリスト、リュク・トーテンの技が光る。 | ||
ヴィオラとピアノのためのリフレクションズ シューマン:おとぎの絵本Op.113 ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ ヘ長調 Op.11-4 ブリテン:ラクリメ〜ダウランドの歌曲の投影 Op.48 ワールブロック:ヴィオラ・ソナタ第2番 |
ドミニカ・アイックマンス(Va) フレデリク・クローネ(P) | |
録音:2009年6月。 | ||
ショパン:夜想曲全集 | ステファヌ・ド・メイ(P) | |
録音:2010年6月。ステファヌ・ド・メイは、ベルギーのアンサンブル、トリオ・ポルティチのメンバー、ロッテルダム音楽院の客員教授、リエージュ王立音楽院の准教授、ルーヴェン音楽院の教授など、演奏、教育の両面で活躍するベルギーのピアニスト。 | ||
シューマン: 子供の情景 Op.15/幻想小曲集 Op.111/ 森の情景 Op.82/暁の歌 Op.133 |
ミシェル・ローラン(P) | |
録音:2006年-2010年。ジェルメーヌ・ムニエにピアノを学んだベルギーのピアニスト、ミシェル・ローランのシューマン・アルバム。 | ||
ピアソラ〜 タンゴの革命家 フーガとミステリオ/ブエノスアイレスの夏/ 天使のミロンガ/革命家/ブエノスアイレスの秋/ アディオス・ノニーノ/フガータ/ ブエノスアイレスの冬/ムムキ/ ブエノスアイレスの春/忘却 |
トリオ・カルロ・ヴァン・ネスト [セバスティアン・リエナール(P) ノエ・乾(Vn) アレクサンドル・ドゥブリュ(Vc)] | |
録音:2010年9月。ベルギー王妃から往年の名アンサンブル"トリオ・カルロ・ヴァン・ネスト"の名称を授けられたベルギーの若き精鋭たちによるピアソラ・アルバム。ノエ・乾は日本とギリシャのハーフで、ベルギーを拠点に全世界で活躍中のヴァイオリニスト。 | ||
エドゥアール・ラロ: 弦楽四重奏曲 変ホ長調 Op.45/ ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための 三重奏曲第3番 イ短調 Op.26 |
シモンSQ ダニエル・イゾワール(P) | |
録音:2010年5月。シモン弦楽四重奏団は、フランスの名門パリ音楽院で1等賞を受賞した演奏家たちによって結成されたアンサンブル。前作ドビュッシー(ADW-7288)に続く2枚目のレコーディング。 | ||
ドビュッシー: 星の輝く夜/カプリス/夢/祈願/そよ風/ばら/ピエロ/愛しあって眠ろう/リラ/華やかな宴/セレナード/ イル・ドルト・アンコル/操り人形/ひそやかに/マンドリン/パントマイム/月の光/死後のなまめかしさ/ スペインの歌/ロマンス/音楽/感傷的な風景/今はもう春/アリエルのロマンス/哀惜/まぼろし アンヌ・ルヌープレ(S) エリアーヌ・レイエ(P) イヴ・セレンス(T) | ||
録音:2010年11月。ブリュッセル王立音楽院、モンス王立音楽院で声楽を学んだベルギーの若手ソプラノが歌うドビュッシー。 | ||
ミステリアス・モーニング〜ヴィルトゥオーゾ・サクソフォン・ミュージック 棚田文紀(1961-): 無伴奏ソプラノ・サクソフォンのための「ミステリアス・モーニング III 」(1996) ジェラール・ド・クレルク(?-): サクソフォン四重奏とアンサンブルのための協奏曲「Auf und Dahin」(2010) チャールズ・ウォーリネン(1938-): サクソフォンとピアノのためのディヴェルティメント(1982) フィリップ・ユレル(1955-):アルト・サクソフォンと打楽器のための「A batons rompus」 フレデリク・ネイリンク(1985-): バリトン・サクソフォンとピアノのための「プロセッサス第5番」 ピーター・クヴェーレ(ソプラノSax) アンディ・ドント(アルトSax) ピーター・ラガシー(バリトンSax) セデル・サクソフォンQ ヘールト・カレールト(P)指揮レマンス音楽院現代音楽アンサンブル ヴァンサン・ケールス(Perc) | ||
録音:2010年-2011年。 | ||
ロッシーニ:ピアノ・デュオによるオペラ集 歌劇「泥棒かささぎ」序曲(クラインミヒェル編)/歌劇「アルジェのイタリア女」序曲(クラインミヒェル編)/ 歌劇「セビリャの理髪師」より(シェーンベルク編)/歌劇「ウィリアム・テル」序曲(ゴッツチョーク編) デュオ・ソロ | ||
録音:2011年4月。デュオ・ソロは、フランスのヴァルベレイで行われた2010年の国際ピアノ4手連弾コンクールで第3位に入賞した実績を持つベルギーの夫婦ピアノ・デュオ。 | ||
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト長調 Op.19 / ヴォカリーズOp.34 No.14 |
アレクサンドル・ドゥブリュ(Vc) アレクサンドル・モギレフスキー(P) | |
ベルギー期待の新生、トリオ・カルロ・ヴァン・ネストのメンバー、ドゥブリュのソロ・アルバム。 | ||
R.シュトラウス:管弦楽伴奏付き歌曲集 解き放たれた心 Op.39 No.4/ばらの花輪 Op.36 No.1/セレナードOp.17 No.2/万霊節 Op.10 No.8/ 愛を抱いて Op.32 No.1/憩え、わが魂 Op.27 No.1/献身 Op.10 No.1/したしき幻影 Op.48 No.1/ あした。Op.27 No.4/ツェツィーリエOp.72 No.2/4つの最後の歌 チェン・チーリェン〔陈其莲/陳其蓮〕(S) ディルク・ブローセ指揮上海歌劇院o. | ||
録音:2010年。チェンはベルギーのブリュッセルで声楽を学び、現在は母国の上海音楽院で声楽科教授として後進育成にもあたる中国人ソプラノ歌手。伴奏が上海歌劇院o.というところがマイナー・オケ・ファンの興味をそそる。 | ||
フリューリング&ベルガー:クラリネット三重奏曲集 カール・フリューリング(1868-1937):クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲 イ短調 Op.40 ヴィルヘルム・ベルガー(1861-1911):クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲 ト短調 Op.94 トリオ・ヴィダス[フィリップ・アンシオン(Cl) カトリーヌ・ルブラン(Vc) マヤ・トライコワ(P)] | ||
録音:2011年4月。トリオ・ヴィダスは、ベルギーのクラリネット奏者アンシオンが1981年に結成したアンサンブル。オーストリアのとボストン生まれのドイツの作曲家ベルガーという選曲。 | ||
ルス・デ・オロ〜東方と西方のセファルディの歌 | ラ・ローザ・エンフロレーゼ | |
録音:2011年5月。ユダヤ伝承音楽のスペシャリスト、ラ・ローザ・エンフロレーゼの歌と器楽による「ルス・デ・オロ」はヨーロッパ、特にベルギー、フランスでは、一大ブームになっているという。 | ||
ジョルジュ・オンスロウ(1784-1835):室内楽作品集 ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 Op.14 /チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 Op.16 (*) / ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲 ヘ長調 Op.15 (*) トリオ・ポルティチ[ダミアン・パルドン(Vn) リュク・トーテン(Vc) ステファヌ・ド・メイ(P)] | ||
録音:2011年6月。(*)は世界初録音。再評価が進んでいるイギリス系フランス人作曲家オンスロウ。ルクセンブルク・フィルのパルドン、ブリュッセル・フィルのトーテンを擁するトリオによる演奏。 |