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マイナー・レーベル
2020年5月新譜情報


・国内盤マイナー・レーベル
・輸入盤マイナー・レーベル
・輸入盤 歴史的アイテム
・映像アイテム
・高音質アイテム


輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。




国内マイナー・レーベル




AI QUALIA(アイクオリア) 〔NKB

 『NKBは指揮者である北村憲昭主催の一般社団法人NKBと アイクオリアによるレーベルです。
  これらはオーディオにこだわったレーベルでいずれもDSD録音、フォーマットはSACDハイブリッドを基本としています。SACD Hybrid ディスクは、通常の CD プレイヤーでの再生だけでなく、SACD 互換プレイヤーをご利用いただくことで1bit/2.8MHz DSD の高精細な音響をお楽しみいただけます。
NKB-107
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(2 HYBRID_SACD)
\4400(税抜\4000)
5/18発売
NKB 設立10周年記念コンサート・ウィーン、
  ムジークフェライン・ライヴ
(冒頭と曲間に拍手入り)〜ベートーヴェン
 「レオノーレ」序曲第3番/交響曲第9番 ニ短調 Op.125
  エヴァ・ホルニャーコヴァー(S) エレナ・シャトキナ(Ms)
  パヴォル・オラヴェツ(T) ペテル・ミクラーシュ(B)
  北村憲昭指揮スロヴァキア国立so.&cho. ヨゼフ・ハブロニ合唱指揮
 録音:2019年10月20日、ムジークフェラインザール、ウィーン|フォーマット: HYBRID_SACD [CD STEREO/SACD STEREO/SACD 5.0 Surround ] 。北村憲昭指揮によるオーケストラ作品の録音事業を行っているNKB / HRレーベルはベートーヴェンの交響曲やドビュッシー・ストラヴィンスキーなどの近代音楽の録音を進行してきた。2019年、NKBはその設立10周年にあたりウィーン楽友協会大ホールで記念コンサートを開催、この模様を収録したアルバムをリリースする。「黄金のホール」とも呼ばれるウィーン楽友協会大ホールは、日本でもウィーンフィルのニューイヤーコンサート会場として知られ、その無二の音響の美しさで多くの音楽家・聴衆を魅了してきた。2019年10月20日に開催されたNKB 設立10周年記念コンサートではベートーヴェン累世の大作・交響曲第9番が北村憲昭指揮のもとスロヴァキア国立so.&cho. および中欧で活躍中のソリストにより演奏され、演奏後のホールは聴衆の歓呼に包まれた。このコンサートの模様を丸ごと収録し、ホールに満ちる豊饒な響きを余すところなく伝えるアルバムがここに完成した。微妙なニュアンスを伝える精細さと聴き手を包み込むスケール感を併せ持つ音楽音響の結実をぜひご体験頂きたい。

デュオ・プレジール

 2008年に大田佳弘と和田萌子により結成、交響曲のピアノ4手版に力をいれている実力派、デュオ・プレジールの自主制作レーベル を新規取り扱い開始。チャリティー・コンサートを含む多くの演奏会に出演、連弾の主要なレパートリーはもちろん、特に力を入れているのが交響曲のピアノ4手版で、その緻密な演奏で好評を博している。
MHCD-003
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\2750(税抜\2500)
チャイコフスキー/作曲者&レフ・コニュス編曲:
 交響曲第6番 ロ短調「悲愴」 Op.74(4手連弾版)
デュオ・プレジール
[大田佳弘、和田萌子(P)]
 録音:2016年4月5日-7日、秩父ミューズパーク。『大田・和田両氏の演奏は冷静かつ実直といえる。感傷的になりすぎることなく、チャイコフスキーがオーケストラのなかで際立たせたかった響きや構成を見事に突いている。あらゆる旋律線、声部間のパッセージの掛け合いが、慈しまれながらもよりストレートに伝わってくる。するとこの4手版がただ簡略化されたものとしてではなく、スコアの骨子がより洗練されて創られた版のように聴こえてくるから不思議だ。まるで新しい命を吹き込まれたかのようになんとも新鮮に響く。もちろん連弾ならではの軽快で華麗なパッセージでも愉しませてくれる。』(中田朱美|解説文より抜粋)
MHCD-002
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\2750(税抜\2500)
4手のためのフランス小品集
 ドビュッシー:小組曲
 フォーレ:ドリー Op.56
 ラヴェル:マ・メール・ロワ
デュオ・プレジール
[大田佳弘、和田萌子(P)]
 録音:2016年4月5日-7日、秩父ミューズパーク。フランスを代表する作曲家ドビュッシーとフォーレ、ラヴェルによる4手ピアノ作品の傑作を揃えた一枚。デュオ・プレジールの精緻な演奏が洒落た作品にもマッチして心地良い時間を作り出している。またブックレットの解説もデュオ・プレジールの2人による気合の入ったアルバム。
MHCD-001
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\2500(税抜\2273)
ドヴォルジャーク/作曲者編曲:
 交響曲第9番「新世界より」(4手ピアノ版)
スメタナ/作曲者編曲:
 モルダウ(4手ピアノ版)
デュオ・プレジール
[大田佳弘、和田萌子(P)]
 録音:2013年2月25日-26日、ウィーンホール、府中の森芸術劇場。以下、ライナーノートより|『デュオ・プレジールのアンサンブルはあたかも4本の手を持つピアニストがひとりで弾いているかのように齟齬がなく、オーケストラの表現力に肉薄した理想のデュオであった』(音楽評論家 萩谷由喜子)|『ここに収められた連弾演奏はどれもオーケストラの作品の作曲者によるピアノ4手版なのだが、原曲のオーケストラでの演奏以上にハーモニーやリズムがくっきりと描き出されて鮮烈な切り口が印象的である。若い二人の精緻で誠実なアプローチに拍手を送りたい。』(角野裕)

KII

KKC-063
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\3300(税抜\3000)
プリモ〜メルコレディ
 シューベルト/ジョン・トーマス編曲:アヴェ・マリア/ます
 ワーグナー/スヌール編曲:歌劇「ローエングリン」〜婚礼の合唱
 ウェーバー/パリッシュ=アルヴァース編曲:舞踏への勧誘 Op.65 / ルニエ:シャルランヌの松(*)
 メンデルスゾーン/パリッシュ=アルヴァース編曲:「真夏の夜の夢」〜結婚行進曲
 ヴェルディ/ジョン・トーマス編曲:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」〜シチリアーナ
 レイナルド・アーン:前奏曲、ヴァルスとリゴドン / アンジェロ・フランシス・ピント:アメリカ幻想曲
 ベートーヴェン/オーベルトゥール編曲:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」

 メルコレディ[中村愛(Hp) 山田磨依(P)]
 録音:2019年8月27日、12月12日、2020年1月31日、キング関口台第1スタジオ| (*)以外世界初録音。「風と愛〜日本のハープ音楽80年」で注目された中村愛と、「ダマーズ作品集」が好評の山田磨依によるハープとピアノの異色ユニット「メルコレディ」デビュー盤が登場する。 Ottava のラジオ・プレゼンターとしても人気の両者による期待のアルバム。ハープとピアノという組合せは意外に聴く機会がない。古典派時代にはいくらか流行して作品も生まれたが、ロマン派以降、両楽器が近代的な進化をとげるにつれ、響きのブレンドやバランスの難しさで、あまり顧みられることがなくなった。しかし数は少ないもののオリジナル曲や、ハープの名手たちが名曲をこの形態に編曲したものなど興味深い宝があった。それらを集めた画期的なアルバムで、ルニエのオリジナル小品「シャルランヌの松」以外は世界初録音。とはいえ、原曲はよく知られているものが大半なため、近づき難さはまったくない。19世紀イギリスのハープの名手で作曲家だったパリッシュ=アルヴァースによるウェーバーの「舞踏への勧誘」はさらに華やかとなり、きらめく音空間が繰り広げられる。同じイギリスの名手ジョン・トーマスによるシューベルト歌曲も天上の響きで最高の癒しを与えてくれる。まさにハープとピアノの効果を知り尽くした名編曲。圧巻は19世紀ドイツ出身の名手オーベルトゥールの編曲によるベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」全曲。堂々として充実感満点、ことに第2楽章は絶品。ハープとピアノというアンサンブルが、オーケストラ、歌曲、オペラ・アリア、合唱からピアノ独奏曲まで何でも魅力的な世界に変化させられることを証明している。さらに注目はレイナルド・アーンがこの編成のために書いたオリジナル作品「前奏曲、ヴァルスとリゴドン」。アーンならではの陶酔的な美しさとハープの効果を追求した秘曲で、もちろん世界初録音。これまで知られなかったのが不思議なほど。
KKC-4209/18
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(10CD)
5/20発売
\11000(税抜\10000)
クナッパーツブッシュの神髄〜ターラ編
 #収録内容詳細はリンク先 PDF ファイル(要・閲覧ソフト)をご覧ください
 モノラル|日本語帯・解説付| 10枚収納 BOX + ブックレット(28ページ予定) + オビ付。『初めて耳にする人はその凄さ、巨大さ、強烈な個性にのけぞるだろう』(宇野功芳) 『「クナッパーツブッシュの遺産〜ターラ編(6CD)」(KKC-4131/6)、「クナッパーツブッシュ/ブルックナー&ワーグナー(6CD)」(KKC-4160/5) と発売してきたターラ原盤によるクナの名盤集成企画、その完結編は CD10 枚組。「〜の遺産」に劣らぬ超個性的な名演揃い。宇野功芳、平林直哉、両氏の解説ライナー付き。解説書は28ページ(予定)。仏ターラ社(Tahra)は放送局等のオリジナル音源から歴史的名演奏家の貴重な録音を CD に復刻して発売してきましたが、なかでも力を入れてきたのがフルトヴェングラーに次いでクナッパーツブッシュ。その復刻点数は 30 近くに及びます。2014 年にターラ主宰のトレミーヌは急逝、レーベル活動も終了してしまいましたが、入手困難となっているこれらの名盤を蘇らせるべく、キングインターナショナルが音源を調達、キング関口台スタジオでリマスタリングをおこない、音にいっそう磨きをかけました。宇野功芳氏をして「フルトヴェングラーの再来はあり得てもクナッパーツブッシュの再来はあり得ない」とまで言わしめたこの「型破りの大芸術」、存分に享受してください。』



輸入マイナー・レーベル




ACTE PREALABLE (波) 特記以外 1CDあたり¥2970(税抜¥2700)

 旧譜はこちらから
AP-0300/17
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(17CD)
[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P)他
 以下、 AP-0301〜0317 をケースに収めた物。#シュリンクラップはされていないので、ご注意下さい。
AP-0301
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.1 〜協奏曲 Vol.1
 ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 (*) /
 ポーランド民謡による大幻想曲 イ長調 Op.13 (+) /
 アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 (+)
 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P) チェスワフ・グラボフスキ指揮ベラルーシ国立放送so.
 録音:2011年4月4日-9日(*)、10月31日-11月3日(+)、ベラルーシ・ラジオ & TV 、ミンスク、ベラルーシ。
AP-0302
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.2 〜協奏曲 Vol.2
 ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 /演奏会用大ロンド「クラコヴィアク」 ヘ長調 Op.14 /
 モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による変奏曲 変ロ長調 Op.2
 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P) チェスワフ・グラボフスキ指揮ベラルーシ国立放送so.
 録音:2011年4月4日-9日(*)、10月31日-11月3日(+)、ベラルーシ・ラジオ & TV 、ミンスク、ベラルーシ。
AP-0303
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.3 〜ポロネーズ Vol.1
 序奏と華麗なポロネーズ ハ長調 Op.3 (*) /
 アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 /
 2つのポロネーズ Op.26 〔嬰ハ短調/変ホ短調〕/
 2つのポロネーズ Op.40 〔イ長調/ハ短調〕/
 ポロネーズ 嬰ヘ短調 Op.44
  ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P) ヤロスラフ・ドムジャウ(Vc;*)
 録音:2005年-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1 、ワルシャワ、ポーランド。
AP-0304
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.4 〜ポロネーズ Vol.2
 ポロネーズ 変イ長調 Op.53 /幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 /
 3つのポロネーズ Op.71 〔ニ短調/変ロ長調/ヘ短調〕/
 ポロネーズ〔嬰ト短調 Op.posth. KKIVa/3 /変ロ長調 Op.posth. KKIVa/1 /
        ト短調 Op.posth. KKIIa/1 /変イ長調 Op.posth. KKIVa/2 /
        変ロ短調 Op.posth. KKIVa/5 /変ト長調 Op.posth. KKIVa/8 〕

 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P)
 録音:2005年-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1 、ワルシャワ、ポーランド。
AP-0305
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.5 〜マズルカ Vol.1
 4つのマズルカ Op.6 〔嬰ヘ短調/嬰ハ短調/ホ長調/変ホ短調〕/
 5つのマズルカ Op.7 〔変ロ長調/イ短調/ヘ短調/変イ長調/ハ長調〕/
 4つのマズルカ Op.17 〔変ロ長調/ホ短調/変イ長調/イ短調〕/
 4つのマズルカ Op.24 〔ト短調/ハ長調/変イ長調/変ロ短調〕/
 4つのマズルカ Op.30 〔ハ短調/ロ短調/変ニ長調/嬰ハ短調〕/
 4つのマズルカ Op.33 〔嬰ト短調/ニ長調/ハ長調/ロ短調〕/
 4つのマズルカ Op.41 〔嬰ハ短調/ホ短調/ロ長調/変イ長調〕
  ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P)
 録音:2005年-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1 、ワルシャワ、ポーランド。
AP-0306
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.6 〜マズルカ Vol.2
 3つのマズルカ Op.50 〔ト長調/変イ長調/嬰ハ短調〕/
 3つのマズルカ Op.56 〔ロ長調/ハ長調/ハ短調〕/
 3つのマズルカ Op.59 〔イ短調/変イ長調/嬰ヘ短調〕/
 3つのマズルカ Op.63 〔ロ長調/ヘ短調/嬰ハ短調〕/
 4つのマズルカ Op.67 〔ト長調/ト短調/ハ長調/イ短調〕/
 4つのマズルカ Op.68 〔ハ長調/イ短調/ヘ長調/ヘ短調〕/
 マズルカ〔イ短調 Op.KKIIb/5 /イ短調 Op.KKIIb/4 /変イ長調 Op.58 /変ロ長調 Op.KKIIa/3 /
       変ロ長調 Op.KKIVb/1 /ハ長調 Op.57 /ニ長調 Op.54 /ト長調 Op.KKIIa/2 〕

 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P)
 録音:2005年-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1 、ワルシャワ、ポーランド。
AP-0307
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.7 〜エチュード
 12の練習曲集 Op.10 /
 12の練習曲集 Op.25 /
 3つの新練習曲 KKIIb/3
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P)
 録音:2005年-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1 、ワルシャワ、ポーランド。
AP-0308
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.8 〜ソナタ Vol.1
 ピアノ・ソナタ第1番 ハ短調 Op.4 /ロンド ハ短調 Op.1 /
 マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5 /序奏とロンド 変ホ長調 Op.16 /
 2台のピアノのためのロンド ハ長調 Op.73 (*) /舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
  ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P) エルジビェタ・ステファンスカ(P;*)
 録音:2005年-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1 、ワルシャワ、ポーランド。
AP-0309
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.9 〜ソナタ Vol.2
 ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 /
 即興曲 全曲〔第1番 変イ長調 Op.29 /即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op.36 /
         即興曲第3番 変ト長調 Op.51 /幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 〕
/
 幻想曲 ヘ短調 Op.49 /タランテラ 変イ長調 Op.43 /
 変奏曲 イ長調「パガニーニの思い出」 KKIVa/10 /
 アレグレット 嬰ヘ長調(レオポルディーネ・ブラヘトカに) WN36 /
 カンタービレ 変ロ長調 KKIVb/6 /
 ギャロップ 変イ長調「ギャロップ・マルキ」 Op.posth. /アンダンティーノ ト短調「春」
  ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P)
 録音:2005年-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1 、ワルシャワ、ポーランド。
AP-0310
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.10 〜ソナタ Vol.3
 ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
 バラード 全曲〔第1番 ト短調 Op.23 /第2番 ヘ長調 Op.38 /
          第3番 変イ長調 Op.47 /第4番 ヘ短調 Op.52 〕
/
 子守歌 変ニ長調 Op.57
  ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P)
 録音:2005年-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1 、ワルシャワ、ポーランド。
AP-0311
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.11 〜夜想曲 Vol.1
 3つの夜想曲 Op.9 〔変ロ短調/変ホ長調/ロ長調〕/
 3つの夜想曲 Op.15 〔ヘ長調/嬰ヘ長調/ト短調〕/
 2つの夜想曲 Op.27 〔嬰ハ短調/変ニ長調〕/
 2つの夜想曲 Op.32 〔ロ長調/変イ長調〕/
 2つの夜想曲 Op.37 〔ト短調/ト長調〕
 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P)
 録音:2005年-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1 、ワルシャワ、ポーランド。
AP-0312
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.12 〜夜想曲 Vol.2
 2つの夜想曲 Op.48 〔ハ短調/嬰ヘ長調〕/
 2つの夜想曲 Op.55 〔ヘ短調/変ホ長調〕/
 2つの夜想曲 Op.62 〔ロ長調/ホ長調/
 夜想曲〔ホ短調 Op.72 No.1 /嬰ハ短調 Op.posth./ハ短調 KKIVb/8 〕/
 葬送行進曲 ハ短調 Op.72 No.2 /
 3つのエコセーズ Op.72 No.3 〔ニ長調/ト長調/変ニ長調〕/
 ラルゴ 変ホ長調 Op.posth. KKIVb/5 /モデラート ホ長調「アルバムの綴り」
  ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P)
 録音:2005年-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1 、ワルシャワ、ポーランド。
AP-0313
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.13 〜ワルツ
 華麗なる大円舞曲 変ホ長調 Op.18 /
 3つのワルツ Op.34 〔変イ長調/イ短調/ヘ長調〕/ワルツ 変イ長調 Op.42 /
 3つのワルツ Op.64 〔変ニ長調/嬰ハ短調/変イ長調〕/
 2つのワルツ Op.69 〔変イ長調/ロ短調〕/
 3つのワルツ Op.70 〔変ト長調/ヘ短調/変ニ長調〕/
 ワルツ〔ホ長調 KKIVa/12 /変イ長調 KKIVa/13 /ホ短調 KKIVa/15 /変ホ長調 KKIVa/14 /イ短調 KKIVb/11 〕/
 ソステヌート・ワルツ 変ホ長調 KKIVb/10 /フーガ イ短調 Op.posth. KKIVc/2 /
 ヘクサメロン変奏曲(リスト他と共作)〜第6変奏「ラルゴ」 KKIIb/2 /
 コントルダンス 変ト長調 KKAnh. Ia/4
  ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P)
 録音:2005年-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1 、ワルシャワ、ポーランド。
AP-0314
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.14 〜スケルツォ
 スケルツォ 全曲〔第1番 ロ短調 Op.20 /第2番 変ロ短調 Op.31 /
           第3番 嬰ハ短調 Op.39 /第4番 ホ長調 Op.54 〕
/
 エロルド「リュドヴィク」の「私は聖衣を売る」による華麗な変奏曲 変ロ長調 Op.12 /
 ドイツ民謡「スイスの少年」による序奏と変奏曲 ホ長調 KKIVa/4 /
 ピアノ四手連弾のための序奏、主題と変奏曲 ニ長調 Op.posth (*) /
 ロッシーニ「チェネレントラ」の
  「もう悲しくはない」による変奏曲 ホ長調 KKAn H.Ia/5 (+)
 ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P) エルジビェタ・ステファンスカ(P;*)
 エルジビェタ・ガイェフスカ(Fl;+)
 録音:2005年-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1 、ワルシャワ、ポーランド。
AP-0315
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.15 〜前奏曲
 24の前奏曲集 Op.28 /前奏曲 嬰ハ短調 Op.45 /
 前奏曲(第26番) 変イ長調 /
 演奏会用アレグロ イ長調 Op.46 /
 ボレロ イ短調 Op.19
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P)
 録音:2005年-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1 、ワルシャワ、ポーランド。
AP-0316
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.16 〜室内楽曲
 ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ト短調 Op.8 (*) /
 チェロとピアノのための大二重奏曲 ホ長調 Op.16 (#) /
 チェロとピアノのためのソナタ ト短調 Op.65 (+)
  アンジェイ・ゲンプスキ(Vn;*) ヤロスラフ・ドムジャウ(Vc;*/+)
  アダム・クシェショヴィエツ(Vc;#) ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P)
 録音:2005年-2011年、ポーランド・ラジオ・スタジオ S1 、ワルシャワ、ポーランド。
AP-0317
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[注目盤]
ショパン(1810-1849):作品全集 Vol.17 〜歌曲
 17の(ポーランド)歌曲 Op.74 /魔法 KKIVa/11 /
 ドゥムカ(夢想) KKIVb/9 /何の花、何の花冠(マズル ト長調) Op.posth.
ユリアン・フォンタナ(1810-1869):偶然/悲しい川/出発/恋して
トマス・テレフセン(1823-1874):アヴェ・マリア Op.4
 カタジナ・ドンダルスカ(S) ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(P)
 録音:2019年10月18日-20日、ゼノン・ブジェフスキ高等音楽学校、ワルシャワ、ポーランド。
オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキ:世俗的作品全集 Vol.3
 オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキ(1867-1942):
  ハレル行進曲(*) T /わが祖国(+) /ポーランド艦隊(+) /白鷲の歌(*) Br /
  乾杯(+) 〔 I / II 〕/ポーランド国歌 Op.40 (+/**) /ポーランド義勇兵の歌(*) T /
  われらの大地(ポロネーズ) Op.32 (+/**) /響き渡る歌(*) Br /小屋へ(#)
 アレクサンデル・ジュコフスキ(1879-1911):カラベレスのポロネーズ Op.20 (*)
 オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキ:
  窓辺で(#) /森の中で(#) /ぼくらは庭で隔てられている(*) T /雪の上で(#) /放浪(#)
 アレクサンデル・ジュコフスキ:憂鬱なメロディ(*)
 オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキ:
  夜が来る(#) /墓の上に(#) /ポーランドのはやぶさ、ブコヴィナへ(行進曲)(*) Br

 ピョトル・グリニェヴィツキ(TT) ロベルト・カチョロフスキ(BrBr
 エヴァ・リテル(P;*) タデウシュ・フプカ(P;**)
 カタジナ・ソバス指揮ジェシュフ大学アカデミー〔混声〕cho.(+)
 グジェゴシュ・オリヴァ指揮ポトカルパチェ男声cho.(#)
 録音:2018年4月9日-12日、ヴェイヘロヴォ国立初等音楽学校コンサートホール、ヴェイヘロヴォ、ポーランド/2019年11月27日-28日、ジェシュフ大学音楽研究所コンサートホール、ジェシュフ、ポーランド。
ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):オルガン協奏曲 ハ長調 Hob.XVIII: 1
ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):
 オルガン、ヴィオラと弦楽のための二重協奏曲 ハ長調 (*)
  カロル・ゴウェンビョフスキ(Org) マルチン・ムラフスキ(Va;*)
  ボフダン・ボグシェフスキ指揮アカデミア・アンサンブル
 録音:2018年10月29日-31日、マルコヴィツェ聖堂、マルコヴィツェ、ポーランド。
 #当盤はレーベル公式サイトで「廃盤」と表示されており、入手できなくなっている可能性があります。
聖ニクラウスを称えて
 グレゴリオ聖歌:マニフィカト第8旋法 (*/+)
 スタニスワフ・ディヴィシェク(1985-):
  聖ニクラウス(ミコワイ)に捧げる歌 D OO107 (*/+) /
  聖ニクラウスを称えるミサ D OO106 (#/*/+)
 グレゴリオ聖歌:テ・デウム(*)
 J.S.バッハ(1685-1750):幻想曲 ト長調 BWV.572 (**)
  タティアナ・シュチェパンキェヴィチ=マリシェフスカ(S;#)
  ロベルト・カチョロフスキ(Br;*/Org;**)
  スタニスワフ・ディヴィシェク(Org;+)
 録音:2018年7月9日、主の復活教会、グダンスク、ポーランド(**以外) /2018年9月11日、聖ミコワイ教会、シェムト、ポーランド(**) 。
タンスマン、マイェルスキ、J.フィテルベルク、ラトハウスオルガン作品集
 アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):
  パッサカリアとフーガ/
  オルガン(またはピアノ)のためのヘブライ風の2つの小品
   〔インヴェンション/ユダヤの子守歌〕/

  フーガ
 タデウシュ・マイェルスキ(1888-1963):4つのオルガン曲
 イェジ・フィテルベルク(1903-1955):オルガンのための組曲〔前奏曲/変奏曲/フィナーレ〕
 カロル・ラトハウス(1895-1954):前奏曲とトッカータ
  スタニスワフ・ディヴィシェク(Org)
 録音:2018年12月10日-11日、ナザレの聖家族教会、ルブリン、ポーランド|使用楽器 :1956/1957年、Carl Schuster & Sohne 製。
 イェジ・フィテルベルクはグジェゴシュ・フィテルベルク(1879-1953)の息子。
AP-0451
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[注目盤]
ジョアキン・アントニオ・バホゾ・ネット(1881-1941):ピアノ作品集 Vol.1
 2つの演奏会用練習曲/
 7つの性格的小品
  〔蝶々の舞/地の精たちの踊り/つぼみの花/暗闇の調和/ピツィカート/象たちの行進/ポンテイオ/〕

 鬼火/練習曲 ニ短調/おどけた男(練習曲)/メロディ/おどけた女/
 下書き集〔思い出//悲しい/メヌエットのテンポで/前奏曲/子守歌/
      変奏のための主題(2曲)/上機嫌/円舞が通る・・・/ワルツ〕/

 遮られた遊び/言葉のないロマンス/稲光/子供のアルバム/
 鍛冶屋で/村の鐘/私の故郷/思案/私の小さな家/生きる喜び
  アルトゥール・シミホ(P)
 録音:2017年11月4日、20日、オプス・ディソヌス・スタジオ、ブラジル。
 当レーベルからハンガリーのゲーザ・ジチ(1849-1924)とティバダル〔テオドール〕 ・サーントー(1877-1934)、フランスのテオドール・デュボワ(1837-1924) 等マイナー作曲家のピアノ作品のCDを立て続けにリリース、いずれも話題を呼んだアルトゥール・シミホが自国ブラジルの作曲家・ピアニスト、ジョアキン・アントニオ・バホゾ・ネットを取り上げた注目盤2点が登場。
 バホゾ・ネットはリオデジャネイロに生まれ、11歳で最初の作品を出版。特に数多くのピアノ独奏曲で知られている。
AP-0452
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[注目盤]
ジョアキン・アントニオ・バホゾ・ネット(1881-1941):ピアノ作品集 Vol.2
 悪魔のセレナード/むかしむかし/また むかしむかし/途中で/アントニエータ/
 カンティレーナ/船乗りの歌/棒馬/アラビアの歌/操り人形の踊り/
 子供の曲集〔危険な冒険/初めての悲しみ/兵隊さん、進め!〕/
 打ち明け話/ユモレスク/悲しい微笑み/クリスマス/小さな道化師/ハンモックの上で/
 無窮動/花の嘆き/イテ・ミサ・エスト/メヌエット/何でもない/対話/ショーロ/
 スケルツェット/ワルツ=スケルツォ/旋風/かわいいワルツ/心の奥の1ページ/
 ワルツ=カプリス〔第1番/第2番〕/2つの未完成スケッチ/
 過ぎ去りし時 - ロマンティック・ワルツ
  アルトゥール・シミホ(P)
 録音:2017年11月4日、20日、オプス・ディソヌス・スタジオ、ブラジル。
イェジ・ガブレンツ(1888-1937):歌曲集 Vol.3
 ヴォイトゥシの部屋で Op.16 (*)
  〔かわいそうな雄鶏のこと/雨粒/木靴の具合はどうだったか/大人の君にはわからない/
   縫いぐるみの人形/心温まる一角とベンチ/桶板のサンダル/猫が糸を紡ぐ/バイ=バイ=バユ(子守歌)/
   私のヤン!/抒情詩よりII /私は地上で悲しむ/少女/ハニャより IX 〕/

 歌曲集 Op.11 から(*) 〔ウクライナの娘(第1番)/日本の歌より(第6番)〕/
 歌曲集 Op.13 から
  〔美しく輝く(第1番)/これらの純白で清らかな百合について(第2番)/眠れ安らかに(第3番)(+) /
   どこか遠い所で(第4番)(+) /花の種が蒔かれる(第5番)(*) /
   聖ヤン(ヨハネ)の夜に(第6番)(*) /ばら(第7番)(*) /ジャズミン IV (第8番) (*) 〕/

 水辺で/孤独な菩提樹/回り道/かつて彼らは戦った
  カタジナ・シグワ(S;*) ピョトル・グリニェヴィツキ(T;+)
  ロベルト・カチョロフスキ(Br;無印) アンナ・ミコロン(P)
 録音:2018年11月10日-12日、2019年3月8日、ラジオ・グダンスク・スタジオ、グダンスク、ポーランド。
シューマン(1810-1856):
 連作歌曲「ミルテの花」 Op.25
シルヴィア・ブルニツカ=
 カリスヘフスカ(S)
ミハウ・ランドフスキ(P)
 録音:2019年5月、シュトゥキ・アカデミー、シュチェチン、ポーランド。
アルトゥル・チェシラク(1968-):作品選集
 コラール前奏曲(1999) (**) /カデンツァ(2004) (*) /
 控えめな言葉(2006, rev.2007) (*/+) /
 グロテスク(左手ピアノのための|2008-09, rev.2015/17、第4版)(+) /
 警句(左手ピアノのための|2009)(+) /モノローグ(2008/12) (#) /
 ピアノ・ソナタ第1番「ポスト・ネオ」(左手ピアノのための|2013, rev.2014)(+) /
 チェロフォニー(2014, rev.2017) (*) /
 クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲(2018, rev.2019|第1版) (#/**)
  アンナ・レヴィツカ=ツァピガ(P;**) ナタリャ・ヴェソウォフスカ(Vc;*)
  ミレナ・パルカイ(P;+) ボグスワフ・ヤクボフスキ(Cl;#)
  クララ・シフィドルフ(Vc;++) ドロタ・マチャシュチク(P;++)
 録音:2019年4月、ポーランド・ラジオ・スタジオS2、ワルシャワ、ポーランド。
主の降誕に〜スタニョントキ歌集所収のクリスマスの歌と
  クラクフのリュート・タブラチュア所収のルネサンス舞曲

 不詳(16-17世紀): Promit vox angelica / O sine labe intensa
 不詳(15-17世紀): Ave magne Rex coelorum -Zdrow badz
 不詳(16世紀): Nigdym temu wierzyc nie chcial (*)
 バルトゥオミェイ・ペンキェル(?-1670): Magnum nomen Domini
 不詳(16世紀): Christus, qui genitus Mariae
 不詳(17世紀): Tempus monet, ut cithara sonum det
 不詳(16世紀): Pavan, Galarda (*)
 不詳(17世紀): Vidua et prophetissa / Quem pastores laudavere /
         In natali Domini -Z Bozego Narodzenia
 不詳(16世紀): Tantum ergo sacramentum (*)
 不詳(16-17世紀): Narrant vaticina / Iam cantemus hodie
 不詳(16世紀): Ecce reges terrae congregate sunt
 ヴァレンティン・バクファルク(1526/30-1576): Non ditto (*)
 不詳(18世紀): Gratanter iubilemus
 不詳(16-18世紀): Pastores, relinquite vestores greges
 不詳(16-17世紀): Congaudete laete, laete
 不詳(16世紀): Smutne serce zaloscia (*)
 不詳: Nigdy bych ja wierzyc nie chcial -Pasamezzo, Saltarello (出典記載なし)
 ティルマン・スザート(1500頃-1562頃): Angelus Domini ad pastores
 不詳(16-17世紀): Dominus natus est / Emanuel de virgine natus est hodie
 不詳(16世紀): Ferdinanth (*)
 グジェゴシュ・ゲルヴァジ・ゴルチツキ(1665頃-1734): Jesu redemptor omnium
  〔原典 :スタニョントキ歌集(*以外) /クラクフのリュート・タブラチュア(*) 〕
 アンサンブル・クアットロヴォーチェ
  [マルタ・ヴルブレフスカ(S) アレクサンドラ・パヴルチュク(Ms)
   パヴェウ・ペツショク(T) オウシェミスワフ・クンメル(B−Br)]

 ピリオド楽器コンソート
  [アデラ・チャプレフスカ(ヴィオラ・ダ・ガンバ/リコーダー)
   フィリプ・ジェリンスキ(リュート/ルネサンスG)
   クシシュトフ・オフチニク(ハーディ=ガーディ/リコーダー/バグパイプ/クルムホルン/ドラム/ベル)
   ヤツェク・ウルバニャク(ボンバルド/リコーダー/バグパイプ/ベル/編曲&アーティスティック・リーダー)]
 録音:2019年7月3日-5日、イグナツィ・パデレフスキ音楽学校コンサートホール、ビャウィストク、ポーランド。
AP-0458
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[注目盤]
アドルフ・ブランヴィオラとピアノのための作品集 Vol.1
 アドルフ・ブラン(1828-1885):ロマンス Op.10
 アドルフ・ブラン/マルチン・ムラフスキ(1974-)編曲:
  チェロとピアノのための舟歌 Op.11 (ヴィオラとピアノのための版)/
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(ヴィオラとピアノのための版)
   〔第1番 Op.12 /第2番 Op.13 〕
 マルチン・ムラフスキ(Va) ニーノ・イヴァニア(P)
 録音:2019年7月8日-9日、I.J.パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド。
 アドルフ・ブランはグランド・オペラ全盛期のフランスにおいて室内楽の分野で注目された数少ない作曲家の一人。
ワーグナー、タルノフスキ、ストヨフスキ、モラフスキ弦楽四重奏曲集
 ワーグナー(1813-1883)/ジェラルド・エイブラハム(1904-1988)復元 :弦楽四重奏楽章(+)
 ヴワディスワフ・タルノフスキ(1836-1878):弦楽四重奏曲 ニ長調 (#)
 ジグムント・ストヨフスキ(1870-1946):弦楽四重奏のための変奏曲とフーガ Op.6 (+)
 エウゲニュシュ・モラフスキ(1876-1948):弦楽四重奏曲(*)
 トノSQ (*以外)
  [ニコラ・フランキェヴィチ(Vn1) グジェゴシュ・ヴィテク(Vn2)
   ベアタ・ラシェフスカ(Va) ウーカシュ・トゥジェシュ(Vc)]

 フォー・ストリングスSQ (*)
  [ルティナ・フェドゥキェヴィチ(Vn1) グジェゴシュ・ヴィテク(Vn2)
   ベアタ・ラシェフスカ(Va) ウーカシュ・トゥジェシュ(Vc)]
 録音:2014年11月24日(*)、2019年2月18日(#)、6月24日(+)、ポーランド国立放送so. 室内楽ホール、カトヴィツェ、ポーランド。
ギヤ・カンチェリ(1935-2019):ヴィオラとピアノのための18の小品
  Theme from The Eccentrics (1973) / Theme from The Crucible (1965) / Theme from As You Like It (1978) /
  Themes from Mother Courage (1988) and Her Children and from Don't Grieve (1969) /
  Theme from Some Interviews on Personal Matters (1977) /
  Themes from Khanuma (1968), Sior Todero (2002) and The Blue Mountains (1984) /
  Themes from Cinema (1977) and The Role For A Beginner (1980) /
  Themes from Bear's Kiss (2002) and Richard III (1979) / Theme from When Almonds Blossomed (1972) /
  Themes from Mimino (1977) and The Role For A Beginner (1980) /
  Themes from The Caucasian Chalk Circle (1975), Tears Where Falling (1982)
    and Extraordinary Exhibition (1969) /
  Themes from Hamlet (1988) and Don Quixote (1988) / Theme from The Caucasian Chalk Circle (1975) /
  Theme from Khanuma (1968) /
  Themes from Don Quixote (1988), The Caucasian Chalk Circle (1975) and Kin-dza-dza (1986) /
  Theme from King Lear (1987) / Theme from Hamlet (1992) / Theme from Waiting for Godot (2002)

 マルチン・ムラフスキ(Va) ニーノ・イヴァニア(P)
 録音:2019年7月10日-11日、I.J.パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド。
 ジョージア(グルジア)の作曲家カンチェリが、長年に渡って作曲してきた舞台音楽や映画音楽のテーマを基に書き上げた小品集。
AP-0464
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[注目盤]
ルネ・ド・ボワデッフルクラリネットまたはチェロとピアノのための作品集
 ルネ・ド・ボワデッフル(1838-1906) /ロムアルト・トファルドフスキ(1930-) 編曲:
  クラリネットとピアノのためのソナタ Op.12 (*)
 ルネ・ド・ボワデッフル:
  祈り Op.26 No.2 (+) /
  3つの小品 Op.20 (*) 〔メロディ/古い様式の小品/舟歌〕/
  子守歌 Op.34 (+) /3つの小品 Op.40 (*) 〔ナポリの歌/カンタービレ/セレナード〕/
  東洋風組曲 Op.42 (+) 〔椰子の木の下で、夢想/アラビアの歌/東洋風舞曲〕
 アンジェイ・ヴォイチェホフスキ(Cl;*)
 アンナ・サヴィツカ(Vc;+) アンナ・ミコロン(P)
 録音:2018年11月10日(*)、2019年8月10日-11日(+)、ラジオ・グダンスク、グダンスク、ポーランド。
アレクサンドラ・ガルバル(1970-):ピアノ作品集 Vol.1
 ドワーフたちの旅(1980-2005) /動物園訪問の20の絵画(1980-2005) /
 6つの夜想曲 Op.7 (2014) /エピローグ(2009) /
 自由と独立のための戦いで没した人々の記念に(歌劇「ポローニア・ルスティカ」より)/
 大きな心配(2013) /ポーランドの子守歌(歌劇「ポローニア・ルスティカ」より)/
 一瞬のワルツ(2013) /海の色彩(2012) /演奏会用練習曲(2018) /
 遠くの子守歌(2019) /演奏会用ポロネーズ(2019)
  アルトゥール・シミホ(P)
 録音:2019年3月28日、5月20日、9月7日-8日、オプス・ディソヌス・スタジオ、ブラジル。
アド・フォンテス〔泉へ〕
 グレゴリオ聖歌:歓喜せよ(#)
 ドヴォルジャーク(1841-1904):めでたしマリア Op.19b (+) /
                聖三位一体の祝日のための賛歌(*) /
                めでたし海の星 Op.19b (+)
 グレゴリオ聖歌:天の王国の御使い(**)
 スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):
  神の子羊(*) /御身へ、神よ(*) /御身の庇護のもとに(*)
 グレゴリオ聖歌:悲しみの聖母はたちぬ(**)
 ベルナデッタ・マトゥシュチャク(1937-):賛美歌集(+)
  〔深き淵より/めでたし海の星/彼は復活せり〕

 ロベルト・カチョロフスキ(Br)
 アンナ・ミコロン(P;*) アンジェイ・シャデイコ(Org;+)
 録音:2009年6月23日-24日、主の復活教会、グダンスク=ヴジェシュチ、ポーランド(+/#) /2019年3月8日、ラジオ・グダンスク・スタジオ、グダンスク、ポーランド(*) /2019年9月21日、スタジオMTSマリュシュ・ザチコフスキ、グダンスク、ポーランド(**) 。
ヨアンナ・ブルズドヴィチ(1943-)/ジャン・ソレ(1933-2019)作詩 :
 朗読、低声とピアノのための「夕暮れ時」〔フランス語版(*) /ポーランド語版(+) 〕
 イヴ=ダウダル=ソレ(朗読;*) デュオ・カンティセル(*)
   [カトリーヌ・ダゴワ(A) エドガール・トゥフェル(P)]

 イェジ・ラジヴィウォヴィチ(朗読;+)
 ヤロスワフ・ブレンク(B−Br;+) トマシュ・ヨチ(P;+)
 録音:2019年10月9日、スタジオIDEM 、ル・ソレ、フランス(*) /2019年9月23日、ポーランド・ラジオ・スタジオS1、ワルシャワ、ポーランド(+) 。
AP-0468
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[注目盤]
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):室内楽作品全集 Vol.1
 弦楽四重奏曲 イ短調 Op.32 (*) /ポーランド大二重奏曲 ホ短調 Op.5 (+) /
 チェロとピアノのためのソナタ ホ長調 Op.26 (#) /束の間の思い Op.8 (#)
  トノSQ (*)
   [ニコラ・フランキェヴィチ(Vn1) グジェゴシュ・ヴィテク(Vn2)
    ベアタ・ラシェフスカ(Va) ウーカシュ・トゥジェシュ(Vc)]

  イレナ・カリノフスカ=グロフス(Vn;+) バルバラ・パクラ(P;+)
  ウーカシュ・トゥジェシュ(Vc;#) シュチェパン・コンチャル(P;#)
 録音:2018年2月2日、ポーランド国立放送so. 室内楽ホール、カトヴィツェ、ポーランド(*) /2016年8月29日(+)、2019年9月21日(#)、カロル・シマノフスキ国立中等音楽学校、カトヴィツェ、ポーランド(+/#) 。
AP-0469
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[注目盤]
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):室内楽作品全集 Vol.2
 ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲 ト長調 Op.40 (*) /
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ニ長調 Op.24 (+) /
 アレグロ・デ・ソナーテ ト短調 Op.2 (#)
  ニコラ・フランキェヴィチ(Vn;*) ウーカシュ・トゥジェシュ(Vc;*)
  シュチェパン・コンチャル(P;*)
  イレナ・カリノフスカ=グロフス(Vn;+/#) バルバラ・パクラ(P;+/#)
 録音:2018年7月25日、カトヴィツェ音楽アカデミー・シャベルスキ・ホール、カトヴィツェ、ポーランド(*) /2015年7月19日-20日(+)、2016年8月29日(#)、カロル・シマノフスキ国立中等音楽学校、カトヴィツェ、ポーランド(+/#) 。
ヨアヒム・カチコフスキ(1789-1829):
 ヴァイオリンと管弦楽のための作品集
  ヴァイオリン協奏曲
   〔第1番 イ短調 Op.8 /第2番 ロ短調 Op.17 〕
アグニェシュカ・マルハ(Vn)
ヴォイチェフ・ロデク指揮
ヘンリク・ヴィエニャフスキ・
 ルブリンpo.
 録音:2019年9月16日-17日、ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリン・フィルハーモニー、ルブリン、ポーランド。
 ヨアヒム・カチコフスキはチェコのターボルに生まれたポーランドの作曲家・ヴァイオリン奏者。1810年から1825年までワルシャワ、その後ドイツで活躍。2つのヴァイオリンン協奏曲他、ヴァイオリンを含む室内楽作品等を作曲した。
AP-0471
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[注目盤]
スティーヴン・ミード(ユーフォニアム)登場!
  発端〜サン=サーンス、モス、マクシミュク、ヴェソウォフスキ
室内管弦楽作品集
 サン=サーンス(1835-1921):動物の謝肉祭(*)
 ピョトル・モス(1949-):組曲「動物園 [Zoo]
 イェジ・マクシミュク(1936-):弦楽のための「詩句 [Vers]
 アダム・ヴェソウォフスキ(1980-):
  チェンバロ、弦楽合奏と歴史的銀鉱の音響のための「シルヴァー・コンチェルト」(+) /
  ユーフォニアムと弦楽のための「ユーフォニー・コンチェルト」(#)
 アグニェシュカ・コピンスカ、ピョトル・コピンスキ(P;*)
 アレクサンドラ・ガイェツカ=アントシェヴィチ(Cemb;+)
 スティーヴン・ミード(ユーフォニアム;#)
 マチェイ・トマシェヴィチ指揮(*/無印) ロベルト・カバラ指揮(+/#) シロンスク室内o.
 録音:2019年10月29日-30日(*/無印)、11月15日-17日(+/#)、シロンスク、ポーランド。
17世紀と21世紀のチェンバロの色彩
 ザムエル・シャイト(1587-1654):ベルギーの歌と変奏曲
 ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667):トッカータ第3番
 アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745):ラ・ベルモント/ラ・ポルテュゲーズ
 ジャン・フィリップ・ラモー(1683-1764):新クラヴサン曲集
 アレクサンドラ・ヨハンナ・ガルバル(1970-):
  チェンバロのための「ほぼ」組曲、13のダンスの絵画(*)
 アレクサンドラ・ヨハンナ・ガルバル(Cemb)
 録音:1998年、ポーランド・ラジオ、カトヴィツェ、ポーランド、ライヴ(*以外) /2019年、キング・サイズ・スタジオ(*) 。
ヴィクトル・ワブンスキピアノ作品全集
 ヴィクトル・ワブンスキ(1895-1974):
  心の主/マズルカ/即興曲第2番/トッカータ/リゴードン/メヌエット/回想/
  パターンズ〔繊細で無垢な/活発で鋭い/夢のような/嘲るように/速く元気な〕/
  6つのピアノ小品
   〔クロマティコン/露わな五度/ヨハン・バプティスト・クラーマーへのオマージュ/
    間奏曲、露わな四度/田舎の踊り/浅薄なパッサカリア〕/

  4つの平易な小品〔鉛の兵隊の行進/人形のワルツ/カウボーイの踊り/トッカティーナ〕/
  遊ぶ子供/ユモレスク/練習曲 イ短調/パガニーニの主題による4つの変奏曲/
  田舎の踊り(改訂版)/2台の詩曲(*) /2台の夜想曲(*)
 ヴィクトル・ワブンスキ/ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921)編曲:
  クラコヴャク(管弦楽組曲 Op.47より|2台の版)(*)
 スワヴォミル・ドブジャンスキ(P) マグダレナ・プレイスナル(P;*)
 録音:2019年10月1日-3日、クシシュトフ・コメダ国立初等音楽学校、ルバチュフ、ポーランド。
 ヴィクトル・ワブンスキはサンクトペテルブルクに生まれたポーランドの作曲家・ピアニスト・指揮者。1928年にアメリカ合衆国に渡り、演奏家、教育者として活躍した。
ラウル・コチャルスキ(1885-1948):歌曲全集 Vol.1
 シチリアーナ Op.107 /私はあなたを愛しているのか? Op.60 /私の王だった WoO. /
 詩篇121, Op.120 (1936) /
 ソプラノとバリトンの独唱と二重唱のための21の詩「ゲーテ『西東詩集』より」 Op.121 /
 4つのロマティックな歌 Op.63 (1911) /4つのハーフィズの歌 Op.104 (1925)
 カタジナ・ドンダルスカ(S) ミハウ・ヤニツキ(Br) ミハウ・ランドフスキ(P)
 録音:2019年8月5日-7日、17日-18日、コシャリン・フィルハーモニー、コシャリン、ポーランド。

CANTUS (西) 1枚あたり¥3960(税抜¥3600)

 グロッサ創設時のアーティスティック・ディレクターであったホセ・カルロス・カベリョが独立して興したスペインのレーベル。現地の対応が極めて悪く、特に2000年代後半以降(ここ15年ほど)は、ほとんどの場合アナウンス後1回〜2回のみの入荷で代理店が撤退してしまい、その後の入荷までに数年〜5年以上の時間がかかるため、ご案内直後のご注文を強くお勧めいたします。
 #新譜はほとんどがCD-R製版となっています。 CD-R の記載がないものはアナウンス時点においてはプレス盤であることを国内代理店が確認していますが、過去にCD-R製版盤とプレス盤が混在していたアイテムがあるため、当店では記載がないものでもプレス盤の保証をいたしません。なお参考までに、判明分はコピーライト記号&年 [(C) XXXX ] 〔通常は発売年〕を記していますが、この会社の記載している年は実際の発売年と5年以上離れている事があり、参考程度にお考え下さい。また、当レーベルの品番は
発売順や企画順ではありません。
 ## 9642/43, 9630, 9623, 9615 はご案内済旧譜の詳細再案内、他は2016年以降の国内&当店未案内新譜。下記アナウンス以外の旧譜は後日ご案内予定。旧譜は今回の代理店からアナウンスされるもののみ、上記価格となります(それ以外は高額、あるいは廃盤)。
C-9646
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[注目盤]
架空の踊り〜中世の器楽
 不詳(イタリア):ベリーチャ [Belicha]
 不詳(アンダルシア): Badri ader kasa / Lamma bada yatathanna
 不詳(フランス):第3のエスタンピー・レアル [Tierche Estampie Roial]
 不詳(イタリア):三つの泉 [Tre fontane]
 不詳(セファルディム):ロス・ビルビリコス(カンチンゲール) [Los Bilbilicos]
 ギラウト・リキエ [Guiraut Riquier] (1230頃-1292):
  「 Mot me tenc ben per paguatz 」によるエスタンピー
 不詳(イタリア):喜びの始まり[Chominciamento di gioia]
 不詳(イタリア):
  ラ・マンフレディーナ - ラ・マンフレディーナのロッタ [La Manfredina -La Rotta della Manfredina]
 不詳(カタルーニャ):天の女王 [Polorum Regina](モンセラートの朱い本から)
 不詳(イタリア):サルタレッロ [Saltarello]
  エロクエンティア
  アレハンドロ・ビリャル(各種笛/ハーディ=ガーディ)
  ダビド・マヨラル(各種打楽器/ダルシマー)
 録音:2014年2月14日-16日、プリンシペ・フェリペ公会堂、オビエド、スペイン| (C) 2016 。
C-9642/43
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(2CD)
1CD価格
[注目盤]
J.S.バッハ(1685-1750):フランス組曲 全曲
 〔第4番 変ホ長調 BWV.815 /第2番 ハ短調 BWV.813 /第6番 ホ長調 BWV.817 /
  第5番 ト長調 BWV.816 /第1番 ニ短調 BWV.812 /第3番 ロ短調 BWV.814 〕

 イグナシオ・プレゴ(Cemb|使用楽器 :2011年、キース・ヒル製〔モデル:リュッケルス/タスカン〕
 録音:2013年1月7日-9日、ラ・ビリャ・デ・ロナルド、マドリッド、スペイン| (C) 2014 。
C-9635
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[CD-R]
[注目盤]
ショパン(1810-1849):24の練習曲
 12の練習曲集 Op.10 /12の練習曲集 Op.25
ジャンマリア・ボニーノ(P
使用楽器:プレイエル、1839年製
 録音:2010年5月、ミラノ、イタリア|調律: Bruder 1830 (A=430Hz) | (C) 2017 。
 ジャンマリア・ボニーノはイタリアの鍵盤楽器奏者。リディア・バルデッキ・アルクーリ(ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院)、ミェチスワフ・ホルショフスキ(ルツェルン音楽院)にピアノを、アルダ・ベッラジックにチェンバロを師事。
C-9634
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[CD-R]
[注目盤]
フランスのノクターン
 ジャン=アンリ・ラヴィーナ(1818-1906):夜想曲 変ニ長調 Op.13 (1843頃)
 ルイ・ルフェビュール=ヴェリー(1817-1869):
  夜想曲 変イ長調「羊飼いの小さな鐘 [La Clochette du Pâtre] 」Op.102 (1850頃)
 ジュール・エックハルト(1834-1867):
  夜想曲 変イ長調「若い娘の瞑想 [Méditation d'une Jeune Fille] 」Op.41 (1859頃)
 シャルル・グノー(1818-1893):夜想曲 変ホ長調「回想」(1865)
 レオン・ドラフォス(1874-1955):夜想曲 ト長調 (1900)
 バンジャマン・ゴダール(1849-1895):夜想曲 ヘ長調 Op.68 (1882頃)
 ビゼー(1838-1875):夜想曲 ニ長調 WD55 (1868)
 サン=サーンス(1835-1921):夜想曲 変ホ長調「夕べの鐘 [Les Cloches du Soir] 」Op.85 (1889)
 レオン・ボエルマン(1862-1897)ピアノのための夜想曲 ハ長調 Op.36 (1896)
 ダンディ(1851-1931):夜想曲 変ト長調 Op.26 (1886)
 フォーレ(1845-1924):夜想曲 変ニ長調 L 82 (1892)
  バルト・ファン・オールト(P|使用楽器 :エラール、1849年製
 録音:2015年4月22日-24日、ウェストフェスト教会、スヒーダム、オランダ| (C) 2017 。
 バルト・ファン・オールトはオランダのユトレヒトに生まれたピアニスト。ハーグ音楽院でモダーン・ピアノを学ぶ傍らフォルテピアノをスタンレー・ホーホラント [Stanley Hoogland] に、さらにアメリカ合衆国コーネル大学でマルコム・ビルソンに師事。ハイドン、モールァルト、ショパン、フィールド等、古典派からロマン派にかけてのレパートリーに多数の録音を行っている。
C-9630
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[注目盤]
宮廷の音楽とラスゲアードの舞〜
 ガスパル・サンス
(1640頃-1710頃):「スペイン・ギター指南」(1674)から
  PIEZAS POR LA E y C - Xácaras / Paradetas / Passacalles / Zarabanda española / Canario
  PIEZAS POR LA O - Preludio y Fantasía / Alemanda / Jiga al ayre inglés / Passacalle
  PIEZAS POR LA D - Pavana al ayre español / Xácara / Passeos por el cuarto tono / Tarantella
  PIEZAS POR LA CRUZ - Capricho arpeado / Alemanda / Corrente / Zarabanda francesa / Giga
  PIEZAS POR LA B - Marionas por la B

 ラベリントス・インヘニオソス
  [シャビエ・ディアス=ラトレ(五弦G) ペドロ・エステバン(Perc)]
 録音:2003年11月、ヴォルトッレ&ヴァレーゼ、イタリア|使用楽器:1997年、アーミデイル(オーストラリア)にて、ピーター・ビッフィン製| (C) 2013 。
C-9628
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[CD-R]
[注目盤]
色とりどりのコート〜社会的および宗教的境界を越えた愛と献身
 不詳 (15世紀頃): Tres morillas m'enamoran
 ジョン・ウィルソン(1595頃-1674): Why lovely boy? (1630-1660)
 ルイージ・ロッシ(1597-1653): Lamento di Zaida mora (1640頃)
 ダニエル・パーセル(1664頃-1717):
  ソナタ第6番 ヘ短調 (1698) 〜第1楽章 アダージョ(リュート独奏のための編曲版)
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179): O viridissima virga(無伴奏独唱)
 不詳 : Se mai per maraveglia (1511)
 ヘンリー・パーセル(1659-1695):
  Tell me, some pitying angel (The Blessed Virgin's Expostulation) Z.196
 ウィリアム・バベル(1690頃-1723):
  ソナタ第3番 ト短調 (1725) 〜第1楽章 アダージョ(リュート独奏のための編曲版)
 アロンソ・ムダラ(1505頃-1570): Triste estaba el rey David (1546)
 ヘンリー・パーセル: Let the night perish (Job's Curse) Z.191 (1680-1681/1693)
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
  Nigra sum, sed formosa (Vespro della Beata Virgine) (1610)
 ダニエル・パーセル:
  ソナタ第6番 ヘ短調 (1698) 〜第3楽章 アダージョ(リュート独奏のための編曲版)
 ベルナルト・デ・ヴェンタドルン(1125頃-1180頃):
   Can vei la lauzeta mover (無伴奏独唱)
 ジョン・ダウランド(1563-1626):
  Tell me, true Love (1612)/ Come away, come, sweet love (1597)
 イヴリン・タブ(S) アントニー・ルーリー(リュート)
 録音:2000年4月23日-25日、フォード・アビー、ドーセット、イギリス|前出: CTE Productions, CTE 004 〔当店&国内未案内、廃盤〕| (C) 2018 。
C-9623
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[注目盤]
獅子のギター〜バルセロナ音楽博物館所蔵の4つのギター
 イサーク・アルベニス(1860-1909)/アンドレス・セゴビア(1893-1987)編曲:
  スペインの歌 Op.232 〜前奏曲「アストゥリアス〔伝説〕」(ギターのための版)(**)
 イサーク・アルベニス/マヌエル・バルエコ(1952-)編曲:
  スペインのセレナード Op.181 〜カディス(ギターのための版)
 ガスパル・サンス(1640頃-1710頃):「スペイン・ギター指南」(1674)から(*) E
  〔ハカラ(16の変奏曲)/カナリオ(15の選択された変奏曲)/パセオ第4旋法と同じ旋法のジグ/タランテラと即興〕

 フェルナンド・ソル(1778-1839):
  モーツァルトの「魔笛」の主題によるギターのための変奏曲 Op.9 (#) /
  「マルボローは戦場に行った」の主題によるギターのための変奏曲 Op.28 (#)
 サンティアゴ・デ・ムルシア(1685頃-1732以後) (サルディバル写本より):
  サランベケ(*) E /クンベー(*) E
 フランシスコ・ゲラウ(1649-1722):「調和の詩集」〜マリオナによる18の変奏曲(+)
  シャビエ・ディアス=ラトレ(G) ペドロ・エステバン(PercE
 録音:2011年11月、2012年2月、2013年2月、バルセロナ音楽博物館鍵盤楽器展示室、バルセロナ、スペイン|使用楽器: 1700年頃、イベリア半島にて、不詳作者製「獅子のギター [La Guitarra dels Lleones] 」(*) /1700年頃、イタリアにて、不詳作者製(+) /1806年、カディス(スペイン)にて、ホセフ・パヘス [Josef Pagés] 製(#) /1859年、セビリャ、スペインにて、アントニオ・デ・トレス [Antonio de Torres] 製(**) | (C) 2014 。
C-9615
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[注目盤]
イタリア様式で〜1600年頃、ナポリ、フェッラーラとローマにおけるチェンバロ音楽
 アントニオ・ヴァレンテ(確認できる活躍:1565-1614):
  ファンタジア(1576) /
  パッソ・エ・メッツォのテノールとラ・ロマネスカ(1567)(ハビエル・ヌニェス編曲)
 ジョヴァンニ・ド・マック(1550頃-1614):カプリッチョ
 ルッツァスコ・ルッツァスキ(1545頃-1607):リチェルカーレ第2旋法(1609)
 エルコーレ・パスクイーニ(1550頃-1620頃):
  ルッジェーリ/
  別れは死の如く感じられども(原曲:チプリアーノ・デ・ローレ(?-1565) )
 ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575頃-1647):風変わりな協和音(1603)
 ジョヴァンニ・ド・マック:ストラヴァガンツェ第2番
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):ドゥレッツェのカプリッチョ(1624)
 ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ:ガリャルダ第4番、5声、スペイン様式(1615)
 アスカニオ・マヨーネ(1565頃-1627):トッカータ第5番(1603)
 ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ:私は若者(1603)
 ジョヴァンニ・サルヴァトーレ(1610-1688頃):
  フランス様式のカンツォーナ第2番、自然第9旋法(1641)
 ジョルジョ・ストロッツィ(1617頃-1687頃)/ハビエル・ヌニェス:
  バス楽器独奏のソナタ(チェンバロ、ハープ、またはリュートのための) (1683)
 ベルナルド・ストラーチェ(確認できる活躍期:1664) &不詳(17世紀、イタリア):
  モニカ(ハビエル・ヌニェス編曲)(1664)
 不詳 (17世紀、イタリア):コラショーネ(ハビエル・ヌニェス編曲)
  ハビエル・ヌニェス(Cemb) ファミ・アルカイ(コラショーネ)
  サラ・アグエダ(ダブルHp) ペドロ・エステバン(Perc)
 録音:2013年11月、スタジオ・スプートニク、セビリャ、スペイン| (C) 2014 。
C-9606
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[CD-R]
[注目盤]
アルプスを越えた音楽〜
  イタリアからイングランドへの音楽の移動 (1500-1800)(リュート独奏)

 ジョアン・アンブロジオ・ダルツァ
  (確認できる活躍期:16世紀前半): Tastar de corde (1508)
 バルトロメオ・トロンボンチーノ(1470頃-1535以後): Ave, Maria, gratia plena (1507)
 ヴィンチェンツォ・カピローラ(1474頃-1548以後):
  Padoana belissima descorda (1515頃-1520頃)(リュート独奏)
 不詳/サー・トマス・ワイアット(1503-1542): Sum tyme i syghe
 アルフォンソ・フェッラボスコ(1542-1588): I saw my Lady weeping (1588)
 トマス・モーリー(1557/1558-1602): I saw my Ladye weeping (1600)
 ジョン・ダウランド(1563-1626): I saw my Lady weepe (1600)
 アルフォンソ・フェッラボスコII (1575-1628): Gentle Knights (1610)
 ニコラス・ラニアー(1588-1666): Qual musico gentil (1640頃)
 ヘンリー・ロウズ(1596-1662): In quel gelato core (Tavola) (1653)
 ピエトロ・レッジョ(1632-1685): The Dissembler "Unhurt, untouch'd" (1680)
 ジャコモ・カリッシミ(1605-1674): Lucifer, caelestis olim (1660頃/1693)
 ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747): Mio caro ben (Astartus) (1721)
 ジョン・アベル(1653-1716):
  Ritorno a respirar (The Vandosme) (1703)/ Vi sembraro (The Favourite) (1703)
 ヘンリー・バージェスII (確認できる活躍期:1738-1765): What dire misfortune (1739)
 ドメニコ・チマローザ(1749-1801)/
  アントニー・ルーリー編曲:ソナタ ロ短調 C61(リュート独奏)
 トマゾ・ジョルダーニ(1730/1733-1806): Willow, willow, willow (1784)
 ドメニコ・コッリ(1746-1825):
  Non piu (L'abbandonata) (1795)/ Ye gentle gales (The Resolution) (1795)
 ヘンデル(1685-1759): Come to my arms (Ottone) (1725)
  イヴリン・タブ(S) アントニー・ルーリー(リュート)
 録音:2002年3月20日-22日、フォード・アビー、ドーセット、イギリス| (C) 2018 。
C-9514
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[CD-R]
[注目盤]
メランコリーに身を委ね〜フエンリャナ、ナルバエススペイン王宮のビウエラ音楽
 ルイス・デ・ナルバエス(確認できる活躍期:1530-1550):
  「牝牛を見張れ」による7つの変奏曲/ファンタジア第5旋法
 ミゲル・デ・フエンリャナ(1500年代前半-1568以後):
  作曲者のファンタジア/
  花咲く日々に生きるかぎり(原曲:クローダン・ド・セルミジ(1490頃-1562) )
 ルイス・デ・ナルバエス:ファンタジア第4旋法
 ミゲル・デ・フエンリャナ:
  白く優しい白鳥(原曲:ジャック・アルカデルト(1504/07-1568) )
 ルイス・デ・ナルバエス:n   「クラロス伯爵」による22の変奏曲(2つのビウエラのための編曲版)
 ミゲル・デ・フエンリャナ:ポプラの林に行ってきたよ、母さん
  (原曲:フアン・バスケス(1500頃-1560頃) |2つのビウエラのための編曲版)
 ルイス・デ・ナルバエス:
  単旋律のソプラノに対位するバス 第8旋法/ファンタジア第3旋法/
  リカフォルトの歌「メランコリーに身を委ね」
   (原曲:ジャン・リシャフォール(1480頃-1547頃) )/
  ファンタジア協和の第5旋法/ファンタジア第8旋法
 ミゲル・デ・フエンリャナ:何で洗おうか(原曲:フアン・バスケス)
 ルイス・デ・ナルバエス:
  ファ・ド・ミ・レによるファンタジア第6旋法/
  皇帝の歌第4旋法(原曲:ジョスカン・デプレ(1450頃-1521):千々の悲しみ)/
  サンクトゥスとオザンナ(原曲:ジョスカン・デプレ:ミサ・フザン・ルグレ より)
 第1旋法の歌(原曲:ゴンベールと表記、実際はジャン・クルトワ
         (確認できる活躍期:1530-1545):もし苦しむなら)
 クム・サンクト・スピリトゥ(原曲:ジョスカン・デプレ:
   ミサ・デラ・フーガ(ミサ・シネ・ノミネ)より)
 ミゲル・デ・フエンリャナ:ファボルドン第8旋法(原曲:
    フランチェスコ・ゲレロ(1528-1599):閂を強め|2つのビウエラのための編曲版)
 ドロレス・コストヤス(ビウエラ)
 録音:2000年5月、聖ルツィウス教会、エッセン・ヴェアデン、ドイツ|原盤、初出 : Glissando, 779 016-2 〔廃盤〕| (C) 2017 。
C-9504
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[CD-R]
[注目盤]
テレマン(1681-1767): フラウト・トラヴェルソ協奏曲集
 フラウト・トラヴェルソとヴァイオリン独奏、ヴァイオリン、2つのヴィオラと
  通奏低音のための協奏曲 ホ短調 TWV.52: e3 (*) /
 フラウト・トラヴェルソ、2つのヴァイオリン、ヴィオラと
  通奏低音のための協奏曲(ヘ長調) TWV.51: F1 (ニ長調への復元版)
 フラウト・トラヴェルソ、2つのヴァイオリン、ヴィオラと
  通奏低音のための組曲 イ短調 TWV.55: a2
 フラウト・トラヴェルソ、2つのヴァイオリン、ヴィオラと
  通奏低音のための協奏曲 ニ長調 TWV.51: D1
 ジェド・ウェンツ(Fl−tr)指揮ムジカ・アド・レーヌム
  [マンフレート・クレーマー(Vn独奏;*/Vn) ロブ・ディギンズ(Vn) ローラ・ジョンソン(Va)
   バラージュ・マーテー(Vc) ティス・マラング(Cb) クリスティアーネ・ウェイツ(Cemb)]
 録音:1992年4月、マリア小教会、ユトレヒト、オランダ|原盤、初出: Vanguard Classics (オランダ) 、 99023 〔当店未案内、廃盤〕| (C) 2016 | The Musica Ad Rhenum Archives シリーズ。
C-9503
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[CD-R]
[注目盤]
ファニア・シャピロが弾くフォルテピアノ協奏曲集
 ヨハン・ショーベルト(1735-1767):
  フォルテピアノ、2つのフルート、2つのホルンと弦楽のための協奏曲第5番 ト長調
 ヨハン・ザムエル・シュレーター(1752-1788):
  フォルテピアノと弦楽のための協奏曲第3番 ハ長調 Op.3 (カデンツァ:モーツァルト)
 ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク〔ヨハン・ラディスラウス・ドゥセク〕(1760-1812):
  フォルテピアノ、2つのオーボエ、2つのホルンと弦楽のための協奏曲 変ホ長調 Op.26
 ファニア・シャピロ(Fp) ムジカ・アド・レーヌム
  [ジェッド・ウェンツ、マリオン・モーネン(Fl) クリスティン・リンデ、ウルリケ・ノイカム(Ob)
   ラファエル・フォセラー、クリスティアーネ・フォセラー(Hr) ノルベルト・クンスト(Fg)
   フロリアン・ドイター、マルコ・ローシンク、カータ・ヴォルフ=シュテルン、ワンダ・フィッサー(Vn)
   クラウディア・シュテープ(Va) ヨプ・テア・ハール(Vc) ティス・マラング(Cb)]
 録音:1994年8月、旧カトリック教会、デルフト、オランダ|原盤、初出: Vanguard Classics (オランダ) 、 99041 〔当店未案内、廃盤〕| (C) 2016 | The Musica Ad Rhenum Archives シリーズ。
 ファニア・シャピロ(1926-1994)はオランダ領インドネシアに生まれたオランダのピアニスト・作曲家・音楽教育者。父はウクライナ生まれのユダヤ系ヴァイオリン奏者ナウム・シャピロ(1893-1960)。1960年代からピリオド楽器・ピリオド奏法に興味を持ち、フォルテピアノの演奏を開始した。当録音セッションの数ヶ月後、12月6日に68歳で亡くなった。
C-9403
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[CD-R]
[注目盤]
グアリーニの詩「わが心よ、ああ、弱ってはならぬ [Cor mio, deh, non languire]
  による21のマドリガーレ
〔以下、すべて同題名のため作曲年のみ記載〕
 ルッツァスコ・ルッツァスキ(1545頃-1607):(1598頃/1601)
 アレッサンドロ・サヴィオーリ(1544-1623以後): (1597) / ジェミニャーノ・カピルーピ(1575-1616): (1599)
 ベネデット・パッラヴィチーノ(1551-1601): (1600) / サロモーネ・ロッシ(1570-1630頃): (1600)
 ジューリオ・カッチーニ(1545頃-1618): (1602) / レオーネ・レオーニ(1560頃-1627): (1602)
 ジョヴァンニ・プリウーリ(1575頃-1629): (1604) / シジスモンド・ディンディア(1582頃-1629): (1606)
 ジョヴァンニ・ギッツォーロ(?-1625頃): (1609) / ヨハン・グラッベ(1585-1655): (1609)
 フィリペルト・ナンテルミ(?-?): (1609) / アレッサンドロ・シャッラ(?-?): (1610)
 ジョン・ウォード(1571-1638): (1610頃) / エンリコ・ラデスカ・ダ・フォッジャ(?-1625): (1615)
 ジュゼッペ・パラッツォット(1587頃-1633以後): (1617)
 クラウディオ・サラチーニ(1586-1649): (1620) / アドリアーノ・バンキエーリ(1568-1634): (1626)
 ジョヴァンニ・パスタ(1604-1663/64): (1626) / ポンペーオ・ナターリ(?-1681以後): (1656)
 アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725): (1700頃)

 アントニー・ルーリー(リュート)指揮コンソート・オヴ・ミュージック
  [エマ・カークビー、イヴリン・タブ(S) メアリー・ニコルズ(A)
   アンドルー・キング、ジョゼフ・コーンウェル(T) アラン・ユーイング(B)]
 デボラ・ロバーツ、テッサ・ボナー(S) ルーファス・ミュラー(T) リチャード・ウィストライク(B)
 録音:1984年、1986年、1990年、1991年、フォード・アビー、ドーセット、イギリス/1985年、ハイリゲン教会、デトモルト、(西)ドイツ|原盤、初出 : Musica Oscura, 070989 〔当店未案内、廃盤〕| (C) 2018 | The Consort of Musicke Heritage Collection シリーズ。
C-9402
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[CD-R]
[注目盤]
チプリアーノ・デ・ローレ(1515/16-1565):マドリガーレ集第4巻(1568)
  Mentre, lumi maggior / Da le belle contrade d'oriente / Se com'il biondi crin de la mia Filli /
  Vaghi pensieri / Alma Susanna / Qualhor rivolgo -Ma pur in te sperar / Non è, lasso, martire /
  Amor, che t'ho fatt'io / Fera gentil - Perchè si stretto è 'l nodo /
  O santo fior felice / O voi che sotto l'amorose insegne -Si dirà poi ciascun /
  Alma real, se come fida stella / Convien ch'ovunque sia / Da l'estrem'orizonte

 アントニー・ルーリー(リュート)指揮コンソート・オヴ・ミュージック
  [エマ・カークビー、イヴリン・タブ(S) メアリー・ニコルズ(A)
   アンドルー・キング、ジョゼフ・コーンウェル(T) アラン・ユーイング(B)]
 録音:1991年3月20日-22日、フォード・アビー、ドーセット、イギリス|原盤、初出 : Musica Oscura, 070991 〔当店未案内、廃盤〕| (C) 2018 | The Consort of Musicke Heritage Collection シリーズ。
C-9401
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[CD-R]
[注目盤]
ウォルター・ポーター(1587頃-1659):マドリガルとエア集(1632)
  O praise the Lord / Sleep all my joys / Who hath a human soul / Sitting once rapt with delight /
  'Tis but a frown / Look on me ever / Old poets that in Cupid's hand / Thus sung Orpheus /
  When first I saw thee / End now my life / Farewell once my delight / In Celia's face /
  Love in thy youth / Hail, Cloris, hail! / Young Thirsis lay / Thy face and eyes /
  I saw fair Cloris walk alone / Like the rash and giddy fly / Wake, sorrow, wake!

 アントニー・ルーリー(リュート)指揮コンソート・オヴ・ミュージック
  [エマ・カークビー、イヴリン・タブ(S) メアリー・ニコルズ(A) アンドルー・キング、
   ジョゼフ・コーンウェル(T) リチャード・ウィストライク(B) キャサリン・マッキントッシュ、
   スーザン・カーペンター=ジェイコブズ(Vn)  アリソン・クラム(バス・ヴィオル)
   ヤコブ・リンドベリ(リュート)  アラン・ウィルソン(Cemb/室内Org)]
 録音:1983年1月25日-28日、フォード・アビー、ドーセット、イギリス|原盤、初出 : Musica Oscura, 070993 〔当店未案内、廃盤〕| (C) 2018 | The Consort of Musicke Heritage Collection シリーズ。

ARS HARMONICA (西) 1CDあたり¥2970(税抜¥2700)

 スペイン、カタルーニャ地方の中心都市バルセロナ近郊の町、サバーデルに本拠を置く録音・編集会社アルス・ハルモニカの自前レーベルで、LA MA DE GUIDO と兄弟関係にある。レパートリーをカタルーニャ音楽に限定せず、この地方のアーティストに幅広く録音の機会を与えることを主眼としている。
 旧譜はこちらから
ジュアキン・ブグニャリュート独奏のための20の小品(ビウエラによる演奏)
 8つのファンタジア〔第3番/第6番/第7番/第10番/第18番/第20番/第14番/第21番〕/
 スペイン舞曲(カナリオス)/3つのガイヤルド/
 バロック小組曲〔小シャコンヌ/フランス風メヌエット/ジーグ〕/
 リュート独奏による4つの歌〔雨/秋の風景/セラフィム賛歌/おもちゃ遊び〕/
 ファイナル・ダンス(メドレー)
  ジュアキン・ブグニャ(ビウエラ)
 録音:2017年11月17日-19日、カルダデウ、バルセロナ県、スペイン。
バロック・アリア
 アンドレ・カンプラ(1660-1744):主よ、われらの主よ(モテット)
 ホセフ・デ・トレス(1670頃-1738):聖体の秘跡のカンタータ「われを花で囲め」
 ヘンデル(1685-1759):ドイツ語アリア集
  〔甘い香りの花びらよ HWV.204 /甘い静けさ、優しい泉よ HWV.205 /
   心地良い茂みの中で HWV.209 /燃え咲くばら、大地の飾り HWV.210 〕

 J.S.バッハ(1685-1750):マタイ受難曲 BWV.244 〜愛ゆえにわが救い主は死にたもう
 テレマン(1681-1767):音楽による礼拝 から〔汝の死は生とならん/喜べ、汝ら祝福されし子らよ〕
  トリオ・シークレッツ[オルガ・ミラクル(S) 
    ジュアン・クディナ・ビラ(Fl−tr/リコーダー) ジュアン・カスティリュ(Org)]
 録音:2016年1月、サラ・ヴィヴィト、バルセロナ、スペイン。

BASSUS EDICIONES (西) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
BED-009
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[注目盤]
サロン・ロメロ-アントニオ・ロメロ・イ・アンディアの周辺で
 ヘスス・デ・モナステリオ(1836-1903):アルハンブラへの別れ(1855)
 イアサント・クローゼ(1808-1880):ドン・アントニオ・ロメロへのおみやげ(1851頃)
 エルネスト・カヴァリーニ(1807-1874):3つの変奏曲(1865頃)
 ラモン・カルニセル(1789-1855):ピアノとクラリネットのオブリガートのための幻想曲(1849)
 アントニオ・ロメロ(1815-1886):
  ドニゼッティの「ルクレツィア・ボルジア」の主題による幻想曲(1839) /
  オリジナル独奏曲第1番 (1856) /クラリネットとピアノのための華麗な独奏曲(1878) /
  クラリネットのための24のエチュード(1845-1846)から(*)〔第2番/第5番〕

 ペドロ・ルビオ(Cl) アナ・ベナビデス(P;*以外)
 録音:2007年-2015年、マドリッド、スペイン|使用楽器:1880年頃、パリにてLefêvre 製、ロメロ・システムに拠るクラリネット(*) 。
 スペインのマドリッドに生まれたクラリネットおよびオーボエ奏者・作曲家・出版者・批評家・興行師、アントニオ・ロメロ(・イ・アンディア)の生誕200年を記念して制作されたCD 。彼がマドリッドに創立したコンサートホール「サロン・ロメロ」において1886年、アルベニス(1860-1909)がデビューした。
BED-008
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[注目盤]
19世紀スペイン・ピアノ音楽の巨匠たち〜
  ニコラス・レデスマ
(1791-1883):ピアノ作品集(既出盤からのコンピレーション)
 大ソナタ第3番/ソナティナ〔第6番/第1番(#) 〕/大幻想曲と「黄金の紐」による変奏曲(+)
  アナ・ベナビデス(P)
 録音:2006年(無印)、2008年(#)、2011年(+)、マドリッド、スペイン|既出: Anacrusi, AC-062 (無印) / Bassus_ediciones, BED-002 (#), BED-007 (+) 。「19世紀スペインの未出版ピアノ音楽」シリーズのCDに収録されていた音源を集成した物。
 ニコラス・レデスマはスペインのグリセル(現サラゴサ県)に生まれた作曲家。オルガン奏者としてスペイン国内各地で活躍し数多くの教会音楽を作曲。彼が書いたピアノのための12の練習曲はマドリッド王立音楽院で使用されている。

DISCMEDI (西) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
ジャウマ・マス・プルセル(1909-1993):シンフォニック・ポートレイト
 行ったら戻れない城 [El castell d'iràs i no tornaràs]
  (ミケル・アスタルリク編曲による管弦楽のための交響組曲) (1953/2006) /
 ピアノと管弦楽のためのノクターン(1950) (*) /
 Konitenci(管弦楽のための) (1955)
   〔序奏/バレエ(トッカータ)/行進曲/映画のための音楽/ワルツ/葬送の悲歌〕
/
 マヨルカ民謡組曲 (1932) (+)
  ミケル・アスタルリク(P;*) ジュアン・クンパニ合唱指揮バレアレス諸島大学cho.(+)
  アルバド・ブルトンス指揮バレアレス諸島so.
 録音:データ記載無し〔2014年以前〕。
BLAUCD-703
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[注目盤]
ボエーム(ボヘミアン)〜ヴィオラとピアノのための音楽
 リスト(1811-1886):忘れられたロマンスS.132(ヴィオラとピアノのための版)
 グラナドス(1867-1916)/イサベル・ビリャヌエバ編曲:
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ H.127(ヴィオラとピアノのための版)
 アーン(1874-1947):独白とフォルラーヌ(ヴィオラとピアノのための)
 マルティヌー(1890-1959):ヴィオラとピアノのためのソナタ第1番 H.355
 エネスコ(1881-1955):ヴィオラとピアノのための演奏会用楽曲
  [ボーナス・トラック]
 ドビュッシー(1862-1918):美しい夕暮れ
  イサベル・ビリャヌエバ(Va) フランソワ・デュモン(P)
 録音:2017年5月30日-31日、ADDA (Auditorio de la Diputación de Alicante)、アリカンテ、スペイン。
BLAUCD-705
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[注目盤]
ショパンへの24の前奏曲
 ジュゼプ・スレ(1935-):前奏曲第1番 / ピラル・フラド(1968-):前奏曲
 ボロ・ガルシア(1970-):ショパンへの後奏曲
 テレサ・カタラン(1951-):パラフレーズ
 ミゲル・ロイグ・フランコリ(1953-):ショパンによる前奏曲 ニ長調
 フランシスコ・ガルシア・アルバレス(1959-):前奏曲
 レオナルド・バラダ(1933-):ショパンの前奏曲第7番の透明性
 バネト・カザブランカス・イ・ドミンゴ(1956-):ショパンのためのひとつのページ
 アルベルト・サルダ(1943-):ショパン回想
 ナルシス・ブネト(1933-):ショパンの前奏曲第10番のパラフレーズ
 アリシア・ディアス・デ・ラ・フエンテ(1967-):ショパンに捧ぐ [Holdzie Chopinowi]
 アントニ・パレラ・フォンス(1943-):ショパンの前奏曲第12番のレプリカ
 カルマ・フェルナンダス・ビダル(1970-):前奏曲I
 カルラス・ギヌバルト・イ・ルビエリャ(1941-):バルデモサへの小前奏曲
 トマス・マルコ(1942-):雨降りのショパン
 エドゥアルド・ペレス・マセダ(1953-): ZAL!
 ジュゼプ・マリア・メストラス・クアドレニ(1929-):ショパンへの前奏曲
 カルロス・クルス・デ・カストロ(1941-):前奏曲第18番「ショピニアーノ」
 ミケル・ガルベス=タロンチェル(1974-):素描(ショパンに)
 ホセ・ルイス・トゥリナ(1952-):コラージュ
 ヘスス・レヒド(1943-):パラフレーズ
 セサル・カノ(1960-):ショパンによる前奏曲第22番
 ダビド・デル・プエルト(1964-):バルデモサの前奏曲
 ホセ・マリア・ガルシア・ラボルダ(1946-):前奏曲 ニ短調
  バルトゥメウ・ジャウマ(P)
 録音:2016年8月28日、第36回バルデモサ・ショパン・フェスティヴァル、カルトジオ会修道院、バルデモサ、マヨルカ、スペイン、ライヴ。
DM-1344-02
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[注目盤]
聖と俗の間に〜アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):オルガン作品集
 [世俗の音楽]
  パヴァーヌとそのグロサ/「牛を見張れ」によるディフェレンシアス/
  ミラノ風ガイヤルドによるディフェレンシアス/イタリア風パヴァーヌ/「騎士の歌」によるディフェレンシアス

 [2つの歌とそのグロサ、5声]
  ある日夢みて(原曲:フィリップ・ヴェルドロ)/私は最も美しい女声に愛されている(原曲:クレキヨン)

 [教会の音楽]
  賛歌第19番、パンジェ・リングァによる(4声)/
  ミサ・ロム・アルメのオザンナ(原曲:ジョスカン・デプレ、4声のグロサド)/
  スターバト・マーテル・ドロローサ(原曲:ジョスカン・デプレ、5声のグロサド)/
  賛歌第21番、アヴェ・マリス・ステラによる(4声)

 [2つのティエント]
  ティエント第1旋法、サルヴェによる/ティエント第6旋法とその続き

 イグナシオ・リバス・タレンス(Org)
 録音:2011年12月、サンティスクラ&サンタ・ビクトリア教区教会、マサナ、アンドラ。
 イグナシオ・リバス・タレンスは1963年スペインのバレンシアに生まれ、バルセロナ市立音楽院でムンサラト・トゥレン(モンセラート・トレント)に師事したオルガン奏者。
クリスマス・パーティー〜フアン・J.コロメル(1966-)編曲:
 御子に告げよ/伝統的なクリスマス(メドレー)/鐘が次々に/川の魚/
 お婆さんがやって来る/鼓手/羊飼いたちよ来たれ/神の御子は今宵しも/
 羊飼いたちは行く/アヴェ・マリア(*) /クリスマス・パーティー
  ソニア・デ・ムンク(S;*) ミゲル・ゲラ指揮
  スペイン国立放送cho.&スペイン国立放送o.
 録音:データ記載無し〔2014年以前〕。
アンリク・ムレラ(1865-1942)/アペラス・メストラス(1854-1936)台本:
 「黄金のヴィオラとその他の歌」(森の寓話、全3幕)
  ジュゼプ・ラモン・ウリベ(Br;サラフィ)
  アンナ・アラス・イ・ジュベ(Ms;クラレタ) ジュエル・バルドゥレト(Vn)
  ペラ・リュイス・ビオスカ合唱指揮アルスインノバ室内cho.
  ディエゴ・マルティン・エチェバリア指揮コブラ・マリナダ[合奏]
 録音:2015年8月2日-4日、サリア劇場、バルセロナ、スペイン。
カルロ・ベルゴンツィ〜ナポリ民謡集
 サルヴァトーレ・カルディッロ(1874-1947):カタリ・カタリ(つれない心)(1911)
 エドゥアルド・ディ・カプア(1864-1917):あなたのくちづけを(1900)
 ルフォ・ファルヴォ(1874-1936):君に告げてよ(1930)
 エルネスト・デ・クルティス(1875-1937):夜の声(1903)
 ニコラ・ヴァレンテ(1853-1939)、エルネスト・タリアフェッリ(1889-1937):情熱(1934)
 ガエターノ・エリコ・ペンニーノ(1892-1952):なぜ?(1919)
 ジュゼッペ・チョフィ(1907-1976):五月の一夜(1937)
 エヴェメーロ・ナルデッラ(1879-1950):雨(1923)
 エルネスト・タリアフェッリ:プジレコの漁夫(1925)
 エルネスト・デ・クルティス:帰れソレントへ(1902)
  カルロ・ベルゴンツィ(T) エンリーコ・ペッシーナ指揮マドリッド室内o.
 録音:1972年、スタジオ・フォノグラム、マドリッド、スペイン|原盤、ライセンサー、旧品番: Ensayo, ENY-CD-3416, ENY-CD-9701 〔レーベル活動終了、廃盤〕|リマスター:2015年、Cezanne Producciones, Las Rozas 。
チャイコフスキー(1840-1893):
 ピアノ三重奏曲 イ短調
  「偉大な芸術家の思い出に」 Op.50
ホルヘ・ボレット(P)
ビクトル・マルティン(Vn)
マルコ・スカノ(Vc)
 録音:1968年、カジヌ・ダ・ラリアンサ・ダル・ポブラ・ノウ、バルセロナ、スペイン|原盤、ライセンサー、旧品番: Ensayo, ENY-CD-9736 〔レーベル活動終了、廃盤〕|リマスター:2013年、Cezanne Producciones, Las Rozas 。
テレサ・ベルガンサ〜サルスエラ・コンサート
 フェデリコ・チュエカ(1846-1908):サルスエラ「水、カルメラと焼酎」〜前奏曲
 パブロ・ルナ(1879-1942):サルスエラ「ユダヤの子」〜スペインの歌(*)
 ルペルト・チャピ(1851-1909):サルスエラ「巻きせんべい売り」〜ソコロのロマンサ(*)
 フェデリコ・チュエカ:サルスエラ「大通り」から
  〔エルネメヒルダのタンゴ(*) /エリセオ・マドリレニョのショティシュ(*) 〕
 ヘロニモ・ヒメネス(1854-1923):
  サルスエラ「ソレアレス」〜間奏曲/
  サルスエラ「ラ・テンプラニカ」〜ロマンサ、サパテアド(*)
 ルペルト・チャピ:
  サルスエラ「若い娘」〜ジプシーの歌(*) /
  サルスエラ「セベデオの娘たち」〜カルセレラ(*)
 テレサ・ベルガンサ(Ms;*) エンリケ・ガルシア・アセンシオ指揮イギリス室内o.
 録音:1975年、アビーロード・スタジオ、ロンドン、イギリス|原盤、ライセンサー、旧品番: Ensayo, ENY-CD-3407, ENY-CD-9707 〔レーベル活動終了、廃盤〕|リマスター:2012年、Cezanne Producciones, Las Rozas 。

LA MA DE GUIDO (西) 1CDあたり¥2970(税抜¥2700)

 カタルーニャ地方の中心都市バルセロナ近郊の町、サバレルに本拠を置く、「イベリア半島の音楽の発見」をスローガンに掲げたレーベル。
 旧譜はこちらから
モンポウ(1893-1987):
 ひそやかな音楽 全4巻
アミリ・ブルガリャ(P)
 録音:2017年5月7日、望徳の聖母礼拝堂(エスペランサ礼拝堂)、バルセロナ、スペイン。
 アミリ・ブルガリャ(エミリー・ブルガーリャ)は20世紀カタルーニャのピアノ音楽のスペシャリスト。
L'ACTUEL (現在)〜サクソフォン・カルテット
 パトリック・バーガン(1960-):サクソフォン・カルテットのためのミニアチュール(1997)
  〔葬儀の/流動する/嘆きの/激昂する/震える/急激な〕
 ビクトル・バリェス・フォルネト(1984-):サクソフォン・カルテットのための「解体」(2015) (*)
 ハビエル・バスケス・ロドリゲス:サクソフォン・カルテットのための「騒乱」〜第3曲 メランコリー(2015) (+)
 ヤコプ・テル・フェルトハイス(1951-):サクソフォン・カルテットのための「ワイルドに推測せよ」(2008)
 ハビエル・ウトラボ(1981-):サクソフォン・カルテットのための三連画(2015) (*)
 ジャン=ドニ・ミシャ:ザ・ダークサイド(2012) (#)

 モエビウス・カルテット
  [エンリケ・ピエトロ(ソプラノSax/アルトSax) イスラエル・バホ(アルトSax)
   パブロ・デ・クーポー(テナーSax) クレメンテ・ビセド(バリトンSax)]

 マウリシオ・ゴメス(テナーSax即興)
 録音:データ記載なし(2017年以前)。
 モエビウス・カルテットは2008年に結成。(*/+)は委嘱作品。(+)はワーグナーにインスパイアされた作品。
LMG-2150
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[注目盤]
ギダーと伝承〜カタルーニャ民謡によるギター曲集
 ミゲル・リョベート〔ミケル・リュベト〕(1878-1938):アメリアの遺言/盗賊の歌/王子/商人の娘/紡ぎ娘
 エミリオ・プジョール〔アミリ・プジョル〕(1886-1980):三つの太鼓/魔女の集会(魔女たちの踊り)
 アントニ・ルイス・ピポ(1934-1997):歌と踊り第1番
 アルベルト・リャナス(1957-):リェイダの捕虜/跡取りのリエラ
 ジュアン・カルラス・マルティネス・プラト(1959-):ギターのためのカタルーニャ民謡組曲
  〔 Nadala tortosina / Ja en baixen els pastors / Josep, busqueu-me posada /
    El cant dels ocells [鳥の歌] / Els dos enamorats(パレト・ブラン作曲)〕

 ジュアン・カルラス・マルティネス・プラト(G)
 録音:2017年2月24日、3月2日、10日、サン・ベルナト教会、ムンセニ、スペイン。
LMG-2152
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[注目盤]
ポンセ、トゥーリナ、ホセ、モレノ・トロバギター・ソナタ集
 マヌエル・ポンセ(1882-1948):ギター・ソナタ第3番
 フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1982):ギター・ソナティナ
 ホアキン・トゥーリナ(1882-1949):ギター・ソナタ
 アントニオ・ホセ(1902-1936):ギター・ソナタ
  アルバド・ロドリゲス・F.J(G)
 録音:2014年6月30日、7月2日、ラ・トレ文化センター、グアダラマ、マドリッド県、スペイン。
 アルバド・ロドリゲス・F.Jはスペインのマドリートに生まれ、同地の王立音楽院でエウヘニオ・ゴンサロ、マヌエル・エステベス、リカルド・ガリェンに師事。2020年現在、フェデリコ・モレノ・トロバ専門音楽院クラシカル・ギター科教員。
LMG-2153
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[注目盤]
フアン・マネン・コレクション CD 5 〜室内楽と歌曲
 フアン〔ジュアン〕・マネン(1883-1971):
  対話(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルートとハープのための) Op.A-44 (+/#) /
  3つの歌(声とピアノのための) Op.A-9 (*) 〔嘆き/ピツィカート/気まぐれな〕/
  復活祭の歌(朗唱とピアノのための) Op.15 (*) /
  歌劇「ドン・ジュアン」 Op.A-35から第2幕への序奏
   (ダニエル・ブランク編曲、フルートとピアノのための版)(+) /
  ベルヴェデーレ Op.A-40(フルートとピアノのための) (+)
 ジュリア・ファレス=リュンゲラス(S;*) アリザベト・フランク(Fl;+)
 アレナ・サトゥエ(Vn;#) アイーダ=カルメン・ソアネア(Va;#)
 ロマン・ガリウ(Vc;#) ホセ・アントン・ドメネ(Hp;#)
 ダニエル・ブランク(P;#以外)
 録音:2015年2月、カザル・ダ・ラ・フォン・ダン・ファルゲス劇場、バルセロナ、スペイン。
メイド・イン・BCN 〜バリトンサクソフォンのための作品集
 マルセ・カプダビラ(1946-):チリダに(バリトンサクソフォン、
   ライヴ・モデュレイテッドとフィクスト・エレクトロニクスのための)(1997)
 ジュアン=マルティ・フラスキエル:間奏曲〔1/2/3/4/5/6〕/後奏曲
 エクトゥル・パラ(1976-):タイム・フィールズ1 (2002)
 アンリク・リウ(1968-):サウンド・ポートレイト IVb
   (バリトンサクソフォンとライヴ・インプロヴァイズド・エレクトロニクスのための)(2016)
 ジュアン・マグラネ(1988-):道(2013)
 ジュアン・バジャス・イ・ルビ(1977-):ホロフォニー v1.1
   (バリトンサクソフォンとライヴ・エレクトロニクスのための)(2015)
 アンリク・リウ:サウンド・ポートレイト IV (2014)
 ジュアン・アルナウ・パミアス(1988-):18(バリトンサクソフォンとフィクスト・エレクトロニクスのための)(2009)

 ジュアン=マルティ・フラスキエル(バリトンSax)
 録音:2018年1月、カラフェイ・サウンド・レコーディング・スタジオ、カラフェイ、スペイン。
LMG-2155
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[注目盤]
ミケル・ファレ〜タラサ文化センター演奏会の30年
 ショパン(1810-1849):夜想曲 ハ短調 Op.48 No.1 /
            アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
 モンポウ(1893-1987):ショパンの主題によるピアノのための変奏曲
 ラヴェル(1875-1937):水の戯れ
 グラナドス(1867-1916):演奏会用アレグロ 嬰ハ短調 /詩的ワルツ集/アラゴン狂詩曲
  ミケル・ファレ(P)
 録音:1980年-2010年、タラサ文化センター、タラサ、バルセロナ県、スペイン。
 ミケル・ファレは1936年スペイン、カタルーニャのタサラに生まれたピアニスト。18歳でマリア・カナルス国際コンクール優勝。1968年から長年にわたりバルセロナ市立音楽院ピアノ科長を務めた。
詩人の夢〜ジュゼプ・マルティ・イ・クリスティア(1884-1918):ピアノ&室内楽作品集
 春(独唱とピアノのための) (*) /小舟の中のロマンス/蝶々/悲しみの山で(独唱とピアノのための) (*) /祈願/
 夢想/春、またいつか/舟歌/メロディー/モンセラートの山で(独唱とピアノのための) (*) /心地良い山/夏の歌/
 森の縁/研ぎ師/懐かしさ/オレンジの木々の間に/慰め(独唱とピアノのための) (*) /
 2つの小さな印象〔忘却/小さな村への別れ〕/秋に(ピアノのためのワルツ)/
 悲しい踊り(ピアノ四手連弾のための) (+) /湖への散歩(ヴァイオリンとピアノのための) (#) /
 ジプシーの行進(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)(#/**) /ロンダリャ/詩人の夢

 ダニエル・ブランク(P) ジュリア・ファレス=リュンゲラス(S;*)
 マルク・アレディア(P;+) カリナ・マツタ(Vn;#) ギリャウマ・タライル(Vc;**)
 録音:2018年1月13日-15日、リナス・ダル・バリェス劇場ホール、リナス・ダル・バリェス、バルセロナ県、スペイン。
マレンツィオ(1553?-1599):マドリガーレ集
  Dissi a l'amata mia lucida stella / Non vidi mai dopo notturna pioggia /
  Madonna, sua mercè pur una sera / Zephiro torna - Ma per me, lasso /
  Chi vuol dir i miei sospiri in rime / Ahi dispietata morte, ahi crudel vita! /
  Veggo, dolce mio bene / Tutto'l dí piango -Lasso, que pur da l'uno d'altro sole /
  Or vedi, Amor, che giovinetta donna / Menando un giorno gli agni presso un fiume /
  I lieti amanti e le fanciulle tenere / Vedi le valli e i campi che si smaltano /
  Vezzosi augelli, in fra le verdi fronde

チプリアーノ・デ・ローレ(?-1565): Ancor che co'l partire
 クインタ・エッセンシア
 [エリア・カザノヴァ(S) ウーゴ・ボリバル(男性A) アルベルト・リエラ(T) パブロ・アコスタ(B)]
 録音:2018年8月23日-26日、苦しみの礼拝堂、サン・ジョアン・ダ・ラ・ゼバデサス修道院、サン・ジョアン・ダ・ラ・ゼバデッサス、ジロナ県、スペイン。
LMG-2160
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[注目盤]
勝利のギター
 ルイス・デ・ミラン(1500頃-1561頃)/エミリオ・プジョール編曲:
  パヴァーヌ第3番(ギターのための版|1926)
 J.S.バッハ(1685-1750)/アンドレス・セゴビア(1893-1987) 編曲:
  クーラント BWV.1009(無伴奏チェロ組曲第3番より|ギターのための版|1927)
 フェルナンド[フェラン]・ソル(1778-1839):メヌエット Op.11 No.8
 フランシシコ・タレガ〔フランセスク・タラガ〕(1852-1909):マズルカ ト長調 (1896)
 ミゲル・リョベート[ミケル・リュベト] (1878-1938):スケルツォ・ワルツ(1909)
 エミリオ・プジョール[アミリ・プジョル] (1886-1980):ロマンス(1914)
 イサーク・アルベニス(1860-1909)/ラウル・ビエラ編曲:前奏曲 Op.165 No.1(ギターのための版|1893)
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946)/ラウル・ビエラ編曲:粉屋の女房の踊り(ギターのための版|1919)
 フアン〔ジュアン〕・マネン(1883-1971):幻想ソナタ Op.A-22 (1929)
 アントニオ・ホセ(1902-1936):ギター・ソナタ(1933)

 ラウル・ビエラ(G)
 録音:2018年4月29日、11月3日、教区教会、チミリャス、ウエスカ県、スペイン。
ナルシザ・フレシャス(1859-1926):
  ピアノ・インテグラル
 子供のピアノ〔第1集(全8曲)/
        第2集(人形の巻)(全6曲)〕/
 踊りの巻(全12曲)/性格的小品集(全14曲)
アステル・ベラ(P)
 録音:2019年7月、スタジオ・アルベルト・ムラレダ、バルセロナ、スペイン。
LMG-2162
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[注目盤]
モンポウ(1893-1987):内なる印象
 内なる印象 (1911-1912 |ベルナト・パドロザ編曲|ギターのための版)/
 歌と踊り第10番、賢王アルフォンソ10世の2つのカンティガ(ギターのための版)(1953) /
 歌と踊り第13番(1972) /コンポステラ組曲(1962)
  ベルナト・パドロザ(G)
 録音:2019年5月24日-26日、サン・ジュアン・デ・サナタ教会、サン・ジュアン・デ・サナタ、バルセロナ県、スペイン。

DISCOS ABADIA DE MONTSERRAT (西) 1CDあたり¥3520(税抜¥3200)

 スペイン・カタルーニャ、バルセロナ近郊の聖地モンセラト修道院の自主レーベル。#旧譜は取り扱い終了になっています。
DAM-5023
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[注目盤]
バルナト・ビバンクス(1973-):聖なる山で(合唱とオルガンのための)
 〔シューベルトのアヴェ・マリア/バッハのアヴェ・マリア/聖なる山に基を置き [Fundamenta eius] /
  サルヴェ・レジーナ/サルヴェ・モンセラティーナ「カンタンティブス・オルガニス」
     [Salve Montserratina "Cantantibus Organis"] /ウェルカム/
  ひとつの若芽が萌え出でた(エサイの根より) [Es ist ein Ros entsprungen] /聖夜 [Santa Nit] 〕

 モンセラート修道院聖歌隊 (児童合唱) カペリャ・デ・ムジカ・デ・モンセラート(男声合唱)
 BCN. バルセロナ・メタル・クインテット(金管合奏) マルセ・サンチス(Org)
 バルナト・ビバンクス指揮
 録音:2003年10月、モンセラート修道院聖堂、カタルーニャ、スペイン。

IMPEX SONYLEC (西) 2枚あたり¥2750(税抜¥2500)

 新規レーベル。
AUD-001
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[2CD-R]
サルスエラ名作選 Vol.1
 フアン・ベルト(1890-1931):サルスエラ「口づけの伝説」(*)
  [ドロレス・ペレス(S;アマポラ) ルイサ・デ・コルドバ(ティプレ・コミカ:シメオナ)
   アルベルト・アギラ(Br;マリオ) ホセ・ピカソ(T;イバン) サンティアゴ・ラマリェ(T;ゴロン)
   ティノ・モロ(Br;グルコ) アリシア・アラバリア(S;コラル) ホセ・ポロミンゴ(バス:エルネスト)
   フェデリコ・モレノ・トロバ指揮リリコス・デ・マドリッドo. &cho.]

 ルペルト・チャピ(1851-1909):サルスエラ「人騒がせな娘」(#)
  [マヌエル・アウセンシ(Br) アナ・マリア・イリアルテ(S) イネス・リバデネイラ(Ms)
   フェデリコ・モレノ・トロバ指揮リリコス・デ・マドリッドo. &cho.]
 録音:データ記載無し。#合唱・管弦楽・指揮者の表記には疑問があり、歌手の記載が正しければ以下と推測される。「エンリケ・エステラ指揮マドリッド室内o.スペイン国立放送cho.」(*)、「アタウルフォ・アルヘンタ指揮マドリッド室内o.、マドリッド・カントレスcho.」(#) 。
AUD-002
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[2CD-R]
サルスエラ名作選 Vol.2
 アマデオ・ビベス(1876-1931):サルスエラ「ドニャ・フランシスキタ」(*)
  [ドロレス・ペレス(S) アルフレード・クラウス(T) アナ・マリア・オラリア(S)
   サンティアゴ・ラマリェ(T) フェデリコ・モレノ・トロバ指揮マドリッド・リリカo. &cho.]

 フェデリコ・モレノ・トロバ(1891-1982):サルスエラ「ルイサ・フェルナンダ」(#)
  [ドロレス・ペレス(S) ルイス・サヒ=ベラ(Br) ミゲル・シエラ(Br) ナタリア・ボンバイ(?)
   サンティアゴ・ラマリェ(T) イサベラ・ペナゴス(S) アンヘリネス・カルチェナ(S)
   ティノ・モロ(Br) ヘラルド・モンレアル(T) ラファエル・マルドナド(Br)
   フェデリコ・モレノ・トロバ指揮マドリッド・リリカo. &cho.]
 録音:データ記載無し。#合唱・管弦楽・指揮者の表記には疑問があり、歌手の記載が正しければ以下と推測される。「ダニエル・モントリオ指揮(*)、リカルド・エステバレナ指揮(#) マドリッド室内o.(*/#)、スペイン国立放送cho.(*/#)」。
AUD-003
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[2CD-R]
サルスエラ名作選 Vol.3
 エミリオ・アリエタ(1823-1894):サルスエラ「マリナ」
  マリア・カバリエル(S) ルイス・サヒ=ベラ(Br) フェルナンド・バニョ(T)
  ホアキン・デウス(B) フェデリコ・モレノ・トロバ指揮
 録音:データ記載無し。#指揮者等の表記には疑問があり、歌手の記載が正しければ以下と推測される。「ダニエル・モントリオ、エンリケ・ナバロ、リカルド・エステバレナ指揮マドリッド室内o.、カントレス・リリコス・デ・マドリッド(cho.) 」。

SONOGRAFIC (西) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 新規レーベル。
グスタボ・ベセラへのオマージュ〜
  マルセロ・デ・ラ・プエブラ
(1966-):ギターのための作品集
 ギターと打楽器アンサンブルのための協奏曲(*) /ギター・ソナタ第4番/
 3つの歌(声とギターのための) (+) 〔子守歌/労働者の手/汗と鞭〕/
 ギター・ソナタ第2番/ギターとピアノのためのディヴェルティメント(#)
 マルセロ・デ・ラ・プエブラ(G)
 イニャキ・マルティン指揮ドラマー・ドリーマー[打楽器アンサンブル](*)
 カルメン・セラノ(S;+) イグナシオ・トルネル(P;#)
 録音:データ記載無し〔2015年以前〕。

SONY CLASSICAL SPAIN (西) 1枚あたり¥4620(税抜¥4200)

アンヘル・イジャラメンディ〔イリャラメンディ〕(1958-):交響曲集
 〔第4番「天真爛漫な」 [Ingenua] (1996) (*) /第9番 (2011) 〕

  マイテ・アルアバレナ(Ms;*)
  ホセ・ミゲル・ペレス=シエラ指揮エウスカディso.〔バスク・ナショナルo.〕
 録音:2015年3月、エウスカディso. ホール、サンセバスティアン、スペイン。
未来の遺産〜ホセ・サラテ(1972-):管弦楽作品集
 アロンソ・デ・キハダ [Alonso de Quijada] (2003) /ヴィオラ協奏曲(2014) (*) /
 管弦楽のための短い協奏曲(2010) /赤い水のノクターン(2009)
  イサベル・ビリャヌエバ(Va;*) アルバロ・アルビアク指揮エクストレマドゥラo.

WARNER CLASSICS SPAIN (西) 1枚あたり¥4620(税抜¥4200)

赤〜シャポーリン、E.アルフテル、
  ミャスコフスキー、カサド
チェロとピアノのための作品集
 ユーリー・シャポーリン(1887-1966):ワルツ/メロディー/間奏曲/アリア
 エルネスト・アルフテル(1905-1989):スペイン幻想曲
 ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):チェロとピアノのためのソナタ第1番 Op.12
 ガスパル・カサド(1897-1966):チェロとピアノのためのソナタ〜サエタ
  デュオ・カサド[ダミアン・マルティネス・マルコ(Vc) マルタ・モル・デ・アルバ(P)]
 録音:データ記載無し〔2017年以前〕。

PLECTRA MUSIC (米) 1CDあたり¥2970(税抜¥2700)

 合衆国東海岸デラウェア州ウィルミントンに本拠を置く、ピリオド楽器による古楽に特化したレーベル。英国のベテラン鍵盤楽器奏者で、現在はアメリカに居住しているデイヴィット・モロニーも参加、2007年に録音されたJ.S.バッハのチェンバロ協奏曲全集(PL-20901)、「フランスのクラヴサン」シリーズ、古楽団体「ブランディワイン・バロック」シリーズと、小規模ながらも聞き逃せないアイテム揃い。旧譜はこちらから
PL-21803
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[注目盤]
バルバトル、デュフリ、フィルクレ、ロワイエクラヴサン曲集
 クロード・ベニーニュ・バルバトル(1724-1799):クラヴサン曲集第1巻(1759)から
  〔ラ・ド・カーズ/ラ・デリクール/ラ・リュジャック〕
 ジャック・デュフリ(1715-1789):クラヴサン曲集第3巻(1756)から
  〔三美神/メデア/ラ・フォルクレ/シャコンヌ〕
 ジャン=バティスト・フォルクレ(1699-1782):クラヴサン曲集第1番(1747)から
  〔ラ・アングラーヴ/ラ・デュ・ヴォセル/モランジスまたはプリッセ〕
 ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ(1705頃-1755):
  クラヴサン曲集第1巻(1746)から〔アルマンド/繊細な女/スキタイ人の行進〕
 アダム・パール(Cemb)
 録音:データ記載なし| (P) (C) 2018 |使用楽器 :1768年、パリにて、Joannes Goermans (1703-1777) 製。
 フランスのクラヴサン(チェンバロ)音楽が斜陽に差し掛かった18世紀中盤に出版された楽曲によるプログラム。
 アダム・パールは2020年現在アメリカ合衆国メリーランド州のジョン・ホプキンズ大学ピーボディ音楽院アシスタント・プロフェッサー(チェンバロ、ヒストリカル・パフォーマンス)、2005年以来2020年現在フィラデルフィアのバロックo. 「テンペスト・ディ・マーレ」の首席チェンバロ奏者。

RCD (Russian Compact Disc) (チェコ/露) 1CDあたり¥2530(税抜¥2300)

 旧譜はこちらから
Memento 〜忘れられた過去の宝
 フランチェスコ・バティオーリ [Francesco Bathioli] (17??-1830):
  ヒンメル氏「 An Alexis send ich dich 」の主題による協奏的大変奏曲
 フランチェスコ・モリーノ [Francesco Molino] (1768-1847):
  フルートまたはヴァイオリンとギターのための夜想曲 Op.38
 シューベルト(1797-1828):鱒 D.550 /セレナード D.957
 J.シャグゼル [J. Chaxelle] (?-1782):4つのコントルダンス
 アントン・ディアベッリ(1781-1858):
  ロッシーニの歌劇「ゼルミーラ」のお気に入り主題集第1巻
 エドメ・コリネ [Edmé Colline] (1765-1841):セレナード第1番
  ザ・ビーダーマイアーズ
   [ルーベンス・キュッファー(チャカン/フレンチ・フラジョレット)
    マックス・リッチョ(ロマンティックG/テルツG)]
 録音:2017年11月19日、ア・カーザ・スタジオ、リオデジャネイロ、ブラジル。
 珍しいリコーダー(チャカン/フレンチ・フラジョレット)とギターのデュオ。
ダヴィド・オイストラフ&レオニード・コーガン
 ブルッフ(1838-1920):ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26 (*)
 パガニーニ(1782-1840):ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.6 (+)
 ラヴェル(1875-1937):ヴァイオリンと管弦楽のためのツィガーヌ(#)
  ダヴィド・オイストラフ(Vn;*) ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 LSO (*)
  レオニード・コーガン(Vn;+/#) ヴァシーリー・ネボリシン指揮モスクワ放送so.(+)
  キリル・コンドラシン指揮ソヴィエト国立so.(#)
 録音:1954年(*) /1947年(+) /1956年(#) 。
ニコライ・ペトロフ
 ショパン(1810-1849):スケルツォ 全曲
  〔第1番 ロ短調 Op.20 /第2番 変ロ短調 Op.31 /第3番 嬰ハ短調 Op.39 /第4番 ホ長調 Op.54 〕

 メンデルスゾーン(1809-1847):幻想曲(スコットランド・ソナタ) 嬰ヘ短調 Op.28 (*)
 ブラームス(1833-1897):ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24 (+)
  ニコライ・ペトロフ(P)
 録音:1987年(*) /1988年(+) /1989年(無印) 。
ニコライ・ペトロフ
 ショパン(1810-1849):バラード 全曲
  〔第1番 ト短調 Op.23 /第2番 ヘ長調 Op.38 /第3番 変イ長調 Op.47 /第4番 ヘ短調 Op.52 〕

 ブラームス(1833-1897):7つの幻想曲 Op.116 (*)
 リスト(1811-1886):「ドン・ジョヴァンニ」の回想(*)
  ニコライ・ペトロフ(P)
 録音:1987年(*) /1989年(無印) 。

VOX 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)

 当店未案内旧譜。 CD-R 製版の可能性があります。ご案内済旧譜はこちらから
VOX2-7519
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(2CD)
ヘンデル(1685-1759):歌劇「エイシスとガラテア」 HWV.49
 ジュリアン・ベアード(S;ガラテア) フレデリック・アーリー(T;エイシス)
 デイヴィッド・プライス(T;デイモン) ケヴィン・ディーズ(B−Br;ポリフィーマス)

 ヴァレンティン・ラドゥ指揮アマ・デウス・アンサンブル〔合唱&管弦楽|ピリオド楽器使用〕
 ブロンウィン・フィックス=ケラー(Cemb)
 録音:1995年2月24日-25日、ヴァレー・フォージ・ミリタリー・アカデミーのチャペル、ウェイン、ペンシルヴェニア州、アメリカ合衆国。
VOX-7541
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[CD-R]
サーカス・スペクタキュラー〜K.L.キングのバンド・ミュージック
 カール・ローレンス・キング(1891-1971):
   Sells-Floto Triumphal March / Voix de America / The Home Town Boy march / Wings pour Peace /
   Loyalty March / Prestissimo Galop / Emblem de Freedom / Our Heritage / We Stand United /
   Glorious America / The Kentucky Derby / Yellowstone Trail March / Sur the Warpath, Indian War Dance /
   Broadway One-Step or Two-Step / The American Way / The Joy Riders, March & Two Step /
   Bombardier March / Diplomacy March / Aviation Tournament March / Call to Victory March /
   Thumbs Up USA March / Step sur It! March / Fete Triumphal March / The Victor March /
   Mountain Trails March / The Defending Circle March / Canton Aero Club March / Auld Lang Syne March

 マシュー・フィリップス指揮マシュー・フィリップス・バンド〔吹奏楽〕
 録音:1995年8月26日、パッカード・ビルディングの大コンサートホール、フィラデルフィア、アメリカ合衆国。

VIVALDI−COLLECTION (エストニア) 1枚あたり¥2970(税抜¥2700)

 エストニアとロシアのピリオド楽器演奏家からなるアンサンブル「バルティック・バロック」による、現存するヴィヴァルディの全器楽作品(RV番号付き)を録音するプロジェクト「ヴィヴァルディ・コレクション」のために立ち上げられたエストニアのレーベル。旧譜はこちらから
VIVALDICD-13
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[注目盤]
ヴィヴァルディ・コレクション CD 13
 ヴィヴァルディ(1678-1741):
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ長調 RV.54 (*) /
  フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 RV.55 (#) /
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 RV.56 (*) /
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ イ長調 RV.57 (+) /
  フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 RV.58 (#) /
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調 RV.59 (+)
 グリゴリー・マルチゾフ(ディレクター)バルティック・バロック
  [マリーナ・カタルジノヴァ(Vn;*) マリア・クレスチンスカヤ(Vn;+)
   オリガ・イヴシェイコヴァー(Fl;#) ソフィア・マルチゾワ(Vc)
   アレクサンドラ・コレーネヴァ(Cemb;+/#) レイヌート・テップ(Cemb;*)]
 録音:2018年、エストニア音楽アカデミー、タリン、エストニア| (P) & (C) 2019 。ブックレットは付かない仕様。
VIVALDICD-15
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[注目盤]
ヴィヴァルディ・コレクション CD 15 〜ヴィヴァルディ(1678-1741):

 2つのヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ(トリオ・ソナタ)集
  〔ホ長調 RV.66, Op.1 No.4 (*/#/**) /ホ短調 RV.67, Op.1 No, 2 (*/#/**) /
   ヘ長調 RV.68 (+/**) /ヘ長調 RV.69, Op.1 No.5 (*/#/**) /
   ヘ長調 RV.70 (+/**) /ト長調 RV.71 (+) /ト短調 RV.72, Op.5 No.6 (+/#/**) 〕

 グリゴリー・マルチゾフ(ディレクター)バルティック・バロック
  [エフゲニー・スヴィリドフ(Vn) アンナ・ドミトリエヴァ(Vn;*)
   マリア・クレスチンスカヤ(Vn;+/#) ソフィア・マルチゾワ(Vc;#) インビ・タルム(Cemb;**)]
 録音:時期の記載なし ホプネリ・ハウス(*)、ブラックヘッド・ハウス(+)、タリン、エストニア| (P) & (C) 2017 。ブックレットは付かない仕様。
 RV.68, 70 は2つのヴァイオリンとチェンバロ、 RV.71 は2つのヴァイオリンのみで演奏されている。
 当シリーズの既発売商品は Vol.1〜9 。 Vol.10, 11, 12, 14 は未発売。

BRIDGE (米) 特記以外 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
フレッド・ラーダール(1943-):作品集 Vol.6
 無伴奏チェロのための「あちこちに」(2011) [トム・クレインズ(Vc)]/
 弦楽四重奏曲第4番「シャコンヌ」(2016) [ダイダロスSQ ]/
 ソプラノとコントラバスのための「炎と氷」(2015)
  「エリザベス・フィッシュボーン(S) エドウィン・バーカー(Cb)]/
 ヴァイオリンとギターのための3つのバガテル(2016)
  [モヴセス・ポゴシアン(Vn) デイヴィッド・ストロビン(G)]/
 チェロと管弦楽のための「アーチ」(2011)
  [トーケ・メルドルップ(Vc) アンドレアス・デルフス指揮オーデンセso.]
 録音:2017年-2018年。当レーベル6枚目となるラーダールの作品集は弦楽器を中心とした近作で構成されている。ラーダールはミルトン・バビット、ロジャー・セッションズに学んだ後、渡独しヴォルフガング・フォルトナーに師事している。その師事歴からもわかる通り、12音技法もしくは自由な無調による作品を多数発表している。「炎と氷」はソプラノとコントラバスというユニークな編成でソプラノの超絶的な歌唱が聴き物。チェロ協奏曲「アーチ」はおよそ20分からなるラーダールの近年の大作。
ニューイングランドのピアノ三重奏曲
 ウォルター・ピストン(1894-1976):ピアノ三重奏曲第1番(1935)
 レナード・バーンスタイン(1918-1990):ピアノ三重奏曲(1937)
 ロナルド・ペレーラ(1941-):ピアノ三重奏曲(2002)
 ウォルター・ピストン:ピアノ三重奏曲第2番(1966)
  ジョエル・ピッチョン(Vn)
  マリー=ボルシー・ペレンティエ(Vc) ユ=メイ・ウェイ(P)
 録音:2019年1月。アメリカ合衆国のニュー・イングランド(北東部の6州)にゆかりのある作曲家によるピアノ三重奏曲を収録。当盤の目玉はなんといっても巨匠レナード・バーンスタインが19才の時に作曲したピアノ三重奏曲。マーラー18才の時のピアノ四重奏曲に匹敵する大作曲家の若書きの発見。全3楽章16分あまりからなるなかなかの力作で後の交響曲「エレミア」や「不安の時代」に通じるユダヤ的なメロディ、ブギウギを意識したと思われる楽しいスケルツォ、先祖の故郷ウクライナへの思いなのかチャイコフスキーを思わせる抒情的なメロディと舞曲など若きレニーの情熱がほとばしる作品。19才の作品とは思わせないほどの成熟した筆致で聴きごたえ充分。バーンスタインの作曲の師匠ピストンの2つのピアノ三重奏曲は新古典主義風に書かれた佳作。バーンスタインに与えた影響を聴きとることが出来るのも聴きどころのひとつ。
BCD-9533
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(2CD)
チナリー・ウン〔ウング〕(1942-):作品集 Vol.4
 シンギング・インサイド・オーラ(2013)
  [ジェイムズ・ベイカー指揮アンサンブル〔 Vn 、Va 、Fl 、Cl 、Pf 、Vc 、Perc×2 〕]/
 スパイラル XIV : ニミッタ(2012)
  [ブライアン・ウォルシュ(Cl) ニコラス・テリー(Perc)
   ジャスティン・デハート(Perc) シャノン・ウェットスタイン(P)]/
 スパイラル I (1987)
  [フェリックス・ファン(Vc) マシュー・ゴールド(Perc) アレック・カリス(P)]/
 テリガータ・インサイド・オーラ」(2018)
  [デイヴィッド・レンツ指揮 アン・ハーリー、スーテシー・フレーザー(S)
   ブライアン・ウォルシュ(Cl) スーザン・ウン(Va) ニコラス・テリー(Perc)]/
 スパイラル XII: 天と地の間(2008) [ギル・ローズ指揮アンサンブル〔声楽・器楽〕]
 録音:2014年-2018年。4枚目となるチナリー・ウンの作品集。ウンはカンボジア出身で現在はアメリカで活躍、レクチャーのため来日したことがある。自分の出自であるカンボジアひいてはアジアの歴史、伝統文化と世界、現代の芸術をいかに対峙あるいは融合するかということに創作の主眼が置かれた作品を発表している。奏者は時に語り叫びながら演奏するスタイルはウン独自の世界を築いている。

GENUIN (独) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
2019年ドイツ国際ピアノ賞受賞者〜ソン・ジョンボム
 シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番 イ短調 D.784
 ラヴェル:夜のガスパール
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
ソン・ジョンボム
[JeungBeum Sohn]
(P)
 録音:2019年11月29日、アーヘン、ライヴ。2019年のドイツ国際ピアノ賞の受賞者、韓国のピアニスト、ソン・ジョンボムのリサイタルのライヴ録音。ソン・ジョンボムは韓国国立芸術大学を修了後、2012年からミュンヘン音楽舞台大学に留学、以来ドイツを拠点に活躍している。落ち着いた演奏と抑えの利いた渋い芸風はかつてのドイツのピアニストを思わせるもので、それは当然シューベルトとベートーヴェンでは強い武器になっており、またラヴェルも華やかさよりも緻密な掘り出しによる充実感が見事。
クリスティアン・リディル(1943-):独唱曲と男声合唱曲集
 小民謡組曲「クルプファルツから来た狩人」(全11曲)(*/**) /賭け(#/+) /2つの初期の合唱曲(*) /
 私の母に(*) /目を覚ませ、私の心の美しさよ(全3曲)(#/+) /セレナード(*) /
 北風と南風(*) /歓迎と告別(#/+) /告別(#/+) /3つの詩篇の歌(#/+) /ベルシャザル(*/+)

 ヤン・シューマッハー指揮カメラータ・ムジカ・リンブルク(*)
 ニコラウス・フルック(Br;#) アンドレアス・フレーゼ(P;+)
 ゲルハルト・シュルトハイス、エグベルト・レヴァルク、アンドレアス・ヴェル、イリヤ・ダニロフ(Tb;**)
 録音:2019年3月8日-10日。ドイツの作曲家、クリスティアン・リディルの独唱および男声合唱の曲集。クリスティアン・リディルは1943年、長くドイツ領だったブレスラウ(現在のポーランドのヴロツワフ)の生まれ。14年間ギムナジウム(中高校)の教師を務めた後、2011年までフランクフルトのゲーテ大学で教職に就くと同時に、大学合唱団を指導し、同時に作曲家として様々な作品を書いている。したがっていずれの曲も親しみやすい物。カメラータ・ムジカ・リンブルクは1999年にヤン・シューマッハーよって設立された男声cho. 。リンブルク大聖堂の少年合唱団の出身者が中心となっている。
アンバラバ〜マンドリン、ギター、ハープによる三重奏
 サン=サーンス:「動物の謝肉祭」〜水族館 / ヘンツェ:カリヨン、レシタティフ、マスク
 ボリス・ミヘーエフ(1937-):7つの性格的小品〜歌、即興、踊り / ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集 Op.2
 ドビュッシー:神聖な舞曲、世俗的な舞曲 / ロドリーゴ:かつてイタリカは名高い都市だった
 アルベルト・イグレシアス(1955-):トーク・トゥ・ハー
 ラヴェル:「マ・メール・ロワ」〜パゴダの女王レドロネット / ヴァルター・フェーンドリヒ(1944-):アンバラバ

 シクスティ1ストリングズ
  [エカテリーナ・ソロヴェイ(マンドリン) ネギン・ハビビ(G) コンスタンツェ・クス(Hp)]
 録音:2019年7月10日-13日、ドイツ、マンデルスロー。マンドリン、ギター、ハープという撥弦楽器3台による三重奏団、シクスティ1ストリングズによる素敵なCD 。音色はかなり異なる3種の楽器だが、いずれも弦を指で弾くことから相性良く溶け合い、華やでかつ癒しの音楽になっている。エカテリーナ・ソロヴェイはロシア、ネギン・ハビビはイラン、コンスタンツェ・クスはドイツの生まれ。
オッフェンバック・ファンタスティック〜オッフェンバック(1819-1880):
 「悪魔の3つのキス」序曲/「ロバンソン・クルゾーエ(ロビンソン・クルーソー)」間奏曲/
 「月への旅行」序曲/「ファンタシオ」より〔第3幕への間奏曲/第2幕への間奏曲〕/「ニンジンの王」間奏曲/
 「ラインの妖精」序曲/「バルクフ」第3幕への間奏曲―ワルツ/劇音楽「憎しみ」―宗教行進曲/
 「ニンジンの王」―導入、バレエ、ワルツ/「地獄のオルフェ(天国と地獄)」序曲

 ニコラス・クリュジェ指揮ライプツィヒso.
 録音:2019年3月12日-14日、ドイツ、ベーレン。2019年が生誕200周年だったオッフェンバックの記念CD 。世界で最も有名なクラシック音楽の一つであろう「地獄のオルフェ」序曲の他は比較的珍しい作品が収録されている。「ラインの妖精」はウィーンで初演されたロマンティックオペラ(つまりシリアスな物語)で、有名な「ホフマン物語」の舟歌のオリジナルが序曲にも用いられている。ニコラス・クリュジェは1972年生まれのフランスの指揮者。祖父は20世紀半ばのフランスの作曲家、アンリ・バロー。パリ音楽院を修了後、フランスを中心とした地方歌劇場で活動。2018/2019年シーズンからライプツィヒso. の首席指揮者を務めている。

AEOLUS 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)〔SACDも同一の価格〕

 旧譜はこちらから
AE-10306
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(HYBRID_SACD)
サンマルティーニ:リコーダー・ソナタ集 Vol.1 〜リコーダーと通奏低音のための作品集
 協奏曲 ヘ長調(パルマ第9番)/ソナタ ト短調(パルマ第10番)/シンフォニア ヘ長調(パルマ第6番)/
 ソナタ 変ロ長調(パルマ第13番)/ソナタ ヘ長調(パルマ第8番)/
 シンフォニア ハ短調(パルマ第14番)/シンフォニア ヘ長調(パルマ第12番)

 アンドレアス・ベーレン(リコーダー) ミヒャエル・ヘル(Cemb)
 ダニエル・ロジン(バロックVc) ピエトロ・プロッセル(リュート)
 録音:2018年9月-10月、スイス。フランスの音楽家の息子として生まれ、イタリアで育ちながらキャリアを形成し、後年にはロンドンで多くのイタリアのバロック音楽家たちを指導したジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750)の、リコーダーと通奏低音のためのソナタ集。ここに収録されたのは、イタリア、パルマのパラティナ図書館にあるマニュスクリプトからの作品で、このうち何曲かは恐らく世界初録音。未だに全貌は解明されておらず、深い感情や不思議なサウンドも孕む色彩豊かな音楽を、古楽の即興とジャズ・サクソフォンの両方で修士号(Masters degree)を得たアンドレアス・ベーレンがさすがの技術と表現力で演奏している。
ミシェル・ランベール:ルソン・ド・テネブル
 ミシェル・ランベール(1610-1696):聖水曜日のための〔第1ルソン/第2ルソン/第3ルソン〕
 エティエンヌ・リシャール(1621-1669):アルマンド ト短調
 ルイ・クープラン(1626頃-1661):詩篇 ヘ長調 VM7.675 /詩篇 ヘ長調 VM675 /サンフォニー ト短調

 モニク・ザネッティ(S) レ・タン・プレザン
 録音:2018年4月、フランス。フィリップ・ヘレヴェッヘのシャペル・ロワイヤルとウィリアム・クリスティのレザール・フロリサンで華麗なキャリアをスタートさせたフランスの名ソプラノ、モニク・ザネッティが歌う、聖週間のための音楽。ミシェル・ランベールはルイ13世の宮廷で高い人気を誇った歌手、テオルボ奏者、作曲家。当時、豊かな装飾と洗練されたスタイルで世俗的な音楽シーンを支配した「美しい歌唱芸術(art de bien chanter)」は、宗教的な声楽曲にも取り入れられ、この技法の名手でもあったランベールが"暗い典礼"であった聖週間のための音楽をより魅力的にするためにエレミヤの哀歌に音楽を付けたのが、この美しいソプラノの独唱と華麗な装飾で歌われるルソン・ド・テネブル。

ANAKLASIS (ポーランド) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 1945年、クラクフで設立された同国最大手の「ポーランド音楽出版社 [PWM Edition] 」が新たに設立した音楽レーベル。ポーランドの20世紀と21世紀の近現代音楽を中心に、ショパンやモニューシュコなどの同国の大作曲家、さらにはジャズまでをカバーし、ポーランドの音楽や演奏家たちの普及のために設立されたという。
モニューシュコ:歌劇「いかだ乗り」
 ズジスワフ・グジニスキ指揮ワルシャワ・フィルハーモニーcho. & o.
 アントニ・マヤク(B) ハリナ・スウォニツカ(S) ベルナルド・ワディシュ(B)
 ボグダン・パプロツキ(T) アンジェイ・ヒオルスキ(Br) ズジスワフ・ニコデム(T)
 録音:1962年2月、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール|サウンド・レストレーション、マスタリング:エヴァ・グジオウェク=トゥベレヴィチ、2019 。 HERITAGE(遺産)シリーズ。第二次大戦後のポーランドでワルシャワ・オペラやワルシャワ・フィル、ポズナン・オペラ等の監督・指揮者を担ってきたポーランドの名指揮者、ズジスワフ・グジニスキ(グジンスキ)(1895-1977)が1962年にワルシャワ・フィルを振ったモニューシュコ。「いかだ乗り(原題: Flis /英題: The Raftsman)」は、「ポーランド・オペラの父」と称されたスタニスワフ・モニューシュコの代表作である歌劇「ハルカ」の直後に作曲された1幕のオペラ。ポーランド最長の川、ヴィスワ川沿いを舞台にしたスタニスワフ・ボグスワフスキのリブレットに、ポーランドの民俗舞曲(クヤヴィアクやクラコヴィアク等)と、イタリアやフランスの音楽からのインスピレーションを含む、壮大でユーモアに満ちた作品。
ロマン・パレステル(1907-1989):コンチェルティーノ集
 アルト・サクソフォンと弦楽のためのコンチェルティーノ/ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ/
 2本のフルートと弦楽のためのセレナーデ/チェンバロと10の楽器のためのコンチェルティーノ

 アリナ・ムレチコ(Sax) クレア・ハモンド(P)
 アガタ・キエラル=ドゥゴシュ、ウカシュ・ドゥゴシュ(Fl)
 マチェイ・スクシェチコフスキ(Cemb)
 ウカシュ・ボロヴィチ指揮イェジ・セムコフ・ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥスo.
 録音:2019年7月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ。ロマン・パレステル(1907-1989)は、20世紀前半にグラジナ・バチェヴィチやアンジェイ・パヌフニクと並ぶ、当時のポーランドの有力な作曲家の一人となりながらも、政治的な発言や姿勢によりポーランド共産党から追放され、国内では出版物からの削除や公演の禁止等も行われた作曲家。20世紀末頃より少しずつ再評価の動きも出ているパレステルの優美で爽やかな協奏的作品集。中でも、古いポーランド舞曲のテーマが使われてるというチェンバロ・コンチェルティーノは聞き物。

ANALEKTA (加) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

  ご案内済旧譜はこちらから
鳥のさえずり
 ラモー:鳥のさえずり / ダジャンクール:コキジバト / ダカン:かっこう
 クープラン:恋の夜鳴きうぐいす/おびえた紅ひわ/嘆きのほおじろ/勝ち誇る夜鳴きうぐいす
 アントワーヌ・ドルネル:コキジバト / ダカン:つばめ / ジャック・デュフリ:ハト
 ダジャンクール:ムシクイ / クープラン:気の良いかっこう / ドルネル:ひばりの歌/小さなさえずり
 ダンドリュー:鳥たちのコンセール / クープラン:さえずり
 ピエール・フェヴリエ:優しいコキジバト / ラモー:めんどり

 リュック・ボーセジュール(Cemb)
 録音:2019年9月9日-10日、ケベック、カナダ。カナダのピリオド・アンサンブル、クラヴサン・アン・コンセールの創設者兼音楽監督であり、同国の古楽界を代表するチェンバリスト、オルガニストとして知られるリュック・ボーセジュール。「ペダル・チェンバロによるJ.S.バッハ」(AN29970)など、数々の独創的なアイディアを実現させてきたカナダの名手による新録音は、これでもかとばかりに「鳥」にまつわる作品だけを集めた17世紀頃のフランスのチェンバロ作品集。かっこう、うぐいす、はと、つばめ、ひばりなど様々な鳥たちのさえずりに魅了されてきた音楽家たちが描いた楽しく爽やかな音楽会。
クララ、ローベルト、ヨハネス Vol.1 〜ダーリンズ・オヴ・ザ・ミューザズ
 ローベルト・シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 Op.38「春」
 ガブリエラ・モンテーロ(1970-):即興曲第1番(*) /即興曲集(*) 〔第2番−第5番〕
 クララ・シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.7 (*) / ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68

 ガブリエラ・モンテーロ(P;*)
 アレクサンダー・シェリー指揮カナダ・ナショナル・アーツ・センターo.
 録音:2019年2月13日-14日、5月1日-2日、2020年1月15日-16日、サウザン・ホール、ナショナル・アーツ・センター、カナダ。カナダの名門オーケストラの一つ、ナショナル・アーツ・センターo. (NAC管)と、2015年からピンカス・ズッカーマンより音楽監督の職を引き継ぎ、精力的に演奏・録音活動を行っているアレクサンダー・シェリー。「クララ、ローベルト、ヨハネス」は、3人のドイツ・ロマン派の巨人、クララ・シューマン、ローベルト・シューマン、ヨハネス / ブラームスの間の密接に絡み合った個人的および芸術的なつながりを探るという興味深いレコーディング・プロジェクト。今後2年間で計4枚のアルバムを予定しており、ロベルトとヨハネスの交響曲にクララの管弦楽作品や室内楽作品を組み合わせていく。第1巻は、ローベルトとヨハネスそれぞれの交響曲第1番と、クララのピアノ協奏曲を収録。ピアノ協奏曲では、1995年のショパン国際ピアノ・コンクールで第3位入賞を果たしマルタ・アルゲリッチからの信頼も篤いベネズエラ出身のピアニスト、ガブリエラ・モンテーロがソロを務め、また即興演奏家としても名高いモンテーロによる、クララの音楽に触発されたインプロヴィゼーション(即興曲)を挿入し、このプロジェクトに深みを持たせている。
ブルッフ:クラリネット、ヴィオラと
 8つの小品 Op.83
フィロン・トリオ
 録音:2017年10月、カナダ。カナダ、イギリス、ドイツの奏者によりスイスのバーゼル州立音楽アカデミーにて結成されたフィロン・トリオ。マックス・ブルッフがプロのクラリネット奏者であった息子のマックス・フェリクスのために書いた、クラリネット、ヴィオラ、ピアノという編成のための小品集。同時代のストラヴィンスキー、シェーンベルク、バルトークらのスタイルとは程遠い、保守的でロマンティックな書法で書かれた情熱的で親密なクラリネット三重奏曲。
シューベルト:ピアノ・ソナタ全集
  &主要ピアノ作品集 Vol.2 〜レイト・インスピレイションズ

 ピアノ・ソナタ第3番 ホ長調 D.459 /ハンガリー風のメロディ D.817 /3つのピアノ小品 D.946

 マテュー・ゴーデ(P)
 録音:2019年12月4日-6日、ケベック、カナダ。2019年5月、全12回のシューベルト:ピアノ・ソナタ全曲リサイタルを終えたカナダのピアニスト、マテュー・ゴーデ。リサイタルに続いてスタートした、シューベルトの全ピアノ・ソナタと主要作品をレコーディングするという大型プロジェクト。第2巻は「レイト・インスピレイションズ」のタイトルで、若きシューベルトが書いた快活なピアノ・ソナタ第3番と、晩年のシューベルトによる即興的な作品を組み合わせ、シューベルトのピアニスティックな遺産の偉大さを描いている。

AUDAX RECORDS (仏) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 2013年夏からリリースを開始したレーベル。代理店によると『ヨハネス・プラムゾーラーの自主レーベル』だとの事だが、彼以外のアーティストのみのタイトルも含まれている。
ルクレール:トリオ・ソナタ集 Op.4
 〔第1番 ニ短調/第2番 変ロ長調/第3番 ニ短調/第4番 ヘ長調/第5番 ト短調/第6番 イ長調〕

 ヨハネス・プラムゾーラー(Vn) アンサンブル・ディドロ
  [ロルダン・ベルナベ(Vn) チェ・グゥリム(Vc) フィリップ・グリスヴァール(Cemb)]
 録音:2019年7月23日-26日、SWR(南西ドイツ放送)スタジオ、カイザースラウテルン、ドイツ。「パリ・アルバム」(ADX-13717)や「ロンドン・アルバム」(ADX-13718)などの知られざるトリオ・ソナタ・アルバムにも真摯に取り組んできたプラムゾーラーがついにたどり着いたのは、「フランスのコレッリ」とも呼ばれる18世紀フランスのヴァイオリン音楽の巨匠、ジャン=マリー・ルクレールの「トリオ・ソナタ集」。古典期のフランス式ヴァイオリン奏法を確立するに当たって大きな貢献をしたルクレールの技巧的なソロ・ソナタ群とは対照的に、トリオ・ソナタはフランス音楽の古典的な優雅さが重視され、正確な合奏技術が要求される作品。プラムゾーラー自身による解説(日本語訳付き)では、イタリア様式とフランス様式の統合(reunion des gouts)が発揮されながらも、イタリア風の装飾やテンポよりも調和を重んじるフランスの芸術観が関係しているなど、深い考察が語られている。

AUSTRIAN GRAMMOPHON (墺) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 同国 paladino media (paladino music) 傘下のレーベル。旧譜はこちらから
リスト
 オーベルマンの谷 S.160 No.6 /ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178 /
 エステ荘の糸杉に「悲歌」第1番 S.163 No.2 /悲しみのゴンドラ第2番 S.200 No.2
 デアン・エジャヴチ(P)
 録音:2018年12月16日、2019年1月23日、チューリヒ、スイス。1991年、ザンクト・ガレン出身のピアニストが繰り広げるフランツ / リストのピアノ・ワールド。2019年にはチューリヒ音楽大学でカール=アンドレアス・コリーに学び、大成功を収めるなど着実にキャリアを積み重ねている有望株の1人。特にリストの ロ短調ソナタでの堂々たる演奏からは、その才能の片鱗を感じ取ることが出来ることだろう。

AVIE 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

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エッシェンバッハの「ます」他〜シューベルト
 ピアノ五重奏曲 イ長調 D.667「ます」(*) /
 弦楽四重奏のためのワルツ集(#) (最後のワルツ集 D.146より|編曲:オリヴィエ・ドジュール)
  〔第17番/第15番/第11番「トリオ」/第12番/第6番「トリオ」/
   第8番「トリオ」/第11番「トリオ(変奏)」/第18番/第15番〕/

 レントラー集(+) (17のレントラー D.366 & 12のドイツ舞曲 D.790 より)
  クリストフ・エッシェンバッハ(P;*)
  ティモスSQ [ガブリエル・リシャール(Vn1;*/#) アンヌ=ソフィー・ル・ロル(Vn2;#)
         ニコラ・キャーレス(Va;*/#) デルフィーヌ・ビロン(Vc;*/#)]

  ヤン・デュボスト(Cb;*) ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(P;+)
 録音:2016年5月8日-9日(*)、2019年9月27日-29日(#/+)、フィラルモニー・ド・パリ、フランス。巨匠クリストフ・エッシェンバッハの生誕80周年を祝うアルバムがイギリスのAvieから登場!2011年にリリースされ、英グラモフォン誌で「エディターズ・チョイス」に選ばれるなど国際的なメディアで絶賛された「ドヴォルジャークのピアノ五重奏曲」(AV-2234)に引き続き、パリo. のメンバーらによって構成されるティモス弦楽四重奏団との共演で、シューベルトの名曲「ます」をレコーディング。シューベルトの美しい旋律、小川のせせらぎと活き活きとした魚の跳躍を、"ピアニスト"としてのエッシェンバッハの名技でお贈りする。また、ピアノのためのワルツ集からのユニークな弦楽四重奏アレンジなど、秀逸なカップリングもポイント。

BMC 〔ブダペスト・ミュージック・センター〕  1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
BMCCD-293
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(2CD)
J.S.バッハ
 平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV.870-893
ボルバーラ・ドボジ(Cemb)
 録音:2018年9月、フェニックス・スタジオ、ディオスド、ハンガリー。チェコのブラチスラヴァ音楽院とプラハ芸術アカデミーで同国を代表するチェンバリストであり名教師ズザナ・ルージチコヴァーに師事し、1983年のブルージュ国際チェンバロ・コンクールでの入賞。ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院ではヨハン・ゾンライトナーやニコラウス・アーノンクールの薫陶を受けたハンガリーの名女流チェンバリスト、ボルバーラ・ドボジによる前作「第1巻」(BMCCD275)に続く、「平均律クラヴィーア曲集第2巻」が登場!今回の「第2巻」での使用楽器は、ドイツの名工ユルゲン・アンマーの急逝により未完成となってしまったものをチェコの3名の鍵盤楽器製作者たちが弾き継ぎ、2018年に完成した「ヨハン・ハインリッヒ・ハラス1706年頃製作」のレプリカ・モデル。東ヨーロッパにおける古楽演奏の飛躍、充実ぶりの一端を教えてくれる優れたバッハ・アルバムであると同時に、名工ユルゲン・アムナーへのオマージュ・アルバムともなっている。
BMCCD-291
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[JAZZ]
András Dés’ Rangers: einschließlich – album debut
  Cautious Party / Interplay I. – Backwards / Music for Brokers / Interplay II. – Onwards /
  Life Sings On / Pan / Ghost Town / Dóra’s Song / Long Distance Relationship / Epilogue

  János Ávéd – tenor saxophone; Márton Fenyvesi – acoustic guitar
  Mátyás Szandai – double bass; András Dés – objets trouvés
 録音:2019年8月8日-9日、バコーニュ山地、ブダペスト。ハンガリーの美しい自然に囲まれた野外レコーディングウィット溢れるフォレスト・ミュージック。クラシカル・パーカッションを学びその後ジャズ・バンド・メンバーとして活躍しているアンドラーシュ・デーシュ。彼は世界中で活躍するアーティストと共演しジャズ・バンドのメンバーとして各国をツアー。カーネギー・ホール、コベントガーデン、アムステルダム・コンセルトヘボウなど多数の重要なホールでのコンサート、また各地でのフェスティヴァルにも参加。共演を含めて約100タイトルという多数のレコーディングにも参加している実力者。レコーディングが行われたバコーニュ山地はハンガリー西部の小山脈。バコーニュの森ともいわれドナウ川とドラバ川に囲まれた美しい地域。インスピレーション豊かにレコーディング・セッションが行われたバコーニュ山地でのウィット溢れるアコースティック・サウンド。彼らのプレイもさながらオリジナリティ高いアンドラーシュ・デーシュの深い芸術志向をじっくりと体感できる。
BMCCD-289
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[JAZZ]
Muisc from the solitude of timeless minutes
  Introduction to a Dream / Metamorphosis / Nymphaea / Memento / Ode to a Death Knell /
  The Long Life of Ephemera / Realistic Visions / Refracted Silence in a Heartbeat

  Miklós Lukács – cimbalom; György Orbán – double bass; István Baló – drums
 録音:2019年6月28日-30日、 BMC スタジオ、ブダペスト。深く美しい音色の楽器としても知られるツィンバロム。アグレッシヴで華やかなプレイで人気のミクローシュ・ルカーチュ最新作は、ツィンバイオシス・トリオ。ツィンバロム、ベース、パーカッションの静と動、一体となったサウンドの余韻から深い鋭い解釈が読み取れ、1曲目イントロダクションのリズムは、アルバムタイトルを彷彿とさせる。孤独感から溢れでる自由さ、心理の裏に隠された時代を超えた不朽の芸術に迫る、ツィンバイオシス・トリオの渾身作。
BMCCD-288
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[JAZZ]
Orchestra Nazionale della Luna - There's Still Live on Earth
  There’s Still Life on Earth / Kääpikkäät / Al Bahr / Ecocracy / Melting Poles / Myrkkysienikeitto /
  Internal Duality / Al Qamar / Prophètes / Out of Gravity / Cannon Canon / There’s Still Life on Earth

 Manuel Hermia – saxophone, flute, bansuri; Kari Ikonen – piano, moog
 Sébastien Boisseau – double bass; Teun Verbruggen – drums
 録音:2019年6月19日-20日、 BMC スタジオ、ブダペスト。コンポーザーとしても活躍するマヌエル・エルミアの自由なグルーヴ感と鋭いアプローチが注目のアルバム。信心深い民族的アイデンティティを大切にするエルミアは今回インドやバングラデシュといったアジア大陸発祥の木管楽器であり、地域の伝統音楽で使用されるバーンスリー(バンスリ)を使い、エキゾチックな旋律で豊かさを表現。マヌエル・エルミアのリズミカルでムードたっぷりなサックスとベテランバック陣の深くエッジあるサウンドも抜群、インド、アラビア風に彩るモダーンジャズ・カルテットを堪能。

CALLIOPE (仏) 特記以外 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)

 2011年春に突然廃業した当レーベルは、同じくフランスの INDESENS レーベル傘下となって再出発しているが、旧譜の一部は別系列の LA DOLCE VOLTA レーベルから装丁や品番を変更しての再発売が開始されており、さらに PHAIA という別レーベルから異なった再発も一時期行われ、もっとややこしい事に、PHAIA からは2014年に「ナヴァラのバッハ無伴奏が CALLIOPE レーベルとして発売」されるという、訳のわからない状態となっている。どのような分担となったのかは2019年現在でも不明確。
 旧譜はこちらから(ただし、当ページ掲載分とは価格が異なり、アイテムによっては入手出来無い場合もあります)
詩的なヴィジョン
 リスト:ペトラルカの3つのソネット〔第104番/第123番/第47番〕/忘れられたロマンス/孤独な中の神の祝福
 リリ・ブーランジェ:古い庭から/明るい庭から/ 嬰ヘ短調の小品/夜想曲/ある春の日の朝/哀しみの夜に

 アンサンブル・ルフレ
  [マガリ・レジェ(S) マリー・ロール・ブーランジェ(P)
   フランソワーズ・ドゥーシェ(Va) ティエリー・デュラン(Fl)]
 録音:2010年、2019年。19世紀最高のコンポーザー=ピアニストであるフランツ・リストと、カンタータ「ファウストとエレーヌ」でローマ大賞を受賞した20世紀フランスの天才女流作曲家リリ・ブーランジェの「詩的」な作品のコントラストを描いたユニークなプログラム。ボローニャ市立歌劇場の「マスネ:ウェルテル」への参加や、ミンコフスキとの共演、さらには「古楽唱法にも精通するフランスの名花マガリ・レジェの歌声に注目が集まる。
メンデルスゾーン:ピアノ作品集
 ロンド・カプリツィオーソ ホ長調 Op.14 /無言歌第1番 ホ長調 Op.19b No.1「甘い思い出」/
 無言歌第5番 嬰ヘ短調 Op.19b No.5「不安」/前奏曲とフーガ第5番 ヘ短調 Op.35 No.5 /
 無言歌第7番 変ホ長調 Op.30 No.1「瞑想」/練習曲 変ロ短調 Op.104b No.1 /練習曲 ヘ長調 Op.104b No.2 /
 練習曲 イ短調 Op.104b No.3 /前奏曲とフーガ第1番 ホ短調 Op.35 No.1 /
 無言歌第10番 ロ短調 Op.30 No.4「さすらい人」/幻想曲 嬰ヘ短調 Op.28「スコットランド風ソナタ」/
 無言歌第40番 ニ長調 Op.85 No.4「エレジー」/前奏曲とフーガ第3番 ロ短調 Op.35 No.3 /
 無言歌第12番 嬰ヘ短調 Op.30 No.6「ヴェネツィアの舟歌」

 クリスティアン・シャモレル(P)
 録音:2019年10月、ラ・ショー・ド・フォン音楽ホール、スイス。ヴィオッティ国際音楽コンクール(ヴェルチェリ、イタリア)、ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール、ウィーン、オーストリア。などでの入賞歴を持ち、同郷の女流ヴァイオリニスト、レイチェル・コリー・ダルバとの名コンビによる好演が記憶に新しいスイス、ローザンヌ出身の国際派ピアニスト、クリスティアン・シャモレル。アンデサンス(Indesens)とカリオペ(Calliope)からリリースされた2枚のアルバムが、ICMA賞(国際クラシック音楽賞)の年間最優秀録音賞にノミネートされた実績を持つなど、ヨーロッパ、特にフランス語圏では絶大な評価を得ている。前作の美しい「モーツァルト:ピアノ作品集」(CAL-1851)に続く新作は、ドイツ・ロマン派、メンデルスゾーンのピアノ作品集。シャモレルの持ち味である透明感あふれる音色、丁寧かつ軽やかなタッチ、大胆で巧みなダイナミクスのコントロールが、今回のメンデルスゾーンでも作品の魅力をさらに引き立ててくれる。スイス、ラ・ショー・ド・フォンの響きも要注目。
プロコフィエフ:交響的協奏曲 ホ短調 Op.125
ハチャトゥリアン:チェロ協奏曲 ホ短調
クセニア・ヤンコヴィッチ(Vc)
クリスティアン・エーヴァルト指揮
デヤン・サヴィッチ指揮
RTS 放送so.
 録音:時期未記載、ベオグラード・コララツ・ホール、セルビア。1958年、セルビア(旧ユーゴスラヴィア)のニシュで生まれ、9歳でベオグラード・フィルと共演を果たし天才少女としてその名をヨーロッパ各地に広めたクセニア・ヤンコヴィチ。その後ロシアへと渡り、モスクワ音楽院でステファン・キリアノフムスティスラフ・ロストロポーヴィチに師事した後、ピエール・フルニエ、アンドレ・ナヴァラの下で研鑽を積んだ経歴を持っている。ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールでの優勝後、近年ではモダーン楽器とピリオド楽器の両方を弾きこなす名ピアニスト、パオロ・ジャコメッティ、アムステルダム・シンフォニエッタの音楽監督を務めるカンディダ・トンプソンと共にハムレット・ピアノ・トリオのメンバーとして活躍、ソリスト、室内楽奏者として幅広い活動を繰り広げている。前作のベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集(CAL-1858)に続くのは、ロシアの2つのチェロ協奏曲、プロコフィエフとハチャトゥリアンのカップリングであり、スターリン時代の最後の数年間の間に作曲されたこの2つの傑作の聴き比べは非常に興味深いところ。プロコフィエフとハチャトゥリアンの異なる作曲言語によって作曲されながらも、2人の作曲家の作品が備える特有の演劇的側面という共通点が相乗効果となり、2つの協奏曲の魅力を高めあっている。
太陽の反射
 ベルリオーズ:囚われの女 / マスネ:噂!/悲歌/閉じた眼 / ショーソン:終わりなき歌 Op.37 /蜂雀
 ボナル:悲しみに満ちた湖のほとり/小さな詩 Op.19 /即興曲 Op.23 /ボスフォール
 シャミナード:メヌエット / グノー:遠くのひと/たそがれ / バシュレ:愛しい夜

  ロズリーヌ・マルテル=ボナル(S) ギヨーム・ラトゥール(Vn)
  ジュリアナ・ラスカ(Vc) フロール・メルラン(P)
 録音:2018年10月20日-21日、12月19日、2019年1月10日、スタジオ・ド・ムードン、フランス。 フランスのコンポーザー=ピアニストであり哲学者、数学者でもあるカロル・ベッファいわく「ハーモニーの保証、誠実さ、クールな一面、テクスチュアの多様性。フランス語に起因することが多いこれらの資質がさらに美化されたプログラム」というフランス歌曲の数々を歌うのは、20世紀前半のフランスを代表するコンポーザー=オルガニスト、ジョゼフ・エルマン・ボナルの孫娘であるソプラノ、ロズリーヌ・マルテル=ボナル。ベルリオーズやマスネ、ショーソン、シャミナード、グノーなど近代フランスの大作曲家たちの歌曲に、祖父であるエルマン・ボナルの作品を加えたフランス、ボナル家の双方への愛情に満ちたプログラム。
CAL-2069
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(2CD)
トマジ:ピアノ独奏作品全集
 景色(1930) /あやつり人形(1931) /メヌエット(1924) /タランテラ(1936) /
 小品集(1929)〔第1組曲/第2組曲〕/ドガの踊り子(1964) /クロディーヌの曲がり角(1948) /
 ベルとラ・ベット(美女と野獣)の子守歌(1929) /シルノスの詩(1918)

 エミリ・カプレ(P|使用楽器:スタインウェイ)
 録音:2017年7月26日-28日、2018年12月10日、ウェストン・ホール、ロンドン、 UK 。1927年のローマ賞で作曲部門第2位、指揮部門の第1位に輝き、「トロンボーン協奏曲」や「ホルン協奏曲」、「トランペット協奏曲」、そして「サクソフォン協奏曲」など、特に管楽器の分野で数多くの傑作を遺した20世紀フランスの大作曲家、アンリ・トマジ(1901-1971)の世界初となるピアノ独奏のための作品全集が登場!管楽器のための作品にも見られる豊かな色彩、ドラマティックな展開、美しい抒情性はピアノ作品でも健在。「心から生まれない音楽は音楽ではない」(アンリ・トマジ言)という名言を遺したトマジのユーモアと妙技、情熱、優しさの万華鏡とも例えることの出来る優れた作品群。トマジのピアノ作品を奏でるエミリ・カプレはウェスト・ロンドン大学の音楽学部でクラシックの演奏法の責任者を務める女流ピアニスト。コールドストリームガーズ・バンドやティペット弦楽四重奏団、イギリス室内楽団などと共演を重ねている。
CAL-2066
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(5CD)
3CD価格
限定盤
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
 〔第1番 ハ長調 Op.15(カデンツァ:ベートーヴェン、ライネッケ&グールド)/
  第2番 変ロ長調 Op.19(カデンツァ:ベートーヴェン、シュターフェンハーゲン&ベルッチ)/
  第3番 ハ短調 Op.37(カデンツァ:ベートーヴェン、リスト、ブラームス&フォーレ)/
  第4番 ト長調 Op.58(カデンツァ:ベートーヴェン、ブラームス&ブゾーニ)/第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」〕

 ジョヴァンニ・ベルッチ(P) カスパル・ツェーンダー指揮ビール・ゾロトゥルンso.
 録音:2015年10月-2019年5月、パレ・デ・コングレ、ビール=ビエンヌ、スイス。伝統あるフランスの老舗レーベル「カリオペ(Calliope)」のベートーヴェン生誕250周年記念リリースは、イタリアが生んだ現代の鬼才ピアニスト、ジョヴァンニ・ベルッチがソリストを務めるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集!1965年、イタリアのローマで生まれたジョヴァンニ・ベルッチは、14歳までピアノが弾けなかったものの、突如としてその神懸った才能に目覚め、15歳でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を暗譜で演奏できるようになったという凄まじいエピソードの持ち主。さらには16歳でリストの「死の舞踏」を弾いてデビューを果たし、ロシアの大巨匠ラザール・ベルマンに認められ弟子入りしたというのだから、その経歴にはただただ驚かされる。師であるベルマンから受け継いだ解釈によりリスト弾きとして名を馳せているベルッチは、前述のエピソードが物語る通り、ベートーヴェン弾きとしてピアノ・ファンの中で知られている存在なだけに、今回のピアノ協奏曲全集の登場は大反響を巻き起こすこと必至。ベルッチは5曲の協奏曲全てを録音するにあたり、カデンツァに着目。ベートーヴェン自作はもちろんのこと、ブラームス、リスト、ブゾーニ、フォーレ、ライネッケ、シュターフェンハーゲン、グレン・グールド、そしてベルッチ自身など様々なカデンツァを採用、このピアノ協奏曲全集に懸ける意欲と情熱、こだわりは圧巻。イタリアの鬼才ベルッチが5年の歳月をかけて完成させ、満を持して送り出すベートーヴェン。その独特のピアニズムはもちろんのこと、バラエティに富んだカデンツァにも要注目。
魔法
 チャイコフスキー/プレトニョフ編曲:
  バレエ音楽「くるみ割り人形」
 ルフランソワ:組曲「面影」
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
シリル・ギヨタン(P)
 録音:2013年4月29日-5月3日、クセナキス・オーディトリアム、エヴリー、フランス。 1980年フランス出身で、名門パリ高等音楽院を一等賞で卒業する際にはイヴォンヌ・ロリオからも称賛を受けたというフランスのピアニスト、シリル・ギヨタンのロシアン・プログラム。仙台国際音楽コンクールへの出場歴も持つギヨタンは、2013年からナルボンヌ音楽院のピアノ科、室内楽科の教授を務めるなど、演奏、教育の両面で活躍中。33歳の時に録音されたチャイコフスキーとムソルグスキーは、作品それぞれの持ち味を巧みに引き出した秀演。

CAPRICE (スウェーデン) 特記以外 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 既案内分はこちらから
オルガンを弾いた18世紀スウェーデンの鍵盤楽器奏者たち
 ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694-1758)/ベドルジハ・ヤナーチェク(1920-2007)編曲:
  ドロットニングホルムの音楽
 ユーハン・ヨアキム・アグレル(1701-1765)/マルティン・マイヤー編曲:キーボード協奏曲
  〔ニ長調 Op.3 No.2 /ト長調〕
 ヒンリク・フィリップ・ヨンセン(1716/17-1779):オルガンまたはチェンバロのための6つのフーガ より
  〔第1番 ハ長調/第2番 ニ長調/第3番 変ホ長調/第4番 ト長調〕
 ヨーハン・ゴットリープ・ナウマン(1741-1801):グラスハーモニカのための2つのソナタ〔ニ長調/イ短調〕
 ユーセフ・マッティン・クラウス(1756-1792):5つのコラール前奏曲
 ペーテル・アスケルグレーン(1767-1818):ロンド ト長調
 アベ・ゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー(1749-1814):オルガンまたはピアノのための32の前奏曲 より
  〔第1番 ハ長調/第2番 ハ長調/第4番 ハ短調/第6番 ニ長調/第7番 ニ短調〕/
                          「ああ、お母さん聞いて」による16の変奏曲

 ユーナス・ルンドブラード(Org|使用楽器:ダーラナ=フスビューのオルガン、1783年
 録音:2018年12月。18世紀のスウェーデンでは、宮廷のチャペル、都市や地方の教会といった場所にオルガンが設置されながら、この楽器に特定した曲は、ほとんど作られなかった。では、18世紀後期の次々と建造されたオルガンではどんな音楽が演奏されたのか。音楽研究者でもあるスウェーデンのオルガニスト、ユーナス・ルンドブラードは、この謎に興味をもち、チェンバロやピアノのために書かれた曲をオルガンで弾くことに挑んだ。ルーマンの「ドロットニングホルムの音楽」の華麗な「アレグロ・コン・スピリト」。後にドイツに渡りカッセルの宮廷楽団で演奏したアグレルの協奏曲。即興の達人と言われたヨンセンのフーガ。グスタフ三世の宮廷で活躍したナウマン、クラウス、アスケルグレーン、オルガン・ヴィルトゥオーゾのフォーグラーの作品。歴史的に重要な楽器のひとつとされる、ダーラナ地方フスビューに1783年に建造されたオルガンによる演奏。

CAvi−MUSIC (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 2020年から国内代理店変更。これまで品番は "4260085-5xxxxx" という表記でしたが、新代理店は頭五桁の "42600" (ほぼ全アイテムで同一)と末尾一桁をカットしてハイフンを省き "855xxxx" という形式(本体に記載されているもの)で管理しており、当店もそれに倣います(例: 4260085-534746 → 8553474 )。# "855xxxx" 形式の品番表記(従来の形式では 4260085-5xxxxx )は、NAXOS レーベルにほぼ同じ品番のもの(2桁目にピリオドが入るかどうか)がありますので、ご注意下さい。旧譜はこちらから
コンポージング〜ベートーヴェン:編曲を含むクラリネット三重奏曲集
 クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲(ピアノ三重奏曲第4番) 変ロ長調 Op.11「街の歌」/
 バガテル集 Op.119(ヨハネス・シェールホルン(1962-)によるクラリネット、チェロとピアノのための編曲版)/
 ピアノ、クラリネットとチェロのための三重奏曲 変ホ長調 Op.38
  (ベートーヴェン自身による七重奏曲 Op.20からの編曲)

 キリアン・ヘロルド(Cl)
 ペーター=フィリップ・ステムラー(Vc) ハンスヤコプ・ステムラー(P)
 録音:2019年9月-10月、ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン、ドイツ。ドイツのカヴィ(C'avi)によるこだわりのベートーヴェン・アニヴァーサリー・アルバムはまだまだ続く。今度はクラリネット、チェロ、ピアノの編成によるクラリネット三重奏のための作品集で、この編成のためのベートーヴェンのオリジナル作品(ヨーゼフ・ヴァイグルの喜歌劇から旋律が使われた「街の歌」)、ベートーヴェン自身が七重奏曲から三重奏曲へと編曲した作品、そして現代ドイツの作曲家ヨハネス・シェールホルン(1962-)によってピアノのためのバガテル集から編曲された作品と、三重に組み立てられたプログラム。クラリネットは、23歳の若さでブレーメン・ドイツ・カンマーフィルの首席クラリネット奏者に就任し、2011年からはバーデン=バーデン・フライブルクSWRso. の首席奏者も務めた名手、キリアン・ヘロルド。そして、hrso. (フランクフルト放送so. )のソロ・チェリストやアルミーダ四重奏団のメンバーを務めるペーター=フィリップ・ステムラーと弟のハンスヤコプ・ステムラーの兄弟デュオとの共演。
エネスク、ラヴェル、ブリテン:ピアノ三重奏曲集
 エネスク:ピアノ三重奏曲第1番 ト短調 / ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
 ブリテン:ピアノ三重奏のための序奏とアレグロ

  アマティス・トリオ
 録音:2018年3月、バイエルン放送スタジオ2、ミュンヘン。アマティス・トリオ(アマティス三重奏団)は、ドイツのヴァイオリニストレア・ハウスマン、イギリスのチェリストサミュエル・シェパード、オランダ/中国のピアニストメンジー・ハンによって2014年にアムステルダムで結成。2016-2018のBBCの新世代アーティスト、2018/2019のECHO(ヨーロッパ・コンサート・ホール機構)のライジング・アーティストに選ばれ、2019年夏にはBBCプロムス・デビューも果たしたアマティス・トリオのデビュー・アルバム。最初のアルバムからあまり知られていない作品を録音するというアイディアで取り組み、ラヴェルのピアノ三重奏曲と、ラヴェルの音楽からインスピレーションを得たエネスクとブリテンの初期の作品をプログラムしている。
ベートーヴェン〜ピアノ&ウィンズ
 ベートーヴェン/ハワード・シェリー管弦楽パート復元/ウルフ=グイド・シェーファー編曲:
  ピアノ協奏曲 変ホ長調 WoO.4 (*)(ピアノと木管五重奏のための版)
 ベートーヴェン/ウルフ=グイド・シェーファー編曲:笛時計のための4つの小品(木管五重奏のための版)
 ベートーヴェン:ピアノ、オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための五重奏曲 変ホ長調 Op.16 (*)

 マルクス・ベッカー(P;*) マーロット木管五重奏団
 録音:2019年6月、ドイツ放送室内楽ホール、ケルン。マックス・レーガーのピアノ作品全曲録音を成し遂げたドイツのピアニスト、マルクス・ベッカーと、1986年に結成され、これまで4つの室内楽コンクールで1等賞に輝いてきたアンサンブル、マーロット木管五重奏団が贈るベートーヴェンの生誕250周年記念アルバム。ベートーヴェンが「ピアノと木管楽器」という、当時では珍しい(現在でも弦楽アンサンブルに比べると作品に恵まれていない)編成のために書いたオリジナル作品、「五重奏曲 変ホ長調 Op.16」を中心にしたプログラム。注目は、13歳の若きベートーヴェンが書いた「第0番」とも呼ばれるピアノ協奏曲。このアルバムでは、ピアニストのハワード・シェリーによるオーケストラ・パートの復元版から、マーロット木管五重奏団のクラリネット奏者でもあり、様々な木管アンサンブルへのアレンジ作品でも知られるウルフ=グイド・シェーファーが木管五重奏の伴奏による室内協奏曲へと華麗なアレンジを行ったバージョンを収録。一流オーケストラのソロ奏者や著名な音楽院で教授を務める名手たちの演奏で、管楽器の分野でも革新的な作品を生み出してきた楽聖ベートーヴェンの偉才を改めて感じさせることだろう。
ベートーヴェン:ピアノ三重奏のための作品集 Vol.2
 ピアノ三重奏曲第6番 変ホ長調 Op.70 No.2 /
 交響曲第2番 ニ長調 Op.36(ベートーヴェン編曲|ピアノ三重奏版)
  ベートーヴェン・トリオ・ボン
   [ジンサン・リー(P) ミハイル・オヴルツキ(Vn) グレゴリー・アルミャン(Vc)]
 録音:2019年2月、ドイツ放送室内楽ホール、ケルン。
ベートーヴェン:ピアノ三重奏のための作品集 Vol.1
 ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 Op.70 No.1「幽霊」/
 ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲 ハ長調 Op.56
  (フリードリヒ・エドゥアルト・ヴィルジング(1809-1893)編曲|ピアノ三重奏版)
  ベートーヴェン・トリオ・ボン
   [ジンサン・リー(P) ミハイル・オヴルツキ(Vn) グレゴリー・アルミャン(Vc)]
 録音:2018年11月、ドイツ放送室内楽ホール、ケルン。 ゲオルギー・スヴィリードフやアレクサンドル・アリャビエフを含むロシアのレア・レパートリーとオーケストラ作品からの「ピアノ三重奏アレンジ」の録音・演奏でその実力を知らしめて来たドイツ気鋭のピアノ三重奏団、ベートーヴェン・トリオ・ボン(BTB)。名前に掲げるベートーヴェンのアニヴァーサリー・アルバムは、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲と管弦楽作品からのピアノ三重奏アレンジを1曲ずつ組み合わせて対比させるという、こだわりのプログラムで贈る全3巻のシリーズ。 第1巻は「幽霊三重奏曲」と「三重協奏曲」からのアレンジ(19世紀ドイツの作曲家、フリードリヒ・エドゥアルト・ヴィルジングによる編曲)。 第2巻は隠れた名作「ピアノ三重奏曲第6番とベートーヴェン自身の編曲による「交響曲第2番の組み合わせ。三重奏になっても原曲のエネルギーを失わずに、爽やかにドライヴする見事なアレンジとBTBの明瞭な演奏は聴き物。 第3巻は「街の歌」と「田園」のカップリングを予定。
8553105
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(2CD)
ライヴ・イン・ベルリン
 ハイドン:ピアノ三重奏曲第44番 ホ長調 Hob.XV: 28
 ベルント・アロイス・ツィンマーマン:ピアノ三重奏とスピーカーのためのバレエ音楽「プレザンス」
 シューベルト:ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.100, D.929

 トリオ・ガスパール
 録音:2018年5月、ピエール・ブーレーズ・ザール、ベルリン、ライヴ。ドイツ、ギリシャ、イギリス出身の奏者により2010年に結成され、柔軟で斬新な独自の取り組みが評価されてきたピアノ三重奏団、トリオ・ガスパール。ハイドンとシューベルトのお馴染みのレパートリーに、B. A. ツィンマーマン(1918-1970)のレア・レパートリーを組み合わせた意欲作。ツィンマーマンの生誕100年となる2018年にベルリンで行われたライヴで、曲ごとの拍手や歓声も独立したトラックに収録されている。

CENTAUR (米) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 既案内分はこちらから
アルゼンチン、メキシコ、ブラジルの歌曲集 キャリー・
 デラップ=カルヴァ―(S)
ブライアン・ダイクストラ(P)
 録音:2013年1月-7月、オーディオ・レコーディング・スタジオ、クリーヴランド、アメリカ。ウースター大学で准教授を務めるキャリー・デラップ=カルヴァ―による南米に焦点を当てた歌曲集。
ヴァリエーションズ〜マリンバ作品集
 ダニエル・レヴィタン:バロック組曲 / ホアキン・トゥーリナ:タレガ讃歌 Op.69
 ゴードン・スタウト:ビーズ・オヴ・グラス / デイヴィッド・ギリンガム:自然の起源による5つの幻想曲(*)
 ドウェイン・ライス:マリンバのための幻想曲 / 村松崇継: Land

 ダグ・ローズナー(マリンバ) アリーナ・ウィンデル(Fl;*)
 録音:2005年、2010年、2013年、2017年、オーバーン大学、グッドウィン・リサイタル・ホール、アメリカ。オーバーン大学で准教授を務めるダグ・ローズナーによるマリンバのための現代作品集。テレビや映画音楽を数多く手がけるコンポーザーピアニスト、村松崇継が作曲した「Land」は、国際コンクールの課題曲にも選ばれ、マリンバ奏者の重要レパートリーとして取り上げられる人気曲。
ベートーヴェン/ポール・キム編曲:
 ピアノ版交響曲全集 Vol.4 〔第4番 変ロ長調 Op.60 /第5番 ハ短調 Op.67「運命」〕
  ポール・キム(P)
 録音:2013年1月、ロングアイランド大学、ティルス・センター、ニューヨーク、アメリカ。ピアノ独奏版ベートーヴェン全集第4巻!アメリカの名門ジュリアード音楽院とマンハッタン音楽院でピアノを学び、ソリストとして活躍中の韓国系アメリカ人ピアニスト、ポール・キムのベートーヴェン・チクルス第4弾。生誕250周年となるベートーヴェンをスペシャリストの好アレンジで華々しく彩る。
バルトーク&ムソルグスキー:ピアノ作品集
 バルトーク/フレスコバルディ:トッカータ / バルトーク:舞踏組曲 / ムソルグスキー:展覧会の絵

 アンドレア・ヴィヴァネット(P)
 録音:2018年3月18日-19日、トビリシ州立音楽院、ジョージア。イタリア出身のピアニスト、アンドレア・ヴィヴァネットがバルトーク&ムソルグスキーの名曲を奏でる。ヴィヴァネットは、8歳でピアノを始め、13歳の時にカリアリ歌劇場o. とモーツァルトのピアノ奏曲第12番 K.414で共演。2014年には第15回大阪国際音楽コンクールで第3位に輝いている。
Equivocal Duration 〜室内楽作品集
 スティーヴン・スタッキー:アド・パルナッスム / ジョシュア・ブレル:ロアノーク
 デイヴィッド・T. リトル:デスカンソ / ランシング・マクロスキー:レクイエム ver.2.001

 ホワット・イズ・ノイズ
 [ダリア・チン(Fl) アナスタシア・クリストファキス(Cl) ジョシュア・ブレル(Vn)
  ジャスティン・ペイジ(Vc) チョロン・パク(P) ミーガン・アーンズ(Perc)]
 録音:2017年5月28日-6月3日、オーバーニース・クリエイティヴ・コレクティヴ、アメリカ。ホワット・イズ・ノイズは、2014年に「アメリカン・ストーリー」コンサートツアーの一環としてカーネギー・ホールでデビュー。聴衆をミュージシャンや作曲家と結びつける文化関連のコンサートを行うことで、音楽を通じてコミュニティを構築することに情熱を傾けている。デビューアルバムとなる「Equivocal Duration」では、フルート、クラリネット、パーカッション、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの特異な編成から生まれる現代作品に取り組んでいる。
愛の歌〜ロバート・リヴィングストン・オルドリッジ:歌曲集
 マイ・ラヴ・イン・ハー・アタイア/リラクタンス/ホエン・ウィー・トゥー・パーテッド/
 ヤング・アンド・オールド/バースデー/ジェニー・キスド・ミー/ホワイ・イズ・ザ・ローズ・ソウ・ペイル/
 ゴーン/シー・カムズ・ノット/ソング/ラヴ・ディスパイスド/ビューティー・アンド・ラヴ/
 アルムス/ワイルド・ナイツ/オブ・パールズ・アンド・スターズ

 ニコル・アセル(Ms) ロバート・スピルマン(P)
 録音:2017年7月19日-26日、FTMスタジオ、アメリカ。第54回グラミー賞で最優秀エンジニア・アルバム(クラシック)および最優秀現代クラシック作曲部門を受賞した、ロバート・リヴィングストン・オルドリッジが2004年に作曲した15の詩に基づいた愛の歌曲集。
マス・トランジット〜サクソフォン四重奏曲集
 マイケル・トーキー:7月 / デイヴィッド・P.ジョーンズ:マス・トランジット
 フィリップ・グラス:サクソフォン四重奏曲
 ヤコブ・テル・ヴェルデュイ(ヤコブTV):ピッチ・ブラック(サクソフォン四重奏とブームボックスのための)
 スティーヴ・ライヒ:ニューヨーク・カウンターポイント

 オリオン・サクソフォン四重奏団
  [ジェフ・ベネディクト(ソプラノSax) エイドリアン・ウィリアムズ(アルトSax)
   ケン・フェルチ(テナーSax) チャーリー・リチャード(バリトンSax)]
 録音:2017年9月15日-16日、11月24日-25日、リナホン・ミュージック・プロダクション、カリフォルニア、アメリカ。ジャズ・サクソフォン奏者として活躍するジェフ・ベネディクトによって1989年に創設されたオリオン・サクソフォン四重奏団の4枚目となるアルバム。フィリップ・グラスが1995年に作曲した「サクソフォン四重奏曲」や、世界的クラリネット奏者、リチャード・ストルツマンの委嘱で1984年に作曲された、スティーヴ・ライヒの代表作の1つである「ニューヨーク・カウンターポイント」のサクソフォン版アレンジなど、現代作品に焦点を当てた作品集。サクソフォンの同族楽器としての魅力溢れるアンサンブル、電子音楽とのコラボレーションにも注目。
フェデリコ・アゴスティーニ〜ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
 〔第1番 ト長調 Op.78 /第2番 イ長調 Op.100 /第3番 ニ短調 Op.108 /
   F. A. E. ソナタ 〜第3楽章スケルツォ ハ短調 WoO.2 〕

 フェデリコ・アゴスティーニ(Vn) デレク・ハン(P)
 録音:2017年12月9日-10日、フロリダ。
 アッカルドとグッリに学び、1986年から1992年にかけて、「イ・ムジチ」の第6代コンマスを努めたアゴスティーニ(1959-)のブラームスが登場。彼は2002年頃から合衆国在住であるらしい。
ピュア・イマジネーション〜ミュージカル&映画音楽作品集
 ピュア・イマジネーション(「夢のチョコレート工場」より)/サンライズ・サンセット/
 マッチメイカー(「屋根の上のヴァイオリン弾き」より)/
 ドリーム/サムシングズ・ガッタ・ギブ(「足長おじさん」より)/
 ジャスト・イン・タイム(「ベルズ・アー・リンギング」より)/ピープル(「ファニー・ガール」より)/
 スターダスト/スカイラーク/マリア/トゥナイト(「ウェストサイドストーリー」より)/
 センド・イン・ザ・クラウンズ(「リトル・ナイト・ミュージック」より)/
 トロリー・ソング(「セント・ルイスで会いましょう」より)/
 ロング・アゴー・アンド・ファー・アウェイ(「カバー・ガール」より)/
 マイ・シャイニング・アワー(「スカイズ・ザ・リミット」より)/
 あなたに首ったけ(「ストライク・アップ・ザ・バンド」より)/ワン(「コーラス・ライン」より)/
 エミリー(「卑怯者の勲章」より)/ハリウッド・メドレー
  (ハリウッド万歳、雨に唄えば、ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル、ザッツ・エンターテインメント)

 リチャード・グレイジャー(P)
 録音:2018年8月29日-30日、フォルソム・レイク大学、ハリス・センター、カリフォルニア、アメリカ。アメリカン・ポピュラーソングの第一人者であるリチャード・グレイジャー。「夢のチョコレート工場」から「ピュア・イマジネーション」やウェストサイドストーリーから「マリア」、「トゥナイト」など、グレイジャーが選び抜いたお馴染みの名曲をピアノ独奏で贈る1枚。
レッツ・ミート・アット・ザ・ホライズン〜ヴァイオリンとコントラバスのための作品集
 トーマス・M. スリーパー:ヴァイオリンとコントラバスのための組曲
 マシュー・エヴァン・テイラー:レッツ・ミート・アット・ザ・ホライズン
 ルーカス・ドリュー:ゾディアック組曲 / ウィル・ぺルツ:フュージョン

 カレン・ロード=パウエル(Vn) ブライアン・パウエル(Cb)
 録音:2018年、マイアミ大学、グスマン・コンサート・ホール、フロリダ、アメリカ。ルイヴィルo.元首席第2ヴァイオリン奏者、カレン・ロード=パウエルと夫でコントラバスであるブライアンの夫婦デュオ・アルバム。アルバム・タイトルでもある「レッツ・ミート・アット・ザ・ホライズン」は2人のための委嘱作品。
マインド/エレクトリック〜アレクサンドラ・パヤク:精神疾患に触発された音楽
 統合失調症/感応精神病/強迫性障害/社会病/注意欠如・多動症(ADHD)/双極性障害/オピオイド・ハウス/場面緘黙症/
 心的外傷後ストレス障害(PTSD):ディソシエイション/心的外傷後ストレス障害(PTSD):グラウンディング/回復

 ティム・ホワイトヘッド(P) シャレー・クルーガー(Vc)
 ヘレン・キム(Vn) ジョリ・ウー(Va) サシャ・シャタロフ(Ob)
 録音:2017年6月7日-8日、クレイトン州立大学、スパイヴィー・ホール、モロー、アメリカ。作曲家、精神疾患の臨床医のアレクサンドラ・パヤクによる精神疾患からインスピレーションを得た作品集。

CHRISTOPHORUS (独) 特記以外
 価格帯記載無し:1枚あたり¥3080(税抜¥2800)
 価格帯C[バジェット・プライス]:1枚あたり¥1760(税抜¥1600)

 旧譜はこちらから
ロシアのおとぎ話 〜トランペットのためのヴィルトゥオーゾ・サロン・ミュージック
 ジュール・レヴィ:ロシア民謡による大幻想曲 / ユリウス・ナーゲル:幻想曲「ロシアのおとぎ話」
 オスカー・ベーメ:ロシアの舞曲 Op.32 /愛の歌 Op.22 No.2 /
          サンクトペテルブルクの夜 Op.23 /サンクトペテルブルクの思い出
 ヴァシリー・ブラント:子守歌 Op.14 /演奏会用ポルカ Op.13 /演奏会用小品第1番 Op.11 /演奏会用小品 Op.12
 アレンスキー:演奏会用ワルツ / チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」〜ナポリの踊り

 ヨアヒム・K.シェーファー(コルネット/Tp) ドレスデン・バッハ=ゾリステン
 録音:2019年3月15日-17日、ドイツ。「トランペット・アンサンブル・ヨアヒム・シェーファー」など、数々のアンサンブルを創設しリーダーを務めてきたドレスデンのトランペットの名手、ヨアヒム・(カール・)シェーファー。自身が創設したアンサンブル、ドレスデン・バッハ=ゾリステン(ドレスデン・バッハ・ソロイスツ)を率いて、ロシアの民謡や旋律を輝かしきトランペットの音色で披露。トランペット(orコルネット)、ピアノ、コントラバスという編成で、当時の最高のトランペット奏者の一人であったジュール・レヴィ(1838-1903)、オスカー・ベーメ(1870-1938)、ヴァシリー・ブラント(1869-1923)らによる、美しい旋律とヴィルトゥオーゾ性を兼ね備えた作品を優雅に聴かせる。そして、チャイコフスキーの名曲「ナポリの踊り」(白鳥の湖より)の収録も嬉しい。
ポンセ:パリ時代のギター作品集〔旧題:変奏曲とソナタ集〕
 南のソナティナ/主題、変奏と終曲/8つの前奏曲/ソナタ第3番/「スペインのラ・フォリア」による変奏曲とフーガ

 ティルマン・ホップシュトック(G)
 録音:1998年、1999年、2000年|初出・前出: Signum (GERMANY), SIG X114-00 [SIGX-11400 / (P) 2000]〔廃盤、入手不能〕。ギターとチェロをダルムシュタットとケルンで学び、現在ではドイツを代表するギタリストとして、世界中で活躍するティルマン・ホップシュトック。「メキシコ国民楽派の開祖」や「近代メキシコ国民楽派の父」とも呼ばれるマヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948)が、パリ音楽院でデュカに作曲を学び、セゴビアと親交を深めたパリ時代(1926年-1932年)のギター作品集が、ドイツのChristophorusから復刻。「南のソナティナ」と「主題・変奏と終曲」はオリジナル・マニュスクリプトによる演奏。
老年の叡智 〜ミンネザングの中のアルス・モリエンディ
 ナイトハルト・フォン・ロイエンタール、オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン/他の作品

 アウグスブルク古楽アンサンブル
 これまでもChristophorusレーベルから多数のミンネザング(中世ドイツ語圏の恋愛歌曲や抒情詩)のアルバムを録音してきたアウグスブルク古楽アンサンブル(ensemblefur fruhe musikaugsburg)による、新たなミンネザング・アルバム。15世紀の黒死病(ペスト)の流行に際して、死を目前にしての心構えなどを説いた「アルス・モリエンディ(死亡術、あるいは往生術とも)」をテーマにした、様々なミンネジンガーたちの作品を収録。
CHRISTUPHORUS "entree"
 同レーベルの廉価シリーズ。同レーベルの既出録音のみならず、同じくドイツの SIGNUM レーベル(イギリスの SIGNUM CLASSICS [SIGCD記号] とは関係なし)で発売されていた録音もライナップに加えている。旧譜はこちらから
CHE-0221-2
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価格帯:C
ヨハン・ローゼンミュラー(1619頃-1684):ドイツ語の宗教的コンチェルト集
 神の御業を見よ(15声)/ああ主よ、御身の怒りでわれを罰することなかれ(5声)/
 父よ、われは罪を犯した(6声)/ヴァイオリンとファゴットのためのソナタ/
 おお優しきイエス、御身を思う者は(3声)/驚け、自然よ(10声)/
 あなたはなぜそこに立っているのか?(10声)/
 われは知る、わが救世主の生けるを(6声)/ここに神の愛の証あり(7声)
  アルノ・パドゥフ指揮ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル
 録音:2000年11月1日-3日|初出&旧品番: CHR-77227, CHR-77319 J.S.バッハの生まれる前年に没したローゼンミュラーは、バッハと同じライプツィヒのトーマス教会カントルの地位を約束されていたが、1855年に同性愛の容疑で逮捕・投獄されてしまう。その後脱獄に成功してヴェネツィアに渡り、サン・マルコ教会のトロンボーン奏者となり、1678年から1682年までピエタ養育院の作曲家を務めるなど、後半生はイタリアの作曲家といってもよいほどだったが、ドイツに帰国した年に亡くなった。彼の作品の大部分は宗教的声楽曲である。ドイツの先輩ハインリヒ・シュッツの様式を率直に引き継ぎ、それにイタリア音楽の新しい要素を加えた作風は、「第二のシュッツ」(シュッツ自身もヴェネツィアに留学し当時のイタリア音楽をドイツにもたらした)とでも呼ぶべきものである。その名を戴くヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブルは、ムジカ・フィアタ・ケルン、ガブリエリ・コンソート&プレーヤーズのメンバーを務めていたコルネット奏者パドゥフによって、1995年に結成された。
CHE-0220-2
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価格帯:C
ロシアのクリスマス
 ロシア正教会のクリスマスの夕べの祈り
マルセル・ニコラエヴィチ・
 フェルフフ指揮
ドン・コサックcho.
 録音:2008年10月22日-26日|初出、旧品番: CHR-77336 セルゲイ・ジャーロフが結成、率いた伝説的合唱団が歌う「クリスマスの夕べの祈り」。指揮者の Marcel Nicolajevich Verhoeff はオランダ人だと言う。

COBRA RECORDS (蘭) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
テレマン/ロドリゲス編曲:
  無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア TWV.40: 26-37(ギター版)
 〔第1番 TWV.40: 26 /第2番 TWV.40: 27 /第3番 TWV.40: 28 /第4番 TWV.40: 29 /
  第5番 TWV.40: 30 /第6番 TWV.40: 31 /第7番 TWV.40: 32 /第8番 TWV.40: 33 /
  第9番 TWV.40: 34 /第10番 TWV.40: 35 /第11番 TWV.40: 36 /第12番 TWV.40: 37 〕

 サンドロ・ロドリゲス(G)
 録音:2019年8月、12月、オランダ。サンドロ・ロドリゲスは、1996年ポルトガル生まれ、ポルトガル、スペイン、オランダでギターを学び、Nuno Peixoto 、Bernardo Perez 、Alberto Caraccioloらの作品を初演してきた若き注目ギタリスト。ギターだけでなく古楽系の撥弦楽器も学んだロドリゲスが目を付けたのは、テレマンのヴィオラ・ダ・ガンバのための12のファンタジア。1735年頃に作曲され、楽譜が出版されていたことは知られていたものの楽譜が消失しており、2015年に約280年という歳月を経て発見されて話題を呼んだテレマンの大いなる遺産の1つで、再発見後にはパオロ・パンドルフォ、リチャード・ブースビーなどの名ガンビスト達が録音している。ロドリゲスはこの「ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア」のいくつかをギターで試してみたところ、ヴィオラ・ダ・ガンバとギターの類似点からギターにも非常に適していることがわかり、全曲のギター・トランスクリプションを実現させた。
デュポール兄弟のパリ・ソナタ集
 ジャン=ピエール・デュポール(1741-1818):ソナタ〔 Op.1 No.1 / Op.2 No.4 / Op.2 No.5 〕
 ジャン=ルイ・デュポール(1749-1819):ソナタ〔 Op.2 No.1 / Op.2 No.2 / Op.2 No.3 〕

 ギジェルモ・トゥーリナ(Vc) マヌエル・ミンギリョン(アーチリュートG)
 録音:2019年10月24日-26日、オランダ|全曲世界初録音。フランチェスコ・スプリアーニ(COBRA-0053)や、ジャコモ・ファッコ(COBRA-0063)などの知られざるバロック・チェロの画期的な録音で注目を浴びてきたスペインのバロック・チェリスト、ギジェルモ・トゥーリナ。ともに卓越したチェリストであり、チェロの演奏技術に革命をもたらした18世紀フランスの音楽家、ジャン=ピエールとジャン=ルイのデュポール兄弟。パリのコンセール・スピリチュエルでデビュー直後に成功し、それぞれ別々にイギリスとドイツで大きな成功を収めたあと、ドイツのプロイセン宮廷の音楽監督とチェロ奏者としてその名を歴史に刻んだ。ベートーヴェンのチェロ・ソナタ第1番&第2番やハイドンとモーツァルトのプロシア(プロシャ王)四重奏曲集なども彼ら兄弟のために作曲されたと言われている。デュポール兄弟のチェロ・ソナタ集は彼らの青年期にパリで出版されたもので、実際にコンセール・スピリチュエルで演奏されていたであろう作品。音楽史上「チェロとピアノ」という編成のために書かれた作品は前出のベートーヴェンのチェロ・ソナタが最初であり、デュポール兄弟のソナタは当時のサウンドとスタイルを再現すべく、撥弦楽器(アーチリュートとギター)で伴奏されている。

DAPHNE (スウェーデン) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
スヴァンテ・ヘンリソン:歌曲集「不在の鏡」(ファライ・バイラクダルの24の詩による)
 イヴォンネ・フックス(Ms) アンナ・クリステンソン(P)
 録音:2018年2月6日-7日、スウェーデン放送(SR)第3スタジオ、ストックホルム。スウェーデンのメゾ・ソプラノ歌手イヴォンネ・フックスIvonne Fuchsとピアニストのアンナ・クリステンソンAnna Christenssonは、リート・デュオとして長年活動を続けてきた。歌曲という伝統的ジャンルを現代に生かすアプローチは、ないだろうか。ふたりは、作曲家、チェリストとして多彩に活動するスヴァンテ・ヘンリソン Svante Henryson (1963-)にシューベルトの「冬の旅」とつながるような歌曲集の作曲を依頼。ヘンリソンは、彼がインスピレーションを得たというファライ・バイラクダルの詩を選び、ヤシム・モハメッドJasim Mohamedによるスウェーデン語訳をテクストに、芸術音楽とロックとジャズに由来する激しいリズムとメロディの歌曲集「不在の鏡」を作曲した。バイラクダル Faraj Bayrakdar (1951-)は、シリアのジャーナリスト、作家、詩人。1987年に非合法の共産主義活動に加わった容疑で逮捕。外部との連絡を禁止されたまま、約7年間、刑務所で拷問を受け、彼がタバコ紙に綴った詩が密かに持ち出されパリで出版されると、国際ペンクラブがキャンペーンを開始、2000年、大統領恩赦により釈放された。2005年、「Prisoner in Cell 13 (13号房囚人)」はスウェーデンに移住、新たな執筆活動の場としている。

DELPHIAN (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

バッハ − リュートもしくはチェンバロで〜J.S.バッハ
 リュート組曲 ホ短調 BWV.996 /パルティータ ハ短調 BWV.997 /前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998

 ショーン・シベ(G)
 録音:2019年5月20日-21日、12月17日-18日、クライトン・カレッジ教会、ミドロテアン。ロイヤル・フィルハーモニック協会音楽賞2017で「ヤング・アーティスト賞」の受賞し注目を浴びたスコットランドの若き天才ギタリスト、ショーン・シベ。スコットランドのDelphianからリリースされたファースト・アルバム「夢と幻想」(PDCD34193)とセカンド・アルバム「ソフトラウド」(PDCD34213)が2作連続でイギリスのBBCミュージック・マガジン・アウォードにノミネートし、更にアコースティック・ギターとエレクトリック・ギターの作品を組み合わせるという極めて意欲的な企画盤となった「ソフトラウド」は、イギリスのグラモフォン賞に新設された「コンセプト・アルバム賞」に選ばれ、その名を世界に轟かせた。期待のサード・アルバムは、現在彼が中心的に取り組んでいるというJ.S.バッハの作品集。元々はどんな楽器のために書かれたのか不明瞭ながらも、現代のギタリストたちの定番レパートリーとなっている3つの作品、「リュート組曲 ホ短調(第1番)」、「パルティータ ハ短調(リュート組曲第2番)」、「前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調」を、淡く心地よいギターの音色でお届けする。アルバムのサブタイトル「リュートもしくはチェンバロで(pour la luth o cembal)」は、 BWV.998の手稿譜に書かれていた言葉より。

DIAPASON (仏) 1CDあたり¥2420(税抜¥2200)

 同名のクラシック音楽専門誌がチョイスした、新リマスタリングによる復刻シリーズ。
DIAP-125
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限定盤
パガニーニ
 ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.6
  [マイケル・レビン(Vn) ユージン・グーセンス指揮フィルハーモニアo./1960年]/
 カンタービレ ニ長調 Op.17 [レオニード・コーガン(Vn) アンドレイ・ムイトニク(P)/1955年]/
 ロッシーニの歌劇「エジプトのモーゼ」の「汝の星をちりばめた王座に」による変奏曲 Op.24
  [ダヴィド・オイストラフ(Vn) ヴラディミール・ヤンポリスキー(P)/1951年]/
 無窮動 ハ長調 Op.11 [ユリアン・シトコヴェツキー(Vn) ヴラディミール・ヤンポリスキー(P)/1951年]/
 変奏曲「魔女たちの踊り」 変ホ長調 Op.8(ヴィルヘルミ編曲)
  [オシー・レナルディ(Vn) アーネスト・ラッシュ(P)/1949年]/
 ロッシーニの歌劇「タンクレディ」の「こんなに胸騒ぎが」による変奏曲 Op.13
  [ジノ・フランチェスカッティ(Vn) アルトゥール・バルザム(P)/1949年]/
 パイジエッロの歌劇「水車小屋の娘」の「わが心うつろになりて」による変奏曲 Op.38
  [ルッジェーロ・リッチ(Vn)/1954年]/
 ラ・カンパネッラ(コハニスキ編曲)/ソナタ ホ短調 Op.3 No.6
  [ルッジェーロ・リッチ(Vn) ルイス・パーシンガー(P)/1954年]
 録音:[/内]|リマスタリング:マスタリング・スタジオ「Circa」。フランスのクラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリング施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。同シリーズの第125集は、「ヴァイオリン協奏曲第1番をメインとしたニコロ・パガニーニ(1782-1840)のヴァイオリン作品集。

DUX (波)  1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
インダストゥリーアリィ〜ヴェソウォフスキ(1980-):協奏曲集
 ユーフォニアムと弦楽オーケストラのための「ユーフォリィ・コンチェルト」(*) /
 チェンバロ、弦楽オーケストラとマルチメディアのための「シルヴァー・コンチェルト」(#) /
 フルートと弦楽オーケストラのための「アンコール・コンチェルト」(+) /
 弦楽オーケストラとマルチメディアのための「インダストリアル・コンチェルト」(**)

 スティーヴン・ミード(ユーフォニアム;*) ウカシュ・ドゥゴシュ(Fl;+)
 アレクサンドラ・ガジェカ・アントシェヴィチ(Cemb;#)
 ロベルト・カバラ指揮シレジアン室内o.(**以外)
 マレク・モシュ指揮ティヒ市室内o.「 AUKSO 」(**)
 録音:2019年11月15日-23日、ヘンリク・ミコワイ・グレツキ・シレジアン・フィルハーモニー、ポーランド。ポーランドのカトヴィツェのカロル・シマノフスキ音楽院で作曲をエドヴァルト・ボグスワフスキとアレクサンデル・ラソニに、ピアノをヴォイチェフ・シヴィタワに師事し、今後の活躍を大いに期待されているポーランドの作曲家アダム・ヴェソウォフスキ(1980-)の協奏曲集に、なんと世界的ユーフォニアム奏者、スティーヴン・ミードが登場!!スティーヴン・ミードからの委嘱により作曲された「ユーフォリィ・コンチェルト」は2019年6月に完成したばかりの新作。ユーフォニアムの柔らかなサウンドを最大限に引き出すカンティレーナ形式で書かれた第1楽章で幕が上がるこのコンチェルトは異なる3つのキャラクターの楽章で構成された注目作。フルートのための「アンコール・コンチェルト」は、ソリストの技術的、表現的な要素に左右されるというユニークな作品。5楽章形式ではあるものの、厳密に演奏順は決められておらず、決定はソリストに委ねられている。ポーランド、シロンスク県のホジュフ市の150周年を記念して作曲された。大物スティーヴン・ミードの参加はもちろんのこと、伝統的な作曲技法とディジタルの両方を駆使するポーランド作曲界の寵児の実力も要注目。
ドルゴシェフスキ:瞳が開くとき/ペルシャの王 シャープ・アンサンブル
 録音:2019年11月、ワルシャワ、ポーランド。ハンマーと鍵盤が弓とピックに置き換えられた「ティンブレ・ピアノ」を含む100以上の楽器のために作品を遺したポーランド系アメリカ人作曲家、詩人、コレオグラファーのルチア・ドルゴシェフスキ(1925-2000)。エドガー・ヴァレーズに作曲を学んだドルゴシェフスキのこの作品集には、夫で同じくコレオグラファーでもあったエリック・ホーキンスとの芸術的なインスピレーションの相乗効果によって生まれた2つの作品が収録されている。
フルート・エッセンシャルズ
 J.S.バッハ:2本のフルートと弦楽オーケストラのための協奏曲 ニ短調 BWV.1060
 R.ドップラー/トマシュ・カルヴァン編曲:夜想曲 Op.19
 ピアソラ/トマシュ・カルヴァン編曲:2本のフルートと弦楽オーケストラのための編曲集〔忘却/リベルタンゴ〕
 ブラジェヴィチ:2本のフルートと弦楽オーケストラのための協奏曲

 ウカシュ・ドゥゴシュ、アガタ・キーラー=ドゥゴシュ(Fl)
 ヤン・ミロシュ・ザルジツキ指揮ウォムジャ・ヴィトルト・ルトスワフスキ室内po.
 録音:2018年11月27日-29日、カトリック・スクール・カルチャー・センター、ウォムジャ、ポーランド。ミュンヘン音楽大学、パリ国立高等音楽院、イェール大学という世界有数の名門校で研鑽を積みマリス・ヤンソンス、メータジェイムズ・レヴァイン、ロペス・コボスなどの名指揮者たちとの共演経験を持つウカシュ・ドゥゴシュと、ミュンヘン室内o. やバッハ・コレギウム・ミュンヘンなどのフルート奏者を歴任したアガタ・キーラー=ドゥゴシュのフルート・デュオ。「2本のフルートと弦楽オーケストラ」で演奏されるバッハ、ピアソラ、そしてマルチン・ブラジェヴィチ(1953-)の作品では、息の合った絶妙のコンビネーションを披露してくれている。ポーランドのフルート界のレベルの高さを窺い知ることの出来るデュオ・アルバムとなっている。
レミニセンス
 パデレフスキ:メロディ Op.8 No.3 / チャイコフスキー:カプリッチョ風小品 Op.62v  グラナドス:東洋の踊り第2番 / ブラームス: F. A. E. ソナタ 〜スケルツォ
 ショパン:ポロネーズ イ長調 Op.40 No.1 / パガニーニ:カプリス第24番
 モンティ:チャルダーシュ / ドヴォルジャーク:バガテル Op.47

 ピオトル・プラヴネル、マリウシュ・パティラ(Vn) トマシュ・ストラール(Vc)
 録音:2019年12月、パデレフスキ・センター、コンシナ・ドルナ、ポーランド。かつてパデレフスキが居を構えていたポーランド南部の街コンシナ・ドルナにあるパデレフスキ・センターの30周年を記念して製作された特別なアルバム。ドレスデンのダンチョフスキ国際チェロ・コンクールやスペインのナバレタ国際チェロ・コンクールで入賞を果たし、1987年のワルシャワ・アカデミー・チェロ・コンクールで第1位に輝いた実績を持つポーランドの名チェリスト、トマシュ・ストラールの参加もポイント。
モニューシュコ:宗教作品集
 ミサ曲 イ短調/声をはり上げよ/我が眼を照らしたまえ/主を褒めたたえよ/ミサ曲 ホ短調/クリスマス・キャロル

 ジョアンナ・ウカシェフスカ、イウォナ・パンタ(S)
 ウカシュ・ファルチンキエヴィチ(Org)
 パヴェウ・ウカシェフスキ指揮ワルシャワ・プラガ大聖堂聖歌隊「ムジカ・サクラ」
 録音:2019年6月21日-22日、ワルシャワ・プラガ教会、ポーランド。ロマン派時代のポーランドにおける「オペラの父」、スタニスワフ・モニューシュコの宗教音楽の作曲家としての一面を教えてくれる貴重なプログラム。1855年と翌56年に作曲された イ短調と ホ短調の2つのミサ曲を中心とするここに収録された宗教作品は全て50〜60年代に作曲されており、キャリアの中期にいたモニューシュコの充実ぶりを物語っている。指揮はポーランドの合唱界の顔とも言うべき人気作曲家であるパヴェウ・ウカシェフスキ。合唱のスペシャリストの指揮解釈が、ポーランド・オペラの父の宗教作品の魅力をしっかりと伝えてくれる。
ワインベルク:室内交響曲集
 弦楽オーケストラとティンパニのための「室内交響曲第2番」 Op.147 /
 弦楽オーケストラ、クラリネットとトライアングルのための「室内交響曲第4番」 Op.153 /
 弦楽オーケストラとティンパニのための「シンフォニエッタ第2番」 Op.74 /
 フルートと弦楽オーケストラのための「協奏曲第2番」 Op.148bis

 アンナ・ドゥチマル=ムロツ指揮ポーランド放送アマデウス室内o.
 コルネル・ヴォラク(Cl) ルカシュ・ドゥゴシュ(Fl)
 ベアタ・スレミアン(トライアングル) ピオトル・ショルツ(ティンパニ)
 録音:2015年4月15日-2019年5月13日、ポズナン・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ポーランド。2019年12月で生誕100周年を迎えた20世紀のポーランド、旧ソ連/ロシアを代表する作曲家の1人、モイセイ〔ミェチスワフ〕・ワインベルク(1919-1996)。旧ソ連時代には義父が反ユダヤ主義運動により殺害され、自身もジダーノフ批判でいくつかの作品の演奏が禁止され、さらには1953年に逮捕されるという激動と苦難の人生を歩んだワインベルク。スターリンの死後、その名誉は回復されたものの、その数多くの優れた作品に対して録音が追いついておらず、再評価の途中という状態が続くワインベルクの芸術に光をあてる「ポーランド放送アマデウス室内o. 」によるプロジェクトの続編が登場!今回の収録曲は、弦楽オーケストラと共に「ティンパニ」に重要な役割を持たせた「 Op.147」と「 Op.74」、死の4年前の最晩年の作品の1つであるクラリネットが活躍する「 Op.153」、弦楽オーケストラ伴奏版の「 Op.148bis」の4作品。
ワインベルク
 弦楽オーケストラのための「交響曲第2番」 Op.30 (1946)/
 弦楽オーケストラとチェンバロのための「交響曲第7番」 Op.81 (1964)
  アンナ・ドゥチマル=ムロツ指揮ポーランド放送アマデウス室内o.
  オスカル・クラヴィエツキ(Cb) ドロタ・フラッコヴィアク=カパラ(Cemb)
 録音:2019年6月10日-12日、ポズナン・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ポーランド。1968年にポーランドを代表する名女流指揮者、アグニェシュカ・ドゥチマルによって創設されたポーランド放送アマデウス室内o. によるワインベルク・プロジェクト。ここでは、ショスタコーヴィチ的な雰囲気を連想させる初期の秀作である交響曲第2番と、チェンバロが場面転換の重要な役割を担い、アダージョ・ソステヌートで始まり、アダージョ・ソステヌートで終わる交響曲第7番の2作品をカップリング。ドゥクス(DUX)とアマデウス室内管のワインベルク・プロジェクトで指揮を執るのは、2009年から同オーケストラの副指揮者を務めているアグニェシュカの娘であるアンナ・ドゥチマル=ムロツ。
モニューシュコ:歌劇「パリア」(イタリア語版)
 カタジナ・ホーリシュ(S) ロベルト・ジェジエルスキ(B)
 ユーリー・ゴロデツキ(T) シモン・コマサ(Br)
 トマシュ・ヴァルミヤク(T) ウカシュ・ボロヴィチ指揮
 ポズナンpo.、ワルシャワ・フィルハーモニーcho.
 録音:2019年4月7日-12日、ポズナン・フィルハーモニー、ポーランド、ライヴ。「幽霊屋敷」や「ハルカ」などの国民的オペラを作曲し、ポーランド・オペラの父と称さ、2019年には生誕200周年を迎えた19世紀ポーランドの大作曲家スタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872)。同じ19世紀を生きたショパンが手を付けなかった「オペラ」をポーランドで発展させた功績は今もなお非常に高く評価されている。1869年に完成した3幕の歌劇「パリア」は、インドのカースト制度を舞台とした内容でありながら、音楽は純ポーランド的というユニークな作品。同年12月12日の世界初演では残念ながら厳しい評価を受けてしまったものの、20世紀初頭に再評価され、現在はモニューシュコの代表作の1つに数えられている。2019年の第23回ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン・イースター音楽祭、ライヴ録音で、指揮者はポーランド指揮界のエース、ウカシュ・ボロヴィチという万全の布陣。
フォーレ、グジェシュチャク&ウィットボーン:ミサ曲集
 フォーレ:小ミサ曲 / グジェシュチャク:トンゲレン・ミサ / ウィットボーン:神の御子のミサ曲

 マルタ・ボベルスカ、マグダレーナ・シマンスカ(S)
 パヴェウ・グスナル(Sax) クシシュトフ・ウルバニアク(Org)
 ダヴィド・ベル指揮ウーチ・フィルハーモニーcho.
 録音:2019年4月22日-26日、アルトゥール・ルービンシュタイン・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ウーチ、ポーランド。近代フランスのフォーレ、1965年生まれのポーランドのクシシュトフ・グジェシュチャク、1963年、イギリスのケント出身のウィットボーンの作品を集めたミサ曲集。ポーランド中央部のウーチを本拠地とするウーチ・フィルハーモニーcho. は、1953年にアマチュア合唱団として誕生。その後、1969年にプロの合唱団に改編され2019年が50周年という節目の年となった。ドゥクス(Dux)からリリースされたルトスワフスキの作品集が2015年のフレデリック・アウォードにノミネートされるなど、高い評価受けている合唱団。
真夜中の物語〜ポーランドのア・カペラ作品集
 ジオルコフスキ:平和 / ロクワフスカ=ムシャウシク:ビビ・シンク・ビ / ファルコウスカ:夜の子守歌
 ゴジェンバ=トリテク:アッカーマン・ステップ / ラチンスキ:光の消ゆるまえに / マレク:バラーダ
 チースリク:イン・ダンツィヒ / コメダ:ローズマリーの赤子 / ジオルコフスキ:夕べの星
 ロクワフスカ=ムシャウシク:真夜中の歌 / スザフランスキ:夢を見た / ウカシェフスキ:幸せな夜

 アートン・ヴォイセズ
 録音:データ記載無し| 2019 Dux Recording 。ポーランドの若き世代の作曲家たちによる意欲的、野心的なア・カペラ作品の数々を集めた作品集「真夜中の物語」。個性あふれる12曲のポーランドのア・カペラ作品を歌うのは、2010年に結成されたア・カペラ・アンサンブル、アートン・ヴォイセズ(Art'n Voices)。ソプラノ、アルト、テノール、バスの各パート2名ずつ総勢8名のアンサンブルで、その歌唱力は圧倒的。すでにポーランド内外のヨーロッパで実績を積み重ねており、世界的なブレイクも近いかも!?要注目のアンサンブル。
グレツキ:歌曲集
 3つの歌 Op.3 /2つの聖なる歌 Op.30bis /2つのロルカの歌 Op.42 /
 祝福されたラズベリーの歌 Op.43 /ユリウシュ・スウォヴァツキの2つの歌 Op.48 /
 マリア・コノプニツカの3つの歌曲 Op.68 /スタニスワフ・ヴィスピャンスキの3つの断章 Op.69

 ウルシュラ・クリゲル(Ms) ヤドヴィガ・ラッペ(A)
 ロベルト・ギールラッハ(B−Br) エヴァ・グス=セロカ(P)
 録音:2019年9月2日-6日、ショパン音楽大学コンサート・ホール、ワルシャワ、ポーランド。ホーリー・ミニマリズムと呼ばれた手法を掲げ「悲歌のシンフォニー(交響曲第3番)」で圧倒的な名声を得た20世紀のポーランドを代表する作曲家ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010)。「悲歌のシンフォニー」があまりにも有名すぎるグレツキだが、ドゥクス(Dux)レーベルはその歌曲に着目。セリー技法に傾倒した創作初期に続く中期でグレツキは調性音楽を追求しており、今回収録された歌曲集にはその時期にあたる1956年以降に作曲された作品を収録している。現在のポーランドにおいて随一とも称されるメゾ・ソプラノ、ウルシュラ・クリゲルや、BPOやVPO 、フィラデルフィア管、スイス・ロマンド管などとの共演を重ねているバスバリトンのロベルト・ギールラッハなど、演奏者陣も非常に豪華。
ルドミル・ルジツキ(1883-1953):
 交響的スケルツォ「スタンチク」 Op.1 /
 スタニスワフ・ヴィスピャンスキの詩に基づく
  交響詩「ボレスワフ2世」 Op.8 /
 ピアノ協奏曲第1番 ト短調 Op.43
オルガ・ザド(P)
シモン・マコウスキ指揮
低地シレジアpo.
 録音:2019年11月-12月、シュテファン・シュトラール・コンサート・ホール、イェレニャ・グーラ、ポーランド。ジョナサン・プロウライトがソリストを務めたピアノ協奏曲やピアノ五重奏曲(いずれもHyperion)によって、ここ日本でも知名度が飛躍的に向上したポーランドの作曲家ルドミル・ルジツキ(1883-1953)。ポーランドのドゥクス(Dux)レーベルが送り出すルジツキの作品集は、ピアノ協奏曲第1番をメインとした管弦楽のための3つの作品。大胆王、冷酷王とも呼ばれた11世紀のポーランド王ボレスワフ2世を題材とした交響詩など、後期ロマン派のポーランドの香りを存分に楽しめるプログラム。
メッセージズ〜ポーランドの弦楽四重奏曲集
 アンジェイ・パヌフニク:弦楽四重奏曲第2番「メッセージ」
 モニューシュコ:弦楽四重奏曲第1番 ニ短調
 ペンデレツキ:弦楽四重奏曲第3番「書かれなかった日記のページ」
 メッセージズSQ
 録音:2019年4月14日-15日、7月12日-14日、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー・コンサート・ホール、カトヴィツェ、ポーランド。アンジェイ・パヌフニク(1914-1991)の夫人であるカミラ・パヌフニクが「パーフェクト!」との称賛を寄せた、ポーランドの女流弦楽器奏者たちによるクァルテットが奏でる3世紀にまたがる同国の弦楽四重奏曲集。19世紀は「ポーランド・オペラの父」と称されたモニューシュコ、20世紀はイギリスへと移住しバーミンガム市so. の音楽監督としても活躍したパヌフニク、そして21世紀はペンデレツキの作品を選曲。19世紀から21世紀の3世紀の間に変化を遂げたポーランドの「弦楽四重奏」の歴史を紐解いている。メッセージズ・クァルテットは2014年に結成されたポーランドの弦楽四重奏団。2015年にブルガリアのプロヴディフで開催された第2回国際室内楽コンクールで第2位とショスタコーヴィチ賞を受賞、今後の飛躍が期待されている。
スルー〜アンジェイ・カラウォフ(1991-):
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ/ヴァイオリン、バス・クラリネット、打楽器とピアノのための「スルー」/
 ヴァイオリン、チェロとピアノのための「ピアノ三重奏曲」/
 チェロ、打楽器とピアノのための「インプローデッド・アグロメーション」

  アンジェイ・カラウォフ(P) マウゴジャタ・ヴァシュショネク、
  ロクサナ・クヴァシニコフスカヤ、アガタ・ラザルチク(Vn)
  ヤツェク・ドジョジャク(バスCl/打楽器) マリアンナ・シコルスカ、
  アガタ・バク(Vc) ウカシュ・ピオトロフスキ(Perc)
 録音:2014年、2016年、2017年、イザベリンAスタジオ。ポーランドの新世代の音楽家であるアンジェイ・カラウォフは1991年生まれのピアニスト、作曲家、インプロヴァイザー。ワルシャワのショパン音楽アカデミーを卒業後、ポーランドの2つの作曲賞で入賞を果たし、2018/2019シーズンにはロンドンpo. のLPOヤング・コンポーザーズ・メンタリング・プログラムに参加し、同オーケストラとの共演を果たしている。
ギター・エヴォリューション Vol.3
 ペンデレツキ/ピオトル・プシェボラ編曲:ヴィオラと管弦楽のための協奏曲(ギター版|2018)
 メイエル:ギター、ティンパニと弦楽のための協奏曲 Op.115
 ミコワイ・グレツキ:ギター協奏曲「アリオーソとフリオーソ」

 ピオトル・プシェボラ(G) クシシュトフ・ペンデレツキ指揮
 マチェイ・トヴォレク指揮 ダヴィット・ルンツ指揮
 ポーランド・シンフォニア・ユヴェントスo.
 録音:2018年12月22日-2019年5月20日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。惜しくも他界した現代ポーランドの巨匠、クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020)の作品を含む、現代のポーランドの作曲家たちによるギター協奏曲集のシリーズ第3弾。ペンデレツキの「ギター協奏曲」は、1983年に作曲された「ヴィオラ協奏曲」のソロ・パートを、今回の録音のソリストでもあるポーランドの俊英ギタリスト、ピオトル・プシェボラが2018年にギター版に編曲を行った物。プシェボラのギター・アレンジは、ペンデレツキのお墨付きを得た言わばオフィシャル・ヴァージョン!ペンデレツキのオーケストレーションと、ギターのソロ・パートのブレンド具合も特筆物。ソリストのピオトル・プシェボラは、ワルシャワのショパン音楽大学でマルチン・ザレヴスキにギターを指示した同国の俊英。ポーランドを中心とした20を超えるギター・コンクールでの入賞歴を誇り、19回の第1位、3回のグランプリ獲得という実績を持っている。
クァトロコルノ Vol.2 〜1本のホルンによる四重奏集
 フランセ:ホルン四重奏のための「ノットゥルノとディヴェルティメント」
 ブルックナー/ミヒャエル・ヘルツェル編曲:アンダンテ 変ニ長調
 チャイコフスキー/ローウェル・E.ショー編曲:ピッツィカート・オスティナート
 J.S.バッハ/アレクサンデル・シェベスチク編曲:昇天祭オラトリオ BWV.11 〜今やすべてがあなたの足下に
 J.S.バッハ/ラルフ・ロックウッド編曲:フーガ イ短調 BWV.947
 ケルビーニ/アレクサンデル・シェベスチク編曲:ソナタ第1番
 フランツ・シュトラウス/アレクサンデル・シェベスチク編曲:前奏曲、主題と変奏 Op.13
 リヒャルト・シュトラウス/アレクサンデル・シェベスチク編曲:歌劇「ばらの騎士」〜我が心は固く武装して
 ケルビーニ/アレクサンデル・シェベスチク編曲:ソナタ第2番
 シマノフスキ/アレクサンデル・シェベスチク編曲:交響曲第2番 Op.19 〜レント・テーマ

 アレクサンデル・シェベスチク(Hr〔多重録音〕)
 録音:2019年、スタジオ・アンジェイ・レワク、ワルシャワ、ポーランド。「ワン・フォー・フォー(One for Four)」をテーマに掲げ、多重録音を駆使して1本のホルンによる四重奏という離れ業を成し遂げたのは、ポーランドの名門オーケストラ、ワルシャワ国立po. で活躍するアレクサンデル・シェベスチク!バッハやブルックナー、ケルビーニ、2人のシュトラウス、チャイコフスキー、フランセ、そしてポーランドのシマノフスキなど、バラエティに富んだプログラムを1人4役で吹き切ってしまうシェベスチク。多重録音の利点は、同一人物の演奏であるため音色やフレージング、解釈の統一感が抜群に良いところ。録音技術面での困難を乗り越えて仕上がった「クァトロコルノ Vol.2」の完成度はお見事の一言に尽きる。シェベスチクは録音環境にもこだわっており、2本のビンテージ・マイク、「Telefunken ELA M302/2」と「Melodium42b」を今回のレコーディングで使用している。
ペンデレツキ(1933-2020):協奏曲集 Vol.9
 チェロ協奏曲第2番/チェロと管弦楽のためのソナタ(*)

  マヤ・ボグダノヴィチ(Vc) 石坂団十郎(Vc;*)
  クシシュトフ・ペンデレツキ指揮 マチェイ・トヴォレク指揮
  イェジ・セムコフ・ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥスo.
 録音:2019年12月9日-12日、16日-17日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。2020年3月29日に86歳でこの世を去った現代のポーランド楽壇を代表する巨匠クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020)。ペンデレツキが作曲した数々の「協奏曲」を網羅するために、ポーランドのレーベル「DUX(ドゥクス)」が進めてきた協奏曲シリーズの第9巻となる「チェロ協奏曲集」には、キャリアの初期にあたる1964年に作曲された2楽章形式の「チェロと管弦楽のためのソナタ」、そして中期の1982年の作品である「チェロ協奏曲第2番の2作品を収録。作曲者ペンデレツキ自身(とアシスタントとして彼を支え続けたマチェイ・トヴォレク)がタクトを執った2つのチェロ協奏曲はソリストが豪華。チェロ・ソナタではARDミュンヘン国際コンクール第1位から世界有数のチェリストへと羽ばたいた石坂団十郎が、チェロ協奏曲第2番ではパリ国立高等音楽院を一等賞で卒業し、ペンデレツキの80歳& 85歳の記念ガラ・コンサートにも招聘されたベオグラード出身の実力派女流チェリスト、マヤ・ボグダノヴィチがソロを弾いており、要注目。
ペンデレツキ(1933-2020):協奏曲集 Vol.8
 アコーディオン協奏曲(マチェイ・フラキエヴィチ編曲によるアコーディオン版|
            原曲:ヴァイオリンとヴィオラ、またはチェロのための二重協奏曲)/
 フルートと室内管弦楽のための協奏曲(バルトウォミェイ・ドゥス編曲によるソプラノ・サクソフォン版)

 マチェイ・フラキエヴィチ(アコーディオン)
 バルトウォミェイ・ドゥス(ソプラノSax)
 クシシュトフ・ペンデレツキ指揮 マチェイ・トヴォレク指揮
 イェジ・セムコフ・ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥスo.
 録音:2018年12月30日、2019年12月11日-18日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。ペンデレツキ協奏曲シリーズの第8巻は「ソロ楽器のアレンジ」がテーマ。2012年に作曲された「ヴァイオリンとヴィオラ、またはチェロのための二重協奏曲」を今回もソリストを務めているポーランド屈指のアコーディオン奏者、マチェイ・フラキエヴィチが2018年にソロ・パートをアコーディオン用にアレンジしたバージョンを収録。対して1992年の作曲後、1995年に改定された「フルートと室内管弦楽のための協奏曲」は、ポーランド内外のコンクールにおける多数の受賞歴を持つ期待のサクソフォニスト、バルトウォミェイ・ドゥスが2017年に編曲を施したソプラノ・サクソフォン版。作曲者本人からその仕上がりに称賛が贈られたという。
エルスネル:室内楽作品集

 ヴァイオリンとピアノのための3つのポロネーズ〔ニ長調/ニ長調(1820頃) /変ホ長調(1820頃) 〕/
 ピアノとヴァイオリンのための2つのソナタ Op.10 (1798頃)
  〔ヘ長調 Op.10 No.1 (1798頃) /ニ長調 Op.10 No.2 (1798頃) /
 ヴァイオリン、チェロとピアノのための「グランド・ソナタ」(1798頃) /ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.15 (1805頃) /
 弦楽四重奏曲 ニ短調 Op.8 No.3 (1796) /
 ソプラノ、メゾ・ソプラノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとオルガンのためのミサ曲 ト長調 Op.75 (1842)

 ユゼフ・コリネク(Vn) エリザベタ・カラス=クラシュテル(P)
 ピオトル・ノヴィツキ(Va) ズビグニェフ・クルジミンスキ、
 アドリアン・クレダ(P) プリマ・ヴィスタSQ
 ジュスティーナ・レチェニエディ(S) カタルジナ・キシェヴスカ(Ms)
 ロマン・ペルツキ(Org)
 録音:2010年、2017年、ポーランド放送S2スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。ショパンの師であり、モニューシュコの師でもあったドイツ系ポーランドの作曲家、ユゼフ・エルスネル(1769-1854、ドイツ語読みではヨーゼフ・エルスナー)の室内楽作品の数々。「ショパンの師匠」という肩書の知名度が大きすぎるためか、なかなかその音楽に接する機会に恵まれないエルスネルだが、古典派らしい爽快感、どことなくモーツァルトにも通ずる作風は再評価を待ちたい秀作ばかり。このエルスネルの作品集を牽引するのは、ヴァイオリンのユゼフ・コリネク。1978年から2003年までポーランド室内o. とシンフォニア・ヴァルソヴィアのヴァイオリン奏者を務め、2500公演以上のコンサートに出演したポーランドの重鎮の1人。
クープラン一族の鍵盤作品集
 ルイ・クープラン:ボーアン手稿譜(1658頃)からのクラヴサン曲集
 フランソワ・クープラン:クラヴサン曲集第2巻(1717) 〜クラヴサン第6組曲 変ロ長調/
             クラヴサン曲集第3巻(1722) 〜ティク・トク・ショク、またはオリーブしぼり機
 アルマン=ルイ・クープラン:クラヴサン曲集 Op.1 (1751)

 ドロタ・サイブルスカ=アムスラー(Cemb)
 録音:2010年6月7日-9日、芸術歴史博物館、ヌーシャテル、スイス。17世紀から19世紀に至る200年の間にフランスで隆盛を誇った「クープラン一族」。その鍵盤音楽の至芸の変遷を、ポーランドの名女流の演奏、そして3台の歴史的楽器と共にたどる古楽ファン要注目の好企画。ルイ、フランソワ、アルマン=ルイの3人のクープランの作品を奏でるドロタ・サイブルスカ=アムスラーは、ワルシャワのショパン音楽アカデミーで研鑽を積んだ後、ユゲット・ドレフュスとケネス・ギルバートに師事し、ジュネーヴ音楽院ではクリスティアーヌ・ジャコテのクラスを一等賞で卒業した経歴の持ち主。ここでは、スイス、ヌーシャテルの芸術歴史博物館に所蔵されている3台の銘器、ルイ・ドゥニ製作(1658年)、リュッケルス製作(1632/1740年)、クリスティアン・クロル(1770年)のクラヴサン(チェンバロ/チェンバロ)を弾き分けており、それぞれの楽器の音色と3人のクープランたちの音楽との饗宴を愉しむことができる贅沢なアルバムとなっている。
迷宮〜イェジ・マドラフスキ
 アコーディオンのための「オンライン・ラビリンス・ミュージック」/アコーディオンのための「バラード」/
 2台のアコーディオン、弦楽オーケストラとピアノのための「ディアローグ」/
 2台のアコーディオンのための「ディプティク」/アコーディオン、弦楽オーケストラとティンパニのための協奏曲

 バルトシュ・グウォヴァツキ、マチェイ・フラキエヴィチ、
 バルトシュ・コウスト(アコーディオン)
 エルスビエタ・プリスタシュ指揮ポトカルパチェ室内o.
 録音:2019年7月15日-17日、アルトゥール・マラフスキ・ポトカルパチェ・フィルハーモニー、ジェシュフ、ポーランド。ワルシャワのショパン音楽アカデミーで作曲を学び、2017年にポーランドのサノクで開催された国際作曲コンクールでの受賞歴を持つイェジ・マドラフスキのアコーディオンのための作品集。アコーディオンのための作品を続々と書き上げており、そのいずれの作品もポーランドの名手たちによって演奏されるなど高評価を受けている。今回の録音に参加している2人のアコーディオン奏者、フラキエヴィチ、グウォヴァツキもポーランドを代表する若き名手。
ポレブスキ
 エレクトロアコースティック組曲
  「ファースト・コマンド」
ハッシュタグ・アンサンブル
 録音:2019年3月、オトレンブシ、ポーランド。組曲「ファースト・コマンド」は、イギリスの小説家ジョゼフ・コンラッド(1857-1924)の作品「陰影線(シャドウ・ライン)を題材とし、電子音とアコースティック楽器(ここでは弦楽器と管楽器のアンサンブル)の融合を試みた野心的な作品。アンサンブル名の"ハッシュタグ"というネーミングからも現代的センスとユーモアを感じさせる。

ETCETERA 特記以外 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
ストラヴィンスキー:ヴァイオリンとピアノのための音楽
 イタリア組曲/ディヴェルティメント(「妖精の接吻」より)/デュオ・コンチェルタント/
 3つの小品(「火の鳥」より)/ロシアの踊り(「ペトルーシュカ」より)

 ブルーノ・モンテイロ(Vn) ジョアン・パオロ・サントス(P)
 ポルトガル政府とグルベンキアン財団の奨学生に選ばれ、アメリカへと渡り、ヨーロッパ各国から、イスラエル、東南アジア、韓国など世界中で演奏してきたポルトガルのヴァイオリニスト、ブルーノ・モンテイロが弾くストラヴィンスキー。「ポルトガル最高のヴァイオリニストの一人」(リスボンの日刊紙"デイリー・プブリコ")、「今日のもっとも有名なポルトガルのミュージシャンの一人」(リスボンの週刊紙"ウィークリー・エクスプレッソ")、「艶のある黄金の音色」(アメリカの音楽誌"ファンファーレ")、「豊かなヴィブラートから生み出される輝く色彩」(イギリスの権威ある弦楽器専門誌"ストラッド"」など、国際的なメディアで絶賛されてきたモンテイロが弾く貫禄のストラヴィンスキー・アルバム。
ヴィルヘルム・ベルガー:ピアノ独奏作品集 Vol.2
 序奏とフーガ ト短調 Op.42 /4つのフーガ Op.89 /
 アクアレル Op.23 より〔トロイメライ ト長調 Op.23 No.6 /2声部 変ロ長調 Op.23 No.10 /
             コボルトの踊り ロ短調 Op.23 No.5 /ロマンス 変ロ長調 Op.23 No.3 〕

 猿渡光子(P)
 全曲世界初録音|日本語解説付。スウェーリンク音楽院で名匠ヴィレム・ブロンズに師事し、現在はオランダをベースに、ソロ、室内楽(ウリエル・アンサブルのメンバー、他)のピアニストとして活動する猿渡光子。レコード芸術で「特選盤」に選ばれた「詩人シューマン(PKTC-1539)」に続き、忘れ去られたドイツ後期ロマン派のコンポーザー=ピアニスト、ヴィルヘルム・ベルガー(1861-1911)のピアノ作品集(KTC-1599)という意欲的な録音を発表し、その知られざる魅力と高いレベルの演奏技術が評価され、こちらもレコード芸術「特選盤」を獲得。そんなベルガー録音の成功を受け、なんと続編となるベルガーのピアノ作品集第2巻が実現した。ヴィルヘルム・ベルガーはマイニンゲン宮廷楽団の常任指揮者を務め、管弦楽曲、ピアノ曲、そして声楽曲など100曲以上の作品を生み出し、それらがほとんどすべて出版された。また、ベルガーのピアノ作品は高い技術が要求されることから、ベルガー自身が素晴らしいピアノ・テクニックの持ち主であったことを証明している。このピアノ作品集第2巻ではフーガで書かれた作品を中心に取り上げ、バッハからメンデルスゾーン、シューマン、ブラームスへと歩み続け、ベルガー、そしてマックス・レーガーへと受け継がれていった対位法の偉大な伝統を猿渡光子が見出す。
KTC-1677
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(10CD)
3CD価格
アンドレ・デ・フローテ〜ア・ライフ・イン・ミュージック
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲
  〔第3番 ハ短調 Op.37 [アンドレ・ヴァンデルノート指揮 RTBF so. /1987年、ライヴ]/
   第4番 ト長調 Op.58 [クリストフ・エッシェンバッハ指揮 BRT so. /1977年12月9日、ライヴ]〕
 ラフマニノフ:
  ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 Op.1 [アルヴァロ・カッスート指揮 BRT so. /1976年11月9日、ライヴ]
  パガニーニの主題による狂詩曲 イ短調 Op.43 [ルネ・デフォセ指揮ベルギー国立o./1968年2月5日、ライヴ]
  交響詩「死の島」 Op.29 (アンドレ・デ・フローテ編曲|2台ピアノ版)
   [ジョゼフ・アルフィディ(P)/1983年、世界初録音]
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.16[フェルナン・テルビ指揮 BRT po. /1980年3月6日、ライヴ]
 フレデリク・デフレーセ:ピアノ協奏曲第4番[フェルナン・テルビ指揮 BRT po. /1989年3月2日、ライヴ]
 フレデリク・ヴァン・ロッスム:ホルン、ピアノと管弦楽のための協奏交響曲 Op.11
  [フランシス・オーヴァル(Hr) フレデリク・デフレーセ指揮ベルギー国立o./1969年]
 ジョンゲン:ピアノ協奏曲 ハ短調 Op.127 [パーヴォ・ベルグルンド指揮 BRT so. /1964年10月16日、ライヴ]
 ファリャ:スペインの庭の夜[ジョルジュ・オクトール指揮 BRT po. /1985年11月21日、ライヴ]
 プーランク:ピアノと18の楽器のための舞踊協奏曲「オバド」
   [ヤン・デ・メイヤー指揮アンサンブル・ベレロフォン/1996年]
 フランセ:ピアノと10本の管楽器のための「友人パパゲーノへのオマージュ」[アンサンブル・ベレロフォン/1996年]
 アルテュール・ド・グレーフ:ピアノ協奏曲〔第1番 ハ短調/第2番 ロ短調〕
   [フレデリク・デフレーセ指揮モスクワso./1995年]
               スーヴェニア[スタジオプロダクション、1989年]
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53「ヴァルトシュタイン」[1995年]
 ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24[1990年]
 バルトーク:3つの練習曲 Op.18, Sz.72 [1985年11月5日、ライヴ]
 フランクリン・ギゼリンク:ラクリモーサ[スタジオプロダクション、1980年3月4日]
 ジョンゲン:チェロ・ソナタ ハ短調 Op.39 [ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)/1995年]
 シャルル・トゥルヌミール:チェロとピアノのための詩曲 Op.39 [ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)/1995年]
 ヴィラ=ロボス:チェロとピアノのためのファンタジア [ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)/1998年、ライヴ]
 カサド:レキエブロス、緑の悪魔の踊り[ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)/1991年]
 アルノ・ババジャニアン:ピアノ三重奏曲
   [レヴォン・チリンギリアン(Vn) ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)/2001年]
 ヤン・ファン・ランデヘム:チェロとピアノのためのゲルニカ
   [ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)/スタジオプロダクション、2002年]
 コルンゴルト:ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.25 [2001年]
 ラフマニノフ:イタリアン・ポルカ / ダルゴムイシスキー:スラヴのタランテラ
   [イレーナ・コフマン(Pデュオ)/2007年]
 ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99 [ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc)/2009年]/
       クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 Op.120 No.2[ヴォルフガング・マイヤー(Cl)/2005年]/
       3つの間奏曲 Op.117 [アンドレ・デ・フローテ(P)/1990年]/
       ローベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op.23[リュック・デヴォ(Pデュオ)/2008年]
 リスト:バッハのカンタータ「泣き、嘆き、憂い、恐れ」による変奏曲 S.180 [スタジオプロダクション、1988年]
 シューマン:3つのロマンス第2番 Op.28 No.2 [スタジオプロダクション:1983年]
 ブラームス:ワルツ 変イ長調 Op.39 No.15 [スタジオプロダクション、1983年]/
       4つのピアノ小品 Op.119 〜間奏曲 ホ短調[1990年]
 ジョンゲン:トッカータ Op.91 [スタジオプロダクション、1980年3月4日]
 ファリャ:ベティカ幻想曲[1995年10月15日、ライヴ]
 グラナドス:スペイン舞曲集〜オリエンタル Op.37 No.2 /ゴイェスカス Op.11 〜マハと夜鳴きうぐいす
 メンデルスゾーン:練習曲 イ短調 Op.104 No.3 / J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
 ドビュッシー:月の光 / ラフマニノフ:前奏曲 嬰ト短調 Op.32 No.12 [スタジオプロダクション、1983年]

 アンドレ・デ・フローテ(P)
 ベルギーを代表するピアニストであり、ブリュッセル王立音楽院をはじめ、フランス、ドイツ、スペイン、日本での多くのマスタークラス、そしてアメリカのアリゾナ州立大学、インディアナ大学ブルーミントン校などでも教え、エリザベート王妃国際音楽コンクールの審査員としても活躍したアンドレ・デ・フローテ。約50の協奏曲を含む幅広いレパートリーを誇り、膨大な録音を残してきたアンドレ・デ・フローテの音楽人生を振り返る豪華10枚組BOX 。ベートーヴェンやラフマニノフ、プロコフィエフから、ジョゼフ・ジョンゲン、デ・グリーフ、デフレーセなどベルギーのレパートリーまでを含むピアノ協奏曲を中心に、ピアノ独奏作品と妻でもあるチェリスト、ヴィヴィアーヌ・スパノゲやヴォルフガング・マイヤー、レヴォン・チリンギリアンらの名手との室内楽では、ファリャ、シューマン、バルトーク、トゥルヌミール、ヴィラ=ロボス、カサド、ババジャニアン、コルンゴルト、ダルゴムイシスキー、リスト、グラナドス、そしてドビュッシー、メンデルスゾーン、J.S.バッハ等の多様な作品で、その色あせない芸術を残している。
KTC-1676
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(10CD)
3CD価格
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集〔第1番−第32番〕
 アンドレ・デ・フローテ(P|使用楽器:スタインウェイ、D 274
 録音:1995年-1998年、ブリュッセル王立音楽院コンサート・ホール、ベルギー|既出〔当店推定〕: Solal, SOL-006 (10CDs) / Naxos (Belgium), 品番不明(分売)〔以上、すべて廃盤〕。 ベルギーを代表するピアニストであり、ブリュッセル王立音楽院をはじめ、フランス、ドイツ、スペイン、日本での多くのマスタークラス、そしてアメリカのアリゾナ州立大学、インディアナ大学ブルーミントン校などでも教え、エリザベート王妃国際音楽コンクールの審査員としても活躍したアンドレ・デ・フローテ。1995年から1998年にかけて録音されたアンドレ・デ・フローテの名録音の1つ、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集(全32曲)が、オランダの老舗レーベルEt'cetera(エトセトラ)から新装再発売!ブリュッセルの他、ベートーヴェンの生地ボンやスペインのサラゴサ、そして日本では広島でもベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会を行ったというアンドレ・デ・フローテが、真摯に誠実に紡いだ正統派のベートーヴェン。
ラ・フィーユ・エ・ル・サクソフォン
 ボザ:アリア / フェルナンド・デュクリュック:ソナタ 嬰ハ短調 / イベール:物語
 プーランク:オーボエ・ソナタ(ピアノとソプラノ・サクソフォンのための編曲版)
 セリア・スヴァルト:空気の秘密 / ポール・モーリス:プロヴァンスの風景
 ドビュッシー:ラプソディ(サクソフォンとピアノのための編曲版) / フーフ・ステケテー:ララバイ

 フェムケ・ステケテー(Sax) トビアス・ボルスボーム(P)
 ヘンデルの「水上の音楽」の鮮烈なサクソフォン・アレンジ・アルバム(KTC-1661)で話題を呼んだオランダの麗しきサクソフォン四重奏団、シレーネ・サクソフォン・クァルテットのメンバーを務めるフェムケ・ステケテーのソロ・デビュー・アルバム。ハーグ王立音楽院とアムステルダム音楽院を優秀な成績で卒業し、ハーグ・レジデンティ管、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、オランダ放送フィルなどの主要オーケストラと共演、そして美容とクラシック音楽をテーマにしたユニークなブログの開設やオンライン・コラムニストとしても多彩に活動するフェムケ・ステケテーが、ボザやデュクリュック、モーリスの重要作品、プーランクとドビュッシーのアレンジなど、彼女がもっとも愛するサクソフォンとピアノのための作品をセレクション。「空気の秘密(Les secrets de l'air)」は、前出の「水上の音楽」アルバムにも作品が収録されているオランダの若き女流作曲家(兼サクソフォン奏者、ヴィジュアル・アーティスト)、セリア・スヴァルト(1994-)が、フェムケとこのアルバムのために書いた新作。最後は、トランペット奏者であるフェムケの父親、フーフ・ステケテーが書いた子守歌で締めくくる。
19世紀ブルージュのロマンティック音楽〜ヨーゼフ・リエラント(1870-1965):
 オーボエ・ソナティナ Op.28 /クラリネットのためのファンタジー Op.40 /ホルン・ソナタ Op.18 /
 チェロ・ソナタ第1番 Op.22 /クラリネットのための3つの小品 Op.17

 テラ・ノヴァ・コレクティーフ
 テラ・ノヴァ・コレクティーフは、イ・ソリスティ・デル・ヴェントやシャン・ダクションのメンバーでもあるクラリネット奏者、ヴラド・ウェーフェルベルヒを芸術監督として2012年に結成されたベルギーのピリオド・アンサンブル。ベルギー後期ロマン派の作曲家、ヨーゼフ・リエラント(1870-1965)が書いた室内楽作品集。1924年にはブルージュ(ブリュッヘ)音楽院のディレクターに任命されるが、その前までに多くの作品を書いており、ここでは19世紀末から20世紀初頭に書かれたリエラントの管楽器とチェロのための作品を収録。
愛の喜びのシャンタドール〜
  ベルナルト・デ・ヴェンタドルン:トルバドゥールによる6つの歌

 パロマ・グティエレス・デル・アロヨ(歌) マヌエル・ビラス(Hp)
 12世紀リモージュ地方(フランス)の代表的なトルバドゥール(吟遊詩人)、ベルナルト・デ・ヴェンタドルンの音楽を、中世(15世紀)以前を専門として活動するシンガー&プサルタリー奏者、パロマ・グティエレス・デル・アロヨが歌う。

FINETONE (独) 特記以外 1CDあたり¥3520(税抜¥3200)

アルメニアン・クラシックス
 ハチャトゥリアン:クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲
 ガギク・オヴンツ:チェロとヴァイオリンのためのデュオ・ソナタ Op.13
 アルノ・ババジャニアン:ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲
  ヴォルフガング・マイヤー(Cl)
  ソントラウト・シュパイデル、ルベン・メリクセティアン(P)
  ミッシャ・マイヤー(Vc) アニ・アガベキャン(Vn)
 録音:2018年11月、2019年3月。ジャズ、クラシックの両面で活躍し、カールスルーエ音楽大学の教授、学長を務め、ペーター・レーヘルとの共演も多いドイツ・クラリネット界の重鎮、ヴォルフガング・マイヤーが参加するアルメニアン・アルバム。アルメニア音楽の父、アラム・ハチャトゥリアンのクラリネット三重奏曲に始まり、アニ・アガベキャンのデビュー・アルバム(FTM-8040)にも作品を収録していたガギク・オヴンツ(1930-2019)、そしてアルノ・ババジャニアンの室内楽作品を組み合わせている。

FRA BERNARDO (墺) 特記以外 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 2013年にリリースを開始したウィーンのレーベル。基本的に全点「限定盤」との記載がある模様。
FRANCISCI MAGNVS AMOR 〜初期鍵盤楽器のコレクターと愛好家の偉大な愛を探る
 アンドレア・ガブリエリ、ジョヴァンニ・ガブリエリ、ジョヴァンニ・パオロ・チーマ、
 アンニーバレ・パドヴァーノ、アンドレア・アンティーコ、ジローラモ・カヴァッツォーニ、
 マルコ・アントニオ・カヴァッツォーニ、ピーター・フィリップス、ジョヴァンニ・ピッキ、
 アントニオ・ヴァレンテ、ルッジェーロ・トロフェオ、フランチェスコ・ビアンカルディ等の作品

 ペーター・ヴァルトナー(ヴァージナル/Cemb)
 録音:2019年2月1日-2日、スイス。オルガン、チェンバロ、フォルテピアノなどの歴史的鍵盤楽器の名手でありヒストリカル演奏と楽器の知識にも富んだ音楽学者、ペーター・ヴァルトナーが、歴史的鍵盤楽器のコレクターと愛好家に贈るアルバム。細心の注意をはらって復元された、16世紀フィレンツェのヴァージナルと、16世紀ナポリのチェンバロを演奏している。

GUILD (瑞) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
キャリン・ユマ(1965-):
 ピアノと管弦楽のための「交響的協奏曲」/
 交響曲第1番「カルパティカ」
セルジュ・トゥフティウ(P)
クリストファー・ピートリー指揮
BBC ウェールズ・ナショナルo.
 録音:2018年11月15日-16日、ホディノット・ホール、ミレニアム・センター、カーディフ、イギリス|全曲世界初録音。ルーマニア北東部カルパチア山脈の東に位置する地域であるモルドヴァ地方の都市ヤシ出身の作曲家、キャリン・ユマ(1965-)が書き上げた雄大かつロマンティシズムに溢れた2つの大作の世界初録音が「Guild(ギルド)」から登場! 故郷であるルーマニアからイギリスへと移り、同地で20年以上に渡って活躍を続けているキャリン・ユマ。2015年に作曲されたピアノ協奏曲「交響的協奏曲」、2018年に完成した最初のシンフォニー交響曲第1番は、両作品ともユマの故郷であるモルドヴァ地方の民謡がふんだんに取り入れられているのと同時に、特に「交響的協奏曲」は、Hyperionのロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズに登場するのではないかと思わせられるほどロマン派的な雰囲気を併せ持ち「美メロ」に満ちた美しい作品。

INDESENS (仏) 特記以外 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)


 旧譜(価格が異なります)はこちらから
トーフー・ボーフー
 カロル・ベッファ:ブロウ・イン(*) / ドビュッシー/ジャン=ピーエル・バロン編曲:ラプソディ(#/+)
 オリヴィエ・カスパー:カリプソ(**) / ミヨー/ジャン=ピーエル・バロン編曲:スカラムーシュ(#/+)
 ティエリー・エスケシュ:マジック・サーカス(+)

 サクソ・ヴォーチェ[サクソフォン・アンサンブル] ジャン=イヴ・フルモー(Sax;#)
 カロル・ベッファ(P;*) ジョアン・ファルジョ指揮(+) オリヴィエ・カスパー指揮(**)
 録音:2019年4月27日-29日、フランス。ジェローム・ララン、原博巳、大石将紀と組んだサクソフォン四重奏団でも活躍したフランスのサクソフォン奏者、ティボー・カナヴァルが2012年に結成したサクソフォン・アンサンブル、サクソ・ヴォーチェ(SAXO VOCE)の新録音が、管楽器界のスタープレイヤーたちが名を連ねるフランスのハイクオリティ・レーベル「アンデサンス(Indesens)」から登場。ドビュッシーとミヨーの名曲からの華麗なアレンジ作品と現代の作曲家たちの鮮烈な作品で、映画、神話、演劇、サーカスのコントラスト豊かな音楽体験を提供。映画& TV音楽でも知られるカロル・ベッファの「Blow in」はベッファ自身のピアノとサクソフォン五重奏の編成。残りの4曲はサクソフォン九重奏(SSAAATTBB)をベースに、ドビュッシーの「ラプソディ」とミヨーの「スカラムーシュ」ではフランスの名手ジャン=イヴ・フルモーがソリストとして参加している。

KAIROS (墺) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
ビローネ
 ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための「マニ. ジャコメッティ」[ディストラクトフォールド]/
 アルト・サクソフォンと打楽器のための「2つのアルベリ」[スケープゴート]
 録音:2019年12月20日-21日、マンチェスター、イギリス/2019年12月23日、モントリオール、カナダ。1960年イタリア出身で現在はウィーンの活躍の場としているピエルルイジ・ビローネ(1960-)は、作曲をサルヴァトーレ・シャリーノとヘルムート・ラッヘンマンに師事。グラーツ音楽大学、フランクフルト音楽大学を経て2017年からはバルセロナのカタルーニャ高等音楽院の教授職を務めている。静寂と神秘性が両立した音風景を描くというスタイルを掲げているビローネ。弦楽三重奏、サクソフォン&打楽器の2作品でも、その静寂の空間と神秘的な雰囲気が作品全体を覆っている。
グロボカール
 16人の演奏者のための「本音のひとり言」/ノアの方舟の騒々しいソプラノ(*) /霧の中の万華鏡

  ヴィンコ・グロボカール指揮 トロント・マドセン副指揮 BIT 20 アンサンブル
  アルウィン・プリチャード(パーカッシヴ・シンガー;*)
 録音:2018年9月、グリーグホール、ベルゲン、ノルウェー。スロヴェニア系フランス人コンポーザー=トロンボニストで、コンテンポラリー・ミュージックのアイコン的存在でもあるヴィンコ・グロボカール(1934-)の2010年代の作品集が「カイロス(Kairos)」から登場!レイボヴィッツとべリオから作曲を学び、形式にとらわれない「超技術(extended technique)」を駆使したグロボカールの作品は常に刺激に満ちており、ここに収録されている「Soprano Tapaguese Sur Ache de Noe」でのアルウィン・プリチャードの狂気的な独演劇はかなりのインパクトを与えてくれる。
アンドレイエフ:虹色の記号
 ソプラノとアンサンブルのためのカンタータ「虹色の記号」/先週のコンサートについて/
 ネットの動きは鈍いが/困難が石を滑らかにする/毎日の出来事/夜間部

 マレン・シュヴィアー(S) ディーナ・ピサレンコ(P)
 ルイージ・ガッジェーロ指揮ウホ・アンサンブル・キエフ
 録音:2018年9月22日-27日、ナショナル・レコーディング・ハウス、キエフ、ウクライナ。2018年のカイロス(Kairos)へのデビュー・アルバムで成功を収めたカナダの作曲家、サムエル・アンドレイエフ(1981-)の第2弾には、2002年から2017年に作曲された6作品を収録。アンドレイエフは、パリ音楽院で作曲をフレデリック・デュリユーに師事し、IRCAMでは電子音響音楽を学び、さらにはオーボエをアンサンブル・アンサンブル・アンテルコンタンポランのディディエ・パトーの下で研鑽を積んだという経歴の持ち主。2012年にはアンリ・デュティユー賞を受賞、また、シーメンス財団からアンサンブル・プロトン・ベルンの創立10周年記念作品の委嘱を受けるなど、ヨーロッパで着実に知名度と実績を高めている作曲家。

NOSAG (スウェーデン) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

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ヴァイオリン・デュオのための作品集 Vol.5
 ジャクリーヌ・フォンティン(1930-):アナレクタ / カーリン・バートシュ・エードストレム(1965-): Asthmose
 サミュエル・アドラー(1928-):5つの関係した小品
 ブリッタ・ビューストレム(1974-):一斉射撃 / マリー・サミュエルソン(1956-): Two lives

 デュオ・ジュラン[セシリア・ジュラン、マッティン・ジュラン(Vn)]
 録音:2018年8月。セシリアとマッティンのデュオ・ジュランは、18世紀の前期から人気が高まった「2つのヴァイオリンの二重奏」という編成によって今日の音楽を探求するというコンセプトで1994年に結成された。アッラン・ペッテションの「2つのヴァイオリンのための7つのソナタ」(BIS-1038)、第1集-第4集(nosagCD-075, CD121, CD152)、第6集(CD181)の「ヴァイオリン・デュオのための作品集」をリリース、2008年「ドイツ・レコード批評家賞」や2011年「スウェーデン現代サウンド」などの賞を受けてきた。ベルギーのジャクリーヌ・フォンティンの「マエストーゾ」「エーテル」「カンタービレ」など「文学作品の抜粋を集めた」6曲の「アナレクタ」。アメリカのサミュエル・アドラーの「ゆっくりと-速くリズミカルに」「とてもゆっくりと、くつろいで」「速く、猛り狂って」「ゆっくりと、しかし非常に激しく」「活力をみなぎらせて」のチャーミングな「5つの関連した小品」。そして、カーリン・バートシュ・エードストレム、ブリッタ・ビューストレム、マリー・サミュエルソンのスウェーデンの人気女性作曲家三人の作品。

RUBICON CLASSICS (英) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 長年ワーナー・クラシックスとドイツ・グラモフォンで要職を務め、2009年以降 2017年現在 ONYX CLASSICS のエグゼクティヴ・プロデューサーも務めるマシュー・コスグローヴ氏が設立、2017年1月からリリースを開始したイギリスのレーベル。第一線で活躍する世界的アーティストたちの演奏を発売する ONYX に対し、 Rubicon は才能を持ち次代を担うべき若きアーティストたちの「クリエイティヴ・ホーム」となるべく立ち上げられたという。
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ラヴェル&コダーイ
 ラヴェル/リディ・ブレイドープ編曲:ピアノとチェロのための組曲
 〔夜明け(バレエ「ダフニスとクロエ」より)/
  マラゲニャ(スペイン狂詩曲〜第2曲)/ハバネラ(スペイン狂詩曲〜第3曲)〕
 ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ / コダーイ:無伴奏チェロのためのソナタ ロ短調 Op.8

 リディ・ブレイドープ(Vc) ロザンネ・フィリッペンス(Vn)
 ジュリアン・ブロカル(P)
 録音:2019年10月14日-17日、ジャルダン・ミュジカル・アット・サント=カトリーヌ、ブリュッセル。パリ音楽院を首席で卒業し、オランダを中心に、ベルギー、フランス、日本でリサイタルを行ってきたオランダの若き情熱に溢れるチェリスト、リディ・ブレイドープのデビュー・アルバム。ブレイドープはラヴェルの音楽、魔法の音の世界をこよなく愛するも、ラヴェルのチェロのための作品は少ないため、自身で「ダフニスとクロエ」と「スペイン狂詩曲」からの音楽をアレンジしチェロ組曲へと組み立て、このアルバムに収録している。数少ないラヴェルのチェロ作品の1つ、「ヴァイオリンとチェロのためのソナタ」では、 2020年9月に初来日が決まり話題を呼んでいる オランダの才女ロザンネ・フィリッペンス(ロザンヌ・フィリッペンス)と共演。ピアノ伴奏は「モンポウ&ラヴェル」のアルバム(RCD1008)でグラモフォン誌のエディターズ・チョスを獲得したフランスの逸材、ジュリアン・ブロカルが参加、若き才能溢れる豪華共演にも注目。

SIGNUM CLASSICS (英) 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)

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ジ・アワーズ〜ベン・パリー:合唱作品集
 サン・ソウル/アーリー・ワン・モーニング/ファースト・デイ(*) /マイ・ハーツ・イン・ザ・ハイランズ(+) /
 ミュージック〜アン・オード/春のソネット〔 I / II 〕/美しいドゥーン川の岸辺/スノウ(+) /
 ニュー・イヤー・キャロル(+) /マイ・スピリット・サング・オール・デイ/光より生まれし光/
 アヴェ・ヴェルム・コルプス/神よ、私の頭の中に/主の祈り/ソネット第27番(+) /一晩中/
 ヌンク・ディミッティス(*) /ゴールデン・スランバー/エクリプス/ライトゥン・アワー・ダークネス

 ルパート・ゴフ指揮ロイヤル・ホロウェイcho.
 リアム・コンドン(Org;*) サイモン・マーロウ(P;+)
 録音:2018年6月26日、2019年3月29日。ロイヤル・ホロウェイ合唱団は、ロンドン大学最大のカレッジの1つであるロイヤル・ホロウェイの名門混声cho. 。Hyperionレーベルでの複数の録音によって、特にバルト海地域のスペシャリストとして知られている。ベン・パリー(1965-)はロンドン・ヴォイシズの共同ディレクター、ケンブリッジ・キングズ・カレッジの副音楽監督、イギリス・ナショナル・ユース合唱団のアシスタント・ディレクターなども務める作曲家。クラシックとライト・ミュージックの両面で活躍するベン・パリーの、世俗的・宗教的な合唱作品集。
疾風怒濤 Vol.1
 グルック:歌劇「ドン・ファン」〜最後のシーン / ヨンメッリ:「フェトンテ」〜 Ombre che tacite qui sede
 ハイドン:「歌姫」〜 Non v 'e chi mi aiuta  / フランツ・イグナーツ・ベック:交響曲 ト短調 Op.3 No.3
 トラエッタ:「ソフォニスバ」より〔 Crudeli, ahime, che fate / Sofonisba, che aspetti?
 ハイドン:交響曲第49番 ヘ短調「受難」

 キアラ・スケラート(S) イアン・ペイジ指揮モーツァルティスツ
 録音:2019年1月4日-6日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア、ロンドン、 UK 。クラシカル・オペラを指揮したモーツァルトの初期作品録音で名を馳せたモーツァルトのスペシャリスト、イアン・ペイジ。イアン・ペイジが2017年に結成した新しいアンサンブル、「モーツァルティスツ」による新たな大型プロジェクト、「疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドラング)」がスタート!1760年代から1780年代に芸術界を席巻した疾風怒濤運動を探求する全7巻に及ぶシリーズで、ハイドン、モーツァルト、グルックらの傑作から、知られざる作品、軽視されていた佳作などを組み込んでいく意欲的なプロジェクト。イアン・ペイジ率いるピリオド楽器の名手たちの演奏で、直感的でダイナミックな「疾風怒濤」のエネルギーをお届けする。
イアン・ヴェナブルズ(1955-):歌曲集
 ソプラノとピアノのための6つの歌
  〔 Op.33 No.1, Op.37 No.3, Op.41 No.6, Op.37 No.1, Op.33 No.2, Op.45 No.1 〕
 ソプラノ、テノール、弦楽四重奏とピアノのためのカンタータ「リメンバー・ディス」 Op.40 /
 テノール、ヴィオラとピアノのための歌曲集「 Through These Pale Cold Days 」 Op.46

 メアリー・ベヴァン(S) アラン・クレイトン(T)
 カルドゥッチSQ グレアム・J.ロイド(P)
 録音:2019年1月17日-18日、オール・セインツ教会、ロンドン。「現代イギリスのもっとも偉大なアート・ソングの作曲家」と称され、室内楽にも秀でた作曲家、イアン・ヴェナブルズ(1955-)の歌曲集。メアリー・ベヴァン、アラン・クレイトンの名歌手が愛をテーマにしたテキストをムーディーに歌う。
SIGCD-616
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(2CD)
ベートーヴェン交響曲集
 〔第1番 ハ長調 Op.21 /第2番 ニ長調 Op.36 /
  第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」〕
ジェラルド・バリー(1952-):
 ベートーヴェン(2008) /ピアノ協奏曲
トーマス・アデス指揮
ブリテン・シンフォニア
ニコラス・ホッジス(P)
マーク・ストーン(Br)
 録音:2017年-2018年、バービカン・センター、ロンドン。ベンジャミン・ブリテンの再来とも称されるイギリスの人気作曲家、指揮者、ピアニスト、トーマス・アデス(1971-)。日本では武満徹作曲賞2020の審査員にも選ばれ、多くの作品が名だたるアーティストたちによって演奏・録音されるなど、近年は特に作曲家としての活躍が華々しいアデスがブリテン・シンフォニアを振ったベートーヴェンの交響曲集。そして、アイルランド国立so. のコンポーザー・イン・レジデンスなどを務めたアイルランドの作曲家、ジェラルド・バリー(1952-)の作品、「ベートーヴェン」と「ピアノ協奏曲」を組み合わせるという、ユニークなベートーヴェン・アニヴァーサリー・アルバム。バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループのために2008年に作曲された「ベートーヴェン」は、オーケストラル・アンサンブルをバックに、ベートーヴェンの謎多き手紙「不滅の恋人(Immortal Beloved)」のテキストを歌うミニ・オペラ的作品。トーマス・アデスとはアデスの「死の舞踏」の録音などでも共演したイギリス期待のバリトン、マーク・ストーンが、ベートーヴェンの激情や恨み節、そしてコミカルな表情までを豊かに表現している。
ブレッシング〜ポール・ミーラー(1975-)の音楽
 全世界を隅々まで歌で満たせ/至福の教え/ To Seek Where Shadows Are /見よ、か弱きみどりごを/
 汚れなきバラ/セルウィン・サーヴィス/ Beneath Thy Compassion /アヴェ・マリス・ステラ/
 ユビラーテ・デオ/アヴェ・ヴェルム・コルプス/ Let Fall the Windows of Mine Eyes /
 私を愛するならば/ All wisdom cometh from the Lord /ブレッシング

 マーク・シングルトン指揮ヴォーチェ
 録音:2018年5月、アメリカ。ヴォーチェ(VOCE)は、マーク・シングルトンらが創設したアメリカ、ニュー・イングランドの室内合唱団。マーク・シングルトンとはスコットランドのアバディーン大学で共に働いていた交流などもあるウェールズの合唱作曲家ポール・ミーラーの愛と平和に満ちた合唱作品集。
SIGCD-612
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(2CD)
Maghek 〜グスタボ・ディアス=ヘレス(1970-):カナリア諸島の7つの交響詩
 管弦楽のための「 Ymarxa (Tenerife) 」/クラリネットと管弦楽のための交響詩「 Ayssuragan (La Palma) 」/
 ピアノと管弦楽のための交響詩「 Guanapay (Lanzarote) 」/管弦楽のための「 Chigaday (La Gomera) 」/
 管弦楽のための「 Azaenegue (Gran Canaria) 」/
 管弦楽のための「 Erbane (Fuerteventura) 」/管弦楽のための「 Aranfaybo (El Hierro) 」

 エドゥアルド・ポータル指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo.
 クリスト・バリオス(Cl) リッカルドデスカルツォ(P)
 録音:2019年9月17日-20日、グラスゴー・ロイヤル・コンサート・ホール、 UK 。 現代のスペインを代表する作曲家&ピアニスト、グスタボ・ディアス=ヘレス(1970-)の約10年間にわたる作曲活動の集大成となる管弦楽作品集。
サルヴェ・サルヴェ・サルヴェ〜ジョスカンが影響を与えたスペインの遺産
 モラレス:ユビラーテ・デオ / 聖歌:すべての者よ、主に向かいて喜ばん/サルヴェ・レジナ
 ゲレーロ:めでたし、いとも聖なる乙女/わが愛する者よ、立ちて急げ
 ビクトリア:ミサ・ガウデアムス/サルヴェ・レジナ / ジョスカン・デ・プレ:サルヴェ・レジナ

 オウエン・リース指揮コントラプンクトゥス
 録音:2019年3月13日-15日、セント・マイケル&オール・エンジェルズ教会、オックスフォード、イングランド、 UK 。「コントラプンクトゥス」は、オックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団の音楽監督であり、イギリス、スペイン、ポルトガルのルネサンス音楽のスペシャリストでもある音楽学者オウエン・リースが2010年に設立したイギリスの古楽コンソート。ガーディナーからの信頼も厚いエスター・ブラジル、マリアン・コンソートのリーダー、ローリー・マクリーリー、タリス・スコラーズやカージナルズ・ミュージック、ポリフォニーなどで活躍する名ソプラノ、エイミー・ハワースなどの名歌手たちが参加し、2014年、2015年には英グラモフォン賞古楽部門賞にノミネートされるなど、合唱大国イギリスにおいて急速に評価を高めてきた注目のヴォーカル・アンサンブル。Signum Classicsからリリースされる新たなレコーディングは、ルネサンス最大の作曲家、ジョスカン・デ・プレの音楽が流行し、その影響で生まれたスペイン黄金時代の巨匠ビクトリア、ゲレーロ、モラレスらの傑作を集めた秀逸なプログラム。
カントス・サグラドス
 マクミラン:カントス・サグラドス(神聖なる聖歌) / ウィテカー:レオナルドは空飛ぶマシーンを夢見る
 マスグレイヴ:オン・ジ・アンダーグラウンドセット2〜ステージとエキゾチック
 エセンヴァルズ:アメイジング・グレイス / ウィテカー: When David Heard
 ティペット:5つのスピリチュアル / フランツ・ビーブル:アヴェ・マリア

 クリストファー・ベル指揮
 ナショナル・ユース・クワイア・オヴ・スコットランド、
 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo.
 録音:2019年1月5日、グラスゴー・ロイヤル・コンサート・ホール、 UK 。 北アイルランドの指揮者クリストファー・ベルが1996年から音楽監督を務めるナショナル・ユース・クワイア・オヴ・スコットランド(NYCoS)。16歳から25歳までの有望な若者たちが歌う、新しい合唱レパートリー。

VANITAS (西) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)

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バロック期ナポリのテノール・カンタータ&リコーダー・ソナタ集
 ドメニコ・サッロ:テノール、リコーダーと通奏低音のためのカンタータ「Se pur fosse il cor capace」
 フランチェスコ・マンチーニ:リコーダーと通奏低音のためのソナタ第2番 ホ短調
 ヨハン・アドルフ・ハッセ:テノールとオブリガート・チェンバロのためのカンタータ「Ecco l'ora fatal」
 マンチーニ:リコーダーと通奏低音のためのソナタ第4番 イ短調
 アレッサンドロ・スカルラッティ:
  テノールとオブリガート・チェンバロのためのカンタータ「Da sventura a sventura」/
  テノール、リコーダーと通奏低音のためのカンタータ「Ardo e ver per te d 'Amore」
 ニコラ・ファーゴ:チェンバロのための18のトッカータ ホ長調
 ジョヴァンニ・フィスキエッティ:テノール、リコーダーと通奏低音のためのカンタータ「Pur nel sonno」

 フェリクス・リーント(T) ラ・テンペスタ・バーゼル
 録音:2019年2月、スペイン。スイスのオペラティック・テノール、フェリクス・リーントと、スイスのバロック・アンサンブル「ラ・テンペスタ・バーゼル」のディレクターやフリブール音楽院(スイス)の教師を務めるリコーダー奏者、ミュリエル・ロシャ・リーントによる、テノール・カンタータとリコーダー・ソナタが絡み合う興味深いアルバム。世界初録音となるジョヴァンニ・フェスキエッティ(1692-1743)の作品(ラ・テンペスタ・バーゼルのチェンバリスト、ノルベルト・ブロッジーニが私立図書館で発見し蘇演)を含む。

ACCENT (白→独) 特記以外 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)

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マリア・テレジア時代のハープ音楽
 ヴァーゲンザイル:協奏曲第2番 ト長調(ハープ、2つのヴァイオリン、チェロ)/
          ソナタ第1番(2つのヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
 クルムフォルツ:ハープ・ソナタ 変ロ長調
 グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」より聖霊の踊り(ハープ、2つのヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
 グルック/ロベール・ニコラ=シャルル・ボクサ:
  「オルフェオとエウリディーチェ」より「エウリディーチェを失って」(ハープ独奏)
 ハイドン:三重奏曲第3番 Op.53 ニ長調 Hob.XVI: 42(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)
 伝ハイドン(orヨーゼフ・アロイス・シュミットバウアー):
  四重奏曲第6番 ヘ長調 Hob.XIV: F1(フルート、ヴィオラ、チェロ、ハープ)

 マルグレート・ケール(シングルアクションHp) マルチェロ・ガッティ(Fl−tr)
 イル・フリボンド
 録音:2019年9月3日-5日、15日-16日、聖バルトロメオ教会、ノマーリオ、イタリア。18世紀初頭に広まったシングルアクション・ハープに焦点をあてたアルバム。ペダルを踏むことでピッチを半音変化させることが出来るようになり旋律や和声の表現の幅がぐっと広がったこの楽器はウィーンで大いに流行し、1728年には神聖ローマ皇帝カール6世とその娘マリア・テレジアにハープが贈られている。古楽ハープ界における重要な演奏家の一人、マルグレート・ケールが編曲も含めて、当時の人々が耳にしたであろうハープ音楽の数々を聴かせてくれる。
ACC-24368
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(2CD)
ボナヴェントゥーラ・アリオッティ(1640-1690):オラトリオ「死の勝利」
 エティエンヌ・メイヤー指揮レ・トラヴェルセ・バロック
 録音:2019年11月10日-13日、12月9日、フランス。ボナヴェントゥーラ・アリオッティはイタリアの作曲家で、オルガニストとしても活躍。11のオラトリオを作曲したとされているが、現存するのは4つだけ。1677年に書かれた「死の勝利」は初期のオラトリオとして重要な作品。

ALBA (芬) 1枚あたり¥2860(税抜¥2600)(SACDハイブリッド盤も同一価格)

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Trasparente 〔透明〕
 イルマリ・マエンパー(1971-):透明
 ビヴァリー・ジュリー・ラント(1963-):ソフィア - ホクマ(声、ヴァイオリンと打楽器のための)
 ジャン・ファン・フュフト(1958-):3つのウィリアム・ブレイクの歌
 ウルヤス・プルッキス(1975-):なぞ(声、ヴァイオリンとファゴットのための)
 J.S.バッハ(1685-1750)/ヴィルピ・ライサネン編曲:
  前奏曲(「前奏曲とフーガ ヘ短調」 BWV.857)(声とヴァイオリンのための)
 グスターヴ・ホルスト(1874-1934):声とヴァイオリンのための4つの歌 Op.35
 伝承曲/リスト・アイナリ(1948-)編曲:ダーラナの古い賛美歌
 ハッリ・オステルマン(1964-):サロティエにて(声、ヴァイオリンとチェロのための)/
                だが、おまえと私に触れるものはすべて(声、ヴァイオリンとチェロのための)
 ジョン・ジェイコブ・ナイルズ(1892-1980)/ジャン・ファン・フュフト編曲:
  なぜイエスは(ハープ、声とヴァイオリンのための)
 ビヴァリー・ジュリー・ラント:わが家(声、ヴァイオリンと打楽器のための)

 ヴィルピ・ライサネン(Ms/Vn) ナンド・ルッソ(Perc)
 ハッリ・オステルマン(Vc) ブラム・ファン・サムベーク(Fg)
 ニック・スホルテン(Hp)
 録音:2010年、2017年、レンスヴァウデ教会、レンスヴァウデ、ユトレヒト、オランダ。フィンランドのメゾ・ソプラノ歌手ヴィルピ・ライサネンは、ユトレヒトとアムステルダムの音楽院で声楽を学んだ。2009年、ザルツブルク音楽祭のルイジ・ノーノの「Al gran sole carico d ' amore(愛にあふれる偉大な太陽に向かって)」で国際デビュー。ヴォルフガング・リームやウルヤス・プルッキスのオペラの初演、フィンランド国立歌劇場が上演した細川俊夫のモノドラマ「大鴉」をはじめ、現代の音楽を中心とするレパートリーでオペラハウスとコンサートで活躍している。新しいアルバム「Trasparente(透明)」は、ヴァイオリニストとしてのキャリアをもつ彼女の魅力をいっぱいに示すため、ライサネンのために作曲または編曲された「ヴァイオリンと歌」のための作品で構成された。モデルになったのは、ひとりの歌手がヴァイオリンを弾きながら歌うことを想定して作曲されたホルストの「声とヴァイオリンのための4つの歌」。アルバムの制作には彼女の親しい音楽家たちが、作曲、作詞、編曲、演奏と、それぞれの立場で関わった。ネーデルラントpo. (オランダpo. )のソロ・ティンパニ奏者、ナンド・ルッソ。作曲家としても活動するオウルso. のチェロ奏者、ハッリ・オステルマン。モーツァルトやウェーバーのファゴット協奏曲を録音(BISSA-2467)したオランダ生まれのファゴット奏者、ブラム・ファン・サムベーク(1980?)。ファン・フュフトが編曲した、ジョン・ジェイコブ・ナイルズのクリスマスソング「なぜイエスは」は、オランダのニック・スホルテンがハープを担当している。「Trasparente(透明)」を作曲したイルマリ・マエンパーは、オウル生まれの作曲家、サウンドスケープ作家。建築デザイナーとして活躍している。ネーデルラント室内o. (オランダ室内o. )の第2コンサートマスターを務める、リヴァプール生まれのビヴァリー・ジュリー・ラント。オランダのピアニスト、作曲家、プロデューサーのジャン・ファン・フュフト。ウルヤス・プルッキスは、色彩的な語法の音楽で注目された、現代フィンランドを代表する作曲家のひとり。オスカル・リンドベリが採譜、編曲して親しまれているスウェーデンの懐かしい歌「ダーラナの古い賛美歌(夏の牧舎の古い賛美歌)」は、オルガニストのリスト・アイナリの編曲。J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻第12番」の「前奏曲」は、ライサネン自身の編曲。アルバムの曲はすべて、多重録音ではなく、ライサネンがヴァイオリンを弾きながら歌うスタイルで録音された。

APARTE (仏) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)

 音のよさ、クオリティの高さで定評のある AMBROISIE レーベルのプロデューサーとして名高いニコラス・バルトロメーが立ち上げたレーベル。 旧譜はこちらから
AP-214
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(2CD)
アンドレ・エルンスト・モデスト・グレトリ(1741-1813):
  歌劇「青ひげラウル」(3幕と散文詩からなるコメディ|台本:ミシェル=ジャン・スデーヌ)
 シャンタル・サントン=ジェフリー(S;イゾール) フランソワ・ルジエ(T;ヴェルジ)
 マテュー・レクロアール(Br;ラウル) マヌエル・ニュネス=カメリーノ(T;オスマン)
 ウジェニー・ルフェブル(S;ジャンヌ、羊飼いの女)エンゲルラン・ド・イス(T;カラビの子爵)
 ジェローム・ブティリエ(Br;カラバの侯爵) マリーヌ・ラフダル=フラン(S;ジャック)

 マルティン・ヴァルベルク指揮スタジオ・ヴォーカルズ、オルケステル・ノルド
 録音:2018年11月16日-17日、|世界初録音|ノルウェーのバロック音楽祭&ヴェルサイユ・バロック音楽センター共同企画。グレトリの「青ひげラウル」は1789年3月、フランス革命の直前に初演され、その後混乱の中忘れ去られてしまったオペラ・コミックで、オッフェンバックにも影響を与えた作品とされている。作曲者のグレトリはベルギーに生まれフランスで活躍した作曲家で、全部で50ほどのオペラ作品を残しているが、パリに移ってからはコミック・オペラの作曲家として名を馳せた。この「青ひげラウル」はシャルル・ペローの童話「青ひげ」の物語にもとづいているが、台本を手がけたミシェル=ジャン・スデーヌが当時人気のあった他の物語(ロマンス)とストーリーを合体させることによって、純粋なコメディへと仕立てられている。コミカルなシーンを織り交ぜながら、青ひげラウルという残酷な貴族を政治的視点から描いている。

ARCANTUS (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 エウゼクティヴ・プロデューサー、マルティン・ナゴルニとファビアン・フランクにより設立され2015年にリリースを開始したドイツ、ブレーメンのレーベル。 レパートリーはバロックから現代音楽まで、演奏形態もソロからオーケストラまで幅広いジャンルの録音をリリース。音質のこだわりを持ち、すでにヨーロッパでは録音の面でも高い評価を得ている。 品番頭二桁がおそらく発売年、末尾2桁(3桁?)が企画順?。当店では末尾2桁を降順に並べています。
ARC-20020
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(2CD)
ヨハン・キリアクス・キーリング(1670-1727):マタイ受難曲
 フェリックス・ホイザー(T;福音史家) ヴァンサン・ベルジェ(B;イエス)
 マルヴィーネ・ニコラウス(S;女中、ピラトの妻)
 クレメンス・ヴァルター・トム(CT;ユダ、証人)
 ミヒャエル・ガットヴィンケル(T;大司長カヤパ、ペテロ、証人)
 アルテュール・レオポルド・エンゲル(B;ピラト)
 イェルーン・フィンケ指揮ラ・プロテツィオーネ・デラ・ムジカ
 録音:2019年11月、ベンヌンゲン|世界初録音。2015年、イェルーン・フィンケによって設立された古楽アンサンブル「ラ・プロテツィオーネ・デラ・ムジカ」による、バッハと同時代を生きた作曲家ヨハン・キリアクス・キーリング(1670-1727)のマタイ受難曲。バッハの同名曲と比べると短いながらも情感に満ち豊かな旋律が魅力。同団は16世紀後半から17世紀前半の作品を中心としたレパートリーで演奏活動を展開している新進気鋭の団体。演奏されることの少ない作品を積極的にとりあげ注目されている。
ストックホルム@ケルン〜ファゴットとピアノのための新しい室内楽
 オリヴァー・ドレクセル(1973-): Epilogues (à) II (二人でエピローグ) Op.22
 アンドレーアス・ヘルケンラート(1970-): Opus 2001, Op.21
 ユーハン・ウッレーン(1972-): Strange Lullaby(奇妙な子守歌)(2017)
 オリヴァー・ドレクセル、アンドレーアス・ヘルケンラート:「ハッピー・バースデー」による変奏曲
 アンドレーアス・ヘルケンラート: Fagott meets Jazz(ファゴットがジャズと出会う) Op.19
 オリヴァー・ドレクセル:パガニーニ変奏曲 Op.45
 ユーハン・ウッレーン(1972-):Tango doce – Tango furioso e violente(タンゴ12)(2009 rev.2011)

 デュオ・グロッセ=ドレクセル
  [ベルトルト・グロッセ(Fg|使用楽器: No.8584 Rudolf Walter )
   オリヴァー・ドレクセル(P|使用楽器: Steinway D.601925 )]
 録音:2018年4月4日-7日、フリーデンスキルヒェ、モンハイム・アム・ライン、ドイツ|制作:クリストフ・ミュンスタマン|録音:ゲラルト・シュトイラー。「デュオ・グロッセ=ドレクセル」は、ドイツの音楽家ふたりが結成したアンサンブル。ファゴット奏者のベルトルト・グロッセとピアニストのオリヴァー・ドレクセル(1973-)。ふたりは、ケルンのオーディションで「干し草の中に見つかった2本の針」のような出会いから、ソリストとしての仕事のかたわらアンサンブル活動を開始。グロッセが王立歌劇場の副首席奏者としてストックホルムに渡ってからもスウェーデンとドイツの間を行き来して活動を続け、王立歌劇場のランチタイム・コンサートやケルンのコンサートを通じて聴衆に親しまれている。「ストックホルム@ケルン」のタイトルをつけたアルバムでは、ケルンで活動するドレクセルとファゴット奏者でもあるアンドレーアス・ヘルケンラート(1970-)と、ストックホルムのユーハン・ウッレーン(1972-)の作曲した音楽が演奏される。二人でエピローグは、ヘルケンラートとドレクセルがケルンの学生だったころ、ファゴットとピアノのために色々作った作品のひとつ。「Humoresk(ユモレスク)」「Energisch(エネルギッシュ)」「Rasch(速く)」「Keck(生意気)」「Elegant(エレガント)」「Neckisch(からかうような)」「Resolut(毅然とした)」「Abstrus(難解)」「Tollkuhn(無鉄砲)」「Hurtig(迅速)」のそれぞれ1分半程度の10の小曲がならび、タイトルの頭文字を綴ると「Herkinrath」の名前になる、遊び心のある音楽。ウッレーンの「Strange Lullaby(奇妙な子守歌)」は、デュオ・グロッセ=ドレクセルが結成15周年の委嘱作として作られた。「タンゴ furioso e violente(激しく荒々しいタンゴ)」の副題をもつ「タンゴ doce(タンゴ12)」は、クラリネットとピアノのために書いたオリジナルをウッレーンがデュオ・グロッセ=ドレクセルのために改作した作品。「今」という言葉に表現される作品を集めて演奏したアルバム。「fagott meets Jazz(ファゴットがジャズと出会う)」をのぞき、世界初録音。

AUDITE (独)
 価格帯記載無し[CD]:特記以外 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

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Fantasque
 ガブリエル・フォーレ(1845-1924):ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 Op.13
 クロード・ドビュッシー(1862-1918):ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L.14079 '55 "
 モーリス・ラヴェル(1875-1937):ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト長調 M.77
 フランシス・プーランク(1899-1963):ヴァイオリン・ソナタFP.119

 フランチスカ・ピーチ(Vn|使用楽器:アントニオ・テストーレ、1751年制作
 ホス・デ・ソラウン(P|使用楽器 Kawai SK-EX(Shigeru Kawai Concert Grand)
 録音:2019年10月28日-31日、イエス・キリスト教会、ダーレム、ベルリン、ドイツ。独アウディーテ・レーベルから積極的にリリースを続けている魅惑のヴァイオリニスト、フランチスカ・ピーチ。「Fantasque」と題された当アルバムはフランスの作曲家に焦点を当て、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、プーランクのヴァイオリン・ソナタを録音した。この録音でも艶やかにして濃厚で官能的な美音滴るピーチの演奏を堪能出来る。共演は前作ショスタコーヴィチとR.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタでも息の合った演奏を聴かせたホス・デ・ソラウン。卓越した技巧と情感あふれる演奏でピーチとともにこれらの傑作を、心をこめて奏でている。演奏の素晴らしさに加えて、アウディーテの社主にしてトーン・マイスターのルトガー・ベッケンホーフ氏による高品位の録音であることも注目。ヴァイオリンとピアノ、ふたつの楽器がもつ音色の美しさを十分にとらえた録音。
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
  〔第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」/第30番 ホ長調 Op.109 /第32番 ハ短調 Op.111 〕

 ジミン・オウ=ハヴェニート(P|使用楽器:ベーゼンドルファー
 録音:2019年5月30日-6月1日、イエス・キリスト教会、ダーレム、ベルリン、ドイツ|レコーディング・プロデユーサー&エグゼクティヴ・プロデユーサー:ルトガー・ベッケンホーフ。韓国が誇るピアニスト、ジミン・オウ=ハヴェニート。前作シューベルト、リスト(AU-20043)に続く期待のアルバムは2020年ベートーヴェン生誕250周年を記念してベートーヴェンノソナタに挑戦。第23番「熱情」、第30番、第32番を収録した。オウ=ハヴェニートは国立ソウル大学校卒業後、ケルン音楽舞踊大学にて研鑽を積み現在ドイツを拠点に活躍している。録音としてはのちの夫となるレイムンド・ハヴェニートとともに1990年代に録音したウルリヒ・レインデッカーのピアノ作品集などをリリースしている。円熟を増したオウ=ハヴェニートの演奏は深みがあり、ベーゼンドルファーを用いてベートーヴェンの傑作を演奏している。

COVIELLO (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

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COV-92007
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(2CD)
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245 (1725年稿)
 ベネディクト・クリスティアンソン(福音史家) イザベル・シッケタンツ(S)
 フェリックス・シュヴァントケ(イエス) ステファン・クナス(A)
 フロリアン・シーヴェルズ(T) マルティン・シッケタンツ(B)
 ヴンダーカンマー
 マタイ受難曲と違って、ヨハネ受難曲はたびたび改訂された。ここで演奏されている1725年稿は大きく手の入れられた改訂稿で、あまり取り上げられないが手の込んだ筆致が魅力でもある。ヴンダーカンマーは指揮者を置かず演奏するグループで、この1725年版が自分たちにとっては理想的である、と言っている。
カフェ・ベートーヴェン(曲間に朗読を挿入)
 ベートーヴェン:
  バガテル Op.119 〜 a l'Allemande /人は高貴で、慈悲深く、善良であれ WoO.185 /
  メートリンク舞曲 WoO.17 /盟友の歌 Op.122 /遥かなる恋人に寄す Op.98 /
  悲歌 - 生けるごとく安らかに Op.118 /ロプコヴィッツ・カンタータ WoO.106 /
  メルツェル氏のためのカノン「タタタ」 WoO.162 /「フィデリオ」〜囚人の合唱/静かな海と楽しい航海 Op.112
 シューベルト/ゴットヴァルト編曲:冬の旅 D.911 より
 J.S.バッハ:恐れることなかれ、われ汝とともにあり BWV.228

 エルヴィラ・ビル(Ms) トマス・ヴァイセングルバー(語り)
 クリストファー・ブルックマン(P)
 フローリアン・ヘルガート指揮コールヴェルク・ルール(cho.)
 録音:2019年10月17日-19日、ランデスムジークアカデミー、テューリンゲン。ベートーヴェンをテーマに、親しみやすいピアノ小品や声楽曲を集めたアルバム。1曲おきに俳優の語りが入る。合唱団のコールヴェルク・ルールによるベートーヴェン生誕250年記念企画。

CSO・RESOUND 特記以外1CDあたり¥3520(税抜¥3200)

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ショスタコーヴィチ:交響曲第13番 変ロ短調「バビ・ヤール」
 アレクセイ・チホミロフ(B) リッカルド・ムーティ指揮シカゴso.
 ドゥエイン・ウォルフ合唱指揮シカゴso.合唱団男性メンバー
 録音:2018年9月、ライヴ。ムーティ率いるシカゴso. の、独唱・合唱を伴う、長く重く陰鬱な問題作「バビ・ヤール」。強烈なパワーが炸裂する第1楽章から、ひりひりするような痛烈な演奏。管楽器の咆哮もシカゴso. の名手たちが爆発している。歌唱陣もさすがムーティの導きのもと、非常に劇的、かつ詩の内容をえぐるような表現が続く。革命、戦争、安易な妥協の中に見出される理想主義、偏見や不寛容、といったショスタコーヴィチが抱えていたテーマが、生々しく、強烈に響き渡る。圧倒的な存在感を示しているバス歌手のアレクセイ・チホミロフはロシア出身。ロシアはもちろん、イタリア、ベルギー、オランダ、フランスや南米でも活躍の場を広げている今脂ののっている存在。フェドセーエフ、プレトニョフらといった指揮者とも共演を重ねている。圧倒的なパワーに満ちた演奏で、ムーティとシカゴso. のはかりしれないパワーをあらためて実感する内容となっている。

EVIDENCE (仏) 特記以外 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 APARTÉ の妹的な役割を担い、フランスの若手を中心としたリリースのレーベル。 旧譜はこちらから
L'HEURE BLEUE 〔青い時〕

 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン/オリヴィエ・フォレー編曲(弦楽オーケストラ版):
   O magne Pater / Rex noster promptus est / Vos flores rosarum
 フィリップ・エルサン:ヒルデガルトの幻影 / ショスタコーヴィチ:弦楽八重奏のための2つの小品 Op.11
 カール・アマデウス・ハルトマン:ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための葬送協奏曲

 リアンヌ・ピケッティ指揮ル・コンセール・イデアル
 録音:2019年11月。タイトルの「青い時」は、夜の終わりから夜明けにかけての瞬間をさしている。ピケッティとコンセール・イデアルが集めた作品は、どれも豊かな映像が目に浮かぶ物。エルサンの協奏曲はナチの恐怖を描き、エルサンとショスタコーヴィチもそれぞれ様々な映像が浮かんでくる作品。ピケッティはフランスのヴァイオリン奏者。パールマンやメニューインに師事した。カーネギー・ホールでのデビュー公演を皮切りに世界で活躍している。2013年にル・コンセール・イデアルを結成し、ピアソラからヴィヴァルディ、さらには新作委嘱まで、積極的な演奏活動を展開している。2019年に「アリアンヌの糸」(EVCD-053)をリリース、ロカテッリと現代を結ぶオリジナリティあふれるディスクで話題となった。
EVCD-065
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(2CD)
VOIX DU CIEL 〔天上の声〕〜中世のポリフォニーと聖歌集
  地中海、フランドル、インド、イランの聖歌集

 アンサンブル・ジル・バンショワ
 同団40周年記念、既出盤からのコンピレーション。「歴史上最も美しい聖なる歌への愛を宣言し、過去と現在の間の絆を紡ぐ」をモットーに活動を続けるアンサンブル・ジル・バンショワ。録音と音楽研究に費やした40年の集大成ともいえるコンピレーションの登場。地中海、フランドル、インド、イランといった広い地域の、8世紀にもわたる時代に書かれた作品がまとめられており、そのバラティ豊かさと共通点、そしてアンサンブルのレパートリーの広さに驚かされる内容となっている。2019年に40周年を迎えたアンサンブル・ジル・バンショワが、こうした神聖なレパートリーの真のエキスパートであることを実感する2枚組。

HANSSLER 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

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KHARACTER
 ヨナス・ハリル(1983-):組曲「レオ・ブローウェルへのオマージュ」(2018)
 ジャック・デュフリ(1715-1789)/ハリル編曲:フォルクレ婦人(クープラン:クラヴサン曲集第3巻より)/
                      ラ・ヴィクトワール(クープラン:クラヴサン曲集第2巻より)
 ハリル:ザ・カスケード・サモーイング(2017) /バッハ風幻想曲(2016)
 ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012):セレナーデ(1949)(原曲:無伴奏チェロのための)
 クリストフ・ヴィリバルト・グルック(1714-1787):アンセム〜「トーリードのイフィジェニー」より

 ヨナス・ハリル(G|使用楽器: Jakob Lebisch
 録音:2019年8月27日-30日、ベレテージ、シュトゥットガルト。1983年生まれのギタリスト、ヨナス・ハリルのセカンド・アルバム登場。彼は作曲も学び、ギター・トリオやチェロとのデュオを組んで活動、ギター独奏のみならず幅広く活躍している。当アルバムではデュフリ、ヘンツェ、グルックのギター編曲作品に加え、ハリルの自作を収録。組曲「レオ・ブローウェルへのオマージュ」はハリルが尊敬するキューバーのギタリスト、作曲家のレオ・ブローウェル(1939-)の80歳の誕生日をお祝いするために作曲した作品。また、「バッハ風幻想曲」は「クリスマス・オラトリオ」の「どのようにあなたをお迎えしようか?」の旋律をモチーフにハリルの抜群のセンスで書き上げた注目作。「DEBUT」(HC-16044)に続く多才なハリルの個性を発揮した興味深いアルバムが完成した。

THE CHOIR OF KING'S COLLEGE (英) 1枚あたり¥2200(税抜¥2000)

 500年以上の歴史を誇るイギリスの名門合唱団、ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団の自主レーベル。中世聖歌から近現代の合唱曲にいたる幅広いレパートリーを持つ合唱団ならではの多彩なプログラムを、世界から絶賛を浴びる煌びやかな歌声と共に発信する。SACDも同一の価格。
KGS-0037
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(3HYBRID_SACD)
2枚価格
J.S.バッハ:マタイ受難曲
 ジェイムズ・ギルクリスト(T;福音史家) マシュー・ローズ(B;イエス)
 ゾフィー・ビーヴァン(S) デイヴィッド・オルソップ(CT)
 マルク・ル・ブロック(T) ウィリアム・ガウント(B)
 スティーヴン・クロウバリー指揮ケンブリッジ・キングズ・カレッジcho.、
 ケンブリッジ・キングズ・カレッジ・スクール合奏団、
 アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
 録音:2019年4月14日-16日、キングズ・カレッジ・チャペル。イギリスが世界に誇るケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団によるマタイ受難曲の登場。指揮のスティーヴン・クロウバリーは収録から半年あまり後の2019年11月に亡くなり、追悼盤ともいえる演奏。少年合唱もキングズ・カレッジで統一。管弦楽はこれまたイギリス屈指の名門アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック、さらにソリスト陣もガーディナーによる受難曲等でもおなじみの世界的テノール、ギルクリストをはじめとするなんともぜいたくな陣営によるレコーディングとなっている。まず驚かされるのがその録音のクリアかつ豊かな響き。アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックによるマタイ受難曲としては第2弾(第1弾はエガーの指揮)の録音となる。チャペルの極限に豊かな音響により、「十字架につけよ」など厳しい内容の場面やその後に続くコラール、また折々にはさまれる独唱者のアリア、最終曲のコラールなど、えもいわれぬ美しさと表情を湛えている。極上録音と豪華メンバーによる注目の「マタイ受難曲」の登場。
KGS-0036
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(HYBRID_SACD)
9つの聖務日課の祈りとキャロル〜100周年記念礼拝
 ヘンリー・ジョン・ガントレット、アーサー・ヘンリー・マン/クローバリー編曲:
  ダヴィデの村に/ The Bidding Prayer, Lord’s Prayer and Benediction
  Piæ Cantiones, harm. G. R. Woodward: Up! good Christen folk /  First Lesson
 ボリス・オード: Adam lay ybounden / エリザベス・ポストン: Jesus Christ the apple tree
  Second Lesson /  German traditional, arr. Robert Lucas de Pearsall: In dulci jubilo
  English traditional, arr. Simon Preston: I saw three ships (*) /  Third Lesson
  Mediæval, ed. Stephen Cleobury: Nowell sing we
  Piæ Cantiones, arr. David Willcocks: Unto us is born a Son /  Fourth Lesson
 ハーバート・ハウエルズ: A Spotless Rose / ジョン・タヴナー: The Lamb
  Fifth Lesson /  Traditional, arr. Stephen Cleobury: Joys Seven / アルヴォ・ペルト: Bogoróditse Dyevo
  Sixth Lesson / ジョン・ラター: What sweeter music / グルーバー/P.レッジャー編曲:きよしこの夜
  Seventh Lesson / ハロルド・ダーク: In the bleak mid-winter
  After C. Tye, desc. Stephen Cleobury: While shepherds watched their flocks by night (*)
  Eighth Lesson / ジュディス・ウィアー: O mercy divine / ウィリアム・マサイアス: Sir Christèmas
  Ninth Lesson /  Adeste fideles, desc. David Willcocks: O come, all ye faithful /  Collect and Blessing
 メンデルスゾーン, desc. Stephen Cleobury: Hark! the herald angels sing
 J.S.バッハ:甘き喜びのうちに BWV.729

 スティーヴン・クロウバリー指揮ケンブリッジ・キングズ・カレッジcho.
 ヘンリー・ウェブスデール、ドナル・マッカン(Org) ガイ・ジョンストン(Vc)
 録音:2018年12月24日、キングズ・カレッジ・チャペル、ライヴ〔後述代理店コメントと異なるが、詳細不明〕|# (*)の2トラックは、収録分数の問題でSACD層にのみ収録( KING'S COLLEGE のウェブ・サイトから、ブックレットに記載されているクーポンコードを用いて無料でダウンロード可能)。2019年のクリスマス時期に行われた、100周年を記念する9つの聖務日課の祈りとキャロルの礼拝のライヴ。読み上げられる聖句も含めて収録されており、極上の音響とあいまってミサに列席しているような気分になる。
EVENSONG 〔夕べの祈りの音楽〕
 パリー: I was glad /マニフィカト / ヘンリー・リー: A Prayer of King Henry VI
 パトリック・ハドリー: My beloved spake / ウィールクス:マニフィカト
 チャールズ・ウッド: Nunc Dimittis / Oculi omnium / ジュディス・ウィアー: Ascending into Heaven
 ウィリアム・マサイアス:マニフィカト / バード: Nunc Dimittis / ウォルトン: A Litany
 ラッブラ:マニフィカト / スタンフォード: Nunc Dimittis / Nunc Dimittis
 ニコラス・モー: One foot in Eden still, I stand / フィンジ: Lo, the full, final sacrifice

 スティーヴン・クロウバリー指揮ケンブリッジ・キングズ・カレッジcho.
 録音:2018年5月、2019年5月。荘厳きわまりないオルガンの響き、そして天上から圧倒的な力を持って降り注ぐ美しい合唱の歌声・・・極上の祈りの時間を追体験できる。

MIRARE (仏) 特記以外 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

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ゲニューシャス〜ショパン:マズルカ選集 + ソナタ第3番
 マズルカ〔第3番 ホ長調 Op.6 No.3 /第7番 ヘ短調 Op.7 No.3 /第10番 変ロ長調 Op.17 No.1 /
       第21番 嬰ハ短調 Op.30 No.4 /第22番 嬰ト短調 Op.33 No.1 /第23番 ニ長調 Op.33 No.2 /
       第24番 ハ長調 Op.33 No.3 /第39番 ロ長調 Op.63 No.1 /第40番 ヘ短調 Op.63 No.2 /
       第41番 嬰ハ短調 Op.63 No.3 /第47番 イ短調 Op.68 No.2 〕
/
 ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
 ルーカス・ゲニューシャス(P)
 録音:2019年9月20日-23日、グスタフ・マーラー・ザール、ドッビャーコ、イタリア。2010年第16回ショパン国際コンクール第2位、2015年第15回チャイコフスキー国際コンクール第2位でフォルジュルネ音楽祭でもおなじみ、ルーカス・ゲニューシャス待望のショパン最新録音がMIRAREレーベルから登場となる。彼の父はリトアニア人で、リトアニアはポーランドと長く連合国として歴史を共存し、ショパン時代は一緒の国だった。加えて母方の祖母で名教師だったヴェラ・ゴルノスタエヴァは、ゲンリフ・ネイガウス(ポーランド系でシマノフスキの従弟)から伝統的なショパン解釈を伝授されているため、その両方が理想的にミックスされた世界となっている。ゲニューシャスが選んだのはショパン作品の中でも一筋縄にはいかないマズルカ11篇と、難物ピアノ・ソナタ第3番。マズルカは独特のリズム感が新鮮だが、古いポーランドのピアニストほどルバートをかけないところが現代的で自然。ピアノ・ソナタは堂々とした構成感が光るが、いずれもピアノをたっぷり鳴らし切りながらも初々しさを忘れぬ歌い回しが絶美。ひさびさに聴き惚れてしまうショパン演奏の出現。
モディリアーニSQ、マイヤー、シュナイダー、
 イェンセン、サンドクイスト〜シューベルト
:八重奏曲 ヘ長調 D.803
  モディリアーニ弦楽四重奏団
   [アムリ・コエイトー(Vn|使用楽器:グァダニーニ、1773)
    ロイック・リョー(Vn|使用楽器:グァダニーニ、1780)
    ローラン・マルフェング(Va|使用楽器:マリアーニ、1660)
    フランソワ・キエフェル(Vc|使用楽器:ゴフリラー "ex-Warburg"、1706)]

  ザビーネ・マイヤー(Cl) ブルーノ・シュナイダー(Hr)
  ダグ・イェンセン(Fg) クヌート・エリック・サンドクイスト(Cb)
 録音:2018年9月。2003年に結成されたモディリアーニ弦楽四重奏団。2016年、第一ヴァイオリンのベルナール・フィリップが肩および右上腕部の筋肉をいため、演奏家としてのキャリアをストップさせることを決断。フランス放送po. のコンサート・マスターを務めていた旧知の友人、アムリ・コエイトーを新メンバーに迎えて更なる活躍をみせている。新メンバーによる第3弾は、シューベルトの八重奏曲。クラリネット、ホルン、ファゴット、弦楽四重奏、そしてコントラバス、という編成だが、世界で活躍する名手たちが集っての演奏が実現した。まずモディリアーニを中心とする弦楽器の気品あふれる音色にはっとさせられ、管楽のアンサンブルもノーブルその物。最上級の美しさを堪能することが出来る。シューベルトの八重奏曲は、1824年3月に作曲された、シューベルトの室内楽でもっとも編成の大きな作品。クラリネットを愛したフェルディナント伯のリクエストで作曲された。伯爵は当時弁護士の家で行われていた音楽の夕べでしばしば演奏し、そこにシューベルトも出入りしていた。伯爵は、モーツァルトやベートーヴェンの弦楽四重奏の優れた演奏者としても知られたヴァイオリン奏者、シュパンツィヒとも共演していた。ベートーヴェンの七重奏曲が当時大評判となっていたので、それと同様の作品を、とシューベルトに依頼したという。シューベルトの死後20年以上経過した1853年に第4、5楽章を除いたかたちで一度出版され、1875年に全曲出版された。弦楽四重奏「ロザムンデ」や「死と乙女」と同じ時期に作曲され、直後には「美しき水車小屋の娘」も完成、非常に充実した時期の作品となっている。当時の交響曲や弦楽四重奏曲などのスタンダードであった4楽章構成でなく、ベートーヴェンの七重奏曲と同じ6楽章の構成をとっており、これはディヴェルティメント、つまりはどちらかというと楽しみのためという色合いが強いものとなっている。天上の美しさの旋律に満ちた作品。[共演者について]ザビーネ・マイヤーはバイエルン放送so. の首席クラリネットを務めたのち、ソロ活動に踏み切り、ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブルを結成するなど精力的な活動を続けている世界トップ・クラスの奏者。ブルーノ・シュナイダーはスイス生まれで、1986年から93年までバイルン放送so. およびスイス・ロマンド管のソロ・ホルン奏者を務めた。ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブルの設立メンバーでもある。ダグ・イェンセンはノルウェー出身、1985年から88年までバンベルクso. 、1988年から97年までケルン放送so. の首席奏者を務め、さらにサイトウ・キネンや水戸室内管、ルツェルン祝祭管でも活躍している。1984年と90年の二回、難関ミュンヘン国際音楽コンクールで入賞している。クヌート・エリック・サンドクイストはベルゲン・フィルのメンバーを長年務めたほか、ルツェルン祝祭管でも活躍したノルウェーを代表するコントラバス奏者。

PAN CLASSICS (瑞) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 
ヴィヴァルディモテット集&スターバト・マーテル
 ジェルトルーダのために/モテット「煌めけ、明るい星々よ」 RV.625 /4声のソナタ「聖墓にて」 RV.130 /
 ミゼレーレへの導入歌「悲しきイスラエルの娘たち」 RV.638 /シンフォニア「聖墓にて」 RV.169 /
 ミゼレーレへの導入歌「 Non in pratis aut in hortis 」 RV.641 /スターバト・マーテル RV.621

 アレッサンドラ・ビセンティン(A)
 ルカ・オベルティ指揮アンサンブル・ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ
 録音:2019年6月11日-14日、ボルゴ・ディ・テルツォ、イタリア。ヴィヴァルディのモテット「煌めけ、明るい星々よ」RV.625の手稿譜には「ジェルトゥルーダのために」という一言が書き添えられている。ヴィヴァルディ研究家のマイケル・タルボットによれば、ジェルトゥルーダは非常に美しい声を持った有名な歌手で、このモテットは彼女のパトロンであったベンティボーリョ候から依頼された物。繊細な表現力を駆使した書法となっており、彼女の音楽性を物語っている。他の作品で似た書法を取っているものも、彼女のために書かれたのではないかと想像することが出来る。ヴェネツィア育ちでバロック音楽、特にヴィヴァルディを得意とするアルト歌手、アレッサンドラ・ビセンティンが当時の名歌手に挑戦するかのごとく、力強く凛とした歌唱を聴かせる。

PASSACAILLE (白) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
ホミリウス/ C.P.E.バッハ:ルカ受難曲 パウル・ドンブレヒト指揮
イル・フォンダメント
 録音:2013年7月8日-11日、ベルギー。C.P.E.バッハは1768年に、長く仕えたフリードリヒ大王のもとを離れてハンブルクに移る。そこでは亡くなったテレマンの後任としてヨハネウム学院のカントルとなり、また5つの主要な教会で音楽監督を務めるなどして、創作も宗教作品がメインとなっていく。受難曲のシーズンとなると立場上いくつもの受難曲を準備し演奏しなければならず、完全な新作を書く時間もないため自身の過去の作品や他の作曲家の作品を流用し、適宜組み合わせることで間に合わせていた。1775年の「ルカ受難曲」はそうした経緯で作られた作品で、大部分がゴットフリート・アウグスト・ホミリウス(1714-1785)の音楽によっている。他にも父親のJ.S.バッハやテレマン、グラウンなどの作品から再構成した受難曲があり、全部で21曲ある。当時ならではの音楽の在り方が生んだ珍しい作品群と言えるだろう。高名なオーボエ奏者にして指揮者としてもレベルの高い演奏を聴かせる古楽のスペシャリスト、ドンブレヒトによる見事な演奏。
偉大なる弓〜タルティーニ&ナルディーニ:作品集
 タルティーニ:ソナタ第2番「 Sonate Autgrafe 」 B. d1 /
        ヴァイオリン・ソナタ Op.2 No.2 B. A5 (ト長調で演奏)/
        ソナタ B. F5 〜アダージョ ヘ長調/5声の協奏曲 D.86
 ナルディーニ:ヴァイオリン・ソナタ MR. lb, sol2 /カンタービレ ト長調 MR. lb, Sol10

 マリー・ルキエ(Vn) ジョゼフ・コッテ(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ/Vn)
 ヨアン・ムーラン(Cemb)/他
 録音:2019年1月、フランス。卓越したヴァイオリンの名手、また優れた教師としても名をはせた作曲家タルティーニ。彼の残した楽譜や教本、そして周囲の人々による記録を通して、彼の演奏がどういうものであったかはかなり正確にイメージすることが出来ると言う。このアルバムでは創作時期を隔てた4曲と、タルティーニがお気に入りの弟子としたナルディーニの作品を収録。パガニーニの先祖的芸術が散りばめられた音楽を、ピリオド楽器ヴァイオリニストのマリー・ルキエがとびきりの技巧で奏でる。
リーズム・オルガンによる中世末期のミサ ロレンツォ・ギエルミ(Org)
アンサンブル・ビスカントーレス
 録音:2019年5月9日-10日、福音改革派教会、リーズム、ドイツ。ロレンツォ・ギエルミの音楽性が冴える、東フリジアのリーズムにあるオルガンを使用したアルバム。これは15-16世紀に造られた楽器だが、まだほとんどのパイプがオリジナルのまま残っているという貴重な物。中世末期からルネサンスにかけて慣習的に行われていたオルガン演奏と聖歌を交互に配する「オルガン・ミサ」を再現しており、独特な雰囲気を味わうことが出来る。

Printemps des Arts de Monte Carlo (モナコ) 特記以外 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 「モンテ・カルロ春の芸術祭」。国内代理店は「モナコ春の芸術祭 [Printemps des Arts de Monaco] 」とアナウンスしているが、商品外装に記載があるのは「〜 Monte Carlo 」の方
PRI-032
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(2CD)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集
 〔第10番 変ホ長調 Op.74「ハープ」/第6番 変ロ長調 Op.18 No.6 /
  第8番 ホ短調 Op.59 No.2「ラズモフスキー第2番〕

 パーカーSQ
  [ダニエル・チョン(Vn1) 濱尾健(Vn2) ジェシカ・バードナ(Va) キム・ケヒョン(Vc)]
 録音:2019年3月18日-20日、ヤコフ・クライツベルク・ホール、モナコ。アメリカの実力派カルテット、パーカー四重奏団がベートーヴェン生誕250周年を記念して弦楽四重奏曲を録音した。同団2005年ボルドー室内楽国際コンクール優勝、2005年コンサート・アーティスト・ギルド・コンペティション1位などの受賞歴をもち、アメリカの新聞各紙に絶賛され注目を集めている実力派。現在第2ヴァイオリンに濱尾健を迎えて欧米を中心に演奏活動を展開している。ついに録音したベートーヴェンでは溌剌さを携えた演奏を披露。今後の活躍が一層期待される。
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op.130 /「大フーガ」 変ロ長調 Op.133
 シグヌムSQ [フローリアン・ドンダラー(Vn1) アンネッテ・ヴァルター(Vn2)
        サンディ・ファン・デューク(Va)、トーマス・シュミット(Vc)]
 録音:2019年3月31日-4月2日、ヤコフ・クライツベルク・ホール、モナコ。実力派クァルテット、シグヌム四重奏団による2020年ベートーヴェン生誕250周年記念録音。当演奏では現稿の第13番の第5〜第6楽章の間に大フーガを配置して演奏。シグヌム四重奏団はアルバン・ベルク四重奏団、アルテミス四重奏団、メロス四重奏団に学び、数々の国際コンクールでの入賞歴を誇る実力派の弦楽四重奏団。録音ではバルトーク、ベルク、シュニトケ、ラヴェル、ドビュッシー、スーク、シューベルト、ドヴォルジャークなど幅広いレパートリーで高い評価を得ている。
ブリテン:無伴奏チェロ組曲 全曲
 〔第1番 Op.72 /第2番 Op.80 /第3番 Op.87 〕
キャメロン・クロズマン(Vc)
 録音:2019年1月2日-4日、第1リハーサル・ルーム、フィルハーモニー・ド・パリ、パリ。若きチェリスト、キャメロン・クロズマン。「偉大な音楽的想像力を持つ成熟したアーティスト」とトロント・コンサート・レビューにて評された新進気鋭の演奏家で、デビュー盤、プーランク、ドビュッシーのチェロ・ソナタ(ACD2-2787)でも注目された。当アルバムではブリテンの無伴奏チェロ組曲に挑戦。名手ロストロポーヴィチのために書かれた3つの組曲は高い技術と音楽性が要求される難曲だが、クロズマンは集中力が途切れることなくブリテンの宇宙を描く。
ブルーノ・マントヴァーニ(1974-):
 交響曲第1番「 l'idee fixe 」(2015) (*) /
 バレエ音楽「アブストラクト」(2017) (#)
マルク・コッペイ(Vc;#)
パスカル・ロフェ指揮(*/#)
モンテカルロpo.(*/#)
 録音:2019年5月7日-8日、ヤコフ・クライツベルク・ホール、モナコ、セッション(*) /2018年4月26日、グリマルディ・フォーラム、モナコ、モンテカルロ・バレエ団初演時ライヴ(#)。現代作曲家の作品も積極的に演奏しているフランスの指揮者パスカル・ロフェがモンテカルロpo. を振ってフランスの作曲家ブルーノ・マントヴァーニの新作2篇を録音した。マントヴァーニは1974年、オー=ド=セーヌ県シャティヨン生まれ。ペルピニャン音楽院でピアノ、パーカッション、そしてジャズを学んだのちにパリ国立高等音楽・舞踊学校にてガイ・ラベルから作曲を、ロラン・キュニオから電子音響音楽を学んだ。2010年、36歳という若さで母校のパリ国立高等音楽・舞踊学校院長に就任している。現在、フランス政府などから作品の委嘱を受けている期待の作曲家のひとり。マントヴァーニははじめての交響曲を作曲するまで20曲以上の管弦楽曲を作曲しており、大規模で壮大な交響曲というジャンルに挑む前から多くの表現の可能性を探っていた。2015年に作曲した交響曲第1番「l'idee fixe」はベルリオーズの幻想交響曲を形式をなぞらえながら、マントヴァーニ独自の世界観で作り上げた。一方、2017年に作曲された独奏チェロと管弦楽のための「アブストラクト」は、モンテカルロ・バレエ団の芸術監督をつとめるジャン=クリストフ・マイヨーが振付したバレエのために書かれた作品で、バレエ、チェロそしてオーケストラが融合する可能性をエレガントに探った作品で、チェロが旋律を担いながらオーケストラとの対話を楽しむ意欲作。
PRI-028
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(2CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲 全集
 〔第1番 ニ短調 Op.15 /第2番 変ロ長調 Op.83 〕
フィリップ・ビアンコーニ(P)
ミハウ・ネステロヴィチ指揮
モンテカルロpo.
 録音:2019年3月27日-30日、ヤコフ・クライツベルク・ホール、モナコ。ショパンのバラード集(LDV-14)、シューマンの謝肉祭とダヴィッド同盟舞曲集(LDV-28)(いずもレコード芸術特選盤)など、数々の名録音でも知られるフランスの名手フィリップ・ビアンコーニが満を持してブラームスのピアノ協奏曲を録音した。ビアンコーニは1960年ニース生まれ。ギャビー・カサドシュ、シモーヌ・デルベール=フェリヴェ(マルグリット・ロンとロベール・カサドシュの弟子)に師事し、第7回ヴァン・クライバーン国際コンクールで銀メダルを受賞している実力派。1980年代には20代の若さで絶頂期のヘルマン・プライとも多数共演し名声を博し、その後、ピエール・ランパル、ヤーノシュ・シュタルケル、ゲイリー・ホフマン、ガルネリ弦楽四重奏団、タリフ四重奏団などとの共演でも知られるピアニスト。ビアンコーニの長いキャリアの中でも数少ないピアノ協奏曲の録音。還暦を目前とするビアンコーニが成熟したピアニズムを感じさせる充実の演奏を展開。室内楽を得意とするビアンコーニらしくネステロヴィチ率いるモンテカルロ・フィルとともにきめ細やかなアンサンブルとともにビアンコーニらしい堂々たる演奏を披露している。
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ロイプケ:ピアノ・ソナタ 変ロ短調
ジョスカン・オタル(P)
 録音:2018年5月7日-9日、ヤコフ・クライツベルク・ホール、モナコ。1992年生まれの俊英ピアニスト、ジョスカン・オタルがリストとその弟子ロイプケのソナタを録音した。オタルは2010年パリ国立高等音楽院にてアンヌ・クフェレックに師事。その後、リヨン音楽院で研鑽を積んだ。現在ソロ活動の傍らフランス国内外の音楽祭で様々なオーケストラと共演している。ドイツのハウスナインドルフ生まれのロイプケはリストの愛弟子となるも結核のためわずか24歳で死去した。リストのソナタはロイプケの作品の影響を示しており、いかにロイプケが才能に満ちていたかを証明している。
アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ 全集
 〔第1番(1903-08) /第2番(1902-10) /第3番(1914) /
  第4番「キャンプの集いの子供の日」(1915) 〕
リアナ・グルジヤ(Vn)
マタン・ポラト(P)
 録音:2018年3月31日-4月2日、ヤコフ・クライツベルク・ホール、モナコ。ロシア生まれのヴァイオリニスト、リアナ・グルジヤがイスラエルの俊英マタン・ポラトとアイヴズのヴァイオリン・ソナタを録音した。グルジヤは6歳のときに神童としてモスクワ・テレビで紹介され話題となり、9歳のときにはオーケストラとの共演で輝かしいデビューを果たした。その後若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールをはじめとした数々のコンクールに出場し、華々しい成績をおさめている。アウディーテ・レーベルからリリースしているストラヴィンスキーのアルバム(AU-97697)では圧倒的な技術と洗練された演奏で評価された。マタン・ポラトはイスラエルのテル・アヴィヴ出身。ピアニスト、作曲家として活躍している。ジュリアード音楽院修了後、ヴェルビエやザルツブルク、デルフトなど各地の音楽祭に参加。ソリストとしても、シカゴso. やイスラエル・フィル等と共演をかさね、カーネギー・ホール、ウィグモア・ホールなど、世界各地で活躍。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭でも来日し、知名度を上げている。アメリカのトラディショナル・ソングなどを 自作に取り入れたことでも知られるアイヴズ。1903年から1915年まで4つのヴァイオリン・ソナタを残しており、アイヴズの個性を発揮している。
ドビュッシー
 ピアノのために/版画/12の練習曲
マリー・ヴェルムラン(P)
 録音:2015年5月12日-14日、ヤコフ・クライツベルク・ルーム〔代理店記載ママ〕、モナコ。ラーザリ・ベルマンやロジェ・ムラロに学び、2004年のローマ国際ピアノコンクールにて優勝を果たしたマリー・ヴェルムラン。PARATYレーベルからリリースしているクララ&ローベルト・シューマン作品集(PARATY219218)の録音でも知られる。当アルバムではドビュッシーの「ピアノのために」「版画」「12の練習曲」を演奏。何色もの色合いを自由自在に描き出しドビュッシーを奏でている。
ストラヴィンスキー:
  ヴァイオリンとピアノのための作品集

 イタリア組曲/協奏的二重奏曲/ディヴェルティメント
ヴェラ・ノヴァコヴァー(Vn)
マキ・ベルキン(P)
 録音:2014年3月5日-6日、ヤコフ・クライツベルク・ルーム〔代理店記載ママ〕、モナコ。チェコ出身のヴァイオリニスト、ヴェラ・ノヴァコヴァーがマキ・ベルキンとストラヴィンスキーのヴァイオリンとピアノのための作品集を録音した。ノヴァコヴァーはニースpo. のコンサートマスターとして活躍し、現在はソリストとしてヨーロッパの音楽祭に出演、活躍の場を広げている。共演のピアニスト、マキ・ベルキンは桐朋学園大学卒業後、モスクワに渡りミハイル・ヴォスクレセンスキーに師事。モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団のピアニストとして活躍したのちソリスト、室内楽奏者として日本をはじめヨーロッパ各国の音楽祭に出演している。名手二人が遊び心に満ちたストラヴィンスキーのカラフルな音楽を細部にまで輝きをもって奏でる。

PROFIL 特記以外 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

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PH-19056
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(4CD)
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イヴリー・ギトリス〜ザ・レジェンド
 #収録内容詳細はリンク先 PDF ファイル(要・閲覧ソフト)をご覧ください
 1922年生まれ、2020年3月現在97歳の最高齢現役ヴァイオリニスト、イヴリー・ギトリス。親日家でたびたび来日していることもあり人気と尊敬を集め、もはや神のような存在となった感がある。そのギトリスがまだ30代だった1950年代の凄すぎる演奏を集めたBoxの登場。大半はVox音源だが、今日入手困難なものも多く貴重。ギトリスの演奏といえば燃えるようなテンペラメントと常に高いテンションで知られ、バルトークやストラヴィンスキーはこれ以上を望めないほど理想的。あらためて曲の凄さも実感出来る。またチャイコフスキーやブルッフ、ショーソンでの甘美な歌い回しや、ブロッホやアクロンの濃厚なユダヤ色も絶品。ヴァイオリンの魅力を存分に堪能出来る。ロスバウトやホーレンシュタンとの共演も聴き物。ギトリスの19世紀風な至芸を絶妙に支えている。

RCO LIVE 特記以外 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

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ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30 (*)
チャイコフスキー:6つの小品 Op.19 〜夜想曲(#)
ベフゾド・アブドゥライモフ(P)
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮(*)
ロイヤル・コンセルトヘボウo.(*)
 録音:2017年10月4日-5日、アムステルダム、コンセルトヘボウ、ライヴ| (#):アンコール。ゲルギエフとロイヤル・コンセルトヘボウ夢の共演盤の登場。ゲルギエフといえば1995年から2008年までロッテルダム・フィルの首席指揮者を務め、オランダではおなじみだったが、現在ロイヤル・コンセルトヘボウの次期音楽監督の有力候補とされている。その布石か、2017年、ライヴが急遽発売される。ゲルギエフお気に入りの1990年生まれのウズベキスタンの若手ベフゾド・アブドゥライモフを独奏者にラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を披露。この作品は、ピアノ・パート同様にオーケストラも一筋縄にはいかない難物で、名指揮者の登場を要求されることが常となっている。その点ゲルギエフとコンセルトヘボウ、全く理想的で何の不安もない。ことに冒頭の抑えた感情の持続は絶妙。アブドゥライモフの情感豊かなソロを見事に支える。全体に落ち着いたテンポで、緊張感に満ちた42分間を堪能出来る。アブドゥライモフはたっぷりとした音、余裕の技巧でこの難曲を制覇。シューラ・チェルカスキーも愛奏したチャイコフスキーの夜想曲で示すみずみずしい感性、思わず引き込まれる。

TYXart (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 公式サイト:http://www.tyxart.de/
J.S.バッハ
 イギリス組曲第6番 ニ短調 BWV.811 /前奏曲とフーガ、アレグロ 変ホ長調 BWV.998 /
 パルティータ ト短調 BWV.1004 [チェンバロ版:レオンハルト編曲]
  (原曲:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004)
 ティルマン・スコヴロネック(Cemb|使用楽器:
   Two-manual harpsichord by Martin Skowroneck (1976-77) after Christian Zell (1728)、A=415Hz
 録音:2018年10月、ブレーメン。スコヴロネックは1959年ブレーメン生まれ。デン・ハーグおよびアムステルダムにてボブ・ヴァン・アスペレン、アンネケ・ウィッテンボッシュトン・コープマン、グスタフ・レオンハルトにそれぞれ師事したチェンバロの名手。当録音ではイギリス第6番、前奏曲、フーガとアレグロに加えて、師レオンハルトが編曲した無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番(調性は ト短調)を収録。師への思いを馳せたアルバムが完成した。
ハンス・ガル(1890-1987):
 リコーダーとピアノのための協奏曲 Op.82 (1961) /リコーダーのためのソナチネ Op.110B (1983) (*) /
 ピアノのための3つの小品 Op.64 (1933) /リコーダーのための4つのバガテル Op.110A (1983) (*) /
 リコーダーとピアノのための3つの間奏曲 Op.103 (1974) /リコーダーのための「楽興の時」(1958) (*)

 サブリナ・フレイ(リコーダー|使用楽器:
   Two alto recorders in f', after Jacob Denner, made of boxwood by Ernst Meyer

 ベルンハルト・パルツ(P|使用楽器: Steinway D[A=443Hz]
 録音:2018年12月、スタジオ・ピアノフォルテ・チューリヒ、スイス| (*):世界初録音。アルトリコーダーの名手サブリナ・フレイがハンス・ガルのリコーダーのための作品全集を録音した。ガルは1890年、現在のウィーン西隣に位置するブルン・アム・ゲビルゲに生まれ、1987年エディンバラで没した長寿の作曲家。後半生はナチスを逃れるためイギリスに渡り激動の時代を生き抜いた。作風は後期ロマン主義を貫き、美しい旋律を魅力とした作品を数多く残している。特にアルトリコーダーという楽器には強い思い入れがあり、1977年にクラリネット五重奏曲と弦楽五重奏曲を作曲後、作曲活動への終止符を打ったものの、最晩年には再び作曲への情熱が湧き上がり、1983年にリコーダー・ソナチネ、4つのバガテルを作曲した。これらは世界初録音となり、ガル晩年の作品がついに日の目を見ることとなる。
プーランク:歌曲集
 歌曲集「陽気な歌」/歌曲集「月並み」/歌曲集「動物詩集」/歌曲集「ギヨーム・アポリネールの4つの詩」/
 歌曲集「カリグラム」/ロズモンド-グイヌイエール島-平和への祈り-消えた男/
 歌曲集「冷気と火」/歌曲集「画家の仕事」

 マティアス・ファイト(Br/P|使用楽器: Yamaha C7
 録音:2018年8月、12月、ロットシュテッテン、ドイツ。当アルバムは鬼才音楽家マティアス・ファイトがバリトン、ピアノの二役を担いプーランクの有名な歌曲を録音。万華鏡の如き多彩さをみせるプーランクの色彩感を表現した注目のアルバム。

SCRIBENDUM (英) 特記以外 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから(ただし基本的にレーベル&流通在庫を持って、廃盤&入手不能となります)。
SC-822
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(13CD)
3CD価格
フェリックス・スラットキンの芸術
 #収録内容詳細はリンク先 PDF ファイル(要・閲覧ソフト)をご覧ください

 フェリックス・スラットキン指揮ハリウッド・ボウルso.、コンサート・アーツo./他
 録音:1952年-1963年。クラムシェル・ボックス仕様。

GRAND PIANO (香港?) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 知られざるピアノ作品にスポットを当てることを目的に、2012年に発足したレーベル。発売元は、一時の NAXOS と同じ HNH INTERNATIONAL 名義となっている。世界初録音を含むレアなピアノ作品を中心に、年に15タイトル程新譜がリリースされる予定。
ブラゴイェ・ベルサ(1873-1934):
 ピアノ作品全集 Vol.2
ゴラン・フィリペツ(P)
 録音:2019年10月15日-16日|含・世界初録音。
ティボール・ハルシャーニ(1898-1954):
 ピアノ作品全集 Vol.2
ジョルジョ・コウクル(P)
 録音:2019年10月20日|含・世界初録音。

STEINWAY & SONS (米) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800) 〔SACD盤も同一価格〕

 1853年にニューヨークで設立されたピアノメーカー "Steinway & Sons" 、いわゆる「スタインウェイ」が、2010年10月に立ち上げたレコード・レーベル。ウテ・レンパーの官能的な歌声や、カナディアン・ブラスの妙技など、ピアノ関連以外のアルバムもリリースしている。
ウォルトン:チェロ協奏曲
リヒャルト・シュトラウス:ドン・キホーテ
ズイル・ベイリー(Vc)
グラント・ルウェリン指揮
ノースカロライナso.
 録音:2019年4月5日-6日、ライヴ。
J.S.バッハ:イタリア協奏曲 BWV.971
ブラームス
 ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
ベルク:ピアノ・ソナタ Op.1
アントニオ・チェン・グァン(P)
 録音:2017年5月16日-17日、スタインウェイ・ホール、ニューヨーク。



映像新譜




ARTHAUS MUSIK 〔含・映像商品〕
 価格帯D:¥7920(税抜¥7200)

旧譜はこちらから
10-9397DVD
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(2DVD)
価格帯:D
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):歌劇「ナクソス島のアリアドネ」
 ハンス・ペーター・カンメラー(執事長) マルクス・アイヒェ(音楽教師)
 ソフィー・コッシュ(作曲家) ヨハン・ボータ(テノール歌手/バッカス)
 ソイレ・イソコスキ(プリマドンナ/アリアドネ) オレグ・ザリツキー(士官)
 ダニエラ・ファリー(ツェルビネッタ) ノルベルト・エルンスト(舞踊教師)
 ウォン・チョル・ソン(かつら師) マルクス・ペルツ(下僕) アダム・プラチェトカ(ハーレキン)
 カルロス・オスナ(スカラムーチョ) パク・ジョンミン(トラファルディン)
 ベンヤミン・ブルンス(ブリゲッタ) ヴァレンティナ・ナフォルニツァ(水の精)
 ラヘル・フレンケル(木の精) オルガ・ベズメルトナ(エコー)

 クリスティアン・ティーレマン指揮ウィーン国立歌劇場o. & cho.
 演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ 美術:ロルフ・グリッテンベルク
 衣装:マリアンネ・グリッテンベルク 照明:ユルゲン・ホフマン
10-9398BD
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(Blu-ray)
価格帯:D
 収録:2014年10月、ウィーン国立歌劇場、ライヴ|リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 141分|字幕:英独仏伊西日韓 。 ブルーレイ仕様: 1080i HD | 16:9 | dts HD MA 5.1 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.1 2014年10月ウィーン国立歌劇場で行われたティーレマン指揮「ナクソス島のアリアドネ」のBlu rayとDVDが発売される。演出は2016年の来日公演でも上演されたスヴェン=エリック・ベヒトルフクリスティアン・ティーレマンは、シュターツカペレ・ドレスデンとも録音があるが、やはり彼のリヒャルト・シュトラウスには脱帽。アリアドネ役には、リヒャルト・シュトラウスの音楽によく合う澄んだ美声の持ち主ソイレ・イソコスキ。ソフィー・コッシュ、ダニエラ・ファリーらも見事な歌唱を披露する。またバッカス役には2016年9月に急逝したヨハン・ボータ。輝かしい美声を持ち、ヘルデン・テノールとしても名をはせていた。2016年来日公演直前の死去だったため、惜しくも日本でこのバッカスを聴くことが出来なかったため、この映像は貴重な物。


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