MUA-206 [MUA-4206] 廃盤 |
ワルター& NYP 1960.4.16 〜マーラー:大地の歌
リチャード・ルイス(T) モーリーン・フォレスター(A) ブルーノ・ワルター指揮 NYP | ||
MUA-243 [MUA-4243] 廃盤 |
ハープシコード・フェイヴァリッツ | イーゴリ・キプニス(Cemb) | |
MUA-246 [MUA-4246] 廃盤 |
ベートーヴェン: 交響曲第6番「田園」/交響曲第8番 |
オットー・クレンペラー指揮 ACo. | |
録音:1957年/1956年。 | |||
ヴェルディ:「ファルスタッフ」のリハーサル
ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(Br;ファルスタッフ) ヘルヴァ・ネッリ(S;アリーチェ) ナン・メリマン(Ms;ペイジ夫人) クローエ・エルモ(Ms;クイックリー夫人) フランク・グァレラ(Br;フォード) テレサ・シュティヒ=ランダル(S;ナンネッタ)他 アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 | |||
録音:1950年3月。トスカニーニの同曲リハーサルはおそらくこれが唯一の録音盤で、CDでは2005年現在まで当盤しか発売がない。翌月にRCAへ全曲を録音している。今回新たにリマスタリング。 トスカニーニは1950年4月に2晩に分けてヴェルディの「ファルスタッフ」を放送で公演している。これはそのリハーサルの記録。トスカニーニのヴェルディやイタリアオペラに対する考え方が良くわかるもので、ファンは必聴。 | |||
MUA-250 [MUA-4250] 廃盤 |
ギーゼキング&メンゲルベルク〜 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲集 〔第2番/第3番〕 |
ヴァルター・ギーゼキング(P) ウィレム・メンゲルベルク指揮 ACO | |
録音:1940年。 | |||
トスカニーニ、 ベートーヴェンの合唱作品2つを振る ベートーヴェン: ミサ・ソレムニス ニ長調Op.123(*)/ 合唱幻想曲Op.80(#) |
ジンカ・ミラノフ(S;*) ブルーナ・カスターニャ(Ms;*) ユッシ・ビョルリンク(T;*) アレクサンダー・キプニス(B;*) アニア・ドルフマン(P;#) アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBCso.、ウェストミンスターcho. | ||
録音:1940年12月28日(*)/1939年12月2日(#)。以前MUA-259として出ていたものだが、今回新たにリマスターされている。 過去には幾つかのレーベルからCD化されていた音源だが、今日では当盤の入手性が最も良いであろう。新リマスタリングもプラス・ポイント。また、(#)はこれがトスカニーニ唯一の音盤となる曲である。 | |||
チャイコフスキー: マンフレッド交響曲(*)/ 幻想的序曲「ロメオとジュリエット」(#) |
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBCso. | ||
録音:1953年1月10日(*)/1953年3月21日(#)、以上カーネギー・ホール、ライヴ。 トスカニーニはチャイコフスキーにはこだわりがあったようで、取り上げている曲目は限られている。交響曲では「悲愴」の他にはこの「マンフレッド」だけだが、4種類も録音が残っており、これはその最後のもの。「ロメオとジュリエット」もNBCとの3種の演奏に加え、スカラ座管のライヴと、計4種の録音があり、これもその最後の演奏。 | |||
MUA-267 [MUA-4267] 廃盤 |
シューベルト: さすらい人幻想曲 D.760 /6つの楽興の時 D.780 / 12のワルツ、17のレントラーと9つのエコセーズ D.145 / スケルツォD.593 No.1 /14のワルツ集(選曲:バドゥラ=スコダ) パウル・バドゥラ=スコダ(P) | ||
MUA-271 [MUA-4271] (2CD) 廃盤 |
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
リチア・アルバネーゼ(ヴィオレッタ) ジャン・ピアース(アルフレード) ロバート・メルリ(ジェルモン) マクシーヌ・ステルマン(フローラ) ジョン・ガリス(ガストーネ)他 アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBCso.&cho. | ||
MUA-273 [MUA-4273] (2CD) 廃盤 |
ブルーノ・ワルター ウェーバー:「オベロン」序曲(*) シューマン:交響曲第4番 ニ短調Op.120(#) ベルリオーズ:序曲「海賊」(+)/ 「ファウストの劫罰」から(+) ワーグナー:序曲「ファウスト」(**) チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調Op.64(##) |
ブルーノ・ワルター指揮 NBCso. | |
MUA-276 [MUA-4276] 廃盤 |
ANOTHER COAST〜カリフォルニア発の電子音楽 | ||
MUA-279 [MUA-4279] 廃盤 |
バッハ:フーガの技法 BWV.1080 | ロバート・ヒル(Cemb) | |
録音:ディジタル。 | |||
MUA-280 [MUA-4280] (2CD) 廃盤 |
マーラー:交響曲第8番(*) ドビュッシー:夜想曲 ラヴェル:スペイン狂詩曲 |
レオポルド・ストコフスキー指揮 NYP(*)、 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo. | |
録音:1950年(*)&1959年 | |||
トーマス・ビーチャム&ロイヤル・フィル メンデルスゾーン:「美しきメルジーネの物語」序曲 ベートーヴェン:交響曲第7番 ディーリアス:北国のスケッチ |
トーマス・ビーチャム指揮 RPO | ||
録音:1959年11月。 | |||
フルトヴェングラー、ストックホルムでの「ドイツ・レクイエム」 ブラームス:ドイツ・レクイエム ケルステン・リンドベリ・トルリンド(S) ベルンハルト・ゼネルステット(Br) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ストックホルムpo.(ストックホルム・コンサート協会o.) | |||
録音:1948年11月19日(代理店は1949年11月19日としているが、誤り)。元々1980年代後半の発売だが、単売では久々の再発&アンドルー・ローズによる新リマスターが成されている。 フルトヴェングラーの「ドイツ・レクイエム」の中で最も音質が優れているストックホルム・ライヴ。 | |||
MUA-290 [MUA-4290] (2CD) 廃盤 |
クライスラー、初期協奏曲録音集 ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームス、 モーツァルトのヴァイオリン協奏曲 |
フリッツ・クライスラー(Vn) レオ・ブレッヒ指揮 ベルリン国立歌劇場o./他 | |
MUA-293 [MUA-4293] 廃盤 |
ブゾーニ: ピアノ・ソナタ ヘ長調Op.20/7つのエレジー |
ブルース・ウォロソフ(P) | |
ブラームス:ピアノ三重奏曲全集 Vol.1 [第1番 ロ長調Op.8/第2番 ハ長調Op.87] |
ミルクール・トリオ [ケネス・ゴールドスミス(Vn) テリー・キング(Vc) ジョン・ジェンセン(P)] | ||
Vol.2:MUA-4706。 | |||
MUA-295 [MUA-4295] (2CD) 廃盤 |
グルック:歌劇「オルフェとエウリディーチェ」(*) パーセル:歌劇「ディドーとエネアス」(抜粋)(#) |
ジャネット・ベイカー(*/#) エリーザベト・シュパイサー(*) エリザベス・ゲイル(*)他 レイモンド・レッパード指揮(*) ベンジャミン・ブリテン指揮(#)他 | |
MUA-296 [MUA-4296] 廃盤 |
ベネデッティ・ミケランジェリ ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 ハイドン:ピアノ協奏曲 ニ長調Hob.VIII-2(#) |
アルトゥーロ・ベネデッティ・ ミケランジェリ(P) セルジュ・チェリビダッケ指揮(*) パリso.(*) アゴスティーノ・ オリツィオ指揮(#) ブレシア祝祭o.(#) | |
アメリカのチェロ作品集 バーバー:チェロ・ソナタOp.6 ロイ・ハリス(1898-1979): チェロとピアノのためのデュオ (1975)(*) ジョン・クレイグ・クーパー(1925-): チェロとピアノのための3つの瞑想 (1974-1976) ポール・リール(1943-):チェロ・ソナタ (1982) |
テリー・キング(Vc) ジョン・ジェンセン(P) | ||
録音:ディジタル/ステレオ(*)。 | |||
レオン・レヴィッチ(1927-):室内楽作品集 ヴィオラ・ソナタOp.11(*) / 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(#) / ギターのための「 Ricordo di Mario 」(1978) (+) / ヴァイオリン・ソナタ(**) |
ミルトン・トーマス(Va;*) リンカーン・マヨルガ(P;*/**) ゲイリー・ ティシュコフ(Vn;#/**) グレッグ・ネスター(G;+) | ||
録音:ディジタル。 | |||
ジェフリー・スワン ドビュッシー:12の練習曲集 フォーレ:9つの前奏曲集Op.103 |
ジェフリー・スワン(P) | ||
録音:ディジタル。 | |||
MUA-613 [MUA-4613] 廃盤 |
トスカニーニ・コンダクツ・R.シュトラウス 交響詩「ドン・キホーテ」Op.35(*) / 交響詩「死と変容」(#) |
エマニュエル・ フォイアマン(Vc;*) アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBCso. | |
トスカニーニ・コンダクツ・ベルリオーズ イタリアのハロルド(*) / 序曲「宗教裁判官」Op.3 (#) / 「ロメオとジュリエット」〜愛の情景(#) / ラコッツィ行進曲(#) |
ウィリアム・ プリムローズ(Va;*) アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBCso. | ||
録音:1939年1月2日(新盤・旧盤ともにと記載されているが誤記で、ディスコグラフィ等によると1939年1月21日) (*) /1941年4月5日(#) |旧・ ATRA-614 の2003年新リマスター再発| (P) 1987, 2003 。 非常に珍しい音源ばかりが集められたCDで、全て当盤(と旧盤の ATRA-614)が唯一のCDとなるもの。また、特に(#)の序曲「宗教裁判官」は、トスカニーニ唯一の音盤となる貴重な演奏。 | |||
MUA-619 (2CD) 廃盤 |
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
キルステン・フラグスタート(レオノーレ) フリードリヒ・ショル(ピッツァロ) ルネ・メゾン(フロレスタン) エマニュエル・リスト(ロッコ)他 アルトゥール・ボダンツキー指揮メトロポリタン歌劇場o.&cho. | ||
録音:1938年12月31日。 | |||
MUA-623 [MUA-4623] 廃盤 |
ドヴォルジャーク:「スラヴ舞曲」Op.72 スメタナ: 連作交響詩「わが祖国」〜モルダウ(4手ピアノ版) マルティヌー:3つのチェコ舞曲 |
ピアノ・デュオ・ムーン&リー | |
MUA-624 [MUA-4624] 廃盤 |
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 | ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 BPO | |
MUA-630 [MUA-4630] 廃盤 |
アイヴズ:2つのピアノ・ソナタ | ジョン・ジェンセン(P) | |
MUA-632 [MUA-4632] 廃盤 |
アルトゥール・シュナーベル モーツァルト: ピアノ協奏曲第23番 イ長調K.488(*)/ ピアノ協奏曲第24番 ハ短調K.491(#) |
アルトゥール・シュナーベル(P) アルトゥール・ロジンスキ指揮(*) NYP(*) アルフレッド・ ウォーレンステイン指揮(#) スタンダードso.(#) | |
ルイス・カウフマン〜歴史的録音による20世紀アメリカのヴァイオリン作品集 ブロッホ:ヴァイオリン・ソナタ第1番(1920) [ピーナ・ポッツィ(P)/録音:1955年] クインシー・ポーター:ヴァイオリン・ソナタ第2番(1929) [アルトゥール・バルサム(P)/録音:1954年] ウィリアム・グラント・スティル: 弦楽四重奏、ハープとピアノのための「 Ennanga 」(1956) (#) / 弦楽四重奏のための「パナマの踊り」(1948) より Nos.1, 3 (+) [ルイス・アデーレ・クラフト(Hp;#) アネッテ・カウフマン(P;#/+)/録音:1974年] ルイス・カウフマン(Vn;無印) カウフマンSQ (#/+) | |||
録音:モノラル(無印)、ステレオ(#/+) 。 | |||
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 | クロード・フランク(P) | ||
録音:1971年、スタジオ。原盤:RCA。 シュナーベル最後の弟子、ドイツ正統派の流れを汲むフランク(2000年に来日した)によるベートーヴェン。フランクはニュルンベルクで生まれ、パリ高等音楽院で学んだが、大戦を避けてアメリカに移住、そこで最晩年のシュナーベルに師事した。装丁はスリムBOX(多分紙スリーブ入り)で、場所を取らないのも魅力。 | |||
ブタペストSQとカーゾン&アラウ モーツァルト: ピアノと弦楽のための四重奏曲 変ホ長調 K.493 (*) シューマン: ピアノと弦楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.44 (*) モーツァルト: ピアノと弦楽のための四重奏曲 ト短調 K.478 (#) |
クリフォード・カーゾン(P;*) クラウディオ・アラウ(P;#) ブダペストSQ | ||
録音:1951年4月27日(*)/1943年5月20日&21日(#)、以上ワシントンD.C.。再発売にあたりボリス・クロイトの手により新リマスタリングされている。なかなか珍しい録音で(*)は2曲ともカーゾンにとっては唯一のライヴ(シューマンはほぼ同時に米 Columbiaへスタジオ録音しており、現在出ているCDは多くがこちらの復刻)。(#)はアラウ唯一のモーツァルトの室内楽録音。 やはり要になる2人のピアノの名手が光る。モーツァルトとシューマンのナイーヴな傑作が巨匠の手によりこぼれるような詩情で心に迫り、ブダペストSQが見事に花を添えている。 | |||
MUA-649 [MUA-4649] 廃盤 |
Salute to France〜小管弦楽のためのフランス音楽 アーン::エステ家のベアトリーチェの舞踏会 ミヨー:室内交響曲第5番Op.75 イベール:チェロと管楽のための協奏曲 プーランク:オバド イベール:交響的組曲「パリ」 |
ジェイムズ・クリーガー(Vc) ラルフ・ヴォタペク(P) スティーヴン・リッチマン指揮 ニューヨーク・ ハーモニー・アンサンブル | |
MUA-653 [MUA-4653] 廃盤 |
ベートーヴェン:交響曲第9番 「合唱」
ティラ・ブリーム、エリーザベト・ヘンゲン、 ペーター・アンダース、ルドルフ・ヴァツケ ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮BPO、ブルーノ・キッテルcho. | ||
ブルーノ・ワルター マーラー:交響曲第4番(*) R.シュトラウス:交響詩「死と変容」(#) |
イルムガルト・ ゼーフリート(S;*) ブルーノ・ワルター指揮(*/#) NYP(*)、NBCso.(#) | ||
録音:1953年1月4日、カーネギー・ホール(*)/1939年3月25日、スタジオ8H(#)。発売は古い盤だが、2005年現在、2曲とも他レーベルからは全く発売されたことが無い音源。 (*)は、ワルター&NYPによる同曲2種中で、唯一のライヴとなる物(もう一つはSONYの1945年スタジオ盤)。 | |||
レオポルド・ストコフスキー ムソルグスキー/ストコフスキー編曲:はげ山の一夜(*) ワーグナー:ジークフリート牧歌(#) / フランク:交響曲 ニ長調(+) レオポルド・ストコフスキー指揮 シンフォニー・オヴ・ジ・エアー(*/#)、ヒルヴェルスム放送o.(+) | |||
録音:1964年、ステレオ(*)/1960年、モノラル(#)/1970年、ステレオ(+)。 | |||
MUA-658 [MUA-4658] 廃盤 |
ヴァーツラフ・タリフ〜ドヴォルジャーク: スラヴ舞曲集 Op.46 /スラヴ舞曲集 Op.72 / 序曲「謝肉祭」Op.92 |
ヴァーツラフ・タリフ指揮 チェコpo. | |
MUA-661 [MUA-4661] 廃盤 |
アレクザンダー・キプニス ブラームス、シューベルト、シューマン、 シュトラウス、ヴォルフの歌曲 |
アレクザンダー・キプニス(B) | |
アルフレッド・コルトー リスト: ピアノ・ソナタ ロ短調/ 3つの演奏会用練習曲 〜第2番ヘ短調「軽やかさ」〔2種〕/ ショパンの歌曲編曲(2曲) ウェーバー:ピアノ・ソナタ第2番 変イ長調Op.39 |
アルフレッド・コルトー(P) | ||
SP復刻。 | |||
20世紀のピアノ作品集 マルタン:8つの前奏曲(1948) バーバー:ピアノ・ソナタOp.26(1949) プロコフィエフ: ピアノ・ソナタ第2番 ニ長調Op.14(1912) バルトーク:ピアノ・ソナタ (1926) |
ダイアン・ウォルシュ(P) | ||
録音:ディジタル。 | |||
MUA-674 [MUA-4674] 廃盤 |
ピアティゴルスキー シューマン:チェロ協奏曲(*) / ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番(#) ブラームス・チェロソナタ第1番(+)他 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc) ジョン・バルビローリ指揮 LPO (*) アルトゥール・シュナーベル(P;#) アルトゥール・ルービンシュタイン(P;+) | ||
録音:1934年(*/#)/1936年(+)。 | |||
ウィリアム・ヒバードの思い出〜ウィリアム・ヒバード(1939-1989): パーソンズの小品 (1967-1968)[ウィリアム・パーソンズ(Perc)]/ 弦楽四重奏曲(1971)[ストラディヴァリSQ]/ Ménage (1974)[フィリス=ブリン・ジュルソン(S) ベンジャミン・ハドソン(Vn) アラン・ディーン(Tp)]/ バス・トロンボーン、バス・クラリネットとハープ(1973) [ウィリアム・ヒバード指揮 ジョン・イングリッシュ(Tb) チャールズ・ウェスト(バスCl) モッター・フォーマン(Hp)]/ シックシュトゥック (1981)[スティーヴン・シック(ヴィヴラフォン)]/ 手仕事(1985-1986)[ギャリク・オールソン(P)] | |||
録音:ディジタル/AAD。 | |||
アメリカのチェロ作品集 II ルーカス・フォス(1922-2009):チェロとピアノのためのカプリッチョ(1946) (*) ポール・クレストン(1906-1985):カンティレーナ Op.117a (1983) (#) ウォリングフォード・リーガー(1885-1961):気まぐれ Op.2 (#) ジェイムズ・ドルー(1929-2010):チェロとピアノのためのソナタ「熱情」(1982) (#) ヘンリー・カウエル(1897-1965):チェロとサンダースティックのためのアダージョ(1924) (#) / チェロ・ソナタ ハ短調(1915) (#) /無伴奏チェロのために(+) テリー・キング(Vc) ジョン・ジェンセン(P;+以外) | |||
録音:1991年1月16日(*/+)/1989年12月(#)、以上、グリンネル大学ヘリック礼拝堂、アイオワ州。 | |||
アメリカのピアノ三重奏曲集 ポール・リール(1943-): ピアノ・トリオ第2番「Drowsy Maggie」 ヴィンセント・パーシケッティ(1915-1987): ヴァイオリン、チェロとピアノのための 「比喩 XXIII」Op.150 (1981) ヘンリー・カウエル(1897-1965): 短い9楽章からなるピアノ三重奏曲(1964-1965) |
ミルクール・トリオ [ケネス・ゴールドスミス(Vn) テリー・キング(Vc) ジョン・ジェンセン(P)] | ||
録音:ディジタル。Vol.2:MUA-4687、Vol.3:MUA-4934、Vol.4:MUA-4952。 | |||
アメリカのピアノ三重奏曲集 II ルー・ハリソン(1917-2003):ピアノ三重奏曲(1989)(*) ジョン・クレイグ・クーパー(1925-):Parameta Trio (#) トーマス・スヴォボダ(1939-):パッサカリアとフーガ(+) デイヴィッド・アシュリー・ホワイト(1944-):悲歌と高揚(**) /「6つのミニアチュア」より[第1曲−第5曲](**) ミルクール・トリオ [ケネス・ゴールドスミス(Vn) テリー・キング(Vc) ジョン・ジェンセン(P)] | |||
録音:1990年4月5日、メニル・コレクション、ヒューストン(*)/1990年7月10日、リポン大学(#)/1996年11月29日、WFMT放送、シカゴ(+)/1984年5月24日、グリネル大学。以上ディジタル。Vol.1:MUA-4686、Vol.3:MUA-4934、Vol.4:MUA-4952。 | |||
シューマン:作品集 〜今井信子とハロルド・ライト シューマン: お伽話Op.132(*/#/+)/4つの行進曲Op.76(+)/ おとぎの絵本Op.113(*/+)/ 幻想小曲集Op.12〜第9曲「補遺」Op.12-9(+)/ 幻想小曲集Op.73(#/+) |
今井信子(Va;*) ハロルド・ライト(Cl;#) ハリス・ゴールドスミス(P;+) | ||
録音:1969年、ヴァンガード・レコーディング・スタジオ。 若き日の今井信子がアメリカで録音した、殆ど知られていないアルバム。曲目からすると、ピアノのゴールドスミスがメインなのかもしれない。ボストン響の首席奏者として、死去までその地位にあったハロルド・ライト(1926-1995)が共演しているのも豪華。ライトがボストン響へ着任する前年の録音。 | |||
MUA-691 [MUA-4691] 廃盤 |
ミスリヴェチェク:八重奏曲第2番 クロンマー:2つのホルンと管楽合奏のための協奏曲 ドヴォルジャーク:管楽セレナード Op.44/他 |
スティーヴ・リッチマン指揮 ニューヨーク・ ハーモニー・アンサンブル | |
MUA-695 [MUA-4695] 廃盤 |
マーラー:交響曲第7番 「夜の歌」 | ヘルマン・シェルヘン指揮 トロントso. | |
録音:1965年4月22日、ライヴ。 シェルヘンによる3つの同曲録音中、最も後期のもの。 | |||
アメリカのピアノ曲集 II コンロン・ナンカロウ(1912-1997): アーシュラのための2つのカノン フレデリック・ジェフスキー(1938-): 民謡による24の変奏曲「私の小さな坊や」 チャールズ・ウォーリネン(1938-): 青いバンブーラ トバイアス・ピカー(1954-):古く、失われた川 ジョン・ハービソン(1938-): ピアノ・ソナタ第1番 「ロジャー・セッションズの思い出に」 アントニー・デイヴィス(1951-):ミドル・パッセージ |
アーシュラ・オッペンス(P) | ||
録音:ディジタル。 | |||
ギオマール・ノヴァエス〜ビクター78回転盤録音全集 ルイ・モロー・ゴッツチョーク(1829-1869):勝利の大幻想曲 Op.69 (1869)(2種の演奏) ショパン:マズルカ ニ長調 Op.33 No.2 / リスト:2つの演奏会用練習曲〜森のささやき S.145 No.1 パデレフスキー:夜想曲 変ロ長調 Op.16 No.4 / モシュコフスキ:ギターラ Op.45 No.2 グルック/ブラームス編曲:「トーリードのイフィゲニー」〜ガヴォット ベートーヴェン/ルビンシュテイン編曲:「アテネの廃墟」〜トルコ行進曲 マクダウェル:魔女の踊り Op.17 No.2 / メンデルスゾーン:「無言歌集」〜春の歌 Op.62 No.6 ルビンシュテイン:夜想曲 ト長調 Op.75 No.8 / R.シュトラウス/ゴドフスキー編曲:セレナードOp.17 No.2 イベール:「物語」〜第2曲「小さな白いロバ」 ヴィラ=ロボス:「赤ちゃんの一族」〜第1組曲第7曲「道化人形」 アルベニス/ゴドフスキー編曲:組曲「スペイン」〜第2曲「タンゴ」 グルック/フリードマン編曲:「オルフェオとエウリディーチェ」〜復讐の女神の踊り アレシャンドル・レヴィ(1864-1892):ブラジル風タンゴ(1890) リスト:2つの演奏会用練習曲〜小人の踊りS.145 No.2 / モシュコフスキ:女道化師Op.52 No.4 イジドール・フィリップ(1863-1958):鬼火Op.24 No.3 ギオマール・ノヴァエス(P) | |||
録音:1919年-1927年。原盤:Victor。SP復刻。 おそらく殆ど全て、他ではCDされていない音源ばかりと思われる。 | |||
ワルター、ウィーン告別演奏会 シューベルト:交響曲第8番「未完成」 マーラー: 「子供の魔法の角笛」より(*) [私はこの世に忘れられ/菩提樹の薫る部屋にて/ トランペットが美しく鳴り響く所]/ 交響曲第4番(*) |
エリーザベト・ シュヴァルツコップ(S;*) ブルーノ・ワルター指揮 VPO | ||
録音:1960年5月29日、ウィーン。ライヴ。モノラル。長年メーカー品切れが続いていたアイテム。 マーラー生誕100年だった1960年、ウィーンでも祝賀コンサートが予定され、その目玉としてブルーノ・ワルターを招いての記念コンサートが開かれた。ワルターは1957年に心臓発作を起こして活動を一時中断、既に80代半ばということもあり表舞台からは半ば引退状態だったが、恩師に報いようとする彼は気概を示してこのコンサートに出演、感動的な演奏を成し遂げ、同時にこれが彼のウィーンでの最後の演奏会となった。 この伝説的なコンサートのライヴ録音は一時期はARKADIA(=HUNT)など数社からCDが出ていたが、現役盤は当盤のみ、それもここ5年以上メーカー品切れ状態で入手困難な状態が続いていた。そのため、旧 国内代理店が再プレスを交渉、2004年にプレスされた分が流通中。 | |||
ブラームス:ピアノ三重奏曲全集 Vol.2 [第3番 ハ長調Op.101/イ長調Anh.IV-5] |
ミルクール・トリオ [ケネス・ゴールドスミス(Vn) テリー・キング(Vc) ジョン・ジェンセン(P)] | ||
Vol.1:MUA-4294。 | |||
チャールズ・ウォーリネン(1938-): 弦楽四重奏曲第1番(1971) ミルトン・バビット(1916-):弦楽四重奏曲第3番(1970) |
ファイン・アーツSQ [レナード・ソルキン、 アブラム・ロフト(Vn) バーナード・ザスラフ(Va) ジョージ・ソプキン(Vc)] | ||
録音:1972年(発売)。原盤:VOX[LP No.TV-S34515]。 | |||
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61(*) バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調BWV.1068(#) |
イェフディ・メニューイン(Vn;*) ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 BPO | ||
録音:1947年(*)/1948年(#)。 | |||
MUA-712 [MUA-4712] 廃盤 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー チャイコフスキー:交響曲第5番 ワーグナー: ジークフリート牧歌/「さまよえるオランダ人」序曲 |
ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 トリノ放送o. | |
録音:1952年6月6日。 | |||
ブルーノ・ワルター、1948年2月15日 ドヴォルジャーク:交響曲第8番 ト長調 メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」(*) ヒンデミット:シンフォニア・セレーナ |
ブルーノ・ワルター指揮 フィルハーモニックso.(NYP) | ||
録音:1948年2月15日、ニューヨーク。ライヴ。33.3回転のラッカー・ディスク盤から復刻。(*)の冒頭小節はマスターに記録されておらず、欠けている。 一夜の演奏会を全て収録。ヒンデミットはワルターによる商業録音がない作品。「素晴らしい音質」とレーベルが自信を示す。 | |||
MUA-720 [MUA-4720] (4CD) 廃盤 |
シゲティ生誕100周年記念アルバム | ヨーゼフ・シゲティ(Vn) | |
アムラン・プレイズ・リスト 〜偉大なるロマン派ヴィルトゥオーゾ リスト: 「ノルマ」の回想S.394/ 「3つの演奏会用練習曲」S.144 より [軽やかさ/ため息]/ ポロネーズ第2番 ホ長調S.223-2/ 「詩的で宗教的な調べ」S.173 〜孤独の中における神の祝福/ 「ドン・ジョヴァンニ」の回想S.418 |
マルク=アンドレ・アムラン(P) | ||
録音:1991年1月28日-2月1日、アイオワ大学クラップ・リサイタル・ホール。 国内盤(KKCC-4284;廃盤)でも一時発売された物だが、輸入盤も、ここしばらく廃盤となっていた。MUA-4723という番号でも発売されたことがある。 | |||
アムランのアルカン第1作 シャルル=ヴァランタン・アルカン(1813-1888): ピアノ独奏のための協奏曲 Op.39 Nos.8, 9, 10 (「短調による12の練習曲」Op.39 より 第8曲−第10曲) マルク=アンドレ・アムラン(P) | |||
録音:ディジタル| (C) (P) 1992 。 アムランのアルカン第1作だった物で、この後HYPERIONへ録音した2枚と曲目はダブらない。一時は国内盤(KKCC-4283;廃盤)も発売されたほどで、ピアノ・マニアにはアムランの名を一躍世に知らしめた録音の一つとしても知られている。 | |||
ブラームス:ピアノのための変奏曲集 ハンガリーの歌による変奏曲 ニ長調Op.21-2/ 創作主題による変奏曲 ニ長調Op.21-1/ 主題と変奏 ニ短調(弦楽六重奏曲第1番Op.18 〜第2楽章;作曲者編)/ ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調Op.24 |
マイケル・ボリスキン(P) | ||
録音:DDD。 | |||
MUA-730 廃盤 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 ワーグナー: 「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死/他 |
ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 BPO | |
録音:1944年-1942年、ベルリン。 | |||
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第29番 「ハンマークラヴィーア」/ ピアノ・ソナタ第11番/幻想曲Op.77 |
アーシュラ・オッペンス(P) | ||
録音:ディジタル。 | |||
SACRED TIBETAN CHANTS FROM THE GREAT PRAYER FESTIVAL〜 チベット仏教の礼拝音楽 |
デプン寺(僧院)ロセルリン学堂 の僧侶たち | ||
SACRED MUSIC, SACRED DANCE FOR PLANETARY HEALING AND WORLD PURIFICATION 〜チベット仏教の礼拝音楽 II |
デプン寺(僧院)ロセルリン学堂 の僧侶たち | ||
録音:1991年12月30日、クラップ・リサイタルホール、アイオワ大学。 デプン寺はチベット仏教最大宗派であるゲルク派「三大僧院」の一つで旧来チベットのラサにあったが、ダライ・ラマをめぐる中国の侵攻により衰退、同地にあった2つの学堂の一つロセルリン学堂も含めて1960年代後半にインド南部、カルナタカ州ムンゴットで再建され、以来この地で活動している。ラサにもまだ本家の寺院はあるが、教学道場と言うより観光地化しているという。 | |||
コープランド: 4つのピアノ・ブルース/ピアノ・ファンタジー ポール・リール:ピアノ・ソナタ第1番/ダンス・ソナタ |
ジョン・ジェンセン(P) | ||
録音:ディジタル。 | |||
現代の弦楽四重奏曲集 ブリテン:弦楽四重奏曲第2番 ハ短調Op.36 ジョン・クロフォード:弦楽四重奏曲(1965) ポール・チハラ(1938-): セコイア (1984)/エリントン・ファンタジー(1984) |
セコイアSQ [渡辺 實和子(Vn) 松田 洋子(Vn) ジェイムズ・ダンハム(Va) ロバート・マーティン(Vc)] | ||
MUA-743 [MUA-4743] (4CD) 廃盤 |
ギーゼキング、放送リサイタル 1949-1951 | ヴァルター・ギーゼキング(P) | |
リスト:ファウスト交響曲 | ジョン・ミッチンソン(T) ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 BBCノーザンso.&cho. | ||
録音:1971年4月。 | |||
オットー・クレンペラー ブルックナー:交響曲第7番 ホ短調(*) R.シュトラウス: ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯(*) |
オットー・クレンペラー指揮 BPO(*)、 アムステルダム・ コンセルトヘボウo.(#) | ||
録音:1958年(*)/1957年(#)。 | |||
コンセルトヘボウのクレンペラー 1951 ベートーヴェン:「ああ、不実な者よ」Op.65(*) ファリャ:スペインの庭の夜(#) ヤナーチェク:シンフォニエッタ(+) バルトーク:ヴィオラ協奏曲 Sz.120(**) |
グレ・ブラウエンステイン(S;*) ヴィレム・アンドリーセン(P;#) ウィリアム・ プリムローズ(Va;**) オットー・クレンペラー指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウo. | ||
録音:1951年4月26日(*)、3月29日(#)、1月11日(+)、1月10日(**)。 | |||
トスカニーニ〜米戦勝記念日のベートーヴェン ベートーヴェン: 交響曲第3番 変ホ長調Op.55「英雄」(#)/ 交響曲第5番 ハ短調Op.67「運命」(*) |
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBCso. | ||
録音:1945年9月1日(#)/1945年5月8日(*)、共に NBC 8H スタジオ、ライヴ。2007年に同番号で復活したもの。以前MUA-4753としても出ていたが、今回はアーロン・Z.スナイダーによる新復刻(2006)が成されている。 いずれもアメリカの戦勝記念日((#)は日本が降伏文書に調印した "VJ day"、(*)はドイツが降伏したアメリカの対欧戦勝記念日 "VE day" )という特殊な状況下で、異常な高揚を見せるライヴ。トスカニーニはテンポ、音量を自在に変化させ、堂々たる威容を誇示し、迫力満点の統率を見せる。「アメリカによる自由の勝利を祝うコンサート」が「ドイツのベートーヴェンによるがちがちな名作」で行われ、それを「イタリア出身の巨匠トスカニーニが指揮」したという、なかなか複雑な状況で面白い。 かつて同レーベルから同品番などで発売されていた演奏だが、ステレオの「悲愴」をレストアした事でお馴染みスナイダーによって改めてサウンド・レストアが成され、非常に聴きやすい音質に仕上がった。 | |||
トスカニーニ〜リヒャルト・シュトラウス リヒャルト・シュトラウス: 交響詩「英雄の生涯」Op.40(*)/交響詩「ドン・ファン」Op.20 (#) / 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」Op.28 (+) アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC so. | |||
録音:1941年2月1日(*)/1939年10月14日(#)/1949年5月5日(+)、以上、ニューヨーク。ライヴ。 | |||
トスカニーニ〜シベリウス: 交響曲第4番 イ短調 Op.63 / レンミンカイネンの帰郷 Op.22 No.4 / 交響詩「エン・サガ」Op.9 /トゥオネラの白鳥 |
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBCso. | ||
録音:1940年/1939年。 | |||
現代アメリカのピアノ三重奏曲 アンドルー・インブリー(1922-2007):ピアノ三重奏曲第2番(1989) シーモア・シフリン(1926-1979):ピアノ三重奏曲(1974) ジョン・ハービソン(1938-):ピアノ三重奏曲(1969) メル・パウエル(1923-1998):ピアノ三重奏曲 Op.5 (1957) フランチェスコ・トリオ [渡辺 實和子(Vn) ボニー・ハンプトン(Vc) ネイサン・シュワルツ(P)] | |||
録音:ディジタル。Vol.2:MUA-933。 | |||
エルネスト・ブロッホ:ピアノ・ソナタ(1935) カール・ラッグルズ: エヴォケイションズ(ピアノのための4つの歌) (1937-1943 rev. 1954) ポール・リール: ピアノ・ソナタ第3番 「ソナタ・ブラムジアーナ」(1985-1986) サロン・ミュージック(1975) ラリー・リプキス:スカラムーシュ変奏曲(1991) |
ジョン・ジェンセン(P) | ||
録音:ディジタル。 | |||
モントゥーのベルリオーズ、1930年 ベルリオーズ: 歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」序曲 歌劇「トロイアの人々」〜第3幕への前奏曲 幻想交響曲 |
ピエール・モントゥー指揮 パリso. | ||
録音:1930年6月、パリ。 | |||
チャールズ・ウォーリネン:ピアノ・ソナタ第2番(1976) ピエール・ブーレーズ:ピアノ・ソナタ第3番(1958)(2種の演奏) ジェフリー・スワン(P) | |||
録音:ディジタル。 | |||
オネゲル: オーケストラ単独作品の自作自演商業録音全集 ニガモンの歌/パシフィック231/ラグビー/夏の田園/他 |
アルテュール・オネゲル指揮 様々なオーケストラ | ||
録音:1929年-1947年。原盤:ODEON, COLUMBIA, DECCA。 | |||
MUA-769 [MUA-4769] 廃盤 |
ストコフスキー&カペル ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調Op.27(*) プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調Op.26(#) |
ウィリアム・カペル(P;#) レオポルド・ストコフスキー指揮 ハリウッド・ボウルo.(*)、NYP(#) | |
録音:1946年8月13日(*)/1949年2月20日(#)。 | |||
レオポルド・ストコフスキー ファリャ:恋は魔術師(*) ヴォーン・ウィリアムス:交響曲第8番 ニ短調(#) メシアン:オーケストラのための讃歌(+) |
グロリア・レーン(Ms;*) レオポルド・ストコフスキー指揮 BBC so.(*/#)、 フランクフルト放送so.(+) | ||
録音:1964年9月15日(*/#)/1955年(+)。 | |||
レオポルド・ストコフスキー コダーイ: 「ハーリ・ヤーノシュ」組曲(*)/テ・デウム(#) ファリャ:スペインの庭の夜(+) |
ウィリアム・カペル(P;+) レオポルド・ストコフスキー指揮 ブダペスト放送so.(*)、 アメリカ・ユースo.(#)、NYP(+) | ||
録音:1967年(*)/1968年(#)/1949年(+)。 | |||
MUA-772 [MUA-4772] (4CD) 廃盤 |
エゴン・ペトリの芸術 | エゴン・ペトリ(P) | |
バッハ:イギリス組曲(全6曲) | コリン・ティルニー(Cemb) | ||
録音:ディジタル。 | |||
レオポルド・ストコフスキー イベール:寄港地(*) ラヴェル:道化師の朝の歌(*) ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(*)/イベリア(#) ミヨー:打楽器と小管弦楽のための協奏曲(+) |
レオポルド・ストコフスキー指揮 フランス国立放送o.(*)、 ヘッセン放送o.(#)、 南西ドイツ放送o.(+) | ||
録音:1958年(*)/1955年、フランクフルト(#)/1955年、バーデン=バーデン(+)。 | |||
MUA-779 (4CD) 廃盤 |
マイラ・ヘス・イン・コンサート 1949-1960 | マイラ・ヘス(P) | |
MUA-780 [MUA-4780] (4CD) 廃盤 |
ヴィレム・メンゲルベルク〜コンセルトヘボウとの公開演奏集 1938-1944 | ||
ヤッシャ・ホーレンシュタイン ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調(ハース版)(*) ワーグナー:「ファウスト」序曲(#) |
ヤッシャ・ ホーレンシュタイン指揮 BBCso.(*)、BBCノーザンso.(#) | ||
録音:1970年12月2日、ロンドン(*)/1972年4月、マンチェスター(#)。 | |||
ヤッシャ・ホーレンシュタイン ハイドン:交響曲第100番 ト長調「軍隊」(*) グルック:「アルチェステ」〜アリア「地獄の神々よ」(#) マーラー:亡き子をしのぶ歌(#) プロコフィエフ:交響曲第5番 変ロ長調Op.100(*) ベートーヴェン:「エグモント」序曲(+) ニルセン:交響曲第6番(**) マリアン・アンダーソン(A;#) ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 フランス国立o.(*/#)、アメリカso.(+)、ハレo.(**) | |||
録音:1956年11月22日、パリ(*/#)/1969年11月9日(+)/1970年11月22日(**)。 (*)と、(#)のマーラー「亡き児」はMUA-1146として再発売されているが、他はおそらく唯一の現役盤。 レーベル廃盤商品につき、流通在庫のみのお取扱いです。また、カット盤での入荷となる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。 | |||
レオポルド・ストコフスキー メシアン:キリストの昇天(*) アイヴズ:管弦楽組曲第2番(*) ブリテン:青少年のための管弦楽入門(#) バーバー:弦楽のためのアダージョ(+) |
レオポルド・ストコフスキー指揮 LSO(*)、同cho.(*)、 BBCso.(#)、ソビエト放送so.(+) | ||
録音:1970年6月18日、ロンドン(*)/1963年7月23日、ロンドン(#)/1958年5月、又は6月、モスクワ(+)。 | |||
ブルーノ・ワルター ドヴォルジャーク:交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」(*) スメタナ:モルダウ(#)/「売られた花嫁」序曲(#) チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」(*) ブルーノ・ワルター指揮ロサンゼルスpo. | |||
録音:1942年7月16日(*)/1949年6月19日(#)、以上ロサンゼルス。 | |||
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、 ルツェルンの「第9」、新リマスター ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 |
エリーザベト・ シュヴァルツコップ(S) エルザ・カヴェルティ(A) エルンスト・ヘフリガー(T) オットー・エーデルマン(Br) ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 フィルハーモニアo.、 ルツェルン祝祭cho. | ||
録音:1954年8月22日、ルツェルン。2007年新リマスター。 アーロン・ズナイダーによる新リマスタリングで復活、フルトヴェングラー「ルツェルンの第9」。巨匠没年の最後の輝きとも言える、雄大なスケールを誇る熱のこもった演奏で、音質のよさ、フィルハーモニア管の妙技と相まって「バイロイトより上」と見なすファンも多い、名盤中の名盤。 | |||
MUA-792 廃盤 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 交響曲第1番 Op.21/交響曲第2番 Op.60/ 「エグモント」Op.84 序曲/ フルトヴェングラー、ベートーヴェンを語る |
ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 BPO(*)、VPO(#) | |
録音:1954年9月19日(*)/1953年9月4日(#)。 | |||
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー〜ワーグナー: 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲(*) /「タンホイザー」序曲(#) / 「パルシファル」〜聖金曜日の音楽(+) /「神々の黄昏」〜葬送行進曲(**) / 「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死(##) /「さまよえるオランダ人」序曲(++) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 バイロイト祝祭o.(*)、BPO (#/+/**) 、ストックホルムpo.(##)、トリノ放送o.(++) | |||
録音:1943年7月(*)/1951年5月1日、ローマ(#)/1951年4月25日、アレクサンドリア(+)/1949年12月19日、ベルリン(**)/1942年11月25日(##)/1952年6月6日(++)。 | |||
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ウェーバー:「魔弾の射手」序曲(*) シューベルト: 交響曲第9番 ハ長調 D.944「グレイト」(#) |
ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 BPO | ||
録音:1952年12月8日(*)/1953年9月15日(#)。 | |||
OVERTURE!〜管楽アンサンブル編曲による序曲集 ロッシーニ:「セビリャの理髪師」 ベートーヴェン:「フィデリオ」 モーツァルト:「後宮からの誘拐」 ロッシーニ「セミラーミデ」 ウェーバー:「魔弾の射手」/「ウィリアム・テル」 |
スティーブン・ライヒマン指揮 ニューヨーク・ ハーモニー・アンサンブル | ||
録音:ディジタル。 | |||
20年間の音楽 Vol.1 〜チャールズ・ウォーリネン(1938-):作品集 弦楽三重奏曲(1967/1968) (*) /アラビア・フィーリックス(1973) (#) /ピアノのための変奏曲(1963?) (+) / スペキュラム・スペキューリ(1972) (**) /フルートのための変奏曲 I (1963) (##) / フルートのための変奏曲 II (1968) (##) /クロガウアー歌曲集(1961) (++) フレッド・シェリー指揮(**) スペキュラム・ムジケ団員(*/**/++) チャールズ・ウォーリネン指揮コンテンポラリー・ミュージック・グループ団員(#) イーズリー・ブラックウッド(P;+) ハーヴィー・ソルバーガー(Fl;##) | |||
20年間の音楽 Vol.2 〜チャールズ・ウォーリネン(1938-):作品集 弦楽オーケストラのための大バンンブーラ(1971) (*) /チェロと10人の奏者のための協奏曲(1963) (#) / パーカッション・アンサンブルのための「 Ringing Changes 」(1969-70) (+) / 増幅ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲(1971-72) (**) ダニエル・シュルマン指揮ライト・ファンタスティック・プレイヤーズ(*) フレッド・シェリー(Vc;#) チャールズ・ウォーリネン指揮(#/+) コンテンポラリー・ミュージック・グループ(#)、 ニュージャージー・パーカッション・アンサンブル(+) ポール・ズーコフスキー(Vn;**) ジェイムズ・ディクソン指揮アイオワ大学so.(**) | |||
Vol.3:MUA-4932。 | |||
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー シューベルト:交響曲〔第8番「未完成」〜第1楽章/第9番 ハ長調「グレイト」〕 J.シュトラウス:皇帝円舞曲(断片) / ハイドン:交響曲第94番 ト長調「驚愕」(*) R.シュトラウス:ドン・ファン Op.20 (*) / ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」(*) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 VPO | |||
録音:1943年5月12日/1950年9月25日(*)、以上、ストックホルム。ライヴ。 | |||
リスト:ピアノと管弦楽のための作品集 ピアノ協奏曲第3番 変ホ長調 遺作/ ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調/死の舞踏/ ピアノと弦楽のための「呪い」(室内楽版)/ ピアノと弦楽のための「呪い」(オーケストラ版) |
ジェローム・ルーエンサール(P) セルジウ・コミッシオーナ指揮 ヴァンクーヴァーso. | ||
録音:DDD。 | |||
MUA-804 [MUA-4804] (4CD) 廃盤 |
フルトヴェングラー・ブラームス交響曲全集&協奏曲集 交響曲〔第1番[ルツェルン祝祭o./1947年8月27日]/第2番[ VPO /1945年1月28日]/ 第3番[ BPO /1954年5月14日、トリノ]/第4番[ BPO /1943年12月15日]〕/ ピアノ協奏曲第2番[エドウィン・フィッシャー(P) BPO /1942年11月8日]/ ヴァイオリン協奏曲[ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn) トリノ RAI o./1952年3月7日]/ ハイドンの主題による変奏曲[ VPO /1943年12月18日] | ||
MUA-805 [MUA-4805] 廃盤 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ブルックナー:交響曲第6番 イ長調(第1楽章欠落)(*) ブラームス:交響曲第1番〜第4楽章(#) /ハイドンの主題による変奏曲 Op.56 (+) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 BPO | ||
録音:1943年11月13日、16日(*)/1945年1月23日(#)/1943年12月12日、15日(+)。 | |||
MUA-810 [MUA-4810] 廃盤 |
ホロヴィッツ&ワルター ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15 (*) チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23 (#) ヴラディーミル・ホロヴィッツ(P) ブルーノ・ワルター指揮 ACO(*)、NYP(#) | ||
モントゥー・コンダクツ・ラヴェル ラヴェル: バレエ音楽「ダフニスとクロエ」全曲(*)/ 歌曲集「シェヘラザード」(#) |
ビクトリア・ デ・ロス・アンヘレス(S;#) ピエール・モントゥー指揮 アムステルダム・ コンセルトヘボウo.(*/#)、 トンクンストcho.(*) | ||
録音:1955年6月23日(*)/1963年11月20日(#)。 | |||
MUA-817 (2CD) 廃盤 |
ミケランジェリ・イン・リサイタル | ||
フルトヴェングラーの「合唱」、1937年 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 エルナ・ベルガー(S) ゲルトルート・ピッツィンガー(A) ヴァルター・ルートヴィヒ(T) ルドルフ・ヴァツケ(B) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 BPO | |||
1937年5月1日、ロンドン。 | |||
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043 (*) /ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV.1041 (#) / ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV.1042 (+) /3つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 BWV.1064 (**) リサ・ワイス(Vn;*/**) エリザベート・ブルーメンストック(Vn;+) リサ・グローディン(Vn;**) マイケル・サンド(Vn;*/#/**)指揮 アルカンジェリ・バロック・ストリングス フィービー・クレイグ(Cemb) | |||
録音:1993年、聖ステファン教会、ベルヴェデーレ、カリフォルニア州。 | |||
ブルーノ・ワルター ベルリオーズ:幻想交響曲(*) メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」より(#) [序曲/スケルツォ/夜想曲] |
ブルーノ・ワルター指揮 NYP | ||
録音:1954年11月21日(*)/1948年12月12日(#)、以上、ニューヨーク。 | |||
ミヨー:弦楽四重奏曲第7番 Op.87(1925) フランク・ブリッジ: 弦楽四重奏曲第1番 ニ短調H.70「ボローニャ」(1906) フォーレ:弦楽四重奏曲 ホ短調Op.121(1923-24) |
スタンフォードSQ [フィリップ・レヴィ、 スーザン・フレイアー(Vn) バーナード・ザスラフ(Va) ステファン・ハリソン(Vc)] | ||
録音:1993年、ポニー・トラック・ランチ、サンメテオ、カリフォルニア州。 | |||
MUA-824 [MUA-4824] (2CD) 廃盤 |
フルトヴェングラー、 戦中のベートーヴェン「交響曲集」 [第4番 変ロ長調Op.60(*)/第7番 イ長調Op.92(#) 第5番 ハ短調Op.67「運命」(+)/ 第6番 ヘ長調Op.68「田園」(**)] |
ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 BPO | |
フランソワ・クープラン: 「諸国の人々」より [スペイン人/ピエモンテの人々]/ コンセール第13番 ト長調(新しいコンセール第9番) |
ロバート・クレア(Fl) マイケル・サンド(Vn/ガンバ) マーサ・マッゴイ(ガンバ) アーサー・ハース(Cemb) | ||
録音:ディジタル。 | |||
アイオワ大学新音楽センター創立25周年記念(1991) ジョアン・ラ・バーバラ(1947-):Awakenings (1991) リチャード・ハーヴィグ(1917-2010):オフ・センター(1991) ウィリアム・ヒバード(1939-1989):Handwork (1985-1986)(*) エリック・ジオレク:ノクチュルヌズ / ロバート・パレデス(1948-):#16 マイケル・エッカート:5つの楽器のためのムーヴメント(1991)(#) ギャリック・オールソン(P;*/#) チャールズ・ウェント(Vc;#) デイヴィッド・グリーンホー(Tp;#) マイケル・ギアリー(Perc;#) モーリタ・マーフィ・ミード(Cl;#) | |||
録音:1991年、アイオワ大学新音楽センター。ディジタル。 演奏者記載無しの曲は、おそらくテープかコンピューター作品。1991年に発売された記念盤のため、再プレス分では表題が外されている模様。 | |||
レオポルド・ストコフスキー チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」(*) プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」(抜粋;3曲)(#)/ カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」(+) ソフィア・サンテ(Ms;+) レオポルド・ストコフスキー指揮 ハーグ・レジデンティo.(*)、南西ドイツ放送o.(#)、ヒルヴェルスム放送o.(+) | |||
録音:1951年6月27日、スヘフェニンヘン(*)/1955年5月15日、バーデン=バーデン(#)/1970年8月22日、アムステルダム(+)。 | |||
ケネス・ガブロの思い出に〜ケネス・ガブロ(1926-1993): オーケストラ、子供たちとテープのための「アンティ=フォニー IX (..A Dot..)」(1983-85) / 40の声と打楽器のための「もうたくさん! ---(not enough)---」(1987-88) ジェームス・ディクソン指揮アイオワ大学o./他 | |||
MUA-836 [MUA-4836] 廃盤 |
ブルックナー:交響曲第5番 | オットー・クレンペラー指揮 VPO | |
録音:1968年6月2日、ライヴ。 | |||
ジネット・ヌヴー 1949年録音集、新リマスター ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61(*) ラヴェル:ツィガーヌ(#) ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.77(+) ショーソン:詩曲(#) |
ジネット・ヌヴー(Vn) ハンス・ロスバウト指揮 南西ドイツ放送o.(*) シャルル・ミュンシュ指揮 フィルハーモニックso.(NYP)(#) アンタル・ドラティ指揮 ハーグ・レジデンティo.(+) | ||
録音:1949年9月、バーデン=バーデン(*)/1949年1月2日(#)/1949年6月10日(+)。以前MUA-4837という番号でも発売されていた盤で、旧盤と同番号ながら2008年の新リマスター。 今なお、人気の高い名女流ヌヴーのライヴ。ミュンシュとの切れば血の出るような凄絶なライヴ録音も凄いが、ベートーヴェン、ブラームスにおける姿の凛とした名演には襟元を正さざるを得ない。 | |||
ブルーノ・ワルター〜ワーグナー ジークフリート牧歌(*)/ 「パルシファル」第1幕前奏曲(*)/ 「トリスタンとイゾルデ」前奏曲(#)/ 「神々の黄昏」〜ブリュンヒルデの自己犠牲(+)/ ヴェーゼンドンクの5つの詩(**) |
キルステン・ フラグスタート(S;+/**) ブルーノ・ワルター (P;**)指揮(**以外) ロサンゼルスpo.(*)、NYP(#/+) | ||
録音:1949年6月19日、ロサンゼルス(*)/1944年5月14日、ニューヨーク(#)/1952年3月23日、ニューヨーク(+/**)。 (**)はワルター唯一の同曲録音。(+)と同じ日の演奏会だが、ピアノを弾いている。 | |||
レオポルド・ストコフスキー ドヴォルジャーク: 交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」(*) シベリウス:交響曲第7番 ハ長調 Op.105 (#) ラヴェル:ボレロ(+) |
レオポルド・ストコフスキー指揮 オール・アメリカン・ユースo. | ||
録音:1940年7月26日(*/+)、9月22日(#)。(#)と(+)は、意外にもストコフスキー唯一の録音曲目。 | |||
レオポルド・ストコフスキー ブラームス:交響曲第4番 ホ短調Op.98 バッハ/ストコフスキー編曲: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 BWV.1003 〜アンダンテ・ソステヌート(#) メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」〜スケルツォ(#) R.シュトラウス:交響詩「死と変容」Op.24(#) |
レオポルド・ストコフスキー指揮 オール・アメリカン・ユースo. | ||
録音:1940年7月26日(*)/1941年7月3日-4日(#)。 | |||
レオポルド・ストコフスキー〜ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ「月光」〜第1楽章(ストコフスキー編曲)(*) / 交響曲第9番 ニ短調Op.125「合唱」(英語歌唱)(#) アグネス・デイヴィス(S;#) ルース・カスカート(A;#) ロバート・べッツ(T;#) ユージン・ルーエンサール(Br;#) レオポルド・ストコフスキー指揮ヒズso.(*)、フィラデルフィアo.&cho.(#) | |||
録音:1947年3月29日、ロータス・クラブ、ニューヨーク(*)/1934年4月30日、トリニティ教会第2スタジオ、キャムデン、ニュージャージー州(#)。 | |||
レオポルド・ストコフスキー ムソルグスキー/ストコフスキー編曲:はげ山の一夜 / グリンカ:カマリンスカヤ ショスタコーヴィチ/ストコフスキー編曲:序曲 変ホ長調 ストラヴィンスキー/ストコフスキー編曲:パストラール チャイコフスキー:序曲「1812年」Op.49 / スクリャービン:交響曲第4番「法悦の詩」Op.54 リャードフ:「8つのロシア民謡」Op.58〜4曲 / ボロディン:「イーゴリ公」〜だったん人の踊り レオポルド・ストコフスキー指揮 RPO | |||
録音:1969年6月15日。 | |||
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 | ロバート・ヒル(Cemb) | ||
録音:1993年5月18日、カウハウスザール、フライブルク。ライヴ。ディジタル。 | |||
レオポルド・ストコフスキー ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調Op.67(*) ブラームス:交響曲第1番 ハ短調Op.68(#) |
レオポルド・ストコフスキー指揮 オール・アメリカン・ユースo. | ||
録音:1940年11月14日(*)/1941年7月8日(#)。原盤:Columbia 11543/7 (SET: M-451)(*)。(#)は未発売のSP(?)録音で、当CDが初発売だった。復刻:マーク・オバート=ソーン。 | |||
MUA-858 [MUA-4858] (2CD) 廃盤 |
コルトー・プレイズ・シューマン) | アルフレッド・コルトー(P) | |
SP 復刻。 | |||
MUA-859 [MUA-4859] 廃盤 |
クララ・ハスキル バッハ:トッカータ ホ短調BWV.914 スカルラッティ:ソナタ集 [ハ長調L.457/ホ長調L.142/ロ短調L.33] ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調Op.111 シューマン:アベッグ変奏曲 ドビュッシー:「練習曲集」より[第10曲/第7曲] ラヴェル:ソナチネ |
クララ・ハスキル(P) | |
録音:1953年4月11日、ルードヴィヒスブルク。ルードヴィヒスブルク音楽祭ライヴ。 | |||
MUA-860 [MUA-4860] 廃盤 |
ハスキル&グリュミオー モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調K.454/ ヴァイオリン・ソナタ ホ短調K.304 ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調Op.12-3/ ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調Op.96 |
アルテュール・ グリュミオー(Vn) クララ・ハスキル(P) | |
録音:1957年9月18日、ブザンソン。ライヴ。 | |||
現代アメリカのピアノ音楽 コンロン・ナンカロウ:タンゴ?(1984) / ウィリアム・ボルコム:死んだ蛾のタンゴ(1983-1984) エリオット・カーター:ナイト・ファンタジー(1980) / マイケル・ソール:タンゴ「 Exiles' Cafe 」(1984) ジュリアス・ヘンフィル: Parchment / ジョン・アダムス: Phrygian Gates (1977) ルーカス・フォス: Curriculum vitae Tango (1977) / デイヴィッド・ジャガード:タンゴ(1992) コンロン・ナンカロウ:アーシュラのためのカノン(1988) / フレデリック・ジェフスキ: Mayn Yingele (1988) チャールズ・ウォーリネン: Blue Bamboula (1980) / トビアス・ピッカー:古く、失われた川 (1986) ジョン・ハービソン:ピアノ・ソナタ第1番「ロジャー・セッションズの思い出に」(1985) アントニー・デイヴィス:ミドル・パッセージ(1983) アーシュラ・オッペンス(P) | |||
ハスキル&クリュイタンス モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調K.491 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調Op.58 |
クララ・ハスキル(P) アンドレ・クリュイタンス指揮 フランス国立o. | ||
録音:1955年12月8日、パリ。ライヴ。 | |||
ハスキル&ヒンデミット モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調K.466 ヒンデミット:主題と変奏「4つの気質」(1940) |
クララ・ハスキル(P) パウル・ヒンデミット指揮 フランス国立o. | ||
録音:1957年9月22日、モントルー。ヒンデミットの「4つの気質」は必聴! | |||
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 全集 | ボリス・ベルマン(P) | ||
録音:時期記載無し、ニューヨーク州立大学パーチェス校、 US 、 DDD | MUA-605 [(P) 1989] と MUA-621 [(P) 1990] のセット化。 | |||
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー〜演奏会形式のワーグナー ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ローマRAIo.&cho. | |||
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1幕(*)
ヒルデ・コネツニ(ジークリンデ) ギュンター・トレプトウ(ジークムント) オットー・フォン・ロール(フンディンク) | |||
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」第3幕(*)
キルテスン・フラグスタート(ブリュンヒルデ) ヨーゼフ・グラインドル(ハーゲン) ルートヴィヒ・ズートハウス(ジークフリート) ヨーゼフ・ヘルマン(グンター) | |||
録音:1952年1月14日(*)/1952年5月31日(#)。 (#)から「ブリュンヒルデの自己犠牲」を抜粋した他社盤を除くと、共におそらく唯一のCDとなる演奏。 | |||
アレクザンダー・キプニス ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」 (抜粋;2種の演奏) [リムスキー=コルサコフ版(*)/ ショスタコーヴィチ版(#)] |
アレクザンダー・キプニス(B) ジョージ・セル指揮(*) フリッツ・ライナー指揮(#) NYP(*/#) | ||
録音:1943年(*)/1944年(#)。 | |||
MUA-868 [MUA-4868] 廃盤 |
ミッシャ・エルマン・イン・コンサート チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 (*) メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 (#) ミッシャ・エルマン(Vn) ポール・パレー指揮 交響楽団(*) ディミトリ・ミトロプーロス指揮 NYP (#) | ||
録音:1945年12月1日(*)/1953年11月15日(#)。 | |||
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 〜ベートーヴェン 交響曲第3番 変ホ長調Op.55「英雄」(*)/ 交響曲第5番 ハ短調Op.67(#)/ 交響曲第6番 ヘ長調Op.68「田園」(#)/ 「レオノーレ」序曲第2番(+) |
ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 BPO、ハンブルク国立po.(+) | ||
録音:1952年12月8日(*)/1954年5月23日(#)/1947年6月9日(+)。 | |||
MUA-871 [MUA-4871] 廃盤 |
ショパン: 4つのバラード/子守歌/即興曲第2番/ 練習曲 Op.25 No.1/24の前奏曲(*) |
アルフレッド・コルトー(P) | |
録音:1926年(*)。 | |||
エドウィン・フィッシャー、弾き振りのモーツァルト モーツァルト: ピアノ協奏曲第24番 ハ短調K.491/ ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調K.482/ ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調K.382 |
エドウィン・ フィッシャー(P)指揮 デンマーク王立o. | ||
録音:1954年11月9日、トリノ。 | |||
ピリオド楽器による「冬の旅」 シューベルト:歌曲集「冬の旅」D.911 |
ミリアム・ アブラモヴィッチ(Ms) ジョージ・バース(Fp) | ||
録音:1994年7月29日-8月3日、ポニー・トラックス・ランチ、ポートラ渓谷、カリフォルニア州。ディジタル。使用楽器:コンラート・グラーフ製を元に、1979年、バルトロメオ・フォルメンテッリ制作。 女声&ピリオド楽器による同曲録音は珍しいはず。 | |||
J.S.バッハ:5つの組曲集 組曲 変ホ長調BWV.819/組曲 ヘ短調BWV.823/ 組曲 イ短調BWV.818a/ 組曲 ハ短調BWV.997(リュート組曲第2番)/ 組曲(パルティータ) イ長調BWV.832 |
ロバート・ヒル(Cemb) | ||
録音:1988年5月16日-18日。 | |||
MUA-875 [MUA-4875] 廃盤 |
サマーステージのジョン・ケージ〜ラスト・コンサート ジョン・ケージ(1912-1992): Music for Tree (1984) / Eigt Wiskus (1984) / Four6 (1992) ジョン・ケージ(Vo) ジョーン・ラ・バーバラ(Vo/Perc) ウィリアム・ウィナント(Perc) レナード・スタイン(P/笛/Vo/Perc) | ||
録音:1992年7月23日、セントラル・パーク、ニューヨーク。ケージが死去の約半月前に参加したラスト・コンサートの模様を収録。 | |||
MUA-878 [MUA-4878] 廃盤 |
スクリャービン:ピアノ・ソナタ〔第2番/第5番/第9番〕/詩曲/他
スヴャトゥスラフ・リヒテル(P) | ||
録音:1972年10月27日、ワルシャワ。 | |||
クレンペラー、マーラー「復活」1963年 マーラー:交響曲第2番 ハ長調「復活」 |
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S) ヒルデ・レッスル=マイダン(A) オットー・クレンペラー指揮 VPO | ||
録音:1963年。 | |||
ポッツィ・エスコット(1953-): ミサ・トリステ[タマラ・ブルックス指揮ニュー・イングランド音楽院女声cho. ローズマリー・ヴェチェーレ(アルトFl) ジェニファー・ヒレイカー(Vn) ロバート・シュルツ(ヴィヴラフォン)]/ ミラビリス I[デイヴィッド・シルズ(Va)]/ ジュビレイション[ボストン・コンポーザーズSQ] ロバート・コーガン(1930-): ガルフ・コースト・バウンド[マイケル・ロッシ(テナーSax) スコット・コーワン(Tp) ジョン・ハイス指揮ニュー・イングランド音楽院ジャズ・ビッグ・バンド]/ Fierce Singleness [エスター・ランネック(Cl)]/ イヴェンツ・ダンシング[アレクセイ・ルーデウィク(Va) ジェフリー・バールソン(P)] | |||
MUA-898 [MUA-4898] (4CD) 廃盤 |
トスカニーニ、フランス音楽を振る | アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBCso. | |
録音:1936年-1952年。 | |||
チャールズ・ウォーリネン(1938-):冬物語(1990-91) ガンサー・シュラー(1925-):6つの初期歌曲(1943-44) エリオット・カーター(1908-): ロバート・フロストによる3つの詩(1943) / 旅(1943) /Warble for Lilac Time (1943) |
フィリス・ ブリン=ジュルソン(S) マーク・マーカム(P) | ||
録音:1994年6月-10月。 | |||
ブリテン:歌劇「ルクレツィアの陵辱」 (抜粋;フェリアーの登場する場面のみ) |
キャスリーン・フェリアー(A) ピーター・ピアーズ(T)他 ベンジャミン・ブリテン指揮 イングリッシュ・オペラ・グループo. | ||
録音:1946年10月5日、オランダ。ライヴ。 | |||
ブロッホ: ヴィオラとピアノのための組曲/ セピア色の5つのスケッチ/ヘブライ組曲/ ヴィオラ独奏のための組曲/他 |
ザスラフ・デュオ [バーナード・ザスラフ(Va) ナオミ・ザスラフ(P)] | ||
20世紀のチェロとピアノのための作品集 ヒンデミット:チェロ・ソナタ Op.11-3 (1919 rev.1921) エリナー・アーマー(1939-):回想と楽しみ(1978) シーモア・シフリン(1926-1979):チェロ・ソナタ(1948) ポール・テューロック(1929-):チェロ・ソナタ Op.50 ミヨー:チェロ・ソナタ(1959) ボニー・ハンプトン(Vc) ネイサン・シュワルツ(P) | |||
録音:ディジタル。 | |||
ルイス・カウフマンのテレマン&シュポア テレマン:6つのヴァイオリン・ソナタ(*) シュポア:ヴァイオリンとハープのための ソナタ第5番 変ホ長調Op.115 |
ルイス・カウフマン(Vn) フレデリック・ ハモンド(Cemb;*) スーザン・マクドナルド(Hp;#) | ||
録音:1970年頃(*)/1972年2月(#)。 | |||
D.スカルラッティ:ソナタ集(全16曲) ト短調K.476/ト長調K.477/ニ長調K.480/他 |
コリン・ティルニー(Cemb) | ||
録音:ディジタル。 | |||
チャールズ・ウォーリネン(1938-):冬物語(1990-1991) ダッラピッコラ:アントニオ・マチャードによる4つの詩 メシアン:ミのための詩 フィリス・ブリン=ジュルソン(S) マーク・マーカム(P) | |||
ジョン・ソウ(1949-):室内楽作品集 1992-1995 大地への歌(1994)[ステファニー・フリードマン(Ms) サンフランシスコ現代音楽プレーヤーズ]/ トリルチェ(1992)[サンフランシスコ交響楽団員]/太陽の息吹(1993)[フルート・エクスチェンジ]/ 四重奏曲(1995)[ゲイリー・グレイ(Cl) フランチェスコ・トリオ]/ 記憶 Op.109 (1994)[カレン・ローゼナク(P)] | |||
録音:ディジタル。 | |||
女性作曲家によるピアノ三重奏曲集 クララ・シューマン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.17 ルイーズ・ファランク(1804-1875):ピアノ三重奏曲 ホ短調 Op.45 シュトライヒャー・トリオ [カーラ・ムーア(Vn) サラ・フライバーグ(Vc) シャーリーン・ブレンドラー(Fp)] | |||
録音:ディジタル。 | |||
エイミー・ビーチ(1867-1944): 礼拝 イ長調Op.63(1906)(*)/ 聖歌「 Jesus my Saviour 」Op.112(1925)(#)/ 聖歌「 Though I Take the Wings of Morning 」 Op.152(1941)(+)/ 聖歌「 I sought the Lord 」Op.142(1937)(#)/ ニック・ストリンプル: イザヤ書からの2つの賛美歌(1991)(*) [ Behold, I Will Do a New Thing / They That Wait Upon The Lord ]/他 |
カミール・キング(S;*/#) シェリル・ アン・ローチ(Ms;*/#) ジェフリー・アラルーセ(T;*/+) ジョエル・プレスマン(Br;*/+) スティーヴ・アージラ (Org;*/P;#, +) ニック・ストリンプル指揮(*) 南カリフォルニア・ コラール・ソサエティ(*)、 ビヴァリー・ヒルズ・ コラール・ソサエティ(*) | ||
録音:1995年、ビヴァリー・ヒルズ長老教会。 | |||
MUA-922 [MUA-4922] 廃盤 |
クララ・ハスキル モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調K.488(*) ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調Op.21(#) |
クララ・ハスキル(P) シャルル・ミュンシュ指揮(*) アンドレ・クリュイタンス指揮(#) フランス国立o.(*/#) | |
ヴァルター・ギーゼキング プフィッツナー:ピアノ協奏曲 変ホ長調Op.31(*) グリーグ・ピアノ協奏曲 イ短調Op.16(#) |
ヴァルター・ギーゼキング(P) アルベルト・ビットナー指揮(*) ハンブルクpo.(*) ローベルト・ヘーガー指揮BPO(#) | ||
録音:1943年12月6日(*)/1944年7月、又は9月(#)。 (*)はかなり珍しい音源。(#)は一時フルトヴェングラー指揮と誤認されていた物。 | |||
ドヴォルジャーク・ディスカヴァリーズ ドヴォルジャーク: 弦楽セレナードOp.22(管楽版;ニコラス・イングマン編曲)(*) /テルツェット ハ長調 Op.74 (#) 民謡:ゴーダウン・モーゼス(+) / フォスター/ドヴォルジャーク編曲(1894):故郷の人々(**) スティーヴン・リッチマン指揮(*/**) ニューヨーク・ハーモニー・アンサンブル団員(*) [ロバート・ヤミンス(Cl) スコット・ブルベイカー(フレンチHr) ロバート・ワーグナー(Fg) ティモシー・コッブ(Cb) リチャード・ルード(Vn;#) ナルド・ポイ(Va;#) えさき・かつこ(Vn;#) ジェラルド・ロビンズ(P)] ヘンリー・サッカー・バーリー(Br;+) アーサー・ウッドリー(B−Br;**) カレッジエイトcho.(**) | |||
録音:ディジタル/1919年(+)。(*)(**)は当版での世界初録音。 2004年9月のニューヨーク・タイムズ誌で「最も愛すべきドヴォルジャーク録音」の一つに選ばれているが、レーベル在庫は既に80枚を切っており、再プレスされる予定はないとの事。 | |||
ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」 | レジーヌ・クレスパン(S) アンドレ・タープ(T) ミシェル・ルー(Br) ピエール・モントゥー指揮 LSO&cho. | ||
録音::1962年3月8日。 | |||
20年間の音楽 Vol.3〜 チャールズ・ウォーリネン(1938-):作品集 Time's Encomium (1968-1969)(*) / ピアノ・ソナタ第1番(1969)(#)/ 弦楽四重奏曲第1番(1971)(+) |
(電子作品)(*) ロバート・ミラー(P;#) ファイン・アーツSQ(+) | ||
Vol.1 & 2:MUA-800、801。 | |||
アメリカのピアノ三重奏曲集 Vol.3 ヘンリー・カウエル(1897-1965): Scenario (1915) (*) / Wedding Anniversary Music (1957) (#) / Duet for Our Anniversary (1965)(+) /ヴァイオリンとチェロのためのアンダンテ(1962) (+) オットー・ルーニング(1900-1996):ピアノ三重奏曲第1番(1921) ポール・チハラ(1938-):エレジー(1975) ポール・クレストン(1906-1985):ピアノ三重奏曲 Op.112 (1979) ミルクール・トリオ [ケネス・ゴールドスミス(Vn) テリー・キング(Vc) ジョン・ジェンセン(P;#, +以外)] アルバート・ムエンツァー(Vn;*/#) | |||
録音:ディジタル/ADD。Vol.1:MUA-686、Vol.2:MUA-687、Vol.4:MUA-952。 | |||
ケージ:プリペアド・ピアノのための ソナタとインタリュード(全20曲) |
ジュリー・スタインバーグ(P) | ||
旧 MUA-937。ケージのプリペアド・ピアノの作品の中でも人気の高い作品を、近現代音楽で評判の高いスタインバーグが演奏。曲が聴いていておもしろく、演奏も陽気に遊んでいるようなもので、これは西海岸風ケージと言うべきか。 | |||
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー〜 ブラームス:交響曲全集/他 交響曲第1番(*)/ハイドンの主題による変奏曲(*)/ 交響曲第1番〜終楽章(#)/交響曲第2番(+)/ 交響曲第3番(**)/交響曲第4番(##)/ ハイドンの主題による変奏曲(##)/ ピアノ協奏曲第2番(++) |
エドウィン・ フィッシャー(P;++) ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 NDRso.(*)、BPO(#/**/##/++)、 VPO(+) | ||
旧 MUA-941。録音:1951年10月27日(*)/1945年1月23日(#)&28日(+)/1954年4月27日(**)/1943年12月12日-15日(##)/1942年11月8日(++)。 久々の再プレス(2008年)。複数ある録音の中でもベストと思われる演奏を選り抜きした企画で、エコー付加などを行なわず、非常に評価の高い音質で知られていた名盤。 | |||
MUA-943 [MUA-4943] 廃盤 |
レオポルド・ストコフスキー ベートーヴェン:交響曲第9番 ワーグナー/ストコフスキー編曲: 「マイスタージンガー」組曲 |
ヘザー・ハーパー(S) ヘレン・ワッツ(A) アレクサンダー・ヤング(T) ドナルド・マッキンタイア(B) レオポルド・ストコフスキ指揮 LSO | |
録音:1967年9月23日、フェアフィールド・ホール、クロイドン。 | |||
MUA-944 [MUA-4944] (2CD) 廃盤 |
レオポルド・ストコフスキー チャイコフスキー: 交響曲第4番 ヘ短調Op.36(*)/ 交響曲第6番 ロ短調Op.74「悲愴」(#)/ 交響曲第5番 ホ短調Op.64(+)/ 大序曲「1812年」(**) |
レオポルド・ストコフスキー指揮 日本po.(*)、LSO(#)、 アメリカso.(+)、RPO(**) | |
録音:1965年7月8日、東京(*)/1973年4月21日、フェアフィールド・ホール、クロイドン(#)/1967年4月12日、ニューヨーク(+)/1969年6月15日、ロンドン(**)。以上全てライヴ。 | |||
マーラー:大地の歌 | セット・スヴァンホルム(T) エレナ・ニコライディ(A) ブルーノ・ワルター指揮 NYP | ||
録音:1953年2月22日、ライヴ。 | |||
アメリカのピアノ三重奏曲集 Vol.4 オットー・ルーニング(1900-1996): 幻想曲第2番/セレナード(1983) デューク・エリントン(ジョン・ジェンセン編): The Duke's Tunes トーマス・ベンジャミン(1921-): Aperitif & Entertainments ヴラディーミル・ドゥケルスキー (ヴァーノン・デューク)(1903-1969): 主題と変奏曲(1930) ロイド・ロジャース(1942-):ピアノ三重奏曲(1975) |
ミルクール・トリオ [ケネス・ゴールドスミス(Vn) テリー・キング(Vc) ジョン・ジェンセン(P)] | ||
録音:ディジタル。Vol.1:MUA-4686、Vol.2:MUA-4687、Vol.3:MUA-4934。 | |||
MUA-956 [MUA-4956] (2CD) 廃盤 |
チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番/交響曲第6番「悲愴」/ マンフレッド交響曲/ 「ヴォエヴォーダ」序曲/幻想曲「テンペスト」 |
ヴラディーミル・ ホロヴィッツ(P) アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBCso. | |
録音:1940年-1944年。 | |||
MUA-959 [MUA-4959] 廃盤 |
ワンダ・ランドフスカ・チェンバロ小品集 II ラモー:クラヴサン小品集 ヘンデル:組曲第7番/組曲第5番(抜粋) バッハ:イギリス組曲第2番 ヴィヴァルディ(バッハ編):協奏曲 ニ長調 |
ワンダ・ ランドフスカ(Cemb) | |
録音:1943年-1949年。放送録音。 | |||
MUA-963 [MUA-4963] 廃盤 |
ヴラディーミル・ホロヴィッツ チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(*) / ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番(+) ウラディーミル・ホロヴィッツ(P) ウィリアム・スタインバーグ指揮(*) セルゲイ・クーセヴィツキー指揮(+) ハリウッド・ボウルo.(*/#) | ||
オスワルド・カバスタ ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調(*) ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 |
オスワルド・カバスタ指揮 ミュンヘンpo.、ウィーンso.(*) | ||
録音:1943年。 | |||
MUA-976 [MUA-4976] (4CD) 廃盤 |
ラルフ・カークパトリック・プレイズ・バッハ パルティータ 全曲/フランス序曲/イタリア協奏曲/ 4つのデュエット/イギリス組曲第6番(*) |
ラルフ・ カークパトリック(Cemb) | |
録音:1952年&1957年(*)。原盤:Haydn Society(*以外)。(*)はこのCDが初発売だった。 | |||
20世紀のチェンバロ音楽 ヘンリー・カウエル(1897-1965):セット・オヴ・フォー(1960) ルー・ハリソン(1917-2003):6つのソナタ(1943) ディーリアス:チェンバロのための舞曲(1919) エルンスト・レヴィ(1895-1981):交響的幻想曲(1939) ミーグ(1906-1990):モンフォールへの旅(1956) スティーヴンス(1908-1989):パルティータより(1954) パーシケッティ(1915-1987): チェンバロのためのソナタFS&H Op.52より アランブロック:ソナタ第1番 パウエル(b.1923):Recitative and Toccata Percossa KRAEHENBUEHL:チェンバロのためのトッカータ(1955) ラルフ・カークパトリック(Cemb) | |||
録音:1961年1月26日、カリフォルニア大学バークレイ校。ライヴ。 ランドフスカと共に20世紀チェンバロの復興に尽力したカークパトリックの貴重な遺産。 | |||
セルゲイ・クーセヴィツキー リムスキー=コルサコフ:「ロシアの復活祭」序曲(*) ショスタコーヴィチ:交響曲第9番 変ホ長調Op.70(#) チャイコフスキー:序曲「1812年」 |
セルゲイ・クーセヴィツキー指揮 | ||
録音:1945年3月31日(*)/1946年8月10日(#)。 | |||
ウェーバー: ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調Op.24/ ピアノ・ソナタ第2番 変イ長調Op.39/ 舞踏への勧誘Op.65 |
ジョン・コウリ(Fp) | ||
録音:ディジタル。使用楽器:ヤコブ・フィスター、1815年頃制作。 | |||
アントゥネス・フォルテピアノ(1767)によるイベリア鍵盤音楽の宝石 ジョアン・デ・ソーザ・カルヴァーリュ(1745-1798):アレグロ ニ長調/トッカータ ト短調 セバスティアン・デ・アルベーロ(1722-1756):ソナタ〔ト長調/ト短調〕 ジョアン・コルデイロ・ダ・シルヴァ(18世紀):アレグロ ハ長調 カルロス・セイシャス(1704-1742):ソナタ〔イ短調/ニ長調/ハ短調〕 ホセ・ララニャーガ(1730頃-1806):5声のソナタ アルベルト・ホセ・ゴメス・ダ・シルバ(?-1795):ソナタ ホ短調 フランシスコ・ジャビエ・バプティスタ(?-1797):ソナタ ハ短調 ペドロ・アントニオ・ソレル(1729-1784):ソナタ〔ト長調 R.45 /ハ短調 R.100 /ハ長調 R.51 〕 スザンネ・スキルム(Fp) | |||
使用楽器:1767年、マヌエル・アントゥネス製。 | |||
MUA-988 廃盤 |
フレデリック・ジェフスキ(1938-): Night Crossing with Fisherman (1994) /「ルーデス」第1巻(1990) / 「北アメリカのバラード」〜ウィンズボロ綿紡績工場のブルース(2台ピアノ版)/「ルーデス」第2巻(1991) フレデリック・ジェフスキ、アーシュラ・オッペンス(P) | ||
録音:1996年頃、ディジタル。 | |||
MUA-989 [MUA-4989] 廃盤 |
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 フォーレ:夢のあとに ストラヴィンスキー:ロシアの歌 バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 カレン・ハチャトゥリアン:チェロ・ソナタ(*) |
ムスティスラフ・ ロストロポーヴィチ(Vc) アレクサンドル・ デデューヒン(P;*以外) カレン・ハチャトゥリアン(P;*) | |
ウィリアム・カペル ブラームス:ピアノ協奏曲第1番(*) プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番(+) ウィリアム・カペル(P) ディミトリ・ミトロプーロス指揮(*) レオポルド・ストコフスキー指揮(+) NYP | |||
録音:1953年4月12日(*)/1949年3月5日(+)。以前MUA-4990という番号でも発売されていた盤で、旧盤と同番号ながら2008年の新リマスター。 ホロヴィッツもそのテクニックに恐れをなしたと言われる夭折の名手、ウィリアム・カペル。技術のみならず、鬼神も恐れぬ気迫と火を噴くような熱狂がある。ミトロプーロス、ストコフスキーという曲者に伍して一歩も引かない。 | |||
パーセルの時代のチェンバロ音楽 パーセル:組曲第6番 ニ長調/組曲 ト短調/ グラウンド ハ短調/新しいグラウンド ロック:組曲 ハ長調/組曲 ニ長調 フローベルガー:組曲 ニ短調 クロフト:組曲 ニ短調/グラウンド ハ短調/ シャコンヌ イ短調 ドラーギ:組曲 ロ短調 |
アーサー・ハース(Cemb) | ||
録音:ディジタル。 | |||
リリー・クラウス〜モーツァルト:ピアノ・ソロ作品集 1954 ソナタ全集〔 K.279, K.280, K.281, K.282, K.283, K.284, K.309, K.311, K.330, K.331, K.332, K.333, K.457, K.545, K.570, K.576 〕/ 幻想曲K.475/美しきフランソワーズによる12の変奏曲/他 リリー・クラウス(P) | |||
録音:1954年、モノラル。原盤:ハイドン協会、オリジナル・テープからのCD化。1997年発売盤の久々(2006年)の再プレス。彼女はモノラルでは1956年にもソナタ全集などを録音しているが( Les Discophiles Français、現EMI)、どちらの録音も月日を含め詳細な資料が少ない上、録音曲目が酷似しており、もしかすると同一の録音なのかもしれない。 リリー・クラウスの傑作、ハイドン・ソサエティへのモーツァルト録音が約10年振りに再プレス。マッジ・ペインによる丁寧な復刻により、超名演が蘇えっている。 | |||
MUA-1006 廃盤 |
ショパン: アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22/ 24の前奏曲集Op.28/前奏曲 嬰ハ短調Op.45/ 前奏曲 変イ長調「遺作」/舟歌 嬰へ長調Op.60 |
フアーナ・サヤス(P) | |
ギーゼギンクのモーツァルト モーツァルト: ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調K.271(*)/ ピアノ協奏曲第21番 ハ長調K.467(#)/ ピアノ・ソナタ ハ長調K.545(+)/ ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調K.595(**)/ ピアノ協奏曲第23番 イ長調K.488(##)/ ピアノ・ソナタ ニ長調K.576(++) |
ヴァルター・ギーゼキング(P) イーゴリ・マルケヴィチ指揮(*) フランス国立放送o.(*) グイド・カンテッリ指揮(#) NYP(#) ヴィクトル・ デザルツェンス指揮(**) ローザンヌ室内o.(**) フォルクマール・ アンドレーエ指揮(##) チューリヒ・トーンハレo.(##) | ||
録音:1955年9月11日、モントルー(*)/1955年3月26日、ニューヨーク(#)/1954年11月10日、北ドイツ放送局、ハンブルク(+)/1948年12月17日、ローザンヌ(**)/1949年6月、チューリヒ(##)/1944年8月17日、スイス放送局、チューリヒ(++)。 廃盤となっていた商品の、数年ぶりの再プレス(2008年)。(+)と(##)は当盤が初出だった物。(#)と(++)は当番号での初出時に音質改善が謳われていた。 | |||
ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指輪」 | ハンス・ホッター(ヴォータン) ヴォルフガンク・ヴィントガッセン (ジークムント/ジークフリート) アストリッド・ヴァルナイ (ブリュンヒルデ) ヨゼフ・グラインドル (フンディング/ハーゲン)他 ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 バイロイト祝祭o. | ||
録音:1956年8月、バイロイト。 クナッパーツブッシュといえば言わずと知れたワーグナーの大家。彼はワーグナーの「ニーベルングの指輪」をバイロイトで4年指揮しているが、その中で最も評価の高い1956年の公演。2005年にORFEO D'ORからマスターよりの復刻がリリースされるので、そちらの方が一般的。 | |||
ワルター、トスカニーニ追悼公演 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 |
ブルーノ・ワルター指揮 シンフォニー・オヴ・ジ・エアー | ||
録音:1957年。ライヴ。 トスカニーニ追悼公演でのライヴで、熱烈なワルター・ファンとして知られる評論家、宇野功芳氏が事あるごとに絶賛している録音。 | |||
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
ハンス・ホッター(ハンス・ザックス) ヨゼフ・グラインドル(ポーグナー) カール・シュミット=ヴァルター(ベックメサー) グレ・ブラウエンステイン(エーヴァ)他 アンドレ・クリュイタンス指揮バイロイト祝祭o.&cho. | |||
録音:1956年、バイロイト。ライヴ。GOLDEN MELODRAMからもCD化されている(GM-1.0068)。 クリュイタンスの「マイスタージンガー」は、この年から3年連続バイロイトでの録音が残っているようだが、これまでにCD化されたことがあるのはこの1956年のみ。 | |||
THE UNIVERSAL FLUTE 〜アメリカの現代フルート作品集 ヘンリー・カウエル(1897-1965):THE UNIVERSAL FLUTE マリオ・ダヴィドフスキー(1934-):フルート四重奏曲(*) カール・コーン:Ternaries(#) メル・パウエル(1923-1998):3つのマドリガル チャールズ・ウォーリネン(1938-): 三重奏曲第2番(シュテファン・ヴォルペのための)(+) ジョン・ハービソン(1938-): フルートとピアノのためのデュオ(**) ドナルド・マーティーノ(1931-): フルートのためのクオドリベット |
レイチェル・ラディッチ(Fl) ロルフ・シャルテ(Vn;*) ロバート・ラインハート(Va;*) フレッド・シェリー(Vc;*/+) カール・コーン(P;#) マーガレット・ カンプマイアー(P;+) アレック・カリス(P;**) | ||
録音:DDD。 | |||
ギーゼキング・プレイズ・シューマン シューマン: 交響的練習曲Op.13(*)/森の情景Op.82(*)/ 3つのロマンスOp.28 より[第1番/第2番](*)/ ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調Op.11(#) |
ヴァルター・ギーゼキング(P) | ||
録音:1951年7月9日、ザールブリュッケン(*)/1942年、ドイツ帝国放送(#)。 在庫切れとなっていた商品の再プレス(2008年)。 | |||
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(*)/ジークフリート牧歌(#)
オットー・エーデルマン(B−Br;ハンス・ザックス) クルト・ベーメ(B;ポーグナー) リーザ・デラ=カーサ(S;エーファ) ハンス・ホップ(T;ヴァルター) ハインリヒ・プフランツル(B;ベックメッサー)他 ハンス・クナッパーツブッシュ指揮バイロイト祝祭o.&cho.(*)、ケルン放送so.(#) | |||
録音:1952年、バイロイト音楽祭(*)/1953年5月7日(1953年5月8日の TAHRA & ORFEO D'OR 盤と同一)(#)、以上ライヴ。(*)はGOLDEN MELODRAM から GM-1.0003 として出ている物。 在庫切れとなっていた商品の再プレス(2008年)。 | |||
ルツェルン音楽祭のフルトヴェングラー 1947-1953 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調Op.15(*) ブラームス: 二重協奏曲 イ長調Op.102(#)/ 交響曲第1番 ハ短調Op.68(+)/ シューマン:交響曲第4番 ニ短調Op.120(**) ベートーヴェン: 交響曲第3番 変ホ長調Op.55「英雄」(**) ワーグナー:「ローエングリン」第1幕前奏曲(##) ベートーヴェン: 交響曲第7番〜第2楽章リハーサル(抜粋)(++)/ 「レオノーレ」序曲第3番(+)/ ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61(***) |
アドリアン・ エッシュバッハー(P;*) ヴォルフガング・ シュナイダーハン(Vn;#) エンリコ・マイナルディ(Vc;#) イェフディ・メニューイン(Vn;***) ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 ルツェルン祝祭o. | ||
録音:1947年8月27日(*/+)/1949年8月24日(#)/1953年8月26日(**)/1949年9月15日または8月30日、未発売HMV録音[1947年8月30日と同一](##)/1951年8月15日(++)/1947年8月28日-19日、HMV録音(***)。 在庫切れとなっていた商品の再プレス(2008年)。 | |||
ミトロプーロス・コンダクツ・マーラー〜マーラー:交響曲ライヴ集 1955-1960 〔第1番(*)/第10番〜アダージョ(#)/第3番(+)/第5番(**)/第9番(##) [ベアトリーチェ・クレープス(A;+) NYP/1960年1月9日(*)、1960年1月17日(#)、 1956年4月15日(+)、1960年1月2日(**)、1960年1月23日(##)、カーネギー・ホール]/ 第6番[ケルン放送so./1959年8月31日]/ 第8番[ミミ・ケルツェ、ヒルデ・ツァデク(S) ルクレツィア・ウェスト、 イーラ・マラニウク(A) ジュゼッペ・ザンピエーリ(T) ヘルマン・プライ(Br) オットー・エーデルマン(B) VPO、 ウィーン少年cho., ウィーン国立歌劇場cho.、ウィーン楽友協会cho./ 1960年8月28日、ザルツブルク音楽祭]〕 | |||
在庫切れとなっていた商品の再プレス(2011年)。 | |||
ピリオド楽器によるベートーヴェン ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調Op.26/ ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調Op.27-1/ ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調Op.27-2/ ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調Op.57 |
ジョン・コウリ(Fp) | ||
録音:ディジタル。使用楽器:1801年、ブロードウッド製グランド・フォルテピアノ。 当盤はレーベルで廃盤となっており、国内代理店在庫限りです。 | |||
ダリユス・ミヨー:歌曲集 1914-1942 劇場のための6つの歌/2つの愛の詩/ 6つのヘブライ民謡/3つの詩/花のカタログ/俚歌/他 |
サラ・ガンツ(S) ドンナ・ピーターセン、 エリザベス・エシェルマン、 ミリアム・アブラモヴィチ(Vo) ベル・バルウィンクル、 ジュリー・スタインバーグ(P) | ||
録音:ディジタル。 | |||
MUA-1027 [MUA-4027] (2CD) 廃盤 |
ワーグナー: 楽劇「ニュルンベルクの マイスタージンガー」第1幕前奏曲 歌劇「ローエングリン」第3幕前奏曲 歌劇「タンホイザー」〜序曲、バッカナール ベートーヴェン: 交響曲第9番「合唱」(歌唱:イタリア語)(*) 交響曲第1番/「エグモント序曲 |
ガブリエラ・ガッティ(S;*) フェードラ・バルビエーリ(Ms;*) ジャチント・プランデッリ(T;*) タンクレディ・パセーロ(B;*) アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 ミラノ・スカラ座o.&cho.(*) | |
ブルックナー:交響曲集 [第3番(*)/第4番(+)/第5番(#)/ 第7番(**)/第8番(++)/第9番(##)] |
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 北ドイツ放送so.(*)、 BPO(+/++/##)、 ミュンヘンpo.(#)、VPO(**) | ||
録音:1962年1月(*)/1944年9月(+)/1959年3月(#)/1949年8月(**)/1951年1月(++)/1950年1月(##)。旧番号:MUA-1028。 マーク・クリュージ書き下ろしのライナーノーツ(英文)はブルックナー・ファンなら興味津々のはず。 | |||
NON STOP FLIGHT ジョン・ケージ:4分33秒/Variations II ディープ・リスニング・バンド: Mairzy Doats / Traffic Prayers and Amnesia from larger work entitled Traffic Prayers / Deep Hockets / The Last Chances |
ディープ・リスニング・バンド [ポーリーン・オリヴェロス、 デイヴィッド・ギャンパー、 ステュアート・デンプスター] 他、ゲスト・アーティスト | ||
録音;1996年9月16日、ミルズ大学、サンフランシスコ、ライヴ。DDD。ミルズ大学現代音楽センター開設30周年記念ライヴ。ジョン・ケージとデイヴィッド・チュードアの思い出に捧げられている。 | |||
THE INTIMATE BRAHMS ブラームス: 間奏曲 変イ長調Op.76-3/カプリッチョ ニ短調Op.116-7/ 間奏曲 変ロ短調Op.117-2/カプリッチョ ト短調Op.116-3/ 間奏曲 ロ短調Op.119-1/間奏曲 ホ短調Op.119-2/ 間奏曲 変ホ長調Op.117-1/カプリッチョ 嬰へ短調Op.76-1/ カプリッチョ ハ長調Op.76-8/間奏曲 ホ長調Op.116-4/ ロマンス ヘ長調Op.118-5/間奏曲 ホ長調Op.116-6/ 間奏曲 イ長調Op.118-2/間奏曲 変ロ長調Op.76-4/ 間奏曲 変ホ短調Op.118-6/間奏曲 イ長調Op.76-6/ 間奏曲 イ短調Op.116-2/間奏曲 イ短調Op.76-7/ バラード ニ短調Op.10-1 |
ナオミ・ザスラフ(P) | ||
録音:DDD。 | |||
MUA-1035 (2CD) 廃盤 |
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」〜第3幕(*)/楽劇「神々の黄昏」抜粋(13曲)(#)
キルステン・フラグスタート(S;*/#) マリア・ミュラー(S;*) ルドルフ・ボッケルマン(Br;*) ラウリッツ・メルヒオール(T;#) シャシュティン・トゥールボリ(Ms;#)他 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮LPO、コヴェント・ガーデン王立歌劇場cho. | ||
録音:1937年5月26日(*)/1937年6月1日(#)、以上コヴェント・ガーデン、ライヴ。比較的珍しい音源で、特に(#)の現役盤は当盤のみ。 | |||
A.B.ミケランジェリ〜 ベートーヴェン&ショパン:ソナタ・ライヴ集 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 [第11番 変ロ長調Op.22 (*)/ 第12番 変イ長調Op.26 (#)] ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35(+) |
アルトゥーロ・ベネデッティ・ ミケランジェリ(P) | ||
録音:1978年11月11日、パリ(*)/1982年4月13日、ロンドン(#)/1973年10月29日、東京(+)。 ここしばらく廃盤だった商品(1998年発売、2002年廃盤)の、同番号での2008年再プレス。Estate of A.B. Michelangeli の許諾による発売。DGと契約し、レコード録音も精力的に行っていたころの来日公演を含む。 | |||
C.P.E.バッハ: フルート・ソナタ ト長調 H.554, Wg127/ フルート、ヴァイオリンと通奏低音のための 三重奏曲 イ長調 H.570, Wg146/ フルート、ヴァイオリン、通奏低音のための 三重奏曲 ホ長調 H.580, Wg162/ チェンバロ・ソナタ ハ短調 H.209, Wg60/ ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための ソナタ ニ長調 H.559, Wg137(*) |
レ・クク・ベネヴォレ [エリサ・ポール(Fl) リンダ・メルステッド(Vn) セルゲイ・イストミン(ガンバ) コリン・ティルニー(Cemb) マーガレット・ゲイ(Vc;*)] | ||
録音:DDD。 | |||
ヘルマン・アーベントロート ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集[1955年11月](*) シューマン:交響曲第4番[1956年](#) チャイコフスキー: ロココの主題による変奏曲[1951年5月23日](+) ブラームス:セレナード第1番[1953年3月] シューマン:交響曲第1番[1955年9月18日] |
ティアナ・レムニッツ(S;*) ミロシュ・ザードロ(Vc;+) ヘルマン・アーベントロート指揮 ベルリン放送so.(#以外)、 ライプツィヒ放送so.(#) | ||
録音:[]内。 | |||
ゴドフスキー・エディション Vol.2 バッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」の編曲 [第1番 ト短調/第2番 ロ短調/第3番 イ短調] |
カルロ・グランテ(P) | ||
録音:ディジタル。超絶技巧ピアノ・マニア垂涎のシリーズ。バッハの無伴奏をピアノ用に編曲した珍曲。グランテも果敢に挑む。 | |||
MUA-1043 (2CD) 廃盤 |
ヴェルディ:歌劇「オテロ」 | プラシド・ドミンゴ(T) ミレッラ・フレーニ(S) ピエロ・カップッチルリ(Br) カルロス・クライバー指揮 ミラノ・スカラ座o.&cho. | |
録音:1976年12月7日、スカラ座。ステレオ。ライヴ。 マニアの間で語り草になった伝説の名演。1983年の来日時にも忘れ難い「オテロ」を聴かせれくれたクライバー&スカラ座だが、このライヴはキャストがさらに強力。音質は人によって評価が分かれる(高音質という意見もある)が、必携盤。 | |||
MUA-1044 廃盤 |
ジョージ・クラム: マクロコスモス第1巻/マクロコスモス第2巻/ キーボードのための黄道12宮による幻想的小品集 |
ジョー・ボートライト (キーボード) | |
クラムの表題的書法と象徴主義を代表する「黄道12宮による」物語集。 | |||
レオン・カーシュナー(キルヒナー)作品の歴史的録音集〜80歳記念アルバム ピアノ・ソナタ(1948)[レオン・フライシャー(P)]/弦楽四重奏曲第1番(1949)[アメリカン・アートSQ] ソナタ・コンチェルタンテ(1952)[エウディーチェ・シャピロ(Vn) レオン・キルヒナー(P)]/ ピアノ協奏曲第1番(1953)[レオン・キルヒナー(P)ディミトリ・ミトロプーロス指揮NYP]/ ピアノ三重奏曲(1954)[レオン・キルヒナー(P) ナタン・ルービン(Vn) ジョージ・ナイクルグ(Vc)] 弦楽四重奏曲第2番(1958)[レノックスSQ]/弦楽四重奏曲第3番[ボザールSQ]/ ユリ〜ソプラノと室内オーケストラのための(1973)[ディアナ・ホークランド(S) コロムビア・チェンバー・ソロイスツ] | |||
録音:1952年-1973年。原盤:COLUMBIA(SONY CLASSICAL)。 現代アメリカの作曲家兼ピアニスト、レオン・カーシュナー(キルヒナー;1919-)の生誕80周年を記念して発売されたアルバム。シェーンベルクに師事した事から作曲を本格的に始めた彼は、後にブロッホやその弟子のセッションズにも学んでいる。中ではミトロプーロスがバックを務めるピアノ協奏曲が聞き物。 | |||
ゴドフスキー・エディション Vol.3 バッハ「無伴奏チェロ組曲」の編曲 [第2番 ニ短調 BWV.1008/第3番 ハ長調 BWV.1009/ 第5番 ハ短調 BWV.1011] |
カルロ・グランテ(P) | ||
録音:ディジタル。 #レーベル長期品切れが続いており、お届けできない可能性が高くなっております。 | |||
ブゾーニ:ピアノと管弦楽のための作品集 ピアノと弦楽四重奏曲のための協奏曲Op.17(1878)/ ピアノと管弦楽のための コンツェルトシュトゥックOp.31a(1890)/ 「インディアン幻想曲」 〜ピアノと管弦楽のためのOp.44(1913-15) |
カルロ・グランテ(P) マルコ・ズッカリーニ指揮 イ・ポメリッジ・ムジカーリ | ||
録音:ディジタル。アムランとならぶ超絶技巧の持ち主グランテによるブゾーニ。ここでは彼の作品の中ではあまり取り上げられなかった後期ロマン派風の作品を中心に選曲。「ピアノと弦楽四重奏曲のための協奏曲」は世界初録音。 | |||
フルトヴェングラー、ベートーヴェンを指揮する〜「第9」のみ2012年新リマスター 交響曲〔第3番「英雄」[VPO/1944年12月19日-20日]/第4番 変ロ長調[BPO/1943年6月27日、30日]/ 第5番 ハ短調[BPO/1943年6月27日、30日]/第6番「田園」[BPO/1944年3月20日、22日]/ 第7番 イ長調[BPO/1943年10月31日、11月3日]/第9番 ニ短調 Op.125「合唱」(*) [ティラ・ブリーム(S) エリーザベト・ヘンゲン(A) ペーター・アンデルス(T) ルドルフ・ヴァツケ(B) BPO、ブルーノ・キッテルcho./1942年3月22日、24日]〕/ 序曲「コリオラン」 Op.62[BPO/1943年6月27日、30日]/「レオノーレ」序曲第3番 Op.72b[VPO/1944年6月2日] 以上、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 | |||
録音:[/内]。リマスター:アーロン・Z.スナイダー、2012年(*) /マッジ・ペイン、1999年(*以外) 。第二次世界大戦中、フルトヴェングラーがベートーヴェンを指揮した録音を集めた物。いずれも過去何度も発売されてきたもので、このセットも同じ品番で出ていたが、第9のみ新リマスター、ジャケ写も変更になったリニューアル発売。演奏がいずれも緊迫した状況下での凄まじい名演であることは言うまでもない。第4番はライヴ録音の物。 | |||
ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 モーツァルト: セレナード第9番 ニ長調K.320「ポストホルン」(*) |
ヘルムート・ウォビッシュ (Tp/ポストホルン) アントン・ハイラー指揮 ジョナサン・スタインバーグ指揮(*) ウィーン国立歌劇場o. | ||
録音:1950年。原盤:Haydn Society。 ウォビッシュ(1912-1980)はVPOで首席を務めた名手。ハイドン協会は1949年にハイドン研究の第一人者ロビンズ・ランドンによって設立された機関で、当CDの解説もランドン自身が執筆した初出時の解説を自ら今回校訂した物を使用している。 | |||
デューク・エリントン・イン・ハミルトン | デューク・エリントン楽団 | ||
録音:1954年、ハミルトン、オンタリオ州、カナダ。ライヴ。初出音源。 レーベルでは廃盤となっており、国内代理店在庫限りとなります。 | |||
ブゾーニ、1941年ニューヨーク追悼演奏会 モーツァルト(ブゾーニ編):「イドメネオ」序曲 ブゾーニ: インディアン幻想曲(*)/ヴァイオリン協奏曲(#)/ 「ファウスト博士」のための2つのスケッチOp.51 シゲティ、ブゾーニについて語る(+) |
エゴン・ペトリ(P;*) ヨゼフ・シゲティ(Vn;#) ディミトリ・ミトロプーロス指揮 NYP | ||
録音:1941年12月28日、ニューヨーク、ライヴ/1965年、ハーヴァード大学(+)。初出音源。 このような録音があるとは・・・。「イドメネオ」序曲のブゾーニ編曲など、現役盤は無いはず。なお、権利関係のためNYPの当盤表記はフィルハーモニックso.となっている。 | |||
MUA-1053 (2CD) 廃盤 |
イェフディ・メニューイン〜イン・メモリアル ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲[アルトゥール・ロジンスキ指揮NYP/1945年12月9日] ラロ:スペイン交響曲[ピエール・モントゥー指揮サンフランシスコso./1951年12月30日] バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 [ダヴィド・オイストラフ(Vn) ジェルジ・ジョルジェスク指揮エネスクpo./1958年9月18日] バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番[エルネスト・アンセルメ指揮SRO/1947年8月16日] 以上、イェフディ・メニューイン(Vn) バルトークについてのメニューインのインタビュー[1978年2月2日] | ||
[共演者/録音年月日]。復刻:マッジ・ペイン(1999年)。メニューインの貴重な録音集。今回初登場のものも多いと思わる。権利関係のためNYPの表記はフィルハーモニックso.となっている。 | |||
エドゥアルト・ファン・ベイヌムの芸術 〜ポリドール&デッカ78回転録音集 ベルリオーズ:幻想交響曲 ブリテン:ピーター・グライムズ〜間奏曲&パッサカリア ブルックナー:交響曲第7番 レーガー:舞踏組曲(*) モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番(**) ストラヴィンスキー:春の祭典 バルトーク:管弦楽のための協奏曲 レーガー: モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ(*) |
カスリーン・ロング(P;**) エドゥアルト・ ファン・ベイヌム指揮 ACO | ||
録音:1943年5月(*)/1946年-1948年。原盤:デッカ&ポリドール(*)。 | |||
ピリオド楽器によるクレメンティ クレメンティ: 3つのソナタ集Op.40 [ト長調Op.40-1/ロ短調Op.40-2/Op.40-3]/ 12のモンフェリーナ Op.49 より [第3曲 ホ長調/第5曲 イ長調/ 第6曲 ニ短調/第7曲 ニ長調] |
ジョン・コウリ(Fp) | ||
録音:1998年10月28日、ヴァカヴィル・パフォーミング・アーツ・センター。使用楽器:1806年-1807年、ロンドン、ムツィオ・クレメンティ社製グランド・ピアノフォルテ、製造番号:#6213-662。 「モンフェリーナ」は北イタリア起源の舞曲。 | |||
ルドルフ・コリッシュをたたえて シェーンベルク: 弦楽四重奏曲第1番/弦楽四重奏曲第2番/ 弦楽四重奏曲第3番(2種の演奏)/ ヴァイオリン協奏曲(*)/幻想曲 Op.47/ 弦楽四重奏曲 ニ長調 ベルク:抒情組曲 ウェーベルン: 弦楽四重奏曲のための6つの楽章/ 6つのバガテル Op.6 バルトーク: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ/ 弦楽四重奏曲第5番 シューベルト:八重奏曲 |
ルドルフ・コリッシュ(Vn) ルネ・レイボヴィツ指揮(*) コーリシュSQ プロアルテSQ 他 | ||
録音:1936〜1966年。 コリッシュ(コーリッシュ)は1896年オーストリアに生まれ、1927年にコーリシュSQを結成、後に合衆国に渡り、プロアルテSQの第1ヴァイオリニストを務めた。彼は新ウィーン楽派など同時代の音楽を積極的に演奏し、高い評価を得た。 | |||
MUA-1057 (2CD) 廃盤 |
R.シュトラウス自作自演〜未発表放送録音集 アルプス交響曲[1936年](*)/ドン・ファン[1936年6月30日](*)/ ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯[1942年3月12日]/ ツァラトゥストラはかく語りき[1942年3月29日]/ マクベス(1936年12月15日]/死と変容[1937年2月23日](*) |
リヒャルト・シュトラウス指揮 ミュンヘン帝国放送o.(*)、 ベルリン・ドイツ放送so. | |
録音:[]内。ドイツの放送局所蔵音源の初CD化。ドイツ放送アルヒーフとの共同製作。 | |||
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」 | セット・スヴァンホルム (ジークフリート) エグモント・コッホ(グンター)他 カール・エルメンドルフ指揮 バイロイト祝祭o.&cho. | ||
録音:1942年、バイロイト祝祭劇場。ライヴ。PREISERからも出ている物。 在庫切れとなっていた商品の再プレス(2008年)。戦中のバイロイト音楽祭実況録音の中で、全曲が現存する唯一の演奏。スヴァンホルムの名唱を始め、当時の充実は現在と引けを取らない。ドイツ放送協会アーカイヴ提供音源で、音質良好。 | |||
ハスキル、ザルツブルク音楽祭ライヴ 1957 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調K.330 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調Op.31-3 シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調D.960 |
クララ・ハスキル(P) | ||
録音:1957年8月8日、ザルツブルグ音楽祭。 モーツァルトハウスのSF-003としてCD化されている物。 | |||
クラウディオ・アラウ〜戦前ドイツ放送のアルヒーフより リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調S.124(*) ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調Op.2-3(#)/ ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調Op.10-3(+) モーツァルト:ピアノ・ソナタ第18番 ニ長調K.576(+) ショパン:バラード第1番 ト短調Op.23(+) リスト:ペトラルカのソネット第104番(**) ハイドン:アンダンテと変奏曲Op.83(##) リスト:「超絶技巧練習曲」〜夕べの調べ(**)/ エステ荘の噴水(++) ショパン:スケルツォ第3番 嬰ハ短調Op.39(***) |
クラウディオ・アラウ(P) ハンス・ロスバウト指揮(*) フランクフルト・ ヘッセン放送so.(*) | ||
録音:1935年5月15日(*)/1938年11月13日(#/##)/1939年5月31日、シュトゥットガルト(+)/1937年7月19日、シュトゥットガルト(**)/1929年(++)。原盤:Odeon(++)/Parlophone(***)。 (*)、(++)、(***)を除いては初出となるドイツでの放送録音で、2005年現在まで他CDは発売されていない。(##)は、意外にもアラウ唯一の、極めて貴重なハイドン録音。(#/+/**)は、これらの曲中アラウがもっとも若い時の録音となる。(*)はArlecchinoから1942年とされる録音が出ていたが、当盤と同一の放送録音。(++)と(***)はSP復刻。アラウの戦前の録音は意外と少なく、ファンなら必聴の録音と言える。 | |||
シューベルト:歌曲集「冬の旅」 | ハンス・ホッター(B) ミヒャエル・ラウハイゼン(P) | ||
録音:1942年11月。DG等で出ている物と同一のはず。 | |||
1942年ザルツブルク音楽祭ライヴ集 ベートーヴェン:「エグモント」序曲[ヴィレム・メンゲルベルク指揮VPO/録音:1942年8月16日] パレストリーナ:甘い眠り(*) / レスピーギ:交響詩「ローマの松」(+) [クレメンス・クラウス指揮ウィーン国立歌劇場コンサート協会cho.(*)、VPO(+)/録音:1942年8月27日] ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」[エルネスト・アンセルメ指揮VPO/録音:1942年8月28日] モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」(ドイツ語版) [ハンス・ホッター(Br;アルマビーバ伯爵) ヘレナ・ブラウン(S;伯爵夫人) イルマ・バイルケ(S;スザンナ) エーリヒ・クンツ(Br;フィガロ)他 クレメンス・クラウス指揮VPO/録音:1942年8月] | |||
ドイツ放送局アーカイヴ(DRA)よりのライセンス。メインの「フィガロの結婚」こそPREISERで既出だが、後は全て初登場では? 殊に、エピソードのみが伝わっていたメンゲルベルクの「エグモント」序曲が聴けるとは、これは凄い! | |||
ハンス・ホッター追悼 ハイドン:告別/人生は夢 ベートーヴェン:戦士の別れ/星空の下の夕べの歌 ウェーバー:嘆き シューベルト: 挨拶を贈ろう/さすらい人の夜の歌I/ さすらい人の夜の歌II/自ら沈みゆく/連祷/不運/ 騎士トッゲンブルク/ブロンデルからマリーへ/ 人質/リヒャルト・ローヴェンヘルツのロマンス/ 人生の歌 ニコライ:荒狂え/冬の風/落胆した求愛者/ 私が生き生きした小鳥だったら/愛の陶酔 シューマン:頬の赤いハンネ リスト:さすらい人の夜の歌II レーヴェ:エーベルシュタイン伯爵/曽祖父協会 ブラームス:黄昏が天から降りてきて/死への憧れ/ 誠の愛が絶えることなく ヴォルフ:どうして明るい気持ちでいられよう/ 君を思い出すと/アナクレオンの墓 プフィッツナー:忘却への憧れ |
ハンス・ホッター(Br) ミヒャエル・ラウハイゼン(P) | ||
録音:1942年-1945年。音源:ドイツ(帝国)放送。 2003年に亡くなったハンス・ホッターの追悼盤。ホッターが人気歌手となって活躍し始めた1940年代前半にドイツ放送が録音した有名なラウハイゼン伴奏によるドイツ歌曲の一連の録音から、様々なリートやバラードなどを集めている。かなり珍しい作品も含まれており、このうち19曲は初出とのこと。ホッターは生涯に渡ってドイツ歌曲を愛し、歌い続けたが、この若き日の録音はその原点を見るようだ。 | |||
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」 | エリーザベト・グリュンマー、 リタ・シュトライヒ、 ハンス・ホップ、 クルト・ベーメ、他 ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 VPO | ||
録音:1954年7月26日。巨匠唯一の同曲全曲録音。ステレオ表記のCDもある演奏だが、当盤はモノラル。 | |||
アーベントロート〜放送音源集 1939-1950 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」[中部ドイツ放送so./1949年1月24日、ライプツィヒ] ワーグナー:「ファウスト」序曲[BPO/1944年9月22日] ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 [エディト・ロー=ハーデンライヒ(S) エヴァ・フライシャー(Ms) ベルント・アルデンホフ(T) カール・パウル(B) ライプツィヒso./1950年6月11日、ライプツィヒ] シューマン:交響曲第4番[中部ドイツ放送so./1950年3月28日、ライプツィヒ] ブラームス:交響曲第4番[中部ドイツ放送so./1950年2月15日、ライプツィヒ] ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番[ヴィルヘルム・ケンプ(P) ブレスラウ放送o./1939年4月13日] ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」〜フィナーレ [レア・ピルティ(S) シャルロッテ・ヴォルフ=マットホイス(A) ハインツ・マッティ(T) ヨゼフ・グラインドル(B) ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo.&cho./1939年12月31日、ライプツィヒ] 以上、ヘルマン・アーベントロート指揮 | |||
共演/録音:[]内。1950年の「第9」はおそらく初出。シューマン、ブラームスもかつて国内盤で発売されていたものとは別テイクのようだ。 | |||
テレマン: フルート四重奏曲集第4巻(1752;6曲) |
アメリカン・バロック | ||
録音:1990年。旧 KOCH 3-7031-2 からのレーベル移行再発売盤。世界初録音だった物。 フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロあるいはトリプル・ハープという編成。 | |||
ワーグナー:舞台聖祝典劇「パルジファル」〜第3幕
カール・ハルトマン(T;パルジファル) エルザ・ラルセン(S;クンドリー) ハンス・ラインマール(Br;アンフォルタス) ルートヴィヒ・ヴェーバー(B;グルネマンツ) ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ベルリン・ドイツ・オペラo.,cho. | |||
録音:1942年3月31日。磁気テープ収録で音質良好。 クナッパーツブッシュは「パルジファル」を得意としており、戦後のバイロイトを中心に録音も多数残されているが、ベルリンにおける当録音は、バイロイト以外で残された唯一のもの。まだ50代のクナッパーツブッシュの音楽には晩年とは違った魅力がある。 | |||
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜第2幕
ゲオルク・ハン(B;ハンス・ザックス) ヘンク・ノールト(T;ヴァルター) テア・ケンプフ(S;エーファ) ハンス・ヘルマン・ニッセン(B;ベックメッサー) アルトゥール・ローター指揮ベルリン放送o.、ベルリン・ドイツ・オペラcho. | |||
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕より(*) 〔朝はばら色に輝き/マイスターを軽蔑しないでほしい/フィナーレの合唱〕 ヤーロ・プロハスカ(B;ハンス・ザックス) マリア・ミュラー(S;エーファ) ルートヴィヒ・ズートハウス(T;ヴァルター) ローベルト・ヘーガー指揮ベルリン国立歌劇場o.&cho. | |||
録音:1942年11月18日/1943年(*)、ベルリン。 ローターとヘーガーはともに往年のドイツ・オペラ職人指揮者だが、キャストの豪華さからして聴き物は第3幕からの3曲か。マイスターたちの一人に、日本でもおなじみのバリトン、ゲルハルト・ヒュッシュが名を連ねている。 | |||
キューバのピアノ音楽 イグナシオ・セルバンテス(1847-1905):36のキューバ舞曲 アレハンドロ・カトゥーラ(1906-1940): 田園的子守歌/ルクミの踊り/太鼓の踊り ヒセーラ・エルナンデス・ゴンサロ(1912-1971):クバーナス エルネスト・レクオーナ(1896-1963): 古風に/6つのアフロ・キューバ舞曲 |
フアーナ・サヤス(P) | ||
録音:1996年9月、アメリカン・アカデミー・オヴ・アーツ・アンド・レターズ、ニューヨーク。ディジタル。 | |||
ギーゼキング(P)未発表録音集 バッハ:パルティータ第1番(+++)/パルティータ第2番(###)/ パルティータ第5番(##)/イギリス組曲第6番($$$) ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第14番($)/ピアノ・ソナタ第16番(##)/ ピアノ・ソナタ第27番(**) シューベルト: ピアノ・ソナタ第17番〜ロンド(+)/ピアノ・ソナタ第18番(##) メンデルスゾーン: ロンド・カプリツィオーソ(#)/ 「無言歌集」より(###)[狩人の歌/巡礼の歌/陽気な農夫] シューマン: ピアノ・ソナタ第1番(%)/交響的練習曲(+)/幻想曲 ハ長調(***) ブラームス: 間奏曲 ハ長調(*)/間奏曲 イ長調(*)/ロマンス ヘ長調(*) ドビュッシー: 「版画」〜グラナダの夕べ(+++)/ 「映像 第1集」より(###)[ラモーをたたえて/運動]/ 前奏曲集 第1巻〜沈める寺/前奏曲集 第2巻〜花火 スクリャービン: ピアノ・ソナタ第3番($$)/ピアノ・ソナタ第5番($$)/ ピアノ・ソナタ第9番(++) ラヴェル:「鏡」より(++)[鐘の谷/道化師の朝の歌]/ 夜のガスパール〜オンディーヌ(++) |
ヴァルター・ギーゼキング(P) | ||
録音:1933年11月18日(*)/1943年6月16日(%)/1944年(**)/1944年10月13日($)/1945年1月22日(***)&23日(+)/1947年4月8日(++)、9日(+++)&11日(#)/1947年9月12日(##)、13日(###)&15日($$)/1949年($$$)。原盤:DRA(ドイツ放送アーカイヴ)。 ギーゼキングの戦中戦後の録音がどっさりと集められた4枚組。彼としてはスタジオ録音が無い曲も多く、殊にスクリャービンなどは大変珍しい。 | |||
MUA-1071 (2CD) 廃盤 |
ケンプ、秘蔵録音集 モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調K.467(*) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調Op.73「皇帝」(#) バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調(+) バッハ(ケンプ編): 「カンタータ第147番」〜主よ、人の望みの喜びよ(**) ショパン: 舟歌Op.57(+)/マズルカ ヘ短調Op.7-3(**)/ マズルカ ハ長調Op.57-2(**)/幻想即興曲(+) リスト: 「巡礼の年 第1年 スイス」より(**) [ヴァレンシュタット湖畔で/牧歌/泉のほとりで]/ 「巡礼の年 第2年 イタリア」より(**) [物思いに沈む人/ペトラルカのソネット第123番]/ 「巡礼の年 第2年補遺 ヴェネツィアとナポリ」 〜ゴンドラの漕ぎ手(**) フォーレ:夜想曲第6番 Op.63(+) |
ヴィルヘルム・ケンプ(P) ハンス・ヴァイスバッハ指揮 ライプツィヒ大so.(*) ペーター・ラーベ指揮 BPO(#) | |
録音:1939年4月3日(*)/1936年(#)/1945年10月10日(+)/1945年8月18日(**)。原盤:RRG放送(ドイツ放送協会所蔵)(*)/DG(SP復刻/ドイツ放送協会所蔵)(#)/北ドイツ放送(+/**)。 ケンプとしては十八番の曲が多いが、フォーレはなかなか珍しい。これまたピアノ・ファンなら持っていたいCD。 | |||
ルー・ハリソン: ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲、ジャワのガムラン付き(*) ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲(+) |
ケネス・ゴールドスミス(Vn;*) テリー・キング(Vc;*) マイルズ大学ガムラン合奏団(*) マイアコート三重奏団(+) | ||
ギーゼキング〜ヘッセン放送録音集 ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」(*) ヒンデミット:主題と4つの変奏曲「4つの気質」(+) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」(#) シューマン:幻想曲 Op.17(**) ショパン:バラード Op.47(++) |
ヴァルター・ギーゼキング(P) クルト・シュレーダー指揮(*) ヴィンフリート・ツィリヒ指揮(+) フランクフルト放送so.(*/+) | ||
録音:1952年(*)/1952年10月8日(+)/1947年4月17日(#)/1947年10月30日(**)/1947年11月4日(++)。音源:フランクフルト、ヘッセン放送。録音状態良好(ヘッセン放送局よりのライセンス)。 全曲初登場の音源で、ギーゼキングがスタジオ録音していない曲もあり、非常に貴重だ。 | |||
アメリカのチェロ作品集 コープランド: ショパンの前奏曲のチェロ編曲(2曲)/ラメント/詩 クレストン:組曲 ピアティゴルスキー:チェロ小品集(4曲) スロニムスキー:組曲/無伴奏チェロ・ソナタ ガーシュウィン:3つの幻想曲 |
テリー・キング(Vc) ジョン・ジェンセン、 サノ・シズエ(P) | ||
ブラームス: ピアノ協奏曲第2番(*)/交響曲第3番(+) |
ウラディーミル・ ホロヴィッツ(P) アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBCso. | ||
録音:1948年10月23日(*)/1946年3月31日(+)。 (*)は1940年の録音(ライヴ、スタジオ2種)より音質良好。(+)はおそらく初出。 | |||
ドヴォルジャーク: 1891年プラハ博覧会のためのファンファーレ/ ヴァイオリン・ソナタ ト長調Op.100(*) ドヴォルジャーク(クライスラー編):ユモレスク 黒人霊歌(ハリー・バーリー(1866-1949)編):深い河 ドヴォルジャーク:交響曲第9番「新世界より」 |
ヨゼフ・スーク(Vn;*) スティーヴン・リッチマン指揮 ニューヨーク・ ドヴォルジャーク音楽祭o. | ||
録音:1997年9月13日、ライヴ。 ドヴォルジャークがその地にあった音楽学校の校長時代に「新世界」交響曲を書き上げたゆかりの地、ニューヨークで行われたライヴ録音。オケにはNYPの奏者も参加しており侮れない上、ソロには何とスークが参加、彼のファンなら見逃せない内容である。また、「深い河」を編曲しているバーリーはドヴォルジャークに黒人霊歌の素晴らしさを教えたといわれている人物で、歴史的に見ても興味深い選曲。 | |||
チェリビダッケのベルリン時代 ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番[1946年11月10日] ブラームス:交響曲第4番[1945年11月21日] R.シュトラウス: 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(**)[1947年8月31日] ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲(*/##)[1945年11月18日] ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエム[1946年11月10日] プロコフィエフ:交響曲第1番「古典」(##)[1946年1月6日] ハイドン:交響曲第94番「驚愕」[1946年9月28日] ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」(**)[1947年4月19日] ドビュッシー:交響詩「海」(**)[1948年3月20日]/夜想曲(**)[1946年11月10日] グリエール:コロラトゥーラ・ソプラノと管弦楽のための協奏曲[1946年7月7日] チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」(**)[1946年3月25日] プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」組曲第2番(++)[1946年9月1日] ブゾーニ:悲劇的子守歌(#)(++)[1945年7月24日] ティボール・デ・マヒューラ(Vc;*) エルナ・ベルガー(S;+) セルジュ・チェリビダッケ指揮BPO(#以外)、ベルリン放送so.(#) | |||
録音:[]内。放送局音源が一挙に登場、ドイツ放送局アーカイヴ(DRA)よりのライセンス。中でも(**/++)は初出、特に(++)は音源として初レパートリーと思われる。また、(##)は、録音日や共演者が正しければ初出である物。それにしてもこの年代のチェリの音源がこんなにあるとはちょっと驚き。ファンなら見逃せない。 | |||
MUA-1080 (6CD) 廃盤 |
エドウィン・フィッシャー〜秘蔵音源集成 | ||
録音:[]内。音源:ウィーン、フィッシャー・アルヒーフ。 | |||
ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク〔ヨハン・ラディスラウス・ドゥセク〕(1760-1812): デュオ・コンチェルタンテ集 〔変ロ長調 Op.69 No.1 /変ホ長調 Op.69 No.2 /ヘ長調 Op.69 No.3 /へ長調 Op.26 (1794) 〕 ジャニーヌ・ジョンソン、ジョン・コウリ(Fp) | |||
録音:1997年9月10日、ディジタル|使用楽器:1801年および1808年ブロードウッド製。 | |||
Polyutterances ロバート・コーガン(1930-): Polyutterances (1977)(*)/ 弦楽四重奏曲「America Is」(1992)(#) ポッツィ・エスコット(1931-): ピアノと管弦楽、 又は室内管弦楽のための協奏曲(1982)(+)/ 三重奏曲第2番 「 Your Kindled Valors Bend 」 (1989)(**)/ トリロジー第2番「キリスト」(1963)(##) |
ジョーン・ヘラー(S;*) パトリス・パストーレ(S;*) ザ・ニュー・イヴェンツSQ(#) ランダル・ホジキンソン(P;+) タマラ・ブルックス指揮(+/##) ニュー・イングランド室内o.(+/##) キャスリーン・ロッツ(S;**) ウェンディ・クレスピン(Cl;**) カート・ヴェーネマン(P;**) | ||
録音:ディジタル。発売:2001年。 | |||
ブッシュ兄弟のブラームス ブラームス:二重協奏曲(*)/ 弦楽六重奏曲第1番(+) メンデルスゾーン:カプリッチョ(#) |
アドルフ・ブッシュ(Vn;*) ヘルマン・ブッシュ(Vc;*) パウル・クレツキ指揮(*) フランス国立o.(*) ブッシュSQ(+,#) [アドルフ・ブッシュ、 ブルーノ・シュトラウマン(Vn) フーゴ・ゴッテスマン(Va) フリッツ・ブッシュ(Vc)] A.ベルチュマン(Va) A.ヴェンツィンガー(Vc) | ||
録音:1949年6月21日(*)/1949年6月13日(+)/1949年6月11日(#)、以上、ストラスブール音楽祭、ライヴ。(*)はLPで一度だけ出たことがあるらしいが、他は初出。 | |||
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 | ヴェーグS | ||
録音:1952年、パリ。原盤:Haydn Society。 | |||
フルトヴェングラー〜2つのドイツ・レクイエム | |||
ブラームス:ドイツ・レクイエム(*)
ケシュティン・リンドベリ(S) ベルンハルト・センナーステッド(Br) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ストックホルム・コンサート協会o. | |||
ブラームス:ドイツ・レクイエム(+)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)ハンス・ホッター(Br) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ルツェルン祝祭o. | |||
録音:1948年11月19日(*)、1947年8月20日(+)。(+)はかなりの「歴史的音質」と推測される。 | |||
ブルックナー:交響曲第5番 | オイゲン・ヨッフム指揮 ハンブルク国立po. | ||
録音:1938年6月3日-4日。原盤:TELEFUNKEN。 ハース版の登場と録音技術の進歩によりブルックナーの交響曲の録音が盛んになった1930年代、カール・ベームによるELECTROLA盤と競合したヨッフム初期の録音。 | |||
ブラームスと彼の友人たちのヴィオラ作品集 ブラームス:ヴィオラ・ソナタ [第1番 Op.120 No.1/第2番 Op.120 No.2] ヨアヒム:変奏曲 ライネッケ:幻想的小品 ヘルツォーゲンベルク:伝説 キール:3つのロマンス フックス:6つの幻想的小品 ジット:アルバムの一葉 |
ザスラフ・デュオ [バーナード・ザスラフ(Va) ナオミ・ザスラフ(P)] | ||
録音:ディジタル。 バーナード・ザスラフは、フェルメールSQ、ファインアーツSQ、スタンフォードSQでも活躍した名手。デュオとしては1962年にカーネギー・ホールへデビュー、ジュリアード音楽院でロジーナ・レヴィンに学んだ夫人との息もぴったり。ヴィオラ・ファンは必携。 | |||
クレンぺラー〜ハンブルク・ライヴ バッハ:管弦楽組曲第3番(*) ベートーヴェン:交響曲第7番(*) モーツァルト:交響曲第29番(*)/交響曲第40番(+) ブルックナー:交響曲第7番(+) |
オットー・クレンぺラー指揮 北ドイツ放送so. | ||
録音:1955年9月28日(*)/1966年5月3日(+)。全曲初出。 EMIよりライセンスを受けての発売。クレンぺラーがドイツのオーケストラを指揮した録音は案外少ない。 | |||
パーシー・グレインジャー・ イン・パフォーマンス グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調Op.16(*) グレインジャー:岸辺のモリー(*)/早わかり(#) シューマン:ロマンス第2番 嬰へ長調Op.28-2(+)/ 交響的練習曲Op.13(+) |
パーシー・グレインジャー(P) レオポルド・ ストコフスキー指揮(*/#) ハリウッド・ボウルso.(*/#) | ||
録音:1945年6月15日(*)/1946年6月21日(#)/1928年5月28日(+)。 作曲家グレインジャーの、ピアノ演奏をまとめた1枚。 | |||
ワルター&コンセルトヘボウ・ライヴ モーツァルト:交響曲第40番(*) マーラー:交響曲第4番(+) R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」(*) ブラームス:交響曲第4番(#) |
エリーザベト・ シュヴァルツコップ(S;+) ブルーノ・ワルター指揮 アムステルダム・ コンセルトヘボウo.(*)、 NYP(#) | ||
録音:1952年6月19日(*/+)アムステルダム、コンセルトヘボウ/1951年2月11日(#)(多分ニューヨーク)。 (*)は有名なウィーン客演(1952年5月)の後にアムステルダムを訪問した際の録音。「大地の歌」の録音から1か月後にあたり、ワルターは心技とも絶好調。(#)は同曲のスタジオ録音の前日のライヴ。(*/+)はWing Disk から発売されていた。また、(+)は蘭Globeからセットで出ていた物と日付が近いが、同一かどうかは不明。(#)は初出と思われる。 | |||
J.S.バッハ:マタイ受難曲
エルフリーデ・トレッチェル(S) ディアーナ・オイストラーティ(A) ヘルムート・クレープス(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br) フリードリヒ・ヘルテル(B)他 フリッツ・レーマン指揮ベルリン放送so.&大cho. | |||
録音:1949年4月。音源:ドイツ放送アルヒーフ(DRA)。 モノラル時代の ARCHIV レーベルの柱、レーマンによる全曲録音。フィッシャー=ディースカウは当時まだ23歳だが、イエス役としてすでに完成された表現を聴かせている。 | |||
マックス・フィードラー ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調(*) シューマン:交響曲第1番 |
ジークフリート・ボリス(Vn;*) マックス・フィードラー指揮 ベルリン放送o. | ||
録音:1936年10月26日(*)/1936年12月11日。 1859年生まれのM.フィードラーはブラームス指揮者として名を残し、80歳近くまで長生きをしたためエリー・ナイとの共演をはじめ録音が幾つか残っている。今回は放送用の音源からの復刻で、少なくともCDでは初登場だろう。非常に貴重な音源だ。 | |||
ショパン(ゴドフスキー編): 練習曲集(全曲;ヴァージョン違いも含む) |
カルロ・グランテ(P) | ||
録音:ディジタル。 ヴィルトゥオーソとして鳴らすカルロ・グランテによる新譜が登場。鮮やかにこの難曲をさばいており、ピアノ・マニアなら見逃せない。 | |||
シューリヒト〜未発表放送音源集 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死(*) レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ(+) ハイドン:チェロ協奏曲(+) / シューベルト:交響曲第8番「未完成」(#) ブルックナー:交響曲第9番(**) ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」〜ジークフリートの葬送行進曲(++) ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」〜第2楽章(##) J.C.バッハ:シンフォニア Op.18 No.4(***) ベートーヴェン:交響曲第7番(+++) カール・シューリヒト指揮シュトゥットガルト放送so.(*,+,#,**)、 ベルリン大放送o.(++,##)、ベルリン国営放送局o.(***,+++) | |||
録音:1950年4月29日(*)/1950年11月5日(+)/1952年2月29日(#)/1951年11月2日(**)/1942年6月19日(++)/1937年4月9日(***)/1937年2月26日(+++)。 ほとんどが初出かマスターからの初発売。特に(**)(+++)は貴重。 | |||
ヴァルター・ギーゼキング ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番(*) フランク:交響的変奏曲(#) ドビュッシー: ピアノとオーケストラのための幻想曲(+) |
ヴァルター・ギーゼキング(P) ジョン・バルビローリ指揮(*) 管弦楽団(*) ウィレム・メンゲルベルク指揮 ACO(#/+) | ||
録音:1939年(*)/1940年(#)/1938年(+)。 ギーゼキングと、珍しいメンゲルベルクとの共演が楽しめる。初出ではないが、特に後半の2曲は入手困難な物だっただけに嬉しい発売。 | |||
ハスキル〜協奏曲集 モーツァルト: ピアノ協奏曲第9番(*)/ピアノ協奏曲第20番(#) ピアノ協奏曲第27番(+) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番(**) |
クララ・ハスキル(P) オットー・アッカーマン指揮 北西ドイツ放送so.(*) シャルル・ミュンシュ指揮 BSO(#/**) オットー・クレンペラー指揮 ケルン・ギュルツェニヒo.(+) | ||
録音:1954年11月6日(*)/1956年9月11日(#)/1956年9月9日(+)/1956年3月11日(**)。 以前発売されていた2CDをセットにした再発物。 | |||
フルトヴェングラー〜モーツァルト モーツァルト: ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482(*)/ 2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調 K.365(+)/ セレナード第10番 変ロ長調 K.361(#)/ 交響曲第40番ト短調 K.550(**) |
パウル・バドゥラ=スコダ(P;*/+) ダグマール・ベッラ(P;+) ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 VPO | ||
録音:1952年1月27日(*)/1949年2月8日(+)/1947年11月&12月(#)/1948年12月&1949年2月(**)。 フルトヴェングラーによるモーツァルトをまとめたもので、いずれも過去にさまざまなレーベルから発売済みの音源だが、(*)と(+)は従来と異なるテープを使用している(ほぼ同時期に出たIDIS盤と同じテープと思われる)。(#)と(**)はSPからの復刻。 | |||
ヴァルター・ギーゼキング(P)〜RIAS放送音源集 モーツァルト: 6つの変奏曲K.A.137(*)/ ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調K.545(#)/ 9つの変奏曲K.264(*) メンデルスゾーン:「無言歌集」より(#) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」(*) ドビュッシー:前奏曲(詳細不詳)(+) ラヴェル:ソナチネ(*)/夜のギャスパール(#) シューベルト:即興曲Ops.90-4(#)/142-3(*) シューマン:「子供のためのアルバム」Op.68(抜粋)(#) ブラームス:8つの小品(*) スクリャービン:24の前奏曲集(#) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(**) |
ヴァルター・ギーゼキング(P) アンタル・ドラティ指揮 ベルリンRIASso.(**) | ||
録音:1950年5月23日(+)/1950年5月24日(**)/1955年9月29日(*)/1955年10月1日〜2日(#)。 初出音源はもちろん、初出レパートリーも含まれており、ファンにはたまらない。 | |||
ヘルマン・アーベントロート ベートーヴェン:交響曲第8番(*) ブラームス:交響曲第2番(#) ブルックナー:交響曲第8番(+) |
ヘルマン・アーベントロート指揮 ライプツィヒ・ ゲヴァントハウスo.(*) ブレスラウ放送大o.(#) ライプツィヒ放送so.(+) | ||
録音:1944年12月27日(*)/1939年4月15日(#)/1949年9月28日(+)。 その濃厚な音楽で人気の高いアーベントロートの指揮した「3大B」。例のごとくとんでもなくボルテージの高い音楽を繰り広げている。(+)はTAHRAから出ているものと同一。 | |||
オイゲン・ヨッフム ベートーヴェン:交響曲第5番(*) モーツァルト:交響曲第33番(#) ブルックナー:交響曲第3番(+) |
オイゲン・ヨッフム指揮 BPO(*/#)、 ハンブルク国立歌劇場o.(+) | ||
録音:1945年1月12日(*)/1948年2月1日(#)/1944年5月13日-15日(+)。 おなじみのヨッフムの1940年代という若い頃の録音を集めたもの。晩年とはまたちがった、自信にあふれた覇気のある演奏が魅力。 | |||
MUA-1101 (2CD) 廃盤 |
ヤッシャ・ハイフェッツ〜協奏曲集 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(*) ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(#) シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(+) プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番(**) コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲(##) |
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) アルトゥール・ロジンスキ指揮(*) ジョージ・セル指揮(#) ディミトリ・ミトロプーロス指揮 エフレム・クルツ指揮(##) 管弦楽団(*/#/+/##) セルゲイ・クーセヴィツキー指揮 センテニアルso.(**) | |
録音:1945年1月14日(*)/1951年12月9日(#)/1951年3月11日(+)/1949年4月1日(**)/1947年3月30日(##)。 まさに不世出のヴァイオリニスト、ハイフェッツのお得意の協奏曲を5本まとめたもの。「腕が鳴る」と言う言葉はまさにこの人のためにあるのではと思われるほど、音楽が自然に溢れてくる。 | |||
フンメル:フォルテピアノのための作品集 ソナタ第5番 嬰ヘ短調 Op.81/ ソナタ第6番 ニ長調 Op.106/ 瞑想 Op.107 No.3 |
ジョン・コウリ(Fp) | ||
録音:ディジタル。使用楽器:1820年、ヤコプ・プフィスター製。 | |||
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」(*)
マリアーノ・スタービレ(ファルスタッフ) パオロ・シルヴェーリ(フォード) チェーザレ・ヴァレッティ(フェントン) レナータ・テバルディ(アリーチェ)他 ヴィクトル・デ・サバタ指揮ミラノ・スカラ座o. | |||
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」(準全曲)(+)
マリアーノ・スタービレ(ファルスタッフ) ティト・ゴッビ(フォード) フェルッチョ・タリアヴィーニ(フェントン)他 トゥリオ・セラフィン指揮ローマ歌劇場o. | |||
ヴェルディ:歌劇「オテロ」〜2つの場面(#)
フランチェスコ・メルリ(オテロ) マリア・カニーリア(デズデーモナ) ピエロ・ビアジーニ(イアーゴ) ヴィクトル・デ・サバタ指揮ミラノ・スカラ座o. | |||
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」第3幕〜アイーダとラダメスの二重唱(**)
マリア・カニーリャ(アイーダ) ベニアミーノ・ジーリ(ラダメス) ヴィクトル・デ・サバタ指揮フィレンツェ市立歌劇場o. | |||
録音:1952年5月(資料によっては1951年)、ライヴ(*)/1941年4月(+)/1938年2月(#)/1938年5月(**)。 (*)はよく知られている録音で、トスカニーニが高く評価したスタービレ、みずみずしいテバルディに鉄人サバタの指揮と、定評のあるもの。全曲の9割弱を収録した(+)はスタービレ、ゴッビ、タリアヴィーニの豪華男性キャストに合せ、職人セラフィンが本拠地で指揮したと言う超絢爛演奏。(#)(**)も貴重な演奏で、オペラ・マニアは聞き逃せない。 | |||
ハンス・クナッパーツブッシュ ブルックナー:交響曲第5番(*) ブラームス:悲劇的序曲(+) |
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ミュンヘンpo.(*)、 シュトゥットガルト放送so. | ||
録音:1959年3月19日、ミュンヘン、ライヴ(*)/1963年11月15日、シュトゥットガルト(+)。元はMUA-1028として出ていた物だが、2002年の当盤再発時にリマスタリングされた。 泣く子も黙るクナッパーツブッシュのブルックナー。(*)はスタジオ録音(DECCA)に比べ伸びやかで雄々しい演奏で、音質も格段に向上したとのこと。(+)は晩年の彼らしい「ドでかい」演奏。 | |||
ブルーノ・ワルター ブルックナー:交響曲第8番 |
ブルーノ・ワルター指揮 o.(NYP) | ||
録音:1941年1月26日、カーネギー・ホール、ライヴ。オーケストラの実体はNYP。おそらく1892年シャルク版使用(以上、旧 輸入元提供情報)。 元々音質が良く無いことで知られるが、ワルターの第8番として現在確認できる唯一の録音であり、貴重。SERENADEレーベルからもSEDR-2017として発売されたが、そちらはすでに廃盤となっている。 | |||
MUA-1107 廃盤 |
アドルフ・ブッシュ・プレイズ・ブラームス ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.77(*)/ クラリネット五重奏曲 ロ短調Op.115(+) |
アドルフ・ブッシュ(Vn;*) ウィリアム・ スタインバーグ指揮o.(*) レジナルド・ケル(Cl;+) ブッシュSQ(+) | |
クーセヴィツキー〜ブラームス:交響曲全集 [第1番(*)/第2番(+)/第3番(#)/第4番(**)] |
セルゲイ・ クーセヴィツキー指揮o. | ||
録音:1945年2月(*)/1945年10月(+)/1946年10月(#)/1944年4月(**)。 クーセヴィツキーはボストンso.を25年にわたって率い、バーンスタインの師でもあった。SP期に亡くなったこともあってあまりその録音を聴く機会は多くないが、特にバーンスタイン・ファンはそのルーツからして、聞いて置くのも悪くない。 | |||
ウィリアム・カペル〜未発表録音集 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(*) ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲(+) |
ウィリアム・カペル(P) レナード・バーンスタイン指揮(*) NYP(*) ユージン・オーマンディ指揮(+) フィラデルフィアo.(+) | ||
録音:1951年2月18日(*)/1944年4月8日(+)。両曲とも当盤が初出。 天才の名を欲しいままに死ながら、わずか31歳の若さで飛行機事故で亡くなってしまったカペル(1922-1953)。俊英だっただけにRCAにかなりの数の録音を残しているが、(*)では契約の関係で録音では共演できなかったバーンスタイン(CBS)が指揮をしている点に注目。代理店によると「年代にしては音質もまずまず」とのこと。(+)はカペルの代名詞ともいえるお得意の曲で、とても21歳の若者による演奏とは思えない。 | |||
ブルーノ・ワルター ブルックナー:交響曲第9番 ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第2番 |
ブルーノ・ワルター指揮 o.(NYP) | ||
録音:1946年3月17日、ニューヨーク、ライヴ。Wing DiscのWCD-55として発売されている物だが、海外では初発売。 2曲ともワルターの録音としては最も初期のものとなる(ブルックナーは4種、ベートーヴェンは2種中)オケはニューヨーク・フィルだが、権利関係から当盤表記は「管弦楽団」。 | |||
アルトゥール・シュナーベル シューマン:ピアノ協奏曲(*) シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調(+) |
アルトゥール・シュナーベル(P) ピエール・モントゥー指揮NYP(*) ヨゼフ・シゲティ(Vn;+) ピエール・フルニエ(Vc;+) | ||
録音:1943年6月13日(*)/1947年10月1日(+)。 (*)はおそらく完全初出、(+)はCD初出。シュナーベルのシューマンはかなり珍しいはず。シュナーベルのドイツ魂とともに、国際的豪華共演を楽しめる一枚。 | |||
エーリヒ・クライバー、NBC交響楽団を指揮する ボロディン:交響曲第2番(+) ウェーバー:ピアノ小交響曲(*/+) ファリャ:歌劇「はかなき人生」〜導入と踊り(+) コレッリ:クリスマス協奏曲(#) シューベルト:交響曲第5番(#) ヨハン・シュトラウスII: ウィーンの森の物語(#)/喜歌劇「ジプシー男爵」序曲(#) ドヴォルジャーク: 序曲「謝肉祭」(**)/交響詩「野鳩」〜婚礼の踊り(**) チャイコフスキー:交響曲第4番(**) ベートーヴェン: 「エグモント」序曲(++)/交響曲第3番「英雄」(++) |
クラウディオ・アラウ(P;*) エーリヒ・クライバー指揮 NBCso. | ||
録音:1947年12月19日(+)/1947年12月27日(#)/1948年1月3日(**)/1948年1月10日(++)、すべてライヴ。かなり初出が含まれていると思われる。 エーリヒ・クライバーが1947年暮れから新年にかけてNBCso.に客演した4回の演奏会から収録。名声に比べ録音の少ない指揮者だけに、これだけの盛りだくさんな内容は大歓迎。中でもボロディンの交響曲第2番は息子カルロスにもライヴ録音があり、マイナーな同曲を親子2代にわたって演奏したということはなかなか面白い。 | |||
MUA-1113 (13CD) 廃盤 |
カザルスの音楽祭の記録 | ||
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第3番(*)/ ピアノ協奏曲第4番(+) |
アルトゥール・ ルービンシュタイン(P;*) ユージン・オーマンディ指揮 管弦楽団(*) ヨゼフ・ホフマン(P;+) ディミトリ・ミトロプーロス指揮 管弦楽団(+) | ||
録音:1943年。 (*)は初出。意外にも、ルービンシュタインのベートーヴェンのピアノ協奏曲の録音の中では、最も若い時のものとなると思われる(次が1944年のトスカニーニとの第3番/BMG)。(+)は伝説的ヴィルトゥオーゾ、ホフマンがミトロプーロスと共演という興味深い録音。超絶技巧カデンツァはおそらく自作。晩年ゆえの多少の衰えはあるものの、聴き応えは抜群。 | |||
トスカニーニ、ロシア音楽を指揮する プロコフィエフ:交響曲第1番「古典」(*) チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」(*) グリンカ: スペイン序曲第1番「ホタ・アラゴネーサ」(+) チャイコフスキー:「マンフレッド交響曲」(+) ムスルグスキー/ラヴェル編曲:組曲「展覧会の絵」(#) |
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBCso. | ||
録音:1947年11月15日(*)、1948年2月28日(+)、1948年2月14日(#)。おそらくいずれも初登場の音源。(#)は協会盤LPがアナウンスされたが未発売。(*)の「悲愴」は、米軍放送の収録ディスク番号がディスコグラフィに記載されている。 ロシア音楽も得意としていたトスカニーニが、ムラヴィンスキー張りの気迫で聴かせる。 | |||
MUA-1116 廃盤 |
エリカ・モリーニ チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調(*) ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調(+) |
エリカ・モリーニ(Vn) ヤッシャ・ ホーレンシュタイン指揮(*) フランス国立放送o.(*) ジョージ・セル指揮o.(+) | |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ベートーヴェン: 交響曲第1番(*)/交響曲第3番「英雄」(#)/ 交響曲第9番「合唱」(+) エリーザベト・シュヴァルツコップの フルトヴェングラーについての談話 |
ヒルデ・ギューデン(S;+) ロゼッテ・アンダイ(A;+) ユリウス・パツァーク(T;+) アルフレッド・ぺル(B;+) ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 VPO(*/+)、BPO(#) ウィーン・ジングアカデミー(+) | ||
録音:1952年11月30日(*)/1950年6月20日(#)/1952年2月3日(+)、ライヴ(*/+)。 フルトヴェングラー得意の3曲をまとめて。(*)はANDANTE盤等で、(#)は同じくMUSIC AND ARTSのMUA-711として、(+)は独協会盤やTAHRAから出ている物。 | |||
トスカニーニの「合唱」、1941年 ブエノスアイレス ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 |
ユディト・ヘルヴィヒ(S) リディヤ・キンダーマン(A) ルネ・メゾン(T) アレクサンダー・キプニス(B) アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 コロン劇場o.&cho. | ||
録音:1941年7月、ブエノスアイレス。おそらくARIOSOからARI-002として出ていた物と同一と思われる。 第二次大戦中、ヨーロッパを逃れた金持ちたちが大勢移住していたアルゼンチンに招かれたトスカニーニが、一期一会の客演に燃えた「第9」。メトのスター、ルネ・メゾンをはじめ歌手陣も強力。 | |||
グイド・カンテッリ〜ニューヨーク・コンサート&放送録音集 1949-52 ロッシーニ:「コリントの包囲」序曲[NBCso./1951年1月1日] バルトーク:管弦楽のための協奏曲[NBCso./1951年1月1日] シューベルト:交響曲第2番[NBCso./1951年1月8日] モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲[NBCso./1951年12月1日] メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」[NBCso./1951年12月1日] ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ/ラ・ヴァルス[NBCso./1951年12月1日] ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲[NBCso./1951年12月15日] ブラームス:交響曲第3番[NBCso./1951年12月15日] ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調(**)[NBCso./1950年1月14日] ハイドン:交響曲第94番 ト長調「驚愕」(#)[NBCso./1949年12月31日] ブラームス:交響曲第1番[NBCso./1952年12月6日] モーツァルト:交響曲第18番 イ長調[NBCso./1952年12月13日] バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽[NBCso./1952年12月13日] ガブリエリ:コントラバス4重奏のためのカンツォーナ[NBCso./1952年2月16日] モンテヴェルディ:「聖母マリアの夕べの祈り」 〜「聖母マリアよ、我らのために祈り給え」によるソナタ[NBCso./1952年2月16日] ハイドン:交響曲第88番[NBCso./1952年12月20日] ストラヴィンスキー:カルタ遊び[NBCso./1952年12月20日] ラヴェル:ボレロ[NBCso./1952年12月20日] ルーセル:シンフォニエッタOp.52[NBCso./1951年12月15日] ヴィヴァルディ:合奏協奏曲 イ長調[NBCso./1952年2月2日] チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」[NBCso./1952年2月2日] ゲティーニ:協奏的小品[NBCso./1952年2月2日] ヴェルディ:「運命の力」序曲[NBCso./1952年2月2日] ロッシーニ:「セミラーミデ」序曲[NYP/1952年1月27日] チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調Op.36(*)[NBCso./1949年12月24日] ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」[NYP/1952年1月27日] フレスコバルディ(管弦楽編曲:ゲディーニ):4つの小品[NYP/1952年1月6日] モンテヴェルディ(ゲティーニ編): 「マニフィカト」〜聖母マリアのための晩課[NYP&ウェストミンスターcho./1952年1月6日] ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」[NYP/1952年1月6日] アラン・シュールマン:「ローレンシア」序曲(1951)[NYP/1952年1月20日] ドヴォルジャーク:ピアノ協奏曲 ト短調[ルドルフ・フィルクシュニー(P) NYP/1952年1月20日] ヒンデミット:交響曲「画家マチス」[NYP/1952年1月20日] ウェーバー:「オイリアンテ」序曲[NBCso./1952年11月29日] ヴィヴァルディ:合奏協奏曲 イ短調Op.3-8[NBCso./1951年1月15日] ブラームス:悲劇的序曲[NBCso./1951年1月15日] ドビュッシー:交響的断章「聖セバスティアンの殉教」[NBCso./1951年1月15日] チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調[NBCso./1952年3月1日] シューマン:交響曲第4番 ニ短調[NBCso./1952年11月29日] 以上全てグイド・カンテッリ指揮 | |||
共演/録音:[]内。 TESTAMENTに引続き、MUSIC AND ARTSからもカンテッリのセットが登場。最終的にはすべてTESTAMENTからもリリースされる可能性はあるが、現時点でダブっているのはNBC響との数点(曲の横に記号を付けたもの/TESTAMENTでの記号と対応)のみ。ファンには悩ましい限りだが、お買い得価格のため、両方と言うのも手かもしれない。 | |||
モーツァルト: オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370/ オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.496/ フルート四重奏曲第3番 ハ長調 K.285b/ フルート四重奏曲第2番 ト長調 K.285a |
アメリカン・バロック | ||
録音:ディジタル。ピリオド楽器使用。 K.496はおそらく「ピアノ三重奏曲 ト長調 K.496」の編曲。 | |||
MUA-1122 廃盤 |
ブロニスワフ・フーベルマン ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.77(*) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35(#) |
ブロニスワフ・フーベルマン(Vn) アルトゥール・ロジンスキ指揮(*) ユージン・オーマンディ指揮(#) 管弦楽団 | |
録音:1944年1月23日(*)/1946年3月(#)。復刻:マッジ・ペイン。 | |||
MUA-1123 (4CD) 廃盤 |
クレンペラー、マーラーを指揮する マーラー: 交響曲第9番(*) 〔1968年6月9日〕 交響曲第2番「復活」(+/*) 〔1963年6月21日〕 交響曲第4番(#) 〔1956年11月19日〕 亡き子をしのぶ歌(**) 〔1955年10月17日〕 [付録] 亡き子をしのぶ歌(++) 〔1949年9月4日〕 |
オットー・クレンペラー指揮 VPO(*)、バイエルン放送so.(#)、 ケルン放送so.(**) ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S;+) ヒルデガルト・ レッスル=マイダン(A;+) ウィーン楽友協会cho.(+) ジョージ・ロンドン(Br;**) カール・シュミット= ヴァルター(Br;++) ヴィンフリート・ツィリヒ指揮(++) フランクフルト放送so.(++) | |
録音:〔上記〕、(*)のみステレオ。 クレンペラーは1960年代に何回かVPOを指揮しているが、中でも(*)はクレンぺラーの執念とオーケストラの官能的な美質が反応を起こした奇跡的名演。巨大な音楽でありながら知的で緻密、感傷や粘着とは無縁。 対向配置の効果がはっきり伝わってくるステレオ録音であることもうれしい。「復活」はモノラルだが音質は良好で、終結に向かう爆発的エネルギーの連続に圧倒される。 当盤は、旧 国内代理店によると「諸事情により」、発売後すぐに廃盤となりました。今後の入荷はございませんのでどうぞ御了承ください。 | |||
バッハ:フランス組曲 前奏曲 ロ短調 BWV.923/ フランス組曲第3番 ロ短調/ 平均律クラヴィーア曲集第2巻〜 前奏曲 ト短調/ フランス組曲第5番 ト長調/ 前奏曲 ハ短調 BWV.999/ フランス組曲第2番 ハ短調/ 前奏曲 変ホ長調 BWV.815a/ フランス組曲第4番 変ホ長調/ 平均律クラヴィーア曲集第1巻〜 前奏曲 ニ短調/ フランス組曲第1番 ニ短調/ 平均律クラヴィーア曲集第1巻〜 前奏曲 ホ長調/ フランス組曲第6番 ホ長調 |
デイヴィッド・ケイツ(Cemb) | ||
6つのフランス組曲の前にそれぞれふさわしい前奏曲を配置した、興味深いアルバム。ケイツはニューヨーク生まれ。チェンバロ以外にモダーン・ピアノも達者で、アイヴズのコンコード・ソナタもレパートリーとしている。 | |||
見過ごされたスクリャービン 〜スクリャービン:マズルカ全集 [10のマズルカOp.3/9のマズルカOp.25/ 2つのマズルカOp.40] |
エリック・ル・ヴァン(P) | ||
録音:2002年4月15日-18日、バイエルン放送第2スタジオ、ミュンヘン。バイエルン放送との共同製作。 スクリャービンの「マズルカ」は、意外とCDが少ない作品で、「ピアノ作品全集」のようなものを除けば全曲録音はまことに貴重。ロサンゼルス生まれのル・ヴァンは既に幾つかのレーベルへ録音しているが、 特にOEHME CLASSICSへチェロのシーフェンと録音したリスト「チェロとピアノのための作品全集」は、各国で高い評価を受けた。 | |||
なんとハスキル&シューリヒトの シューマン「P協」ライヴ モーツァルト: ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調K.271「ジュノム」(*) シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調Op.54(#) |
クララ・ハスキル(P) パブロ・カザルス指揮 プラド祝祭o.(*) カール・シューリヒト指揮 ストラスブール市立o.(#) | ||
録音:1953年6月19日(*)/1955年6月15日(#)。(#)は初登場となる音源。(*)はLYRINXからCDで出ているもの。 これはびっくり、ハスキルのシューマン「ピアノ協奏曲」にライヴ音源があり、それもなんとシューリヒトとの共演とは! 彼女の同曲はオッテルローとのPHILIPSスタジオ録音が有名で、そこでの演奏も非常に高揚感あふれる魅力的なものだった。彼女と相性の良いシューリヒトの棒だが、なぜかいつもの彼女とはかなり傾向の違う、冷静ながらも抒情漂う演奏となっているのは面白い。ハスキルの同曲ライヴはその後TAHRAからもクレツキ指揮の別演奏(TAH-540)が出たが、そちらはスタジオ録音盤と同傾向の演奏で、当盤の演奏はハスキル・ファンなら一聴すべき珍しいものといえるだろう。(*)は有名な名演で、カザルスの指揮と言うのもポイントの一つ。 | |||
フルヴェン、第2のバイロイト「合唱」 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」 グレ・ブロウエンスティン(S) イーラ・マラニウク(Ms) ヴォルフガンク・ヴィントガッセン(T) ルートヴィヒ・ウェーバー(B) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭o.&cho. | |||
録音:1954年8月8日、バイロイト。以前 Disque Refrain から発売されていたもの。 フルトヴェングラー、バイロイトの「合唱」と言えば1951年の戦後再開記念公演でのものが不滅の名盤として知られるが、長らく非常に入手しづらかった、もうひとつのバイロイトにおける「合唱」である1954年の演奏がついにM & Aから発売。これは伝説的なルツェルンの「合唱」(1954年8月22日)のほぼ二週間前にあたり、最晩年のフルトヴェングラーの枯淡とした深々とした演奏が聞ける貴重なもの。Disque Refrain 盤は音質劣悪で、今回の音源も残念ながらあまり音質改善とはなっていないが、入手出来るだけでも貴重と言えるだろう。 | |||
ヨハン・バプティスト・クラーマー(1771-1858): 7つの後期ソナタ集 |
ジョン・コウリ(P) | ||
使用楽器:1813年製ブロードウッド。 クラーマー(クラメール)の作品は先年 CHANDOS からピアノ協奏曲集が発売されたが(CHAN-10005)、ソナタ集がこれだけまとまって録音されるのは、おそらくこれが初めて。ドイツに生まれイギリスで活躍したクラーマーは、ピアニストや作曲家であるとともに楽器製造や出版も行なっていた。クレメンティの弟子であり、ベートーヴェンとも親交が会ったと言う。才人コウリの演奏も楽しみ。 | |||
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
チェーザレ・シエピ(Br;ドン・ジョヴァンニ) オットー・エーデルマン(B;レポレッロ) アントン・デルモータ(T;ドン・オッターヴィオ) エリーザベト・グリュンマー(S;ドンナ・アンナ) エリーザベト・シュヴァルツコップ(S;ドンナ・エルヴィラ) エルナ・ベルガー(S;ツェルリーナ) ヴァルター・ベリー(B;マゼット) ラファエル・アリエ(B;騎士長) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮VPO、ウィーン国立歌劇場cho. | |||
録音:1953年7月&8月、ザルツブルグ音楽祭。ライヴ。 | |||
ストコフスキーの「千人」〜マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」
カルロス・アレクサンダー、ユージン・コーンリー、フランシス・イーンド、マーサ・リプトン、 ジョージ・ロンドン、ウタ・グラーフ、カミラ・ウィリアムズ、ルイーズ・バーンハルト レオポルド・ストコフスキー指揮NYP、ウェストミンスターcho.、 スコラ・カントルム少年cho. | |||
録音:1950年4月9日、ニューヨーク。ライヴ。旧 MUA-280 の再発売。 ストコフスキーは、1910年ミュンヘンでの「千人の交響曲」初演をリハーサルから立ち会っており、6年後にはフィラデルフィアでアメリカ初演を指揮している。たしかにストコフスキー向きの作品なのだが、意外にも彼による同曲音盤はこれ一種類しかない。 | |||
バックハウス、ブラームスを弾く バラードOp.10 より[第1番/第2番]/ スケルツォ 変ホ短調Op.4/ 自作の主題による変奏曲 ニ長調Op.21-1/ パガニーニの主題による変奏曲 イ短調Op.35/ ワルツ集Op.39(全曲)/ ワルツ集Op.39 より[第1番/第2番/第15番]/ 8つの小品Op.76 より[第2番/第7番/第8番/ 2つのラプソディOp.79/ 7つの幻想曲Op.116 より[第1番/第4番]/ 3つのインテルメッツォOp.117 より[第1番/第2番]/ 6つの小品Op.118 より[第1番−第5番]/ 4つの小品Op.119 より[第1番/第2番]/ インテルメッツォ ハ長調Op.119 No.3/ ハンガリー舞曲第6番/ハンガリー舞曲第7番 |
ウィルヘルム・バックハウス(P) | ||
録音:1929年-1936年。SP復刻。 超絶なテクニックとドイツ伝統の重厚な音楽を併せ持つことで鍵盤の獅子王と称えられた、若き日のバックハウスによる雄々しいロマンティシズムあふれる演奏が聴ける。全てCD既出の録音と思われるが、 これだけまとめて聴けるのは当盤だけ。 | |||
カサドシュ、ライヴ録音集 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第4番 ハ短調(*) フランク:交響的変奏曲(*) ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲(#) |
ロベール・カサドシュ(P) ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 ORTFo.(*) エドゥアルト・ ファン・ベイヌム指揮 アムステルダム・ コンセルトヘボウo.(#) | ||
録音:1961年9月26日、モントルー(*)/1946年10月、アムステルダム(#)。すべて初出の音源。 カサドシュの珍しいライヴによるフランス物。カサドシュには3曲とも複数の録音があるが、(*)の2曲にはこれまでフランス・オケとの共演は無かったので興味深い。また、カサドシュとホーレンシュタインとの共演と言うのも、曲を問わず初登場ではないだろうか。さらに、ベイヌムとの共演というのも興味津々で、カサドシュ・ファンなら必携のアイテムと言えるだろう。 | |||
トスカニーニ、初出あり ベートーヴェン: 交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」(*)/ 「レオノーレ」序曲第3番(#)/「コリオラン」序曲(+) |
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBCso. | ||
録音:1938年12月3日(*)/1948年3月6日(#)/1953年12月6日(+)。 トスカニーニの剛穀なベートーヴェンが楽しめる一枚。「レオノーレ」序曲第3番はこれまで発売された形跡の無いものでおそらく初出と思われる。「英雄」は伝説的な1938年ベートーヴェン・チクルスでの演奏で、名演の誉れ高いもの。「コリオラン」序曲はかつて MUA-3007 で一度発売されたことがあるだけという珍しいもので、待望の復活。なお、既出の曲は今回新たにリマスタリングされている。 | |||
ベートーヴェン: 交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」(*) 弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 Op.135〜 第2&3楽章(弦楽合奏による)(+) |
ヴィナ・ボビー(S;*) ケルスティン・トルボリ(A;*) ジャン・ピアース(T:*) エツィオ・ピンツァ(B;*) アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBCso. | ||
録音:1938年2月6日、カーネギーホール(*)、1938年1月1日(+)、ライヴ。 1937年12月25日に御披露目となったトスカニーニとNBC交響楽団のコンビによる初期のライヴ録音。第9交響曲は通常のNBCの放送用の演奏ではなく慈善演奏会。トスカニーニのスタンスはBBC交響楽団や翌年のベートーヴェン・チクルスでの演奏と全く変わらないが、まだ新鮮さの強い船出直後の「初心」と、極めて優秀なソリスト(バスをエツィオ・ピンツァが歌っている)によって、祝典的ムードも強く感じられるものになっている。 弦楽四重奏曲第16番の第2&3楽章は、七重奏曲とならんでトスカニーニが好んで合奏で演奏したもので、1938年3月のNBC交響楽団との初のディスク録音セッションでも取り上げられた。これはその年の元旦の演奏会でのライヴ。トスカニーニが弦に求めるアンサンブル精度と柔軟な運動能力が克明に聴き取れ、興味が尽きない。 | |||
ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 Op.135〜 第2楽章(弦楽合奏による)(*) 序曲「献堂式」Op.124(*) 交響曲第7番 イ長調 Op.92(*) 交響曲第1番 ハ長調 Op.21(+) |
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBCso. | ||
録音:1947年10月25日(*)、9月21日(+)、ライヴ。 1947年の秋の演奏会からベートーヴェンを集めたもの。トスカニーニはこの年の3月25日に80歳を迎え、10年目を迎えようとするNBC交響楽団に全幅の信頼を置きつつ、最晩年のよりクリアな造形美の様式へと変貌を遂げている。1950年代に入ってから顕著になる硬直もまだなく、驚異的な精度、軽快な俊敏さ、トスカニーニらしい熱気、そしてオーケストラの自発性という要素の驚くべき融合が果たされた演奏が聴ける。ことに第1交響曲は同じ年のスカラ座のオーケストラとのルツェルン・ライヴ同様の飛び切りの名演。序曲「献堂式」はこれ以外に同じ年の12月の録音があるだけの貴重。 | |||
ワルター、1949年の「第9」完全復刻 ベートーヴェン:交響曲全集 |
イルマ・ゴンザレス(S) エレナ・ニコライディ(A) ラウル・ジョバン(T) マック・ハレル(B) ブルーノ・ワルター指揮 NYP、フィラデルフィアo.(第6番)、 ウェストミンスターcho.(第9番) | ||
録音:1947年11月(第1番)/1952年3月17日(第2番)/1941年1月(第3番)/1949年3月(第3番)/1952年3月(第4番)/1941年12月(第5番)/1950年2月(第5番)/
1946年1月(第6番)/1951年3月(第7番)/1942年4月(第8番)/1949年4月&5月(第9番)。原盤:SONY (CBS)。 さすがはこのレーベルという好企画。ブルーノ・ワルターが1940年代から1950年代にかけて米Columbia(現SONY CLASSICAL)に録音したベートーヴェンの交響曲を復刻したもの。演奏はまだ元気なワルターの活力がみなぎり、ステレオ時代の恰幅の良い再録とはまた違った魅力を放っている。日本や各国で既にCDになったものも少なくないものの、このセットにはいくつかの価値がある。まず、特筆したいのは第9番の第4楽章。これは1953年に差替え再録音したものではなく、オリジナル1949年録音を使用、これはおそらく世界初CD化。1953年の演奏はワルター自身がオリジナルの第4楽章に不満で取り直しをしたものだが、4年経ってからの演奏のため一貫性がなく、かなり不自然と感じる人もいたようだ。LPでもほとんどが差替えされていたので、このオリジナルの第4楽章はまことに貴重。そして米Columbiaでの録音を開始した年、1941年の「英雄」と「運命」も収録。どちらも後の再録音の方が評価は高いが、SONYからは復刻されていないため(以前DANTEがCD化したが、廃盤)これまたファンには嬉しい発売となる。復刻は素直で自然な、癖のない優良モノーラル。 | |||
チャイコフスキー:後期交響曲集 交響曲第4番 ヘ短調 Op.36(*)/ 交響曲第5番 ホ短調 Op.64(#)/ 交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」(+) |
セルゲイ・クーセヴィツキー指揮 ボストンso. | ||
録音:1949年3月11日(*)/1943年11月6日(#)/1946年2月9日(+)、以上ボストン。 ブラームスの交響曲全集(MUA-1108, 2CDs)に続くセルゲイ・クーセヴィツキー(1874-1951)の貴重なライヴ発掘。前任のモントゥー、後任のミュンシュに劣らぬボストン交響楽団栄光の時代を築いたにもかかわらず、SP期に亡くなったこともあってか、現代ではあまり語られる事も無いが、晩年のバルトークへの支援や作曲家として残した「コントラバス協奏曲」など、今日でもその業績を無視するわけにはいかない。 | |||
フアーナ・サヤス・プレイズ・シューベルト シューベルト: ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調D.960/ 4つの即興曲集 Op.90 D.899 |
フアーナ・サヤス(P) | ||
録音:ディジタル。 | |||
カンテッリ、1953年3月15日、ニューヨーク・コンサート ヴェルディ:「運命の力」序曲(*) リスト:ピアノ協奏曲第2番(#) ドビュッシー:聖史劇「聖セバスティアンの殉教」より(+) ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲(+) |
クラウディオ・アラウ(P;#) グイド・カンテッリ指揮 NYP | ||
録音:1953年3月15日、ライヴ。(*)はおそらく初出音源、(#)はAS DISCやARCHIPEL等でCD既出、(+)は今回の日付では初出となるが、AS DISCから日付の近い録音が出ていた。 カンテッリによる一夜の演奏会が丸ごと体験できるディスク。TESTAMENTからも今後おそらく発売されると思われる音源だが、リマスタリングの違いもあり、マニアならぜひ両方を手に入れて頂きたい。 | |||
初CD化多数! ルドルフ・ゼルキン、 ベートーヴェン独奏曲を弾く〜1945-1952 米コロムビア録音 ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ選集 [第14番 嬰ハ短調Op.27-2「月光」(*)/ 第8番 ハ短調Op.13「悲愴」(#)/ 第23番 ヘ短調Op.57「熱情」(+)/ 第26番 変ホ長調Op.81a「告別」(**)/ 第21番 ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」(##)/ 第30番 ホ長調Op.109(++)/ 第24番 嬰へ長調Op.78(***)]/ 幻想曲 Op.77(***) |
ルドルフ・ゼルキン(P) | ||
録音:1951年5月1日(**)、28日-30日(*/**)/1945年6月5日(#)/1947年7月14日&29日(+)/1952年9月8日-10日(##)/1952年7月22日(++)/1947年12月1日(***)。原盤:Columbia/SONY。(#)、(+)、(++)はフランスSONYからCD化されているが、残りは今回がCD初復刻となるレアな物。 ゼルキン・ファン垂涎のセットが登場。彼は後年全曲ステレオで再録音しているが、若い頃の演奏となるとこの録音しか無い曲も多く、これは貴重な復刻。 | |||
MUA-1142 廃盤 |
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス | ブルーノ・ワルター指揮NYP | |
録音:1948年4月18日、ニューヨーク、ライヴ|国内仕様盤:KDC-5007〔廃盤〕。 | |||
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 [第1番−第10番] |
パメラ・フランク(Vn) クロード・フランク(P) | ||
録音:1992年-1995年。以前MUSIC MASTERSから1999年に発売[01612-67197-2]されたものの、すぐに廃盤となり入手困難だった音源(以前は第1番&「クロイツェル」のみの抜粋盤もあった[01612-67087-2])。 Arte Novaからシューベルト(74321-72128-2)を出しているフランク親子による1990年代の録音が復活。娘のパメラは同時期ジンマンとのモーツァルトの協奏曲全集(Arte Nova 74321-72104-2)でブレイクし、同レーベルに録音を続けるかと思われたが、残念ながらその後は発売が無い。父のクロードはベートーヴェン弾きとして高名で同レーベルからピアノ・ソナタ全集の録音も出ているほど(MUA-4640;RCA原盤)。このヴァイオリン・ソナタの録音は発売当初アメリカで絶賛を博したがすぐに廃盤となり、国内では入手が難しかっただけにこの再発売は嬉しい。価格も通常の半額とお買い得。 | |||
トスカニーニ&BBC響の「第9」、初出音源 ベートーヴェン: 交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」(英語版) |
イゾベル・ベイリー(S) メアリー・ジャレッド(Ms) パリー・ジョーンズ(T) ハロルド・ウィリアムズ(B) アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 BBCso.、BBC合唱協会 | ||
録音:1937年11月3日、ロンドン、クィーンズホール。初出音源。 大指揮者トスカニーニの本領は1930年代のライヴにあり、というのはファンの間ではほとんど定説化しているらしいが、それを裏付けるかのように、超ド級の演奏が現われた。1937年にBBC交響楽団に客演した際のベートーヴェンの第9である。トスカニーニの同曲録音はこれで8種目だが、これはそれらの中でもトスカニーニの「世紀の天才」を伝えるものであろう。BBC交響楽団の俊敏かつ柔軟な運動特性を生かし、第1楽章、第2楽章では古楽系指揮者もやらないような猛スピードで突っ走りながらも、全て決めるべきところがビシッと決まる(オーケストラが必死にくらいつている様子が録音を通して伝わってくるよう)。第3楽章はカンタービレが単なるレガートにならず、常に意味を持って語り歌う。そして第4楽章は輝かしくスケール雄大。放送からのアセテート録音という状態の悪さ、英語歌唱といったハンデはあるが、演奏そのものはとてつもないものだ。 第2楽章の4分あたり、第3楽章の数か所にかなり強烈なノイズが1〜2分ほど持続します。それ以外の箇所も年代相応の良好とは言い難い音です。極めて貴重で意義のある内容ゆえ、御了解をお願いいたします。 | |||
ヴァルター・ギーゼキング ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第1番 ハ長調Op.15(*)/ ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調Op.73「皇帝」(#) |
ヴァルター・ギーゼキング(P) ラファエル・クーベリック指揮 フィルハーモニアo.(*) アルトゥール・ローター指揮 ベルリン放送so.(#) | ||
録音:1948年10月13日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン(*)/1945年1月23日、ベルリン帝国放送局第1スタジオ(#)。原盤:EMI(UK Columbia 78s LX 1230/2, CAX 10333/40)(*)。(*)は海外初CD化。(#)は戦中の実験的ステレオ録音。これまで(#)は1944年秋の録音とされて来たが、今回始めて(?)録音日が明らかにされている。 ギーゼキングのレアな録音2種が再登場。(*)は国内では東芝からCD化されているものの、海外ではこれまでCDになっていなかった。(#)は当MUSIC AND ARTSやARKADIAから過去に出ていたことがあるが、現在では入手出来ない稀少な音源。戦前にステレオで残され、戦火を生き延びた唯一のクラシック音楽全曲録音といわれている。音質が良いのにも驚きで、歴史的資料として一聴の価値あり。今回新たにリマスタリングされている。 | |||
MUA-1146 (9CD) 廃盤 |
ヤッシャ・ホーレンシュタイン、 パリにおける放送録音集 1952-1966 |
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 フランス国立放送o. | |
ミケランジェリ、初出音源 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調K.466(*) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調Op.2-3(#) |
アルトゥーロ・ベネデッティ・ ミケランジェリ(P) カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルトpo.(*) | ||
録音:1967年11月22日、リーダーハレ、シュトゥットガルト(*)/1975年11月11日、サル・プレイエル、パリ(#)。ともにステレオ・ライヴ、初出音源。ミケランジェリ財団の許可を得てのリリース。 これは珍しい音源の登場。2曲ともミケランジェリの十八番で録音も多いが、協奏曲はなんとミュンヒンガーとの共演。モーツァルトも得意とした指揮者だけに、鬼才ミケランジェリとの駆け引きは絶品。ミケランジェリの愁いを帯びたピアノの音色も曲想にぴったりで、おまけに音質もかなり良く、壮年期の彼の同曲を聴くなら(この後は1989年のDGライヴまで間が空く)この録音で決まりといい切りたい。またソナタの方は、1970年代の演奏としては意外にもこの録音が初登場。脂の乗り切った時期のミケランジェリがこちらも良い音質で楽しめる貴重な演奏。 | |||
シューマン:ピアノ独奏作品集 Vol.1 ピアノ・ソナタ第2番 ト短調Op.22/ 幻想曲 ハ長調 Op.17 |
フアーナ・サヤス(P) | ||
録音:2002年11月。Vol.2:MUA-1181。 フアーナ・サヤスは1940年キューバ生まれ。17歳でパリに移住し本格的にピアノを学び、将来を望まれる存在であったが、結婚、出産でキャリアは一時中断、ロンドン、ニューヨークと移住した後、1977年に舞台復帰し、隠れた名ピアニストの登場として大きな話題を呼んだ。大向こうを狙うのではなく、あくまで作品の魅力を開花させようという姿勢が現在では高く評価されており、それがこのシューマンでもいかされている。 | |||
ピアソラへのオマージュ〜アルゼンチンのギター音楽 プホール: プラタ組曲第1番/あるタンゴ弾きの死への哀歌 アギーレ:悲しみ 第4番 / クレスポ:夜想曲 ルーナ:3つの練習曲 から / フレウリー:山道で ファル:前奏曲と舞曲 / カルドーソ:ミロンガ ラミレス:アルフォンシーナと海 ピアソラ:ギターのための5つの小品 から |
マイケル・ アンソニー・ニグロ(G) | ||
録音:2003年11月22日、カリフォルニア、ライヴ。 マイケル・アンソニー・ニグロは1971年カリフォルニア生まれ。 | |||
ショパン:練習曲集 12の練習曲 Op.10/12の練習曲 Op.25/ 3つの新しい練習曲 |
ジョン・コウリ(P) | ||
録音:1999年11月22日、ディジタル。使用楽器:1832年、ブロードウッド社製グランド・ピアノ。 フォルテピアノ奏者として知られるジョン・コウリが、正しくショパンの時代のグランド・ピアノを使用して練習曲を録音。保存状態も完璧で、ショパンの聴いたであろう音色が再現されている。 | |||
A VIOLA TREASURY〜編曲を含む名作集 フランク(バーナド・ザスラフ編): ヴァイオリン・ソナタ(ヴィオラのための編曲) ミヨー:ヴィオラ・ソナタ第2番 ドヴォルジャーク(バーナド・ザスラフ編): ソプラノとピアノのための4つの歌Op.2 (ヴィオラとピアノのための編曲) エルネスト・ブロッホ: ヴィオラ独奏のための組曲「瞑想と葬列」(未完) ミルトン・バビット: ヴィオラとピアノのための音楽(1950) |
ザスラフ・デュオ [バーナード・ザスラフ(Va) ナオミ・ザスラフ(P)] | ||
録音:AAD。 バーナード・ザスラフは、フェルメールSQ、ファインアーツSQ、スタンフォードSQでも活躍した名手。デュオとしては1962年にカーネギー・ホールへデビュー、ジュリアード音楽院でロジーナ・レヴィンに学んだ夫人との息もぴったり。ヴィオラ・ファンは必携。 | |||
デイヴィッド・デル・トレディチ(1937-): 闘牛士の詩のための嘆き(1998;9曲)(*)/ チャナの物語(1998;6曲)(#) |
ハイラ・プリットマン(S;*) ミリアム・ アブラモヴィチ(Ms;#) デイヴィッド・ デル・トレディチ(P) | ||
録音:DDD。デル・トレディチはカリフォルニア生まれ。ネオ=ロマンティックの作風で高く評価されており、収録作品もまるで19世紀半ばのような作風。 | |||
ワーグナー:歌劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」(*) *ボーナス・トラック* 「マイスタージンガー」第1幕前奏曲(#)/「パルシファル」〜聖金曜日の音楽(+)/ 「神々の黄昏」〜ジークフリートの葬送行進曲(#)/「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死(**) マリア・ミュラー(エヴァ;*) マックス・ローレンツ(ヴァルター;*) ヤーロ・プロハスカ(ハンス・ザックス;*) ヨゼフ・グラインドル(ポーグナー;*)他 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭o.&cho.(*)、BPO(*以外) | |||
録音:1943年7月15日-24日、バイロイト(*)/1949年2月19日(#)/1951年4月25日(+)/1942年11月8日(**)。(*)は第1幕と第3幕に欠落あり(今までに出た LP & CD は全て)。 以前イタリア系の幾つかのレーベルや東芝EMIの国内盤でもCD化されていたフルトヴェングラー唯一の同曲録音だが、意外にも現在では入手困難で、嬉しい復活。今回新リマスタリングされている上、価格もお得。 | |||
ファイン・アーツ四重奏団〜WFMT放送録音集 〔作曲家ごとの内容一覧〕 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 Op.59 No.1「ラズモフスキー第1番」/ 第8番 ホ短調 Op.59 No.2「ラズモフスキー第2番」/ 第9番 ハ長調 Op.59 No.3「ラズモフスキー第3番」/ 第15番 イ短調 Op.132/第2番 ト長調 Op.18 No.2 モーツァルト: 弦楽四重奏曲第17番 変ロ長調 K.458「狩り」/ 弦楽四重奏曲第20番 ニ長調 K.499「ホフマイスター」/ ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K.493/ アダージョとフーガ ハ短調 K.546/ ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407(386c) ハイドン:弦楽四重奏曲 第0番 変ホ長調 Op.1 No.0/ 第11番 ニ長調 Op.2 No.5/ 第12番 変ロ長調 Op.2 No.6/ 第35番 ヘ短調 Op.20 No.5/ 第68番 変ホ長調 Op.64No.6/ 第78番 変ロ長調 Op.76 No.4「日の出」/ 第80番 変ホ長調 Op.76 No.6 ブラームス: 弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.51 No.2/ ホルン三重奏曲 変ホ長調Op.40 バルトーク:弦楽四重奏曲第3番 ヒンデミット:弦楽四重奏曲第3番 フサ:弦楽四重奏曲第3番 シーモア・シフリン:弦楽四重奏曲第4番 マルティノン:弦楽四重奏曲第2番 Op.54 |
ファイン・アーツSQ [レナード・ソルキン、 アブラム・ロフト(Vn) ジェラルド・スタニック (Va:1968年以前) バーナード・ザスラフ (Va:1968年以後) ジョージ・ソプキン(Vc)] ジョン・ブラウニング、 ナオミ・ザスラフ(P) バリー・タックウェル(Hr) | ||
録音:1967年-1973年。復刻:マッジ・ペイン(2004年)。解説は同団体第2ヴァイオリンのアブラム・ロフト。 この8枚組の音源は、ファイン・アーツ四重奏団が1967年からシカゴの放送局WFMTで収録した放送録音ばかりで、ディスク化されたのはこれがはじめて。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンというウィーン古典派の弦楽四重奏曲を中心としつつ、バルトーク、ヒンデミット、カレル・フサ、シーモア・シフリン、さらに当時シカゴ交響楽団の音楽監督だったジャン・マルティノンの作品も含めているのがさすが。この名高い四重奏団は活発な録音活動をしたにもかかわらず、現在では手に入れやすい録音が数少なくなっていたため、これは非常に意義のあるリリースといえよう。 | |||
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 | フランシス・イーンド(S) マーサ・リプトン(A) デイヴィッド・ロイド(T) マック・ハレル(B) ブルーノ・ワルター指揮NYP ウェストミンスターcho. | ||
録音:1949年4月(第1楽章−第3楽章)、1953年3月(第4楽章)。 ワルター・ファンの渇きを潤したM&Aによるワルター&NYPのベートヴェン全集(MUA-1137)、これはその続編とも言うべきCD。1949年に録音された第9番は、ワルターが第4楽章の出来映えに満足せず、4年後の1953年に差し替え再録音を行った。M&Aは全集セットではオリジナルの第4楽章を採用していたが、こちらはこの差し替え決定版。歌手はハレル以外全て入れ替え、気持ちも新たに入れ直してのこの再録音、さすがの充実。1950年代のワルターの自信に満ちた棒さばきに、オーケストラも合唱も伸びやかかつ魂のこもった音楽を生み出している。いつもどおりM&Aらしく癖のない優良モノーラル。 | |||
シェーンベルク: 「浄夜」(*)/交響詩「ペレアスとメリザンド」(+) スクリャービン:交響曲第5番 Op.50「プロメテウス」(#) フランツ・シュミット:交響曲第2番 変ホ長調(*) |
ディミトリ・ミトロプーロス指揮 VPO(*) NYP(+/#) | ||
録音:1958年9月28日、ウィーン(*)/1953年10月29日、ニューヨーク(+)/1953年4月9日、ニューヨーク(#)。旧 MUA-991 と MUA-967 を2枚組として再発売。 巨匠ミトロプーロスが近代音楽を得意としていたことは良く知られていつが、残された録音は案外多くない。得意としていた「浄夜」は、有名な米COLUMBIA 録音以外はこのウィーンでのライヴが今のところ唯一。(+)はこれが唯一の記録。(#)はこの直前に米COLUMBIAに録音している。フランツ・シュミットの交響曲第2番も唯一。ウィーン・フィルとの共演では世紀末的色艶が魅惑的。一方ニューヨーク・フィルとの共演は、モダンな機能の冴えた演奏。どちらもミトロプーロスらしい名演だ。 | |||
ブゾーニ、トロンコン:バッハ作品編曲集 ブゾーニ: バッハの主題による変奏曲/ アルペッジョのための前奏曲と練習曲/ 無窮動/トリル練習曲 パオロ・トロンコン(1959-):6つの前奏曲とフーガ |
カルロ・グランテ(P) | ||
グランテはゴドフスキーの録音で知られる技巧派。胸がすくようなテクニックを披露している。トロンコンはイタリアの作曲家。 | |||
ショパン: ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11(*) ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21(+) |
クラウディオ・アラウ(P) オットー・クレンペラー指揮 ケルン放送so.(*) フリッツ・ブッシュ指揮NYP(+) | ||
録音:1954年10月25日、ケルン、ライヴ(*)/1950年12月10日、ニューヨーク、ライヴ(+)。 アラウが50歳前後での演奏。クレンペラーとブッシュという両巨匠がバックというのも大変貴重。 | |||
モーツァルト:弦楽五重奏曲全集 第1番 変ロ長調 K.174/第2番 ハ短調 K.406/ 第3番 ハ長調 K.515/第4番 ト短調 K.516/ 第5番 ニ長調 K.593/第6番 変ホ長調 K.614 |
ファイン・アーツSQ [レナード・ソルキン、 アブラム・ロフト(Vn) バーナード・ザスラフ(Va) ジョージ・ソプキン(Vc)] フランシス・ターシ(Va) | ||
録音:1974年、ウィスコンシン大学、小ホール。原盤:Vox SVBX 557。 Vox社からライセンスを得てCD化。米国の機能美の映えるアンサンブルに加え、情感の盛り込みも立派。先に発売された8CDセット(MUA-1158)が大好評で、再評価が著しいだけに、それに続くうれしいCD化だ。 | |||
ゾルターン・セーケイとハンガリー弦楽四重奏団 1937-1968 モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番ハ長調 K.465「不協和音」 録音:1958年7月13日、マントン音楽祭 シューベルト:弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D.810「死と乙女」 録音:1958年7月22日、マントン音楽祭 ハイドン:弦楽四重奏曲第72番 ハ長調 Op.74 No.1 Hob.III:72 録音:1950年7月5日、ロサンジェルス、南カリフォルニア大学 シューベルト:弦楽四重奏曲第15番 ト長調 D.887 Op.161 録音:1958年7月22日、マントン音楽祭 シューベルト:弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D.810「死と乙女」 録音:1952年 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番 ハ長調 Op.59 No.3「ラズモフスキー第3番」 録音:1961年7月21日、マントン音楽祭 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op.131 録音:1961年7月21日、マントン音楽祭 コダーイ:弦楽四重奏曲第2番 Op.10 録音:1952年 原盤:Concert Hall Society バルトーク:弦楽四重奏曲第5番 Sz.102 録音:1961年7月、マントン音楽祭 バルトーク:弦楽四重奏曲第6番 Sz.114 録音:1961年7月、マントン音楽祭 ハイドン:弦楽四重奏曲第67番 ニ長調 Op.64 No.5 Hob.III:63「ひばり」 録音:1951年、ロサンジェルス ハイドン:弦楽四重奏曲第67番 ニ長調 Op.64 No.5 Hob.III:63「ひばり」 録音:1946年、ロンドン 音源:HMV ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調 Op.59 No.1「ラズモフスキー第1番」 録音:1968年12月20日、ブダペスト バルトーク:弦楽四重奏曲第3番 Sz.85 録音:1968年12月20日、ブダペスト ブラームス:弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.51 No.2 録音:1968年12月20日、ブダペスト モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K.421 録音:1946年、ロンドン 音源:HMV ポルポラ:ソナタ ト長調(*) ゾルターン・セーケイ(Vn) ゲザ・フリード(P) 原盤:米DECCA チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op.11 録音:1952年 原盤:Concert Hall Society ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 Op.96「アメリカ」 録音:1952年 原盤:Concert Hall Society グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82(*) ゾルターン・セーケイ(Vn) ウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮 ハーグ・レジデンティo. 録音:1942年 原盤:オランダDECCA ラロ:ギター(*) ゾルターン・セーケイ(Vn) ジャン・アントニエッティ(P) 録音:1942年 原盤:オランダDECCA グラズノフ:5つのノヴェレッテ Op.15 録音:1952年 原盤:Concert Hall Society シューマン:弦楽四重奏曲第1番 イ短調 Op.41 No.1 録音:1951年7月1日、ロサンジェルス ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10 録音:1951年8月1日、ロサンジェルス | |||
(*)以外の演奏はすべてハンガリーSQ。 ハンガリー弦楽四重奏団は1935年にシャーンドル・ヴェーグを中心に結成され、1937年、既に名声高かったゾルタン・セーケイが第1ヴァイオリンに就任。その後活動の場をオランダに移したためヴェーグらが抜け、1940年にセーケイ中心のメンバーが固まり、1972年まで精力的に活動した。ちなみにセーケイは2001年に97歳という長命で大往生している。 彼らのずば抜けた音楽表現力は、二度のベートーヴェンのカルテット全集をはじめとする数々の録音で良く知られているとおり。セーケイの明晰なリーダーシップによるメリハリのハッキリした音楽は、古典音楽でもバルトークでも実に気持ちの良いもの。今回の8枚組、ライヴや埋もれたセッション録音などを集め、収録時間は実に10時間に迫る。しかもそのうち5時間超は今回が初出となるものだというからすごい。また四重奏以外にセーケイのソロの録音もいくつか含まれている。名カルテットの至芸の数々を楽しみたい。 | |||
初出、マルティノンとの皇帝、しかもステレオ! ミケランジェリ、ベートーヴェンを弾く ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調Op.73「皇帝」(*)/ ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調Op.7(#) |
アルトゥーロ・ベネデッティ・ ミケランジェリ(P) ジャン・マルティノン指揮 フランス国立放送o.(*) | ||
録音:1970年、ローザンヌ音楽祭、ステレオ(*)/1970年5月6日、ボン。モノラル(#)。(*)は今回初登場となる音源。(#)は以前ROCOCOからLPが出ていたが、今回初CD化。 おそらくミケランジェリとマルティノンの共演というのは、曲を問わず今回が初登場。ミケランジェリにとってはお得意の曲だが、ステレオで残された物は他にジュリーニとのDG盤しかなかったはず。また、初CD化となる(#)は、彼の同曲3種中最も若い時のもの。これは聴き物だ。 | |||
なんと、イッセルシュテットの ブゾーニ「ピアノ協奏曲」、しかもライヴ! フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924): ピアノ協奏曲Op.39(男声合唱付き) |
グンナー・ヨハンセン(P) ハンス・シュミット= イッセルシュテット指揮 ハンブルクNDRso.、NDR男声cho. | ||
録音:1956年1月15日&16日、ムジークハレ、ハンブルク。ライヴ。モノラル。おそらく初出音源。グンナー&ロレイン・ヨハンセン財団の許諾によるリリース。 これは驚き、シュミット=イッセルシュテットのブゾーニは、曲を問わずこれが確か初登場。ヨハンセン(1906-1991)は(名前が似ている生粋のアメリカ人ピアニスト、グラント・ヨハンセン[ヨハネセン](1921-2005)とは別人)デンマークのコペンハーゲン生まれでエゴン・ペトリの弟子であり、ペトリ自身がミトロプーロスへの紹介状で「ヨハンセンほどブゾーニのピアノ協奏曲を上手く演奏できる人物はいない」と書いたほどの人物であった。現役CDはほとんど無い(ARCHIPHONからルドルフ・コリッシュ[コーリッシュ]とのベートーヴェン「ヴァイオリン・ソナタ集」が出ている程度か[ARC-130/31])人であり、ブゾーニの直弟子であったペトリにこれほどの文を書かせるほどの腕というのは、是非聴いて見たいもの。戦中、フルトヴェングラーの録音を手がけた事でも知られる録音技師、フリードリヒ・シュナップ(1900-1983)の手による録音で(ちなみに彼は、ヨハンセン同様ペトリの弟子で、ブゾーニの研究家でもあったそうだ)、音質的にも期待出来そうだ。 | |||
イェネ・フバイ(1858-1937):ヴァイオリン作品集 そう彼らは言う Op.60/マロシュ川 Op.18/ 私の小さなパイプ Op.13/私の小さなヤマバト Op.83/ コシュートの歌 Op.41/バラトン湖の波Op.33/ ラヴォッタの主題で Op.117/やあカーティ Op.32 |
チャールズ・キャッスルマン(Vn) メンディ・ロダン指揮 イーストマンso. | ||
フバイとその弟子によるフバイ作品集 「クレモナのヴァイオリン作り」間奏曲 イェネ・フバイ(Vn) O.ヘルツ(P) 録音:1928年12月 ハンガリー詩曲 Op.27 No.6 イェリー・ダラーニ(Vn) エテル・ホブダイ(P) 「クレモナのヴァイオリン作り」間奏曲 ハリー・ソロウェイ(Vn) ウラディミール・リアコウスキ(P) 録音:1925年頃 そよ風 Op.30 No.5/チャールダの光景 第5番 Op.33 イボリカ・ツィルツァー(Vn) ミヒャエル・ラウハイゼン(P) 録音:1928年頃 マズルカ イ短調 Op.45 No.1 イボリカ ジャルファス(Vn) 録音:1917/18年頃 チャールダの光景 第8番 Op.60 メアリー・ゼンタイ(Vn) ジャック・グリュンベルグ(P) 「クレモナのヴァイオリン作り」間奏曲 フランツ・フォン・ヴェッチェイ(Vn) チャールダの光景 第12番/同 第2番 ドゥーシ・ケレキャルト(Vn) モーリス・アイスナー(P) 糸紡ぎの女たち エミール・テルマニー(Vn) ジェラルド・ムーア(P) 録音:1935年(未発表) チャールダの光景 第4番 エミール・テルマニー(Vn) アンネッテ・テルマニー(P) 録音:1959年 チャールダの光景 第2番 エミール・テルマニー(Vn) フェレンツ・フリッチャイ指揮ブダペストo. 録音:1942年 チャールダの光景 第3番 ヨゼフ・シゲティ(Vn) アンドール・フォルデス(P) 録音:1941年 そよ風 Op.30 No.5 ヨゼフ・シゲティ(Vn) 録音:1942-44年頃 | |||
フバイは説的大ヴァイオリニストとしても有名だが、優秀な弟子を輩出した名教師としても知られており、さらに作曲家としても名を残している。この2枚組は1枚目が新録音、2枚目が歴史的録音で、フバイの作品を俯瞰できるもの。特にCD2に収められているのは、フバイの自作自演から御存知シゲティまで貴重な音源ばかり。フリッチャイのハンガリー時代の録音が含まれているのも要注目。 | |||
ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):ピアノ作品集 24の大練習曲 Op.125(1833)/ 奇想曲集 Op.105(1824)〜3つの愉しみ/ 華やかなロンド Op.109(1825)/村のロンド Op.122(1825) |
ジョン・コウリ(Fp) | ||
使用楽器:1820年頃ヤコプ・プフィスター製、および1832年ジョン・ブロードウッド社製。比較的後期の作品集。 | |||
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」 | マリア・シュターダー(S) カタリーナ・マルティ(A) ワルデマール・クメント(T) ハインツ・レーフス(B) カール・シューリヒト指揮 フランス国立o. 他 | ||
録音:1954年9月12日、モントルー。URANIAなどから発売がある演奏。 シューリヒトが指揮する第9には、有名なEMIの全集録音の他、hanssler社がCD化した1961年のシュトゥットガルトでの録音などがあるが、このモントルーでのライヴは、シューリヒト・ファンの間では別格的な名演としてとりわけ人気の高いもの。ここでのシューリヒトは荒れ狂うばかりに猛進し、多少の乱れがあろうがかまわず即興的なまでにテンポを揺らし、絶えず音楽を動かしつづける。それに必死になってオーケストラや合唱が応えていく様はまさにスリリング、ライヴの醍醐味満点。音質も年代にしては悪くない。あらゆる第9の中で最もインパクトの強い演奏の一つ、一聴の価値有り。 | |||
オスカー・フリート〜忘れられた指揮者 ウェーバー:「オベロン」序曲(*) フンパーディンク(フリート編): 「ヘンゼルとグレーテル」の主題による幻想曲(#) ワーグナー:「ファウスト」序曲(+) R.シュトラウス:アルプス交響曲Op.64(**) |
オスカー・フリート指揮 ベルリン国立歌劇場o.(#以外)、 BPO(#) | ||
録音:1924年(*)/1928年(#/+)/1925年(**)。原盤:Grammophon。ゲルト・フィッシャー復刻。フリートの全ディスコグラフィ付き。 今日では「マーラーの4人の弟子の一人」程度しか認識されていないフリート(1871-1941)。当盤にも含まれている「アルプス交響曲」やブルックナー「第7」の世界初録音を行なうなど、録音界にも大きな足跡を残した人だけに、忘れ去るべき人では無い。当盤にはディスコグラフィも付いており、再評価には格好のディスクとなるだろう。 | |||
ナタン・ミルシテイン〜未発表録音集 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26(*) J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV.1041(*) ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77(+) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61(#) ラロ:スペイン交響曲 Op.21(**) |
ナタン・ミルシテイン(Vn) アンタル・ドラティ指揮(*) イシュトヴァーン・ケルテス指揮(+) アンドレ・クリュイタンス指揮(**) フランス国立o.(*/+/**) ユージン・オーマンディ指揮 アムステルダム・ コンセルトヘボウo.(#) | ||
1961年9月24日(*)/1963年9月23日(+)/1959年10月9日、モントルー(#)/1955年7月(**)。 名ヴァイオリニスト、ミルシテインの全盛期のライヴが5種類、しかも全て初出音源。おまけに共演者がドラティ、ケルテス、オーマンディ、クリュイタンスとくれば、これはミルシテイン・ファンだけをそそるものではないはずだ。 | |||
ヴェーグSQのバルトーク、第1回全集〜バルトーク:弦楽四重奏曲全集
ヴェーグSQ[シャーンドル・ヴェーグ(Vn) シャーンドル・ツェルディ(第2Vn) ジェルジ(ゲオルク)・ヤンツェル(Va) パウル・サボー(Vc)] | |||
録音:1954年、パリ。モノラル。原盤:仏 Columbia (アメリカでは Angel)。復刻:マッジ・ペイン。 ヴェーグSQによるバルトークと言えば1972年のものが高名だが、長年入手困難だったこの1954年録音は、LPで初の同曲全集となった物。さすが若き日のリーダーぶりには輝かしいものがある。待望のリリース。解説もファイン・アーツSQ第2ヴァイオリンのアブラム・ロフトが執筆している。 | |||
カンテッリ・コンダクツ ガブリエーリ(ゲディーニ編):バターリャ(*) モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調K.466(#) ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第1番 ハ長調Op.15(+)/ ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調Op.73「皇帝」(**)/ 交響曲第7番 イ長調Op.92(**) |
ルドルフ・ゼルキン(P;*以外) グイド・カンテッリ指揮 NYP | ||
録音:1953年3月27日(*/#)/1953年3月29日(+)/1954年2月28日ライヴ(**)/1953年3月8日(##)、以上全てライヴ|おそらく初出音源|復刻:マッジ・ペイン|後出: Doremi, DHR-8168/9 (#) 〔1953年3月26日の記載。どちらが正しいのかは不明〕。 夭折の天才指揮者、グイド・カンテッリ指揮NYPのライヴ・シリーズ。TESTAMENTからもリリースが成されている年代の録音だが、重複は無いようだ。今回は力漲る時代のルドルフ・ゼルキンと共演したベートーヴェン、モーツァルトがメインの好企画。お互い頑固な芸術家ゆえに一歩も譲らぬ丁々発止がとても興味深い名演。 | |||
ジノ・フランチェスカッティ〜未発表ライヴ録音集 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ニ長調K.216/ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61 [アンドレ・クリュイタンス指揮パリ音楽院o./1946年11月13日] ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.77[エーリヒ・ラインスドルフ指揮フランス国立放送so./1969年5月23日] チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35[パウル・クレツキ指揮フランス国立放送so./1970年5月5日] メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64[アンタル・ドラティ指揮フランス国立放送so./1972年6月3日] ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調Op.30-2[ロベール・カサドシュ(P)/1963年6月30日] ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調Op.108/ラヴェル:ツィガーヌ/ J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調BWV.1002(*)/ サン=サーンス:序奏とロンド・カプリツィオーソ イ短調Op.28[エウジェニオ・バニョーリ(P)/1958年9月9日] プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調Op.94/ ベートーヴェン:ロマンス第1番 ト長調Op.40/ロマンス第2番 ヘ長調Op.50/ パガニーニ:「こんなに胸騒ぎが」による変奏曲 イ長調Op.13 [エウジェニオ・バニョーリ(P)/1961年5月9日、ブザンソン] | |||
[共演/録音]。全て初出音源。復刻:マッジ・ペイン(2005年)。 今なお人気の高いフランスの名ヴァイオリニスト、フランチェスカッティによる協奏曲を中心としたライヴ名演集で、共演者が豪華なのが聴き物の一つ。クリュイタンスとのベートーヴェンやモーツァルトなどはファン垂涎のリリースだろう。「どの曲がステレオ収録かは現段階では不明ですが、これまでの経緯から、常識的に1960年代後半と1970年代はステレオ収録と思われます。」と代理店。 | |||
カール・シューリヒト、音質改善 ブルックナー:交響曲第7番 ホ短調(*) レーガー:希望に寄すOp.124(#) ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(+) |
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms;#) カール・シューリヒト指揮 ハンブルクNDRso. | ||
録音:1954年10月4日、ライヴ(*)/1955年10月23日&24日(#/+)、以上ムジークハレ、ハンブルク。音源:NDR(北ドイツ放送)。復刻:アーロン・Z.スナイダー。(#)はDisque Refrainから出ていたが、久々の再発売。(+)はURANIA盤で1950年6月12日、LIVING STAGE盤などで1961年とされていた録音と同一で、(#)(+)共に今回初めて正確な録音日が明らかにされている。(*)はTAHRAから発売されている演奏。 巨匠シューリヒトによる極めつけのブルックナー。(#)(+)は「劣悪音質盤が知られておりますが、北ドイツ放送提供によるオリジナル・テープからの復刻による当CDの高品質とは比較になりません。」と代理店が自身を示す。(*)はTAHRA盤と比べ「音質のナチュラルさは、こちらに軍配があがります。」とのことで、シューリヒト・ファンなら一聴の価値有りといえそうだ。 | |||
レオポルド・ストコフスキー&フィラデルフィア管、SP復刻集 ヴィヴァルディ:調和の霊感[1934年] / パレストリーナ:キリストよ、あなたを崇めます[1934年] フレスコバルディ:ガイヤルド[1934年] / リュリ:愛の凱旋[1930年] バイルド:パヴァーヌとジーグ[1937年] / ヘンデル:序曲 ニ短調[1935年]/「メサイア」より[1935年] バッハ:トッカータとフーガ[1934年]/主イエス・キリスト、我汝を呼ぶ/アリア「全ては成就した」/ 我らが神は固き砦/パッサカリアとフーガ/メヌエット[1929年-1935年] ハイドン:アンダンテ・カンタービレ[1929年] / ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」[1931年] フランク:交響曲[1927年] / ドビュッシー:夜想曲/月の光/牧神の午後への前奏曲[1927年-1928年] ウェーバー:舞踏への勧誘 / ブラームス:交響曲第4番 / シュトラウス:美しく青きドナウ/ウィーンの森の物語 R.シュトラウス:サロメの踊り / スーザ:カピタン行進曲/星条旗を永遠なれ[1929年-1939年] レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデルフィアo. | |||
録音:[]内。復刻:マーク・オバート=ソーン。 カルロス・クライバーも自宅では聴き続けたというストコフスキー。蜜月時代の黄金コンビによる輝かしい名演集。名人オバート=ソーン復刻によるサウンドも魅力。アメリカ人のストコフスキー憧憬は留まることを知らず、没後、30年近くなっても崇拝者を生み続けているが、特にストコフスキー編曲によるパレストリーナ、フレスコバルディ、ヴィヴァルディ等の神々しさには脱帽。 | |||
アラウ初出あり、ミトロプーロス初レパートリー リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調(*) シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調Op.54(#) ウェーバー: コンツェルトシュトゥック ヘ長調Op.79(+) |
クラウディオ・アラウ(P) ディミトリ・ミトロプーロス指揮(*) ヴィクトル・デ・サバタ指揮(#) NYP(*/#) エーリヒ・クライバー指揮(+) NBCso.(+) | ||
録音:1943年9月5日(*)/1951年3月18日(#)/1947年12月20日(+)、以上すべてライヴ。復刻:マッジ・ペイン、2005年。 (*)は初出音源。アラウの最も若い時の演奏となる。アラウによる(*)のライヴは意外と少なく、CDでは1953年のカンテッリ、1977年のテンシュッテットとの各共演があった程度。もっと多いように思われるのは、第1番との2曲セットが意外にもほとんど無い(PHILIPSへのスタジオ録音くらい)のに、ロスバウト、オーマンディなど第1番単独の演奏と混同してしまっているせいだろう。ミトロプーロスの側から見ても、当曲は彼の音盤初レパートリー作品となるようだ。(#)は比較的珍しい音源。(+)は同レーベルのエーリヒ・クライバー4枚セット(MUA-1112)に含まれている物だが、今回新たにリマスタリングされている。 壮年期のアメリカにおけるライヴ録音ということもあり、後年の落ち着き払った威厳とは異なる熱気と迫力に圧倒される。共演する指揮者も熱い人ばかり。 | |||
シュナーベル、シューベルト全録音集 即興曲Op.90[1950年]/アレグレット ハ短調[1939年]/行進曲D.606[1939年]/ 楽興の時D.780[1937年]/ピアノ・ソナタ〔第18番/第20番/第21番〕[1939年]/ ピアノ五重奏曲「ます」[1935年](*)/歌曲集[1932年](#)/軍隊行進曲[1937年](+)/ ハンガリー風ディヴェルティメント[1937年](+)/行進曲 D.819 Nos.2, 3[1937年](+)/ アンダンティーノと変奏曲D.823[1937年](+)/ アレグロ イ短調「人生の嵐」[1937年](+)/ロンド イ長調[1937年](+) アルトゥール・シュナーベル(P) プロ・アルテSQ(*) テレーズ・ベーア=シュナーベル(Ms;#) カール・ウルリヒ・シュナーベル(P;+) | |||
録音:[]内。復刻:マーク・オバート=ソーン。 名人オバート=ソーンによるSP復刻。巨匠シュナーベルによるシューベルトの全録音を集めた物。中でも、夫人テレーズ=ベーア(1876-1959)、息子カール・ウルリヒ(1909-2001)との共演は余りCD復刻されておらず、現在では貴重。権威として知られるベートーヴェン同様、シューベルトに対しても同等の情熱を傾け、粒だった音色の美しさもさることながら、辛口の中にも何ともいえない叙情が同居する。 | |||
バルトーク:弦楽四重奏曲 全集 [第1番Op.7(1908)/第2番Op.17(1917)/第3番(1927)/ 第4番(1928)/第5番(1934)/第6番(1939)] |
ファイン・アーツSQ [レナード・ソルキン(第1Vn) アブラム・ロフト(第2Vn) アーヴィング・イルマー(Va) ジョージ・ソプキン(Va)] | ||
WFMT放送録音集(MUA-1154)、モーツァルト「弦楽五重奏曲全集」(MUA-1159)に続くファイン・アーツSQの復刻第3弾は、ハロルド・ショーンバーグが絶賛した名盤の復活。音質は折り紙付のステレオ録音で、1959年に団員がシカゴのテレビ番組で同曲集の第1番に付いてレクチャーした時の音声を付録として収録。解説も第2ヴァイオリンのアブラム・ロフトが詳細に執筆。 | |||
アンリ・メルケル、歴史的録音集 1930-1935 サン=サーンス: ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調Op.61(*) ラロ: スペイン交響曲Op.21(#)/ ヴァイオリン協奏曲第3番「ロシア協奏曲」 〜第3楽章「間奏曲」(*) サン=サーンス:死の舞踏Op.49(+) |
アンリ・メルケル(Vn) ピエロ・コッポラ指揮 コンセール・パドルーo. | ||
録音:1935年6月27日(*)/1932年2月15日&16日(#)/1930年4月4日(+)。復刻:フィリップ・デウルー、2005年。 アンリ・メルケル(1897-1969)はフランコ・ベルギー楽派で生粋のフランス人ヴァイオリニスト。戦後を席巻した技巧派とは一線を画した情緒ある名手として知られている。当盤に復刻された演奏はメルケルの代表的演奏であり、OPUS蔵やMALIBRANレーベルから復刻されているが、当レーベルの素直な復刻に期待したい。 | |||
ロベール・カサドシュ、全て初出、 〜モーツァルト:ピアノ協奏曲集 第21番(*)/第23番(#)/ 第24番(+)/第26番「戴冠式」(**) |
ロベール・カサドシュ(P) ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮(*) ジャン・マルティノン指揮(#) ピエール・モントゥー指揮(+) デイヴィッド・ジンマン指揮(**) フランス国立放送so.(*/#/+/**) | ||
録音:1960年9月23日、モノラル(*)/1969年1月18日、ステレオ(#)/1958年9月24日、モノラル(+)/1968年9月13日、ステレオ(**)。全て初出音源。アーロン・Z.シュナイダーによる復刻。 これは期待大、名ピアニスト、カサドシュによるモーツァルト協奏曲ライヴ集。全て後期の名曲ばかりと言うのも魅力だが、なにより饗宴の指揮者が凄い顔ぶれ。冒頭から個性的なマタチッチによる立派なベートーヴェン風伴奏で始まる第21番、マルティノンのお洒落なサポートを得た第23番、モントウーが深刻なスタイルで進める第24番、そして取りは、やはりカサドシュが先導している感のある、若き日のジンマンがバックの「戴冠式」と、聞きどころ満載。2曲がステレオというのも嬉しい内容だ。 | |||
J.S.バッハ: 平均律クラヴィーア曲集 BWV 846-893(全曲) |
エヴリーヌ・クロシェ(P) | ||
録音:2001年、アカデミー・オヴ・アーツ・アンド・レターズ、ニューヨーク。DDD。使用楽器:スタインウェイ。アメリカ議会図書館から発売されていた音源を一般市場向けに発売するもの。 エヴリーヌ(イヴリン)・クロシェはフランス出身でアメリカを中心に活躍する女流。パリ音楽院でルフェビュールやブーランジェに、スイスではエドウィン・フィッシャーにそれぞれ学び、スイスで彼女の演奏を聞いたルドルフ・ゼルキンが、更なる勉学のため彼女をアメリカに招いたと言う。アメリカではゼルキン家にゲストとして滞在し、後には彼のアシスタント的な役割も果たしたようだ。マーキュリーやフィリップスなどに録音もあり、ブレンデルとVOX時代に連弾で共演もしている。 | |||
シューマン:ピアノ独奏作品集 Vol.2 謝肉祭Op.9/アラベスクOp.18/ トッカータOp.7/幻想小曲集Op.12 |
フアーナ・サヤス(P) | ||
録音:DDD。Vol.1:MUA-1148。 フアーナ・サヤスは1940年キューバ生まれ。17歳でパリに移住し本格的にピアノを学び、将来を望まれる存在であったが、結婚、出産でキャリアは一時中断、ロンドン、ニューヨークと移住した後、1977年に舞台復帰し、隠れた名ピアニストの登場として大きな話題を呼んだ。大向こうを狙うのではなく、あくまで作品の魅力を開花させようという清潔にして高潔なピアニズムが現在では高く評価されている。 | |||
初出多数! モントゥー・イン・フランス ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ(1911年版)[1958年5月8日&1955年6月9日、パリ](*)/ 春の祭典[1955年6月17日、ストラスブール] R=コルサコフ:「金鶏」より[序奏/結婚パレード][1958年5月8日、パリ](*) ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 [マリア・シュターダー(S) エレーヌ・ブヴィエ(Ms) リベロ・デ・ルカ(T) ヨーゼフ・グラインドル(B)/1958年11月6日又は8日、パリ](#)/ 交響曲第2番[1956年5月3日、パリ](#) モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番[ロベール・カサドシュ(P)/1958年9月22日、モントルー](*) プロコフィエフ:交響曲第1番「古典」[1958年5月8日、パリ](*) モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」 [アニー・ジョドリー(Vn)/1955年6月17日、ストラスブール](+) ベートーヴェン:交響曲第8番[1955年6月17日、ストラスブール] ヒンデミット:気高き幻想[1958年11月8日、パリ](+) ドビュッシー:管弦楽のための映像[1956年5月3日、パリ](**) ラヴェル:シェエラザード[ジュヌヴィエーヴ・モワザン(S)/1952年6月13日、ストラスブール] ドビュッシー:遊戯[1955年6月9日、パリ] ミヨー:序曲とアレグロ(クープラン「サルタンの妃」による)[1958年11月8日](+) レスピーギ:ローマの松[1956年5月3日、パリ](+) / R.シュトラウス:死と変容[1956年5月3日、パリ] ベートーヴェン:交響曲第7番[1952年6月13日、パリ] / チャイコフスキー:交響曲第5番[1958年5月8日、パリ] エルガー:エニグマ変奏曲[1958年9月24日、パリ] ワーグナー:「さまよえるオランダ人」序曲[1955年6月9日、パリ] フランク:交響曲 ニ短調[1958年9月24日、パリ] 以上、ピエール・モントゥー指揮フランス国立放送o. | |||
共演者/録音:[]内。(*)と(**)を除き全て初出音源、(**)は初CD化(「春のロンド」のみ初出か)。(+)はモントゥーの初ディスク・レパートリーとなる曲。また、(#)は、ライヴとしては確かモントゥーの初ディスク・レパートリーとなる物。一部マスター・テープに起因するノイズ等があるが、細かくブックレットに記載されている。 サンフランシスコ響とのセット(MUA-1192[旧:MUA-978])に続き、同レーベルが放つモントゥーのセット第2弾もまさに素晴らしい内容となった。ほとんどは初出となる音源で、DISQUES MONTAIGNE などからCD化されていた演奏も現在では入手不可能のため、探していたファンが多い。このセットでは「第9」を含むベートーヴェンの交響曲が4曲、それにライヴのCDは初となる待望の「ハルサイ」、確か作曲家レベルでモントゥー初ディスク・レパートリーとなる、鳥肌ものの豪快さで聴かせるレスピーギ(バッハの編曲作品はRCA/BMGに録音あり)「ローマの松」など、燃えるモントゥーの真骨頂がここにある。なお、カサドシュとのモーツァルトは国内代理店が試聴した結果、日付は異なるものMUA-1179で発売された1958年9月24日の演奏と同一と思われるとの事。 | |||
アドルフ・ブッシュ、初出 バッハ:ヴァイオリン協奏曲BWV.1041(*) ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲(#)/2つのロマンス(+) |
アドルフ・ブッシュ(Vn) ブッシュ室内プレイヤーズ(*) ルーカス・フォス(通奏低音;*) フリッツ・ブッシュ指揮(#) NYP(#) アルフレッド・ ウォーレンステイン指揮(+) WOR放送so.(+) | ||
録音:1943年3月26日、タウン・ホール、ニューヨーク(*)/1942年2月8日、カーネギー・ホール、ニューヨーク(#)/1942年2月21日、ニューヨーク(+)。(#)と(+)はおそらく初出となる音源。BiddulphのBID-80211などで復刻されている(#)の米Columbia録音は、1942年2月9日収録で別録音。(*)はおそらく以前PEARLからCD発売された音源と思われる。 巨匠アドルフ・ブッシュの戦中演奏。兄弟競演となる(#)を含め、その真摯な演奏には自然と頭が下がる。 | |||
ストラヴィンスキー自作自演集 ミューズを率いるアポロ(*)/エディプス王(*/+)/ カルタ遊び(*)/三楽章の交響曲(*)/ ドビュッシーの思い出のための管楽シンフォニー(#)/ ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ(#/**) |
ピーター・ピアーズ(T;+) マルタ・メードル(Ms;+) ハインツ・レーフス(Br;+) オットー・フォン・ロール(B;+) ヘルムート・クレプス(T;+) マリア・ベルクマン(P;**) イーゴリ・ ストラヴィンスキー指揮(*/#) ケルン放送so.(*)、 南西ドイツ放送so.(#) | ||
録音:1951年10月8日、ケルン(*)/1954年5月21日、バーデン=バーデン(#)。以上モノラル。(#)は初出音源。 これは珍しいストラヴィンスキーとドイツ放送オケとの共演集。指揮ぶりに関しては賛否両論だが、手中に収めた冴えは言わずもがな。共演陣もかなり強力。 | |||
オスカー・フリート リスト:交響詩「マゼッパ」(*) ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(#) リスト:交響詩「マゼッパ」(+) |
オスカー・フリート指揮 ベルリン国立歌劇場o.(*/#)、 BPO(+) | ||
録音:1925年、機械録音(*)/1924年、機械録音(#)/1928年、電気録音(+)。 いまや完璧に忘れらた大物、オスカー・フリート。ポリドール企画による大指揮者によるベートーヴェン:交響曲全集では、第2番と今回収録された「英雄」の2曲を担当。機械式録音ゆえに頼りない音だが、さすが立派な構えは感じ取ることが出来る。 | |||
カルロ・グランテ(P) J.S.バッハ/ロマン・ヴラド(1919-): 我らが悩みの極みにあるとき ブゾーニ:対位法的幻想曲 ロマン・ヴラド:オプス・トリプレックス(2001-2005) |
カルロ・グランテ(P) | ||
カルロ・グランテのバッハ絡みピアノ作品集。ロマン・ヴラドは、ルーマニア生まれでイタリアで活躍、映画音楽(「トスカニーニ」など)も手がける才人。 | |||
MUA-1187 (12CD) 廃盤 |
プラド・カザルス音楽祭 Vol.2 | ||
レア音源「運命」あり エーリヒ・クライバー、ベートーヴェン・ライヴ ベートーヴェン: ミサ・ソレムニス ニ長調Op.123(*)/ 交響曲第5番 ハ短調Op.67(#) |
ビルギット・ニルソン(S;*) リサ・タネル(A;*) イェスタ・ベッケリン(T;*) シーグルド・ビョルリンク(B;*) エーリヒ・クライバー指揮 ストックホルムpo.&cho.(*)、 ケルン放送so.(#) | ||
録音:1948年3月10日、Konzerthuset 、ストックホルム(*)/1955年4月4日、ケルン放送(#)、共にライヴ。復刻:キット・ヒギンソン。 エーリヒ・クライバーのベートーヴェン録音集。(*)はレアな録音で、1990年にキング・レコードが国内発売したのみで海外ではこれがCD初登場という稀少音源。もちろん10年以上入手困難だった物で、ファンなら入手して置きたい。(#)はURANIAから発売されている物だが、最近の当レーベルならではの音質改善に期待。 | |||
カルロ・グランデ、ゴドフスキー・エディション Vol.5 〜〜ロマン派編曲集とアレンジ集 ウェーバー/ゴドフスキー:ピアノ・ソナタ Op.24 〜ロンド ゴドフスキー:ウェーバー「舞踏への勧誘」Op.65 の対位法的アレンジ シューベルト/ゴドフスキー:「ロザムンデ」D.797 〜バレエ音楽/楽興の時 D.780 〜第3番 シューマン/ゴドフスキー:歌曲集「ミルテの花」Op.25 〜君は我が憩 いOp.25 No.24 ヘンゼルト/ゴドフスキー:練習曲「もしも私が鳥ならば」Op.2 No.6 ショパン/ゴドフスキー:「華麗なる大円舞曲 変ホ長調Op.18」による演奏会用パラフレーズ/ 「ワルツ」の演奏会用アレンジ 〔変ニ長調 Op.64 No.1 /変イ長調 Op.64 No.3 /変イ長調 Op.69 No.1 / ヘ短調 Op.70 No.2 /変ニ長調 Op.70 No.3 〕/ 「ロンド 変ホ長調Op.16」の演奏会用アレンジ ゴダール/ゴドフスキー:ヴァイオリンと管弦楽のための ロマンティック協奏曲 Op.35 〜カンツォネッタ カルロ・グランテ(P) | |||
録音:DDD 。ピアノ・マニア注目のシリーズ、今回もこのシリーズならではのコアな曲目が並ぶ。 | |||
クーベリック&ストコフスキー、何と全曲1952年ステレオ! クーベリック指揮のオケは変名ながら実態はシカゴ響、 マーキュリー・スタジオ録音時の実験セッション!! ジェイコブ・アフシャロモフ(1919-): THE TAKING OF T'UNG KUAN (*) チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調Op.64(*) スメタナ:連作交響詩「我が祖国」〜ターボル(#) |
レオポルド・ストコフスキー指揮(*) デトロイトso.(*) ラファエル・クーベリック指揮(#) マーキュリーso.(#) | ||
録音:1952年11月20日、マソニック・ホール、デトロイト、ライヴ(*)/1952年12月6日、オーケストラ・ホール、シカゴ、スタジオ・セッション(#)。ともにステレオ、初出音源。復刻:マーク・オバート=ソーン。1952年ステレオ録音で甦る世紀の奇演ストコのチャイ5と、クーべリック&シカゴ響の「ターボル」!! 当レーベルならではの好企画。ストコフスキーがデトロイト交響楽団初客演(1952年)にあたって、米国の伝説的なサウンド・エンジニア、バート・ホワイト氏(EVERESTのエンジニアでもあった)を招き、行った記念碑的ステレオ・ライヴ録音。特に十八番にして世紀の奇演の呼び声高いチャイコフスキーの第5交響曲が全曲のこされているのは嬉しい限り。アヴシャロモフの作品も彼のディスク初レパートリーとなる珍しい演目。 そして、フィルアップが何とクーべリックによる「我が祖国」〜ターボル! これはマーキュリーによるスタジオ・セッションにホワイト氏が参加、実験的にステレオ録音していたもので、表記上の制約でマーキュリー交響楽団となっているが、紛れもないシカゴ交響楽団による演奏。迫力満点で、最晩年の東京公演を髣髴とさせる大熱演。国内代理店によると「全曲のステレオ録音も存在するのではないでしょうか」とのことで、今後の発掘にも期待したい。 肝心の音質だが「なかなかのもので、トスカニーニ・ファイナル・コンサートと同程度」とアナウンスされている。定評あるオバート=ソーンがリマスタリング担当ということもあり、これは要注目盤だろう。 | |||
音質に自信あり、クレンペラー& コンセルトヘボウのベートーヴェン ベートーヴェン: 交響曲第8番/交響曲第9番「合唱」(*)/ 「フィデリオ」〜ああ、裏切り者よ(#) |
グレ・ブラウエンステイン(S;*/#) アーフェ・ヘイニス(A;*) エルンスト・ヘフリガー(T;*) ハンス・ヴィルブリンク(B;*) オットー・クレンペラー指揮(*/#) アムステルダム・ コンセルトヘボウo.(*/#) アムステルダム・トンクンストcho.(*) | ||
録音:1956年5月17日(*)/1951年4月26日(#)、以上ライヴ。 ARCHIPELレーベルの音質は無価値になるだろうと、レーベルが豪語するセット。第8番、第9番という全プログラムが収録されているのは有難い。1枚分価格も嬉しい。 | |||
旧盤に3CD分追加! 日曜の夕方をピエール・モントゥーと共に〜サンフランシスコでの放送録音集 1941-1952 ベートーヴェン: 序曲「献呈式」Op.124[1949年12月4日]/交響曲第5番 ハ短調Op.67「運命」[1947年2月16日&1950年12月10日]/ 「プロメテウスの創造物」Op.43〜アダージョ[1944年12月17日]/ 「フィデリオ」序曲[1944年1月16日]/「レオノーレ」序曲第3番[1952年3月30日](*) モーツァルト: 「ドン・ジョヴァンニ」序曲[1950年2月5日](*)/交響曲第35番 ニ長調K.385「ハフナー」[1946年3月24日]/ ピアノ協奏曲第12番 イ長調K.414〜アンダンテ&アレグレット[ウィリアム・カペル(P)/1950年4月23日]/ 「魔笛」序曲[1952年2月3日](*)/「後宮からの逃走」序曲[1945年4月21日](*) グルック:「オーリードのイフィゲニー」序曲[1945年1月21日](*) ハイドン:交響曲第88番 ト長調[1945年1月21日](*) リヒャルト・シュトラウス: 交響詩「ドン・ファン」Op.20[1949年1月29日]/交響詩「死と浄化」Op.24[1952年4月13日]/ 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28[1952年3月30日]/「薔薇の騎士」組曲[1950年10月8日](*) ワーグナー: 「パルシファル」〜前奏曲と聖金曜日の音楽[1950年4月9日](*)/ 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜第1幕前奏曲[1947年11月16日]/ 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜師弟たちの踊りとマイスタージンガーの入場[1950年4月23日](*)/ 「さまよえるオランダ人」序曲[1951年2月11日]/「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死[1952年4月6日]/ 「ワルキューレ」〜ヴォータンの別れと魔の炎の音楽[1947年1月19日](*)/「ジークフリート」〜森のささやき[1947年1月19日](*)/ 「神々の黄昏」〜ジークフリートのラインの旅[1951年3月4日](*)/「リエンツィ」序曲[1950年2月5日](*) リスト:交響詩「前奏曲」[1950年4月16日]/ハンガリー舞曲第2番[1949年3月13日] ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」[1946年12月8日]/「トロイ人」前奏曲[1945年11月18日] 「キリストの幼時」より[1947年3月28日&12月21日](*)/「ファウストの劫罰」より[1948年10月26日]/ 「ロメオとジュリエット」より[1948年10月26日]/序曲「海賊」Op.21[1952年3月9日](*) メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」[1949年1月9日](*)/ 交響曲第4番 イ長調Op.90「イタリア」[1947年2月23日]/序曲「ルイ・ブラス」Op.95[1949年3月27日] チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」[1950年3月12日] ブラームス:ワルツ集Op.39(ヘルツ編;管弦楽版) より(5曲)[1949年3月27日](*)/ 交響曲第1番 ハ長調Op.68〜第2楽章[1951年12月23日]/悲劇的序曲Op.81[1949年2月20日] ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」序曲[1952年4月6日] / トマ:「ミニョン」序曲[1949年2月6日](*) デュカ:交響詩「魔法使いの弟子」[1952年2月3日] / メシアン:キリストの昇天〜3つの瞑想[1948年3月28日](*) シベリウス:悲しきワルツ[1949年3月13日](*) / ウェーバー:「オイリアンテ」序曲[1950年1月29日](*) スーザ:星条旗よ永遠なれ[1948年3月7日](*) / ボロディン:「イーゴリ公」〜だったん人の踊り[1951年12月23日] リムスキー=コルサコフ:「クリスマス・イヴ」組曲[1943年12月19日](*)/ 序曲「ロシアの復活祭」Op.36[1952年4月13日]/スペイン奇想曲[1952年3月2日] グラズノフ:バレエの情景[1943年12月12日](*) / ラフマニノフ:交響曲第2番〜第2楽章&第3楽章[1941年2月27日](*) フランク:前奏曲、コラールとフーガ(ピエルネ編;管弦楽版)[1944年12月3日](*)/交響詩「贖罪」[1952年4月13日](*)/ 組曲「プシシェ」[1944年12月3日](*)/交響曲 ニ長調[1946年4月7日] 以下3CD分が旧盤より追加 グレトリー:「セファールとクロシス」[1947年2月16日] ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲[1950年12月31日] マスネ:「フェードル」序曲[1950年3月12日] / ファリャ:「三角帽子」組曲[1946年2月24日] ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲[1952年3月2日] ワーグナー:「タンホイザー」序曲[1951年4月22日] / レスピーギ:「ローマの噴水」[1946年3月24日] ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番〜第1楽章[ソロモン(P)/1951年2月11日] シューベルト/リスト編:さすらい人幻想曲[リリー・クラウス(P)/1951年3月4日] チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番〜第1楽章[シューラ・チェルカスキー(P)/1944年12月10日] ブラームス:二重協奏曲〜第1楽章[ナウメナオム・ブリンダー(Vn)/ボリス・ブリンダー(Vc)/1947年12月7日] ウォルトン:「ファサード」組曲[1950年2月26日]/シューマン:交響曲第4番[1952年3月9日] 以上、ピエール・モントゥー指揮サンフランシスコso. | |||
録音:[]内。(*)はモントゥー唯一の同曲録音。作曲家レベルでも唯一の音盤曲というものも多い。 旧MUA-978の再発売だが、今回更に3枚分の音源が追加され、価格は据え置き。ほとんどが唯一の発売盤という貴重な録音集。 | |||
アルトゥール・シュナーベル・プレイズ・モーツァルト 〜EMIへのモーツァルト録音全集とライヴ録音集 ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調K.482 [1941年11月13日 又は 16日、ライヴ/ブルーノ・ワルター指揮NYP] ピアノ・ソナタ第8番 イ短調K.310[1939年1月27日、スタジオ] 2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調K.365 [1936年10月28日、スタジオ/ カール=ウルリッヒ・シュナーベル(P) エイドリアン・ボールト指揮LSO] ピアノ四重奏曲第1番 ト短調K.478[1934年12月19日、スタジオ/プロ・アルテSQ団員] ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調K.332[1946年6月5日&1947年6月5日、スタジオ] ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調K.595[1934年5月2日、スタジオ/ジョン・バルビローリ指揮LSO] ピアノ協奏曲第20番 ニ短調K.466 [1948年6月17日&18日、スタジオ/ワルター・ジュスキント指揮フィルハーモニアo.] ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調K.333[1944年-1945年頃、米軍放送] ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調K.459 [1937年1月9日&12日、スタジオ/マルコム・サージェント指揮LSO] ピアノ協奏曲第24番 ハ短調K.491 [1948年6月18日&19日/ワルター・ジュスキント指揮フィルハーモニアo.] ピアノ・ソナタ第16番 変ロ長調K.570[1948年6月16日、スタジオ] ピアノ協奏曲第23番 イ長調K.488[1946年3月3日、ライヴ/アルトゥール・ロジンスキー指揮NYP] ピアノ協奏曲第21番 ハ長調K.467[1937年1月12日、スタジオ/マルコム・サージェント指揮LSO] ロンド イ短調 K.511[1946年6月4日、スタジオ] ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.533/494 [1943年11月14日、フリック博物館、ニューヨーク、ライヴ] ピアノ協奏曲第17番〜抜粋[1942年3月22日、ライヴ/ フリッツ・シュティードリー指揮 New Friends of Music o.] 以上、アルトゥール・シュナーベル(P) | |||
キット・ヒギンソン復刻(2006年)。ベートーヴェンの権威として知られる巨匠、アルトゥール・シュナーベルがColumbia へ残したモーツァルトのスタジオ録音全曲と、ライヴ録音から構成。その骨太なタッチと、質実剛健で嘘のない演奏で聴く者を捉える。いずれも聴きやすく復刻されているが、現在良質な復刻が入手しにくい録音でもあり、歓迎。 | |||
ついに登場、 トスカニーニ幻のステレオ版「悲愴」!! チャイコフスキー: 交響曲第6番 ロ短調 Op.74 「悲愴」(*) ロッシーニ:「セビリャの理髪師」序曲 |
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC so. | ||
録音:1954年3月21日、カーネギー・ホール。ステレオ(ただし(*)の第3楽章最終部のみ、擬似ステレオ)。復刻:アーロン・Z.スナイダー。同時にIDISからもIDIS-6500としてアナウンスされているが、「セビリャの理髪師」序曲が収録されていない。 トスカニーニの「悲愴」ステレオ録音が遂に登場、当盤では当日のコンサート全曲目と放送アナウンスも併録している。スナイダーによる丁寧な復刻レポートがブックレットに掲載されており、それによればIDIS盤で「モノラル」とされている3楽章後半 2分12秒分は、元テープでは擬似ステレオ化された音源が繋ぎ合わされていた状態だったという。状態が良くなかったため、スナイダーは同演奏の別音源(状態の良いエアチェック・テープ)から同部分を擬似ステレオ化して復刻している。当然音像はこの部分で変化し違和感があるため、逆に IDIS 盤の方が聞きやすいとする意見もある。 このように元来RCAがステレオ収録したものの、何らかの不手際によりモノラルでしか発売されなかった例として、ミュンシュ指揮ボストン響「ファウストの劫罰」があるそうだが、トスカニーニ&NBC響の両翼配置による立体感はぜひステレオで味わいたかっただけに、今回感激のリリース。 | |||
エリーザベト・シュヴァルツコップ 〜ドイツ放送への初期録音集 1941-1943 ラモー: 「イッポリトとアリシー」〜恋するナイチンゲール バッハ: 狩のカンタータ「我が楽しみは元気な狩のみ」 レーヴェ:歌曲集より シューベルト:春に寄す シューマン:リュッケルトの死による民謡 ヴェルディ:小さな煙突掃除 レーガー:歌曲集 リヒャルト・シュトラウス:「4つの歌曲」より 他、サンマルティーニ、グルック、モーツァルト、 ベートーヴェン、ウェーバー、ロッシーニ、 コルネリウス、J.シュトラウス II、 ブラームス、フンパーディンク、ブゾーニの作品 シュヴァルツコップへのインタビュー 「歌曲を歌うために」(英語質疑)(*) |
エリザベート・ シュヴァルツコップ(S) ミヒャエル・ラウハイゼン(P) | ||
録音:1941年-1943年/1980年8月、サンフランシスコ(*)。原盤:ドイツ帝国放送[ RRG (German Radio) ](*以外)。 2006年、惜しまれつつ亡くなった名花シュヴァルツコップによる戦時中の放送録音集を47曲収録。音質も優れている。そして何よりも貴重なのは、1980年のインタビュー。英語による分りやすい語りで、とても素敵。 | |||
シュナーベル&プロ・アルテSQ シューマン:ピアノ五重奏曲Op.44 ドヴォルジャーク:ピアノ五重奏曲Op.81 |
アルトゥール・シュナーベル(P) プロ・アルテSQ | ||
録音:1934年。原盤:HMV。良好なSPからの復刻で、EMIからライセンスを得ての発売。 特にドヴォルジャークはANDANTEのセット物にも含まれていなかった録音で、かなり珍しい復刻となるはず(初CD化か?)。 | |||
シゲティ&ワルターの共演、初出!! 復刻はウォード・マーストン! メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(*) ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(#) |
ヨーゼフ・シゲティ(Vn) ブルーノ・ワルター指揮(*) ディミトリ・ミトロプーロス指揮(#) NYP | ||
録音:1941年2月2日(*)/1948年10月24日(#)、以上ライヴ。ウォード・マーストン復刻。(*)は初出音源。これまで各種ディスコグラフィなどにも掲載がなかったもので、これはファン垂涎。この2大巨匠の共演による同曲も今回が初登場となる。(#)はAS DISCなどイタリア系のレーベル数社から出ていたものだが久々の再発売で、音質向上が期待出来る。 シゲティ&ワルターという夢の組み合わせによるメンデルスゾーンが登場。時には音色が濁ったり、汚くなることも辞さない容赦のない追い込みに感激。過激なロマン主義といった趣きによるワルターの雄大なバックも最高。ブラームスはかつてでたことのある演奏だが、別音源。ミトロプーロスの深い呼吸の中、シゲティの真摯なアプローチが闊達に響く。いずれも名手マーストンによる復刻で、音質も当時としては極上。 | |||
オスカー・フリート Vol.3、稀少録音集 ウェーバー:「オイリアンテ」序曲(*) ベートーヴェン:交響曲第2番(#) リスト:交響詩「前奏曲」(*) ストラヴィンスキー:火の鳥(#) |
オスカー・フリート指揮 BPO(*)、 ベルリン国立歌劇場o.(#) | ||
録音:1928年(*)/1925年(#)。以上モノラル、おそらくSP復刻。 今ではマーラーの「復活」初演者としてしか認識されていない往年の名指揮者オスカー・フリートだが、近年は色々なレーベルから復刻が進み、それらの音質がなかなか悪くないために理解も深まっている。当盤では、レパートリーが広く大曲の録音に果敢に挑んだ巨匠の名演が収録されている。 | |||
ブルーノ・ワルター、スタジオ録音開始前日 のマーラー「復活」 マーラー:交響曲第2番「復活」 |
マリア・シュターダー(S) モーリーン・フォレスター(Ms) ブルーノ・ワルター指揮 NYP、 ウェストミンスターcho. | ||
録音:1957年2月17日、カーネギー・ホール、ライヴ、モノラル。先にWORLD MUSIC EXPRESSから発売されていた(WME-M-1119/20;2枚組だが、こちらには「レオノーレ」序曲第3番の初出音源付き)が、マスターからの初復刻。 ワルターはこの翌日の1957年2月18日と1958年2月17日&21日の計3日間で、CBS/SONYへ録音を行っているが、このライヴはさすが一発ライヴの凄みあるもの。スタジオ録音の方は、完成させること自体に執念を感じさせる演奏であるのに対し、こちらはワルターらしい激情が前面に出ている。初出盤とは違い、CD1枚に収まっているのも一般ファンには嬉しい限り。 | |||
ルドルフ・ゼルキン、 1954 プラド音楽祭でのベートーヴェン、 ライヴは初となる「ディアベッリ」あり! ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第30番 ホ短調Op.109(*)/ ディアベッリの主題による 33の練習曲Op.120(#) |
ルドルフ・ゼルキン(P) | ||
録音:1954年6月20日(*)/1954年6月18日(#)、以上プラド音楽祭、ライヴ。初出音源。復刻:キット・ヒギンソン。(#)はゼルキンが1957年の一度しかスタジオ録音しなかった曲目で、ライヴ音源が登場するのはこれが始めて。(*)も、最晩年1987年のライヴがDGから出ているが、1970年代以前のライヴはこれが初登場となる。 まさに頑固一徹の職人気質で一生を送った名ピアニスト、ルドルフ・ゼルキン。その辛口なピアニズムは、ベートーヴェンやブラームスの晦渋な側面を見事に描き出し、高い評価を得ている。当演奏は、盟友カザルスの創設したプラド音楽祭におけるライヴで、ゼルキンの全盛期。ベートーヴェン晩年の深遠な世界が、ライヴ録音にこそ本領を発揮したゼルキンによって解放される。 | |||
シンフォニー・オヴ・ジ・エアー 〜トスカニーニ追悼演奏会、全曲目は初出、 ワルターに加えミュンシュとモントゥーが! ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(*) ドビュッシー:交響詩「海」(#) エルガー:エニグマ変奏曲(+) ・ボーナス・トラック・(**) (指揮者無しスタジオ録音集) ワーグナー:「ニュルンベルクの マイスタージンガー」前奏曲 チャイコフスキー: 「くるみ割り人形」組曲 ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」 |
ブルーノ・ワルター指揮(*) シャルル・ミュンシュ指揮(#) ピエール・モントゥー指揮(+) 指揮者無し(**) シンフォニー・ オヴ・ジ・エアー (*/#/+/**) | ||
録音:1957年2月3日、ライヴ、モノラル(*/#/+)/1954年9月21日、スタジオ、ステレオ(**) | (#/+):初出音源| (**): 初CDフォーマット化|原盤: Roulette (US) (**) |当レーベル既出: MUA-1010 (*) 。 トスカニーニの手兵NBC響は、トスカニーニ引退後にシンフォニー・オヴ・ジ・エアー(SOA)と改組し、指揮者を置かず独自の活動を暫くは続けた。この団体はトスカニーニが亡くなった時に追悼演奏会を行い、熱烈なワルター・ファンとして知られる評論家、宇野功芳氏が事あるごとに絶賛しているワルターの「英雄」のみは知られていたが、何とミュンシュとモントゥーもこの追悼演奏会に参加していた。いずれもトスカニーニが得意とした曲であり、この3巨匠はNBC響ともお馴染みだっただけに、いずれも見事な演奏。ボーナスとして改組直後のSOAによるステレオ・スタジオ録音を収録。こちらもトスカニーニ引退後、まだ数ヶ月しか経ていない頃だけに、トスカニーニの演奏かと見紛う切れ味。 | |||
クラウディオ・アラウ・プレイズ・リスト 〜 1970年代、アメリカのでライヴ集 リスト: ピアノ・ソナタ ロ短調(*)/ 巡礼の年第2年「イタリア」 〜ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」(#)/ バラード第2番(+)/ 巡礼の年第3年〜エステ荘の噴水(+)/ 超絶技巧練習曲第10番(**) |
クラウディオ・アラウ(P) | ||
録音:1976年1月3日、ニューヨーク(*)/1981年2月24日、ニューヨーク(#)/1979年2月25日、サンフランシスコ(+)/1970年2月15日、ニューヨーク(**)、以上全てライヴ、モノラル、初出音源。特に(**)はアラウ初の同曲ライヴではないかと思われる。 アラウの活動拠点であったアメリカにおけるライヴ録音。全てリストというのがマニアックで泣かせる。高齢で亡くなるまで、そのヴィルトウオジティが失われなかった巨匠が紡ぎだす渋みのある音色は、リストにぴったり。クラウディオ・アラウ財団からのライセンスを受けての公式盤。 年代にしてはモノラルなのが惜しまれるが、ピアノ・ソロ演奏のため、問題は少ないだろう。 | |||
バドゥラ=スコダ&ロジンスキーのショパン ショパン:ピアノ協奏曲[第1番/第2番] |
パウル・バドゥラ=スコダ(P) アルトゥール・ロジンスキー指揮 ウィーン国立歌劇場o. | ||
録音:1954年6月-7月。原盤:Westminster。ソース:ML 5308 。 名手バドゥラ=スコダのショパンを、ウェストミンスターの LP から盤起こしで復刻。 | |||
クレンペラー&コンセルトヘボウ管、初出 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 シューベルト:交響曲第4番 R.シュトラウス: ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯 |
オットー・クレンペラー指揮 アムステルダム・ コンセルトヘボウo. | ||
録音:1957年2月7日、ライヴ。モノラル、初出音源。復刻:アンドルー・ローズ。 いずれもクレンペラーが得意としていた曲ばかりであり、さらにコンセルトヘボウ管との共演というところにもそそられる。丁寧な音質修復がなされており聴く環境は万全。 | |||
シャルル・ミュンシュ、ライヴ ドビュッシー:管弦楽のための映像(*) ラヴェル:クープランの墓(*) ルーセル:「バッカスとアリアーヌ」第2組曲(*) ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲(#) |
シャルル・ミュンシュ指揮 NBCso.(*)、NYP(#) | ||
録音:1954年3月28日(*)/1949年1月2日(#)。(*)は先にMEMORIESから出ていた物だが、おそらく今回がマスターからの初復刻。(#)はおそらく初登場の音源で、この日はヌヴーとの有名なラヴェル「ツィガーヌ」も演奏されている。 巨匠シャルル・ミュンシュとNBC響唯一の共演は、オケの妙技と相まって、名演の誉れ高いもの。ボーナス・トラックとしてNYPとの「ダフニス」第2組曲が入っているのも嬉しい。 | |||
フルトヴェングラー〜 ブルックナー:交響曲選集 [第4番「ロマンティック」(*)/ 第5番(#)/第6番(第1楽章欠落)(+)/ 第7番(**)/第8番(##)/第9番(++)] |
ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 VPO(*/##)、 BPO(#/+/**/++) | ||
録音:1951年10月22日、シュトゥットガルト(*)/1942年10月28日(#)/1943年11月(+)/1951年4月23日(**)/1944年10月17日(##)/1944年10月7日(++)。アーロン・Z.スナイダーによる新マスタリング。 5枚組で3枚価格。フルトヴェングラーのブルックナーといえば、ドラマを投入した烈しい変化を伴うもので、一部には批判もあるが、第5番、第6番など崖から突き落とされたような、強烈な音量、スピードのアップダウンが見事にはまっている。第6、第9番は唯一の録音であり、ブルックナー・マニア、フルトヴェングラー・マニアが鶴首していた逸品の登場。 | |||
ボリス・ゴルツ(1913-1942):ピアノ独奏作品全集 スケルツォ ホ短調/24の前奏曲集 Op.2 |
セルゲイ・ポドベドフ(P) | ||
録音:ディジタル。共に世界初録音。 ゴルツはスクリャービンやラフマニノフの伝統を受け継ぐべきロマンティック・コンポーザーであったが、レニングラード包囲戦(900日に渡りドイツ軍に包囲され、100万人以上が亡くなったとも伝えられる)のさなか、わずか28歳で世を去ってしまった。これらのピアノ作品は1930年代以降に作曲された物だとの事。当盤のブックレットはロシアの音楽学者、オリガ・スコルビャシェンスカヤによる。 | |||
ストラヴィンスキー自作自演〜 ヨーロッパ・ライヴ集 ヴァイオリン協奏曲(*)/妖精の口付け(#)/ 4つの練習曲(#)/弦楽合奏のための協奏曲(#)/ ペトルーシュカ(+)/アゴン(**)/プルチネッラ組曲(##) |
ハインツ・スタンスケ(Vn;*) イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮 南西ドイツ放送so.(*/#/+/**)、 ルガノ放送so.(##) | ||
録音:1955年4月22日(*)/1951年10月14日(+)/1957年10月19日(**)/1954年4月29日(##)、以上モノラル。 貴重なストラヴィンスキーのヨーロッパ・ライヴ。 | |||
ワルター&NYP 1957年のブル9、初出 ブルックナー:交響曲第9番 ワーグナー:ジークフリート牧歌 |
ブルーノ・ワルター指揮 NYP | ||
録音:1957年2月10日、ライヴ、モノラル。2曲とも初出音源。ワルター&NYPの同曲ライヴは、これまで1946年3月17日と1953年12月27日の2種ライヴがあったが、今回登場するのはスタジオ録音の3年弱前となる物。 アクティヴな演奏はやはりライヴのワルターならではで、1959年のコロムビア響とのスタジオ盤とは様相が異なる。テンポを頻々と動かし、緩急をつけるやり方は、多用な演奏を受容できる現代ではむしろ超個性的な演奏で、ワルターが上品、温厚なだけではないことの証左。音質も決して悪くない。 | |||
ディミトリ・ミトロプーロスの芸術 Vol.1〜放送録音集 1941-1957 ベルク:ヴァイオリン協奏曲[ヨゼフ・シゲティ(Vn) NBCso./1945年12月11日]/ ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番[ロベール・カサドシュ(P) NYP/1957年2月23日]/ ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲 ショーソン:交響曲 変ロ長調Op.20 ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲[NYP/1943年8月29日、カーネギー・ホール]/ シューマン:交響曲第1番 変ロ長調Op.38「春」 [NYP/1953年11月15日、カーネギー・ホール]/ R.シュトラウス:アルプス交響曲[NYP/1947年11月23日、カーネギー・ホール] ブゾーニ、1941年ニューヨーク追悼演奏会 [NYP/1941年12月28日、カーネギー・ホール] モーツァルト/ブゾーニ編:「イドメネオ」序曲 ブゾーニ:インディアン幻想曲[エゴン・ペトリ(P)] ファウスト博士〜2つのスケッチ/ ヴァイオリン協奏曲[ヨゼフ・シゲティ(Vn)] シゲティ、ブゾーニを回顧する[1965年インタビュー、ハーヴァード大学] | |||
ディミトリ・ミトロプーロスの芸術 Vol.2〜放送録音集 1945-1955 マーラー:交響曲第6番 イ短調「悲劇的」[NYP/1955年4月10日、カーネギー・ホール]/ J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調BWV.1050(*) プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調Op.26 [ディミトリ・ミトロプーロス(P) ミッシャ・ミシャコフ(Vn;*) カルミーネ・コッポラ(Fl;*) NBCso./1945年12月16日]/ ラロ:スペイン交響曲 [ジノ・フランチェスカッティ(Vn) NYP/1955年4月3日、カーネギー・ホール]/ プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 ト短調Op.16 [ピエトロ・スカルピーニ(P) NYP/1954年11月7日、カーネギー・ホール]/ ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第4番 ヘ短調 [NYP/1953年4月5日、カーネギー・ホール]/ シェーンベルク: 弦楽四重奏曲第2番 ヘ短調Op.10(弦楽合奏版) [アストリッド・ヴァルナイ(S) NBCso.の弦楽セクション/1945年12月13日]/ 期待Op.17[ドロシー・ダウ(S) NYP/1951年11月18日、カーネギー・ホール] | |||
以上2タイトル、全て2008年 Lani Spahr によりオーディオ・レストレイション。 ミトロプーロス・ファン待望のセットが2タイトル同時発売。そのストイックと言われた私生活から、演奏にもそのようなイメージを持たれがちだが、実際は華麗壮麗な音楽作りでニューヨーク・フィルからグラマラスな音響を引き出した指揮者。第1巻に収められたベルクのヴァイオリン協奏曲を聴けば、その官能性と耽美は明らか。偏愛したアルプス交響曲なども大袈裟さにピッタリはまっている。第2巻の注目は、聴衆を熱狂させたと言われるミトロプーロス弾き振りによるプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番。録音はいずれも良好。 | |||
ゴドフスキー・エディション Vol.6 ルネサンス〜16のバロック編曲集 レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938): 「ルネサンス」(古いマスター・ピースからの 自由なトランスクリプション集) ・第1巻「ラモー」(1906) [サラバンド ホ長調/リゴードン ホ長調/ メヌエット イ短調/メヌエット ト調/ 2つのジーグによるエレジー ホ短調/ タンブーラン ホ短調] ・第3巻「ラモー」(1909) [サラバンド イ短調/ ロンドーによるミュゼット ホ長調/ ガヴォット イ短調] ・第2巻(1906) [メヌエット 変ホ長調 (原曲:ヨハン・ショーベルト)/ サラバンドとクーラント ホ短調 (原曲:ジャン=バティスト・リュリ)/ カプリッチョ (Le Caquet) ホ長調 (原曲:フランソワ・ダンドリュー)/ パストラル (Angelus) ト長調 (原曲:アルカンジェロ・コレッリ)/ ジーグ ホ長調 (原曲:ジャン=バティスト・ルイエ)] ・第4巻「D.スカルラッティ」(1909) [アレグロ イ長調] |
カルロ・グランテ(P) | ||
録音:ディジタル。ゴドフスキが編曲したアンソロジー曲集「ルネサンス」(全24曲)から、出版された16曲を演奏している。第1巻と第3巻は全てラモー原曲。 | |||
クナの「ブル8」「ブル9」 ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調(*) / 交響曲第8番 ハ短調(#) |
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 BPO (*)、VPO (#) | ||
録音:1950年1月29日-30日(*)/1961年10月29日(#)。ディジタル・リマスタリング:2007年(*)/2008年(#)。エンジニア:アンドルー・ローズ(XRシステム)(*) /アルバート・フランツ(#)。既出: MUA-219 (*), MUA-1028 (*) , TAHRA (*) 他。クナッパーツブッシュは(*)の前日1950年1月28日にも、同作品を同オケで聴衆を入れず放送用に録音。その後聴衆を入れて再度録音した。このディスクは聴衆を入れた29日と30日の演奏会の音源をつなぎあわせて制作されている。(#)もすでに多くのヒストリカル復刻レーベルから出ている名演。 | |||
ロマン・ヴラド(1919-):作品集 12音による練習曲(4曲)(1943-1957)/ ショパン後期のマズルカによる変奏曲(1954)/ 夢見る夢「変奏による変奏曲」(1972)/ 空は空っぽ(1952-1953)(*) |
カルロ・グランテ(P) ジュゼッペ・シノーポリ指揮(*) 聖チェチーリア音楽院o.(*) | ||
録音:1997年、ディジタル/他。全て世界初録音。 イタリア作曲界の長老、ロマン・ヴラドの作品集。十二音音楽を駆使する前衛。過激なシノーポリも取り上げるだけに刺激的。 | |||
フルトヴェングラー、DG録音のシューベルト シューベルト: 交響曲第8番「未完成」(*)/ 交響曲第9番「グレイト」(#) |
ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 BPO | ||
録音:1952年2月10日(*)/1951年12月(#)。原盤:DG。「M&A入魂のサウンド・レストア」とのこと。フルトヴェングラー畢生の名演。 | |||
トスカニーニ、初出の「ヴェルレク」他 ヴェルディ:レクイエム/テ・デウム ハーヴァ・ネッリ(S) ナン・メリマン(Ms) ウィリアム・マクグラス(T) ノーマン・スコット(B) アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBCso.、ロバート・ショウcho. | |||
録音:1948年4月26日、ニューヨーク。初出音源。 トスカニーニのヴェルレクと言えば、名盤中の名盤で複数の録音が知られているが、初出となる当盤もファン垂涎。エネルギッシュな指揮ぶり、唸り声をあげる巨匠。そして渾身のアンサンブルでトスカニーニの要求に応えるNBC響。まさに眼前に繰り広げられるかのような超名演。 | |||
カルロ・グランテ〜 シューマン:ピアノ・ソナタ全集 [第1番 嬰へ短調Op.11/第3番 ヘ短調Op.14/ 第2番 ト短調Op.22] |
カルロ・グランテ(P) | ||
録音:音楽公園内サンタ・チェチーリア講堂 [Sala Santa Cecilia of Parco della Musica]、ローマ、ディジタル。 | |||
アントン・エーべルル(1765-1807): ピアノ独奏作品集(独奏用ピアノ・ソナタ全集) ソナタ ハ短調 Op.1 (1792) / トッカータ ハ短調 Op.46 (作曲年代不祥) (*) / 性格的な大ソナタ Op.12 (1802) (*) / 大ソナタ ハ長調 Op.16 (1802) (*) / 大ソナタ ト短調 Op.27 (1805) (*) / 大ソナタ ト短調 Op.39 (1806-07) / 大ソナタ ハ長調 Op.43 (1805-06?) (*) / 幻想曲 ニ短調 Op.28 (1805?) (*) / ソナチネ ハ長調 Op.5 (1796?) (*) |
ジョン・コウリ(Fp) | ||
録音:ディジタル。(*)の7曲は世界初録音。ピリオド楽器使用。使用楽器: Pfister Grand Fortepiano / 18th c. Pedal Piano. | |||
モーツァルト:ピアノ協奏曲集、 ゴドフスキーのカデンツァを使用 モーツァルト: 2台のピアノのための協奏曲(第10番)(*)/ ピアノ協奏曲第14番/ピアノ協奏曲第23番 |
カルロ・グランテ(P) バルバラ・パンツァレッラ(P;*) ベルンハルト・ジーべラー指揮 ローマ聖チェチーリア音楽院o. | ||
カデンツァ部分は世界初録音。同レーベルの人気シリーズ、カルロ・グランテによるゴドフスキー・エディション番外編。 | |||
MUA-1223 (8CD) 廃盤 |
シモン・ゴールドベルク Vol.1 | ||
ロシア・ロマンティック・ピアノの宝物 ボルトキエヴィチ(1877-1952): ピアノ・ソナタ第2番 嬰ハ短調Op.60 メトネル(1880-1951): 瞑想 Op.39 No.1/お伽話 Op.8 No.2 リャードフ(1855-1914): 前奏曲 変ニ長調Op.57 No.1/ 前奏曲 ロ短調Op.11 No.1 スクリャービン(1782-1915):幻想曲 ロ短調Op.28 レビコフ(1866-1920):「クリスマス・ツリー」より [ワルツ/オルゴール] クライスラー/ラフマニノフ(1873-1943)編: 愛の喜び/愛の悲しみ ラフマニノフ/ボロディン編:ヴォカリーズOp.34 No.14 リャプノフ(1859-1924): 超絶技巧練習曲集Op.11〜第10曲「レスギンカ」 |
ナジェジダ・ヴラエワ(P) | ||
故・ラザール・ベルマンがその才能を「神が与えたものだ・・・」と賞賛した、ブルガリア生まれの奏者が弾くロシア曲集。#国内代理店翻訳者の翻訳&カナ表記には多くの間違いがあったため、上記では訂正済です。 | |||
シモン・ゴールドベルク・エディション Vol.2 ハイドン:ヴァイオリン協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIa-1 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲〔第1番 イ短調 BWV1041 /第2番 ホ長調 BWV1042〕 [ワルター・ジュスキント指揮フィルハーモニアo./1947年、1951年、1948年] ブランデンブルク協奏曲〔第1番 BWV.1046/第2番 BWV.1047/第4番 BWV.1049〕 [アロイス・メルヒャル指揮BPO/1933年、1932年] ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.1 No.13 HWV.371[ジェラルド・ムーア(P)/1947年] ホーフシュテッター/伝・ハイドン:弦楽四重奏曲 ヘ長調 Op.3 No.5「セレナード」から[BPO SQ /1932年] ハイドン:ピアノ三重奏曲〔第26番 嬰ヘ短調 Op.73 No.3 Hob.XV: 2/第27番 ハ長調 Op.75 No.1 Hob.XV: 27/ 第29番 変ホ長調 Op.75 No.3 Hob.XV: 29〕[リリー・クラウス(P) アンソニー・ピーニ(Vc)/1939年] ドヴォルジャーク/クライスラー編曲:スラヴ舞曲第2番 ホ短調 Op.46 No.2 ドゥシュキン/伝・パラディース:シシリエンヌ[アルパード・シャーンドル(P)/1932年] モーツァルト: ヴァイオリン協奏曲〔第3番 ト長調 K.216 /第4番 ニ長調 K.218 /第5番「トルコ風」〜アダージョ(*) 〕 [ワルター・ジュスキント指揮フィルハーモニアo.、パウル・クレツキ指揮BPO (*) /1951年、1932年(*) ]/ ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲〔第1番 ト長調 K.423[フレデリック・リドル(Va)/1948年]/ 第2番 変ロ長調 K.424[パウル・ヒンデミット(Va)/1934年]〕/ ヴァイオリン・ソナタ〔第24番 ハ長調 K.296 /第33番 ヘ長調 K.377 /第34番 変ロ長調 K.378 / 第35番 ト長調 K.379 /第36番 変ホ長調 K.380 /第39番 ハ長調 K.404 / 第41番 変ホ長調 K.481 〕[リリー・クラウス(P)/1935年-1937年]/ モーツァルト/クライスラー編曲:ハフナー・セレナード〜ロンド[ピアノ伴奏/1937年] ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ〔第2番 Op.12 No.2 /第5番 Op.24「春」/第6番 イ長調 Op.30 No.1 / 第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」/第10番 ト長調 Op.96〕[リリー・クラウス(P)/1936年-1937年]/ セレナード ニ長調 Op.8[パウル・ヒンデミット(Va) エマヌエル・フォイアマン(Vc)/1934年]/ 弦楽四重奏曲第5番 イ長調 Op.18 No.5〜第3楽章[BPO SQ /1932年]/ 七重奏曲 変ホ長調 Op.20〜第2楽章[BPO室内アンサンブル/1932年] ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 Op.96「アメリカ」〜第2楽章[BPO SQ /1932年] ヒンデミット:弦楽三重奏曲第2番[パウル・ヒンデミット(Va) エマヌエル・フォイアマン(Vc)/1934年] シモン・ゴールドベルク(Vn) | |||
録音:[/内]。ディジタル修復:マーク・オバート=ソーン、2012年。Vol.1:MUA-1223。日本とも縁の深い名ヴァイオリニスト、シモン・ゴールドベルク(1909-1993)のエディション第2集は、第二次世界大戦前の商業録音が中心。ゴールドベルクは僅か20歳の時にヴィルヘルム・フルトヴェングラーによってBPOのコンサートマスターに抜擢され大きな注目を浴びるが、1934年、ナチによってドイツを追われてしまう。1930年代にはリリー・クラウスとのコンビで多くの重要な録音を残した。このCDには、BPO時代のものから、ヒンデミット、フォイアーマンとの三重奏、一連のクラウス伴奏のソナタ、戦後の録音と、激動の時代のゴールドベルクの貴重な録音が約10時間、オバート=ソーンによる丁寧な聞きやすい復刻で聞ける。 | |||
コリン・ティルニー〜J.S.バッハとその先駆者たち J.S.バッハ:「フーガの技法」 〜コントラプンクトゥス[1−3]/ クープラン:前奏曲 ニ短調 J.S.バッハ:「フーガの技法」 〜コントラプンクトゥス[4−5]/ フレスコバルディ:カプリッチョ ガブリエーリ:フーガ フレスコバルディ:カプリッチョ J.S.バッハ:「フーガの技法」 〜コントラプンクトゥス[8−11]/ フローベルガー:リチェルカール5 |
コリン・ティルニー(Cemb) | ||
録音:2008年5月、ヴィクトリア、ブリティッシュ・コロンビア州、カナダ。使用楽器:18世紀末、フィレンツェ、クリストフォリ工房製作(推定)。 2002年以来カナダのヴィクトリア大学で教授職にあるティルニーが、「フーガの技法」の合間に先駆者の作品を挟むという凝った選曲で録音した最新盤。 | |||
フォルクマール・アンドレーエ指揮ウィーン響〜 ブルックナー:交響曲全集[第1番−第9番/テ・デウム] エミー・ローゼ(S) ヒルデガルト・レッスル=マイダン(A) アントン・デルモータ(T) ゴットロープ・フリック(B) アロイス・フォスター(Org) フォルクマール・アンドレーエ指揮ウィーンso.、ウィーン楽友協会cho. | |||
録音:1953年1月14日-2月5日、モノラル。ORF提供音源、アンドレーエの録音リスト付。第5番以降とテ・デウムの各曲はおそらく初出。第1番と第2番は AMADEO から LPが出ていた演奏と思われ、おそらく初CD化。第3番は AMADEO ではなく PHILIPS からLPが出ていたが、LPの方が1955年録音とされている資料があり、同一かどうかは不祥。第4番は ORFEO D'ORからウィーン響90周年記念盤として先にCD化されている(ORFEOR-229901)。アンドレーエのブルックナーには他にオーストリア国立響を振った、第1番全曲の世界初商業録音(1951年)があった。 LP時代からブルックナーに取り組んでいたスイスの名匠フォルクマール・アンドレーエ(1879-1962)。現在活躍中のマルク・アンドレーエは孫に当たる。この巨匠を指揮に迎え、1953年の1月から2月に掛けてウィーンにおけるロシア管轄の放送局 RAVAG(アメリカ管轄は 赤白赤放送)+ウィーン響による大プロジェクト、ブルックナー「交響曲全集」世界初録音セッションが行われた。全ての曲が1枚のCDに収まっていることからもわかるように、引き締まった快活なテンポが採用され、初期交響曲などは猛スピードといった感じで、言うなればベートーヴェン風ブルックナー。一般全曲発売は、録音から56年を経た当盤が初めてとなる。 | |||
カルロ・グランテ〜ラフマニノフ: 13の前奏曲集Op.32/コレッリの主題による変奏曲/ 「死の島」(G.キルコル編曲/ピアノ版)(*) |
カルロ・グランテ(P) | ||
録音:2009年、ディジタル。(*)は当版での初録音。 聴きものは(*)。おそらくゲオルギー(ゲオルグ)・キルコル(1910-1980)というロシア人作曲家の手による編曲と思われるが、国内代理店資料には編曲者自体の記載が無く、レーベルの欧文資料にも詳細は記載されていない。 | |||
フアーナ・サヤス〜ショパン:練習曲集 24の練習曲集(2種の演奏) [12の練習曲集Op.10/12の練習曲集Op.25]/ 3つの新練習曲(#) |
フアーナ・サヤス(P) | ||
録音:1983年/2005年。おそらく1983年の録音は MUA-891で出ていた物で、その時のデータは「 1983年、エマ・ウィラード学校、トロイ、ニューヨーク。ADD。原盤:UNI-PRO Recordings Inc., Spectrum LP No. SR-165. 」となっていた。(#)は国内代理店の資料内には全く記載が無いが、1983年の録音には含まれていないはずなので、おそらく2005年の新録音。 1940年キューバ生まれのサヤスが得意とする練習曲集。今回は「これまでの録音中ベスト」とも批評された1983年録音に加え、2005年の録音をカップリング、演奏スタイルの変遷を辿る事も出来る。 | |||
バドゥラ=スコダのショパン Westminster 録音を含む ショパン:24の練習曲集 12の練習曲集Op.10 (*)/12の練習曲集Op.25 (*)/ 3つのマズルカOp.59 (#) |
パウル・バドゥラ=スコダ(P) | ||
録音:1956年1月24日、ウィーン、スタジオ、モノラル(*)/1999年、10月13日、フレズノ、カリフォルニア州、ライヴ、ディジタル、初出(#)。原盤&ソース:Westminster ML 5241 [ディスクからのディジタル・トランスファー:マーティン・クレバーン](*)。復刻技術者:アルベルト・フランツ。 現役で活躍するウィーンの名手バドゥラ=スコダによる、ウェストミンスターへのショパン「練習曲集」が板起しで復活。 なお、代理店翻訳者はこの名手を『「パ」ドウラ・スコダ』(「」は当店追記)と誤記している。また、(#)が1999年のライヴであることは、国内代理店の文章内に一切記載が無い。 | |||
オスカー・フリートの芸術 Vol.4 ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(*) ワーグナー: 「さまよえるオランダ人」〜糸紡ぎの合唱(#)/ 「ローエングリン」〜婚礼の合唱(#)/ 「タンホイザー」より(#) [入場行進曲/巡礼の合唱] ウェーバー:「魔弾の射手」〜狩人の喜びは(#) マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」 〜レジナ・チェリ(#) |
オスカー・フリート指揮 ベルリン州立歌劇場o.&cho. | ||
録音:1924年、アコースティック(*)/1927年、電気(#)。ソース: 78 rpm Grammophon discs 。復刻技師:ゲルト・フィッシャー。ブックレットに、フリートの全ディスコグラフィを掲載。 機械録音時代から、当時の現代音楽マーラーやR.シュトラウスを含む大規模オーケストラ曲を続々録音したフリートの、正にマニアックなシリーズ第4集。(*)は世界初録音だった物だが、国内では先に WING DISC から CD 発売されていた。 | |||
レオポルド・ストコフスキー〜 ショスタコーヴィチ: 交響曲第5番 ニ長調Op.47 (*) / 交響曲第6番 ロ短調Op.54 (#) / 交響曲第7番 ハ長調Op.60「レニングラード」(+) |
レオポルド・ストコフスキー指揮 フィラデルフィアo.(*/#)、 NBC so.(+) | ||
録音:1939年4月20日(*)/1940年12月8日、20日(#)/1942年12月13日、NBC 8-H スタジオ、ライヴ(+)。原盤:Victor (*/#)。復刻技師:マーク・オバート=ソーン(*/#)/無名氏 [NN] &キット・ヒギンソン(+)(放送用トランスクリプション・ディスクより)。 其々、DUTTON(*/#), PEARL(*/+), dell'Arte(#) 等からCDが出ていたが、まともな復刻は入手困難なので、嬉しい復活。(*)は西側初録音、(#)は世界初録音だった。(+)第7番は、トスカニーニとの激しいアメリカ初演争いに敗れた果てのライヴ。いずれもストコフスキー流儀で(#)など見事な格好よさ。国内代理店はオバート=ソーンの存在に全く言及していないが『キット・ヒッギンソン氏のマスタリングも成功』とのこと。 | |||
パスキエ・トリオ〜モーツァルト: 4つの前奏曲とフーガ (弦楽三重奏曲K.404の編曲)/ 弦楽三重奏による ディヴェルティメント 変ホ長調K.563 |
パスキエ・トリオ [ジャン・パスキエ(Vn) ピエール・パスキエ(Va) エティエンヌ・パスキエ(Vc)] | ||
録音:1951年。原盤:LES DISCOPHILE FRANÇAIS。ソース:米ハイドン協会向けのオリジナル・マスター・テープ。復刻エンジニア:アルバート・フランツ(使用機材:Algorithmix)。 フランスのエスプリを感じさせるパスキエ・トリオ。名盤の誉れ高いこのディスコフィル・フランセへのスタジオ録音は、アメリカではハイドン協会盤 LP としてリリースされた。 | |||
ミコラ・スーク、リストを弾く ピアノ・ソナタ ロ短調/ダンテを読んで/ ハンガリー狂詩曲[第12番/第13番/第8番] |
ミコラ・スーク(P) | ||
録音:おそらくディジタル。ウクライナに生まれ、モスクワ音楽院で学んだミコラ・スークは、1971年のブダペスト・リスト=バルトーク国際コンクール優勝という実力派。一時期国内 DML (Tri-M) からバルトーク(彼の西側初CDだったとか)など何枚かCDを出していたが、同社のクラシック撤退に伴い、名前を聞かなくなっていた。今回久々の録音は、意外にもアメリカのレーベルから。現在彼はネバダ大学ラスベガス校音楽学部ピアノ科の助教授を務めているようで、その関係からなのだろう。 | |||
シューマン:「詩人の恋」「女の愛と生涯」3種づつの録音
歌曲集「詩人の恋」 [アクセル・シュッツ(T) ジェラルド・ムーア(P)/録音:1946年1月10日] [シャルル・パンゼラ(Br) アルフレッド・コルトー(P)/録音:1935年6月17日] [ゲルハルト・ヒュッシュ(Br) ハンス・ウド・ミュラー(P)/録音:記載無し] 歌曲集「女の愛と生涯」 [ロッテ・レーマン(S) ポール・ウラノフスキー(P)/録音:1946年1月20日、ライヴ] マリアン・アンダーソン(A) フランツ・ルップ(P)/録音:1950年3月29日-30日] キャスリーン・フェリアー(A) ブルーノ・ワルター(P)/ [録音:1949年9月7日、エディンバラ音楽祭、ライヴ] | |||
カルロ・グランテ〜 ドメニコ・スカルラッティ:ピアノ・ソナタ全集 Vol.1 30の練習曲集 Nos.1-30 (1738) 〔ソナタ K.1-30 〕/ パルマ写本第1巻−第2巻 〔ソナタ K.44, 46, 48, 56, 69, 87, 113, 119, 120, 124-131, 134-138, 148-176, 179-187 〕 |
カルロ・グランテ(P) | ||
録音:2009年(国内代理店表記)。使用楽器:ベーゼンドルファー・インペリアル。ピアノによるスカルラッティのソナタ全集は、NAXOSが11枚分を発売済みだが、ピアニストは巻ごとにバラバラ。当全集では全てグランテ一人による演奏という事で、「ピアノで」かつ「一人で全曲録音」という意味では世界初となるはず。ブックレットには、パウル・バドゥラ=スコダ夫人で、音楽学者のエヴァ・バドゥラ=スコダによるスカルラッティのバイオグラフィとグランテの音楽に関するエッセイを収録。 なお、2010年夏までの旧・国内代理店は使用ピアノを『スコダ所有の名品』、さらに『ヨーロッパではヒットを記録した名盤でございます』と記載しているが、レーベルの欧文インフォには共に記載がなく、ヨーロッパでは当案内到着時点では未発売(アメリカですら2010年4月中旬の発売)であり、上記録音年等とも矛盾する。なお、グランテは1990年代に、DANTEへスカルラッティのシリーズを7枚分?録音していた。 | |||
モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」(ヒンデミット校訂・編曲版)
ジーノ・シニムベルギ(オルフェオ) パトリシア・ブリントン(音楽) ウタ・グラーフ(エウリディーチェ) ゲルトルート・シュレッター(希望)他 パウル・ヒンデミット指揮器楽アンサンブル(ウィーン・コンツェントス・ムジクス) ハンス・ギレスベルガー合唱指揮ウィーン・ジングアカデミー | |||
録音:1954年6月3日、ウィーン芸術週間、モノラル、ライヴ。ピリオド楽器による世界初録音。ORFから ORFCD-3086 で発売されている物と同一演奏だが、当盤はウィーン交響楽団との共同製作だとの事(国内代理店はORF盤と『同一音源』としている)。 | |||
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245
ウタ・グラーフ(S) マルガ・ヘフゲン(A) ユリウス・パツァーク(T;福音史家) ジェラール・スゼー(Br;キリスト) ヴァルター・ベリー(B) フリッツ・レーマン指揮ウィーンso.、 ハンス・ギレスベルガー合唱指揮 ウィーン・ジングアカデミー | |||
録音:1955年4月6日、ウィーン・コンツェルトハウス大ホール、ライヴ(初期ステレオ)。音源:ウィーン交響楽団アーカイヴ。ウィーン交響楽団との共同製作。 充実の歌手陣によるライヴ。フリッツ・レーマン(1904-1956)はバロック音楽も得意としたドイツの指揮者で、バッハの受難曲を度々取り上げ、バロックをレパートリーとする後続の多くの指揮者たちに大きな影響を与えた。 | |||
グルダ・プレイズ・ベートーヴェン、初出あり ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第1番 ハ長調Op.15 (*) / ピアノ協奏曲第4番 ト長調Op.58 (*) / 6つのバガテルOp.126 より 〔第1番(#)/第2番(#)/第3番(+)/第5番(**)〕 |
フリードリヒ・グルダ(P)指揮(*) ウィーンso.(*) | ||
録音:1953年1月22日(*)/1956年4月19日、サン・パウロ(#)/1959年2月9日、ベルガモ(+)/1956年4月10日、キント(**)。ウィーン交響楽団&パウル・グルダとの共同製作。音源:ウィーン交響楽団?(*)/グルダ一家のアーカイヴ(*以外)。4曲のバガテルは初出音源。日付が正しければ(*)の内第1番も初出だが、前日1953年1月21日とされるライヴが ORFEO D'ORから出ており (ORFEOR-745071)、同一演奏の可能性がある(22日の第4番はARCHIPELから発売あり)。解説:フリートヘルム・フランメ(グルダの伝記執筆者/CPOなどに録音があるオルガニスト)。 | |||
ワルター& NBC so.、1939年ライヴ ワーグナー:「ファウスト」序曲/ジークフリート牧歌 マーラー:交響曲第1番「巨人」 |
ブルーノ・ワルター指揮 NBC so. | ||
録音:1939年4月8日、ライヴ、モノラル。マスタリング:アーロン・Z.スナイダー(2010年)。 演奏会当日の全曲目を収録しており、このカップリングで発売されるのは当盤が初めて。ワルターはトスカニーニの招きで度々NBC響の指揮台に立っているが、このライヴがNBC響との最後の客演となった。 | |||
カルロ・グランテ〜 ドメニコ・スカルラッティ:ピアノ・ソナタ全集 Vol.2 パルマ写本第3巻(全30曲; 1752)/ パルマ写本第4巻(全30曲; 1752)/ パルマ写本第5巻(全30曲; 1752) |
カルロ・グランテ(P) | ||
録音:2009年(国内代理店表記)。使用楽器:ベーゼンドルファー・インペリアル(『パウル・バドゥラ=スコダの好意により氏所有のベーゼンドルファー・インペリアルを使用』とのこと)。Vol.1:MUA-1236。「ピアノで」かつ「一人で全曲録音」という意味では世界初となる全集を目指しているシリーズの第2弾。グランテは1990年代に、DANTEへスカルラッティのシリーズを7枚分?録音していた。ブックレットには Vol.1同様、パウル・バドゥラ=スコダ夫人で、音楽学者のエヴァ・バドゥラ=スコダによるスカルラッティのバイオグラフィとグランテの音楽に関するエッセイを収録。 | |||
ワルターの「合唱」、1947年ロンドン・ライヴ ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調Op.125「合唱」 イゾベル・ベイリー(S) キャスリーン・フェリアー(A) ヘドル・ナッシュ(T) ウィリアム・パーソンズ(B) ブルーノ・ワルター指揮LPO & cho. | |||
録音:1947年11月13日、ロイヤル・アルバート・ホール、ライヴ、モノラル。前出:MUA-733 [MUA-4733](廃盤)。リマスタリング:A.ローズ & A.Z.スナイダー(2010年)。LPは1980年、ブルーノ・ワルター協会より BWS-742 として発売された演奏。 2010年現在でも、他レーベルからは発売されていない音源で、意外にもワルターの同曲中、最も若い時のもの。ライヴとしても、他には1955年ウィーン・ライヴ(ORFEOR D'OR[ORFEOR-669051]で発売があるが、奇しくも日付けは全く同じ11月13日)があるだけ。 | |||
MUA-1244 (4CD) 廃盤 |
A.ブッシュ&R.ゼルキン・デュオ〜1939-1950年、アメリカ議会図書館ライヴ集
アドルフ・ブッシュ(Vn) ルドルフ・ゼルキン(P;*以外) | ||
即興曲〜即興的ピアノ作品の秘宝 1821-2008 ヤン・ヴァーツラフ・ヴォジーシェク(1791-1825):即興曲 ロ長調Op.7 No.6 (1821) リスト(1811-1886):夜想曲=即興曲 嬰へ長調(1872) チェーザリ・キュイ(1835-1918):即興曲=カプリス ホ長調(1896) ミリー・バラキレフ(1837-1910):ショパン「2つの前奏曲」による即興曲(1907) ムソルグスキー(1839-1881):情熱的な即興曲(1859) リムスキー=コルサコフ(1844-1908): 即興曲 Op.11 No.1 (1878) /前奏曲=即興曲 Op.38 No.1 (1896) モリツ・モシュコフスキ(1854-1925):幻想曲=即興曲 Op.6 (1870) ドヴォルジャーク(1841-1904):即興曲 ニ短調 B.129 (1883) フォーレ(1845-1924):即興曲 Op.25 No.1 (1881) フェリクス・ブリューメンフェリト(1863-1931):即興曲 ロ短調Op.28 (1898) レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938):即興曲 変ホ短調 (1929) (*) アルノ・ババジャニアン(1921-1983):即興曲 ロ短調 (1944) プーランク(1899-1963):5つの即興曲(1920, rev.1939) ニコライ・マザラ(1977-):即興曲 (2008) (*) アリティン・ヴォライ(1974-):即興曲 (2008) (*) アントニオ・ビバロ(1922-2008):タンゴ=即興曲 (2004) (*) マルガリタ・グレボフ(P) | |||
録音:2008年-2009年、(*)の4曲は世界初録音で、内2曲(おそらく2008年作分)は当CDのために作曲された物。代理店翻訳者の作曲者名&曲名表記は相当に省略があったため、当店で独自に補完している。 即興曲(アンプロンプチュ)とは自由な形式で作曲された性格的小品のことで、歴史上、最初にこの題がつけられたのはこのアルバムの冒頭にも収録されているヴォジーシェクの即興曲。その後、様々な作曲家がこのタイトルのもと自由奔放にイマジネーションの翼を拡げた。このアルバムには有名なシューベルト、ショパンの即興曲こそ収録されてはいないが、古今東西の即興曲が入っており、どれもこれも初めて聴くような作品だが、まるで宝箱を開けたような珠玉の名品がひしめいている。グレボフはサンクトペテルブルク出身で、2002年にピーボディ音楽院を卒業した若手。代理店によると『ピアノがこれまたぶっ飛んで素晴らしい』『アリシア・デ・ラローチャを思わせる輝かしい音色、粒の揃ったタッチ』とのこと。 | |||
ヴィジョンズ ブゾーニ(1866-1924): 3つの「アルバムの一葉」(1917, 1921) ジョージ・フリン(1937-): Glimpses of Our Inner Lives (2000-2001) (*) マイケル・フィニシー(1946-): バッハ風後置詩〔Bachsche Nachdichtungen〕 (2000) (#) ブゾーニ(1866-1924):インディアン日誌第1巻(1915) ブロッホ(1880-1959):幻影と予言(1936) |
カルロ・グランテ(P) | ||
(*/#)は世界初録音。イタリアの技巧派ピアニスト、カルロ・グランテの弾く近現代ピアノ作品集。フリンはシカゴのデポール大学作曲科主任教授を長く務めている。(*)は1分にも満たない曲から17分を越す曲まで9曲からなり、1時間に迫る大作。英国の作曲家フィニシーの(#)は、全5時間半という「音による写真史」の第8部に含まれる一曲。 | |||
パウル・バドゥラ=スコダ、ショパンを弾く Vol.2 ショパン: ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58/ マズルカ〔嬰ハ短調 Op.63 No.3/イ短調 Op.68 No.2/ 嬰ハ短調 Op.30 No.4〕/ 練習曲 変イ長調 Op.25 No.1/幻想曲 ヘ短調 Op.49/ ポロネーズ第7番 変イ長調 Op.61「幻想」 |
パウル・バドゥラ=スコダ(P) | ||
録音:1971年、1972年、1975年、以上ウィーン。ソナタは初発売だとの欧文記載あり。使用楽器:ベーゼンドルファー。 ウィーンの名ピアニスト、バドゥラ=スコダ(1927-)が1970年代に録音したショパン。当レーベルからは先に、1956年WESTMINSTER録音の練習曲集Ops.10 & Op.25、1999年録音の3つのマズルカOp.59 を収めたアルバム(MUA-1230)が発売されていた。 | |||
チャールズ・アドラー〜マーラー: 交響曲第10番 より〔アダージョ/煉獄〕(*)/ 交響曲第3番 ニ短調(#) |
ヒルデ・ レッスル=マイダン(Ms;#) F.チャールズ・アドラー指揮 ウィーンso.(*/#)、 ウィーン少年cho.(#) | ||
録音:1953年4月8日、ライヴ(*)/1952年3月27日、スタジオ(#)。リマスタリング:2010年、スナイダー。チャールズ・アドラー(1889-1959)は、ロンドン生まれながらドイツ語圏や米国で活動をした指揮者。交響曲第8番の初演でマーラーの助手として合唱指導を担当しており、マーラーの交響曲を広めたパイオニアとしてヘルマン・シェルヘンと並ぶ存在。第3番の録音は、解説によれば、1952年3月27日にSPA社によってなされたスタジオ録音とのことで、会場からの雑音などは聞かれない(なお4月20日付けのライヴ録音というものも存在する)。第10番のうちのアダージョと煉獄は、AMP社の出版譜を用いた初演のライヴ録音。マーラーが未完に残した第10番交響曲は、未亡人アルマ・マーラーの依頼を受けたクシェネクによって演奏可能な手書き譜が作成され、1924年には初演されていた。その後、楽譜の権利がニューヨークのThe Associated Music Publishers(AMP社。現在のSchirmer社)に移り、同社に所属していたアルバン・ベルク門下のオットー・ヨークル(1891-1963)の校訂で1951年に出版譜として刊行された。ヨークルが利用した楽譜はクシェネクの楽譜をさらにアレクサンダー・ツェムリンスキーが加筆整理したもので、AMP社はクシェネクによる元の楽譜は所有していなかったという。ちなみにジョージ・セルが録音で使用した楽譜もこのAMP社のヨークル校訂譜。 | |||
ハイドン:
歌劇「哲学者の魂」または「オルフェオとエウリディーチェ」Hob.VIII-13
ハーバート・ハント(オルフェオ) ユディト・ヘルヴィヒ(エウリディーチェ) アルフレート・ペル(クレオンテ) ヘッダ・ホイッサー(ゲニオ)、ヴァルター・ベリー(プルート)他 ハンス・スワロフスキー指揮ウィーン国立歌劇場o.&cho. | |||
録音:1950年、ウィーン。原盤: ハイドン協会/Vox。同曲全曲の世界初録音だったもので、おそらく初CD化。ディジタル・レストア:ラニ・シュパール、2011年。1951年完全版の舞台上演に先だつ録音。 | |||
クレンペラー&フィルハーモニア〜1960年ウィーン〜ベートーヴェン:交響曲全曲演奏会 〔第1番(*)/第3番(#)/第2番(#)/第7番(+)/第4番(**)/第8番(##)/第5番(**)/第6番(+)/第9番(*)〕/ 「エグモント」序曲(**)/「プロメテウスの創造物」序曲(+)/「コリオラン」序曲(##) ヴィルマ・リップ(S) ウルズラ・ベーゼ(A) フリッツ・ヴンダーリヒ(T) フランツ・クラス(B) オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニアo.、ウィーン楽友協会cho. | |||
録音:1960年6月7日(*)/1960年5月29日(#)/1960年6月2日(+)/1960年5月31日(**)/1960年6月4日(##)、以上すべてウィーン、ライヴ。リマスタリング:アーロン・Z.スナイダー、2011年。 旧品番:MUA-886/90(当店未案内/廃盤)のリマスタリング再発。 | |||
ロンドン弦楽四重奏団 1917-1951 録音集〜5つの米議会図書館 初出コンサート全曲を含む ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番 ハ長調 Op.59 No.3 (*)[1943年12月4日、LC] ブラームス:弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 Op.67 (*)[1943年12月4日、LC] ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10 (*)[1943年12月4日、LC] ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ短調 Op.76 No.2 (*)[1943年11月5日、LC]/ 弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.76 No.3 [録音:1924年12月15日-17日、コロムビア・スタジオ、ロンドン/ソース: Col. L1633/35 ] シューマン:弦楽四重奏曲 イ長調 Op.41 No.3 (*)[1947年2月21日、LC] トッホ:弦楽四重奏曲第12番 ヘ短調 Op.70 (*)[1947年2月21日、LC] ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 Op.95 (*)[1947年2月21日、LC] ドホナーニ:弦楽四重奏曲第2番 変ニ長調 Op.15 (*)[1948年11月5日、LC] ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番 イ短調 Op.132 (*)[1948年11月5日、LC] シューベルト:弦楽四重奏曲第13番 イ短調 Op.29 (D. 804) (*)[1950年1月27日、LC] ブロッホ:弦楽四重奏のための5つの小品 (1923-25) (*) [1950年1月27日、LC] ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調 [2][1950年1月27日、LC] モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K.465「不協和音」(*)[1951年3月2日、LC] マキューアン:弦楽四重奏曲第6番 イ長調「ビスケー」 (*)[1951年3月2日、LC] ブラームス:弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.51 No.2 (*)[1951年3月2日、LC] フランク:弦楽四重奏曲 ニ長調 (*/おそらく誤り)[録音:1928年11月/ソース: Col. 67697/02D ] ヴォーン・ウィリアムズ:ウェンロック・エッジにて [ジャーヴァス・エルウィズ(T) フレデリック・キドル(P)/ 録音:1917年/ソース: Col. 7363/65 ] シューベルト:弦楽四重奏曲第12番 ハ短調 D.703 [録音:1927年11月4日、コロムビア・スタジオ、ロンドン/ソース: Col. L1679R ] エルガー:弦楽四重奏曲 ホ短調 Op.83 (短縮版)[録音:1921年、ロンドン/ソース: Vocalion, D 02026/27 ] ブリッジ:3つの牧歌[録音:1925年11月3日、コロムビア・スタジオ、ロンドン/ソース: Col. L1704/05 ]/ An Irish Melody: Londonderry Air [録音:1925年11月17日、コロムビア・スタジオ、ロンドン/ソース: Col. L1716 ] クライスラー:弦楽四重奏曲 イ短調〜フィナーレ[録音:1921年、ロンドン/ソース: Vocalion, D 02027 ] スティーヴン・フォスター:メロディ [2] [録音:1945年3月16日、4月20日、5月21日、6月21日、 1946年1月18日、6月7日、以上ロサンゼルス/ソース: London, DLP 5047 ] ロンドンSQ | |||
録音会場:LC=アメリカ議会図書館。(*)は初出音源。音源修復:ラーニ・スパール [Sound restorations: Lani Spahr] 。ライナー・ノート:タリー・ポッター。なお上記初出表記はレーベル記載ママとしたが、コロムビア録音のフランクなど明らかに既出音源がある一方、"[2]"という記号があるラヴェルは初出と思われるのに初出表記が無く、誤りがある事を御了承頂きたい。 ロンドン弦楽四重奏団はアルバート・サモンズらを創立メンバーとして1908年に創立されたが、約2年間の練習期間を置いた後、1910年に初コンサートを開いた(2010年は彼らが初コンサートを開いてから丁度100周年に当っていた)。それから20年間、このアンサンブルはイギリスを代表する団体であり続けると同時に、アメリカにおいても、同地における初の本格的な弦楽四重奏団だったフロンザリーSQと共に名を馳せたが、スタジオ録音の半数以上がアコースティック録音期(-1923)に製作されたということもあってか、今日の知名度は高く無い。なお、サモンズは1917年(資料によっては1918年)に当団体から離脱したので、彼が参加したのはそれ以前の録音のみ。今回のセット中では1917年の「ヴォーン・ウィリアムズ:ウェンロック・エッジにて」のみとなる(これにも参加していないという資料があるが、詳細不明)。また、ウィリアム・プリムローズが1930年-1934年に在籍しており、少なくともベートーヴェンの第15番を録音している(カナダ St-Laurent Studio, YSL78-022 でCD-R復刻あり)。 ただ今回の目玉は何と言っても、おそらく同団体最後期の物と考えられるアメリカ議会図書館における1943年-1951年の未発売ライヴ録音。この時機の当団体に関する情報はネット上でもほぼ皆無で、この年代の録音があるとは一般には知られていなかったと思われる。メンバーなども不明だが、貴重な録音である事は疑う余地が無い。 | |||
バドゥラ=スコダ + シュタイン&VPO、 セル&コンセルトヘボウ〜モーツァルト:ピアノ協奏曲集、初出あり 〔第25番 ハ長調K.503 (*) /第22番 変ホ長調K.482 (#) 〕 パウル・バドゥラ=スコダ(P) ホルスト・シュタイン指揮VPO (*) ジョージ・セル指揮アムステルダム・コンセルトヘボウo. (#) | |||
録音:1978年6月15日、ムジークフェライン大ホール、ウィーン、ステレオ(*)/1959年12月19日-20日、モノラル(#)、ともにライヴ。(*)は初出音源。(#)は同レーベルの前身 Educational Media association of America からLPで発売されたことがある演奏で、初CD化。ウィーン・フィル&ORF1との共同製作。ブックレット執筆:バドゥラ=スコダ、併せて彼のCDディスコグラフィを掲載。 | |||
ビーチャム・イン・トロント 1960〜3つの初出コンサート・ライヴ集 ハイドン:交響曲〔第102番/第94番「驚愕」〕 / モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」 ヘンデル/ビーチャム編曲:バレエ組曲「バースの恋」 R.シュトラウス:「炎の災い」〜愛の場面 / ブラームス:交響曲第2番 ビーチャム編曲:ロリポップ〔スッペ/シベリウス/マスネ/サン=サーンス/ロッシーニの作品〕(#) ・ボーナスCD:「BBCの放送より」 モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」(+) / ディーリアス:北国のスケッチ(**) ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲(**) / ラロ:交響曲(##) トーマス・ビーチャム指揮CBCso.(無印)、トロントso.(#)、ロイヤルpo.(+/**/##) | |||
録音:1960年4月3日、1960年4月7日、ライヴ(無印)/1960年4月5日、CBC テレビ放送、ライヴ(#)/1958年12月25日、ライヴ〔放送日?〕(+)/1959年12月25日、ライヴ〔放送日?〕(**)/1959年10月25日、ライヴ〔放送日?〕(##)。おそらく全て初出音源。 ビーチャムの没後50年記念盤。1960年にトロントに客演したイギリスの名指揮者ビーチャム(1879-1961)の3つの初出コンサートを完全収録。 | |||
ハンス・クナッパーツブッシュ〜ブルックナー&ワーグナー ブルックナー:交響曲集 〔第3番[バイエルン州立o./1954年10月11日]/第4番[BPO/1944年9月8日]/ 第5番[ミュンヘンpo./1959年3月19日]/第7番[VPO/1949年8月30日、ザルツブルク音楽祭]/ 第8番[BPO/1951年1月8日]/第9番[BPO/1950年1月30日]〕 ワーグナー:「神々の黄昏」より[ベルリン国立歌劇場o./1959年11月]/ 「ジークフリート」第2幕第2場/「ワルキューレ」第1幕第3場[バイエルン州立o./1952年] ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 | |||
リマスター:A.Z.スナイダー、2011年。ブルックナー:交響曲第3番(MUA-257)、第4番(MUA-249)、第7番(MUA-209)等で出ていた物をまとめて新リマスタリングし再発売。 | |||
エドワード・エルガー(1857-1934):自作自演 1914-1925 全録音集 カリッシマ[1914年1月21日]/真紅の扇 Op.81[1920年2月24日]/艦隊の攻撃[1917年7月27日]/ カリヨンOp.75[1915年1月29日]/交響的前奏曲「ポローニア」Op.76[1919年5月22日]/ 付随音楽「スターライト・エクスプレス」Op.78[1916年2月18日]/序曲「コケイン」Op.40[1917年2月28日]/ 序曲「南国にて」Op.50[1923年10月26日/1921年12月30日]/ヴァイオリン協奏曲 ロ短調Op.61(*)[1916年12月16日]/ チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85(#)[1919年12月22日/1920年11月16日]/愛の挨拶 Op.12[1914年6月26日]/ 夜の歌 Op.15 No.1[1919年5月22日]/「オラフ王の伝説」からの情景 Op.30[1921年12月7日]/ 「ゲロンティアスの夢」Op.38〜前奏曲と天使の別れ[1917年2月28日]/「生命の光」Op.29〜瞑想曲[1925年4月]/ 「海の絵」Op.37(+)[1922年11月10日/1923年1月8日]/バイエルンの踊り Op.27[1914年6月26日/1917年2月28日]/ エニグマ変奏曲 Op.36[1920年2月24日、11月16日/1921年5月11日]/威風堂々〔第1番/第4番〕[1914年6月26日]/ 幻想曲とフーガBWV537(バッハ/エルガー編曲)[1921年12月7日/1923年10月26日]/ シャンドス・アンセム第2番〜序曲 ニ短調(ヘンデル/エルガー編曲)[1923年10月26日]/ 「若者の杖」組曲〔第1番 Op.1a[1919年5月22日]/第2番 Op.1b[1917年2月28日]/ 第1番 Op.1a(未発表テイク)[1919年5月22日]/第2番 Op.1b(未発表テイク)[1919年5月22日]〕 交響曲第2番 変ホ長調 Op.63[1924年3月5日、20日/1925年4月16日] エドワード・エルガー指揮so.、ロイヤル・アルバート・ホールo. マリー・ホール(Vn;*) ベアトリス・ハリソン(Vc;#) レイラ・メガーヌ(Ms;+) | |||
録音:1914年-1925年。原盤:HMV。リマスター: Lani Spahr、2011年。未発表音源を含む。エルガーは、録音機器開発初期からHMV (イギリスEMI) へ、主要な管弦楽曲を含む多くの自作を録音する機会に恵まれた。小編成のアンサンブルならともかく、当時大規模作品は録音自体が珍しく、エルガーがこれほどさかんに録音出来たのは、彼が当時パーセル以来とも言えるイギリスの代表的作曲家として認められていた事が大きいだろう。最古のものは第1次大戦の約5ヶ月前という100年近くを経た収録だが、保存状態は極めてよく当時のイギリス HMV の技術力を物語る。リマスターの効果(2011年新リマスター)もあり、ノイズも最小限で純粋に鑑賞に耐えうる内容。イギリス音楽の好きな方は手元に置いておいて損のないセット。 | |||
ゴドフスキー・エディション Vol.7〜ゴドフスキーによるトランスクリプション集 アルベニス:トリアーナ/タンゴ ニ長調 Op.165 No.2 ビゼー:「アルルの女」〜アダージョ / ベーム:夜のように静かに クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ サン=サーンス:白鳥 / R.シュトラウス:セレナード Op.17 No.2 ヨハン・シュトラウスによる交響的変容〔芸術家の生活/こうもり/酒・女・歌〕 カルロ・グランテ(P) | |||
録音:ウィーン&パドヴァ。カルロ・グランテによるゴドフスキー・エディション、投函の編曲はいずれも超絶技巧曲。グランテは単にバリバリ弾きまくるタイプではなく、美感にも十分な配慮があり、ベームの夜のように静かにのようなしっとりとした曲でも情感の豊かさで秀でている。 | |||
コチャルスキ、ショパンを弾く〜1945-1948年 放送録音 マズルカ〔変ロ短調 Op.24 No.4 /ロ短調 Op.33 No.4 /変イ長調 Op.50 No.2 〕/ 夜想曲〔変ロ短調 Op.9 No.1 /ロ長調 Op.32 No.1 /ホ短調 Op.72 No.1 〕/ ワルツ〔変ニ長調 Op.64 No.1「小犬」/イ短調 Op.34 No.2「華麗なる円舞曲」(#) / ヘ長調 Op.34 No.3「華麗なる円舞曲」(#) /変イ長調 Op.64 No.3 /ホ短調〕/ 前奏曲〔変ニ長調 Op.28 No.15「雨だれ」/嬰ハ短調 Op.45〕/練習曲 ヘ長調 Op.10 No.8 / 即興曲 変イ長調 Op.29 /幻想曲 ヘ短調 Op.49 /幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 (#) / ポロネーズ イ長調 Op.40 No.1「軍隊」/3つのエコセーズOp.72 No.3 (#) / ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 /ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 (*) ラウル・フォン・コチャルスキ(P) セルジュ・チェリビダッケ指揮ベルリン放送so.(*) | |||
録音:1945年、ベルリン/1948年9月25日、1948年10月24日、ベルリン/1948年2月6日、Studio Kleistsaal, RIAS放送局、ベルリン/1948年2月9日、1948年4月5日、RIASスタジオ、ベルリン。レーベルの記載によると、(*/#)を除き初出音源。ラウル・フォン・コチャルスキ(1884-1948)は、ポーランド出身の偉大なピアニスト。驚くべき神童であり、またショパンの愛弟子カール・ミクリに学んだ、ショパンの孫弟子でもある。録音は比較的多くあるが、今回M & AがCDにしたものは、第二次世界大戦後、ベルリンのRIASが収録した録音で、今回初めてCD化されるものも多い。19世紀ロマンティシズムを引き継いだ最後のピアニストといわれるコチャルスキの自由な演奏には、21世紀の現在からは発見も多いろう。ピアノ協奏曲第2番の伴奏を、当時BPOの常任指揮者だったチェリビダッケが受け持っているのも貴重。 | |||
MUA-1262 (2CD) 廃盤 |
ブルーノ・ワルター初期録音集、初出あり ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」(WAB-104)(*) モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調「ハフナー」K.385 (#) ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調(WAB-109) (+) ブルーノ・ワルター指揮 NBCso.(*) 、NYP (#)、フィラデルフィアo.(+) | ||
クラウディオ・アラウ・イン・リサイタル 1969-1977 ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ〔第7番 ニ長調 Op.10 No.3 /第13番 変ホ長調 Op.27 No.1 /第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」/ 第30番 ホ長調 Op.109 (#) /第32番 ハ短調 Op.111 (+) 〕/ 「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲とフーガ 〔エロイカ変奏曲〕 変ホ長調 Op.35 (#) シューマン:ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11 (+) ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5 (**) クラウディオ・アラウ(P) | |||
録音:1969年5月30日(+)、1973年5月27日(無印)、1977年5月2日(#)、ブレーシャ、イタリア(**以外) /1975年8月、トゥルク、フィンランド(**)、以上 (#/**) のみステレオ。全てライヴ、初出音源。許諾:アラウ財団。20世紀の偉大なベートーヴェン弾きの一人、クラウディオ・アラウ(1903-1991)のライヴ録音集。アラウはベートーヴェンをはじめとして非常に多くの録音を残しているが、イタリアでのライヴと言うのは珍しく、ERMITAGE=AURA から出ていた1959年&1963年の2種ライヴ位だったのではないかと思われる。 | |||
ワルター&NYP〜マーラー初期録音集、初出 マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」(*)/交響曲第2番 ハ短調「復活」(#) ナディーヌ・コナー(S;#) モナ・ポーリー(Ms;#) ブルーノ・ワルター指揮NYP、ウェストミンスターcho.(#) | |||
録音:1942年10月25日(*)/1942年1月25日(#)、共にライヴ、初出音源。ディジタル・リマスタリング:2012年(エンジニア:アーロン・Z.スナイダー)。ワルターお得意のマーラーだが、共にこれまで未発売だったもの。第2次大戦中アメリカに逃れていた際の物で、そんな状況のせいか後の演奏に比べるとエネルギッシュで劇的なものとなっている。 | |||
チャールズ・アドラー ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調(1890年レティヒ出版譜)(*) マーラー:交響曲第2番 ハ短調「復活」(#) アニー・フェルベルマイヤー(S;#) ゾーニャ・ドレクスラー(A;#) チャールズ・アドラー指揮ウィーンso.、オーストリア放送cho.(#) | |||
録音:1953年4月8日、ライヴ(*)/1956年3月29日、スタジオ〔放送用/聴衆なし〕(#)、共に ウィーン。初出音源。ただし、(*)は1953年4月9日とされる演奏が SPA から LPで発売されたことがある。収録: Rot-Weiss-Rot 放送(*) / ORF (#) 。MUA-1249 (2CD)に続く(フレデリック・)チャールズ・アドラー(1889-1959)のマーラー第2弾。彼はロンドン生まれで後に米国に移住したが、ドイツ、オーストリアで多く活動した指揮者。マーラーの弟子の一人で、1910年の交響曲第8番の初演では合唱指揮者を受け持った。今回登場する録音はいずれもウィーンso.を指揮した初出とされる演奏で、(*)はシャルク兄弟の加筆がある古い楽譜を使用しているという。 | |||
ドビュッシーへのオマージュ ドビュッシー:映像〔第1集/第2集〕/版画/アラベスク第1番 ホ長調 グランテ:ドビュッシー=パスティーシュ / カゼッラ:ドビュッシー風に デュカ:牧神のはるかな嘆き / ロベルト・ピアーナ:牧神の映像 カルロ・グランテ(P) | |||
録音:2012年2月、ウィーン。使用楽器:ベーゼンドルファー・インペリアル、1924年製作(パウル・バドゥラ=スコダ夫妻からの提供)。ゴドフスキーの網羅的録音等で知られるイタリアのピアニスト、カルロ・グランテがドビュッシーの映像や版画などを、1924年に製作されたベーゼンドルファーを用いて録音。しっとりとした情感を大切にし、ともすると色彩美に走りがちなドビュッシーとは一線を画した優れた演奏。またこのCDには、ドビュッシーを讃える、カゼッラ、デュカ、ロベルト・ピアーナの最新作、そしてグランテ自身によるパスティーシュが聞けるのも楽しい。 | |||
クラヴィコードによるバッハ:フランス組曲 フランス組曲〔第1番 ニ短調 BWV812 /第2番 ハ短調 BWV813 /第3番 ロ短調 BWV814 / 第4番 変ホ長調 BWV815 /第5番 ト長調 BWV816 /第6番 ホ長調 BWV817 〕/ 組曲 イ短調 BWV818a より〔メヌエット/サラバンド〕/ 組曲 変ホ長調 BWV819a より〔アルマンド/メヌエット第1番&第2番〕 コリン・ティルニー(クラヴィコード) | |||
録音:2009年9月、ヴィクトリア、カナダ。使用楽器:アーノルド・ドルメッチ、1895年製作(ヨハン・アドルフ・ハース〔18世紀ドイツ〕製作による楽器のコピー)。バッハの鍵盤楽器作品をクラヴィコードで弾いた録音はだいぶ多くなったが、フランス組曲の全曲は半世紀前のサーストン・ダートによる録音以来だろう(ダートは繰り返しを省略しているので演奏時間はずっと短い)。ティルニーは極めて繊細なクラヴィコードの美感を見事に生かした演奏を果たしており、チェンバロ演奏とはかなり異なったフランス組曲の魅力を存分に引き出している。余白に組曲 BWV818とBWV819の異稿を収録。 | |||
トスカニーニの「ヴェルレク」1940.11.23、新音源使用〜 ヴェルディ:レクイエム/テ・デウム ジンカ・ミラノフ(S) ブルーナ・カスターニャ(Ms) ユッシ・ビョルリンク(T) ニコラ・モスコーナ(B) アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC so.、ウェストミンスターcho. | |||
録音:1940年11月23日、カーネギー・ホール、ニューヨーク。旧品番:MUA-240 [MUA-4240] 。従来盤とは異なる音源使用(後述)&2012年新リマスター(エンジニア:キット・ヒギンソン)。トスカニーニはヴェルディのレクイエムを得意として演奏会で度々取り上げており、ライヴ録音も5種ほど残されている。中でもこの1940年 NBCso.との演奏会ライヴは、気力の充実していたトスカニーニが、自家薬籠中の物となったNBCso.と、ミラノフ、カスターニャ、ビョルリンク、モスコーナという名歌手たち(ことにビョルリンクのインジェミスコは絶唱)を極めて高い集中力で率いた比類ない名演として知られている。トスカニーニ研究の世界的権威、ハーヴィー・サックスもこの演奏を「この演奏よりもさらに圧倒的な演奏を聞くことは絶対にあり得ないだろう」と絶賛している。MUSIC AND ARTS 社からも過去2度、1986年(マッジ・ペインのリマスター)、2003年(グレアム・ニュートンのリマスター)にそれぞれ発売されていた。今回はキット・ヒギンソンによる最新の修復だが、ソースそのものも従来の盤とは異なるようで(オペラニューズ誌の音楽批評で知られるC.J.ルーテン氏の音源提供とある)、従来盤に聞かれた周期的なノイズが聞かれなくなった箇所も多々ある。同じ日のテ・デウムも名演。 | |||
亡命者 [ "EXIL/EXILE" ] 〜2大陸で活躍した作曲家達の音楽 コルンゴルド:4つのワルツ / ツァイスル:8つのピアノ小品「11月」 トッホ:スケルツォ ロ短調 Op.11 /プロフィル第3番 Op.68 /ブルレスケ「奇術師」 Op.31 No.3 シェーンベルク:6つの小品 Op.19 / カステルヌオーヴォ=テデスコ:9月の空 Op.1 /航行者/ファンダンゴ エリック・ル・ヴァン(P) | |||
録音:2009年2月2日-4日、バイエルン放送第2スタジオ、ミュンヘン。戦争などの理由により、ヨーロッパからアメリカに亡命せざるを得なかったユダヤ系作曲家たちが、アメリカ時代に作曲したレアなピアノ作品集。どの曲も総じて聴きやすく、特にコルンゴルトやカステルヌオーヴォ=テデスコの曲には爛熟した魅力がたっぷりと感じられる。シェーンベルクの曲は世界初録音。ル・ヴァンの演奏は、切れ味のよい技巧と豊かな情感を兼ね備えている。 | |||
ワーグナー:「ワルキューレ」第2幕(最後、放送時間枠に間に合わず、アナウンス入り)
キルステン・フラグスタート(S;ブリュンヒルデ) フリードリヒ・ショル(Br;ヴォータン) ラウリツ・メルヒオール(T;ジークムント) ロッテ・レーマン(S;ジークリンデ) エマヌエル・リスト(B;フンディング) キャスリーン・マイスル(Ms;フリッカ) フリッツ・ライナー指揮サンフランシスコ歌劇場o. | |||
録音:1936年11月13日、サンフランシスコ。旧品番:MUA-1048。『第2幕だけながら豪華キャストによる「ワルキューレ」として有名なライヴ録音がM&Aから復活。サンフランシスコ歌劇場は1923年に開場した若い歌劇場だったが、ヨーロッパのスター歌手を多数集めて人気を博していた。1935年に初めて《指環》を上演、1936年に3作を再演した。11月13日の金曜日の「ワルキューレ」の第2幕を NBC 放送が中継、その貴重な録音である。フラグスタート、レーマン、ショル、メルヒオールと、いずれも20 世紀のワーグナー史に欠かせない大歌手が一堂に会したというだけでも驚きで、しかも指揮がライナーというのはもはや奇跡の一夜と言えるだろう。残念なことに放送時間枠にギリギリで収まらず、申し訳なさそうなアナウンスが被ってしまっているが、他公演の録音で補修せずそのまま収録している。1999 年に発売されていたものだが、今回は新たに発見されたNBCの複写盤からウォード・マーストンとアーロン・Z.スナイダーが修復した音源を使用している。』とのこと。 | |||
D.スカルラッティ:ソナタ全集 Vol.3 〔パルマ写本第6巻(30曲)/パルマ写本第7巻(31曲)/パルマ写本第8巻(30曲)〕 カルロ・グランテ(P) | |||
録音:2012年、スタジオ〔シュトゥーディオ〕・グランツィング、ウィーン。使用楽器:ベーゼンドルファー、インペリアル〔エーファ&パウル・バドゥラ=スコダ所蔵〕。芸術的コンサルタント:コリン・ティルニー。1990年代、DANTEレーベルへ かなりの量のスカルラッティのソナタを録音していたカルロ・グランテが進めている新スカルラッティの全集第3弾(第1巻:練習曲集・パルマ写本1、2巻 [MUA-1236]、第2巻はパルマ写本3〜5巻 [MUA-1242])。どの曲も歯切れの良いアーティキュレーションとリズム感が大変心地よい。現代ピアノを用いてのスカルラッティの規範たりうる演奏。 | |||
アラウ、タングルウッド音楽祭 1964 モーツァルト・ライヴ ピアノ・ソナタ〔第5番 ト長調 K.283 /第8番 イ短調 K.310 /第14番 ハ短調 K.457/ 第17番 変ロ長調 K.570 /第18番 ニ長調 K.576 〕/ 幻想曲 ハ短調 K.475 クラウディオ・アラウ(P) | |||
録音:1964年7月21日、タングルウッド音楽祭、ライヴ。ステレオ、AAD。初出音源。エンジニア:ジーン・ゴーデット/許諾:アラウ財団。アラウによるモーツァルトのソナタと言えば、1983年-1988年にフィリップスへ録音した全集が有名だが、今回発売されるのは1964年のタングルウッド音楽祭リサイタル。いずれもこれ以前にスタジオ録音を単発的に行っている作品ばかりだが、ライヴでこれだけまとまっているのは貴重といわざるをえない。のライヴ。代理店によると『テープの保存状態もよく、音質は極めて良好』『リサイタルは小規模なスペースで行われたと思われ、残響がない代わりに音のディテール、細かいニュアンスの変化などが手に取るようによく聴き取れ』『終演後の聴衆の拍手からも会場の熱狂ぶりが伝わって来』るとのこと。1964年はアラウが還暦をようやく過ぎたばかりの頃。ピアニストとしてこれから円熟の境地に入ってゆく、まさに脂の乗り切った演奏。 | |||
トスカニーニ1939年のベートーヴェン:交響曲全集 交響曲〔第1番/第3番「英雄」[1939年10月28日]/第2番/第4番[1939年11月4日]/ 第6番「田園」/第5番「運命」[1939年11月11日]/第7番[1939年11月18日]/ 第8番[1939年11月25日]/第9番「合唱」[1939年12月2日] (*) 〕/ 「レオノーレ」序曲〔第1番/第2番[1939年11月25日]/第3番[1939年11月4日]〕/ 「エグモント」序曲[1939年11月18日] ヤルミラ・ノヴォトナ(S;*) シャシュティン・トゥールボリ(A;*) ジャン・ピアース(T;*) ニコラ・モスコーナ(B;*) アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBCso.、ウェストミンスターcho. (*) | |||
録音:[内]、NBC 8H スタジオ (*以外)、カーネギー・ホール (*) 。復刻エンジニア:アーロン・Z.スナイダー、2013年新マスター。旧品番:MUA-1203(廃盤)『トスカニーニ& NBC 交響楽団のベートーヴェン:交響曲全集は 1950 年代の RCA 盤が有名ですが、熱心なファンにはこの1939年10月〜12月に一気に録音されたこの全集も支持されております。この演奏はトスカニーニ絶頂期ともいえる72歳時の録音で物凄い緊張感ながらも、特有のカンタービレも忘れない名演です。多くのレーベルから復刻されていますが、M&Aの旧盤は高音質で知られておりました。今回、新しいリマスタリングが施され、更なる音質改善が計られています。』とのこと。 | |||
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」
ティラ・ブリーム(S) エリーザベト・ヘンゲン(A) ペーター・アンダース(T) ルドルフ・ヴァツケ(B) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 BPO 、ブルーノ・キッテルcho. | |||
録音:1942年3月22日、24日、ライヴ。リマスター:アーロン・Z.スナイダー、2012年。2013年6月に発売されたリマスター盤ベートーヴェン「交響曲選集」(MUA-4049)からの分売(同一リマスター)。 | |||
ロッテ・レーマン生誕125周年記念、初出音源を含む 1927-1949 R.シュトラウス:「ばらの騎士」第1幕から[1927年12月13日] /「ナクソス島のアリアドネ」〜一つの国がある[1928年9月4日] ベートーヴェン:「エグモント」より〔太鼓が鳴ると/喜びに満ち悲しみに満ち〕[1932年4月25日] グノー:アテネの聖母[1936年3月31日] / ルビンシテイン:春 ワーグナー:「ローエングリン」〜哀れなあなたには分からないのね[1937年1月10日] ヴォルフ:あの国をご存知か/めぐる春/君の愛する人が焦がれ死ぬのを見たいなら/愛する人よ、あなたが天へと昇るなら/ 春に/小さなものでも/少年と蜜蜂/春が来た/コウノトリの使い/エオリアンハープに寄せて/私も巻き毛の影で/ 祈り/もう仲直りしよう/庭師/あなたは私を細い糸一本で/望郷/ちょっと黙ってちょうだい/ ペンナに恋人がいるの/アナクレオンの墓/隠棲[1938年1月18日] R.シュトラウス:セレナード/献呈 / ブラームス:テレーゼ/甲斐なきセレナード / ブレッヒ:祭からの帰宅[1938年1月18日] プッチーニ:「トスカ」〜歌に生き / R.シュトラウス:献呈/黄昏の夢/セレナード / ブラームス:乙女は語る / プフィッツナー:グレーテル[1938年4月3日] / チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけが / ロジャーズ:星[1939年9月18日] シューベルト:若い尼/影法師[1941年3月4日] / シューベルト:愛の便り[1941年3月19日] シューマン:言伝 / メンデルスゾーン:朝の挨拶[1941年6月26日] / メンデルスゾーン:ヴェネツィアの舟歌/新しい愛/ シューマン:くるみの木 / ベートーヴェン:悲しみの喜び / ブラームス:子守歌/セレナード[1941年6月30日] メンデルスゾーン:歌の翼に[1941年7月2日] / モーツァルト:春への憧れ/ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集[1941年7月9日] シューマン:詩人の恋(抜粋)〔君の目を見ると/私は心を浸したい/花が、小さな花が分かってくれるなら/ あれはフルートとヴァイオリンの響きだ/いまわしい昔の歌〕[1943年1月24日] シューベルト:泉に/死と乙女/若者と死/解消/鱒/美も愛もここにいたことを/さすらい人/春に/白鳥の歌/ ブラームス:私は夢見ていた/春の歌/私に行ってほしいの[1946年2月10日] / グノー:アヴェ・マリア[1947年6月30日] メンデルスゾーン:葦の歌/問い/月/お気に入りの場所/挨拶/小姓の歌/恋する女が手紙を書く ベートーヴェン:新しい恋、新しい人生/遥かなる恋人に[1948年3月7日] モーツァルト:ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時/夕べの想い/寂しく暗い森で/秘めごと/ ブラームス:君の青い瞳/早く来て/ひどいことを言ってやろうと/私があなたに捧げたものは美しいものだった/日曜日の朝/ 恋人の所へ/死は涼しい夜/愛の誠/春の慰め/口づけ/ああ、私が帰り道を知っていたら/何と喜ばしく生き生きと[1949年2月27日] ベートーヴェン:「エグモント」〜太鼓が鳴ると/喜びに満ち悲しみに満ち / モーツァルト:すみれ/ シューベルト:音楽に寄せて / ヴォルフ:アナクレオンの墓 / ブラームス:便り[1949年7月10日] グロース:私の思う自由は[録音時期不明] / ヴォルフ:ヴァイラの歌[1941年6月30日] ブルーノ・ワルターがレーマンについて語る/レーマン自作の詩の朗読/レーマンが自らの歌について語る[録音時期不明] ロッテ・レーマン(S)他 | |||
収録分数:295分5秒、解説CD-ROM 付。レーベルによると「10曲が初出」とのことだが、共演者等も含め詳細は記載されていない。代理店によると『 111ページの詳細な解説は付属CD-ROMにPDFファイルで収録されており、コンピュータで閲覧できる』との事なので、紙のブックレットは付属しないか簡素な物と思われます。御了承下さい。ドイツ生まれでウィーンで大プリマドンナとして活躍したロッテ・レーマン(1888-1976)は1938年、ナチを逃れて米国に亡命、亡くなるまでここで活動した。生誕125周年を記念したこのCDでは、主として米国時代の貴重な録音が5時間近く収録されている。 | |||
Froberger 1649 〜コリン・ティルニー、フローベルガー(1616-1667):チェンバロ作品集 (ウィーン写本第2巻 [Austrian National Library, the Libro Secondo of 1649] より) 組曲第1番 イ短調/ファンタジア第5番/組曲第2番 ニ短調/トッカータ第3番/組曲第3番 ト長調/ カンツォン第2番/トッカータ第4番/組曲第4番 ヘ長調/ファンタジア第2番/組曲第5番 ハ長調/ 組曲第6番 ト長調/ローマ王フェルディナンド4世の悲しき死に捧げる哀歌 コリン・ティルニー(Cemb) | |||
録音:2010年6月15日-18日、ブリティッシュ・コロンビア州、カナダ。 使用楽器:1976年、ユベール・ベダール製作(モデル:リュッケルス)。#バックインレイに「 2CD 」との誤記がありますが、このまま供給されます。 ARCHIV, L'Oiseaux Lyre 等様々なレーベルに録音している大ベテラン鍵盤楽器奏者、コリン・ティルニー(1933-)によるフローベルガー。派手さを廃し、じっくりした味わいの音楽。 | |||
シュナイダーSQ 〜ハイドン:弦楽四重奏曲選集 〔第0番 変ホ長調 Op.1 No.0 /第1番 変ロ長調 Op.1 No.1「狩」/第2番 変ホ長調 Op.1 No.2 / 第3番 ニ長調 Op.1 No.3 /第4番 ト長調 Op.1 No.4 /第6番 ハ長調 Op.1 No.6 /第7番 イ長調 Op.2 No.1 (*) / 第8番 ホ長調 Op.2 No.2 (*) /第9番 変ホ長調 Op.2 No.3 (*) /第10番 ヘ長調 Op.2 No.4 (*) / 第11番 ニ長調 Op.2 No.5 (*) /第12番 変ロ長調 Op.2 No.6 (*) /第25番 ホ長調 Op.17 No.1 / 第26番 ヘ長調 Op.17 No.2 /第27番 変ホ長調 Op.17 No.3 /第28番 ハ短調 Op.17 No.4 / 第29番 ト長調 Op.17 No.5 /第30番 ニ長調 Op.17 No.6 /第31番 変ホ長調 Op.20 No.1 (*) / 第32番 ハ長調 Op.20 No.2 (*) /第33番 ト短調 Op.20 No.3 (*) /第34番 ニ長調 Op.20 No.4 (*) / 第35番 ヘ短調 Op.20 No.5 (*) /第36番 イ長調 Op.20 No.6 (*) /第37番 ロ短調 Op.33 No.1 / 第38番「冗談」 変ホ長調 Op.33 No.2 /第39番 ハ長調 Op.33 No.3「鳥」/第40番 変ロ長調 Op.33 No.4 / 第41番 ト長調 Op.33 No.5 /第42番 ニ長調 Op.33 No.6 /第43番 ニ短調 Op.42 /第44番 変ロ長調 Op.50 No.1 / 第45番 ハ長調 Op.50 No.2 /第46番 変ホ長調 Op.50 No.3 /第47番 嬰ヘ短調 Op.50 No.4 / 第48番 ヘ長調 Op.50 No.5「夢」/第49番 ニ長調 Op.50 No.6「蛙」/第63番 ハ長調 Op.64 No.1 (*) / 十字架上のキリストの最後の7つの言葉 Op.51 /第75番 ト長調 Op.76 No.1 (*) / 第76番 ニ短調 Op.76 No.2「五度」(*) /第77番 変ホ長調 Op.76 No.3 (*) / 第78番 変ロ長調 Op.76 No.4 「日の出」(*) /第79番 ニ長調 Op.76 No.5 (*) /第80番 変ホ長調 Op.76 No.6 / 第81番 ト長調 Op.77 No.1 /第82番 ヘ長調 Op.77 No.2 /第83番 ニ短調 Op.103 〕 シュナイダーSQ [アレクザンダー・シュナイダー(Vn1) イシドア・コーエン(Vn2) カレン・タトル(Va) マドリン・フォリー(Vc;*以外) ヘルマン・ブッシュ(Vc;*)] | |||
録音:1951年-1954年。原盤:ハイドン・ソサエティ。マスタリング:2013年、ラーニ・スパー。ライナー・ノーツ:タリー・ポッター。 LP 時のライナー・ノーツは、MUSIC AND ARTS のウェブ・サイトにてダウンロードが可能になる予定だとの事。 先に FORGOTTEN RECORDS から板起こしで半数以上が復刻されていたが、原盤を持つ当レーベルからアナウンスのみ成されながらも2年近く資金不足で遅れていた選集(全集の予定だったが、録音& LP 発売自体頓挫)が遂にリリース。なお、マスター・テープは一部失われており、それらは FORGOTTEN RECORDS 同様板起こしでの復刻 [from the original Haydn Society master tapes and LP sources] 。 『温もりのある悠然とした演奏。ブダペスト弦楽四重奏団の第二ヴァイオリンとして活躍したアレクサンダー・シュナイダーが創設したシュナイダー四重奏団。ボザール・トリオのヴァイオリニスト、イシドール・コーエン、キム・カシュカシアンなど現在活躍するヴィオラ奏者を育てた名教師でもあるカレン・タトル、マールボロ音楽祭などで活躍していたチェリストのマドリーヌ・フォーリーとアドルフ・ブッシュの弟でチェリストのヘルマン・ブッシュなど、その時代の一線級の演奏家が結集した名演。』 | |||
MUA-1282 (6CD) 廃盤 |
カミラ・ウィックス〜至宝の演奏の50年 | ||
チャールズ・アドラー Vol.3 〜ブルックナーを指揮する ミサ曲第1番 ニ短調(1892年出版譜)1957年3月 /序曲 ト短調(1921年出版譜)1952年4月 or 1952年 / 交響曲〔第1番 ハ短調(1890年ウィーン稿/893年出版譜)1955年4月25日 (+) / 第3番 ニ短調(1889年稿/1890年出版譜)1953年4月17日 /第6番 イ長調(1899年出版譜)1952年2月17日 (#) / 第9番 ニ短調(1903年出版譜)1952年4月 or 1952年 〕 チャールズ・アドラー指揮ウィーンso. | |||
録音:年月日。原盤・ソース: SPA RECORDS (無印)、UNICORN (+)、放送用セッション?(#) 。この顔合わせによる交響曲第3番は1953年4月8日のライヴ録音 (MUA-1265) があったが、当盤はその直後に行われたセッション録音の復刻。ロンドン生まれだがドイツでマーラーに学んで修行、第二次世界大戦が勃発して米国に移住したが、戦後は再びドイツ、オーストリアでも活躍したしていた指揮者、チャールズ・アドラー(1889-1959)の復刻第3弾はブルックナー。アドラーはマーラーやブルックナーの交響曲を得意としている。ただしアドラーは、ブルックナーの場合クナッパーツブッシュと同様に「改訂版」の信奉者で、それゆえ残された録音はあまり顧みられてこなかった。今回まとめて復活することで、彼の芸術が再評価されることだろう。古い楽譜を用いてはいるものの、アドラーは当時としてはロマンティシズムに溺れない近代的な演奏で、現代ブルックナー演奏の祖という側面が強い。たとえば第9番は、同じ楽譜を用いたクナッパーツブッシュの演奏と比べるとだいぶ感触が異なる。また交響曲第6番はシリル・ヒュナイス校訂による1899年の初版譜を用いているが、これは他に録音がないので資料的な価値もある。どの録音も当時の標準的な音質を保っている。 | |||
さまよえる影〜フランソワ・クープラン(1668-1733):最後の作品集 前奏曲第7番/第25オルドル(全6曲)/第24オルドル(抜粋/6曲)/ 第26オルドル(全6曲)/前奏曲第6番/第27オルドル(全4曲) キャスリーン・ロバーツ・パール(Cemb) | |||
録音:2013年8月。使用楽器:ジョン・フィリップス〔バークリー、カリフォルニア州、US 〕、1987年製作、フレンチ、ダブル・マニュアル(モデル:N.デュモン〔パリ〕、1707年製作)。F.クープランの集大成ともいえる最後のクラヴサン曲集第4集の中から、さらに最後のオルドル4つ等を収録。キャスリーン・ロバーツ・パールはロサンゼルス出身のヴェテラン奏者で、KOCH からクープラン作品集、Dorian からジャック・デュフリ作品集、バッハの平均律クラヴィーア全曲&フランス組曲をリリース、いずれも高い評価を得ている。 | |||
リスト、芸術と文学 ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」/ペトラルカのソネット〔第47番/第104番/第123番〕/ メフィスト・ワルツ(ブゾーニ編曲/管弦楽版をピアノ・ソロに編曲)/死の舞踏(ピアノ独奏版) カルロ・グランテ(P) | |||
録音:2012年1月、ウィーン。注目のピアニスト!イタリアの知る人ぞ知る名手カルロ・グランテ。難曲、ゴドフスキー「ショパンの練習曲による53の練習曲」を演奏&録音し、アムランやシチェルバコフと並び称されるヴィルトゥオーゾ・ピアニストの1人。今作も技巧的なリストの名曲をダイナミックなピアニズムと難曲と感じさせない柔らかさのある表現を聴かせる。「ダンテを読んで」では重厚な響きも弱音のセンシティブな音色も明瞭。タッチが多彩。ブックレットはグランテ本人による詳細な解説も収録されている(英語)。 | |||
ストコフスキー、全米青少年管&ハリウッド・ボウル響録音全集 1940-1946 〔78回転盤レア録音集/ほぼ初CD化〕 チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調「悲愴」 [1940年8月23日 ブエノスアイレス、および 1940年9月22日 ニューヨーク]/ チャイコフスキー/ストコフスキー編曲:陰鬱な日 グールド:ラテン・アメリカ・シンフォネット〜グァラチャ[1941年7月5日]/ チャイコフスキー/ストコフスキー編曲:ユモレスク ト長調 Op.10 No.2 / カウエル:私たちの田舎の物語(*) R=コルサコフ/ストコフスキー編曲:熊蜂の飛行 / ファリャ:火祭りの踊り[1941年7月10日]/ ノヴァチェク/ストコフスキー編曲:無窮動 / シューマン/ストコフスキー編曲:トロイメライ[1941年7月11日]/ ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲 スティル:アフロ=アメリカ交響曲〜スケルツォ[1940年8月21日、ブエノスアイレス]/ ムソルグスキー/ストコフスキー編曲: 「ボリス・ゴドゥノフ」交響的融合[1941年7月4日]/組曲「展覧会の絵」[1941年7月1日]/ ワーグナー/ストコフスキー編曲:「トリスタンとイゾルデ」〜愛の音楽[1940年9月17日、ニューヨーク]/ ウェーバー/ベルリオーズ&ストコフスキー編曲:舞踏への勧誘 Op.65 [1940年8月30日、ブエノスアイレス]/ リスト/M=ベルクハウス編曲:ハンガリー狂詩曲第2番 クレストン:交響曲第1番 Op.20 〜スケルツォ[1941年7月8日]/ スミス:星条旗 / バーリン:ゴッド・ブレス・アメリカ[1940年7月24日、ニューヨーク] ドーラン:映画「闇の中の女」〜魅惑のワルツ / クラーク/伝・パーセル:デンマーク王子の行進 オッフェンバック:「ホフマン物語」〜舟歌[1946年8月23日]/ ハイドン/ストコフスキー編曲:アンダンテ・カンタービレ ブラームス/ストコフスキー編曲:ハンガリー舞曲第1番 ト短調[1946年8月30日]/ シューベルト/ストコフスキー編曲:楽興の時[1945年8月29日]/ チャイコフスキー/ストコフスキー編曲:陰鬱な日 J.シュトラウス II :「こうもり」〜ワルツ[1945年7月25日]/ チャイコフスキー/ストコフスキー編曲:ユモレスク ト長調[1945年8月1日] レオポルド・ストコフスキー指揮全米青年o.(1941年録音まで)、 ハリウッド・ボウルso.(1945年&1946年録音) ヘンリー・カウエル(P;*) | |||
録音:[内]、会場特記無しは ハリウッド。復刻エンジニア:マーク・オバート=ソーン。レーベルによると CDプレミエ。全米青年o.は、フィラデルフィアo.時代に大規模な楽旅ができなかったストコフスキーの希望により、国際的楽旅と録音を目的に1940年に創設されたオーケストラ。オーディションを受けた優秀な若手奏者と、フィラデルフィアo.の主要メンバーなど18人の熟練奏者から編成されていた。南米楽旅を成功させるなどストコフスキーの指揮の下で華々しい活躍をしたものの、1941年12月に太平洋戦争が勃発したことによって楽旅も録音も困難になり、僅か2年で活動停止となった。なお日本では全米青年so.の表記も多いストコフスキーと全米青年o.の録音は米COLUMBIAが担当していた。ハリウッド・ボウルso. は、ハリウッドの野外劇場ハリウッド・ボウルで1922年から催されている夏の演奏会のオーケストラだが、現在も含め多くの時期で実態はロサンゼルス・フィルハーモニックのポップスo. だった。一方ストコフスキーが指揮しているのは、第二次世界大戦終結後に彼が組織した独立したオーケストラ。どちらの録音でもストコフスキーの得意とする曲が多い一方、他に録音を残さなかった曲も少なくない。カウエルの「私たちの田舎の物語」は、作曲者自身がピアノを担当していることで有名。 | |||
コントラプンタル・バード〜ウィリアム・バード(1543頃-1623): 私のネヴェル夫人の曲集 より〔パヴァン第7番/ファンタジア ニ短調/乙女の歌/パヴァン〕/ クワドラン・パヴァン/クワドラン・ガリアルド/グラウンド第2番/プレリュード イ短調/ファンタジア イ短調 ダウランド/バード編曲:パヴァン「ラクリメ」 コリン・ティルニー(Cemb) | |||
録音:2013年5月13日-17日、ブリティッシュ・コロンビア州、カナダ、DDD 。使用楽器:コリン・ブース製作〔イタリア様式、単弦〕。1933年生まれのコリン・ティルニーが80歳を目前にして録音したバード。ティルニーはロンドン出身だが、1979年にカナダに移住し、カナダの古楽界に多大な貢献をしている。 | |||
ラヴェル:ピアノ作品集 鏡/亡き王女のためのパヴァーヌ/夜のガスパール |
カルロ・グランテ(P) | ||
録音:2013年12月、グランツィング・スタジオ、ウィーン。使用楽器:ベーゼンドルファー・インペリアル(バドゥラ=スコダ提供)。ゴドフスキーの「ショパンの練習曲に基づく53の練習曲」(全曲)、ソラブジの「100の超絶技巧練習曲」(抜粋)といった超絶技巧レパートリーを得意とする、イタリアの技巧派ピアニスト、カルロ・グランテによるラヴェル作品集。グランテは MUSIC & ARTS レーベルに継続的に録音を続けおり、スカラルラッティから現代作品まで幅広いレパートリーを録音している。明るめのタッチで、美しく洗練された響きが魅力のグランテ。このラヴェルもその魅力たっぷりに、キリッと明快な表現で演奏されている。 | |||
O Eterne Deus 〜ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの音楽 女がしつらえた死に/おお、かくも偉大な奇跡/アヴェ・ジェネローザ/おお、芽吹く小枝よ/ イスパリス(ヴィエルとハープのデュオ)/愛は溢れる/心の炎/三位一体のために/永遠に輝く/ インストゥルメンタルのキリエ/われらの王は速やかに/キリエ/おお、知恵の徳よ/おお、新緑よ、その生命力よ カレン・R.クラーク指揮ヴァジュラ・ヴォイシズ シャイラ・カンメン(ヴィオール/Hp) | |||
録音:2015年8月、聖イグナチウス・カトリック教会、サンフランシスコ。中世ドイツのベネディクト会系女子修道院長で、幻視者、そして史上初の女流作曲家として中世史上最も重要な女性、ヒルデガルト・フォン・ビンゲン。女声の高音域で歌われる美しい旋律は幻想的で聖なる癒しの世界へ誘う。静かな情熱を持った深い精神世界が心を浄化していくようだ。 | |||
ドメニコ・スカルラッティ: ピアノ・ソナタ全集 Vol.4 〜パルマ写本 〔第9巻(全30曲)/第10巻(全30曲)/第11巻(全30曲)〕 |
カルロ・グランテ(P) | ||
録音:2013年3月、ウィーン。使用楽器:ベーゼンドルファー・インペリアル(バドゥラ=スコダ所有)。イタリアの実力派ピアニスト、カルロ・グランテ。カルロ・グランテはブゾーニ、ゴドフスキー、ソラブジなどを得意とする超絶技巧レパートリーでアムランと並びピアノ・マニアに注目される存在。近年はバロック音楽にも意欲を燃やし、ドメニコ・スカルラッティの鍵盤作品全集録音が進行中。今回は第4回。バドゥラ=スコダ所有のベーゼンドルファー・インペリアルを用いて録音している。明るい響きに、軽やかで鮮明な音色。現代ピアノで弾くスカルラッティのお手本になる演奏。 | |||
D.スカルラッティ(1685-1757):鍵盤ソナタ全集 Vol.5 パルマ写本第12巻〔第1番−第30番〕/パルマ写本第13巻〔第1番−第30番〕/パルマ写本第14巻〔第1番−第30番〕 カルロ・グランテ(P|使用楽器:ベーゼンドルファー、インペリアル〔バドゥラ=スコダ所有〕) | |||
録音:2016年3月、ウィーン。 ドメニコ・スカルラッティの鍵盤ソナタ全集完結の偉業に挑むグランテ。彼のレパートリーは異様に広く、バロックからモーツァルトそしてロマン派から近代にかけてのヴィルトゥオーゾ系コンポーザー&ピアニストであるリスト、ブゾーニ、ゴドフスキ(ただでさえ難しいショパンの練習曲を更に難しく編曲再作曲したゴドフスキ版の録音は快挙)、20世紀の怪物作曲家ソラブジらの音楽などがグランテの真骨頂。しかしイタリア人としてドメニコ・スカルラッティの鍵盤ソナタは特別な愛着があるらしく、ベーゼンドルファー・インペリアルの艶やかな音色を駆使しスカルラッティの鍵盤音楽の華やかで甘美な世界を見事にリアリゼーションしている。ブゾーニやソラブジで聴かせる重厚でドラマティックなピアノとは異なり、ここではチェンバロ、フォルテピアノのタッチとモダーンピアノの音色を巧妙にブレンドし透明感のある清冽なスカルラッティに仕上げられている。 | |||
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ベートーヴェン: 交響曲第6番「田園」(*)/「レオノーレ」序曲第3番(#) |
ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 BPO(*)、 アムステルダム・コンセルトヘボウo.(#) | ||
録音:1944年3月(*)/1950年7月13日(#)。 | |||
トスカニーニ・ファイナル・コンサート ワーグナー: 「ローエングリン」第1幕前奏曲/ 「ジークフリート」 より [森のささやき/ジークフリートのラインへの旅]/ 「タンホイザー」〜序曲とバッカナール/ 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲 |
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBCso. | ||
録音:1954年4月4日、ライヴ。ステレオ。 トスカニーニ唯一と言われていたステレオ録音(2007年に、彼のステレオ録音2種目となる3月21日の「悲愴」が発売されている [MUA-1194/他] )、伝説の演奏会の記録。このラスト・コンサートのエピソードについては、語りつくされている。途中で記憶が混乱し、曲を忘れてしまった巨匠が退席、騒然とする聴衆・・・などなど。しかし、ここに聴かれる音楽は純粋に透明絶美で、トスカニーニ本来の持ち味が味わえるのはこのCDだけという声もある。ステレオ録音により、巨匠独特の両翼配置の立体感が楽しめる貴重な録音。 なお、当初 MUA-4008 という番号でご案内していたが、オリジナル番号での再発となった。なお、ジャケットと音質は一新されているとの事。 | |||
WEST HILL RADIO ARCHIVES カナダ発と称するレーベル。実体不明ながら、なぜか音が良いことが多く、好評を得ている。 #番号が飛んでいるものはジャズのアイテムですが、お取り寄せは可能です。 | |||
ワーグナー:歌劇「トリスタンとイゾルデ」
ラウリッツ・メルヒオール(トリスタン) キルステン・フラグスタート(イゾルデ) フリードリヒ・ショル(クルヴェナール) カリン・ブランツェル(ブランゲーネ) ルートヴィヒ・ホフマン(マルケ王) アルトゥール・ボダンツキ指揮メトロポリタン歌劇場o.&cho. | |||
録音:1935年3月9日。かつてプライヴェートLPが一度出ただけで、実質これが初発売となる珍しい音源。 ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」には多数録音があるが、キャストの強力なことではこれ以上のものはまずないだろう。メルヒオールに、まだメトにデビューしたてでセンセーションを巻き起こしていた頃のフラグスタート、そしてウィーン仕込みの名指揮者ボダンツキ。彼らの「トリスタン」には1937年のライヴもあるが、この演奏では、一世を風靡したワーグナー・バリトン、ショルのクルヴェナールというオマケが付く。 West Hill Radio Archiveというところの秘蔵音源を初CD化。音はさすがに年代ががっているが、偉大な歌は悪条件を突き破る。 | |||
2種のカヴァレリア、共に初出 マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」(2種の全曲演奏) エリーザベト・レートベルク(サントウッツァ) シドニー・レイネ(トゥリッドゥ) カルロ・モレッリ(アルフィオ) イッラ・ペティナ(ローラ)他 ジェンナーロ・パピ指揮メトロポリタン歌劇場o.&cho.(*) ジンカ・ミラノフ(サントウッツァ) リチャード・タッカー(トゥリッドゥ) クリフォード・ハーヴォー(アルフィオ) マーサ・リプトン(ローラ)他 アルベルト・エレーデ指揮メトロポリタン歌劇場o.&cho.(#) | |||
録音:1937年4月10日、ボストン(*)/1951年3月3日、ニューヨーク(#)。共に初出音源。独 ARCHIPHON レーベルとのコラボレーションによる発売。との(*)は全く同じキャストで、同年1月2日の演奏(同じくボストンでのライヴ)が旧 WALHALLから発売されていたことがある。 | |||
WHRA-6007 (2CD) 廃盤 |
ワルター&メト、1956年の「魔笛」、久々の再発!! モーツァルト:歌劇「魔笛」(英語歌唱) ルチーネ・アマーラ(S;パミーナ) ロバータ・ピーターズ(S;夜の女王) ローレル・ハーリー(S;パパゲーナ) ブライアン・サリヴァン(T;タミーノ) ポール・フランク(T;モノスタトス) セオドア・アップマン(Br;パパゲーノ) ジェローム・ハインズ(B;ザラストロ) ジョージ・ロンドン(B;弁者) ハイディ・クロール、マドレーヌ・チェンバーズ、サンドラ・ウォルフィールド(S;3人の侍女)他 ブルーノ・ワルター指揮メトロポリタン歌劇場o.&cho. | ||
録音:1956年3月3日、メトロポリタン歌劇場、ライヴ。以前AS DISCから発売されたCDがあったが、廃盤となって以来約十数年ぶりの再発売となる物。 West Hill Radio Archive からの音源を使用した当シリーズから、奇跡の名演が甦る! 評論家 宇野功芳氏が、その著書で事あるごとに絶賛を惜しまないワルター指揮1956年の「魔笛」(国内代理店は「初CD化」としているが、これは誤り)。当演奏について宇野功芳氏は「モーツァルトの音楽につけられたロココの衣裳をはぎ取り、ベートーヴェンにも匹敵するシンフォニックな迫力と楽器の抉りを優先させた。それは典雅、優美なモーツァルト演奏への挑戦であった。ワルターのおかげでモーツァルトは真の偉大さを獲得したのである」とまで激賞している。体力気力が充実したワルターによる歌に満ちた音楽は、時に豪快な鳴りっぷりを見せ、またある時は繊細そのもの。豊かな響きの中にある種の焦燥感さえ感じられる序曲の指揮ぶりからして、英語歌唱というハンデを乗り越えて、聴き手をワルターとモーツァルトの世界へ引きずり込んでしまう。 今回の音質については宇野氏も、「今まで耳にしたLPやCDのどれよりもすばらしい音質、いや段違いにリフレッシュされた録音に接し、初めてこの演奏が放送されたときの大感動を思い出した。まことに嬉しさを禁じ得ない」と太鼓判を押す。リハーサル時の写真やアーサー・ブルームフィールド氏による演奏分析など、ブックレットも充実。 #なお、当初「宇野功芳氏書きおろしライナー・ノート付き」でしたが、途中より予告無く代理店での添付がなくなってしまいました。現在の入荷分には付属しませんので、御了承下さい。 | |||
ワルター&メト、1951年の「フィデリオ」、初CD化!! ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」(ワルター指揮による2種の全曲演奏) [キルステン・フラグスタート(S;レオノーレ) ルネ・メゾン(T;フロレスタン) ジュリアス・ヒューン(B;ドン・ピツァロ) アレクザンダー・キプニス(B;ロッコ) マリタ・ファレル(S;マルツェリーネ) カール・ラウフケッター(T;ヤキーノ) ハーバート・ジャンセン(Br;ドン・フェルナンド)]以上、(*) [キルステン・フラグスタート(S;レオノーレ) セト・スヴァンホルム(T;フロレスタン) パウル・シェフラー(B;ドン・ピツァロ) デジュー・エルンスター(B;ロッコ) ナディーン・コナー(S;マルツェリーネ) ペーター・クライン(T;ヤキーノ) ジェローム・ハインズ(Br;ドン・フェルナンド)]以上、(#) ブルーノ・ワルター指揮メトロポリタン歌劇場o.&cho. | |||
録音:1941年2月22日(*)/1951年3月10日(#)、以上 メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク、ライヴ。(#)は以前LP発売があっただけで、今回が初CD化となる貴重な音源。(*)はGUILD HISTORICAL(GHCD-2269/70)などからCD化されている音源だが、後発だけに音質改善も期待できそうだ。 West Hill Radio Archive の音源を使用した当シリーズ、1956年の魔笛(WHRA-6006)に続き、更なるワルターの稀少名演が復刻、ワルター2種類の「フィデリオ」(どちらもフラグスタート主演、もちろんドイツ語歌唱)というマニアックなカップリング。「びっくりするのは両盤の音質の良さ! ことに41年盤は音の明確さといい、歪みのなさといい、56年の『魔笛』に匹敵するか、あるいはそれ以上かもしれない。録音年代を考えると驚異的だが、こんな音質で例の42年の『ドン・ジョヴァンニ』や48年の『ミサ・ソレムニス』が出たらどんなに嬉しいだろう。ぜひ希望をしておきたい」 以下に宇野氏のライナー・ノートから、演奏に関する部分を抜粋。 「まず『序曲』冒頭の全く色気のない、きりりとした速さを聴け。主部の気迫もすごい。金管のアクセントが効き、途中のたたみこむテンポや、コーダのあせるような追い込みとトロンボーンの最強奏は、これぞ鬼神にとりつかれたワルターの姿だ。幕が開くと、第1曲の二重唱からドラマ全開、戸を叩く音ではテンポの加速、その後のマルツェリーネが自分を口説く若者に同情する場面(彼女はフィデリオを愛しているので)では逆に遅くするなど、その手綱さばきは実に見事、二人の歌手はワルターにあおられっぱなしである(中略)第14曲などは一つの頂点で、ティンパニーの連打、トランペットの痛烈なクレッシェンド、緊迫したテンポなど凄まじい表現が連続、そして第16番のフィナーレの前に『レオノーレ第3番序曲』が演奏される。いやー、すごい! たたきつけるような和音で開始されるそれは、速いテンポの主部へと進み、随所にかかる加速はティンパニーの強打を伴って悪魔的だ。だいたい悪魔的などという言葉ほどワルターに似つかわしくないものはあるまい。プレストのスピード! 火の中に飛び込んでゆくようなアッチェレランド! 演奏終了後の聴衆の興奮は拍手の音で分かる。ワルターのメトロポリタン・デビュー大成功の場面といえよう。そして、まるで戦争のようなフィナーレが続くのである」(以上、1941年の演奏について/ライナー・ノートより) 「もうアメリカにすっかりなじみ、これから第二の全盛期を迎える直前の姿だ。それだけに41年盤の切羽つまった迫力には欠けるが、基本のスタイル、表情はまったく同じで、これだけを聴けば十二分に満足してしまう。特に『レオノーレ第3番序曲』は、ことによると41年盤を上回り、アンコールのかけ声がかかる。それに続くフィナーレもコーラスがマイクに近く、最高の迫力を見せるし、ドン・フェルナンドのヒンネスも誠に立派だ」(以上、1951年の演奏について/ライナー・ノートより) #なお、当初「宇野功芳氏書きおろしライナー・ノート付き」でしたが、途中より予告無く代理店での添付がなくなってしまいました。現在の入荷分には付属しませんので、御了承下さい。 | |||
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」(全曲;2種の演奏)
ビドゥ・サヤン(ミミ;*/#) アルマンド・トカチャン(ロドルフォ;*) アンナマリー・ディッキー(ムゼッタ;*) ジュゼッペ・デ・ルカ(マルチェッロ;*) ジョージ・チェハノスフスキー(ショナール;*) エツィオ・ピンツァ(コルリーネ;*) フェルッチョ・タリアヴィーニ(ロドルフォ;#) ミミ・ベンツェル(ムゼッタ;#) ジョン・ブラウンリー(マルチェッロ;#) ヒュー・ハンプソン(ショナール;#) ニコラ・モスコーナ(コルリーネ;#)他 ジェナロ・パピ指揮(*) ジュゼッペ・アントニチェリ指揮(#) メトロポリタン歌劇場o.&cho. | |||
録音:1940年2月10日(*)/1948年1月31日(#)、メトロポリンタン歌劇場、ライヴ。、モノラル。以前 WALHALL (*)/ MYTO (#) から出ていた物。 米M & A アドヴァイジングによるWHRAレーベルから奇跡の名演がまたも甦る。ブラジル出身の比類なきソプラノ、ビドゥ・サヤンが生涯得意にした「ラ・ボエーム」のミミ。1935年に渡米し、タリアヴィーニとの名コンビでも知られる。音質良好。 | |||
ベーム、1957年メトでの「ドン・ジョヴァンニ」 モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 チェーザレ・シエピ(ドン・ジョヴァンニ) エリナー・スティーバー(ドンナ・アンナ) ジャン・ピアース(ドン・オッターヴィオ) リーザ・デラ=カーザ(ドンナ・エルヴィラ) フェルナンド・コレナ(レポレロ)他 カール・ベーム指揮メトロポリタン歌劇o.&cho. | |||
録音:1957年12月14日、ライヴ。初出音源。先にANDROMEDAから ANDRCD-9026 で発売されている物と思われるが、音質面からは当盤を採りたい。ベーム&メトの「ドン・ジョヴァンニ」は、他に1967年1月28日の演奏が NUOVA ERA や BELLA VOCE から発売されていたが、廃盤となっている。 "WEST HILL RADIO ARCHIVES" シリーズ。元気溌剌のベームがメトに登場した素晴らしい演奏。デモーニッシュな冒頭の轟音から、心が踊り、錬達のベームが手際よくアンサンブルをまとめて行く。緩急自在のドライヴがどの瞬間も心地よく、シエピ・スティーバー、ピアース、デラ・カーザなど名歌手を揃え、危なげない快演。音質最良。 | |||
モントゥー&ボストン響、初出ライヴ集 ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲(1911年版)(*) R.シュトラウス:「薔薇の騎士」組曲(*) フランク:「プシュケ」組曲(+) ブラームス:ピアノ協奏曲第1番(**) ストラヴィンスキー:「プルチネルラ」組曲(##) |
レオン・フライシャー(P;**) ピエール・モントゥー指揮 ボストンso. | ||
録音:1953年4月11日(*)/1954年1月29日(+)/1954年1月28日(**)/1957年1月19日(##)、以上ライヴ、全て初出音源。 "WEST HILL RADIO ARCHIVES" シリーズ。抜群のコンヴィネーションを誇ったモントゥー&ボストン響の完全初出ライヴ。このころの巨匠は、ゆったりとしたテンポをとって、コクのある濃厚な表現に特筆するべきものがある。ロマンティック極まりない「薔薇の騎士」組曲の見事さ、ブラームスの協奏曲における乾坤一擲の迫力など魅力満載。 | |||
ドニゼッティ:歌劇「ランメルムールのルチア」
ビヴァリー・シルズ(ルチア) アルフレード・クラウス(エドガルド) ジャンピエロ・マストロメイ(エンリーケ) フアン・エミリオ・マルティーニ指揮コロン劇場o. | |||
録音:1972年7月4日、ライヴ。ステレオ、初出音源。 "WEST HILL RADIO ARCHIVES" シリーズ。先頃亡くなったシルズとアルフレード・クラウスという魅惑の組合せによる「ルチア」。テアトロ・コロンの歴史でも高名な名演となった貴重な舞台がCDで初登場。ステレオ録音というのも嬉しいばかり。 | |||
ミュンシュ&ボストン響のベートーヴェン・ライヴ集、全て初出! 交響曲第6番「田園」[1956年12月8日]/交響曲第7番[1954年10月15日]/ ピアノ協奏曲第3番[クララ・ハスキル(P)/1956年11月2日]/ ピアノ協奏曲第5番「皇帝」[クラウディオ・アラウ(P)/1957年11月30日]/ 交響曲第3番「英雄」[1957年11月30日]/弦楽四重奏曲第16番Op.135〜第3楽章[1956年10月26日]/ ヴァイオリン協奏曲[ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)/1955年11月25日]/ レオノーレ序曲第2番[1956年1月21日]/ ヴァイオリン協奏曲[ジノ・フランチェスカッティ(Vn)]/序曲「献堂式」[1955年9月30日] 以上全てシャルル・ミュンシュ指揮ボストンso. | |||
"WEST HILL RADIO ARCHIVES" シリーズ。日付でチェックした限りでは全て今回初出という大型新譜。ミュンシュ&ボストンのベートーヴェン・ライヴがここまでまとまったのはもちろん初めてで、いずれも豪快なミュンシュ節が炸裂。ボストン響の名技に加えソリストも豪華で、ヨーロッパ王道のドイツ音楽を体得したミュンシュとアメリカン・ドリームの幸福な融合とも言える名演集。リマスタリングも入念に行われているとの事。 | |||
シャルル・ミュンシュ&ボストン響、初期ライヴ集 ドビュッシー:イベリア[1953年10月30日] ラヴェル:クープランの墓[1953年10月17日] オネゲル:死の舞踏[1952年12月19日] ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死[1952年10月11日] シューベルト:交響曲第5番[1952年10月11日]/交響曲第8番「未完成」[1952年12月13日] オーベール:「ポルティチの唖娘」序曲[1953年12月26日] メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」[1952年11月1日] シューマン:交響曲第2番[1955年11月12日] ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕より[1953年1月24日] モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」[1952年12月26日] ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番「皇帝」[レリア・グソー(P)/1952年10月18日] 交響曲第2番[1953年10月17日]/交響曲第3番「英雄」[1953年10月30日] サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付」[1954年1月1日] ラロ:スペイン交響曲[ルース・ポッセルト(Vn)/1953年12月11日] イベール:フルート協奏曲[ドロワ・アンソニー(Fl)/1954年1月9日] ワーグナー:「ファウスト」序曲[1954年2月26日] ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲[1953年11月21日]/ ピアノ協奏曲第2番[クラウディオ・アラウ(P)/1953年1月9日] | |||
"WEST HILL RADIO ARCHIVES" シリーズ。共演者&録音:[内]。全て初出音源。 これは壮観、ミュンシュがボストン響の常任指揮者に就任(1949)した直後の、凄絶なライヴ集。美麗BOX。ボストン時代、それも1950年代前半のライヴ録音がここまでまとまったのは初めて。アラウとの協奏曲や珍しいモーツァルトなど、どれも新鮮で、ライヴで燃え上がる一発芸的な天才指揮者、ミュンシュの本領が余すことなく収められている。 またピアニストでは、ラザール・レヴィの弟子で、パリ音楽院やエコール・ノルマルで教師として活躍したレリア・グソー( Lélia Gousseau ; 1909-1997 )のめずらしい録音が含まれているのにも注目。彼女の弟子には、アンヌ・ケフェレック、エミール・ナウモフ、マリア・ド・ラ・ポウ(ポール・トルトゥリエの長女)、パスカル・ドヴァイヨン、木村かをり、と言った錚々たる面々が名を連ねており、1982年には来日したこともあるらしい。今回収録されたのは、一連のアメリカ・デビュー・ツアー時の物のようだ。 | |||
ルース・ポッセルト(Vn) ブロッホ:バール・シェム(ユダヤ神秘主義生活の3つの絵) [リチャード・バージン指揮フロリダ市立室内o./1967年10月17日、ライヴ、ステレオ] エドワード・バーリンゲイム・ヒル:ヴァイオリン協奏曲Op.38 [セルゲイ・クーセヴィツキー指揮ボストンso./1938年11月11日、ボストン、世界初演時ライヴ] ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ/ ヴィラ=ロボス:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ・ファンタジー第1番「絶望」/ プロコフィエフ:5つのメロディ フェルナンデス・アルボス:タンゴOp.6 No.3 [以上4曲、アラン・スリー(P)/ LP「20世紀のヴァイオリン音楽アルバム」 (Academy ALP 304) より復刻] ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 [リチャード・バージン指揮ボストンso./ 1955年10月28日、シンフォニー・ホール、ボストン、ライヴ] ヒンデミット:ヴァイオリン協奏曲 [ラッセル・スタンガー指揮ハーヴァード・ラドクリフo./1951年3月25日、ライヴ] インタビュー(抜粋) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35 [リチャード・バージン指揮スプリングフィールドso./1944年5月7日、ライヴ] バーバー:ヴァイオリン協奏曲Op.14 [リチャード・バージン指揮ボストンso./1962年4月13日、ライヴ、ステレオ] 以上、ルース・ポッセルト(Vn) | |||
LP復刻の4曲以外、全て初出音源。 "WEST HILL RADIO ARCHIVES" シリーズ。ルース・ポッセルト(1911-2007)はアメリカを代表する女性ヴァイオリニストで、クーセヴィツキーから高く評価され、共演を重ねた。パリではティボーにも師事し、その後ボストン響のコンサートマスター兼補助指揮者のリチャード・バージンと結婚し、活動の場を全米に広げた。再評価されるべき人だろう。 | |||
ミュンシュ&ボストン響、ロマン派ライヴ集、おそらくほとんどが初出 シューマン:チェロ協奏曲[ピエール・フルニエ(Vc)/1957年12月6日]/ 交響曲第4番[1956年10月26日] R.シュトラウス:死と変容[1951年10月6日] ブラームス: 二重協奏曲 [ジノ・フランチェスカッティ(Vn) マイエス (?) (Vc)/1956年4月13日]/ 交響曲第2番[1955年9月30日]/大学祝典序曲[1957年12月6日]/ ピアノ協奏曲第1番[ルドルフ・ゼルキン(P)/1956年1月20日] ドヴォルジャーク:交響曲第9番「新世界より[1954年10月8日] R.シュトラウス: ドン・ファン[1955年9月30日]/ 4つの最後の歌[イルムガルト・ゼーフリート(S)/1954年11月12日]/ 英雄の生涯[1957年2月15日]/ディヴェルティメント[1953年7月26日] 以上、シャルル・ミュンシュ指揮ボストンso. | |||
"WEST HILL RADIO ARCHIVES" シリーズ。ベートーヴェン集(WHRA-6014)、初期ライヴ集(WHRA-6015)に続く、同レーベルのミュンシュ&ボストン響ライヴ・シリーズ第3弾。当盤で枚数にして17枚が発売される事になるが、ほとんどが初出音源というのは嬉しい。初出レパートリーも多く、豪快で輝かしいミュンシュの芸風にぴったりであろう「英雄の生涯」、「四つの最後の歌」など痺れる選曲ばかり。細心な処理によるマスタリングだとのこと。 | |||
セル、NYP & クリーヴランド管デビュー・コンサート! 他、初出!! (セル、NYP & クリーヴランド管 ライヴ集 Vol.1) ・セル、ニューヨーク・フィル・デビュー・コンサート アメリカ国歌/ベートーヴェン:交響曲第7番/スメタナ:モルダウ/ ワーグナー:「タンホイザー」序曲/スーザ:星条旗よ永遠なれ[NYP/1943年7月4日] アメリカ国歌/ウェーバー:「オベロン」序曲/ メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」/ R.シュトラウス:ドン・ファン/ ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー[ユージン・リスト(P)] [NYP/1943年7月11日] ・セル、クリーヴランド管デビュー・コンサート スメタナ:「売られた花嫁」序曲/スメタナ:弦楽四重奏曲「我が生涯」(セル編曲)/ R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯 [クリーヴランドo./1944年11月2日] シューマン:交響曲第4番[NYP/1945年3月18日] リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲[クリーヴランドo./1957年12月7日] プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 [ヨゼフ・シゲティ(Vn) NYP/1945年3月18日] ブラームス:交響曲第2番[クリーヴランドo./1957年12月28日] 以上、すべてジョージ・セル指揮 | |||
録音会場:NYP = カーネギー・ホール/クリーヴランドo. = セヴェランス・ホール。 "WEST HILL RADIO ARCHIVES" シリーズ。全て初出音源。セル・ファン必携のアイテム第1集。何とニューヨーク・フィルとクリーヴランド管へデビューした歳のコンサートがともに聴けるとは! 活動の拠点をアメリカに移し、じっくりと腰を据えてオケを鍛えると同時に、自らの芸術を比類無きまでに高めていった巨匠。初出演奏がずらりと並び、曲目もセルでこそ聞きたくなる名曲にして得意レパートリーばかり。WHRA シリーズならではの好企画。 | |||
WHRA-6019 (4CD) 廃盤 |
セル、NYP & クリーヴランド管 ライヴ集 Vol.2 | ||
ビョルリンクと2つのプッチーニ・オペラ〜メト・ライヴ録音集
プッチーニ:歌劇「ボエーム」[1948年12月25日、メトロポリタン歌劇場] ビドゥ・サヤン(ミミ) ユッシ・ビョルリンク(ロドルフォ) ミミ・ベンゼル(ムゼッタ) フランク・ヴァレンティーノ(マルチェッロ) ジョージ・チェハノスフスキー(ショナール) ニコラ・モスコーナ(コルリーネ) ジュゼッペ・アントニチェリ指揮メトロポリタン歌劇場o.&cho. プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」[1956年3月31日、メトロポリタン歌劇場] リチア・アルバネーゼ(マノン・レスコー) ユッシ・ビョルリンク(デ・グリュー) フランク・グァレーラ(レスコー) フェルナンド・コレナ(エドモンド) ディミトリ・ミトロプーロス指揮メトロポリタン歌劇場o.&cho. | |||
復刻:ウォード・マーストン、2007年。 "WEST HILL RADIO ARCHIVES" シリーズ。「ボエーム」はMYTO(廃盤)から出ていた物。「マノン・レスコー」はMELODRAMから1990年頃に出て以来、20年近く再発されていなかった物。サヤンによるメトでの「ボエーム」は、同年にもうひとつライヴが残っており、同レーベルから先に発売されている(1948年1月31日、WHRA-6009)。 | |||
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
ユッシ・ビョルリンク(T;ドン・カルロ) デリア・リーガル(S;エリザベッタ) ロバート・メリル(Br;ロドリーコ) チェーザレ・シエピ(B;フィリッポ2世) フェードラ・バルビエーリ(Ms;エボリ公女)他 フリッツ・スティードリー指揮メトロポリタン歌劇場o.&cho. | |||
録音:1950年11月11日、メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク、ライヴ。MYTOから、2MCD-004H052 [2CD-00052](それ以前は2MCD-911.35)等で発売されている演奏。国内代理店は初出としているが、誤り。 ウォード・マーストン復刻。当盤には、初出となる1950年11月5日(資料によっては1950年11月6日放送とも)の同曲抜粋がボーナス・トラックとして収録されている。 | |||
WHRA-6022 (8CD) 廃盤 |
ピエール・モントゥー・イン・ボストン |
ピエール・モントゥー指揮 ボストンso. | |
リヒテル、ブタペスト・ライヴ 1958.2、初出あり シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調D.958 シューマン:トッカータ ハ長調(*) ムソルグスキー:展覧会の絵 ラフマニノフ:前奏曲 嬰ト短調Op.32 No.12(*) ドビュッシー:前奏曲集第1巻〜アナカプリの丘/ 映像〜葉陰を渡る鐘の音 |
スビャトスラフ・リヒテル(P) | ||
録音:1958年2月9日(当版での表記。ディスコグラフィ等では1958年2月8日とされる)、ブダペスト、ライヴ。(*)の2曲はおそらく当盤が初出。他の曲は AS DISC等から発売があったが、十数年ぶりの再発売。 リヒテルの1958年2月ブタペスト・ライヴが、全曲網羅で発売されるのは今回が初めて。彼が西側ではまだ幻の存在であった頃の伝説的名演。 | |||
フリッツ・ライナーの芸術 1942-1952
[NBCso./録音:1952年1月19日] ドビュッシー:小組曲/バルトーク:二つのルーマニア舞曲 ラヴェル:クープランの墓 R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」 [NBCso./録音:1946年12月15日] モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」/バルトーク:中国の不思議な役人 [NYP/録音:1944年7月23日] ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」〜3つの場面 [アレグザンダー・キプニス(B)] [NBCso./録音:1942年3月10日] ロッシーニ:「セミラミーデ」序曲/R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」 [フランク・ミラー(Vc) カールトン・クーリー(Va) ミッシャ・ミシャコフ(Vn)] [NBCso./録音:1947年1月5日] モーツァルト:「劇場支配人」序曲/ブラームス:交響曲第4番 ヨハン・シュトラウスII:ウィーン気質 [クリーヴランドo./録音:1945年12月14日] プロコフィエフ:組曲「キージェ中尉」/ショスタコーヴィチ:交響曲第6番 [コロムビアso./録音:1949年7月6日/原盤:米 COLUMBIA] オネゲル:小ピアノ協奏曲 [NBCso./録音:1950年6月11日] ヒンデミット:交響曲「画家マチス」/ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」 ヴィラ・ロボス:ブラジル風バッハ〜アリア/バルトーク:3つのハンガリーの肖像 ファリャ:三角帽子〜舞曲/プッチーニ:「蝶々夫人」〜ある晴れた日に ヨハン・シュトラウスII:「こうもり」序曲 [ビドゥ・サヤン(S) フランク・ミラー(Vc)] 以上、フリッツ・ライナー指揮 | |||
RCAへのスタジオ録音が網羅的な上に秀演ばかりなので、あまりライヴ録音の発掘が進まない巨匠フリッツ・ライナー。活躍の場が戦後はアメリカ中心だったことも放送録音のリリースが困難な理由かもしれない。当シリーズは待望のライヴ録音の登場で、度々指揮台にあがったNBCso.との共演が中核を担っている。トスカニーニのレパートリーも多く重なる。「ドン・キホーテ」、ブラ4などを聴くと実はライナーはトスカニーニよりも厳格だったのではとも思わせる位厳しい表情を見せている。全て音質良好なモノラル録音。 | |||
ビーチャム&コロン劇場の「カルメン」「サムソンとデリラ」、共におそらく初CD
ビゼー:歌劇「カルメン」 ジーン・マデイラ(カルメン) ピエル・ミランダ・フェッラーロ(ドン・ホセ) チェシー・ブロッジーニ(ミカエラ) ジュゼッペ・タデイ(エスカミーリョ) コンスエロ・ラモス(フラスキータ) ノエミ・ソーサ(メルセデス) ジュゼッペ・モデスティ(ズニガ)他[録音:1958年7月18日、ライヴ] サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」 ラモン・ヴィナイ(サムソン) ブランシュ・シーボム(ダリラ) ジュゼッペ・タデイ(大神官) フェルナンド・コレナ(太守アビメレク) ジュゼッペ・モデスティ(ヘブライの老人)他[録音:1958年8月3日、ライヴ] 以上、トーマス・ビーチャム指揮ブエノスアイレス・コロン劇場o.&cho. | |||
2曲とも MELODRAM からLPが出ていた物だが、確か当盤が初CD化。 ビーチャム晩年の珍しい録音が復活。得意としていたカルメンもマデイラのカルメン等面白い配役だが、彼唯一の全曲録音となった「サムソンとデリラ」もファンなら注目したい所。ビーチャムの享楽的な指揮が見事にはまって楽しい仕上がりになっている。代理店翻訳者は初CD化という事に触れず『いずれも既出盤を大きく上回る音質』と書き飛ばしており、LPはどうも聞いていないのではないかと思われる節があるが、良好なマスターを使う事ではほぼ定評を得たとも言ってよい当レーベルなので、音質には期待できるだろう。 | |||
シャルル・ミュンシュ&ボストン響、フランス音楽集 ベルリオーズ:序曲「海賊」[1958年11月29日]/ 「ベアトリスとベネディクト」序曲[1954年7月23日] ラヴェル:序奏とアレグロ[1955年10月8日] ベルリオーズ: 交響曲「イタリアのハロルド」[ジョセフ・パスキエ(Va)/1954年4月2日]/ 歌曲集「夏の夜」 ドビュッシー:歌曲集「選ばれし乙女」[ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S)] ルーセル:組曲 Op.33[1955年4月9日] ドビュッシー:遊戯[1958年4月12日]/交響詩「海」[1958年10月4日]/ 映像[1957年11月22日] ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ」/ラ・ヴァルス[1958年11月29日] ミヨー:交響曲第6番[1955年10月8日]/ラヴェル:スペイン狂詩曲[1955年10月8日] フランク:交響曲[1957年3月9日]/ダンディ:フランス山人の交響曲[1958年3月15日] ラヴェル:ピアノ協奏曲[ニコール・アンリオ=シュヴァイツァー(P)/1958年3月15日] フォーレ:レクイエム[アデーレ・アディソン(S) ドナルド・グラム(B) ラドシフ合唱協会、ハーバード・グリークラブ/1956年2月13日] 以上、シャルル・ミュンシュ指揮ボストンso. | |||
ミュンシュ・ライヴ集の続編は『極めつめ』(代理店記載ママ)のフランス音楽集。 | |||
グレゴール・ピアティゴルスキーの芸術 サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番AH[1949年4月10日、COLUMBIA(未発売)](*) シューマン:チェロ協奏曲FR[1943年4月4日]/エルガー:チェロ協奏曲JB[1940年11月10日] シュトラウス:ドン・キホーテAW[1955年1月13日]/ブロッホ:シェロモAW[1955年1月23日] ヒンデミット:チェロ協奏曲PH[1943年12月15日] ピアティゴルスキー:パガニーニによる変奏曲DV[1945年5月11日] サン=サーンス:白鳥DV[1951年6月18日]/アレグロ・アパッショナートDV[1944年10月16日] ルビンシュテイン:メロディDV[1951年6月18日]/ウェーバー:アダージョとロンドDV[1945年10月16日] ラヴェル:ハバネラAK[1943年4月4日]/マスネ:エレジーJT/DV[1944年10月16日] クライスラー/ラフマニノフ:美しい人よ、私のために歌わないでJP/AK[1943年4月4日] サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番〜抜粋DV[1951年6月18日] ボッケリーニ:ソナタ・ ハ長調RB[1940年代、Voice of America]/ウェーバー:ソナタ イ調IN[1930年代、HMV] ベートーヴェン:12の変奏曲Op.66LF[1955年6月14日、RCA]/チェロ・ソナタ第2番AS[1934年、HMV] ブラームス:チェロ・ソナタAR[1936年、HMV]/グリーグ:チェロ・ソナタRB[1945年6月8日、COLUMBIA(未発売)] ドビュッシー:チェロ・ソナタRB[1947年12月9日、COLUMBIA(未発売)] バーバー:チェロ・ソナタRB[1947年5月29日、COLUMBIA(未発売)] プロコフィエフ:チェロ・ソナタRB[1953年8月、RCA] ダヴィドフ:ロマンツェKS[1925年、POLYDOR]/ポッパー:蝶々KS[1925年、POLYPHON] ヴァン・ゲーンズ:スケルツォKS[1924年、VOX]/サラサーテ:サパテアードKS[1925年、POLYPHON] ベートーヴェン:三重奏曲Op.1-3〜メヌエットLK/JW[1925年、POLYDOR] イッポリトフ=イヴァノフ:「コーカサスの風景」よりEL[1924年、PARLOPHONE] グリンカ:エレジーKS?/GB[1927年、VOX]/マスネ:タイスの瞑想曲KS/DB[1927年、、PARLOPHONE] メンデルスゾーン:無言歌集〜五月の虻KS[1929年、ODEON]/モシュコフスキ:ギターラKS[1927年、PARLOPHONE] ポッパー:村の歌KS/チャイコフスキー:悲しい心のみKS[1927年、ODEON] フランクール:ソナタIN[1934年、HMV]/チャイコフスキー:感傷的なワルツIN[1933年、HMV] ショパン:夜想曲IN[1934年、HMV]/ピアティゴルスキー:前奏曲、プロセッション[1947年、COLUMBIA] ブロッホ:祈りを捧げる者RB[1947年、COLUMBIA] プロコフィエフ:「子供のための音楽より」〔行進曲/ワルツ〕/ロメオとジュリエット〜仮面RB[1945年、COLUMBIA] スクリャービン:ロマンスRB[1950年]/グラナドス:ゴイェスカス〜間奏曲RB[1950年、RCA] ルーカス・フォス:カプリッチオLF[1950年、RCA] ・ボーナスDVD:[テレビ映像など、演奏風景] グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc) ジェニー・トゥーレル(Ms)JT ジャン・ピアース(T)JP ラルフ・ベーコウィツ(P)RB アイヴァー・ニュートン(P)IN ルーカス・フォス(P)LF アルトゥール・シュナーベル(P)AS レオニード・クロイツァー(P)LK ヨゼフ・ヴォルフシュタ−ル(Vn)JW アルトゥール・ルービンシュタイン(P)AR カロル・シュレーター(P)KS ジョルジュ・ブーランジェ(Vn)GB ダヨス・べーラ〔ベーラ・ダヨス?〕(Vn)DB アレクサンダー・ヒルスベルク指揮フィラデルフィアo.AH フリッツ・ライナー指揮NYPFR ジョン・バルビローリ指揮NYPJB アルフレッド・ウォーレンステイン指揮ロサンゼルスpo.AW パウル・ヒンデミット指揮CBS so.PH ドナルド・ヴアヒース指揮NBC so.DV アンドレ・コステラネッツ指揮CBS so.AK エディト・ロラントo.EL | |||
以上:[録音年、原盤]。オーケストラ伴奏曲は(*)を除きライヴ、ピアノ伴奏は全てスタジオ収録。 ピアティゴルスキー(1903-1976)は、ハイフェッツ、ルービンシュタインとの「百万ドルトリオ」で知られるロシア出身、最終的にアメリカ人となった名チェリスト。元来はフルトヴェングラー時代のBPO首席でもあり、オーケストラの経験も豊富で室内楽にも目覚しい功績を残した。音色は大らかで華麗、アメリカで受けたのも頷ける。WHRAでは、未発表のライヴ放送録音を中心にここまで演奏を集大成。空前絶後のピアティゴルスキー・プレミアム・コレクション。ヒンデミットが自ら伴奏したチェロ協奏曲など今なお、これを超す演奏はないのではないだろうか。『慎重なマスタリングが施され、音質良好』とのこと。 | |||
ジョン・バルビローリ・イン・ニューヨーク〜1959年1月カーネギー・ホール・コンサート ブラームス:ヴァイオリン協奏曲[バール・セノフスキー(Vn)/1959年1月18日] エルガー:ジェロンディアスの夢 [リチャード・ルイス(T) モーリーン・フォレスター(A) モーリー・メレディス(Br) ウェストミンスターcho./1959年1月25日]/ 弦楽四重奏と弦楽のための序奏とアレグロ [ジョン・コリリアーノ、L.リブ(Vn;+) ウィリアム・リンサー(Va) L.ヴァルガ(Vc)/1959年1月3日] ハイドン:交響曲第88番 ト長調(*) / マーラー:交響曲第1番[1959年1月10日] バルビローリ編:エリザベス朝組曲(*)[1959年1月10日] ホルスト:組曲「惑星」より〔火星/金星/水星/天王星/木星〕[1959年1月18日](#) ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第8番[1959年1月3日] ジョン・バルビローリ指揮NYP | |||
録音:[内]、(++)、カーネギー・ホール、ライヴ。後述の3作品を除き初出音源と思われる。(*)は以前、CD-R使用の LANNE HISTORICAL COLLECTION(LHC-7134; 廃盤)で出ていた演奏。(#)は1958年とされる録音が CD-R 使用 の VIBRATO から発売(VHL-195)されているが同じ5曲の抜粋で、同一録音の可能性が高い。以上はマスターからの初復刻。 バルビローリが、1936-1941年に常任を務めていたNYPを、1959年1月にカーネギー・ホールで振ったライヴ。得意のマーラーやイギリス物がずらりと並んでいる。(#)は、全く同一曲の抜粋でトリノRAI響を振った1957年11月15日の初出ライヴが、英バルビローリ協会からリリースされる(SJB-1042/43)。2回の演奏会とも同一の抜粋曲目を振っているとは興味深い。 | |||
WHRA-6034 (11CD) 廃盤 |
ピエール・モントゥー&ボストンso.〜1958-1959年シーズンの10コンサート | ||
スヴャトスラフ・リヒテルのボストン・デビュー、マスターから初復刻 ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」 Op.43 (*) /ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83 スヴャトスラフ・リヒテル(P;*以外) シャルル・ミュンシュ指揮ボストンso. | |||
録音:1960年11月1日、モノラル、ライヴ。マスターからの初復刻。音源修復:キット・ヒギンソン(2011年)。放送時のアナウンスも完全収録。演奏は以前から知られている物だが、既出盤は年代としても今ひとつの音質だった。「オリジナルの放送テープを使用した演奏会全曲としては初出」とジャケットにも記載されており、強音時の破綻等も一切なく、モノラルながら音質的には最上級。 1958年のボストン響ロシア・ツアー中、ミュンシュはリヒテルの演奏を聞いて大きな感銘を受け、面会した際にボストン響との共演を提案した。2年以上後となったが、リヒテルのアメリカ初ツアー中にそれは実現し、今回登場するのはその際の放送用テープから初復刻された物(レーベルによると、既出盤に使われたテープは「放送用ではない [off the air] 」とのことなので、会場内での隠しどりだったのだろうか)。 当時、地元の批評家も絶賛したこの演奏会を高音質で聴けるとは、これはマニア垂涎。ただし、ブックレット解説が WIKIPEDIA 英語版の丸写し(内部に引用した旨の記載はあるが・・・)で、この演奏会や録音に関するインフォメーションが全く記載されていないのはちょっと勘弁してほしい所。 当初、レーベルのサイトにおいて『ステレオ』と表記されていたため、当店でもそれに基づき「ステレオでは初登場」等と表記しておりましたが、実物はモノラルでした。収録はステレオで成されたものの、そのテープは事故で失われ、モノラルのテープしか現存していない模様です。 | |||
ユッシ・ビョルリンク(T)、放送演奏会1937-1960 シューベルト:シルヴィアに(英語) / マスネ:「マノン」〜目を閉じると フォスター:金髪のジェニー / フロトウ:「マルタ」〜夢のように(イタリア語) ロンバーグ:「五月の時」〜覚えているかい?(*) / ギール:君だけに(*) ヴェルディ:「トロヴァトーレ」〜あの音は…(*) / グリーグ:君を愛す(#) ゴダール:ジョスランの子守歌(英語)(#) / ダルドロ:ビコーズ(#) ハーバート:「パット姫」〜ナポリの愛の歌(#) [エリナー・スティーバー(S;*) ハワード・バーロウ指揮ファイアストーンo./ 1945年11月19日、1946年1月21日(*)、1946年3月25日(#)、ヴォイス・オブ・ファイアストーン] グノー:「ファウスト」〜この清らかな住まい / ペッテション=ベリエル:菩提樹の陰の乙女 アルテン:祝福の地よ / ツアーズ:我が母 [フリッツ・ライナー指揮フォードso./1946年5月12日、フォード・サンデー・イヴニング・アワー] プッチーニ:「ボエーム」〜ああ、愛らしい娘 [リチア・アルバネーゼ(S) カール・クリッツ指揮サンフランシスコ歌劇場o./1949年9月25日、ライヴ] レオンカヴァッロ:「道化師」〜衣装を着けろ[1951年2月16日、ウィ・ザ・ピープル] プッチーニ:「ボエーム」〜冷たい手、ああ愛らしい娘 / マスネ:「マノン」〜消え去れ、優しい面影よ グノー:「ロメオとジュリエット」〜結婚の夜(+) / グノー:「ロメオとジュリエット」〜結婚の夜 ポンキエッリ:「ジョコンダ」〜空と海 / トスティ:暁は光から闇を分け / プッチーニ:「トスカ」〜星は光ぬ [アナ=リサ・ビョルリンク(S;+) ビドゥ・サヤン(S) ガエターノ・メローラ指揮 サンフランシスコ歌劇場o./1949年10月23日(+)、1951年9月30日、スタンダード・アワー] セーデルマン:魔法の湖 / アルヴェーン:森は眠る / ラングストレム:トリスタンの死 トスティ:暁は光から闇を分け / ペッテション=ベリエル:菩提樹の陰の乙女 [ジェイムズ・W.キリアン(P)/1949年4月11日、カーネギー・ホール] レオンカヴァッロ:朝の歌 / ラフマニノフ:リラの花(英語) / モーガン:クロリンダ マスネ:「マノン」〜消え去れ、優しい面影よ / シューベルト:セレナード ハーバート:「パット姫」〜ナポリの愛の歌 / マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜母さん、この酒は R.シュトラウス:セレナード / フォスター:金髪のジェニー / プッチーニ:「ボエーム」〜冷たい手 マイヤベーア:「アフリカの女」〜おお楽園よ(イタリア語) / ラフマニノフ:密かな夜のしじまの中で(英語) R.シュトラウス:献呈 / ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」〜五月の晴れた日のように マスネ:「マノン」〜目を閉じると / ペッテション=ベリエル:菩提樹の陰の乙女 ギール:君だけに / プッチーニ:「マノン・レスコー」〜見たことのない美人 / グローヴァー:トラリーのバラ レオンカヴァッロ:「道化師」〜衣装を着けろ / ヴェルディ:「アイーダ」〜清きアイーダ [ドナルド・ヴアヒース指揮ベル・テレフォン・アワーo./1948年3月15日、1949年4月4日、1949年11月7日、 1950年10月23日、1951年1月8日、1951年3月12日、ベル・テレフォン・アワー] プッチーニ:「ボエーム」第1幕から[レナータ・テバルディ(S;ミミ) マックス・ルドルフ指揮メトロポリタン歌劇場o./1956年1月30日、プロデューサーズ・ショーケース] プッチーニ:「トスカ」〜妙なる調和 / マイヤベーア:「アフリカの女」〜おお楽園よ(イタリア語) ヴェルディ:「運命の力」〜この厳かな時に / グノー:「ファウスト」〜清らかな天使(一部スウェーデン語) [グレース・ムーア(S) ドナルド・ディクソン(Br) エルノ・ラペー指揮 ゼネラルモーターズso./1937年12月5日、ゼネラルモーターズ・コンサート] ゴダール:ジョスランの子守歌(英語) [ニルス・グレヴィリウス指揮ストックホルム演奏会協会o./1949年8月11日、HMV未発表録音] ワーグナー:「ローエングリン」〜遥かな国から(スウェーデン語) / ヌードクヴィスト:海で ペッテション=ベリエル:暗い森を一人歩く時 / アダン:クリスマスの賛美歌(スウェーデン語) セーデルマン:魔法の湖(**) / アルテン:祝福の地よ(**) ミレッカー:「乞食学生」〜僕にはお金が無いが(スウェーデン語)(**) [ハリー・エバート(P)/1954年12月20日、1952年5月25日(**)、スカンセン野外コンサート(**)] アルヴェーン:君に憧れ / ワーグナー:「ローエングリン」〜遥かな国から(スウェーデン語) チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」〜私の青春はどこに行ってしまったのだ [ニルス・グレヴィリウス指揮イェーテボリso./1960年8月5日、イェーテボリ・コンサートホール] | |||
20世紀半ばの偉大なテノール、ビョルリンク(1911-1960)の様々な放送録音をCD4枚に集めた物。しかもただ音楽を抜き出しただけでなく、番組のオープニング、エンディング、曲間のアナウンスなどを盛り込み、極力当時の放送の雰囲気を再現しているのが大きな特徴。半世紀の時を越えて、ビョルリンクのラジオ番組を聞いている気分になる。フリッツ・ライナーが伴奏指揮の珍しい録音も含まれている。1960年のイェーテボリ録音は、残されたビョルリンク最後の録音で、このおよそ一ヵ月後の9月9日に心臓発作で亡くなった。もちろんビョルリンクの美声はどの歌でも天下一品。オペラからのアリア、重唱はもちろんのこと、お国もののスウェーデンの作曲家の歌曲、またフォスター、ロンバーグ、ハーバートといった米国の作曲家の作品まで、いずれも素晴らしい物。 | |||
アラウ&セル、カーネギー・ホール・ ライヴ録音集 1945-55、初出 ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第1番 ハ長調Op.15 (*) ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調Op.21 (#) R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調(+) ウェーバー:ピアノ小協奏曲 ヘ短調(+) リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調(**) |
クラウディオ・アラウ(P) ジョージ・セル指揮 NYP | ||
録音:1945年11月11日(*)/1955年1月9日(#)/1945年3月11日(+)/1946年12月15日(**)、以上 カーネギー・ホール、ライヴ| (#)以外:初出音源|既出CD-R: WME, WME-M-1297/8 (#) 。
アラウとセルとの共演というのは、1曲を除き発売されたことがなかったはずで、貴重。曲目的にはアラウ十八番の物ばかり。オーケストラは権利関係から「ニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団」と記載されている。 | |||
WHRA-6038 (6CD) 廃盤 |
グレン・グールド・イン・コンサート 1951-1960
グレン・グールド(P) | ||
サミュエル・バーバー、歴史的録音集 1935-1960 弦楽のためのアダージョ Op.11 [アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBCso./1938年11月5日、ライヴ]/ カプリコーン協奏曲 Op.21 [ハリー・フライスタット(Tp) ジュリアス・ベイカー(Fl) ミッチ・ミラー(Ob) バーバー指揮 CBS so./1945年6月20日、“Invit. To Music” progr. WABC ]/ コマンド・マーチ [セルゲイ・クーセヴィツキー指揮ボストンso./1943年10月30日]/ ヴァイオリン協奏曲 Op.14(2種) [アルバート・スポールディング(Vn) ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィアo.〔初版〕/1941年2月7日/ ルース・ポッセルト(Vn) クーセヴィツキー指揮ボストンso.〔改訂版〕/1949年1月7日(*) ]/ チェロ協奏曲 Op.22[ザラ・ネルソヴァ(Vc) バーバー指揮ロンドン新so./1950年、 Decca LPS 332 (*) ]/ クリスマスに Op.37[シャルル・ミュンシュ指揮ボストンso./1960年12月23日]/ ドーヴァー海岸 Op.3[バーバー(Br) カーティスSQ/1935年5月13日、Victor - 8998 (*) ]/ エッセイ〔第1番[トスカニーニ指揮NBCso./1938年11月5日]/第2番[ワルター指揮/1942年4月16日-19日]〕/ 遠足 Op.20[ルドルフ・フィルクシュニー(P)/1951年(1950年?)、 Columbia ML-2174 (*) ]/ ノックスヴィル、1915年夏 Op.24(3種) [アイリーン・ファーレル(S) バーナード・ハーマン指揮CBSso.〔初版〕/1949年6月19日、CBS放送、WCBSFM / エリナー・スティーバー(S) エドワード・ビルトクリフ(P)〔P伴奏版〕/1958年、VAI AUDIO 1005 (*) / レオンタイン・プライス(S) トーマス・シッパーズ指揮NYP 〔改訂版〕/1959年11月15日〕/ メデア Op.23〜管弦楽組曲(1947)[バーバー指揮ロンドン新so./1950年(1951年?)、 Decca LX-3049 (*) ]/ メデアの瞑想と復讐の踊り Op.23a[ディミトリ・ミトロプーロス指揮NYP/1958年3月16日]/ 「悪口学校」序曲 Op.5[ワーナー・ジャンセン指揮ロサンゼルス・ジャンセンso./ 1944年(1942年?)、Victor 11-8591 (*) ]/ キルケゴールの祈り Op.30[プライス(S) クラフト(Ms) E.マンロー(T) シャルル・ミュンシュ指揮ボストンso./1954年12月3日]/ チェロとピアノのためのソナタ Op.6[オーランド・コール(Vc) ヴラディーミル・ソコロフ(P)/1973年1月28日]/ 管弦楽伴奏歌曲集(3曲)[ジェニー・トゥーレル バーバー指揮CBS o./1945年6月20日 progr. WABC]/ 弦楽四重奏曲 Op.11[カーティスSQ〔初版〕/1938年3月14日]/ 交響曲第1番 Op.9(2種)[アルトゥール・ロジンスキ指揮 NBC so.〔初版〕/1938年4月2日〕/ ワルター指揮NYP〔改訂版〕/1944年3月12日]/ 交響曲第2番 Op.19(2種)[クーセヴィツキー指揮ボストンso.〔初版〕/1944年3月4日 (WP) (*) / バーバー指揮ロンドン新so.〔改訂版〕/1950年(1951年?)、 Decca LX-3050 (*) 〕/ 交響曲第2番〜リハーサル[バーバー指揮ボストンso.〔改訂版〕/1951年6月23日(放送日?)]/ 組曲「思い出」 Op.28[ゴールド&フィッツデール・デュオ(P)/1952年8月15日、 Columbia ML-4855 (*) ]/ 歌劇「ヴァネッサ」 Op.32 全曲[スティーバー(ヴァネッサ) ニコライ・ゲッダ(アナトール) ロザリンド・エリアス(エリカ) レジーナ・レズニック(バロネス) ジョルジョ・トッツィ(医師)他 ミトロプーロス指揮メトロポリタン歌劇場o.&cho./1958年2月1日] | |||
[演奏家/録音]。(*)を除き初出音源(基本的にライヴ)。なお、初出表記はレーベルに従ったが、ミトロプーロスのものなどをチェックした所、AS DISC 等で既出のものもあったため、必ずしも正しいとは限らない(ただ、入手困難であることは間違い無いようだ)。また、オーケストラ名称もレーベル表記に従ったが、海外の複数代理店で記載が異なっている場合があり、契約&著作権の関係から上記表記と異なる可能性もある。以上、御了承下さい。 トスカニーニ、ワルター、スポールディング&オーマンディ等々による演奏を含む、大変豪華な顔ぶれによるバーバー作品のヒストリカル録音BOX。原盤表記があるもの以外はライヴと思われ、ほぼ入手困難な録音と考えられるので、演奏家のファンも要チェックだろう。レーベルによると「バーバーとメノッティのインタヴュー付き」とのこと。 | |||
ジュリアード弦楽四重奏団 初期録音集 1949-1952 バルトーク:弦楽四重奏曲全集〔全6曲〕[録音:1949年/ Columbia LPs ML-4278/79/80 ] シェーンベルク:弦楽四重奏曲[録音:1951年-1952年/ Columbia LP set SL-188 ] ベルク:抒情組曲[録音:1950年/ Columbia LP ML 2148 ] / 弦楽四重奏曲 Op.3 [録音:1952年/ Columbia LP set SL-188 ] / ヴェーベルン:5つの断章 Op.5 [録音:1952年/ Columbia LP set SL-188 ] ジュリアードSQ[ロバート・マン、ロバート・コフ(Vn) ラファエル・ヒリヤー(Va) アーサー・ウィノグラード(Vc)] | |||
原盤: Columbia U. S. 。リマスタリング: Lani Spahr & Philippe Devereux (2011) 。 1946年、ジュリアード音楽院の学長だった作曲家のウィリアム・シューマンと、ヴァイオリニストのロバート・マンの提唱で結成されたジュリアードSQ。1955年にチェロが交替し、以降メンバー交替を重ねて今日に至る名団体となっているが、今回 LP から復刻されるのは創立時の初代メンバーによる当時の「現代物」録音集。 | |||
エマニュエル・フォイアマン〜 全アコースティック録音 1921-1926 & ライヴ録音 1938-1941 ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調 より〔アダージョ/アレグロ〕 [フリーダー・ヴァイスマン指揮ベルリン国立歌劇場o./1921年12月15日] ショパン:夜想曲 変ホ長調 Op.9 No.2[マックス・ザール(Hp)] サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン[フリーダー・ヴァイスマン(P)] シューマン:トロイメライ/晩の歌 [カール・シュタベルナック(Org) フリーダー・ヴァイスマン指揮o./1922年4月8日] シューマン:トロイメライ/晩の歌 / バッハ:管弦楽組曲第3番〜エア グノー:アヴェ・マリア / ドヴォルジャーク:ロンド / 不詳:古いイタリア民謡 キュイ:カンタービレ / ポッパー:セレナーデ[フリーダー・ヴァイスマン(P) フリッツ・オールマン(Org) マックス・ザール(Hp)/1924年6月4日] ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲〜アダージョ・マ・ノン・トロッポ / ポッパー:ハンガリー狂詩曲 [ミヒャエル・タウベ指揮ベルリン国立歌劇場o./1926年3月25日] ブルッフ:コル・ニドライOp.47[フリーダー・ヴァイスマン指揮ベルリン国立歌劇場o./1930年1月27日] ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104[ハンス・ランゲ指揮シカゴso./1941年1月9日] 森の静けさ Op.68 No.5/ロンドOp.94 / ブロッホ:シェロモ [レオン・バージン指揮ナショナル・オルケストラル・ル・アソシエーション/1940年11月10日] ポッパー:ハンガリー狂詩曲 Op.68[パウル・クレツキ指揮BPO/1932年9月2日] ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲〜アダージョ・マ・ノン・トロッポ [アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBCso./1940年2月25日] ダルベール:チェロ協奏曲 Op.20[レオン・バージン指揮 ナショナル・オルケストラル・ル・アソシエーション/1940年4月22日] ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番(抜粋)[アルバート・ハーシュ(P)/1941年2月2日] ショパン:夜想曲 Op.9 No.2 / ファリャ:ホタ[T.サイデンバーグ(P)/1940年8月22日] ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 / レイハ:チェロ協奏曲 イ長調 Op.4 No.1 [レオン・バージン指揮ナショナル・オルケストラル・ル・アソシエーション/1940年1月27日] R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」[アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBCso./1938年10月22日] 以上、エマニュエル・フォイアマン(Vc) | |||
20世紀前半の偉大なチェリスト、フォイアマン(1902-1942)の初期録音とライヴ録音。39歳という若さで亡くなってしまったことと、ユダヤ系だったため第二次世界大戦で米国へ亡命を余儀なくされたことから、残された録音は決して多くない。特に1940年代のライヴ録音はフォイアマンの実像を伝えるものとして貴重。しかも初期録音、ライヴ録音とも、今回初めてCD化される音源が18種も発掘されているという。フォイアマン・ファン、チェロ・マニアは必携。 | |||
リヒテル・プレイズ・リスト〜 1958-1961 ライヴ集 愛の夢 S.541 より〔第2番 S.541 No.2 /第3番 S.541 No.3 〕/ 忘れられたワルツS.215〔第1番 S.215 No.1 /第2番 S.215 No.2/第3番 S.215 No.3 〕/ メフィスト・ワルツ第1番 S.541 /ハンガリー幻想曲 S.123 (#) / ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S.125 (#) / 詩的で宗教的な調べ〜第7曲「葬送」S.173 No.7 (+) スヴャトスラフ・リヒテル(P) ヤーノシュ・フェレンチク指揮ハンガリー国立so.(#) | |||
録音:1958年2月5日、モスクワ(無印)/1961年7月27日(ディスコグラフィの記載は1961年9月19日、または1961年9月27日)、ブダペスト(#) /1958年2月11日、ブダペスト(+)、すべてライヴ、モノラル。オーディオ修復:2012年、キット・ヒッギンソン。全て既出ながら、2012年現在では基本的に他盤入手不可の演奏と思われるもの。(無印)はかつて RUSSIAN REVELATION から、(#)のピアノ協奏曲ははかつてINTAGLIO、MUSIC AND ARTS等から、ハンガリー幻想曲と(+)はPHILIPSとMUSIC AND ARTS等から、それぞれCD既出。なお、メフィスト・ワルツのS番号がS.110 No.2となっていたが、これは管弦楽版の方の番号で、本体にも誤植がある可能性有。20世紀最大のピアニストと言われ、未だ絶大な人気を誇るリヒテル(1915-1997)。このディスクには有名なDGによる録音が行われた前後のモスクワとブダペストでのライヴが収められている。まだ40代の脂の乗り切った時期に得意としていたリストの録音ばかり集めた注目盤。またモノラル録音だが、2012年の新リマスタリングが施され『とても聴きやすい音となっている』とのこと。 | |||
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」第2幕
キルステン・フラグスタート(イゾルデ) アイヴィンド・ラホルム(トリスタン) エニド・サーントー(ブランゲーネ) ジョン・ガーニー(マルケ王) ダニエル・ハリス(クルヴェナール/メロート) ジョン・バルビローリ指揮NYP | |||
録音:1939年4月16日、カーネギー・ホール、演奏会形式上演、ライヴ。ディジタル・リマスタリング:2012年(エンジニア:アーロン・Z.スナイダー)。バルビローリ協会との共同制作。第2幕全曲のアメリカ初演となった演奏。2012年5月、先に ARCHIPEL から ARPCD-0485 でCD化されているが、当盤の方が音質が良い可能性が高い。放送に使われた音源のため、はじめに指揮者を紹介する簡単なアナウンスが収録されている。 | |||
ワルター、メトにおける「ドン・ジョヴァンニ」&「フィガロ」 1942 & 1944 モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(*) /歌劇「フィガロの結婚」(#) エツィオ・ピンツァ(B;ドン・ジョヴァンニ;*/フィガロ;#) アレグザンダー・キプニス(B;レポレッロ;*) ローズ・バンプトン(S;ドンナ・アンナ;*) チャールズ・クルマン(T;ドン・オッターヴィオ;*) ヤルミラ・ノヴォトナ(S;ドンナ・エルヴィーラ;*/ケルビーノ;#) ビドゥ・サヤン(S;ツェルリーナ;*/スザンナ;#) マック・ハレル(Br;マゼット;*) ノーマン・コードン(B;騎士長;*) ジョン・ブラウンリー(Br;アルマビバ伯爵;#) エリナー・スティーバー(S;伯爵夫人;#) イラ・ペティナ(Ms;マルチェリーナ;#) サルヴァトーレ・バッカローニ(B;バルトロ;#) アレッシオ・デ・パオリス(T;バジリオ;#) ルイス・ダンジェロ(Br;アントーニオ;#) マリタ・ファーレル(S;バルバリーナ;#) ジョン・ガリス(T;クルツィオ;#) ブルーノ・ワルター指揮メトロポリタン歌劇場o.&cho. | |||
録音:1942年3月7日(*)、1944年1月29日(#)、共 にメトロポリタン歌劇場、ニューヨーク、ライヴ(#)。ディジタル修復:ウォード・マーストン、2012年。ブルーノ・ワルターがメトロポリタン歌劇場で指揮した伝説的なモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」と「フィガロの結婚」が良好な音源から復活。ワルター(1876-1962)はヨーロッパ時代には、バイエルン国立歌劇場の音楽監督を務めるほどオペラ指揮者として名をなしたが、1939年の米国移住以降、オペラを指揮する機会は決して多くなく、録音は僅かしか残らなかった。ここに収録されている2曲は、ワルターが得意としたモーツァルトのオペラなだけに、オペラ指揮者ワルターを今日に伝える貴重な物。しかもどちらも当時のメトのオールスター・キャスト。 「ドン・ジョヴァンニ」は、エツィオ・ピンツァのタイトルロールが圧倒的に魅力的で、他のキャストにも隙がない。ワルターの指揮は、近年の「ドン・ジョヴァンニ」よりも遥かに明と案、諧謔と熾烈な厳しさの対比が強いもので、あちこちで観客から笑いが漏れる一方、地獄落ちの場面の激しさは空前絶後といってもよい。生の快楽と死の恐怖が表裏一体になった「ドン・ジョヴァンニ」の世界観を見事に引き出している。 「フィガロの結婚」では、ピンツァの伊達なフィガロ、ビドゥ・サヤンの可愛らしくも賢いスザンナ、名バッソ・ブッフォ、サルヴァトーレ・バッカローニのドン・バルトロに加え、当時まだ29歳の新鮮なエリノー・スティーバーなど、歌手が全員一流。もちろんワルターの指揮はまさに自家薬籠中のもの、モーツァルトの描く人間模様が生き生きとした音楽になっている。 どちらの録音も電波に乗る前の信号がディスクに録音されたもので、1940年代のライヴとしては十分に聞きやすい音で残されている。これをウォード・マーストンが丁寧に修復しているので、従来のいくつかのCDよりは音質はだいぶ改善されている。なお「ドン・ジョヴァンニ」には中継アナウンサーの解説も随所に含まれている。 | |||
トスカニーニ& BBC so.、1935年6月ライヴ録音集 ケルビーニ:「アナクレオン」序曲 ワーグナー:「ファウスト」序曲/「神々の黄昏」〜ジークフリートの死と葬送行進曲/ 「パルジファル」より〔第1幕への前奏曲/聖金曜日の音楽〕 ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98 / エルガー:エニグマ変奏曲 Op.36 ジェミニアーニ:合奏協奏曲 ト短調 Op.3 No.2 (#) モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」(#) ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92 / ロッシーニ:「セミラーミデ」序曲(#) メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」Op.61 より〔夜想曲/スケルツォ〕(#) ドビュッシー:交響詩「海」 (#) ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」Op.43 序曲(+) アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 BBC so. | |||
録音:1935年6月3日(無印)、1935年6月5日(無印)、1935年6月12日(#)、1935年6月14日(#)、1939年6月1日(+)、すべてクィーンズ・ホール、ライヴ。ジェミニアーニは初出音源。(+)は「アンコール・トラック」と記載されている。ディジタル変換:2012年(復元エンジニア:ジェネ・ゴーデット)、255'22。偉大な指揮者トスカニーニは1930年代、ニューヨークを拠点にしつつ、夏はヨーロッパ各地で活動するのが常だった。これに目をつけた英国の名指揮者エイドリアン・ボールトが、1935年の夏に首席指揮者を務めるBBCso.へトスカニーニを招聘することに成功、創立から僅か5年ながらボールトに鍛えられたBBCso.をトスカニーニが大いに気に入ったことから、さらに1937、1938、1939年と夏の客演が続いた。当時70歳前後のトスカニーニは指揮者としての絶頂にあり、これらBBCso.との共演の録音は、晩年のトスカニーニ以上にこの大指揮者の本領が発揮されたものとしてマニアの間では人気が高い。このCDには、最初の客演となった1935年の2回のプログラム4日のライヴ録音と、1939年の1曲が収録されている。1935年の客演ではトスカニーニはレコード録音を許可しなかったが、EMI社のフレッド・ガイスバーグが密かにマイクからの音声を回線でアビーロードスタジオまで引いて録音していた。演奏はいずれも60代のトスカニーニのライヴの物凄さが存分に発揮されたもので、ことにお得意のベートーヴェンの第7交響曲は、数種あるトスカニーニの録音の中でももっとも燃焼度の激しい名演。従来出回っていた盤よりスクラッチノイズが大幅に軽減されている。 | |||
アラウ〜タングルウッドでのベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 〔第4番 ト長調 Op.58 (*) /第5番 変ホ長調 Op.73 「皇帝」(#) 〕 クラウディオ・アラウ(P) シャルル・ミュンシュ指揮(*) ピエール・モントゥー指揮(#) ボストンso.(*/#) | |||
録音:1961年8月18日、ステレオ(*)、1960年7月23日、モノラル(#)、共にタングルウッド、ライヴ。初出音源。ディジタル変換:2012年(復元エンジニア:ジェネ・ゴーデット)、75'00。クラウディオ・アラウがタングルウッド音楽祭に出演したベートーヴェンの協奏曲を2曲収録。(*)は、驚くべきことに同年代の非商業用ライヴ録音としてはかなり高レベルの良好なステレオ収録で、アラウの造型確かなピアノ、ミュンシュの厚く情熱的な指揮、さらには終演後のどよめき混じりの大喝采までたっぷり楽しめる。「皇帝」はモノラルで音の状態もそれほど良くはないが、モントゥーが復帰するとボストンso.が張り切るのが常で、第1楽章から異様なほど充実したまま最後まで突き進む演奏が素晴らしい。 | |||
レナード・バーンスタイン、歴史的放送録音 1946-1961 シューマン:交響曲第2番 ハ長調 Op.61[ボストンso./ 1946年3月22日SHB] ショスタコーヴィチ:交響曲第7番 ハ長調 Op.60 「レニングラード」 〔リハーサル/本番〕[ボストンso./ 1948年12月22日SHB] マーラー:交響曲第2番 ハ短調「復活」(リハーサル) モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調 K450(リハーサル) [レナード・バーンスタイン(P) ボストンso./ 1949年11月21日SHB] メシアン:トゥーランガリラ交響曲(リハーサル)[ボストンso./ 1949年11月28日SHB] マーラー:交響曲第2番 ハ短調「復活」 [アデーレ・アディソン(S) ナン・メリマン(Ms) ボストンso./ 1949年11月25日SHB] ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調(リハーサル) [レナード・バーンスタイン(P) ボストンso./ 1949年12月5日SHB] コープランド:荘厳な儀式のための序言 ショスタコーヴィチ:国連行進曲(映画音楽「呼応計画」 Op.33 から編曲) / ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱」〜第4楽章の一部[ローレンス・オリヴィエ(語り) レナード・バーンスタイン(P) イルマ・ゴンザレス(S) ナン・メリマン(Ms) ラウル・ジョバン(T) ニコラ・モスコーナ(B) ボストンso.、大学生cho./1949年12月10日CHN] バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 / ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15 [レナード・バーンスタイン(P) NYP / 1950年2月19日CHN] バーンスタイン:交響曲第2番「不安の時代」[ルーカス・フォス(P) NYP / 1950年2月26日CHN] ストラヴィンスキー:春の祭典[ NYP / 1951年2月18日CHN] ヴァイル:三文オペラ(ブリッツスタイン英訳版)[ロッテ・レーニャ(ジェニー) ジョー・サリヴァン(ポリー) デイヴィッド・ブルックス(マックヒース) マーク・ブリッツスタイン(語り) 管弦楽団/ 1952年6月14日、ブランダイス大学、ウォルサム市、マサチューセッツ州] コープランド:交響曲第2番「短い交響曲」[ NYP / 1957年1月27日CHN] ハリス:アメリカの信条[ NYP / 1959年2月7日CHN] ピストン:管弦楽のための協奏曲[ NYP / 1959年2月15日CHN] ファイン:厳かな歌[ NYP / 1959年4月19日CHN] ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 Op.47(録音セッション) コープランド:組曲「ビリー・ザ・キッド」(録音セッション)[ NYP / 1959年10月20日SHB] チャベス:交響曲第4番 「シンフォニア・ロマンティカ」 マーラー:私はやわらかな香りをかいだ/私はこの世に忘れられ/浮き世の生活/真夜中に [ジェニー・トゥーレル(Ms) NYP / 1960年2月8日CHN] ダイアモンド:交響曲第8番 [ NYP / 1961年10月9日とあるが演奏会記録になく、1961年10月29日?CHN] 以上、レナード・バーンスタイン指揮 | |||
録音:[/内]、特記以外、シンフォニー・ホール、ボストンSHB、カーネギー・ホール、ニューヨークCHN 。おそらく多くが初出。#解説は CD-ROM に収録とのことなので、パソコン必須と思われます。ご注意下さい。2013年に生誕95周年を迎えるバーンスタイン(1918-1990)は、多数の録音を残した一方で、初期の録音、ことにライヴ録音はあまり発掘されていない。今回、WEST HILL RADIO ARCHIVESは、多数の一般発売初出音源を含む、実に12時間半に及ぶ若き日のバーンスタインの録音集を刊行する。セルゲイ・クーセヴィツキの弟子として縁のあったボストンso.を指揮しての録音は、30歳前後の青年バーンスタインの演奏が聞けるというだけでも貴重。しかも彼の得意中の得意であるマーラーの復活交響曲の全曲が含まれている。1949年12月10日のカーネギー・ホールにおける演奏会は、国連人権の日の記念演奏会。コープランドの「荘厳な儀式のための序言」はこれが初演。1950年代の、音楽監督就任前のNYPとの共演も興味深い。最も「歴史的」な音源は、1952年の「三文オペラ」。既に人気の途絶えていたこのワイルのドイツ語の風刺オペラを、マーク・ブリッツスタインが当時の米国でうけるように英訳したものだが、このブランダイス大学での上演は大成功を収め、マック・ザ・ナイフはこのブリッツスタインの訳詩でジャズやポピュラーで歌われる定番人気曲になった。その他、バーンスタインという芸術家を愛するなら必聴の音源ばかり。 | |||
WHRA-6049 (2CD) 廃盤 |
クーセヴィツキー、NYPを振る〜1942年の2つの演奏会 | ||
クラウディオ・アラウ、ドイツでの協奏曲録音集、初CD化?&初出 ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 (*) シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54 (#) クラウディオ・アラウ(P) マッシモ・プラデッラ指揮バイエルン放送so.(*) ラファエル・クーベリック指揮 NDR so.(#) | |||
録音:1960年3月9日、ミュンヘン(*) /1962年5月31日、ケルン(#)、共にステレオ。日付からは共に初出だが、(*)は Movimento Musica から 1960年4月12日 の同顔合わせ演奏が LP 発売されていたので、同一演奏の可能性有(その場合は初CD化)。代理店によると『どちらも鮮明とは言えないなりに年代としては良好な音質』とのこと。 |