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イタリアのマイナー・レーベル



AMADEUS
ARTE SONORA
ASSOCIAZIONE MARC'ANTONIO INGEGNERI
AUDITORIUM
BARYTON
BELLA GERIT
BORGATO
CINIK RECORDS
CONTINUO RECORDS
COSARARA
DELTADISCHI (PALCO REALE)
DIGRESSIONE MUSIC [DIGRESSIONE CONTEMPLATTIVA]
DIREARTE
DUCALE
EGEA
ELEGIA
ENSEMBLE LE BRUN
FABULA CLASSICA
INVIOLATA
MAP ITALY (LIRA CLASSICA, etc.)
MICROLOGUS
MUSICA VIVA
NIREO
PRELUDIO (Italy)
RAI TRADE
ROF (Rossini Opera Festival)
SARX
SARX "Linea Angelicum"
SI
SONY MUSIC ITALY
III MILLENNIO [Terzo Millennio]
TESORI MUSICALI DI ROMA
VERMEER DIGITAL




 20世紀の間には日本へほとんど紹介される事の無かった、イタリアの小レーベル(MAP, RAI TRADE と言ったアイテム数の多いレーベルを除くと、ほとんどがアーティスト&団体の自主製作盤)を御紹介。
 小さいレーベルのため現地での集荷にも時間がかかり、数ヶ月〜それ以上お待ち頂く場合もあります。あらかじめご了承下さい。

AMADEUS 1枚あたり\2750(税抜\2500)
 イタリアの Paragon s.r.l. が1989年から発売している、マニアには知られたレーベル、アマデウスを遂にご案内開始。日本への輸入は1990年代でほぼ終了していたが、現地では綿々と新録音が続けられている。流通経路が特殊で入荷率は極端に悪かったが、ようやくまともに入手出来そうだ。
 #当レーベルは流通・販売ルートが限られている上、プレスは初回のみと思われます。2014年現在で入手出来る古いアイテムは、基本的に現地では2006年頃以降の発売(通常ラインナップの品番では190番台以降)と思われ、今後御案内しないアイテムにつきましては廃盤とお考え下さい。また、御案内直後のご注文を強くお薦め致します。当レーベルの別シリーズ AMADEUS "RAINBOW" はこちらから
AMX-015-2
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【注目盤】
サン=サーンス、ヴィエニャフスキ、グリーグ、ポンセ、エルガー、ドビュッシー
 ヴァイオリンとピアノのための作品集
 サン=サーンス(1835-1921):ソナタ第1番 ニ短調 Op.75 No.1
 ヴィエニャフスキ(1835-1880):華麗なポロネーズ イ長調 Op.21 No.2
 グリーグ(1843-1907):ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調 Op.45
 ポンセ(1882-1948)/ハイフェッツ(1901-1987)編曲:小さな星
 エルガー(1857-1934):気まぐれな女 Op.17
 ドビュッシー(1862-1918)/ハイフェッツ編曲:美しき夕べ
  アレッシオ・ビドリ(Vn) ステファニア・モルモーネ(P)
 録音:2011年7月13日-15日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、モンツァ・エ・ブリアンツァ県、ロンバルディア州、イタリア。
 アレッシオ・ビドリは1986年イタリアのミラノに生まれ、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学んだヴァイオリン奏者。2013年に Sony Classical から「ヴェルディの主題によるファンタジア集」をリリースしメジャー・デビューを果たした。
AMP-014-2
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(6CD)
4CD価格
モーツァルト(1756-1791):セレナード集
 [CD 1] 行進曲 ニ長調 K.335 (320a) /セレナード第9番 ニ長調「ポストホルン」K.320 /
     セレナード第6番 ニ長調「セレナータ・ノットゥルナ」K.239
 [CD 2] セレナード第11番 変ホ長調 K.375 /
     セレナード第13番 ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K.525 /
     セレナード第12番 ハ短調「ナハトムジーク」K.388 (384a)
 [CD 3] 行進曲 ニ長調 K.249 /セレナード第7番 ニ長調「ハフナー」K.250 (248b)
 [CD 4] セレナード第10番 変ロ長調「グラン・パルティータ」K.361 (370a)
 [CD 5] 行進曲 ニ長調 K.62 /セレナード第1番 ニ長調 K.100 (62a) /
     行進曲 ニ長調 K.189 (167b) /セレナード第3番 ニ長調 K.185 (167a)
 [CD 6] 行進曲 ニ長調 K.237 (189c) /セレナード第4番 ニ長調 K.203 (189b )/
     行進曲 ニ長調 K.215 (213b) /セレナード第5番 ニ長調 K.204 (213a)
 カルロ・デ・マルティーニ指揮アッカデーミア・リッタ
 録音:2005年、アッカデーミア・マルツィアーリ、セーヴェゾ、ミラノ、イタリア。アッカデーミア・リッタはヴァイオリニスト・指揮者カルロ・デ・マルティーニにより2005年に創設されたイタリアのピリオド楽器オーケストラ。
トレンティーノ・センツァ・テンポ〜トレンティーノ民謡集
 La cana del vècio garbaro (Marco Somadossi) / Girolemin (Ruggero Mascellino) (*) /
 Vegnerà sta primavera (Raffaele Cacciola) (*) / Ninna nanna (Marco Somadossi) /
 Serafin (Giovanni Sollima) / Cossa gave voi pare (Raffaele Cacciola) /
 Filastrocche popolari (Sandro Filippi) (+) / Son na serva (Marco Betta) (*) /
 Belina come te (Lorenzo Pusceddu) (*) / La matina (Marco Somadossi) (*) /
 Da Ravina a Patom (Daniele Carnevali) / Ferdinando s'innamora, son maritata (Ruggero Lagana) /
 Memorie dell'ombra (Giovanni Grosskopf) /
 Ai preat la biele stele (Marco Somadossi) (*) / Col ceston (Sandro Filippi) (*)
 Albiano Marsch (Marco Somadossi) / Nel silenzio della sera (Raffaele Cacciola)

 トスカ(歌;*) マルコ・ソマドッシ指揮コルポ・バンディスティコ・アルビアーノ(吹奏楽)、様々な器楽奏者
 録音:2010年6月11日-13日、9月17日-19日、24日-26日、アルビアーノ、トレント県、トレンティーノ=アルト・アディジェ特別自治州、イタリア /2010年10月26日-27日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、モンツァ・エ・ブリアンツァ県、ロンバルディア州、イタリア。
 イタリア北東部チロル地方、オーストリアおよびスイスと国境を接するトレンティーノ=アルト・アディジェ特別自治州の民謡を地元の吹奏楽団の演奏で。「センツァ・テンポ」とは「テンポの指定なし」「自由な速さで」という意味。ブックレットはイタリア語のみ。
シューベルト(1770-1828):ピアノと弦楽のための五重奏曲 イ長調「ます」 Op.114, D.667
ヘルマン・グスタフ・ゲッツ(1840-1876):ピアノと弦楽のための五重奏曲 ハ短調 Op.16
 ボッテジーニ五重奏団
  [アレッサンドロ・チェルヴォ(Vn) フェデリーコ・スタッシ(Va)
   ジャコモ・グランディ(Vc) ロベルト・デラ・ヴェッキア(Cb) リンダ・ディ・カルロ(P)]
 録音:2009年11月22日-24日、2010年8月16日-18日、サン・ピエトロ・アド・スポルティヌム教会、モシャーノ・サンタンジェロ、テーラモ県、アブルッツォ州、イタリア。
 有名なシューベルトの「ます」と同編成によるゲッツの作品をカップリング。ゲッツ〔ミドル・ネームを略してヘルマン・ゲッツとも〕はドイツのケーニヒスベルクに商人の子として生まれ、ベルリンでハンス・フォン・ビューローにピアノを師事。スイスに本拠を移し作曲家、ピアニスト、指揮者、音楽評論家として活躍したが、結核のため35歳の若さで亡くなった。作風は正統ロマン派的。ボッテジーニ五重奏団は2006年に結成されたアンサンブル。通常の弦楽四重奏曲+ピアノではなくヴァイオリン1、コントラバス1の編成をとる、常設の団体としては極めてユニークな存在。
シューベルト(1797-1828):ピアノ作品集
 17のレントラーD.366 から Nos.1-6, 12, 15 /2つのスケルツォD.593 /
 幻想曲 ハ短調 D.2e /ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
  リーノ・レオポルド・ロッシーニ(P)
 録音:2006年3月3日-5日、リアル・トーン・ミュージック・ラボ、ナポリ、イタリア。
R.シュトラウス(1864-1946):ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.18
ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108
 エドアルド・ゾージ(Vn) ブルーノ・カニーノ(P)
 録音:2009年3月3日-5日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、ミラノ県、イタリア/発売:2009年。
 エドアルド・ゾージ(姓の「 Zosi 」の読み方が正しくないかもしれない)は1988年ミラノに生まれ、3歳よりセルゲイ・クリモフに、後にピエール・アモイヤルに師事し、2005年にミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を最高賞付きで卒業した天才肌のヴァイオリン奏者。
ライヴ・イン・シカゴ〜ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):9つのソナタ
 〔ロ長調 K.70 /ト短調 K.8 /ヘ長調 K.19 /ロ短調 K.87 /ホ長調 K.20 /
  ト短調 K.450 /イ短調 K.109 /ニ短調 K.1 /ト長調 K.13 〕
 ナッツァレーノ・カルージ(P)
 録音:2001年9月21日、ライヴ、リサイタル・ホール、ノースイースタン・イリノイ大学、シカゴ、アメリカ合衆国。
 ナッツァレーノ・カルージは1968年イタリアのチェラーノに生まれ、フィレンツェのルイージ・ケルビーニ音楽院を卒業後アレクシス・ワイセンベルク、ヴィクトル・メルジャーノフに師事したピアニスト。2010年、クラシックのピアニストとして初めてイタリアの大手メディア・グループ「メディアセット」と専属契約を結んだ。
騎士の歌〜ミゲル・デ・セルバンテスの時代の音楽
 アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):「騎士の歌」によるディフェレンシアス
 ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):スペインのパヴァーヌ
 アントニオ・デ・カベソン:「ご婦人の望み」によるディフェレンシアス
 ジョン・ブル(1563-1628):イン・ノミネ
 タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1665):半音階的カプリッチョ
 ウィリアム・バード(1543-1623):ラ・ヴォルタ
 ホセフ・ヒメネス(1601-1672):バタリャ第6旋法
 不詳(17世紀):宮廷組曲
  〔牛/アルマンド/陽気な歌/サラバンド/エル・アチャ舞曲/カナリオ/エル・ビラノ〕
 アスカニオ・マヨーネ(1570-1627):ロジェーレによるパルティータ
 タルクイニオ・メールラ:トッカータ第2旋法
 アントニオ・デ・カベソン:
  ジョスカン・デプレの「御身は穢れなく無垢にして貞節なり、マリア」
 ウィリアム・バード:鐘
 ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:モーレ・パラティーノ
 アントニオ・デ・カベソン:「牛の見張り」によるディフェレンシアス
 ホセフ・ヒメネス:フォリアと20のディフェレンシアス
 不詳(17世紀):エスパニョレタ
  アマヤ・フェルナンデス・ポスエロ(Cemb)
 録音:2005年11月3日、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ・バジリカ聖堂、サグレスティア・デル・ブラマンテ、ミラノ、イタリア/発売:2006年。
 アマヤ・フェルナンデス・ポスエロはエル・エスコリアル音楽院を卒業後、1994年イタリアに留学しミラノ市立音楽学校でラウラ・アルヴィーニに師事、その後もイタリアを本拠に活躍しているスペインのチェンバロ&フォルテピアノ奏者。
クラリネット〜作曲家の情熱
 ドニゼッティ(1797-1848):クラリネットと室内管弦楽のための小協奏曲 変ロ長調
 ロッシーニ(1792-1868):弦楽四重奏のためのソナタ第1番 ト長調/
             クラリネットと管弦楽のための序奏、主題と変奏曲/
             弦楽四重奏のためのソナタ第3番 ハ長調
 サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1879):
  クラリネットと室内管弦楽のための協奏曲 変ロ長調
 ファブリツィオ・メローニ(Cl) アルベルト・マルティーニ指揮
 ヴェローナ・アッカデーミア・イ・フィラルモニチo.
 録音:2005年1月、マフェイアーナ・ホール、フィラルモニチ劇場、ヴェローナ、イタリア。
 ファブリツィオ・メローニはミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学び、1984年以来2014年現在ヴェローナのフィラルモニチ劇場o. のソリスト(首席)を務めているイタリアのクラリネット奏者。アルベルト・マルティーニは「第1ヴァイオリン・コンチェルタトーレ」とクレジットされているが、ブックレットに掲載されている録音セッションの写真で指揮者が立っているので「指揮」と表記した。
18世紀と弦の芸術
 [AMO-021/022] コレッリ(1653-1713):ヴァイオリンと通奏低音のための12のソナタ Op.5
   [ステファノ・モンタナーリ(Vn) オッターヴィオ・ダントーネ指揮
    アッカデーミア・ビザンティナ/録音:2002年4月6日-10日、10月13日-16日、
    サン・ヴィターレ国立博物館食堂、ラヴェンナ、イタリア/
    前出: Arts, 47724-8 (HYBRID_SACD) ]
 [AMO-023] アルビノーニ(1671-1751):5声の協奏曲集 Op.10 から
  〔第4番 ト長調/第11番 ハ短調/第9番 ハ長調/第8番 ト短調/
   第5番 イ長調/第7番 ヘ長調/第2番 ト短調/第1番 変ロ長調〕

  [クラウディオ・アストロニオ指揮ハルモニチェス・ムンディ/録音:2004年9月6日-8日,
   グスタフ・マーラー・ホール、コンヴェンション・センター、グランド・ホテル、
   ドッビアーコ、イタリア/前出: Arts, 47747-8 (HYBRID_SACD) ]
 [AMO-024] ヴェラチーニ(1690-1768):
  組曲(序曲)第6番 ト短調/ソナタ第6番 イ短調/ヴァイオリン協奏曲 イ長調/
  ソナタ第7番 イ長調/組曲(序曲)第2番 ヘ長調
  [フェデリコ・グリエルモ(Vn)指揮ラルテ・デラルコ/
   録音:2004年10月8日-11日、聖マリア被昇天教会、ソヴィッツォ、イタリア/
   前出: AM-196-2, CPO, 777 302-2 (HYBRID_SACD) ]
 [AMO-025] ヴィヴァルディ(1678-1741):
  ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調「グロッソ・モグール」RV208 /
  4つのヴァイオリンとチェロのオブリガートのための協奏曲 Op.3 No.10 RV580 /
  ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ長調 RV187 /
  ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調「不安」RV234 /
  ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ホ短調「お気に入り」 Op.11 No.2 RV277
  [ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn) ジョヴァンニ・アントニーニ指揮
   イル・ジャルディーノ・アルモニコ/録音:2005年6月6日-9日、教区教会、
   パラッツォ・ピニャーノ、イタリア/前出: AM-184-2 /後出: Onyx, ONYX-4001 ]

 [AMO-026] ヴィヴァルディ(1678-1741):
  ヴァイオリン協奏曲集「ラ・ストラヴァガンツァ」 Op.6 から
   〔第1番 変ロ長調 RV383a /第2番 ホ短調 RV279 /第4番 イ短調 RV357 /
    第7番 ハ長調 RV185 /第8番 ニ短調 RV249 /第9番 ヘ長調 RV284 /第11番 ニ長調 RV204 〕
  [チンツィア・バルバジェラータ(Vn)指揮アグライアo./
   録音:1995年11月12日-15日、25日-28日、音楽の間、
   ヴィッラ・メディチ・ジュリーニ、ブリオスコ、イタリア/前出: AMS-29/30 ]
ナポリ風ヴィラネッラ集
 不詳: Madonna tu mi fai lo scorrucciato
 レオナルド・デラルパ(1525頃-1601): Vorria crudel tornare
 不詳: O vecchia tu che guardi ste citelle / Villanesca Napolitana /
    Che sia malditta l'acqua sta matina
 アドリアン・ウィラールト(1490頃-1562): O bene mio famm'un favore
 アントニオ・ヴァレンテ(確認できる活躍期:1565-1580): Lo ballo dell'intorcia
 オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):
  Sto core mio se fosse di diamante / Tu traditora
 ジャコモ・ゴンツァニス(1520頃-1575/1579?): Chi passa per sta strada
 不詳: Boccuccia d'uno persico aperturo
 アントニオ・ヴァレンテ: Tenore grande di napoli
 ジャコモ・ゴンツァニス: Questi capelli d'or / Ricercare / Guerra non ho da far
 レオナルド・プリマヴェーラ(1540頃-1585): Tre donne belle
 ジャコモ・ゴンツァニス: La dura partita
 フーベルト・ヴァールラント(1517頃-1595): O Villanella
  レナータ・フスコ(S) コンセルト・ヴァーゴ
   [エーロ・マリア・バルベーロ(Cemb) マウリツィオ・ピアンテッリ(コラショーネ/バス・リュート)
    マウロ・オッキョネーロ(Perc) セルジョ・バルチェッローナ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
    マッシモ・ロナルディ(リュート/ルネサンスG/ディレクター)]
 録音:2005年10月6日-9日、インコロナータ教会、マルティネンゴ、ベルガモ県、イタリア。
 #すでに現地品薄状態のため、早々に入手不能となる可能性があります。
ボロディン(1833-1887):
 交響曲第2番 ロ短調 Op.43 (*)
マーラー(1860-1911):交響曲第1番 ニ長調(+)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
NYP (*)、
ミネアポリスso.(+)
 録音:1940年。
ブラームス(1833-1897):ピアノ作品集
 左手のためのシャコンヌ(原曲:J.S.バッハ)/
 8つのピアノ曲 Op.76 /
 2つの狂詩曲 Op.79 /7つの幻想曲 Op.116
アンナ・ヴィニツカヤ(P)
 録音:2015年9月7日-10日、ライトシュターデル、ノイマルクト、ドイツ。原盤: Alpha 。
ヴェーベルン(1883-1945):弦楽四重奏のための緩徐楽章
メンデルスゾーン(1809-1847):弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 Op.80
チャイコフスキー(1840-1893):弦楽四重奏曲第3番 変ホ短調 Op.30
 ノウスSQ [ティツィアーノ・バヴィエーラ、アルベルト・フランキン(Vn)
        サーラ・ダンブルオーゾ(Va) トマゾ・テジーニ(Vc)]
 録音:2015年6月7日-9日、バルトークスタジオ、ベルナレッジョ、ミラノ県、イタリア。
 ノウス弦楽四重奏団は2011年スイス、ルガーノのスヴィッツェラ・イタリアーナ音楽院で結成。これが2枚目のディスク。
喜びもて歌え〜ミラノ大聖堂の聖年の音楽
 ミケランジェロ・グランチーニ(1605-1669):
  喜びもて歌え [Cantate cum jubilo] /
  われらの救いなるキリストに歓呼せよ [Exultate Christo adiutori nostro]
 ジュゼッペ・サルティ(1729-1802):アンブロジウスのミサ〜グローリア
 アンブロジオ聖歌:来たれ、すべての被創造物よ [Venite omnes creatura]
 サルヴァトーレ・ガロッティ(1856-1928):光輝く [Lux fulgebit]
 ルチアーノ・ミリアヴァッカ(1919-2013):
  異国人たちは渡らず [Alienigenae non transibunt]
 クラウディオ・ブルジョ(1969-):天より滴らせたまえ [Rorate caeli]
 アンブロジオ聖歌:われを清めたまえ、主よ [Asperges me, Domine]
 フランキーノ・ガッフリョ(1451-1522):
  われらは御身キリストを崇拝す [Adoramus te Christe]
 ジョヴァンニ・アンドレア・フィオローニ(1704-1788):主の天使 [Angelus Domini]
 ルチアーノ・ミリアヴァッカ:
  めでたしまことのお体 [Ave verum corpus] /
  過ぎ越しのいけにえを称えよ [Victimae paschali laudes]
 レナート・ファイト(1957-2007):めでたしマリア [Ave Maria]
 カルロ・モンツァ(1735-1801):マニフィカト
 フランキーノ・ガッフリョ:悲しみの御母は立ちぬ [Stabat Mater dolorosa]
 アゴスティーノ・クアリア(1744-1823):われは天使に問いぬ [Interrogavi angelum]
 クラウディオ・ブルジョ:目をかえたまえ、主よ [Attende Domine]
 アゴスティーノ・クアリア:この日は記念の日とならん [Erit hic vobis dies]
  クラウディオ・ブルジョ指揮
  カペッラ・ムジカーレ・デル・ドゥオーモ・ディ・ミラノ〔ミラノ大聖堂聖歌隊〕
  エマヌエーレ・カルロ・ヴィアネッリ(Org)
 録音:2015年11月5日、10日、12日、14日、アウディトリウム・マッジョリーニ、ロー、ミラノ県、イタリア。
AM-313-2
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【注目盤】
初出! イル・ジャルディーノ・アルモニコのテレマン
 テレマン:リコーダーとシャリュモーのための組曲・ソナタ・協奏曲集

 ジャック=マルタン・オトテール(1674-1763):リコーダーのための前奏曲
   [Prelude pour la flûte àbec, modulè simplement "Tendrement sans lenteur"]

 テレマン(1681-1767):
  リコーダー、弦楽と通奏低音のための組曲 イ短調 TWV 55: a2 /
  リコーダー、弦楽と通奏低音のための組曲 ハ長調 TWV 51: C1 /
  2つのシャリュモー、ヴァイオリンのユニゾンと
   通奏低音のためのソナタ ヘ長調 TWV 43: F2 (*)
  リコーダー、2つのヴァイオリンと通奏低音のための室内協奏曲 ト短調 TWV 43: g3
 ジョヴァンニ・アントニーニ(リコーダー;*以外/シャリュモー・テノール;*)指揮
 イル・ジャルディーノ・アルモニコ
  [ティンダロ・カプアーノ(シャリュモー・コントラルト;*)
   エンリコ・オノフリ、マルコ・ビアンキ(Vn)
   ステファノ・バルネスキ、リアーナ・モスカ(Vn/Va)
   パオロ・ベスキ(Vc) ジャンカルロ・デ・フレンツァ(ヴィオローネ)
   エヴァンジェリーナ・マスカルディ(テオルボ) リッカルド・ドーニ(Cemb)]
 録音:2012年2月8日-10日、2013年3月11日-14日、聖マルコ教会の記念聖具室、ミラノ、イタリア。
 イル・ジャルディーノ・アルモニコの未発売音源。シャリュモーはクラリネットの前身にあたる木管楽器。
AM-312-2
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【注目盤】
第16回ブゾーニ国際ピアノ・コンクール(2015)第1位〜ムン・ジヨン
 ハイドン(1732-1809):ソナタ ハ長調 Op.70 Hob.XVI: 48
 J.S.バッハ(1685-1750)/ブゾーニ(1866-1924)編曲:
  前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調(BWV 998)
 シューマン(1810-1856):ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11
  ムン・ジヨン〔クローエ・ジヨン・ムン〕(P)
 録音:2015年8月30日、クラウディオ・モンテヴェルディ音楽院、ボルツァーノ、イタリア、第16回ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、ソロ・ファイナル、ライヴ。
 ムン・ジヨンは1995年韓国生まれのピアニスト。ブゾーニ国際ピアノ・コンクール史上初のアジア人優勝者となった。
AM-311-2
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(2CD)
ゲヴァントハウス・マラソン・コンサート
 モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
 シューベルト(1797-1828)/リスト(1811-1886)編曲:
  「さすらい人」幻想曲(ピアノと管弦楽のための版)
 シューマン(1810-1856):ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
 チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
  エミリオ・アヴェルサーノ(P) オヴィディウ・バラン指揮ルーマニア国立バカウpo.
 録音:2014年10月19日、ライヴ、ゲヴァントハウス、ライプツィヒ、ドイツ。
 イタリアのピアニスト、エミリオ・アヴェルサーノは一公演で4つまたは5つのピアノ協奏曲を演奏する「世紀のピアノ・マラソン」と称するコンサート・シリーズを2008年に開始した。
AM-310-2
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【注目盤】
ラーザリ・ベルマン、初出音源!
 リスト(1811-1886):ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
 ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」
ラーザリ・ベルマン(P)
 録音:1991年5月2日-3日、スフォルツァ城、トッツォーニ宮殿、イーモラ、イタリア/原盤: Arnaldo Volani 。
 ラーザリ〔ラザール〕・ベルマン(1930-2005)が講師を務めていたイーモラ国際ピアノ・アカデミーにおける録音。
ボッケリーニ(1743-1805):
 ピアノとヴァイオリンのための6つのソナタ Op.5 から
  〔第5番 ト短調 G.29 /第2番 ハ長調 G.26 /
   第1番 変ロ長調 G.25 /第4番 ニ長調 G.28 〕
シモーネ・ソルダーティ(P)
アルベルト・ボローニ(Vn)
 録音:2015年4月2日-3日、ISSM. ルイージ・ボッケリーニ・ホール、ルッカ、イタリア。
AM-308-2
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【注目盤】
若きヴィヴァルディ〜録音希少な初期作品集
 ヴィヴァルディ(1678-1741):
  ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ短調 RV 813 /
  ヴァイオリン、オーボエ、オルガンとシャリュモーのためのソナタ ハ長調 RV 779 /
  2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ短調 RV 552a (*) /
  ヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調 RV 820 (*) /
  リコーダーと通奏低音のためのソナタ ヘ長調 RV 52 /
  2つのヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のためのソナタ イ短調 RV Anh.107a (*)
  2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ長調 RV 60
 フェデリコ・マリア・サルデッリ(リコーダー)指揮モード・アンティクオ
   [パオロ・ポッラストリ(Ob) ウーゴ・ガラッソ(シャリュモー)
    エンリコ・カザッツァ、ラッファエーレ・ティゼオ、パオロ・カンタメッサ(Vn)
    ダニエーレ・デル・ルンゴ(Vn/Va) パスクアーレ・レポーレ(Va)
    ベッティーナ・ホフマン(Vc) ニコラ・ドメニコーニ(Cb)
    シモーネ・ヴァッレロトンダ(テオルボ/G)]
 録音:2015年2月10日-12日、ペルゴーラ劇場、フィレンツェ、イタリア /原盤: Sony Music Entertainment Italy 。 (*)は世界初録音。
チャイコフスキー(1840-1893):
 弦楽六重奏曲 ニ長調「フィレンツェの思い出」 Op.70(弦楽合奏による)/
 弦楽セレナード ハ長調 Op.48
  ドメニコ・ピエリーニ指揮フィレンツェ五月音楽祭室内合奏団
 録音:2015年3月20日-22日、フィエンツェ・オペラ、フィレンツェ、イタリア。
AM-306-2
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【注目盤】
ヒセリン・ダンケルツ(1510頃-1567):聖母のミサ(5声)
 〔イントロイトゥス「すべてのものは主にありて喜ばん」 [Gaudeamus omnes in Domino] /
  キリエ/グローリア/アレルヤ「マリアは天に昇らせたまいぬ」 [Assumpta est Maria] /クレド/
  オフェルトリウム「御身は幸いなるゆえ」 [Felix namque es] /サンクトゥス/アニュス・デイ/
  ポストコムニオ「聖母マリアの祝福されし胎」 [Beata viscera Mariae Virginis] 〕

 マルコ・メンコボーニ指揮カンタール・ロンターノ
  [アレッサンドロ・カルミニャーニ、アンドレア・アッリヴァベーネ(ファルセット:カントゥス)
   ジュゼッペ・マレット、オリヴィエ・マルコー(T;アルトゥス)
   マウリツィオ・ダレーナ、ファビオ・フルナリ(T;テノール・プリムス)
   マウロ・ボルジョーニ、マルコ・スカヴァッツァ(Br;テノール・セクンドゥス)
   ダヴィデ・ベネッティ、ヴァルテル・テストリン(B;バッスス)
   ガヴィーノ・ムルジャ(B;バッスス、コントラバッスス)]
 録音:2009年6月28日-30日、聖マルコ教会、カステルベッリーノ、および 聖マリア・マグダレーナ教会、ペーザロ、イタリア/原盤: E Lucevan Le Stelle (未発売?)。世界初録音。
 ヒセリン・ダンケルツは現オランダのトーレンに生まれたフランドルの作曲家・歌手・音楽理論家。ローマ教皇庁シシティーナ礼拝堂の歌手として活躍した。作曲家としては当時無名で作品がほとんど出版されなかったため現存する楽曲は少なく、演奏される機会も稀なので、「聖母のミサ」の世界初録音となる当盤はたいへん貴重。イタリアの男性古楽歌手たちを揃えたカンタール・ロンターノの歌唱、教会の残響を生かした録音ともに優秀。バッスス声部の1オクターヴ下、コントラバッススの音色がユニーク。
AM-305-2
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【注目盤】
指揮台のチェロ
 シューベルト(1797-1828):イタリア風序曲 ニ長調 D.590
 ドヴォルジャーク(1841-1904):
  森の静けさ(チェロと管弦楽のための) Op.68 No.5 (*) /
  チェロと管弦楽のためのロンド ト短調 Op.94 (*)
 パガニーニ(1782-1840):
  ロッシーニの「エジプトのモーゼ」の「星を散りばめた王座に」による序奏と変奏曲
   (モーゼ幻想曲、チェロと管弦楽のための)(*)
 モーツァルト(1756-1791):交響曲第36番 ハ長調「リンツ」K.425
  ロッコ・フィリッピーニ(Vc;*)指揮マントヴァ室内o.
 録音:2000年5月?日、ライヴ、パラッツォ・デイ・コングレッシ、ルガーノ、スイス/原盤:スイス・イタリア語放送。
 ロッコ・フィリッピーニは1942年スイスのルガーノに生まれたチェリスト。ジュネーヴでピエール・フルニエ他に師事し、イタリアを代表するチェリストの一人として活躍。2003年以来2016年現在ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミーで教職に就いている。
AM-304-2
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【注目盤】
ジョヴァンニ・ズガンバーティ(1841-1914):
 交響曲第2番 ホ短調(1883-1885) /
 ピアノ協奏曲 ト短調 Op.15 (1878-1880) (*)
マルティナ・フィリャク(P;*)
フランチェスコ・アッタルディ指揮
ミラノ・
 ジュゼッペ・ヴェルディso.
 録音:2014年12月7日、ライヴ、カリプロ財団ホール、ミラノ、イタリア。
 ズガンバーティはイタリアのローマに生まれながらドイツ音楽に傾倒し、リストの影響と応援を受けた作曲家。マルティナ・フィリャクは1978年クロアチアのザグレブに生まれたピアニスト。2009年クリーヴランド国際ピアノ・コンクール第1位。フランチェスコ・アッタルディはミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でピアノ・作曲・指揮法を、ボローニャ大学で音楽学を学んだ後、ニース国際アカデミーでピエール・デルヴォーに、ザルツブルク・モーツァルテウムでレオポルト・ハーガーに指揮法を師事したイタリア指揮者・音楽学者。
ピアノ…に向かって〜スクリャービン(1872-1915):ピアノ作品集
 3つの小品 Op.2 〔練習曲 嬰ハ短調/前奏曲 ロ長調/マズルカ風即興曲 ハ長調〕/
 左手のための2つの小品 Op.9 〔前奏曲 嬰ハ短調/夜想曲 変ニ長調〕/
 2つの即興曲 Op.14 /ソナタ第2番(幻想ソナタ) 嬰ト短調 Op.19 /
 ソナタ第3番 嬰ヘ短調 Op.23 /2つのマズルカ Op.40 〔変ニ長調/嬰ヘ長調〕/
 2つの小品 Op.57〔欲望/舞い踊る愛撫〕/焔に向かって Op.72
  ロベルト・プラーノ(P)
 録音:2014年9月19日-21日、バルトークスタジオ、ベルナレッジョ、イタリア。使用楽器: Grancoda Fazioli F278。
 ロベルト・プラーノは1978年イタリアのヴァレーゼに生まれたピアニスト。2001年クリーヴランド国際ピアノ・コンクール第1位。イタリアDecca 、Concertoレーベル等に録音がある。
AM-302-2
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【注目盤】
ダニエル・ハーディング&ミラノ・スカラ座po. ライヴ!
 ワーグナー(1813-1883):楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死(+)
 ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第7番 イ長調 Op.92 (*)
  ダニエル・ハーディング指揮ミラノ・スカラ座po.
 録音:2008年5月26日(*)、2013年1月28日(+)、ライヴ、スカラ座、ミラノ、イタリア/原盤: Musicon. it 。
AM-301-2
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【注目盤】
ヘンデル(1685-1759):主は言われた(*/+)
ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774):主を畏れる者は幸いなり(*)
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):主は言われた〜主は言われた(第1節)
 レイチェル・レッドモンド(S;*) マルタ・フマガッリ(A;+)
 ジュリオ・プランディ指揮ギスリエーリcho. &コンソート
 録音:2014年9月27日、ライヴ、アンブロネ音楽祭、アンブロネ、フランス。
 DHM Deutsche Harmonia Mundiレーベルへの録音でおなじみのジュリオ・プランディとギスリエーリ合唱団&コンソートによる演奏。
タファネル、レスピーギ、ニルセン:管楽五重奏曲集
 タファネル(1844-1809):管楽五重奏曲 ト短調 Op.3
 レスピーギ(1879-1936):管楽五重奏曲 ト短調 P.021
 ニルセン(1865-1931):管楽五重奏曲 Op.43 FS.100
  パパゲーノ五重奏団[マッティア・ペトレッリ(Fl) ニコラ・コック=ヴァシリウ(Ob)
   ダリオ・マリニョ・バレラ(Cl) ジュゼッペ・ルッソ(Hr) ルーカ・フレンチェスケッリ(Fg)]
 録音:2014年4月19日-22日、テアトロ・デラ・ローザ、アルバヴィッラ、イタリア。
レスピーギ(1879-1936):
 ヴァイオリンと管弦楽のための古風な協奏曲 イ短調 P.075 (*) /
 ヴァイオリンとピアノのための6つの小品 P.031 (+) /
 ヴァイオリンとピアノのための5つの小品 P.062 (#)
  ダヴィデ・アローニャ(Vn) イレーネ・ヴェネツィアーノ(P;+/#)
  ロベルト・ジャノーラ指揮サンレーモso.(*)
 録音:2014年3月13日、カジノ・オペラ劇場、サンレーモ、イタリア(*) /2014年5月23日(+)、6月23日(#)、バルトークスタジオ、ベルナレッジョ、イタリア(+/#) 。
AM-297-2
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【注目盤】
18世紀ミラノ〜トリノ地域の音楽
 フランチェスコ・ザッパ(1717-1803):シンフォニア第4番 ハ長調
 ガエターノ・プニャーニ(1731-1798):シンフォニア 変ホ長調 Op.4 No.1
 モーツァルト(1756-1791):ポントの王ミトリダーテ」K.87 序曲
 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):シンフォニア 変ロ長調 Op.3 No.4
 ニコロ・ジンガレッリ(1752-1837):シンフォニア第5番 ト短調
  ヴァンニ・モレット指揮アタランタ・フギエンス
 録音:2012年10月9日、聖ウベルト教会、レッジャ・ディ・ヴェナリーア・レアーレ、イタリア、ライヴ。
 DHM Deutsche Harmonia Mundiレーベルへの録音でおなじみのヴァンニ・モレットとアタランタ・フギエンスによる演奏。
フェデリゴ・フィオリッロ(1755-1823以後):
 ヴァイオリン協奏曲第1番 ヘ長調(*) /
 2つのオーボエと管弦楽のための協奏交響曲 ヘ長調(#) /
 2つのヴァイオリンと管弦楽のための協奏交響曲第2番 ニ長調(+) /
 2つのヴァイオリンと管弦楽のための協奏交響曲第3番 ホ長調(+)
  ラウラ・ボルトロット(Vn;*/+) レア・ビリンガー(Vn;+)
  ルーカ・ヴィニャーリ、セウテファノ・ラーヴァ(Ob;#)
  ドメニコ・マゾン指揮アッリゴーニ弦楽アカデミー
 録音:2014年4月14日-15日、ファツィオリ・コンサートホール、サチーレ、イタリア。
 フェデリゴ・フィオリッロはイタリア系ドイツの作曲家・マンドリン奏者。
シューマン(1810-1856):チェロ協奏曲 イ短調 Op.129 (*)
ブラームス(1833-1897):セレナード第1番 ニ長調 Op.11
ナターリア・グートマン(Vc;*)
クラウディオ・アバド指揮
マーラー室内o.
 録音:2006年3月-4月、ライヴ、イタリア/原盤: Deutsche Grammophon 。
19世紀のギター〜フェルナンド・ソル(1778-1839):ギター作品集
 大独奏曲 Op.14 /大ソナタ Op.22 No.1 /幻想曲第13番「悲歌風幻想曲」 Op.59 /
 奇想曲 Op.59 /「私が羊歯〔しだ〕だったら」の主題による変奏曲 Op.26
  ルイージ・アッタデモ(G)
 ルイージ・アッタデモは1972年イタリアのナポリに生まれたギター奏者。2015年現在スペインのアンドレス・セゴビア財団のアーカイヴィストを務め、重要なギター楽曲の手稿譜の発掘に尽力している。
ブラームス(1833-1897):ピアノ作品集
 2つの狂詩曲 Op.79 /3つの間奏曲 Op.117
 6つのピアノ小品 Op.118 /4つのピアノ小品 Op.119
アルベルト・ミオディーニ(P)
 録音:2013年11月24日-26日、バルトークスタジオ、ベルナレッジョ、イタリア。
ボッケリーニ(1743-1805):
 ギターと弦楽のための五重奏曲第7番 ホ短調 G.451 /
 フルートと弦楽のためのディヴェルティメント第3番 イ長調 Op.16 G.463 /
 チェロと弦楽合奏のための協奏曲 ト長調 G.480 /
 フルートと弦楽のための五重奏曲第6番 ニ短調 Op.55 G.436
  アマンディーネ・ベイエル(Vn) マルコ・チェッカート(Vc)
  マヌエル・グラナティエロ(Fl) フランチェスコ・ロマーノ(G)
  アッカデーミア・オットボーニ
 録音:2012年9月8日-11日、コーリ、イタリア。
フォーレ、ラロ、フランクをピリオド楽器で
 フォーレ(1845-1924):ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 Op.13
 ラロ(1823-1892):ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.12
 フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ長調
  フランチェスコ・ドラツィオ(Vn) ジャンパオロ・ヌーティ(P)
 録音:2013年8月28日-29日、聖十字架礼拝堂、モンドヴィ、クーネオ県、ピエモンテ州、イタリア。使用楽器・弓:1863年、パリ、ジャン・バティスト・ヴィヨーム製(Vn)/1880年頃、パリ、ニコラ・ヴォワラン製(ヴァイオリン弓)/1890年、プレイエル製(P)。
 フランチェスコ・ドラツィオはイタリアのバーリに生まれ、カルロ・キアラッパ、クリスティアーノ・ロッシ、デーネシュ・ジグモンディ(ザルツブルク・モーツァルテウム)、ヤイール・クレス(テルアヴィヴのルービン・アカデミー)に師事したヴァイオリン奏者。ピリオド楽器による古楽から現代音楽まで非常に幅広い研究心と適応力を持つ音楽家。
アレッサンドロ・ロッラ(1757-1841):ヴィオラと管弦楽のための作品集
 ヴィオラ協奏曲 変ホ長調(*) /ヴィオラと弦楽のためのディヴェルティメント(*) /
 ヴィオラと弦楽のための小協奏曲 変ホ長調(*) /
 2つのシンフォニア〔ニ長調 BI 530 /ニ長調 BI 531 〕
 シモニーデ・ブラコーニ(Va;*) マッシモ・ベッリ指揮フェルッチョ・ブゾーニ室内o.
 録音:2013年9月28日-30日、聖フランチェスコ教会、ムッジャ、トリエステ県、イタリア。
 アレッサンドロ・ロッラはイタリアのパヴィーアに生まれたヴィオラおよびヴァイオリン奏者・作曲家・指揮者で、パガニーニの師としても知られる教育者。シモニーデ・ブラコーニは1971年イタリアのローマに生まれ、聖チェチーリア音楽院で学んだ後フライブルク音楽大学でキム・カシュカシアンに師事、さらにユーリー・バシュメット(アッカデーミア・キジアーナ)、ブルーノ・ジュランナ(クレモナのウォルター・スタッファー・アカデミー)の教えを受けたヴィオラ奏者。1994年、リッカルド・ムーティにより若くしてミラノ・スカラ座およびpo.の首席ソリストに抜擢、以来2014年現在その任を果たしながら、室内楽にも積極的に取り組んでいる。
ブゾーニ(1866-1924):教会声楽作品集
 聖母マリアを称えるミサ(無伴奏混声6部合唱のための) Op.51 (KinD.169) /
 アヴェ・マリア(独唱と弦楽四重奏のためのアンティフォナ) Op.1 (KinD.67) /
 サルヴェ・レジナ(メゾ・ソプラノと弦楽四重奏のためのアンティフォナ) Op.4 (KinD.68a) /
 スターバト・マーテル(混声6部合唱と弦楽五重奏のための) Op.55 (KinD.119)
  サンドロ・フィリッピ指揮トレンティーノ・フィルハーモニーcho.(独唱も団員が担当)
  バルバラ・ブロズ(Vn1) マッテオ・ボーヴォ(Vn2)
  ジアーダ・ブロズ(Va) クラウス・ブロズ(Vc)
  アントニオ・カーザグランデ(Cb)
 録音:2013年6月1日-2日、9月13日-14日、洗礼者聖ヨハネ教区教会、マドラーノ、イタリア。
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):
 アルトのためのモテット集
 喜ばしき天使の合唱 [Chori angelici laetantes] /
 心は言う、恐怖を払えと [Dicit cor: pone timores] /
 この世は愛を棄て [Mundi amores reliquendo]
チェチーリア・ベルニーニ(Ms)
マウリツィオ・スキアーヴォ指揮
イル・デメートリオ
 録音:2012年11月27日-30日、石膏細工の間、ベルジョイオーゾ城、ベルジョイオーゾ、パヴィーア県、イタリア。
 パヴィーア大学でバイオテクノロジーを学び優等で卒業後、パヴィーアのヴィッタディーニ音楽学校で声楽の勉強を始めたというイタリアのメゾソプラノ、チェチーリア・ベルニーニのデビュー CD 。イル・デメートリオはエンリーコ・ガッティに師事したヴァイオリンおよびヴィオラ奏者・指揮者であるマウリツィオ・スキアーヴォによって2008年にパヴィアで創設されたピリオド楽器アンサンブル。
サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870):協奏曲&シンフォニア集
 フルート、2つのクラリネットのオブリガート、
  ヴァイオリンとチェロのための短いシンフォニア/
 弦楽のためのシンフォニア第4番 ニ長調/フルート協奏曲 ヘ長調/
 2つのクラリネット、ホルンと管弦楽のためのコンチェルトーネ第42番 ヘ長調/
 フルート、クラリネット、ホルンと管弦楽のためのコンチェルトーネ第41B番 ヘ長調/
 弦楽のためのシンフォニア第3番 ニ長調
ルイージ・カッカヴァーヨ(1825-1910):
 ヴェルディの歌劇からの様々な主題による
  オーボエ、ファゴットと管弦楽のための大二重奏曲
 マッテオ・アルマンド・サンパオロ(Fl) ジャンルーカ・スッリ(Cl)
 リッカルド・ブリッキ(Ob) マッシモ・マルトゥシエッロ(Fg)
 アレッサンドロ・モンティチェッリ(Hr)
 ファブリツィオ・メローニ(Cl)指揮アブルッツォso.
 録音:2013年2月6日、ライヴ、パルコ・コンサートホール、ラクイラ、アブルッツォ州、イタリア。
シューベルト(1797-1828):ヴァイオリン・ソナタ集
 〔(大二重奏曲) イ長調 Op.162, D.574A /ニ長調 Op.137 No.1, D.384 /
  イ短調 Op.137 No.2, D.385 /ト短調 Op.137 No.3, D.408 〕
 ダヴィデ・アローニャ(Vn) ダヴィド・ボルドリーニ(P)
 録音:2013年5月24日-26日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、ミラノ県、イタリア。
 ダヴィデ・アローニャはイタリアのパレルモ(シチリア)に生まれ、コモのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院、フェラーラ音楽院、パリ音楽院、ブローニュ=ビヤンクール国立音楽学校(フランス)で学んだヴァイオリン奏者。2013年、コモクラシカ国際音楽祭芸術監督に就任した。
ブラームス(1833-1897):
 ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 Op.25 (*) /
 ピアノ三重奏曲 イ長調 Op.posth
ヨハネス三重奏団
[フランチェスコ・マナーラ(Vn)
 マッシモ・ポリドリ(Vc)
 クラウディオ・ヴォゲーラ(P)]

シモニーデ・ブラコーニ(Va;*)
 録音:2008年10月26日-27日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、ミラノ県、イタリア。
櫻田亮 参加〜
 ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ
(1525頃-1594):ソロモンの雅歌(全曲)
 Osculetur me / Trahe me post te / Nigra sum, sed formosa / Vineam meam non custodivi / Si ignoras te /
 Pulchrae sunt genae tuae / Fasciculus myrrhae / Ecce tu pulcher es / Tota pulchra es /
 Vulnerasti cor meum / Sicut lilium inter spinas / Introduxit me rex / Laeva eius / Vox dilecti mei /
 Surge, propera amica mea / Surge, amica mea / Dilectus meus mihi / Surgam et circuibo civitatem /
 Adiuro vos / Caput eius / Dilectus meus descendit / Pulchra es, amica mea /
 Quae est ista / Descendi in hortum nucum / Quam pulchri sunt / Duo ubera tua /
 Quam pulchra es et quam decora / Guttur tuum sicut / Veni, veni, dilecte mi

 ヴァルテル・テストリン指揮デ・ラビリント
  [ナディア・カリスティ、ラウラ・ファブリス(S) ブロニスラワ・カリンスカ(A)
   アレッサンドロ・カルミニャーニ、パオロ・コスタ(男性A)
   ジャンルーカ・フェラリーニ、ファビオ・フルナリ、ラファエーレ・ジョルダーニ、
   レナート・グロット、櫻田亮(T) マウロ・ボルジョーニ、マルコ・スカヴァッツァ(B)]
 録音:2010年4月、聖マリア&聖ゼノーネ教会、ズリアーノ、ヴィチェンツァ県、イタリア。
レブルン、サリエリ、R.シュトラウス:オーボエと管弦楽のための作品集
 ルートヴィヒ・アウグスト・レブルン〔ルブラン〕(1752-1790):オーボエ協奏曲第1番 ニ短調
 アントニオ・サリエリ(1750-1825):カンタービレ
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):オーボエ協奏曲 ニ長調
  フランチェスコ・ディ・ローザ(Ob)
  アレッショ・アレグリーニ指揮マルケpo.
 録音:2012年2月11日-12日、ムーゼ劇場、アンコーナ、イタリア。
 フランチェスコ・ディ・ローザは1967年イタリアのモンテグラナーロ生まれのオーボエ奏者。1995年から2008年までミラノ・スカラ座(フィルハーモニー)o. 首席奏者、2008年以来2014年現在ローマ聖チェチーリア音楽院o. 首席奏者を務めている。
AM-281-2
廃盤
ジュリアーニ(1781-1829):ギターのための協奏曲と室内楽作品集
 ジュリオ・タンパリーニ(G)
ドヴォルジャーク(1841-1904):ピアノ四重奏曲集
 〔第2番 変ホ長調 Op.87 /第1番 ニ長調 Op.23 〕
クリムト四重奏団
[マッテオ・フォッシ(P)
 ドゥッチョ・チェッカンティ(Vn)
 エドアルド・ロザディーニ(Va)
 アリーチェ・ガビアーニ(Vc)]
 録音:2012年9月11日-14日、ファツィオーリ・コンサートホール、サチーレ、ポルデノーネ県、イタリア。
 クリムト四重奏団は1995年イタリアのフィエゾーレ音楽学校で結成されたピアノ四重奏団。
霧の中で〜ヤナーチェク(1854-1928):
 ピアノのための作品集
 霧の中で/挑戦(ピアノと管楽のための奇想曲)(*) /
 ピアノと室内管弦楽のための小協奏曲(+) /
 ソナタ「1905年10月1日、街頭にて」
ダヴィデ・カバッシ(P)
ゴマラン・ブラス(*)
モンテヴェルディ
 器楽アンサンブル(+)
 録音:2011年10月26日-29日、ミケランジェリ・ホール、モンテヴェルディ音楽院、ボルツァーノ/2012年3月9日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、ミラノ県、イタリア。
 ダヴィデ・カバッシは1976年ミラノに生まれミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学んだピアニスト。2005年ヴァン・クライバーン・コンクール優勝。
AM-277-2
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【注目盤】
アントニオ・ブリオスキ(確認できる活躍期:1725頃-1750頃):交響曲集
 〔ハ長調、伝フォルトゥナート・ケッレリ(1690-1757)作曲/
  ホ長調/イ長調/ヘ長調/変ロ長調/ヘ長調/変ホ長調〕
 ヴァンニ・モレット指揮アタランタ・フギエンス
 録音:2009年10月30日-11月4日、聖ヴィンチェンツォ教会、ガッリアーノ、エウピーリオ、コモ県、イタリア。
 アントニオ・ブリオスキは1725頃から1750頃にかけてイタリア、ピエモンテ地方の町カザーレ・モンフェッラートで活躍していたこと以外、その生涯についてほとんど知られていない作曲家。交響曲というジャンルの最初期において優れた作品を多産したとされているが失われたものも数多くある。ヴァンニ・モレットとアタランタ・フギエンスはこの録音以前に DHM Deutsche Harmonia Mundi レーベルからブリオスキの交響曲集の CD を2枚リリースしていた。
ブゾーニ(1866-1924):ヴァイオリン・ソナタ集
 〔第1番 ホ短調 Op.29 /第2盤 ホ短調 Op.36a 〕
ルーカ・ファンフォーニ(Vn)
ルーカ・バッレリーニ(P)
 録音:2011年6月19日-20日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、モンツァ・エ・ブリアンツァ県、ロンバルディア州、イタリア。
 ルーカ・ファンフォーニは1964年イタリアのパルマに生まれ、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学んだ後クレモナのウォルター・スタッファー・アカデミーでサルヴァトーレ・アッカルドに師事したヴァイオリニスト。2002年にカーネギー・ホール・デビューし、Dymanic レーベル等からCDをリリース。2014年現在パルマ音楽院ヴァイオリン科教授を務めている。ルーカ・バッレリーニは1965年イタリアのボローニャに生まれ、ボローニャのG.B.マルティーニ音楽院でジーノ・ブランディに、ジェノヴァ音楽院でマリア・ティーポに師事したピアニスト。カターニアのヴィンチェンツォ・ベッリーニ音楽学校で長年ピアノ主任教員を務めている。
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー(1580-1651):
 キタローネとリュートのための作品集
  キタローネ曲集第4巻(1640) 〜トッカータ第1番/
  キタローネ曲集第3巻(1626) 〜トッカータ第5番/
  キタローネ曲集第4巻〜ベルガマスカ/
  キタローネ曲集第3巻〜「 Ancidetemi pur 」による4声のパッセジャート/
  キタローネ曲集第1巻 から
   〔トッカータ第2番、アルペッジャータ/フィレンツェのアリア/ガリアルダ第11番〕/
  キタローネ曲集第4巻 から
   〔トッカータ第2番/カナリオ/トッカータ第7番/コラショーネ/カンツォーネ第1番/カプスベルガー〕
  キタローネ曲集第1巻 から(*)
   〔ガリアルダ第5番/トッカータ第5番/コレンテ第10番/トッカータ第3番/ガリアルダ第12番/
    トッカータ第1番/コレンテ第7番/トッカータ第6番/ガリアルダ第10番〕

 フランチェスコ・ロマーノ(キタローネ;*以外/アーチリュート;*)
 録音:2011年7月14日-15日、10月23日-25日、モンテヴァルキ、アレッツォ県、イタリア。使用楽器:2008年(*)、2011年、オックスフォード、マイケル・ロー製。
ベートーヴェン(1770-1827):
 ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための三重協奏曲 ハ長調 Op.56 (*) /
 ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調「街の歌」 Op.11 (+)
  パルマ三重奏団
  [アルベルト・ミオディーニ(P) イヴァン・ラバーリア(Vn) エンリーコ・ブロンツィ(Vc)]
  トリスディー・ナ・パタルング指揮ボルツァーノ&トレント・ハイドンo.(*)
 録音:2011年5月、ライヴ、コンサートホール、ボルツァーノ(*) /2011年11月25日、ファツィオーリ・コンサートホール、サチーレ、ポルデノーネ県(+)、共に イタリア。
 パルマ三重奏団は1990年にパルマのアリーゴ・ボーイト音楽院生により結成されたピアノ・トリオ。トリスディー・ナ・パタルング(1986年生まれ)はタイの指揮者・作曲家。
ブルッフ(1838-1920):ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26 (*)
メンデルスゾーン(1809-1847):交響曲第3番 イ短調「スコットランド」 Op.56
 エドアルド・ゾージ(Vn;*) フィリッポ・マリア・ブレッサン指揮トリノpo.
 録音:2011年10月16、18日、ライヴ、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院ホール、トリノ、イタリア。
 エドアルド・ゾージ(姓の「Zosi」の読み方が正しくないかもしれない。あるいは「ゾーシ」か?)は1988年ミラノに生まれ、3歳よりセルゲイ・クリモフに、後にピエール・アモイヤルに師事し、2005年にミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を最高賞付きで卒業した天才肌のヴァイオリン奏者。当盤が協奏曲デビューCD 。
AM-264-2
廃盤
カルッリ、マレルビ:ギター協奏曲集
  ジュリオ・タンパリーニ(G) アンドレア・マンコ(Fl;*)
  エツィオ・ロヤッティ指揮ブレシアo.
18世紀ヨーロッパのイタリア人ヴィルトゥオーゾたち
 ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調「悪魔のトリル」(*)
 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):チェンバロ・ソナタ ハ長調 K.159
 フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調 Op.4 No.1 (*)
 ドメニコ・スカルラッティ:チェンバロ・ソナタ ニ短調 K.18
 ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695-1764):
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調 Op.6 No.12 (*)
 ドメニコ・スカルラッティ:チェンバロ・ソナタ イ短調 K.532
 フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690-1768):
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ(アカデミック・ソナタ)ト短調 Op.2 No.5 (*)
 マルコ・セリーノ(Vn) フランチェスコ・チェーラ(Cemb)
 録音:2010年11月8日-10日、聖ペトローニオ&福音史家ヨハネ教会、ローマ、イタリア。
シューマン(1810-1856):弦楽四重奏曲集
 〔第1番 イ短調 Op.41 No.1 /第2番 ヘ長調 Op.41 No.2 /第3番 イ長調 Op.41 No.3 〕
 プロメテオSQ [ジュリオ・ロヴィーギ、アルド・カンパニャーリ(Vn)
           マッシモ・ピーヴァ(Va) フランチェスコ・ディロン(Vc)]
 録音:2010年12月14日-17日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、ミラノ県、イタリア。
 現代音楽にも強いプロメテオ弦楽四重奏団によるシューマン。
AM-261-2
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【注目盤】
チェッカンティ&カニーノ〜
 フォーレ
(1845-1924):チェロとピアノのための作品集
  チェロ・ソナタ〔第2番 ト短調 Op.117 /第1番 ニ短調 Op.109 〕/
  子守歌 Op.16 /シシリエンヌ Op.78 /セレナード Op.98 /
  悲歌 Op.24 /蝶 Op.77 /ロマンス Op.69 /夢の後で Op.7 No.1
 ヴィットーリオ・チェッカンティ(Vc) ブルーノ・カニーノ(P)
 録音:2010年8月30日-31日、9月1日、モンテヴァルキ、アレッツォ県、イタリア。
 ヴィットーリオ・チェッカンティ(1972年生まれ)はミッシャ・マイスキー、ダヴィド・ゲリンガス、ナタリア・グートマンに師事したチェロ奏者。名人ブルーノ・カニーノの好サポートを得て、闊達にして情感豊かな演奏を披露している。
ブラームス(1833-1897):ピアノ四重奏曲集
 〔第3番 ハ短調 Op.60 (*) /第2番 イ長調 Op.26 (+) 〕
 ヨハネス三重奏団
   [フランチェスコ・マナーラ(Vn) マッシモ・ポリドリ(Vc) クラウディオ・ヴォゲーラ(P)]
 シモニーデ・ブラコーニ(Va;*) アントネッロ・ファルッリ(Va;+)
 録音:2008年10月25-29日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、ミラノ県、イタリア。
 ヨハネス三重奏団は1993年に結成されたイタリアのピアノ三重奏団。
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲集
 〔第11番 ヘ長調 K.413 /第12番 イ長調 K.414 /
  第13番 ハ長調 K.415 〕
アンドレア・バッケッティ(P)
カルロ・ゴルドステイン指揮
パドヴァ・ヴェネトo.
 録音:2010年7月13日-16日、C.ポッリーニ音楽院ホール、パドヴァ、イタリア/後出: Dymanic, CDS-713 。
マルトゥッチ(1856-1909):ピアノ五重奏曲 ハ長調 Op.45
レスピーギ(1879-1936):ピアノ五重奏曲 ヘ短調
 ファイヴ・ラインズ
  [ジゼッラ・クルトロ、パオロ・ゾルダナッツォ(Vn) アンドレア・レペット(Va)
   ルチオ・ラベッラ・ダンツィ(Vc) ダヴィデ・カバッシ(P)]
 録音:2010年3月18日-21日、ミケランジェリ・ホール、モンテヴェルディ音楽院、ボルツァーノ、イタリア。
 ファイヴ・ラインズは2007年、イタリア、ボルツァーノのモンテヴェルディ音楽院教授5名が結成したピアノ五重奏団。
ペルゴレージ(1710-1736):
 主は言われた [Dixit Dominus]
  (詩篇109、ソプラノ、二重合唱と二重管弦楽のための)
 われは御身に告白す、主よ [Confitebor tibi, Domine]
  (詩篇110、ソプラノ、アルト、合唱、弦楽と通奏低音のための)
 僕(しもべ)らよ、主を称えよ [Laudate pueri Dominum]
  (詩篇112、ソプラノ、合唱と管弦楽のための)
 パメラ・ルッチャリーニ、ロザンナ・サヴォイア(S)
 アウレリオ・スキアヴォーニ(男性A) メロディ・カントレス(cho.)
 エレーナ・サルトーリ指揮ハルモニクス・コンチェントゥス・バロックo.
 録音:2010年6月16日-18日、サンタ・マリア・デイ・セルヴィ教会、ルッシ、ラヴェンナ県、イタリア。
ボッテジーニ(1821-1889):コントラバスと弦楽のための作品集
 コントラバスと弦楽のための協奏曲 ロ短調(*) /
 コントラバスと弦楽のための演奏会用アレグロ「メンデルスゾーン風」(*) /
 クラリネット、コントラバスと弦楽のための大二重奏曲 イ長調(*/+) /
 弦楽のためのアンダンテ・ソステヌート
  フランチェスコ・シラグーザ(Cb;*) ファブリツィオ・メローニ(Cl;+)
  エツィオ・ロヤッティ指揮イ・ヴィルトゥオージ・デル・テアトロ・アラ・スカラ
 録音:2010年7月25日-26日、聖ジョルジョ教会、ブレシア、イタリア。
ラフマニノフ(1872-1943):ピアノ作品集
 前奏曲〔変イ長調 Op.23 No.8 /変ホ短調 Op.23 No.9 /ホ短調 Op.32 No.4 /
     ロ短調 Op.32 No.10 /ロ長調 Op.32 No.11 /嬰ト短調 Op.32 No.12 〕/
 スケルツォ(メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」より)/
 ヴォカリーズ Op.34 No.14 /ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36
  パオロ・レスターニ(P)
 録音:2007年12月18-23日、2009年12月17日-18日、2010年2月12日-14日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、ミラノ県、イタリア。
 パオロ・レスターニは1967年イタリアのラ・スペツィアに生まれ、ヴィンチェンツォ・ヴィターレ(1908-1984)、ゲルハルト・オピッツ(ミュンヘン音楽大学)、ペーター・ラング(ザルツブルク・モーツァルテウム)に師事。リスト、ラフマニノフ、ブラームスを得意とする、今イタリアで最も活躍しているピアニストの一人。
マルトゥッチ(1856-1909):
 ピアノ三重奏曲集〔ハ長調 Op.59 /変ホ長調 Op.62 〕
モディリアーニ三重奏団
[マウロ・ログエリコ(Vn)
 フランチェスコ・ペピチェッリ(Vc)
 アンジェロ・ペピチェッリ(P)]
 録音:2009年6月18日-19日、9月16日-17日、ファツィオーリ・コンサートホール、サチーレ、ポルデノーネ県、イタリア。
 イタリアにおける器楽復興の立役者で最近人気が高まっているマルトゥッチ。モディリアーニ三重奏団は2005年に結成。
ジャコモ・アントニオ・ペルティ(1661-1756):
 主は言われた [Dixit Dominus] (合唱、弦楽と通奏低音のための詩篇)(**) /
 天の雲 [Caeli nubes]
  (バス、2つのヴァイオリン、2つのヴィオルと通奏低音のためのモテット)(#) /
 喜べ、幸福なる臣下スペインよ [Gaude felix parens Hispania]
  (合唱、独唱、2つのトランペット、オーボエ、弦楽と通奏低音のための)(*/+/**) /
 12声と器楽のためのミサ〜シンフォニア [Sinfonia dalla Messa] (弦楽と通奏低音のための)/
 主よ、御身の怒りでわれを責めたもうな [Domine, ne in furore tuo]
  (合唱、独唱、弦楽と通奏低音のための詩篇)(#/**) /
 ミサ「ラ・ランベルティーナ」 [Messa detta 'La Lambertina] (2人のソプラノ、
   2人のアルト、テノール、バス、合唱、弦楽と通奏低音のための)(*/+/#) /
 われら御身を崇拝す [Adoremus te Christe] (4声合唱のためのモテット)(**) /
 見よ、大司祭を [Ecce sacerdos magnus]
  (ソプラノ、弦楽と通奏低音のためのグラドゥアーレ)(*) /
 ミサの前のシンフォニア [Sinfonia avanti la Messa] (弦楽と通奏低音のための)/
 天より露を滴らせたまえ [Rorate caeli desuper]
  (アルト、弦楽と通奏低音のためのモテット)(+) /
 主の聖所にて主を称えよ [Laudate Dominum in sanctis eius]
  (合唱、2つのトランペット、弦楽と通奏低音のための詩篇)(**)
 イェツァベル・アリアス(S;*) グローリア・バンディテッリ(A;+)
 クリスティアン・セン(B;#) ジュリオ・プランディ指揮
 コレジオ・ギスリエーリ・アリオン・コンソート & cho. (**)
 録音:2009年5月12日-15日、パヴィーア大学ギスリエーリ・カレッジ講堂、パヴィーア、イタリア。
 ジャコモ・アントニオ・ペルティはボローニャに生まれ、同地の聖ペトローニオ聖堂の楽長を1656年から亡くなるまで60年間務めた作曲家。
ショパン(1810-1849):
 マズルカ ニ長調(1820) /
 19のポーランドの歌 Op.74 から〔願い/彼女の好きなこと/使者/魔法〕/
 ポロネーズ ト短調(1817) /
 19のポーランドの歌 Op.74 から〔酒宴の歌/私の見えない所に/闘士〕/
 ポロネーズ 変ロ長調(1818) /
 19のポーランドの歌 Op.74 から〔リトアニアの歌/悲しみの川/花婿/舞い落ちる木の葉〕/
 ポロネース 変イ長調(1821) /19のポーランドの歌 Op.74 から〔指輪/私の愛しい人/春〕/
 ポロネーズ 嬰ト短調(1823) /
 19のポーランドの歌 Op.74 から〔素敵な若者/私は持っていないものが欲しい/ドゥムカ〕/
 ポロネーズ 変ロ短調「さようなら」(1826) /
 19のポーランドの歌 Op.74 から〔二つの死/メロディ〕/マズルカ ヘ短調 Op.68 No.4
  ウルシュラ・クリゲル(Ms; Op.74 ) ルッジェーロ・ラガナ(P)
 録音:2009年10月5日-9日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、ミラノ県、イタリア。使用楽器:1840年、プレイエル製。
オッフェンバック(1819-1880):
 チェロ二重奏曲集 Op.54
 〔第1番 ト短調/第2番 ホ長調/第3番 ホ長調〕
ジョヴァンニ・ソリーマ、
アンドレア・ノフェリーニ(Vc)
 録音:2009年6月3日-7日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、ミラノ県、イタリア。
シューマン(1810-1856):ヴァイオリンとピアノのための作品集
 ヴァイオリン・ソナタ〔第1番 イ短調 Op.105 /第2番 ニ短調 Op.121 〕/
 3つのロマンス Op.94 /ヴァイオリン・ソナタ第3番 WoO.27
  フルヴィオ・ルチアーニ(Vn) リッカルド・ザドラ(P)
 録音:2008年10月27日-29日、ヴィラ・サン・フェルモ、ロニーゴ、ヴィチェンツァ県、イタリア。
 フルヴィオ・ルチアーニはパオロ・ボルチアーニ(イタリア弦楽四重奏団)、フランコ・グッリ、ノルベルト・ブライニン(アマデウス弦楽四重奏団)に師事したイタリアのヴァイオリン奏者。1984年にパオロ・ボルチアーニ弦楽四重奏団を創設し、以来第1ヴァイオリン奏者を務めている。
メンデルスゾーン(1809-1847):
 弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20 /
 ピアノと弦楽のための六重奏曲 ニ長調 Op.110
イ・ソリスティ・
 フィラルモニチ・イタリアーニ
 録音:2009年3月18日-20日、カルチェリ・デステ修道院図書館ホール、カルチェリ、イタリア/後出: CPO, 777 524-2 。
メシアン(1908-1992):
 世の終わりのための四重奏曲
  (ヴァイオリン、クラリネット、チェロとピアノのための)(*) /
 黒つぐみ(フルートとピアノのための)(+) /ヴァイオリンとピアノのための主題と変奏(#)
  アンジェロ・ペピチェッリ(P) マルコ・リッツィ(Vn;*/#)
  アレッサンドロ・カルボナーレ(Cl;*)
  フランチェスコ・ペピチェッリ(Vc;*) アンドレア・オリーヴァ(Fl;+)
 録音:2006年4月28日-30日、モンテヴァルキ、アレッツォ県、トスカーナ州、イタリア。
ロッシーニ(1792-1868):「老いの過ち」から
 第9巻 より〔シャンソネット/右手の四部音符上の旋律的冗談の見本/タランテラ即興曲〕/
 第7巻〜フィレンツェへの思い(*) /第9巻 より〔愛しのサヴォワ女/イタリア前奏曲〕/
 第7巻 より〔深い眠り/驚いて目覚める〕/
 第9巻 より〔イタリア風クリスマス・ソングの見本/無邪気な旋律(第9巻)/
 第8巻〜純血種のタランテラ/第9巻〜わが最後の旅のための行進曲と回想/
 第7巻〜閨房の小ワルツ(*)
  アレッサンドロ・コンメラート(P)
 録音:2008年4月11日-13日、2009年2月17日-18日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、ミラノ県、イタリア。使用楽器:1869年、エラール製 No.41134 (*以外)/ 1843年、プレイエル製 No.10971 (*) 。
ハイドン(1732-1809):ヴァイオリン、フォルテピアノとチェロのための三重奏曲集
 〔イ長調 Hob.XV: 9 /ニ長調 Hob.XV: 7 /ト長調 Hob.XV: 5 /変ホ長調 Hob.XV: 10 /ヘ長調 Hob.XV: 6 〕
 ラストレ
  [フランチェスコ・ドラーツィオ(Vn) ジョルジョ・タバッコ(Fp) アレッサンドロ・パルメリ(Vc)]
 録音:2008年6月26日-28日、聖十字架礼拝堂、モンドヴィ、イタリア。
 ラストレはイタリアのピリオド楽器オーケストラ、アカデーミア・モンティス・レガリスのメンバーにより編成される室内楽グループ。
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):
 「音楽の喜び」 [Musikalische Ergötzung] (1695) から
   2つのヴァイオリンと通奏低音のための
    パルティータ〔第1番 ヘ長調(+) /第2番 ハ短調〕/
 「アポロの六弦琴」 [Hexachordum Apollinis] (1699)
   〜オルガンのためのアリアと変奏曲
 「音楽の喜び」から 2つのヴァイオリンと通奏低音のためのパルティータ
   〔第3番 変ロ長調/第4番 ホ短調〕
 チェンバロのための組曲 ホ短調
 「音楽の喜び」から 2つのヴァイオリンと通奏低音のための
            パルティータ〔第5番 ハ長調(+) /第6番 変ロ長調〕/
           3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジグ(*/+)
 レストラヴァガンテ
  [ステファノ・モンタナーリ、ステファノ・ロッシ(Vn)
   ロドニー・プラーダ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) マウリツィオ・サレルノ(Cemb/Org)]

 ステファニア・トロヴェージ(Vn;*) ピエトロ・パスクイーニ(Org;+)
 録音:2008年10月13日-15日、ジャルディーノ・レコーディング・スタジオ、クレーマ、クレモナ県、イタリア。
 パッヘルベルがニュルンベルクで出版した「音楽の喜び」の全曲を収録。
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
 チェロ協奏曲 イ長調 Wq.172, H.439 (*) /交響曲 ト長調 Wq.183 No.4, H.666 /
 チェロ協奏曲 イ短調 Wq.170, H.432 (*) /交響曲 変ロ長調 Wq.182 No.2, H.658
  エンリーコ・ブロンツィ(Vc;*)指揮モーツァルト・アカデミーo.
 録音:2008年10月29日-30日、11月1日、聖クリスティーナ教会、フォンダッツァ、ボローニャ、イタリア。
 エンリーコ・ブロンツィ(1973-)はイタリアのパルマに生まれたチェロ奏者・指揮者。1990年パルマ三重奏団〔トリオ・ディ・パルマ〕を結成。2007年以降、2013年現在ザルツブルク・モーツァルテウム大学教授およびポーツマス「音楽の夏」の芸術監督を務めている。
サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870):協奏作品集
 ヴェルディの歌劇「シチリア島の夕べの祈り」の回想
  (オーボエ、クラリネット、ファゴットと管弦楽のための)(*) /
 クラリネット協奏曲 変ホ長調 Op.76 /ハープと管弦楽のためのメロディ(+) /
 クラリネット協奏曲 変ロ長調 Op.101
  ファブリツィオ・メローニ(Cl;+以外) フランチェスコ・ディ・ローザ(Ob;*)
  ガブリエーレ・スクレピス(Fg;*) ルイーザ・プランディーナ(Hp;+)
  エツィオ・ロヤッティ指揮カンテッリo.
 録音:2008年7月11日、舞踏の間(現・レオポルド・ピレッリの間)、クレリチ宮、ミラノ、イタリア。
カニーノ&チェンカンティ〜メンデルスゾーン(1809-1847):チェロとピアノのための作品集
 ソナタ〔第2番 ニ長調 Op.58 /第1番 変ロ長調 Op.45 〕/
 無言歌 ニ長調 Op.109 /協奏的変奏曲 ニ長調 Op.17
  ヴィットーリオ・チェッカンティ(Vc) ブルーノ・カニーノ(P)
 録音:2006年3月16日-17日、スタジオ・ヴァルテル・ネーリ、モンテヴァルキ、アレッツォ県、トスカーナ州、イタリア。
 ヴィットーリオ・チェッカンティ(1972年生まれ)はミッシャ・マイスキー、ダヴィド・ゲリンガス、ナタリア・グートマンに師事したイタリアのチェロ奏者。主として現代音楽の分野で活躍する指揮者でもある。ブルーノ・カニーノと組んだ録音にはフォーレの作品集もある(AM-261-2)。
AM-227-2
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【注目盤】
J.S.バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディ:ソプラノのための教会音楽
 J.S.バッハ:カンタータ「全地よ、神に向かいて歓呼せよ」 [Jauchzet Gott in allen Landen]
   (ソプラノ、トランペット、弦楽と通奏低音のための)
BWV 51
 ヘンデル(1685-1759):高みには神に栄光あれ [Gloria in excelsis Deo]
   (ソプラノ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
HWV deest
 ヴィヴァルディ(1678-1741):主をたたえよ、僕(しもべ)らよ [Laudate pueri]
   (詩篇112/ソプラノ、Fl−tr、任意の2つのオーボエ、弦楽と通奏低音のための)
RV 601
 ジェンマ・ベルタニョッリ(S) エンリコ・オノフリ(Vn)指揮
  [ステファノ・バルネスキ(Vn) マリア・クリスティーナ・ヴァージ(Va)
   アレッサンドロ・パルメリ(Vc) パオロ・ズッケリ(Cb)
   ジョヴァンニ・アントニーニ(リコーダー) ガブリエーレ・カッソーネ(ナチュラルTp)
   アルフレード・ベルナルディーニ、エミリアーノ・ルドルフィ(Ob)
   フランチェスコ・ロマーノ(テオルボ) エレーナ・ボルゴーニョ(Org)
   クラウディオ・アストロニオ(Org/Cemb)]
 録音:2007年11月、ムーリ・グリース・ベネディクト会修道院礼拝堂、ボルツァーノ、イタリア。
ドビュッシー、ラヴェル:アンサンブル作品集
 ドビュッシー(1862-1918)/ベンノ・ザックス(1882-1968)編曲:牧神の午後への前奏曲
  (フルート、オーボエ、クラリネット、ハルモニウム、ピアノ、アンティーク・
    シンバル、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスのための版)
 ドビュッシー:
  シリンクス(フルートのための)/フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
 ラヴェル(1875-1937):
  ステファン・マラルメの3つの詩
   (独唱、2つのフルート、2つのクラリネット、弦楽四重奏とピアノのための)(*)
  マダガスカル島民の歌(独唱、フルート、チェロとピアノのための)(*)
  序奏とアレグロ(ハープ、フルート、クラリネットと弦楽四重奏のための)
 スザンナ・リガッチ(S;*) マリオ・アンチロッティ指揮
 アンサンブル・ヌオーヴォ・コントラップント
 録音:2008年2月24日、サン・ミケレット・コンサートホール、ルッカ、イタリア。
ヘンデル(1685-1759):
 王宮の花火の音楽 HWV 351 /
 二重合奏体のための協奏曲集
  〔第3番 ヘ長調 HWV 334 /第1番 変ロ長調 HWV 332 /第2番 ヘ長調 HWV 333 〕

 アルフレード・ベルナルディーニ指揮ゼフィロ・バロックo.〔アンサンブル・ゼフィロ〕
 録音:2006年8月15日-16日、イエズス会神学校身廊、カターニア、イタリア/後出: DHM [Deutsche Harmonia Mundi], 88697-36791-2 / ARCANA, A-386 。
ヴィオッティ(1753-1825):
 祈りの瞑想/ヴァイオリン協奏曲第24番 ロ短調/
 ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための二重協奏曲第3番(*) /
 無伴奏ヴァイオリンのための32の「ヴァイオリンの思い出」から Nos.4, 13, 20 (+)
  グイード・リモンダ(Vn)指揮(+以外)
  カメラータ・ドゥカーレo. (+以外) クリスティーナ・カンツィアーニ(P)
 録音:2007年1月4日-5日、市民劇場、ヴェルチェッリ、イタリア。
櫻田亮参加、世界初録音〜
 レオポルト・モーツァルト
(1719-1787):オラトリオ「人よ、神を弑せし者よ」(1753)
  クラウディオ・アストロニオ(Cemb)指揮
  ハルモニチェス・ムンディ・ボーツェン・バロック・アンサンブル
  [スサンネ・リデーン(S;知性) ヨハンナ・クリソフスカ(S;良心)
   櫻田亮(T;人間) マルコ・ファッキン(Orgコンチェルタンテ)
   フランツィスカ・ロマネル(Vc) リーノ・ブライア(ヴィオローネ)]
 録音:2007年3月20日-22日、福音教会、ボルツァーノ〔ボーツェン〕、イタリア。世界初録音。
ボッテジーニ(1821-1889):コントラバスとピアノのための作品集
 劇的ロマンス(悲歌) Op.20 /序奏とガヴォット/
 カプリッチョ・ディ・ブラヴーラ/夢/アレグレット − カプリッチョ/
 メロディ/ドニゼッティ「ランメルムールのルチア」による幻想曲/
 ベッリーニ「テンダのベアトリーチェ」による幻想曲/
 パイジェッロのアリア「もはや私の心には感じない」の主題による変奏曲 Op.23
  フランチェスコ・シラグーザ(Cb) ロベルト・パルッツォ(P)
 録音:2007年5月19日、スタジオ・メディアドリーム、ミラノ、イタリア。
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ三重奏編曲版弦楽四重奏曲集
 〔第1番 ヘ長調 Op.18 No.1 /第2番 ト長調 Op.18 No.2 /第3番 ハ短調 Op.18 No.3 〕

  パラディウム三重奏団
   [ダヴィデ・アモーディオ(Vn) フランク・ベルネード(Vc) エドアルド・トルビアネッリ(P)]
 録音:2006年7月27日-29日、チーニ財団、サンジョルジョ・マッジョーレ島、ヴェネツィア、イタリア。
パガニーニ(1782-1840):
 ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.6 /感傷的な堂々たるソナタ Op.27 /
 パルピティ(ロッシーニの歌劇「タンクレディ」のアリア
        「こんなに胸騒ぎが」による序奏と主題と変奏曲) Op.13 /
 魔女たちの踊り(ジュスマイアーのバレエ
         「ベネディクトのくるみの木」の主題による変奏曲) Op.8
  ジョヴァンニ・アンジェレーリ(Vn)指揮ヴェネツィアo.
 ジョヴァンニ・アンジェレーリはイタリアのパドヴァに生まれたヴァイオリニスト・指揮者。ピリオド楽器奏者としても高名。1998年以来2015年現在ヴェネツィアo.(Orchestra delle Venezie)の指揮者を務めている。
チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.50
スメタナ(1824-1884):ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.15
 チャイコフスキー三重奏団
  [パーヴェル・ヴェルニコフ(Vn) アナトーリー・リーベルマン(Vc) コンスタンチン・ボギーノ(P)]
 録音:2006年9月?-28日、バロック・ホール、SMC 、イヴレア、イタリア。
 チャイコフスキー三重奏団は1975年モスクワで結成。ロシア、スラヴのレパートリーを得意としている。
AM-209-2
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【注目盤】
マイケル・ナイマン(1944-):ヴァイオリン協奏曲
マイケル・ドアティ(1954-):炎と血(ヴァイオリンと管弦楽のための)
 フランチェスコ・ドラツィオ(Vn) ティート・チェッケリーニ指揮RAI国立so.
 録音:2006年11月28日-30日、12月1日、RAIホール、トリノ、イタリア。
ファリャ(1876-1946):舞踊音楽劇「恋は魔術師」(「ヒタネリア」; 1915) (*) /
            歌劇「ペドロ親方の人形芝居」(+)
 ロサナ・ベラスケス(台詞役:ジプシーの娘;*)
 ベゴニア・カバラ・サンス(台詞役:ジプシーの老女;*)
 クラウディオ・ペドロ・ベーン(ジプシーの男;*)
 チャロ・マルティン(カンタオラ[女性フラメンコ歌手];*)
 アルマ・フルニエ=カルバリョ(語りの少年;+)
 ピエルルイージ・パウルッチ(T;ペドロ親方;+)
 ロベルト・アボンダンツァ(Br;ドン・キホーテ;+)
 マリオ・アンチロッティ指揮ヌオーヴォ・コントラップント(器楽アンサンブル)
 録音:2006年2月6日、ボロニーニ小劇場、ピストイア(*) /2006年11月25日、市立劇場、カスティリオン・フィオレンティーノ、アレッツォ県(+)、共に イタリア。
 (*)は1915年に「ヒタネリア」として初演された室内アンサンブルのための舞踊音楽劇。良い評価を得られなかったファリャは改作を重ね、バレエ「恋は魔術師」(1925)として人気を定着させることに成功した。
グリーグ、ブリテン、ニルセン:弦楽合奏のための作品集
 グリーグ(1843-1907):組曲「ホルベアの時代から」 Op.40
 ブリテン(1913-1976):シンプル・シンフォニー Op.4
 ニルセン(1865-1931):小組曲 Op.1
  エンリーコ・ディンド指揮イ・ソリスティ・ディ・パヴィーア
 録音:2006年6月16日-18日、Scuderie del Castello Visconteo1、パヴィーア、イタリア。
AM-205-2
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(2CD)
ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・ビーバー(1644-1704):
 ロザリオのソナタ(ヴァイオリンと通奏低音のための)
  リッカルド・ミナージ(Vn) ビッツァーリエ・アルモニケ
   [エレーナ・ルッソ(Vc) ロドニー・プラダ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
    デイヴィッド・ヤーカス(バスTb) マルグレート・ケル(Hp)
    ガブリエーレ・パロンバ(テオルボ) ダヴィデ・ポッツィ(Cemb)
    マッテオ・リヴォルディ(Org) ルドヴィーコ・ミナージ(バッセット)]
 録音:2005年9月27日-29日、2006年1月12日-15日、グスタフ・マーラー・ホール、コンヴェンション・センター、グランド・ホテル、ドッビアーコ、イタリア/後出: Arts, 47735-8 (HYBRID_SACD) 。
AM-203-2
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【注目盤】
シューマン、メンデルスゾーン、コリア:子供をテーマとしたピアノ作品集
 シューマン(1810-1856):子供の情景 Op.15
 メンデルスゾーン(1809-1847):6つの子供の小品 Op.72
 チック・コリア(1941-):チルドレンズ・ソングズ(鍵盤楽器のための20の小品)
  マウリツィオ・ザニーニ(P)
 録音:2006年4月5日-7日、スタジオ・バルツァン、ミラノ、イタリア。
 マウリツィオ・ザニーニは1963年イタリアのミラノ生まれ。1986年ディーノ・チアーニ国際ピアノ・コンクール第1位。2000年以来指揮者としても活躍している。
 #すでに現地完売&国内代理店在庫数個限り(2015年8月現在)で廃盤となります。
AM-202-2
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【注目盤】
シューマン(1810-1856):
 チェロ協奏曲 イ短調 Op.129 (*) /
 交響曲第2番 ハ長調 Op.61 (+)
エンリーコ・ディンド(Vc;*)
ジャナンドレア・ノセダ指揮
BBCフィルハーモニック
 録音:2006年4月6日(*)、5月15日(+)、BBC マンチェスター・スタジオ7、マンチェスター、イギリス。
 エンリーコ・ディンドは1965年イタリアのトリノに生まれ、トリノのミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を卒業、1987年22歳の若さでミラノ・スカラ座o. の首席チェロ奏者に就任。1997年パリで開かれたロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクールで優勝し、翌年スカラ座を去りソロに専念、2012年にはバッハの無伴奏チェロ組曲を Decca Italy からリリース (476 422-6) し、国際的名声を確立した。
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
 ピアノ三重奏曲〔第1番 Op.8 /第2番 Op.67 〕/
 アレクサンドル・ブロークの詩による
  7つの歌曲 Op.127 (*)
ミオミーラ・ヴィタス(S;*)
アルス・トリオ・ディ・ローマ
[ラウラ・ピエトロチーニ(P)
 マルコ・フィオレンティーニ(Vn)
 ミケーレ・キアッペリーノ(Vc)]
 録音:2006年5月2日-5日、バロック・ホール、SMC 、イヴレア、イタリア。
 アルス・トリオ・ディ・ローマは2001年にデビューしたイタリアのピアノ三重奏団。ミオミーラ・ヴィタスはユーゴスラヴィア(現セルビア)のベオグラードに生まれモスクワ音楽院で学んだソプラノ。
AM-208-2
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(2CD)
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):
 ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ集
  〔7つのソナタ Op.1, BuxWV 252-258 /7つのソナタ Op.2, BuxWV 259-265 〕
 レストラヴァガンテ
  [ステファノ・モンタナーリ(Vn) ロドニー・プラーダ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
   マウリツィオ・サレルノ(Cemb)]
 録音:2006年11月8日-10日、2007年1月8日-11日、バロック・ホール、SMC 、イヴレーア、トリノ県、イタリア。
チャイコフスキー(1840-1893):
 ロココ風の主題によるチェロと管弦楽のための変奏曲/
 6つの小品 Op.14 〜第4番「夜想曲」/
 弦楽四重奏曲第1番 Op.11 〜アンダンテ・カンタービレ/
 チェロと管弦楽のための奇想的小品 Op.62
ショスタコーヴィチ(1906-1975):チェロ協奏曲第1番 Op.107
  ウンベルト・クレリチ(Vc) オーラ・ルードナー指揮
  ボルツァーノ&トレント・ハイドンo.
 録音:2005年8月25日-27日、12月5日、7日、ハイドン・コンサートホール、ボルツァーノ、イタリア。
 ウンベルト・クレリチは1981年イタリアのトリノに生まれトリノ音楽院で学んだチェロ奏者。2014年現在オーストラリアのシドニーso. 首席奏者(ソリスト)およびシドニー大学教授を務めている。
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):「音楽による死の考察」
 前奏曲 ニ短調/
 「音楽による死の考察」(4つのコラール変奏曲)(1683)
   〜キリスト、わが命 [Christus der ist mein Leben] ト長調/
 シャコンヌ ニ短調
 「音楽による死の考察」〜すべての人は死する定め [Alle Menschen müssen sterben] ニ長調/
 リチェルカーレ ハ短調/
 「音楽による死の考察」〜わが心の切なる願い [Herzlich tut mich verlangen] ハ長調/
 幻想曲 ト短調/
 「音楽による死の考察」〜神の御業はすべて善し [Gott tut das ist wohlgetan] ト長調/
 シャコンヌ ニ長調
  マウリツィオ・サレルノ、エドアルド・ベロッティ(Org)
 録音:2005年10月30日-31日、受難の聖マリア・バジリカ教会、ミラノ、イタリア。
 マウリツィオ・サレルノが使徒書オルガン、エドアルド・ベロッティが福音書オルガンを演奏。分担については記載されていない。
フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690-1768):
 組曲〔序曲〕第6番 ト短調/ソナタ第6番 イ短調/ヴァイオリン協奏曲 イ長調/
 ソナタ第7番 イ長調/組曲〔序曲〕第2番 ヘ長調
  フェデリーコ・グリエルモ(Vn)指揮ラルテ・デラルコ
 録音:2004年10月8日-11日、聖マリア被昇天教会、ソヴィッツォ、ヴィチェンツァ県、イタリア。
J.S.バッハ(1685-1750):チェンバロ協奏曲集
 チェンバロと弦楽のための協奏曲第1番 ニ短調 BWV 1052 /
 チェンバロと弦楽のための協奏曲第3番 ニ長調 BWV 1054 /
 Fl−tr、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲 BWV 1044 (*) /
 チェンバロと弦楽のための協奏曲第5番 ヘ短調 BWV 1056
  フランチェスコ・チェーラ(Cemb)
  ディエゴ・ファゾリス指揮イ・バロッキスティ
 録音:2005年7月10日-13日、ステリオ・モーロ・ホール、スイス・イタリア語放送、ルガーノ、スイス/後出: Arts, 47729-8 (HYBRID_SACD) (*以外) 。
AM-193-2
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(2CD)
聖と俗〜ヴェネツィア・バロックの光輝
 [CD1] 聖(教会音楽)
 レオーネ・レオーニ(1560頃-1627):
  おお、聖なる [O sacrum] (8声、2台のオルガンのための)(1608) /
  マニフィカト(4声と通奏低音のための)(1606) /
  何もかも美しい [Tota pulchra]
   (10声の声楽、器楽と通奏低音のための)(1615) (*) /
  覚えたもうな [Ne reminiscaris]
   (10声の声楽、器楽と通奏低音のための)(1615) (*) /
  主の天使 [Angelus Domini] (8声、2台のオルガンのための)(1608) /
  起て、マリア [Exsurge Maria] (10声の声楽、器楽と通奏低音のための)(1615) (*) /
  われは汝らに嘆願する [Adiuro vos] (8声と通奏低音のための)(1608) /
  ミサ「テマンより来られ」 [Missa "Ab Austro veniet"] (12声のための)(1614)
 [ラファエーレ・ジョルダーニ、マリオ・チェケッティ(T;*)
  アルフレード・グランディーニ、マッテオ・ベロット(Br;*)
  ヴァレーリア・モンタナーリ、ヴィットーリオ・ザノン(Org;+)
  セルジョ・バレストラッチ指揮ラ・スタジョーネ・アルモニカ(声楽器楽 Ens.)/
  録音:2005年4月16日、聖マリア被昇天教会、
   ヴィラ・ラガリーナ、トレント県、イタリア、ライヴ]
 [CD2] 俗(世俗音楽)
 ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1554/1557-1612):
  カンツォン第1番 [Canzon I] (5声)(1615) (**)
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
  私が星を見ることはないだろう [Non vedrò mai le stelle]
   (2人の独唱者と通奏低音のための)(1619) (*/+)
 ビアージョ・マリーニ(1594-1663):カンツォーネ第7番 [Canzone VII]
   (2分割された6声と通奏低音のための)(1629) (**)
 クラウディオ・モンテヴェルディ:断ち切られた希望 [Interrotte speranze]
   (2人の独唱者と通奏低音のための)(1619) (*/+)
 ビアージョ・マリーニ:
  ソナタ第6番 [Sonata VI] (2つのソプラニーノ・リコーダーのための)(1629)
 クラウディオ・モンテヴェルディ:
  タンクレディとクロリンダの戦い [Combattimento di Tancredi e Clorinda]
   (3人の独唱者、4つのヴィオラ・ダ・ブラッチョ、
      コントラバスとチェンバロのための)(1624) (*)
 ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(1589?-1631):
  ソナタ第2番 [Sonata II] (コルネット〔ツィンク〕と通奏低音のための)(1641) (**)
 クラウディオ・モンテヴェルディ:バッロへの序奏「天は巡り」 [Volgendo il ciel]
   (テノール、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)(1638) (*)
  バッロ「私の美しい音楽に」 [Movete al mio bel suon]
   (5声、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)(1638) 〜第1部
 ビアージョ・マリーニ:
  ソナタ第2番、「逃げよ、苦しむ心」による [Sonata I sopra "Fuggi, dolente core"]
   (2つのヴァイオリン、バス楽器と通奏低音のための)(1655)
 クラウディオ・モンテヴェルディ:
  バッロ「私の美しい音楽に」 [Movete al mio bel suon]
   (5声、2つのヴァイオリンと通奏低音のための)(1638) 〜第2部
 [マリオ・チェケッティ(T;*) アルフレード・グランディーニ(Br;+)
  フランチェスカ・ロンバルディ(S;#) フリオ・ザナージ(Br;#)
  ドロン・シャーウィン(コルネット〔ツィンク〕;**)
  セルジョ・バレストラッチ指揮ラ・スタジョーネ・アルモニカ(声楽器楽 Ens.)/
  録音:2005年4月18日-19日、聖マリア被昇天教会、ヴィラ・ラガリーナ、トレント県、
     2005年5月29日-30日、ジュスティ宮、パドヴァ、すべて イタリア]
ラヴェル(1875-1937):
 ピアノ三重奏曲 イ短調(1914) /
 ヴァイオリン・ソナタ(第1番) イ短調(1897/遺作のソナタ) /
 ヴァイオリン・ソナタ(第2番) ト長調(1923-1927)
  パルマ三重奏団
   [アルベルト・ミオディーニ(P) イヴァン・ラヴァーリア(Vn) エンリーコ・ブロンツィ(Vc)]
 #すでに現地品薄状態のため、早々に入手不能となる可能性があります。
テレマン(1681-1767):
 水上の音楽「ハンブルクの潮の干満」 ハ長調 TWV 33: C3 /
 リコーダー、Fl−tr、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ホ短調 TWV 52: Ei /
 リコーダー、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ長調 TWV 51: C1 /
 弦楽と通奏低音のためのシンフォニア ニ長調 TWV 44: 1 /
 2つのリコーダー、弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調 TWV 52: B1
  ステファノ・バリアーノ(リコーダー)指揮コレギウム・プロ・ムジカ
   [フェデリコ・グリエルモ(Vn/コンサートマスター)
    マヌエル・スタロポリ(リコーダー/Fl−tr) パオロ・ポッラストリ、グイード・カンパーナ(Ob)
    フランソワ・ド・リュッデル(Fg) アルベルト・マルティーニ、ヴァレーリオ・ジャンナレッリ、
    ステファノ・ザンケッタ、ロベルタ・ピエトロパオロ、アンナマリア・ビアンコーニ(Vn)
    マウロ・リギーニ(Va) アルベルト・ピザーニ(Vc)
    フェデリコ・バニャスコ(ヴィオローネ) ジャンルーカ・カプアーノ(Cemb)]
 録音:2005年?6月12日-14日、サン・ロレンツォ・ディ・プレマニコ教会、ジェノヴァ、イタリア/後出: Stradivarius, STR-33783 。
ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲集
 ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調「グロッソ・モグール」RV208 /
 4つのヴァイオリンとチェロのオブリガートのための協奏曲 Op.3 No.10 RV580 /
 ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ長調 RV187 /
 ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調「不安」RV234 /
 ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ホ短調「お気に入り」 Op.11 No.2 RV277
  ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn)
  ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコ
 録音:2005年6月6日-9日、教区教会、パラッツォ・ピニャーノ、イタリア/後出: Onyx, ONYX-4001 。
AM-172-2
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(2CD)
ブルーノ・カニーノ&アントニオ・バリスタ〜キャリア50年記念
 [CD 1] 2台のピアノのための音楽
  リスト(1811-1886):歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の回想
  モーツァルト(1756-1791):ソナタ ニ長調 K.448 (375a)
  ストラヴィンスキー(1882-1971):協奏曲
  ミヨー(1892-1974):組曲「スカラムーシュ」
 [CD 2] ピアノ四手連弾のための音楽
  シューベルト(1797-1828):自作の主題による8つの変奏曲 変イ長調 Op.35 D.813
  シューマン(1810-1856):6つの即興曲「東洋の絵」 Op.66
  フォーレ(1845-1924):組曲「ドリー」 Op.56
  シャブリエ(1841-1894):ミュンヘンの思い出
 ブルーノ・カニーノ、アントニオ・バリスタ(P)
 録音:2003年11月16-21日、バロック・ホール、SMC 、イヴレア、イタリア。
 ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院の同級生であり、協力関係を続けながら2004年、ともに演奏家生活50年を迎えたブルーノ・カニーノ(1935年生まれ)、アントニオ・バリスタ(1936年生まれ)がその記念に録音したデュオ・アルバム。
AMADEUS "REINBOW" 価格帯B: 1枚あたり\6600(税抜\6000)
 AMADEUS レーベルのレギュラー・シリーズはこちらから
 当 AMADEUS "REINBOW" シリーズは基本的に廃盤となった模様で、国内代理店も撤退しました。高額となっている上、徐々に入手出来無くなると思われます。
ARB-011-2
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(2CD)
価格帯:B
フェルナンド・スルピーツィ(1936-):静寂の中で… フルート
 静寂の中で… [Nel silenzio...](フルートのための)(#) /
 ユリシーズ [Ulisse](フルートとピアノのための)(+) /
 12のソネット [Duodici Sonetti](フルートと弦楽のための)(*)
  マリオ・アンチロッティ(Fl) ミケーレ・ロゼッティ(P;+)
  ジョルジョ・マショッキ(ソネット朗読;*) ロレンツォ・ズバッフィ指揮マルケpo.(*)
 録音:2010年(+)、2014年(#)、ペルージャ(+/#) /2013年、フォリーニョ、ペルージャ県(*)、全てイタリア。
ARB-010-2
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価格帯:B
運命を呼び出せ〜アンジェロ・マリアーニ(1821-1873):歌曲集
 La partenza / Ad un fiume / Abbandono, Voce del cuore / La povera madre, Scena lirica / La lira /
 In morte di una cara creatura, Ricordo del Bardo al suo primo amore / Romanza, Povero il fior /
 Alla luna / Sconforto / Amami / Romanza, Il tuo cor e la tua mano / Amore / Chiamatelo Destino /
 Fosse morta! / Dolore e speranza, Piccola melodia / Ave Maria / La prece della sera /
 Antifona alla Madonna, Alma redemptoris Mater / Matilde, o la fidanzata del guerriero, Cantata /
 Recitativo, scena e Andante, Veglia su lui

  ルチア・リッツィ(Ms) リッカルド・ザドラ(P)
 録音:2012年12月、バロック・ホール、SMCレコーズ、イヴレア、イタリア。
 アンジェロ・マリアーニはミラノ・スカラ座の音楽監督を務め(1946-1873)、ロッシーニ、ヴェルディ、ワーグナーらから高く評価された指揮者。作曲家として顧みられることは稀なので、このCDは貴重。
ARB-009-2
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(2CD)
価格帯:B
ショパン(1810-1849):夜想曲全集(全20曲)
 3つの夜想曲集 Ops.9, 15 /2つの夜想曲集 Ops.27, 32, 37, 48, 55, 62 /
 夜想曲〔 Op.72 No.1 /嬰ハ短調 Op.poth., KK IVaA. 16(レントとグラン・エスプレッショーネ)〕
  セルジョ・マルケジーアニ(P)
 録音:2012年2月29日-3月2日、ファツィオーリ・コンサート・ホール、サチーレ、イタリア。使用楽器: Fazioli F 278 n.1335 "Mago Merlino"。
ARB-008-2
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価格帯:B
才能あふれる若者たち〜メンデルスゾーン(1809-1847):
 弦楽のための交響曲第10番 ロ短調/ヴァイオリンと弦楽合奏のための協奏曲 ニ短調(*) /
 ヴァイオリン、ピアノと弦楽合奏のための協奏曲 ニ短調(+)
  クリスティアン・セバスティアヌット(Vn;*)
  ラウラ・バルトロット(Vn;+) レオノーラ・アルメッリーニ(P;+)
  ドメニコ・マソン指揮アッリゴーニ弦楽アカデミー(弦楽合奏)
 録音:2013年3月18日-19日、ファツィオーリ・コンサート・ホール、サチーレ、イタリア。
ARB-007-2
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価格帯:B
帆船〜トリオ・アダール
 ロベルト・ベルトラッツィ:帆船 [Bateau à voile]
 ジーノ・ザンベッリ:イタリアの水彩画 [Acquarelli Italiani]
 ロベルト・ベルトラッツィ:レッド・トレイン [Red Treno] /リラックス [Relax]
 ジーノ・ザンベッリ:コッコデ [Coccodè] /アパ [Apa] /ジキ・パリ [Giki Parì]
 ロベルト・ベルトラッツィ:反射するエコー [Rimbalzi Eco] /波 [Onde] /
              カラブリアの夜 [Notte Calabra] /グル・グル [Glu Glu]
 トリオ・アダール
  [ロベルト・ベルトラッツィ(Ob/イングリッシュHr/エレクトリックG)
   ジーノ・ザンベッリ(アコーディオン/アコーディナ)
   アルフレード・サヴォルデッリ(Cb/エレクトリック・ベース)]
 録音:2013年1月、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、イタリア。
 耳なじみの良いジャズ感覚のアルバム。コッコデ [Coccodè] はニワトリのメスが卵を産む時にあげる鳴き声を模したイタリア語。アコーディナはボタン式のピアニカのような楽器。
ARB-006-2
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価格帯:B
イタリアのギター音楽
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
  悪魔的奇想曲(パガニーニへのオマージュ) Op.85
 マルコ・ベッタ(1964-):チンツィア・ミラーニのための前奏曲
 カルロ・ドメニコーニ(1947-):コユンババ組曲
 アデルモ・プランディ(1924-):パヴァーヌ/オーバード/女の肖像
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:タランテラ Op.87a
 フランコ・マルゴーラ(1908-1992):前奏曲とマヌエル・デ・ファリャへのオマージュ/
                  カンツォーナ/穏やかに/無言歌/ノヴェレッタ
 ラッファエーレ・カッチョーラ(1965-)氷の夜(チンツィア・ミラーニのための)
  チンツィア・ミラーニ(G)
 録音:2013年3月12日-13日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、イタリア。
 5歳の時から国際コンクール優勝歴を持ち18歳でパルマのA.ボーイト音楽院を卒業したつイタリアのギター奏者、チンツィア・ミラーニのデビューCD 。
ARB-005-2
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価格帯:B
高音から低音まで〜クラリネットとピアノのための音楽
 シューベルト(1797-1828):アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821 (*)
 J.S.バッハ(1685-1750)/ロッコ・パリージ編曲:無伴奏チェロ組曲第1番 BWV1007
 パガニーニ(1782-1840)/ロッコ・パリージ編曲:奇想曲 Op.1 No.24
 ロッシーニ(1792-1868)/ロッコ・パリージ&ガブリエーレ・ロータ編曲:
  弦楽のためのソナタ第6番 ニ長調「嵐」(+)
 ロッコ・パリージ(バスCl) ガブリエーレ・ロータ(P)
 録音:2010年12月10日-12日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、イタリア(+以外) /2010年10月7日、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院、ミラノ、イタリア(+)。
 ロッコ・パリージはロッテルダム音楽院(オランダ)で学んだイタリアのバスクラリネット奏者。イタリアの現代作曲家からの信頼厚く数々の新作初演を行ってきたが、ここではオーソドックスなクラシカル・レパートリーを披露。普通のクラリネットの音域からバスクラならでは重低音まで駆使する超絶技巧を堪能出来る。
ARB-004-2
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(3CD)
価格帯:B
エツィオ・ロヤッティ&ブレシアo.
 ブラームス(1833-1894):交響曲第4番 ホ短調 Op.98 (*)
 レスピーギ(1879-1936):リュートのための古い舞曲とアリア組曲第3番 (*)
 ベートーヴェン(1770-1827):交響曲〔第1番 ハ長調 Op.21 /第2番 ニ長調 Op.36 〕(#)
 J.S.バッハ(1685-1750):
  2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ短調 BWV1043 (+/**)
  ブランデンブルク協奏曲第3番 ト長調 BWV1048 /
  ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042 (+)
 フランチェスコ・デ・アンジェリス(Vn;+) ディーノ・ソッサイ(Vn;**)
 エツィオ・ロヤッティ指揮ブレシアo.
 録音:2011年春(*)、2012年春(#)、大劇場、ライヴ(*/#) /2011年秋、聖ジョルジョ教会(*, #以外)、すべて ブレシア、イタリア。
 NUOVA ERA 、REAL SOUNDといったレーベルからのリリースが多かったせいかイタリア・ローカルな知名度にとどまっていた感のある指揮者エツィオ・ロヤッティだったが、2013年に SONY CLASSICALからタルティーニのヴァイオリン協奏曲&シンフォニア集(フランチェスコ・デ・アンジェリス、ブレシアo.)がリリースされ国際的注目を集めるところとなった。
ARB-003-2
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価格帯:B
優雅に、しかし過度でなく〜ケルビーニ(1760-1842):6つのチェンバロ・ソナタ(1780)
 〔第1番 ヘ長調/第2番 ハ長調/第3番 変ロ長調/第4番 ト長調/第5番 ニ長調/第6番 変ホ長調〕
  シモーネ・ステッラ(Cemb)
 録音:2012年9月29日-30日、フィレンツェ、イタリア。使用楽器:2005年、ジム・ホール製(モデル:アンリ・エムシュ製)。
 ピアノ・ソナタとしても演奏される作品。シモーネ・ステッラは1981年フィレンツェに生まれ、フランチェスコ・チェーラ他に師事したチェンバロおよびオルガン奏者。
ARB-002-2
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価格帯:B
ほどよく節度ある対話〜J.S.バッハ(1685-1750):
 平均律クラヴィーア曲集第1巻 から 前奏曲とフーガ
  〔第13番 嬰ヘ長調 BWV858 /第14番 嬰ヘ短調 BWV859 /第15番 ト長調 BWV860 /
   第16番 ト短調 BWV861 /第17番 変イ長調 BWV862 /第18番 嬰ト短調 BWV863 〕/

 幻想曲とフーガ イ短調 BWV904 /トッカータ ハ短調 BWV911 /
 平均律クラヴィーア曲集第1巻 から 前奏曲とフーガ
  〔第21番 変ロ長調 BWV866 /第22番 変ロ短調 BWV868 /第23番 ロ長調 BWV868 /第24番 ロ短調 BWV869 〕
  マッシミリアーノ・トロンビーニ(P)
 録音:2011年9月11日-13日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、イタリア。
 アルバム・タイトルは、日本では「平均律クラヴィーア曲集」と訳される「Well Tempered Clavier(ほどよく調律されたクラヴィーア)」に掛けたものと思われる。
ARTE SONORA 1CDあたり\2640(税抜\2400)
 2013年に国内へ初案内された、イタリア、ヴェネツィア市メストレのジャズ系レコード会社カリゴラ[Caligola]傘下のレーベル。
ARTESONORA-4001
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(2CD)
1.5CD価格
【注目盤】
モーツァルト(1756-1791):
 フルートとピアノのための6つのソナタ
(原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
 〔ト長調 K.301 /変ホ長調 K.302 /ハ長調 K.303 /ホ短調 K.304 /イ長調 K.305 /イ長調 K.306 〕
 クラウディオ・フェラリーニ(Fl) ロベルト・イッソーリオ(P)
 録音:2011年2月5日-6日、コモ、イタリア。
 クラウディオ・フェラリーニは1954年スイスのチューリヒに生まれ、マルセル・モイーズ、セヴェリーノ・ガッゼローニらに師事したイタリアの世界的フルート奏者。メジャーからマイナーまで様々なレーベルに多数の録音がある。ロベルト・イッソーリオはイタリア・モーツァルト協会トリノ支部長を務めるトリノ生まれのピアノ奏者。
セコンド・カザデイの音楽
 セコンド・カザデイ〔本名:アウレリオ・カザデイ〕(1906-1971):
  Cicogna / Gian Pietro / Nuvolari (*) / Rete rossa / Mascotte / Fuga / Tramonto /
  Romantico / Un bes in bicicleta (*) / Sangue romagnolo / Scende la notte (*/+) /
  Marita (*) / William / Rumagna e Premavera (*/+) / La nostra orchestra /
  Marisa (*) / Canto per te (*) / Piccola / Burdela avera (*) / Balla balla (*)
 モレーノ・コンフィッコーニ(C管Cl) フィオレンツォ・タッシナーリ(Sax)
 アンジェラ・ベネッリ(Vn) フィリッポ・メネゲッティ(G)
 グイード・ポンツィーニ(Cb) ヴィンチェ・ヴァッリチェッリ(ドラムス)
 フランコ・アラータ(歌;*) シルヴィア・サッカーニ(歌;+)
 録音:2010年4月-9月、 Barrumba、ピナレッラ、チェルヴィア & Arvmusic、パルマ、共にイタリア。
 イタリアの往年のダンス・バンド・リーダー(自身はヴァイオリン奏者)、セコンド・カザデイの音楽を1920年代終盤当時のオリジナル・アレンジと楽器(つまりピリオド楽器!)で演奏した興味深い企画。気軽に楽しめる。
ARTESONORA-4003
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【注目盤】
アマルコルド… ロータ〜フルートとハープによるニーノ・ロータの音楽
 ニーノ・ロータ(1911-1979):
  アマルコルド/ロメオとジュリエット/道/ロッコとその兄弟/甘い生活/魂のジュリエッタ/
   "8 1/2" /組曲「山猫」/組曲「ゴッドファーザー」/組曲「カサノバ」/
  子供の5つの情景(1979)/フルートとピアノのためのソナタ(1939)
 クラウディオ・フェラリーニ(Fl) エマヌエーラ・バッティジェッリ(Hp)
 録音:2011年8月、アルテスオーノ・レコーディング・スタジオ、カヴァリッコ、ウーディネ県、イタリア。
 ニーノ・ロータの映画音楽とクラシカル作品。たいへんに聴き心地の良い音楽。エマヌエーラ・バッティジェッリは1980年イタリアのジェモーナ・デル・フリウリに生まれ、ウーディネのヤコポ・トマディーニ音楽院でパトルツィア・タッシーニに師事、さらにイスラエル、テルアヴィヴのサムエル・ルービン音楽アカデミー(現ブーフマン・メータ音楽学校)で学んだハープ奏者。
ジョヴァンニ・アミゲッティ: WINDY VALLEY
 ジョヴァンニ・アミゲッティ(1971-)、Guo Yue、Gjermund Silset : Return to Avalon
 ジョヴァンニ・アミゲッティ、ロベルト・アンドレオリ、マックス・メオラ: Sirius
 ジョヴァンニ・アミゲッティ:
  En Grandissant / Sundance / Wolken Bei Sonnenuntergang pt.1, pt.2 / Antares
 ジョヴァンニ・アミゲッティ、マックス・メオラ、グイード・ポンツィーニ、
  ロベルト・アンドレオーリ、アンジェラ・ベネッリ: Apophis
 ジョヴァンニ・アミゲッティ: Fleed
 ジョヴァンニ・アミゲッティ、マックス・メオラ: Address Resolution Protocol
 ジョヴァンニ・アミゲッティ、ロベルト・アンドレオーリ: Shopping Mall
 久石譲(1950-):メイ(「となりのトトロ」より)
 ジョヴァンニ・アミゲッティ: Nihai / 横山菁児(1935-):ハーロック
  クラウディオ・フェラリーニ(Fl)
  ジョヴァンニ・アミゲッティ(アナログ・シンセサイザー)
  ロベルト・アンドレオリ(エレクトリックG) マックス・メオラ(Perc)
  アンジェラ・ベネッリ(Vn) グイード・ポンツィーニ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  パオロ・デッリコ(エレクトリック・ベース)
 録音:時期の記載なし、Dudemusic 、コッレッジョ、イタリア。
ASSOCIAZIONE MARC'ANTONIO INGEGNERI 1CDあたり\2530(税抜\2300)
バッハ:オルガン作品集
 協奏曲 イ短調 BWV.593(ヴィヴァルディ原曲)(*)/
 パストラーレ ヘ長調 BWV.590(+)/
 トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565(+)/
 前奏曲とフーガ ニ短調 BWV.535(*)/
 トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564(#)/
 おお、人よ、汝の罪の大いなるを嘆け BWV.622(**)/
 パッサカリア ハ短調 BWV.582(**)
ジャンマリア・
 サガリーニ(Org;*)
マルコ・ルッジェーリ(Org;+)
ステファノ・
 モラルディ(Org;#)
エンリコ・ヴィッカルディ
(Org;**)
 録音:2000年3月12日-19日、クレモナ大聖堂。マシオーニ社製オルガンを使用。クレモナのマルカントニオ・インジェニェーリ協会の自主制作盤。
 商品型番の記載は無く、ここで表記したのは当店の管理上付けたものです。
AUDITORIUM 取扱い終了
BARYTON 1枚あたり\3300(税抜\3000)
 イタリアのサン・ジュリアーノ・デル・サンニオに本拠を置く Studio GLM が所有するレーベル。
BARYTON-2018/01
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[注目盤]
ヒエロニムス・モンティサルドゥイ〔ジローラモ・モンテサルド〕(1580?-1642-):
  Qui sibi soli scit / Agite laetantes festos dies / S'é ver la tua partita /
  Ballo di Napoli / Veni sponsa Christi /
  チェンバロのためのトッカータ (Scherzo di ninfe - Lo sventurato - La dolce partita) /
  Alm' afflitta che fai / Gaudens gaudebo / Magnus Dominus / Spagnoletta /
  Mercurio / Sarabande / La stratiosa / Ecce confessor magnus / In tribulatione /
  Folie / Scherzo d'amore. La montesarda / Ecce quod concupivi / Confitemini Domino /
  Ruggiero / La peregrina / Hor che la nott'ombrosa

 アンサンブル・テッラ・ドトラント
  [クリスティーナ・ファネッリ(S) アルベルト・アレグレッツァ(T)
   アンジェロ・デ・レオナルディス(B) ドリアン・ロンゴ(Vn)
   ルーカ・タランティーノ(スパニッシュG/テオルボ)
   ピエルルイジ・オストゥーニ(テオルボ) クリスティアン・アッコーリ(Org/Cemb)]
 録音:データ記載無し(2018年以前)。
 ジローラモ・モンテサルドは17世紀初めに活躍したことが確認できるイタリアの歌手・作曲家。本姓はメルカルネ(Melcarne)だが、出身地であるイタリア最南東端に近い町の名にちなんでモンテサルドと呼ばれた。アルバム・タイトルのヒエロニムス・モンティサルドゥイはラテン語読み。ボローニャのサン・ペトローニオ聖堂の歌手、ファーノ大聖堂楽長、アンコーナ大聖堂楽長を務めた。
BARYTON-2017/01
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【注目盤】
愛の戦い〜バリトン、ヴィオラ・ダモーレとヴィオラ・ダ・ガンバのための三重奏曲集
 ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
  ヴィオラ・ダモーレ、バリトンとヴィオラ・ダ・ガンバのための三重奏曲(*)
   (原曲:バリトン、ヴィオラとチェロのための)
     〔ロ短調 Hob.XI: 96 / イ長調 Hob.XI: 35 〕
 ルイージ・ボルギ(1745-1806):
  ヴィオラ・ダモーレとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ ニ長調
   (原曲:ヴィオラ・ダモーレとヴィオローネのための)
 ヨーゼフ・ハイドン:
  ヴィオラ・ダモーレ、バリトンとヴィオラ・ダ・ガンバのための三重奏曲
   (原曲:バリトン、ヴィオラとチェロのための) ニ長調 Hob.XI: 23 (*)
 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルスト(1739-1796):
  ヴィオラ・ダモーレとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナティナ「 La Paisanne 」
 ルイージ・トマジーニ(1741-1808):
  ヴィオラ・ダモーレ、バリトンとヴィオラ・ダ・ガンバのための三重奏曲 ホ短調 (*)
 ジャンニ・ラ・マルカ(バリトン [Baryton] ;*)
 ラッファエーレ・ティゼオ(ヴィオラ・ダモーレ)
 マルコ・オットーネ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 録音:データ記載なし。
 バリトン [Baryton] はバス・ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)に共鳴弦が張られたような形の楽器。ヨーゼフ・ハイドンが仕えたエスエルハージ侯爵が好んで弾いたため、ハイドンはバリトン、ヴィオラとチェロのための三重奏曲を多数書いた。ヴィオラ・ダ・モーレは現代のヴィオラのように肩に乗せて演奏するヴィオール系統の楽器で、共鳴弦が張られている。
 ジャンニ・ラ・マルカはチェロをマリオ・セントゥリオーネに、ヴィオラ・ダ・ガンバをパオロ・パンドルフォに師事。2012年に当レーベルを創設しアーティスティック&テクニカル・ディレクターを務めている。マルコ・オットーネはジャンニ・ラ・マルカ門下のヴィオラ・ガンバ奏者。ラッファエーレ・ティゼオはエンリコ・ガッティとキアラ・バンキーニにバロック・ヴァイオリンを師事。モード・アンティクォ(ピリオド楽器アンサンブル)のレギュラー・メンバー。
 当盤では同系統に属する3つの楽器により親和性の高いアンサンブルが実現している。フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルストとルイージ・トマジーニの収録作品については、この演奏形態が原曲通りか否かは情報がなく不明。
BARYTON-2016/01
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【注目盤】
バルトロメオ・ベルナルディ(1670-1732):
 2つのヴァイオリンと通奏低音のための10のソナタ集 Op.2 (1696)
  〔第3番/第1番/第5番/第4番/第8番/第10番/第2番/第7番/第9番/第6番〕

 オルテンシア・ヴィルトゥオーザ
 [ジョヴァンニ・ロータ(Vn/コンサートマスター) アントニオ・デ・クルーディス(Vn)
  ジョヴァンニ・ラ・マルカ(Vc) ミケーレ・カッレーカ(テオルボ) ルイージ・ロレ(Org/スピネット)]
 録音:未詳
 バルトロメオ・ベルナルディはイタリアのボローニャに生まれ、ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709)に師事した作曲家・ヴァイオリニスト。1703年にコペンハーゲンのデンマーク王宮礼拝堂の楽団員となり1711年には楽長に就任、没するまでその地位にあった。10曲のトリオ・ソナタを収めた作品2はボローニャで出版された。
 オルテンシア・ヴィルトゥオーザは17世紀から19世紀初めの室内楽を演奏を目的として2012年に創設されたピリオド楽器アンサンブル。ジョヴァンニ・ロータはモノーポリのニーノ・ロータ音楽院で学んだ後、ウルビーノの国際古楽コースでエンリコ・ガッティの指導を受け、さらにローマのサンタ・チェチーリア音楽院でガッティに師事したヴァイオリニスト。
美の君臨するところ
 ミケーレ・マシッティ(1664-1760):
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ イ長調 Op.3 No.3 (*) /
  2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調 Op.4 No.9 (+)
 ジュゼッペ・コルシ(1631/1632-1691):
  ミサ「満月」(8声)(#) /カンタータ「戦争、または戦いへの思い」(**)
 ペスカーラ・ルイーザ・ダヌンツィオ音楽院声楽科生(cho.)(#/**)
 ステファニア・ディ・ジュゼッペ指揮(#) アンサンブル・ラビリント・アルモニコ
  [ピエルルイージ・メンカッティーニ、ジョヴァンニ・ロータ(Vn) ガリレオ・ディ・イーリオ(Vc)
   ジャンカルロ・デ・ファエンツァ(ヴィオローネ) ミケーレ・カレカ(テオルボ/バロックG)
   ヴァルテル・ダルカンジェロ(Org) ステファニア・ディ・ジュゼッペ(Cemb/Org)]
 録音:2014年10月31日-11月1日-2日、ミケッティ修道院付属サンタ・マリア・デル・ジェズ教会、フランカヴィッラ・アル・マーレ、キエーティ県、アブルッツォ州、イタリア。
 ミケーレ・マシッティはイタリア、アブルッツォ地方のヴィッラ・サンタ・マリアに生まれ、1704年以降パリに定住してヨーロッパ各地で活躍したヴァイオリニスト・作曲家。ジュゼッペ・コルシはローマでジャコモ・カリッシミ(1605-1674)に師事した作曲家・司祭で、ペトローニオ・フランチェスキーニ(1651-1680)、ジャコモ・アントニオ・ペルティ(1661-1756)の師。
 ラビリント・アルモニコはピエルルイージ・メンカッティーニにより創設されたピリオド楽器アンサンブル。当録音における問題はコルシ作品における合唱で、(#)は現在の一般的鑑賞に堪える演奏水準に達しているとは言えず、ソプラノとアルトの合唱団員による二重唱の(**)も、アマチュアの水準と言わざるをえない。この2曲に関しては、あくまで音資料として考慮して頂けますようお願い致します
BARYTON-2014/01
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【注目盤】
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):トッカータ、カンツォーナ&パルティータ集
 トッカータ集第1巻(1615)&第2巻(1627)から
 〔トッカータ第7番(第1巻)/アリア「フレスコバルダ」/トッカータ第8番(第1巻)/
  パッサカリアによる100のパルティータ/トッカータ第9番(第1巻)/ガリアルダ第1番/
  カンツォーナ第6番/トッカータ第11番(第2巻)/バレットとチャッコーナ/
  ロマネスカのアリアによるパルティータ/トッカータ第2番(第2巻)
  ラ・バッターリャによるカプリッチョ/トッカータ第1番(第2巻)/カンツォーナ第1番〕

 八島優(Cemb)
 録音:データ記載なし。使用楽器:アンドレア・レステッリ製(モデル:1726年、エルピディオ・グレゴリ製)。
 八島優〔やしま・ゆう〕大阪生まれ。3歳でピアノを弾き始めた。大阪音楽大学卒業、桐朋学園大学研究科修了。チェンバロと通奏低音を有田千代子、室内楽を有田正広、若松夏美に師事。1998年にイタリアに渡り、ミラノ市立音楽学校でチェンバロとフォルテピアノをラウラ・アルヴィーニ、通奏低音をエドアルド・ベロッティ、室内楽とオルガンをロレンツォ・ギエルミ、16世紀イタリア音楽をロベルト・ジーニに師事。2001年卒業。2006年、イタリアのペーザロで開催された第9回G.ガンビ国際チェンバロ・コンクール第1位および18世紀後半音楽最優秀演奏賞を受賞。翌年、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院にてチェンバロのマスター・ディプロマを取得。アッカデーミア・モンティス・レガリス、イル・ポーモ・ドーロ、クラウディオ・アストロニオ、エンリーコ・ガッティ、エンリーコ・オノフリ、ロレンツォ・ギエルミ他と共演。2014年現在アッカデーミア・オットボーニに参加。
オルガンの楽しみ〜オルガンの独奏と通奏低音のための音楽
 ミケーレ・マシッティ(1664-1760):
  2つのヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ イ短調 Op.1 No.8
 フェデーレ・フェナローリ(1730-1818):
  オルガンの楽しみ ト短調/3つのオルガン・ソナタ〔イ短調/ニ短調/ロ短調〕
 ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764):
  2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調 Op.4 No.1
 カルロ・コトゥマッチ(1709?-1785):オルガンのためのリガトゥーラ ト短調
 ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764):
  2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調 Op.4 No.3
 アンサンブル・ラビリント・アルモニコ
  [ピエルルイージ・メンカッティーニ、ジョヴァンニ・ロータ(Vn)
   ジョヴァンニ・ラ・マルカ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ヴァルテル・ダルカンジェロ(Org)
 録音:2013年10月26日、ライヴ、聖ヴァレンティーノ&ダミアーノ教会、サン・ヴァレンティーノ・イン・アブルッツォ・チテリオーレ、ペスカーラ県、アブルッツォ州、イタリア。
 アンサンブル・ラビリント・アルモニコの主要器楽メンバーによる演奏。
魂の声〜合唱とフォルテピアノのための音楽
 シューベルト(1797-1828):
  無限なるものへの賛歌 Op.112 No.3, D.232 /セレナードD.920 (*) /
  雷雨の中の神 Op.112 No.1, D.985 /世界の創造主たる神 Op.112 No.2, D.986
 ハイドン(1732-1809):神への感謝の歌より/神への夕べの歌
 ルイーゼ・ライヒャルト(1779-1826):深き献身(*)
 ロッシーニ(1792-1868):3つの聖歌(*) 〔信仰/希望/愛〕
 シューベルト:今や肉体を埋めた(埋葬の歌)D.168 /
        主はわが羊飼いなり(詩篇23)D.706 (*) /幾千もの星がきらめき D.642
  ロベルト・ボナート指揮グルッポ・ヴォカーレ・ハインリヒ・シュッツ
  カルロ・マッツォーリ(Fp)
 録音:時期の記載なし、ヴァーザリの間、リッツォーリ整形外科病院、ボローニャ、イタリア。使用楽器:1823年頃、ウィーン、マティアス・イアケシュ製。
 ドナテッラ・デジャンピエトロの指導のもとフィレンツェのバルトロメオ・クリストフォリ・アカデミー修復ラボラトリーで修復されたフォルテピアノを使用。このフォルテピアノは6つのペダルを持ち、そのうちの1つ「バンダ・トゥルカ」はトルコ軍楽隊風のシンバルと太鼓を鳴らすというメカニズムになっている。(*)は女声合唱曲。
序奏、前奏と…〜アコーディオンのための音楽
 ユハニ・ヌオルヴァラ(1961-):前奏曲とトッカータ
 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ ニ短調 K.1 /ソナタ ト長調 K.427
 ニコラス・フラジェッロ(1928-1994):序奏とスケルツォ
 フランク・アンジェリス(1962-):ロマンス
 J.S.バッハ(1685-1750):前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
 ヴャチェスラフ・セミョーノフ(1946-):ディヴェルティメント
 サン=サーンス(1935-1921):序奏とロンド・カプリツィオーソ Op.28
  マリオ・ムッチット(アコーディオン)
 録音:データ記載なし。イタリアのアコーディオン奏者マリオ・ムッチットの演奏技巧を満喫できるアルバム。
J.S.バッハ(1685-1750):ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ集
 〔第3番 ト短調 BWV1029 /第2番 ニ長調 BWV1028 /第1番 ト長調 BWV1027 〕
 ジャンニ・ラ・マルカ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ジョルジョ・チェラゾーリ(Cemb)
 録音:データ記載なし。使用楽器:1687年、ロンドン、エドワード・ルイス製(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/1991年、パリ、ラインハルト・フォン・ナーゲル製(モデル:1710年頃、ミヒャエル・ミートケ製)(Cemb)。
 ジャンニ・ラ・マルカはマリオ・チェントゥリオーネにモダーン・チェロを、ガエターノ・ナジッロにバロック・チェロを、パオロ・パンドルフォにヴィオラ・ダ・ガンバを師事したイタリアの奏者。ジョルジョ・チェラゾーリは1960年ローマに生まれ、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でケネス・ギルバートに師事したチェンバロ奏者。
繊細なる歌唱〜18世紀イタリア、サレルノ-ナポリ地域の独唱とフルートのための音楽
 ニコラ・ポルポラ(1686-1768):
  独唱、フルート、弦楽と通奏低音のためのカンタータ「 Or che d'orrido verno 」(*)
 ドメニコ・サッリ(1679-1744):フルートと通奏低音のためのソナタ第3番 ニ長調
 ロムアルド・エジーディオ・ドゥーニ(1709-1775):
  オペラ「デモフォーンテ」 [Demofoonte]
   〜アリア「かわいそうなパルゴレット [Misero Pargoletto] 」(*)
 レオナルド・レーオ(1694-1744):フルート、弦楽と通奏低音のための協奏曲第2番 ト長調
 パスクアーレ・カファロ(1708-1787):主よ、われは御身を信ず
    [In te Domine Speravi] (詩篇30)〜ラルゲット(*)
 パオロ・ロペス(男性S;*) アッカデーミア・デイ・セレナーティ
  [ルチア・リッツェッロ(Fl−tr/コンサートマスター) エリーザ・インバルツザーノ、
   エマヌエーレ・マルカンテ(Vn) ロザンナ・ロマニョーリ(Va) ジョヴァンニ・ラ・マルカ(Vc)
   ブリジッタ・ラウシュマイヤー=ガルトナー(ヴィオローネ) ミケーレ・カッレカ(テオルボ)
   マウリツィオ・フォルネーロ(Org) キアーラ・デ・ズアーニ(Cemb)]
 録音:2010年5月7-11日、受胎告知教会、カザラーノ、レッチェ県、プーリャ州、イタリア。
 フルートが独唱や重唱をするような作品を集めたアルバム。パオロ・ロペスはイタリア、シチリアのパレルモに生まれ、V.ベッリーニ音楽院でサルヴァトーレ・ラゴネーゼに師事し2005年に卒業した男性ソプラノ。すでにバロック・オペラや教会音楽の分野で大活躍している。ルチア・リッツェッロはロヴィーゴのF.ベネッツェ音楽院、ミラノ市立音楽学校、ヴィチェンツァのA.ペドロッロ音楽院古楽科(マルチェッロ・ガッティに師事)で学んだフルート奏者。1999年、ピリオド楽器アンサンブル・アッカデーミア・デイ・セレナーティを創設。
チャッコーナ・ヴェル・パッサガーリ Vol.1 〜オルガンのための音楽
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):パッサカリアによる100のパルティータ
 ベルナルド・ストラーチェ(1637頃?-1707頃?):チャッコーナ ハ長調
 ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):トッカータ ト長調 BuxWV165
 ヨハン・マルティン・ラデック(1623-1684):チャッコーナ・ヴェル・パッサガーリ
 ジャン=アンリ・ダングルベール(1629-1691):アルミードのパッサカリア
 ヴィンツェント・リューベック(1654-1740):チャッコーナ イ長調
 ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):トッカータとチェッコーナ ニ短調
 ヨハン・カスパル・フェルディナント・フィッシャー(1656-1746):
  「音楽のパルナッソス山」組曲第9番「ウラニア」〜トッカータとパッサカリア
 ヨハン・ヴァレンティン・エッケルト(1673-1732):チャッコーナ ハ長調
  マヌエル・トマディン(Org)
 録音:2010年7月26日、9月19日、教区教会、ムッツァーナ・デル・トゥルニャーノ、ウーディネ県、フリウリ=ヴェネツィア=ジュリア州、イタリア。使用楽器:1750年、ピエトロ・ナッキーニ製。
 マヌエル・トマディンはウディーネ大学を卒業後バーゼルのスコラ・カントールムでジャン=クロード・ツェーンダーとアンドレアス・マルコンに師事したオルガンおよびチェンバロ奏者。
ジュゼッペ・コルシ(1630-1690):モテット&カンタータ集
 [モテット] わが肉 [Caro mea] /われは善き羊飼いなり [Egos sum Pastor Bonus] /
        平和の光 [Lumen Pacis] /すべての聖者 [Omnes Sanci] /
        この者たちは [Isti sunt qui venerunt]
 [カンタータ]
  悲しむエウリッロ [L'addolorato Eurillo] /そよ吹く風 [Belle aurette che spirate] /
  Che goder, non si dan gioie /夜のことだった [Era la notte]
 アンサンブル・ラビリント・アルモニコ
  [クリストフ・カレ(男性Sソプラノ) ロレーヌ・ウエ(Ms) マテュー・ペイレーニュ(男性A)
   アレッサンドロ・ジャングランデ(T) リッカルド・リストーリ(B)
   ピエルルイージ・メンカッティーニ、ジョヴァンニ・ロータ(Vn)
   ジョヴァンニ・ラ・マルカ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) マウリツィオ・リーア(ヴィオローネ)
   ヴァルテル・ダルカンジェロ(Org) ディミートリ・ゴルドビーネ(テオルボ/Cemb)
   ジョヴァンナ・トリカリコ(Cemb) ミケーレ・カッレカ(テオルボ/アーチリュート)]
 録音:データ記載なし。
 ジュゼッペ・コルシはイタリア、アブルッツォの町チェラーノに生まれ、ローマでカリッシミに師事した作曲家。ローマのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂楽長、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂楽長等を歴任した。
カンシオン〜ギターのための音楽
 ホセ・ルイス・メルリン(1952-): Canción del caminante enamorado
 アルフォンソ・モンテス(1955-):5 Endechas
  〔 Ella / Oscar / Canción Guayanesa / Soledad / Su Cosa 〕
 ロドリゴ・リエラ(1923-1999):
  Canción Caroreña / Serenata Ingenua / Monotonia / Nostalgia
 アントニオ・ラウロ(1917-1986): El Negrito / La Gatica
 マキシモ・ディエゴ・プホル(1957-): Preludio Tristón
 ズビグニェフ・グラボフスキ: Bossa Nova
 ファビオ・デ・シモーネ: Maria Donata / ジョン・マーティン: A Jasmine Rain
 ニコラ・ピオヴァーニ(1946-)/ファビオ・デ・シモーネ編曲:
  La vita è bella / Quanto t'ho amato
 ファビオ・デ・シモーネ(G)
 録音:2012年5月20日、ライヴ、場所の記載なし。
 イタリアのカンポバッソに生まれL.ペロージ音楽院で学んだギター奏者ファビオ・デ・シモーネのデビューCD 。アルフォンソ・モンテス、ロドリゴ・リエラ、アントニオ・ラウロはベネズエラ、ホセ・ルイス・メルリンとマキシモ・ディエゴ・プホルはアルゼンチン、ニコラ・ピオヴァーニはイタリアの作曲家。
ダヴァロス〜アブルッツォの音楽貴族
 ヴィンチェンツォ・ルッフォ(1508頃-1587):
  帰れ [Convertimini] /来たれ、わが選びし者よ [Veni electa mea]
 ピエトロ・ヴィンチ(1525頃-1584):聖霊 [Divino spirito] /美しい婦人 [La bella donna]
  われらの父 [Padre nostro] /どれほどの喜び [Quanta gioia]
 ジュゼッペ・アヴィトラーノ(1670頃-1756):2つのヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ
  とオルガンのための10のソナタ Op.1 (1697)から〔第1番/第2番/第3番〕
 アンサンブル・ラビリント・アルモニコ
 [クリストフ・カレ(男性S) アレッサンドロ・ジャングランデ(男性A) マウリツィオ・ガロファーロ(T)
  デニス・バザノフ(クイント〔バリトン?〕) リッカルド・リストーリ(B)
  クリスティアーナ・コッポラ(ソプラノ・ヴァイオル) エリダニー・ゴンザレス(アルト・ヴァイオル)
  アントネッラ・パリージ(テナー・ヴァイオル)
  パオロ・フランチェスカ・ラ・フォルジャ(クイント・ヴァイオル) アンジェラ・レポーレ(バス・ヴァイオル)
  ピエルルイージ・メンカッティーニ、ジョヴァンニ・ロータ(Vn)
  ジョヴァンニ・ラ・マルカ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  ディミートリ・ゴルドビーネ(リュート) ニコラ・ラモン(ポジティヴOrg)]
 録音:2011年8月22-27日、マリオ・ネグリ・スード財団コンサートホール、サンタ・マリア・インバーロ、キエーティ県、アブルッツォ州、イタリア。
 ナポリ王国アブルッツォの名門貴族ダヴァロス家に関わる音楽。
美しい草原〜バスと通奏低音のためのカンタータ集
 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):美しい草原 [Amenissimi prati]
 ジョヴァンニ・パオロ・コロンナ(1637-1695):武装した世界 [Il mondo armato]
 ドメニコ・ガブリエッリ(1659-1690):
  Deh piega ò mia cara / Mio pensier raffrena i vanni
 アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):テブロ川の岸辺から [Dalle sponde del Tebro]
 フィリッポ・アマデーイ(1690-1730): Lidia pur giunta è l'ora
 フランチェスコ・ニコラ・ファーゴ(1677-1745): Amante con poca sorte
 ヘンデル(1685-1759):愛の戦から [Dalla guerra amorosa]
  リッカルド・リストーリ(B) ジャンニ・ラ・マルカ(ヴィオラ・ダ・ガンバ/Vc)
  ミケーレ・カッレカ(テオルボ/アーチリュート) ガブリエッラ・テンサ(Cemb)
 録音:2011年3月25日-27日、4月22日-26日、スタジオGLM 、サン・ジュリアーノ・デル・サンニオ、カンポバッソ県、モリーゼ州、イタリア。
 リッカルド・リストーリはジェノヴァのN.パガニーニ音楽院でピアノとファゴットを学んだ後、声楽に転向したイタリアのバス歌手。典型的なバッソ・カンタンテ・リリコで、ピリオド楽器演奏家と共演する機会も増えている。
モーツァルト(1756-1791):チェンバロ四手連弾のためのソナタ集
 〔ハ長調 K.19d (1765) /ニ長調 K.381 (123a) (1772) /変ロ長調 K.358 (186c) (1774) 〕
 アンドレイナ・ディ・ジローラモ、シルヴィア・ランバルディ(Cemb)
 録音:2005年12月10日、ライヴ、サヴォイア劇場、カンポバッソ、モリーゼ州、イタリア。使用楽器: F. Ciocca製、フレンチ・タイプ(モデル:1730年、ブランシェ製)。
 モーツァルトの初期のピアノ四手連弾ソナタをチェンバロで演奏。シルヴィア・ランバルディは2014年現在ボローニャのG.B.マルティーニ音楽院教授。アンドレイナ・ディ・ジローラモはランバルディの教え子で2014年現在カンポバッソのL.ペロージ音楽院教授。
BELLA GERIT 1CDあたり\3080(税抜\2800)
 2014年に国内へ新規案内された、アンサンブル・ベッラ・ジェリトの自主レーベル。
BG-0412
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【注目盤】
タッソの「アミンタ」〜デッラ・ローヴェレの宮廷劇場の音楽
 トルクアート・タッソ(1544-1595)作:牧歌劇「アミンタ」(1573)
 シモーネ・バルサミーノ(確認できる活躍期:1590頃):6声のノヴェレッタ集 から
  〔 Vorrò veder / Nove, nove Aminta / Qual ardir / Biscogna a maggior prove ardir /
   Orsù squoprimi il tutto / Dura conclusion / S'a mio senno farai sarai ferice /
   Non sarà dunque ver / Dunque tu l'amaresti / Perché non osi / Già per lung'uso /
   Dunque andar non vogliamo / Credi tu dunque sciocco / E s'ella vol /
   Ecco tu chiesi / Tu taci / Non più guerra / Canto e piango 〕

 アンサンブル・ベッラ・ジェリト
  [台詞(配役):ルチア・フェッラーティ(ダフネ) ピエトロ・コンヴェルサーノ(ティルシ)
       フランチェスカ・デ・モンドゥーニョ(シルヴィア) フィリッポ・クインティーニ(アミンタ)
      アジア・ダルカンジェロ(アモーレ) エネア・ソリーニ(サティロ)
      パメラ・ルッチャリーニ(ネリーナ) ジョルジョ・ブラマンテ・ドニーニ(コーラス/エルピーノ)
   音楽:エネア・ソリーニ(歌:ティルシ/ディレクター) シモーネ・ソリーニ(歌:アミンタ)
      パメラ・ルッチャリーニ(歌:コーラス) ダニエーレ・ベルナルディーニ(リコーダー/バグパイプ)
      ミケーレ・カッレカ(リュート) エリザベッタ・デル・フェッロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
   効果音:ダヴィド・モナッキ(自然音/エレクトロアコースティック)]
 録音:2012年8月5日、サン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会、「バルコ」、ウルビーノ、イタリア。
 タッソの牧歌劇「アミンタ」の最初の完全上演は1573年7月31日、フェッラーラ近郊ポー川の中洲の小島ベルヴェデーレ島においてアルフォンソ2世・デステとその宮廷の人々を招いて行われた。2回目の上演は翌年2月の謝肉祭の期間中、ウルビーノ公の息子フランチェスコ・マリア・デッラ・ローヴェレ(1549-1631、1574年9月よりウルビーノ公フランチェスコ・マリア2世・デッラ・ローヴェレ)に嫁いだルクレツィア・デステ(1535-1598)の要望によりにウルビーノ公国宮廷劇場で行われ、タッソ自身の演出のもとウルビーノの若者たちが役を演じた。この上演では当時の習慣にのっとり抒情的な場面でテキストが歌われたと考えられ、その楽曲はウルビーノ生まれの作曲家シモーネ・バルサミーノが書いた「6声のノヴェレッタ集」(全20曲)から採られた可能性が高いとされている。この曲集はタッソの「アミンタ」をテキストとした最初の音楽であり、出版されたのは1594年以降ながら作曲されたのは何年も前であることが手稿譜の口絵の献辞に記されている。
 当盤はウルビーノ生まれの画家フェデリコ・バロッチ(1526頃-1612)の没後400年を記念して制作されたもので、「アミンタ」の全5幕が台詞とピリオド楽器の伴奏で進行し、第2幕の後に16曲、第3幕と第5幕の後にそれぞれ1曲のノヴェレッタが演奏される。6声のうち3声は楽器が担当している。
BG-0307
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【注目盤】
神聖なる比率〜ウルビーノのラティーノ写本1419の音楽
 [風変わりなミサ]
 不詳: Kyrie Rondello /グローリア/ Credo / Sanctus / Verbum caro factum est
 [キリエのヴァリエーション]
 不詳: Kyrie Summe clementissime
 ヨハネス・グラネティ [Johannes Graneti] : Kyrie Summe clementissime (*)
 不詳: Kyrie Summe clementissime (*)
 [巨匠たちの音楽]
 ゲラルデッロ・ダ・フィレンツェ(1320/1325頃-1362/1363):グローリア/ Agnus Dei (*)
 ロレンツォ・ダ・フィレンツェ(?-1372/1373): Sanctus
 [そしていくつかの愛の歌…]
 不詳: Poichí ì ò perduto amor
 ドナート・ダ・カシア(確認できる活躍期:1350頃-1370頃): Je porte aimablemant
 不詳: La bella giovinetta / La bella giovinetta
 アンサンブル・ベッラ・ジェリト[シモーネ・ソリーニ(S) エネア・ソリーニ、
  マウロ・ボルジョーニ(CT/T) アンゲリカ・モス(Org/ポルタティヴOrg)]
 録音:2007年11月5日-13日、サンタ・パンクラツィオ教区教会、モンテフェルチーノ & サン・ジュゼッペ小礼拝堂、ウルビーノ,イタリア。
 ウルビーノ公図書館が所蔵するラティーノ写本1419。15世紀に編纂されたこの写本には14世紀に書かれた2声または3声の宗教曲と世俗曲の譜面が収められている。当CDはその全曲を収録した世界初の音盤。(*)は同写本を出典としない楽曲。
BG-0207
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【注目盤】
カナの婚礼〜ラファエロの時代のウルビーノの音楽
 アドリアン・ウィラールト(1490頃-1562):栄光の処女 [Virgo gloriosa]
 アントワーヌ・ブリュメル(1460頃-1512/1513):
  茨の中の百合のごとく [Sicut lilium inter spinas]
 ヨハネス・ド・ラ・ファージュ(確認できる活躍期:1520頃):
  ザカリアの妻エリザベト [Elisabeth Zachariae]
 ジャン・ムトン(1459?-1522):聖母は男を知らずして [Nesciens Mater Virgo virum]
 アンドレアス・デ・シルヴァ(1475/1480頃-1540頃):
  イエスが語られていたその時 [In illo tempore loquente Jesu]
 ジョスカン・デ・プレ(1450/55頃-1521):森のニンフらよ [Nymphes des bois]
 アンドレアス・デ・シルヴァ:あなたは完璧に美しい [Tota pulchra es]
 ジャン・リシャフォール(1480頃-1547):来たれ、キリストの花嫁 [Veni sponsa Christi]
 ジャン・ムトン:称えよ、ガリアの女王を [Exalta Regina Galliae] /
         心と魂 [Corde et animo]
 ルプス・ヘリンク(1493/1494-1541頃):
  主よ、われらのために力の塔となりたまえ [Esto nobis Domine, turris fortitudinis]
 コンスタンツォ・フェスタ(1485/1490頃-1545):
  バビロンの川のほとりで [Super flumina Babilonis]
 ジャン・ムトン:主よ、王を救いたまえ [Domine, salvum fac regem]
 ピエール・ムリュ(1484?-1550頃):あなたは私の心を奪った [Vulnerasti cor meum]
 ジャコタン(1440/1450-1529):御身に請い願う、処女マリアよ [Rogamus te Virgo Maria]
 アドリアン・ウィラールト:祝福されし使徒ヨハネは [Beatus Johannes apostolus]
 エリモ:カナで婚礼が行われた [Nuptiae factae sunt]
 ブリュネ:全世界に赴き [Ite in orbem universum]
 ピエール・ムリュ:冷酷な死 [Fiere atropos]
  アンサンブル・ベッラ・ジェリト
 [シモーネ・ソリーニ(歌/リュート) ダヴィド・モナッキ(歌、ビウエラ) エネア・ソリーニ(歌/タンバリン)
  アンゲリカ・モス(Org/ポジティヴOrg) アレッサンドロ・チョフィーニ、マウロ・ボルジョーニ(歌)
  ジョルダーノ・チェッコッティ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  ダニエーレ・ベルナルディーニ(ボンバルダ) マッシモ・チャルフィ、マウロ・モリーニ(Tb)]
 録音:2006年11月13-19日、ベネディクト会大天使聖ミカエル修道院、ラモーリ、ペルージャ県、イタリア。
 イタリア・ルネサンスを代表する画家ラファエロ(ラッファエッロ・サンティ;1483-1520)はウルビーノに生まれ、父も画家・詩人として仕えていたウルビーノ公の宮廷で画家としての活動を開始し、文人・芸術家たちと交流を深めた。当盤は当時のウルビーノ公の宮廷での音楽を再現を試みたもので、古楽ファンのみならずルネサンス絵画ファンにもお勧め出来る。
BG-0106
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【注目盤】
甘美な光景〜フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロの宮廷の音楽
 ウルビーノ公の図書館の写本1411号所収のロンドーとバラード集(15世紀)

 不詳: Bella gerit (*)
 ジル・バンショワ(1400頃-1460): Mon doulx espoir / Seulle egaree /
                 Margarite, fleur de valeur / Adieu, adieu
 ヨハネス・チコーニア(1373頃-1412): La dolçe vista
 ギヨーム・デュファイ(1400頃-1474): Mon cuer chant
 ジル・バンショワ: Files a marier / Esclave puist yl devenir
 ギヨーム・デュファイ: Trop lonç temp
 ジル・バンショワ: Pour prison ne pour maladie / En sera il mieux /
           Je ne fai tous jours / Vostre tres doulx regart
 不詳: Faites de moy / Con dollia me ne vo
 ギヨーム・デュファイ: Se la face ay pale / ジル・バンショワ: Deul angoisseux
 ジョン・ダンスタブル(1390頃-1453)/
  ジョン・ベディンガム(1422頃-1459/1460): O rosa bella
 不詳: J'ay pris amour
  アンサンブル・ベッラ・ジェリト、アンサンブル・ラウス・ヴェリス、
  フィッファロ・コンソート
 [イラリア・セヴェーロ(歌) シモーネ・ソリーニ(歌/リュート) ダヴィド・モナッキ(歌/リュート/ビウエラ)
  エネア・ソリーニ(歌/プサルテリウム/ナッカーラ/太鼓/タンバリン) ジョルダーノ・チェッコッティ
   (ヴィオラ・ダ・ガンバ/リベカ/リベコーネ) ダニエーレ・ベルナルディーニ(笛太鼓/ダブル・リコーダー/
    アルトバッソ/リコーダー/ボンバルダ/クルムホルン) アンゲリカ・モス(ポジティヴOrg)
  クリスティーナ・テルノヴェク(ヴィオラ・ダ・ガンバ/リベコーネ)
  ニコラス・サンサルラト(リラ・ダ・ブラッチョ) マウロ・モリーニ、ルイージ・ジェルミーニ(Tb)
  クリスティーナ・ベルナルディーニ(クルムホルン/リコーダー)
  ジョヴァンニ・ブルニャーミ(クルムホルン/リコーダー/笛太鼓)〕
 ピエルカルロ・フォンテマージ合唱指揮カペッラ・ムジカーレ・サンティッシモ・サクラメントcho. (*)
 録音:2005年10月10日、ドゥカーレ宮殿サーラ・カステッラーレ /2005年10月9日、11日、22日、公爵霊廟、聖ベルナルディーノ教会/2005年10月23日-24日、ドゥカーレ宮殿宴会場/2005年11月24日、12月11日、カペッラ・ムジカーレ・サンティッシモ・サクラメント、以上すべて ウルビーノ、イタリア。
 イタリアの典型的なルネサンス君主の一人であるウルビーノ公フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ(フェデリーコ3世;1422-1482)の宮廷音楽を3団体合同で再現する試み。ベッラ・ジェリトは主としてウルビーノ公国のルネサンス音楽レパートリーを演奏するために2005年イタリアのウルビーノで創設された声楽&ピリオド楽器アンサンブル。ラウス・ヴェリスは中世・ルネサンス音楽を専門とする1999年イタリアのアッシジで創設された声楽&ピリオド楽器アンサンブル。フィッファロ・コンソートは2002年に創設されたイタリアのルネサンス管楽器合奏団。
BORGATO 1CDあたり\2530(税抜\2300)
 イタリアの新興ピアノ・メーカー、ボルガートの自主制作レーベル。
ローマ法王ベネディクト16世に捧げる
 J.S.バッハ(1685-1750):主よ、人の望みの喜びよ(カンタータBWV147 より)
 モーツァルト(1756-1791):幻想曲 ニ短調 K.397/幻想曲 ハ短調 K.475/
              ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 BWV457/
              グラスハーモニカのためのアダージョ ハ長調 K.356
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2
 シューマン(1810-1856):子供の情景 Op.15 から〔見知らぬ国から/トロイメライ〕
 シューベルト(1797-1828):即興曲 変ホ長調 Op.90 No.2/即興曲 変ト長調 Op.90 No.3
 シューベルト/リスト(1811-1886)編曲:アヴェ・マリア
  ロベルト・プロッセダ(P)
 録音:2007年9月3日-4日、聖アポッリナーレ教会、モンティチェロ・ディ・ロニーゴ、ヴィチェンツァ県、ヴェネト州(イタリア)。
 ピアノ音楽を愛し自分でも弾くというローマ法王ベネディクト16世(本名ヨゼフ・ラッツィンガー)に捧げられたアルバム。法王お気に入りの作曲家が取り上げられている。当録音に使用されたピアノはイタリアの新興ピアノ・メーカー、ボルガートの最高級コンサート・グランドピアノ「BORGATO L282」(価格:171,800ユーロ、約2,000万円)。調律は社長兼製作家のルイージ・ボルガート自身。ロベルト・プロッセダ(1975年生まれ)はDECCAレーベルへの録音でおなじみのイタリアのピアニスト。
「ドッピオ・ボルガート」によるペダルピアノのための音楽
 ベートーヴェン(1770-1827):音楽時計のための5つの小品 WoO33〜アダージョ
 シューマン(1810-1856):ペダルピアノのための6つの練習曲 Op.56 /
             ペダルピアノのための4つのスケッチOp.58
 フランク(1822-1890):前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18
 J.S.バッハ(1685-1750):私はあなたを呼ぶ、主イエス・キリストよ BWV639 /
               今こそ来たれ、異教徒の救い主よ BWV659 /
               パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
  ミルコ・ブルゾン(ペダルピアノ「ドッピオ・ボルガート」)
 録音:2010年7月、聖アポッリナーレ教会、モンティチェロ・ディ・ロニーゴ、ヴェネト州ヴィチェンツァ県(イタリア)。
 イタリアの新興ピアノ・メーカー、ボルガートが現代に復活させたペダルピアノ「ドッピオ・ボルガート」(英語でダブル・ボルガート)を使用した録音。ペダルピアノとはパイプオルガンの足鍵盤と同じ配列の足鍵盤を持つピアノで、通常のピアノの下に足鍵盤で鳴らされるもう一台のピアノが置かれたような形をしている。パイプオルガンの練習用として作られたペダルチェンバロ(ペダルチェンバロ)から発展したもので、バッハ(ペダルクラヴィコード)、モーツァルト(ペダルフォルテピアノ)もこのタイプの楽器を所有したことがある。19世紀に入ってからもメンデルスゾーン、シューマン、アルカン、フランクらが興味を示しいくつかの作品を書いたが、珍しい楽器の域を出ないまま終わってしまった。
 イタリアのピアノ製作家ルイジ・ボルガート(1963年生まれ)はペダルピアノに魅力を覚え、ボルガートの最高級コンサート・グランドピアノ「BORGATO L282」(単体価格:171,800ユーロ、約2,000万円)に37の足鍵盤で演奏する第2のピアノを加えた「DOPPIO BORGATO」(合計価格:260,750ユーロ、約3,000万円)を完成、秘められたレパートリーの演奏を可能にした。
 ミルコ・ブルゾンはパドゥア音楽院でピアノをフランコ・アンジェレーリ(エンリコ・ガッティのパートナーを務めたこともあるピアニスト)に、オルガンをフランチェスコ・フィノッティとジャン・ギユーに師事し1992年に卒業。2000年よりボルガートの契約ピアニストとして活動している。当録音のための調律はルイジ・ボルガート自身が行っており、これはまさに「純正ボルガート」のアルバム。
 ボルガートのウェブサイト(http://www.borgato.it/) / 参考動画(http://www.youtube.com/user/theartofpiano)
CINIK RECORDS 1枚あたり\4840(税抜\4400)
 2012年に1点のみが国内へアナウンスされたレーベル。現地では幅広いジャンルで商品展開を行っており、入手可能なものもあると思われる。ご希望のものがあればお知らせ下さい。
J.S.バッハ
 ゴルトベルク変奏曲
マリア・ペロッタ(P)
 録音:2011年10月17日、ローマ、ライヴ。イタリア DECCA への録音は、2012年1月12日ラヴェンナ県ルーゴでのライヴで、当盤とは別演奏。イタリアで話題になった演奏だという。ペロッタは、名教授ペルティカローリに師事、ザールブリュッケン国際バッハ・ピアノ・コンクール、チェルカスキー国際ピアノ・コンクールで優勝している。
CONTINUO RECORDS 特記以外 1枚あたり\2970(税抜\2700)
 2014年に国内へ新規案内された、イタリア、ローマの音楽マネージメント会社コンテンポアルス [Contempoars] のレコード・プロダクション部門が所有するレーベル。フランスに CONTINUO CLASSICS というレーベルがあるが、関係無し。
CONTINUO-CR-118
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(2CD)
【注目盤】
創造〜オーボエのための音楽2008-2014
 [CD 1]
 フランチェスコ・アントニョーニ(1971-):
  Die alte Weise 〔古い調べ〕(オーボエとピアノのための)(2013)
 パトリツィア・モンタナーロ(1956-): Aulodie nell'aura
  (ブルーノ・マデルナへのオマージュ、フルートとオーボエのための)(2014)
 クリスティアン・ダシェ(1951-):
  Brume d'aches(オーボエとアコーディオンのための)(2013)
 レオン・グルヴィチ(1979-): Sonata(オーボエとピアノのための)(2008)
 アルマンド・ギドーニ(1959-): Sweet and go(オーボエのための)(2013)
 サルヴァトーレ・ディ・ステファノ(1969-):
  Gondwana(オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスのための)(2014)
 ナイジェル・ケイ(1955-): Oboe Sonata(オーボエとピアノのための)(2012)
 ニコラ・カンポグランデ(1969-):
  Hauptstimmen [メイン・キャスト](オーボエのための)(2013)
 レオ・マルクス(1945-): Trio(オーボエ、チェロとピアノのための)(2013)
 クリスティアン・ダシェ: E-mail(オーボエのための)(2012)
 マリカ・ロンバルディによる即興演奏(ボーナス・トラック)
  マリカ・ロンバルディ(Ob) ナタリー・ダング(P)
  フィリッポ・マッツォリ(Fl) ファニー・ヴィサンス(アコーディオン)
  フランス=パスカル・シュヴァリエ(Vn) マリア・ザアリア(Va)
  イーゴリ・キリチェンコ(Vc) ジャン=バティスト・ペルティエ(Cb)
 録音:2015年10月21-27日、オーディトリウム・ベルリオーズ、クールブヴォア音楽院、クールブヴォア、オー=ド=セーヌ県、フランス。全収録曲が世界初録音。
 マリカ・ロンバルディはミラノのG.ヴェルディ音楽院を卒業し1988年にデビュー、さらにパリで学んだイタリアのオーボエ奏者。 当レーベルへの録音は「ソロ 無伴奏オーボエのための音楽」 (CONTINUO-CR-101) に続き2作目。
CONTINUO-CR-117
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【注目盤】
ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667):鍵盤楽器のための作品集
 トッカータ II /組曲 II /ブランクロシェ氏に捧げるトンボー/トッカータ XII /
 ド・レ・ミ・ファ・ソラによるファンタジア I /カンツォーナ I /トッカータ X /
 組曲 X /カプリッチョ I /リチェルカーレ III /カプリッチョ IV /カンツォーナ IV /
 来たるべきわが死についての瞑想/トッカータ XXII /カンツォーナ V /リチェルカーレ VII
  ヤニック・ヴァルレ(Cemb/Org)
 ヤニック・ヴァルレはポワティエ地方音楽院でドミニク・フェランに、パリ音楽院でノエル・スピートに師事したフランスのチェンバロ・オルガン奏者。アンサンブル・ウィリアム・バード、ラ・サンフォニー・デュ・マレ等さまざまなピリオド楽器演奏団体に参加。 Pierre Verany レーベル他にソロ録音がある。
ショパン(1810-1849):マズルカ全集
 マズルカ〔変ロ長調(1826) /ト長調(1826) /ハ長調 Op.posth.68 No.1 (1829) /イ短調 Op.posth.68 No.2 (1827) /
      ニ長調(1827-32) /変ロ長調 (1832) /ヘ長調 Op.posth.68 No.3 (1829) /ハ長調(1833) 〕/
 4つのマズルカ Op.6 (1830-32) /4つのマズルカ Op.7 (1830-32) /
 4つのマズルカ Op.17 (1832-33)/4つのマズルカ Op.24 (1833-34) /
 マズルカ〔変イ長調(1834) /ト長調 Op.posth.67 No.1 (1835) /ハ長調 Op.posth.67 No.3 (1835) 〕/
 4つのマズルカ Op.30 (1835-37) /マズルカ イ短調(1840-41) /4つのマズルカ Op.33 (1837-38) /
 4つのマズルカ Op.41 (1838-39) /マズルカ イ短調(1840-41) /3つのマズルカ Op.50 (1841-42) /
 3つのマズルカ Op.56 (1843) /3つのマズルカ Op.59 (1845) /3つのマズルカ Op.63 (1846) /
 マズルカ〔イ短調 Op.posth.67 No.4 (1846) /ト短調 Op.posth.67 No.2 (1848) /ヘ短調 Op.posth.68 No.4 (1849) 〕

 アルベルト・ノネス(P)
 録音:2015年7月6日-7日。
 アルベルト・ノネスはトレントのA.F.ボンポルティ音楽院で学んだイタリアのピアニスト・音楽学者。ボローニャ大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、トレント大学で学んだ政治哲学の博士でもある。
ルーカ・ロンバルディ(1945-):ピアノ作品集 1963-2003
 帰還 [Wiederkehr] (1971)/アルバムの綴り [Albumblätter] (1967/1968) /
 「進め同志よ」による変奏曲 [Variazioni su "Avanti popolo alla riscossa"] (1977) /
 ディヴェルティメント [Divertimento] (1963) (*) /
 8つのあいさつ [8 Saluti] (2001-2003) (+)
  〔ピエル・ファルッリへのあいさつ/旧年への別れ − 新年へのあいさつ/
   ヴォルフガング・リームへのあいさつ/ルチアーノ・ベリオへのあいさつ/クリスティアンとウッラへのあいさつ/
   アルヴィンへのあいさつ/ミリアムへのあいさつ/ユルゲン・ティムへのあいさつ〕

 ジャンカルロ・カルディーニ(P;無印)
 アレッサンドラ・ジャンティーレ(P;*) アレッサンドラ・アンマラ(P;+)
 録音:2005年5月(無印/*) / 2013年10月(+) 。
 ルーカ・ロンバルディはイタリアのローマに生まれた作曲家。母方はユダヤ系。ケルンでカールハインツ・シュトックハウゼン、アンリ・プスール、マウリシオ・カーゲル、ディーター・シュネーベル、フレデリック・ジェフスキ、ベルント・アロイス・ツィマーマンに、ベルリンでパウル・デッサウに師事。2016年現在4つのオペラ、3つの交響曲を含む約160の作品を発表。1973年から1994年までペーザロおよびミラノ音楽院作曲科教授。1985年、共著「20世紀の楽器法」出版。2002年には日本財団に招かれ6か月間日本に滞在。2008年イスラエルの市民権を取得、以来ローマとテルアヴィヴの二都市を拠点に活躍している。
シェーンベルク(1874‐1951):月に憑かれたピエロ Op.21 (*)
アンドレア・ポルテーラ(1973-):レッド・ミュージック(+)
 アンナ・クレメンティ(朗読;*) アンドレア・ヴィテッロ指揮アンサンブル・ビオス
   [ジュゼッペ・ブルーノ(P) ルチアーノ・トリスターノ(Fl/ピッコロ)
    マルコ・ボナッケッリ(Cl/バスCl) アルベルト・ボローニ(Vn/Va)
    ヤコポ・フランチーニ(Vc;*) カルロ・ベンヴェヌーティ(Vc;+)]
 録音:2014年3月(*)、9月(+)。
 アンドレア・ポルテーラはサルヴァトーレ・シャリーノに師事したイタリアの作曲家。「レッド・ミュージック」は「月に憑かれたピエロ」と同じ楽器編成で書かれた作品。
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【注目盤】
J.S.バッハ:アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳(1725)から
 J.S.バッハ(1685-1750):メヌエット ヘ長調 BWVAnh.113
 クリスティアン・ペツォールト(1677-1733):
  メヌエット ト長調 BWVAnh.114 /メヌエット ト短調 BWVAnh.115
 フランソワ・クープラン(1668-1733):牧歌 変ロ長調 BWVAnh.183
 不詳:メヌエット ト長調 BWVAnh.116 /ポロネーズ ヘ長調 BWVAnh.117a /
    ポロネーズ ヘ長調 BWVAnh.117b /メヌエット 変ロ長調 BWVAnh.118 /
    ポロネーズ ト短調 BWVAnh.119
 J.S.バッハ:コラール「ただ愛する神にのみ委ねる者は」BWV691 /
         コラール「汝は満たされ、静まれ」BWV510
 不詳:メヌエット イ短調 BWVAnh.120 /メヌエット ハ短調 BWVAnh.121
 C.P.E.バッハ(1714-1788):
  行進曲 ニ長調 BWVAnh.122 /ポロネーズ ト短調 BWVAnh.123
  行進曲 ト長調 BWVAnh.124 /ポロネーズ ト短調 BWVAnh.125
 ヨハン・ゴットフリート・ベルンハルト・バッハ(1715-1739?):
  アリア「私はしばしばパイプにタバコを詰めて」BWV515
 ゲオルク・ベーム(1661-1733)?:ベーム氏のメヌエット ト長調
 不詳:ミュゼット ニ長調 BWVAnh.126
 C.P.E.バッハ:行進曲 変ホ長調 BWVAnh.127
 不詳:ポロネーズ ニ短調 BWVAnh.128
 ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル(1690-1749):
  アリア「御身がそばにあらば」BWV508 (*)
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲のアリアBWV988 No.1
 C.P.E.バッハ:チェンバロのための独奏曲 変ホ長調 BWVAnh.129
 ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):ポロネーズ ト長調 BWVAnh.130
 J.S.バッハ:前奏曲 ハ長調 BWV846
 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782)?:楽章 ヘ長調 BWVAnh.131
 J.S.バッハ:レチタティーヴォ「われは満ち足れり」と
          アリア「まどろめ、疲れし目よ」BWV82 Nos.2 & 3 (*)
 不詳:メヌエット ニ短調 BWVAnh.132
 J.S.バッハ:
  ジョヴァンニーニのアリア「汝の心をわれに捧げなば」BWV518 (*) /
  コラール「神よ、われは歌わん」BWV299
 不詳:アリア「顧みよ、わが心よ」BWV509 (*)
 クリスティアン・ペツォールト:チェンバロ組曲 ト長調(1726)
  チプリアーナ・スマランデスク(Cemb) フリオ・ザナージ(Br;*)
 録音:2014年10月、場所未詳。
 チプリアーナ・スマランデスクは1971年ルーマニア生まれのチェンバロ奏者。ブカレスト音楽アカデミー(ルーマニア)、ヴィチェンツァのアッリーゴ・ペドローロ音楽院で学んだ後トン・コープマンに師事した。ルーマニアとイタリアを演奏活動の拠点とし、イタリア各地でマスタークラスを開いている。
夢のなかに〜アレッサンドロ・ステッラ、ライヴ・イン・ローマ
 ショパン(1810-1849):夜想曲 嬰ハ短調 Op.posth.
 リスト(1811-1886):夜想曲「夢のなかに」S.207
 グリーグ(1843-1907):抒情小曲集第10巻 Op.76 〜森の静けさ(第4番)
 ドビュッシー(1862-1918):前奏曲集第2巻〜ヒースの荒野/前奏曲集第1巻〜沈める寺
  アレッサンドロ・ステッラ(P)
 録音:2013年2月3日、ギオーネ劇場、ローマ、イタリア。
J.S.バッハ、ヒンデミット、ブゾーニ:オルガン作品集
 J.S.バッハ(1685-1750):
  「高き天よりわれは来たり」によるカノン風変奏曲 BWV769
 ヒンデミット(1895-1963):古い民謡によるソナタ第3番
 J.S.バッハ:6つのシュープラー・コラールBWV645-650
 ブゾーニ(1866-1924):
  コラールによる前奏曲(バッソ・オスティナート)と二重フーガ Op.7 & Op.76
 リヴィア・マッツァンティ(Org)
 録音:2013年6月14日-15日、7月26日-27日、10月17日-18日、2014年1月10日-11日、ルター派福音教会 [Chrituskirche]、ローマ、イタリア。使用楽器:1930年、シュタインマイヤー製。
 バッハと彼の影響を強く受けたブゾーニのコラールに基づく作品、およびヒンデミットが民謡の旋律をバッハのコラール楽曲風に処理した作品で構成されたプログラム。リヴィア・マッツァンティは1995年以来ローマのルター派福音教会とコラボレーションを続けているイタリアのオルガン奏者。
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【注目盤】
ダウランド氏のフォーチューン〜ジョン・ダウランド(1563-1626):リュート作品集
 Mrs Vaux's Galliard / A Coy Joy / Mrs White's Thing / A Piece without Title /
 Giles Hobie's Galliard / The Right Honourable the Lady Clifton's Spirit /
 Preludium / John Dowland's Galliard / Go from My Window / Mrs Winter's Jump /
 Sir John Smith, His Almain / Lachrima / The Right Honourable Earl of Essex,
  His Galliard / A Fancy / What If a Day / An Almand / Complaint /
 Lady Hunsdon's Puffe / Mignarda / A Fancy / Mrs White's Nothing / Fortune /
 Mr Dowland's Midnight / Sweet Robin / Dowland's Galliard

  ミケーレ・カレカ(ルネサンスリュート)
 録音:2013年10月25日-28日、王のサロン、サン・ルイージ・デ・フランチェージ教会、ローマ、イタリア。使用楽器:2012年、スティーヴン・マーフィー製。
 イギリス・ルネサンスを代表するリュート奏者でリュート音楽作曲家であったダウランド。しかし、彼のリュート伴奏歌曲のほとんどが生前に出版されたのに対し、作曲者本人が強く望んでいたリュート独奏曲の出版はわずか9曲に過ぎなかった。現在私たちがダウランドの数多くのリュート独奏曲を楽しめるのは、手稿譜から作曲者を特定し校訂を行ってきた音楽学者たちのおかげ。当録音は、ダウランドとエリザベス朝音楽の卓越した研究家でありリュート奏者でもあるダイアナ・ポールトン(1903-1995)の業績に多くを負っている。
 ミケーレ・カレカはイタリアのフォッジャに生まれ、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院でアンドレア・ダミアーニに師事し2006年に卒業、ヤコブ・リンドベリ、ポール・オデット、ホプキンソン・スミスのマスタークラスに参加したリュート奏者。2005年にリコーダー奏者のカロリーナ・パーチェとともにアンサンブル・ラ・セルヴァを創設。2014年現在、トラーパニ(シチリア)のA.スコントリーニ音楽院で教えている。
ローマのサン・ルイージ・デ・フランチェージ教会のメルクリン・オルガン
 フロール・ペーテルス(1903-1986):
  アヴェ・マリス・ステラによるトッカータ、フーガと賛歌 Op.28
 セザール・フランク(1822-1890):
  コラール第1番 ホ長調 FWV38 /コラール第2番 ロ短調 FWV39
 グレープ・ニクーリン(1974-):過ぎ越しのいけにえ [Victimae paschali laudes] Op.22
 ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):月の光 Op.53 No.5
 マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):ラルゲット Op.132 No.1
 フロール・ペーテルス:フランドル狂詩曲 Op.37
  ナターリア・バギンスカヤ(Org)
 録音:2013年9月23日-26日、サン・ルイージ・デ・フランチェージ教会、ローマ、イタリア。使用楽器:1880年、ヨゼフ・メルクリン製。
 カラヴァッジョの祭壇画でも有名なローマのサン・ルイージ・デ・フランチェージ教会(ローマ在住のフランス人のために建てられた教会、1589年完成)に1880年に設置されたヨゼフ・メルクリン(1819-1905)製のオルガンを演奏。メルクリンはドイツのオーバーハウゼンに生まれ、ブリュッセルでオルガン製作家としての活動を開始。パリ、リヨンに拠点を移動し1870年にはフランス国籍を取得、アリスティド・カヴァイエ=コル(1811-1899)のライバルとも称された。サン・ルイージ・デ・フランチェージ教会のオルガンはローマでは珍しいフランス式で、当録音でもこの楽器にふさわしい楽曲が選ばれている。ボッシはイタリア、ペーテルスはベルギー、ニクーリンはロシアの作曲家。
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(DVD
[PAL] )
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ロベルト・プロッセダ〜ペダルピアノ・リサイタル
 シューマン(1810-1856):
  ペダルピアノのための4つのスケッチ Op.58 /
  カノン形式によるペダルピアノのための6つの練習曲 Op.56
 アレクサンドル・ピエール・フランソワ・ボエリ(1785-1858):
  ペダルピアノのための幻想曲とフーガ Op.18 No.6
 グノー(1818-1893)/ジュゼッペ・ルピス編曲:操り人形の葬送行進曲
 シャルル=ヴァランタン・アルカン(1813-1888):
  ペダルピアノのためのベネディクトゥス Op.54 (*) /
  オルガンまたはペダルピアノのための12のペダル練習曲〜第1番(*) /
  ペダルピアノのための11の大練習曲 Op.88 から〔第3番/第4番〕(*)
 ロベルト・プロッセダ(ペダルP)
 収録:2012年6月、テアトロ・オリンピコ、ヴィチェンツァ、イタリア。使用楽器: Pinchi Pedal Piano System with FAZIOLI F278 & F228 grand pianos /監督:ピエトロ・タリアフェッリ。(*)はペダルピアノによる世界初録音。
 ペダルピアノとはパイプオルガンの足鍵盤と同じ配列の足鍵盤を持つピアノで、通常のピアノの下に足鍵盤で鳴らされるもう一台のピアノが置かれたような形をしている。パイプオルガンの練習用として作られたペダルチェンバロ(ペダルチェンバロ)から発展したもので、バッハ(ペダルクラヴィコード)、モーツァルト(ペダルフォルテピアノ)もこのタイプの楽器を所有したことがある。19世紀に入ってからもメンデルスゾーン、シューマン、リスト、アルカン、フランクらが興味を示しいくつかの作品を書いたが、珍しい楽器の域を出ないまま終わってしまった。しかし、2000年にイタリアの新興ピアノ・メーカー、ボルガートが現代に復活させたペダルピアノ「ドッピオ・ボルガート」(英語でダブル・ボルガート)の生産を開始したことで注目が高まり、ペダルピアノのための新作や新編曲版も発表されるようになった。
 当録音に使用されたペダルピアノはイタリアのオルガン製作家クラウディオ・ピンキにより構成されたもので、ファツィオリのコンサート・グランドピアノF278と、61の「足鍵盤」に連結した一回り小さいファツィオリのグラウンドピアノF228が上下に組み合わされている。
 ロベルト・プロッセダは1975年ローマ近郊のラティーナに生まれたイタリアのピアニスト。メンデルスゾーンの未出版作品の紹介やイタリア人作曲家の知られざるピアノ作品の発掘といった活動で「ピアノおたく」たちを喜ばせてきたが、2011年からはついにペダルピアノの演奏も開始、史上初となるこのペダルピアノ・リサイタルDVDに登場することとなった。
 #残念なことに PAL 方式のため、一般的な日本製DVDプレーヤーでは再生できません。PAL対応のDVDプレーヤーが必要です。パソコンでの再生も保証いたしませんので、ご注意ください。
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【注目盤】
コレッリ:ソナタとフォリア Op.5
 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):ソナタ集 Op.5 (1700) 〜第1番 ヘ長調
 ベルナルド・パスクイーニ(1637-1710):トッカータ第8番 ニ短調
 アルカンジェロ・コレッリ:ソナタ集 Op.5 〜第11番 変ロ長調
 ベルナルド・パスクイーニ:トッカータ第4番 イ短調「フランスのために」
 アルカンジェロ・コレッリ:ソナタ集 Op.5 から〔第3番 ハ長調/第7番 ト短調〕
 ベルナルド・パスクイーニ:トッカータ第2番 ヘ長調
 アルカンジェロ・コレッリ:ソナタ集 Op.5 から
  〔第4番 ヘ長調/第12番 ト短調「フォリア」〕
 ユーゴ・レーヌ(リコーダー/ディレクター)ラ・サンフォニー・デュ・マレ
 [ジェローム・ヴィダレ(Vc) マルク・ヴォルフ(アートリュート) ヤニック・ヴァルレ(Cemb/Org)]
 録音:2012年12月15日、ライヴ、サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会、ローマ、イタリア。
 コレッリのヴァイオリン・ソナタをリコーダーの名手ユーゴ・レーヌが演奏。コレッリとパスクイーニが同僚として活躍した場である、カラヴァッジョの祭壇画でも有名なサン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会におけるライヴ録音。
CONTINUO-CR-106
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(DVD
[PAL] )
1.5枚価格
アレッサンドラ・アマラ、キージ・リサイタル
 ショパン(1810-1849):24の前奏曲 Op.28
 ドビュッシー(1862-1918):ベルガマスク組曲〜月の光
 ラヴェル(1875-1937):夜のガスパール
アレッサンドラ・アマラ(P)
 収録:2012年11月、夏の食堂、キージ宮、アリッチャ、ローマ県、イタリア。監督:ピエトロ・タリアフェッリ。
 ヴィスコンティの映画「山猫」(1963)の撮影に使われたことでも知られるローマ近郊アリッチャのキージ宮で行われたピアノ・リサイタル。アレッサンドラ・アマラはフィレンツェのL.ケルビーニ音楽院およびイーモラのピアノ・アカデミーで学んだイタリアのピアニスト。Arts レーベルにシューマン、ショパン、ラヴェル、シェルシの録音がある。
 # PAL 方式のため、一般的な日本製DVDプレーヤーでは再生できません。PAL対応のDVDプレーヤーが必要です。パソコンでの再生も保証いたしませんので、ご注意ください。
回想〜ジョン・ダウランド&マルコ・ポエータ
 ジョン・ダウランド(1563-1626): Flow my tears (+/*)
 マルコ・ポエータ(1957-): Time within time (*)
 ジョン・ダウランド: Come again (+/#)
 マルコ・ポエータ: Ninna nanna (*) / Twiri (*)
 ジョン・ダウランド: Sleep wayward thoughts (#)
 マルコ・ポエータ: Cistels (*)
 ジョン・ダウランド: Clear or cloudy (+/*)
 マルコ・ポエータ: Serenata (*)
 ジョン・ダウランド: Fine knacks for ladies (+/#/*)
 ロバート・ジョンソン(1583頃-1634頃):
  Have you seen but a bright lily grow? (+/#/*)
 マルコ・ポエータ: Alle tre fontane (*)
 ジョン・ダウランド: Say, love, if ever thou didst find (+/*)
  マルコ・ポエータ(12弦G;*) アレッサンドラ・ロザッコ(歌;+)
  ニュー・ヴォーカル・アンサンブル(#)
 録音:2012年6月。
 イタリアのギタリスト、マルコ・ポエータによるジョン・ダウランドのリュート歌曲をベースとしたプロジェクト。ポエータはイタリア人ながらポルトガルのファドに傾倒し、ポルトガルギターの名手としても知られている。ここでは6つの演奏弦と6つの共鳴弦を持つ12弦ギターを演奏。アレッサンドラ・ロザッコはイタリアのファド・シンガー。
献呈 [DEDICA] 〜マトローヌ、カリガリス:フルート・ソナタ集
 ダニエル・マトローヌ:フルート・ソナタ(2010)
 セルヒオ・カリガリス(1941-):フルート・ソナタ Op.50 (2009)
  マウロ・コンティ(Fl) アレッサンドロ・ステッラ(P)
 録音:2012年3月。すべて世界初録音。
 マウロ・コンティとアレッサンドロ・ステッラのデュオ結成10周年を祝ってフランスの作曲家ダニエル・マトローヌとアルゼンチンの作曲家セルヒオ・カリガリスが献呈した2作品。
フィルム・ノワール〜ガック、ヘフナー:ピアノ作品集
 ジェイ・アンソニー・ガック(1955-):ソナタ第4番「フィルム・ノワール」(2004)
 ポール・ヘフナー:水越しの3つの遠景(2006)
   〔万年雪が溶けて激流に、別名「タニヤのための幻想曲」/
    水に浮かぶ睡蓮の葉の上で休む(…の前の静けさ)/津波〕/

          5½の平易な楽曲(2008)から〔四度で楽しむ/アルバンのために〕
 ジェイ・アンソニー・ガック:ソナタ第3番(1998)
 ポール・ヘフナー:チックとマッコイ(2009) (*)
 ジェイ・アンソニー・ガック:
  ラウンドとラウンド・ダンス集(1997-2002) (*) から
   〔リング=ア=ラウンド(第3番)/プロセッショナル(第4番)/ウエスタン・ラウンド(第5番)〕/
  進め!(ピアノと弦楽のためのコンチェルティーノ)(2011) (+)
 エリッツァ・ハルボヴァ(P) ティツィアーノ・レオナルディ(P;*)
 シモーネ・ベッチア指揮ピッコラ・オルケストラ '900 (+)
 録音:2011年6月、11月。
 ジェイ・アンソニー・ガック、ポール・ヘフナーはともにアメリカ合衆国の作曲家。「フィルム・ノワール」とは「虚無的・悲観的・退廃的な指向性を持つ犯罪映画」のこと(Wikipediaによる)。エリッツァ・ハルボヴァはイタリアを本拠に活躍するブルガリアのピアニスト。
ソロ〜無伴奏オーボエのための音楽
 J.S.バッハ(1685-1750):パルティータ イ短調 BWV1013
 C.P.E.バッハ(1714-1788):ソナタ イ短調 Wq.132
 マラン・マレ(1656-1728):スペインのフォリア
 テレマン(1681-1767):12の幻想曲 から
  〔第2番 TWV40: 3 /第6番 TWV40: 7 /第8番 TWV40: 9 /第10番 TWV40: 11 〕
 ブルーノ・ベッティネッリ(1913-2004):協奏的練習曲(1977)
 ブリテン(1913-1976):オヴィディウスによる6つのメタモフォーゼ Op.49 (1951)
 ラッセ・ヤラヴァ(1951-): Pirpana Op.23 No.1 (1993)
 トム・ジョンソン(1939-):タイル・ワーク「3つの交差」(2003)
 ボジダル・クンツ(1903-1964):舞曲 Op.62 (1950)
 ジョン・ラシュビー=スミス(1929-):
  モノローグ(オーボエ/オーボエ・ダモーレのための)(1970)
 ロバート・シッビング(1929-):
  4つの楽曲(オーボエまたはサクソフォンのための)(1986)
 オイスタイン・ソンメルフェルト(1919-1994):ディヴェルティメント Op.41 (1974)
   マリカ・ロンバルディ(Ob)
 録音:2011年4月。
 フルート(バッハ父子、テレマン)、ヴィオラ・ダ・ガンバ(マレ)のために書かれたバロック音楽作品をディスク1に、20世紀に書かれたオーボエのためのオリジナル作品をディスク2に収録。ベッティネッリはイタリア、ヤラヴァはフィンランド、ジョンソンとシッビングはアメリカ合衆国、クンツはクロアチア、ラシュビー=スミスはイギリス、ソンメルフェルトはノルウェーの作曲家。マリカ・ロンバルディはミラノのG.ヴェルディ音楽院で学び1988年にデビュー、さらにパリで学んだイタリアのオーボエ奏者。
COSARARA
COSARARA-00814
入手不能
フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):
 バレエ「魔法の森」(1754)
ジュゼッペ・カメルリンゴ指揮
コーザラーラ
DELTADISCHI (PALCO REALE) 2CD\2200(税抜\2000) (3枚組も同一価格)
 リマスターは Nikos Velissiotis (おそらく元 AGORA/ARKADIA[HUNT]の社主)、新しいテクニックを採用。3枚組も同一の価格。
 # 2006年の発売以降新譜がなく、2012年現在 どの程度入手可能かどうかは不明です。
DPR-2001
(2CD)
廃盤
プッチーニ:歌劇「トスカ」 アポロ・グランフオルテ(Br)
カルメン・メリス(S)
ピエロ・パウリ(T)他
カルロ・サバイーノ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
 録音:1929年。
DPR-2002
(2CD)
廃盤
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」 オウレリアーノ・ペルティーレ(T)
ロレンツォ・モラヨーリ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
 録音:1930年。
DPR-2003
(2CD)
廃盤
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」 ベニャミーノ・ジーリ(T)
オリヴィエロ・デ・ファブリティース指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
 録音:1941年。
DPR-2004
(2CD)
廃盤
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 ドゥソリナ・ジャンニーニ(S)
カルロ・サバイーノ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
 録音:1928年。
DPR-2005
(2CD)
廃盤
ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクァーレ」 ティート・スキーパ(T)他
カルロ・サバイーノ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
 録音:1932年。
DPR-2006
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(2CD)
ボーイト:歌劇「メフィストフェレ」 マファルダ・ファヴェーロ(S)
アントニオ・メランドリ(T)
ナッザレーノ・デ・アンジェリス(B)他
ロレンツォ・モラヨーリ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
 録音:1929年。
DPR-2008
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(2CD)
ヴェルディ:歌劇「椿姫」 メルセデス・カプシール(S)
リオネッロ・チェチル(T)
カルロ・ガレッフィ(Br)他
ロレンツォ・モラヨーリ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
 録音:1928年。
DPR-2009
(2CD)
廃盤
ドニゼッティ:歌劇「ランメルムールのルチア」 メルセデス・カプシール(S)
ロレンツォ・モラヨーリ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
DPR-2010
buyボタン
(2CD)
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」 ルイージ・ピアッツァ(Br)
リナ・パリューギ(S)他
カルロ・サバイーノ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
DPR-2011
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(2CD)
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」 ジーナ・チーニャ(S)
エベ・スティニャーニ(Ms)
ジョヴァンニ・ブレヴィアリオ(T)
ヴィットリオ・グイ指揮
トリノo.
 録音:1937年。
DPR-2012
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(2CD)
ヴェルディ:歌劇「運命の力」 エルネスト・ドミニチ(B)
マリア・カニーリャ(S)
カルロ・タリアブーエ(Br)他
ジーノ・マリヌッツィ指揮
トリノo.
 録音:1941年。
DPR-2013
(2CD)
廃盤
ビゼー:歌劇「カルメン」 アウローラ・ブアデス(Ms)
イネス・アルファーニ=テッリーニ(S)
オウレリアーノ・ペルティーレ(T)他
ロレンツォ・モラヨーリ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
 録音:1933年。
DPR-2014
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(2CD)
プッチーニ:歌劇「西部の娘」 マリオ・デル・モナコ(T)
エリナー・スティーバー(S)他
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
フィレンツェ5月音楽祭o.&cho.
 録音:1954年。
DPR-2015
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(2CD)
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」(*) ベニャミーノ・ジーリ(*/#)
リーナ=ブルーナ・ラサ(*)
イーヴァ・パチェッティ(#)/他
ピエトロ・マスカーニ指揮(*)
フランコ・ギオーネ指揮(#)
ミラノ・スカラ座o.&cho.(*/#)
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」(#)
 録音:1940年(*)/1934年(#)。
DPR-2016
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(2CD)
ヴェルディ:歌劇「ファルタッフ」 ジュゼッペ・タッデイ、
ロザンナ・カルテリ/他
マリオ・ロッシ指揮
RAIトリノo.
 録音:1949年。
DPR-2017
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(2CD)
マスカーニ:歌劇「友人フリッツ」 タリアヴィーニ、
ピア・タッシナーリ/他
ピエトロ・マスカーニ指揮
RAIトリノo.
 録音:1941年。
DPR-2018
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(2CD)
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」 マリア・ザンボーニ、
フランチェスコ・メルリ/他
ロレンツォ・モラヨーリ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
 録音:1930年。
DPR-2019
(2CD)
廃盤
ヴェルディ:歌劇「オテロ」 ニコラ・フザーティ、
マリア・カルボーネ、
アポロ・グランフォルテ/他
カルロ・サバイーノ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
 録音:1931年。
DPR-2021
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(2CD)
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」 ベニャミーノ・ジーリ、
リチア・アルバネーゼ/他
ウンベルト・ベレットーニ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
 録音:1938年。
DPR-2022
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(2CD)
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 マリア・カニーリャ、
ベニャミーノ・ジーリ、
エベ・スティニャーニ/他
トゥリオ・セラフィン指揮
ローマ歌劇場o.&cho.
 録音:1946年。
DPR-2023
(2CD)
廃盤
ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」 リッカルド・ストラッチアーリ/他
ロレンツォ・モラヨーリ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
 録音:1930年。
DPR-2024
(2CD)
廃盤
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」 フランコ・ギオーネ指揮
トリノ RAI so.
 録音:1938年。
DPR-2025
(2CD)
廃盤
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」 ロゼッタ・パンパニーニ
ロレンツォ・モラヨーリ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
 録音:1929年。
DPR-2026
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(2CD)
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」 マリア・カラス
ヴィットリオ・グイ指揮
ナポリ・サン・カルロ劇場o.&cho.
 録音:1949年12月20日、ライヴ。
DPR-2027
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(2CD)
ヴェルディ:歌劇「椿姫」 マリア・カラス、
チェーザレ・ヴァレッティ、
ジュゼッペ・タッデイ/他
オリヴィエロ・デ・ファブリティース指揮
ベリャス・アルテス劇場o.&cho.
DPR-2028
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(2CD)
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」 マリア・カラス、
マリオ・デル・モナコ、
エベ・スティニャーニ/他
トゥリオ・セラフィン指揮
RAIローマso.&cho.
DPR-2029
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(2CD)
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」 マリア・カラス、
エベ・スティニャーニ/他
アントニーノ・ヴォットー指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
 録音:1953年、ライヴ。
DPR-3030
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(3CD)
2CD価格
ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」 マリア・カラス、
ボリス・クリストフ、
エンツォ・マスケリーニ/他
エーリヒ・クライバー指揮
フィレンツェ5月音楽祭o.&cho.
 録音:1951年、フィレンツェ、ライヴ。
DPR-2031
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(2CD)
1946、ミラノ・スカラ座
 シーズン・オープニング・コンサート

 ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニ、ボーイト/他
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
DPR-2035
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(2CD)
ヴェルディ:歌劇「マクベス」 マリア・カラス、
エベ・スティニャーニ/他
ヴィクトル・デ・サバタ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
 録音:1952年、ライヴ。
DIGRESSIONE MUSIC 1枚あたり\2970(税抜\2700)
 イタリアのモルフェッタ(プーリア州バーリ県)に本拠を置くコンサート・エージェント、ディグレッシオーネ・ミュージックが擁するレーベル。2013年まではディグレッシオーネ・コンテンプラッティヴァ(「瞑想的逸脱」"Digressione contemplattiva" )という名称だったが、2014年からエージェントと同名になった模様
 #プレス製版品でも、初回プレス完売後はCD-R製版となることがあるようです。プレス盤を指定しての御注文はお受け出来ないものとさせて頂きますので、御了承の程お願い致します。
フィリッポ・トラエッタ(1777-1854):
 弦楽四重奏曲〔第1番 変ホ長調/第2番 ヘ長調/第3番 ハ長調〕/
 ブラウン将軍大行進曲/大統領行進曲/ディケーター准将トルコ行進曲
  モードゥスSQ [セレーナ・ソッコイア、パンタレーオ・ガダレータ(Vn)
           テレーザ・ラエータ(Va) ガエターノ・シモーネ(Vc)]
 録音:2016年1月、ディクレッシオーネ・スタジオ、モルフェッタ、イタリア。モダーン楽器使用。
 フィリッポ・トラエッタ [Filippo Traetta] はイタリア生まれのアメリカ合衆国の作曲家・音楽教育者。オペラ作曲家トマゾ・トラエッタ(1727-1779)の息子としてヴェネツィアに生まれ、ナポリでニコロ・ピッチンニ(1728-1800)に師事。1799年政争に巻き込まれ投獄された後アメリカ合衆国に亡命、フィリップ・トラジェッタ [Philip Trajetta] と改名し作曲家として成功を収め、ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィアの音楽院創設にも尽力した。イタリアのビトント(プーリア州バーリ県)のトラエッタ劇場に所属するモードゥス弦楽四重奏団による演奏。
SAKROS 〜ニコロ・ピッチンニ(1728-1800):
 われらの父 [Pater noster] (ソプラノ、弦楽と通奏低音のための)/
 クレド [Credo] (2人のソプラノ、バス、弦楽と通奏低音のための)(*)
  ヴィットリア・ディドンナ(S) アナスタシア・アブリューチナ(S;*)
  ルーカ・シモネッティ(B;*) グラツィア・ボナージア指揮
  アンサンブル・イル・モンド・デラ・ルーナ
 録音:データ未詳。
 ニコロ・ピッチンニはイタリア南部のバーリに生まれ、ナポリでレオナルド・レーオ、フランチェスコ・ドゥランテに師事した作曲家。パリでオペラ作曲家として活躍。グルックとピッチンニの取り巻きが対立し「グルック・ピッチンニ論争」を引き起こしたことでも知られている。没後長らく忘れ去られ、現在でも復権が進んでいないピッチンニだが、彼の教会音楽が顧みられることはさらに稀。「われらの父」はローマ、ボローニャ、ミラノ、ウィーン、ミュンスター、コペンハーゲン、モスクワに当時の楽譜が存在する、かなりの人気を得たと推測される作品。「クレド」はミサ通常文による独立作品。いずれも世界初録音。イル・モンド・デラ・ルーナはピッチンニの生地バーリに本拠を置くピリオド楽器アンサンブル。ピッチンニの作品の復興を主眼として活動している。アルバム・タイトルの「Sakros」は「神聖なる(sacred)」の語源となった古いラテン語の単語。
幻影の肖像〜スクリャービン(1872-1915):ピアノ作品集
 マズルカ ホ短調 Op.3 No.7 /24の前奏曲 Op.11 /
 ソナタ第2番 嬰ト短調「幻想ソナタ」 Op.19 /
 ソナタ第4番 嬰ヘ長調 Op.30 /
 ソナタ第9番「黒ミサ」 Op.68
フィリッポ・バルドゥッチ(P)
 フィリッポ・バルドゥッチはスクリャービンを得意とするイタリアのピアニスト。「音楽の黙示録:スクリャービンの革命 [Musica dell'apocalissE; la rivoluzione di Scriabin] 」というエッセイも執筆している。
DCTT-52
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[WORLD]
Kërkim
 Il Largo di Como / La Rosa Enflorence / Sueno Claro / Clarinettoso /
 Dicembre Valtzer / Ali Pasa / Mi Niña Lola / Kasap Havasi / Mba Redi
 ヴィンチェンツォ・グラッソ(Cl/ソプラノSax)
 ブルーノ・ガレオーネ(アコーディオン) マウリツィオ・ペリッツァーリ(G)
 ステファノ・リエッリ(Cb) マヌエラ・サリナーロ(カホン・セット) 賛助奏者たち
 録音:データ記載なし。マヌエラ・サリナーロによる地中海沿岸諸国(スペインのアンダルシア〜イタリア〜バルカン半島〜ギリシャ〜トルコ〜中東〜北アフリカ)の音楽の研究から生まれたプロジェクト。「Kërkim」はアルバニア語で「探究」の意。
DCTT-51
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【速報】
ナポリのミューズたち〜18世紀ナポリのチェロ音楽
 サルヴァトーレ・ランゼッティ(1710頃-1780頃):ソナタ Op.1 No.9 (*)
 フランチェスコ・パオロ・シプリアーニ(1678-1753):ソナタ・トッカータ V (*)
 ニコラ・アントニオ・ポルポラ(1686-1768):無伴奏チェロ・ソナタ
 ジューリオ・ルーヴォ(17世紀-18世紀):ロマネッラ(II) (*)
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736):無伴奏チェロ・シンフォニア
 ジューリオ・ルーヴォ:無伴奏チェロ・ソナタ
 フランチェスコ・パオロ・シプリアーニ:無伴奏チェロ・シンフォニア
 ジューリオ・ルーヴォ:チャッコーナ(シャコンヌ)(*)
 フランチェスコ・アルボレア(1691-1753):チェロと通奏低音のためのソナタ(*)
  ガエターノ・シモーネ(Vc) シモーネ・コラヴェッキ(リュート/テオルボ;*)
  ガエターノ・マガレッリ(Org/Cemb;*)
 録音:2015年3月、ディグレッシオーネ・スタジオ、モルフェッタ、バーリ県、イタリア。
 ナポリで活躍し、独奏楽器としてのチェロの音楽的・技術的発展に貢献したコンポーザー=チェリストであるランゼッティ、アルボレア、シプリアーニ、ルーヴォの作品を中心としたアルバム。ガエターノ・シモーネはバーリのピッチンニ音楽院で学んだイタリアのチェロ奏者。
DCTT-50
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【速報】
ジョヴァンニ・マリア・サビーノのヴェスプロ
 ジョヴァンニ・マリア・サビーノ(1588-1649):晩課(5声)
 アントニオ・サヴィーノ(1591-1650):モテット(曲名未詳)
 フランチェスコ・サヴィーノ(1620-?):モテット(曲名未詳)
  パオロ・ヴァレーリオ指揮アンサンブル・バロッコ・ジョヴァンニ・マリア・サビーノ
 世界初録音。ジョヴァンニ・マリア・サビーノはイタリア南東部バーリ近郊の町トゥーリの音楽一家に生まれた作曲家。ナポリで学んだ後、1622年から1626年までナポリのピエタ・デ・トゥルキーニ音楽院の教師を務め、ジョヴァンニ・サルヴァトーレ(1620頃-1688頃)、フランチェスコ・プロヴェンツァーレ(1624-1704)らを輩出。その後彼はナポリのジロラミーニ教会の楽長に就任し、そこで「晩課」を書き上げた。アントニオ・サヴィーノは彼の弟、フランチェスコ・サヴィーノは甥。
コンツァシエッジェ〜マンドリン・アンサンブルによるモルフェッタ伝承の葬送行進曲集
 不詳: Ti tè(笛、太鼓、トランペットによる演奏;*)
 ヴィンチェンツォ・ヴァレンテ: U Conzasiegge(吹奏楽のための)(1857) (+)
 ジュゼッペ・ペルッツィ(1837-1918)/サビーノ・アンドリアーニ編曲:
  Patetica(マンドリン・アンサンブルのための)(1907)
 ベネデット・パルミエーリ/サビーノ・アンドリアーニ編曲:
  Palmieri(マンドリン・アンサンブルのための;1840?/ 1882?)
 サヴェーリオ・カロー/サビーノ・アンドリアーニ編曲:
  Dolor(マンドリン・アンサンブルのための)(1897)
 ヴィンチェンツォ・ヴァレンテ/サビーノ・アンドリアーニ編曲:
  Lo sventurato(マンドリン・アンサンブルのための)(1888) /
  U Conzasiegge(マンドリン・アンサンブルと打楽器のための)(1857) (#)
 ベルナルド・ロスパッルーティ(マンドリン1) セルジョ・ヴァッカ(マンドリン2)
 フェデーレ・デパルマ(マンドーラ) アントニオ・バラッキャ(マンドロンチェッロ)
 ニコラ・ネスタ(G)〔以上(*/+以外)〕 パスクアーレ・トゥルトゥッロ指揮(+)
 グラン・コングレッソ・バンディスティコ「S.チェチーリア」〔吹奏楽〕(+)
 録音:2009年(リマスタリング:2015年)、場所記載なし。
 イタリア南東部バーリ近郊の町モルフェッタに伝わる音楽。(*)の演奏者および(#)の打楽器奏者の名前は記載がない。ブックレット表記はイタリア語のみとなっている。
サルヴァトーレ・シーカ
 映画「Peace Love Freedom」(ジャンジャコモ・ラディーザ監督作品)(2015) の音楽(*) /
 映画「Chiara」(ドルー・ウォーカップ監督作品)(2010) の音楽(+)
  ヌオーヴィ・スパーツィ・ソノーリ室内o.
 録音:時期記載なし、アイデオ・レコーディング・スタジオ、フォッジャ(*) /2010年10月、AXL レコーズ、カノーザ・ディ・プーリャ(+)、共に プーリャ州、イタリア。
天国への階段〜ガーシュウィン:コンチェルト&ソングズ
 ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):
  ピアノ協奏曲 ヘ調/魅惑のリズム(*) /レディ・ビー・グッド!(+) /
  君を抱いて(*) /ス・ワンダフル(*) /アイ・ガット・リズム(+)
 ガーシュウィン・クインテット
  [レティツィア・ラガッツィーニ(Fl/ソプラノSax)
   マリエッラ・ドンナロイア(アルトSax) イザベッラ・ファッブリ(テナーSax)
   ラウラ・ロッケジャーニ(バリトンSax) マリア・ジュリア・フェステル(P)]]

 フェデリーカ・ダゴスティーノ(歌;*) チッチョ・レジーナ(歌;+)
 録音:2014年7月、ディグレッシオーネ・スタジオ、モルフェッタ、バーリ県、イタリア。
 ガーシュウィン・クインテットはイタリアの女性演奏家たちにより2008年に結成されたサクソフォン・クアルテット+ピアノ編成のアンサンブル。クラシカルな活動のみならずジャズ・フェスティョヴァルにも参加し喝采を浴びている。
DCTT-43
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【注目盤】
バーリの女への口づけ〜ポンポニオ・ネンナ:マドリガーレ集第8巻
 ポンポニオ・ネンナ(1556-1608):
  マドリガーレ集第8巻(5声;1618、ローマで出版)から
   〔 Rid'il Ciel, rid'il Sole / All'apparir del sole(シンフォニア;器楽)/
     Filli, non voi ch'io dica 〕
     (ヤコポ・ラッファエーレ&ファビアン・ショフラン編曲による独唱版)/
  マドリガーレ集第1巻(5声;1613、ナポリで出版)〜 Eccomi pronta ai baci
  マドリガーレ集第8巻 より〔 Piccioletta farfalla(器楽) / O man candida 〕
 ジョヴァンニ・デ・マック(1548頃-1614): Incenerit'è il petto (+)
 ジェルヴァジオ・メルカルネ(1580頃-1627頃):È così vago il pianto(器楽)(*)
 カルロ・ジェズアルド(1566-1613): Quando l'alba novella(カンツォネッタ)(*)
 ポンポニオ・ネンナ:マドリガーレ集第8巻〜 Lasso ch'io moro
 ジェルヴァジオ・メルカルネ: Quando mia cruda sorte(器楽)(*)
 ポンポニオ・ネンナ:マドリガーレ集第8巻 から
  〔 Leggiadra pastorella / Tosto ch'in don gli chieggio /
    Tolse dal ciel due stelle (**) / Sì gioioso mi fanno(器楽)/
    Amorosetta Armilla / Già sospirai d'amore 〕
 [付録]
 ヤコポ・ラッファエーレ:マドリガーレ (#)
 カルロ・ジェズアルド: Come vivi, cor mio (*/#) / All'ombra de gl'allori (*/**)
 オルケストラ_ペトロニウス
 [ルチア・フランツィーナ、クラウディア・コネーゼ(S) ジョヴァンナ・カローネ(Ms)
  ジョスカン・ジェスト(CT/T) ジャコモ・スキャーヴォ(T) ティアゴ・ダニエル・モタ(B)
  Sue-Ying Koang 、アマンディーネ・ソラーノ(Vn) レオナルド・ボルトロット、テオドロ・バウ、
  シルヴィア・デ・マリア(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ジョヴァンニ・キャッパリーノ(タンバリン/
   フレームドラム/ボンボ/ダルブッカ/シンバル) ボル・ズリアン(アーチリュート/ビウエラ/コラショーネ)
  ヤコポ・ラッファエーレ(Cemb/Org)]
 録音:2014年3月25日-30日、ディクレッシオーネ・スタジオ、モルフェッタ、イタリア。
 ポンポニオ・ネンナはイタリアのバーリに生まれた作曲家。1582年、最初のマドリガーレ集を出版しアンドリア公ファブリツィオ・カラーファに献呈。そのカラーファはヴェノーザ公カルロ・ジェスアルド(1566-1613)の妻と不倫の末、1590年に彼女ともどもジェズアルドに殺害された。ジェズアルドとも親交があり作品の献呈もしていたネンナは1594年から1599年までジェズアルドの宮廷に務めアマチュア音楽家であった彼に教えたが、最近の研究によってむしろネンナの方が影響を受けていたことがわかってきている。
 ネンナの没後に出版された「マドリガーレ集第8巻」はネンナの没年である1608年かその直前の時期に書かれたと推定されている。この曲集にはジェズアルドとジェルヴァジオ・メルカルネの作品(*)も収められ、また(+)は作曲者名は記されていないがジョヴァンニ・デ・マックの同名曲とほとんど同じ。
 オルケストラ_ペトロニウス(語間には欧文でもアンダーバー〔アンダーライン〕あり)は2013年スイスのジュネーヴにおいてイタリアの鍵盤楽器奏者ヤコポ・ラッファエーレと中国系フランスのヴァイオリン奏者 Sue-Ying Koang により創設された声楽とピリオド楽器のアンサンブル。彼らの演奏はたいへんユニークで、このディスクもただの古楽ものではない。冒頭の1分間は街の喧騒、そこからいきなり音楽が始まり、スタジオライヴ的にメンバーの会話が入ったり、早口のイタリア語のおしゃべりが現れたり、なぜかマドリガーレが独唱とピアノで演奏されたり(**)。(#)はピアノ独奏。最後は酒場で一曲歌うような雰囲気で終る。ピアニストのクレジットは無いが、おそらくヤコポ・ラッファエーレが弾いていると思われる。この人、鬼才かもしれない・・・。ブックレットにイタリア語・フランス語・英語の解説、歌詞(イタリア語)とフランス語訳・英語訳を完備。
DCTT-42
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【注目盤】
愛の戦に
 ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ(1968-):
  「愛の戦に」 [Alle guerre d'amore] (2014) 〜私は試みた [T'ho cercato]
 ルッツァスコ・ルッツァスキ(1545?-1607):
  わが心よ、衰えるな [Cor mio deh non languire]
 ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ:「愛の戦に」〜歌う時 [Il tempo del canto]
 シジスモンド・ディンディア(1582頃-1629):
  戦に、愛の戦に [Alla guerra, alla guerra d'amore]
 サロモーネ・ロッシ(1570-1630頃):コッレンタ第4番 [Correnta quarta]
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1580頃-1651):
  戯れよ、ふざけよ [Sonino, Scherzino]
 ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ:「愛の戦に」〜放浪者のように [Come vagabonda]
 タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1665):
  愛のリラに合わせて [Su la cetra amorosa]
 ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ:「愛の戦に」〜封印のように [Come sigillo]
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
  ああ、私の愛しい人はどこに [Ohimè dov'è il mio ben]
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:2声のロマネスカ [Romanesca a 2]
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー/グイード・バレストラッチ(1971-)編曲:
  トッカータ第2番「アルペッジャータ」 [Toccata II Arpeggiata]
 ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ:「愛の戦に」〜彼はドアを開けた [Aprì la porta]
 シジスモンド・ディンディア:つれないアマリッリ [Crud'Amarilli]
 ドメニコ・マッツォッキ(1592-1665):
  あなたは光を遮った [Chiudesti i lumi] (5声、ヴィオルのための)
 ジャック・アルカデルト(1507?-1568):白く優しい白鳥 [Il bianco e dolce cigno]
 ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ:「愛の戦に」〜彼の目に [Ai suoi occhi]
  クリストフ・デジャルダン(Va) カロリーヌ・ペロン、ラファエル・ケネディ(S)
  アンサンブル・ラモローゾ
 [グイード・バレストラッチ(ソプラノ・ヴィオル/テノール・ヴィオル/バス・ヴィオル/ディレクター)
  エスメ・デ・フリース(テノール・ヴィオル/バス・ヴィオル) ジョアッキーノ・デ・パドヴァ(バス・ヴィオル)
  マッシモ・モスカルド(テオルボ) ジョエル・グラール(Perc)]
 録音:2014年5月9日-11日、エスパス・ド・プロジェクション、IRCAM 、パリ、フランス。
 イタリアの作曲家ジャンヴィンチェンツォ・クレスタが2014年イタリア南部の都市バーリで開催されるアニマ・メア音楽祭の委嘱を受けて書き上げた新作を軸としたプロジェクトの放送初演録音盤。ヴィオラと中心とする「愛の戦に」の各章の間に、17世紀イタリアのマドリガーレが挿入される。レーベル公式サイトにおいてプロモーション・ヴィデオの視聴が可能。「愛の戦に」の各章ではフランスの名ヴィオラ奏者クリストフ・デジャルダンがアンサンブルをリードしているようだ。現代音楽と古楽の統合という、いかにも当レーベルらしい作品。ブックレット解説はイタリア語とフランス語。「愛の戦に」の各章のタイトルの和訳は国内代理店による直訳で、適切でない可能性があるとの事。
ポプリ〜マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):ギターとフルートのための作品集
 オペラ「タンクレディ」によるフルートとギターのためのポプリ Op.76 (*) /
 フルートとギターのための変奏曲 Op.84 (*) /
 フルートとギターのための大ポプリ Op.53 (*) /
 「おいらはキャベツ作りの子」によるギターのための6つの変奏曲 Op.49 /
 オペラ「愛と栄光」のロマンスによるギターのための変奏曲 Op.105 /
 ギターのための6つの前奏曲 Op.83 から Nos.4, 5, 6
  アントニーノ・マッドンニ(G) ジュゼッペ・ディ・リッド(Fl;*)
 録音:データ記載なし。使用楽器:マリオ・ガッローネ製(G)/ナガハラ、フル・コンサート・14K(Fl)。
 「ポプリ」とはもともとフランスのごった煮鍋料理のことで、様々な香りの物を合わせた室内香の名前にもなっているが、音楽用語としては複数の曲をつなげたメドレーを意味する。19世紀にはひとつのオペラからいくつかの聴かせどころを選んだポプリや、当時のヒット曲をつなげたポプリ等が数多く書かれた。
アントニオ・マッドンニは1960年イタリアのバルレッタに生まれバーリのニッコロ・ピッチンニ音楽院で学んだギター奏者。ジュゼッペ・ディ・リッドは1985年生まれ、フォッジャのウンベルト・ジョルダーノ音楽院で学んだフルート奏者。
わが秘めごとの内に〜チェロで聴く名曲集
 ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡〜アストゥリアナ(+)
 ヴィラ=ロボス(1887-1959):ブラジル風バッハ第5番(+)
 サン=サーンス(1835-1921):動物の謝肉祭〜白鳥(*)
 ハイメ・ミルテンバウム・セナモン(1953-):ドロロソ〔悲しみ〕(*)
 ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡 より〔モーロの織物(+) /子守歌(*) 〕
 ヨハン・フリードリヒ・フランツ・ブルクミュラー(1806-1874):夜想曲第1番(+)
 アストル・ピアソラ(1921-1992):オブリビオン〔忘却〕(*)
 ラフマニノフ(1873-1943):前奏曲 Op.23 No.10 (*)
 フォーレ(1845-1924):シシリエンヌ Op.78 (*)
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34 No.14 (*)
  マルコ・レカ(Vc) マウリツィオ・ザッカリア(P;*)
  ヴィンチェンツォ・ジューラ(G;+)
 録音:2014年2月、スタジオ・フォー・ウォールズ、ジョヴィナッツォ、バーリ県、プーリャ州、イタリア。
 マルコ・レカはイタリア、バーリのニコロ・ピッチンニ音楽院を2000年に卒業したチェロ奏者。2010年バーリにヌオーヴァ・アルモニア財団およびヌオーヴァ・アルモニアso. を創設、2015年現在その総裁を務めている。ハイメ・ミルテンバウム・セナモンはボリビア出身のギタリスト・作曲家。1980年から1992年までベルリン音楽アカデミーで教え、現在はブラジル在住。ブックレットはイタリア語のみとなっている。
フォークソングズ!〜メゾとアコーディオンで聴く世界の民謡&民俗詩による歌曲集
 ロッシーニ(1792-1868):スペインのカンツォネッタ
 フェルナンド・オブラドルス(1897-1945):エル・ビト
 A.マネラ:3つの歌; 目覚めたまま見る夢/私は白ばらを栽培する/農場の墓へ
 M.デ・リリョ:叫び / G.ヴァッキ:子守歌
 ストラヴィンスキー(1882-1971):子供のための3つのお話〔チリン・ボン/鵞鳥、白鳥…/熊の歌〕
 ルイージ・モルレオ(1790-):重なる愛の炎
 ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):マルゲリティーナ
 ティツィアーナ・ポルトゲーゼ、フランチェスコ・パラッツォ:
  花咲く夏の季節(カルミナ・ブラーナより)/澄んだ泉に(フランス民謡)/
  アリラン(韓国民謡)/エデルレジ(ロマ民謡)
 アレクシアン・サンティーノ・スピネッリ(1964-):ロマの富
 ニコラ・ジラソーレ:ペルシャ組曲; ハバネラ/リリス
 ニコラ・ジラソーレ:アルバニア組曲; 夢の地で…/ズボル
 フランチェスコ・パラッツォ(1969-):晴れた日
  ティツィアーナ・ポルトゲーゼ(Ms) フランチェスコ・パラッツ(アコーディオン)
 録音:2013年8月、オフィチーナ・ムジカーレ、カステッラーナ・グロッテ、バーリ県、プーリャ州、イタリア。
ユリシーズ − 到着、横断、出発の地
 フランチェスコ・トラヴェルシ:
  Amor mi fa sovente(テューバ、声と管弦楽のための)(*)
 フランチェスコ・アントニオーニ: Soror(フルートと弦楽六重奏のための)(+)
 ヴィート・パルンボ: Hoquetus(トロンボーンのための)(#)
 ブルーノ・モレッティ: Kadir(テューバと管弦楽のための)(**)
  ドメニコ・ジッジ(Tu;*/**) ミケーレ・ロムート(Tb;#)
  サルヴァトーレ・ヴェッラ(Fl;+) パオラ・アルネザーノ(声;*)
  アンサンブル'05 (#以外)
 録音:2011年9月1日、インターナショナル・サウンド・スタジオ、コンヴェルサーノ、バーリ県、イタリア(*/**) /2011年8月8日(+)、29日(#)、P.グラッシ劇場、チステルニーノ、ブリンディジ県、イタリア(+/#)。
アントニオ・ジャコメッティ(1957-)/
 ヴェロニカ・ヴィスマーラ(作詩):shakti, la grande madre
 Introduzione / Intuire la sua presenza / Percepirla pienamente / Accettarne gli aspetti più fisici /
 Viverla liberandosi dalle paure / Sentirne il potere creativo / Rapportarsi con il maschile "interno" /
 Rapportarsi con il maschile "esterno" / Gestire l'energia creatrice interiore / Liberarsi e donare Luce /
 Trascendere ogni archetipo / Preprarsi al distacco / Sperimentarne l'unità

 ヴェロニカ・ヴィスマーラ(声/ヴォーカル・ハーモニー) ダニエラ・ゴッツィ(Fl)
 ステファノ・ボルギ(Cl) サンドロ・トッリアーニ(ソプラノSax/テナーSax)
 ジョヴァンニ・ファルツォーネ(Tp) フランチェスコ・コンティ(P/キーボード)
 アントニオ・ジェコメッティ(Perc) フランチェスカ・ティラーレ(Hp)
 シモーネ・モール(エレクトリックG/シタール) エヴァ・フェウド・シュー(Vc)
 ロレンツォ・ピエロボン(ヴォーカル・ハーモニー/ディジェリドゥー)
 録音:2010年9月-2011年2月、フレクエンツェ・スタジオ、モンツァ、イタリア。
DCTT-32
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[JAZZ]
CAMILLO PACE - autoritratto (self-portrait) 〔カミッロ・パーチェの自画像〕
 [1] Una storia che faccia rumore (Camillo Pace) / [2] Il viaggio (Camillo Pace) /
 [3] Passeggiando con il sole (Camillo Pace) / [4] Maisha (Camillo Pace) /
 [5] E allora balla (Camillo Pace) / [6] l guardiano dei sogni (Camillo Pace) /
 [7] Al tramonto (Camillo Pace) / [8] Ho scritto una lettera (Camillo Pace) /
 [9] Piangi e ridi (Camillo Pace) / [10] Ad un soffio dal vento (Camillo Pace) /
 [11] Pensieri tra le corde (Camillo Pace)

 Camillo Pace (vocal, double bass), Angela Esmeralda Pepe (vocal), Dajana (vocal),
 Sarita Schena (reciting vocal), Vince Abbracciante (accordion, hammond organ), Alberto Iovene (piano),
 Donatello D'attona (rhodes piano), Giuseppe Giancola (guitar, tres), Enzo Iaia (guitar, dobro),
 Vincenzo Presta (soprano & tenor saxophone), Diosvany Hernandez Marino (trumpet), Antonio Lo Re (trumpet),
 Giorgio Distante (trumpet), Franco Angiulo (trombone), Lello Patruna (drums, percussion),
 Pasquale Angelini (drums, percussion), Guido Vinceti (drums), Pino Dimichele (percussion),
 WakeUp Gospel Project (chorus)
 Camillo Pace (born in 1978, in Taranto, Italy).
ヴィート・アントニオ・コッツォリ(1777-1817):ヨハネ受難曲(1816)
 アントニオ・マガレッリ指揮カペッラ・ムジカーレ・コッラディアーナ
 録音:データ未詳。
 ヴィート・アントニオ・コッツォリはモルフェッタ(現プーリア州バーリ県)に生まれた神父・作曲家。「ヨハネ受難曲」はナポリ派の受難曲を範としつつ新たな音楽語法を試みた作品で、コッツォリ自身の指揮によりモルフェッタ大聖堂で初演された。当録音はその初演時の記録に基づくピリオド楽器編成で行われた物。
ヴィンチェンツォ・マストロピッロ(1960-):
 悲しみの聖母(プーリア方言のラウダによるスターバト・マーテルの9つの場面)
  ヴィンチェンツォ・マストロピッロ(Fl)指揮エルミタージュ・アンサンブル
 [マティルデ・ボナッチャ、フランチェスコ・タンマッコ(朗読)
  マリレーナ・ガウディオ(S) ジュリア・カルファピエトロ(Ms)他]
 録音:2003年2月、スタジオ・クレッシェンド、バーリ、イタリア。
 ヴィンチェンツォ・マストロピッロはイタリア、プーリア州バーリ県ルーヴォに生まれ、バーリのニコロ・ピッチンニ音楽院で学んだフルート奏者・作曲家・指揮者・教育者・詩人。「悲しみの聖母」はマイケル・ナイマン調で始まり、フィリップ・グラス調あり、フリー・ジャズ風あり、ラジオ・ドラマ風ありの多彩な作品。
無窮動〜アコーディオンのための音楽
 ルイス・アンドリーセン(1939-):オルフェウスへの序曲(1982)
 トゥルビョン・イヴァン・ルンドクヴィスト(1920-2000):変容(1965)
 細川俊夫(1945-):メロディア(1978)
 フランチェスコ・パラッツォ(1969-):無窮動(2002) /悲歌(2009)
 オーレ・シュミット(1928-2010):トッカータ第1番 Op.24 (1962)
 サルヴァトーレ・ディ・ジェズアルド(1940-2012):即興曲第1番(1973)
 ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):
  ソナタ「死者の復活を待ち望む」I-II-III-IV-V (1985)
 ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):夜想曲(1977)
  フランチェスコ・パラッツォ(アコーディオン)
 録音:2006年12月-2011年7月、バーリ、イタリア。
 フランチェスコ・パラッツォは1969年イタリア、プーリア州タラント県マルティーナ・フランカに生まれ、フィレンツェのルイージ・ケルビーニ音楽院でサルヴァトーレ・ディ・ジェズアルドに師事したアコーディオン奏者・作曲家。演奏・録音・作曲・編曲活動の他、1993年以来バーリのニコロ・ピッチンニ音楽院で教えている。
ラウール・プーニョ(1852-1914):歌曲集
 連作歌曲「思い出の鐘」(全7曲;1908)/連作歌曲「短い恋」(全7曲;1899)/
 連作歌曲「明るい時刻」(全8曲;1910)/別れの歌(1884)
  ティツィアーナ・ポルトゲーゼ(Ms) フィオレッラ・サッサネッリ(P)
 録音:2012年6月、ヨハネ・パウロ2世財団ホール、バーリ、イタリア。
 ラウール・プーニョはフランスのパリに生まれたピアニスト・オルガニスト・作曲家・音楽教師。モーツァルト、ショパン、フランクの鍵盤楽曲の演奏で名声を博し、ウジェーヌ・イザイやレオポルト・アウアーの伴奏者としても活躍した。作曲家としてはピアノ曲からオペラまでかなりの数を書いたが、現在作品が取り上げられることはほとんどない。当録音は稀少価値があると言えるだろう。
偽りの愛
 ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ(1968-):デヴェークートII (*)
 (ヤコポーネ・ダ・トーディのラウダのテキストによる、声楽アンサンブルとヴィオラによるナレーションのための)
   〔 No lo dir mai / Nel suo demorare / D'aver lo tuo amore / Possedi posseduta 〕
 カルロ・ジェズアルド(1566-1613):聖土曜日のためのレスポンソリウム(6声) から
  〔屠場へ連れて行かれる羊のように[Sicut ovis ad occisionem]/
   エルサレムよ、起ち上がれ[Jerusalem, surge]/
   処女のごとく悲嘆せよ、わが民よ[Plange quasi virgo]/
   われらの羊飼いはお隠れになった[Recessit pastor noster]/
   おお、道を行くすべての者よ[O vos omnes]/
   見よ、正しき人がいかに死すとも[Ecce quomodo moritur justus]
 クリストフ・デジャルダン(Va;*) ラシド・サフィル指揮アンサンブル・ソリステ XXI
 録音:2012年9月8日-9日、IRCAM、ポンピドゥー・センター、パリ、フランス。
 ジャンヴィンチェンツォ・クレスタはジャコモ・マンツォーニ(1932-)に師事したイタリアの作曲家。「デヴェークート」とはユダヤ教・キリスト教において「神との合一」を意味する語。ラシド・サフィルはアルジェリア生まれのテノール歌手・合唱指揮者。グループ・ヴォーカル・ド・フランス、ミュンヘン古楽スタジオ、クレマンシック・コンソート、ア・セイ・ヴォーチ(創設メンバー)等で活躍し、1988年にルネサンスから現代までの音楽を演奏するためにレ・ジュネ・ソリステ(後年アンサンブル・ソリステ XXIに改称)を創設した。
ロゴス〜フランチェスコ・リゼーナ(1984-):無伴奏教会合唱作品集
 ロゴス[Logos] Op.41(混声8-16部)(2011) /
 深き淵より[De profundis] Op.37(混声4部)(2011)
 めでたし海の星[Ave maris stella] Op.39(混声4-7部)(2011)
 天の元后[Regina caeli](同声4-8部)(2012)(*)
 スターバト・マーテル[Stabat Mater] Op.34(4人の独唱者のための)(2011)
 十字架に掛けられ[Crucifixus] Op.32(二重混声8部)(2011)
 暗くなりて[Tenebrae factae sunt] Op.35(同声4部)(2011)(+)
 ミサ・ブレヴィス[Missa brevis] Op.20(混声4部)(2008)
 ミサ・ブレヴィス・ソレムニス[Missa brevis solemnis] Op.38(混声4部)(2011)
 アントニオ・マガレッリ指揮ヘクサコルドゥム声楽アンサンブル
 録音:2012年10月、教区博物館ホール、モルフェッタ、バーリ県、イタリア。
 イタリアのモルフェッタに生まれた作曲家・ヴァイオリン奏者、フランチェスコ・リゼーナの新作集。ヘクサコルドゥム声楽アンサンブルはフランチェスコ・リゼーナ、合唱指揮者アントニオ・マルガレッリ、ソプラノ歌手アンナマリア・ベッロッキオによって2011年に創設された団体。イタリアの作曲家・演奏家という先入観を良い意味で裏切る静謐な音楽・精緻な演奏。(*)は女声合唱、(+)は男声合唱による演奏。
愛のために〜イディッシュ語歌曲集
 セファルディムの歌:ヘンルーダの枝[Una matika de ruda]
 ミルコ・シニョーリエ/ジョヴァンナ・カローネ&ルーカ・バッソ作詩:一月の歌[Aria di gennaio]
 ミルコ・シニョーリエ/L.バッソ作詩:
  羊毛の月[Luna di lana]/レベッカの長話[Filastrocca di Rebecca]
 アシュケナージ伝承曲:トゥンバラライカ[Tumbalalayka]
 ミルコ・シニョーリエ/アブラハム・スツケヴェル(1913-2010)作詩:
  残っているもの[Ver net blaybm]
 ドミートリー・カバレフスキー(1904-1987)/マリシェ作詩:愛のために[Far libe]
 ミルコ・シニョーリエ/マリシェ作詩:寒さはどこからやって来る?[Fun vanen kumt di kelt?]
 イルゼ・ウェーバー(1903-1944):ヴィーガラ[Wiegala]
 ガブリエル・フォーレ(1845-1924)/
  アルマン・シルヴェストル(1837-1901)作詩:愛の歌[Chanson d'amour]
 セファルディムの歌/ジャック・グローベル(1951-2006):
  ぼくはある歌に恋をした[Yo m'enamori d'un aire]
 ベン・ヨメン(1901-1970)/モイシェ・レイブ=ハルペルン(1886-1932)作詩:私の不安[Umru maine]
 バート・バカラック(1928-)&エルヴィス・コステロ(1954-):
  この家は今は空っぽだ[This house is empty now]
 ミルコ・シニョーリエ/ジョヴァンナ・カローネ&ルーカ・バッソ作詩:
  戦いは続いている[The fight is on]
 ミルコ・シニョーリエ:
  寒さはどこからやって来る?[Fun vanen kumt di kelt?](ピアノ独奏)
 ジョヴァンナ・カローネ(Ms) ミルコ・シニョーリレ(P)
 録音:2012年5月、インターナショナル・サウンド・スタジオ、コンヴェルサーノ、イタリア/発売:2012年。
DCTT-19
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【注目盤】
奇跡!〜ビザンチン=アドリア風 聖母マリアのカンティガ
 アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
  Poi-las figuras fazen dos santos(第136番)/Niun poder d'este mundo(第165番)/
  Todo logar mui ben(第28番)/Ben com' aos que van per mar(第49番)/
  Sobre los fondos do mar(第193番)/ Gran fe devia(第187番)/
  Gran poder a de mandar(第33番)
 不詳(アラブ=アンダルシア;13世紀): Tushy al-m'sarki
 アルフォンソ10世編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
  Des oge mais quer'eu trobar(第1番)
 ジョヴァナンジェロ・デ・ジェンナロ指揮
  アンサンブル・カリクスティヌス
  [ジョヴァナンジェロ・デ・ジェンナロ(ヴィエール/ケマンチェ/オルガニストルム)
   フリストス・バルバス(ナイ/バンスリ/ガイタ/モステロスFl)
   ペッペ・フラーナ(ウード/キタリーノ/ロバーブ/Hp) アドルフォ・ラ・ヴォルペ(ウード/サズ)
   ピッポ・ダンブロジオ(ドゥフ/リク/ダルブッカ/タボール/オルガニストルム)

  ファラウアッラ
  [ガブリエーラ・スキアヴォーネ、マリステッラ・スキアヴォーネ、
   テリー・ヴァラレッラ、セレーナ・フォルテブラッチョ(歌)]
 録音:2012年4月、クレッシェンド・スタジオ、バーリ、イタリア。
 エドゥアルド・パニアグア流のアラブ・アンダルシア風ではなく、ビザンチンの影響が強かったイタリアのアドリア海側の伝承音楽の視点から「聖母マリアのカンティガ」にアプローチする試み。いくぶんギリシャやトルコの民族音楽に寄ったサウンドになっている。ファラウアッラは1995年にイタリアのバーリで創設された女声四重唱団。地元プーリアの伝承曲や西欧古楽の他、コルシカ、ブルガリア、タヒチ等世界各地のポリフォニー楽曲をレパートリーとしている。
ピッポ・ダンブロジオ(1965-):ウヌス・ムンドゥス〔ひとつの世界〕
 Unus Mundus / Thuban / I giorni che verranno (*)〔(*)ミケーレ・ロバッカロと共作〕/
 Ded / Arkam / Ormuzd / Timewave / Fana / Atzilut / Ce que j'aime
 ピッポ・ダンブロジオ(P/キーボード/シンセサイザー/タール/ベンディール/ウドゥ/
            リク/フィンガー・シンバル/フレーム・ドラムス/鉄琴/打楽器)
 ミケーレ・ロバッカロ、マリアルイーザ・カプルソ(歌) フラヴィオ・アルバネーゼ、
 ナフィル・ベン・サラメ(朗読) ヴィンチェンツォ・デ・ルーチ(Tp/フリューゲルHr)
 ファブリツィオ・シニョーリレ(Vn) テレーザ・ラエーラ(Va) ロベルト・ランボ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 マリア・テレーザ・バーリ、エリア・ラニエーリ(Vc) ダヴィデ・ヴィテルボ(アコースティックG/Vc)
 ジョルジョ・ヴェンドゥーラ(Cb) マッシモ・デ・パドヴァ、ミルコ・シニョーリレ(P)
 アレッサンドロ・ピピーノ(P/シンセサイザー/ダイアトニック・オルガネット/鉄琴/グロッケンシュピール)
 録音:データ記載なし/発売:2012年。
航海することが必要だ
 フェルナンド・ペソア(1888-1935)作詩:昔の航海者たちは(イントロ;朗読)
 カエタノ・ヴェローゾ(1942-):大航海者たち[Os argonautas](ブラジルのファド)
 ジョヴァンニ・キアッパリーノ/ガスタン・クルス(1941-)作詩:刃[Gume]
 ジョヴァンニ・キアッパリーノ:詩人の妻[La donna del poeta](イタリアのファド)
 シコ・ブラウケ・デ・オランダ(1944-):ジョアナ・フランセザ[Joana Francesa]
 レオナルド・アムエド(1967-)/ジョアン・メンドンサ作詩:姿を消した鷺[Garça perdida]
 ジョヴァンニ・キアッパリーノ:綱渡り芸人[Il funambolo](愛の企てのサーカスへの寓意)
 ギンガ(1950-):セニョリーニャ[Senhorinha]
 ジョヴァンニ・キアッパリーノ:個人[Il particolare]
   (ヴェルレーヌの「巷に雨の降るごとくわれの心に涙ふる」に霊感を得て)
 フェデリコ・デ・ブリト&フェレル・トリンダーデ:海の歌[Cançaõ do Mar]
 フェルナンド・ペソア(1888-1935)作詩:波音の中を旅する声は(コーダ;朗読)
 オス・アルゴナウタス
 [フェデリカ・ダゴスティーノ(歌) ドメニコ・ロペス(クラシカルG/フラメンコG/ポルトガルG)
  ジョヴァンニ・キアッパリーノ(打楽器/チェレスタ/P/アコーディオン/プログラミング/ベース)
  ベティ・アンジュリ(Vc) ドナテッラ・ベッロモ(歌)
  アレッシオ・カンパノッツィ(フレットレス・ベース) クリス・キアッペリーニ、
  リジャーネ・ダ・クロウス・ゴウヴェア(朗読) アドルフォ・ヴァ・ヴォプペ(ポルトガルG)
  マッシモ・ラ・ザッツェラ(バンスリ/笛子) ロベルト・ピッチリッリ(Vn/Va)
  ファブリツィオ・ピエポリ(歌) アレッサンドロ・リッツォ(朗読/Sax)
 ジャンルーカ・トラヴェルシ(クラシックG/アコースティックG)
 録音:データ記載なし/発売:2012年。ポルトガルの大航海時代をテーマとしたアルバム。
DCTT-16
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(2CD)
理髪師のサウンド〜20世紀プーリアのマンドリンとマンドリン奏者たち
 [CD 1] マンドリンとオペラ
 ヴィンチェンツォ・ビッリ編曲:ヴェルディ「リゴレット」による幻想曲
 編曲者不詳:モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」より
        〔序曲/第2幕のアリア「窓辺においで」〕
 ベルモンテ編曲:ヴェルディ「椿姫」第1幕前奏曲
 編曲者不詳:ロッシーニ「ブルスキーノ氏」序曲
 エルメネジルド・カロージオ編曲?:
  ベッリーニ「ノルマ」第1幕のアリア「清らかな女神」/
  ヴェルディ「アイーダ」第1幕のアリア「清きアイーダ」
 マリオ・マチオッキ編曲:スッペ「詩人と農夫」序曲
 ヴィンチェンツォ・ビッリ編曲:マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
 [CD 2] セレナードと舞曲
 ジャコモ・サルトーリ:モルフェッタの花
 ジュゼッペ・シルヴェストリ:過去のセレナード
 ジャコモ・サルトーリ:切れ端(ポルカ)
 アントニオ・ダレージオ:かわいい舞曲(スコティッシュ)/さざ波(舟歌)
 フェルディナンド・フランチア:奪われたキス(ポルカ)
 アントニオ・ダレージオ:牧歌的セレナード
 ジュゼッペ・ブランゾーリ:踊りたい?(ワルツ)
 ジュゼッペ・ボナーティ:ジャコリーナ(ポルカ)
 アレッサンドロ・ダニエーレ:スウィート・カリフォルニア(マズルカ)
 ジャコモ・サルトーリ:チャールストンを夢見ながら(チャールストン)
 マウロ・デル・ヴェスコヴォ:人形の夢
 ラウル・レモソヴェク(マウロ・デル・ヴェスコヴォの別名):春が戻り
  プーリア・マンドリニスト・アカデミー
 [ヴァレリオ・フジッロ(第1マンドリン) セルジオ・ヴァッカ(第2マンドリン/プレクトラム・バンジョー)
  フェーデレ・デルパルマ(マンドリン/テナー・マンドーラ/G)
  アントニオ・バラッキア(マンドロンチェロ/Vc) レオナルド・ロスパルッティ(G)
  シモーナ・アルメニーゼ(ギター/ベース) アントニオ・デ・ロレンツォ(ドラムス/ティンパニ)]
 録音:データ記載なし/発売:2011年。
 イタリアのプーリア州では19世紀から20世紀にかけてマンドリンが流行し、どの町にも「セビリャの理髪師」の何でも屋よろしく散髪の合間にマンドリンを聴かせる理髪店があった。当時プーリアで演奏されていたマンドリン合奏レパートリーを再現した興味深いアルバム。
ドミートリー・カバレフスキー(1904-1987):
 ピアノのための24の前奏曲 Op.38
マリア・ガブリエーラ・バッシ(P)
 録音:データ記載なし/発売:2011年。
狂人ヴァン・ゴッホ〜アルトーの魔術
 原作:アントナン・アルトー(1896-1948)「ヴァン・ゴッホ、社会が自殺させた者」
   (ジャン=ポール・マンガナロ訳、イタリア語版)
 サルヴァトーレ・マルチ(台本編集/朗読)
 フランチェスコ・デフェリーチェ(作曲/編曲/ヴィブラフォン/マリンバ)
 アンジェロ・マニコーネ(作曲/編曲/テナーSax/Fl)
 ダニエーレ・アンテッツァ(サウンド・デザイン/編曲/ライヴ・エレクトロニクス)
 ゲスト:ロベルト・インチャルディ(Cb) ピーノ・バジーレ(Perc)]
 録音:データ記載なし/発売:2011年。
カルッリ、ジュリアーニ、パガニーニ:ヴァイオリンとギターのための作品集
 フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):
  ロッシーニ「どろぼうかささぎ」のアリアによる幻想曲と変奏曲
 マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):協奏的大二重奏曲 Op.85
 ニコロ・パガニーニ(1782-1840):6つのソナタOp.2 〜 Nos.1, 2, 6
  マルコ・ミシアーニャ(Vn) ヴィート・ヴィラルディ(G)
 録音:データ記載なし/発売:2011年。バーリのニコロ・ピッチニーニ音楽院で学んだ二人によるデュオ。
DCTT-12
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【注目盤】
J.S.バッハ(1685-1750):
 ゴルトベルク変奏曲 BWV 988
オノフリオ・
 デラ・ローザ(Cemb)
 録音:2009年9月14日、10月5日、場所の記載なし/発売:2010年。使用楽器:1998年、ミラノ、アルベルト・コルツァーニ製(モデル:1764/1783年、グルマン/タスカン製)。
 オノフリオ・デラ・ローザは1963年イタリア、バーリ県に生まれたピアノ・チェンバロ奏者。1990年代終わり、30代半ばを過ぎて初めてチェンバロを購入、ジェノヴァ・ネルヴィで開催される夏期講習会に毎年参加してボブ・ファン・アスペレンの指導を受けたという異色の経歴を持つ。
DCTT-11
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(CD+DVD
[PAL] )
2CD価格
アニマ・メア〜プーリアの大聖堂の音楽
 [CD]
 パスクアーレ・カファーロ(1715-1787):モテット・パストラーレ(独唱、4声の合唱、
  ヴァイオリン、トランペットとオーボエのための;1747)(S/A/T/B/*/+/#)
 ジークフリート・シュトローバッハ(1929-):アヴェ・マリア(5声の少年合唱のための)(*)
 ニコラ・ファーゴ(1677-1745):主をおそれる者は幸いである
   (ソプラノ、アルトとと通奏低音のための;1723)(S/A/#)
 アレッサンドロ・チッコリーニ(1970-):主を称えよ
   (ソプラノ、4声の合唱、オーボエと弦楽のための;2009)(S/*/+/#)
 [DVD]
 J.S.バッハ(1685-1750):マニフィカト BWV 243(S/A/T/B/*/+/#)
 バックステージ
  オルフェオ・フトゥーロ
 [アンジェラ・ニージ(S;S) アンジェラ・マージ(A;A)
  ヴィンチェンツォ・デ・ドナート(T;T) アントニオ・マゾッティ(B;B)
  ルイージ・レーオ合唱指揮ユヴェントゥス・カントーレス(少女cho.)(*)
  サビーノ・マンツォ合唱指揮フロリレジウム・ヴォーチス(cho.)(+)
  バロックo.(#)〔アレッサンドロ・チッコリーニ(コンサートマスター)〕
  アレッシオ・アネッリ(アーティスティック・コラボレーター)
  ジョアッキーノ・デ・パドヴァ(アーティスティック・ディレクター)]
 録音・収録:2010年1月9日、バーリ大聖堂、イタリア、ライヴ/発売:2010年。ピリオド楽器使用。
 2010年1月にイタリア、プーリア州の4つの大聖堂(タラント、モルフェッタ、バルレッタ、バーリ)、1つのバジリカ聖堂(ブリンディージ)、3つの教会(フォッジア、ガランティーナ、サン・セヴェーロ)で行われたコンサート・プロジェクト「アニマ・メア」〔わが魂は〕の記録。DVDを見るかぎり、アレッサンドロ・チッコリーニが実質的に指揮者を務めているようだ。
 #DVDはPAL方式のため、再生保証はございません。ご注意下さい
悲嘆のメロディー Vol.2 〜マンドリン五重奏のための音楽
 サヴェリオ・カロ(1845-1923):ハムレット[Amleto]
 ヴィンチェンツォ・ヴァレンテ(1830-1908):漁師[Pescatore]
 サヴェリオ・カロ:宿命[Fatalita]
 ヴィート・ルチヴェーロ(1918-1984):名も無く[Senza nome]
 ジュゼッペ・デ・カンディア(1836-1904):葬送行進曲第4番
 ロッシーニ(1792-1868)/フランチェスコ・ペルッツィ(1863-1946)編曲:スターバト・マーテル
  レオナルド・ロスパッルーティ(第1マンドリン)
  セルジオ・ヴァッカ(第2マンドリン) フェーデレ・デパルマ(マンドーラ)
  アントニオ・バラッキア(マンドロンチェロ) ニコラ・ネスタ(G)
  アントニオ・ディ・ロレンツォ(Perc)
 録音:データ記載なし/発売:2009年。
DCTT-09
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【注目盤】
レスポンソリア〜ポンポーニオ・ネンナ(1556-1608):クリスマスのレスポンソリウム集
 クリスマスと聖週間のためのレシポンソリウム集(出版:1622)から
  今日われらのために天の王が生まれた[Hodie nobis caelorum Rex]/
  今日われらのために天より真の平和が降り来た[Hodie nobis de caelo pax]
  何を見たのか、羊飼いたちよ[Quem vidistis pastores]
  おお、大いなる神秘[O magnum mysterium] /祝福された神の御母[Beata Dei genitrix]
  神聖にしてけがれなき処女[Santa et immaculata virginitas]
  マリアの胎に祝福あれ[Beat viscera Maria] /言葉は肉を受け[Verbum caro factum est]
  テ・デウム[Te Deum laudamus]/主を称えよ[Benedictus Dominus]
 ガエターノ・マルガレッリ(Org) セルジオ・レッラ指揮
 パラッツォ・インカンタート声楽アンサンブル
 録音:2009年11月、聖ドメニコ教会、モルフェッタ、イタリア/発売:2009年。
 ポンポーニオ・ネンナはイタリアのバーリに生まれた作曲家。1582年、最初のマドリガーレ集を出版しアンドリア公ファブリツィオ・カラーファに献呈。そのカラーファはヴェノーザ公カルロ・ジェスアルド(1566-1613)の妻と不倫の末、1590年に彼女ともどもジェズアルドに殺害された。ジェズアルドとも親交があり作品の献呈もしていたネンナは1594年から1599年までジェズアルドの宮廷に務めアマチュア音楽家であった彼に教えたが、最近の研究によってむしろネンナの方が影響を受けていたことがわかってきている。ネンナの作品では8巻にのぼるマドリガーレが知られているものの録音は少なく、さらに教会音楽の録音はきわめて少ないのでこのCDは貴重と言えるだろう。パラッツォ・インカンタートは1989年にイタリアのバーリに創設された声楽アンサンブル。当録音では混声13人編成で緻密なハーモニーを聴かせる。
Betàm Soul 〜イディッシュ語歌曲の魂
 モルデハイ・ゲビルティク(1877-1942):三人の娘[Dray tekhterlekh]
 ショロム・セクンダ(1894-1974)/アーロン・ゼイトリン(1898-1973)作詩:
  子牛[Dos kelbl](ドナ・ドナ)
 モルデハイ・ゲビルティク:マッシュルーム入りポテト・スープ[Kartolflzup mit shvomen]
 ミルコ・シニョーリレ/マリシェ作詩:暖かい風が吹く五月[S'blotz in may]
 エルベール・パガーニ(1944-1988):金色の星[La stella d'oro]
 ヘルマン・ヤブロコフ(1903-1981):たばこ[Papirosan]
 ミルコ・シニョーリレ/イツィク・マンガー(1901-1969)作詩:
  コセフとキテフの間に[Tsvishn Kosev un Kitev]
 モルデハイ・ゲビルティク:黄金の国の歌[Dos lidl fun goldenem land]
 アシュケナージ伝承曲:トゥンバラライカ[Tumbalalayka]
 モルデハイ・ゲビルティク:幼年期[Kinder yorn]
 ミルコ・シニョーリレ/モルデハイ・ゲビルティク作詩:
  黄金のように愛する歌[A lidele tayer vi gold]
 カスリエル・ブロイド(1907-1945):モーゼよ、耐えよ[Moyshe halt zikh]
 ポール・マッカートニー(1942-):ブラックバード
  ジョヴァンナ・カローネ(Ms) ミルコ・シニョーリレ(P)
 録音:データ記載なし/発売:2009年。
 イタリアの実力派若手ジャズ・ピアニストで、ジャンルを超えた活躍でも注目されるピアニスト・作曲家ミルコ・シニョーリレとジョヴァンナ・カローネのコラボレーションによるイディッシュ語歌曲集。イディッシュ語はドイツや東欧に住むユダヤ系住民(アシュケナージ)が使う言語。
悲嘆のメロディー〜マンドリン五重奏のための音楽
 ジュゼッペ・ペルッツィ(1837-1918):悲愴[Patetica](1907)
 ヴィンチェンツォ・ヴァレンテ(1830-1908): Conzasiegge(1857)
 パルミエーリ(または パルメーリ?):葬送行進曲(1882 または 1840)
 サヴェリオ・カロ(1845-1923):悲しみ[Dolor](1897)
 ヴィンチェンツォ・ヴァレンテ:不運[Sventurato](1888)
  レオナルド・ロスパッルーティ(第1マンドリン)
  セルジオ・ヴァッカ(第2マンドリン) フェーデレ・デパルマ(マンドーラ)
  アントニオ・バラッキア(マンドロンチェロ) ニコラ・ネスタ(G)
 録音:データ記載なし/発売:2009年。プーリア・マンドリニスト・アカデミーのメンバーによる演奏。
DCTT-06
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【注目盤】
愛しの貴婦人〜女性へのオマージュ
 エンリコ・ラデスタ(1570-1625):あからさまに言って[Apartamente dicea la gente](1605)(*)
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1580-1651):トッカータ第8番
 シジスモンド・ディンディア(1582-1629頃):
  ぼくはキスしたい、ああ、フィッリよ[Vorrei baciarti, o Filli](1629)(*)
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:テオルボのための前奏曲 ヘ長調
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
  ああ、私の心の人、私の甘美な命の人よ[O mio cor, dolce mia vita](1630)(*)
 ベッレロフォンテ・カスタルディ(1580-1649):ガプリチェット・ガランテ
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:
  ぼくのアウリッラ[Aurilla mia](1619)(*)/前奏曲第1番(1640)
 ジローラモ・フレスコバルディ:それであなたは私を軽蔑するのか?
   [Cos&igravE; mi disprezzate?](パッサカリアのアリア;1630)(*)
 ベッレロフォンテ・カスタルディ:リトルネッロ第1番
 ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス(1600-1679):
  強奪者である暴君[Usurpator tiranno](1923)(*)
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:パッサカリア(1640)
 エンリコ・ラデスタ:
  ああ、あなたは裏切るのか?[Ahi, traditor che fai?](1605)(*)
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:テオルボのためのトッカータ
 タルクイニオ・メールラ(1590-1665):
  もう寝る時間だ[Hor ch'è tempo di dormire](*)
 ジローラモ・フレスコバルディ:トッカータ第2番、アルペッジャータ(1607)
 エンリコ・ラデスタ:小さな花[La Floretta](1610)(*)
 伝承曲:ガルガーノのタランテラ[Tarantella del Gargano](*)
 ジョヴァンナ・カローネ(Ms) ロザリオ・コンテ(テオルボ/バロックG)
 ピッポ・ダンブロジオ(チベタン・ボウル、ゴング・ビルマンディ、タール、リク;*)
 録音:データ記載なし/発売:2008年。
 ジョヴァンナ・カローネはイタリアのバーリに生まれ、バロック歌唱法をクロディーヌ・アンセルメとグローリア・バンディテッリに、古楽をロベルト・ジーニに、中世音楽をペドロ・メメルスドルフに師事したメゾソプラノ。CARPE DIEMレーベルでおなじみのリュート奏者ロザリオ・コンテとの共演。
DCTT-05
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【注目盤】
御旗〜聖週間の音楽
 [ルーヴォ・ディ・プーリア大聖堂のグラドゥアーレ(18世紀)から、
  聖木曜日、最後の晩餐 − ミサのための]
 不詳:しかしわれらは主の十字架の栄光を称えるべし[Nos autem](イントロイトゥス)/
    キリストはわれらのために従順となり[Chrstus factus est](グラドゥアーレ)/
    主の右手は奇跡を行い[Dextra Domini](オフェルトリウルム)/
    主イエスは弟子たちとの夕食の後に[Dominus Jesus](コムニオ)/
    主が埋葬され墓が封じられると[Sepulto Domino](レスポンソリウム)
 [パンタレオーネ・スパニョレッタのミサ第1旋法[Messe di in primo tono
   di Pantalepne Spagnoletta]
から]〔キリエ/サンクトゥス/アニュス・デイ〕
 [モルフェッタの聖木曜日の聖務曲集(19世紀)から]
 不詳:預言者エレミヤの哀歌[Incipit lamentatio Jeremiae prophetae]/
    それゆえ誰でもこのパンを食べる[Itaque quicumque manducaverit](レクツィオIX)/
    王の御旗は進む[Vexilla Regis](モルフェッタ伝承の賛歌)/
    おお、処女、おお、マリア[O Vergine, o Maria](悲嘆の歌)
 ジュゼッペ・ペルッツィ(1837-1918):聖なる御母[Santa Madre](5つの傷への祈りの歌)
 アンサンブル・カリクスティヌス
 [ジョヴァナンジェロ・デ・ジェンナロ、ダリオ・ダビッコ、コージモ・ジョヴィーネ、セルジオ・レッラ、
  ニコラ・ネスタ、フランチェスコ・レジーナ、ジョヴァンニ・アントニオ・デル・ヴェスコヴォ]
 録音:データ記載なし/発売:2008年。
 イタリアのプーリア州に伝わるモノディー聖歌。不協和音を容赦なくぶつけてくる、アンサンブル・オルガヌムに関わったジョヴァナンジェロ・デ・ジェンナロが主宰するアンサンブル・カリクスティヌスの特徴がよく出た演奏。
ドメニコ・モドゥーニョへのオマージュ〜ドメニコ・モドゥーニョ(1928-1994):
 Vecchio frack / La donna riccia / Dio, come ti amo / L'avventura /
 O' ccafé / Amara terra mia / Tu si' 'na cosa grande / Lu pisci spada /
 Pasqualino Marajà / Notte chiara / Lu sciccareddu 'mbriacu / Lu tambureddu
  チッチオ・レジーナ(歌) ネコラ・ネスタ(G)
  フェーデレ・デパルマ(マンドーラ) セルジオ・ヴァッカ(マンドリン)
 録音:データ記載なし/発売:2008年。
 イタリア、バーリ県ポリニャーノ・ア・マーレに生まれたイタリアの流行歌手・作詞作曲家・俳優ドメニコ・モドゥーニョのヒット・ソングをアコースティックな伴奏で聴かせるアルバム。
DCTT-03
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[CD-R]
【注目盤】
ローザ・クラ・レ・ローザ〜中世の女性への愛の歌
 不詳:王の舞曲[Danza reale]
 マルティン・コダス(13世紀):
  カンティガス・デ・アミーゴ〜ビゴの海の波[Ondas do mar de Vigo]
 ベルナルト・デ・ヴェンタドルン(1130/1140頃-1190/1200頃):
  ひばりが陽の光を浴びて[Ca vei la lauzeta]
 不詳(ヴァチカンのロッシ写本より;14世紀):輝く星[Lucente stella]
 不詳(セファルディムの歌;14世紀):ばらの花は咲き[La rosa enflorese]
 ギラウト・デ・ボルネーユ(1138年頃-1215):栄光の王[Reis glorios](*)
 アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集
  〜アヴェとエヴァの間に[Entre Av'e Eva]
 不詳:ラ・マンフレディーナ − ロッタ[La Manfredina -Rotta]
 アルフォンソ10世編纂:聖母マリアのカンティガ集〜ばらの中のばら[Rosa das rosas]
  ジョヴァナンジェロ・デ・ジェンナロ(T/ヴィエール/ナイ)
  ピッポ・ダンブロジオ(ドゥフ/リク/ガヴァル) ニコラ・ネスタ(ウード;*)
 録音:時期の記載なし、聖コッラード大聖堂、モルフェッタ、イタリア/発売:2007年。
 ジョヴァナンジェロ・デ・ジェンナロは1968年イタリアのモルフェッタに生まれ、バーリのニコロ・ピッチニーニ音楽院でFl−trを、モルフェッタのA.ドヴォルジャーク民族音楽学校で合唱を学んだテノール歌手兼ピリオド楽器演奏家。1991年にアンサンブル・カリクスティヌスを創設。アンサンブル・オルガヌムに参加したこともある。ピッポ・ダンブロジオは1965年イタリアのバーリに生まれた打楽器奏者。ジャズ・ドラマーとして国際的に活躍する他、アンサンブル・カリクスティヌスのピリオド打楽器奏者を務めるなど古楽の分野にも進出している。
 『演奏、録音ともすばらしいディスク』と、この手の商品に強い代理店大絶賛のアイテム。
DCTT-02
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[CD-R]
ドゥエンデ〔ニコラ・ネスタ&フィランチェスコ・フィッコ編曲:〕
 わが母の声 − 異国風タンゴ[L avoz mi madre - Tango esotico](伝承曲)/
 ロンガ − ルンバ[Longa -Rumba](伝承曲)/
 ジプシーの香水〔アヌアル・ブラヒム(1957-)作曲〕/タランタ[Taranta](伝承曲)/
 グラナダからモロンへ − ブレリアス[Desde Granada hasta Morón -bulerias](伝承曲)/
 [ビデオ・トラック] ギターで夢に泣く[La chitarra fa piangere i sogni]
  ニコラ・ネスタ(ウード) フィランチェスコ・フィッコ(G)
  ミケーレ・マルッリ(カホン)
 録音:データ記載なし/発売:2007年。
 フラメンコ風味のアル・アンダルスといった印象。「ドゥエンデ」はスペイン語で、エルフ、ドワーフ、座敷わらし等を意味する語。
 #ビデオ・トラックが収録されているとの表示がありますが、国内代理店では再生不可能だったとのことで、再生保証はございません。ご注意下さい
DCTT-01
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[CD-R]
輝く星よ
 イエスの御母に[A madre de Jhesu](聖母マリアのカンティガより)/天の門[Janua caeli]/
 輝く星よ[Stella Splendens](モンセラトの朱い本より)/途上で[In itinere]
 すばらしい君主[Splendens ceptigera](モンセラトの朱い本より)/
 魂の波動[Fluctatio animi]/御母マリアを[Mariam matrem](モンセラトの朱い本より)
  ニコラ・ネスタ(サズ、中世リュート、ウード)
  ラッツァロ・ニコロ・チッコレッラ(ライヴ・エレクトロニクス)
 録音:データ記載なし/発売:2007年。アラブ風スペイン古楽といった印象。エレクトロニクス感はほとんどない。
DIREARTE 1枚あたり\4400(税抜\4000)
 2015年に国内へ新規案内されたイタリアのレーベル。
フランカ・マッツォーラ ピアノ
 クラレンス・ウィリアムズ(1893-1965):春のこだま [Echo of Spring]
 スコット・ジョプリン(1868-1917):歌劇「トゥリーモニシャ」第2幕前奏曲
 エドワード・マクダウェル(1860-1908):野ばらに寄す
 ファッツ・ウォラー(1904-1943)/サンテ・パルンボ編曲:ジターバグ・ワルツ
 スティーヴン・フォスター(1826-1864):村の鐘(ポルカ)
 チャイコフスキー(1840-1893):
  子供のアルバム Op.39 〜3つの歌/バレエ「くるみ割り人形」組曲
 ジェリー・ロール・モートン(1890-1941):ニューオーリンズ・ブルース
 フランカ・マッツォラ:ビックスに捧ぐ
  − ビックス・バイダーベック(1903-1931):イン・ザ・ダーク
 ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):ガーシュウィン・メドレー(*)
 ゼズ・コンフリー(1895-1971):ディジー・フィンガーズ
  フランカ・マッツォーラ(P/歌;*)
 録音:時期記載なし、スタジオ7、ミラノ、イタリア。
 フランカ・マッツォーラはイタリアのジャズ・ピアニスト。(*)では歌も披露。
DUCALE 特記以外 1CDあたり\2970(税抜\2700)
 イタリアの DUCALE S.n.c, がリリースするレーベル。1990年代末位までは国内代理店があったが、以降は全くアナウンスされず、情報も途絶えてしまっていた。2012年現在、自社の新譜リリースは平均すると年に一枚以下(2011年はリリースが多かった模様)とあまり活発ではないが、他レーベルのイタリア国内代理店としての活動は盛業中。
マイ・フォーチュン〜リュート、ビウエラのための音楽
 ピエール・アテニャン(1494-1552):ラ・ロック(バス・ダンス)
 アドリアン・ル・ロワ(1520-1598):パッサメッツォ(1568)
 ピエトロ・パオロ・ボッローノ(1490-1563):ラ・デスペラータとサルタレッロ
 ジーモン・ギンツラー(1490頃-1550以後):アヴェ・マリア
 ルイス・デ・ミラン(1500頃-1561以後):エル・マエストロ(1536)から
   パヴァーヌ/ファンタジア第7&第8旋法
 アロンソ・ムダラ(1510-1585):ファンタジア第10番
 不詳(16世紀):あなたと別れても
 ラウレンチーニ・イル・ロマーノ:あなたと別れても(1605)
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1580-1651):
  トッカータ第5番(1611) /リュートのためのガイヤルド/
  テオルボのためのトッカータ・アルペッジャータ
 フランシス・カッティング(1550-1596):アン・マーカム夫人のパヴァーヌとガイヤルド
 ジョン・ダウランド(1563-1626):
  ダウランド氏の真夜中/フォーチュン/ラクリメ/ラクリメへのガイヤルド/ファンシー
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ザンボーニ(1664-1721):ソナタ第9番(1718)
  ジョルジョ・フェラリス(リュート/ビウエラ/テオルボ/アーチリュート)
 録音:2011年12月-2013年11月、スタジオ・ソナール・オブ・ルーカ・ノイブルク、ミラノ、イタリア/発売:2014年。
 ジョルジョ・フェラリスは1946年イタリアのミラノに生まれミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学んだリュート・ギター奏者。
DUC-045
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(3CD)
2CD価格
ムーティ指揮〜サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870):歌劇「二人のフィガロ」
 アントーニオ・ポーリ(アルマビバ伯爵) アスデ・カラヤヴズ(伯爵夫人)
 ローザ・フェオーラ(イネツ) アンナリーザ・ストロッパ(ケルビーノ)
 マリオ・カッシ(Br;フィガロ) エレオノーラ・ブラット(S;スザンナ)
 アニーチョ・ゾルジ・ジュスティニャーニ(トリービオ) オマール・モンタナーリ(プラージョ)
 リッカルド・ムーティ指揮ルイージ・ケルビーニ青少年o.
 ウィーン・フィルハーモニアcho. スペランツェ・スカップッチ(Fp)
 録音:2011年6月24日、26日、アリギエーリ劇場、ラヴェンナ、ラヴェンナ音楽祭、ライヴ。世界初録音。すっかり好例となった、ムーティが若手歌手を起用してのレア・オペラ発掘、2011年はメルカダンテの「二人のフィガロ」。メルカダンテは、ドニゼッティより2歳年上で、1820年代半ばから1840年代まで活躍、ドニゼッティや初期のヴェルディのライバルとして知られている。1826年、メルカダンテはスペイン、マドリッドのイタリア劇場の監督に就任、「二人のフィガロ」はそこで発表する二つ目のオペラのはずだった。しかし内容が検閲を通らず、上演中止に。怒ったメルカダンテは楽譜を残してマドリッドを去ってしまった。それから9年も経った1835年になってようやく残された楽譜がマドリッドで初演された。台本はベッリーニ「ノルマ」やドニゼッティ「アンナ・ボレーナ」で有名なフェリーチェ・ロマーニ。もともと1820年にミケーレ・カラーファという作曲家のために書いたもの(BONGIOVANNI-からDVDが発売されている。AB-20015)。ボーマルシェの「フィガロの結婚」の設定を受け継いでいるが、ボーマルシェとは関係のない後日談。伯爵夫妻にはイネツという娘がいる。彼女を愛する召使トリビドにフィガロが入れ知恵し、トリビドは貴族ドン・アルヴァーロに変装する。一方、やはりイネツを愛するのがかのケルビーノ。彼は自らの従者に変装し、フィガロという名で伯爵の城を訪れる。イネツを巡る二人のフィガロによる争いが巻き起こる、といった内容。最後にケルビーノがドン・アルヴァーロがトリビドであることを明かし、自らも正体を明かしたケルビーノとイネスが結ばれる。ここでは主人公はケルビーノで、本物のフィガロはむしろ謀略の人物。伯爵夫妻やスザンナも活躍するので、モーツァルトの「フィガロの結婚」がお好きなら当然楽しめる作品だろう。ムーティは2011年6月10、12日にザルツブルクで「二人のフィガロ」を指揮、その直後の24、26日にラヴェンナ・フェスティヴァルとしてアリギエーリ劇場で上演。この録音はその時のライヴ録音。ムーティはさらに2012年3月に初演地マドリッドで、同年8月にはブエノスアイレスで指揮、この作品をすっかり気に入ったようだ。歌手は基本的に皆若手。ケルビーノのアンナリーザ・ストロッパは、イタリアのメゾ・ソプラノ。モーツァルトの方でもケルビーノを得意としており、また2012年にはローマ歌劇場でロッシーニ「セビリャの理髪師」のロジーナを歌うなど、メゾ・ソプラノとして期待の若手。フィガロのマリオ・カッシは、既に人気のバリトンとしてイタリア各地やウィーンなどで活躍、ロッシーニやドニゼッティを得意としている。イネツのローザ・フェオーラは、1986年生まれのソプラノ。2010年、オペラリアで第2位および聴衆賞を受賞。モーツァルトの娘役やプッチーニ「ボエーム」のムゼッタを得意としている。スザンナのエレオノーラ・ブラットは、1982年、マントヴァ生まれのソプラノ。2007年にスポレートでのアドリアーノ・ベッリ・コンクールに優勝。2013年夏にはザルツブルク音楽祭でのズービン・メータ指揮のヴェルディ「ファルスタッフ」でナンネッタを歌う予定。アルマヴィーヴァ伯爵のアントーニオ・ポーリは、近年著しく注目を浴びているテノール。イタリア、ヴィテルボ生まれ。柔らかくも濃厚な味わいのある美声の持ち主で、ドニゼッティ「愛の妙薬」のネモリーノが当たり役。2013年2月にはスカラ座でヴェルディ「ファルスタッフ」のフェントンを歌い、来日公演でも受け持つ予定。伯爵夫人のアスデ・カラヤヴズは、1982年、イスタンブール生まれのメゾ・ソプラノ。2004年に生地でデビュー。2007年からスカラ座アッカデミアで研鑽を積み、2010年頃から各地で活発に活動している。
アーリー・マンドリン Vol.3 〜 18世紀イタリアのマンドリン音楽
 フランチェスコ・ピッコーネ(1685-1745):マンドリンと低音のためのソナタ(ML)
 ガエターノ・モンツァ(1735-1801):マンドリンのためのソナタ(ML)
 ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ(1700/1701-1820):
  マンドリンのためのソナタ(ML)
 バルトロメオ・ボルトラッツィ(1771/1773-1820/1840):
  「もはや私の心には感じない(うつろの心)」による変奏曲 Op.8(MB)
 カルロ・チェチェーレ(1706-1761):マンドリンと低音のためのソナタ(ト長調)(MN)
 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ第53番 K.88 (MN)/ソナタ第54番 K.89 (MN)
 アンサンブル・バスケニス
  [マルコ・カプッチ
    (マンドリーノ・ロンバルド;ML /マンドリーノ・ブレシアーノ;MB /マンドリーノ・ナポレターノ;MN )
   アレッサンドロ・ミレージ(Vc) ジョルジョ・フェッラーリス(テオルボ)]
 録音:2009年12月19日-23日、ジャングル・サウンド、ミラノ、イタリア/発売:2011年。Vol.1: CDL-025, Vol.2: CDL-036
フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):
 フルート、ヴァイオリンとギターのための三重奏曲集
 「セビリャの理髪師」序曲(ロッシーニ作曲/カルッリ編曲)/三重奏曲 Op.12 /
 ヴェネツィアのカンツォネッタ「波の上の漁師」による幻想曲 Op.123 /
 夜想曲 Op.24 II No.1 /ディヴェルティメントOp.149 No.2 /三重奏曲 Op.9 No.1
  イタリア・クラシック三重奏団
  [ウバルド・ロッソ(Fl) カルロ・デ・マルティーニ(Vn) フランチェスコ・ビラーギ(G)]
 録音:2010年9月16日-17日、28日-30日、聖ペラージャ教会、ギンツァーノ、パヴィーア県、イタリア/発売:2011年。
ヨーゼフ・クロイツァー(1790-1840):
 フルート、ヴァイオリンとギターのための三重奏曲集Op.9
 〔第1番 イ長調/第2番 ホ短調/第3番 ニ長調/第4番 ハ長調〕

 イタリア・クラシコ三重奏団〔クラシコ・テルツェット・イタリアーノ〕
  [ウバルド・ロッソ(Fl) カルロ・デ・マルティーニ(Vn) フランチェスコ・ビラーギ(G)]
 録音:2006(?)年4月/発売:2008年。「ピリオド楽器使用による世界初録音」と記載されている。
ブラームス(1833-1897):チェロ・ソナタ 全集
 〔第1番 ホ短調 Op.38 /第2番 ヘ長調 Op.99 〕
フリーダー・ベルトホルト(Vc)
カルロ・レーヴィ・ミンツィ(P)
 録音:2007年2月10日-11日、G.ニコリーニ音楽院コンサートホール、ピアチェンツァ、イタリア/発売:2007年。
ブルーノ・ベッティネッリ(1913-2004):ピアノ作品集
 ソナティナ(1939) /3つのリチェルカーレとトッカータ(1947) /
 幻想曲(1955) /3つの小品(1984) /6つのバガテル(1986)
  マッシモ・アンフォッシ(P)
 録音:データ記載なし(Recordong & MasterinG: San Martino Recordong Studio, Italy) /発売:2007年。
 ブルーノ・ベッティネッリはミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院教授を務めた作曲家・教育者。
モーツァルト(1756-1791):レクイエム ニ短調 K.626
 タチアナ・チヴァーロヴァ(S) クラウディア・ニコーレ・バンデーラ(A)
 ジュゼッペ・ヴェネツィアーノ(T) 東原貞彦(B) 合唱団「ポリフォニア10」
 アドリアーノ・バッシ指揮ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンo.
 録音:2004年4月3日、ライヴ、聖セバスティアーノ市民教会、ミラノ、イタリア/発売:2004年。
アーリー・マンドリン Vol.2
 18世紀イタリア、1つまたは2つのバロック・マンドリンと通奏低音のための音楽

 プロスペロ・カウチェッロ(18世紀):
  2つのマンドリンと低音のための三重奏曲(1776/1780)(MN*/MN+/C/T)
 ジョヴァンニ・ホフマン(18世紀):
  マンドリンと低音のためのソナタ(1799、ウィーン)(ML+/C)
 バルトロメオ・ボルトラッツィ(1771/1773-1820/1840):
  マンドリンとギターのための主題と変奏曲 Op.10 No.4 (MB/G)
 エマヌエーレ・バルベッラ(1718-1777):マンドリンと低音のためのソナタ(MN*/C/T)
 アントニオ・リッジェーリ(18世紀):ラ・フステンベルグ(MN*)
 カリロ・アッリゴーニ(1697-1744):マンドリンと低音のためのソナタ(ML+/C/T)
 アンサンブル・バスケニス
  [ドリーナ・フラーティ(マンドリーノ・ナポレターノ;MN* /マンドリーノ・ブレシアーノ;MB )
   マルコ・カプッチ(マンドリーノ・ナポレターノ;MN+ /マンドリーノ・ロンバルド;ML+ )
   アレッサンドロ・ミレージ(Vc;c ) ジョルジョ・フェッラーリス(テオルボ;T /ギター;G )]
 録音:時期記載なし、聖マルティノ教区教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア & ヴィッラ・シオリ・レニャーニ、ブッセロ、ミラノ県、イタリア/発売:2004年。Vol.1: CDL-025, Vol.3: CDL-044
20世紀イタリア、チェロとピアノのための音楽
 アルフレード・カゼッラ(1883-1947):ソナタ ハ長調
 フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924):フィンランド民謡「恋人」による変奏曲
 ジャン・フランチェスコ・マリピエロ(1882-1973):ソナティナ
 ルチアーノ・シャイー(1920-2002):3つの主題によるソナタ
  マッティア・ザッパ(Vc) マッシミリアーノ・マイノルフィ(P)
 録音:2000年3月4日-6日、ステリオ・モーロ・アウディトリトウム、スイス・イタリア語放送、ルガーノ、スイス/発売:2000年。
ヴィルジリオ・モルターリ(1902-1993):フルートを伴う室内楽作品集
 ロアーナ(フルートのための)/前奏曲(フルートとピアノのための)/
 カンツォーネ(ソプラノとフルートのためのヴォカリーズ)(*) /
 ラ・ファヴォリータ(フルートとチェンバロのための)(*) /
 ポエメット(2つのフルートとピアノのための)/
 夜想曲(フルートとギターのための)/二つ折り画(フルートとチェロのための)/
 2つのラウダ(ソプラノ、フルート、チェロとピアノのための)/
 魔術(フルートとピアノのための)(*) /幻想曲(2つのフルートとピアノのための)/
 カンピトゥーレ(フルートのための)(*)
  ジオナ・サポリーティ(Fl) マリア・グラツィア・リグオリ(S)
  エレーナ・マルツェッタ(第2Fl) ヤコプ・ルートヴィヒ(Vc)
  アルベルト・フェラッツィ(P) ガブリエーレ・トイア(Cemb)
  エルネスト・ブッソラ(G)
 録音:1998年7月29日、10月7日、1999年4月16日、7月13日、聖マルティノ教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア。使用楽器:木製フルート、ルーダル・カルテ製(*)。初録音と表示されている。
歌詞のないアリア〜管楽器と弦楽合奏によるイタリア・バロック・アリア集
 ヴィヴァルディ(1678-1741):
  Nulla in mundo pax sincera(モテット)RV630 〜 Nulla in mundo pax sincera (+) /
  マニフィカト〜 Et exultavit (*/+/#)
 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):サルヴェ・レジナ〜 O Clemens (+)
 ヴィヴァルディ: Nulla in mundo pax sincera RV630 〜 Alleluia (++)
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニ(1670-1747):
  Amor è un serpe fiero (*)
 フランチェスコ・アントニオ・ヴァロッティ(1697-1780):
  深き淵より〜 Fiant aures tuae (**)
 トマゾ・ジョルダーノ(1730-1806):カーロ・ミオ・ベン(++)
 フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690-1768):パストラーレ(*)
 フランチェスコ・ドゥランテ(1684-1755): Vergin tutt'amor (#)
 ヴィヴァルディ:オラトリオ「勝利のユディータ」〜 Agitata infido flatu (++)
 ジャコモ・アントニオ・ペルティ(1661-1756):
  オラトリオ「聖墓のイエス」〜 Palesate i miei lumi (**)
 ジョヴァンニ・マリ・ボノンチーニ(1642-1678): Ad onta di mie leggi (+)
 ヴィヴァルディ:スターバト・マーテル〜 Fac ut ardeat (#) /
         オラトリオ「勝利のユディータ」〜 Armatae face (++) /
         スターバト・マーテル〜 Eja Mater (#)
 ペルティ:オラトリオ「聖墓のイエス」〜 Del campo il bel fiole (*/+)
 ヴィヴァルディ: Laudate Dominum (++)
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736):
  スターバト・マーテル〜 Inflammatus (*/+)
 ジョーナ・サポリーティ(Fl;*) アンナ・カッターネオ(Ob;+)
 フェデリコ・アッレーグロ(Cl;#) ミケーレ・コロンボ(Fg;**)
 ピエラントニオ・メルリーニ(Tp;++)
 レナート・ベレッタ指揮ブスト・アルシーツィオ・G.ロッシーニ音楽アカデミーo.
 録音:1999年4月20日-21日、23日、聖マルティノ教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア。
アーリー・マンドリン(Vol.1) 〜
 18世紀イタリア、1つまたは2つのバロック・マンドリンと通奏低音のための音楽

 ニコラ・ロマルディ(1680-1740):2つのマンドリンのためのシンフォニア(ML*/ ML+/A/T)
 カリロ・アッリゴーニ(1697-1744):マンドリンと低音のためのソナタ(ML+/C/L)
 ピエトロ・ガエターノ・ボーニ(1686頃-1741以後):ソナタ第2番(ML+/C/T)
 フランチェスコ・ピッコーネ(1685-1745):シンフォニア(ML+/T)
 ニッコロ・チェッケリーニ(活躍:1703年頃):フーガ(ML+)
 バルトロメオ・ボルトラッツィ(1771/1773-1820/1840):主題と変奏曲(MB/G)
 ジャン・バッティスタ・ジェルヴァジオ(1725-1785):ソナタ(MN+/C/T)
 カルロ・チェチェーレ(1706-1761):
  2つのマンドリンと低音のためのシンフォニア(MN*/MN+/A/T)
 アンサンブル・バスケニス
  [ドリーナ・フラーティ(マンドリーノ・ロンバルド;ML* /マンドリーノ・ナポレターノ;MN* )
   マルコ・カプッチ
    (マンドリーノ・ロンバルド;ML+ /マンドリーノ・ブレシアーノ;MB /マンドリーノ・ナポレターノ;MN+ )
   ニコラ・モネータ(アルチヴィオラ・コントラバッサ;A ) アレッサンドロ・ミレージ(Vc;c )
   ジョルジョ・フェッラーリス(テオルボ;T /リュート;L /ギター;G )]
 録音:1996年5月-11月、ヴィッラ・シオリ・レニャーニ、ブッセロ、ミラノ県、イタリア/発売:1998年。Vol.2: CDL-036, Vol.3: CDL-044
イルデブランド・ピッツェッティ(1880-1968):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
 ヴァイオリン・ソナタ イ長調 (1918-1919) /
 対話 [Colloqio] (1948) (*) /アリア ニ調 (1906) (*) /3つの歌
  ジャンルーカ・トゥルコーニ(Vn) マルコ・サーラ(P)
 録音:1996年5月29日-6月1日、聖マルティノ教会 [Pieve protoromantica di San Martino]、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、ロンバルディア州、イタリア/初発売:1997年。(*)は世界初録音と表示されている。
道〜ニーノ・ロータ(1911-1979):フェリーニ監督映画音楽によるピアノ曲集
 道/戦争と平和(*) /カビリアの夜/甘い生活/ボッカチオ'70/山猫(*) /
 "8 1/2" /魂のジュリエッタ/ロメオとジュリエット(*) /アマコルド/カサノバ
  マウリツィオ・マタレーゼ(P)
 録音:1997年2月、ソッリーゾ・スタジオ、バーリ、イタリア。(*)はフェリーニ監督作品ではない。
20世紀イタリアのピアノ音楽
 ジャコモ・オレーフィチェ(1865-1922):2つの演奏会用練習曲/海の前奏曲集(全9曲)
 フランチェスコ・チレーア(1866-1950):3つの小品 Op.43
 オッターヴィオ・ジーノ(1909-1995):主題と変奏曲
  クラウディオ・ダントーニ(P)
 録音:1996年11月、エコー・スタジオ、ローマ、イタリア。
ヨゼフ・トリーベンゼー(1772-1846):管楽八重奏のための作品集
 チェンバロ、管楽八重奏とコントラバスのための小協奏曲(*) /
 モーツァルトの主題による管楽八重奏とコントラバスのための変奏曲/
 管楽八重奏とコントラバスのためのパルティータ 変ホ長調/
 管楽八重奏、トランペットとコントラバスのためのパルティータ 変ロ長調(+)
  イタリア管楽八重奏団
   〔ミケーレ・サントルソラ、ブルーノ・インカニョーリ(Ob) ルイージ・レッティエーロ、
    ジョヴァンニ・レッティエーロ(Cl) セルジョ・ロマーニ、ディオニジオ・グアルディーニ(Fg)
    ミケーレ・マルトゥシェッロ、アンジェロ・アゴスティーニ(Hr)〕
  フランコ・トゥルキ(Cb) マリア・レッティエーロ(Cemb;*) ジュゼッペ・アルファーノ(Tp;+)
 録音:1993年10月、ヴァチカン・ラジオ放送。
ギャラント様式の2つのチェロ
 2つのチェロのためのイタリア音楽〜スカルラッティからパガニーニまで

 ジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750):ソナタ イ短調
 ルイージ・ボッケリーニ(1743-1805):二重奏曲 ニ長調
 アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):ソナタ第1番 ニ短調
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(1755-1824):協奏的二重奏曲 Op.29 No.3
 ドメニコ・ガブリエッリ(1651-1690):カノン ニ長調
 アレッサンドロ・スカルラッティ:ソナタ第3番 ハ長調
 ジャコモ・チェルヴェット(1682頃-1783):ディヴェルティメント第1番 ロ短調 Op.4
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ:協奏的二重奏曲 Op.29 No.2
 ニコロ・パガニーニ(1782-1840)/マルク・ヴァルシャフスキー編曲:
  ロッシーニの主題による変奏曲
 マルク・ヴァルシャフスキー、クリスティーネ・ラコステ(Vc)
 録音:1993年10月5日-7日、聖マルティノ教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア。
寒い国から来たチェロ〜東欧の無伴奏チェロ作品集
 ハチャトゥリアン(1903-1978):幻想ソナタ
 コダーイ(1882-1967):ソナタOp.8
 ボリス・ティシチェンコ(1939-2010):ソナタOp.18
 ジノヴィー・ディノフ(191?-197?):ヘンデルのパッサカリアによる変奏曲
  マルク・ヴァルシャフスキー(Vc)
 録音:1993年10月1日-4日、聖マルティノ教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア。
カタラーニ、マルトゥッチ:歌曲集
 アルフレード・カタラーニ(1854-1893):
  La viola (1870) / Ad una stella (1874) / Fior di collina (1874) /
  O rea Gomorra, o Sodoma perversa (1875) / Sognai (1877) /
  Chanson groenlandaise (1878) / L'odalisque (1878) / In riva al mare (1878) /
  Il m'aimait tant (1879) / Le gondolier (1880) / Senza baci (1884)
 ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):
  La pescatrice (1893) / Alma gentile (1872) / Sogno di morte (1887) /
  Sogno d'amore (1887) /6つの歌曲 Op.68 (1889) /
  Ballando (1889)〔前奏曲(ピアノ独奏)/ワルツ/マズルカ/ポルカ〕/
  3つの歌曲 Op.84 (1905-1906)〔 Maggiolata / Pianto antico / Nevicata 〕
 マリア・ローザ・ベルサネッティ(S) ジャンカルロ・ココッツァ(P)
 録音:1993年7月7日-9日、聖マルティノ教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア。世界初録音と表示されている。
ジャコモ・オレーフィチェ(1865-1922):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
 ヴァイオリン・ソナタ〔第1番 ホ短調(1908) /第2番 ニ長調(1908) 〕/ムゼッタ
  ジャンルーカ・トゥルコーニ(Vn) マルコ・サーラ(P)
 録音:1993年3月26日-28日、聖マルティノ教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア。世界初録音と表示されている。
イタリアの音楽サロン〜フランチェスコ・パオロ・トスティ(1846-1916):
 ガブリエーレ・ダヌンツィオ(1863-1938)の詩による歌曲集
  マリンコニア(1887)〔森は眠る/あなたを見つめると/今ではもう遅い/
            今こそ別れの時!/私に話しかけるあなたは誰〕/
  アマランタの4つの歌(1907)〔私をひとりにしてくれ!息をつかせてくれ/夜明けは光から暗闇を分かち/
                むなしく祈り/賢者の言葉は何を語っているのか?〕
  2つの小夜想曲(1911)〔バラの香りは漂い出る/欠けゆく三日月〕
  夕べ(ポエメット)(1916)〔ここにいて、お願いだから/私たちを傷つける/だが誰が見ただろうか?/
               そして私の魂の生のうちの何が/泣きなさい〕
 フィリベルト・リッチャルディ(T) エリーザ・デ・ルイージ(P)
 録音:1992年6月8日-9日、ベイビー・スタジオ、ミラノ、イタリア。
マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):ヴァイオリン・ソナタ集
 〔第1番 ホ短調 Op.87 /第2番 ハ長調 Op.117 〕
  ジャンルーカ・トゥルコーニ(Vn) マルコ・サーラ(P)
 録音:1992年3月22日-25日、聖マルティノ教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア。世界初録音と表示されている。
リスト(1811-1886):ピアノ作品集
 大ソナタ(ピアノ・ソナタ ロ短調; 1853年の自筆譜による)/
 詩的で宗教的な調べ(1834) /ハンガリー狂詩曲第17番/無調のバガテル
  カルロ・レヴィ・ミンツィ(P)
 録音:1992年3月26日-27日、教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア。
2つのギターのための音楽
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):カノン風ソナティナOp.196
 レオ・ブローウェル(1939-):5つのミクロ・ピース(ディヴェルティメント)
 スティーヴン・ドジソン(1924-):プロムナードI
 ジョン・W.デュアート(1919-2004):6つの友情
 山下豊子(1942-):蟻の行進曲 / アストル・ピアソラ(1921-1992):タンゴ組曲
  マリオ・フラニート、ルチオ・マタラッツォ(G)
 録音:データ記載なし。
フルートと通奏低音のための組曲&ソナタ集
 ピエール・ダニカン・フィルドール(1681-1731):組曲第4番 イ短調 Op.1 No.4
 ミシェル・ド・ラ・バル(1675頃-1743/1744):組曲第8巻〜第12番 イ長調
 フランチェスコ・バルサンティ(1690頃-1772):ソナタ イ短調 Op.2 No.4
 ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1700-1763):ソナタ ト長調 Op.3 No.6
  マッシモ・ジェンティリ=テデスキ(Fl;*) フランチェスコ・タペッラ(テオルボ;#)
 録音:データ記載なし。使用楽器:1989年、インスブルック、ルドルフ・トゥツ製(モデル:J.H.J.ロッテンブルグ製/C.A.グレンサー製)(*) /1988年、ミラノ、アンナ・ラディーチェ製(モデル:ヴェンデリオ・ヴェネレ製)(#) 。
ヨハン・カスパル・メルツへのオマージュ〜ヨハン・カスパル・メルツ(1806-1856):悲歌集
 恋人の墓前で-君を思う-葬送行進曲/不安/夕べの祈り/マズルカ/
 タランテラ/セレナード/ドイツの旋律による幻想曲/舟歌/即興曲
  アルベルト・ボッキーノ、アントネッロ・ギドーニ(G)
 録音:データ記載なし。
ハープとヴァイオリンのための音楽
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):ハープのためのソナタ
 ルイ・シュポア(1784-1859):ハープのための幻想曲 Op.35
 エライアス・パリシュ・アルヴァーズ(1808-1849):セレナードOp.83
 ドニゼッティ(1797-1848):ヴァイオリンとハープのためのラルゲットとアレグロ(*)
 サン=サーンス(1835-1921):ヴァイオリンとハープのための幻想曲 Op.124 (*)
 ルイ・シュポア:ヴァイオリンとハープのための協奏的ソナタ
  (モーツァルトの「魔笛」の主題によるポプリ)Op.114 (*)
 アンナ・ローロ(Hp) アナイ・カルフィ(Vn;*)
 録音:データ記載なし。
2つのギターのための音楽
 フィリッポ・グラニャーニ(1767-1812):二重奏曲第2番 イ短調
 マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):協奏的大変奏曲 Op.35
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
  平均律ギター曲集 Op.199 から 前奏曲とフーガ 〔ホ短調/ト長調〕
 アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):セレナード
 ジュゼッペ・ロゼッタ(1901-1985):ソナタ
  マリオ・フラニート、ルチオ・マタラッツォ(G)
 録音:データ記載なし。
EGEA 1枚あたり\3520(税抜\3200)
 ジャズ系レーベルがリリースするクラシック・タイトルと、一部のジャズ・タイトル。#当レーベルが配給している別レーベルのクラシック・アイテムを含みます。また、 EGEA レーベル本体のクラシック・ジャンル新譜発売は2010年代初頭で終了している可能性があり、特に番号が若いものは入手困難となっている可能性があります。
SCA-159
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[JAZZ]
Miramari - Andre Mehmari & Gabriele Mirabassi /
 Que falta faz tua ternura (Andre Mehmari) (*) / Frevo - paraphrase (Andre Mehmari) /
 Rasgando Seda (Guinga) / Vaidoso (Moacir Santos) / Cancao Desnecessaria (Guinga-Mauro Aguiar) /
 Primeiro Choro de Lucas (AndreMehmari) (#)/ Chove na minha Valsa (Gabriele Mirabbasi) /
 Choro da Continua Amizade (Andre Mehmari) / Disarmati (Gabriele Mirabbasi) /
 Mirabilis Mirabassi (Andre Mehmari) (*) / O Espelho (Andre Mehmari) /
 Subindo a Cantareira (Gabriele Mirabbasi) / Rondoletto per I bambini (Andre Mehmari)

  Andre Mehmari(P/パンデイロ;#) Gabriele Mirabassi(Cl)
  Ricardo Mosca(Dr;*) Ze Alexandre Carvalho(B;*)
 2011年年4月の来日で大反響を巻き起こしたブラジル、ニテロイ(リオ・デ・ジャネイロの対岸の都市)出身の注目ピアニスト、アンドレ・メーマリ。近年では、ジョイスのバックでも来日。その存在は、今やMPBの影のキーパーソンとも言われ、また玄人筋のファンから熱い視線を集めるアーティストだが、早くも2011年10月、再来日を果たす。ユニットは、イタリア・ペルージャ拠点のこれまた玄人筋から注目を集めるガブリエーレ・ミラバッシ(ジョバンニ・ミラバッシの実兄)とのコラボレーション。本ユニット(お互いの名前をとってのミラマリ)の音源は、既に、ブラジル盤でリリースされ、熱心なファンの間で絶賛されている作品。しかし、2010年のウンブリア・ジャズ・フェスティヴァルでの成功を機に、EGEAレーベルが、大バックアップ、全世界に向けてのリリースになった。瑞々しい感性と、知性的な構成力。ブラジルとイタリア。自然、そして歴史への、リスペクトを心に湛え、想像力豊かに描き上げる音楽は、自由で懐深く、切なく温かい・・物。土地は遠く離れているが、地中海のメランコリーな感覚は、ブラジルのサウダージにも通じるものがあり、二人の音楽の交感は、繊細な感情の機微が描かれ、理屈無しに心の琴線を揺らすものがある。ピアノとクラリネットが軽快に、でも思慮深く語り合い、追いかけ追われ、飛翔し、重なり・・。注目は、ブラジル盤とは違う曲構成になっていること。曲数は、ブラジル盤17曲に対して、こちらは、13曲となっているが、4曲目、6曲目は、翌年2009年に録音された単独のトラックを収録している。
SCA-156
(3CD)
廃盤
マリオ・ブルネロ〜
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲
(2009)
マリオ・ブルネロ(Vc)
SCA-155
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[JAZZ]
Errante - Stefano Cantini
 Errante / Il Corpo delle donne / The New? / Blowin in the wind / Mieko /
 Angela / Storia di un istante / Beau Piece / Kenny / Il mio Golfo
  Stefano "Cocco" Cantini(Ss) Fabrizio Voisso(Tp)
  Ramberto Ciammarughi(P) Michel Benita(B) Manhu Roche(Dr)
 2011年 Suono Italiaに 出演する注目のアーティスト。かつては、やはり同レーベルで、才女リタ・マルコチュリとの共演盤で注目を集めた存在でもある。一聴して、耳をひきつけるノスタルジーが滲む音の世界。極論的には?このイントロ部数秒で惹かれる方もいらっしゃるのでは、と思うオープニングは、静かでいて、あまりにも印象的。アースキンのドラミングを彷彿とさせる繊細なシンバル、ベテラン・ベーシスト、ベニータの歌うベース・ライン、絡み合い、美しい面をつくるピアノ、抒情的で、時にパッショネートなソプラノ・・それはある意味、南のECMなどと喩えたくなるような、物語に満ちた演奏と感じる。録音は、EGEAの録音拠点であるオーディトリウム・サンタ・チェチーリアでの物。他の作品でも聴けるように、その音響は残響も含めて芸術的。温かなアコースティックの響きが美しい。本作には、人気のファブリジオ・ボッソも参加。しかしレーベルはEGEA。ハード・バップではなく、大先輩エンリコ・ラヴァを見習うような?世界観の滲む演奏も興味深い物。ボブ・ディランの名曲“風に吹かれて "も嬉しい驚き。同じくEGEA流、美しいジャズ・アレンジで奏でられた好演。
SCA-147
廃盤
マリオ・ブルネロ〜
 ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集
マリオ・ブルネロ(Vc)
ラルテ・デラルコ
KKC-5081
国内仕様盤
廃盤
Tilim-bom 〜ストラヴィンスキー
 チリンボン(1915)/幼年時代の思い出による3つの小さな歌(1913) /歌劇「マヴラ」(1922-23)〜パラーシャの歌/
 プリバウトキ(1914) /猫の子守歌(1915-16) /4つのロシアの歌(1918-19) /ふくろうと小猫ちゃん(1966) (#)
ミヨー:6つのヘブライ民謡(1925) (+) / プーランク:ホテル(1940) (+)

 クリスティーナ・ザヴァッローニ(S) アンドレア・レバウデンゴ(P)
 録音:2007年11月26日、27日、サンタ・チェチーリア・ホール、ペルージャ。ロシア語歌唱(無印) /英語歌唱(#) /仏語歌唱(+) 。ジャズの世界では多くのアルバムをリリースし活躍するクリスティーナ・ザヴァッローニ。もともとはベルカント唱法もみっちり学んだ本格派で、クラシックの分野でもオペラ出演はもとより、モンテヴェルディからマイケル・ナイマンまでこなすレパートリーの広さと表現力で特異な存在感を示している。その彼女が純クラシックのアルバムをリリース。それもメインがストラヴィンスキーというのがユニークで嬉しいところ。
 ストラヴィンスキーの歌曲は意外に録音が少なく、それもロシア語歌唱となると非常に貴重。ここに収められた大半が「ペトルーシュカ」や「春の祭典」と同時期の初期作品で、いかにもストラヴィンスキーな作風が興味津々。ロシアの俗謡に基づく子どもの歌「チリンボン」などは、第一音からストラヴィンスキー以外の何物でもない強烈な匂いに満ちていて、ファンにはたまらない。ザヴァッローニは堂に入ったロシア語を駆使しながら、ジャズで培った軽さとセンスでオシャレの極み。カップリングはミヨーの「6つのヘブライ民謡」。ノン・ヴィブラートのピュア美しい声に酔わされる。アンコール風に最後に置かれたプーランクの「ホテル」が絶品。ほとんどジャズような色気に満ちていて、いつまでも聴いていたくなる。
SCA-138
廃盤
マリオ・ブルネロ〜オデュシア [ODUSIA] マリオ・ブルネロ(Vc)
オーケストラ・ダルキ・
 イタリアーナ
ロベルト・ファブリ〜 NO WORDS
 IL SUO SORRISO/ CHORONI/ JUMPING/IL RISVEGLIO CON TE/ IL CAVALIERE ERRANTE/LO ZAHIR/
 CROSSING EUROPE/ COME UN BATTITO D ' ALI/SUNFLOWERS/ RAINY DAY/ RAINBOW(*)/ PAVANE SONG(*)

  ロベルト・ファブリ(G) ロベルト・ファブリ・ギターQ(*)
 本体記載レーベル: BOLLETTINO EDIZIONI MUSICALI イタリアのギタリスト、ロベルト・ファブリはローマの国立音楽院でギターを学び1986年に首席で卒業。その後多角的な活動でイタリアのみならず世界各地でフェスティヴァルに参加し、コンサート活動を行っている。またギターのための優れた作品を多く作曲し、テルニのジュリオ・ブリッチャルディ音楽院などで後進の指導も積極的に行っている。またローマの国立音楽院時代共に学んだメンバーで結成されたロベルト・ファブリ・ギター・カルテットとしても活動している。このアルバムには10曲のソロ作品と2曲のカルテット作品が収録されている。「RAINBOW」はウィリアム・ワーズワースの詩「虹」にイスピレーションを得た作品。「PAVANE SONG」はフォーレのパヴァーヌをモチーフにしたカルテット作品。
SFEM-20100004
(2CD)
廃盤
オテロとイヤーゴ Vol.1 〜ヴェルディ:「オテロ」からの場面
SFEM-20110001
廃盤
オペラの悪魔 Vol.1
SFEM-20110002
廃盤
オペラの悪魔 Vol.2
SFEM-20110003
廃盤
神聖と世俗
FLOWERS 2 〜スタルテリ、クラシックの名曲を弾く
 ドビュッシー:月の光 / ワーグナー/リスト編曲:歌劇「トリスタンとイゾルデ」〜愛の死
 I.マクドナルド、P.シンフィールド/A.スタルテリ編曲:イン・ザ・コート・オブ・ザ・クリムゾン・キング
 A.スタルテリ:ザ・コンシャスネス・オブ・タオ / J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
 ショパン:夜想曲 ホ短調 Op.72 No.1 / シガー・ロス/A.スタルテリ編曲:ホッピポッラ
 シューベルト:即興曲 Op.142 No.2 / ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」〜第一楽章
 A.スタルテリ:スカーレット(ニュー・ヴァージョン)/ムーン・ブレス

  アルトゥーロ・スタルテリ(P)
 使用楽器:ファツィオーリ、Gran Coda F 278 |本体記載レーベル: Felmayアルトゥーロ・スタルテリはかつて、ドラムが入らず、キーボード主体の伝説的イタリイアン・ロックバンド「ピエロ・ルネール」のキーボーディストとして活躍した。ファツィオーリのどこか懐かしさを感じさせるサウンドで、スタルテリの真骨頂がうかがえる贅沢な録音。クラシックの名曲を軸に、スタルテリのヒット曲「スカーレット」のニュー・ヴァージョンや、アイスランドの圧倒的な人気バンド、シガー・ロスのカヴァー曲「ホッピポッラ」など、とても心安らぐ楽曲ばかり。ドビュッシーの「月の光」など、サウンドの作り方もおシャレで、訥々とした語り口が即興演奏のようだ。「愛の死」も静かにしかし熱い血を感じる。
PIANO DIARY〜クリスティアン・カッラーラ(1977-):ピアノ作品集
 PRELUDIO/ OLTRE LA CORNICE/ NINNA NANNA/LOOKING FOR CLARA SCHUMANN/ALBA A MONT SAINT-MICHEL/
 HABANERA PER I TUOI OCCHI/ A BOX OF TOYS/ KALANDIA/PROMENADE/ ACCEBBU E RIPENSAMENTI/ AQUILEIA/
 LA CATTEDRALA DI VEZELAY/ LE PORTE RAGALI/CORALE PER UN BIMBO/
 GORALE DI PIOGGIA/ CATERINA/ABSENCE/ A PRAYER/ ICHTUS

  ミケランジェロ・カルボナーラ(P)
 本体記載レーベル: INCIPIT イタリアの若手作曲家クリスティアン・カッラーラによるピアノ作品集。演奏は1979年生まれのピアニスト、ミケランジェロ・カルボナーラ。このアルバムは、カッラーラ自身の幼い時の記憶を辿るような、とても親密で静かな作品。ミケランジェロ・カルボナーラの美しいピアノの響きが心に染みる1枚。
ルチア・ロンケッティ(1963-):室内オペラ「レツィオーニ・ディ・テネブラ」(2010)
 カティア・グエデス(S;メデア/エジェーオ/デーモ)
 ダニエル・グローガー(CT;ジャゾーネ/オレステ/イジーフィレ)
 トニーノ・バッティスタ指揮 PMCE 、ヴォーカルコンソート・ベルリン
 録音:2011年3月8日、パルコ・デッラ・ムジカ音楽堂、ライヴ|本体記載レーベル: PARCO DELLA MUSICA 。イタリアの女性作曲家ルチア・ロンケッティは、。ンタ・チェチーリア音楽院でコンピューター・ミュージックを学び、ブソッティやシャリーノのセミナーも受けた、現代イタリア作曲界のサラブレッド。この作品はフランス語の「ルソン・ド・テネブル」と同義の「暗闇の続誦」の意。しかし宗教音楽ではなく、イタリア・バロックの作曲家フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676)の歌劇「ジャゾーネ」の音楽素材を用いているため不思議な古雅感があるものの、21場約1時間の正統的現代音楽。ギリシャ神話の金の羊毛を求め出港したアルゴ船の話で、主人公は魔女メデア。器楽も効果的ながら控えめで、静かで幽玄な時を味わえる。
THE SECRETS OF THE SOUL〜マウリツィオ・コロンナ:ギターとアンサンブルのための作品集
 THE LAST SPRING/ DANCE OF THE CLOCKS/IN THE MIDDLE OF THE NIGHT-HOMAGE TO PINK FLOYD/
 THE POWER OF THE MIND/CHILDREN/CORNERS-OF THE MEMORY/ THE SECRETS OF THE SOUL/THE COLOURS-OF SOLITUDE/
 THE MIRACLE OF THE SUNRISE/IN THE PARK/ SERENITY/THA GATES OF ETERNITY/ THE SHADOW OF TIME

  マウリツィオ・コロンナ(G) ルチアーナ・ビガッツィ(P)
  マウロ・ドゥランテ(Perc) モレーノ・パピ(ディジュリドゥ/ハーモニック・シンギング)
 本体記載レーベル: NEW CLASSIC MUSIC [NCM] 。イタリアを代表するクラシック・ギタリスト、マウリツィオ・コロンナ。1973年に若手ギタリストの登竜門ミケーレ・ピッタルーガ国際クラシック・ギター・コンクールに入賞後、ジャンルに捉われない幅広い活動を行い、ジャズ・フュージョン系のアーティストとも積極的に共演している。このアルバムはイタリアで注目されている若手ピアニスト、ルチアナ・ビガッツィのプロデュースによる彼のオリジナル作品を集めたクラシック・アルバム。様々なジャンルから影響を受けたマウリツィオ・コロンナの刺激的で魅力的な作品とルチアナ・ビガッツィの幻想的な音楽作り、イタリアの民衆音楽グループ「カンツォニエーレ・グレカーニコ・サレンティーノ」のメンバーでフレーム・ドラム(世界最古の打楽器)の奏者として活動しているマウロ・ドゥランテや、オーストラリア、アボリジニの民族楽器ディジュリドゥを演奏するモレーノ・パピらの独創的なパフォーマンスとが合わさり、極上のクロスオーバー作品となっている。
リフレクション・イン・ザ・ナイト〜ロンドン・ライヴ
 The colours of solitude / Tundra / Simplicity / Reflections in the night / Prayer / Serenity / Keiko /
 Flying to the East / The Old Road / Corners of the memory / Magical places / Nara Song / A Torre de Belém

  ルチアナ・ビガッツィ(P) マウリツィオ・コロンナ(クラシックG)
 録音:2011年12月17日、イタリア文化会館内ゴールデン・ホール、ロンドン、ライヴ|本体記載レーベル: NEW CLASSIC MUSIC [NCM] 。イタリアのクラシック・ギタリスト、コロンナとピアニストのビガッツィが、2011年にロンドンで行ったライヴの模様が早くもリリースされる運びとなった。これまでにも幾度となく共演をし、作曲活動も共にしている二人。幻想的で、どこか郷愁の想いを掻き立てる美しい旋律が魅力的なビガッツィ&コロンナの音楽をたっぷりと堪能することが出来る。このライヴでは、ピアノとギターのための作品を13曲にわたって演奏。全体的にゆったりと聴かせる曲調の作品が多く、コロンナが繊細につま弾くクラシック・ギターの柔らかな音色と、それを決してかき消すことのない絶妙なビガッツィのピアノとのハーモニーに静かに聴き入る。トリノ生まれのマウリツィオ・コロンナは1973年に若手ギタリストの登竜門ミケーレ・ピッタルーガ国際クラシック・ギター・コンクールに入賞したことで一躍注目を集めたギタリスト。一方のルチアナ・ビガッツィはJ.デムスやP.バドゥラ=スコダらに師事した実力派。コロンナとは1990年代から共演を重ねており、ヨーロッパを中心に盛んにライヴ活動を行っている。
ELEGIA 1CDあたり\2970(税抜\2700)
 2009年にリリースを開始し国内へは2013年に初案内された、イタリアのトリノに本拠を置くオルガン音楽を中心とするレーベル。
トリノのベル・エポック〜 1884年トリノ万国博覧会で演奏された楽曲をオルガンで
 マイアベーア(1791-1864)/ロベルト・コニャッツォ(1943-)編曲(以下同):
  歌劇「預言者」(1849) 〜戴冠式行進曲
 ヴェルディ(1813-1901):歌劇「アイーダ」(1871) より
  〔第1幕の聖別の場とフィナーレ/第2幕のフィナーレのバッラービレ〕
 フランコ・ファッチョ(1840-1891):歌劇「アムレット」(1865) 〜葬送行進曲
 グノー(1818-1893):操り人形の葬送行進曲(1878)
 マスネ(1842-1912):組曲「アルザスの風景」(1881) 〜菩提樹の下で
 サン=サーンス(1835-1921):交響詩「死の舞踏」 Op.40 (1874)
 カタラーニ(1854-1893):歌劇「エルダ」(1880) 〜オンディーヌの踊り
 ロムアルド・マレンコ(1841-1907):バレエ「エクセルシオール」(1881)より
  〔前奏曲/ヴェーザー川のほとりで(マズルカ)/リソルジメント(ギャロップ)〕
 ワーグナー(1813-1883):歌劇「タンホイザー」(1845) 〜大行進曲
  ロベルト・コニャッツォ(Org)
 録音:2015年2月24日-26日、聖マッシモ教区教会、トリノ、イタリア。使用楽器:1885年、カルロ・ヴェジェッツィ=ボッシ製(2014年、ブロンディーノ・ヴェジェッツィ=ボッシ修復)。
ドイツ・ロマン派作曲家たちのオルガン音楽
 メンデルスゾーン(1809-1847):前奏曲とフーガ ハ短調 Op.37
 ブラームス(1833-1897):
  前奏曲とコラール「わが心の切なる願い」/前奏曲とフーガ イ短調 WoO.9
 シューマン(1810-1856):ペダル・ピアノのためのスケッチ Op.58
 ラインベルガー(1839-1901):ソナタ第11番 から カンティレーネ
 カルク=エーレルト(1877-1933):「いざ、神に感謝せよ」 Op.65
 レーガー(1873-1916):メロディ Op.59 No.11 /ソナタ ニ短調 Op.60 〜即興曲
  マルコ・リモーネ(Org)
 録音:2014年6月11日-12日、コルプス・ドミニ・バジリカ聖堂、トリノ、イタリア。使用楽器:1914年、カルロ・ヴェジェッツィ・ボッシ製 Op.1351。
フランコフィリア〜ボエルマン、フランク、ヴィエルヌ:オルガン作品集
 ボエルマン(1862-1897):「神秘の時」 Op.29 から
  〔アントレ第4番 変ホ長調/オフェルトリウム第1番 ト長調/オフェルトリウム第2番 ハ長調/
   オフェルトリウム第5番 ニ短調/エレヴァツィオーネ第1番 変ホ長調/
   エレヴァツィオーネ第5番 変イ長調/コムニオ第2番 ロ長調/退堂曲第5番 変ロ長調〕

 ヴィエルヌ(1870-1937):自由な様式による24の小品 Op.31 から
  〔行列/前奏曲/子守歌/パストラーレ/スケルツェット〕

 フランク(1822-1890):「オルガニスト」から
  〔ポーコ・アレグレット ハ長調/アンダンテ 変ニ長調/オフェルトリウムまたはコムニオ ホ短調/退堂曲 ヘ長調〕

 グイード・ドナーティ(Org)
 録音:2014年6月8日、聖アゴスティーノ教会、トリノ、イタリア。使用楽器:1903年、カルロ・ヴェジェッツィ・ボッシ製。
 「フランコフィリア」はフランス人以外でフランス好きな人を指す言葉。収録作品はいずれもハルモニウムでの演奏も可能とされているが、ここでは20世紀初頭に建造されたパイプオルガンが用いられている。
21世紀イタリアの作曲家たち〜
 ドナーティ、マルグッティ:エドガールド・ポコロッバの詩による歌曲集

 グイード・ドナーティ(1949-):
  Primavera / Innamorarsi / In quella piazza a maggio / Farfalla /
  Route Varasc / Maledetta estate / Brezza autunnale / Presagio d'autunno /
  Ubriacati di me / Vuoto / Fortezza di ghiaccio / Notturno
 コッラード・マルグッティ(1974-):
  Luna rossa (*) / Halley Meeting (*) / Momento di pietà (+) /
  Fior di gaggìa (+) / Ginestre (#) / Fienagione (#)
 デュオ・トヴルデー・パリツェ(無印)
  [バルバラ・ソモギーオヴァ(Ms) オリエッタ・カッシーニ(P)]
 コッラード・マルグッティ(T;*/+)指揮(#) カルロ・ロ・プレスティ(G;*)
 オリエッタ・カッシーニ(P;+) トリノ・ロベルト・ゴイトレcho. (#)
 録音:2014年9月8日-9日、23日、サンタ・マリア・デリ・アンジェリ信者会教会、キヴァッソ、トリノ県、イタリア。ブックレット表記はイタリア語のみ。
ジョヴァンニ・モランディ(1777-1856):オルガン作品集
 [CD 1]
  オルガン四手連弾のための作品集〜序奏、主題と変奏曲 ヘ長調(*/+)P /
  オルガン・ソナタ集第1巻(1808)から
   〔第1番 ハ長調(*)R /第2番 ホ長調(+)P /第3番 ト長調(*)C /
    第4番 ニ長調(+)P /第5番 ヘ長調(*)P /第6番 ハ長調(+)C /第7番 ト長調(*)P

  オルガン・ソナタ集第11巻(1843-1844) 〜オフェルトリウム ニ長調(*)R
 [CD 2]
  シンフォニア「ディ・ウルビーノ」
   (ボローニャの聖フランチェスコ修道院図書館所蔵の手稿譜による)(*)R
  オルガン・ソナタ集第8巻(1836)から
   〔カンタービレ ハ長調(*)R /シンフォニア・イン・パストラーレ ハ長調(+)P /
    四手連弾のためのパストラーレ ヘ長調(*/+)P 〕/

  大ソナタ集 から
   〔オフェルトリウム ニ短調・ ニ長調(+)R /エレヴァツィオーネ ロ長調(*)P
    ポストコムニオ ヘ長調(*)C /四手連弾のためのシンフォニア・マルツィアーレ ニ短調(*/+)P

 ジョヴァンナ・フランツォーニ(Org;*)
 エレーナ・ジャンティレッティ・ドラーゴ(Org;+)
 録音:2012年9月24日-25日、聖アゴスティーノ教会、ペーザロP /2012年10月8日、大天使聖ミケーレ教会、ロゾーラ、アンコーナ県、マルケ州R /2012年10月12日、殉教者聖ロレンツォ教会、チェラーザ、サン・コスタンツォ、ペーザロ・エ・ウルビーノ県、マルケ州C、すべてイタリア。使用楽器:1776年P、1784年R、ガエターノ・ガッリード製P/R / 1893年、ニコラ・モレッティーニ製C
 ジョヴァンニ・モランディはジローラモ・フレスコバルディ(1583-1843)とマルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925)の間における最も重要なオルガン音楽作曲家。マルケ地方のペルゴラ村に生まれ、翌年程近いセニガッリアに移住。教え子から妻となった歌手ローザ・モロッリと共に1804年から演奏旅行を続けメルカダンテ、スポンティーニらオペラの大作曲家たちと校友。ボローニャで若きロッシーニに出会い、彼の1810年のヴェネツィア・デビューに力を貸した。1824年に妻が亡くなると華々しいキャリアを捨ててセニガッリアに戻り、声楽と作曲の学校を創設、地域の劇場や各地の修道院のために作曲を続けた。
 ジョヴァンナ・フランツォーニは1995年以来2014年現在ペーザロのG.ロッシーニ音楽院で教えているオルガン奏者で、エレーナ・ジャンティレッティ・ドラーゴは彼女の元生徒。
ELEORG-032
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【注目盤】
パイプオルガンでドビュッシー 〜 Aux allures doucement effacées
 ドビュッシー(1862-1918)/
  パオロ・ボッティーニ編曲:
   2つのアラベスク/子供の領分/前奏曲集第1巻 より〔亜麻色の髪の乙女/沈める寺〕
  アレクサンドル・ギルマン(1837-1911)編曲:弦楽四重奏曲第3楽章
  レオン・ロケ(1839-1923)編曲:「放蕩息子」前奏曲
  ガストン・ショワネル(1857-1921)編曲:「選ばれた乙女」前奏曲
  パオロ・ボッティーニ編曲:小組曲
 パオロ・ボッティーニ(Org)
 録音:2012年10月6日-8日、サン・ジョアッキーノ・アイ・プラーティ教会、ローマ、イタリア。
 ドビュッシーはパリ音楽院生時代、セザール・フランクのオルガンのクラスに出席したものの、オルガンの「執拗な灰色の色調」に嫌気が差し半年で受講をやめてしまいまい、この楽器のために作曲することは生涯なかったようだ。しかし、ドビュッシーの作品をオルガン編曲版は当時から同時代の音楽家たちによって試みられていた。当盤ではそれらの版をはさんで演奏者であるパオロ・ボッティーニ自身の編曲版が披露される。パオロ・ボッティーニは1972年イタリアのクレモナに生まれたオルガン奏者。Bongiovanni, MV Cremona レーベル等に録音がある。ブックレット表記はイタリア語とフランス語のみで、英語は無し。
フィリッポ・カポッチ(1840-1911):
 聖務日課(ハルモニウムとオルガンのための曲集)から
 [CD 1](*)
  「来たれ、創造主なる聖霊」による幻想曲/祈り/ほめたたえよ、シオンよ/マニフィカト/
  スターバト・マーテル/光よ消えゆく前に/神の御子は今宵しも によるオフェルトリウム/
  全ての者の贖い主であるイエスよ/イン・パラディズム/イテ・ミサ・エスト
 [CD 2](+)
  この証聖者/真実なる十字架/おお、どれほど多くの涙が/王の御旗は進む/
  赦したまえ、主よ/前奏曲/祈願/オフェルトリウム/聖体奉挙/コムニオ/
  メロディー/瞑想/崇拝/フィナーレ・フガート
 ディエゴ・カニッツァーロ(Org;* /ハルモニウム;+)
 録音:2014年?6月19日-20日、サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教区教会、ランツォ・トリネーゼ、トリノ県、イタリア(*) /2014年?6月21日、聖アナスタジア教区教会、モナステーロ・ディ・ランツォ、トリノ県、イタリア(+)。使用楽器:1894年、ジュゼッペ・モーラ製(2008年、トーマス・ヴェールティ修復)(*) /1900年、Rodolphe Fils & Bebain製(パリ)(+) 。
 フィリッポ・カポッチはローマに生まれ、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ大聖堂のオルガン奏者、後に楽長を務めた作曲家・オルガン奏者。ディエゴ・カニッツァーロはパレルモのヴィンチェンツォ・ベッリーニ音楽院でピアノを学んだ後ペルージャのフランチェスコ・モルラッキ音楽院で学んだオルガン奏者。
イン・メモリアム 「ある男のクラス」
 マッシモ・ノゼッティ
(1960-2013):オルガン作品全集
 [CD 1] (*)
  祝典後奏曲[オマール・カプーティ]/日本民謡による変奏曲[ダニエーレ・リネーロ]/
  復活祭ファンファーレ[マリア・グラツィア・ヴェッローネ]/
  アメリカ民謡による悲歌[シモーネ・グリゼリ]/ロンド=スケルツォ[ロベルト・ベルテーロ]/
  「平安を与えたまえ」[Da pacem Domine] による三部作[パオロ・ジャコーネ]/
  聖母のミサ[マヌエラ・ネイレット]/トッカータ(フロール・ペーテルスへのオマージュ)[リッカルド・アダモ]

 [CD 2] (+)
  行列曲[ルーカ・ベネディクティ]/来たれ聖霊[ジュゼッペ・アッリオーネ]/
  前奏曲 I [フラーヴィオ・フライレ]/歓呼せよ![マリアンジェラ・ブリツィオ]/
  前奏曲 II [ジュゼッペ・リッカルディ]/
  「神を称えよ、すべてのキリスト教徒よ」によるパルティータ[ルーカ・ベネディクティ]/
  われらとともに留まりたまえ、主よ[ジュゼッペ・アッリオーネ]/
  「黄金の太陽、喜びと幸いに満ちて」による前奏曲[カルメーロ・タヴァルネージ]/
  「神の御子は今宵しも」による小トッカータ[ディエゴ・ロンゴ]/パストラーレ[ルーカ・ロッソ]/
  クリスマスのミサ[オマール・カプーティ]/死者のためのミサ[オマール・カプーティ]

 上記[演奏者]
 録音〔使用楽器〕:2014年4-5月,聖リタ教会、カーシア、ペルージャ県、イタリア〔1990年、グスターヴォ・ザニン製〕(*) /聖殉教者マウリツィオ教区教会、サン・マウリツィオ・カナヴェーゼ、トリノ県、イタリア〔1912年、ヴィッティーノ・ヴェジェッツィ・ボッシ製〕(+) 。
 マッシモ・ノゼッティはイタリアのサレッサンドリアに生まれ、トリノ音楽院、ミラノ音楽院で学んだオルガン奏者・作曲家。クーネオ音楽院教授、トリノ大聖堂音楽監督等を務めたが、膵臓癌のため53歳の若さで亡くなった。当アルバムはノゼッティを偲ぶ記念盤で、彼の教え子たちが演奏している。ブックレット表記はイタリア語のみ。
ソプラノとオルガンのための教会音楽
 ドメニコ・ベッランド(1868-1922):教皇行進曲 変ロ長調
 ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「サムソン」(1743) 〜輝かしきセラフィムに(*) /
            オラトリオ「ヨシュア」(1747) 〜私にユバルの竪琴があれば(*)
 ブラームス(1833-1897):一輪のばらが咲いて Op.122 No.8
 ジャン=バティスト・フォーレ(1830-1914):十字架に掛けられ(*)
 ロッシーニ(1792-1868):スターバト・マーテル〜キリストの死をわれに負わせたまえ(*)
 グノー(1818-1893):悔悟(*) /オフェルトリウム
 レーガー(1873-1916):マリアの子守歌 Op.76 No.52 (*) / ブラームス:子守歌
 シューベルト(1797-1828):アヴェ・マリア(*)
 フランク(1822-1890):天使の糧(*) /アンダンティーノ
 アダン(1803-1856):クリスマスの賛美歌(オー・ホーリー・ナイト)(*)
 ヴェルディ(1813-1901):オペラ「運命の力」から 天使の中の聖処女(*)
 テオドール・デュボワ(1837-1924):退堂行進曲
  アリーチェ・エンリチ(S;*) コッラード・カヴァッリ(Org)
 録音:2014年3月12日-13日、17日、聖パドヴァのアントニオ教会、トリノ、イタリア。使用楽器:1928-1929年、フランチェスコ・ヴェジェッツィ・ボッシ製。
 アリーチェ・エンリチは1987年イタリアのトリノ生まれのソプラノ歌手・ピアニスト・合唱指揮者・女優。コッラード・カヴァッリはトリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学んだオルガン奏者。
シェル・モルク・カールセン(1947-):
 オルガン、トランペットと金管アンサンブルのための作品集

  オルガンと金管アンサンブルのための協奏曲 Op.28 (+) /
  トランペットとオルガンのためのコラール・ソナタ
   「いざ喜べ、愛するキリスト者たちよ」 Op.13 No.3 (*) /
  オルガンのためのシンフォニア・アンティクァ Op.116 /
  オルガンと金管アンサンブルのための典礼組曲 Op.164 (+)
 エルコレ・チェレッタ(Tp;*)
 カナヴェイザンブラス(金管アンサンブル;+) オマール・カプーティ(Org)
 録音:2013年10月、聖リタ教会、トリノ。使用楽器:1990年、グスターヴォ・ザニン製。
 シェル・モルク・カールセンはオスロに生まれ、オスロ音楽院で父ロルフ・コーレ・カールセン(1911-1982)に師事した作曲家。
旧世界から新世界へ 作曲者の出身地プラートのオルガンで〜
 ドメニコ・ツィポーリ
(1688-1726):オルガン作品集
 「オルガンとチェンバロのためのソナタ集」(1716)第1部 から (*)
  〔トッカータ/4つのヴェルソ(ニ短調)/カンツォーナ(ニ短調)/4つのヴェルソ(ハ長調)/
   カンツォーナ(ハ長調)/4つのヴェルソ ト短調/カンツォーナ ト短調/
   エレヴァツィオーネ(ハ長調)/オフェルトリウム/パストラーレ〕

 チキトス(コンセプシオン、ボリビア)の手稿譜集 から (*)
  〔皇帝の退位 [Retirada del emperador] − スペインのドミニコ会士 [Los dominicos de España] /
   アフリカ [Africa] /王子の [Del principe] 〕

 「オルガンとチェンバロのためのソナタ集」第1部 から (#)
  〔エレヴァツィオーネ(ヘ長調)/ポストコムニオ〕
 「オルガンとチェンバロのためのソナタ集」第2部 から (#)
  〔ソナタ第2番(ト短調) [前奏曲/コッレンテ/サラバンド/ジグ] /パルティータ(ハ長調)〕
 チキトス(コンセプシオン、ボリビア)の手稿譜集〜 フォリア [Folias] (#)
  ガブリエーレ・ジャコメッリ(Org)
 録音:2013年7月5日、聖ステファノ大聖堂・聖鋼帯礼拝堂(*)、2013年10月8日、聖ジュスト・イン・ピアッツァネーゼ教区教会(#)、共に プラート、トスカーナ州、イタリア。使用楽器:1588年、チェーザレ・ロマーニ製(1773年、ミケランジェロ・クルーデリ改修/2000年、リッカルド・ロレンツィーニ修復)(*) /1777年、ミケランジェロ・クルーデリ製(19世紀中盤、ミケランジェロ・パオーリ改修/ 2000年、リッカルド・ロレンツィーニ修復)(#) 。
 ドメニコ・ツィポーリはイタリア、トスカーナのプラートに生まれた作曲家・オルガン奏者・宣教師。ローマで活躍し「オルガンとチェンバロのためのソナタ集」を出版(1716)、イエズス会宣教師として1717年南米に渡り作曲も続けたが、感染症にかかり37歳の若さで亡くなった。チキトスの手稿譜集は近年発見された物。
J.S.バッハ(1685-1750):クリスマスのためのオルガン作品集
 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV531 /来たれ、異教徒の救い主よ BWV659 /
 甘き喜びのうちに BWV729 /パストラーレ ヘ長調 BWV590 /古き年は過ぎ去り BWV614 /
 御身の内に喜びあり BWV615 /「高き天よりわれは来たり」によるカノン風変奏曲 BWV769
  レティツィア・ロミーティ(Org)
 録音:2013年6月9日-10日、福音書記者聖ジョヴァンニ教区教会、アレッサンドリア、ピエモンテ州、イタリア。使用楽器:2010年、マショーニ製。
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):オルガン作品集
 トッカータ ヘ長調 BuxWV157 /パッサカリア ニ短調 BuxWV161 /
 コラール「たたえられよ、イエス・キリスト」による幻想曲 BuxWV188 /
 前奏曲 嬰ヘ短調 BuxWV146(ト短調に移調して演奏)/フーガ ハ長調 BuxWV174 /
 来たれ、異教徒の救い主よ(コラール前奏曲)BuxWV211 /カンツォーナ ハ長調 BuxWV166 /
 前奏曲 ニ短調 BuxWV140 /かくも喜ばしき日(コラール前奏曲) BuxWV182 /
 マニフィカト第1旋法 BuxWV203 /われらの神は堅き砦(コラール前奏曲)BuxWV184 /
 前奏曲、フーガとシャコンヌ ハ長調 BuxWV137
  ヴァルテル・ガッティ(Org)
 録音:2013年4月9日-10日、ファティマの聖母教区教会、ピネローロ、トリノ県、ピエモンテ州、イタリア。使用楽器:2011年、デッロルト&ランツィーニ。
児童合唱のためのイギリスのクリスマス音楽
 ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
  キャロルの祭典 Op.28 (*) /ミサ・ブレヴィス Op.63 (+) /
  ビクトリアの主題による前奏曲とフーガ
 ジョン・ラター(1945-):
  主が汝を祝福し護られんことを [Lord bless you and keep you] (+)
  星のキャロル(+) /7拍子のトッカータ/
  甘き喜びのうちに [In dulci jubilo] (#) /天使が処女に [Angelus ad Virginem] (*)
  コヴェントリー・キャロル(*) /今日、人となり [Personent hodie] (*)
 デイヴィッド・ウィルコックス(1919-):ファースト・ノエル [Thhe First Nowell] (+)
  フェデリカ・マンチーニ(Hp;*) コッラード・カヴァッリ(Org;*以外)
  デボーラ・ブリーア指揮アルテムジカ児童cho.(*/+)
 録音:2013年6月13日、ピオーベジ・トリネーゼ,2013年6月14日、カスタニョーレ・ピエモンテ,トリノ県、ピエモンテ州、イタリア。
神にのみ栄光あれ〜J.S.バッハ(1685-1750):オルガン作品集
 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV533 /高みにある神にのみ栄光あれ BWV715 /
 「高みにある神にのみ栄光あれ」によるパルティータBWV771 /
 高みにある神にのみ栄光あれ BWV716 /高みにある神にのみ栄光あれ BWV717 /
 前奏曲とフーガ イ短調 BWV543 /甘き喜びのうちに BWV751 /かくも喜ばしき日BWV605 /
 御身の内に喜びあり BWV615 /われらがこの上ない苦しみにある時 BWV641 /
 ただ愛する神の摂理に任す者 BWV642 /
 「高みにある神にのみ栄光あれ」によるフゲッタBWV677 /
 高みにある神にのみ栄光あれ BWV663 /前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
  ヴァルテル・サヴァン=レヴェト(Org)
 録音:2013年5月31日-6月1日、司教聖マルティーノ教区教会、メッツェニーレ、トリノ県、ピエモンテ州、イタリア。使用楽器:1991年、ポンツィアーノ・ベヴィラックア製。
パイプオルガンでヴェルディのオペラ
 ヴェルディ(1813-1901)/ロベルト・コニャッツォ(1943-)編曲:
  「偽のスタニスラオ」(1840) 〜シンフォニア /
  「ジョヴァンナ・ダルコ」(1845) より〔シンフォニア/大凱旋行進曲(第2幕)〕/
  「アイーダ」(1846) 〜前奏曲/
  「群盗」(1847) より〔前奏曲/アリア「Tu del mio Carlo al seno」(第2幕)〕/
  「ルイザ・ミラー」(1850) 〜アリア「Quando le sere al placido」(第2幕)/
  「シチリア島の夕べの祈り」(1855) より
     〔バレエ音楽「四季」(抜粋;第3幕)/
      シチリアーナ「Mercè, dilette amiche」(第5幕)〕
  「運命の力」(1862) 〜タランテラとラタプラン
 ロベルト・コニャッツォ(Org)
 録音:2013年4月16日-17日、サン・ニコラオ教区教会、コアッソロ・トリネーゼ、トリノ県、イタリア。使用楽器:1856年、ティブルツィオ・ゴルラ製(2010年、マルコ・レノルフィ修復)。全曲が使用版による世界初録音。当レーベルの同様アイテムには「パイプオルガンでドビュッシー」〔ELEORG-032/パオロ・ボッティーニ(Org)〕がある。
 ヴェルディ・イヤーであった2013年に発売されながら、現地で早々に完売したため未案内だったアイテムが再プレスされてようやく御案内可能に。 ロベルト・コニャッツォは1968年から2003年まで35年にわたってトリノ音楽院で教えていたイタリアの鍵盤楽器(オルガン、ピアノ、フォルテピアノ、チェンバロ)奏者。
ベルガモのダヴィデ神父の時代のオルガン音楽
 モーツァルト(1756-1791)/ベルガモのダヴィデ神父(1791-1863)編曲:歌劇「魔笛」序曲
 モーツァルト/ベルガモのダヴィデ神父編曲:「巨匠モーツァルトの」エレヴァツィオーネ
 ハイドン(1732-1809):「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」から
  〔序奏/ソナタ第7番「あなたの手に」/地震〕
 ハイドン/ベルガモのダヴィデ神父編曲:エレヴァツィオーネ ト長調
 パガニーニ(1782-1825)/ベルガモのダヴィデ神父編曲:パガニーニ氏の協奏曲
 ヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガー(1736-1809)/
  ベルガモのダヴィデ神父編曲:フーガ ニ長調
 ジュゼッペ・ニコリーニ(1762-1842)/ベルガモのダヴィデ神父編曲:
  歌劇「ビテュニアのハンニバル」序曲
 ジュゼッペ・パチーニ(1796-1867)/ベルガモのダヴィデ神父編曲:
  歌劇「ポンペイ最後の日」より カヴァティーナ(Alfin goder mi è dato)
 ニコラ・ヴァッカイ(1790-1848)/ベルガモのダヴィデ神父編曲:シンフォニア
 ヨハン・ジモン・マイール(1763-1845)/ベルガモのダヴィデ神父編曲:
  ロシアの様式によるマイール風シンフォニア
 ジャコモ・マイアベーア(1791-1864)/ベルガモのダヴィデ神父編曲:
  歌劇「エジプトの十字軍」によるエレヴァツィオーネ
 ロッシーニ(1792-1868)/ベルガモのダヴィデ神父編曲:歌劇「泥棒かささぎ」序曲
  マルコ・ルッジェーリ(Org)
 録音:2000年10月20日-21日、サンタ・マリア・ディ・カンパーニャ・バジリカ聖堂、ピアチェンツァ、エミリア=ロマーニャ州、イタリア。使用楽器:1825-1838年、セラッシ兄弟製(2000年、ジャンニ・カーザ修復)。
 ベルガモのダヴィデ神父〔フェリーチェ・モレッティ〕が1818年から亡くなるまで楽長を務めたピアチェンツァのサンタ・マリア・ディ・カンパーニャ・バジリカ聖堂のライブラリーに所蔵されているダヴィデ神父の時代に作られた印刷譜や手稿譜を、彼が弾いたオルガンで演奏するという興味深い企画。
ロベルト・レモンディ(1850-1928):オルガン作品集
 大合唱曲 Op.130 /牧歌的行進曲 Op.145 /コルナムーザOp.104 /
 牧歌的主題による前奏曲とフーガOp.105 /
 古いクリスマスのセクエンツィア「Laetabundus」によるパストラーレOp.91 /
 クリスマスの鐘 Op.147 /メヌエットOp.94(コッラード・カヴァッリ編曲) /
 カンティレーナ・パストラーレOp.134 /
 歌詞のないロマンスOp.99(コッラード・カヴァッリ編曲)/パストラーレOp.97 /
 ミュゼットOp.93 /アダージョOp.85 /ミュゼットOp.82 /牧歌的後奏曲 Op.146 /
 前奏曲 Op.52/ハルモニウムのためのアレグレット/フィナーレ
  コッラード・カヴァッリ(Org)
 録音:2012年9月10日-11日、雪の聖母カトリック教区教会、ペチェット・トリネーゼ、トリノ県、イタリア。使用楽器:1778年、フランチェスコ・マリア&ジョヴァンニ・バッティスタ・コンコーネ製/1898年、カルロ・ペーラ大改修(2011年、マルコ・レノルフィ修復)。発売:2013年。
 ロベルト・レモンディはイタリアのフィエッセ(ブレシア県)に生まれたオルガン奏者・作曲家。ブレシア大聖堂楽長、ピアッツァ・アルメリア大聖堂楽長を務めた後、1892年にトリオ高等音楽学校に新設されたオルガン科の教師となり、失明する1911年まで教えた。コッラード・カヴァッリはトリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学んだイタリアのオルガン奏者。
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):オルガン作品集
 ペダルのトッカータ/高みにある神にのみ栄光あれ(*) /エコー・ファンタジア ニ短調/
 私を憐れんで下さい、おお、主なる神よ(*) /緑の菩提樹の下で(*)/
 涙のパヴァーヌ/半音階的幻想曲/私の青春は過ぎ去り(*)
  ジャンルーカ・カニャーニ(Org) ジュリア・ムスルアーネ(S;*)
 録音:2012年4月29日-30日、ファティマの聖母教区教会、ピネローロ、トリノ県、イタリア。使用楽器:2011年、デロルト&ランツィーニ製(モデル:17世紀、アルプ・シュニトガー製)。
 ジャンルーカ・カニャーニはイタリアのトリノに生まれ、ルイジ・フェルディナンド・タリアヴィーニ、リオネル・ロッグ、ミヒャエル・ラドゥレスク、ハラルト・フォーゲル、ピート・ケーに師事したオルガン奏者。
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):
 聖母マリアの晩課(バイエルン州立図書館蔵手稿譜)
  〔 Dixit Dominus / Laudate Pueri / Laetatus Sum / Nisi Dominus / Lauda Jerusalem /マニフィカト〕/
 ミサ ト長調
  アドリアーノ・ガリアネッロ指揮コッレジオ・ムジカーレ・イタリアーノ
  [シルヴィア・フリガート(*)、テレーザ・ネッシ、ソニア・テドラ(S) アンナリーザ・マッツォーニ(*)、
   クリスティーネ・シュトロイビュール、モニカ・ニンゲット(A) マッテオ・メッツァロ(*)、
   アレッサンドロ・バウディーノ、ニコロ・パゼッロ(T) ダリオ・プレヴィアート(*)、マルコ・ミラネジオ、
   ステファノ・ブゼッラート(B) シモーネ・アメッリ、ミーロ・ドルドーニ(ナチュラルTp)
   リアーナ・モスカ、リリアナ・ミヤトヴィチ(Vn) マルコ・アンジレッラ(Vc)
   ロベルト・ベヴィアックア(Cb) リッカルド・バルビヌッティ(ティンパニ)
   ローザマリア・ベーネ(Org) 〔(*)は独唱も担当〕]
 録音:2012年3月18日-19日、聖洗礼者ヨハネ&聖マルタ信心会教会、キヴァッソ、トリノ県、イタリア。発売:2012年-2013年。
 アントニオ・カルダーラはヴェネツィアに生まれたイタリアの作曲家。ヴェネツィアのサン・マルコ聖堂の少年聖歌隊員に加わり、おそらく当時の楽長であったジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690)に師事。マントヴァのゴンザーガ家宮廷楽長、ローマのルスポリ大公の宮廷楽長を経て1716年にウィーンの宮廷楽長に就任し終生その地位にあった。「聖母マリアの晩課」は1716年以降に書かれた、ヘンデルやアレッサンドロ・スカルラッティの影響が見られる作品。コッレジオ・ムジカーレ・イタリアーノは指揮者・作曲家アドリアーノ・ガリアネッロによって創設された声楽&ピリオド楽器アンサンブル。ルネサンスからロマン派初期までをレパートリーとしている。
ELEORG-017
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ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):音楽の花束
 トッカータ集第2巻(1627)から〔トッカータ第1番/カンツォーナ第1番(*) 〕/
 音楽の花束(1635) 〜主日のミサ(*) /トッカータ集第2巻〜バレットのアリア(+) /
 音楽の花束〜使徒のミサ(+) /使徒書簡の朗読の後のカンツォーナ(+) /
 リチェルカーレの前のトッカータ(+) /クレドの後の半音階的リチェルカーレ(+) /
 もう一つのリチェルカーレ(+) /聖体奉挙のためのトッカータ(+) /
 明瞭な低音の助奏を伴うリチェルカーレ/聖体拝領の後のカンツォーナ/
 トッカータ集第2巻〜アヴェ・マリス・ステラ(賛歌)(#) /聖母のミサ/
 使徒書簡の朗読の後のカンツォーナ/クレドの後の半音階的リチェルカーレ/
 リチェルカーレの前のトッカータ/5声部歌唱を伴うリチェルカーレ(#) /
 聖体奉挙のためのトッカータ/ベルガマスカ/ジロルメータによるカプリッチョ
  ルーカ・グリエルミ(Org) ジェニー・カンパネッラ(S;#)
 録音:2011年4月27日-29日、トリノ県、ピエモンテ州、イタリア〔聖ピエトロ&聖アンドレア修道院教会、ノヴァレーザ(*) /殉教者聖ジェネージオ教区教会、コリオ(+) /聖ヴェラーノ教区教会、ピネローロ(*/+以外) 〕。使用楽器:1695年?、チェーザレ・カタリオッツィ製 (2006年、グラウコ・ギラルディ修復)(*) /1752年?、フランチェスコ・マリア&ジョヴァンニ・バッティスタ・コンコーネ製(推定)(2006年、マルコ・レノルフィ修復) (+) /18世紀中頃、ジャコモ・フィリッポ・ランデジオ製(推定)(2008年、マルツィ兄弟修復)(*/+以外)。発売:2012年-2013年。
 1977年トリノ生まれの指揮者・作曲家・鍵盤楽器奏者ルーカ・グリエルミがピエモンテ州トリノ県の3つの教会の歴史的オルガンを弾き分けて録音。
エミリア街道周辺のオルガン音楽
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
  トッカータ集第2巻(1637)〜トッカータ第5番
 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1750)/トマス・ビリントン(1754-1832)編曲:
  合奏協奏曲第10番(Op.6 No.10)
 イグナツィオ・チッリ(1711-1787):12のソナタOp.1 (1763頃) 〜第1番
 ジュゼッペ・サルティ(1729-1802):シンフォニア
 ジローラモ・カヴァッツォーニ(1525頃-1577以後):
  リチェルカーレ集第1巻 (1543) 〜「男前でお人良し」によるカンツォン
 アドリアーノ・バンキエーリ(1568-1634):オルガン奏法 Op.13 (1615)から
   〔ソナタ第8番/フランス風アリア/カンツォーネ第2番/イタリアーナ〕
 ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ(1706-1784):
  Versetti in D la sol re 3.a Magg.re 第6旋法 から〔アンダンテ(Pieni per l'Organo)/トッカータ〕
 不詳(ボローニャ、18世紀):エレヴァツィオーネ
 ヤコポ・フォリアーノ(1468-1548):リチェルカーレ[Recerchare]
 ジュリオ・セーニ(1498-1561):ムジカ・ノーヴァ(1540) 〜リチェルカーレ第2番
 マルティノ・デ・レオナルディス(17世紀-18世紀):トッカータ(1713) (+)
 フェルディナンド・プロヴェージ(1770-1823):シンフォニア
 ヴェルディ(1813-1901)/パオロ・スペラーティ(1821-1884):
  歌劇「リゴレット」〜 Consumazione
 ベルガモのダヴィデ神父(1791-1863):
  オフェルトリウムまたはポストコムニオのためのソナタ
 マッシモ・ベルツォッラ(1963-):優しき魂のための小レクイエム(2000) (*)
  ステファノ・ペッリーニ(Org)
  スペシャル・ゲスト:ピエトロ・タリアフェッリ(ソプラノSax;*)
 録音:2011年8月9日-11日、サンタ・マリア・デレ・アッシ・カトリック教会、モデナ、イタリア。使用楽器:1584年、パオロ・チプリ製/1763年、アゴスティーノ・トラエッリ改修/ 1859年、アレッシオ・ヴェラーティ大改修(2004年、パオロ・トオッラーリ修復)。発売:2012年-2013年。
 ピアチェンツァ、パルマ、モデナ、ボローニャ、リミニを結ぶエミリア街道は、古代ローマ時代から現在に至るイタリアの主要道のひとつ。ステファノ・ペッリーニはイタリアのモデナに生まれ、マントヴァ音楽院で学んだオルガン奏者。(+)はイタリア文化財・文化活動省から世界で初めて録音を許された楽曲。
アストル・ピアソラ、作曲家の肖像〜アストル・ピアソラ(1921-1992):
 6つのタンゴ=エチュード〔Décidé / Anxieux et rubato / Molto marcato e energico /
               Lento meditativo / Sans indication / Avec anxieté 〕/

 映画「エンリコ4世」〜タンティ・アンニ・プリマ(アヴェ・マリア)/シン・ルンボ/
 映画「スールその先は…愛」〜 Vuelvo al sur dalla colonna sonora /
 「夏の夜の夢」〜 序曲/ミロンガ ニ長調/「天使の組曲」〜 天使の導入部/
 アウセンシアス/映画「エンリコ4世」〜 オブリビオン/リベルタンゴ
  デュオ・リチェルカーレ
 [イザベッラ・スタービオ(ソプラノSax/アルトSax/バリトンSax) ルーカ・マッサリア(Org)]
 録音:2011年11月、聖マリア被昇天教区教会、ウルクス、トリノ県、イタリア。使用楽器(Org):2009年、マッシモ・エリーチェ製。
 トリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学んだサクソフォン奏者とオルガン奏者が2009年に結成したユニークなデュオによるピアソラ。どこかひんやりとした空気を感じさせる演奏。
20世紀の岸辺で〜オルガン音楽による想像の川旅
 エドウィン・ヘンリー・リメーア(1866-1934):トッカータ ニ短調 Op.98
 ロレンツォ・ペロージ(1872-1956):前奏曲 ヘ長調 Op.98(1890)
 ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):自由な形式の曲集 Op.31 〜アラベスク
 ピエトロ・アレッサンドロ・ヨン(1886-1943):ユモレスク − プリミティヴなオルガン
 エドゥアルド・トレス(1872-1934):グラドゥアーレ
 ヨセフ・クリチカ(1855-1937):伝説Op.49
 シャルル・トゥルヌミル(1870-1939):様々な曲集 から
  〔アントレ/アレグレット/アレ・レント/スケルツィーノ/アンダンティーノ/トッカータ〕
 ミケーレ・モンド(1883-1965):スケルツォOp.209
 ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):
  ヴィドールのゴシック交響曲 Op.9のフィナーレの主題による交響的作品
 アントニオ・パチェッタ(1954-): Camminando s'apre cammino(パッサカリア)
  ヴァルテル・ガッティ(Org)
 録音:2011年6月20日、労働者聖ジュゼッペ教区教会、キヴァッソ、トリノ県、イタリア。使用楽器:1894年、カルロ・ヴェジェッツィ・ボッシ製(2006年、マルコ・レノルフィ修復)。
 ヴァルテル・ガッティ(1962年生まれ)はアレッサンドリアのA.ヴィヴァルディ音楽院、トリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で学んだイタリアのオルガン奏者・指揮者・作曲家。
ELEORG-013
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イタリア統一150周年記念〜リソルジメント(イタリア統一運動)時代のオルガン音楽
リソルジメントの歌 [CD 1]
 ミケーレ・ノヴァーロ(1818-1885):イタリアの歌 / ヴェルディ(1813-1901):歌劇「ナブッコ」序曲(1842.3.9)
 メルカダンテ(1795-1870):歌劇「スペインの女王カリテア」〜Chi per la patria muor (cho.) (1826.2.21)
 ベッリーニ(1801-1835):歌劇「清教徒」〜 Suoni la tromba intrepido(二重唱)(1835.1.24)
 ロッシーニ(1792-1868):歌劇「湖上の美人」〜 吟遊詩人の合唱(教皇ピウス9世賛歌)(1819)
 ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」第3幕 〜 謀反とフィナーレ(1844.2.11)
 ジュゼッペ・ガベッティ(1796-1862):S.M.サルダの軍の伝令のファンファーレと行進曲(1831)
 ジョヴァンニ・ゴネッラ(1804-1854):サルデーニャ王国国歌(1844.2.20)
 ヤコポ・フォローニ(1821-1858):いざ、ロンバルディア人よ、武器を取れ
 アレッシオ・オリヴィエーリ(1830-1867):ガリバルディ賛歌(1858.12.31)
 ヴェルディ:歌劇「レニャーノの戦い」序曲(1849.1.27)

  [ロベルト・コニャッツォ(Org)/録音:2011年2月22日-23日、ロザリオの聖母教区教会、
   キヴァッソ、トリノ県/使用楽器:1865年、セラッシ兄弟製 Op.686 (1992年、ドメニコ・レアーノ修復)]

ジュゼッペ・ゲラルデスキ(1759-1815):オルガン作品集 [CD 2]
 オフェルトリウムのために(ニ長調)P.I,4 (*) /エレヴァツィオーネのために(ニ長調)P.I,5 (*) /
 ポストコムニオのために(ニ長調)P.I,6 (*) /オフェルトリウム(ハ長調)P.I,7 (*) /
 3つの協奏的ヴェルセット(*)〔アレグロP.VI,15 /アンダンテ・アフェットゥオーゾP.VI,17 /アレグレットP.VI,12〕/
 エレヴァツィオーネ(ハ長調)P.I,8 (#) /ポストコムニオ(ハ長調)P.I,9 (#) /ロンド(ト長調)P.IV,1 (#) /
 3つの協奏的ヴェルセット(#)〔アレグレットP.V,14 /アダージョP.VI,11 /アレグロP.VI,14 〕/
 トラヴェルソのソロとクラローネのバスのためのカンタービレP.IV,3 (#) /ポストコムニオ、ロンドP.IV,2 (#) /
 エレヴァツィオーネ(ホ長調lafà)P.X. (#) /オフェルトリウム(変ロ長調)P.IX (+) /
 グローリアのための3つのヴェルセット(+)(ミサ in Elafà から)〔アレグロ/ラルゲット/アレグロ・モデラート〕/
 ベネディツィオーネのためのアンダンティーノP.VII,22 (+) /(フーガ)P.XIII, (+) /
 タントゥム・エルゴの前に P.I,3 (+) /ソナタ、軍楽隊が行進曲を演奏するように P.III (+)

  [アンドレア・ヴァンヌッキ(Org)/録音:2006年12月30日、聖三位一体信心会小礼拝堂、
   リーミテ・スラルノ、フィレンツェ県(*)、2006年9月9日、聖大天使ミケーレ小修道院、
   ヴィニョーレ・ディ・クアッラータ、ピストイア県(#)、2006年12月23日、聖マリア被昇天教区司祭教会、
   ガヴィナーナ、サン・マルチェッロ、ピストイエーゼ、ピストイア県(+) /使用楽器:
   1820年、ジョズエ・アガーティ製(2002年、リッカルド・ロレンツィーニ社修復)(*)、
   1797年、ピエトロ・アガーティ製(1989年、ルファッティ兄弟社修復)(#)、
   1776年、ピエトロ・アガーティ製(2006年、リッカルド・ロレンツィーニ兄弟社修復)(+)]

フェリーチェ・モレッティ(ベルガモのダヴィデ神父;1791-1863):オルガン作品集 [CD 3]
 大人気の賛歌によるシンフォニア/祈り、人声音、後にインギリッシュホルン音を伴う/シンフォニア ニ長調/
 ソナティナ ヘ長調、オフェルトリウムとポストコムニオのための/エレヴァツィオーネ ニ短調/
 協奏曲 ハ長調、フルート音のオブリガート、ヴィオラ音の伴奏付き/
 幻想曲 変ホ長調、楽器音を伴わない完全オルガン音のための/シンフォニア ハ長調/
 真・モンタナーロの風笛(バゲットを模したオルガンのための)
 三月の血塗られた日々、または、ミラノでの革命

  [ルーカ・スカンダーリ(Org)/録音:2011年3月1日-3日、聖マリア被昇天&聖ニコロ教区教会、
   モンタナーロ、トリノ県/使用楽器:1808-1810年、ジョヴァンニ&ジャチント・ブルーナ製/1872年、
   ジャコモ・ヴェジェッツィ・ボッシ改修(1996年、デロルト&ランツィーニ修復)]

ジョヴァンニ・テバルディーニ(1864-1952):オルガン作品集 [CD 4]
 3つの小品 Op.16 Nos.1-3 (1896-97)〔コラール前奏曲/間奏曲/グレゴリオ聖歌Vexillaの主題による荘重な行進曲〕/
 賛歌「Ave Maris Stella」のための6つのヴェルセット Op.16 No.4 (1897) /コムニオーネ Op.16 No.5 (1897-98) /
 J.S.バッハ「マタイ受難曲」のコラール「Herzliebster Jesu」によるソナタ Op.26 (1901-04) /
 瞑想 Op.22 No.4 (1905-08) /御父を称える(大オルガンのためのコラール)ex Op.43 (1930)

  [アンドレア・マチナンティ(Org)/録音:2011年4月4日-5日、殉教者聖ダルマッツォ教区教会、
   クオルニェ、トリノ県/使用楽器:1894年、カルロ・ヴェジェッツィ・ボッシ製]
 録音:全てイタリア。イタリア王国建国 (1861) 150周年を記念して、イタリアにおけるリソルジメント(国家統一を目指す革命運動、概ね1830年代から1861年のイタリア王国建国を経て1870年のローマ併合まで)の時代のオルガン音楽を集成した4枚組アルバム。ディジパックと76ページのブックレット(イタリア語のみ)がスリップケースに収められている。
 CD 2 のゲラルデスキはイタリアのピストイアに生まれた作曲家・オルガン奏者。ナポリのピエタ・デ・トゥルキーニで学んだ後ピストイアのサンタ・マリア・デルミリタ教会でオルガニストを務め、1800年に父の後を継いでピストイア大聖堂の楽長に就任した。
 CD 3 のモレッティはイタリアのベルガモに生まれた神父。ピアチェンツァのサンタ・マリア・デ・コンパーニャ聖堂で神父を30年以上務めながら作曲家・オルガン奏者として活躍した。
 CD 4 のテバルディーニはイタリアのブレシアに生まれポンキエッリに師事した作曲家・オルガン奏者・音楽学者。パルマ音楽院長、ロレートのサンタ・カーザ聖堂楽長等を務めた。
16世紀のオルガン音楽
 ピエール・アテニャン(1494-1551/1552):各旋法による前奏曲
 ジローラモ・カヴァッツォーニ(1525頃-1577以後):
  「男前でお人良し」によるカンツォン/アヴェ・マリス・ステラ(賛歌)/
  すべての民の救い主であるキリスト(賛歌)
 ハインリヒ・イザーク(1450/1455頃-1517):リチェルカーレ
 パウル・ホーフハイマー(1459-1537):覚えたまえ[Recordare]
 マルコ・アントニオ・カヴァッツォーニ(1490頃-1560頃): Plus ne regres(1523)
 ジュリオ・セーニ(ユリオ・デ・モデナ;1498-1561):
  「sol per la via di G sol re ut」のムジカ・フィクタによるリチェルカーレ
 アンドレア・アンティーコ(1480頃-1538):
  美しい処女[Vergine bella che di sol vestita]
 ルブリンのヤン(ヨアンニス・デ・リュブリン;16世紀):
  乱れた足取り[O passi sparsi](セバスティアン・フェスタによる)
 ジョン・レッドフォード(16世紀):来たれ、救い主
 トマス・タリス(1505頃-1585):知者の神秘なる習わしに従い[Ex more docti mistico]
 ヤコポ・フォリアーノ(1468-1548):
  リチェルカーレ[Ricerchare]/リチェルカーレ[Ricercare]
  リチェルカーレ[Ricerchare]/リチェルカーダ[Ricerchada]
 アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):「騎士の歌」によるディフェレンシア
 ルイス・ベネガス・デ・エネストロサ(1510-1570):
  ティエント第4旋法(リチェルカーレ第11番;ジュリオ・セーニによる)
 フランシスコ・デ・ラ・トレ(1483-1504):(ダンサ・)アルタ
 ジローラモ・パラボスコ(1524頃-1557):平和を、主よ[Da pacem Domine](リチェルカーレ)
 アンドレア・ガブリエーリ(1532/1533-1585):
  再び別れて[Anchor che co'l partire](チプリアーノ・デ・ローレによる)
 ルーカ・グリエルミ(Org)
 録音:2010年9月、聖ピエトロ&聖アンドレア修道院教会、ノヴァレーザ、トリノ県、イタリア。使用楽器:1695年?、チェーザレ・カタリノッツィ製(2006年、グラウコ・ギラルディ修復)。
 ルーカ・グリエルミは1977年イタリア、トリノ生まれの指揮者・作曲家・鍵盤楽器奏者。
19世紀の主役たち
 グイード・アルベルト・ファーノ
(1875-1961):オルガン&教会音楽作品全集
  前奏曲(1897) (*) /間奏曲(1897) (*) /宗教的行進曲(*) /
  エレヴァツィオーネのためのトッカータ(*) /幻想曲(1945頃) (*) /
  キリストはわれらのために従順となり[Chrstus factus est]
   (独唱とオルガンのためのグラドゥアーレ)(#/*) /
  アヴェ・マリア(3声;1896) (+) /
  彼らがステファヌスを石で打ったとき[Lapidabant Stephanum]
   (4声のレスポンソリウム;1896) (+) /
  聖なる十字架を[Crucem sanctam]
   (5声とオルガンのためのアンティフォナ;1897-1899) (+/*)
 三浦寛子(S;#) アンドレア・マチナンティ(Org;*)
 ディアナ・アレッシオ指揮カントーリ・ヴェネツィアーニ(cho.) (+)
 録音:2010年10月、教区教会、ラ・ロッジア、トリノ県/2010年11月、フラーリ聖堂、ヴェネツィア、すべてイタリア。使用楽器:1949年、ルイージ・ベルッティ製(2005年、レンツォ・ロッソ修復)。
 グイード・アルベルト・ファーノはイタリアのパドヴァに生まれた作曲家・指揮者・ピアニスト。ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909)の愛弟子として彼が学長を務めるボローニャ高等音楽学校を卒業後間もなく同校のピアノ教師となり、1905年には選抜試験により王立パルマ音楽院長に就任、その後ナポリ、パレルモ、ミラノの王立音楽院長を歴任したが、1938年ファシスト政権によりユダヤ系という理由で解任され、1943年から1945年までは潜伏生活を余儀なくされた。戦後教職に復帰し1947年に引退。
  アンドレア・マチナンティは1958年イタリアのボローニャに生まれポローニャおよびパルマ音楽院で学んだオルガン奏者。2010年現在ボローニャのG.B.マルティーニ音楽院教授。Tactusレーベルへの録音で知られている。
オクシタニアの音楽
 フェネストレッレの鐘
 ジョヴァンニ・カリエーロ(1838-1926):
  パストラーレ第1番(オルガンとミュゼットによる)
 ギー・モランソン(1927-)/シルヴァーノ・ローディ編曲:
  ファランドゥレート(ガルベ、ミュゼットとオルガンのための)
 ジャン=ジャック・ボーヴァレ=シャルパンティエ(1734-1794):
  偉大なる神よ(オルガンのためのノエル)
 パスカル・アルノー(18世紀):ガルベ、タンブランとオルガンのための曲集
  〔太鼓行進曲/トゥルナード/メヌエット/タンブラン/オバド I & II 〕
 ルイ・アルシャンボー(1705-1789):オルガンのための組曲(O)
  〔前奏曲/おお、息子らよ、娘らよ/エレヴァツィオーネ/オフェルトリウム〕
 エスプリ・フィリップ・シェドヴィユ(1696-1762):
  ミュゼットとヴィエールのためのノエル集〜組曲第1番
  〔もうすぐクリスマス/ヨゼフは結婚した/彼女は神殿に行った/真夜中に目覚めた〕
 シャルル・ビュテルヌ(1700頃-1750頃):
  ミュゼットと通奏低音のためのソナタ ハ長調 Op.3 No.2
 エティエンヌ=ポール・シャルボニエ(1793-1872):三博士のノエル集
  〔三博士の行進/オバド第1番/キリストは生まれた/オバド第2番/最後の行進〕
 ヴァルテル・ガッティ(1962-):オクシタニア組曲(ミュゼット、ガルベとオルガンのための)
  〔サルタレッロ「ヴォードワ派の歌」(メロディー:G.トゥロン、ロラ、ヴァル・ペッリーチェ)/
   コラール「森のナイチンゲール」(メロディー:シルヴィー・ビュー、プラモッロ、ヴァル・キゾーネ)/
   カストラーレ「Se chanto」(オクシタニア伝承賛美歌)〕

 ジャン・クリストフ・マヤール(バロック・ミュゼット)
 フランソワ・デュジャルダン(ガルベ/横笛/タンブラン)
 シルヴァーノ・ローディ(Org)
 録音:2010年10月、フランス王聖ルイージ教区教会、フェネストレッレ、トリノ県、イタリア。使用楽器(Org):1859年、アレッサンドロ・コッリーノ製 Op.175(1980年、ヴェジェッツィ・ボッシ修復)。
 オクシタニアとは南フランスを中心とするオック語が話されていた地域の総称。フランスのプロヴァンス=アルプ=コート・ダ・ジュール、ラングドック地方等の他、スペインのカタルーニャ州の一部、イタリア・ピエモンテ州のトリノ県等も含まれる。ミュゼット(バグパイプ)、ガルベ(片手で演奏できる縦笛)、タンブラン(肘から下げる長胴の太鼓)はこの地域の民族楽器。これらの楽器とオルガンの合奏のためのオリジナル楽曲が書かれていたことに驚かされるが、意外にも相性はよく、新鮮なサウンドが耳を楽しませてくれる。
19世紀から20世紀にかけてのピエモンテの作曲家たちのオルガン作品集
 ガエターノ・フォスキーニ(1836-1908):組曲 ニ短調
  〔前奏曲/朗唱風/アダージョ・ウン・ポーコ・アンダンテ/フーガ〕
 フェデリコ・カウダーナ(1878-1963):愛深き御母[Mater amabilis]
 ロベルト・ロッソ(1881-1969):
  ルルドの思い出[Ricordo di Lourdes](協奏的トッカータ・パストラーレ)
 ジュゼッペ・モッソ(1883-1966):間奏曲 変ホ長調
 ピエトロ・バイーマ(1872-1958):
  オフェルトリウム/エレヴァツィオーネ/ポストコムニオ/フィナーレ
 ウリッセ・マッテイ(1876-1947):前奏曲「イン・メモリアム」
 ピエトロ・アレッサンドロ・ヨン(1886-1943):ソナタ・ロマンティカ
  マルコ・リモーネ(Org)
 録音:2010年9月、処女マリア生誕教区教会、ピオーベジ・トリネーゼ、トリノ県、イタリア。使用楽器:1902年、アンジェロ・ナーヴァ製(1996年、イタロ・マルツィ修復)。
反響 20世紀と次世紀〜ソプラノサクソフォンとオルガンのための音楽
 フロール・ペータース(1903-1986):トランペット・チューン ニ長調 Op.116 No.6
 リチーニオ・レフィーチェ(1886-1971):子守歌
 マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):ジグ Op.73 No.2
 マルセル・デュプレ(1886-1971):79 のコラール Op.28 から
  〔わが愛する神に(第7番)/われを助け、神の慈悲を称えよ(第29番)/御身のうちに喜びあり(第40番)/
   来たれ、聖霊、主なる神よ(第47番)/天より天使の群れ来たり(第49番)〕
 フェデリコ・モンポウ(1893-1987):歌と踊り〜牧歌(第15番)
 オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
  バッハのコラール「わが身を神に委ねたり」(BWV 351)による前奏曲 イ短調
 ピエトロ・タリアフェッリ(1964-):
  About "Kyrie XI Orbis factor"(ソプラノサクソフォンのための;+)
 ジュアン・アラン(1911-1940):リタニア
 モーリス・デュリュフレ(1902-1986):ジャン・ガロンへのオマージュ(与えられた歌)
 マルコ・エンリコ・ボッシ:小ファンファーレ
 ビャルネ・スロゲダー(1927-):
  ノルウェー民謡「おお、なんと神聖であることか」による変奏曲
 マッシモ・ベルツォッラ(1963-):肖像(*)
 グイード・ドナーティ(1949-):アンダンテ・アリオーソとパ・ド・ディス(*)
 ピエトロ・タリアフェッリ/マッシモ・ベルツォッラ:百合(*)
  ピエトロ・タリアフェッリ(ソプラノSax) ステファノ・ペッリーニ(Org;+以外)
 録音:2010年3月、聖ピエトロ&パオロ教区教会、ヴォルピアーノ、トリノ県、イタリア。使用楽器(Org):1884年、ジュゼッペ・ベルナスコーニ製(2006年、ジョヴァンニ・タンブリーニ修復)。
 ピエトロ・タリアフェッリはピアチェンツァのG.ニコリーニ音楽院、シエナのキジアーナ音楽アカデミーで学んだイタリアのサクソフォン奏者・作曲家・指揮者。Bottega Discantica、Stradivarius等のレーベルに録音がある。(*/+)は当プロジェクトへの献呈作品。
聖骸布のためのオルガナリア
 ロレンツォ・ペロージ(1872-1956):テ・デウム
 マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):大聖堂での瞑想
 レミージオ・レンツィ(1857-1938): Amica stella naufragis
 ウリッセ・マッテイ(1876-1947):トッカータ=カリヨン
 ロレンツォ・ペロージ(*):
  教皇のミサI [Missa Pintificalis I](混声3部合唱とオルガンのための)/
  われは御身に感謝する、主よ[Confitebot tibi Domine](合唱とオルガンのための)/
  マニフィカト 変イ長調(合唱とオルガンのための)
 マッシモ・ノゼッティ(Org) ミケーレ・フレッツァ指揮(*)
 トリノ・ステファノ・テンピア・アカデミーcho.(*)
 コラーレ・ポリフォニカ・ディ・ソンマリーヴァ・ボスコ(*)
 ミケーレ・フレッツァ&アドリアーノ・ポポラーニ(合唱指揮;*)
 録音:2010年2月13日-15日、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院、トリノ、イタリア。使用楽器:1933-1934年、ジョヴァンニ・タンブリーニ製(2007年、ブロンディーノ・ヴェジェッツィ・ボッシ修復)。聖骸布にまつわるイヴェントに関係したCDの模様。
オルガンの色彩〜アンジャン・レジームからブルジョワ自由主義へ
 ベルナルド・パスクイーニ(1637-1710):
  トッカータ第2旋法(MS DD 53、ボローニャ)/
  リチェルカーレ第2旋法(MS DD 53、ボローニャ)/パストラーレ
 J.S.バッハ(1685-1750):協奏曲 ハ長調 BWV976(原曲 ヴィヴァルディ:Op.3 No.12)
 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ〔ニ長調 K.287/ニ長調 K.288/ト長調 K.328/ハ長調 K.159〕
 ピエトロ・モランディ(1739-1815):ソナタ〔ハ長調/イ長調(ト長調に移調)/ニ長調(ハ長調に移調)〕
 アンドレア・ファーヴァ(1743-1822):ロンド イ長調(ト長調に移調)
 ドメニコ・チマローザ(1743-1808):ソナタ〔ニ短調 C.75/ト長調 C.51〕
 ルイージ・フェリーチェ・ロッシ(1805-1863):
  マイアベーアの「エジプトの十字軍」のナポリ王近衛兵隊行進曲/
  ソナタ第1番 から〔サンクトゥスの後に/ポストコムニオに〕
 ルーカ・スカンダーリ(Org)
 録音:2009年8月、聖シルヴェストロ教区教会、キアヴェラーノ、トリノ県、イタリア。使用楽器:1793-1795年、ジョヴァンニ・ブルーナ製(2007年、デロルト&ランツィーニ修復)。
 ルーカ・スカンダーリは1965年イタリアのアンコーナに生まれたオルガン奏者。Bottega Discantica、Symphonia、Tactus等のレーベルに録音がある。
リソルジメント(イタリア統一運動)時代のオルガン
 カルロ・ボドロ(1850頃-?):同盟(行進曲)
 カッリスト・チェルッティ(1841-1882):アダージョ 変イ長調/アダージョ 変ロ長調
 ジュゼッペ・アッリーゴ(1838-1913):シンフォニアOp.100
 ナターレ・パオレッティ(1814-1884):祝福として
 ジュゼッペ・チェッルーティ(1803-1869):シンフォニア第2番
 ジョヴァンニ・コリーニ(1805-1863):聖体奉挙のためのアンダンテ
 フェリーチェ・フラージ(1805-1879):
  ヴェルセット ヘ短調/ラルゴ ハ短調/ヴェルセット ヘ長調
 カッリスト・チェルッティ:憂鬱な思い
 ベルガモのダヴィデ神父(1791-1863):ソナティナ ヘ長調
 ジュゼッペ・チェッルーティ:ヴェルセット ニ長調/ヴェルセット ト短調
 カルロ・ボドロ:行進曲
 ベルガモのダヴィデ神父:聖体奉挙「イングリッシュホルンとともに」
 ジョヴァンニ・コルシ(19世紀):レオーネ13世に捧げる行進曲
 ジョヴァンニ・コリーニ:オフェルトリウムのためのソナタ
 ジョヴァンニ・クイリーチ(1824-1896):使徒書簡の朗読のためのソナタ
 ジョヴァンニ・オルドリーニ(19世紀):シンフォニア
  マッシモ・ガッバ(Org)
 録音:2009年7月、ロザリオの聖母教区教会、キヴァッソ、トリノ県、イタリア。使用楽器:1865年、セラッシ兄弟製 Op.686 (1992年、ドメニコ・レアーノ修復)。
 イタリアにおけるリソルジメント(国家統一を目指す革命運動、概ね1830年代から1861年のイタリア王国建国を経て1870年のローマ併合まで)の最中に建造されたオルガンで、当時のオルガン音楽およびリソルジメントにまつわる楽曲のオルガン編曲版を演奏した興味深いアルバム。有名な作曲家は一人も出て来ないが、音楽的に多彩であり大いに楽しめる。オルガンに備わった「ある機能」がいきなり披露される第1曲目冒頭にはびっくりさせられる。マッシモ・ガッバ(1973年生まれ)はアレッサンドリア音楽院で学んだイタリアのピアノ&オルガン奏者。1998年にカーザレ・モンフェッラート大聖堂のレジデント・オルガニストに就任した。
鍵盤のヘンデル〜ヘンデル(1685-1759):
 組曲 ニ短調 HWV448 〜序曲/ソナティナ ニ短調 HWV581 /
 組曲 ニ短調 HWV448 〜シャコンヌ/アレグロ ニ短調 HWV448 /
 前奏曲とアレグロ イ短調 HWV576 /エア イ長調/レッスン イ短調/
 トリオ・ラルゲット イ短調/ソナティナ イ短調 HWV584 /エア ヘ長調 HWV494 /
 ソナティナ 変ロ長調/カプリッチョ ヘ長調/エア 変ロ長調 HWV471 /
 前奏曲とアレグロ ト短調/エア ト短調 HWV467 /ソナティナ ト短調 HWV80 /
 協奏曲 ト長調/アンダンテ ト長調 HWV487 /見当違い ト短調 HWV494 /
 エア ト短調 HWV466 /エア ハ短調 HWV458 /カプリッチョ ト短調/
 ソナティナ ト長調/フーガ ハ短調/幻想曲 ハ長調
  マウリツィオ・フォルネーロ(Org)
 録音:2009年7月、殉教者聖ジェネージオ教区教会、コリオ、トリノ県、イタリア。使用楽器:1752年?、フランチェスコ・マリア&ジョヴァンニ・バッティスタ・コンコーネ製(推定)(2006年、マルコ・レノルフィ修復)。
 マウリツィオ・フォルネーロはトリノ音楽院で学んだイタリアのオルガン奏者。2006年から2009年までトリノ音楽院で通奏低音を教え、2009年にモンドヴィ音楽学校の校長に就任した。
プロヴァンスのタンブラン
 不詳(13世紀、プロヴァンス):美しいドエット
 ピエール・アテニャン(1494頃-1551/1552):王は踊る(アリア集)から
  〔王のクーラント(Bernhart Schmid le Vieux, 1577) /
   ウンギャレスカとサルタレッロ(Jacob Paix, 1583) /
   スキャラズーラ・マラズーラ(J.Paix, 1583) /
   Ein gut Welish tentzlein (Hans Neusiedler, 1544) 〕
 セヴラン(17世紀):組曲 ホ短調(ジャン=レイモン・カヴァイエ編纂の手写本(1771)から)
  〔アレグロ/メヌエット/ジグ/リゴドン〕
 不詳(16世紀、イタリア):ガルダーノの新タブラチュア(1551)から
  〔王のサルタレッロ/パッサメッツォ・アンティコ/
   ヘラクレスの力/ヴェネツィアのガリアルダ〕
 ミコラウ・サボリ(1614-1675):プロヴァンスのノエル集 から
  〔 Canten Nouve / Gai roussignou sauvagi / La cambo me fai mau 〕
 ミシェル・コレット(1709-1795):
  オルガンのための補充曲集 から〔三月のにわか雨/野蛮な祭/ロンド〕/
  新ノエル集〜プロヴァンスのノエル
 不詳(18世紀、フランス):コンテ・ド・ニース組曲 から
  オルガンの小品(アントルヴォーの手写本から)/
  宴の捧げ物(ヴェジュビー渓谷の伝承曲)/
  ナポレオン軍のディアナ(ヴェジュビー渓谷の伝承曲)/
  ミュゼット I & II (アントルヴォーの手写本から)/
  Marcho per lei Proucessien(コンテ・ド・ニース伝承曲)
 不詳(17世紀、プロヴァンス): Adieu, paure Carnavas (酒盃の歌)
 即興演奏:スペインのフォリア(主題と変奏)
 不詳(18世紀、プロヴァンス): Air des dançaires(「饗宴 - 神」から)
 古い東方の歌
  フランソワ・デュジャルダン(横笛/ガルベ/タンブラン/オルガネット)
  シルヴァーノ・ローディ(Org/Perc)
 録音:2009年5月、聖母マリア被昇天教区教会、ブッソレーノ、トリノ県、イタリア。使用楽器(Org):1790-1791年、ジョアッキーノ・コンコーネ製(2003年、イタロ・マルツィ修復)。
 南仏プロヴァンス地方の民俗楽器と歴史的オルガンの共演。ガルベは片手で演奏できる縦笛、タンブランは肘から下げる長胴の太鼓で、これらは一人が同時に演奏する。
ジュール・グリゾン(1842-1896):オルガン作品集
 クリスマス・キャロル「アデステ・フィデレス(神の御子は今宵しも)」による幻想曲/
 カンタービレまたはコムニオン/
 メンデルスゾーンの(オルガン・ソナタ ニ長調Op.58の)アダージョによる協奏的幻想曲/
 瞑想曲第2番/復活祭のためのオフェルトリウム第1番/
 鐘(6つの前奏曲)から〔第5番/第6番〕/トッカータ
  ダニエーレ・サイェーヴァ(Org)
 録音:2009年5月、聖ピエトロ&聖パオロ教区教会、サンテナ、トリノ県、イタリア。使用楽器:1929年、フランチェスコ・ヴェジェッツィ・ボッシ製(1997年、ブロンディーノ・ヴェジェッツィ・ボッシ修復)。
 ジュール・グリゾンは弱冠22歳でランス大聖堂のオルガニストに就任し没するまでその地位にあったフランスのオルガン奏者・作曲家。
フランク(1822-1890):
 大オルガンのための3つの楽曲〔幻想曲 イ長調/カンタービレ/英雄的楽曲〕/
 大オルガンのための3つのコラール〔ホ長調/ロ短調/イ短調〕
  マッシモ・ノゼッティ(Org)
 録音:2009年4月、聖ジュスト大聖堂、スーザ、トリノ県、イタリア。使用楽器:1890年、カルロ・ヴェジェッツィ・ボッシ製(1999-2000年、イタロ・マルツィ修復)。
ENSEMBLE LE BRUN 1CDあたり\2530(税抜\2300)
ELB-ITVS
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[CD-R]
イタリア・バロックのヴァイオリン・ソナタ集
 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
  ヴァイオリン・ソナタ Op.5 No.9
 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
  ヴァイオリン・ソナタ K.81/
  チェンバロ・ソナタ K.159
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ Op.2 No.7
 トマゾ・アルビノーニ(1671-1750):
  ヴァイオリン・ソナタ Op.6 No.9
 アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638):
  チャコーナ(テオルボ独奏)(*)
 フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690-1750):
  ヴァイオリン・ソナタ Op.1 No.3
アンサンブル・ル・ブラン
[フランチェスコ・
  ラ・ブルーナ(Vn)
 アレッサンドロ・
  パルメーリ(Vc)
 ディエゴ・
  カンニッツァーロ
 (Cemb)
 シルヴィオ・ナトゥーリ
 (テオルボ/アーチリュート)]
 アルセル・ムジチなどで弾いていたフランチェスコ・ラ・ブルーナが結成したピリオド楽器アンサンブル、ル・ブランの自主制作CD-R。名称はローマで学んだフランスの画家シャルル・ル・ブラン(1619-1690)にあやかったものだという。(*)はアーチリュート独奏かもしれない。
 なお、ジャケット裏とブックレット上のトラック表記の7と8が、実際はトラック7に続けて収録されており、以降、表記上のトラック9以降が1つずつ繰り上がって収録されています。あらかじめご了承ください。また、商品型番の記載は無く、ここで表記したのは当店の管理上付けたものです。
FABULA CLASSICA
 CD:1枚あたり\3300(税抜\3000) / DVD:1枚あたり\6600(税抜\6000)

 1990年代にルガノ放送局の放送録音を発売し、大当たりした ERMITAGE レーベルの後身(20世紀末に内部分裂し、一時 AURA レーベルが起されたが、そちらは命運が尽きてしまった)。様々なアバウトさはその頃と変っておらず、品番等に関しても、その時の気分で付番されているのでは無いかと思えるほど、規則性に欠けている。当店では様々な情報から、本来レーベルが付けたかったであろう番号を推定し、その順番に並べていますが、おそらく正解は無いもとの思われます。
ヴィトルト・マウツジンスキ
 [マルクジンスキー]、1963年ライヴ

 ブラームス:間奏曲 変ホ短調Op.118-6/
       狂詩曲 ト短調Op.79-2
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調Op.57「熱情」
 ショパン:
  夜想曲第13番 ハ短調Op.48-1/
  バラード第3番 変イ長調 Op.47/
  マズルカ第15番 ハ長調Op.24-2/
  マズルカ第17番 変ロ短調Op.24-4/
  スケルツォ第3番 嬰ハ短調Op.39/
  マズルカ第45番 イ短調Op.67-4/
  ワルツ第11番 変ト長調Op.70-1/
  練習曲第12番 ハ短調Op.10-25「革命」
ヴィトルト・マウツジンスキ(P)
 録音:1963年9月13日、ロカルノ、ライヴ。前出;ERMITAGE, ERM-193 / AURA, AUR-187
 ポーランド出身で往年のショパン弾きとして鳴らしたマウツジンスキ[マルクジンスキー](1914-1977) だが、彼のライヴ、しかもブラームスとベートーヴェンという珍しい演奏が聞けるCD。全体的に思慮深く弾かれており、ベートーヴェンもまるでアラウのような鼻息荒い名演だが、やはりショパンが一番いい。特にマズルカの自然な息遣いは作品と演奏者が一体となった稀有な例といってよいだろう。
ヴォルフガング・サヴァリッシュ・ライヴ
 バッハ:
  ブランデンブルグ協奏曲第5番 ニ長調BWV.1050
 シューベルト:交響曲第3番 ニ長調D.200
 ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調Op.60
ヴォルフガング・
 サヴァリッシュ指揮
スイス・イタリア語放送o.
(ルガーノ放送so.)
 録音:1964年6月、ルガーノ、ライヴ。前出:ERMITAGE, ERM-154、AURA, AUR-162この演奏が放送用としてスイスのイタリア語圏向けラジオ放送局によって録音された時点で、サヴァリッシュはドイツ指揮界の巨匠の地位を継承する存在として誰もが認める存在だった。なにしろこの7年前の1957年には、それまでの最年少でバイロイト・デビューを飾っていたのから。この録音が初めてこの世に出た頃、1990年代前半のサヴァリッシュは今ひとつとも言われたが、ここでは端正であり、同時にふくよかさを持つ彼の音楽の特質をはっきりと覗うことが出来る。シューベルトの第3交響曲のようなある意味、取り扱い注意の難曲で、決して単調さを感じさせない手腕にはまさに脱帽。既に「巨匠」と呼ばれる存在となった彼の、若き日の名演ライヴとして貴重な存在。録音も、モノラルながらオリジナルの録音が良いため、細部まで明瞭に聴き取ることが出来る。
アレクシス・ワイセンベルク、1982年ライヴ
 J.S.バッハ:
  パルティータ第4番 ニ長調 BWV.828/
  コラール「主よ、人の望みの喜びよ」
 ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番 変ホ長調 Op.82
 シューマン:交響的練習曲 Op.13/5つの変奏曲
アレクシス・ワイセンベルク(P)
 録音:1982年8月31日、ライヴ。前出:ERMITAGE, ERM-165、AURA, AUR-172早めのテンポ、胸がすくような素晴らしいテクニック、まるでトップアスリートの引き締まったボディのようなワイセンベルクの演奏をたっぷり味わっていただける1枚。虚飾を排したバッハ、ハイドンの爽快さ。そしてシューマンの怒涛のフィナーレまで憎らしくなるほどクールに徹した演奏は独墺系の重厚な演奏とは一線を画するものだが、とにかく目くるめくようなスパテクに圧倒されることは間違いない。しかもこれはライヴ演奏。なのにこの綻びのなさは凄すぎる。快速だが、けっして軽量ではない彼ならではの演奏をお楽しみ頂きたい。
クラウディオ・アラウ〜リサイタル
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
 ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲 Op.24
 ラヴェル:夜のガスパール
 シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調/
     メフィスト・ワルツ第1番
クラウディオ・アラウ(P)
 録音年未判明だが曲目からすると、AURA (ERMITAGE) から出ていた3枚のアルバムから抜粋した物ではないかと思われる。既出盤は入手困難になっているので、名演奏の復活は嬉しい。
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
 ベートーヴェン:序曲「コリオラン」
 シューベルト:交響曲第8番 ロ短調「未完成」
 ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
 ブラームス:ハンガリー舞曲集より〔第1番/第2番/第3番〕
 J.シュトラウスII:ピツィカート・ポルカ
 ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
ヴィルヘルム・
 フルトヴェングラー指揮
VPO
 録音:1944年、1948年、1949年、1950年。詳細は未記載だが、既出音源のコンピレーションと思われる。ERMITAGE と AURA からはおそらく出ていなかった内容。
シモーネ&イ・ソリスティ・ヴェネティ
 ムレ:
  トランペットと弦楽合奏のための二つのシンフォニア
 ヴィヴァルディ:マンドリン協奏曲 ニ長調 RV.93
 アントニオ・パスクッリ(1842-1924):オーボエと
  弦楽のための「椿姫」のヴィオレッタに寄せる同情
 ロッシーニ:クラリネットと弦楽のための
  「モゼ」と「湖上の美女」の主題による変奏曲
 ショパン:ピッコロと弦楽のための
  「シンデレラ」の主題による変奏曲
 モーツァルト:アイネ・クライネ・
         ナハト・ムジーク K.525
 パガニーニ:ヴァイオリンと弦楽のための
        「モゼ」の主題による変奏曲
 ドリゴ:セレナード
 ボッケリーニ:マドリッドの通りの夜の音楽
 グリーグ:弦楽合奏のための「春」Op.34
 シャルパンティエ:「テ・デウム」〜序曲
クラウディオ・シモーネ指揮
イ・ソリスティ・ヴェネティ
 旧AURA レーベルにもシモーネのアルバムはあったが、曲目は異なるため、おそらく当盤が初発売の音源。弦楽の魅力だけでなくトランペット、マンドリン、オーボエ、クラリネット、ピッコロと弦楽合奏のアンサンブルが楽しめる。特にオペラのテーマに基づくパラフレーズは興味深く、パスクッリの「ヴィオレッタに寄せる同情」は「椿姫」ファンは聴き逃せない。
マリオ・ブルネロ&オーケストラ・ヴィラ=ロボス
 J.S.バッハ/E.エガーノ編曲:管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV.1068〜エア(G線上のアリア)
 ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ〔第1番/第5番〕
 J.S.バッハ/ヴィラ=ロボス編曲:平均律クラーヴィア曲集第1部〜第8番「前奏曲」 BWV.853
 アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1995)/E.エガーノ編曲:4つの歌(12のチェロのための編曲版)

  マリオ・ブルネロ(Vc) ジョヴァンナ・ゴミエーロ(S) ヴィラ=ロボスo.
 録音:1995年4月4日-6日。前出;ERMITAGE, ERM-421 / AURA, AUR-403もはや紹介するまでもないほどの世界的チェリスト、マリオ・ブルネロによる伝説の名録音。バロック組曲現代化の試みを積極的に行ったヴィラ=ロボスのブラジル風バッハと、エガーノによって編曲されたJ.S.バッハの作品を同時に収録。現代風にアレンジされたバロックの響きを楽しむことが出来る。
ジョルジュ・シフラ、1963年アスコナ・リサイタル(シフラ・リサイタル Vol.1)
 ショパン:幻想曲 ヘ短調Op.49 /スケルツォ第2番 変ロ短調Op.31 /
      ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35
 リスト:スペイン狂詩曲/愛の夢第3番 変イ長調/ポロネーズ第2番 ホ長調/
     半音階的大ギャロップ/ハンガリー狂詩曲第6番
  ジョルジュ・シフラ(P)
 録音:1963年9月27日、アスコナ、スイス。モノラル、ライヴ。前出;ERMITAGE, ERM-196 / AURA, AUR-190。ほぼすべての曲で、出だしの慎重な弾き方に驚かされるが、そこはシフラ。プログラム後半、殊に半音階的大ギャロップの盛り上げ方はさすが。元々日本では人気の高い人だが、それでも尚もっと高く評価されるべきと思わせる見事な演奏。
ジョルジュ・シフラ、1963年ルガーノ・リサイタル(シフラ・リサイタル Vol.2)
 バッハ/ブゾーニ編曲:前奏曲とフーガ ニ長調BWV.532
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調Op.53「ヴァルトシュタイン」
 シューマン:謝肉祭Op.9
 ショパン:2つのポロネーズ〔第2番 変ホ短調Op.26 No.2 /第6番 変イ長調Op.53「英雄」〕
 リスト:即興的ワルツ 変イ長調S.213
  ジョルジュ・シフラ(P)
 録音:1963年12月19日、ルガーノ、スイス。モノラル、ライヴ。前出;ERMITAGE, ERM-143 / AURA, AUR-152なお今回、代理店の記載には『名手シフレ』という悲しくなる誤表記があった。
 シフラが最も精力的に活動していた頃のライヴ。もちろんテクニック面では文句なしだが、ベートーヴェンやシューマンにもその相性を見せる事は意外と知られていない。ここでもライヴならではの即興性が見事に発揮されている。そして最後のリストの鮮やかな弾きっぷりこそ正に彼の真骨頂。音質も良い。
ヴィルヘルム・バックハウス、1953年 & 1960年 ルガーノ・リサイタル
 ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番 変ロ長調Hob.XVI-52 (#) /
      アンダンテと変奏曲 ヘ短調Hob.XVII-6 (#) /幻想曲 ハ長調Hob.XVII-4 (#)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調Op.31 No.2「テンペスト」(#)
 ショパン:7つの練習曲集(*)
      〔第13番 変イ長調Op.25 No.1「牧童」/第14番 ヘ短調Op.25 No.2 /第15番 ヘ長調Op.25 No.3 /
       第18番 嬰ト短調Op.25 No.6 /第20番 変ニ長調Op.25 No.8 /
       第21番 変ト長調Op.25 No.9「蝶々」/第5番 変ト長調Op.10 No.5「黒鍵」]/

      夜想曲第7番 変ニ長調Op.27 No.2 (*) /華麗なる大円舞曲 変ホ長調Op.18 (*)
  ヴィルヘルム・バックハウス(P)
 録音:1953年6月11日(*)/1960年5月18日(#)、ルガーノ、スイス。モノラル、ライヴ。前出;ERMITAGE, ERM-105 / AURA, AUR-119。なお、今回の代理店情報ではショパンの練習曲Op.10 No.5「黒鍵」が曲目から抜けているが、当店でバック・インレイ等を確認した限りでは、既出盤同様含まれている。
 どれもバックハウス得意の曲目であり、録音も複数ある作品が多いが、注目はショパン。彼はSP期、これらの曲のスペシャリストとして売り出され、練習曲は全曲の録音も残しているが、第2次大戦後はぱったりと録音を止め、以降のスタジオ録音は数えるほどしか無い。ただ、ライヴでは弾いていたようで、このCDの演奏を含め複数の記録があるようだ。バックハウス戦後のショパンとして重要なこれらの演奏、19世紀からの伝統を見事に引き継いでおり、曲間に演奏される即興的なフレーズなど、今では聴くことのできない貴重な記録。ハイドンとベートーヴェンも、所々見られる楷書的解釈が味わいを深めており、絶品。音質的にもモノラルながら最上級で、特に1953年分はこの年代とは思えない程。ピアノ・ファンなら見逃すことはできない。
アンドレス・セゴビア
 ヴィラ=ロボス:練習曲第8番 嬰ハ短調(*) /前奏曲第3番 イ短調(*) /練習曲第1番 ホ短調(*)
 ポンセ:カンツォーネとロンド(*) / カステルヌオーヴォ=テデスコ:タランテラOp.87a (*)
 アルベニス:セビリャOp.47 No.3 (*) / ヴァイス:アダージョ・メストとアレグレット
 ソル:ロンド / タンスマン:子守歌と踊り / ポンセ:ソナタ・メヒカーナ(ソナタ第1番)
 アルベニス:ザンブラ・グラナディーナOp.92 No.7 /朱色の塔Op.92 No.12
 ソル:メヌエット イ長調 / ヴィラ=ロボス:練習曲第1番

  アンドレス・セゴビア(G)
 録音:1955年4月20日、アスコナ、スイス(*)/1972年10月27日、ボローニャ、イタリア(無印)。モノラル、ライヴ。前出;ERMITAGE, ERM-131 / AURA, AUR-115
FAB-2206
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[FAB-12206]
(5CD)
4CD価格
グレン・グールド(P)〜バッハ&ベートーヴェン・コレクション
 J.S.バッハ:
  ゴルトベルク変奏曲 BWV988[1954年]/ピアノ協奏曲 ニ短調 BWV1052[マクミラン指揮トロントso./1955年]/
  イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971/シンフォニアBWV787-801/平均律クラヴィーア曲集第2巻 より[1952年-1957年]/
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ 〔第19番/第20番〕[記載無]/エロイカ変奏曲 Op.35/自作の主題による変奏曲 Op.34 /
  6つのバガテル Op.126[1952年]/ピアノ協奏曲第3番 Op.37[カラヤン指揮BPO/1957年5月26日]
 単売:FAB-2201〜2205 の BOX。# 国内代理店?が誤って FAB-2205 とアナウンスしていますが、2205は他商品の品番で、このアイテムの実際の品番は上記のとおり FAB-2206 の模様です。
ヤッシャ・ハイフェッツ
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35(*) フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(#)
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン0p.20(+) / ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラOp.16(**)
 バッジーニ:妖精の踊り(**) / サラサーテ:サパテアードOp.23 No.2(**)

  ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ジョン・バルビローリ指揮LPO(*) A.ルービンシュタイン(P;#)
 録音:1937年(*/#)/1919年(+)/1918年(**)。ソース:SP。マスターに起因するお聴き苦しい点があることをご承知おき頂きたい。完璧なテクニックを謳われたヴァイオリニスト、ハイフェッツのSPレコード時代の名演を集めた1枚。チャイコフスキーのコンチェルトや小品集では胸のすくような鮮やかな演奏、そしてフランクではハイフェッツが技巧だけの人ではなかったことを再確認出来る。フランクの第4楽章コーダの、他の演奏では見られないハイフェッツ流の改変も興味深いところ。
マリア・カラス〜パリの一夜
 ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」より〔序曲/今の歌声は(*)〕
 プッチーニ:歌劇「トスカ」第2幕 全曲(#)
 ベッリーニ:歌劇「ノルマ」より(+)〔反乱の声/清らかな女神よ/あの愛に満ちた日々が〕

 マリア・カラス(S;*/#/+) アルベール・ランス(T;#) ティト・ゴッビ(Br;#)他
 ジョルジュ・セバスティアン指揮パリ・オペラ座o.&cho.
 録音:1958年、オペラ座、パリ、ライヴ。絶頂期のカラスが絶唱を披露したパリ公演ライヴ。ゴッビのスカルピア他共演者も魅力。モノラルだが録音は良好で、聴いている中にみるみるカラスの歌声に引き込まれてしまう。
ワルツへの招待
 ウェーバー:舞踏への勧誘[アルトゥール・シュナーベル(P)]
 シューベルト/リスト編曲:ウィーンの夜会 S.247[モーリツ・ローゼンタール(P)]
 ショパン:3つのワルツOp.64 [セルゲイ・ラフマニノフ(P)]
 グノー/リスト編曲:ファウストのワルツ[ヴィルヘルム・バックハウス(P)]
 A.ルビンシテイン:ワルツ・カプリッチョOp.86[アルトゥール・ルービンシュタイン(P)]
 ブラームス:ワルツOp.39 No.15[パーシー・グレインジャー(P)]
 リスト:メフィスト・ワルツ第1番[クラウディオ・アラウ(P)]
 アレンスキー:ワルツハ調[ハロルド・バウアー、オシップ・ガブリローヴィチ(P)]
 シュトラウス/シュルツ=エヴレル編曲:
  「美しき青きドナウ」によるワルツ・アラベスク[ジョセフ・レヴィーン(P)]
 サン=サーンス:ワルツ形式の練習曲 Op.52 No.6[アルフレッド・コルトー(P)]
 レヴィツキ:ワルツによるアラベスクOp.6[ミッシャ・レヴィツキ(P)]
 シュトラウス/グリュンフェルト編曲:
  演奏会用パラフレーズ「ウィーンの夜会」[アルフレート・グリュンフェルト(P)]
 録音:モノラル。20世紀前半の録音を中心として集められたピアノによるワルツ・コレクション。ラフマニノフ、コルトー、ルービンシュタインらのこの時代ならではの奔放な演奏スタイル、シュナーベルやバックハウスの重厚な演奏に加えて、若き日のアラウの演奏も楽しめる、20世紀前半のピアノ演奏スタイルの多様さを味わうための1枚。
ミトロプーロス&グールド
 J.S.バッハ:
  ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1052 (*)
 ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 (#)
グレン・グールド(P;*)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
アムステルダム・
 コンセルトヘボウo.(*)、NYP (#)
 録音:1958年8月10日、ザルツブルク音楽祭、ライヴ(*) /1957年(#) 。原盤(推定): COLUMBIA / SONY (#) 。
アルド・チッコリーニ、1981年ライヴ
 モーツァルト:
  幻想曲 ハ短調 K.475/
  ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457
 リスト:コンソレーションS.172[第1番−第6番]/
     リゴレット・パラフレーズS.434/
     「詩的で宗教的な調べ」S.173〜葬送曲/
     「巡礼の年第1年 スイス」S.160
       〜ウィリアム・テルの礼拝堂
アルド・チッコリーニ(P)
 録音:1981年、ライヴ、ディジタル。前出:ERMITAGE, ERM-405 / AURA, AUR-411。チッコリーニ56歳、壮年期の名ライヴ。
パイジェッロ:歌劇「奥様女中」
 ティツィアーノ・バッチ(Br;ウベルト)
 ガブリエッラ・コレッキア(S;セルピーナ) ジャンニ・サルヴォ(ヴェスポーネ)
 マルコ・ズッカリーニ指揮カターニア・マッシモ・ベッリーニ劇場o.
 収録:2004年4月17日、カターニャ、サンジョルジ劇場、ライヴ。4: 3| Color|69分|字幕:英、仏、独、伊。ペルゴレージではなく、そのおよそ半世紀後に初演された「パイジェッロの奥様女中」の映像。こちらも名作と知られている。映像はこれが初登場。カターニャの小さな劇場で上演されたもので、三人の登場人物が皆達者で楽しめる。セルピーナ役のコレッキアは、ベッリーニ大劇場来日公演の「ノルマ」でアダルジーザや「夢遊病の女」のテレーザを歌ったのでご存知の方も多いはず。しっかりとした歌と堂々とした演技で舞台を引き締めている。対するウベルト役のバッチは、1979年生まれというから、収録当時まだ25歳くらいの若さ。間抜けな若い貴族が年増の女中に翻弄されるようで、笑える。しかし歌はとても20 代とは思えないもの。バッチは2006年からベルリン・ドイツオペラに在籍しており、今後が知名度が上がること間違いなしの逸材。ヴェスポーネ役のサルヴォも不思議な存在感あり。オペラの前にちょっとしたプロローグがある。アッティリオ・クレモネージ指揮ラ・チェトラによるピリオド楽器演奏CD(ZIG ZAG ZZT-070102)に続いて、パイジェッロ・ファンには嬉しいリリース。
テレサ・ベルガンサ、ライヴ・イン・コンサート
 ロッシーニ:
  歌劇「ウィリアム・テル」より〔 Passo a sei / Passo a tre / Ballabile dei soldati 〕/
  カンタータ「ジャンヌ・ダルク」(サルヴァトーレ・スチアッリーノ管弦楽版編曲)(*)
 ビゼー:「アルルの女」第2組曲 / ファリャ/ルチアーノ・ベリオ管弦楽編曲:7つのスペイン民謡(*)

  テレサ・ベルガンサ(Ms;*) ニーノ・ボナヴォロンタ指揮スイス・イタリア語放送o.
 収録:1990年5月26日、ルガーノ。スペインの偉大なメゾソプラノ、テレサ・ベルガンサ(1936-)が出演したコンサートの映像。見物聞き物は何といっても、ベルガンサお得意のファリャ。55歳の円熟した魅力がたまらない。ロッシーニのカンタータ「ジャンヌ・ダルク(ジョヴァンナ・ダルコ)」は、同じ年に CLAVES へ録音しており、こちらも名演として知られていたが、ここでの演奏も見事なもの。加えて,ベルガンサの凛とした姿には惚れ惚れ。ボナヴォロンタ指揮のロッシーニとビゼーも優れた演奏で、楽しめる1枚。
サルヴァトーレ・アッカルド、Live 2012
 クライスラー:古きウィーン〔愛の喜び/愛の悲しみ/美しきロスマリン〕/
        ベートーヴェンの主題によるロンディーノ/ジプシーの女
 ピアソラ:天使のミロンガ/オブリビオン/ブエノスアイレスの夏
 チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48
  サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)指揮イタリア室内o.
 録音:2012年5月13日、フェッレーロ講堂、アルバ、ピエモンテ州、イタリア、ライヴ。
セルジオ・フィオレンティーノ、未発表放送録音集 1962-1987
 ドビュッシー:版画/スケッチ帳より/マスク/喜びの島/映像第1集&第2集
 シューマン:クライスレリアーナOp.16
 ラヴェル:ハイドンの名によるメヌエット/前奏曲/ボロディン風に/
      高雅で感傷的なワルツ/夜のギャスパール
  セルジオ・フィオレンティーノ(P)
モーツァルト:フルート・ソナタ集
 K.376, K.296, K.377, K.378
ニコラ・グイデッティ(Fl)
マルコ・リッチャレッリ(P)
20世紀のトランペット音楽
 ボザ:カプリス / ラヴェル:ハバネラ形式による小品 / エネスコ:伝説
 カルツェフ:2つの小品 / オネゲル:イントラーダ
 バーンスタイン:リフィのためのロンド / ヒンデミット:トランペット・ソナタ
  マルコ・タンブリーニ(Tp) ステファノ・ボラーニ(P)
 録音:1999年。ブラジル出身のフュージョンのスター、デオダードのバックで活躍するトランペット奏者マルコ・タンブリーニ。マイルス・デイヴィスとフレディ・ハバードの影響を受けたジャズ界の寵児で、メロウな音色と超絶のテクニックを誇る名手。これまでバック・ミュージシャンとしてはもとより、ジャズやソロのソロ・アルバムを何枚もリリースしてきたが、今回クラシックに挑戦。それもトランペットの王道レパートリーの難曲を揃えているところなど、自信の程が伺える。もともと彼はボローニャ音楽院でクラシックの基礎をしっかり学んだ正統派。抜群のテクニックはもちろん、ジャズで培った独特の色気と華のある歌い回しが魅力で、思わず引き込まれる。イタリア・ジャズ界のトップ・ピアニスト、ステファノ・ボラーニがピアノ・パートを務めているのも驚き。彼はリッカルド・シャイーとの共演で「ラプソディ・イン・ブルー」やラヴェルのピアノ協奏曲のディスクもリリースしているが、ここでも巧さ全開。ジャズ的要素のあるラヴェルやバーンスタインでは真似のできない味わいを見せ、技術的に難しいヒンデミットのソナタやエネスコの「伝説」も、ジャズ的なタッチとリズムの良さが曲にぴったり。ヒンデミットの音楽がこれほどカッコ良く響いたのも珍しく、ジャズのアルバムをかけるように、いつでも聴いていたくなる盤の登場。ジャズ界のひとびとも驚愕の大チャレンジ。トランペット学習者必聴、目から鱗が落ちる世界。
FAB-29911
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(1DVD)
レナート・ブルゾン〜ライヴ・イン・コンサート
 ドニゼッティ:「ファヴォリータ」、ヴェルディ:「椿姫」「オテロ」
  「シチリアの晩鐘」「ドン・カルロ」からのアリア
 ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」序曲
 プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」間奏曲
 レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」間奏曲
  レナート・ブルゾン(Br) ブルーノ・アマドゥッチ指揮スイス・イタリア語放送o.
 収録:1983年6月22日。モノラル|4:3|All regions|字幕なし。イタリアの至宝バリトン、レナート・ブルゾンの全盛期の記録。アリアが全6曲、いずれも彼の知性的で深く掘り込んだ歌に惚れ惚れとしてしまうであろう。中でも得意中の得意の「プロヴァンスの海と陸」、そして決して数多くは歌うことのなかった「オテロ」のイヤーゴの「クレード」は必見。残念ながらモノラルだが音質は良好。
FAB-29913
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(1DVD)
ライナ・カバイヴァンスカ、ライヴ・イン・コンサート
 ロッシーニ:「セビリャの理髪師」序曲/「コリントの包囲」〜Giusto ciel, in tal periglio??
 ヴェルディ:「椿姫」より〔第3幕前奏曲/さようなら過ぎ去った日よ〕/
       「シチリア島の夕べの祈り」序曲/「オテロ」より〔柳の歌/アヴェ・マリア〕
 プッチーニ:「マノン・レスコー」〜第3幕間奏曲/「ボエーム」〜私が町を歩くと/
       「トスカ」〜歌に生き、恋に生き
 チレア:「アドリアナ・ルクヴルール」より〔第3幕前奏曲/私は神の卑しいしもべ〕

  ライナ・カバイヴァンスカ(S) ニーノ・ボナヴォロンタ指揮スイス・イタリア語放送o.
 収録:1987年6月19日、ルガーノ。ライヴ。60分|4:3|PCMステレオ|字幕なし。ライナ・カバイヴァンスカはブルガリア出身だが、早くにイタリアに移住して教育を受け、1960年代から1970年代にかけて世界的に大活躍したプリマドンナ。日本でもイタリア・オペラ公演でトスカを歌ったことがあり、歌、美貌、演技力の三点揃った姿が絶賛された。近年もしばしば来日し、教育活動と同時に、リサイタルも開いていいる。この映像は円熟期にあたる彼女の歌が楽しめるもの。ステレオ音声。
INVIOLATA 1CDあたり\2640(税抜\2400)
 2012年に国内へ初案内された、サルデーニャ島カリアリに本拠を置くレーベル。
INVIOLATA-14002
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(2CD)
1.5CD価格
J.S.バッハ(1685-1750):ヴァイオリンとチェンバロのための6つのソナタ
 〔第1番 ロ短調 BWV 1014 /第2番 イ長調 BWV 1015 /第3番 ホ長調 BWV 1016 /
  第4番 ハ短調 BWV 1017 /第5番 ヘ短調 BWV 1018 /第6番 ト長調 BWV 1019 〕
 アッティーリオ・モッツォ(Vn|使用楽器:1783年、エギディウス・クロッツ製)
 ファブリツィオ・マルキオンニ(Cemb|
   使用楽器:クラウディオ・トゥッツィ製〔モデル:1769年、タスカン製〕)
 アッティーリオ・モッツォはカリャリ(イタリア、サルデーニャ島)のG.ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ音楽院を卒業後、シエナのアッカデーミア・キジアーナでサルヴァトーレ・アッカルドとフランコ・グッリに師事したヴァイオリニスト。1984年以降はバロックと古典派のレパートリーに集中し、数々のピリオド楽器演奏団体に参加。現在はアウセル・ムジチのリーダーを務め、母校パレストリーナ音楽院で教えている。
 ファブリツィオ・マルキオンニは1976年カリャリに生まれ、パレストリーナ音楽院で学んだ鍵盤楽器(オルガン、ピアノ、ペダルピアノ、チェンバロ)奏者・作曲家。
ジョン・ケージ(1912-1992):
 変奏曲 II(ピアノ、フルートと打楽器による)(1961) /変奏曲 II(ピアノによる)/
 変奏曲 II(フルートによる)/変奏曲 II(打楽器による)/
 Two(フルートとピアノのための)(1987) /変奏曲 II(ピアノ、フルートと打楽器による)
  アンサンブル・スパツィオムジカ
 [エンリコ・ディ・フェリーチェ(Fl) リッカルド・レオーネ(P) ロベルト・ペッレグリーニ(Perc)]
 録音:2012年7月、プレンティ・スタジオ、カリアリ、サルデーニャ、イタリア。「変奏曲 II」は任意演奏人数、発音体とも任意の作品。
ブラームス(1833-1897):
 4つのバラード Op.10 /3つの間奏曲 Op.117 /
 6つのピアノ小品 Op.118
マウリツィオ・モレッティ(P)
 録音:2012年9月、杉並公会堂大ホール。イタリア、サルデーニャのカリアリに生まれアルド・チッコリーニに師事したピアニストで、カメラータ・トウキョウのCDでもおなじみのマウリツィオ・モレッティ。これは2012年、彼がレッスン教授のために来日した際に録音した物。
シューベルト、メンデルスゾーン、シューマン:ヴィオラとピアノのための作品集
 シューベルト(1797-1828):アルペジオーネ・ソナタD.821 (1824)
 メンデルスゾーン(1809-1847):ヴィオラ・ソナタ ハ長調 (1824)
 シューマン(1810-1856):おとぎの絵本Op.113 (1851)
  ディミトリ・マットゥ(Va) アンジェラ・オリヴィエロ(P)
 録音:2011年4月、オリヴェル・スタジオ、カリアリ、サルデーニャ州、イタリア。モダーン楽器使用。
 ディミトリ・マットゥは1995年以来カリアリのパレストリーナ音楽院ヴィオラ科教授を務めているイタリアのヴィオラ奏者。カリアリ弦楽三重奏団のメンバーでもある。
ベートーヴェン(1770-1827):
 ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのセレナード ニ長調 Op.8 (*) /
 フルート、ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード ニ長調 Op.25 (+)
  カリアリ弦楽三重奏団
   [アッティーリオ・モッツォ(Vn) ディミトリ・マットゥ(Va)
    オスカル・ピアストレッローニ(Vc;*)]
  エンリコ・ディ・フェリーチェ(Fl;+)
 録音:2008年10月、ジェノヴェージ信者会美術館、カリアリ、サルデーニャ州(イタリア)。モダーン楽器使用。
J.S.バッハ&C.P.E.バッハ:無伴奏フルート作品集
 J.S.バッハ(1685-1750):パルティータ イ短調 BWV1013
 カール・フィリップ・マヌエル・バッハ(1714-1788):ソナタ イ短調 H.562 W.131
 J.S.バッハ:ソナタ ハ長調 BWV1033
  エンリコ・ディ・フェリーチェ(Fl)
 録音:2007年4月2日、聖マリア・デル・モンテ教会、サルデーニャ州、カリアリ(イタリア)。使用楽器:G.タルディーノ製(モデル:1700年頃、J.M.オトテール製)。
 エンリコ・ディ・フェリーチェはマリオ・アンチロッティにモダーン・フルートを、スティーヴン・プレストンにバロック・フルートを師事したイタリアのフルーティスト。Stradivarius レーベルにアルビノーニ、ヴィヴァルディ、ペルゴレージ、テレマン等の録音がある。
INVIOLATA-0701
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(2CD)
1.5CD価格
J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ
 ソナタ第1番 ト短調 BWV1001 /パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 /
 ソナタ第2番 イ短調 BWV1003 /パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004 /
 ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005 /パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
  アッティーリオ・モッツォ(Vn)
 録音:2005年8月、聖マリア・デル・モンテ教会、カリアリ、サルデーニャ州(イタリア)。使用楽器:1775年、エギディウス・クロッツ製。
 アッティーリオ・モッツォはカリアリのG.ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ音楽院を卒業後、シエナのアッカデーミア・キジアーナでサルヴァトーレ・アッカルドとフランコ・グッリに師事したイタリアのヴァイオリニスト。1984年以降はバロックと古典派のレパートリーに集中し、数々のピリオド楽器演奏団体に参加、現在はアウセル・ムジチのリーダーを務めている。
MAP ITALY (LIRA CLASSICA, etc.) 特記以外 1CDあたり\2970(税抜\2700)
 イタリアのミラノに本拠を置く《Musicisti Associati Produzioni》(音楽家協会プロダクション)が擁する、〈Golden MAP〉、〈Lira Classica / Lyra Classica〉(本来は Lira が正しいようだが "Lira Antiqua" も含め、本体記載に揺れあり)といったレーベルの総称。スウェーデンの同名レーベル "MAP" とは無関係。
 当レーベルの商品は予告無くCD-R製版へ切替わってしまう事が多々あるようです。当店で把握した分につきましてはアイテムごとに記載していますが、表示が無いものでもCD-Rでの入荷となる可能性がございます。CD-R製版である事を理由とする返品・交換はお受けしかねますので、あらかじめご了承下さい。
AICSOUND-50100
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[Aicsound]
[CD-R]
20世紀のギター・ソナタと組曲
 カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):ソナタ
  「ボッケリーニへのオマージュ」 Op.77 (1934)
 ヴィラ=ロボス(1887-1959):
  ブラジル民謡組曲(1912-1923)
 ポンセ(1882-1948):ソナタ第3番(1927)
 モンポウ(1893-1987):コンポステラ組曲(1964)
ジョルジョ・トニン(G)
 録音:1998年、トリノ、イタリア。
AICSOUND-50105
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[Aicsound]
[CD-R]
モーツァルト(1756-1791):
 ピアノ、オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための五重奏曲 変ホ長調 K.452
ベートーヴェン(1770-1827):
 ピアノ、オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための五重奏曲 変ホ長調 Op.16
  フローレンス・シンフォニエッタのソリストたち
   [ヨランダ・サルティ(P) グイード・タリアブーエ(Ob) ジャンカルロ・ヌンツィアーティ(Cl)
    グラツィア・ロッシ(Hr) ダンテ・ヴィカーリ(Fg)]
 録音:聖クリスティーナ教会、ピモンテ、プラート、トスカーナ州、イタリア。
AICSOUND-50109
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[Aicsound]
ステファノ・ペゾーリ(1613?-1650以降?):
 「調和の宝石箱」(1648)から 優雅な舞曲とアリエッタ集
 Folia vaghissima, detta la Speranza / Il Contarini Belletto / Il Costante Abbandonato Balletto /
 Ballo del Duca / Mirate a ch'io son giunto / La bella sdegnata / Ciaccona Spagnola Semplice /
 Balletto detto del Fior / La Giardiniera Gagliarda vaghissima / Al fiero gioco / L'amante tradito /
 Gallo di Donna Checca / Romanesca Aria vaghissima / Aria di fiorenza イ長調/
 La Sposa Sconsolata Arieta Vaghissima / Poich'al fido Amor mio / Lillia cruda / Il Bon Vilan /
 Il Sospettoso Balletto / Zaravande Francese / Lo sventurato in Amore /
 Lo spensierato Balletto / Il vero Amante Balletto alla Bifolca

  コレギウム・ムジクム
  [ジョルジョ・デルロッソ(ヴィオラ・ダ・ガンバ/Perc
   マッシモ・ロンバルディ(バロックG/リュート/キタローネ/Perc)
   ジャンフランコ・マンジン(ルネサンス・リコーダー/バロック・リコーダー/Perc)
   アントネッラ・パニギーニ(Cemb/Perc)]

  赤枝美紀子(S)
AICSOUND-50111
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[Aicsound]
アッティーリオ・デル・レ(1938-)パッサカリア集
 3人のハープ独奏者のための27のパッサカリア(1996)
  [パオラ・デヴォーティ、サブリーナ・チャボッティ、エステル・ガットーニ(Hp)]
 ヴァイオリンの4つの弦のための32のパッサカリア(1996)
  [フラーヴィオ・ボルトロティ(Vn)]
 7つの金管楽器 [7 8ni] のための56のパッサカリア(1995)
  [ルチアーノ・カッジャーティ指揮ライヴリー・ブラス・アンサンブル
    〔フランチェスコ・タミアーニ(Tp/ピッコロTp) カルロ・ロッセッティ(Tp)
     霧生貴之(フリューゲルHr) クラウディオ・バルビエーリ、ファブリツィオ・スカーノ、
     クリスティアーノ・ボスケージ(Tb) フェリーチェ・ダレーラ(Tu)〕

 ギター・クアルテットのための30のパッサカリア(1995)
  [クアルテット・エクサコルデ〔ブルーノ・コスタ(レキントG) ファビオ・ガマレーリ(バスG)
                  マッシモ・ヴィッサッリ、マッシミリアーノ・フィリッピーニ(G)〕

 イタリアのオルガンを備えた教会における結婚式のための音楽 ト長調(1992) 〜 VII-33 の
    パッサカリア(アンダンテ・グラーヴェ)[ロベルト・コニャッツォ(Org)]
 録音:データ記載なし。
AICSOUND-50142
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[Aicsound]
[CD-R]
デュオの旅〜フルートとピアノのための音楽
 マリアーノ・ベッロペーデ:間違えられたタランテラ
 アストル・ピアソラ(1921-1992):カフェ1930 /アディオス・ノニノ
 マリアーノ・ベッロペーデ:私の帝国
 アストル・ピアソラ:リベルタンゴ/オブリビオン
 カルミーネ・マリリアーノ: Mi chiamano "Loop.. En"
 マリアーノ・ベッロペーデ:彼女は書いている
 ガーシュウィン(1898-1937):サマータイム
  − マリアーノ・ベッロペーデ:ウィンタータイム
 エンニオ・モリコーネ(1928-):ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
 ニーノ・ロータ(1911-1979):アマルコルド
 エンニオ・モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス
  カルミーネ・マリリアーノ(Fl) マリアーノ・ベッロペーデ(P)
 録音:2008年5月、スタジオ52、ナポリ、イタリア。
HECD-2004
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[Horizons
 on the Edge]
HAWA〜ギターと打楽器のための音楽
 アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994):
  ア・フェリシダージ
 ジャンゴ・ラインハルト(1910-1953):雲
 アリエル・ラミレス(1921-):アルフォンシナと海
 エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
  ショロ第1番
 シモーネ・イアンナレッリ(1970-):
  スウィング・フロム・
   ザ・パシフィック・コースト(*)
 アントニオ・ラウロ(1917-1986):
  ベネズエラ・ワルツ[第3番「ナタリア」/第2番]
 アグスティン・バリオス(1885-1944):
  パラグアイ舞曲第1番
 アンヘル・ビリョルド(1861-1919):
  エル・チョクロ(タンゴ)
 ジョアン・ペルナンブコ(1883-1947):ミモゾ/鐘の音
 ジュリアーノ・ベロッティ(1974-):
  チッチアチョッチア(ワルツ)/
  ラ・パテーラ[盃?]/エル・ファロ[灯台?]
 マルセル・ハリフェ(1950-):
  ル・パ・ド・ナハヴァンド(*)
ジュリアーノ・ベロッティ(G)
アルマンド・コルネル(Perc)
 録音:ミラノ、MAPスタジオ。
LACD-05-2003
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[Lira Antiqua]
アルベルト・サーラ(20世紀-):聖フランチェスコのミサ・ブレヴィス
 ジュージ・コロンビ(S) ロゼッラ・ガボーリ(A) パオロ・モンティチェッリ指揮
 カペッラ・ストルメンターレcho.、ノヴァーラ大聖堂カペッラ・ストルメンターレ
 録音:2003年4月5日-6日、アックアネーラの悲しみの聖母教会、ボッファローラ・ソプラ・ティチーノ、ミラノ県、イタリア。
 アルベルト・サーラ(生年不詳)は1999年にノヴァーラ大聖堂(ピエモンテ州、イタリア)のオルガニストおよびカペッラ・ストルメンターレ合唱団の指揮者に就任したイタリアの作曲家。
LACD-05-2004
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[Lira Antiqua]
19世紀のギター
 マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):
  ワルツ Op.57 No.6
  ジョヴァンニ・パチーニのオペラ
   「アマジリア」の「Lo ti vidi e t'adorai」の
     主題による変奏曲 Op.128
 ルイジ・モレッティ(17..-18..):
  大ソナタ Op.2〜アンダンテ・グラツィオーソ
マルコ・バッターリャ(G)
 使用楽器:1834年、ルイジ・フィラーノ製(ナポリ)。
LACD-05-2005
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[Lira Antiqua]
アルバムのページ〜20世紀初頭のイタリア、
 マンドリンとギターによる楽興の時

 アマデオ・アマデイ(1866-1935):
  マッティナータ(朝の音楽)
 シモーネ・サルヴェッティ(1870-1932):
  ルルの旋回/灰色の雲
 アルド・デ・ビアージ(1880-1956):つばめの群れ
 G.M.(18??-?):小セレナード
 ヴィットリオ・モンティ(1868-1923):
  侯爵夫人と羊飼い
 ジュゼッペ・シルヴェストリ(1841-1921):
  昔のセレナード
 エンリコ・マルチェッリ(1873-1901):幻想的ワルツ
 プリモ・シルヴェストリ(1871-1960):
  ブルレスカ/カプリッチョ
 ジョヴァンニ・ジョヴァーレ(1885-1949):
  シチリアのセレナード
 ジャコモ・サルトーリ(1860-1946):温泉にて
 フランチェスコ・アモローゾ(1877?-1916?):
  メヌエット/スペインのセレナード
 ジュリオ・モンニ(18??-?):一夜の魅惑
 C.アドルフォ・ブラッコ(1860-1903?):星空の夜
セルジオ・ジジョッティ
(マンドリン;*)
ファビアーノ・メルランテ(G;+)
 録音:ミラノ、MAPスタジオ。使用楽器:1899年、ピラーデ・マウッリ製(フィレンツェ)、ナポリ式(*)/1908年、ラッファエーレ・カラーチェ製(ナポリ)、ナポリ式(*)/1912年、ルイジ・エンベルゲル製(ローマ)、ローマ式(*)/1930年頃、アントニオ・モンツィーノ製(ミラノ)(+)/1930年頃、不詳作者製(ミラノ)、9弦(+)/1940年頃、ルイジ・モッツァーニ製(チェント)。
LACD-05-2006
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[Lira Antiqua]
[CD-R]
リヴィア・ダルコ
 シルヴィア・ピッコロ:
  Un'altra storia / Dafne / Credi in me / Provaci / Dolcezze amarissime /
  Un cavalier di Spagna / Abbandonarti / Anna / Falsa luce / Finale
 トラッチェ・ダンティコ
  [シルヴィア・ピッコロ(歌;リヴィア・ダルコ) ヴェーラ・マレンコ、フランチェスカ・ロータ、
   ナイマーナ・カーザノーヴァ(歌) マウリツィオ・ピアンテッリ、ファビオ・アックルソ(リュート)
   マウリツィオ・レス、クリスティアーノ・コンタディーニ、クラウディア・パゼット(ヴィオル)
   パオロ・ファルディ、レンツォ・ベズ(リコーダー) マルコ・ムッツァーティ(Perc)
   リヴィア・ダルコ、ステファノ・アルバレッロ、クラウディオ・パチーニ(電子的処理)]
 録音:データ記載なし。 (P) (C) 2008。
 1579年のマルゲリータ・ゴンザーガの嫁入りから17世紀初めまでイタリア、フェラーラのエステ家宮廷で活躍した三人の女性歌手のうちの一人リヴィア・ダルコをテーマとしたアルバム。マルケット・カーラ、バルトロメオ・トロンボンチーノ、ピエトロ・ダ・ローディ、クラウディオ・モンテヴェルディ、ルッツァスコ・ルッツァスキ、ジョン・ダウランド、ジャコモ・カリッシミの音楽をベースに、舞台女優・演出家も務める多才な古楽系ソプラノ、シルヴィア・ピッコロがプロデュースした鮮烈なサウンドをお楽しみ頂きたい。
LACD-05-2007
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[Lira Antiqua]
[CD-R]
ヨハン・カスパル・メルツ (1806-1856) :ギター二重奏曲集
 舞踏会/セレナード/動揺/夕べの祈り/即興曲/挽歌〔恋人の墓の前で/あなたを思う/葬送行進曲〕/
 協奏的大幻想曲第1番「 La Rage 」/ハンガリーの思い出第1部/
 ハンガリーの思い出第2部「国民的メロディー集」/ドイツのメロディ/
 タランテラ/トラウン湖の舟遊び/舟歌/マズルカ
  デュオ・ギリビッツォ[パオラ・ミヌッシ、ヨアヒム・ガイスラー(G)]
 録音:2008年8月8日、ミラノ、イタリア。
 #本体記載品番が全く同一のアイテム、「J.S.バッハ:ソプラノ、オーボエと通奏低音のためのカンタータ・アリア集」 (当店品番: 8017297009700) が存在します。ご注意下さい。
8017297009700
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[LACD-05-2007]
[Lira Antiqua]
J.S.バッハ(1685-1750):ソプラノ、オーボエと通奏低音のためのカンタータ・アリア集
 クリスマス・オラトリオ BWV248 〜 Flöst, mein Heiland, flöst dein Namen /
 カンタータ BWV199 〜 Stimme Seufzer, stille Klagen /
 カンタータ BWV187 〜 Gott versorget alles Leben /
 カンタータ BWV75 〜 Ich nehme mein Leiden mit Freuden auf mich /
 カンタータ BWV74 〜 Komm, komm, mein Herze steht die offen /
 カンタータ BWV21 〜 Seufzer, Tränen, Kummer, Not /
 カンタータ BWV202 〜 Sich üben im Lieben /
 アンタ・マグダレーナ・バッハの音楽帳
  〜 Bist du bei mir BWV508(ファゴットと通奏低音による演奏)/
 カンタータ BWV177 〜 Verleih, das ich aus Herzens Grund /
 カンタータ BWV56
  〜 Endlich, wird mein Joch(オーボエ、ファゴットと通奏低音による演奏) /
 カンタータ BWV98 〜 Hort, ihr Augen, auf zu weinen /
 カンタータ BWV93 〜 Ich will auf den Herren schaun /
 カンタータ BWV1 〜 Erfüllet, ihr himmlischen göttlichen Flammen /
 カンタータ BWV144 〜 Genügsamkeit /
 カンタータ BWV89 〜 Gerechter Gott, ach, rechnest du?
  アンサンブル・サン・スーシ
   [アレッサンドラ・ボリン(S) ジュゼッペ・ナリンン(Ob/Obダモーレ/Obダ・カッチャ/テナーOb)
    パオロ・トニョン(Fg) ファビアーノ・メルランテ(テオルボ/アーチリュート)
    カルロ・スガッロ(Cb) マルコ・ヴィンチェンティ(ポジティヴOrg/Cemb)
    ミケーラ・ミオッツォ(ソプラノのエコー) ニコロ・ドッティ(オーボエのエコー)]
 録音:2011年7月12日-14日、聖ルチア教区教会、ペスカンティーナ、ヴェローナ県、イタリア。
 #本体の規格品番表示は「 LACD-05-2007 」ですが、全く同一のアイテム、「ヨハン・カスパル・メルツ:ギター二重奏曲集」が存在するため、当店ではバーコード数字列「 8017297009700 」を規格品番として扱います。「 LACD-05-2007 」でオーダーいただいた場合、別商品をお届けする事になりますのでご注意下さい。
LCCD-40.101
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[Lira Classica]
クラリネットとピアノのための音楽
 ブラームス(1833-1897):
  クラリネット・ソナタ
   第2番 変ホ長調 Op.120 No.2(*)
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1885-1968):
  クラリネット・ソナタ Op.128(+)
 ストラヴィンスキー(1882-1971):
  無伴奏クラリネットのための3つの小品
 フランシス・プーランク(1899-1963):
  クラリネット・ソナタ(+)
 ハインリヒ・ズーターマイスター(1910-1995):
  無伴奏クラリネットのためのカプリッチョ
ジュゼッペ・
 フィオルディメラ(G)
ディモーニ・オレベルト(P;*)
レナート・プリンチペ(P;+)
 録音:ヴァレーゼ(イタリア)、URUKスタジオ。
LCCD-40.103
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[Lira Classica]
フランチェスコ・モリーノへのオマージュ
 フランチェスコ・モリーノ
(1775-1847):
  フルートとギターのための作品集
  夜想曲 Op.38/3つの二重奏曲 Op.16/夜想曲 Op.37/
  3つの二重奏曲 Op.61/夜想曲 Op.39
ジャンニ・ビオコンティノ(Fl)
アントネッロ・ギドーニ(G)
 録音:1997年11月15-16日、イタリア、ピエモンテ州アスティ県モンカルヴォ。
 フランチェスコ・モリーノはピエモンテ地方の音楽一家に生まれたイタリアのギタリスト・ヴァイオリニスト・作曲家。50歳でパリに移住しソルやカルッリと同時期にギタリストとして活躍しパリに没した。ギターを含む作品を数多く残している。
LRCD-075
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[Lira Classica]
月のギター〜女性作曲家たちのギター作品集
 アンネッテ・クライスブリンク(1958-):
  アンドレス・セゴビアへのオマージュ
 キアラ・マレスカ(1950-):雨降る部屋の中で(*)
 エマヌエラ・バッリオ(1968-):即興曲
 マリア・リンネマン(1947-):ノルウェー小品集
 ヤナ・オブロフスカ(1930-1987):
  ベラ・バルトークへのオマージュ
 フェルナンデ・ペイロ(1888-1987):
  ギターのための前奏曲集
 ベアトリーチェ・カンポドミニコ(1958-):
  ヴァッシリッサの伝説(*)
マリア・ヴィットリア・
 イェドロウスキ(G)
 録音:2000年1月、ミラノ、MAPスタジオ。(*)はマリア・ヴィットリア・イェドロウスキへの献呈作品。
LRCD-079
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[Lira Classica]
対話〜ギター・デュオのための音楽
 セバスティアーノ・コニョラート(1969-):
  飛行実験(1998)(*/+)
 マリオ・ガンジ(1923-):ファンタス(1998)(*)
 ベアトリーチェ・カンポドミニコ(1958-):
  天使の対話(2001)(*/+)/二人のために(2001)(*/+)
 カルロ・ドメニコーニ(1947-):プラナ(1989)(+)
 エウジェニオ・カティーナ(1956-):七月の雨(1997)
 ウンベルト・ボンバルデッリ(1954-):
  遮られた踊り(2001)(*/+)
 カルメロ・マッシモ・トッレ(1965-):
  スティーム・アップ(2001)(*/+)
 ソニア・ボー(1960-):独裁者(2001)(*/+)
 エウジェニオ・カティーナ:仮面舞踏会(2001)(*/+)
 ブルーノ・ベッティネッリ(1913-):
  二人へのディヴェルティメント(1982)
 セバスティアーノ・コニョラート:M.(2001)(*/+)
 エウジェニオ・カティーナ:全音階舞曲(1999)(*/+)
レ・ディヴェルティスマン
[マリア・ヴィットリア・
  イェドロウスキ、
 クラウディオ・
  バッラビオ(G)]
 録音:2001-2002年、ミラノ、MAPスタジオ。(*)は世界初録音/(+)はレ・ディヴェルティスマンへの献呈作品。
LRCD-081
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[Lira Classica]
色 ギター・リサイタル
 シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750)/
  チロ・ジンゴーネ編曲:幻想曲 ハ短調
 フィリッポ・グラニャーニ(1768-1820)/
  チロ・ジンゴーネ編曲:
   感傷的ソナタ「ノアの大洪水」Op.15
 ブルーノ・バッティスティ・ダマリオ(1937-):小組曲
 アストル・ピアソラ(1921-1992)/
  バルタサル・ベニテス編曲:
   ブエノスアイレスの夏/天使のミロンガ/
   天使の死/ブエノスアイレスの春
チロ・ジンゴーネ(G)
 録音:2001年1月29日-2月3日、ナポリ、フライング・レコーディング・スタジオ。
LRCD-084
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[Lira Classica]
ファンタジー〜20世紀のギター音楽集
 フランギス・アリ=ザデ(1947-):ファンタジー(*)
 ハインリヒ・ウンテルホーファー(1958-):魅惑の森
 リチャード・チャールトン(1955-):
  「夢の時代」からの印象(5曲)
 ルイジ・アントニオ・イルランディーニ(1958-):
  魂の太陽(シルヴィア・チェスコのために)
 ベント・セアンセン(1958-):シチリアの影
 ジャチント・シェルシ(1904-1988):Ko-Tha I
 ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):セレナード
シルヴィア・チェスコ(G)
 録音:2001年6月、ミラノ、M.A.P. スタジオ。(*)は世界初録音。
 アリ=ザデはアゼルバイジャン出身でトルコで活躍、ヨーヨー=マの「シルクロード・プロジェクト」に参加している事でも知られる女流作曲家。チャールトンはオーストラリアの作曲家で、「夢の時代」とは、アボリジニ神話に出てくる「アルチェリンガ」(万物が創造された至福の時代)という言葉を指す。
LRCD-085
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[Lira Classica]
現代イタリア作曲家による
 3つのギターのための作品集

 ジョルジョ・フェラーリ(1925-):四つ葉のクローバー
  (3つのギターのためのアルバムの綴り)
 テレーザ・プロカッチーニ(1934-):月光 Op.121
 リッカルド・ヴィアネッロ(1944-):トレスタンゴ
 アンドレア・バゼーヴィ(1957-):コンチェルト
 エンニオ・モリコーネ(1928-):短いカノン
 フランコ・マルゴーラ(1908-1992):幻想曲
 フランコ・マリアッティ(1931-):
  序奏、ロマンスとフィナーレ
 フランコ・マンニーノ(1924-):組曲
 ロベルト・ベルトラミ(1958-):F.G.の記念に
 ダニエーレ・ザネットヴィッチ(1950-):
  アンダルシアの6つの歌
A.ヴィヴァルディ・
 ギター・トリオ
[エンリコ・ネグロ、
 イグナツィオ・ヴィオラ、
 マリオ・コスコ(G)]
 録音:2001年9月10-15日、ミラノ、MAPスタジオ。全曲世界初録音。
LRCD-086
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[Lira Classica]
ジョン・W.デュアート(1919-):
 フランスの子守歌による変奏曲 Op.32 /
 ギリシャ組曲(Greek meets Greek)Op.39(*) /
 フランス組曲 Op.61(*)
リリアナ・ペザレージ、
ルカ・トラブッキ(G)
 録音:2001年10-12月、ソンドリオ県モルベーリョ(イタリア)。(*)は世界初録音。
LRCD-087
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[Lira Classica]
統合
 レオ・ブローウェル(1939-):
  ジャンゴ・ラインハルトの主題による変奏曲
 アストル・ピアソラ(1921-1992):5つの小品
  [ Triston / Campero / Accentuado /
   Romantico / Compadre]
 デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):
  ブルースと7つの変奏
 アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):ソナタ Op.47
 アンジェロ・ジラルディーノ(1941-):
  練習曲第18番「デ・ファリャへのオマージュ」
アンジェロ・コローネ(G)
 録音:ローマ、フリップ・スタジオ。
LRCD-088
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[Lira Classica]
アンサンブル・クラシカ〜ライヴ
 ロッシーニ(1792-1868):歌劇「ブルスキーノ氏」序曲
 モーツァルト(1756-1792):歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜カンツォネッタ
 ニーノ・ロータ(1911-1979):
  映画「山猫」から マズルカ,ワルツ/映画「アマルコルド」組曲/映画「道」組曲
 エンリコ・カンニオ(1874-1949):タランテラ・ルチアーナ
 フランチェスコ・ブオンジョヴァンニ(1872-1940):夜の蝶
 E.A.マリオ(1884-1961):タンムリアータ・ネーラ
 ロマーノ・プッチ(1948-):地中海のアヴェ・マリア
 アストル・ピアソラ(1921-1922):フランカナパ/オブリビオン/リベルタンゴ
  アンサンブル・クラシカ
  [ロマーノ・プッチ(Fl) ファビオ・スプルッツォラ(G) イヴァーノ・ブランビッラ(Cl/マンドリン)
   カルメロ・ビジニャーノ、イゴール・デラ・コルテ(Vn) ブルーノ・プッチ(Va)
   マルコ・デ・マージ(Vc) アンジェラ・ラッツァローニ(P)]
 録音:データ記載なし。
LRCD-089
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[Lira Classica]
ジャコモ・ゴティフレード・
 フェッラーニ(1763-1842):
  フラウト・トラヴェルソとピアノのためのソナタ集

  チェンバロまたはピアノとフルートの伴奏のための
   ソナタ ト長調 Op.32 No.3 /
  フォルテとフルートのオブリガートのための
   3つのお気に入りのソナタ Op.33
  [第1番 ニ長調,第2番 ト長調,第3番 ハ長調]
マリオ・ラッキーニ
(Fl−tr;*)
キアラ・ニコラ(卓上Fp;+)
 使用楽器:1994年、ルドルフ・トゥッツ製(モデル:1780年頃、アウグスト・グレンザー製)(*)/1799年頃、ライリー製(イングリッシュ・メカニック)(+)。
 ジャコモ・ゴティフレード・フェッラーニは南チロル地方のロヴェレートに生まれ、ナポリ、パリ、ロンドン等で活躍しロンドンに没した作曲家・音楽理論家・声楽教師。オペラ・声楽の分野でも成功が目立ったが、ヴァイオリンまたはフルートを伴うソナタも40曲以上残している。
LRCD-090
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[Lira Classica]
ピアノ六手連弾による、歌のないオペラ・ファンタジー
 アンジェロ・パンツィーニ(1820-1886):
  ヴェルディのオペラ「トロヴァトーレ」の
   動機によるディヴェルティメント
 カール・チェルニー(1791-1857):
  華麗なロンド Op.227
 パーシー・グレインジャー(1882-1961):
  ザンジバルの舟歌
 ジュスト・ダッチ(1840-1915):
  ヴェルディのオペラ「シリチア島の夕べの祈り」
   による華麗な幻想曲
 リッカルド・ヴィアネッロ(1944-):太陽の花
 アンジェロ・パンツィーニ:
  ヴェルディの「ルイザ・ミラー」の動機による
   ディヴェルティメント/
  小ディヴェルティメント「三本の百合」Op.5
 エンリコ・バッティストーニ(1947-):ソナティナ
 ラフマニノフ(1872-1943):ロマンス/ワルツ
 ジュスト・ダッチ:
  ヴェルディのオペラ「椿姫」による幻想曲
 ジョルジョ・スピリアーノ(1964-):フロア・ショー
イ・タスティ・トスティ
[リリアーナ・フローラ、
 クリスティーナ・
  オルヴィエート、
 パオロ・フローラ(P)]
 録音:2002年11月3日。
LRCD-091
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[Lira Classica]
ギター・リサイタル
 マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):
  ソナタ ハ長調 Op.15
 オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):変奏曲
 フェデリコ・モンポウ(1893-1987):コンポステラ組曲
ヴィンチェンツォ・
 トッリチェッラ(G)
 録音:1999年10月-11月、ピアチェンツァ(イタリア)。
LRCD-092
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[Lira Classica]
オットチェント!〜
 ギター・デュオのための19世紀の音楽

 マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):
  3つの協奏的ポロネーズ Op.137
 アントワーヌ・ド・ロワイエ(1768-1852):
  協奏的二重奏曲 Op.31 No.3
 フィリッポ・グラニャーニ(1768-1820):
  フェルディナンド・カルッリに捧げる
   二重奏曲第2番 イ短調
 フェルナンド・ソル(1778-1839):幻想曲 Op.54 bis
マルコ&ステファノ・
 ボンファンティ(G)
 録音:2002年10月21日-24日、ミラノ、MAPスタジオ。
LRCD-093
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[Lira Classica]
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調 Op.12
ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.74 No.1
ウェーベルン:緩徐楽章
アジムートSQ
[ドメニコ・コッタラッソ、
 エミリオ・トージ(Vn)
 ステファノ・
  マルティノッティ(Va)
 ヴァレンティーナ・
  トゥラーティ(Vc)]
 録音:2001年、MAPスタジオ。
LRCD-095
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[Lira Classica]
20世紀オーストリア・ドイツの作曲家による
 ギター作品集

 アルフレート・ウール(1909-1992):
  古典的ソナタ(1938)
 ゴットフリート・フォン・アイネム(1918-1996):
  3つの練習曲 Op.34(1967)
 ユルク・バウアー(1918-):3つの幻想曲(1963)
 イェネー・タカーチ(1902-2005):瞑想と円舞(1956)
 ハンス・エーリヒ・アポステル(1901-1972):
  6つの音楽(1955)
 エーリヒ・オピッツ(1912-):
  ソナティナ「アウストリアカ」
ルイジ・ヴェデーレ(G)
 録音:2003年6月、ヌオーロ(イタリア)、スタジオ Mousiké。
LRCD-096
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[Lira Classica]
ベートーヴェン(1770-1827):
 創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80 /
 ディアベッリのワルツによる33の変奏曲 ハ長調
  Op.120(ディアベッリ変奏曲)
ステファノ・ロヴェール(P)
 録音:2001年5月14日、フィレンツェ、イタリア、ライヴ。
LRCD-097
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[Lira Classica]
フランコ・マルゴーラ(1908-1992):
 フルートとギターのための音楽
 ソナタ dC211/5つの印象 dC698/
 フルートとギターのために dC684/
 フルートとギターのために dC686/
 マルチェッタ dC701/第7のソナタ dC266/
 スピリトゥオーソ dC709/ソナタ dC708/
 アレグロ dC695/アンダテ dC696/モデラート dC703/
 モデラート dC704/モデラート dC702/
 ヴィヴァーチェ dC710/夜の歌とアレグロ dC229/
 指示無しの曲 dC691/指示無しの曲 dC689/
 アンダンテ dC697/ソナタ第9番 dC707
サブリーナ・ピシアーリ(Fl)
グレゴリオ・アルトゥンギ(G)
 フランコ・マルゴーラはブレーシャ近郊に生まれ、カゼッラらに師事したイタリアの作曲家。作品の中では2曲の「子供のための協奏曲」が比較的知られているようだが、オペラ(1作だけ書いたようだが)にも前衛にも背を向けて前時代的な器楽曲を書き続けたため、異色ながら地味な存在として扱われる点は否めない。しかし、その音楽そのものの美しさに気付いた演奏家によって少しずつ録音が増えてきている。当アルバムの選曲はもはやマニアックな領域に踏み込んでいるかもしれないが、そこに魅力を感じるリスナーもいらっしゃるに違いない。もちろんフルート・ファン、ギター・ファンならばチェックだろう。
LRCD-099
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[Lira Classica]
南の魂〜ギターのための音楽
 シモーネ・イアンナレッリ(1970-):華麗なワルツ
 ホアキン・ロドリーゴ(1902-1999):サパテアド
 エグベルト・ジスモンティ(1947-)/
  ジュリアーノ・ベロッティ編曲:水とワイン
 イサーク・アルベニス(1860-1909):
  アストゥリアス/カディス
 アントニオ・ラウロ(1917-1991):ナタリア(ワルツ)
 アントニオ・ルイス・ピポ(1933-1997):
  歌と踊り第1番
 アグスティン・バリオス(1885-1944):
  フリア・フロリダ/ワルツ Op.8 No.3/森に夢見る
 アンヘル・ビリョルド(1861-1919)/
  ローラン・ディアンス、
   ジュリアーノ・ベロッティ編曲:
    エル・チョクロ(タンゴ)
 ローラン・ディアンス(1955-):リブラ・ソナティネ
ジュリアーノ・ベロッティ(G)
 録音:2000年12月17日-19日、ライアン・スタジオ・マスタリング(シンガポール)。
LRCD-101
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[Lira Classica]
[CD-R]
太陽と月の光〜ポンセへのオマージュ
 マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948):
  南のソナティナ(1930/1932)/24の前奏曲(1929)/
  「スペインのフォリア」による
    変奏曲とフーガ(1929)
ピエラ・ダドーモ(G)
 録音:ブレーシャ県ロヴァート、聖母マリア下僕会聖被昇天修道院。
LRCD-102
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[Lira Classica]
タンゴの歴史〜
 アストル・ピアソラへのオマージュ

 アストル・ピアソラ(1921-1992):
  ブエノスアイレスの四季(ギター独奏のための)/
  タンゴの歴史(ギターとヴァイオリンのための;*)
 アストル・ピアソラ/ロレンツォ・ラヴァッツァーニ編曲:
  天使の死/アヴェ・マリア/鮫/忘却/リベルタンゴ/
  (以上、ギター、
       ヴァイオリンとヴィオラのための)(*/+)
エネア・レオーネ(G)
ジョルジョ・モルテーニ(Vn;*)
ロレンツォ・
 ラヴァッツァーニ(Va;+)
 録音:2002年7月、ミラノ、MUREKスタジオ。
LRCD-103
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[Lira Classica]
夢〜ソプラノとギター・デュオのための音楽
 ロッシーニ(1792-1868):絵の具にまみれて
 ビゼー(1838-1875):アラビアの女主人の別れ
 ラヴェル(1875-1937):ヘブライの歌
 ファリャ(1876-1943):7つのスペイン民謡 から
  [モーロ人の衣装/アストゥリアナ/ホタ/子守歌/歌]
 トマス・バレラ(1870-1938):グラナダの女たち
 フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936):
  スペインの古謡集 から
  [アンダ・ハレオ/四人のラバ引き/ハエンのモーロ娘たち/
   チニタスのカフェで/セビリャの子守歌/
   ソロンゴ/ラ・タララ]
 アリエル・ラミレス(1921-):アルフォンシナと海
 アストル・ピアソラ(1921-1992):リベルタンゴ
 エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
  「アマゾンの花」から 帆船/
  ブラジル風バッハ第5番 から アリア
リンダ・カンパネッラ(S)
G.ロゼッタ・ギター・デュオ
[マルゲリータ・ヴァロミ、
 アンナ・ヴェッラ(G)]
LRCD-104
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[Lira Classica]
Otto pezzi di un poco di buono 〜アンジェロ・フェッラクーティの小説
 「 Otto pezzi di un poco di buono 」による8部とエピローグからなるメロローゴ

 ファブリツィオ・デ・ロッシ・レ(1960-):Stava Scendendo la notte(朗読、アルトサクソフォンとピアノのための)
 ロベルタ・シルヴェストリーニ(1964-):
  Un bel giorno accadde(朗読、アルト&バリトンサクソフォン、2人の打楽器奏者とピアノのための)
 マリオ・パゴット(1966-): Andrea, vide sua Madre
  (朗読、ソプラノ&バリトンサクソフォン、コントラバス、チェンバロ、ピアノと打楽器のための)
 ファビオ・アゴスティーニ(1961-): Inverno
  (朗読、フルート、テナーサクソフォン、4人の打楽器奏者と2人のピアノ奏者のための)
 トニーノ・テゼイ(1962-): Certe notti gli era capitato di sognare(朗読とピアノのための)
 ゲッリーノ・タンブッリーニ: Prima dell'alba(朗読、ギター、ピアノと打楽器のための)
 アンドレア・ストラッパ(1961-): Una mattina la gazzella dei carabinieri
  (朗読、ギター、ピアノとラガネッラ〔がらがら〕のための)
 イタロ・ヴェスコヴォ(1953-): Verso sera(朗読、アルトサクソフォンとピアノのための)
 ロッサーノ・コッラデッティ: Viaggio infinito(朗読と録音テープのための)

  マウロ・ピエロフェデリーチ(朗読) ダヴィド・チンティオ(Fl)
  マッシモ・マッツォーニ(Sax) フランチェスカ・サンタンジェロ、
  ロベルト・バッサーニ、ドメニコ・チェッリーニ、マルコ・ピエニーニ(Perc)
  ピエトロ・アンティノーリ(G) アドリアーノ・ダッラペ(Cemb)
  アレッサンドラ・ジェンティーレ、ファウスト・ボンジェッリ(P)
  カルロ・ペッリッチョーネ(Cb) ダニエーレ・ジュリオ・モレス指揮
 録音:データ記載なし。(P) (C) 2004 。
LRCD-105
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[Lira Classica]
ハイドン、メンデルスゾーン、グラナドス:ピアノ作品集
 ハイドン(1732-1809):ピアノ・ソナタ 変ロ長調 Hob.XVI: 52
 メンデルスゾーン(1809-1847):
  ロンド・カプリツィオーソ ホ短調 Op.14 /幻想曲 嬰ヘ短調 Op.24
 グラナドス(1867-1916):演奏会用アレグロ
  ステファノ・ビゴーニ(P)
 録音:2004年8月、 MAP スタジオ、ミラノ、イタリア。
LRCD-106
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[Lira Classica]
ギター・リサイタル
 ヨハン・カスパル・メルツ(1806-1856):
  吟遊詩人の歌 Op.13
 カルロス・スリニャク(1915-1997):ソナティネ
 マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):
  サヴォイア地方の主題による変奏曲
 アンジェロ・ジラルディーノ(1941-):
  超絶技巧練習曲集 から[第6番/第47番]
 カルロ・モッソ(1931-1995):
  ピエモンテ地方の3つの歌
 フリアン・アルカス(1832-1882):ハバナのプント
ジャンルカ・バルベーロ(G)
 録音:2003年9月、クネオ県ブラ、聖キアラ教会内陣。
LRCD-107
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[Lira Classica]
Shopso Troijno 〜ギターo.のための音楽
 パウロ・ベリナティ(1950-):グデのバイアン
 パウロ・ベリナティ/
  マルチェッロ・セラフィーニ編曲:
   民謡の主題による4つのコンポジション
   [Shopso Troijno(マケドニア)/
    月は明るく輝く(イギリス)/
    ダニー・ボーイ(アイルランド)/
    ヒューゴのポルカ(スウェーデン)]
 レオ・ブローウェル(1939-):
  雨のあるキューバの風景
 スティーヴ・ライヒ(1936-):
  エレクトリック・カウンターポイント〜第3楽章
 アンドルー・ヨーク(1958-):
  「ハルミ」から アロング・ジ・エッジ
 セルジオ・アサド(1952-):
  クラリネットとギターのための
   4つのコンポジション(*)
  [パオロ・デ・ステファノ編曲:古い肖像画/
   マルチェッロ・セラフィーニ編曲:
    石けり遊び/青いすみれ/
   ジャンルカ・フィルティーノ編曲:グルマリ]
ファウスト・サレーディ(Cl;*)
マルチェッロ・セラフィーニ指揮
セクスタ・コンソート・ギターo.
 録音:2005年2月25-26日、ルガーノ(スイス)、スイス・イタリア語放送ホール。
LRCD-108
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[Lira Classica]
デュオ・ザッパ.マイノルフィ〜
 ベルリン・フィルハーモニー・デビュー・リサイタル

 プロコフィエフ:チェロ・ソナタ Op.119
 ヤナーチェク:おとぎ話
 ショパン:チェロ・ソナタ Op.65
 J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ
      第2番 BWV1028 〜 アンダンテ
デュオ・ザッパ=マイノルフィ
[マッティア・ザッパ(Vc)
 マッシミリアーノ・
  マイノルフィ(P)]
 録音:2003年4月11日、ベルリン・フィルハーモニー室内楽ホール、ライヴ。
 ニューヨークのジュリアード音楽院で同窓の二人のイタリア人演奏家が1994年に結成したデュオ。
LRCD-109
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[Lira Classica]
ジャン・マリア・マルコ・ランフランキ:遊歩道
 パヴァーヌ/時の踊り(*) /愛の声(*) /騎士の謎(*) /操り人形のワルツ/夢で見た顔(*) /
 冷酷な心(*) /遊歩道/母に捧ぐ(*) /子守歌(*) /暗闇の音楽/拒まれた口づけ(*) /
 嫉妬(*) /微笑みを思い出す/無限の空間に向かって/忠実な天使(*) /
 あらためてさようなら(*) /魂のバラード 〔(*):歌付き〕
  エゴン・クアルテット
   [オリヴィア・ラティーナ・ラメッタ(歌) ルベール・マラーニ(エレクトリックVn)
    ボリス・マゴーニ(Cl) ジャン・マリア・マルコ・ランフランキ(P)]
 録音:2004年11月-2005年2月、カラヴァッジョ文化センター、カスティリオーネ・デッレ・スティヴィエーレ、マンドヴァ県、イタリア。
LRCD-110
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[Lira Classica]
フラヴィオ・サーラ〜エルミタージュ劇場ライヴ
 マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948):
  南の協奏曲(ギターと管弦楽のための;1941)(*)
 賢王アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:
  「聖母マリアのカンティガ集」から(+)
 イサーク・アルベニス(1860-1909):
  マヨルカ(舟歌)Op.202(#)
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
  悪魔的カプリッチョ Op.85
   (パガニーニに捧ぐ;1935)(**)
 ニキタ・コシキン(1956-):
  アッシャー・ワルツ Op.29
   (エドガー・アラン・ポーによる;1984)(**)
 ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):
  セビリャ(幻想曲)Op.29(1923)(**)
フラヴィオ・サーラ(G)
 録音:2004年5月28日、サンクトペテルブルク、エルミタージュ劇場、第9回オリンパス国際音楽祭(*)/2005年5月2日、トレヴィーゾ、エデン劇場、第7回カステルヌオーヴォ=テデスコ国際ギター祭(+)/2004年4月9日、ラヴェンナ県チェルヴィア、ストリコ市立劇場(#)/2004年9月15日、ブルーミントン、インディアナ大学音楽学部、アウアー・コンサートホール(**)。
 フラヴィオ・サーラは1983年イタリアのモリーゼ州カンポバッソ県ボヤーノに生まれ、1994年から8年間カンポバッソの音楽院で学び、1998年からはオスカル・ギリアの主催するマスタークラスにも参加、2001年ガルニャーノ、2003年ミケーレ・ピッタルーガ、2006年アリリオ・ディアスといったコンクールで優勝している若手の星。
LRCD-111
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[Lira Classica]
ファブリツィオ・ガリッリ:静寂、音楽、記憶の声
 ピアノのための幻想曲(1967)(*)/
 変形 I & II(声優、2台のピアノと
         打楽器のための;1970)(+)/
 小組曲「Franciscus vir catholicus」
  (2つのトランペットと
    オルガンのための;1982)(#)/
 Night reflection - 2001年9月11日、ニューヨーク
  (声優、2台のピアノと
    ソプラノサクソフォンのための;2001)(**)/
 Proenium - 無窮動(In memoriam...)
  (2台のピアノのための;2002)(++)
アダ・マウリ(P;*/++)
マリア・マディーニ・
 モレッティ(P;+/**/++)
アンドレア・ドゥルベッコ
(Perc;+)
アレッサンドロ・
 クァジモード(声優;+/**)
きりゅう・たかゆき、
ジョヴァンニ・
 グランディ(Tp;#)
フランチェスコ・
 ズヴァデッリ(Org;#)
ほうじょう・すみこ(P;**)
ジュゼッペ・パルミジャーニ
(ソプラノSax;**)
 録音:2004年4月、ピアチェンツァ、G.ニコリーニ音楽院(*)/1997年11月、トレント、フェスティヴァル・ムジカ 900、ライヴ(+)/2004年10月、ピアチェンツァ、聖アントニーノ・バジリカ教会(#)/2004年1月、ピアチェンツァ、G.ニコリーニ音楽院、ライヴ(**)/2004年10月、ピアチェンツァ、G.ニコリーニ音楽院(++)。
LRCD-112
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[Lira Classica]
イコノスタス〜ギターのための音楽
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
  クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌
 ホセ・アントニオ・デ・サン・セバスティアン
  (ドノスティア)(1886-1956):
    エリミーナ(郷愁)
 フェデリコ・モンポウ(1893-1987):コンポステラ組曲
 ビセンテ・アセンシオ(1908-1979):神秘組曲
 フランシス・プーランク(1899-1963):サラバンド
 ジャンマルティノ・ドゥリゲッロ:Sefer Trah
 アンジェロ・ジラルディーノ(1941-):
  受胎告知(ベアト・アンジェリコへのオマージュ)/
  イコノスタス
   (パーヴェル・フロレンスキーへのオマージュ)
アルベルト・メシルカ(G)
 録音:2005年11月、ヴァネツィア(イタリア)、ヴィエニクサルテ・スタジオ。
LRCD-113
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[Lira Classica]
軽快なギター
 フランシス・クレンジャンス(1951-):
  フランスのワルツ
 アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):
  12の平易な小品 から
   [セレナード/おもちゃ箱/散歩/
    小さな歌/トッカータ/ポロネーズ]
 ヨハン・カスパル・メルツ(1806-1856):悲歌
 ヤナ・オブロフスカ(1930-1987):
  古い旋法によるソナタ
 フランシスコ・タレガ(1852-1909):
  アルハンブラの思い出
 アントン・ディアベッリ(1781-1858):フーガ Op.46
 フランシス・クレンジャンス:第五のアリア
 アグスティン・バリオス(1885-1944):
  大聖堂(前奏曲)
 エウジェニコ・カティーナ(1956-):ソナタ
  (マリア・ヴィットリア・イェドロウスキに献呈)
 フェルナンド・ソル(1778-1839):序奏と変奏曲 Op.9
マリア・ヴィットリア・
 イェドロウスキ(G)
LRCD-114
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[Lira Classica]
[2CD-R]
ニコロ・パガニーニ(1872-1840):
 ギター・ソナタ集
  37のソナタ/大ソナタ イ長調 M.S.3
エリオ・リモンディ(G)
 録音:2005年10月3日-6日。2009年現在の供給分はCD-R製版だとの事なので、その旨御了承下さい。
LRCD-115
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[Lira Classica]
アルベニス、ダンジェロ、テレマン、
 ラウロ、メルツ、カステルヌオーヴォ=テデスコ、
  カンペラ:ギター作品集

 イサーク・アルベニス(1860-1909):
  アストゥリアス/カディス
 ヌッチオ・ダンジェロ(1955-):
  リディア旋法の2つの歌
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  無伴奏ヴァイオリンのための12の幻想曲〜第7番
 アントニオ・ラウロ(1917-1986):右へ六つ
 ヨハン・カスパル・メルツ(1806-1856):悲歌
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1885-1968):
  ソナタ「ボッケリーニへのオマージュ」Op.77
 アルトゥール・カンペラ(1960-):
  パーカッション練習曲第1番
マルロン・ティトレ(G)
 録音:2006年3月16日-17日、ミラノ、MAPスタジオ。
LRCD-116
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[Lira Classica]
衛星のためのセレナード
 アルフレード・カゼッラ(1883-1947):
  映画音楽「戦争の記録」からのピアノ四手連弾のための4曲(1915) (*)
 ジェルジ・クルターグ(1926-):ピアノ四手連弾のための「遊び」
 ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):
  2台のピアノ、ヴィブラフォンとマリンバのための「リネア」(1973) (*)
 ジェルジ・リゲティ(1923-2006):
  ピアノ四手連弾のための5つの小品 から〔インドゥーロ(行進曲)/ポリフォニック・エチュード〕/
  2台のピアノのための3つの婚礼舞曲/2台のピアノのためのソナティナ
 ブルーノ・マデルナ(1920-1973):衛星のためのセレナード(*)
  グルッポ・リネア・アンサンブル
   [マリア・マディーニ・モレッティ、アーダ・マウリ(P)
    アンドレア・ドゥルベッコ(ヴィブラフォン) パオロ・パスクアリン(マリンバ)]
 録音:1997年11月、'900音楽祭、トレント、イタリア、ライヴ(*) /2008年10月、場所記載なし、スタジオ(無印) 。
LRCD-117
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[Lira Classica]
[CD-R]
スペインの地に〜スペインのギター音楽
 アルベニス(1860-1909):アストゥリアス/マヨルカ/セビリャ/タンゴ
 タレガ(1852-1909):マラゲニャ/アルハンブラの思い出/アラブ奇想曲/モーロ風舞曲
 ファリャ(1876-1946):
  ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌/市長の踊り/粉屋の踊り/恐怖の踊り
 グラナドス(1867-1916):献呈/ゴヤのマハ
 トゥリナ(1882-1949):ファンダンギリョ/セビリャ幻想曲 Op.69
  ファビオ・モントモーリ(G)
 録音:2007年1月、場所記載なし。
LRCD-118
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[Lira Classica]
[CD-R]
ピアノと世界の裏側〜マッシモ・コロンボ(1961-):ピアノ作品集
 無国籍前奏曲集 Op.277 (全19曲)/
 30の遊び Op.344 から〔色紙片/ペロタ/マジック/インディアンとカウボーイ/古い人形/
            おもちゃの列車/ぶらんこ/かくれんぼ/シャボン玉/警官と泥棒/
            凧/パステル/けんか/自転車/おもちゃの兵隊〕
  ステファノ・ビゴーニ(P)
 録音:2006年10月、 MAP スタジオ、ミラノ、イタリア。
LRCD-119
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[Lira Classica]
[2CD-R]
距離 − スカルラッティ・ジラルディーノ
 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)/ヴォルフガング・レンドレ編曲:ソナタ ニ短調K.1
 アンジェロ・ジラルディーノ(1941-):60の超絶技巧練習曲〜第44番「神秘的な庭」
 ドメニコ・スカルラッティ/アルベルト・メシルカ編曲:ソナタ ロ短調 K.377
 アンジェロ・ジラルディーノ:60の超絶技巧練習曲〜第30番「高雅で感傷的な変奏曲」
 ドメニコ・スカルラッティ/アルベルト・メシルカ編曲:ソナタ イ長調 K.322
 アンジェロ・ジラルディーノ:60の超絶技巧練習曲〜第26番「葬送歌」
 ドメニコ・スカルラッティ/ヴォルフガング・レンドレ編曲:ソナタ ホ短調 K.466
 アンジェロ・ジラルディーノ:60の超絶技巧練習曲〜第27番「あほうどりの悲歌」
 ドメニコ・スカルラッティ/ヴォルフガング・レンドレ編曲:ソナタ ホ短調 K.239
 アンジェロ・ジラルディーノ:60の超絶技巧練習曲〜第42番「ロンバルディアの風景」
 ドメニコ・スカルラッティ/アルベルト・メシルカ編曲:ソナタ イ短調 K.109
 アンジェロ・ジラルディーノ:60の超絶技巧練習曲〜第32番「シテール島への船出」
 ドメニコ・スカルラッティ/アルベルト・メシルカ編曲:ソナタ ホ長調 K.380
 アンジェロ・ジラルディーノ:60の超絶技巧練習曲〜第43番「雨模様」
 ドメニコ・スカルラッティ/アルベルト・メシルカ編曲:ソナタ イ長調 K.208
 アンジェロ・ジラルディーノ:60の超絶技巧練習曲〜第20番「子守歌」
 ドメニコ・スカルラッティ/ヴォルフガング・レンドレ編曲:ソナタ ト長調 K.146
 アンジェロ・ジラルディーノ:60の超絶技巧練習曲〜第19番「ホンド」
  アルベルト・メシルカ(G)
 録音:2007年4月、 MAP スタジオ、ミラノ、イタリア。
LRCD-120
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[Lira Classica]
[CD-R]
スクリャービン、ドビュッシー、バルトーク:ピアノ作品集
 スクリャービン(1872-1915):左手のための2つの小品 Op.9
 ドビュッシー(1862-1918):前奏曲集第2巻
 バルトーク(1881-1945):ハンガリーの農民の歌による即興曲 Op.20
  ダニエーラ・マヌサルディ(P)
 録音:2007年10月21日、2008年5月28日、ミラノ、イタリア。
LRCD-121
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[Lira Classica]
[CD-R]
クラリネットロジア〜クラリネットのための音楽
 ドニゼッティ(1797-1848):練習曲
 ニーノ・ロータ(1911-1979):ソナタ ニ長調(*)
 ニッコロ・カスティリオーニ(1932-1996): Daleth (*)
 アレアルコ・アンブロージ(1931-): Jara
 ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):セクエンツァ IX
 フランコ・ドナトーニ(1927-2000): Clair
 ガスパーレ・ティリンカンティ(1951-):
  クラリネットロジア
ガスパーレ・
 ティリンカンティ(Cl)
アーダ・マウリ(P;*)
 録音:データ記載なし。
LRCD-123
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[Lira Classica]
[CD-R]
春の歌〜エウジェニオ・カティーナ、ギター作品集
 エウジェニオ・カティーナ(1956-):
  春の歌 − イサベル・アジェンデに(1999) /
  バルトークへのオマージュ(2006) /ワルツ第1番(2007) /地中海の夕べ(2005)
 ニコラ・ピオヴァーニ(1946-)/エウジェニオ・カティーナ編曲:
  ライフ・イズ・ビューティフル(1997/2006)
 エウジェニオ・カティーナ:前奏曲集(2005) から Nos.1, 4, 12, 20, 22, 24
  クラウディオ・バッラービオ(G)
 録音:2006年11月25日、2007年3月3日、7月14日、ペペロンチーノ・スタジオ、ミラノ、イタリア。
 エウジェニオ・カティーナはジャズ・サクソフォン奏者からクラシカル・ギターに転向するという異色の経歴を持つイタリアのギター奏者・作曲家。クラウディオ・バッラービオはミラノでアントニオ・バルビエーリに師事したイタリアのギター奏者。
LRCD-124
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[Lira Classica]
[CD-R]
国境の地から〜ギターのための音楽
 ピエトロ・パオロ・ボッローノ・ダ・ミラノ(1490頃-1563以後?):
  パヴァーヌ「ラ・ミラネーザ」/ファンタジア
 ジュリオ・チェーザレ・バルベッタ(1540-1603):
  パヴァーヌ「ラ・ディスペットーザ」/モレスカ「レ・カナリエ」
 ジョン・ダウランド(1563-1626):
  蛙のガイヤルド/タールトンの復活/フォーチュン/
  最も聖なる女王エリザベスのガイヤルド/ウィンター夫人のジャンプ
 ターロック・オキャロラン(1670-1738):
  ジョン・アーウィン大佐/オキャロランの一気飲み/サー・チャールズ・クート/
  オキャロランの音楽への別れ/ジョージ・ブラバゾン〔第1エア − 第2エア〕/
  ドリー・マクドノフ/ミス・マーフィー
 ファウスト・ボッタイ:悲しき吟遊詩人の夢/ジュラレスク/松林を吹き抜ける秋風
 ロマン・トゥロフウキー=サフチュク(1961-):
  「 Zibralysja Vsi Burlaky 」による変奏曲/ヤロム、ヤロム
 ロベルト・ファッブリ(1964-):ベオグラードの夜/ハマム/ Daleのための舞曲
  アンジェロ・バッリチェッリ(G)
 録音:アルバ・レコーディング・スタジオ、場所詳細・時期記載なし。
LRCD-125
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[Lira Classica]
ラテンアメリカの印象
 レオ・ブローウェル(1939-):無題小品第1番/魅惑の瞳/子守歌
 伝承曲:メレンゲ
 ホルヘ・ゴメス・クレスポ(1900-1971):ノルテニャ[北の]
 アストル・ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの夏
 マヌエル・ポンセ(1882-1948):
  3つのメキシコ民謡[ラ・バレンティナ/わが心よ、君ゆえに/小鳥売り娘]/
  あなたから遠く離れて/メキシコのスケルツィーノ
 ビセンテ・エミリオホ・ソホ(1887-1974):ベネズエラの5つの小品
  [歌[カンティコ]/アギナルド/歌[カンシオン]/ベネズエラのアリア/ガレオン船]
 アグスティン・バリオス(1885-1944):ワルツOp.8 No.3
 アントニオ・ラウロ(1916-1986):ベネズエラ組曲
  [レヒストロ/黒人舞曲/歌[カンシオン]/ワルツ]
 ルチオ・ドッソ(G)
 録音:ローマ、スタジオ「コル・テンポ」。ルチオ・ドッソはローマに生まれ、1989年のアンドレス・セゴビア・コンクール(スペイン、エルエスコリアル)で優勝したイタリアのギタリスト。
LRCD-126
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[Lira Classica]
メランコリア〜アンジェロ・ジラルディーノ(1941-):ギター作品集
 フォリアによる変奏曲(フランシスコ・ゴヤ練習曲集)/
 メランコリーの天使の音楽(アルブレヒト・デュラー練習曲集)/
 フォルトゥーナによる変奏曲(ジョン・ダウランド練習曲集)
  アンジェロ・マルケーゼ(G)
 録音:2012年3月-4月、メールロ・レック・スタジオ、パルティニーコ、パレルモ県、イタリア。
LRCD-127
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[Lira Classica]
20世紀ギター〜ギター二重奏のためのフランス音楽
 ピエール・プティ(1922-2000):トッカータ
 アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):セレナード
 ジャン・イヴ・ダニエル・ルシュール(1908-2002):悲歌
 ジャック・イベール(1890-1962):寓話
 ジャン・フランセ(1912-1997):ディヴェルティメント
 ジョルジュ・ミゴ(1891-1976):前奏曲
 ピエール・プティ:タランテラ / モーリス・オアナ(1914-1992):作者不詳、20世紀
  デュオ・ヴァルドナー〔リリアーナ・ペザレージ、ルーカ・トラブッキ(G)〕
 録音:2011年7月-8月、サンタントニオ・コンサートホール、モルベーニョ、ソンドリオ県、イタリア。
LRCD-128
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[Lira Classica]
夢遊病の女〜ピアノ四手連弾のための音楽
 メンデルスゾーン(1809-1847):
  無言歌集 Op.62(全6曲)(*) /無言歌集 Op.67 〜第1番(*)
 リスト(1811-1886):ベッリーニの「夢遊病の女」(演奏会用大幻想曲)(+)
 ブラームス(1833-1897):ロシアの思い出(6つの幻想曲)(+)
  マリア・マディーニ・モレッティ、アーダ・マウリ(P)
 録音:2012年5月(*)、10月(+)、場所記載なし。
LRCD-129
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[Lira Classica]
オロンツォ・ペルザーノ(1944-):ギター作品集
 Prefica Salentina (1978) / Ecce Homo (1987) /
 Ero alle porte dell'Est. Forse (1997) / Sette lettere mai scritte (1999)
  フランチェスコ・シルヴェストロ(G)
 録音:2013年3月、MAPスタジオ、ミラノ、イタリア。
LRCD-130
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[Lira Classica]
ライト・シャドー・オブ・アイディアズ〜ギター・トリオのためのイタリアの音楽
 ジョルジョ・ミルト(1972-):3つのオープン・スペース [3 Open Spaces]
  〔 When She Left / Light Shadows of ideas / Dark Shades in the Night 〕
 マルコ・デ・ビアージ(1977-):エール[Eire]
 アンドレア・ノザーリ(1972-):ヴァルス・ロード・ドリーム〔 The Wait / The Dreamm 〕
 ジョルジョ・ミルト:風 [Su Bemtu] 〔 Maestrale / Tramontana / Scirocco 〕
 フランコ・カヴァッローネ(1957-):メトロポリタン・ソナティナ[Metropolitan Sonatina]
  〔 Frenetico / Moonlight in town / Finale 〕
 アントニオ・ブレーナ(1951-):奇想曲 [Capriccio]
 ダリオ・カルーゾ(1964-):魂の声 [Le voci dell'anima]
  ベルガモ・ギター・トリオ
   [ルーカ・ベルトッキ、マルコ・モンツィオ・コンパニョーニ、マリオ・ロータ(G)]
 録音:2012年9月15日、2013年1月13日、7月7日、バルトーク・スタジオ、ベルナレッジョ、モンツァ・エ・ブリアンツァ県、ロンバルディア州、イタリア。
 2008年に結成されたベルガモ・ギター・トリオの公式ファーストCD 。
ああ、わが恋人たちよ〜田舎者とヴィラネッラ − 不躾なアモール
 ジローラモ・デル・モンテサルド(16-17世紀):
  Folia chiamata così da spagnuoli [フォリア「スペイン人」]
   [タブラチュアによる新インヴェンション(1606、フィレンツェ) ](*)
 ティベーリオ・ファブリアネーゼ(16世紀): La canzon della gallina [雌鶏の歌]
   [ナポリ風の3声のカンツォーネ・ヴィッラネスカ集第1巻(1550、ヴェネツィア) ]
 ドメニコ・マリア・フェッラボスコ(1513-1574): Io mi son giovinetta [私は若い娘]
   [優れた作者たちによる4声のマドリガーレ集第1巻(1542、ヴェネツィア) ]
 レオナルド・プリマヴェーラ(1540頃-1585):
  Mamma nu grosso pollice / Dormendo mi sonniava
   [3声のカンツォーネ・ナポリターナ集第1巻(1570、ヴェネツィア) ]
 不詳:パッサメッツォ・アンティコ(*)
 バルダッサーレ・ドナート(1530頃-1603): Chi la gagliarda
   [ナポリ風の3声のカンツォーネ・ヴィッラネスカ集第1巻(1550、ヴェネツィア) ]
 レオナルド・プリマヴェーラ:
  Tre donne belle fanno gran battaglia [三人の美女が起こす大戦争]
   [3声のカンツォーネ・ナポリターナ集第1巻(1570、ヴェネツィア) ]
 ジャコモ・ゴルザニス(1525頃-1578頃):
  Sta vecchia canaruta / Guerra non ho da far / Duca vi voglio dir
   [リュートのためのナポリ風アリア集第1巻(1570、ヴェネツィア) ]
 ディエゴ・オルティス(1525頃-1570以後):レセルカダ第1番[変奏論(1553、ローマ) ]
 ディンチェルト(16世紀): Bon cacciator già mai
   [冠 − 3声および4声のナポリターナ集(1572、ヴェネツィア) ]
 不詳: Cossi esstrema è la doglia[聖マルコ図書館の写本(16世紀) ]
 ベルンハルト・シュミット(1535-1592):
  Io mi son giovinetta [私は若い娘](タブラチュアによる器楽版)
   [Zwey Bücher einer neuen kunstlichen
     Tabulatur auff organund Instrumenten (1577、ストラスブール) ]
 ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621): Ballet des coqs [雄鶏]
   [テルプシコーレ(1612、ヴォルフェンビュッテル) ]
 コージモ・ボッテガーリ(1554-1620):Sola soletta me ne vo [たった一人で私は行く
   [Arie e Canzoni in musica di C. B. , ms (16世紀終盤) ]
 ジローラモ・コンヴェルシ(16世紀): Sola soletta [たった一人で]
   [5声のカンツォーネ集第1巻(1573、ヴェネツィア) ]
 アントニオ・スカンデッロ(1517-1580): S'io canto e tu mi spacci per cicala
   [カンツォーネ・ナポリターナ集第2巻(1577、モナコ) ]
 ディエゴ・オルティス:レセルカダ第2番[変奏論(1553、ローマ) ]
 不詳:4つのガリアルダ〔 Gonella / Fantina / Comadrina / Fornerina 〕
   [タブラチュアによる様々な種類のバッロ集(1551、ヴェネツヴィア) ]
 ジャン・ドメニコ・デル・ジョヴァーネ(1510頃-1592): Si ben voltasse
   [3声のカンツォーネ・ナポリターナ集第2巻(1566、ヴェネツィア) ]
 ヤコプ・ファン・エイク(1590頃-1657): Boffons [道化師] (パッサメッツォ・
   モデルノによる変奏曲)[笛の楽園(1649-1655頃、アムステルダム) ]
 ジャン・ドメニコ・デル・ジョヴァーネ: Fontana che dai acqua [川のほとりの泉]
   [3声のカンツォーネ・ヴィッラネスカ集(1545、ヴェネツィア) ]
 ディンチェルト:ヴィラネッラ・ヴィラネッラ
   [3声のカンツォーネ・ナポリターナ集第1巻(1566、ヴェネツィア) ]
 バルダッサーレ・ドナート: No pulice m'entrato
   [ナポリ風の3声のカンツォーネ・ヴィッラネスカ集第1巻(1550、ヴェネツィア) ]
 ルッツァスコ・ルッツァスキ(1545頃-1607): I mi son giovinetta [私は若い娘]
   [優れた作者たちによる4声のマドリガーレ集第1巻(1542、ヴェネツィア) ]
 アントニオ・スカンデッロ: Haveva na ga
   [カンツォーネ・ナポリターナ集第1巻(1564、ニュルンベルク) ]
 不詳: Ciaccona [シャコンヌ] (*)
 ダニエーレ・サルヴァトーレ(リコーダー/サックバット/打楽器/三穴笛&太鼓)指揮
 シャリヴァリ・アンサンブル
 [クリスティーナ・クルティ、シルヴィア・テストーニ(S) レオナルド・コルテラッツィ(T)
  エマヌエーラ・デ・クレティコ(リコーダー/サックバット) ダンテ・ベルナルディ(ドゥルツィアン/
   サックバット/ボンバルダ/フリスカレットゥ) ローザ・ディ・イリオ(ボンバルダ) マルコ・デル・ビアンコ
   (ヴィオラ・ダ・ガンバ) ステファノ・ロッコ(リュート/G) エレーナ・ダラ・カーザ(Cemb)]
 録音:2009年4月1日-4日、ロンコフレッド、フォルリ=チェゼーナ県、エミリア=ロマーニャ州、イタリア。
 16世紀中盤から17世紀初めにかけての、主にイタリア音楽における粗野な面に光を当てた企画。無名作曲家たちの楽曲が次々に登場する。シャリヴァリ・アンサンブルは中世・ルネサンス・バロック器楽の研究と実演を目的として1984年に創設されたイタリアのピリオド楽器アンサンブル。[カッコ内]は収録曲の出典。(*)ではダニエーレ・サルヴァトーレによるリダクション版を使用。
MAPGCD-0024
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[Golden MAP]
マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948):
 「スペインのフォリア」による
   変奏曲とフーガ(1929)(*)
アントニオ・ホセ(1902-1936):
 ギター・ソナタ(1933)(+)
アンドレア・ディエチ(G)
 録音:1993年7月(*)、10月(+)、ヴァレーゼ(イタリア)、URUKスタジオ。
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[Golden MAP]
アグアド、リョベト、ポンセ、
 武満、ジュリアーニ:ギター作品集

 ディオニシオ・アグアド(1784-1849):
  アダージョとポロネーズ Op.2 No.1
 ミゲル・リョベト(1878-1938):
  ロマンサ/前奏曲 ホ長調/
  前奏曲 イ長調/スケルツォ=ワルツ
 マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948):
  南のソナティナ(*)
 武満徹(1930-1996):すべては薄明の中で
 マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):
  ロッシニアーナ第4番 Op.122
アンドレア・ディエチ(G)
 録音:ミラノ。(*)はオリジナル手稿譜版による世界初録音。
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[Golden MAP]
セゴビアへのオマージュ〜エスパーニャ
 フェルナンド・ソル(1778-1839):
  5つの練習曲
  [Op.35 Nos.22,17/Op.6 Nos.9,11/Op.29 No.13]/
  モーツァルトのオペラ
   「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9
 フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1982):
  カスティリャ組曲/ソナティナ
 エンリケ・グラナドス(1867-1916)/
  アルド・ミネッラ編曲:
   スペイン舞曲第5番「アンダルサ」
  アンドレス・セゴビア編曲:ゴヤのマハ
 イサーク・アルベニス(1860-1909):スペイン組曲より
  アンドレス・セゴビア編曲:グラナダ
  アルド・ミネッラ編曲:セビリャ
  アンドレス・セゴビア編曲:アストゥリアス/伝説
アルド・ミネッラ(G)
 録音:1999年11月、ミラノ、MAPスタジオ。
MAPGCD-0028
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[Golden MAP]
マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948):
 ギター作品集
 24の前奏曲/ソナタ第3番/タレガへのオマージュ/
 前奏曲 イ短調/主題、変奏曲とフィナーレ/
 マズルカ/ワルツ/夕暮れ-朝
アンドレア・ディエチ(G)
 録音:1996年3月23日-26日、コゼンツァ(イタリア)、CPM(音楽プロダクション・センター)。
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[Golden MAP]
アルパソーラ〜ルイサ・プランディーナ・
 プレイズ・ホルンガッハー・ハープ No.407

 ドビュッシー(1862-1918):
  2つのアラベスク/月の光/亜麻色の髪の乙女
 フォーレ(1845-1924):塔の中の姫君
 ピエルネ(1863-1937):奇想的即興曲
 アルベニス(1860-1909):
  マラゲニャ/入り江のざわめき/マヨルカ/グラナダ
 グラナドス(1867-1916):
  スペイン舞曲第5番/詩的なワルツ
 サルセード(1885-1961):主題と変奏曲
ルイサ・プランディーナ(Hp)
 16歳でミラノ市立音楽学校を最高栄誉賞付きで卒業したルイサ・プランディーナはECユースo.、ヨーロッパ室内o.の首席ハープ奏者を務めた後、国際コンクールを勝ち抜き23歳にしてミラノ・スカラ座o.の首席ハープ奏者の座を得た。アンドレア・グリミネッリ(Fl)、ロジャー・ノリントン指揮ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカと共演したモーツァルトの協奏曲の録音(DECCA)でご記憶のリスナーも多いことだろう。ここではフランスとスペインのオリジナル曲と編曲作品を魅力いっぱいに披露。使用楽器の製造元であるホルガッハー社はドイツのバイエルン地方、シュタルンベルク湖のほとりで少数精鋭の職人たちが手作りしている著名なハープ工房。
MAPGCD-0030
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[Golden MAP]
マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948):
 組曲 イ長調(1929)/
 「スペインのフォリア」による変奏曲とフーガ(1929)
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):5つの前奏曲
アルド・ミネッラ(G)
 録音:2002年7月、ミラノ、MAPスタジオ。
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[Golden MAP]
私のお気に入り〜ギター・リサイタル
 J.S.バッハ(1685-1750)/
  クリスティアン・サッジェーゼ編曲:
   シャコンヌ(BWV1004 より)
 ディオニシオ・アグアド(1784-1849):
  華麗なロンド Op.2 No.2
 ジュリオ・レゴンディ(1822-1872):
  エール・ヴァリエ第1番 Op.21
 フランシスコ・タレガ(1852-1909):5つの小品
 ホアキン・トゥリナ(1882-1949):
  ソナタ Op.61(自筆手稿譜による)
 アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):ソナタ Op.47
クリスティアン・
 サッジェーゼ(G)
 録音:2003年5月26-30日、ミラノ、MAPスタジオ。
MAPG2-CD-0032
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[Golden MAP]
(2CD)
1.5CD価格
武満徹(1930-1996):ギター独奏作品全集
 フォリオス(1974)/すべては薄明の中で(1987)/
 ギターのための小品−
  シルヴァーノ・ブソッティの60歳の誕生日に(1991)(*)/
 エキノクス(1993)/森の中で(1995)/
 ギターのための12の歌(1977)/ラスト・ワルツ(1983)
アンドレア・ディエチ(G)
 録音:2003年5月19-21日、ミラノ県サン・ジュリアーノ・ミラネーゼ、ロッカ・ブリヴィオ。
 世界初録音(*)を含むタケミツ・ギター・アルバム。アンドレア・ディエチは1969年ミラノ生まれ。ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でパオロ・ケリーチに師事し、オスカル・ギリア、ジュリアン・ブリームの教えも受けた。14歳で演奏活動を開始した彼はすでに世界各国で活躍しており、2003年には来日も果たしている。
MAPGCD-0033
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[Golden MAP]
[CD-R]
パガニーニ(1782-1840):ギターとピアノのための作品集
 行進曲/メヌエット/ソナタ集 M.S.84 より Nos.26, 34, 21, 3, 13, 33 /ソナタ M.S.87 /
 スケルツォ/ヴァイオリンを伴うギターのための大ソナタ(*) /
 ヴァイオリンとギターのためのチェントーネ・ディ・ソナーテから Nos.1, 18 (*)
  デュオ・ミネッラ[アルド・ミネッラ(G) アンナ・ミレッラ(Vn)]
 録音:データ記載なし。
MAPCDG-0036
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[Golden MAP]
[CD-R]
スペインのフォリア
 フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1982):ソナティナ / レオ・ブローウェル(1939-):舞踏礼讃
 イサーク・アルベニス(1860-1909)/アンドレス・セゴビア(1893-1987)編曲:アストゥリアス

  アルド・ミネッラ(G)
 録音:データ記載なし。# すべて既発売録音と思われ、収録時間は約25分でフルプライス、さらにCD-Rというアイテムなので、国内代理店の扱いは入荷済み分のみとなり、以降は扱わない(=廃盤扱い)との事です。ご注文はお早めに。
MCD-2910
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[2CD-R]
ヴィラ=ロボス(1887-1959):ギター独奏作品全集
 ブラジル民謡組曲(1908-1923) /5つの前奏曲(1940) /ショロ〔ショーロ〕第1番(1920) /
 ヴァルス=ショロ(ブラジル民謡組曲第1版より;192..?)/12の練習曲(1924-1929)
  アンドレア・ディエチ(G)
 録音:2009年7月-8月、 MAP スタジオ、ミラノ、イタリア。
MCD-2911
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[CD-R]
カルロ・レーヴィ・ミンツィ・プレイズ・ショパン〜ショパン(1810-1849):
 24の前奏曲 Op.28 /4つのマズルカ Op.67 /2つの夜想曲 Op.48
  カルロ・レーヴィ・ミンツィ(P)
 録音:1989年、ミラノ、イタリア、ライヴ、 ADD 。
MCD-2912
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[CD-R]
カルロ・レーヴィ・ミンツィ・プレイズ・シューマン〜シューマン(1810-1856):
 交響的練習曲 Op.13 (*) /アラベスク Op.18 (+) /花の曲 Op.19 (#) /ソナタ Op.22 (**)
  カルロ・レーヴィ・ミンツィ(P)
 録音:2007年、デュッセルドルフ、ドイツ(*) /1986年、コルベッタ、イタリア(+) /1989年、ミラノ、イタリア(#) /1986年、リーズバーグ、アメリカ合衆国(**)、すべてライヴ、 ADD 。
MCD-2913
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[CD-R]
カルロ・レーヴィ・ミンツィ・プレイズ・ムソルグスキー、パステルナーク、シェンカー
 ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」(1874) (*)
 ボリス・パステルナーク(1890-1960):ソナタ(1909) (+)
 ハインリヒ・シェンカー(1868-1935):5つの小品 Op.4 (1898) (#)
  カルロ・レーヴィ・ミンツィ(P)
 録音:1998年、ベルヴェーリオ(*) /1990年(+)、1995年(#)、ミラノ(+/#)、すべて イタリア、ライヴ、 ADD 。
 ボリス・パステルナークは小説「ドクトル・ジバゴ」で知られるロシア(ソヴィエト)の作家・詩人。彼は初め音楽家を志し、モスクワ音楽院でスクリャービンに師事した。ハインリヒ・シェンカーは楽曲分析における「シェンカー理論」で知られるポーランド生まれの音楽理論家・作曲家・ピアニスト。
MCD-2914
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[2CD-R]
カルロ・レーヴィ・ミンツィ・プレイズ・ベートーヴェン〜ベートーヴェン(1770-1827):
 ピアノ・ソナタ〔第23番 ヘ短調「熱情」 Op.57 /第26番 変ホ長調「告別」 Op.81a /
         第20番 ト長調 Op.49 No.2 /第7番 ニ長調 Op.10 No.3 /
         第9番 ホ長調 Op.14 No.1 /第12番 変イ長調 Op.26 〕/
 ポロネーズ Op.89 /アレグレット WoO.53 /エリーゼのために WoO.59
  カルロ・レーヴィ・ミンツィ(P)
 録音:時期・場所記載なし、ライヴ、 ADD 。
クラシカル・ジャズ〜2台のピアノと打楽器のための音楽
 レナード・バーンスタイン(1918-1990):
  「ウェストサイド・ストーリー」〜シンフォニック・ダンス(*)
 ラフマニノフ(1873-1943):組曲第1番「幻想的絵画」Op.5
 ガーシュウィン(1898-1937):ラプソディ・イン・ブルー(*)
 ニコライ・カプースチン(1937-):ディジー・ギャレスピーのマンテカによるパラフレーズ
  アレクサンドル&エカテリーナ・コロドチカ(P)
  ジーモン・ベルンシュタイン、ミヒャエル・ファイル(Perc;*)
 録音:2012年3月14日、ローベルト・シューマン・コンサートホール、デュッセルドルフ、ドイツ。
MCD-2916
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[CD-R]
カルロ・レヴィ・ミンツィ・プレイズ・カプースチン〜
 ニコライ・カプースチン
(1937-):ピアノ・ソナタ集
  〔第8番 Op.77 /第10番 Op.81 /第11番「トゥイッケナム」 Op.101 /第12番 Op.102 〕
 カルロ・レヴィ・ミンツィ(P)
 録音:2011年、ミラノ。
MCD-2917
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[CD-R]
オスカル・アンサンブル&
 カルロ・レヴィ・ミンツィ・プレイ・モーツァルト〜
 モーツァルト
(1756-1791):ピアノ四重奏曲集
  〔第1番 ト短調 K.478 /第2番 変ホ長調 K.493 〕
カルロ・レヴィ・ミンツィ(P)
オスカル・アンサンブル
 [レーナ・サモイロヴァ(Vn)
  ヴラディスラフ・サモイロフ(Va)
  マルク・アファナシェフ(Vc)]
 録音:2008年、ウーファ、ロシア、ライヴ、ADD。
MCD-2919
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[CD-R]
リチェルカーレ
 フランチェスコ・デ・ミラノ(1497-1543):ファンタジア・ディヴィナ
 デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):2つのカンティクル〜 I
 フランチェスコ・デ・ミラノ:リチェルカーレ
 デュージャン・ボグダノヴィチ:2つのカンティクル〜 II
 フランチェスコ・デ・ミラノ:ファンタジア「ラ・コンパーニャ」
 デュージャン・ボグダノヴィチ:「ラ・コンパーニャ」による3つのリチェルカーレ〜 I
 フランチェスコ・デ・ミラノ:ファンタジア・ベリッシマ
 デュージャン・ボグダノヴィチ:「ラ・コンパーニャ」による3つのリチェルカーレ〜 II
 フランチェスコ・デ・ミラノ:リチェルカーレ
 デュージャン・ボグダノヴィチ:「ラ・コンパーニャ」による3つのリチェルカーレ〜 III
 フランチェスコ・デ・ミラノ:ファンタジア・ドルチッシマ・エト・アモローザ
 デュージャン・ボグダノヴィチ: Ricercar Kalji
 ジャック・アルカデルト(1504/1505-1568)/フランチェスコ・デ・ミラノ:
  われ殉教者を思うとき
 デュージャン・ボグダノヴィチ:3つのリチェルカーレ(神に捧げる)〜 I
 フランチェスコ・デ・ミラノ:ファンタジア
 デュージャン・ボグダノヴィチ:3つのリチェルカーレ(神に捧げる)〜 II
 フランチェスコ・デ・ミラノ:リチェルカーレ
 デュージャン・ボグダノヴィチ:3つのリチェルカーレ(神に捧げる)〜 III
 クレマン・ジャヌカン(1480頃-1558)/フランチェスコ・デ・ミラノ:鳥の歌〜終結部
  アルベルト・メシルカ(G)
 録音:2012年11月、アカデミー劇場、カステロフランコ・ヴェネト、イタリア。
MCD-2920
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[1CD-R]
ミゲル・アンヘル・セッバ・プレイズ・チャイコフスキー
 チャイコフスキー(1840-1893):
  四季 Op.37b /夜想曲 Op.19 No.4 /
  創作主題による幻想曲 Op.19 No.6
ミゲル・アンヘル・セッバ(P)
 録音:2012年、スタジオ・コンセンティノ、ブエノスアイレス、アルゼンチン。
 ミゲル・アンヘル・セッバはアルゼンチンのベテラン・ピアニスト。2013年現在サン・フアン大学(アルゼンチン)教授。
Codex〜ボグダノヴィチ:ギター・クアルテットのための作品全集
 デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):
  Introduction and Dance / Codex XV323A "Il lit Moise comme echillon" /
  Stirfry / Lyric Quartet
 キング・クリムゾン/クリスティアン・サッジェーゼ編曲: Discipline
 チック・コリア(1941-)/アルベルト・デッレ・ピアーネ編曲: Addendum
 ケヴィン・ヴォランズ(1949-)/マルコ・シレッティ編曲:
  First Dance from "White Man Sleeps"
 フランク・ザッパ(1940-)/クリスティアン・サッジェーゼ編曲:
  The Black Page / Peaches en Regalia
 ビル・エヴァンズ(1929-1980)/マルコ・シレッティ編曲:Peace Piece
  トリノ・ギター・クアルテット
  [アンドレア・ランツァ、マルコ・シレッティ、
   アルベルト・デッレ・ピアーネ、マリア・グラツィア・レッジョ(G)]
 録音:2009年8月、ミラノ、マップ・スタジオ。
 2005年に結成されたトリノ・ギター・クアルテットのCDデビュー盤。ジャンルを超えた天才ギタリスト、デュージャン・ボグダノヴィッチが書いたギター・クアルテットのための全オリジナル作品(もちろん録音時点まで)に加え、南アフリカ共和国のミニマル系現代作曲家ヴォランスやロック、ジャズの大御所たちの作品の編曲版を演奏。
MICROLOGUS 1枚あたり\3080(税抜\2800)
 1984年にイタリアのアッシジで創設された中世音楽演奏の名門団体アンサンブル・ミクロログスが1995年に立ち上げた自主レーベル。2014年に国内へ新規案内された。
CDM-0027.14.1
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[CDM-0027]
(1CD)
1.5CD価格
【注目盤】
【高価格帯】
カーニヴァレスク〜セックスと嘘と・・・音楽の物語、16世紀ヴェネツィア
 恋人たち ザノルとロジーナ
  ニコロ・ピファロ(1470頃?-1530頃?):愛のせいで一人寂しく [Per amor fata solinga]
  フランチェスコ・パタヴィーノ(1478頃-1556頃):
   スペインの騎士が [Un cavalier di Spagna cavalcha per la via]
  アッシジの修道士ルフィーノ・バルトルッチ(1475?-1540頃):
   彼女が私を燃え上がらせる [La mi fa sol fare]
  マルケット・カーラ(1470頃-1525?):三人の少女がいた [Le son tre fantinelle]
  不詳/ミクロログス編曲:少女たちのバッロ [Ballo delle fantinelle]
 不幸な妻 不詳:私はたいそう不幸な妻 [Io son piu malmaritata] /
         この忌まわしい爺さん [Questo vecchio maladetto]
      ロイゼ・コンペール(1445-1518)/クロフォード・ヤング編曲:
       Che fa la Ramacina(リュート独奏)
      不詳: Fate d'arera
 老婆 フランチェスコ・パタヴィーノ:
     川の向こうに私が恋する人がいる [Dilla da l'acqua sta la mia morosa]
    ジョヴァンニ・ロレンツォ・バルダーノ(1576-1660):
     ソルデッリーナによるバッロ [Ballo sulla sordellina]
    不詳:しし鼻の老婆 [Una vecchia rencagnata] /
       無駄口を叩く老婆 [Una vecchia sempiternosa]
 ランツォとスカラメッラ(二人の兵士)
  ロイゼ・コンペール:スカラメッラは戦に行く [Scaramela fa a la galla]
  不詳: Lanxe lanxe schute schute
  ニコロ・ピファロ:そして私は解放された [Poi ch'io son in libertate]
  不詳/ミクロログス編曲:モーロ軍 [Moresca armata]
  ジョスカン・デプレ(1440/1455頃-1521):
   スカラメッラは戦に行く [Scaramela va alla guera]
 フェラグ〔モテ男〕
  不詳:女盛りの甘美な時に [Nel dolce tempo de la prima etade] /
     フェラグは死んでしまった [L'e pur morto Feragù]
  不詳/ミクロログス編曲:フェラグのモレスカ [Moresca di Feragù]
 麺棒とパンのバッロ
  不詳:私は手にしたすべてを失った [Poi che uscito m'è di mano] - Torela mo vila
  民謡: Questa si chiama la bella mazachrocha
  マルケット・カーラ:私には悲しく哀れに見えるので [Poich'io vedo, ai tristo e lasso]
              − 手に入れろ [Tuol in mano]
  不詳/ミクロログス編曲;Il ballo del matterel /手に入れろ [Tol in man]
  フランチェスコ・パタヴィーノ:真の愛の神 [Vrai Dieu d'amour]
  ルドヴィーコ・フォリアーノ(1475-1538/1542):
   長い間の私の幸運 [Fortuna d'un gran tempo] (S) /
   わが愛する若妻は何をしてる [Che fa la ramacina car amor] (A) /
   なれるものなら [E si son] (T) /
   ダグドゥン・ダグドゥン [Dagdun Dagdun] (B) /
    − ラ・ゾッタ [La Zotta]
 パトリツィア・ボーヴィ(歌/Hp/音楽監督)アンサンブル・ミクロログス
 [ゴッフレード・デリ・エスポスティ(笛太鼓/笛&ストリングドラム/ソルデッリーナ〔バグパイプ〕)
  ガブリエーレ・ルッソ(リラ・ダ・ブラッチョ/レベック) エネア・ソリーニ(Br/打楽器)
  シモーネ・ソリーニ(T/歌&リュート) オリヴィエ・マルコー(T) リア・スタッタード(Hp)
  クロフォード・ヤング(リュート) ガブリエーレ・ミラークレ(ダルシマー/打楽器)
  ジャンニ・ラ・マルカ(ヴィオル) マウロ・ボルジョーニ(B)
  ウルリヒ・プファイファー(歌) ルイージ・ジェルミーニ(Tb)]
 録音:2012年11月28日、12月2日、サンタ・マリア・ディ・プラート教会、スペッロ、ペルージャ県、イタリア。
 16世紀に北イタリアで生まれたコメディア・デッラルテ(仮面を使用する即興劇)の登場人物にまつわる音楽で構成されたプログラム。この溢れ出んばかりの生命力こそアンサンブル・ミクロログスの醍醐味。
 #「新譜は高く売る」というレーベル側の方針(おそらくアーティストの自主販売が中心なのでしょう)のため、1枚物としてはかなりの高価格となっております。また、CDM-0027.14.3 という別内容商品が存在しますので、ご注意下さい。
CDM-0027.14.3
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(2CD)
【注目盤】
神聖の道〜中世・ルネサンス時代のイタリアの聖歌
憧れを抱きわれは求む〜
 ヴェネツィアとフィレンツェのラウダと宗教的音楽(13世紀-14世紀)
(*)
 Madonna santa Maria / Chi vole lo mondo desprecçare / Dami conforto, Dio, et alegranca /
 O dolce amor Iesù, quando serò / Con desiderio e' vo cercando / Onne homo ad alta voce /
 Ognon m'entenda divotamente / Anima benedeta da l'alto Creatore / Memento mei, o sacra virgo pia /
 Sepulto Domino / Umil madonna, de non m'abandonare / Cum desiderio vo cerchando /
 Salve regina de misericordia / Canti çoiosi e dolce melodia

敬虔の情熱〜ラクイラの宗教的な祭におけるラウダと器楽(15世紀-16世紀)(#)
 Alleluia amen Deo gratias / Amor Yhesu perche 'l sangue spargisti / Saltarello di Amatrice /
 O gloriosa vergene Maria / L'Amore a-mme venendo / Verbum caro factum esT; Ave Vergine olcella /
 Nella digna stalla del dolce mammolino / Vergene benedeta (Bianco da Siena) /
 Chiarenzana e Saltarello de l'Aquila / Vergene matre pia / Diana / O Maria dyana stella /
 O peccatore perche (Vanni di Martino) / Chiarenzana e Saltarello de l'Aquila / Ave tempio sacrato et sancto

 アンサンブル・ミクロログス
 [パトリツィア・ボーヴィ(歌;*, # /カスタネット;*) ゴッフレード・デリ・エスポスティ
   (ボンバルダ;*/フラウト・ビカラモ;*/ズフォロ;#/ブッタフオコ;#/バグパイプ;#/ポルタティヴOrg;#)
  ガブリエーレ・ルッソ(ヴィエール;*, #/リラ・カラブレーゼ;*/
             レベック;#/リラ・ダ・ブラッチョ;#/トロンバ・ドリッタ;#)
  マウロ・ボルジョーニ(歌;*) ルイージ・ジェルミーニ(Tb;*/トロンバ・ア・ティロ;*)
  ガブリエーレ・ミラークレ(ダルシマー;*/タンバリン;*/トラッコラ;*)
  ルーカ・デッラカーザ(歌;#/ポルタティヴOrg;#) ペッペ・フラーナ(リュート;#/キタローネ;#/太鼓;#)
  エネア・ソリーニ(バリトン;*/トライアングル;*, #/ラガネッラ;*/歌;#/タンバリン;#/ナッカローニ;#)
  シモーネ・ソリーニ(歌;*/リュート;*) リア・スタッタード(アルパ・コン・アルピオーニ;*)
  ステファノ・ヴェッツァーニ(バグパイプ;*) ルーカ・ピッチオーニ(ルネサンスリュート;#)
  ルイージ・ジェルミーニ(トロンバ・ドリッタ;#/トロンバ・ティラルシ;#) カテリーナ・ガヌンディ(Hp;#)]
 録音:2008年6月18日-20日、聖アントニオ教会、マッジョーレ島、トゥオーロ・スル・トラジメーノ(*) /2014年5月21日-23日、プラートの慰めの聖マリア教会、アドルフォ・ブロエッグ・ヨーロッパ中世音楽研究所、スペッロ(#)、共に ペルージャ県、イタリア。共に初出音源。
 最新録音と未発売録音のカップリング。「CDM-0027」(本体および外装表示は CDM-0027.14.1)とは別商品。ブックレットの解説はイタリア語のみ、歌詞は言語のみの記載となっている。
CDM-0026
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【注目盤】
アダン・ド・ラ・アル(1250頃-1289?):「ロバンとマリオンの劇」
 [挿入楽曲]
   Aucun se sont loè d'amours - A Dieu commant - Super te(モテット)/
   A Dieu commant amouretes(ロンドー)/
   Mout me fu regis - Robin m'aime, Robin m'a - Portare(作者不詳のモテット)/
   Il n'a en toi sens ne valour
     - Robin, li malvais ouvriers - Omnes(作者不詳のモテット)/
   Or est Baiars en la pasture(ロンドー)/
   En mai - L'autre jour - Hé! reveille toi, Robin(作者不詳のモテット)/
   Hé Marotele! Alon au bois jour - En praerie -Aptatur(作者不詳のモテット)/
   Merci, Amours, de la douce doulour(モノフォニック・シャンソン)/
   Entre Adan et Hanikel -Ches bien seans -Aptatur(モテット)/
   エスタンピー・レアル第4番,第5番,第7番(作者不詳の舞曲)
 アンサンブル・ミクロログス
  [パトリツィア・ボーヴィ(歌/Hp/ストレートTp) アドルフォ・ベロエッグ(リュート/ギターン)
   ガブリエーレ・ルッソ(フィドル/バグパイプ/ストレートTp)
   リア・スタッタード(Hp) フランソワ・ラザレヴィチ(バグパイプ)
   ゴッフレード・デリ・エスポスティ(ショーム/笛太鼓/リコーダー/ダブルFl/バグパイプ)
   オリヴィエ・マルコー、マウロ・ボルジョーニ(歌) シモーネ・ソリーニ(歌/シンバル)
   ルイージ・ジェルミーニ(ストレートTp) ガブリエーレ・ミラークレ(ケトルドラム/タンバリン)]
 録音:2003年6月、聖アントニオ教会、ペルージャ、イタリア。前出・旧品番: ZIG ZAG (France), ZZT-040602〔廃盤、入手不能〕
 「最後のトルヴェール」と称される中世後期フランスの作曲家アダン・ド・ラ・アルの牧歌劇。アダン・ド・ラ・アル作や作者不詳のモテット、ロンドー等を加えてにぎやかに演奏されている。この劇の現在入手可能な音盤として貴重であり、演奏内容的にも決定盤と言って差し支えないだろう。解説はイタリア語と英語、歌詞記載は原語、イタリア語、英語。
CDM-0025
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【注目盤】
ルクレツィア、ボルジア教皇の娘
 ローマ1480-1498年
 作詩者不詳:ミューズよ、声と心を与えたまえ [Possan le muse](八行詩;*)
 エーヌ・ヴァン・ギゼゲム(1445頃-1476/1497):アモール、アモール [Amours Amours]
 1492年ローマにおけるグラナダ陥落祝賀
 フアン・デル・エンシナ(1468-1529):起きよ、パスクアル [Levanta Pasqual]
 ペーザロのジョヴァンニ・スフォルツァとの結婚 1493年
 ヴァレーリア・モリーニ作詩:少女は子供ではない [Fanciulla mai](八行詩;*)
 ペーザロのジョヴァンニ・スフォルツァとの婚姻破棄…噂
 ギヨーム・デュファイ(1397頃-1474):去れ、噂も妬みも [Departes vous male bouche]
 不詳:バス・ダンス(器楽)
 ビシェリエ公アルフォンソ・ダラゴーナとの結婚
 ヴァレーリア・モリーニ作詩:新たなる結婚 [Nuovi sponsali](八行詩;*)
 ニッコロ・ダ・パドヴァ:もはや留め置く時にあらず [Non è tempo di tenere]
 ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ(1400頃-1470頃): Pizochara(バッロ;器楽)
 ビシェリエ公アルフォンソ・ダラゴーナの暗殺 1500年
 ハインリヒ・イザーク(1450頃-1517)/セラフィーノ・アクイラーノ(1466-1500)作詩:
  死よ、お前は何をしているのだ [Morte che fai fai]
 不詳: Le Serviteur Hault Gueronnè(器楽)
 フアン・ウレデ(1430-1482以後):かつてなき大きな悲しみ [Nunca fue pena mayor]
 不詳:ああ、ため息よ [Ahime sospiri] (#)
 ヴァレーリア・モリーニ作詩:ああ、ため息よ [Ahime sospiri]
 フェラーラ公爵夫人 1502年2月2日、
 ヴァレーリア・モリーニ作詩:すべての甘美 [Ogni dolcezza](八行詩;*)
 ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ/クロフォード・ヤング編曲: Rostiboly(器楽)
 作詩者不詳:彼方からの光 [Luce da lungi](八行詩;*)
 Jannes JaparT; Nencioçça mia(器楽)
 …ピエトロ・ベンボとのラヴ・ストーリー1502年
 バルトロメオ・トロンボンチーノ(1470頃-1535以後):
  恋に落ちて自分を見失う者は多い [Muchos son che van perdidos]
 不詳: Zappay lo campo(器楽)
 バルトロメオ・トロンボンチーノ/ルドヴィーコ・アリオスト(1474-1533)作詩:
  これはもはや涙ではない [Queste non son più lagrime]
 …イザベッラ・デステとのライヴァル関係…宮廷での遊戯と祝宴…
  マントヴァ侯フランチェスコ2世・ゴンザーガとの不倫

 ヴァレーリア・モリーニ作詩:彼女は私を見て [Ella mi guarda](八行詩;*)
 ロッシーノ・マントヴァーノ(確認できる活躍期:1505-1511):
  なぜあなたは子猫を演じるのか [Perché fai donna el gatton]
 ロイゼ・コンペール(1445頃-1518):スカラメッラ[Scaramella](器楽)
 ジョスカン・デプレ(1450/1455頃-1521)/
  クロフォード・ヤング編曲:スカラメッラ [Scaramella]
 不詳: Tientalora(器楽)
 信仰に安らぎを求めて
 作詩者不詳:わが魂を引き離したまえ [Cavami l'alma](八行詩;+)
 バルトロメオ・トロンボンチーノ/フランチェスコ・ペトラルカ(1304-1374)作詩:
  太陽を纏う美しき聖母よ [Virgina bella che del sol vestita]
 ヴァレーリア・モリーニ作詩:
  今あなたは私の顔から [Ora che dal viso](八行詩;+)

 *原曲 カリテオ(1450-1514)作曲: Amando e desiando (*)
     マルケット・カーラ(1470頃-1525): Aer de capitoli (+)
     不詳: Ohimè Signore (#)
 パトリツィア・ボーヴィ=メドゥーザ
 [パトリツィア・ボーヴィ(歌/Hp/ディレクター) クロフォード・ヤング(リュート/ビウエラ)
  リア・スタッタード(Hp) ガブリエーレ・ミラークレ(ダルシマー/打楽器)]
 録音:2012年7月、ピーニャ・コンサートホール,ヴォーチェ文化センター、ピニャ、コルシカ、フランス。
 世俗にまみれた悪名高いローマ教皇アレクサンドル6世(ロドリーゴ・ボルジア;1431-1503、在位:1492-1503)の娘で、政略結婚と不倫を繰り返した美女ルクレツィア・ボルジア(1480-1519)の生涯を詩と音楽で綴るプログラム。ストーリー部分はヴァレーリア・モリーニによる書き下ろしテキストをメインに、当時の声楽曲のメロディーに乗せて歌われる。パトリツィア・ボーヴィはイタリアのアッシジに生まれたソプラノ歌手。1984年に古楽アンサンブル・ミクロログスを創設、2011年に新プロジェクト「メドゥーザ」を開始した。
CDM-0023
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【注目盤】
優しき花〜アントニオ・ザッカーラ・ダ・テーラモ師のアルス・ノヴァ
 アントニオ・ザッカーラ・ダ・テーラモ(1365頃-1416):
  グローリア "Micinella"(4声)/ Sumite karissimi(3声)/
  Credo "Scabioso"(3声)/ Rosetta(intavolatura;2部、器楽)/
  Credo "Deus Deorum"(3声)/
  Un fior gentile(intavolatura /グローリア;3声、器楽)/
  Rosetta che non canbi nai colore(バッラータ、2声)/
  Deus deorum Pluto(バッラータ、2声)
 ニコラウス・リッチ・サ・ノチェッラ(?-1438以後、確認できる活躍期:1401-1425):
  De bon parole(バッラータ、3声、弦楽)
 アントニオ・ザッカーラ・ダ・テーラモ:
  D'amor languire(バッラータ、2声)/
  Je suis navrés -Gnaff'a le guagnele バッラータ(3声)/
  Cacciando per gustar(カッチャ、3声)/
  Ciaramella バッラータ(バッラータ、3声)
 アンサンブル・ミクロログス
  [パトリツィア・ボーヴィ(歌〔スーペリウス声部〕/Hp) アドルフォ・ベロエッグ(リュート)
   ゴッフレード・デリ・エスポスティ(笛太鼓/ポルタティヴOrg)
   ガブリエーレ・ルッソ(ヴィエッラ/リベコーナ)
   マウロ・ボルジョーニ、アレッサンドロ・クアルタ(歌〔テノール声部〕)
   ウルリヒ・プファイファー、シモーネ・ソリーニ(歌〔コントラテノール声部〕)
   ギリェルモ・ペレス(ポルタティヴOrg) イザッコ・コロンボ(ボンバルダ)
   ルイージ・ジェルミーニ、マウロ・モリーニ(Tb)]
 録音:2004年1月、11月、サンタ・マリア・イン・アルチェ教会、サン・グレゴリオ、アッシジ、イタリア。
 アントニオ・ザッカーラ・ダ・テーラモはおそらく現アブルッツォ州のテーラモに生まれ、ローマ教皇庁歌手および教皇秘書官を務めたイタリアの作曲家。作風的にはアルス・スブティリオルの作曲家の一人と見なされている。
CDM-00022
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[CDM-0022]
【注目盤】
栄光と災難〜15世紀イタリアの宮廷の音楽と舞曲(15世紀ウンブリアの宮廷の音楽と舞曲)
 ハインリヒ・イザーク(1450頃-1517):J'ay pris amour(3声のシャンソン; 器楽版)
 エーヌ・ヴァン・ギゼゲム(1445頃-1476/1497):De tous biens plaine(3声のロンドー)
 不詳: Grolia(4声のモテット「 Bella gerit 」によるバス・ダンス)
 ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ(1400頃-1470頃):
  Belreguardo(バッロ)/ Marchexana(バッロ)
 不詳: Malum(「 De tous biens plaine 」によるバス・ダンス)/
     La reale(フランシスコ・デ・ラ・トレ
           (確認できる活躍期:1483頃-1504頃)の「 Alta 」による)
 グリエルモ・エブレオ・デ・ペーザロ(1420頃-?): Amoroso(バッロ)
 ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ: La fia guielmina / Guilmin(バッロ)
 不詳: La crudele(「 O partita crudele 」によるバス・ダンス)
 エーヌ・ヴァン・ギゼゲム: Amors, amors(3声のロンドー)
 ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ: Prexonera(バッロ)
 ヨアンネ・アンブロジオ(グリエルモ)(?-?): Colonnese(バッロ)
 ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ: La ingrata(バッロ)/ Belfiore(バッロ)
 不詳: Francho cuore gentile
   (ギヨーム・デュファイ(1400頃-1474)の「 Franc cuer 」による)
 グリエルモ・エブレオ・デ・ペーザロ: Legiadra(バッロ)
 ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ: Rotibolo / Rostibuli
 ヨアンネ・アンブロジオ(グリエルモ): Voltati in ça Rosina(バッロ)
 ハインリヒ・イザーク: J'ay pris amour(3声のシャンソン)
  アンサンブル・ミクロログス
  [パトリツィア・ボーヴィ(歌/ゴシックHp/) アドルフォ・ベロエッグ(リュート)
   ゴッフレード・デリ・エスポスティ(タンバリン/ボンバルダ/ピッフェロ/ポルタティヴOrg)
   ガブリエーレ・ルッソ(ヴィオラ/リュート/バグパイプ) ダニエーレ・ボッキーニ(Tb)
   ルイージ・ジェルミーニ(Tb/トロンバ・ア・ティーロ) マッシミリアーノ・ドエラゴーニ、
   ガブリエーレ・ミラークレ(ドルチメーロ) マルタ・グラツィオリーノ(Hp)
   アレッショ・ナッリ(バグパイプ) ステファノ・ヴェッツァーニ(ショーム)]
 録音:2005年5月、6月、11月、2006年3月、シスト4世の間、トリンチ宮殿、フォリーニョ、ペルージャ県、ウンブリア州、イタリア。
 アルバムのサブタイトルは「15世紀イタリアの宮廷の音楽と舞曲」だが、ブックレットの解説では「15世紀ウンブリアの宮廷の音楽と舞曲」となっている。ウンブリアはイタリア中部の内陸に位置し現在の州都はペルージャ。このアルバムは1993年イタリアのアッシジに創設された宮廷舞踊集団「ベルレグアルド」と共同制作されたもので、同団を主宰する日本の舞踊家 小野千枝子氏が解説を執筆しているが、残念ながらイタリア語と英語のみ。歌詞記載は原語、イタリア語、英語。#当商品の本体記載品番は5桁です。
CDM-0020
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【注目盤】
喜ばしき祝宴で〜ボッカッチョの時代のバッラータ、マドリガーレと舞曲
 
 不詳: Su la rivera(マドリガーレ;器楽)
 
 不詳:鎖で繋がれた猟犬たちが [Segugi a cord' e](カッチャ)/サルタレッロ(舞曲)/
    鳥たちが歌うと [Quando i oselli canta](マドリガーレ)/サルタレッロ(舞曲)
 
 ロレンツォ・ダ・フィレンツェ(?-1372/1373)/
  ジョヴァンニ・ボッカッチョ(1313-1375)作詩:
   どうしてよいかわからない [Non so qual' ì mi voglia] (バッラータ)
 不詳:トリスターノの嘆き(舞曲)
 ロレンツォ・ダ・フィレンツェ/ジョヴァンニ・ボッカッチョ作詩:
  泉のほとりのナルキッソスのように [Come in sul fonte](マドリガーレ)
 ゲラルデッロ・ダ・フィレンツェ(1320/1325頃-1362/1363)/
  ニッコロ・ソルダニエーリ(?-1385)作詩:私は大切に思う [I' vo' bene](バッラータ)
 不詳:ガエッタ(イスタンピッタ;舞曲)
 
 不詳:輝く星 [Lucente Stella](バッラータ)
 ゲラルデッロ・ダ・フィレンツェ: De', poni amor a me(バッラータ;器楽)
 祝宴
 不詳:ラ・マンフレディーナとロッタ(舞曲)/
    愛が私に歌わせる [Amor mi fa cantar a la Francescha](バッラータ・ミニマ)/
    過ぎたる信用は [Per tropo fede(バッラータ・ミニマ)/
    私は洗濯できない [Non posso far bucato](バッラータ)/サルタレッロ(舞曲)
 アンサンブル・ミクロログス
  [パトリツィア・ボーヴィ(歌/ゴシックHp) アドルフォ・ベロエッグ(リュート/爪弾きプサルテリウム)
   ゴッフレード・デリ・エスポスティ(フラウト・ビカラモ/バグパイプ/笛太鼓/ポルタティヴOrg)
   ガブリエーレ・ルッソ(ヴィエッラ/リベカ/ブチーナ〔トロンバ・ドリッタ〕)
   マウロ・ボルジョーニ、ウルリヒ・プファイファー、シモーネ・ソリーニ(歌)
   ルイージ・ジェルミーニ(ブチーナ〔トロンバ・ドリッタ〕/トロンバ・ア・ティーロ)
   ガブリエーレ・ミラークレ(タンバリン/ナッケローニ/カスタネット/シンバル/トライアングル)〕
 録音:2004年春、ジュークボックス・スタジオ、ペルージャ/2005年春、サンタ・マリア・イン・アルチェ教会、アッシジ、すべて イタリア。
 フィレンツェで活躍したイタリアの詩人ジョヴァンニ・ボッカッチョ(1313-1375)の時代の音楽。
CDM-0002
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【注目盤】
朱い本〜モンセラトの巡礼歌集
 モンセラトの朱い本(不詳;14世紀)から〔 O Virgo splendens / Stella splendens 〕
 聖母マリアのカンティガ集(アルフォンソ10世(1221-1284)編纂)から
  〔 A Madre de Jhesu Cristo / Mui grandes noit' e dia 〕
 モンセラトの朱い本から
  〔 Laudemus Virginem -Splendens ceptigera / Ad mortem festinamus 〕
 聖母マリアのカンティガ集〜 Mui gran dereit' - Tanto son da Gririosa
 モンセラトの朱い本から
  〔 Polorum Regina / Inperayritz de la ciutat joyosa / Mariam Matrem Virginem 〕
 聖母マリアのカンティガ集〜 Por razon tenno d'obedecer
 モンセラトの朱い本から〔 Los set goytx / Cuncti simus concanentes 〕
  アンサンブル・ミクロログス
   〔パトリツィア・ボーヴィ(歌/Hp/タンバリン) アドルフォ・ベロエッグ(リュート/プサルテリウム)
    ゴッフレード・デリ・エスポスティ(笛太鼓) ガブリエーレ・ルッソ(ヴィエッラ/リベカ/バグパイプ)
    コラム・ヤブロンコ(ヴィエッラ) ウルリヒ・プファイファー(歌/ハーディガーディ)
    アレッサンドロ・ペスコーリ、アレッサンドロ・クアルタ(歌) アントニエッタ・ボーヴィ、
    ラウラ・カンネッリ、カテリーナ・カルリ、ジュリア・リナルディ、ピエルルイージ・デ・アンジェリス、
    サンドロ・マグナ、マッシモ・マントヴァーニ、ロベルト・ボッカッチ、ダニエーレ・フィオレッリ(cho.)〕
 録音:1994年12月、サンタ・マリア・イン・アルチェ教会、ロッカ・サンタンジェロ、アッシジ、イタリア。
 スペイン、カタルーニャのモンセラト修道院に伝わる写本「朱い本」所収の楽曲に「聖母マリアのカンティガ集」からの関連する楽曲を加えた構成。シンプルで土俗的な力強さを感じさせる演奏。解説書はイタリア語のみ、歌詞記載は原語のみ。スペイン Discant レーベルから発売されている「モンセラトの朱い本」の CD (CD-E-1008) とは別録音。
CDM-0001
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【注目盤】
イン・フェスタ〜アッシジのカレンディマッジョ(五月祭)の音楽
 始まり… [INTRO...]
  不詳: Novus miles(コンドゥクトゥス)
 … 春 [...DELLA PRIMAVERA]
  不詳: Tempus transit gelidum(セクエンツィア)
  ラインバウト・デ・ヴァケイラス(確認できる活躍期:1180頃-1207頃):
   Kalenda Maya(エスタンピー) − 不詳: All'entrada del tens clar(ロンドー)
  フランチェスコ・ランディーニ(1325頃-1397): Echo la primavera(バッラータ)
  不詳: La douce saison de may
 … 愛 [...DELL'AMORE]
  ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ(1170頃-1230頃):
   Under der linden Walter(リート)
  マルカブリュ(確認できる活躍期:1130頃-1150頃):
   L'autrier jost'una sebissa(パストラール)
  ベルナルト・デ・ヴェンタドルン(1130/1140頃-1190/1200頃):
   Can vei la lauzeta mover(シャンソン)
 … 夜 [...DELLA NOTTE]
  不詳:モンセラトの朱い本から Stella splendens(バッラータ)
  アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:
   聖母マリアのカンティガ集〜 Madre de Deus(カンティガ;器楽)
  ギラウト・デ・ボルネーユ(1138頃-1215): Reis glorios(アルバ)
 … 喜び [...CUM GAUDIO]
  不詳:Gregis pastor(コンドゥクトゥス)/ Vinum bonum et suave(セクエンツィア)/
     Orientis partibus(コンドゥクトゥス)/ Hora may che fora son(バラード)/
     Voltate in ça(バッロ) - Un bel matin d'amor - Petit riens(バッロ)
  アンサンブル・ミクロログス
  [パトリツィア・ボーヴィ(歌/Hp) アドルフォ・ベロエッグ(リュート/ウード/プサルテリウム/鐘)
   ゴッフレード・デリ・エスポスティ(ダブル・リコーダー/笛太鼓/横笛/バグパイプ/ショーム)
   ウルリヒ・プファイファー(歌/ハーディガーディ) ガブリエーレ・ルッソ(ヴィエッラ/リベカ)
   コラム・ヤブロンコ(ヴィエッラ) ルイージ・ジェルミーニ(ブッチーナ/トロンバ・ア・ティラルシ/Tb)
   ジャンカルロ・セラーノ(タンバリン/タンモッラ/ナッケローネ/ベンディール)
   アレッサンドロ・ペスコーリ、アレッサンドロ・クアルタ、クラウディア・モルターリ(コーラス)]
 録音:時期の記載なし(別資料では1995年2月)、スタジオ・ジューク・ボックス、ペルージャ、イタリア。
 アンサンブル・ミクロログスは Quadrivium(活動終了、当店未案内)、Opus111、Zig Zag Territoires 等のレーベルに録音してきたが、1995年に自主レーベル Micrologus を立ち上げ、その第1作としてこのCDをリリースした。カレンディマッジョは毎年5月初頭にイタリアのアッシジで行われる春祭り。市民は今でも中世の衣装を身にまとって参加している。当盤では西欧各地に残る写本に拠り中世から初期ルネサンス期にかけてのカレンディマッジョの音楽の再現が試みられている。解説書はイタリア語のみ、歌詞記載は原語のみ。
MUSICA VIVA 1CDあたり\3300(税抜\3000)
 2015年に国内へ初案内されたイタリアのレーベル。
MV-119
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【注目盤】
メランコリア〜ヘンデル(1685-1759):バス・アリア集
 歌劇「エツィオ」HWV.29 〜 Gia risonar d'intorno (*) /
 歌劇「アリオダンテ」HWV.33 から(*)
  〔 Invida sorte avara (*) / Voli colla sua tromba (*) 〕
/
 歌劇「リッカルド」HWV.23 から〔序曲/ Nel mondo e nell'abisso (*) 〕 /
 カンタータ「アチ、ガラテアとポリフェーモ」HWV.72 〜 Fra l'ombre e gl'orrori (*) /
 弦楽と通奏低音のための合奏協奏曲 ト長調 Op.6 No.1, HWV.319 /
 歌劇「オルランド」HWV.31 から
  〔 Lascia amor e segui Marte (*) /序曲/
    O voi, del mio poter ministri eletti (*) / Sorge infausta una procella (*) 〕
/
 歌劇「エツィオ」HWV.29 から〔序曲/ Nasce al bosco in rozza cuna (*) 〕
 アンドレア・マストローニ(B;*) リッカルド・ドーニ(Cemb)指揮
 アッカデーミア・デランヌンチアータ(管弦楽)
 録音:2017年6月28日-30日、旧アンヌンチアータ修道院、2017年9月23日-25日、サン・ベルネルディーノ教会、すべてアッビアーテグラッスス、イタリア。
 アンドレア・マストローニはイタリアのミラノに生まれたバス歌手。クレモナのクラウディオ・モンテヴェルディ高等音楽学校にてクラリネットから声楽に転向。ヴィヴァルディ、ヘンデル等のバロック音楽、モーツァルト、ロッシーニのスペシャリストとして知られる他、ヴェルディ、プッチーニや現代オペラ、リートの分野にも進出し世界的に活躍の場を広げている。アッカデーミア(・ムジカーレ)・デランヌンチアータは2009年イタリア、ミラノ県アッビアーテグラッソに創設されたピリオド楽器オーケストラ。
MV-118
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(2CD)
【注目盤】
ジュリアーノ・カルミニョーラ登場!
 ロンドンのイタリア人〜フェリーチェ・ジャルディーニ生誕300年記念

  [CD1]
 フェリーチェ・ジャルディーニ(1716-1796):
  6つのヴァイオリン協奏曲 Op.15 (1771-1772)〜第1番 変ロ長調(*)
 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):
  管弦楽のためのシンフォニア Op.6 No.6
 フェリーチェ・ジャルディーニ:
  6つのヴァイオリン協奏曲 Op.15 から〔第2番 ニ長調(*) /第3番 ハ長調(*) 〕
  [CD2]
 フェリーチェ・ジャルディーニ:
  6つのヴァイオリン協奏曲 Op.15 〜第4番 ト長調(*)
 カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):
  管弦楽のための序曲第4番 ハ長調 Op.17
 フェリーチェ・ジャルディーニ:
  6つのヴァイオリン協奏曲 Op.15 から〔第5番 変ロ長調(*) /第6番 変ホ長調(*) 〕
 ジュリアーノ・カルミニョーラ(Vn;*) リッカルド・ドーニ指揮
 アッカデーミア・ムジカーレ・デラヌンチアータ
 録音:2016年6月19日-26日、サンタントニオ・アバーテ教会、ミラノ、イタリア。
 フェリーチェ・ジャルディーニはイタリアのトリノに生まれた作曲家・ヴァイオリニスト。ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス(1686-1763|コレッリの弟子でルクレール、プニャーニの師)に師事した後、ローマ、ナポリのオペラ楽団で活躍。その頃、ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774)の作品を彼の目の前で弾いた際、自分のヴァイオリン演奏の技量をひけらかす目的で即興的に装飾を付けまくり、聴衆から大喝采を受けたものの怒ったヨンメッリ本人から平手打ちを食らったというエピソードが残っている。1750年にロンドン・デビューしたジャルディーニはやがてロンドンに定住し、オーケストラ団員およびソリストとして活躍して名声を得、ヨハン・クリスティアン・バッハ、カール・フリードリヒ・アーベルらと親交を深めた。しかし晩年には名声を失い、1784年ナポリに帰国した後再びロンドンに戻り、さらにモスクワに移りそこで亡くなった。
 「6つのヴァイオリン協奏曲」(「ヴァイオリン独奏のための7声部の6つの協奏曲」)はロンドンで出版された作品。長年6曲が完全に揃った楽譜が入手できなかったが、マドリッド国立図書館で1772年にロンドンで出版され1780年に再版された完全な楽譜が発見された。それがジュリアーノ・カルミニョーラのソロで演奏・録音されたことは古楽ファン、ヴァイオリン・ファンにとってたいへん喜ばしいこと。とはいえ超マイナー・レーベルからの発売なので追加生産は期待できない。お早目のオーダーをお勧めする。
 アッカデーミア・ムジカーレ・デラヌンチアータは2009年イタリアのアッビアーテグラッソ(ミラノ県)に創設されたピリオド楽器アンサンブル。古楽ファンにはおなじみのリッカルド・ドーニ(1965年ミラノ生まれ)が指揮。
MV-105
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(4CD)
ロレンツォ・ペロージ(1872-1956):ミサ、教会音楽&オルガン作品集
 教皇のミサ第1番 [Missa Pontificalis prima] (男声合唱とオルガンのための)(1897) /
 教皇のミサ第2番 [Missa Pontificalis seconda] (男声合唱とオルガンのための)(1897)
 ミサ「チェルヴィアナ」 [Messe detta "Cerviana"](男声三部合唱とオルガンのための)(*) /
 聖ゲルウァシウスと聖プロタシウスを称えるミサ [Missa in honorem SS Gervasii et Protasii]
  (2つの混声合唱とオルガンのための)(1895) (+) /
 ミサ「われらは神を称える」 [Misa "Te Deum laudamus"](同声域の2声とオルガンのための)(1897) /
 レクイエム(男声三部合唱とオルガンのための)
  [フランチェスコ・ザンベッリ、アレッサンドロ・トーニ(T;+以外) リーノ・キジョーニ(Br)
   エジーディオ・コルベッタ指揮ベルガモ・カペッラ・デリンマコラータcho.
   アキッレ・ベッルーティ(Org;*、+以外) ルイージ・ロッシ(Org;*/+)]/
 聖餐のミサ [Messe Eucaristica] (混声四部合唱とオルガンのための)(1897)
  [イルデブランド・ムーラ指揮ポリフォニスティ・ロマーニ(cho.) ジュアン・パラデイ・イ・スレ(Org)]/
 ミサ「主を誉めよ」 [Messe Benedicamus Domino] (混声四部合唱とオルガンのための)/
 クリスマスの朝課のためのレスポンソリウム Op.14
  [キム・ヒョンジュ(Ms) フルヴィオ・ベッティーニ(Br) ステファノ・ブスキーニ合唱指揮
   アンサンブル・イル・メリロート(cho.)、イル・コンヴィット・アルモニコ(cho.)
   マルコ・ベッリーニ指揮アルス・カンティカcho. マウリツィオ・マナーラ(Org)]
 オルガン曲 イ長調(1890) /オルガンのための前奏曲 ヘ長調/オルガンのための前奏曲 変ロ長調/
 来たれ、創造主なる聖霊よ [Veni Creator Spiritus] (混声三部合唱とオルガンのための)(*) /
 かくも大いなる秘跡を [Tantum ergo] (男声三部合唱と任意の伴奏のためのモテット)(*) /
 「来たれ、創造主なる聖霊よ」によるオルガンのためのオフェルトリウム ト長調/
 噴火する山々 [Erumpant montes] (待降節のためのモテット、混声三部合唱のための)(*) /
 われらは神を称える [Te Deum] (混声四部合唱とオルガンのための) Op.19 (*) /
 主は言われた [Dixit Dominus] (混声三部合唱のための)(*) /
 主を畏れる者は幸いなり [Beatus vir] (混声三部合唱とオルガンのための)(*) /
 僕(しもべ)らよ、主を称えよ [Laudate pueri] (混声三部合唱とオルガンのための)(*) /
 めでたし、まことのお体 [Ave verum] (混声二部合唱とオルガンのための)(+/*)
  [エヴァ・ルスニア(Ms;+) アルベルト・タピア(Br;+) イルデブランド・ムーラ指揮
   ポリフォニスティ・ロマーニ(cho.) (*) ジュアン・パラデイ・イ・スレ(Org;*)
 録音:データ記載なし〔1950年代後半-1960年代?〕/原盤: Angelicum 。 (C) (P) 2015 。
MV-104
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(4CD)
ロレンツォ・ペロージ(1872-1956):オラトリオ集
 オラトリオ「救い主の生誕 [Natale del Redentore] 」(1899)
  [ミレッラ・フレーニ(S;マリア) クラウディオ・ストルドトフ(Br;語り手)
   ジュゼッペ・ナーティ(T;天使) イェダ・ヴァルトリアーニ(S)
   オルテンシア・ベッジャート(Ms) ジュリオ・ベルトーラ合唱指揮ミラノ・ポリフォニーcho.
   カルロ・フェリーチェ・チッラーリオ指揮ミラノ・アンジェリクムo.]/
 マルコ受難曲 [Passione di Cristo secondo S. Marco] (1897)
  [レナート・カペッキ(Br;キリスト) ジョルジョ・タッデオ(B;第一の語り手)
   ジュゼッペ・ゼッキッロ(Br;第二の語り手) アルフレード・ノービレ(T;ユダヤ人)
   ルッジェーロ・マジーニ合唱指揮トリノ・ポリフォニーcho.
   エンニオ・ジェレッリ指揮ミラノ・アンジェリクムo.]/
 聖三部作「キリストの復活 [Resurrezione di Cristo] 」(1898)
  [ジュゼッペ・カンポーラ(T;語り手) ニコレッタ・パンニ(S;マグダラのマリア)
   テオドーロ・ロヴェッタ(B;ピラト) アンナマリア・ロータ(Ms;マリア)
   ヴァレーリオ・メウッチ」(Br;キリスト) ジュリオ・ベルトーラ合唱指揮ミラノ・ポリフォニーcho.
   カルロ・フェリーチェ・チッラーリオ指揮ミラノ・アンジェリクムo.]/
 オラトリオ「魂の移ろい [Transitus animae] 」(1907)
  [フィオレンツァ・コッソット(Ms) ジュリオ・ベルトーラ合唱指揮ミラノ・ポリフォニーcho.
   フランコ・カラッチオーロ指揮ミラノ・アンジェリクムo.]
 録音:データ記載なし〔1950年代後半-1960年代?〕/原盤: Angelicum 。 (C) (P) 2015 。
 ロレンツォ・ペロージは50年以上にわたってバチカンのシスティーナ礼拝堂楽長を務めたイタリアの作曲家。
MV-103
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【注目盤】
戦争と嵐
 ザムエル・シャイト(1587-1654):戦争のガイヤルド(5声)(1621)
 マシュー・ロック(1621-1677):
  組曲「テンペスト」(1674) 〜カーテン・テューン(幕間音楽)
 ヨハン・カスパール・フェルディナント・フィッシャー(1670-1746):
  「春の日誌」(1695) 〜組曲第1番
 ゲオルク・ヨゼフ・ヴェルナー(1693-1766):「音楽の暦」(1748) 〜 11月
 ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644-1704):戦争(1673)
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  組曲 ト長調「ドン・キホーテのブルレスク」TWV 55
 ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687):
  「平和の神殿のバレエ」(1685) 〜戦争のグラン・エール
 リッカルド・ドーニ指揮アッカデーミア・ムジカーレ・デラヌンチアータ
 録音:2014年10月11-18日、アヌンチアータ修道院、アッビアーテグラッスス、ミラノ県、イタリア。
 バロック音楽における激しさの頂点を成す「戦争」と「嵐」をテーマとしたアルバム。古楽ファンにはおなじみのリッカルド・ドーニ(1965年ミラノ生まれ)が指揮。
不滅の音楽〜テレーザ・ミラノッロ(1827-1904):ヴァイオリンとピアノのための作品集
 妹マリアを記念するヴァイオリンとピアノまたは管弦楽のための悲歌的大アダージョ/
 哀歌(サロンの小品) Op.7 /即興曲 Op.8 /アヴェ・マリア Op.4 /
 マールボロのアリアによるヴァイオリンとピアノまたは四重奏のための
  ユーモラスな変奏曲 Op.5 /
 ラインのワインの歌によるヴァイオリンとピアノまたは四重奏のための
   ユーモラスな変奏曲 Op.6 /
 悲歌的大幻想曲(Ch.ド・ベリオ氏に献呈) Op.1
  ヴァレンティーナ・ブッソ(Vn) エリアーナ・グラッソ(P)
 録音:データ記載なし。(P) (C) 2014 。
 テレーザ・ミラノッロはイタリアのサヴィリャーノに生まれたヴァイオリニスト・作曲家。彼女と妹マリア(ヴァイオリニスト;1832-1848)の才能に賭けた両親とともに1836年フランスに移住し、シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ(1802-1870)他に師事。1838年に姉妹(11歳と6歳!)でコンサート・デビューし、ヨーロッパ各地で演奏、名声を得た。1848年にマリアが16歳で夭逝した後も演奏活動を続け、1857年に結婚し公開演奏から引退。その後は貧しい子供とその親たちのための慈善活動に取り組んだ。
MV-101
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【注目盤】
18世紀ウィーンのフリーメイソンのための音楽
 ルイージ・ケルビーニ(1760-1842):管楽合奏のための行進曲 ヘ長調
 アントニオ・サリエリ(1750-1825):管楽合奏のための小セレナード 変ホ長調
 モーツァルト(1756-1791)/編曲者不詳:8つの管楽器のためのセレナード 変ホ長調
   (セレナード第10番 変ロ長調「グラン・パルティータ」K.361 (370a)/編曲:1799)
 アントニオ・サリエリ:
  夜の神殿のためのハルモニー(しじまのひとときに寄すハルモニー)
 セルジョ・デルマストロ指揮アッカデーミア・ムジカーレ・デラヌンチアータ
 録音:2011年1月10日-13日、アヌンチアータ修道院、アッビアーテグラッスス、ミラノ県、イタリア。
 18世紀末、ウィーンでのフリーメイソンの催しのために作・編曲されたと推測される作品集。アッカデーミア・ムジカーレ・デラヌンチアータは2009年にイタリアのアッビアテグラッソ(ミラノ県)に創設されたピリオド楽器アンサンブル。セルジョ・デルマストロは2015年現在ミラノのG.ヴェルディ音楽院教授を務めているイタリアのクラリネット奏者・作曲家・指揮者。
D-Tunes 〜グレゴリオ・フラッキア:自作を含むギター音楽
 マウリツィオ・コロンナ(1959-):舞曲 [Dance] ("Moments Live in My Memory" から)
 グレゴリオ・フラッキア(1996-):秘密 [Secret] ("Playing" から)
 アグスティン・バリオス・マンゴレ(1885-1944):蜜蜂 [Las Abejas]
 グレゴリオ・フラッキア:
  海 [The Sea] ("Ianus" から)(*) /
  冗談(カトゥッロへのオマージュ) [Nugae (Homage to Catullo)] ("Playing" から)
 マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948):ワルツ(*)
 ロベルト・ファッブリ(1964-):ベオグラードの夜 [Notte a Belgrad]
 マウリツィオ・コロンナ:シンクロニエ [Sincronie]
 ビセンテ・エミリオ・ソホ(1887-1974):
  ガレロン [Galerón] (ベネズエラの5つの小品 から)
 アンドルー・ヨーク(1958-):子守歌 [Lullaby]
 マウリツィオ・コロンナ:
  ゲルニカ(パブロ・ピカソへのオマージュ) [Guernica (Homage to Pablo Piccaso)]
 グレゴリオ・フラッキア:夜に [At Night] ("Playing" から)
 不詳/アリリオ・ディアス(1923-)編曲:
  ミケレンマ [Michelemmà] (ナポリ歌曲集 [Neapolitan Songs] から)
 グレゴリオ・フラッキア:ライフ [Life] ("Playing" から)
 不詳(カタルーニャ古謡):聖母の御子 [El noi de la mare] (*)
 アントニオ・ラウロ(1917-1986):セイス・ポル・デレチョ [Seis por derecho]
 ルイス・バカロフ(1933-)/グレゴリオ・フラッキア編曲:
  映画「イル・ポスティーノ」のテーマ [Main these from "Il Postino"]
 マウリツィオ・コロンナ:平易な練習曲第12番 [第12番 from "12 Simple Studies]
 アンドルー・ヨーク:サンバースト [Sunburst]
  グレゴリオ・フラッキア(G)
 録音時期他:記載なし、ライヴ(*) 。録音場所:グラナダ大学法学部講堂、グラナダ、スペイン/ボッコーニ大学、ミラノ、イタリア/ヤギェウォ大学会堂、クラクフ、ポーランド/トル・ヴェルガータ大学、ローマ、イタリア。制作、(C): EMA Records 。
 グレゴリオ・フラッキアは1996年9月20日、イタリアのトリノに生まれたギター奏者。現時点(2016年1月)で19歳。6歳でギターを始め、10歳でトリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院に入学し全優で卒業。レオ・ブローウェル、オスカル・ギリア、マウリツィオ・コロンナ、ルイージ・テッサロッロ(ジャズ・ギタリスト)らの講習に参加。作曲も行い、2014年7月、17歳でギター曲集 "Playing" 、続いて "Ianus" を出版。2014年には哲学的エッセイ "Smart-phoné" を、2015年にはギター曲集 "Tri(a)logia" を出版。
NIREO 1CDあたり\3300(税抜\3000)
 現代イタリアのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト&作曲家として知られるフランチェスコ・リベッタが2002年、自らの故郷レッチェに創設したレーベル。
 #2015年6月で国内代理店が撤退したため、アイテムによっては現地に在庫がある物でも入手困難品が出ています。
エットレ・ポッツォーリ(1873-1957):
 中難易度の練習曲集(31曲;1918)/牧歌/
 早い動作の練習曲集(27曲;1941)/
 リバットゥータ練習曲集(16曲;1935)/
 海の反映(3楽章;1929)
フランチェスコ・リベッタ(P)
 録音:2005年1月24日、31日、ナルド、レッチェ県(イタリア)。
 エットレ・ポッツォーリはイタリア、ミラノ近郊のセレーニョに生まれたピアニスト・作曲家で、ミラノ音楽院の名教師。ピアノのための優れた教本や練習曲集で知られ、彼の名を冠したエットレ・ポッツォーリ国際ピアノ・コンクールが1959年から隔年で開催されている。
NIREO-003/5
[NIREO-0035]
(3CD)
廃盤
リスト(1811-1886):12の交響詩(2台のピアノのための)
 「山の上で聴いたこと」(C)/「タッソ-嘆きと勝利」(R)/「前奏曲」(Sa)/
 「オルフェウス」(G)/「プロメテウス」(Sa)/「マゼッパ」(N)/「英雄の嘆き」(So)/
 「ハンガリー」(E)/「ハムレット」(C)/「フン族の戦い」(P)/「理想」(R)
  フランチェスコ・リベッタ(P) マッテオ・チステルニーノ(P;C)
  レナート・リッツェッロ(P;R) シピオーネ・サンジョヴァンニ(P;Sa)
  ジュリアーノ・グラニーティ(P;G) ルイジ・ニコラルディ(P;N)
  ヴァネッサ・ソトジュ(P;So) ラーラ・エシェルシオール(P;E)
  ヴァレンティーナ・パレンテーラ(P;P)
レッチェの声〜20世紀レッチェの歌手たち
 クローエ・エルモ(1910-1962)(Ms)
  ヴェルディ:オペラ「トロヴァトーレ」から
   〔Condotta ella era in ceppi[1941]/Ai nostri monti[1940](*)/Stride la vampa[1950]〕
  チレア:オペラ「アドリアーナ・ルクヴルール」〜Io sono sua per l'amor[1941](+)
  R.シュトラウス:セレナータ[1942][ベニャミーノ・ジーリ(T;*) ジーナ・チーニャ(S;+)]

 フランコ・ペルッリ(1899-1989)(T)
  ドニゼッティ:オペラ「シャモニーのリンダ」〜Da quel di che t'incontrai[1930](*)
  ペコラーロ:Lucernedde de Santu Ronzu(マズルカのテンポによるカンツォーネ)[1935頃]
  スキーパ:Beddha e trista[1940] / プペスキ:Baccarà[1932頃][リーナ・パリューギ(S)]

 ヴァンナ・カマッサ(1914?-?)(S)
  ドニゼッティ:オペラ「ランメルムールのルチア」〜Il dolce suono[1940頃]
  ヴェルディ:オペラ「椿姫」〜Sempre Libera[1940頃]

 ルイジ・デミトリー(1898-1981)(Br)
  マリノーシ:「Le Sette Parole」から〔 Di mille colpe reo (*)/L'alta impresa e gia compiuta[1970頃]〕
   [フェルナンド・ミラウロ(T;*)]

 ニチェータ・リッツォ(1910-1982)(T)
  ヴェルディ:オペラ「リゴレット」〜La donna e mobile[1959頃] / カプア:オー・ソレ・ミオ[1959頃]
 グスターヴォ・ガッロ(T;1904-1992)
  ヴェルディ:オペラ「第一回十字軍のロンバルディア人」〜 La mia letizia[1951年]
 フランコ・タフロ(1888-1943)(T) プッチーニ:オペラ「マノン・レスコー」から No! pazzo son![1930頃]
 録音:[年]。ティート・スキーパ(1889-1965)の生地であるイタリア南東部の町レッチェとその近郊出身の歌手たちの歴史的録音集。スキーパの同世代および次世代にあたる人たち。伴奏者の表記は略した。音質のよくないものがあるので、あらかじめご了承頂きたい。
 #末尾 "S" 無しの "NIREO-006" は別アイテムとなり、さらにレーベルの管理上同番号となっている物で、別のアイテムが存在するようです(以上2点は国内&当店未案内)。FAXや葉書でご注文の際は、番号末尾記号等の省略をなさらないよう、ご注意下さい。
ランチェスコ・リベッタ ライヴ・イン・フォートローダーデール
 ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575頃-1647):ガリアルダ第2番
 レオナルド・レーオ(1694-1744)/フランチェスコ・リベッタ編曲:
  オペラ「愛は苦悩を望む」より カンツォーネ・ア・ディスペット
 モーツァルト(1756-1791):
  パイジェッロのオペラ「哲学者気取り」の主題による6つの変奏曲 ヘ長調 K.398
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第14番「月光」Op.27 No.2
 ショパン(1810-1849):夜想曲 変ニ長調 Op.27 No.2
 リスト(1811-1886):「巡礼の年第2年追加 ヴェネツィアとナポリ」から
  カンツォーネ(ロッシーニのカンツォーネによる),タランテラ
 シューマン(1810-1856):アルバムの綴り
 チャイコフスキー(1840-1893)/リスト編曲:
  オペラ「エフゲニー・オネーギン」より ポロネーズ
 ショパン/ジョヴァンニ・ズガンバーティ(1841-1894)編曲:リトアニアの歌
 イグナツィ・フリードマン(1882-1848):
  ウィーン舞曲第1番(エドゥアルト・ゲルトナーの主題による)
 フランコ・アルファーノ(1875-1954)/ P.Mijic編曲: Se taci...
  フランチェスコ・リベッタ(P)
 録音:2003年12月13日、フォートローダーデール(合衆国、フロリダ州)、ブラワード舞台芸術センター、アマトゥーロ劇場、ライヴ。
フランチェスコ・ダヴァロス(1930-):ピアノ作品集
 過去の印象(アルバムの綴りと変奏曲)/
 アルバムの綴り[Albumblatt]/ある変奏の変奏/
 4つの相互的変奏曲/13の前奏曲 1840-1900/
 夜想曲/小さなロマンス/
 アルバムの綴り[Foglio d'Album]/メヌエット/
 海の光景/2つの性格的小品/ワルツ
フランチェスコ・リベッタ(P)
 録音:2006年1月2日-8日、4月24日、ナルド、レッチェ(イタリア)。
 1990年代、フィルハーモニア管を振ったクレメンティ、メンデルスゾーン、ワーグナー、マルトゥッチなどの録音(ASV)で突如登場、熟年指揮者として大きな話題を呼んだダヴァロスの作曲作。
NIREO-2010-1/31
(31CD)
廃盤
ティート・スキーパ(1889-1965)、録音全集成
 ティート・スキーパ(T) 様々な共演者
PRELUDIO MUSIC (Italy) 1CDあたり\4950(税抜\4500)
 1998年創業、ミラノに本拠を置くイタリアのレーベル。スイスの同名レーベル PRELUDIO (後に PRELUDE )とは無関係。#未掲載のアイテムが入手可能かどうかは不明です。
ルーナ・エ・チンクエ〜 THE RENAISSANCE PROJECT 〔国内盤題名:ルネサンス〜愛の歌〕
 ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ〔イタリア〕: La Sirena
 トワノ・アルボ〔ジュアン・タブロ/フランス〕: Belle Qui Tiens Ma Vie
 ピエール・アテニャン〔フランス〕: Tourdion / ジュアン・デル・エンシナ〔スペイン〕: Mas Vale Trocar
 ヘンリー八世〔イギリス〕: Pastyme With Good Company / 作曲者不詳〔イタリア〕 Il Testamento Del Capitano
 ピエール・パスロー〔フランス〕: Il Est Belle Et Bon
 オルランドゥス・ラッスス〔イタリア〕: Matona Mia Cara
 ハンス・レオ・ハスラー〔ドイツ〕: Ich Brinn Und Bin Entzündt
 オーランド・ギボンズ〔イギリス〕: The Silver Swan / ガストルディ: Vezzosette Ninfe
 フランシスコ・ゲレロ〔スペイン〕: Todo Quanto Pudo Dar
 ジョン・ダウランド〔イギリス〕: Come Again:Sweet Love Doth Now Invite / ガストルディ: La Sirena (Jazzy)

  ジョルジャ・レノスト(S) アリアンナ・フォルネーロ(A) マルコ・アンドリオレッティ(T1)
  ジャンフランコ・モンタルト(T2) ジョルジョ・チェレステ(B)
 国内盤: DEREAMLIFE, DLCA-4001〔廃盤、入手不能〕。制作:マルコ・アンドリオレッティ&ジャンルーカ・サヴィア。ルーナ・エ・チンクエ [L'Una e Cinque] :1995年、イタリアのトリノで結成されたア・カペラのヴォーカル・グループ。ジャズ、クラシック、ポップス、ゴスペル、イタリア民謡など幅広いレパートリーを持っている。‘98年よりイタリアの各都市にて多くのコンサート、イヴェントに出演。またイタリア以外でも、フランス (Saint Martin de Crau、Berre the Etang、 Saint Remy de Provence) やドイツ (Bonn) のコンサートに招待される。2008年現在も各地のフェスティヴァル、音楽祭、テレビ番組に参加、出演。コンサート活動の他にも学校のマスター・クラスやセミナーを受け持っている。今回彼らが取り組んだのは、ヨーロッパ各地のルネサンス期の美しいメロディー。日本でも知られているジョン・ダウランドの "Come Again "、ラッソの "Matona Mia Cara "など、楽しめる選曲となっている。クラシックの音楽史のカテゴリーに属する、これらルネサンス期の多声音楽。そう思うと、かなりお堅い感じがするが、ルーナ・エ・チンクエはそうではない。彼らはいとも巧みに、しかもごく自然に美しいハーモニーを作り出し、モダーンな雰囲気の中にもルネサンス期の音楽が現代に息を吹き返したかのような、楽しいエンターテイメントに仕上げている。暖かで優しい気持ちにさせる彼らのハーモニーは、ヨーロッパの伝統的で良質なルネサンスの音楽という素材を、ルーナ・エ・チンクエ風に味付けしたスローフード的な音楽とでも言おうか。時代を超えて、ジャンルを超えて、彼らのハーモニーは私たちの心を魅了し、満たしてくれる不思議な力を持っている。
 【収録曲メモ】 「Matona mia cara」は「マトナの君よ」、Come Again : Sweet Love Doth Now Inviteは「戻っておいで、甘い愛」、そしてThe Silver Swanは「銀の白鳥」という邦題で合唱愛好家たちには良く知られている。「Il testamento del capitano」この歌は、日本では山登りの愛唱歌「山の大尉(または大尉の遺言)」として知られている。歌詞の内容は、山岳部隊の大尉が5つの遺言を残すというストーリーになっている。静かで胸にしみこむようなハーモニーで歌われるルーナ・エ・チンクエ版の「大尉の遺言」には、深く心を打たれる。イタリア民謡として歌い継がれ、歌詞は18世紀後半のものと言われているが、メロディーの起源はルネサンス期に遡ると考えられ、このアルバムに収録されている。「Pastyme With Good Company」この曲は、音楽好きで、自ら作詞作曲もたしなんだイングランド国王ヘンリー8世によって作られ、「良い仲間との気晴らし」という題名で日本では知られている。16世紀初頭のスコットランドで大変流行ったという記述が残っている。
RAI TRADE 1CDあたり\2970(税抜\2700)
 ライ・トレード [RAI Trade] はイタリア放送協会 [RAI] が版権を有する知的財産をディストリビュートする会社。ライセンス事業のほか書籍・楽譜・CD・DVD等の自社出版も行っている。
 番号部分は同一で記号のみが違う形態の別内容商品が、複数パターン存在します。ご注文時はご確認を。
ジャンルカ・ポディオ(1963-):ピアノ・ミュージック
 シティ・ブック
 [朝/都市/孤独/モバイル/アンテナ/ドロップス/その日の終わり]/
 5つの練習曲
 [バックグランド・ミュージック/フレーム/フェード・ミュージック/
  バックグランド・ミュージック2/ライト・ミュージック]/

 ポップ・モジュールによる4つの小品[前奏曲/歌/パッサカリア/コラール]
ジャンルカ・ポディオ(P)
 録音:2000年9月20日-21日、ラクイラ(イタリア)、聖ドメニコ教会。
ピッツェッティ(1880-1968):オペラ「カリオストロ」(1953初演)
 アルド・ベルトッチ(T;カリオストロ) クララ・ペトレッラ、オルネッラ・ダッリーゴ、
 ブルーナ・リッツォーリ(S) ミティ・トルッカート・パーチェ(Ms)
 ワルテル・アルティオリ、マリオ・カルリン(T) ジーノ・オルランディーニ、
 フィリッポ・マエロ、ピエルルイジ・ラティヌッチ(Br)
 アントニオ・カッシネッリ、マリオ・ツォルニョッティ(B)
 ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮RAIトリノso.&cho.
 録音:1952年7月31日、トリノ、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院ホール。(放送用?)スタジオ録音で、録音としても唯一のものだろう。
 「大聖堂の殺人」(1958)のみがかろうじて知られる ピッツェッティによるオペラは、13作(資料によっては18作ともされるが、少なくとも3作は未完成の模様)と結構な数に上る。この作品は1953年、ミラノで初演されたが、その前年に当録音が行われたようなので、演奏としてはこちらが早い事になる。1953年の初演時に録音が残されたかどうかは不明。
ストラヴィンスキー自作自演〜
 ストラヴィンスキー
(1882-1971):オペラ・オラトリオ「エディプス王」(イタリア語訳版)
  トマゾ・フラスカーティ(T;エディプス) マグダ・ラースロー(Ms;ヨカステ)
  シピオーネ・コロンボ(Br;クレオン、使者) アルフレード・ノビーレ(B;羊飼い)
  ジュゼッペ・モデスティ(B;ティレシアス) アルノルド・フォア(語り)
  イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮RAIローマso.&cho.
 録音:1955年4月6日、RAIローマ・ホール、ライヴ。おそらく当盤が初出となる演奏。
 ストラヴィンスキーの同曲自演盤は、1951年10月8日 ケルン(MUSIC AND ARTS、ARCHIPEL; 語りにフランス語版とドイツ語版の2種あり; 共に廃盤)、1952年5月19日 パリ( DISQUES MONTAIGNE; 廃盤)、1958年9月19日 ヴェネチア(ARKADIA=HUNT; 廃盤)、1962年(COLUMBIA/CBS/SONY)があったが、当盤が5種目。意外な事に2010年現在では、SONY 盤を除きすべて廃盤となっている模様。
ストラヴィンスキー自作自演〜
 ストラヴィンスキー
(1882-1971):メロドラマ「ペルセフォネ」
 リチャード・ルイス(T;エウモルペ) マドレーヌ・ミヨー(語り;ペルセフォネ)
 イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮RAIトリノso.&cho.
 録音:1954年4月23日、RAIトリノ・ホール、ライヴ。URANIA から RIT55-202 で発売された演奏だが、おそらく当盤の方がマスターに遡った復刻と思われる。
オネゲル(1892-1955):
 劇的オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」(イタリア語訳版)
  イングリッド・バーグマン(俳優;ジャンヌ・ダルク)
  トゥリオ・カルミナーティ(俳優;修道士ドミニク)
  アウグスト・ロマーニ、アニェーゼ・ドゥッビーニ、ジャンニ・アヴォランティ、
  ジェラルド・ガウディオーゾ、シルヴィオ・サンタレッリ、ルイジ・パオリッロ、アルド・テッロージ(俳優)

  マルチェッラ・ポッベ、フローレンス・クアルタラーロ(S)
  ミリアム・ピラッツィーニ(Ms) ジャチント・プランデッリ、ピエロ・デ・パルマ、
  ジュゼッペ・ミクッチ(T) アルフレード・コレッラ(B)
  ジネット・マルトノ(オンドマルトノ) ロベルト・ロッセリーニ(演出)
  ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮ナポリ・サン・カルロ劇場o.&cho.
 録音:1952年12月5日、ナポリ、サン・カルロ劇場、ライヴ。おそらく初CD化。LP はおそらく CETRA から出ていた物で、資料によっては1953年録音(おそらくLPには記載がなく、推定されたもの)とされている場合もある。語りの部分は、1954年のイタリア映画「 Giovanna d'Arco al rogo 」 と同一と思われる。バーグマンは1946年にニューヨークで初演れた舞台作品「戯曲『ロレーヌのジャンヌ』 [Joan of Lorraine] 」へ出演後、これを元にした1948年のアメリカ映画「ジャンヌ・ダーク [ Joan Of Arc ] 」にも出演していたが、1954年の映画を除き、オゲネルの音楽は使われていない。
アルフレード・サントローチ/ロベルト・カヴォジ台本:
 マリアによる受難曲
(5人の俳優、女声とコンピューター音楽のための)
  コリンナ・ロ・カストロ(声優;マリア) アンナリーザ・コルドーネ(声優;マルタ)
  クリスティーナ・ペッレグリーノ(声優;サロメ)
  カテリーナ・スパダーロ(声優;マッダレーナ)
  ロベルト・カヴォジ(ディレクター/声優;ピラト)
  カティア・デ・ヴィンチェンティス(A)
  アルフレード・サントローチ(エレクトリック・エラボレーション&ディレクション)
  ピエロ・マンツォ(音響技術/ミキシング) ルチアーノ・コレッリ(プロデューサー)
 制作:2003年。
新たなる点
 ミケーレ・ビキ・パニッティ(1978-):
  序奏とアレグロ(クラリネット、弦楽合奏と打楽器のための)
 ロベルト・ベケーリ:スウィート・マイクロ組曲(弦楽合奏のための)
 パオロ・マルケッティーニ:ラプソディア・モドゥラーレ(管弦楽のための)(*)
 ヴィンチェンツォ・サニタ:管弦楽のための前奏曲 Op.15 No.2 /
           ピツィカート(弦楽とオーボエのレチタンテのためのカプリッチョ)
 マルチェッロ・フィロテイ:渡し船(メゾソプラノ、打楽器と管弦楽のための)(+)
 ロベルト・ゴーリ:火星組曲(管弦楽のための)(*)
 サルヴァトーレ・ピラス:Explanatio faciei theatri...(弦楽合奏のための)
 マルコ・ピアチェンテ:弦楽合奏のためのシンフォニエッタ から アダージョ,モデラート
 ダニエーレ・クリスティアーノ・イアフラーテ:不思議な環(管弦楽のための)(*)
  キアラステッラ・オノラーティ(Ms;+)
  ダニエーレ・クリスティアーノ・イアフラーテ指揮ソフィア放送国際o.
 録音:2002年2月2日-3日、ソフィア、ブルガリア放送スタジオ、ライヴ(*)、セッション(*以外)。
フェニーチェ劇場ニューイヤー・コンサート 2004
 マスカーニ:オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
       (ヴァイオリンとピアノのための編曲版)(#)
 ヴェルディ:オペラ「ナブッコ」序曲(※)/オペラ「シチリアの晩鐘」序曲(※)
 ロッシーニ:オペラ「泥棒かささぎ」序曲
 ポンキエッリ:オペラ「ジョコンダ」から 時の踊り
 ヴェルディ:オペラ「オテロ」〜バレエ音楽/オペラ「椿姫」第3幕前奏曲
       オペラ「アイーダ」から[小さなムーア人の奴隷たちの踊り/バレエ音楽]
 ロッシーニ:「セビリャの理髪師」序曲
 ヴェルディ:オペラ「ナブッコ」〜行け、わが思いよ、黄金の翼に乗って(+)
       オペラ「椿姫」〜乾杯の歌(*/+)
  ステファニア・ボンファデッリ(S;*) ロベルロ・アロニカ(T;*)
  ロリン・マゼール(Vn;#)指揮(#以外)フェニーチェ劇場o.(#以外)
  不詳(P;#) フェニーチェ劇場cho.(+)
 録音:2004年1月1日、ヴェネツィア(イタリア)、フェニーチェ劇場、ライヴ。
 再建間もないフェニーチェ劇場における新年演奏会ライヴ録音。TDK から発売されているDVDで視聴することが出来るが、(※)は当盤のみの収録。
ルイジ・チェッカレッリ:Exsultet〜電子音楽とグレゴリオ聖歌
 エクスルテット(*)/
 復活の日に(+) 〔Pascha Nostrum / In Die Resurrectionis / Vidi Aquam 〕
  ジャコモ・バロッフォ(声) カントレス96(*)
  キム・ウンジュ(声;+) ソローレスcho.(+)
 録音:1996年(*)、1999年(+)、エディソン・ソタジオ、ローマ。
ラッファエーレ・ベッラフロンテ(1961-):室内楽作品集
 イカルス(A管クラリネットと弦楽四重奏曲のための;1997)(*)/
 夜のダンサー(フルート、ヴァイオリンとチェロのための;1995)(+)/
 メトロポリタン狂詩曲(ギターのための;1998)(#)/
 幻想三重奏曲(2つのチェロとヴィオラのための;1997)(**)/
 ウブロ(ヴァイオリンのための;2000)(++)/
 夜想曲(フルート、ヴィオラとハープのための;2000)(##)

  ファブリツィオ・メローニ(Cl;*) フランチェスコ・ドラツィオ(Vn;*/+/++)
  ファビオ・カファーノ(Vn;*) パスクアーレ・レポーレ(Va*/**)
  ヴィート・パーテルノステル(Vc;*/+/**) ダンテ・ミロッツィ(Fl;+/##)
  マルコ・サルチート(G;#) ソフィア・ルッフィーニ(Vc;**)
  シルヴィオ・ディ・ロッコ(Va;##) ルイザ・プランディーナ(Hp;##)
 録音:アウディトリウム・ニーノ・ロータ、バーリ(イタリア)(*)/サンタ・ヴィットーリア教会、グラウディアブルーナ(イタリア)(+/**/++)/アウディトリウム・フィジーレ・デラ・クローチェ、ヴァスト(イタリア)(#)/聖アナトーリア教会、ペトリトーリ(イタリア)(##)。
ルーカ・ロンバルディ(1945-):風の中、エアリエルとともに
 風の中、エアリエルとともに(フルートのための;2004)(*)/
 息(フルートのための;1997-1999)(+)/
 「エッセイ3(シュタイナー)」(チェロのための;2003)(#)
 8つのあいさつ(2001-2003)(ピアノのための;2001-2003)(**)
  アインシュタイン=対話(フルートとチェロのための;2005)(++)
 ロベルト・ファブリチアーニ(Fl;*/+/++) レオナルト・エルシェンブロイヒ(Vc;#/++)
 ロベルト・プロッセダ(P;**)
 録音:モンテヴァルキ(イタリア)(*)/ケルン音楽大学(+/#)/ギオーネ劇場、ローマ(**)/VDミュージック・スタジオ、ローマ(++)
ミレニアム・バッハ〜フロム・バッハ・トゥ・ジャズ&バック
 カルロ・ネグローニ:Speculum / Meridiana / Raggio Radio 3 / My funny famyband / Blue stone / Ottavo obbligato /
              Red maple tree / Doc. klavier / Emistero / Cavea / Friendly and / Clessidra

 カルロ・ネグローニ(P)
 録音:2005年9月、VD. ミュージック・スタジオ、ローマ。
イタリアン・ニューズ
 ヴィート・パルンボ(1972-): varieAzioni
  (トランペット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ピアノと打楽器のための;2003)
 フランチェスコ・アントニオーニ(1971-):ポリュヒュムニアの鏡
  (フルート、クラリネット、ヴィオラとチェロのための;2003)
 カルラ・マニャン(1968-)/カルラ・レボーラ(1973-):Hymnen
  (ソプラノ、ギター、ピアノ、ヴァイオリンとコントラバスのための6つの音楽的映像;2004)(*)
 ルチア・ロンケッティ(1963-):タリア
   (フルート、ヴィオラ、チェロ、ピアノと打楽器のための練習曲;2003)
 マウロ・カルディ(1955-):クレオン(トランペット、コントラバスと打楽器のための;2001)
 ファブリツィオ・デ・ロッシ・レ(1960-):わが愛しのエラート(ヴィオラとピアノのための;2003)

  ケイコ・モリカワ(S;*) ステファノ・カルディ指揮フレオン・アンサンブル
 録音:2005年6月9日-12日、RAI本局、ローマ。
マリーノ・バラテッロ(1951-):海馬の夢
 ピアシング(フルートのための;1999)(+)/メタル(フルートのための;1999)(+)/
 フルーティスト(フルートのための;2003)(+)/
 海馬の夢(馬場駿吉の同名の俳句集による、
        ソプラノと8人の器楽奏者のための;2001)(*/#)/
 四季(フルート、弦楽とチェンバロのための4つの季節の協奏曲;1998)(+/#)
  チェチーリア・リエ・フランキ・マツシマ(S;*) ダニエーレ・ルッジェーリ(Fl;+)
  マリーノ・バラテッロ指揮アッカデーミア・ヴィヴァルディアーナ(#)
フィリッポ・デル・コルノ(1970-):ホテル・オクシデンタル
 Dogma #6 / La tigre nella bocca del diamante / Killing time /
 L'Arte del funambulo / Hotel Occidental / L'Uomo armato / Banda passante(*)
  カルロ・ボッカドーロ指揮センティエーリ・サルヴェッジ(器楽アンサンブル)
 録音:スタジオ・バルザン、ミラノ(*以外)/ドゥーゼ劇場、ジェノヴァ、ライヴ(*)。
ステファノ・タリェッティ(1965-):アフター・ポップ組曲(2002-2006)
 アダージョ・コン・アニマ(女声、ピアノ、ミディ・ピアノ、シンセサイザー、チェロ、アコーディオン、
               打楽器、エレクトリックギター、フィードバックとドラムスのための)/
 断章(3つのチェロのための)/
 この砂漠(声、コントラバス、アルトサクソフォン、エレクトリックギターとドラムスのための)/
 小協奏曲(ピアノ、プリペアード・ピアノ、サクソフォンとエレクトリックギターのための)/
 人間賛歌(女声ソロ、3つの女声と器楽アンサンブルのための)/
 夜の歌(アコースティックギターと4つの変ロ管トラペットのための/変ロ管トランペットとピアノのための)

  ステファノ・タリェッティ(P/ミディP/プリペアードP/シンセサイザー/打楽器/ドラムス)
  ステファノ・チッコテッリ(アコースティックG/エレクトリックG) ディアナ・トルト(声)
  マテルダ・ヴィオラ、パオラ・ロンケッティ(S) アントネッラ・マロッタ(A)
  ヤコポ・ディ・トンノ(Vc) マルコ・カルネヴァーレ(Tp)
  ルーカ・ディ・フランチェスコ(Hr) マッシミリアーノ・ピトッコ(アコーディオン)
  ジャンルーカ・チアヴァッタ(アルトSax/ソプラノリコーダー) フラヴィア・プロスペーリ(ピッコロ)
  カルミーネ・リッチ(Vn) ラディスラオ・ヴィエーニ(Va)
  フェデリコ・ペルピク(Vc) マルチェッロ・セバスティアーニ(Cb)
 録音:2002年4月、2006年5月、スタジオ ECAM LAB、ペスカーラ(イタリア)。
マルコ・ディ・バーリ(1958-):オペラ「カメラ・オブスクラ」(2001)
 アルダ・カイエッロ(S) クリスティーナ・ツァヴァッローニ(Ms)
 ロベルト・アッボンダンツァ(Br) アンナ・ノガーラ(せりふ役)
 ブルーノ・カニーノ(P) パスカル・ガロワ(Fg) ヴァルター・グリンマー(Vc)
 アッカデーミア・クアルテット(サクソフォン・クアルテット)
 エマヌエーレ・ペドリーニ指揮ラボラトリオ・ノーヴァムジカ、室内cho.
ファブリツィオ・デ・ロッシ・レ(1960-):歌とリチェルカーレ
 Hurucane (Demone dello spirito del vento)(ピアノとエレクトロニクスのための;2005)(*)/
 Mysterium Cosmographicum (Introduzione)(2人の俳優、女声、フルート、ピアノ、
           サクソフォン・クアルテットとエレクトロニクス処理のための;2004)(+)/
 Ricercare Primo(ハープと弦楽四重奏曲のための;2004)(#)/Bad dance(磁気テープのための;1997)/
 Diario Giapponese(男声、打楽器とエレクトロニクス処理のための;1996)(**)/
 Round about vampyr(アルトサクソフォンとテープのための;1989/2006)(++)/
 Venus song (Venus, du und dein Kind)(フルート、クラリネットとギターのための;2003)(##)/
  The Lost War(老人の声、メロディカとハルモニウムのための;2002;***)

 ファウスト・ボンジェッリ(P;*/+) マテルダ・ヴィオラ(女声;+) ビルギット・ノルテ(Fl;+)
 イタリア・サクソフォン・アンサンブル(+)
 ファブリツィオ・デ・ロッシ・レ(声;+, **, ***/P;+/打楽器;**/メロディカ;***/ハルモニウム;***)
 クラウディア・アントネッリ(Hp;#) マルコ・アンジウス指揮アンサンブル・アルゴリトモ(#)
 ダヴィド・ブルッティ(アルトSax;++) マルチェッロ・ボナッケッリ(Cl;##)
 ルチアーノ・トリスタイノ(Fl;##) ギルバート・ワッティ(G;##)
 録音:2005年2月13日、クイリナーレ宮、ローマ(#)。
ロベルタ・ヴァッカ(1967-):emme alla emme
 Sus-Round(ピアノのための;2007)(*)/Trave Barocca(弦楽合奏のための;2003)(+)
 De-Sequentia(ピアノのための;1999)(#)
 UNO(ソプラノ・レッジェーロと弦楽合奏のための;2001)(**)
 Normen(ピアノのための;2003)(++)/Fandango(弦楽合奏のための;2005)(##)
 La corda barocca(ピアノのための;2004;***)
  オリエッタ・カイアニエッロ(P;*) ロベルト・ランファルディ指揮RAIso.(+)
  アントニオ・サルディ・デ・レット(P;#) サブリーナ・テスタ(S;**)
  アッカデーミア・デラ・リベッルーラ(**) アレッサンドラ・アンマーラ(P;++)
  ヴィットリオ・チェッカンティ指揮イ・ソリスティ・アクイラーニ(##)
  カルロ・ボッカドーロ(P;***)
 録音:VDMスタジオ、ローマ(*/#/++)/アウディトリウム・デル・リンゴット、チンケチェント・ホール、トリノ、ライヴ(+)/テアトロ・コムナーレ、ポッレンツァ(イタリア)、ライヴ(**)/Officina Giovanni-Cantieri Culturali-Ex Macelli、プラート(イタリア)、ライヴ(##)/アーチ・スタジオ・レコーディング、ラクイラ(イタリア)(***)。
カルロ・ボッカドーロ(1963-):
 キャディラック・ムーン(ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲;*)/
 ミロのヴィーナス(フルート、チェロとピアノのための;+)/
 影のある風景(ピアノのための;#)/
 大地の踊り(2台のピアノ、マリンバとヴィブラフォンのための;**)/
 アシュリー(ヴィオラとサンプリングされた打楽器のための;++)/
 子守歌(ピアノのための;##)
  ドメニコ・ノルディオ(Vn;*) ヴィットリオ・パリージ指揮カリアリ・テアトロ・リリコo.(*)
  エミリオ・ガランテ(Fl;+) ステファノ・グアリーノ(Vc;+) アンドレア・ディンド(P;+)
  キアーラ・ベルトーリョ(P;#) アンドレア・ルッケシーニ、ピエトロ・デ・マリア(P;**)
  マウリツィオ・ベン・オマール(マリンバ;**) アンドレア・ドゥルベッコ(ヴィブラフォン;**)
  ダニーロ・ロッシ(Va;++) ロベルト・プロッセダ(P;##)
 録音:2007年1月27日、テアトロ・リリコ、カリアリ(イタリア)、ライヴ(*)/2008年1月11日、マルコ音楽ホール、トレント(イタリア)(+)/2008年4月16日、RAIアウディトリウム、トリノ、ライヴ(#)/2005年11月14日、テアトロ・コムナーレ、ボローニャ、ライヴ(**)/2007年11月18日、プレリュード・ミュージック・スタジオ、ミラノ(++)/Tauテコーディング・スタジオ、ペンニージ宮、アチレアーレ(イタリア)(##)。
オズヴァルド・コルッチーノ(1963-):Voce d'orlo
 Voce d'orlo(フルート、クラリネット、ヴァイオリンとチェロのための;2006)/
 Lasciato(ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2007)/
 Without witness(クラリネット、チェロとピアノのための;2004)/
 Coro(フルートとヴァイオリンのための;2004)/Prima stanza(ピアノのための;2004)/
 Senza soglia(フルート/ピッコロ、クラリネット、ヴァイオリン、
          チェロとプリペアード・ピアノのための;2008)/
 Gamete stele(フルート、クラリネット/バスクラリネット、ファゴット、ヴァイオリン、
         ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ピアノと打楽器のための;2007)(*)
  マルコ・アンジウス指揮アルゴリトモ・アンサンブル
  [ルーカ・ベッリーニ(Fl/ピッコロ) ロベルタ・ゴッタルディ(Cl/バスCl)
   ジャコモ・チェッラ(Fg) マルコ・ロリャーノ(Vn) ガブリエーレ・クローチ(Va)
   クロード・オーリ(Vc) ダリオ・カルデローネ(Cb)
   チーロ・ロンゴバルディ(P) アントニオ・カッジャーノ(Perc)]
 録音:2008年2月4-5日、VDMスタジオ、ローマ(*以外)/2007年10月9日、ビエンナーレ、テアトロ・テーゼ・デレ・ヴェルジーニ、アルセナーレ、ヴェネツィア、ライヴ(*)。
アーダ・ジェンティーレ(1947-):平和への憧れ
 私は歌を書いた(ピアノのための;*)/演奏会用小練習曲(ピアノのための;+)/
 世界から切り離され(ピアノ、クラリネット、バヤンとヴィブラフォンのための;#)/
 ヴァイオリンソロのために(**)/
 ベティ・ブープの一日(ピアノと歌唱自由な女声のための喜劇的小景;2005)(++)/
 平和への憧れ(朗読、合唱、管弦楽と女声のための3つのエピソード;##)
  アーダ・ジェンティーレ(P;*) モナルド・ブラコーニ(P;+/#)
  グイード・アルボネッリ(Cl;#) ジェルマーノ・スクルティ(バヤン;#)
  ミケーレ・カミッローニ(ヴィブラフォン;#) マーク・メンジーズ(Vn;**)
  ドゥオ・アルテルノ(++)[ティツィアーナ・スカンダレッティ(声) リッカルド・ピアチェンティーニ(P)
  アレッサンドロ・クアジモード(朗読;##) パオラ・ポンペイ(声;##)
  ロレンツォ・フィーコ指揮マーニャ・グレチアo.(##)、
  タラント・ジョヴァンニ・パオロ II cho.(##)、G.パイジェッロ音楽学校o.&cho.(##)
マウロ・カルディ(1955-):
 愛の対象(声、楽器、ビデオとエレクトロニクスのための6つの音楽的情景;2008)
  ソニア・ベルガマスコ(声)
  ステファノ・カルディ(エレクトリックG)指揮フレオン・アンサンブル
   [マッシモ・バルトレッティ(Tp) ロドルフォ・ロッシ(Perc) カルラ・トゥティーノ(Cb)]
 録音:RAI本局、ローマ。
ハイドンの墓の傍らに、7つのフォリア〜ハイドンに捧げる音楽と詩
 ルチオ・グレゴレッティ(1961-):天地創造
 ステファノ・タリェッティ(1965-):カントール・カントゥス / ヴィート・パルンボ(1972-):カタログ
 マリオ・パゴット(1966-):弦楽合奏のための3つの楽章
 ファブリツィオ・デ・ロッシ・レ(1960-):帰還 / マルチェッロ・フェーラ(1966-):煉獄の4つの詩

  ソニア・ベルガマスコ(声) ヴェロニカ・エッガー(Vn)
  マルチェッロ・フェーラ指揮アンサンブル・コンドゥクトゥス
シューマネスク〜2台のピアノのための作品集
 シューマン(1810-1856)/ドビュッシー(1862-1918)編曲:
  カノン形式の6つの練習曲 Op.56(原曲:ペダルピアノのための)
 ヴィート・パルンボ(1972-):舞台裏/ファウスト・セバスティアーニ(1962-):前奏曲
 ロベルタ・ヴァッカ(1967-):伝説曲風
 ファブリツィオ・デ・ロッシ・レ(1960-):子供の情景
 ジャコモ・マンツォーニ(1932-):シューマンの Op.46による幻想二重奏曲
 シューマン:アンダンテと変奏曲 Op.46
  イアヌス・ピアノ・ドゥオ
   [オリエッタ・カイアニエッロ、アントニオ・サルディ・デ・レット(P)]
 録音:2007年10月27-28日、ローマ、ポンティフィチオ教会音楽学校アカデミー・ホール/発売:2010年。
ロベルタ・ヴァッカ(1967-):オペラ「誰が子猫を誘拐したの?、コスタンツァ」
 (モーツァルトの「後宮からの逃走」を自由に扱った喜劇)
  エリーザ・サンタロッサ、ガブリエーレ・フォスキ(声優)
  ジョゼ・マリア・シュット指揮ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院o.、
  ヴォーチ・ビアンケ・ディ・ローマcho.、
  サンタ・チェチーリア国立アカデミー・ラボラトリオ・ヴォーチ・ビアンケ・エ・カントーリア
 児童合唱団員がソリストの多くを担当する子供のためのオペラ。
アルフィオ・アンティコ:南イタリアの古来のリズムと新しいサウンド
 Supra mari / Risacca di mare / Dialicu d'amuri / Occhi di ciumi / Tarallesa /
  Lettera d'amuri / Barulè / Fila Fila / La foglia / Pitti petti
  アルフィオ・アンティコ(歌/太鼓)
  ラッファエーレ・ブランカーティ(Sax/Fl/Cl) アメデオ・ロンガ(Cb)
 録音:2002年2月3日、ローマ、クイリナーレ宮殿、パオリーナ礼拝堂、ライヴ。
中世の象徴学における「ばら」
 Rosa das rosas(聖母マリアのカンティガ集;13世紀)
 Ex semine rosa -Ex semine Abrahe -Ex semine(バンベルク写本;13世紀)
 Ave Rosa novella(ヴォルフェンビュッテル写本;14世紀)
 Rosa veris paradisus(パリ国立図書館所蔵写本lat.1343;14世紀)
 Quant flourist la violete et la rose -El mois de mai(バンベルク写本;13世紀)
 Ther is no rose of swych vertue(イングランド;14世紀)
 En mai la rousée(ティボー・ド・ナヴァル?;13世紀)
 O Maria rubens rosa(エンゲルベルク写本;14世紀)
 La rosa enflorece(スペイン、セファルディムのロマンセ;14世紀)
 En mai quant rosier -L'autre jour -He résvelle(モンペリエ写本;13世紀)
 Rosa fragrans(オックスフォード写本;13世紀)
 En non Dieu -Quant voy la rose -Nobis(バンベルク写本;13世紀)
 Vernans rosa(アンティフォナリオ・ディ・ボッビオ;14世紀)
  アンサンブル・ショミンチャメント・ディ・ジョイア
  [アントネッラ・タトゥッリ、イラリア・セヴェーロ、アッシア・ポリート(歌)
   エリサベッタ・ディ・フィリッポ(プサルテリウム/打楽器)
   オルガ・エルコリ(Hp/ダブルHp/ベル) ルイジ・ルーポ(Fl/リコーダー)
   ルイジ・ポルシーニ(フィドル/ウード/リュート/リラ)
   ジャンフランコ・ルッソ(フィドル/ハーディガーディ/リコーダー/リラ)]
 録音:2003年3月23日、ローマ、クイリナーレ宮殿、パオリーナ礼拝堂、ライヴ。
ハイドン、ブラームス、ショスタコーヴィチ:
 ピアノ三重奏曲集

 ハイドン(1732-1809):
  ピアノ三重奏曲 ホ長調 Hob.XV; 28
 ブラームス(1833-1897):ピアノ三重奏曲第1番 Op.8
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  ピアノ三重奏曲第2番 Op.67〜スケルツォ
ダヴィド・ピアノ三重奏団
[クラウディオ・トロヴァヨーリ(P)
 ダニエーレ・パスコレッティ(Vn)
 ジョヴァンニ・ニョッキ(Vc)]
 録音:2004年11月14日、ローマ、クイリナーレ宮殿、パオリーナ礼拝堂、ライヴ。
ルチアーノ・ベリオへのオマージュ
 ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):
  クラリネットのためのセクエンツァ IX /
  34のヴァイオリン二重奏曲 から [ Béla / Bruno / Schomit / Maurice / Aldo ]/
  メゾソプラノと7つの楽器のための民謡集(全11曲;*)
 ルイザ・カステッラーニ(Ms;*)
 アントニオ・バッリスタ指揮アンサンブル・ノヴォチェント・エ・オルトレ
  [パオラ・フレ(Fl) マウロ・ペドロン(Cl) フルヴィオ・ルチアーニ、
   エレーナ・ポンツォーニ(Vn) ロベルト・タレンツィ(Va)
   アンドレア・ノフェリーニ(Vc) フランチェスカ・フリゴット(Hp)
   ダニーロ・グラッシ、アルベルト・ツブレーナ(Perc)]
 録音:2004年7月27日、ローマ、クイリナーレ宮殿、パオリーナ礼拝堂、ライヴ。
南イタリアの伝統音楽
 Uecumba / Tonga / Ebilembielà / Uarandero / Petra / Sind' /
 Arecurie / Fascenne / Ijsse sole / Rumelaj / Ninnagè (*) / Popoff (*)
  ファラウアッラ
  [ガブリエラ・スキアヴォーネ、マリステッラ・スキアヴォーネ、ローザ・ソリーチェ、
   テレーザ・ヴァッラレッラ、パオラ・アルネサーノ、ロレダーナ・ペッリーニ(歌)
   ピッポ・アルク・ダンブロジオ、チェーザレ・パスタネッラ(Perc)]
 録音:2001年12月2日、ローマ、クイリナーレ宮殿、パオリーナ礼拝堂、ライヴ(*以外)/2006年4月23日、ローマ、Sala A、ライヴ(*)。
 ファラウアッラは1995年、南イタリア、プーリアの州都バーリで結成された女声ア・カペラ+パーカッション・グループ。
リタ・マルコトゥッリ&ハビエル・ジロット
 リタ・マルコトゥッリ:G continuo / ハビエル・ジロット:Abuelas
 リタ・マルコトゥッリ:Just feel / ハビエル・ジロット:Pa-Ri Tango
 リタ・マルコトゥッリ:Il richiamo / Musique en jeu
 ハビエル・ジロット:Fiabe / リタ・マルコトゥッリ:Miguilin
  リタ・マルコトゥッリ(P) ハビエル・ジロット(Sax/他)
 録音:2002年12月1日、ローマ、クイリナーレ宮殿、パオリーナ礼拝堂、ライヴ。
 イタリアのジャズ・ピアニスト、リタ・マルコトゥッリとアルゼンチンに生まれイタリアで活躍しているジャズ・サクソフォニスト、ハビエル・ジロットのコラボレーション。
ゴッフレード・ペトラッシ(1904-2003):
 ピアノのためのパルティータ(1926)/ピアノのためのトッカータ(1933)
  [ロベルト・プロッセーダ(P)]/
 3つのトロンボーンのためのファンファーレ(1944/改訂; 1976)
  [マッシモ・バルトレッティ、アンドレア・ディ・ミラノ、エルマンノ・オッタヴィアーニ(Tb)]/
 Nunc(ギターのための;1971)[ステファノ・カルディ(G)]/
 弦楽四重奏曲(1958)[ボルチアーニSQ
            〔フルヴィオ・ルチアーニ、エレーナ・ポンツォーニ(Vn)
             ロベルト・タレンツィ(Va) クラウディオ・ラヴェット(Vc)〕]
 録音:2003年6月22日、ローマ、クイリナーレ宮殿、パオリーナ礼拝堂、ライヴ。
弦楽四重奏によるジョプリン、ビートルズ、ジミヘン:作品集
 スコット・ジョプリン(1868-1917):
  The easy winners / Bohemia rag / The Strenuous life / The Enternainer
 ジョン・レノン(1940-1980)&ポール・マッカートニー(1942-):
  A hard day's night / Tomorrow never knows / Paperback writer / When I'm sixty four
 ジミ・ヘンドリックス(1942-1970):
  Fire / Are you exprienced? / Manic depression / Foxy lady
 ヘラルド・ロドリゲス(1900-1948):ラ・クンパルシータ
  ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団SQ
  [ルーカ・サンタニエッロ、ファビオ・ラヴァージ(Vn)
   チンティア・リアオ(Va) ルーカ・フランツェッティ(Vc)]
 録音:2003年4月27日、ローマ、クイリナーレ宮殿、パオリーナ礼拝堂、ライヴ。
リグリアのトラッラッレロ
 不詳:La Pastra(トラッラッレロ)
 コスターネ・ブッツェーリ、ディーノ・ルガーロ:Quartu ao maa
 不詳:Biondina(トラッラッレロ)
 コスタンツォ・カルボーネ、アッティリオ・マルグッティ:Ma de xena
 不詳:Nubifragio(トラッラッレロ)
 コスタンツォ・カルボーネ、アッティリオ・マルグッティ:Madonnin-a de'pescoei
 不詳:Marinin o Trallallero antigo
 ピエロ・ボッツォ、アゴスティーノ・ドデーロ:Néutte a bocàdaze
 不詳(トスカーナ民謡):Usignolo
 不詳:Bassoporto(トラッラッレロ)/Dolce tesor(トラッラッレロ)
 マリオ・ブスケッティーニ:Serenata a Sturla
 カルロ・ロンバルド、ヴィルジリオ・ランツァート:
  チン・チ・ラ(オペレッタ「チン・チ・ラ [Cin-ci-là] 」より)
 不詳:La partenza/Sento di un certo canto
  グルッポ・ポリフォニコ・ラ・スクアルダ
  [クラウディオ・ヴァレンテ(男性A) カルレット・ギリョーネ(T)
   ペーピ・ツァッケッティ(Br) リナルド・バルベリス、フランコ・サッキ、
   イーヴォ・ドメニケッラ、ガエル・プリンチヴァッレ(B) ステファノ・ヴァッラ(G)]
 録音:2002年10月20日、ローマ、クイリナーレ宮殿、パオリーナ礼拝堂、ライヴ。
 トラッラッレロはイタリア北西部リグリア地方、特にジェノヴァに伝わる、農民歌を起源とするポリフォニー歌唱様式。バスのドローンの上に三拍子系の踊るようなポリフォニーが展開される。
ルネサンスからジャズまで
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):オペラ「オルフェオ」〜トッカータ
 ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525?-1594):アニュス・デイ
 ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1554/1557?-1612):「あらゆる種類の楽器を伴う
    カンツォン&ソナタ・ペル・ソナール集」〜カンツォン第4番
 ルートヴィヒ・マウラー(1789-1878):金管五重奏のための3つの小品
 ヘンデル(1685-1759)/L.ヘンダーソン:聖者のハレルヤ
 ウィリアム・クリストファー・ハンディ:セントルイス・ブルース
 ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):Call
 ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):
  ファッシネイティング・リズム/サマータイム/
  レディ・ビー・グッド/アイ・ガット・リズム
 デイヴィッド・ショート:タンゴ
 伝承曲:Just a Closer Walk With Thee
 ロッシーニ(1792-1868):オペラ「セビリャの理髪師」序曲
 ジョゼフ・ウィナー(1837-1918):茶色の小瓶
  ローマ金管五重奏団
  [マッシモ・バルトレッティ、エルマンノ・オッタヴィアーニ(Tp)
   マルコ・ヴェントゥーリ(Hr) マウリツィオ・ペルシャ(Tb)
   アウグスト・メントゥッチャ(バスTu)]
 録音:2003年10月5日、ローマ、クイリナーレ宮殿、パオリーナ礼拝堂、ライヴ。
Boghes e Coros〜サルデーニャの宗教的民謡集
 Punt'e organu / Cum dunu biancu celu(メアーナ・サルド)/
 Kirye(サントゥ・ルッスルジュ)/ Quintillas pro s'Epifania(アイドマッジョーレ)/
 Mediana a pipia(バラティーリ)/ Maria sa coronada(スルチス)/
 Miserere(聖週間の歌;サントゥ・ルッスルジュ)/
 Se visita de Nostra Signora(受難週のフィラストロッカ)/
 Su momodinu(復活祭)/ Is doloris de Maria(聖母の嘆き;モナスティル)/
 Sa novena(スターバト・マーテル sardo;サントゥ・ルッスルジュ)/
 Ave mama de Deus(13世紀の「Ave Maris Stella」から)/ Rosario(オルゴーゾロ)/
 Novas de grand'アレグリa(復活の歌;ゼッディアーニ)/
 Mediana a pipia / Deus ti salvet Maria
  クララ・ムルタス(歌)
  コンコルドゥ・エ・ス・ロザリウ・ディ・サントゥ・ルッスルジュ
  [ジョヴァンニ・アルドゥ(B) マリオ・コローナ(コントラ)
   アントニオ・ミゲーリ(オーゲ) ロベルト・イリウ(A)
   アンドレア・ピズ(ラウネッダス)]
 録音:2006年4月2日、ローマ、クイリナーレ宮殿、パオリーナ礼拝堂、ライヴ。
ラルデ・デラルコのビーバー
 ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・ビーバー
(1644-1704):
  「ロザリオのソナタ」〜受胎告知/リュート独奏のためのパッサカリア/
  8つのソナタ〜第1番(前奏曲)/
  「ロザリオのソナタ」〜無伴奏ヴァイオリンのためのパッサカリア/
  ソナタ・レプレゼンターティヴァ
  ラルデ・デラルコ
  [フェデリコ・グリエルモ(Vn) ホルヘ・アルベルト・ゲリエロ(Vc)
   ピエトロ・プロッセル(テオルボ/リュート)
   ニコラ・レミエーロ(Cemb/室内Org)]
 録音:2004年12月5日、ローマ、クイリナーレ宮殿、パオリーナ礼拝堂、ライヴ。
RTTI-0001
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(3CD)
プッチーニ(1858-1924):
 オペラ「外套」(*)/オペラ「修道女アンジェリカ」(+)/オペラ「ジャンニ・スキッキ」(#)
  アマリッリ・ニッツァ(S;ジョルジェッタ;*、アンジェリカ;+、ラウレッタ;#)
  アルベルト・マストロマリーノ(Br;ミケーレ;*、ジャンニ・スキッキ;#)
  ルーベンス・ペリッツァーリ(T;ルイジ;*)
  アンナマリア・キウリ(Ms;フラゴラ;*、公爵夫人;+、ツィータ;#)
  エリーザ・フォルトゥナーティ(Ms;修道院長;+)
  パオラ・サントゥッチ(S;ジェノヴィエッファ;+)
  アンドレア・ジョヴァンニーニ(T;リヌッチョ;#)他
  ジュリアン・レイノルズ指揮アルトゥーロ・トスカニーニ財団o.
  モデナ市立劇場財団リリコ・アマデウス合唱団&ヴォーチ・ビアンケcho.
 録音:2007年2月8日、ルチアーノ・パヴァロッティ記念モデナ市立劇場、ライヴ。TDK から発売されているDVDと同一演奏と思われる。
RTTI-0002
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(2CD)
ドニゼッティ(1797-1848):オペラ「ドン・パスクァーレ」
 クラウディオ・デズデリ(Br;ドン・パスクァーレ) マリオ・カッシ(Br;マラテスタ)
 フランシスコ・ガテル(T;エルネスト) ラウラ・ジョルダーノ(S;ノリーナ)
 ガブリエーレ・スピーナ(B;公証人) ピアチェンツァ市立劇場cho.
 リッカルド・ムーティ指揮ルイジ・ケルビーニ青年o.
 録音:2006年12月、ラヴェンナ、アリギエーリ劇場、ライヴ。ARTHAUS から発売されている DVD (101-103) と同一演奏と思われる。
ROF (Rossini Opera Festival) 1CDあたり\5500(税抜\5000)
 毎年イタリアのペーザロで行われている「ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル」(公式サイト:http://www.rossinioperafestival.it/?newlang=eng)のライヴCD。
ロッシーニ:歌劇「モイーズとファラオン」
 (「エジプトのモーゼ」のフランス語版改作;1827)
 ミケーレ・ペルトゥージ(B) ルイジ・ペトローニ(T)
 ウラディミール・ユロフスキ指揮ボローニャ市立歌劇場o.
 録音:1997年8月、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル、ペーザロ。ライヴ。
 おそらく当版による唯一の録音。なお、CD2とCD3の内容が盤面印刷と入れ違っております。少なくとも在庫分はこのまま販売されますので、何卒御了承下さい。
ロッシーニ:歌劇「タンクレディ」(フェラーラ上演時版;1813)
 ジュゼッペ・フィリアノティ(T;アルジリオ)
 ダニエラ・バルチェローナ(Ms;タンクレディ) ダリナ・タコヴァ(S;アメナイーデ)
 シモーネ・アルベルジーニ(B;オルヴァッツァーノ)
 ラウラ・ポルヴェレッリ(Ms;イザウラ) ジュゼッピーナ・ピウンティ(A;ロッジェーロ)

 ジャンルイジ・ジェルメッティ指揮トスカニーニORTo.、プラハ室内cho.
 録音:1999年8月8日-22日、、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル、ペーザロ、ライヴ。
 ロッシーニ初の本格的オペラ・セリア。ファンの信頼厚いジェルメッティの指揮と新進歌手たちによる全曲盤で、悲劇的結末の1813年フェラーラ上演稿が採用されている。
ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ」
 エカテリーナ・モロソワ、ソニア・プリナ(S)
 ソニア・ガナッシ(Ms) ジュアン・ディエゴ・フローレス(T)
 ロベルト・デ・カンディア(Br) ブルーノ・プラティコ、ニコラ・ウリヴィエリ(B)
 カルロ・リッツィ指揮ボローニャ市立劇場o.、プラハ室内cho.
 録音:2000年8月、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル、ペーザロ、ライヴ。
 主役のガナッシは近年ロッシーニやベルカント・オペラでめきめきと頭角を現わしているイタリアのソプラノで、このアンジェリーナもミラノ、ウィーン、ロンドンなど各地で好評を得ている。
ロッシーニ:歌劇「新聞」
 ステファニア・ボンファデッリ(S) マリサ・マーティンズ、
 ラウラ・ポルヴェレッリ(Ms) アントニーノ・シラグサ(T)
 ブルーノ・プラティコ(Br) ジャンピエロ・ルッジェーリ(B)他
 マウリツィオ・バルバチーニ指揮ロッシーニ音楽祭青少年o.、プラハ室内cho.
 録音:2001年8月、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル、ペーザロ、ライヴ。演出:ダリオ・フォー。
 「新聞」は「セビリャの理髪師」と同じ1816年に初演されたオペラ・ブッファ。今やウィーン国立歌劇場で一番の売れっ子、ボンファデッリが登場した時のライヴ。新国立歌劇場「セビリャの理髪師」で一躍名を馳せたシラグサ、ロッシーニ・ブッフォの第一人者プラティコと、これ以上ないキャスティング。
ロッシーニ:歌劇「試金石」
 カルメン・オプリサヌ(A) ラウラ・ブリオリ、パトリツィア・ビチーレ(S)
 マルコ・ヴィンコ(B) ピエトロ・スパニョーリ(Br)他
 カルロ・リッツィ指揮ボローニャ市立劇場o.
 録音:2002年8月、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル、ペーザロ、ライヴ。
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス(1863年初演版)
 ダリナ・タコヴァ(S) ダニエラ・バルチェローナ(Ms)
 アントニオ・シラグサ(T) マルコ・ヴィンコ(B)
 モニカ・レオーネ(P) ダニエレ・ロッシ(ハルモニウム)
 ミケーレ・カンパネッラ(P)指揮プラハ室内cho.
 録音:2004年8月、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル、ペーザロ、ライヴ。
 非常に珍しい1863年初演時の編成(2台のピアノ、ハルモニウム(リード・オルガン)と12人の歌手達)によるライヴ(改訂版はオーケストラ伴奏で、多くの録音はこちら)。
 #2019年以降の代理店扱いリストから漏れており、廃盤となった可能性があります。入手できない場合はご容赦ください。
SARX 1CDあたり\2970(税抜\2700)
 イタリア・ミラノ県ロンバルディア州のブッチナスコに本拠を置くイタリアのレーベル。1999年までは国内にアナウンスされていたが、以降は音沙汰がなくなり、十数年振りの再案内。ただ、現地でも2000年代初頭を最後に新譜は発売されていないようで、流通在庫限りと思われる。既に現地でも以下アイテムのみの在庫らしいので(番号が飛んでいる物は基本的に廃盤)、お早めにどうぞ。
グリエルモ・ゴンザーガの時代の聖バルバラ礼拝堂の教会音楽
 アンドレア・ガブリエーリ(1532/1533-1585):トッカータ
 ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ(1554-1609):
  ミサ「ネ・ティメアス・マリア〔恐れるな、マリア〕」〜キリエ(*)
 アントニオ・ヴァレンテ(確認できる活躍期:1565-1580):
  宗教的ヴァース集第2巻〜ヴァース第3番
 ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ:ミサ「ネ・ティメアス・マリア」〜クリステ(*)
 アントニオ・ヴァレンテ:宗教的ヴァース集第2巻〜ヴァース第4番
 ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ:ミサ「ネ・ティメアス・マリア」〜キリエ(*)
 アントニオ・ヴァレンテ:宗教的ヴァース集第2巻〜ヴァース第5番
 ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ:
  ミサ「ネ・ティメアス・マリア」〜グローリア(*)
 タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1665):カンツォン第5番
 ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ:ミサ「ネ・ティメアス・マリア」〜クレド(*)
 アンドレア・ガブリエーリ:カンツォーネ・アラ・フランチェーゼと
   リチェルカール・アリオーソ集(1605) 〜リチェルカール・アリオーソ第1番
 ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ:
  ミサ「ネ・ティメアス・マリア」〜サンクトゥス&ベネディクトゥス(*)
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
  トッカータ集第2巻(1627) 〜エレヴァツィオーネのためのトッカータ第3番
 ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ:
  ミサ「ネ・ティメアス・マリア」〜アニュス・デイ(*)
 ジローラモ・フレスコバルディ:カンツォン・フランチェーゼ「ラ・ペゼンティ」
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):恐れるな、マリア(*)
 ジローラモ・フレスコバルディ:トッカータ集第2巻〜トッカータ第1番
 ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ:マリアのための4つのアンティフォナ(+)
  〔めでたし元后/天の元后/恵み深き贖い主の御母/めでたし天の元后〕
 リッカルド・ドーニ(Org;無印)
 マルコ・ベッリーニ指揮アルス・カンティカ(合唱) (*/+)
 録音:1993年2月21日-22日、28日、聖マリア・デル・ポポロ教会、ヴィジェヴァーノ(*/+)、1993年5月11日、聖マリア・デラ・パッシオーネ・バジリカ教会、ミラノ(無印)、共に イタリア /発売:1994年。(*)は世界初録音と表示されている。
 マントヴァ公グリエルモ・ゴンザーガ(1538-1587、在位:1550-1587)が建立した聖バルバラ礼拝堂でのミサを再現する試み。
バッハ一族のオルガン音楽
 ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):前奏曲とフーガ ニ長調 BWV545
 ヨハン・ベルンハルト・バッハ(1676-1749):
  平和の君、主イエス・キリストよ(コラール・パルティータ)
 ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):
  フーガ 変ロ長調/フーガ ニ短調/フーガ ト短調
 ヨハン・ベルンハルト・バッハ:シャコンヌ
 ヨハン・ローレンツ・バッハ(1698-1773):フーガ ニ長調
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788): Bach の名によるフーガ
 ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703):前奏曲とフーガ 変ホ長調
 ヨハン・エルンスト・バッハ(1722-1777):幻想曲とフーガ ヘ長調
 ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:
  日であり光であるキリストよ/イエス、わが喜び/
  われらは御身に感謝する、主イエス・キリストよ
 ハインリヒ・バッハ(1615-1692):われを憐れみたまえ、おお、主なる神よ
 ヨハン・ベルンハルト・バッハ:高き天よりわれは来たれり
 ヨハン・セバスティアン・バッハ:前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
  リッカルド・ドーニ(Org)
 録音:1993年7月、聖アレッサンドロ・イン・ゼベディア教会、1994年1月、聖エウストロジオ教会、アルコレ、以上 共にミラノ、イタリア/発売:1994年。
アルビノーニ(1671-1751):教会ソナタ集
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ〔第4番 ニ長調 so.38 /第5番 ホ短調 so.39 〕/
 ヴァイオリン、チェロと通奏低音のための教会ソナタ
  〔第1番 ニ短調 so.26 /第2番 ホ短調 so.27 /第3番 ヘ長調 so.28 /
   第4番 ト短調 so.29 /第5番 ト短調 so.30 /第6番 ロ短調 so.31 〕
 ドナテッラ・コロンボ(Vn) クレア・イボット(Vc)
 マルコ・ロッシ(Org/Cemb)
 録音:1993年11月24日-25日、27日-29日、聖マルティノ教区教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア/発売:1994年。ピリオド楽器使用。
17世紀イタリアのギターとテオルボのための音楽
 ジョヴァンニ・パオロ・フォスカリーニ
  (確認できる活躍期:1600-1647):2声のシンフォニア
 不詳:ベルトンチーナ/ベルトンチーナによるクーラント
 アンドレア・ファルコニエーリ(1585/1586-1656):
  イル・スピリティッロ・ブランド/ブランド「エル・メロ」
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1580-1651):
  トッカータ第3番/スペインのビリャン/カナリオ
 不詳:スパニョレッタ / ジュリオ・バンフィ:ルッジェーロ
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:
  前奏曲第2番/エントラータ(バッロ第4番)/バッロ/ガイヤルド/クーラント
 フランチェスコ・コルベッタ(1615頃-1681):2声のシンフォニア
 ルドヴィコ・ロンカッリ(1654-1713):前奏曲/クーラント/サラバンド/ジグ/パッサカリア
 アレッサンドロ・ストラデッラ(1644-1682):シンフォニア
  マッシモ・ロナルディ(バロックG) ティツィアーノ・バニャーティ(テオルボ)
 録音:1993年10月、聖マルティノ教区教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア/発売:1994年。
アルビノーニ(1671-1751):室内ソナタ集
 ヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ
  〔第1番 ヘ長調 so.40 /第2番 イ短調 so.41 /第3番 ホ長調 so.42 /
   第4番 ニ短調 so.43 /第5番 ニ長調 so.44 /第6番 イ長調 so.45 〕
ジョヴァンニ・バッティスタ・ティバルディ(17世紀-18世紀):
 コレッリを模した8小節のスアリオまたはカプリッチョ
  ドナテッラ・コロンボ(Vn) クレア・イボット(Vc)
  マルコ・ロッシ(Org/Cemb)
 録音:1994年6月6日-7日、10月2日-3日、聖マルティノ教区教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア/発売:1995年。ピリオド楽器使用。
フランツ・クロンマー〔フランティシェク・クラマーシュ〕
 (1759-1831):クラリネット四重奏曲集
 〔変ホ長調 Op.69 /ニ長調 Op.82 /変ロ長調 Op.83 〕
シルヴィオ・マッジョーニ(Cl)
フィリッポ・ラーマ(Vn)
ルーカ・ラニエーリ(Va)
パオロ・ペルッケッティ(Vc)
 録音:1994年7月27日-28日、8月18日、聖カルロ教会、ブレーノ、ブレシア県、イタリア/発売:1995年。
ヒンデミット(1895-1963):ピアノを伴う室内楽作品集
 ヴィオラ・ソナタ Op.11 No.4 (*) /ヴィオラ・ダモーレ・ソナタ Op.25 No.2 (+) /
 オーボエ・ソナタ(#) /イングリッシュホルン・ソナタ(**) /
 ヴィオラ、ヘッケルフォンとピアノのための三重奏曲 Op.47
  マルチェッロ・デファント(Va;*, ++ /Vaダモーレ;+)
  パオロ・グラツィア(Ob;# /イングリッシュHr;** /ヘッケルフォン;++)
  マリア・コンティ・ガッレンティ(P;*, +, ++) ラウラ・エルミ(P;#, **)
 録音:1994年12月6日-10日、聖マルティノ教区教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア/発売:1995年。
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(1525-1594):
 ミサ曲集第1巻(1581) 〜死者のためのミサ(5声)/
 モテット集(4声)第2巻(1581) から
  〔主よ、御身が来られる時[Domine quando veneris]/ああ、主よ、私に[Heu mihi Domine]/
   バビロンの川のほとりで[Super flumina Babylonis]/見よ、今こそ主をたたえよ[Ecce nunc benedicite]/
   わが両目は御身を見上げた[Ad te levavi oculos meos]/困難の中から主を[Ad Dominum cum tribularer]/
   その礎は[undamenta ejus]/われは生けるパンなり[Ego sum panis vivus]/鹿のように[Sicut cervus]〕

 マルコ・ベッリーニ指揮アルス・カンティカ(cho.)
 録音:1995年2月23日-27日、聖母教会、ブッチナスコ、ミラノ、イタリア/発売:1995年。
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):オルガン作品集 Vol.1
 前奏曲とフーガ ハ長調/心から私は御身を愛した、おお、主よ/
 「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」による幻想曲/
 ああ、主よ、哀れな罪びとである私を/おお、永遠、雷の言葉よ/
 ああ、神よ、わがため息を聞きたまえ/高き天よりわれは来たれり/
 幻想曲 ヘ長調/幻想曲 ヘ長調/わがイエスよりわれは離れじ/
 コラール「わが神よ、この心をわれは御身に捧げん」によるトリオ/
 トリオ 変ホ長調/前奏曲とフーガ ニ長調
  リッカルド・ドーニ(Org)
 録音:1995年3月28日-30日、アーレスハイム大聖堂、アーレスハイム、スイス/発売:1995年。使用楽器:1761年、ヨハン・アンドレアス・ジルバーマン製(1959-1962年、メッツラー修復)。
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):
 オルガン作品集 Vol.2 〜オーボエとオルガンのための作品集
 幻想曲 ト長調/「われのもとに来たれ」と神の子は語りぬ/
 真の神よ、われは御身に訴えざるを得ず(*) /幻想曲 ヘ長調/おお、慈悲深き神よ/
 来たれ、聖霊/イエス、わが喜び/幻想曲 ヘ長調/主イエス・キリスト、わが命の光/
 われは神の御心のままに/わが魂よ、目覚めよ
  ピエトロ・コルナ(Ob;無印/Obダモーレ;*) リッカルド・ドーニ(Org)
 録音:1995年6月20-11日、アーレスハイム大聖堂、アーレスハイム、スイス/発売:1995年。使用楽器 : オーボエ:1993年、ユトレヒト、トシ・ハセガワ製(モデル:1730年、デンナー製)/オーボエ・ダモーレ:1989年、アムステルダム、アルフレード・ベルナルディーニ製(モデル:1730年、アイヒェントプフ製)/オルガン:1761年、ヨハン・アンドレアス・ジルバーマン製(1959-1962年、メッツラー修復)。
ロータ、カステルヌオーヴォ=テデスコ、ピッツェッティ:ヴァイオリン・ソナタ集
 ニーノ・ロータ(1911-1979):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1937)
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
  ヴァイオリンとピアノのための幻想曲風ソナタ Op.56 (1929)
 イルデブランド・ピッツェッティ(1880-1968):ピアノとヴァイオリンのためのソナタ(1919)
  マルコ・リッツィ(Vn) アレッサンドロ・マッフェイ(P)
 録音:1996年3月26日-28日、聖マルティノ教区教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア/発売:1996年。
フランチェスコ・ドゥランテ(1684-1755):聖週間のレスポンソリウム集
 [In monte Oliveti / Tristis est anima mea / Ecce vidimus eum / Eram quasi agnus / Una hora /
  Seniores Populi / Omnes amici mei / Velum Templi / Vinea mea / Tradiderunt me /
  Jesum tradidit impius / Caligaverunt oculi mei / Sicut ovis / Jerusalem, surge /
  Plange quasi virgo / Astiterunt reges Terrae / Aestimatus sum / Sepulto Domino]

 ジョヴァンニ・アッチャイ指揮アルス・カンティカ・コンソート
  [クロディーヌ・アンセルメ、パオラ・ブーシ(S) フルヴィオ・ベッティーニ(Br)
   マルコ・テゾーリ(Vc) パオロ・ケリーチ(テオルボ、アートリュート) マルコ・ベッリーニ(Org)]

 録音:1996年9月23日-26日、聖マルティノ教区教会、パラッツォ・ピニャーノ、クレモナ県、イタリア/発売:1997年。ピリオド楽器使用。
ロレンツォ・ペロージ(1782-1956):
 混声四部合唱とオルガンのためのミサ「ベネディカムス・ドミノ」(*) /
 2人の独唱者とオルガンのためのクリスマスの朝課のためのレソポンソリウム Op.14 (+)
  キム・ヒョンジョ(Ms;+) フルヴィオ・ベッティーニ(Br;+)
   ステファノ・ブスキーニ合唱指揮(*) アンサンブル・イル・メリロート(合唱)(*)、
   イル・コンヴィット・アルモニコ(合唱)(*) マルコ・ベッリーニ合唱指揮アルス・カンティカcho.(*)

   マウリツィオ・マナーラ(Org) マルコ・ベッリーニ指揮
 録音:1999年3月20日-21日、11月16日-17日、教区教会、カロルツィオコルテ、レッコ県、イタリア/発売:2000年。
18世紀のフリウリ・ヴェネツィア・ジュリアとヴェネトのオルガン
 バルトロメオ・コルダンス(1700-1757):
  フーガ/エレヴァツィオーネのためのソナティナ・ダ・ファルシ
  前奏曲(ヴェルセット)/ペッツォ・フガート/トッカティーナ/ソナタ・アレグラ
 ピエトロ・アレッサンドロ・パヴォーナ(1728-1786):
  ペッツォ・フガート/フーガ/アレグロ/アダージョ/
  パストラーレ/パストラーレ/パストラーレ(1784)
 アンドレア・ルッケージ(1747-1801):オルガン・ソナタ第2番 ハ長調
 ジュゼッペ・チェルヴェッリーニ(1745頃-1820):オルガン・ソナタ第11番
 ジローラモ・ペーラ(18世紀):
  ヴェルセット ハ長調/ヴェルセット ハ短調/ヴェルセット ト長調
 バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):
  ソナタ「コン・トロンボンチーニ」/オルガン:ソナタ第2番
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ペシェッティ(1704頃-1766):オルガン・ソナタ
 不詳(18世紀):ソナタ / ジュゼッペ・チェルヴェッリーニ:オルガン・ソナタ ト長調
 ガエターノ・ヴァレーリ(1760-1822):ヴェルセット ニ短調/ヴェルセット ニ短調
  マルコ・ロッシ(Org)
 録音:1996年7月13日-14日、キリストの聖体大聖堂、バルブァゾーネ、ポルデノーネ県、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州、イタリア。使用楽器:1532年、ヴィンチェンツォ・コロンビ製(1753年、ロレンツォ・カンチアーニ改修/1766年、アンジェロ・モラッシ改修/1866年、ジョヴァンニ・ガエターノ・トルフォ改修/アルフレード・ピッチネッリ修復)。
連帯のためのコンサート〜 SERMIG 創立30周年記念
 フランチェスコ・モリーノ(1768-1847):ピアノとギターのための夜想曲第1番 Op.36 (*)
 ゲラルト・シュヴェルトベルガー(1941-):2人のための4つの小品
  (ギターとピアノのための)から(*)〔タンゴ=テンポ/ヴィーヴォ〕
 アルベルト・ラディウス(1942-)&マウリツィオ・コロンナ(1959-):
  2つのギターのための即興曲(+)
 不詳(19世紀):3つの地中海の歌(ギターのための)
 マウリツィオ・コロンナ:夜想曲第1番(ギターのための)/ダンス(ギターのための)
 不詳(19世紀):3つのフォークソング(ギターのための)
  マウリツィオ・コロンナ(G) ルチアーナ・ビガッツィ(P;*)
  アルベルト・ラディウス(エレクトリックG;+)
 録音:1994年6月9日、 RAI コンサートホール、トリノ、イタリア、ライヴ。イタリアのトリノに本部を置くカトリック系慈善団体「 SERMIG 」の創立30年を祝うコンサートのライヴ録音。
SARX "Linea Angelicum" 1CDあたり\2970(税抜\2700)
 イタリア・ミラノ県ロンバルディア州のブッチナスコに本拠を置くイタリアのレーベル。1999年までは国内にアナウンスされていたが、以降は音沙汰がなくなり、十数年振りの再案内。ただ、現地でも2000年代初頭を最後に新譜は発売されていないようで、流通在庫限りと思われる。既に現地でも以下アイテムのみの在庫らしいので(番号が飛んでいる物は基本的に廃盤)、お早めにどうぞ。
 # LP時代に録音されたアンジェリクム・レーベルのアナログ音源をCD化したシリーズ。
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):オラトリオ「聖フィリッポ・ネーリ」
 ペトレ・ムンテアヌ(T;聖フォリッポ) ブルーナ・リッツォリ(S;慈愛)
 ビアンカマーラ・カゾーニ(Ms;希望) アンナマリア・ロータ(A;信仰)
 フランコ・カラッチオーロ指揮ミラノ・アンジェリクムo.
 録音:1962年、スタジオ・アンジェリクム、ミラノ、イタリア、ADD /発売:1994年。
フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):ミサ・コンチェルタータ
 アンナ・マリア・ヴァリン(S)ヴァンダ・マドンナ(Ms)ジョルジョ・ターデオ(B)
 ジュリオ・ベルトーラ合唱指揮ミラノ・ポリフォニーcho.
 ウンベルト・カッティン指揮ミラノ・アンジェリクムo.
 録音:データ記載なし(別資料によると、1959年5月、Sant'Angelo, ミラノ)、ADD /発売:1994年。
ロッシーニ(1792-1868):スターバト・マーテル
 マルチェッラ・デ・オスマ(S) フィオレンツァ・コッソット(Ms)
 ジャンニ・イアイア(T) ウーゴ・トラーマ(B)
 ジュリオ・ベルトーラ合唱指揮ミラノ・ポリフォニーcho.
 カルロ・フェリーチェ・チッラーリオ指揮ミラノ・アンジェリクムo.
 録音:データ記載なし、ADD /発売:1994年。
イタリア・ルネサンス・リュート曲集〜ファンタジア、アリアと舞曲
 フランチェスコ・スピナッチーノ(活躍:1500頃):3つのリチェルカーレ
 フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):
  ペスカトーレ・ケ・ヴァ・カンタンド/パヴァーナ「ラ・ディスペラータ」/
  サルタレッロ/ラ・カーラ・コーザ/パドゥアーナ/ガリアルダ/3つのファンタジア
 不詳(16世紀終盤):
  イタリアーナ/マスケラーダ/ヴェネツィアーナ/ガリアルダ/ヴィッラネッラ
 ジョアン・マリア・ダ・クレーマ(活躍:1540頃-1550頃):ラ・ベルトンチーナ/
  ラ・ボロニェーゼ/ラ・ロウエッタ/リチェルカーレ〔第8番/第9番〕
 ジャコモ・ゴルザニス(1520/1525頃-1574/1579頃):
  ラ・ドゥーラ・パルティータ(舞曲)〔パッソ・メッツォ&パドゥアーナ〕
 チェーザレ・ネグリ(1535頃-1605頃):
  レ・グラティエ・ダモーレ/アレマーナ・ダモーレ/ビアンコ・フィオーレ/
  カテーナ・ダモーレ/ラ・フェデルタ・ダモーレ
 パオロ・ポッシエーディ(リュート)
 録音:データ記載なし、ADD /発売:1994年。
ヴィヴァルディ(1678-1741):フルート・ソナタ集「忠実な羊飼い」 Op.13(全6曲)
 ローラーント・コヴァーチ(Fl) ヤーノシュ・シェベシュティエーン(Cemb)
 録音:データ記載なし、ADD /発売:1994年。
ガッゼローニ〜モーツァルト(1756-1791):
 フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313 /フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314 /
 フルートと管弦楽のためのアンダンテ ニ長調 K.315
  セヴェリーノ・ガッゼローニ(Fl)
  ルチアーノ・ロザーダ指揮ミラノ・アンジェリクムo.
 録音:データ記載なし、ADD /発売:1994年。
モーツァルト(1756-1791):歌劇「ルーチョ・シッラ」K.134
 フィオレンツァ・コッソット(Ms;チェチーリオ) ドーラ・ガッタ(S;ジューニア)
 レーナ・ガリー・ファラーキ(S;チェーリア)
 フェッランド・フェッラーリ(T;ルーチョ・シッラ)
 ルイージ・ポンティッジア(T;アウフィーディオ)
 アンナ・マリア・ロータ(Ms;ルーチョ・チンナ)
 ジュリオ・ベルトーラ合唱指揮ミラノ・ポリフォニーcho.
 カルロ・フェリーチェ・チッラーリオ指揮ミラノ・アンジェリクムo.
 録音:データ記載なし、ADD /発売:1995年。
ヴィヴァルディの4つの協奏曲とバッハによる編曲版
 ヴィヴァルディ(1678-1741):
  4つのヴァイオリン、チェロ、
   弦楽とチェンバロのための協奏曲 ロ短調 F.IV: 10, T.415 (*) /
  ヴァイオリン、弦楽とチェンバロのための協奏曲 ト長調 F.I: 173, T.408 (+) /
  2つのヴァイオリンと弦楽合奏のための合奏協奏曲 イ短調 F.I: 177, T.413 (#) /
  2つのヴァイオリン、
   チェロと弦楽合奏のための合奏協奏曲 ニ短調 F.IV: 11, T.416 (**)
 J.S.バッハ(1685-1750):
  4台のチェンバロと弦楽のための協奏曲 イ短調 BWV1065 (++) /
  チェンバロのための協奏曲 ヘ長調 BWV978 (##) /
  オルガンのための協奏曲 ニ短調 BWV596 (***) /
  オルガンのための協奏曲 イ短調 BWV593 (***)
 ブルーノ・サルヴィ(Vn;*/+/#/**) アンジェロ・ステファナート、
 チェーザレ・フェッラレージ、マルゲリータ・チェラディーニ(Vn;*)
 ロマーナ・ペッツァーニ(Vn;#/**) ロベルト・カルアーナ(Vc;*/**)
 ルイージ・フェルディナンド・タリアヴィーニ(Cemb;++/##)
 ブルーノ・カニーノ、アントニオ・バッリスタ、クラウディオ・アバド(Cemb;++)
 アレッサンドロ・エスポジート(Org;***)
 アルベルト・ゼッダ指揮ミラノ・アンジェリクムo.
 録音:データ記載なし、ADD /発売:1995年。
メンデルスゾーン(1809-1847):
 ヴァイオリン、ピアノと
  弦楽合奏のための協奏曲 ニ短調(*) /
 ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調
フランコ・グッリ(Vn)
エンリカ・カヴァッロ(P)
ピエルルイージ・ウルビーニ指揮
ミラノ・アンジェリクムo.
 録音:データ記載なし、ADD /発売:1995年。
ジョン・ダウランド(1562-1626):愛と友情の音楽
 去れ、自己愛の若者たちよ/恋人よ、まだ帰らないで、なぜあなたは立ち上がる?/
 この震える影に/今こそ別れねばならない/思いを遂げられなかったら、どうしよう/
 私を、他の誰でもなく私を/愛の神よ、かつて出会ったことがあるか/言ってくれ 真の愛よ/
 フォイボスが初めてダフネを愛したとき/眠ったふりをする君は思うのか/罪の呵責が鋭く/
 私の嘆きが情熱をかき立てられるなら/ご婦人向けの粋な品物
  サルタイア・シンガーズ
   [パトリシア・クラーク(S) ジーン・アリスター(A) エドガー・フリート(T)
    フレデリック・ウェストコット(B) デスモンド・デュプレ(リュート)]
 録音:データ記載なし、ADD /発売:1995年。
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ全集
 〔第1番 ニ長調 Op.12 No.1 /第2番 イ長調 Op.12 No.2 /第3番 変ホ長調 Op.12 No.3 /
  第4番 イ短調 Op.23 /第5番 ヘ長調「春」 Op.24 /第7番 ハ長調 Op.30 No.2 /
  第10番 ト長調 Op.96 /第6番 イ長調 Op.30 No.1 /
  第9番 イ長調「クロイツェル」 Op.47 /第8番 ト長調 Op.30 No.3 〕
 フランコ・グッリ(Vn) エンリカ・カヴァッロ(P)
 録音:データ記載なし、ADD /発売:1995年。 ANG-97013 (ANG-97013-2) と同一内容。
J.S.バッハ(1685-1750):フルートとチェンバロのためのソナタ集
 〔第1番 ロ短調 BWV1030 /第2番 変ホ長調 BWV1031 /
  第3番 イ長調 BWV1032 /第4番 ハ長調 BWV1033 /
  第5番 ホ短調 BWV1034 /第6番 変ホ長調 BWV1035 /ト短調 BWV1020 〕
 ブルーノ・マルティノッティ(Fl) ブルーノ・カニーノ(Cemb)
 録音:データ記載なし、ADD /発売:1994年。
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):
 4つのニ長調交響曲集〔ニ長調(*) /ニ長調「引き合う心」/ニ長調(*) /ニ長調(*) 〕
  [レオポルド・ガンベリーニ指揮ヨハン・クリスティアン・バッハo.]/
 独唱、二重合唱と管弦楽のための「ディエス・イレ」
  [ブルーナ・リッツォリ(S) レーナ・ガラツィオーティ(A)
   ペトレ・ムンテアヌ(T) ローレンツォ・ガエターニ(B)
   ルッジェーロ・マジーニ指揮ミラノ・アンジェリクムo.、トリノ・ポリフォニーcho.]
 録音:データ記載なし、ADD /発売:1995年。4つのニ長調交響曲はイタリア、ジェノヴァのN.パガニーニ音楽院図書館所蔵の手稿譜によるもので、内3曲(*)は世界初録音と表示されている。
パガニーニ(1782-1840):
 ヴァイオリン協奏曲第5番 イ短調(*) /
 胸騒ぎ(ロッシーニ「タンクレディ」のアリア
      「こんなに胸騒ぎが」による序奏と変奏曲) Op.13 (+) /
 24の奇想曲 Op.1 から〔第16番 ト短調/第17番 変ホ長調〕/
 カンタービレ ニ長調(+) /
 24の奇想曲 Op.1 から〔第13番 変ロ長調/第20番 ニ長調〕
  フランコ・グッリ(Vn) エンリカ・グッリ・カヴァッロ(P;+)
  ルチアーノ・ロザーダ指揮ミラノ・アンジェリクムo.(*)
 録音:データ記載なし、ADD /発売:1994年。
ジョン・ダウランド(1562-1626):リュート・ソング集
 さあ、もう一度、甘美な愛が呼んでいる/力強き神よ/
 彼女は私の過ちを許してくれるだろうか/常にダウランド、常に悲しく(リュート独奏)/
 そう湧き急ぐな、泉よ/私は見た、あの人が泣くのを/もう泣くな、悲しみの泉よ/
 求婚すべきか/流れよ、わが涙/最初の涙(パヴァン;リュート独奏)/
 華やぐ宮廷から遠く − 君よ、それほど私が嫌いなら − 暗闇に私は住みたい
  ラッセル・オバーリン(CT) ジョゼフ・イアダン(リュート)
 録音:1979年、場所記載なし、ADD /発売:1995年。
トルバドゥールとトルヴェールの歌
 ギラウト・デ・ボルネイユ(1138頃-1215頃): Reis glorios, verais lums e clartatz
 ギラウト・リキエル(1230頃-1292): Ples de tristor, marritz e doloiros
 アルナウト・ダニエル(12世紀): Chanson do ill mot son plan e prim
 ベルナルド・デ・ヴェンタドルン(1130/1140-1190/1200): Ca vei la lauzeta mover
 ゴーティエ・デピナル(13世紀): Commencemens de douce saison bele
 ガス・ブリュレ(1160頃-1213以後): Cil qui d'amor me conseille
 ライモン・デ・トロザ(活躍:1180頃-1220頃): Atressì com la chandella (*)
 ペルディゴン(活躍:1190頃-1212頃): Trop ai estat (*)
 ライモン・デ・ミラヴァル(1135/1160頃-1220頃): Apena sais (*)
  ラッセル・オバーリン(CT;*以外)
  シーモア・バラブ(ヴィオラ・ダ・ガンバ;*以外)
  グラツィエッラ・ベニーニ(S;*) ヴァルテル・ベンヴェヌーティ(リュート;*)
 録音:1978年、場所記載なし、ADD /発売:1995年。
アレッサンドロ・ストラデッラ(1644-1682):
 クリスマス・カンタータ(*) /トランペット、弦楽とチェンバロのためのソナタ(+)
 ヨランダ・マンチーニ(S;処女マリア;*) テオドーロ・ロヴェッタ(Br;聖ヨゼフ;*)
 ジョルジョ・ターデオ(B;ルシファー;*) エルダ・マリーノ(S;天使;*)
 アルフレート・ノービレ(T;第1の羊飼い;*)
 ジョヴァンニ・ガッツェラ(T;第2の羊飼い;*)
 アナニア・バッタリオーラ(Tp;+) トリノ・ポリフォニーcho.(*)
 ルッジェーロ・マジーニ指揮ミラノ・アンジェリクムo.
 録音:1961年、場所記載なし、ADD /発売:1997年。
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):歌劇「シーロのテティデ」
 アドリアーナ・マルティノ、ルチアーナ・ピオ・フマガッリ(S)
 ヴァンダ・マドンナ(A) カルロ・フランジーニ(T)
 ヴァレーリオ・メウッチ(Br) ジュリアーノ・フェレイン(B)
 アラダール・ヤーネス指揮ミラノ・アンジェリクムo.
 録音:1965年1月、5月、場所記載なし、ADD /発売:1997年。
ドビュッシー(1862-1918):ピアノ独奏作品全集
 映像/映像第1集/映像第2集/ボヘミア舞曲/スラヴ風バラード/スティリー風タランテラ/
 ロマンティックなワルツ/マズルカ/アルバムのページ/ベルガマスク組曲/おもちゃ箱/
 夜想曲/マスク/喜びの島/子供の領分/ピアノのために/版画/夢想/小さな黒人/
 ハイドンをたたえて/レントより遅く/英雄的子守歌/スケッチ帳より/前奏曲集第1巻/
 練習曲集第1巻/2つのアラベスク/前奏曲集第2巻/練習曲集第2巻
  イェルク・デムス(P)
 録音:1971年、場所の記載なし、ADD /発売:1998年。
レオポルド・ガンベリーニ(1922-2012):舞台用カンタータ「アンネ・フランク」
 タチアナ・トレチャク(S) アナトーリー・ラプノフ指揮ミンスク放送so.
 リュドミラ・エフィーモワ合唱指揮ミンスク・マドリガルcho.
 録音:1998年3月10日、ミンスク、ベラルーシ。
SI 1CDあたり\2530(税抜\2300)
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲ト長調 Op.9 No.1
マヌエル・M・ポンセ(1886-1948):弦楽三重奏曲
エルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960):
 セレナード Op.10
トリオ・ブローツ
 [バルバラ・ブローツ(Vn)
 ギアダ・ブローツ(Va)
 クラウス・ブローツ(Vc)]
 録音:2004年9月7日-8日、トレント県ロヴェレート、フィオローニ邸。
SONY MUSIC ITALY
88697-47971-2
廃盤
バルバラ・フリットリ参加〜ボッケリーニ(1743-1805):
 スターバト・マーテル(ソプラノと弦楽合奏のための;1781、初版)G.532(*) /
 レチタティーヴォとアリア・アカデミカ(第5番)
  「惨めなこの私はどこにいるの?…ああ、語っているのは私ではない」G.548
   (クリスティアン・シュペックによる批判校訂版;*)/
 交響曲第18番 ヘ長調 Op.35 No.4 G.512(アントニオ・デ・アルメイダ校訂版)
  バルバラ・フリットリ(S;*)
  マッティア・ロンデッリ指揮ミラノ・スカラ座ヴィルトゥオーゾo.
III MILLENNIO 1CDあたり\2640(税抜\2400)
 1997年 イタリアのローマに創設、2013年に国内へ初案内されたレーベル。読みは「 Terzo millennio 〔テルツォ・ミレンニオ〕」で、「第三千年紀 〔 The third millenium 〕 」の意味。2010年以降は制作が停滞していたが、2014年に活動再開。ただし旧譜再プレスの確率は低いのでお早めに。
ペル・カンタール・エト・ソナール〔歌と楽器で〕〜ルネサンス歌曲&舞曲集
 不詳(15世紀): Deh fusi la qui mecho
 バルトロメオ・トロンボンチーノ(1470頃-1535以後): Su su leva alza le ciglia
 ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ(1400頃-1470頃): Fortunosa
 不詳(15世紀): Roti boully joyeulx
 マルケット・カーラ(1470頃-1525?): Non è tempo d'aspettare
 グリエルモ・エブレオ(1420頃-1484頃):キューピッド[Cupido]
 不詳(16世紀): Pan de miglio /ブランル・ドゥブル[Branle double]
 クロード・ジェルヴェーズ(1540以前-1558以後):
  イングランドのパヴァーヌ[Pavane d'Angleterre]
 イングランド民謡/ウィリアム・バレットのリュート曲集(1600頃)から:
  グリーンスリーヴズ[Greensleeves]
 ジョルジョ・マイネリオ(1535-1582):ラ・パルマ[La Parma]/プッタ・ネーラ[Putta Nera]
 ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ(1550頃-1622?):舞踊家[Il Ballerino]
 ファブリツィオ・カローゾ(1526/1535-1605/1620):
  明るい星[Chiara Stella]/スパニョレッタ[Spagnoletta]
 チェーザレ・ネグリ(1535-1604): Alemanna D'amore / So ben mi chi ha bon tempo
 ピエール・ファレーズ(1510頃-1575):アルマンド、ガヴォット、ガヴォット[Almande, Gavotte, Gavotte]
 ラ・ロシニョル
  [ロベルト・クインタレッリ(CT) エリカ・シェルル(フィドル/カスタネット)
   リナルド・ヴァルデペラス(リコーダー/リコーダー&太鼓/ボンバルダ)
   ルチオ・テスティ(シャリュモー/ボンバルダ) フェデーレ・ストゥッキ(ルネサンスTb)
   クラウディオ・デミケーリ(Hp/スピネット/ハーディ・ガーディ/フィドル/コルナミューズ/打楽器)
   ドメニコ・バローニオ(リュート/シターン/キタリリア/タモッラ〔タンバリン〕)]
 録音:データ記載なし/ (C) 2002。ラ・ロシニョルは1987年に創設された声楽とピリオド楽器のアンサンブルで、TACTUSレーベルにも録音がある。当レーベルでは8点のCDを制作していたが、既に一部は入手不能。
ヴァルセージアの歴史的オルガン〜ヴァラッロ・セージア&カンペルトーニョ
 カルロ・フマガッリ(1822-1907):
  ヴェルディのオペラの主題によるオルガンのためのミサ・ソレムニス/
  「椿姫」によるグローリアのためのヴェルセット(カデンツァと4つのヴェルセット)/
  「椿姫」によるオフェルトリウム/「椿姫」によるエレヴァツィオーネ/
  「シチリア島の夕べの祈り」によるコンスマツィオーネ〔聖体拝領〕/
  「アイーダ」によるミサ後の行進曲
 ヴィンチェンツォ・ペトラーリ(1832-1889):
  ミサ・ソレムニス ニ長調〜グローリアのための3つのヴェルセット
 ヨハン・ゲオルク・ヘルツォーク(1822-1909):アンダンテと変奏曲(#)
 クレマン・ロレ(1833-1890):12のオルガン曲 から(#)
  〔大合唱曲/祈り/スケルツォ/コムニオン/カンティレーヌ〕
 フランク・ブリッジ(1879-1941):
  6つのオルガン曲〜 Allegro marziale e ben marcato (#)
 マリオ・ドゥエッラ(Org)
 録音:2001年4月30日、恩寵の聖マリア教会、ヴァラッロ・セージア(無印)、2001年5月14日、聖ジャコモ教会、カンペルトーニョ(#)、以上 ヴェルチェッリ県、ピエモンテ州、イタリア。使用楽器:1822年、ルイージ・マローリ・ビロルディ製(1999年、クレモナ・オルガン修復)(無印) /1937年、クレンリ兄弟製(2000年、クレンリ社修復)(#) 。
ばらの中のばら〜中世の象徴学における「ばら」
 アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:
  聖母マリアのカンティガ集〜ばらの中のばら[Rosa das rosas]
 不詳(14世紀イングランドのキャロル):これほどの美徳のばらはない[There is no rose]
 不詳(14世紀):めでたし、新しきばら[Ave rosa novella]
 不詳(13世紀):ばらの花咲く五月[En mai quant rosier]
 ギヨーム・ド・マショー(1300-1377):ばら、ゆり
 不詳(13世紀):いばらの種からばらが生まれ[Ex semine rosa]
 不詳(14世紀):ああ、マリア、赤いばら[O Maria rubens rosa]
 不詳(13世紀):すみれとばらの花咲く頃[Quant flourist la violette e la rose](器楽)
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):ばらの花たちよ[Vos flores rosarum]
 ティボー・ド・ナヴァル(1201-1253):五月、花は露で輝き[En mai la rousée]
 不詳(14世紀):楽園の春のばら[Rosa veris paradisus]
 不詳(セファルディムの歌;14世紀):ばらの花は咲き[La rosa enflorece]
 不詳(13世紀):ばらは香り[Rosa fragrans](器楽)
 シャトラン・ド・クシ(12世紀):ばらの花が咲かない年[L'an que rose ne fuille]
 不詳(13世紀):ばらの花を見ると[Quant voy la rose]
 不詳(14世紀):花咲くばらよ[Vernans rosa](ラウダ)
  アンサンブル・ショミンチャメント・ディ・ジョイア
   [アントネッラ・タトゥッリ(歌) ステファノ・アルバレッロ(歌/リュート)
    サラ・ボリオーニ、アデーレ・ロッシ、ラウラ・シピオーニ(コーラス)
    エリサベッタ・ディ・フィリッポ(プサルテリウム/打楽器)
    オルガ・エルコリ(ダブルHp/ベル) ルイージ・ルーポ(Fl/リコーダー)
    ルイージ・ポルシーニ(フィドル/ウード/リュート/レベック/ジーガ〔梨形フィドル〕)
    ジャンフランコ・ルッソ(フィドル/ハーディガーディ/リコーダー/弓奏リラ)〕
 録音:2001年8月21日-23日、洗礼者聖ジョヴァンニ教会、サクロファーノ、ローマ県、イタリア。ショミンチャメント・ディ・ジョイアはイタリアの中世・ルネサンス音楽専門アンサンブル。StradivariusやTactusにも録音があった。RAI Tradeレーベルにほぼ同内容のライヴ盤(録音:2003年/ RTQ-0003 )がある。
CDA-0145
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【注目盤】
波〜海の道
 アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集 から
  〔イエス・キリストの御母に/ Null'ome per ren non deve(器楽)/聖処女マリア〕
 マルティン・コダス(13世紀):カンティガス・デ・アミーゴ
  〔ビゴの海の波/私は知らせを受け取った/美しい妹よ/ああ、神よ/
   恋人の愛を知る人は/ビゴの聖所で/ああ、波よ〕
 Karjas (13世紀;アルフォンソ10世の宮廷におけるアラブ=アンダルシアの詩集)
  〔 Meu sidi Ihbraim / Garid vos ai jermanellas / Estampida Ghaetta(器楽)/
    Damme na manu(サレント伝承曲)/ La rusciu de lu mare(サレント伝承曲)/
   フランスの王[El rey de Francia](スペインのセファルディムの歌)/
   Una matica de ruda(トルコ伝承、スペインのセファルディムの歌)/
   ばらの花は咲き[La rosa enflorece](ギリシャ伝承、スペインのセファルディムの歌)〕
 アンサンブル・カリクスティヌス
  [シャノン・アンダーソン、ガブリエッラ・スキアヴォーネ、エンツァ・パリアーラ(歌)
   ジャンニ・デ・ジェンナロ(フィドル/カヴァル/コルナミューズ/歌)
   ニコラ・ネストラ(中世リュート/ウード/サズ) マッシモ・ラ・ザッツェラ(笛)
   ドリアーノ・ロンゴ(フィドル) ピッポ・ダンブロジオ(Perc)]
 録音:2001年1月9日-11日、ズヴェーヴォ城、トラーニ、バーリ県、プーリア州、イタリア。Digressione Contemplattiva レーベルでもご紹介したアンサンブル・カリクスティヌスによる中世スペイン音楽。トラッド色の強い歌いぶりが魅力。
アラ・ピッファレスカ〔楽師風〕〜高音楽器と低音楽器の楽団のためのルネサンス音楽
 ピエール・ファレーズ(1510頃-1575): Liber primus Leviorum... (1571) から
   シャンパーニュのブランル[Branle de champaigne]
 不詳:この踊りで[In questo ballo]
 コスタンツォ・フェスタ(1485/1490頃-1545):
  Il vero libro... (1543) 〜悩めるわが魂[Afflitti spiriti miei]
 トワノ・アルボー(1520-1595):
  オルケゾグラフィ[Orchesographie](1588) 〜道化師[Le bouffon]
 マリコ・ファコリ(1560頃-1590頃活躍): Il secondo libro di intavolatura... (1588)
   〜ラ・プロフィチア(ドイツ風)[Tedesca "La Proficia"]
 不詳(15世紀):戦争風[Alla battaglia]
 ドメニコ・バローニオ:グリエルモの軍団[Caterva di Guglielmo](バッロ)
 不詳:ディン・ディリディン[Din diridin]/
    ディン・ディリン・ディン[Din dirin din]
 不詳/ピエール・アテニャン(1494頃-1551/1552):
  Quarante et Deux... (1529) から 〔 Fortune / laisse moy J'ay trop ayme 〕
 ティルマン・スザート(1500頃-1562頃):ダンスリー[Danserye](1551)から
   アルマン第6番−第8番とルクプ[Alemaigne VI, VII, VIII e Recoupe]
 アドリアン・ル・ロワ(1520頃-1598): Tiers òivre de tabulature de guiterre (1552)
   〜シャンパーニュのブランル[Branle de Champaigne]
 不詳:おお、プルシーナ[O pulisina]
 ティルマン・スザート:「ダンスリー」〜エルコレの踊り[La danza di Ercole]
 ガスパロ・ザネッティ(1625-1645活躍):
  Il scolaro (1645) 〜ラ・ベルガマスカ[La Bergamasca]
 不詳:パッサ・エ・メッツォ[Passo e mezzo]
 ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):テルプシコーレ[Terpsichore](1612) から
  〔 Bransle delle torce Gaillarde /ラ・ヴォルタ[La Volta]
  ラ・ロシニョル
  [ロベルト・クインタレッリ(歌)
   ルチオ・テスティ(シャリュモー/ボッバルダ/コルナミューズ/
            民謡シャリュモー/シュライアープファイフェン/シュリアリ/クルムホルン)
   レイナルド・ヴァルデペラス
    (ボンバルダ/バクパイプ/リコーダー/シュライアープファイフェン/シュリアリ/クルムホルン)
   フェデーレ・ストゥッキ(ルネサンスTb)
   クラウディオ・デミケーリ(スピネット/ギロンダ/コルナミューズ/打楽器)
   ドメニコ・バローニオ(リュート/キタリーノ/キターラ・モレスカ/クインテルナ)]
 録音:データ記載なし/ (P) (C)2002 。
わが勇気のために歌う〜十字軍
 不詳:Deus lo Volt! Ultreja! E sus eja!(巡礼者の歌;カリクストゥス写本所収)/
    エスタンピー・レアルVI / Chevalier mult estes guariz (1147年の十字軍)/
    Parti de mal e bien aturne (1189年の十字軍)/エスタンピー・レアル VII
 シャストラン・ド・クチ:
  Li noviaux tanz et mais et violete (1189年の十字軍)/
  A vous amant, plus qu'a nule autre gent (1189年の十字軍)
 アンリ・ド・リキエ: Caritaz
 ジル・ド・ヴィニエ: Aler m'estuet la u je trairai paine (1202年の十字軍)
 ユオン・ド・サン・カンタン: Jerusalem se plaint et li pais (1219年の十字軍)
 不詳: Verso Damasco
 ヴァルター・フォン・デル・フォーゲルヴァイデ:パレスチナの歌 (1219年の十字軍)
 獅子心王リチャード1世: Ja nuns hons pris
 ティボー・ド・シャンパーニュ: Seignor saichez qi or s'en ira (1239年の十字軍)/
                 Au tanz plaine de felonie (1239年の十字軍)
 不詳: "Im mai / Oies Seigneur, pereceus par oiseuse" (時期不定の十字軍)/
     "Stantipes/ On ne porroit" (1248年の十字軍)
 ギュジョン・ド・ディジョン: Chanterai por mon coraige (1189年の十字軍)
  レーモ・ゲリーニ指揮フロリレジウム・ムジケ
 録音:2002年9月20日-22日、聖ジョヴァンニ・イン・アルジェンテッラ修道院、パロンバーナ・サビーナ、ローマ県、イタリア。
20世紀のピアノ前奏曲集
 ドビュッシー(1862-1918):前奏曲集第1巻 から
  〔音と香りは夕べの大気の中に漂う/
   雪の上の足跡/さえぎられたセレナード〕
 カバレフスキー(1904-1987):4つの前奏曲 Op.5
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):5つの前奏曲
 ガーシュウィン(1898-1937):3つの前奏曲
 ヒナステラ(1916-1983):12のラテンアメリカ前奏曲
 ロベルト・ルッソ(1966-):9つの前奏曲
ロベルト・ルッソ(P)
 録音:2002年3月、モンテヴァルキ、アレッツォ県、イタリア。ロベルト・ルッソはイタリアのピアニスト・作曲家。ピアノをダニエル・リベラ、マリア・ティーポ他、作曲をドメニコ・バルトルッチ他に師事。
セレナータ・パッサカリア〜プレクトラム楽器五重奏のための近現代作品集
 エドゥアルド・アングロ(1954-):メキシコ組曲
 ピアソラ(1821-1922)/コッラード・チェレステ編曲:ナイトクラブ 1960
 ハチャトゥリアン(1906-1978)/S.ナポリターノ編曲:ばらの乙女たちの踊り
 エンニオ・モリコーネ(1928-):セレナータ・パッサカリア
 ルーカ・メレウ(1963-): Cruiskeen による変奏曲
 ドビュッシー(1862-1918)/コッラード・チェレステ編曲:ゴリウォーグのケークウォーク
 ルーカ・メレウ:ギリシャ組曲(*)
 アンサンブル・メレウエル
  [ソニア・マウレル、エマヌエーレ・ブージ(マンドリン) ルーカ・メレウ(マンドーラ)
   コッラード・チェレステ(G) ヴィレム・ペーチ(Cb) ゲスト:イジニオ・デ・ルーカ(Perc;*)]
 録音:2001年11月、O.A.S.I.スタジオ(*以外) /2001年2月、AP Beat (*)、以上 、ローマ、イタリア。アンサンブル・メレウエルはルーカ・メレウとソニア・マウレルにより創設された、マンドリンを主旋律楽器とするアンサンブル。マンドリン・ファン必聴盤。
魂の歩み〜東方の音楽と舞曲
 サレ・タウィル: Al-Shark / アブドゥラ・モハメド: Fellahi
 サレ・タウィル: Hadia-Rakisa / アブドゥラ・モハメド: Giaula-Ikaiea
 サレ・タウィル: Helm / Munfared Oud, Rast / 伝承曲/アブドゥラ・モハメド: Saydi
 オンス: Katera / Lomga
 伝承曲/アブドゥラ・モハメド: Saydi(リズミック・ヴァージョン)
  オンス
   [サレ・タウィル(ウード) アブドゥラ・モハメド(ナイ/カヴァラ/ダルブッカ/ドホッラ/
                            ミズマル/リク/ドフ/サガット、ナッカラ)
    ゲスト:カルロ・コッス(Vn/ラバーバ) パオロ・モドゥーニョ(t'bal)]
 録音:2002年10月、O.A.S.I.スタジオ、ローマ、イタリア。
宮廷人の歌と舞曲〜ルネサンスの音楽
 ティルマン・スザート(1500頃-1562頃):
  ダンスリー[Danserye](1551) 〜モーロ舞曲[Danse morisque]
 ドメニコ・バローニオ:ラウロ・ディ・ロレンツォ[Lauro di Lorenzo]
 グリエルモ・エブレオ(1420頃-1484頃): De pratica seu arte tripudi (1450)から
  〔アモローゾ[Amoroso] /小品[Petite riense]
 ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ(1400頃-1470頃):
  De arte saltandi... (1416) 〜王のバス・ダンス[Bassadanza Reale]
 ピエール・アテニャン(1494頃-1551/1552):
  Neuf Basse danse... (1529) 〜トゥルディオン[Tourdion]
 ジョアン・アンブロジオ・ダルツァ(15世紀中盤?-1508):
  Intabulatura de lauto (1508) 〜ピーヴァ[Piva]
 不詳: Wiliam Ballets's lutenbook (1578) 〜グリーンスリーヴズ[Greensleeves]
 ジョルジョ・マイネリオ(1535-1582): Il primo libro de balli... (1578) から
  〔ウンギャレスカ・サルタレッロ[Ungaresca e saltarello] /
   スキャラズーラ・マラズーラ[Schiarazula marazula]
 ピエール・ファレーズ(1510頃-1575): Liber primus Leviorum... (1571) 〜パヴァーヌ
 トワノ・アルボー(1520-1595):オルケゾグラフィ[Orchesographie](1588) から
  〔召使いのブランル[Branle de l'official] /
   ブランル・ピナゲイ[Branle Pinagay]/馬のブランル[Branle des chevaux]
 ファブリツィオ・カローゾ(1526/1535-1605/1620):
  Nobilta di dame (1600) 〜花のバッロ[Ballo del fiore]
 不詳: Fondo Musicale S. Barbara (17世紀) 〜バラバン[Baraban]
 ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ(1550頃-1622?):
  5声のバレット集[Balletti a cinque voci」(1591) 〜勝ち誇る愛の神[L'amor vittorioso]
 チェーザレ・ネグリ(1535-1604): Le gratie d'amore (1602) 〜狩[La caccia]
 ファブリツィオ・カローゾ: Il ballerino (1581) 〜カナリオ[Il canario]
  ラ・ロシニョル
   [ドメニコ・ボローニオ(リュート/ルネサンス・キタリーノ/キターラ・モレスカ/打楽器)
    クラウディオ・デミケーリ(スピネット/ギロンダ/打楽器)
    クラウディオ・ガスパローニ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) エリカ・シェルル(フィドル/カスタネット)
    ルチオ・パオロ・テスティ(シャリュモー/クルムホルン/ボンバルダ)
    ヴィットーリオ・ザニベッリ(リコーダー/クルムホルン/打楽器)]
 録音:データ記載なし/ (P) (C) 2003。
内なる旅〜グルジェフとハルトマンの音楽
 ゲオルギー・グルジェフ(1877-1949)/トーマス・ド・ハルトマン(1885-1956):
  小アジアの正教会聖歌 20.II.1926 /
  クルドの羊飼いの旋律 25.IX.1926 & サイード舞曲 30.XII.1926 /
  サイードの歌と舞曲 18.IV.1927 /バヤティ 7.X.1926, I.1926 /
  サイード舞曲 12.II.1927 /サイードの歌と舞曲 20.II.1927 /
  ギリシャの旋律 29.VI.1924 /アルメニアの歌 6.IV.1926 / Katzapsky Song 8.II.1926 /
  アルメニアの歌 19.III.1927 /法悦の舞曲 23.V.1926/アジアの歌とリズム〜第40番/
  祈りと行列 1.V.1926 /聖なる肯定、聖なる否定、聖なる和解 8.X.1926 /
  瞑想 10.X.1926 /復活祭の水曜日のための聖歌 5.V.1926 /
  復活祭の木曜日のための聖歌 12.V.1926 /キリストの復活 24.IV.1927 /
  復活祭の聖歌と聖夜の行列 23.IV.1927
 ウーゴ・ボネッシ(P)
 録音:1997年-2002年、ウーゴ・ボネッシ自宅スタジオ。
CDM-0182/83
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(2CD)
[WORLD]
TENORES DI NEONARI - D@e Coro
 CD "A"
 [1] Sa ereta (Tonino Cau) / [2] Amore Lontanu (Tonino Cau) / [3] Ballu tundu (Tonino Cau) /
 [4] Mama non cheret (Tonino Cau) / [5] Passu 'e trese (Tonino Cau) / [6] Sartiglia (Tonino Cau) /
 [7] Passu Torrau (Tonino Cau) / [8] Miniera (Tonino Cau) / [9] Ballu Tzopu (Tonino Cau) /
 [10] Nerone (Tonino Cau) / [11] Samugheo (Tonino Cau) / [12] Anninnia (live) (Tonino Cau)

 CD "B"
 [1] Note oscura (Saveri Ruvu) / [2] Sennora Juanna (Tonino Cau) / [3] Astòre (Tonino Cau) /
 [4] Finas a cando? (live) (Tonino Cau) / [5] Su inu (Tonino Cau) / [6] Bella Baiana (Nicola Loi) /
 [7] Mutos (Peppeloisu Piras) / [8] Epuru Andat (Tonino Cau) / [9] Danza de ammentos (Tonino Cau) /
 [10] Su ballu 'e su fogu (Tonino Cau) / [11] Deus ti salvet Maria (live) (B. Licheri - Popolare) /
 [12] Trallallera (Tonino Cau)

 Tenores di Naoneli
 1976年にイタリア、サルデーニャ島のネオネーリ村で結成された男性ヴォーカル・クアルテット「テノーレス・デ・ネオネーリ」が2003年に発表したアルバム。
私のぶどう畑で〜中世のぶどう酒、ぶどうの樹とぶどう畑
 不詳(13世紀):カルミナ・ブラーナ〜ようこそ、バッカス[Bacche bene venies](第200番)
 不詳(14世紀):ぶどう酒がなかったので[Deficiente vino]
 アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集
  〜神のごとく、ぶどう酒を造り[Como Deus fez vynno](第23番)
 不詳(14世紀):フォーヴェル物語〜良きぶどう酒で[Bon vin doit]
 カルミナ・ブラーナ〜エピクルスは高らかに宣言した[Alte clamat Epicurus](第211番)
 不詳(トルバドゥールの歌;12世紀):先日私は考えた[L'autre ièr cuidèi aver druda]
 聖母マリアのカンティガ集〜すべての物が美しさを取り戻せる[Ben pod'as cousas](第73番)
 不詳:永遠なる司祭[Sacerdos in aeternum]
 カルミナ・ブラーナ〜憎悪を煽り[Procurans odium](第12番)
 不詳(13世紀):良きぶどう酒[Vinum bonum]
 ベルトラン・ド・ボルン(1140頃-1215以前):今日朝食を作る意味はない[Ges de disnar]
 不詳(14世紀):家長は言った[Dixit pater familias]
 聖母マリアのカンティガ集〜聖母マリアには力があった[Poder á Santa Maria](第161番)
 不詳(14世紀): Felix vitis (器楽)
 聖母マリアのカンティガ集〜神を育てたお方[A que Deus](第351番)
 不詳(13世紀):コルトーナのラウダ集〜おお、聖なる処女、花よ[O Divina Virgo flore] /
         われらは語る/パリでは/新鮮ないちご[On parole / A Paris / Frese nouvelle]
 カルミナ・ブラーナ〜居酒屋では[In taberna]
  アンサンブル・ショミンチャメント・ディ・ジョイア
  [アントネッラ・タトゥッリ、アッシア・ポリート、イラリア・セヴェーロ、リッカルド・チェレンターニ、
   ファブリツィオ・ジョヴァンネッティ、ジョルジョ・モナーリ、レアンドロ・テオドーリ(歌/コーラス)
   エリサベッタ・ディ・フィリッポ(プサルテリウム/鐘/タンバリン/ダルブッカ/タボール)
   オルガ・エルコリ(ダブルHp) ルイージ・ルーポ(Fl/リコーダー)
   ルイージ・ポルシーニ(フィドル/ウード/リュート/サズ)
   ジャンフランコ・ルッソ(フィドル/ハーディガーディ/リコーダー/リク)]
 録音:2003年7月22日-24日、サン・エリジオ・デ・フェラーリ教会、ローマ、イタリア。
イザベッラ・レオナルダ(1620-1704):1、2、3、4つの楽器のための12のソナタ Op.16 (1693)
 コンツェントゥス・ローマエ
  [ダニエーラ・トロイアーニ(Fl) アレクサンドラ・ステファナート(Vn)
   ジョヴァンナ・バルバーティ(Vc) キアーラ・ティボーニ(Cemb)]
 録音:2003年7月、ロンチリオーネ、ヴィテルボ県、ラツィオ州、イタリア。イザベッラ・レオナルダはイタリア、ピエモンテ州ノヴァーラに生まれた作曲家。16歳で聖ウルスラ修道会のサントルソラ神学校に入り、修道女として一生を送った。コンツェントゥス・ローマエは1998年にイタリアの女性演奏家たちによって創設されたピリオド楽器アンサンブル。
おお、ばらの花よ〜ルネサンス音楽におけるばら
 エラスムス・ヴィドマン(1572-1634):ロジーナ[Rosina]
 ヨハネス・チコーニア(1373頃-1412):おお、美しいばらよ[O rosa bella]
 ギヨーム・コストレ(1531頃-1606):
  いとしい人よ、バラを見に行こう[Mignonne, allon voir sin la rose](器楽)
 トマス・ウィールクス(1576-1623):おお、美しいばらよ[O rosa bella]
 ジョン・ダンスタブル(1390頃-1453):おお、美しいばらよ[O rosa bella]
 不詳(15世紀):おお、美しいばらよ[O rosa bella] /
         おお、美しいばらよ[O rosa bella / Hé Robinet]
 フロレンティオ・マスケラ(1540頃-1584頃):ばら[La rosa](カンツォン第10番)
 インノチェンティウス・ダンモニス(1460-?):
  イエスの愛は神聖にして[Amor Jesù divino]/
  めでたし、栄光に満てる処女[Ave virgo gloriosa]/おお、暁の星よ[O stella mattutina]
 不詳(15世紀):おお、ばらの花よ[O florens rosa]
 不詳(16世紀): J'ai advisè ung rosier
 ヘッセン方伯モーリッツ(1572-1632):ばらとゆりのパヴァーヌ[Pavana di rose e gigli]
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):そよ風吹けば[Se l'aura spira]
 ファブリツィオ・カローゾ(1526/1535-1605/1620):幸せなばら[Rosa felice]
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
  おお、小さなばら、ばら色の[O rosetta, che rosetta]
 ドメニコ・バローニオ(リュート/シターン/キタリーノ/打楽器)指揮ラ・ロシニョル
  [ロベルト・クインタレッリ(CT/リコーダー) イーゴル・デンティ(T)
   エリカ・シェルル(フィドル/アンティークVn) マッテオ・パリアーリ(リコーダー/Fl/ボンバルダ)
   ルチオ・テスティ(ボンバルダ/シャリュモー/ファゴッティーノ/クルムホルン)
   フェーデレ・ストゥッキ(ルネサンスTb) フランチェスコ・ズヴァデッリ(ポジティヴOrg)
   クラウディオ・デミケーリ(スピネット/ギロンダ/Hp)]
 録音:2003年4月30日、聖マリア教会、ブレッサノーロ、カステッレーネ、クレモナ県、イタリア。
ロベルト・カラヴェッラ(1959-):映画「イグアナ」オリジナル・サウンドトラック
 ロベルト・カラヴェッラ指揮イル・カンティエーレ・デレ・ムーゼ
 録音:2004年7月、O.A.S.I.スタジオ、ローマ、イタリア。映画:キャサリン・マクギルヴレイ監督作品、2004年。
ヴェールに包まれた音楽
 サン・セヴェーロ公ライモンド・ディ・サングロのためのソナタ&協奏曲集

 ロベルト・カラヴェッラ(1959-):ラビリントゥス − アナクルシス
 フランチェスコ・ドゥランテ(1684-1755):協奏的四重奏曲 ヘ短調
 ロベルト・カラヴェッラ:ラビリントゥスI
 ニコラ・ポルポラ(1686-1768)/ジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィ(1704-1778):
  ヴァイオリン、チェロと通奏低音のためのソナタ ハ短調
 ロベルト・カラヴェッラ:ラビリントゥスII
 レオナルド・ヴィンチ(1690?-1732):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第1番 ニ長調
 ロベルト・カラヴェッラ:ラビリントゥスIII
 レオナルド・レーオ(1694-1744):フランス式アーチリュートのためのトッカータ ト短調
 ロベルト・カラヴェッラ:ラビリントゥスIV
 ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774):
  2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第3番 ニ長調
 ロベルト・カラヴェッラ:ラビリントゥスV
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736):
  2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第1番 ト長調
 ロベルト・カラヴェッラ:ラビリントゥスVI
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ:
  ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ホ長調
 ロベルト・カラヴェッラ:ラビリントゥスVII − ルクス・エテルナ
  ロベルト・カラヴェッラ指揮イル・カンティエーレ・デレ・ムーゼ
 [ヴァレーリオ・ロジート、ヨアンナ・フシチャ、ピエトロ・メルドレージ(Vn) シモーナ・ブルーノ、
  テレーザ・チェッカート(Va) マッテオ・スカルペッリ、マルコ・チェッカート(Vc)
  ロベルト・リッカルディ(Cb) ロベルト・カラヴェッラ(テオルボ/キタローネ/フランス式アーチリュート)他]
 録音:2004年3月、O.A.S.I. スタジオ、ローマ、イタリア。
 ナポリ貴族サン・セヴェーロ公ライモンド・ディ・サングロ(1710-1771)の宮廷音楽を再現する試み。ライムンドは学問・芸術の他、発明家、解剖学者、錬金術師、フリーメイソン会員としても名を残す、狂気と紙一重の天才と称された人物。ナポリのサン・セヴェーロ礼拝堂にある大理石彫刻「ヴェールに包まれたキリスト」はそのリアルさで有名で、ライムンドが本物の遺体にヴェールをかけて製作させたのではないかという噂が立ったほどだった。間奏曲的に置かれた「ラビリントゥス(迷路)」はそんなライモンドの謎めいた人生を思わせる曲想で、声楽や管楽器も参加している。
戦争と後悔〜カルロス5世と音楽
 マテオ・フレーチャ(1481-1553):戦争
 アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):パヴァーヌとそのグロサ(器楽)
 フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):
  ジャヌカンの「戦争」によるミサ から〔キリエ/グローリア〕
 ルイス・デ・ナルバエス(1500頃-1555/1560):皇帝の歌
 アントニオ・デ・カベソン:ジョスカン・デプレのミサ「祝福された処女」の
           「クム・サンクト・スピリトゥ」によるティエント第7旋法(器楽)
 ジョスカン・デプレ(1440?-1521):千々の悲しみ[Mille regretz]
 クリストバル・デ・モラーレス(1500-1553):
  ミサ「千々の悲しみ」[Missa Mille regretz]から
   〔サンクトゥス/ベネディクトゥス/アニュス・デイ〕
 ディエゴ・オルティス(1510頃-1570頃):レセルカダ(器楽)〔第4番/第1番〕
 クレマン・ジャヌカン(1480頃-1558):マリニャーノの戦い〔戦争〕
  エドゥアルド・ノトリカ(バロックG)指揮ムジカ・デラ・コルテ
   [マリオ・バッサーニ、ジョルジョ・カルドゥッチ(男性S) ロベルト・スタッチョーリ、
    アルド・クパーネ(T) ダヴィート・グライナー、ヴィッレ・リグネル(Br)
    ウンベルト・オレリャナ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) マッシミリアーノ・ファラーチ(Org)]
 録音:2004年7月2日、9月8日-9日、フランドルの聖ジュリアーノ教会、ローマ、イタリア。
 戦争に明け暮れ、晩年は痛風にも苦しめられ退位し修道院に隠棲したハプスブルク家の神聖ローマ帝国皇帝カルロス5世(スペイン国王カルロス1世)にまつわる音楽。ムジカ・デラ・コルテはルネサンス・バロック音楽を専門とするイタリアのピリオド楽器&声楽アンサンブル。
中世舞曲集〜作曲者不詳〔(*)14世紀/(無印)13世紀〕:
 La Quarte Estampie / Estampida / V Estampie / III Estampie /
 "VI / VII estampie" / Improvvisazione con Zarb / Lamento di Tristano (*) /
 Cantigas de Santa Maria "Ben Saab" / Chanzoneta Tedesca (*) /
 Saltarello / Ghaeta-Istampita (*) / II Estampie / Danza Belfiore (*) /
 Nota N.39-40-39 (*) / Ciascun ke fede sente
 アウレア・プロポルティオ
 [ルイージ・ポルシーニ(フィドル/サズ/ウード) オルガ・エルコリ(Hp)
  ジョヴァンニ・タルディーノ(笛) マルコ・サレルノ(ナチュラルHr/チャルメラ/リュート)
  モーセン・カシロサファル(ダフ/ザルブ/ダイレ) 賛助:シモネッタ・インペリアリ(ザルブ)]
 録音:1998年5月、ライヴ、サンタ・マリア・イン・カステッロ教会、タルクイニア、ヴィテルボ県、ラツィオ州、イタリア。
 アウレア・プロポルティオ(「黄金比」の意)は1993年に創設された中世楽器アンサンブル。
アルス・マジカ〔魔法の技〕〜魔法の音楽、魔術の音楽、歴史と伝統を取り持つ音楽
 コルトーナの修道士エリア(1180頃-1253)作詩:錬金術のソネット[Sonetto alchemico](+)
 アタナシウス・キルヒャー(1601-1680):
  Musurgia Universalis (1650) 〜 Antidotum Tarantulae
 スペイン伝承曲:タランテリャ[Tarantella]
 イタリア伝承曲:タランテラ[Tarantella]
 ティルマン・スザート(1500頃-1562頃):ダンスリー[Danserye](1551) 〜 Entré du Fol
 ガブリエル・バタイユ(1575頃-1630):
  宮廷歌曲集[Airs de cour](1611-) 〜ばかげた風刺[Un satire cornu](*)
 バルダッサーレ・ディ・ベルジョイオーゾ:
  王妃のためのコミック・バレエ[Bellet co,ique de la Reyne](1581)
   〜鐘の歌[Aria della campanella]
 アンドレア・ファルコニエーリ(1585/1586-1656): Brando lo spiritello
 アントニー・ホルボーン(1545頃-1602):妖精のラウンド[The fairy round]
 ジョルジョ・マイネリオ(1535-1582): Il primo libro de balli... (1578)
   〜スキャラズーラ・マラズーラ[Schiarazula marazula]
 ミヒャエル・マイアー(1568-1622): Atalanta Fugiens (1617) から
   〔フーガ第5番(*) /フーガ第3番/フーガ第13番(*) 〕
 ジョルジョ・マイネリオ(1535-1582): Il primo libro de balli... (1578) から
   〔苗木[Arboscello]/ウンギャレスカ・サルタレッロ[Ungaresca e saltarello]/
    プッタ・ネーラ[Putta Nera]
 アンブロジオ聖歌:人生の最中に[Media vita](#)
 フレデリク・リヴァレ: Nostre Donne du bout du pont (1868) (*)
 イングランド伝承曲:ブリムフィールド〔モリス・ダンス〕[Morris dance Brimfield]
 イタリア、アッペンニーノ・エミリアーノ伝承曲: Barabèn, Tresca dei preti
 不詳:モンセラトの朱い本[Llibre Vermell](1396-1399) から
   われら死を目指して走らん[Ad mortem festinamus](*)
 ジャコモ・スピアルド(活躍:1620頃): Suono del ballo de' Selvaggi e delle Simie
 不詳(セファルディムの歌):ばらの花は咲き[La rosa enflorece](*)
 イタリア、バゴリーノ伝承曲: Bussulù
 不詳/ピエ・カンツィオネス(1582)〜 花咲くこの時に[Tempus adest floridum](*)
 トワノ・アルボー(1520-1595):オルケゾグラフィ[Orchesographie](1588)
                 〜マッタシンス[Les Mattachins](*)
 ドメニコ・バローニオ(ウード/キタリーノ/コラショーネ/打楽器)指揮ラ・ロシニョル
  [ロベルト・クインタレッリ(歌;*/リコーダー/打楽器)
   エリカ・シェルル(フィドル/アンティークVn/打楽器)
   マッテオ・パリアーリ(リコーダー/Fl/ラウシュプファイフェ/コルナミューズ)
   ルチオ・テスティ(シャリュモー/ラウシュプファイフェ/ボンバルダ/ストルテ/バス・リコーダー)
   フェーデレ・ストゥッキ(ルネサンスTb) フランチェスコ・ズヴァデッリ(ポジティヴOrg/スピネット)
   クラウディオ・デミケーリ(ギロンダ/Hp/コルナミューズ/ダルブッカ)
   ゲスト:アルベルト・ブランカ(朗読;+) ルベルト・ロッコ(朗唱;#)]
 録音:2006年2月4日-5日、サンタ・マリア・デラ・スカラ教会、カステルヴィスコンティ、クレモナ県、イタリア。
ヴァルセージアの歴史的オルガン〜ラッサ&ボルゴセジア
 ・ラッサ(*)
   ニッコロ・モレッティ(1763-1821):8つのヴェルセット
   アントニオ・カジーニ神父(19世紀):エレヴァツィオーネ(聖体奉挙)
   ジュゼッペ・アッリーゴ(1838-1913):完全なる祝福 から
    〔祝福のためのアダージョOp.149 /マエストーソOp.147 /行進曲 Op.150 〕
   ジャンバッティスタ・ボルトラーニ(18世紀):パストラーレ
   ベルガモのダヴィデ神父(1791-1863):
    オフェルトリウムまたはポストコムニオ(拝領祈願)のためのソナティナ ヘ長調
 ・ボルゴセジア(#)
   ジョン・ベネット(1735頃-1784):ヴォランタリー ヘ長調
   カール・ゴットリープ・ウンブライト(1763-1829):
    コラール「備えよ、私の心」による変奏曲
   バブー氏(18世紀):低音と高音のトランペットの幻想曲/コルネットの小品
   アレクシス・ショヴェ(1837-1871):4つのノエル
    〔待降節の主日/私たちの主の生誕/クリスマスから8日目の主日/公現祭〕
 マリオ・ドゥエッラ(Org)
 録音:2007年5月15日-16日(*/#)、聖十字架教会、ラッサ(*) & 聖アントニオ教会、ボルゴセージア(#) 、以上 ヴェルチェッリ県、ピエモンテ州、イタリア 。使用楽器:1821年、ルイージ・マローニ・ビロルディ製(2006年、イタロ・マルツィ修復)(*) /18世紀、ブルネッリ製(19世紀、アレッサンドロ・メンタスティ改修/2002年、イタロ・マルツィ修復)(#) 。
ばらと女神〜イタリア・バロック音楽におけるエロスと聖なる女性
 ロベルト・カラヴェッラ(1959-):ばらのごとく[Sicut rosa](アンティフォナ)
 マルコ・ウッチェリーニ(1603-1680):大戦争[La gran battaglia](シンフォニア)
 シジスモンド・ディンディア(1580-1629):ばらの対話[Dialogo della rosa](二重唱)
 アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1639)/ロベルト・カラヴェッラ:
  シャコンヌのバスによるキタローネのための変奏曲
 ルイージ・ロッシ(1598-1652): Due labra di rose[ばらの二枚の花弁(?)](二重唱)
 アンドレア・ファルコニエーリ(1585/1586-1656):甘美な旋律[La suave melodia]
 ボニファチオ・グラツィアーニ(1605-1664):
  おお、何という日[O qualis hodie](モテット)
 クリストファロ・カレザーナ(1640-1709):タランテラ[Tarantella](二重奏曲第33番)
 アッティーリオ・アリオスティ(1666-1729?):
  ばら[Rosa](カンタータ)/ヴィオラ・ダモーレのためのソナタ
 ロベルト・カラヴェッラ:喜びのばら[Rosa delectabilis](パッサカリアによるアリア)
  ロベルト・カラヴェッラ(キタローネ/テオルボ/アーチリュート/コラショーネ/
   バロックG/ヴィオラ・ダ・ガンバ/トロンバ・マリーナ)指揮
  イル・カンティエーレ・デレ・ムーゼ
   [フルヴィア・ロベルティ(S) マッシミリアーノ・マウテ・フォン・デーゲルフェルト(男性A)
    ヴァレーリオ・ロジート(Vn/リラ・ブラッチョ/ヴィオラ・ダモーレ/Vn・イン・トロンバ・マリーナ)
    パトリツィオ・ジェルモーネ(Vn/Vn・イン・トロンバ・マリーナ)
    レナート・クリスクオーロ(バスVn/Vc/ヴィオラ・ダ・ガンバ)
    ルーカ・マルツェッティ(ヴィオローネ/Cb)]
 録音:2006年9月、ボンサイ・スタジオ、オルヴィエート、イタリア。
ギター・クアルテットで聴くバッハ
 J.S.バッハ(1685-1750)/
  ステファノ・ミンゴ編曲(*以外)、ガブリエーレ・ミリウーチ編曲(*):
   カンタータ「私は満ち足りた」BWV82 〜アリア/
   ブランデンブルク協奏曲第2番 BWV1047 /
   私はあなたを呼ぶ、主イエス・キリストよ BWV639 /フーガBWV578 (*) /
   イタリア協奏曲 BWV971 /管弦楽組曲第3番 BWV1068 〜アリア(*) /
   甘き喜びのうちに BWV368(コラール)/甘き喜びのうちに BWV608(コラール)/
   フーガの技法 BWV1080 より コントラプンクトゥス〔1/2/5/6(4声、フランス様式)〕
 ステファノ・ミンゴ(1961-):バッハに/求めれば見出すであろう(独奏)(#)
  アルス・ノヴァ・ギター・クアルテット
   [ファビオ・デ・ポルトゥ(G/バスG) アントニオ・ディ・スピリト(G)
    ガブリエーレ・ミリウーチ(G/ソプラノG) ステファノ・ミンゴ(G/G独奏;#)]
 録音:時期記載なし、O.A.S.I.スタジオ、ローマ、イタリア。
ロザリウム〜聖なるロザリオの玄義による音楽的瞑想
 【CD 1】 喜びの玄義
 [イントロイトゥスI]
  グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ(賛歌) 断章 I
  ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644-1704):
   ロザリオのソナタ第4番「神殿におけるイエスの奉献」
 [神よ、われを救いに来たまえ]
  グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ断章 II
  フランチェスコ・ソリアーノ(1548-1621):アヴェ・マリス・ステラによるカノン第77番
 [第1の玄義:告知]
  グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ断章 III
  フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):ファンタジア第13番(*)
 [第2の玄義:訪問]
  グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ断章 IV
  ロベルト・カラヴェッラ(1959-):賛歌選[Analecta Hymnica]
 [第3の玄義:降誕]
  グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ断章 V
  ドメニコ・ツィポーリ(1688-1726):パストラーレ
 [第4の玄義:奉献]
  グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ断章 VI
  J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 から
                〔アルマンド/カンタービレ〕
 [第5の玄義:神殿における発見]
  グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ断章 VII
  ロベルト・カラヴェッラ: Kitmu Trio(*)
 [ロレトのリタニア](+)
  パブロ・ブルナ(1611-1679):聖処女のリタニアによるティエント第2旋法(#)
 [われらは御身の保護の下に逃れん、聖なる神の御母よ](+)
  グレゴリオ聖歌:サルヴェ・レジナ(アンティフォナ)
 [瞑想 I]
  ロベルト・カラヴェッラ:マニフィカト
 【CD 2】 苦しみの玄義
 [イントロイトゥスII]
  グレゴリオ聖歌:真実なる十字架(賛歌) 断章 I
  ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー:
   ロザリオのソナタ第10番「イエスの十字架への磔」
 [神よ、われを救いに来たまえ]
  グレゴリオ聖歌:真実なる十字架 断章 II
  フランチェスコ・ソリアーノ:アヴェ・マリス・ステラによるカノン第54番
 [第1の玄義:かんらんの園での苦悶]
  グレゴリオ聖歌:真実なる十字架 断章 III
  ロベルト・カラヴェッラ:真実より[Della Verità] − カノン(*)
 [第2の玄義:鞭打ち]
  グレゴリオ聖歌:真実なる十字架 断章 IV
  ロベルト・カラヴェッラ: Sephardya
 [第3の玄義:茨の戴冠]
  グレゴリオ聖歌:真実なる十字架 断章 V
  ロベルト・カラヴェッラ: Mystika
 [第4の玄義:十字架を担い]
  グレゴリオ聖歌:真実なる十字架 断章 VI
  J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調〜サラバンド/
          無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調〜前奏曲
 [第5の玄義:磔と死]
  グレゴリオ聖歌:真実なる十字架 断章 VII
  ロベルト・カラヴェッラ:人間より[Dell'Uomo](*)
 [ロレトのリタニア](+)
  パブロ・ブルナ(1611-1679):聖処女のリタニアによるティエント第2旋法(#)
 [われらは御身の保護の下に逃れん、聖なる神の御母よ](+)
  グレゴリオ聖歌:サルヴェ・レジナナ(アンティフォナ)
 [瞑想 II]
  ロベルト・カラヴェッラ:スターバト・マーテル
 【CD 3】 栄えの玄義
 [イントロイトゥスII]
  グレゴリオ聖歌:神は昇れり(アンティフォナ)
  ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー:
   ロザリオのソナタ第11番「キリストの復活」
 [神よ、われを救いに来たまえ]
  グレゴリオ聖歌:ガラリヤの人々よ(アンティフォナ)
  フランチェスコ・ソリアーノ:アヴェ・マリス・ステラによるカノン第103番
 [第1の玄義:復活]
  グレゴリオ聖歌:神は昇れり
  ロベルト・カラヴェッラ:善きことより、悪しきことより[Del Bene, del Male](*)
 [第2の玄義:昇天]
  グレゴリオ聖歌:ガラリヤの人々よ
  J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調〜前奏曲
          無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調〜クーラント
 [第3の玄義:聖霊の降下]
  グレゴリオ聖歌:神は昇れり
  フランシスコ・フェルナンデス・パレロ(1533?-1590):「聖霊と共に」によるティエント
 [第4の玄義:聖処女マリアの被昇天]
  グレゴリオ聖歌:ガラリヤの人々よ
  ロベルト・カラヴェッラ:時より[Del Tempo](*)
 [第5の玄義:聖処女マリアの戴冠]
  グレゴリオ聖歌:神は昇れり
  不詳(17世紀): L.K.M.氏の無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
  [ロレトのリタニア](+)
  パブロ・ブルナ(1611-1679):聖処女のリタニアによるティエント第2旋法
 [われらは御身の保護の下に逃れん、聖なる神の御母よ](+)
  グレゴリオ聖歌:サルヴェ・レジナナ(アンティフォナ)
 [瞑想 III]
  ロベルト・カラヴェッラ:レジナ・チェリ
 ロベルト・カラヴェッラ指揮アカティストス
  [フランチェスコ・カルネルッティ(朗読) アリアンナ・ヴェンディテッリ(S)
   パオロ・ロペス、ラドゥ・マリアン(男性S) アントニオ・ジョヴァンニーニ(男性A)
   ダリオ・パオリーニ(グレゴリオ聖歌朗唱/ポジティヴOrg)
   ヴァレーリオ・ロジート(Vn/Vaダモーレ/リラ・ブラッチョ) シモンピエトロ・クッシーノ(Vc)
   ロベルト・カラヴェッラ(テオルボ/リュート/キタローネ/ヴィオラ・ダ・ガンバ/
                サントゥール/ドゥドゥク/トロンバ・マリーナ)]

 イル・カンティエーレ・デレ・ムーゼ(*)
 録音:2008年、ボンサイ・スタジオ、オルヴィエート、イタリア/ ADD。「玄義」の部分には朗読が重ねられる。(+)は3つのディスク共通。
 # (#)のトラック最後に編集ミスと思われる朗唱の断片が4秒ほど収録されていますが、修正盤は供給されません。なにとぞ御了承下さい。
純潔なる御母〜 17-18世紀における聖なるロザリオへの音楽による衣装付け
 [喜びの秘跡]
 グレゴリオ聖歌:アヴェ・マリス・ステラ[めでたし、海の星/ Ave maris stella](**)
 フランチェスコ・ソリアーノ(1548-1621):
  アヴェ・マリス・ステラによるカノン(第103番)(*)
 ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644-1704):
  ロザリオのソナタ第4番「キリストの神殿への拝謁」
 [苦しみの秘跡]
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴルピオ(1620頃-1692以後):
  宗教的カンタータ「受難」[La Passione](+)
 フランチェスコ・ソリアーノ:アヴェ・マリス・ステラによる2声のカノン(第54番)(**)
 ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー:
  ロザリオのソナタ第10番「イエスの十字架への磔」
 [栄光の秘跡]
 フランチェスコ・ソリアーノ:アヴェ・マリス・ステラによる5声のカノン(第77番)
 フランチェスコ・マリア・ベネデッティ(1688-1746):
  カンタータ「聖処女は原罪から護られた」
   [La Madonna preservata dalla corpa originale](1713)(#)
 ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー:
  ロザリオのソナタ第12番「キリストの昇天」
 パルロ・ブルーナ(1611-1679):聖処女のリタニアによるティエント第2旋法(Gsolreut)(*)
  アカティストス
   [ラドゥ・マリアン(男性S;*) パオロ・ロペス(男性S;+) アリアンナ・ヴェンディテッリ(S;#)
    ミサエル・ドス・サントス(B;#) ヴァレーリオ・ロジート(ヴィオラ・ダ・モーレ/Vn)
    パオロ・ペッローネ(Vn) レナート・クリスクオーロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
    シモンピエトロ・クッシーノ(Vc) ロベルト・カラヴェッラ(テオルボ/トロンバ・マリーナ)
    ダリオ・パオリーニ(T;**/Org)]
 録音:2008年、サン・グレゴリオ・デイ・ムラトーリ教会、サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂、サン・サルヴァトーレ・イン・ラウロ教会、サンクティッシマ・トリニタ・デイ・ペッレグリーニ教会、以上すべて ローマ、イタリア、ライヴ。
ヴァルセージアの歴史的オルガン〜バルムッチア(*)&セッラヴァッレ・セージア(#)
 ・バルムッチア(*)
   アレッサンドロ・エスポジート(1913-1981):牧歌(イディーリオ・パストラーレ)
   エットレ・ポッツォリ(1873-1957):ガヴォット
   マリオ・ドゥエッラ(1947-):人声のためのアダージョ
   ジャンルイージ・チェンテメーリ(1903-1997):朝
   ヘンリー・コールマン(1888-1965):フィナーレ
   チャールズ・キャラハン(1951-):組曲 イ長調
 ・セッラヴァッレ・セージア(#)
   ハン・メルヒオール・ドライアー(1747-1824):ソナタ ト長調
   アンドレア・ルッケージ(1747-1801):2つのテンポのソナタ
   ガウデンツィオ・バッティスティーニ(1722-1800):協奏曲風オルガン・ソナタ
   ジャコモ・デ・ヴィト(1777-1842):アダージョ/ロンド
   ジヴァンニ・クイリーチ(1824-1896):オフェルトリウムのためのソナタ
 マリオ・ドゥエッラ(Org)
 録音:2008年6月3日-4日(*/#)、聖マルゲリータ教会、バルムッチア(*) & 聖エウゼオ教会、セッラヴァッレ・セージア(#) 、以上 ヴェルチェッリ県、ピエモンテ州、イタリア 。使用楽器:1900年、アレッサンドロ・メンタスティ製(2002年、イタロ・マルツィ修復)(*) /1748年、ラゴッツィ兄弟製(2004年、イタロ・マルツィ修復)(#) 。
見よ、新たなる喜びを〜ルネサンスのクリスマスの歌と音楽
 伝承曲:クリスマスのパストラーレ
 [受胎告知]
 グレゴリオ聖歌:来たれ、来たれ、エマヌエル
 不詳(15世紀):天使が処女マリアに
 ジョヴァンニ・パオロ・チーマ(1570-1622):私は美しい人を見た
 伝承曲:天使ガブリエル / ヤコブ・アルカデルト(1505頃-1568):アヴェ・マリア
 ウスタシュ・デュ・コロワ(1549-1609):ノエル
 不詳(15世紀):賛美の歌を響かせよ
 [生誕]
 不詳(15世紀):見よ、新たなる喜びを
 リオネル・パワー(1375/80-1445):祝福された後裔
 ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):羊飼いたちが賛美するその人に
 不詳(ウプサラ歌曲集 から):言葉は肉体となり
 不詳(16世紀):たいまつを持て、ジャネット、イザベル
 ジョヴァンニ・パオロ・チーマ:今日キリストが生まれた
 不詳(プエ・カンツィオネスから):今日、人となり
 [祝宴]
 不詳(16世紀):喜べ、御子が生まれたのだから/
         喜べ、キリストが生まれた/三博士の入場/東方の庇護者
 トワノ・アルボー(1520-1595):ノエル・ブランル / 伝承曲:御子が生まれたとき
 不詳(16世紀):羊飼いたちの踊り / 伝承曲:おお、最も聖なる
  ラ・ロシニョル
  [ロベルト・クインタレッリ(歌/リコーダー) エリカ・シェルル(フィドル/アンティークVn)
   マッテオ・パリアーリ(リコーダー/Fl/バグパイプ/ストリドゥロ/ストルテ)
   ルチオ・テスティ(チャルメラ/ストリドゥロ/ボンバルダ/ストルテ/ドゥルツィアン)
   フランシスコ・ズバデッリ(Cemb/ポジティヴOrg/ハーディガーディ)
   ドメニコ・バローニオ(リュート/7弦キタリーノ/モーロG/シトラ/コラショーネ/打楽器)]
 ラ・ロシニョルは1987年に創設された声楽とピリオド楽器のアンサンブルで、TACTUSレーベルにも録音がある。当レーベルでは他に7点のCDを制作していたが、入手が難しくなっているようだ。
オルガン・ミサ〜ビエッラの歴史的オルガン
 不詳(18世紀;ピストイア):ミサ第5旋法の6つのヴェルセット
 不詳(18世紀;ヴェネツィア):ソナタ ト長調
 ニコロ・サヴィーニ(18世紀):ソナタ ヘ長調
 ピエトロ・モランディ(1745-1815):オーボエとファゴットを模した協奏曲第6番
 フランチェスコ・チェラッキーニ(1767-1834):エレヴァツィオーネ/オフェルトリウム
 ジョヴァンニ・コリーニ(1805-1865):
  エレヴァツィオーネのためのアンダンテ/オフェルトリウムのためのソナタ
 ジュゼッペ・プロスペロ・ガッローニ(1811-1896):3つのヴェルセット ホ短調
 ジュゼッペ・アッリーゴ(1838-1913):
  ミサ・センプリーチェ・コンプレータ[Messa semplice completa]から
   〔入場曲/祝別のためのアンダンテ/行進曲〕
 マリオ・ドゥエッラ(Org)
 録音:2010年5月3日-4日、聖セバスティアーノ教会、トリヴェーロ・ブッリアーナ、ビエッラ県、ピエモンテ州、イタリア。使用楽器:1876年、グリエルモ・ビアンキ製 Op.52 (2009年、マリオ・マルツィ修復)。
TESORI MUSICALI DI ROMA 1CDあたり\2530(税抜\2300)
カラヴァッジョの時代のローマにおけるリュート音楽
 ジョアンマリア・ダ・クレマ(16世紀):
  リチェルカーレ III/同 IX/Mais quest ce
 フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):
  リチェルカーレ
 ジョアンマリア・ダ・クレマ:ボローニャ風サルタレッロ
 ヴィンチェンツォ・ガリレイ(1525頃-1591):
  リチェルカーレ II
 ジョアンマリア・ダ・クレマ:Lassar il velo
 作曲者不詳(16世紀):
  リチェルカーレ(シエナのリュート譜集から)
 ヴィンチェンツォ・ガリレイ:リチェルカーレ V
 ピエトロ・パオロ・ボッローノ(15-16世紀):
  パヴァーナ「ラ・マルコンテンタ(不満な女)」
 フランチェスコ・ダ・ミラノ:トッカータ
 ジョアンマリア・ダ・クレマ:
  おお、幸せな私の目(アルカデルト原曲)
 フランチェスコ・ダ・ミラノ:ファンタジア
 ファブリツィオ・カローゾ(1530頃-1605頃):
  Se pensand' al partire
 シモーネ・モリナーロ(1565頃-1615):ファンタジア I
 ラウレンチーニ(16世紀):プレアンボルム[前奏曲]
 作曲者不詳(17世紀):
  カッサンドラ/野も山も(パレストリーナ原曲)/
  ブランル・コッレンテ
 ランレンチーニ:ファンタジア
 V.S.(17世紀):前奏曲 VIII
 ランレンチーニ:
  ファンタジア/クーラント XII/ファンタジア
 ピエトロ・パオロ・ライモンディ(17世紀):バレット
 ジローラモ・カプスベルガー(1580頃-1661):
  コッレンテ V/トッカータ III/
  ガリアルダ II/トッカータ VI
ディエゴ・カンタルーピ(リュート)
 録音:2004年8月19-21日、クレモナ県コルテターノ、聖マテオ・アポストロ教会。
 イタリア・バロック絵画の先駆者カラヴァッジョ(1573-1610)が活躍していた時代のローマにおけるリュート音楽を集めたアルバム。MV クレモナ・レーベルから発売されたカプスベルガーのキタローネ曲集での名演が記憶に新しいカンタルーピが、当時の音楽を、まるでカラヴァッジョの作品のように陰影豊かに聴かせる。
VERMEER DIGITAL 1CDあたり\2420(税抜\2200)
 *以前当レーベルを配給していた(2020年現在は無関係) Dynamic レーベルはこちらから
 *当レーベルを配給していた IDIS (Istituto Discografico Italiano: イタリア・レコード協会 ) レーベルはこちらから
マルコ・ソフィアノプロ(1952-2014):
 宗教音楽集
カペッラ・チヴィカ
[Org/ cho. ]
 録音:1999年-2015年。現代の作品とは思えぬ美しい調性の響きによる合唱とペダルを効果的に用いたオルガンによる宗教作品集。
シジズモンド・ディンディア(1582頃-1629):アリアと嘆き
 Voi che ascoltate / Quell'infedele / Piangono al pianger mio / Misera me! Fia vero / Cara mia setra /
 Ma che? Squallido e oscuro / Occhi, convien morire / O del cielo d 'Amor unico sole / Un di soletto /
 E pur tu parti, ohime / Com'e soave cosa / Riede la primavera / Tu parti, ahi lasso / Oh! Se torn ail
カプスベルガー:トッカータ / B.ジャノンチェッリ: Bergamasca
C.カルヴィ: La moda e sua Chiaccona / Aria di Fiorenza e sua Corrente /Pavaniglia e Spagnoletta
ピッチニーニ: Partirte variate sopra la foglia aria Romanesca /トッカータ〔 II / I 〕
        Chiaccona Cappona alla vera Spagnola / Aria di Saravanda in varie partite

 クラウディーネ・アンセルメ(S) パオロ・ケリーチ(リュート/テオルボ/バロックG)
 録音:2017年4月、ミラノ。 モンテヴェルディと同時代の作曲家、ディンディアの歌曲を集めたアルバム。どの曲も表現力豊かで、抑揚の大きな旋律が目を引き、ディンディアのメロディメーカーぶりがうかがえる。クラウディーネ・アンセルメの歌唱は情感たっぷり。他の作曲家の器楽独奏曲も収録。残響が非常に豊かな録音。
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集
 〔ト長調 K.301 /変ロ長調 K.378 /変ホ長調 K.302 /ト長調 K.379 /ホ短調 K.304 /
  変ロ長調 K.454 /ハ長調 K.303 /変ホ長調 K.380 /イ長調 K.305 /変ホ長調 K.481 /
  ニ長調 K.306 /イ長調 K.526 /ハ長調 K.296 /ヘ長調 K.547 /ヘ長調 K.376 /ヘ長調 K.377 〕

 ビン・ファン(Vn) イン・ツェン(P)
 録音:2013年7月2-10日、モーツァルテウム、ザルツブルク。中国の奏者二人によるモーツァルト。ヴァイオリンのビン・ファンはチェコ・フィル、フランス国立管、バイエルン放送so. などと共演しており、またマールボロ音楽祭でボザール・トリオやジュリアード四重奏団のメンバーと室内楽を演奏、世界的に活躍する名手。ザルツブルク・モーツァルテウムで全曲を録音、というのも強い意気込みを感じさせる。確かな技術に裏打ちされたハイレベルな演奏。
J.S.バッハ:フルート作品全集
 ソナタ〔ロ短調 BWV.1030 /イ長調 BWV.1032 /ト短調 BWV.1034 /ホ長調 BWV.1035 /
     ハ長調 BWV.1033 /変ホ長調 BWV.1031 /ト長調 BWV.1020 〕/
 無伴奏フルート・ソナタ イ短調 BWV.1013
  フランチェスカ・パニーニ(Fl) アムミンバーレ・レバウデーゴ(P)
 録音:2016年6月、カストレッツァート・カヴァッリ・スタジオ、ブレシア。 バッハのフルート曲を、偽作まで含めた好企画。イタリアのフルート奏者パニーニは、古典派の知られざる作品発掘に熱心な女流。王道のバッハでも澄んだ美しい音色を聴かせてくれる。ピアノ伴奏という点もかえって新鮮。
Clarinet in English
 アレック・テンプルトン:ポケットサイズ・ソナタ〔第1番(*) /第2番〕
 アレック・ワイルダー:クラリネット・ソナタ / ジョゼフ・ホロヴィッツ:クラリネット・ソナタ
 ポール・リード:ヴィクトリアン・キッチン・ガーデン組曲 / サイモン・サーゴン:ディープエルムの夜

 ジャンルカ・カンパニョーロ(Cl) フラヴィア・ラ・ペルナ(ドラムス;*)
 フランチェスコ・スクロファーニ・カンチェッリエーリ(P)
 録音:2015年11月-12月、モーディカ。 イギリスとアメリカの作曲家によるクラリネットとピアノのための作品集。20世紀におけるクラリネットはイタリア語・ドイツ語・フランス語を経てついに英語を話せるようになった楽器だ、というイメージがアルバムのテーマとなっており、ジャズの要素を感じさせドラムまで加わるソナタもある。無調音楽とは全く違いかっこいいコード進行を持った作品が並び、クラリネットが伸び伸びとメロディを歌う。
ホルンとピアノのための古いイタリアのアリア
 A.スカルラッティ: Spesso vibra per suo gioco / O cessate di piagarmi / チマローザ: Bel nume che adoro
 カッチーニ: Amarilli, mia bella / Tu che hai le penne, amore / ファルコニエーリ: O bellissimi capelli
 カルダーラ: Selve amiche / Come raggio di sol / ペルゴレージ: Se tu m'ami / Se cerca, se dice
 チェスティ: Intorno all'idol mio / Tu mancavi a tormentarmi / ジョルダーニ: Caro mio ben
 ドゥランテ: Danza, danza / Vergin tutt'amor / パイジェッロ: Nel cor piu non mi sento
 ヴィヴァルディ: Un certo non so che / B.マルチェッロ: Quella fiamma che m'accende

 ニロ・カラクリスティ(Hr) ジャンカルロ・グアリーノ(P)
 録音:2015年10月21日、ヴェローナ。 ナポリ・サン・カルロ劇場o.首席奏者などを務め、現在は絶大な人気を誇る金管五重奏団「ゴマラン・ブラス」のメンバーとしても活躍しているホルン奏者ニロ・カラクリスティによるソロ・アルバム。「カロ・ミオ・ベン」に代表されるイタリア古典歌曲をホルンで朗々と吹き上げている。シンプルなメロディゆえに技巧よりも音楽性が大いに問われる楽曲ばかりだが、胸にしみるさすがの歌いっぷり。
ブラームス&ベルク:クラリネットとピアノのための作品集
 ブラームス:クラリネット・ソナタ〔第1番 ヘ短調 Op.120 No.1 /第2番 変ホ長調 Op.120 No.2 〕
 ベルク:ピアノ・ソナタ Op.1 /クラリネットとピアノのための4つの小品 Op.5

 ヴィンチェンツォ・パーチ(Cl) ヤクブ・チョルツェウスキ(P)
 録音:2014年4月2日、ヴェネツィア、ライヴ。 ヴィンチェンツォ・パーチはザビーネ・マイヤー他に師事、2016年現在フェニーチェ歌劇場o.の首席奏者。
ベートーヴェン/ルイ・ドルーエ(1792-1873)編曲:
 フルート・ソナタ集 Op.12(原曲:ヴァイオリン・ソナタ)
 〔ニ長調 Op.12 No.1 /イ長調 Op.12 No.2 /第3番 変ホ長調 Op.12 No.3 〕

 フランチェスカ・パニーニ(Fl) ステファノ・マルフェラーリ(P)
 録音:2015年9月28日-30日、ブドリオ、イタリア。 ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第1番−第3番を、オランダに生まれフランスで活躍したヴィルトゥオーソ・フルート奏者で、メンデルスゾーンの友人でもあったドルーエによる編曲で。
フランチェスコ・スパニョーリ・ルスカ(1634頃-1704):器楽作品全集
 2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア〔ト長調/ニ長調/ハ長調/ニ長調〕/
 ヴァイオリンとスピネットのためのシンフォニア ニ長調/
 2つのヴァイオリンとスピネットのためのトッカータ ニ長調/
 2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア〔ホ短調/ニ長調〕/
 ヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア ト長調/
 ヴァイオリンとスピネットのためのトッカータ〔ト長調/ト長調〕

  エンリコ・グロッポ、益田弥生(Vn) クラウディオ・フリジェリオ(Vc)
  イレーネ・デ・ルーヴォ(Org) マウリツィオ・ピアンテッリ(テオルボ)
  ダニーロ・コスタンティーニ(Cemb)
 録音:2004年9月23日-24日、サンティ・ヴィート・エ・モデスト教会、イタリア。ピリオド楽器使用。コレッリより20歳程年長で、宗教作品を中心に約500曲を残した作曲家ルスカは、北イタリアのコモに生没、残された楽譜は彼が活躍したコモ大聖堂に保存されている。演奏はミラノ・バロックo.のソリストたち。
ELISA TOMELLINI
 ラフマニノフ:楽興の時 Op.16
 ピアソラ:アディオス・ノニーノ/私はマリア/
      天使のミロンガ/ミケランジェロ70 /
      オブリビオン/リベルタンゴ
エリサ・トメッリーニ(P)
 イタリア、ジェノヴァ出身のピアニスト、エリサ・トメッリーニのデビュー・アルバム。 最も得意なのが当盤のラフマニノフとピアソラというのが少々変っているが、レパートリーはモーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、シューベルト、スクリャービンと幅広い。
ナポレオン時代のホルンとハープのための作品集
 ボワエルデュ:ハープ伴奏によるホルンソロ / ナーデルマン/デュヴェルノワ:夜想曲I
 ナーデルマン:ソナチネ II / デュヴェルノワ:夜想曲 II / クルムホルツ:ハープ・ソナタ Op.13 No.6
 パイジェッロ:アンダンテ / スポンティーニ:「ヴェスタの巫女」〜アリアとバレエ

 パオラ・ペルッチ(エラールHp) ルカ・デルプリオリ(ナチュラルHr)
 録音:2011年5月7日-8日、サンタ・マリア教会、カステッラレッタ。ナポレオン時代のホルンとハープのための作品をエラール社のハープとナチュラル・ホルンで演奏したアルバム。ナポレオンにも高く評価されていた名ホルン奏者デュヴェルノワとマリー・アントワネットのハープも製作していたハープ奏者ナーデルマンの作品を中心に、皇帝ナポレオンの妃ジョセフィーヌがラ・マルメゾン宮廷で毎週開催した音楽会のような、優雅で甘美な宮廷音楽に彩られたサロンで聴いているかのようなアルバム。
宗教的歌曲集
 C.P.E.バッハ:ゲレルトの詩による14の宗教的頌歌と歌曲集
 ベートーヴェン:ゲレルトの詩による6つの宗教的な歌 Op.48
 シューベルト:ノヴァーリスの詩による5つの宗教的歌曲集 D 658, 662 /
        夜の賛歌 D 687 /湖上にて D 543 /汝らに平安あれ D 551
  ラウラ・ファブリス(S) カルロ・マッツォーリ(Fp)
 録音:2002年-2008年。使用楽器: da Andra Gori 、1987年製〔モデル:フェルディナント・コメレット、1830年製〕。ドイツの詩人クリスティアン・フュルヒテゴット・ゲレルトのテキストによるC.P.E.バッハ、ベートーヴェン、シューベルトの宗教的歌曲集。プロテスタントとして神との結びつきを歌った頌歌と歌曲は当時多くの人々に受け入れられた。
ハープによるロッシーニ
 ロッシーニ/ボクサ:「セビリャの理髪師」〜「そっと静かに」によるロンド/アレグレット/ソナタ
 ラバール:「ウィリアム・テル」による幻想曲 Op.44 /
      「コリントの包囲」による幻想曲と変奏 Op.25 /「音楽の夜会」による幻想曲 Op.75

 パオラ・ペルッチ(Hp)
 録音:2014年8月27日、サン・ミケーレ・アルカンジェロ教会、ペサロ。イタリアのハープ奏者パオラ・ペルッチによるアルバム。ロッシーニのハープ曲、そしてロッシーニのオペラの主題を用いたボクサとラバールのハープ作品を収録している。ニコラ・シャルル・ボクサとテオドール・ラバールはフランスのハープ奏者であり作曲家。ボクサはハープをナーデルマンとマランに学び、ハープ奏者としては技巧と表現力の多彩さで名声を博し、作曲家としてもハープの新しい可能性を追求した作風でフランス・ハープ界の発展に大きく貢献した。またそのボクサにラバールは師事、大胆で華やかな作品を生み出した。
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ集
 〔ヘ短調 K466, L118(アンダンテ)/ハ長調 K159, L104(アレグロ)/ト長調 K146, L349 /
  ト長調 K336, L337(アレグロ)/イ長調 K321,L257(アレグロ)/ホ長調 K403,L470(アレグロ)/
  変ロ短調 K87, L33 /嬰ヘ短調 K25, L481(アレグロ)/イ長調 K322, L483(アレグロ)/
  ニ短調 K32, L423(アリア)/ト長調 K391,L79(アレグロ)/ト短調 K8, L488(アレグロ)/
  ハ長調 K421, L252(アレグロ)/ヘ長調 K349, L170(アレグロ)/ヘ短調 K69, L382 〕

 ロベルト・ロッソ(P)
 録音:2012年5月。『ドメニコ・スカルラッティが書いた 555 曲の鍵盤楽器のためのソナタから、15 曲を選んで収録したアルバム。イタリアのピアニスト、ロベルト・ロッソが演奏しています。堅実なテクニックの上に表現力で芸術性を兼ね備え、各曲の描き分けを見事に行っ ています。現代ピア ノで弾くスカルラッティの数ある演奏の中でも、印象に残る演奏といえるでしょう。』(以上『内』、代理店記載ママ)
ヨハン・カスパール・メルツ(1806-1856):
 吟唱詩人の調べ Op.13 から(抜粋/18曲)
  マッシモ・アゴスティネッリ(G)
 録音:2012年10月23日、25日、アンコーナ。メルツはポジョニ(現・ブラチスラヴァ)生まれのギタリスト、作曲家。ウィーンを中心に活躍し、ロマンティックな作風で大きな人気を博した。吟唱詩人の調べ Op.13はメルツの代表作で、1847年からメルツの没後まで15回に分けて発刊された曲集。ここではそこから18曲が演奏されている。この時代のギター作曲家というと南欧系が主流だが、彼らとはまったく違った、ウィーンやボヘミアのしっとりとした情感を持った作風は、ギターマニアのみならず注目すべき物。マッシモ・アゴスティネッリは、イタリア、アドリア海沿いの港町、アンコーナ生まれのベテランのギタリスト。ナポリで学んだだけあって、透明感のある美しい音色が持ち味。


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