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輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。 |
KII 「NHKレジェンド・シリーズ5〜カラヤン&BPO 1966年来日公演」
1CDのアイテム:¥2750(税抜¥2500) / 2CDのアイテム:¥3300(税抜¥3000)
NHKが収録した超大物来日演奏会ライヴ第5弾は、カラヤンとBPO2回目1966年の来日公演が日の目を見る。戦後21年、東京オリンピックの2年後だが、日本のクラシック音楽ファンの間で大騒ぎとなり、高額なチケットを求める徹夜の長蛇の列がニュースとなった。かくも当時の日本人を夢中にさせた幻の公演を初めてCD化。第1回発売は5夜連続で行なわれたベートーヴェンの交響曲全集、話題を集めたブルックナーの交響曲第8番、東京のみならず大阪でも話題となったフェスティヴァルホールのライヴ3点の登場となる。ご期待頂きたい。『*古い音源を使用している場合は、テープ劣化によるお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。』 | ||
カラヤン& BPO 1966 来日公演〜ベートーヴェン:交響曲全曲連続演奏会 Disc 1 [第1夜:1966年4月12日] 「コリオラン」 Op.62 序曲 (+) /交響曲〔第6番 ヘ長調 Op.68「田園」/第5番 ハ短調 Op.67「運命」〕 Disc 2 [第2夜:1966年4月13日] 交響曲〔第4番 変ロ長調 Op.60 (#) /第7番 イ長調 Op.92 〕 Disc 3 [第3夜:1966年4月14日] 交響曲〔第1番 ハ長調 Op.21 /第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」〕 Disc 4 [第4夜:1966年4月15日] 交響曲〔第2番 ニ長調 Op.36 /第8番 ヘ長調 Op.93 〕/「レオノーレ」序曲第3番 Op.72b Disc 5 [第5夜:1966年4月16日] 交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」(*) グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S;*) 長野〔若杉〕羊奈子(Ms;*) ヨーン・ファン・ケステレン(T;*) マルッティ・タルヴェラ(B;*) 外山雄三合唱指揮(*) 東京放送cho.(*)、東京混声cho.(*)、 二期会cho.(*)、日本合唱協会(*)、藤原歌劇団合唱部(*) ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 BPO | ||
録音:[内]、すべて東京文化会館、ライヴ、ステレオ| (#)はおそらく初出音源、(+)は初CDフォーマット化、他はマスターからの初復刻|既出DVD, CD-R: NHK エンタープライズ〔 NHK クラシカル〕、 NSDX-12264 (カラヤン生誕100周年ボックス/ 9CDs + DVD / 発売:2008年) (+)〔廃盤、入手不能/当店未案内〕/ FKM [CD-R], FKM-CDR291 (No.6) / Eternities [CD-R], ETCD-263-S (Nos.5-6), ETCD-293-S (Nos.7-8), ETCD-327-S (No.3) / Kapellmeister [CD-R], KMS-005 (No.1 & Leonore 3) / Karna Musik [CD-R] (Nos.2, 9/他) 。カラヤンとBPOは1966年4月12日、から16日にわたりベートーヴェンの交響曲の全曲コンサートを行った。毎日のプログラミングはカラヤン自身が熟考し、最大の効果があがるように工夫されている。また最初に「コリオラン」、最後の第9の前に「レオノーレ第3番という序曲を配し、すべてがメインの第9へ向かうように設計されている。これについては連日会場で聴き詳しくレポートし、カラヤンの意図を分析した柴田南雄氏渾身の名解説をブックレットに全文掲載しているのも無上の価値あり。序曲「コリオラン」以外は初出。カラヤンとBPOのベートーヴェン交響曲全集といえば、1961-2年、1975-77年、1982-84年録音のDG盤が有名だが、まだ若さあふれる1966年のステレオ・ライヴが加わったことはまさに奇跡でファン狂喜。この来日公演は「ベートーヴェンの全交響曲を連日演奏する」というカラヤンのからの条件付で実現したと言われ、それほど彼がベートーヴェンにこだわったことが伝わって来る。当時、この一連の公演のチケットは高額ながら入手困難で、徹夜で求めるファンが社会現象としてニュースになった。それほどまでに日本のクラシック・ファンを夢中にさせた日本クラシック音楽史に残る重要な記録、ぜひお楽しみ頂きたい。 | ||
カラヤン& BPO 1966 来日公演〜 ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(ハース版) |
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 BPO | |
録音:1966年5月2日、東京文化会館、ライヴ、ステレオ|マスターからの初復刻|既出CD-R: WME, WME-S-1036/7 。カラヤンとBPO 1966年来日公演のうち、ベートーヴェンの交響曲全曲シリーズとならんでクラシック・ファンの関心を集めたのがブルックナーの交響曲第8番。まだ日本でブルックナー・ブームが起こる以前だったが、聴衆の強い集中力と熱気が伝わる壮絶なライヴで、ベートーヴェンがカラヤンとBPO芸術の精神的な骨格を示してくれたとすれば、ブルックナーは血と肉づけを体験させてくれたと評された。シンフォニックな充実度も満点で、終演後の熱狂ぶりが当時の日本の音楽ファンの真摯さとして伝わる。 | ||
カラヤン& BPO 1966 来日公演〜大阪公演 リヒャルト・シュトラウス: 交響詩「ドン・ファン」 Op.20 (*) ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68 (#) |
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 BPO | |
録音:1966年4月22日、大阪フェスティヴァルホール、ライヴ、ステレオ| (*)はおそらく初出音源、(#)はマスターからの初復刻|既出CD-R: Kapellmeister, KMS-001 (#) 。なお、同日の(*)とされる演奏が Vibrato から VLL-258 で出ていたが、これは1957年11月3日の来日公演時演奏だったという。カラヤンとBPOは1966年の来日ツアー中4月22日に、第9回大阪国際フェスティヴァルへ参加公演した。その際のブラームスの交響曲第1番がたいへんな名演で、関西の音楽ファンの心を掴んだことが今日でも語り草となっている。何とそれを音で聴くことが実現する。カラヤンならではの演出の巧みさで、彼の世界へ引きずり込まれてしまう。当日の演奏会ではカラヤン十八番のリヒャルト・シュトラウスの「ドン・ファン」も披露され、その名人芸でオーケストラの醍醐味を存分に味わせてくれる。 | ||
KII | ||
TAHRA 音源、フルトヴェングラー& VPO 〜伝説のコンサート 1950-53(ターラ編) *1950年10月1日、コペンハーゲン ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(当日の「未完成」「ティル」は音が遺されていない) *1951年10月22日、シュトゥットガルト ハイドン:交響曲第88番「V字」(当日の「スペイン狂詩曲」、ブルックナー4番はターラでは未収録) *1951年10月29日、ミュンヘン(全曲目を収録) ベートーヴェン:「コリオラン」序曲 / シューマン:交響曲第1番「春」 ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 *1952年11月30日、ウィーン(全曲目を収録) ベートーヴェン:交響曲〔第1番/第3番「英雄」〕 / マーラー:さすらう若人の歌 *1953年8月30日、ザルツブルク シューベルト:交響曲第9番「グレイト」(当日の「世界の調和」はターラでは未収録) *1953年9月4日、ミュンヘン ベートーヴェン:「エグモント」序曲/交響曲第4番(当日の「英雄」は音が遺されていない) <ボーナス・トラック> *1950年8月5日、ザルツブルク ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番(歌劇「フィデリオ」全曲公演より) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮VPO | ||
新リマスタリング|日本語帯・解説付| Tahra 単売品番: FURT-1076, 1077, 1086, 1087, 1090, 1091, 1092, 1095 [(P) 2002-2005] 。フルトヴェングラーは50年代に入ると、VPOとHMV(のちのEMI)に40タイトルを超える大量のスタジオ録音を行なう一方で、ヨーロッパの主要都市でコンサートを実施した。1950-53年、6カ所でのコンサートのほぼ全曲をターラがCD化!巨匠とVPOの深い結びつき、その偉大な名演の数々が廃盤となって久しいターラの原盤から最新リマスターで甦る。キング関口台スタジオでのリマスタリングで、ターラならではの鮮明な音質にさらに磨きをかけた今回の6CD 、永久保存盤としての価値あるCD。 | ||
EUROARTS 〔映像商品〕 国内仕様 | ||
Gaming in Symphony〜 「アサシン・クリード」「ヘイロー」「ストリート・ファイター」「バイオショック」 「コール・オブ・デューティ」「ファイナルファンタジー」「ワールド・オブ・ウォークラフト」より ブライアン・タイラー:「コール・オブ・デューティ」〜モダーン・ウォーフェア グレッグ・エドモンソン:アンチャーテッド2」 / イェスパー・キッド:「アサシン・クリード」〜 Ezio's Family イーマ・ヌーン:「ワールド・オブ・ウォークラフト」〜 Malach, the Angke Messenger パスカル・ミヒャエル・スティーフェル:ア・ハット・イン・タイム ガリー・シャイマン:「バイオショック」より〔 Main theme / Bathysphere Ride 〕 / 大谷幸:ワンダと巨像 神吉由美子、ロバート・プリンス、山根ミチル、中村正人、阿部功 、近藤浩治/ ピーター・デュー編曲:伝説のゲーム・ミュージック・メドレー ピーター・デュー:「フォーゴットン・アン」〜組曲 / 植松 伸夫:「ファイナルファンタジー VII 」〜片翼の天使 ピーター・マコーネル:グリム・ファンダンゴ / ジェイソン・ヘイズ:「ワールド・オブ・ウォークラフト」組曲 マーティン・オドネル&マイケル・サルヴァトーリ:「ヘイロー」組曲 イーマ・ヌーン指揮デンマーク国立so. & cho. トゥーヴァ・セミングセン(Ms) クリスティン・ノンボ・アンデルセン(S) | ||
収録:2018年8月、 DR コンサートホール、コペンハーゲン|輸入盤・日本語帯付| 16:9 | Full HD | PCMステレオ、DTS-HD MA 5.1 |リージョン・オール|68分 。#国内仕様版のみの御案内〔 DVD 版はございません〕。世界のゲーム市場規模は15兆円ともいわれる。ゲーム産業を長年牽引してきたのは日本であるが、その人気はいまや世界規模となり、アメリカ、中国、そしてヨーロッパのゲーム市場は年々拡大している。この映像はそんな市場を反映し、2018年8月にデンマークの首都コペンハーゲンで行われたコンサート≪ Gaming in 交響曲≫が収録されている。過去25年間に発表されたゲーム音楽をデンマークが誇るデンマーク国立so. が演奏している。指揮者は、自身もゲーム音楽の作曲家でもあるアイルランド出身のイーマ・ヌーン。このコンサートを企画したのは、ゲームやアニメに造詣の深いデンマークの人気プロデューサー、ヤコブ・ステーゲルマン。「ファイナルファンタジー」シリーズの音楽を生み出した世界的に絶大なる人気を誇る作曲家、植松伸夫。アニメやゲームの音楽を多数手がけた大谷幸によるゲーム音楽シーンの中でも語り継がれる名盤となっている「ワンダと巨像」。数々ヒット作を手がけるアメリカの作曲家ブライアン・タイラーによる「コール・オブ・デューティ」。そして全世界売上1億本超の大ヒット・ゲーム「アサシン・クリード」の音楽を担当しているのはデンマーク出身のイェスパー・キッド。世界のゲーム・シーンを席巻する音楽が次から次へと演奏され、会場はおおいに盛り上がる。 | ||
アール・アンフィニ | ||
日本の心を歌う | 中井亮一(T) | |
GEN RECORD | ||
戸室玄×フランシス・プーランク
戸室玄(P) | ||
OMF (Oasis Music Factory) by KOSSACK | ||
ギターラ
林祥太郎(クラシックG) |
AEOLUS 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)〔SACDも同一の価格〕旧譜はこちらから | ||
レンブラントのためのプレイリスト〜レンブラントの時代のオランダの音楽 ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:大公の舞踏曲/アルマンド・グラティエ ハインリヒ・シャイデマン:涙のパヴァーヌ/舞踏曲と変奏曲 作曲者不詳(スザンヌ・ファン・ソールト・クラヴィーア・ブック): Tobyas om sterven gheneghen /スザンヌはある日 作曲者不詳(サンクトペテルブルク・クラヴィーア・ブック):ヴィルヘルムス/ブロンクホルストの舞踏曲 ヨアヒム・ファン・デン・ホーヴェ: Fortuna Englesae コルネリス・テイマンスゾーン・パットブリュエ: Och! Oft geoorlooft waer アントニ・ファン・ノールト:ファンタジア2 / ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー:組曲第19番 ト短調 ギスベルト・ステーンウィック:アマリリス コルネリス・テイマンスゾーン・パットブリュエ:パヴァナとガイヤルド ヘ長調(結婚のシンフォニア) ヨハン・カスパール・ケルル:バターリャ/スカラムッツァ ジョゼフ・ド・ラ・バール:プレリュード・ノン・ムジュレ コンスタンティン・ホイヘンス:アルマンド/サラバンド / ピエール・ド・ラ・バール3世:クーラント モレ・パラティーノ/ヘンドリク・シュポイ:天にいる我らの父よ スウェーリンク?(サンクトペテルブルク・クラヴィーア・ブック):ロゼモン コルネリス・テイマンスゾーン・パットブリュエ: O Kersnacht! schoonder dan de daghen ヤン・アダムスゾーン・ラインケン:トッカータ ト短調 ボブ・ファン・アスペレン(Cemb| 使用楽器:ヨハネス・ペトルス・クーシェ、1669年製〔アムステルダム国立美術館(蔵?)〕) | ||
レオンハルトの高弟であり、現在のオランダを代表する世界的チェンバリスト、ボブ・ファン・アスペレン。近年はルイ・クープランやフローベルガーの作品の発掘、録音に積極的に取り組み、前作ではバッハの「フーガの技法」という大作レコーディングも大きな話題となった。最新アルバムは、2019年に没後350周年を迎えるオランダ・バロック期を代表する偉大な画家、レンブラント・ファン・レインをテーマとするプログラム。アムステルダム出身のアスペレンは、この特別プログラムを録音するのに理想的な演奏者。レンブラントが生きた時代に、恐らくそのいくつかは聞いていたであろう鍵盤作品を、レンブラントの重要作品を多く所蔵しているアムステルダム国立美術館所蔵の貴重なチェンバロで弾いている。 | ||
AUDAX RECORDS (仏) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)2013年夏からリリースを開始した新レーベル。代理店によると『ヨハネス・プラムゾーラーの自主レーベル』だとの事だが、彼以外のアーティストのみのタイトルも含まれている。 | ||
パリ・アルバム〜初期フランスのトリオ・ソナタ集 エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729):トリオ・ソナタ ト短調 セバスティアン・ド・ブロッサール(1655-1730): トリオ・ソナタ イ短調「デッタ・ラ・プリモジェニータ」(*) /トリオ・ソナタ ニ長調 アンドレ・カンプラ(1660-1744):2つのトリオ・ソナタ(*)「第1番 変ロ長調/第2番 イ長調〕 セバスティアン・ド・ブロッサール:トリオ・ソナタ ハ長調「デッタ・ラ・セコンダ」(*) フランソワ・クープラン(1668-1733):ラ・コンヴァレサント ルイ=ニコラ・クレランボー(1676-1749):トリオ・ソナタ ト長調「ラ・フェリシテ」 ジャン=フェリ・ルベル(1666-1747):リュリ氏のトンボー ヨハネス・プラムゾーラー(Vn) アンサンブル・ディドロ | ||
録音:2018年12月20日-22日、グスタフ・マーラー・ザール、トーブラッハ、イタリア| (*)は世界初録音。 | ||
ロンドン・アルバム〜初期イングランドのトリオ・ソナタ集 ロバート・キング(1680頃-1726):イタリアの流儀にならったソネッタ(*) ジョヴァンニ・バッティスタ・ドラーギ(1640頃-1708):トリオ・ソナタ ト短調 ヘンリー・パーセル(1658/9-1695): 「3声のソナタ集」よりトリオ・ソナタ〔第6番 ハ長調 Z.795 /第9番 ハ短調 Z.798 〕/ 「4声のソナタ集」〜トリオ・ソナタ第6番 ト短調「大シャコンヌ」 Z.807 ヨハン・ゴットフリート・ケラー(?-1704):トリオ・ソナタと組曲 ト短調(*) /チャッコーナ ト長調(*) ジョン・ブロウ(1648/49-1708):トリオ・ソナタ イ長調 ゲルハルト・ディースゼーナー(1640頃-1683):トリオ・ソナタ ト短調(*) ヨハネス・プラムゾーラー(Vn) アンサンブル・ディドロ | ||
録音:2018年12月17日-19日、グスタフ・マーラー・ザール、トーブラッハ、イタリア| (*)は世界初録音。ドレスデン宮廷の知られざるトリオ・ソナタを録音し話題を呼んだ名盤「ドレスデン・アルバム」の続編ともなる好企画「パリ・アルバム」と「ロンドン・アルバム」が一挙登場。「パリ・アルバム(ADX-13717)」は、リュリ亡き後の17世紀末フランスで「フランス様式」と「アルプスの向こうの熱情(ardeur transalpine)」(「transalpine」は、アルプス山脈の向こう側、転じてイタリア音楽のこと)を融合し、より優れた新しい様式を確立するために情熱が向けられていたフランスの音楽。「ロンドン・アルバム(ADX-13718)」は、1683年にパーセルが「三声のトリオ・ソナタ集」を出版し、独特なイングランド音楽の語法と最新のイタリアやフランスの音楽を巧みに取り入れながら発展していったイギリス・バロックの最初の最盛期となった時代の音楽。新たな発見でいっぱいの二つの「トリオ・ソナタ集」を、プラムゾーラーとアンサンブル・ディドロの精緻でエネルギッシュな演奏で贈る。 | ||
AVIE 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)旧譜はこちらから。 | ||
アウト・オヴ・イタリー ジョルジョ・アントニオット(1680/92-1766/76):チェロ・ソナタ ト長調 Op.1 No.2 ジャコッベ・バゼヴィ・チェルヴェット(1682頃-1783): 2本のチェロのためのディヴェルティメント ト長調 Op.4 No.1 フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.5 No.5 ヴィヴァルディ(1678-1741):チェロ・ソナタ第6番 変ロ長調 RV.46 ボッケリーニ(1743-1805):2本のチェロのためのソナタ ハ長調 G.17 サルヴァトーレ・ランツェッティ(1710頃-1780頃):チェロ・ソナタ イ短調 Op.1 No.5 ジョヴァンニ・バッティスタ・チッリ(1724-1808):2本のチェロのための二重奏曲 ト長調 Op.8 No.3 フィービー・キャライ、ペイリャン・ヂュー(Vc) チャールズ・ウィーヴァー(リュート) アヴィ・スタイン(Cemb) | ||
録音:2017年10月26日-30日、バッテル礼拝堂、 US 。フィービー・キャライはボストン出身のバロック・チェリスト。ラインハルト・ゲーベルの名アンサンブル、ムジカ・アンティクヮ・ケルンでは10年にわたりチェリストを務め、多くの名盤のレコーディングにも参加。オランダのヒルフェルスム音楽院やベルリン芸術大学で教員を務め、現在はアメリカのロンジー音楽院、ジュリアード音楽院でバロック・チェロと古楽を教えながら、ハーヴァード大学のバロック・チェンバーo. のディレクターを務めている。「アウト・オヴ・イタリー」は、それまで「音楽の本場」と見なされてきたイタリアから、フランス、ドイツ、スペイン、オランダ、イギリスなどヨーロッパ中へミュージシャンが移動した18世紀が舞台。ヴィヴァルディやボッケリーニから知られざる作曲家まで、国外で活躍したイタリアの作曲家&器楽奏者たちによる、チェロ・ソナタ、2本のチェロのための作品を収録。 | ||
CARL DAVIS COLLECTION (英) 1CDあたり¥3520(税抜¥3200)映画音楽を得意とし、ポール・マッカートニーとの共作「リヴァプール・オラトリオ」でも知られるアメリカ合衆国出身の作曲家・指揮者、カール・デイヴィス(1936-)の自主レーベル。旧譜はこちらから。 | ||
ABBA フォー・オーケストラ ダンシング・クイーン/ヴーレ・ヴー/スーパー・トゥルーパー/マネー・マネー・マネー/ ザ・ウィナー(勝者が全てを)/ギミー・ギミー・ギミー/チキチータ/マンマ・ミーア/ I Do, I Do, I Do, I Do, I Do /悲しきフェルナンド/愛の全てを/夢があるから/ ワン・オブ・アス/音楽をありがとう/ハニー、ハニー/恋のウォータールー カール・デイヴィス指揮フィルハーモニアo. | ||
録音:2013年9月10日、30日、10月1日、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン| (C) (P) 2014 。スウェーデンの歴史的ポップ・グループ ABBA (活動:1972-1982、2018-)の楽曲をオーケストラ演奏で。 | ||
ボンド・フォー・オーケストラ 007 サンダーボール作戦/ 007 ダイヤモンドは永遠に/ 007 カジノ・ロワイヤル〜 You Know My Name / 007 死ぬのは奴らだ/ 007 ムーンレイカー(#) / 007 ゴールドフィンガー/ 007 ユア・アイズ・オンリー/ 007 ゴールデンアイ(*) / 007 トゥモロー・ネバー・ダイ〜 Surrender / 007 は二度死ぬ/ ネバーセイ・ネバーアゲイン(#) / 007 リビング・デイライツ/ 007 私を愛したスパイ〜 Nobody Does It Better / 007 オクトパシー/女王陛下の 007 より〔 Overture / We Have All The Time In The World 〕/ 007 黄金銃を持つ男/ 007 ロシアより愛をこめて(*) / 007 美しき獲物たち/ 007 消されたライセンス/ 007 カジノ・ロワイヤル〜 The Look of Love(#) / 007 ダイ・アナザー・デイ/ 007 ワールド・イズ・ノット・イナフ/ 007 慰めの報酬 〜 Another Way to Die (*) / 007 ドクター・ノオ 〜ジェイムズ・ボンドのテーマ パヴェル・シュポルツル(Vn;*) ガイ・バーカー(Tp;#) カール・デイヴィス指揮フィルハーモニアo. | ||
録音:時期未記載、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン| (C) (P) 2012 。ジェイムズ・ボンド・シリーズの映画音楽から編曲された、1曲5分程度のオーケストラ・アルバム。カール・デイヴィスは1992年頃に「ボンド・テーマ集」(12トラック)をロイヤル・フィルと録音していた。 | ||
カール・デイヴィス(1936-):テレビ・ドラマ・シリーズ 「アップステアーズ、ダウンステアーズ」第2シーズン(2012)の音楽(全32トラック) | ||
録音:時期未記載、エンジェル・スタジオ| (C) (P) 2012 。1903年-1930年を描き1971年-1975年にヒットしたテレビ・ドラマ「 Upstairs & Downstairs 」の続編として、2010年と2012年に放映された BBC 制作の同名テレビ・ドラマから、カール・デイヴィスが担当した2012に放映された第2シーズンの音楽を収録(他は全て別の作曲家が担当)。 | ||
カール・デイヴィス(1936-): チェロと管弦楽のためのバラード |
ヨナタン・オースゴール(Vc) カール・デイヴィス指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
録音:2011年7月9日、フィルハーモニック・ホール、リヴァプール| (C) (P) 2012 |収録時間:19分21秒。ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニo. の首席チェリスト、ヨナタン・オースゴールに捧げられた作品。 | ||
CHRISTOPHORUS (独) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから。 | ||
ヨハン・ゲオルク・キュンステル(1645頃-1695):マルコ受難曲
ポリハルモニーク [ハンス・ゲオルク・マンメル(福音史家) フェリクス・ルンプフ(イエス)他] ラルパ・フェスタンテ[2Vn/2Va/Vc/ヴィオローネ/Org&Cemb/リュート] | ||
録音:2018年5月15日-18日、マルクト・ノルトハイム、ドイツ|世界初録音。近年発見された作品。キュンステルの生涯はよく判っていないが、ヨハン・ゴットフリート・ヴァルターが出版した音楽辞典に記載があり、アンスバッハとコーブルクの宮廷で学長やオルガニストとして活躍したという。わずかに現存する作品は、ヴァイマールの音楽アーカイヴやフランクフルト大学図書館に残されており、「マルコ受難曲」は作曲家の死後にもコーブルクで頻繁に演奏されていた記録があるため、キュンステルのもっとも重要な作品と考えられている。 | ||
ブクステフーデ:われらがイエスの四肢 BuxWV.75
タニア・アスペルマイアー、ステファニー・レヴィダ、サロメ・ハラー(S) ロルフ・エーラース(CT) ジュリアン・プレガルディエン(T) ブノワ・アルノール(B) ブノワ・アレ指揮ラ・シャペル・レナーヌ アルレッテ・シュタイヤー合唱指揮ラ・メトリーズ・ド・ギャルソン・ド・コルマール | ||
録音:2007年10月28日、サン=グレゴワール教会、リボヴィレ、オー=ラン県、フランス、ライヴ|初出・前出・旧品番: K617, K617-207 | (P) 2008 (C) 2019 。 | ||
DANACORD (デンマーク) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)一部CD-R製版のアイテムがございます。プレス盤が在庫切れになると予告無しに CD-R へ切替わりますので、指定してのご注文はお受け出来ません。既案内分はこちらから。 | ||
アレクザンダー・ブライロフスキー、ベルリン録音集(ポリドール録音全集) 1928-40 ショパン: ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 [1928] (*) / ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 [1932]/舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 [1934]/ バラード第1番 ト短調 Op.23 [1929]/マズルカ 変ロ長調 Op.7 No.1 [1929]/ 夜想曲 変ホ長調 Op.9 No.2 [1928]/ 前奏曲〔ト長調 Op.28 No.3 [1931]/ロ短調 Op.28 No.6 [1931]/ニ長調 Op.28 No.15 [1934]〕/ ワルツ〔変イ長調 Op.34 No.1 [1928]/嬰ハ短調 Op.64 No.2 [1928]/ 変イ長調 Op.69 No.1 [1932]/ホ短調 遺作[1931]〕/ 即興曲〔変イ長調 Op.29 [1931]/幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 [1929]〕/ 練習曲〔ホ長調 Op.10 No.3 [1930]/嬰ハ短調 Op.10 No.4 [1934]/ト長調 Op.10 No.5 [1928]/ 変イ長調 Op.25 No.1 [1932]/ヘ短調 Op.25 No.2 [1928]/ヘ長調 Op.25 No.3 [1934]/ ト長調 Op.25 No.9 [1932]/イ短調 Op.25 No.11 [1929]/ハ短調 Op.25 No.12 [1931]〕/ ポロネーズ 変イ長調 Op.53 [1932] リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調[1928] (*) /愛の夢第3番 変イ長調[1928]/ 2つの演奏会用練習曲〜第2番「小人の踊り」[1931]/ワルツ=即興曲[1931]/ ハンガリー狂詩曲〔第2番 嬰ハ短調[1931]/第6番 変ニ長調[1929]/ 第12番 嬰ハ短調[1934.4.3]〕 ワーグナー/リスト編曲:「タンホイザー」序曲[1929]/「さまよえるオランダ人」〜紡ぎ歌[1928] シューベルト/リスト編曲:セレナード(きけ、きけ、ひばり)[1931] シューベルト/レシェティツキー編曲:楽興の時第3番 Op.94 No.3 [1931] シューベルト/タウジヒ編曲:軍隊行進曲 Op.51 (No.1) [1931] D.スカルラッティ/タウジヒ編曲:パストラール=カプリッチョ(ソナタ L.413 & L.375 より)[1928] メンデルスゾーン:「抒情小曲集」〜紡ぎ歌 Op.67 No.4 [1931]/スケルツォ Op.16 No.2 [1931] シューマン:「幻想小曲集」〜夢のもつれ Op.12 No.7 [1931]/ 「ウィーンの謝肉祭の道化」〜間奏曲 Op.26 No.4 [1934.3.23 or 24] ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番 Op.24 〜無窮動[1928] ドビュッシー:「子供の領分」〜人形へのセレナード[1936.10.31]/「ピアノのために」〜トッカータ[1931] スクリャービン:前奏曲 嬰ハ短調 Op.11 No.10 [1928]/練習曲 嬰ニ短調 Op.8 No.12 [1928] ファリャ:「恋は魔術師」〜火祭りの踊り[1928] アレクザンダー・ブライロフスキー(P) ユリウス・プリューヴァー指揮 BPO (*) | ||
録音:[内](1928年-1934年)、ベルリン、セッション、モノラル|原盤: Polydor |ソース: 78rpm ディスク、
ゴナ・スゴー&ニルス・ビアウア・ヴァムベア・コレクション|ディジタル・リマスター:クラウス・ビューリト、2019年|既出CD: Danacord (DENMARK), DACOCD-336/337, DACOCD-338/339〔 (C) 1989 /廃盤〕| © 2019 。 『オリジナルの録音がこのCD4枚のセットより良い音で聴けたことはない』(イェスパー・ブール/Danacord)。2018年-2019年にかけて Pristine Audio からマーク・オバート=ソーン復刻による新盤 (PAKM-078, PAKM-079 | 各2CD-R) が出たところだが、初めてこれらの録音を CD フォーマット復刻した DANACORD からも新装盤が登場。競い合うかのような言葉も記されており、マニアならば両復刻必携。 | ||
ユオン、ブルッフ、フォークト:三重奏曲集 パウル・ユオン:4つのトリオ・ミニアチュール夢 Op.18 No.3 /ユモレスク Op.18 No.7 / エレジー Op.18 No.6 /幻想的舞曲 Op.24 No.2 マックス・ブルッフ:8つの小品 Op.83 フリードリヒ・ヴィルヘルム・フォークト:夜想曲 Op.75 (1880) セーアン・ビアケロン(Cl) ウルレケ・フスト=マセン(Vc|使用楽器: Seb. Kluz (1749) ) メレーテ・ヴェスタゴー(P|使用楽器: Bosendorfer (1979) ) | ||
録音:2017年4月、ガーニソン教会(要塞教会)、コペンハーゲン、デンマーク。クラリネット、チェロとピアノの三重奏のためのロマンティックな音楽。「4つのトリオ・ミニアチュール」を書いたスイスの作曲家、パウル・ユオンPaul Juon (1872-1940)は、モスクワ生まれ。モスクワ音楽院でアレンスキーとタネーエフに作曲を学び、主にドイツで活動した。交響曲、室内楽曲、ピアノ曲、歌曲などを作曲。2つの交響曲などの管弦楽作品がSterlingからリリースされている(CDS-1103-2, CDS-1104-2)。「夢」に始まる4曲の「トリオ・ミニアチュール」は、トリオ・クラリーノのアルバム「In Flanders ' Fields Vol.32クラリネット、チェロ、ピアノのための音楽」(Phaedra92032)にも収録されていた。マックス・ブルッフMax Bruch (1838-1920)が、子息、クラリネット奏者のマックス・フェリックスのために作曲した「8つの小品」は、ローベルト・シューマンの「おとぎ話」( Op.132)に倣った楽器編成(クラリネット、ヴィオラ(またはチェロ)とピアノ)とスタイルで書かれた抒情の作品。フリードリヒ・ヴィルヘルム・フォークトFriedrich Wilhelm Voigt (1833-1894)は、プロイセンの軍人で作曲家。軍楽隊のための作品のほか、室内楽曲を作曲している。「夜想曲」は、穏やかな夜の情景に一陣の風が木の枝を揺らす姿も織りこんだチャーミングな小品。デンマークのベテラン音楽家たちのトリオ。セーアン・ビアケロン Soren Birkelund (1942-)は、王立o. のソロ・クラリネット奏者を務め、デンマーク木管五重奏団のメンバーとして活動。ウルレケ・フスト=マセンUlrikke Host-Madsenは、「デンマーク黄金時代のピアノ三重奏曲」を録音した「トレ・ムジチ」など、主に室内楽の分野で活動している。ピアニストのメレーテ・ヴェスタゴーMerete Westergaard (1938-)は、音楽教師、ソリスト、室内楽奏者として、エンドレ・ヴォルフをはじめとする音楽家たちと共演してきた。 | ||
ディアベッリ変奏曲〜ベートーヴェン: ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲 ハ長調 Op.120 ゴスタウ・ピークト(P|使用楽器: Steinway & Sons Model D ) | ||
録音:2018年9月、Anexet ved Lundsgaard Gods(ロンスゴー・エステート)、ケアテミネ、デンマーク。 ベートーヴェンが、「ハンマークラヴィーア」ソナタの翌年から1823年にかけて3つのソナタ(ホ長調 Op.109、 変イ長調 Op.110、 ハ短調 Op.111)とともに作曲した、ピアノの新たなテクスチュアと表現を追求した作品。Danacordレーベルがこの作品をリリースするのは、クリスティーナ・ビャアケーの録音(DACOCD-747) (2014)に次いで2度目。ゴスタウ・ピークト Gustav Piekut は、1995年、デンマーク生まれ。6歳からピアノを学び、12歳の時、南ユランso. と共演してオーケストラ・デビュー。2年後、最初のコンサート・シリーズをデンマーク各地で行い、デンマーク国立so. をはじめとするヨーロッパ各地のオーケストラとの共演をスタートさせた。オーフスでマーティン・リュスホルム・イェプセンに2013年まで師事。ドイツの奨学金を得て、ベルリン芸術大学のクラウス・ヘルヴィヒ教授の下で学んでいる。デンマークの国際コンペティション「スタインウェイ・フェスティヴァル」で3度優勝(2008年、2010年、2012年)、2017年の「オーフス国際ピアノ・コンペティション」で第2位、聴衆賞、カール・ニルセン賞、EMCY 賞を合わせて受賞した。「ディアベッリ変奏曲」は、ピークトのデビュー・アルバム。「ワルツ」主題を「変容」させる作曲技法で創られた「かつて書かれた最高のピアノ作品」(アルフレッド・ブレンデル)に「23歳の今」を率直に投影。デンマークのフューン島、ケアテミネの由緒ある「ロンスゴー・エステート」のホール「Anexet」で行ったセッションの録音。 | ||
DAPHNE (スウェーデン) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから。 | ||
カール・ニルセン:3つのソロ協奏曲 ヴァイオリン協奏曲 FS 61, Op.33 (1911) (*) / フルート協奏曲 FS 119 (1926) (#) /クラリネット協奏曲 FS 129, Op.57 (1928) (+) マーリン・ブルーマン(Vn;*) アンデシュ・ユーンヘル(Fl;#) アンドレーアス・スンデーン(Cl;+) ジョアナ・カルネイロ指揮(*) フィリップ・フォン・シュタインエッカー指揮(#) ユライ・ヴァルチュハ指揮(+) スウェーデン放送so.(*/#/+) | ||
録音:2015年10月22日-23日(*)、11月4日-5日(#)、12月10日-11日(+)、ベールヴァルドホール、ストックホルム、すべてライヴ。2015年秋、ストックホルムのベールヴァルドホールで行われたコンサート、スウェーデン放送so. のトップ奏者が将来を期待される若い指揮者と共演するカール・ニルセンの3つのソロ協奏曲が演奏された。「引き締まった音楽と、人当たり良く、上っ面ではない華やかさ、という矛盾する要素を巧みに一体化した」ヴァイオリン協奏曲。「人間の特質を深い詩人の心で洞察した、円熟したユーモアのある」フルート協奏曲。「愛すべき」フルート協奏曲を献呈されたホルガー・ギルバト=イェスパセンと同じデンマーク木管五重奏団のクラリネット奏者、「やや怒りっぽい音楽家」オーウ・オクセンヴァズのためにニルセンが書いた「深い内容」の協奏曲。3曲は、今日、それぞれの楽器のプレイヤーたちのレパートリーとして定着している。ヴァイオリン協奏曲のソロを弾くマーリン・ブルーマンMalin Broman (1975-)は、スウェーデン放送so. の第1コンサートマスターを務め、ソリスト、室内楽奏者、「ムシカ・ヴィテ」の芸術監督として活動。2019年のシーズンからオストロボスニア室内o. の芸術監督に就くことが決まった。フルートのアンデシュ・ユーンヘルAnders Jonhall (1966-)は、スウェーデン放送so. とヨーテボリso. のソロ奏者を務め、「Gageegoo!(ガギーゴー!)」をはじめとする現代音楽のアンサンブルに参加している。クラリネットのアンドレーアス・スンデーンAndreas Sundenは、ノルウェー国立音楽アカデミーのハンス・クリスティアン・ブレインたちに学び、ロイヤル・コンセルトヘボウo. の首席を経て、ソロ奏者としてスウェーデン放送so. に加わった。ポルトガルso. の首席指揮者、ジョアナ・カルネイロJoana Carneiro (1976-)、ドイツのフィリップ・フォン・シュタインエッカーPhilip von Steinacker (1972-)、イリヤ・ムーシンに学んだ、スロヴァキアのユライ・ヴァルチュハ Jurai Val-uha (1976-)の指揮。 | ||
DELPHIAN (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000) | ||
レイトン&マルタン:二重合唱のためのミサ曲集 ケネス・レイトン:ミサ曲 Op.44 / フランク・マルタン:二重合唱のためのミサ曲 ジュアン・アラン:終課のための後奏 ジョゼフ・フォート指揮ロンドン・キングズ・カレッジcho. | ||
2014年10月に急逝したデイヴィッド・トレンデルの後任として、2015年9月に18世紀の音楽と舞踏の研究者としても名高いジョゼフ・フォートを音楽監督に迎えた名門ロンドン・キングズ・カレッジ合唱団。ブラームスの「ドイツ・レクイエム」"英語歌唱版"(DCD34195)の録音で話題を呼んだジョゼフ・フォート体制でのレコーディング第2弾は、全日本合唱コンクールなどでも度々演奏されてきた名曲、フランク・マルタンの「無伴奏二重合唱のためのミサ曲」。そして、反対にこれまで殆ど録音が行われていなかったケネス・レイトン(1929-1988 /エディンバラを拠点に活動したイギリスの作曲家)の二重合唱とソリストのためのミサ曲をカップリング。英国有数のカレッジ聖歌隊の熱烈なパフォーマンスによって、20世紀を代表する二重合唱ミサと、知られざる二重合唱ミサの魅力やコントラストを雄弁に描く。 | ||
DREYER−GAIDO (独) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから 。 | ||
ヨーヨー・マ参加〜アンイーヴン・スカイ キナーン・アズメ:即興と管弦楽のための組曲/イブン・アラビー組曲/フランス、屋上と絶海(*) カリーム・ルーストム:クラリネット協奏曲「アドリフト・オン・ザ・ワイン=ダーク・シー」 ザイド・ジャブリ:クラリネット協奏曲 / ディア・スッカリ:クラリネットと管弦楽のための組曲「パロレス」 キナーン・アズメ(Cl) ヨーヨー・マ(Vc;*) マヌエル・ナウリ指揮ベルリン・ドイツso. | ||
録音:2017年-2018年。ヨーロッパからみて東方に位置する地域(中東、西アジア、中央アジア等)の音楽を紹介するDreyer Gaidoの人気シリーズ「Eastern Voices(イースタン・ヴォイス)」。シリア出身、現在はニューヨークを拠点に活動するクラリネット奏者キナーン・アズメは、クラシック、ワールドミュージック、ジャズ、ポピュラーなど垣根のない音楽活動で、この「イースタン・ヴォイス」シリーズにも度々参加。「アンイーヴン・スカイ」は、キナーン・アズメの作曲家、ソリスト、即興演奏家としての才能をふんだんに発揮するアルバム。CD1はキナーン・アズメが作曲した自身の作品を自ら演奏。CD2はシリアの3人の作曲家によるクラリネット協奏曲(協奏的作品)を収録。アズメの最新作である「フランス、屋上と絶海(The Fence, the Rooftop and the Distant Sea)」は2017年1月に初演されたクラリネットとチェロのためのデュオで、なんとヨーヨー・マと共演している。 | ||
サンディープ・バグワティ:宮城俳句
ガブリエル・ダルモー(Vo) ジウン・カン(ヘグム〔奚琴〕) マティアス・バウアー(Cb) ピーター・エヴァンズ(Tp) デイヴ・テイラー(Tb) マーティン・ロゼルト(Saxソロ) フェリクス・ボレル(Vn) スコット・ローラー(Vc) ミヒャエル・キーダイシュ(Perc) ユルゲン・クルーゼ(P) ヴィンセント・ロイヤー(Va) | ||
インドで生まれ育ち、モントリオールのコンコルディア大学芸術学部で教授を務める音楽学者、サンディープ・バグワティが、東日本大震災の犠牲者への追悼に、モントリオールでのチャリティー・イベントのために作曲した作品。2018年の来日公演も話題となった超絶トランぺッター、ピーター・エヴァンズや、ジャズ・バストロンボーンの名手デイヴ・テイラーらが参加。 | ||
EUDORA (西) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000) | ||
ベートーヴェン:後期三大ソナタ集 〔第30番 ホ長調 Op.109 / 第31番 変イ長調 Op.110 / 第32番 ハ短調 Op.111 〕/ 6つのバガテル Op.126 |
ジュゼプ・コロン(P| 使用楽器:スタインウェイ) | |
録音:2016年7月4日-7日、アウディトリオ・デ・サラゴサ、スペイン。 ヨーロッパ、特にスペインでは高い知名度を誇りながらもこれまで録音の入手が容易でなかったこともあり、ここ日本では知る人ぞ知るピアニストとされてきたジュゼップ・コロン。いよいよ円熟期を迎えたジュゼップ・コロンが母国のユードラ・レコーズから発表する3枚目のレコーディングは、ベートーヴェンの「後期三大ソナタ集」という壮大なプログラム。楽聖の最後のピアノ作品である6つのバガテルを2曲ずつそれぞれのソナタの前に配置し「前奏曲」的な意味合いを持たせるなど、コロンの独創的で卓越したヴィジョンが、斬新なベートーヴェンの解釈を披露している。 | ||
チャッコーナ〜ギターによるJ.S.バッハ パルティータ第3番 BWV.1006 〜プレリュード/ソナタ第1番 BWV.1001 /ソナタ第2番 BWV.1003 / パルティータ第2番 BWV.1004 〜シャコンヌ/シンフォニア BWV.156 ビン・フー(G) | ||
録音:2016年6月27日-29日、アウディトリオ・サン・フランシスコ、スペインコソボのギタリスト、ペトリット・チェクが弾いたJ.S.バッハのギター独奏版「無伴奏チェロ組曲」(EUD-SACD-1602)に続くユードラ・レコーズ(Eudora Records)の「ギター版バッハ第2弾」が登場する。「シャコンヌ」をテーマとしたバッハのギター版無伴奏作品集を奏でるのは、生まれ故郷の中国、天津市からヨーロッパへと旅立ち、エストニアでヘイキ・マトリク、オーストリアでマルコ・タマヨにギターを学んだ若手実力派ビン・フー。2016年にデイヴィッド・ラッセル・バッハ賞を受賞、ギターによるバッハ演奏の解釈、研究のエリートとして大きな期待を寄せられている。スコルダトゥーラ(変則調弦)や、 BWV.1006のプレリュードで幕を開け、シャコンヌを経てシンフォニアでフィナーレを迎えるプログラム構成など、ギターでのバッハ演奏へのこだわりが随所で光る秀演。 | ||
ブラームス&フランク:ヴァイオリン・ソナタ集 ブラームス:「 F. A. E. ソナタ」〜スケルツォ/ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 アナ・マリア・バルデラマ(Vn) ビクトル・デル・バジェ(P) | ||
録音:2017年5月29日-31日、アウディトリオ・デ・サラゴサ、スペイン。2008年、スペインの前王妃ソフィア・デ・グレシアの70歳記念コンサートにズービン・メータとの共演で出演しソロ・デビューを果たしたアナ・マリア・バルデラマ。名教師ザハール・ブロンの門下生でもあるアナ・マリア・バルデラマは、2011年の第11回パブロ・サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクールにスペイン人として初の第1位に輝き、スペインの若手ヴァイオリニストの中でもトップクラスの逸材として世界各地から大きな注目を集めている。共演のピアニストは難関として知られるARDミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ・デュオ部門(2005年)で第2位入賞の実績を持つスペインのビクトル・デル・バジェ。ホルンのヴラトコヴィチや指揮者のジュアンジョ・メナなど世界的演奏家との共演を重ねており、ソリスト、室内楽奏者として目覚ましい活躍を見せるピアニスト。 | ||
静寂〜ラテン・アメリカのギター作品集 ピアソラ:ブエノスアイレスの冬 / ヴィラ=ロボス:前奏曲第1番/ショティッシュ・ショーロ バリオス:ワルツ Op.8 No.3 /ワルツ Op.8 No.4 /郷愁のショーロ/大聖堂 ブローウェル:組曲第2番/2つのキューバの民謡主題 / モレル:ソナチナ ラウロ:カローラ、ラ・ネグラ/ナタリア / ファリーニャス:哀歌/エル・シレンシオ リカルド・ガレン(G|使用楽器:パコ・サンティアゴ・マリン、2003年製作 〔モデル:アントニオ・デ・トーレス、FE 17、1864年製作〕) | ||
録音:2015年10月5日-7日、アウディトリオ・サン・フランシスコ、スペイン。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学とミュンヘン音楽・演劇大学でギターと古楽を学び、エリオット・フィスク、クリストフ・エクルフーバーなどの世界的名手たちに師事した現在のスペイン・ギター界の筆頭格の1人、リカルド・ガレン。前作「ソル:ギター作品集」(EUDSACD-1401)に続くユードラ・レコーズでのセカンド・アルバム。20世紀の重要なレパートリーを網羅。 | ||
コンフルエンス〜J.S.バッハ&ショパン〔2人の作曲家の作品を交互に配置〕 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より 前奏曲 〔第1番 ハ長調 BWV.846 /第15番 ト長調 BWV.860 /第10番 ホ短調 BWV.855 /第15番 ト長調 BWV.884 / 第3番 嬰ハ長調 BWV.848 /第9番 ホ長調 BWV.854 /第14番 嬰ヘ短調 BWV.883 / 第20番 イ短調 BWV.889 /第5番 ニ長調 BWV.850 /第6番 ニ短調 BWV.851 / 第21番 変ロ長調 BWV.866 /第8番 変ホ短調 BWV.853 /第2番 ハ短調 BWV.847 〕/ ショパン:練習曲〔ハ長調 Op.10 No.1 /変ト長調 Op.10 No.5 /変ホ短調 Op.10 No.6 / ヘ短調 Op.10 No.9 /嬰ハ短調 Op.10 No.4 〕/ 夜想曲〔 Op.9 No.3 / Op.48 No.2 〕/ 練習曲〔イ短調 Op.10 No.2 /ヘ長調 Op.10 No.8 /ヘ短調 Op.25 No.2 /変ホ長調 Op.10 No.11 〕/ 夜想曲 Op.48 No.1 /練習曲 ハ短調 Op.25 No.12 ジュゼップ・コロン(P|使用楽器:スタインウェイ) | ||
録音:2016年3月25日-27日、アウディトリオ・デ・サラゴサ、スペイン。スペイン・ピアノ界の知られざる巨匠ジュゼップ・コロンのユードラ・レコーズでのセカンド・アルバムが、このバッハとショパンの「コンフルエンス」。最初のピアノ教師だったチェコ生まれのヴォイチェフ・ジヴヌィからバッハの作品を教わって以来、その音楽を敬愛し続けたショパン。ジュゼップ・コロンは、バッハの「前奏曲」とショパンの「練習曲」(または「夜想曲」)を繋ぐことにより、バッハの音楽がショパンに与えた影響やその共通点をピアノを通じて解説してくれている。 | ||
ブラームス:ピアノ四重奏曲集 〔第1番 ト短調 Op.25 /第3番 ハ短調 Op.60 /第2番 イ長調 Op.26 〕 ブラームス・プロジェクト [エンリケ・バガリア(P) ジュゼップ・コロメ(Vn) ホアキン・リケルメ(Va) ダビド・アペリャニス(Vc)] | ||
録音:2016年8月10日-13日、アウディトリオ・デ・サラゴサ、スペイン。ブラームス・プロジェクトは、BPOのヴィオラ奏者ホアキン・リケルメ(1983年、ムルシア出身)をはじめとするスペインの若手世代の実力派アーティストたちが、ドイツ・ロマン派音楽の最高峰を探求するために結成したアンサンブル。ゲルギエフやペトレンコとも共演しているピアニストのエンリケ・バガリア(1978年、バルセロナ出身)、フライブルク音楽大学でニコラス・チュマチェンコ(名教師アナ・チュマチェンコの弟)の高弟の1人であるヴァイオリンのジュゼップ・コロメ(1979年、サバデル出身)、トリオ・アリアーガのチェリスト、ダビド・アペリャニス(1975年、イルン出身)、そしてホアキン・リケルメの4人によるオール・スペインでのアンサンブル。 | ||
ブロトンズ、ヘンデル&チャイコフスキー:弦楽オーケストラのための作品集 ブロトンズ:ヴィオラと弦楽オーケストラのための協奏曲 Op.106 ヘンデル:合奏協奏曲 Op.6 No.12, HWV.330 / チャイコフスキー:弦楽セレナーデ Op.48 ホアキン・リケルメ(Va) カメラータ〔室内o.〕 | ||
録音:2015年1月5日-8日、アウディトリオ・ビクトル・ビリェガス、スペイン。2009年にスペインの若手音楽家たちによって結成された室内オーケストラ「カメラータ」のデビュー・タイトルは、18世紀のヘンデル、19世紀のチャイコフスキー、そしてカタルーニャの作曲家サルバドール・ブロトンズ(1959-)の弦楽オーケストラのための作品集。ブロトンズの「協奏曲 Op.106」では、2010年2月よりBPOのメンバーとして活躍中のスペイン人ヴィオラ奏者ホアキン・リケルメをソリストに起用。レオン・スペイン音楽祭の委嘱によって2006年に作曲されたブロトンズの力作で圧巻の演奏を披露してくれている。 | ||
アンクラージュマン〜19世紀のギター二重奏曲集 ソル:幻想曲 Op.54 /アンクラージュマン Op.34 / メルツ:3つの挽歌/舟歌 デ・フォッサ:グランド・デュオ第9番 / モレッティ:演奏会用大二重奏曲 アンクラージュマン・ギター・デュオ [エルミニア・ナバロ、パブロ・リオハ(ロマンティックG| 使用楽器:アンヘル・ベニト・アグアド、2009年製作〔モデル:コフ・ゴゲット、1850年頃制作〕] | ||
録音:2015年7月9日-11日、アウディトリオ・サン・フランシスコ、スペイン。スペインのマドリッド音楽院で研鑽を積んだ2人のギタリストが2005年に結成したアンサンブル、アンクラージュマン・ギター・デュオのデビュー・アルバム。近年ではロマンティック・ギターによる後期古典派から初期ロマン派にかけての作品の演奏に取り組んでおり、ギター・デュオのレパートリーの拡大に情熱を注いでいる。 | ||
ジプシー・インスピレーション サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20 / クライスラー:ラ・ヒターナ(ジプシーの女) ポップ:ロシアのジプシーの歌 Op.462 No.2 / アンデルセン:国民的幻想曲 Op.59 〜ハンガリー ペッサール:アンダルーズ / デュカ:アッラ・ギターナ(ロマーニャ地方の民族舞踊) モレーノ・トロバ:捧げる言葉 / バルトーク:ハンガリー農民組曲 / カリエンド:小さなジプシー ビセント・モレロ(Fl) ダニエル・デル・ピノ(P) | ||
録音:2015年9月7日-10日、ヘタフェ高等音楽院、スペイン。フルートとピアノのデュオが、クラシック音楽におけるロマ(ジプシー)の音楽の影響度の高さを探求するエキサイティングなプログラム!ビセント・モレノはオランダのハーグ・レジデンティo. を経て、2007年から母国の王立セビリャo. の首席奏者として活躍中のフルーティスト。同じくスペインのピアニスト、ダニエル・デル・ピノとのコンビで、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」のセンチメンタルなヴィルトゥオージティから、民族色豊かなバルトークの「ハンガリー農民組曲」までの多彩な作品を熱く繰り広げている。 | ||
HALLE (英) 1枚あたり¥2420(税抜¥2200)当レーベルは CD-R で製版されています。旧譜はこちらから。 | ||
ショスタコーヴィチ: 交響曲第5番「革命」/プーシュキンの詞による4つのロマンス (オーケストレーション:ショスタコーヴィチ〔第1番-第3番〕、ジェラルド・マクバーニー〔第4番〕) マーク・エルダー指揮ハレo. ジェイムズ・プラット(B) | ||
録音:2018年1月、ブリッジ・ウォーター・ホール、ライヴ。長き歴史を誇るイギリス、マンチェスターの雄、ハレo. と音楽監督マーク・エルダー。交響曲第7番「レニングラード」(CDHLL-7537)以来となるショスタコーヴィチ・レコーディングは交響曲第5番が登場!そして、第1番〜第3番はショスタコーヴィチ自身がオーケストレーションを施し、第4番をジェラルド・マクバーニー(ショスタコーヴィチの忘れられた作品の再構築などで知られ、ハレのクリエイティブ・ディレクターを務める作曲家)が補完した「プーシュキンの詞による4つのロマンス」をカップリング。 | ||
LAWO CLASSICS (諾) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800) 〔SACDも同一価格〕旧譜はこちらから。 | ||
ブリンヤル・ホフの芸術 Disc 1-2:「オーボエ協奏曲」 アレッサンドロ・マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調 ドメニコ・スカルラッティ/ゴードン・ブライアン編曲曲:オーボエ協奏曲第1番 ト長調 トマゾ・アルビノーニ:オーボエ協奏曲〔変ロ長調 Op.7 No.3 /ニ短調 Op.9 No.2 /ニ長調 Op.7 No.6 〕 アルカンジェロ・コレッリ/ジョン・バルビローリ編曲曲:オーボエ協奏曲 [イアン・ワトソン指揮イギリス室内o./録音:1989年1月、ロスリン・ヒル・チャペル、ロンドン、 UK ] トマゾ・アルビノーニ:オーボエ協奏曲 ハ長調 Op.7 No.12 J.S.バッハ:シンフォニア(カンタータ第156番「片足は墓穴にありてわれは立つ」 BWV.156から)/ アダージョ ロ短調(「復活祭オラトリオ」 BWV.249から) ドメニコ・チマローザ/A.ベンジャミン編曲:オーボエ協奏曲 ヘンデル:オーボエ協奏曲〔第1番 変ロ長調 HWV.301 /第3番 ト短調 HWV.287 〕 ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ/ジョン・バルビローリ編曲:オーボエ協奏曲 [イアン・ワトソン指揮イギリス室内o./ 録音:1993年5月、オールセインツ教会、イースト・フィンチリー、ロンドン、 UK ] Disc 3:「ブリンヤル・ホフの芸術」 モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370(368b) シューマン:3つのロマンス Op.94(オーボエとピアノのための) ベンジャミン・ブリテン:オウヴィディウスによる6つのメタモルフォーゼ Op.49(オーボエ独奏のための) フランツ・ライゼンスタイン:オーボエとピアノのためのソナタ Op.11 (1937) [コーレ・オルヌング(P) ヒンダル三重奏団/録音:1973年、1979年、オスロ大学大ホール(講堂)、オスロ] Disc 4:「ガブリエルのオーボエ」 ヘンリー・パーセル:トランペット・テューン / アレッサンドロ・ベゾッツィ:ソナタ ハ長調 J.S.バッハ:「いと高きにある神にのみ栄光あれ」 BWV.677 によるトリオ J.S.バッハ/シャルル・グノー:アヴェ・マリア / J.S.バッハ:汝がそばにあれらば BWV.508 トロン・クヴェルノ:ノルモレの4つの宗教的民謡の調べ / フランク:天使の糧 / グリーグ編曲:夜更けて床につき ハルヴォシェン編曲:ノルウェーの民謡「去年、山で山羊の番をしていたら」 アーリル・サンヴォル:ノルウェー民謡「天の砦を知っている」による変奏曲 ヨハン・スヴェンセン編曲:スウェーデンの民謡「すべて天空のもとに」 エンニオ・モリコーネ/シェティル・ビェルケストラン編曲:ガブリエルのオーボエ アンドルー・ロイド・ウェッバー:ピエ・イェズ(「レクイエム」から) / ビゼー:アニュス・デイ ヘンニング・ソンメッロ編曲:オーレの結婚行進曲 [コーレ・ノールストーガ(Org)/録音:1995年6月、ヴォーレレンゲン教会、オスロ] Disc 5:「リトル・ライト・ミュージック」 フィン・ルート:ブルーベル / スヴァイン・グンデシェン:夢をもつ / ヴィーダル・サンベック:五月のメヌエット ヘンニング・ソンメッロ:春の息吹 / アニタ・スコルガン/ヤーン・タイゲン:カルマ クリスティアン・リンデマン:作品 / コーレ・グロットゥム:アラの夢 / リレビョルン・ニルセン:冬の兄弟 トーヴェ・カロリーネ・クヌートセン:さあ吹け夏の風 / エギル・ストールベッケン:山のメロディ ヤン・ヴォルネル:パルマの夏 / シグヴァル・トヴァイト:温かい風よ [アンサンブル〔アルネ=モン・イーヴェシェン(コンサートマスター)〕/録音:レインボースタジオ、オスロ] Disc 6:「オーボエと管弦楽のためのノルウェー作品集」 トリグヴェ・マドセン:オーボエ協奏曲 Op.30 (1978) スパッレ・オールセン:オーボエと弦楽のためのアリア Op.67 (1981) ラグナル・ソーデルリン:砂漠からの2つの小品 Op.21B (1973) シーグル・ベルゲ:ラーガ(インドの七音音階の旋法)(1959, rev.1976) [ペール・ドライエル指揮 LPO /録音:1982年、セント・ピーター教会、ロンドン] Disc 7:「マヌエル・デ・ファリャ:7つのスペイン民謡」 モーツァルト/バルビローリ編曲:アリア「私の心は喜びに踊る」 K.579 3つのエリザベス朝の小品(クラクストン編曲)〔コラント ト長調/言っておくれ、ダフネよ/タワーヒル〕 J.S.バッハ:シチリアーノ(ソナタ ト短調から) / シューベルト:「ロザムンデ」 D.797 〜バレエ音楽第2番 リムスキー=コルサコフ:インドの歌 / エイドリアン・バルト:消灯 / ニルセン:幻想的小品 FS 8 (Op.2) スウェーデン伝承曲/パーキンズ編曲:アペルブーの歩き歌 / ドビュッシー/ラニング編曲:小さな羊飼い サティ:ジムノペディ第2番 / ウィルキンソン:ホーンパイプ / ビゼー:「カルメン」〜セギディーリャ ファリャ:7つのスペイン民謡[ヴォルフガング・プラッゲ(P)/録音:1996年9月9日-12日、レインボースタジオ、オスロ] Disc 8:「ブリンヤル・ホフ、グリーグ、バッハ、ガーシュウィンとアンコール曲を演奏する」 グリーグ:2つのノルウェー舞曲 / バルトーク:チーク県の3つの民謡 / J.S.バッハ:アダージョ ロ短調 BWV.249 ガーシュウィン/ジェイムズ・ムーディ編曲:「ポーギーとベス」から / フランツ・ホルフォード:ノームの踊り サン=サーンス:白鳥 / オーリック:即興曲 / ジョゼフ=エクトル・フィオッコ:アリオーゾ ヘンデル:ロンド / メンデルスゾーン:歌の翼に / ニルセン/ジェリー・ラニング編曲:小間使いの踊り ラフマニノフ:ヴォカリーズ / ラモー:タンブラン / レスニコフ:ロマンス / ラヴェル:ハバネラ形式の小品 ヴィヴァルディ:「四季」〜ラルゴ / フランツ・ホルフォード:小鬼 / フランク:小品第5番 パーセル:ロンドー / チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけが / ハルヴォシェン編曲:2つのノルウェー民謡 ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女 / アレック・テンプルトン:スケルツォ・カプリス [ローベット・レヴィン、アイナル・ステーン=ノクレベルグ、アルンヒル・ヴィーク(P)] Disc 9:「オーボエ・ソナタ」 ヴィヴァルディ:オーボエ・ソナタ ヘ長調 [アイナル・ステーン=ノクレベルグ(P)/録音:1987年12月15日、ノルウェー放送(NRK)スタジオ、オスロ] サン=サーンス:オーボエ・ソナタ Op.166 / プーランク:オーボエ・ソナタ [コーレ・オルヌング(P)/録音:1975年10月2日、オスロ大学大ホール(講堂)、ライヴ] ウォルター・ピストン:オーボエとピアノのための組曲 [アンネ・エリーネ・リスネス(P)/録音:1982年6月7日、ノルウェー放送(NRK)スタジオ、オスロ] ジャック・ルイエ:オーボエ・ソナタ ハ長調 [ローベット・レヴィン(P)/録音:1980年10月7日、ノルウェー放送(NRK)ホール、オスロ、ライヴ] ブリテン:2つの昆虫の小品[ローベット・レヴィン(P)/録音:1981年5月8日、ノルウェー放送(NRK)スタジオ、オスロ] ヒンデミット:オーボエ・ソナタ [ヴォルフガング・プラッゲ(P)/録音:1985年1月8日、ノルウェー放送(NRK)スタジオ、オスロ] ブリンヤル・ホフ(Ob) | ||
ノルウェーとスカンディナヴィアを代表するオーボエ奏者のひとり、ブリンヤル・ホフの数多い録音から選んだ9枚のアルバムが LAWO レーベルの "Reissue" からコレクションとしてリリースされる。ブリンヤル・ホフ Brynjar Hoff (1940-)は、オルカンゲル生まれ。1950年からオーボエを学び、15歳の時にトロンハイムso. に入団した。1958年、創設されたノルウェー国立歌劇場の初代首席オーボエ奏者に就任。同年、アルビノーニのオーボエ協奏曲をオスロ・フィルハーモニックと共演して注目される。1965年に副首席奏者としてオスロ・フィルハーモニックに加わり、後にソロ・オーボエ奏者を務めた。オスロ木管五重奏団の創設に携わり、長年に渡り共演を続けたピアニスト、ローベット・レヴィンをはじめとする音楽家たちとのコラボレーションや録音を行った。1973年、モーツァルトのオーボエ四重奏曲の録音で「ノルウェー・グラミー賞」を獲得、1981年にはノルウェー作曲家協会の年間最優秀演奏家に選ばれている。2003年、オスロのガムレ・ローゲンでフェアウェル・コンサートを行い、オルガニストのコーレ・ノールストーガがピアニストとして共演した。Aurora, Simax, Libra Classicsレーベルからリリースされたアルバム。フォークやポップといった「ちょっと軽い音楽」のアーティストたちの曲を演奏した「リトル・ライト・ミュージック」は、ECMレーベルの録音でも知られるオスロの「レインボースタジオ」で録音されたアルバム。 | ||
エッセンス・トリオ〜モーツァルト:弦楽三重奏のための作品集 ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563 /前奏曲とフーガ K.404a エッセンス・トリオ[ソルヴェ・シーゲルラン(Vn) ヘンニンゲ・ランドース(Va) エレン・マルグレーテ・フレショー(Vc)] | ||
録音:2018年2月26日、3月1日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。グリーグ三重奏団のソルヴェ・シーゲルランとエレン・マルグレーテ・フレショーが、オスロ・フィルハーモニックのヘンニンゲ・ランドースHenninge Landaasと発足させた弦楽三重奏団「SSENS Trio(エッセンス・トリオ)のLAWO Classics第2作。彼らが最初のアルバム(LWC-1122)で録音したベートーヴェンの弦楽三重奏曲 変ホ長調の「モデル」になったモーツァルトの「ディヴェルティメント 変ホ長調」。J.S.バッハの「フーガ」と「前奏曲」を組み合わせた、モーツァルトの作か不明の「6つの前奏曲とフーガ」 K.404a は、「平均律クラヴィーア曲集」の「フーガ」(BWV.853/883/882)による最初の3曲。 | ||
その名は「驚くべき指導者」 ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ:その名は「驚くべき指導者」FR.408 No.1 クリストフ・グラウプナー:主は地上をすべて収める王となられる GWV.1101 No.36 ゲオルク・フィリップ・テレマン:協奏曲 ホ短調 TWV.53: e2 J.S.バッハ:カンタータ第36番「喜びて舞いあがれ」 BWV.36 / クリスマス・オラトリオ BWV.248 〜アリア「備えよ、シオン」 バロッカネルネ [アルフレード・ベルナルディーニ(リーダー) セシリア・ベルナルディーニ(Vn) ベーリト・ノルバッケン・ソールセット(S) マリアンネ・ベーアテ・シェラン(Ms) アンデシュ・J.ダーリーン(T) ハルヴォル・フェステルヴォル・メーリエン(Br)] | ||
録音:2017年12月9日-10日、12日、13日、ノルウェー国立歌劇場オーケストラ・リハーサルホール、オスロ。1989年創設のオスロのピリオド楽器アンサンブル「バロッカネルネ」のLAWO Classics第5作は、ライプツィヒ、聖トーマス教会の候補に挙げられた4人の作曲家の待降節と降誕祭(クリスマス)の音楽。「旧約聖書」「イザヤ書」の一節(9章5節)から始まるファッシュの「クリスマス・イブ後の第1日曜日またはクリスマスのためのカンタータ」。「ザカリア書」の「主は地上をすべて収める王となられる」(14章9節)を第1節にしたグラウプナーの「待降節の第1日曜日のカンタータ」。テレマンの「ヴァイオリン、2つのオーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ホ短調」。J.S.バッハの「待降節の第1日曜日のカンタータ」。国際的に活躍するノルウェーとスウェーデンの歌手のソロ、オランダのセシリア・ベルナルディーニのヴァイオリン、彼女の父、2009年からバロッカネルネに客演をつづけるアルフレード・ベルナルディーニがリーダーを務めた録音。 | ||
光と塵について クヌート・ニューステット:わたしの言葉を受け入れ / アンドルー・スミス:私たちの暗闇を照らして下さい(*) キム・アンドレ・アルネセン:たとえ沈黙していようと神を / ランシング・D.マクロスキー:愛しい世界よ(*) ナナ・フォルテ:もはや、わたしはあなたがたを僕とは呼ばない / フランク・ハーヴロイ:詩編 ランゲラン伝承曲/ヘンリク・オーデゴール編曲:イエスよ、わたしの心が憧れ / エゼキエル・ブラウン:詩編42番 ドヴ・カルメル:ピーユート(賛美歌) / セルフィヨルド伝承曲/ニューステット編曲:ネスランの教会(*) エイブラハム・カプラン:わたしは信じます / ヘンニング・ソンメッロ:イエスとともに私は旅立つ(*) マーリ・アスクヴィーク(独唱;*) ユヴァル・ワインベルク指揮室内合唱団ノーヴァ | ||
録音:2017年8月26日-27日、2018年1月13日-14日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。オスロを本拠とする「室内合唱団ノーヴァ」は、アンネ・カーリン・スンダール=アスクが2001年に発足させた活動を元に、2003年、アンサンブルとして公式に設立された。2013年からヴィヴィアンネ・シュードネスが指揮。2015年から2017年まで、イスラエル生まれ、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でイェルク=ペーター・ヴァイグレ、ノルウェー国立音楽アカデミーでグレーテ・ペーデシェンに合唱指揮を学んだユヴァル・ワインベルクが指揮者を務めた。「Of Light and Dust(光と塵について)」は、LAWO Classicsの第4作アルバム。信仰の秘められ力を思索したキム・アンドレ・アルネセンの「たとえ沈黙していようと神を」とエイブラハム・カプラン曲の「わたしは信じます」を軸に、ノルウェー、イスラエル、ハンガリー、スロヴェニア、アメリカの現代作曲家たちがキリスト教とユダヤ教の「宗教的信仰」を異なる視点で表現した作品で構成されている。テクストは、英語、ドイツ語、ノルウェー語、ヘブライ語。マクロスキーの「愛しい世界よ」は、デンマークの詩人ポウル・ボーロムの詩を作曲者自身が英訳したテクストに作曲された作品。 | ||
モーツァルト:弦楽四重奏曲集 〔第15番 ニ短調 K.421 (417b) /第16番 変ホ長調 K.428 (421b) /第19番 ハ長調 K.465 〕 エンゲゴールSQ [アルヴィド・エンゲゴール、アレックス・ロブソン(Vn) ジュリエット・ジョプリング(Va) ヤン・クレメンス・カールセン(Vc)] | ||
録音:2017年12月8日、10日-13日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。シャーンドル・ヴェーグ率いるモーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ(現カメラータ・ザツツブルク)のコンサートマスターを務めていたノルウェーの名手、アルヴィド・エンゲゴールが率いるエンゲゴール弦楽四重奏団LAWO Classics第2作。「プロイセン王四重奏曲」の3曲を演奏した最初のアルバム(LWC-1123)に続き、モーツァルトが1762年から1785年にかけて作曲しハイドンに献呈した曲集、いわゆる「ハイドン・セット」の3曲。 | ||
R.シュトラウス: 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 Op.30 / 交響詩「英雄の生涯」 Op.40 |
ワシリー・ペトレンコ指揮 オスロpo. | |
録音:2016年11月1日-8日、オスロ・コンサート・ホール、ノルウェー。ワシリー・ペトレンコと創立100周年を迎える名門オスロ・フィル、前作(LWC-1160)でスクリャービンの交響曲全集が完結し、新シリーズとしてリヒャルト・シュトラウスの管弦楽作品集がスタート。オスロ・フィルがこれまで長年にわたり国内外で演奏してきたレパートリー。1919年に設立され、1979年からはヤンソンスの手腕によって世界トップクラスのオーケストラへと成長し、2019年で100周年を迎えるノルウェーの名門オケとワシリー・ペトレンコの充実の響きにご期待頂きたい。 | ||
パーメルード〜オーケ・パーメルード: ピアノ、打楽器とエレクトロニクスのための「 Zeit aus Zeit 」/ 室内オーケストラ、ピアノとエレクトロニクスのための「蜃気楼」/ 打楽器と室内管弦楽のための「儀式」(2006) ケンネト・カールソン(P) ビョルン・ラッベン(Perc) クリスティアン・エッゲン指揮チカーダ [アンネ・カリーネ・ハウゲ(Fl) ロルフ・ボルク(Cl) ヘンリク・ハンニスダール、オッド・ハンニスダール(Vn) ベンディク・フォス(Va) ハンス・ヨーゼフ・グロー(Vc) マグヌス・ソーデルベリ(Cb)] | ||
録音:2015年6月22日-23日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。室内オーケストラ「チカーダは、1989年、オスロに創設され、2005年の「NOMUS(北欧音楽委員会)賞」を受賞、国際的な現代音楽シーンでも活躍している。エレクトロニクスを応用した作曲を早くから手がけてきたスウェーデンのオーケ・パーメルードの作品集。NOMUSの委嘱による「チカーダとエレクトロニクスのための小ピアノ協奏曲」「蜃気楼」。スウェーデン国立コンサート機構が委嘱、チカーダのアーティスティック・リーダー、ピアニストのケンネト・カールソンと、打楽器奏者のビョルン・ラッベンの「チカーダ・デュオ」がヨーテボリで初演した「シュトックハウゼンの「Kontakte」の変奏曲」「Zeit aus Zeit」。スウェーデン放送の委嘱で作曲されたアンサンブル曲「儀式」。チカーダとパーメルードのコラボレーションの「果実」が集成されたアルバム。 | ||
オスロ大学女声合唱クラブ〜ブラームス: 3つの宗教合唱曲集 Op.37 /アヴェ・マリア Op.12 /詩編13番「主よ、いつまで私を忘れておられるのか」 Op.27 / 12のリートとロマンス Op.44 /2つのホルン、ハープと女声合唱のための4つの歌 Op.17 マーリト・トンデル・ヴァイデ指揮オスロ大学女声合唱クラブ、 サラ・エメー・スミセト(P) イーダ・オベール・バング(Hp) インゲル・ベッセルーハーゲン(Hr) ベンテ・ログンソー(Hr) インゲル=リーセ・ウルスルード(Org) | ||
録音:2012年10月19日-21日、ソフィエンベルグ教会、オスロ| (C) (P) 2013 。オスロ大学女声合唱クラブ Kvindelige Studenters Sangforening(KSS)は1895年に創設された世界最古といわれる学生の女声合唱グループ。ブラームスの女声合唱集は、ノルウェーで女性に選挙権が与えられた100年を記念して録音されたアルバム。ピアノ、オルガン、ハープ、ホルンの共演もすべて女性のプレイヤー。 | ||
LYRITA (英) 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)当レーベルは基本的にCD-Rで製版されています。既案内分はこちらから。 | ||
アラン・リチャードソン(1904-1978):ピアノ作品集 ソナティナ/ラフマニノフ「ヴォカリーズ」/エレジー Op.22 No.2 / ヴィヴァルディ「2つのヴァイオリンのための協奏曲」〜ラルゴ/4つのロマンティックな練習曲 Op.25 / ソナタ Op.26 /ソナティナ ヘ長調 Op.27 /2つの短い即興曲 Op.28 /2つの小品 Op.29 /2つの夜想曲 Op.30 / 性格的スケッチ Op.31 /2つのカントリーの風景 Op.34 /3つの小品 Op.35「シューラ・チェルカスキーのために」/ 狂詩曲 Op.37 /ピアノ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.39 /万華鏡(10のトーン・スケッチ) Op.52 / 3つのピアノ小品「 non graded 」/無題 変ホ長調/アレグロ・マ・ノン・トロッポ/楽興の時 嬰ト短調/ The Dreaming Spires / Rondel /田園のスケッチ/牧草地/パヴァーヌ/バガテル/ハイドンの主題によるスケッチ/ ボッケリーニのメヌエット/パガニーニのソナタ/無題 ホ長調/コン・ポーコ・モート - アレグロ・ヴィーヴォ/ ロンド/旅人/コン・モート - リトミコ・エ・グラツィオーソ/ジャック・イン・ザ・グリーン/無題/ 「旅人」の旋律によるセッティング/クロリンダ(中級)/5つの短い小品/3つのグレード・ピース/ 組曲 ニ長調 Op.38 /2つのグレード/6つの小品/3つの教育的小品/3つのグレード・ピース/3つの小品(上級)/ 3つの後期教育的小品/ヘンデル「水上の音楽」からの組曲(*) /ピアノ・デュエットのための童謡による即興曲(*) / 2台のピアノのための作品(*) 〔ワルツ/パスピエ/デビュタント/プレスト/祖母のワルツ/リストの主題によるカプリス/ヘザー・ヒル/ソナタ〕 マーティン・ジョーンズ(P) エイドリアン・ファーマー(P;*) | ||
録音:2017年4月、9月、2018年1月、ワイアストン・レイズ、モンマス、 UK 。アラン・リチャードソンは、スコットランド出身のピアニスト&作曲家。 BBC のピアニストとして働いた後にロンドンでピアノと作曲を学び、ハンガリーの歴史的ヴァイオリニスト、カール・フレッシュ〔フレッシュ・カーロイ〕の伴奏者を務め、後年はロンドンの王立音楽アカデミーでピアノ科教授を務めた。 | ||
アラン・リチャードソン:ピアノ作品選集 バガテル/クロリンダ(中級)/ボッケリーニのメヌエット/2台ピアノのためのヘザー・ヒル(*) /ロンド/ ラフマニノフ「ヴォカリーズ」/マリオネット Op.29 No.2 /夜想曲 Op.30 No.2 /ソナタ Op.26 〜第2楽章/ ランニング・ブルック3つの小品 Op.35「シューラ・チェルカスキーのために」/ソナティナ ヘ長調 Op.27 / バレリーナ/ピアノ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.39 〜第2楽章/万華鏡 Op.52 より Nos.1-2, 4-5, 8-10 マーティン・ジョーンズ(P) エイドリアン・ファーマー(P;*) | ||
録音:2017年4月、9月、2018年1月、ワイアストン・レイズ、モンマス、 UK 。 SRCD-2373 から1枚分を選曲した物。 | ||
NOSTALGIA〔のすたるぢあ〕 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)リュートの世界的第1人者、佐藤豊彦のアルバムを発売しているレーベル。 旧譜はこちらから。 | ||
フランス・ルネサンスのギターとリュート〜ル・ロワ&アテニャン アドリアン・ル・ロワ(1520頃--1598): ファンタジア1番/喜びのため(セルミジ)/プレリュード1番/ 明るくなるとき(アルカデルト)/マルゴは葡萄を耕す(アルカデルト)/ ラ・ラ・ラそれは言えない(セルトン)/戦いのパヴァーヌ/ガイヤルド/ 馬の足のアルマンド/ポワトゥーのブランル ピエール・アテニャン(1494頃-1551/52): プレリュード1番/それは十分な(セルミジ)/プレリュード3番/ 花咲く日々に生きるかぎり(セルミジ)/プレリュード4番/それは古くさく燻された/ バス・ダンス「ラ・マグダレーナ」 〜ルクープ〜トゥルディオン/ パヴァーヌ〜ガイヤルド/バス・ダンス「ラ・ブロス」〜ルクープ〜トゥルディオン/ パヴァーヌ〜サルタレッロ/ブランル・ゲそれは私の恋人/ブランル・ゲ/ブランル・ゲ 櫻田亨(ルネサンスG/リュート) | ||
録音:2017年11月21日-23日、霧島国際音楽ホール「みやまコンセール」鹿児島|日本語解説付き(解説:櫻田亨)佐藤豊彦の自主レーベルNostalgia(のすたるぢあ)より発売されるソロ・アルバム第3弾は、16世紀フランスで王室の楽譜印刷・出版家の称号を得た、ピエール・アテニャン、アドリアン・ル・ロワが作編曲・出版したギターとリュートのための音楽。自身の解説にも「歴史的、学術的云々という楽曲ではなく、気軽なギター・リュート小品集」と書かれているとおり、ゆっくりとした平易な曲が中心。楽器や弦、演奏方法は当時のものを再現し、優雅で味わい深いフランス・ルネサンスの響きを楽しませてくれる。歴史的背景や事実をある程度踏まえながら櫻田亨が創作したというル・ロワとアテニャンの言葉や、時折挟まれる「マニア向けの話」など、読み応えのある日本語解説も大きなポイント。 | ||
RUBICON CLASSICS (英) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)長年ワーナー・クラシックスとドイツ・グラモフォンで要職を務め、2009年以降 2017年現在 ONYX CLASSICS のエグゼクティヴ・プロデューサーも務めるマシュー・コスグローヴ氏が設立、2017年1月からリリースを開始したイギリスのレーベル。第一線で活躍する世界的アーティストたちの演奏を発売する ONYX に対し、 Rubicon は才能を持ち次代を担うべき若きアーティストたちの「クリエイティヴ・ホーム」となるべく立ち上げられたという。旧譜はこちらから。 | ||
シャコンヌ、ディヴェルティメント、ラプソディ集 J.S.バッハメンデルスゾーン編曲: シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV.1004より|ピアノ伴奏版) トマソ・アントニオ・ヴィターリ(1663-1745)/シャルリエ編曲:シャコンヌ ト短調 ストラヴィンスキー(1882-1971):組曲ディヴェルティメント(バレエ「妖精の口づけ」より) バルトーク(1881-1945):ヴァイオリンとピアノのためのラプソディ第1番 Sz.86 パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):ブルガリア狂詩曲「ヴァルダル」 カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968)/ハイフェッツ編曲: ロッシーニ「セビリャの理髪師」による演奏会用狂詩曲 ジュヨン・シル(Vn) イリーナ・アンドリエフスキー(P) | ||
韓国出身のイギリスの女流ヴァイオリニスト、ジュヨン・シルは、2006年に16歳でブルガリアのネデャルカ・シメオノワ国際ヴァイオリン・コンクールの第1位を獲得し、ロイヤル・フィルハーモニック協会のエミリー・アンダーソン賞など様々な賞を受賞。また作曲家としても活発な活動を展開しており、2005年にはBBC /ガーディアン・ヤング・コンポーザー・オヴ・ジ・イヤーを受賞している。使用楽器はゲオルク・フォン・オペルから貸与されている銘器マッテオ・ゴフリラー。「組曲」と「幻想曲(ファンタジー)」をテーマとしたデビュー・アルバムに続くジュヨン・シルのセカンド・アルバムは、18世紀から20世紀にかけて作曲家と名ヴァイオリニストたちの密接な関係から生まれていったシャコンヌ、ディヴェルティメント、ラプソディ集。メンデルスゾーンが編曲した"ピアノ伴奏版 "「バッハのシャコンヌ」を始め、シャルリエ版の「ヴィターリのシャコンヌ」、ストラヴィンスキーの「妖精の口づけ」からのディヴェルティメント、カステルヌオーヴォ=テデスコ(ハイフェッツ編曲)による「セビリャの理髪師によるラプソディ」など、華麗な技巧と優れた芸術的感性が発揮されるリサイタル・プログラム。 | ||
ジョン・アムナー(1579-1641): コンソート・ミュージック全集 |
フレットワーク、 ダブリン・ コンソート・シンガーズ、 マーク・キーン(ディレクター) | |
森川麻子やリチャード・ブースビーらのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者達によって1986年に創設された世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」の新アルバムが、イギリスのRubiconから登場。ジョン・アムナー(1579-1641)は、壮麗なイーリー大聖堂で知られるイギリスの小さな町イーリーで生没したイギリスの音楽家。オックスフォード大学で学んでいた一時期を除けばほとんどをイーリーで過ごし、特にイーリー大聖堂とは幼少期は少年聖歌隊員として、後には聖歌隊の音楽監督やオルガニスト、司祭として密接な関係を築いている。現在でもほとんど録音されることのないジョン・アムナーの、現存する限られたコンソート・ミュージックをすべて収録。17世紀前半のイギリスにおける地方の宗教音楽シーンを現代に伝える貴重な録音となることだろう。 | ||
シェーンベルク&オネゲル シェーンベルク(1874-1951):浄められた夜 Op.4(弦楽オーケストラ版) オネゲル(1892-1955):トランペットと弦楽のための交響曲第2番 エマニュエル・ルデュック=バローム指揮バルティック室内o. | ||
テミルカーノフ率いるサンクトペテルブルク・フィルの弦楽セクションによって結成されたロシアのチェンバーo. 、バルティック室内o. と、1971年フランス、アヌシー出身の実力派指揮者、エマニュエル・ルデュック=バローム。バルト海に面するカリーニングラード、シベリア地方のイツクーツクのオーケストラで首席指揮者を務め、2014年8月より、ロシアのサラトフ・フィルハーモニー協会アカデミックso. の首席指揮者兼音楽監督として活躍中のルデュック=バロームは、リヨンとジュネーヴで研鑽を積んだ後、ロシアへと渡り、サンクトぺテルブルク音楽院でヤンソンスに師事。さらに同音楽院の伝説的名教師、イリヤ・ムーシンの下で指揮法を学び、その系譜に名を連ねる注目の存在。次代を担う才能あふれる若きアーティストたちのための"クリエイティヴ・ホーム"「Rubicon」からリリースされたデビュー・アルバム「ショスタコーヴィチ& R.シュトラウス(RCD-1009)」は、英グラモフォン誌でエディターズ・チョイスに選ばれるなど高い評価を獲得した。セカンド・アルバムは、1899年に作曲された弦楽六重奏作品から1943年に弦楽オーケストラ版へと編曲されたシェーンベルクの代表作「清められた夜」と、「弦楽とトランペット」という珍しい編成で書かれたオネゲルの交響曲第2番の組み合わせ。 | ||
ALBA (芬) 1枚あたり¥2860(税抜¥2600)(SACDハイブリッド盤も同一価格)旧譜はこちらから。 | ||
21世紀のオルガン音楽 ヴェリ・クヤラ(1976-):サイクロン(2006) / ミンナ・レイノネン(1977-):好みで(2009) マイヤ・ヒュンニネン(1977-):三つの世界(2010-11)(オルガンとライヴ・エレクトロニクスのための) オッリ・ヴィルタペルコ(1973-):ドーキンズ(2008) / アンティ・アウヴィネン(1974-): Single Excelsis (2012) スザンネ・クヤラ(Org) | ||
「ポルトハン・オルガンで弾くバッハ」(ABCD-424)をリリースしたベルリン生まれのスザンネ・クヤラ(1976?)のAlbaレーベル第2作。フィンランドの作曲家が、楽器の音量、リズム振動、空気の質感といったオルガンの特性を活かしスザンネ・クヤラのために作った5曲が演奏される。ヴェリ・クヤラは、シベリウス・アカデミーでコンサート・アコーディオンと作曲を学んだ。ソロ、室内楽、エレクトロ=アコースティックの音楽を作曲、プレイヤーとしても活動している。マイヤ・ヒュンニネンは、コンサート・ミュージック、電子楽器デザインなどの分野で作曲家、サウンドアーティストとして活動。カリフォルニア大学バークリー校の博士課程で学んでいる。「無窮動」「沈んだ大聖堂」「螺旋階段」の「三つの世界」。ミンナ・レイノネは、ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーのDocMus 博士課程の学生。フィンランドの環境と民話、日常的な物や音といった、音楽以外の出会いからインスピレーションを得て作曲することが多いといい、「Par Preference」は「交互に起こる強いコントラスト」を基に作られた。オッリ・ヴィルタペルコは、エディンバラ大学で作曲、バロック・チェロとアーリーミュージックの演奏を学び、シベリウス・アカデミーで作曲と音楽理論を修めた。イギリスの生物学者の名を曲名とする「ドーキンズ」は、「柔らかく荘厳な音が大空間でどう響くか」をコンセプトに作曲された「反復子」「ポリモーフィズムの方へ」「不滅のコイル」の3楽章の作品。アンティ・アウヴィネンは、音色とリズムに特別な関心をもち、モダニストの作曲語法を強い緊張感やドラマの感覚と融合させた、室内アンサンブルのための音楽を中心に作曲している。 | ||
モーメンタム〜フルートとオルガンのための音楽 プーランク/ニールス・ブルクマン(1975-)編曲:フルートとオルガンのためのソナタ(1956)(原曲:フルートとピアノ) ジャック・マトソン(1954?2007):カヴァティーナとヴィヴァーチェ ニールス・ブルクマン(1975-):ディプティク(泣く時と笑う時) ラーシュ・カールソン(1953-):レチタティーヴォとアリア / ジャン・アラン(1911-1940):アリア ヴィドール/ハインツ=ペーター・コルトマン、ニールス・ブルクマン編曲: フルートとオルガンのための組曲 Op.34(原曲:フルートとピアノ) エリカ・ニューゴールド(Fl) ニールス・ブルクマン(Org) | ||
フィンランド、ヴァーサ市o. の首席フルート奏者、エリカ・ニューゴールドと、ヘルシンキの聖マタイ教会の教会音楽家、ニールス・ブルクマン(1975?)。室内楽の音楽家としてのキャリアも重ねてきたふたりの共演。フィンランド自治領、オーランド出身の作曲家でオルガニストのジャック・マトソンとラーシュ・カールソンの作品、ブルクマンの作曲したフルートとオルガンのためのオリジナル曲、プーランクとジャン・アランの作品の編曲によるプログラム。 | ||
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ集 〔第2番 ニ短調 Op.121 (1851) / 第1番 イ短調 Op.105 (1851) / 第3番 イ短調 WoO.2 (1853) 〕 |
エリーカ・マーリスマー(Vn) エミール・ホルムストロム(P |使用楽器:エラール、1862年製) | |
ガット弦&ピリオド楽器使用。 シューマンの3つのヴァイオリン・ソナタは、1851年から1853年の間に作曲された。さまざまな問題をかかえながらシューマンが、なお、「ソナタ」という形式に立ち向かい創り上げた作品をフィンランドの音楽家たちがピリオド楽器で演奏したアルバム。エリーカ・マーリスマーは、シベリウス・アカデミーでカイヤ・サーリケットゥとヤーコ・イルヴェスに学び、エツベリ室内音楽学校でウルフ・ヴァリーンとマッツ・セッテルクヴィストの下で室内楽を修めた。2008年から2016年までヘルシンキ・フィルハーモニックの第2コンサートマスターを務め、現在、フリーランスのヴァイオリニストとして活動している。アヴァンティ!室内o.、ヨウシア・アンサンブル、アヴァンティ!弦楽四重奏団のメンバー。エミール・ホルムストロムは、シベリウス・アカデミーを卒業、パリのマリー・フランソワーズ・ビュケにも学んだ。ヘルシンキを本拠に活動。コンテンポラリーミュージックの「defunensemble」、ウーシンタ・アンサンブル、トリステロ・ピアノ三重奏団のメンバー。19世紀のピリオド楽器で演奏する「Ristveto Collective」を主宰している。ニスのかけられていないガット弦から生まれる温かいニュアンスと1862年製エラール・ピアノの響きによりシューマンの時代を偲ぶ。 | ||
ステーンハンマル四重奏団 ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10 L.85 (1893) タイユフェール:弦楽四重奏曲(1917-19) ラヴェル:弦楽四重奏曲へ長調 M.35 (1902-03) ステーンハンマルSQ [ペーテル・オーロフソン(Vn1) ペール・オーマン(Vn2) トニー・バウアー(Va) マッツ・オーロフソン(Vc)] | ||
ステーンハンマル四重奏団は、2002年に活動を開始。ヴィルヘルム・ステーンハンマルの作品を中心にバロックから現代の作品まで、幅広いプログラムのコンサート活動を行っている。スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム、ベント・サーアンセンといった北欧の作曲家に定期的に作品を委嘱する一方、アメリカやイギリスの作曲家から作品を献呈され、初演を行ってきた。サーアンセン夫人のカトリーネ・ギスリンゲと共演したモーツァルトのピアノ協奏曲(五重奏版)(ABCD-418)に次ぐAlba録音。フランスの弦楽四重奏曲。同じアルバム収められることの多いドビュッシーとラヴェルの作品に加え、「レ・シス(6人組)」のタイユフェールの曲が演奏されている。優雅な「モデラート」、ラヴェルのネオクラシカルな音楽を連想させる「間奏曲」、サルタレッロのリズム、創意と色彩あふれる「終曲」の3楽章の作品。 | ||
晩夏の歌 ミッコ・ヘイニオ(1948-):歌曲集「晩夏の歌」 Op.89a ユリヨ・キルピネン(1892-1959):歌曲集「内省」 Op.33 /歌曲集「内省」 Op.34 サミ・ルッティネン(B) トゥーラ・ハルストロム(P) | ||
「ポスト=モダニズム」の作曲家ミッコ・ヘイニオと「歌曲」を中心に創作を続けたユリヨ・キルピネンの作品をフィンランドのバス歌手サミ・ルッティネンがトゥーラ・ハルストロムの共演で録音したアルバムがリリースされる。現代詩を主に手がけたフィンランドの作家ラッシ・ヌンミ(1928-2012)の詩をテクストにしたヘイニオの歌曲集「晩夏の歌」は初録音。スウェーデンの作家ペール・ラーゲルクヴィスト(1891-1974)の詩によるキルピネンの15曲の「内省」(Op.33と Op.34)が「歌曲集」として録音されるのは、これが初めて。サミ・ルッティネンは、シベリウス・アカデミーで学び、キール歌劇場を経て、1997年からデュッセルドルフのライン・ドイツ・オペラの団員として歌っている。ロマンティック時代のドイツ歌曲、フランスの歌曲、ロシアとスカンディナヴィアの歌曲がコンサートのレパートリー。トゥーラ・ハルストロム(1978?)は、シベリウス・アカデミーでエーリク・T.タヴァッシェルナとコリン・ハンセンに学び、2003年春にピアノのディプロマを取得した。 | ||
ALIA VOX 価格帯C[主にSACD/DVD]:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)旧譜はこちらから 。 | ||
Le testament symphonique モーツァルト:後期三大交響曲集 〔第39番 変ホ長調 K.543 (1788) /第40番 ト短調 K.550 (1788) (ディスク1の2曲目とディスク2の1曲目に同一演奏を2度収録)/第41番 ハ長調 K.551 (1788) 〕 ジョルディ・サバール指揮ル・コンセール・デ・ナシオン | ||
録音:2017年6月19日-22日、2018年6月6日-8日、スペイン。巨匠サバールが、モーツァルト後期三大交響曲を録音した。古楽界を半世紀近くにわたって牽引しつづけ、その演奏(楽器・指揮)そのものの素晴らしさのほか、計り知れない知識と歴史に対する洞察で他の追随を許さないサバール。この三作品でもサバールだからこそためし得た境地の演奏が展開されている。モーツァルトの後期三大交響曲、特に第41番の最終楽章は、それまでの気軽な娯楽としての「交響曲」、ほかのオペラや協奏曲といった形式などと区切るための「交響曲」というジャンルへの告別となったといわれている。モーツァルト以降、「交響曲」は、音楽的な宇宙の中心に位置するシリアスな作品としてのジャンルへと歩み出すことになる。そうした意味でも、当盤のタイトル「交響曲による遺言〜交響曲第39, 40 & 41番」はまさしく、といったものといえるだろう。サバールはこの3作品の関連性を重視し、40番をdisc2の冒頭にも入れている(disc1と同演奏)。41番の終楽章の終盤、コーダにかけての響きはこの世のものとは思えない。大注目。 | ||
ARTE DELL 'ARCO JAPAN 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)当レーベルからの新発売&旧譜再発分はこちらから。 | ||
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第6巻(1614) *アリアンナの嘆き 〔私を死なせて(第1部)/ああテゼオ、私のテゼオ!(第2部)/ あれほど私に誓った真心は(第3部)/「ああ、それでも答えないのね!」(第4部)〕/ 西風が戻り/着飾った美女の一団のなかに/さようなら、美しいフロリダ/ *愛する女性の墓碑に注ぐ恋人の涙 〔灰と化した亡骸よ、僕の美しい太陽を飲み込み(第1部)/ ああ川々よ、お前たちはグラウコが墓石の上で叫びながら(第2部)/ もしグラウコが、かつては愛の巣であり(第3部)/愛するニンフよ、天の膝に抱かれているのだ(第4部)/ ああ黄金の髪よ雪のように柔らかな胸よ(第5部)/愛する亡骸よ、僕の瞳は墓石の高貴な胸の上を(第6部)〕/ ああ、美しい顔よ/ティルシよ、まさにここで美しいクローリは微笑み/ 哀れなアルチェオよ、この愛しい土地から去るのだ/この場所でエルガストは「バットよ」と嘆いたのだ 穏やかな川のほとりで ラ・フォンテヴェルデ [鈴木美登里、染谷熱子(S) 布施奈緒子(A) 上杉清仁(CT) 谷口洋介、中嶋克彦(T) 小笠原美敬(B)] 伊藤美恵(バロックHp) 金子浩(リュート) 上尾直毅(Cemb) | ||
録音:2016年5月15日-18日、2016年9月18日-21日、2018年4月8日-10日、秩父ミューズパーク音楽堂。鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデ。現在進行中のモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音の「第6巻」がリリースされる。日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っている。もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたライフワークが今ここに巻を追って響きとなる。モンテヴェルディは「オルフェオ」や「ポッペアの戴冠」などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家。しかし彼がライフワークとしていたのは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレだった。1587年に出版されたマドリガーレ第1巻から1638年の第8巻に至るまで、彼は実に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けた。オペラの誕生とほぼ同時期のドラマチックなマドリガーレ第6巻。いっそう磨きのかかったラ・フォンテヴェルデの精緻なアンサンブルがその魅力を余すところなく発揮する。現在、マドリガーレ集第5巻(ADJ-058)マドリガーレ集第4巻(ADJ-054)、マドリガーレ集第3巻(ADJ-051)、マドリガーレ集第2巻(ADJ-048)、マドリガーレ集第1巻(ADJ-046)がリリースされ好評を博している。 | ||
AUDITE (独)
旧譜はこちらから 。 | ||
ロシアン・レジェンズ プロコフィエフ/ロストロポーヴィチ編曲:バレエ「シンデレラ」からの10の小品 Op.97bis 〜アダージョ プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119 / グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40 / チャイコフスキー:カプリッチョ風小品 ロ短調 Op.62 アレンスキー:チェロとピアノのための2つの小品 Op.12 / スクリャービン:チェロとピアノのためのロマンス ラフマニノフ:チェロとピアノためのリート ヘ短調/チェロ・ソナタ ト短調 Op.19 /ヴォカリーズ Op.34 No.14 チェン2・デュオ[ブライアン・チェン(Vc|使用楽器 1696年製ストラディヴァリウス) シルビー・チェン(P|使用楽器ベーゼンドルファー 280VC )] | ||
録音:2018年10月30日-11月3日、イエス・キリスト教会、ベルリン。中国系カナダ人の兄妹デュオ、チェン2・デュオ。チェンの2乗=Cheng2 で表記する通り、デュオが2倍ではなく2乗で相乗的な効果で演奏するという二人の思いが込められている。「ドビュッシー、フォーレ、フランク、サン=サーンス」をおさめたフランス作品集(AU-97698)、「グラナドス、ファリャ、アルベニス、トゥーリナ、カサド、サラサーテ」をおさめたスペイン作品集(AU-97736)につぐ第3弾はロシア作品集で「プロコフィエフ、グラズノフ、ショスタコーヴィチ、チャイコフスキー、アレンスキー、スクリャービン、ラフマニノフ」の作品を収録した。デュオとして既に15年以上のキャリアをもつチェン兄妹は、2011年に急遽代役として出演したカーネギーでのリサイタルで大成功をおさめ、ニューヨークで話題となった。その後2015年には母国カナダのCBCが発表した「30歳以下のカナダ出身のクラシックの注目アーティスト」に選出されている。それぞれがソリストとして活躍している実力派の二人の演奏は、阿吽の呼吸から生み出される一糸乱れぬ演奏が最大の魅力で、卓越した技術で聴き手を虜にする。作品のキャラクターを理解し情熱的に奏でる兄妹デュオは驚くほどの集中力と表現力で奏でる。 | ||
DOUBLE MOON RECORDS (独) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)ケルンに本拠を置くジャズ・レーベル。 | ||
イツハク・イエディッド(1971-):初演録音集 祝福と呪い(*)[クリスチャン・リンドベリ指揮イスラエル・ネタニヤ・キブツo.]/ ちいさなヤギ[ウィリアム・スタッフォード(Cl) レイチェル・スミス(Vn) ルイーズ・キング(Vc) エイシャ・ゴーフ(P)]/ ピアノと弦楽のための協奏曲(#)[マイケル・キーラン・ハーヴィ(P) グレアム・ジェニングス指揮ディヴェルティメンティ・ストリング・アンサンブル]/ ピアノのためのシャコンヌ「天使の反乱」[レイチェル・シパード(P)] | ||
録音:2016年-2017年、すべて初演時。イスラエルの作曲家による衝撃的・個性的な作品集。アラビアのハーモニー、ユダヤの歌、フリー・ジャズ、ヨーロッパのクラシック音楽など多種多様の要素が混然一体となり生み出される混沌とした騒音世界。それはエネルギーに満ちあふれた非常に力強いサウンドで、一見カオティックだが有機的に各要素が組み合わされ、独特な手法と感性でもって音楽が組み立てられていく。(*)はエルサレムの神殿の丘にインスピレーションを受けた作品。(#)は特殊奏法も駆使したピアノと弦が破壊的な音楽を奏でるが、第3楽章でバロック音楽風のセンテンスが登場するシュニトケ的ごった煮感のある強烈な音楽。 | ||
BUZZ (蘭) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)Challenge Records (チャレンジ・クラシックスの親会社)の系列レーベル。 | ||
ミニマル BACH デュオ・インパルス[バルバラ&セバスティアン・バルトマン(P)] | ||
録音:2018年8月12日-15日。チャレンジ・クラシックス系のレーベル「BUZZ」より、クラシック・ファン注目のアルバムが登場。バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻のプレリュード全曲を、イマジネーション豊かにリコンポーズし2台ピアノで奏でている。曲はセバスティアン・バルトマンが作ったもので、とにかく秀逸。それぞれ各プレリュードの印象的な音型を切り取って繰り返し、ミニマル・ミュージック化しているが、リズム、コード、強弱なども変化に富み聴き手を飽きさせない。あのメロディをこうしたか、このメロディでこう来るか、と原曲を知っているとさらに面白さ倍増。2台ピアノならではの自由自在さも大きな武器で、ループするメロディが美しいせせらぎのように掛け合いながら奏でられるサウンドがとても気持ち良い。1曲ごとにしっかりとした性格付けがなされ、バッハの原曲が持つ豊かな曲想、24の色彩が見事に活かされているのも特徴。曲順は ハ短調に始まり、原曲通り長調・短調と交互に進んで半音ずつ上がっていき、最後に ハ長調が現れる。衝撃的な16分音符に戦慄する ハ短調で始まり、すべてが浄化され穏やかに協和音が広がっていく ハ長調で終わることによって、全体が一つの物語のように構成される。 | ||
CLAVES (瑞) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)旧譜はこちらから。 | ||
アナスタシヤ・コベキナ ショスタコーヴィチ: チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 Op.107 ワインベルク:チェロと管弦楽のための幻想曲 Op.52 コベーキン:バッカンツ(2018) |
アナスタシヤ・コベキナ(Vc) ケヴィン・ジョン・エドゥセイ指揮 ベルンso. | |
録音:2018年9月24日-27日、ディアコニス教会、ベルン。2019年のフォルジュルネ音楽祭に出演予定で注目される若手チェロ奏者アナスタシヤ・コベキナ。1994年エカテリンブルク生まれ、モスクワ音楽院で学び現在はドイツを本拠に活躍している。各国のさまざまなコンクールで入賞しているが、2018年グシュタート山頂音楽祭でティエリ・シェルツ賞を受賞し、その副賞として当CDの録音となった。クレーメル、ゲルギエフ、スピヴァコフらに見出され共演を重ねる期待の星で、技術はもとより激しい音楽性に注目を集めている。若さに似合わぬ硬派な選曲も驚きだが、ワインベルクの「幻想曲」が秀逸。フルシチョフのスターリン批判があった1956年の作で、ポーランド民謡由来の魅力的なメロディに満ちている。全体は叙情的ながら中間部はワインベルクの真骨頂たる活気あるマズルカで、コベキナは終始真摯かつ正確な演奏で心打たれる。この曲のベスト盤。興味深いのは彼女の実父ウラジーミル・コベーキン(1947-)の新作「バッカンツ」。5分ほどの小品ながら、打楽器が活躍する強烈なもので、コベキナのパワフルなソロも光る。 | ||
マーラー(1860-1911)/クラウス・ジーモン編曲:歌曲集「子供の不思議な角笛」 (「原光」を含む14曲/室内オーケストラ&テナー・ホルンによる伴奏版) イ=アン・チェン、セリーナ・ベイトリナー、ヤンキャオ・シー、 ユリア・フリッシュクネヒト、サイモン・ランゲネガー、 ニコレ・ワッカー、アリオン・ルダリ、フルーリナ・ルオス(Vo) グラツィエッラ・コントラット指揮 HKB 室内o. | ||
録音:2018年4月、ブルネンホフ・ラジオスタジオ、チューリヒ、スイス。クラウス・ジーモン版によるマーラーの交響曲第4番(501709)でも高い評価を得た指揮者グラツィエッラ・コントラット。当ディスクはジーモン編曲による室内オーケストラとテノールホルンによる伴奏版で子供の不思議な角笛を収録した。作曲家、ピアニスト、指揮者として活躍のドイツのクラウス・ジーモンが編曲したマーラーの子供の不思議な角笛でも豊かな響きを室内アンサンブルで表現しており独唱の美しい旋律を際立たせている。 | ||
CONTINUO CLASSICS (仏) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)2013年に立ち上げられたフランスのレーベル。室内楽を中心としたレパートリー。イタリアの CONTINUO RECORDS とは無関係。旧譜はこちらから。 | ||
ルカ・アンティニャーニ(1976-): ヴァイオリン、チェロとピアノのための「夢とカモメの三重奏曲」/ ツィンバロン、フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための練習曲「生命」/ ハープのための「アズレージョ」/フルート、クラリネット、ヴァイオリンとチェロのための「雪と夜」/ ツィンバロンのための2つの間奏曲/ フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ハープとピアノのための「ジャンの壁」/ ハープ、ツィンバロン、ヴィオラとクラリネットのための「子供の歌」 アンサンブル・ル・タン・モデルン | ||
イタリアの作曲家ルカ・アンティニャーニの作品集。アンティニャーニはサンタ・チェチーリア国立アカデミアにて作曲、ピアノ、指揮を学んだ注目の作曲家。モリナーリ・コンクール(2006)にて第3位受賞などのコンクール受賞歴を誇り、以後イタリア、フランスなどのオーケストラがアンティニャーニの作品を取り上げるなど近年ヨーロッパで注目される作曲家の一人。当アルバムには7曲を収録。ツィンバロンを用いた練習曲「生命」や2つの間奏曲など、神秘的な響きが魅力の作品を集めた。1993年リヨンで創設されたアンサンブル・ル・タン・モデルンが魂をこめて演奏する。 | ||
ヴァンハル(1739-1813):クラリネット・ソナタ〔第1番 変ロ長調/第3番 変ロ長調〕 ベートーヴェン(1770-1827):五重奏曲 変ホ長調 Op.16 (#) ヘールト・バーケラント(Cl) ディディエ・カストル=ジャコマン(P) カタルパ木管四重奏団(#) | ||
録音:2016年2月1日-2日、フライトホフ広場劇場。クラリネット奏者バーケラントによるヴァンハルのクラリネット・ソナタ第1& 3番とベートーヴェンの五重奏曲。ヴァンハルはハイドンやモーツァルトとともに弦楽四重奏を演奏したとも伝えられているウィーン古典派の作曲家のひとりで、70 をこえる交響曲、100 を数える弦楽四重奏曲、そして膨大な数の器楽曲、宗教曲、声楽曲をのこした多作曲家として知られる。バーケラントの快演が光る。 | ||
ピエルネ(1863-1937):ヴァイオリン作品集 ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.36 /ミュージック・ホールの印象 Op.47 / 演奏会用組曲の3つの小品 Op.40 〜第2番「ワルツ形式の夜想曲」 Op.40 No.2 / スペインの踊り子/即興的幻想曲 Op.4 /バスク幻想曲 Op.49 ガエターヌ・プルヴォスト(Vn) ローラン・カバッソ(P) | ||
録音:2005年、マイエンヌ劇場、パリ|初出・既出〔推定〕: Integral (FRANCE)、INT 221.153 [INTEG-221153] 〔廃盤〕。音楽院にてマスネに作曲を、フランクにオルガンを学んだピエルネ(1863-1937)によるヴァイオリン作品集。印象主義作風を取り入れたエスプリ漂う近代フランス音楽として親しまれている。プルヴォストとカバッソがしっとりと奏でる。 | ||
CYBELE (独) 特記以外
旧譜はこちらから。 | ||
尹 伊桑(1917-1995):チェロとピアノのための作品集[音楽:113分] Nore (1964, rev.1968) / Interludium A (1982) /間奏曲(1988) / Glissees (1970) / Escape I (1992) / Shao Yang Yin (1966) / Duo (1984) / Sieben Etuden (1993) / Funf Stucke (1958) 尹 伊桑の語り(1993、1976)[独語?] ミリャム・ヴィーズマンとホルガー・グロショップの対話(2018)[独語|語り:計203分] アデル・ビッター(Vc) ホルガー・グロショップ(P) | ||
激動の人生を歩み後年は西ドイツに帰化した尹 伊桑(ユン・イサン)。ドイツでの評価も非常に高く、ベルリン芸大の教授として多くの作曲家を育てた。若いころチェロを学んだこともあり、チェロに対する思い入れが強かったと言われている。ピアノ・ソロも交えつつチェロ作品を集めたアルバム。SACDハイブリッド盤で、SACD 層にはバイノーラル録音も。尹 伊桑の芸術が高音質で楽しめる。尹 伊桑の語りを収録したトラックも貴重。他にピアニストのホルガー・グロショップと、キュベレ・レコーズ創始者の1人で女優でもあるミリャム・ヴィーズマンの対話も収録している。 | ||
ジグモンド・サットマリー(1939-):オルガン作品集 Cadenza con ostinati / B-A-C-H ≫Hommage a…≪ / Dies irae - Tage des Zorns / Feuertaufe / Bremer Dom-Musik / Strophen / Sonido Iberico / Sense of Rhythm / Moving Colours / Mors et vita マルティン・シュメーディング、ヴォルフガング・コゲルト、 ジグモンド・サットマリー(Org) アニコ・サットマリー(Vn) オラフ・ツショッペ(Perc) | ||
サットマリーはハンガリーの作曲家・オルガニスト。コダーイの孫弟子にあたり、バルトークやリゲティの系譜も感じる作風。クラスメートにペーテル・エトヴェシュもいたそう。 | ||
LIMEN (伊) 特記以外 1CDあたり¥2750(税抜¥2500) | ||
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 Vol.1 〔ニ長調 K.311 /ハ短調 K.457 /変ホ長調 K.282 〕/ 幻想曲 ハ短調 K.475 |
アンドレア・パドヴァ(P) | |
録音:2016年、リメン・スタジオ。チッコリーニにピアノを、ドナトーニに作曲を学んだアンドレア・パドヴァ。古楽奏法を研究し現代音楽も取り上げ、ブーレーズやバーンスタインとも関わった。知る人ぞ知るイタリアの名手が取り組むモーツァルトのソナタ全集録音第1弾。ハ短調ソナタのフォルテとピアノの対比はなかなかに劇的。シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されている。 | ||
イタリアの旅〜ハープ作品集 ソフィア・コッリ=デュセック:ソナタ ハ短調 Op.2 No.3 / D.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.208 パラディージ:トッカータ イ長調 / ダニエラ・テッラノーヴァ:ウッド・メタル・ストリングス(*) カセッラ:ハープ・ソナタ Op.68 / シャリーノ:トラキスにさらば カミッロ・トンニ:ハープのための幻想曲(*) / イヴァン・フェデーレ:フランス組曲第5番(*) エマヌエラ・バッティジェッリ(Hp) | ||
録音:2016年、リメン・スタジオ| (*)は世界初録音。1980年イタリア生まれのハープ奏者エマヌエラ・バッティジェッリによるイタリア・アルバム。彼女はソロ、室内楽、協奏曲と幅広く活動を展開しておりダニエル・バレンボイム、ラトル、キリル・ペトレンコ指揮のBPOと共演するなど大いに活躍中の名手。古典から現代までバランス良く収録された当アルバムで彼女の腕前をご堪能頂きたい。特にカセッラのソナタはとてもきれいな響きの名品。ちなみにソフィア・コッリ=デュセックはピアノ作曲家で有名なドゥセック(ドゥシーク)の妻で、ハープ奏者でもあった。シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されている。 | ||
4手によるフォルテピアノ作品集 Vol.1 〜変奏曲集 シューベルト:フランスの歌による8つの変奏曲 D.624 /創作主題による8つの変奏曲 D.813 モシェレス:ウェーバー「プレチオーザ」による「協奏的大二重奏曲」Op.87b メンデルスゾーン:アンダンテと変奏曲 Op.83a マリア・テア・ルッソ、ミケーレ・ボッラ(Fp) | ||
4手作品をピリオド楽器ピアノで聴くシリーズ、第1集となる今作は変奏曲を集めたアルバム。フォルテピアノの素朴な音色が愛おしく響き、親密なアンサンブルが耳を楽しませる。モシェレスの「協奏的大二重奏曲」は聴き応えある大曲。限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されている。 | ||
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集 〔第1番 ト長調「雨の歌」 Op.78 / 第2番 イ長調 Op.100 /第3番 ニ短調 Op.108 〕 |
シルヴィア・マッツォン(Vn) マルチェッロ・マッツォーニ(P) | |
2016年から共演を続けている「マッツォン・マッツォーニ・デュオ」によるデビュー盤。デュオとしてのみならず他の演奏家を交えてより大きな編成の室内楽を演奏することも多いという彼らの息の合った演奏をお聴き頂きたい。限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されている。 | ||
MAGGIO LIVE (伊) 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)フィレンツェ五月音楽祭の自主レーベル。 | ||
ヴェルディ:歌劇「アッティラ」
ニコライ・ギャウロフ(アッティラ) ノーマン・ミッテルマン(エツィオ) レイラ・ジェンチェル(S;オダベッラ) ヴェリアーノ・ルケッティ(フォレスト) オッターヴィオ・タッデイ(ウルディーノ) マリオ・リナウド(レオーネ) リッカルド・ムーティ指揮フィレンツェ五月音楽祭o. アドルフォ・ファンファーニ合唱指揮フィレンツェ五月音楽祭cho. エルメンス・ベヴィラクア合唱指揮グイド・モナコ・ディ・プラート児童cho. | ||
録音:1972年12月19日、フィレンツェ、コムナーレ劇場。イタリア・オペラの伝道師ムーティによる「アッティラ」!1969年に音楽監督に就任したフィレンツェ五月音楽祭歌劇場での1972年録音。音楽祭の公式レーベルより初登場となる注目音源。若きムーティの熱い指揮ぶりが素晴らしく、すでにヴェルディの音楽を自家薬篭中のものとし深い理解と共に奏でているのが良く分かる。ギャウロフら往年の名歌手たちの迫力に満ちた歌唱も実に聴き物。「アッティラ」の舞台は紀元前5世紀。フン族の王アッティラを主人公とする物語。タイトルロールはバス歌手が担い、力強い歌唱が魅力となっている。ヴェルディの初期オペラ中でハイライトのひとつと言える作品。 | ||
NAIVE 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)旧譜はこちらから。 | ||
NAÏVE CLASSICS | ||
キアラ・マルガリータ・コッツォラーニ(1602-1676/78):晩課(1650) 主よ、私を力づけにどうかおいで頂きたい / 主は言われた(詩篇109/110) おおマリア、おお甘美なる(テノール独唱のためのモテット) 主を賛美せよ(詩篇112/113)(2ソプラノ、2テノール、2ヴァイオリンのための) 救い給え、おお后よ(salve, o regina)(2人のソプラノのためのモテット) 私は喜んだ(latatus sum)(詩篇121/122) カテリーナ・アッサンドラ(c.1590-after1618):二人のセラフィム(3男声のための) 主が家を建てるのでなければ(詩篇126/127) われらの舌を歌わせたまえ(concinant lingua)(アルト独唱のためのモテット) 祝福されし(beatus vir)(詩篇111/112) おおなんと良きことか(o quam bonus es)(2人のソプラノのためのモテット) / 第2のマニフィカト アルシア・アモ、ナタリー・ペレ、マティルド・エティエンヌ(S) アンテア・ピハニク、メロディー・ルビオ(A) オリヴィエ・コワフェ(T) ルノー・ドゥレイグ、ヴィクトル・シカール(B) エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(T)指揮イ・ギメッリ [ヴィオレーヌ・コシャール(Org) ホアン・マヌエル・キンターナ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) アナベル・ルイス(Vc) ヴィンセント・フリュッキガー(テオルボ) マリー・ドミティル・ミュレ(Hp) 寺神戸亮(Vn)他] | ||
録音:2019年1月5日-9日、フランス。17世紀、とりわけモンテヴェルディ作品を、レ・タラン・リリクやアカデミア・ビザンチナなどで歌い続けて20年ほどになるテノール、エミリアーノ・ゴンザレス・トロ率いるアンサンブル“イ・ギメッリ "のデビュー盤。カヴァッリ、ストロッツィ、サンチェスらから絶大な尊敬を集めていた作曲家、コッツォラーニの晩課。17世紀前半の最大の作曲家といっても過言ではない存在であるコッツォラーニ。多重合唱を用いる名手であり、宗教的なレトリックを作品に織り込むセンスは素晴らしいものがある。晩課はミサに次いで音楽的に重要な政務日課のひとつ(聖務日課の最後から2番目の時課にあたる)。冒頭の楽曲の華やかさはモンテヴェルディのオルフェオの序曲を思わせるような雰囲気。つづく楽曲も鮮烈かつドラマチックなポリフォニーの世界。声楽もアンサンブルも実にフレッシュに演奏しており、コッツォラーニの魅力を堪能出来る。 | ||
PAN CLASSICS (瑞) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800) | ||
マンハイム 1778 〜モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 〔ト長調 K.301 /変ホ長調 K.302 /ハ長調 K.303 /イ長調 K.305 /ハ長調 K.296 〕 グナール・レツボール(Vn) エーリヒ・トラクスラー(Cemb) | ||
録音:2018年1月26日-28日、聖フローリアン修道院、オーストリア。モーツァルトは幼少の頃から晩年にいたるまで継続してヴァイオリン・ソナタを書き続けた。といっても初期の作品は「ヴァイオリン・オブリガート付きピアノ・ソナタ」で、あくまでもピアノが主体となっていた。転機となるのは1778年、マンハイムで書かれたソナタたち。ここでモーツァルトはヴァイオリンに独立した美しい旋律を与え、ピアノと同等に対話をさせ、成熟した音楽を紡ぎ出す手法を取るようになる。これはマンハイム楽派のトレンドであった「疾風怒濤」の影響から、より自由で劇的な表現を求めたとも考えられるが、これを機にモーツァルトのソナタは更なる深まりを見せる。古楽界の名ヴァイオリニスト、レツボールによる美しい語り口の演奏。手兵のアルス・アンティクァ・オーストリアで共演している気心の知れたチェンバロ奏者、トラクスラーとの息もピッタリ。モーツァルトの真髄をじっくりと聴かせてくれるアルバム。 | ||
ドレスデン大聖堂のための宗教音楽集 ゼレンカ:ミゼレーレ ハ短調 ZWV.57 (1738) /コンフィテボール・ティビ ハ短調 ZWV.71 (1729) ハッセ:ミゼレーレ ハ短調(ドレスデン版)/コンフィテボール・ティビ へ長調(1737-56?) ハビエル・ウリセス・イリャン指揮アカデミア・バロッカ・ルツェルネンシス | ||
録音:2018年11月16日、19日-20日、スイス。18世紀中頃に芸術、特に音楽の分野で黄金時代を迎えたドレスデン。そこには当時随一の実力を誇るオーケストラがあり、様々な作曲家が曲を提供した。このアルバムでは宗教音楽に的を絞り、2人の作曲家による同じ題材の作品が再生可能。フランス風の書法が流行する時代のなか独自の書法で幾分古風な音楽を作ったゼレンカと、その後のイタリア音楽の流行に乗ってオペラの世界で大いに活躍したハッセ。時代が求めた音楽を書きドレスデン宮廷楽長の地位を取ったのはハッセだったが、いま改めてふたりの作品を聴き比べると、どのような印象を持つだろうか。アカデミア・バロッカ・ルツェルネンシスはスイスの指揮者ハビエル・ウリセス・イリャンによって2014年に設立された新しいグループ。もともと声楽を含む編成で、ピリオド楽器を用い当時のピッチで演奏するアンサンブル。 | ||
華麗なるヴェネチア〜 コルネット、ヴァイオリン、サックバットのためのルネサンス&初期バロック音楽集 ジョヴァンニ・ガブリエリ(1557-1612):第1旋法によるカンツォン(8声)/カンツォン第6番(7声) アンドレア・ガブリエリ(1533頃-1585):深き淵より / ルーチョ・バルビエーリ(1586-1659):ヴェニ・デ・リバノ ピエトロ・ラッピ(1575頃-1630頃):ラ・セラフィナ(4声) ジョゼッフォ・グアーミ(1542-1612):ラッコルタ(4声)/ラ・グアミーナ/カンツォン第25番(8声) ビアージョ・マリーニ(1594-1663):カンツォン第3番(4Tb)/カンツォン第8番(6声) セバスティアーノ・キレーゼ(1580頃-1640):カンツォン第31番(8声) クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):カンターテ・ドミノ チェザリオ・グッサーゴ(1550頃-1612):ソナタ第17番(8声) ジュゼッペ・スカラーニ(1600頃-1674):ソナタ第4番 / フランチェスコ・ウスペル(1561-1641):ソナタ(8声) ダリオ・カステッロ(1602-1631):2つのソプラノのためのソナタ第1番 ラ・ピファレスカ | ||
録音:2017年5月4日-8日、聖ニコラ修道院、アルメンノ・サン・サルヴァトーレ、ベルガモ。17世紀を迎えた時代、それはヴェネツィアの黄金時代であり、西洋音楽全般のひとつの頂点でもあった。ヴェネツィア楽派の影響力は広くヨーロッパに及び、ルネサンスの高みから初期バロックへのシフトチェンジが革新的に行われる。コルネット、ヴァイオリン、サックバット、オルガンを用いたこのアルバムでは、1600年前後の様々なイタリア作曲家の質の高い音楽をまとめて楽しむことが出来る。ラ・ピファレスカはもともと管楽器と打楽器のグループとして発足され、中世・ルネサンスの音楽を得意としていた。このアルバムでも管楽器の巧さがたいへん魅力的。 | ||
ゲオルク・ムッファト(1645-1704): ハーモニーの捧げもの〔アルモニコ・トリブート/5つのソナタ〕 (1682、ザルツブルク刊) グナール・レツボール〔グナー・レツボア〕(Vn)指揮 アルス・アンティクァ・アウストリア [イリア・コロル(Vn) ペーター・アイグナー、ズザンナ・ハースリンガー(Va) クレール・ポッティンガー=シュミット(ヴィオラ・ダ・ガンバ/Vc) ルチアーノ・コンティーニ(アーチリュート) ノルベルト・ツァイルベルガー(Cemb/Org)] | ||
録音:2000年10月、 Pieve di Tre Colli, カルチ、イタリア|原盤・前出: Symphonia (ITALY), SY-00183 |前出: Pan Classics, PC-10253 (2CDs) 〔 + 「音楽の花束」〕。作曲家・曲目等はSYMPHONIAレーベルの前・代理店に拠ります。 | ||
PREISER 1枚あたり¥2640(税抜¥2400)旧譜はこちらから | ||
シューベルト:冬の旅 Op.89, D.911 |
マルティン・ アッハライナー(Br) トマゾ・レポーレ(P) | |
録音:2018年10月23日-25日。アッハライナーは、1978年チロル生まれ。 | ||
Beziehungen - Liaisons 〜グントルフ・パルテン(1927-):歌曲集 Phyllis / Liebe und Gegenliebe / Das schalfende Madchen / Der blode Liebhaber / Die Klugheit / Die Vorsicht / Thyrsis und Chloe / Der Schmetterling / Doris und Damon / Die Schwatzhaftigkeit / Das Singen / Die Flucht / Iris / An den Schalf / Chassant dans nos forets / Gardez-vous, bergerette / Non, je ne crois pas / Ce queje desire / L'air sage / Ah, mon berger / Celui qio / Estelle / Que fais-tu, bergere / Phyllis avare シモーナ・エイシンガー(S) マンフレッド・シーベル(P) | ||
パルテンはオーストリアの作曲家。 | ||
ウィーンのメランジェ(≒ウィーン雑録) カール・ピルス:3つの小品 / アントン・グマシュル:ホルンとピアノのための音楽 クルト・シュヴェルトシク:ソナチネ Op.1 / マルティン・ライナー:ホルンとピアノのための二重奏曲 シューベルト:流れの上で D.943 (*) / ヨハン・シュトラウス II: Drausen in Sievering (*) ペーター・ドルフマイヤー(ウィンナHr) ヨハネス・ヴォルヘルム(P) クリスティーナ・ガンシュ(S;*) | ||
PERFECT NOISE (独) 1枚あたり¥3960(税抜¥3600)「ドイツで活躍する若手アーティストをコンサートと録音の両面で支援するレーベル」とのこと。#当レーベルの旧譜を含みます。 | ||
ナポリのギャラント ペルゴレージ: Dove sei / ハッセ: Morte col fiero aspetto サッロ: Tu mi fuggi /フルート、2つのヴァイオリン、ヴィオレッタと通奏低音のための協奏曲 セッリート: In te spero / ヴィンチ: Come, o Dio / A. スカルラッティ: Le procelle ランツェッティ:協奏曲 ニ短調 / ラティッラ: Sol che apresso al genitore カレサーナ: Per formare / A. スカルラッティ:協奏曲第3番 ヘ長調〜第3楽章 ラルゴロビン・ヨハンセン(S) アンドレアス・クッパース指揮テアトロ・デル・モンド | ||
18世紀初めのナポリの音楽。ギャラント・スタイルによるすっきりとした歌の美しさ。 | ||
ミクローシュ・マロシュ(1943-): 鍵盤楽器のための作品集 |
モーリッツ・ エルンスト(P/Cemb) | |
ハンガリー生まれの作曲家ミクローシュ・マロシュによる鍵盤作品集。単純なメロディやリズムの連打が多いが、響きは何ともゾワゾワした物。バルトークやリゲティを思わせる。チェンバロの作品も入っている。 | ||
ヘンデルとその周辺の音楽家たち ジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750):オーボエと通奏低音のためのソナタ第2番 ト長調(*) ジャン=バティスト・ルイエ(1680-1730):レッスン第3番 ト短調〜ホーンパイプ ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747):チェロと通奏低音のソナタ イ短調 ヘンデル:オラトリオ「ソロモン」〜 Haste haste to the cedar /組曲 ホ短調 HWV.438 ウィリアム・バベル(1690-1723):オーボエと通奏低音のためのソナタ第2番 ハ短調(*) アンドレア・カポラーレ(?):チェロと通奏低音のためのソナタ第5番 ヴィレム・デ・フェッシュ(1687-1761):イギリスの歌 より〔ポリー/ある歌〕 ピエトロ・カストルッチ(1729-1759):オーボエと通奏低音のためのソナタ第5番 ト長調 ジョン・エルンスト・ガイヤルド(1680頃-1747):チェロと通奏低音のためのソナタ第3番 ヘ長調 トーマス・ヴィンセント(1720-1783):オーボエと通奏低音のソナタ第1番 ニ長調(*) ジャコベ・バセヴィ・チェルヴェット(1690-1783):ソナタ第6番(*) ブノワ・ローラン(バロックOb) テアトロ・デル・モンド | ||
録音:2016年。(*)は世界初録音。 ベルギー出身のバロック・オーボエ奏者のブノワ・ローランとモンテヴェルディのスペシャリストとしても知られている古楽アンサンブル、テアトロ・デル・モンドのアルバム。ヘンデルと同時代に生きた作曲家たちの作品を収録している。ジュゼッペ・サンマルティーニは、ミラノからロンドンに渡りオーボエ奏者として華々しい活躍をし、のちに作曲家としても活躍、ヘンデルとの親交があった。そしてベルギー出身の作曲家ジャン=バティスト・ルイエ。管楽器や鍵盤楽器の作品を多く残しており、自身も木管奏者としてロンドンで活躍。同名の従兄弟が地元ヘントで作曲家として活動していたので、自らロンドンのルイエと呼んでいたという。ヘンデルとライバル関係にあったジョヴァンニ・ボノンチーニ。ヘンデルと友人関係にありオルガン名手でもあったウィリアム・バベル。オランダ出身で晩年はイギリスを活動拠点としヘンデルのオーケストラでも演奏したウィレム・デ・フェッシュ。同じくヘンデルのオーケストラで20年余りコンサートマスターを務めたローマ生まれのヴァイオリンの名手ピエトロ・カストルッチ。など、いずれも故郷から離れてロンドンで成功を収めた音楽家たち。 | ||
ハイドン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.1 〔第2番 ハ長調 Hob.XVI: 7 /第1番 ト長調 Hob.XVI: 8 /第35番 ハ長調 Hob.XVI: 35 / 第49番 嬰ハ短調 Hob.XVI: 36 /第50番 ニ長調 Hob.XVI: 37 /第59番 変ホ長調 Hob.XVI: 49 〕 エルンスト・モリッツ(P) | ||
録音:2015年、シュタイングレーバー室内楽ホール、バイロイト。 ワーグナーの聖地バイロイトに工房を置くピアノ製作所シュタイングレーバー&ゼーネ社のピアノを使って録音するシリーズ。1986年生まれのドイツのピアニスト、エルンスト・モリッツによるハイドンのピアノ・ソナタ集の録音が開始される。エルンスト・モリッツは幼少期から卓越したピアノの才能を示し、また音楽学も学び幾つかの賞を受賞している。ピアノだけではなく、チェンバロ、チェンバロも学びバロックから現代ものまで弾きこなす非常に多彩なアーティスト。このハイドンへのアプローチも、研究を重ねたモリッツならではの知的な演奏を聴かせてくれる。 | ||
J.S.バッハ: ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 |
アレクサンドル・ プリャーエフ(Cemb) | |
録音:2014年10月31〜11月4日。使用楽器:フォルカー・プラッテ(レムシャイト、ドイツ)、2012年製作〔モデル、ミヒャエル・ミートケ、1710年製作〕。アレクサンドル・プリャーエフ(1962-)はレニングラード時代のサンクトペテルブルク生まれ。 モスクワ音楽院でピアノをヴラジーミル・ナタンソン(フェインベルクの弟子)に師事。その後、西ヨーロッパに渡り、レオンハルト、インマゼール、シェティル・ハウグサンらからレッスンを受け、スウェーリンク音楽院でアンネケ・アウテンボシュ、スタンリー・ホッホランドに師事。2016年現在はドイツを拠点に演奏活動を行い、鈴木秀美、ドロテー・オベルリンガー、ヒッレ・パール、セルジオ・アッツォリーニなどと共演を重ね、ケルン音楽大学で教鞭をとっている。 | ||
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):4声のレクイエム(初稿/1575)
カペッラ・フォッカーラ [T/Br/B/バッソ・プロフォンド/3サックバット/ドゥルシアン/Org] | ||
録音:2015年12月8日。当稿による世界初録音。ラッススのレクイエムには4声(1578)と5声(1580)の2曲があるが、ここに収録されたのは、4声の方の「1575年初稿」で世界初録音。後の稿と比べると完全5度低く書かれていて、独特の重く暗い響きがクセになりそう。バッソ・プロフォンドはバスより更に低い音域を歌う。 | ||
シュテファン・ベアト・バウムガルトナー(1946-):ピアノ作品集 Vol.1 クラヴィーアツィクルス〔前奏曲「J.S.バッハ讃」/レント「シューベルト讃」/アダージョ「ショパン讃」〕/ Bilkoviny / Eine seltsame Geschichte / Baroque rhapsody / Finnisches Kinderlied / Begegnung / A little piece / Arabesken モーリッツ・エルンスト(P) | ||
録音:2015年11月7日/ (C) 2015 。シュテファン・ベアト・バウムガルトナーはチューリヒ生まれの作曲家。調性音楽の尽きることのない魅力を開拓している。「J.S.バッハ讃」は平均律1巻第1番プレリュードの分散和音を意識しながら、和声が幻想的に変化する音楽。モーリッツ・エルンストは1986年ドイツ生まれのピアニスト。 | ||
RELIEF (スイス) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)旧譜はこちらから | ||
フルートの時間旅行 ピエール=オクターヴ・フェルー:フルートのための3つの小品 / テレマン:幻想曲第6番 ニ短調 TWV.40: 7 クーラウ: ディヴェルティスマン Op.68 より〔第1番 ト長調/第6番 嬰ハ短調〕/グランド・ソロ第1番 ヘ長調 Op.57 シュターミッツ:8つのカプリス〜第2番 ニ長調 / ジークフリート・カルク=エーレルト:カプリス第30番 Op.107 J.S.バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV.1013 アニヤ・クロイツァー(Fl) | ||
2017年クーラウ国際フルートコンクールで第1位に輝いたスイスのフルーティスト、アニヤ・クロイツァーによるソロ・アルバム。彼女はロンドンの王立音楽院でウィリアム・ベネットに学んだ。このCDは上記のコンクールで演奏した曲に基づいたプログラム。 | ||
SIMAX (諾) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから。 | ||
バロック時代のオリエントの風 1. Sereba/Nystrom: 風/ F. クープラン:サラバンド / 2. 民謡 Ballad from Lorestan: Dochtare Boyer Ahmadi 3. Kouame Sereba :狩人のゲーム/ネルソン・ダ・ハベッカ: To Lembrado Nao! / Nys-trom / Sereba: No Forro 4. Rolf-Erik Nystrom: Chichūkai no tsuki (地中海の月) 5. メールラ:カンツォネッタ part 1 / Kouame Sereba: Wodi / Naya / ディエゴ・オルティス:レセルカーダ第2番「スペイン」/メールラ:カンツォネッタ part 2 6. Rolf-Erik Nystrom: Maqam [The Oriental Dawn of the Baroque] 7. 民謡: Gnawr'n - based on a 'gorrlaus slatt' 8. Kouame Sereba: Jonabalo /メールラ:愛の翼に乗せて/ファルコニエーリ:チャコーナ 9. ビーバー:受胎告知 / 10. Nils Okland: ビーバーのスロット 11. Kouame Sereba: Tanie Baiko Justine /ナルバエス: Paseabase del Rey Moro / モンテヴェルディ:「あの軽蔑した目つき」から/ Kouame Sereba: Lisa 12. Kouame Sereba: Ziza /泉(a religious folk tune after Ragnar Vigdal)/スウェーデン民謡:来たれ聖霊よ 13. ゴーティエ:カナリア/モンテヴェルディ:ニンフの嘆き ロルフ=エーリク・ニューストレム(アルトSax/ソプラニーノSax) ニルス・オークラン(ハリングフェレ/Vaダモーレ/Vn) エリサベト・ホルメルツ(S) コウアメ・セレバ(Vo/ドド/カリンバ/Perc) ヘスス・フェルナンデス・バエナ(テオルボ) | ||
録音:2018年3月13日-14日、17日、ソフィエンベルグ教会、オスロ、ノルウェー|制作:エーリク・ガルド・アムンセン|録音:アウドゥン・ストリーぺ。ノルウェーのサクソフォン奏者、ロルフ=エーリク・ニューストレムは、頭抜けた技術と感覚で知られ、現代ノルウェーとスカンディナヴィアの音楽シーンを舞台にジャンルを問わない活動を行っている。彼は作曲も手がけ、現代ノルウェーの音楽を集めた「Concepts of Sorrow & Dangers(悲しみと危険の概念)」(Aurora, ACD-5045)でも「新宿タイムアウト」「セプテンバー・ディーブレイク」などの自作をクセナキスやラーシュ・ペッテル・ハーゲンたちの曲とともに演奏している。「POINGのために」(ACD-5086)のアンサンブル「POING」のメンバー。彼が舵を取る新しいアルバム「バロック時代のオリエントの風」は、バロック音楽をオリエント、アフリッカ、南アメリカ、北欧地域との関連から探求するという興味から生まれた。ビーバー、メルーラ、モンテヴェルディの曲を異文化交流の共通分母として演奏、ブラジルのフィドル奏者ネルソン・ダ・ハベカとノルウェーのラグナル・ヴィーグダールの音楽を織り交ぜながら展開させていく。ハリングフェレ奏者のニルス・オークラン、西アフリカのコートジボワール生まれのコウアメ・セレバ、アーリーミュージックと現代曲が主なレパートリーのエリサベト・ホルメルツ、セビリャ出身のヘスス・フェルナンデス・バエナがプロジェクトに参加。探求の旅を楽しみた。ニューストレムとセレバが共作した「Le Vent(風)」とフランソワ・クープランの「趣味の融合」の「サラバンド」。イランのロレスターンの伝承曲「Dochtare Boyer Ahmadi」。ニューストロムが日本の尺八からインスピレーションを得て作った「旅することを夢見ながら、叶わない人たちへのオマージュ」「地中海の月」。「ゴルラウス」調弦で演奏する「スロット(民謡)」をモロッコのベルベル人のグナワ音楽と融合させた「Gnawr ' n ? based on a ‘gorrlaus slatt '」。13のトラックで構成されたアルバム。 | ||
パリ・リサイタル〜2つのギターのための音楽 ピエール・プティ(1922-2000):トッカータ/タランテラ / ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):トナディリャ(1959) アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):2つのギターのためのセレナーデ(1956) マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968): 前奏曲とフーガ第4番 ホ長調 Op.199 No.4 (1962) /ソナタ・カノニカ Op.196 (1961) スタイン=エーリク・オールセン、エギル・ハウグラン(G) [使用楽器: Jose Ramirez (1967/1970) ] | ||
録音:2017年11月16日-18日、2018年3月1日-3日、ランドース教会、ベルゲン、ノルウェー。制作:サイモン・キルン|録音:アルネ・アクセルベルグ。1950年代から1960年代のパリ、ギタリストで作曲家のイダ・プレスティとアレクサンドル・ラゴヤのギター・デュオは、フランスのギター音楽の中心的存在だったといわれる。彼らのコラボレーションは、エネルギーと興趣にあふれ、音楽コミュニティでも注目され、多くの新作が彼らのために作られた。ノルウェーのスタイン=エーリク・オールセン(1953-)とエギル・ハウグラン(1959-)の「パリ・リサイタル」では、プレスティとラゴヤに献呈された作品が6曲演奏される。ナディア・ブーランジェに学んだピエール・プティの「トッカータ」と「タランテラ」。劇の幕間に演奏する短い音楽劇が起源とされるスペインの「トナディーリャ」を曲名にとったロドリーゴの3楽章の作品。「Preludio e Canzona(前奏曲とカンツォーナ)」「アレグロ trepidante(揺れるアレグロ)」「アンダンテ malinconi-co(メランコリー・アンダンテ)」「Con アレグリa(喜びとともに)」の4曲からなるジョリヴェの「2つのギターのためのセレナード」。カステルヌオーヴォ=テデスコは「平均律ギター曲集(Les Gui-tares bien temperees)」(2つのギターのための24の前奏曲とフーガ)の第4番とリリカルでちょっとユーモラスな「ソナタ・カノニカ」。「傑作という他ない。紛れもなく、これまでにギター・デュオのために書かれた最良の作品」(オールセン)。ラゴヤにも学んだオールセンは、2009年にプレスティの「2つのギターのための作品全集」(PSC-1289)を、ラゴヤの門下だったフランスのオリヴィエ・シャサンとのデュオで録音。その際、プレスティとラゴヤのレパートリーに興味を持ったことから、このアルバムが生まれました。共演のハウグランは、ギター製作のエクスパートとして知られ、ベルゲンのグリーグ・アカデミーで准教授としてギターの演奏と製作を教えている。制作のサイモン・キルンは、ロンドンのアビー・ロード・スタジオでプロデューサー、編集者として経験を積んだ。アルネ・アクセルベルグが録音を担当。オールセンとハウグランのギターの語らいを、みずみずしい音にとらえている。 | ||
SONARE 1枚あたり¥2640(税抜¥2400) | ||
梯剛之〜ショパン(1810-1849):ピアノ・ソナタ集 〔第2番 変ロ短調 Op.35「葬送行進曲付」(*) / 第3番 ロ短調 Op.58 (#) 〕 |
梯剛之(P) | |
録音:2017年10月27日(*)、2018年9月9日(#)、東京文化会館小ホール、ライヴ。近年ますます充実した演奏を披露している梯剛之。その梯が最も大切にしている作曲家の一人であるショパンのピアノ・ソナタ第2番と第3番がリリースされる。2000年に開催されたショパン国際コンクールではワルシャワ市長賞を受賞するなどショパンの演奏には定評があり、SONAREレーベルよりバラード全曲をおさめたディスク(SONARE-1023)ではレコード芸術特選盤ほかで高い評価を得た。また、24の前奏曲、ノクターン第20番、軍隊ポロネーズをおさめたディスク(SONARE-1027)でも高い知性と卓越した技術が評価されている。ともに大曲であるピアノ・ソナタ第2番と第3番。梯の類まれな表現力と気品に満ちた演奏で聴かせる。ことに繊細な弱音は涙を誘うほど流麗な音色で聴き手の心に響く演奏。今の梯を知れる大注目盤の登場。なお、それぞれ同日に演奏されたバルトミエジュ・コミネによる弦楽四重奏版のショパンのピアノ協奏曲第1番と第2番(SONARE1042)も好評発売中。「楽譜を読み解き、共感し、なお想像力を働かせる…。それが、今の梯には可能なのだ。」(野平多美|ライナーノーツより) | ||
TYXart (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)公式サイト:http://www.tyxart.de/ 。 | ||
ブラームス(1833-1897):ピアノ作品集 ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24 / 8つのピアノ小品 Op.76 /6つのピアノ小品 Op.118 |
カルメン・ピアッツィーニ(P) | |
録音:1991年6月、ライトシュターデル、ノイマルクト。故・ミヒャエル・ギーレンのお気に入りピアニストとしても知られるカルメン・ピアッツィーニによるブラームスのピアノ作品集。名教師スカラムッツァの愛弟子でもあるアルゼンチン生まれの名手ピアッツィーニは全体的に厭味がなく明快なタッチが爽やか。抒情性に満ちたブラームスを聴かせてくれる。 | ||
TR!JO 〜 SONATAS 〔 (*): TR!JO によるリコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための編曲版〕 テレマン:オルガン・ソナタ ニ長調(*) / リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ヘ長調 TWV.42: F3 ヤニチュ:オルガン・ソナタ ニ短調(*) J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第3番 ト短調 BWV.1029 (*) / トリオ・ソナタ第3番 ニ短調 BWV.527 (*) C. P. E. バッハ:フルート(またはヴァイオリン)と鍵盤楽器のための12の小品 Wq.81 より 〔プレスト/ポロネーズ/アレグロ〕 ジョン・クリストファー・ペープシュ: ヴァイオリン(リコーダー)、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのトリオ・ソナタ第3番 イ短調 TR!JO [タベア・デブズ(リコーダー) レア・ラヘル・バデール(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ヨハネス・ラング(Cemb/室内Org] | ||
リコーダー、ガンバ、鍵盤楽器という比較的珍しい編成をとるグループによるトリオ・ソナタ集。ぴったり合う編成の楽曲はそうそうないためオルガン曲の編曲なども交え収録。このような編曲は18世紀当時も一般的に行われていた。トリオ・ソナタならではの対位法的な掛け合いが楽しく、3者それぞれに見せ場があり、こだわりのプログラミングと相まって色鮮やかな演奏が楽しめる。「TR!JO」は2012年に設立された気鋭のグループで、2015年には第2回ベルリン・バッハ・コンクールにて第2位と聴衆賞を勝ち取っている。 | ||
ホセ・ロロン(1876-1945)へのオマージュ 白い蝶/5つの小品 Op.3 /ピアノのための5つの小品 Op.12 / ピアノのための2つのエチュード /マドリガル・タパティオ/親しみのワルツ(*) / フベンティーノ・ローサス「波涛を越えて」によるヴァルス・カプリス Op.14 (*) / ピアノ四重奏曲(*) /3つのインディアン舞曲(*) /メヌエットのテンポで(Op.3の手稿譜より) クラウディア・コロナ(P) マイケル・ディンバー(Vn) シルヴィ・アルテンブルガー(Va) ウォルター=マイケル・ボルハルト(Vc) | ||
(*)を除き世界初録音。20世紀メキシコにおいて最も重要な作曲家であるホセ・ロロンのピアノ作品を集めた、世界初録音を含む貴重な2枚組アルバム。ホセ・ロロンはヨーロッパに渡りシェーンベルクやヴァレーズ、ファリャ、ロドリーゴ、ヴィラ=ロボスらと知り合い様々な音楽を吸収し、メキシコに帰ってからは音楽教育にも携わり、メキシコ音楽界に多大な功績を残した。 |
CPO (独)
旧譜はこちらから | ||
ジョセフ・ホルブルック(1878-1958):交響詩集 Vol.3
ハワード・グリフィス指揮ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送po. | ||
録音:2016年。 | ||
ローベルト・カーン(1865-1951):チェロとピアノのための作品集
トルライフ・テデーン(Vc) オリヴァー・トリンドル(P) | ||
録音:2016年。 | ||
亡命ユダヤ人作曲家たちのチェロ協奏曲集 Vol.3 〜カール・ヴァイグル(1881-1949): チェロ協奏曲(*) /チェロとピアノのための作品〔2つの小品/メヌエット/チェロ・ソナタ〕 ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc) ジョン・ヨーク、エドワード・ラシュトン(P) ニコラス・ミルトン指揮ベルリン・コンツェルトハウスo. | ||
録音:2017年-2018年| (*):世界初録音。 | ||
テレマン:カウンターテナーのためのミサとカンタータ集
アレックス・ポッター(CT) ヴェロニカ・スクプリク指揮ラ・ドルチェッツァ | ||
録音:2017年。 | ||
イエスの苦しみ〜グラウプナー:受難カンタータ集 Vol.3
フローリアン・ハイアリック指揮ゾリステンアンサンブル・エクス・テンポーレ、 バロックオーケストラ・マンハイム・ホーフカペレ | ||
録音:2016年、2018年。 | ||
グラウン、J.S.バッハ、テレマン/J.S.バッハ再構成: パステイッチョ(受難オラトリオ)「エドムの地から来たのは誰か」 独唱者 ゴットホルト・シュヴァルツ指揮コンチェルト・ヴォカーレ、 ザクセン・バロックオーケストラ・ライプツィヒ | ||
録音:2018年。 | ||
オッフェンバック:ピアノ作品全集 | マルコ・ソッリーニ(P) | |
録音:2003年-2007年。 777 079-2, 777 161-2, 777 371-2 のセット化。 | ||
ALPHA (仏) 特記以外 1CDあたり¥3520(税抜¥3200)旧譜はこちらから 。 | ||
ドヴォルジャーク:ピアノ三重奏曲集〔第1番 Op.21 /第2番 Op.26 〕
ブッシュ三重奏団 | ||
録音:2018年。 | ||
「詩人の恋」〜シューマン夫妻の歌曲世界 シューマン:歌曲集「詩人の恋」Op.48 (*) /他、シューマン&クララ・シューマンの作品 ユリアン・プレガルディエン(T;*) サンドリーヌ・ピオー(S) エリック・ル・サージュ(P|使用楽器:ユリウス・ブリュートナー、1856年製作) | ||
録音:2018年。 | ||
レオナルド・ダ・ヴィンチ、秘められた音楽 マルケット・カーラ、ジョスカン・デ・プレ/他、多数の作品 ドゥニ・レザン=ダドル(アルト&テナー・リコーダー)総指揮ドゥース・メモワール | ||
録音:2018年。 | ||
ヤナーチェク、リゲティ:弦楽四重奏曲集 ヤナーチェク:弦楽四重奏曲〔第1番「クロイツェル・ソナタ」/第2番「内緒の手紙」〕 リゲティ:弦楽四重奏曲第1番「夜の変容」 ベルチャSQ | ||
録音:2018年。 | ||
理性の死〜ルネサンス器楽作品集 マイネリオ、タイ、ファン・ヒゼヘム、ジョスカン・デ・プレ、アグリーコラ、 ダンスタブル、プレストン、ガブリエーリ、ド・マック、他の作品 ジョヴァンニ・アントニーニ(各種リコーダー/ドゥルツィアン)総指揮 イル・ジャルディーノ・アルモニコ | ||
録音:2017年。 | ||
ARCANA (仏→伊→仏) 特記以外 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)旧譜はこちらから(旧譜は価格が異なります)。 | ||
バルラームとヨサファト
ディアロゴス | ||
録音:2016年。 | ||
ニコラ・ボニファチオ・ログロシーノ(1698-1764): カンタータ「見よ祭壇を、見よ神を」/フルート協奏曲/スターバト・マーテル ジュリア・セメンツァート(S) ラファエレ・ペ(CT) マルチェロ・ガッティ(Fl−tr) ステーファノ・デミケーリ(Cemb)指揮 タレンティ・ヴルカニーチ〔ピリオド楽器使用〕 | ||
録音:2018年。 | ||
CANTALOUPE (米) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)2001年に作曲家の Michael Gordon 、David Lang 、Julia Wolfeらによって設立されたレーベル。ミニマル・ミュージック第三世代という肩書きを与えられている Bang On A Canを中心に、アメリカの現代のある意味でのハイ・ミュージックを伝えるのに重要な役割を果たしている。 | ||
ドナカ・デネヒー(1970-): The Last Hotel
クラウディア・ボイル(女) ロビン・アダムズ(夫) キャサリン・マンリー(妻)/マイケル・マーフィ(ポーター) アラン・ピアソン指揮クラッシュ・アンサンブル | ||
AMERICAN DREAM 〜スコット・ウォルシュレーガー(1980-): Gas Station Canon Song / American Dream / We See Things That Are Not There ベールトーヴェン[カール・ラーソン(P) パット・スゥオボダ(Cb)] | ||
DIVINE ART (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)なお、CD-R 製版品が含まれる可能性があり、プレス盤の指定はお受けできません。旧譜はこちらから | ||
アルチョーモフ:管弦楽作品集
オレフ・クルイサ〔クリサ〕(Vn) オレグ・ヤンチェンコ(Org) スタニスラフ・ブーニン(P) ドミートリー・キタエンコ指揮モスクワpo./他 | ||
ポーギー、プレリュード、パリ〜ガーシュウィン:ピアノ・デュオ用編曲集 Piano a Deux [リンダ・アン・ストゥッドリー、ロバート・ストゥッドリー(P)] | ||
Jubilee 〜カーソン・クーマン:オルガン作品集 Vol.10
エリック・シモンズ(Org) | ||
ジョン・バックリー:合唱作品集
オルラ・フラナガン指揮モーニントン・シンガーズ | ||
MDINA 〜ホルンのための音楽集
エティエンヌ・クタジャル(Hr) カルミーネ・ラウリ(Vn) ジョン・ライド(P) | ||
シューマン、フランツ、ブラームス:歌曲集
シュテファン・ローゲス(Br) アレクサンダー・シュマルツ(P) | ||
The Great Violins Vol.1 〜テレマン:24のファンタジア
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn) | ||
フローベルガー:チェンバロのための組曲集 Vol.1
ギルバート・ローランド(Cemb) | ||
LINN (英) 特記以外:1枚あたり¥3520(税抜¥3200)旧譜はこちらから 。 | ||
シュッツ:カンツィオーネス・サクレ Op.4 (1625)
フィリップ・ケイヴ指揮マニフィカト | ||
おかえりなさい、デュバーグさん〜 マシュー・デュバーグ(1703-1767)、18世紀アイルランド屈指のヴァイオリン奏者=作曲家にまつわる作品集 ピーター・ウィラン(Cemb)指揮 アイリッシュ・バロックo.〔ピリオド楽器使用〕 & cho. | ||
MUSO (白?/仏?) 特記以外 1CDあたり¥3520(税抜¥3200) | ||
シューベルト: ヴァイオリンとピアノのための3つのソナタ集 Op.137 (1816) ステファニー・ポーレ(Vn) ダニエル・イゾワール(Fp) | ||
ORFEO 特記以外 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)旧譜はこちらから。 | ||
C981115 (15CD) 廃盤 |
クーベリック&バイエルン放送so.名演集 | |
リスト:巡礼の年第2年「イタリア」 <付属DVD> NTSC Region Free 「巡礼の年第2年 イタリア」フランチェスコ・ピエモンテージとの旅〔ロベルタ・ペドリーニ監督〕 フランチェスコ・ピエモンテージ(P) | ||
録音:2017年。 | ||
F=ディースカウ〜ヴォルフ(*) &レーガー(#):管弦楽伴奏歌曲集
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br) シュテファン・ショルテス指揮ミュンヘン放送o.(*) ゲルト・アルブレヒト指揮ハンブルク州立po.(#) /他 | ||
録音:1990年(*) /1989年(#) 。既出品番: C 219911 A (*), C 209901 A (#) 。 | ||
ORFEO D’OR 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)旧譜はこちらから。 | ||
イタリア・オペラ・アリア集 | ヨハン・ボータ(T) | |
SOLO MUSICA (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)クラシックを中心とし、クロスオーヴァー、ジャズのアイテムも発売するレーベル。旧譜はこちらから。 | ||
ベートーヴェン:交響曲 〔第6番/第8番〕 |
フィリップ・ジョルダン指揮 ウィーンso. | |
SOMM (英) 特記以外 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)一部にCD-R製版品があり、プレス盤を指定した御注文はお受け出来ません。旧譜はこちらから。 | ||
エリック・コーツ:歌曲集
キャスリン・ラッジ(Ms) クリストファー・グリン(P) | ||
録音:2018年。 | ||
秘めたる情熱〜アーノルド・バックス&ハリエット・コーエン:ピアノ作品集
マーク・ベッビントン(P) | ||
録音:2017年。 | ||
オルウィン&カーウィゼン:弦楽四重奏曲集 ウィリアム・オルウィン(1905-1985):3つの冬の詩/弦楽四重奏曲第3番 ドリーン・カーウィゼン(1922-2003):弦楽四重奏曲集〔第1番/第2番〕 ティペットSQ | ||
録音:2018年。 | ||
再生の歌 ウィル・トッド(1970-)、ジョナサン・ダヴ(1959-)、ジュディス・ウィアー(1954-) /他の作品 ベンジャミン・グッドソン指揮バース・カメラータ/他 | ||
録音:2018年。 | ||
ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲 フォーレ:ピアノと管弦楽のためのバラード Op.19 ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 ヴァレリー・トライオン(P) ヤク・ファン・ステーン指揮ロイヤルpo. | ||
録音:2014年。 | ||
TOCCATA CLASSICS 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから | ||
ドッジソン:管楽のための作品集 Vol.1
ケート・ホーデン(Ms) マグナード・アンサンブル スザンナ・クレメンツ(Fl) シバタ・マナ(Ob) ジョセフ・シャイナー(Cl) キャトリオーナ・マクダーミド(Fg) ジョナサン・ファーレイ(Hr) スリング・キング(P) | ||
ビットナー:管弦楽作品集 Vol.1
ドミトリー・ヴァシリエフ指揮シベリアso. | ||
ラートハウス:ピアノ作品集 Vol.1 | ダニエル・ヌコウスキ(P) | |
パレストリーナ:ミサ・シネ・ノミネ(6声)
ギャレス・ウィルソン指揮ケンブリッジ、ガートン・カレッジcho./他 |
EURO ARTS DVD/Blu−ray
特記以外
旧譜はこちらから | ||
次期ウィーン国立バレエ芸術監督 マーティン・シュレプファーの新作〜バレエ「白鳥の湖」 音楽:チャイコフスキー|振付:マーティン・シュレプファー ボーナス:マーティン・シュレプファーへのインタビュー(字幕:英、独) マルコス・メンハ(ジークフリート) マルルシア・ド・アマラル(オデット) ヴァージニア・セガーラ・ヴィダル(ジークフリートの母)チドジー・ンゼレム(式部長) アレクサンドレ・シモエス(ベンノ) カミール・アンドリオ(オディール) ホ・ヨンスン(オディールの継母) ソニー・ロクシン(ロットバルト) ボリス・ランドツィオ(オデットの祖父) ドイツ・ライン歌劇場バレエ アクセル・コーバー指揮デュッセルドルフso. 舞台装置&衣装:フローリアン・エッティ 照明:ステファン・ボリガー ドラマトゥルギー:アンヌ・ド・パコ | ||
リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 132分 + 29分(ボーナス)| NTSC 。 2020年にウィーン国立バレエの芸術監督を退任するマニュエル・ルグリの後任として決まっている振付師マーティン・シュレプファー率いるドイツ・ライン歌劇場バレエによる「白鳥の湖」の新作が映像化される。今回、永遠の古典の名作「白鳥の湖」を、シュレプファーの独特な感性でとらえた非常に魅惑的な作品に仕上げている。マーティン・シュレプファーはスイス出身。ロンドン・ロイヤル・バレエスクールで学んだ後バーゼル・バレエに入団。1999年にバレエ・マインツを結成。2009年にドイツ・ライン歌劇場バレエの芸術監督と首席振付家に就任。シュレプファー就任後同バレエ団はドイツダンス雑誌「tanz」で4回も最優秀カンパニーに選ばれるなど、ドイツで最もクリエイティヴなバレエ団として注目を集めている。シュレプファーは70以上の創作バレエを手がけ、自身のカンパニー以外にも、数多くのバレエ団に作品を提供。2006年にブノワ賞の最優秀振付家、2018年10月にはドイツ連邦共和国功労勲章を受章するなど多数の賞に輝いている。 |