AE-10013 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
フランク:声楽とオルガンのための作品集 Vol.1 | ディエゴ・イノセンツィ(Org) |
戦争と平和〜30年戦争/80年戦争の時代の チェンバロ音楽(1568-1618-1648) [スペイン] 作曲者不詳(17世紀):バターリャ 第6旋法 アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):ティエント 第1旋法 フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1576頃-1654): ティエント第5番 第7旋法(メディオ・レヒストロ・デ・ティプレ) [オランダ] 作曲者不詳:ヴィルヘルムス ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク(1562-1621): イングランドの運命/涙のパヴァーヌ コルネリス・ティマンスゾーン・パドブルエ (1592頃-1670):パヴァーヌとガイヤルド [スウェーデン] グスタフ&アンドレアス・デューベン:ブーレ ピーター・フィリップス(1560頃-1633):パヴァーヌと悲しみのガイヤルド [イングランド」 オーランド・ギボンズ(1584-1623):ソールズベリー卿のパヴァーヌ ウィリアム・バード(1543-1623):戦い(抜粋)/勝利ヘのガイヤルド [フランス] クロード・ルジュヌ(1528-1600):詩篇110の第5ヴァーセット ルイ・クープラン(1626-1661):組曲ホ短調 [ドイツ] 作曲者不詳:バレー ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667): トッカータ第3番/フェルディナント3世の死を悼む哀歌 |
ボブ・ファン・アスペレン (Cemb、ヴァージナル) | |
初期バロック時代のイタリア・ソナタ集 ジョバンニ・アントニオ・ パンドルフィ・メアッリ(c.1660): ソナタ「ラ・チェスタ」/ソナタ「ラ・ステラ」/ ソナタ「ラ・プリマ」/ ソナタ「ラ・ヴィオンシオリーナ」 ニコロ・コッラディーニ(?-1646): ソナタ「スフォンドラータ」/他(全19曲) |
クラウディア・ ホフマン(バロックVn) トルステン・ブライヒ (バロックG/テオルボ/ アーチリュート/キタローネ) マティアス・ ミュラー=モアー(リローネ) | |
15−16世紀にはその原型がすでに存在していたといわれるヴァイオリンは17世紀のイタリアで発展し、マリーニ、ヴァラチーニ、コレッリといった有能なヴァイオリニスト&作曲家たちの出現によって音楽における重要度は極めて高いものとなった。ここに収録されている作曲家たちはいずれもヴァイオリンのヴィルトゥオーゾたちであり、優れた作曲家として当時は高い人気を博したが、現在ではあまり演奏されることもなく、録音もほとんどない。 ラ・ベアタ・オランダは、女流ヴァイオリニストであるクラウディア・ホフマンとギタリストのトルステン・ブレイヒによって1992年に結成された。今回は、ゲストにマティアス・ミュラー=モーアを迎えての録音。 両ジャケットに規格番号の表記がありません。代理店によるとCD本体にのみ「AE-20111」(同番号の別内容CDも存在するので誤記かも)と表記されているとのことですので、了承ください。 | ||
ヨハン・フリードリッヒ・ファッシュ(1688-1758): シンフォニア 変ロ長調FWV M:B2/シンフォニア ト長調 FWV M:g1/ シャリュモーのための協奏曲 変ロ長調 FWV L:B1/ ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ニ短調 FWV L:d4/ ヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 FWV L:A2/ シンフォニア イ短調 FWV M:a1 |
クリスティアン・ ライトヘラー(シャリュモー) メイケ・グルデンハウプト(Ob) マルティン・ヨップ(Vn) フランクフルト・ メイン=バロックo. | |
アンスガー・ヴァレンホルスト(1967-):即興演奏集 あるクリスマス・キャロルによる変奏曲/墓碑銘「Landschaft aus Schreien」/ Die Endzeitrede, MK 13 /4楽章の即興的交響曲 アンスガー・ヴァレンホルスト(Org) | ||
録音:ライヴ。録音場所〔使用オルガン〕:クヴィリヌス修道院、ノイス〔ザイフェルト、1907年製〕/聖アグネス教会、ケルン、〔リーガー、1989年製〕/聖マウリツ教会、ミュンスター〔リーガー、1882年製〕/聖マティアス教会、ベルリン=シェーネベルク〔ザイフェルト、1958年製〕。 #レーベルで廃盤となっており、海外の流通在庫を取り寄せるため高額となります。また、入手出来なくなっている可能性もありますので、その旨ご了承下さい。 | ||
AE-10023 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
聖エメラムの写本 | シュティムヴェルク、 レオン・ベルベン(Org) |
フローベルガー・エディション Vol.1 ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667): 組曲第16番 ト長調/組曲第12番 ハ長調/ 組曲第27番 ホ短調/組曲第13番 ニ短調/ フェルディナント3世の死を悼む哀歌/ 組曲第29番 変ホ長調/組曲第14番 ト短調/ 組曲第30番 イ短調/組曲第20番 ニ長調/ ブランシュロシュ氏の死を悼みパリで書かれたトンボー |
ボブ・ファン・アスペレン(Cemb) | |
録音:1999年。使用楽器:1640年ヴェーレン/ヴェストファリア、リュッカース製。第2集はAE-10054。 | ||
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672): ヨハネ受難曲 SWV481 12の教会聖歌集 Op.3〜 マニフィカト SWV426/キリエ SWV420/ドイツ語のグローリア SWV421 二ケア信仰 SWV423/聖餐式の始まりの言葉 SWV423/ベネディチテ SWV429 |
ヤン・コボウ:福音史家 トーマス・ハンベルガー:イエス ゼバスティアン・レープマン :ピラト ペーター・ルートヴィヒ:下男 マルティン・ツェーベレイ指揮 ヴォーカル・アンサンブル・ ミュンヘン | |
シュッツはヴェネツィアでジョヴァンニ・ガブリエーリに師事し、ヴェネツィア楽派の複合唱様式などをドイツにもたらしたドイツの作曲家。当時としては異例なほど長生きし、「ヨハネ受難曲」は彼が80歳の時に作曲した作品で、シュッツの三大受難曲のひとつ。「12の教会聖歌集」からの楽曲は録音される機会が少ないので貴重。 ミュンヘン・ヴォーカル・アンサンブルはマルティン・ツェーベレイによって1992年に創設された。20人ほどのメンバーで構成されるこのグループは主にバロック時代の作品をレパートリーとしている。 | ||
ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル(1727-1789):協奏曲集 シンフォニア イ長調/ハープ協奏曲 へ長調/ ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調/オーボエ協奏曲 ト短調/ シンフォニア へ長調 |
ヨハンナ・ザイツ(Hp) マイケ・グルデンハウプト(Ob) マルティン・ヨップ(Vn) フランクフルト・マイン=バロックo. | |
ファッシュ(AE-10017)で造詣の深い演奏を聴かせてくれたドイツ、フランクフルトを拠点とするフランクフルト・マイン=バロックo.。18世紀ドイツの作曲家ヘルテルは、ドイツの名門ヘルテル一族が輩出したヴァイオリン奏者で、作曲家としても活躍した。 | ||
オットー・マリア・クレーマー(1964-): 6章から成る聖霊降誕祭のミサ/ マニフィカトへのアンティフォナ集 |
オットー・マリア・ クレーマー(Org) シュテファン・クレックナー (グレゴリオ聖歌唱) | |
録音:1996年&1999年。使用楽器:ルーアン、サントゥアン修道院のカヴァイエ=コル製オルガン。 オットー・マリア・クレーマーは1974年に教会オルガニストとしてデビューし、数多くの教会でオルガニストとして活躍している。シュテファン・クレックナーは1958年生まれ。グレゴリオ聖歌に精通している彼は、この録音でもみごとな歌唱を聴かせる。 | ||
セザール・フランク(1822-1890):声楽とオルガンのための作品集 Vol.2 3声のミサ曲 Op.12/ バス、合唱とオルガンのための "Justus ut palma florebit" 変ホ長調 CFF 194 / 無伴奏交唱を伴うオルガンのためのマニフィカト ニ長調 CFF 59-64 / オルガンと無伴奏交唱を伴うクリスマス・ミサのためのキリエ CFF 87-90 / 大合唱 ハ長調 CFF 56 /真夜中のミサのためのオッフェルトリウム ニ短調 CFF 57 / Sortie ニ長調 CFF 94 ディエゴ・イノセンツィ(Org) ベルナール・テテュ指揮ソリステ・ド・リヨン、 Jeune Chœur du Centre de la Voix Rhône-Alpes | ||
録音:サン・フランソワ・ドゥ・ザール教会、リヨン。使用オルガン:アリスティド・カヴェイエ=コル、1880年製作。名作「3声のミサ曲Op.12」から知られざる小規模作品までを広く収録。 | ||
バッハでレッスン バッハ: 2声と3声のインヴェンションとシンフォニア BWV772-801 6つの小前奏曲 BWV933-938/小前奏曲 BWV939/BWV940/BWV999 小フーガ BWV961/前奏曲とフーガ BWV895 |
ボブ・ファン・アスペレン(Cemb) | |
録音:1999年。タイトルこそ子供向けだが、内容はもちろん本格的で、フランスで「ディアパゾン・ドール」を獲得している。 | ||
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1669-1783): ソナタ ト長調Op.5-1/ソナタ ニ長調Op.5-4/ ソナタ ト長調Op.1-4/ソナタ ホ短調Op.5-5/ ソナタ ト長調Op.5-3/ソナタ イ長調Op.5-2/ ソナタ ニ長調Op.1-6/ アメロ・サロ・コスタンテ |
ウンバッハ&コンゾルテン [アイケ・マルタ・ウンバッハ、 ダニエル・ロタート(Ft) クリスティアン・ツィンケ(Vg) アクセル・ ヴァイデンフェルト (ガリホン/テオルボ) クラウス・ヴェスターマン (Cemb/Fp)] | |
録音:1999年。 | ||
ヨハン・メルヒオール・ モルター(1696-1765):管弦楽作品集 序曲 ハ長調/トランペット協奏曲 ニ長調/ ソナタ・グロッサ ト短調/ ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調/ シンフォニア イ長調/協奏曲 ヘ長調 |
マルティン・ヨップ(Vn) ハンス=マルティン・ ルクス(Tp) フランクフルト・ マイン・バロックo. | |
J.S.バッハも通ったアイゼナハのギムナジウム、カールスルーエ、イタリアで音楽を学んだ18世紀ドイツの作曲家モルターはマンハイム楽派、イタリアやフランスの様式を取り入れた、カール・ヴィルヘルム辺境伯や孫のカール・フリードリヒ辺境伯に認められ、今日では特に「トランペット協奏曲」の作曲家として知られている。 | ||
アンドレ・フルーリヘのオマージュ アンドレ・フルーリ(1903-1995): 幻想曲/前奏曲、アンダンテとトッカータ 復活祭のいけにえによるカリヨン 交響曲第2番/ジャン・アランの思い出に |
ドニ・コント(Org) | |
録音:1997年。パリ、聖フランソワ=クザヴィエ教会のオルガンを使用。フルーリはフランスのオルガニスト・作曲家で、ジャン・ラングレと同世代にあたる。第2集はAE-10151。 | ||
ああ!〜イタリア・バロックの世俗歌曲集 モンテヴェルディ(1567-1643): 憎むべきあの面影/かくも甘い苦悩/私を憎むならなぜに/かつてあなたは私の全てだった/ あの蔑みの眼差し/これまで武装し続けた私/ああ、私は傷つき倒れる フレスコバルディ(1583-1643): Ohimè, che fur, che sono /不協和音のカプリッチョ カプスベルガー(1580頃-1651): Viva speranza /行けわがため息/わがアヴリッラ/トッカータ ステファノ・ランディ(1590-1631):A che più l'arco tendere ニコラ・マタイス(1670頃-1698): Il dolce contento ベネデット・フェラーリ(1603頃-1681): Queste pungenti (cantate sprituale) ジョヴァンニ・ピッキ(1571頃-1750): Pass'e mezzo ジローラモ・ピニャーニ(?-?): Ah crudele e perche カプリオーラ・ディ・ジョイア [アマリリス・ディールティエンス(S) バート・ナーセンス(Cemb/Org) ユルゲン・デ・ブリュン(アーチリュート/バロックG) ヘンドリク=ヤン・ヴォルフェルト(ヴィオローネ)] | ||
録音:2010年2月。カプリオーラ・ディ・ジョイアのデビュー録音。 | ||
AE-10044 廃盤 |
チャッコーナ〜 バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ& パルティータのチェンバロ編曲 |
ボブ・ファン・アスペレン (Cemb) |
ユーハン・ユアキム・アグレル(1701-1765): 管弦楽作品集 シンフォニア イ長調/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調/ チェンバロとフルートのための二重協奏曲 ロ短調/ シンフォニア ニ長調/オーボエ協奏曲 変ロ長調/ シンフォニア 変ホ長調 |
ヘルシンキ・バロックo. アーポ・ハッキネン (ディレクター/Cemb) シルッカ=リーサ・ カーキネン=ピルク(Vn) パウリーナ・フレッド(Fl) ヤス・モイシオ(Ob) | |
録音:2008年9月、エスポー(フィンランド)。 スウェーデン生まれのアグレルの作品が録音されるのは、多くがチェンバロ独奏曲、室内楽曲、協奏曲で、シンフォニアは Musica Sveciae 盤くらいしかなかったのではないだろうか。彼はマクシミリアン公からの招きを受けてドイツのヘッセンに渡り、その後イギリス、フランス、イタリアなどを巡った後期バロックの作曲家。ギャラント様式の華麗で優雅なパッセージをこのアルバムでも聴くことが出来る。 | ||
AE-10051 廃盤 |
ボルドー、サント=クロワ修道院の修復されたベドス師製大オルガン
フランシス・シャペレ(Org) フランソワーズ・リシャール指揮 アンサンブル・バロック・オルフェオ(グレゴリオ聖歌歌唱) | |
ある日シュザンヌが ルピ:ある日シュザンヌが / ラッスス:ミサ曲「ある日シュザンヌが」/限りなく祝福せん、こんにちは私の心よ A.ガブリエリ:「ある日シュザンヌが」によるカンツォーナ / フィリップス:こんにちは私の心よ ダッラ・カーサ:ある日シュザンヌが/別れの時には / セルマ・イ・サラベルデ:スザンナ・パッセジャータ パレストリーナ:私は傷ついて / ロニョーニ=タエッジョ:私は傷ついて / デ・ローレ:別れの時には ボヴィチェッリ:別れの時には シュティムヴェルク[フランツ・ヴィッツム(CT)他] ラ・ヴィラネッラ・バーゼル | ||
録音:2007年5月。預言者ダニエルによるスザンナの救出の物語「ある日シュザンヌが(Susanne un Jour)」を用いたラッスス、パレストリーナ、ガブリエリ、デ・ローレなどの大作曲家たちの作品集。ヴォーカル・クァルテット、シュティムヴェルクと、バーゼル・スコラカントルムの出身者たちで構成されるラ・ヴィラネッラ・バーゼルの共演。 | ||
フローベルガー・エディション Vol.2 ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667): 組曲第1番 イ短調/組曲第2番 ニ短調/ 組曲第3番 ト長調/組曲第4番 ヘ長調/ 組曲第5番 ハ長調/ 組曲第6番 ト長調「マイヤー夫人」に基づくパルティータ/ 組曲第18番 ト短調「マダム・シビルをたたえて」/ 組曲第23番 ホ短調/組曲第24番 ニ長調/ 組曲第28番 イ短調/組曲第19番 ハ短調 |
ボブ・ファン・ アスペレン(Cemb) | |
録音:2000年。使用楽器:1671年クーシェ製(1757年ブランシェ修復/1778年タスカン修復)、ケネス・ギルバート所有。この楽器はモーツァルトも使用した物であると言う。第1集はAE-10024。 | ||
フォー・セヴェラル・フレンズ〜 マシュー・ロックと同時代人たちのブロークン・コンソート音楽 マシュー・ロック(1621-1677): 組曲ホ短調/組曲 ニ短調/組曲ト短調/組曲ホ短調 ニコラ・マッテイス(?-1707): 組曲/スコットランドのユーモアにならったグラウンド ヘンリー・エクルズ(1640-1711):グラウンドによるディヴィジョン ヘンリー・パーセル(1659-1695):ソナタ イ短調 ロバート・カー(17世紀):イタリアのグラウンドによるディヴィジョン トマス・ロビンソン(1589-1609):わが窓より行け/楽しい憂鬱 ゴトフリート・フィンガー(1660-1730): グラウンド/ソナタ ハ長調/シャコンヌ 作曲者不詳:パウロの尖塔 |
イル・ドルチメーロ [カティア・バイシュ(リコーダー) マリー・フェルヴァイエン(Vn) ドリス・ルンゲ(Vc/ピッコロVc) トーマス・ボイセン(リュート) クリストフ・レーマン (Cemb、Org) | |
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集 Vol.1 〔第1番 ニ短調 BWV.1052 /第2番 ホ長調 BWV.1053 / 第5番 ヘ短調 BWV.1056 〕/ イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971 アーポ・ハッキネン(Cemb) ヘルシンキ・バロックo. | ||
録音:2010年5月。ヘルシンキ出身で、アスペレン、アンタイ、ファン・デルフト、レオンハルトらに学んだハッキネンと、イタリアの名ヴァイオリニスト、リッカルド・ミナージを擁するヘルシンキ・バロック管によるJ.S.バッハが開始。 | ||
マックス・レーガー(1873-1916): 大形式のオルガン作品集 バッハの名による幻想曲とフーガ Op.46/ コラール「すべての人は死すべきなり」 による幻想曲 Op.52 No.1/ 幻想曲とフーガ Op.135b(オリジナル版) |
シュテファン・シュミット(Org) | |
録音:1997年。使用楽器:ケフェラーのマリア・バジリカの1907年ザイフェルト製オルガン。 シュテファン・シュミットは1966年、デュッセルドルフ生まれ。ロベルト・シューマン音楽院で教会音楽を学び、1991年からデュッセルドルフにある聖ペーター教会でオルガニストとして活動。また、様々なオルガン・コンクールにも出場し、栄誉ある賞を数多く受賞している。 | ||
ボッケリーニ: スターバト・マーテル(1781年原典版)/チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ第1番/ あなたのそばで死ねないのなら/ああ、私は息をすることが アマリリス・ディールティエンス(S) カプリオーラ・ディ・ジョイア | ||
録音:2011年8月、ブルージュ。ベルギーの名花アマリリス・ディールティエンスが、自身が創設したピリオド・アンサンブルのカプリオーラ・ディ・ジョイアとの共演で歌うボッケリーニ。「スターバト・マーテル」は、ソプラノと弦楽五重奏による1781年原典版を採用。 | ||
ヨハン・ヤコブ・フローベルガー(1616-1667): チェンバロ作品集 Vol.3 組曲第7番−第12番、第15番、第17番、第21番 アルマンド/クーラント/ジーグ |
ボブ・ファン・アスペレン (Cemb) | |
使用楽器:1700年頃、ローマ、不詳作者製フレンチ・タイプ/イタリア・タイプ、ケネス・ギルバートのコレクションより。 2002年に発売された「バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ(チェンバロ編)」(AE-10044)をヒットさせたアスペレンのフローベルガー・シリーズ第3巻。フローベルガーはローマでフレスコバルディに師事した後、ウィーンで宮廷オルガニストとして活躍した、ドイツ・バロック初期の鍵盤音楽を代表する作曲家。 Vol.1(AE-10024)がデイアパゾン賞をはじめとする栄誉ある賞を受賞し、 Vol.2(AE-10054)も高い評価を得た巨匠アスペレンのこのシリーズは、ドイツ・バロック音楽愛好家、及び鍵盤ファンにとっては絶対の注目盤。 | ||
喜びを与えん〜15、16世紀のシャンソン集 クローダン・ド・セルミジ(1490-1562): 喜びを与えん/花咲く日々に トワノ・アルボー(1520-1595):喜びを与えん オルランド・デ・ラッスス(1532-1594): 冷たく暗い夜が クレマン・ジャヌカン(1485-1558): マルタンは豚を市場へ連れていった 他(全27曲) |
アリアンナ・サバール(S、Hp) トマス・クグラー(Fl) アンサンブル・イル・デシデリオ | |
スイスの中世古楽アンサンブルによる演奏。アリアンナ・サバールの歌とハープが出色。アリアンナは名字からもわかるとおり、サバール&フィゲラス夫妻の娘で、スイスを拠点に活動しており、ALIA VOXからもワールド系の録音を発売したばかり。 #レーベルで廃盤となっており、海外の流通在庫を取り寄せるため高額となります。また、入手出来なくなっている可能性もありますので、その旨ご了承下さい。 | ||
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集 Vol.2 〔第3番 ニ長調 BWV.1054 /第4番 イ長調 BWV.1055 / 第6番 ヘ長調 BWV.1057 〕/幻想曲 ハ短調 BWV.906 ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):協奏曲 ト長調 FK 40 アーポ・ハッキネン(Cemb) ヘルシンキ・バロックo. | ||
録音:2011年、2010年。 Vol.1: AE-10057 。アスペレン、アンタイ、ファン・デルフト、レオンハルトといった錚々たる名匠たちに学んだヘルシンキ出身のチェンバロ奏者、アーポ・ハッキネン&ヘルシンキ・バロックo.のシリーズ第2弾。 | ||
モーツァルト:オルガン作品集 イントラーダとフーガ K.399/教会ソナタ ハ長調 K.336 幻想曲ヘ短調 K.594/アンダンテ ヘ長調 K.616 幻想曲ヘ短調 K.608 アダージョ ハ長調 K.356/ヴェロネーザー・アレグロ K.72A ライプツィヒのジーグ K.574/フーガ ト短調 K.401 アダージョ ロ短調 K.540/アダージョとロンド ハ長調 K.617 |
ミシェル・ルクレルク(Org) | |
ゼンス大聖堂、1734年ジャン=フランソワ・マンジャン製の歴史的オルガンを使用。 | ||
イタリア・バロックのクリスマス音楽 フレスコバルディ:そよ風吹けば / グラツィアーニ:よろこべ羊飼い達よ ハイム:オルガンのためのパストラーレ / モンテヴェルディ:主をほめたたえよ 作曲者不詳(ナポリ):ニンナ・ナンナ / マルティーニ:空の星と / ピッチニーニ:トッカータ ト短調 グラツィアーニ:来たれ、羊飼いたちよ / カヴァッリ:おお、なんと甘美な / ガリアーノ:海の星 トゥリーニ:トリオ・ソナタ「 E tanto tempo hor mai 」 メールラ:子守歌による宗教的カンツォネッタ「さあ、おやすみ」 フランツァローリ:祝福されたクリスマスの夜のためのパストラーレ / カプスベルガー:ぼうや、おやすみ 作曲者不詳(17世紀):なぜ可愛らしい赤ん坊が / カリッシミ:めでたし乙女よ アマリリス・ディールティエンス(S) カプリオーラ・ディ・ジョイア | ||
録音:2013年1月、ブルージュ。古楽大国ベルギーの名花アマリリス・ディールティエンスと、自身が創設したピリオド・アンサンブル、カプリオーラ・ディ・ジョイア、その完成度と高音質が話題となった1781年原典版 ボッケリーニ:スターバト・マーテル(AE-10063)に続くアルバム。 | ||
AE-10074 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
フローベルガー・エディション Vol.4〜憂鬱を晴らすために ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667): トッカータ第2番 ニ短調/組曲〔第27番 ホ短調/第30番 イ短調/第20番 ニ長調〕/ 墓 ハ長調/組曲 イ短調/組曲 ト長調/ 皇帝フェルディナンド3世のいといたわしき死に寄せて書かれた哀歌 ボブ・ファン・アスペレン(Cemb) | |
ルートヴィヒ・ダーザー(1526-1589): ミサ「アヴェ・マリア」 固有唱「ヴェネラツィオーネの聖母マリア」 モテット「詩篇」 他 |
マルティン・ツェーベライ指揮 ミュンヘン声楽アンサンブル | |
ピエトロ・ニョッキ(1689-1775):6つの協奏曲と3声のソナタ 協奏曲〔第1番 ト長調/第2番 ホ短調/第3番 ニ長調/第4番 ヘ長調/第5番 ト短調/第6番 変ロ長調〕/ 3声のソナタ第2番 ハ長調 マルティン・ヨップ(Vn/ディレクター)マイン・バロックo.・フランクフルト | ||
録音:2015年1月。ニョッキは1762年、73歳でブレッシャ大聖堂楽長に就任し、86歳で他界するまでその地位にあったが、他方歴史家として、25巻におよぶ古代ギリシャの植民地史を遺している。音楽作品の大半は声楽のための教会音楽だという。演奏は、バロック初期から古典派初期のイタリア音楽も得意とし、先にファッシュ (AE-10017) とモルター (AE-10037) の演奏が高く評価された団体による。 | ||
ジャン・ラングレ(1907-1991):オルガンのための組曲集 中世組曲/短い小組曲/フランス組曲 |
ピエール・コジャン(Org) | |
録音:1997年。使用楽器:マンハイム、聖霊教会の1990年ゲッケル製オルガン。 ピエール・コジャンは1931年、パリ生まれ。14才からオルガンの勉強をはじめ、1950年にジャン・ラングレの弟子となった。師の作品を演奏したこのアルバムは、フランス国内をはじめとするヨーロッパ各国で高い評価を得、ディアパゾン賞を受賞している。 | ||
テオドール・デュボワ(1837-1924):オルガン付き室内楽作品とモテット集(全18曲) 結婚式賛歌/アニュス・デイ/アヴェ・ヴェルム/アヴェ・マリア/カンティレーヌ/瞑想曲/他 ディエゴ・インノチェンティ(Org)指揮 カティア・ベレタス(S) エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(T) ブノワ・アルヌール(Br) バティスト・ロペス(Vn) カロリーヌ・ドナン(Va) ポーリーヌ・ビュエ(Vc) マテュー・セラノ(Cb) オリヴィエ・ルセ(Ob) マテュー・シーグリスト(Hr) クララ・イザンベール(Hp) | ||
録音:2012年1月、サン・ジャック・デュ・オ・パ教会。 | ||
J.S.バッハ:フランス組曲(全曲) | ボブ・ファン・アスペレン(Cemb) | |
アスペレンは1947年アムステルダム生まれ。チェンバロ、クラヴィコード、オルガン奏者、指揮者や音楽学者としても活躍中。16−18世紀の作品を主なレパートリーとしており、現在はアムステルダム・コンセルヴァトワールのチェンバロ・マスタークラスの教授として後進の指導にあたっている。 アスペレンはこれまでにJ.S.バッハのインヴェンションとシンフォニア、編曲作品集、フローベルガー・エディションなどをAeolusに録音しているが、SACDフォーマットでのリリースは今回のフランス組曲が初めてとなる。チェンバロ、またはクラヴィコードでの演奏を想定して作曲されているバッハの鍵盤作品が名手アスペレンによって見事なまでに表現されている。 今回の録音で使用されているチェンバロは1738年12月にハノーファーのクリスティアン・ファーターにより193番器として製作されたもので、現在はニュルンベルクのゲルマン民族博物館所有という貴重な名器。 ブックレットにはアスペレン自身による解説が掲載されており日本語解説も付いている。注目必至。 | ||
アンナ・ボン・ディ・ヴェネツィア(1740-1767): ソナタ&ディヴェルティメント集 ディヴェルティメント ニ短調Op.3-3/ ディヴェルティメント ト長調Op.3-1/ ソナタ ニ長調Op.1-4/ソナタ ロ短調Op.2-5/ ソナタ ト短調Op.1-5/ソナタ ト短調op.2-1/ ディヴェルティメント ニ短調Op.3-2 |
ウムバッハ&コンソート | |
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集 Vol.3 〜2台のチェンバロのための協奏曲集 〔第1番 ハ短調 BWV.1060 /第2番 ハ長調 BWV.1061 /第3番 ハ短調 BWV.1062 〕 ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲 ヘ長調 FK.10 ピエール・アンタイ、アーポ・ハッキネン(Cemb) ヘルシンキ・バロックo. | ||
録音:2014年。 北欧フィンランドが世界に誇るワールドクラスのチェンバリスト、アーポ・ハッキネンと、北欧屈指のピリオドo. としての名声を確立しているヘルシンキ・バロックo. 。第1集(AE-10057)、第2集(AE-10067)で清涼感と透明感にあふれる演奏を披露してくれた同コンビによるJ.S.バッハの協奏曲集 Vol.3、「2台のチェンバロのための協奏曲集」でハッキネンと共演する"もう1人"のチェンバリストはなんとピエール・アンタイ!レオンハルトの系譜を継ぐ師弟の"共演"、そしてフランスの鬼才とフィンランドの天才が繰り広げるチェンバロの"饗宴"は話題必至!古楽ファンの心を熱くしてくれるバッハ・アルバムの登場。 | ||
フレデリク・ブラン(1967-): ライヴ・インプロヴィゼイションズ 序奏/前奏曲/フガート/ 「アヴェ・マリス・ステラ」による変奏曲とフィナーレ (ピエール・コシュローヘのオマージュ) 与えられた2つの主題による即興/5つの交響的スケッチ ナジ・ハキムの主題による自由な即興/即興詩/自由な即興 |
フレデリク・ブラン(Org) | |
録音:1989年-1997年。使用楽器:シャルトル大聖堂のゴンザレス製、ボン修道院聖堂のクライス製、アングレーム大聖堂のビュシェ製オルガン。 フレデリク・ブランは当初、法律を学んでいたが1年後に音楽に変更し、ボルドーとトゥールーズの音楽院でピアノと聴音を学んだ。その後、オルガン奏法も取得した彼は、世界各国で行われた数多くのオルガン・コンクールで優勝。現在のフランスを代表する作曲家、オルガニストの一人である。 | ||
美しい姿〜イタリア・バロックの至宝 ボノンチーニ:それは実際に真実/ディヴェルティメント/美しい姿/ Ma t'inganni A.スカルラッティ:私はあなたを愛し/セイレーンの美しき胸に/ トッカータ第7番/目覚める前に/愛しい人/いつも私の目には カプローリ:輝く目 / ランゼッティ:ソナタ第5番 / ザンボーニ:チャコーナ アマリリス・ディールティエンス(S) カプリオーラ・ディ・ジョイア | ||
録音:2015年2月。ベルギーの名花アマリリス・ディールティエンスによる歌う、17世紀後期-18世紀初期のイタリアにおける未出版歌曲。カプリオーラ・ディ・ジョイアの共同設立者でもあるベルギーの古楽系鍵盤奏者バート・ネサン〔ナーセンス〕が、ブリュッセルの国立図書館で発見したフランソワ=ジョゼフ・フェティスの未出版のコレクションから。 | ||
ルイ・クープラン・エディション Vol.1 〜クープランへの序曲 ルイ・クープラン(c.1626-1661): 組曲 ニ短調/組曲 イ長調/組曲 へ長調/ 組曲 ト長調/組曲 イ短調/ファンタジー |
ボブ・ファン・アスペレン(Cemb) | |
オランダが生んだ鍵盤楽器の大家、ボブ・ファン・アスペレン。J.S.バッハとフローベルガーのシリーズをソロの柱として当レーベルへの録音をp続けて来た彼だが、新たにルイ・クープランのエディションをスタート。フランソワに次いでクープラン一族の重要人物であるルイ・クープランは、17世紀最大の鍵盤音楽作曲家の1人。深い知識と研究成果、そしてレオンハルト直伝の技巧を生かしたアスペレンの演奏により、期待に違わぬ素晴らしいシリーズとなる事請けあい。 | ||
マルコ・ウッチェリーニ(?-1680): ラ・オルテンシア・ヴィルトゥオーザ ヴァイオリン・ソナタ集(Op.4、5、6、9)〜13曲 |
ルーシー・ファン・ダール(Vn) ボブ・ヴァン・アスペレン (Cemb、Org) 佐藤豊彦 (リュート・アッティオバート) ヤープ・テル・リンデン(Vc) | |
ルーシー・ファン・ダールは、ハーグ王立音楽院でヴァイオリンを学んだ後、シモン・ゴールトベルク指揮のオランダ室内楽団のメンバーとして活躍しながら、バロック・ヴァイオリンに専念し、古楽演奏復興を牽引する演奏家のひとりとなる。レオンハルト、ブリュッヘン、クイケン兄弟と共演、レオンハルト・コンソート、ラ・プティット・バンド等でヴァイオリン、ヴィオラ奏者として活躍。その後ブリュッヘンと共に18世紀オーケストラを設立、18年に渡りコンサートマスターを務めた。「バッハ:無伴奏ソナタとパルティータ全曲」、「バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ全曲」が日本でもベストセラーになったのはつい最近のことだ。 今回のウッチェリーニ・プログラムはこれまで多くの録音を生み出してきたファン・ダール自ら「会心の出来映え」と語るディスク。Op.4と9が通奏低音付きのヴァイオリン・ソナタ、Op.5と7が無伴奏ヴァイオリン・ソナタである。2004年12月にはこの最新作の曲目を中心としたコンサートが予定されているだけに、大きな話題となることだろう。 | ||
サン=サーンス: 交響曲第3番 ハ短調 Op.78「オルガン付き」(ギー・ボヴェ編曲/オルガンと管弦楽のための協奏曲版)/ フルートとオルガンのためのロマンス Op.37(ウルリヒ・メルダウ編曲)/ フルート、クラリネットとオルガンのためのタランテラ Op.6(ウルリヒ・メルダウ編曲) ウルリヒ・メルダウ(Org) カレル・ヴァルター指揮カプリッチョ・バロックo. アン・フライターグ(トラヴェルソ) フランチェスコ・ネグリーニ(Cl) | ||
録音:2017年12月、チューリヒ改革派教会、スイス。スイスのオルガニスト&作曲家であるギー・ボヴェによって、「オルガンと管弦楽のための協奏曲」のようにオルガンが活躍するトランスクライヴが施されたサン=サーンスの傑作「交響曲第3番。オルガンは、チューリヒの改革派教会でカントルとオルガニストを務めるウルリヒ・メルダウが、1951年建造のクーン社製の巨大なオルガンを使用し、スイスのピリオド・アンサンブル、カプリッチョ・バロックo. が19世紀の時代楽器を使用して伴奏。優れた音響で知られるこの教会で、定評あるAeolusの高音質SACDサラウンドにて世界初録音されている。ウルリヒ・メルダウが編曲した「オルガン伴奏版」の室内楽作品2曲も収録。 | ||
AE-10101 廃盤 |
バユー大聖堂のカヴァイエ=コル製大オルガン | フランソワ=アンリ・ ウバール(Org) |
イタリアのカンタータ集 ハイニヒェン:カンタータ「 La, dove in grembo al colle 」 / 作曲者不詳:リチェルカール(*) サンチェス:カンタータ「簒奪者にして暴君」/私の欲望 / スカルラッティ:トッカータ(*) カルダーラ:別れ / 作曲者不詳:フィオレンツァのアリア(*) / ピストッキ:痛ましい別れ カプリオーラ・ディ・ジョイア [アマリリス・ディールティエンス(S;*以外) バート・ネサン(クラヴィOrg)] | ||
録音:2017年1月、ベルギー。 リチャード・エガー、ヨス・ファン・フェルトホーフェン、エリク・ファン・ネーヴェルらの巨匠たちと共演を行い、オペラ、オラトリオの両面で活躍するベルギーの古楽系ソプラノ、アマリリス・ディールティエンス。ブルージュの聖ギリス教会の首席オルガンニストやブリュッセル音楽院のチェンバリストを務める、1980年生まれのベルギーの若き指揮者&古楽系鍵盤楽器奏者のバート・ネサン。ディールティエンスとネサンの夫婦が2007年に設立したピリオド・アンサンブル、"カプリオーラ・ディ・ジョイア"の10周年を祝うアルバムは、チェンバロとオルガンを組み合わせた楽器、「クラヴィオルガン(クラヴィオルガヌム)」の伴奏によるイタリアのカンタータ集。(ハイニヒェンはドイツの作曲家だが、このカンタータはイタリア滞在時代にイタリア様式で書かれているため、このアルバムに含まれている。)バート・ネサンは、ベルギーのルーヴェン大学でクラヴィオルガンの博士研究を行うなど、この楽器の研究家・演奏家としても高名。チェンバロとオルガンの音が聞こえるため、まるでもう一人奏者がいるかのように聞こえるクラヴィオルガンの不思議な音色と、ディールティエンスの澄み渡る歌声をお楽しみ頂きたい。 | ||
ゲオルク・アントン〔イジー・アントニーン〕・ベンダ(1722-1795):6つのソナタ(1757) 〔第1番 変ロ長調/第2番 ト長調/第3番 ニ短調/第4番 ヘ長調/第5番 ト短調/第6番 ニ長調〕 ベルンハルト・クラップロット(クラヴィコード) | ||
使用楽器:ドレスデンのヨーゼフ・ゴットフリート・ホルン、1788年製作。クラップロットはアスペレンの高弟で、ヴァイマル・フランツ・リスト音楽大学の古楽科教授でもある。 | ||
マシュ―・ロック(1622頃-1677): 4声のコンソート〜組曲; 第1番 ニ短調/ 第2番 ト短調−ト長調(原曲;ニ短調−ニ長調)/ 第3番 へ長調/第4番 ハ長調(原曲;ヘ長調)/ 第5番 ト短調/第6番 ヘ長調(原曲;ト長調) |
フランダース・ リコーダー・クァルテット | |
マシュー・ロックは17世紀イギリスの作曲家。室内楽や劇音楽、アンセム、モテットを多数作曲しパーセルに多大な影響を残したとして知られている。「4声のコンソート」は元々2本のトレブレ・ガンバ、テノール・ガンバ、バス・ガンバのために書かれた作品だが、11本のリコーダーを使い分けた、色彩感溢れる演奏に仕上がっている。32ページからなるブックレットは日本語解説書き。 フランダース・リコーダー・クァルテットは1987年に結成されたベルギーのアンサンブル。ブルージュ国際古楽コンクールの優勝で脚光を浴び、現在では世界を代表するリコーダー・アンサンブルとして知られている。活動範囲はヨーロッパのみに留まらずアメリカ、南米、アフリカ、アジアと多岐に渡り日本へも度々来日。2004年にも来日公演を行い大好評を博した。150本以上のリコーダーを所持し、曲によって使い分けるなど、その卓越したテクニックと高度な音楽性は世界中から高い評価を得ている。 | ||
われは汝の御座の前へ進む〜バッハ:オルガン作品集 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546/ただ神の摂理に任す者 BWV642 かくも喜びあふるる日 BWV605/天より天使の群れ来たれり BWV607 こぞりて神をたたえよ BWV609/オルガン小品 BWV572 トリオ ハ短調 BWV585/汝明るき日なるキリスト(パルティータ) BWV766 われ神より去らじ BWV658/イエス・キリスト、われらの救い主 BWV665 トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540/われは汝の御座の前へ進む BWV668 |
シュザンヌ・シェズマルタン (Org) | |
パリ、ノートル=ダム・ド・ヴィクトワール教会、1974年カーン製オルガン使用。 | ||
ルイ・クープラン・エディション Vol.2〜クープラン氏のパッサカリア 組曲〔ヘ長調/変ロ長調/ト短調/ハ長調/イ短調/ニ短調/デュレス・ド・フレスコバルディ ボブ・ファン・アスペレン(Cemb) | ||
録音:ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム、ロンドン。使用楽器:パリのヴォドリ、1681年製作(オリジナル/ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム所蔵)。 | ||
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713): 合奏協奏曲 Op.6 Nos.1-6 |
カティア・ベイシュ、 ハン・トル(リコーダー) イル・ドルチメーロ | |
コレッリの名曲、合奏協奏曲 Op.6 全12曲の中から前半6曲を収録。ソロに2本のリコーダーを用いて演奏を行っている。 リコーダーのハン・トルはフランダース・リコーダー・クァルテットのメンバーとして活躍中。ソリストとしてもアーノンクールやブリュッヘン、レオンハルトなどといった巨匠たちと共演を行っているリコーダーのスペシャリストである。同じくリコーダーのカティア・ベイシュはロッテルダム音楽院などで音楽を学んだ女性演奏家。リコーダー、バロック・オーボエ奏者として活躍しており、1999年に行われたロンドン国際リコーダー・コンクールでは2位を獲得している。 | ||
ジークフリート・ カルク=エラート(カルク=エーレルト;1877-1933): 後半生の作品集 Vol.1 シャコンヌ(固執低音に基づく35の変奏曲)、 3部のフーガとコラール Op.70 / 交響曲嬰ヘ短調 Op.143 |
エルケ・フェルカー(Org) | |
録音:1999年。使用楽器:ブレーメン、聖ペトリ大聖堂、1894年ヴィルヘルム・ザウアー製、1996年修復。24ビット録音。 エルケ・フェルカーはドイツの若き実力派女流オルガニスト。 | ||
ルイ・クープラン・エディション Vol.3 〜クープラン氏のシャコンヌ ルイ・クープラン(1626頃-1661):組曲〔イ短調/変ハ長調/ニ短調/ト長調/ハ短調/ト短調〕 ボブ・ファン・アスペレン(Cemb) | ||
録音:2007年、ヴィラ・メディチ、ローマ。使用楽器:作者不詳、1700年頃製作オリジナル・フレンチ・チェンバロ〔ヴィラ・メディチ所蔵〕。AE-10094、AE-10114に続くオランダ古楽界の権威アスペレンによるルイ・クープラン・エディション第3弾。有名な「フローベルガー氏の模倣によるプレリュード」をはじめとする、多彩な前奏曲、舞曲による組曲を収録。貴重な絵画や彫像など芸術品を保管するローマのヴィラ・メディチ(Villa Medici)所蔵の楽器を使用、ブックレットには近年発見された楽譜の考証なども盛り込んでいる。 | ||
フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690-1768): ヴァイオリンまたはリコーダーのためのソナタ集(1716)〜 第1番−第6番 |
カーステン・エリク・オーセ (リコーダー) オーナメント99 | |
演奏を聴いたタルティーニに大きな衝撃を与え、家に引き篭もらせてしまったという逸話を持つイタリア後期バロック時代のヴァイオリニストで、作曲家としても活躍したヴェラチーニ。1716年出版の12曲から成るソナタ集は、リコーダーでも演奏可能な、ヴェラチーニの代表作のひとつ。 オーナメント99は、リコーダー奏者のカーステン・エリク・オーセ、ドロシー・オベルリンガーといったリコーダーの名手ら若手演奏家によって1999年に結成された古楽アンサンブル。オーセ、オベルリンガーの二枚看板を中心とした演奏はヨーロッパのバロック音楽を中心に特に高い評価を獲得している。 #当盤は当初、SACDハイブリッド盤であるとお伝えしていましたが、入荷アイテムは通常のCD盤でした。 | ||
バッハ:フーガの技法 | ゲルト・ツァッハー (Org) | |
ニーデレーエ、聖レオデガー修道院教会、1714年バルタザール・ケーニヒ製の歴史的オルガンを使用。 | ||
フローベルガー・エディション Vol.8(完結編)〜トッカータ集 トッカータ〔第1番−第4番/第5番「聖体奉挙のための」(#) /第7番/第9番/第10番/ 第11番「聖体奉挙のための」(#) /第12番/第15番/第16番/第18番−第21番/第2番(+) 〕/ モテット「 Apparuerunt Apostolis 」(*) /モテット「 Alleluia! Absorpta est mors 」 (*) / ファンタジア第1番(ヘキサコード・ファンタジア) ボブ・ファン・アスペレン(Cemb;無印/Org;#, +)指揮(*) ミーケ・ファン・デル・スルイス(S;*) ジョン・エルウェス(T;*) クラウス・メルテンス(Br;*) ルーシー・ファン・ダール(Vn;*) トーマス・ピーチ(Vn;*) ウーター・メラー(Vc;*) | ||
録音:2001年6月、2001年10月、2003年5月、2002年5月。(*)は世界初録音。使用楽器:製作者不詳、1677年頃製作、イタリアン(ケネス・ギルバート・コレクション)(無印) /サン・マルティーノ大聖堂、ボローニャ、チプリ製 1556 (#) /スピリト・サント教会、ピストイア、ヘルマンス製 1664 (+) 。 アスペレンのライフワーク「フローベルガー・エディション」が、生誕400周年の2016年に完結。 | ||
フランダース・リコーダー・クァルテット・プレイズ・バッハ J.S.バッハ: オルガン協奏曲第5番 ニ短調 BWV.596 (原曲:ヴィヴァルディ作曲 Op.3 No.11)/ コラール「天にましますわれらの父よ」BWV.737/同 BWV.636/ フーガ イ短調 BWV.543/コントラプンクトゥス1/ コラール「キリストは死のとりことなられても」BWV.625/ コントラプンクトゥス3/パッサカリア ト短調 BWV.582/ コラール「主なる神は讃えられん」BWV.601/ 幻想曲 ハ長調 BWV.570/フーガ ハ短調 BWV.545/ オルガン協奏曲第2番 イ短調 BWV.593 (原曲:ヴィヴァルディ作曲 Op.3 No.8)/ コラール「わが心からの望み」BWV.727/フーガ ト短調 BWV.578/ モテット第3番「わが喜びなるイエスよ」BWV.227/ コラール「わが喜びなるイエスよ」BWV.610 |
フランダース・ リコーダー・クァルテット | |
Aeolusへの移籍第1弾となった前作、マシュー・ロックの「4声のコンソート集」(AE-10106)に続く第2弾はバッハ・アルバム。J.S.バッハの作品は20年間に渡ってフランダース・リコーダー・クァルテット(FRQ)が演奏を行ってきた重要なレパートリー。フーガ、モテット、協奏曲、コラールなど多彩な種類の収録曲全てをFRQ自らが編曲。10本のリコーダーを駆使して演奏されるバッハの世界。マルチチャンネルの効果による美い響きにも注目したいところ。 FRQは1987年に結成されたベルギーのリコーダー・アンサンブル。ブルージュ国際古楽コンクールの優勝で脚光を浴び、現在では世界を代表するリコーダー・アンサンブルの一つとしてその名を知られている。世界各地でコンサートを行っており、度々来日している。150本以上のリコーダーを所持、曲によって楽器を使い分け、名人芸とも言えるテクニックと高度な音楽性は世界中から高い評価を獲得している。 24ページからなるブックレットには日本語解説も掲載。日本語曲目表記帯も付いている。 | ||
AE-10141 廃盤 |
アンリ・ミュレ(1878-1967):トゥ・エ・ペトラ デオダ・ド・セヴラック(1873-1921): 組曲 ホ短調/オルガンのための5つの節/ オルガンまたはハーモニウムのための小組曲 ヴァンサン・ダンディ(1851-1931): 小カノンの前奏曲/前奏曲 ホ短調 エルネスト・ショーソン(1855-1899): 3つの交唱/晩課 アンリ・ミュレ:カリヨン=ソルティ |
ミシェル・ ルクレルク(Org) |
レイノルト・ポプマ・ファン・オーヴァーリング(1692-1781):作品全集 鍵盤楽器のための6つの組曲(アムステルダム/1710頃) 〔第5番 ト短調/第4番 ハ長調/第3番 ト短調(*) /第1番 ト短調/第2番 ト長調/第6番 イ長調(*) / Het Sneker klok spel (#) ボブ・ファン・アスペレン(Cemb/Org;*/カリヨン;#) | ||
オランダ古楽界の権威的チェンバロ&オルガン奏者にして、アムステルダム音楽院の教授として数多くの世界的奏者も育ててきたボブ・ファン・アスペレン。新録音はオランダの知られざる作曲家、レイノルト・ポプマ・ファン・オーヴァーリング(1692-1781)の作品全集。オーヴァーリングは1710年頃、10代後半という若さで「作品1」を完成、すぐにアムステルダムで出版され、J.S.バッハやその周りにその名声が広まった。その"イギリス風"「6つの組曲」は、バッハにも多くのインスピレーションを与えたと考えられている。オーヴァーリングは決して短命では無かったが、驚くことにこれ以降作品を残していない。ただ一つの例外である、カリヨン(鐘)のための小品を別として。ここでは、「6つの組曲」とカリヨンのための「Het Sneker klok spel」、現存するオーヴァーリングの全作品を収録。全曲録音は世界初となる。 | ||
喜びを与えん〜麗しき乙女 パレストリーナ:野山は花のにぎわい チプリアーノ・デ・ローレ(c.1515-1565): Non e ch'il duol mi scemi ヴィンチェンツォ・ルッフォ(c.1508-1587): 3声のカプリッチョ ジャック・アルカデルト(1505-1568): おお、幸せな私の目 ディエゴ・オルティス(c.1510-c.1570): おお、幸せな私の目 パレストリーナ:私は傷ついた ジョルジョ・マイニエロ(c.1535-1582): パッサメッツォ・アンティコ、サルタレッロ デ・ローレ:別れの時は ジョヴァンニ・バッサーノ(c.1558-1617): リチェルカータ第1番 ジョヴァンニ・パオロ・チーマ(c.1570-1622): ソナタ デ・ローレ:麗しき乙女 ルッフォ:麗しき乙女 |
アリアンナ・サバール(S) イル・デシデリオ | |
ルクセンブルク市音楽院の指導者も務めるフルート奏者、トーマス・クグラーが主宰する楽団、イル・デシデリオのシリーズ 『Joyssance vous donneray(喜びを与えん)』の、フランスの15-16世紀のシャンソンを集めた第1集(AE-10066)に続くアルバム。 | ||
アンドレ・フルーリヘのオマージュ Vol.2 アンドレ・フルーリ:(1903-1995): オルガンのための24の小品 フレデリク・ブランク(1967-): アンドレ・フルーリに捧ぐ2つの即興曲 |
アンドレ・ ブランク(Org) | |
録音:2000年〜2001年。初紹介。第1集はAE-10041。 | ||
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV.1080
ボブ・ファン・アスペレン(Cemb|使用楽器:クリスティアン・ゼル、1741年製作) ベルンハルト・クラップロット(Cemb2; 2つの鏡像フーガ) | ||
録音:2017年。レオンハルトの高弟であり、現在のオランダを代表する世界的チェンバリスト、ボブ・ファン・アスペレン。近年はルイ・クープランやフローベルガーの作品の発掘、録音に積極的に取り組んできた巨匠アスペレンが、久々となるバッハ、しかも謎多き大作「フーガの技法」をレコーディング! アスペレンはこの「フーガの技法」の録音に、ドイツのニーダーザクセン州、ヴェーナーにあるオルガネウムのコレクションの1つ、17世紀ドイツの名工クリスティアン・ゼルが1741年に製作したチェンバロを使用。バッハの存命当時、また比較的作曲時期に近い時期に年された楽器を通じて、アスペレンが「フーガの技法」の真髄に迫る。また、2つの鏡像フーガでは、アスペレンの弟子であるドイツのチェンバリスト、ベルンハルト・クラップロットが第2チェンバロを担当。 | ||
音楽の饗宴 ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630): 組曲第20番 ト短調(音楽の饗宴より) ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750): 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.537 タルクイニオ・メルラ(c.1590-1665): カンツォーナ「ラ・マルカ」/ カンツォーナ「ラ・リヴィア」 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958): リコーダーのための組曲 ピート・スウェルツ(1960-):3つのガジェット ヤン・ヴァンデルロースト(1956-):世界大陸 作曲者不詳(c.1400): Czaldy Waldy/ラ・マンフレディーナ/ ラ・ロッタ・モッタ/マンフレディーナ フランス・ゲイセン(1936-):再発酵 |
フランダース・ リコーダー四重奏団 | |
世界最高峰のリコーダー・アンサンブル、フランダース・リコーダー四重奏団も2007年で結成20周年。このアニヴァーサリー・イヤーを記念してリリースされる最新盤は、リコーダー・アンサンブルの真価を証明する極上のリサイタル・プログラム。 14世紀頃に書かれたとされる作曲者不詳の作品から、フランダース・リコーダー四重奏団のために作曲された21世紀の作品まで、そのレパートリーの広さには改めて驚かされる。シャイン、バッハ、タルクイニオ・メルラといった重要作品はもちろんのこと、ヴォーン・ウィリアムズや日本では吹奏楽作曲家として有名なヴァンデルロースト、スウェルツの作品も注目を集めるだろう。 使用される楽器の種類が豊富なことも大きな特徴で、最も小さなソプラノから全長6フィート(182cm)という巨大なグレート・バス・リコーダーまでを使いこなす高度なテクニックは他の追随を許さない。フランダース・リコーダー四重奏団が贈る音楽の饗宴の幕が上がる!! | ||
ヨハン・マテゾン(1681-1731): 「良く響く指使い」(12のフーガ) アルマンド/クーラント/ガヴォット/フゲッタ シンフォニア/ブルラ/セリオジタ |
ゲルト・ツァッハー(Org) | |
録音:2000年。 | ||
暗闇は私の歓び〜イギリス・ルネサンス時代の音楽 作曲者不詳:暗闇は私の歓び/ダウランド:悲しみよ、来たれ バード:天使は優雅なる言葉にて/作曲者不詳:このうれしい春に モーリー:うぐいす/パーソンズ:ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ フェッラボスコ:我を聞きたまえ、おお神よ/アシュトン:ヒュー・アシュトンのマスク 作曲者不詳:柳の歌/プレストン:ラ・ミ・レ/バード:ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ ニコルソン:かっこう/バード:ファンタジア/ジョンソン:サテュロスの踊り フェッラボスコ:4声のパヴァン/ニコルソン:スイート・ゼイ・セイ モーリー:パヴァーナ/ウィグソープ:I am not I of such belief 作曲者不詳:カプリッチョ&ヴォルタ・デュ・タンブール フランダース・リコーダー四重奏団 アマリリス・ディールティエンス(S) バート・ネセンス(Cemb) | ||
1987年に結成されたベルギーの世界的リコーダー・アンサンブルが、ソプラノからグレートバスまで18本のリコーダーを使い分け、イギリス・ルネサンス時代の音楽をソプラノとチェンバロと共にたどる。 | ||
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933): オルガン作品集 Vol.2 3つの交響的カンツォーネ [カンツォーネとトッカータ/ 幻想曲、カンツォーネ、 パッサカリアとフーガ/ フーガ、カンツォーネとエピローグ]/ ヴァイオリンとオルガンのための2つの小品 Op.48b [サンクトゥス/パストラーレ]/ B-A-C-Hによるパッサカリアとフーガ Op.150 |
エルケ・フェルカー(Org) | |
カルク=エーレルトは、オルガニストとして各地で活躍した他、作曲家としてバロック様式に印象派の手法を加えた独特なオルガン曲をたくさん残した。ブレーメンの聖ペトリ教会にある歴史的名器ヴィルヘルム・ザウアーのオルガンを使用。 | ||
中世&ルネサンスのクリスマス音楽 作曲者不詳(14世紀):めでたき暁の星よ / ザムエル・シャイト(1587-1654):イエス・キリストよ、讃美を受けたまえ クレメンス・ノン・パパ(1510頃-1556頃):天使たちは降り来たる 作曲者不詳(14世紀):眠れ、眠れ / トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):おお、天の王 作曲者不詳(16世紀):幼子は生まれ / 作曲者不詳/ハモンド(?-1662)編曲:その歌は優しかった 作曲者不詳(16世紀):その歌は優しかった ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):Summo parenti gloria /賛歌「豊かな恵みの創始者よ」 ヤコプ・プレトリウス(1586-1651):我らキリストをたたえまつる ランベール・ド・セーヴ(1548頃-1614):羊飼たちよ、汝ら見たものを語れ / クレメンス・ノン・パパ:天使ガブリエル アレクサンドル・アグリーコラ(1446-1506):マニフィカト / 作曲者不詳(15世紀): Nowel, nowel エンカンタール フランダース・リコーダー四重奏団 セシル・ケンペナース(S) | ||
録音:2010年1月、3月、アミューズ、アントワープ。1987年の創設以来、世界最高峰のリコーダー・アンサンブルとして大成功を収めてきたフランダース・リコーダー四重奏団と、2006年に結成された古楽大国ベルギーの新しい古楽系ヴォーカル・アンサンブル、エンカンタールが組んだアルバム。使用されているリコーダーは、ローセンブルク・ソプラノからサブ・コントラバスまで21本。 | ||
グラウヒャウ、聖ゲオルク教会の ゴトフリート・ジルバーマン製オルガン バッハ: いと高きにある神にのみ栄光あれ BWV715 前奏曲とフーガ ト短調 BWV535 神の子は来たれり BWV703/高き天よりわれは来たれり BWV701 パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582 汝はたたえられよ、イエス・キリストよ BWV604 協奏曲 ニ短調 BWV596(ヴィヴァルディの作品より編曲) バビロン川のほとりで BWV653/前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547 これぞ聖なる十戒 BWV548/前奏曲とフーガ BWV548 オルガン・ソナタ第4番ホ短調 BWV528 |
トーマス・バーニング(Org) | |
録音:2000年。使用楽器:1730年製作、1998年修復。24ビット録音。 トーマス・バーニングは1966年生まれ。デトモルド音楽アカデミーでオルガンを学び、1993年にフライベルクで行われた「第1回 ゴトフリート・ジルバーマン オルガン・コンクール」で優勝。1995年からハイデルベルクにあるイェスイテン教会のオルガニストとして活動している。 | ||
目覚めた王女たち〜18世紀のリコーダーによる作品集 デュパール:組曲第5番 ヘ長調 / エクルズ:グラウンドによるディヴィジョン ヘンデル:ソナタ 変ロ長調 / バニスター:グラウンドによるディヴィジョン ダニエル・パーセル:メツェナ / シックハルト:ソナタ イ短調 ペジブル:ソナタ第14番 ト短調 / フィンガー:グラウンド バルサンティ:ソナタ ト短調 / カー:イタリアのグラウンドによるディヴィジョン ペーター・ホルツラーク(リコーダー) エリザベス・ケニー(アーチリュート/テオルボ) ライナー・ツィパーリング(ヴィオール/Vc) カーステン・ローフ(Cemb) | ||
録音:2011年。使用リコーダー:1710年頃&1730年頃製作、計6本(オックスフォード大学ベイト・コレクション所蔵)。ホルツラークはアムステルダム生まれで、ケース・ブッケに学び、ブリュッヘンからも多大な影響を受け、2012年現在英国王立音楽院の教授を務めている。 | ||
ジル・ジュリアン(1650頃-1703):オルガン曲集第1巻 組曲 第1旋法/組曲 第2旋法/組曲 第3旋法/組曲 第5旋法 |
セルへ・ スホーンブロート(Org) | |
録音:2000年。 セルヘ・スホーンブロートは1971年、ベルギー生まれ。ブリュッセルの王立音楽院でオルガンを、パリのノートルダム大聖堂のクワイアー・スクールで声楽を学んだ。演奏活動、録音を精力的に行っている彼は、すでに6枚のCDをリリースしている。 | ||
フランダース・リコーダー四重奏団〜アンコール! ワンデル・ファン・ニーウカーク:カデンツァ / モナコ:ユー・メイド・ミー・ラヴ・ユー ドーエ:エラのブルース / モンティ:チャルダーシュ / ハグヴァル:ブラス=ブルース ファン・ランデフヘム:もはや私は炉端で / ワンデル・ファン・ニーウカーク:天使を捕まえ ビゼー:「カルメン」より / ローズ:ニュー・ブラウン・バッグ / ミラー:ムーンライト・セレナーデ スウェルツ:トラブルのタンゴ / ワンデル・ファン・ニーウカーク:スタンピング・グランド ヴァンデルロースト:サウス=アメリカ / マウテ:バリケード / J.シュトラウスII :ピツィカート・ポルカ ファン・ランデフヘム:サーカス・レンツ/トルコの熊蜂のロンド / コスマ:枯葉 ゲイセン:オン・ザ・ボトル〜4人の奏者と16本の瓶のための / トロンベッタ:クリミナルタンゴ フランダース・リコーダー四重奏団 [バート・スパンホーフェ、ヨリス・ファン・グーテム、パウル・ファン・ルイ、トム・ベーツ(リコーダー)] | ||
録音:2011年11月、アミューズ、アントワープ、ベルギー。 ベルギーが誇るフランダース・リコーダー四重奏団の結成25周年記念盤。バロック・ソプラノ、バス、オカリナ、さらにはワインやビールの瓶など28種類の楽器に加え、声までも駆使したアンコール・ピースの集大成。 | ||
ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク(1562頃-1621):オルガン作品集 半音階的ファンタジア ドリア旋法/ 「緑の菩提樹のもとで」による変奏曲/ トッカータ第1番 エオリア旋法/ 涙のパドゥアナ/ リチェルカーレ エオリア旋法/ 「わが青春は終わりぬ」による変奏曲/ エコー・ファンタジア ドリア旋法/ トッカータ第2番 エオリア旋法/ 「おお、光、祝福されし三位一体よ」による2つの変奏曲/ 大公の舞踏会 |
セルへ・ スホーンブロート(Org) | |
録音:2000年。 | ||
J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集 〔第1番 ト長調 BWV.1027 /第2番 ニ長調 BWV.1028 (*) /第3番 ト短調 BWV.1029 / ト短調 BWV.1030b (原曲:フルート・ソナタ ロ短調)〕 ライナー・ツィパーリング(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ザビーネ・バウアー(Cemb/クラヴィOrg;*) | ||
Aeolusの「J.S.バッハ:ソナタ・シリーズ」第1弾は、18世紀オーケストラのメンバーで、カメラータ・ケルンの創設メンバーでもあるオランダの名ガンバ奏者ツィパーリングと、カメラータ・ケルンで共に活動し長年の室内楽パートナーでもあるバウアーによるヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集。通常の3曲に加え、ジョナサン・マンソンとトレヴァー・ピノックのコンビも録音していた BWV.1030b のヴィオラ・ダ・ガンバ版を収録。 | ||
モーリス・デュリュフレ(1902-1986): オルガン作品集 前奏曲とフーガ Op.7/スケルツォ Op.2/フーガ Op.12/ 前奏曲、アダージョとコラール Op.4/前奏曲/ アダージョ/コラール/前奏曲 Op.13/組曲 Op.5/ シャント・ドンネ |
シュテファン・シュミット(Org) | |
録音:2001年。ディアパゾン賞受賞作。 | ||
コンチェルティ〜バッハ、ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲集 J.S.バッハ:協奏曲 BWV.1065(原曲:ヴィヴァルディ Op.3 No.10, RV.580) ヴィヴァルディ:4本のヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 Op.3 No.1, RV.549 ハイニヒェン:8声の協奏曲 S.211 / パーセル:グラウンドによる3声の小品 ニ長調 Z.731 J.S.バッハ:協奏曲 BWV.1057 /コラール集 〔われら悩みの極みにありて BWV.641 /人はみな死すべきさだめ BWV.643 /高き御空よりわれは来たれり BWV.606 / キリストのともがらよ、こぞりて神を讃えまつれ BWV.609 /古き年は過ぎ去りぬ BWV.614 〕 ピート・スウェルツ(1960-):モーション フランダース・リコーダー四重奏団 バルト・ヤコブス(Cemb) 上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ダーク・ファンダーレ、マリアンヌ・ハーセンス(Vn) ハンス・デ・フォルダー(Va) ヤン・ボンティンク(Vc) ブノワ・ファンデン・ベムデン(Cb) | ||
録音:2013年1月、7月、アントワープ。 | ||
マルセル・デュプレ(1886-1971):オルガン作品集 熱情交響曲/マニフィカトのための6つの節/ ラメントOp.24/パストラーレ/トッカータ/ ティトルーズの墓/行列と連祷Op.19/終曲/ 前奏曲 ヘ短調/フーガ ヘ短調/ 「テ・デウム」によるパラフレーズ |
シュザンヌ・ シェズマルタン(Org) | |
録音:2000年。初案内。シェズマルタンはマルセル・デュプレの弟子であり、卓越した技巧と高い音楽性を持つ女流オルガニスト。 このCDはパリのサン・シュルプス教会で録音されたもので、ディアパゾン・ドールを受賞した。 | ||
ニコラ・マッテイス(1644/1649頃-1695以前):エア集第3巻&第4巻より
テアトルム・アッフェクトゥーム [アンドレアス・ベーレン(リコーダー) 松永綾子(Vn) ピエール=オーギュスタン・レイ(Vc) ジャンジャコモ・ピナルディ(テオルボ/G) 渡邊孝(Cemb/Org)] | ||
録音:2014年5月。ニコラ・マッテイスは、ナポリの音楽家から影響を受け、ローマ、ボローニャ、オーストリア、ドイツ、フランスを経由し、イギリスで名声を得、17世紀後半のロンドンにおいて、その驚くべきヴァイオリン演奏と非凡な作曲技法によってイタリア音楽の発展の中心を担った。マッテイスの代表的作品である、「ヴァイオリンのためのエア集」を演奏するのは、リコーダー奏者、ジャズ・サックス奏者でもあるアンドレアス・ベーレンが結成した多国籍アンサンブル、テアトルム・アッフェクトゥーム。リコーダー、ヴァイオリン、チェロ、リュート、そしてチェンバロという楽器の組み合わせを駆使し、バロック時代の音楽にみられる多様な感情の変化を表現するために、エネルギッシュで洞察力に富みながらも直感的なアプローチを行っている。ドイツのアンドレアス・ベーレンを始め、若松夏美にバロック・ヴァイオリンを学んだ松永綾子、渡邊順生やボブ・ファン・アスペレンに師事した渡邊孝ら日本人奏者、そしてフランスのピエール=オーギュスタン・レイ、イタリアのジャンジャコモ・ピナルディと、各国の優れたピリオド楽器奏者によって繰り広げられる、"ロンドンのイタリア人"ニコラ・マッテイスの音楽。ブックレットには、国会議員、法務長官、熱心なアマチュア音楽家で歴史家でもあったロジャー・ノース(1651-1734)の著述から読み解く、ニコラ・マッテイスの姿と詳細な考察が掲載されており、日本語で読むことができるのも大きなポイント。 | ||
ケンペン、パーテル教会のルートヴィヒ・ケーニヒ製オルガン バッハ: 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537/ 「おお神、汝善なる神よ」による変奏曲 BWV767 ゲオルク・ムッファト(1653-1704): 「オルガン音楽の練習」〜トッカータ第11番/パッサカリア ミシェル・コレット(1709-1795): オルガン曲集第2巻(1750)〜組曲 第5旋法 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788): ソナタ イ短調/幻想曲とフーガ ハ短調 Wq119 No.7 |
ウーテ・グレンメル・ガウヒェン (Org) | |
1752年に製作され、2000年に修復された歴史的オルガンを使用。24ビット録音。 | ||
J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 〔ロ短調 BWV.1014 /イ長調 BWV.1015 /ホ長調 BWV.1016 /ト長調 BWV.1021 /ト長調 BWV.1022 / ハ短調 BWV.1017 /ヘ短調 BWV.1018 /ト長調 BWV.1019 /ホ短調 BWV.1023 〕 エーリヒ・ヘーバルト(Vn) アーポ・ハッキネン(Cemb) | ||
録音:2011年10月、2013年5月、ビフティ教会、フィンランド。 ライナー・ツィパーリングのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集(AE-10206)に続く、Aeolus「J.S.バッハ:ソナタ・シリーズ」第2弾、 アーノンクール率いるウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのコンサートマスター、モザイク・カルテットの第1ヴァイオリンを務める世界的名手エーリヒ・ヘーバルトと、アスペレン、アンタイ、ファン・デルフト、レオンハルトらに学んだヘルシンキ出身のチェンバロ奏者アーポ・ハッキネンの共演によるヴァイオリン・ソナタ集。 | ||
バッハ一族による クリスマスのためのオルガン作品集 ヨハン・ミヒャエル・バッハ: 4つのコラール前奏曲 ヨハン・ベルンハルト・バッハ: シャコンヌ/コラール前奏曲 J.S.バッハ: クリスマスの歌によるカノン風変奏曲 「高き天より,われは来たり」BWV.769/ パストラーレ BWV.590 W.F.バッハ:2つのコラール前奏曲 C.P.E.バッハ: アダージョ ト短調/アレグロ ニ長調 ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ: 「あしたサンタクロースが来る」による変奏曲 シャルル・マリー・ヴィドール:パストラーレ ジークフリート・カルク=エーレルト: シンフォニー・パストラーレ ウィリアム・トーマス・ベスト: マニフィカト BWV.243 より |
ヴォルフガング・ バウムグラッツ(Org) | |
J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ集 〔ロ短調 BWV 1030 /ト短調 BWV 1020 /変ホ長調 BWV 1031, H.545 /ハ長調 BWV 1033 /イ長調 BWV 1032 〕 ペーター・ホルツラグ(Fl−tr) シェティル・ハウグサン(Cemb) | ||
ライナー・ツィパーリングによるヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集 (AE-10206) 、エーリヒ・ヘーバルトによるヴァイオリン・ソナタ集 (AE-10236) に続く、当レーベルの「J.S.バッハ:ソナタ・シリーズ」第3弾。英国王立音楽院やギルドホール音楽学校の教授も務めたオランダ生まれの名トラヴェルソ&リコーダー奏者、ペーター・ホルツラグによるフルート・ソナタ集。BWV 1030のソナタでは非常に貴重な18世紀のピリオド楽器(ヨハン・アウグスト・クローネ)が使われている。 | ||
ヘスス・グリーディ(1886-1961): オルガン作品全集 Vol.2 エスクエラ・エスパニョーラ/ファンタジア |
エステバン・ エリソンド・イリアルテ(Org) | |
ドゥコー、ダンディ、ヨンゲンに学んだグリーディは20世紀前半のスペインを代表する作曲家の一人で、名オルガニストでもあった。 | ||
エレーヌ・シュミット〜ビーバー(1644-1704):ロザリオのソナタ
エレーヌ・シュミット(Vn |使用楽器:カミッロ・カミッリ、18世紀製/製作者不詳(南チロル)、18世紀初頭製) フランソワ・ゲリエ(クラヴィオルガン) マッシモ・モスカルド(アーチリュート/テオルボ) フランシスコ・マニャリチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ヤン・クリゴフスキー(ヴィオローネ) | ||
録音:2014年9月、ビューレン、オストヴェストファーレン、ドイツ。 バンキーニに師事、現代のフランスを代表するバロック・ヴァイオリニストの1人、エレーヌ・シュミットが Aeolus レーベルへ初登場。 | ||
ラ・シュミーズ・ブランシュ〜クープラン&フォルクレ:ヴィオール作品集 F.クープラン:第1組曲 ホ短調/第2組曲 イ長調/ クラヴサン曲集第3巻第17組曲〜傲慢な女、またはフォルクレ夫人 A.フォルクレ:第4組曲 ト短調 ライナー・ツィパーリング、ソフィア・ディニス(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb) | ||
18世紀オーケストラのメンバー、カメラータ・ケルンの創設メンバーでもあるオランダの名ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ライナー・ツィパーリング。「J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集(AE10206)」以来となるAeolusからのリリースは、ともに太陽王ルイ14世のもとヴェルサイユの宮廷音楽家として活躍したフランス・バロックの二人の偉大な作曲家、フランソワ・クープランとアントーワヌ・フォルクレの作品集。情緒的な美学を持つフランス音楽の理想的なタイプであるクープランに対して、イタリア風の力強くヴィルトゥオーゾ的なフォルクレ。対照的な二人の「ヴィオールと通奏低音のための組曲」を、ツィパーリングの名技で描く。18世紀オーケストラやオランダ・バッハ協会、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、ジェズアルド・コンソートなどで活躍してきたオランダの名チェンバリスト、ピーター=ヤン・ベルダーの伴奏にも注目。ソフィア・ディニスは、ライナー・ツィパーリングやヴィーラント・クイケン、フィリップ・ピエルロらに学んだポルトガル出身の女流ヴィオール奏者。 | ||
オルガンによるワーグナー ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルジファル」より [前奏曲/聖金曜日の音楽]/ 楽劇「神々の黄昏」よりジークフリートの葬送行進曲/ 歌劇「トリスタンとイゾルデ」より 前奏曲/ 歌劇「リエンツィ」より 序曲/ ヴェーゼンドンク歌曲集 |
スザンネ・トルプ(S) クリストフ・クールマン(Org) | |
録音:サルバドル教会、ウスルビル、バスク地方、スペイン。使用楽器:カヴァイエ・コル製作。カルク=エーレルト、アイゼンマン、ルメアの3人によるオルガン編曲。プログラムは20世紀初頭のフランス貴族による演奏会をイメージしたものだという。 | ||
5〔ファイヴ] ピーター:キャンポ:瞑想/火(*) / ゼーレン・ジーク: Inxaxheba / ルイ・プリマ:シング・シング・シング J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より〔前奏曲第22番 BWV.867 /フーガ第4番 BWV.849 〕 フレッド・E.アラート:アイ・ドント・ノウ・ホワイ / シャイン:組曲第15番 / ウォード:幻想曲第6番 リュリ:アフリカのシャコンヌ/メルポメネ組曲のためのエア / リュリ II世:ファンファーレのグランド・エア ボワモルティエ:協奏曲第6番 / シャイン:カンツォン・コロラリウム フランダース・リコーダー四重奏団 サスキア・コーレン(リコーダー) ピーター・キャンポ(リコーダー;*) | ||
録音:2016年4月&10月、アントワープ。 ベルギーが誇るリコーダー・アンサンブルの世界最高峰、フランダース・リコーダー四重奏団。2018年に長いキャリアを終えようとしている名門アンサンブルと、ブリスク・リコーダー四重奏団を主宰するオランダの名リコーダー奏者、サスキア・コーレンが共演した五重奏アルバムが登場。フランダース・リコーダー四重奏団とサスキア・コーレンは、500年に渡る音楽の歴史をリコーダー五重奏で表現。ジョン・ウォードやリュリ、シャイン、J.S.バッハの音楽から、ルイ・プリマのジャズ・スタンダード、フレッド・E.アラートのポピュラー・ソング、ベルギーの若きリコーダー奏者ピーター・キャンポや現代ドイツの作曲家ゼーレン・ジークらの作品を、ベネルクスの名手たちが繰り広げる。 | ||
フランツ・リスト: バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」 のコンティニュオによる変奏曲 ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933): 交響的コラールOp.87-1 ジャン・ラングレ(1907-1991):3つの福音詞 セザール・フランク:祈りOp.20/他(全8曲) |
ナジ・ハキム(Org) | |
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939): 音楽の産物/オルガンのための小組曲 Op.19/同 Op.24/ ヴァリエ・プルセ/交響的小品/2つの即興曲 |
ミケーレ・ルクレルク(Org) | |
フランソワ・デュフォー(1604-1672頃):リュート作品集 組曲〔ニ短調/ヘ長調/ト短調/ハ短調/ト長調〕/パヴァーヌ ホ短調 アンドレ・ヘンリヒ(リュート) | ||
録音:2004年9月、聖エウセビオ&ヴィットーレ教会、イタリア|使用楽器: 11コース・リュート〔 Ivo Magherini(Bremen, 2001)、Andreas Berr(Vienna, 1690) より改作〕。 アンドレ・ヘンリヒは、ドイツ生まれ、現在はパリを拠点に活動するリューティスト。リュート、テオルボ、バロック・ギターのソリスト、室内楽奏者、通奏低音奏者として、レザール・フロリサン、ラ・サンフォニー・デュ・マレ、レ・ミュジシャン・ド・サン=ジュリアン、レ・フォリー・フランセーズ、オペラ・フオーコなど、フランスの主要な古楽アンサンブルと共演し、これまで40以上のアルバムに参加してきた。パートナーである鍵盤楽器奏者、畑野佳恵とともに、日本での公演も度々行っている。老ゴーティエによって確立された新しい調弦法から始まるフランスのリュート革命時代、17世紀フランスでもっとも有名なリュート奏者の一人であった、フランソワ・デュフォー(1604-c.1672)のリュート作品集。同じゴーティエ派のガロやムートンらとともに録音・演奏されることの多いデュフォーの作品だけを集めた貴重なアルバム。デュフォーは、ヨーロッパ諸国に「フランス様式」を広めたともされ、フランスだけでなくイギリスやドイツの出版譜にも多くの作品が残されており、多様で豊かなデュフォーの優れた組曲が、名手の手によって伝えられる。 | ||
フランソワ・クープラン: 2つのミサからなるオルガン小品集 [教区のためのミサ曲/修道院のためのミサ曲] |
セルゲ・ ショーンブロート(Org) | |
録音:ノートルダム大聖堂、ル・ピュイ=アン=ヴレ、フランス。使用楽器:ジャン・ウスタシュ製作、1692年(1999年修復)。 大クープラン初期の代表作にして唯一のオルガン作品。ショーンブロート(1971-)はベルギーのドイツ語圏生まれで、ブリュッセル王立音楽院を1992年に首席で卒業。同じくオルガニストだったフーベルト・ショーンブロート(またはフランス語読みでユベール・スクーンブルート; 1941-1992)の長男にあたる。 | ||
サミュエル・ルソー(1853-1904):オルガン作品集 ラメント/スケルツォ/エコー/幻想曲/他(全13曲) |
クルト・ルーダース(Org) | |
北フランスに生まれたサミュエル・ルソーはパリ音楽院で音楽を学んだ作曲家。クルト・ルーダースはスコラ・カントールムで音楽を学んだオルガニスト。 1993年に日本オルガン協会の招聘により来日しコンサート、レクチャーも行っている。 | ||
ヨハン・カスパル・フェルディナント・ フィッシャー(1665頃-1746):音楽の花束 リチェルカーレ「アヴェ・マリア・クラーレ」/ リチェルカーレ「かくも喜びに満てる日」/ 音楽の花[組曲第1番−第8番]/ リチェルカーレ「イエスが十字架にかけられし時」/ リチェルカーレ「キリストは起ち上がり」/ 音楽のアリアドネ(20の前奏曲とフーガ)/ リチェルカーレ「来たれ聖霊」 |
セルゲ・ショーンブロート (Org) | |
ボヘミアのシュラッケンヴェルトにあったバーデン辺境伯ルートヴィヒ・ヴィルヘルムの宮廷楽長を務めたフリードリヒ(?)の作品の中から、ドイツ鍵盤音楽史上に残る代表作を集めた。作曲家が生きた時代である1714年製のバルトハーザーのオルガンを使用。 | ||
アウグスト・ゴットフリート・リッター: ソナタ第3番 イ短調Op.23 フランツ・リスト: 交響詩第4番「オルフェウス」/コンソレーション第4番 ユリウス・ロイプケ(1834-1858): ソナタ ハ短調「詩篇第94番」 |
ダニエル・ロート(Org) | |
フランク・アヴァン・セザール・フランク〜フランク:初期オルガン作品集 オッフェルトリウム ヘ短調/オッフェルトリウム ト短調(1859) /アンダンティーノ(1856) / クリスマスのオッフェルトリウム/オッフェルトリウム 嬰ヘ短調/小品 変ホ長調(1846) /グラン・クール 変ホ長調/ オッフェルトリウム ロ短調/ノエル・ブレトンによるオッフェルトリウム/オルガンのための小品 イ長調 エルケ・フォルカー(Org) | ||
録音〔使用楽器〕:2003年5月、ノートル=ダム大聖堂、フランス〔アリスティド・カヴァイエ=コル、1857年製〕。 ドイツのシュパイアー大聖堂で長年教会ミュージシャンとして働き、現在8巻超に及ぶ「カルク=エーレルト:オルガン作品集」の録音プロジェクトも進行中の女流オルガニスト、エルケ・フォルカーが弾くセザール・フランク。「フランク・アヴァン・セザール・フランク(フランクの前のフランク)」というアルバム・タイトルで、これまであまり取り上げられてこなかったフランクの初期の作品に焦点をあてる。 | ||
オルガニストの「ベル・エポック」とフランクの遺産 ロパルツ:フランクの祈り(祭壇の下で第1巻) / ラクロー:グラン・ピース(フランクの思い出) ベルティエ:変奏曲集 / ダンディ:前奏曲 変ホ短調 トゥルヌミール:3つのコラール(敬愛する師フランクの思い出) / クリーゲル:トッカータ クルト・ルーザス(Org) | ||
録音:2008年5月、サン=ピエール参事会教会、ドゥエー、フランス。使用楽器:ムタン・カヴァイエ=コル、1914年製作。セザール・フランクの弟子たちによる、師をトリビュートした作品を中心としたアルバム。 | ||
ヘスス・グリーディ(1886-1961): オルガン作品全集 Vol.1 フィナーレ/バスクの主題と変奏/前奏曲 幻想曲/間奏曲/他(全6曲) |
エステバン・ エリソンド・イリアルテ(Org) | |
フランツ・クサヴァー・ ムルシュハウザー(1663-1738): オルガンのための習作(全46曲) |
レオン・ベルベン(Org) | |
アレクサンドル・ピエール・フランソワ・ ボエリー(1785-1858): オルガンのための大オフェルトリウム(奉献唱)/ ファンタジア/カンティクル/小品集 |
ダニエル・ロート(Org) | |
マックス・レーガー:オルガン作品集 変奏曲とフーガ 嬰へ短調 Op.73/コラール前奏曲/ 前奏曲、パッサカリアとフーガ ホ短調 Op.127 |
ゲルト・ツァッハー(Org) | |
ツァッハーは1929年ドイツ北西部メッペン生まれのオルガニスト。 | ||
ジョゼフ・ギィ・ロパルツ(1864-1955):オルガン作品全集 序奏とアレグロ・モデラート/3つの作品〔ブルトンの主題で/間奏曲/フーガ〕/聖女の晩課〔第1/第2〕/ オッフェルトワール・パスカル/2つの小品〔アンダンテ・コン・モート/ポコ・レント〕/「祭壇の下で」より 〔第2巻第5番 アレグレット/第1巻第37番 アンダンテ・エスプレッシーヴォ/第1巻第12番アレグロ〕/ 幻想曲/瞑想曲第3番/死者のための祈り/葬送前奏曲/祈り/瞑想曲第1番/主題と変奏/瞑想曲第2番/ソルティ マルクス・アイヒェンラウプ(Org) | ||
録音〔使用楽器〕:2006年8月(CD1) & 2007年10月(CD2) 、 Parroquia Santa Maria la Real 教会、アスコイティア、スペイン〔アリスティド・カヴァイエ=コル、1898年製作〕/ (P) (C) 2017 。録音から10年を経ているが、初発売音源の模様。 デュボワ、マスネやフランクらに師事したロパルツの作品は現在ではほとんど録音・演奏されていないだけに、フランス・ロマン派の豊かなオルガン音楽を高音質録音で後世に残す貴重な記録となる。演奏は、世界遺産にも登録されているドイツのシュパイアー大聖堂で2010年よりオルガニストを務めるドイツの名手、マルクス・アイヒェンラウプ。 | ||
ヨハン・ウルリヒ・ シュタイグレーダー(1593-1635):オルガン作品全集 タブラトゥア・ブーフ/リチェルカール・タブラトゥラ |
レオン・ベルベン(Org) | |
使用楽器:シュニットガー製オルガン、リュディングヴォルト聖ヤコビ教会。 16世紀-17世紀のドイツ音楽一家に生まれ、足が不自由でありながらもオルガン奏者や作曲家として活躍したシュタイグレーダーのオルガン作品全曲。ムジカ・アンティクヮ・ケルンなどで鍵盤奏者を務めるオランダ人レオン・ベルベンによる演奏。 | ||
ジークフリート・カルク=エーレルト: オルガン作品集 Vol.3 3つの交響的コラール Op.87/3つの宗教的な歌 Op.66 |
エルケ・フェルカー(Org) | |
ヨハン・カスパル・ケルル(1627-1693): スカラムーザ/トッカータ/カンツォーナ/パッサカリア ジョヴァンニ・ヴァレンティーニ(1582-1649): 5声のカンツォーナ/6声のカンツォーナ/他 (全23曲) |
レオン・ベルベン(Org) | |
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937): オルガン交響曲全集 Vol.1 第1番 ニ短調 Op.14/第2番 ホ短調 Op.20 |
ダニエル・ロート(Org) | |
高いクオリティのラインナップを提供し続けているAeolusが、フランスのオルガン界の大家ヴィエルヌのオルガン交響曲全集をSACD Hybridフォーマットでリリース開始。演奏はデュリュフレの門下生でもあったフランスのヴィルトゥオーゾ、ダニエル・ロート。 | ||
Tribune libre 〜シュザンヌ・シェーズマルタン シャルル=マリー・ウィドール(1844-1937): オルガン交響曲第4番Op.13-4 マルセル・デュプレ(1886-1971): 十字架への道 Op.29 より[第3曲/第5曲/第9曲]/ 24のインヴェンションOp.50 第1巻より [第2番/第5番/第12番]/ クリスマスのためのアンティフォナ第1番/ ティトルーズの墓Op.38〜フィナーレ ウジェーヌ・ジグー(1844-1925): 12の小品〜メヌエットとトッカータ(*) アンドレ・フルーリー(1902-1995): ブルゴーニュのノエルによる変奏曲(*) アレクサンドル・ギルマン(1834-1911): 古いノエル・ポロネーズによる序奏と変奏曲Op.60(#) マルセル・デュプレ(1886-1971): 古風な協奏的様式と オネゲルの交響曲からの7つの主題による3つの即興(+) |
シュザンヌ・ シェーズマルタン(Org;+以外) マルセル・デュプレ(Org;+) | |
録音:2003年10月、サン・シュルピス教会、パリ/2004年5月、サン・オーギュスタン教会、パリ(*)/2004年10月、サン・エティエンヌ教会、カン(#)/1949年、ムードン、パリ近郊(+)。 シェーズマルタンはマルセル・デュプレの元でオルガンを学んだベテラン奏者。録音はフランスのマイナー・レーベルから発売されているものが多いが、1992年にERATOからもジグーとデュプレの作品を録音している(廃盤)。師デュプレによる即興作品3曲をボーナス・トラックとして収録。 | ||
シャルル=マリー・ウィドール(1844-1937): オルガン交響曲集〔第1番 ハ短調 Op.13 No.1 / 第2番 ニ長調 Op.13 No.2 〕 |
マーティン・ バンバウアー(Org) | |
録音:2008年5月、サン=シュルピス教会、パリ。使用楽器:アリスティド・カヴァイエ=コル製作。 | ||
ジル・ジュリアン(1653頃-1703): オルガン曲集第1巻[組曲第1番〜第8番](*) 聖チェチーリアのモテット(+) |
セルゲ・ショーンブロート(Org;*) ジョン・エルウィズ(オートコントル) アンドレアス・ポスト(T) クラウス・メルテンス(B) ボブ・ファン・アスペレン (Org)指揮 メランテ・アムステルダム [ルーシー・ファン・ダール、 トーマス・ピーチュ(Vn) ヴォウター・メラー(Vc)] | |
生涯を通してシャルトル大聖堂のオルガン奏者をつとめたフランスの作曲家ジル・ジュリアンの、現存するオルガン作品全曲と世界初録音となる(+)を収録した音楽史上の価値も高い録音。 「聖チェチーリアのモテット」ではアスペレン、ファン・ダール率いるメランテ・アムステルダムが登場。また約140分にも及ぶ長大な(*)の演奏はフランス・バロックのオルガン作品のスペシャリストであるショーンブロートが担当。 | ||
ヴィドール:アメリカ行進曲 フランク:交響的間奏曲「贖罪」/祈り Op.20 デュリュフレ:瞑想 ナジ・ハキム(1955-):アガペ 他(全9曲) |
ペーター・ファン・デ・ベルデ (Org) | |
フローベルガー・エディション Vol.5 幻想曲[第1番−第7番]/ カンツォーナ[第1番−第6番]/ トッカータ[第5番/第8番/第13番/第14番] |
ボブ・ファン・アスペレン(Org) | |
使用楽器:1556年制作、サンンマルティノ教会のオルガン、ボローニャ。 J.S.バッハのシリーズと同時にアスペレンが注力するフローベルガー・エディション最新作は、シリーズ初のオルガン演奏。36ページのブックレットにはアスペレン自身による解説も収められている。 | ||
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933): オルガン作品集Vol.4 万華鏡 Op.144/ コンスタンス湖からの7つのパステル Op.96/ ロンド・アラ・カンパネッラ Op.156/ ヘンデルへのオマージュ Op.75 |
エルケ・フェルカー(Org) | |
使用楽器:サン=マルタン教会のオルガン、デュドランジュ、ルクセンブルク。 | ||
フェリペ・ゴリーティ(1839-1896):オルガン作品集 Vol.1 サルモディア・オルガニカ/聖体奉挙 変ロ長調/同 ト短調/ 同 へ長調/ソナタ ニ長調/同 へ長調 |
エステバン・エリソンド・ イリアルテ(Org) | |
ゴリーティは19世紀スペインでオルガン奏者・作曲家として活動していた。 | ||
フェリペ・ゴリーティ:オルガン作品集 Vol.2 マニフィカトのための5つのヴァース/希望/四重奏曲/祈り/ 葬送行進曲 へ短調/Sub tuum proesidium/おお、救いのいけにえ/ 葬送行進曲 ハ短調 |
アランサ・エセナーロ(S) エステバン・エリソンド・ イリアルテ(Org) | |
こちらではソプラノ付きのオルガン曲も収録。 | ||
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968): オルガン作品全集 序奏/アリアとフーガ/神聖祭儀/ 前奏曲とファンファーレ/ フレデリック・トゥランの名による前奏曲/ アルベルト・シュヴァイツァーの名によるコラール/ 前奏曲とフーガ/我が祖父が書いた祈り |
リヴィア・マッツァンティ(Org) | |
イタリアとアメリカで活躍し、オペラから映画音楽まで幅広いジャンルに作品を残したカステルヌオーヴォ・テデスコだが、オルガン作品は録音自体珍しい。楽器の表現力を存分に活かした劇的な作品。 | ||
AE-10551 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):オルガン交響曲全集 Vol.2 [第3番 嬰ヘ短調 Op.28/第4番 ト短調 Op.32] |
ダニエル・ロート(Org) |
ジャンヌ・ドゥメッシュー(1921-1968): オルガン作品全集(自作自演を含む) テ・デウムOp.11/前奏曲とフーガ Op.13/ 6つの練習曲Op.5/降誕Op.4/12のコラール前奏曲Op.7/ 聖霊についての7つの瞑想曲Op.6/三部作Op.7/ アンダンテ/典礼のための応唱(*)/詩曲Op.9(#) |
スティーヴン・ サープ(Org;#以外) ジャンヌ・ドメッシュー(Org;#) ウジェーヌ・ビゴー指揮(#) パリ放送so.(#) | |
録音:ディジタル(#以外)/1952年、サル・プレイエル、ライヴ(#)。(*)と(#)はCDに収録。 ドゥメッシューの没後40周年リリースだった物。彼女は12歳でパリ音楽院へ入学を許可された神童で、13歳からマルセル・デュプレに師事、世界的に活躍した初めての女性オルガニストとして知られている。病弱であったため早世したが、フランクのオルガン作品全集等の録音も多い。彼女は作曲もアンリ・ビュッセルに師事しており、当盤では残されたオルガン作品が全て聴ける。なお、SACDの収録時間の関係から、(*)は3枚目のCDに収録され、その余白に大変貴重なドメッシュー自作自演による(#)が収録されている。 演奏のサープ [Stephen Tharp] は、ある音楽配信業者が「シュテファン・タープ」と誤ってドイツ語読みをしているが、アメリカのオルガニスト。 | ||
ヴィンツェント・リューベク(1654-1740):オルガン作品集 前奏曲 ト長調 LubWV.12/前奏曲とフーガ ハ長調 LubWV.6/前奏曲 ニ長調 LubWV.11/ われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ LubWV.13/前奏曲 ヘ長調 LubWV.7/ 前奏曲とフーガ ヘ長調 LubWV.8/主に謝しまつらん LubWV.15/前奏曲 ハ長調 LubWV.10/ シャコンヌLubWV.20/前奏曲 ト長調 LubWV.9/ああ、我ら貧しき罪人 レオン・ベルベン(Org) | ||
V.リューベックはハンブルクの聖ニコラウス教会のオルガニスト、作曲家として18世紀前半の北ドイツ・オルガン楽派で名声を誇った。作品形式は大バッハ彷彿とさせ、作風はブクステフーデからの影響を感じさせる。 | ||
ルイス・ウルテアガ(1882-1960): オルガン作品集 アレグロ・マエストーソ/ Ofrenda al Beato Pio X / マルチャ・レリギオサ/カノン形式による牧歌/ パストレーラ/レスポンソ/栄光のエルサレムへ/フィナーレ |
エステバン・エリゾンド(Org) | |
使用楽器:サン・ヴィセンテ教会のオルガン。 ウルテアガは、生涯で88曲のオルガン作品を残したスペインの音楽家。来日経験も持つ同郷のオルガニスト、エリゾンドによる演奏。 | ||
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933): オルガン作品集 Vol.5 コラール即興曲 Op.65 [第1巻「アドヴェント、クリスマス」/第2巻「受難節」] |
エルケ・フェルカー(Org) | |
エルケ・フェルカーはマンハイムでオルガンを学び、カルク=エーレルトのオルガン作品の録音を継続的に行っているドイツの若き女性オルガン奏者。 | ||
アスペレン〜 フローベルガー・エディション Vol.6 14のリチェルカーレ [第1番/第5番/第14番/第10番/第4番/第11番/第12番/ 第2番/第13番/第7番/第6番/第9番/第3番/第8番]/ トッカータ[第1番/第2番/第3番] |
ボブ・ ファン・アスペレン(Org) | |
録音:2003年5月、三位一体教会、ピストイア、イタリア。使用楽器:南オランダのウィルヘルム・ヘルマンス製作、1664年製。 オランダが誇る名奏者アスペレンが進めてきた、17世紀ドイツを代表する鍵盤音楽の大家の芸術をたどるエディション、3年ぶりとなる第6弾の登場。師フレスコバルディの影響を受けた傑作「14のリチェルカーレ」には優れた対位法が聴かれ、後の大バッハが「音楽の捧げ物」のリチェルカーレで礎とした。 | ||
ポール・ド・マレングロー(1887-1956): 交響的オルガン作品集 Vol.1 交響曲「神秘の子羊」Op.24/ 組曲「修道会」Op.65/ 交響曲「受難」Op.20 |
ペーター・ ファン・デ・ヴェルデ(Org) | |
フランクやドビュッシーの系譜を受け継ぐベルギーの作曲家マレングローの作品集がスタート。キリストの受難を描いた作品など、収録曲は何れも宗教色が濃い。アントワープでの録音。 | ||
ポール・ド・マレングロー(1887-1956): 交響的オルガン作品集 Vol.2 クリスマスのための交響曲 Op.19/ オルガンのための組曲 Op.14/ トッカータ Op.73-4 |
ペーター・ファン・ デ・ヴェルデ(Org) | |
フランク、ドビュッシーの系譜を受け継ぐベルギーの作曲家マレングローの作品集第2弾。演奏は前作と同じく聖ミッシェル大聖堂(アントワープ)のオルガニスト、ファン・デ・ヴェルデが担当している。 | ||
ホセ・マリア・ベオビデ(1882-1967): 瞑想/幻想曲/ Eco del Valle /終曲 ニ短調/ 交響的半音階間奏曲/アンダンテ/ オッフェルトリオ[イ短調/ハ短調]/ スケルツォ/前奏曲 アントニオ・ホセ・マルティネス・ パラシオ(1902-1936):即興曲/悲歌 |
エステバン・エリゾンド・ イリアルテ(Org) アランツァ・エツェナーロ(S) | |
19世紀スペインの作曲家によるオルガン作品の紹介を進めるエリゾンド・イリアルテが、今回も20世紀前半に活躍した2人の作曲家を取り上げる。 | ||
ホセ・マリア・ベオビデ(1882-1967): オルガン作品集 アンダンテ ホ長調/おお、救いのいけにえよ/ アヴェ・マリア イ短調/ オッフェルトリウム イ長調/ 葬送のポストリュード/ Lua, lua...! / アヴェ・マリア 変ホ長調/4つの小品/ アヴェ・マリア 変イ長調/ エコー・ド・アモール/瞑想曲 ホ長調/ 半音階的交響間奏曲/ アヴェ・マリア 変イ長調/終曲 変ホ長調 |
エステバン・エリゾンド・ イリアルテ(Org) アランツァ・エツェナーロ(S) | |
ホセ・マリア・ベオビデは、スペインの王立パンプローナ音楽院の教授を務めるなど、作曲と教育の両面に力を注いだ20世紀スペインの作曲家。ソプラノ付きオルガン曲は壮麗な雰囲気を醸し出している。 | ||
ネメシオ・オタニョ(1880-1956): 交響的前奏曲/アダージョ/コラール=アンティフォニコ/ グレゴリオ聖歌によるカンシオン/聖霊頌歌/悲歌/グレゴリオ組曲/交響的詩篇 エステバン・エリゾンド・イリアルテ(Org) | ||
スペイン・バスク地方のの作曲家オタニョは、ロヨラのイエズス修道院でオルガンと人文学を学び、1902年からにバリャドリへ移ってから19曲のオルガン作品を作曲している。 | ||
フアン・カバニリェス(1644-1712):ティエント/パサカーリェとガリャルダス(全13曲)
レオン・ベルベン(Org) | ||
録音:サン・マルティン教会、アタウン、バスク自治州、スペイン。使用楽器:ロレンツォ・デ・アラゾラ、1761年製作。 バレンシアで生没、バレンシア大聖堂の首席オルガニストと少年聖歌隊員の音楽教育係を務めたカバニリェスの作品は多くがオルガン曲で、中でもティエントが最も数多く、そして優れている。でカバニーリェスの音楽を弾く。 | ||
トマス・デ・エルドゥアイエン(1882-1953):オルガン作品集 聖マウリシオ/グアダルーペの聖母(*)/ノスタルジア/間奏曲/バスク風前奏曲/悲歌/ アンダルシアの絵画(5曲)/聖霊降臨祭/子守歌/祈り/夜想曲/日没/3つの矢[Tres Saetas] エステバン・エリゾンド・イリアルテ(Org) | ||
使用楽器:バスク地方サン・セバスティアン市ブエン牧師大聖堂の大オルガン、1954年製作。なお(*)は慣用記載によったが、欧文曲名では「グアデルーペ〜 [A la Virgen de Guadelupe] 」と記載されている。 エルドゥアイエンはチリとアルゼンチンを巡り、200曲を超えるオルガン作品を遺したバスク地方の作曲家で、カプチン・フランシスコ修道会の修道士も務めた。 | ||
ライヴ・インプロヴィゼーションズ ティエリー・エシュケシュ(1965-)即興:ゴシック組曲 作曲者不詳: Agur, Itziarko Birjina Ederra ティエリー・エシュケシュ即興:"Agur, Itziarko Birjina Ederra"による幻想曲/ ジュアン・アランの「連梼」による儀式的舞曲/ トランシルヴァニアの舞曲/ "O Filii"による前奏曲と二重フーガ ジョゼ・イグナシオ・アンソレナ(1953-): Plaza Zaharra ティエリー・エシュケシュ即興:"Plaza Zaharra" による幻想曲 パブロ・ソロサバル(1897-1988): Osio Bide Polka ティエリー・エシュケシュ即興:"Osio Bide Polka" によるパントマイム/ポロネーズ パブロ・ソロサバル: Debako Martxa / ティエリー・エシュケシュ即興:"Debako Martxa" による終曲 ティエリー・エスケシュ(Org) | ||
録音:2009年9月5日(6日?)、聖マリア教会、デバ、バスク自治州、スペイン、ライヴ。使用楽器:バルセロナの Gerhard Grenzing 製作、2009年。バスクの小さな海沿いの町(村?)の教会に建造された、新オルガンのオープニング・コンサートにおける即興演奏。 | ||
フローベルガー・エディション Vol.7〜 ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667):カプリッチョ集(全18曲) Nos.3, 2, 1, 6, 4, 5, 15, 17, 7, 16, 8, 14, 19, 10, 9, 13, 18, 12 ボブ・ファン・アスペレン(Org) | ||
録音:2002年6月、2010年5月、ルドゲリ教会、ノルデン、ドイツ。使用楽器:アルプ・シュニットガー、1688年製。 | ||
フロール・ペーテルス(1903-1986):オルガン作品集 交響的幻想曲 Op.13/30のコラール前奏曲 Op.68より/旋法の組曲 Op.43/演奏会用小品 Op.52a/ サルヴェ・レジナのパラフレーズOp.123/トッカータ、フーガと賛歌「アヴェ・マリス・ステラ」Op.28 ペーター・ファン・デ・ヴェルデ(Org) | ||
録音:2010年10月、アントワープ大聖堂。使用楽器:ピエール・シフェン、1891年製作。ベネルクス地方最大のゴシック建築による教会アントワープ大聖堂と、アントワープのサン・ミシェル大聖堂のオルガニストを務めるペーター・ファン・デ・ヴェルデ(1973-)が弾く、20世紀ベルギーの大オルガニスト&作曲家、ペーテルスのオルガン作品集。 | ||
ジークフリ−ト・カルク=エーレルト(1877-1933):オルガン作品集 Vol.6 コラール即興曲集 Op.65 より〔第3巻/第4巻〕(Nos.23-44) エルケ・フォルカー(Org) | ||
録音:2010年4月。全66曲からなる「コラール即興曲集」、第3巻の副題は新年と復活祭、第4巻の副題は昇天祭と五旬節。 | ||
エドゥアール・バティスト(1820-1876):オルガン作品集 グラン・オフェルトワール集/ベートーヴェンの交響曲からのトランスクリプション/他 ディエゴ・イノセンツィ(Org) | ||
録音:2010年、サンタ・マリア大聖堂、ムルシア、スペイン。使用楽器: Merklin &Schutze 製、1857年。バティストは「オルガン調教師」との異名をとった19世紀フランスのヴィルトゥオーゾ・オルガニスト。使用オルガンはここ30年ほどは使用不能だったもので、近年復元され、当盤が世界初録音になるという楽器。 | ||
フレデリク・ブラン(1967-):即興ライヴ集 「コレット・モリヨン」の名による即興/アラベスク風前奏曲/アンダンテとスケルツォ/ 即興的バラード/自作の主題による即興/サン=ジャンの福音による即興 フレデリク・ブラン(Org) | ||
録音:2000年-2006年、シャルトル、パリ、デュッセルドルフ。。 | ||
J.S.バッハ:オルガン作品全集〜 アンドレアス・ジルバーマン、ヨハン・アンドレアス・ジルバーマンのオルガンによる エーヴァルト・コーイマン、ウーテ・グレンメル・ガウヒェン、 ゲルハルト・グナン、ベルンハルト・クラップロット(Org) | ||
録音:2008年4月-2011年7月、 マルムーティエ、エベルスマンステ、ヴァスロンヌ、ブクスヴィレール、ストラスブール、ゾウルツ・オー・ラアン、以上フランス、フィリンゲン、ドイツ、アルレスハイム、スイス。使用楽器:アンドレアス・ジルバーマン製作(1709年、1732年)、ヨハン・アンドレアス・ジルバーマン製作(1741年、1745年、1750年、1761年、1778年)、ガストン・ケルン製作(2002年、ジルバーマン・オルガンのレプリカ)。代理店によると『 SACD hybrid Multichannel による世界初の全集録音』とのこと。当初、演奏はピート・ケーとジャン・ラングレに学んだオランダの奏者エヴァルト・コーイマン(1938-2009)が担当していたが、彼が2009年1月25日に急逝したため、残りをコーイマンの3人の弟子たちが引き継いで完成させた。収録時間:約24時間/252ページのフルカラー・ブックレット付き。 | ||
ダニエル・ロート:神聖な大壁画 | ダニエル・ロート(Org) | |
録音:2011年10月24日-25日。ルクセンブルク大公国、デュドランジュ・サン・マルタン教会の壁画から構想を得たフランスのヴィルトゥオーゾ・オルガニスト、ダニエル・ロートによる即興作品。 | ||
ヴァイオリンとオルガンの出会い クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ / ヴュータン:アリア ヴィターリ:チャコーナ / ギルマン:瞑想曲 / ラインベルガー:主題と変奏 レーガー:ヴァイオリンを弾く隠者 / ネヴォロヴィチ:カンプ ペルト:フラトレス / ネヴォロヴィチ:愛の告白 / ハキム:カプリッチョ ナージャ・ネヴォロヴィチ(Vn) ペーター・ファン・デ・ヴェルデ(Org) | ||
録音:2011年10月。メニューイン・アカデミー・クァルテットの第1ヴァイオリンを務めるサンクトペテルブルク生まれの女流ヴァイオリニストと、アントワープ大聖堂のオルガニストによるデュオ・アルバム。 | ||
ジークフリート・カルク=エーレルト (1877-1933):オルガン作品集 Vol.7 コラール即興曲集〔第5巻 Op.65 /第6巻 Op.65 〕 |
エルケ・フォルカー(Org) | |
録音:2013年8月11日-13日。第6巻には有名な「いざ諸人よ、神に感謝せよ(凱旋行進曲)」も収録。 | ||
カルク=エーレルト(1877-1933):オルガン作品集 Vol.8 ワーグナー/カルク=エーレルト編曲:ニュルンベルクのマイスタージンガー カルク=エーレルト:3つの印象 Op.108 /3つの新しい印象 Op.142 /3つの印象 Op.72 /3つのパストラル Op.92 エルケ・フォルカー(Org) | ||
録音:2013年8月、ドイツ。 | ||
AE-11021 (6CD) 廃盤 |
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):鍵盤作品全集
レオン・ベルベン(Org/Cemb) | |
ギー・ヴァイツ:オルガン作品全集&ジョンゲン:オルガン作品集 ギー・ヴァイツ(1883-1970): ファンファーレとゴシック・マーチ/オルガンのための2つの小品/サルヴェ・レジナによる前奏曲「祈り」/ クリスマス・ラプソディー/深淵からの呼び声/イン・パラディズム/ 汝の恵みによりてわが欲を絶ち(J.S.バッハ「カンタータ第22番」より)/ シシリエンヌ/グラン=クール(第5旋法によるヴォランタリー)/ オルガン交響曲〔(第1番)/第2番〕/レジナ・チェリ・レターレによるパラフレーズ ジョンゲン:4つの小品 Op.37 /トッカータ Op.104 /英雄的ソナタ Op.94 ペーター・ファン・デ・ヴェルデ(Org) | ||
録音:2014年4月、2015年11月、ベルギー。使用楽器: Pierre Schyven Organ (1891) of Our Lady's Cathedral, Antwerp / B. Pels & Zoom organ (1935) of Sint-Laurentiuskerk, Antwerp 。ベルギーの作曲家ヴァイツは、地元でピアノとオルガンを学んだ後、パリ・スコラ・カントルムでウィドールとギルマンに師事。第一次世界大戦のため1914年にイギリスへ亡命し、1917年から晩年までロンドンのファーム・ストリート教会のオルガニストを務めた。1926年にはフランク:オルガンのためのコラールの世界初録音も残している。ペーター・ファン・デ・ヴェルデはアントワープ大聖堂のオルガニスト。 | ||
讃歌集〜ニコラ・ド・グリニー(1672-1703):オルガン作品集と彼へのオマージュ ニコラ・ド・グリニー:アヴェ・マリス・ステラ/来たり給え、創造主なる聖霊よ/太陽の昇る地平から/天の御言葉 ヴァンサン・ポーレ(1962-):讃歌 / ブノワ・メルニエ(1964-):パンジェ・リングァ ジャン=バティスト・ロバン(1976-):「来たり給え、創造主なる聖霊よ」による5つのヴァーセット ピエール・ファラゴ(1969-):地の果てまで / ティエリー・エスケシュ(1965-):エヴォカシオン第4番 オリヴィエ・ラトリー、ジャン=バティスト・ロバン、ブノワ・メルニエ、 ピエール・ファラゴ、ヴァンサン・デュボワ(Org) | ||
録音:2015年8月31日-9日、4日、サン・レミ大聖堂、ランス。フランス・バロックのオルガニスト、ニコラ・ド・グリニー(1672-1703)の作品と、ランスのノートルダム大聖堂800周年を記念し、5人の現代フランスの作曲家が書いたグリニーへのオマージュを収録。 | ||
オルガン・パースペクティヴ〜ベートーヴェン: アレグロ・ノン・ピウ・モルト ハ長調 WoO.33 (1794?) /アダージョ ヘ長調 WoO.33 (1799) / アレグレット WoO.33 (1794?) /スケルツォ ト長調 WoO.33 (1799) /アレグロ ト長調 WoO.33 (1799?) / ロンド ハ長調 WoO.48 (1783) /擲弾兵行進曲 ヘ長調 Hess.107 (1803) / 全長調にわたる前奏曲 Op.39 No.1, Hess.310 (1789) /バガテル 変ホ長調 Op.33 No.1 (1802) / バガテル ハ短調 WoO.52 (1797) /バガテル イ長調 Op.33 No.4 (1802) /バガテル ニ長調 Op.33 No.6 (1802) / アレグレット ハ長調 WoO.56 (1797) /バガテル ハ長調 Op.33 No.5 (1802) /前奏曲 ヘ短調 WoO.55 (1803) / フーガ ハ長調 Hess.64 /全長調にわたる前奏曲 Op.39 No.2 (1789) /トリオ第1番 ト短調(C.P.E.バッハ、1742) / トリオ第2番 変ホ短調(C.P.E.バッハ、1743) /トリオ第3番 ホ短調 Hess.29 (1793) / フーガ ホ短調 Hess.29 (1793) /3声のフーガ ニ長調 WoO.31 (1793) / 4声のフーガ イ短調 Hess.238-4 (1793) (*) / 三重フーガ ニ短調 Hess.244 (1793) (*) /フーガ ニ長調 Hess.237-1 (1793) (*) マリア・マグダレナ・カチョル(Org) | ||
録音:2015年4月、ルートヴィヒ教会、カールスバート、ランゲンシュタインバッハ、ドイツ。使用楽器:フェルディナント・シュティーフェル、1786年製。(*)は SACD レイヤーのみのボーナス・トラック(CDプレーヤーでは再生出来ませんのでご注意下さい)。収録分数:約82分〔CDレイヤー〕/約89分〔SACDレイヤー|Stereo/Multichannel〕。マリア・マグダレナ・カチョルは、東欧ポーランド出身の女流オルガニスト。2012年9月から2013年8月にかけて、札幌コンサートホール Kitara の第15代専属オルガニストを務めた。 | ||
メルヒオール・シルト(1592-1667):オルガン作品全集 前奏曲 ト長調/心よりわれ汝を愛す, おお主よ/涙のパヴァーヌ(ジョン・ダウランドによる)/炎のように/ 主キリスト、 神の独り子/ああ神よ, 天より見そなわし/いと高きところにいる神にのみ栄光あれ/ 第1旋法によるマニフィカト ニ短調/前奏曲 ト短調 作曲者不詳:2つの前奏曲〔ト長調/ヘ長調〕/心よりわれ汝を愛す, おお主よ デルフィン・シュトルンク:第9旋法によるマニフィカト ニ短調 レオン・ベルベン(Org) | ||
録音:2015年10月、聖シュテファン教会、タンガーミュンデ、ドイツ。北ドイツ・オルガン楽派の一人メルヒオール・シルトは、スウェーリンクに学び、祖父の代から続くハノーファーの教会オルガニストを務めた。レオン・ベルベンはレオンハルトの最後の弟子。スウェーリンクの鍵盤作品全集(AE-11021/6CDs+Bonus CD)は「ディアパゾン・ドール」を獲得した。 | ||
ヨハン・ゴットフリート・ミューテル(1728-1788):幻想曲全集&コラール前奏曲集 幻想曲 変ホ長調/われ心より待ち望む/幻想曲 ト長調/わが神の欲し給うこと常に起こり/ 「イエスよ, わが喜び」による変奏曲/幻想曲 ヘ長調/おお嘆き, おお心の苦しみ/ 前奏曲 ハ長調/フーガ風幻想曲 ハ長調/幻想曲 変ホ長調/幻想曲 ト短調 レオン・ベルベン(Org) | ||
録音:2017年7月、聖ルーカス教会、ミュールベルク、ドイツ。 レオンハルトの最後の弟子であり、スウェーリンクの鍵盤作品全集(AE-11021/6CD+Bonus CD)でディアパゾン・ドール賞を受賞したオランダの名手、レオン・ベルベンが弾くミューテルの幻想曲全集。ヨハン・ゴットフリート・ミューテル(1728-1788)は、J.S.バッハの最後の弟子として知られ、リガ教会のオルガニストも務めた作曲家。残された作品は少ないながらも、当時の北ドイツ鍵盤音楽を代表する重要な音楽家。優秀録音で知られるAeolusのSACDサラウンド・サウンド、ミュールベルクの聖ルーカス教会に建造されているオルガン(Franciscus Volckland 1729 / Ernst Friedrich Hesse 1823 )の壮麗な音色にも注目。 | ||
コンフルアンス ワーグナー/クレマン編曲:「トリスタンとイゾルデ」 前奏曲 / フランク:3つの小品〜幻想曲 イ短調 サミュエル・ルソー:オルガンのための幻想曲 Op.73 / ブルックナー/クレマン編曲:交響曲第7番〜アダージョ リスト:リヒャルト・ワーグナーの墓に / リスト/クレマン編曲:詩的で宗教的な調べ〜葬送曲 モーリス・クレマン(Org) | ||
録音:2017年10月、聖ラウレンティウス教会、ルクセンブルク。ルクセンブルク・フィルの"オルガニスト・イン・レジデンス"を務めるモーリス・クレマンが、聖ラウレンティウス教会(ルクセンブルク、ディーキルヒ)のトーマス・オルガンを弾いたファースト・アルバム。コンフルアンス(Confluences /合流)をテーマに、ドイツ、フランスの作曲家に対するワーグナーの影響を表現したプログラム。自身で編曲したブルックナーの交響曲第7番(第2楽章)やワーグナー、リストの名曲のオルガン版をAeolusの高音質SACDでお届けする。 | ||
ジョゼフ・カラーツ(1830-1901):オルガン作品集 トッカータ Op.29 /哀歌 Op.31 No.10 /カンツォーナ Op.21 No.5 /田園交響曲 Op.posth (*) / スケルツォ Op.31 No.12 /ラルゲット (*) /オルガン・ソナタ第1番 ハ短調/ 礼拝 Op.21 No.4 /荘厳な入場(*) /トッカータと終曲 ペーター・ファン・デ・ヴェルデ(Org) | ||
録音〔使用楽器〕:2018年4月14日-16日、聖母大聖堂、アントウェルペン、ベルギー〔シュヘイヴェン製、1891年製作(2014年-2018年2月大規模修復、当盤が修復後の初録音)〕。(*)は世界初録音。19世紀ベルギーでオルガニスト、カリヨン奏者、作曲家として活躍したジョゼフ・カラーツ。ベルギーの名オルガニスト、ジャック=ニコラ・レメンスにオルガンを学び、当盤が録音された聖母大聖堂でオルガニストを務め、アントウェルペン音楽院では教育者として活躍した。 | ||
デュリュフレ:オルガン作品全集 アランの名による前奏曲とフーガ Op.7 /スケルツォ Op.2 /ソワッソン大聖堂の時報の鐘の主題によるフーガ Op.12 / 前奏曲、アダージョと「来たれ創り主なる聖霊」によるコラール変奏曲 Op.4 / 顕現節の入祭唱への前奏曲 Op.13 /瞑想曲/組曲 Op.5 /ジャン・ギャロンを称えて ステファン・モットール(Org) | ||
録音:2017年6月、聖ラウレンティウス教会、ディーキルヒ、ルクセンブルク。 「レクイエム」などの傑作を世に送り出し、即興演奏の名人としても名を馳せた20世紀のフランスを代表するコンポーザー=オルガニスト、モーリス・デュリュフレ(1902-1986)のオルガン作品全集。デュリュフレのオルガンのための作品全集を完成させたステファン・モットールは1990年生まれのベルギー人オルガニスト。母国ベルギー、ドイツ、そしてフランスでオルガンと作曲を学び、2015年にはルクセンブルクのデュドランジュ国際オルガン作曲コンクール、2017年にはフランスのエトルタ国際即興コンクールで共に第1位と聴衆賞に輝いた期待のオルガニスト。2016年に完成、設置されたルクセンブルク、ディーキルヒの聖ラウレンティウス教会のトーマス・オルガンによる演奏。 | ||
カベソン: ティエント、ディフェレンシア&グロサダ集 |
レオン・ベルベン(Org) | |
録音:2018年9月、聖アンドレアス教会、オステンネン、ドイツ。スペイン・ルネサンスの盲目の大作曲家でありオルガニスト、アントニオ・デ・カベソン(1510-1566)の、「世界でもっとも古いオルガン作品の1つ」と言われる鍵盤作品集。演奏は、レオンハルトの最後の弟子であり、スウェーリンクの鍵盤作品全集(AE-11021/6CD+Bonus CD)で仏ディアパゾン・ドール賞を受賞したオランダの名手、レオン・ベルベン。演奏可能なコンディションで残されている世界でもっとも古いオルガンの1つである、ドイツ、オステンネンの聖アンドレアス教会のゴシック・オルガン(c.1425/30)を使用。 | ||
J.S.バッハ:オルガン作品集 前奏曲とフーガ ハ長調BWV.547/ 「オルゲルビュヒライン」より [人はみな死すべきもの BWV.643/ われ汝を呼ぶ、主イエス・キリストよBWV.639/ いざ来たれ、異教徒の救い主よBWV.599/ いざ来たれ、異教徒の救い主よBWV.699/ いざ来たれ、異教徒の救い主よBWV.659/ いと高きにいます神にのみ栄光あれBWV.711/ われ神より離らじBWV.658]/ 6つのコラールBWV.645-650/ コラール「これぞ聖なる十戒」BWV.679/ コラール「愛する御神の摂理のままにまかす者」BWV.691/ コラール「愛する御神の摂理のままにまかす者」BWV.690/ コラール「愛する御神の摂理のままにまかす者」BWV.642/ オルガン協奏曲第5番 ニ短調BWV.596 (原曲:ヴィヴァルディのOp.3-11)/ コラール「われ、汝の御座の前に進み出で」BWV.668 |
ステファン・シュミット(Org) | |
発売:2000年。使用楽器:Weimbs-Orgel, in St.hubertus, Dusseldorf-litter。 |