パガニーニ(1782-1840):バルカバによる60の変奏曲/他、歴史的ドキュメント
◆同曲世界初録音〜パガニーニ自身が使用したヴァイオリンを使って バルカバによる60の変奏曲 M.S.71, Op.14 (*) [サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)|録音:1969年|原盤:DYNAMIC ] ◆パガニーニ自身が使用したヴァイオリンを使った世界初の放送 魔女たちの踊り M.S.19, Op. 8 (ヴァイオリンとピアノのための版)(#) / 無窮動 ハ長調 M.S.72, Op.11 (ヴァイオリンとピアノのための版)(#) [ジュリオ・ビニャーミ(Vn) サンドロ・フーガ(P)| 録音:1937年4月4日、トゥルシ宮殿、ジェノヴァ] ◆プルジーホダ〔プシホダ〕の演奏 「ネル・コル・ピウ(うつろな心)」による変奏曲 ト長調 M.S.44, Op.38 / 魔女たちの踊り M.S.19, Op. 8 (2曲とも、プルジーホダによるヴァイオリンとピアノのための版) [ヴァーシャ・プルジーホダ(プシホダ)(P) シャルル・セルネ(P)| 録音:1926年|原盤:CETRA, POLYDOR] ◆トスカニーニ& NBC 響 無窮動 ハ長調 M.S.72, Op.11(ベルナルディーノ・モリナーリによる管弦楽編曲版) [アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC so.| 録音:1939年|原盤:HMV, VICTOR, RCA ] | ||
使用楽器:グァルネリ・デル・ジュス 'Il Cannone'(パガニーニ自身が使用)(*/#) 。 (*)は当曲の世界初録音だった物。(#)は当時ラジオで流された放送録音で、ニューヨークで78回転盤に録音されたという(2009年現在でも、当盤レーベルのみの発売)。 | ||
H.W.エルンスト: 独奏ヴァイオリンのための6つの交響的練習曲 ヴィエニャフスキ: 練習曲「レコール・モデルネ」 Op.10 (独奏ヴァイオリンのためのカプリース) |
ルッジェーロ・リッチ(Vn) | |
録音:1983年7月、ジェノヴァ、イタリア。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します パガニーニ(1702-1793):ヴァイオリンとギターのための作品集 ヴァイオリンとギターのためのソナタ集 Op.2, MS.26 〔第1番 イ長調/第2番 ハ長調/第3番 ニ短調/第4番 イ長調/第5番 ニ長調/第6番 イ短調〕/ ヴァイオリンとギターのためのソナタ集 Op.3, MS.27 〔第1番 イ長調/第2番 ト長調/第3番 二長調/第4番 イ短調/第5番 イ長調/第6番 ホ短調〕/ カンタービレとワルツ Op.19, MS.45 /デュエット・アモローゾ Op.63, MS.111 / カンタービレ ニ長調 Op.17, MS.109 (ヴァイオリンとギターのための編曲版) フランコ・メッツェーナ(Vn) アドリアーノ・セバスティアーニ(G) | ||
録音:1989年6月、ダイナミック・スタジオ、ジェノヴァ、イタリア| (C) 1993 。当レーベルは後に40CDからなるパガニーニ・エディション(CDS-7734)をリリースしたが当録音は含まれず、上記作品は他奏者による録音が採用された。 | ||
パガニーニ:24のカプリースOp.1 | レオニダス・カヴァコス(Vn) | |
録音:1989年9月-1990年4月、ダイナミック・スタジオ、ジェノヴァ。 BISのシベリウス「ヴァイオリン協奏曲」原典版(BIS-500)で一躍名を馳せたカヴァコスの、おそらく最初期録音。1993年の英グラモフォン誌「クリティックス・チョイス」受賞。 | ||
CDS-74 廃盤 |
ロッシーニ:メッサ・ディ・グローリア
エルジビエタ・トヴァルニッカ(S) エヴァ・マルツィニエツ(A) ピョトル・クシェヴィチ(T) アレッサンドロ・ヴェルドゥッチ(B) ウィンストン・ダン・ヴォージェル指揮新ポーランドpo.,クラクフ・コンサートcho. | |
パガニーニ:ギターを伴う三重奏曲 全集 2つのヴァイオリンとギターのための セレナータ ヘ長調 M.S.115 (*) / ヴィオラ、チェロとギターのための セレナータ ハ長調 M.S.17 (#) / 2つのヴァイオリンとギターのための テルツェット イ短調 M.S.116 (*) / ヴァイオリン、チェロとギターのための テルツェット ニ長調 M.S.69 (+) / ヴィオラ、チェロとギターのための テルツェット ニ長調 M.S.114 (#) |
アドリアーノ・ セバスチアーニ(G) ドーラ・ ブラトチコヴァー(Vn;*/+) ゲッツ・ハルトマン(Vn;*) アントネッロ・ ファルッリ(Va;#) アンドレア・ ノフェリーニ(Vc;#/+) | |
録音:1992年、ジェノヴァ、イタリア。(*)は世界初録音だった物。パガニーニ「室内楽作品全集」(CDS-553; 10CDs)にも収録されている。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します アレッサンドロ・ベソッツィ(1702-1793):オーボエと通奏低音のための6つのソナタ集 〔第1番 ニ長調/第2番 ト長調/第3番 ニ長調/第4番 ト長調/第5番 ニ長調/第6番 ハ長調〕 ピエトロ・ボルゴノーヴォ(Ob) リーノ・ヴェルニッツィ(Fg) エドアルド・ファリーナ(Cemb) | ||
録音:1991年6月、ダイナミック・スタジオ、ジェノヴァ、イタリア|発売時点における世界初録音| (C) 1992 。音楽家一族に生まれたアレッサンドロ・ベソッツィは、兄のパオロとともに当代屈指のオーボエ奏者として知られ、モーツァルトも面会を希望したほどの人物。『・・・今朝はベソッツィ兄弟に会いに行った。彼らの演奏を聴くことができて幸せだった。彼らの曲は・・・一節で構成されていて、それがとても完璧に練られている・・・なんという表現力!なんという繊細さ!・・・模倣は正確であり、メロディーは心地よい。』(イギリスの音楽史家チャールズ・バーニー(1726-1814)の日記より、1771年)。 #2022年5月追記:当盤は2022年3月に国内代理店から『 CD-R (・DVD-R) に仕様を変更するとの連絡がございました』とアナウンスされましたが、約2ヶ月後の2022年5月に『廃盤の連絡がございましたため、取り扱いを終了いたします』と再度アナウンスされました。この関係で高額設定とさせていただいており、今後はお取り寄せ等にお時間がかかったり入荷しない可能性があります。 | ||
Sarasate – A Homage by Ruggiero Ricci サラサーテ: グノーの「ファウスト」による演奏会用幻想曲 Op.13/ ペテネラス Op.35/アンダルシア・セレナード Op.28/ ナイチンゲールの歌 Op.29/ホ タ・アラゴネーサ Op.27/ロシアの歌 Op.49/ ルーマニアのメロディ Op.47/ サン・フェルミンのホタ Op.36/ミラマール Op.42/ さらば、わがモンタナ Op.37/ ホタ・デ・パブロ Op.52/スペインの踊り Op.39 |
ルッジェーロ・リッチ(Vn) グレーム・マクノート(P) | |
録音:1992年5月、ジェノヴァ、イタリア。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します ライネッケ、リーツ、モーリック:フルートとピアノのための作品集 カール・ライネッケ(1824-1910):フルート・ソナタ Op.167 「ウンディーネ」 ユリウス・リーツ(1812-1877):フルート・ソナタ ト短調 Op.42 ヴィルヘルム・ベルンハルト・モーリック〔モリーク〕(1802-1896):序奏、アンダンテとポロネーズ Op.43 マリオ・アンチロッティ(Fl) ピエルナルチーソ・マーシ(P) | ||
録音:1993年1月19日-22日、ダイナミック・スタジオ、ジェノヴァ、イタリア| (C) 1993 。商品バック・インレイ解説の機械翻訳 + 当店簡易修正『カール・ライネッケはモーツァルトやベートーヴェンのピアノ協奏曲カデンツァの作曲家として知られているが、彼のソナタ作品167は、19世紀後半のフルート文学に高度な貢献をしたものである。ユリウス・リーツは、ベルリン、ライプツィヒ、ドレスデンで重要な地位にあった。彼のソナタ ト短調は、フルート奏者の敏捷性を要求するパッセージに富み、楽器の最高音域へのエクスカーションを含んでいる。ヴィルヘルム・ベルンハルト・モーリックは1802年、ニュルンベルクに生まれた。ヴァイオリニストとして有名になり、後にロンドンに移住して王立音楽院の作曲科の教授に就任した。フルートを並列楽器として捉え、異なる楽器編成で登場する作品を少なくとも6曲作曲している。』(エドヴァルド・ニール(1929-2001)|音楽学者) | ||
Vieuxtemps – A Homage by Ruggiero Ricci ヴュータン: ファンタジア・アパッショナータ Op.35/ バラードとポロネーズ Op.38/3つの無言歌 Op.7/ 3つのサロン風小品 Op.32〜第2番「ロンディーノ」/ 6つのサロン風小品 Op.22 より [第4番「タランテラ」/第3番「夢」]/ アルバムの綴り Op.40〜第1番「ロマンス」/ パガニーニへのオマージュ Op.9/ 4つの無言歌 Op.8〜第2番/ アメリカの思い出「ヤンキー・ドゥードゥル」 |
ルッジェーロ・リッチ(Vn) マルコ・ヴィンチェンツィ(P) | |
録音:1995年5月3日-5日、ジェノヴァ、イタリア。 | ||
CDS-118 廃盤 |
テレマン:未出版の礼拝のためのカンタータ集 | アンサンブル・バロッコ・ サン・スーシ |
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します パガニーニ:ヴァイオリンとチェロのための作品集 2つのヴァイオリンとチェロのための「もはや私の心には感じない」 Op.38, MS 44 / ヴァイオリンとチェロのための3つの二重奏曲 MS 107 / 2つのヴァイオリンとチェロのための「謝肉祭のディヴェルティメント」 MS 4 ステファン・ミレンコヴィチ(Vn) リッカルド・アゴスティ(Vc) ピエル・ドメニコ・ソンマーティ(Vn2) | ||
録音:1995年2月22日-24日、ダイナミック’ス〔ダイナミック・スタジオ?〕、ジェノヴァ、イタリア| (C) 1995 |後出: CDS-553 (パガニーニ:室内楽作品集|10CDs)。 | ||
ドメニコ・ドラゴネッティ: コントラバス協奏曲 ト長調D.290/ チェロとコントラバスのための二重奏曲 変ロ長調/ 弦楽四重奏曲第4番 ホ短調D.350/ 3つのワルツ D.370/弦楽五重奏曲 ト長調D.180 |
ウバルド・ フィオラヴァンティ(Cb) クラウディオ・マルティニョン指揮 パドヴァ・ヴェネトo. | |
パガニーニ:弦楽四重奏曲全集 [第1番 ニ短調MS.20/第2番 変ホ長調MS.20/ 第3番 イ短調MS.20] |
パガニーニSQ | |
パガニーニのヴァイオリン A.ベンジャミン:ジャマイカのルンバ ブラームス:ハンガリー舞曲第7番 ショパン:夜想曲第2番 変ホ長調Op.9 No.2 ドビュッシー:月の光 エルガー:気まぐれな女Op.17 ファリャ;パントマイム フバイ:そよ風Op.30 No.5 ミルシテイン:パガニーニ変奏曲 モシュコフスキ:ギターレ Op.45 No.2 ラヴェル:ヴォカリーズ サラサーテ:序奏とタランテラOp.43 スク(スーク):愛の歌Op.7 シマノフスキ:3つのパガニーニのカプリスOp.40 タルティーニ:コレッリの主題による変奏曲 |
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn) ラウラ・マンチーニ(P) | |
使用楽器:1742年製グァルネリ・デル・ジュス 'Il Cannone'(パガニーニ自身が使用)。 EP レコード大の特製紙BOXケース仕様。105ページのブックレット(使用楽器の技術的資料含む) + 上記ヴァイオリンの原寸大ポスター付。CDのみ:CDS-175 で単売あり。 | ||
パガニーニ: 弦楽四重奏による4つのノットゥルノ/ ヴァイオリンとギターによる6つのデュエット/ 弦楽とギターのための四重奏曲第7番(弦楽四重奏版) |
パガニーニSQ | |
マルチェッロ: リコーダーと通奏低音のためのソナタ Op.2 より [第3番 ト短調/第12番 ヘ長調/第10番 イ短調/ 第2番 ニ短調/第9番 ハ長調]/ チェロ・ソナタOp.1 より [第1番 ヘ長調/第6番 ト長調/第5番 ハ長調/ 第4番 ト短調/第3番 イ短調] |
コレギウム・プロ・ムジカ | |
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.2〜 12つのヴァイオリン協奏曲集 Op.1 [D.85 ト短調/D.55 ホ短調/D.60 ヘ長調/D.15 ニ長調/ D.58 ヘ長調/D.89 イ長調/D.111 イ短調/D.91 イ長調/ D.88 イ長調/D.18 ニ長調] |
ジョヴァンニ・ グリエルモ(Vn)指揮 ラルテ・デラルコ カルロ・ラッツァーリ(Vn) | |
録音:1996年。 | ||
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのための ソナタとパルティータ 全6曲[BWV.1001-1006] |
ステファン・ ミレンコヴィチ(Vn) | |
使用楽器:1738年、C.カミッリ制作。 | ||
パガニーニ: 「いとしいお母さん」による おどけた変奏曲 Op.10 MS.59/ ポラッカと変奏曲 イ長調MS.18/ ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調Op.7 MS.48 〜第3楽章「ラ・カンパネッラ」/ ロッシーニの「シンデレラ」の主題による 序奏と変奏曲 Op.12 MS.22/ ロッシーニの「タンクレディ」のアリア 「こんなに胸騒ぎが」による 序奏と変奏曲 Op.13 MS.77/ 魔女たちの踊り Op.8 MS.19/ ロッシーニ「エジプトのモーゼ」より 「星の輝く王座から」による序奏と変奏曲 |
ステファン・ミレンコヴィチ(Vn) マッシモ・パデルニ(P) | |
アルフレード・カゼッラ(1883-1947): ピアノ、ヴァイオリン、チェロと 管弦楽のための協奏曲Op.56/ 弦楽器、ピアノ、ティンパニ、 打楽器のための協奏曲Op.69/ チェロ協奏曲Op.58 |
マルコ・リッツィ(Vn) アンジェロ・ペピチェッリ(P) フランチェスコ・ペピチェッリ(Vc) マルチェロ・パンニ指揮 ミラノ・イ・ポメリッジ・ムジカーリo. | |
録音:1996年6月6日-8日、ミラノ盲人会館。 | ||
パガニーニのヴァイオリン A.ベンジャミン:ジャマイカのルンバ ブラームス:ハンガリー舞曲第7番 ショパン:夜想曲第2番 変ホ長調Op.9 No.2 ドビュッシー:月の光 エルガー:気まぐれな女Op.17 ファリャ;パントマイム フバイ:そよ風Op.30 No.5 ミルシテイン:パガニーニ変奏曲 モシュコフスキ:ギターレ Op.45 No.2 ラヴェル:ヴォカリーズ サラサーテ:序奏とタランテラOp.43 スク(スーク):愛の歌Op.7 シマノフスキ:3つのパガニーニのカプリスOp.40 タルティーニ:コレッリの主題による変奏曲 |
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn) ラウラ・マンチーニ(P) | |
使用楽器:1742年製グァルネリ・デル・ジュス 'Il Cannone'(パガニーニ自身が使用)。CDS-137 からブックレットとポスターを省いた通常CD装丁版。 | ||
バンキエーリ:聖母マリアの夕べの祈り | フィリッポ・ブレッサン指揮 イ・カントーリ・ディ・ロレンツォ | |
レーベル在庫限り。 | ||
パガニーニ: ヴァイオリンとファゴットのための二重奏曲 [第1番/第2番/第3番]/ カンタービレ ニ長調Op.17/MS.109* ロッシーニ:「老年のいたずら」第9集 〜第4番「パガニーニに寄せてひと言」 |
サルヴァトーレ・ アッカルド(Vn) クラウディオ・ゴネッラ(Fg) ブルーノ・カニーノ(P) | |
ピアソラ:タンゴ・オペラ「ブエノスアイレスのマリア」
マリーナ・ジェンティーレ(A) ネストール・ガレイ(Vo) マッシミリアーノ・ピトッコ(バンドネオン) ヴィットリオ・アントネッリーニ指揮イ・ソリスティ・アクィラーニ | ||
フランシスコ・コルテッチャ(1502-1571) 聖週間のためのレスポンソリウム |
フィリッポ・ブレッサン指揮 イ・カントーリ・ディ・ロレンツォ | |
全盛期のメディチ家コジモ1世の時代に宮廷楽長を務め、フィレンツェ聖ロレンツォ教会などのオルガニストとしても活躍したコルテッチャ。イタリア・ルネサンスの最重要作曲家の一人。 #2009年12月追記:レーベル在庫が無くなり次第廃盤となるそうなので、御早めに。 | ||
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.2〜 6つのヴァイオリン協奏曲集 Op.2 [D.73 ト長調/D.2 ハ長調/D.124 変ロ短調/ D.62 ヘ長調/D.3 ハ長調/D.46 ホ長調] |
ジョヴァンニ・ グリエルモ(Vn)指揮 ラルテ・デラルコ | |
録音:1997年。 | ||
タルクイニオ・メルラ: カンツォーナとソナタ集 |
ステファノ・ バリアーノ(リコーダー)指揮 コレギウム・プロ・ムジカ | |
生地クレモナとベルガモで教会オルガニストや学長を務めたメルラ。17世紀前半のイタリア音楽界においては最も進歩的とされた。 | ||
フンメル:ヴァイオリン、ヴィオラのための作品集 娯楽/グラン・ロンド・ブリランテ/ ヴィオラ・ソナタ/ドイツの歌による序奏と変奏 |
ルイジ・アルベルト・ ビアンキ(Vn/Va) アルド・オルヴィエート(P) | |
古典派とロマン派の狭間で、明快で優美な均整の取れた作品を作り続け、生前ベートーヴェンのライバルと言われたが、現在フンメルはピアノ曲以外ほとんど演奏されることがない。 | ||
マンドリン協奏曲集 ジュリアーノ、チェチェーレ、ガウディオーレの作品 |
ドリーナ・フラーティ(マンドリン) シンフォニア・ペルシーナ | |
18世紀イタリア・ナポリ派のマンドリン協奏曲。明るくのどかで、少し田舎っぽい作品集。 | ||
カルテットで楽しいひとときを ヴェルナー・トーマス=ミフネ編:お笑い四重奏楽曲 (ベートーヴェン:交響曲「運命」より) チャップリン: ライムライトのテーマ「エターナリー」 ショスタコーヴィチ: バレエ「黄金時代」からアレグレット ラフマニノフ:ヴォカリーズ ハイドリッヒ:「ハッピー・バースディ」変奏曲 ガーシュウィン:子守歌 パッヘルベル:カノン ラツェク:猫のセレナード ヴェルナー・トーマス=ミフネ: クロマティック・シンコペーションズ ジュローム・カーン:煙が目にしみる コール・ポーター:エニシング・ゴーズ エルガー:愛の挨拶 |
ヴェネツィアSQ | |
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.3 [D.21/D.72/D.86/D.112] |
ジョヴァンニ・ グリエルモ(Vn)指揮 ラルテ・デラルコ | |
アルフレード・ピアッティ(1822-1901):チェロ・ソナタ集 [第1番 ハ長調Op.28/第2番 ニ長調Op.29/第3番 ヘ長調Op.30] |
クラウディオ・ロンコ(Vc) ブレンノ・ アンブロジーニ(P) | |
ピアッティは19世紀後半、ヨアヒム、エルンスト、ヴィエニャフスキらとともに「ベートーヴェン四重奏団」を組んでいたチェリスト。ロマン派的リリシズムあふれる作品。世界初録音。 | ||
チマローザ:歌劇「架空のアルミーダ」(全曲) | アーラ・シモニシィヴィリ、 アンナ・ローズ、他 エリック・フール指揮 カターニャ・ ベルリーニ劇場o. | |
28歳のチマローザが念願のナポリ・デビューを果たしたときに作成したコミック・オペラ。世界初録音。 | ||
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.5 [第20番 ニ長調/第27番 ハ長調/第4番 ハ長調] |
ブルーノ・メッツェナ (Vn&指揮) シンフォニア・ ペルージナ | |
DYNAMICレーベルのベストセラー・シリーズ。 | ||
トゥリーナ: ヴァイオリン・ソナタ第1番/ヴァイオリン・ソナタ第2番/ スペイン・ソナタ |
フェリックス・アーヨ(Vn) ブルーノ・カニーノ(P) | |
ファリャと並ぶスペイン国民楽派の代表トゥリーナのヴァイオリン・ソナタ全集。イ・ムジチの元コンサート・マスター、アーヨが自らライナー・ノートを書くなど、かなりの思い入れのある1枚。 「このレコーディングはスペインで過ごした私の青少年期へのノスタルジーとともに、トゥリーナ後半生の音楽の世界へ導いてくれる私にとって特別に愛着のあるものです」(アーヨ) | ||
ニーノ・ロータ: 即興詩「映画:愛のない人たち」/ ヴァイオリン・ソナタ/間奏曲/ヴィオラ・ソナタ |
ルイジ・アルベルト・ ビアンキ(Vn/Va) マルコ・ ヴィンチェンツィ(P) | |
ガルッピ:チェンバロ協奏曲全集 | リタ・ペイペッティ(Cemb)指揮 アカデミア・ディ・ソリンギ | |
世界初録音。ヴェネツィアのサンマルコ大聖堂の楽長、ペテルブルグのロシア宮廷の楽長を歴任したガルッピ。「オペラ・ブッファの父」と呼ばれた彼は、 同時に優れたチェンバル奏者でもあった。彼のチェンバロ曲は、イタリア人にあってめずらしく堅実で緻密な作品。 | ||
ワーグナー:歌劇「妖精」 | ガボール・エートヴェシュ指揮 カーリアリ市立歌劇場o. | |
録音:1998年、ライヴ。 ORFEOからサヴァリッシュによる演奏も出ているが、ほとんど演奏されることのないワーグナー20歳の処女作。 | ||
ペタル・クリストスコフ: 24のブルガリア奇想曲 |
エフゲニア=マリア・ポポヴァ(Vn) | |
パガニーニの「カプリース」に魅せられて新たな作品の創作を試みた作曲家は数多いが、このクリストスコフもそのひとり。「超絶技巧」と「新しい響き」 と祖国ブルガリアのフォークロアに対する嗜好の融合を試みたこの作品は、元祖の作品をも凌駕する魅力的なもの。この作品を捧げられたポポヴァ女史による演奏も単なる「共感」に留まらないテンションの高いもの。 | ||
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.4 [ホ短調D.56/ヘ長調D.63/ハ長調D.4/ト長調D.75] |
ジョヴァンニ・ グリエルモ(Vn)指揮 ラルテ・デラルコ | |
タイユフェール: ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヴァイオリン・ソナタ第2番/ ソナティナ/子守歌 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ |
フランコ・メッツェナ(Vn) ブルノ・メッツェナ(P) | |
「6人組」の中でも近年最も再評価の兆しが見えるタイユフェール。彼女はピアニストとしても抜群の腕前を持っていたため、特に室内楽的小規模作品にその資質が伺える。 ラヴェルの有名なソナタを併録した今CDは、彼女のヴァイオリン曲を聴くにはうってつけ。ちなみにソナタ第1番はティボーに、第2番はアストリュックに奉げられており、ソナティナは今回が世界初録音。 | ||
クレメンティ: フォルテピアノとフルートのための7つのソナタ集 |
アンドレア・コーエン(Fp;*) ラウラ・ボンテコルヴォ(Fl;#) | |
使用楽器:ブロードウッド製、19世紀初頭(*)/ドイツ製、1802年(#)。 クレメンティが初期に残したフォルテピアノとフルートのためのソナタより7曲を選んだ録音。古典派とはいえつねに美しい抒情をたたえたクレメンティだから、その作品はフルートがメインになることでよりロマン派的色彩を強くしているに違いない。 | ||
ヴェルディ:歌劇「ル・トゥルヴェール」(1857年パリ版) | グィダリーニ指揮 イタリア・インターナショナルo. ブラチスラヴァ室内cho. | |
普通カットされるバレエ曲も収録されているフランス語版「トロヴァトーレ」。ヴェルディ・マニアは当然必携。 | ||
ヨハネス・シェンク:「音楽の楽しみ」Op.6 より 組曲 ニ短調/組曲 ト長調/組曲 イ短調 |
ベッティーナ・ホフマン(ガンバ) モード・アンティクォ | |
17世紀のドイツで活躍したオランダ人シェンクは、当時多くの優れたガンバ作品を献呈される有名ガンバ奏者だった。同時にガンバ奏法の著しい発展に大きく寄与した人物でもあり、この「音楽の楽しみ」も、ドイツ・オランダの伝統を引き継ぎ、洗練された名曲。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「幸運な間違い」 | ニコラス・リヴェング、 ドメニコ・コライアンニ/他 アーノルド・ボスマン指揮 イタリア・インターナショナルo. | |
本格的に作曲活動を始めたドニゼッティ26歳の頃の作品。ロッシーニの影響はあるものの、彼独自の作風が早くも顔を覗かせる。初期のオペラはほとんど演奏されないだけに貴重な録音。 | ||
ジョルダーノ: 歌劇「王」/歌劇「5月の頃」 |
パトリツィア・チオーフィ、 ニコラス・リベンコ/他 レナート・パルンボ指揮 イタリア国際o. | |
2曲とも小さめの陽気なオペラ。コロラトゥーラが楽しめる。 | ||
パガニーニ:ピアノ伴奏付きヴァイオリン作品集 「胸騒ぎ」変奏曲/ナポレオン・ソナタ/ヴァイグル変奏曲/ 感傷的で威厳あるソナタ/魔女たちの踊り |
マッシモ・クァルタ(Vn) ステファ・レデッラ(P) | |
パガニーニが自らのリサイタルのためにピアノ用に編曲したオケ伴奏のヴァイオリン曲集。自筆の手稿譜から再現。 | ||
CDS-235 廃盤 |
ダッラーバコ: ヴァイオリンと通奏低音のための12の室内ソナタ集 |
ファブリツィオ・ チプリアーニ(Vn) アントニオ・ ファンティヌオーリ(Vc) セルジオ・ チョメーイ(Cemb) |
アルビノーニと同世代に当たるダッラーバコは、トレッリに師事、18世紀前半にバイエルン選帝侯に仕えた作曲家。フランスとイタリアの折衷的様式で知られる。イタリアの俊英、チプリアーニがソロである点も見逃せない。 | ||
CDS-236 廃盤 |
ボッテシーニ: 2つのコントラバスのための二重奏曲集 |
オヴィディウ・バティラ、 ヴォルフガング・ギュトラー(Cb) |
世界初録音。 | ||
コーマ:サクレ・カンティオーネス (単声、2声、3声、または4声のための36のモテット) |
セラフィーニ、ティソ、 カヴィーナ、ビアンキ、ほか タシーニ指揮 | |
サアン・ビアジョ礼拝堂楽長だった1560年生まれのコーマの世界初録音となる大作。モンテヴェルディとほぼ同世代の、ルネサンスからバロックへと流れていく時代を生み出した一人。 #2009年12月追記:レーベル在庫が無くなり次第廃盤となるそうなので、御早めに。 | ||
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.6 [第23番/第5番/第6番] |
フランコ・メッツェーナ(Vn)指揮 シンフォニア・ペルジーナ | |
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.5 [D.118/D.43/D.61/D.1] |
ジョヴァンニ・ グリエルモ(Vn)指揮 ラルテ・デラルコ | |
ジョヴァンニ・ジーモン・マイア(1763-1845): スターバト・マーテル第3番 |
エレナ・ベルトッキ(S) セルジオ・ロッキ(T) ピエラルベルト・カッタネーオ指揮 ヨーロッパ音楽会議室内o. | |
ドイツ人だが、若くしてイタリアに渡り、後期ナポリ楽派にドイツ音楽を取り入れ、ロッシーニ以前のイタリア・オペラの中心的役割を果たしたマイア(マイール)。その後ベルガモ大聖堂楽長となり、ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンをイタリアに広く紹介、またドニゼッティを育てるなど後進の育成にも尽力したが、50歳を過ぎても600曲以上の宗教曲を作曲しながら「宗教曲は出版されるべきではない」という彼の意思で、そのほとんどは知られないままだったという。 #2009年12月追記:レーベル在庫が無くなり次第廃盤となるそうなので、御早めに。 | ||
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.7 [第9番/第15番/第17番] |
フランコ・ メッツェーナ(Vn)指揮 シンフォニア・ペルジーナ | |
全29曲中最も劇的な第17番、陽気な第15番と、今回も名作が収録されている。第9番は世界初録音。 | ||
CDS-244 廃盤 |
パガニーニ:24の奇想曲 (シューマンのピアノ伴奏版を オーケストラ編曲した版;メスレニ編) |
ルッジェーロ・リッチ(Vn) リヒャルト・メニンガー指揮 ヴァイン室内o. |
有名作品の編曲ものに異常な興味を示す名手リッチ。当盤はシューマンがピアノ伴奏をつけた「カプリース」をハンガリーの作曲家メスレニがオケ用に編曲したもの。 | ||
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.6 [D.44/D.92/D.74/D.93] |
ジョヴァンニ・ グリエルモ(Vn)指揮 ラルテ・デラルコ | |
D.74は美しいラルゴ楽章をもつ名曲。 | ||
フェルディナント・リース:チェロ・ソナタ集 | アルトゥール・ボヌッチ(Vc) アルド・オルヴィエート(P) | |
世界初録音。リースはベートーヴェンにピアノを学び、その後ヨーロッパ中を演奏旅行、当時はかなりの人気を誇った。 | ||
CDS-247 (2CD) 廃盤 |
ジョルダーノ: 歌劇「無遠慮夫人」(マダム・サン=ジェーヌ) |
ミレッラ・フレーニ(S) ステファノ・ランツァーニ指揮 エミリア・ロマーニャ州 アルトゥーロ・トスカニーニo. |
「マダム・サンジェーヌ」はジョルダーニョ後期の作品で、しっかりした台本の元に作られたナポレオンの時代の喜劇(ヴェリズモではない?)。そしてなんといってもフレーニが登場すると言うのが魅力。 | ||
アントン・ルビンシテイン: チェロ・ソナタ第1番 ニ長調 Op.18/第2番 ト長調 Op.39 |
アラン・ムニエ(Vc) ガブリエレ・ゴログ(P) | |
ルビンシテインはチャイコフスキーと同時代に活躍した大ピアニスト・作曲家。チェロ・ソナタは西欧に傾倒していた彼ならではの洗練された作品。 | ||
ヒンデミット:室内楽作品集 クラリネット、ヴァイオリン、 チェロ、ピアノのための四重奏曲/ クラリネット・ソナタ/無伴奏チェロ・ソナタ/ ヴァイオリンとピアノのための瞑想曲/ ヴァイオリンとクラリネットのための2つの二重奏曲 |
ジャンルカ・スッリ(Cl) エットーレ・ ペッレグリノ(Vn) クメーレ・ キアッペリーノ(P) マルコ・モレスコ(P) | |
CDS-257 (4CD) 廃盤 |
トラエッタ(1727-1779):歌劇「イッポリートとアリチア」 | アンジェロ・マンゾッティ(CT) パトリツィア・チオーフィ(S)他 デイヴィッド・ゴラブ指揮 イタリア国際o. |
トラエッタはいわゆるナポリ派と呼ばれるオペラ作曲家系列の最後に位置する人だが、現在ではその作品を聴く機会はほとんど無い。今回の作品は彼が1759年に発表した物で、パリのトラジェディ・リリカとの融合を目指した傑作。ラモーの「イポリートとアリシー」をもとに製作され、この成功によりトラエッタは当時の若手オペラ作曲家のリーダーとなったらしい。彼の出世作となった当作品、埋もれたオペラを上演することで有名なヴァッレ・ディトリア音楽祭での録音で。ちなみに常連のチオーフィが絶賛されたとのこと。 | ||
ルイジ・アルベルト・ビアンキ、 1595年アマティを奏でる パガニーニ、クライスラー、サラサーテ、ブロッホ、 ドビュッシー、ラヴェルの作品 |
ルイジ・アルベルト・ビアンキ(Vn) ブルーノ・カニーノ(P) ジャック・デラコート指揮 ベルリンRIASso. | |
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.1 ヴァイオリン協奏曲第1番 変ホ長調/ ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調「星」 |
マッシモ・クァルタ(Vn)指揮 ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場o. | |
「弦のダイナミック」の真骨頂ともいうべきこだわりのシリーズ第1弾。パガニーニの所有していた楽器(1742年グァルネリ製「デル・ジェス」、ただし製作当時の形態かどうか?)と、作曲者の自筆譜に基づく原典版を使用した世界最初の録音である。原典版と19世紀の流布版には多くの重要な差異が見られる。有名な第1番は通常はニ長調で演奏されるが、ここでは自筆譜の指示どおりに半音高く調弦したヴァイオリンをニ長調で弾き、オーケストラは通常のチューニングで変ホ長調で演奏するという形での初録音。クァルタはパガニーニの権威アッカルドの弟子で、1991年パガニーニ国際コンクール優勝という経歴を持つ、まさにこの全集のために生まれてきたような逸材。19世紀前半の音楽までピリオド楽器や原典版の使用、時代考証が当たり前となってきたなかで、パガニーニの作品はその恩恵をあまり受けて来なかった。このシリーズをおおいに歓迎したい。 | ||
ビクトリア:ミサ・アヴェ・レジナ・チェロールム(8声) | ミケーレ・ガスパッロ指揮 フェスティーナ・レンテ | |
ジャズに捧げられたサクソフォン作品集 ラウンド・ミッド・ジャズ 〜サクソフォン四重奏による20世紀作品集 パキート・ドリベラ:「ニューヨーク」組曲(1980) フィル・ウッズ:3つの即興演奏(1971) マーシャル・ソラル:四重奏のための小品(1987) セロニアス・モンク:ラウンド・ミッドナイト(1939)(*) アルデマロ・ロメロ: プレルディオ・イ・キルパ(1997)/ フーガ・コン・パイアリロ(1997) |
アカデミア・サクソフォンQ | |
(*)以外、全てサクソフォン四重奏のためのオリジナル作品集。 | ||
ルー・ハリソン(1917-):作品集 Vol.2 第1協奏曲(1939)/ クレイス・クィンテット(1987)/ 荘重なファンファーレ(1963)/ ライム・ウィズ・シルバー(1996)/ 危険なチャペル(1948-49)/ ボンバ(1939)/アリアドネ(1987) |
グイド・ファッキン指揮 タミッタム・パーカッションEns. | |
Vol.1(CDS-221)に続く2枚目の器楽作品集。ハリソンはたいへん複雑かつ折衷的であるうえにあふれんばかりの個性の持ち主である(職業経歴の多彩さもまたすさまじい)ゆえ、一言で定義することは難しいが、強いて言うならば、音楽的には、まったくかけ離れた様式を恣意的に結び付け、斬新な様式を生み出すのがその特徴である。たとえば、西洋音律を適用した音楽を東洋の楽器で演奏する、西洋楽器の独奏にガムラン・アンサンブルの伴奏を組み合わせる、標準編成のオーケストラに自作の楽器を加える(彼は楽器製作家でもある)など。当アルバムでも多彩な響きが交錯し、そのサウンドは刺激的である。 | ||
アントニオ・バッジーニ(1818-1897): ヴァイオリンとピアノのための作品集 Vol.2 3つのソナタ形式の小品Op.44/3つの性格的な小品Op.45/ 3つの叙情的な小品Op.41/組曲第1番Op.47/夢(遺作) |
ルイジ・アルベルト・ ビアンキ(Vn) アルド・オルヴィエト(P) | |
1843年、ドイツにデビューした折、うるさ型の評論家として当時有名だったシューマンから熱狂的賛辞を受けた19世紀イタリアの作曲家バッシーニ。現在では忘れられている人だが、その作品はドイツ・ロマン派の影響を見せるとともにイタリア流の感情的起伏の大きさが上手く融合しており、なかなかな物。第1集(CDS-258)に続く当CD、なかなか侮れない。Op.44以外世界初録音。 | ||
ヨハン・クーナウ(1660-1722): クラヴィーア練習曲集第1巻 |
ガブリエーレ・ミケーリ(Cemb) | |
使用楽器:1728年ドイツ製楽器のコピー。 生前はヘンデルやテレマンと並び称され、特に鍵盤作品の評価が高かったクーナウ。現在ではライプツィヒ・トーマス教会のカントールとしてバッハの前任者だった事ぐらいしか一般には知られていないが、ドイツの後期バロックの鍵盤作品に大きな影響を与えた人である。 | ||
マスネ:歌劇「ローマ」 | マルコ・グィダリーニ指揮 イタリア国際o. | |
マスネの死の年に初演された最晩年の大作。彼が最後の最後までこのジャンルにこだわった、その意気込みを感じることのできる充実した作品。美しい個所が随所に現れ、これが世界初録音というのはなんとも信じられない傑作。 | ||
ヴェルディ:歌劇「シモン・ボッカネグラ」(1857年稿) | ヴィットーリオ・ヴィテッリ、 アンアリーザ・ラスパチョージ、 ウォーレン・モク、他 レナート・パルンボ指揮 イタリア国際o. | |
幻のシモン・ボッカネグラの初稿録音。ドニゼッティやロッシーニに関しては異稿盤がかなり出て来ているが、何故かヴェルディは立ち後れていた。1857年にヴェネチアで初演された時はさっぱり受けず、その役四半世紀後の1881年、スカラ座で大成功した時には台本作家の強力を得て大幅に改定されたこのオペラ、この版の録音はこれまで一つだけBBC放送から取られたものがあったが、まともな形で発売されるのはこれが始めて。改定をするとなったらかなり大がかりにやったヴェルディ、その異稿の存在は無視できず、このCDがそういった録音への口火となる事を期待したい。 | ||
CDS-269 廃盤 |
神の栄光と地上の平和 〜アッシジの聖フランチェスコ時代の歌 |
オリエンティス・ バルティブス (オリジナル楽器) |
エルンスト・ゴットロープ・バロン(1696-1760): フリードリヒ大王宮廷のリュート音楽 リュートとフラウト・トラヴェルソのための 二重奏曲 ト長調/ リュート・ソナタ 変ロ長調/ オーボエと通奏低音のためのソナタ ニ短調/ リュート・ソナタ ト長調/ リコーダーとリュートのための協奏曲 ニ短調/ フラウト・トラヴェルソ、リュートと 通奏低音のための協奏曲 ハ長調 |
ピエルルイジ・ボラート(Lute) アンサンブル・バロッコ・ サン=スーシ | |
ブレスラウに生まれたバロンは、宮廷から宮廷へと渡り歩く「さすらいのリュート弾き」(さしずめリュートを抱いた渡り鳥)暮らしを送った後、プロイセン王子フリードリヒの宮廷楽団員に落ち着いた。彼は1727年にニュルンベルクで『リュートの歴史的・理論的および実践的考察』を著し、それによって今日までその名を残している。興味深いことに、バロンが使用していた楽器はフランス式13弦リュートをベースとしたもので、当時ドイツで流行していたイタリア式リュートやテオルボと異なり、主としてニ短調で調弦されていた。偉大なリュート奏者の系譜の最後に位置するバロンは、結果としてのちの古典派に至る音楽様式の創出に貢献したことでも記憶されるべき作曲家であるといえる。彼の作品のまとまった録音はほとんどないので貴重である。 | ||
CDS-271 廃盤 |
ベッリーニ: 熱き願い/捨てられたわが身/優雅な月/ 栄光と祖国のために/喜ばせて下さい/私の偶像よ/ お願いだ帰れ/愛しのフィリッデよ/他 |
マルコ・ラッツァーラ(A) アンジェロ・ カステッラーリン |
世界初録音を3曲含む。愛好者はもちろん、大学で声楽を学ばれている方は必携のベッリーニの作品。 | ||
ヘンデル:セレナータ「アチ、ガラテアとポリフェーモ」(1708) | ダニエラ・ ウッチェッロ(S;アチ) ソニア・ トゥルケッタ(A;ガラテア) ジャンカルロ・トージ (B;ポリフェーモ) アウグスト・キアヴァッタ指揮 カメラータ・デル・ティターノ | |
ヘンデルがイタリアで修行していた時期にナポリのとある貴族の結婚式のために書いた、ミニ・オペラ的作品。 | ||
バルトロメオ・カンパニョーリ: フルート協奏曲第3番/ フルートとヴァイオリンのための二重奏曲第1番/ フルートとヴァイオリンのための二重奏曲第6番 |
クリスティアーノ・ ロッシ(Vn) マリア・アンチロッティ (Fl)指揮 イ・ヴィルトゥオージ・ イタリアーニ | |
18世紀イタリアを中心にヨーロッパで活躍したヴァイオリニスト兼作曲家カンパニョーリの作品集。 最近再発見されたフルート協奏曲は音楽史的にも大変貴重。名手アンチロッティの生命力に満ちた演奏が名作の復活に色を添える。 | ||
アレッサンドロ・メラーニ(1639-1703):カンタータ集 「あの戦いの音が聞こえるか、わが心よ」/ 「愛する太陽から離れ」/他 全6曲 |
ロジータ・フリザーニ(S) ガブリエーレ・カッソーネ(Tp) ファブリツィオ・ チプリアーニ(Vn) エステヴァン・ ヴェラルディ指揮 アレッサンドロ・ストラデッラ・ コンソート | |
録音:1999年8月。世界初録音。 メラーニは当時たいへん有名だった音楽一家に生まれ、ローマの重要な教会の楽長を長年にわたって務めた。 | ||
レスピーギ: ドリア旋法の弦楽四重奏曲(1924)/弦楽四重奏曲(1909) |
ヴェネツィアSQ | |
ドニゼッティ:歌劇「エステ家のパリジーナ」 | エマニュエル・プラッソン指揮 スイス・イタリア語放送o. | |
「愛の妙薬」の翌年、「ルクレツィア・ボルジア」と同じ年に作られ、実話に基づいたロマンティックで美しいオペラ。この頃の作品であれば、どれを取っても、あのドニゼッティ節を十分満喫できる。ライヴではなくスタジオ録音。 | ||
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.7 [ホ短調 D.57/ニ長調 D.16/ ホ長調 D.48/ハ長調 D.76] |
ジョヴァンニ・ グリエルモ(Vn)指揮 ラルテ・デラルコ | |
タルティーニの活動第1期に属する作品のうち珍しいものを収録。自筆譜と当時の写譜から新たに編集した楽譜を使用するという徹底ぶり。 | ||
ボンポルティ(1672-1749):モテットOp.3(全6曲) | ジェンマ・ベルタニョッリ(S) アルベルト・マルティーニ指揮 アッカデーミア・ イ・フィラルモニーチ | |
ボンポルティ作品全集第1弾! 聖職者ながら当時から作曲家としての方が著名だったボンポルティ。彼の名が現代に残ったのは、彼の作品が一時バッハ作と誤認されていたことがあったからなのだとか。 #2009年12月追記:レーベル在庫が無くなり次第廃盤となるそうなので、御早めに。 | ||
ジュゼッペ・サルティ(1729-1802): ミゼレーレ ヘ短調 |
おかだたみこ(S) イレーネ・オラヴィデ(A) ヴィクトル・ミカレフ(T) アルベルト・ビアンキ(B) ジャンフランコ・プラッチ指揮 ラウダ・シオン、 フェラーラ音楽院 | |
世界初録音。サルティは18世紀後半のイタリア・オペラ史で決定的な役割を果たし、ヨーロッパの多くの都市で非常に重要な地位を占めていた人物。ミゼレーレは、非常に瞑想的で荘厳な作品で、劇的な色合いよりはむしろ、内省的な性格を強く帯びたもの。 | ||
ラフ:喜歌劇「コボルド卿夫人」序曲/ 交響曲第5番「レオノーレ」 |
ニコラス・カーシー指揮 スイス・イタリア語放送so. | |
メンデルスゾーンと親交が有り、ワイマール時代のリストの弟子だったラフ。多くの交響曲を作曲したことで知られる彼だが、リストから文学作品から作曲法のヒントを大胆に得ることを学び、今回収録されている交響曲第5番では、ドイツの詩人ゴットフリート・アウグスト・ビュルガーのバラッド「レオノーレ」に着想を得ている。 | ||
タルティーニ: チェロ協奏曲ニ長調(2曲)(*) フルート協奏曲ト長調(2曲)(+) 4声のソナタ(2曲) |
ピエトロ・ボスナ(Vc;*) マリオ・フォレーナ(Fl;+) ジョヴァンニ・グリエルモ指揮 ラルテ・デラルコ | |
フンメル:チェロとピアノのための作品全集 モンフェリーナによる変奏曲/大ソナタ オベロンの魔法の角笛の大幻想曲 |
アルトゥーロ・ボヌッチ(Vc) アルド・オルヴィエート(P) | |
チャイコフスキー:歌劇「小さな靴」
エカテリーナ・モロソワ(S) ワレーリー・ポポフ(T) リュドミラ・セムチュク(Ms) アルベルト・シャギドゥリン(Br) ヴラジーミル・オグノヴェンコ(B) ヴァレンチン・プロラート/他 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮カリアリ歌劇場o. | ||
録音:2000年1月、リリコ劇場、カリアリ、イタリア、ライヴ。フェドセーエフ盤(RELIEFレーベル)に続く録音。それにしてもロジェストヴェンスキーがDYNAMICに登場するとは、時代も変わったものだ。 | ||
ニーノ・ロータ:室内楽作品集 九重奏曲(1959/1974/1977)/五重奏曲(1935)/ カンツォーナ(1935)/小さな音楽の捧げもの(1943) |
ドメニコ・ロザーヴィオ指揮 イ・ソリスティ・ダウニ | |
イタリア・バロック器楽の偉大な伝統を復興することに寄与したカゼッラ、ピッツェッティ、マリピエロらに直接師事し、ストラヴィンスキー、ドビュッシー、ラヴェル、さらに同時代のより前衛的な作曲家たちと交流した若き日のロータの音楽的体験は強烈なものであった。その事実を伝えるのが、当アルバムに収録された作品である。いまだ映画音楽作曲家というレッテルがはがされきれていないロータの多様性と、その音楽の洗練された魅力を明らかにする一枚である。 当盤は廃盤となっており、流通在庫限りです。 | ||
テレマン:組曲と協奏曲集 リコーダー、弦楽と通奏低音のための組曲イ短調 リコーダー、ファゴットと通奏低音のための協奏曲ヘ長調 リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバと弦楽のための協奏曲イ短調 |
ステファノ・バリアーノ(Rec) 指揮 コレギウム・プロ・ムジカ | |
CDS-291 (2CD) 廃盤 |
ジュゼッペ・アントーニオ・ブレシャネッロ(1690-1758): 12のコンチェルトとシンフォニア |
バンケット・ムジカーレEns. |
ピリオド楽器使用。おそらくフィレンツェ生まれでヴァイオリニストとして活躍したブレシャネッロの作品。一般には未知の存在である彼は、20代半ばでドイツに招かれ、以降はシュトゥットガルトで活躍したという。今回は1738年にアムステルダムで出版された作品を。 | ||
バッジーニ(1818-1897):ヴァイオリン作品集 Vol.3 妖精の踊り/幻想的スケルツォ/2つの幻想的小品 小さな話題/組曲第12番 Op.48 |
ルイージ・アルベルト・ ビアンキ(Vn) アルド・オルヴィエート(P) | |
CDS-293 廃盤 |
アレッサンドロ・ロッラ(1757-1841): 弦楽四重奏曲集Op.5(全3曲) |
ロッラSQ |
ロッラはミラノを中心に活躍、スカラ座の第一ヴァイオリン奏者を務めたこともある。 | ||
パガニーニ: 6つのルッカ・ソナタ Op.3/ 6つのルッカ・ソナタ Op.8/ デュエット・アモローゾ |
ルイジ・ アルベルト・ビアンキ(Vn) マウリツィオ・プレダ(G) | |
スメタナ:歌劇「ダリボール」 | ヴァレリー・ポポフ(ダリボール) エヴァ・ウルバノヴァー(ミラダ) ヴァレリー・アレクイェフ (ウラジスラフ)他 ヨラム・ダヴィッド指揮 カリアーリ歌劇場o.&cho. | |
スメタナは国民楽派の作曲家として自国語によるオペラ上演に大きな意義を見出し、かなりの数の愛国的オペラを残した。有名な「売られた花嫁」はむしろ彼の主要路線から外れたオペラである。「ダリボール」はスメタナのチェコ国民的オペラの頂点に立つ一作。15世紀のプラハを舞台に、投獄されたダリボールと、兄を彼に殺されながらも彼を愛してしまったミラダの悲恋を英雄的に描き出す。 | ||
ピアノと管楽器のための作品集 ルビンシテイン: ピアノ、フルート、クラリネット、ホルンとファゴットのための五重奏曲 チェレプニン:管楽五重奏曲 イッポリートフ=イワーノフ:グルジアの夜 (フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットとピアノのための) タンスマン:魔女の踊り(ピアノと管楽五重奏のための) |
ジョルジョ・コウクル(P) プラハ国立劇場管楽五重奏団 | |
一般には珍しいが、管楽器奏者にはなじみ深い作品ばかり。 | ||
ルッジェーロ・リッチ〜隠された宝石 バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ〜プレスト ヴィオッティ: ヴァイオリン独奏のための二重奏曲 ロッシーニ: 歌劇「タンクレディ」によるアンダンテと変奏 ウォルトン:カンツォネッタとスケルツェット ペルゴレージ:ニーナ R.シュトラウス:「バラの騎士」からのワルツ スーク:愛の歌 パガニーニ/ティボー編曲:狩り ショパン:パガニーニの思い出 ミュレンバッハ:カプリッチョ バルトーク:ブルレスク プーランク:田園曲 他(全17曲) |
ルッジェーロ・リッチ(Vn) シノザキ・ノリコ(P) 他 | |
録音:2000年。 すっかりDYNAMICの顔的存在となったリッチ翁による小品集。SP時代を思わせる選曲が、ヴァイオリン・ファンを喜ばせそう。 | ||
コレッリ:合奏協奏曲集 Op.6 | ファブリツィオ・ チプリアーニ(Vn) エステヴァン・ ヴェラルディ指揮 アレッサンドロ・ ストラデッラ・コンソート | |
録音:1999年&2000年。 ポスト・ビオンディの最右翼チプリアーニがコレッリに挑戦。アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソートはこれまでBONGIOVANNIに多く録音してきたピリオド楽器オーケストラだが、 レーベルの古楽に対する中途半端な姿勢のためか、今ひとつ知名度が上がらなかった。それだけに、DYNAMICでのブレイクが期待される。 | ||
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.2 [第3番 ホ長調 M.s.50 (マッシモ・クァルタによる新校訂譜)/ 第5番 イ短調 M.s.78 (フランチェスコ・フィオーレによる新管弦楽譜)] |
マッシモ・クァルタ (Vn)指揮 ジェノヴァ・ カルロ・ フェリーチェ劇場o. | |
ジェノヴァのレーベル、Dynamicが力を入れるジェノヴァ出身のパガニーニ・シリーズ。パガニーニ自身が用いていた1742年グァルネリ製ヴァイオリンを使用、 また楽譜は慣用版ではなく手稿譜に基づいた新校訂版を使用、さらに、「悪魔的」といった先入観を排した19世紀前半のイタリア的響きを追求した演奏、という徹底ぶり。 クァルタは1991年パガニーニ・コンクールの優勝者。 | ||
ラプソディー集 ジョプリン:「トゥリーモニシャ」序曲/ヤメクロウ ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー スティル:アフリカ/エリントン:ニュー・ワールド 他 |
マルコ・フーモ(P) | |
ボンポルティ:室内ソナタ集 Op.2 | アルベルト・ マルティーニ指揮 アカデーミア・ イ・フィラルモニチ | |
#2009年12月追記:レーベル在庫が無くなり次第廃盤となるそうなので、御早めに。 | ||
CDS-353 (2CD) 廃盤 |
フランチェスコ・アントーニオ・ ボンポルティ(1672-1749):作品全集 Vol.3 〜四声のコンチェルト集Op.11 |
アルベルト・マルティーニ指揮 アッカデミア・ イ・フィラルモニチ |
ブラジルのヴァイオリン音楽 ヴィラ=ロボス:ソナタ幻想曲第1番「絶望」/第2番 クリーグラー:ソナンシャス ミランダ:レチタティーヴォ、変奏曲とフーガ オスワルド:ヴァイオリン・ソナタ |
クラウディオ・クルス(Vn) ナイム・マルン(P) | |
ヴィラ=ロボスの作品以外はすべて世界初録音。 | ||
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.8 [ニ長調 D.17/イ長調 D.90/ ホ長調 D.47/変ロ長調 D.116]/ アレグロ D.116a |
ジョヴァンニ・ グリエルモ(Vn)指揮 ラルテ・デラルコ | |
全曲初期作品で、未出版、世界初録音。ヴィヴァルディの影響下から抜け出し、独自の語法を見せはじめるようになった時期の作品を収録。 | ||
ラロ:ヴァイオリンとピアノのための作品集 アレグロ・マエストーソ ハ短調 Op.2/ ファンタジー・オリジナーレ Op.1/2つの即興曲 Op.4/ 牧歌 Op.8/プルチネッラ風スケルツォ/他 |
ルイジ・アルベルト・ ビアンキ(Vn) ドゥブラ・ コヴァチェヴィチ(P) | |
「スペイン交響曲」だけが突出して知られているラロだが、ピアノ伴奏のヴァイオリン作品が演奏される機会は極めて少なく、ほとんどが世界初録音。「弦のDynemic」ならではの企画だ。 | ||
リゲティ:ピアノ作品集 ピアノ練習曲集第12巻/カプリッチョ第1番/第2番 インヴェンション/ムジカ・リチェルカータ |
ルチェレ・チュン(P) | |
ルー・ハリソン:パーカッションのための作品全集 Vol.3 | グイード・ファッキン指揮 ターミッタム・ パーカッション・アンサンブル | |
CDS-360 廃盤 |
パガニーニに捧げる フンメル:ピアノのための幻想曲「パガニーニの思い出」 モシェレス:パガニーニ風の珠玉 クーラウ:ピアノのための華麗なロンド「鐘」 リスト:パガニーニによる大練習曲 ブゾーニ:パガニーニ風の序奏とカプリッチョ ダラピッコラ:パガニーニのカプリッチョによるカノン風ソナチナ |
マルコ・パジーニ(P) |
アンドレア・ガブリエーリ(1533-1585):使徒のミサ | フランチェスコ・チェーラ(Org) ジョヴァンニ・コンティ指揮 モード・アンティクォEns. | |
#2009年12月追記:レーベル在庫が無くなり次第廃盤となるそうなので、御早めに。 | ||
ヴェルディ:歌劇「スティッフェーリオ」
ディミトラ・テオドシュウ(S;リナ) マリオ・マラニーニ(スティッフェーリオ) マルコ・ブラトーニャ(スタンカー) ニコラ・ルイゾッティ指揮トリエステ・ジュゼッペ・ヴェルディ歌劇場o.&cho. | ||
ヴェルディ中期の名作「リゴレット」に先立つこと4か月前の作品。牧師スティッフェーリオが妻リナの不貞に苦悩しつつも許すという渋い内容のため人気がでなかったが、音楽的には充実している。以前、カレーラスがタイトル・ロールを歌って大評判となった。 | ||
アントン・ライヒャ: 変奏の技法、又は創作主題による57の変奏曲Op.57 |
マウーロ・マザーラ(P) | |
室内楽曲で著名なライヒャの比較的珍しいピアノ曲。彼30才前後の作品。 | ||
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.8 第25番イ長調/第26番変ロ長調/第10番変ロ長調 |
フランコ・メッセーナ(Vn)指揮 シンフォニア・ペルジーナ | |
第25番、第26番は1790年代、作曲者40歳台での美しいメロディーにあふれた作品。第10番は1780年代中盤にパリで 書かれた技巧的な作品。 | ||
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.9 [ヘ長調 D.70/ニ長調 D.42/イ長調 D.109/変ロ長調 D.123/ ホ長調 D.54/ニ短調 D.45/イ短調 D.115/ハ長調 D.13/ ロ短調 D.125/イ長調 D.110] |
ジョヴァンニ・ グリエルモ(Vn)指揮 ラルテ・デラルコ | |
10曲中8曲が世界初録音。巻を追うごとにタルティーニの全貌が明らかになっていく。 | ||
パイシェッロ:歌劇「ドン・キショッテ」(ドン・キホーテ) | セルジョ・ ロッキ(ドン・キショッテ) マウリツィオ・ レオーニ(サンチョ・パンサ) パオラ・クアリアータ(伯爵夫人) パトリツィア・マクレッリ(公爵夫人)他 ヴァレンティーノ・メッティ指揮 ピアチェンツァ・イタリアpo. | |
2001年春に日本初演が行われた同曲のCDが久々に登場。セルバンテスの原作から飛躍し、徹底的に笑わせてくれる。 | ||
ニコロ・ピッチンニ(1728-1800):歌劇「ロラン」(1778) | ルカ・ガナッシ(Br) アッラ・シモーニ(S) ステファーニア・ドンゼッリ(S) アラ・アッレグレッタ(S) デイヴィッド・ゴルブ指揮 イタリア国際o. ブラティスラヴァcho. | |
録音:マルティナ・フランカ音楽祭。パリでグルックとオペラ競争をしたことでも有名なピッチンニ。 今回の「ロラン」は彼がパリで活動を始めてすぐの作品。グルックも同題材で作曲の構想をしていたものの断念し、後の論争の切掛けになったという。 | ||
ジャコモ・マイアベーア(1791-1864): 歌劇「悪魔ロベール」(1831) |
ウォーレン・モク (T;ロベール) パトリツィア・チオーフィ (S;イザベル) ジョルジョ・スルヤン (B;ベルトラム) レナート・パルンボ指揮 イタリア国際o. | |
録音:マルティナ・フランカのヴァッレ・ディトリアのフェスティヴァル、ライヴ。19世紀ヨーロッパの音楽界で 最も強い影響力を持つオペラ作曲家であったマイアベーアのセンセーショナルな出世作。意外にも録音に恵まれなかったので、歓迎すべ きリリースであろう。 | ||
ロッシーニ:歌劇「オテロ」(ソプラノ版) | イリーネ・ラティアーニ (S;オテロ) パトリツィア・チオーフィ (デズデーモナ) サイモン・ エドワーズ(ロデリーゴ) グレゴリー・ボンファッティ (イヤーゴ) パオロ・アリヴァベーニ指揮 イタリア国際o. ブラティスラヴァ室内cho. | |
ヴェルディではなくロッシーニが1816年に発表した作品。ただでさえ珍しいが、この録音ではさらに、1831年にソプラノのマリア・ マリブランが通常テノールが歌うオテロ役を歌った事実に基づいて構成された版が用いられている。 そしてさらに、通常の悲劇的エンディングとは別にロッシーニ自身による「ハッピーエンド版」のエンディングも収録という、オペラ・ファンにはこたえられない付録付。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「アンナ・ボレーナ」
ディミトラ・テオドッシュウ(S;アンナ・ボレーナ) アンドレア・パピ(B;エンリーコ) ソーニャ・ガナッシ(ジョヴァンナ・セイモール) ファビオ・サルトーリ(T;ペルシ) ティツィアーノ・セヴェリーニ指揮ポメリッジョ・ムジカーリo. | ||
フェニーチェ座とともに来日し「椿姫」に出演したソプラノ、テオドッシュウのメジャー・タイトル録音デビュー盤だったもの。彼女はギリシャ生まれだが母がドイツ人で、ミュンヘンで学びイタリアを中心に活躍している。21世紀初頭の大プリマドンナ候補として注目すべき逸材。 | ||
アレッサンドロ・ロッラ(1757-1841): フルートとヴァイオリンのための協奏的ニ重奏曲(3曲)/ ヴィオラのためのカプリッチョ(3曲)/ フルートとヴァイオリンのためのニ重奏曲(3曲) |
マリオ・カルボッタ(Fl) ルイージ・アルベルト・ ビアンキ(Vn/Va) | |
ヴェルディ:歌劇「アッティラ」(1846)
フェルッチョ・フルラネット(アッティラ) ディミトラ・テオドッシウ(オダベッラ) アルベルト・ガザーレ(エツィオ)他 ドナート・レンゼッティ指揮トリエステ・ジュゼッペ・ヴェルディ歌劇場o.&cho. | ||
録音:2000年11月、トリエステ。 ヨーロッパ史ではお馴染みのフン族の長アッティラによるイタリア侵攻を扱ったもの。結局アッティラは侵攻に失敗し殺害されるが、内容的にこの時期のヴェルディの曲想にぴったりとマッチしており、荒っぽいながらも血肉沸き踊る迫力に満ちている。来日公演でも活躍したテオドッシュウとガザーレ、そしてベテランのフルラネットの3者ともかなり気合いが入った演奏。 | ||
クレモナの遺産 ナルディーニ:ラルゲット ドヴォルザーク:ロマンティックな小品Op.75-1 シューベルト(プシホダ編):万霊節の連梼 シベリウス:ロマンスOp.78-2 リスト(ミルシテイン編):慰め シューベルト(リッチ編):水車屋と小川 ショパン(リッチ編):夜想曲 アクロン:ヘブライの旋律 グラナドス(クライスラー編)スペインの踊りOp.37-5 サラサーテ:マラゲニャ リムスキー=コルサコフ(クライスラー編):インドの歌 ドホナーニ:アンダンテ・ルバート・アッラ・ジンガレスカ パガニーニ:カンタービレ ワーグナー(ウィルヘルミ編):アルバムの一葉 スコット(クライスラー編):蓮の花の国 サラサーテ:ファウスト幻想曲 ヴィエニャフスキ:ファウスト幻想曲〜庭の情景 チャイコフスキー:感傷的なワルツ ユベール・レオナール(1819-1890): ベートーヴェンのヴァイオリン 協奏曲第2楽章へのカデンツァ(18回収録) |
ルッジェーロ・リッチ(Vn) しおざき・のりこ(P) | |
録音:ヴァシャシュ文化センター、ミシュコルツ、ハンガリー。装丁:縦21.9cm×横15.3cm+特製ブック付。 80代を越えたリッチによる興味深いCD。まず前半の18曲の小品集は、何と全曲異なる楽器で弾かれている。これが面白いのは全て現代の制作者による物ということで、付属の本には18人の工房(の写真?)と顔写真が付いていると言う。更に面白いのが後半で、レオナール作のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のカデンツァを、前記の18種の楽器で弾き分けていると言う、ヴァイオリン・マニアへの挑戦状とでもいうべき内容。ヴァイオリンがお好きな方ならチャレンジしてみては? 当アイテムは2001年にご案内した物で、2004年11月末と2008年に限定再生産されていますが、毎度2年程度供給が続いた後1年ほど廃盤扱いとなる状態を繰り返しています。通常、国内代理店は在庫をもっておらず、現地に在庫があった場合でも入荷までには1〜2ヶ月程度かかります。今後廃盤となる可能性もありますので、ご注文時には御了承下さい。 | ||
R.シュトラウス:歌劇「エジプトのヘレナ」 | ヴィタリヤ・ ブリンストルビテ、 ステファン・オマラ、 イェルダ・コダッリ、 ヨハンナ・フォン・ デュイスブルク レジーナ・マウエル/他 ジュラール・コーステン指揮 カリアーリ歌劇場o.&cho. | |
録音:ライヴ。ホフマンスタールとR.シュトラウスがギリシャ悲劇をきらびやかに彩った「エジプトのヘレナ」の、意外と少ない新録音。 | ||
ヨーロッパの主要都市におけるマンドリン D.スカルラッティ:ソナタ[K.91/K.89/K.81] ジェルヴァージオ: マンドリンと通奏低音のための室内ソナタ ヴェニエル:マンドリン・ソナタ カッポーニ:室内ソナタ第3番 ヴァレンティーニ:ソナタV |
ドリーナ・ フラーティ(マンドリン) ダニエレ・ロイ(Cemb) | |
熱狂的なファンのいるマンドリンだが、その割に本格的なCDはあまり存在しない。このCDでは、いずれも18世紀の作曲家たちによる作品が収められているが、 ドメニコ・スカルラッティ以外はイタリアのマンドリンの歴史において重要な人ばかり。屈託のない柔らかい明るさが魅力。 | ||
パイジェッロ:序曲集 「セビリャの理髪師」、「愉快な決闘」、「マーレキアーロの宿屋」、 「テオドーロ王」。「ニーナ」、「二人の伯爵夫人」、「水車小屋の娘」、 「フィエラのジプシー女」 |
エンリケ・マッゾーラ指揮 スイス・イタリア語放送o. | |
ニコロ・ピッチンニ(1728-1800): 歌劇「偽の双子姉妹」(1771初演) |
エリアーナ・バイロン、 チェーレア・ コルヌ=ゾゾール(S) ワレーリー・チャレフ(T) カミーユ・ルノ(Br) フランコ・トリンカ指揮 ジュネーヴco. | |
ピッチンニはナポリやローマで活躍した後、パリに出てグルックのライヴァルとなり歴史的対決を展開した。収録作品はイタリアでの人気絶頂期にローマで初演された。 | ||
マスカーニ:歌劇からの管弦楽曲&合唱曲集 「カヴァッレリア・ルスティカーナ」〜前奏曲、間奏曲 「友人フリッツ」〜間奏曲 「イザボウ」〜間奏曲 「シルヴァーノ」〜舟歌 「仮面」〜シンフォニア、エキゾティックな踊り 「グリエルモ・ラトクリフ」〜夢 |
ティツィアーノ・セヴェリーニ指揮 トリエステ・ジュゼッペ・ ヴェルディ歌劇場o.&cho. | |
CDS-380 (2CD) 廃盤 |
ファリャ:歌劇「はかない人生」 グラナドス:歌劇「ゴイェスカス」 |
マリア・ロドリゲス、 パオラ・ペリッチャーリ、 ジョルジャ・ミラネージ、 セサル・エルナンデス/他 ラファエル・フリューベック・ デ・ブルゴス指揮 カリアーリ歌劇場o.&cho. |
ピアソラ:タンゴ集 | ハンセ・ブルーメ・ アコーディオンQ | |
バルサミーノ: トルクワート・タッソの詩によるノヴェレッテとマドリガル集 モンテヴェルディ:タンクレディとクロリンダの戦い |
ディエゴ・ファゾリス指揮 アンサンブル・ヴァニタス、 スイス放送のマドリガニスト | |
バルサミーノは経歴不詳ながらウルビーノの宮廷に長く仕えた作曲家で、1594年には6声のマドリガーレ集「ノヴェレッテ」を出版している。 今回のCDでは、この曲集からタッソの「アミンタ」に由来した曲を収録。これは世界初録音。 モンテヴェルディも併録ということで、ルネサンス期の音楽に興味がある方は逃せないCD。 | ||
CDS-385 (2CD) 廃盤 |
マルコス・アントニオ・ポルトゥガウ(1762-1830): 歌劇「煙突掃除人」(1794) |
イラリア・トルチャーニ(S) シルヴィア・ロレンツィ(S) セルジョ・スピーナ(T) アンドレア・ボルタ(B) クラウディオ・ザンコプ(B) ダニエレ・クザーリ(B) アルヴァロ・カッスート指揮 ミラノ・クラシカco. |
作曲者のポルトゥガウ(イタリア風にマルコ・ポルトガッロとも呼ばれることがある)はポルトガルのリスボン出身で、1792年から8年間ナポリで活躍、その後祖国に一度戻るが、 1811年にはブラジルに渡りそこで亡くなった。 どの地でも彼の作品は好評を博し、作品も多い。この「煙突掃除人」はヴェネチアで初演され、大ヒットした作品。 これまで彼の歌劇全曲が(どの作品に関らず)録音されたことは一度もなく、今回のCDが初録音となる。 | ||
ジョヴァンニ・バッティスタ・ サンマルティーニ(c.a.1700-1775):歌劇「メメット」 |
ミルコ・グァダニーニ(T) ダニエラ・ウッチェッロ(S) ミヒェエル・ ヴァン・ゲートヘム(A) ロジータ・フリザーニ(S) ラウラ・ランフランキ(S) アウグスト・チャバッタ指揮 カメラータ・デル・ティターノ | |
世界初録音。サンマルティーニはミラノに生まれ、生涯ここを拠点に活動した。
18世紀半ばのミラノを代表する音楽家で、交響曲、器楽作品、オペラ、宗教作品と多様な作品を書き、ボッケリーニ、グルックに多大な影響を与えている。
また晩年にモーツァルト少年の「ミトリダーテ」の上演を手助けしたことも知られている。 「メメット」は1732年に初演された彼の最初のオペラ。サンマルティーニがいかに優れた作曲家であったか見事に証明する作品となっている。 | ||
グノー:歌劇「シバの女王」 | フランチェスコ・ スカイーニ(S) イェオン=ウォン・リー(T) ルーカ・グラッシ(Br) アンナ・ルチア・ アレッシオ(S) マンリオ・ベンツィ指揮 イタリア国際o.、 ブラティスラヴァ室内cho. | |
録音:2001年、ライヴ。世界初録音。グノーの「シバの女王」(フランス語だとサバ)は1862年にパリのオペラ座で上演されたもの。初演はあまり好評でなかったが、
グノーは改訂を加え、後には人気を博している。その後全く顧みられなくなってしまったが、マルティナ・フランカ音楽祭が2001年に復活、そのライブ録音が登場となった。 Dynamic社のプロデューサー、アルベルト・デッレピアーネ氏によると、「想像を遥かに超えて素晴らしかった」とのこと。期待できる。 | ||
ジーノ・マリヌッツィ(1882-1945):管弦楽作品集 シカーニャ/シンフォニア/前奏と祈り |
アデーラ・ ゴラ=リロヴィッチ(S) ニクサ・バレツァ指揮 クロアチア放送so. | |
世界初録音。マリヌッツィはシチリア生まれの作曲家、指揮者。 | ||
オイストラフのヴァイオリン〜 ストラディヴァリ「コンテ・デ・フォンターナ」(1702) モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 K.219(*) ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番〜第1楽章(+) ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品(#) エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ヘ短調 Op.6(**) クライスラー:序奏とカプリッチョ(**) |
ダヴィド・オイストラフ(Vn;*) リッカルド・ブレンコラ(Vn;+) フランコ・グッリ(Vn;#) マリアーナ・シルブ(Vn;**)他 | |
録音:1961年(*)/1982年(+)/1985年(#)/2002年(**)。 ダヴィド・オイストラフが使用していたヴァイオリンの名器、1702年ストラディヴァリウス製「コンテ・デ・フォンターナ(フォンターナ伯爵)」をオイストラフを含め4人が演奏した録音を集めたアルバム。 豪華なフルカラーの冊子付きのため、1枚物ながら価格が通常の2枚分となっています。 | ||
ヴェルディ:歌劇「第一次十字軍のロンバルディア人」
ディミトラ・デオドシュウ(S;ジゼルダ) マッシモ・ジョルダーノ(T;オロンテ) ジョルジョ・スルヤン(B;パガーノ)他 ティツィアーノ・セヴェリーニ指揮ミラノ・ポメリッジ・ムジカーリo. | ||
録音:2001年11月。出世作「ナブッコ」に続く熱血ヴェルディの初期の傑作。その豪快な迫力は「ナブッコ」以上であるにもかかわらず、優れた新録音に恵まれないきらいがあったが、それを一気に解消しそうなのがこの演奏。主役3人に、今まさに歌い盛りのテオドッシュウとジョルダーノに、当代最高のバッソ・カンタンテ、スルヤンという強力ぶり。若き歌手たちによる若きヴェルディ・パワーの炸裂を楽しめる。 | ||
トゥリーナ: 「アンダルシアのミューズたち」 Op.93 から/古典的変奏曲/ あるサンルカールの女の詩/ 闘牛士の祈り(ハイフェッツ編曲)/ナバラの誓い/他 グラナドス:ヴァイオリン・ソナタ |
フェリックス・アーヨ(Vn) ブルーノ・カニーノ(P) | |
イタリアの名手アーヨによるトゥリーナのヴァイオリン曲集第2作。1924年から1925年までに書かれた、スペイン色濃厚な作品が集められている。 | ||
ピエトロ・ナルディーニ(1722-1793):ヴァイオリン協奏曲集 | マウロ・ロッシ(Vn)指揮 ミラノ・クラシカco. | |
ナルディーニは12歳でタルティーニに弟子入りしたヴァイオリニスト・作曲家で、全盛期にはヨンメッリ率いる名手揃いのシュトゥットガルト宮廷楽団のコンサートマスターも務めた。 経歴に反して超絶技巧を誇示するような作品を書かなかったため師タルティーニのように名を残すことはなかったが、そのメロディーの美しさにはヴァイオリン・ファンに訴えるものがある。 | ||
ルッジェーロ・リッチ〜ヴァイオリンに捧げた人生
[CD 1:若きリッチ] バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調(**)/ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調〜プレリュード(++) マッテゾン:エア ロ短調(*) パガニーニ:ロッシーニの「モーゼ」の主題による変奏曲(*)/ラ・カンパネッラ(*) サラサーテ:序奏とタランテラ(+)/ハバネラ(+)/ツィゴウネルワゼン(*) イザイ:子供の夢(*) [ルッジェーロ・リッチ(Vn) カール・フュルストナー(P;*) ルイ・ペルシニェール(P;+)/録音:1950年代、原盤:Vox(**)/ 1938年、未発表音源(++)/1938年、原盤:HMV [CD 2:1940−1950年代の録音] チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35(*) イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番 ホ長調(+) ヴィエニャフスキ:奇想曲 イ短調(+)/ショパン:夜想曲 嬰ハ短調(#) ヴィエニャフスキ:スタカート練習曲(#) [ルッジェーロ・リッチ(Vn) マルコム・サージェント指揮ニューso.(*)/ 録音:1950年、原盤:Decca(*)/ 1946年11月21日(+)、1947年10月5日(#)、ニューヨーク、ライヴ(+/#)] [CD 3]パガニーニ:24の奇想曲 [ルッジェーロ・リッチ(Vn)/録音:1949年頃] [CD 4] ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ [第5番 ヘ長調 Op.24「春」/第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」] ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ [ルッジェーロ・リッチ(Vn)エウジェニオ・パニョーリ(P)] [CD 5] タルティーニ:コレッリの主題による変奏曲(*) パガニーニ:「バルカバ」の主題による60の変奏曲(+) [ルッジェーロ・リッチ(Vn)/ 録音:1995年10月3-5日(*)、1996年11月11-12日(+)、ザルツブルク、スタジオ(*/+)] [CD 6:アルゲリッチとのカーネギー・ホール・コンサート] フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(*) プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ Op.94a(*) イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 パガニーニ:「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による変奏曲 Op.9(*) バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番〜ガヴォット [ルッジェーロ・リッチ(Vn) マルタ・アルゲリッチ(P;*)/ 録音:1979年10月20日、ニューヨーク] [CD 7] エルンスト:無伴奏ヴァイオリンのための6つの練習曲 ヴィエニャフスキ:新しい手法 Op.10 [ルッジェーロ・リッチ(Vn)/録音:1983年7月] [CD 8:パガニーニ:ヴァイオリンとギターのための作品集] カンタービレ ニ長調/タランテッラ イ短調/「うつろな心」によるカンタービレとワルツ/ カンタービレ・クァジ・アダージョ/ワルツ、アンダンティーノ チェントーネ・ディ・ソナタ第1番/ソナタ Op.2 No.1、4/ソナタ Op.3 Nos.1、2、3、6 [ルッジェーロ・リッチ(Vn)ステファノ・カルディ(G)] [CD 9:サラサーテ:作品集] ペテネラス Op.35/ルーマニアのメロディ/サン・フェルミンのホタ/ ミラマール・ソルツィコ Op.42/アンダルシアのセレナード Op.28/ロシアの歌 Op.49/ ホタ・アラゴネーサ Op.27/さらばわが山 Op.37/ホタ・デ・パブロ Op.52/ イパラギレのソルツィコ Op.39/ナイチンゲールの歌 Op.29/ファウスト幻想曲 [ルッジェーロ・リッチ(Vn) グレアム・マックノート(P)/録音:1992年5月] [CD 10:ヴュータン:作品集] バラードとポロネーズ/愛の歌/絶望/思い出/ロンディーノ、タランテッラ/ 瞑想/ロマンス/パガニーニをたたえて/無垢/ヤンキー・ドゥードル [ルッジェーロ・リッチ(Vn)/録音:1995年5月] | ||
20世紀を代表するヴァイオリニストの一人、リッチの半世紀に渡る録音を10枚のCDに収めた企画で、若い頃から近年のものまで貴重な音源が盛りだくさん。[CD 6]はEtceteraから発売されていた音源だが、レーベルで廃盤となり入手困難となっていた。通常の5枚分とお得な価格も魅力。 | ||
ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695-1764): ヴァイオリンの技法 Op.3(1733) |
ルカ・ファンフォーニ(Vn)指揮 レアーレ・コンチェルト | |
ローマで学び1729年以降アムステルダムに定住したロカテッリがこの地で出版した重要作品。12の協奏曲と24のカプリッチョ(奇想曲)から成り、 後者はパガニーニに大きな影響を与えたといわれている。今回の録音にはアルバート・ダニングによるクリティカル・エディションが使用されている。 | ||
エミリオ・プホール(・ビラルービ)(1886-1980): ギター作品集(全19曲) |
クラウディオ・マルコトゥッリ(G) | |
プホールはスペインのレリーダ近郊に生まれたギタリストで、タレガの弟子。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ジンガラ」(1822) | マヌエラ・キュスター(Ms) ドメニコ・コライアンニ(Br) ロジータ・ラミーニ(S) マッシミリアーノ・ バルボリーニ(T)他 アーノルド・ボスマン指揮 イタリア国際o. ブラティスラヴァ室内cho. | |
録音:2001年、マルティナ・フランカ音楽祭。 ドニゼッティは1820〜30年代の大半をナポリで過ごし、「ルチア」をはじめとする多数の作品をこの地で初演した。この「ジンガラ」(ジプシー女、の意)は彼がナポリにやって来て初めて作曲したオペラだが、 これが大受けし、半年の間に50回以上も上演され、一躍彼はナポリの人気者となった。このようにドニゼッティの作曲家人生において重要な位置にある作品にもかかわらず、録音はまったくなかったが、 ここに2001年の上演がCD化されたことで、この傑作がようやく楽しめることになった。 | ||
ロッシーニ:歌劇「イヴァーノエ」 | サイモン・エドワーズ スーン=ウォン・カン マッシミリアーノ・ キアロッラ/他 パオロ・ アッリヴァベーニ指揮 イタリア国際o.、 ブラティスラヴァ室内cho. | |
ロッシーニの作品目録に「イヴァーノエ」というオペラは載っていない。それもそのはず、実はこのオペラは、1826年にパリにおいて、ロッシーニのイタリア時代のいろいろな作品の部分を集めて作り上げられたもの。ロッシーニがまだ現役オペラ作曲家だった頃の話であり、本人も知っていたことと思われる。台本はスコットの「アイヴァンホー」をもとにしたもの。序曲は「セミラーミデ」、幕開きは「シンデレラ」というように、ロッシーニ・ファンなら元ネタ探しの楽しみも味わえそう。 世界遺産アルベルベッロの隣町、マルティナ・フランカの「イトリアの谷」音楽祭におけるライヴ、もちろん世界初録音。 | ||
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.10 [イ長調 D.96/ニ長調 D.22/ト長調 D.83/ イ長調 D.94/D.19/変ロ長調 D.117/ ニ長調 D.20/イ長調 D.95] |
ジョヴァンニ・グリエルモ (Vn)指揮 ラルテ・デラルコ | |
録音:2000年3月。D.96以外は初期の作品。 | ||
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.3 ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調/ 大協奏曲 ホ短調(*) |
マッシモ・ クァルタ(Vn)指揮 ジェノヴァ・ カルロ・フェリーチェ劇場o. | |
第6番と呼ばれることも多い(*)は、代理店によると「従来この作品にはヴァイオリン独奏部分しか残されていないといわれ、1959年にオーケストラ伴奏が作製されていました。しかし、 自筆譜を調べてみると独奏パートにはオーケストラ伴奏に対する指示が残っており、どうやら実際には伴奏譜は作られなかったとのこと」という。当録音には、指示に従ってフランチェスコ・フィオーレが作成した新しいオーケストラ伴奏譜が使用されている。 | ||
ルー・ハリソン: 詩人へのアリア/オルガン協奏曲/五月の雨/ 種々雑多な三重奏曲/エレジー/第5シンフォニー |
エンゾ・ポルタ(Vn) ピエルパオロ・ トゥレッタ(Org) マリーナ・デ・リーゾ(Ms) グイド・ファッキン指揮 タンミッタム 打楽器アンサンブル | |
85歳で亡くなったルー・ハリソン。アジアの要素を盛り込んだ素朴で美しいメロディーから成る独特の作風は幅広い人気を誇った。ニューヨークを「喧しい」といって逃げ出しただけのことはある、優しさといたずらっ子のような刺激とが混在した音楽。 | ||
パガニーニ:独奏ヴァイオリンのための作品全集 24の奇想曲Op.1 M.S.25/ ヴァイオリン・ソロのためのソナタ M.S.83(*)/ 別れのカプリッチョ M.S.68/ ヴァイオリン・ソロのためのカプリッチョ 「もはや私の心には感じない」 M.S.44/ ヴァイオリン・ソロのための ゴッド・セイヴ・キング M.S.56/ ヴァイオリンのための愛国歌 M.S.81/ ヴァイオリン・ソロのためのソナタ M.S.6/ ヴァイオリンのための変奏主題 M.S.82 |
ステファン・ ミレンコヴィチ(Vn) | |
録音:2002年&2003年。(*)は世界初録音。 初録音曲があると言うのも興味深いアルバムだが、ミレンコヴィッチの鮮やかな高技術にも注目。クールに決めながらも熱い魂が感じられる音楽性は聞き物だ。 | ||
ヴィヴァルディ:歌劇「ウティカのカトーネ」(3幕完全版) | サイモン・エドワーズ(T) ヤチェク・ ワシチコフスキ (成人男性S) リリアータ・ファラオン、 ヴェロニカ・カンジェミ(S) フィリップ・ ヤロウスキ(C−T)他 ジャン=クロード・ マルゴワール指揮 ラ・グランデ・エキュリ・ エ・ラ・シャンブル・ デュ・ロワ | |
録音:2001年11月。 ヴィヴァルディがオペラの大家であったことはよく知られているが、そのスコアの多くは失われてしまった。この「カトーネ」はかろうじて完全紛失を免れたが、全3幕のうち第1幕のスコアが残っておらず、 過去にあった録音も第2&3幕のみを演奏したものであった。マルゴワールは以前にも、台本だけが残る「モンテズマ」にヴィヴァルディの様々な曲を当てはめて「復元」する試みを行っていたが、 ここでも同様の方法で第1幕を復元していると思われる。 | ||
レスピーギ:室内楽作品集 ピアノ五重奏曲 へ短調/ヴァイオリン・ソナタ ニ短調/ チェロとピアノのためのアダージョと変奏曲/ ヴァイオリンとピアノのためのメロディア |
アンサンブル・ フィラルモニコ・ イタリアーノ マルコ・ ヴィンチェンツィ(P) | |
1897年から1919年の間に書かれた作品。 | ||
サリエリ:歌劇「ファルスタッフ」(1799) | ピエール=イヴ・ プリュヴォ (ファルスタッフ) サロメ・ハラー (フォード夫人) サイモン・エドワーズ (フォード氏) ヒョルディス・テボー (スレンダー夫人)他 ジャン=クロード・ マルゴワール指揮 ラ・グランデ・ エキュリエ・エ・ ラ・シャンブル・ デュ・ロワ | |
映画「アマデウス」のおかげですっかりモーツァルトを暗殺した悪役として定着してしまった観のあるサリエリだが、 実際の彼はウィーンやパリといった大都市で華々しい成功を収めた大作曲家。「ファルスタッフ」はウィーンで初演された彼のオペラの代表作で、愉快に笑えるという点ではヴェルディの同名作より上かもしれない。 ピリオド楽器使用のライヴ録音。 | ||
ニコロ・ピッチンニ:歌劇「ディドン」(1783) | ジボンジレ・ムンゴマ(ディドン) ダニエル・ガルベス=ヴァレホ (エネー) ダヴィデ・ダミアーニ(ヤルベ) テレーザ・ディ・バーリ (エリーゼ)他 アーノルド・ボスマン指揮 ペトルッツェッリ 劇場o.&cho. | |
録音:2001年12月、バーリ、ライヴ。 イタリアで名をあげ、さらにパリでも活躍したピッチンニは、同じくパリに進出したドイツ人グルックに対抗し、イタリア人として野心的にオペラを発展させた。 「ディドン」もパリで初演され大成功を収めたオペラで、イタリア的流儀にパリ風の豪華さが加わった気品の高い作品。これまで古い放送録音でしか聴けなかったので、 作曲者の故郷バーリでの最新ライヴ録音の登場はうれしい。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「マリア・ストゥアルダ」 (クリティカル・エディションによる初録音) カルメラ・レミージョ(マリア・ストゥアルダ) ソニア・ガナッシ(エリザベッタ) ヨゼフ・カッレイア(レスター) リッカルド・ザッネラート(タルボ)他 ファブリツィオ・マリア・カルミナーティ指揮 ベルガモ・ガエターノ・ドニゼッティo.、ロンバルトcho. | ||
録音・収録:2001年、ベルガモ。ライヴ。DVD仕様:日本語字幕付き(字幕:日、伊、英、独、仏、西)/NTSC。 通常演奏される「マリア・ストゥアルダ」は、ドニゼッティの死後勝手に改変されたもので、初録音となったこのクリティカル・エディションとは多くの相違点があると言う。歌手の点でも、藤原歌劇団との共演で来日、ベッリーニ「カプレーティとモンテッキ」のロメオ役で話題となったガナッシやアバドの「ドン・ジョヴァンニ」でドンナ・アンナ役を歌ったレミージョ等と充実。 | ||
ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」
エレナ・ブロキナ(S;オイリアンテ) ヨラナ・フォガソヴァー(S;エグランティネ) イクン・チュン(T;アドラー) アンドレアス・シャイプナー(B;リジアルト)他 ゲラルト・コルシュテン指揮カリアーリ劇場o.&cho. | ||
録音・収録:2002年1月、イタリア、サルディーニャ島、カリアーリ劇場、ライヴ。DVDの仕様:NTSC All Regions 4:3、独・英・伊・仏・西語字幕。サウンド:DTS、Dolby Digital 5+1、PCM 2.0。 「魔弾の射手」、「オベロン」と並んでウェーバーの三大オペラと称されながら、1975年録音のヤノフスキ盤以来新録音のなかったオペラを、大作曲家のマイナー・ オペラの復興で高い評価を受けているカリアーリ劇場が取り上げたもの。地中海に浮かぶサルデーニャ島のカリアリ歌劇場での公演の成功には、音楽的充実はもちろん、今やイタリアきっての大演出家、ピエール・ルイージ・ピッツィの演出が大きく貢献。いまやトンガッてしまったドイツの劇場以上に、ドイツロマン主義の薫りを見事に舞台にこしらえている。 DVDでは、王宮の場面、森の場面、ともに写実的でありながら、ピッツィならではの色彩美が映える。2001年の松本での「イェヌーファ」でタイトルロールを歌って絶賛されたエレナ・プロキナの美貌もアピール大。 | ||
ジョヴァンニ・バッティスタ・マッツァフェラータ(17世紀後半活動): 2つのヴァイオリンのためのソナタ集第1巻 Op.5(1674年出版) |
ラ・ギルランダ・モジカーレ | |
ピリオド楽器使用。マッツァフェラータはイタリア北部から中部で活躍した作曲家で、その生涯はあまり知られていない。収録作品の作風は快活で、後の時代にも影響を与えたといわれている。 ヴァイオリン・ファンはご注目を。 | ||
バッハ:ヨハネ受難曲 | シモーネ・ノルド(S) エリザベス・ウィルケ マルクス・シェーファー(T) エグベールト・ ユングハンス(Br) アンドレアス・ シャイプナー(Br) ペーター・ シュライアー(T)指揮 カリアーリ劇場o.&cho. | |
録音:2001年11月、カリアーリ、ライヴ。 20世紀後半最高のバッハ・テノールにして宗教作品の指揮にも取り組んだシュライアーの、実力派独唱者を従えてのイタリア・ライヴ。 | ||
パガニーニ:ヴァイオリンとギターのための作品集 アドニスのヴィーナスの王宮への入場 M.S.8(*)/ 6つのソナタ M.S.26/6つのソナタ M.S.27/ 終わりのない楽章のアレグロ・ヴィヴァーチェ M.S.72 |
ルイージ・ アルベルト・ビアンキ(Vn) マウリツィオ・プレーダ(G) | |
(*)は世界初録音。 Dynamicの柱の一つである一連のパガニーニの録音の中でも、ヴァイオリンとギターのための作品への取組みは大きな功績。これまで一部の曲は知られていたものの、体系だった録音は初めてで、 これによってパガニーニがいかにこの二つの楽器の調和と協奏を好んでいたかがはっきり伝わって来る。このシリーズを支えてきた、ルイージ・アルベルト・ビアンキとマウリツィオ・プレーダのコンビの新録音は、世界初録音となる「アドニスのヴィーナスの王宮への入場」が含まれているのが売り。 | ||
ジョヴァンニ・ボッテジーニ(1821-1889): コントラバスのための作品集 [CD1;CDS-122]幻想曲と変奏曲集 [CD2;CDS-162]幻想曲とその他の作品集 [CD3;CDS-210]協奏曲集 [CD4;CDS-236]二重奏曲集 |
オヴィディウ・バティラ(Cb) アントネッラ・ コスタンティーニ(P) ケン=ユエン・ツェン(Vn) マルコ・スッカリーニ指揮 ミラノ・ポメリッジ・ムジカーリo. ヴォルフガング・ギュトラー(Cb) | |
録音:CD1;1994年5月/CD2;1996年3月/CD3;1998年1月/CD4;1999年1月。 既発売のシリーズ4枚をセット化し半値にした特価ボックス。 | ||
ディノ・チアーニ・ア・トリビュート ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲/エロイカ変奏曲 ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番−第4番 ショパン: 12の練習曲Op.10/12の練習曲Op.25/ 練習曲Op.10 No.19(別録音)/夜想曲Op.62 No.1 リスト:夕べの調べ/雪嵐 バルトーク: ハンガリー農民の歌による即興曲/ ピアノ・ソナタ/野外にて/組曲Op.14 スクリャービン: 5つの前奏曲Op.74/練習曲Op.8 No.11 ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番 変ホ長調 モーツァルト: 幻想曲 K.475/ピアノ・ソナタ第14番 K.457 シューマン: 幻想曲 ハ長調Op.17/ピアノ・ソナタ第1番Op.11 バラキレフ:イスラメイ |
ディノ・チアーニ(P) | |
録音:1965年-1968年。 15年程前に5枚組で出ていたものにさらに1枚分が加わり再発売。今日でも続く彼のイタリアでの人気振りを思わせる。 | ||
ジョヴァンニ・バッティスタ・ サンマルティーニ:シンフォニア(交響曲)集 |
ロベルト・ジーニ指揮 ミラノ・クラシカco. | |
サンマルティーニ兄弟の弟の方であるジョヴァンニ・バッティスタは、ミラノを拠点として活躍、18世紀におけるバロックと古典派の橋渡し的作曲家として重要。 彼の大きな業績の一つがに古典派的交響曲の様式を準備したことが挙げられる。交響曲の初期の姿を知ることができるアルバム。 | ||
ビゼー: 歌劇「ドン・プロコーピオ」(1858-1859) |
ヴィトルド・ゾラドキェヴィツ :ドン・プロコーピオ ガブリエラ・カミンスカ :ドンナ・ベッティーナ イヴォナ・コヴァルコフスカ :ドンナ・エウフェーミア 他 ディディエ・タルパン指揮 ワルシャワco.&cho. | |
録音:1998年10月、ワルシャワ。 ビゼーがローマ大賞を受賞してローマに滞在していた時に書いたイタリア語のオペラ・ブッファ。とても若書きとは思えない出来の作品でありながら生前には演奏されず、1906年になってようやく、 それも第三者によって大幅に手を加えられた形で初演され、オリジナル版での初演は作曲から100年後の1958年を待たねばならなかった。しかし近年、 交響曲と並ぶ天才ビゼーの若き日の傑作として人気が高まっているようだ。フランスの指揮者がワルシャワに乗り込んでの録音。曲間のセリフはカットされている。 | ||
スクリャービン: 24の前奏曲集Op.11/5つの前奏曲集Op.16/ 2つの詩曲Op.71/詩曲「炎に向かって」Op.72/ 2つの舞曲Op.73/5つの前奏曲Op.74 |
ルチッレ・チュン(P) | |
アントニオ・バッジーニ(1818-1897): 弦楽四重奏曲集 |
ヴェネツィアSQ | |
世界初録音。バッジーニは1841年から1845年までドイツに滞在したためか、イタリア人ながらドイツ的構成に秀で、メンデルスゾーンやシューマンから高い評価を得た。 オペラ一辺倒であった19世紀中葉のイタリアにおける異色の器楽作曲家に注目したい。 | ||
パイジェッロ:歌劇「セビリャの理髪師」 | ピエトロ・ スパニョーリ(Br) アントニオ・シラクーザ(T) アンナ・マリア・ デッロステ(S) ルチアーノ・ ディ・パスクァー(B) ジュリアーノ・カレッラ指揮 トリエステ・ ヴェルディ劇場o.&cho. | |
ロッシーニの同名作品の30年以上前に初演され大人気を博していたオペラ。パイジェッロがエカテリーナ女帝に招かれてペテルブルクで活動していた頃に、 イタリア語がさっぱりわからないロシア人でも楽しめるよう工夫をこらして書いたこのオペラは、パイジェッロの帰国途中にウィーンで上演され大ブレイク、モーツァルトにも大きな影響を与えたといわれている。 ルックスの良さもあってイタリアで人気のスパニョーリ、新進気鋭のシラクーザと、キャストも魅力的。 | ||
バルトロメオ・カンパニョーリ(1751-1827): 無伴奏ヴァイオリンのための6つのフーガOp.10/ ディヴェルティメントOp.18 |
ダヴィデ・アモーディオ(Vn) | |
カンパニョーリはタルティーニとナルディーニに学び、1776年以降ドイツに移住して活躍した。 | ||
パイジェッロ: 歌劇「二人の伯爵夫人」(1776) 歌劇「滑稽な決闘」 |
ステファニア・ドンゼッリ(S) ダニエレ・ザンファルディーノ、 サルヴァトーレ・コルデッラ(T) アンナ・ルチア・ アレッシオ(Br)他 ジュリアーノ・カレッラ指揮 イタリア国際o. | |
録音:2002年、マルティナ・フランカ、イトリアの谷、ライヴ。 世界初録音。「二人の伯爵夫人」は後にパイジェッロの傑作「セビリャの理髪師」の台本を書くジュゼッペ・ペトロセッリーニとの初コンビとなる、2時間弱を要する本格的なオペラ・ブッファで、ローマで初演された。主人である伯爵夫人が恋人と旅行中に、女中が変装し、訪問した騎士に伯爵夫人だと信じ込ませていると、ほんものの伯爵夫人が急に戻ってきて大混乱、という愉快な話。 「滑稽な決闘」はナポリで初演された軽めの作品。ベッティーナに恋したレアンドロが、彼女の恋人ポリクローニオと「偽の」決闘をする。レアンドロが死んだと思い怖くなってポリクローニオが逃げたところでレアンドロがベッティーナと結婚してしまおうと思ったら、彼が婚約したまま捨てたクラリーチェが現れて・・・ というこれまた楽しい話。いずれも指揮者カレッラが本領を発揮している。 | ||
ロッシーニ:歌劇「ロベール・ブリュス」(1846) | ニコラ・リヴェンク :ロベール・ブリュス イアノ・ダマール:マリー サイモン・エドワーズ :アンチュール ダヴィデ・チェケッティ :エドゥアール 他 パオロ・アッリヴァベーリ指揮 イタリア国際o. ブラチスラヴァ室内cho. | |
録音:2002年7月、マルティナ・フランカ、音楽祭ライヴ。 以前DYNAMICから発売された「イヴァーノエ」同様、このオペラもロッシーニのオリジナルではなく、新しいフランス語の台本にロッシーニのさまざまな音楽(大半が「ゼルミーラ」と「湖の女」から) を当てはめたパスティッチョで、パリで初演された。パスティッチョではあるがロッシーニ全集にも題名が記載されているので、正統性はあるといえるだろう。 聞いているとロッシーニのオリジナルのフランス語オペラと思われるであろう。 | ||
マイアベーア:歌劇「ユグノー」 | ウォーレン・モク:ラウール デジレ・ランカトーレ :マリゲリート・ド・ヴァロワ アンアリーザ・ラスパリョージ :ヴァレンティーヌ スーン=ウォン・カン :マルセル 他 レナート・パルンボ指揮 イタリア国際o. ブラティスラヴァ室内cho. | |
録音:2002年8月、マルティーナ・フランカ、イトリアの谷の音楽祭、ライヴ。 おそらく19世紀、ヨーロッパ各地で最も高い人気を博したであろう「ユグノー」だが、その巨大さが災いしてか、20世紀に入るとさっぱり上演されなくなり、ことに原語のフランス語で、 ノーカットで舞台上演されることは極めて稀なこととなってしまった。そこで、イトリアの谷の音楽祭が若手から中堅の歌手を集め、完全全曲上演を敢行した。デジレ・ランカトーレは未だ20代ながら、 豊かな声とコロラトゥーラのテクニックを持った次世代の名花に育つ期待大。 | ||
レオンカヴァッロ:交響詩「五月の夜」(1886) | グスターヴォ・ポルタ(T) パオロ・ヴァリエーリ指揮 サヴォナso. | |
「道化師」(1892)で有名なレオンカヴァッロが若い頃パリに滞在していた当時に作曲、1887年に初演された、詩人とミューズの対話から成る交響詩。 | ||
ボンポルティ・エディション Vol.4 フランチェスコ・アントニオ・ ボンポルティ(1672-1749): ヴァイオリンと通奏低音のための インヴェンション Op.10 同 Op.7 |
アルベルト・マルティーニ (Vn)指揮 アカデーミア・ イ・フィラルモニチ | |
録音:2002年1月-3月。 これはバッハ・ファンも見逃せない録音。というのは、収録曲のうち4曲(第2、5、6、7番)が長い間バッハの作品と誤認されていたから。また他にもバッハへの影響が指摘されている。 それだけ優れた作品ということができよう。ピリオド楽器使用。 #2009年12月追記:レーベル在庫が無くなり次第廃盤となるそうなので、御早めに。 | ||
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.9 [第22番 イ短調/第24番 変ロ短調/第28番 イ短調] |
フランコ・メッツェーナ(Vn)指揮 シンフォニア・ペルジーナ | |
録音:2002年10月。全作品中で最も有名な第22番を収録。 | ||
ヴェルディ:歌劇「グスターヴォ3世」
トーマス・リンド(グスターヴォ) ヒレヴィ・マルティンペルト(アメーリア) クリスター・サント・ヒル(アンカストローム) スサネ・レースマーク(ウルリカ) カロリーナ・サンドグレン(オスカル)他 マウリツィオ・バルバチーニ指揮イェーテボリ歌劇場o.&cho. | ||
録音:2002年。 ヴェルディの歌劇「仮面舞踏会」の原型であるオペラの世界初録音。スウェーデンを舞台としたこの作品は1857年に作曲され、ナポリで上演される予定だったが、直前にナポレオン3世暗殺未遂事件が起こったためか、仮面舞踏会での暗殺という内容が検閲で不許可となり、不可能となった。結局1959年にローマで初演されたのだが、舞台はボストンに移され、登場人物の名前も変更され、音楽的にもかなり手が加えられた。そのため初期稿は再現不能とされていたが、近年公開されたスケッチをもとに復元され、ゆかりのスウェーデン、イェーテボリにおいて145年ぶりの「初演」が実現した。「仮面舞踏会」と比較すると、旋律やオーケストレイションの違いの他、有名なアリアがほとんど別物といえるほどであったり、非常に興味深い。ヴェルディ・ファン必聴盤。 | ||
マスネ:歌劇「タイス」
エヴァ・メイ(S;タイス) ミケーレ・ペルトゥージ(B;アタナエル) ウィリアム・ジョイナー(ニシアス) ステファノ・バラトキ(バレモン)他 マルチェッロ・ヴィオッティ指揮ヴェネツィア・フェニーチェ劇場o.&cho. | ||
録音・収録:2002年11月、マリプラン劇場、ヴェネツィア、ライヴ。CD 旧品番:CDS-427。#DVDに日本語字幕はついていません。 「瞑想曲」で有名な作品だが、DVDのレパートリーとしては世界初。なんと言っても注目は、現代最高の演出家の一人で、色彩の魔術師ともいわるピエール・ルイージ・ピッツィの演出。またこの舞台ではトップレスのダンサーを多数起用、官能の世界を濃厚に彩っている。美貌系ソプラノがよくチャレンジするタイトル・ロールに人気・実力とも絶好調のイタリアのエヴァ・メイ、アタナエルには当代最高のバッソ・カンタンテ、ペルトゥージを配し、イタリアとウィーンで大人気のヴィオッティが指揮した収録公演は大成功であった。 | ||
トマーゾ・ジョルダーニ:チェンバロ協奏曲集 6つのチェンバロ協奏曲集 Op.23/ 3つのチェンバロ協奏曲集 Op.33 |
リータ・ペイレッティ (Cemb)指揮 アカデーミア・デイ・ソリンギ | |
18世紀後半に英国を拠点に活躍したトマーゾ・ジョルダーニ。世界初録音。ほぼ同時代でやはりロンドンでも活躍したヨハン・クリスティアン・バッハと比べてみると、 当時のロンドンの音楽界の活況が浮かび上がってくる。 | ||
アレッサンドロ・ロッラ(1757-1841): 協奏曲と交響曲集 |
マリオ・カルポッタ(Fl) デニス・ ザンケッタ(バセットHr) マッシミリアーノ・カルディ指揮 ミラノ・クラシカ室内o. | |
世界初録音。ロッラは18世紀末から19世紀初頭にかけて、ウィーン古典派の流儀をイタリアにもたらした作曲家の一人として知られている、 モーツァルトも愛好したバセットホルンの曲を含むところが注目。 | ||
チャイコフスキー:歌劇「親衛隊員〔オプリチニーク〕」
ヴァシリー・サヴェンコ(B) エレーナ・ラソスカヤ(S) ドミトリー・ウリヤノフ(B) イリーナ・ドリェンコ(Ms) フセフォロート・グリヴーノフ(T) アレクサンドラ・デュルセーネワ(Ms) ウラジーミル・オグノヴェンコ(Br) チンツィア・デ・モーラ(S) ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮カリアリ歌劇場o./他 | ||
録音:2003年1月、カリアリ。いまやすっかりオペラ・マニアの注目となったカリアーリの歌劇場だが意欲的なプログラムにはいつも驚かされる。「チェレヴィツキ」に続くチャイコフスキーものは、極めてレアな歌劇「親衛隊員(オプリチニク)」。1870-73年に作曲され1874年にペテルブルグで初演されたこの歌劇は第2交響曲とほぼ同時期の作品で、30代前半のチャイコフスキーのやさしいロマンティシズムと力強い迫力とが気持ちよいが、初演が失敗してチャイコフスキー自身がが引っ込めてしまった。そのため上演回数は非常に少なく、録音も1948年のオルロフ指揮メロディア盤とほかにもう一つくらいしか無く、CDは当盤が世界初。ロジェストヴェンスキーにロシア勢による本格的上演、これは聞きもの。 | ||
ヘンデル:歌劇「アグリッピーナ」
ヴェロニク・ジャンス(S;アグリッピーナ) フィリップ・ジャルスキ(CT;ネローネ) ナイジェル・スミス(B;クラウディオ) ティエリー・グレゴワール(CT;オットーネ) ドナータ・ダヌンツィオ・ロンバルディ(S;ポッペーア)他 ジャン=クロード・マルゴワール指揮王室大厩舎・王室付楽団 (ラ・グランド・エキュリエ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ) 演出:フレデリック・フィスバック | ||
録音・収録:2003年3月。DVD字幕:伊・英・仏・独・西。 Dynamic 社へ良い仕事を残しているマルゴワール、当盤は若きヘンデルがヴェネツィアで初演した傑作「アグリッピーナ」。悪名高いネロの母親アグリッピーナがどうにかして息子をローマ皇帝にしようと画策する、皮肉の効いた大変愉快な作品。そのアグリッピーナ役にはなんとヴェロニク・ジャンス。これは豪華。 | ||
チアーニ未発表ライヴ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 (第14番「月光」は2種の演奏) |
ディノ・チアーニ(P) | |
録音:1970年10月4日-11月29日、ライヴ。全曲初出音源。8回のコンサートを収めたもの。 夭折の天才、チアーニ(1941-1974)はクロアチアに生まれイタリアで活躍、同世代のポリーニと覇を競ったが、わずか33歳で交通事故によりその命を散らしてしまった。その才能を惜しむファンは多く、2009年で没後35年を迎えようとする今日でも根強い人気がある。当然その録音は少なく、そのすべてが貴重といってもよい。DynamicからはこれまでにCD6枚分が発売され、セット化されている(CDS-413)が、何と今回、これまで予想もしなかったような、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集という大物が登場。当録音は8回分の連続演奏会からのもので、演奏会自体があったことは熱心なファンには知られていたが、録音の存在は全く明らかにされていなかったもの。これまで、チアーニのベートーヴェンのソナタといえば、ARKADIA(HUNT)からCDで出ていた「ハンマークラヴィーア」等の3曲など、LPのみの発売を含めても7曲程度しか出ていなかっただけに、この32曲(おまけに「月光」は2種類だから、合計33演奏)の発売はファン垂涎。ピアノ・マニアなら見逃すことのできない音源であることは疑う余地がない。価格も通常の4枚分とお買い得。 | ||
アンドレス・セゴビアのギター バッハ、ヘンデル、グルック、シューベルト、 メンデルスゾーン、ブラームス、ファリャ、 モレーノ・トローバの作品 |
アンドレス・セゴビア(G) | |
特典:豪華カラー冊子+ギターのカラーポスターとその他の画像多数。 ギターの神様と讃えられるアンドレス・セゴビア。この豪華CDは、セゴビアの演奏を収録するだけでなく、さらに彼が愛用していたギターを徹底解剖しようという意欲的なもの。1937年にヴァイオリン製作者、ヘルマン・ハウザーが製作したギターは、現在ニューヨークのメトロポリタン博物館に収蔵されており、博物館の全面協力を得てこの歴史的銘器を分析、検証している。音と写真と、2倍楽しめる。 特殊装丁のため通常CD2枚分の価格となります。 | ||
リゲティ:ピアノ作品集 2台のピアノのための3つの小品/ 4手ピアノのための5つの小品/ 練習曲第1巻/練習曲第2巻 |
ルシル・チュン(P) アレッシオ・バックス(P) | |
リゲティというと「猟奇的で複雑な作品」と思いがちだが、このアルバム中の3つの小品と5つの小品は初期の調性音楽。非常に親しみやすく、 ピアノ・デュオ界の秘曲と言える掘り出し物。演奏不可能とも言われる練習曲ではある意味本来のリゲティが聴ける。。 | ||
パガニーニ:ヴァイオリンとギターのための作品集 Vol.2 ギターとヴァイオリンのための協奏的ソナタ M.S.2/ カンタービレとワルツ M.S.45/バルカバによる変奏曲 M.S.71 |
ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Vn) マウリツィオ・プレーダ(G) | |
第1集(CDS-411)に続くルイージ・アルベルト・ビアンキとマウリツィオ・プレーダのコンビによるパガニーニのヴァイオリンとギターのための作品集。今回もパガニーニの技巧の粋を楽しめる。 | ||
ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774): インテルメッツォ「鳥刺しの女」(1750) |
エマヌエラ・ガッリ(S) ルチアーノ・グラッシ(T) ヴァンニ・モレット指揮 ミラノ・クラシカo. | |
この10年間で録音が急増したヨンメッリの、当時のイタリアにおける人気作品だが、録音は世界初となる。内容は、けんかした恋人どうしが仲直りして結婚するという単純な筋書きだが、 音楽は充実しており、ヨンメッリは後にこれをパリでの上演のために「パラターヨ」という作品に改作している(BONGIOVANNIのGB-2252で聴ける)。 | ||
ヴィヴァルディ:歌劇「誠実なロズミーラ」 | マリアンナ・ ピッゾラート(ロズミーラ) クレア・ブリュア(パルテノペ) サロメ・アラー(アルサーチェ) ロッサーナ・ ベルティーニ(エルジッラ)他 ジルベール・ベッツィーナ指揮 ニース・バロック・アンサンブル | |
録音:2003年、ニース。ライヴ。 「誠実なロズミーラ」は1738年1月27日にヴェネツィアのサンタンジェロ劇場で初演された作品。これはパスティッチョ(いろいろな作曲家のアリアを寄せ集めてこしらえたオペラ)で、 ハッセ、ヘンデルなど有名無名の作曲家のアリアが多数使用されていると言う。大変な話題となった公演をライヴ録音したこのCD、バロック・マニアの好奇心をくすぐるアイテムだ。 | ||
パガニーニ:アダージョ M.S.49 | マッシモ・クアルタ(Vn)指揮 ジェノヴァ・ カルロ・フェリーチェ劇場o. | |
世界初録音だった物で、CDS-450(3CD)の特典CDとして付けられていたものを特別価格で単売。 余白に、録音風景やパガニーニのヴァイオリンの歴史を説明するビデオクリップなどが付くが、代理店によると「オーディオトラック以外のマルチメディアCDの動作保証はいたしかねます」との事なので、予め御了承ください。 | ||
20世紀4手&2台ピアノのための作品集 クルターク: ヤテコックからの小品/ アダムの堕落によりすべては朽ちぬ/ ジェルジ・シェベックの思い出に/ 神の時こそいと良き時 リゲティ:モニュメント=自画像=動き ベリオ:リーネア スクリャービン:幻想曲 イ短調 ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲 |
パオラ・ビオンディ(P) デボラ・ブルニアルティ(P) | |
リゲティの超絶的難曲「モニュメント」に注目。コンタルスキー兄弟に捧げられた大曲で、リゲティならではの猟奇性に満ちている。 スクリャービン初期の「幻想曲」はショパン風のナイーヴさが魅力。 | ||
パガニーニ: ヴァイオリンとギターのための作品集 最終巻 6つの二重奏曲 M.S.110/ 変奏をともなったカルマニョーラ M.S.1/ ギターとヴァイオリンのための大ソナタ M.S.3 |
ルイージ・ アルベルト・ビアンキ(Vn) マウリツィオ・ブレーダ(G) | |
コンチェルトでの堂々としたパガニーニもいいけれど、よりインティメイトなデュオ作品もまたパガニーニであると世に知らしめた功績は大。 | ||
CDS-441 (2CD) 廃盤 |
クラーマー:パガニーニの回想 ヘルツ:「鐘」による行進曲とロンド/ パガニーニの最後のワルツ/ パガニーニのロンド シューマン: パガニーニのカプリースによる 6つの演奏会用練習曲Op.10/ パガニーニのカプリースによる6つの練習曲Op.3 ショパン:パガニーニの思い出 リスト:「鐘」による華麗な大幻想曲 モシェレス:パガニーニ風の珠玉 J.シュトラウス:パガニーニ風ワルツ ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35 |
マルコ・パジーニ(P) |
世界的に大好評を得た第1集(CDS-360)の続編。パガニーニの作品を元にした作曲家のピアノ作品をあれこれ集めている。クラーマーとヘルツの3曲、それにシュトラウスの曲は世界初録音。 | ||
パイジェッロ(1740-1816):「プロセルピーヌ」(1803) | サラ・アレグレッタ (S:プロセルピーヌ) マリア・ラウラ・マルトラーナ (S:カレ) サイモン・エドワーズ (T:アスカラフ) ピエロ・グアルネーラ (Br:プリュトン) 他 ジュリアーノ・カレッラ指揮 イタリア国際o. ブラティスラヴァ室内cho. | |
録音:2003年7月、マルティナ・フランカ音楽祭、ライヴ。 パイジェッロはナポレオンに気に入られ1802年にパリに招かれ、皇帝就任の戴冠式の音楽を作曲、その翌年の初演でナポレオンももちろん臨席、賞賛を惜しまなかったが、かえって政治的思惑から 「ほどほど」の成功しか収められなかった。ともかく、ほとんどまったく知られていないパイジェッロのトラジェディ・リリクの世界、興味はつきない。 | ||
マスネ:歌劇「ウェルテル」(主役バリトン版) | ルカ・グラッシ(Br:ウェルテル) エウファーミア・トゥファーノ (Ms:カルロッタ) ドメニコ・コライアンニ (Br:ボテスタ) ロジータ・ラミーニ(S:ソフィア) ガブリエーレ・スピーナ 他 ジャン=リュク・タンゴ指揮 イタリア国際o. | |
録音:2003年7月、マルティナ・フランカ、イトリアの谷音楽祭、ライヴ。 珍しい演目で世界的な注目を集めるこの音楽祭、2003年の目玉であった「バリトン版ウェルテル」の世界初録音。この版は「イタリアの栄光」と称えられた偉大なバリトン、マッティア・バッティスティーニ(1856-1928)のすばらしい歌声に驚嘆したマスネが彼のために書き直したもので、1901年11月にワルシャワで初演された。この版は1999年にトマス・ハンプソンがメトで歌ったことで一気に知られるところろなったが、それはおそらくフランス語で歌われたと思われる。生涯イタリア語でしか歌わなかったというバッティスティーニのことを考えれば、この音楽祭での上演こそ本格的なものであったということができよう。歌手たちはグラッシはじめ中堅の実力派たち。ボーナス・トラックとしてバッティスティーニ自身が歌った録音が収録されている。 | ||
ジョルダーノ:歌劇「シベリア」 | フランチェスカ・ スカイーニ(ステファーナ) ジェオン=ウォン・ リー(ヴァッシーリ) ヴィットーリオ・ ヴィテッリ(グレビ) エウフェーミア・ トゥファーノ(ニコナ)他 マンリオ・ベンツィ指揮 イタリア国際o.、 ブラティスラヴァ室内cho. | |
録音:2003年8月、マルティーナ・フランカ。ライヴ。 「シベリア」は1903年12月19日にミラノのスカラ座で初演されたオペラ。強力なキャストも後押しして大成功を収めたが、その後4年ほどイタリア各地でおびただしい上演があったものの、 1910年頃からぱったりと上演されなくなり、近年も十数年に一度思い出したように上演されるくらい。物語は典型的なヴェリズモに加えシベリア流刑があるのでロシア情緒もたっぷり。 南イタリア男がヴォルガの舟歌などを引用して一生懸命雰囲気を作っている。意外にもオフィシャルな形としては初のCD。初演100年を記念したマルティーナ・フランカでの上演のライヴ。 | ||
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.11 D.113/D.40/D.77/D.70a/D.23/D.87/D.14/D.41 |
ラルテ・デラルコ | |
ピリオド楽器使用。 | ||
サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870): フルート協奏曲全集 ホ長調/ホ短調/ト長調/ニ長調/ クラリネットとトロンボーンの オブリガートを伴うフルート協奏曲 へ長調/ 主題と変奏 イ長調 |
マリオ・カルボッタ(Fl) ヴィットリオ・パリージ指揮 イ・ソリスティ・アクイラーニ | |
メルカダンテは1840年代から60年代にかけて人気の高かったオペラ作曲家で、イタリア・オペラにマイアベーア流のグランド・オペラの要素を取り入れ、ヴェルディに影響を与えたとされているが、現在ではヴィルトゥオーゾ・スタイルの管楽器協奏曲の作曲家という印象のほうが強いかもしれない。これらはオペラ・アリアの作曲技術を生かした作品であり、ランパルやゴールウェイといった巨匠も録音しているが、全集としてはこのアルバムが初となる。それだけでなく、当録音には自筆譜を含む当時の手稿譜を基にした新たな楽譜が使用されていることも注目ポイント。 | ||
ヴィヴァルディ:協奏曲集 ヘ長調 RV.100/ニ長調 RV.92/ト短調 RV.106/ ニ長調 RV.84/ニ長調 RV.91/ト短調 RV.103 |
コレギウム・プロ・ムジカ | |
ピリオド楽器使用。CDS-156として発売されていたものにカタログ付。おそらく限定盤。 | ||
マルティナ・フランカ音楽祭30周年記念ボックス ヘンデル:「ジューリオ・チェーザレ」 ヴィヴァルディ:「ファルナーチェ」 パイジェッロ:「滑稽な決闘」/チマローザ:「女の手管」 ロッシーニ: 「ボルゴーニャのアデライーデ」/「オテロ」/「試金石」 パチーニ:「ポンペイ最後の日」 ベッリーニ:「ノルマ」/「夢遊病の女」/「海賊」 メルカダンテ:「刺客」 ドニゼッティ:「マリーア・ディ・ロアン」/「間違った幸福」/ 「ファヴォリータ」/「ジンガラ」 ヴェルディ:「エルナーニ」/「マクベス」/「シモン・ボッカネグラ」 プッチーニ:「妖精」/ジョルダーノ:「シベリア」 ピッチンニ:「ロラン」/パイジェッロ:「プロセルピーヌ」 オーベール:「フラ・ディアヴォロ」 マイヤベーア:「ユグノー」/「悪魔ロベール」 ドニゼッティ:「ランメルムールのルチア」 ヴェルディ:「トロヴァトーレ」/グノー:「シバの女王」 オッフェンバック:「ジェロルスタン女大公殿下」 ビゼー:「真珠採り」/ドリーブ:「ラクメ」 マスネ:「ローマ」/からの場面 |
マリエッラ・デヴィーア、 ウィリアム・マッテウッツィ、 ラウル・ヒメネス、 グレース・バンブリー、 パトリツィア・チオーフィ、 ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ、 ダニエラ・デッシー、 ミケーレ・ペルトゥージ、 ホセ・クーラ、 ルチアーナ・セッラ、 ルチア・ヴァレンティーニ=テラーニ/他 | |
南イタリア、プーリア州にある小さな町、マルティナ・フランカで1974年に始まった毎夏の音楽祭は珍しいオペラを上演することで有名で、また多数の人気歌手が若い時に出演していることでも知られる。 この音楽祭の録音は1980年代に入ってからのものが残されており、ことに近年は毎年の3演目全てがDynamic社によって録音されている。今回の3枚組の記念アルバムには、Dynamic社の音源はもちろん、Nuova Era や Fonit Cetra などからも音源を借り、さらには1977年にグレース・バンブリーが歌ったベッリーニの「ノルマ」、1987年にルチア・アルベリティが歌った「海賊」からの二つの未発表録音を含んでいる。多数の名歌手が出演した3枚組。 | ||
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲全集[6曲] *特典マルチメディアCD付き* パガニーニのヴァイオリンの歴史/ アダージョ MS 49 (*)/レコーディング風景 |
マッシモ・ クアルタ(Vn)指揮 ジェノヴァ・ カルロ・フェリーチェ劇場o. | |
(*)は世界初録音。パガニーニのヴァイオリンを用いた協奏曲全集が完結、セット化。しかもその3枚に加え、未出版のアダージョの世界初録音のトラックを含むマルチメディアCDが特典として付く。 なお、代理店によると「オーディオトラック以外のマルチメディアCDの動作保証はいたしかねます」との事なので、予め御了承ください。 | ||
シューベルト:歌劇「アルフォンソとエストレッラ」
エヴァ・メイ(S;エストレッラ) ライナー・トロスト(T;アルフォンソ) マルクス・ヴェルバ(Br;アドルフォ)他 ジェラール・コルステン指揮カリアーリ歌劇場o.&cho. ルカ・ロンコーニ(演出)/マルゲリータ・パッリ(装置/衣装) | ||
DVD仕様:独・英・伊・仏・西語字幕付き。サウンド:DTS/Dolby Digiatl 5+1/PCM Stereo/Original DYNAMIC Surround。 「アルフォンソとエストレッラ」は1821年から22年にかけて作曲されたシューベルトのオペラ大作。しかし生前には上演されず、30年以上も後の1854年になってようやく初演された。 追放された先王の息子アルフォンソと、現国王の娘エストレッラが森の中で出会って恋に落ちるが、そこに現国王への謀反がおき、それをアルフォンソが鎮める。二人の王は和解し、アルフォンソが新たな国王になり、エストレッラと結ばれる、というお話。 シューベルトのオペラの中では著しい大作なので滅多に上演されず、御当地ウィーンでも1997年にアーノンクールが取り上げた程度。それを、大作曲家のマイナーオペラの復興で高い評価を得ているサルデーニャ島のカリアーリ歌劇場が取り上げ、しかもDynamic社がDVDに。しかも驚いたことにヒロインのエストレッラは、今が旬のイタリア・オペラ界のプリマドンナ、エヴァ・メイ(彼女は2005年1月に藤原歌劇団の「トラヴィアータ」でヴィオレッタを歌う予定)。また、リリック・テノールの逸材でモーツァルトなどのオペラで引っ張りだこのライナー・トロストがアルフォンソで、これはかなり期待できる。ロンコーニの話題性たっぷりの演出も必見。 | ||
モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466/ ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491 |
ディーノ・チアーニ(P) ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮 ポメリッジ・ムジカーリo. | |
録音:1970年/1973年。 夭逝した偉大なピアニスト、チアーニの録音発掘に力を入れているDYNAMICからモーツァルトの短調コンチェルト2曲が登場。チアーニのモーツァルト録音自体が極めて少ないので、これは貴重。 ミッド・プライスなのも嬉しい所。 | ||
フランチェスコ・アントニオ・ ボンポルティ(1672-1748): 室内ソナタ集 Op.4/同 Op.6 |
アルベルト・マルティーニ(Vn)指揮 アカデミア・イ・フィラルモニチ | |
ピリオド楽器使用。DYNAMICが復活に力を入れている作曲家の一人ボンポルティは北イタリア、トレントの貴族出身で、インスブルックで学んだ後ローマでコレッリから多大な影響を受けたが、その後は故郷で高位聖職者となり作曲は趣味として続けられた。しかし彼の音楽の人気は高く、生前に12の作品集が出版され、その影響はバッハへも及んだといわれている。 当盤はボンポルティ・エディション Vol.5に当たるもので、トリオ・ソナタ・タイプの2つの曲集が収められており、コレッリ仕込みのヴァイオリンの名手でもあったボンポルティの力量をうかがうことができる。 | ||
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」 | ダニエラ・デッシー(蝶々夫人) ファビオ・アルミリアート(ピンカートン) ファン・ポンス(シャープレス) ロッサーナ・リナルディ(スズキ)他 プラシド・ドミンゴ指揮 チッタ・リリカo.&cho. | |
収録:2004年5月28日&30日、トッレ・デル・ラーゴ。演出:ステファノ・モンティ、舞台美術:アルナルド・ポモドーロ、衣装:メゾン・ガッティノーニ。日本語字幕付き。 例年夏に行われるトッレ・デル・ラーゴのプッチーニ・フェスティヴァル、2004年は「蝶々夫人」の成功100周年を祝い、ブレッシャ上演初日のちょうど100年後に「蝶々夫人」の特別記念公演を開催した。 デッシー、アルミリアート、ポンスといった豪華キャストに加え、指揮はなんと驚きのプラシド・ドミンゴで、公演は大成功に終わった。 このプロダクションは2004年9月にNHKホールで引越し公演(指揮者は変更、版も「ブレッシャ版」となる)が行われる。今回のDVDはそれを意識したようで嬉しい事に日本語字幕付。 なお、初回掲載時には「ブレッシャ版での世界初収録」とお伝えしましたが、これは現地の上演案内を基にした代理店の案内ミスで、実際にはブレッシャ版に不案内なドミンゴの要請により通常版で公演が行われたため、当DVDでも通常盤での収録となっております。何卒御了承下さい。 | ||
ビゼー:歌劇「真珠採り」
中島康晴(T;ナディール) アニク・マシス(S;レイラ) ルカ・グラッシ(Br;ズルガ) ルイージ・デ・ドナート(B;ヌラバッド)他 マルチェッロ・ヴィオッティ指揮フェニーチェ歌劇場o.&cho. ピエール・ルイージ・ピッツィ(演出、装置、衣装) | ||
録音・収録:2004年4月、ヴェネツィア、マリブラン劇場。DVD仕様:オールリージョン、NTSC、DOLBY DIGITAL 5.1 LINEAR PCM 2.0、カラー、16:9、122分。字幕:日英仏伊独中。 ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場2005年5月来日公演の目玉でもあった「真珠採り」。それと同じキャスト、同じ指揮者、そして同じ演出による上演。巨匠ピエール・ルイージ・ピッツィは演出のみならず装置と衣装のデザインも担当、独自の美意識を舞台の隅々にまで徹底させている。セイロン島を舞台にしたエキゾティックな世界を、鋭い感覚に裏打ちされた色彩美とファンタジーで描いている。もちろんナディールを歌う中島は難易度の高いナディール役を真正面から歌い、アリアもパーフェクトの出来映え。またここ数年世界中のオペラハウスでプリマドンナとして君臨するマシスも絶賛に値する見事な歌。なお、使用楽譜については、ヴェネツィアでの上演時には1863年オリジナルと告知があったとのこと。ヴェネツィアの中規模劇場、マリブラン劇場が興奮している様が伝わってくる。 | ||
サンマルティーニ(1700頃-1775):シンフォニア集 ソナタ ハ長調 JC 7/ アヴェルトゥーラ ニ長調 JC 14/ オヴェルトゥーラ ヘ長調 JC 33/ ソナタ イ長調 JC 65/ オヴェルトゥーラ[ヘ長調 JC 36/ハ長調 JC 9]/ シンフォニア ト長調[JC 39 /JC 15]/ オヴェルトゥーラ ヘ長調 JC37 |
ロベルト・ジーニ指揮 ミラノ・クラシカ室内o. | |
録音:2005年1月12日-15日。彼こそ本当の「交響曲の父」、ミラノのG.B.サンマルティーニのシンフォニア集。 ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニはミラノに生まれ、生涯ここを拠点に活動し没した。18世紀半ばのミラノを代表する音楽家で、交響曲、器楽作品、オペラ、宗教作品と多様な作品を書き、ボッケリーニ、グルックに多大な影響を与えている。彼はハイドンよりも実質的に「交響曲の父」と言える位置にある作曲家で、オペラの序曲であったシンフォニアを独立した管弦楽作品として発展させた功績は大。このCDには、名前こそソナタ、アヴェルトゥーラ、オヴェルトゥーラ、シンフォニアと様々だが、8曲を収録。交響曲の萌芽を楽しめる。モンテヴェルディ研究家としても高名なイタリア古楽界の重鎮、ロベルト・ジーニの充実した演奏でお楽しみ頂きたい。 | ||
ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調(1873) プッチーニ:菊(1890) リッカルド・ザンドナーイ:弦楽四重奏曲 ト長調(*) |
ヴェネツィアSQ | |
(*)世界初録音。 イタリア人作曲家の弦楽四重奏曲は、本格的なものは数は極めて限られている。代表的なのはヴェルディがナポリで作曲した作品で、これは「アイーダ」の後にあくまでヴェルディの個人的な楽しみのために作曲された。プッチーニの「菊」は単一楽章の美しいもので、直後の「マノン・レスコー」の中に素材として取り込まれていることでも有名。2004年が没後60年のザンドナーイの弦楽四重奏曲はこれが世界初録音。 マリピエロの全集(CDS-168)、バッジーニの全集(CDS-418)と、意欲的にイタリア人作曲家の弦楽四重奏曲に取組んできたヴェネツィアSQが、イタリア人ならではの歌心で作品の魅力をマックスに引き出している。 | ||
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.12 [D.9/D.24/D.97/D.64/D.106/D.49/D.122/D.79/D.5] |
ジョヴァンニ・グリエルモ(Vn)指揮 ラルテ・デラルコ | |
好評のグリエルモによるタルティーニのヴァイオリン協奏曲全集は順調に進んでいる。ピリオド楽器使用。 | ||
モーツァルト:歌劇「イドメネオ」 | カート・ストレイト (T:イドメネオ) ソーニャ・ガナッシ (Ms:イダマンテ) イアノ・タマール(S:エレットラ) アンヘレス・ ブランカス・グリン(S:イリア) ジェレミー・オヴェンデン (T:アルバーチェ) マルコ・グイダリーニ指揮 ナポリ・サンカルロ歌劇場o.&cho. ピエール・ ルイージ・ピッツィ(演出) | |
収録:2004年5月。オール・リージョン、NTSC、DOLBY DIGITAL、DTS、LINEAR PCM 2.0、カラー、16:9、166m、日本語字幕なし。 モーツァルトのオペラ・セリア分野での傑作として近年再評価が著しい「イドメネオ」、待望の新映像がDVDで登場。なんといっても演出がピッツィというのが大注目。従来の演出にない新鮮な視覚効果をあげている。 歌手は国際的(独墺系がいないが)かつ実力派揃い。ソーニャ・ガナッシはロッシーニなどで絶大な人気を誇るメゾ、ズボン役は得意としている。イアノ・タマールはグルジア出身のプリマドンナで、先日ウィーンで話題騒然となったコンヴィチュニー新演出の「ドン・カルロス」でエリザベートを歌った。カート・ストレイト(日本ではクルト・シュトライトと読まれることがあるが、アメリカ人)は、いまモーツァルト・テノールとしてもっとも脂ののった人で、イドメネオ役はメトでも歌い好評を博している。スペイン人ソプラノ、アンヘレス・ブランカス・グリンはまだデビューして10年ちょっとで人気急上昇中。マルコ・グイダリーニはジェノヴァ生まれ、フランスで活躍する指揮者。1770年にモーツァルトが訪れた由緒あるサンカルロ劇場の伝統と実力を見せつける公演。 | ||
ショスタコーヴィチ:2台ピアノ、四手ピアノのための作品全集 2台のピアノのための組曲 嬰ヘ短調 Op.6 /3つの幻想的舞曲 Op.5 /アフォリズム Op.13 / 四手ピアノのためのワルツ Op.95 /四手ピアノのためのポルカ/2台ピアノのための陽気な行進曲/ 2台ピアノのためのタランテッラ/2台ピアノのためのコンチェルティーノ Op.94 ルイーザ・ファンティ・ズルコフスカヤ、サブリナ・アルベルティ(P) | ||
有名な24の前奏曲とフーガを始め、ショスタコーヴィチのピアノ作品も大変魅力のあるものが揃っているが、このCDは2台ピアノおよび四手ピアノの作品を中心にしている。 ショスタコーヴィチ独特のエネルギー、皮肉、グロテスクさも、四本の腕で倍化されているようだ。 | ||
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」 | 中島康晴(T:イズマエーレ) アルベルト・ガザーレ (Br:ナブッコ) スーザン・ネヴィス (S:アビガイッレ) オルリン・アナスタソフ (B:ザッカリア) 他 リッカルド・フリッツァ指揮 ジェノヴァ・カルロ・ フェリーチェ劇場o.&cho. ジョナサン・ミラー(演出) | |
収録:2004年4月、ジェノヴァ。DVD情報:NTSCオール・リージョン 16:9、音声:DTS、 Dolby Digital 5+1、PCM Stereo、Original DYNAMIC Surround。字幕:伊、英、独、仏、西、日、中。 2005年5月にフェニーチェ歌劇場と共に来日する日本のテノール中島康晴、ついにDVDに登場。ヴェルディ初期の傑作「ナブッコ」で、中島はイズマエーレという重要な役。他のキャストも極めて充実。ナブッコ役のアルベルト・ガザーレは、サイトウ・キネン・フェスティバルの「ファルスタッフ」や、スカラ座来日公演での「マクベス」などで日本のオペラファンにもすっかりおなじみのベテランのヴェルディ・バリトン。彼以外は中島同様若い世代の逸材。アビガイッレのスーザン・ネヴィスはニューヨーク生まれのソプラノで、ここ数年で世界の主用劇場に続々デビューしているトップスター街道驀進中のソプラノ。ノルマとアビガイッレが当たり役。オルリン・アナスタソフは1976年ブルガリア生まれの。やはりメキメキ頭角をあらわしているバス。指揮は2005年1月に新国立劇場で「マクベス」を指揮するリッカルド・フリッツァで、彼も1971年生まれという若さ。猛烈な集中力の情熱的かつ繊細な神経の通った音楽で極めて評価の高い指揮者である。 | ||
パガニーニ:ヴァイオリンとギターのための作品全集 チェントーネ・ディ・ソナタ集 MS.112/ カンタービレ ニ長調 MS.109/ ソナタ集;MS.9/MS.10/MS.11/MS.12/MS.13/ 6つのルッカ・ソナタ Op.3 MS.134/ デュエット・アモローゾ MS.111/アドニスの入場 MS.8/ 6つのソナタ MS.26/6つのソナタ MS.27/ アレグロ・ヴィヴァーチェ MS.72/ ソナタ・コンチェルタータ MS.2/ カンタービレとワルツ MS.45/変奏曲 MS.71/ 6つの二重奏曲 MS.110/ 変奏を伴ったカルマニョーラ MS.1/ グランド・ソナタ・コンチェルタータ MS.3 |
ルイジ・ アルベルト・ビアンキ(Vn) マウリツィオ・プレダ(G) | |
Dynamic社の偉業、パガニーニのヴァイオリンとギターのための作品全集がセットになった。ヴァイオリンとギターという、従来「通向き」とみなされていた組合せが、どれも傑作だということを知らしめたものとして、各国の批評で高く評価されたものばかり。なんとなんと驚きの、9枚で3枚分価格。 | ||
ハインリヒ・アウグスト・マルシュナー(1795-1861): 歌劇「ハンス・ハイリング」 |
マルクス・ウェルバ(Br:ハンス) アンナ・カテリーナ・ アントナッチ(S:アンナ) ヘルベルト・リッペルト (T:コンラート) ガブリエーレ・フォンターナ (S:女王) 他 レナート・パルンボ指揮 カリアーリ歌劇場o.&cho. ピエール・ルイージ・ピッツィ(演出) | |
ALL REGIONS、NTSC、DOLBY DIGITAL、DTS、LINEAR PCM 2.0、COLOUR、4:3。 CDですら正規盤がMARDCO POLO から1種類あるだけという珍品オペラ。マルシュナーは ウェーバーの後継者にあたる人物で、ドレスデン、ライプツィヒ、ベルリン、ハノーファーなどで活躍、ウェーバーのドイツ的なロマン主義をさらに深めた作風で人気を博した。 この映像は、日本でもすっかり知られたサルデーニャ島のカリアーリ歌劇場でのライヴ。しかもキャストはムーティのお気入りアンナ・カテリーナ・アントナッチ、モーツァルト・テノールとして名高いヘルベルト・リッペルト、フォルクス・オパーのスター、マルクス・ウェルバ、そして新国立劇場の「フィデリオ」で喝采を浴びたガブリエーレ・フォンターナと凄い面々。しかも日本語のあらすじ付き。 | ||
ヴェルディ:歌劇「海賊」
レナート・ブルソン(Br:セイド) ズヴェタン・ミハイロフ(T:コルラード) ミケーラ・ズブルラーティ(S:メドーラ) アドリアーナ・ダマート(S:グルナーラ)他 レナート・パルンボ指揮パルマ・レージョ劇場o.&cho.、ランベルト・プジェッリ(演出) | ||
録音・収録:2004年6月、パルマ、ヴェルディ・フェスティヴァル、ライヴ。DVD仕様:日本語字幕付き、ALL REGIONS、NTSC、DTS、DOLBY DIGITAL 5.1、PCM STEREO 2.0、COLOUR、16:9。 「海賊」は、ヴェルディのオペラの中でも極端に録音が少ない。CDですらリリースの少ないヴェルディの「海賊」を映像で見られるというのも非常にありがたいこと。レナート・ブルソンが舞台を大いに引き締めている。他のキャストは若手中心で、健闘の出来ばえ。指揮のレナート・パルンボも近年評価が急上昇中。 | ||
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」 | グレース・バンブリー(S;ノルマ) レラ・クベッリ(S;アダルジーザ) ジュゼッペ・ジャコミーニ (T;ポリオーネ) ロバート・ロイド(B;オロヴェーゾ)他 ミハエル・ハラース指揮 バーリso. アミーチ・デラ・ポリフォニカcho. ヴォーチ・ペル・ラ・ムジカ | |
録音:1977年8月12、14日、マルティナ・フランカ。 2004年秋に発売されたマルティナ・フランカ音楽祭30周年記念3枚組ボックス(CDS-448)にちょっとだけ収録されて話題になった1977年の「ノルマ」の全曲発売。何より注目は、先日新国立劇場の「道化師」で見事な歌唱を披露してくれた大テノール、ジュゼッペ・ジャコミーニの36歳の時の若々しいポリオーネ。もとより録音の多くないジャコミーニだけに、貴重である。そしてもう一つの特徴は、ノルマとアダルジーザを共にソプラノを配したマルティナ・フランカらしいこだわり。バンブリーのノルマが結構良いのには驚かされる。アダルジーザのレラ・クベッリは当時まだ本当に若く瑞々しい声で、メッゾのアダルジーザに慣れていた聴衆をあっと驚かせた。この二人ソプラノの「ノルマ」は大変話題になり、翌年ムーティが採用している。さらに英国のバッソ・プロフォンド、ロバート・ロイドがオロヴェーゾという豪華さ。1977年にこれだけ興味深いプロダクションを行っていたマルティナ・フランカ音楽祭に敬服。 | ||
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」 | ヴィンチェンツォ・ラ・スコラ (T:ホフマン) ルッジェーロ・ライモンディ (B:リンドルフ、他) デジレ・ランカトーレ (S:オランピア) アンナリーザ・ラスパリョージ (S:アントーニア) サラ・アッレグレッタ (S:ジュリエッタ) ニコラ・リヴェンク (T:エルマン) 他 フレデリック・シャスラン指揮 マルケpo. ピエール・ルイージ・ピッツィ (演出) | |
収録:2004年8月、マチェラータ音楽祭、ライヴ。ALL REGIONS、NTSC、DOLBY DIGITAL、DTS、LINEAR PCM 2.0、COLOUR、16:9。嬉しい事に日本語字幕付(監修:永竹由幸氏[昭和音楽大学教授])。 マチェラータの舞台を横に縦に活用したピッツィの演出が大いに話題となった上演。当り役ホフマンのラ・スコラ、大ベテランの貫禄たっぷりで悪役を堂々演じたライモンディというベテランが大活躍。加えてスカラ座の再建オープニングにも登場してセンセーションを巻き起こした若いイタリアのコロラトゥーラ、ランカトーレの超絶テクニックの歌とハチャメチャな演技も見もの聴きもの。 | ||
アルフレード・クラウス〜ラス・パルマス・ライヴ ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクワーレ」序曲 ドニゼッティ:歌劇「ルチア」〜祖先の墓 ヴェルディ:歌劇「ルイーザ・ミラー」序曲 チレーア:歌劇「アルルの女」−フェデリーコの嘆き マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲 オッフェンバック: 歌劇「ホフマン物語」〜クラインザックの歌 プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」間奏曲 マスネ:歌劇「マノン」〜消え去れ、優しい面影よ ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲 グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」〜昇れ太陽よ ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲 マスネ:「ウェルテル」〜春風よ、なぜ私を目覚ますのか セラーノ:歌劇「女たらしたちの結託」から ヴェルディ:歌劇「リゴレット」〜女心の歌 |
ホセ・コッラード指揮 グラン・カナリアpo. | |
収録:1995年、グラン・カナリア、ラス・パルマス、ペレス・ガルドス劇場、ライヴ。 大テノール、アルフレード・クラウスが故郷のスペイン・カナリア諸島のラス・パルマスで行ったコンサートを収録したDVD。「ルチア」のエドガルド、「アルルの女」のフェデリーコ、「ホフマン物語」のホフマン、「マノン」のデ・グリュー、「ロメオとジュリエット」のロメオ、「ウェルテル」のウェルテル、「リゴレット」のマントヴァ公と、クラウスの得意とした役のアリアばかりというのがうれしい限り。故郷の大スターを大歓迎する観客の熱気もあいまって、見応え十分の映像。 オールリージョン、NTSC、LINEAR PCM 2.0、カラー、4:3、94分。字幕:伊英西仏。 | ||
アントニオ・カルロス・ゴメス(1836-1896): 歌劇「サルヴァトール・ローザ」(1874) |
マウロ・パガーノ (T:サルヴァトール・ローザ) フランチェスカ・スカーニ (S:イザベッラ) フランチェスコ・ エッレーロ・ダルテーニャ (B:アルコス公爵) 他 マウリツィオ・ベニーニ指揮 イタリア国際o. | |
録音:2004年7月、マルティナ・フランカ音楽祭、ライヴ。 イタリア・オペラに憧れてアルプスを越えた作曲家は数多いが、大西洋を越えてしまったのが,ブラジルはサンパウロ生まれのゴメス。ミラノに留学し、ヴェルディから多大な影響を受け、ドラマティックな悲劇で大いに人気を得た。代表作「ガラニ」にはドミンゴが歌ったCDもある。もう一つの代表作がジェノヴァで初演されたこの「サルヴァトール・ローザ」。サルヴァトール・ローザ(1615-1673)は実在の画家で、ナポリのマザニエッロの反乱に加わったとされている。オペラでは、反乱を背景に、ナポリ総督である公爵の娘イザベッラとローザの悲恋が描かれる。ヴェネツィア・フェニーチェ劇場の来日公演で指揮をとる名匠マウリツィオ・ベニーニが見事。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ピエトロ大帝」(1819) | ヴィート・プリアンテ (Br:ピエトロ大帝) エウフェーミア・トゥファーノ (Ms:カテリーナ) アレッサンドロ・コデルッピ (T:カルロ) ローザ・ソリーチェ(S:アンネッテ) ローザ・アンナ・ペライーノ (S:フリッツ夫人) ジュリオ・マストロトターロ (Br:クックピス氏) 他 マルコ・ベルドンディーニ指揮 イタリア国際o. | |
録音:2004年7月、マルティーナ・フランカ、イトリアの谷音楽祭、ライヴ。 世界初録音。「ピエトロ大帝」はドニゼッティが本格的なオペラ活動を始めて3作目のオペラで、1819年12年にヴェネツィアで初演、ドニゼッティはまだ22 歳という若さであった。 物語は現在のラトヴィアあたりのとある町、大工のカルロはアンネッテという娘を愛しているが、喧嘩っぱやいため投獄されてしまう。しかし彼はお忍びのピエトロ(ピョートル大帝)によって彼の妻の甥と判明、救出され、カルロとアンネッテは結ばれる、というもの。 | ||
ヴェルディ・ガラ 2004 ヴェルディ:歌劇「ジョヴァンナ・ダルコ」、「アッティラ」、 「マクベス」、「海賊」、「群盗」からのアリア、場面 |
ホセ・クーラ(T) レオ・ヌッチ(Br) ズヴェタン・ミハイロフ(T) ウラディーミル・ストヤノフ(Br) リッカルド・ザネッラート(B) アドリアーナ・ダマート、 アレッサンドラ・レッツァ(S) レナート・パルンボ指揮 パルマ歌劇場o.&cho. | |
収録:2004年10月10日。 10月10日はヴェルディの誕生日。パルマ歌劇場では2008年まで毎年この日は記念演奏会を催すとのこと。2004年は、ヴェルディが1845年から1848年にかけて書いた比較的珍しい作品を中心にしたガラで、クーラが「ジョヴァンナ」、「アッティラ」、「海賊」、ヌッチが「アッティラ」、「マクベス」、「群盗」を歌うという豪華さ。ベルリン・ドイツオペラの音楽監督に決まったパルンボの指揮も見事なもの、ヴェルディ・ファンにはまたとないDVDだ。嬉しい日本語字幕付。 ALL REGIONS, NTSC, DOLBY DIGITAL, LINEAR PCM 2.0, COLOUR, 16:9。 | ||
ボリス・クリストフ〜ルガーノ・リサイタル ロッシーニ:「セビリャの理髪師」、 モーツァルト:「後宮からの逃走」、 ヴェルディ:「ドン・カルロ」、 ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」からのアリア ムソルグスキー:ゴパーク インタビュー |
ボリス・クリストフ(B) ブルーノ・アマドゥッチ指揮 RTSIスイス放送o. | |
収録:1976年、ルガーノ。オール・リージョン、NTSC、LINEAR PCM 2.0、カラー、4:3。 1950-60年代のバルカン・バスの代表がボリス・クリストフ。1914年生まれ,父はブルガリア人、母がロシア人。1942年にイタリアに留学、名バリトン、リッカルド・ストラッチャーリにみっちり学んだ。オペラ・デビューは1946年。それからは破竹の勢いでスターにのし上がり、1960年代半ばまでは不動の人気を誇った。しかし脳腫瘍の手術を受けてからステージに上がる回数が減り、バルカン・バスのスターの座をニコライ・ギャウロフに奪われてしまったが、それでも1980年頃までは舞台に出演、喝采を受けていた。1993年没。この映像は1976年にルガーノで行われた演奏会をスイス・イタリア語放送が収録したもの。クリストフの映像は多くない上、お得意の曲ばかりなので、見応え満点。インタビューも貴重。 | ||
モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」
コヴィー・ヴァン・レンズブルク(T:オルフェオ) シリル・ジェルスタンアベール(S:エウリディーチェ) フィリップ・ジャルスキ(CT:希望) ベルナール・ドレトル(B:プルトーネ)他 ジャン=クロード・マルゴワール指揮王室大厩舎・王宮付楽団 [ラ・グランド・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ] | ||
収録:2004年10月、トゥルコワン、フランス、ライヴ。DVD仕様:オール・リージョン、NTSC、DOLBY DIGITAL 5.1、PCM STEREO 2.0、カラー、16:9、130分、字幕:伊英独仏西中日。 1984年の「ポッペアの戴冠」以来20年、今や古楽指揮者の長老マルゴワールが満を持して上演しただけあって、完成度が高い「オルフェオ」。レンズブルク、ジェルスタンアベール、ジャルスキなど優れた歌手を起用。マルゴワールは演出も手がけ(ジャッキー・ロテンと共同)、このプロダクションにかける意気込みが大きさを示した。マルゴワールのインタビューも収録。 | ||
マドリガーレ集 モンテヴェルディ: タンクレディとクロリンダの戦い/バッロ/他 ブルネッリ:まだフェーボが世界に昼を ディンディア、他の作品 |
ラヴィーニャ・ベルトッティ(S) マリオ・チェケッティ、 ヴィンチェンツォ・ ディ・ドナート(T) サルヴォ・ヴィターレ(B) ロベルト・ジーニ指揮 アンサンブル・コンチェルト | |
GLOSSA、TACTUS、STRADIVARIUS といったレーベルにマドリガーレを録音して好評を博していたロベルト・ジーニとアンサンブル・コンチェルトがDYNAMICに初登場、モンテヴェルディの多数のマドリガーレ中でも飛び切りの傑作「タンクレーディとクロリンダの戦い」に挑んだ。20分近くを要する、ほとんど小オペラと呼んでよいほどの劇的なこの作品には多数の録音があるが、やはりイタリア人でなければ出せないイタリア語の語感の繊細なニュアンスというものがあり、その点ジーニとアンサンブル・コンチェルトは文句なし。ソリストたちもイタリア古楽界を代表する人たちばかりだ。 | ||
ヴィオッティ:ヴァイオリン作品全集 Vol.10 ヴァイオリン協奏曲第29番 ホ短調 W.29 G.144/ ヴァイオリン協奏曲第21番 ホ長調 W21. G.96 |
フランコ・メッツェーナ(Vn) 指揮ミラノ・クラシカco. | |
第29番は番号としては最後になっているが、実際にはおそらく1801年頃の作品、第21番もほぼ同時期の作品だと考えられている。どちらにもそれぞれに個性があり、ヴィオッティらしい華やかなソロが楽しめる。いつも通りフランコ・メッツェーナが鮮やかなヴァイオリンを披露。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ファヴォリータ」 | アルフレード・クラウス (T:フェルナンド) レナート・ブルゾン (Br:アルフォンソ) チェーザレ・シエピ (B:バルダッサーレ) ヴィオリカ・コルテズ (Ms:レオノーラ) 他 フランチェスコ・ モリナーリ=プラデッリ指揮 ジェノヴァ市立歌劇場o.&cho. | |
録音:1976年、ジェノヴァ、ライヴ。 アルフレード・クラウスの残した録音の数は、その名声とキャリアの長さに比して決して多いとはいえない。特に1970年代はセッションによるオペラ全曲録音は極端に少なく、クラウスがフェルナンド役を得意にしていた「ファヴォリータ」も1971年の日本公演がDVD化されたのみであった。それだけに、このジェノヴァ公演のCD化は彼のファンにとって大きな喜びであろう。しかもレナート・ブルゾンとチェーザレ・シエピが競演という超豪華キャストである。ヴィオリカ・コルテズは1935年ルーマニア生まれのメッゾで、レオノーラは彼女が得意としていた役。 | ||
ヴェネツィアのニューイヤー・コンサート 2005 ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」序曲 ロータ:映画「山猫」のための華麗な大ワルツ (ヴェルディの作品の編曲) プッチーニ: 歌劇「トゥーランドット」〜誰も寝てはならぬ/ 歌劇「蝶々夫人」〜[ハミング・コーラス/ある晴れた日] 歌劇「マノン・レスコー」間奏曲 レスピーギ:「風変わりな店」〜カンカン マスカーニ: 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲 ヴェルディ: 歌劇「シチリアの晩祷」〜バレエ「四季」から 冬/ 歌劇「ナブッコ」〜行け、我が思いよ/ 歌劇「椿姫」〜乾杯の歌 |
ジョルジュ・プレートル指揮 フェニーチェ歌劇場o.&cho. アンナリーザ・ラスパリョージ(S) ジュゼッペ・ジパーリ(T) ミカ・ファン・ヘッケ(バレエ振付) | |
収録:2005年1月、ヴェネツィア、フェニーチェ歌劇場。オール・リージョン、NTSC、DOLBY DIGITAL、DTS LINEAR PCM 2.0、カラー、4:3、60m。 フェニーチェ劇場におけるニューイヤー・コンサート。日本でもおなじみのフランスの巨匠指揮者ジョルジュ・プレートルの、ヨーロッパでの人気は日本からは想像できないほど高く、そのコンサートはいつも大盛り上がり。この2005年のコンサートはプレートルの80歳記念でもあったので、聴衆の歓迎振りも尚更。ゲストも交えて、興奮の一晩がDVDに詰まっている。 | ||
ベートーヴェン:弦楽五重奏曲全集 変ホ長調 Op.4/ハ長調 Op.29/ハ短調 Op.104/ フーガ ニ長調 Op.137 |
ヴェネツィアSQ ダニロ・ロッシ(Va) | |
録音:2005年4日-5月。#当アルバムは当初ハイブリッド SACD & 5.1 サラウンド仕様でしたが、 CD-R に切り替わりましたので 44.1kHz/16bit ステレオ音声のみの収録となり、 SACD 盤を指定してのご注文はお受けしかねます。また、商品印刷の一部に SACD 関連の記載が残存する可能性がありますが商品の仕様となります。以上ご了承ください。 ヴェネツィア弦楽四重奏団に、スカラ座の首席ヴィオラ奏者のダニオ・ロッシを加えてのベートーヴェン。さすがにイタリア的な輝きのある弦の絡みは実に美しい。ちなみに第1ヴァイオリンのアンドレア・ヴィーオが弾いているのは、1651年のアマティ。同時に彼らは、シャーンドル・ヴェーグから指導を受けた強固なカルテットの意志があるのも特徴としており、ただ明るい訳ではない。色々な意味で話題の録音である。 | ||
タルティーニ: ヴァイオリン協奏曲集 Vol.13 [ト長調D 84/イ長調D 105/ホ長調D 50/ イ長調D 101/ニ長調D 26/イ長調D 99/ ヘ長調D 67/ニ長調D 39] |
ジョヴァンニ・グリエルモ、 フェデリーコ・グリエルモ、 カルロ・ラザーリ (ソロVn) ラルテ・デラルコ | |
タルティーニ・シリーズ、13巻。2CDに8曲を収録。また新たなタルティーニの姿が明らかになっていく。 | ||
イタリアの弦楽四重奏曲集 ボッケリーニ:弦楽四重奏曲集 [Op.8/Op.39/Op.41/Op.64/Op.52] バッジーニ:弦楽四重奏曲全集 マリピエロ:8つの弦楽四重奏曲 ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調 プッチーニ:「菊」 ザンドナーイ:弦楽四重奏曲 ト長調 レスピーギ: ドリア旋法の弦楽四重奏曲/弦楽四重奏曲 ニ短調 |
ヴェネツィアSQ | |
ボッケリーニは CDS-111、CDS-127、CDS-154、バッジーニは CDS-418(3CD)、マリピエロは CDS-168(2CD)、ヴェルディ、プッチーニ、ザンドナーイは CDS-461、レスピーギは CDS-276として出ていたもので、これらはイタリアの作曲家による古今の弦楽四重奏曲を集めた画期的企画であった。それらが10枚セットで、3枚分価格で登場。この機会にイタリアの弦楽四重奏曲に触れてみてはいかがだろうか。 | ||
マスネ:歌劇「ラオールの王」
ジュゼッペ・ジパーリ(T;アリム) アナ・マリア・サンチェス(S;シタ) ウラディミール・ストヤノフ(Br;シンディア) リッカルド・ザネッラート(B;チムール)他 アルノ・ベルナール(演出) マルチェッロ・ヴィオッティ指揮フェニーチェ劇場o.&cho. | ||
収録:2004年12月。ALL REGIONS/ NTSC/ LINEAR PCM 2.0,DOLBY DIGITAL/ 5.1/ COLOUR/ 16:9/ 164m/字幕:英独仏伊西。 マスネの隠れた名作「ラオールの王」のCDと映像。新録音は1979年のサザランドをヒロインとした録音以来なんと四半世紀ぶりで、好評を博したヴェネツィアでの上演を機に録音となった。1877年4月27日にパリのオペラ座で初演され、マスネの出世作となった初期作品(「マノン」の7年前)で、ラオールの王アリムと尼僧シタの悲恋の物語。またこのオペラは、ガストン・ルルーの「オペラ座の怪人」の舞台となったことでも知られている。ジュゼッペ・ジパーリはアルバニア出身の、今メキメキと頭角を現しているテノール。また、今は亡きヴィオッティによる、死去3ヶ月前の指揮姿が見られる。インドが舞台なので、当然エキゾティックな舞台効果が生きるオペラであり、ここでも気鋭の演出家アルノ・ベルナールによる美しい舞台が映えている。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ピーア・デ・トロメイ」
パトリツィア・チョーフィ(S;ピーア) ダリオ・シュムンク(T;ギーノ) アンドルー・シュレーダ(Br;ネッロ) ラウラ・ポルヴェレッリ(Ms;ロドリーゴ)他 パオロ・アッリヴァベーニ指揮フェニーチェ劇場o.&cho. | ||
録音:2005年4月、フェニーチェ劇場。クリスティアン・ガンニェロン演出。DVD仕様:ALL REGIONS/ NTSC/ DOLBY DIGITAL/ 5.1, DTS/ PCM STEREO 2.0/ COLOUR/ 16:9/ 137分/字幕:日・伊・英・独・仏・西・中(うれしい日本語字幕付き)。 。「ルチア」から1年半後にヴェネツィアで初演されたドニゼッティ中期の傑作。敵対する二つの家の和解のため政略結婚していたピーアが、夫の敵方にあたる自分の弟と密会したことが不貞と誤解され、死に追いやられるという悲劇。今回の上演では新校訂版を使用。何と言ってもヒロイン、ピーアを歌うチョーフィが最大の魅力。集中力の高い歌と、白い衣装が映える美貌と、ヒロインに打ってつけ。その夫ネッロを歌うシュレーダー共々、2005年5月来日公演の「椿姫」で絶賛された。そしてもう一人、期待のテノール、ダリオ・シュムンク。ブエノスアイレス出身、1999年にフランコ・コレッリ国際声楽コンクールで優勝した逸材で、既にヨーロッパを中心に幅広く活躍している。ガンニェロンの演出は、シンプルでスッキリした舞台が好ましい。 このオペラのCDとしては、BONGIOVANNIから発売された1976年のRAI録音(GB-2379)もあった。 | ||
アントニオ・サリエーリ:歌劇「ダナオスの娘たち」(1784) | モンセラート・カバリエ (S:イペルムネストル) クリスティン・ブラダン(T:ランセ) ジャン=フィリップ・ラフォン (Br:ダナユス) アンドレア・マルティン (Br:ペラギュ) 他 ジャンルイジ・ジェルメッティ指揮 RAIローマso.&cho. | |
録音:1983年、放送用ライヴ。 ここのところ改めてその存在が浮上しているアントニオ・サリエーリ、そのフランス語の大作「ダナオスの娘たち」がCDで登場。舞台はギリシャ。ダナユスと娘たちが婚礼を装ってエジストゥスと息子たちを皆殺しにしようと計画、しかし娘の一人イペルムネストルだけはランセを本当に愛し、彼を逃亡させ、ダナユスと娘たちは地獄に落ちる、といった内容。パリのオペラ座で初演され、成功を収めた。 このCDは20世紀における蘇演となった放送用の上演をライヴ収録したもので、大プリマドンナ、カバリエが登場。ジェルメッティはこの後1990年にEMIへスタジオ録音したが、現在各国とも廃盤。それだけにこれはありがたいCD化である。 | ||
アリア&カンツォーネ集 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」、 ロッシーニ:「セビリャの理髪師」、 ヴェルディ:「エルナーニ」、「ドン・カルロ」、 「シチリアの晩鐘」、「アッティラ」からのアリア トスティ:最後の口づけ マッツォーラ:アブルッツォのギターの調べ E.デ・クルティス:夜の歌声 タリアフェリ:情熱 ポーター:キス・ミー・ケイト/ソー・イン・ラブ ロジャーズ:魅惑の宵 ビクシオ:森の中の道 ファルヴォ:ガッパーリア |
ミケーレ・ペルトゥージ(B) パルマ・オペラ・アンサンブル | |
録音:2004年12月13日、モデナ、ライヴ。 イタリアを代表するバス、ミケーレ・ペルトゥージのデビュー20年を記念したコンサートのライヴ録音。バスの名歌手は多々いれど、ペルトゥージのバスの美感はさすがイタリア人歌手ならではのもの。アリアとカンツォーネと、どちらもバスならではの魅力がたっぷり。残念なことにペルトゥージはここ数年日本とは縁がなく、新国立劇場の「ドン・ジョヴァンニ」も藤原の「カルメン」もフェニーチェ歌劇場の来日公演も、予定されていながらキャンセル。またCDも決して多くはないだけに、このCDの発売はうれしい。 | ||
モンテヴェルディ:教会音楽集 カンターテ・ドミノ/ 聖マリアよ、不幸な者をお救いください(2声)/ 逃げよわが魂(2声とヴァイオリン)/ キリスト、あなたを崇めます(5声)/ カンターテ・ドミノ(6声)/ 主よ、あなたの怒りによって(6声)/ キリストよ、われわれはあなたをあがめます(6声)/ おお、慈悲深きイエス(2声)/第1旋法によるトッカータ/ 来なさい、来なさい(2声)/めでたし天の女王(1声)/ 神が用意された宴を見よ/人々よ、急いで来なさい/ おお、何と美しい/めでたし天の女王/ 主を誉めまつる(4声)/喜べシオンの娘たちよ/ 来て見るのだ/主をほめたたえよ(3声)(*)/ この日を感謝せん/グローリア(8声)(*)/他(全30曲) |
ロベルト・ジーニ指揮 アンサンブル・コンチェルト | |
エスペリオンXXなどで活躍したヴィオラ・ダ・ガンバ&チェロ奏者にして指揮者ロベルト・ジーニは、モンテヴェルディに心血を注いでいる。手兵との今回の録音でも、モンテヴェルディを知りぬいた自信の漲る演奏を聴かせる。(*)世界初録音。 | ||
ロッシーニ:歌劇「マオメット2世」 | ロレンツォ・レガッツォ(B;マオメット) カルメン・ ジャンナッタージョ(S;アンナ) アンア・リタ・ジェンマベッラ (Ms;カルボ) マキシム・ミロノフ (T;パオロ・エリッソ)他 クラウディオ・シモーネ指揮 フェニーチェ劇場o.&cho. ピエール・ルージ・ピッツィ演出 | |
うれしい日本語字幕付き。 「マオメット2世」は、1820年12月にナポリで初演、しかし成功を収められず、2年後の1822年12月にヴェネツィアで再演、しかしこれも芳しい成果を収められず、結局さらにパリで「コリントの包囲」として1826年10月に上演、ようやく成功を収めた。2度も改訂するほどロッシーニが入れ込んだ作品だけに、今日ではむしろロッシーニの革新的傑作として知られている。今回DVD化されたのは、そのうちのヴェネツィア版。ハッピーエンドに直された他、いくつかの重要な変更があるとのこと。歌手は、日本でもロッシーニを歌って鮮やかな印象を残したレガッツォを始め、かなり強力。指揮は校訂譜をまとめたシモーネ。 ALL REGIONS/ NTSC/ DOLBY DIGITAL/ 5.1, DTS/ PCM STEREO 2.0/ COLOUR/ 16:9/ 174分/字幕:日・伊・英・独・仏・西・中。 | ||
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」 | ディミトラ・テオドッシュウ (S:ノルマ) ニディア・パラチオス (Ms:アダルジーザ) カルロ・ヴェントレ(T:ポリオーネ) リッカルド・ザネッラート (B:オロヴェーゾ)他 ジュリアーノ・カレッラ指揮 カターニャ・ ベッリーニ歌劇場o.&cho. ワルター・パリアーロ演出 | |
収録:2005年6月、カターニャ、ベッリーニ大劇場。ALL REGIONS、NTSC、LINEAR PCM 2.0、DOLBY DIGITAL、5.1、COLOUR、16:9、164分、字幕:日英独仏伊西。 シチリア島はカターニャのベッリーニ大劇場での「ノルマ」の新製作公演がDVD化。2005年6月14、16日に上演され大好評を博した演目。このプロダクションは2006年6-7月に日本で上演される予定で、テオドッシュウ、パラチオス、ヴェントレ、ザネッラートら予定されている歌手も指揮者も全く同じ。 ワルター・パリアーロの新演出は、2003年来日公演の時のレンツォ・ギアッキエーリのショボかった舞台と異なり、緊張感のあるなかなかに見事なもの。 | ||
アントニオ・サッキーニ(1730-1786): 歌劇「コロノスのエディプ」 |
スヴャトスラフ・スミルノフ(Br) マノン・フェウベル(S) ファブリーチェ・マンテーニャ、 ダニエル・ ガルヴェス=ヴァレホ(T)他 ジャン=ポール・ペナン指揮 ブルゴーニュco.&cho. | |
サッキーニはフィレンツェに生まれ、幼い時にナポリに移住、ここで教育をうけ、20代後半には既に名声を築き、ヴェネツィア、ローマ、ロンドンなど、国際的に活躍した後、1781年にパリに移住、マリー=アントワネットのお気に入りの作曲家となったことで知られている。「コロノスのエディプ」は、ソフォクレスの「コロノスのオイディプス」に基づいたフランス語の悲劇オペラ。サッキーニの最後の作品となり、死後上演され大成功を収めた。これが世界初録音。 | ||
モーツァルト:弦楽五重奏曲全集 [第1番 変ロ長調 K.174/第2番 ハ短調 K.406/ 第3番 ハ長調 K.515/第4番 ト短調 K.516/ 第5番 ニ長調 K.593/第6番 変ホ長調 K.614] |
ストラディヴァリSQ [マリアーナ・シルブ(Vn) クリスティーナ・ ダンチラ(Vn) マッシモ・パリス(Va) ミアイ・ダンチラ(Vc)] カリーネ・レティエク(Va) | |
イタリアの団体によるモーツァルトの弦楽五重奏曲の全集。ストラディヴァリ四重奏団は、1994年にマリアーナ・シルブ(1992年から2003年まで、イ・ムジチのコンサート・マスターを務めた事でも有名)とミアイ・ダンチラが中心となって設立した団体。いかにもイタリア人らしいスカッと抜けよく明るいモーツァルトで、傑作K.515の輝かしさが映えている。 | ||
ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」
マルコ・ベルティ(T;エルナーニ) カルロ・グエルフィ(Br;ドン・カルロ) ジャコモ・プレスティア(B;シルヴァ) スーザン・ネヴィス(S;エルヴィーラ)他 アントネッロ・アッレマンディ指揮パルマ・レージョ劇場o.&cho. | ||
録音・収録:2005年6月、パルマ、レージョ劇場、ライヴ。演出&衣装:ピエーラリ。DVD仕様:120m / NTSC /オールリージョン/カラー 16 : 9 / LPCM 2.0, DTS 5.1 /字幕:伊独仏英西。 さすが目利き耳利き揃いのパルマらしく、主役の四人にかなりの実力者を集めた上演。タイトルロールのマルコ・ベルティは、近年メト、ウィーン、フィレンツェ、パリ、ロンドンなどでヴェルディからプッチーニのヒロイックな役を歌って人気うなぎ昇りのテノール。カルロ・グエルフィはもうすっかり大物の貫禄、スカラ座でも頻繁に歌っている。2006年6月のボローニャ歌劇場来日公演でホセ・クーラ相手に「アンドレア・シェニエ」に出演予定。ジャコモ・プレスティアもいまやイタリアを代表するバス歌手として大人気。2006年4月のサントリーホールでのホール・オペラ、プッチーニの「トゥーランドット」に出演予定。スーザン・ネヴィスはニューヨーク生まれのソプラノ。「ナブッコ」のアビガイッレなど、ヴェルディの初期オペラのヒロインを得意にするという貴重なソプラノである。 指揮のアントネッロ・アッレマンディも、ロッシーニ、ドニゼッティからヴェルディまでで非常に評価の高い人。ヴェルディの初期のオペラの中でも人気の高い作品だが、新録音はほとんど20年ぶり。演出のピーエラリ(注:代理店表記ママ)(本名はピエールルイージ・ピエーラリ)はフィレンツェ生まれの演出家で、シャイー時代のボローニャ歌劇場で活躍した人。このパルマの舞台では、極めてヴェルディらしい重厚な舞台を作り上げている。 | ||
ワーグナー:舞台神聖祭典劇「パルジファル」
リチャード・デッカー(T;パルジファル) マティアス・ヘレ(B;グルネマンツ) ヴォルフガング・シェーネ(Br;アンフォルタス王) ドリス・ゾッフェル(Ms;クンドリ) ミコライ・ザラシンスキ(Br;クリングゾル) ウルリヒ・デュンネバッハ(B;ティトレル)他 ガボール・エトヴェシュ指揮フェニーチェ歌劇場o.&cho. | ||
録音・収録:2005年3月、ヴェネツィア、フェニーチェ劇場、ライヴ。演出、装置、照明、衣装:デニス・クリーフ。DVD仕様:オール・リージョン、NTSC、LPCM 2.0 &DTS 5.1、カラー、16:9、字幕:英独仏伊西。 ヴェネツィアといえば「パルジファル」初演の翌1883年にワーグナーが亡くなった地なので、これはワーグナー最後の作品の、終焉の地での上演ということになる。バイロイトでも活躍したマティアス・ヘレにドリス・ゾッフェル、シュトゥットガルトの重鎮バリトン、ヴォルフガング・シェーネと、かなり強力なキャストが集められている。なかでも注目は合衆国のドラマティック・テノール、リチャード・デッカー。近年急速にワーグナーのヘルデン役に進出しているベテランながら録音がほとんどなかったので、これはワグネリアンには興味津々のはず。ガボール・エトヴェシュはブダペスト出身。イタリアで学んだ後、1961年にデビュー、アウグスブルク歌劇場の音楽監督や、チリのサンチャゴ市立歌劇場、オーストラリア歌劇場の指揮者を歴任、オペラ畑のベテラン指揮者。 演出のデニス・クリーフは、チュニジア生まれでパリに育ち、現在はローマに住みながらヨーロッパ各地で活動している。この「パルジファル」で彼は、演出と同時に装置、照明、衣装デザインまで兼任、舞台づくりを徹底している。装置は極めて簡素、舞台上を斜めに突き抜ける二本の柱や、白い三つの岩などを象徴的に用い、「パルジファル」の要素を的確に描く。 | ||
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲全集 | フランコ・メッツェーナ(Vn)指揮 ヴィオッティco. ペルージャso. ミラノ・クラシカco. | |
Dynamic社が積極的に取組んできた、イタリアの大ヴァイオリン作曲家の体系的シリーズ、その核の一つであったヴィオッティのヴァイオリン協奏曲全集が、ついにセット化された。全29曲の堂々たる収録内容もさることながら、メッツェーナの優れたヴァイオリン,リードによって大変な好評を博した演奏もみごと。 | ||
R.シュトラウス:歌劇「ダフネ」
ジューン・アンダーソン(S;ダフネ) ロベルト・サッカ(T;ロイキッポス) スコット・マック・アリスター(T;アポロ)他 シュテファン・アントン・レック指揮フェニーチェ歌劇場o.&cho. | ||
録音・収録:2005年6月、ヴェネツィア、ライヴ。DVD仕様:オールリージョン、カラー、NTSC、LINEAR PCM 2.0、DTS 5.1、16:9、114'00"、字幕:英仏独伊西。一時国内仕様盤(KKC-9002)も発売されていたが、国内代理店の変更に伴い廃盤となっている。 シュトラウスの「ダフネ」は、グレゴール台本。「最も美しくまとまっている」という評もある作品だが、1938年にドレスデンで初演されて以来今日まで、「時々上演はされる」程度に留まってしまっており、録音もあまり多くない。このフェニーチェでの上演も、なんとヴェネツィア初演だったそうだ。 指揮は新国立劇場での「マイスタージンガー」で素晴らしい名演を繰り広げたレック。ここでも、重さを感じさせない爽やかなシュトラウス・サウンドを見事に作り上げている。タイトルロールは意外にもジューン・アンダーソン。ロッシーニやベッリーニなどのイタリア・オペラを得意としてきた彼女だが、意外や既にサロメやアラベラも歌っているそうで、見事なダフネ。ロイキッポスにはぴたりとはまったロベルト・サッカとこれも上々。ドイツの歌劇場にも負けない出来栄えは話題となった。演出は、ボローニャ歌劇場来日公演でロマン色豊かな「トロヴァトーレ」を作ったスコットランドの俊英ポール・カラン。牧歌的で甘く、ダフネの変身のシーンは幻想的で実におもしろい。 | ||
ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」
アンドレア・グルーバー(S;ジョコンダ) マルコ・ベルティ(T;エンツォ) アルベルト・マストロマリーノ(Br;バルナバ) カルロ・ロコンバーラ(B;アルヴィーゼ) イルディコ・コムロージ(Ms;ラウラ) エリザベッタ・フィオリッロ(A;チエーカ)他 ドナート・レンゼッティ指揮アレーナ・ディ・ヴェローナo.&cho. | ||
録音・収録:2005年6月、アレーナ・ディ・ヴェローナ。演出:ピエール・ルイージ・ピッツィ。DVD仕様。字幕:伊英独仏西(日本語無し)/オール・リージョン/ NTSC/ LINEAR PCM 2.0 /DTS 5.1/カラー/ 16:9。 イタリアを代表する野外オペラの祭典、アレーナ・ディ・ヴェローナ。2005年はポンキエッリの「ジョコンダ」が上演されて話題となった。タイトルロールは、ニューヨーク出身で、近年トゥーランドットなどドラマティックなヒロインを歌って絶賛されているソプラノ、アンドレア・グルーバー(荒川静香が観劇したサントリーホールでのプッチーニ「トゥーランドット」でタイトルロールを歌った)。エンツォはイタリアの若い世代の期待のテノール、マルコ・ベルティ。バルナバは、2005年フェニーチェ歌劇場来日公演の「アッティラ」にもエツィオ役で出演したアルベルト・マストロマリーノ、そしてイタリアの若手バスを代表するカルロ・ロコンバーラと、かなり良いキャスト。野外公演なので当然スペクタクルな舞台も見もので、なんといっても、アレーナの巨大な舞台を生かしたピエール・ルイージ・ピッツィの演出が美しい。燃え盛る炎など、普通の劇場では絶対無理なことが実現され、DVDは見ごたえ満点。アレーナに行った気分で、ビール片手に鑑賞が楽しい。 | ||
ロッシーニ:歌劇「ビアンカとファッリエーロ」
ダニエラ・バルチェッローナ(Ms;ファッリエーロ) マリア・バーヨ(S;ビアンカ) フランチェスコ・メーリ(T;コンタレーノ) カルロ・レポーレ(B;カペッリオ)他 レナート・パルンボ指揮ガリシアso. 演出:ジャン=ルイ・マルティノーティ | ||
録音・収録:2005年8月、ペーザロ、ロッシーニ音楽祭、ライヴ。DVD仕様:オールリージョン、カラー、NTSC、LINEAR PCM 2.0、DTS 5.1、16:9、183'00"、字幕:伊英独仏西、ハイ・ディフィニション収録。一時国内仕様盤(KKC-9003)も発売されていたが、国内代理店の変更に伴い廃盤となっている。 2005年のロッシーニ音楽祭で話題を呼んだ珍しい傑作「ビアンカとファッリエーロ」。1819年暮にスカラ座で初演。ファッリエーロ役がメッゾの至難の役で、なかなか上演ができないことから、幻の傑作と言われている。ロッシーニ音楽祭でも、1986、1989年に続いてのようやく3回目の上演。それを可能にしたのが、今がまさに旬のメッゾソプラノ、ダニエラ・バルチェッローナ。またスペインの名ソプラノ、マリア・バーヨがヒロインのビアンカ役、1980年生まれという若さで大抜擢され絶賛されたイタリア期待のテノール、フランチェスコ・メーリ、イタリアの実力派バス、カルロ・レポーレと、優れたキャストが配されている。指揮はクリスチャン・ティーレマンの後任としてベルリン・ドイッチェオパーの音楽監督となったレナート・パルンボ。なお映像はなんとハイ・ディフィニション収録。現行DVDでは通常仕様にダウンされているものの、おおもとの画質の良さはしっかり伝わってくる。 | ||
フィリッポ・マルケッティ(1831-1902): 歌劇「ロメオとジュリエッタ」 |
セレーナ・ダオーリョ (S:ジュリエッタ) ロベルト・ルリアーノ(T:ロメオ) ジョヴァンニ・コレッタ (T:テバルド) エミール・ゼレフ (B:ロレンツォ神父) マーリオ・カッシ (Br:カペッリオ) 他 アンドリー・ユルケヴィッチ指揮 イタリア国際o. ブラチスラヴァ室内cho. | |
録音:2005年8月、マルティーナ・フランカでのイトリアの谷音楽祭、ライヴ。 19世紀後半のイタリアオペラはほとんどヴェルディの牙城だったような印象があるが、もちろん他に活躍したオペラ作曲家もたくさんいる。その一人がマルケッティ。1869年に初演された、ヴィクトル・ユゴー原作のオペラ「ルイ・ブラス」が代表作である(BONGIOVANNIからディミトラ・テオドッシュウ主演のCDが出ている:GB-2237)。「ロメオとジュリエッタ」はその4年前、1865年に初演された作品。偶然にもグノーの「ロメオとジュリエット」(1867年初演)とほぼ同時期の作品なので、比べてみるもの楽しいかもしれない。ヴェルディの同時期の作品と比べるとやや時代遅れにも感じられる作風とはいえ、イタリアオペラとしては非常に良く出来ていて、ドニゼッティからヴェルディの中期の作品をよく聴かれる方なら間違いなく気に入る音楽と思われる。指揮のアンドリー・ユルケヴィッチはウクライナ出身の期待の若手指揮者。 | ||
ルイジ・ケルビーニ(1760-1842): 歌劇「三人の夫と誰とも結婚できなかった男」 |
マリア・ラウラ・マルトラーナ (S:ドンナ・リゼッタ) ローザ・アンナ・ペライーノ (S:ドンナ・ローザ) ローザ・ソリーチェ (S:ベッティーナ) エマヌエーレ・ダグアンノ (T:ドン・マルティーノ) ジュリオ・マストロトターロ (Br:ドン・ピスタッキオ) ヴィート・プリアンテ (Br:ドン・シモーネ) ガブリエーレ・リビス (Br:フォレット) ディミトリー・ユロフスキー指揮 イタリア国際o. | |
録音:2005年7月、マルティーナ・フランカ、イトリアの谷音楽祭、ライヴ。 後にパリの音楽界の重鎮となったイタリア人作曲家ケルビーニが、1783年秋にヴェネツィアのサン・サムエーレ劇場で初演した2幕のオペラ・ブッファ。もちろんこれが世界初録音。ドン・ピスタッキオが3人の女性に次々と恋をするものの、結局彼女たちは別の3人の男性と恋に落ちてしまう、というような話。チマローザやパイジェッロの時代のオペラ・ブッファの楽しみがたっぷりで、パリに出てからのドラマティックなケルビーノと比べるとまた驚き。指揮のディミトリー・ユロフスキーはモスクワ生まれの若手。名匠ミハイル・ユロフスキーの息子で、ウラディーミルの弟のようだ。 | ||
ベッリーニ:歌劇「カプレーティとモンテッキ」(1830年ミラノ版)
パトリツィア・チョーフィ(S;ジュリエッタ) クララ・ポリート(S;ロメオ) ダニロ・フォルマッジャ(T;テバルド) フェデリコ・サッキ(Br;カペッリオ) ニコラ・アモーディオ(B:ロレンツォ) 演出:デニス・クリーフ ルチアーノ・アコチェッラ指揮イタリア国際o. | ||
収録:2005年8月、マルティーナ・フランカ、イトリアの谷音楽祭、ライヴ。DVD仕様:オールリージョン、カラー、NTSC、LINEAR PCM 2.0、DTS 5.1、16:9 LETTERBOX、136'00"、字幕:伊英独仏西。一時国内仕様盤(KKC-9010)も発売されていたが、国内代理店の変更に伴い廃盤となっている。 南イタリア、マルティーナ・フランカのイトリアの谷音楽祭、その2005年の目玉となった公演。ベッリーニの「カプレーティとモンテッキ」は、話がシェークスピアの「ロメオとジュリエット」と同じ素材。この上演ではクリティカルエディションを用いており、さらに通常知られるヴェネツィア初演のヴァージョンではなく、直後の1830年にミラノ・スカラ座で再演された時の改訂版を使用。有名なアリア「ああいく度も」を始めとするいくつかのジュリエッタの音楽が、この役を歌った歌手がメッゾ寄りの人だったため低く移調されていたり、フィナーレでのロメオの場面に違いがあったりと、相違がある。 なんといっても、イトリアの谷音楽祭を足がかりに世界のプリマドンナへと飛びたち、今や世界で活躍するプリマのパトリツィア・チョーフィが恩返し出演しておりが見もの聞きもの、彼女一流の情感豊かな歌に打たれる。ロメオ役のクララ・ポリートは2001年にデビューした期待の若手。デニス・クリーフの演出は適度にモダナイズされた舞台が美しい。 | ||
ヴィヴァルディ: グローリア ニ長調 RV.589 ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV.581「聖母マリア昇天祭のために」 サルヴェ・レジナ ハ短調 RV.616〜あなたに溜息をつき 2つのヴァイオリン、 ヴィオラとチェロのためのソナタ 変ホ長調 RV.130「聖墓にて」 スターバト・マーテル RV.621〜[悲しみの聖母/ おお、なんという悲しみ/私の心を燃え立たせて下さい/アーメン] グローリア ニ長調 RV.588〜父の右に座わられる人よ 2つのオーボエ、2つのホルンとヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 RV.562「聖ロレンツォの祝日のために」〜第3楽章 |
アドリアーナ・ダマート(S) ラウラ・ブリオーリ(Ms) クラウディオ・シモーネ指揮 イ・ソリスティ・ヴェネティ | |
ALL REGIONS/ NTSC/ LINEAR PCM 2.0,DOLBY DIGITAL/ 5.1/ COLOUR/ 16:9。 ヴィヴァルディは、もはや「四季」だけの作曲家ではなく、器楽曲に声楽曲に、多様な作品が人気を得ている。ヴィヴァルディ・ブームを長年に渡ってリードしてきたクラウディオ・シモーネとイ・ソリスティ・ヴェネティによる演奏、それもヴェネツィアのサンマルコ大聖堂や、パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂での収録。ヴィヴァルディの音楽と、ヴィヴァルディに縁のある美しい教会建築を同時に楽しめるという優れもの。 | ||
シューマン: ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 Op.105 ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 Op.121 幻想小曲集 Op.73 |
ファブリツィオ・ フォン・アルクス(Vn) ブルーノ・カニーノ(P) | |
録音:2005年1月。 ファブリツィオ・フォン・アルクスはナポリに生まれ、伝統あるサン・ピエトロ・マイエッラ音楽院を卒業、さらにフランコ・グッリやサルヴァトーレ・アッカルドらに学んだ、まさにイタリアのヴァイオリニスト。そしてピアノはイタリアの巨匠ブルーノ・カニーノ。ちょっと異色だが、独伊の精神融合が非常にいい結果となっている演奏。 | ||
CDS-508 (2CD) 廃盤 |
マスネの「シェリュバン」、映像は初登場 マスネ:歌劇「シェリュバン」(1903) ミシェル・ブリート(Ms;シェリュバン) パトリツィア・チョーフィ(S;アンソレイヤード) カルメラ・レミージョ(S;ニーナ) ジョルジョ・スーリアン(B;哲学者)他 エマニュエル・ヴィヨーム指揮カリアーリ歌劇場o.o.&cho. | |
収録・録音:2006年1月、カリアーリ歌劇場、ライヴ。演出:ポール・カラン。DVD仕様:120m / NTSC /オールリージョン/カラー 16 : 9 / LPCM 2.0, DTS 5.1 /字幕:仏英独伊西。 マスネの珍しいオペラ「シェリュバン」の久々の新録音。シェリュバンとは、モーツァルトの「フィガロの結婚」のケルビーノのこと。少年だった彼が17歳になった時の、青年に足を踏み入れ始めた頃の恋の物語。あいかわらず恋に飛び回って騒動を巻き起こしたのち、ニーナと結ばれる。 シェリュバン役のミシェル・ブリートは、2005年4月に新国立劇場の「フィガロの結婚」でケルビーノを歌って好評を博した南アフリカ出身のドイツのメゾ。さらにシェリュバンが憧れるバレリーナ、アンソレイヤードにパトリツィア・チョーフィ、彼に心を寄せる娘ニーナにカルメラ・レミージョ、そして彼の家庭教師の哲学者にジョルジョ・スーリアンと、歌の面でも高水準。エマニュエル・ヴィヨームの指揮も、マスネの味わいを見事に引き出している。 演出は、2006年6月のボローニャ歌劇場日本公演でもヴェルディの「トロヴァトーレ」で個性を発揮していたポール・カラン。すっきりした中に、マスネらしいお洒落な雰囲気を醸した良い舞台。フランスオペラを愛する人には大推薦。 | ||
フランソワ=アンドレ・ダニカン・フィリドール(1726-1795): 歌劇「トム・ジョーンズ」(1765) セバスチャン・ドロイ(トム・ジョーンズ) ソフィー・マルタン=ドゴール(ソフィー) マルク・バラール(ウェステルン氏) シビル・ザンガネッリ(ウェステルン夫人) 他 ジャン=クロード・マルゴワール指揮ル・シンフォニエッタ・ド・ローザンヌ 演出:ヴァンサン・ヴィト/装置:フィリップ・レオナール 衣装:ミシェル・ロンヴォ/照明:ロベルト・ヴェントゥリーニ | ||
録音:2006年1月、ローザンヌ歌劇場、ライヴ。DVD仕様:リージョン・オール、NTSC、カラー、4:3、Dolby Digital 2.0、143m、字幕:仏伊英独西。 フランスの有名な音楽一家の一人フランソワ=アンドレ・ダニカン・フィリドールは、名前が有名な割にはオペラの録音がほとんどない。「トム・ジョーンズ」は有名なヘンリー・フィールディングの小説(1749)を原作としたオペラで、フィリドールの代表作。名前ばかりが有名だったこのオペラを、ご存知マルゴワールが録音してくれたのはうれしい。ヴァンサン・ヴィトの演出も目に麗しく、この幻の傑作が万全の形で収録された。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「マリア・ストゥアルダ」 | カルメラ・レミージョ (S:マリア・ストゥアルダ) ソーニャ・ガナッシ (Ms:エリザベッタ) ジョセフ・カレヤ(T:レスター) リッカルド・ザネッラート (B:タルボ) 他 ファブリツィオ・ マリア・カルミナーティ指揮 ベルガモ・ ガエターノ・ドニゼッティo. ロンバルトcho. | |
録音:2001年、ベルガモ。 クリティカル・エディションによる初録音、レミージョ、ガナッシ、カレヤ、ザネッラートと豪華なキャストと話題になったCD(CDS-407)の、カタログ付き特価での限定発売。 | ||
ラルフ・タウナー:私の秘密の庭 セレナーデ/道に沿って/讃歌/いやいやながらの花嫁/ サヴェーリオの物語/金と緑/蝋燭の沈黙/視点/ キョウチクトウ練習曲/喜びの出発/空の下で/ ミンガジアーナ第1番/遠くの丘/ ミンガジアーナ第2番/日没 |
アドリアーノ・セバスティアーニ(G) サビーナ・ピカレッリ(Hp) フランチェスコ・サントゥッチ (Fl/Sax/Cp) ルカ・ルーリオ(P) ルチアーノ・トリスタイーノ(Fl) | |
録音:2005年9月。ラルフ・タウナーは、ジャズ系ながらクラシックも演奏するアメリカの大変有名なギタリスト。オレゴンというグループの一員として活躍した後、ジャンルの枠にとらわれない多数の名作を発表、アヴァンギャルドでありながら極めて美しい作品に、世界中でカリスマ的な人気がある。彼自身の演奏のCDもあるが、ここではイタリアのギタリスト、アドリアーナ・セバスティアーニと彼の仲間たちがタウナーの世界に挑んでいる。 | ||
ヴェルディ:歌劇「運命の力」
スザンナ・ブランキーニ(S;レオノーラ) レンツォ・ズーリアン(T;ドン・アルヴァーロ) マルコ・ディ・フェリーチェ(Br ドン・カルロ) パオロ・バッターリア(B;グアルディアーノ神父) ティツィアーナ・カッラーロ(Ms;プレツィオシッラ) パオロ・ルメーツ(B;メリトーネ) ジュゼッペ・ニコデーモ(Br;カラトラーヴァ公爵) ルーカス・カリティノス指揮ヴェネトpo.、ロヴィゴ・ソシアーレ劇場cho. | ||
録音・収録:2006年1月20、22、24日、イタリア、ヴェネト州ロヴィゴ、イタリア、ライヴ。演出:ピエール・フランチェスコ・マエストリーニ。DVD仕様:NTSC、カラー、リージョン・オール、16:9、Dolby digital 5.1/2.0、181m、字幕:伊英仏独西。 ロヴィゴはパドヴァの南で、ヴェネツィアとボローニャのちょうど真ん中当たりの町。ピエール・フランチェスコ・マエストリーニ新演出のこのプロダクションは、リヴォルノ、トレント、バッサーノ・デル・グラッパ、ピサ、モデナ、ラヴェンナと、北部から中部のイタリアの諸都市の劇場との共同制作、つまり北イタリアの中劇場の総力を結集したという力の入ったもの。ピエール・フランチェスコ・マエストリーニの演出は、伝統的で正攻法、ヴェルディ入門者でも安心して見られる。 ドン・アルヴァーロを歌うズーリアンは、2003年のベッリーニ大劇場でのプッチーニ 「ボエーム」のロドルフォ、同年ラ・ヴォーチェ公演でベッリーニ 「ノルマ」のポリオーネ、2005年のプッチーニ「トゥーランドット」べリオ補筆版のカラフなどで、日本でもすっかり知られているテノール。スザンナ・ブランキーニは、ローマ生まれの若いソプラノで、近年ヴェルディ・ソプラノとして急速に注目されている。指揮のルーカス・カリティノスはギリシャ出身、1985年から 1992年までギリシャ国立歌劇場の指揮者を務めたベテラン。 | ||
マンドリンとギターへの編曲版バッハ J.S.バッハ: パルティータ ニ短調 BWV.1004/ イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971/ ソナタ ト短調 BWV.1020(偽作)/同 ト短調 BWV.1001/ 同 ハ長調 BWV.1033 |
ドリーナ・フラーティ(マンドリン) ピエラ・ダドモ(G) | |
バッハの編曲ものはたくさんあるが、マンドリンとギターという組合わせは珍しい。いずれもフラーティとダドモの編曲。原曲を損なわずに独自性を打ち出すことに成功している。ドリーナ・フラーティはマンドリン界ではかなり知られた名手。 | ||
フランコ・コレッリ、1971年東京コンサート ヴェルディ:「リゴレット」 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」 マイヤベーア:「アフリカの女」 プッチーニ:「ボエーム」/「西部の娘」 マスネ:「ル・シッド」 からのアリア エドアルド・ディ・カプア:オ・ソーレ・ミオ カルディッロ:つれない心 デ・クルティス:泣かないお前 トスティ:かわいい口元 |
フランコ・コレッリ(T) アルベルト・ ヴェントゥーラ(P)指揮 NHKso. | |
収録:1971年11月8日、厚生年金会館、東京。ライヴ。オールリージョン、カラー、NTSC、LINEAR PCM 2.0、4:3、60'00"、字幕:伊英独仏。BEL CANTOから BCSDVD-0091 としてインタビュー付きで出ている映像だが、今回マスターからの初復刻(前記盤のインタビューは BEL CANTO 社主により後年収録されたもののため、当盤には収録されない)。 偉大なテノール、フランコ・コレッリは、三度来日しているが、待望の初来日となったのが、1971年10月から11月にかけてのコンサート・ツアー。東京で4回、大阪で1回のリサイタルは、熱狂的に歓迎された。この様子はNHKが収録しており、全盛期のコレッリの素晴らしさを見事に収録している。オーケストラ伴奏の公演本体ももちろんだが、コレッリ名物、ピアノを引っ張り出してのアンコールがまた圧巻。コレッリの絶唱に会場はヒートアップ。ブラーヴォが飛び交い、思わず涙ぐむ女性ファンの姿も映し出されていて、貴重な記録。これまで音声のみも幾つかのレーベルから発売された有名な演奏ではあるが、今回NHKからライセンスを得てマスターから初復刻(音声もこれまでマスターからは復刻されたことは無い)。画質は年代からすると今一つだが、鑑賞に支障はない程度のカラー。 なお本体記載に誤りがあり「1971年8月11日、NHKホールでの収録」となっているが、上記が正しい物。何卒ご了承下さい。 | ||
パイジェッロ:歌劇「幸福なダウニア」 | ドナテッラ・ロンバルディ (S;チェレーレ) マリーナ・デ・リーゾ (A:パーレ) ルカ・ドルドーロ (T;ヴェルトゥムノ) フーリオ・ザナージ (B;カッサンドロ) フェデリーコ・ グリエルモ指揮 フォッジャ・ ウンベルト・ ジョルダーノ音楽院 コレギウム・ムジクム | |
録音:2004年5月12日-14日。ピリオド楽器使用。 パイジェッロの「幸福なダウニア」は、1797年6月25日に南イタリアのフォッジャで初演された祝祭劇。後に両シチリア王フランチェスコ1世となる王子フランチェスコと、ハプスブルク家のマリー・クレメンティーネ女大公(モーツァルトで有名なレオポルト2世の娘)の結婚を祝うための作品だった。フォッジャの町には、ヨーロッパのブルボン王朝の王族貴族が集まったと言うから、パイジェッロも力が入った。実はこの時期は、北イタリアでナポレオンがオーストリー軍をガンガン打ち破っていた時期。この作品は、古い貴族社会の最後の時代を反映していたものでもある。フォッジャ市が町を上げての復活上演の録音。地元フォッジャ生まれのソプラノ、ドナテッラ・ロンバルディが主役を務め、フォッジャの音楽院の古楽オーケストラが演奏している。 | ||
フランチェスコ・コルベッタ(1615頃-1681): 作品集(全27曲) 逃げて、逃げて(マントヴァのバッロ)/ シンフォニア/フォリア/2声のシンフォニア/ パッサカリア/スニョレット/ 第5旋法のプレルーディオ/他 |
ラ・ギルランダ・モジカーレ ウーゴ・ナストルッチ、 ミケーレ・パゾッティ (バロックG/テオルボ) マッシモ・ロナルディ (アーチリュート) ジャンジャコモ・ピナルディ (バロックG) アンンア・シンボリ、 モニカ・ピッチンニ(S) マッテオ・ベッロット(B) | |
録音:2004年3月、11月。 コルベッタはパヴィアに生まれた、17世紀を代表するギタリストの一人。ボローニャやマントヴァで活動した後、ヨーロッパ各地を回って大活躍。フランスではルイ14世にギターを教え、オーストリアではレオポルト・ヴィルヘルム大公に歓待され、英国ではチャールズ2世から「ジェントルマン」の称号を与えられる、などなど。1676年にパリに落ち着き、ここで亡くなった。奏者としてはもちろん作曲家としても極めて優秀だったことは、ここに聞ける1640年頃の作品から1670年代半ばの作品まで、コルベッタの魅力がたっぷり味わえる数々の曲でわかる。演奏のラ・ギルランダ・モジカーレは、音楽の花環の意味。 | ||
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785): 四声の協奏曲集 [ハ長調/ト長調/ニ長調/ト短調/ 変ロ長調/変ホ長調/イ長調] |
ファブリツィオ・ハイム・ チプリアーニ(Vn)指揮 アンサンブル・イル・ファルコーネ [ダヴィデ・モンティ(Vn) グイード・デ・ヴェッキ(Va) マルチェッロ・スカンデッリ(Vc) マウリツィオ・レス(ヴィオローネ) パオラ・チャデッラ(Cemb)] | |
録音:2005年7月、ジェノヴァ。 ガルッピの非常に珍しい協奏曲作品集。1740年頃の作曲だろうと推測されている。大半が緩-級-緩という構成で、手堅い書法の上にガルッピらしい美しい旋律美が映えている。ファブリツィオ・ハイム・チプリアーニ率いるアンサンブル・イル・ファルコーネの優れた演奏でお楽しみ頂きたい。 | ||
カヴァッリ: 5つのラウダーテのヴェスプロ/ 8声のカンツォーナ/喝采せよ(3声)/ 神よ、お恵みを(3声)/6声のマニフィカト/ 主をほめ讃えよ(8声)/ エルサレムよ、主をほめ讃えよ |
ブルーノ・ジーニ指揮 クレモナ・モンテヴェルディcho. アンサンブル・ ド・サックブティエ/他 | |
録音:2006年5月11日-14日。 モンテヴェルディの後継者として知られるヴェネツィアの作曲家、カヴァッリの宗教曲集。いずれもモンテヴェルディの衣鉢を継いだ名曲。ブルーノ・ジーニは、スカラ座少年合唱団を指導していたこともある合唱のプロ。2000年にクレモナのモンテヴェルディ合唱団の芸術監督に就任、精力的に活動している。 | ||
CDS-521 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
ピアノ独奏編曲によるモーツァルト モーツァルト/マルコ・ヴィンツェンツィ編: ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュノーム」 〜アンダンティーノ/ 交響曲第30番 ニ長調 K.202/ 交響曲第32番 ト長調 K.318/ 交響曲第37番 ト長調 K.444 ブゾーニ: モーツァルトの主題によるジーグ、ボレロと変奏/ モーツァルトの主題による変奏曲と練習曲/ モーツァルトの主題によるアダージョ |
マルコ・ヴィンチェンツィ(P) |
ウト・ウーギ&シモーネ、協奏曲新録音集 ベートーヴェン: ロマンス第1番 ト長調 Op.40/ ロマンス第2番 ヘ長調 Op.50 シュポア: ヴァイオリン協奏曲第8番 イ短調 Op.47「劇唱の形式で」 ヴィオッティ: ヴァイオリン協奏曲第3番 イ長調 |
ウト・ウーギ(Vn) クラウディオ・シモーネ指揮 イ・ソリスティ・ヴェネティ | |
録音:2006年6月、スキオ。 巨匠ウト・ウーギの新録音。名曲ベートーヴェンのロマンス2曲、お得意のヴィオッティに加え、シュポアの協奏曲を演奏している。この協奏曲第8番は、「劇唱の形式で」という副題が点けられているように、3楽章の楽曲全体を巨大なオペラアリア風に見立てて作曲したもの。ミラノ・スカラ座で初演された。録音も既に複数あるものの、ウーギの歌心は大変に魅力的。バックのシモーネとイ・ソリスティ・ヴェネティも完璧。 | ||
ヴェルディ:歌劇「ルイザ・ミラー」 | ジュゼッペ・ サッバティーニ (T;ロドルフォ) ダリーナ・タコヴァ (S;ルイーザ) ダミアーノ・サレルモ (Br;ミラー) アレクサンドル・ ヴィノグラードフ (B;ヴァルター伯爵) アルチュン・コチニアン (B;ヴルム)他 マウリツィオ・ベニーニ指揮 フェニーチェ歌劇場o.&cho. | |
録音:2006年5月、ヴェネツィア。 ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場の公演を積極的に収録しているDYNAMICから新録音。ヴェルディの「ルイザ・ミラー」。注目は、2005年ナポリのサンカルロ劇場の来日公演で歌って絶賛された、サッバティーニのロドルフォ。究め付け。ルイーザを歌うダリーナ・タコヴァは、ブルガリアのソフィア生まれ。ロッシーニを中心に活躍している。アレクサンドル・ヴィノグラードフは2007年11、12月の新国立劇場でのビゼー「カルメン」に、アルチュン・コチニアンは2008年3月のヴェルディ「アイーダ」に出演予定。 | ||
モーツァルト:歌劇「ルーチョ・シッラ」 | ロベルト・サッカ (T;ルーチョ・シッラ) アニック・マシス (S;ジューニャ) モニカ・バチェッリ (Ms;チェチーリオ) ヴェロニカ・カンヘミ (S;チンナ) ユーリア・クライター (S;チェーリア)他 トマーシュ・ネトピル指揮 フェニーチェ歌劇場o.&cho. | |
録音:2006年6月。 「ルーチョ・シッラ」は、1772年12月26日、ミラノで初演されたオペラ・セリア。モーツァルトは、年が明けて間もなくで17歳という頃。既に劇作品で十分豊富な経験を持っていたモーツァルトは、「ルーチョ・シッラ」で大成功を勝ち得て、26回もの公演があったと伝えられている。 この公演、実は一ヶ月後にザルツブルク音楽祭で上演されたのと全く同じ出演者、オーケストラ、合唱団、さらに演出(ユルゲン・フリム)。フェニーチェ歌劇場との共同制作だった。当然、サッカのタイトルロールを筆頭にキャストは優れていて、ことにマシス、バチェッリ、カンヘミといった古楽系で活躍する歌手が効果絶大。そして一番の注目は指揮のネトピル。1975年生まれの若いチェコの指揮者で、このヴェネツィアとザルツブルクでの「ルーチョ・シッラ」で一躍注目度を高めた。 ザルツブルクでは、半野外劇場のフェルゼンライトシューレでの上演だったから、音の収録ではフェニーチェ劇場の方が条件は良いだろう。音楽をじっくり楽しみたい方はこちらをぜひどうぞ。 | ||
ヴィヴァルディ:歌劇「テルモドンテのエルコレ」 | ザカリー・ステインズ (T;エルコレ) マリー=エレン・ネージ (Ms;アンティオペ) ラウラ・ケリーチ (S;マルテージャ) ルカ・ドルドロ (T;アルチェステ) マリーナ・バルトリ (S;イッポリータ)他 アラン・カーティス指揮 イル・コンプレッソ・ バロッコ 演出・装置・衣装: ジョン・パスコー | |
収録:2006年7月、スポレート、NTSC、16:9、Linear PCM 2.0 /Dolby Digital 5.1、136m、字幕:伊英独仏西。 「テルモドンテのエルコレ」は、1723年にローマで初演されたオペラ。エルコレとはヘラクレスのこと(エにアクセントがあるので、エルコーレの表記は誤り)、テルモドンテは神話のテルモドン川、トルコ北部のテルメ川。物語は、ヘラクレスがアマゾンの女王ヒッポリュテからアレスの帯を奪う神話に基づいている。長いこと楽譜は散逸していると思われていたのだが、近年になって13曲のアリアと2曲の二重唱が発見され、アレッサンドロ・チッコリーニによって復元がなされた。もちろん、これが世界初収録。御大アラン・カーティスの指揮する充実した演奏が楽しめる。ジョン・パスコーの演出は、ある意味とても写実的、ある意味非常に過激。エルコレはヌードでブラブラさせながら登場し、舞台上には先を切り落とされた巨大ペニスの像が屹立している。 ハイディフィニション収録で、映像も鮮明。 | ||
ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」
マリアンナ・ピッツォラート(Ms;イザベッラ) マキシム・ミロノフ(T;リンドーロ) マルコ・ヴィンコ(B;ムスタファー) ブルーノ・デ・シモーネ(B;タッデオ) バルバラ・バルニェージ(S;エルヴィーラ) ホセ・マリア・ロ・モナコ(Ms;ズルマ) アレックス・エスポージト(B;アリ) 演出:ダリオ・フォー ドナート・レンゼッティ指揮ボローニャ市立歌劇場o.、プラハ室内cho. | ||
録音・収録:2006年8月12日、15日、19日、ペーザロ・ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル、ライヴ。DVD仕様:NTSC、16:9、Linear PCM 2.0 /Dolby digital 5.1、150m、字幕:伊英独仏西。一時国内仕様盤(KKC-9005)も発売されていたが、国内代理店の変更に伴い廃盤となっている。 DYNAMICによる、ペーザロ・ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルのシリーズ。 「アルジェのイタリア女」。このオペラの新録音自体久々のものだが、加えて歌手が皆新鮮。マリアンナ・ピッツォラートは、2004年にカサロヴァの代役で「タンクレーディ」のタイトルロールに抜擢、大成功を収めたシンデレラ・ガール。マキシム・ミロノフは藤原歌劇団の「ランスへの旅」で話題となったロシアのテノール。マルコ・ヴィンコも、2003年に藤原歌劇団の「イタリアのトルコ人」で大好評を博したバス。この三人はいずれもまだ若く、こうした才能を積極的に発掘するという、このフェスティヴァルの意欲がズバリと当たっている。そこに、ベテランのブルーノ・デ・シモーネがタッデーオ役で加わって、存在感を出している。ロッシーニの大御所、レンゼッティの指揮にボローニャのオーケストラと、バックも万全。第2幕のリンドーロのアリアは、ロッシーニが新たに書き直したものを使用している。 ダリオ・フォーの演出は、全編あれやこれやのハチャメチャな仕掛けを張り巡らしたもので、飽きる暇なぞありはしない。映像はハイディフィニション収録で鮮明。 | ||
アントニオ・ロッリ(1725-1802): ヴァイオリン協奏曲全集 [第1番 変ホ長調 Op.2-1/第2番 ハ長調 Op.2-2/ 第3番 イ長調 Op.4-1/第4番 変ロ長調 Op.4-2/ 第5番 ホ長調 Op.5-1/第6番 ニ長調 Op.5-2/ 第7番 ト長調/第8番 ニ長調/ 第9番 ハ長調/ 変ホ長調] |
ルカ・ファンフォーニ (Vn)指揮 レアーレ・コンチェルト | |
録音:2007年4月-7月、パルマ。10曲共全て世界初録音。 ロッリは1725年、ベルガモの生まれ。1758年から1774年までシュトゥットガルトの宮廷o.のソロ・ヴァイオリニストを務め、さらにヨーロッパ中を旅して周り名声を築いた。ヴァイオリンのルカ・ファンフォーニは、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を修了し、数々のコンクールで優勝を収めた後、サルヴァトーレ・アッカルドの元でさらに5年間研鑚を積んだ努力人。カデンツァはファンフォーニ作のものを使用している。 | ||
ロッシーニ:歌劇「トルヴァルドとドルリスカ」
ミケーレ・ペルトゥージ(Br;オルドウ公爵) ダリーナ・タコヴァ(S;ドルリスカ) フランチェスコ・メーリ(T;トルヴァルド) ブルーノ・プラティコ(B;ジョルジョ) ジャンネット・フィッシャー(S;カルロッタ) シモーネ・アルベルギーニ(B;オルモンド) ビクトル・バプロ・ペレス指揮ボルツァーノ・トレント・ハイドンo.、プラハ室内cho. 演出:マーリオ・マルトーニ/衣装:ウルズラ・パツァーク/装置:チェーザレ・アッチェッタ | ||
録音・収録:2006年8月、ペーザロ・ロッシーニ・フェスティヴァル、ライヴ。DVD仕様:NTSC、リージョン・フリー、157m、16:9、LPCM 2.0/Dolby Digital 5.1、字幕:伊英独仏西。 2006年、ペーザロで行われたロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルは、ある意味、歴史的なものとなった。ロッシーニが「セビリャの理髪師」の直前に書き上げた、1815年暮れにローマで初演されたオペラ「トルヴァルドとドルリスカ」が、おそらく歴史上初めて大成功を収めた。舞台はポーランド。妻ドルリスカを、横暴な公爵オルドウに奪われたトルヴァルドは、農夫に変装して城に潜り込むも、正体がばれて捕らわれの身に。公爵はドルリスカに妻にならなければ、夫の命はないと脅する。危機一髪のところで、救いが到着、公爵は捕らえられる、というお話。初演は失敗に終わり、その後どの本でも「失敗作」とみなされていた。 このペーザロでの上演では、憎々しくもかっこいいペルトゥージの悪役を筆頭に、ゼッダが絶大な信頼を置くタコヴァと1980年生まれという若いメーリの夫婦役、ロッシーニに欠かせないプラティコと万全のキャストを配し、作品の真価を知らしめた。マルトーニの演出は、写実を基本としながら、救出オペラの醍醐味を見事に引き出したもの。知られざる傑作だからこそ味わえる、「初体験」の感激をお楽しみ頂きたい。 | ||
ロッシーニ:歌劇「結婚手形」
デジレ・ランカトーレ(S;ファニー) サイミール・ピルグ(T;エドアルド・ミルフォルト) パオロ・ボルドーニャ(B;トビア・ミル) ファビオ・マリア・カピタヌッチ(B;スロック)他 ウンベルト・ベネデッティ・ミケランジェリ指揮ボルツァーノ・トレント・ハイドンo. | ||
録音:2006年8月、ペーザロ・ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル、ライヴ。ロッシーニの初のオペラ「結婚手形」。2007年の二度の来日で日本でもすっかりお馴染みになったデジレ・ランカトーレのヒロイン、ウィーンを中心にメキメキ人気上昇中のテノール、サイミール・ピルグなど、若手が活躍している。新録音が久しくなかったので、歓迎されることだろう。 なお、今のところDYNAMICからこの上演のDVDが発売される予定はないそう。 | ||
パイジェッロ:歌劇「アグリジェントの競技会」
マルチェッロ・ナルディス(T;エラクリーデ) ラツェク・フンソワ・ビタール(CT;クレアルコ) マリア・ラウラ・マルトラーナ(S;アスパジア) マリア・ランフランキ(S;エジェスタ) ヴィンチェンツォ・タオルミナ(Br;クレオーネ) ニコラ・アモディコ(T;フィロッセーノ) ヴラディメル・メボニア(B;エルペノーレ) ドロレス・カルルッチ(S;デイフィーレ) ジョヴァンニ・バッティスタ・リゴン指揮イタリア国際o.、スロヴァキア室内cho. | ||
録音:2006年7月。マルティーナ・フランカ、「イトリアの谷音楽祭」ライヴ。フェニーチェ劇場の柿落としに上演されたオペラ!パイジェッロの「アグリジェントの競技会」、世界初録音!
今回も極レアオペラが復活上演! パイジェッロの「アグリジェントの競技会」は、1792年5月16日、ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場の柿落としに上演されたことで名前は知られていたものの、実態は全く知られていなかった。物語はシチリア島の都市アグリジェント。王エラクリーデが競技会の優勝者に王女エジェスタとの結婚を認め、ロクリの王子クレアルコが優勝するが、両者とも別の人を愛していて、という物語。オペラブッファのパイジェッロとは違った、力の入ったパイジェッロの音楽を楽しめる。 | ||
R.シュトラウス編曲の「イドメネオ」! モーツァルト/R.シュトラウス編: 歌劇「イドメネオ」 |
ダリオ・シュムンク (T;イドメネオ) チンツィア・フォルテ (S;イリア) ソフィア・ソロヴィー (Ms;イダマンテ) フランチェスカ・ スカーニ (S;イズメーネ)他 コッラード・ロヴァリス指揮 イタリア国際o. ブラティスラヴァcho. | |
録音:2006年7月、マルティーナ・フランカ。 モーツァルトの「イドメネオ」は昨今急速に人気が高まっている。このオペラについて調べると必ず目に付くのが、「R.シュトラウスが編曲したことがある」という記述。文献では有名でも、中々聞く機会のないものだった。これが初の正規録音。1929年にクレメンス・クラウスらがシュトラウスに依頼、1931年4月16日にウィーンでシュトラウス自身の指揮で初演された。シュトラウスにとっては、「エジプトのヘレナ」と「アラベラ」の間の作品。台本はドイツ語に直され、エレットラはイズメーネと名を変えられている。音楽は大小改編はあれど、諸々の記述にあるようなモーツァルトの音楽を損ねたものでは決してなく、割と素直…と思っていると、突然「影のない女」のような音楽もちょろっと響いたりするので、油断ならない。タイトルロールのダリオ・シュムンクは、ブエノス・アイレス出身ながら、ドイツ・オーストリーを中心に活動するテノール。美声が映えている。藤原歌劇団でロッシーニ「アルジェのイタリア女」を指揮して好評だったコッラード・ロヴァリスのキビキビした指揮も見事。シュトラウス版「イドメネオ」の喜ばしい復活! | ||
マイヤベーア:歌劇「セミラーミデ」
クララ・ポリート(S;セミラーミデ) アルド・カプート(T;イルカーノ) エウフェニア・トゥファーノ(Ms;シタルチェ) ステファニア・グラッソ(S;タミーリ) ロベルト・デ・ビアージョ(T;シバーリ) ラーニ・カルデロン指揮イタリア国際o.、ブラティスラヴァ・スロヴァキアcho. | ||
録音:2006年8月、マルティーナ・フランカ(南イタリア)、イトリアの谷音楽祭、ライヴ。 グランドオペラで有名なジャコモ・マイヤベーアは、パリに進出す前はイタリアでのロッシーニのライバルとして有名だった。後年、作曲者自身がイタリア時代の作品を封印してしまったため、近年に至るまでマイヤベーアのイタリアオペラは謎となっていた。 この「セミラーミデ」は1819年初演の作品。エジプトの王女セミラーミデは、死んだと思われていることを利用して息子ニーノに成りすましている。その状況で、バクトリアの王女タミーリを巡って、スキタイの王子イルカーノ、インドの王子シタルチェ、エジプトの王子ミルテオが争う事態に。セミラーミデは自らの正体を明かし争いを解決、自身は以前の恋人シタルチェと結ばれる、というもの。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「アンナ・ボレーナ」 | ディミトラ・テオドッシュウ (S;アンナ・ボレーナ) ジャンルカ・パゾリーニ(T;ペルシ) ソフィア・ソロヴィイ (Ms;ジョヴァンナ) リッカルド・ザネッラート (B;エンリーコ) ホセ・マリア・ ロ・モナコ(Ms;スメトン) マウーロ・コルナ(B;ロシュフォール) ルイジ・アルヴァーニ(T;エルヴェイ) ファブリツィオ・マリア・ カルミナーティ指揮 ベルガモ・ガエターノ・ ドニゼッティ音楽祭o.&cho. フランチェスコ・エスポージト演出 舞台:イタロ・グラッシ | |
収録:2006年10月、ベルガモ。NTSC、オールリージョン、カラー、16:9、字幕:伊英仏独西。日本にも毎年のように訪れて人気のプリマドンナ、ディミトラ・テオドッシュウ、その最大の当たり役であるアンナ・ボレーナが映像に! ドニゼッティの出世作となった「アンナ・ボレーナ」は、無実の不貞の罪で死に至るアンナ・ボレーナの悲劇。大変な人気作であるにもかかわらず、ヒロインのアンナに大きな力量が問われるので、上演はあまり多くない。しかしここ数年は、テオドッシュウが得意として度々取り上げている。彼女は既に2000年の上演のライヴがCDになっている(CDS-370)が、それから6年、テオドッシュウの声はますます磨きがかかっている。豊かでドラマティックな表現力を持ちつつ、コロラトゥーラも操れ、しかも気高く美しい。聞けば納得の出来栄え。パゾリーニ、ザネッラート、ロ・モナコ、コルナ、アルバーニの主要歌手、カルミナーティの指揮、エスポージトの演出は、2007年来日公演と同じ。「アンナ・ボレーナ」のDVDは、20年以上前にカナダでサザランドが歌ったものがあっただけだったから、これは大歓迎。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ランメルムールのルチア」 | デジレ・ランカトーレ(S;ルチア) ロベルト・デ・ビアージョ (T;エドガールド) ルカ・グラッシ(Br;エンリーコ) エンリーコ・イオーリ(B;ライモンド) マッテオ・バルカ(T;アルトゥーロ) ヴィンチェンツォ・マリア・ サリネッリ(T;ノルマンノ) ティツィアーナ・ファルコ (Ms;アリーザ) アントニーノ・フォリアーニ指揮 ベルガモ・ガエターノ・ ドニゼッティ音楽祭o.&cho. 演出:フランチェスコ・エスポージト 舞台:イタロ・グラッシ | |
収録:2006年10月、ベルガモ。NTSC、オールリージョン、カラー、16:9、LPCM 2.0 & Dolby Digital 5.1、字幕:伊英仏独西。2007年1月に来日公演が行われる北イタリアの名門、ベルガモ・ドニゼッティ劇場。その来日演目がDVDで発売! これは、ドニゼッティ最大の人気作「ルチア」。何といっても注目は、今ヨーロッパで最も注目されている若手ソプラノの一人、デジレ・ランカトーレの主演。ランカトーレは1977年、シチリアのパレルモ生まれ。合唱団員だった母に学び、19歳で初舞台に立った場所は、なんとザルツブルク音楽祭! しかも「フィガロの結婚」のバルバリーナという21世紀に入ってから急速に名声を高め、2004年12月には、修復後のスカラ座の再会公演で主役を務めている。彼女は密度のある充実した声をもち、驚異的に高い音まで楽々出せてしまう。コロラトゥーラも鮮やかで、最大の当たり役は「ホフマン物語」のオランピアで、既にDVDが2種類もある。ルチア役は今回が初役。その他、デ・ビアージョ、グラッシ、イオーリ、バルカ、サリネッリの主要歌手、フォリアーニの指揮、エスポージトの演出は、2007年来日公演と同じ。 | ||
ビオンディ&エウローパ・ガランテ〜 フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):歌劇「ディドーネ」(1641/ビオンディ校訂版) クラロン・マクファッデン(S;ディドーネ) マグヌス・ステイヴランド(T;エネア) マヌエラ・クステル(Ms;カッサンドラ) マリーナ・デ・リーゾ(S;クレウザ)他 ファビオ・ビオンディ指揮エウローパ・ガランテ | ||
収録:2006年9月、ヴェネツィア、マリブラン劇場。演出・装置・衣装:ヴェネツィアIUAV 大学デザイン・芸術学部。DVD仕様:NTSC、カラー、リージョン・オール、16:9、Dolby digital 5.1/Linear PCM 2.0、173m、字幕:伊英仏独西。 モンテヴェルディの高弟、フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676)は、音楽史では高名な割に、そのオペラの上演や録音は多くない。この「ディドーネ」は1641年のカーニヴァルシーズンにヴェネツィアで初演された、パーセルのオペラやベルリオーズの「トロイアの人々」でもおなじみの、有名なディドーとエネアスの物語。この上演はフェニーチェ歌劇場の制作、1650年のナポリ稿に基づいてビオンディ自らが校訂した楽譜を使用。クラロン・マクファッデン、マグヌス・ステイヴランド、マヌエラ・クステル、マリーナ・デ・リーゾなど、バロックオペラに強い歌手を揃えて、この上なく充実した演奏になっている。演出も簡素ながら充実したもの。高名な割に実像の知られていないカヴァッリに、ググッと近づくことができる。 DVDはファビオ・ビオンディとエウローパ・ガランテによるバロックオペラの初映像&同曲としても映像初登場となったもの。 | ||
ヴィヴァルディ: リコーダー、ファゴットと 通奏低音のためのソナタ イ短調 RV 86/ リコーダーと通奏低音のための ソナタ ト短調 RV 51/ ファゴットと通奏低音のための ソナタ 変ロ長調 RV 46/ オーボエと通奏低音のための ソナタ ハ長調 RV 48/ トリオ・ソナタ ホ短調 RV 67/ リコーダー、オーボエ、ファゴットと 通奏低音のための協奏曲 ト短調 RV 103/ リコーダー、オーボエ、ファゴットと 通奏低音のための協奏曲 ト短調 RV 106 |
アンサンブル・バロッコ・ サン・スシ | |
ヴィヴァルディの室内楽編成の作品を集めている。協奏曲も管弦楽伴奏がないタイプのもの。アンサンブル・バロッコ・サン・スシは、1986年に、オーボエ奏者のジュゼッペ・ナリンが創立したパドヴァのバロック団体。17、18世紀音楽の専門団体。サン・スシ Sans Souci とは、心配がないということで、「気楽に」という意味。 | ||
第51回国際ヴァイオリンコンクール・パガニーニ賞 第1位:ニン・フェン(中国)/ 第2位:ユラ・リー(韓国)/ 第3位:正戸里佳(日本)/他 |
アスパスラン・ エルテュンゲアプル指揮 カルロ・フェニーチェ歌劇場o. | |
収録:2006年10月、ジェノヴァ、107m、リージョン・オール、NTSC、カラー、16:9、LPCM 2.0,Dolby Digital 5.1、字幕:伊英独仏西。 ジェノヴァで開催される栄誉あるヴァイオリン・コンクール、“パガニーニ国際コンクール "を収録したDVD。多くの名ヴァイオリニストを輩出しており、1999年に庄司紗矢香で第1位を獲得したことが日本ではよく知られている。2006年の第51回のコンクールの模様を、ジェノヴァのDYNAMIC社が詳細に記録。参加者たちが到着するところから始まり、予選、準決勝、決勝の様子はもちろん、リハーサル、授賞式、そしてパガニーニのヴァイオリンを使っての記念コンサートと、コンクールの表も裏もじっくり見せている。ヴァイオリン好きはもちろんのこと、コンクールがどんなものなのか興味がある人にもお勧めの力作ドキュメント。もちろん、受賞者たちの腕前も存分に楽しめる! | ||
ジャン=バプティスト・ サンジュレー(1812-1875): サクソフォン作品集 幻想曲 Op.50/協奏二重奏曲 Op.55/ 協奏曲 Op.57/幻想曲 Op.60/ アダージョとロンド Op.63/ コンチェルティーノOp.78/ ソロ・ド・コンセール(5曲)/ 幻想曲 Op.89/幻想曲 Op.102/他 |
アッカーデミア・ サクソフォンQ ブルーノ・カニーノ(P) | |
録音:2003年3月、2004年12月。 ジャン=バプティスト・サンジュレーは、ブリュッセルに生まれた作曲家、ヴァイオリニスト。同じベルギー生まれで、サクソフォンを考案したアドルフ・サックス(1814-1894)と知り合い、サクソフォンの曲を多数残している。クラシック・サクソフォンを学ぶ人には有名な作曲家だが、彼の作品だけを集めたCDは非常に珍しいもの。アッカデミア・サクソフォン四重奏団は1984年結成のイタリアの団体。20年以上の歴史を誇るだけに、見事な演奏を聞かせてくれる。さらに伴奏には、イタリアを代表する伴奏の名手、ブルーノ・カニーノと、サクソフォン愛好家だけが聞くのはもったいないCD。 | ||
フランコ・コレッリ、レナータ・テバルディ、 ジョイント・コンサート デンツァ:妖精の瞳 ベッリーニ:幼い日の夢 グルック:「パリーデとエレナ」〜おお 私の甘美な熱情が ヴェルディ:「リゴレット」〜女心の歌 マスネ:「マノン」〜 さようなら、私たちの小さなテーブルよ(イタリア語) ヴェルディ:「オテロ」〜もう夜もふけた マスネ:「ル・シッド」〜おお、至高の裁き主にして父なる主よ プッチーニ:「蝶々夫人」〜ある晴れた日 グリーグ:君を愛する モンテヴェルディ:アリアンナの嘆き ヴェルディ:孤独な部屋で プッチーニ:「ボエーム」〜おお、麗しい娘よ デ・クルティス:泣かないお前 トスティ:最後の歌 ドニゼッティ:私は家を作りたい カルディッロ:つれない心 プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」〜-私の愛しいお父さん |
レナータ・テバルディ(S) フランコ・コレッリ(T) 森正指揮 東京po. | |
収録:1973年11月21日、NHKホール、リージョン・オール、NTSC、Dolby Digital 2.0、4 : 3、130m。Dynamic から再び幻の映像がDVDに!1973年に行われた、レナータ・テバルディとフランコ・コレッリのジョイント・コンサートが、NHKからライセンスを得てDVDに! テバルディは1961年にイタリア歌劇団の一員として来日、大絶賛を博していた。またコレッリは1971年のリサイタルに続いて二度目の来日。この大物二人が同じ舞台で歌うというのから、盛り上がらない訳がない。注目は、二人の歌う「オテロ」第1幕の二重唱。ついに全曲を歌うことのなかったコレッリのオテロが極めて貴重。二重唱では「ボエーム」第1幕の二重唱もお見事。テバルディはお得意の蝶々さんとミミに加え、マノンやラウレッタまで歌っている。一方コレッリは、「リゴレット」や、当時よく歌っていた「ル・シッド」、さらになんとモンテヴェルディのアリアンナの嘆きまで歌っている。こんな贅沢なコンサートを聞けた先輩たちが羨ましい。こうしてDVDで楽しめるようになったことを喜ぼう! | ||
モンテヴェルディ: 主は言われた(ディクシット・ドミヌス)/ 私は信じる/主をおそれる人は幸いだ/ 僕らよ、主を讃めたたえよ/ マニフィカト/他 |
ロベルト・ジーニ指揮 アンサンブル・コンチェルト、 ワールド・チェンバーcho. グルッポ・ヴォカーレ・ ローザンヌ・ ファイニンガー | |
録音:2005年8月29日-9月1日、カターニャ、サン・ジュリアーノ教会。 2005年からイタリアのシチリア島で、ヴァル・ディ・ノート“バロックの魔法 "音楽祭が催されている。後期バロック様式の建物が保存され、世界遺産に指定されたヴァル・ディ・ノートの教会などでバロック音楽を聞くという、なんとも羨ましい音楽祭。その第1回の音楽祭の目玉の一つが、モンテヴェルディ研究家として名高いロベルト・ジーニの指揮によるモンテヴェルディの演奏会だった。音楽祭独特の環境が生み出した生命力に満ちた演奏を楽しめる。 | ||
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):歌劇「オリンピアーデ」
マーク・タッカー(T;クリステーネ) ルース・ロジク(S;アリステア) ロベルタ・インヴェルニッツィ(S;アルジェーネ) ロミーナ・バッソ(Ms;メガークレ) フランツィスカ・ゴットヴァルト(Ms;リチーダ) フリオ・ザナージ(B;アルカンドロ) フィリッポ・アダミ(T;アミンタ) アンドレア・マルコン指揮ヴェニス・バロックo. 演出:ドミニク・プーランジェ/装置、衣装:フランチェスコ・ジート | ||
収録:2006年10月,ヴェネツィア,マリブラン劇場。リージョン・オール /NTSC /16:9 /SS 5.1/ LPCM 2.0 / 210m /字幕:伊英独仏西。ガルッピの「オリンピアーデ」、もちろん世界初収録映像!マルコンとVBO による高水準上演がDVD に! 18世紀半ばの極めて重要な作曲家ガルッピの「オリンピアーデ」がDVD になった。このオペラは、1747年12月26日、ミラノのデュカーレ劇場で、シーズン開幕演目として初演され、大成功を収めた。現在ミラノに残る楽譜は完全なものではなく、今回、アンドレア・マルコンが、ドイツの音楽学者クライレ・ゲネヴァインと協力して、レーゲンスブルクやロンドンに伝わっていた欠落部分の楽譜を発見し、補筆を完成させ、ガルッピ生誕400年の記念に生地ヴェネツィアで上演された者(代理店記載ママ)。台本はメタスタージョを元にしており、ヴィヴァルディの同名オペラ(naive OP-30316 で発売)とほぼ同じ展開。記念上演だけに歌手は優れている。主役のアステリアのルース・ロジクは、近年台頭著しいバルセロナ出身のソプラノ。メガークレには、大人気の古楽メッゾ、ロミーナ・バッソ。リチーダ役のフランツィスカ・ゴットヴァルトは、コープマンに認められバッハのカンタータ全集にも参加した若いドイツのソプラノ。さらにマーク・タッカーやフリオ・ザナージといった強力なベテランも参加。アンドレア・マルコン率いるVBO の演奏が高水準なのは言うまでもない。優れた上演で、ガルッピの幻の名作の復活を祝おう。 簡単なあらすじ:古代ギリシャのシキオン。当地の支配者クリステネはオリンピックの試合を催し、その優勝者に褒美として娘アリステアとの結婚を認めることにしている。アステリアはメガークレと相思相愛の仲だったが、当のメガークレは、彼の命の恩人であるリチーダに無理強いされ、リチーダの名でオリンピックの試合に代役出場することになる。リチーダはクレタの王女アルジェーネという婚約者がいるもかかわらず、今ではアステリアを愛している。そのアルジェーネも、羊飼いの娘リコーリと名を騙りシキオンにやって来る。リチーダとして試合に優勝したメガークレは、絶望してアステリアに真実を告げる。褒美を貰いに来たリチーダ本人は、偽装を告発されて捕らえられる。怒ったリチーダはクリステネ殺害を図るも失敗、死刑を宣告される。アリステアとメガークレは、それぞれ自殺を図るが失敗。リチーダを助けるため、正体を明かしたアルジェーネがリチーダからの贈り物をクリステネ示すと、リチーダは幼い頃に捨てられたクリステネの息子と判明。クリステネは全てを許し、リチーダとアルジェーネ、そしてメガークレとアリステアが結ばれる。 | ||
プレイエルで弾いた ロッシーニ:ピアノ作品集 「老いの過ち」 より [タランテラ風の即興曲/ 無害の前奏曲/ オッフェンバック風小カプリス/ 私の朝の健康のための前奏曲/ 私の妻への愛情/苦悶のワルツ]/ 小ミサ・ソレムニス〜宗教的前奏曲/ 「老いの過ち」第12集 「アルバムのための いくつかの些細なこと」 〜5曲 |
フラーヴィオ・ポンツィ(P) | |
使用楽器:プレイエル。 早々にオペラ作曲家を引退したロッシーニが、多数のピアノ曲を残していることはわりと知られているだろう。 ロッシーニ自身かなりのピアノの名手だったので、これらは名曲揃い。録音ももちろん多数あるが、ここではロッシーニがプレイエル社から購入したピアノが用いられている。音は、モダーン楽器よりは軽快で明るいものの、十分にロマンティックな味わいもある銘器。 | ||
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.14 [ハ長調 D 7(*)/ニ長調 D 28(#)/ト長調 D 78(#)/ ニ長調 D 34(#)/イ長調 D 103(#)/イ長調 D 102(#)/ ヘ長調 D 68(*)/イ長調 D 107(#)/ニ長調 D 33(#)/ ヘ長調 D.65(*)/ニ長調 D.31(#)] |
カルロ・ラザーリ (Vn)指揮(*) ジョヴァンニ・グリエルモ (Vn)指揮(#) ラルテ・デッラルコ | |
録音:2006年9月17日-19日、2007年6月24日-26日。 DYNAMICの進めるタルティーニのヴァイオリン協奏曲全集の新刊。今回はCD2枚、11曲が登場。このうち、D7、D103、D103、D102、D68、D107、D33、D65、D31の、実に9曲が世界初録音、これだけでも大変貴重。もちろん演奏はジョヴァンニ・グリエルモが中心となった高い水準のもの。CD2枚、タルティーニをたっぷり楽しめる。 | ||
マイヤベーア:「エジプトの十字軍」 | パトリツィア・チョーフィ (S;パルミーデ) マルコ・ヴィンコ (B;アラディーノ) イオリーノ・ゼンナーロ (T;オズミーノ) シルヴィア・パジーニ (アルマ) フェルナンド・ポルターリ (アドリアーノ・ ディ・モンフォルト) マイケル・マニアチ (男声S;アルマンド・ ドルヴィッレ)他 マニュエル・ヴィヨーム指揮 フェニーチェ歌劇場o.&cho. | |
収録:2007年1月、203m、リージョン・オール、NTSC、カラー、16:9、LPCM 2.0,、Dolby Digital 5.1、字幕:伊英独仏西。演出、装置、衣装:ピエール・ルイージ・ピッツィ DYNAMIC社のフェニーチェ歌劇場シリーズ、最新DVDは、マイヤベーアの珍しいオペラ「エジプトの十字軍」。ドイツ生まれのマイヤベーアは、イタリアでロッシーニのライバルと目されるほど人気を博したオペラ作曲家だった。「エジプトの十字軍」はイタリア時代最後の作品。1824年3月にヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場で初演され、大変な成功を収めた。しかし間もなくマイヤベーアはパリに移住、グランドオペラで大成功を収めたことから、彼自身がイタリア時代のオペラを封印してしまった。そのため、「エジプトの十字軍」も忘れられてしまった。初演から183年後の2007年1月にフェニーチェ歌劇場が上演、それを収録したもの。ヒロインのチョーフィを始め、充実したキャストに加え、フェニーチェ歌劇場来日公演で「真珠採り」を指揮して好評だったヴィヨームの指揮も見事。 | ||
パガニーニ:37のギター・ソナタ | グィド・フィヒトナー(G) | |
録音:2007年5月。 パガニーニと言えばヴァイオリン。ヴァイオリンとギターのための素敵な作品が多々あることはよく知られているだろう。同時に、パガニーニにはギター独奏曲もたくさん残されている。その中に「37のソナタ」、文字通り37のギター・ソナタ集がある。CD2枚で37曲収録できるくらいの、小品ばかり。しかしいずれもパガニーニの才気が発揮された佳曲揃い。 グィド・フィヒトナーは、1959年、ミラノに生まれたギタリスト。ピアチェンツァの音楽院を修了後、パリでさらに研鑚を重ねた。1822年のルイ・パノルモ製作のギターのコピーを使用。 | ||
ヴェルディ(1813-1901): 歌劇「シチリア島の夕べの祈り」 |
レンツォ・ズーリアン (T;アッリーゴ) アマリッリ・ニッツァ (S;エレナ公女;*) ウラディーミル・ストヤーノフ (Br;グイード・ディ・ モンフォルテ [シチリア総督];*) オルリン・アナスターソフ (B;ジョヴァンニ・ダ・ プローチダ;*) チェーザレ・ラーナ (B;ベトゥーネ) ロレンツォ・ムッツィ (B;ヴォードモン伯爵) ティツィアーナ・カッローロ (S;ニネッタ) ジョルジョ・トゥルッコ (T;ダニエリ) クリスティアーノ・ オリヴィエーリ (T;テバルド)他 ステーファノ・ ランザーニ指揮(*) アルトゥーロ・ トスカニーニ財団o.&cho. 演出:ピエール・ ルイジ・ピッツィ | |
収録:2003年2月、ジュゼッペ・ヴェルディ劇場、ブッセート。143 '00 "、NTSC方式、字幕:伊、仏、英、独、西、DOLBY DIGITAL 2.0、(*)は来日公演と一致。 2007年の6月末から7月頭にかけて初来日したパレルモ・マッシモ劇場。「シチリア島の夕べの祈り」はかつて日本ではびわ湖で日本人たちによって演奏されたことがあるだけで、東京でしかもこれだけの大規模での公演は初めてといえるだろう。 「シチリア島の夕べの祈り」の物語の舞台は13世紀のパレルモ。当時かげりが見え始めた神聖ローマ帝国側のシチリア人と、権力を増大し始めていたローマ教皇派のフランス人とによって繰り広げられるドラマ。愛し合う若き二人の前に立ちはだかる民族の壁、葛藤、そして民衆の蜂起・・・様々な要素がからまりあったこのドラマティックなオペラは、印象深い序曲だけでも単独でとりあげられる機会の多い、極めて充実した作品。1850年代、ヴェルディは他に「イル・トロヴァトーレ」、「椿姫」、「リゴレット」、「シモン・ボッカネグラ」といった錚々たる作品を残しており、まさに脂の乗り切った時期だった。パリのオペラ座のために書かれた規模の大きな意欲作で、どの部分をとっても、ヴェルディの醍醐味が120%満喫出来る。 歌唱陣は申し分なし、エレナ公女には、2002年「トスカ」2003年「イル・トロヴァトーレ」で新国立劇場にも登場している、悲劇のヒロインを歌わせたら右に出るものはない美貌のオ若手ソプラノ、アマリッリ・ニッツァ。愛国心に満ちた策略家プローチダ役は、1976年ブルガリア生まれの若手注目株アナスターソフ。弱冠30歳にして、世界中の劇場からラブコールがやむことは無い今最高の「ヴェルディ歌い」の一人。アッリーゴは、「ラ・ボエーム」のロドルフォ役などでも来日し大絶賛された、今をときめくズーリアン! 注目度大の顔ぶれと内容のDVDとなっている。 どっしりとしたつくりの舞台が、人間のドラマや歌手一人一人の歌唱の素晴らしさを際立たせる。イタリア版を使用しているため、タランテッラのみ、幕間の4分程度のバレエのシーンが含まれる。 | ||
ベッリーニ:オペラ全集 歌劇「アデルソンとサルヴィーニ」[原盤:NUOVA ERA NUOVA-7076 (NE-7076/7077)/廃盤] ブラッドリー・ウィリアムズ(サルヴィーニ) アリシア・ナフェ(ネリー) ファヴィオ・プレヴィアーティ(アデルソン卿) アウリオ・トミチク(ボニファーチョ) ルチア・リッツィ(ファニー) アンドレア・リカータ指揮カターニャ・マッシモ・ベッリーニ劇場o.&cho.[録音:1992年9月21日-27日、カターニャ、ライヴ] 歌劇「ビアンカとフェルナンド」[原盤:NUOVA ERA NUOVA-7154 (NE-7154/7155)] ユン・オク・シン(S;ビアンカ) グレゴリー・クンデ(T;フェルナンド) アウリオ・トミチク(B;カルロ) ハイジン・フー(Br;フィリッポ)他 アンドレア・リカータ指揮カターニャ・マッシモ・ベッリーニ劇場o.&cho.[録音:1992年9月26日-10月6日、カターニャ、ライヴ] 歌劇「海賊」[原盤: BERLIN CLASSICS BC-0011152] ルチア・アリベルティ(S;イモージェネ) ステュアート・ネイル(T;グアルティエーロ) ロベルト・フロンターリ(Br;エルネスト) ホセ・グアダルペ・レイエス(T;イトゥルボ) ケリー・アンダーソン(B;隠者) マルチェッロ・ヴィオッティ指揮ベルリン・ドイツオペラo.&cho.[録音:1994年7月、ベルリン] 歌劇「異国の女」[既発売: MYTO 2MCD-023.265 /他](*) レナータ・スコット(S;アライデ) エレナ・ツィーリオ(イゾレッタ) エンリーコ・カンピ(モントリーノ) レナート・チョーニ(アルトゥーロ) ドメニコ・トリマルキ(ヴァルデブルゴ) ニーノ・サンツォーニョ指揮カターニャ・マッシモ・ベッリーニ劇場o.&cho. [録音:1968年12月10日、カターニャ、ライヴ、モノラル] 歌劇「ザイラ」[原盤:NUOVA ERA NUOVA-6982 (NE-6982/6983)] カティア・リッチャレッリ(S;ザイラ) シモーネ・アライモ(オロスマーネ) ラモン・ヴァルガス(コラスミーノ) アレクサンドラ・パパジャコウ(ネレスターノ) ルイージ・ローニ(ルジニャーノ) パオロ・オルミ指揮カターニャ・マッシモ・ベッリーニ劇場o.&cho.[録音:1990年9月23日、25日、27日、カターニャ、ライヴ] 歌劇「カプレーティとモンテッキ」(1830年ミラノ版)[原盤:DYNAMIC CDS-504] パトリツィア・チョーフィ(S;ジュリエッタ) クララ・ポリート(S;ロメオ) ダニロ・フォルマッジャ(T;テバルド) フェデリーコ・サッキ(Br;カペッリオ) ニコラ・アモーディオ(B;ロレンツォ) ルチアーノ・アコチェッラ指揮イタリア国際o.[録音:2005年8月、マルティーナ・フランカ、ライヴ] 歌劇「夢遊病の女」[原盤:NUOVA ERA NUOVA-7215 (NE-7215/7216)/廃盤] パトリツィア・チョーフィ(S;アミーナ) ジュゼッペ・モリーノ(T;エルヴィーノ) ジョヴァンニ・フルラネット(B;ロドルフォ伯爵) マリア・コスタンツァ・ノチェンティーニ(S;リーザ)他 ジュリアーノ・カレッラ指揮イタリア国際o.、ブラティスラヴァ室内cho. [録音:1994年7月、マルティーナ・フランカ、ライヴ] 歌劇「ノルマ」[原盤:DYNAMIC DYNDVD-33561 (DVD VIDEO) / CDでは初発売] ディミトラ・テオドッシュウ(S;ノルマ) ダニエラ・バルチェッローナ(Ms;アダルジーザ) カルロ・ヴェントレ(T;ポリオーネ) シモン・オルフィラ(B;オロヴェーゾ) ロベルタ・ミンヌッチ(Ms;クロティルデ) ジャンカルロ・パヴァン(T;フラーヴィオ) パオロ・アッリヴァベーニ指揮マルケ地方財団o.[録音:2007年8月、マチェラータ、ライヴ] 歌劇「テンダのベアトリーチェ」[原盤: BERLIN CLASSICS BC-0010422] ルチア・アリベルティ(S;ベアトリーチェ) パオロ・ガヴァネッリ(Br;フィリッポ・マリア・ヴィスコンティ) カミッレ・カパッソ(Ms;アニェーゼ) マーティン・トンプソン(T;オロンベッロ) ファビオ・ルイージ指揮ベルリン・ドイツ・オペラo.&cho.[録音:1992年6月、ベルリン] 歌劇「清教徒」[原盤:NUOVA ERA 223302 (旧:NUOVA-6842, NE-6842/6844)] マリエッラ・デヴィーア(エルヴィーラ) ウィリアム・マテウッツィ(アルトゥーロ) クリストファー・ロバートソン(Br;リッカルド・フォード卿) パオロ・ワシントン(B;ジョルジョ卿)他 リチャード・ボニング指揮カターニャ・マッシモ・ベッリーニ劇場o.&cho.[録音:1989年9月24日-30日、カターニャ、ライヴ] 歌劇「夢遊病の女」[既発売:MYTO、EMI、OPERA DORO] マリア・カラス(S;アミーナ) チェーザレ・ヴァレッティ(T;エルヴィーノ) ジュゼッペ・モデスティ(B;ロドルフォ伯爵) エウジェーニア・ラッティ(S;リーザ) レナード・バーンスタイン指揮ミラノ・スカラ座o.&cho.[録音:1955年3月5日、ミラノ、ライヴ、モノラル] 歌劇「ノルマ」[既発売: Mauro R. Fuguette 〔MRF〕 (LP) / House of Opera (CD-R)] モンセラート・カバリエ(S;ノルマ) ロブレート・メロッラ(T;ポリオーネ) フィオレンツァ・コッソット(Ms;アダルジーザ) イーヴォ・ヴィンコ(B;オロヴェーゾ) ジョルジュ・プレートル指揮RAIトリノo.&cho.[録音:1971年、トリノ、モノラル] | ||
DYNAMICによる大部の企画、ベッリーニの全オペラをまとめたセット。ベッリーニは、35年弱の生涯で10のオペラを作曲しているが、ここではそれらを、自社録音(代理店はトップにあげているものの、これが一番少ない)、各社からのライセンス、放送録音と、いずれも定評ある録音ばかりを利用してまとめている。特に NUOVA ERA 原盤で長いこと廃盤となっていた、若い頃のパトリツィア・チョーフィが歌っている「夢遊病の女」は歓迎される復活だろう。さらに、カラスがスカラ座で歌った「夢遊病の女」と、CDフォーマットでは初一般市販となるカバリエの歌う「ノルマ」の放送録音が加えられ、12の全曲録音で24CD。さらに伊語台本を収録したCD-ROMまでついている。 なお、(*)はこれまでの資料ではすべてパレルモ・マッシモ劇場でのライヴとされており、会場とオケはおそらく国内代理店の誤記だと思われる。 #記号部が通常の"CDS"ではなく"CSS"となっておりますので、FAXや葉書ご注文の場合はご注意下さい・・・と記載しておりましたが、代理店からCCSではなくCDSであった旨訂正がありました。 | ||
パガニーニ:室内楽作品集 弦楽とギターのための四重奏曲全集 [第1番 MS.28/第2番 MS.29/第3番 MS.30/ 第4番 MS.31/第5番 MS.32/第6番 MS.33/ 第7番 MS.34/第8番 MS.35/第9番 MS.36/ 第10番 MS.37/第11番 MS.38/第12番 MS.39/ 第13番 MS.40/第14番 MS.41/第15番 MS.42]/ 弦楽とギターのための三重奏曲集 [セレナータ ハ長調/協奏三重奏 ニ長調/ 三重奏曲 ニ長調/三重奏曲 ニ短調/三重奏曲 ヘ長調]/ 弦楽四重奏曲全集 [第1番 MS.20/第2番 MS.20/第3番 MS.20]/ 2つのヴァイオリンとチェロのための 「心にもう感じない」/ ヴァイオリンとチェロのための3つの二重奏曲/ 2つのヴァイオリンとチェロのための謝肉祭の ディヴェルティメント/ ヴァイオリンとファゴットのための 3つの二重奏曲 MS.139/ ヴィオラとファゴットのための3つの二重奏曲/ 弦楽四重奏による4つのノットゥルノ MS.15/ ヴァイオリンとギターによる6つの二重奏曲 MS.110/ 弦楽四重奏曲 MS.34 (弦楽とギターのための 四重奏曲第7番の弦楽四重奏版) |
パガニーニ四重奏団 アドリアーノ・ セバスチアーニ(G) ドーラ・ブラチコヴァ(Vn) ゲッツ・ハルトマン(Vn) アントネッロ・ファルッリ(Va) アンドレア・ネファーリ(Vc) ステファン・ ミリャンコヴィチ(Vn) リッカルド・アゴスティ(Vc) ピエル・ドメニコ・ ソンマーティ(Vn) サルヴァトーレ・ アッカルド(Vn) クラウディオ・ゴネッラ(Fg) | |
DYNAMIC社は、活動初期にパガニーニの網羅的な録音を行ったことで一躍名を挙げた会社。弦楽とギターのための四重奏曲全集は、バラで CDS-17 (2CD)、CDS-46、CDS-80、CDS-98、また5枚組の全集がCDS-159 で出ていたもの。弦楽とギターのための三重奏曲集は、CDS-76、弦楽四重奏曲全集はCDS-134、ヴァイオリンとチェロのための曲集はCDS-120、ヴァイオリンとファゴットのための曲集はCDS-184で出ていたもの。 | ||
ヨハン・ネポムク・フンメル:作品集 幻想曲 Op.18/7つのハンガリー舞曲/ソナタ Op.20/ 変奏曲集 Op.21/ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Op.13/ 変奏曲 イ短調 Op.15/華麗なるロンド ロ短調 Op.109/ ポプリ/ピアノ・ソナタ Op.92a/カプリッチョ/ ピアノ・ソナタ Op.81/「娯楽」 ヘ長調 Op.108/ グラン・ロンド・ブリランテ ト長調 Op.126/ ドイツの歌による序奏と変奏曲/ ヴィオラ・ソナタ 変ホ長調 Op.5-3/ モンフェッリーナへの変奏曲/大ソナタ/ オベロンの魔法の角笛の大幻想曲/ マンドリンとフォルテピアノのソナタ Op.35/ フルートとフォルテピアノのソナタ Op.50/ マンドリン協奏曲 |
ジュリアーナ・コルニ(P) ルイジ・アルベルト・ ビアンキ(Vn/Va) アルトゥーロ・ボヌッチ(Vc) アルド・オルヴィエート(P) ドリーナ・フラーティ (マンドリン) マルタ・マッツィーニ(Fl) ソリスティ・ ディ・フィエゾーリ | |
録音:1994年-2000年。かつて、S-2023、S-2035、S-2038、CDS-128、CDS-192、CDS-286で発売されていたもののセット化。 Dynamicが録音したヨハン・ネポムク・フンメルの作品集。なお、ヴィオラ・ソナタは、モダーン・ピアノ伴奏版と、フォルテ・ピアノ伴奏版の2種を収録している。 | ||
パガニーニ: ギター独奏のための気まぐれ MS43(全43曲) |
アドリアーノ・ セバスティアーニ(G) | |
録音:2007年1月5日-7日。 パガニーニはギターのための作品を多数作曲している。その中でも最もユニークな分野が、この「気まぐれ」。いずれも気楽に楽しめる、気の利いた小品。パガニーニはこれらの43曲を1820年頃に作曲。1971年に自筆稿が公開され、その存在が広く知られるようになった。アドリアーノ・セバスティアーニはイタリアのギタリスト。パガニーニの室内楽作品の演奏にも積極的なことで知られている。 | ||
愛の喜び〜中嶋彰子:歌曲集 マルティーニ:愛の喜び スカルラッティ:菫/心に感じる モーツァルト:静けさはほほえみながら K152 ベッリーニ:追憶 オーベール:歓喜 カニョーニ:愛の思い メルカダンテ:棄てられた女 リッチ:嘆き トーマ:一人! ヴェルディ:ストルネッロ メルカダンテ:孤児の祈り/蝶 トスティ: 四月/苦しみ/理想の女/別れの歌/さようなら |
中嶋彰子(S) ニルス・ムース(P) | |
録音:2007年、ジェノヴァ。
一時国内仕様盤(KDC-5057)も発売されていたが、国内代理店の変更に伴い廃盤となっている。 世界のアキコ、待望の新録音が登場。ウィーンを中心に世界で活躍する中嶋彰子が、18世紀から19世紀にかけての様々な歌曲を歌っている。表題にも使われている名曲、マルティーニの「愛の喜び」、スカルラッティの古典歌曲、モーツァルトの可愛らしいカンツォネッタ、ベッリーニ、ヴェルディらイタリアオペラの作曲家の歌曲、そしてトスティの名作歌曲、などなど、実に多彩な内容。しかも、これが世界初録音となるオーベール、カニョーニ、メルカダンテ、リッチ、トーマらの歌曲と、中嶋のこだわりが隅々まで行き渡ったアルバム。近年の中嶋は一段と表現の幅が広がり、しっとりとした歌、軽快な歌、ドラマティックな歌、いずれにおいても申し分のない円熟を感じさせる。ニルス・ムースの完璧なバックアップも加わり、中嶋の魅力が結集した1枚になっている。 | ||
DYNDVD-33558 (9 DVD VIDEO) 廃盤 |
フェニーチェ歌劇場 DVD BOX | |
ヘンデル:歌劇「アリオダンテ」
アン・ハレンベリ(Ms;アリオダンテ) マリー=エレン・ネシ(Ms;ポリネッソ) ラウラ・ケリーチ(S;ジネーヴラ) マルタ・ヴァンドーニ・イオーリオ(S;ダリンダ) ツァカリー・ステンス(T;ルルカーニオ) カルロ・レポーレ(B;国王) ヴィットーリオ・プラート(Br;オドアルド) アラン・カーティス指揮イル・コンプレッソ・バロッコ | ||
収録:2007年7月、スポレート。NTSC/リージョン・オール/カラー/16:9/157m/字幕:伊英独仏西/演出、装置、衣装:ジョン・パスコエ。 ヨーロッパのヘンデルのオペラのブームは大変な盛り上がりを見せており、映像も多数DVDになっている。「アリオダンテ」は1735年に初演されたイタリアオペラで、近年非常に人気の高い作品。この映像は、スポレート音楽祭での上演のライヴ収録。アリオダンテ役に、バロックオペラで大活躍のメッゾ、アン・ハレンベリを始め、近年ヘンデルの男装役として活躍するモントリオールのメッゾ、マリー=エレン・ニシや、イタリアのベテラン・ソプラノ、ラウラ・ケリーチ、バスのカルロ・レポーレなど、実力派が集められている。大御所、アラン・カーティスの指揮の堅固な音楽も立派。ジョン・パスコエの演出は、現代的な舞台にしつつも、すっきりとおしゃれで見やすい。 | ||
ベッリーニ:「ノルマ」 | ディミトラ・テオドッシュウ (S;ノルマ) ダニエラ・バルチェッローナ (Ms;アダルジーザ) カルロ・ヴェントレ (T;ポリオーネ) シモン・オルフィラ (B;オロヴェーゾ) ロベルタ・ミンヌッチ (Ms;クロティルデ) ジャンカルロ・パヴァン (T;フラーヴィオ) パオロ・アッリヴァベーニ指揮 マルケ地方財団o. マルケ“ヴィンチェンツォ・ ベッリーニ "cho. 演出・装置・衣装: マッシモ・ガスパロン | |
収録:2007年8月、マチェラータ音楽祭、NTSC、16:9、カラー、Dolby Digital 5.1-LPCM 2.0、字幕:伊英独仏西。 2007年夏に大変な話題となった、マチェラータ音楽祭での「ノルマ」がDVDに!今や当代最高のノルマ歌手、ディミトラ・テオドッシュウと、イタリア最高のメッゾ、ダニエラ・テオドッシュウの二人が真っ向勝負。これにポリオーネ役で引っ張りだこのヴェントレという最強の布陣。アッリヴァベーニの指揮も優れもの。ガスパロンの演出は、シンプルな中、黒と赤の対比が美しいもの。横長のマチェラータの舞台を16:9のハイ・ディフィニション収録、映像の美しさも特筆。 | ||
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」
エルミーラ・ヴェーダ(S;蝶々夫人) カルロ・バッリチェッリ(T;ピンカートン) アンナマリア・ポペスク(Ms;スズキ) ルカ・サルシ(Br;シャープレス) エマヌエーレ・ジャンニーノ(T;ゴロー) サリー・ウィルソン(Ms;ケイト・ピンカートン) マンリーコ・シニョリーニ(B;ボンゾ) ジョヴァンニ・グワリアルド(Br;ヤマドリ) ローレンス・ジルゴー指揮プッチーニ・フェスティヴァルo.&cho. ステーファノ・ヴィツィオーリ(演出) ウーゴ・ネスポロ(装置・衣装) ヴァレーリオ・アルフィエーリ(照明) | ||
収録:2007年7月、トッレ・デル・ラーゴ、プッチーニ音楽祭ライヴ。リージョン・オール|HD|16:9|PCM2.0| Dolby Digital 5.1| DTS HD 5.1|字幕:伊英独仏西。初出音源&映像で、2012年4月時点では当ブルーレイ盤のみの発売。旧・国内代理店担当者によると『今回は Blu-Ray Disc のみの発売。それだけ DYNAMIC が高水準収録に自信があるということです。』とのこと。蝶々さんのエルミーラ・ヴェーダは、ロシア南部、ダゲスタン共和国出身のソプラノ。マリインスキー劇場でゲルギエフに認められた後、1990年代後半に西ヨーロッパに進出、ことにプッチーニのヒロインを得意としている。この蝶々さんはかなりの評判になった。ピンカートンのカルロ・バッリチェッリは、両親がイタリアからの移民のオーストラリア人。フランコ・コレッリの弟子で、師匠譲りの逞しい声でプッチーニのオペラを得意としている。スズキのアンナマリア・ポペスクは、カナダ出身のメゾ・ソプラノ。現在はイタリアを拠点にし、スカラ座を始めとする各地の劇場に出演。スズキは彼女の当たり役。シャープレスのルカ・サルシは、1975年、パルマ生まれのバリトン。2011年9月のボローニャ歌劇場来日公演での「清教徒」でリッカルドを歌った。指揮のローレンス・ジルゴーは、コネチカット・グランド・オペラおよび同オーケストラ(1993年創立)の総監督を務めている。ステーファノ・ヴィツィオーリの演出は、日本的要素を適度に様式化した舞台と、イタリア的な美感がうまくいかされた着物がバランスよく収まった物。背景の巨大な障子が印象的。 | ||
プッチーニ:歌劇「ボエーム」
ノルマ・ファンティーニ(S;ミミ) マッシミリアーノ・ピサピア(T;ロドルフォ) ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ(Br;マルチェッロ) ドナータ・ダヌンツィオ・ロンバルディ(S;ムゼッタ) マッシミリアーノ・ヴァッレッジ(Br;ショナール) アンドレア・パトゥチェッリ(B;コッリーネ) フランコ・ボスコロ(B;ベノワ,アルチンドロ) リッカルド・デル・ピッキア(T;パルピニョール) ステュワート・ロバートソン指揮プッチーニ音楽祭o.&cho. 演出:マウリツィオ・スカパロ/装置・衣装:ジャン=ミシェル・フォロン | ||
収録:2007年8月、トッレ・デル・ラーゴ、リージョン・オール、NTSC、16:9、DD 5.1 / LPCM 2.0、字幕:伊英独仏西。 近年注目度が高まっている、ヴィアレッジョのトッレ・デル・ラーゴのプッチーニ音楽祭のライヴ映像が登場。ヒロインのミミを歌うは、2008年3月新国立劇場の「アイーダ」のタイトルロール、ノルマ・ファンティーニ。日本でも人気の高い彼女のミミは大歓迎されることだろう。ロドルフォ役には、今大注目のトリノ出身の若いテノール、マッシミリアーノ・ピサピア。2009年1月に新国立劇場での「蝶々夫人」に出演予定。さらに、サントリーホールのホールオペラでおなじみのガブリエーレ・ヴィヴィアーニがマルチェッロ、美人ソプラノ、ドナータ・ダヌンツィオ・ロンバルディがムゼッタと、かなり充実したキャスト。指揮のステュワート・ロバートソンは、スコットランド出身の指揮者で、現在フロリダ・グランド・オペラの首席指揮者。マウリツィオ・スカパッロの演出はとてもカラフルでお洒落。装置と衣装は、2005年10月に亡くなったベルギーのジャン=ミシェル・フォロン。パレットを模した舞台に、背景にスクリーンを活用したりと、野外劇場の大舞台で映えている。数多い「ボエーム」の映像の中でも、非常に見応えのあるもの。 | ||
ロッシーニ:歌劇「イタリアのトルコ人」
マルコ・ヴィンコ(B;セリム) アレッサンドラ・マリアネッリ(S;フィオリッラ) アンドレア・コンチェッティ(B;ジェローニオ) フィリッポ・アダミ(T;ナルチーゾ) ブルーノ・タディア(B;詩人プロスドーチモ) エレナ・ベルフィオーレ(Ms;ザイダ) ダニエレ・ザンファルディーノ(T;アルバザール) アントネッロ・アッレマンディ指揮ボルツァーノ・トレント・ハイドンo.、プラハ室内cho. | ||
録音:2007年8月15日-18日。 恒例となったDynamicのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルの録音。2007年の演目から「イタリアのトルコ人」がCD化。音楽祭ではおなじみのマルコ・ヴィンコがタイトルロールに、期待の新進アレッサンドラ・マリアネッリがヒロインに抜擢。その他、若手中心の溌剌とした演奏を繰り広げている。 | ||
ロッシーニ:歌劇「泥棒かささぎ」
ミケーレ・ペルトゥージ(B;代官) マリオラ・カンタレロ(S;ニネッタ) ディミトリ・コルチャク(T;ジャンネット) マヌエラ・クステル(Ms;ピッポ) アレックス・エスポジト(Br;フェルナンド) ポオロ・ボルドーニャ(Br;ファブリツィオ) クレオパトラ・パパテオロゴウ(Ms;ルチア) ステファン・チフォレッリ(T;イザッコ)他 リュウ・ジャ指揮ボルツァーノ・トレント・ハイドンo.、プラハ室内cho. 演出:ダミアーノ・ミキエレット | ||
収録:2007年8月、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル、ペーザロ、ライヴ。ブルーレイ仕様:HD|リージョン・オール|16:9|PCM 2.0, Dolby Digital 5.1, DTS HD 5.1|字幕:伊英独仏西。収録:2007年8月。一時国内仕様盤DVD(KKC-9004)も発売されていたが、国内代理店の変更に伴い廃盤となっている。 2007年、ペーザロでのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルで上演された「泥棒かささぎ」は、若き演出家、ダミアーノ・ミキエレットの名を一気に世に広めるものになった。かささぎが銀のスプーンを盗むことが発端となってヒロインが死の間際まで追い詰められるというこのオペラの物語を、少女の夢の中の世界にするという大胆な発想に基づいて、新規さと美しさと感動が見事に融合された舞台を作り上げた。この演出がいかに高い評価を得たかは、イタリアの権威あるフランコ・アッビアーティ賞を受賞したことでも分かる。 ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルでの上演だけに、音楽面も非常に高水準。ロッシーニ・バスの重鎮、ミケーレ・ペルトゥージの歌う悪代官、スペインの若きプリマドンナ、マリオラ・カンタレロのニネッタ、ロシア出身のロッシーニ・テノールの俊英、ディミトリ・コルチャクのジャンネット、さらにこの後ROFでさらなるブレイクを果たしたバリトン、アレックス・エスポージトのフェルナンド、など、極めて優秀なキャスト。上海出身の指揮者、リュー・ジアの手堅い指揮もあって、素晴らしく充実した上演。 | ||
イグナーツ・モシェレス(1794-1870): ピアノ・ソナタ集&幻想曲集 ピアノ・ソナタ [第1番 ト長調 Op.4(ソナチネ)/ 第2番 ニ長調Op.22]/ 幻想曲[ハ長調/変ホ長調 Op.13/ニ長調 Op.57] |
ロレダーナ・ブリガンディ(P) | |
録音:2006年6月8日、ローマ。モシェレスの珍しいピアノ作品が蘇える! モシェレスはプラハに生まれ、ライプツィヒに亡くなったピアニスト、作曲家。ピアノ教本「メトードのメトード」や、ショパンとの交流で知られる人だが、作曲家としても近年人気が高まっている。ロレダーナ・ブリガンディは、1984年以来レッジョ・カラブリア音楽院の教師を務めており、ピアニストとしてだけでなく、研究者としても知られている人。1996年にモシェレスのOp.70の練習曲全曲を出版、録音し、高い評価を収めている。このCDも、ブリガンティの探求の成果だけに、隅々まで理解し尽くした演奏。 | ||
プッチーニ:歌劇「トスカ」
アントーニア・チフローネ(S;トスカ) ステーファノ・セッコ(T;カヴァラドッシ) ジョルジョ・スルヤン(B;スカルピア) リッカルド・フェッラーリ(Br;アンジェロッティ) マッシモ・ラ・グワルディア(T;スポレッタ) フランコ・ボスコロ(B;堂守)他 ヴァレーリョ・ガッリ指揮プッチーニ音楽祭o.&cho. 演出:マリオ・コルラーディ/装置,衣装:イゴール・ミトライ | ||
収録:2007年8月9日-18日、ヴィアレッジョ、トッレ・デル・ラーゴ。リージョン・オール/NTSC/16:9/ DD 5.1 / DD 2.0/124m/字幕:伊英独仏。 トッレ・デル・ラーゴで行われるプッチーニ音楽祭、2007年の「トスカ」の映像が登場。ポーランド出身のイゴール・ミトライの演出は、正攻法の舞台作りを基本としつつ、トスカの「愛と死」を中心に据えて描いたもの。スカルピアが殺される場面などにそうしたミコライの視点が生きている。トスカ役はターラント出身のソプラノ、チフローネ。イタリアではプッチーニのヒロインで有名な人。カヴァラドッシのセッコは、1973年、ミラノ生まれのテノール。30 代のイタリア人テノールでは最も期待されている人。そしてご存知ベテラン・バス歌手のスルヤンがスカルピアで存在感を示している。もう一人の注目は指揮者のガッリ。公演当時27歳という若さでの大抜擢。才能を感じさせる音楽作りに加え、中々のイケ面イタリア青年の姿も映像ならではの楽しみ。 | ||
レオンカヴァッロ:歌曲全集(全51曲) ドン・ジュアンの歌/宣告/愛の全能/これが愛なら ニンナ=ナンナ/狂おしい哀願/ナポリのセレナード 今夜と明日/舟歌-夜想曲/十月/シュゾン ルイット・オーラ/小ギター/ニノンに メリッジャータ/勝利は我々のもの/セル/愛の歌 思い/セレナテッラ/告別/解放-フランス讃歌 愛させて/花咲く五月/街頭オルガン/若さと春 私は何も知らなかった/フランスのセレナード おばあさんの歌/マダム/マンドリネッタ あなたの眼差しに/知りたくない/アンダルシアの女 君は望むの/おいで、愛する人/眼の歌 いとしい女よ、私は死にたい/愛/十二月の夜/春 それは夢だった/ミューズへの祈り/朝の歌/他 |
バルバラ・メスツァロス(S) エクトル・サンドヴァル(T) ルイ・ルデズマ(B) ウンベルト・フィナッツィ(P) | |
録音:2007年8月-9月。 2007年はルッジェーロ・レオンカヴァッロ(1857-1919)の生誕150年。「道化師」で有名なレオンカヴァッロ、実は数多くの歌曲の作曲もしているのだが、「朝の歌」など一部の有名曲を除くと、未出版のものも多く、あまり知られていない。今回、なんと51曲を一挙録音!もちろん世界初録音多数。イタリア語の曲のみならず、フランス語やドイツ語の歌もあり、「道化師」のイメージとは随分異なったレオンカヴァッロの芸術が楽しめる。バルバラ・メスツァロスは、スイスのヴィンタートゥール生まれのソプラノ。 | ||
ドメニコ・サッロ(1679-1744):歌劇「スキロス島のアキレウス」
ガブリエッラ・マルテッラッチ(A;アキッレ) マルチェッロ・ナルディス(T;リコメーデ) マッシミリアーノ・アリッツィ(男声S;テアジェーネ) マリア・ラウラ・マルトラーナ(S;デイダミーア) フランシスコ・ルーベン・ブリト(T;ウリッセ) エウフェミア・トゥファーノ(Ms;ネアルコ)他 フェデリコ・マリア・サルデッリ指揮イタリア国際o.、ブラティスラヴァ室内cho. | ||
録音:2007年7月、マルティーナ・フランカ(南イタリア)、イトリアの谷音楽祭、ライヴ。 サッロは18世紀前半にナポリを中心として活躍した、当時の重要な作曲家。「スキロス島のアキレウス」は、1737年11月4日、新たに建造されたナポリのサンカルロ劇場の柿落としとして上演され、大きな成功を収めた。台本はメタスタージオ。 アキッレ(アキレウス)は、トロイア戦争で命を落とすという予言から、スキロス島の王リコメーデ(リュコメデス)の元で娘の格好で暮らしているうち、王女デイダミーアと恋に落ちてしまう。しかし彼を戦いに駆り出すため、ウリッセ(オデュッセウス)が島にやって来て…、という話。柿落とし作品ということで、当時ナポリを支配していたスペインのブルボン王朝を讃える豪華な作品に仕立てられている。モード・アンティクオの指揮者として知られるサルデッリが、若く優秀な歌手たちを率いて充実の演奏を繰り広げている。 | ||
R.シュトラウス:歌劇「サロメ」(フランス語版)
ソフィア・ソロヴィ(S;サロメ) コスタンティーノ・フィヌッチ(Br;ヨカナーン) レオナルド・グラメーニャ(T;エロド) フランチェスカ・スカイーニ(Ms;エロディアス) ヴィンチェンツォ・マリア・サリネッリ(T;ナラボート)他 マッシミリアーノ・カルディ指揮イタリア国際o. | ||
録音:2007年7月、マルティーナ・フランカ、ライヴ。 珍しいオペラを上演することで有名な、南イタリア、マルティーナ・フランカのイトリアの谷音楽祭。2007年に取り上げた演目はシュトラウスの「サロメ」。といっても、オスカー・ワイルドの原作(フランス語)を極力尊重し作曲者本人が作り直したフランス語版を、ミュンヘンのリヒャルト・シュトラウス協会からオリジナルの手稿譜を提供されての上演で、一般に知られているドイツ語版とは趣が異なって面白い。タイトルロールのソフィア・ソロヴィはウクライナ出身のソプラノ。現在はイタリアに在住して活躍している。 | ||
ジョルダーノ:歌劇「マルチェッラ」
セレーナ・ダオリオ(S;マルチェッラ) ダニロ・フォルマッジャ(T;ジョルジョ) ピエルルイジ・ディレンジーテ(Br;ドラスコ) ナタリツィア・カローネ(S;クララ) アンジェリカ・ジラルディ(S;ライモンダ) マーラ・ダンティーニ(S;エリアーナ) マリア・ローザ・ロンディネッリ(S;レーア) マルチェッロ・ロジエッロ(Br;ヴェルニエル) ジョヴァンニ・コレッタ(T;バルテメリ) グラツィアーノ・デ・パーチェ(Br;フラメント) マンリオ・ベンツィ指揮イタリア国際o. | ||
録音:2007年8月、マルティーナ・フランカ。 ジョルダーノの「マルチェッラ」は、1907年11月9日にミラノで初演されたオペラ。3幕ものだが、上演時間は1時間強という短いもの。人気を博した。ところが第二次世界大戦の爆撃によって上演資料が焼失し、上演も途絶えてしまった。幸い、自筆譜が残っていたため、新たに楽譜が揃えられ、初演100周年に復活された。 舞台はパリ。若い絵描きジョルジョと、惨めな境遇だけれども純朴な娘マルチェッラが偶然出会い、恋に落ちる。二人は別荘で愛の生活を送る。しかしジョルジョは実は某国の王子の世を忍ぶ姿。国は悪大臣の圧制に苦しみ、事態の解決には彼が戻るしかない。二人は泣く泣く別れる。 マルチェッラ役は、近年プッチーニのリリカルな役で人気急上昇のダオリオ。ジョルジョ役は、ミラノ生まれの若手テノール、フォルマッジャ。爆撃に失われたはずのオペラの奇跡の復活を楽しもう。 | ||
マスカーニ:歌劇「アミーカ」
アンナ・マラヴァージ(S;アミーカ) ダヴィド・ソトジュ(T;ジョルジョ) ピエルルイジ・ディレンジーテ(Br;リナルド) マルチェッロ・ロジエッロ(B;カモワーヌ) フランチェスカ・デ・ジョルジ(Ms;マグデローヌ) マンリオ・ベンツィ指揮イタリア国際o. | ||
録音:2007年8月、マルティーナ・フランカ。 「カヴァレリア・ルスティカーナ」で知られるピエトロ・マスカーニは、生前は決して一発屋ではなく、結構ヒットを放っていた。「アミーカ」は1905年3月15日、モンテカルロで初演。アミーカ役はジェラルディン・ファラーで、成功を収めた。このオペラは、マスカーニがフランス語台本に音楽をつけた唯一のものだった。続いてイタリア語版が4年で30プロダクションあったほど好評を博したものの、やがて下火に。今回、マルティーナ・フランカのイトリアの谷音楽祭で、オリジナルのフランス語で復活、この形体では世界初録音。注目は、ペルージャ出身のテノール、ダヴィド・ソトジュ。まだ若手の、リリカルな美声の持ち主。既に2005年夏のマチェラータ音楽祭で「ドン・カルロ」のタイトルロールを歌っているというから、只者じゃない。アミーカ役のアンナ・マラヴァージは、マントヴァ出身の若いソプラノ。2005年のサンカルロ歌劇場来日公演で「ルイザ・ミラー」のラウラを歌っていたので、覚えている方もいるだろう。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ランメルムールのルチア」
マリエッラ・デヴィーア(S;ルチア) ジュゼッペ・サッバティーニ(T;エドガルド) ウラディーミル・ストヤノフ(Br;エンリコ) カルロ・コロンバーラ(B;ライモンド) ブラゴイ・ナコスキ(T;アルトゥーロ) ダミアーナ・ピンティ(Ms;アリーザ) エンリコ・コッスッタ(T;ノルマンノ) ジェラール・コルステン指揮カリアリ歌劇場o.&cho. | ||
録音:2004年6月4日-6日、カリアリ。 偉大なプリマドンナ、デヴィーアの歌う「ルチア」のライヴ録音が登場! 2004年6月というと、日本で「ルチア」に出演したおよそ二ヶ月前にあたる。しかもエドガールドにサッバティーニ!、ライモンドにもコロンバーラと隅々まで大変豪華なキャスト。コルステン率いるカリアリ歌劇場も充実した演奏。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」
ラウル・エルナンデス(T;ネモリーノ) シルヴィア・ダッラ・ベネッタ(S;アディーナ) ダミアーノ・サレルノ(Br;ベルコーレ) アレックス・エスポージト(B;ドゥルカマーラ) エレナ・ボリン(S;ジャンネッタ)他 アレッサンドロ・デ・マルキ指揮ベルガモ・ガエターノ・ドニゼッティ音楽祭o.&cho. 演出:アレッシオ・ピッツェック/舞台:マッシモ・ケッケット/衣装:クリスティーナ・アチェーティ | ||
収録:2007年10月12日-14日、ベルガモ。リージョン・オール、NTSC、16:9、DD 5.1 / LPCM 2.0、132 min、字幕:伊英独仏。 ドニゼッティの故郷ベルガモでは、シーズン・オープニングの公演をガエターノ・ドニゼッティ音楽祭と位置付け、毎年ドニゼッティのオペラを上演している。2007/08シーズンの開幕は「愛の妙薬」。ネモリーノを歌うラウル・エルナンデスは、メキシコ出身のテノール。ドニゼッティからヴェルディの初期のオペラを得意とするリリカルなテノール。2002年5月に、ボローニャ歌劇場来日公演の「清教徒」びわこ公演では、グルベローヴァを相手にアルトゥーロを歌っていた。シルヴィア・ダッラ・ベネッタは、ここ数年活躍が著しいソプラノ。アディーナは当たり役。アレックス・エスポージトは、ご当地ベルガモの出身。現在非常に人気の高い若手イタリア人バリトンで、ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルでも活躍。2008年4月に、ザルツブルク音楽祭制作「フィガロの結婚」日本公演でフィガロを歌ったのはまだ記憶に新しいだろう。指揮はイタリア古楽界の鬼才、アレッサンドロ・デ・マルキ。切れのよいドニゼッティを作り上げている。演出のアレッシオ・ピッツェックは、2008年6月のスポレート歌劇場来日公演でのロッシーニ「チェネレントラ」で演出を担当した人。ここでも明るい色彩の素敵な舞台を仕立てている。 | ||
ドニゼッティの「ドン・グレゴーリオ」、世界初録音 ドニゼッティ:歌劇「ドン・グレゴーリオ」(1824) パオロ・ボルドーニャ(Br;グレゴーリオ) ジョルジョ・ヴァレーリオ(Br;ドン・ジューリオ) ジョルジョ・トゥルッコ(T;エンリーコ) エリザヴェータ・マルティロシャン(S;ジルダ) リヴィオ・スカルペッリーニ(T;ピッペット) アレッサンドラ・フラテッリ(Ms;レオナルダ) ルーカ・ルドヴィーチ(Br;シモーネ) 演出:ロベルト・レッキア ステーファノ・モンタナーリ指揮ベルガモ・ガエターノ・ドニゼッティ音楽祭o.&cho. | ||
収録:2007年11月2日-4日、ベルガモ。DVD仕様:リージョン・オール、NTSC、16:9、135 m、DD 5.1 / LPCM 2.0、字幕:伊英独仏。ドニゼッティの生地、ベルガモでのドニゼッティ音楽祭から、「ドン・グレゴーリオ」の映像が登場!「ドン・グレゴーリオ」は、1824年に初演されたオペラブッファ「当惑した家庭教師」を、1826年にナポリのために改訂した作品。曲の間をナポリ方言を交えた台詞でしゃべくり倒すコテコテのノリは、映像で見た方が絶対楽しめるだろう。物語は、ドン・ジューリオの館。厳格なドン・ジューリオは、エンリーコとピッペットの兄弟に家庭教師、ドン・グレゴーリオをつけている。ところがエンリーコは密かにジルダと結婚、子供までもうけてしまっているから、困ったのはドン・グレゴーリオ。頑固親父にばれないよう苦労ばかり…といったもの。オリジナルの「当惑した家庭教師」は、日本でも何度か上演されている。ロベルト・レッキアの演出は、舞台を1920年代のイタリアに設定、大いに笑わせてくれる。 | ||
ビセンテ・マルティン・イ・ソレル(1754-1806): 歌劇「善良な心をしたぶっきらぼうな男」(1786) エレナ・デ・ラ・メルセド(S;アンジェリカ) ヴェロニク・ジャンス(S;ルチッラ夫人) セシリア・ディアス(Ms;マリーナ) サイミール・ピルグ(T;ジョコンド) フアン・フランシスコ・ガテル(T;ヴァレーリオ) ルカ・ピサローニ(Br;ドルヴァル) カルロス・ショソン(B;フェラモンド)/他 演出:イリーナ・ブルック クリストフ・ルセ指揮マドリッド・レアル劇場o.(マドリッドso.) | ||
録音・収録:2007年11月14日-18日。 DVD発売:2009年/CD発売:2013年。CD・映像とも同曲の世界初出盤。 DVD仕様:140分|16:9|Region All| PCM ステレオ、サラウンド5.1|字幕:英仏独西伊|NTSC。非常に注目すべきオペラの映像が登場した! マルティン・イ・ソレルは、ウィーン宮廷歌劇場でのモーツァルトのライバルとして有名で、近年そのオペラも復活しつつある。ウィーンで初演された「善良な心をしたぶっきらぼうな男」(あるいは「気難しいけれど根は善良」など)は、ゴルドーニが1771年にルイ16世とマリー・アントワネットとの結婚祝賀に書いたフランス語の喜劇が原作。これをもとに、ロレンツォ・ダ・ポンテが台本を作成。1786年1月4日にブルク劇場で初演され、大成功を収めた。再演に際してモーツァルトが2曲の追加アリア(K582とK583)を作曲したことでも知られている。音だけでも出回ったことのなかったこの傑作を、マドリッドのレアル歌劇場が上演、その舞台を収録している。指揮は古楽界の雄、クリストフ・ルセというから驚き。そして歌手は、名ソプラノ、ヴェロニク・ジャンスを筆頭に、ウィーンで大人気のテノール、サイミール・ピルグ、新世代のモーツァルト・バリトンとして確固たる地位を築いたルカ・ピサローニ、そして「善良な心をしたぶっきらぼうな男」であるフェラモンド役にはベテランのバス、カルロス・ショソンなど充実している。演出は、かのピーター・ブルックの娘で、女優、演出家、映画監督としても活躍しているイリーナ・ブルック。程よくモダナイズした舞台作り。 | ||
アッリーゴ・ボーイト:歌劇「メフィストーフェレ」
フェルッチョ・フルラネット(B;メフィストーフェレ) ジュゼッペ・フィリアノーティ(T;ファウスト) ディミトラ・テオドッシュウ(S;マルゲリータ/エレナ) ソーニャ・ザラメッラ(Ms;マルタ) ミンモ・ゲッギ(T;ワグネル/ネレオ)他 ステーファノ・ランザーニ指揮パレルモ・マッシモ劇場o.、cho.&バレエ団 演出:ジャンカルロ・デル・モナコ/装置:カルロ・チェントラヴィーニャ 衣装:マリア・フィリッピ | ||
収録:2008年1月、パレルモ。リージョンオール、NTSC、16:9、DD 5.1 / LPCM 2.0、2h44'00、字幕:伊英独仏。 鬼才ボーイトの「メフィストーフェレ」に新たな映像が登場! ヴェルディの「オテロ」、「ファルスタッフ」の台本作家として高名なボーイトは若い頃は革新的思想の作曲家として活動、その最大の成果がこの「メフィストーフェレ」だった。タイトルロールは、バスの難役として知られている。このシチリア島パレルモでの上演では、大ベテランのフルラネットがメフィストーフェレ役で圧倒的な存在感。加えてフィリアノーティ、テオドッシュウと、非常に豪華なキャスト。ジャンカルロ・デル・モナコの演出は、伝統的な要素とモダーンな舞台作りを思いっきりよく混ぜ込んだもの。色彩の美しさは流石。録音ら珍しく、映像ではかなり久々の新もの。日本ではまだプロによる上演がなされていない「メフィストーフェレ」だけに、このDVDでたっぷりお楽しみ頂きたい。 | ||
コロンバーラ〜フランス歌曲集 フォーレ: 秋 Op.18-3/ ある一日の詩 Op.21[出会い/いつでも/告別]/ 漁師の歌 Op.4-1/ゆりかご Op.23-1 アーン:心地よい時 グノー:不在者 デュパルク: 旅への誘い/ロズモンドの館/前世/フィディレ プーランク:旅/ラ・グルヌイエール イベール:ドン・キショットの歌 ラヴェル:ドゥルシネに心を寄せるドン・キショット |
カルロ・コロンバーラ(B) ラーニ・カルデロン(P) | |
録音:2007年2月。 深々としながらも明るさのある声を持ち、今やイタリアを代表するバス歌手になったコロンバーラによるフランス歌曲集。いずれも持ち味を生かした旨みある歌。 | ||
ピエトロ・ジュゼッペ・ ガエターノ・ボーニ(1686-1741): チェロと通奏低音のためのソナタ集 Op.1 (1717) [第2番 ハ短調/第3番 ニ長調/第9番 ト短調/ 第1番 イ長調/第11番 ホ短調/第10番 ハ長調/ 第12番 ニ短調/第13番 ヘ長調] |
アンドレア・フォッサ(Vc) アンナ・フォンターナ(Cemb) フランチスコ・ガート (アーチリュート) アンドレア・デ・カルロ (バスヴィオール) レナート・クリスクオーロ(Vc) | |
録音:2006年6月19日-21日、ローマ。 バロック時代のチェロ作品に興味がある人には逃がせないCDが登場。ボーニは17世紀の末ボローニャに生まれたチェリスト、作曲家。1711年にローマに移り、ピエトロ・オットボーニ枢機卿の元で活躍した。オットボーニの館の楽団を率いていたのはかのアルカンジェロ・コレッリだから、ボーニはコレッリの直系にもあたる。 アンドレア・フォッサはローマ出身のピリオド系チェリスト。クリストフ・コワンやアンナー・ビルスマ、ヤープ・テア・リンデンらに学び、精力的に活躍している。 | ||
ヴィヴァルディ:歌劇「モテズーマ」
ヴィート・プリアンテ(Br;モテズーマ) マリー=エレン・ネシ(Ms;ミトレーナ) ラウラ・ケリーチ(S;テウティーレ) フランチスカ・ゴットヴァルト(Ms;フェルナンド・コルテス) テオドーラ・バカ(Ms;ラミーロ) ジェンマ・ベルタニョッリ(Ms;アスプラーノ) アラン・カーティス指揮イル・コンプレッソ・バロッコ 演出:ステファノ・ヴィツィオーリ | ||
収録:2008年1月25日、27日、フェラーラ市立劇場、フェラーラ、イタリア、ライヴ。幻になっていたヴィヴァルディのオペラ「モテズーマ」が、ついに映像になった!「モテズーマ」は1733年11月14日にヴェネツィアで初演されたが台本しか残っておらず、長いこと音楽は「紛失」とされていた。そのため台本に既存の他のヴィヴァルディの音楽を当てはめた、捏造に近い復元上演もあったほど。ところが2002年、突如「モテズーマ」の楽譜が発見される。手稿譜がベルリンの蔵書にあったが、その存在を知られないまま蔵書ごとソ連の手に渡り、2001年になってようやくベルリンに返却、蔵書内容の調査によって偶然「モテズーマ」の筆写譜だと確認された。音楽が欠落した部分を慎重に修復し、ついに2005年6月11日、ロッテルダムでの演奏会形式上演で「モテズーマ」は長い眠りから目覚めた。その後舞台上演も演奏会形式上演も多数行われ、また全曲録音も行われた。 物語は、エルナン・コルテスによるアステカ帝国の滅亡に基づいた物。かつては未開人を文明化したと評価されていたコルテスも、18世紀には優れた文明を破壊し原住民を圧制で苦しめたことによる悪評も広まっており、功罪相半ばする評価だった。それを受けて、このオペラは一種の「暴君もの」になっており、高慢な征服者フェルナンドと、メキシコ皇帝モテズーマ(史実のモテクスマ)との間でまざまな事件がおこった後、フェルナンドが徳を見せる、という筋立てになっている。全曲録音での指揮者も務めたアラン・カーティスは、2007年4月にリスボンでこの作品を初めて取り上げて以来、ウィーン、パリ、バリャドリッド、バレンシア、ビルバオ、セビリャ、ピアチェンツァ、モデナなどで、舞台、演奏会形式合わせて20回近い上演を手がけている。歌手は全員バロック音楽を得意とする人たち。モテズーマのヴィート・プリアンテは、イタリアのバス。この役は、カーティスが演奏する時は、全曲録音も含め、すべてプリアンテが受け持ってきた。フェルディナンドのフランチスカ・ゴットヴァルトは、1971年、ドイツ、マルブルク生まれのメゾ・ソプラノ。バッハの声楽作品のソリストとしても知られている。テウティーレのラウラ・ケリーチは、トリノ出身のソプラノ。娘役を得意としている。ラミーロのテオドーラ・バカとミトレーナのマリー=エレン・ネシはともにギリシャを代表する古楽系歌手。脇役のアスプラーノを、名古楽メッゾ、ジェンマ・ベルタニョッリが受け持っているのには驚かされる。一度完全に失われたと思われていたヴィヴァルディの音楽が、こうして見事に復活したことは、奇跡と言ってもよいだろう。その奇跡を、ぜひ映像でお楽しみ頂きたい。 ヴィヴァルディ:モテズーマ」あらすじ 第1幕:メキシコ。スペイン人フェルナンドの軍勢に敗れたメキシコ皇帝モテズーマが湖畔まで逃れ、彼の妻ミトレーナも追いつく。さらに彼らの娘テウティーレが、フェルナンドの軍勢が近づいていることを知らせる。モテズーマは、何かあれば自害するよう短剣を与える。テウティーレが自害しようとした時、フェルナンドが現れ、彼女を人質として捕らえる。モテズーマは弓でフェルナンドを射ると、湖に飛び込んで消える。フェルナンドの弟ラミーロはテウティーレと恋仲だが、今や彼女から裏切り者と呼ばれ、ラミーロは苦しむ。スペイン人に変装したモテズーマは、テウティーレとラミーロに出くわす。モテズーマは敵と恋仲の娘を殺そうとするが、ラミーロに止められる。フェルナンドがやって来るのでモテズーマは隠れる。フェルナンドは弟に、湖に率いる多数の船が見えたので調査するよう命じる。それはフェルナンドとの講和に臨むミトレーナだった。物陰に潜んでいたモテズーマはフェルナンドを襲おうとするが、ラミーロの短剣を奪われてしまう。ところが剣を持ったラミーロを見てフェルナンドは裏切り者だと誤解する。そこにモテズーマが出てきて、フェルナンドを罵倒、モテズーマは捕らえられる。引っ立てられるモテズーマの姿にミトレーナは取り乱す。 第2幕:テウティーレは父と恋人の両方を心配している。ラミーロはフェルナンドの圧政を咎める彼の兄は耳を傾けない。ミトレーナがフェルナンドの残虐さを非難し、夫と娘を自由にするよう求める。鎖につながれたモテズーマが連れて来られ、フェルナンドに決闘を申し込むと、フェルナンドもそれを受ける。決闘が始まる。敗れそうになったモテズーマが助けを求め、やがて両軍の戦いになる。テウティーレはラミーロに、モテズーマは傷つき、フェルナンドは捕虜となって塔に幽閉されたことを告げ、ラミーロに逃げるよう促すが、ラミーロは兵を率いてフェルナンド救出に向かう。絶望したテウティーレは自害を試みるが、母に止められる。そこにメキシコの将軍アスプラーノが、テウティーレと一人のスペイン人の男の生贄によって帝国は救われる、との神託があったことを告げる。テウティーレは覚悟を決める。ミトレーナはスペイン男の生贄をフェルナンドにするため、アスプラーノに塔の放火を命じる。 第3幕:ラミーロは塔から兄を救出す。そこにやって来たモテズーマが様子を探りに塔の中にはいると、ラミーロは鍵をかけてモテズーマを塔に閉じ込めてしまう。そうとは知らぬアスプラーノが塔に火を点けると、モテズーマが塔にいるので驚く。何も知らず、ミトレーナは燃え盛る塔を見て喜ぶ。テウティーレは生贄になる準備をしている。そこにアスプラーノが、燃える塔の中にモテズーマがいたと報告、あまりのことにミトレーナは取り乱してしまう。さらに兵士を率いたラミーロがテウティーレを連れ去り。ミトレーナは悲嘆にくれるが、そこに非常口から無事逃げ出したモテズーマが戻ってくる。二人は、広場でメキシコをスペインに引き渡すと宣言しているフェルナンドとラミーロに襲い掛かるが、止められる。フェルナンドは、スペイン王に忠誠を誓えば、ラミーロとテウティーレの結婚を「生贄」として、モテズーマの統治を認める。一同の喜びで幕となる。 | ||
レオナルド・レオ(1694-1744):歌劇「アリドーロ」(1740)
フランチェスカ・ルッソ・エルモッリ(Ms;エリザ) マリア・グラツィア・スキアーヴォ(S;ファウスティーナ) ヴァレンティーナ・ヴァッリアーレ(S;ゼーザ) マリア・エルコラーノ(S;ルイージ) ジュゼッペ・デ・ヴィットーリオ(T;ドン・マルチェッロ) ジャンピエロ・ルッジェーリ(Br;メーオ) フランチェスコ・モラーチェ(Br;ジャングラツィオ) アントーニオ・フローリオ指揮カペラ・デッラ・ピエタ・デイ(ディ?)・トゥルキーニ | ||
収録:2008年2月、レッジョ・エミーリア。世界初収録。DVD仕様:リージョン・オール|NTSC|16:9|DD 5.1 、 LPCM 2.0|165m|字幕:伊英独仏西。演出:アルトゥーロ・チリッロ。 非常に貴重な映像・CD。レオは、南イタリアのブリンディジ近郊に生まれ、ナポリで学んだ18世紀前半のナポリ派作曲家として重要な人。 「アリドーロ」はジェンナロアントニオ・フェデリーコの台本によっており、身分階級によって登場人物が喋る言葉がナポリ語だったりトスカーナ語だったりとユニーク。実は18世紀前半のオペラブッファは楽譜が現存するものが極めて少なく(ペルゴレージの「奥様女中」はインテルメッツォ)、復活上演されるだけでもちょっとした事件なのだ。加えて演奏が、ナポリのバロック音楽の権威、フローリオとトゥルキーニだから尚のこと。この上演には会場に多数の音楽学者たちが詰め掛けたという。最近ムーティがオペラに抜擢したことで知られるスキアーヴォや、トゥルキーニとの共演でお馴染みの歌役者デ・ヴィットーリオなど、水準の高いキャストをそろっている。チリッロの舞台は、簡素な装置ながら、イタリア的な色彩感を生かし美しい。 | ||
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.15 [協奏曲 変ロ長調D.120(*)/協奏曲 ニ長調D.27(#)/ 協奏曲 ハ長調D.8(+)/協奏曲 ト長調D.82(#)/ 協奏曲 ハ長調D.10(*)/協奏曲 ニ長調D.35(+)/ 協奏曲 イ長調D.100(#)/協奏曲 ホ長調D.52(+)] |
ジョヴァンニ・ グリエルモ(Vn;+)指揮 ラルテ・デラルコ フェデリーコ・ グリエルモ(Vn;*) カルロ・ラッザーリ(Vn;#) | |
録音:2006年5月14日-19日。いずれの曲も世界初録音。 タルティーニのヴァイオリン協奏曲全集完結が間近となってきた。ジョヴァンニ・グリエルモ率いるラルテ・デラルコの演奏は、タルティーニのツボを見事に押さえた高水準のもの。今回もたっぷり楽しめる! | ||
ラロ:歌劇「イスの王様」
エリク・マルタン=ボネ(B;イスの王様) ジュゼッピーナ・ピウンティ(Ms;マルガレード) ギレーヌ・ジラール(S;ローゼン) セバスティアン・ゲーズ(T;ミリオ) ウェルナー・ファン・メヘレン(Br;カルナック)/他 パトリック・ダヴァン指揮ワロン王立歌劇場o.&cho./演出:ジャン=ルイ・ピション | ||
収録・録音:2008年4月1日-3日、リエージュ。DVD仕様:リージョン・オール、NTSC、16.9、Dolby Digital, 5.1/LPCM 2.0、108 m、字幕:仏伊英独西。ラロの名作オペラ「イスの王様」の映像が初登場!「イスの王様」は、スペイン交響曲で有名なエドゥワール・ラロ(1823-1892)が生前に上演できた唯一のオペラ。フランス語圏では比較的人気があり、かのクリュイタンスが初の全曲録音を果たしている。しかし近年は上演も少なく、1988年以来新録音が無かったので、なおのこと貴重な映像。知らない方には「椅子」と誤解を受けるイスというのは、フランス西部の海に面していたという伝説の都市の名前。物語はかなりドラマティック。マルガレードとローゼンの姉妹は共に勇者ミリオを愛している。しかし結ばれたのはローゼン。嫉妬に駆られたマルガレードは、敵の王子カルナックに唆され、海から町を守る水門の鍵をカルナックに渡してしまう。水門が開けられ水に飲まれた町を目の当たりにして後悔したマルガレードは、罪を告白して身を投げる。すると、海は穏やかになる、というもの。ロマン色豊かな名作を、ワロン王立歌劇場が総力を挙げて上演している。マルガレード役のジュゼッピーナ・ピウンティは、イタリア,アスコリ・ピチェーノ出身のメゾ・ソプラノ。2008年12月に来日してリサイタルを行って好評を博している。 | ||
ラザール・ベルマン 1988年東京文化会館ライヴ、初出 シューマン:ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調Op.11 リスト:巡礼の年第2年「イタリア」〜 ダンテを読んで/婚礼 ワーグナー/リスト編:イゾルデの愛の死 リスト: 巡礼の年第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」 シューベルト/リスト編:アヴェ・マリア ラフマニノフ:楽興の時第4番 ホ短調Op.16-4 |
ラザール・ベルマン(P) | |
収録:1988年1月14日、東京文化会館、ライヴ。リージョン 2、NTSC、4:3、100 min。 ラザール・ベルマンが1988年に来日し、東京文化会館で行ったリサイタルをNHKが収録、それをDYNAMIC社がライセンスを得てDVD化! 映像商品としてはもちろん音声のみでも、これまで商品化されたことはない演奏。並外れた強靭な迫力と、絶妙かつ繊細な語り口を兼ね備えたベルマン独特の音楽は、DVDクラスの映像で見ると一層印象深く感じられること請けあい。貴重な映像の登場は大歓迎。 | ||
アレッサンドロ・ロッラ(1757-1841): フルートのための室内楽作品集 ディヴェルティメント BI 433/ ディヴェルティメント BI427a/ フルート四重奏曲 ホ短調 Op.2-1 BI 418/ フルート四重奏曲 ハ長調 Op.2-2 BI 415 |
マリオ・カルボッタ(Fl) エンリコ・カサッツァ(Vn) カルロ・デ・マルティーニ(Va) アリス・ビサンティ(Va) マルチェッロ・ スカンデッリ(Vc) カルロ・バルザレッティ(P) | |
録音:2007年11月22日、パヴィア。 ロッラは18世紀末から19世紀始めにかけて活躍したヴァイオリン、ヴィオラの名手で、作曲家としても知られていた。若き日のパガニーニが彼を訪ねて教えを乞い、後年まで交流が続いたという。また1833年までスカラ座のオーケストラでコンサートマスター兼指揮者を務めていた。ロッラのヴァイオリン作品は、ここ数年で優れた録音が登場しているが、フルートの作品はまだ珍しいだろう。マリオ・カルボッタは、ピアチェンツァ出身のフルーティスト。イタリアの作曲家のフルート作品を積極的に録音しており、ここでも素晴らしい腕前を披露している。 | ||
アマリッリ・ニッツァ〜プッチーニ:アリア集 ヴィッリ/エドガール/マノン・レスコー/ボエーム/トスカ/蝶々夫人/西部の娘/ つばめ(*)/外套(*)/修道女アンジェリカ(*)/ジャンニ・スキッキ/トゥーランドット/からのアリア アマリッリ・ニッツァ(S) ジャンルカ・マルティネンギ指揮オストラヴァ・ドヴォルザーク劇場o.(*) ジュリアン・レイノルズ指揮パルマ・アルトゥーロ・トスカニーニ財団o.(*以外) | ||
録音:2007年9月11日-16日、オストラヴァ(*)/2007年2月9日、パルマ、ライヴ(*以外)。 「プッチーニのヒロイン」のアリア集はあるが、全て一人のソプラノが歌ったものはまず他にないだろう。アマリッリ・ニッツァはミラノ生まれのソプラノ。この10年ほど、イタリアを中心に大活躍している。日本にも、2002年には新国立劇場に、プッチーニ「トスカ」とヴェルディ「トロヴァトーレ」に、2007年にはパレルモ・マッシモ劇場来日公演でヴェルディ「シチリア島の晩鐘」に出演している。正統派イタリア・ソプラノとして、ヴェルディとプッチーニを得意とするニッツァ、ここではプッチーニの全オペラのヒロインを歌っている。しかも「ボエーム」ではミミとムゼッタを、「トゥーランドット」ではトゥーランドットとリューを共に歌っている。いかに彼女が優れたソプラノか、わかることだろう。 | ||
アレッサンドロ・スカルラッティ:オラトリオ「ジュディッタ」
ソフィー・ランディ(S;ジュディッタ) ラファエル・ピション(CT;ヌルセ) カール・ガザロシアン(T;オロフェルネ) ジルベール・ベッツィーナ指揮ニース・バロック・アンサンブル | ||
録音:2008年3月6日、7日、9日、ニース。 父スカルラッティのオラトリオ「ジュディッタ」には、既にいくつか録音があるが、これはそれらとは異なるもの。一般的なものは、枢機卿ピエトロ・オットボーニの台本による、5人のソリストを要するものだったが、ここに録音されているものは、アントーニオ・オットボーニ(ピエトロの父)の台本で、ソリストは3人のみ。話そのものは変わらず、ベトリアの美しい婦人ユディトが、アッシリアの軍司令官ホロフェルネスを酔いつぶして首を切り落としたというもの。若く優れた古楽系歌手が起用されているのも注目。 ソフィー・ランディは、2006年にマコンでのコンクールに入賞して一気に注目を浴びた若いソプラノ。ラファエル・ピションは、1984年生まれの若手カウンターテナー。既にコープマンやデュメストルなどとバロック声楽もので競演している。カール・ガザロシアンは、マルセイユ生まれのテノール。ここ5年ほど、マルゴワール、ミンコウスキ、ヤーコプスらがバロックオペラの公演で起用して注目度が上がっている。 | ||
ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」
フランチェスコ・メーリ(T;アルマヴィーヴァ伯爵) リナ・シャハム(Ms;ロジーナ) ロベルト・フロンターリ(Br;フィガロ) ブルーノ・デ・シモーネ(B;バルトロ) ジョヴァンニ・フルラネット(B;バジーリオ) ジョヴァンナ・ドナディーニ(Ms;ベルタ) ルカ・ダッラミーコ(Br;フィオレッロ) アントニーノ・フォリアーニ指揮フェニーチェ歌劇場o.&cho. | ||
収録:2008年4月,ヴェネツィア。演出:ベッペ・モラッシ/装置、衣装:ラウロ・クリスマン。リージョン・オール | NTSC 16:9 | DD 5.1 / LPCM 2.0 | 155m + 16m | 字幕:伊英独仏西。 ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場がロッシーニの傑作「セビリャの理髪師」を上演した映像。注目は、2008年11月にロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルの来日公演で初来日して大きな話題となったテノール、メーリのアルマヴィーヴァ伯爵。さらに2009年9月の来日で、日本でもすっかり人気になっただけに、この映像は嬉しいもの。シャハムはロジーナが当たり役で、2005年に新国立劇場でも歌っている。この中で一番のベテラン、フロンターリは日本でも有名だろう。フィガロは彼の得意中の得意。さらにロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルでもバルトロを歌って絶賛されたデ・シモーネ、ボローニャ歌劇場来日公演でも不気味なバジーリオが強烈な印象を残したジョヴァンニ・フルラネットと、かなりいい歌手が揃っている。イタリア・オペラの指揮者では若い世代のホープ、フォリアーニの指揮で、溌剌とした「セビリャの理髪師」が楽しめることだろう。モラッシの演出はオーソドックスで手堅いもの。特典映像として出演者へのインタビューつき。 | ||
モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」
ディートリヒ・ヘンシェル(Br;オルフェオ) マリア・グラツィア・スキアーヴォ(S;エウリディーチェ) ソーニャ・プリーナ(S;伝令の女) ルイージ・デ・ドナート(B;カロンテ) アントーニオ・アベーテ(B;プルトーネ)他 ウィリアム・クリスティ指揮レザール・フロリサン、レ・サクブティエ | ||
録音:2008年5月、レアル劇場、マドリッド、ライヴ。DVD:DYNDVD-33598。 古楽界の巨人ウィリアム・クリスティがマドリッドで上演したモンテヴェルディ「オルフェオ」のライヴ。意外なことにこれがクリスティにとって初めての「オルフェオ」収録。さすがクリスティ、知性が隅々まで行き渡った「オルフェオ」で、圧倒される。タイトルロールには、リート歌手として名高いヘンシェル。エウリディーチェ役は、ナポリ出身で活躍が大きく広がりつつある若いソプラノ、スキーアヴォ。さらにプリーナ、アベーテなど、ベテラン歌手が加わり、万全。音楽だけに集中したい方には、CDでの発売は歓迎されるだろう。しかも2CDで1CD価格! #2011年1月現在、レーベル側での発売延期に伴い、入荷時期は未定となっています。ご注文時はあらかじめご了承下さい(一度ご注文をお受けすると、国内代理店受注システムの関係から、キャンセルはお受け出来ません)。 | ||
モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」
ディートリヒ・ヘンシェル(Br;オルフェオ) マリア・グラツィア・スキアーヴォ(S;エウリディーチェ) ソーニャ・プリーナ(S;伝令の女) ルイージ・デ・ドナート(B;カロンテ)アントーニオ・アベーテ(B;プルトーネ)他 ウィリアム・クリスティ指揮レザール・フロリサン,レ・サクブティエ 演出,装置,衣装:ピエール・ルイージ・ピッツィ | ||
収録:2008年5月、レアル劇場、マドリッド。リージョン・オール/NTSC/16:9/SS 5.1 / LPCM 2.0/113m/字幕:伊英独仏西。 ついに出た、クリスティの「オルフェオ」!しかもタイトルロールはヘンシェルだ!!ピッツィ演出の美しい演出に、クリスティもコスプレ!! 30年以上古楽界のトップを走りつづけるクリスティ、ところがなぜかモンテヴェルディの「オルフェオ」とは縁が薄く、録音も今まで無かった。さすがクリスティ、知性の隅々まで行き渡った「オルフェオ」で、圧倒される。タイトルロールはヘンシェル! 日本人にはリート歌手のイメージが強いヘンシェルだが、気品があって雄弁で、かつバリトンの力強さを持った、今までにないオルフェオ像だと高く評価された。エウリディーチェ役は、ナポリ出身の若いソプラノ、スキーアヴォ。彼女はイタリアやスペインでバロック音楽で活躍する一方、ウィーンではマゼール指揮の「ドン・ジョヴァンニ」でツェルリーナを歌うなど、将来が嘱望されるソプラノ。さらにプリーナ、アベーテなど、ベテラン歌手が加わり、万全。そして演出は大御所のピッツィ! 17世紀の様式を踏まえながら、そこにピッツィらしい洗練された美感をもたらしつつ、モンテヴェルディの描いた深いドラマも十分に汲み出すことに成功している。クリスティの襞襟姿も必見! | ||
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」
ダニエラ・デッシー(S;蝶々夫人) ファビオ・アルミリアート(T;ピンカートン) ジョアン・ポンス(Br;シャープレス) ロッサーナ・リナルディ(Ms;スズキ) マリア・チョッピ(Ms;ケイト) ルカ・カザリン(Br;ゴロー) リッカルド・ザネッラート(B;ボンゾ)他 プラシド・ドミンゴ指揮チッタ・リリカo.&cho. | ||
録音:2004年5月、トッレ・デル・ラーゴ。 DVDで発売された、2004年5月、トッレ・デル・ラーゴのプッチーニ音楽祭での「蝶々夫人」が、カタログ付き限定廉価盤としてCD初登場。円熟のデッシーを中心に、アルミリアート、ポンスら優れたキャストと、ドミンゴの指揮が大きな話題となった。 これだけのメンバーの「蝶々夫人」がお求め安い価格でご奉仕。この機会をお見逃しなく! | ||
ルカ・モスカ(1957-):歌劇「ゴルドーニ氏」(2007)
バーバラ・ハニガン(S;デスピーナ) アルダ・カイエッロ(S;天使ラファエル) クリスティーナ・ザヴァッローニ(S;ミランドリーナ) サラ・ミンガルド(Ms;デズデーモナ) マイケル・ベネット(T;アルレッキーノ) ロベルト・アッボンダンツァ(Br;ゴルドーニ)/他 アンドレア・モリーノ指揮フェニーチェ歌劇場o.&cho. 演出:ダヴィデ・リヴァモア | ||
収録:2007年9月21日-29日、ヴェネツィア、フェニーチェ歌劇場。リージョン・オール、NTSC、16:9、SS 5.1 / LPCM 2.0、114m、字幕:伊英独仏西。 18世紀ヴェネツィアの劇作家、カルロ・ゴルドーニ(1707-1793)の生誕300周年を記念して上演された新作。ルカ・モスカはミラノ生まれの作曲家。ゴルドーニ本人が主役となり、アルレッキーノ、ミランドリーナ、オセロウ(実はシェイクスピア)、デズデーモナなどが活躍する2幕の喜劇。 | ||
ヨハン・ザムエル・シュレーター(1750/1753-1788): 6つのピアノ・ソナタ Op.1 [第1番 ハ長調/第2番 変ホ長調/第3番 ト長調/ 第4番 ハ長調/第5番 変ロ長調/第6番 ニ長調] |
ルイージ・ジェローザ(P) | |
録音:2007年2月12日、ミラノ。世界初録音。 シュレーターはワルシャワで音楽一家に生まれ、20歳頃ロンドンへ移住した。優れたピアノ奏者として知られ、ヨハン・クリスティアン・バッハの友人でもあったシュレーターは、J.C.バッハの死後国王ジョージ3世妃シャーロットの音楽教師を引き継ぐなど、順調に活動していたものの、30歳そこそこで亡くなってしまった。ルイージ・ジェローザは、ミラノ近郊モンツァ出身のピアニスト。 | ||
パトリツィア・チョーフィ〜ライヴ トラエッタ:「イッポリートとアリチア」 マイヤベーア: 「悪魔ロベール」/「エジプトの十字軍」 ロッシーニ:「オテロ」 ドニゼッティ: 「ピーア・デ・トロメイ」/「連隊の娘」(*) ピッチンニ:「アメリカ人」 マスネ:「シェリュバン」 ヴェルディ:「椿姫」からのアリア、場面 |
パトリツィア・チョーフィ(S) | |
録音:1996年-20007年(代理店記載ママ)。(*)のみ初出音源。 日本でもすっかりおなじみのソプラノ、パトリツィア・チョーフィ。1967年、シエナ近郊のカーゾレ・デルザの生まれ。1990年代から急速に名声を高め、現在ではプリマドンナとして世界中で活躍している。ことにロッシーニからヴェルディにかけてのイタリア・オペラで悲劇のヒロインで、独特の魅力を発揮する。このCD2枚には、彼女がメジャーブレイクする前後、1996年から2007年まで、ライヴ録音を集めている。「連隊の娘」は2005年のジェノヴァ、ライヴ録音で、これは完全に初出。他のほとんどは Dynamic からオペラ全曲CDとして発売されているけれども、チョーフィだけが目当ての人には非常に便利なセットだろう。しかも嬉しい1CD価格! | ||
マイケル・ドアティ(1954-):歌劇「ジャッキー・オー」(1997)
フィオナ・マクアンドルー(S;ジャッキー・オー) ノラ・スルジァン(Ms;マリア・カラス) シモーネ・アルベルギーニ(B;アリストートル・オナシス) アリス・クィンタヴァラ(S;リズ・テイラー) エリザベス・グライソン(S;グレイス・ケリー) ポール・キャリー・ジョーンズ(Br;アンディ・ウォーホル)/他 クリストファー・フランクリン指揮ボローニャ市立歌劇場o.&cho. 演出:ダミアーノ・ミキエレット/装置:パオロ・フアンティン/衣装:クラウディア・ペルニゴッティ/振付:ロベルト・ピッツート | ||
収録:2008年7月2日-4日、ボローニャ。リージョン・オール、NTSC、16:9、SS 5.1 / LPCM 2.0、93 '13' +14' 06 '、字幕:伊英独仏。 非常に興味深い新作オペラが映像になった。マイケル・ドアティは米国の作曲家。「ジャッキー・オー」はヒューストン・グランド・オペラで初演され、大きな話題となった。台本はウェイン・コステンボーム。ジャッキー・オーとはもちろんケネディ元大統領の未亡人、ジャクリーヌ・オナシスのこと。そして彼女に関係するマリア・カラス、オナシス、エリザベス・テイラー、グレイス・ケリー、さらにはアンディ・ウォーホルと、実在の人物が多数登場する。物語は、愛人のカラスを棄ててオナシスはジャッキーと結婚したものの、彼女は幸せとは程遠い状態。ジャッキーはカラスと直接会って和解し、また亡き夫の声に過去の過ちを詫び、そして米国へと帰国する、というもの。イタリア初演が2008年4月にルーゴで行われ、その3ヶ月後にボローニャ市立歌劇場で上演された際に収録されたもの。2008年のローザンヌ歌劇場来日公演でカルメンを歌い賞讃されたノラ・スルジァンがカラス。演出は、今イタリアの若手演出家でもっとも注目されているダミアーノ・ミキエレット。ウォーホルのポップアートを生かしつつ、ミキエレットならではのモダーンなイタリア美感が溢れる舞台は見もの。 | ||
アルフレード・クラウスリサイタル A.スカルラッティ:恋をしたい人は グルック:ああ私のやさしい熱情が マスネ:エレジー/青い目を開けて ルイス・デ・ルナ:鉱山の奥で オブラドルス:いちばん細くて綺麗な髪で/ クーロ・ドゥルセの歌 ソロサーバル: 「港の酒場女」〜そんなことはあり得ない マスネ:「ウエルテル」〜 なぜ我を目覚めさせるのか、春風よ ドニゼッティ:「ルチア」〜第1幕の二重唱 チレーア:「アルルの女」〜フェデリーコの嘆き セラーノ: 「だて男連盟」〜君が好きだ、小麦色の娘さん |
アルフレード・クラウス(T) 菅英三子(S) エデルミロ・アルナルテス(P) アシエル・ポロ(Vc) | |
収録:1996年6月15日、東京、オーチャードホール。リージョン・オール、NTSC、4:3。LPCM 2.0、55m|字幕:伊英独仏。 20世紀後半の偉大なテノール、アルフレード・クラウス(1927-1999)、彼が1996年に東京で行った、日本での最後のリサイタルの映像がDVDになった!時にクラウス68歳、しかし亡くなる直前まで現役で舞台に立ち続けたクラウス、最初の曲が始まるや年齢など感じさせない若々しい声と、見事なまでに掘り下げた表現の深みに、聴衆は度肝を抜かれた。オペラ、スペイン歌曲、サルスエラからお得意の曲を並べたこのリサイタルは、1996年のベスト・コンサートに選ぶ人も多い、忘れがたい演奏会となった。今回、NHKからのライセンスでこのリサイタルが初めて映像商品化された。ただでさえ多いとはいえないクラウスの映像、しかも日本での記録だけにたいへん貴重。オペラファン必見の映像! | ||
レナータ・スコット〜 1984年東京ライヴ ヘンデル:「リナルド」〜私を泣くままにさせて下さい A.スカルラッティ:愛しく甘く/愛する美しい人 ロッシーニ:約束/羊飼いの娘 ヴェルディ:詩人の祈り/あなたの赤ん坊に/徽章/人生は苦悩の海/主よ、憐れみ給え/ ストルネッロ/「ドン・カルロ」〜世の虚しさを知る神よ リスト:平和を見出せない/天使のようなあの人を見て レスピーギ:溜め息/庭のなかほどに プッチーニ:太陽と愛/「エドガール」〜これはあらゆる悲しみのうちで一番大きな悲しみ マスカーニ:「ザネット」〜聞いて、坊や プッチーニ:「トスカ」〜歌に生き恋に生き マスカーニ:愛しているか愛していないか プッチーニ:「蝶々夫人」〜お前なの? レナータ・スコット(S) トーマス・フルトン(P) | ||
収録:1984年9月6日、東京簡易保険会館(現ゆうぽうと)、五反田。リージョン・オール、NTSC、4:3、Linear PCM 2.0、84 '。 貴重な映像がDVDになった! 1984年に大プリマドンナ、レナータ・スコットが東京で行ったリサイタル。当時スコットはちょうど50歳、円熟の極みにあった。ヘンデル、スカルラッティから始まり、ヴェルディの歌曲、さらに後半はプッチーニやマスカーニのお得意の曲目と、いずれも絶品。熱狂を巻き起こしている。NHKからライセンスを受けての商品化。 | ||
ブリテン:歌劇「ヴェニスに死す」
マーリン・ミラー(T;グスタフ・フォン・アッシェンバッハ) ラツェク・フランソワ・ビタール(CT;アポロの声) スコット・ヘンドリックス(Br;旅人/他) サブリナ・ヴィアネッロ(S;苺売り/他) アレッサンドロ・リガ(タジオ)他 ブルーノ・バルトレッティ指揮フェニーチェ劇場o.&cho. 演出、衣装:ピエール・ルイージ・ピッツィ 振付:ゲオルゲ・イアンク | ||
収録:2008年6月、フェニーチェ劇場、ヴェネチア、ライヴ。 155分|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:英独仏伊西。DVD仕様:NTSC|DTSサラウンド5.1。ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio 5.1。ブリテンのオペラの中でも、トーマス・マン原作の「ヴェニスに死す」は有名なもので、録音も多々あるものの、意外なことに映像はこれまで劇場、ライヴが無かった。このDVDは物語の舞台であるヴェネツィアにおけるライヴ。演出は鮮やかな色彩使いに定評のあるイタリアの巨匠ピッツィだが、ここではあえて風光明媚なはずのヴェネツィアを薄暗い街に仕立て、アッシェンバッハの心情を表に引き出すことで非常に印象的な舞台を作ることに成功している。重要なアッシェンバッハには、米国のテノール、マーリン・ミラー。非常に広いレパートリーを誇る器用なテノールで、ブリテンでは2001年のエクサン・プロヴァンス音楽祭でのリュック・ボンディ演出による「ねじの回転」でピーター・クイントを歌い、絶賛された。狂言回し的に様々な場面に登場する旅人他多数の役を受け持つのは、米国テキサス州サンアントニオ出身のバリトン、スコット・ヘンドリックス。演技力に定評のある人だけに、存在感が抜群。指揮はイタリア・オペラ界の最長老ブルーノ・バルトレッティ。収録当時82歳の巨匠が、奥行き深いブリテンを生み出している。 | ||
ロッシーニ:歌劇「エルミオーネ」
ソーニャ・ガナッシ(S;エルミオーネ) アントニーノ・シラグーザ(T;オレステ) グレゴリー・クンデ(T;ピッロ) マリアンナ・ピッツォラート(Ms;アンドローマカ) フェルディナント・フォン・ボートマー(T;ピラーデ) ニコラ・ウリヴィエーリ(B;フェニーチョ) イリーナ・サモイロワ(S;クレオーネ) クリスティーナ・ファウス(S;チェフィーザ) リッカルド・ボッタ(T;アッターロ) ロベルト・アバド指揮ボローニャ市立劇場o.,プラハ室内cho.合唱団 演出:ダニエーレ・アバド/美術:グラツィアーノ・グレゴーリ/ 衣装:カルラ・テーティ/照明:グイード・レーヴィ | ||
収録:2008年8月10日、13日,ペーザロ。リージョン・オール/NTSC/16:9/DD 5.1 / LPCM 2.0/182m/字幕:伊英独仏。一時国内仕様盤(KKC-9006)も発売されていたが、国内代理店の変更に伴い廃盤となっている。 2008年のペーザロ・ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルで大評判となった「エルミオーネ」がDVD になった。「エルミオーネ」はラシーヌの「アンドロマック」を原作としたオペラ。1819年にナポリで初演されたものの、あまりに陰惨ドロドロな物語で失敗に終わってしまった。しかしおよそロッシーニらしからぬ緊迫した物語と音楽が再評価され、今日ではロッシーニの野心的な傑作として人気の高いものになっている。このペーザロでの上演には、日本でも人気の高いロッシーニ歌手、メゾ・ソプラノのガナッシとテノールのシラグーザに加え、日本でもロッシーニの「オテロ」のタイトルロールを歌って評判だったクンデ、若手のロッシーニ・メッツォの筆頭として活躍するピッツォラートと、強力なキャストを揃えている。そしてクラウディオの甥(兄の息子)、ロベルトがこの狂気の世界を見事な緊張感で引き締めている。演出はクラウディオの息子ロベルト(代理店記載ママ;おそらく「クラウディオの息子ダニエーレ」が正しい)。第二次大戦中を思わせる退廃した雰囲気が濃厚の異様さが作品にピッタリ。現在では「実はロッシーニのオペラで一番の傑作」と評価する人も少なくないこのオペラを、この上ない上演でご覧頂きたい。 簡単なあらすじ:トロイ戦争で亡くなったエットレの妻アンドローマカは、戦いが終結した後、息子アスティアナッテと共にピッロの捕虜になっている。ピッロには婚約者エルミオーネがいるが、彼は美しいアンドローマカを愛するようになり、再婚を拒む彼女に対して、彼女の息子を駆け引きの道具にしている。ピッロの心変わりにエルミオーネは嫉妬する。ギリシャ王の使者としてオレステが到着、アスティアナッテを引き渡すよう求めるが、ピッロは拒む。オレステは旧知のエルミオーネを愛しているものの、彼女はあくまでピッロを愛している。突然、ピッロはアスティアナッテを引き渡すと宣言、驚いたアンドローマカは、息子を救うためピッロとの結婚を受け入れざるを得なくなる。ピッロの策略にエルミオーネは激怒する。だがピッロとアンドローマカが祭壇へ向かう様子を見て、エルミオーネは絶望し、オレストにピッロ殺害を命じる。それでもピッロへの愛を捨てられないエルミオーネは、苦悶の末、殺害を成したオレステを半狂乱になってなじり、倒れる。 | ||
ロッシーニ:歌劇「ひどい誤解」(1811)
マリーナ・プルデンスカヤ(Ms;エルネスティーナ) ブルーノ・デ・シモーネ(B;ガンベロット) マルコ・ヴィンコ(B;ブラリッキーノ) ディミトリ・コルチャク(T;エルマンノ) アマンダ・フォーサイス(S;ロザリア) リッカルド・ミラベッリ(T;フロンティーノ) ウンベルト・ベネデッティ・ミケランジェリ指揮ボルツァーノ・トレント・ハイドンo. プラハ室内cho. 演出:エミリオ・サヒ/装置:フランチェスコ・カルカニーニ/衣装:ペパ・オハングレン | ||
収録:2008年8月、ペーザロ。リージョン・オール、NTSC、16:9、DD 5.1 / LPCM 2.0、165m、字幕:伊英独仏西。Dynamicのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルのシリーズ、新刊。 「ひどい誤解」はボローニャで初演されたオペラ。当時ロッシーニはまだ19歳、これが2作目のオペラだった。物語は、裕福な地主ガンベロットと、その娘エルネスティーナの話。ガンベロットは娘の結婚相手に、大金持ちのブラリッキーノをあてがいるが、エルネスティーナは、彼女を愛するあまり家庭教師となって屋敷に入り込んだ貧乏青年エルマンノと恋に落ちてしまう。召使たちも協力して、実はエルネスティーナは去勢された男なのだとブラリッキーノに信じ込ませようとすると、今度はエルネスティーナが逮捕される。彼女をエルマンノが救い出し、なんとか結ばれる、という物。初演時には内容の際どさから上演禁止を喰らってしまったという曰くつきの作品で、長らく上演が途絶えていたが、ここ十年ほどはしばしば上演のある人気作になっている。 このDVDには、2008年にペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルで上演された舞台が収録されている。エルネスティーナには、ベルリンでもこの役を歌って好評だったプルデンスカヤ。エルマンノは、新世代のロッシーニテノールとして活躍中のコルチャクと、ロシア人コンビ。一方頑固親父ガンベロットには、ベテランのブッフォ、デ・シモーネ、格好付けのブラリッキーノには、中堅実力派ロッシーニ・バッソのヴィンコと、優れた歌手が集められている。サヒ(サージ)の演出は、ガンベロットを現代の野菜輸入業者の社長にして、ピッカピカのモダーンな舞台に作り上げた物。幕切れにはどんでん返しもあって、楽しめること間違いなし。 | ||
エクレス:劇付随音楽「狂った恋人」からの組曲(*) ボノンチーニ: カンタータ「不実な惨いニンファ」序曲(*) エイヴィソン:協奏曲第10番 ヘ長調 ジェミニアーニ: 音楽芸術の良い味わいについての論文から(5曲) ヘンデル:24の英語の歌曲 HWV.228から(2曲) バルサンティ:序曲 ニ短調Op.4-2 |
ファブリツィオ・チプリアーニ指揮 アンサンブル・イル・ファルコーネ エリザ・フランツェッティ(S) | |
録音:2008年1月、ジェノヴァ。(*)は世界初録音。 18世紀の英国とイタリアに関連した音楽から、珍しい作品を取り上げている。指揮のチプリアーニは、エウローパ・ガランテのメンバーとして知られるバロック・ヴァイオリニスト。アンサンブル・イル・ファルコーネのメンバーには、チェロのマルチェッロ・スカンデッリや、チェンバロのパオラ・チャルデッラらがいる。 | ||
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.16 〔ニ長調 D30(*)/ヘ長調 D66(#)/変ロ長調 D119(*)/ト長調 D81(#)/ホ長調 D53(#)/ニ長調 D38(#)/ イ長調 D108(#)/ヘ長調 D69(*)/イ長調 D104(*)/ハ長調 D12(#)/ニ長調 D29(*)〕 カルロ・ラザーリ(Vn;*) フェデリーコ・グリエルモ(Vn;#) ラルテ・デラルコ | ||
録音:2008年1月、2009年7月。 DYNAMIC社が1996年から進めている、ジュゼッペ・タルティーニのヴァイオリン協奏曲全集、いよいよゴールが目前となった。全17巻予定の第16巻。このシリーズは、単なる全集ではなく、残された手稿譜や古い印刷譜に基づいた楽譜を使用、ピリオド楽器による演奏と、タルティーニ演奏の最先端を行く物。加えて、ソリストを務めるカルロ・ラザーリとフェデリーコ・グリエルモは、いずれも新イタリア合奏団のヴァイオリン奏者として活躍している名手。ここでの11曲もどれも名演揃い。 | ||
ビゼー:歌劇「カルメン」
ニノ・スルグラーゼ(Ms;カルメン) フィリップ・ド(T;ドン・ジョゼ) シモーネ・アルベルギーニ(B;エスカミーリオ) イリーナ・ルング(S;ミカエラ) ニコラ・クルジャル(B;ズニガ) フランシス・ドゥジアク(Br;ダンカイロ) エマヌエーレ・ダグアンノ(T;レメンダード) アンベータ・トロマーニ(バレリーナ)/他 カルロ・モンタナーロ指揮マルケ地方財団o.、 マルケ“ヴィンチェンツォ・ベッリーニ "cho. 演出・装置:ダンテ・フェレッティ/衣装:ピエール・ルイージ・ピッツィ/振付:ゲオルゲ・イアンク | ||
収録:2008年7月-8月、マチェラータ。リージョン・オール、NTSC、16:9、DDD 5.1 / LPCM 2.0、157m、字幕:伊英独仏西。 イタリアのマチェラータ音楽では「カルメン」が好んで上演される。2008年のプロダクションは、横に長いこの劇場の特性を生かしたフェレッティ演出が評判を呼んだ。カルメン役は、グルジア出身の美貌のメッゾ、スルグラーゼ。今イタリアを中心に人気急上昇の人。ジョゼは、ベトナム系フランス人のフィリップ・ド。アジア系ながらフランスに生まれ育ったドは、フランスオペラのテノール役としてたいへん注目を浴びており、このマチェラータの「カルメン」でも大喝采を得ている。そしてエスカミーリオには、イタリアの実力派バス・バリトン、アルベルギーニと、役者が揃っている。さらにはソロ・バレリーナに、イタリアで大人気のアンベータ・トロマーニを起用。指揮のカルロ・モンタナーロは、2009年1月に新国立劇場で「蝶々夫人」を指揮して絶賛された若手。 | ||
ベッリーニ:歌劇「夢遊病の女」
エグリゼ・グティエレス(S;アミーナ) アントニーノ・シラグーザ(T;エルヴィーノ) シモーネ・アライモ(B;ロドルフォ伯爵) サンドラ・パストラーナ(S;リーザ) ガブリエッラ・コレッキア(S;テレーザ) ガブリエーレ・ナーニ(Br;アレッシオ) マックス・ルネ・コゾッティ(T;公証人) 演出:ウーゴ・デ・アナ マウリツィオ・ベニーニ指揮カリアリ歌劇場o.&cho. | ||
収録:2008年10月、カリアリ、おそらくライヴ。 リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|141分|字幕:伊英独仏西。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD|dts-HD MA 5.1。DVD仕様: NTSC|dts 5.1。なんと言っても日本でも大人気、ベッリーニと同じくシチリア出身のシラグーザによるエルヴィーノが聞き物。抜けるような美声は、まさにベッリーニにぴったり。ベテラン・バスのシモーネ・アライモの存在感も見事。そして注目は、キューバ出身のソプラノ、エグリゼ・グティエレス。2004年にフィラデルフィアの声楽アカデミーを修了したばかりのまだ若いソプラノだが、ここ数年メキメキと頭角を現している。ドニゼッティ、ベッリーニのオペラや、ヴェルディのジルダ、ヴィオレッタなどで高い評価を得ており、2010年春にはマドリッドで、フアン・ディエゴ・フローレスを相手に「清教徒」のエルヴィーラを歌っている。まだCDもないので、これが初お目見え。名匠マウリツィオ・ベニーニの様式感ピタリの指揮が歌手を支える。ウーゴ・デ・アナ演出の舞台は、ヴェローナのフィラルモニコ劇場との共同制作。緑を多用して自然を強調した舞台作りで、近年の「夢遊病の女」で最も美しい演出と絶賛された。ヴェローナ、カリアリの他、スペインのサンタンデールでも上演されている。 | ||
エミリオ・アリエータ(1823-1894):歌劇「グラナダ征服」
マリオラ・カンタレロ(S;ズレマ) アナ・イバラ(S;イザベル) ホセ・ブロス(T;ゴンザーロ) アンヘル・オデナ(Br;ララ)他 ヘスス・ロペス・コボス指揮マドリッドso.&cho. | ||
録音:2006年7月7日,マドリッド王立歌劇場。世界初録音。 貴重な作品の録音が登場。アリエータはスペイン・ナバラ州プエンテ・ラ・レイナ出身で、19世紀半ばにサルスエラの作曲家として大活躍した人。しかし今日ではほとんど忘れ去られていて、クラウスが全曲録音を入れたスペイン語のオペラ「マリーナ」で知られている程度。サルスエラの作曲家の常として軽く見られがちだが、若い頃はミラノ音楽院に留学し、最優秀の成績で終了したという筋金入り。1848年には、若くしてスペイン女王イザベル2 世によって王立歌劇場の作曲家として取り立てられている。1849年、新築された王宮歌劇場のためにイタリア・オペラ「イルデゴンダ」を作曲、続いて作曲されたのがこの「グラナダ征服」で、1850年10月10日に初演され、好評を博した。どちらも台本は、ヴェルディ「ナブッコ」の台本作家として名高いテミストークレ・ソレーラ。ちょうど「アッティラ」の台本執筆を放り投げてマドリッドに逃亡していた時期だった。そのため「グラナダ征服」は、ヴェルディと同時代の作曲家のオペラの一例としても、大変意味のある作品と言える。このCD は、2006年に、およそ150年ぶりに上演された際の録音。物語は、15世紀末、スペイン最後のイスラム勢力の拠点だったグラナダをスペイン王国が陥落させ、レコンキスタを完了させた史実に基づいたもの。「カバリエの再来」と名声も高いソプラノ、マリオラ・カンタレロのヒロインに、先日のウィーン国立歌劇場来日公演での「ロベルト・デヴェリュー」でグルベローヴァの相手役を堂々歌ったホセ・ブロス、さらに指揮が名匠ヘペス・コボスという、ビックリするほどの豪華さ。 | ||
ラモン・カルニセル(1789-1855):歌劇「エレナとコスタンティーノ」(1821)
ルース・ロジク(S;エレナ/リッカルド) マリオラ・カンタレロ(S;アンナ) ロバート・マクファーソン(T;コスタンティーノ) サイミール・ピルグ(T;エドモンド) ロレンツォ・レガッツォ(B;カルロ) エドゥアルド・サンタマリア(T;アルルの支配者) ダヴィド・メンデス(Br;ウルビーノ) ヘスス・ロペス=コボス指揮マドリッドso.&cho. | ||
録音:2005年3月12日-14日、マドリッド。 カルニセルはスペイン、カタルーニャのタレガに生まれた作曲家。今日ではチリの国歌を作曲した人というくらいしか知られていないが、1820-1830年代を中心に広く活動、当作はカルニセル二作目のオペラ(セミセリア)で、バルセロナで初演、成功を収めた。 物語はいわゆる救出オペラ。父殺しの罪を被され囚われの身のコンスタンティーノを救うため、彼の妻エレナは、男装してリッカルドを名乗り、親切な土地の貴族カルロの館に潜りこむ。ところがカルロの娘アンナが“リッカルド " に恋をしてしまうので、彼女を愛するウルビーノがやきもきする…。最後に権力者の悪事が発覚し、コスタンティーノが救われてめでたしとなる。 ベートーヴェンの「フィデリオ」に瓜二つだが、それもそのはず、原作を遡るとどちらも同じフランスのオペラ(ガヴォー「レオノール」)に行き着くので、二つのオペラは従兄弟のような関係。 このマドリッドでの蘇演には、ロジク、カンタレロ、ピルグ、レガッツォと、スペイン、イタリアなどの名歌手が多く参加しており、さらに指揮は大御所ロペス=コボスと、かなり豪華。カルニセルはロッシーニから強く影響を受けているので、ロッシーニアンも逃せない。 | ||
ジョヴァンニ・バッティスタ・ ヴィオッティ(1755-1824): フルートとピアノのための作品集 3つの夜想曲(1820年頃)/ 6つのセレナード Op.23 |
マリオ・カルボッタ(Fl) カルロ・バルツァレッティ(P) | |
録音:2007年10月、12月、ミラノ。いずれも世界初録音。 ヴィオッティといえばヴァイオリン作品で有名だが、ここにはフルートとピアノのための作品が収録されている。「3つの夜想曲」は、ヴィオッティがパリで活躍していた1820年頃に出版されたもの。その数年前に発表された、「チェロとピアノのための3つのディヴェルティスマン」に基づいた作品。「6つのセレナード」、ピアノのための作品で、そこにフルートかヴァイオリンの“伴奏 "が加わるタイプの作品。これは、1802-04年頃の「2つのヴァイオリンのためのセレナード」を手直ししたもの。どちらも、ヴァイオリン曲とは違ったヴィオッティの魅力が味わえる。マリオ・カルボッタは、ソロのフルーティストとして世界的に活躍すると同時に、埋もれた作品の発掘にも力を入れている。 | ||
パガニーニ:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集 ヴァイオリン協奏曲全集 [第1番 変ホ長調 MS21/第2番 ロ短調「鐘」MS48/ 第3番 ホ長調 MS50/第4番 ニ短調 MS60/第5番 イ短調 MS78]/ 大協奏曲 ホ短調 MS75/アダージョ MS49/春のソナタ イ長調 MS73/ 感傷的な堂々たるソナタ MS51/ ヨゼフ・ヴァイグルの主題による変奏付きソナタ ホ長調 MS47/ ロッシーニ「チェネレントラ」の主題による序奏と変奏曲 MS22/ 魔女たちの踊り MS19/ワルシャワ・ソナタ ホ長調 MS57/ マリア・ルイーザ・ソナタ MS79/ポラッカと変奏曲 イ長調 MS18/ 田舎のバレエ MS74/ヴェネツィアの謝肉祭 MS59/常動ソナタ MS66/ ロッシーニ「モーゼ」の主題による幻想曲 MS23/ ナポレオン・ソナタ 変ホ長調 MS5/ ロッシーニ「タンクレディ」のアリア 「この胸の高鳴りに」による序奏と変奏曲 MS77/ タランテラ イ短調 MS76/ ニコロ・パガニーニからヘンリー氏に MS65/ ヴィオラと管弦楽のためのソナタ MS70 |
マッシモ・クアルタ(Vn)指揮 ジェノヴァ・カルロ・ フェリーチェ劇場o. ソリスト: サルヴァトーレ・アッカルド、 フランコ・メッゼーナ、 ルイージ・ アルベルト・ビアンキ、 イェフディ・メニューイン、 ルッジェーロ・リッチ | |
DYNAMIC による、またもやどえらいセット、パガニーニのヴァイオリンと管弦楽のための作品全集。同社が進めてきたクアルタによるヴァイオリン協奏曲全集を軸に、自社音源と、さらにEMI、DGからライセンス音源も使用しての堂々たる8CDセットを完成。しかもお値段たったの3CD相当! パガニーニ・ファンはもちろん、これからパガニーニを入門しようという人にも打ってつけ。 | ||
フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):宗教作品集 6声のマニフィカト/10声のマニフィカト/10声のカンツォーナ/ 8声のマニフィカト/8声のマニフィカト/10声のマニフィカト/ 私は喜び(ラエタトゥス・スム)/12声のカンツォーナ/ 主は言われた(ディクスィット・ドミヌス) |
ブルーノ・ジーニ指揮 アンサンブル・ラ・ピファレスカ、 クレーマ・クラウディオ・ モンテヴェルディcho. | |
録音:2008年10月、アッバディーア・チェッレート。 カヴァッリはモンテヴェルディの一番弟子として名前は有名なものの、録音は決して多くは無かった。このCDにはマニフィカトが5曲、カンツォーナを2曲収録。指揮者、合唱指導者のジーニは、カヴァッリの第一人者。クレーマのモンテヴェルディ合唱団は、1986年にジーニによって創設された合唱団で、2007年には英国のカンタベリー大聖堂に招かれている。 | ||
コルンゴルト:歌劇「死の都市〔死の都〕」
シュテファン・フィンケ(T;パウル) ソルヴェイグ・クリンゲルボーン(S;マリー/マリエッタ) シュテファン・ゲンツ(Br;フランク/フリッツ) クリスタ・マイヤー(Ms;ブリギッタ) エレオノーレ・マルゲレ(S;ユリエッテ) ユリア・エッシュ(Ms;ルシエンネ) ジーノ・ポテンテ(T;ガストン) シー・イージェ(T;ヴィクトリン)他 エリアフ・インバル指揮フェニーチェ歌劇場o.&cho.ピエール・ルイージ・ピッツィ(演出・舞台・衣装) | ||
収録:2009年1月。リージョン・オール|NTSC|16:9|LPCM 2.0 / Dolby digital 5.1|148m|字幕:独英仏西伊。いまやすっかり人気オペラに復権したコルンゴルトの「死の都」に新たな映像の登場。ブリュージュと同じく運河の町、ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場での上演。巨匠ピエール・ルイージ・ピッツィの作る舞台は、黒を基調にして陰鬱さを醸しつつ、しかしシンプルな美しさに包まれている。舞台の後方には水が張られ、これを巨大な鏡が映し出すことで、たいへんに幻想的な効果を出している。まさに映像向きの舞台だろう。パウルのシュテファン・フィンケは、ドイツ、ニーダーザクセン州オスナブリュック出身。ローエングリンやパルジファルなど軽めの英雄役も歌うテノール。マリーとマリエッタのソルヴェイグ・クリンゲルボーンは、1963年生まれのノルウェーのソプラノ。レパートリーは広く、近年はドラマティックな役で評価を得ている。フランクとフリッツのシュテファン・ゲンツは、1973年、ドイツ、エアフルト生まれのバリトン。テノールの兄クリストフ・ゲンツとの兄弟歌手として知られている。日本ではリート歌手として知られているだろうが、オペラでも活躍している。指揮は、イスラエル出身の巨匠エリアフ・インバル。彼は若い頃は頻繁にオペラを指揮しており、ここでもベテランらしい旨みのある音楽を聞かせてくれる。 | ||
ヴィヴァルディ:歌劇「アルジッポ」(1730)
ヴェロニカ・ムラーチコヴァー・フチコヴァー(Ms;アルジッポ) パヴラ・シュチェプニチコヴァー(Ms;ザナイダ) ヤナ・ビーノヴァー=コウツカー(S;オジーラ) バルボラ・ソイコヴァー(S;シルヴェーロ) ズデニェク・カプル(Br;ティジファーロ) オンドジェイ・マチェク指揮ホフムジチ | ||
録音:2008年10月23日、ヴェネツィア。ピリオド楽器使用。 またまたヴィヴァルディのオペラが復活!「アルジッポ」はプラハのスポルク伯爵の劇場で初演されたものの、楽譜は長らく行方不明だった。指揮者のマチェクは、初演のオペラ団がその後ドイツのレーゲンスブルクに移動したことを突き止め、当地の図書館を調査、2006年11月に全体の三分の二にあたる楽譜を発見。さらに同時代の他のオペラから欠落部分を補い、ついに「アルジッポ」を蘇えらせることに成功した。この録音は、ヴィヴァルディの生地ヴェネツィアでの上演の際のもの。チェコの古楽勢による優れた演奏でお楽しみ頂きたい。 | ||
チレーア(1866-1950):歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」
ミカエラ・カロージ(S;アドリアーナ・ルクヴルール) マルセロ・アルバレス(T;マウリツィオ) マリアンネ・コルネッティ(Ms;ブイヨン公爵夫人) アルフォンソ・アントニオッツィ(Br;ミショネ) シモーネ・デル・サヴィオ(B;ブイヨン侯爵)他 レナート・パルンボ指揮トリノ王立劇場o.&cho. | ||
録音:2009年7月、トリノ王立歌劇場、ライヴ。映像は ARTHAUS から、101-497 (DVD) と101-498 (1 Blu-ray) で先に発売されている演奏。タイトルロールはもちろん、テノール、メゾ・ソプラノ、バリトンと四役が揃わないと盛り上がらないチレーアの名作。この上演では、近年プリマドンナとして台頭著しいカロージのアドリアーナ、2010年のレージョ劇場来日公演でも素晴らしいロドルフォを聞かせてくれたアルバレスのマウリツィオ、米国生まれでヴェルディ・メゾとして活躍するコルネッティ、喜劇役からシリアスな役まで幅広く活躍するアントニオッツィのミショネと、かなり充実したキャストが揃えられている。指揮は前ベルリン・ドイツ・オペラの音楽監督パルンボ。既にDynamicからのライセンスで他社から映像が出ているが、音楽だけに浸りたいという方はこちらがお勧め。 | ||
J.S.バッハ: インヴェンションとシンフォニア、他 2声のインヴェンション BWV.772-786/ 3声のシンフォニア集 BWV.787-801/ フランス組曲第6番 ホ長調 BWV.817/ パルティータ第2番 ハ短調 BWV.826/ 6つの小前奏曲 BWV.933-938/5つの小前奏曲 BWV.939-943/ 前奏曲 ハ短調 BWV.999/ 9つの小前奏曲から BWV.924-928, 930, 931/ フゲッタ ハ短調 BWV.961/フーガ ハ長調[BWV.952/BWV.953]/ 前奏曲とフゲッタ [ト長調 BWV.902a/ニ短調 BWV.899/ホ短調 BWV.900]/ 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.895 |
アンドレア・バッケッティ(P) | |
録音:2008年3月、ミラノ/2008年9月、サチーレ。 バッハの鍵盤用作品はたくさんあるが、そのうちの70曲をCD2枚にまとめたもの。録音が比較的珍しい作品も多いので、バッハ・ファンには歓迎されることだろう。バッケッティは、1977年生まれのピアニスト。11 歳でデビューし、現在ではイタリアのみならずヨーロッパ全土で活躍、ベリオを得意としていることでも知られている。2005年に、愛知万博関連の演奏会のために来日したことがある。 | ||
チマローザ:歌劇「秘密の結婚」(1792)
チンツィア・フォルテ(S;カロリーナ) プリシユ・ラプラス(S;エリゼッタ) ダミアーナ・ピンティ(Ms;フィダルマ) アルベルト・リナルディ(Br;ジェローニモ) アルド・カプート(T;パオリーノ) マリオ・カッシ(Br;ロビンソン伯爵) ジョヴァンニ・アントニーニ指揮ワロン王立歌劇場o. 演出:ステーファノ・マッツォニス・ディ・パララフェーラ/装置:ジャン・ギ・ルカ/衣装:フェルナン・ルイツ | ||
収録:2008年2月、ワロン王立歌劇場、リエージュ、ライヴ。リージョン・オール/NTSC 16:9/LPCM 2.0/155m/字幕:伊英独仏西。 オペラブッファの傑作として名高いチマローザの「秘密の結婚」。このオペラはウィーンで初演され、観劇した皇帝レオポルト2世が、あまりの面白さに公演後もう一度上演させたというほどの傑作。物語は単純。金持ちの商人ジェローニモの娘カロリーナは、使用人パオリーノと密かに結婚している。ところがカロリーナの姉エリゼッタと結婚するはずのロビンソン伯爵(伯爵は金目当て、ジェローニモは爵位目当て)がカロリーナに一目惚れ、さらにジェローニモの妹の年増女フィダルマがパオリーノに迫って来る始末。伯爵に腹を立てていたジェローニモも、カロリーナと結婚できるなら持参金は半分で良いと言われ、妥協してしまう。すったもんだの末、パオリーノとカロリーナは駆け落ちを決めるが、そこに伯爵とエリゼッタが加わり、結局カロリーナとパオリーノの仲が明らかに。二人は許され、伯爵は予定通りエリザベッタと結ばれ、めでたし。この上演の指揮者は、イル・ジャルディーノ・アルモニコのリーダーとして高名なアントニーニ。キリリとした音楽作りはさすが名門古楽団体を引っ張ってきた人物だけある。ヒロインのカロリーナは、美人ソプラノとして名高いフォルテ。歌よし容姿よしで文句なし。アルド・カプートは1980年、バーリ生まれ。ロッシーニなどを得意としている。ジェローニモは1939年生まれ、1986年のウィーン国立歌劇場来日公演「フィガロの結婚」でフィガロを歌った大ベテランの名バリトン、リナルディ。この上演時には68歳だが実に達者。ロビンソン伯爵には、2010年1月のベルガモ・ドニゼッティ歌劇場来日公演の「愛の妙薬」でベルコーレが好評を博したカッシが歌っている。パララフェーラの演出は、伝統的な舞台作りの中に、思わず笑ってしまう仕掛けを施したもので、「秘密の結婚」入門に打ってつけ。 | ||
ローマ 1670 カルランブロージョ・ロナーティ(1645頃-1720): シンフォニア イ短調 (2つのヴァイオリンと通奏低音) アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713): ソナタ ニ長調(ヴァイオリンと通奏低音) アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682): 疑い/キプロスの玉座を棄て/私を支えて カルロ・マンネッリ(1640-1697): ソナタ第1番「ラ・フォッジャ」 Op.2-1 (2つのヴァイオリンと通奏低音) 作者不詳:ソナタ イ短調(ヴァイオリンと通奏低音) カルランブロージョ・ロナーティ: シンフォニア ハ長調/パルティータ ト長調 |
クリスティアーナ・ アルカーリ(S) ロベルト・スタッチョーリ(T) マリア・パルンボ(Cemb)指揮 イル・コンチェルト・ダリアンナ | |
録音:2006年11月-12月。ほとんどが世界初録音。 17世紀後半にローマで活躍した作曲家の作品が集められている。ご存知コレッリと数奇な運命を辿った鬼才ストラデッラは有名だろう。マンネッリは年齢こそコレッリより一回り上だが、ローマの楽壇ではヴァイオリンの同僚で、共に第1ヴァイオリンのトップを務めた人物。ロナーティはフランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762)が若き日にミラノで師事した師匠として知られている。コンチェルト・ダリアンナは、1990年代末にローマで結成された古楽団体。 | ||
エラ・アダイェフスカヤ(1846-1926): 声楽とピアノのための24の前奏曲〔第1巻(全12曲)/第2巻(全12曲)〕/ ガヴォット/サラバンド/ロココ風のエール/エストニアの子守歌(2曲) クラウディア・グリマス(S) アンドレア・ルクリ(P) ルーチョ・デガーニ(Vn) | ||
録音:2009年9月、フリウリ。アダイェフスカヤは19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したピアニスト、作曲家、音楽研究家。本名はエリザヴェータ・シュリツ(エリーザベト・シュルツ)といい、サンクトペテルブルクに、ドイツ人の母親、バルト人の父親の娘に生まれた。ピアニストとして活躍する一方、作曲活動にも打ち込んだ。このCDに収録されているのは1890年頃の作品。ガヴォット、サラバンド、ロココ風のエールのみピアノ独奏。アダイェフスカヤの存在は比較的知られているものの、まとまった録音はほとんどなかったので、このCDは歓迎されることだろう。 | ||
アントーニオ・カニョーニ(1828-1896):歌劇「ドン・ブチェファーロ」(1847)
アンジェリカ・ジラルディ(S;ローザ) マッシミリアーノ・シルヴェストリ(T;カルリーノ) フィリッポ・モラーチェ(Bs-Br;ドン・ブチェファーロ) 伊達みずき(S;アガーテ) フランチェスカ・デ・ジョルジ(Ms;ジャネッタ) グラツィアーノ・デ・パーチェ(Br;ドン・マルコ) フランチェスコ・マルシーリャ(T;ベルプラート伯爵) マッシミリアーノ・カルディ指揮イタリア国際o.、スロヴァキア・ブラチスラヴァcho. | ||
録音:2008年7月20日-22日、マルティーナ・フランカ。 Dynamicの恒例、南イタリア、マルティーナ・フランカのイトリアの谷音楽祭のライヴが2009年も登場。カニョーニはゴディアスコ(ミラノとジェノヴァの中間あたりの山間の町)出身。ミラノ音楽院で学んだ後、1850年代から70年代までオペラの作曲家として活躍した。「ドン・ブチェファーロ」はカニョーニがまだ二十歳前に『ミラの音楽院』(代理店記載ママ)で初演され成功を収めた、彼の出世作。物語は“楽屋落ち "。作曲家ドン・ブチェファーロが村の劇場で新作オペラを上演しようとすると、ローザという未亡人がプリマドンナに志願する。彼女はベルプラート伯爵との結婚を夢見ているが、またドン・マルコから愛されてもいる。ところが死んだとばかり思っていた彼女の夫カルリーノが村の帰り、妻の不貞を疑って様子を伺うことから混乱になる、というもの。カリスト・バッシの台本は、19世紀初頭の大人気作、フィオラヴァンティ「村の名歌手」(BONGIOVANNI-GB-2135でCD化されている)の翻案で、ドタバタぶりが楽しいもの。イトリアの谷音楽祭の常で、若く優秀な歌手が出演している。アガーテ役の伊達みずきは、東京出身。2003年に東京藝術大学を修了、2006年にイタリアに渡り研鑚している。 | ||
サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870):歌劇「ペラージョ」(1857)
コスタンティーノ・フィヌッチ(Br;ペラージョ) クララ・ポリート(S;ビアンカ) ダニロ・フォルマッジャ(T;アブデル=アオル) パオラ・フランチェスカ・ナターレ(S;ジラルダ) ヴラディメル・メボニア(B;アサン) ジョヴァンニ・コレッタ(T;アリアタール)他 マリアーノ・リヴァス指揮イタリア国際o.、 ブラチスラヴァ・スロヴァキア・フィルハーモニーcho. | ||
録音:2008年8月、マルティーナ・フランカ、イトリアの谷音楽祭。 珍しいオペラを上演することで知られている同音楽祭2008年の演目から。ドニゼッティとほぼ同時代の作曲家メルカダンテは、1830年代後半にフランスのグランド・オペラの手法をイタリア・オペラに持ち込んだ作曲家として知られており、この時期の「誓い」(1837)や「刺客」(1839)が代表作。1840年代には若いヴェルディとイタリア・オペラの人気を二分し、ヴェルディは実際にメルカダンテから多くを学んだと言われている。 「ペラージョ」はナポリ、サン・カルロ歌劇場で初演された、メルカダンテが作曲した最後のオペラ。物語はレコンキスタ(イスラム勢力を国土から一掃しようとする運動)初期のスペインで、722年にアストゥリアス王国の王ペラヨがコバドンガの戦いでイスラム勢に初めて勝利した史実が素材。ペラージョの娘ビアンカが、イスラムの王アブデル=アオルと恋に落ちたことから、娘を奪還したいペラージョと、愛の板挟みに苦しむビアンカ、ビアンカが裏切ったのではないかと疑念するアブデル=アオルが描かれている。ヴェルディの“中期三部作 " がお好きな人ならお勧め。 ビアンカを歌うポリートは暗くしっとりとした声が魅力で、パトリツィア・チョーフィを継ぎ「マルティーナ・フランカのプリマドンナ」として活躍するパレルモ生まれのソプラノ。フィヌッチは近年イタリアの若手ヴェルディ・バリトンとして人気急上昇の歌手。二人とも将来のイタリア・オペラを背負って立つ逸材。 | ||
Del Sonar Pitoresco ロッティ:2つのオーボエ、ファゴットと 通奏低音のための四声のソナタ(*) プラッティ:オーボエ、ファゴットと 通奏低音のためのソナタ ト長調 ヴィヴァルディ:2つのオーボエと通奏低音のための トリオ・ソナタ ト長調 RV 81 ブレシャネッロ:オーボエ、ファゴットと 通奏低音のためのコンチェルト(*) ステッファーニ:2つのオーボエ、ファゴットと 通奏低音のためのアリア ロッティ:「エコー」ソナタ プラッティ:オーボエ、ファゴットと 通奏低音のためのソナタ ハ短調 モンタナーリ: 2つのオーボエと通奏低音のためのソナタ ハ長(*) |
アンサンブル・ バロッコ・サン・スーシ | |
録音:2008年8月5日-7日。(*)の3曲は世界初録音。 17世紀後半から18世紀にかけては、ダブルリード木管楽器であるオーボエとファゴットが急速に普及した時代。当然これらの楽器を用いた様々な作品が書かれたが、今日知られている曲は僅か。このCDでは、18世紀ヴェネツィアの作曲家によるオーボエ、ファゴットの作品を収録。1986年創立の、この分野ではトップクラスの団体による演奏。 | ||
シェーンベルク:歌劇「今日から明日へ」(1930)
ゲオルク・ニグル(Br;男) ブリギッテ・ゲラー(S;女) マティアス・シュルツ(T;歌手) ソーニャ・ヴィゼンティン(S;友人) ミケランジェロ・ダダモ(子供) エリアフ・インバル指揮フェニーチェ歌劇場o.&cho. アンドレアス・ホモキ(演出) フランク・フィリップ・シュロスマン(舞台) ギデオン・デイヴェイ(衣装) | ||
リージョン・オール、NTSC、16:9、LPCM 2.0,Dolby digital 5.1|字幕:独仏英西伊。シェーンベルクの「今日から明日へ」は、直後に着手する「モーゼとアロン」に先立つ12音技法による初のオペラとして知られている。物語は、倦怠期の夫婦が、ある日から翌日にかけてのいろいろな出来事によって愛を確かめ合うというような軽い物。時間も一時間弱の短さだが、音楽はまさしくシェーンベルクの12音音楽。このギャップは舞台にかけられてこそ面白く、このフェニーチェ歌劇場での上演の収録は嬉しい物。演出はアンドレアス・ホモキ。黒字に白文字の背景意外には、白いソファがあるくらいのシンプルな装置で、優れた音楽劇の面をよく引き出している。巨匠インバルの指揮ウィーン少年合唱団出身の名バリトン、ゲオルク・ニグル、ベルリン・コーミシェオパーで大活躍したブリギッテ・ゲラーと、音楽面も上々。「愉快な12音音楽」をお楽しみ頂きたい。 | ||
ヴュータン: ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調 Op.31/ ヴァイオリン協奏曲第5番 イ短調 Op.37 「ル・グレトリ」 |
マッシモ・クワルタ(Vn)指揮 ボルツァーノ・トレント・ハイドンo. | |
録音:2007年10月、ボルツァーノ。 Dynamic社のパガニーニ・エディションでおなじみのヴァイオリニスト、マッシモ・クワルタが、19世紀半ばの最大のヴァイオリニスト、アンリ・ヴュータンのヴァイオリン協奏曲を弾いた録音。クワルタは僅か11歳でレッチェのティート・スキーパ音楽院に入学、その後ローマで学び、現代イタリアを代表するヴァイオリニストになった。今日、クワルタは様々なヴァイオリン協奏曲を弾き振りすることでも有名で、ウィーン・フィルで弾き振りしたこともある。このヴュータンでも、冴えた演奏を聞かせてくれる。 | ||
モンテヴェルディ:「ウリッセの帰還」
コビー・ヴァン・レンスブルグ(T;ウリッセ) クリスティーン・ライス(Ms;ペネーロペ) シリル・オヴィディ(T;テレーマコ) ジョゼフ・コーンウェル(T;エウメーテ) ウンベルト・キウンモ(B;アンティノー) フアン・サンチョ(T;アンフィーノモ) シャビエ・サバタ(CT;ピサンドロ) クレア・デボノ(S;ミネルヴァ) ルイージ・デ・ドナート(B;ネットゥーノ)他 ウィリアム・クリスティ指揮レザール・フロリサン 演出:ピエル・ルイージ・ピッツィ / 振付:ロベルト・マリア・ピッツート | ||
収録:2009年4月、マドリッド。リージョン・オール、NTSC、16:9、DD 5.1/LPCM 2.0、175m、字幕:伊英独仏西。 好評の「オルフェオ」に続き、クリスティ&ピッツィの豪華コンビによるモンテヴェルディが登場。「ウリッセの帰還」はトロイ戦争の後、神々の怒りを買って放浪の身となり、苦難の末20年ぶりに妻と再会を果たしたウリッセ(オデュッセウス、ユリシーズ)の物語。モンテヴェルディのオペラの中では最も渋い、けれども深々とした感動のある名作。それをクリスティとピッツィの大御所二人が手がけると言うのから、面白くないはずがない!またキャストも秀逸。熱の入ったバロック・テノールとして知られるレンスブルグのウリッセを筆頭に、ライス、オヴィディ、サバタと、バロック声楽ファンなら「おお!」と喜ぶような優れた面々。ことに要所でウリッセを導くミネルヴァを歌うマルタ島出身のソプラノ、デボノの透明な声は要注目。特典として、クリスティ、レンスブルグ、ライスへのインタビュー映像付き。 | ||
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
チンツィア・フォルテ(S;ヴィオレッタ) サイミール・ピルグ(T;アルフレード) ジョヴァンニ・メオーニ(Br;ジェルモン) フェデリーカ・カルネヴァーレ(Ms;アンニーナ) ティネケ・ヴァン・インヘルヘム(S;フローラ) パトリック・ドルクール(B;ドビニー侯爵) クリス・デ・ムーア(Br;ドゥフォール男爵) クリスティアーノ・クレモニーニ(T;ガストーネ) ロレンツォ・ムッツィ(B;医師グランヴィル) パオロ・アッリヴァベーニ指揮ワロン王立歌劇場o.&cho. | ||
収録:2009年3月,リエージュ,ワロン王立歌劇場。演出:ステーファノ・マッツォニス・ディ・パララフェーラ/装置:エドァルド・サンキ/衣装:カート・ティレイ。リージョン・オール | NTSC 16:9 | SS 5.1 / LPCM 2.0 | 139m 89 ' 43(末尾の分数表記がおかしいが、代理店記載ママ) ベルギーの真ん中、ワロン地域の都市リエージュの王立歌劇場が上演した「椿姫」。既に映像も多々ある作品だが、今回は大劇場にも負けない映像。まず美人ソプラノとして知られるフォルテが、歌に演技に容姿に艶やかなヴィオレッタにピタリ。また、今ウィーンで大人気のアルバニア出身のテノール、ピルグの純朴そうな雰囲気とイタリアンな美声もアルフレードにバッチリ。マッツォニス・ディ・パララフェーラの演出は、色彩の使い方が巧みで、実にお洒落な舞台を作っている。名匠アッリヴァベーニの要所を締めた指揮もあって、手ごたえ十分な映像に出来上がっている。HD 収録の鮮明な映像も長所。YouTubeで映像サンプルがご覧頂ける[http://www.youtube.com/watch?v=oikx2Frd5WU]。 | ||
ヴェルディ・コレクション 歌劇「ナブッコ」(DYNDVD-33465)/ 歌劇「エルナーニ」(DYNDVD-33496)/ 歌劇「海賊」(DYNDVD-33468)/ 歌劇「シチリアの晩鐘」(DYNDVD-33551)/ 歌劇「運命の力」(DYNDVD-33512)/ ヴェルディ・ガラ 2004(DYNDVD-33475) | ||
DYNAMIC 社は、ジェノヴァの小さな会社ながら、機動力を生かしてイタリア各地の歌劇場の優れたプロダクションをいくつも映像化してきた。今回、ヴェルディの映像を6タイトルまとめてお得な価格でご提供する。いずれも単独で発売された時には大きな話題になったものばかり。ことに「ナブッコ」は、今や日本でも大人気となった指揮者フリッツァが、ヴェルディ指揮者として一躍名を上げた公演の記録として貴重。 | ||
ヘンデル:歌劇「アチ、ガラテアとポリフェーモ」(1708) サラ・ミンガルド(Ms;ガラテア) ルース・ロジク(S;アチ) アントーニオ・アベーテ(B;ポリフェーモ) アントーニオ・フローリオ指揮カペラ・デッラ・ピエタ・デ・トゥルキーニ | ||
収録:2009年6月16日-19日、トリノ、カリニャーノ劇場。DVD仕様:リージョン・フリー、NTSC、16:9、LPCM 2.0、98m|字幕:伊英独仏西。演出:ダヴィデ・リヴェルモーレ。 若いヘンデルがイタリアに滞在していた際、ナポリで初演された作品。結婚祝賀用の作品で、劇的カンタータとも、セレナータとも分類される。実質は室内オペラで、演奏会上演も舞台上演もどちらも可能。 今最も注目されているオペラ演出家の一人リヴェルモーレが、たいへん興味深い舞台作りをしている。時代を初演の頃の18世紀に設定。また三人の役それぞれに歌手と役者(マイム)を当て、感情を複層的に描いている。リヴェルモーレは、メッゾのガラテアを妙齢の夫人、ソプラノのアチを年若い青年、ポリフェーモを富裕な中年男性とすることで、男性優位の時代に年下の青年と恋に落ちている女性の切ない思いを鋭く描くことに成功している。ガラテアには、古楽メッゾとして大人気のミンガルド、アチには近年台頭著しいバルセロナ出身のソプラノ、ロジク、ポリフェーモにはベテラン古楽バスのアベーテと、素晴らしいキャスティングが実現。演奏に当たるのは、かつてOPUS111でのナポリのバロック音楽シリーズで名を馳せたフローリオ率いるカペッラ・デッラ・ピエタ・デ・トゥルキーニ。ナポリで初演されたこの作品にはまさにうってつけ。若き日のヘンデルの傑作を優れた映像で楽しもう! | ||
アントーニオ・カニョーニ(1828-1896):歌劇「レアル王」
コスタンティーノ・フィヌッチ(Br;レアル王) セレーナ・ダオリオ(S;コルデーリア) ダニロ・ロフマッジャ(T;エドガールド) エウフェーミア・トゥファーノ(Ms;レガーナ) ヴラディメル・メボニア(B;グロステル伯) ラシャ・タラート(S;道化) マリア・レオーネ(S;ゴネリッラ) オマール・ヨハジェ(T;コルノヴァーリア公) ドメンニコ・コライアンニ(Br;ケント伯)/他 マッシミリアーノ・カルディ指揮イタリア国際o.、 ブラチスラヴァ・スロヴァキア・フィルハーモニーcho. | ||
録音:2009年7月19日-21日、マルティーナ・フランカ。世界初演時の演奏。 ヴェルディがシェイクスピアの「リア王」を何度もオペラ化しようとして断念したのは有名だが、彼が遂げられなかった夢を実現したのが、一世代後の作曲家で1847年に「ドン・ブチェファーロ」(CDS-634で発売)で成功を収め、以来長きに渡ってオペラ作曲家として活動したアントーニオ・カニョーニだった。「レアル王」は、「アイーダ」の台本作家、アントーニオ・ギスランツォーニの台本で1888年頃から作曲&完成されたものの、1896年にカニョーニが亡くなってしまったことで、ヴォーカルスコアが出版されただけで、初演はされないまま終わってしまった。今回のマルティーナ・フランカでの上演が世界初演。イタリア・オペラマニアには様々な意味で興味深い録音!! | ||
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」
ルッジェーロ・ライモンディ(Br;ファルスタッフ) ルカ・サルシ(Br;フォード) ヴィルジニア・トーラ(S;アリーチェ) サビーナ・プエルトラス(S;ナンネッタ) ティベリオ・シム(T;フェントン) チンツィア・デ・モーラ(Ms;クイックリー夫人) リリアーナ・マッテイ(Ms;メグ・ペイジ) グレゴリー・ボンファッティ(T;医師カイウス) ピエトロ・ピコーネ(T;バルドルフォ) ルチアーノ・モンタナーロ(B;ピストーラ) パオロ・アッリヴァベーニ指揮ワロン王立歌劇場o.&cho. 演出:ステーファノ・ポーダ | ||
収録:2009年11月、ワロン王立歌劇場、リエージュ、おそらくライヴ。リージョン・オール、NTSC、16:9、LPCM 2.0、129m。2011年10月には70歳を迎える偉大なバスバリトン、ルッジェーロ・ライモンディの新映像。彼のファルスタッフといえば、2006年9月のフィレンツェ歌劇場来日公演でも絶賛された、近年一番の得意役。まだまだ元気で、愉快な爺さんを豪快に演じている。ステーファノ・ポーダの演出は、白を多用した透明感のある美しい物。名匠パオロ・アッリヴァベーニの様式感たしかな指揮も見事。 | ||
ビセンテ・マルティン・イ・ソレル(1754-1806):歌劇「ディアナの木」
ローラ・エイキン(S;ディアナ) マイケル・マニアチ(CT;アモーレ) アイノア・ガルメンディア(S;ブリトマルテ) ジョシー・ペレス(Ms;クロエ) マリア・マルティネス(Ms;クリツィア) チャールズ・ワークマン(T;シルヴィオ) スティーヴ・デイヴィスリム(T;エンディミオーネ) マルコ・ヴィンコ(B;ドリスト) ハリー・ビケット指揮バルセロナ・リセウ大劇場so. 演出:フランシスコ・ネグリン 装置:アリアーネ・イサベル・ウンフリエド、 リファイル・アイダルパシク 衣装:ルイ・デジレ 振付:トーマス・マクマヌス | ||
収録:2009年10月7日、バルセロナ。DVD 仕様:リージョン・オール| NTSC | 16:9 |LPCM 2.0|148m|字幕:伊英独仏西カタルーニャ。世界初録音&初映像。スペイン、バレンシア生まれのマルティン・イ・ソレルといえば、モーツァルティアンには有名な存在。ボローニャで作曲を学び、1785年に鳴り物入りでウィーンに登場、数年間ウィーンの宮廷歌劇場で活躍する。これがちょうどモーツァルトがダ・ポンテと組んで「フィガロの結婚」、「ドン・ジョヴァンニ」を作曲する時期に当たるので、二人は様々な局面で絡むことになる。「ドン・ジョヴァンニ」のフィナーレにはマルティン・イ・ソレルの「稀なこと」の一節が引用されているのは有名。この「ディアナの木」は、ダ・ポンテが「ドン・ジョヴァンニ」の台本執筆と並行して台本制作を手がけていた。1787年10月1日、ウィーンで初演、好評を博し、ヨーロッパ各都市で広く上演される人気作になった。一見、官能的な物語だが、実は皇帝ヨーゼフ2世が啓蒙主義に基づいて敢行した修道院解体が反映された話と言われている。物語は神話を題材にした物。女神ディアナは庭園には大きなリンゴの木があり、そのリンゴは、木の下にいる娘が清らかであるか否かを判定する能力がある。ディアナに「復讐」をしたい愛の神アモーレは、羊飼いドリストを庭園に連れて来、さらにシルヴィオとエンディミオーネが加わる。三人のニンフ、ブリトマルテ、クリツィア、クロエは、素敵な男たちに興味津々。それに怒っていたディアナだったが、アモーレの様々な仕掛けによって、彼女自身エンディミオーネを愛してしまい、リンゴに恋に落ちていると判定されてしまう。皆が愛の勝利を讃える、という物。女神ディアナは米国出身のソプラノ、ローラ・エイキン。モーツァルトも得意としながら、ベルクの「ルル」のタイトルロールも歌うという人で、しかも美人。エンディミオーネのスティーヴ・デイヴィスリムはオーストラリア生まれの美声テノール。シルヴィオのチャールズ・ワークマンは米国のテノール、ロッシーニやバロックオペラを得意にしている。ドリストを歌うバスのマルコ・ヴィンコは、ロッシーニ・バスとして有名。ブリトマルテのアイノア・ガルメンディアバスクの血を引くスペインのメゾ・ソプラノ。ヘンデルのオペラなどで高い評価を得ているハリー・ビケットとフランシスコ・ネグリンの名コンビによって、名前ばかりが知られていたマルティン・イ・ソレルの傑作が見事に蘇っている。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「シャモニーのリンダ」
マジェラ・クラー(S;リンダ) ロベルト・イウリアーノ(T;カルロ/シルヴァル子爵) キアッリ・キアーラ(Ms;ピエロット) ジュゼッペ・アルトマーレ(Br;アントーニオ) アレッサンドラ・フラテッリ(Ms;マッダレーナ)他 ヴィート・クレメンテ指揮ベルガモ・ガエターノ・ドニゼッティ音楽祭o.&cho. | ||
録音:2009年9月11日-13日、ベルガモ。 リサイタルやアリア集で頻繁に歌われる人気アリア「この心の光」で有名なドニゼッティの「シャモニーのリンダ」。近年人気が上昇し、全曲上演も少なくない。この録音は、ドニゼッティの生地ベルガモでの新製作上演ライヴ。ヒロインのリンダは、アイルランド出身のプリマドンナ、マジェラ・クラー(名前の発音は、代理店が彼女を知る英国人スタッフに確認したとのこと)。現在英国でドニゼッティ、ベッリーニのソプラノとしてたいへんに人気の高い人。イウリアーノは2010年1月のドニゼッティ劇場来日公演の「愛の妙薬」でネモリーノを歌っていた若手テノール。アルトマーレは同じ公演の「椿姫」でデヴィーア相手にジェルモンを堂々と歌っていた中堅バリトン。この録音のもう一つの特色が、ピエロットが奏でる楽器。弦楽器やハーディガーディが用いられることが一般的だが、今回はイングリッシュ・コンサーティーナというバンドネオンのような楽器を使用。これがドニゼッティの本来の意図だという。ガブリエーレ・ドット校訂のクリティカル・エディションを使用。 | ||
ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690): 教会で用いられるための合奏音楽集 Op.1 [4声のミサ/証聖者の盛儀晩課] |
リッカルド・ファヴェーロ指揮 オフィチーナ・ムジクム | |
録音:2008年11月、マッサンザーゴ。世界初録音。 レグレンツィは17世紀に半ばに活躍した作曲家。1645-56年にベルガモのサンタ・マリア・マッジョーレ教会のオルガニストを、1665年まではフェラーラのアッカデミア・デッロ・スピリト・サントの楽長を、そして晩年はヴェネツィアのサン・マルコ寺院で楽長にまで昇り詰めている。「教会で用いられるための合奏音楽集」は1654年にヴェネツィアで出版された曲集で、作品番号1が与えられている。「4声のミサ」は、キリエ、グローリア、クレドの3曲だけにもかかわらず30分を超える力作。「証聖者の盛儀晩課」は21曲からなる70分に迫る大作。オフィチーナ・ムジクムは16、17世紀の音楽を演奏する団体で、器楽合奏と声楽ソリストで編成されている。 | ||
プロコフィエフ: ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.80/ ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94a/ ヴァイオリンとピアノのための 5つのメロディ Op.35bis |
パヴェル・ベルマン(Vn) ヴァルダン・マミコニアン(P) | |
録音:2009年12月20日-21日、ミラノ。 プロコフィエフのヴァイオリンとピアノのための作品集。パヴェル・ベルマンはラザール・ベルマンの息子で、1987年のパガニーニ・コンクールで2位を受賞したほどの名手。プロコフィエフのヴァイオリン曲は、透明感のある美音と知性的な冴えが求められる曲だが、これをベルマンが見事に弾ききっている。 | ||
アントニオ・サリエリ(1750-1825):歌劇「逆さまの世界」(1795)
マルコ・フィリッポ・ロマーノ(Br;将軍) パトリツィア・チーニャ(S;大佐) ローザ・ボヴェ(Ms;副官) マリア・ラウラ・マルトラーナ(S;女侯爵) エマヌエーレ・ダグアンノ(T;アマラント) マウリツィオ・ロ・ピッコロ(B;伯爵)他 フェデリーコ・マリア・サルデッリ指揮アレーナ・ディ・ヴェローナo.&cho. | ||
録音:2009年11月20日-26日、フィラルモニコ劇場、ヴェローナ、復活蘇演時ライヴ。世界初録音。 サリエリは、映画「アマデウス」でモーツァルト殺しの汚名を着せられ、気の毒な形で有名になったが、近年、その一方で実像の見直しが進み、数年前には日本語の評伝も出版された。そんなサリエリの埋れていたオペラがまた一つ復活。「逆さまの世界」はウィーンのブルク劇場で初演されたオペラブッファ。ゴルドーニの原作で、男と女、貴族と庶民の立場が逆転している島の物語。現代からすればたいへん面白い話だが、当時のウィーンでは受けが悪く、初演は失敗、それ以来埋れたままになっていた。指揮は、ことにヴィヴァルディで有名なバロック系の指揮者サルデッリ。ダグアンノは、藤原歌劇団公演でマントヴァ公やネモリーノを歌った期待のテノール。ロマーノは1982年生まれという若さながら、既にバイエルン国立歌劇場にデビューして好評だったバリトン。パトリツィア・チーニャは中堅として活躍するソプラノ。 | ||
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り/ミサ曲「その時に」
ロベルト・ジーニ指揮アンサンブル・コンチェルト、 アンサンブル・ラ・ピファレスカ、コンチェルト・パラティーノ、d.s.g. cho. | ||
録音:2006年8月、カターニャ、2007年10月、マントヴァ、2009年10月、ボローニャ。 モンテヴェルディの代表作の一つ「聖母マリアの夕べの祈り」が出版されたのが1610年、2010年はそれから400年にあたる。今回登場する新録音は、モンテヴェルディのスペシャリストとして知られるロベルト・ジーニが指揮した物。ジーニは「倫理的、宗教的森」の初の全曲録音を果たすなど、モンテヴェルディ復興に大きな貢献を果たした人物。ここでもモンテヴェルディを知り尽くした充実した音楽を繰り広げている。また1610年に出版された楽譜にあるミサ曲「その時に(イン・イッロ・テンポレ)」も収録。2曲あるうち1曲に選択されることもあるマニフィカトも2曲とも収録。 | ||
フルートとギターのための作品集〜 アンネッテ・フォン・メンツのサロン音楽 ヨハン・バプティスト・ゲンスバッハー(1778-1844): フルートとギターのためのセレナード Op.12 ヨゼフ=エヴァルト・ライナー(1784-?): ギターのための8つの大変奏曲 Oev.6 ネポムク・フバー(1803-?): スポンティーニの「ヴェスターレ」の行進曲 レオンハルト・デ・カル(1767-1815): フルートとギターのためのセレナード Op.54/ ギター独奏のための3つのソナタ集 Op.22〜第2番 |
ジュゼッペ・カレール(G) ルイージ・ルポ(Fl) | |
録音:2009年1月、ボルツァーノ。 たいへんに珍しいフルートとギターのための作品ばかり。副題の「アンネッテ〜」は、18世紀後半にボルツァーノで繁盛した商人アントン・メルヒオール・フォン・メンツの娘で、父娘とも音楽を愛し貴重な楽譜のコレクションを残している。このCDはそのコレクションから5曲を選び、アンネッテのサロンを再現したもの。4人の作曲家のうち最も有名なのはゲンスバッハーで、1823年から亡くなるまでウィーンのシュテファン大聖堂の楽長を務めた。残る3人のデ・カル、ライナー、フバーについてあまり詳しい経歴は分かっていないが、いずれも優れた作曲家だったことがここに収録された音楽から分かる。ジュゼッペ・カレールとルイージ・ルポは、共にボルツァーノのヴィヴァルディ音楽研究所で教鞭を取っている名手。 | ||
バッハ:鍵盤楽器のためのトッカータ全集 [嬰ヘ短調 BWV.910/ハ短調 BWV.911/ニ長調 BWV.912/ ニ短調 BWV.913/ホ短調 BWV.914/ ト短調 BWV.915/ト長調 BWV.916] |
アンドレア・バッケッティ(P) | |
録音:2009年10月13日、サチーレ。 バッハが鍵盤楽器のために書いたトッカータ7曲を収録。アンドレア・バッケッティは、1977年、ジェノヴァ生まれ。11歳でクラウディオ・シモーネ指揮イ・ソリスティ・ヴェネティと共演してデビューしたという神童。バッハとベリオを得意とする知性派で、DYNAMIC社からはバッハのインヴェンションとシンフォニア集(CDS-629)が発売されて、高い評価を得た。 | ||
J.S.バッハ: ゴルトベルク変奏曲BWV988 / コラール「ただ愛する神の力に委ねる者は」BWV.691/ 前奏曲とフーガハ長調BWV.846/ ゴルトベルク変奏曲のアリア ト長調/ ペツォールト(伝バッハ):メヌエット ト長調 C.P.E.バッハ:行進曲 ト長調 |
アンドレア・バッケッティ(P) | |
録音:2010年1月11日。各社にまたがってバッハの主要鍵盤作品を続々と録音、既にイタリアを代表するバッハ・ピアニストといっても過言ではないバッケッティ。鍵盤用小品集(CDS-629)、鍵盤楽器のためのトッカータ全集(CDS-658)に続くの Dynamic 社へのバッハ・シリーズ新刊。このゴルトベルク変奏曲も知性の冴えた物。余白に、アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳から5曲を収録。 | ||
アントーニオ・ロッリ(1725-1802): ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 [ト長調 Op.9-2/イ長調 Op.3-6/イ長調 Op.1-4/ ハ短調 Op.5-2/ニ長調 Op.3-4/ト長調 Op.3-5] |
ルカ・ファンフォーニ(Vn) パオラ・デル・ ジューディチェ(Cemb) エーリヒ・ガッリアーニ(G) アントネッラ・タネッティ(Vn) マリアンネ・チェン(Vc) | |
録音:2009年5月5日、14日、パルマ。 古典派のヴァイオリン・マニアには逃せないCDが登場。ロッリはベルガモに生まれ、18世紀半ばに高い名声を誇ったヴァイオリニスト。1758年から1774年までシュトゥットガルトの宮廷o.のソロ・ヴァイオリニストを務め、その後は1783年までロシアのエカテリーナ2世に仕えたほどの名手だった。 ルカ・ファンフォーニは既にDYNAMIC社にロッリのヴァイオリン協奏曲全集(CDS-527、3CD)を録音、この作曲家の再評価に大きな役割を果たしている。今回のヴァイオリン・ソナタ集も、通奏低音に凝るなど、力が入った物。 | ||
ヴェルディ:ソプラノとバリトンの二重唱集 「ナブッコ」〜アビガイッレとナブッコの二重唱/「ジョヴァンナ・ダルコ」〜ジョヴァンナとジャコモの二重唱/ 「ルイザ・ミラー」〜ルイーザとミラーの二重唱/「椿姫」〜ヴィオレッタとジェルモンの二重唱/ 「シモン・ボッカネグラ」〜マリアとシモーネの二重唱/「アイーダ」〜アイーダとアモナズロの二重唱 アマリッリ・ニッツァ(S) ロベルト・フロンターリ(Br) ジャンルカ・マルティネンギ指揮オストラヴァ・ドヴォルザーク劇場o. | ||
録音:2009年4月-10月。 ヴェルディのオペラでソプラノとバリトンの二重唱といえば、多くは父親と娘のもので、しかもそこに複雑な感情が絡む場面になりがち。それだけ名場面が多いということにもなる。このCDには、「ナブッコ」、「ジョヴァンナ・ダルコ」、「ルイザ・ミラー」、「椿姫」、「シモン・ボッカネグラ」、「アイーダ」の6つのオペラから二重唱を収録。来日も多数のミラノ出身のソプラノ、ニッツァと、新国立劇場やウィーン国立歌劇場来日公演などでなじみの深いローマ生まれのバリトン、フロンターリが、充実した歌を聞かせてくれる。 | ||
ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ」
ホセ・マリア・ロ・モナコ(Ms;アンジェリーナ) マキシム・ミロノフ(T;ドン・ラミーロ) ロベルト・デ・カンディア(Br;ダンディーニ) ニコラ・ウリヴィエーリ(Br;アリドーロ) パオロ・ボルドーニャ(Br;ドン・マニーフィコ) エレオノーラ・チッリ(S;クロリンダ) アレッサンドラ・ヴォルペ(Ms;ティスベ) エヴェリーノ・ピド指揮バーリ・ペトルッツェッリ財団o.&cho. | ||
収録:2010年4月、ペトルッツェッリ劇場、バーリ。リージョン・オール、NTSC、16:9、LPCM 2.0、168m|字幕:伊英仏独西。演出:ダニエーレ・アバドロッシーニの傑作オペラブッファに素晴らしいDVDが加わった。大指揮者クラウディオ・アバドの息子ダニエーレ・アバドは、近年たいへん注目されている演出家。2008年にペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルで上演されたロッシーニ「エルミオーネ」はたいへんに話題になり、これは既にDYNAMICからDVDになっている(DYNDVD-33609)。「チェネレントラ」は、シンデレラのお話だが、魔法の要素が一層されているので、舞台が現代化されるのはしょっちゅう。この演出でもシステムキッチンが中央に据えられて、1970年代っぽい雰囲気。 チェネレントラことアンジェリーナを歌うのは、スペイン、カターニャ地方出身のメゾ・ソプラノ、ホセ・マリア・ロ・モナコ。小柄な美人のメッゾ。2007年1月のベルガモ・ドニゼッティ劇場来日公演の「アンナ・ボレーナ」でスメトンを歌い、耳の鋭いオペラファンから評判になっていた。王子ドン・ラミーロは、ロシア出身のロッシーニ・テノール、マキシム・ミロノフ。この役は既にグラインドボーン音楽祭で歌って好評を博しているお得意の物。 2010年7月のトリノ歌劇場来日公演にも参加したニコラ・ウリヴィエーリは、2000年のロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルでアリドーロを歌っていた。新進バッソブッフォのパオロ・ボルドーニャは、同じ年の8月のロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルでもドン・マニーフィコを歌うことになる。 そして日本でも二度ダンディーニを歌って好評だったロベルト・デ・カンディアがここでも十八番を披露。 もう一つの売りが名匠エヴェリーノ・ピドの指揮。ロッシーニやドニゼッティがお好きな方なら知らぬ人のいない名指揮者ながら、録音は極めて少なく、彼の生き生きした音楽が聞けるのはたいへん貴重。 | ||
フランチェスコ・カヴァッリ:歌劇「ジャゾーネ」
クリストフ・デュモー(CT;ジャゾーネ) カタリナ・ブラディク(S;メデア) フィリッポ・アダミ(T;デモ) ロビン・ヨハンセン(S;イジフィレ) ヨゼフ・ワーグナー(B;ジュピター/ベッソ) エオロ・ヤニフ・ドール(CT;デルファ) アリンダ・アンゲリク・ノルドゥス(S;アモーレ) オレステ・アンドルー・アシュウィン(B;エルコーレ) ソレ・エミリオ・ポンス(T;エジェオ) フェデリコ・マリア・サルデッリ指揮フランドル・オペラ(o.&cho.) マリアム・クレマン(舞台演出) ジュリア・ハンセン(衣装・情景) | ||
収録:2010年5月、アントワープ。映像は世界初収録。
映像商品仕様:
198mm + ボーナス 5m(インタビュー)| NTSC | 16:9 |字幕:仏・英・独・西・伊・韓|リージョン:0。DVD仕様: PCM Stereo / DD 5.1。ブルーレイ仕様:1080i Full HD|PCM 2.0 / Dts-HD Master Audio 5.1。 #CDよりもDVDの方が安価ですので御了承下さい。 | ||
チャイコフスキー:ピアノ独奏作品全集 ロシア風スケルツォ 変ロ長調 Op.1-1/即興曲 変ホ短調 Op.1-2/ハプサールの思い出 Op.2/ ヴァルス・カプリース ニ長調 Op.4/ロマンス ヘ短調 Op.5/ ヴァルス・スケルツォ イ長調 Op.7/カプリッチョ 変ト長調 Op.8/ 3つの小品 Op.9/2つの小品 Op.10/6つの小品 Op.19/一つの主題による6つの小品 Op.21/ 3つの小品/情熱的な告白/軍隊行進曲/「ロシア義勇艦隊」行進曲 ハ長調/ 子供のためのアルバムOp.39/グランド・ソナタ ト長調 Op.37/四季 Op.37a/ドゥムカOp.59/ 即興曲/「地方長官」の主題によるポプリ/3つのロマンス/主題と変奏 イ短調/ ピアノ・ソナタ 嬰ハ短調 Op.80/12の小品 Op.40/6つの小品 Op.51/18の小品 Op.72 フランコ・トラブッコ(P) | ||
録音:2007年、ジェノヴァ、ライヴ。 チャイコフスキーは多数のピアノ曲を書き残しているが、曲数の割には話題にならない。そこへ Dynamic が全集を出してきた。演奏するはイタリアのピアニスト、トラブッコ。ジェノヴァ近郊のレイヴィに生まれ、幅広く活躍しているベテランのピアニスト。たっぷり8時間強を7CDに収録。 | ||
J.S.バッハ: 協奏曲 ニ短調 BWV596(原曲:ヴィヴァルディ「協奏曲 ニ短調 Op.3-11」)/ 協奏曲 ハ長調 BWV595(原曲:ザクセン=ワイマール公ヨハン・エルンスト作)/ 協奏曲 イ短調 BWV593(原曲:ヴィヴァルディ「協奏曲 ニ短調作曲 Op.3-8」)/ フーガの技法 BWV1080 より コントラプンクトゥス〔1/3/9〕 ヴィヴァルディ:協奏曲〔ト短調 RV157/ニ短調 RV153/ハ長調 RV443〕 イカルス四重奏団[ステーファノ・バリャーノ、ロレンツォ・カヴァサンティ、 プリスカ・コンプロイ、マヌエル・スタロポリ(リコーダー)] | ||
録音:2009年5月。バロック音楽を積極的に取り上げているリコーダー・アンサンブルによるバッハ、ヴィヴァルディの協奏曲。弦楽合奏主体の場合と比べ、旋律の絡みが一層くっきり明瞭になり、曲の魅力を改めて感じることが出来る。 | ||
マリア・カラス、ヴェルディを歌う 歌劇「運命の力」(*) より〔私はさまようみなしご/憐れみ深い乙女、聖母よ/神よ、平和を与えたまえ〕/ 歌劇「仮面舞踏会」(#) より〔この恐ろしい場所/あの草を摘みとって/死ぬ前にお慈悲だから〕/ 歌劇「リゴレット」〜愛しいあの方のお名前は(+) / 歌劇「トロヴァトーレ」〜恋はばら色の翼に乗って(**) / 歌劇「アイーダ」」(+) より〔勝ちて帰れ/ここにラダメスが来るはず〕/歌劇「トロヴァトーレ」〜静かな夜は(**) トゥリオ・セラフィン指揮(*/+) アントニーノ・ヴォットー指揮(#) ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮(**) ミラノ・スカラ座o.&cho. | ||
録音:1954年(*) /1955年(+) /1956年(#/**)。 | ||
ジョヴァンニ・ボッテジーニ(1821-1889):歌劇「エーロとレアンドロ」(1879)
ヴェロニク・メルシエ(S;エーロ) ジャン・ルカ・パゾリーニ(T;レアンドロ) ロベルト・スカンディウッツィ(B;アリオファルネ) アルド・サルヴァーニョ指揮ピエモンテpo.、クラウディオ・モンテヴェルディcho. 演出:ラウラ・ボレッロ,グレゴリオ・ズルラ | ||
収録:2009年10月、クレーマ。『初収録』作品とのこと。DVD仕様:リージョン・オール|NTSC|16:9|102m|LPCM 2.0|字幕:伊英仏独西。ボッテジーニというと、今日では 19世紀のコントラバスのヴィルトゥオーソというのが一般的な理解で、彼の作曲したコントラバス曲は今でもこの楽器の重要なレパートリー。一方オペラとの関わりでは、ヴェルディの「アイーダ」世界初演をカイロで指揮したことが知られている程度。しかし彼は、パリのイタリア座の監督を3年務め、自作のオペラも舞台にかけていたという立派な経歴を持つ。全部で7作のオペラを書いたと伝えられており、その中で最も成功を収めたのがトリノで初演された「エーロとレアンドロ」。『登場人物は三人だけですが、という。3幕仕立て、1時間半を超える立派なオペラです』(以上『内』代理店記載ママ。『という。』が不要か、その前に他文が入るかのどちらかと思われるが、詳細不明)。台本作家は、なんとあのアリーゴ・ボーイト。「メフィストーフェレ」が失敗に終わり作曲家を断念したボーイトは、台本作家活動に本腰を据え、1876年初演されたポンキエッリ「ジョコンダ」の台本を手掛けていた。ボーイトらしく常套的なオペラ台本とは一線を画した知的な捻りのある物。物語は、ギリシャないしはビザンチン神話のヘロとレアンドロスの話に基づいた物。ヘレスポントス海峡(=ダーダネルス海峡、チャナッカレ海峡/トルコ西部)の面するセストスにいる巫女ヘロに会うために、対岸の町アビュドスの若者レアンドロスは海峡を泳いで渡っていたが、ある日嵐に巻き込まれて命を落としてしまう、という物。これを基にボーイトは支配者の横恋慕を加味したドラマティックな悲恋を作り上げている。なおこのボーイトの台本は、およそ20年後にルイージ・マンチネッリ(1848 -1921)が再びオペラ化していることでも知られている。三人の歌手は、若い歌手、中堅、ベテランが組み合わされている。ヴェロニク・メルシエは、ローザンヌ出身のソプラノ。イタリアで学び、主として娘役、コロラトゥーラ・ソプラノとして活躍している。ジャン・ルカ・パゾリーニは、アドリア海沿いのリッチョーネ出身。30歳で歌を学び始めたという。近年ではイタリアにおけるモーツァルト・テノールとして活躍している。そしてイタリアのバスの大御所、ロベルト・スカンディウッツィが大きな存在感を示している。ボレッロとズルラによる舞台は、シンプルな中にセンスの良い美しさを盛り込んだ物。 簡単なあらすじ:ヴェーネレ(ヴィーナス、アフロディテ)に仕える巫女エーロは、恋愛を禁じられていた身にもかかわらず、文武に優れた青年レアンドロと愛し合うようになった。そうとは知らず、トラキアの支配者アリオファルネはエーロに言い寄る。だが拒まれるや、彼女を塔に閉じ込め、嵐の予言に従事させる。レアンドロはアリオファルネを攻撃しようとするも、海峡の向こう町に飛ばされてしまう。塔の中でエーロが悲しく歌っていると、レアンドロが海峡を泳いで渡って来る。抱き合って喜ぶ二人だが、アリオファルネが手下を連れてやって来るので、逃げ場のないレアンドロはバルコニーから飛び降りてしまう。アリオファルネは、嵐が起きたのにエーロが何も知らせなかったことを咎める。その時稲光がおき、岩場で死んでいるレアンドロの姿が照らし出される。悲しみのあまり、エーロも息絶えてしまう。 | ||
イン=カント〜シルヴィア・コラサンティ(1975-): アトローポの歌[マッシモ・クワルタ(Vn) ダミアン・イオリオ指揮ヴェルディo.]/ 歌わない薔薇[クレモナSQ 〔クリスティアーノ・グアルコ、パオロ・アンドレオーリ(Vn) シモーネ・グラマーリア(Va) カルロ・ペステッリ(Vc)〕]/ カオス[ジェルジ・ジェルジヴァニ・ラト指揮ボルツァーノ&トレント・ハイドンo.]/ 泥だらけの死に[マルコ・アンジウス指揮アルゴリトモ・アンサンブル] | ||
録音:2007年-2010年。コラサンティはローマ生まれ。21世紀に入ってから活動の幅を大きく広げている。作風はモダーンで分かりやすく現代的美感を湛えた物。今後ますます活躍する作曲家になりそう。 | ||
パガニーニ:ギター作品集 5つのソナチネ M.S.85 〔第1番−第5番〕/ソナタM.S.87 /アンダンティーノM.S.88 / アンダンティーノM.S.89 /アレグレットM.S.90 /アレグレットM.S.91 /ワルツM.S.92 / ロンドンチーノM.S.93 /ワルツM.S.96 /アンダンティーノM.S.97 /アンダンティーノM.S.99 / ワルツM.S.100 /トリオM.S.101 /アンダンティーノM.S.102 /行進曲 M.S.103 / ミヌエットとペリゴルディーノM.S.104 /行進曲 M.S.105 /ロドヴィスカのシンフォニアM.S.98 グィド・フィヒトナー(G) | ||
録音:2009年5月、ヒッツェンドルフ。ヴァイオリンの名手、ニコロ・パガニーニには、ギターを好んでいたことでも知られており、室内楽作品、ギター伴奏のヴァイオリン曲を多数残している。もちろんギター単独の曲も素晴らしい物。このCD にはソナティーナや小品が収録されている。あまり録音が多くない曲ばかりなので、ギター・ファンからは歓迎されることだろう。いずれもゆったりと聞いて和むことのできるものばかり。フィヒトナーは既にDYNAMIC社にパガニーニの37のギター・ソナタを録音(CDS-550)、ここでもパガニーニの音楽に適した古いタイプのギターを用い、万全の演奏を聞かせてくれる。 | ||
ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」
ミルト・パパタナシウ(S;セミラーミデ) アン・ハレンベリ(Ms;アルサーチェ) ヨゼフ・ワーグナー(B;アッスール) ロバート・マクファーソン(T;イドレーノ) イゴール・バカン(B;オローエ) ユリアーネ・ゲルハルト(S;アゼーマ) チャールズ・デカイザー(B;ニーノ王の亡霊) エドゥアルド・サンタマリア(T;ミトラーネ)他 アルベルト・ゼッダ指揮フランダース歌劇場so.&cho. ナイジェル・ローリー(演出・装置・衣装) ローター・バウムガルテン(照明) | ||
録音・収録:2011年1月、フランダース歌劇場、ヘント、ベルギー。 映像商品仕様:リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ、DD 5.1 | 228分|字幕:英独仏伊日。 。 DVD仕様: NTSC 。 | ||
ベッリーニ:歌劇「テンダのベアトリーチェ」
ミケーレ・カルマンディ(Br;フィリッポ) アレハンドロ・ロイ(T;オロンベロ) ディミトラ・テオドッシュウ(S;ベアトリーチェ) ミケーレ・マウロ(T;アニキーノ) ホセ・マリア・ロ・モナコ(Ms;アニェーゼ) アルフィオ・マーレッタ(T;リッツァルト) アントニオ・ピロッリ指揮カターニア・マッシモ・ベッリーニ劇場o.&cho. ヘニング・ブロックハウス(演出) ジャンカルロ・コリス(衣装) | ||
収録:2010年12月、カターニア・ベッリーニ劇場。161分|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:英仏独伊西韓。DVD仕様:NTSC|DTSサラウンド5.1。ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio 5.1。収録時期から少々時間が経っての発売だが、当演奏のCDは未発売のはず。 | ||
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲集 〔第1番 ニ長調 Op.19/第2番 ト短調 Op.63〕/ 2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56 |
パヴェル・ベルマン(Vn) アンドレイ・ボレイコ指揮 スイス・イタリア語放送o. アンナ・ティフ(Vn) | |
録音:2010年10月、ルガーノ。パヴェル・ベルマンは、偉大なピアニスト、ラザール・ベルマンの息子。1987年、17歳でパガニーニ・ヴァイオリン・コンクールで第2位を受賞している。現在はマドリッドに在住、ヴァイオリニストだけでなく指揮者としても活躍している。ここでは、ロシア人の血と、西欧での活躍という二面が、プロコフィエフと共通するものがあり、見事な演奏となっている。 | ||
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):歌劇「女嫌い」(1771)
アンナ・マリア・パンザレッラ(Ms;アニェジーナ) フィリッポ・アダミ(T;ゾン=ゾン) アルベルト・リナルディ(Br;ジェミニアーノ) リースベト・デヴォス(S;スンキア) プリシル・ラプラス(S;カム=シ) フェデリーカ・カルネヴァーレ(Ms;ジーダ) ユーリー・ゴロジェツキ(T;リ=ラン) ダニエル・ザンファルディーノ(T;シ=シン) リナルド・アレッサンドリーニ指揮ワロン王立歌劇場o.&cho. ステファノ・マッツォニス・ディ・プララフェラ(演出) ジャン=ギ・ルカ(装置) フレデリック・ピノ(衣装) | ||
収録:2011年2月、リエージュ。リージョン・オール|NTSC|16:9|LPCM 2.0, Dolby digital 5.1|字幕:伊英独仏西。ガルッピは18世紀のヴェネツィアで活躍した作曲家で、ことにカルロ・ゴルドーニの台本で書いたオペラで当たりを取った。しかし今日上演の機会は稀で、映像は非常に貴重。「女嫌い」は、女嫌いの中国の王子が男嫌いのイタリア美女と結婚するというコミカルかつエキゾティズム溢れる喜劇。この上演では、イタリア・バロック音楽界の大御所、リナルド・アレッサンドリーニが指揮を受け持っているのが注目される。ヒロインのアニェジーナはバロック声楽作品を得意とするアンナ・マリア・パンザレッラ。王子ゾン=ゾンは、ロッシーニを得意とするテノール、フィリッポ・アダミ。ジェミニアーノには大ベテラン、アルベルト・リナルディ。こうしたマイナー・オペラの上演にしてはかなり豪華。演出は18世紀のヨーロッパ人が想像したであろう中国風オリエンタリズムをたっぷり盛り込み、とても美しい。 簡単なあらすじ:架空の中国の国。王子ゾン=ゾンは結婚しないと王位継承権を失ってしまうのだが、彼は大の女嫌い。その頃、異国の船が難破、海岸にアニェジーナとその叔父ジェミニアーノが流れ着く。アニェジーナは美女なのだが、大の男嫌い。アニェジーナは王子のもとに運ばれるが、王子とアニェジーナは反発しつつも、お互い相手に惹かれるものを感じる。王子との結婚を夢見る娘たちのしつこさにうんざりしたゾン=ゾンは、まだ素っ気無いアニェジーナがマシだと思い、結婚を神託にかけることにする。実はジェミニアーノが神様を演じて許可を出す手筈だったのだが、彼がお香の煙にむせて涙を流してしまい、これは凶兆だと人々は大騒ぎになる。ゾン=ゾンはお妃候補の一人、スンキアをアニェジーナの花嫁教育係につけるが、腹を立てたスンキアは彼女に、王子はすぐ他の娘と恋に落ちると警告する。そんな人と結婚したくないとアニェジーナは王子を拒むが、真の愛に目覚めたゾン=ゾンはアニェジーナだけを愛すると誓い、二人は結ばれる。ついでにジェミニアーノはスンキアと結婚することになって、めでたし。 | ||
タルティーニ(1692-1770):ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.17(完結編) 〔イ短調 D114 (*) /ニ長調 D25 (#) /変ロ長調 D121 (*) /ニ長調 D36 (+) /ハ長調 D11 (#) / ホ長調 D51 (#) /ニ長調 D32 (*) /イ長調 D98 (+) /ニ長調 D37 (#) /ト長調 D80 (+) /ハ長調 D6 (#) 〕 ジョヴァンニ・グリエルモ(Vnソロ;+) ラルテ・デラルコ [フェデリコ・グリエルモ(Vn/Vnソロ;*) カルロ・ラザーリ(Vn/Vnソロ;#) マルコ・パラディン(Va) フランチェスコ・モンタルリ(ヴィオローネ) ニコラ・レニエーロ(Cemb) ロベルト・ロレッジャン(Org)] | ||
録音:2009年-2010年、トレヴィーゾ、イタリア。ピリオド楽器使用。世界初録音と記載されている。全集完結編。 | ||
CDS-679 (7CD) 廃盤 |
ドニゼッティ・コレクション 「アンナ・ボレーナ」(CDS-370) / 「パリ伯爵ウーゴ」(CDS-449 → CDS-7659) / 「ファヴォリータ」(CDS-480) | |
CDS-680 (3CD) 廃盤 |
ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲集 〔第5番 ハ長調/第6番 ホ長調/第7番 変ロ長調/第9番 イ長調/第13番 イ長調/ 第15番 変ロ長調/第16番 変ホ短調/第17番 ニ短調/第23番 ト長調〕 フランコ・メッゼーナ(Vn)指揮シンフォニア・ペルジーナ | |
メッゼーナの偉業、ヴィオッティのヴァイオリン協奏曲全集(CDS-498)から3枚(CDS-103、CDS-238、CDS-243)を選択したセット。 | ||
CDS-681 (7CD) 廃盤 |
ヴェルディ・コレクション 「エルナーニ」(CDS-496)/ 「運命の力」(CDS-512)/ 「ルイザ・ミラー」(CDS-523) | |
CDS-682 (5CD) 廃盤 |
ロッシーニ・コレクション 「アルジェのイタリア女」(CDS-526)/ 「結婚手形」(CDS-529)/ 「イタリアのトルコ人」(CDS-566) | |
録音:ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル、ライヴ。 | ||
DYNDVD-33683 (3DVD) 廃盤 |
ヒストリカル・コレクション アルフレード・クラウス、ラス・パルマス・ライヴ(DYNDVD-33471)/ レナータ・スコット、東京ライヴ(DYNDVD-33607)/ ボリス・クリストフ、ルガーノ・リサイタル 1976 (DYNDVD-33476) | |
DYNDVD-33684 (3DVD) 廃盤 |
プッチーニ・コレクション 「蝶々夫人」(DYNDVD-33457)/ 「ボエーム」(DYNDVD-33564)/ 「トスカ」(DYNDVD-33569) | |
収録:トッレ・デル・ラーゴ、プッチーニ音楽祭、ライヴ。 | ||
DYNDVD-33685 (3DVD) 廃盤 |
PATHOS PASSION & PATRIOTISM ビゼー:歌劇「カルメン」(DYNDVD-33614)/ ヴェルディ:歌劇「椿姫」(DYNDVD-33642)/ ドアティ:歌劇「ジャッキー・オー」(DYNDVD-33605) | |
レオナルド・ヴィンチ(1690-1730):歌劇「パルテノペ」
ソニア・プリーナ(A;パルテノペ) マリア・グラツィア・スキアヴォ(S;ロスミーラ) マリア・エルコラーノ(S;アルサーチェ) エウフェミア・トゥファノ(Ms;エミーリオ) ステファノ・フェラーリ(T;アルミンド) シャルルス・ド・サントス(B;オルモンテ) アントニオ・フローリオ指揮イ・トゥルキーニ | ||
録音・収録:2011年4月、ムルシア、スペイン。 DVD発売:2013年/CD発売:2012年。CD・映像とも同曲の世界初出盤。 DVD仕様:168分|16:9|Region All| PCM ステレオ、DD 5.1|字幕:英仏独西伊韓|NTSC。 | ||
フレスコバルディからブラームスまで ブリュメル、バッハ、フレスコバルディ、ハイドン、ブラームス、パーセル、他の作品 ジョルジョ・クエスタ(Org) | ||
録音:1986年11月、インペリア。イタリアのオルガン奏者ジョルジョ・クエスタ(1929-2010)が、ルネサンスからロマン派までのオルガン作品を演奏した物。しかしただのオルガン名曲集ではない。クエスタが演奏に用いているのは自作のオルガン。持ち運びに容易な小型のオルガンながら、491本の木製パイプとストップを持ち、パイプオルガンはもちろん、通常のポジティブオルガンとも違った独特の魅力がある。 4CDたっぷりの収録で2CD価格というお求め安い価格でご提供。 | ||
ヴィオッティの音楽世界 ヴァイオリン協奏曲〔第19番 ト長調(#)/第1番 ハ長調(#)/第2番 ホ長調(#)/第20番 ニ長調/第27番 ハ長調/ 第4番 ハ長調/第22番 イ短調(*)/第24番 変ロ短調(*)/第28番 イ短調(*)〕 [フランコ・メッゼーナ(Vn)指揮(#以外)シンフォニア・ペルージナ(#以外) ルチアーノ・ボリン指揮ヴィオッティ室内o.(#)/録音:1991年(#)、1998年、2002年10月(*)]/ 弦楽四重奏曲〔第1番 ヘ長調/第2番 変ロ長調/第3番 ト長調〕 [アイラSQ〔ファブリツィオ・チプリアーニ、マリーノ・ラゴマルジーノ(Vn) エルネスト・ブラウヒャー(Va) アントーニオ・ファンティヌオーリ(Vc)〕/録音:1995年]/ 2つのヴァイオリンとチェロのための三重奏曲〔ホ長調/ト長調〕/ 2つのヴァイオリンのためのセレナータ〔イ長調/ニ長調/ト長調〕 [ラルテ・デラルコ〔ジョヴァンニ・グリエルモ、フェデリコ・グリエルモ(Vn) ピエトロ・ボスナ(Vc)〕/録音:1994年] フルートとピアノのための3つの夜想曲/フルートとピアノのための6つのセレナード [マリオ・カルボッタ(Fl) カルロ・バルツァレッティ(P)/録音:2007年10月、12月、ミラノ] ヴァイオリン・ソナタ〔第1番 ホ長調/第2番 イ長調/第3番 ニ長調/第4番 変ロ長調/ 第5番 変ホ長調/第6番 変ロ長調/イ長調/変ホ長調〕 [フェリックス・アーヨ(Vn) コッラード・デ・ベルナルト(P)/録音:1997年] 2つのヴァイオリンのための協奏的二重奏曲第1番 ニ長調/ 2つのヴァイオリンのためのセレナータ〔第4番 ニ短調/第6番 ホ長調〕 [デュオ・デスカ〔エミル・カミラロフ、ディナ・シュナイダーマン(Vn)〕/録音:1997年] | ||
Dynamic 社はイタリアのヴァイオリン作曲家の体系的録音を敢行、そのうちの一つがジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティの録音集。フランコ・メッゼーナのヴァイオリンによるヴァイオリン協奏曲全集(CDS-498)は大きな話題となった。今回はそのヴァイオリン協奏曲集を始め、室内楽曲やヴァイオリン・ソナタを9CDにまとめご提供。中でも、イ・ムジチ創立以来15年に渡ってコンサートマスターを務めたヴァイオリニスト、フェリックス・アーヨによるヴァイオリン・ソナタ集3枚のうち2枚を収録、既に廃盤になって久しい録音なので、これは嬉しい復活。 | ||
ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Vn/Va) BOX バッツィーニ:ヴァイオリンとピアノのための作品集 ソナタ形式の3つの小品 Op.44 /3つの性格的小品 Op.45/ 3つの抒情的小品 Op.41/短いお話 Op.47/第一組曲 Op.47/空想 パガニーニ:ルッカ・ソナタ集〔 M.S. 9-13 〕/ラ・グラン・ヴィオラM.S.70/ラ・カンパネッラ クライスラー:愛の悲しみ/愛の喜び / サラサーテ:スペイン舞曲集 より ブロッホ:ニーグン / ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女 / ラヴェル:ハバネラ レーガー:ヴァイオリン・ソナタ第7番 Op.91/3つのヴィオラ組曲 Op.131d ロッラ:ヴァイオリンとヴィオラのための3つの二重奏曲 Op.15〔変ホ長調/変イ長調/ハ長調〕 コダーイ:チェロ・ソナタ第8番/ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第7番 ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ クライスラー: 中国の太鼓/美しいロスマリン/愛の悲しみ/愛の喜び/ウィーン奇想曲/ジプシー奇想曲/ジプシーの女/ シンコペーション/ロンドンデリーの歌/道化役者/ベートーヴェンの主題によるロンディーノ/おもちゃの兵隊の行進/ オールド・リフレイン/ウィーン小行進曲/ウィーン風狂詩的小幻想曲/レチタティーヴォとスケルツォ=カプリーチェ ポルディーニ/クライスラー編曲:踊る人形 ラロ:ヴァイオリンとピアノのための作品集 独創的幻想曲 Op.1/アレグロ・マエストーソOp.2/2つの即興曲 Op.4/牧歌 Op.8/ プルチネッラ風スケルツォ/ソナタOp.12/パリの夕べ Op.18/アルレッキーノ/ギターOp.28 ウェーバー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集 ノルウェーのアリアの主題による9つの変奏曲/6つのヴァイオリン・ソナタOp.10 ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Vn/Va) アルド・オルヴィエート、ブルーノ・カニーノ、 ピエールナルチーゾ・マージ、ドゥブラ・コヴァーチェヴィチ、カロリーネ・ハフナー(P) サルヴァトーレ・アッカルド(Vn) フランコ・マッジョ・オルメゾフスキ(Vc) マウリツィオ・プレーダ(G) ジャック・デラコート指揮ベルリンRIAS so./他 | ||
ルイージ・アルベルト・ビアンキは1945年、ローマに生まれたヴァイオリニスト、ヴィオリスト。20歳でカール・フレッシュ・コンクールで優勝。ヴァイオリンにおいてもヴィオラにおいても名手として知られている。Dynamicに多数の録音を残しており、その中から10枚が選ばれてセットになった。有名作品はクライスラーやパガニーニの曲の一部のみで、あとはかなりマニアックな内容、しかし演奏の質は極めて高水準。アレッサンドロ・ロッラの二重奏曲集では、巨匠サルヴァトーレ・アッカルドがヴァイオリンを受け持っているのも豪華。 | ||
サルヴァトーレ・アッカルド〜マスタークラス・イン・クレモナ Vol.1 サラサーテ(1844-1908):カルメン幻想曲 Op.25[生徒:ルシア・ルケ(Vn)] ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調Op.12[生徒:ラウラ・マルツァドーリ(Vn)] | ||
収録:2011年、クレモナ。72 分|字幕:英日中韓|16:9| リージョン・オール。「カルメン幻想曲」でアッカルドから指導を受けている女性ヴァイオリニスト、ルシア・ルケは、その演奏風景が YOUTUBE の動画で 10000回以上も再生されている注目の若手。もう一人のラウラ・マルツァドーリも、既にNAXOSからレスピーギのヴァイオリン協奏曲(8.572332)をリリースしている。 | ||
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785): 2つのヴァイオリンと通奏低音のための三声の6つのソナタ 〔第1番 イ長調/第2番 ヘ長調/第3番 ニ長調/第4番 ト長調/第5番 変ロ長調/第6番 ホ長調〕 アブラーモ・ラウレ(Vn) アレッサンドロ・ペイレッティ(Vc) リタ・ペイレッティ(Cemb) | ||
録音:2010年11月、トリノ。ピリオド楽器使用。曲名と演奏編成が合っていないが、レーベルの欧文案内でもこの記載となっている。ガルッピは18世紀半ばに活躍したヴェネツィア出身の作曲家。もっぱらオペラ作曲家として知られて、チェンバロ/ピアノ曲も比較的良く取り上げられるが、それ以外となると滅多に耳にできる機会はない。この6つの三声のソナタ は、いずれも急・緩・急の三楽章からなる物。いわゆる前古典派の時代の、バロック音楽から古典派の音楽へと急速に移行する時代の特徴が良く現れている。 | ||
ドニゼッティ特価セット: 歌劇「ドン・グレゴーリオ」(DYNDVD-33579)/ 歌劇「椿姫」(DYNDVD-33577)/ | ||
ロッシーニ特価セット: 歌劇「セビリャの理髪師」(DYNDVD-33597)/ 歌劇「ひどい誤解」(DYNDVD-33610)/ | ||
ベッリーニ特価セット: 歌劇「ノルマ」(DYNDVD-33493)/ 歌劇「カプレーティとモンテッキ」(DYNDVD-33504)/ | ||
初出あり〜イタリアのカラヤン Vol.1 バッハ:マニフィカト ニ長調 BWV.243 (*) / オネゲル:交響曲第3番「典礼風」(#) エリーザベト・シュヴァルツコップ(S;*) エスター・オレル(Ms;*) オラリア・ドミンゲス(A;*) ニコライ・ゲッダ(T;*) ジョルジョ・タデオ(B;*) ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮RAIローマso. & RAIローマcho. | ||
録音:1953年(おそらく1953年12月21日)(*)/1954年(おそらく1954年12月15日)(#)。(#)は初出音源。(*)も代理店は『おそらく初出』としているが、以前 ARCHIPEL から初出されており、誤り。カラヤンがイタリアへ客演した際の録音を発掘する第1弾。カラヤンは(*)に愛着があったようで、十年くらい毎に演奏会で取り上げ、1975年にDGにセッション録音、1984年に映像収録している。シュヴァルツコップ、ゲッダなどの名歌手がソリストというのも注目。(#)は、この直前の11月にウィーンso.を指揮していたばかり。後の1969年にDGにセッション録音しているが、オネゲルの録音自体が極めて僅かで、この録音は貴重。 | ||
イタリア・オペラのアリア ロッシーニ:「デメトリオとポリービオ」から [クリスティーネ・ウェイディンガー(S;リジンガ) サラ・ミンガルド(Ms;シヴェーノ) マッシミリアーノ・カッラーロ指揮グラーツso./録音:1992年7月27日、マルティーナ・フランカ] ドニゼッティ:「ピーア・デ・トロメイ」から [パトリツィア・チョーフィ(S;ピーア) ラウラ・ポルヴェレッリ(Ms;ロドリーゴ) パオロ・アッリヴァベーニ指揮フェニーチェ歌劇場o./録音:2005年4月、ヴェネツィア] ベッリーニ:「カプレーティとモンテッキ」から[パトリツィア・チョーフィ(S;ジュリエッタ) ルチアーノ・アコチェッラ指揮イタリア国際o./録音:2005年8月、マルティーナ・フランカ] チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」から [ミカエラ・カロージ(S;アドリアーナ・ルクヴルール) マルセロ・アルバレス(T;マウリツィオ) レナート・パルンボ指揮トリノ・レージョ劇場o./録音:2009年7月、トリノ] ヴェルディ:「アッティラ」から [フェルッチョ・フルラネット(B;アッティラ) ディミトラ・テオドッシュウ(S;オダベッラ) ドナート・レンゼッティ指揮トリエステ・ジュゼッペ・ヴェルディ歌劇場o.&cho./録音:2000年11月、トリエステ] ヴェルディ:「エルナーニ」から [スーザン・ネヴィス(S) マルコ・ベルティ(T) カルロ・グェルフィ(Br;ドン・カルロ) アントネッロ・アッレマンディ指揮パルマ・レージョ劇場o.&cho./録音:2005年6月、パルマ] | ||
Dynamicが録音した様々なオペラ全曲録音からの名場面集。いずれも話題になったものばかりで歌手や指揮者も一流揃いだが、比較的珍しいオペラが中心となっているので、「オペラマニア入門」に打ってつけ。 | ||
Handel & Vivaldi Arias ヘンデル:「アグリッピーナ」から[フィリップ・ジャルースキ(CT;ネローネ)ヴェロニク・ジャンス(S;アグリッピーナ) ジャン=クロード・マルゴワール指揮ラ・グランド・エキュリ・エ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ/録音:2003年3月] ヴィヴァルディ:「ウティカのカトーネ」から[サイモン・エドワーズ(T;カトーネ)ヴェロニカ・カンジェミ(S;エミリア) フィリップ・ジャルスキ(CT;アルバーチェ) マルゴワール指揮/録音:2001年11月] ヘンデル:「アリオダンテ」から[アン・ハレンベリ(Ms;アリオダンテ)ラウラ・ケリーチ(S;ジネーヴラ) カルロ・レポーレ(B;国王) アラン・カーティス指揮イル・コンプレッソ・バロッコ/録音:2007年7月] ヘンデル:「アチ、ガラテアとポリフェーモ」から[サラ・ミンガルド(Ms;ガラテア)アントーニオ・アベーテ(B;ポリフェモ) アントーニオ・フローリオ指揮カペッラ・デッラ・ピエタ・デ・トゥルキーニ/録音:2009年6月16日-19日] ヴィヴァルディ:「モテズマ」から[ヴィート・プリアンテ(Br;モテズマ)ジェンマ・ベルタニョッリ(Ms;アスプラノ) フランチスカ・ゴットヴァルト(Ms;フェルナンド・コルテス)カーティス指揮/録音:2008年1月] | ||
既出音源からのコンピレーション。 | ||
イタリアのカラヤン Vol.2〜ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調「合唱」Op.125
テレサ・シュティッヒ=ランダル(S) ヒルデ・レッスル=マイダン(Ms) ヴァルデマル・クメント(T) ゴットロープ・フリック(B) ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮RAIローマso. | ||
録音:1954年12月(おそらく1954年12月4日)、ローマ、ライヴ。既出CD: URANIA (初出盤:2004年発売)、TAHRA。RAIローマso.を指揮した「第9」。米独墺の歌手をわざわざ呼び寄せているのがカラヤンらしい。 | ||
ジョヴァンニ・パオロ・コロンナ(1637-1695):ラウダーテ・ドミヌム ジャコモ・アントーニオ・ペルティ(1661-1756):12声のミサ曲(1687) ミケーレ・ヴァンネッリ指揮コロール・テンポリス・ヴォーカル・アンサンブル、 カペッラ・ムジカーレ・ディ・サン・ペトローニオ、コレギウム・ムジクム・アルマエ・マトリス室内cho. | ||
録音:2006年、ボローニャ。ペルティは17世紀末から18世紀前半にかけてボローニャで活躍した作曲家。モーツァルト少年を指導したことで知られるマルティーニ神父の師匠にあたる。ペルティはボローニャのサン・ペトローニオ教会でおよそ60年の長きに渡って活動した。12声のミサ曲はペルティがまだ20代半ばだった頃の作品。3群の合唱を駆使した音楽からは、ペルティの卓越した作曲技量が伝わって来る。なお冒頭には、コロンナ作のラウダーテ・ドミヌムを置いている。楽譜校訂を行ったミケーレ・ヴァンネッリが指揮を執り、3団体合同のオーケストラ、合唱団が万全の演奏を聞かせてくれる。 | ||
トマス・マルコ(1942-):ギターのための作品 22のタロット/早口で呟きながら/火のソナタ |
マルチェッロ・ファントーニ(G) | |
録音:2010年4月、ミラノ/2011年7月、ローディ。トマス・マルコはマドリッド生まれ。現代スペインの重要な作曲家。スペインのギターの伝統を受け継ぎつつ、現代的な感性を湛えた魅力的なギター作品も多く、ここに収録されているのはいずれも1990年代の作品。マルチェッロ・ファントーニは、8歳からギターを学び、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学んだイタリアのギタリスト。 | ||
エンリコ・オノフリ〜 18世紀ポルトガルの知られざる作品集 [1700, The century of the Portuguese] ペドロ・アントニオ・アヴォダーノ(1714-1782): 「ベレニーチェ」からの場面/アリア「ああ、あなたは美しいセレネを知らない」 ピエトロ・ジョルジョ・アヴォダーノ(?-?):2つのシンフォニア〔ニ長調/ヘ長調〕 フランシスコ・アントニオ・ デ・アルメイダ(1702頃-1755頃):カンタータ「あの魅惑的な顔に」 伝セイシャス:協奏曲 ト短調 エンリコ・オノフリ指揮ディヴィーノ・ソスピーロ ジェンマ・ベルタニョッリ(S) フェルナンド・ミゲル・ハロト(Cemb) ステファノ・バルネスキ(Vn) | ||
録音:2010年2月、リスボン。日本でも高い人気を誇るエンリコ・オノフリが18世紀ポルトガルの珍しい作品を録音。P.G.アヴォダーノはジェノヴァ生まれで、19歳の時にリスボンに移住したヴァイオリニスト、作曲家。P.A.アヴォダーノは彼の息子で、2人とも宮廷楽団で活躍した。F.A.デ・アルメイダはポルトガル王ジョアン5世の命でイタリアへ留学、リスボンの宮廷音楽の発展に貢献した人物。バロック声楽作品の歌姫として知られるジェンマ・ベルタニョッリが『父アヴォダーノの曲を歌っている』(注:代理店翻訳者記載ママだが、おそらく「息子アヴォダーノ」の誤り)のも魅力。 | ||
テスタメントゥム〜ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690):5声のミサ・ラウレナータ 18のトリオ・ソナタOp.2 No.2「ラ・スピリムベルガ」/入祭唱「ここは恐ろしき場所かな」/キリエ/グローリア/ 昇階唱「われ一つの」/アレルヤ「汝の館に住む者は幸いなり」/クレド/オッフェルトリウム「神なる主」/ サンクトゥス/アニュス・デイ/コンムニオ:ドゥムス・マエ/18のトリオ・ソナタOp.2 No.14「ラ・クェリーニ」/ こぞって祝え、シオンの娘たちよ/即興/救い主のうるわしき母/即興/今日、天は賑わう リア・セラフィーニ、ロベルタ・ジュア(S) リッカルド・ファヴェーロ指揮オフィチーナ・ムジクム | ||
録音:2009年9月、パドヴァ。世界初演時の収録。 | ||
ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690):オラトリオ「ゼデキヤ」(1676) / 2声と3声のソナタ集 Op.2 (1655) より 〔No.15「ラ・トリアーナ」/No.4「ラ・ストラソルダ」/No.3「ラ・フランギパーナ」〕 リア・セラフィーニ、フランチェスカ・ロンバルディ(S) ワルテル・テストリン(B) ラファエレ・ジョルダーニ(T) アンドレア・アリヴァベーネ(CT) リッカルド・ファヴェーロ指揮オフィチナ・ムジクム | ||
録音:2010年10月、パドヴァ。旧約聖書に登場するユダ王国最後の王ゼデキヤを、イェルサレム陥落による彼と息子たちの逃亡に始まり、悲惨な最後までを描くオラトリオ。曲頭、曲間、終曲後にそれぞれソナタを挿入しての演奏。 | ||
初出あり〜イタリアのカラヤン Vol.3 チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64 (*) シベリウス:交響詩「フィンランディア」 Op.26 (#) |
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 RAIトリノo. | |
録音:1953年3月1日(*)/1953年4月11日(#)、トリノ。(#)はおそらく初出音源。カラヤンによる同曲ライヴは珍しく、他にはCD-R使用のSARDANA からベルリン・フィルとの1976年10月16日ライヴが出ていただけだったと思われる。(*)は CETRA や URANIA から CD が出ていた演奏。シリーズ第3集は、どちらもカラヤンが生涯得意にした曲。若き日のカラヤンの颯爽とした音楽が、イタリアのノリの良いオーケストラでさらに際立っている。 | ||
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 〔第11番 ヘ長調 K.413 /第12番 イ長調 K.414 / 第13番 ハ長調 K.415 〕 |
アンドレア・バッケッティ(P) カルロ・ゴルドステイン指揮 パドヴァ・ヴェネトo. | |
録音:2010年7月、パドヴァ。バッハの鍵盤用小品集(CDS-629)、鍵盤楽器のためのトッカータ全集(CDS-658)、そしてゴルトベルク変奏曲(CDS-659)で大きな評判となったバッケッティのモーツァルト協奏曲。バッハを得意とする明晰で整理のされた音楽と、モーツァルトが憧れたイタリアの明るさが、理想的な形で融合した演奏。1966年創設のパドヴァ・ヴェネトo.&トリエステ生まれの指揮者ゴルドステイン指揮がサポート。 | ||
アレッサンドロ・ロッラ(1757-1841):ヴァイオリン協奏曲集〔変ロ長調/ニ長調/イ長調(*) 〕
パオロ・ギドーニ(Vn)指揮マントヴァ音楽院室内o. | ||
録音:2011年10月、マントヴァ。(*)は世界初録音。 | ||
アッカルド大集成 パガニーニ:「バルカバ」による60の変奏曲/「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による変奏曲/祈りのソナタ/ ロッシーニの「タンクレディ」による変奏曲 ショーソン:ピアノ、ヴァイオリンと弦楽四重奏のための協奏曲 サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調 Op.75 ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第2番 ト長調 Op.77/弦楽三重奏曲 ハ長調 Op.74/ ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81/4つのロマンティックな小品 Op.75 ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調 / ボロディン:弦楽四重奏曲第2番 ニ長調 ヒナステラ:ヴァイオリン協奏曲 / バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ ・パガニーニの愛器1743年製グァルネリ・デル・ジュズを弾く タルティーニ/フランチェスカッティ編曲:コレッリの主題による変奏曲 ミルシテイン:パガニーニアーナ / スク:愛の歌 Op.7 No.1 / サラサーテ:序奏とタランテラ ショパン/サラサーテ編曲:ノクターンOp.9 No.2 / ブラームス/ヨアヒム編曲:ハンガリー舞曲第7番 エルガー:気まぐれ女 / モシュコフスキ/サラサーテ編曲:ギターレOp.45 No.2 ファリャ/コハニスキ編曲:恋は魔術師〜パントマイム / クロール:バンジョーとフィドル ショスタコーヴィチ/ツィガーノフ編曲:前奏曲第10、15番 / ラヴェル:ハバネラ形式による小品 ベンジャミン:ジャマイカ・ルンバ / フバイ:そよ風 Op.30 No.5 / ドビュッシー:月の光 パガニーニ/シマノフスキ編曲:カプリス第20、21、24番 パガニーニ:ヴァイオリンとファゴットのための3つのデュエット ロッシーニ:パガニーニによせてひと言 / パガニーニ:カンタービレ ロッラ:ヴァイオリンとヴィオラのための3つのデュエットOp.15 サルヴァトーレ・アッカルド(Vn) マルガレート・バチェル、イダ・レヴィン(Vn) トビー・ホフマン、ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Va) ピーター・ウィレー(Vc) フランコ・ペトラッキ(Cb) クラウディオ・ゴネッラ(Fg) ブルーノ・カニーノ、ノエル・リー(P) | ||
2011年70歳を迎えたイタリアの巨匠サルヴァトーレ・アッカルドが、イタリアの Dynamic レーベルに録音した9枚がセットで発売。アッカルドといえばパガニーニのスペシャリストで、技巧誇示型ヴィルトゥオーゾと思われがちだが、室内楽を愛し、親しい仲間たちと見事なアンサンブルを楽しみつつ披露する顔も持っている。ショーソンとサン=サーンスのソナタと協奏曲は、ピアノのカニーノの名演もあいまって絶品。ショーソン特有の退廃的な官能性は薄いものの、アッカルドのはかなき美音が涙を誘う。ヒナステラとバルトークでの溢れるエネルギーにも驚かされる。さらに絶品なのがパガニーニの愛器1743年製グァルネリ・デル・ジュズで奏でた小品集。意外にマニアックな選曲で、大半の作品が往年の大ヴァイオリニストの手の入っているのも特徴。パガニーニゆかりの作品も、ミルシテインの超難曲「パガニーニアーナ」や、ポーランドの大作曲家シマノフスキがパガニーニの無伴奏カプリスに凝ったピアノ伴奏を付けたものなど興味津々。また、パガニーニの珍品「ファゴットとヴァイオリンのデュオ」や、晩年のロッシーニがパガニーニを思い出して作ったヴァイオリンとピアノのための「パガニーニによせてひと言」など、単に珍しいだけでなく、さすがイタリア人作曲家ならではの美しい歌に満ちていて、聴き惚れてしまう。 #2012年1月上旬以降入荷予定 | ||
リスト:管弦楽作品のピアノ用編曲集 交響詩「オルフェウス」(ストラーダル編曲)(*)/交響詩「前奏曲」(クラウザー編曲)(*) タッソーの葬送的凱旋(作曲者編曲)/ファウスト交響曲〜第2楽章(作曲者編曲)/ メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」(ブゾーニ編曲) オラツィオ・ショルティーノ(P) | ||
録音:2011年11月、ミラノ。(*)はおそらく当版による世界初録音。リストの管弦楽作品をピアノ用に編曲した作品を集めたCD。オラーツィオ・ショルティーノは1984年、シチリアのシラクーサ生まれ。ピアニストとして活躍する一方、作曲や指揮も手がける才人。 | ||
ヴェルディ特価セット: 歌劇「ファルスタッフ」(DYNDVD-33649)/ 歌劇「運命の力」(DYNDVD-33512)/ | ||
ザ・東京コンサーツ: フランコ・コレッリ東京リサイタル1971(DYNDVD-33515)/ アルフレード・クラウス東京リサイタル1996(DYNDVD-33606) [共にNHK収録によるカラー映像をお得なセットに] | ||
Bellissimo French Opera サリエリ:「ダナオスの娘たち」から[モンセラート・カバリエ(S;イペルネストル)ジェルメッティ指揮RAIローマso.] マイヤベーア:「ユグノー」から[デジレ・ランカトーレ(S;マルグリート・ド・ヴァロワ)パルンボ指揮イタリア国際o.] グノー:「シバの女王」から[イ・チョンウォン(T;アドニラン)マンリオ・ベンツィ指揮イタリア国際o.] 「ポリュクト」から[ジョルジョ・カシャーリ(T;ポリュクト)マンリオ・ベンツィ指揮イタリア国際o.] マスネ:「ローマ」から[ウォーレン・モク(T;ロンチュリュス)マルコ・グイダリーニ指揮イタリア国際o.] 「シェリュバン」から[ブリート(Ms;シェリュバン)レミージョ(S;ニーナ)ヴィヨーム指揮] 「ラホールの王」から(*)/「タイス」〜タイスの瞑想曲 [アナ・マリア・サンチェス(S;シタ;*)マルチェッロ・ヴィオッティ指揮フェニーチェ歌劇場o.] 「ウェルテル」(バリトン版、イタリア語)[ルカ・グラッシ(Br;ウェルテル)タンゴー指揮イタリア国際o.] ビゼー:「真珠採り」から[中島康晴(T;ナディール)アニク・マシス(S;レイラ)ヴィオッティ指揮フェニーチェ歌劇場o.] ラロ:「イスの王」から[ジラール(S;ローゼン)ピウンティ(Ms;マルガレード)ダヴァン指揮ワロン王立歌劇場o.&cho.] | ||
バロック・オペラ(CDS-704)、イタリア・オペラ(CDS-705)に続くDynamicの「ベリッシモ」シリーズの第3弾。フランス・オペラからの名場面集だが、「カルメン」も「ファウスト」も「マノン」もなく、マニアックなオペラが並んでいるのがさすがDynamic。 | ||
タンミッタム打楽器アンサンブル、25周年記念アルバム ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):パルティータ「ラモーを讃えて」(1964) ブルーノ・マデルナ(1920-1973):2台のピアノと器楽のための協奏曲 マリオ・パゴット:2台のピアノと打楽器のための「アイデアの影」(2006)〔I/ II 〕(*) クラウディオ・スカンナヴィーニ(1959-):2台のピアノと打楽器のための「3つのミニアチュア」(2010) (*) フランチェスコ・シュヴァイツァー(1965-):2台のピアノと打楽器のための「ビザンティウムへの船出」(*) ネイ・ロサウロ(1952-):マリンバと打楽器・アンサンブルのための協奏曲(1989) ルロイ・アンダーソン(1908-1975):タイプライター(1950) ネイ・ロサウロ:ヴィブラフォンと打楽器・アンサンブルのための協奏曲(1996) グイド・ファッキン:ハープと打楽器のための組曲「WU SHIH」(*) トーマス・ゴーガー:打楽器・プレイヤーのための「ゲインズバラ」(1965) グイド・ファッキン:メゾソプラノと打楽器アンサンブル(6人の奏者)のための「グロリア・エ・モルテ」(1987) リッカルド・リッカルディ:ハープと打楽器のための「L 'AGO DELLA BILANCIA」(*)(世界初録音) エドガー・ヴァレーズ(1883-1965):イオニザシオン グイド・ファッキン指揮タンミッタム打楽器アンサンブル | ||
録音:1992年-2011年。(*)は世界初録音。1986年、グイド・ファッキンがヴェネツィアに設立した「タンミッタム打楽器アンサンブル」の25周年記念盤。 | ||
タルティーニ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ集 Vol.1 〔第1番 ト長調/第2番 ニ短調/第3番 ニ長調/第4番 ハ長調/第5番 ヘ長調/ 第6番 ホ短調/第7番 イ短調/第8番 ト短調/第9番 イ長調/第10番 ロ長調/ 第11番 ホ長調/第12番 ト長調/第13番 ロ短調/第14番 ト長調/第15番 ト長調〕 クルトミル・シスコヴィッチ(Vn) | ||
録音:1997年、トリエステ。 | ||
タルティーニの弟子たち〜ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 ミケーレ・ストラティコ(1728-1782):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ イ長調 ドメニコ・ダッリョーリョ(1700-1764):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第8番 ニ短調 アントニオ・ナザーリ(?-1787?):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ長調 イニャーツィオ・ゴッビ(1742頃-1835):トリオ・ソナタ ニ長調 ピエトロ・ナルディーニ(1722-1793):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調 チルトミル・シシュコヴィチ(Vn) ルカ・フェッリーニ(Cemb) | ||
録音:2009年-2012年、ルガーノ。世界初録音。 | ||
2つの世界の間で アンドレ・ランプロア(1929-2004):サン・アデランへのオマージュ ギ・ド・リオンクール(1885-1961):3つのグレゴリアの旋律 / デニス・ベダール(1950-):ソナタI アラリッヒ・ヴァルナー(1922-2005):ルディウム〔I / II / III 〕 ジョルジョ・パリ(1961-):アリオ・モード / イタロ・ディ・チョッチョ(1953-):ディアローグ マッシモ・ジャッケッティ(Sax) マヌエラ・ディ・マルコ(Org) | ||
録音:2011年7月、レッコ。 | ||
モーツァルト(1756-1791): オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K370 (K308b) (*) / バセットクラリネットと弦楽四重奏のための五重奏曲「シュタードラー」K581 (#) マルコ・ギローニ(Ob;*) ヴィンチェンツォ・パーチ(バセットCl;#) フェニーチェ劇場SQ[ロベルト・バラルディ、ジャナルド・タトーネ(Vn) ダニエル・フォルメンテッリ(Va) エマヌエーレ・シルベストリ(Vc)] | ||
録音:2011年3月、ベルガモ。 | ||
プロコフィエフ:弦楽四重奏曲集 〔第1番 Op.50 /第2番 Op.92 〕/束の間の幻影 Op.22(S.サムソノフ編曲/弦楽四重奏版)(#) エネルジエ・ノーヴェSQ [ハンス・リヴィアベッラ、バルバラ・チアンナメーア(Vn) イヴァン・ヴクチェヴィチ(Va) フェリックス・フォーゲルザンク(Vc)] | ||
録音:2009年9月28日-30日(*)、2012年5月28日(#)、アウディトリオ・S.モロ、スイス・イタリア語放送局、ルガーノ、スイス、ライヴ。スイス・イタリア語放送o.の4人の首席奏者によって結成された弦楽四重奏団によるプロコフィエフ。アンサンブル名は1918年から1923年にかけてイタリアで発行されていた政治的な文学雑誌名から取られた。 | ||
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(1755-1824): フルート編曲版によるヴァイオリン協奏曲集 協奏曲第23番 ト長調 WIA 18(フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803)編曲)/ 協奏曲第16番 ホ短調 WIA 17(カスパール・フュルステナウ(1772-1819)編曲) マリオ・カボッタ(Fl) ピエトロ・ミアニーティ指揮ポメリッジ・ムジカーリso. | ||
録音:2011年7月、ミラノ、テアトロ・ダルヴェルメ。 | ||
フルートとピアノのためのソナタと変奏曲集 シューベルト(1797-1828):「しぼめる花」による変奏曲 ホ短調 Op.160, D802 フンメル(1778-1837):フルートとピアノのための大ソナタ イ長調 Op.64 ウェーバー(1786-1826):ヴァイオリン(またはフルート)とピアノのためのソナタ 〔ト長調 Op.10 No.2 /ニ短調 Op.10 No.3 〕 ベートーヴェン(1770-1827):セレナード ニ長調 Op.41 シューベルト:「しぼめる花」による変奏曲〜第5変奏(第2稿)(*) ファビオ・デ・ローザ(Fl) ステファニア・ネオナート(P) | ||
録音:2011年3月、クレモナ。(*)は世界初録音。古典派から初期ロマン派にかけての4人によるフルート作品集。デ・ローザは1973年ジェノヴァ生まれでオーレル・ニコレの弟子。ネオナートはトレント生まれで、フォルテピアノ収集家でもある(当盤における使用楽器は、アナウンスに記載無し)。 | ||
ジョヴァンニ・パチーニ:歌劇「ポンペイ最後の日」
イアノ・タマール(S) ラウール・ヒメネス、グレゴリー・ボンファッティ(T) ニコラ・リヴェンク、リッカルド・ノヴァーロ(Br)他 ジュリアーノ・カレッラ指揮カターニア・ベッリーニ劇場o. | ||
録音:1996年8月、マルティナ・フランカ。旧品番:CDS-178(当店未案内)。1825年11月19日、ナポリのサン・カルロ劇場で初演されて大成功を収め、1827年にはウィーンとミラノ、1828年にはリスボン、1830年にパリ、1839年にマドリット、そしてスカラ座では43回も再演された作品。 | ||
リスト:ピアノ作品集 愛の夢第3番 変イ長調 S541 /ピアノ・ソナタ ロ短調 S178/忘れられたワルツ第1番 S251-1/ 悲しみのゴンドラS200-1/詩的で宗教的な調べ第7番「葬送」S173-7 ヴァルダン・マミコニアン(P) | ||
マミコニアンはカステリスキーとL.ベルマンに学んだアルメニアのピアニスト。 | ||
ベートーヴェン/リスト編曲:交響曲全集 Vol.1 〔第1番 ハ長調 Op.21 /第6番 ヘ長調「田園」Op.68 〕 |
ガブリエーレ・バルドッチ(P) | |
録音:2012年2月、ヴェネツィア。バルドッチはイタリアのリヴォルノ生まれ。6歳からピアノを始め、ブエノスアイレスで開催されたマルタ・アルゲリッチ国際ピアノ・コンクールで優勝、この第1集は彼の師であるアルゲリッチに捧げられている。 | ||
ヴェルディ:歌劇「アッティラ」
オーリン・アナスタソフ(B;アッティラ) ヴェントセラフ・アナスタソフ(Br;エツィオ) ラドスト・ニコラーエワ(S;オダベッラ) ダニエル・ダムヴァノフ(T;フォレスト) プラメン・パパジコフ(T;ウルディーノ) ディミタル・スタンチェフ(B;レオーネ) アレッサンドロ・サンジョルジ指揮ソフィア歌劇場o.&cho. プラメン・カルタロフ(演出) ボリス・ストイノフ(情景) リュボミール・ヨルダノフ(衣装) | ||
収録:2011年8月、ヴェリコ・タルノヴォ、ブルガリア。108分|ステレオ2.0、DD 5.1|字幕:仏英独西伊ブルガリア|16:9|リージョン・オール。 | ||
マスネ:歌劇「ドン・キショット」
オーリン・アナスタソフ(B;ドン・キショット) ヴェントセラフ・アナスタソフ(Br;サンチョ) シルヴィア・タネーワ(S;ペドロ) ロジスタ・パヴロワ=インジュヘーワ(S;ガルシアス) クラジミール・ディネフ(T;ロドリゲス) プラメン・パパジコフ(T;ジュアン) アレクサンダー・ゲオルギエフ(Br;盗賊の頭) ヴィオレタ・ディミトローヴァ合唱指揮 フランチェスコ・ローザ指揮ソフィア国立歌劇場o.&cho.、プラメン・カルタロフ(演出) ヨアンナ・マノレダキ(装置&衣装) アントナエタ・アレクシエワ(振付) | ||
収録:2009年3月、ソフィア国立歌劇場、ブルガリア。おそらく世界初映像。収録時期から少々時間が経っての発売だが、当演奏のCDは未発売のはず。 125分|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:英仏独伊西|NTSC|DTSサラウンド5.1。なお、代理店のアナウンスには『(BD)』『(CDS686…既発CD)』等とたわけた事が書かれているが、上記が正しい(CDS-686は「レオナルド・ヴィンチ:歌劇パルテノペ」)。 | ||
シューベルト:連弾のためのピアノ作品集 2つの性格的な行進曲 Op.121 D886 /フランスの歌による8つの変奏曲 ホ短調 Op.10 D624/ 幻想曲 ヘ短調Op.103 D940 /アレグロ イ短調「人生の嵐」Op.144 D947 キアーラ・ソアーヴェ、チェチーリア・バッコロ(P) | ||
録音:2012年5月。 | ||
ヴェルディ:歌劇「一日だけの王、または偽のスタニスラオ」
レナート・カペッキ(Br;騎士ベルフィオーレ) リナ・パリューギ(S;ポッジョ侯爵夫人) セスト・ブルスカンティーニ(B;ケルバール男爵) ラウラ・コッジ(Ms;ジュリエッタ) ジュアン・オンシーナ、マリオ・カルリン、オッターヴィオ・プレニツィオ(T) クリスティアーノ・ダラマンガス(B)他 アルフレード・シモネット指揮ミラノ RAI o.&cho. | ||
録音:1951年1月25日、放送用、モノラル。原盤・前出: WARNER FONIT, 8573-82664, 2564-661448(発売:2012年8月)。 | ||
サルヴァトーレ・アッカルドのマスタークラス IN クレモナ Vol.2 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 Op.24「春」〜第1楽章 [生徒:ファブリツィオ・ファラスカ(Vn) マリア・グラツィア・ベロッキオ(P)] ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」 [生徒:フランツェスカ・デーゴ(Vn) フランツェスカ・レオナルディ(P)] | ||
収録:2011年、クレモナ。72分|字幕:英日中韓|16:9|リージョン・オール。1941年生まれのサルヴァトーレ・アッカルドによるレクチャー映像の第2弾。今作ではベートーヴェンの2つのソナタを取り上げている。第5番で指導を受けるのは、1988年生まれのファラスカ。彼は既に多くのコンクールで入賞し、アッカルドが主宰するイタリア室内o.のメンバーとして活躍している俊英。もう一人のデーゴも同じくイタリア室内管のメンバーとして活躍している人で、アッカルド自身「今まで会ったことのないほど素晴らしい才能」と絶賛している。 | ||
De Divina Inventione 〜J.S.バッハ&ブクステフーデ ブクステフーデ:トッカータ ヘ長調 BuxWV156 /前奏曲 ト短調 BuxWV149 /パッサカリア ニ短調 BuxWV161 J.S.バッハ:トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540 /幻想曲とフーガ ト短調 BWV542 /パッサカリア ハ短調 BWV582 イヴァナ・ヴァロッティ(Org) | ||
録音:2011年10月11日-12日、パドヴァ。 | ||
#CDS-739(マスネ:歌劇「タイス」/エヴァ・メイ他 ヴィオッティ指揮)→旧・ CDS-427の再発盤。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「リータ、または打ちのめされた夫」
プリシラ・ラプレース(S;リータ) アルド・カプート(T;ペッペ) アルベルト・リナルディ(Br;ガスパール) クラウディオ・シモーネ指揮ワロン王立歌劇場o. ステファノ・マッツォニス・ディ・プララフェラ(演出) ジャン・ギー=レカット(情景) フェルディナンド・ルイス(衣装) | ||
収録:2010年、リエージュ。54分|ステレオ2.0|字幕:仏英独西伊|16:9|リージョン・オール。初映像作品(フランス語版)。 | ||
クレモナのヴァイオリン〜サルヴァトーレ・アッカルドとのツアー | ||
収録:2011年、クレモナ。52分|16:9|Region All| PCM ステレオ|字幕:英仏独西伊日中韓|NTSC。この映像は、名ヴァリオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルドが由緒あるクレモナを案内するというもので、町の風景から博物館の内部までを、音楽の歴史を交えながら存分にレクチャーしてくれる。 | ||
ピッチンニ(1728-1800):歌劇「アメリカーノ」(1772)
サイモン・エドワーズ(T;ヴィロット) パトリツィア・チョーフィ(S;シルヴィア) ドメニコ・コライアンニ(Br;カヴァリエレ) ジョヴァンナ・ドナディーニ(Ms;アウローラ) エリック・ハル指揮イタリア国際o. | ||
録音:1996年11月、マルティナ・フランカ、ライヴ。旧品番:CDS-177(当店未案内/廃盤)。 | ||
カプリッチョ〜20世紀と21世紀の無伴奏オーボエ作品集 ハインツ・ホリガー(1939-):オーボエ・ソナタ / ジークフリート・テュイール(1934-):2つのインヴェンション フリードリヒ・シェンカー(1943-):モノローグ / ルカ・ベルカストロ(1964-):悲しき白き聖母 ハンス・エーリヒ・アポステル(1901-1972):ソナチネ Op.39a / エルンスト・クシェネク(1900-1991):ソナチネ フリードリヒ・ゴルトマン(1941-2009):断章 / ヴィルジニオ・ツォッカテッリ(1969-):レドラの音 ジル・シルヴェストリーニ(1961-):ピュラモスとティスベのいる風景画 ジル・シルヴェストリーニ:6つの練習曲〜キャプシーヌ大通り / ブルーノ・マデルナ(1920-1973):ソロ エンリコ・カルカーニ(Ob/コールアングレ/Obダモーレ/ミュゼット) | ||
録音:2012年5月9日-12日、サン・ボニファーチョ、ヴェローナ県、イタリア。 | ||
J.S.バッハ:フランス組曲 BWV812-817 全曲 〔第4番 変ホ長調 BWV815/第2番 ハ短調 BWV813/第5番 ト長調 BWV816/ 第3番 ロ短調 BWV814/第1番 ニ短調 BWV812/第6番 ホ長調 BWV817〕 アレッサンドラ・アルティフォーニ(Cemb) | ||
録音:2012年7月、フィレンツェ、イタリア。アルティフォーニは1967年フィレンツェ生まれ。 | ||
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ BWV 1001-1006
ルカ・ファンフォーニ(Vn) | ||
録音:2011年、パルマ。モダーン楽器使用。ファンフォーニ(1964-)は2014年現在パルマ音楽院で教鞭を執るヴァイオリニスト。 | ||
エルーテリオ・ロヴレーリョ(1900-1972):サクソフォン四重奏のための作品集 サクソフォン四重奏と管弦楽のための協奏曲(1938) (*)/四重奏曲/アンダンテ アカデミア・サクソフォン四重奏団[ガエターノ・ディ・バッコ、エンツォ・フィリペッティ、 ジュセッペ・バラルディーニ、ファブリツィオ・パオレッティ(Sax)] グレン・コルテーゼ指揮ミネアポリスo.(*) | ||
世界初録音。ロヴレーリョは1917年から1919年までトスカニーニが指揮するスカラ座の第1ヴァイオリン奏者を務め、以降はフランスに移住、パリとニースを中心に活躍した。 | ||
ワーグナー:ピアノ作品全集 「トリスタンとイゾルデ」〜Schluss zum Vorspiel WWV90/チューリヒのフィールリープヒェンWWV88/ エルンスト・ベネディクト・キーツのためのアルバムの綴り WWV64/ポルカWWV84/M公爵夫人のアルバムに WWV94/ 黒鳥館への到着 WWV95/ベティ・ショット夫人のためのアルバムの綴り WWV108/ポロネーズ ニ長調 WWV23/ 4手のためのポロネーズ ニ長調(マルコ・ヴィンセンツィとともに)WWV23b/幻想曲 嬰ヘ短調 WWV22/ マティルデ・ヴェーゼンドンクのための書簡/エレジーWWV93/ピアノ・ソナタ 変ロ長調 WWV21/ M.W.夫人へのアルバムのためのソナタ 変イ長調 WWV85/ピアノ大ソナタ イ長調 WWV26(含フーガ) ダリオ・ボヌチェッリ(P) | ||
録音:2012年7月-10月、イタリア。 | ||
モーツァルト(1756-1791):クラリネット協奏曲 イ長調 K622(*) マーラー(1860-1911):交響曲第1番 ニ長調 ・ボーナス ガスパーレ・ティリンカンティ:クラリネットロギア(*) ヴィンチェンツォ・パーチ(Cl;*) ディエゴ・マテウス指揮フェニーチェ歌劇場o. | ||
収録:2011年4月2日、フェニーチェ劇場、ヴェネツィア、おそらくライヴ。。96分|ステレオ|字幕:なし|4:3|リージョン・オール。『ヴィンチェンツォ・パーチは素晴らしいクラリネット奏者です。彼が演奏したモーツァルトの協奏曲に、私は魅了されました』(ザビーネ・マイヤー)。 | ||
サルヴァトーレ・アッカルドのマスタークラス IN クレモナ Vol.3 カロル・シマノフスキ(1882-1937):夜想曲とタランテラ Op.28[生徒:キム・ダミン(Vn)] J.S.バッハ(1685-1750):シャコンヌ[生徒:カテリーナ・デメツ(Vn)] | ||
収録:2011年、クレモナ。 16:9 | PCM ステレオ |リージョン:0|90分|NTSC|字幕:英日中韓。 | ||
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」
ダニエラ・デッシー(S;トゥーランドット) マッシモ・ラ・グァルディア(T;皇帝アルトゥム) ラマス・チクヴィラーゼ(B;ティムール) マリオ・マラニーニ(T;カラフ) ロベルタ・カンツァン(S;リュー) フランチェスコ・ヴェルナ(Br;ピン) マヌエル・ピエラッテッリ(T;ポン) エンリコ・サルシ(T;パン) パスクァーレ・グラツィアーノ(T;ペルシャの王子) ファブリツィオ・ベッジ(Br;役人)他 ドナート・レンゼッティ指揮カルロ・フェリーチェ劇場o.&cho. ジュリアーノ・モンタルド(演出) ルチアーノ・リッチェリ(装置) エリザベッタ・モンタルド・リッチェリ(衣装) | ||
収録:2012年12月27日-30日、カルロ・フェリーチェ劇場、ジェノヴァ、ライヴ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 119分 |字幕:英独仏西伊日韓。 ブルーレイ仕様: 1080i HD | dts-HD MA 5.1 。 DVD仕様:| NTSC | DD 5.1 。 | ||
CDS-7651 CD発売中止 |
近現代イタリアのピアノ作品集 カルロ・ガランテ(1907-1978):3つの夜の間奏曲 ジーノ・コンティッリ(1959-):8つの12音による練習曲 ジァン・ピエロ・レベルベーリ(1939-):9つの即興曲 Op.11 |
フランコ・トラブッコ(P) |
録音:2003年4月11日、ジェノヴァ、イタリア、ライヴ。発売の二週間前になって国内代理店が『 諸般の事情により発売を中止いたします』とアナウンスしました。国内代理店の怠慢で、日本では当初実商品が存在するような告知が成されてしまいましたが、実際にはダウンロード販売のみ思われます。 | ||
CDS-7652 CD発売中止 |
フェリックス・アーヨ参加 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」 Op.24 フォーレ:エレジー Op.24 / ブラームス:ピアノ三重奏曲 ハ長調 Op.87 ランニング三重奏団[フェリックス・アーヨ(Vn) アンドレア・ディンゴ(P) ジョヴァンニ・リッカルディ(Vc)] | |
録音:2000年11月20日、「エウゲニオ・モンターレ」アウディトリウム、カルロ・フェリーチェ劇場、ジェノヴァ、ライヴ。発売の二週間前になって国内代理店が『 諸般の事情により発売を中止いたします』とアナウンスしました。国内代理店の怠慢で、日本では当初実商品が存在するような告知が成されてしまいましたが、実際にはダウンロード販売のみ思われます。 | ||
CDS-7654 (2CD) CD発売中止 |
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」
アンドレイ・イヴァノフ(Br;オネーギン) マルク・レイゼン(B;グレーミン) イヴァン・コズロフスキー(T;レンスキー) エレーナ・クルグリコワ(S;タチヤーナ) マリヤ・マクサーコワ(A;オリガ) ファイナ・ペトロワ(Ms;フィリピエヴナ) バシャ・アボルスカヤ(Ms;ラーリナ) アレクサンドル・オルロフ指揮ボリショイ劇場o.&cho. | |
録音:1948年。原盤: MELODIYA 。発売の二週間前になって国内代理店が『 諸般の事情により発売を中止いたします』とアナウンスしました。国内代理店の怠慢で、日本では当初実商品が存在するような告知が成されてしまいましたが、実際にはダウンロード販売のみ思われます。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「パリ伯爵ウーゴ」(1832)
中島康晴(T:ウーゴ) ドイナ・ディミートリウ(S:ビアンカ) カルメン・ジャンナッタージョ(S:アデーリア) デジャン・ヴァチュコフ(B:フォルコ)他 アントニーノ・フォリアーニ指揮ミラノ・スカラ座アカデーミアo.&cho. | ||
録音:2003年10月、ベルガモ、ライヴ。旧品番:CDS-449。「愛の妙薬」の直前、スカラ座で上演されながら事情あって成功せず、近年も上演、録音とも少ない珍しい作品。20代にしてスカラ座の舞台に主役で何度も立ち、ムーティ指揮の元でも歌い、レオ・ヌッチと渡り合った日本人、中島康晴が歌う初のオペラ全曲だったもの。ウーゴ役にアリアがないのが惜しいが、彼の声はまさしくタイトル・ロール。他の歌手たちも当時の若手ながら大活躍が期待された人ばかり。 | ||
ヴェルディ:DVDコレクション Vol.2 アッティラ[オーリン・アナスタソフ、ヴェントセラフ・アナスタソフ、ラドスト・ニコラエワ、ダニエル・ダムヤノフ、他 アレッサンドロ・サンジョルジ指揮ソフィア歌劇場o.&cho./収録:2011年7月-8月、ソフィア歌劇場、105 分]/ ルイザ・ミラー[ダリーナ・タコワ、ジュセッペ・サッバティーニ、アレクサンダー・ヴィノグラドフ、ダミアノ・サレルノ、他 マウリツィオ・ペニーニ指揮フェニーチェ歌劇場o.&cho./収録:2006年5月、フェニーチェ歌劇場、157 分]/ トロヴァトーレ[ファビオ・アルミリアート、ダニエラ・デッシー、ジョヴァンニ・メオーニ、他 パオロ・アッリヴァベーニ指揮ワロン王立歌劇場o.&cho./収録:2011年9月、ワロン王立歌劇場、150 分]/ 椿姫[チンツィア・フォルテ、ティネケ・ファン・インゲルゲム、フェデリァ・カルネヴァーレ、サイミール・ピルグ、他 パオロ・アッリヴァベーニ指揮ワロン王立歌劇場o.&cho./収録:2009年3月、ワロン王立歌劇場、139 分]/ シモン・ボッカネグラ[ロベルト・フロンターリ、アマリッリ・ニッツァ、フェルッチョ・フルラネット、他 フィリップ・オーギャン指揮パレルノ・マッシモ劇場o.&cho./収録:2008年1月、180 分]/ ファルスタッフ[ルッジェーロ・ライモンディ、ルカ・サルシ、ヴァージニア・トーラ、サビーナ・プエルトラス、他 パオロ・アッリヴァベーニ指揮ワロン王立歌劇場o.&cho./収録:2009年11月、ワロン王立劇場、129 分] | ||
グノー:歌劇「ポリュクト」(1878)
ジョルジョ・カシャーリ(T;ポリュクト) ルカ・グラッシ(Br;セヴェール) ピエトロ・ナヴィーリオ(B;フェリクス) ナディア・ヴェッツ(S;ポーリーヌ) ヴィンチェンツォ・タオルミーナ(Br;ネアルク) フェルナルド・ブランコ(B;アルバン) エミール・ゼレフ(B;シメオン) ニコラ・アモーディオ(T;セクトゥス) ティツィアナ・ポートギース(Ms;ストラトニース) マンリーオ・ベンツィ指揮イタリア国際o.、ブラティスラヴァ室内cho. | ||
録音:2004年8月、マルティーナ・フランカ、イトリアの谷音楽祭、ライヴ。前出時の世界初録音。旧品番:CDS-474。グノー60歳の時にパリで初演されたオペラ。紀元前3世紀、ローマ帝国時代のアルメニアに実在したキリスト教徒に題材をとったコルネイユの悲劇を原作としている。ドニゼッティの「ポリウート」や「殉教者」と同じ題材ながら、グノーらしくより宗教性を重視し、コルネイユの原作の精神に近づいている。グノー自身が「ファウスト」よりも気に入ってたという話が伝わっているが、上演はほとんどない。ジョルジョ・カシャーリは21世紀に入って目覚しく台頭しているテノール。フィレンツェ生まれでベルゴンツィに学び、マントヴァ公が当り役。ルカ・グラッシは2005年5月のフェニーチェ歌劇場来日公演で「真珠採り」に出演した。ナディア・ヴェッツはパドヴァ生まれのソプラノ。 | ||
ビン・ファン〜ベートーヴェンとバッハを弾く ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのための パルティータBWV1004〜シャコンヌ |
ビン・ファン(Vn) ミケーレ・トレンティ指揮 ジェノヴァ・ユースo. | |
録音:1995年、2000年。使用楽器:グァルネリ・デル・ジェス、1742年製(パガニーニ所持)&1732年製「 Isaac Stern, ex Panette 」。 | ||
CDS-7657 CD発売中止 |
オーボエとオルガンのためのソナタ集 J.W.ヘルテル(1727-1789):パルティータ第3番 / F.A.ジェミニアーニ(1680-1752):ソナタ第3番 テレマン(1681-1767):ソナタ イ短調 / J.B.ルイエ(1680-1730):ソナタ ハ長調 サン・スーシ・バロック・アンサンブル [ジュセッペ・ナリン(バロックOb) アルド・フィオレタン(Org)] | |
録音:2012年9月、スタジオ・パドヴァ。発売の二週間前になって国内代理店が『 諸般の事情により発売を中止いたします』とアナウンスしました。国内代理店の怠慢で、日本では当初実商品が存在するような告知が成されてしまいましたが、実際にはダウンロード販売のみ思われます。 | ||
アルゲリッチ&バルドッチ〜2台のピアノのための作品集 モーツァルト:ソナタ ニ長調 K448 / ショスタコーヴィチ:コンチェルティーノ イ短調 Op.94 ラフマニノフ:組曲第1番「幻想的絵画」 / ミヨー:スカラムーシュ Op.165b ラヴェル(1875-1937):ラ・ヴァルス(作曲家自身による2台ピアノ版) マルタ・アルゲリッチ、ガブリエーレ・バルドッチ(P) | ||
録音:2008年、リヴォルノ、ライヴ。 | ||
フリードリヒ・カルクブレンナー(1785-1849):3つのピアノ・ソナタ Op.1 〔第1番 ヘ短調/第2番 ハ長調/第3番 ト長調〕 ルイージ・ジェローザ(P) | ||
録音:2012年7月20日、ファツィオーリ・コンサート・ホール、イタリア。世界初録音と記載されている。 | ||
トマス・マルコ(1942-):ギターのための室内楽作品集 ヴァイオリンとギターのための「 Tapices Y Disparates 」(*) / 3つのギターのための「Verde Viento 〔緑の風〕」(#) / ギターとフルートのための「 Imprecacion De Tindaya 〔ティンダヤの呪い〕」(+) / ギター独奏のための「Partita De Espejos 〔鏡のパルティータ〕」(**) / ギターと弦楽四重奏のための「La Nuit De Bordeaux 〔ボルドーの夜〕」(**) マルチェロ・ファントーニ(G) ピエルカーロ・サッチ(Vn) ステファノ・サンツォーニ、 マルコ・ラメッリ(G) ダヴィデ・ガンディーノ(Fl) アルキミアSQ | ||
録音:2012年10月24日、 Q レコーディング・スタジオ(**) /2012年9月22日(+)、2012年12月8日(#)、2013年2月23日(*)、 VM スタジオ(**以外)、すべてミラノ。世界初録音と記載されている。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「アルバ公爵」(フランス語歌唱)
ジョルジュ・ペテアン(Br;アルバ公爵) ラヘル・ハルニッシュ(S;エレーヌ・ド・エグモント) イスマエル・ジョルディ(T;アンリ・ド・ブルジュ) ウラディミール・バイコフ(B−Br;サンドヴァール) イゴール・バカン(B−Br;ダニエル) ギース・ファン・デル・リンデン(Br;カルロス/バルブエラ) シュテファン・アドリアン(T;居酒屋) パオロ・カリニャーニ指揮フランダース歌劇場o.&cho. | ||
録音:2012年5月、アントワープ。フランス語歌唱による世界初録音。 | ||
ビオンディ&トリプラ・コンコルディア〜テレマン: リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ集 〔ニ短調 TWV42: d10 /イ短調 TWV42: a1 /ヘ長調 TWV42: F8 /ヘ短調 TWV42: f2 /イ短調 TWV42: a4 〕/ ソナタ ヘ短調 TWV41: f1 ファビオ・ビオンディ(Vn) トリプラ・コンコルディア [ロレンツォ・カヴァサンティ(リコーダー) カロリーヌ・ブルスマ(Vc) セルジョ・チョメーイ(Cemb)] | ||
録音:1997年6月、カリアーリ。初出: PHILARMONIA (Italy), AST-001 /前出: STRADIVARIUS (Italy), STR-33685(共に廃盤、入手不能)。 | ||
ヴィヴァルディ:歌劇「ファルナーチェ」RV 711 (1738年オリジナル版/ベルナルド・ティッチ比較校訂版) メアリー=エレン・ネージ(Ms;ファルナーチェ) デルフィーヌ・ガルー(A;ベレニーチェ) ソニア・プリナ(A;タミーリ) ロリアーナ・カスティーリャ(A;セリンダ) エマヌエーレ・ダグアンノ(T;ポンペーオ) ロベルタ・マメーリ(S;ジラーデ) マグヌス・スターヴェラン(T;アクィリオ) スタジオ・コーラス ミケーレ・タッツァーリ(Vc) シモーネ・ヴァッレロトンダ(テオルボ/バロックG) ジュリア・ヌーティ(Cemb) フェデリコ・マリア・サルデッリ指揮フィレンツェ5月音楽祭o. マルコ・ガンディーニ(演出) ヴァレリオ・ティベリ(照明) イターロ・グラッシ(装置) イターロ・グラッシ&シモーナ・モッレージ(衣装) ヴァージニオ・レヴリオ(ヴィデオ・デザイン) マッテオ・リッケッティ(ヴィデオ・ディレクター) | ||
収録:2013年5月29日-30日、市立劇場、フィレンツェ。当版による世界初映像。 映像商品仕様 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ | 151分|字幕: 英独仏伊日。 ブルーレイ仕様: dts-HD MA 5.0 〔代理店記載ママ〕。 DVD仕様: NTSC ?| dts 5.1 〔代理店記載ママ〕。 | ||
ニコロ・パガニーニ:未出版作品集 ヴァイオリンとギターのための6つのソナチネ M.S.124-129 〔ソナチネ(2曲)/カンタービレとメヌエット/カンタービレとワルツ(3曲)〕/ ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとギターのためのソナタと変奏曲 M.S.132 / 無伴奏ヴァイオリンのための4つの練習曲 ステファノ・デッレ・ドンネ、マルコ・シークリ(Va) アドリアーノ・セバスティアーニ(G) ダミアーノ・プリティ(Vc) | ||
録音:2013年、フィレンツェ。世界初録音と記載されている。 | ||
パガニーニ再発見〜ニコロ・パガニーニのヴァイオリンで弾く作品集 ロッシーニの歌劇「エジプトのモーゼ」の主題による序奏と変奏曲 Op.24, MS 23 (再発見されたオリジナルの序奏による世界初録音) (*) / 3つのリトルネロ MS 113 (#) /無伴奏ヴァイオリンのための6つの前奏曲/ ロンド イ長調 MS 63 (+) /無伴奏ヴァイオリンのためのカプリッチョ MS 54 /大協奏曲 ホ短調 MS 75 (**) ルカ・ファンフォーニ(Vn|使用楽器:グァルネリ「デル・ジェス」、1742年製) ダニエーレ・ファンフォーニ(Vn;#) ルカ・シモンチーニ(Vc;#/+) ルカ・バッレリーニ(P;*) ファブリツィオ・ジュディーチェ(G;**) | ||
録音:2015年3月30日-31日、4月2日、ヴァイオリン・ホール、パラッツォ・トゥルシ美術館、ジェノヴァ、イタリア。(**)を除き世界初録音。 | ||
これこそナポリ!〜18世紀ナポリのフルート協奏曲集 ニコラ・ログロスチーノ(1698-1764):5声の協奏曲 ト長調 ダヴィッド・ペレス(1711-1778):フルート協奏曲 ト長調 アニエッロ・サンタンジェロ(1737-1771):4声の協奏曲 ニ長調 ジュセッペ・セリット(1700-1777):4声の協奏曲 ト長調 アントニオ・パレッラ(1692-1761):4声の協奏曲 ト長調 レナータ・カタルディ(Fl) エジディコ・マストロミニコ指揮レ・ムジケ・ダ・カメラ | ||
録音:2011年、ナポリ。 | ||
ルイージ・リッチ(1805-1859)、フェデリーコ・リッチ(1809-1877): 歌劇「クリスピーノと死神」 ドメニコ・コライアンニ(B;クリスピーノ) ステファニア・ボンファデッリ(S;アンネッタ) ロミーナ・ボスコーロ(Ms;死神) ファブリツィオ・パエサーノ(T;コンティーノ) マッティア・オリヴィエーリ(Br;ファブリツィオ) アレッサンドロ・スピーナ(B;ミラボラーノ) カルミネ・モナコ(B−Br;アスドゥルバーレ) ルチア・コンテ(Ms;リセッタ)他 ヤデル・ビニャミーニ指揮イタリア国際o.、バーリ・ペトゥルッツェッリ劇場cho. | ||
収録:2013年7月13日、29日、ドゥカーレ宮殿、マルティナ・フランカ。世界初録音・初映像。DVD 仕様: 136分 |ステレオ、 DTS 5.1 |字幕:伊英独仏日〔歌唱:伊〕| 16:9 |カラー|リージョン・オール。 | ||
ヴェルディ:歌劇「ジョヴァンナ・ダルコ」
ジェシカ・プラット(S;ジョヴァンナ) ジャン=フランソワ・ボラス(T;カルロ7世) ジュリアン・キム(Br;ジャコモ) ロベルト・ケルヴェレッラ(B;デリル)他 リッカルド・フリッツァ指揮イタリア国際o.、バーリ・ペトゥルッツェッリ劇場cho. ファビオ・チェレサ(演出&装置) マッシモ・カルロット(衣装デザイン) ジュゼッペ・カラブロ(照明デザイン) ルチアーナ・フマローラ(振付) | ||
収録:2013年7月、マルティナ・フランカ、イタリア、イトリア谷音楽祭、おそらくライヴ。DVD仕様: 117分 |伊語歌唱|ステレオ / DD 5.1 |字幕:伊英独仏日韓| 16:9 |カラー|リージョン・オール。 | ||
レオナルド・レーオ(1694-1744): 歌劇〔牧歌的喜劇 [commedia pastorale] 〕「 L’ambizione Delusa 」(1742) ジャンピエロ・チチーノ(Br;チャッコーネ) キャンディーダ・グイダ(A;フォレスト) フィロメナ・ディオダティ(S;デルフィーナ) アレッシア・マルティーノ(Ms;ラウリナ) リッカルド・ガリアルディ(ルピーノ) フェデリカ・カルネヴァーレ(シルヴィオ) ミケーラ・アンテヌッチ(チンティア) アントニオ・グレコ指揮 マーニャ・グレーチャ ICO o.、パーリ・ペトゥルッツェッリ劇場cho. | ||
録音:2013年7月、聖ドメニコ教会、マルティナ・フランカ。おそらく世界初録音。 | ||
サルヴァトーレ・アッカルド〜マスタークラス IN クレモナ Vol.4 ラヴェル:ツィガーヌ[ソフィア・ジェルソミーニ(Vn) マリア・グラツィア・ベッロキーノ(P)] ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78 [エドゥアルド・ツォシ(Vn) サスキア・ジョルジーニ(P)] | ||
収録:2012年3月、クレモナ。 リージョン・オール| 16:9 | 90分|字幕:英日中韓。 。 DVD仕様: NTSC 。ラヴェルの受講者は1995年生まれの若手ジェルソミーニ。既に数々のコンクールを制覇した彼女は2010年からアッカルドの指導を受けている。またブラームスを演奏するのは1988年ミラノ生まれの俊英ツォシ。4歳からヴァイオリンをはじめ、ロシアのヴァイオリニスト、セルゲイ・クリロフに師事、17歳でミラノ音楽院を優秀な成績で卒業している。 | ||
クリスマス・ストーリー きよしこの夜/天なる神にはみ栄えあれ/もろびとこぞりて/オー、ホーリーナイト/飼葉桶の中で/ 天には栄え/御使いうたいて/ああベツレヘムよ/山の上より告げよ/われらはきたりぬ/ジングル・ベル ビン・ファン〔黄滨/黄濱〕(Vn) キム・ヒョンソン(P) | ||
録音:2012年1月13日-14日、イーストマン音楽学校、ロチェスター、ニューヨーク州、US 。 | ||
リスト:オペラからの編曲集 ドニゼッティ「ランメルムーアのルチア」より〔回想/行進曲とカヴァティーナ〕/ ヴェルディ「トロヴァトーレ」のミゼレーレ/リゴレット・パラフレーズ/ ヴェルディ「第1回十字軍のロンバルディア人」の「めでたし、エルサレムのマリア」/ ヴェルディ「アイーダ」の神前の踊りと終幕の二重唱/ワーグナー「タンホイザー」の巡礼の合唱/ ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」〜イゾルデの愛の死 アンドレア・トロヴァート(P) | ||
録音:2011年、アレッツォ。 | ||
エンニオ・ポリーノ(1910-1959):歌劇「サルデーニャ人〜ヌラーゲの人々」
マンリーコ・シニョリーニ(B;ゴンナーリオ) アンジェロ・ヴィラーリ(T;トルベーノ) ジャンピエロ・ルゲッリ(Br;オルゾッコ) ドメニコ・バルツァーニ(Br;ノラーチェ) パオレッタ・マロク(S;ベルベラ・ジョニア) アレッサンドラ・パロムバ(Ms;ニベッタ) ガブリエーレ・マンジョーネ(T;ペルドゥ) エンリコ・ツァラ(T;サルジニアの羊飼い/第2の兵士/他) ニコラ・ラヴァリーノ・グァジェンティ(Br;声/第1の兵士)他 アントニー・ブラモル指揮カリアリ劇場o.&cho. デイヴィッド・ライヴモア(演出) ジオ・フォルマ・プロダクション・デザイン(装置) マルコ・ナテリ(衣装) ロイク・フランソワ・アムラン(照明) | ||
収録:2013年9月、カリアリ、イタリア、ライヴ。同曲の世界初映像。 映像商品仕様:リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ | 114分|字幕:英独仏伊日韓。 ブルーレイ仕様: 1080i HD | dts-HD MA 5.0 〔 DVDと矛盾するが、代理店記載ママ〕。 DVD仕様: NTSC | dts 5.1 〔ブルーレイと矛盾するが、代理店記載ママ〕。 | ||
MAGIC BOXES 〜オルゴール集 ネプリング:オルゴール / テレンギ:鐘 Op.43 No.1 / フリムル:音楽箱 Op.69 No.1 ソウスライン:音楽の箱 / トゥーリナ:オルゴール Op.63 No.3 / セヴラック:古いオルゴールが聴こえるとき アンゲリス=ヴァレンティーニ:鐘 / ミロ・ジョヴァンニ:マリー・アントネッテの音楽箱 / プイシノフ:音楽箱 ゴドフスキー:音楽箱 / ポルドフスキ:音楽箱 / レクオーナ:オルゴール / ワイセンベルク:子供のアリア リャードフ:音楽の玉手箱 Op.32 / タンスマン:オルゴール / ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲 より ミューラー=タラモナ:鐘 / ピエルネ:小さなオルゴール / イシドール・フィリップ:オルゴール付煙草入 Op.69 サンカン:オルゴール / マルゴラ:鐘 / カゼッラ:鐘 Op.35 / プロコフィエフ:束の間の幻影 Op.22 No.9 リエティ:忘れられたオルゴール/壊れたオルゴール / ヴィラ=ロボス:壊れたオルゴール ハイドン:笛時計のための小品〔第4番/第21番〕 / ベートーヴェン:笛時計のための小品 WoO.33 Nos.4-5 ヨハン・シュトラウス/シュルホフ編曲:オルゴールのポルカ / ケテルビー:時計とドレスデン人形 ダリオ・ミューラー(P) | ||
録音:2009年、ルガーノ。 | ||
ニコラウス・ブルーンス&ニコラウス・ハッセ:オルガン作品全集 ニコラウス・ブルーンス(1665-1697): 前奏曲 ト短調/アダージョ ニ長調(ハ長調)/大前奏曲 ホ短調(ニ短調)/ 「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」による幻想曲/小前奏曲 ホ短調(ニ短調)/前奏曲 ト長調 ニコラウス・ハッセ(1605-1670/72?): いと高き所に神の栄光あれ/来たれ聖霊、主なる神/ われらの救い主イエス=キリスト〔2種; "a 2clav / Et ped" / "in organo pleno" 〕 マヌエル・トマディーン(Org) | ||
録音:2012年、トリノ。 | ||
アントニオ・マリア・マッツォーニ(1717-1785):歌劇「アンティゴーノ」(1755)
マイケル・スパイレス(T;アンティゴーノ) パメラ・ルッチャリーニ(S;デメートリオ) ジェラルディン・マグリーヴィ(S;ベレニーチェ) マーティン・オーロ(CT;アレッサンドーロ) マリア・ヒノホサ・モンテネグロ(S;クレアルコ) アナ・クィンタンス(S;イスメーネ) エンリコ・オノフリ指揮オルケストラ・ディヴィーノ・ソスピロ | ||
2011年、リスボン。世界初録音と記載されている。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「アンナ・ボレーナ」(ミラノ・スカラ座における1840年版)
フェデリコ・ベネッティ(B;エンリーコ8世) マルタ・トルビドーニ(S;アンナ・ボレーナ) ローラ・ポルヴェレッリ(Ms;ジョヴァンナ・セイモー) ディオニソス・ツァンティニス(B;ロシュフォール卿) モイセス・マリン・ガルシア(T;ペルシー卿) マルティナ・ベッリ(A;スメトン) カルロ・アレマーノ(T;エルヴェイ) マルティノ・ファッジアーニ合唱指揮ベルカントcho. ファビオ・ビオンディ指揮エウローパ・ガランテ チェーザレ・スカルトン(ディレクター) ミケーレ・デッラ・チオッパ(装置) アンナ・ビアジョッティ(衣装) コッラード・レア(照明) | ||
収録:2013年9月、フラヴィオ・ヴェスパシアーノ劇場、リエティ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ、DD 5.1 | 163分|字幕:英独仏伊日。 。 DVD仕様: NTSC 。 | ||
チレア:歌劇「アルルの女」
アンヌンツィアータ・ヴェストリ(Ms;ローザ・ママイ) ドミトリー・ゴロフニン(T;フェデリコ) マリアンジェラ・シチリア(S;ヴィヴェッタ) ステファノ・アントヌッチ(Br;バルダッサーレ) ヴァレリュー・カラジャ(B;マルコ) リッカルド・アンゲロ・ストラーノ(CT;フェデリコの弟)他 フランチェスコ・シルフォ指揮マルキジアーナpo. ロゼッタ・クッキ(演出) マーティン・マックラクラン(照明) サラ・バコーン(装置) クラウディア・ペルニゴッティ(衣装) ティツィアーノ・マンキーニ(ヴィデオ・ディレクター) | ||
収録:2013年9月、G.B.ペルゴレージ劇場、イェージ、イタリア。当版による世界初映像。 映像商品仕様 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ | 106分|字幕: 英独仏伊日韓。 ブルーレイ仕様: dts-HD MA 5.0 〔代理店記載ママ〕。 DVD仕様: NTSC ?| dts 5.1 〔代理店記載ママ〕。 | ||
ヴェルディ:歌劇「マクベス」
ジュゼッペ・アルトマーレ(Br;マクベス) ジョルジョ・ジュセッピーニ(B;バンコー) ディミトラ・テオドッシュウ(S;マクベス夫人) ヴェレリア・セーペ(Ms;その侍女) ダリオ・ディ・ヴィエトリ(T;マクダフ) エルネスト・ペッティ(T;マルコム)他 ジュセッペ・サッパティーニ指揮フィラルモニカ・デル・ピエモンテo.、 スコラ・カントルム・サン・グレゴリオ・マーニョ ダリオ・アルジェント(演出) アンゲロ・ロンツァラータ(装置&照明デザイナー) エレナ・ビアンキーニ(衣装) | ||
収録:2013年10月、カルロ・コッチャ劇場、ノヴァーラ、イタリア。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ、DD 5.1 | 158分|字幕:英独仏伊日。 ブルーレイ仕様: 1080i HD | dts-HD MA 5.0 〔 DVDと矛盾するが、代理店記載ママ〕。 DVD仕様: NTSC | dts 5.1 〔ブルーレイと矛盾するが、代理店記載ママ〕。 | ||
マスター・オヴ・ヴァイオリン Vol.1 〜ピエトロ・アントニオ・ ロカテッリ(1695-1764):ヴァイオリン協奏曲集 Op.3 より Nos.1, 7-8, 12 ルカ・ファンフォーニ(Vn) レアーレ・コンチェルト(アンサンブル) | ||
既出音源からのコンピレーション。 | ||
マスター・オヴ・ヴァイオリン Vol.2 〜ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ (1755-1824):ヴァイオリン協奏曲集〔第22番 イ短調/第25番 イ長調/第26番 変ロ長調〕 フランコ・メッツェーナ(Vn) シンフォニア・ペルジーナ | ||
録音:2002年、ペルージャ。既出音源からのコンピレーション。 | ||
フランク:歌劇「ストラデッラ」(1844) (オーケストレーション:L.V.ホーヴ) イザベル・カバトゥ(S;レオノール) マルク・ラホ(T;ストラデッラ) ヴェルナー・ファン・メーヘレン(B-Br;スパンドーニ) フィリップ・ルイヨン(Br;大公) クサヴィエ・ルイヨン(T;ピエトロ) ジョヴァンニ・イオヴィーノ(語り;ミシェル) パトリック・ミニョン(ベッポ) ロジャー・ジョアキム(役人) パオロ・アリヴァベーニ指揮ワロン王立歌劇場o.&cho. ジャコ・ファン・ドルメール(演出) ヴァンサン・ルメーレ(装置) オリヴィエ・ベリオ(衣装) | ||
収録:2012年、リエージュ、ベルギー。 DVD 仕様: 16:9 | PCM ステレオ、DD 5.1 |リージョン:0|115分|NTSC|字幕:英仏独伊西蘭韓。 世界初音盤。ヴォーカルスコアのみ現存している作品。 | ||
マスター・オヴ・ヴァイオリン Vol.3 レスピーギ(1879-1936):ヴァイオリン・ソナタ ロ短調(*) ディートリヒ、シューマン、ブラームス共作:F.A.E.ソナタ(#) フランコ・グッリ(Vn) エンリカ・カヴァッロ(P) | ||
録音:1986年5月、ダイナミック・スタジオ、ジェノヴァ(以上国内代理店記載。ただし、前出盤においては (#) は1990年6月)。おそらく前出: DYNAMIC, CDS-39 (*) ( + ゲディーニ:ヴァイオリン・ソナタ), CDS-67 (#) ( + R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ)。 | ||
リヒャルト・シュトラウス:ピアノ作品全集 Vol.1 仕立て屋ポルカ Trv1 /パンツェンブルク・ポルカTrV11 /緩徐楽章 TrV12 /5つの小品 TrV18 / ピアノ・ソナチネ第2番 ホ長調 TrV20 /5つのピアノ小品 Op.3, TrV105 /6つのソナチネより 〔第1番 ハ長調 TrV22 /第2番 ヘ長調 Trv23 /第3番 変ロ長調 Trv24 /第5番 変ホ長調 Trv26 〕 ダリオ・ボヌッチェッリ(P) | ||
録音:2013年9月、ジェノヴァ。 | ||
スタニスラス・ヴェルルース(1814-1863):オーボエとピアノのための作品集 演奏会用独奏曲〔第3番 Op.76 /第4番 Op.77 (*)/第10番 Op.84 / 第5番 Op.78 /第8番 Op.82 /第6番 Op.79〕/ モンプーの歌劇「大農園主」による変奏曲 Op.12 (#) エンリコ・カルカーニ(Ob) アルベルト・マガーニ(P) | ||
録音:2013年、イタリア。(*)を除き世界初録音。ヴェルルースはフランスのオーボエ奏者&作曲家。(#)の原作曲家はイポリート・モンプー [Hippolyte Monpou] (1804-1841) というフランス人で、20世紀スペイン・カタルーニャの作曲家フェデリコ・モンポウ [Federico Mompou] (1893-1987) とは別人。 | ||
ドビュッシー:ピアノ作品集 ベルガマスク組曲/映像第1集/ 子供の領分/2つのアラベスク |
セルジョ・チョメーイ(P) | |
録音:2001年、ジェノヴァ。 | ||
アンドレ・モデスト・グレトリ(1741-1813): 歌劇(オペラ=コミーク)「ギヨーム・テル」(1791) マルク・ラホ(T;ギヨーム・テル) アンヌ=カトリーヌ・ジレ(S;テルの妻) リオネル・ロート(Br;ジュスレル) リースベト・ドフォス(S;マリー) ナターシャ・コワルスキ(Ms;テルの息子) パトリック・ドルクール(Br;メルクタール) ステファン・チフォレッリ(T;メルクタールの息子) ロジャー・ジョアキム(Br;旅行者) ステファノ・マッツォーニス・ディ・プララフェーラ指揮ワロン王立歌劇場o.& cho. ジャン=ギ・ルカ(演出) フェルナンド・ルイス(衣装) | ||
収録:2013年6月、ワロン王立劇場、リエージュ、グレトリ没後200年記念、おそらくライヴ。 リージョン・オール| 16:9 | NTSC |dts 5.0, PCM ステレオ|88分|字幕:英独仏西伊蘭。世界初収録作品。 | ||
ハイドン(1732-1809)/アウグスト・エーベルハルト・ミュラー(1767-1817)編曲: フルートとピアノのためのソナタ集(原曲:弦楽四重奏曲[内]) 〔ハ長調 Op.87 (1797) [第72番 ハ長調 Hob.III: 72, Op.74 No.1 (1793) ]/ 変ホ長調 Op.90 No.1 (1803) [第80番 変ホ長調 Hob.III: 80, Op.76 No.6 (1797?) ]/ ト長調 Op.90 No.2 (1803) [第81番 ト長調 Hob.III: 81, Op.77 No.1 (1799) ] 〕 ニコラ・グィデッティ(Fl) マッシミリアーノ・ダメリーニ(P) | ||
録音:2012年6月、ジェノヴァ。ハイドンが書いたフルート・ソナタと言うのは存在しないが、弦楽四重奏曲からメヌエットを除いて編曲、ブライトコプフ・ウント・ヘルテル社から、弦楽四重奏曲とは異なる作品番号を付してハイドンの生前に出版されたもの。ミュラーはJ.C.F.バッハの弟子で、師の後を継いでビュッケブルクの教会オルガニストとなり、後にヴァイマル大公の宮廷楽長を務めた作曲家。オラトリオ「四季」のウィーン外初演を手掛けており、ハイドンと親交があった事が伺える。 | ||
J.S.バッハ/M.サルチート編曲: ゴルトベルク変奏曲 BWV 988(ギター版) |
マルコ・サルチート(G) | |
録音:2014年3月、P.I.M.S. スタジオ、ヴァスト、キエーティ県、イタリア。 | ||
アラン・ホヴァネス(1911-2000):ピアノ作品集 12のアルメニア民謡 Op.43 /カザル Op.36 /シャリマー Op.177 / クーガー・マウンテン・ソナタ Op.300 /幻想曲 Op.15 /暗い川と遠くの鐘 Op.212 アレッサンドラ・ポンピリ(P) | ||
録音:2013年9月、ローマ。 | ||
ルイジ・ボッケリーニ:6つの弦楽四重奏曲集 Op.15 〔第1番 ニ長調 G 177 /第2番 ヘ長調 G 178 /第3番 ホ長調 G 179 / 第4番 ヘ長調 G 180 /第5番 変ホ長調 G 181 /第6番 ハ短調 G 182 〕 アレア・アンサンブル[アンドレア・ロニョーニ、フィオレンツァ・デ・ドナティス(Vn) ステファノ・マルコッチ(Va) マルコ・フレッツァート(Vc)] | ||
録音:2010年12月27日-29日、ルガーノ、スイス。ピリオド楽器使用。 | ||
ジョヴァンニ・マリア・カジーニ(1652-1719):オラトリオ「トビアの旅」
ラウラ・アントナス(S;大天使ラファエル) クローディーヌ・アンセルメ(S;トビア) マヤ・フラカッシーニ(Ms;アンナ) ジェレミー・オヴェンデ(T;ラグエル)他 ディエゴ・ファゾリス指揮イ・バロッキスティ、スイス・イタリアーナcho. | ||
録音:2004年1月、ルガーノ、スイス。世界初録音、おそらく初出音源。 | ||
フリードリヒ・カルクブレンナー(1785-1849):3つのピアノ・ソナタ集 Op.4 (1809) 〔ト短調 Op.4 No.1 /ハ長調 Op.4 No.2 /イ短調 Op.4 No.3 〕 ルイージ・ジェローザ(P) | ||
録音:2014年8月31日、ブレスチア、イタリア。 | ||
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲集 〔第1番「クロイツェル・ソナタ」/第2番「内緒の手紙」〕/ 草陰の小道を通って(J.ブルクハウザー編曲/弦楽四重奏版) エネルジエ・ノーヴェSQ | ||
録音:2013年10月7日、11月30日-12月1日、2014年3月16日-17日、ルガーノ、スイス。 | ||
ジュゼッペ・マンツィーノ(1929-1992):2手と4手のためのオルガン作品全集 序奏とパッサカリア/メロディア/エントラータ〔I/II〕/プレリュード/ソナタ〔I/II〕/メディタツィオーネ〔I/II〕/ インプロヴィーソ〔I/II〕/コラール・ヴァリアート/プレリュード・ヌツィアーレ/インテルメッツォ〔I/II〕/ ネニア・パストラーレ/パストラーレ/カンタービレ〔I/II〕/4手オルガン・ソナタ/カンタービレ/カンツォーネ/ フェストーソ/パッサカリア/小組曲/サンクトゥス/4手オルガンのためのシンフォニア ダヴィデ・マレッロ(Org) ルイセッラ・ジナンニ・トラヴェルソ(Org2) | ||
録音:2013年8月19日-21日、Basilica of the Immaculate Conception 、ジェノア、イタリア。使用楽器:ウィリアム・ジョージ・トライス(1848-1920)〔イギリス〕製作。 | ||
Di Trombe Guerriere 〜ヴィヴァルディ:戦いのトランペット協奏曲とオペラ・アリア集 2つのトランペットのための協奏曲 ハ長調 RV537 /歌劇「モンテズマ」RV723 〜 D 'ira e furor armato/ 歌劇「テウッツォーネ」RV73 6〜 戦いのトランペット/ 歌劇「ティート・マンリオ」RV738 より〔 Dopo si rei disastri / Combatta un gentil cor 〕/ オルガン、ヴァイオリン、チェロのための協奏曲 ハ長調 RV554a / 歌劇「ウティカのカトーネ」RV705 〜 Se in campo armato / 歌劇「スカンデルベグ」RV732 〜Con palme ed allori / 歌劇「貞節なニンフ」RV714 〜 Chi dal cielo o dalla sort/ オーボエ、ヴァイオリン、オルガンとシャリュモーのためのソナタ ハ長調 RV779 ガブリエーレ・カッソーネ、マッテオ・フリジェ(ナチュラルTp) フランチェスカ・カッシナーリ(S) マルタ・フマガッリ(Ms) ロベルト・バルコーニ(CT) マウロ・ボルジョーニ(B) フランチェスコ・ファンナ指揮アンサンブル・ピアン&フォルテ | ||
録音:2013年10月14日-17日、イタリア。ピリオド楽器使用。 | ||
ロッシーニ:歌劇「オテロ、またはヴェネツィアのムーア人」
グレゴリー・クンデ(T;オテロ) カルメン・ロメウ(S;デズデモーナ) マキシム・ミロノフ(T;ロドリーゴ) ローベルト・マックパーソン(T;ヤーゴ) ヨーゼフ・ヴァーグナー(B・Br;エルミーロ・バルベリーゴ) ラファエラ・ルピナッチ(Ms;エミーリア) マールテン・ヘイルマン(B;ヴェネツィア総督) シュテファン・アドリエンス(T;ゴンドラ乗り) アルベルト・ゼッダ指揮フランダース・オペラso.&cho. | ||
録音:2014年2月、フランダース歌劇場、ヘント、ベルギー。 | ||
ジュゼッペ・タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲 全集
フェデリコ・グリエルモ、カルロ・ラッツァーリ(Vn) ジョヴァンニ・グリエルモ(Vn)指揮ラルテ・デラルコ | ||
単売: CDS-160, CDS-190, CDS-196, CDS-220, CDS-239, CDS-245, CDS-279, CDS-355, CDS-365, CDS-399, CDS-445, CDS-462, CDS-485, CDS-548, CDS-591, CDS-613, CDS-678 のセット化。 #レーベルでは廃盤となっており、流通在庫限りです。入手できない場合はご容赦ください。 | ||
フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):日曜日の晩課〜 8声の二重合唱、6つのトロンボーン、2つのコルネットとオルガンのための アルベルト・ドッセーナ(Org) ブルーノ・ジーニ指揮 ラ・ピファレーシャ、クレマ・クラウディオ・モンテヴェルディcho. | ||
録音:2014年5月、聖ベルナルディーノ教会、クレマ、イタリア。 | ||
アドルフ・ハッセ:歌劇「アルタセルセ」(1730年ヴェネチア初演版)
アニーチョ・ゾルジ・ジュスティニャーニ(T;アルタセルセ) マリア・グラツィア・スキアーヴォ(S;マンダーネ) ソニア・プリナ(S;アルタバーノ) フランコ・ファジョーリ(CT;アルバーチェ) ローザ・ボーヴェ(Ms;セミラ) アントニオ・ジョヴァンニーニ(CT;メガビーセ) コッラード・ロヴァリス指揮イタリア国際管弦楽団アンサンブル・バロッコ ガブリエーレ・レヴィア(演出) アレッサンドロ・カメラ(装置) アンドレア・ヴィオッティ(衣装デザイン)/アントニオ・マッキテッラ(照明デザイン) | ||
収録:2012年7月、マルティナ・フランカ、イタリア、イトリア谷音楽祭、おそらくライヴ。世界初録音&映像。DVD仕様: 189分 |伊語歌唱|ステレオ|字幕:伊英独仏日韓| 16:9 |カラー|リージョン・オール。 | ||
YESTERDAY'S WORLD 〜 20世紀のフルートとピアノのための作品集 ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):ソナタ Op.36 / マリオ・ピラーティ(1903-1938):ソナタ(1926) ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):点描派風組曲 Op.135 (1919) ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928-2013):ヴァリエーション(1985) ジネーヴラ・ペトルッチ(Fl) ブルーノ・カニーノ(P) | ||
録音:2014年2月10日-12日、フェニックス・スタジオ、ブダペスト、ハンガリー。 | ||
20世紀の女性作曲家たち レベッカ・クラーク(1886-1979):ピアノ三重奏曲(1921) リリ・ブーランジェ(1893-1918):哀しみの夜に(1918) /春の朝に(1918) エイミー・ビーチ(1867-1944): ピアノ三重奏曲 Op.150 (1938) /歌、ヴァイオリンとピアノのための「6月」 Op.51 No.3 (1903) / 歌とピアノ三重奏のための2つの作品 Op.100 (1932) 〔幻影/ステラ・ヴェアトリス〕/ 歌とチェロとピアノのための愛の歌 Op.21 No.1 ローナ・ウィンザー(S) トリオ・デ・アルプス [ミリアム・チョップ(Vn) クロード・ハウリ(Vc) コッラード・グレコ(P)] | ||
録音:2014年3月24日-26日、ラジオスタジオ、チューリヒ。 Radio SRF 2 Kultur (スイス)との共同製作。 | ||
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」
マルティン・ツォネフ(B;ボリス・ゴドゥノフ)他 コンスタンティン・テュドフスキ指揮ソフィア歌劇場o.&cho. | ||
収録:2014年5月、ソフィア、ブルガリア、おそらくライヴ。 115分 |ステレオ |字幕:英独仏伊ブルガリア露韓| 16:9 |カラー|リージョン・オール。 | ||
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):幕間劇「ラ・ディリンディーナ」(*) トマゾ・アルビノーニ(1671-1751):幕間劇「ピンピノーネ」(#) エレーナ・デ・シモーネ(Ms;ディリンディーナ;*|ヴェスペッタ;#) フィリッポ・ピーナ・カルティリオーニ(T;リスチオーネ;*) カルロ・トッリアーニ(B;ドン・カリッシモ;*|ピンピノーネ;#) ディエゴ・ボルトラート指揮 Lo Splendore di San Marco 室内o.(*)、 アルベルト・ブセッティーニ指揮 Le Humane Virtù 室内o.(#) | ||
収録:2014年3月29日、 Teatro Accademico Castelfranco Veneto, イタリア。世界初映像(#) 。 78分 |ステレオ|字幕:伊英独仏日〔歌唱:伊〕| 16:9 |カラー|リージョン・オール。 | ||
ドメニコ・チマローザ(1749-1801): ピアノ・ソナタ全集 Vol.1〔第1番−第44番〕 |
ダリオ・カンデラ(P) | |
録音:2015年1月。全88曲を2枚で収める予定のシリーズ第1弾。 | ||
これが私のヴェルディ〜ヴェルディ:オペラ・アリア集 歌劇「ナブッコ」〜お前を見つけて良かった おお宿命の文書よ!/歌劇「マクベス」〜血の痕がまだここにあるわ/ 歌劇「アッティラ」より〔聖なる無限の祖国への愛よ!/ああ、飛んでいく雲にお姿が見えるのは〕/ 歌劇「マクベス」より〔勝利の日に私が出会った者どもに/光は色あせ、天の灯台は消えてゆく〕/ 歌劇「トロヴァトーレ」より〔静まり返った夜/愛のバラ色の翼に乗って〕/ 歌劇「アイーダ」より〔勝ちて帰れ!/ああ、青い空も、穏やかな故郷のそよ風も〕 アマリッリ・ニッツァ(S) ジャンルカ・マルティネンギ指揮オストラヴァ・ヤナーチェクpo. | ||
録音:2014年5月、オストラヴァ。 | ||
フェルナンド・ソル(1778-1839)/ケリーチ編纂?:組曲の形式による練習曲 (24の進歩的な練習曲 Op.31 、24の練習曲 Op.35 、12の練習曲 Op.29 、 初心者のための25の練習曲 Op.60 、24の進歩的な小品 Op.44、12の練習曲 Op.6 より抜粋した組曲) 組曲〔ロ短調/ホ長調/イ短調/イ長調/ニ長調/ト長調/ハ長調/ハ長調〕 パオロ・ケリーチ(G) | ||
録音:2014年5月、ミラノ、イタリア。使用楽器:フラテッリ・ロベッタ(ベルガモ)、1817年製。 | ||
モーツァルト after モーツァルト〜モーツァルト/ヨハン・ネポムク・フンメル編曲: フルート、ヴァイオリン、チェロとフォルテピアノのためのピアノ協奏曲集 〔第18番 変ロ長調 K456 (rev.1830) /第20番 ニ短調 K466 (rev.1827頃) 〕 ブルーノ・フルタード・ゴサルベス(Vc) ヨハネス・ゲバウアー(Vn) レオナルド・ミウーチ(Fp) マーティン・スカムレツ(Fl) | ||
録音:2014年6月、オランダ。 | ||
ヘンデル:歌劇「ロンゴバルドの王妃ロデリンダ」
ソニア・ガナッシ(S;ロデリンダ) フランコ・ファジオーリ(CT;ベルタリド) パオロ・ファナーレ(T) ゲジミ・ミシュケータ(Br;ガリバルド)他 ディエゴ・ファゾリス指揮イタリア国際o. & cho. | ||
収録:2010年8月、マルティナ・フランカ、イタリア、イトリア谷音楽祭、おそらくライヴ。#当初代理店からは品番が CDS-7624 と誤アナウンスされましたが、上記が正しいものです。 | ||
ミラノ・スカラ座の黄金時代 Vol.1 〜大歌手へのインタヴュー集
エンツォ・ビアーギ(インタヴューアー) マリア・カラス、ミレッラ・フレーニ(S) ジュリエッタ・シミオナート(Ms) マリオ・デル・モナコ、 ジュゼッペ・ディ・ステファノ(T) ロマーノ・ガンドルフィ、 アントニーノ・ヴォットー、クラウディオ・アバド(指揮) ルカ・ロンコーニ(演出家) | ||
製作:1981年-1982年。87分|ステレオ|字幕:英独仏伊日| 16:9 |カラー|リージョン・オール。 イタリアのジャーナリスト、エンツォ・ビアーギ(1920-2007)が、リハーサル中の歌手や指揮者たちにインタヴュー、製作した映像。 | ||
ミラノ・スカラ座の黄金時代 Vol.2 〜大歌手へのインタヴュー集
レナータ・テバルディ(S) ジュリエッタ・シミオナート(Ms) ルチアーナ・サヴィニャーノ(バレリーナ) ジョルジョ・ストレーレル(演出家) リッカルド・ムーティ、アントニーノ・ヴォットー(指揮者) | ||
収録:1981年-1982年、スカラ座、ミラノ。 80分|ステレオ|字幕:英独仏伊日| 16:9 |カラー|リージョン・オール。 イタリアのジャーナリスト、エンツォ・ビアーギ(1920-2007)が、リハーサル中の歌手や指揮者たちにインタヴュー、製作した映像。 | ||
ミラノ・スカラ座の黄金時代 Vol.3 〜大歌手へのインタヴュー集 スカラ座初来日 1981
エンツォ・ビアーギ(インタヴューアー) プラシド・ドミンゴ(T) ピエロ・カプッチッリ(Br) ミレッラ・フレーニ(S) クラウディオ・アバド指揮 | ||
収録:1981年9月、東京。 81分|ステレオ|字幕:英独仏伊日| 16:9 |カラー|リージョン・オール。 イタリアのジャーナリスト、エンツォ・ビアーギ(1920-2007)が、リハーサル中の歌手や指揮者たちにインタヴュー、製作した映像。 | ||
アレーナ・ディ・ヴェローナ、その黄金時代 アイーダ、ナブッコ、椿姫、リゴレットより/ エンツォ・ビアーギによるインタヴュー 〔シェリル・ミルンズ、ロランド・パネライ(Br)、カティア・リッチャレッリ、 ライナ・カバイヴァンスカ(S)、フィオレンツァ・コッソット(Ms)、 ドナート・レンツェッティ、ジュリオ・コルテッラッチ/他〕 | ||
収録:1979年-1981年、アレーナ・ディ・ヴェローナ、イタリア。 70分 |ステレオ2.0|字幕:伊英独仏日韓| 16:9 |カラー|リージョン・オール。「ミラノ・スカラ座の黄金時代」3作に続き ジャーナリスト、エンツォ・ビアーギ(1920-2007)によるインタヴューを中心とした映像集、ヴェローナ円形劇場編が登場。 | ||
ストラディヴァリ「マレシャル・ベルティエ」1716年製 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004 〜シャコンヌ(*) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調「春」 Op.24 パガニーニ:24のカプリス Op.1 〜第24番 イ短調(*) / ブラームス: F. A. E. ソナタ〜第3楽章「スケルツォ」 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.27 No.3「バラード」(*) / サラサーテ:カルメン幻想曲 Op.25 パーヴェル・ベルマン(Vn) ジュリアーノ・マッツォカンテ(P;*以外) | ||
録音:2015年6月。詳細カラー写真&楽器説明付きブックレット(含・日本語)、フルサイズの楽器写真ポスター添付の豪華 BOX 。 | ||
パガニーニ:作品全集 + アッカルドが弾くパガニーニ〔 EMI 原盤/1983年| SWR 1969年、他〕、 リッチが弾くパガニーニ〔 VOX 原盤/1970年代〕、 パガニーニを讃えて〔リスト他によるピアノ編曲集|マルコ・パジーニ(P)〕 マッシモ・クァルタ、マリオ・ホッセン、フランコ・メッツェーナ、ルイージ・アルベルト・ビアンキ、 レオニダス・カヴァコス(Vn) パガニーニ四重奏団、他多数 | ||
録音:1983年-2018年〔 Dynamic 原盤分〕。 #2024年現在、複数の当店取引先で品切となっており、このまま流通在庫限り&廃盤となる確率が高いように思われます。入手可能な場合でも海外流通在庫を取り寄せる必要があると思われ、下記不具合に関しても解消の保証が出来ません。あらかじめご了承ください。 #2019年3月追記:当アイテムの初回出荷分には Disc 17 のトラック10にノイズ混入の不具合があります。当コメント記載時点においては国内代理店でディスク交換が行われ正常品が流通予定ですが、一定期間経過後、国内代理店での取り扱いが無くなった場合等は海外からのお取り寄せとなるため、この不具合が解消されていない商品が入荷する可能性があり、その場合は不良交換を承れません(商品の仕様となります)。ご注文時点での不良有無に関しては お答えできない可能性が高いため、予め御了承の程お願い致します。 | ||
ジーモン・マイール(1763-1845):歌劇「コリントのメディア」
ロベルト・ロレンツィ(B−Br;クレオンテ) エネア・スカラ(T;エゲオ) ダヴィニア・ロドリゲス(S;メディア) マイケル・スパイレス(T;ジアゾーネ) ミハエラ・マルク(S;クロイサ) パオロ・カウテルッチオ(CT;エヴァンドーロ) 加藤のぞみ(Ms;イズメーネ) マルコ・ステファーニ(ティデオ)他 ファビオ・ルイージ指揮イタリア国際o.、トランシルヴァニア州立フィラルモニチcho. | ||
録音・収録:2015年7月、パラッツォ・ドゥカーレ、マルティナ・フランカ、イタリア、第41回イトリア谷音楽祭、おそらくライヴ。 DVD仕様: 167分 |伊語歌唱|ステレオ / Dts 5.1 |字幕:英独仏伊韓| 16:9 |カラー|リージョン・オール。 | ||
マルコ・トゥティーノ(1954-):歌劇「灼熱」 原作:シャーンドル・マーライ「 Embers / A gyertyák csonkig égnek 」(1942) アンジェラ・ニシ(S;クリスティーナ) ロミーナ・トマゾーニ(Ms;ニニ) ダヴィデ・ジュスティ(T;若きコンラード) パヴォル・クーバン(T;若きヘンリク) アルフォンソ・アントニオッツィ(B;コンラード) ロベルト・スカンディウッツィ(B;ヘンリク) フランチェスコ・チッルッフォ指揮イタリア国際o. | ||
録音:2015年7月、マルティナ・フランカ、イタリア、第41回イトリア谷音楽祭。 | ||
ニコラ・デ・ジョーザ(1819-1885):歌劇「ドン・チェッコ」2幕(1850)
カルミネ・モナコ(Br) カロリーナ・リッポ(S) フランチェスコ・カストーロ(T) ドメニコ・コライアンニ(Br) ロッコ・カヴァルッツィ(B)他 マッテオ・ベルトラミ指揮 イタリア国際o.、トランシルヴァニア・フィルハーモニアcho. クルジュ=ナポカ・フィルハーモニーcho. | ||
録音:2015年7月、パラッツォ・ドゥカーレ、マルティナ・フランカ、イタリア、第41回イトリア谷音楽祭、ライヴ。世界初録音。 | ||
2つのヴァイオリンのための作品集 ウジェーヌ・イザイ(1858-1931):2つのヴァイオリンのためのソナタ セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):2つのヴァイオリンのためのソナタ Op.56 アンドレア・マンツォーリ(1977-):トニオ・カヴィッラのための小組曲(*) ピマデュオ[マッテオ・ピッパ、マッダレーナ・ピッパ(Vn)] | ||
録音:2014年9月1日-3日、イタリア。(*)は世界初録音。 | ||
カヴァサンティ&チョメーイ〜J.S.バッハ: リコーダーとチェンバロのための組曲 ニ長調 BWV.997 (*) (原曲:リュートのためのパルティータ ハ短調)/ トリオ・ソナタ集(原曲:オルガン) 〔第2番 ホ短調 BWV.526 (#) /第5番 ヘ長調 BWV.529 (*) /第1番 ト長調 BWV.525 (+) 〕 ロレンツォ・カヴァサンティ(リコーダー;*/Fl−tr;#, +) セルジョ・チョメーイ(Cemb;*, + /Org;#) | ||
録音:1994年1月14日-5月22日、モンテヴァルキ、イタリア。原盤・初出・前出: Nuova Era, NUOVA-7234 [7234] 〔廃盤、入手不能〕。 アンサンブル・トリプラ・コンコルディアの中心的創設メンバーで、2016年現在も在籍している2人によるバッハ。同じ曲目を1996年に CANTUS へも録音しているが、編成がチェロを加えたトリオ&アンサンブル・トリプラ・コンコルディア名義となっている。 | ||
ガルッピ(1706-1791):奴隷送達のためのミサ(1765) (*) モーツァルト(1756-1791):戴冠式ミサ ハ長調 K.317 ロベルタ・カンツィアン(S) ラウラ・ポルヴェレッリ(Ms) アルド・カプート(T) マルコ・ブッシ(B) クラウディオ・シモーネ指揮イ・ソリスティ・ヴェネティ ボリス・アバリャン合唱指揮サンクトペテルブルク・レジェ・アルティスcho. | ||
収録:2014年5月23日、イタリア。 69分 |ステレオ/ DD5.1|字幕:なし| 16:9 カラー|リージョン・オール。(*)は世界初録音。 | ||
カール・ライネッケ(1824-1910): フルートと管弦楽のためのバラード Op.288 / フルート協奏曲 Op.283 / 弦楽セレナード ト短調 Op.242 |
マリオ・カルボッタ(Fl) ウラデイーミル・キラジェフ指揮 ジェシュフpo. | |
録音:2015年2月、ジェシュフ・フィルハーモニー・コンサートホール、ジェシュフ、ポトカルパチェ県、ポーランド。 | ||
ロッシーニ:歌劇「新聞」
チンツィア・フォルテ(S;リゼッタ) エンリコ・マラベッリ(B;ドン・ポンポーニオ) ローラン・クブラ(Br;フィリッポ) エドガールド・ロチャ(T;アルベルト) ジュリー・ベイリー(Ms;ドラリーチェ) ジャック・カラタユー(Br;アンセルモ) モニカ・ミナレッリ(Ms;ラ・ローゼ夫人) ロジャー・ヨアキム(B;トラヴェルセン)他 ヤン・シュルツ指揮ワロン王立歌劇場o. & cho. ステファノ・マッツォニス・ディ・プララフェラ(演出) ジーン=ガイ・レカト(装置) フェルナンド・ルイス(衣装) フランコ・マッリ(照明) | ||
収録:2014年6月、ワロン王立歌劇場、リエージュ、ベルギー。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 145分|字幕:英独仏伊日韓。 ブルーレイ仕様: 1080i HD | dts-HD MA 5.0 。 DVD仕様: NTSC| dts 5.1 。新発見の五重唱(2012年、パレルモの図書館で発見され、アメリカの音楽学者フィリップ・ゴセットにより真作と認められた曲)が第1幕に付け加えられており、この部分は世界初収録。 | ||
デューク・エリントン(1899-1974)/ルイージ・パロンビ編曲:ピアノ作品集 1913-1973 ソーダ・ファウンテン・ラグ/バラのひとひら/楽園の鳥/アフリカの花/ダンサーズ・イン・ラブ/ メランコリア/スワンピー川/リフレクション・イン・D /ブラック・アンド・タン・ファンタジー/ はすの花/ザ・クローズド・ウーマン/沼/ブルース/ブラック・ビューティ/宗教的演奏会用組曲 ルイージ・パロンビ(P) | ||
録音:2015年、ミラノ、イタリア。 | ||
タルティーニのヴァイオリン〜 ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 〔ト短調 Op.1 No.10「棄てられたディドーネ」/ト短調「悪魔のトリル」/ イ長調「パストラーレ」/変ロ長調「美しい季節」〕 チルトミル・シスコヴィッチ(Vn) ルカ・フェッリーニ(Cemb) | ||
録音:2014年8月30日-31日、スロヴェニア。使用ヴァイオリン: "p. Nicolo Amati fece in Bologna" 、1715年から1725年までタルティーニ自身が使用。 | ||
ベートーヴェン/ ルイ・フランソワ・フィリップ・ドゥルーエ(1792-1873)編曲: 3つのヴァイオリン・ソナタ集 Op.30(フルート版) 〔第6番 イ長調 Op.30 No.1 /第7番 ハ短調 Op.30 No.2 /第8番 ト長調 Op.30 No.3 〕 ファビオ・デ・ローザ(Fl) エマヌエーレ・デルッキ(P) | ||
録音:2015年2月、イタリア。 | ||
シュテファン・ヘラー(1813-1888): 子供の情景 Op.124 /ピアノのための25の小品集 Op.138 /5つの無言歌/ ピアノのための25の小品集 Op.138 /ジプシーの歌/ピアノのための25の小品集 Op.138 /妖精の歌 ルイージ・ジェローサ(P) | ||
録音:2015年5月17日、イタリア。 | ||
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):ピアノ独奏作品全集 Vol.2 幻想曲 Trv29 (*) /2つの小品 Trv30 (*) /ピアノ・ソナタTrv47 (*) /昔風の(小ガヴォット) Trv72 / アンダンテ Trv73 /4つの情緒ある風景 Op.9 Trv127 /アルバムの小品 Trv111 (*) ダリオ・ボヌッチェッリ(P) | ||
録音:2015年10月。(*)は世界初録音。Vol.1: CDS-7695 。 | ||
魔女と悪魔 タルティーニ(1692-1770):ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のソナタ」 パガニーニ(1782-1840):うつろな心による変奏曲 M.S.44 /ヴァイオリン協奏曲第3番 ホ長調〜アダージョ M.S.50 / 祈りのソナタM.S.23〔通常版/完全版(*) 〕/ フランツ・ジュスマイアの主題による変奏曲「魔女たちの踊り」 M.S.19 ロカテッリ(1695-1764):ヴァイオリンの技巧 Op.3 〜カプリス「音楽の迷宮」 ルカ・ファンフォーニ(Vn) ルカ・バッレリーニ(P) | ||
録音:2012年11月、イタリア。(*)は世界初録音。 | ||
マスネ:歌劇「マノン」
アニック・マシス(S;マノン・レスコー) アレッサンドロ・リベラトーレ(T;騎士デ・グリュー) ピエール・ドワイエン(Br;レスコー) ロジャー・ヨアキム(B;伯爵デ・グリュー) パプナ・チュラーゼ(T;ギヨー・ド・モルフォンテーヌ) パトリック・ドルクール(B;ブレティニー) サンドラ・パストラーナ(S;プセット) サビーヌ・コンツェン(S;ジャヴォッテ) アレクシス・イェルナ(Ms;ロセッテ)他 ステーファノ・マッツォニス・ディ・プララフェーラ(演出) パトリック・ダヴァン指揮ワロン王立歌劇場o. & cho. ジャン=ギィ・レカット(装置) フランコ・マッリ(照明) フレデリック・ピノー(衣装) | ||
収録:2014年10月、ワロン王立劇場、リエージュ、ベルギー、ライヴ。 162分 |ステレオ、 DD 5.1|字幕:英独仏伊韓| 16:9 |カラー|リージョン・オール。 | ||
メルカダンテ::歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」
レオノール・ボニージャ、ラリサ・マルティネス(S) 脇園 彩(Ms) メルト・スングー、イワン・アヨン・リーヴァス(T) アントニオ・ディ・マッテオ(B) ファビオ・ルイージ指揮イタリア国際o./他 | ||
世界初演時ライヴ&世界初録音・収録。 | ||
パイジエッロ:歌劇「トロフォーニオの洞窟」
ベネデッタ・マッツカート(Ms) カテリーナ・ディ・トンノ(S) マッテオ・メッツァーロ(T) ドメニコ・コライアンニ(Br) アンジェラ・ニーシ、ダニエラ・マッツカート(S) ロベルト・スカンディウッツィ(B) ジョルジョ・カオドゥーロ(Br) ジュゼッペ・グラツィオーリ指揮イタリア国際o. | ||
世界初録音。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「イングランドのロズモンダ」
ジェシカ・プラット、エヴァ・メイ(S) ラファエッラ・ルピナッチ(Ms) ダリオ・シュムンク(T) ニコラ・ウリヴィエリ(B−Br) ファビオ・タルターリ合唱指揮 セバスティアーノ・ロッリ指揮ドニゼッティ歌劇場o.&cho. | ||
ドニゼッティ:歌劇「オリーヴォとパスクァーレ」
ブルーノ・タディア(Br) ラウラ・ジョルダーノ(S) シルヴィア・ベルトラミ(Ms) フィリッポ・モラーチェ、ジョヴァンニ・ロメオ(B−Br) ピエトロ・アダイーニ、マッテオ・マッキオーニ、エドアルド・ミレッティ(T) フェデリコ・マリア・サルデッリ指揮ミラノ・スカラ座アカデミアo.、ドニゼッティ・オペラcho. | ||
オーボエとピアノのための作品集 ナポレオン・コスト(1805-1893):オーボエとピアノのためのコンチェルティーノ/オーボエとピアノのためのソナタ/ コンソレーション=ロマンス Op.25「シャルル・トリエベールの思い出に」/ 後悔=カンティレーナ Op.36 /カヴァティーナ Op.37 ヤサント・エレオノール・クローゼ(1808-1880)/ナポレオン・コスト編曲:独奏曲第10番(オーボエとピアノ版) スタニスラフ・ヴェルー(1814-1863):ソロ・コンチェルト第12番(オランダ国王ギヨーム3世陛下に捧げる) エンリコ・カルカーニ(Ob) ソニア・バッラリン(P) | ||
録音:2015年5月16日-18日、イタリア。 | ||
ロッシーニ:歌劇「幸福な間違い」
アントニオ・フォリアーニ指揮ヴィルトゥオージ・ブルネンセス | ||
収録:2015年7月、バート・ヴィルトバート、おそらくライヴ。 94分 |ステレオ |字幕:英独仏伊| 16:9 |カラー|リージョン・オール。 | ||
イタリア歌劇の序曲集 Vol.1 〜18世紀 〔DYNAMIC レーベル既出オペラ全曲からのコンピレーション〕 | ||
C.P.E.バッハ:鍵盤楽器のための作品集 ロンド〔 II ハ短調 Wq.59 No.4 / II ニ短調 Wq.61 No.4 〕/幻想曲 II ハ長調/ ソナタ〔 I ハ長調 Wq.55 No.1 / IV イ長調 Wq.55 No.4 / II ヘ長調 Wq.56 No.4 / III ヘ短調 Wq.57 No.6 〕 ジョヴァンニ・トーニ(タンジェントP) | ||
録音:2013年11月2日-3日、アウディトリオ・ステリオ・モーロ、スイス・イタリアーナ放送、ルガーノ、スイス。 | ||
ロッシーニ:歌劇「アルミーダ」(DVD)
カルメン・ロメウ(S) エネア・スカラ、ロバート・マクファーソン、 ダリオ・シュムンク(T) レオナルド・ベルナード(B) アルベルト・ゼッダ指揮ヘント・フラーンデレン歌劇場o.&cho. | ||
オッフェンバック:喜歌劇「ジェロルスティーン大公妃」
ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ(S;ジェロルスティーン大公妃)他 エマニュエル・ヴィヨーム指揮イタリア国際o.、ブラチスラヴァ室内cho. | ||
録音:1996年7月20日-22日、マルティナ・フランカ、イタリア。初出・前出・旧品番: CDS-173。 | ||
ヴェルディ:歌劇「オテロ」
ステュアート・ニール、ダヴィデ・ジュスティ、マヌエル・ピエラッテッリ(T) ジェシカ・ヌッチオ(S) タムタ・タリエリ(Ms) ロベルト・フロンターリ(Br) チェ・スンピル、ジャコモ・メディチ、フランコ・ディ・ジローラモ(B) リッカルド・フリッツァ指揮マルケ地方〔ベルガモ・ガエターノ・ドニゼッティ〕財団o. | ||
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」
マリア・ホセ・シーリ(S) ルーベンス・ペリッツァーリ(T) ニコラ・ウリヴィエーリ(B) ソニア・ガナッシ(Ms) ロザンナ・ロ・グレコ(S) マヌエル・ピエラッテッリ(T) ミケーレ・ガンバ指揮マルケ地方財団o.、マルケ「ヴィンチェンツォ・ベッリーニ」cho. | ||
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
マルコ・カリア(Br) アンナ・ピロッツィ(S) エンケレイダ・シュコサ(Ms) ピエロ・プレッティ(T) アレッサンドロ・スピーナ(B)他 ダニエル・オーレン指揮マルケ地方財団o.、マルケ「ヴィンチェンツォ・ベッリーニ」cho. コンプレッソ・ディ・パルコシェニコ・バンダ「サルヴァーディ」 | ||
録音・収録:2016年7月-8月、マチェラータ・オペラ・フェスティヴァル。 | ||
ステッファーニ:歌劇「バッカナーリ」
ニコロ・ドニーニ(B) リッカルド・アンジェロ・ストラーノ(CT) バルバラ・マッサーロ、パオラ・レオチ(S) エレナ・カッカーモ、 キアラ・マネセ(Ms) ヴィットーリア・マグナレッロ(A) 渡辺康(T) アントニオ・グレコ指揮アンサンブル・クレモナ・アンティクヮ | ||
ベートーヴェン/リスト編曲:交響曲全集 Vol.2 交響曲第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」 (S.464) ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126 ガブリエーレ・バルドッチ(P) | ||
ジョルダーノ:歌劇「フェドーラ」
ダニエラ・デッシー、ダリア・コヴァーレンコ(S) マルゲリータ・ロトンディ(Ms) ファビオ・アルミリアート、マヌエル・ピエラテッリ、 アレッサンドロ・ファントーニ(T) アルフォンソ・アントニオッツィ(B)他 ヴァレーリオ・ガッリ指揮ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場o. & cho. | ||
録音・収録:2015年3月。ダニエラ・デッシーが没する1年半ほど前の舞台。 | ||
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
ホセ・ブロス(T) ウラディーミル・ストヤノフ(Br) ミケーレ・ペルトゥージ(B) セレナ・ファルノッキア(S) マリアンネ・コルネッティ(Ms)他 ダニエル・オーレン指揮アルトゥーロ・トスカニーニpo.、パルマ王立劇場cho. | ||
ジュゼッペ・サンマルティーニ: 7つのパートの合奏協奏曲 Op.2 |
イ・ムジチ | |
ヴィヴァルディ:ラ・ストラヴァガンツァ Op.4
アントン・マルティノフ(Vn) フェデリコ・マリア・サルデッリ指揮 モード・アンティクォ[ピリオド楽器アンサンブル] | ||
フランチェスコ・カヴァッリ:聖母マリアの夕べの祈り(1675) 他
ブルーノ・ジーニ指揮ラ・ピファレーシャ、クレマ・モンテヴェルディcho. | ||
ヴィオールとブーラスク マラン・マレ&サント=コロンブ:ヴィオール作品集 |
パオロ・ビオルディ(ヴィオール) | |
ジャン=バティスト・アルバン(1825-1889): ヴェルディの歌劇による幻想曲集 |
アンジェロ・カヴァッロ(コルネット) ミケーレ・フォンターナ(P) | |
ムソルグスキー:ピアノ作品全集 | ジャコモ・シチナルド(P) | |
マンドリンのためのバッハ&ヴィヴァルディ
ドリーナ・フラティ指揮マウロ・エ・クラウディオ・テッローニ | ||
レオナルド・ヴィンチ:歌劇「捨てられたディドーネ」
ロベルタ・マメリ、ガブリエッラ・コスタ(S) カルロ・アレマーノ(T) ラファエレ・ペ(CT) マルタ・プルーダ、ジアダ・フラスコーニ(Ms) カルロ・イパタ指揮フィレンツェ五月音楽祭o. | ||
録音・収録:2017年1月、フィレンツェ五月音楽祭、ライヴ。世界初録音&初映像と記載されている。 | ||
チマローザ: ピアノ・ソナタ全集 Vol.2〜 Nos.45-88 |
ダリオ・カンデーラ(P) | |
録音:2016年9月10日-13日。 | ||
マルタン=ピエール・ダルヴィマール (1771-1839):3つのハープ・ソナタ集 |
パオラ・ペルッチ(Hp) | |
マリー=マルタン・マルセル・ド・マリン(1769-1850頃):3つのソナタ集 Op.15
アンナ・パセッティ(Hp) | ||
J.S.バッハ: イギリス組曲(全曲) |
アレッサンドラ・ アルティフォーニ(Cemb) | |
録音:2016年8月。 | ||
ヴィヴァルディ:歌劇「ダリオの戴冠」
ロベルタ・マメリ、ルチア・チリッロ、ヴェロニカ・カンジェミ(S) サラ・ミンガルト、デルフィーヌ・ガルー(A) ロミーナ・トマゾーニ(Ms) カルロ・アッレマーノ(T) リッカルド・ノヴァーロ(Br) オッターヴィオ・ダントーネ(Cemb)指揮トリノ王立劇場o. | ||
収録:2017年4月。 | ||
その音楽と楽器〜パガニーニ(1782-1840): ヴァイオリン、チェロとギターのための三重奏曲 MS.69 / 無伴奏ヴァイオリンのための「うつろな心」 MS.44 /ギター・ソナタ第33番 MS.84 No.33 / ギターとヴァイオリンのための「ソナタ・コンチェルタータ」 イ長調 MS.2 / ヴァイオリンとギターのためのカンタービレ(原曲:ヴァイオリンとピアノ) MS.109 ジュリオ・プロティノ(Vn| 使用楽器:グァルネリ・デル・ジェス「イル・カノン」、1742年製) クレメンス・ハーゲン(Vc|使用楽器:アントニオ・ストラディヴァリ、1736年製) マッテオ・メーラ(G|使用楽器:オリー、1797年製) | ||
録音:2017年4月7日-9日。 | ||
サン=サーンス:ピアノ作品集〜 1923年製プレイエルによる |
マリオ・パトゥッツィ(P) | |
パガニーニ:ヴァイオリンと管弦楽のための作品集 魔女たち MS.19 (*) /ヴァイグルの主題によるソナタと変奏曲 Op.29, MS.47 / ロッシーニ「シンデレラ」の「悲しみよ去りゆけ」による序奏と変奏曲 Op.12, MS.22 (*) / ロッシーニ「タンクレディ」のアリア「こんなに胸騒ぎが」による序奏と変奏曲 Op.13, MS.77 (*) / 「鐘」のロンドへの宗教的序奏 MS.67 No.1 (#) マリオ・ホッセン(Vn) マルク・ケルシュバウム指揮 ウィーン・クラシカル・プレイヤーズ、ウィーン楽友協会cho.男声合唱(#) | ||
録音:2017年3月19日-21日。(#)は世界初録音、(*)は『パガニーニのオリジナル版による世界初録音』。 | ||
ジューリオ・リコルディ(1840-1912):歌劇「盗まれた手桶」
エルシン・フセイノフ、ジョルジョ・ヴァレリオ、アレッサンドロ・ラヴァシオ(Br) キム・ヒョクスー(T) ローレ・キーファー、山田花織(S) ルチア・アマリッリ・サラ(Ms)他 アルド・サルヴァーニョ指揮ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディso.、クラウディオ・アバド市民音楽学校cho. | ||
録音:2017年5月15日-16日、 Auditorium di Milano, Italy 。 | ||
ロッシーニ:スターバト・マーテル
セレナ・ファルノッキア(S) アンナ・ボニタティブス(Ms) イスマエル・ヨルディ(T) アレックス・エスポージト(B) アルベルト・ゼッダ指揮ヘント・フランドル歌劇場so. & cho. | ||
録音 2011年1月、ヘント・フランドル歌劇場、ベルギー。 | ||
4つの弦〜ジョヴァンニ・ソッリーマ:弦楽四重奏曲集 フェデリコ II - da“Viaggio in Italia" (2000) / Zobeide (2000) /ソネットとロンド I-VI (2007) / L'isola Ferdinandea - da“Viaggio in Italia" (2000) / Cretto - da“Viaggio in Italia" (2000) / L'ortolano - da“Viaggio in Italia" (2000) / Africa I-III (1994) アルケミアSQ | ||
録音:2016年7月-8月、2017年2月。 | ||
リスト:超絶技巧練習曲(*) /ピアノ協奏曲(#)〔第1番/第2番〕
アレッサンドロ・アンブロソーリ(P) ファビオ・マストランジェロ指揮(#) ノーザン・シンフォニア・オヴ・サンクトペテルブルク・ミュージック・ホール(#) | ||
録音:2002年9月27日(*) /2015年5月10-11日、サンクトペテルブルグ・ミュージック・ホール(#)。 | ||
マイヤベーア:歌劇「アンジュのマルガリータ」
ジュリア・デ・ブラシス(S) アルカンジェロ・カルボッティ、アントン・ロシツキー(T) ガイア・ペトローネ(Ms) バスティアン・トーマス・コール(B) ローレンス・メイクル、マルコ・フィリッポ・ロマーノ(Br) エレナ・テレシェンコ(S)他 ファビオ・ルイージ指揮イタリア国際o.、ピアチェンツァ市劇場cho. | ||
録音・収録:2017年7月-8月、マルティナ・フランカ、イタリア、第43回イトリアの谷音楽祭、ライヴ。 | ||
ヴィヴァルディ:歌劇「狂えるオルランド」
ソニア・プリナ(A) ミケーラ・アンテヌッチ(S) ルチア・チリッロ、ロリアーナ・カステッラーノ(Ms) コンスタンティン・デッリ、ルイージ・スキファーノ(CT) リッカルド・ノヴァーロ(Br) ディエゴ・ファゾリス(通奏低音)指揮イ・バロッキスティ | ||
収録:2017年8月、イトリア谷音楽祭、世界初映像。 | ||
The Spirit of Sound 〜ハープと打楽器のための作品集 クラウディオ・スカンナヴィーニ(1959-):アルゴリズム / グイド・ファッキン(1946-):マントラ組曲「Wu Shin」 フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936)/ファッキン&ボニオーロ編曲:12のスペインの民衆歌 アヴェディス・ナザリアン(1928-)/ファッキン&ボニオーロ編曲:3つのアルメニア舞曲集(2016) アヴァロカイト・デュオ[グィド・ファッキン(Perc) パトリツィア・ボニオーロ(Hp)] | ||
録音:2016年11月。 | ||
CINEMA 〜ピアノで聴く映画音楽史 J.S.ザメニク(1872-1953): Sam Fox Moving Picture Music (1913) より(*) サティ(1866-1925):バレエ音楽「本日休演」(ピアノ編曲版) ミヨー(1892-1974):3つのワルツ Op.128c (1933) / オーリック(1899-1983):3つの小品(1934) (*) オネゲル(1892-1955):ショパンの思い出(1945) / ヘンツェ(1926-2012):アン・プチ・フレーズ(1984) フランコ・マンニーノ(1924-):イノセント(1976) マヌエル・デ・シーカ(1949-):フィルム・ディ・パパの3つの映像より(1999) (*) オスカー・ピーターソン(1925-2007):ボギー!俺も男だ(1972)〜ブルース グルーシン(1934-):「ザ・ファーム 法律事務所」(1993) より ルイージ・パロンビ(P) | ||
録音:2017年7月。(*)は世界初録音。 | ||
シルヴィア・コラサンティ(1975-):レクイエム(2017)
マリアンジェラ・グァルティエリ(語り) モニカ・バチェッリ(Ms) マッシミリアート・ピトッコ(バンドネオン) マキシメ・パスカル指揮 ボルツァーノ&トレント・ハイドンo.、アンサンブル・ヴォカーレ・コンティヌム | ||
録音:2017年9月27日、ライヴ。 | ||
パガニーニの精神〜パガニーニ(1782-1840): 春 MS 73 (*) /ペルペトゥーラ(ソナタの無窮動楽章) MS 66 (*) /ナポレオン・ソナタ MS 5 (#) / カンタービレ ニ長調 Op.17, MS 109 (#) /24のカプリス Op.1 〜第24番 イ短調(#) / ロッシーニ「タンクレディ」からの序奏と変奏曲「イ・パルピティ」 イ長調(#) / マエストーサ・ソナタ・センティメンターレ Op.27, MS 51 (**) /ヴァイオリン協奏曲第3番 ホ長調 MS 50 (##) マリオ・ホッセン(Vn) ナディア・ヘーバルト(P;*) アレクサンデル・スヴェーテ(G;#) リュドミル・ペトコフ(P;+) ナイデン・トロドフ指揮(**/##) カメラータ・オルフィカ(**)、ブルガリア国立放送o.(##) | ||
録音:2017年6月、ブルガリア国立放送、ソフィア、ブルガリア。 | ||
SMILE 〜コントラバスとピアノのための作品集 フレデリク・ドゥヴレーズ(1929-):ベンヴェヌータ組曲/4つのフランドルの歌 ファリャ(1876-1946)/デシンペライア編曲:7つのスペイン民謡 より Nos.1, 5, 7, 3, 6, 4 バルトーク(1881-1945)/デシンペライア編曲:ルーマニア民俗舞曲 BB 68 より ガーシュウィン/デシンペライア編曲:アイ・ガット・リズム/サマータイム/リザ/ベス、君は俺のもの/ス・ワンダフル チャップリン(1889-1977)/デシンペライア編曲::モダン・タイムズ〜スマイル ダヴィド・デシンペライア(Cb) エリク・デシンペライア(P) | ||
録音:2016年7月4日、8月5日-6日、ブリュッセル王立音楽院コンサート・ホール、ベルギー。 | ||
ジョヴァンニ・シモーネ・マイール 〔ヨハン・ジモン・マイール〕(1763-1845):音楽喜劇「ケ・オリジナーリ!」(*) ドニゼッティ(1797-1848):歌劇「ピグマリオーネ」(#) ブルーノ・デ・シモーネ(B;*) キアラ・アマル(Ms;*) レオナルド・コルテラッツィ(T;*)他 アントニーノ・シラグーザ(T;#) 脇園 彩(Ms;#) ジャンルカ・カプアーノ指揮アッカーデミア・スカラ座o. | ||
録音・収録:2017年、ベルガモ、ドニゼッティ音楽祭|世界初録音(*)・映像(*/#)。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「サールダムの市長」
ジョルジョ・カオドゥーロ(Br) ファン・フランシスコ・ガテル、 パスクァーレ・シルコーリ(T) イリーナ・ドゥブロフスカヤ(S) 脇園彩(Ms) アンドレア・コンチェッティ、ピエトロ・ディ・ビアンコ、アレッサンドロ・ラヴァシオ(B) ロベルト・リッツィ・ブリニョーリ指揮ドニゼッティ・オペラo. & cho. | ||
録音・収録:2017年11月、 Teatro Sociale 、コモ、イタリア|世界初映像。 | ||
ドニゼッティ:レクイエム
カルメラ・レミージョ(S) キアラ・アマル(A) ジョアン・フランシスコ・ガテル(T) アンドレア・コンチェッティ、オマール・モンタナーリ(B) コッラード・ロヴァリス指揮ドニゼッティ・オペラo. & cho. | ||
録音:2017年11月29日、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂、ベルガモ、イタリア。 | ||
ジュリオ・ブリッチャルディ(1818-1881):フルートのための技巧的作品集 魔女 Op.138 /「セビリャの理髪師」のベルタのアリア Op.86 /3つのロマンス(*) / ヴェルディ「椿姫」による自由なトランスクリプション/現代イタリアの感情 Op.103/ヴェネチアの謝肉祭 Op.78 マリオ・カルボッタ(Fl) カルロ・バルツァレッティ(P) | ||
録音:2016年6月| (*)は世界初録音。 | ||
リスト: パガニーニによる超絶技巧練習曲 S.140 /3つの演奏会用練習曲 S.144 /2つの演奏会用練習曲 S.145 エリサ・トメリーニ(P) | ||
録音:2017年12月8日--10日、ルガーノ、スイス。 | ||
プッチーニ:歌劇「西部の娘」
エミリー・マギー(S) ロベルト・アロニカ(T) クラウディオ・スグーラ(Br) ブルーノ・ラッザレッティ(T) ジョン・ポール・ハックル(B)他 ユライ・ヴァルチュハ指揮サン・カルロ歌劇場o.&cho. | ||
録音・収録:2017年12月、サン・カルロ歌劇場、ナポリ。 | ||
スメタナ(1824-1884):弦楽四重奏曲集 〔第1番 ホ短調「わが生涯より」/第2番 ニ短調〕/歌劇「売られた花嫁」より〔喜劇役者の踊り/ポルカ〕 エネルジエ・ノーヴェSQ [ハンス・リヴィアベッラ、バルバラ・チアンナメア=モンテ・リッツィ(Vn) イヴァン・ヴクセヴィツ(Va) フェリックス・フォーゲルザンク(Vc)] | ||
録音:2015年6月、9月、 RSI - Auditorio Stelio Molo, ルガーノ、スイス。 | ||
ロッラ:フルートとヴァイオリンのための6つの二重奏曲
マリオ・カルボッタ(Fl) マリオ・ホッセン(Vn) | ||
18世紀ナポリのフルート・ソナタ集 「ナポリの」アントニオ・ストゥリキ(18世紀):ソナタ〔第1番 ハ長調 Op.1 No.1 /第2番 ホ短調 Op.1 No.2 〕 「フラッソ・テレジーノの」ニコラ・カランドーロ(1715-1759/60):ソナタ第2番 ト長調 フランチェスコ・リクペーロ(1750年代-1806頃):ソナタ〔第6番 ハ長調/第16番 ト長調〕 ジェンナーロ・ラーヴァ(?-1779):ソナタ ロ短調 / アントニオ・カプーティ(1720/30-1800年以降):ソナタ ニ長調 レナータ・カタルディ(Fl−tr) パルテノペ・ストラヴァガンテ [レオナルド・マッサ(Vc) デボラ・キャピタニオ(Cemb)] | ||
録音:2015年3月28日-29日、7月4日-5日、 Church of Santa Caterina da Siena, Naples, Italy |世界初録音。 | ||
サティ:ピアノ作品集 3つのジムノペディ/自動記述法/グノシエンヌ〔第1番−第6番〕/ジュ・トゥ・ヴ/ 金の粉/いやな気取り屋の3つのワルツ/幻想=ワルツ/天国の英雄的な門の前奏曲 ジャコモ・シチナルド(P) | ||
録音:2017年12月29日。 | ||
J.S.バッハ/ダヴィデ・フェレッラ編曲: マンドリン協奏曲集〔原曲:鍵盤楽器と管弦楽のための協奏曲〕 〔ニ短調 BWV.1052 /イ長調 BWV.1055 /ニ短調 BWV.1059 /ハ短調 BWV.1060 (2つの楽器のための)(#) 〕 プロフィーリ・バロッキ [ダヴィデ・フェレッラ(マンドリン) ドリーナ・フラティ(マンドリン;#) 迫間 野百合(Vn1) ヨータム・ゲイトン(Vn2) ヒッラ・ヘラー、 ジョージ・ロス(Va) ガブリエーレ・エヴィ(Org)] | ||
録音:2017年1月、 Sala Musicale Giardino, Crema, イタリア。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ファヴォリート」(フランス語歌唱)
ヴェロニカ・シメオーニ(Ms) チェルソ・アルベーロ(T) マッティア・オリヴィエリ(Br) ウーゴ・グァリアルド(B) マヌエラ・アマティ(T) フランチェスカ・ロンガーリ(S)他 ファビオ・ルイージ指揮フィレンツェ五月祭o. | ||
録音・収録:2018年2月、フィレンツェ五月祭。 | ||
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
ロベルト・ロレッジャン(Cemb| 使用楽器: Patella / Pergolis、1998年製〔モデル:ミヒャエル・ミートケ製〕) | ||
録音:2017年8月23日-27日、 Abbazia di Santa Maria delle Carceri 、パドヴァ、イタリア。 | ||
タルティーニ(1692-1770):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 Vol.3 〔ロ短調 B.h2 /イ短調 B.a5 /ニ長調 B.D7 /ト長調 B.G11 /ヘ長調 B.F1 /ト長調 B.G7 〕 チルトミル・シスコヴィチ(Vn) ルカ・フェッリーニ(Cemb) | ||
録音:2000年4月19日-21日、 Studio Hendrix 、 Radio Koper 、スロヴァニア。 | ||
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調「偉大な芸術家の思い出に」 Op.50 ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲第1番 ト短調 トリオ・メッツェーナ=パトリア=バッラリオ [フランコ・メッツェーナ(Vn) セルジオ・パトリア(Vc) エレナ・バッラリオ(P)] | ||
録音:2018年5月。 | ||
ヴェルディ:歌劇「第一回十字軍のロンバルディア人」
ジュゼッペ・ジパーリ(T) アレックス・エスポージト(B−Br) フランチェスコ・メーリ(T) アンジェラ・ミード、ラヴィニア・ビーニ(S) アントニオ・ディ・マッテオ(B) アレクサンドラ・ザバラ(S)他 ミケーレ・マリオッティ指揮トリノ王立劇場o. & cho. | ||
マリア・クレメンティ、ムツィオ・クレメンティを弾く〜ソナタ集 〔ハ長調「協奏曲のように」 Op.33 No.3/嬰ヘ短調 Op.25 No.5 /ハ短調 Op.34 No.2 〕 マリア・クレメンティ(P|使用楽器:ベーゼンドルファー、280 ) | ||
録音:2018年3月8日-10日。 | ||
ルイジ・モレッティ(1774-1856頃): ギター独奏のための作品集 |
マルチェッロ・ファントーニ(G) | |
録音:2018年|世界初録音。 | ||
喪失の嘆き〜女性画家ジェンティレスキ(1593-1652)と同世代の音楽
シルヴィア・フリガート(S) アレッサンドラ・ロッシ・リューリヒ(Cemb)指揮 アカデミア・ダルカディア[アンサンブル] | ||
録音:2014年。 | ||
ニーノ・ロータ:歌劇「神経症患者の夜」/歌劇「二人の内気な男」
ジョルジョ・チェレンツァ(Br) サブリナ・コルテーゼ(S) ダニエーレ・アドリアーニ(T)他 ガブリエーレ・ボノリス指揮レアーテ祝祭o. | ||
ヘンデル:歌劇「リナルド」(レーオによる1718年ナポリ版)
テレサ・レルヴォリーノ(Ms) カルメラ・レミージョ(S) フランシスコ・フェルナンデス=ルエダ(T) ロリアーナ・カステッラーノ(Ms) フランチェスカ・アスチオーティ(A) ダーラ・サヴィノーラ(Ms) ファビオ・ルイージ指揮ラ・シンティッラo. & cho. | ||
ニコラ・ヴァッカイ(1790-1848):歌劇「ジュリエッタとロメーオ」
レオナルド・コルテッラッツィ(T;カペッリオ レオノール・ボニッラ(S;ジュリエッタ) ラファエッラ・ルピナッチ(Ms;ロメーオ) パオレッタ・マッローク(S;アデリア)他 セスト・クアトリーニ指揮ミラノ・スカラ座アカデミアo. | ||
録音・収録:2018年7月15日-31日、 第44回イトリア谷音楽祭、ライヴ|映像商品字幕:英独仏伊日韓|世界初収録。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ボルゴーニャのエンリーコ」
アンナ・ボニタティブス(Ms) ソニア・ガナッシ(S) レヴィ・セクガパーネ、フランチェスコ・カストロ(T)他 アレッサンドロ・デ・マルキ指揮アカデミア・モンティス・レガリス | ||
収録:2018年11月23日、25日-12月1日、ソシアーレ劇場、ベルガモ、ドニゼッティ・オペラ・フェスティヴァル。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ケニルワース城のエリザベッタ」
ジェシカ・プラット、カルメラ・レミージョ、サビエル・アンドゥアーガ/他 リッカルド・フリッツァ指揮ドニゼッティ歌劇場o. & cho. | ||
ヴェルディ:歌劇「ラ・トルヴェール」(フランス語版)
ジュゼッペ・ジパーリ(T) ロベルタ・マンテーニャ(S) フランコ・ヴァッサッロ(Br) ニーノ・スルグラーゼ(Ms)他 ロベルト・アバド指揮パルマ王立歌劇場o. & cho. | ||
録音・収録:2018年10月。 | ||
ガスパーレ・スポンティーニ:歌劇「パスクァーレの変容」
バウルジャン・アンデルジャノフ(B) カルロ・フェオーラ(Br) ミケーラ・アンテヌッチ(S)他 ジュゼッペ・モンテサーノ指揮ロッシーニso. | ||
録音:2018年9月2日。 | ||
THE OTHER HALF OF MUSIC 〜21世紀の女性作曲家たち10人の作品集
アンサンブル・シャミナード | ||
ヴィンチ:歌劇「ペルシャ王シロエ」
カルロ・アレマーノ(コスロエ) クリスティーナ・アルンノ(シロエ) アントニオ・フローリオ指揮サンカルロ劇場o. | ||
J.S.バッハ:6つのトリオ・ソナタ BWV.525-530 (チェンバロとギター版)
エクストラヴァガンティア・デュオ [フランチェスコ・モルメンティ(G) ルイージ・アッカルド(Cemb)] | ||
録音:2018年6月、サン・ロレンツォ教会、イタリア。 | ||
プッチーニ:歌劇「妖精ヴィッリ」
エリア・ファッビアン(Br) マリア・テレーザ・レーヴァ(S) レオナルド・カイミ(T)他 マルコ・アンジウス指揮フィレンツェ五月音楽祭o. & cho. | ||
収録:2018年10月25日。 | ||
サンマルティーニ:チェンバロ・ソナタ集
シモネッタ・ヘーガー(Cemb) | ||
録音:2017年10月7日-9日。 | ||
シューマン:6つの間奏曲集 Op.4 / ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.11 |
トゥリア・メランドリ(Fp) | |
録音:2018年9月11日-12日。 | ||
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」
アレクシア・ブルガリドゥ、マリーナ・オジー(Ms) アンジェロ・ヴィラーリ(T)他 ヴァレーリオ・ガッリ指揮フィレンツェ五月音楽祭o. & cho. | ||
録音・収録:2019年2月14日、17日。 | ||
オッフェンバック:喜歌劇「追い出された亭主」
パトリーツィオ・ラ・プラーカ、マリーナ・オッジ/他 ヴァレリオ・ガッリ指揮フィレンツェ五月音楽祭o. | ||
録音・収録:2019年2月、「フィレンツェ五月音楽祭」劇場、フィレンツェ。 | ||
アントニオ・カルロス・ゴメス(1836-1896):歌劇「奴隷」(1889)
スヴェトラ・ヴァシレヴァ(S;ララ) マッシミリアーノ・ピサピア(T;アメリコ) アンドレア・ボルギーニ(Br;イベレ)他 ジョン・ネシュリング指揮 カリアリ劇場o. & cho. ドナート・シーヴォ合唱指揮 | ||
録音・収録:2019年2月27日-3月1日、カリアリ歌劇場。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ピエトロ大帝、ロシアのツァーリ」
ロベルト・デ・カンディア(Br) ロリアーナ・カステラーノ(A) パオラ・ガルディーナ(Ms) ニナ・ソロドフニコヴァ(S) フランシスコ・ブーリト(T) リナルド・アレッサンドリーニ指揮 リ・オリジナーリ〔アンサンブル〕、ドニゼッティ歌劇場cho. | ||
ドニゼッティ:歌劇「ニシダの天使」
フロリアン・センペイ(Br) リディア・フリドマン(S)他 ジャン=リュック・タンゴー指揮ドニゼッティ・オペラo. & cho. | ||
ドニゼッティ:歌劇「ルクレツィア・ボルジア」
カルメラ・レミージョ(S) シャビエル・アンドゥアーガ(T) ヴァルドゥイ・アブラハミヤン(Ms)他 リッカルド・フリッツァ指揮ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレo. | ||
フェルディナンド・パエール:歌劇「アニェーゼ」
マリア・レイ=ジョリー(S) マルクス・ウェルバ(Br) エドガールド・ロチャ(T)他 ディエゴ・ファゾリス指揮トリノ王立歌劇場o. & cho. | ||
収録: 2019年3月10日、14日 トリノ王立歌劇場。 | ||
ドヴォルジャーク:ピアノ三重奏曲集 〔第3番/第4番〕 |
トリオ・デ・アルプ | |
フェラボスコ II (1578頃-1628):独奏リラ・ヴァイオルのための練習曲(24曲)
パオロ・ビオルディ(ヴァイオル) | ||
録音:2018年。 | ||
TRISTES ERANT APOSTOLI アントニオ・ノーラ(1642-1713以降): 5声とヴァイオリンのための「今、祝福の時」/独唱とヴァイオリンのための「聖礼典のための賛歌」/ 5声とリピエーニのための「復活祭の使徒たちの悲歌 」/スターバト・マーテル/ ソプラノ、テノールとヴァイオリンのための「人間と天使の対話」/ 5声、ヴァイオリンと通奏低音のための「今、祝福の時 II 」 ピエトロ・マルキテッリ(1643-1729):ソナタ第11番 イ短調 独唱者たち アントニオ・フローリオ指揮カペラ・ナポリターナ[ピリオド楽器使用] | ||
録音:2019年。 | ||
ベートーヴェン:3つのピアノ四重奏曲集 WoO.36 (1785頃)
メレト・リュティ、朝吹園子(Vn) アレクサンドル・フォスター(Vc) レオナルド・ミウーチ(Fp) | ||
録音:2018年、ルガーノ|ピリオド楽器使用による初録音。 | ||
Le Bouquet Emblematique 〜ジュリアーニ:作品集
クリスティアン・エル・コウリ(G) | ||
録音:2019年。 | ||
喜劇芝居「ペレグリーナ」の幕間劇(フィレンツェ/1589) (クリストファーノ・マルヴェッツィ(1547-1597)、ルカ・マレンツィオ(1553-1599)、 ジュリオ・カッチーニ(1550頃-1618)、ジョヴァンニ・デ・バルディ(1534-1612)、 ヤコボ・ペーリ(1561-1633)、エミリオ・デ・カヴァリエーリ(1550-1602)共作、 メディチ家当主フェルディナンド1世とクリスティーナ・ディ・ロレーナの結婚式のための) ロザンナ・ベルティーニ、エレナ・ベルトゥッツィ(S) カンディーダ・グィダ(A)他 フェデリコ・マリア・サルデッリ指揮モード・アンティコ | ||
録音・収録:2019年6月16日-18日、第82回フィレンツェ五月音楽祭。 | ||
イルマ〔이루마〕(1978-):ピアノ・ソングズ【バック・インレイ PDF】
ジャコモ・シナルド(P) | ||
アントニオ・ヴェラチーニ:10の室内ソナタ Op.2 全曲
オペラ・クヴィンタ[ピリオド楽器使用] | ||
録音:2017年。 | ||
イタリアのヴァイオリン協奏曲集 ヴィヴァルディ、ボンポルティ、ロカテッリ、タルティーニ、ロッリ、ナルディーニ、 ロッラ、ヴィオッティ(以上、各CD1枚)、パガニーニ(CD2枚)の作品 | ||
録音:2000年-2017年。既出盤のセット化。 | ||
夜の歌〜ベル・エポックのフルート音楽 ザイツ、リリ・ブーランジェ、フォンボンヌ、ゴベール、クレティアン、マソン、ラロ、 ルルー、モレ、セデス=モンジャン、ルフォール、ギルマン、タファネルの作品 フィリッポ・マッツォーリ(Fl) ナタリー・ダン(P) | ||
録音:2019年9月|含・世界初録音。 | ||
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」
ヴァレリア・セーペ(S) アンジェロ・ヴィッラーリ(T) デイヴィッド・チェッコーニ、レオン・キム(Br) ヴァレリオ・ガッリ指揮フィレンツェ五月音楽祭劇場o. | ||
収録:2019年9月、「フィレンツェ五月音楽祭」劇場、フィレンツェ。 | ||
スクリャービン:10のピアノ・ソナタ | ヌッチオ・トロッタ(P) | |
録音:2019年、2017年。 | ||
ヴェルディ:歌劇「2人のフォスカリ」
ウラディーミル・ストヤノフ(Br) マリア・カツァラヴァ(S)他 パオロ・アリヴァベーニ指揮アルトゥーロ・トスカニーニpo. | ||
録音・収録:2019年10月11日、パルマ王立歌劇場、ヴェルディ音楽祭2019、ライヴ。 | ||
アルファーノ:歌劇「復活」
アン・ソフィー・デュプレル(S) マシュー・ヴィッカーズ(T) レオン・キム(Br)他 フランチェスコ・ランジロッタ指揮 フィレンツェ5月音楽祭o. & cho. | ||
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」
アマルトゥフシン・エンクバット(Br) イヴァン・マグリ(T) ミケーレ・ペルトゥージ(B) サイオア・エルナンデス(S)他 フランチェスコ・イヴァン・チャンパ指揮アルトゥーロ・トスカニーニpo. | ||
収録:2019年9月29日、ヴェルディ音楽祭。 | ||
スポンティーニ:歌劇「フェルナンド・コルテス」
ダリオ・シュムンク(T) アレクシア・ヴルガリドゥ(S) ルカ・ロンバルド、ダビー・フェリ・ドゥラ(T)他 ジャン=リュック・タンゴー指揮フィレンツェ五月祭o. & cho. | ||
録音・収録:2019年10月16日、20日。 | ||
タルティーニ:独奏ヴァイオリンのためのソナタ集 Vol.2
チルトミル・シスコヴィッチ(Vn) | ||
録音:2013年。 | ||
メラーニ:歌劇「罰せられた悪党」
アレッサンドロ・ラヴァシオ(B) ミケーラ・グアッレラ、カルロッタ・コロンボ(S) アレッサンドロ・クァルタ指揮レアーテ音楽祭バロック・アンサンブル〔ピリオド楽器使用〕 | ||
プッチーニ:歌劇「外套」
フランコ・ヴァッサッロ(Br) マリア・ホセ・シリ(S)他 ヴァレリオ・ガッリ指揮フィレンツェ五月音楽祭劇場o. & cho. | ||
収録:2019年11月20日、23日、フィレンツェ五月音楽祭劇、ライヴ|品番: CDS-7872 はダウンロード販売のみ(フィジカルCD販売なし)。 | ||
プッチーニ:歌劇「修道女アンジェリカ」
リア・ホセ・シーリ(S) アンナ・マリア・キウーリ、マリア・オジー(Ms)他 ヴァレリオ・ガッリ指揮フィレンツェ五月音楽祭o. & cho. | ||
プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」
ブルーノ・デ・シモーネ(Br) フランチェスカ・ロンガーリ(S) アンナ・マリア・キウーリ(Ms)他 ヴァレリオ・ガッリ指揮フィレンツェ五月音楽祭劇場o. & cho. | ||
収録:2019年11月20日、23日、フィレンツェ五月音楽祭劇、ライヴ|品番: CDS-7874 はダウンロード販売のみ(フィジカルCD販売なし)。 | ||
シビラの歌〜中世の宗教的作品集
エウジニア・アミサーノ(歌) ヴェラ・マレンコ指揮ムジカラウンド・アンサンブル/他 | ||
コルンゴルト:歌劇「ヴィオランタ」
アンネマリー・クレーマー(S) ミヒャエル・クプファー=ラデツキー(Br) ノーマン・ラインハルト(T) ピンカス・スタインバーグ指揮トリノ王立劇場o. & cho. | ||
録音・収録:2020年1月21日、23日、トリノ王立劇場。 | ||
パリの大通り〜世紀末のピアノ音楽
ダリオ・ミュラー(P) | ||
専制君主の影響〜カルロ・アッリゴーニ(1697-1744):マンドリンと声のための作品集 マンドリンと通奏低音のためのソナタ、声、ヴァイオリンと通奏低音のためのアリア/他 アカデミア・デリ・エッランティ〔ピリオド楽器アンサンブル〕 | ||
録音:2019年7月|世界初録音。 | ||
フランソワ・クープラン:嘆きまたはメランコリーの芸術
ステファノ・ロレンツェッティ(Cemb) | ||
ドビュッシー: 月の光/2つのアラベスク/スティリー風タランテラ/他 |
イリア・キム(P) | |
録音:2019年。 | ||
ベネデット・マルチェッロ:詩篇とソナタ集
アンサンブル・サラモーネ・ロッシ〔ピリオド楽器使用〕 | ||
ブラームス:2つの弦楽五重奏曲
エネルジエ・ノーヴェSQ ウラディーミル・メンデルスゾーン(Va) | ||
ロッシーニアーナ〜主題、変奏曲と幻想曲
エレナ・アントンジローラミ(Vc) メリッサ・ガロージ(P) | ||
アルヴァーズ:ハープのための作品集【バック・インレイ PDF】
パオラ・ペルッチ(Hp) | ||
ルートヴィヒへのセレナード〜ベートーヴェン(1770-1827):フルートのための室内楽作品集 セレナード ニ長調 Op.25 (#) /セレナード ニ長調 Op.41 (*) / ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15 〜第2楽章アダージョ(テオバルト・ベーム編曲)(*) ルイザ・セッロ(Fl|使用楽器:ミヤザワ 14K ) ブルーノ・カニーノ(P;*|使用楽器: Steinway D 274, 1960 ) ミリアム・ダル・ドン(Vn;#) ジュゼッペ・マリ(Va;#) | ||
録音:2020年2月28日(*)、2020年3月10日(#) 。 | ||
グラナドス:組曲「ゴイェスカス」【バック・インレイ PDF】
ヴィヴィアーナ・ラサラチーナ(P) | ||
ロッシーニ:歌劇集〜セリアとセミ・セリア集 | ||
ロッシーニ:歌劇集〜ブッフォ集 | ||
アントニオ・ヴァンディーニ:作品全集
フランチェスコ・ガッリジョーニ(Vc) ラルテ・デラルコ〔ピリオド楽器使用〕 | ||
FAKE BACH 〜バッハ編曲の旅
ルイージ・パロンビ(P) | ||
マウロ・ダライ:12のヴァイオリン協奏曲集 Op.1
レアーレ・コンチェルト〔ピリオド楽器使用〕 | ||
アレッサンドロ・ストラデッラ:カンタータとセレナータ集 Vol.1 【バック・インレイ PDF】 エステーヴァン・ヴェラルディ指揮 アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート〔ピリオド楽器使用〕 | ||
アレッサンドロ・ストラデッラ:カンタータとセレナータ集 Vol.2 【バック・インレイ PDF】
ロジータ・フリサーニ、アンナ・キエリケッティ、フランチェスカ・ジヒョン・パク(S) ジャンルカ・ブラット(B) エステヴァン・ヴェラルディ指揮ストラデッラ・コンソート | ||
ヴェルディ:レクイエム
エレオノーラ・ブラット(S) アニタ・ラチヴェリシュヴィリ(Ms) ジョルジョ・ベッルジ(T) ロベルト・タリアヴィーニ(B) ロベルト・アバド指揮アルトゥーロ・トスカニーニpo.、パルマ王立劇場cho. | ||
ヘンデル:歌劇「リナルド」
カルメラ・レミージョ(S) レオナルド・コルテッラッツィ(T) フランチェスカ・アスプロモンテ(S) フェデリコ・マリア・サルデッリ指揮フィレンツェ五月音楽祭o. | ||
ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」
ニコライ・ペトロフ(Br) クラスタン・クラスタノフ(B) ミロスラフ・アンドレーフ(T)他 パヴェル・バレフ指揮ソフィア国立歌劇場o.&バレエ団 | ||
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」
マルティン・イリエフ、クラシミール・ディネフ(T) ビセル・ゲオルギエフ(Br) マルティン・ツォネフ(B)他 パヴェル・バレフ指揮ソフィア国立歌劇場o. | ||
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
マルティン・イリエフ(T) ツヴェタナ・バンダロフスカ(S) アンゲル・フリストフ(B) ニコライ・ペトロフ(Br) ルミャーナ・ペトロワ(Ms) マリアナ・ツヴェトコヴァ(S)他 パヴェル・バレフ指揮ソフィア国立歌劇場o.&バレエ団 | ||
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」
コスタディン・アンドレーエフ(T) アスタナス・ムラデノフ(Br) ビセル・ゲオルギエフ(Br) ペタル・ブチコフ(B) ヨルダンカ・デリロヴァ(S)他 パヴェル・バレフ指揮ソフィア国立歌劇場o. | ||
ニコライ・ミャスコフスキー:チェロ・ソナタ集【バック・インレイ PDF】
リリアーナ・ケハヨヴァ(Vc) クリスティーナ・ミラー(P) | ||
フランチェスコ・カヴァッリ:讃歌と詩篇集〔2声−5声のための〕【バック・インレイ PDF】
クリスティーナ・フェネッリ(S1) カルロッタ・コロンボ(S2) アンドレア・アッリヴァベーネ(A) ジョルジョ・トージ(Vn1) クラウディア・コンブス(Vn2) アレッシア・トラヴァリーニ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)他 ブルーノ・ジーニ指揮クレマ・クラウディオ・モンテヴェルディcho. | ||
パガニーニとイタリアの天才たち【バック・インレイ PDF】
マルコ・ロリャーノ(Vn) | ||
シューベルト:ピアノ・ソナタ集 〔 D.157 / D.664 / D.850 〕【バック・インレイ PDF】
コンスタンティーノ・マストロプリミアーノ(Fp) | ||
ドニゼッティ:歌劇「ベリサリオ」【 CD バック・インレイ PDF】
リン・シュン(B) ロベルト・フロンターリ(Br) カルメラ・レミージョ(S) リッカルド・フリッツァ指揮ドニゼッティ歌劇場o. | ||
ドニゼッティ:歌劇「村の結婚式」【 CD バック・インレイ PDF】
ガイア・ペトローネ(A) オマール・モンタナーリ(B) ファビオ・カピタヌッチ(Br) ジョルジョ・ミッセーリ(T) ステファノ・モンタナーリ(Fp)指揮リ・オリジナーリo.、ドニゼッティ歌劇場cho. | ||
ハイドン:オラトリオ「天地創造」【 CD バック・インレイ PDF】
ハンナ=エリザベス・ミュラー(S) マクシミリアン・シュミット(T) ミヒャエル・フォッレ(Br) ヴェタ・ピリペンコ(Ms) ズービン・メータ指揮フィレンツェ5月音楽祭o. & cho. | ||
パガニーニ後のジェノヴァの室内楽【バック・インレイ PDF】
アスカニオSQ | ||
ストラデッラ:カンタータ「ラ・チェルチェ」 【バック・インレイ PDF】 エステーヴァン・ヴェラルディ指揮 アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート〔ピリオド楽器使用〕 | ||
ドニゼッティ:歌劇「シャモニーのリンダ」【 CD バック・インレイ PDF】
ジェシカ・プラット(S) フランチェスコ・デムーロ(T) ヴィットリオ・ プラート(Br)他 ミケーレ・ガンバ指揮フィレンツェ五月音楽祭o. & cho. | ||
パガニーニ:弦楽とギターのための四重奏曲集〔第1番/第2番/第9番〕 【バック・インレイ PDF】 パガニーニ・アンサンブル・ウィーン | ||
サウリ:6つのパルティータと他の作品集【バック・インレイ PDF】
ダヴィデ・フェレッラ(マンドリン) | ||
ヴェルディ:歌劇「マクベス」【バック・インレイ PDF】
リュドヴィク・テジエ(Br) シルヴィア・ダッラ・ベネッタ(S) リッカルド・ザネッラート(B) ジョルジョ・ベッルージ(T)他 ロベルト・アバド指揮フィラルモニカ・アルトゥーロ・トスカニーニ | ||
ハーモニーの神髄〜ハープとパーカッションの現代作品集【バック・インレイ PDF】
アヴァロカイト・デュオ | ||
バッサーニ: Affetti Canori【バック・インレイ PDF】
アンナ・ピローリ(S) ルイージ・アッカルド(Cemb/ポジティフOrg) ニコラ・ブロヴェッリ(Vc) エリサ・ラ・マルカ(テオルボ/バロックG) | ||
編曲の芸術〜モーツァルト、ベートーヴェン【バック・インレイ PDF】
アレア・アンサンブル | ||
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」【 CD バック・インレイ PDF】
ルカ・サルシ(Br) ハビエル・カマレナ(T) エンケレーダ・カマーニ(S)他 リッカルド・フリッツァ指揮フィレンツェ五月音楽祭o. & cho. | ||
バッハ:チェンバロ作品集【バック・インレイ PDF】
アレッサンドラ・アルティフォーニ(Cemb) | ||
ガルッピ:チェンバロとオルガンのための8つのソナタ【バック・インレイ PDF】
ルイジ・キアリツィア(Cemb/Org) | ||
ヴィエルヌ&サン=サーンス:ハルモニウム VS オルガン【バック・インレイ PDF】
ジュリオ・メルカティ(ハルモニウム&オルガン) | ||
マリヌッツィ:歌劇「パッラ・デ・モッツィ」【バック・インレイ PDF】
エリア・ファビアン、フランチェスコ・ヴェルナ(Br) レオナルド・カイミ(T) フランチェスカ・ティブルツィ(S)他 ジュゼッペ・グラツィオーリ指揮リリコ劇場o. | ||
モンテヴェルディ:歌劇「ウリッセの帰還」【 CD バック・インレイ PDF】
チャールズ・ワークマン、アニチオ・ゾルジ・ジュスティアーニ(T) デルフィーヌ・ ガルー(A)他 オッターヴィオ・ダントーネ指揮アカデミア・ビザンチナ | ||
ジョルダーノ:歌劇「シベリア」【 CD バック・インレイ PDF】
ソーニャ・ヨンチェヴァ(S) ゲオルギー・ストゥルア(T) ジョルジュ・ ペテアン(Br)他 ジャナンドレア・ノセダ指揮フィレンツェ五月音楽祭o. & cho. | ||
ヴェルディ:歌劇「運命の力」
サイオア・エルナンデス(S) ロベルト・アロニカ(T) アマルトゥブシン・エンクバート(Br)他 ズービン・メータ指揮フィレンツェ五月音楽祭o. & cho. | ||
カール・ヴァイン:ピアノ・ソナタ全集 【バック・インレイ PDF】
リュウ・シャオヤ(P) | ||
モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626 【バック・インレイ PDF】
ゴルダ・シュルツ(S) キャスリン・ヴンドザム(Ms) マルティン・ミッタールッツナー(T) ナフエル・ディ・ピエッロ(B) ステファノ・モンタナーリ指揮トリノ王立歌劇場o. & cho. | ||
アレッサンドロ・スカルラッティ:歌劇「グリゼルダ」【 CD バック・インレイ PDF】
ラッファエーレ・ペー(CT) カルメラ・レミージョ(S) フランチェスカ・アショーティ(Ms)他 ゲオルゲ・ペトルー指揮 ラ・リラ・ディ・オルフェオ、ギズリエーリcho. | ||
ポルポラ:歌劇「アンジェリカ」【 CD バック・インレイ PDF】
エカテリーナ・バカノヴァ(S) テレーザ・イエルヴォリーノ(Ms)他 フェデリコ・マリア・サルデッリ指揮ラ・リラ・ディ・オルフェオ〔ピリオド楽器使用〕 | ||
ヴェルディ:歌劇「グスターヴォ3世〔仮面舞踏会〕」【 CD バック・インレイ PDF】
ピエロ・プレッティ(T) アンナ・ピロッツィ(S) アマルトゥフシン・エンクバット(Br)他 ロベルト・アバド指揮フィラルモニカ・アルトゥーロ・トスカニーニ、パルマ王立歌劇場cho. | ||
パガニーニ:弦楽とギターのための四重奏曲集 【バック・インレイ PDF】
パガニーニ・アンサンブル・ウィーン | ||
タルティーニの弟子たち Vol.2 【バック・インレイ PDF】
チルトミール・シスコヴィッチ(Vn) ルカ・フェッリーニ(Cemb) | ||
ヴィヴァ・ヴェルディ!〜ヴェルディ:フランス語版歌劇より【バック・インレイ PDF】
リュドヴィク・テジエ(Br)他 ロベルト・アバド指揮 ボローニャ市立劇場o. 、フィラルモニカ・アルトゥーロ・トスカニーニ | ||
ロカテッリ:24のカプリス「ヴァイオリンの技巧」 Op.3 【バック・インレイ PDF】
ルカ・ファンフォーニ(Vn) | ||
ドニゼッティ:歌劇「連隊の娘」【 CD バック・インレイ PDF】
サラ・ブランチ(S) アドリアーナ・ビニャーニ・レスカ(Ms) パオロ・ボルドーニャ(B) ジョン・オズボーン(T)他 ミケーレ・スポッティ指揮ドニゼッティ歌劇場o. | ||
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」
カテリーナ・サーラ(S) ハビエル・カマレナ(T) フロリアン・センペイ(Br)他 リッカルド・フリッツァ指揮オーケストラ・リ・オリジナーリ | ||
ホヴァネス:ピアノ作品集 Vol.2 【バック・インレイ PDF】
アレッサンドラ・ポンピーリ(P) | ||
ピアノ・カンヴァセーションズ【バック・インレイ PDF】
ルイージ・パロンビ(P) | ||
変奏曲〜ソル:ギター作品集【バック・インレイ PDF】
クリスティアン・エル・コウリ(G) | ||
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」
ニコラ・アライモ、シモーネ・ピアッツォーラ(Br) アイリーン・ペレス(S) サラ・ミンガルド(A) カテリーナ・ピーヴァ(Ms) フランチェスカ・ボンコンパーニ(S)他 ジョン・エリオット・ガーディナー指揮フィレンツェ五月音楽祭o. & cho. | ||
サント=コロンブ:2つのヴィオールのためのコンセール集 Vol.1 【バック・インレイ PDF】
パオロ・ビオルディ、フランチェスコ・トメイ(ヴィオール) | ||
フェラーリ:ハープとピアノのための二重奏曲集【バック・インレイ PDF】
パオラ・ペルッチ(Hp) カルロ・マッツォーリ(Fp) エルサ・ボネッティ、ルカ・デルプリオーリ(ナチュラルHr) | ||
ベッリーニ:歌劇「ビアンカとフェルナンド」【 CD バック・インレイ PDF】
サロメ・ジチア(S) ジョルジョ・ミッセーリ(T) ニコラ・ウリヴィエーリ(Br)他 ドナート・レンゼッティ指揮カルロ・フェリーチェ歌劇場o. & cho. | ||
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
ナディーン・シエラ(S) フランチェスコ・メーリ(T) レオ・ヌッチ(Br) ズービン・メータ指揮フィレンツェ五月音楽祭o. | ||
カルッリ再発見【バック・インレイ PDF】
マルチェッロ・ファントーニ(G) | ||
クヴァンツ:トリオ・ソナタ集【バック・インレイ PDF】
アンサンブル・ラビリント・アルモニコ | ||
マレンツィオ:ミサ曲「神にむかって喜び歌え」他【バック・インレイ PDF】
デニス・シラーノ指揮ヴェルチェッリ大聖堂カペッラ・ムジカーレ | ||
サンマルティーニ:6つのウィーン風ソナタ【バック・インレイ PDF】
オイノス・バロック・トリオ | ||
マスカーニ:歌劇「友人フリッツ」【 CD バック・インレイ PDF】
サロメ・ジチア(S) チャールズ・カストロノヴォ(T) テレーザ・イエルヴォリーノ(Ms) マッシモ・カヴァレッティ(Br)他 リッカルド・フリッツァ指揮フィレンツェ五月音楽祭o. & cho. | ||
パッヘルベル:アポロンの六弦琴/シャコンヌ【バック・インレイ PDF】
エンリコ・ビッソーロ(Cemb) | ||
弦のはざまの息遣い〜ハーモニカと弦楽四重奏のための五重奏曲集【バック・インレイ PDF】
ジャンルーカ・リッテラ(ハーモニカ) エネルジエ・ノーヴェSQ | ||
G & I. サルヴィウッチ:歌曲集と室内交響曲【バック・インレイ PDF】
セレナ・コロンベーラ(S) グイド・サルヴェッティ(P) ティト・チェッケリーニ指揮スイス・イタリア語放送o. | ||
主題と変奏〜フルート作品集【バック・インレイ PDF】
ルイザ・セッロ(Fl) ブルーノ・カニーノ(P) | ||
マリピエロ:弦楽四重奏曲全集【バック・インレイ PDF】
ヴェネツィアSQ | ||
ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲/他【バック・インレイ PDF】
エンリコ・ディンド(Vc) ダニエーレ・ルスティオーニ指揮トスカーナo. | ||
チャールズ・マイヤー:ピアノ作品集【バック・インレイ PDF】
ルイージ・ジェローザ(P) | ||
マウロ・ダライ:ドレスデン協奏曲集【バック・インレイ PDF】
レアーレ・コンチェルト〔ピリオド楽器使用〕 | ||
CDT-50921 (CD+本 +ポスター) 廃盤 |
魅惑の木 | |
CD付き豪華本 | ||
MIECIO-632725 (BOOK+1CD) 絶版 |
ビーチェ・ホルショフスキ・コスタ (ホルショフスキ未亡人)著:ミエーチョ〜 ミェチスワフ・ホルショフスキの思い出(英語) (ディスコグラフィー付き) |
ミェチスワフ・ ホルショフスキ(P) |
ビーチェ・ホルショフスキ・コスタ編: ヤニナ・ロザ・ホルショフスカの手紙 1900-1904 [CD]: ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調Op.15(*) モーツァルト: ピアノ協奏曲第26番 ニ長調K.537「戴冠式」(#) ショパン:ボレロ Op.19(+) |
ミェチスワフ・ ホルショフスキ(P) モーリツ・ ヴァン・デン・ベルフ指揮(*) オランダ放送室内o.(*) フレデリック・ ウォルドマン指揮(#) ムジカ・エテルナ(#) | |
録音:1958年1月19日(*)/1966年4月15日(#)/1973年5月22日(+)。(#)と(+)はおそらく初発売となる音源。(*)は先にARBITERから初発売(ARB-154)された録音。本の装丁:160ページ+ポストカード120枚、30cm×21cm。 ホルショフスキ未亡人、ビーチェ・ホルショフスキ・コスタ女史編による書籍。ホルショフスキの母、ヤニナ・ロザ・ホルショウスカが1900年から1904年に書いた手紙をまとめたもの。もちろん、ホルショフスキ少年についても多く触れられており、また19世紀から20世紀へと移り変わる激動期の証言として重要。今回もCDが付いている。貴重な録音ばかりで、ホルショフスキ・ファンには逃がせないもの。 | ||
DYNAMIC "DELIZIE MUSICALI" Series DYNAMIC社の旧譜から優れた音源を選び抜き再リリースするシリーズ「デリーツィエ・ムジカーリ〔音楽の喜び〕」。 | ||
ビーバー親子:トランペット、弦楽と通奏低音のためのソナタ集 カール・ハインリヒ・フォン・ビーバー(1681-1749): クラリーノ、4つのトランペット、弦楽、ティンパニと通奏低音のためのソナタ/ 4つのトランペット、弦楽と通奏低音のためのパスカリス・ソナタ/ トランペット、弦楽と通奏低音のための3つのクラリーノ・ソナタ/ 4つのトランペット、弦楽、ティンパニと通奏低音のためのソナタ ハインリヒ・イグナーツ・フォン・ビーバー(1644-1704): トランペット、弦楽と通奏低音のための5声のソナタ第4番/ ヴァイオリン独奏、弦楽と通奏低音のための描写ソナタ/ トランペット、弦楽と通奏低音のためのパルティータ第5番/ 2つのヴァイオリンと通奏低音のための5声のソナタ第7番 ガブリエーレ・カッソーネ(ナチュナルTp) アントーニオ・フリジェ(Org) アンサンブル・ピアン・アンド・フォルテ | ||
旧品番:CDS-234。世界初録音だったもの。ドイツにおける器楽作品の著しい発展に寄与したビーバー親子の足跡をたどったユニークなアルバム。ガブリエーレ・カッソーネは、1960年生まれのイタリアのトランペット奏者。様々な古楽団体でソリストとして活躍している。 | ||
カスパール・フュルステナウ(1772-1819): フリーメイソンのための音楽 独唱、男声合唱、フルートとギターのための6つの歌/ フルートとギターのための12の小品 Op.16/ 独唱、男声合唱、フルートとギターのための6つの歌 |
マリオ・カルボッタ(Fl) アルド・マルティノーニ(G) ディエゴ・ファゾリス指揮 スイス・イタリア語放送男声cho. | |
旧品番:CDS-250。ドイツのフルート奏者フュルステナウによる、フリーメイソンのための音楽。今ではバロック音楽の指揮者として大人気のディエゴ・ファゾリスによる比較的初期の録音。 | ||
ジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750): チェンバロ協奏曲 イ長調/ フルート協奏曲〔ニ長調/イ長調〕/ オーボエ協奏曲〔第9番 変ロ長調/第12番 ハ長調〕 |
ドナテッロ・ビアンキ(Cemb) パオロ・フェリガート(Fl) フランチェスコ・ クワランタ(Ob) パオロ・スッパ指揮 イ・ムジチ・アンブロジアーニ | |
旧品番:S-2020。世界初録音だったもの。 「ヴァイオリンのヴィヴァルディ、オーボエのサンマルティーニ」と呼ばれたミラノ生まれで、ロンドンで活躍したオーボエ奏者、作曲家ジュゼッペ・サンマルティーニ。均整の取れた和声感覚、美しいメロディー、しっかりした構成と、その作品の完成度はコレッリに匹敵するにもかかわらず、顧みられることは少ない。チェンバロ協奏曲は、サンマルティーニの没後1754年に出版された曲。2曲のフルート協奏曲は、初期の作品と推測されている物。2曲のオーボエ協奏曲は、英国図書館所蔵の手稿譜に収められている物。 | ||
ミシェル・ド・モンテクレール(1667-1737):コンセール集(1725頃出版)より 〔第5番「戦争」/第4番/第3番/第6番「平和」〕 ガブリエーレ・カッソーネ(ナチュナルTp) アントニオ・フリージェ(Cemb) アンサンブル・ピアン&フォルテ [ルカ・マルツァーナ、ジョナサン・ピア、マウロ・ベルナスコーニ(ナチュナルTp)] | ||
録音:1998年11月、ジェノヴァ。旧品番:CDS-229。17世紀末から18世紀始めにかけて活躍、フランス・バロックにおいてリュリとラモーをつなぐ役割を果たしたモンテクレールは、雇用主からイタリア留学を命じられ、当時の最先端の音楽をパリにもたらした。このCDには、1725年頃出版されたコンセール集から4曲を収録。6本ものトランペットとティンパニによる豪壮で、豊麗なサウンド。 | ||
サン・サーンス:弦楽四重奏曲集〔第1番 ホ短調 Op.112/第2番 ト長調 Op.153 (1918)〕
ヴェネツィアSQ[アンドレア・ヴィオ、アルベルト・バッティストン(Vn) ルカ・モラッスッティ(Va) アンジェロ・ザニン(Vc)] | ||
録音:1997年5月、ジェノヴァ。旧品番:CDS-179(当店未案内)。なぜか録音の少ないサン=サーンスの弦楽四重奏曲集。第2番はサン=サーンスが既に80歳をとうに越えていた頃の作品。この後の作品は小品ばかりで、サン=サーンス最後の大作といってよい傑作。 | ||
チェーザレ・ネグリ(1535-1604)著の舞踊理論書「愛の感謝」(1602出版)に基づく様々な舞曲
アンサンブル・ラ・フォリア [パオロ・ビョルディ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) パオロ・ファルディ(Fl/ボンバルド) パオロ・ファンチュッラッチ(コルネット/ヴィオローネ) マルツィオ・マッテオーリ(リュート) マウロ・モリーニ(テノール・トロンボーン) アンドレア・ペルージ(Cemb) ダニエーレ・ポーリ(G)] | ||
旧品番:S-2001(当店未案内)。 チェーザレ・ネグリはミラノ出身で16世紀後半に活動したイタリアの舞踊家。 | ||
ロレンツォ・アレグリ(1567-1648):メディチ組曲 〔第2バッロ「ラ・セレーナ」/第5バッロ「セーヌ川のニンフ」/ 第1バッロ「愛の夜」/第8バッロ「イリス」/ 第7バッロ/第6バッロ/第4バッロ「至福の野」/ 第3バッロ「いと高きマリア様」〕 |
ジャン・ルカ・ラストライオリ指揮 グラン・コンソート・ リ・ストロメンティ | |
録音:1997年12月、フィレンツェ。ピリオド楽器使用。旧品番:CDS-218(当店未案内/廃盤)。フィレンツェでメディチ家のフェルディナンド1世とコジモ2世に仕えた音楽家、L.アレグリの舞曲集。 | ||
マックス・レーガー:無伴奏ヴァイオリン&ヴィオラ作品集 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.91 No.7 (1905) (*)/ 3つの無伴奏ヴィオラ組曲Op.131d (1915)〔第1番 ト短調/第2番 ニ長調/第3番 ホ短調〕(#) ルイジ・アルベルト・ビアンキ(Vn;*/Va;#) | ||
録音:1992年5月、ジェノヴァ。旧品番:CDS-10, CDS-383(ともに廃盤)。使用ヴィオラ:1595年、アマーティ製。ヴァイオリンに関しては資料無し。 Dynamic にパガニーニなどを大量に録音しているイタリアのヴァイオリニスト、ビアンキによるレーガー。ヴァイオリン・ソナタは新古典主義的の作風。無伴奏ヴィオラ組曲は亡くなる前年の作。なお、(*)はレーベルの欧文でも特記無しに「第7番」と記されているが、レーガーの無伴奏ヴァイオリン・ソナタはOp.42の4曲&Op.91の7曲の計11曲があるので、作品番号を書かずに「第7番」とするのは誤り。 | ||
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758): オーボエ協奏曲集 2つのオーボエのための協奏曲 ト長調/ オーボエとフルートのための協奏曲 ロ短調/ オーボエ協奏曲 イ短調/ 2つのオーボエのための協奏曲 変ロ長調/ 組曲 ト長調 |
ジュゼッペ・ナリン(Ob) マルコ・チェーラ(Ob) エルマンノ・ジャコメル(Fl) カルロス・グベルト指揮 アカデミア・バッハ・バロックo. | |
録音:1994年7月、パドヴァ。ピリオド楽器使用。旧品番:CDS-129(当店未案内/廃盤)。18世紀前半にドイツで活躍したファッシュのオーボエ協奏曲を集めたCD。バッハと同時代人のドイツの作曲家に興味があればぜひ。 | ||
ヤナーチェク: 「草かげの小径にて」第1巻/「草かげの小径にて」第2巻より〔アンダンテ/アレグレット〕/ 「草かげの小径にて」補遺/「霧の中で」より(3曲)/ ピアノ・ソナタ 変ホ長調「1905年10月1日街頭にて」 アンドレア・ペスタロッツァ(P) | ||
録音:1990年5月、ジェノヴァ。旧品番:CDS-70(当店未案内/廃盤)。ペスタロッツァはミラノ出身のピアニストで、ベリオなど近現代ものを得意としている。 | ||
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 〔ハ長調RV189/ハ短調RV202/ヘ長調RV286/ロ短調RV391/ ホ長調RV271「恋人」/ホ短調RV277「お気に入り」〕 |
ジョヴァンニ・グリエルモ、 フェデリコ・グリエルモ(Vn) ラルテ・デラルコ | |
録音:1995年6月,ヴィチェンツァ。ピリオド楽器使用。旧品番:CDS-147(2CDs/当店未案内/廃盤)から、1枚分を抜き出した物。ヴィヴァルディは(神聖ローマ皇帝カール6世に「ラ・チェトラ」と題されたヴァイオリン協奏曲集の手稿譜を二つ贈り、そのうちの一冊は1727年にOp.9として出版され、これが一般的に「ラ・チェトラ」として知られている。もう一冊はウィーンで手稿譜のまま保管されていた。 | ||
ジョヴァンニ・ボッテジーニ(1821-1889):弦楽四重奏曲集 〔変ロ長調Op.2 No.1/嬰へ単調Op.3 No.2/ニ長調Op.4 No.3〕 エリーザSQ[ドゥッチョ・ベルッフィ、ガブリエーレ・ベッル(Vn) レオナルド・バルターリ(Va) ジョヴァンニ・リッピ(Vc)] | ||
録音:1996年9月、ピストイア。旧品番:S-2006(当店未案内/廃盤)。19世紀のヴィルトゥオーソ・コントラバス奏者として知られるボッテジーニは作曲家・指揮者としても活躍したが、その作品録音は圧倒的にコントラバス曲ばかり。このCDは、作曲家としてのボッテジーニを知るには貴重な物。 | ||
ジュゼッペ・アントニオ・ブレシェネッロ(1960-1758):ガリコーネのためのソナタ集 〔第1番 ハ長調/第2番 ト長調/第3番 変ロ長調/第4番 ヘ長調/第5番 ロ長調/ 第6番 ト長調/第7番 ハ長調/第8番 ト長調/第9番 ロ長調〕 ターレル・ストーン(ガリコーネ) | ||
録音:1995年8月-9月、パドヴァ。旧品番:CDS-151(当店未案内/廃盤)。ガリコーネとはリュート属楽器の一種。ブレシャネッロは早くからドイツに渡り活躍していたが、これらの作品もドレスデンの図書館に保管されていたという。ストーンは米国出身のリュート奏者。 | ||
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲集 〔イ短調 RV523/ニ長調 RV513/ト長調 RV516/ハ長調 RV506/ハ短調 RV509/ニ短調 RV514〕 ジョヴァンニ・グリエルモ、フェデリーコ・グリエルモ、カルロ・ラッザーリ(Vn) ラルテ・デラルコ | ||
録音:1996年1月、アルタヴィッラ・ヴィチェンティーナ。旧品番:CDS-167(当店未案内/廃盤)。ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲をピリオド楽器で続々と録音したラルテ・デラルコによる演奏。独奏ヴァイオリンが2つということで、華やかさが増している。 | ||
ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1703-1771): リコーダー、ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 ハ長調 ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758): フラウト・トラヴェルソと2つのリコーダーのためのソナタ ト長調/ もはや罪ある僕でなく/リコーダーと2つのヴァイオリンのためのソナタ 変ロ長調 ヨハン・クリストフ・グラウプナー(1683-1760): 偉大な世界救世主よ、あなたは来るのか/リコーダー協奏曲 ヘ長調/他 ステファノ・バリアーノ(リコーダー) ズザンネ・ケリング(Ms) ファブリツィオ・チプリアーニ(Vn) コレギウム・プロ・ムジカ | ||
録音:1997年、ジェノヴァ。旧品番:CDS-186(当店未案内/廃盤)。 | ||
グリーグ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集 〔第1番 ヘ長調 Op.8/第2番 ト長調 Op.13/第3番 ハ短調 Op.45〕 |
ナタリア・ロメイコ(Vn) オリガ・シトコヴェツキ(P) | |
録音:2001年2月、ジェノヴァ。旧品番:CDS-278。ナタリア・ロメイコはロシアのノヴォシビルスク生まれ。2000年のパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝。この録音はその直後に行われた物。実に瑞々しい演奏で、発売当時、日本も含めた各国で評判になった。 | ||
グレゴリオ・ナルディ〜リスト: B.A.C.H.の主題による幻想曲とフーガS.529(第2版)/ シューベルト「万霊節のための連祷」の編曲 S.562/ バッハ:泣き、嘆き、不安になり、おののき」およびミサ曲 ロ短調の クルチフィクスの通奏低音による変奏曲 S.180/ 子守歌 S.174(第2版)/ベッリーニ「清教徒」の回想 S.390 グレゴリオ・ナルディ(P) | ||
録音:1988年10月、ジェノヴァ。旧品番:CDS-58(当店未案内)。他に録音があるものが大半だが、比較的珍しい作品を収録。グレゴリオ・ナルディは1964年、フィレンツェ生まれのピアニスト。このリスト集は英国の音楽雑誌の批評家から絶賛され、好評を博した。 | ||
アントニオ・バッジーニ(1818-1897):ヴァイオリンとピアノのための作品集 Vol.1 ヴァイオリン・ソナタ ホ短調Op.55/2つのノヴェレットOp.54/ 3つの小品 Op.53/3つの小品 Op.46/気掛かり ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Vn) アルド・オルヴィエート(P) | ||
録音:1999年4月、ジェノヴァ。旧品番:CDS-258。バッジーニは19世紀半ばから後半にかけて活躍したイタリアのヴァイオリニスト。1840年代前半にドイツに滞在しシューマンやメンデルスゾーンと交流、単なるイタリア人作曲家という以上の国際的な力量を持っていた。1867年出版のヴァイオリン・ソナタには、ドイツ・ロマン派の影響が見られ、興味深い。 | ||
アレッサンドロ・ロッラ(1757-1841):ヴァイオリンとヴィオラのための3つの二重奏曲Op.15 〔第1番 変ホ長調/第2番 変イ長調/第3番 ハ長調〕 サルヴァトーレ・アッカルド(Vn) ルイージ・アルベルト・ビアンキ(Va) | ||
録音:1972年2月。旧品番:CDS-252。19世紀前半にイタリアで活躍したヴァイオリニスト、ロッラ。18世紀末には既に高い名声を誇っており、若き日のパガニーニが彼に教えを乞いに訪問したのは有名な話。また20年以上スカラ座o.のコンサートマスターを務め、この劇場の水準アップに貢献した。作曲家としても数々のヴァイオリン曲を残しており、今日でもわりとよく演奏される。このCDは巨匠サルヴァトーレ・アッカルドという大物が弾いている。ヴィオラは、リミニ生まれのヴァイオリン、ヴィオラ奏者、ルイージ・アルベルト・ビアンキ。彼はこの録音の後、DYNAMIC社の録音に多数登場することになる。 | ||
コントラバス協奏曲集 ジョヴァンニ・ボッテジーニ(1821-1889): コントラバス協奏曲〔第1番 嬰ヘ短調/第2番 ロ短調〕/ 協奏的大二重奏曲(*) チャイコフスキー: ロココの主題による変奏曲(コントラバス版) |
オヴィディウ・バディラ(Cb) 曽 耿元 [Keng-Yuen Tseng](Vn;*) マルコ・ズッカリーニ指揮 ミラノ・ ポメリッジ・ムジカーリo. | |
録音:1998年1月、ミラノ。旧品番:CDS-210。コントラバスの神様ボッテジーニのコントラバス2曲と、チャイコフスキーのチェロの名作、ロココの主題による変奏曲をコントラバスで弾いたものを収録。名手として知られたルーマニア出身のオヴィディウ・バディラは、2001年に若くして亡くなってしまい、残された録音は多くない。 | ||
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758): ファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ長調/ 弦楽と通奏低音のための交響曲 ト長調 ヨハン・クリストフ・グラウプナー(1683-1760): フルート、ファゴット、弦楽と通奏低音のための 組曲 ト長調/ ファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ短調/ ファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ト長調 |
パオロ・トニョン(バロックFg) パール・ネーメト指揮 カペラ・サヴァリア | |
録音:1997年7月、ソンバトヘイ。旧品番:CDS-199(当店未案内)。18世紀前半に活躍したドイツの作曲家2人によるファゴット作品集。パオロ・トニョンはバロック音楽好きにはよく知られているファゴット奏者。レザール・フロリサン、アムステルダム・バロックo.、ル・コンセール・スピリチュエルなど、数々の団体でファゴット奏者を務め、またソリストとしても活躍している名手。 | ||
イグナーツ・プレイエル(1757-1831):ピアノ三重奏曲集 ピアノ三重奏曲 〔ホ短調 Op.16 No.5/ ト長調 Op.16 No.1〕/ グラン・トリオ ニ長調 Op.29 |
ヨアヒム三重奏団 [マッシモ・パルンボ(P) スエラ・ムッライ(Vn) サラ・アイロルディ(Vc)] | |
録音:1998年5月、ジェノヴァ。旧品番:S-2017。初出時世界初録音。オーストリア出身の作曲家でベートーヴェンと同様ハイドンに学んだプレイエルは後にパリに移り、楽譜、楽器製造業として成功、現在のプレイエル社の源流となる。ほのかにロマン派の音楽に向かっている香りが楽しめる。 | ||
フランチェスコ・バルサンティ(1690-1772):6つの合奏協奏曲集 Op.6 〔第1番 ト長調/第2番 イ長調/第3番 ホ長調/第4番 ト長調/第5番 イ長調/第6番 ホ長調〕 バンケット・ムジカーレ・イル・ピアチェーレ | ||
録音:1997年3月、ウィーン。旧品番:CDS-213(当店未案内)。バルサンティはルッカに生まれ、ドイツ生まれのヘンデルと同世代&同時期にロンドンを拠点に英国で長く活躍した作曲家。この合奏協奏曲集Op.6は、ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ作曲のソナタ・ノットルノ集Op.6を下敷きにしたもので、1757年にロンドンで出版された。 | ||
マックス・ブルッフ(1838-1920):弦楽四重奏曲全集 〔第1番 ハ短調 Op.9 /第2番 ホ長調 Op.10 〕 |
アカデミカSQ [マリアーナ・シルブ、 サンドラ・コラン(Vn) コンスタンティン・ザニダーケ(Va) ミハイル・ダンチラ(Vc)] | |
録音:1983年、ジェノヴァ。旧品番:CDS-29(当店未案内)。ブルッフは20歳代初頭に2曲だけ弦楽四重奏曲を作曲しており、共にドイツ・ロマン派色濃い名曲。2011年現在でこそ録音もいくつかあるが、当盤はかなり先駆的な録音だった。アカデミカ四重奏団は1967年、ルーマニアのブカレスト音楽院で結成された弦楽四重奏団。後に1992年からイ・ムジチの第6代コンサート・マスターを務めたシルプが結成。 | ||
ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):ピアノ作品集 (Vol.1) 幻想曲 Op.18 (1805) /7つのハンガリー舞曲 Op.23 /ピアノ・ソナタOp.20 (1807) /変奏曲 Op.21 (1806) ジュリアーナ・コルニ(P) | ||
録音:1998年、ヴェローナ。旧品番:S-2023。フンメルは生前大ピアニストとしても活躍した、ウィーン古典派末期の大物だった。残した作品は膨大だが、有名なトランペット協奏曲を除くと、録音が広く出回るようになったのは最近のこと。このDynamic のCDは、そうしたフンメルのリバイバルの最先端を走るものだった。収録されているのはすべて1805年から1807年にかけての作品。幻想曲 Op.18 第3楽章のラルゲット・エ・カンタービレはショパンの先駆とすらいえそうな物。民謡を用いたハンガリー舞曲 Op.23もほぼ同時期の作品。ピアノ・ソナタOp.20はこの時期のフンメルを代表する名曲。ジュリアーナ・コルニは、ジェノヴァのパガニーニ音楽院を修了、さらにウィーン、ザルツブルクで学んだピアニスト。このフンメルのピアノ作品集は、発売時話題となったものだった。 | ||
ヴィオッティ:ヴァイオリン・ソナタ集 Op.4 〔第1番 ホ長調/第2番 イ長調/第3番 ニ長調/第4番 変ロ長調/第5番 変ホ長調〕 フェリックス・アーヨ(Vn) コッラード・デ・ベルナルト(P) | ||
録音:1997年、ジェノヴァ。旧品番:S-2002(単売は当店未案内)。先に発売された9枚組ヴィオッティ集(CDS-689)にも含まれた、イ・ムジチ創立以来15年に渡ってコンサートマスターを務めたフェリックス・アーヨによるヴァイオリン・ソナタ集。まさにイタリアンな美感の滴る物。 | ||
ボッケリーニ:弦楽四重奏曲集 Op.8 〔第1番 ニ長調 G.165 /第2番 ハ短調 G.166 / 第3番 変ホ長調 G.167 /第4番 ト短調 G.168 / 第5番 ヘ長調 G.169 /第6番 イ長調 G.170〕 |
ヴェネツィアSQ [アンドレア・ヴィオ、 アルベルト・バッティストン、 ルカ・モラッスッティ(Va) アンジェロ・ザニン(Vc)] | |
録音:1994年、ジェノヴァ。旧品番:CDS-111(単売は当店未案内)。イタリアの名カルテット、ヴェネツィア弦楽四重奏団によるボッケリーニ。昨今ブームと言えるほど続々と弦楽五重奏曲の録音が登場するボッケリーニだが、弦楽四重奏曲はあまり多くない。この作品8も現役盤は少ないので、嬉しい復活。 | ||
フェルディナン・エロルド(1791-1833):序曲と交響曲集 歌劇「ザンパ」序曲/歌劇「クレルクの草原」序曲/交響曲〔第1番 ハ長調/第2番 ニ長調〕 ヴォルフ=ディーター・ハウスシルト指揮スイス・イタリア語放送o. | ||
録音:1998年9月、ルガノ。旧品番:CDS-282(当店未案内)。 | ||
ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):管弦楽組曲集〔ヘ長調/ニ長調/イ短調〕
パール・ネーメト指揮カペラ・サヴァリア | ||
録音:1999年1月、ソンバトヘイ、ハンガリー。初出時の世界初録音。旧品番:CDS-233。最大のライバルだったバッハすら賛美して惜しまなかったドイツ・バロックの偉大な作曲家ファッシュ。彼の作品は存命中には1曲も出版されず、その膨大な楽譜も散逸してしまったというが、そうした中で奇跡的に残っていた管弦楽組曲。後期バロックから古典派への橋渡しというにはあまりにも偉大な橋。 | ||
フランク(1822-1890):室内楽作品集 ピアノ三重奏曲〔第1番 嬰ヘ短調 Op.1 No.1 / 第2番 変ロ長調「サロンの三重奏曲」 Op.1 No.2 〕/ ダレイラク「ギュリスタン」のモチーフによる協奏的大二重奏曲 変ロ長調 Op.14 / アンダンティーノ・クィエトーゾ 変ホ長調 Op.6 マリアーナ・シルブ(Vn) ミハイ・ダンツィラ(Vc) ルクサンドラ・コラン(Vn2) ミハイル・サルブ(P) | ||
録音:1981-1982年、ジェノヴァ。旧品番:CDS-21(当店未案内)。 | ||
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.2 〔変ロ長調 RV380 /ハ長調 RV183 /ト短調 RV327 /ハ長調 RV171 〕/ 2台のヴァイオリンのための協奏曲(*) 〔変ロ長調 RV526 /イ長調 RV520 〕 |
ジョヴァンニ・グリエルモ(Vn) カルロ・ラッツァーリ(Vn;*) ラルテ・デラルコ | |
録音:1995年6月,ヴィチェンツァ。ピリオド楽器使用。旧品番:CDS-147(2CDs/当店未案内/廃盤)から、1枚分を抜き出した物。先に1枚分が DM-8011 で再発されていた。ヴィヴァルディは(神聖ローマ皇帝カール6世に「ラ・チェトラ」と題されたヴァイオリン協奏曲集の手稿譜を二つ贈り、そのうちの一冊は1727年にOp.9として出版され、これが一般的に「ラ・チェトラ」として知られている。もう一冊はウィーンで手稿譜のまま保管されていた。 | ||
アルビノーニ:フルートと通奏低音のための6つのソナタ Op.6 (原曲:12のヴァイオリン・ソナタ集 Op.6 /1710-1712) 〔ニ長調 Op.6 No.7 /ホ短調 Op.6 No.8 /ハ長調 Op.6 No.1 / ト短調 Op.6 No.2 /イ短調 Op.6 No.6 /ト長調 Op.6 No.9 〕 アンサンブル・バロッコ・サン・スーシ [マリオ・フォレーナ(Fl) テッレル・ストーン(テオルボ) カルロ・ザナルディ(Vc) アルド・フィオレンティン(Cemb)] | ||
録音:1995年4月-5月、パドヴァ。旧品番:CDS-139(当店未案内)。 | ||
ニーノ・ロータ(1911-1979):フルートのための室内楽作品集 フルートとオーボエのための3つの二重奏曲集(1972) /フルートとピアノのための5つの小品(1972) / フルート、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲(1958) /フルートとハープのためのソナタ(1937) / フルート、オーボエ、ヴィオラ、チェロとハープのための五重奏曲(1935) マリオ・カルボッタ(Fl) マリノ・ベデッティ(Ob) カルロ・パラッツォーニ(Vn) マルコ・ビアンキ(Va) マルコ・テストーリ(Vc) クリスティーナ・ビアンキ(Hp) カルロ・バルザレッティ(P) | ||
録音:1988年1月、ジェノヴァ。旧品番:CDS-172。 半数はアメリカ留学から帰ってきたニーノ・ロータ20代半ばの頃の作品。ロマンティックで分かりやすい作風はその後の映画音楽にも共通している。ここまでフルート作品にこだわったロータ作品集は珍しい。 | ||
DYNAMIC "S-2000 Series" 当シリーズは廃盤が進んでおりますので、お届けできない場合はご容赦下さい。また、品番が抜けているものは廃盤か未発売です。 | ||
S-2007 廃盤 |
レクオーナ:ピアノ作品全集 Vol.1 | クリスティーナ・ペゴラロ(P) |
スポンティーニ:室内歌曲集 小さな魔法使い/オリエントの夢/ ささいな愛/ミニヨンの歌/移り気/他 |
ヴァレリア・エスポジト(S) ルカ・ゴルラ(P) | |
18世紀から19世紀にかけてヨーロッパで一世を風靡したオペラ作家スポンティーニ。ワーグナーやマイアベーアにも影響を与えたそのロマンティックで文学的な作風は、歌曲にも十分伺われる。 #レーベルでは廃盤となっており、流通在庫限りです。入手できない場合はご容赦ください。 | ||
S-2013 廃盤 |
マリオ・ カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968): チェロとピアノのための作品全集 |
ヴィート・パーテルノステル(Vc) ジョヴァンニ・トルロンターノ(P) |
S-2014 廃盤 |
ルッジェーロ・レオンカヴァッロ(1857-1919):ピアノ作品集
ダリオ・ミュラー(P) | |
S-2015 廃盤 |
サルヴァトーレ・シャッリーノ:ピアノ作品集 | マッシミリアーノ・ダメリーニ(P) |
旧品番: CDS-82 〔廃盤〕。 | ||
ラスト・タイム・ラグ ジョプリン、アーティ・マシューズ、 ジョー・サリヴァン、サティ、ドビュッシー、 ストラヴィンスキー、モリコーネ、他全14曲 |
マルコ・フーモ(P) | |
「ラグ・タイム」をキーワードに、映画音楽のモリコーネまで引っ張り出して多彩な曲目を収録した「ラグ・タイム」の歴史をたどる優れたアンソロジー。 #レーベルでは廃盤となっており、流通在庫限りです。入手できない場合はご容赦ください。 | ||
S-2019 廃盤 |
レクオーナ:ピアノ作品全集 Vol.2 | クリスティーナ・ペゴラロ(P) |
S-2021 廃盤 |
クレメンティ: ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集 |
マヌエル・デ・コル(P) ステファノ・グロッシ(Vn) |
S-2022 廃盤 |
エドワード・マクダウェル:ピアノ作品集 | ダリオ・ミュラー(P) |
S-2024 廃盤 |
ビーダーマイヤー期のフルート・ソナタ集 | フランチェスカ・パニーニ(Fl) パオロ・ビドリ(P) |
S-2026 廃盤 |
サンティアゴ・デ・コンポステラへの道 | コンソート・フォンテガラ |
S-2027 廃盤 |
ユリウス・ロイプケ: ピアノ・ソナタ/マズルカ/スケルツォ ルートヴィヒ・シュンケ: グランド・ソナタ |
マリオ・パトウィッツィ(P) |
S-2028 廃盤 |
ドゥシャン・ボグダノヴィッチ: 翡翠の弦のように |
アドリアーノ・ セバスティアーニ(G) |
S-2029 廃盤 |
リャプノフ:ピアノ作品集 7つの前奏曲/春の歌/エレジー/ 4つのタブロー/小フーガ/他 |
マルコ・ラペティ(P) |
S-2030 廃盤 |
シュニトケ: ヴァイオリンと室内オーケストラのためのソナタ第1番/ ヴィオラと弦楽のためのモノローグ/ 2つのヴァイオリン、チェンバロ、ピアノと弦楽のためのコンチェルト・グロッソ第1番 マルコ・セリーノ(Vn) ガブリエーレ・クローチ(Va) フラヴィオ・エミリオ・スコーニャ指揮イル・テルツォ・スオーノ・アンサンブル | |
S-2035 廃盤 |
フンメル:ピアノ作品集 Vol.2 ピアノ・ソナタ 変ホ長調/変奏曲 イ短調/ 華麗なるロンド/ポプリ |
ジュリアナ・コルニ(P) |
S-2036 廃盤 |
イタリア空軍軍楽隊の響き!! | ガブリエーレ・カッソーネ(Tp) パトリツィオ・エスポジート指揮 イタリア空軍軍楽隊 |
S-2038 廃盤 |
フンメル:ピアノ作品集 Vol.3 | ジュリアーナ・コルニ(P) |
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ | ボリス・ ペトルシャンスキー(P) | |
ヴェルディ:アリア集 アイーダ/アッティラ/群盗(*)/仮面舞踏会/ ルイザ・ミラー/二人のフォスカリ/ レニャーノの戦い/シモン・ボッカネグラ/ からのアリア |
ルイーザ・マラリアーノ(S) リッカルド・ムーティ指揮(*)/他 | |
録音:1964年-1973年。 ルイーザ・マラリアーノはジェノヴァ生まれのイタリアのソプラノ。1960年代から70年代にかけて世界中で活躍、とりわけヴェルディには定評があり、芯のピンと通ったイタリアの声は、インターナショナル化が加速する時代にあって伝統的ヴェルディ・ソプラノを伝える貴重な存在だった。その後は教育者として活動、日本人の弟子もいる。Dynamicのスタッフ一同はオペラ好きで、同じジェノヴェーゼのマリアーノは憬れの存在だったとか。スタッフの愛情が感じられるCD。ちなみに1969年フィレンツェでの「群盗」は若き日のムーティ指揮によるもので、これは貴重。 | ||
S-2042 廃盤 |
ヒナステラ:ヴァイオリン協奏曲 バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ |
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn) マリオ・ディ・ボナヴェントゥーラ指揮 ホプキンス・センターo. ノエル・リー(P) |
録音:1968年|旧品番: CDS-110 〔廃盤〕。 | ||
アミルーカレ・ポンキエッリ(1834-1886):室内歌曲集 [Chamber Songs] 夢/ガエターノ・ドニゼッティに捧げるカンタータ/穏やかな波の上を漕ぐ/棄てられて/ 平和と忘却/トロヴァトーレ/哀れな花/愛の神よ!/墓地での夜/哀歌/ 「バレンシアのムーア人」〜いいえ!私は泣くことはできない/「いいなづけ」〜ああ聖処女様 フェデリーカ・ザネッロ(S) アルベルト・ブルーニ(P) | ||
録音:2010年8月、ピアチェンツァ。全14曲中、8曲は世界初録音。「ジョコンダ」で有名なポンキエッリは、他にも様々なオペラを作曲しただけでなく、歌曲も多く書いている。素敵な曲が多いにもかかわらず、それらは陽の目を見ることが少ない。「夢」は、全音のイタリア近代歌曲集第2巻に収録されていることで音大で声楽を学ぶ人から人気の高い名曲だが録音は少なく、このCDは歓迎されることだろう。ザネッロは、リグーリア州ラ・スペツィアのサルザーナ生まれ。まだ若いソプラノだが、既に主役を歌ったCDもあり、今後ますますの活躍が期待される。 |