モーラン&ジェイコブ:ピアノ作品集 アーネスト・ジョン・モーラン(1894-1950): アイルランドの愛の歌(1926)/主題と変奏(1920)/ 5月の朝に(1921)/3つのファンシー(1922)/ 夏の谷(1925)/3つのピアノ小品(1919)/ ゴードン・ジェイコブ(1895-1984): ピアノ・ソナタ(1957) |
イリス・ラヴリッジ(P) | |
録音:1958年7月&1959年5月、ザ・ミュージック・ルーム、バーナム、バッキンガムシャー州、イギリス。モノラル。 近年の新録音によって、改めて注目を集めているモーランと、アーノルドの師で、日本では吹奏楽系作曲家として知られるジェイコブのピアノ作品をカップリング。20世紀イギリスの重要な作曲家たちでありながら、両者のピアノ作品はなかなか耳にする機会に恵まれていない。ノーフォーク州民謡がふんだんに取り入れられノスタルジックな雰囲気を持つモーランの小品や、高度な技巧を求められる華やかなパッセージと憂鬱なアダージョのコントラストが特徴的なジェイコブのピアノ・ソナタは、もっと取り上げられるべき作品だろう。 | ||
バックス&ジェイコブ:チェロのための作品集 アーノルド・バックス(1883-1953): 民話 (1918) /チェロ・ソナタ (1923)/ ソナチネ(1933)/レジェンド・ソナタ(1943) ゴードン・ジェイコブ(1895-1984): 無伴奏チェロのための ディヴェルティメント(1955)/ エレジー(1939) |
フローレンス・フートン(Vc) ウィルフリッド・パリー(P) | |
録音:1958年7月、9月、11月、以上ザ・ミュージック・ルーム、バーンハム、バッキンガムシャー州、モノラル。 大英帝国勲章(OBE)の受勲者でもあるフローレンス・フートン(1912-1988)は、ジェイコブのチェロ協奏曲など新作の初演を数多く行った、20世紀イギリスを代表する女流チェリストの1人。ジェイコブのエレジーは、フートンへの献呈作。 | ||
ボウエン&ライゼンスタイン:自作自演集 ヨーク・ボウエン(1884-1961): 24の前奏曲集Op.102 (1938/1950出版) より [第1番/第2番/第15番/第16番/第10番/ 第24番/第7番/第8番/第19番/第20番]/ パルティータ Op.156 (1960)/子守歌 Op.83 (1928)/ Suite Mignonne Op.39 (1915)〜常動曲/ トッカータ イ短調Op.155 (1957) フランツ・ライゼンスタイン(1911-1968): ピアノ・ソナタ ロ長調Op.19 (1944)/ 伝説 Op.24 (1949)/ 幻想的スケルツォ Op.26 (1950)/ 即興曲 Op.14 (1939)/ スケルツォ イ長調Op.21 (1945) |
ヨーク・ボウエン(P;*) フランツ・ライゼンスタイン(P;#) | |
録音:1960年5月(*)/1958年10月(#)、以上ザ・ミュージック・ルーム、バーンハム、バッキンガムシャー州、モノラル。 ボウエンの「24の前奏曲集」は、ソラブジから「現代イギリスのピアノ音楽中、最も洗練された物だ」と絶賛された。 | ||
マーガレット・キッチン〜 ティペット、ハミルトン、ワーズワース マイケル・ティペット(1905-1998): ピアノ・ソナタ第1番 (1937 rev. 1954) イアン・ハミルトン(1922-2000): ピアノ・ソナタ Op.13 (1951) ウィリアム・ワーズワース(1908-1988): ピアノ・ソナタ ニ短調Op.13 (1939)/ チーズカム [Cheesecombe] 組曲 Op.27 (1945) / バラード Op.41 (1949) |
マーガレット・キッチン(P) | |
録音:1958年7月/1959年4月/1960年7月、以上ザ・ミュージック・ルーム、バーンハム、バッキンガムシャー州、モノラル。 20世紀中期イギリスの現代音楽を積極的に取り上げ、BBCのラジオ放送を通じ20年以上に渡って作品を紹介した女流奏者マーガレット・キッチン(1914-2008)による最初の商業録音(1959年発売)を含むCD。フリッカー、ハミルトン、ラティエンズ、マスグレイヴ、ロドニー=ベネット、ティペットらの擁護者でもあったキッチンは、ティペットからピアノ・ソナタ第2番を献呈されている。 | ||
ロースソーン&スティーヴンズ:ピアノ作品集 アラン・ロースソーン(1905-1971):(*) 4つのバガテル(1938) /ソナチネ(1949)/ 4つのロマンティックな小品(1953) バーナード・スティーヴンズ(1916-1983):(#) 5つのインヴェンションOp.14 (1950)/ バラード Op.17 (1951)/ 「ジャイルズ・ファーナビーの夢」 による幻想曲 Op.22 (1953)/ 1楽章のソナタ Op.25 (1954) |
ジェイムズ・ギッブ(P) | |
録音:1958年8月(*)/1959年12月(#)、、以上ザ・ミュージック・ルーム、バーンハム、バッキンガムシャー州、モノラル。 同世代のイギリス人作曲家中最も特徴的で、ピアニストとしても活躍(1930年、エゴン・ペトリに一夏の間教えを受けている)したロースソーンと、ゴードン・ジェイコブに学び、20代でヴァイオリニストのマックス・ロスタルに認められ、彼からヴァイオリン協奏曲(1943)を委嘱された才能の持ち主、スティーヴンズの作品を収録。 | ||
ロースソーン&スティーヴンズ:ピアノ作品集 アラン・ロースソーン(1905-1971): バガテル集(1938)/ソナチナ(1949)/ 4つのロマンティックな小品(1953) バーナード・スティーヴンズ(1916-1983): 5つのインヴェンション Op.14 (1950)/ バラード Op.17 (1951) / 「ジャイルズ・ファーナビーの夢」 による幻想曲 Op.22 (1953)/ 1楽章のソナタ Op.25 (1954) |
ジェイムズ・ギブ(P) | |
録音:1958年8月(*)/1959年12月(#)、ザ・ミュージック・ルーム、バーンハーム、バッキンガムシャー、モノラル。おそらく初CD化。 ほぼ同時代を生きたロースソーンとスティーヴンスのピアノ作品集。ロースソーンは、1930年に訪れたポーランドで、あのエゴン・ペトリにピアノを学んでいる。 | ||
ホワイト&ホディノット:ピアノ作品集 ジョン・ホワイト(1936-):ピアノ・ソナタ集(*) [第1番(1956)/第5番(1959)/ 第4番(1959)/第9番(1960)] アリン・ホディノット(1929-2008):(#) ピアノ・ソナタ第1番 Op.17 (1959) / 夜想曲第2番 Op.16 No.1 (1959)/ ピアノ・ソナタ第2番 Op.27 (1962)/ 夜想曲第1番 Op.9 (1956)/ 悲歌 Op.18 No.3 (1959) |
コリン・キングズリー(P;*) ヴァレリー・トライオン(P;#) | |
録音:1960年5月(*)/1962年11月(#)、以上ザ・ミュージック・ルーム、バーンハム、バッキンガムシャー州、モノラル。 これまでに3曲のオペラ、26曲の交響曲、そしてなんと166曲! のピアノ・ソナタを作曲したジョン・ホワイトと、2008年に他界したウェールズの名匠ホディノットのピアノ作品集。後者を弾いているのは、近年APRから新録音を多く発売しているヴァレリー・トライオン(1934-)。彼女がまだ20代後半だった頃の録音。 | ||
バークリー&A.ベンジャミン:ピアノ作品集 レノックス・バークリー(1903-1989): ピアノ・ソナタ イ長調Op.20 (1945)/ 6つの前奏曲 Op.23 (1944)/ スケルツォ ニ長調Op.32 No.2 (1949)/ 即興曲 ト短調Op.7 No.1/ 演奏会用練習曲 変ホ長調Op.48 No.2 (1955)/ 4つの演奏会用練習曲 Op.14 (1940)より [第2番 ホ短調/第3番 ハ短調/第4番 ヘ長調] アーサー・ベンジャミン(1893-1960): 牧歌、アリオーソとフィナーレ (1943)/ スケルツィーノ(1936)/即興的練習曲/ シチリアーナ(1936) |
コリン・ホースリー、 ラマー・クロウソン(P) | |
録音:1950年代後半-1960年代前半、モノラル。 | ||
エドワード・マクダウェル(1860-1908): ピアノ・ソナタ集 [第1番 ト短調Op.45「悲劇的」(1891/2)/ 第4番 ホ短調Op.59「ケルト風」(1900)/ ヒンデミット(1895-1963): 舞曲集 Op.19 (1922)/ ピアノ・ソナタ第2番(1936)/ ピアノ・ソナタ第3番(1836) |
シェイラ・ランデル(P) | |
録音:1958年7月-8月、モノラル。おそらく初CD化。 | ||
フランスとブラジルのピアノ作品集 プーランク: 3つの常動曲/組曲 ハ長調/ナポリ/ パストゥレル/2つのノヴェレッテ/プレスト/ 主題と変奏/ファリャの主題によるノヴェレッテ ヴィラ=ロボス: ブラジルの印象/カボクロの伝説/ 「実用の手引き」からの5つの小品 フルトゥオーゾ・ヴィアナ(1896-1976): コルタ・ジャッカ フランシスコ・ミニョーネ(1897-1986): ボトクード族の踊り/ソナチネ第4番 |
エリザベス・パウエル(P) | |
録音:1959年-1960年、モノラル。当レーベルとしては非常に珍しいイギリス以外の音楽。 | ||
ジョン・アイアランド(1879-1962):ピアノ作品集 ロンドンの小品/グリーンウェイズ/ソナチナ/独り言/ 誕生日の朝に/エキノックス/サルニア2つの小品/ バラード2つの小品/ピアノ・ソナタ/引き船路/ 影落ちた谷/狂詩曲/愛好/ デコレーションズ2つの小品/あの頃に4つの前奏曲/ アーモンドの木/夏の夕べ/前奏曲 変ホ長調/ コロンビーヌ/メリー・アンドルー3つのパステル/ スプリング・ウィル・ノット・ウェイト/海の牧歌 |
アラン・ローランズ(P) | |
録音:1959年1月&1963年3月、ザ・ミュージック・ルーム、バーナム、バッキンガムシャー州、イギリス。モノラル。 LYRITA には、エリック・パーキンによるステレオ期の録音(SRCD-2277)があるが、アイアランドのピアノ作品集に、今回はモノラル期の録音が登場。演奏のローソンズ(1929-)は28歳の時、78歳だったアイアランドから作品について直に教わったと言う経歴の持ち主。作曲者直伝の解釈が聞ける貴重な記録。 | ||
アーノルド・バックス(1883-1953):ピアノ作品集 ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調(1910 rev.1917-21)/ 演奏会用ワルツ 変ホ長調(1910)/ 2つのロシアの音の絵(1912) [夜想曲「ウクライナの5月の夜」/ 国民的舞曲「ゴパーク」]/ トッカータ(1913)/王女の薔薇の園(1915)/ ウォッカ・ショップにて(1915)/ 水仙を持つ少女(1915)/りんごの花が咲く時(1915)/ 眠気(1915)/山の雰囲気(1915)/冬の水景(1915)/ 流浪の夢(1916)/ネレイス(1916)/5月の夕べに(1918)/ ロマンス(1918)/回転木馬(1918)/ ピアノ・ソナタ第2番 ト長調(1919 rev.1920)/ 奴隷の少女(1919)/ 吟遊詩人が我々に伝えたこと(1919)/式典舞曲(1920)/ ヘビの踊り(1920)/水上の音楽(1920)/子守歌(1920)/ ブルレスク(1920)/田舎の旋律(1920)/丘の旋律(1920)/ 地中海(1920)/ ピアノ・ソナタ第3番 嬰ト短調(1926)/ 賛歌(パッサカリア)(1928) ピアノ・ソナタ第4番 ト長調(1932) |
イリス・ラヴリッジ(P) | |
録音:1959年1月、5月、11月/1960年1月、7月/1961年1月/1962年10月/1963年9月、以上ザ・ミュージック・ルーム、バーンハム、バッキンガムシャー州、モノラル。 ケルトなどアイルランドの民族音楽を愛したバックスのモダーンでロマンティックなピアノ作品の数々を、イギリスの女流ラヴリッジが弾く。 | ||
イギリスのヴァイオリン&チェロ協奏曲集 ベンジャミン:ヴァイオリン協奏曲[デレク・コリアー(Vn) スタンフォード・ロビンソン指揮 BBCノーザンo. / BBC 放送日:1961年9月30日] モーラン:ヴァイオリン協奏曲[アルフレード・カンポーリ(Vn) ルドルフ・シュヴァルツ指揮 BBC so. / BBC放送日:1959年10月23日] バックス:ヴァイオリン協奏曲[アンドレ・ジェルトレル(Vn) マルコム・サージェント指揮 BBCso./ BBC放送日:1957年2月6日] ウォルトン:チェロ協奏曲[グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc) マルコム・サージェント指揮 BBCso. / BBC放送日:1957年2月13日、ヨーロッパ初演時] | ||
リリタ創業者リチャード・イッター所有の BBC 放送録音を収録したテープ&アセテート盤を復刻するシリーズ「 Itter Broadcast Collection 」。 | ||
Beatitudes 〜アーサー・ブリス(1891-1975): ソプラノと器楽アンサンブルのための「マダム・ノワ」(1918) / ソプラノと室内アンサンブルのための「騒動」(1920) [ジェニファー・ヴィヴィアン(S) ウィグモア・アンサンブル/1958年3月31日]/ コントラルトと管弦楽のためのシェーナ「魔女」(1951) [パメラ・ボーデン(A) ルドルフ・シュワルツ指揮 BBC so./1957年4月21日]/ カンタータ「至福」(1961)[ヘザー・ハーパー(S) ジェラルド・イングリッシュ(T) アーサー・ブリス指揮 BBC so. & cho.、ゴールドスミス・コラール・ユニオン、 ロイヤル・コラール協会、ウェンブリー・フィルハーモニック協会/1964年8月31日] | ||
録音:全てモノラル/放送日:[内]。おそらくすべて初出音源。リリタ・レーベルの創設者リチャード・イッター [Richard Itter (5 April 1928 - 1 March 2014) ] が収集していた BBC の放送録音テープ&アセテート盤を復刻する新シリーズ「 Itter Broadcast Collection 」。ライセンサー: BBC 。第二次世界大戦のドイツ軍空襲で瓦解と化し、1962年、その廃墟の隣に再建された新コヴェントリー大聖堂の献堂式のために委嘱、作曲されたカンタータの自作自演を含む。 | ||
ウォルター・リー(1905-1942):喜歌劇「ジョリー・ロジャー」(1933)
ニールソン・テイラー、アラン・ダッドリー、ヴァーノン・ミジリー(T) レスリー・フィソン(B) ゴードン・フェイス(Br) マリエッタ・ミジリー(S) ヘレン・ランディス(Ms) パトリシア・ウィットモア(A) アシュリー・ローレンス指揮 BBC コンサートo.、アンブロジアン・シンガーズ | ||
録音:モノラル/放送日:1972年12月21日。おそらく初出音源。 Itter Broadcast Collection 。ライセンサー: BBC 。ヒンデミットに学んだウォルター・リーは、アーサー・サリヴァンの後継者と目されたが、第二次世界大戦従軍中リビアで戦死した。 | ||
ボイド・ニール管&ロンドン室内管 アーサー・ベンジャミン(1893-1960):弦楽オーケストラのためのバラード(1947) バーナード・スティーヴンズ(1916-1983):弦楽のためのシンフォニエッタ(1948) アンジュジェイ・パヌフニク(1914-1991): 29の弦楽器と2つのハープのための子守歌「 Kolysanka 」(1947) アーノルド・バックス(1883-1953):ハープと弦楽オーケストラのための 「ガブリエル・フォーレの名による変奏曲」(1945) レノックス・バークリー(1903-1989): 室内オーケストラのためのシンフォニッタ(1950) (#) ボイド・ニール指揮ボイド・ニールo.(#以外) アントニー・バーナード指揮ロンドン室内o.(#) | ||
録音:モノラル/放送日:1961年1月31日(#以外)、1961年3月20日(#) 。おそらくすべて初出音源。 Itter Broadcast Collection 。ライセンサー: BBC 。 | ||
シリル・ルーサム(1875-1938): 交響曲第2番(*)[1984年1月28日、ステレオ]/ 頌歌「キリスト降誕の朝に」(#)[1975年12月18日、モノラル] ヴァーノン・ハンドリー指揮(*/#) BBC スコティッシュ so. (*)、 スコティッシュ・フィルハーモニック・シンガーズ(*)、 BBC コンサートo.(#)、 BBC シンガーズ(#)、トリニティ少年cho.(#) テレサ・ケイヒル(S;#) フィリップ・ラングリッジ(T;#) マイケル・リッポン(B−Br;#) | ||
放送日:[内]。おそらくすべて初出音源。 Itter Broadcast Collection 。ライセンサー: BBC 。 パリーとスタンフォードの弟子で、父がエヴァ・ターナーやクララ・バットを教えた声楽教師だったルーサムは、若き日のアーサー・ブリスらに管弦楽法を教えた事でも知られる作曲家・オルガニスト・教師・指揮者。当盤は指揮が名匠ハンドリーによると言う事も注目点。なお、ハンドリーは彼の交響曲第1番も当レーベルへ録音している(SRCD-269) 。 | ||
フィリス・テイト(1911-1987):歌劇「下宿人」(1958-60)
オウエン・ブラニガン(B) ジョハナ・ピーターズ(Ms) マリオン・スタッドホルム(S) ジョゼフ・ウォード(Br) アレグザンダー・ヤング、ジョン・ソーンリー(T)他 チャールズ・グローヴズ指揮 BBC ノーザンo.&シンガーズ | ||
録音:モノラル/放送日:1964年2月2日。おそらくすべて初出音源。 Itter Broadcast Collection 。ライセンサー: BBC 。 ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージックからの委嘱作で、1960年に初演。「切り裂きジャック」をモデルとしたマリー・ベロック=ローンズの小説(1913|アルフレッド・ヒッチコックが1927年に映画化)が原作。 | ||
ニコライ・マルコ、BBC響を指揮する チャイコフスキー:交響曲第2番 ハ短調「小ロシア」[1957年1月13日] ショスタコーヴィチ:交響曲第1番 ヘ短調[1957年5月5日] ハイドン:交響曲第83番 ト短調「めんどり」[1960年1月31日] ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」〜前奏曲[1957年1月] リムスキー=コルサコフ:歌劇「皇帝の花嫁」〜序曲(*)[1956年3月26日] リムスキー=コルサコフ:交響組曲「アンタール」[1957年5月5日] ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調[1960年1月30日] コダーイ:歌劇「セーケイ地方の紡ぎ部屋」(英語歌唱)(#)[1960年2月3日] ニコライ・マルコ指揮 BBCso.(*以外)、LSO (*) エリザベス・サイモン(S;#) ノーマ・プロクター、キャスリーン・ジョイス(A;#) ダンカン・ロバートソン(T;#) デニス・ダウリング(Br;#) オウエン・ブラニガン(B;#) BBC cho.(#) | ||
録音:全てモノラル/放送日:[内]。おそらくすべて初出音源。 Itter Broadcast Collection 。ライセンサー: BBC 。 ロシア生まれの名指揮者マルコはイギリスで長く活躍、スタジオ録音もある程度残っている割には 同地での放送音源リリースはほぼ皆無だっただけに、期待。 | ||
ウィリアム・ワーズワース(1908-1988): 管弦楽のための序曲「衝突」 Op.86 (1968) (*) / 交響曲集〔第1番 ヘ長調 Op.23 (#) / 第5番 イ短調 Op.68 (+) 〕 |
ジェイムズ・ロッホラン指揮(*/#) ステュアート・ ロバートソン指揮(+) BBC スコティッシュso.(*/#/+) | |
BBC 放送日:1971年1月17日(*)、1968年12月17日(#)、1979年8月22日(+)、おそらくすべてモノラル、初出音源。 「 Itter Broadcast Collection 」。ライセンサー: BBC 。ウィリアム・ワーズワースはスコットランド作曲家協会の設立に尽力、ロマン主義的な調性音楽を得意とし、多くの作品を残した。 同名の高名な英国ロマン派詩人の姪孫(又甥=兄の孫)にあたる。 | ||
ヴォーン・ウィリアムズ:歌劇「恋するサー・ジョン」
ロデリック・ジョーンズ(Br;ファルスタッフ) デニス・ダウリング、 オウエン・ブランニガン(Br) エイプリル・カンテロ(S) ジェイムズ・ジョンストン(T) パメラ・ボウデン(A) ジョン・キャメロン(B) マリオン・ローウェ(Ms) スタンフォード・ロビンソン指揮フィルハーモニアo.、サドラーズ・ウェールズcho. | ||
録音:アナウンスにモノラル or ステレオ未記載〔おそらくモノラル〕/放送日:1956年2月12日-13日。おそらくすべて初出音源。リリタ・レーベルの創設者リチャード・イッター [Richard Itter (5 April 1928 - 1 March 2014) ] が収集していた BBC の放送録音テープ&アセテート盤を復刻するシリーズ「 Itter Broadcast Collection 」。ライセンサー: BBC 。作曲者ヴォーン・ウィリアムズ存命当時の貴重な全曲録音。 | ||
アーノルド・クック(1906-2005):交響曲集 〔第4番[ジョン・プリッチャード指揮BBCso./ 録音:1975年1月15日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、初演時ライヴ]/ 第5番[バーナード・キーフ指揮BBCノーザンso./放送日:1981年7月17日]〕 | ||
録音:アナウンスにモノラル or ステレオ未記載。おそらくすべて初出音源。「 Itter Broadcast Collection 」。ライセンサー: BBC 。クックはベルリン音楽アカデミーでヒンデミットに作曲を学び、母国イギリスで作曲家、教育者として大きな足跡を残した。交響曲第4番は勇壮な金管セクションの主題が印象的。 | ||
ピーター・ラシーン・フリッカー(1920-1990): 最後の審判の幻影 Op.29 [ジェーン・マニング(S) ロバート・ティアー(T) チャールズ・グローヴズ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo.、リーズ祝祭cho./1980年10月14日]/ 交響曲第5番 Op.74 [ジリアン・ウィーア(Org) コリン・デイヴィス指揮 BBC so./1976年5月5日] | ||
録音:アナウンスにモノラル or ステレオ未記載/放送日:[内]。おそらくすべて初出音源。「 Itter Broadcast Collection 」。ライセンサー: BBC 。ラシーン・フリッカーは17世紀フランスの劇作家ジャン・ラシーヌの子孫で、シェイベルに作曲を学び、バルトーク、ストラヴィンスキー、シェーンベルクらから影響を受けた独自の作風を持ち、後半生はアメリカで活躍した作曲家。 | ||
アントニー・ミルナー(1925-2003): アクエンアテンの歌 Op.5 (1954) [ジャネット・プライス(S) メレディス・デイヴィス指揮 BBC トレーニングso./1973年1月17日]/ 水と火(1961)[ヘイゼル・ホルト(S) ジョン・エルウィス(T) スティーヴン・ロバーツ(Br) メレディス・デイヴィス指揮 BBCノーザンso. & シンガーズ マンチェスター・グラマー・スクール少年cho./1977年1月13日] | ||
BBC 放送日:[内]、おそらくモノラル、初出音源。 「 Itter Broadcast Collection 」。ライセンサー: BBC 。 ミルナーは40歳代で多発性硬化症を発症、困難な中でも作曲を続けた。 | ||
イアン・ハミルトン(1922-2000): バリトン、合唱と管弦楽のための「バミューダ」 Op.33 (*) / ピアノ協奏曲第1番(1959-60) (#) [ロナルド・モリソン(Br;*) マーガレット・キッチン(P;#) アレグザンダー・ギブソン指揮スコティッシュ・ナショナルo. & cho.(*) / 1973年4月22日(*)、1961年3月27日(#) ]/ ホルン、テューバ、ハープと管弦楽のための「カントス」(1964) [ダグラス・ムーア(Hr) ジョン・フレッチャー(テューバ) シドニー・グーセンス(Hp) ノーマン・デル・マー指揮 BBC so./1965年8月4日] | ||
BBC 放送日:[内]、おそらくモノラル、初出音源。 リリタ・レーベルの創設者リチャード・イッター [Richard Itter (5 April 1928 - 1 March 2014) ] が収集していた BBC の放送録音テープ&アセテート盤を復刻するシリーズ「 Itter Broadcast Collection 」。ライセンサー: BBC 。 | ||
アーサー・バターワース(1923-2014):交響曲集 〔第2番 Op.25 (1964)[クリストファー・エイディ指揮 BBC スコティッシュso./1975年1月20日]/ 第4番 Op.72 (1986) (*)[ブライデン・トムソン指揮 BBC ノーザンso./1986年5月8日]/ 第1番 Op.15 (1957)[アーサー・バターワース指揮 BBC スコティッシュso./1976年12月2日]〕 | ||
BBC 放送日:[内]、ステレオ(*)、モノラル(*以外)。 Itter Broadcast Collection 。マンチェスター近郊のニュー・モストン出身で、ハレ管や RSNO のトランペット奏者として活躍したアーサー・バターワースによる交響曲集。 | ||
グランヴィル・バントック(1868-1946): カンタータ「オマル・ハイヤーム」(*) [1979年2月26日]/ 縁日のフィフィーン(#) [1968年8月7日]/ サッフォー[1968年8月7日]/ピエロ・オヴ・ザ・ミニット[1968年8月7日] サラ・ウォーカー(A;*) アントニー・ロルフ・ジョンソン(T;*) ブライアン・ライナー・クック(Br;*) ジョハンナ・ピータース(A;#) ノーマン・デル・マー指揮 BBCso.(*)、BBCシンガーズ(*)、BBCスコティッシュso.(*以外) | ||
BBC 放送日:[内]、おそらくモノラル。 Itter Broadcast Collection 。(*)は初の全曲版放送となった演奏。 | ||
レノックス・バークリー(1903-1989):宗教合唱作品集 スターバト・マーテル(*) /カンタータ「私の心を打ち砕いて下さい」(#) /マニフィカト(+) ノーマン・デル・マー指揮イギリス室内o.(*) アンブロジアン・シンガーズ(*) レノックス・バークリー指揮(*以外) BBC ノーザンo.&シンガーズ(#)、LSO (+) セント・ポール大聖堂聖歌隊(+)、ウェストミンスター寺院聖歌隊(+)、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊(+) | ||
録音〔放送日?〕:1965年3月1日、フレンズ・ハウス、ロンドン(*) /1963年10月29日、イギリス初演(#) /1968年7月8日、セント・ポール大聖堂、世界初演(+)、ライヴ、おそらくモノラル。 Itter Broadcast Collection 。 | ||
ハンフリー・サール(1915-1982): 交響曲第3番 Op.36「ヴェネツィア」 [ジョン・プリッチャード指揮 BBCso. /1971年7月12日]/ 交響曲第5番 Op.43[ローレンス・レナード指揮ハレo./1966年3月12日]/ ゾディアック変奏曲 Op.53 [ローレンス・フォスター指揮オーケストラ・ノヴァ・オヴ・ロンドン/1970年7月7日]/ 迷宮 Op.56[ルイ・フレモー指揮バーミンガム市so./1971年11月23日] | ||
録音〔放送日?〕:[/内]、ライヴ、おそらくモノラル。 Itter Broadcast Collection 。 リストの研究者として「サール番号」で知られるハンフリー・サールは、アイアランド、ヴェーベルンに師事、イギリスにおける十二音技法の先駆者的作曲家。 | ||
ジェフリー・ブッシュ(1920-1998): 歌劇「アーサー・サヴィル卿の犯罪」(1972) (*)[独唱者たち サイモン・ジョリー指揮ロンドンの音楽家たち/ BBC 放送日:1986年7月27日]/ トランペット、 ピアノと弦楽のための協奏曲(1962) (#) [パトリック・アディナル(Tp) ヘイミッシュ・ミルン(P) ブライデン・トムソン指揮 BBC フィルハーモニック/ BBC 放送日:1986年5月8日] | ||
録音:ステレオ。Itter Broadcast Collection 。 (*)はオスカー・ワイルドの小説を元にしたもの。(#)のトランペット独奏アナディルは、BBC フィルで24年間首席を務めた。 | ||
フィリップ・キャノン(1929-2016): グロスター・レクイエム「光の神」(1980) [イリス・デラクア(S) ケネス・ボウエン(T) グレアム・タイタス(B) ジョン・サンダーズ指揮ロイヤルpo.、スリー大聖堂クワイアーズ祝祭cho./1981年1月6日、ステレオ]/ ソプラノとハープのための5つの歌(1952) [マーガレット・プライス(S) マリア・コルチンスカ(Hp)/1966年12月15日、モノラル]/ 弦楽四重奏曲(1964)[パルナンSQ /1966年7月8日、モノラル] | ||
BBC放送日:[/内]。 Itter Broadcast Collection 。 フィリップ・キャノンは作曲をジェイコブとヴォーン・ウィリアムズに師事、英国王立音楽大学作曲家教授として活躍したイギリスの作曲家。 | ||
ゴードン・クロス(1937-): 小管弦楽のためのエレジー Op.1 (1960)[ノーマン・デル・マー指揮 BBC so. /1965年9月9日]/ 室内管弦楽のための協奏曲 Op.8 (1962)[ジェルジ・レーヘル指揮ブダペストso. /1968年7月3日]/ コンチェルティーノ Op.15 (1965)[メロス・アンサンブル〔Fl/Ob/Cl/Va〕/1965年10月26日]/ ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.26 (1969) [マヌーグ・パリキアン(Vn) コリン・デイヴィス指揮 BBC so. /1970年9月7日] | ||
BBC放送日:[/内]。 Itter Broadcast Collection 。ピーター・マックスウェル・デイヴィスから助言を受け、ローマでゴッフレード・ペトラッシに師事したイギリスの作曲家。 | ||
エドマンド・ラッブラ(1901-1986): 協奏交響曲 Op.38 (1936, rev.1943) (*) [1967年5月2日]/ シリル・スコットの主題による前奏曲とフーガ Op.69 (1949)[1967年8月9日]/ ヴァイオリン協奏曲 Op.103 (1959) (#)[1960年2月20日] シリル・スコット(1879-1970):慰め(1918) (*)[1967年8月9日] エドマンド・ラッブラ(P;#以外) エンドレ・ヴォルフ(Vn;#) ヒューゴ・リグノルド指揮バーミンガム市so.(*) ルドルフ・シュワルツ指揮BBCso.(#) | ||
BBC 放送日:[内]。「 Itter Broadcast Collection 」。 神秘主義的な作風を特徴としたラッブラの自作自演を含む貴重な録音の数々。ラッブラ自身がピアニストを務めた「協奏交響曲」、師であるシリル・スコットの70歳を記念した「前奏曲とフーガ」などを収録。 | ||
ジョージ・ロイド(1913-1998):交響曲集 〔第6番(*) /第7番「プロゼルピーヌ」(#) 〕 |
エドワード・ダウンズ指揮 BBC ノーザンso. | |
BBC 放送日:1980年12月31日(*)、1974年9月5日(#) 、共に放送初演、おそらくモノラル。 "Itter Broadcast Collection" 。 療養のため故郷のイギリスからスイス、そしてアメリカへと渡ったジョージ・ロイドは、苦難の人生を送りながらも作品を書き続け、その生涯で12曲の交響曲を生み出している。ここでは、BBCノーザンso. (現BBCフィルハーモニック)の首席指揮者を務めていた名匠エドワード・ダウンズが振った交響曲第6番、ギリシャ神話の女神「プロゼルピーヌ(プロサーパイン)」の名が冠された交響曲第7番を収録。BBCの録音を優れた音質で復刻している。 | ||
ピーター・ラシーン・フリッカー(1920-1990):交響曲集 ロンド・スケルツォーゾ(*)/喜劇序曲 Op.32 / 交響曲〔第1番 Op.9 /第2番 Op.14 /第3番 Op.36 (#) /第4番 Op.43 (+) 〕 ブライデン・トムソン指揮(*) アルバート・ローゼン指揮(無印) エドワード・ダウンズ指揮(#) モーリス・ハンドフォード指揮(+) BBCノーザンso. | ||
BBC 初放送日:1980年9月12日-17日|収録: BBC、放送用セッション。 王立音楽大学の作曲家教授、ティペットの後任としてモーリー・カレッジの音楽監督を務め、デニス・ブレインの親友としてもその名を知られるピーター・ラシーン・フリッカー(1920-1990)。イギリスの民謡を採り入れたホルストやヴォーン・ウィリアムズなどとは一線を画し、その作風は、シェーンベルク、バルトークやヒンデミットを彷彿とさせる半音階、対位法が特徴的。 | ||
アーノルド・バックス: 交響曲第2番[ユージン・グーセンス指揮 BBC so./ BBC放送日:1956年11月3日、モノラル]/ ピアノと管弦楽のための「冬の伝説」[ジョン・マッケイブ(P) レイモンド・レッパード指揮 BBC ノーザンso./ BBC放送日:1978年10月6日、ステレオ] | ||
"Itter Broadcast Collection" 。交響曲第2番は、当曲を英国初演したグーセンスの指揮。 | ||
エリザベス・マコンキー(1907-1994):ソプラノ、テノール、バリトン各独唱、 合唱と管弦楽のための劇的カンタータ「エロイーズとアベラール」(1977) ハンナ・フランシス(S;エロイーズ) トム・マクドネル(Br;アベラール) フィリップ・ラングリッジ(T;フュルベール) ジェイムズ・ガダーン指揮イギリスso.、コリドン・フィルハーモニーcho. | ||
録音::1979年3月3日、世界初演時、ライヴ/ BBC 放送日:1979年11月2日|ソース: Itter Broadcast Collection, ADD 。 中世ヨーロッパの神学者ピエール・アベラールとその弟子エロイーズとの愛の物語。マコンキーはフィクション性を廃し、二人の手紙から歌詞・台詞を構成している。 | ||
ブリティッシュ・オーケストラル・プレミア サマヴェル:交響曲 ニ短調「タラッサ」 / スコット:チェンバロ協奏曲 ブロワー:ホルンと弦楽のための「エクローグ」/ホルン協奏曲 / ホールブルック:パントマイム組曲 ケリー:フルートのためのセレナード ホ短調 Op.7 / クーパー:オーボエと弦楽のためのコンチェルティーノ Op.78 ミルフォード:オーボエと弦楽オーケストラのための組曲 / マッケンジー:つれない乙女 Op.29 [ホセ・ガルシア・グティエレス(Hr) ジョン・マクドナフ(Ob) マイケル・ラウス(Cemb)指揮マルタpo./録音:2011年、 Robert Samut Hall, Floriano, Malta ] ハウエル:交響詩「ラミア」 / ホールブルック:「棄ててきた女」による変奏曲 / ブロワー:交響曲 ハ長調 [マリウス・ストラヴィンスキー指揮カレリア国立so./録音:2008年] ハウエル:ピアノ協奏曲 ニ短調 / エルキントン:交響詩「霧の外で」 [ヴァレンティナ・セフェリノヴァ(P) トビー・パーサー指揮オリオンso./録音:2010年] | ||
原盤・既出: Cameo Classics 〔流通在庫限り〕からのコンピレーション。 | ||
マルコム・アーノルド(1921-2006): 交響曲第4番 Op.71 |
マルコム・アーノルド指揮 LPO | |
録音:1990年。 CD プレス会社: SONY DADC 。日本でも人気を誇るアーノルドの自作自演。 | ||
マルコム・アーノルド(1921-2006): イギリス舞曲集(*) 〔第1巻 Op.27 /第2巻 Op.33〕 / バレエ音楽「一人遊び [Solitaire] 」(1956) (#) より〔サラバンド/ポルカ〕 / 4つのアイルランド舞曲 Op.126 (1986) /4つのスコットランド舞曲 Op.59 (1957) (*) / 4つのコーンウォール舞曲 Op.91 (1966) (*) マルコム・アーノルド指揮LPO | ||
録音:DDD (*以外)、ADD(*)。SRCD-201HJ 仕様:〔リマスタリング:独 パウラー・アコースティックス [Pauler Acoustics]|プレス:独パラス・グループ [Pallas-Group (P+O Pallas) ] 〕 。# CD-R 仕様盤、SRCD-201 にはリマスタリングが行われていませんのでご注意下さい。 マルコム・アーノルドが LPO を振った自作自演による名作「舞曲集」がプレス盤で登場。なお、(#)は日本語 Wikipedia (2013年4月現在、原文綴りに誤記あり)等で「孤独」と訳されているが、この言葉は日本語でも浸透しつつある「ソリティア」の事。一人で遊ぶことのできるゲームの総称だが、元々「一つはめの宝石」の意味。同綴りのフランス語「ソリテール」が語源で、こちらは「孤独」「個人」「隠者」と言った意味がある。 # SRCD-201HJ は当レーベルの香港代理店企画によるプレス盤CDですが、通常、当レーベルの日本代理店はこの香港代理店とは取り引きが無いと思われますので、お早めのご注文をお薦め致します。 | ||
エドマンド・ラッブラ(1901-1986):交響曲集 [第3番 Op.49 (1939) /第4番 Op.53 (1942) ]/ 賛辞 Op.56 (1971) /序曲「復活」Op.149 (1975) |
ノーマン・デル・マー指揮 フィルハーモニアo. | |
録音:DDD。 | ||
アーノルド・クック(1906-2005): 弦楽オーケストラのための 協奏曲 ニ長調 (1948) (*) 交響曲第1番 (1947) バレエからの組曲「ヤベツと悪魔」(1959) |
ニコラス・ ブレイスウェイト指揮 LPO | |
録音:1988年2月6日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン(*)/1989年2月1日、ワトフォード・タウン・ホール、ロンドン(#)/1974年1月7日、キングスウェイ・ホール、ロンドン(+)。すべて初出音源。 第2次世界大戦では戦場に赴きながらも見事に生還を果たしたクックは、ベルリンでヒンデミットに作曲を師事したイギリスの作曲家。 | ||
ウィリアム・スターンデイル・ベネット(1816-1875): ピアノ協奏曲集 Vol.1 ピアノ協奏曲第1番 ニ短調Op.1 (1832)/ ピアノ協奏曲第3番 ハ短調Op.9 (1834)/ カプリース ホ長調Op.22 (1838) |
マルコム・ビンズ(P) ニコラス・ブレイスウェイト指揮 LPO | |
録音:DDD。ドイツとイギリスに足跡を残したW.S.ベネット。ピアノ協奏曲第3番とカプリースはその中でも突出した評価を受けている代表作。 | ||
ウィリアム・スターンデイル・ベネット(1816-1875): ピアノ協奏曲集 Vol.2 ピアノ協奏曲第2番 変ホ長調Op.4 (1833) / ピアノ協奏曲第5番 ヘ短調 (1836/フィナーレ;ジェフリー・バッシュ版)/ アダージョ (1837頃;コープ版) |
マルコム・ビンズ(P) ニコラス・ブレイスウェイト指揮 フィルハーモニアo. | |
録音:アビー・ロード・スタジオ、DDD。 ベネットはシューマンから称賛され、オックスフォード大学から博士号を贈られ、さらにナイトの叙勲を受けるなど、その功績は当時広く認められていた。 | ||
ウィリアム・スタンデイル・ ベネット(1816-1875): 序曲「5月の女王」/序曲「木の妖精」/ 交響曲 ト短調 Op.43/ 序曲「水の精」/序曲「パリジーナ」 |
ニコラス・ブレイスウェイト指揮 LPO、 フィルハーモニアo. | |
初出音源。W.S.ベネットのアルバムもこれで3枚目。メンデルスゾーンから影響を受けシューマンからは作品を絶賛されるなど、イギリスとドイツで才能を発揮した。この管弦楽作品集では代表作との呼び声が高い「交響曲 ト短調」と4つの序曲を聴くことができる。 | ||
ウィリアム・ワーズワース(1908-1988):交響曲集 [第2番 ニ長調Op.34 (1947/8) /第3番 ハ長調Op.48 (1948)] |
ニコラス・ブレイスウェイト指揮 LPO | |
録音:DDD。高名な詩人ワーズワース兄弟の子孫にあたるウィリアムの作品は、叙情的でロマンティックな作風。 | ||
ウィリアム・ハールストン(1876-1906): 自作の主題による変奏曲 (1896)/ 組曲「魔法の鏡」 (1900)/ ハンガリー民謡による変奏曲 (1899頃) |
ニコラス・ブレイスウェイト指揮 LPO | |
録音:DDD。全曲世界初録音。 スタンフォードの門下生ながら30歳という若さで夭折したイギリスの天才作曲家。 | ||
グスターヴ・ホルスト(1874-1934): 冬の牧歌 (1897) (*)/ コッツウォルズ交響曲 ヘ長調Op.8 〜エレジー(ウィリアム・モリスの思い出に) (1899-1900)(*)/ Indra, Op.13 (1903) (*)/夜の歌 Op.19 No.1 (1905)(#)/ 「 Sita 」〜第3幕間奏曲 (*)/祈り Op.19 No.2 (1911)(+)/ 管弦楽のためのバレエ音楽「 The Lure 」 (1921)(**)/ 「 The Morning of the Year 」Op.45 No.2〜舞曲 (1926-27)(**) |
ロレイン・マクアシュラン(Vn;#) アレクザンダー・ベイリー(Vc;+) デイヴィッド・アサートン指揮 LPO(*/#/+)、LSO(**) | |
録音:1982年/他。 | ||
ホルスト: ウォルト・ホイットマン序曲Op.7/バレエ組曲変ホ調Op.10(*) ホルスト/ゴードン・ジェイコブ編曲: 吹奏楽のための組曲第1番 変ホ長調Op.28-1/ ハンプシャー組曲Op.28-2/ムーアサイド組曲 |
ニコラス・ブレイスウェイト指揮 LPO | |
録音:DDD/ADD(*)。(*)を除き、同レーベル久々となる新発売音源だったもの。 イギリス吹奏楽界の大物作曲家ゴードン・ジェイコブ編曲による吹奏楽のための第1組曲&第2組曲やムーア・サイド組曲など、ホルスト&吹奏楽ファンにとって嬉しいリリタならではのプログラミング!「(*)のみ、1985(ADD)。 | ||
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958): ピアノ協奏曲 ハ長調 (1926-1933 rev.1946) ジョン・フールズ(1880-1939): ダイナミック・トリプティク Op.88 (1929) |
ハワード・シェリー(P) ヴァーノン・ハンドリー指揮 RPO | |
録音:DDD。 | ||
ジョン・フールズ(1880-1939): ル・キャバレ Op.72a (1921) / 4月・イングランド Op.48 No.1 / 古代ギリシャの組曲「ヘラス」 Op.45 (1932) / 3つのマントラ Op.61b (1919-1930) |
バリー・ワーズワース指揮 LPO | |
録音:DDD。 WARNER CLASSICSから発売された2枚の作品集で改めて再評価されたフールズ(フォールズ)。その先駆けとなったのがこのリリタ盤。 | ||
エリック・コーツ(1886-1957):管弦楽作品集 組曲「3人の男」/演奏会用ワルツ「ダンシング・ナイツ」/ 2つの交響的狂詩曲/牧歌「夏の午後」/ バレエ音楽「エンチャンテット・ガーデン」/ 演奏会用ワルツ「フットライツ」/ 組曲「4つの世紀」〜第4曲「リズム」(20世紀)/ 行進曲「ロンドン・ブリッジ」 |
バリー・ワーズワース指揮 LPO | |
同レーベル久々となる新発売音源だったもの。主にライトミュージックや吹奏楽曲、管弦楽曲の作曲を行い、映画「ザ・ダム・バスターズ」のテーマ音楽の作曲家としても有名なエリック・コーツの管弦楽作品集。 | ||
イギリス軽音楽の宝石 フィリス・テイト(1911-1985): ロンドン・フィールズ (1958) (*) サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912): 4つの性格的なワルツ集Op.22(1899) 〜第3番「王妃のワルツ」(#) ワルツ組曲「3 ×4[ Three-fours ]」 Op.71 (1909) より (管弦楽編曲:ノーマン・オニール)(#) [第2番「アンダンテ」 第5番「アンダンテ・モルト」] グランヴィル・バントック(1868-1946): ロシアの情景 (1899) (#) セシル・アームストロング・ ギッブズ(1889-1960): 舞踏組曲「ファンシー・ドレス」Op.82 (1935)(#) エリザベス・ラティエンズ(1906-1983): 組曲「旅」 (1944) |
バリー・ワーズワース指揮 LPO サイモン・ジョリー指揮 RPO | |
録音:1988年3月8日、ウォルサムストウ・タウン・ホール(*)/1989年8月31日(*)、9月1日(#)、9月2日(#)、ヘンリー・ウッド・ホール、以上ロンドン。全て初出音源。 イギリスの作曲家たちによる、19世紀後半から20世紀にかけての知られざる作品がたっぷりと収録されたアルバム。37才という若さでこの世を去ったコールリッジ=テイラーの小品も聴ける。 | ||
コンスタント・ランバート(1905-1951): バレエ音楽「ロメオとジュリエット」/ バレエ音楽「ポモーナ」/ 管弦楽のための音楽(*)/ペスト王(#) |
ノーマン・デル・マー指揮 イギリス室内o. バリー・ワーズワース指揮(*) LPO(*) サイモン・ジョリー指揮(#) RPO(#) | |
初CD化(一部初出音源)。ヴォ-ン=ウィリアムズに師事したランバートは、1925年にディアギレフからの委嘱でロシア・バレエ団へ作曲を行い一躍その名を広めている。その時に作曲され、ランバートの代表作となったのがバレエ音楽「ロメオとジュリエット」。ハイペリオンからも新たな録音(CDA-67545)がリリースされるなどランバートのバレエ音楽には傑作が多い。。 | ||
ヘンリー・ウッド・オーケストレーションズ J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565 ショパン:ピアノ・ソナタ第2番Op.35〜葬送行進曲 シャルヴェンカ:ポーランド舞曲 Op.3 No.1 グラナドス: スペイン舞曲第4番 ト長調「アンダルーサ」 グリーグ:ノルドロークのための葬送行進曲 イ短調 ドビュッシー:前奏曲集第1巻〜第10番「沈める寺」 ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3 No.2 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 |
ニコラス・ ブレイスウェイト指揮 LPO | |
初出音源。録音:DDD。絶妙、ヘンリー・ウッド卿の編曲作品集! イギリスの夏の風物詩として世界的な人気を博している「プロムス」で、第1回から約半世紀という長期間にわたって指揮者を務め、世界的な音楽祭へと育て上げたのが、今回のアルバムの主役ヘンリー・ウッド。ウッドは膨大な数のイギリス初演や世界初演を手がけており、指揮者としてイギリスの楽壇に遺した功績は計り知れない。そしてウッドのもう1つの大きな功績こそ、管弦楽編成へのアレンジ。現在では数多くの編曲版が存在する「展覧会の絵」だが、この作品に初めて管弦楽編曲を施したのはラヴェル(1922年)ではなくウッド(1915年)なのだからその先見の目には恐れ入る。 このアルバムには前述の「展覧会の絵」を筆頭に「トッカータとフーガ ニ短調」のウッド版なども収録。聴きどころ満載、アレンジ物のファンにとって垂涎のアルバムが登場。 | ||
マイケル・ティペット(1905-1998): 歌劇「真夏の結婚」 |
ジョーン・カーライル、 エリザベス・ハーウッド(S) ヘレン・ワッツ(A) アルベルト・レメディオス、 ステュアート・バロウズ(T) ライムンド・ヘリンクス(Br)他 コリン・デイヴィス指揮 コヴェント・ガーデン 王立歌劇場o.&cho. | |
録音:ADD。LP発売:PHILIPS。 | ||
ウィリアム・オールウィン(アルウィン;1905-1985): 歌劇「ミス・ジュリー」 (1976) |
ジル・ゴメス(S;ミス・ジュリー) ベンジャミン・ラクソン(Br;ジーン) デッラ・ジョーンズ(Ms;クリスティン) ジョン・ミッチンソン(T;ウルリク) ヴィレム・タウスキー指揮 フィルハーモニアo. | |
録音:ADD。 | ||
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924): アイルランド狂詩曲第4番 イ短調 Op.141 (1913) (*)/ ベケット Op.48 〜葬送行進曲「殉死」(#)/ ピアノ協奏曲第2番 ハ短調Op.126 (1911 (+) |
マルコム・ビンズ(P;+) エイドリアン・ボールト指揮(*/#) LPO(*/#) ニコラス・ブレイスウェイト指揮(+) LSO(+) | |
録音:1973年8月、ロンドン(#)/他。 | ||
ボールト・コンダクツ・パリー チャールズ・ヒューバート・パリー(1848-1918): 書かれざる悲劇への序曲 (1893) (*)/ イギリス組曲 ト長調 (1921頃) (*)/ 「鳥」 (1883) 〜結婚行進曲(#)/ ランドール夫人の組曲 ヘ長調 (1894) (*)/ 交響的変奏曲 (1897) (*) |
エイドリアン・ボールト指揮 LSO(*)、LPO(#) | |
録音:1970年3月(*)/1973年8月(#)。 パリーは主に合唱曲作曲家として地位を確立し、存命中はイギリス王立音楽院の学長として教育にも携わった。 | ||
ボールト〜エルガー:交響曲集 交響曲第1番 変イ長調Op.55/ 交響曲第2番 変ホ長調Op.63 |
エイドリアン・ボールト指揮 LPO | |
録音:ADD。共に初CD化。 2006年の復活以来イギリスの貴重な音源のCD化を行い、埋もれた作品を次々と世に送り出しているリリタ(Lyrita)。まさに元祖イギリス音楽のスペシャリストと言えるレーベルが贈る最新リリースの目玉は、2007年が生誕150年となるエルガーの交響曲集。 巨匠ボールトとロンドン・フィルという最上の組み合わせは、イギリス音楽史上において特別な輝きを放つ2作品に相応しい。 | ||
ボールト・コンダクツ・ホルスト グスターヴ・ホルスト(1874-1934): フーガ風序曲 H151 (1922) (*)/ サマセット狂詩曲 H87, Op.21 No.2 (1906/7) (#)/ ベニ・モラ(東洋的組曲) H107, Op.29 No.1 (1909/10) (#)/ 管弦楽のための前奏曲とスケルツォ 「ハマースミス」 H178, Op.52 (1931) (#)/ スケルツォ (1933/4) (#)/日本組曲 Op.33 (1915) (+) |
エイドリアン・ボールト指揮 LPO(*/#)、LSO(+) | |
録音:1967年11月、ロンドン(*)/1971年1月、ウォルサムストウ(#)/1970年3月、ウォルサムストウ(+)。 全てボールト唯一のスタジオ録音となる曲目(「ハマースミス」のみ1967年ライヴあり)。 | ||
イモジェン・ホルスト・コンダクツ・ホルスト グスターヴ・ホルスト(1874-1934): 2つの無言歌 Op.22 (1906) / フーガ風協奏曲 Op.40 No.2 (1923) (*)/ 「金のガチョウ」Op.45 No.1〜バレエ組曲 (1926, 1969)/ ムーアサイド組曲 (1928)〜夜想曲/ 2本のバイオリンと管弦楽のための二重協奏曲 Op.49 (1929)(#)/ 抒情的断章 (1933) (+)/ ブルック・グリーン組曲 (1933)/ カプリッチョ (1933/イモジェン・ホルスト版 1968) |
ウィリアム・ベネット(Fl;*) ピーター・グレイム(Ob;*) エマニュエル・ハーヴィッツ、 ケネス・シリトー(Vn;#) セシル・アロノヴィツ(Va;+) イモジェン・ホルスト指揮 イギリス室内o. | |
録音:AAD。 イモジェン(よくあるカナ表記「イモージェン」は誤り)・ホルストはグスターヴ・ホルストの娘。 | ||
ウォルトン・コンダクツ・ウォルトン 序曲「ポーツマス・ポイント」(1924-1925) (*)/ シエスタ (1926) (*)/子供のための音楽 (1940) (*)/ 組曲「 The Quest 」(1943;タウスキー編 1961) (#)/ ピアノ助奏を伴う 管弦楽のための協奏交響曲 (1926-27 rev. 1943) (+)/ 喜劇序曲「スカピーノ」 (1940 rev. 1950) (#)/ カプリッチョ・ブルレスコ (1968) (#) |
ピーター・ケイティン(P;+) ウィリアム・ウォルトン指揮(*/#/+) LPO(*)、LSO(#/+) | |
ブリス自作自演 アーサー・ブリス(1891-1975): Mêlée fantasque (1921 rev. 1937 and 1965) (*)/ Rout (1920) (#) / 「アダム・ゼロ」組曲 (1946) より(#) [第2曲「春の踊り」/第4曲「花嫁の部屋」/ 第5曲「夏の踊り」]/ アポロへの讃歌 (1928 rev. 1964) (#) / セレナード (1929) (+)/ The World is charged with the grandeur of God (1969) (**) |
レア・ウッドランド(S;#) ジョン・シャーリ=カーク(Br;+) アーサー・ブリス指揮(*/#) ブライアン・プリーストマン指揮(+) LSO(*/#/+) フィリップ・レッジャー指揮(**) LSOウィンド &ブラス・アンサンブル(**)、 アンブロジアン・シンガーズ(**) | |
録音:ADD。 | ||
バークリー・コンダクツ・バークリー レノックス・バークリー(1903-1989): Mont Juic Op.9 (with Britten, 1937) / 弦楽のためのセレナード Op.12 (1939) / ディヴェルティメント 変ロ長調Op.18 (1943)/ パルティータ Op.66 / 協奏交響曲 Op.84〜カンツォネッタ (1973) (*)/ 交響曲第3番 Op.74 (1969) |
ロジャー・ウィンフィールド(Ob;*) レノックス・バークリー指揮 LPO | |
録音:ADD。 | ||
オールウィン・コンダクツ・オールウィン〜交響曲集 ウィリアム・オールウィン(アルウィン;1905-1985): 交響曲第1番 (1949) /交響曲第4番 (1959) |
ウィリアム・オールウィン指揮 LPO | |
オールウィン・コンダクツ・オールウィン〜交響曲集 ウィリアム・オールウィン(アルウィン;1905-1985): 交響曲第2番 (1953) /交響曲第3番 (1956)/ 交響曲第5番「 Hydriotaphia 」(1973) |
ウィリアム・オールウィン指揮 LPO | |
オールウィン・コンダクツ・オールウィン ウィリアム・オールウィン(アルウィン;1905-1985): 序曲「 Derby Day 」(1960)/ 交響的前奏曲「魔法の島」(1952)/エリザベス朝舞曲(1957)/ 弦楽のためのシンフォニエッタ(1970)/祝典行進曲(1950) |
ウィリアム・オールウィン指揮 LPO | |
オールウィン・コンダクツ・オールウィン ウィリアム・オールウィン(アルウィン;1905-1985): 合奏協奏曲第2番 ト長調 (1948)/ コールアングレと弦楽オーケストラのための 「秋の伝説」(1954) (*)/ ハープと弦楽オーケストラのための協奏曲 「 Lyra Angelica 」(1953/4) (#) |
ジェフリー・ブラウン(コールアングレ;*) オシアン・エリス(Hp;#) ウィリアム・オールウィン指揮 LPO | |
ボールト・コンダクツ・バックス アーノルド・バックス(1883-1953): ノーザン・バラード第1番(1927) /地中海 (1920-22) / 交響詩「ファンドの庭」(1913-16)/ 交響詩「ティンタジェル城」(1917-19)/ 交響詩「11月の森」(1917)(*) |
エイドリアン・ボールト指揮 LPO | |
録音:1967年11月(*)&1972年1月、ロンドン。ディスクに残されたボールトのバックス・レパートリーが全て聴ける(「ティンタジェル城」のみDECCAへの1954年別録音あり)。 | ||
アーノルド・バックス(1883-1953):交響曲集 [第1番 変ホ長調(1921-22)(*)/第7番 (1938-39)(#)] |
マイヤー・フレッドマン指揮(*) レイモンド・レッパード指揮(#) LPO(*/#) | |
録音:ADD。 | ||
アーノルド・バックス(1883-1953):交響曲集 [第2番/交響曲第5番 嬰ハ短調(*)] |
メイヤー・フレッドマン指揮 レイモンド・レッパード指揮(*) LPO | |
現在ではハンドリー指揮による交響曲全集(CHANDOS;2003年録音)が代表盤だが、最初に「アーノルド・バックス」の名前を世界へ広めたのは、巨匠ボールトによる管弦楽作品集(SRCD-231)と、このフレッドマン&レッパードのコンビによる交響曲集。全曲世界初CD化。 | ||
エドマンド・ラッブラ(1901-1986):交響曲集 [第6番 Op.80 (1953/4) (*) / 第8番 Op.132 「テイヤール・ド・シャルダン賛」 (1966-68) (*)]/ チェロと管弦楽のための「独白」Op.57 (1947)(#) |
ローアン・ド・セーラム(Vc;#) ノーマン・デル・マー指揮(*) フィルハーモニアo.(*) ヴァーノン・ハンドリー指揮(#) LSO(#) | |
録音:ADD。 | ||
エドマンド・ラッブラ(1901-1986):交響曲集 [第2番 ニ長調Op.45 (1937) (*) /第7番 ハ長調Op.88 (1957) (*)]/ 祝典序曲 Op.62 (1947) (#) |
ヴァーノン・ハンドリー指揮(*) ニュー・フィルハーモニアo.(*) エイドリアン・ボールト指揮(#) LPO(#) | |
録音:1968年10月、ウォルサムストウ、ロンドン(+)/他。 (+)はボールト唯一となるラッブラのスタジオ録音(他にはライヴの第6番交響曲があるのみ)。 | ||
ヨーヨー・マのファースト・アルバム〜ジェラルド・フィンジ(1901-1956): チェロ協奏曲Op.40 (*) /クラリネット協奏曲Op.31 (#) ヨーヨー・マ(Vc;*) ジョン・デンマン(Cl;#) ヴァーノン・ハンドリー指揮 ロイヤルpo.(*)、ニュー・フィルハーモニアo.(#) | ||
録音:1977年、1979年、 STEREO 、ADD 。 CD プレス会社: SONY DADC 。21世紀に入って初CDフォーマット化された物。
世界中を翔け、クラシックのみならずジャンルの垣根を取り払った幅広い活躍を続けるチェリスト、ヨーヨー・マ。そんなヨーヨー・マが約30年前という若かりし時代に録音した、自身にとってのファースト・アルバムが遂にCDとして復刻。LPとして発売されたのみで、以降は完全にお蔵入りとなっていたもので、2006年の Lyrita 活動再開以来、ファンやコレクターの間から特に強く復刻の希望が寄せられていたレア音源。 ヨーヨー・マのファースト・アルバムの復活、しかもレパートリーは現在のリリースからは想像もつかないフィンジなのだから話題となることは必至。20世紀前半のイギリスに生きたフィンジにとって、最後にして最大の大作となったチェロ協奏曲は、数あるチェロのための名作に引けを取らない素晴らしい作品として高く評価されており、ファンも多い。そして、カップリングのクラリネット協奏曲もフィンジを代表する作品の1つ。ロンドン響、ロンドン・フィルというイギリス2大オーケストラの首席奏者を歴任したデンマンがフィンジの魅力を十二分に聴かせてくれる。 | ||
ジェラルド・フィンジ: 弦楽オーケストラのための 「恋の骨折り損のための音楽」(*)/ バリトンと弦楽のための 「花輪をささげよう」 Op.18/ テノールと小管弦楽のための 「ジョン・ミルトンの詩による 2つのソネット」/ テノールと小管弦楽のための 「武器よさらば」/ ソプラノ、バリトン、合唱と 管弦楽のための「地に平和を」 |
ジョン・キャロル・ ケイス(Br) イアン・パートリッジ(T) ジェーン・マニング(S) ジョン・ノーブル(Br) ヴァーノン・ハンドリー指揮 ニュー・フィルハーモニアo.、 RPO(*) | |
全曲世界初CD化。再評価著しいイギリスの作曲家フィンジの独唱を伴う作品集。フィンジは、ロンドンからバークシャー州へ移住し、珍しいリンゴの栽培や貴重な書物の収集などを行いながら作曲を続けた。どこか優しく牧歌的な作風はここで培われたのだろう。収録曲で唯一となるオーケストラ作品「恋の骨折り損のための音楽」もフィンジの代表作の1つ。 | ||
パトリック・ハドリー(1899-1973): 交響的バラッド「高い木々」 イ短調 ジェラルド・フィンジ(1901-1956): テノール独唱、混声合唱と管弦楽のための 頌歌「不滅の暗示」Op.29(*) |
トーマス・アレン(Br) イアン・パートリッジ(T;*) ヴァーノン・ハンドリー指揮 ニュー・フィルハーモニアo.、 ギルドフォードpo.(*)&cho.(*) | |
初発売:1979年&1975年。世界初CD化。イギリス音楽のスペシャリスト、ハンドリーによるハドリー&フィンジの秘曲をカップリングしたイギリス音楽ファン感涙の1枚。 | ||
ボールト唯一のフィンジ・アルバム、復活 ジェラルド・フィンジ(1901-1956): 管弦楽作品集 セヴァーン狂詩曲 Op.3 (*)/ 夜想曲(新年の音楽) Op.7 (+)/ 小管弦楽のための3つの独白 (*)/ 弦楽オーケストラのためのロマンス Op.11(*)/ 弦楽オーケストラのための前奏曲 Op.25(#)/ 悲歌「落ち葉」Op.20(+)/入祭唱 Op.6(**)/ ピアノと弦楽オーケストラのための 「エクローグ」Op.10(##)/ ピアノと管弦楽のための 「大幻想曲とトッカータ」Op.38(##) |
ロドニー・フレンド(Vn;**) エイドリアン・ ボールト指揮(##以外) LPO(##以外) ピーター・ケイティン(P;##) ヴァーノン・ハンドリー指揮(##) ニュー・フィルハーモニアo.(##) | |
録音:1974年10月(+)/1975年9月(#/**)/1977年1月(*)、以上ロンドン/他(##)、ADD。世界初CD化。LP番号:SRCS 84 (*/#/+/**) / SRCS 92 (##)。 巨匠ボールトとロンドン・フィルによる演奏が中心となったフィンジの作品集。ボールトが録音に残したフィンジはこれが全曲目で、他に(**)のライヴが1種類残されているだけのようだ。ロドニー・フレンドは録音当時ロンドン・フィルのコンサート・マスターを務めていた実力者。ケイティンのピアノとハンドリー&ニュー・フィルハーモニアのコンビの演奏による「大幻想曲とトッカータ」もフィンジの名作の1つ。 | ||
初CD化、 ボールト・コンダクツ・アイアランド Vol.1 ジョン・アイアランド(1879-1962): 交響詩「トリトン」(1905頃)(*)/ 前奏曲「忘れられた儀式」(1913)(#)/ 交響的狂詩曲「マイ=ダン」(1920-21)(#)/ 「ロンドン」序曲 (1936)(+)/ エピック・マーチ(1942)(+)/ 「ジュリアス・シーザー」 からの主題 (1942) (ジェフリー・バッシュ編曲)(*) [スケルツォ/組曲]/ 組曲「オーヴァランダース」(1946-1947) (映画音楽より; チャールズ・マッケラス編曲)(*) |
エイドリアン・ボールト指揮 LPO | |
録音:1970年1月(*)/1965年12月(#/+)、以上ロンドン。初CD化。LP番号:SRCS 45 (*)、RCS / SRCS 32 (#)、RCS / SRCS 31 (+)。 巨匠ボールトの指揮によるアイアランド。組曲「オーヴァランダース」は、同名の映画のために書かれた音楽を巨匠マッケラスが演奏会用組曲へと編曲したもの。 | ||
初CD化、 ボールト・コンダクツ・アイアランド Vol.2 ジョン・アイアランド(1879-1962): ピアノと管弦楽のための「伝説」(1933)(*)/ 序曲「サティリコン」(1946)(#)/ ピアノ協奏曲 (1930) (+)/ These Things Shall Be (1937) (**)/ 2つの交響的練習曲 (ジェフリー・バッシュ編曲)(##) [フーガ/トッカータ] |
エリック・パーキン(P;*/+) ジョン・ キャロル・ケイス(Br;**) エイドリアン・ボールト指揮 LPO、同 cho.(**) | |
録音:1965年12月(*/#)/1967年11月(+/**)/1970年1月(##)、以上ロンドン。初CD化。LP番号:RCS / SRCS 32 (*/#)、SRCS 36 (+/**)、SRCS 45 (##)。 先に御紹介したVol.1(SRCD-240)に続き、ボールトによる珍しいアイアランドの2枚め。彼によるフィンジの録音は、おそらくこの LYRITAレーベルへの物のみで、これらCD2枚でほとんどをカヴァーしているようだ(あと2曲程が未CD化)。 | ||
ボールト・コンダクツ・ブリッジ&アイアランド ジョン・アイアランド(1879-1962): 弦楽オーケストラのための 「コンチェルティーノ・パストラル」/ 弦楽オーケストラのための「聖なる少年」 (A Carol of the Nativity) / 弦楽オーケストラのための「ダウランド組曲」 フランク・ブリッジ(1879-1941): 2つの間奏曲〜第1番「ローズマリー」/ 弦楽オーケストラのための組曲/ 2つの古いイギリスの歌 [第1番「横町のサリー」/ 第2番「熟したさくらんぼ」/ 弦楽オーケストラのための「悲歌」/ クリスマス舞曲「ロジャー・ド・カヴァリー卿」 |
エイドリアン・ボールト指揮 LPO | |
初CD化。同じ1979年に生まれ、19世紀末期から20世紀前半のイギリスで活躍した2人の作曲家ブリッジとアイアランド。ともに独自の路線を貫くなど、伝統的な手法によるイギリス音楽とは一味違った作品を多数残している。ボールトと弦楽オーケストラ編成によるロンドン・フィルの演奏も魅力的。 | ||
フランク・ブリッジ(1879-1941): 管弦楽作品集 舞踊狂詩曲 (1908) /舞踊詩 (1913)/ 2つの詩 (1916) / 序曲「判じ絵 [ Rebus ]」(1940)/ 弦楽オーケストラのための 「アレグロ・モデラート」(1941) |
ニコラス・ブレイスウェイト指揮 LPO | |
録音:ADD。初CD化。イギリスの作曲家としては当時珍しかった、無調や印象主義といった前衛的手法を取り入れたブリッジの作品集。 | ||
フランク・ブリッジ(1879-1941):協奏的作品集 チェロと管弦楽のための悲歌的協奏曲「祈り」/ ピアノと管弦楽のための狂詩曲「ファンタズム」 |
ジュリアン・ ロイド・ウェッバー(Vc) ピーター・ ウォルフィッシュ(P) ニコラス・ ブレイスウェイト指揮 LPO | |
初CD化。民謡を題材とした作品が大勢を占めた当時のイギリスにおいて、珍しい無調音楽や印象主義といった前衛的な作曲技法を自らの独自路線としたブリッジ。既にリリースされている管弦楽作品集(SRCD-243)に続くのは、協奏曲集。特に1930年に作曲された「祈り」はブリッジのレパートリーでは比較的珍しい大規模な作品として有名。 | ||
ボールト・コンダクツ・・・ ジョージ・バターワース(1885-1916): 2つのイギリス牧歌/青柳の堤/ 狂詩曲「シュロップシャーの若者」 ピーター・ウォーロック(1894-1930): 小管弦楽のための「古い歌」 パトリック・ハドリー(1899-1973): 管弦楽のためのスケッチ「春のある朝」 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983): 行列/メリーの瞳/ ヴィオラ、弦楽四重奏と 弦楽オーケストラのための「エレジー」/ 王子のための音楽 [コリドンの踊り/アーデンのスケルツォ] |
エイドリアン・ボールト指揮 LPO、 ニュー・フィルハーモニアo. | |
全曲初CD化。19世紀-20世紀イギリス音楽の発展に尽力したエイドリアン・ボールトによる、バターワース、ウォーロック、ハドリー、ハウエルズ・・・彼の大きな功績を証明するプログラム。 | ||
ボールト・コンダクツ・コーツ エリック・コーツ(1886-1957): 序曲「メリーメーカーズ」/組曲「夏の日」/ 組曲「 Meadow to Mayfair」 より/ 組曲「3人のエリザベス」より/幻想曲「3頭の熊」/ ダム・バスターズ・マーチ グレインジャー:子供の行進曲「丘を越えて彼方へ」 ディーリアス:マルシュ・カプリス ウォルトン:「ハムレット」〜葬送行進曲 ヴォーン・ウィリアムズ:劇音楽「すずめばち」より ロッシーニ/ブリテン編曲:「音楽の夜会」〜行進曲 ホルスト:組曲第1番Op.28-1〜行進曲 |
エイドリアン・ボールト指揮 LPO、 ニュー・フィルハーモニアo. | |
初発売:1978年&1979年。世界初CD化。これも巨匠ボールトの棒により、エリック・コーツの作品に加え、グレインジャー、ディーリアス、ウォルトン、ヴォーン=ウィリアムズ、ブリテン編曲のロッシーニ、そしてホルストなどの楽しい小品をカップリング。 | ||
初CD化、 ボールト・コンダクツ・モーラン アーネスト・ジョン・モーラン(1894-1950): シンフォニエッタ (1944) (*)/ 交響曲 ト短調 (1934-1937) (#)/ 仮面のための序曲 (1944) (+) |
エイドリアン・ボールト指揮 LPO(*/+) ニュー・ フィルハーモニアo.(#) | |
録音:1967年11月(*)/1973年8月(#)/1969年2月(+)、以上ロンドン。初CD化。LP番号:SRCS 37 (*)、SRCS 70 (#)、SRCS 43 (+)。 スタンフォードとアイアランドに作曲を学んだモーランは、同世代のホルストやヴォ―ン=ウィリアムズと同じくイギリスの民謡を大切にした作曲家。代表作「交響曲 ト短調」をボールトの演奏で聴けるイギリス音楽ファン要チェックの録音。ボールトによるモーラン録音は、当盤と下記SRCD-248に収録された1曲の他に、チェロ協奏曲があるが未CD化。 | ||
初CD化、ボールト指揮曲あり アーネスト・ジョン・モーラン(1894-1950): 作品集 ラプソディ第2番 (1924 rev.1941)(*)/ ヴァイオリン協奏曲 (1941) (#)/ ピアノと管弦楽のための 「ラプソディ」 嬰へ長調 (1943)(+) |
エイドリアン・ボールト指揮(*) LPO(*) ジョン・ジョージアディス(Vn;#) ヴァーノン・ハンドリー指揮(#) LSO(#) ジョン・マッケイブ(P;+) ニコラス・ ブレイスウェイト指揮(+) ニュー・フィルハーモニアo.(+) | |
録音:1969年2月、ロンドン(*)/他。初CD化。LP番号:SRCS 43 (*)/他。 モーランの作品の中でも代表作として挙げられる「ヴァイオリン協奏曲」を収録。 | ||
レノックス・バークリー(1903-1989): 交響曲集 [第1番 Op.16 (1940)/ 第2番 Op.51 (1956/7 rev. 1976)] |
ノーマン・デル・マー指揮 ニコラス・ブレイスウェイト指揮 LPO | |
録音:ADD。初CD化。ナディア・ブーランジェの下で研鑚を積んだバークリーの交響曲集。第1番と第2番がカップリングされ1枚のディスクで聴けるところも嬉しい。 | ||
レノックス・バークリー(1903-1989): ピアノ協奏曲集 ピアノ協奏曲 変ロ長調Op.29 (1947) (*)/ 2台のピアノと管弦楽のための 協奏曲Op.30 (1948) (#) |
デイヴィッド・ワイルド(P;*) ニコラス・ ブレイスウェイト指揮(*) ニュー・フィルハーモニアo.(*) ガース・ベケット、 ボイド・マクドナルド(P;#) ノーマン・デル・マー指揮(#) LPO(#) | |
共に初CD化。録音:ADD。20世紀フランス最大の教育者、ナディア・ブーランジェの門下生でもあるレノックス・バークリー。リリタからは既に交響曲第1番&第2番(SRCD-249)が発売されている。 | ||
ジョン・オグドン〜 シリル・スコット(1879-1970): ピアノと管弦楽のための作品集 ピアノ協奏曲 ハ長調/ピアノ協奏曲第2番/ ピアノと管弦楽のための詩曲「ある朝早く」 |
ジョン・オグドン(P) バーナード・ハーマン指揮 LPO | |
初発売:1977年&1975年。世界初CD化。シリル・スコットの作品は、シャンドスからのリリースにより再評価の気運が高まっているが、当盤はイギリスの鬼才、ジョン・オグドンが録音したファン必聴盤。 | ||
ジェフリー・バッシュ(1920-1998): 序曲「 Yorick 」 (1949) (*)/管弦楽のための音楽 (1967) (#)/ 交響曲第1番 (1954) (+)/ 交響曲第2番「ギルドフォード」 (1957) (+) |
ヴァーノン・ハンドリー指揮(*/#) ニュー・フィルハーモニアo.(*)、 LPO(#) ニコラス・ブレイスウェイト指揮(#) LSO(#) バリー・ワーズワース指揮(+) RPO(+) | |
録音:1976年8月25日(*)、1978年8月2日-3日(+)、キングスウェイ・ホール(*/+)/1972年1月4日、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール(#)/1994年1月13日、ワトフォード・タウン・ホール(+)。 バッシュは作曲家としてのみならず、音楽学者としてスタンデイル・ベネットの作品集第1巻を編纂するなど、母国の知られざる作曲家の発掘にも力を注いだ。 | ||
シア・マスグレイヴ(1928-):作品集 管弦楽のための協奏曲 (1967) (*)/ クラリネット協奏曲 (1969) (#)/ ホルン協奏曲 (1971) (+)/ ピアノのための「モノローグ」(1960) (**)/ 4手ピアノのための8つデュエット 「エクスカージョン」(1965) (##) |
ジェルヴァース・ ド・ペイエ(Cl;#) バリー・タックウェル(Hr;+) シア・マスグレイヴ (P;**/##)指揮(+) アレグザンダー・ギブソン指揮(*) スコティッシュ・ ナショナルo.(*/+) ノーマン・デル・マー指揮(#) LSO(#) マルコム・ ウィリアムソン(P;##) | |
録音:ADD。初CD化音源。LP は DECCA と ARGO から発売されていた録音。 ガル、ブーランジェに作曲を学んだスコットランドの女流作曲家シア・マスグレイヴ。全音階主義、半音階主義、セリー技法など様々な作曲技法を用いた作品を書いており、ホルン協奏曲は60年代のイギリス音楽における傑作の1つとされている。特にイギリス管楽器界の誇る名手、ペイエとタックウェルが参加した秘蔵音源の復活は嬉しいところ。 | ||
アーサー・ブリス(1891-1975):作品集 弦楽のための音楽/ジョン・ブロウの主題による瞑想/ 無伴奏女声合唱のための「幼子イエスへの祈り」 |
ヒューゴ・リグノルド指揮 バーミンガム市so. フィリップ・レッジャー指揮 アンブロジアン・シンガーズ | |
初CD化。「色彩交響曲」、バレエ音楽「チェック・メイト」、そして数多くの映画音楽等で広く知られるイギリスの巨匠アーサー・ブリス。当盤には重要な3曲、エルガーの後継者としての名声を確立することになった「弦楽のための音楽」、最高傑作と評される「ジョン・ブロウの主題による瞑想」、秀作が多く残された合唱作品の1つ「幼子イエスへの祈り」を収録。 | ||
アラン・ロースソーン(1905-1971): 管弦楽作品集 交響的練習曲 (1938) (*)/ 序曲「街角」 (1944) (#)/ ピアノ協奏曲第1番 (1939 rev. 1942) (+)/ ピアノ協奏曲第2番 (1951) (+) |
ジョン・ プリッチャード指揮(*/#) LPO(*/#) マルコム・ビンズ(P;+) ニコラス・ ブレイスウェイト指揮(+) LSO(+) | |
録音:1976年1月11日(*)/1975年3月25日(#)/1979年(+)、以上ロンドン。初CD化。 クラシック音楽、映画音楽の作曲家として活躍したロースソーン。代表作の一つ、「交響的練習曲」はプリッチャード&ロンドン・フィルの演奏。当レーベルからは他に交響曲集(SRCD-291)が発売されている。 | ||
バークリー、ブッシュ、ロースソーン:室内楽作品集 レノックス・バークリー(1903-1989): ヴァイオリンとピアノのためのソナチナ Op.17 クラリネット、ホルンと弦楽四重奏のための 六重奏曲 Op.47 アラン・ブッシュ(1900-1995): ピアノ三重奏のための3つの練習曲 Op.31 クルーエル・シー・キャプテン 組曲 Op.54 〜 ガリアード、エアー Corentyne Kwe-Kwe Op.75 アラン・ロースソーン(1905-1971): クラリネットと弦楽のための四重奏曲 |
ジャック・ブライマー(Cl) アラン・シヴィル(Hr) ミュージック・グループ・ オヴ・ロンドン シア・キング(Cl) エオリアンSQ団員 | |
ほぼ同時代を生きたイギリスの同世代の作曲家、バークリー、ロースソーン、ブッシュの室内楽作品集。バークリーの「六重奏曲」では何と言っても往年の名奏者ジャック・ブライマー&アラン・シヴィルの参加が、またロースソーンの「四重奏曲」でのソリストがシア・キングというところも嬉しい。イギリス音楽ファン、管楽器関係者の両方にオススメ。全曲初CD化。 | ||
ディヴェルティメントとシンフォニエッタ集 ティペット:ディヴェルティメント 「セリンガーのラウンド」 ロースソーン:ディヴェルティメント ブリテン:シンフォニエッタ Op.1 バークリー:シンフォニエッタ Op.34 マルコム・アーノルド: シンフォニエッタ第1番 Op.48 |
ノーマン・デル・マー指揮 イギリス室内o. ニコラス・ ブレイスウェイト指揮 LSO | |
ブリテンやアーノルドなど、20世紀イギリスで活躍した大作曲家たちによる「ディヴェルティメント」と「シンフォニエッタ」をテーマとした好企画盤。 この1枚だけで音楽史に名を残し、同じ国で同じ20世紀を生きた5人の作曲家たちの個性的な作風を聴き比べることができる。リリタの豊富な音源が可能にさせたアルバム。全曲世界初CD化。 | ||
エドワード・ダウンズ〜 ジョージ・ロイド(1913-1998):交響曲集 [第4番 ロ長調 (1945-6;1981年初演)/ 第5番 変ロ長調(1947-8;1979年初演)/ 第8番 (1961, orch. 1965;1977年初演)] |
エドワード・ダウンズ指揮 フィルハーモニアo. | |
録音:1984年7月/1982年8月/他。初CD化。 療養のため故郷のイギリスからスイス、そしてアメリカへと渡ったジョージ・ロイドは、苦難の人生を送りながらも作品を書き続け、また金管バンドの発展に大きな役割を果たすなど、イギリス音楽に遺した足跡は計り知れない。 交響曲はその生涯で12曲を書き上げ、CDでは自作自演による全集(ALBANY)が知られているが、ダウンズは交響曲第4番から第10番までを初演しており、ロイド復権の功労者の一人といっても良い人物。ここでは中期の3曲を収録している。 | ||
ゴードン・クロス(1937-):作品集 オーボエと12人の奏者のための コンチェルタンテ「アリアドネ」Op.31/ ソプラノ、バリトン、混声合唱と 管弦楽のための「変化」Op.17 |
サラ・フランシス(Ob) マイケル・ランケスター指揮 LSOアンサンブル ジェニファー・ ヴィヴィアン(S) ジョン・シャーリー= カーク(Br) ノーマン・デル・マー指揮 オーピントン・ ジュニア・シンガーズ ハイゲート・スクール少年cho. LSO & cho. | |
全曲初CD化。ゴードン・クロスは、オックスフォード大学でヴェレスに学んだ現在も活躍中のイギリス人作曲家。オーボエ独奏が主役の「アリアドネ」と、大規模編成による「変化」は、これまでに作曲されたクロスの室内楽&声楽それぞれを代表する作品として知られている。 | ||
ジョン・アイアランド(1879-1962):歌曲集 旅人の歌/ When Lights go rolling round the sky / Hope the Hornblower /海熱/マリーゴールド/5つの詩/ 3つの歌曲/ We'll to the Woods no more /2つの歌曲/ 神聖な歌曲と世俗的な歌曲/5つの16世紀の歌曲集 Blow out you bugles 他 |
ベンジャミン・ラクソン(Br) ジョン・ミッチンソン(T) アルフレーダ・ホジソン(A) アラン・ウーランズ(P) | |
初CD化。アイアランドの室内楽作品集(SRCD-2271)も管弦楽作品が多数を占めているリリタでは珍しいレパートリーだったが、新たに加わるのは歌曲集。大規模な作品を殆ど手がけなかったアイアランドの歌曲は、その後のイギリス歌曲の発展に影響を与えるなど評価が高い。 | ||
アレグザンダー・ゲール(1932-):作品集 小交響曲 Op.15 (1963)(*)/ 弦楽四重奏曲第2番 Op.23 (1967)(#)/ ピアノ三重奏曲 Op.20 (1966)(+) |
ノーマン・デル・マー指揮(*) LSO(*) アレグリSQ(#) オリオン・トリオ(+) | |
録音:1964年8月15日、ウェンブリー・タウン・ホール(*)。初出:1973年、ARGO ZRG 748 (#/+)。 1932年にベルリンで生まれ、シェーンベルクの弟子ワルター・ゲールを父に持つ現代イギリスの作曲家アレクサンダー・ゲール。マンチェスターのRNCMで出会ったバートウィッスル、マックスウェル・デイヴィス、オグドンらと共に「ニュー・マンチェスター・ミュージック・グループ」を結成。1955年からはパリでメシアン、ロリオの下で作曲を学び、12音技法や独自の和声法を駆使した作品を生み出している。(+)はメニューインからの委嘱作で、同年のバース音楽祭で初演された。 | ||
エリザベス・ラティエンズ(1906-1983): バリトン、ソプラノと管弦楽のための 「クィンカンクス」Op.44/ テノールと室内楽のための 「And Suddenly It's Evening」Op.66(*) デイヴィッド・ベドフォード(1937-): アルビオンの月光のための音楽(#) |
ジョセフィーヌ・ ネンディック(S) ジョン・シャーリー= カーク(Br) ノーマン・デル・マー指揮 BBCso. ハーバート・ハント(T;*) ジェーン・マニング(S;#) ジョン・カールー指揮(#) BBCso.メンバー(*/#) | |
十二音技法で真っ先に思い浮かぶのはシェーンベルクだが、イギリスにおける十二音技法の開拓者となったのがエリザベス・ラティエンズ。対するデイヴィッド・ベドフォードはイギリスの実験音楽の草分け的存在として、英国の前衛音楽の発展に力を注いでいる。ちなみにジョン・カールーはサイモン・ラトルの師匠。1969年&1970年にArgoからLPでリリースされた音源の復刻盤。 | ||
べインズ&モーラン:ピアノ作品集 ウィリアム・ベインズ(1899-1922): 銀筆画/楽園/紅葉/たそがれの小品/潮/7つの前奏曲 アーネスト・ジョン・モーラン(1894-1950): スタラム川/白い山/トッカータ/前奏曲/子守歌/ バンクホリデー/2つの伝説 |
エリック・パーキン(P) | |
初CD化。20世紀前半のイギリスで活躍した2人のピアノ作品。特に若くしてこの世を去った早熟の天才ベインズの作品は、現在でも接する機会が少なく、知られざるイギリス音楽の発掘という観点からも非常に意義深い。またスタンフォードに学び母国イギリスの民謡を大切にしたモーランのピアノ作品も、その作品を語る上では外せない名曲。シャンドスなどで活躍する名ピアニスト、エリック・パーキンが知られざるイギリスの名品をじっくりと味あわせてくれる。 | ||
ニコラス・モー(1935-): ソプラノ、メゾソプラノ、アルトと 管弦楽のための「情景とアリア」 アンソニー・ミルナー(1925-2002): カンタータ「天使祝詞」Op.1/ カンタータ「ロマンの春」 |
ジェーン・マニング(S) アン・ハウエルズ(Ms) ノルマ・プロクター(A) ノーマン・デル・マー指揮 BBCso. アルフレーダ・ホジソン(A) フェリシティ・パルマー(S) ロバート・ティアー(T) デイヴィッド・アサートン指揮 ロンドン・シンフォニエッタ &cho. | |
全曲世界初CD化。近年ではラトルやノリントンが取り上げ、確実にその名が広まっているイギリスのベテラン作曲家ニコラス・モー。アンソニー・ミルナーは、ロンドンの王立音楽院で主任講師を務めた作曲家。 | ||
グランヴィル・バントック(1868-1946): ギリシャ悲劇への序曲(*) ジョセフ・ホルブルック(1878-1958): リアノンの鳥 Op.87 シリル・ルーサム(1875-1938): 交響曲第1番 ハ短調 |
ニコラス・ ブレイスウェイト指揮(*) フィルハーモニアo.(*) ヴァーノン・ハンドリー指揮 LPO | |
全曲世界初CD化。ホルスト、ラヴェル、アイルランド、バックス、バルトーク、ストラヴィンスキーと同じ世代に生まれたため歴史に埋もれてしまったイギリスの作曲家たちによる傑作をリリタが発掘。イギリス音楽ファン要チェック。 | ||
ヴォーン・ウィリアムズ: 合唱と管弦楽のための カンタータ「光の子たち」 ホルスト: ソプラノと管弦楽のための 「神秘のトランペッターOp.18」(*) ヒューバード・パリー: ソプラノ、合唱と管弦楽のための 「降誕祭のオード」 |
テレサ・カヒル(S) デイヴィッド・ ウィルコックス指揮 バッハ・コアー 王立音楽院cho. LPO シェイラ・ アームストロング(S;*) デイヴィッド・ アサートン指揮(*) LSO(*) | |
全曲世界初CD化。ボールト&ロンドン響によって初演が行われたヴォーン・ウィリアムズのカンタータなどを収録した20世紀イギリスの大作曲家たちによる声楽と管弦楽のための作品集。管弦楽のみの作品集とは一味違った魅力がある。 | ||
ジョン・アイアランド(1879-1962):室内楽作品集 幻想三重奏曲 イ短調 (1908)/ 三重奏曲第2番 ホ長調/三重奏曲第3番 ホ長調 (1938)/ クラリネット、ホルンと弦楽四重奏のための 六重奏曲 (1898)/ チェロ・ソナタ (1924)/ クラリネットとピアノのための幻想的ソナタ (1943)/ ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調(1909 rev. 1917)/ ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調(1915-17) |
イフラ・ニーマン(Vn) ジュリアン・ロイド・ ウェッバー(Vc) エリック・パーキン(P) メロス・アンサンブル アンドレ・ナヴァラ(Vc) ジェルヴァース・ ド・ペイエ(Cl) | |
録音:ADD。初CD化。 アイアランドの室内楽作品集というのも当レーベルとしては珍しいが、アンドレ・ナヴァラやド・ペイエら往年の名手たちが参加しているのにも注目したい。 | ||
ロベルト・ジェラルド(1896-1970): 交響曲第4番「ニューヨーク」/ヴァイオリン協奏曲 |
イフラ・ニーマン(Vn) コリン・デイヴィス指揮 BBCso. | |
スペインのカタルーニャ出身ながら、フランコ政権時代に内乱の煽りを受けイギリスへと亡命。1970年に没するまでイギリスで活動を続けたロベルト・ジェラルドの作品もリリタのレパートリーを形成する重要なピース。彼の代表作の1つ「交響曲第4番」はシャンドス盤が入手困難なだけに、名匠コリン・デイヴィス&ロンドン響の録音の復活は大いに歓迎されるだろう。全曲世界初CD化。 | ||
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):作品集 ピアノ協奏曲(+)/ピアノのための5つの練習曲(*)/ ピアノ・デュオのための「奇想曲」(#)/ 金管五重奏のための「コメディア IV 」(**) |
スティーヴン・ コヴァセヴィチ(P) アレグザンダー・ギブソン指揮 LSO リチャード・ロドニー・ ベネット(P;*/#) シア・マスグレイヴ(P;#) フィリップ・ジョーンズ・ ブラス・アンサンブル(**) [フィリップ・ジョーンズ、 エルガー・ハワース(Tp) アイファー・ジェイムズ(Hr) ジョン・アイヴソン(Tb) ジョン・フレッチャー(Tu)] | |
一部初CD化。映画音楽、クラシック、そしてジャズ等、ジャンルを越えた活動で知られるイギリスのベテラン、リチャード・ロドニー・ベネットの作品集は、被献呈者コヴァセヴィッチ自身の演奏による(+)、作曲者自演によるピアノ作品、そして伝説の金管アンサンブル、PJBE による(**)と、聞き逃せないものばかり。 | ||
ヴァイオリン協奏曲集 ピーター・ラシーン・フリッカー(1920-1990): ヴァイオリンと小管弦楽ための協奏曲Op.11 デイヴィッド・モーガン(1933-1988): ヴァイオリン協奏曲 (*) ドン・バンクス(1923-1980):ヴァイオリン協奏曲 |
イフラ・ニーマン(Vn) エリック・ グルーエンバーグ(Vn;*) ノーマン・デル・マー指揮 ヴァーノン・ハンドリー指揮(*) RPO | |
録音:1973年&1976年。イギリスのフリッカーとバンクス、オーストリア生まれのモーガンの3人による3つのヴァイオリン協奏曲を収録。ソリストにニーマン、グルーエンバーグという世界的演奏家を起用しているのもポント。 | ||
ジョン・アイアランド(1879-1962):ピアノ作品集 デコレイションズ/アーモンドの木4つの前奏曲/ 前奏曲 変ホ長調/狂詩曲/引き船路/メリー・アンドルー/ ロンドンの小品/夏の夕暮れ/ピアノ・ソナタ2つの小品/ 暮れなずむ谷間/エキノックス/ある誕生日の朝/ 独り言2つの小品/ソナチナ/バラード2つの小品/ マンスズ・マインド/緑道/サーニア |
エリック・パーキン(P) | |
初CD化。「室内楽」、「歌曲」に続くアイアランドの3枚組セット第3弾。アイアランドが残した多数のピアノ作品には、小規模作品で巧みな作曲法を見せた彼の魅力が色濃く表れている。 | ||
マルコム・ウィリアムソン(1931-2003): オルガンと管弦楽のための協奏曲 (1961) (*)/ ピアノ協奏曲第3番 変ホ長調 (1962) (#) / 2台のピアノのためのソナタ (1967) (+) |
マルコム・ ウィリアムソン (Org;*、P;#/+) エイドリアン・ボールト指揮(*) レナード・ドメット指揮(#) LPO (*/#) リチャード・ロドニー・ ベネット(P;+) | |
初CD化。録音:ADD。シドニー生まれで、12歳からはシドニー音楽院で作曲をグーセンスに師事したウィリアムソンは、1950年にロンドンへ渡りブーレーズやメシアンの音楽を研究、活躍の場をイギリスへと移した。自作自演という点のみならず、ボールトやベネットとの共演という貴重な録音であることも見逃せない。 | ||
マルコム・ウィリアムソン(1931-2003):作品集 序曲「スペインのサンティアゴ」/ 交響曲第1番「エレヴァミーニ」/ 3本のトランペット、ピアノと弦楽のための 協奏交響曲/ ピアノ・ソナタ第2番 |
マーティン・ジョーンズ(P) マルコム・ウィリアムソン(P) チャールズ・グローヴズ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
初CD化。シドニー生まれのマルコム・ウィリアムソンは、12歳という若さでシドニー音楽院でグーセンスに作曲を師事しており、20世紀オーストラリアを代表する作曲家の1人に数えられる。現在シャンドスで進んでいるウィリアムソン作品集の原点とも言えるこのリリタ盤、自作自演によるピアノ・ソナタ第2番もこのレーベルならではの音源。 | ||
ジェラルド・フィンジ(1901-1956):歌曲集 歌曲集「夏の前と後」/7つの歌曲「地球が朽ちるまで」/ 6つの歌曲「私は恋人に言った」/ 10の歌曲「ある若者の訓戒」/10の歌曲「大地と大気と雨」 |
ジョン・キャロル・ ケイス(Br) ロバート・ティアー(T) ニール・ジェンキンス(T) ハワード・ファーガソン(P) | |
初CD化。フィンジは美しく純粋な旋律を書き続けたイギリスの作曲家。当レーベルからはヨーヨー・マによる「チェロ協奏曲」(SRCD-236)やボールト唯一のフィンジ作品集(SRCD-239)が発売されている。 | ||
ワイン、パロット、ハリス:室内楽作品集 デイヴィッド・ワイン(1900-1983): ピアノ・ソナタ第2番 (1957)/ 弦楽四重奏曲第3番(1966) イアン・パロット(1916-): 弦楽四重奏曲第4番 (1963) デイヴィッド・ハリス(1933-2003): ピアノ五重奏曲 Op.20 (1964) |
カーディフ大学アンサンブル [エリック・ハリソン(P) アルフレッド・ワン、 ジェイムズ・バートン(Vn) フレデリック・リドル(Va) ジョージ・アイザック(Vc)] | |
録音:1971年3月、Decca No. 3。 ウェールズ生まれのワイン、ロンドン生まれのパロット、ポーツマス生まれのハリスという、イギリス近現代作曲家の中でも、あまり知名度が高くない3人の作曲家を集めた物。正に秘曲集と言えるだろう。 | ||
R.スティル&H.サール:交響曲集 ロバート・スティル(1910-1971): 交響曲第3番(1960) (*)/ 交響曲第4番(一楽章の交響曲)(1964) (#) ハンフリー・サール(1915-1982): 交響曲第2番 Op.33 (1958) (+) |
ユージン・グーセンス指揮(*) ヨーゼフ・クリップス指揮(+) LSO(*/+) マイヤー・フレッドマン指揮(#) RPO(#) | |
録音:1962年5月19日(*)/1970年1月6日(#)/1973年9月18日(+)。おそらく全て初CD化。 教育者、そしてアマチュアのテニス・プレイヤーでもあった知られざる作曲家R.スティルと、イギリスにセリー技法を広めたサールの交響曲、計3曲。イギリス音楽ファン必聴の音源。指揮もグーセンスとクリップスが参加しており、ことにグーセンスはスティルの良き理解者だったという。 | ||
ウィリアム・ハールストーン(1876-1906):作品集 ピアノ協奏曲 ニ長調/ スウェーデンのエアに基づく幻想変奏曲/ ピアノ三重奏曲 ト長調/ ピアノ四重奏曲 ホ短調 Op.43 |
エリック・パーキン(P) ニコラス・ブレイスウェイト指揮 LPO タンネル・ピアノSQ | |
初CD化。あふれんばかりの才能を持ちながら、喘息によって30歳という若さでこの世を去ってしまったハールストーンの作品は、いずれも傑作として高い評価を受けている。大規模編成作と室内楽作をカップリングし、ハールストーンの作曲法の妙を知ることが出来る1枚。 | ||
エリザベス・マコンキー(1907-1994): 管弦楽作品集 序曲「輝かしきテムズ」 (1952) (*)/ 二重弦楽オーケストラのための交響曲 (1953) (#)/ ヴァイオリンと管弦楽のための 「セレナータ・コンチェルタンテ」(1962) (#)/ 弦楽のための音楽 (1983) (+) |
マヌーグ・パリキアン(Vn;#) ヴァーノン・ハンドリー指揮(*/#) バリー・ワーズワース指揮(+) LPO (*/+)、LSO(#) | |
初発売(+)/初CD化(*/#)。録音:ADD (*/#) / DDD (+) 。イギリスとプラハで学んだアイルランド系女流作曲家、マコンキーは13曲の弦楽四重奏など室内楽作品が知られているが、初期には管弦楽作品で成功を収めている。これだけ彼女の管弦楽作品が集まったアルバムは貴重。なお余談ながら(#)では、後にアルディッティSQで有名になったアーヴィン・アルディッティがコンサート・マスターを務めている。 | ||
ピノックも参加、 ウォルター・リー(1905-1942):管弦楽作品集 序曲「アジャンクール」(1937)(*)/ チェンバロと 弦楽オーケストラのための小協奏曲 (1934)/ 弦楽オーケストラのための音楽 (1931-2)/ 小オーケストラのための組曲「真夏の夜の夢」(1936)/ 「蛙」(1936)より[序曲/舞曲]/ コミック・オペラ「コミック・ロジャー」序曲(1933)(*) |
トレヴァー・ピノック(Cemb) ニコラス・ブレイスウェイト指揮 ニュー・フィルハーモニアo.(*)、 LPO | |
録音:ADD。初CD化音源。 20世紀イギリスの作曲家ウォルター・リーは、留学先のベルリン音楽大学でヒンデミットに師事しており、作風はその影響を色濃く反映している。しかし37歳の誕生日を目前に、従軍先のリビアで戦死した彼の音楽に接する機会は、今日では非常に少ない。それだけにこのリリタの音源は、リーの音楽を知ることの出来る貴重な記録となるだろう。もちろんピノックのチェンバロも聴きどころの1つ。 | ||
アラン・ロースソーン(1905-1971):交響曲集 [第1番(1950)(*)/ 第2番 ロ短調「田園交響曲」(1959)(#)/ 第3番(1964)(+) |
トレイシー・チャドウェル(S) ジョン・プリッチャード指揮(*) ニコラス・ブレイスウェイト(#) LSO(*/#) ノーマン・デル・マー指揮(+) BBCso.(+) | |
録音:1975年3月25日(*)&1967年4月(+)、以上キングスウェイ・ホール/1993年8月25日&26日、ワトフォード・タウン・ホール(#)。(#)のみディジタル。 新古典主義、ロマンティシズムなど作風の変化を見せたロースソーン。収録されている3曲の交響曲だけでなくジュリアン・ブリームのために書き上げた「エレジー」や映画音楽の評価も高い。 | ||
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):室内楽作品集 ピアノ四重奏曲 イ短調Op.21/幻想的弦楽四重奏曲Op.25/ クラリネットと弦楽四重奏曲のための 「狂詩的五重奏曲」Op.31 |
リチャーズ・ピアノ四重奏団 「バーナード・ ロバーツ(P)他] シア・キング(Cl) リチャーズ・アンサンブル | |
初CD化。ハウエルズは息子の死を境にして大きく作曲様式を変化させたが、ここに収録されている3作品は全て20代の作。宗教作品の作曲家となる前のハウエルズが聴ける。 | ||
ウィリアム・オルウィン(1905-1985): バリトンとピアノのための歌曲集「幻影」 無伴奏フルートのためのディヴェルティメント フルートとハープのための 幻想的ソナタ「ナイアデス」 幻想的ワルツ(*)/ソナタ・アラ・トッカータ(*) |
ベンジャミン・ラクソン(Br) デイヴィッド・ウィルソン(P) クリストファー・ ハイド=スミス(Fl) マリサ・ローブル(Hp) シェイラ・ランデル(P;*) | |
オルウィンの歌曲とフルート作品、そしてピアノのための小品。 日本では交響曲や映画音楽などシャンドスからリリースされた一連の録音によって一気にその名を広めたイギリスの音楽家オルウィンの歌曲&室内楽作品集。オルウィンは作曲家としてだけでなく、名門ロンドン響の首席奏者等、20世紀のイギリスを代表するフルート奏者としても活躍した。自らの演奏経験に基づいたフルート作品や、器楽、歌曲、室内楽作品にも交響曲に匹敵する優れた作品が存在している。またこの作品集には、LP時代に RCS 品番でリリースされていたモノラル録音の音源から「幻想的ワルツ」、「ソナタ・アラ・トッカータ」の2作品も復刻されており、LP時代からのファンも要チェック。全曲世界初CD化。 | ||
ブライアン&クック:交響曲集 ハヴァーガル・ブライアン(1876-1972): 交響曲第6番「悲劇的交響曲」/交響曲第16番 アーノルド・クック(1906-2005): 交響曲第3番 ニ長調 (*) |
メイヤー・フレッドマン指揮 ニコラス・ ブレイスウェイト指揮(*) LPO | |
録音:1973年-1974年。イギリスの作曲家ハヴァーガル・ブライアンは生涯で32曲の交響曲を作曲したが、その数と反比例するかのように演奏機会や録音には恵まれていない。リリタ音源の復刻はイギリス音楽ファンならば見逃せないだろう。カップリングはヒンデミットから教えを受けたイギリス人作曲家クックの交響曲第3番。 | ||
アーノルド・バックス(1883-1953):管弦楽作品集 交響曲第6番 (1934) (*)/アイルランドの風景 (1913)/ 悪漢喜劇のための序曲 (1936)/ 冒険のための序曲 (1937)/ 序曲「 Work In Progress 」(1943) |
ノーマン・デル・マー指揮(*) ニュー・フィルハーモニアo.(*) ヴァーノン・ハンドリー指揮 RPO | |
録音:DDD / ADD。初CD化、一部初出音源。 | ||
アーネスト・ジョン・モーラン(1894-1950): チェロのための作品集 チェロ協奏曲/チェロ・ソナタ イ短調/ チェロとピアノのための前奏曲 |
ピアーズ・コートモア(Vc) エリック・パーキン(P) エイドリアン・ボールト指揮 LPO | |
録音:1969年1月-2月。モーラン夫人、コートモアが奏でるチェロ協奏曲。 LP時代からのファンの間にはその存在が知られ、復刻CD化が待たれていたボールト指揮&モーラン夫人のコートモアのチェロによるモーラン「チェロ作品集」が遂に復刻。モーランにとってコートモアとの出会いと結婚が「チェロ協奏曲」や「チェロ・ソナタ」といった傑作の誕生に繋がる大きなきっかけとなった。巨匠ボールトとロンドン・フィルの名コンビはもちろん、他の2曲で伴奏を担当するパーキンの丁寧な演奏も素晴らしい。ジャケットに写っている男女はもちろんモーランとコートモア。夫妻の共同作業とも言えるこの録音の復活を喜びたい。 | ||
A.デイヴィス &ニュー・フィルハーモニアのエルガー エルガー: 交響的習作「ファルスタッフ」Op.68/ エニグマ変奏曲 Op.36/ 行進曲「威風堂々」第5番 ハ長調Op.39-5 |
アンドルー・デイヴィス指揮 ニュー・フィルハーモニアo. | |
録音:1974年1月4日-5日、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール、ロンドン。 後にBBCso.を率いてイギリス音楽のレコーディングに取り組むことになるアンドルー・デイヴィスが、デビューから数年後に録音したエルガーが復活。若かりし頃の彼が、既にイギリス音楽のスペシャリストであること示す快演で、咆哮するブラス・セクション、豪快に鳴り響くパーカッション、色彩豊かな弦楽セクションが3作品全てで大活躍。録音も非常に優秀。 | ||
フランク・ブリッジ(1879-1941): 弦楽のための作品集 弦楽四重奏曲[第3番/第4番]/ ピアノ三重奏曲第2番/ ピアノ四重奏のための幻想曲/ 弦楽三重奏のための小品 |
アレグリSQ タンネル三重奏団 ブライアン・ホーキンズ(Va) | |
初CD化。ブリテンを育てたブリッジは、後期の作品からではあるが、この世代としては珍しく無調音楽、印象主義等の前衛的手法を用いた事でも知られている。管弦楽など規模の大きな作品もさることながら、室内楽作品への評価は非常に高い。このセット1つで1910年代、1920年代、そして1930年代の作品を聴けるのも魅力。 | ||
ウッド、レーニエ、バークリー、フリッカー、ドールビー、マッケイブ:作品集
ヒュー・ウッド(1932-): 弦楽四重奏曲集[第1番 Op.4 (1962) /第2番 Op.13 (1970) ] [ダーリントンSQ〔コリン・サウアー、マルコム・ラッチェム(Vn) キース・ラヴェル(Va) マイケル・エヴァンズ(Vc)〕]/ 歌曲集「馬」 Op.10 (1967) /歌曲集「騎手の勝利」 Op.11 [エイプリム・カンテロ(S) ポール・ハンバーガー(P)] プリオー・レーニエ(1903-1986):クァンタ (1962) /弦楽三重奏曲 (1966) [ロンドン・オーボエ四重奏団 〔ジャネット・クラクストン(Ob) ペリー・ハート(Vn) ブライアン・ホウキンズ(Va) ケネス・ヒース(Vc)〕] レノックス・バークリー(1903-1989):チェロとピアノのためのデュオ Op.18 part1 (1971) ピーター・レシーン・フリッカー(1920-1990):チェロ・ソナタ Op.28 (1956) マーティン・ドールビー(1942-):チェロとピアノのための変奏曲 (1966) ジョン・マッケイブ(1939-):無伴奏チェロのためのパルティータ (1966) [ジュリアン・ロイド・ウェッバー(Vc) ジョン・マッケイブ(P)] | ||
録音:1970年-1977年。おそらく初CD化。南アフリカ出身の女流作曲家レーニエは、彼女のチェロ協奏曲をジャクリーヌ・デュ・プレが初演した事で知られている。 | ||
ジャスティン・コノリー(1933-):作品集 8人のソリストのための「ヴァース」Op.7b (1969)[ジョン・オールディスcho.]/ オーボエ、ヴィオラとチェロのための「トライアド III 」Op.8 (1966) [ヴェスヴィオ・アンサンブル]/ 金管五重奏のための「 Cinquepaces 」Op.5 (1965) [フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル]/ ウォーレス・スティーヴンズの詩 I Op.9 (1967) [ジェーン・マニング(S) ナッシュ・アンサンブル] | ||
録音:1972年、セント・ジョンズ・スミス・スクエア、ロンドン。LP発売:ARGO (ZRG 747)。 イギリスの現代作曲家コノリーが、アメリカからイギリスへと帰国した1960年代に作曲された4曲。金管五重奏時代のPJBEが演奏する現代作品という高レア度音源も収録。 | ||
ハリソン・バートウィッスル(1934-):作品集 2人のソプラノ、合唱と16人の奏者のための 「フィールズ・オヴ・ソロウ」(1972)/ 5つの木管、5つの金管と3つの打楽器のための 「アンサンブルのための詩篇」(1969) (*)/ ソプラノ、3つのバス・クラリネット、 クラリネット、ピアノ、プリペアド・ピアノと クロタルのためのロマンティックな情景 「ネニア〜オルフェウスの死」(1970) |
ジェーン・マニング(S) デイヴィッド・アサートン指揮 ロンドン・シンフォニエッタ アラン・ハッカー(ディレクター) マトリックス | |
録音:1973年1月2日&5月29日、キングズウェイ・ホール。 同世代にあたるアレクザンダー・ゲールらとともに、イギリスの現代音楽を牽引するハリソン・バートウィッスルの作品集。(*)は演奏時間約30分という大作。 | ||
モーのシンフォニア&金管のための音楽 ニコラス・モー(1935-):シンフォニア(1966)(*) ジョン・アディソン(1920-1998): 金管四重奏のための ディヴェルティメント Op.9 (1951) ジョン・ガードナー(1917-): 金管四重奏のための主題と変奏 Op.7 スティーヴン・ドッジソン(1924-): 金管五重奏のためのソナタ(1963) |
ノーマン・デル・マー指揮(*) イギリス室内o.(*) フィリップ・ジョーンズ・ ブラス・アンサンブル [フィリップ・ジョーンズ、 エルガー・ハワース(Tp) アイファー・ジェイムズ(Hr) ジョン・アイヴソン(Tb) ジョン・フレッチャー(Tu)] | |
録音:1970年10月12日、モールティングズ、スネイプ(*)/1974年12月3日、デッカ第3スタジオ、ロンドン(*以外)。 20世紀イギリスの作曲家モー、アディソン、ガードナー、ドッジソンの作品集。伝説の金管アンサンブル、フィリップ・ジョーンズ・アンサンブル(PJBE)が登場、映画音楽の作曲家として高名なアディソンの「ディヴェルティメント」など、知られざる20世紀イギリスの金管作品を楽しめる。モー最初の管弦楽作品となった「シンフォニア」のみ、デル・マー&イギリス室内管の演奏。 | ||
イギリス歌曲のアンソロジー 1530-1790 リチャード・エドワーズ(1522-1566):不平を言う時の悲しみ ウィリアム・バード:美しいブリテン島/清らかなる東の空より ジョン・ダウランド:もし罪人の溜め息が/おいで、さあかわいい人/去れ夜ごとの悩みよ オーランド・ギボンズ:ああ、恋しい人/ジョン・ウィルソン:陽気な5月に ジョン・ヒルトン:父なる神への讃歌 ヘンリー・パーセル:我はあらゆる方法を試みぬ/おお孤独よ/クロリスに/ この詩人は/目は疲れ果て/恐ろしいしかけ スティーヴン・ストレイス(1762-1796):子守歌 他、ジョン・ダニエル、リチャード・ファーラント、フランシス・ピルキントン、 トーマス・キャンピオン、ヘンリー・ロウズ、ジョン・エックルズ、ジョージ・モンロ、 リチャード・レヴェリッジ、ヘンリー・キャリー、トーマス・ストークス、 トーマス・アーン、トーマス・チルコット、サミュエル・ハワード、 ウィリアム・ボイス、ヘンリー・バージェス、マイケル・アーン、 チャールズ・ディブディン、ジェイムズ・フック、作曲者不詳の作品 ウェンディ・イーソーン、ノーマ・バロウズ(S) チャールズ・ブレット(CT) ニール・ジェンキンズ、フィリップ・ラングリッジ(T) ベンジャミン・ラクソン(Br) ロバート・ロイド(B-Br) アントニー・ルーリー(リュート) キャサリン・マッキントッシュ、ポリー・ウォーターフィールド、 イアン・ゲイミー、トレヴァー・ジョーンズ(ヴィオール) ジェーン・ライアン(バス・ヴィオール) コリン・ティルニー、ニコラス・クラーマー、ハロルド・レスター(Cemb) アダム・スキーピング(ガンバ) メディチSQ | ||
録音:1976年。 チューダー朝時代のエドワーズから18世紀のストレイスまで、約250年間の英国歌曲の歴史2枚に収めたアンソロジー。特筆すべきは演奏で、歌手陣ではバロウズ、ブレット、ラクソンら、そして器楽陣にはルーリー、マッキントッシュ、ティルニーらが顔を揃えている。 | ||
ジョン・タヴナー(1944-):声楽作品集 スペイン歌曲集 (1972) (*)/マラキ神父へのレクイエム(1973) (#) ジェイムズ・ボウマン、ケヴィン・スミス(CT;*) キングズ・シンガーズ(#) ジョン・タヴナー指揮ナッシュ・アンサンブル | ||
録音:1975年9月16日-17日。LP 発売:RCA。おそらく初CD化。 神秘主義の作曲家ジョン・タヴナーが、正教会へ改宗する直前に収録されたアルバム。(#)は、自由思想で知られたという、ケント州アリントン城カルメル会のマラキ・リンチ神父(1899-1972)に捧げられている。 | ||
ゴードン・クロス(1937-):歌劇「煉獄」
ピーター・ボーデンハム(T) グランヴィル・ハーグリーヴス(Br) マイケル・ランケスター指揮ロイヤル・ノーザン・カレッジ・ミュージック・オヴo.&cho. | ||
録音:1974年。 エゴン・ヴェレスの下、オックスフォード大学で作曲を学んだイギリスの作曲家クロスによる1幕のオペラ。彼29歳の時に、イギリスのチェルトナム国際音楽祭のために作曲した野心作。 | ||
アーサー・ベンジャミン(1893-1960): 管弦楽作品集 「イタリアの喜劇」への序曲 (1936) (*)/ 民族舞踊による組曲「コティヨン」(1938) (#)/ ノース・アメリカン・ スクエア・ダンス組曲(1951) (+)/ 交響曲 (1945) (+) |
マイヤー・フレッドマン指揮(*) RPO(*) ニコラス・ブレイスウェイト指揮(#) LSO(#) バリー・ワーズワース指揮(+) LPO(+) | |
録音:1971年、ADD/1982年、DDD。一部初出音源。晩年のスタンフォードが育成に特に力を入れていたのがこのアーサー・ベンジャミン。大規模な作品である「交響曲」から小規模な管弦楽曲までをバランスよく収録している。 | ||
ゴードン・ジェイコブ(1895-1984): 交響曲集 [第1番 (1929) (*)/第2番 ハ長調 (1945)] |
バリー・ワーズワース指揮 LPO | |
初発売。(*)は世界初録音。録音:ADD。 特に管楽器や吹奏楽の分野で数多くの傑作を生み出したイギリスの作曲家ゴードン・ジェイコブ。教育者としてもアーノルドらを育て、その作曲技法は現在までしっかりと受け継がれている。 | ||
デイヴィッド・パイアット〜 イギリスのホルン協奏曲集 ゴードン・ジェイコブ(1895-1984): ホルンと弦楽のための協奏曲 (1950年代)(*) マルコム・アーノルド(1921-2006): ホルンと弦楽のための 協奏曲第2番 Op.58 (1956) (*) ヨーク・ボウエン(1884-1961): ホルン、弦楽オーケストラとティンパニの ための協奏曲 Op.150 (1956) (*) ルース・ギップス(1921-1999): ホルン協奏曲 Op.58 (1968) (#) ギルバート・ヴィンター(1909-1969): Hunter's Moon (1943) (#) |
デイヴィッド・パイアット(Hr) ニコラス・ブレイスウェイト指揮 LPO | |
録音:1994年1月10日-21日、ワトフォード・タウン・ホール(*)/1996年(資料によっては1994年)2月8日-9日、ヘンリー・ウッド・ホール(#)、以上ロンドン。おそらく今回が初出となる物。 伝説の名手デニス・ブレインの再来と評されるイギリスの天才奏者、デイヴィッド・パイアット。ロンドンso.の首席奏者としての活躍はもちろんのこと、ソリストや室内楽奏者としてもイギリスを代表する名手として名を馳せている。ジェイコブやアーノルド、ボウエンなど20世紀イギリスの作曲家たちによるこれらの録音、レコーディング・プロデューサーはハイペリオンで辣腕を振るっているアンドルー・キーナーが担当、その面でも充実。 | ||
コールリッジ=テイラー&ジュリアス・ハリソン: ヴァイオリンと管弦楽のための作品集 サミュエル・ コールリッジ=テイラー(1875-1912): 伝説 Op.14/ロマンス ト長調 Op.39/ ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op.80 ジュリアス・ハリソン(1885-1963): ヴァイオリンと管弦楽のための 狂詩曲「ブレンドン・ヒル」 |
ロレイン・マクアスラン(Vn) ニコラス・ ブレイスウェイト指揮 LPO | |
全て初出音源。コールリッジ=テイラーのヴァイオリン協奏曲は、ハイペリオンからのリリース等で再評価が進んでいる。カップリングのハリソンの録音も非常に珍しい。 | ||
プレミエ&アンコール ヘンリー・ヒューゴー・ピアソン(1815-1873): 交響詩「マクベス」Op.54 アラン・ロースソーン(1905-1971): 幻想序曲「行列」 デイヴィッド・モーガン(1933-):コントラスツ フランシス・シャグラン(1905-1972): 演奏会用序曲「ヘルター・スケルター」 ピーター・ウォーロック(1894-1930): 弦楽セレナード マルコム・アーノルド(1921-2006): 喜劇序曲「ベックス・ザ・ダンディプラット」 |
バリー・ワーズワース指揮 RPO ニコラス・ブレイスウェイト指揮 LPO、LSO/他 | |
初CD化、一部初出音源。イギリスで活躍した(する)6人による「序曲」や「交響詩」などの管弦楽作品集。「ホフナング音楽祭」へも作曲したことがあるルーマニア出身のシャグランなど、半数ほどは録音自体が珍しい作曲家で、貴重。 | ||
ウィリアム・バッシュ(ブッシュ; 1901-1945): 協奏曲集 チェロ協奏曲/ピアノ協奏曲 |
ラファエル・ ウォルフィッシュ(Vc) ピアーズ・レーン(P) ヴァーノン・ハンドリー指揮 RPO | |
初出&初CD化。全曲世界初録音。ウィリアム・バッシュはドイツ生まれでイギリスに帰化した両親のもとに生まれ、母国であるイギリス、アメリカとドイツで音楽を学んだ作曲家、ピアニスト。これまでその作品が録音される機会はほとんど無く、さらにソリストにもウォルフィッシュとレーンという一流所を起用、そしてイギリス音楽のスペシャリスト、ハンドリー指揮と来れば文句の付けようがない。当レーベルの面目躍如と言える盤。 | ||
チャールズ・ヴィリアーズ・ スタンフォード(1852-1924):協奏曲集 チェロ協奏曲 ニ短調 (1879-80)/ ピアノ協奏曲第3番 変ホ長調Op.171 (1919) (オーケストレーション:ジョージ・バッシュ) |
アレクザンダー・ ベイリー(Vc) マルコム・ビンズ(P) ニコラス・ブレイスウェイト指揮 RPO | |
録音:DDD。初出音源。 ホルストやヴォーン・ウィリアムズ、モーラン、ベンジャミンを育てたアイルランド人作曲家スタンフォードの協奏曲集。19世紀ドイツ・ロマン派の雰囲気が漂う7つの交響曲が代表作として知られているが、協奏曲も劣らぬ魅力を持っている。 | ||
ジョン・ジュベール(1927-):交響曲第1番 Op.20 | ヴァーノン・ハンドリー指揮 LPO | |
1927年南アフリカのケープタウンで生まれ、イギリスへと渡ったジョン・ジュベール。現在も活躍を続けるベテラン指揮者の80歳を記念して製作されたこのアルバムには、ジュベール最大の野心作と言われる交響曲第1番が収録されている。 | ||
グレイス・ウィリアムズ(1906-1977): ウェールズの子守歌による幻想曲 (1940) (*)/ オーボエと管弦楽のためのカリヨン (1965 rev. 1973) (#)/ Penillion (1955) (+)/トランペット協奏曲 (**)/ 海のスケッチ (1944) (##) |
アントニー・キャムデン(Ob;#) ハワード・スネル(Tp;**) チャールズ・グローヴズ指揮(*/#/+/**) LSO(*/#/**)、RPO(+) デイヴィッド・アサートン指揮(##) イギリス室内o.(##) | |
録音:1973年11月21日-22日、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン(*/#/**)/1971年5月22日-23日、Afan Lido、ポート・タルボット、グラモーガン(+)/1970年1月、キングスウェイ・ホール、ロンドン(##)。LPリリース: HMV (*/#/+/**) / DECCA (##)。 グレイス・ウィリアムズはヴォーン=ウィリアムズから指導を受け、ブリテンとも親交が深かった。 | ||
ウィリアム・マサイアス(1934-1992): Ave Rex Op.45 (1969) (*)/ Elegy for a Prince Op.59 (1972) (#)/ This Worlde's Joie Op.67 (1974) (+) |
ゲライント・エヴァンズ(B−Br;#) ジャネット・プライス(S;+) ケネス・ボウエン(T;+) マイケル・リッポン(Br;+) デイヴィッド・アサートン指揮(*/#) デイヴィッド・ウィルコックス指揮(+) LSO(*)、 ニュー・フィルハーモニアo.(#/+) | |
録音:1973年1月-2月(*)、キングスウェイ・ホール(*)/1977年4月14日、ワトフォード・タウン・ホール(#)/1976年2月2日、3日、5日、6日、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン(+)。LP発売:DECCA (*) / Argo (#) / HMV(+)。 | ||
ウィリアム・マサイアス(1934-1992):協奏曲集 クラリネット協奏曲 Op.68 (1975) (*)/ ハープ協奏曲 Op.50 (1970) (#)/ ピアノ協奏曲第3番 Op.40 (+) |
ジェルヴァース・ド・ペイエ(Cl;*) オシアン・エリス(Hp;#) ピーター・ケイティン(P;+) デイヴィッド・アサートン指揮(*/#/+) ニュー・フィルハーモニアo.(*)、 LSO(#/+) | |
録音:1977年4月、ワトフォード・タウン・ホール(*)/1973年1月-2月、キングスウェイ・ホール(#)/1971年1月(+)/。LP発売:Argo (*) / DECCA (#/+)。 マサイアスは、ティペットと師であるバークリーから多大な影響を受けたウェールズの作曲家。声楽作品は多数が宗教作品で、いずれもすぐれた作品と評されている。また、ピアニストとしても名声を誇ったが、不思議とピアノのための作品は少ない。 | ||
ダニエル・ジョーンズ(1912-1993):交響曲集 [第6番 (1964) (*)/第9番 (1974) (#)] The Country Beyond the Stars (1958) (+) |
チャールズ・グローヴズ指揮(*/+) RPO(*/+)、 ウェールズ・ナショナル・オペラcho.(+) ブライデン・トムソン指揮(#) BBC ウェールズso.(#) | |
録音:1969年1月15日-16日、ビショップゲート・インスティチュート、ロンドン(*)/1979年2月10日-11日、BBCランダフ(#)/1971年5月22日-23日、Afan Lido、ポート・タルボット、グラモーガン(+)。LPリリース:Pye (*) / BBC (#) / HMV (+)。 複数の拍子記号を組み合わせた「複合拍子」を考案したウェールズの作曲家ダニエル・ジョーンズ。伝統的な形式や調性を用いた作品を書いており、中でも交響曲は最も評価されている。 | ||
グレイス・ウィリアムズ(1906-1977): バラード (1968) (*)/ Fairest of Stars (1973) (#)/ 交響曲第2番 (1956) (+) |
ジャネット・プライス(S;#) ヴァーノン・ハンドリー指揮(*/+) BBC ウェールズso.(*/+) チャールズ・グローヴズ指揮(#) LSO(#) | |
録音:1979年3月24日-25日、BBC第1スタジオ、ランダフ(*)/1973年11月22日、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン(#)。LPリリース:BBC (*) / HMV (#)。 | ||
ウィリアム・マサイアス(1934-1992): 舞踊序曲 Op.16 (1961) (*)/ディヴェルティメント Op.7 (1958) (#)/ 祈祷と舞曲 Op.17 (1961) (*)/前奏曲、アリアと終曲 Op.25 (1964) (#)/ シンフォニエッタ Op.34 (1967) (+)/ Laudi Op.62 (1973) (**)/ Vistas Op.69 (1975) (**) |
デイヴィッド・アサートン指揮(*/#/**) LSO(*)、イギリス室内o.(#)、 ニュー・フィルハーモニアo.(**) アーサー・デイヴィソン指揮(+) ナショナル・ユースo.(+) | |
録音:1973年1月-2月(*)、1970年1月9日(#)、10日(#)、23日(#)、以上キングスウェイ・ホール(*/#)/不祥(+)/1977年4月5日、6日、14日、ワトフォード・タウン・ホール(**)。LP発売:DECCA (*/#) / BBC (+) / Argo (**)。 | ||
ダニエル・ジョーンズ(1912-1993): 交響曲[第4番/第7番/第8番] |
チャールズ・グローヴズ指揮 RPO ブライデン・トムソン指揮 BBCウェールズso. | |
全曲世界初CD化。複合拍子の考案者ダニエル・ジョーンズの交響曲集第2弾。ジョーンズは20世紀中期のウェールズにおける最大の作曲家とされており、一連の交響曲は最も高く評価されている。 | ||
アリン・ホディノット(1929-): 管弦楽作品&協奏曲集 序曲「ジャック・ストロー」/ クラリネット協奏曲 Op.3/ ハープ協奏曲 Op.11/ ピアノ協奏曲 [第1番 Op.1-19(*)/第2番 Op.21(#)] |
ジェルヴァーズ・ ド・ペイエ(Cl) チャールズ・グローヴズ指揮 フィルハーモニアo. オシアン・エリス(Hp) デイヴィッド・アサートン指揮 LSO フィリップ・フォーク(P;*) バリー・ワーズワース指揮(*) マーティン・ジョーンズ(P;#) アンドルー・デイヴィス指揮(#) RPO | |
初CD化(一部初出音源)。ホディノットはバルトークやロースソーンの作品から影響を受け、自らカーディフ20世紀音楽祭を創設したウェールズの作曲家。ペイエやエリスら往年の名手たちによる録音が魅力。 | ||
アリン・ホディノット(1929-):交響曲集 [第2番 Op.29 (1962) (*)/第3番 Op.61 (1968) (#)/ 第5番 Op.81 (1972) (+)] |
ノーマン・デル・マー指揮(*) デイヴィッド・アサートン指揮(#) LSO(*/#) アンドルー・デイヴィス指揮(+) RPO(+) | |
録音:1967年9月24日-25日、ビショップゲイト・インスティテュート、ロンドン(*)/1972年3月(#)&1973年3月(+)、以上キングスウェイ・ホール、ロンドン(#/+)。LPリリース:Pye (*) / DECCA (#/+)。 | ||
アリン・ホディノット(1929-): 富める人とラザロ Op.39 (1965) (*)/ ヴィオラ協奏曲Op.14 (1958) (#)/ 夜想曲とカデンツァ Op.62 (1969) (+)/ Sinfonia Fidei Op.95 (1977) (**) |
フェリシティ・パーマー(S;*) トマス・アレン(Br;*) チャバ・エルデーイ(Va;#) モレイ・ウェルシュ(Vc;+) ジル・ゴメス(S;**) ステュアート・バロウズ(T;**) デイヴィッド・アサートン指揮(*/#) ニュー・フィルハーモニアo.(*/#) ウェールズ・ナショナル・オペラcho.(*) チャールズ・グローヴズ指揮(+/**) フィルハーモニアo.(+/**) &cho.(**) | |
録音:ADD(*/#)/DDD(+/**)。 | ||
アラン・ホディノット(1929-2008): 管弦楽のための変奏曲Op.47(*)/ 管弦楽のための「夜の音楽」Op.48(#)/ シンフォニエッタ第1番Op.56(#)/ シンフォニエッタ第3番Op.71(+)/ The Sun the Great Luminary of the Universe Op.76(+) |
ノーマン・デル・マー指揮(*) デイヴィッド・アサートン指揮(#/+) LSO(*/+)、 ニュー・フィルハーモニアo.(#) | |
録音:1967年(*)、1975年(#)、1972年(+)。バルトーク、ロースソーンから影響を受けた20世紀ウェールズ最大の作曲家による1960年代後半-1970年代のの管弦楽作品集。 | ||
ウェールズの舞曲集 アラン・ホディノット(1929-2008): 4つのウェールズ舞曲 Op.15 (1958) (*)/ 序曲「ジャック・ストロウ」Op.35 (1964) (#)/ 合奏協奏曲第2番 Op.46 (1966) (+)/ 任官式の踊り Op.66 (1969) (+)/ ウェールズ舞曲第2集 Op.64 (1969) (+) ウィリアム・マサイアス(1934-1992): ケルト風舞曲 Op.60 (1972) (+)/ ダニエル・ジョーンズ(1912-1993): 舞踊幻想曲 (1976) (**) |
チャールズ・グローヴス指揮(*/#) ロイヤルpo.(*)、 フィルハーモニアo.(#) アーサー・デイヴィソン指揮(+) ウェールズ・ ナショナル・ユースo.(+) ブライデン・トムソン指揮(**) BBCウェールズso.(**) | |
録音:1972年(*)/1974年-1975年(+/**)/1980年(#)。LP 発売:EMI (*) / UNICORN (#) / BBC (+/**)。おそらく全て初CD化。 20世紀ウェールズの作曲家3人が作曲したオーケストラのための舞曲集。 | ||
ホルンとオーケストラのための作品集 アリン・ホディノット(1929-2008): ホルン協奏曲 Op.65 ハンフリー・サール(1915-1982):暁の歌 Op.28(*) ドン・バンクス(1923-1980):ホルン協奏曲(*) ニコラス・モー(1935-): 弦楽オーケストラと2本のホルンのためのソナタ(#) |
バリー・ タックウェル(Hr;#以外) アンドルー・デイヴィス指揮 RPO ノーマン・デル・マー指揮(*/#) ニュー・フィルハーモニアo.(*) アラン・シヴィル、 イアン・ハーパー(Hr;#) イギリス室内o.(#) | |
録音:1970年頃。ホルン界の大御所タックウェルのイギリス・プログラム! リリタはロンドン響の現首席奏者パイアットのホルン協奏曲集(SRCD-316)もリリースして注目を集めているが、今回復刻されるのは、元ロンドン響の首席奏者を務めたホルン界の大御所バリー・タックウェルのイギリス作品集。ブリティッシュ・カウンシルによって収録され、Decca や Argo から LPでリリースされたもので、タックウェル全盛期の演奏が記録されたホルン関係者必携盤。ニコラス・モーの作品でのシヴィル&ハーパーのコンビも聞き逃せない。 | ||
リリタ・クラシックス M.バルフ:ギャロップ エルガー: 「エニグマ変奏曲」〜第10変奏/ドラベッラ/ 威風堂々第5番 ハ長調Op.39 ディーリアス:楽園への道 グレインジャー:シェパーズ・ヘイ/固定されたド ハーティ:The Fair-Day ウォーロック:カプリオル組曲 ロード・バーナーズ:ホーンパイプ ホルスト:セント・ポール組曲Op.29-2 ヴォーン・ウィリアムズ: トマス・タリスの主題による幻想曲 |
アンドルー・デイヴィス指揮 ヴァーノン・ハンドリー指揮 ニュー・フィルハーモニアo. ニコラス・ブレイスウェイト指揮 フィルハーモニアo./他 | |
初CD化。「クラシック」と銘打たれた小品集。このレーベルとしては珍しく一般受けする曲もあるが、ハーティ、バーナーズなどが入っている所は、やはり「トンがって」いる。 | ||
リリタ創立50周年記念盤 Vol.1 オルウィン:交響詩「魔法の島」/アーノルド:イギリス舞曲集第2巻 Op.33 J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調BWV.565/バントック:ロシアの情景 バックス:北方のバラード第1番/ベンジャミン:序曲「イタリアのコメディ」 W.S.ベネット:奇想曲 ホ長調Op.22/バークリー:弦楽セレナード Op.12/ブリス:組曲「アダム・ゼロ」 ブリッジ:弦楽オーケストラのための組曲/W.ブッシュ:チェロ協奏曲〜第2楽章 G.ブッシュ:ヨーリック序曲/バターワース:狂詩曲「シュロップシャーの若者」/ コーツ:メドウ・トゥ・メイフェア組曲より/コールリッジ=テイラー:女王のワルツ/クック:ジャベツと悪魔 ディーリアス:村のロメオとジュリエット/フィンジ:エクローグ/フォールズ:3つのマントラ〜第2番 ギッブス:舞踏組曲「ファンシー・ドレス」/ホルン協奏曲 Op.58/ハドリー:春のある朝 ホディノット:ウェールズ舞曲集第2巻 Op.64/ホルスト:日本組曲 Op.33/ハウエルズ:メリー・アイ ハールストーン:ハンガリー民謡による変奏曲/アイアランド:忘れられた儀式 デイヴィッド・パイアット(Hr)他 エイドリアン・ボールト指揮 ヴァーノン・ハンドリー指揮 マルコム・アーノルド指揮 ニコラス・ブレイスウェイト指揮LSO、LPO | ||
リリタ創立50周年記念盤 Vol.2 ジェイコブ:交響曲第1番〜第1楽章/ジョーンズ:幻想的舞曲/ジュベア:交響曲第1番 Op.20〜第4楽章 ランバート:管弦楽のための音楽/リー:チェンバロのためのコンチェルティーノ/ロイド:交響曲第4番〜第1楽章 マコンキー:弦楽のための音楽/マサイアス:シンフォニエッタ/モーラン:狂詩曲第2番/ハリー:交響的変奏曲 ロースソーン:交響的練習曲/ルーサム:交響曲第1番 ハ短調〜第4楽章/ラッブラ:交響曲第4番 Op.53〜第1楽章 スコット:ピアノと管弦楽のための詩曲「ある朝」/スタンフォード:アイルランド狂詩曲第4番 Op.141 スティル:交響曲第3番〜第2楽章/テイト:ロンドン・フィールズ/ウォルトン:子供のための音楽 ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲/ウォーロック:古い歌/G.ウィリアムズ:バラード ウィリアムソン:序曲「サンティアゴ・デ・エスパーダ」/ワーズワース:交響曲第3番 ハ長調p.48〜第2楽章 ジョン・オグドン(P)他 エイドリアン・ボールト指揮 ヴァーノン・ハンドリー指揮 ブライデン・トムソン指揮 ノーマン・デル・マー指揮LSO、LPO | ||
全て既出音源と思われる。リチャード・イッターによって設立されたイギリス音楽のパイオニア、Lyrita の創設50周年記念セット2タイトル。Vol.1 はイニシャルがA-Iの作曲者たち、Vol.2は J-Wの作曲家たちを収録。 | ||
ファースト・シンフォニーズ ジョン・ジュベア(1927-):交響曲第1番 Op.20 (1955) [ヴァーノン・ハンドリー指揮LPO] (*) ウィリアム・マサイアス(1934-1992):交響曲第1番 Op.31 (1966) [チャールズ・グローヴス指揮ロイヤルpo.](#) | ||
録音:1995年3月、ワトフォード・タウン・ホール、DDD (*) / 1969年1月15日-16日、ビショップゲート・インスティテュート、ロンドン、ADD (#)。SRCD-322 で発売されていた(*; 1曲のみの収録)に、(#)を足したカップリング変更盤。(#)は Pye から LP が出ていたものらしい。 南アフリカ、ケープタウン生まれのジュベアによる(*)と、ウェールズ史上、最も重要な作曲家の1人とされるマサイアスの(#)という、ともに「交響曲第1番」をカップリング。 | ||
ジェフリー・ブッシュ(1920-1998):小管弦楽作品集 軽管弦楽のための協奏曲/エマニュエルは生まれ給う/マシュー・ロック組曲「プシケ」/ チェロと小管弦楽のための協奏交響曲2つの小品/演奏会のためのフィナーレ/ ジョン・アイアランド「ホーリー・ボーイ」 ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc) ニコラス・ウォード指揮ノーザン室内o. | ||
録音:2013年4月26日-27日。ソールズベリー大聖堂聖歌隊に所属、後にジョン・アイアランドに作曲を師事した20世紀イギリスの作曲家、ジェフリー・ブッシュの管弦楽作品集。 | ||
フランツ・ライゼンシュタイン(1911-1968):ピアノ作品集 組曲 Op.6 /即興曲 Op.14 /スケルツォ イ長調〜ピアノのための演奏会用小品 Op.20 /間奏曲 Op.17 / ソナタ第1番 変ロ長調 Op.19 /伝説 Op.24 /幻想的スケルツォ Op.26 /12の前奏曲とフーガ Op.32 / 「ランベス・ウォーク」による変奏曲/ピアノ組曲「ゾディアック」5つのモダーン・ピース/ ソナタ第2番 変イ長調 Op.40 / アーノルド/ライゼンシュタイン編曲:イギリス舞曲(ピアノ・デュオ版)(*) マーティン・ジョーンズ(P) エイドリアン・ファーマー(P;*) | ||
録音:2012年5月、12月、2013年3月、6月。初発売音源。ライゼンシュタインはドイツ、ニュルンベルク出身。ベルリン芸術大学でヒンデミットに作曲を、クロイツァーにピアノを師事。1934年にはナチスの台頭から逃れるためにロンドンへ渡り、さらに王立音楽大学で作曲をヴォーン・ウィリアムズから学んだ。 | ||
ジェフリー・ブッシュ(1920-1998):歌曲集 ヘリックの「ヘスペリディーズ」からの4つの歌曲/7つのギリシャの愛の歌/5つの春の歌/ スティーヴ・スミスの歌/ベン・ジョンソンの3つの歌/愛の終わり/5つの中世の詩/おお、5月に サイモン・ウォルフィッシュ(Br) エドワード・ラッシュトン(P) | ||
録音:2013年12月。初発売音源。アイアランドの弟子ブッシュの歌曲集。 | ||
イギリスのチェロ協奏曲集 ジョン・ジュベア(1927-): チェロと室内オーケストラのための2楽章の協奏曲 Op.171 (2012) ロバート・シンプソン(1921-1997):チェロ協奏曲(1991) クリストファー・ライト(1954-):チェロ協奏曲(2011) ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc) ウィリアム・ボウトン指揮 BBC ウェールズ・ナショナルo. | ||
録音:2013年12月11日-13日。 | ||
ピアノのためのイギリスの協奏曲集(既出盤からのコンピレーション) スタンフォード:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 / ロースソーン:ピアノ協奏曲第1番 [マルコム・ビンズ(P) ニコラス・ブレイスウェイト指揮LSO] フィンジ:エクローグ Op.10[ピーター・ケイティン(P) ヴァーノン・ハンドリー指揮NPO] フォウルズ:ダイナミック・トリプティク Op.88 / ヴォーン・ウィリアムズ:ピアノ協奏曲 ハ長調 [ハワード・シェリー(P)ヴァーノン・ハンドリー指揮RPO] ブリッジ:ファンタズム[ピーター・ウォルフィッシュ(P) ニコラス・ブレイスウェイト指揮LPO] スコット:ある朝早く[ジョン・オグドン(P) バーナード・ハーマン指揮LPO] アイアランド:伝説[エリック・パーキン(P) エイドリアン・ボールト指揮LPO] ブッシュ:ピアノ協奏曲[ピアーズ・レーン(P) ヴァーノン・ハンドリー指揮RPO] モーラン:狂詩曲嬰へ長調[ジョン・マッケイブ(P) ニコラス・ブレイスウェイト指揮NPO] L.バークリー:ピアノ協奏曲 変ロ長調 Op.29[デイヴィッド・ワイルド(P) ニコラス・ブレイスウェイト指揮NPO] ホディノット:ピアノ協奏曲第1番 Op.9[フィリップ・フォーク(P) バリー・ワーズワース指揮RPO] ウィリアムソン:ピアノ協奏曲第3番 変ホ長調[マルコム・ウィリアムソン(P) レナード・ドメット指揮LPO] | ||
弦楽器のためのイギリスの協奏曲集(既出盤からのコンピレーション) コールリッジ=テイラー:ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op.80 [ロレイン・マカスラン(Vn) ニコラス・ブレイスウェイト指揮LPO] ホルスト:祈り Op.19 No.2[アレグザンダー・ベイリー(Vc) デイヴィッド・アサートン指揮LPO] フィンジ:入祭唱 Op.6[ロドニー・フレンド(Vn) エイドリアン・ボールト指揮LPO] ホルスト:二重協奏曲 Op.49[エマニュエル・フルビッツ、ケネス・シリトー(Vn) イモジェン・ホルスト指揮ECO] ホルスト:叙情的楽章[セシル・アロノヴィッツ(Va) イモジェン・ホルスト指揮ECO] ブッシュ:チェロ協奏曲[ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc) ヴァーノン・ハンドリー指揮RPO] モーラン:ヴァイオリン協奏曲[ジョン・ジョージアディス(Vn) ヴァーノン・ハンドリー指揮LSO] ラッブラ:ソリロキー[ロハン・デ・サラム(Vc) ヴァーノン・ハンドリー指揮LSO] ジェラード:ヴァイオリン協奏曲[イフラ・ニーマン(Vn) コリン・デイヴィス指揮BBCso.] フリッカー:ヴァイオリン協奏曲 Op.11 / バンクス:ヴァイオリン協奏曲 [イフラ・ニーマン(Vn)ノーマン・デル・マー指揮RPO] マコンキー:セレナータ・コンチェルタンテ[マヌーグ・パリキアン(Vn) ヴァーノン・ハンドリー指揮LSO] モーガン:ヴァイオリン協奏曲[エリック・グルーエンバーグ(Vn) ヴァーノン・ハンドリー指揮RPO] ホディノット:夜想曲とカデンツァ[マレイ・ウェルシュ(Vc) チャールズ・グローヴズ指揮PO] | ||
マーチャーシュ・シェイベル(1905-1960): テノール独唱、合唱とオーケストラのためのカンタータ「ユリシーズ」 [アレグザンダー・ヤング(T) デイヴィッド・アサートン指揮 LSO 、BBC cho./1972年5月21日、放送]/ ヴィオラ独奏と小管弦楽のためのエレジー [セシル・アロノウィッツ(Va) マーチャーシュ・シェイベル指揮 LPO /1960年]/ 3つの断章[ピーター・ピアーズ(ナレーター) ドリアン・シンガーズ メロス・アンサンブル マーチャーシュ・シェイベル指揮/録音:1960年] | ||
コダーイに学び、イギリスで活躍したハンガリーの作曲家シェイベルによる自作自演を含むアルバム。イギリスの詩人ジェイムズ・ジョイスに基づく「ユリシーズ」など。 | ||
マルコム・リプキン(1932-):交響曲集 〔第1番「ローマ」(*) /第2番「追求」(#) /第3番「太陽」(+) 〕 ライオネル・フレンド指揮 BBC スコティッシュso. (*) エドワード・ダウンズ指揮(#) エイドリアン・リーパー指揮(+) BBC po.(#/+) | ||
録音:1988年6月15日(*)、1983年2月7日(#)、1993年1月6日(+)。リヴァプール出身で、シェイベルとブラッハーに師事したマルコム・リプキンの交響曲集。 | ||
マイケル・ハード(1928-2006): 室内オペラ「アスパンの恋文」(1994) (*) /室内オペラ「結婚式の夜」(1998) (#) オウエン・ギルフリー(Br;*) ピッパ・ゴス(S;*) クレア・マッカルダン、 ルイーズ・ウィンター(Ms;*) ジョージ・ヴァス指揮アルスターo.(*) ニコラス・モートン、ギャリー・ハンフリーズ、マシュー・バスウェル(Br;#) ライアン・ロイス(S;#) ロナルド・コープ指揮(#) サイモン・レッパー(P;#) | ||
録音:2011年9月(*)、2014年5月(#)。レノックス・バークリーに学んだイギリスの作曲家、マイケル・ハード晩年の2つのオペラ。 | ||
バックス&ベイト:チェロ協奏曲集 バックス(1883-1953):チェロ協奏曲(1934) スタンリー・ベイト(1911-1959):チェロ協奏曲(1953) (*) ライオネル・ハンディ(Vc) マーティン・イェーツ指揮 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo. | ||
録音:時期未記載、ヘンリー・ウッド・ホール、グラスゴー、DDD 。 (P) (C) 2015 。(*)は世界初録音。ライオネル・ハンディはマリナー傘下の ASMIFで10年間に渡り首席奏者を務めた。名手。20世紀英国音楽のスペシャリストによる入魂の好演。での録音。 | ||
ウィルフレッド・ジョセフス(1927-1997): 交響曲第5番 Op.75「田園」(1970-71) / ベートーヴェンの主題による変奏曲 Op.68 (1969) /レクイエム Op.39 (1962-63) (+) デイヴィッド・ミーシャム指揮アデレードso.、アデレードcho.(+) ロバート・ドー(B−Br;+) パメラ・デ・アルメイダ(Vc;+) アデレードSQ (+) | ||
録音:1982年10月12日-27日、 ABC スタジオ(+以外) /1983年3月、ABC 第520スタジオ、作曲家臨席(+)、すべてアデレード、オーストラリア。全曲初 CD フォーマット化。原盤・初出 [LP], Unicorn-Kanchana, DKP 9026 (+以外), DKP 9032 (+) 。 当初は歯科医師で、1963年、(+)がミラノ市&スカラ座〔スカラ座&ミラノ市〕作曲コンクールで優勝作となったのを機に、本格的に作曲家へ転向したジョセフスによる作品集。代表作(+)は1972年にジュリーニ&シカゴ響によって3回演奏され、ジュリーニから「存命中の作曲家による最も重要な作品」と賞賛された他、ホフナング音楽祭へも「ジャコモ・スカルラティーナ」「メイナード・ネルソン」という筆名を併用して参加していた。 | ||
ラッブラ:ハープを伴う歌曲&室内楽作品全集 エドマンド・ラッブラ(1901-1986): 聖母への賛歌 Op.13 No.2 (1925) /ロザ・ムンディ Op.2 (1921) /深川(原曲:日本舞踊)(1929頃) (*) / 小オスティナート Op.102 (1958) (*) /神秘 Op.4 No.1 (1925) (#) /Jesukin Op.4 No.2 (1925) / オルフェウスと彼のリュート Op.8 No.2 (1923) /変化 Op.141 (1972) (*) / Jade Mountain 〔玉山〕 Op.116 (1962) /即興曲 Op.124 (1964) (+) /会話 Op.127 (**) レノックス・バークリー(1903-1989):夜想曲 (1967) (*) ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):前奏曲第1番(1915) (*) ダニエル・ペレット(Hp;#, +以外) トレーシー・チャドウェル(S;*, +, **以外) ティモシー・ジル(Vc;+, **) | ||
録音:1997年5月18日-19日、聖アンドルース教会、トディントン/1995年4月2日、ウェイダム・カレッジ・チャペル、オックスフォード。初出・旧品番: ASV, CDDCA-1036 。 | ||
レベッカ・クラーク(1886-1979):チェロとピアノのための作品集 ラプソディ/ I'll bid my heart be still /チェロ・ソナタ/パッサカリア/エピローグ ジョン・ヨーク:ディアローグ ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc) ジョン・ヨーク(P) | ||
録音:2015年4月22日-23日。巨匠ライオネル・ターティスに師事した創世期の女性作曲家・ヴィオラ奏者、レベッカ・クラークのチェロ作品を、ラファエル・ウォルフィッシュとジョン・ヨークのコンビで聴く。 | ||
英国の交響曲集(既出音源からのコンピレーション) W.S.ベネット:交響曲 ト短調[ニコラス・ブレイスウェイト指揮 LPO ] ルーサム:交響曲第1番 ハ短調[ヴァーノン・ハンドリー指揮 LPO ] モーラン:シンフォニエッタ[エイドリアン・ボールト指揮 LPO ] バックス:交響曲第1番 変ホ長調[マイヤー・フリードマン指揮 LPO ] ラッブラ:交響曲第4番 Op.53[ノーマン・デル・マー指揮フィルハーモニアo.] ロースソーン:交響的練習曲[ジョン・プリッチャード指揮 LPO ] バークリー:交響曲第3番 Op.74[レノックス・バークリー指揮 LPO ] オルウィン:交響曲第5番「ハイドリオタフィア」[ウィリアム・オルウィン指揮 LPO ] グレース・ウィリアムズ:交響曲第2番[ヴァーノン・ハンドリー指揮 BBC ウェールズso. ] アーノルド:シンフォニエッタ第1番 Op.48[ニコラス・ブレイスウェイト指揮 LSO ] ワーズワース:交響曲第3番 ハ長調 Op.48[ニコラス・ブレイスウェイト指揮 LPO ] サール:交響曲第2番 Op.33[ヨーゼフ・クリップス指揮 LPO ] ジュベア:交響曲第1番 Op.20[ヴァーノン・ハンドリー指揮 LPO ] | ||
フランシス・ショウ(1942-): ピアノ協奏曲集 〔第1番(1988, rev.2013) /第2番(2013) 〕 |
マーティン・ジョーンズ(P) フランシス・ショー指揮 スロヴァキア国立so. | |
録音:2014年11月。フランシス・ショウはゴッフレード・ペトラッシ、レノックス・バークリー、アレグザンダー・ゲール門下で、代表作にメニューインから委嘱された「弦楽のためのディヴェルティメント」がある。これまでにリリースされたディスクは TV ドラマのサウンド・トラックがほとんど。 | ||
ベルナルド・ファン・ディーレン(1887-1936): 交響曲第1番 Op.6 「中国」(1914) 〔中国語歌唱〕 (*) / Introit to Topers' Tropes (1921) /エレジー(1908-10頃) (+) ウィリアム・ボウトン指揮 BBC ウェールズ・ナショナルo. & cho. ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc;+) レベッカ・エヴァンズ(S;*) キャスリン・ウィン=ロジャーズ(A;*) ネイサン・ヴェイル(T;*) モーガン・ピアーズ(Br;*) デイヴィッド・ソアー(B;*) | ||
録音:2016年4月20日-22日、ホディノット・ホール、カーディフ。ベルナルド・ファン・ディーレンはオランダ生まれ。1909以降イギリスで音楽記者として活躍、作曲家としてもランバートやウォーロックから称賛されたが、50歳を前に早世したため、今日では忘れられている。初期の代表作で中国語の歌詞を持つことから「中国交響曲」とも呼ばれる(*)は、独唱5人、混声合唱とオーケストラのための作品。 | ||
ダニエル・ジョーンズ:交響曲集 Vol.3 〔第1番(*) /第10番(#) 〕 |
ブライデン・トムソン指揮 BBCウェールズso. | |
BBC 放送日:1990年1月12日(*)、1990年3月16日(#)|録音:ステレオ、放送用セッション。原盤: BBC 。 (P) (C) 2017 。複合拍子の考案者、ダニエル・ジョーンズの交響曲集第3弾。一連の交響曲はジョーンズの作品の中でも高く評価されている。第3弾の指揮者は、前2作に続き、Chandosにおいてヴォーン・ウィリアムズやアーノルド・バックスの交響曲全集など数多くの名盤を遺しているイギリスの指揮者、ブライデン・トムソン。 | ||
カーウィゼン、ピットフィールド/他:ヴァイオリン・ソナタ集 ドリーン・カーウィゼン(1922-2003):ヴァイオリン・ソナタ(1960頃) C.W.オール(1893-1976):セレナード(1930以降) (*) /メヌエット(1930以降) (*) レノックス・バークリー(1903-1989):エレジーとトッカータ Op.33 Nos.2-3 (1951) シリス・スコット(1879-1970):2つのソネット(1914-15) (*) ディーリアス(1862-1934):伝説 変ホ長調(1916) トーマス・ピットフィールド(1903-1999):ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調(1939) (*) パーシー. M.ヤング(1912-2004):パッサカリア(1931) (*) アイアランド(1879-1962):子守歌(1902) /バガテル(1911) フェネラ・ハンフリーズ(Vn) ネイサン・ウィリアムソン(P) | ||
録音:2016年1月21日-23日、ワイアストン・レイズ、イギリス。(*)は世界初録音。 世界初録音を含む20世紀イギリスのヴァイオリンとピアノのための音楽。ハンフリーズはドイツ・カンマーアカデミーのコンサートマスター。 | ||
20世紀イギリスのヴァイオリン・ソナタ集 フランツ・ライゼンシュタイン(1911-1968):ヴァイオリン・ソナタ 嬰ト長調 Op.20 (1945) ジェフリー・ブッシュ(1911-1968):ヴァイオリン・ソナタ(1945) (*) アイアランド(1911-1959):ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調(1917) スタインバーグ・デュオ[ルイーザ・ストーンヒル(Vn) ニコラス・バーンズ(P)] | ||
録音:2016年1月4日-6日。(*)は世界初録音。 | ||
イギリスのチェロ・ソナタ集 アイアランド:チェロ・ソナタ ト短調 / バックス:チェロ・ソナタ ディーリアス/ライオネル・ハンディ編曲:ヴァイオリン・ソナタ第3番(チェロ版) ライオネル・ハンディ(Vc) ジェニファー・ヒューズ(P) | ||
録音:2016年7月15日-16日、王立音楽院リサイタル・ルーム、ロンドン、 UK 。 ライオネル・ハンディは、アカデミー室内管の首席チェロ奏者として活躍し、現在はイギリス王立音楽院のチェロ科教授を務めているイギリスのチェリスト。 | ||
ノーマン・ピーターキン(1886-1982):歌曲集 私のフィドルは歌っている/フィオヌラの歌/日本の5つの詩/すべての突風が和らぐ/思い出のピエレット/ おお、野原から来た人/竹の庭/少女への忠告/もう決して、水夫には/小さな赤いめんどり/小さな風が吹く/ スリープ、ホワイト・ラヴ(子守歌)/賢い妻の返事/怠惰な時間/私は願う、私は願う/秘密の歌/フィドル弾き/ もし私がアイルランドに住んでいたら/ダブルディッディーリー/水の乙女の歌/もう彷徨うのはやめよう/ 笛吹きが笛を吹くのを聞いた/ Rune of the Burden of the Tide /蜂の歌/潮は満ちては退き/祝福されし孤独 シャーロット・ド・ロスチャイルド(S) エイドリアン・ファーマー(P) | ||
録音:2016年7月19日-21日、10月12日、ワイアストン・レイズ。 世界中にその歌声を響かせるソプラノ歌手であり、イギリスの歴史ある名門ロスチャイルド家の長女でもあるシャーロット・ド・ロスチャイルドは、ザルツブルク音楽学校、英国王立音楽大学、同大学院を卒業し、音楽の才を発揮。18ヶ国語の歌をレパートリーと、世界各地で音楽活動を行っている。 Nimbus Records の代表兼アーティスティック・ディレクターも務めるエイドリアン・ファーマーがピアノ伴奏を務めるシャーロット・ド・ロスチャイルドの新録音は、20世紀イギリスの知られざる音楽家、ノーマン・ピーターキン(1886-1982)の歌曲集。音楽会社に務めながらピアニスト、作曲家として活動し、世界最大の大学出版局であるオックスフォード大学出版局(OUP)の音楽部門で要職も務めたピーターキン。同時代の各地の音楽や文学に広い影響を受けたピーターキンの歌は、アイルランドの詩や民謡、古い中国の詩、日本の和歌などを題材とした作品も多く、詩の深い意味を探るような叙情的な歌の数々は、素晴らしい発見の旅となるだろう。 | ||
マイケル・ハード(1928-2006):合唱作品集 Vol.1 世俗的なアンセム/起源5つの賛美歌/喜びは我らと共に/エドワード・トーマスの夜の歌/ ミサ・ブレヴィス/無情な美しさ/フクロウの話し/主をほめたたえよ ジェレミー・バックハウス指揮ヴァサリ・シンガーズ | ||
録音:2016年2月12日-14日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会、ロンドン、 UK 。 トーマス・アームストロング、バーナード・ローズ、レノックス・バークリーから作曲法を学び、オペラ、声楽曲、アンセム、"ポップな"カンタータなどを数多く遺したイギリスの作曲家、マイケル・ハード(1928-2006)の合唱作品集。英国内では特に子供やアマチュアのために優れた作品を書いたことで知られており、宗教、世俗の合唱作品ともに、現在人気を博している合唱界のイギリス人作曲家たちの音楽に通ずる作風を持つ。ジェレミー・バックハウスが率いるヴァサーリ・シンガーズの歌声も充実。 | ||
ダニエル・ジョーンズ(1912-1993): 交響曲第2番 (*)/交響曲第11番「ジョージ・フルーム・タイラーの思い出に」(#) ブライデン・トムソン指揮 BBC ウェールズso. | ||
BBC放送日:1990年1月19日(*)、1990年3月30日 (#) 。 20世紀中期のウェールズにおける最大の作曲家とされており、複合拍子(Complex Metres)の考案者としても知られるダニエル・ジョーンズ。交響曲集第4弾は、複雑なリズムを重視し叙情的な要素と舞曲的要素を兼ね備える交響曲第2番(1951年に自身の指揮で初演)と、スウォンジー音楽祭の委嘱により作曲された交響曲第11番(1984年チャールズ・グローヴズ指揮で初演)の2つの交響曲を収録。第11番は副題の通り、ダニエル・ジョーンズの友人であり、スウォンジー音楽祭の会長を務めたジョージ・フルーム・タイラー(1983年没)へと捧げられている。 | ||
シリル・スコット:歌曲集 ピエロと月の乙女/水仙 Op.68 No.1 /春の歌/ドント・カム・イン・サー、プリーズ!/柳 Op.24 No.2 / 妖精のボートで Op.61 No.2 /ラヴリー・カインド&カインドリー・ラヴィング Op.55 No.1 / スコットランドの子守歌 Op.57 No.3 /ウォッチマン/スイレン/幻影の声 Op.24 No.1 /日没/秋のリュート/ 告別 Op.36 No.1 /子守歌 Op.57 No.2 /不測 Op.74 No.3 /失われた愛 Op.62 No.1 /夜の歌/ 悲しみ Op.36 No.2 /愛の余波/振り返り/瞑想曲/古い歌が終わり/静寂の谷 Op.72 No.4 シャーロット・ド・ロスチャイルド(S) エイドリアン・ファーマー(P) | ||
録音:2017年11月2日-3日、ワイアストン・レイズ、モンマス、 UK 。 Nimbus Recordsの代表兼アーティスティック・ディレクターも務めるエイドリアン・ファーマーがピアノ伴奏を務め、シャーロット・ド・ロスチャイルドとともに知られざる歌曲を録音してゆく発見の旅。ノーマン・ピーターキン(SRCD-362)に続いて、イギリスのシリル・スコット(1879-1970)の歌曲集が登場。ドイツのフランクフルトで音楽を学んだ英国の作曲家グループ「フランクフルト・ギャング」のメンバーであり、先見の明を持ったヘンリー・ウッドやトーマス・ビーチャムという代弁者を得て1920年代〜30年代にかけてその作品が盛んに演奏された"イギリス印象派"の代表者シリル・スコット。一見シンプルながら、弟子のラッブラによって「素晴らしい工芸品のよう」と評されたように、優れた作曲技法が盛り込まれた素朴で美しいスコットの歌曲24曲を収録。歴史に埋もれていたスコットの管弦楽や室内楽作品は、Chandosレーベルによる一連の録音によって再評価が進んでおり、このシャーロット・ド・ロスチャイルドによる歌曲集も新たな復権の一助となることだろう。 | ||
マイケル・ハード(1928-2006):合唱作品集 Vol.2 &歌曲全集 ディス・デイ・トゥ・マン/聖セシーリアのための歌/不死鳥と雉鳩/音楽の賛美/合唱カンタータ [マルタ・フォンタナルス=シモンズ(S) サラ・マップルベック(Ms) デイヴィッド・テンプル指揮ハートフォードシャーcho.、ロンドン・オーケストラ・ダ・カメラ] 4つの初期の歌/夜の白鳥/カルミナ・アモリス/デイズ・アラーム/ロバート・グレーヴスの3つの歌 [ベンジャミン・ヒューレット(T) マーカス・ファーンズワース(Br) サイモン・レッパー(P)] | ||
録音:2017年5月20日、6月3日/2017年2月14日-15日。 トーマス・アームストロング、バーナード・ローズ、レノックス・バークリーから作曲法を学び、オペラ、声楽曲、アンセム、"ポップな"カンタータなどを数多く遺したイギリスの作曲家、マイケル・ハード(1928-2006)の合唱作品集第2弾と、声楽とピアノのための歌曲全集がセットになった2枚組。英国内では特に子供やアマチュアのために優れた作品を書いたことで知られており、宗教、世俗の合唱作品ともに、現在人気を博している合唱界のイギリス人作曲家たちの音楽に通ずる作風を持っている。 | ||
シア・マスグレイヴ(1928-):歌劇「スコットランド女王メアリー」(1977) 〔原作: Amalia Elguera "Moray" |台本:作曲者〕 アシュリー・プットナム(S) ジェイク・ガードナー、カルロス・セラノ(Br) ジョン・ギャリソン、バリー・ブッセ(T) フランチェスコ・ソリアネッロ(B)他 ピーター・マーク指揮ヴァージニア・オペラ&cho. | ||
録音:1978年4月2日、ヴァージニア・オペラ、ノーフォーク、ヴァージニア州、 US 、ライヴ。 スコットランド出身の作曲家、シア・マスグレイヴのオペラ。指揮のピーター・マーク [Peter Mark] (1940-) はマスグレイブの夫。ペーター・マーク [Peter Maag] (1919-2001) とは別人。 |