1987年&1988年フーズム城音楽祭ライヴ録音集
ヘンゼルト:練習曲 ニ短調 Op.2-1/練習曲 変ニ長調 Op.2-2 モシュコフスキ:火花 Op.36-6 / ショパン:序奏とボレロOp.19 [マイケル・ポンティ(P)] シューベルト/タウジヒ編曲:アンダンティーノと変奏曲 ゴドフスキ:ボイテンゾルフ植物園 R.シュトラウス/ゴドフスキー編曲:セレナードOp.17-2 ガーシュウィン/ワイルド編曲:サマータイム[ダニエル・バーマン(P)] ゴドフスキ:エレジー / シュールホフ:タンゴ[ライナー・M.クラース(P)] ワーグナー/ビューロー編曲:マイスタージンガー・パラフレーズ [エッカート・ゼルハイム(P)] シャミナード:むかし / サンカン:ロマンティックなカプリース [ペーター・フロウンジャン(P)] フロラン・シュミット: 眠りの精の馬/中国の傘[デュオ・カトル・マン(P)] ラフマニノフ:6手のためのワルツ[フロウンジャン&クラース&バーマン] ニルセン:「子どもと大人のためのピアノ音楽」より[ヴェステンホルス] リスト:ピアノ曲 ヘ長調 / ドビュッシー:仮面[ニーナ・ティシュマン(P)] アルカン:エスキース Op.63より[ライナー・M.クラース(P)] リスト:ジュネーヴの鐘 / シャブリエ:バレエの歌/ムーア風舞曲 シマノフスキ:ロマンティックなワルツ[ペーター・フロウンジャン(P)] グリンカ/バラキレフ編曲:ひばり / クライスラー/ラフマニノフ編曲:愛の悲しみ [フィリップ・ファウケ(P)] ラモー/ゴドフスキ編曲:エレジー / アイアランド:アイランド・スペル ラフマニノフ/ワイルド編曲:春の洪水 Op.14-11[ダニエル・バーマン(P)] アムラン:練習曲第12番「前奏曲とフーガ」 / シューマン:森の情景 Op.82〜別れ [マルク=アンドレ・アムラン(P)] ヴィラ=ロボス:シランダ第4番[ロベルト・シドン(P)] ヨアヒム:「妖精の歌」変奏曲[ミハエル・シュトルック(P)] | ||
ピアノのための秘曲 EXPO、フーズム城音楽祭1987&1988! 世界的名手たちがドイツ、ニーダーザクセン州のフーズムに集まり、毎年開催されるピアノのための秘曲のEXPOフーズム城音楽祭。凄まじくレアなピアノ作品をとにかく弾きまくるピアノ・ファン熱狂のフーズム城音楽祭の第1回(1987年)&第2回(1988年)の秘蔵音源がダナコード(Danacord)から初登場!!このピアニストによるピアニストのためのワールドカップ(?)の第1回&第2回のプログラムも濃厚。フーズム城音楽祭の常連中の常連、アムランもしっかりと参加しており、披露しているのは自作自演の「前奏曲とフーガ」という徹底振り。現在まで続くフーズム城音楽祭の原点。 | ||
レアリティーズ・オブ・ピアノ・ミュージック1989 アルカン:カンティーク・ド・カンティークス(*) ラフマニノフ・セレナードOp.3-5(#) ショパン(ゴドフスキー編):練習曲第42番 イ短調(+) コンフレイ:キッテン・オン・ザ・キーズ(+) ヘインリッヒ・フォン・ザール: スティムメン・デア・ナハトOp.3 より(**) ベネット:ロンドー・ア・ラ・ポロネーズOp.37(##) メトネル:おとぎ話(##) ビゼー:旅立ち(++) フォーレ:夜想曲第2番(++)/夜想曲第13番(***) フォーレ(グレインジャー編):ネルOp.18-1(###) パルムグレン:Feux Follets(###) グリンカ(バラキレフ編):ひばり(+++) チャイコフスキー(プレトニョフ編): アンダンテ・マエストーソ(+++) リスト:ハンガリー狂詩曲第10番(****) グルック(チェーシンズ編):メロディ(####) ガーシュウイン(ワイルド編): アイ・ガット・リズム(####) |
ロナルド・スミス(P;*) マイケル・ポンティ(P;#) マルク=アンドレ・アムラン(P;+) ジョセフ・ド・ ビーンホーヴェル(P;**) ハミッシュ・ミルン(P;##) ジャン=マルク・ルイサダ(P;++) イディル・ビレット(P;***) ペーター・フロウンジャン(P;###) ボリス・ブロッホ(P;+++) レイナー・M.クラース(P;****) ダニエル・ベルマン(P;####) | |
アムランをはじめとする超絶技巧のピアニストたちが一同に会してドイツのフーズムで行われる「フーズム音楽祭(フスモ音楽祭)」シリーズの一枚。 1989年の演奏を集めたこのタイトルは本国デンマークでしばらく品切れとなっていたが、2002年に、ニューマスターによって再発売となった。 | ||
カール・ニルセン・コレクション Vol.1-6 | ||
〔DACOCD-351/353〕 交響曲全集(全6曲) |
トマス・イェンセン指揮 エリク・タクセン指揮 ラウニー・グロンダール指揮 デンマーク放送so. 録音:1952-1959年 | |
〔DACOCD-354/356〕 協奏曲&管弦楽作品集 ヴァイオリン協奏曲(*) フルート協奏曲(+) 弦楽のための小組曲(#) 他 |
エミール・テルマニー(Vn;*) エジスト・タンゴ指揮(*) ポール・バーケルンド(Fl;+) トマス・イェンセン指揮(+) エリク・タクセン指揮(#) デンマーク放送so.(*/+/#) 他 録音:1936-1960年 | |
〔DACOCD-357/359〕 歌劇集 「仮面舞踏会」(*) 「サウルとダヴィデ」(+) |
ラウニー・グロンダール指揮(*) トマス・イェンセン指揮(+) デンマーク放送so. 他 録音:1954年、1960年 | |
〔DACOCD-360/362〕 室内楽作品集 弦楽四重奏曲第1番−第4番 ヴァイオリン・ソナタ第1番/同第2番 |
エールリング・ブロッホSQ コッペルSQ エミール・テルマニー(Vn) 録音:1935-1958年 | |
〔DACOCD-363/364〕 鍵盤作品集 6つのユモレスク・バガテル 5つのピアノ小品 他 |
ガリナ・ヴェルシェンスカ(P) 他 録音:1937-1967年 | |
〔DACOCD-365/367〕 歌曲&合唱作品集 15の歌(*) 14の歌(+) 他 |
アクセル・シュッツ(T;*) エイナール・ノービー(B-Br;+) 他 録音:1909-1954年 | |
カール・ニルセン(1865-1931)の作品のヒストリカルCD 6セットをまとめてシュリンク・ラップしたもの。かつてのニルセン=交響曲という認識は過去のものになりつつあるだけに、作曲家ニルセンの受容史を語る上で欠かせないこのシリーズも次第に注目を集めていった。 | ||
レアリティーズ・オブ・ ピアノ・ミュージック Vol.2〜1990年フーズム音楽祭 |
イーゴリ・ジューコフ、 マルク=アンドレ・アムラン、 アビー・サイモン、 ジェフリー・ ダグラス・マッジ、他(P) | |
レアリティーズ・オブ・ ピアノ・ミュージック Vol.3〜1991年フーズム音楽祭 |
アレクセイ・リュビモフ、 ドンナ・アマト、他(P) | |
オレグ・マルシェフ〜 プロコフィエフ(1891-1953): ピアノ独奏作品全集 Vol.1 ピアノ・ソナタ第6番 イ長調Op.82/ドゥムカ/ 束の間の幻影Op.22/ ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調Op.83 |
オレグ・マルシェフ(P) | |
#当盤は廃盤ですが、CD-Rプレス仕様盤なら入荷する可能性があるとの事ですので、ご注文を受けつけます。 | ||
オレグ・マルシェフ〜 プロコフィエフ(1891-1953): ピアノ独奏作品全集 Vol.2 ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調Op.1/4つの小品Op.3/ 年取った祖母のお話Op.31/3つの小品Op.59/ ピアノ・ソナタ第8番 変ロ長調Op.84 |
オレグ・マルシェフ(P) | |
オレグ・マルシェフ〜 プロコフィエフ(1891-1953): ピアノ独奏作品全集 Vol.3 ピアノ・ソナタ第3番 イ短調Op.28「古い手帳から」/ 思考(3つの小品)Op.62/行進曲Op.89 No.8/ 4つの小品Op.32/ ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調Op.38 Op.135 |
オレグ・マルシェフ(P) | |
オレグ・マルシェフ〜 プロコフィエフ(1891-1953): ピアノ独奏作品全集 Vol.4 ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調Op.14/ 4つの小品Op.4/無言歌(1905頃)/私事Op.45/ 子供のための音楽Op.65 ピアノ・ソナタ第4番 ハ短調Op.29「古い手帳から」 |
オレグ・マルシェフ(P) | |
オレグ・マルシェフ〜 プロコフィエフ(1891-1953): ピアノ独奏作品全集 Vol.5 ピアノ・ソナタ第9番 ハ長調Op.103/ 4つの練習曲Op.2/ 子供のための2つの小品(1904-05頃)/風刺Op.17/ トッカータOp.11/ 2つのソナチネOp.54[ホ短調/ト長調] |
オレグ・マルシェフ(P) | |
レアリティーズ・オブ・ ピアノ・ミュージック Vol.4〜1992年フーズム音楽祭 |
マルク=アンドレ・アムラン、 ベルナール・ランジェイサン、 イーゴリ・ジューコフ、 マリー=カトリーヌ・ジロー、他(P) | |
アントン・ルビンシュテイン(1829-1894): ピアノ協奏曲集 [第3番 ト長調Op.45/第4番 ニ短調Op.70] |
オレグ・マルシェフ(P) イリヤ・ストゥペル指揮 アルトゥール・ ルービンシュタインpo. | |
録音:1991年11月&1992年5月、フィルハーモニック・ホール、ウッジ、ポーランド。 デンマークのヴィルトゥオーソ・ピアニスト、マルシェフによる、おそらく初の協奏曲録音であった物。19世紀ロシアの大ピアニスト、ルビンシュテインのピアノ協奏曲を、同姓 Rubinstein を持つ20世紀の大ピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタインの故郷ウッジで創設された、その名を冠したオーケストラによって伴奏した企画盤だが、他の曲は録音されなかったようだ。 #当盤は現在、CD-Rでのプレスとなっています。 | ||
レアリティーズ・オブ・ ピアノ・ミュージック Vol.5〜1993年フーズム音楽祭 |
ウェルナー・ベルチ、 ベルナール・ランジェイサン、 スティーヴン・ハフ、他(P) | |
レアリティーズ・オブ・ ピアノ・ミュージック Vol.6〜1994年フーズム音楽祭 |
イーゴリ・ジューコフ、 オレグ・マルシェフ、 スティーヴン・ハフ、 パウル・バドゥラ=スコダ、 マルク=アンドレ・ アムラン、他(P) | |
ヴィクトル・エマヌエル・ベンディクス:交響曲全集 [第1番「山登り」/第2番「南ロシアの夏の響き」/ 第3番/第4番] |
エフゲニー・シェスタコフ指揮 オムスクpo. | |
デンマークの知られざる大作曲家ベンディクスによる交響曲全集。ゲーゼやリストに学び、のちにニルセンを育てることになる。ニルセン以前のデンマークを語る上で欠くべからざる人でありながらこれまで不当に無視されていた。作品は堂々とした勇壮なもの。 | ||
オレグ・マルシェフ〜 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):ピアノ作品集 ピアノ・ソナタ ロ短調Op. 5/ 5つのピアノ小品Op.3/ 情緒のある風景Op.9 |
オレグ・マルシェフ(P) | |
レアリティーズ・オブ・ ピアノ・ミュージック Vol.7〜1995年フーズム音楽祭 |
アントン・クェルティ、 ロナルド・スミス、 マリー=カトリーヌ・ジロー、他(P) | |
パヴェル・パブスト(1854-1897): チャイコフスキー&ルビンシュテイン作の オペラ&バレエからのピアノ編曲集 オペラ「マゼッパ」による幻想曲/ オペラ「エフゲニー・オネーギン」による 演奏会用パラフレーズ/ ルビンシュテインのオペラ「悪魔」の 回想による大幻想曲/ バレエ「眠りの森の美女」による 演奏会用パラフレーズ/ 子守歌(原曲:チャイコフスキー Op.16 No.1)/ オペラ「スペードの女王」による イラストレーション |
オレグ・マルシェフ(P) | |
世界初録音。特記以外、原曲はチャイコフスキー作。 | ||
アクセル・シェッツ全録音集 オラトリオとモーツァルトのアリア (1940年-1945年録音)/ 美しい水車屋の娘(1945年録音)/ グリーグの歌曲(1943年録音)/ 詩人の恋、ブラームス、グリーグ &ベルマンの歌曲(1946年録音)/ 未完の「美しい水車屋の娘」 (1939年-1940年録音)と秘蔵の録音/ C.E.F.ヴァイセのロマンスと スカンディナヴィアのリュート歌曲/ デンマークの黄金時代とヴァイセの映画 (1940年)抜粋/ 夏の歌(1938年-1940年、デンマーク録音)/ ハイセのロマンス(1942年-1945年録音)と 新たに見つかったノルウェー放送録音/ 「ファリネッリ」、管弦楽をともなう歌、 ポピュラーソング(1933年-1938年録音) カール・ニルセン歌曲全録音 |
アクセル・シェッツ (T/Br) ヘアマン・D.コペル(P)他 | |
録音:1933年-1946年。DACOCD-451から460の単売リリースを限定盤ボックス化。約400ページのブックレットが封入され、コレクターズ・アイテムとしても嬉しいセット。 | ||
レアリティーズ・オブ・ ピアノ・ミュージック Vol.8〜1996年フーズム音楽祭 |
マルク=アンドレ・アムラン、 ピアーズ・レーン、 イーゴリ・ジューコフ、他(P) | |
ランゴー:オルガン作品集 イン・テネブラス・エクステリオーレス/ 「報いのとき」−3晩にわたるドラマ |
フレミング・ドレイシィ(Org) | |
奇怪な作品群で知られる異端の作曲家ランゴー。彼がすぐれたオルガニストでもあったことを物語る大作。 | ||
オレグ・マルシェフ〜 エミール・フォン・ザウアー(1862-1942): ピアノ作品集 Vol.1 演奏会エチュード[第1曲−第20曲] |
オレグ・マルシェフ(P) | |
オレグ・マルシェフ〜 エミール・フォン・ザウアー(1862-1942): ピアノ作品集 Vol.2 演奏会用練習曲[第21曲−第30曲]/ ウィーンの歓喜/奇想曲/無言の台詞/ スケルツォ・ワルツ/音楽箱/ウィーンのこだま |
オレグ・マルシェフ(P) | |
リストの最晩年の高弟の一人として有名なザウアーは、ドイツの作曲家、ピアニスト、楽譜校訂者、音楽教育者。作品は言うまでもなくピアノ曲中心で、声楽曲やピアノの教則本も出版している。 Vol.3:DACOCD-533、Vol.3:DACOCD-534[ピアノ・ソナタ全集Vol.1&Vol.2]、Vol.5:DACOCD-595、Vol.6:DACOCD-596。 | ||
レアリティーズ・オヴ・ピアノ・ミュージック 1997 ヘルマン・ゲッツ:風俗画家[アントン・クェルティ(P)] ゲオルク・ヘンドリク・ヴィッテ:ピアノ連弾のためのワルツ[ペーケン&シュトルック(P)] レイナルド・アーン:プルーストの詩による画家の肖像[ジェフリー・スワン(P)] ドビュッシー:夜想曲/ピエール・ド・プレヴィユ:ソナタ[マリー・カトリーヌ・ジロー(P)] エルネスト・フォン・ドホナーニ:パストラーレ/ピアソラ:3つのプレリュード[キャスリン・ストット(P)] アナトーリ・アレクサンドロフ:ソナタ第2番[ユーリ・マルティノフ(P)] シューベルト(リスト編):アヴェ・マリア[ロベルト・カペッロ(P)] | ||
デンマークの大ピアニスト、ヴィクトー・ショアラー リスト(1811-1886):ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調[1951年/ HMV, KALP 1 ](*) サン=サーンス(1835-1921):ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.22 [1953年/ HMV, KALP 1 ](#) グリーグ(1843-1907):ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16 [1948年/ TONO, X 25140-43 (Mtx 3371-77) ](+) / 抒情小曲集第3集 Op.43 〜第6曲「春に」[1948年/ TONO, X 25143 (Mtx 3378) ] ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調Op.27 No.2「月光」 [1929年、イギリス/ Columbia DC 15-17 (Mtx WA 9429-33) ] D.スカルラッティ(1684-1757)/カール・タウジヒ(1841-1871)編曲:パストラル/カプリッチョ [1929年、イギリス/ Columbia DC 17 (Mtx WA 9434) ] ショパン(1810-1849):練習曲 Op.25 No.9 ゴドフスキー(1870-1938):ショパンの練習曲 Op.25 No.9 によるパラフレーズ [1929年、イギリス/ Columbia DC 18 (Mtx WA 9435) ] ショパン:マズルカ〔嬰ト短調 Op.33 No.1 /イ短調 Op.68 No.2 〕[1943年/ TONO, K 8013-4 (Mtx 2019, 2021) ] ワルツ 嬰ハ短調 Op.64 No.2 /子守歌 Op.57 [1924年/ Nordisk Polyphon, S 67001, 67000 (Mtx 585az, 584 1/2az) ] ブラームス(1833-1897): ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24 [1951年/ HMV, DB 20175-77 (Mtx 2 CS 3022-27) ] シベリウス(1865-1957):ロマンス 変ニ長調 Op.24 No.9 [1951年、イギリス/ HMV, DB 10508 (Mtx 2 EA 15912) ] スクリャービン(1872-1915):左手のための夜想曲 Op.9 No.2 [1947年/ TONO, A 131 (Mtx 3062) ] ラフマニノフ(1873-1943):前奏曲 Op.23 No.5(2種) [1929年、イギリス/ Columbia, DC 18 (Mtx WA 9436) ][1951年、イギリス/ HMV, DB 10508 (Mtx 2 EA 15913) ] イグナツィ・フリードマン(1882-1948): Wienertanz No.2 [1929年、イギリス/ HMV M 95 (Mtx Cc 5877) ] ヴィクトー・ショアラー(P) イサイ・ドブローウェン指揮(*) ニコライ・マルコ指揮(#) エーリク・トゥクセン指揮(+) デンマーク国立放送so.(*/#/+) | ||
録音/ソース:上記[内]、特記以外デンマーク。ヴィクトー・ショアラー [Victor Schiøler] (1899-1967)はデンマークに生まれ没したピアニストで、イグナツィ・フリードマンとアルトゥール・シュナーベルの弟子。当盤以外の復刻は少なく、 DANACORD から出ているニルセンの歴史的録音集や、エアリング・ブレンダール・ベンクトソンの独奏録音集に含まれている物を除くと、2011年に 仏 FORGOTTEN RECORDS から、ショパンのソナタ第2番&第3番(録音:1953年/原盤:HMV)がリリースされた(fr-496)程度か。 | ||
ニルセン:ピアノ作品全集 | ニナ・ミラー(P) | |
デンマークの新作詩篇歌曲集 メラー、オーレ・シュミット、マセンン、シュルツ、 クリステンセン、デッカート、ネアゴー/他の作品 |
ヘーズヴィ・ロンメル(Vo) カーステン・イェンセン(Org) | |
ヨーアン・イェアシル:不思議の国のアリス ベント・ロレンセン:コミックス |
ラスムッセン指揮 オーフスso. | |
ナレーションつきの音楽物語。 | ||
ヴァウン・ホルンボー(1909-1996):ピアノ作品集 交響的組曲「バードの響き」Op.49/ 陽気なソナチナ Op.27 No.1/組曲 Op.4/ ピアノ小品集 (1930-1932)/ ルーマニア組曲Op.12 No.1 |
アンカー・ブリーメ(P) | |
録音:1998年9月2日-3日。デンマーク生まれ、今世紀後半のシンフォニストとしてはその独自性からも最も評価されるべき人。これまでその交響曲と協奏曲などばかりが紹介されてきたが、これは珍しいピアノ作品集。彼の活動期の初期から中期における作品。 | ||
トーマス・イェンセン、コンダクツ・ロンビ ブーケ・ロイヤル・ギャロップ/ 女王ルイーズのワルツ/ ポルカ・マズルカ「コリュンビーヌ」/ ヘルペルス・ワルツ/アマエア・ポルカ/ ソフィー・ワルツ/ ワルツ「クロルの舞踏会のざわめき」/ アメリー・ワルツ、ブリッタ・ポルカ/ シャンペン・ギャロップ/ 夢の光景、ポルカ「おやすみなさい」/ ギャロップ「コペンハーゲン蒸気鉄道」 |
トーマス・イェンセン指揮 チボリ・コンサートo. | |
録音:1940年-1943年。原盤:ODEON。 戦中から戦後を代表するデンマークの指揮者イェンセンがこれまた当時を代表するデンマークの作曲家ロンビの作品を振ったお国物。 | ||
エディット・オルドロップ ニールセン、グリーグ、モーツァルト、 ビゼー、プッチーニ、他よりのアリア |
エディット・オルドロップ(S) | |
録音:1937年-1953年。原盤:HMV、他。 オルドロップは1934年-1949年までデンマーク王立オペラで歌った歌手。 | ||
ドビュッシー:前奏曲集[第1巻/第2巻] | アンカー・ブリーメ(P) | |
録音:1985年。ステレオ。 ブリーメは1925年生まれのデンマークの巨匠。 | ||
フルートとオルガンのためのオリジナル作品集 ホヴァネス:龍笛と笙のためのソナタ ネアホルム:3つの小品 J.P.E.ハートマン:前奏曲 ジャン・アラン:3つの楽章 モラー:インヴェンション ベンツソン:ソナタ「ノミ」 ラングレー:我が祖国のブルターニュ人たちの思い出に ノアビ:パルティータ |
デュオ・アラン | |
エッベ・ハメリク(1898-1951): おとぎばなしオペラ「旅のお供」 |
クリストフェリ指揮 デンマークpo. | |
録音:1979年。アンデルセンの原作による。 | ||
デンマークの音楽一家シリーズ Vol.1 〜ハートマン親子 エミール・ハートマン: 序曲「ヘルゲランの戦士たち」/ 序曲「ハーコン・ヤール」/ チェロ協奏曲 ヨハン・ペーター・ エミリウス・ハートマン: 序曲「ハーコン・ヤール」/ 序曲「秋の狩り」 |
キム・バーク・ディニセン(Vc) ジャン・ピエール・ヴァレーズ指揮 南ユトランドso. | |
モーツァルト: ピアノ・ソナタ集[第4番/第10番/第17番] 幻想曲 ハ短調 |
エイヴィン・モラー(P) | |
デンマークの重鎮ピアニスト、モラーが81歳のときの録音。テクニック的な衰えはあるが、何度も繰り返し聞きたくなる滋味深い秀演。 | ||
デンマークの音楽一家 Vol.2〜ゲーゼ親子 ニルス・ヴィルヘルム・ゲーゼ: 喜劇のための序曲「マリオッタ」/ 演奏会用序曲「ハムレット」/ 演奏会用序曲「オシアンの余韻」/ ヴァイオリンと管弦楽のためのカプリッチョ アクセル・ゲーゼ:ヴァイオリン協奏曲第2番 |
クリスティーナ・オストラン(Vn) アイオナ・ブラウン指揮 南ユトランドso. | |
ハートマン親子(DACOCD-508)に続く第2弾。まさに本命といってよい親子の登場。デンマーク音楽の父と称されるニルス・ヴィルヘルム・ゲーゼとその息子アクセル。ニルスの作品はもちろんどれも名作だが、アクセルのヴァイオリン協奏曲も美しく個性的な作品。 | ||
オーレ・シュミット: トランペット、トロンボーン、弦楽、 パーカッションのための協奏曲/ チューバ協奏曲/ ホルンと室内管弦楽のための協奏曲/ 5つのホルン、ティンパニとパーカッション のための音楽 |
オーレ・シュミット指揮 オーフスso. クヌッズ・ホーヴァルト(Tp) カーステン・スヴァンベア(Tb) ミカエル・リン(Tu) ビョルン・フォスダル(Hr) | |
指揮者としての知名度が高いであろう、デンマークのオーレ・シュミット作曲による金管楽器のための協奏曲集。 | ||
クープラン:教区のミサ | グンナー・スヴェンソン(Org)指揮 アラン・ディール、 マティアス・グローフェ | |
デンマークのオルガンで聴くクープランのオルガン・ミサ。 | ||
フランソワ・クープラン: 修道院のためのミサ(グレゴリオ聖歌斉唱付き)(*) グンナル・スヴェンソン(1935-): フランソワの名による即興/クープランの名による即興/ フランソワ・クープラン「聖シュザンヌのモテット」 のユビレームスの主題による即興 |
ヘレ・ニルセン、 スティネ・ロマー・ポールセン、 エヴァ・ニュボー・ペーターセン、 スティネ・ラスムセン(Vo;*) グンナル・スヴェンソン(Org) | |
使用楽器:聖ニコライ教会のオルガン。 | ||
ブラームス: チェロ・ソナタ第1番/チェロ・ソナタ第2番/ F.A.E.ソナタ〜ソナタ楽章(デスパリ編) |
エアリング・ブロンダル・ ベングトソン(Vc) ニーナ・カタフラージェ(P) | |
ベングトソンはピアティゴルスキーに師事した1932年生まれのチェリスト。 | ||
ランゴー:歌劇「反キリスト〜運命の日の光景」 | ヨアヒム・ザイップ(Br) キャスリン・カーペンター(S) ニルス・ムース指揮 インスブルック・チロルso. | |
デンマーク異端の作曲家ランゴーが残した大作オペラ。交響曲同様不可解な魅力で聞く人を魅了する。ドイツ語による舞台初演を収録したもの。 | ||
レアリティーズ・オヴ・ピアノ・ミュージック Vol.10 〜1998年フーズム音楽祭ライヴ エミール・フォン・ザウアー:2つの演奏会用練習曲(*) シチェドリン:アルベニス風に(*) ディーリアス: 「マルゴ・ラ・ルージュ」より(ラヴェル編)(#)/ 「イルメリン」より(フロラン・シュミット編)(#) グリュンフェルト: ウィーンの夕べ「シュトラウスのワルツに基づく 演奏会用パラフレーズ」(+) ショパン:マズルカ第50番(**) バラキレフ:ドゥムカ(##)/子守歌(##) ゴドフスキ: ショパンのエチュードによる練習曲[第7番−第9番](++) 「ジャワ組曲」〜バウテンゾルフ植物園(++) カトワール: 夕べの歌(++)/瞑想(++)/夜想曲(++)/幻想的練習曲(++) メトネル:「忘れられた調べ第2集」〜春(++) |
オレグ・マルシェフ(P;*) ピアーズ・レーン(P;#) フランツ・フォラーバー(P;+) ヤニーナ・フィアルコフスカ(P;**) ボリス・ブロッホ(P;##) マルク=アンドレ・アムラン(P;++) | |
偉大なる3人の先駆的デンマーク人ピアニスト ニルス・ヴィゴ・ベンツソン(1919-2000): パルティータOp.38(*)/トッカータOp.10(*) スヴェン・エーリク・ターブ(1908-1994): ピアノ協奏曲ハ長調Op.39(#) ヨーアン・イェアシル(1913-):3つの演奏会用小品(+) フィニ・ヘンリケス(1867-1940): ピアノのための絵本(+) [小さな兵隊/まったくほんとう/ボール/ お人形さんの歌/お人形さんの子守歌/小さな旗手]/ 「エロティック」Op.15 より[愛のワルツ/蝶々](+) 子供の詩Op.30〜オスの七面鳥(+) メロディによるプロフィールOp.38〜歌の鳥(+) J.S.バッハ:幻想曲 イ短調BWV.922(**)/ トッカータ ニ長調BWV.912(**) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番(*) クーラウ:ソナチネ イ短調Op.88-3(+) モーツァルト:ピアノ・ソナタ第3番(+) |
ニルス・ヴィゴ・ベンツソン(P;*) エギル・ハーダー(P;#/**) フォルマー・イェンセン(P;+) スヴェン・ クリスティアン・フェールンブ指揮(#) コペンハーゲンpo.(#) | |
録音:1942年-1963年、モノラル。 残念ながら各ピアニストについてのプロフィールは不明ながら、コンセプトから判断すると、その当時の現代デンマーク音楽の普及に尽くした3人ということなのだろう。実際1人目のベンツソンは今では作曲家としての方が有名であろうし、他の2人が弾いている作曲家にしても、DA CAPO、BIS、といった現代音楽に強いレーベルからその作品が発売されている作曲家が多い。これが単なる現代音楽の先駆者というだけならよくあるコンセプトなのだが、さすがはダナコード、後半に3人それぞれの弾いた古典作品をもってきている。ここで特に注目されるのはベンツソンの弾いたベートーヴェンの第30番のソナタ。20世紀の作曲家が弾いたベートーヴェンのソナタというのは結構珍しく、メトネルが弾いた第23番ぐらいではないか? 特に後期三部作を弾いているというのはかなり貴重だ。無論、ケンプやシュナーベルなど作曲も手がけたピアニストというのは結構いるので、「後年どの業績で有名になったか」という事なのかもしれないが、ピアノの歴史的録音ファンなら一度聴いて損はないといえる。 | ||
スカンジナヴィアン・クラッシクス J.P.E.ハートマン(1805-1900): 北欧の神々の凱旋行進曲 ゲーゼ:演奏会序曲「オシアンの余韻」Op.1 ヨハン・スヴェンセン(1840-1911): ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンスOp.26(*) フィニ・ヘンリケス(1867-1940): 劇音楽「鍛冶屋のヴォロン」前奏曲 ランゲ=ミュラー(1850-1926): 劇音楽「ルネサンス」前奏曲 ニールセン:弦楽のための小組曲FS6 Op.1、 序曲「ヘリオス」FS21 Op.17、 劇音楽「母」FS94 Op.41〜行進曲、 歌劇「サウルとダヴィデ」〜第2幕の前奏曲 シベリウス:フィンランディア、悲しいワルツ、 3つの小品より〜叙情的なワルツOp.96a フィン・ホフディング(1899-1997): 交響的幻想曲「まったくほんとう!」 スヴェン・エーリク・タープ(1908-1994): 小組曲「モザイク」 クヌーズオーエ・リスエア(1897-1994): 弦楽のための小序曲、トランペット小協奏曲(#)、 バレエ「郵便馬車の12人」より1月、5月、8月、10月、 「愚者の楽園」組曲、デンマークの2つの乞食学生の歌、 「…の場合」 |
カーロ・アナセン(Vn;*) ジョージ・エクスデイル(Tp;#) トマス・イェンセン指揮 コペンハーゲンpo.、 チヴォリ・コンサートホールo.、 王立o.、デンマーク国立放送so. | |
録音:1939年-1949年。20世紀前半のデンマーク指揮界のの泰斗、イェンセンの振る北欧音楽集。ファンなら喉から手が出るほど欲しい録音がきら星の様に並んでいる。 | ||
ラフマニノフ: 幻想的小品集/ピアノ・ソナタ第2番/ コレッリの主題による変奏曲 |
オレグ・マルシェフ(P) | |
デンマークの音楽一家 Vol.3〜ハメリク親子 アスガー・ハメリク(1843-1923): ユダヤ三部作/チェロと管弦楽のための演奏会用ロンド エベ・ハメリク(1898-1951): カントゥス・フィルムス V / オーボエ協奏曲 |
モシェ・アツモン指揮 南ユトランドso. | |
音楽大国デンマークらしい「父子作曲家シリーズ」、第3弾はハメリク親子。ベルリン、パリ、その後イタリア、アメリカへとわたり国際的な感覚を身につけた父アスガー、一方デンマーク国内でニルセンからの音楽的解放を推進した息子エベ。どちらもデンマーク音楽の立役者。 | ||
リスト:ダンテを読んで ヨハン・ペーター・ピクシス(1788-1874): ロッシーニの「コリントの包囲」のモチーフによるメランジュ アンリ・ヘルツ(1803-1888): 大ワルツ「Les Perles animees(転がる真珠?)」Op.211 ショパン(1810-1849):舟歌Op.60 ジギスムント・タールベルク(1812-1871): ヴェルディのオペラ「椿姫」による演奏会用大幻想曲Op.78 カール・チェルニー(1791-1857): ローデの「回想」の主題による変奏曲 リスト、タールベルク、ピクシス、 エルツ、チェルニー、ショパン共作:ヘクサメロン (演奏会用楽曲/ベッリーニ「清教徒」の 行進曲による華麗な大変奏曲)(1837) |
オレグ・マルシェフ(P) | |
タリアのベルジョイオーゾ公女が慈善演奏会のために、リストをはじめとする当時パリで活躍していた6人のヴィルトゥオーゾ・ピアニスト作曲家に依頼した変奏曲「ヘクサメロン」と、その6人による技巧的な作品を、現代のロマンティックなヴィルトゥオーゾ、マルシェフが弾いた好企画盤。 | ||
ニルス・ヴィゴ・ベンツソン(1919-2000):ピアノ作品集 トッカータ Op.10/パルティータ Op.38 木版画 Op.65/万華鏡 Op.86 |
アンカ・ブリーメ(P) | |
デンマークの作曲家でピアニスト、ニルス・ヴィゴ・ベンツソンは多作で知られ、作品番号のある曲だけでも約700曲の作品があるという。 即興音楽やジャズはもとよりクラシックのピアニストとしても活躍したが、昨年世を去った。このディスクの曲は、いずれもベンツソンのピアノ作品における代表作。 | ||
ヴェルメ四重奏団〜マーテル・メーア インドラ・リーシェ(1961-):歌曲集「帰郷」 セルガ・メンセ(1953-):コントラスツ ビルキッテ・アルステズ(1942-):俳句 アンディ・ぺイプ(1955-):レオノーラの歌 オイスタイン・ソンメルフェルト(1919-1994): 三つ葉のクローバー/愛について ケルスティン・イェプソン(1948-): 歌曲集「三和音の歌」/マーテル・メーア |
ヴェルメ四重奏団 [エヴァ・ブルーン・ ハンセン(Ms) ピーア・ カウフマナス(Fl) インガ・グルブラント・ イェンセン(Vc) マリー・ヴァルメ・ オッテルストレーム (アコーディオン)] | |
北欧とバルティックの女流作曲家の作品を女性4人のヴェルメ四重奏団の演奏で。 | ||
ザウアー:ピアノ・ソナタ全集 Vol.1 舞踏会でのプロポーズ変ロ長調/ コンサート・ポルカ(ボヘミア風)変ホ長調/ 春の訪れイ長調/即興的ワルツ 変イ長調/ 夏はいつ来るハ長調(フランスのセレナード第2番)/ 無言のロマンスヘ長調/スケルツォ変ロ短調/ ピアノ・ソナタ第1番ニ短調 |
オレグ・マルシェフ(P) | |
ザウアー:ピアノ・ソナタ全集 Vol.2 クーラントとトリオ/ガヴォットとミュゼット/ リュート/フランスのセレナード/舟歌/ 牧歌的スケルツォ/ヴェネツィアのセレナード/ センプレ・スケルツァンド/ ピアノ・ソナタ第2番変ホ長調 | ||
DANACORDの誇るヴィルトゥオーゾ、マルシェフが大ピアニスト、ザウアーのピアノ・ソナタ全集録音を開始。同じくザウアーの「演奏会用練習曲集」(DACOCD-487/DACOCD-488)が大好評だった事による新プロジェクトで、最初の2枚は、それぞれソナタ1曲に魅力的な小品の数々をカップリング。これは、言うまでもなくピアノ・マニアならぜひ揃えて置きたいCDだ。 | ||
デンマークの音楽一家 Vol.4〜ランゴー父子 シグフリーズ・ランゴー(1852-1914): ピアノ協奏曲(第1番)ホ短調 (1885頃) ルーズ・ランゴー(1893-1952): シグフリーズ・ランゴーのピアノ協奏曲 「アリルドから」によるピアノ協奏曲 BVN B29(1937) [絶壁/寄せ砕ける波/星の夜空/収穫の時] |
オレグ・マルシェフ(P) マティアス・エシュバッヒャー指揮 デンマークpo.(南ユーランso.) | |
ルーズ・ランゴーと、その父シグフリーズのピアノ協奏曲を収録。独奏はなんとマルシェフで、両曲に通じるロマンティックな性格にうってつけ。 | ||
ディーリアス:デンマークにかかわる名作集 フレデリック・ディーリアス(1962-1934): アラベスク(バリトン、合唱と管弦楽のための)(*) 5つのデンマークの歌 (ボー・ホルテンによるオーケストレーション)(#) 7つのデンマークの歌(#) オペラ「フェニモアとゲルダ」 〜間奏曲(エリック・フェンビー編曲) 2つのデンマークの歌*/サクンタラ(*) 交響詩「生の踊り」(踊りは進む) |
ヘンリエッテ・ ボンデ=ハンセン(S;#) ヨーハン・ロイター(Br;*) ボー・ホルテン指揮 オーフスso. デンマーク国立オペラ室内cho. | |
仲のいい家族〜父と子によるデンマークの作品集 Vol.5 カール・ヘルステズ(1818-1904):交響曲第1番 ニ長調 ゴスタウ・ヘルステズ(1857-1924): ヴァイオリンとオーケストラのためのロマンス カール・ヘルステズ:序曲 ニ長調 ゴスタウ・ヘルステズ:チェロ協奏曲 ハ長調Op.35 |
カーステン・ ダルスゴー(Vn) ヘンリク・ ダム・トムセン(Vc) ジョルダーノ・ ベリンカンピ指揮 デンマークpo. | |
ユニークな企画と内容の濃さで好評を得ているシリーズの最新作。カール・ヘルステズはフルートの教育を受け、デンマーク王立管弦楽団の奏者を務めた後、王立劇場の指揮者に就任。演奏者としてももちろん活躍たが、デンマーク最初の公式の声楽教師として多くの優秀な生徒を育てた功績が大きく評価されている。 「交響曲第1番」は典型的なロマンティシズム音楽であり、メンデルスゾーンの影響が感じられる曲。カールの息子ゴスタウはコペンハーゲンの音楽院でオルガン演奏を学んだ後、ヴァルビのイエズス教会のオルガニストに任命された。その後、1916年にコペンハーゲン大聖堂に移るとともに母校でオルガンと楽理を教えることとなる。ゴスタウは父のカールに比べると作曲数は少ないが、卓越した技巧が要求される「チェロ協奏曲 ハ長調」、親しみやすいメロディーをもった「ヴァイオリンとオーケストラのためのロマンス」など当時から人気のあった作品がこのディスクに収められており、彼の魅力を知る上では最高の録音である。 ヴァイオリンのメーセンとチェロのトムセンは現在のデンマークを代表する若手の実力派奏者。 | ||
羊飼いとロマンスと愛〜 ソプラノ、クラリネットとピアノのための19世紀の歌曲 ルイス・シュポア(1784-1849): 6つのドイツ語の歌曲 Op.103 (静かに、わが心よ/二重唱/あこがれ/ 子守歌/秘密の歌/目覚めよ) ヨハン・ヴェンツェル・ カリヴォダ(1801-1866):故郷の歌 Op.117 フランツ・シューベルト(1797-1828): 歌劇「謀反人たち」 D787 〜ロマンス/ 岩の上の羊飼い D965 ジャコモ・マイアベーア (1791-1857):羊飼いの歌(1842) コンラート・クロイツァー(1780-1849):水車 オットー・ニコライ(1810-1849): ベッリーニの歌劇「夢遊病の女」の主題による ソプラノとクラリネットのための協奏的変奏曲 Op.26 フランス・ベールヴァルド(1796-1868): 近くと遠くのこだま(1865) |
ジュリア・ブロクスホルム(S) マーティン・カッツ(P) フレッド・オーマンド(Cl) | |
3人はアメリカ人の一流演奏家だがこの録音が初顔合わせ。 | ||
ドイツとダンツィヒのオルガン音楽 ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707): パッサカリア ニ短調/前奏曲とフーガ ヘ長調 前奏曲、フーガとシャコンヌ ハ長調 コラール「栄光の日は来たりぬ」ホ短調/シャコンヌ ホ短調 フィンセント・リューベック(1654-1740): 前奏曲とフーガ ホ長調/前奏曲とフーガ ニ短調 ゲオルク・ベーム(1661-1733):前奏曲とフーガ ハ長調 ニコラウス・ブルーンス(1665-1697): 前奏曲とフーガ ホ短調/前奏曲とフーガ ト短調 ヨハン・ニコラウス・ハンフ(1665-1711/12): コラール「わが愛する神に」/コラール「われらが神は堅き砦」 フリートリヒ・クリスチャン・モールハイム(1718-1780): コラール「われらが神は堅き砦」 コラール「わが魂なるイエスよ」 トリオ第3番ト短調 「ダンツィヒ・オルガン作品コレクション」〜 作曲者不詳:天にいますわれらの父よ ラッスス:神よ、わが保護に心を向けたまえ |
ハンス・ヘルムート・ ティルマンス(Org) | |
ルイ・グラス:管弦楽作品集 Vol.1 交響曲第4番 ホ短調Op.43(1910-11) |
ナイデン・トドロフ指揮 プロヴディフpo. | |
グラスは当時のデンマークにおける最高のピアニストであったが、後期ロマン派様式の6つの交響曲など重要な作品を残し、カール・ニルセンの同時代人ではあったが、その影響に染まることなく独自の作風を貫いた。ポロヴディフ・フィルハーモニックはブルガリアのオーケストラ。トドロフは1974年にポロヴディフに生まれた新進指揮者。 | ||
DACOCD-542 廃盤 |
ルイ・グラス(1864-1936):交響曲全集 Vol.2 交響曲第3番 ニ長調 Op.30「森の交響曲」 交響曲第6番「スキョル王の子孫」 |
ナイデン・トドロフ指揮 プロヴディフpo. |
ニルセン、ランゴーなど、お国ものシリーズにこだわりを見せるDANACORDが、2000年から新たに開始した一大プロジェクトが、ルイ・グラス交響曲全集である。 たしかにルイ・グラスは現在でこそ忘れられた存在だが、生前はデンマークが生んだ最高のピアニスト・作曲家として高く評価されていた。しばらくデンマーク演奏協会の会長を務めるなど、かのニルセンと並び称される楽壇の名士であった。 グラス自身ニルセンを高く評価しており影響下にもあったわけだが、独自のものを発展させたという点によりほかの同僚とは一線を画していた。 ヴァイオリン演奏の大家、ヴィエニャフスキに学んだルイ・グラスだが、その作風はロマン派シンフォニー(ブルックナー、フランクなど)の影響を強く感じさせる。 ブックレット解説によれば、交響曲第3番はイギリスの音楽ライターに「オアステズ公園(コペンハーゲンにある公園の名前)のブルックナー」と書かしめた。「森の交響曲」という、いかにもヨーロッパ的なタイトルを冠したこの曲、 冒頭の弦による霧の描写や、それに続くホルンのソロなど、実に多くの点でブルックナーの「ロマンティック」を連想させるものがある。 交響曲第6番の標題「スキョル王の子孫」の「スキョル王」は、古代デンマークの英雄のことである。確かに曲想は英雄叙事詩のような趣があり、第3番がブルックナー的だとするなら、第6番はR.シュトラウス的とでもいえるかもしれない。 トドロフとプロヴディフpo.の演奏は世界一級の水準にあるとはいえないかもしれないが、自信と共感に満ちた力強い演奏で聴くものを感動させるだけの力は持っている。 | ||
ルイ・グラス(1864-1936):交響曲全集 Vol.3 交響曲第2番 ハ短調Op.28(*) ピアノとオーケストラのための幻想曲Op.47(#) |
ロメオ・スミルコフ(P;#) ナイデン・トドロフ指揮 プロヴディフpo. フィリッポポリスcho.(*) | |
デンマークを代表する作曲家の一人であるグラスの交響曲全集録音の第3弾。音楽家であった父から音楽を学び、ゲーゼからも教えを受けたグラスは、 コペンハーゲン最高のピアニストとして敬愛されたが、片腕の麻痺によりピアニストとしての活動を休止、作曲活動に没頭するようになる。作曲家としては同郷のニールセンの才能を高く評価し、影響も少なからず受けてはいるが、強い独自性を持ち、オーケストラ曲をはじめとする優れた作品を残した。「交響曲第2番」は1899年の作。ブルックナー風の第1楽章と情熱的な第2楽章の後、男声合唱が登場する第3楽章、そしてアレグロ、モルト・モデラートの第4楽章で終結するこの交響曲には、後期ロマン派の魅力がたっぷりと収められている。「ピアノとオーケストラのための幻想曲」はスクリャービンの影響ではないかとさせる神秘的な響きとリズムが作品に彩りを添えており、グラス自身もお気に入りの曲として度々演奏。共演した指揮者の中にはカール・ニールセンも名を連ねている。 | ||
ルイ・グラス(1864-1936):交響曲全集 Vol.4 第1番 ホ長調 Op.17/第5番 ハ長調 Op.57「卍の交響曲」 |
ナイデン・トドロフ指揮 プロヴディフpo. | |
全集完結編。わずか1年半で全曲録音をするスピード録音となった。Vol.1;DACOCD-541(第4番)、Vol.2;DACOCD-542(第3番)、Vol.3;DACOCD-543(第2番)。トドロフは1974年ブルガリア生まれの若手指揮者。 | ||
イタリア、ドイツとフランスのオルガン音楽 ジロラーモ・フレスコバルディ(1583-1643): パッサカリア ロ長調 J.S.バッハ: 前奏曲ヘ短調 BWV534/フーガ ヘ短調 BWV534 パルティータ「深き淵よりわれは呼ぶ」 BWV788 ヨハン・ニコラウス・ハンフ(1665-1711/12) コラール前奏曲と断片 「おお主なる神、われを憐れみたまえ」 メンデルスゾーン: ソナタ第3番イ長調 「深き苦しみの淵より、われ汝を呼ぶ」Op.65 No.3 ベネデット・マルチェッロ(1686-1739): 協奏曲 ニ短調〜アダージョ レーガー:クリスマス O.145 No.3 ブラームス: コラール前奏曲「一輪のバラは咲きて」 Op.122 No.8 フランク:パストラール ホ長調 Op.19 ルイ・クープラン(1626-1661):シャコンヌ ニ短調 |
ハンス・ヘルムート・ ティルマンス(Org) | |
魅惑の音楽〜合唱曲集 ルーズ・ランゴー(1893-1952): 無伴奏混声合唱のための3つの歌 ヴァウン・ホルムボー(1909-1996): すばらしい新鮮な草を知っている われ主に望みをたくす Op.61d エーリク・ハウマン(1952-): 皇帝の庭の花/桜の花が咲いていた日 |
ソーアン・ビアク指揮 コーロ・ミスト(cho.) | |
ロンドンのバロック音楽 フランチェスコ・バルサンティ(1690頃-1772): ヘレンが横たわるところ/ダンバートンの太鼓 ピーティーの水車場の少女/高地の若者 ソナタ第3番ト短調 Op.1/ロカバー/美しきマーリ伯爵 ペギー、わたしはあなたを愛さなければ ウィリアム・バベル(1690頃-1723): ソナタ第10番ハ長調/第1番ト短調 ゴットフリート・フィンガー(1660頃-1730): フィンガー氏のグラウンド ヘンデル:ソナタ第11番 ヘ長調 「バルカーレス・リュート・ブック」(1770頃)〜 トゥイードサイド/ナイチンゲール わたしは恋人を愛している/内緒に |
デュオ・アル・デンテ [キルステン・ルンド (リコーダー) ペア・ヴェイレ・バーク (リュート)] | |
バーバー:チェロ・ソナタ ハ短調 Op.6 ドビュッシー(1862−1918): チェロ・ソナタ ニ短調/スケルツォ ハ長調/インテルメッツォ ハ短調 プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119 |
エアリング・ ブロンダル・ベンクトソン(Vc) ニーナ・カフタラージェ(P) | |
ニコライ・マルコ〜デンマーク・コネクション デンマーク国立放送交響楽団とのHMVV録音集(1947-1950) ベートーヴェン:「エグモント」序曲 Op.84 ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 Op.95 チャイコフスキー:イタリア奇想曲 Op.45 ヨハン・スヴェンセン(1840-1911):ポーランドの祭り Op.12 カール・ニールセン(1865-1931):「マスカレード」序曲 FS.39 ヨハン・スヴェンセン(1840-1911):パリのカーニヴァル Op.9 チャイコフスキー:弦楽セレナード Op.48〜第2楽章「ワルツ」 チャイコフスキー: バレエ「眠れる森の美女」 Op.66〜ライラックの妖精(ワルツ) ストラヴィンスキー:管弦楽のための小組曲第2番 リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 Op.34 [ボーナス・トラック](+) ハチャトゥリアン:バレエ「ガイーヌ」〜 子守歌/ばらの乙女の踊り/剣の舞 ムソルグスキー:歌劇「ソロチンツィの市」〜 陽気な若者たちのゴパーク リムスキー=コルサコフ:歌劇「皇帝サルタンの物語」〜熊蜂は飛ぶ リャードフ(1855-1914):バーバ・ヤガー Op.56 グラズノフ:バレエ「ライモンダ」〜グランド・ワルツ チャイコフスキー:歌劇「マゼッパ」〜ゴパーク チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」 Op.71〜花のワルツ |
ニコライ・マルコ指揮 デンマーク国立放送so.(*以外) フィルハーモニアo.(*) | |
録音:1947-1950年。原盤:HMV、SP。 ロシアの指揮者ニコライ・マルコは1926年にレニングラードpo.の首席指揮者に就任(ムラヴィンスキーの前任)、戦前の旧ソ連で望みうる最も高いポストに就いた。しかし、レーニン=スターリン体制が確立され、芸術家の自由な活動が制限されるようになると、活動の拠点を次第に西側に移すようになる。ウィーン、プラハ、ブエノスアイレスなどに頻繁に客演していたが、特にコペンハーゲンで収めた成功は当時センセーショナルなものだったという。その伝説の客演後、1928年にはデンマーク国立放送so.の終身客演指揮者というポストを贈られている。 第二次大戦後アメリカに居を構え、あまり目立ったポストに就かなかったマルコは、決して録音で恵まれた指揮者とはいえない。そしてCD時代になってからもEMIの廉価盤とイタリアSTRADIVARIUSレーベルでフィルハーモニアo.との後期の録音が復刻された程度で、マルコゆかりのデンマーク国立放送so.との録音は今回が初のCD化となる。ボーナス・トラックに収められたフィルハーモニアo.とのモノ録音も貴重。当時デニス・ブレイン、ガレス・モリス、パリキアンなど伝説の名手が揃っていたフィルハーモニアの貴重な音源が、またひとつEMI倉庫から蔵出しされたのだ。ロシア的という言葉から連想される爆演怪演とは違う、端正なたたずまいを持つマルコの音楽もまた、古き良き帝政ロシアの時代の生き吹きを伝えるものである。 | ||
DACOCD-551 廃盤 |
ムソルグスキー:ピアノ作品全集 Vol.1 旗手のポルカ/子供の頃の思い出/スケルツォ 子供の遊び、かくれんぼ(1860)/ナニーとわたし/最初の罰/涙 交響的間奏曲/村で/情熱的な即興曲/気まぐれな女/瞑想 紡ぎ女/夢想/クリミア南岸のそばで/クリミア南岸にて |
ニーナ・カフタラージェ(P) |
ムソルグスキー:ピアノ作品全集 Vol.2 組曲「展覧会の絵」/ 「ソロチンスクの定期市」より [ウクライナの若者たちのゴパーク/定期市の光景]/ ピアノ・ソナタ ハ長調(4手のための)(*) |
ニーナ・カフタラージェ(P) ミハイル・ ヴォスクレセンスキー(P;*) | |
ニーナ・カフタラージェはロシア生まれで指揮者のセーゲルスタム等とも共演している若手女流ピアニスト。既発売のムソルグスキー:ピアノ作品全集 第1巻(DACOCD-551)はアメリカ、オランダなどの音楽誌等で絶賛された。今回は教師としても著名なヴォスクレセンスキーが共演。 | ||
フランス・アンレーセン〜偉大なデンマークのバスバリトン レオンカヴァッロ:「道化師」、ロッシーニ:「セヴィリヤの理髪師」、 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」、グノー:「ファウスト」、 ビゼー:「カルメン」、ヴェルディ:「ドン・カルロ」、 ヘンデル:「ジュリアス・シーザー」、ワーグナー:「ヴァルキューレ」、 同:「さまよえるオランダ人」〜ゼンタとオランダ人の二重唱(*) ペータ・アーノル・ハイセ(1830-1879):あれは恋人とその娘 アンドレアス・ハレーン(1846-1925): 貴公子ニルスがリュートで歌う (王女マルガレータに捧げるセレナード) アウグスト・セーデルマン(1832-1876): バラード「ヘイメル王とアスレーグ」 スティーヴン・アダムズ(1844-1913): 聖なる都市イェルサレム |
フランス・ アンレーセン(B−Br) アニヤ・シリア(S;*) 他さまざまな伴奏者、共演者 | |
デンマークの国際的なバスバリトン歌手、フランス・アンレーセン(1911-1988)のアンソロジー企画。1950年、1958年、1959年にはヴィーランド・ワーグナー演出、クナッパーツブッシュ指揮で「ニーベルンクの指環」にアルベリヒ役で出演。「トリスタンとイゾルデ」にもクルヴェナール役で出演した。当アルバムは、アンレーセンの私的録音コレクションからオペラ・アリアとバラードを収録したもの。(*)は、1962年コペンハーゲン王立劇場で録音されたもので、これのみステレオである。 | ||
ノルディック・チェロ ヒルディング・ルーセンベリ(1892-1985): 間奏曲 シベリウス(1865-1957):主題と変奏曲 アーネ・ノルドヘイム(1931-):呼ぶ アトリ・ヘイミル・スヴェインソン(1938-): 沈黙の世界から ニルス・ヴィゴ・ベンツソン(1919-2000): 「ヴォルガの舟歌」による変奏曲Op.354 |
エアリング・ブロンダル・ ベンクトソン(Vc) | |
北欧の抒情あふれるチェロの旋律がたっぷり聴けるCD。チェロのベンクトソンは1932年生まれ。7才にしてオーケストラト初共演するなどその非凡さを発揮。16才でアメリカに渡り、翌年カーティス音楽院であのピアティゴルスキーのアシスタントを務め、さらに翌年にはピアティゴルスキーの後任に指名された。5年後にデンマークに戻り、コペンハーゲンのデンマーク王立音楽アカデミーの教授として活躍している。このCDに収録されている作品はいづれも素晴らしい曲ばかりであるが、スヴェインソンとベンツソンの作品はブロンダル・ベンクトソンのために書かれたもの。 | ||
音楽付き物語「幸福な一日」 | クルト・ラヴン(語り) ノルディック・ファイヴ (2Vn/Va/G/Cb) | |
リセロッテ・セルビガー・プレイズ・バッハ バッハ: チェンバロ協奏曲第4番 BWV1055 半音階的幻想曲とフーガ BWV903/フランス組曲第6番 BWV817 平均律クラヴィーア曲集第2巻より BWV870b,871,884,885(*) イタリア協奏曲 BWV971 |
リセロッテ・セルビガー(Cemb) | |
セルビガーは1970年代まで国際的に活躍したデンマークのチェンバロ奏者。モノラル録音。(*)以外はすべてColumbia音源。 | ||
バッハ:オルガン作品集 幻想曲とフーガ ト短調BWV.542/幻想曲 ト長調BWV.572/ いと高きところにまします神にのみ栄光あれBWV.663/ 前奏曲とフーガ ホ短調BWV.533/ バビロンの流れのほとりにBWV.653/パルティータBWV.768 |
ハンス・ヘルムート・ ティルマンズ(Org) | |
北欧のロマンス P.E.ランゲ=ミュラー(1850-1926): 3つの聖母の歌 Op.65 エミール・ハートマン(1836-1898):4つの魂の歌 オスカル・リンドベリ(1887-1955): ダーラナの旋律による4つの魂の歌/聖霊降臨祭 グリーグ:4つの詩篇 |
ロバート・ ベーエロン・ヴィンター(Br) セーアン・ビアク指揮 ユラン大学cho. | |
オールボー音楽大学で合唱、室内楽の指揮者として活躍するビアクがデンマークのユラン大学の合唱団を指揮。タイトルに「北欧のロマンス」とあるように、デンマークだけでなくスウェーデン、ノルウェーに関連する作品も収録している。 | ||
DACOCD-559 廃盤 |
レアリティーズ・オヴ・ピアノ・ミュージック 2000 〜第14回フーズム音楽祭 チャイコフスキー/プレトニョフ編曲: バレエ「くるみ割り人形」〜こんぺいとうの踊り(*) ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番〜ロンド・プレスト(*) ヨハネス・ブラームス/マンディチェフスキ編: わが心の切なる喜び(+) ヤナーチェク:草陰の小道を通って〜4曲(#) マルク=アンドレ・アムラン(1961-): ミュージック・ボックス(#) 「セ・トゥ・ム・アミ」ペルゴレージへのトリビュート(#) アストル・ピアソラ(1921-1992):天使のミロンガ(**) ベンヤミン・ゴダール(1849-1895): マズルカ第4番 Op.103(++) ニコライ・メトネル(1880-1951): ソナタ−悲歌 Op.11 No.2(##) アントニー・マリオッティ(1875-1944): ピアノ・ソナタ嬰ヘ短調(***) プーランク:愛の小径(+++) フリードリヒ・ホーランダー(1896-1976): ビゼーの「ハバネラ」による キャバレー・ソング「ユダヤの金貸し」(+++) スティーヴン・ソンドハイム(1930-):わたしの迷う心(+++) |
コンスタンチン・ シェルバコフ(P;*) デュオ・タル &グロートホイゼン(P;+) マルク=アンドレ・ アムラン(P;#/+++) ロベルト・コミナッティ(P;**) フランチェスコ・リベッタ(P;++) ハミッシュ・ミルン(P;##) マリー・カトリーヌ・ ジロー(P;***) ジョディー・カリン・ アップルバウム(S;+++) |
フーズムは、デンマークとの国境にほど近い北ドイツの小さな港町。ハンブルクから電車で約2時間もかかるこの街が年に一度、夏の終わりにだけ、世界中のピアノ・ファン(オタク?)でにぎわう。それがこの「フーズム音楽祭」で、最近では日本、アメリカからの聴衆も少なからず見うけられるという。 2000年一番の話題は、1996年以来4年ぶりの登場となったアムラン。あえて超絶技巧曲ではなく、ヤナーチェクのピアノの佳作「草陰の小道を通って」抜粋と、自作の静かな作品2曲が収録されている。彼はリサイタルでカプースチンのソナタ第2番や、アルカンの大作「シンフォニー」も演奏したようだが、アルカンのほうはHYPERIONのスタジオ・レコーディングがあるため(当盤発表時は未リリースだったが)割愛されたのかもしれない。 そして興味深いのが、アムラン夫妻の共演!夫人でソプラノ歌手のアップルバウムは、巨大なアフロヘアー・スタイルで登場。でその美声(?)を夫の伴奏を従え大披露。カルメンのハバネラのドイツ語による替え歌では曲の途中から会場にバカ受けで、「ブラーヴァ」飛び交いまくり状態。でも、アップルバウムはキャバレー・ソングの第一人者であることを忘れてはならない。今回はアムランの他にもシェルバコフやリベッタなど、その筋の方には気になるピアニストの演奏も聴くことが出きる。 | ||
ルーズ・ランゴー(1893-1952):交響曲集 第14番(組曲)「朝」 BVN336(1947-48/1951改訂)(*) 第4番「落葉」 BVN124(1916)(+) 第6番「天国強襲」 BVN165(1919-1920/1926-30改訂)(#) 第10番「向こうに見える雷の住みか」 BVN298(1944-1945)(**) 天球の音楽 BVN128(1918)(++) |
エーディト・ギョーム(S;++) ミカエル・ションヴァント指揮(*) ヨン・フランセン指揮(+,#,++) オーレ・シュミット指揮(**) デンマーク国立放送so. デンマーク国立放送cho.(*,++) | |
録音:1979年5月(*) 1981年4月2日(+) 1979年12月9日(#) 1977年8月(**) 1980年3月20日(++)。 すでにイリヤ・ストゥッペル指揮アルトゥール・ルビンシテインpo.によるランゴーの交響曲全集録音を行っているダナコードが、その前にデンマーク国立放送so.を起用して録音していたCD3枚分の音源(DACOCD-302、340-341、廃盤)を2枚にまとめたもの。 | ||
ヘアマン・D.コペル〜コンポーザー&ピアニスト ヘアマン・D・コペル(1908-1998): ピアノ協奏曲第3番Op.45(*)/ ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲Op.43(#)/ クラリネット協奏曲Op.35(+) アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974): ピアノ協奏曲($) イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971): ピアノと管弦楽のための協奏曲(**) ベラ・バルトーク(1881-1945): ピアノ協奏曲第1番(%) |
ヘアマン・D・ コペル(P;*/$/**/%) エルセ・ マリー・ブルーン(Vn;#) ユリウス・コペル(Va;#) ルイ・カユザック(Cl;+) エリク・トゥクセン指揮(*/+/$) モーゲンス・ウェルディケ指揮(#) トマス・イェンセン指揮(**) ニコライ・マルコ指揮(%) デンマーク国立RSO(全曲) | |
録音:1953年10月4日、コンセルトヘボウ、アムステルダム(*)/1957年10月10日(#)/1948年11月15日(+)/1955年9月29日($)/1957年6月13日(**)/1954年11月4日(%)、以上コペンハーゲン。(*/#/**/%)はライヴ。 ニルセンを尊敬していたデンマークの作曲家、ピアニスト、教育者コペルの貴重な録音。デンマーク随一の音楽家一家に生まれたコペルは、6歳でピアノをはじめるとともに作曲も始めた。1926年にコペンハーゲン音楽院に入学し、音楽の研鑽を積んだ後、演奏家として各地を回って高い人気を博し、またクラシックのみならずポピュラーの音楽家たちとも共演するなど、その活動が多岐にわたったことから、デンマークの音楽界での存在が非常に大きく、まさに国民的な音楽家として活躍するようになる。 現在、彼の知名度が現役時に比べさほどでないのは、作曲家としてもピアニストとしても極めて録音が少なかったためであると言われており、今回発売となるこのCDは彼の魅力を探る上で非常に重要なものである。 | ||
ヘアマン・D.コペル〜作曲家、ピアニスト Vol.2 ヘアマン・D.コペル(1908-1998): ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.1/変奏曲とフーガ Op.3/小品 Op.7/ 10の小品 Op.20/組曲 Op.21/ピアノ・ソナタ第1番 Op.50/ 15のミニチュア Op.97a シューベルト:ピアノ・ソナタ ニ長調 D.850 ブラームス: パガニーニの主題による変奏曲 Op.35/カプリッチョロ短調 Op.76 リスト(1811-1886): ヴァレンシュタット湖畔で/ペトラルカのソネット 第123番 |
ヘアマン・D.コペル(P) | |
20世紀デンマーク音楽界で活躍したヘアマン・D.コペルは、作曲家、ピアニスト、教育者として大きな尊敬を得ているにもかかわらず、国際的な知名度が高くなかった。カール・ニールセンを崇拝したひとりでもある。 | ||
ヘアマン・D.コペル(1908-1988):室内楽作品集 弦楽四重奏曲第2番 Op.34(*)/ 弦楽四重奏曲第3番 Op.38(+)/ ピアノ五重奏曲 Op.57(#)/ テルニオ Op.53b(**) / チェロ・ソナタ Op.62(++)/ 無伴奏チェロ組曲 Op.86(##)/ ピアノ三重奏曲 Op.88(***) |
コペルSQ(*/+/#) ヘアマン・D.コペル (P;#/**/++/***) エアリング・ブロンダル・ ベンクトソン (Vc;**/++/##) ベーラ・ デトレコイ(Vn;***) ルネ・ホネンス(Vc;***) | |
録音:1962年5月18日(*)/1957年3月15日(+)/1971年9月25日(**)/1971年9月25日(##)、デンマーク放送(*/+/**/##)/1956年(#)/1959年12月(++)/1973年10月26日、デンマーク(***)。 ポーランド系デンマーク作曲家&ピアニスト、コペルの作品集第3作。ちなみにコペル一家はデンマーク随一の音楽一家で、ジャンルを超えて多くの才能を世に出している。 | ||
ヘアマン・D.コペル(1908-1998): 作品集 Vol.4〜声楽作品(全14曲) テノール、混声合唱、少年合唱と管弦楽のための 「3つのダヴィデの詩編」Op.48 (1949)/ テノールとピアノのための「5つの聖書の歌」/ テノールとピアノのための「2つの歌」/ ソプラノとピアノのための「4つの愛の歌」/ メゾ・ソプラノとピアノのための「4つの旧約聖書の歌」/他 |
ヘアマン・D.コペル(P) ペーテル・リンドロース(T) ヨン・フランセン指揮 デンマーク国立so.&cho. コペンハーゲン少年cho./他 | |
ストラヴィンスキーの「詩編交響曲」をモデルに、ホロコーストの記憶も鮮やかな1949年に作曲された「3つのダヴィデの詩編」はコペル自身が代表作と考えていた。この作品をを中心とした声楽作品集。 | ||
ヘアマン・D.コペル〜作曲家、ピアニスト Vol.5 ヘアマン・D.コペル: ピアノ協奏曲集[第1番 Op.13/第4番 Op.63]/ 映画「パーウ」組曲/パレ・マーチ/ ピアノ協奏曲第2番 Op.30〜第3楽章 トマス・コペル:束の間の幻影 アナス・コペル: ピアノ、弦楽と打楽器のための協奏曲 バーンハー・クリステンセン:12の音 ネアゴー:ナイン・フレンズ |
ヘアマン・D.コペル(P) アクセル・ヴェレユス指揮 デンマーク放送so.、 アマデウス室内o./他 | |
録音:1963年-1994年。 ニルセンを崇拝し、作曲家、ピアニスト、そして教育者として活躍したポーランド系デンマークの音楽家、ヘアマン・D.コペルの作品、演奏の記録を復刻リリースしていくシリーズ第5集。自作自演によるピアノ協奏曲や、息子のトマスとアナスの作品を収録しており、この録音自体が音楽一家コペル家の歴史とも言える。 | ||
ヘアマン・D.コペル(1908-1998)、作曲家、ピアニスト Vol.6〜作品集
レクイエムOp.78(1965-1966) [ローネ・コペル(S) ティコ・パーリ(T) ロルフ・ユピテル、 ヴィリ・ハートマン、モーエンス・スミット・ヨハンセン ヤン・クレンツ指揮デンマーク放送so.&cho./ 録音:1982年5月17日、ラジオ・ハウス、コペンハーゲン、初演時ライヴ] 弦楽のためのコンチェルティーノ第1番Op.32 [ランベルト・ガルデッリ指揮デンマーク放送so./録音:1958年、コペンハーゲン] 弦楽のためのコンチェルティーノ第2番Op.66 [ルドルフ・シュワルツ指揮 BBC so./録音:1958年2月6日、ロンドン] オーボエ協奏曲Op.82[ヨーアン・ハマゴー(Ob) レイフ・セーゲルスタム指揮デンマーク放送so./録音:1971年2月18日、コペンハーゲン] ヴァイオリン協奏曲Op.83[ミラン・ヴィテク(Vn) ヨーン・フランセン指揮デンマーク放送so./録音:1972年9月22日、コペンハーゲン] | ||
作曲家、ピアニスト、教育者として活躍したH.D.コペルの歴史をたどる復刻シリーズ第6集。 | ||
デンマークのピアノ協奏曲集 Vol.2 アウゴスト・ヴィンディング(1853-1899): ピアノ協奏曲 イ短調Op.19/ ピアノと管弦楽のための演奏会用 アレグロ ハ短調Op.29 エミール・ハルトマン(1836-1898): ピアノ協奏曲 ヘ短調Op.47 |
オレグ・マルシェフ(P) マティアス・ エッシュバッヒャー指揮 デンマークpo. | |
アウゴスト・ヴィンディングは父から音楽を学んだ後、アントン・レーに師事。その後、ヨーロッパ各地で音楽の研鑚を積み、当時、コペンハーゲンの宮廷ピアニストであったカール・ライネッケから作曲法を学んだ。またデンマークを代表する作曲家の一人であるゲーゼからも音楽理論とオルガンを学び、その卓越した作曲技法を伝授されたという。1851年ニピアニストとしてデビューした彼は国内外で演奏活動を行い、モーツァルトやベートーヴェンを得意とするコンサート・ピアニストとして名声を馳せた。その才能には多くの賛辞が贈られたが残念なことに腕に障害を持ったためにピアニストとしての道を断念、作曲家、音楽教師として活動することとなった。ここに収録されている[ピアノ協奏曲 イ短調」は彼の作品を代表する曲。活気に満ちた緻密な構成、また抜群のオーケストレーションが冴えわたるこの曲はゲーゼと同じようにドイツ・ロマン主義の影響が感じられる。E.ハルトマンもヴィンディング同様、アントレ・レーにピアノを師事。1889年から90年にかけて作曲された「ピアノ協奏曲 ヘ短調」はデンマークの響きを持った美しい曲である。 ロシアが生んだ若手ヴィルトゥオーソ、オレグ・マルシェフは音楽センスと技巧のバランスがとれたピアニストとして各国で絶賛を博しているダナコードの看板アーティスト。プロコフィエフのソナタ全集をはじめとするこれまでの発売タイトルは何れもクオリティーが高く、ピアノ・ファンの間では一目置かれている。今作でもその抜群のテクニックと高い音楽センスを十二分に発揮。 | ||
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集 ピアノ協奏曲第1番 嬰へ短調 Op.1/ ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.18/ ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30/ ピアノ協奏曲第4番 ト短調 Op.40/ パガニーニの主題による狂詩曲 イ短調 Op.43 |
オレグ・マルシェフ(P) ジェイムズ・ロッホラン指揮 オーフスso. | |
ロシアが生んだヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、オレグ・マルシェフは、ロシアはもちろん、日本も含む各国で演奏活動をしているDanacordの看板アーティスト。ラフマニノフの作品はピアノ・ソナタ第2番に続く2作目のCD。旋律を語りかけるように優しく弾く演奏はとても魅力溢れるものだ。それで速い楽章は、正確な技術で駆け続ける演奏もオーケストラとの相乗効果で素晴らしいものになっている。マルシェフは1988年にスペインの名高いピラール・バヨーナ国際ピアノ・コンクールで受賞したことにより、ロシアの才能あるピアニストの一人として認められた。1990年はAMSA世界ピアノ・コンペで金賞を受賞し、1991年にはマルサーラの国際ピアノ・コンクールでも受賞。さらに、1992年ローマの国際ピアノ・コンクールでも受賞するなど、コンクールで著しい活躍をした。またフーズム音楽祭の常連でもあった。録音では、プロコフィエフのソナタ全集、非常に貴重なザウアーの作品全集をはじめ多数あり、いずれもクオリティーが高いと評判だ。 2000年5月に日本フィルハーモニーso.を指揮し、生誕100年のウォルトンをはじめ、ブルッフ、エルガーのコンサートを行なったロッホラン。彼のじっくり型の音楽づくりで味わいのある演奏、いわゆる巨匠の演奏は、サントリーホールをおおいに沸かし、喝采を浴びた。 彼はスコットランドのグラスゴー生まれで、1961年にフィルハーモニア・オーケストラの指揮者オーディションで合格し注目を浴びた。その後、BBCスコティッシュso.、彼がオペラでデビューしたコヴェントガーデンなどを指揮、また1971年にバルビローリの後任として任命され、1979−1983年にはバンベルクso.を常任指揮者を務めた。日本では1993年7月に日本フィルハーモニックso.の名誉客演指揮者の称号を得た。1996年にデンマークのオーフスso.の常任指揮者として任命されている(当盤リリースの2002年現在の情報)。 録音ではベートーヴェン、ブラームスの交響曲が傑出しており、ホルストの惑星はゴールド・ディスクを受賞した。ロッホランはロマン派音楽の優れた指揮者として名声を得ているが、実は現代作曲家の委嘱作品の演奏でも脚光を浴びている。ヨーロッパを中心に、ストックホルム、バルセロナ、アメリカ、オーストラリアと幅広く活躍している。 | ||
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲全集 [第1番 変ニ長調Op.10/第2番 ト短調Op.16/ 第3番 ハ長調Op.26/ 第4番 変ロ長調Op.53(左手のための)/ 第5番 ト長調Op.55] |
オレク・マルシェフ(P) ニクラス・ヴィッレーン指揮 南ユランso. | |
今やDanacordを代表するピアニストとなったマルシェフはアゼルバイジャン共和国バクーの出身。ソ連崩壊の動乱を潜り抜けた彼はショスタコーヴィチやラフマニノフのロシア音楽は元よりザウアー、リヒャルト・シュトラウスなどの録音でその実力を発揮している。既にDanacordからリリースされている同じくプロコフィエフのピアノ・ソナタ全集が各国で高い評価を受けていただけに、今回の協奏曲集にも大きな期待が持てる。 | ||
オレグ・マルシェフ〜 チャイコフスキー: ピアノと管弦楽のための作品全集 ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23/ アレグロ ハ短調/ ピアノ協奏曲第3番 変ホ長調 Op.75/ アンダンテとフィナーレ Op.79 (タネーエフ補完)/ ピアノ協奏曲第2番 ト長調 Op.44/ 協奏的幻想曲 ト長調 Op.56 |
オレグ・マルシェフ(P) オウアイン・アーウェル・ ヒューズ指揮 オールボーso. | |
録音:2001年/2002年。 ダナコード・レーベル へ ザウアー、ラフマニノフ、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、リスト等、数々の名演を録音してきたアゼルバイジャン出身のヴィルトゥオーソ・ピアニスト、オレグ・マルシェフによるチャイコフスキーの協奏曲集がついに発売される。 この録音、数年前から番号は決まっていたものの一向に発売されず、ファンをやきもきさせていた物。卓越したテクニックを持ちながらも、決してそれだけに頼ることなく一音一音を心から大切にするマルシェフの演奏は、ピアノ・マニアからも大きな支持を集めている。メジャー・レーベルからの誘いを断り、ダナコードで活動を続けるマルシェフ、今後も楽しみだ。 | ||
ニールセン作品のボー・ホルテンによる編曲集 カール・ニールセン (1865-1931)/ボー・ホルテン (1948-) 編曲: コンモティオ FS.155(オルガンのための;管弦楽版)/ 6つの歌曲(ルーズヴィ・ホルスタインの詩による)FS18 Op.10〜 リンゴの花 5つの詩(J.P.ヤコブセンの詩による)FS.12 Op.4〜 後宮の庭で/イルメリンのバラ/ 歌と詩(J.P.ヤコブセンの詩による)FS.14 Op.6〜 絹靴は金の型から/報いはある/風俗画/"モーエンスの歌 (以上、管弦楽伴奏版) ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト短調 FS.64 (ヴァイオリンと管弦楽版) |
ヘンリエッテ・ ボンデ=ハンセン(S) ビャーネ・ハンセン(Vn) ボー・ホルテン指揮 オーゼンセso. | |
合唱指揮者としての活躍が目立っているデンマークのボー・ホルテンの2つの編曲作品集。第1作のディーリアスの声楽作品集(DACOCD-536)でホルテンは5つの歌曲のピアノ伴奏部をオーケストラ用に編曲した。今回のニールセンの作品もすべてオーケストレーションを手がけるという大変な仕事をやっている。 | ||
レアリティーズ・オヴ・ピアノ・ミュージック 2001〜 フーズム音楽祭 エルネ・フォン・ドホナーニ(1877−1960): 狂詩曲 Op.11 No.4(*) ラウラ・ネッツェル(1839-1927): 練習曲「糸紡ぎ娘」 Op.52 No.1(+) バルトーク:チスク地方の3つのハンガリー民謡 Sz.35a(+) マルコ・タイチェヴィツ(1900-1985): 7つのバルカン舞曲(1927) ボリス・パパンドプロ(1906-1991): 練習曲第3番(1956)(#) ヒンデミット:ピアノ・ソナタ第3番(1936)(**) ヴェルディ/リスト編曲:アイーダ幻想曲(++) ルイ・モロー・ゴッツチョーク(1829-1869): アンダルシアの思い出 Op.22(##) コール・デ・グロート(1914-1993): オマージュ第2番(***)/第5番(***) アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994)/ フレデリク・マインダース編曲:イパネマの娘(***) メンデルスゾーン:性格的小品 ホ短調 Op.7 No.1(***) シューベルト/ レオポルド・ゴドフスキ編曲:朝の挨拶(+++) フレデリク・ジェフスキ(1938-): 4つの北アメリカのバラード〜 川岸におりて(1979)(+++) |
アルフレッド・パール(P;*) フレードリク・ウレーン(P;+) ケマル・ゲキチ(P;#) エンリコ・パーチェ(P;**) ジョヴァンニ・ ベルッチ(P;##) フレデリク・ マインダース(P;***) コンスタンティン・ シェルバコフ(P;+++) | |
1987年から始まったフーズム音楽祭は、知られざる作品や音楽家を探求するための趣旨の音楽祭。そのため、毎回思い切った試みをしているこの企画は賛否両論のようだ。しかし、熱心な聴衆は高水準の演奏でこの音楽祭を応援しつづけている。過去のこのライヴ・シリーズにおいて、Hyperionのマルク=アンドレ・アムランやスティーヴン・ハフ、Arcanaのパウル・バドゥラ=スコダ、オレグ・マルシェフなど多数のピアニストが登場している。 今回はOEHMS CLASSICS(旧 Arte Nova )へのベートーヴェン:ピアノ・ソナタの名演奏で知られるようになったアルフレッド・パール(1965年サンティアゴ生まれ)、CapriceレーベルへのシュトックハウゼンやBISレーベルへの録音があり、ソロや室内楽で幅広い経験を積んだスウェーデン生まれのピアニスト、フレードリク・ウレーン、1985年のショパン・コンクールで優勝候補とされ、聴衆から圧倒的な支持を受けながらも本選に進めなかった事で有名となったケマル・ゲキチが目を引く。 | ||
バッハ:オルガン作品集 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543/イ長調 BWV.536/ パルティータ BWV.767「おお、汝正しくして善なる神よ」/ アラ・ブレーヴェ ニ長調 BWV.589/前奏曲 ト長調 BWV.568/ パストラーレ ヘ長調 BWV.590/ イエス・キリストよ、汝はたたえられん BWV.604 |
ハンス・ヘルムート・ ティルマンス(Org) | |
当盤が4枚目のバッハ・アルバム。 | ||
ゴナ・モラー・ペーゼセン(1943-): オペラ・パフォーマンス「女ねずみ」 |
ヘレ・ヒンズ(Ms) ウルリク・コル(Br) ペーター・ エトロプ・ラーセン指揮 アンサンブル・ ドミノーロラン 聖ニコラウス 教会室内cho. | |
ドイツのノーベル賞作家ギュンター・グラスの小説「女ねずみ」を原作とするゴナ・モラー・ペダーセンのオペラ・パフォーマンス。 | ||
ディーリアス:ノルウェー作品集 音詩「おとぎ話」(昔むかし RTV1/23 より)/ そりすべり(冬の夜 RTV1/7 より)/ ノルウェーの5つの歌 RTV/5 (オーケストレーション:ボー・ホルテン)/ 高地の丘の歌 RTII/6 |
ヘンリエッテ・ ボンデ=ハンセン(S) ヘレ・ホイヤー・ ハンセン(S) ヨン・キョーラー(T) ボー・ホルテン指揮 オーフスso.、 オーフス大学cho.、 ホンマーcho.、 オーフス室内cho. | |
前回好評だったデンマーク作品集(DACOCD-536)のシリーズ続篇。ディーリアスはイギリス人であるが、若い頃ノルウェーでグリーグに多大な影響を受け作曲された。「そりすべり」は最初ピアノのために作曲された曲であるが、自身が管弦楽曲に編曲し、タイトルも「冬の夜」に変更した。ちなみに「夏の夜」、「春の朝」という曲もあり、これら3つで、3つの音詩としてまとめられている。 ボー・ホルテンは、1948年生まれのデンマークの作曲者&指揮者。1991年にロンドンのBBCシンガーズの客演指揮者に任命され、70の定期コンサート、ラジオ録音、BBCso.とBBCプロムナード・コンサートと様々に活躍した。1979年にアルス・ノヴァ、1996年にはムジカ・フィクタという合唱グループも創設し活躍している。オペラ、室内楽、アカペラなどの歌曲、映画やテレビなどで使われる音楽も作曲し、中でも4つのオペラのひとつ「オペレーション・オルフェオ」は、世界で85回も公演された。 | ||
コントラバスとピアノのためのデンマーク後期ロマン派作品集 ルーズヴィ・ヘウナー(1851-1923): 伝説 Op.5/夜想曲 Op.6/3つの小品/ 幻想曲(フランツ・アプトの歌曲による)/哀歌/ 演奏会用マズルカ/ロマンス フランツ(フランティシェク)・ネルダ(1843-1915): スラヴの子守歌 Op.11 ルイ・グラス(1864-1936):夜想曲 Op.33 |
ペーア・ ダルスゴー・クヌーセン(Cb) カルステン・ムンク(P) | |
ヘウナーはデンマークにおけるコントラバス演奏の歴史上で大きな役割を果たし、作曲と音楽理論をN.W.ゲーゼに学んだ作曲家でもある。ダルスゴー・クヌーセンは南ユランso.の一員。 | ||
朝まだき〜ギターのためのデンマーク音楽 ペーア・ノアゴー(1932-):ギターのための組曲/ 5つの前奏曲と1つのセレナード「朝まだき」/ ハートのクイーン(組曲集「手札の物語」から) フレミング・ヴァイス(1898-1981):局面 ベント・ロレンツセン(1935-):影 ヨン・フランセン(1956-):ギターのための5つの小品 ポウル・ルーザス(1949-):内輪の言葉 アクセル・ボロプ=ヨーアンセン(1924-):前奏曲 Op.72 |
エアリング・メルロプ(G) モーテン・ソイテン(Vc) | |
エミール・フォン・ザウアー(1862-1942): ピアノ作品集 Vol.5〜組曲と演奏会用ギャロップ モダン組曲[情熱的前奏曲/哀れな旋律/ グロテスクなスケルツォ/ガヴォット/ 主題と変奏] 5つの小品[よき日々の思い出/春の最初の兆し/ ゆりかごのそばで/間奏曲/紡ぎ車のほとりで/ 小カプリッチョ] 3つの演奏会用練習曲[3度の研究/ エチュード=カプリース/オクターヴの無窮動] 演奏会用ギャロップ 変ホ短調 |
オレク・マルシェフ(P) | |
Danacordイチ押しのピアニスト、オレク・マルシェフ。フランツ・リストの「最後の弟子」として名高いザウアーの、超絶技巧作品集をいとも易々とリリースし続けるマルシェフのヴァイタリティには、もはや恐れ入るほかはない。リスト編曲のワーグナー「タンホイザー序曲」をこれでもかといわんばかりにパワフルに弾ききったという伝説的な逸話が残るザウアーは、アルカン、ゴドフスキー、ホフマン、ラフマニノフ、ブゾーニなどと同様、「コンポーザー=ピアニスト」という範疇で語られるべき存在。その分野において自他共に認める「仕掛け人」hyperionレーベルが、ことザウアーに関してはDanacordレーベルに完全に遅れをとってしまい、相当に悔しがっている・・・というのはウソみたいなホントの話だそうだ。 | ||
エミール・フォン・ザウアー(1862-1942): ピアノ協奏曲第2番 ハ短調(*)/ややむずかしい5つの小品/ バレエの小さな情景/メヌエット(古いスタイルの)/ 演奏会ポルカ/演奏会ギャロップ |
オレグ・マルシェフ(P) ジェームズ・ロッホラン指揮(*) オーフスso.(*) | |
ピアノのヴィルトゥオーゾ、ザウアーの、異常に難易度の高い作品を次々取り上げてピアノ・ファンを驚かせているマルシェフの最新作。名匠ロッホランとの共演も話題。 | ||
デンマークのピアノ協奏曲集 Vol.3 オット・マリング(1848-1915): ピアノ協奏曲 ハ短調 Op.43 ルズヴィ・シュッテ(1848-1909): ピアノ協奏曲 嬰ハ短調 Op.28 シグフリズ・サロモン(1885-1962): ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54 |
オレク・マルシェフ(P) マティアス・エシュバッハー指揮 オルボーso. | |
バッハ:オルガン作品集 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV.537/ コラール「天にましますわれらの父よ」BWV.737/ コラール 「尊き御神の統べしらすままにまつろい」BWV.642/ コラール「ただ愛する神の摂理にまかせ」BWV.647/ コラール「神よ、われを助け遂げさせたまえ」BWV.624/ レグレンツィの主題によるフーガ ハ短調 BWV.574/ コラール変奏曲「汝明るき日なるキリスト」BWV.766/ 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.545/ コラール「キリストは蘇りたまえり」BWV.627/ コラール「聖なるキリストは蘇り」BWV.628/ コラール「栄光の日は現われたり」BWV.629/ 前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.544 |
ハンス・ヘルムート・ ティルマンス(Org) | |
バッハ:オルガン作品集 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.548/ トリオ・ソナタ第4番 ホ短調 BWV.528/ 同第5番 ハ長調 BWV.529/ 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.547/ 同 ホ短調 BWV.546/他 |
ハンス・ヘルムート・ ティルマンス(Org) | |
ティルマンスはヘルムート・ヴァルヒャに師事した技巧派オルガニスト。ヨーロッパをはじめ各国での評価は非常に高い。 | ||
オット・モーテンセン(1907-1986):合唱作品集 グルントヴィの詩による7つの合唱曲/ 私の宝「彼女はかわいくて」/ただひとりの人に/ あの娘は白い雪のように愛らしい/あなたの声を聞くと/ 夏の歌「デンマークの夏よ、おまえを愛す」/肖像画/ ひばり−ハマー丘陵/夜/デンマーク/夜の徘徊/ 帆をあげて楽しい舟の旅/デンマーク民謡集 |
セーアン・ビアク指揮 コーロ・ミスト | |
オット・モーテンセンはデンマーク生まれの20世紀の知られざる作曲家。独学で勉強したが、作曲の基礎はパレストリーナの対位法のようだ。時々、ハンス・アイスラー、ダリウス・ミヨーと一緒に音楽理論の基礎を勉強していたとされている。彼の作品は非常に少なく、声楽曲が中心である。そういう理由で、モーテンセンの合唱作品集は非常に珍しく初録音と思われる。 | ||
ショスタコーヴィチ: ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op.35(*)/ ピアノ協奏曲第2番 ヘ長調 Op.102/ 24の前奏曲 Op.34 |
オレグ・マルシェフ(P) ヤン・カールソン(Tp; *) ハンヌ・リントゥ指揮 ヘルシングボリso. | |
録音:2002年7月29日〜8月2日、ヘルシングボリ・コンサートホール。 バクー (旧ソ連、アゼルバイジャン共和国)生まれのオレグ・マルシェフは、Danacordを代表する技巧派ピアニスト。前作ラフマニノフのピアノ協奏曲全集(DACOCD-582/3)ではロッホランと組んで想像力豊かな演奏を聴かせた。今回はスウェーデンのヘルシングボリso.をフィンランドのハンヌ・リントゥが指揮しての共演で、第1番ではヤン・カールソンの鮮やかな超絶技巧も楽しめる。 | ||
ダブルベース・ポートレート アイルランド民謡/グローセン編曲: ロンドンデリー・エアー (3つのコントラバスのための) セルゲイ・クーセヴィツキー(1874-1951): 悲しい歌 Op.2 ジョゼフ=アントワーヌ・ ロレンツィティ(1740-1789):ガヴォット アントン・ルビンシテイン(1829-1899): メロディ ヘ長調 Op.31 ハンス・クリスチャン・ロンビ (ルンビュー; 1810-1874)/ オルフ・リング編曲(ピアノ・パート): コンサート=ポルカ (2つのコントラバスとピアノのための) マスネ:タイースの瞑想曲 プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」〜 私のいとしいお父さん ヴィットリオ・モンティ(1868-1922): チャールダッシュ エンリコ・トゼッリ(1883-1926): セレナード Op.6 No.1 ジョン・フィールド(1782-1837):夜想曲第5番 モーツァルト:セレナード ト長調 K.525 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」〜 〜第1楽章(3つのコントラバスのための) シューマン:トロイメライ Op.15 No.7 バッハ/グノー:アヴェ・マリア ヨルマ・パヌラ(1930-):バロッキ=ポルスカ (3つのコントラバスのための) ドメニコ・ドラゴネッティ(1763-1846)/ ベント・グローセン(カデンツァ作曲): コントラバス協奏曲 イ長調 〜第2楽章(アンダンテ) ヘンリー・エクルズ(1675/1685?-1735/1745?): ソナタ ト短調〜[アダージョ/ヴィヴァーチェ] カール・クリスチャン・メラー(1823-1893): オーフスの刺青(3つのコントラバスのための) |
ベント・グローセン(Cb) キタ・オトセン・ グローセン(P) イェンス・ホルム(Cb) ポウル・エーリク・ ヨーアンセン(Cb) | |
オーフスso.3人の元・現役コントラバス奏者が一同に会したCD。よく知られたメロディがユーモラスに響く!? ブックレットに掲載されたイラストもかわいい。 | ||
20世紀デンマークのソプラノ、テナ・クラフト プッチーニ:歌劇「トスカ」〜歌に生き、恋に生き ヴェルディ:歌劇「椿姫」〜 [思い出の日から/ああ、そはかの人か/花から花へ] チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」〜 タチヤーナの手紙の場 ペーター・アーノル・ハイセ(1830-1879): 歌劇「王と代官」〜インゲボー夫人の別れ プッチーニ: 歌劇「蝶々夫人」〜ある晴れた日に/ 歌劇「ボエーム」〜 私が町を歩くとき(ムゼッタのワルツ)/ 歌劇「トスカ」〜 [ちょっと聞いて/歌に生き、恋に生き]/ ナプタリ・ジーグフリト・サロモン(1885-1962): 歌劇「レオノラ・クリスティーナ」〜 私は悲しみをかかえ床につく/三つの礎石がある ヴェルディ: 歌劇「ドン・カルロ」〜世のむなしさを知る神 フランシス・トメ(1850-1909):むじゃきな告白 アンジュ・フレジエ(1846-1927):スタンザ シューベルト:アヴェ・マリア D.839 ペーター・アーノル・ハイセ:森の寂しさ ペーター・エラスムス・ ランゲ=ミュラー(1850-1926):幸福 フィニ・ヘンリケス(1867-1940): ふたりいなければ ヘンリエッテ・ランサウ(1844-1913): 私の星はどこで輝いているのか C.E.F.ヴァイセ(1774-1842):遠くの教会の塔で |
テナ・クラフト(S) エギスト・タンゴ、 ヨハン・ヒー=クヌセン、 エミール・レーセン、 デンマーク国立放送so. フォルマー・ イェンセン(P) | |
録音:1911年〜1940年。20世紀前半のデンマークで活躍したソプラノ歌手、テナ・クラフト(1885-1954)の録音を集成。クラフトは1906年に「ローエングリン」のエルザ役でコペンハーゲンの王立劇場でデビュー。以後、1939年まで王立劇場に所属し、ヴェルディ、プッチーニ、ワーグナーのリリコ=ドラマティコの役を歌った。年代が年代だけに音の状態は時代相応だが、歴史的なソプラノの圧倒的な名唱には感服せずにいられない。 | ||
ヨアキム・アナセン(1847-1909):全作品録音集 Vol.1 〜フルートと管弦楽のための作品集 2つのフルートと管弦楽のための「軍隊風アレグロ」Op.48/ 悪魔のポルカ Op.49/演奏会用小品第2番 Op.61/ ハンガリー幻想曲 Op.2/バラードと風の精たちの踊り Op.5/ 愉快な変奏曲 Op.26 |
トマス・イェンセン(Fl) アンドラーシュ・アドリヤーン(Fl) ジョルダーノ・ベリンカンピ指揮 南ユトランドso. | |
Vol.2:DACOCD-617。ヨアキム・アナセンは19世紀後期に活躍したヨーロッパ屈指のフルート奏者のひとりで、ベルリン・フィル創設期にフルート奏者&副指揮者としてメンバーに名を連ねている。作曲家としてもフルートのための作品を多数作曲、188曲のエチュードは現在も学習者や課題用に広く用いられている。 | ||
夏の雨〜北欧の歌曲とピアノ小品集 カール・ニルセン(1865-1931):3つの歌曲 クリスチャン・シンディング(1876-1939): 春のささやき ルドルフ・ニルセン(1876-1939): 「春」〜花粉のダンス Op.15 No.3/日没に Op.47/ 3つのピアノ小品 Op.21/気分 Op.23/ 4つのピアノ小品 Op.17 エドゥアルド・グリーグ(1843-1907): 抒情小品集第1集 Op.12/2つの歌曲 Op.5 |
デュオ・ラ・ヴァルス [ウリーネ・ケーレット(S) ニコライ・キョルセン(P)] | |
グリーグと彼以降の北欧作曲家の、愛らしい歌曲とピアノ作品をセンスよくまとめた一枚。グリーグの「抒情小品集」、シンディングの「春のささやき」 といった超有名曲のほかにも聴くべき作品は多い。デュオ・ラ・ヴァルスの、肩の力を抜いた演奏がグッド。 | ||
バッハ:オルガン作品集 前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV.552/ オルゲルビュヒライン より [神よ、汝の慈しみによりて BWV.600/ イエス・キリストよ、 讃美を受けたまえ BWV.604/ 古き年は過ぎ去りぬ BWV.614/ おお汚れなき神の小羊よ BWV.618/ イエスが十字架にかかりたまいし時 BWV.621/ われらは汝に呼ばわる、 主イエス・キリストよ BWV.639]/ シュープラー・コラール集〜 われいずこにか逃れゆくべき BWV.646/ 25のコラール〜深き苦しみの淵より BWV.745/ パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582/ 前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV.534 |
ハンス・ヘルムート・ ティルマンス(Org) | |
ヨーロッパでかつてのヴァルヒャと並び称されるほど評価の高いオルガニスト、ハンス・ヘルムート・ティルマンスによるバッハ・オルガン曲集第7弾。 オルペの聖霊教会のヴァイラント・オルガン、ホーブロのクリステンセン・オルガン、エシュヴェーゲのマルクト教会のハンマー・オルガンを使用。 | ||
水底深く父は眠る〜 シェイクスピアの詩による合唱作品集 ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958): 3つのシェイクスピアの歌 [水底深く父は眠る/雲をいただく塔/ 丘を越えて、谷を越え] マーティン・ルッツ:2つの愛の歌 [愛の手作りのあのくちびるは/ わが楽の音よ、おまえがあの幸せな鍵盤にふれ] フランク・マルタン(1890-1974): アリエルの歌(1950) [おいで、黄色の砂浜に/水底深く父は眠る/ 「さあ行け」とあって息をつき/ お前たち三人は罪人だ/蜜蜂が吸う蜜を吸い] ニルス・リンドベリ(1933-): おおわが愛しの人よ/現在を楽しめ/ あるマドリガル/ きみを夏の一日にくらべたらどうだろう クヌーズ・イェペセン(1892-): 4つのシェイクスピアの歌 [吹けよ、吹け、冬の風/冬/春/ 緑の森の木陰で] ヤーコ・マンテュヤルヴィ(1963-): 4つのシェイクスピアの歌 [来たれ、死よ/子守歌/ 倍のなん倍、苦しめもがけ/水底深く父は眠る] スヴェン=エーリク・ヨハンソン(1919-1997): 気まぐれ 第1集&第2集(*) [シルヴィア/緑の森の木陰で/ 吹けよ、吹け、冬の風/気まぐれ/ おおわが愛しの人よ/恋する者らは春を愛す/ 冬/挽歌/聴け、聴け、ひばり] |
ウフェ・モスト指揮 オーフス大学cho. シーネ・ブク・ セーレンセン(P; *) | |
シェイクスピアにまつわる合唱曲をイギリスとヨーロッパ・北欧から集めて対比させた好企画。 | ||
バッハ:オルガン作品集 Vol.9 幻想曲 ハ短調 BWV.562 アダムの罪によりすべては失われぬ BWV.637 われら悩みの極みにありて BWV.641 主なるイエス・キリストよ、 われら汝に感謝す BWV.623 フーガ ト短調 BWV.578 コレッリの主題によるフーガ ロ短調 BWV.579 イエスはわが喜び BWV.610 われらキリストをたたえまつる BWV.611 われらキリスト者 BWV.612 8つの小前奏曲とフーガ BWV.553-560 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.549 |
ハンス・ヘルムート・ ティルマンス(Org) | |
ドイツ、シュライデン城内教会のケーニヒ・オルガン、ケルン=ヴィダースドルフのヴァイムス・オルガンを使用。 | ||
2002年度フーズム城音楽祭ライヴ〜 ピアノのためのレアなレパートリー Vol.14 ニコライ・メトネル(1879-1951): おとぎ話 第1番&第2番Op.20 No.1-2(*) ソナタ=バラード 嬰ヘ長調Op.27(+) ミカロユス・チュルリョーニス(1875-1911): 3つの前奏曲Op.2(#) ウィリアム・バイネス:潮流(**) シマノフスキ:マズルカOp.62 No.2(++) ラヴェル:前奏曲 イ短調(1913)(++) レーガー:Marsch der Stiftsdamen(++) プロコフィエフ:10の小品Op.12〜 [行進曲/ガヴォット/カプリース](##) ヴィラ=ロボス:道化人形(***) スクリャービン: 練習曲 嬰ハ短調Op.2 No.1(***) サン=サーンス/フレデリク・マインダース編曲: あなたの声にわが心は開く(+++) ファッツ・ウォラー(1904-1943)/ フレデリク・マインダース編曲: Ain't Misbehavin'(+++) フレデリク・マインダース(1946-): ショーロ(***) イグナツ・フリードマン(1882-1948): 5つのワルツ(4手連弾のための)(###) |
スティーヴン・オズボーン(P:*) コンスタンティン・リフシッツ(P;+) ヤン・ドゥベ(P;#) ニコラス・ウォーカー(P;**) コルヤ・レッシング(P;++) エンリコ・パーチェ(P;##) マルク=アンドレ・アムラン(P;***) フレデリク・マインダース(P;+++) デュオ・タル& グロートホイゼン(###) [ヤーラ・タル、 アンドレアス・ グロートホイゼン(P)] | |
録音:2002年8月16-24日。 毎年豪華なアーティストの饗宴となるフーズム音楽祭だが、当盤のメンツはいつも以上に凄い。アムランはもちろん、オズボーン、リフシッツ、レッシング(ヴァイオリンとピアノの二刀流で話題になった)まで登場。超絶技巧レパートリーでぶつかり合う。 | ||
バッハ:オルガン作品集 Vol.10 前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541/ コラール前奏曲集〜 [これぞ聖なる十戒 BWV.635/同 BWV.678/ われらの主キリスト、ヨルダン川に来たれり BWV.684/ 主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」BWV.632/ 同 BWV.709/ いと尊きイエスよ、われらはここに集いて BWV.633/ 同 BWV.634]/ カンツォーナ ニ短調 BWV.588/ トリオ・ソナタ第1番 変ホ長調 BWV.525/ オルガン協奏曲第1番 ト長調 BWV.592 |
ハンス・ヘルムート・ ティルマンス(Org) | |
使用楽器:デンマーク、ホブロのブルーノ・クリステンセン製/ ドイツ、オルペ=ビッゲゼー、聖霊カトリック教会、ヴァイラント製。 | ||
ゴナ・ベアウ(1909-1989): ピアノと管弦楽のための作品集 アコースティック・エッセイ ピアノと管弦楽のための フリーゼ ウクラング |
ベアトリス・ベアウ(P) デンマーク放送so. 他 | |
スイス、ザンクトガレン生まれの作曲家ゴナ・ベアウはデンマークで12音技法、セリーをいち早く取り入れた作曲家。メシアン、オネゲル、シュトックハウゼン、ウェーベルンに大きな影響を受け、その作風は初期の印象主義的な調性音楽を除いて無調である。 | ||
ゴナ・ベアウ[Berg](1909-1989):ピアノ作品集 歴史的録音集 Vol.2 Gafkky's(1-10)/幻想曲/トッカータ、間奏曲とフーガ/ 太陽の石と花崗岩/ソナタ |
ベアトリス・ベアウ(P) | |
20世紀デンマークで活躍した作曲家であるゴナ・ベアウのピアノ作品集。ベアウはメシアン、ウェーベルンといった作曲家から大きな影響を受け、デンマークで早くより12音技法やセリーを取り上げた作曲家である。 | ||
畑は耕された 〜マイヤー=トプセー、デンマーク歌曲を歌う ・秋と冬の歌・ アクセル・アーヤビ(1889-1942):わたしはオート麦 民謡:畑は耕された オット・モーテンセン(1907-1986):9月の空はこよなく青く ハラル・バルスレウ(1868-1952):畑の空が白んでくる J.P.E.ハートマン(1805-1900): 苗木と低木が雪に埋もれて立っている トーヴァル・オーゴー(1877-1937): スズメは枝のかげでものも言わず トマス・ラウプ(1852-1927):見わたすかぎり雪 トーヴァル・オーゴー:雪のかけらが吹き寄せて ・春と夏の歌・ ポウル・シアベク(1888-1949):きょうはいい天気 オット・モーテンセン:緑の愛らしい春 パウル・ヘルムート(1879-1919): ごらん、牧場に太陽が照りつけている トマス・ラウプ:影の中をわれらはさすらい オーロフ・リング(1884-1946): デンマークは今、白夜にまどろむ カール・ニルセン(1865-1931)今、この日は歌にあふれ オット・モーテンセン:デンマークの夏よ、おまえを愛す ・日常生活の歌・ カール・ニルセン:ほほえみながら重荷を担う アルフレズ・トフト(1865-1931): オーレは丘にすわって歌っていた ヨハン・クリスチャン・ゲバウアー(1808-1884): 道の曲がるところに ・愛と憧れの歌・ 民謡:それは土曜の夕べのこと J.A.P.シュルツ:(1747-1800): 美しいシレズは18歳になったばかりだ オット・モーテンセン:彼女はかわいくて J.P.E.ハートマン:鳥よ飛べ、フーレの波を越えて ・祖国と歴史の歌・ トーヴァル・オーゴー:新緑のブナの木がまぶしい島 ニルス・W.ゲーゼ(1817-1890):シェロンの勇ましき平野に カール・ニルセン:いつでも出帆できる船のように/夕べの歌 民謡:深く静かな森の中で カール・ニルセン:教えてくれ、夜の星 トマス・ラウプ:心よしずまれ、太陽が沈んでいく カール・ニルセン:素晴らしい夕べのそよ風 C.F.E.ヴァイセ(1774-1842):夜のしじまに |
エリサベト・マイヤー=トプセー(S) ペーア・サロ(P) | |
録音:2003年4月、フレゼリクスダール城、ロラン。 エリサベト・マイヤー=トプセー(1953-;日本では以前「マイヤー=トプシュ」と書かれていた)はドイツ・オペラの歌い手としてヨーロッパ中の歌劇場で活躍中。このアルバムでは、デンマークの歌からテーマ別に31曲を選んで歌っている。彼女はこれまでKontrapunktへ、デンマークの賛美歌(KONT-32302)、シベリウスとラングストレムの歌曲集(KONT-32312)などを録音していた。 | ||
ミリー・バラーキレフ(1837-1910): 交響詩「タマーラ」 ピアノ協奏曲嬰へ短調 Op.1 交響曲第1番ハ長調 |
オレグ・マルシェフ(P) ジェイムズ・ロッホラン指揮 オーフスso. | |
ロッホラン&オーフス響、そしてマルシェフというDanacordを代表する看板アーティストの共演による、ロシア五人組の重鎮バラーキレフの作品集。 ピアノのオレグ・マルシェフはDanacordからラフマニノフ、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフのピアノ協奏曲集など数々の名演をリリースしているロシア出身のヴィルトゥオーソ・ピアニスト。タクトを振るうグラスゴー出身の指揮者ジェイムズ・ロッホランは日本フィルハーモニー交響楽団を行うなど堅実なスタイルの音楽作りが好評を呼び、日本でもファンが多い。マルシェフ、ロッホラン&オーフス響のコンビによるラフマニノフのピアノ協奏曲全集(DACOCD-582-583)は絶賛を受けた。 | ||
ヨアキム・アナセン(1847-1909): フルート作品集 Vol.2 海辺で/2つの組曲にまとめられた6つのサロン用小品/ 即興曲第2番/5つのやさしい小品/4つのサロン用小品 |
トマス・イェンセン(Fl) フローゼ・ステンゴー(P) | |
アナセンは19世紀後半のデンマークにおけるもっとも優れたフルート奏者の一人。イェンセンは1949年生まれ。ジャン・ピエール・ランパルのマスタークラスを受けた後、国際フルート・コンクールで入賞。ヨーロッパ、アメリカをはじめとする世界各国で演奏活動を行っている。 | ||
J.S.バッハ:オルガン作品集 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.551/同 ト長調 BWV.550/ コラール; あなたのうちに喜びがある BWV.615/ 甘き喜びに包まれて BWV.729/ いざ喜べ、愛するキリストのともがらよ、 もろともに BWV.734/ 高き御天より、われは来れり BWV.738/ 天にましますわれらの父よ BWV.737/ 幻想曲と模倣曲 ロ短調 BWV.563/ フーガ ハ短調 BWV.575/ コラール; キリエ、とこしえの父なる神よ/ すべての世の慰めなるキリストよ/ キリエ、聖なる神よ/ おお主なる神、われを憐れみたまえ BWV.721/ ああ、主なる神よ BWV.714/ われらに幸いを与えたもうキリストは BWV.620/ われら皆唯一の神を信ず BWV.765/ われら皆唯一の神を信ず BWV.680/ いと高きところにいます神にのみ栄光あれ BWV.715/ 前奏曲 イ短調 BWV.569 |
ハンス・ヘルムート・ ティルマンス(Org) | |
レアリティーズ・オヴ・ピアノ・ミュージック〜フズム城音楽祭ライヴ 2003 プーランク:ナゼルの夜会 ジョナサン・プロウライト(P) ピエール・ド・ブレヴィール(1861-1949):名作曲家たちの肖像 フロラン・シュミット(1870-1958):ワルツ=夜想曲第1番 マリー=カトリーヌ・ジロー(P) カルロス・グァスタビーノ(1912-2000):バイレシート ヴィラ=ロボス:ブラジルの詩〜白色インディオの踊り アルトゥーロ・スドブラク・ジャマルド(P) ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871-1927): 晩夏の夜 Op.33〜ポコ・アレグレット スクリャービン:4つの前奏曲 Op.22 カイホスル・S.ソラブジ(1892-1988):超絶技巧練習曲第13番 フレードリク・ウッレーン(P) ヴェルディ:ヘ調のロマンス ユリアン・スクリャービン(1908-1919):前奏曲 Op.2/2つの前奏曲 Op.3/前奏曲 アンドレア・バッケッティ(P) グリンカ:ドニゼッティの「アンナ・ボレーナ」の主題による華麗な変奏曲 エレーナ・クシュネローワ(P) | ||
J.S.バッハ:オルガン作品集 Vol.11 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.532/パルティータ BWV.770/ コラール「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」BWV.622/ 前奏曲とフーガ ニ短調 BWV.539/ オルゲルビュヒライン から/ 前奏曲とフーガ ト短調 BWV.535 |
ハンス・ヘルムート・ ティルマンス(Org) | |
これまでにもDanacordへ10枚のバッハ・オルガン作品集など多数の録音を行っているティルマンス。 | ||
不思議な〜20世紀デンマークの合唱音楽 スヴェン・S.シュルツ(1913-1998):デンマーク再訪 ヨーアン・イェアシル(1913-2004): 3つのロマンティックな合唱曲 イブ・ネアホルム (1931-):アメリカーナ Op.89 カール・ニルセン(1865-1931)/ ヨン・ホイビ編曲(1939-): 熱狂の季節「町の外に古い小屋がある」/ 楽しいときが多くて/今宵「輝く白さのたそがれの空」/ 花はしおれてしまうのか/彼女は私を忘れてしまった/ 花よ/ただ頭をしずめなさい/なんと心地よい夏の夕べ/ 日没、ゆっくりと月が昇る |
ウフェ・モスト指揮 オーフス大学cho. | |
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):ソナティナ集 ハ長調 Op.20 No.1/ト長調 Op.20 No.2/ ヘ長調 Op.20 No.3/ハ長調 Op.88 No.1/ イ短調 Op.88 No.3/ヘ長調 Op.55 No.4/ ニ長調 Op.55 No.5/ ソナタ ヘ長調 Op.60 No.1/同 イ長調 Op.60 No.2 |
エーリク・フェセル(P) | |
フェセルは1933年コペンハーゲンに生まれ、ウィーンでパウル・バドゥラ=スコダ、イェルク・デムス、アルフレート・ブレンデル等とともに鍵盤を学んだヴェテラン。 | ||
ローネ・コペル〜ライヴ&スタジオ録音集(1963-1986) プッチーニ: 歌劇「トスカ」、「ボエーム」、「マノン・レスコー」、 ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」、「椿姫」、 ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」、 ベッリーニ:歌劇「清教徒」、 ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」、 R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」、 「ナクソス島のアリアドネ」、「サロメ」から シューベルト、ブラームス、ヴォルフ、 R.シュトラウスの歌曲 他 |
ローネ・コペル(S) ゲルト・アルブレヒト指揮 デンマーク国立so. 他 | |
コペルはデンマークのソプラノ歌手。数々のオペラに出演していたが、録音があまりないだけにこれは貴重なCD。 | ||
デンマーク歌曲集 ニルス・W・ゲーゼ(1817-1890): 春の生け垣は緑/雪の女王/三月のすみれ ペーター・アーノル・ハイセ(1830-1879): 子ひばりの春の歌/小さなカレン P.E.ランゲ=ミュラー(1850-1926):隣人の最初の歌 J.P.E.ハートマン(1805-1900): 教えてくれ、夜の星 他(全24曲) |
エリザベト・ マイヤー=トプセー(S) ペア・サロ(P) | |
デンマーク・ロマンティシズム時代の歌曲集。オペラ歌手としても活躍しているトプセーは、コペンハーゲン・フィルと録音したR.シュトラウスの「4つの最後の歌」がグラモフォン誌のエディターズ・チョイスに選ばれるなど、各国のプレスで評価を得ている。 | ||
人生の橋 ペア・ネアゴー(1932-):冬の讃歌 ステファウン・アーラソン(1978-):5つの夜の歌 ペーター・ブルーン(1968-):ひまわり ボー・グーネ(1964-):何事にも時があり テーエ・ニルセン(1929-2003):3つの黒のマドリガル スヴェン・ニルセン(1937-):章 |
リセ・ベク(S) シャルロット・ トアンクヴィスト(A) 他 カーステン・サイアー=ハンセン 指揮オーフス大学cho. | |
オーフス大学合唱団は、25〜名で構成され、1995年から活動をはじめた。 | ||
トゥール・マン 〜スウェーデンにおけるカール・ニルセンの「予言者」 カール・ニルセン(1865-1931): 交響曲第1番 ト短調Op.7/ 交響曲第2番 ロ短調「4つの気質」Op.16 (第4楽章は断片;1-102小節のみの録音)/ 交響曲第3番「ひろがりの交響曲」Op.27/ 交響曲第4番「消しがたきもの」Op.29/ 交響曲第6番「単純な交響曲」/ 劇音楽「アラジン」Op.34〜東洋風祝祭行進曲/ サガの夢Op.39/歌劇「サウルとダヴィデ」(抜粋) |
シーグルド・ビョルリング(B) ヨエル・ベリルンド(B) トゥール・マン指揮 ロイヤル・ストックホルムpo. エーリク・エーリクソン合唱指揮 スウェーデン放送cho. | |
録音:1944年-1961年。 スウェーデンにおけるカール・ニルセンの「予言者」と称される指揮者トゥール・マン。今回のセットはトゥール・マンがロイヤル・ストックホルム・フィルを振ったニルセンの録音を可能な限り収録したという貴重な歴史的音源集。 なお、歴史的録音のため音質不良箇所あり。また、交響曲第4番は2種類の録音を組み合わせたもの(1-1033小節:スウェーデン放送録音[1947年2月19日、ライヴ]/1034-1173小節:エアチェック録音[1954年3月5日])となっている。 | ||
ブルノンヴィルのバレエのための音楽 (Vol.1) ヘアマン・セヴェリン・レーヴェンスキョル〔ローヴェンスキョルド〕(1815-1870): バレエ「ラ・シルフィード」/シルフィードとジェイムズのパ・ド・ドゥ ペーター・エアンスト・ラッセン指揮オルボーso. | ||
録音:2002年-2004年。当盤以下計5点は、コペンハーゲン王立劇場で活躍した19世紀デンマークの振付師、アウゴスト・ブルノンヴィル(1805-1879)の生誕200周年を記念してリリースされたBOX「ブルノンヴィルのバレエのための音楽」(DACOCD-631-639, 9CDs/廃盤)の分売。国際的な知名度が高い「ラ・シルフィード」を含むこれらの作品は、現在もデンマーク・ロイヤル・バレエ団の主要レパートリーとして上演されている。 | ||
ブルノンヴィルのバレエのための音楽 (Vol.2) H.S.パウリ(1810-1891)、エズヴァード・ヘルステズ(1816-1900)、ニルス・W・ゲーゼ (1817-1890)& H.C.ロンビ(1810-1874):バレエ「ナポリ、または、漁夫と花嫁」 H.C.ロンビ:軍隊ポルカ H.C.ロンビ、V.C.ホルム(1820-1886)作曲・編曲:バレエ「ラ・ヴェンタナ」 ペーター・エアンスト・ラッセン指揮オルボーso. | ||
ブルノンヴィルのバレエのための音楽 (Vol.3) H.S.パウリ(1810-1891)作曲・編曲: バレエ「コンセルヴァトワール、または新聞プロポーズ」/ バレエ「ブルージュのケルメッセ、または3つの贈り物」 ペーター・エアンスト・ラッセン指揮オルボーso. | ||
ブルノンヴィルのバレエのための音楽 (Vol.4) ニルス・W・ゲーゼ(1817-1890)&J.P.E.ハートマン(1805-1900):バレエ「ある民話」 エズヴァード・ヘルステズ(1816-1900)&H.S.パウリ(1810-1891): バレエ「ゲンツァーノの花祭り」から ペーター・エアンスト・ラッセン指揮オルボーso. | ||
ブルノンヴィルのバレエのための音楽 (Vol.5) ヨセフ・グレーサー(1835-1891)、A.F.リンケ(1819-1874)&H.C.ロンビ (1810-1874):バレエ「デンマークをはるか離れ、または船の仮装舞踏会」 V.C.ホルム(1820-1886)作曲・編曲:バレエ「アマー島の王の義勇兵たち」 カール・クリスチャン・メラー(1823-1893): バレエ「シベリアからモスクワへ」〜騎手の踊り ペーター・エアンスト・ラッセン指揮オルボーso. | ||
J.S.バッハ:オルガン作品集 Vol.12 27のコラール〜BWV.719,714,V737 ノイマイスター・コラール集〜BWV.1090-1109 25のコラール前奏曲〜BWV.742 |
ハンス・ヘルムート・ティルマンス (Org) | |
ティルマンスはヴィルトゥオーソ・オルガニストとしてアメリカ、ヨーロッパなどで活躍中。 | ||
デンマークのピアノ協奏曲集 Vol.4 ヴィクトー・ベンディクス(1851-1926): ピアノ協奏曲 ト短調 Op.17 ルドルフ・シモンセン(1889-1947):ピアノ協奏曲 ヘ短調 |
オレグ・マルシェフ(P) マティアス・エシュバッハー指揮 オールボーso. | |
2曲ともロマンティックな作風。Hyperionの「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ」と同じく、知られざる協奏曲を世に送り出してくれる貴重なシリーズ。 | ||
ヨアキム・アンデルセン(1847-1909): フルートのための作品全集 Vol.3 オペラのトランスクリプションOp.45 [ドニゼッッティ「ランメルムールのルチア」/ モーツァルト「フィガロの結婚」/ ベッリーニ「ノルマ」]/ スウェーデンとポーランドの6つの歌曲Op.50/ 「国民的幻想曲」Op.59より [スコットランド幻想曲/イタリア幻想曲] |
トマス・イェンセン(Fl) フローゼ・ステンゴー(P) | |
19世紀に活躍したアンデルセンは優秀なフルート奏者としてだけでなく、フルート作品の作曲や教則本著者として現在でも広くその名を知られている。デンマークのフルート奏者であるイェンセンは1949年生まれ。現在は南ユランso.のソロ・フルート奏者として活躍中。 | ||
ブラームス:初期ピアノ作品集 ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 Op.1/ シューマンの主題による16の変奏曲 嬰ヘ短調 Op.9 4つのバラード Op.10 |
オレグ・マルシェフ(P) | |
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65 グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調 Op.36 |
エアリング・ ブレンダール・ベンクトソン(Vc) ニナ・カフタラージェ(P) | |
デンマークを代表するチェリストのひとりブレンダール・ベンクトソンと、モスクワで音楽教育を受けたカフタラージェによるデュオ・アルバム。ベンクトソンの広く深みのあるチェロ響きが快い。 | ||
リセロッテ・セルビガー〜チェンバロ&クラヴィコード演奏集 パーセル:チェンバロ組曲第2番 ト短調 Z.661 クープラン:恋するうぐいす/生まれながらのあでやかさ J.S.バッハ:サラバンド/2声のインヴェンション から/ 平均律クラヴィーア曲集第1巻 から D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 L.413/ 同 ホ長調 L.23/同 ハ長調 L.104/同 ニ短調 L.422 J.S.バッハ:前奏曲集 BWV.933-938/4つのデュエット から C.P.E.バッハ:ソナタ第5番 へ長調 Wq.55 [ボーナスCD] ラモー:クラヴサン組曲 ホ短調 クープラン:フランスのフォリア、またはドミノ/パッサカリア |
リセロッテ・セルビガー (Cemb、クラヴィコード) | |
録音:1949-1955年。 1970年代まで活躍していたデンマークの女性鍵盤奏者セルビガーの歴史的録音第2集。 | ||
シューベルト:後期ピアノ作品集 ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960/ 3つのピアノ曲 D.946 |
オレグ・マルシェフ(P) | |
Danacordを代表するピアニストとなったマルシェフは旧ソ連アゼルバイジャン出身。これまでに30枚近くのCDをDanacordからリリースしており、祖国ロシア(ソ連)の作品やデンマークの協奏曲などのラインナップが好評を得ている。 今回収録の2曲は31歳という若さで亡くなったシューベルトの最晩年の作。美しい響きと流れを感じさせる丁寧な演奏。 | ||
エルセ・ポースケのポートレート ペーター・アーノル・ハイセ(1830-1879): 美しい女ベアトリス/歌曲集「グズルーンの嘆き」 P.E.ランゲ=ミュラー(1850-1926): 隣人の最初の歌 Op.13 No.1/裳裾の先に Op.48 No.5/ 睡蓮 Op.4 No.2/夕暮れ深く Op.20 No.1/美しい鳥が歌った/ 空はほのかなあかね色に染まり Op.19 No.1/ 歌曲集「シュラムのおとめとソロモン」第1集 Op.1 ドビュッシー:ビリティスの3つの歌 ブラームス:おお、帰り道さえわかれば Op.63 No.8/ 風神の竪琴に寄せて Op.19 No.5/セレナード Op.106 No.1/ 五月の夜 Op.43 No.2/甲斐のないセレナード Op.84 No.4 ベルク:4つの歌曲 Op.2 レーガー:2つの宗教的歌曲 Op.105/不安に襲われた時には J.S.バッハ:カンタータ第94番 「われ何ぞ思いわずらわん」BWV.94〜欺かれた世よ 他 |
エルセ・ポースケ(Ms) フリートリヒ・ギュルトラー(P) アナス・リーバー(Org) バッハ・コレギウム・ シュトゥットガルト ペーター=ルーカス・ グラーフ(Fl) 他 | |
録音:1967-1983年。 歌曲、オラトリオの歌い手としてデンマーク、ドイツなどで活躍中のエルセ・ポースケのライヴ、スタジオ録音をセット化したアルバム。 | ||
2004年度フーズム城音楽祭ライヴ 〜ピアノのためのレア・レパートリー集 ハイドン:カプリッチョ ト長調 Hob.XVII:1/エドナ・スターン(P) ショパン/リスト編曲:わが喜び サルヴァトーレ・シャッリーノ(1947-):アナモルフォジ ユージン・グーセンス (1893-1962):The Punch and Judy Show Op.18 No.6 マルク=アンドレ・アムラン(P) プーランク:主題と変奏/アナトーリ・ウゴルスキー(P) グレインジャー:R.シュトラウスの「バラの騎士」の愛の二重唱によるおしゃべり イーゴル・カメンツ(P) ヨゼフ・マルクス (1882-1964):蝶々の物語/ジョナサン・パウエル(P) J.S.バッハ:協奏曲 ニ長調 BWV.972 リスト:タランテラ S.483/ボリス・ブロッホ(P) セザール・キュイ (1835-1918):Far niente Op.40 No.2/エレーナ・クシュネロワ(P) シグムント・ストヨフスキ(1870-1946):東洋風奇想曲 Op.10 No.2 セルゲイ・ボルトキエヴィチ(1877-1952):練習曲 変ニ長調 Op.15 No.8 A.ハリングトン・ギブズ(1895-1956)/テイタム編曲:ランニン・ワイルド ジョナサン・プロウライト(P) | ||
好評を得ているフーズム城音楽祭の2004年ライヴが登場。1987年から開催されているこの音楽祭は一流の演奏者たちによるピアノのためのレアなレパートリーの発掘などを目的としている。そのためか企画には賛否両論があるようだが、回数を重ねる度に熱狂的な聴衆のサポートは増すばかりであるという。 2005年9月に来日公演を行うマルク・アンドレ=アムランも3曲の演奏を担当。豪華な演奏者陣の見事な演奏で知られざる作品の数々を味わえる楽しみな一枚だ。 | ||
J.S.バッハ:オルガン作品集 Vol.13 前奏曲とフーガ ト長調BWV.541/ コラール「今ぞすべての人よ、 神に感謝せよ」BWV.657/ トッカータ、前奏曲とフーガ ハ長調BWV.566/ ノイマイスター・コレクションからの オルガン前奏曲集より [BWV.957/BWV.1110-BWV.1120]/ イエス・キリスト、われ汝を呼ぶBWV.639/ 神のひとり子なる主キリストBWV.601 |
ハンス・ヘルマンス・ ティルマンス(Org) | |
使用楽器:ドイツ・ブランデンブルク大聖堂、ワーグナー・オルガン/他。3台のオルガンを使い分けて収録されたバッハ。ティルマンスは、博士号を持つデンマークにおけるオルガン演奏の権威。 | ||
リスト:ピアノと管弦楽のための作品集 ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124/ ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S.125/ 死の舞踏 S.126/ハンガリー幻想曲 S.123 |
オレグ・マルシェフ(P) マティアス・エッシュバッハー指揮 オールボーso. | |
新作のリリースを重ねるごとに、日本においても評価が日増しに高まっているダナコードの看板アーティスト、オレグ・マルシェフのリストが登場。ラフマニノフ、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、バラキレフといったロシアン・レパートリーからデンマークのピアノ協奏曲集、エミール・フォン・ザウアーのピアノ作品集など様々なレパートリーを披露してきたマルシェフ。派手な技巧に走りやすいリストのピアノ協奏曲を、丁寧な表現と情緒豊かな演奏で聴かせるマルシェフの演奏は、新たなスタンダードとなりえる可能性を秘めている。 | ||
オレグ・マルシェフのリスト リスト: ピアノ・ソナタ ロ短調S.178/ 交響詩「タッソー、悲哀と勝利」S.96 (タウジヒ編曲)/ グレートヒェンS.513 |
オレグ・マルシェフ(P) | |
アゼルバイジャンに生まれた実力派、オレグ・マルシェフの「ピアノと管弦楽のための作品集」(DACOCD-651)に続くリスト第2弾。大作ピアノ・ソナタにタウジヒ編曲による交響詩を加えるなど、意欲的なプログラム。非常に高度な技巧を要するピアノ作品だが、特に弱奏部分で聴かせるマルシェフの豊かな表情は非常に美しい。 | ||
ヨアキム・アナセン(1847-1909): フルートのための作品全集 Vol.4 若いフルート奏者のための講義 Op.47/ オペラのトランスクリプションOp.45 〜ドン・ジョヴァンニ/ 即興曲Op.7/ 8つの講義の小品Op.55/ 悲しい変奏曲Op.27/ ハンガリー国民幻想曲Op.59 No.6 |
トマス・イェンセン(Fl) フローゼ・ステンゴー(P) | |
19世紀にフルート奏者として活躍したアナセンは、今日でもフルート作品や教則本の著者として広くその名を知られている。1949年デンマーク出身のイェンセンは、南ユランso.のソロ・フルート奏者として活躍中。 | ||
ロッホランの「ブル7」 ブルックナー: 交響曲第7番 ホ長調(ハース版) |
ジェイムズ・ロッホラン指揮 オーフスso. | |
録音:2005年4月28日、オーフス大聖堂、ライヴ。Danacord とデンマーク放送の共同制作。 日フィル名誉指揮者として日本でもお馴染みのスコットランドの名匠ジェイムズ・ロッホランと、彼が1996年から2003年まで首席指揮者を務めたデンマークのオーフスso.によるブル7は、決して力み過ぎることなく、神秘性よりも自然な流れを重視した好演奏で、デンマーク第2の都市オーフスを本拠とするオーケストラの実力も垣間見ることが出来る。 | ||
2つの展覧会〜ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 [ピアノ版(*)/ラヴェル編、管弦楽版(#)] |
オレグ・マルシェフ(P;*) ジャン・ワグネル指揮(#) オーゼンセso.(#) | |
録音:2009年2月19日-20日(*)/2001年5月1日-4日(#)。DANACORDから2種の「展覧会の絵」を収めたアルバムが登場。 ピアノ版はもちろん当レーベルの「顔」とも言える、アゼルバイジャン出身の孤高の天才、オレグ・マルシェフによる演奏。まるで実際に展覧会で絵を見ているかのような鮮明なイメージを与えてくれる。 ラヴェル編のオーケストラ版を指揮するジャン・ワグネルは、ベネズエラのカラカス生まれ。1995年にコペンハーゲンで開催されたニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで第1位を獲得、1997年から2002年までオーデンセ響の首席指揮者を務めた。2001年に収録されたこの雄大な「展覧会の絵」は盟友との集大成。 | ||
ショパン:ピアノ作品集 ロンド ハ短調 Op.1/ マズルカ集 [嬰ハ短調 Op.6-2/ヘ短調 Op.7-3/ 変ニ長調 Op.30-3/嬰ハ短調 Op.30-4/ ヘ短調 Op.63-2/イ短調 Op.68-2/ 変ニ長調 Op.64-1]/ ワルツ イ短調 Op.34-2/ワルツ ホ短調/ バラード ト短調 Op.23 |
ニナ・カフタラージェ(P) | |
カフタラージェは、デンマークを代表するチェリストで、義父にあたるブレンダール・ベンクトソンとのデュオ・アルバム(DACCOD-644)もダナコードからリリースしている。 | ||
ヨアキム・アナセン(1847-1909): フルートのための作品全集 Vol.5 ハンガリーの旋律による序奏とカプリースOp.58/ 性格的な幻想曲Op.16/ オランダ国歌による幻想曲Op.35/ コンチェルトシュトゥックOp.3/ タランテラOp.10 |
トマス・イェンセン(Fl) ジョルダーノ・ ベリンカンピ指揮 南ユランso. | |
フルートの作品や教則本の作者としてもその名を知られ、自身も19世紀を代表するフルート奏者として活躍したヨアヒム・アンデルセンの作品を網羅するシリーズの第5弾。 これまでの4作はピアノ伴奏曲ばかりだったか、今回は管弦楽伴奏付きの作品を収録。Op.58、Op.16、Op.10の3作品は原譜が発見されていないため、アナセンのピアノ・リダクション譜に基づいてフレミング・ネアゴーが再オーケストレーションを行った。 | ||
2005年フーズム城音楽祭ライヴ録音 〜稀少ピアノ作品集 Vol.17 メトネル(1880-1951):即興曲 変ロ短調Op.31-1(*) パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1979):前奏曲Op.15-1(#) プロコフィエフ:ワルツOp.102-1(+) フロラン・シュミット(1870-1958): 影Op.64-1〜遠いところから聞こえる(**) ルイ・モロー・ゴッツチョーク(1829-1869): 黒人たちの踊り(**) モーツァルト:「リゾンは眠った」による 9つの変奏曲K.264(##) エネスコ: ピアノ・ソナタ第3番 ニ長調Op.24-3 より(++) シューベルト:舞曲集(***) ピエール・サンカン(1916-):オルゴール(***) チック・コリア:スペイン(###) ジェローム・カーン(1885-1945): あなたは私のすべて(###) |
エカテリーナ・デルシャヴィーナ(P;*) リュドミル・アンゲロフ(P;#) ローランド・ペンティネン(P;+) セシル・リカド(P;**) アンドレア・バケッティ(P;##) コンスタンティン・リフシッツ(P;++) ミヒャエル・エンドレス(P;***) マルクス・ベッカー(P;###) | |
ファンお待ちかね、現代のヴィルトゥオーソ・ピアニストたちによるレア・レパートリー発掘を目的とした「フーズム城音楽祭」の2005年ライヴが登場。1987年から開催されており、当初は賛否両論あったようだが、回数を重ねることにファンを増やし続けている。2005年もリフシッツ、エンドレス、ペンティネンなど現代の超一線級奏者に加え、近年はあまり名を聞かなくなってしまったものの、実力派のリカドが参加しているなど、マニア心をくすぐる人選、そして選曲は相変わらずの素晴らしさと言えるだろう。 | ||
3つのロシアのピアノ協奏曲 パヴェル・パブスト(1854-1897): ピアノ協奏曲 変ホ長調Op.82 リムスキー=コルサコフ: ピアノ協奏曲 嬰ハ短調Op.30 スクリャービン:ピアノ協奏曲 嬰ヘ短調Op.20 |
オレグ・マルシェフ(P) ウラディーミル・ジヴァ指揮 南ユランso. | |
知られざる名曲、パブストのピアノ協奏曲! 旧ソ連のアゼルバイジャンの首都バクー生まれで生まれたヴィルトゥオーソ・ピアニスト、オレグ・マルシェフは、その実力に着目したメジャー・レーベルからのオファーを断り、ダナコード一筋で優れた演奏を発表し続けている。その彼の新作協奏曲集は、ルビンシテインに認められモスクワ音楽院に教授として招聘されたパヴェル・パブストの珍しい作品を含む物。同世代のチャイコフスキーからもその才能を高く評価され、ロマンティックで技巧的な作風と雄大なロシアの大地を想像させる雄大な作品。リムスキー=コルサコフとスクリャービンの2作品でもマルシェフの生命力に満ちた音色と見事なテクニックが余すことなく発揮されている。ジヴァと南ユラン響の温かなサポートも美しい。 #ダナコード・2008年カラーカタログ付き(40ページ)。 | ||
ヨアキム・アナセン(1847-1909): フルートのための作品全集 Vol.6 国民的幻想曲 Op.59 より[デンマーク/ロシア]/ オペラのトランスクリプション Op.45 より [モーツァルト「魔笛」による/ ボワエルデュー「白衣の婦人」による]/ 3つのサロンの小品 Op.52〜第1巻&第2巻/ 2つの小品 Op.28/2つのサロンの小品 Op.6/ つばめ Op.44/アルバムのページ Op.19/再会 Op.46 |
トマス・イェンセン(Fl) フローゼ・ステンゴー(P) | |
当全集は第7集(DACOCD-666)で完結。 | ||
ヨハン・スヴェンセン(1840-1911): ヴァイオリン協奏曲 イ長調Op.6/ロマンス ト長調Op.26 ペーター・エラスムス・ランゲ=ミュラー(1850-1926): ヴァイオリン協奏曲 ハ長調Op.69 |
ラース・ビョルンケア(Vn) ジョルダーノ・ベリンカンピ指揮 オーフスso. | |
1968年にロサンゼルス生まれ、デンマークのオーフスで育ったヴァイオリン奏者ビョルンケアは6歳からレッスンを受け、なんと13歳でデンマークのユトランド音楽院に入学してしまったという経歴の持ち主。デンマーク王立管の第1コンサートマスターを経て、2007〜08シーズンからはスウェーデン王立歌劇場管の第1コンサートマスターに就任、また2000年にはデンマーク王立室内管を振って指揮者デビューも果たしている。 | ||
J.S.バッハ:オルガン作品集 Vol.14 トリオ・ソナタ第3番 ニ短調BWV.527/ コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV.660/ コラール「高き空よりわれは来れり」BWV.700/ コラール「甘き喜びのうちに」BWV.608/ コラール「汝らキリスト者よ、こぞりて神を讃えよ」BWV.609/ 「マニフィカト」によるフーガ BWV.733/ コラール「おお罪なき神の小羊」BWV.656/ コラール「われらが救い主、イエス・キリスト」BWV.665/ コラール「われらが救い主、イエス・キリスト」BWV.666/ コラール「来たれ、神にして創造主なる御霊よ」BWV.667/ 前奏曲とフーガ ハ長調BWV.531/ コラール「ああいかに空しく、いかにはかなきこと」BWV.644/ コラール「主よ、われ汝に望みを抱けり」BWV.640/ コラール「ああ、われらと共に留まりたまえ」BWV.649 |
ハンス・ヘルムート・ ティルマンス(Org) | |
使用楽器:Wuppertal-Beyenburg マリア・マグダレーナ修道院教会のロマヌス・ザイフェルト・オルガン/オルペ聖霊聖霊教会のヴェイラント・オルガン/リューベック大聖堂のマルクッセン・オルガン、以上ドイツ。ヨーロッパで「ヴァルヒャ以来の完成度」と非常に高い評価を得ているティルマンスによるJ.S.バッハ・シリーズ第14集。 | ||
ポール・エルミング〜ワーグナー・ガラ ワーグナー: 楽劇「ラインの黄金」〜背恩が私の運命/ 楽劇「ワルキューレ」より [父が約束したひとふりの剣/ 冬の嵐が喜びの月影を避け] 舞台神聖祝典劇「パルジファル」より [第1幕への前奏曲/ あれはみんな夢だったのか/ 幼な子のあなたが/ ああ情けない私は何をしたのだ/ アンフォルタス王よあの傷が/ 残酷な人よ! あなたは心の中に他の人の/ よこしまな女よ、こちらへ/ Heil mir, dass ich dich wiederfinde / Nur eine Waffe taugt ] |
ポール・エルミング(T) ニーナ・パヴロフスキ(S) ステーン・ビリエル(B) ヴォルフ=ディーター・ ハウシルト指揮 オーゼンセso. | |
録音:2005年6月10日-16日、2006年6月19日-21日。 1990年にジークムント役でバイロイト・デビューを飾ったデンマークのテノール、ポール・エルミング。デンマークのキャストによるワーグナー・アルバムは、北欧ファン&ワグネリアン要注目。ちなみに「パルジファル」は、エルミングがテノールへの転向後に初めて歌った作品であり最も得意としているレパートリーでもある。 | ||
ヴェルディ&プッチーニ:アリア集 ヴェルディ: 歌劇「アイーダ」より [勝ちて帰れ/おお私のふるさと]/ 歌劇「運命の力」 〜神よ平和を与えたまえ/ 歌劇「仮面舞踏会」 〜ここがあの恐ろしい場所/ 歌劇「オテロ」〜アヴェ・マリア/ 歌劇「ドン・カルロ」 〜世の空しさを知る君よ プッチーニ: 「ボエーム」「トゥーランドット」 「トスカ」「マノン・レスコー」 「蝶々夫人」より |
イッタ=マリア・ シェーベリ(S) マティアス・ エッシュバッヒャー指揮 オーゼンセso. | |
録音:2003年11月24日-26日、2004年6月14日-19日。 コペンハーゲン・オペラ・アカデミーで研鑽を積んだスウェーデンのソプラノ歌手シェーベリは、デンマーク国立歌劇場のメイン・アーティストとして活躍してきた北欧を代表する歌い手の1人。芯のある歌声と豊かな表現が印象に残る。 | ||
ヨアキム・アナセン(1847-1909): フルートのための作品全集 Vol.7(完結編) ガヴォット Op.23/4つの小品 Op.62/ オペラのトランスクリプション Op.45 より [ウェーバー「魔弾の射手」による/ ニコライ「ウィンザーの陽気な女房たち」 による]/ あきらめ Op.22-1/ポロネーズ Op.22-2/ 国民的幻想曲 Op.59より スウェーデン/ 3つの小品 Op.57/カンツォーネ Op.53-1/ 追憶 Op.53-2/モート・ペルペトゥオ Op.8 |
トマス・イェンセン(Fl) フローゼ・ステンゴー(P) | |
フルートの作品や教則本の作者としてもその名を知られ、自身も19世紀を代表するフルート奏者として活躍したアナセンのフルート作品を網羅するシリーズも、今回の発売で完結。ロマンティックで美しい小品や、モーツァルト、ボワエルデューのオペラからのアレンジなど、1949年デンマーク出身で南ユランso.のソロ・フルート奏者として活躍するイェンセンがレベルの高い演奏で披露、当シリーズはフルート関係者にとってのバイブルとなることだろう。 | ||
フルート、ハープ、チェロとオルガンのためのメロディ ニルセン:霧が晴れていく マスネ:タイスの瞑想曲 テレマン:幻想曲第8番 ホ短調 グルック:精霊の踊り サン=サーンス:白鳥 イギリス民謡:グリーンスリーヴス J.S.バッハ:アダージョ/G線上のアリア/ トッカータとフーガ ニ短調BWV.565/ 主よ人の望みの喜びよ J.S.バッハ(グノー):アヴェ・マリア ヘンデル:シャコンヌ ハ長調/ラルゴ メンデルスゾーン: 歌の翼に Op.34-2/結婚行進曲 Op.61 シューベルト: 万霊節の日のための連祷/アヴェ・マリア ブルッフ:コル・ニドライ/カンツォーネ グラナドス:マドリガル ベートーヴェン:自動オルガンのためのアダージョ フォーレ:エレジー ブゾーニ:小組曲 Op.23より グリーグ:春 Op.33-2 イベール:アリア リンドベリ:夏の牧舎の古い賛美歌 ヴィドール:トッカータ ドビュッシー:英雄の子守歌 アイヴズ:「アメリカ」による変奏曲 ドライシ:「朝は生きる喜びをもたらす」による即興/ 「顔をあげよシオンの娘、見えるであろう」 による即興 |
ミカエル・バイアー(Fl) ヴィベケ・フランク(Hp) ゲアト・ フォン・ビューロウ(Vc) フレミング・ドライシ(Org) | |
録音:1982年-1983年。 コペンハーゲン・コレギウム・ムジクムの創設メンバーであり、1997年からはデンマーク国立so.の副首席奏者としても活躍中のフルーティスト、ミカエル・バイアーを中心とした心の清涼剤のような美しい小品集。LPでリリースされていた音源のディジタル・リマスターによるCD化復刻リリース。 | ||
2006年度フーズム城音楽祭ライヴ〜稀少ピアノ作品集 Vol.18 スクリャービン:2つの即興曲 Op.12[セシル・リカド(P)] セルゲイ・ボルトキエヴィチ(1877-1952): ピアノ・ソナタ第2番 嬰ハ短調〜第3楽章[ナデイダ・ヴラエヴァ(P)] リャードフ:前奏曲 Op.57-1[ヘイミッシュ・ミルン(P)] メトネル:おとぎ話 Op.51-3[ヘイミッシュ・ミルン(P)] パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978): ソナチナ・コンチェルタンテ 嬰ヘ短調 Op.28[マルク=アンドレ・アムラン(P)] アルカン:夢の中で Op.63-48[マルク=アンドレ・アムラン(P)] ソレル:ソナタ ト短調 R.87/ソナタ ニ長調 R.84[エルダー・ネボルシン(P)] J.S.バッハ/ルンメル編:カンタータ第127番「まことの人にして神なる主イエス・キリストよ」 [ジョナサン・プロウライト(P)] レフ・プイシュノフ(1893-1955):小さなワルツ[ジョナサン・プロウライト(P)] イルマリ・ハンニカイネン(1892-1855):夕べ[ジョナサン・プロウライト(P)] R.シュトラウス/レーガー編:愛を抱いて Op.32-1[フレデリク・メインダース(P)] R.クィルター/ハフ編:真紅の花びらがまどろめば Op.3-2[フレデリク・メインダース(P)] フレデリク・メインダース:シューベルティアーナ[フレデリク・メインダース(P)] バーバー:バレエ組曲 Op.28〜第6曲ギャロップ[タール&グロートホイゼン・デュオ(P)] モイセス・モレイロ(1904-1979):ホローポ[ガブリエラ・モンテロ(P)] | ||
録音:2006年8月19日-26日。 1987年に第1回が開催された「フーズム城音楽祭」。ピアノ・マニアにはすっかりお馴染みとなったこの祭典、2006年の公演にもアムラン、ミルン、ネボルシン、タール&グロートホイゼン、モンテロ、プロウライトなど、ピアノ愛好家ならご存じの豪華な顔ぶれが集結。なんといっても最大の聴き物はアムランの弾くブルガリアの大作曲家、ヴラディゲロフの1曲だろうが、他にもよほどのマニアでは無いとご存じないであろう、ロシア出身でイギリスで活躍したピアニスト、プイシュノフ(プィシュノフとも)の作品や、ボルドキエヴィチの(紹介者とも言って良いカツァリスが録音していない)ソナタ等々、判っている方なら必ずや「にやり」としたくなる曲目揃い。 | ||
ヒンデミット: 歌曲集「マリアの生涯」Op.27(1948年版) |
エリサベト・ マイヤー=トプセー(S) ペーア・サロ(P) | |
マイヤー=トプセーは、名ソプラノ歌手ビルギット・ニルソンの下で学び、ドイツの歌劇場を拠点としてR.シュトラウスやワーグナーのオペラでヒロイン役を演じてきたデンマークのリリック・ドラマティック・ソプラノ。 | ||
フレデリク・マインダース〜 歌曲トランスクリプション集 シューベルト: 野ばら D.257/セレナード D.957-4/ 春に D.882/君こそわが憩い D.776/笑いと涙 D.777 シューマン: ハイランドの子守歌 Op.25-14/ 民謡 Op.51-2/美しき異郷 Op.39-6/ 愛する妹たち私に手を貸して Op.42-5・ 私の指に光る指環 Op.42-4/蓮の花 Op.25-7 ブラームス: 夢遊病の人 Op.96-3/眠りの精/ 夜うぐいすに Op.46-4/ 私の彼女はばら色の唇をしている/ サッフォー風の頌歌 Op.94-4/ 僕の恋は新緑だ Op.63-5/ 谷間に、ぼくらはそぞろ歩いた Op.96-2/ 便り Op.47-1/メロディのように Op.105-1 マーラー:私は緑の野を楽しく歩いた/ ラインの伝説/私はこの世に忘れられ/ シュトラスブルクの砦で/死せる鼓手 |
フレデリク・マインダース(P) | |
フレデリク・マインダースはニキタ・マガロフの門下生で、1972年にオスロで開催されたスクリャービン国際コンクールを制覇した1946年生まれのオランダ人ピアニスト。ユニークなアレンジで知る人ぞ知る存在の彼は、膨大な数のオリジナル作品や編曲作品を生み出している。 | ||
オレグ・マルシェフ、フランスのピアノ協奏曲を弾く ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 フランク:ピアノと管弦楽のための交響的変奏曲 ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲 ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲 |
オレグ・マルシェフ(P) ウラディミール・ジヴァ指揮 南ユランso. | |
録音:2009年5月11日-15日。 メジャー・レーベルからのオファーを断り続け、深い信頼関係で結ばれたデンマークのダナコード・レーベルへ高いクォリティのアルバムを録音しつづけているアゼルバイジャン出身の孤高の天才ピアニスト、オレグ・マルシェフによる最新盤。 今回は彼の新境地となるフランスもののピアノ協奏曲。なかでもドビュッシーがローマ留学後に完成させたものの、初演は取り止めとなり、オーケストレーション改訂も果たせず、出版も死後の1920年となった恵まれない作品「幻想曲」は、新録音も少なく貴重なものと言える。 前作「3つのロシアのピアノ協奏曲集」(DACOCD-660)で絶妙のコンビネーションを披露したジヴァ&南ユラン響との再共演。録音も優秀。 | ||
スカンジナヴィアン・クラシックス Vol.2 クーラウ:劇付随音楽「妖精の丘」Op.100より ゲーゼ:演奏会序曲「オシアンの余韻」(*)/ノヴェレッテ/ バレエ「ナポリ」〜青の洞窟で(*) J.P.E.ハートマン:歌劇「小さなキアステン」Op.44 序曲/ ベアテル・トーヴァルセンのための葬送行進曲(*) ホーネマン:おとぎ話序曲「アラディン」/グレ組曲 ランゲ=ミュラー:劇付随音楽「ルネサンス」Op.59〜前奏曲 ニルセン:歌劇「仮面舞踏会」より(*)[序曲/第2幕への前奏曲/若い雄鶏たちの踊り] シアベク:華やかなる宴 Op.25〜序曲 (*) ペーザー・グラム:抒情詩曲 Op.9 / スヴェン・S.シュルツ:弦楽セレナード エーリク・トゥクセン指揮(*以外) ラウニ・グレンダール指揮(*) デンマーク国立放送so.、デンマーク放送ウィンド・アンサンブル、 パレ・アルスフェルト(Org) | ||
録音:1942年/1946年-1948年/1950年-1952年。原盤: POLYPHON, HMV, TONO, DECCA 。多くが初CD化と思われる。 | ||
フルート四重奏曲、フルートとピアノのための作品集 クルーセル:フルート四重奏曲 ニ長調Op.8 ドヴィエンヌ:協奏的四重奏曲 ト長調 クロンマー:フルート四重奏曲 ニ長調Op.13 モーツァルト:フルート四重奏曲集 [イ長調K.298/ト長調K.285a/ ニ長調K.285/ハ長調K,Anh.171] ル・ボルヌ:「カルメン」による華麗な幻想曲 フォーレ:子守歌 Op.16 ショパン:ロッシーニの「シンデレラ」の主題による 変奏曲 ホ長調 ファルカシュ:ルーマニア舞曲 ジュナン:ヴェニスの謝肉祭 Op.14 ゴーベール:マドリガル トゥルー:グラン・ソロ Op.96 アナセン:スケルツィーノ Op.55-6 |
ミカエル・バイアー(Fl) アネ・エラン(P) コペンハーゲン三重奏団 [キム・シェーグレン(Vn) ビャーネ・ボイ・ラスムセン (Va) ラース・ホルム・ヨハンセン (Vc)] | |
録音:1983年-1984年。 2000年に他界したヴィオラ奏者のビャーネ・ボイ・ラスムセンを偲び製作されたデンマークのフルーティスト、ミカエル・バイアーとその仲間たちによる室内楽作品集。基本的には LP でリリースされていた音源のディジタル・リマスターCD復刻リリースだが、モーツァルトのフルート四重奏曲4曲は初出。 | ||
オレグ・マルシェフ・イン・リサイタル リスト:葬送 S.173-7/スペイン狂詩曲 S.254/ 超絶技巧練習曲第10番 ヘ短調 ショパン:3つのワルツ Op.34/ バラード第4番 ヘ短調Op.52 スクリャービン: マズルカ ホ短調Op.25-3/ 2つのマズルカ Op.40/2つの詩曲 Op.32/ 5つの前奏曲 Op.15/詩曲「炎に向かいて」Op.72 |
オレグ・マルシェフ(P) | |
アゼルバイジャン共和国の首都バクーで生まれ、現在はイタリアを拠点としている孤高の天才ヴィルトゥオーソ・ピアニスト。オレグ・マルシェフのリサイタル・プログラム。 ニュージーランド・ツアーの直後にデンマークのセナボーで収録されたもので、圧巻の技巧で作品の魅力を完全に引き出すリスト、鍵盤の上で躍動する音符が目に見えるかのようなショパン、ロシア作品がマルシェフの十八番であるということを改めて実感させるスクリャービンと、どれもすばらしい。 | ||
クリスマス・キャロルとブラスの響き メンデルスゾーン/ウィルコックス& ステッドマン=アレン編:天にはさかえ プレトリウス(クリステンセン編):一輪のばらが咲いた ニルセン/ヘルムート&ニルセン編:話さねばならない驚き 伝承曲/ウィルコックス&グレアム編:まぶねの中で 作曲者不詳/アンレーセン編:妙なる響きを雲の中に シュルツ/カレンバク編: イエスさま、あなたの小さな子どもたちがやって来る ロング/カレンバク&クリステンセン編:鐘たちよ、今鳴っている コルネリウス/アトキンス編:三人の王 作曲者不詳(18世紀)/ オールヴァル&ネアゴー編:この世はうるわし ガントレット/ウィルコックス編:ダヴィデ王の都市に 伝承曲/オーモット編:古いクリスマス賛美歌 ラングフォード:クリスマス幻想曲 ハドリー/アンガス編:乙女の歌を歌おう 伝承曲/ラッター編:クリスマスの十二日 ラウプ/リス編:見わたすかぎり雪 ベアグレン/クリステンセン編:主の年よ、ようこそ ハーダー/ハンセン編:クリスマスツリーは飾りをつけ 伝承曲/ウォレル編:クリスマスおめでとう |
ジョルダーノ・ベリンカンピ指揮 セーアン・キンク・ハンセン指揮 デンマーク皇太子 ブラス・アンサンブル デンマーク国立歌劇場cho. | |
北欧デンマークの金管アンサンブルと、24人の一流の歌手たちが集ったデンマーク国立歌劇場cho.のコラボレーションによる、デンマーク発の高貴なクリスマス・アルバム。 デンマーク皇太子ブラス・アンサンブルは、デンマーク国立響の首席トロンボーン奏者でもある名手イェスパー・ユール・セーアンセンが首席指揮者を務める、14人の金管奏者と2人の打楽器奏者による金管アンサンブル。クリスマス・アルバムとしてはもちろんのこと、金管アンサンブル作品集、合唱作品集としてもバッチリ楽しめる。 | ||
2007年度フーズム城音楽祭ライヴ録音〜稀少ピアノ作品集 Vol.19
アイスラー:ピアノのための小品 Op.3-1/スタンチンスキー:スケッチ Op.1-2 メトネル:アレグロ・コン・グラツィア Op.1-8[エカテリーナ・デルジャヴィナ(P)] フォーゲル:トレパーク/シューマン(クララ・シューマン編):君は花のごとく Op.25-24 [コーリャ・レッシング(P)] グリーグ:自作の歌曲によるピアノ曲[エフゲニー・ソイフェルティス(P)] シューマン:ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲 ショパン:ワルツ 嬰ヘ短調[ピアーズ・レーン(P) ラヴェル:パレード/スクリャービン:夜想曲 変ニ長調Op.9-2 [フランソワ=ジョエル・ティオリエ(P)] スクリャービン:ソナタ第8番 Op.66/シベリウス:森の湖 Op.114-3 [ジョナサン・パウエル(P)] カステルヌオーヴォ=テデスコ:ヴォーチェ・ルンターナ[マーク・ベビントン(P)] ドゥセ:イゾルディーナ/ユルマン(ハッサン編):アデュー[アレックス・ハッサン(P)] | ||
録音:2007年8月17日-25日。稀少作品の博覧会、フーズム音楽祭2007! 1987年に第1回が開催され、世界的ピアニストによるレア・レパートリーの博覧会としてコアなファンから多くの支持を集めている「フーズム城音楽祭」は、1989年の公演から Danacord が録音を開始、今回で19枚目のリリースとなる。ハイペリオンでお馴染みのピアーズ・レーンが弾くベートーヴェンの「交響曲第7番第2楽章」を題材としたシューマンのエチュードや、ティオリエのラヴェル、ベビントンのカステルヌオーヴォ=テデスコなどなど、レア&マニアックさでは他に比例が無い。 | ||
デンマークの女性作曲家による ロマンティック・ピアノ作品集 ナナ・リープマン(1849-1935):情熱の主題と変奏曲 ベナ・モー(1897-1983): 教則の習作 Op.6 より(3曲)/教則の習作 Op.9 ヒルダ・セーエステズ(1858-1936):ピアノ・ソナタ 変イ長調 |
カトリーネ・ペネロプ(P) | |
録音:2009年。全て世界初録音。知られざるデンマークの女流作曲家3人によるピアノ作品。奏者ペネロプのデビュー録音。 | ||
シューマン:交響的練習曲 Op.13 リスト:ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調 シチェドリン:ユーモレスク カフタラージェ:ノスタルジック・タンゴ |
ニナ・カフタラージェ(P) | |
モスクワ音楽院でレフ・オボーリンに師事したロシアの女流ピアニスト、ニナ・カフタラージェのソロ・アルバム。主要レパートリーであるシューマン、リスト、シチェドリンに、歌(?)が聴こえてくる自作をカップリング。 | ||
シェイクスピアと「ハムレット」から生まれた音楽 クーラウ:劇付随音楽「ウィリアム・シェクスピア」Op.74〜序曲 チャイコフスキー:幻想序曲「ハムレット」Op.67 リスト:交響詩第10番「ハムレット」 ヨアヒム:演奏会序曲「ハムレット」Op.4 マクダウェル:2つの交響詩「ハムレットとオフィーリア」Op.22 ウラディーミル・ジヴァ指揮南ユランso. | ||
大作曲家たちの興味を惹きつけたシェイクスピアの物語。秘曲&マイナー・オケ・ファンにはたまらない組み合わせ! | ||
ニコライ・マルコの「合唱」! ベートーヴェン: 「レオノーレ」序曲第3番/ 交響曲第9番 ニ短調Op.125「合唱」 |
エーディト・オルドルプ(S) エルゼ・ブレムス(A) テュエ・テュエセン(T) ホルガー・ビルディン(B) ニコライ・マルコ指揮 デンマーク放送so.&cho. | |
録音:1955年1月30日、ニコライ・マルコ・デンマーク放送so.デビュー25周年記念演奏会、ライヴ。モノラル、ADD。音源:デンマーク放送。おそらく初出音源。 ムラヴィンスキーの師匠としても有名なウクライナの名匠ニコライ・マルコ(1883-1961)による貴重な音源。彼によるベートーヴェンの交響曲は、曲を問わず確かこれが音盤初出。 | ||
誰もが春を愛す〜新しいデンマークの歌 ブルーン:ソプラノ、フルートとギターのための「緑」 ハジセリモヴィチ:ソプラノとハープのための「やわらかい歌」(2009) セーアンセン:ソプラノとピアノのための「トリプティコン」 ペーア・ネアゴー:ソプラノとピアノのための6つの歌(1954-1957) フロウンベア:ソプラノとピアノのための「4つの存在の歌」 ヘゴー:ソプラノとギターのための「3つの暗黒の局面」 ネアホルム:ソプラノとピアノのための6つの平易なデンマークの歌 グズモンセン=ホルムグレン:ソプラノとハープのための6つの平易なデンマークの歌/ ソプラノ、ハープ、フルートとギターのための「ターン」 マリアネ・ロン(S) セーアン・ラストギ(P) イェスパー・リュスヘフト(G) カロリナ・レード(Fl) マリア・ベスルコウ・セーアンセン(Hp) | ||
録音:2009年。全て世界初録音。1954年から2009年に作曲された曲集。 | ||
わが心を汝がみ手に グラナドス:歌曲集「トナディーリャス」より ニルセン:ルーズヴィ・ホルスタインの詩による6つの歌Op.10より/自然の研究 ランゲ=ミュラー:睡蓮/輝け明るい日の光よ! / エストヴァド:美しく明るい夜が再びやってきた ゲバウアー:道の曲がるところに / ヴァイゼ:舟歌 / モルテンセン:おやすみわが子/ゆっくりおやすみ ランゲラン島の民謡:静かな深い森 / アルヴェーン:わが心を汝がみ手に アールフォルス: Har du visor min van / ランゲストレム:パン/風と木 ゴットランド島民謡:私たちの牧場で / ニーストレム:魂と風景 シューベルト:春の思い/笑いと涙 / R.シュトラウス:万霊節 Op.10-8/朝 Op.27-4/献身 Op.10-1 ティナ・キベア(S) トーヴェ・レンスコウ(P) | ||
ティナ・キベアは1983年にデンマーク王立歌劇場でデビュー、バイロイト音楽祭の「ニーベルングの指輪」でも活躍したデンマークのソプラノ。 | ||
北欧の民謡とバラード デンマーク: En yndig og frydefuld sommertid / Det var en lørdag aften / Roselil og hendes moder ノルウェー: Norsk springdans (Comp. by Matti Borg for violin and guitar after a Norwegian folksong) / Aa lensmand han ha no ei graaskijmra mær / Alt i heima dagjen graanar / Per Spelmann アイスランド: Riðum, Riðum (Á Sprengisandi) / フェロー諸島: Ólavur Riddararós フィンランド: Ol' kaunis kesäilta / Luullahan / Minun kultani デンマーク: Jâ va lidinj horra (instr.) (Comp. by Matti Borg for sologuitar after a folksong) スウェーデン: Uti vår hage / Nu är det soligt / Kristallen den fina / Nu ska vi skörda linet Matti Borg: Titania / En vårfästmö / Vinternatt / Aften / Soldans / Længsel / De hvide bier sværmer derude / Sangen om Thepotten / Interlude for violin & guitar / Den lykkeligste rose / Dansende skygge / Om hyrdinden og skorstensfejeren ノルディック・トリオ[Gitta Maria Sjöberg (S) Celia Linde (G) Tobias Durholm (Vn)] | ||
フレデリク・マインダース・トランスクリプションズ Vol.2 シューマン/フレデリク・マインダース(1946-)編曲: 歌曲集「詩人の恋」Op.48/3つのロマンスOp.94/ 「子供の情景」Op.15〜見知らぬ国より Op.15-1(左手のための)/ リーダークライスOp.39〜憂い Op.39-9 ショパン/フレデリク・マインダース編曲: 夜想曲第2番 変ホ長調 Op.9-2(左手のための)/練習曲第3番 ホ長調 Op.10-3/ 練習曲第19番 嬰ハ短調 Op.25-7(左手のための)/ ワルツ〔第7番 嬰ハ短調 Op.64-2/第9番 変イ長調 Op.69-1「別れ」/第13番 変ニ長調Op.70-3〕/ 練習曲〔第20番 変ニ長調 Op.25-8/第15番 ヘ長調 Op.25-3/第16番 イ短調 Op.25-4〕/ 即興曲第3番 変ト長調 Op.51/リトアニアの歌 Op.74-16/ 練習曲第13番 変イ長調 Op.25-1「エオリアンのハープ」(左手のための)/ ワルツ第6番 変ニ長調 Op.64-1「小犬」 フレデリク・マインダース(P) | ||
録音:2010年7月13日-15日、アーネム、オランダ。ニキータ・マガロフに学んだオランダ人コンポーザー=ピアニスト、マインダースによる自作自演トランスクリプション集第2弾。編曲を合わせると作品は700曲を超え、内約150曲は左手のための編曲だと言う。「Godowsky -The Pianists' Pianist」、「ショパン〜 His Life and Music」の著者で高名な音楽学者でもあるジェレミー・ニコラスも太鼓判を押している。 | ||
オレグ・マルシェフ〜シューマン: ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54/ 序奏とアレグロ・アパッショナート ト長調 Op.92/ 序奏と協奏的アレグロ ニ短調 Op.134 クララ・シューマン:ピアノ協奏曲断章 ヘ短調 |
オレグ・マルシェフ(P) ウラディーミル・ジヴァ指揮 南ユランso. | |
録音:2009年8月3日-7日、アルシオン、セナボー、デンマーク。 175小節目までが残されたクララの作品はショパンのピアノ協奏曲第2番からの影響を受けたもので、ベルギーのピアニストでシューマン夫妻の研究家としても高名なヨゼフ・デ・ベーンハウウェルの校訂譜を使用。 | ||
レアリティーズ・オヴ・ピアノ・ミュージック Vol.20〜2008年度フーズム城音楽祭
リュリ(1632-1687)/ゴドフスキ(1870-1938)編:サラバンド ホ短調 (1906) ニコライ・ラコフ(1908-1990)/グリゴリー・ギンズブルグ(1904-1961)編:ロシアの歌 マヌエル・インファンテ(1883-1958):セビリャナ(1922) ダニエル・ベルマン(P) フランシスコ・タレガ(1852-1909)/アトウッド編:アランブラの思い出(1896) フォーレ(1845-1924)/アトウッド編:ゆりかご Op.23 No.1 コージ・アトウッド(P) リスト(1811-1886):トッカータ S.197a (1879頃) ヨーゼフ・マルクス(1882-1964):アルバムの一葉(1916) ジャン・ヴィエネ(1845-1924):ジャワ(1957) ドニ・パスカル(P) アードルフ・ヴィークルンド(1879-1950):Från mitt fönster 〜 No.6 "I tankar" (1926) シマノフスキ(1882-1937):2つのマズルカ[Op.50 No.2/Op.50 No.3] ペーテル・ヤブロンスキー(P) ツェムリンスキー(1871-1942):愛 Op.9 No.3 (1989) コルンゴルト(1897-1957):ソナタ第2番 ホ長調Op.2〜第3楽章 イグナーツ・フリードマン(1882-1948):前奏曲Op.96 No.3 (1940) ペーター・フロウンジャン(P) イグナーツ・フリードマン:マスク・ガランテ Op.81 No.2/アルルキナード Op.81 No.3 ニーノ・ロータ/ペンティネン編:フェリーニ「アマルコルド」の主題による即興 (1973) ローランド・ペンティネン(P) マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):糸杉 Op.17 (1920) シャルル・トレネ(1913-2001)/アレクシス・ワイセンベルク編: 四月のパリ [En avril, à Paris] (1953) /街角 (1954) /ブン! (1938) マルク=アンドレ・アムラン(P) | ||
録音:2008年8月16日-23日。ピアノ・マニアお馴染みのシリーズ最新作、2008年度ライヴが登場。今回もアムランを始め、ペンティネン、ヤブロンスキーらの名前が並ぶ。 中ではあまり知名度のないであろうアトウッドはカンサス州出身のアメリカ人だが、イギリスの作曲家でモーツァルトとメンデルスゾーンの弟子にあたるトーマス・アトウッド(1765-1838)の家系にあたるという(彼の先祖は1850年頃にアメリカに移住したそうで、名前からすると両親のどちらかが日系ではないかと思われるが、バイオには「両親はイタリアで出会った」としか書かれていない)。シプリアン・カツァリスを大変に尊敬しているらしい。ドニ・パスカルはフランスのベテラン・ピアニスト。 Vol.1〜Vol.19(巻順):DACOCD- 349, 379, 389, 399, 419, 429, 449, 479, 489, 519, 539, 559, 589, 609, 619, 649, 659, 669, 679。 | ||
ショパン: 24の前奏曲 より Nos.1, 6, 21, 3, 13, 11, 4, 22 / バラード第1番 ト短調Op.23/4つのマズルカOp.68/ ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35 |
マリア・テレサ・アシング(P) | |
録音:2007年5月/2009年9月。デンマーク人の父とポーランド系ドイツ人の母を持つデンマークの女流ピアニストによるショパン生誕200周年記念盤。おそらくデビュー録音。 | ||
コペンハーゲンにおける偉大な歌手と音楽家たち 1931-1939 〜 デンマーク放送アーカイヴからのライヴ録音集(ほぼ初CD化) ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」第1幕〜悪者よ、どこへ急ぐのだ [ヒルデ・コネツニ(S) ハンス・ヴァイスバッハ指揮/録音:1933年12月7日] ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルジファル」第2幕〜アンフォルタス!あの傷! [ラウリッツ・メルヒオール(T) ニコライ・マルコ指揮/録音:1939年9月28日] スメタナ:歌劇「売られた花嫁」第3幕〜ああ、悲しい! [ゼデンカ・ジコヴァ(S) ニコライ・マルコ指揮/録音:1934年9月23日] モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」第3幕〜楽しい思い出はどこヘ [ヴィオリカ・タンゴ(S) ブルーノ・ワルター指揮/録音:1934年11月17日] ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」第1幕〜 Accours dans ma nacelle (イタリア語歌唱) [テュエ・テュエセン(T) スパルターコ・マルキ(B) インゲボー・ステフェンセン(Ms) ヴィオリカ・タンゴ(S) エギスト・タンゴ指揮/録音:1933年4月6日] ハイゼ:歌劇「王と代官」第2幕〜 Hvor er Fru Ingeborg? [テナ・クラフト(S) ホルガー・ビリング(Br) ラウニ・グレンダール指揮/録音:1933年6月1日] ペルゴレージ:歌劇「奥様女中」〜 私の怒りん坊さん(デンマーク語歌唱) [テナ・クラフト(S) ニコライ・マルコ指揮/録音:1933年10月19日] J.シュトラウス II :歌劇「ジプシー男爵」第2幕〜誰が私たちを結婚させたの [アデーレ・ケルン(S) ユリウス・パツァーク(T) フリッツ・マーラー指揮/録音:1932年11月24日] フランツ・グローテ(1908-1982):映画音楽「 Verlieb dich nicht am Bodensee 」(1935) より [ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T) オヴェ・ペータース(P)/録音:1935年11月1日] プッチーニ:歌劇「トスカ」第3幕〜星は光ぬ [ベニャミーノ・ジーリ(T) ウンベルト・べレットーニ(P)/録音:1933年5月20日] ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」(抜粋; デンマーク語歌唱) [テナ・クラフト(S) インゲボー・ステフェンセン(Ms) ホルガー・ブルースゴー(Br) エギスト・タンゴ指揮/録音:1934年11月1日] ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」第4幕〜静かな夜 [ヴィオリカ・タンゴ(S) エギスト・タンゴ指揮/録音:1933年2月16日] マスネ:歌劇「マノン」第2幕〜目を閉じると(イタリア語歌唱) [エンツォ・デ・ムーロ・ロマント(T) エギスト・タンゴ指揮/録音:1933年2月16日] ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」(抜粋) [ジョルジュ・ティル(T) アンドレ・ペルネ(B) エギスト・タンゴ指揮/録音:1933年11月2日] ヴェルディ:レクイエム(抜粋) [ヴィオリカ・タンゴ(S) インゲボー・ステフェンセン(Ms) エマニュエル・リスト(B) ジョゼ・リアべス〔ヨシプ・リヤヴェク〕(T) エギスト・タンゴ指揮/録音:1932年4月1日] ロッシーニ:スターバト・マーテル〜肉体が死に滅びる時 [ヴィオリカ・タンゴ(S) インゲボー・ステフェンセン(Ms) ユリウス・パツァーク(T) ヨゼフ・フォン・マノヴァルダ(B) エギスト・タンゴ指揮/録音:1934年1月11日] ビゼー:歌劇「カルメン」(抜粋2曲; デンマーク語歌唱) [インゲボー・ステフェンセン(Ms)/録音:記載無し] チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」第2幕〜レンスキーのアリア(デンマーク語歌唱) プッチーニ:歌劇「トスカ」第2幕〜妙なる調和(デンマーク語歌唱) [ニルス・ハンセン(T) ニコライ・マルコ指揮/録音:1934年9月7日、1933年8月31日] クーラ: Tujotin tilehen kauam,Op.2 / ランタ: Rarahu [ハンナ・グランフェルト(S) イェオリ・シュネーヴォイクト指揮/録音:1933年1月5日] パレストリーナ:教皇マルチェスのミサ〜クレド [モーエンス・ヴェルディケ指揮パレストリーナcho./録音:1934年3月30日] ドヴォルジャーク: 序曲「謝肉祭」Op.92[フリッツ・ブッシュ指揮/録音:1933年11月23日]/ チェロ協奏曲 ロ短調Op.104〜第1楽章[グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc) ニコライ・マルコ指揮/録音:1932年10月13日] チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調Op.23〜第3楽章 [ヴラディーミル・ホロヴィッツ(P) ニコライ・マルコ指揮/録音:1934年10月18日] ドビュッシー:子供の領分〜第3曲「人形のセレナード」 [ヴラディーミル・ホロヴィッツ(P)/録音:1933年10月3日] ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調Op.58〜第1楽章 [ルドルフ・ゼルキン(P) フリッツ・ブッシュ指揮/録音:1933年2月23日] ショパン:練習曲集Op.25より Nos.1, 10 [ルドルフ・ゼルキン(P)/録音:1933年11月23日] パガニーニ:カプリスOp.1 より Nos.17, 5 [ナタン・ミルシテイン(Vn)/録音:1933年9月28日] プーランク:田園のコンセール(1928)〜第2楽章 [ワンダ・ランドフスカ(Cemb) ニコライ・マルコ指揮/録音:1934年9月27日] ベートーヴェン:ロマンス第1番 ト長調Op.40 [ヨーゼフ・シゲティ(Vn) ニコライ・マルコ指揮/録音:1934年3月22日] カサド:アレグレット・グラツィオーソ(シューベルトに基づく) [ガスパール・カサド(Vc) フォルマー・イェンセン(P)/録音:1934年11月22日] ゴーベール:夜想曲 [マルセル・モイーズ(Fl) ポール・パレー指揮/録音:1934年1月4日] ヒンデミット:室内音楽第5番Op.60(レーベル欧文記載ママ) より〔第4楽章/第5楽章〕 [パウル・ヒンデミット(Va) ニコライ・マルコ指揮/録音:1933年10月19日] シマノフスキ:交響曲第4番Op.60 より(抜粋; 約8分弱) [カロル・シマノフスキ(P) グジェゴシュ・フィテルベルク指揮/録音:1933年1月19日] ストラヴィンスキー: ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ〜第3楽章 [イーゴリ・ストラヴィンスキー(P) ニコライ・マルコ指揮/録音:1934年3月22日]/ ペトルーシュカ(1911年版?)[ニコライ・マルコ指揮/録音:1933年3月9日]/ 牧神と羊飼いの娘Op.2 [エルセ・ブレムス(Ms) ニコライ・マルコ指揮/録音:1933年3月23日] リムスキー=コルサコフ:組曲「サルタン皇帝の物語」Op.57 [ニコライ・マルコ指揮/録音:1933年9月7日] J.S.バッハ: :ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調BWV.1042〜第3楽章 [アドルフ・ブッシュ(Vn) フリッツ・ブッシュ指揮/録音:1934年11月29日]/ ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調BWV.1001 より〔アダージョ/フーガ/シチリアーナ/プレスト〕 [アドルフ・ブッシュ(Vn)/録音:1934年1月18日]/ イタリア協奏曲 ヘ短調(と欧文で誤記) BWV.971(全曲) [ワンダ・ランドフスカ(Cemb)/録音:1934年10月25日] ハイドン:オラトリオ「天地創造」(抜粋) [エルナ・ベルガー(S) ユリウス・パツァーク(T) アレクザンダー・キプニス(B) フリッツ・ブッシュ指揮/録音:1934年12月6日] ベートーヴェン:ミサ・ソレムニスOp.125〜サンクトゥス [エリカ・ロキタ(S) インゲボー・ステフェンセン(Ms) コロマン・フォン・パタキー(T) アレクザンダー・キプニス(B) フリッツ・ブッシュ指揮デンマーク放送cho./録音:1935年2月14日] ニルセン: 愛の賛歌Op.12(短縮版) [ヴィオリカ・タンゴ(S) マリウス・ヤコブセン(T) ヘンリー・スキェル(B) エイナル・ネアビ(Br) エギスト・タンゴ指揮/録音:1934年4月19日]/ 歌劇「仮面舞踏会」〜第2幕への前奏曲[エギスト・タンゴ指揮/録音:1934年4月26日]/ 序曲「ヘリオス」Op.17[フリッツ・ブッシュ指揮/録音:1934年4月5日] ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ第6番 変ロ長調RV.46(管弦楽伴奏版) [ルイス・イェンセン(Vc) エギスト・タンゴ指揮/録音:1933年1月12日] ニルセン: 交響曲第5番Op.50 (全曲)[ゲーオウ・ヘーベア指揮/録音:1933年2月2日]/ 交響曲第3番「ひろがりの交響曲」より(抜粋; 約11分弱) [ヨハンネ・カールステンス(S) ホルガー・ブルースゴー(Br) ラウニ・グレンダール指揮/録音:1931年10月19日 Carl Nielsen Memorial Concert ] 以上、特記以外 デンマーク放送so. ・ボーナス・トラック モーツァルト:歌劇「魔笛」より〔若者よ、恐れるな/僧たちの行進/何故、何故、何故〕 [マリー・ゲルハルト、ルイーゼ・ヘルツグルーバー(S) リヒャルト・マイア、カール・エットル(B) ウィリアム・ウェルニグル、ハンス・フィデッサー(T) ゲルトルート・リュンガー(Ms)他 ブルーノ・ワルター指揮VPO/録音:1931年8月25日、ザルツブルク音楽祭] ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」(抜粋; 約11分強) [ナニー・ラルセン=トートセン(S;イゾルデ) アニー・ヘルム(S;ブランゲーネ) ルドルフ・ボッケルマン(Br;クルヴェナル) ゴットへルフ・ピストア(T;トリスタン) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭o.&cho./録音:1931年8月18日] | ||
LPでは発売されたものの CDでは1枚分しか発売されず、ファンを嘆かせていた幻の歴史的録音が、遂に復活! ディスク3の前半に当たるマルコ指揮のドヴォルザークの「謝肉祭」〜ランドフスカのプーランク間のみが、DACOCD-303(当店未案内/今BOXでは旧盤と曲順変更あり)でCD化されていたが、残りの5枚少々分は当セットが基本的に初CD化。年代を考えれば、演奏家単位では他レーベルからのCDがあってもおかしくはないが、大まかにチェックした限り、末尾のフルトヴェングラー「トリスタン」抜粋(伊 IDIS からCD発売あり)を除き、他レーベルから発売されたことは無い模様。 目玉はやはり先にCD化されていた1枚分だったようだが、それを除いても、歌手陣ではメルヒオールのように世界的に活躍した人々や、ジーリらによるデンマーク楽旅時の演奏と思われるもの、そしてシゲティ、カサド、モイーズ、ブッシュ兄弟、さらにはヒンデミットのヴィオラ、シマノフスキとストラヴィンスキーのピアノも聴ける。作曲家マーラーの甥で、1930年代後半以降アメリカに渡ったフリッツ・マーラー(1901-1973)と共に、VANGUARDへ録音を残したモーエンス・ヴェルディケも顔をのぞかせ、さらに抜粋が多い中、ランドフスカによるバッハのイタリア協奏曲とニルセンの交響曲第5番は、珍しく全曲収められているのも嬉しい所。もちろんデンマーク地元の作曲家&演奏家は多数で、後にイギリスでも活躍したニコライ・マルコが八面六臂、ニルセンの作品も、特に交響曲第3番は没16日後という日に行われた「メモリアル・コンサート」での演奏で、これは追悼演奏会だったと思われる。 さらに興味深いのが、ボーナス・トラックとして収録された1931年の演奏記録。特に注目はワルター指揮ザルツブルク音楽祭の「魔笛」抜粋で、もちろん初CD化。フルトヴェングラーのバイロイト初出演となった「トリスタン」はCD化済とはいえ、マスターからの初CDフォーマット盤になると思われる。 総じて、歴史的録音ファン、北欧音楽ファンなら見逃すわけにはいかないセットとなっている。 | ||
スカンジナヴィアン・クラシックス Vol.3 グリーグ:交響的舞曲 Op.64(*)/ ノルウェー舞曲 Op.35(ハンス・ジットによる管弦楽版)(*) セーヴェルー:劇付随音楽「ペール・ギュント」Op.28(#) シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47(+)/交響詩「レンミンカイネン」Op.22(**) エミール・テルマーニ(Vn;**) エーリク・トゥクセン指揮(*/#) トーマス・イェンセン指揮(+/**) デンマーク国立放送so.(*/#/+/**) | ||
録音:1952年5月10日-11日(*)/1949年8月29日-30日、9月2日、12日(#)/1952年4月21日-23日(+)/1953年7月(**)、すべてデンマーク放送コンサート・ホール、コペンハーゲン。原盤:TONO (*/+)/ HMV (#) / DECCA 。(#)は作曲家臨席録音。 #CD-R製版品です。 | ||
2009年フーズム城音楽祭ライヴ録音 コルナウト:幻想曲 変ホ長調 Op.10[ジョナサン・パウエル(P)] フェインベルク:ピアノ・ソナタ第2番 Op.2[ニーナ・ティクマン(P)] レシェティツキ:瞑想曲 Op.19-1「ラ・メリュジーヌ」/ ツェルニーへのオマージュOp.46-5「トッカータ」 [フベルト・ルトコフスキ(P)] ピエルネ:ワルツ形式による夜想曲 Op.40-2[アルトゥール・ピツァーロ(P)] バックス:吟遊詩人が我々に伝えたこと[ドニ・パスカル(P)] プーランク:朝の歌[ジョナサン・プロウライト(P)] ロドリゲス:「楽興の時」〜〔第11番 メリーゴーランド/第12番 ミウジーニョ] [エリアーヌ・ロドリゲス(P)] シュールホフ:ピアノ・ソナタ第1番[ジャニス・ウェーバー(P)] | ||
録音:2009年8月15日-22日、フーズム、ニーダーザクセン州、ドイツ、ライヴ。フーズムで毎年開催されているピアノのための秘曲の万国博覧会、フーズム城音楽祭の第23回ライヴ。 | ||
聖母マリアに サン=サーンス、シューベルト、J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア ボエルマン:聖母への祈り / レーガー:マリアの子守歌 / パーセル:聖母マリアの戒め ヒンデミット:マリアの生涯 Op.27 より[マリアの嘆き/イエスの復活によるマリアの安らぎ] ランゴー:受胎告知 / ビンゲン:女がしつらえた死に ヴェルディ、フランク、フォーレ、マルシュナー:アヴェ・マリア J.S.バッハ:コラール「わが魂は主をあがめ」BWV648 / ブルックナー:アヴェ・マリア グーネ:スターバト・マーテル / ワーグナー:全能のマリアよ エリサベト・マイヤー=トプセー(S) ビアギッテ・エーバート(Org) | ||
9人の作曲家たちによる様々なアヴェ・マリアなどを、オルガン伴奏で。 | ||
マルシェフ〜ショパン:ピアノと管弦楽のための作品全集 ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 /ポーランド民謡による大幻想曲 イ長調 Op.13 / 演奏会ロンド ヘ長調 Op.14「クラコヴィアク」/ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 / モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲 Op.2 / アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 オレグ・マルシェフ(P) ダーヴィト・ポーセリン指揮南ユランso. | ||
録音:2010年8月2日-10日、アルシオン、スナボー、デンマーク。 | ||
モーエンス・ヴェルディケ〜ハイドン:交響曲集 〔第48番 ハ長調[録音:1953年/ Decca LXT 2832, Mtx. ARL 1720]/ 第44番 ホ短調[録音:1953年/ Decca LXT 2832, Mtx. ARL 1721R]/ 第50番 ハ長調[録音:1951年/ Haydn Society HSLP 1041 Mtx. XTV 15175]/ 第91番 変ホ長調[録音:1949年/ HMV Z 7016-18 Mtx. 2CS 2682-86]/ 第43番 変ホ長調[録音:1951年/ Haydn Society HSLP 9071 Mtx. K8-OP-011]/ 第61番 ニ長調[録音:1952年/ Haydn Society HSLP 1047 Mtx. XTV17149]〕/ 12のドイツ舞曲〔第1番−第6番〕[録音:1949年/ HMV Z 7016 Mtx. 2CS 2687]/ チェロ協奏曲 ニ長調[エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc)/ 録音:1956年/ HMV ALP 1501 Mtx. 2XCS 146-47] モーエンス・ヴェルディケ指揮デンマーク放送室内o. | ||
リマスター:クラウス・ビリト [Claus Byrith] 。 | ||
クーラウ、ハイセ、バーネコウ、ベクゴー:抒情歌曲集 ハイセ:「英詩集」の詩/矢と歌/世のさすらい人たち/美の女神の娘たちはいない/ エコー/砕け、砕けよ、砕け散れ/眠らずに、ああ クーラウ:たゆみなき愛/ゲルシュテンベルクの詩集「林」の3つの詩 Op.21/5月1日/夢/オルフェウス バーネコウ:トア・ランゲの訳による4つのロシア民謡 Op.14/聞いたことがある/輝け/ ああ、垣の柳がしっかりと芽吹き/畑のはずれに細い白樺が立っている ベクゴー:抒情歌集「エアンスト・フォン・デア・レケの詩」Op.19 エーリク・ベカ・ハンセン(T) カミラ・トルディ・ブゲ(S) エレン・レフストロプ(P) | ||
J.S.バッハ:オルガン作品集 Vol.15 コラール「深き悩みの淵より、われ汝に向かいて呼ばわる」BWV.686/ コラール「キリエ、永遠の父なる神よ」BWV.669/ コラール「すべての世の慰めなるキリストよ」BWV.670/ コラール「キリエ、聖霊なる神よ」BWV.671/コラール「来たれ、聖霊なる神よ」BWV.652/ ファンタジア「来たれ、聖霊なる神よ」BWV.651/ トリオ・ソナタ第2番 ハ短調BWV.526/トリオ・ソナタ第6番 ト長調BWV.530 ハンス・ヘルムート・ティルマンス(Org) | ||
使用オルガン:聖母マリア・カトリック教会、ケルペン・ジンドルフ(ドイツ)/マリア・マグダレーナ教会、ヴッパータール、ドイツ。「ヴァルヒャ以来の完成度」という絶大な評価が寄せられているシリーズの第15集。 | ||
スカンジナヴィアン・クラシックス Vol.4(完結編) ルーマン:シンフォニア第16番 ニ長調/シンフォニア第20番 ホ短調 [モーエンス・ヴェルディケ指揮デンマーク国立放送so./録音:1949年] ドゥピュイ:ジングシュピール「若さと愚かさ」序曲[ヨハン・ヒー=クヌセン指揮王立o./録音:1940年] ロンビ:夢の絵[ラウニ・グレンダール指揮デンマーク国立放送so./録音:1951年] ニルセン:サガの夢[エギスト・タンゴ指揮王立o./録音:1940年]/ ヴァイオリン協奏曲[エミール・テルマーニ(Vn) フリッツ・ブッシュ指揮デンマーク国立放送so./録音:1951年1月25日、ライヴ] グリーグ:抒情組曲[エーリク・トゥクセン指揮デンマーク国立放送so./録音:1953年]/ 2つの悲しい旋律[ヨハン・ヒー=クヌセン指揮王立o.弦楽セクション/録音:1941年] スヴェンセン:ノルウェー芸術家の謝肉祭[エーリク・トゥクセン指揮デンマーク国立放送so./録音:1953年] ランゲ=ミュラー:劇付随音楽「昔むかし」[ヨハン・ヒー=クヌセン指揮王立o./録音:1941年] エナ:歌劇「マッチ売りの少女」序曲[ヨハン・ヒー=クヌセン指揮王立o./録音:1937年] ベアセン:歌劇「高貴な訪問客」序曲[ヨハン・ヒー=クヌセン指揮王立o./録音:1950年] セーヴェルー:魔術のスロット[ニコライ・マルコ指揮デンマーク国立放送so./録音:1951年] リスエア:バレエ音楽「カルトシルニ」[ヨハン・ヒー=クヌセン指揮王立o./録音:1941年] | ||
ソース:デンマーク放送& LP 。リマスタリング:クラウス・ビリト。 | ||
2010年フーズム城音楽祭ライヴ C.P.E.バッハ(1714-1788):ソナタ ホ短調 Wq.59 No.1, H.281 (1784) [マルク=アンドレ・アムラン(P)] シュテファン・ヘラー(1813-1888):ウェーバー「魔弾の射手」による4つの練習曲 より 〔第1番 イ短調/第3番 ハ短調〕[ジャン=フレデリク・ヌーブルジェ(P)] ワーグナー/コチシュ編曲:「パルジファル」 より 〔花の乙女たちの場/フィナーレ〕[イアン・ファウンテン(P)] フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924): 前奏曲 変ホ短調 Op.37 No.14 (1881)[ミハイル・リフィッツ(P)]/ 6つの悲歌(1907)〜第2番イタリア風に[ジョヴァンニ・ベルッチ(P)] ボリス・パステルナーク(1890-1960): 2つの前奏曲(1906)[エルダー・ネボリシン(P)]/ ソナタ ロ短調(1909)[竹ノ内博明(P)] ヨーアン・ベンソン(1897-1951):ショパンの主題による変奏曲 Op.1 (1921) [ペーター・フロウンジャン(P)] ロバート・ヘルプス(1928-2001):3つのオマージュ(1972) 〜第1番「フォーレへのオマージュ」[ジェニー・リン(P)] | ||
録音:2010年8月21日-28日、フーズム、ドイツ。北海に面した北ドイツの小さな港町フーズムにて1987年から毎年開催されているピアノ・レア・レパートリーのための「フーズム城音楽祭」の第24回ライヴ。常連のアムラン、フランスの若き天才ヌーブルジェ、第57回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールの覇者リフィッツらによる、ノーベル文学賞を受賞したパステルナーク作曲のピアノ作品など、いつもながらの秘曲集。 | ||
夢のあとに〜トロンボーンとオルガンの音楽 ヤング:前奏曲 / ニルセン:イェロニモスの歌 / ヴァイゼ:城の警備兵の歌 オーレーン:夏の賛美歌 / リュリ:行進曲 / パーセル:トランペット・チューン パリー:イェルサレム / ジェイコブズ=ボンド:パーフェクト・デイ エーゲビェル:ダーラナ地方イェーナの旋律 / サンドストレム:ロッタの歌 グリーグ:ソルヴェイグの歌 / リンドベリ:夏の牧舎の古い賛美歌 シューマン/レイモンド編曲:トロイメライOp.15-7 ブラームス(クリックマン編曲:子守歌 ロッシーニ/リスト編曲:嘆き、憂い、悲しむその魂は / フォーレ:夢のあとに Op.7-1 デンマーク民謡:深く静かな森の中で カーステン・スヴァンベア(Tb) ビアギット・マークセン(Org) | ||
録音:2009年11月、エーエビェア教会(デンマーク)。 ストックホルム王立歌劇場管、デンマーク王立歌劇場管、デンマーク国立響のトロンボーン奏者を歴任し、現在はオーストリアのグラーツ音楽大学で教授として後進の育成に携わるデンマーク・トロンボーン界の重鎮。録音としては、リムスキー=コルサコフのトロンボーン協奏曲(RCD-8349)が今でも高く評価されている | ||
21世紀デンマークのギター音楽 ベント・セーアンセン(1958-): Melancholy Dances (6曲/2008) (*) シモン・ステーン・アナセン(1976-): In-side-out-side-in.... (2001) (#) イェペ・ユスト・クリステンセン(1978-): Ground, vol. 8 (2008) ニルス・レンスホルト(1978-): WIR I (2005) フレゼリク・モンク・ラーセン(G) | ||
録音:2002年(リマスタリング:2010年)(#)他。(*)の一部曲を除き、世界初録音。 | ||
エミール・ハートマン(1836-1898):北欧語とドイツ語の歌曲集 5つの歌 Op.13〜2曲/9つの愛の歌/歌曲集「アハスヴェルス」〜墓地/3つの歌 Op.15a/ 臨終の子/4つの歌 Op.1/失意/子守歌/歌曲集 Op.21/歌曲集「ノルウェー抒情詩」Op.41/ ベアンハート・マルムストレムの2つの詩/歌曲と歌 Op.35a/歌曲と歌 Op.35b イーベン・ヴェスタゴー(S) カトリーネ・ペネロプ(P;*) | ||
使用楽器:ファツォーリ、F212 (*)。 | ||
偉大なるヴァイオリニスト、エンドレ・ヴォルフ〜デンマーク TONO 録音全集 1949-1951 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 (*) モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 イ長調 K.219 (#) パガニーニ:カプリス第5番49 / アウリン:ユモレスク47 バルトーク:ハンガリー民謡50 / J.S.バッハ:パルティータBWV.1004〜サラバンド47 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op.26 (+) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 〔第5番 ヘ長調 Op.24「春」49/第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」51 〕 リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行50 エンドレ・ヴォルフ(Vn)指揮(#) コペンハーゲン室内o.(#) トマス・イェンセン指揮(*) エーリク・トゥクセン指揮(+) デンマーク国立放送so.(*/+) アントワネット・ヴォルフ(P;*, #, + 以外) | ||
録音:1947年47/1949年(*/#/+)49/1950年50/1951年51。原盤: TONO (Denmark) 。全て初CD化。エンドレ・ヴォルフ(1913-2011)はハンガリーのブダペスト出身で、2011年3月スウェーデンで死去したヴァイオリニスト。 | ||
ショパン:17のポーランドの歌 Op.74/魔力/ドゥムカ (全曲デンマーク語歌唱) |
メレーテ・ラウアセン(Ms) カミラ・セーアンセン(P) | |
録音:2011年11月。 | ||
ディーリアス・コレクション〜稀少歴史的録音集 ラ・カリンダ[コンスタント・ランバート指揮ハレo./録音:1941年7月30日/HMV C3273] 「イルメリン」前奏曲[シドニー・ビール指揮ナショナルso./録音:1944年6月8日/Decca K1834] カプリースとエレジー[アントニー・ピーニ(Vc) ウィルフリッド・パリー(P)/録音:1955年/Argo RG47] エアとダンス[ボイド・ニール弦楽o./録音:1938年10月20日/Decca X147]/ すみれ/ヴェネヴィル[ジョーン・ステュアート(S) ゴードン・ワトソン(P)/録音:1955年/Argo RG46] 春初めてのかっこうを聞いて[アンソニー・コリンズ指揮LSO/録音:1953年2月23日&25日/Decca LXT2788] インディアンの愛の歌[マギー・テイト(S) リタ・マッケイ(P)/録音:1937年/Decca LXT6126] わが心の女王に[ヘドル・ナッシュ(T) ジェラルド・ムーア(P)/録音:1934年12月7日/Columbia SDX7] 愛の哲学[イゾベル・ベイリー(S) ジェラルド・ムーア(P)/録音:1945年5月31日/Columbia DB2178] 2つの水彩画[ジョン・バルビローリ指揮ハレo./録音:1948年4月1日/HMV C3864] 3つの前奏曲[イヴリン・ハワード=ジョーンズ(P)/録音:1929年4月4日/Columbia 5444] 楽園への道[ユージン・グーセンス指揮シンシナティso./録音:1946年2月14日/RCA Victor 11-9493] 伝説[ヘンリー・ホルスト(Vn) ジェラルド・ムーア(P)/録音:1942年8月7日/Columbia DX1094] 夏の歌[ジョン・バルビローリ指揮ハレo./録音:1950年2月2日/HMV DB9609-10] | ||
多くが初CD化。解説;リンドン・ジェンキンズ。リマスター:ブライアン・サヴィン [Brian Savin] 。 | ||
ウィング・スパン ホルムボー:ソナタ第2番 Op.179a「ブルレスコ」 / クリステンセン:王冠 / アギーレ:ヤマヤ エブラハムセン:カンツォーネ / エアヴェーズ:ウィング・スパン / ヘイスゴー:下絵 J.S.バッハ/エアヴェーズ編曲:半音階的幻想曲とフーガBWV.903 /フランス風序曲 BWV.831 フランク/エアヴェーズ編曲:前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18 /牧歌 Op.19 プロコフィエフ/エアヴェーズ編曲:トッカータOp.11 アダム・エアヴェーズ(アコーディオン) | ||
録音:2009年-2011年。一部世界初録音。デンマークの若いアコーディオン・プレイヤー、アダム・エアヴァーズのソロ・アルバム。 | ||
2011年フーズム城音楽祭ライヴ ・ホーヴァル・ギムセ(P) グリーグ:母の嘆き Op.52 No.1 / フールム:小品 Op.5 No.2 ベリ:ノルウェー舞曲第2番 / シベリウス:即興曲 Op.5 No.5 ・アルトゥール・ピツァーロ(P) ヴィエルヌ:夜想曲 Op.35 No.3 / カサド:ハバネラ ・ジョナサン・パウエル(P) アレクサンドロフ:夜想曲 Op.3 No.1 / エイゲス:おとぎ話 Op.12 No.2 ・マルク=アンドレ・アムラン(P) サバネーエフ:前奏曲 Op.10 No.5 ケンプフェルト/マインダース編:夜の異邦人 ・ダニー・ドライヴァー(P) ボウエン:ピアノ・ソナタ第6番〜モデラート・エ・セリオーソ/ 前奏曲 変ロ短調 Op.102 No.12 ・オリガ・ソロヴィヨヴァ(P) ボリス・チャイコフスキー:ソナチナ ・ピアーズ・レーン(P) フィールド:夜想曲第8番 ホ短調 / シューマン:ショパンの夜想曲による変奏曲 ・ナデジダ・ブラエワ(P) ビューロー:ダンテのソネット(リスト編曲)/間奏曲=スケルツォ ・ローランド・ペンティネン(P) ピック=マンジャガッリ:オラフの踊り Op.33 No.2 ・ダニエル・ベルマン(P) ラフマニノフ/ワイルド編:乙女よもう歌わないでおくれ Op.4 No.4 オットー・シュールホフ:ウィーンのワルツOp.22 | ||
録音:2011年8月19日-27日、フーズム、ドイツ、ライヴ。かつてデンマーク領だった北海に面した北ドイツの小さな港町フーズムにおいて、1987年から毎年開催されている稀少ピアノ音楽の宝庫「フーズム城音楽祭」の2011年ライヴ。超人アムランが弾くサバネーエフ、スコットランドの有望株ドライヴァー、オーストラリアの知性派レーン、ポルトガルの鬼才ピツァーロ、そして北欧ノルウェーからはギムセが参加、ブラエワのフォン・ビューロー、ペンティネンのピック=マンジャガッリなども注目。 | ||
メゾの月 ブラームス:子守歌 / ツェムリンスキー:甘美な夏の夜 / ヴァイセ:舟歌「夜のしじまに」 シューベルト:セレナード / シューマン:君は花のごとく / シューベルト:夜と夢/子守歌 シューマン:月の夜 / ニルセン:花よ/ただ頭をしずめなさい / シューベルト:万霊節の日のための連祷 レーガー:子供の祈り / モーツァルト:ラウラに寄せる夕べの想い / レスピーギ:夜 / ブラームス:夢遊病者 R.シュトラウス:夜/あすの朝 / ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集 より〔天使/夢〕 ピア・ハイセ(Ms) ロジャー・ヴィニョールズ(P) | ||
録音:2011年11月。ピア・ハイセは、コペンハーゲンの王立音楽アカデミー、ロンドンの王立音楽大学で声楽を学んだデンマークのメゾ・ソプラノ。名伴奏者ロジャー・ヴィニョールズとの共演で「夜」をテーマとしたリサイタル・プログラムを披露。 | ||
ディーリアス:イングリッシュ・マスターワークス 日没の歌/シェリーの3つの抒情詩/北国のスケッチ/去り行くひばり ヘンリエッテ・ボンデ=ハンセン(S) ヨハン・ロイター(Br) ボー・ホルテン指揮オーフスso.&cho.、オーフス大聖堂聖歌隊 | ||
録音:2011年10月、12月。デンマーク・マスターワークス(DACOCD-536)、ノルウェー・マスターワークス(DACOCD-592)に続くデンマークの指揮者ホルテンとオースフso.のディーリアス第3集&作曲者生誕150年記念アニヴァーサリー・リリース。 | ||
偉大なるクラリネット奏者ルイ・カユザック〜デンマークにおけるスタジオ録音全集 モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 [モーエンス・ヴェルディケ指揮デンマーク放送室内o./録音:1952年] ニルセン:クラリネット協奏曲 Op.57 [ヨーン・フランセン指揮王立o./録音:1952年] シューマン:幻想小曲集 Op.73[録音:1949年10月31日](*) モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581[コペルSQ /録音:1948年10月31日] ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120 No.1[録音:1949年10月29日](*) ルイ・カユザック(1880-1960):カンティレーヌ(#) ポール・ジャンジャン(1874-1928):アラベスク(#) / オネゲル(1892-1955):ソナチネ(+) ピエルネ(1863-1937):カンツォネッタ[録音:1948年11月14日(#)、1947年11月7日(+) ] ルイ・カユザック(Cl) フォルマー・イェンセン(P;*/#/+) | ||
ソース LP :Haydn Society (無印), Columbia (*/#/+)。(*)は当盤が初出となる未発売スタジオ録音。 | ||
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへのトリビュート〜 アイスランドにおけるライヴ録音集 1973-1979 エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85 (*) シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821 (#) コレッリ:アダージョ ホ短調 / ウェーバー:ロンド ニ長調 ショパン:チェロ・ソナタ〜ラルゴ プロコフィエフ/ピアティゴルスキー編曲:ワルツ Op.65 No.6 サン=サーンス:「動物の謝肉祭」〜白鳥 /リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行 エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc) ジャン=ピエール・ジャキヤ指揮アイスランドso.(*) アウルニ・クリスチャウンソン(P;*以外) | ||
録音:1973年10月4日、ハウスコウラビーオウ〔大学映画館〕、レイキャヴィーク、ライヴ(*) /1979年5月7日、アイスランド放送局スタジオ/1975年12月(無印)。ソース:アイスランド放送曲。全て初出音源。2012年3月8日で80歳を迎えたデンマークを代表するチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソンのアニヴァーサリー・アルバム。 | ||
フルート協奏曲集 ニルセン:フルート協奏曲 / グリフェス:詩曲 / マルタン:バラード / イベール:フルート協奏曲 トマス・イェンセン(Fl) ジョルダーノ・ベリンカンピ指揮南ユランso. | ||
録音:2011年12月、2012年4月。意外にも、等レーベル初のSACD盤だとのこと。トーマス・イェンセンは、南ユランso.のソロ・フルート奏者、王立オーフス音楽院の准教授を務める。 | ||
モーリス・デュリュフレ:オルガン作品全集 レクイエムOp.9 /瞑想/グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテットOp.10 /ジャン・ガロンへのオマージュ/組曲 Op.5 / ソワソン大聖堂の時報のカリヨンの主題によるフーガOp.12 /公現節の入祭唱への前奏曲 Op.13 /スケルツォOp.2 / 前奏曲、アダージョと「来たれ創り主なる精霊よ」によるコラール変奏曲 Op.4 /アランの名による前奏曲とフーガOp.7 クリスティアン・クロウセー(Org) ボー・スコウフス(Br) ランディ・ステーネ(Ms) ヘンリク・ブレンストロプ(Vc) カーステン・サイヤー=ハンセン指揮オーフス大聖堂聖歌隊、 ヴォーカルグループ・コンサート・クレメンス | ||
録音:オーフス大聖堂。使用楽器:カステンス、1730年製作。デンマーク初のデュリュフレのオルガン作品全集。 | ||
DR トリビュート・トゥ・ エアリング・ブレンダール・ベンクトソン バーバー:チェロ協奏曲 イ短調 Op.22 (*) サロモン:チェロ協奏曲 ニ短調 Op.34 (#) ニルス・ヴィゴ・ベンツソン: チェロ協奏曲第1番 Op.106 (+) |
エアリング・ブレンダール・ ベンクトソン(Vc) ニコライ・マルコ指揮(*) トマス・イェンセン指揮(#/+) デンマーク国立放送so. | |
録音:1955年11月24日、ライヴ(*) /1959年6月16日(#) /1957年8月19日、デンマーク初演時、ライヴ(+)。マスタリング:クラウス・ビリト。デンマークのベテラン・チェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(1932-)の80歳を記念してデンマーク放送(DR)のアーカイヴから復刻される3つの協奏曲録音。 | ||
フレンチ・マスターワークス〜ディーリアス: 歌劇「赤毛のマルゴー」前奏曲/夏の庭にて/ ヴェルレーヌの詩による5つの歌/ 夜想曲「パリ〜大都会の歌」 |
ヘンリエテ・ ボンデ=ハンセン(S) ボー・ホルテン指揮 オーフスso. | |
録音:2011年10月、12月、2012年5月。ホルテンとオーフスso.によるディーリアスの作品集第4集。ヴェルレーヌの詩による5つの歌は、I-II がウォーロック(ヘゼルタイン)による1915年の、III-V は指揮を執るボー・ホルテンのオーケストレーションによる管弦楽伴奏版。 | ||
2012年フーズム城音楽祭ライヴ ベートーヴェン/リスト編曲:アデライーデ S.466 iii, LW A58 (1846) / リスト:憂鬱なワルツS.214 No.2 (1839)[ヨーゼフ・モーク(P)]/ フォーレ:バラード Op.19 (1880) / アーン:「当惑したナイチンゲール」(1912) より Nos.28-29 / クロード・デルヴァンクール(1888-1954):組曲「クロカンブッシュ」(1926) より Nos.4, 6, 10, 12 [ソフィア・ギュルバダモワ(P)]/ D.スカルラッティ/グラナドス編曲:ソナタ〔第7番 ト短調 Kk.102, L.89 /第18番 ト長調 Kk.547, L.S28 〕 [サンドロ・ルッソ(P)]/ ヨーゼフ・マルクス(1882-1964):前奏曲とフーガ(1916) [ジャンルーカ・ルイージ(P)]/ レインゴリト・グリエール(1875-1956):前奏曲集 Op.30 (1907) より〔Nos.1, 5, 9, 11 〕 [アミル・テベニヒン(P)]/ アドルフ・グートマン(1819-1882):夜想曲 変イ長調 Op.8 No.1 (1844) ユリアン・フォンタナ(1810-1869):マズルカ風に(1833) シマノフスキ(1882-1937):マズルカ Op.50 No.1 (1926) [フーベルト・ルトコフスキ(P)]/ シャブリエ(1841-1894):3つのロマンティックなワルツ(1883)〜第3番[デュオ・グラウ&シューマッハー(P)] | ||
録音:2012年8月18日-25日、フーズム、ドイツ、ライヴ。 | ||
歌に新しい光を〜カール・ニルセン(1865-1931):歌曲集 ペーター・ブルーン編曲:夏の歌「リンゴの枝に花々が咲乱れ」/花はしおれてしまうのか/ りんごの花/郷愁「素晴らしい夕べのそよ風」/ ファジー編曲:今、春は寝床からとび出し イェンス・フアスヴィング編曲: わがイエスよ、わが心に/漁師が物思いに耽り座っていた/アリアの子は荒れ野を歩き ニルス・ロシング=スコウ編曲:あいさつ/楽しいときが多くて/語るもふしぎな エーリク・バック編曲:穏やかな日は明るく長く/わが恋人は琥珀と輝き イェスパー・コック編曲: かあさん太陽があんなに赤いよ/私は心地よい眠りにつく/花よただ頭をしずめなさい ヨーアン・ラウリツェン編曲:水仙/われら平原の子は/ぼくはひばりの巣を知っている カール・ニルセン・トリオ [ヤン・ロン(T) カレン・スクリヴェア・サーガニス(Fl) ミケール・ノーマン・セーアンセン(G)] | ||
録音:2010年10月。フルート&ギター伴奏編曲版によるニルセンの歌曲集。 | ||
アメリカン・マスターワークス〜ディーリアス:歌劇「コアンガ」(抜粋)/アパラチア/海流
ヘンリエテ・ボンデ=ハンセン(S) ヨハン・ロイター、シモン・ドゥース(Br) ボー・ホルテン指揮オーフスso.&cho.、オーフス大聖堂聖歌隊 | ||
録音:2012年6月18日-22日。ホルテン&オーフスso.によるディーリアスの作品集最終巻。 | ||
シューベルト: ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960 / 4つの即興曲 Op.90,D.899 より Nos.1, 4 |
ニナ・カフタラージェ(P) | |
録音:2012年10月18日-20日。モスクワ音楽院でレフ・オボーリンに師事したロシアの女流ピアニスト、ニナ・カフタラージェ得意のドイツ物。 | ||
マルシェフ〜メンデルスゾーン:ピアノと管弦楽のための作品全集 ピアノ協奏曲第1番 ト短調 Op.25 /セレナードとアレグロ・ジョコーゾ ロ短調 Op.43 / ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 Op.40 /華麗なロンド 変ホ長調 Op.29 /華麗なカプリッチョ ロ短調 Op.22 / ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲 イ短調/ピアノ協奏曲第3番 ホ短調/ 2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 変イ長調(*) /2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 ホ長調(*) / ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための協奏曲 ニ短調(#) オレグ・マルシェフ(P) アネ・メテ・ステーア(P2;*) ルメン・ルカノフ(Vn;#) ダーヴィト・ポーセリン指揮南ユランso. | ||
録音:2011年8月8日-13日、2012年5月7日-12日、14日-18日、アルシオン、スナボー、デンマーク。ルカノフは1997年から南ユランso.でコンサートマスターを務めるヴァイオリニスト。メテ・ステーアはデンマーク王立音楽アカデミー出身で1993年にデビューしたピアニスト。 | ||
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへのトリビュート Vol.2 ウォルトン:チェロ協奏曲(*) / ハチャトゥリアン:チェロ協奏曲 ホ短調(#) エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc) 陳 佐湟〔チェン・ゾウファン〕指揮(*) ダミアン・イオリオ指揮(#) アイスランドso.(*/#) | ||
録音:2002年5月2日(*)、2003年10月2日(#)、共にライヴ、初出音源。収録:アイスランド放送局。2013年6月、81歳で死去したデンマークのベテラン・チェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(1932-2013)のトリビュート・アルバム第2弾。彼は第1弾 (DACOCD-724) 発売後に亡くなったため、これが追悼盤となる。 | ||
レコード音源によるエアリング・ブレンダール・ベンクトソンへのトリビュート ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69 / モーツァルト「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 WoO.46 ブラームス:チェロ・ソナタ〔第2番 ヘ長調 Op.99 /第1番 ホ短調 Op.38 〕 ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ホ短調 RV.409 / ボッケリーニ:チェロ・ソナタ イ長調 G.13 /ロンド ポッパー/カサド編曲:妖精の踊り Op.39 / ストラヴィンスキー/ピアティゴルスキー編曲:イタリア組曲 グリーグ/ベンクトソン&コペル編曲:春に寄す / シベリウス/ベンクトソン編曲:悲しいワルツ Op.44 No.1 ルビンシテイン:ロマンス / サン=サーンス:白鳥 / ミヨー:エレジー / コペル:テルニオ Op.53B エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc) ヴィクトー・ショアラー、 ゲーオウ・ヴァーシャーヘリ〔ゲオルク・ヴァシャヘーリ〕、ヘアマン・D.コペル(P) ヘンリク・サクセンスキョル指揮コペンハーゲン・プロムシカ室内o. | ||
録音:1950年-1961年。原盤: HMV 。コペンハーゲン生まれのチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(1932-2013)のトリビュート・アルバム。 # CD-R 製版です。 | ||
2013年度フーズム城音楽祭ライヴ〜稀少ピアノ作品集 グリーグ:ヨルスレルの踊り Op.17 No.5 / トヴェイト:家に伝わる銀細工 シンディング:即興曲 Op.31 No.4[ホーヴァル・ギムセ(P)]/ シベリウス:ピアノ・ソナタ ヘ長調 Op.12[ジャン=フレデリク・ヌーブルジェ(P)]/ 劇付随音楽「ベルシャザールの饗宴」Op.51 〜ピアノ組曲[ヘンリ・シーグフリードソン(P)] ショパン:マズルカ イ短調 Op.67 No.4 ミハウォフスキ:マズルカ 嬰ハ短調 Op.17[リュドミル・アンゲロフ(P)] フリードマン:パッサカリア Op.44[ソフィヤ・ギュルバダモワ(P)] オーンスタイン:ピアノ・ソナタ第4番(1924)[セシル・リカド(P)] コルンゴルト:おとぎ話の絵 Op.3[アルトゥル・ピツァロ(P)] | ||
録音:2013年8月17日-24日、フーズム、ドイツ、2013年度フーズム城音楽祭、ライヴ。毎年恒例、ピアノ・マニアに贈る祭典の2013年ライヴ。 | ||
エアリング・ブレンダール・ベンクトソンへのトリビュート Vol.3 カバレフスキー:チェロ協奏曲第1番 Op.49[録音:1973年10月5日] メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ ニ長調 Op.58[録音:1980年10月11日] ジョリヴェ:演奏会組曲[録音:1970年] エアリング・ブレンダール・ベンクトソン(Vc) ジャン=ピエール・ジャキヤ指揮アイスランドso. アンカー・ブリーメ(P) | ||
初商業リリース。音源:アイスランド放送。1932年生まれのデンマークの名チェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソンのトリビュート・シリーズ。 | ||
シューマン&ペーア・ネアゴー シューマン:クライスレリアーナ Op.16 ペーア・ネアゴー(1932-): Grooving (1967-68) / Turn (1973) / Unfolding (2012) (*) カトリーネ・ギスリーネ(P) | ||
録音:2012年4月4日-8日。ギスリーネ〔ギスリンゲ〕はデンマークの女流ピアニスト。(*)は彼女への献呈作。 | ||
トランペット協奏曲集 ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe-1 フンメル:トランペット協奏曲 ホ長調 S.49 ネルーダ:トランペット協奏曲 変ホ長調 |
ケティル・クリステンセン(Tp) アトヴァルス・ ラクスティーガラ指揮 リエパヤso. | |
録音:2012年5月29日-31日、リガ、ラトヴィア。1982年以来、北欧の伝統名門オケ、デンマーク王立o.首席トランペット奏者を務めるクリステンセン独奏による協奏曲集。 | ||
ブラームス、リスト&グラナドス:ピアノ作品集 ブラームス:3つの間奏曲 Op.117 リスト:夕べの調べ/コンソレーション〔第3番 変ニ長調/第4番 変ニ長調〕/オーベルマンの谷 グラナドス:マハと夜鳴きうぐいす/詩人と夜鳴きうぐいす/エピローグ トーニャ・レモー(P) | ||
録音:2013年10月。 Chandos からリリースされているマルクスのピアノ作品集(CHAN-10479)が高く評価されたオーストラリアのシドニー出身の女流ピアニスト、トーニャ・レモーが Danacord に登場。 | ||
エミール・ハートマン(1836-1898):ピアノ作品全集 高地から Op.11 /アラベスク(主題と変奏) Op.16 No.1 /カプリース Op.16 No.2 / ジャン・ド・フランス(サラバンド)/ソナタ ヘ長調/スケルツェット/ソナタ ヘ長調 Op.17 /アルバムのページ/ カプリッチョ第1番 ロ短調(ロンド)/カプリッチョ第2番 変ロ短調/未完のソナタ ト短調/ ソナタ ニ長調/舞踏会の情景 Op.23 /3つのマズルカ Op.28 /4つのピアノ小品 Op.31 カトリーネ・ペネロプ(P) | ||
録音:2012年2月-2013年6月。19世紀北欧の大作曲家ヨハン・ペーター・エミリウス・ハートマン(1805-1900)の息子で、デンマークにおける後期ロマンティシズムの代表的存在、エミール・ハートマンのピアノ作品全集。未出版の手稿譜も使用。 | ||
スーヴェニアーズ〜4手連弾のための作品集 サティ:組み合わされた3つの小品 / ブラームス:ワルツ集 Op.39 グラナドス:村にて / バーバー:組曲「思い出」 Op.28 トーニャ・レモー、カトリーネ・ペネロプ(P) | ||
録音:2013年11月。ともにデンマークで活躍する2人の女流ピアニストによるデュオ作品。 | ||
ベートーヴェン:ディアベッリのワルツの主題による 33の変奏曲 ハ長調 Op.120 |
クリスティーナ・ビョアケー(P) | |
録音:2011年9月9日-11日、南デンマーク音楽演劇アカデミー、オーゼンセ。主題開始時の遅さに驚き、いつの間にか通常のテンポになっている事に再度驚かされる演奏。鋭い感性と幅広い表現力に定評のあるデンマークのコペンハーゲン出身のピアニスト、クリスティーナ・ビョアケーによるベートーヴェン。 | ||
マッティ・ボーウ(1956-):歌曲と合唱作品集 グスタフ・フローディングの詩による15の歌/景色〜J.P.ヤコブセンの詩による12の混声合唱曲 ギタ=マリア・シェーベリ(S) マティアス・ニルソン(Br) エーリク・ヤコブソン指揮ノルディック・チェンバー・アンサンブル イェスパー・グローヴェ・ヨーアンセン指揮コペンハーゲン大学合唱団リレ・ムコ | ||
マッティ・ボーウはデンマーク王立音楽アカデミー出身の作曲家・歌手・声楽教師。 | ||
東風の彼方〜東欧の音楽作品集 グレツキ:すべてあなたのもの Op.60 / ペルト:神の母よ/マニフィカト/スンマ/主よ平和を与えたまえ シュニトケ:3つの聖なる歌 / ヴァスクス:オルガンのためのテ・デウム ヤンカ「主よ、わが生命を助けたまえ」によるオルガン詩 / ダダップ:アレルヤ ミハエル・デルチェフ指揮コレギウム・ヴォカーレ ルイーセ・ボル(Org) | ||
録音:2013年6月1日-2日、2014年1月19日、ドロービュー教会、オーフス、デンマーク。1992年に結成された17名の混声cho. コレギウム・ヴォカーレによる、ポーランド、エストニア、ロシア、ラトヴィア、フィリピンの作曲家の合唱作品集。 | ||
ヘンリク・ロング、フレゼリク・ロングの歌曲と二重唱曲集 グア「ナイル川がエジプト人の大地に水を与える地」/ヴァルデマ王がグアで狩りをする(*) /失った物と得た物(*) / 日没(#) /憧れ(#) /愛しい乙女よ、眠らないで/月光の夢/冬の訪れ/「ブラン」の二重唱(#) /逢い引き/舟歌/4つの歌/ 「平野の詩」への序詩(*) /おまえの春に私の歌を捧げる/日曜日の静けさ/音楽/鳥のバラード/森で(#) /昔の記憶/追憶 ランゲ=ミュラー:追悼 エーリク・ベカー・ハンセン(T) レン・レフストロプ(P) トリーネ・バストロプ・ムラー(S;#) トマス・クリスティアン・シーウ(Br;*) | ||
デンマークでもっともロマンティックな歌を書いたと言われるヘンリク・ロングとフレゼリク・ロング親子の歌曲と二重唱曲集。 | ||
コンサート・クレメンス〜合唱作品集 ゲーゼ:妖精王の娘〜朝の歌 / メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」〜それ、主は汝のために御使いたちに命じ グズモンセン=ホルムグレン:春の夜 / レオコヴィチ:暁に / ジェズアルド:オリーヴ山でイエスは神に祈った デュリュフレ:慈しみと愛のあるところ/すべてが美しいかたマリアさま/おまえはペテロ/かくも偉大な秘蹟を ニューストレム:なんと美しい / ジェフレー:あなたの子の娘 / ニューステット:イエス、なんじ優しき友よ タヴナー:子羊 / アーラソン:ベネディクトゥス / イェアシル:夜の雨 バード:4声のミサ曲〜アニュス・デイ / ニルセン:わがイエスよ、わが心に / ジャヌカン:鳥の歌 カーステン・サイヤー=ハンセン指揮コンサート・クレメンス | ||
コンサート・クレメンスは1997年にオーフス大聖堂聖歌隊のメンバーを中心として創設され、同大聖堂の守護聖人、聖クレメンスの名を冠したヴォーカルグループ。 | ||
ロシアのピアノ音楽 チャイコフスキー:夕べの夢想 Op.19 No.1 /ユモレスク ト長調 Op.10 No.2 ラフマニノフ:エレジー Op.3 No.1 /前奏曲〔変ホ長調 Op.23 No.6 /嬰ト短調 Op.32 No.12 / 嬰ハ短調 Op.3 No.2 /ト長調 Op.32 No.5 /ト短調 Op.23 No.5 〕 プロコフィエフ:ガヴォット Op.12 No.2 /伝説 Op.12 No.6 /前奏曲 ト長調 Op.12 No.7 / 束の間の幻影 変ロ短調 Op.22 No.10 /3つのオレンジへの恋 Op.33 〜行進曲/風刺 Op.17 ショスタコーヴィチ:24の前奏曲集 Op.34 より Nos.1-2, 6, 10, 13-16, 20 ニナ・カフタラージェ(P) | ||
モスクワ音楽院でレフ・オボーリンに師事したロシアのベテラン女流ピアニスト、ニナ・カフタラージェによるロシア・プログラム。 | ||
北欧の冬 ボーウ:「15のクリスマスと冬の歌」〜クリスマスの日/冬の森/ クリスマスの星/十二夜/あなたは安らかに眠っているかしら/冬の夜 ダーラナ地方のコラール:祝福された日 / ドイツ民謡/エーレンボリ=ポッセ編曲:輝くクリスマスの朝がくると ヌードクヴィスト:クリスマス、輝くクリスマス / テグネール:ベツレヘムの星 ヴァイセ:神様の小さな天使たち/ふたたびようこそ / ハムブアウアー:雪ほど静かなものはない オーゴー:雪のかけらが吹き寄せて / リリエフォシュ:もうじきクリスマス / マーサロ:クリスマスの鐘 シェーレル:たくさんのキャンドルに灯がともった / アダン:クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵」 デール:冬は寒さと雪をもたらす / アイスランド民謡:夏は過ぎ行く / グリーグ:今ふたたび山と谷が見える クヌーセン:クリスマス・イヴには幸せな気持ちに / ノルウェー伝承曲:幸せを運ぶクリスマスよ シベリウス:クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」 Op.1 No.4 /三月の雪の上のダイアモンド Op.36 No.6 イッタ=マリア・シェーベリ(S) ドーテ・シールケ(Tp) トビアス・ドゥーアホルム(Vn) リンデュ・ロスボー(Org) | ||
スウェーデン出身のソプラノ、イッタ=マリア・シェーベリによる、デンマーク、スウェーデン、フェロー諸島、アイスランド、ノルウェー、フィンランドのクリスマス作品集。 | ||
メシアン:室内楽作品集 ヴァイオリンとピアノのための幻想曲/ヴァイオリンとピアノのための主題と変奏/世の終わりのための四重奏曲 アンサンブル・ノールリス〔ノーザン・ライツ・アンサンブル〕 [クリスティーネ・プリュン(Vn) ヴィクトル・ヴェンネス(Cl) オイスタイン・ソンスタード(Vc) クリストファー・ヒュルディ(P)] | ||
録音:2010年2月、2013年7月。1997年創設、当盤での4つの楽器編成を基本とし、曲によってはメンバー構成を変更、定評あるフランス物のみならず、バロックから現代音楽までをレパートリーとする団体によるメシアン。 | ||
DANACORD "DVD VIDEO" | ||
チェロと私〜スカンジナヴィアのチェリスト、 エアリング・ブレンダール・ベンクトソン |
エアリング・ブレンダール・ ベンクトソン(Vc) ニナ・カフタラージェ(P)他 | |
2006年11月に演奏活動70周年を迎えたデンマークのチェリスト、エアリング・ブレンダール・ベンクトソンのドキュメンタリー。様々な演奏が盛り込まれた密度の濃いドキュメンタリー映像は、充実した時間を与えてくれる。 このタイトルはPAL方式のDVD-Videoです。日本で一般的に使用されているNTSC方式対応のプレイヤーでは再生できませんのでご注意下さい(パソコン付属のプレイヤーや、NTSC変換機能付のプレイヤーなどが必要です)。 |