ハルトマン:弦楽四重奏を伴う作品全集 弦楽四重奏曲第1番「カリヨン」/弦楽四重奏曲第2番/ 弦楽四重奏と打楽器のための小協奏曲/ クラリネット、弦楽四重奏と弦楽オーケストラのための「室内協奏曲」/ ハルトマン一族の語り ドゥーレンSQ ヴィルベルト・グローテンブール(Perc) アルヤン・ワウデンベルフ(Cl) コンラード・ファン・アルフェン指揮シンフォニア・ロッテルダム カール・アマデウス・ハルトマン、エリザベート・ハルトマン、 リヒャルト・P.ハルトマン(語り) | |||
SACD層はマルチチャンネル対応。演奏+オーディオブック、という新しいスタイルのシリーズ第1弾は、20世紀ドイツ屈指のシンフォニスト、ハルトマンの弦楽四重奏作品全集。加えて、ハルトマン夫人エリザベート、子息のリヒャルト・P.、そして1962年頃に収録されたハルトマン自身の語りを収録。 | |||
ハンス・エーリヒ・アポステル(1901-1972):弦楽四重奏曲全集 弦楽四重奏曲 Op.7/単一楽章の弦楽四重奏曲 Op.26/ 6つのエピグラム/創作主題による18の変奏曲/弦楽四重奏曲 ニ短調 ドゥーレンSQ ハンス・エーリヒ・アポステル(語り;*) | |||
録音:1960年代(*)。ハルトマン(3SACD-KiG-001)に続く演奏+オーディオブック(作曲家の語り)第2弾。 | |||
ヘンツェ:レクイエム
ディミトリー・ヴァシラキス(P) ラインホルト・フリードリヒ(Tp) スティーヴン・スローン指揮ボーフムso. ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(語り) | |||
録音:2010年6月、8月。ハルトマン、アポステルに続く「演奏+オーディオブック」シリーズ第3弾。このレクイエムは、ロンドン・シンフォニエッタの元ディレクター、マイケル・ヴァイナーに捧げられている。ヘンツェの語り(ドイツ語)もたっぷりと収録。 | |||
ピエール・ブーレーズとピアノ(ピアノ作品全集/他) ブーレーズ:12のノタシオン/ピアノ・ソナタ〔第1番−第3番〕/アンシーズ/天体暦の1ページ ピエール・ブーレーズとミリヤム・ヴィーゼマンの対話[2011年1月31日、IRCAM、パリ]/ ディミトリ・ヴァシラキスとミリヤム・ヴィーゼマンの対話[2011年5月17日] ディミトリ・ヴァシラキス(P) | |||
録音:2010年-2011年。ハルトマン、アポステル、ヘンツェと続いたドキュメンタリー・シリーズ「アーティスツ・イン・カンバセーション」の第4弾は、マルチチャンネル・サラウンドでのブーレーズ。ピアノのディミトリ・ヴァシラキスは、1992年からアンサンブル・アンテルコンタンポランに参加する近現代音楽のスペシャリスト。 | |||
ジュアン・カバニーリェス(1644-1712): オルガン作品集 (Vol.4) ティエント・デ・コントラス 第4旋法/ ティエント・デ・ファルサス 第6旋法/ 左手のための3声のティエント 第7旋法/ 右手のためのティエント・パルティード 第2旋法/ パサカーリェス 第1旋法/ パセオ 第1旋法 Punt.Alt./ ティエント・デ・ファルサス 第4旋法/ パンジェ・リングァによる ティエント・リャーノ 第5旋法/ ティエント・リャーノ 第8旋法/ ド・レ・ミ・ファ・ソによる ティエント・プレ 第5旋法 ティエント・パルティート 「de ma dreta de clarins」第5旋法 |
ザンドロ・R.ミュラー(Org) | ||
Vol.1: SACD-021.406, Vol.2: SACD-021.407, Vol.3: SACD-021.408 はオンデマンドCD-R, DVD-R のみの供給。下記トゥルヌミール「神秘のオルガン」の項目 (SACD-050.114等)をご参照ください。 | |||
バッハ:オルガン作品集 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.546/ コラールパルティータ 「恵み深きイエスをたたえよ」BWV.768/ コラール 「いと高きにある神にのみ栄光あれ」BWV.663/ 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.547/ コラール「いざ来たれ異教徒の救い主よ」BWV.659/ パッサカリア ハ短調 BWV.582 |
ギースベルト・シュナイダー(Org) | ||
フライブルク大聖堂の大ジルバーマン・オルガン(1711-1714製)使用。マルチチャンネルSACD/CDハイブリッド。 シュナイダーはエッセンのフォルクヴァング大学(ホッホシューレ)でカペルマイスター、教会音楽を学び、現在では同校のオルガン科の教授、教会音楽のディレクターをつとめている。 | |||
J.S.バッハ: ゴルトベルク変奏曲 BWV.988(オルガン版) |
マルティン・ シュメーディング(Org) | ||
録音:2009年3月31日-4月3日、カトリック(旧?)宮廷教会、ドレスデン。使用楽器:ゴットフリート・ジルバーマン(1683-1753)製作開始、没後、兄アンドレアス子息のヨハネス・ダニエルにより1755年完成。
DSD 5.0 Surround sound /マルチチャネル。
2009年ドイツ・レコード批評家賞、2010年エコー賞クラシック部門の最優秀器楽奏者賞、各受賞盤。 シュメーディングはハノーファーやライプツィヒ、ワイマール、ドレスデンの教会で音楽監督やオルガニストを歴任している1975年ドイツ生まれのオルガン奏者。 | |||
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939): 神秘のオルガン〔オルガンの秘法/典礼用オルガン〕 Opp.55-57, Vol.1 聖霊降臨節 Op.57 より 聖務曲〔第29番/第42番/第51番〕/復活節 Op.56 〜聖務曲第13番 ザンドロ・R.ミュラー(Org) | |||
録音〔使用楽器〕:1994年7月17日-20日、 Alte Reformierte Kirche 〔アレグザンデル・シュッケ、1968年制作〕、ヴッパータール=エルバーフェルト、ドイツ。 | |||
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939): 神秘のオルガン〔オルガンの秘法/典礼用オルガン〕 Opp.55-57, Vol.2 降誕節 Op.55 より 聖務曲〔第8番/第3番〕/復活節 Op.56 〜聖務曲第22番 ザンドロ・R.ミュラー(Org) | |||
録音〔使用楽器〕:1994年8月8日-6日、 Alte Reformierte Kirche 〔アレグザンデル・シュッケ、1968年制作〕、ヴッパータール=エルバーフェルト、ドイツ。 | |||
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939): 神秘のオルガン〔オルガンの秘法/典礼用オルガン〕 Opp.55-57, Vol.3 聖霊降臨節 Op.57 より 聖務曲〔第40番/第34番/第35番〕 ザンドロ・R.ミュラー(Org) | |||
録音〔使用楽器〕:1995年7月16日-19日、マリエンシュタット修道院〔4マニュアル&58レジスター、リーガー社、1969/70年制作〕、マリエンシュタット、ドイツ。 | |||
CYBELE-050.104 廃盤 |
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939): 神秘のオルガン〔オルガンの秘法/典礼用オルガン〕 Opp.55-57, Vol.4 聖霊降臨節 Op.57 より 聖務曲〔第44番/第38番/第49番〕/復活節 Op.56 〜聖務曲第21番 ザンドロ・R.ミュラー(Org) | ||
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939): 神秘のオルガン〔オルガンの秘法/典礼用オルガン〕 Opp.55-57, Vol.5 聖霊降臨節 Op.57 より 聖務曲〔第26番/第47番/第43番〕/復活節 Op.56 〜聖務曲第15番 ザンドロ・R.ミュラー(Org) | |||
録音〔使用楽器〕:1996年7月15日-18日、聖母教会〔3マニュアル&42レジスター、ザイフェルト/ヴェイラント、1929/33年制作〕、ボットロップ=アイゲン、ドイツ。 | |||
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939): 神秘のオルガン〔オルガンの秘法/典礼用オルガン〕 Opp.55-57, Vol.6 降誕節 Op.55 より 聖務曲〔第6番/第9番〕/復活節 Op.56 〜聖務曲第12番/聖霊降臨節 Op.57 〜聖務曲第30番 ザンドロ・R.ミュラー(Org) | |||
録音〔使用楽器〕:1996年7月18日-21日、聖母教会〔3マニュアル&42レジスター、ザイフェルト/ヴェイラント、1929/33年制作〕、ボットロップ=アイゲン、ドイツ。 | |||
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939): 神秘のオルガン〔オルガンの秘法/典礼用オルガン〕 Opp.55-57, Vol.7 聖霊降臨節 Op.57 より 聖務曲〔第36番/第37番〕/復活節 Op.56 より 聖務曲〔第20番/第23番〕 ザンドロ・R.ミュラー(Org) | |||
録音〔使用楽器〕:1997年6月30日-7月3日、 Stifts- und Propsteikirche St. Mariä Himmelfahrt 〔3マニュアル&45レジスター、リーガー、1992年制作〕、クレーヴェ、ドイツ。 | |||
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939): 神秘のオルガン〔オルガンの秘法/典礼用オルガン〕 Opp.55-57, Vol.8 聖霊降臨節 Op.57 より 聖務曲〔第39番/第45番/第52番〕/復活節 Op.56 〜聖務曲第24番 ザンドロ・R.ミュラー(Org) | |||
録音〔使用楽器〕:1997年7月4日-7日、 Stifts- und Propsteikirche St. Mariä Himmelfahrt 〔3マニュアル&45レジスター、リーガー、1992年制作〕、クレーヴェ、ドイツ。 | |||
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939): 神秘のオルガン〔オルガンの秘法/典礼用オルガン〕 Opp.55-57, Vol.9 降誕節 Op.55 より 聖務曲〔第1番/第5番/第11番〕 ザンドロ・R.ミュラー(Org) | |||
録音〔使用楽器〕:時期未判明(1997年7月頃?)、 Stifts- und Propsteikirche St. Mariä Himmelfahrt 〔3マニュアル&45レジスター、リーガー、1992年制作〕、クレーヴェ、ドイツ|同品番のハイブリッド SACD 盤がアナウンスされていたが、リリース中止(未発売)。
#当レーベルのオンデマンド制作品 [CD-R/DVD-R] は他に例を見ない特殊な装丁です。当ページ・トップに記載してある注意事項を御覧ください。 | |||
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939): 神秘のオルガン〔オルガンの秘法/典礼用オルガン〕 Opp.55-57, Vol.10 降誕節 Op.55 より 聖務曲〔第4番/第7番〕/復活節 Op.56 〜聖務曲第25番 ザンドロ・R.ミュラー(Org) | |||
録音〔使用楽器〕:時期未判明(1998年頃?)、 Heilig-Kreuz-Kirche 〔3マニュアル&44レジスター、リーガー、1995年制作〕、ツヴァイブリュッケン、ドイツ|同品番のハイブリッド SACD 盤がアナウンスされていたが、リリース中止(未発売)。
#当レーベルのオンデマンド制作品 [CD-R/DVD-R] は他に例を見ない特殊な装丁です。当ページ・トップに記載してある注意事項を御覧ください。 | |||
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939): 神秘のオルガン〔オルガンの秘法/典礼用オルガン〕 Opp.55-57, Vol.11 復活節 Op.56 〜聖務曲第14番/聖霊降臨節 Op.57 より 聖務曲〔第32番/第31番〕/復活節 Op.56 〜聖務曲第19番 ザンドロ・R.ミュラー(Org) | |||
録音〔使用楽器〕:時期未判明(1998年頃?)、 Heilig-Kreuz-Kirche 〔3マニュアル&44レジスター、リーガー、1995年制作〕、ツヴァイブリュッケン、ドイツ|同品番のハイブリッド SACD 盤がアナウンスされていたが、リリース中止(未発売)。
#当レーベルのオンデマンド制作品 [CD-R/DVD-R] は他に例を見ない特殊な装丁です。当ページ・トップに記載してある注意事項を御覧ください。 | |||
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939): 神秘のオルガン〔オルガンの秘法/典礼用オルガン〕 Opp.55-57, Vol.12 聖霊降臨節 Op.57 より 聖務曲〔第33番/第46番〕/降誕節 Op.55 〜聖務曲第10番/聖霊降臨節 Op.57 〜聖務曲第41番 ザンドロ・R.ミュラー(Org) | |||
録音〔使用楽器〕:時期未判明(1998年頃?)、 Heilig-Kreuz-Kirche 〔3マニュアル&44レジスター、リーガー、1995年制作〕、ツヴァイブリュッケン、ドイツ|同品番のハイブリッド SACD 盤がアナウンスされていたが、リリース中止(未発売)。
#当レーベルのオンデマンド制作品 [CD-R/DVD-R] は他に例を見ない特殊な装丁です。当ページ・トップに記載してある注意事項を御覧ください。 | |||
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939): 神秘のオルガン〔オルガンの秘法/典礼用オルガン〕 Opp.55-57, Vol.13 聖霊降臨節 Op.57 より 聖務曲〔第27番/第28番〕/復活節 Op.56 より 聖務曲〔第16番/第18番〕 ザンドロ・R.ミュラー(Org) | |||
録音〔使用楽器〕:時期未判明(2001年頃?)、 Stiftsbasilika Waldsassen 〔5マニュアル&103レジスター、(ゲオルク・)ヤン、1989年制作〕、ヴァルトザッセン、ドイツ|同品番のハイブリッド SACD 盤がアナウンスされていたが、リリース中止(未発売)。
#当レーベルのオンデマンド制作品 [CD-R/DVD-R] は他に例を見ない特殊な装丁です。当ページ・トップに記載してある注意事項を御覧ください。 | |||
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939): 神秘のオルガン〔オルガンの秘法/典礼用オルガン〕 Opp.55-57, Vol.14 降誕節 Op.55 〜聖務曲第2番/復活節 Op.56 〜聖務曲第17番/聖霊降臨節 Op.57 〜聖務曲第48番 ザンドロ・R.ミュラー(Org) | |||
録音〔使用楽器〕:2001年4月9日-11日、 Stiftsbasilika Waldsassen 〔5マニュアル&103レジスター、(ゲオルク・)ヤン、1989年制作〕、ヴァルトザッセン、ドイツ。 ザンドロ・R.ミュラー(1955-)は1979年からゲルト・ツァッハーに師事してオルガンを学んだが、テストを欠席したため学位を得られず、同年からヴッパータールでオルガニストを務めていたドイツの奏者。当初は無名で、この録音がリリースされるとその演奏の素晴らしさ、かつフランスのオルガンのために作られたこれらの作品をドイツの楽器で演奏することの矛盾から、大議論を巻き起こしたという。 当全集は2004年までに Vol.8 までが発売、長年他巻は未発売のままだった。2013年に Vol.14 のみが発売されたものの、この時期に国内代理店が変更になった事もあって抜けている巻に関しての情報が無いままだったが、2020年に当曲集のコレクターの方からお問い合わせを受けて調査した結果、なんと Vol.9-13 に関してはSACDでのアナウンスが成されたものの未発売に終わり、レーベル直販のオンデマンド CD-R, DVD-R, USB メモリ、そしてダウンロードのみのリリースとなっていることが判明した。また現時点において、残念ながら Vol.4 が廃盤となり、レーベル直販においてもダウンロード販売のみとなっている。 # Vol.9-13 に関してはマルチチャネル対応音源を収録したオンデマンド DVD-AUDIO [DVD-R] 盤をお取り寄せすることも可能ですが、価格は CD-R 盤の 1.2 倍程度になります。個別にお問い合わせください。 | |||
ヴィルヘルム・ミッデルシュルテ(1863-1943):オルガン作品集 パッサカリア ニ短調/J.S.バッハの主題による協奏曲/カノン風幻想曲とJ.S.バッハの主題によるフーガ ギスベルト・シュナイダー(Org) | |||
録音:1997年11月。J.S.バッハの音楽を信奉したミッデルシュルテは、ドイツからアメリカのシカゴへと移住したためヨーロッパ楽壇の流れから外れ、忘れられてしまった。 | |||
メンデルスゾーン:6つのオルガン・ソナタOp.65 ブラームス:フーガ 変イ短調WoO.8/ 11のコラール前奏曲Op.122 |
ゲルト・ザッハー(Org) | ||
SACD 層は hybrid Multichannel 。使用楽器:エッセン市ヴェルデン福音教会の歴史的オルガン。 ドイツ・ロマン派音楽の巨匠メンデルスゾーンとブラームスの作品を収録。1929年生まれのベテラン奏者ザッハーは、ヘルムート・ヴァルヒャやオリヴィエ・メシアンからオルガンを学んんでいる。空間の雰囲気までを感じることが出来る優秀録音。 | |||
ヴィレム・タンケ(1959-):オルガンのための21の幻想曲「イマジナリー・デイ」
ヴィレム・タンケ(Org/アフリカのドラム/空のワインボトル) | |||
録音:1999年-2001年。世界初録音。レーガー、メシアン、オランダの作曲家たち、そして即興演奏のスペシャリストで作曲家の自作自演集。朝、昼、夕、夜の出来事を描く。 | |||
レーガー:自作の主題による変奏曲とフーガOp.73 ウィレム・タンケ(1959-)2つの風の幻想曲 |
ウィレム・タンケ(Org) | ||
オランダのユトレヒトやロッテルダムを中心に後進の育成にあたっているオルガニスト、ウィレム・タンケ。他の作曲家の作品を主題とすることの多かったレーガー自作の主題による変奏曲と、タンケの自作をカップリング。 | |||
ウィレム・タンケ(1959-):レントへの瞑想 | ウィレム・タンケ(Org) | ||
使用楽器:ウィリブロルドゥス教会のオルガン。世界初録音。ウィレム・タンケは、ガーナやカメルーンでも演奏活動を行っているオランダのオルガニスト。 | |||
ギュンター・ベッカー(1924-2007):オルガン作品全集 3つのオルガン小品/ジョスカンの思い出に/ インタポレーショネン/メテオロン |
マルティン・ シュメディング(Org) | ||
全曲世界初録音。 ドイツのライヴ・エレクトロニック・グループ、「メガ・ヘルツ」の創設者で、国際現代音楽協会ドイツ部門の会長を務めた20世紀ドイツの作曲家によるオルガン作品全集。 | |||
ティロ・メデク(1940-2006):オルガン作品集 全質変化のパッサカリア/ オルガンのための4つのトーン「b-a-c-h」/ バリード・ルスティク・フルート/四季斎日/ 破れた翼/逆戻りしたパッサカリア |
マルティン・ シュメディング(Org) | ||
全曲世界初録音。 ノーノ、シェルヘン、シュトックハウゼンの影響を受けたドイツ、イェナ出身の作曲家メデクによるオルガン作品集。伝統的な手法に則った作品から、オルガンを電子音楽ように聴かせてしまう作品まで。 | |||
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 [第50番 ハ長調Hob.XVI-50/第51番 ニ長調Hob.XVI-51/ 第52番 変ホ長調Hob.XVI-52] |
トーマス・レアンダー(P) | ||
レアンダーはウィーンでバドゥラ=スコダに師事、デュッセルドルフのローベルト・シューマン・アカデミーでも研鑽を積んだピアニスト。 | |||
シューベルト: ピアノ・ソナタ第14番 イ短調D.784,Op.143/ ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調D.960 |
ベルント・F.マルセイル(P) | ||
シューマン: ダヴィット同盟舞曲集Op.6/森の情景Op.82 |
ベルント・F.マルセイル(P) | ||
デュセルドルフ音楽大学で研鑽を積んだマルセイルは、ドイツ・ロマン派の作品をレパートリーの中心としているブッフビンター門下のドイツ人ピアニスト(綴りはフランスの都市マルセイユと同じ)。当レーベルならではの優秀録音により、ピアノから響く音の1つ1つが丁寧に収録さえており、クリアで臨場感にあふれた演奏を聞くことができる。 | |||
シューベルト: ピアノ・ソナタ第16番 イ短調D.845/ ピアノ・ソナタ第20番 イ長調D.959 |
トーマス・ギュンター(Fp) | ||
使用楽器:1848年、シュトライヒャー社製。 トーマス・ギュンターは1982年にベルリン・デビューを飾った後、BPOとベートーヴェンの皇帝で共演を果たすなどキャリアを積み重ねているドイツのピアニスト。Cybele の優秀録音が1つ1つの音を丁寧に収録しており、19世紀製ピリオド楽器の音色"をしっかりと味わうことが出来る。 | |||
リスト:歌の本 全曲 歌の本 第1巻 S.531 [第1番「ローレライ」(原曲:S.273)/ 第2番「ライン川のほとり」(原曲:S.272)/ 第3番「ミニョンの歌」(原曲:S.275)/ 第4番「トゥーレの王」(原曲:S.278)/ 第5番「御身、天から来て」(原曲:S.279)/ 第6番「金髪の天使」(原曲:S.269)] 歌の本 第2巻 S.535-S540 [第1番「夢にきませ」S.536(原曲:S.282)/ 第2番「どうやって、と男たちはたずねた」S.535 (原曲:S.276)/ 第3番「わが子よ、私が王なら」S.537(原曲:S.283)/ 第4番「もし美しい芝生があるなら」S.538(原曲:S.284)/ 第5番「墓とバラ」S.539(原曲:S.285)/ 第6番「ガスティベルザ(ボレロ)」S.540(原曲:S.286)] |
トーマス・ヒツルベルガー(P) | ||
使用楽器:1873年、シュタイングレーバー社。リストが自らの歌曲をピアノ独奏用に編曲した作品集12曲。ピアノ作品全集以外でまとめて録音されるのは大変珍しい。ヒツベルガーはブッフビンダーのマスタークラスで研鑽を積んだピアニスト。リストも愛用していたシュタイングレーバー社の1873年製ピアノを今回のレコーディングで使用。 | |||
リスト: 巡礼の年 第2年「イタリア」S.161 [婚礼/物思いに沈む人/ サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ/ ペトラルカのソネット第47番/同第104番/同第123番/ ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」/夜 |
トーマス・ヒツルベルガー(P) | ||
使用楽器:1873年、シュタイングレーバー社グランド・ピアノ(リストが最晩年に愛用)。 ピアニストのトマス・ヒツルベルガーはブッフビンダーの弟子で、リスト弾きとして注目されている逸材。 | |||
ヤン・アレンデ=ブリン(1928-):ピアノ作品集 トランスフォーメーションズ(1960)/ ソナティネ(1949/1950)/時間(1974)/ 4手のためのダイアログ(1983)(*) |
トマス・ギュンター(P) ヤン・アレンテ=ブリン(P;*) | ||
エーリヒ・イトル・カーン(1905-1956):ピアノ作品集 6つのバガテルOp.5/8つのインヴェンション/ シャコンヌ/短いピアノ小品/5つのバガテル |
トーマス・ギュンター(P) | ||
全曲世界初録音。ドイツのオーデンヴァルトで生まれたカーンは、当時の音楽に精通したピアニスト&作曲家として活躍しながらも、第2次世界大戦の影響でドイツからフランス、そしてアメリカへの移住を余儀なくされ、アメリカで没している。カーンの作品にはシェーンベルクからの影響である十二音技法が色濃く見られるが、「8つのインヴェンション」はバッハに対するオマージュとして作曲されており、バロックから古典派、ロマン派の作曲家たちへの思いも込められている。エッセンのフォルクヴァンク音楽大学でピアノ科教授を務めるギュンターの冷静な演奏を、Cybele の優秀録音が1つ1つの音を丁寧に再現してくれる。 | |||
ロシア未来派のピアノ作品集 Vol.1 ニコライ・オブホフ(1892-1954): 祈り(1916)/2つの小品(1915)/転化(1916)/ イコン(1915)/錬金術(1916) イワン・ヴィシネグラツキー(1893-1979): 2つの前奏曲(1916) セルゲイ・プロトポポフ(1893-1954): ソナタ第2番 Op.5 (1924) イワン・ヴィシネグラツキー: Etude sur le Carré Magique Sonore Op.40 (1916) ニコライ・オブホフ: Aimons-nous les uns les autres (1942) / La paix pour les réconciliés (1948)/ Le Temple est mesuré (1952) / Adorons Christ (1945) |
トーマス・ギュンター(P) | ||
録音:2008年11月1日-4日、ドイツ放送局室内音楽ホール、ケルン。全曲世界初録音。 動乱のロシアで前衛芸術を掲げた「ロシア未来派」に属する音楽家たちによるピアノ作品の再評価を目指す新シリーズ。 | |||
トイ・ピアノのための作品集 オスカー・ゴットリーブ・ブラー(1934-):ラウテン オスカー・ファン・ディーレン(1958-):mm3 ミヒャエル・デンホフ(1955-):PA-CA-TO 山口恭子(1969-):砂糖の雨 ベルント・ウィ―ゼマン(1938-):バウハウス組曲 他(全10曲) |
ベルント・ウィ―ゼマン(トイ・ピアノ) | ||
ウィ―ゼマンは1938年デュッセルドルフ生まれのピアニスト・作曲家。20世紀の作曲家によるトイ・ピアノのための作品を集めたこのディスクにも自作を収録している。トイ・ピアノとはその名の通りまさにおもちゃのピアノ。鍵数も少なく通常のグランドピアノとは全く異なる音色が魅力的。ジョン・ケージもこの楽器のための作品を書いている。 | |||
クリストフ・マリア・ワーグナー(1966-): 自作自演集 練習曲集第1巻/クロマトマニー/ 練習曲集第2巻/Vier bis fuenf Gesiter |
クリストフ・マリア・ ワーグナー、 トマス・モンバウー(P) | ||
現代ドイツのコンポーザー・ピアニストによる自作自演集。ワーグナーはファゴットのダグ・イェンセンや岡崎耕治、オーボエのシュテファン・シーリらと共演を重ねている。 | |||
カンパニュラ〜無伴奏チェロのための作品集 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 〔第2番 ニ短調 BWV.1008 〜前奏曲/第5番 ハ短調 BWV.1011 〜サラバンド〕 フォルカー・ブルーメンターラー(1951-): Canto ミヒャエル・デンホフ(1955-): Wenn aber...: Monolog II (-in memoriam C.S.-) /時の循環(4つのカンパヌーラのための版) ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970):4つの短い練習曲 ジェルジ・リゲティ(1926-2006):ヤーノシュ・ピリンスキー/ジェラール・ド・ネルヴァル ミヒャエル・デンホフ(カンパニュラ) | |||
録音:1995年5月。ドイツの楽器製作者ヘルムート・ブレフェルトが開発した、共鳴弦を張ったチェロのような弦楽器「カンパニュラ [Campanula] 」を使用した無伴奏作品集。 | |||
オトテール:組曲 ト長調 F.クープラン:恋するうぐいす/愛する人の肖像 M.ハジャリィ:ラーガ・ドゥ・プリンス ルーセル:パイプ ニ長調 プーランク:ヴィラネル ミヨー:Exercice Musical ラモー:ロンドーによるミュゼット/タンブラン |
イェレミアス・ シュヴァルツァー(リコーダー) エゴン・ミハイロヴィチ (Cemb) | ||
シュヴァルツァーは、1992年にドイツのカルフで開催された国際リコーダー・コンクールで第1位に輝き、ウィーン音大に客員講師として招かれるなど広いレパートリーと確かな技術が認められているドイツのリコーダー奏者。 | |||
ヴィヴィ・フェリーチェ〜 15世紀-18世紀のイタリア、 スペインとダルマチアにおける音楽 ベルナルド・パスクィーニ(1637-1710): スペインのフォリアによるパルティータ アンドレア・アンティーコ・ ダ・モントーナ(1470?-1540?): リチェルカーレ第19番 作曲者不詳( Codex Faenza; 15. Jhd.): Aquila altera アントニオ・デ・カベソン(1510-1566): 第1旋法によるティエント第1番 フランシスコ・コレア・ デ・アラウホ(1576?-1654): Síguense Tres Glosas sobre el Canto Llano de La Immaculada Concepción アントニオ・デ・カベソン: 第1旋法によるティエント第2番 A.スカルラッティ(1660-1725): 「スペインのフォリア」による変奏曲 ディエゴ・オルティス(1510?-1570?): リチェルカーダ・ソブレ「 Doulce memoire 」 作曲者不詳( Codex Faenza; 15. Jhd.): めでたし、海の星 フランシスコ・コレア・デ・アラウホ: Tiento de medio registro de baxon de VI. Tono ジャン・パオロ・チーマ(1570-1622?): ソナタ ニ長調 D.スカルラッティ(1685-1757):ソナタ ホ短調 フランチェスコ・ロニョーニ(1585?-1624?): Diminution sopra "Vestiva i colli" (Palestrina) アンドレア・アンティーコ・ダ・モントーナ: Frottola [Libro I/44] Non è tempo d'aspetare To cas nije da se ceka … (marchetto cara) / Frottola Segua pur chi vuol amore – nek, tko hoce, ljubav slijedi アレッサンドロ・コレッリ(1653-1713):ラ・フォリア アンドレア・アンティーコ・ダ・モントーナ: Frottola [Libro I/55] A la guerra, a la guerra U boj, u boj, u rat, ljuti! (b. tromboncino) |
イェレミアス・シュヴァルツァー (リコーダー) エゴン・ミハイロヴィチ (Cemb/Org) | ||
イタリア、スペインに加えてクロアチアのアドリア海沿岸に位置するダルマチア地方の音楽を収録。1992年にドイツのカルフで開催された国際リコーダー・コンクールで第1位に輝きウィーン音大に客員講師として招かれているシュワルツァーによる演奏。 | |||
マリンバによる無伴奏チェロ組曲 Vol.1 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(マリンバ版) [第1番 ト長調BWV.1007/ 第2番 ニ短調BWV.1008/第3番 ハ長調BWV.1009] |
クリスティアン・ ローデルブルク(マリンバ) | ||
マリンバによる無伴奏チェロ組曲 Vol.2 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(マリンバ版) [第4番 変ホ長調BWV.1010/ 第5番 ハ短調BWV.1011/第6番 ニ長調BWV.1012] |
クリスティアン・ ローデルブルク(マリンバ) | ||
以上2枚、録音:1995年-1997年。ローデルブルクは、1978年からフリーランスの打楽器奏者として、デュセルドルフ打楽器アンサンブルなどで様々な活動を行っている。 | |||
18世紀ドイツの音楽 C.P.E.バッハ: ソナタ ホ短調 Wq.124/ソナタ ニ長調 Wq.83 J.S.バッハ: ソナタ ホ短調 BWV.1034/ ソナタ ロ短調 BWV.1030(原曲 ハ短調) ヘンデル:ソナタ ヘ長調 HWV.369/ ソナタ 変ロ長調 HWV.377 |
イェレミアーシュ・ シュヴァルツァー (リコーダー) エゴン・ミハイロヴィチ (Cemb) | ||
シュヴァルツァーは、トリオ・ディリットのメンバーとして1992年にドイツのカルフで開催された国際リコーダー・コンクールで第1位を獲得した実力派リコーダー奏者。バッハのソナタなどバロック音楽を驚異的なテクニックで披露してくれている。 | |||
イグナツ・プレイエル(1757-1831): 二重奏曲 ハ短調 Op.30-3 シベリウス:カノン フレデリコ・フィオリッロ(1753-1825): 二重奏曲 ハ長調 Op.31-1 R.グリエール:8つの二重奏曲 Op.39 |
アネッタ=バルバラ・ フォーゲル(Vn) フールベルト・スレンチカ(Vc) | ||
ニーダーライン響のコンサート・マスターを務めたドイツの女流ヴァイオリン奏者フォーゲルと、デュイスブルク・フィルでソロ・チェロ奏者として活躍するスレンチカによる弦楽二重奏曲集。空間いっぱいにサウンドの広がりを感じさせる録音技術は圧巻。 | |||
マリンバ イサーク・アルベニス(1860-1909): アストゥリアス(伝説) ロルフ・ヒルデブラント(1957-)林道 安倍圭子(1937-):竹林 湯山昭(1932-):マリンバとアルト・ サクソフォンのためのディヴェルティメント(*) ポール・スマドベック(1955-):練習曲第2番 リッチ・オメアラ(1957-): Wooden Music 三木稔(1930-):マリンバの時 オスカー・ゴットリープ・ブラー(1934-): プロヴァンスの蜂蜜(+) |
ロルフ・ヒルデブラント、 クリスティアン・ ローデルブルク(マリンバ) ヒューゴ・リード(A-Sax;*) オスカー・ゴットリープ・ ブラー(Org;+) | ||
ウィズアウト・コンプレッション〜 リコーダーのための新しい音楽 ロルフ・リーム(1937-): ウィズアウト・コンプレッション(圧縮無しで) ミリアム・ルチア・マルベ(1931-1997): ルネサンス アナトル・ヴィエル(1926-): Et in Arcadia Ego ヴィオレータ・デュネスク(1953-): au coeur du silence ... ゲオルク・クロル(1934-):Round of Talks ステファン・トマス(1968-):変化 マルコム・ゴールドステイン(1936-): in the beginning ... so also, the end |
トリオ・ドリット [イェレミアス・ シュヴァルツァー、 イネス・ラスバッハ、 マーティン・ヒュブロー (リコーダー)] | ||
ドイツのリコーダー・アンサンブル、トリオ・ディリットは、1992年にドイツのカルフで開催された国際リコーダー・コンクールでの優勝実績を持つ。 | |||
ロルフ・リーム(1937-):ギターのための作品集 KlageTrauerSehnsucht[嘆き悲しみ憧れ]/ 悲しみのない死者のための夜想曲/ トリスターノの嘆き/ トッカータ・オルフェウス/ 一日の縁に [Au bord du jour] |
スザンネ・ヒルカー、 ハラルト・リルマイヤー(G) | ||
オランダの新しいギター作品集 ジョー・シュポルク(1953-):サンドマン フランク・クリンス(1960):ラーム #2 フローリアン・マグヌス・マイヤー(1973-): クリスタル・ヴァーミン/トッカータ パウル・グードマン(1955-):コール ルチアーノ・ベリオ: セクエンツァXI(ボーナス・トラック) |
ディアンジェロ・ シシリア(G) | ||
ベリオ以外は世界初録音。オランダ領アンティル諸島出身の新世代を代表するギタリスト、ディアンジェロ・シシリア。14歳でオランダ本国に移住したのち、ロッテルダム音楽院とハーグ音楽院でギターを専攻。ボストンのニュー・イングランド音楽院に留学するなどギターへの情熱は高まるばかり。現代オランダのギター作品の発掘、故郷であるアンティル諸島の新しい国歌をギター用へアレンジを行うという重要な役割を果たすなど更なる飛躍が期待されているアーティスト。 | |||
シドニー・コルベット(1960-): ギターと室内楽のための作品集 Bleeding in babylon / die stimmen der wande / que hora es in paradiso? / デニゾフの追憶による演奏曲/エキサイツ |
セス・ジョセル (電気G/バンジョー/G) ヨハネス・デブス指揮 ムジークファブリク | ||
全曲世界初録音。シドニー・コルベットはシカゴで生まれ、ドイツのハンブルクでリゲティに作曲を師事、現在はドイツ在住の作曲家。 | |||
サクソフォン四重奏のための 20世紀の作品集 フィリップ・グラス(1937-): サクソフォン四重奏のための協奏曲 フランク・ラインシャゲン(1961-): インヴィテイション バーバラ・トンプソン(1944-): サクソフォン四重奏曲第2番「暗闇から光へ」 ズデニェク・ルカーチ(1928-):ロンド J.S.バッハ:フーガ イ短調 |
テトラフォニクス | ||
1994年に結成された「テトラフォニクス」は、20世紀〜21世紀のオリジナル作品をレパートリーの中心としている才気あふれるサクソフォン四重奏団。クセナキス、ケウリス、グラスやバナシク、デンホフなど、特に現代作品の解釈と演奏への評価が高い。特典として収録されたバッハのフーガが最後に新鮮な風を吹き込んでくれる。 | |||
ヴォルフガング・リーム(1952-): 弦楽四重奏曲集[第1番/第4番/第8番/第5番] |
ドーレンSQ | ||
リームは、アバドの指揮によるウィーン・フィルにその作品が取り上げられ、BPOのコンポーザー・イン・レジデンスも務めたドイツを代表する現代音楽作曲家。 | |||
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.40 ベルント・ハンシュケ(1969-):チェンジアント II ベートーヴェン:チェロ・ソナタ ト短調Op.5-2 |
ジャン・ハルスドルフ(Vc) マイケル・ハンシュケ(P) | ||
ルクセンブルク出身でローマでチェロを学んだ後、ヨーロッパ・ユニオン・ユース・オーケストラに参加するなど同国有数のチェロ奏者として活躍中のハルスドルフによるチェロ・アルバム。 | |||
ロシアのピアノ五重奏曲集 ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲 Op.57 ボロディン:ピアノ五重奏曲 |
トマス・レアンダー(P) ミンゲSQ | ||
デュッセルドルフのシューマン・アカデミーで研鑽を積み、ウィーンではバドゥラ=スコダに師事したドイツのピアノ奏者レアンダーをミンゲ四重奏団がソリストに迎えたピアノ五重奏曲集。レアンダー&ミンゲ四重奏団の研ぎ澄まされた演奏をシベーレの優秀録音が隅々まで再現している。 | |||
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ヘ短調Op.6 レーガー:ロマンス ホ短調Op.87 ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調Op.120 (ヴァイオリン版) ルトスワフスキ:パルティータ |
アネット=バーバラ・ フォーゲル(Vn) ウルリヒ・ホフマン(P) | ||
ヴァイオリンのフォーゲルはグリーンハウス、グリュミオー、メニューインなどの名手たちとの共演経験を持ち、200年(注:代理店表記ママ)よりアイオワ・アカデミーの国際室内楽音楽祭「Magisterra」の音楽監督を務める女流演奏家。 | |||
新しい室内楽〜20世紀のクラリネット三重奏曲集 ゴットフリート・フォン・アイネム(1918-1996): フェルデーア=トリオ(ヴァイオリン、 クラリネットとピアノのための;1992) アルバン・ベルク(1885-1935): 室内協奏曲〜アダージョ(第2楽章) フリードリヒ・ショルツ(1926-): 主題と変奏(クラリネット、 ヴァイオリンとピアノのための;1998) エルネスト・クシェネク(1900-1991): ヴァイオリン、 クラリネットとピアノのための三重奏曲;1946) |
トリオ・コントラスツ [クラウス・エッサー(Vn) クリスティアン・ドルフス(Cl) クリストフ・ハングスト(P)] | ||
バルトークの名作をアンサンブルの名前に冠した「トリオ・コントラスツ」は、エッセンのフォルクヴァンク大学で学んだ3人のアーティストたちによって1997年に結成された三重奏団。クラリネットのクリスティアン・ドルフスは、ドレスデン・シュターツカペレでクラリネット奏者として活躍中。 | |||
フランスの女流作曲家たち ファランク:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.39 リリ・ブーランジェ:夜想曲 / ガルシア=ヴィアルド:ソナチネ イ短調/6つの小品 アネッテ=バルバラ・フォーゲル(Vn) アヤコ・ツルタ(P) | |||
録音:2001年12月。 | |||
ギュンター・ベッカー(1924-): アンサンブルのための新しい作品集 木管六重奏のための 「クアジ・ウナ・ファンタスマゴリア」/ ファゴットと室内楽のための 「ハード・タイムズ=マルチサウンズ」/ 室内楽のための 「ゲーム・フォー・ナイン」/ ストラヴァガンツァ/他 |
アンサンブル・ ノイエ・ムジーク「ノタブ」 | ||
カールスルーエ・バーデン音楽大学で指揮と作曲を学んだドイツの現代音楽作曲家ベッカーの室内楽作品集。ローベルト・シューマン国立音大の学生たちで1983年に結成されたアンサンブルが難解な作品を見事にまとめている。 | |||
ハーモニーとカウンターポイント ディートリヒ・ハーネ(1961-):フォーチューン エリック・ルンド(1958-):ラコンティーニ シュテファン・ヴォルペ(1902-1972):トリオ スコット・ローラー(1959-):トリオ・セット マンフレッド・スタンケ(1951-):リトゥス |
ヴォルペ・トリオ | ||
シュテファン・ヴォルペを筆頭にドイツとアメリカの20世紀の作曲家5人を取り上げたアルバム。フルート、ピアノ、チェロによるヴォルペ・トリオはこの録音がデビュー盤となった。 | |||
クラウス・シェドル(1966-):走る男 カール・クリスティアン・ ベッテンドルフ(1973-):夜想曲とアリア アルマンド・ゲンティルッチ(1939-1989): I alto, le stelle ハンス=ユルゲン・フォン・ボッセ(1953-): Befragung マーク=アントニー・ターネイジ: オン・オル・フォース |
クリスティアン・ ギュンター指揮 ピアノ・ポッシブル | ||
3人のドイツの作曲家+イタリア+イギリスという組み合わせで構成されたコンテンポラリー・アルバム。 | |||
新しい室内楽 Il canto l'interno,...nell'intimo(1998) 弦楽四重奏曲第6番(1999) ...見える ピアノ三重奏曲(1999) 模写(1999) Io sol uno 2°) - migrazione infinita con suoni gialli(2001) |
イェンス・ヨーネライト指揮 アンサンブル・ ゲルバークラング [インゴ・ゲッペルト(Vn) アルブレヒト・ インベシャイト(Fl) ミヒャエル・ キーダイシュ(Perc) マルクス・クラーケル(Cb) アレクス・ポラート(Va) トマス・ライル(Cl) スコット・ロラー(Vc) マリア・シュタンゲ(Hp) ミリアム・ シュテイマンス(Vn) マルティン・シュトルツ(P) ウルリケ・シュトルツ(Vn) マルレーネ・スヴォボダ(Va) ミヒャエル・スヴォボダ(Tb)] | ||
全曲世界初録音。アンサンブル・ゲルバークラングは、バス・フルートやバス・クラリネット、弦楽器から打楽器といった異色の編成からなるドイツのアンサンブル。 | |||
フルートのための音楽 イェルク・バウアー:インコントリ トム・ローレンツ:ワディ ボイダール・ディモフ:リフレクス ギュンター・ベッカー3つのインヴェンション ベン・スヴェルクロップオーネ・ブルーメン ディミトリ・テルツァキス:2つの行進曲 マンフレッド・トローヤン:オブジェト・トローヴェ |
クリスティアーネ・ ローレンツ(Fl) トーマス・レアンダー(P) | ||
ユルゲン・クスマウルが音楽監督を務めるシューマン室内o.に所属するドイツの女流フルート奏者、クリスティアーネ・ローレンツによる現代作品集。いずれも20世紀後半に作曲されたもの。 | |||
ミヒャエル・デンホフ(1955-): マラルメ・チクルスOp.75 〜12人の演奏家のための12の四重奏曲 |
プロ・ノヴァ・アンサンブル | ||
ドイツの作曲家、チェリストとして活躍するデンホフが、19世紀フランスの詩人ステファヌ・マラルメからインスピレーションを得て生み出した四重奏曲集。プロ・ノヴァ・アンサンブルはデュイスブルク・フィルの12人の管楽器、弦楽器奏者たちによるアンサンブル。 | |||
新しい室内楽〜 ハンス・ガル(1890-1987):作品集 ヴァイオリン・ソナタ Op.17(*)/ チェロ・ソナタ Op.89(+) |
アネッタ=バルバラ・ フォーゲル(Vn;*) フールベルト・スレンチカ(Vc;+) レネ・レクオーナ(P) | ||
ニーダーライン響のコンサート・ミストレスを務めたフォーゲル、デュイスブルク・フィルのソロ・チェロ奏者スレンチカがソリストを務めるハンス・ガルの室内楽作品集。ピアノ作品を中心に録音が増えているハンス・ガルはブラームスから多大な影響を受けた作曲家として近年再評価されている。 | |||
現代室内楽曲集 武満徹(1930-1996):雨ぞふる スコット・ローラー:セラヴァル モートン・フェルドマン(1926-1987): フランク・オーハラのために カイヤ・サーリアホ(1952-):ニンフ アルブレヒト・アンブレシェイド(1950-): 静寂の色合い |
アンサンブル・ゲルバークラング | ||
アンサンブル・ゲルバークラングは1992年にドイツで結成され、多くのコンクール受賞歴をもつ実力派団体。 | |||
オスカル・ファン・ディレン(1958-): アンサンブルのための「デ・スタッド」/ スタッドスゲッシエデニス |
オスカル・ファン・ディレン指揮 ゲルバークラング(Ens.) | ||
世界初録音。オランダ生まれの作曲家ディレンの作品集。器楽や室内楽のための作品を中心に作曲。1992年に結成されたアンサンブル「ゲルバークラング」はコンテンポラリーを主なレパートリーとし、打楽器、アコーディオン、ピアノ、バス・トロンボーン、コントラバス、コントラバス・クラリネット、チェロ、ヴァイオリン、ヴィオラといった一風変わった編成。 | |||
ミヒャエル・デンホフ(1955-):わが人生のチェロ アンレコーディング Op.83e/ Trace d'Etoile Op.87/ ...as when no words Op.77/ Sobre tantas cuerdas Op.72a/ 7つのバガテル Op.92 |
ミヒャエル・デンホフ(Vc) ブリギッタ・ ヴォレンヴェーバー(P) | ||
CYBELEからその作品が多数紹介されているドイツの作曲家デンホフ。そのデンホフが自らチェロを手に取っての自作自演集。 | |||
シベリ・レコーズ10周年SACDサンプラー&カタログ [CDレイヤー] ミヒャエル・デンホフ:われは信ず、唯一神 安倍圭子:竹林 ハンス・ガル:ヴァイオリン・ソナタ リスト:ラインの美しき流れのほとり(ピアノ編曲版) ウォルフガング・ハフシュミット:24のピアノ小品集 から ゴットフリード・フォン・アイネム: ヴァーデ―ル・トリオ Op.97 ボロディン:弦楽五重奏曲 から カトリ―ン・ドルン:バランス 他(全18曲) [SACDレイヤー] ミヒャエル・デンホフ:われは信ず、唯一神 リスト:サルヴァトール・ローザの カンツォネッタ(ピアノ編曲版) J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ハ短調 から オスカー・ファン・ディーレン:デ・スタッド2 他(全8曲) |
様々な演奏家 | ||
収録曲はすべてノーカットで、94ページからなるカタログ(ブックレット)付き。古典派作曲家からコンテンポラリーと幅広いジャンルに積極的に取り組むシベリ・レコーズのレパートリーだけでなく、抜群の録音技術を体感できるサンプラーに仕上がっている。 CDレイヤーに収録の全18曲はノーマルCDプレーヤー、SACDプレーヤーのノーマルCD再生機能でのみ再生可能。SACDレイヤーに収録されている全8曲はSACD Stereo/Hybrid Multichannelでのみ再生可能となっております。 | |||
カール・ライネッケ: 子供のための歌曲全集 Vol.1 |
カロリーネ・メルツ(S) マルタ・マルケス(Ms) トーマス・レアンダー(P) | ||
カール・ライネッケ: 子供のための歌曲全集 Vol.2 |
カロリーネ・メルツ(S) カロラ・グーバー(Ms) トーマス・レアンダー(P) | ||
ゲヴァントハウス管の指揮者、ライプツィヒ音楽院の院長などの要職を歴任したハンブルク(旧デンマーク領)アルトナ生まれのライネッケの珍しい作品。105曲という膨大な曲数を収めた「子供のための歌曲」は親しみやすい曲想で、短い作品ながらライネッケ特有の美しい旋律が凝縮されている。 | |||
ヴォルフガング・ハフシュミット(1934-):ポートレート トリオII/無言歌集〜24のピアノ小品/天使の歴史 |
ズザーネ・アキリーズ (P/チェレスタ) マルクス・ ハフシュミット(Fl) イェンス・フェッター(Cl) ミヒャエル・ハマン(Vn) | ||
ハフシュミットはエッセンのフォルクヴァンク音楽大学で、ジークフリート・レダに教会音楽と作曲法を師事した。 | |||
ギュンター・ベッカー(1924-):ポートレート 管弦楽のための「安定と不安定」/パッセージ/ 弦楽四重奏曲第1番/ クラリネット、サクソフォンと 室内管弦楽団のための「コレスポンデンスI」/ 合唱と管弦楽のための「夜と夢の歌」/ オーボエ協奏曲/金管五重奏のための「蛇状曲線」/ フラグメント/スキャンニング/ カプリース・コンチェルタント |
ミヒャエル・ギーレン指揮 バイエルン放送so. パレナンSQ ダンツィ金管五重奏団 アメリカン・ ブラス・クィンテット/他 | ||
カールスルーエ・バーデン音楽大学とデトモルト音楽大学でフォルトナーに作曲を師事した20世紀ドイツの重鎮ギュンター・ベッカーのポートレート・アルバム。収録されている1960年代から1980年代までの放送音源の中には、ギーレン&バイエルン放送so.を始め、世界的名団体による演奏が含まれている。 | |||
ミヒャエル・デンホフ(1955-):ポートレート El sueno de la razon produce monstruos (ゴヤからの即興による)Op.32/ 妄Op.54/夜曲Op.74-2/ピアノ三重奏曲第3番Op.74-1/ ツー・ワンス・ソー・モアOp.66 |
ミヒャエル・デンホフ(Vc) ウルリヒ・ハルトマン(Va) 石坂トリオ ヴェルディSQ /他 | ||
チェリストとしても活躍するドイツの中堅作曲家、デンホフの室内楽作品集。彼は絵画から得たインスピレーションで作品を書き上げることが多く、Op.32とOp.54ではスペインの画家ゴヤの絵がモチーフとなっている。Op.74の2作品で石坂団十郎ら石坂トリオの演奏が聴けるのもポイント。 | |||
ポートレート〜フリードリヒ・ヤエッカー(1950-): スフィンクス/サクソフォン・アンサンブル/ コントラバス・アンサンブル/ ソプラノ・アンサンブル/弦楽オーケストラ/ 打楽器、ピアノ/トリオ/ナハト、スティル |
ミヒャエル・フェルトマン指揮 アンサンブル・トラ・イ・テンポ | ||
フリードリヒ・ヤエッカーはドイツのゾースト出身の作曲家。デトモルトとハンブルクで作曲を学び、リゲティにも師事。1980年からはケルン音楽大学で教鞭を執る。 | |||
グレアム・ウォーターハウス(1962-)の肖像 前奏曲Op.32/3つの小品Op.28/ コントラヴェンティングスOp.46a/ アルト・リコーダーとソプラニーノ・ リコーダーのための「蛇使い」Op.39/ スケルツィーノOp.24-2/ボウン・ブロウ・デュオ/ Vezza Limerick / ジェスチャー・ヴァリエーションズOp.43a/ トッカティーナ・プレシピタンドOp.24b |
マーカス・ショーン(Cl) グレアム・ ウォーターハウス(Vc) ミヒャエル・ ウェンドベルク(P) アグネス・マルク (アルト・リコーダー/ ソプラニーノ・リコーダー) | ||
ロンドンで音楽一家に生まれ、1992年からはミュンヘンを活動の拠点としているフリーランスのイギリス人作曲家ウォーターハウスのポートレート・アルバム。ここではピアノ・ソロや室内楽作品が取り上げられている。 | |||
ポートレート〜 ペーテル=ヤン・ワーヘマンス(1952-): 弦楽四重奏のための作品集 弦楽四重奏曲/エーヴィッヒ/フレージ |
ドーレンSQ | ||
2005年に「調性音楽から12音技法まで」という著作を発表したオランダの現代作曲家、ワーヘマンスの作品集。彼の作品はオランダ放送フィルでも取り上げられ、注目されつつある。 | |||
ウォルフガング・ハフシュミット(1934-): マイスナー・テデウム(2種の録音) |
アンティエ・ビッターリッヒ(S;*) マーティン・ルーカス(Br;*) ハルトムート・ヘンヒェン指揮(*) エッセン・ フォルクヴァング音楽大学o.&cho.(*) バーバラ・ホーネ(S;+) ハルトムート・ヘンヒェン(Br;+) エーリヒ・シュミット指揮(+) マイスナー・カントレイ ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo. | ||
録音:1997年(*)/1968年(+)。 マイスナー・テデウムはソプラノ、大編成合唱と管弦楽、バリトン、四重唱、木管四重奏、ピアノとパーカッション、テープを必要とする大規模作品。 (+)はCD/SACD Stereoのみで再生可能となっております。 | |||
ミヒャエル・デンホフ(1955-): ソプラノ、バリトン、合唱、オルガンと 小管弦楽のための「我は唯一の神を信ず」Op.93/ オルガンのための「深き淵より」Op.41(*) 混声合唱のための「クレド」Op.93a |
アイリ―ン・クルカ(S) アルバン・レンゼン(Br) ミヒャエル・ホッペ(Org) ステファン・シュライヤー指揮 ケルン室内o.、聖グレゴリオ室内cho. ヨハネス・トランプラー(Org;*) | ||
ヘンツェの下で作曲を学んだ現代ドイツの作曲家デンホフの宗教作品集。現代の作曲スタイルに拘らない作風で宗教的題材を表現。特に混声合唱で際立つCybeleの優秀録音も見事。「我は唯一の神を信ず」は2003年5月に行われた世界初演時のライヴ録音。 | |||
ロルフ・リーム(1937-):管弦楽作品集 He, trea doulz roussignol joly/ シューベルト・テイレラガー/ Die Erde ist eine Schale von dunkelm Gold |
ハンス・ツェンダー指揮 オズワルド・サラベルガー指揮 ザールブリュッケン放送so. セバスティアン・ゴットシック指揮 アンサンブル・オリオル/他 | ||
ロルフ・リームは作曲をフライブルクでウォルフガング・フォルトナーに学んだドイツの作曲家。コンサート・ツアーやレクチャー、ワークショップなどをアメリカ、南米、日本で開催するなど精力的な活動を展開している。 | |||
ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970):若い詩人のためのレクイエム
クラウディア・ブラインスキー(S) デイヴィッド・ピットマン=ジェニングズ(Br) ベルンハルト・コンタルスキー指揮オランダ・シンフォニア、 ブルノ・チェコ・フィルハーモニックcho.、スロヴァキア・フィルハーモニックcho.、 エウロパ・コール・アカデミー エリク・ヴロイマンス・クィンテット ヤン・ハーゲ(Org) ジョアン・ラファエル(電子楽器) | |||
ツィンマーマンが拳銃自殺する前年に完成させた超大作にして問題作。演奏にはオーケストラ、3つの合唱団、ソプラノ、バリトン、ジャズ・クィンテット、オルガン、電子楽器、テープという250人を超える巨大編成が必要。テキストにはマヤコフスキーの詩が随所で用いられており、テープからは、ヨハネ12世、毛沢東、イムレ・ナジ、ヒトラー、スターリン、チャーチル、チェンバレン、ジョイス、ウィトゲンシュタインなどの肉声が流れ、ベートーヴェンの「交響曲第9番」第4楽章の冒頭部分、ビートルズの「ヘイ・ジュード」が突如現れる。無秩序が作品全体を支配しているのかと思いきや、この構成はツィンマーマンによって全て計算されたものだという(ブックレットに記載あり)。 | |||
ジャクリーヌ・フォンティン(1930-):管弦楽作品集 On a landscape by Turner/Au fil des siecles/ L'Anneau de Jade/Quatre Sites |
ダーフィト・ポルスレイン指揮 ヤナーチェクpo. | ||
全曲世界初録音。このレーベルでは珍しいオーケストラ・アルバム。アントワープ生まれのベテラン女流作曲家ジャクリーヌ・フォンティンは、作曲をマルセル・キネ、指揮法をハンス・スワロフスキーに学んだ。これらの管弦楽作品は、コンセルトヘボウ管、ロッテルダム・フィル、ドレスデン・フィルなど名門オーケストラによって演奏されている。 | |||
ロルフ・リーム(1937-): バス・クラリネット、ヴァイオリン、トランペット、トロンボーン、チェロと 録音された音のための「 Aprikosenbäume gibt es [あんずの木がある]」(2004) [アンサンブル・アスコルタ]/ 4人の独唱のための「 Ahi bocca, ahi lingua 」(2004) [ヒリアード・アンサンブル]/ ヴァイオリン、バス・クラリネット、アコーディオンとキーボードのための 「 Schlaf, schlaf, John Donne, schlaf tief und quäl dich nicht 」(1997) [アンサンブル・ルシェルシェ] | |||
3曲とも世界初録音。 | |||
ヘンツェ:大管弦楽のための「激情+」 [Appassionatamente plus] (2003) (#) ベルク:ルル組曲(*) ユリア・バウアー(S;*) シュテファン・ショルテス指揮エッセンpo. | |||
録音:2009年11月、2010年5月、ライヴ。(#)は、三島由紀夫の「午後の曳航」を題材としたヘンツェのオペラ「裏切られた海」からの管弦楽作品「激情」の改訂版。 | |||
機械じかけ Vol.1 エッケルト:Aux Mains de l'Espace ライチ:Nahe zu Fern ブレンマー:La Cloche Sans Vallees | |||
1987年と1993年に書かれた3つの電子音楽。 | |||
機械じかけ Vol.2 ライチ:verSTIMMUNG ガラバグリア:arte poetica オラーツ:cral'une ハルトマン:portraits of a woman teil2&3 ブレンマー:dele! エッケルト:diaphane | |||
全て1995年の作品。 | |||
機械じかけ Vol.3 ボーンヘーフト:artificial cliches イクラモワ:Einstimmig ... ウェッセルマン:in the mix ネオハウス:5 kleine Stucke シュウォーン:Orpheus und Demokrit | |||
機械じかけ Vol.4 ハンス=ヴェルナー・シュナイダー(1953-):wenn ich auf einem Instrument spiele ジョン・マッコーイ(1948-):Manche Lucias und Desdemonas マックス・E.ケラー:Sie ディルク・ライチ(1947-):Entwurf eines Programms | |||
1970年代に作曲されたエレクトロニック・ミュージック。人の声とエレクトロニック・サウンドのブレンドによる不思議な世界。 | |||
機械じかけ Vol.5 ニク・ジェミング(1960-):Angelique, mais sans dieu トーマス・ネイハウス(1961-): The Bad Boys Were Prodding the Bear Through the Bars of the Cage クラウディウス・ブルーゼ(1960-): Kapitel 80 マーカス・レッパー(1987-):FM Suite ルドガー・ブルンマー(1958-):TroTropf OrT ディルク・ライチ:nested loops I ウラディミール・ドシャムバゾフ(1954-):No contact III | |||
1980年代に作曲された作品7曲。 | |||
機械じかけ Vol.6 ラルフ・オラーツ(1964-):Pyrocua フリードヘルム:ハルトマン(1963-):exSamples mechanique ハネス・ガレット・ザイドル(1977-):re: bounce ヨン・ジョン・ヤン(1966-):grau &blau スヴェン=インゴ・コッホ(1974-):saxl ローマン・プファイファー(1976-):Dem Grau der Nacht enttaucht ディルク・ライチ:Dialog | |||
1990年代の作品を集めた第6集。 | |||
ドイツ電子音楽作曲家協会 (DEGEM) 〜CD3 フリードヘルム・ハルトマン:Sirenes ラルフ・R.オラーツ(1964-):Unacres ユタ・ラヴェンナ(1960-):LeiseLaute ヘルムート・ツァップ(1956-):Canto del Aria ハリー・エド・ローラン:Prayer Meeting: EO マルティン・スッペル(1947-):DH2 ギュンター・ハインツ:Changes ゲルハルト・ベールズ(1969-):Silicea グランディアン・ルツ(1954-):Sudlich von Alexandreia | |||
ミニマル・サウンドで知られる「モノレイク(Monolake)」の創設者の1人、ゲルハルト・ベールズも「DEGEM」のメンバー。 | |||
ドイツ電子音楽作曲家協会 (DEGEM) 〜CD4 ウィルフリード・イェンチュ(1941-):Kyoto Bells アンドレ・ルスチョコフスキ(1959):Nasoma ハインツ=ヨーゼフ・フローリアン(1955-):Hannah's Tapesession IIa クリスティアン・バナシク(1963-):Begegnung VI ヨハネス・S.システルマンス(1955-):XIX MIKADO 2 マティアス・キルシェク(1952-):Masae ハンス・トゥチュク(1966-):extremites lointaines | |||
「Kyoto Bells」や「XIX MIKADO 2」など日本を連想させる電子音楽も含まれている。 | |||
ドイツ電子音楽作曲家協会 (DEGEM) 〜CD5 ハンス・ミッテンドルフ=ラビシュ:Gesang der Winde ハルトムート・イェンチュ(1965-):bleistift music 石井紘美:Dreaming Stones ゲオルク・カッツァー(1935-):Die Landschaft von Vineta ティルマン・クラウス(1954-):...woraus Begegnung fliest... Giordano Bruno ギュンター・ハインツ(1954-):keep on the move インゲ・モルゲンロート: Requiem fur ein Schwein フランク・シュヴァイツァー(1962-):Beginner's mind | |||
石井紘美は武蔵野音楽大学からドレスデン音楽大学へと渡った日本の女流作曲家。 | |||
ドイツ電子音楽作曲家協会 (DEGEM) 〜CD7 ハビエル・アレサンドロ・ガラヴァーニャ(1960-):序曲 (in memoriam T.A.T.) ハンス・ミッテンドルフ=ラビシュ(1952-):Invisble Worlds スヴェン=インゴ・コッホ(1974-):sax ハリー・エド・ローラン(1950-):N.A.M.A: booty! don't walk ヴェルナー・シー(1953-):Cities 'Drift カール・フリードリヒ・ゲルバー(1954-):Stream フランク・ニーフスマン(1960-):Arbeit フリートヘルム・ハルトマン(1963-):Electric Symphony (Fuge) ロベルト・ドアーティ(1953-):Felix Regula IV | |||
ヨーロッパだけでなく様々な国籍の作曲家たちが名を連ねる、ドイツ電子音楽作曲家協会(DEGEM)に所属する作曲家たちの作品集。全曲電子楽器による演奏で、世界初録音。 | |||
電子音楽のための47の小品による「90秒の現実」 | |||
DEGEM-CD9 オルフェウス400〜20のエレクトロアコースティック作品集 (シュテファン・フリッケのコンセプションによる) | |||
ドイツ電子音楽作曲家協会(DEGEM)に所属する作曲家たちの作品集"DEGEM" 第9巻。 | |||
Feedback CD3 - DEGEM CD6 ミヒャエル・フォン・ビール(1937-): Book for three(*) ロルフ・ゲールハール(1943-):Beckenstuck(+) ジークフリート・ケプフ(1958-): Bassmaschine(#) ヨハネス・フリッチュ(1941-):Nachthelle(**) ハラルト・ムエンツ(1965-): Writing - Ausschnitt |
ミヒャエル・フォン・ビール (P、プレイバック処理;*) ロルフ・ゲールハール(シンバル;+) ヨハネス・フリッチュ(調節機;+) ジークフリート・ケプフ(電子音;#) ティム・ジョーンズ (Vn、Va;**) ゲオルク・ボルガース(Vc;**) マルティン・ インゲンフット(Cb;**) トマス・レーン (シンセサイザー;**) アルミン・ゾマー、 ウルリヒ・ルダート(太鼓) | ||
全曲世界初録音。ドイツ電子音楽作曲家協会(DEGEM)に所属する作曲家たちの作品集。現代ドイツの作曲家ミヒャエル・フォン・ビールは、モートン・フェルドマン、シュトックハウゼンの弟子でもある。 | |||
ヨハネス・フリッチュ: ヴィオラ・ダモーレとシンセサイザーのための 「ヴィオレクトラ」 |
ヨハネス・フリッチュ (Vaダモーレ/シンセサイザー) デイヴィッド・ジョンソン (シンセサイザー) | ||
世界初録音。「Feedback Stugio」シリーズ。「 Feedback Studio Koln 」の設立に携わったドイツのアーティスト、ヨハネス・フリッチュによる、ヴィオラ・ダモーレとシンセサイザーという変った組あわせの作品。 | |||
Feedback CD6 〜ミヒャエル・フォン・ビール(1937-): チェロのための作品集 ドイツの風景 (1970) /チェロ協奏曲 (1971) |
ミヒャエル・フォン・ビール(Vc) 共演者不詳 | ||
録音:1970年/1971年。1970年に設立された「Feedback Studio Koln」で録音された音源をリマスターし、リリースする新シリーズ。 | |||
Feedback CD7 〜ヨハネス・フリッチュ(1941-)3つの三重奏曲 RM '96 (*)/三重奏曲 1977 (#)/ HOCHTÖNER (+) |
ヴォルペ・トリオ(*) [レスリー・オルソン(アルトFl) スコット・ローラー(Vc) スザンヌ・アキレス(P)] ヨハネス・フリッチュ(Va;#/+) ジョン・イングリッシュ(Tb;#) ケヴィン・ヴォランズ(P;#) デイヴィッド・ジョンソン (Fl、シンセサイザー;+) ロルフ・ ゲールハール(Perc;+) | ||
録音:1975年、1977年、1996年。同じく「 Feedback Stugio 」シリーズの1枚。「 Feedback Studio Koln 」の設立に携わったフリッチュのポートレート・アルバム。 | |||
クラレンス・バーロウ(1945-):ピアノ作品集 ルーダス・ラガリス〜 ピアノのための13の前奏曲とフーガ/ プレイヤー・ピアノのための小品/ ピアノ四重奏のための「Cogluotobusisletmesi」 |
ヘルマン・クレッチュマー(P) クラレンス・バーロウ (プレイヤー・ピアノ) ジェイムズ・エイヴリー指揮 イルメラ・レルケ、 ユルゲン・クルーゼ、 ベンジャミン・コブラー(P) | ||
インドのコルコタ出身で、ツィマーマン、グロボカール、シュトックハウゼンら現代音楽の巨匠たちから作曲を学んだクラレンス・バーロウのピアノ作品集。インドのラーガの旋律的な特色とヨーロッパの伝統的手法を織り交ぜた「ルーダス・ラガリス」、4台のピアノが東洋的な旋律などを絶え間なく奏でる「Cogluotobusisletmesi」など、民族音楽を取り入れた新しい音楽の発表を続けている。 | |||
フィードバック・スタジオ・ケルン Vol.9 〜 ヨハネス・フリッチュ(1941-2010):初期室内楽作品集 ソプラノ、低音管楽器と3つのコントラバスのためのの「 Bestandteile des Voruber 」(1962) (*) / ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスのための「ナハトムジーク」(1963) [マルリーズ・ギーゼン(S;*) オスカー・ゴットリープ・ブラール指揮(*) ケルン音楽大学学生アンサンブル] 3台のピアノのための「イコン [Ikonen] 」(1964) [アルフォンス・コンタルスキー、アロイス・コンタルスキー、ベルンハルト・コンタルスキー(P)] ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスとピアノのための「モデュレイションI」(1966) [フランツ・ヨーゼフ・マイヤー(Vn) ヨハネス・フリッチュ(Va) ジークフリート・パルム(Vc) パウル・ブロイアー(Cb) ベルンハルト・コンタルスキー(P)] フルートとピアノのための「G線上の」 (1970)[レスリー・オルソン(Fl) ズザーネ・アキレス(P)] チェロとピアノのための「B線上の」(1972)[ジークフリート・パルム(Vc) アロイス・コンタルスキー(P)] | |||
録音:1963年-1996年。シュトックハウゼンの弟子、ヨハネス・フリッチュが設立に携わったフィードバック・スタジオでのレコーディング・シリーズ。 | |||
フィードバック・スタジオ・ケルン Vol.10 〜 ヨハネス・フリッチュ(1941-2010):ライヴ・エレクトロニクス作品集 ヴィオラのための「デュエット」(1961-62)[ヨハネス・フリッチュ(Va)] オーボエ独奏とテープのための「悲しみのマドリガル」(1963-64)[ローター・ファーバー(Ob)] ヴァイオリンと12人の弦楽奏者のための室内協奏曲(1964)[パトリシオ・カディス(Vn) トーマス・バルトナー指揮ライン室内o. ヨハネス・フリッチュ(音響監督)] ヴィオラ、コンタクトマイクロフォン [Kontaktmikrofone] 、テープレコーダー、フィルターと デバイス [Regler] のためのパルティータ(1965-66)[ヨハネス・フリッチュ(Va) ロルフ・ゲールハール、アルフレート・アリングス、カールハインツ・シュトックハウゼン(演奏者)] 電気打楽器とテープのためのオード(1980)[ディーター・ヴェルネッケ(演奏者) マイケル・ランタ(Perc) フォルカー・ミュラー(音響)] | |||
録音:1962年-1980年。「パルティータ」では師のシュトックハウゼンも演奏に参加している。 | |||
ギュンター・ベッカー(1924-):作品集 Ferrophonie (1973) / Aus Alpbachs Hain und Flur (1978) / Passagen (1975/76) |
様々な演奏家、 電子楽器 | ||
世界初録音。 ギュンター・ベッカーはカールスルーエ・バーデン音楽大学で指揮と作曲を学んだドイツの現代音楽作曲家。 | |||
ギュンター・ベッカー(1924-):大いなる神秘 | ヘンリク・コイ(語り) ナンシー・ポランド(Org) 様々な演奏家 | ||
世界初録音。 | |||
ロルフ・リーム(1937-):百槇の話 | アルフレード・ハース(Sax/Cl) ハイナー・ゲッベルス (エレキG/アコースティックG/Vc) クリストフ・アンデルス (エレキG/ドラムス) カリン・フランク(Hp) カール・リーム(Org)他 | ||
世界初録音。ドイツの大物現代音楽作曲家ロルフ・リームが、グリム童話「百槇の話」を題材として作曲。演奏には主に現代音楽を活躍の場とするハイナー・ゲッベルスも参加。 | |||
ウルス・ファース: アルバン・ベルクとハンナ・フックス、 ダヴィッドとシモーネ〜 2つの愛の物語 |
様々なアーティスト | ||
世界初録音。マルチチャンネル。ドイツ語のナレーションによるオーディオ・ブックのシリーズ。ツェムリンスキー、ベルク、シェーンベルクの音楽と物語が融合。 | |||
マーティン・バルトシャイト: Vom Madchen das nicht schlafen wollte |
様々なアーティスト | ||
世界初録音。マルチチャンネル。ドイツ語のナレーションによるオーディオ・ブック。 | |||
シェーンベルク:お姫さま
アルノルト・シェーンベルク、ヌリア・シェーンベルク、 ロナルト・シェーンベルク、ローレンス・シェーンベルク(語り)他 | |||
世界初録音。 12音技法の創始者シェーンベルクが、自分の3人の子供たちに語り聞かせた物語「お姫さま」を収録した珍しいオーディオブック。しかもこの音源は、シェーンベルクの3人の子供たちの語り、そしてアルノルト・シェーンベルク本人による語りを収録した大変貴重な記録。研究資料としても注目されることだろう。 | |||
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの音楽
ウルリッヒ・トゥクール(語り) イェルク・ワスチンスキ(S) マルティン・シュメディング(Org) コンチェルト・ロイヤル・ケルン | |||
ドイツの俳優ウルリッヒ・トゥクールの語りとヘンデルの音楽によるオーディオ・ブック。 | |||
UBC-1802 廃盤 |
ヨーロッパ宮廷の女性作曲家たち Vol.2
フィーネ・ツィマーマン(Cemb) |