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マイナー・レーベル
2017年12月新譜情報


・国内盤マイナー・レーベル
・輸入盤マイナー・レーベル
・輸入盤 歴史的アイテム
・映像アイテム
・高音質アイテム


輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。




国内マイナー・レーベル




コジマ録音

ALCD-115
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\3080(税抜\2800)
12/7発売
近藤譲:合唱作品集
 二つの小品(混声合唱のための) (1981) /雪が降ってゐる(混声合唱とピアノのための) (2001) /
 サッフォーの三つの詩片(混声合唱とフルートのための) (2003) /薔薇の下のモテット(12人の声のための) (2011) /
 女声合唱のための歌二篇(2013) 〔偶感/朱のまだら〕/嗟嘆(といき)(11人の声のための) (2017)

  西川竜太指揮 混声合唱団空(くう)、ヴォクスマーナ、女声合唱団暁
  篠田昌伸(P) 多久潤一朗(Fl)
 録音:2017年8月7日-8日、12日、キラリふじみ。 近藤譲、待望の合唱作品集がここに誕生。1970年以来「線の音楽」という方法論に基づいて作曲活動を展開してきた近藤譲だが、合唱作品は他のジャンルに比べてその作品数は少なかった。2010年以降、指揮者の西川竜太によって積極的な委嘱活動がなされ、それは作曲者の作風の変化の触媒となったかのようにも感じられる。このCDでは1981年から2017年の間に書かれた6作品が作曲年代別に並べられ、作風の変遷を追うことも可能。
ALCD-116
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\3080(税抜\2800)
12/7発売
會田瑞樹(パーカッション)〜五線紙上の恋人
 末吉保雄:「スネアドラム・ソロによる“五つの情景“へのエチュード」(2016)
 金井勇:樹を見る(2015) / 薮田翔一/會田瑞樹作詩:五線紙上の恋人(2017)
 J.S.バッハ/白藤淳一 編曲:「イギリス組曲第2番」〜サラバンド(1720頃/2017)
 清水一徹:カメラ・オブスクラ(2017) / 久木山直:ラ・フォリア(2015)
 中川俊郎:幕間狂言〜私たちの「ラ・フォリア」より〜(2017) / 白藤淳一:あやかしの余韻(2017)
 福井とも子:カラーソング VI 〜スネアドラムのための「 U-rahara 」〜(2016)
 間宮芳生:ヴィブラフォンとマリンバのための音楽(2016)

 會田瑞樹(スネアドラム/ヴィブラフォン/木質打楽器/他)
 録音:2017年8月25日、三鷹市芸術文化センター。 打楽器奏者・會田瑞樹のサード・アルバム。會田瑞樹氏による委嘱初演作品は、すでに70作を超えている(2017年10月現在、共同委嘱含む)。その数、質、ハイペースぶり。その活動は、まさに偉業と言えるだろう。今回は、スネアドラム・ソロ、ヴィブラフォン・ソロ、木質打楽器のみなど、楽器数を絞った作品を中心に構成。まさに打楽器の未来を切り拓く作品たちが、ここに詰まっている。
ALCD-1169
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\3080(税抜\2800)
12/7発売
小倉貴久子〜プレイエル・ピアノによるビゼー(1838-1875):ピアノ作品集
 ラインの歌(6つの無言歌)/幻想的な狩り 変ホ長調/ノクターン〔ヘ長調 Op.2 /ニ長調〕/半音階的変奏曲 ハ短調/
 アルルの女(作曲者自身によるピアノ版)
  〔第1幕[序曲/音楽劇と合唱、終曲]/第2幕[幕間と合唱、パストラール/幕間/間奏曲、メヌエット]/
   第3幕[幕間、カリヨン/ファランドール/幕間(アダージョ)/合唱/音楽劇/終曲]〕

 小倉貴久子(Fp|使用楽器:プレイエル〔パリ〕、1848年製
 録音:2017年6月5日-7日、キラリふじみ。 19世紀パリの薫りを醸し出す、プレイエル・ピアノの彩り豊かな音色で、知られざるビゼーの珠玉のピアノ作品が、鮮やかにその光彩を放つ。平成24年度文化庁芸術祭レコード部門「大賞」受賞の「イギリス・ソナタ」(LMCD-1960)を含む「浜松市楽器博物館コレクションシリーズ」等で知られる小倉貴久子による演奏。
ALCD-9176
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\3080(税抜\2800)
12/7発売
12音技法のマイルストーン〜故 入野義朗(1921-1980):生誕95年記念コンサート
 変奏曲(ピアノのための) (1943) [田中一結(P)]/
 管楽五重奏のためのパルティータ(1962)[鷹羽弘晃指揮 下村祐輔(Fl) 鈴木かなで(Ob)
                    前山佑太(Cl) 河野陽子(Hr) 木村卓巳(Fg)]/
 ヴァイオリンとピアノのための音楽(1957) [中澤沙央里(Vn) 佐々木絵理(P)]/
 凍る庭(混声合唱とピアノ)(1961) [西川竜太指揮ヴォクスマーナ(cho.) 篠田昌伸(P)]/
 三つの即興曲(無伴奏フルートのための小品)(1972) [多久潤一朗(Fl)]/
 四大(尺八/篠笛、三絃、二十絃、十七絃)(1978)
  [藤原道山(尺八/篠笛) 本條秀慈郎(三絃) 黒澤有美(二十絃箏) 平田紀子(十七絃箏)]
 録音:2016年11月14日、東京オペラシティリサイタルホール。 12音技法に魅せられ、この作曲技法とともに日本の作曲界に気高きマイルストーン里程標を刻んだ巨匠・入野義朗。初CD化4作品を含む彼の代表作が、現代音楽に新時代を告げる若手奏者たちの手によって21世紀に響きわたる。

カメラータ

CMCD-28354
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\3080(税抜\2800)
11/25発売
フジコ・ヘミング〜リスト:ピアノ協奏曲第2番&ソロ
 リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S.125 (*)
 ドヴォルジャーク:「スラヴ舞曲集第1集」Op.46 より
  〔第4番 ソウセツカー ヘ長調/第6番 ソウセツカー ニ長調〕
 ショパン:練習曲 変イ長調 Op.25 No.1 / ラフマニノフ:前奏曲 ト長調 Op.32 No.5
 リスト:3つの演奏会用練習曲 S.144 〜第3番「ため息」/パガニーニ大練習曲 S.141 〜第3番「ラ・カンパネラ」(#)

 フジコ・ヘミング(P) マリオ・コシック指揮ブラティスラヴァso.(*)
 録音:2017年9月、スロヴァキア ほか(#以外) /データ不詳(#)。(#)を除き初出音源。初出・既出: Dagy Label 〔フジコ・ヘミング自主レーベル〕, DGY 004 (#) 。フジコ・ヘミング待望のコンチェルト最新ヨーロッパ録音。『フジコさんのリストの「2番」は、ヴァーシャリの録音を彷彿させるような、優雅で音楽は柔らかく、よく歌っている音楽に共感した見事な演奏をしていた。(中略)彼女が、まぎれもなくピアニストとしての巨匠たちの道を歩んでいることを確認することができた』(プロデューサー:井阪紘/ブックレットより) フジコ・ヘミング待望の欧州最新録音は、劇的かつ叙情的な名作をオーケストラと織り上げた協奏曲第2番を中心に、ショパン、ラフマニノフ、リストのソロ名曲が秀麗な花を添えている。
CMCD-28347
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\3080(税抜\2800)
12/1発売
松居直美〜北ドイツ楽派のコラールファンタジー
 ハインリヒ・シャイデマン:アレルヤ、我らの神を褒め称えよ
 フランツ・トゥンダー:来ませ、精霊、主なる神 / ヨハン・アダム・ラインケン:バビロンの流れのほとりに
 ヴィンツェント・リューベック:われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ
 ニコラウス・ブルーンス:来ませ、異邦人の救い主よ
 ディートリヒ・ブクステフーデ:今ぞ喜べ、愛するキリスト者のともがらよ

 松居直美(Org)
 録音:2016年9月、シュターデ、ドイツ。 UHQCD 仕様(すべてのCDプレーヤーで再生可能)。 日本を代表するオルガンの第一人者、松居直美の最新録音は、ドイツ・シュターデの教会にある17世紀建造の歴史的銘器を用い、バッハに至るオルガン芸術黄金期を築いた北ドイツ楽派の6人の作曲家による「コラール・ファンタジア」集。

東武レコーディングズ

 輸入盤ディストリビューターとして既に十数年の歴史を持つ東武トレーディングが発売する国内盤自主レーベル。旧譜はこちらから
TBRCD-0054/55
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(2CD)
\4620(税抜\4200)
ペーター・シュライヤー〜1996.10.16、東京芸術劇場ライヴ
 モーツァルト:すみれ K.476 /クロエに寄す K.524 /ラウラに寄せる夕べの思い K.523
 ベートーヴェン:アデライーデ Op.46 /アリエッタ Der Kuss Op.128 /私はあなたを愛す(優しき愛)
 シューベルト:白鳥の歌〜セレナード D.957 No.4 /野ばら D.257 /ます D.550 /ミューズの子 D.764
 シューマン:ミルテの花〜くるみの木 Op.25 No.3 /リーダークライス〜月の夜 Op.35 No.5
 メンデルスゾーン:挨拶 Op.19a No.5 /歌の翼に」 Op.34 No.2
 シューマン:連作歌曲集「詩人の恋」(全曲)
 *アンコール シューマン:恋の曙〜天は一滴の涙を残し
        シューベルト:さすらい人の夜の歌「山々に憩いあり」/春の想い
        ブラームス:子守歌

 ペーター・シュライヤー(T) ヘルムート・ドイチュ(P)
 録音:1996年10月16日、東京芸術劇場、ライヴ。東京芸術劇場アーカイヴ・シリーズ。 『一晩にこの曲数!さすが超人テノール、シュライヤーだけのことはあります。その安定した歌唱は予測通りですが聴衆と対話するかのような当意即妙な語り口にもしみじみと打たれます。そしてほのかに香る男の色気というのか、実にロマンティックでハードボイルドな歌声であります。伴奏のドイチュが良いのは当然。この世の幸福なコンサートのCD化を両マエストロが快諾してくださったのも当然かも知れません。芸術劇場のライヴは高音質ばかりですが、安心して身をゆだねられるサウンドです。』

マリーコンツェルト

 印田千裕&印田陽介の新レーベル。
MLKT-26002
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\2750(税抜\2500)
On the Sky 〜寺内 園生(1959-):作品集
 ヴァイオリンとピアノのための作品〔プシュケの肖像 [Psyche] / On the Sky (#) / Passion (+) / Tango Solo 〕/
 ヴァイオリンとチェロのための作品〔 Love / Talk / Connection for Hope 〕/
 無伴奏ヴァイオリンのための「 Active 」(**) /弦楽四重奏のための「ナルシス [Narcissus] 」(##)

 印田千裕(Vn) 印田陽介(Vc) 安田正昭(P)
 印田千裕SQ (##) [印田千裕、竹内弦(Vn) 横畠俊介(Va) 印田陽介(Vc)]
 録音:2017年6月20日、二宮町生涯学習センターラディアン、セッション(無印) /2017年7月28日、大泉学園ゆめりあホール、セッション(##) /2016年9月14日(#)、2011年1月7日(+)、2014年6月19日(**)、東京文化会館小ホール(#/+)、調布市文化会館たづくりくすのきホール(**)、ライヴ(#//+/**) 。 あの感動を再び!2016年9月14日、東京文化会館 印田千裕ヴァイオリンリサイタルでの「On the Sky」ほか、3曲のライヴ録音に加え、2016年11月11日、王子ホール 印田千裕&印田陽介 デュオリサイタル Vol.5 にて演奏された「 Talk 」ほか、6曲の新規録音を収録!

かもっくす

ORG-1702
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(3CD)
\3667(税抜\3334)
小沢さち(Org)〜J.S.バッハ:
 平均律クラヴィーア曲集第2巻
BWV.870-893
小沢さち(Org)
 録音:2017年2月13日-16日、荻窪教会、日本基督教団。使用楽器:パウル・オット、1973製作 ポジティフオルガン〔日本基督教団 荻窪教会所有〕|古典調律 Neidhardt 1724 。第1巻: ORG-1504 (2CDs)祈りのとき、光の織りなす音宇宙〜現代の「12等分平均律」ではない「不等分音律」でチューニングされたポジティフオルガン。制約の多いこの楽器を用いて、5列しか笛が無いとは信じられない程の多彩な音律と音色を引き出し、全24曲の調性と意義の違いを表現している。深く静かな祈りと共に紡ぎだされた真摯な音楽。

TOS

 日本の女性ギター奏者を代表する一人、宮下祥子が演奏活動20年を迎え立ち上げた自主レーベル。
TOS-003
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\2750(税抜\2500)
宮下祥子(G)〜 Gift 〔ギフト〕
 山田耕筰/佐藤弘和編曲:この道 / 横尾幸弘:さくらの主題による変奏曲
 壺井一歩:新12の歌
  〔アメイジング・グレイス(スコットランド民謡)/おぼろ月夜(岡野貞一)/城ヶ島の雨(梁田貞)/
   竹田の子守歌(京都民謡)/五木の子守歌(熊本民謡)/グリーンスリーヴス(イギリス民謡)/
   すみれの花咲く頃(F.デーレ)/ I Loves You, Porgy(ガーシュウィン)/みどりのそよ風(草川信)/
   ペチカ(山田耕筰)/仰げば尊し(スコットランド民謡)/この道(山田耕筰)〕

 宮下祥子(G)
 録音:2009年10月6日-7日、 Karura ホール、東京。レコード芸術誌準特選盤。初出・前出: HOMA DREAM, HR-1188〔発売:2010年/廃盤、入手不能〕。「パッション」(TOS-004/レコ芸特選)、「ヴィルトゥオーゾ」(TOS-002/レコ芸特選)に続く宮下祥子3枚目のアルバムだった物。これまでとは趣向を変えて、広く知られている名旋律の数々を集めた。この聴きやすいアルバムは音楽好きの皆さまへの贈り物。新進作曲家・壺井一歩が編んだ「新12の歌」は、武満徹「12の歌」に倣った自由な編曲集
TOS-004
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\2750(税抜\2500)
宮下祥子(G)〜 PASSION 〔パッション〕
 ブローウェル(1939-):ソナタ / 二橋潤一(1950-):5つのノスタルジー より〔第2番/第4番〕
 ロドリーゴ:ヘネラリフェのほとり/小麦畑で/祈りと踊り
 カステルヌオーヴォ・テデスコ:ソナタ ニ長調 Op.77 「ボッケリーニ讃歌」
 タレガ:アルハンブラの思い出/アラビア風奇想曲/ムーア風舞曲

 宮下祥子(G)
 録音:2005年2月16日-17日、 Karura ホール、東京。レコード芸術誌2005年7月号特選盤。初出・前出: HOMA DREAM, HR-1063〔発売:2010年/廃盤、入手不能〕。 『じっくりと自分の技術、そして音楽に磨きをかけた上で文字通り満を待しての初録音であり、完成度の高さはギターのみならずあらゆる器楽畑を通じて、ベストの域にあるとすら評価できよう。』(濱田滋郎/レコード芸術2005年7月号)

FINE NF/MOLTO FINE

 元 Philips Classics で腕を振るったプロデューサーとエンジニア、西脇義訓&福井末憲によって2001年に設立、2017年現在もこの2人によって運営されている有限会社エヌ・アンド・エフの2レーベル。 NF 記号が Fine NF, MF 記号が Molto Fine 。
MF-22804
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\3080(税抜\2800)
11/21発売
下山静香ライヴ in アルバラシン
 アルベニス:エボカシオン/コルドバ / グラナドス:アンダルサ/オリエンタル
 J.マラツ:セレナータ・エスパニョラ / A.G.アブリル:ソナティナ
 モンポウ 歌と踊り〔第10番/第12番〕 / トゥーリナ 幻想舞曲集
  下山静香(P)
 録音:2017年5月5日-6日、サンタ・マリア教会、アルバラシン、アラゴン州、スペイン。 チャレンジを続ける裸足のピアニスト下山静香が、中世のまま時がとまったような、スペインで一番美しい村アルバラシンで録音!アルバラシンは、カトリックの様式にイスラムのエッセンスが融合したスペイン独自の建築スタイル「ムデハル」で知られるアラゴン州(スペイン中北部)にある、城壁と谷に囲まれた小さな村。村も美しいが教会の響きも素晴らしく、さらにその響きを生かしきった下山静香の心境地がこのCDにはぎっしりと詰まっている。
NF-28901
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\2750(税抜\2500)
ザ・コスモポリタン〜ノエ・乾、クライスラーを弾く
 愛の喜び/ウィーン狂詩曲風幻想曲/ロマンス Op.44 /美しきロスマリン/プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ/
 ウィーン小行進曲/エピソード/シンコペーション/ウィーン奇想曲 Op.2 /中国の太鼓 Op.3 /愛の悲しみ/
 ジプシーの女/レチタティーヴォとスケルツォ・カプリス Op.6 /カヴァティーナ

  ノエ・乾(Vn) 碓井俊樹(P)
 録音:2017年5月9日-10日、猪苗代町体験交流館「学びいな」、福島県。 イザイ直系の名手ノエ・乾は、日本人とギリシャ人の両親のもと、ベルギーに生まれた気鋭のヴァオリニスト。クライスラーの多面性にスポットを当てた、「コスモポリタンによるコスモポリタン作品集」の登場。クライスラーの代名詞とも言える名曲をタイトルにしているアルバムが世にはたくさんあるが、むしろこのアルバムの聴き所は、クライスラーがブルックナーの弟子であったことを強く再認識させる遺作の「エピソード」や、「ラ・ヴァルス」と似てどこか狂気じみた「ウィーン狂詩曲風幻想曲」、イザイもかくやの無伴奏の「レチタティーヴォとスケルツォ」など、知られざる作品にあると言える。ノエ・乾のヴァイオリンの持ち味は、切れ味鋭い名刀の切れ味と、したたるような美音であり、双方が相俟って、ユニークなアルバムを形成していると言えるだろう。収録は、ノエ・乾が毎年主役を務める「野口英世記念ばんだい高原国際音楽祭」のメイン会場。
NF-28801
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(2CD)
\4400(税抜\4000)
12/5発売
ヴァレリー・ポリャンスキー〜チャイコフスキー:3大交響曲東京ライヴ
 チャイコフスキー:3大交響曲〔第4番/第5番/第6番〕
  ヴァレリー・ポリャンスキー指揮ロシア国立so.「シンフォニック・カペレ」
 録音:2015年7月18日、東京芸術劇場大ホール、ライヴ。 『ポリャンスキーこそがロシアの真の息吹である』(片山杜秀/ライナーノーツより)『奏者たちは、音色を調和させようと張り詰め、ハーモニー作りに耳をしっかりそばだてている。そのうえ弦楽器も管楽器もいつも息をたっぷり吸って吐いている。音を保ってよく鳴らす。そうでなければハーモニーの陶酔もポリフォニーの妙味も味わえるはずはないのだから。器楽的ではなく、とても声楽的なのである。しかも重心の低いロシアの合唱の響きなのである。よく保ってよく鳴らすコーラスのありようがモデルなので、器楽的に力任せに走るということがない。テンポがどんなに速いときも一声ずつ確実に響かせるように踏み締めることを忘れない。ポリャンスキー流の交響楽のひびきというものだ。』
MF-28701
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\2750(税抜\2500)
川嶋 仁〜珠玉のピアノ小品集
 ショパン:練習曲 変イ長調 Op.25 No.1「エオリアン・ハープ」 /ノクターン ロ長調 Op.32 No.13 /
      練習曲 ホ長調 Op.10 No.3「別れの曲」/夜想曲第20番 嬰ハ短調(遺作)/
      練習曲 変ト長調 Op.10 No.5「黒鍵」/練習曲 嬰ト短調 Op.25 No.6
 リスト:愛の夢第3番 変イ長調/パガニーニ大練習曲集〜第5番 ホ長調「狩り」
 カスキ:野の小川にて Op.32 No.2 /ブルレスケ Op.32 No.3 /夜の海辺にて Op.34 No.1
 サン=サーンス:白鳥(ピアノ独奏版) / マスネ:「タイス」の瞑想曲(ピアノ独奏版)
 ラヴェル:水の戯れ / レクオナ:コルドバ/アラゴン / タレガ:アルハンブラの思い出

 川嶋 仁(P|使用楽器:スタインウェイ D 274〔旧所有:A.B.ミケランジェリ〕
 録音:2016年10月30日、11月1日-2日、軽井沢大賀ホール、長野県。
NF-25503
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\3080(税抜\2800)
宮田 大〜木洩れ日
 フォーレ:夢のあとに / グラズノフ:吟遊詩人の歌 / フォーレ:シシリエンヌ
 ピアソラ:カフェ1930 /グランタンゴ / サン=サーンス:白鳥
 ファリャ:火祭りの踊り / カッチーニのアヴェ・マリア / ブルッフ:コル・ニドライ
 宮田 大(Vc|使用楽器:アントニオ・ストラディヴァリ「シャモニー」、1698年製
 ジュリアン・ジェルネ(P|使用楽器:ベーゼンドルファー 275
 録音:2016年11月23日-25日、神奈川県立相模湖交流センター。『宮田 大のチェロは雄弁に語り、うたい、感情を表現し、作品の多彩な光を放つ』(伊熊よし子)
MF-25703
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\3080(税抜\2800)
11/21発売
樋口 紀美子〜ショパン
 練習曲集 Op.10(全曲)/夜想曲
  〔第4番へ長調 Op.15 No.1 /第5番 嬰へ長調 Op.15 No.2 /
   第6番 ト長調 Op.15 No.3 /第16番 変ホ長調 Op.55 No.2 /第20番 嬰ハ短調 遺作〕
 樋口紀美子(P)
 録音:2016年4月11-13日、12月9日、川口リリア「音楽ホール」、埼玉県。樋口紀美子のCD第3弾は、ショパンの「練習曲」作品10を核に、「夜想曲」から5曲を選んで収録している。樋口のレパートリーはバロックから現代まで幅広く、中核はJ.S.バッハ、ショパン、シューマン、リスト、ドビュッシーといったピアノ作品だが、ドビュッシーと共にショパンは幼少から特に好んで弾いていたという。長じてドイツに留学し、バッハを原点としてドイツ音楽を中心に研鑽に励んだわけだが、するとむしろ一層ショパンに対する共感が深まったという。バッハとショパンには意外な関連性があることを、ライナーノーツの中で、バッハ学者として高明な兄の樋口隆一氏が指摘している。詳しくは本文を読んでいただきたいだが、樋口氏はショパンに影響を与えた3人の教師の存在を上げ、いずれもバッハやベートーヴェンなどのドイツ音楽理論の根幹をショパンに教えたこと、その中でショパンが2番目に教えを受けた、チェコ出身のオルガン奏者V / V /ヴェルフェルは、フンメルやフィールドなど、当時としてはモダーンなピアノ曲とともに、オルガン奏法をショパンに教え、彼の推薦でショパンが教会オルガニストを務めたことを指摘している。ショパンがオルガニストだったことはほとんど知られていないが、確かにバッハの「コラール」の影響は、「練習曲」や「夜想曲」の随所にも見られる。さらに、作品10 と作品25の2つの「練習曲」と「前奏曲」作品28は、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」(第1巻24曲と第2巻24曲)に倣って、それぞれ24曲からなる曲集を完成しようというショパンの強い意欲の表れである点も樋口隆一氏は指摘している。こうしてみると、樋口紀美子がドイツに留学しながらかえってショパンに惹かれ、その真髄に迫っていったのが必然であることを、このアルバムの随所から聴き取っていただけると思う。

Studio N.A.T

NAT-17181
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\2970(税抜\2700)
12/20発売
サリー・ガーデン
 ピゼンンデル:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006
 ダウランド/高橋和歌編曲:憂鬱なガイヤルド / M.ロージャヴェルジ:望郷 − ハンガリーの夢
 パガニーニ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調 MS.83
 青森県民謡/藤本幸男編曲:津軽じょんがら節 / アイルランド民謡/高橋和歌編曲:サリー・ガーデン

  高橋和歌(Vn)

アール・アンフィニ
 〔ミューズエンターテインメント/ソニー・ミュージックダイレクト〕

MECO-1045
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(HYBRID_SACD)
\3300(税抜\3000)
9/20発売
あこがれ [Ti adoro]
 ヴェルディ:「アイーダ」〜清きアイーダ/「リゴレット」〜あれかこれか/
       「第1回十字軍のロンバルディア人」〜私の喜びを/「マクベス」〜あぁ、父の手は
 プッチーニ:「トスカ」〜妙なる調和/「マノン・レスコー」〜見たこともない美人
 グノー:「ロメオとジュリエット」〜あぁ、太陽よ昇れ
 チレア:「アルルの女」〜フェデリーコの嘆き/「アドリアーナ・ルクヴルール」〜心は疲れて
 ジョルダーノ:「フェドーラ」〜愛さずにはいられないこの想い/「アンドレア・シェニエ」〜ある日、青空を眺めて
 レオンカヴァッロ:「道化師」〜衣裳をつけろ  プッチーニ:「トゥーランドット」〜誰も寝てはならぬ
 ボーナス・トラック 村松崇継:いのちの歌

 樋口達哉(T) 鈴木織衛指揮仙台po.
 録音:2017年4月22日-24日、日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)。

OMF (Oasis Music Factory) by KOSSACK

KCD-2058
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\3055(税抜\2778)
12/8発売
アマリッリ麗し
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):こんなふうに僕を軽蔑して
 アンドレア・ファルコニエーリ(1585/86-1656):このうえなく美しい髪
 ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ(1554頃-1609):「5声のバレット集」〜恋する人(楽しい人生)
 ジュリオ・カッチーニ(1545頃-1618):アマリッリ、美しいひと/愛の神よ、あなたは翼を持っている
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
  音楽寓話劇「オルフェオ」〜「天上の薔薇〜覚えているだろうか、影なす森よ」/胸のうちにある苦しみが
 ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス(1600頃-1679):きみの自由を奪った男が/悲しみの聖母
 ヴィンチェンツォ・カレスターニ(1589-1617):きれいなきれいなおじょうさん
 ルイジ・ロッシ(1597頃-1653):美しい瞳が私を殺す
 ニーノ・ロータ(1911-1979):映画「ロミオとジュリエット」〜若者とは?

  福井敬(T) 古楽アンサンブル アントネッロ[濱田芳通(リコーダー/コルネット)
    石川かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 西山まりえ(Cemb/ヒストリカルHp)]



輸入マイナー・レーベル




DELOS (米) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 国内代理店&当店未案内旧譜。旧譜はこちらから
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ミェチスワフ〔モイセイ〕・ワインベルク(1919-1996):
 弦楽四重奏曲集〔第11番 Op.89 (1965-66) /第13番 Op.118 (1977) 〕/
 ピアノ五重奏曲 Op.18 (1944) (*)
  ゴルカ・ヴァインベルク=タッツ(P;*) ヴィリニュスSQ
 録音:時期未記載、リトアニア国立フィルハーモニック・ホール、ヴィリニュス、リトアニア、 DDD | (P) (C) 2007 。

REAL SOUND 〔RS〕 (伊) 1枚あたり¥5500(税抜¥5000)

 国内&当店未案内旧譜。当レーベルは活動を停止しており、流通在庫限りとなります。また、カット盤での入荷となる可能性がありますので、予めご了承下さい。旧譜はこちらから〔価格が異なります/入手出来ない場合はご容赦下さい〕。
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バルトロメオ・コルダンス(1698-1757):
 オルガンと三声のためミサ・ダ・レクイエム/オルガン独奏のための作品集
  〔トッカティーナ/ Pezzo Fugato / Suonatina da farsi all'Elevazione /
   ソナチナ・アレグラ/前奏曲/ Versetti /フーガ 〕
 フェデリコ・レプレ、リヴィオ・ギャレット(T) ヨン=キ・クォン(B)
 マウロ・マクリ(Org) アンドレア・ファイドゥッチ指揮コーロ・ポリフォニコ
 録音:1998年6月、 Duomo di Venzone 、ヴェンゾーネ、イタリア| (P) 1998 。おそらく世界初録音。使用オルガン:カッリード [Callido] 、1792年製。
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アントン・シェーントリンガー(1919-1983):
 弦楽四重奏曲〔第2番/第3番〕/ヴァイオラとピアノのためのソナタ/
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番
  コンテンポラネア・アンサンブル
   [ルチオ・デガーニ(Vn1) アンナ・トレンティン(Vn2)     アルフレード・ザマッラ(Va) ルイジ・プゼッドゥ(Vc)
    フェルディナンド・ムッスット(P)]
 録音:2001年、グスタフ・マーラー・ザール、ドッビアーコ、イタリア| (C) (P) 2001 。シェーントリンガーは、セルビア人・クロアチア人・スロヴェニア人王国(現・セルビア)のヴァツコ・ノヴォ・セロに生まれ、ライプツィヒや東ベルリンなど、旧・東ドイツで活躍した作曲家。
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リスト:交響詩集
 〔祭典の響き/タッソ/プロメテウス/前奏曲〕
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アドリアーノ・
 マルティノッリ・ダルシー指揮
フィルハーモニアo.
 録音:年不明4月14日-16日、ブラックヒース・ホール、ロンドン、 UK | (P) 2003 。
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ショパン:ピアノ三重奏曲 Op.8 /チェロ・ソナタ Op.65 /
     ピアノとチェロのための序奏と華麗なるポロネーズ Op.3
  トリオ・ディ・トリノ
   [セルジオ・ランンベルト(Vn) ダリオ・デステファーノ(Vc) ジャコモ・フーガ(P)]
 録音:1999年7月、 Jugendmusik - und Kunstschule 、ヴェーゼル、ドイツ| (P) 1999 。
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アントン・ルビンシテイン(1829-1894):ピアノ三重奏曲第2番 ト短調 Op.15 No.2
スメタナ(1824-1884):ピアノ三重奏曲 ト短調
 トリオ・ディ・トリノ
  [セルジオ・ランンベルト(Vn) ダリオ・デステファーノ(Vc) ジャコモ・フーガ(P)]
 録音:2000年| (P) 2001 。

POLSKIE RADIO [ポーランド放送] 特記以外  1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 #当レーベルは2000年代の後半から、発売が古いアイテムや、発売から少しでも時間が経過したアイテムの入荷率が極めて低い状態が続いています。現地在庫情報の把握がほぼ不可能なレーベルですので、新譜、あるいは再プレスご案内時の御注文を強くお薦め致します。旧譜はこちらから
PRCD-1879
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【注目盤】
アマデウス Vol.14
 R.シュトラウス(1864-1949):メタモルフォーゼン(23の独奏弦楽器のための習作)
 ハイドン(1732-1809):ソプラノと弦楽合奏のための
             カンタータ「ナクソスのアリアンナ」 Hob.XXVIb: 2 (*)
 パーセル(1659-1695):歌劇「ディドとエネアス」からディドの嘆き(*)
 エヴァ・ポドレシ(A;*)
 アグニェシュカ・ドゥチマル指揮アマデウス(ポーランド放送室内o.)
 録音:2014年12月14日、ライヴ、アダム・ミツキェヴィチ大学講堂、ポズナン、ポーランド。
ロマンティック〜ショパン(1810-1849):ピアノ作品集
  ポロネーズ イ長調 Op.40 No.1 [ヤヌシュ・オレイニチャク(P)]
  マズルカ イ短調 Op.68 No.2 [イェジ・ゴジシェフスキ(P)]
  夜想曲 ヘ短調 Op.55 No.1 [エヴァ・ポブウォツカ(P)]
  ワルツ 変ニ長調 Op.64 No.1 [マレク・ドレフノフスキ(P)]
  ワルツ 嬰ヘ短調 Op.64 No.2 [マレク・ドレフノフスキ(P)]
  夜想曲 嬰ハ短調 Op.posth [リディア・グリフトウヴナ(P)]
  夜想曲 変ホ長調 Op.9 No.2 [リシャルト・バクスト(P)]
  ポロネーズ 変イ長調 Op.53 [ピョトル・パレチニ(P)]
  マズルカ イ短調 Op.17 No.4 [ナタリア・ガヴリウォヴァ(P)]
  前奏曲 ホ短調 Op.28 No.4 [イェジ・ゴジシェフスキ(P)]
  前奏曲 変ニ長調 Op.28 No.15 [イェジ・ゴジシェフスキ(P)]
  練習曲 ハ短調 Op.10 No.12 [ヴワディスワフ・ケンドラ(P)]
ポロネーズ〜ヨーロッパ文化における「ポーランド風」の300年
 チャイコフスキー(1840-1893):歌劇「エフゲニー・オネーギン」〜ポロネーズ
 ミハウ・クレオファス・オギンスキ(1765-1833):
  祖国への別れ(管弦楽のためのポロネーズ)
 カロル・クルピンスキ(1785-1857):国王歓迎(管弦楽のためのポロネーズ)
 シューベルト(1797-1828):ヴァイオリンと管弦楽のためのポロネーズ D.580 (*)
 ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
  ヴァイオリンと管弦楽のための演奏会用ポロネーズ ロ長調 Op.4 (*)
 テレマン(1681-1767):管弦楽組曲 イ短調 TWV.55: a2 〜ポロネーズ
 テレマン:ポーランド風協奏曲(弦楽と通奏低音のための)TWV.43: G7
 J.S.バッハ(1685-1750):管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV.1067 〜ポロネーズ
 ベートーヴェン(1770-1827):弦楽(三重奏)のためのセレナード ニ長調 Op.8
 ウェーバー(1786-1826)/リスト(1811-1886)編曲:
  ピアノと管弦楽のための序奏と華麗なポロネーズ S.367 (+)
 ショパン(1810-1849):ピアノと管弦楽のための
  アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 (+)
 ムソルグスキー(1839-1881):
  歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」から管弦楽のためのポロネーズ
 ジョン・フィリップ・スーザ(1854-1932):大統領のポロネーズ(管弦楽のための)
 ヴォイチェフ・キラル(1932-2013):映画音楽「パン・タデウシュ物語」〜ポロネーズ
  アンナ・マレシャ(Vn;*) ピョトル・コシンスキ(P;+)
  アダム・クロツェク指揮カリシュpo.

ACOUSENCE (独) 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)

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2015年第9回浜松国際ピアノコンクール第1位|
 アレクサンデル・ガジェヴ(P)〜リスト&シューマン

  リスト:巡礼の年第2年「イタリア」から
      〔ペトラルカのソネット Nos.47, 104, 123 /ダンテを読んで〕
  シューマン:クライスレリアーナ Op.16 /3つの幻想的小曲 Op.111 〜第2番 変イ長調
 アレクサンデル・ガジェヴ(P|使用楽器: SHIGERU KAWAI EX
 録音:2017年2月26日-28日、クレーフェルト、ドイツ。 1994年イタリアで生まれ、9歳で協奏曲、10歳での初リサイタル以降多くの演奏会を重ねている。2012年ブルーノ・マデルナ音楽院を首席で卒業後ザルツブルク・モーツァルテウム大学修士課程で学ぶ。日本では、2015年の第9回浜松国際ピアノコンクールで海老彰子審査委員長から「20歳ながら非常に円熟した音楽を聴かせ、アルゲリッチら審査委員を驚かせた堂々の第一位」との言葉と共に、優勝及び聴衆賞を受賞し多くのファンを得た。2017年6月にはカワイ音楽振興会主催で日本でリサイタルを行い、このアルバムにも収録されているリストを演奏した。
アレクセイ・メルニコフ(P)〜「熱情」&リスト
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
 ショパン:夜想曲 ハ短調 Op.48 No.1 / リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
  アレクセイ・メルニコフ(P|使用楽器: SHIGERU KAWAI EX
 録音:2017年3月1日-3日、クレーフェルト、ドイツ。 1990年モスクワ生まれ。モスクワ音楽院ではセルゲイ・ドレンスキー、ニコライ・ルガンスキー等に師事。2014年サンマリノ国際ピアノコンクール第1位受賞のほか多くのコンクールで優秀な成績を納めているピアニスト。色彩感溢れる音色を巧みに扱い、精神的にも高度な成熟を求められる作品を、時にむき出しの感情で圧倒的に弾きあげるヴィルトゥオーソ的な演奏家。2015年9月にはカワイ音楽振興会主催で日本でリサイタルを行いこのアルバムにも収録されているベートーヴェンが演奏されている。

GENUIN (独) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

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ドイツ音楽コンクール2016年優勝者〜ヴァレンティーノ・ヴォルリッチュ(Vc)
 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op.102 No.2 / イザイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.28
 シューマン:アダージョとアレグロ Op.70 / ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.65

 ヴァレンティーノ・ヴォルリッチュ(Vc) エリーザベト・ブラウス(P)
 録音:2017年3月21日、23日-24日、6月19日、ベルリン。 2016年のドイツ音楽コンクールの受賞者の一人、チェリストのヴァレンティーノ・ヴォルリッチュ、その受賞記念となるデビューCD 。ヴァレンティーノ・ヴォルリッチュは1989年、ハノーファーの生まれ。若いとは思えないほど表現の幅が広く、受賞も当然の巧さがこのCDにも収められている。
シューベルト:男声合唱曲全集 Vol.3
 サヨナキドリ(夜鶯) D.724 /徳に到る2つの道 D.71 /逃避 D.825B /私は涙に濡れて D.131 /憂愁 D.825 /
 静かに静かに歌おう D.635 /セレナード D.920 /春の歌 D.914 /サリエリ氏の50歳の誕生日を祝して D.407(全4曲)/
 愛の心 D.747 /思い出 D.424 /やまびこ D.428 /追憶 D.423 /永遠の愛 D.825A /時の歩みは3つの様相 D.43 /
 安らぎ、この世の最も美しい幸せ D.657 /小さな村 D.598

 ヤン・シュマッハー指揮カメラータ・ムジカ・リンブルク クリストフ・プレガルディエン(T)
 アリソン・ブラウナー(Ms) アンドレアス・フレーゼ(P) ティルマン・ホプストック(G)
 録音:2008年4月12日、2014年9月28日、2015年3月8日、2017年2月17日-19日、ディエツ/2015年8月28日-30日、フランクフルト・アム・マイン。第1集(GEN-15349)、第2集(GEN-16410)に続く、ヤン・シュマッハー指揮カメラータ・ムジカ・リンブルクによるシューベルトの男声合唱曲全集 Vol.3。ここでも温かみのある演奏が曲に相応しく、和やかな雰囲気を醸している。今回は D.724、D.747、D.798でギターを採用しているのが特徴(楽譜ではピアノかギターか選択ができる)。
ロシアン・クラシックス
 グリンカ/ナストラー編曲:「ルスランとリュドミラ」序曲
 ショスタコーヴィチ/デ・メイ編曲:多様な管弦楽のための組曲
  〔行進曲/抒情的なワルツ/舞曲第2番/ワルツ第2番/終曲〕
 ショスタコーヴィチ/バウマン編曲:組曲「馬あぶ」 Op.97a 〜民衆の祭日
 チャイコフスキー/シュタットマイヤー編曲:イタリア奇想曲 Op.45
 プロコフィエフ/デ・メイ編曲:歌劇「ロメオとジュリエット」より
  〔モンタギュー家とキャピュレット家/街の目覚め/朝の踊り/僧ローレンス/
   客人たちの退場(ガヴォット)/モンタギュー家とキャピュレット家〕
 ストラヴィンスキー/アールズ編曲:「火の鳥」より〔子守歌/終曲〕

  トーマス・クラモー指揮ザクセン管楽フィルハーモニー
 録音:2016年3月8日-11日、バート・ラウシック。 GENUINの人気団体、トーマス・クラモーが指揮するザクセン管楽フィルハーモニーの新録音は、ロシア音楽。グリンカ、チャイコフスキー、プロコフィエフ、ストラヴィンスキー、ショスタコーヴィチといずれも有名作曲家の名曲ばかり。輝かしくもビチッと決める優れた演奏はいつもながら充実している。
J.S.バッハ:ピアノ協奏曲集
 〔第1番 ニ短調 BWV.1052 /第2番 ホ長調 BWV.1053 /第3番 ニ長調 BWV.1054 〕

 シャハイェフ・ノスラーティ(P) ベルリン・ドイツ室内o.
 録音:2017年1月11日-13日、ベルリン。 新しい時代の自由で素敵なバッハのピアノ協奏曲が登場。まだ20代ながらドイツでバッハのピアニストとして高い注目を浴びているシャハイェフ・ノスラーティによるバッハのピアノ協奏曲集。なおノスラーティのデビューCDは、バッハのフーガの技法(GEN-15374)。シャハイェフ・ノスラーティは1989年、ドイツ西部のボーフムの生まれ。2014年にライプツィヒでの国際バッハコンクールのピアノ部門で第2位を受賞してバッハ弾きとして広く知られるようになった。このバッハの3曲の協奏曲も注目すべき演奏だ。ノスラーティはピリオド演奏でのバッハの意欲的な表現手法をピアノ演奏に積極的に取り入れつつ、それをモダーンピアノ演奏でなければできない人間味のある温かさと上手く融合させ、実に新鮮で気持ちの良い協奏曲に仕立てている。独奏だけでなく総奏の部分にも参加してオーケストラを引っ張り、また積極的に楽譜にない装飾を入れたりと、かなり自由にやっているのだがそれらがズバリ決まっている。ベルリン・ドイツ室内o. の控えめながらノスラーティの志向にピタリと合わせた伴奏もいい。なお彼女のファーストネーム Schaghajegh はペルシャ語由来の名前で、マネージメントに問い合わせたところ、上記のように読むとのこと。
ああこの上なく聖なる〜ドイツと世界のクリスマス・ソング集
 作曲者不詳(17世紀):高く戸を上げよ / ブリテン:聖母讃歌 / ストラヴィンスキー:アヴェ・マリア
 パレストリーナ:恵み深い救い主の母よ / 吉村:静かな夜に / リュリ:王たちの行進 / 民謡:最初の降誕祭
 伝承歌:眠れ、わが子よ/柊と蔦は/走ろう、走ろう/おお、私の少年よ/今日は私たちの主の生誕祭だ
 コラン:シルヴィアのクリスマスキャロル / チャイコフスキー:伝説 Op.54 No.5 / ニステット:明るい星が一つ
 ロッチャー:神に栄光があるように / カルヴィシウス:ヨゼフ、愛する私のヨゼフよ / ヘンデル:シオンの娘よ
 ジャクソン:キリストの幼時 / メルクナー:キリストの子守歌 / オー:牧人が夜に羊の群れのそばにいると
 バッハ:私はあなたの飼葉桶のそばに立ち / カールソン:クリスマスの平安 / レーガー:船がやって来る
 シュッツ:このように神は世を愛し / ハンブルガー:世の上にはなにもなく / 民謡:ああこの上なく聖なる

 フィリップ・アーマン指揮 MDR 放送cho.
 録音:2017年1月23日-25日、2月1日-3日、ライプツィヒ。 第1弾(GEN-15381)から2年ぶりのフィリップ・アーマン指揮MDR放送cho. による世界のクリスマス曲集。今回も時代も地域もまちまちな様々なクリスマス曲を美しい無伴奏合唱で楽しめる。フィリップ・アーマンは1974年生まれ。ケルンでマーカス・クリードに学んでいる。2013年からMDR放送cho. の首席客演指揮者を務めている。
フネラリッシモ
 万霊節のヨーデルの歌/トゥルケアスカ/ストラデッラ:教会のアリア/ロンドンデリーの歌/ラーガ/朝のボニー/
 カルデロン:メキシコの嘆き/バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003 〜アンダンテ/
 シェレシュ:暗い日曜日/ミュラー:さようなら/グリエール:8つの小品 Op.39 〜子守歌/ピアソラ:忘却/
 ポルンベスク:物悲しいアンダンテ/あの上、天の扉で/レーフェルト:死の踊り/セント・ジェイムズ病院/スリコ

 マティアス・ヴェル(Vn) マリア・ヴェル(Vc)
 ズラフコ・ジーフコヴィッチ(アコーディオン)
 録音:2017年4月7日-9日、ライプツィヒ。 ヴァイオリン独奏にチェロとアコーディオンが伴奏する名曲集。フネラリッシモ Funeralissimo と題されており、何か悲しみを表した曲を集めている。マティアス・ヴェルは1993年生まれの若いヴァイオリニスト。ズラフコ・ジーフコヴィッチはセルビア出身のアコーディオン奏者。

ANALEKTA (加) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

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ライフ・リフレクテッド
 ゾーシャ・ディ・カストリ:ディア・ライフ / ジョスリーヌ・モーロック:マイ・ネーム・イズ・アマンダ・トッド
 ニコル・リゼー:ボンダースフィア / ジョン・エスタシオ:アイ・ロスト・マイ・トーク

 アレクサンダー・シェリー指揮ナショナル・アーツ・センターo.
 エリン・ウォール(S) マーサ・ヘンリー(ナレーター) モニク・モジーカ(アクター)
 録音:2016年5月28日-29日、サザン・ホール、ナショナル・アーツ・センター、カナダ。 「ライフ・リフレクテッド」は、カナダ、オタワのナショナル・アーツ・センターo.によるシンフォニック・エクスペリエンス。カナダの4人の偉大な女性(アリス・マンロー、アマンダ・トッド、ロベルタ・ボンダー、リタ・ジョー)のポートレートを、現代のカナダの著名な作曲家たちが描いた作品で、音楽と映像のマルチメディア・コラボレーションが行われている。
AN2-9156/8
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(3CD)
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ボーセジュール〜アンソロジ
 チェンバロ クープラン:神秘の障壁、牧歌 / J.S.バッハ:メヌエット ト長調 BWV Anh.114
       ダカン:カッコウ/スカルラッティ:ソナタ〔ト長調 K.201 /ホ長調 K.531 〕/
       ヘンデル:調子の良い鍛冶屋 / J.S.バッハ:前奏曲 ハ長調 BWV.846 /ゴルトベルク変奏曲〜アリア
       ラモー:ガヴォットと6つのドゥーブル/タンブーラン
       J.S.バッハ:トッカータ ニ長調 BWV.912 /コラール「かくも喜びに満てるこの日」 BWV.605 /
               トッカータ ニ短調 BWV.565 /パッサカリア ハ短調 BWV.582
 声楽 ヘンデル:歌劇「セルセ」〜オンブラ・マイ・フ/
    ヴィヴァルディ:歌劇「救われたアンドロメダ」 Rv Anh.117 〜 Sovvente il sole /
            歌劇「忠実なニンフ」 Rv.714 〜 Alma oppressa
    J.S.バッハ:レチタティーヴォ「われは足れり」/アリア「眠れ、疲れた目よ」、汝安かれ BWV.512 /
            神よ, われを汝の意のままに BWV.514 /パイプにおいしいタバコを詰めて BWV.515B /
            御身が共にあるなら BWV.508 /あなたの心を下さるなら BWV.518
    ラモー:カンタータ「テティス」 / カッチーニ:ドルチェ・マリア
    J.S.バッハ: Erfullet, ihr himmlischen BWV.1 / ヘンデル:カンタータ「私の胸は騒ぐ」 HWV.132c
    ヴィヴァルディ:歌劇「エジプトの戦場のアルミーダ」 RV.699 〜シンフォニア
 室内楽&オルガン J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第5番 ヘ短調 BWV.1018
          クープラン:コンセール第2番 ニ長調 / ラモー:コンセール用クラヴサン曲集より
          アラウホ: Tiento de medio registro de dos tiples de segundo tono
          フローベルガー:カプリッチョ第2番 / ベーム:コラール「主の祈り」 / ブルーンス:前奏曲 ホ短調
          J.S.バッハ:コラール「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」 BWV.734 /
                  コラール「いまぞわれらに救いは来れり」 BWV.638
          パーセル:グラウンド ハ短調 ZD.221

 リュック・ボーセジュール(Cemb/ペダルCemb/Org/P) クラヴサン・アン・コンセール
 ジェイムズ・エーネス(Vn) ジュリー・ブーリアンヌ(Ms) カリーナ・ゴーヴァン(S)
 フィリップ・スライ(B−Br) シャノン・メルセル(S) マリー=ニコル・ルミュー(A)
 既出音源からのコンピレーション。

AVIE 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
レイチェル・バートン・パイン
 エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op.61
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26
レイチェル・
 バートン・パイン(Vn)
アンドルー・リットン指揮
BBCso.
 録音:2017年1月9日-11日、BBCメディア・ヴェール・スタジオ、ロンドン、 UK 。 1995年の列車事故による大怪我から復帰を果たし、バロックからへヴィメタを自らのフィールドとしてジャンルにとらわれない活発な活動を展開していているアメリカの女流ヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パイン。バートン・パインのアヴィー(AVIE)第4弾は、エルガーのヴァイオリン協奏曲とブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番という偉大な名曲コンチェルト。バートン・パインの通算36枚目のアルバムでもあり、多くのレコーディングを行ってきた彼女にとって意外にも初の録音となるプログラム。バートン・パインはこのアルバムを、彼女にとって音楽の英雄であり友人でもあったネヴィル・マリナーにささげている。
イートン・クワイアブックからの音楽 Vol.5
 ヒューゴ〔ヒュー〕・ケリク:喜びたまえ、乙女の花(7声)
 ジョン・ブラウン:オー・レジナ・ムンディ・クララ(6声)
 ロバート・フェアファクス:マニフィカト「 Regali 」(5声)
 ウォルター・ラム:喜びたまえ、乙女の花(4声)(*)
 ロバート・ハコンプレイント:サルヴェ・レジナ(5声)

  スティーヴン・ダーリントン指揮オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊
 録音:2017年7月4日-6日、マートン・カレッジ・チャペル、オックスフォード、 UK 。 (*)は世界初録音。 ) 約500年の歴史を持つオックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊。音楽監督スティーヴン・ダーリントンとのコンビで、初期ルネサンスのイギリスの広大で多様な宗教音楽コレクションである「イートン・クワイアブックからの音楽」を探求する人気シリーズ第5巻。当シリーズは、これまでも英グラモフォン賞にノミネートするなど高い評価を得ている。
ラフマニノフ
 2台ピアノのための幻想的絵画(組曲第1番) Op.5 /
 2台ピアノのための組曲第2番 Op.17 /
 ピアノ連弾のための6つの小品 Op.11
チャールズ・オウエン、
カーチャ・アペキシェワ(P)
 録音:2017年8月5日-8日、ホール・ワン、キングス・プレイス、ロンドン、 UK 。 ロシアの女流ピアニスト、カーチャ・アペキシェワとイギリスの名ピアニスト、チャールズ・オウエン。現在共にギルドホール音楽院のピアノ科教授を務める二人は、2016年には新たにロンドン・ピアノ音楽祭(ロンドン・ピアノ・フェスティヴァル)を創設し芸術監督を務めるなど、優れたピアノ・デュオとしても活躍。英BBCの人気TV番組「Andrew Marr Show」にもデュオで出演し、英Quartzレーベルにはストラヴィンスキーの連弾アルバム(QTZ-2117)を録音している。オウエン&アペキシェワのデュオによるAvie第1弾。

CENTAUR (米) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 既案内分はこちらから
ヴェナンツィオ・ラウッツィーニ(1746-1810):オペラからのアリアと情景集
 歌劇「ピラモとティスベ」、歌劇「愛の翼」、歌劇「シナの英雄」より
  ステファニー・トゥルー(S) メレディス・ホール(Ms)
  マリー・テリー=スミス指揮カペラ・サヴァリア
 録音:2014年9月13日-15日、バルトーク・コンサート・ホール。ピリオド楽器使用。 18世紀イタリアのカストラートで、ピアニスト、教師、作曲家でもあったヴェナンツィオ・ラウッツィーニが作曲したオペラ・アリア集。モーツァルトが彼の歌を聞いて感激し、「エクスルターテ・ユビラーテ」を作曲したというエピソードでも知られる。ハンガリーの指揮者、音楽学者のマリー・テリー=スミスが1981年に創設したピリオド楽器オーケストラ、カペラ・サヴァリアがバックを務める。
ハイドン:ピアノ三重奏曲集 Vol.8(完結編)
 〔第37番 ヘ長調 Hob.XIV: 37 /第13番 ハ短調 Hob.XIV: 13 /
  第29番 変ホ長調 Hob.XIV: 29 /第32番 ト長調 Hob.XIV: 32 〕
 メンデルスゾーン・ピアノ三重奏団
  [ピョートル・シロチン(Vn) フィオナ・トンプソン(Vc) チャン・ヤティン(P)]
 録音:2014年5月25日-27日、 US 。 ワシントン・ポストやファンファーレ・マガジン等で高評価を獲得しているハイドンのピアノ三重奏曲全集、最終巻となる第8巻。メンデルスゾーン・ピアノ三重奏団は、1997年に結成されたイギリス、ウクライナ、台湾の音楽家たちによる多国籍アンサンブル。
19世紀-20世紀アメリカの宗教的歌曲集
 アーネスト・チャールズ(1895-1984)、オリーヴ・ダンガン(1903-1997)、ハル・ホプソン(1933-)、
 アルバート・ヘイ・マロット(1895-1964)、カール・F.ミューラー(1892-1982)、
 ジョン・プリンドル・スコット(1877-1932)、ウィリアム・スティックルズ(1928-1971) /他の作品

 スコット・ラグラフ(Br) アンドルー・ハドソン(P) キンバリー・ラグラフ(Ms)
 録音:2015年6月5日、12日、7月13日。 スコット・ラグラフは、スティーヴン・F.オースティン州立大学で声楽の教授を務める他、トリシティズ・オペラ、シラキューズ・オペラ、タルサ・オペラ、ペンサコーラ・オペラなどアメリカの多くのオペラ・ハウスで活躍するバリトン歌手。
シーモア・バラブ:子供のための歌劇「赤ずきん」
 マーガレット・アストラップ、ジェニファー・カラルッツィ(S)
 エルナン・ベリッソ(Br) アンドルー・ゴードン指揮
 録音:2013年9月1日-2日、アメリカ。フィリップ・グラス・アンサンブルのメンバーとしても活動したアメリカの作曲家、シーモア・バラブの代表作。
ブラームス
 ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 Op.1 /スケルツォ 変ホ短調 Op.4 /16のワルツ Op.39 /4つの小品 Op.119

 フランク・ホアン(P)
 録音:2013年16日-17日、&2014年8月10日、シカゴ。 マイアミ大学でピアノの准教授を務め、南北アメリカ、アジア、ヨーロッパの主要なホールでリサイタルを行っているピアニスト、フランク・ホアンが弾いたブラームス。ニューヨーク・コンサート・レヴューでも賞賛された確かなテクニックを持つ。
F.クープラン:クラヴサン曲全集 Vol.2
 クラヴサン曲集〔第2巻〜第8組曲 ロ短調/第3巻〜第17組曲 ホ短調/第4巻〜第23組曲 ヘ長調〕

 マーク・クロール(Cemb
  使用楽器:ジャック・ジェルマン、1785年製〔サウスダコタ州バーミリオン国立音楽博物館所蔵〕
 録音:2015年3月29日、5月3日、バーミリオン国立音楽博物館、サウスダコタ州、 US 。 全12巻にわたるリリースを予定している、ヒストリカル・チェンバロによるクープランのクラヴサン曲全集第2巻。アメリカのチェンバロ、フォルテピアノ奏者のマーク・クロールはフィラデルフィアo.、ボストンso.、モントリオールso. など、名オーケストラと共演してきた。
ジャック・ギャラガー(1947-):ピアノ作品集
 ピアノ・ソナタ/夕べの音楽/ソナティナ/夜想曲/6つのバガテル/パストラーレ/
 ケリーのための6つの小品/マランボ・ヌーヴォー/ハッピー・バースデー、エイプリル
  フランク・ホアン(P)
 録音:2014年8月8日-9日、シカゴ。 ロンドン響、ヴァージニア響、ポーランド放送so.、アメリカ空軍バンド・オブ・フライトなど多くのオーケストラに録音されているアメリカのグラミー賞作曲家、ジャック・ギャラガー(1947-)のピアノ作品集。フランク・ホアンは、マイアミ大学でピアノの准教授を務めるピアニスト(NYPのコンサートマスターとなった同名のヴァイオリニストとは別人)。
J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集 (Vol.2)
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ
  〔第1番 ロ短調 BWV.1014 /第3番 ホ長調 BWV.1016 /第5番 ヘ短調 BWV.1018 〕/
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ(*) 〔ト長調 BWV.1021 /ホ短調 BWV.1023 〕

 アポロ・アンサンブル
  [ダヴィド・ラビノヴィチ(Vn) マリオン・ボシュイゼン(Cemb)
   カッサンドラ・ルックハルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ;*)]
 録音:2015年2月、5月、オランダ。使用ヴァイオリン:ゲオルク・クロッツ、1754年頃製作〔オランダ国立楽器財団所有〕。Vol.1: CRC-3372 (BWV.1015, 1017, 1019, 1019a) 。 ザハール・ブロンの高弟の1人であり、シギスヴァルト・クイケンとエリザベス・ウォルフィッシュにピリオド奏法を学んだ、ウクライナのバロック・ヴァイオリニスト、ダヴィド・ラビノヴィチが弾くバッハのヴァイオリン・ソナタ集。ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第6番、第2番、第4番を収録した前作(CRC-3372)の続編で、残りの第1番、第3番、第5番と、通奏低音とのソナタ2曲を収録。アポロ・アンサンブルの芸術監督として、また、アムステルダム・バロック・ソロイスツやアムステルダム・バロックo. 、OAE 、キングズ・コンソート、シャンゼリゼ管、アニマ・エテルナなど、トップクラスのピリオドo. で活躍してきた名手による優雅で繊細なバッハ。
20世紀アメリカのピアノ音楽
 ベンジャミン・リース:オデッセイ I & II / リビー・ラーセン:メフィスト・ラグ
 ジェイムズ・プリモシュ:ピュア・コントラプション/アブソリュート・ギフト(*)
 ヘンリー・カウエル:3つのアイルランドの伝説
  キム・ヨウミー(P)
 録音:2014年12月18日、2015年6月12日、オハイオ大学リサイタル・ホール。 キム・ヨウミーは、現代のピアノ作品のスペシャリストとして、また教育者や世界ピアノ指導者協会(WPTA)の国際コンクール、台湾国際ピアノ・コンクールの審査員として国際的に活躍するピアニスト。
オリ・バレル
 スモール・タウン
ケイシー・リンク(P)
 録音:2015年8月20日、カリフォルニア。カリフォルニア大学で作曲の博士号を、カリフォルニア芸術大学で作曲の修士号を取得し、様々な音楽祭、美術館とのコラボレーションなどで活躍しているオリ・バレルのピアノ作品。
エドガー・アラン・ポーの詩による歌曲集
 テイロー・ハーディング:鐘 / N.リンコーン・ハンクス:レノア
 ジョン・ヴァレリオ:ユーラルーム / ジュディス・クラウド:エドガー・アラン・ポーの5つの歌

 ジェイコブ・ウィル(B−Br) リン・コンパス(P)他
 録音:2015年5月13日-15日、アメリカ。
モーストリー・ミシシッピ
 アラン・テイセン:波と影 / ハチャトゥリアン:クラリネット三重奏曲
 ルイジ・ザニネッリ:ポンパス・ピアノ / バック・マクダニエル:マーリー・ヴァリエーションズ
 ジェイムズ・スクレーター:スウィート・スウィンギン・スイート / ルイジ・ザニネッリ:協奏的三重奏曲

 アーゴット・トリオ[Vn/Cl/P]
 録音:2015年12月18日-19日、ルイジアナ州立大学。 アーゴット・トリオは、アメリカ、ミシシッピ州ハッティズバーグのミュージシャンたちにより2010年に結成されたヴァイオリン、クラリネット、ピアノからなる三重奏団。南ミシシッピ大学の教授を務めたルイジ・ザニネッリやミシシッピ生まれのバック・マクダニエル、ミシシッピで長く活動するジェイムズ・スクレーターなどミシシッピにまつわる現代作曲家たちによるクラリネット三重奏曲集。ハチャトゥリアンのトリオのみミシシッピに縁はないが、アーゴット・トリオが初めて一緒に演奏した曲として、アルバムに収録。
サルバドル・ブロトンスフルート作品全集 Vol.1
 フルート・ソナタ Op.21 /フルート、マリンバとヴィブラフォンのための協奏的幻想曲 Op.51 /
 フルートとハープのための「カラード・スカイズ」 Op.134 /フルート・ソナタ第2番(フルート協奏曲) Op.72 /
 フルートとギターのための3つのディヴェルティメント Op.68 /フルートとピアノのための「 El Port de la Selva 」

 ロベルト・アルバレス(Fl) ベアトリス・リン(P)
 ユージン・トー(Perc) カトリナ・タン(Hp) ケヴィン・ロー(G)
 録音:2015年10月、シンガポール。
ヤング・ジーニアス〜レスピーギ(1879-1936):
 ピアノ協奏曲 イ短調(1902) /ピアノ・ソナタ ヘ短調(1897) /ピアノのための6つの小品〜第1曲「甘美なワルツ」

 アントニオ・ポンパ=バルディ(P) アルフレード・サヴィア指揮エヴァンズヴィルpo.
 録音:2016年1月23日、ヴィクトリア・シアター、インディアナ州、ライヴ。
ロベルト・ピアーナ(1971-):ピアノ作品集
 25の絵画的前奏曲集/ピアノ・ソナタ
  アントニオ・ポンパ=バルディ(P)
 録音:2014年4月、2016年7月。ロベルト・ピアーナ(1971-)はイタリアのピアニスト、作曲家。アントニオ・ポンパ=バルディはロン・ティボー国際ピアノ・コンクールとヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール等で入賞、クリーヴランド国際ピアノ・コンクールで優勝、 Centaur へグリーグ:ピアノ作品全集を録音しているイタリアのピアニスト。

CHRISTOPHORUS 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

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J.S.バッハ:トランペット協奏曲集
 〔イ短調 BWV.593(原曲:ヴィヴァルディ)/ニ長調 BWV.972(原曲:ヴィヴァルディ)/
  ト短調 BWV.975(原曲:ヴィヴァルディ&シェドヴィル)/ニ短調 BWV.974(原曲: B. マルチェッロ)〕/
 カンタータ第137番 BWV.137 〜コラール「主をほめたたえよ」/カンタータ第151番 BWV.151 〜アリア ト長調

 ドレスデン・バッハ=ゾリステン
  [ヨアヒム・K.シェーファー(Tp) カン・ミンジョン(Vn)
   ウーヴェ・ヒルト=シュミット(Vc) 北村あゆみ(Cemb/Org)]
 録音:2016年9月、11月、ドイツ。 「トランペット・アンサンブル・ヨアヒム・シェーファー」など、数々のアンサンブルを創設しリーダーを務めてきたドレスデンのトランペットの名手、ヨアヒム・(カール・)シェーファー。ドレスデン・バッハ=ゾリステン(ドレスデン・バッハ・ソロイスツ)は、ヨアヒム・シェーファーが新しく創設した、トランペット、ヴァイオリン、チェロ、チェンバロ(Org)によるアンサンブル。
テレマン:ラテン語宗教作品集
 もろもろの国よ主をほめたたえよ TVWV 7: 25 /教会のアレグロ TVWV 52: c1 /
 Deus judicium tuum TVWV 7: 7 /教会のコンチェルト TVWV 33: 2 /ラテン・マニフィカト TVWV 9: 17

 エレーナ・サルトーリ(Org)指揮アッラバストリナ・クワイア&コンソート
 エマヌエラ・ガッリ(S) エリーザ・ボナッツィ(Ms)
 ガブリエッラ・マルテッラッチ(A) ラッファエーレ・ジョルダーニ(T)
 マウロ・ボルジョーニ(Br) ロッコ・リア(B)
 録音:2017年6月21日-23日、イタリア。 プロテスタントであったテレマンはドイツ語によるカンタータを数多く書いているが、ラテン語による宗教音楽もいくつか残している。テレマンのラテン語によるマニフィカトや詩篇を元にした作品を演奏するのは、Glossaではフランチェスカ・カッチーニの知られざる歌劇(GCD-923902)の録音で話題を呼んだイタリアの女流鍵盤奏者、エレーナ・サルトーリと、ピリオドo. &合唱団のアッラバストリナ。エマヌエラ・ガッリやラッファエーレ・ジョルダーニ、マウロ・ボルジョーニらイタリアの一流歌手陣の参加もポイント。

COBRA RECORDS (蘭) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

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室内合唱&ピリオド・アンサンブル版「ゴルトベルク」〜パダム・シングス・バッハ
 J.S.バッハ
/グスタボ・トルヒリョ編曲:
  室内合唱とバロック・アンサンブルのための「ゴルトベルク変奏曲」
 マリア・ファン・ニューケルケン指揮パダム、コレギウム・デルフト
 録音:2015年10月、ワールセ教会、アムステルダム、オランダ。 J.S.バッハが作曲した不朽の名作「ゴルトベルク変奏曲 BWV.988」。これまで弦楽三重奏や弦楽合奏、オルガンやギター、ハープ、管楽器など、様々な楽器のために編曲されてきた「ゴルトベルク変奏曲」に、なんと仰天の「室内合唱&ピリオド・アンサンブル」ヴァージョンが登場! 「ゴルトベルク変奏曲」を16声の混声合唱と小編成のピリオド楽器アンサンブル(弦楽四重奏、リコーダー、オーボエ、オーボエ・ダモーレ、ファゴット)での演奏のために編曲したグスタボ・トルヒーリョ(1972-)はスペイン出身の音楽家。テネリフェ島のサンタ・クルス・デ・テネリフェ音楽院でクラリネットを学んだ後にオランダへと渡り、スウェーリンク音楽院とロッテルダム音楽院で作曲を専攻。現在はアムステルダム音楽院とロッテルダム音楽院の作曲科で教鞭を執っている。1998年に創設されたオランダの室内合唱団パダム(PA'dam)が立ち上げたプロジェクトであり、その代名詞でもある合唱版「ゴルトベルク変奏曲」が、大きな反響を巻き起こすことだろう。

DANACORD (デンマーク) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 一部CD-R製版のアイテムがございます。プレス盤が在庫切れになると予告無しに CD-R へ切替わりますので、指定してのご注文はお受け出来ません。既案内分はこちらから
黄金時代〜ゲーゼ、シューマン、シューベルト:4手連弾のためのピアノ作品集
 ゲーゼ:北欧の音画 Op.4 /3つの個性的な小品 Op.18 /
     結婚ワルツ(グランシャン編曲)/誕生日ポロネーズ/結婚式と銀婚式のワルツ
 シューマン:東洋の絵 Op.66 / シューベルト:幻想曲 ヘ短調 Op.103, D.940
 コペンハーゲン・ピアノデュオ[トーニャ・レモー、カトリーネ・ペネロプ(P)]
 録音:2017年2月18日-19日、ニューヨーク。 19世紀前期、デンマーク文化の黄金時代を代表する音楽家のひとり、ニルス・W.ゲーゼ(1817-1890)が「4手のピアノのため」に書いた詩的で独創的な作品の初めての全曲録音。「デンマーク女性作曲家のロマンティック・ピアノ作品集」(DACOCD-680)で美しい音楽を聞かせたカトリーネ・ペネロプと、トーニャ・レモーの「コペンハーゲン・ピアノデュオ」による演奏。ゲーゼが師事したメンデルスゾーンと同じロマンティシズムの時代、シューマンとシューベルトの4手のピアノ作品が合わせて収録されている。
ベートーヴェン、ニルセン、シューマン:ピアノ作品集
 ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80
 カール・ニルセン:シャコンヌ Op.32, FS.79 / シューマン:謝肉祭 Op.9
  エリサベト・ニルセン(P)
 録音:2017年4月8日-11日、コンサートホール、デンマーク王立音楽アカデミー。 エリサベト・ホルメゴー・ニルセン(1993-)は、デンマークのピアニスト。コペンハーゲンのデンマーク王立音楽アカデミーでアメーリェ・マリング、ニクラス・シヴェレーヴ、マリアンナ・シリニャンに学び、J.S.バッハのイギリス組曲第2番、シューマンの「ウィーンの謝肉祭の道化」、プロコフィエフのピアノ・ソナタ第6番を弾いたデビューアルバム(DACOCD-761)を2015年に発表した。アルバム第2作は、ベートーヴェン中期のピアノ作品の傑作のひとつに挙げられている「32の変奏曲」。ハーモニーと詩的感受性の豊かさ、構想の大きさ、ヴィルトゥオジティにより、カール・ニルセンのピアノ曲の中でももっとも演奏されることの多い「シャコンヌ」。そしてシューマンの「謝肉祭」。好評を博したと伝えられる彼女のデビュー・コンサートのプログラム。

DELPHIAN (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

寒冷地の音楽〜ハンザ同盟の響き
 ニコラウス・ア・ケンピス:4声のシンフォニア第1番(#)
 ウィリアム・ブレイド:聖なる山(#) /ペギー・ベル(*/#) /スコットランド舞曲(#)
 アントニオ・ベルターリ:4声のソナタ(#) / ハインリヒ・アルベルト:悲しみはここに(#)
 ヨハン・ゾマー:パドゥアナ「ある日シュザンヌが」(#) /詩篇第8番 / ディートリヒ・ベッカー:2声のソナタ(#)
 トーマス・バルツァー:ヴァイオリンのためのプレリュード(#) /ジョン、さあキスしに来て(#)
 メルヒオール・シルト:パドゥアナ「ラグリマ」 / アントニー・ホルボーン:パヴァン「憂鬱の影像」
 アンドルー・キーリング(1955-):ノーザン・ソウル(*/#)
 ヨハン・シュターデン:4声のソナタ第31番(*) / ヨハン・ショップ:涙のパヴァン

 イン・エコー
  [ガウェイン・グレントン(コルネット/ミュート・コルネット) ボヤン・チチッチ(Vn)
   アナイス・チェン(Vn/Va) エミリー・ホワイト(テナー・サックバット/Vn)
   リチャード・ブースビー、森川麻子(バス・ヴィオール)
   ウィリアム・ハント(ヴィオローネ) サイラス・ウォラストン(Org/Cemb)]
DCD-34302
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[LP]
(#のみ)
2枚価格
 録音:2017年2月1日-3日、ロムジー修道院、ハンプシャー、 UK 。 (*)は世界初録音。 # LP は(#)のみの収録ですのでご注意下さい。 バーゼル・スコラ・カントルムでブルース・ディッキーに師事し、現在はイル・ジャルディーノ・アルモニコやコンチェルト・イタリアーノ、イ・ファジョリーニ、タヴァナー・コンソートなどで活躍する気鋭のコルネット(ツィンク)奏者、ガウェイン・グレントンが2016年に結成した要注目のピリオド・アンサンブル、イン・エコーのデビュー・アルバム!バロック・ヴァイオリンのボヤン・チチッチ、ヴィオールのリチャード・ブースビー、名手スー・アディソンの秘蔵っ子でバロック・ヴァイオリン奏者でもあるサックバットのエミリー・ホワイト、ガーディナーのアシスタントを務めてきた鍵盤奏者のサイラス・ウォラストンをコア・メンバーとするイン・エコーは、現在の古楽界に新たな風を吹き込む存在として早くも大きな注目を集めている。イン・エコーのデビュー・タイトルのテーマは中世のドイツ人が築き、ヨーロッパ北部で隆盛を誇った都市同盟「ハンザ同盟」。16〜17世紀の同地域で活躍した音楽家たちの作品、ガウェイン・グレントンとイン・エコーの委嘱作品であるアンドルー・キーリングの新作「ノーザン・ソウル」によって、リューベック、ハンブルク、ブレーメンを中心とした「ハンザ同盟」の全盛期におけるヨーロッパ北部の魅力的な音楽風景が色鮮やかに広がる。
アフター・ザ・トリスト〜サクソフォンとピアノのための新しい音楽
 サリー・ビーミッシュ:カリバン / /ジュディス・ウィアー:バグパイパーズ・アルバムからのスケッチ(**)
 ジェイムズ・マクミラン/ジェラルド・マクリスタル編曲:アフター・ザ・トリスト(**)
 マイケル・ナイマン:ミゼレーレ・パラフレーズ/シェイピング・ザ・カーヴ / ジョー・ダデル:フラクチュア(*/+)
 アラスデア・ニコルソン:スロー・エアーズ&マーチ(*) / イアン・ウィルソン:ドライヴ(*)
 セシリア・マクドウォール:私の青いピアノ(*) / グレアム・フィトキン:ボブ(*)

 マッケンジー・サワーズ・デュオ
  [スー・マッケンジー(ソプラノSax/アルトSax;+) イングリッド・サワーズ(P)]
 録音:2017年6月11日-13日、エディンバラ。(*)は世界初録音、(**)は当版における世界初録音。 スー・マッケンジーは、名手ユージン・ルソーに師事し、多くの新作のイギリス初演を手がけるスコットランドのリーディング・サクソフォニスト。エディンバラを拠点として活躍するソプラノ・サクソフォンとピアノの女性デュオ、"マッケンジー・サワーズ・デュオ"の第2弾は、マイケル・ナイマンやジェイムズ・マクミランを始めとする、現代の作曲家たちによる多彩な作品集。約半数が世界初録音、初録音バージョンの曲で構成されている。
DCD-34177
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(2CD)
メトネル:歌曲集
 3つのロマンス Op.3 より/ゲーテによる9つの歌 Op.6 より/2つの詩 Op.13 /ゲーテによる12の歌 Op.15 より/
 ゲーテによる6つの詩 Op.18 より/8つの詩 Op.24 より/7つの詩 Op.8 より/プーシュキンによる7つの詩 Op.29 より/
 6つの詩 Op.32 より/プーシュキンによる6つの詩 Op.36 より/5つの詩 Op.37 より/4つの詩 Op.45 より/
 7つの詩 Op.46 より/プーシュキンの詩による7つの歌 Op.52 より/8つの歌 Op.61

  エカテリーナ・シウリナ(S) ジュスティーナ・グリンガイト(Ms)
  オレクシー・パルチコフ、ロビン・トリッチュラー(T) ロディオン・ポゴソフ(Br)
  ニコライ・ディデンコ(B)
 イアン・バーンサイド(P)
 BBCミュージック・マガジンやグラモフォン誌でエディターズ・チョイスに選ばれ、グラモフォン賞2014にもノミネートするなど世界で激賞された「ラフマニノフ:歌曲集(DCD-34127)」の続編となるDelphianの歌曲集。歌曲伴奏のスペシャリストとして高名なイアン・バーンサイドが伴奏を務める、ニコライ・メトネルの歌曲集が登場! BBCミュージック・マガジン2014年5月号のレビューで「次はぜひメトネルを!」と熱望され、それに応える形でレコーディングが実現。前作同様、活躍中の6人の若き歌手を、経験豊富なイアン・バーンサイドが曲に合わせて采配し、ゲーテの詩を題材としたドイツ的な作品とプーシュキンの詩を題材としたロシア的側面の両方を表現。また、優れたピアニストでもあったメトネルの華麗なピアノ書法も聞き所の1つ。

DREYER−GAIDO (独) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
トリーティス・オン・トランス=トラディショナル・エステティクス
 サンディープ・バグワティ(ディレクター)アンサンブル・エクストラクト
 モントリオールのコンコルディア大学芸術学部で教授を務めるインド生まれドイツ育ちの音楽学者、サンディープ・バグワティがミュージカル・ディレクターを務める現代音楽アンサンブル。バグワティが創作した、地震計(seismographic)によるサウンドスケープという独自の観点による音楽。

FONDAMENTA (仏) 特記以外 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 2008年、ピアニストのフレデリック・ドリア=ニコラによって設立されたフランスのレーベル。国内へは初案内。
FON-1603021
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(6CD)
3CD価格
チェロ〜アンドレ・ナヴァラへのオマージュ
 サン=サーンス:チェロ協奏曲 イ短調 Op.33 No.1 CM / ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調CM
   [1965年4月20日-23日、ノートルダム・デュ・リバン教会、パリ]
 ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102 CA/JS
   [1963年9月30日-10月3日、芸術家の家、プラハ]
 コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7 JS[1964年9月28日-30日、プラハ]
 プロコフィエフ:交響的協奏曲 ホ短調 Op.125 CA[1965年6月20日-25日、プラハ]
 ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」CA [1964年9月7日-9日、プラハ]
 ハチャトゥリアン:チェロ協奏曲 ホ短調PD [1957年10月28日]
 ブルッフ:コル・ニドライ Op.47 PD [1957年2月13日]
 マルティヌー:コンチェルティーノ ハ短調 H.143 MT [1966年6月30日、プラハ]
 エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85 JB [1965年]
 C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲 イ長調 WQ.172 (*) TV[年月日不詳、シオン、スイス)]
 ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 RS
  [1955年9月23日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン]
 シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129 (*) JB [1962年、自由貿易ホール、マンチェスター、ライヴ]

 アンドレ・ナヴァラ(Vc) シャルル・ミュンシュ指揮コンセール・ラムルーo.CM
 ヨセフ・スク(VnJS) カレル・アンチェル指揮チェコpo.CA
 ピエール・デルヴォー指揮コンセール・コロンヌ協会o.PD
 マルティン・トゥルノフスキー指揮プラハ室内o.MT ジョン・バルビローリ指揮ハレo.JB
 ティボール・ヴァルガ指揮ティボール・ヴァルガ室内o.TV
 ルドルフ・シュワルツ指揮ロンドン新so.RS
 録音:[内]| (C) 2017 。(*)は初CD化。原盤: Erato, Supraphon, EMI /他。#当初、FON-5349402 という品番でご案内していましたが、上記に変更される旨、国内代理店からアナウンスが成されました。 2018年に没後30年を迎える、20世紀のフランスを代表する世界的チェリストの1人、アンドレ・ナヴァラ(1911-1988)が遺した名演の数々を、フォンダメンタ・レーベルが新リマスタリングで復刻!今回の復刻にあたり、フォンダメンタ・レーベルのチームは、アンドレ・ナヴァラの息子と共に、ヨーロッパ各地でオリジナル・マスターテープや未発表音源、破棄された音源の探索を行ったという。フランス・チェロ楽派の巨匠の遺産が、フランスの新興レーベルの新たなテクノロジーで蘇える。今回のリマスタリングには、Fondamentaがフランスのオーディオ・メーカー"Devialet(ドゥヴィアレ)"のテクノロジーを駆使して開発した、アナログ録音の正確な復刻を可能にする復元プロセス、"Phoenix Mastering(フェニックス・マスタリング)"が使用されている。

FRA BERNARDO (墺) 特記以外 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 2013年にリリースを開始したウィーンのレーベル。基本的に全点「限定盤」との記載がある模様。
ノエル・バウルデヴェイン(1480頃-1530頃):ミサ曲集
 ミサ・アン・トゥルール・アン・トリステス/ミサ曲「汚れなく、罪なく、貞節なる」/
 ミサ曲「我が愛しき茶の瞳」/ミサ・シネ・ノミネ
  ビューティー・ファーム
 録音:2017年6月、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院、オーストリア。世界初録音。 ビューティー・ファームは、2014年に設立された男声6人のヴォーカル・アンサンブル。コレギウム・ヴォカーレ・ヘントやチンクェチェント、グラウンドラヴォア、カピーリャ・フラメンカ、ウエルガス・アンサンブルなどの一流合唱団、アンサンブルで活躍してきたメンバーでスタートし、オーストリア、マウアーバッハのカルトジオ会修道院を拠点に、ルネサンス期のフランコ=フレミッシュ・ポリフォニーの音楽を中心に歌っている。アルバム第4弾は、ベルギー、メケレンの聖ロンバウト大聖堂、アントワープのノートルダム大聖堂で歌唱長の職に就いた15世紀〜16世紀フランドルの作曲家、ノエル・バウルデヴェインのミサ曲集。ビューティ・ファームが、「なぜ現代ではあまり知られていないのか?」と投げかけるバウルデヴェインは、一部の作品が20世紀に入るまではジョスカン・デ・プレの作品と考えられていたなど、優れた様式を備えている。ジョスカン・デ・プレとその継承者の影響を受けながら、巧みな低音域や力強いリズムなど、個性的な魅力を放つバウルデヴェインのミサ曲にご注目頂きたい。もちろん、第1弾から続く刺激的なジャケット・デザインもポイント。
ビーバー&ビーバー
 カール・ハインリヒ・ビーバー(1681-1749):ミサ曲「主の復活」/レクイエム
 ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・ビーバー(1644-1704):
  レバノンの杉のごとく/イスラエルの民エジプトを出で/思い出せ
 ヨハネス・ヘマーレ(Org)指揮コンチェルト・ステラ・マトゥティナ
 マリー=ソフィー・ポラック(S) カスパー・クレーナー(CT)
 ハンス・イェルク・マンメル(T) ミヒャエル・クラーネビッター(B)
 録音:2017年5月、神学校教会、ブリクセン。世界初録音。 傑作「ロザリオのソナタ」で知られる作曲家&ヴァイオリニストのハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバーと、11人の息子のうちの8番目の息子であるカール・ハインリヒ・ビーバーの宗教作品をカップリング。大ビーバーはヴァイオリン作品を取り上げられることが多いが、宗教音楽も同時代のウィーンの作曲家と比肩しうる人気を誇っていたと言われる。そして父の影に隠れ陽の目を浴びることの少ない息子カール・ハインリヒも、父と同じザルツブルクの宮廷楽長を務めた実力ある音楽家。フランツ・フォン・ビーバーの後継者となったカール・ハインリヒの、知られざる「ミサ曲」と「レクイエム」にご注目頂きたい。

GUILD  1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
チューリヒ・サウンズ〜歌曲と室内楽作品集
 ヘルマン・ネーゲリ(1811-1872): 歌曲「 Turmwächters 」/ Schlummerlied
 フォルクマール・アンドレーエ(1879-1962):
  Mond am Tage Op.12 No.1 / Liebesflämmchen / Barcole Op.23 No.4 /ピアノのための3つの間奏曲
 フランツ・クサーヴァー・シュニーダー・フォン・ヴァルテンゼー(1786-1868):
  Das Liedchen vom Amor / Nachtreise / Zufridenheit
 ヘルマン・ゲッツ(1840-1876): Geheimniss Op.12 No.1 / Der Traum /
                 Die Stille Op.3 No.1 /"O Lieb, o Lieb', Du Wonnemeer" Op.19 No.2
 ヨハン・カール・エッシュマン(1826-1882):
  In die Alpen - Schweizerlied /チェロとピアノのための幻想小曲集 Op.3
 オトマール・シェック(1886-1957):ピアノ三重奏のための「 Sommer o. 」 Op.61 / Erinnerung Op.17 No.7 /
                  Gekommen ist der Maie… Op.17 No.5 /Der Kirchhof im Frühling Op.17 No.3
 エミール・フレイ(1889-1946): In die Ferne / Mainacht / Zwiegesang
 マインラート・リーネルト(1865-1933)、フリードリヒ・ニーグリ(1875-1959):
  Wett i wär ä Vogel / Summerlied / Am Zürichsee im Mai Op.34 No.3
 ハンス・ゲオルク・ネーゲリ(1773-1836): Sonntagsfrühe
 カール・リュッティ(1949-):チューリヒの歌によるトリオ
 ハンス・イェルモリー(1877-1936):トリオ ハ長調 Op.42 〜第3楽章 フィナーレ「 Cake Walk - Danza Americana 」
 スメタナ(1824-1884) /ボリス・メルソン(1921-2013)編曲:ピアノ三重奏のための「モルダウ」

 ミュリエル・シュワルツ(S) ルーベン・ドローレ(Br) トリオ・フォンテーヌ
 録音:2016年1月-2月、チューリヒ。#レーベルと代理店の資料に曲と演奏家の対比詳細がありません。編成の記載が無いものは歌曲と思われますが、確実ではありません。チューリヒ中央図書館の100周年を記念して発売された、スイスの作曲家の歌曲と室内楽を集めたGuildならではのアルバム。フォルクマール・アンドレーエやオトマール・シェックなど、これまでGuildが多くのレコーディングに取り組んできたスイスの作曲家を始め、18世紀後半から20世紀前半まで約2世紀に渡るスイスの作曲家が名を連ねている。
GMCD-7426/27
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(CD+DVD
[PAL])
2CD価格
カール・リュッティ(1949-):
 合唱、独唱とアルプ・ホルン六重奏のための晩祷「ミステリウム・モンティス」
* DVD内容:演奏風景、作曲家&演奏者のインタビュー映像など
 ハンスリューディ・ケンプフェン指揮アルプホルン六重奏団
 オペルヴァリサー・ヴォーカル・アンサンブル
 録音:2016年6月17日-19日、コレギウムス教会、スイス。# DVD は PAL 方式のため、国内の通常映像機器では視聴出来ず、再生保証もございません。 2017年で創立50周年を迎えるスイスのGuILD-Musicより、合唱とアルプ・ホルン(アルペン・ホルン)のための作品という、スイスのレーベルならではの録音が登場!スイスの作曲家&ピアニスト、カール・リュッティ(1949-)が作曲した「ミステリウム・モンティス(神秘の山)」は、合唱と独唱に加え、スイスの民族楽器であるアルプ・ホルンが6本参加する教会音楽。スイスの神聖なる山々をテーマに、美しい合唱とアルプ・ホルンの豊かな音色が響く。
オルガン版「ゴルトベルク」〜J.S.バッハ
 幻想曲 ト長調 BWV.572 /前奏曲とフーガ ニ短調 BWV.539 /
 ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 /パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582
  マルティン・ハイニ(Org)
 録音・使用楽器:2017年2月8日-10日、ホル聖カタリナ教区教会、ルツェルン、スイス〔ゴル・オルガン〕。 2017年で創立50周年を迎えるスイスのGuILD-Musicより、教会のパイプ・オルガンで弾いたJ.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」が登場。マルティン・ハイニは、1968年にスイス、ルツェルンに生まれ、ルツェルン音楽学校とデンマークのオーフスで学んだオルガニスト。1992年のルツェルンJ.S.バッハ国際オルガン・コンクールで入賞し、ルツェルン教育大学やルツェルン音楽学校で教鞭を執り、ルツェルンのホルにある聖カタリナ教区教会でオルガニストと音楽監督を務める。

MUSICA FICTA (ベルギー) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
ボッケリーニ
 スターバト・マーテル(1781年初稿版/ソプラノ独唱と弦楽五重奏のための)(*) /
 弦楽五重奏曲 ハ短調 Op.45 No.1, G.355
  マガリ・レジェ(S;*) アンサンブル・ロザソリス
 録音:2016年4月18日-22日、フォンモリニー修道院、フランス。

PHAEDRA (ベルギー) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
ベーンハウウェル・プレイズ・シューマン
 アラベスク ハ長調 Op.18 /幻想小曲集 Op.12 /
 フモレスケ 変ロ長調 Op.20 /主題と変奏
ヨゼフ・デ・
 ベーンハウウェル(P)
 録音:2015年8月、2016年8月、アントワープ。 フランドルでもっとも有名なピアニストの一人と称されるベルギーの名手、ヨゼフ・デ・ベーンハウウェルが弾いたシューマン。ベーンハウウェルは、これまでエリザベート王妃国際音楽コンクールで公式伴奏者(1986年〜1996年)、ブリュッセル・ランチタイム・コンサートの芸術監督(1990年〜2014年)を務め、ベルギーの知られざる作曲家から、ブラームスやシューマンなどのピアノ・ソロ、また歌曲の伴奏や室内楽を含む多くのアルバムを録音しており、そのうち、ペーテル・ブノワとヨゼフ・リエラントの2つのアルバムは、Cecilia Prizeを受賞している。現在はアントワープ王立音楽院(王立フランダース音楽院)の客員教授を務め、様々な国際ピアノ・コンクールの審査員としても活躍するベテラン、ベーンハウウェルの円熟のシューマン。
グリーグ:歌曲集
 心のメロディ Op.5 /メランコリー Op.47 No.5 (*) /ワルツ Op.38 No.7 (*) /初めての出会い Op.21 No.1 /
 母の嘆き Op.15 No.4 /白鳥 Op.25 No.2 /川に沿って Op.33 No.5 /山の夕暮れ Op.68 No.4 (*) /
 スケルツォ Op.54 No.5 (*) /郷愁 Op.57 No.6 (*) /母の歌 Op.60 No.2 /ばらに囲まれて Op.39 No.4 /
 農場の歌 Op.61 No.3 /王女 EG 133 /小人の行進 Op.54 No.3 (*) /羊飼いの少年 Op.54 No.1 (*) /
 マルグレーテの子守歌 Op.15 No.1 /鳥の歌 Op.25 No.6 /エレジー Op.47 No.7 (*) /駄馬へのお休みの歌 Op.61 No.5

 ヘンドリキエ・ファン・ケルコフ(S;*以外) ニコラ・カロ(P)
 録音:2015年9月3日-5日、8日、ベルギー。 アントワープ王立音楽院、フランダース・オペラ・スタジオ、エリザベート王妃音楽カレッジで学んだベルギーのソプラノ歌手、ヘンドリキエ・ファン・ケルコフが歌うグリーグ。ウィーンやエクサン・プロヴァンスの音楽祭、ヨーロッパ各地のオペラ・ハウスで活躍するケルコフが、「母の歌」など郷愁的なグリーグの歌曲を歌う。オランダやベルギーの様々な学校でピアノと室内楽を教え、レコーディング・エンジニアなども務めるベルギーのピアニスト、ニコラ・カロをフィーチャーしたピアノ小品も魅力的。

PIANO21 特記以外 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

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カツァリス&テオドラキス
 カツァリス:ギリシャ狂詩曲「その男ゾルバ」による大幻想曲(*) /
       テオドラキスの歌曲による自発的な即興曲(*)
 テオドラキス:11の前奏曲 AST.44 〜第7番「 Andante semplice 」/
        12のメロス AST.541 〜第5番/ピアノのための小組曲 AST.90
 シプリアン・カツァリス(P|使用楽器:スタインウェイ
 録音:2017年6月、サン=マルセル福音教会、パリ、フランス。(*)は世界初録音。 2人の出会いと着想から約40年。遂に完成した、テオドラキスの「その男ゾルバ」を題材としたカツァリスの超大作!演奏時間はなんと53分!ピアノ・ファン、カツァリス・ファン必聴。1978年3月1日、パリのサル・プレイエルで行われたキプロス紛争の難民のための慈善コンサートで初めて出会った超絶技巧を司るピアノの魔術師シプリアン・カツァリスと、現代のギリシャを代表する御年92歳の大作曲家ミキス・テオドラキス(1925-)。80年代初期にテオドラキスのピアノ協奏曲第1番などを録音したカツァリスは、リストがハンガリー狂詩曲を作曲したのと同じ手法で、このギリシャの巨星が音楽を担当した映画「その男ゾルバ」のサウンドトラックを題材とした12〜13分規模の作曲を構想。その後、長い年月と紆余曲折を経て、カツァリスは最終的にこの「「その男ゾルバ」による大幻想曲」を、なんと演奏時間53分(!!)という長大な作品として仕上げたという。1978年の出会いと作曲の着想から約40年という歳月を経て完成したカツァリスとテオドラキスのコラボレーションによる大作。常に聴衆に驚きと衝撃を与え続けてくれるカツァリスが、長年に渡り温め続けてきた特大プロジェクトのベールが今ここに解き放たれる。

RUBICON CLASSICS (英) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 長年ワーナー・クラシックスとドイツ・グラモフォンで要職を務め、2009年以降 2017年現在 ONYX CLASSICS のエグゼクティヴ・プロデューサーも務めるマシュー・コスグローヴ氏が設立、2017年1月からリリースを開始したイギリスのレーベル。第一線で活躍する世界的アーティストたちの演奏を発売する ONYX に対し、 Rubicon は才能を持ち次代を担うべき若きアーティストたちの「クリエイティヴ・ホーム」となるべく立ち上げられたという。
 #2017年5月から2017年11月までの国内代理店に替わり、2017年11月中旬に新代理店が誕生したとアナウンスされました。下記アナウンスは当初、すべて旧代理店から行われた物ですが、この代理店からは入荷しない可能性が高く、さらに新代理店からの初入荷は2018年にずれ込む可能性がありますので、あらかじめご了承の程お願い致します。また、旧代理店は CD アイテムの記号部分を "RUBICON" に変更して扱っていましたが、新代理店は本体表記の "RCD" のママとしており、アナウンス済旧譜も同様となります。
 旧譜はこちらから
メユール(1763-1817):交響曲第1番 ト短調(*)
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」(#)
クリストフ・ケーニヒ指揮
ソロイスツ・ヨーロピアン・
 ルクセンブルク
 録音:2011年1月11日(*)、2012年3月20日(#)、フィルハーモニー、ルクセンブルク。 旧・代理店アナウンス品番: RUBICON-1020 クリストフ・ケーニヒは1968年ドレスデン出身の指揮者。ドレスデンの音楽大学に学び、シュターツカペレ・ドレスデンでコリン・デイヴィスのアシスタントを務めていた。歌劇とシンフォニーの両方で活躍しており、2003年、チューリヒ歌劇場の「後宮からの誘拐」では健康上の理由で初日4日、前にキャンセルしたメストの代わりに新演出の舞台を指揮一躍注目を浴びた。そんなケーニヒが首席指揮者・音楽監督を務めるソロイスツ・ヨーロピアン・ルクセンブルクとの共演盤が登場。フランス革命期に活躍し、ベートーヴェンを思わせる作風のメユールの交響曲と、ベートーヴェンのエロイカ、という興味深いプログラム。
C.P.E.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集
 〔ニ長調 Wq.37 /ハ長調 Wq.36 /ト短調 Wq.88 〕/ピアノ・ソナタ イ短調 Wq.50 No.3

 ヨハンナ・ローズ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ハビエル・ヌニェス(Cemb)
 録音:時期未判明、ドルミトリオ・アルト、コンベント・サンタ・クララ、セビリャ、スペイン。旧・代理店アナウンス品番: RUBICON-1019 ドイツ出身のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ヨハンナ・ローズのデビュー盤。ヴィルトゥオジティと繊細さが要求される、ヴィオラ・ダ・ガンバのためのレパートリーの最高峰のひとつ、C. P. E. バッハのソナタ。様々な古楽アンサンブルで演奏し、ヨーロッパ、南米、日本にもツアー参加している。バーゼル音楽院でパンドルフォに師事、そしてヴィットリオ・ギエルミの下でも研鑽を積んでいる。
TRIO ISIMSIZ
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 Op.70 No.1「幽霊」
 ブラームス:ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.101
 武満徹:ヴァイオリンとチェロのための「ビトゥイーン・タイズ」
  トリオ・イシムシズ
   [パブロ・エルマン・ベネディ(Vn) ミヒャエル・ペトロフ(Vc) エルデン・ミシルリオグリュ(P)]
 録音:2016年1月18日-20日、2017年2月2日、スネイプ・モールティングス・コンサート・ホール、 UK 。 旧・代理店アナウンス品番: RUBICON-1013 。トルコ語で「名のない」「無名」といった意味の「 isimsiz 」という名のピアノ三重奏団のデヴュー盤。 ヴァイオリンは、キアロスクーロ・カルテットで第2ヴァイオリンを務めるパブロ・エルマン・ベネディ。ピアノのエルデン・ミシルリオグリュはトルコに生まれ、ギルドホールで学んだ俊英。そしてチェロのミヒャエル・ペトロフはイギリスのヨーロッパ・コンサート・ホール協会 主催のライジング・スター・シリーズに登場した注目株。ベートーヴェンとブラームスの勝負曲、そして演奏会でもしばしば取り上げてきた大切な作品、武満の「ビトゥイーン・タイド」という意欲的なプログラムでの登場。

TRPTK (蘭) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 2014年に創業したオランダのレーベル。全点縦形の装丁(ブルーレイ・ディスクのパッケージと同じ大きさ?)。
赤いベルベット [Red Velvet]
 田中カレン:チェロとエレクトロニクスのための「ソング・オヴ・ソングス(ソロモンの雅歌)」
 セザール・ルートガー:ダンスール・ドゥ・コルド / ガスパール・カサド:無伴奏チェロ組曲
 オスバルド・ゴリホフ:無伴奏チェロのための「オマラモール」
 ルイ・アンドリーセン:チェリストのための「ラ・ヴォーチェ」
 カーヴェ・ヴァレス:無伴奏チェロのための「赤いベルベット」
 アリサ・アプレレヴァ:3つ本のチェロとメゾ・ソプラノのための「サイレンティウム」(*)

  マヤ・フリードマン(Vc) 金澤麻子、
  マキシミリアーノ・セグラ・サンチェス(Vc;*)
 録音:2017年3月13日-15日、オランダ。(*)のメゾ・ソプラノ歌手はアナウンスに記載されていない。 1989年にモスクワで生まれ、オランダで名教師ドミトリー・フェルシュトマンに師事した新進気鋭の女流チェリスト、マヤ・フリードマン。TRPTKレーベルのアーティスト・リレーション・マネージャーでもあるフリードマンのセカンド・アルバムは、「詩からインスピレーションを得て作曲された」というテーマで、日本の田中カレンやスペインのガスパール・カサド、オランダのセザール・ルトガーとルイ・アンドリーセン、アルゼンチンのオスバルド・ゴリホフ、イランのカーヴェ・ヴァレス、ロシアのアリサ・アプレレワといった各国の現代作曲家たちの作品を収録。ブックレットには、インスパイアされたそれぞれの詩の原語と英訳を掲載。

VANITAS (西) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)

 1978年スペインのアルバセテに生まれ、ヤン・ウィレム・ヤンセン、トニー・ミラン、イヴ・レヒシュタイナー、ユゲット・ドレイフュスらに師事した後、オランダのハーグ王立音楽院のジャック・オッホのもとで学んだチェンバロ奏者、アンドレス・アルベルト・ゴメスによって2011年に立ち上げられたレーベル。
 旧譜はこちらから
アルダ・イル・ミオ・コア〜カウンターテナーのための歌曲集
 メールラ:そう思い込むお人好し / カプスベルガー:かつては笑っていた
 フェリーチェ・サンチェス: Non sia chi miriprenda / ルイス・デ・リバヤス:マリオナス
 イダルゴ: De las luzes que en el mar / Esperar, sentir, morir / Ay, que si, ay, que no /
       暗い夜/ Tened, parad, suspended / Peynandose estaba un olmo
 ダウランド:時は停止する、彼女は許してくれるだろうか / Sir John Such Galliard /
       甘き恋よもういちど/ダウランドのガリアード/私の嘆きに心が動くなら
 モンテヴェルディ:苦しみが甘美なものならば/甘美な光で/ただあなたを見つめて

 ペドロ・ペレス(CT) イグナシオ・ポルティージョ(バロックG/テオルボ/リュート)
 サラ・アグエダ(Hp) アンドレス・アルベルト・ゴメス(Cemb)
 録音:2016年2月、アルバセテ、スペイン。 ロベール・エクスペールやゲルト・テュルク、カルロス・メナに師事したペドロ・ペレスは1981年、スペインのトタナ出身のカウンターテナー。近年では、クレモナのモンテヴェルディ音楽祭や、ライプツィヒのバッハ音楽祭などヨーロッパ各地に招かれ、古楽界での存在を着実に高めている。

AEVEA (伊) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)

  AEVEA = Æolum Vibrare Eloquenter Audio だとのこと。
ガーシュウィン:ピアノ独奏作品全集
 18のソングブック〔手を叩いて/ドゥ・ドゥ・ドゥ/ドゥ・イット・アゲイン/魅惑のリズム/アイ・ガット・リズム/
          天国への階段/ライザ/私の彼氏/マイ・ワン・アンド・オンリー/ノーバディ・バット・ユー/
          オー・レディ・ビー・グッド!/誰かが私を愛してる/ストライク・アップ・ザ・バンド/スワニー/
          スイート・アンド・ロウ・ダウン/ス・ワンダフル/すてきな気持ち/フー・ケアーズ〕/
 ジャスポー・ブラウンのブルース/ 2つの調による即興曲/3つの前奏曲/プロムナード/四度のノヴェレッテ/
 前奏曲(断片)/前奏曲(番号なし)/眠れぬ夜/ラプソディ・イン・ブルー(ピアノ・ソロ版)/
 リアルト・リップルズ・ラグ/スイス・ミス/スリー・クウォーター・ブルース/2つのワルツ/メリー・アンドルー

 マウリツィオ・ザッカリア(P)
 録音:2016年、エリック・ジェイムズ・スタジオ、ヴィチェンツァ。 ガーシュウィンのピアノ独奏曲といえば、3つの前奏曲や18のソングブックが知られているが、いずれもガーシュウィンならではのメロディと華麗なピアノ書法による魅力的な作品となっている。ここではそれ以外も含め、出版された彼のピアノ作品をすべて収録した。人気作「ラプソディ・イン・ブルー」のソロ版はもちろんながら、ガーシュウィンが当時最新の技法を試した「2つの調による即興曲」や「2つのワルツ」も興味津々。ザッカリアの清冽なピアノが光る。
ルロイ・シールズ(1893-1962):
 「ローレル&ハーディ」映画音楽集〜オリジナル・ピアノ版
 ルーサー・タン・ルース(1930) /ドクターズ・オーダー(1930) /ビー・ビッグ!(1931) /
 ティーチャーズ・ペット(1930) /アナザー・ファイン・メッス(1930) /スクラム!(1932) /
 バーゲン・デイ(1931) /キチンズ・カム・ホーム(1931) /メイド・アラ・モード(1933) /
 ヘルピング・グランマ(1931) /ラーフィング・グレイヴィ/カスカディア/レッツ・ゴー!/
 ギヴ・アス・ア・ハンド/極楽二人組(1931) /ガール・ショック(1930)

  アレッサンドロ・シモネッティ(P)
 録音:2016年、エリック・ジェイムズ・スタジオ、ヴィチェンツァ。 ルロイ・シールズはアメリカの作曲家。サイレント時代に絶大な人気を誇ったローレル&ハーディの映画シリーズのためにノリの良い劇伴音楽を作っている。サイレント映画オタクのアレッサンドロ・シモネッティがそれらを蘇らせた。古き良きアメリカを彷彿させる。
AE-16019
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(3CD)
サティ:初期および秘儀的作品
 3つのサラバンド/3つのジムノペディ/4つのオジーヴ/6つのグノシエンヌ/ハンガリーの歌(未出版)/
 「至高存在」のライトモチーフ/ユスピュ/星の息子たち(全曲)/ナザレ人の前奏曲集/バラ十字軍の最初の思想/
 バラ十字軍の3つのファンファーレ/2つの前奏曲/ゴシック舞曲/ヴェクサシオン/祈り/モデレ/
 天国の英雄的な門の前奏曲/舞踏への小序曲/冷たい小品/3つのゆがんだ踊り/世俗的で豪華な唱句

  アレッサンドロ・シモネット(P)
 録音:2015年11月21日、29日-30日、2016年6月29日-30日、7月22日、エリック・ジェイムズ・スタジオ、ヴィチェンツァ。 サティの作品うち、1887年から97年にかけて作曲されたものをすべて集めたアルバム。3つのジムノペディや3つのグノシエンヌはぬかりなく収められている。また「星の息子たち」全曲や、ユスピュなど珍しい作品、ヴァクサシオン(繰り返し回数不明)もあり、興味津々。アレッサンドロ・シモネットは1974年生まれのイタリアのピアニスト。サウンド・エンジニア、プロデューサーとしても活躍し、このアルバムも凝ったつくりになっている。
レイナルド・アーン(1874-1947):ピアノ独奏曲全集
 ナイチンゲール狂乱〔第1巻−第4巻(47曲)〕/アンスピラシオン/ジュヴニリア(全6曲)/印象(全3曲)/
 憂鬱な輪郭/グッドバイ/愛の小品(全4曲)/イタリア風夜曲/月の光に(全11曲)/初見用小品/画家の肖像(全4曲)/
 ヘリオトロープの夢みる歌/傷心のトンボのヴァルス/フリギア調の歌/夢想/最初のヴァルス集(全11曲)/
 バッカス巫女の踊り/アンジェロのパヴァーヌ(編曲)/ソナチネ/ハイドンの名による変奏曲/「天地創造」への序曲/
 軍隊行進曲「若き勝者」/勇敢な娘マノン〜前奏曲と間奏曲(編曲)/2つの練習曲

  アレッサンドロ・デルジャヴァン(P)
 録音:2013年10月21日-24日、11月19日、25日、テアトロ・コムナーレ、アトリ/2015年12月19日、エリック・ジェイムズ・スタジオ、ヴィチェンツァ。 レイナルド・アーンは甘美な歌曲で知られているが、生涯にわたりピアノ曲を作り、かなりの数が残されている。近年少しずつ録音が現れているが、すべてを集めた待ちに待った全集の登場。全4枚のうち2枚は47曲からなる「ナイチンゲール狂乱」で占められているが、他の2枚は珠玉の小品がぎっしり納めされている。ことに「ジュヴニリア」や「2つの練習曲」など、びっくりするほどオシャレで繊細、最愛の曲を見つけたように幸せな気持ちになれる。アレッサンドロ・デルジャヴァンは1987年生まれのイタリアのピアニスト。ウィリアム・ナボレ、メナヘム・プレスラー、アンドレアス・シュタイアーといった特別なピアニストの薫陶を受け、2013年のヴァン・クライバーン国際コンクールでは審査員特別賞を受けている。明るい音色、切れ味の良い技巧でアーン作品にピッタリ。

ALIA VOX 価格帯C[主にSACD/DVD]:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
AVSA-9925
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(2 HYBRID_SACD)
価格帯:C
ヴェネツィア千年記 [Venezia Millenaria] 700-1797
 第1部:770-1571
  8-10世紀 1. 鐘の音(Cloches)〜D’après melodie du s. VIII)
       2. アレルヤ(ビザンツ聖歌)- Johannes Damaskinos (s. VIII)
  11世紀  3. ファンファーレ(レオ6世(886-912)のメロディに基づく)
       4. Halatzoglou kratema - ビザンツの作品(作曲者不明)(器楽)
       5. ファンファーレ(Pax in nomine Domini) - Chanson de Croisade:
          Pax in nomine Domini - Marcabru (1100-1150)
  12世紀  6. Danse de l’âme (Afrique du nord) - Anonyme instr. (tradition Berbère)
  13世紀  7. Prière à la Vierge. Planctus byzantin (s. XIII).
          Hymn for the Service of Matins?? Ton Despóti Neochoritis Chorus
       8. Chanson & Danse arménienne (s. XIII)
       9. Mawachah - Chanson arabo-andalouse QUINA ES ???
          T’adjunto la música. Enviar-la al Driss per demanar-li el titol i el text.
       10. Istampitta : Saltarello (mss. Du trecento) - Anonyme
  14世紀  11. Kúpie (Prière et Lamentation) Johanes Damaskinos Neohoritis/Chorus
  15世紀  12. Chiave, chiave (instr.) - CMM 131- Anonyme
       13. Adoramus te (Chansonier du XVe siècle)
       14. L’Eternel règne, il est revêtu de majesté, Ps. 93 (version latine et orthodoxe)
       15. Marche Nikriz - Ottomane (Anonyme mss. s. XV)
       16. Lamentio Sanctae Matris Ecclesiae Constantinopolitanae - Guillaume Dufay (1397-1474)
  16世紀  17. クレマン・ジャヌカン(ca. 1485-1558):戦い(マリニャンの戦い)
       18. ロッシ(1570-1630):バビロンの流れのほとりに (詩篇137, 1-6)
       19. アドリアン・ヴィラールト(1490-1562):Villanesca alla napolitana : Vecchie letrose
       20. Der makām-ı Uzzäl Sakîl - Anonyme ottoman - Dimitrie Cantemir (324) (instr.)
       21. ジョアン・ブルデュー(1520-1591):Madrigal : Oíd, oíd... [...las buenas nuevas de Lepanto]
 第2部:1573-1797
       1. Géfsasthe ke ídete - Hymne de la Sainte Eucharistie
       2. Psaumes de David. Ficht wieder meine Anfechter (Psaume 35) /
          Claude Goudimel (1510-1572) / Ambrosius Lobwasser (1515-1585)
       3. Sousta (シプルのダンス)(instr.)
       4. ジョヴァンニ・ガブリエリ:カンツォンV(6声)
       5. Se imnúme, Hymn of the Holy Liturgy (in slavonic ?) - Michael Chatziathanasiou
       6. ジョヴァンニ・ガブリエリ:カンツォンT(10声)
  17世紀  7. Laïla Djân - Danse Anonyme Perse (instr.)
       8. GIUSEPPE GUAMI Canzona XXIV a 8
       9. モンテヴェルディ(1567-1643):タンクレディとクロリンダの戦い(SV 153)
       10. Angeli Tanbüri (c.1615-1690) Marche ottomane : Der Makäm-i Rehävi Çember-i Koca (D.C.297)
  18世紀  11. ヴィヴァルディ:セーヌ川に祝うより« Di queste selve venite, o Numi »
          de « La Senna festeggiante » composée « à la gloire de Louis XV »
       12. モーツァルト:トルコ行進曲(ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 KV 331より)
       13. Deo gratias - Hymne Orthodoxe Russe (Anonyme s. XVI)
       14. フランソワ・マルシャン:Nous sommes tous égaux (Chanson Constitutionnelle)
       15. Per quel bel viso
       16. ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):Mia cara Anzoletta (サバール編曲)/
          Canzonette veneziane da battello. (Raccolta di gondoliere John Walsh).
       17. La Sainte Ligue (La nuit est sombre 夜と闇) 〜ベートーヴェンの交響曲
           第5番と第7番に基づく〜ルイージ・ボルデーゼ (1815-1886)

 ジョルディ・サバール指揮ル・コンセール・デ・ナシォン、エスペリオン XXI 、
 ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ、パナジオティス・ネオコリティス
 録音:2016年7月16日、27日、10月2日。 ビザンツ帝国からナポレオン戦争にいたる1000年以上の長きにわたって、ヴェネツィアは西洋音楽の形成に重要な役割を果たしたジョルディ・サバールと彼率いるアンサンブルが、ヴェネツィアという都市にまつわる音楽を集め、敬意を表したアルバムの登場。モンテヴェルディ、ガブリエリやヴィヴァルディといった巨匠を擁しながら、東洋へのリンクも持った、音楽、文化、政治、そして地理的にも重要都市だったヴェネツィアならではの多様性を 照らし出すべく、8世紀から18世紀までの歴史をたどるプログラム構成はさすが。モーツァルトのトルコ行進曲やヴィヴァルディの楽曲、さらにはベートーヴェンの交響曲第5番と第7番に基づく楽曲も含まれており、興味津津。

AUDITE (独) 
 価格帯記載無し[CD]:特記以外 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)
 価格帯B[SACD]:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

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AU-91441
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(2 HYBRID_SACD)
1.5枚価格
価格帯;B
含・初出「マンフレッド」序曲〜フルトヴェングラー、ルツェルン音楽祭 1953
 拍手&会場音〔45秒〕(*) / シューマン:「マンフレッド」序曲 Op.115 (#)
 会場音〔12秒〕(*) / ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」
 シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120
  ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ルツェルン祝祭o.〔スイス祝祭o.〕
AU-23441
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(2CD)
1.5枚価格
(*)以外
 録音:1953年8月26日、クンストハウス、ルツェルン、ルツェルン音楽祭公演、ライヴ。 (#)は初出音源。# (*)2曲分の演奏前会場音は、SACDにのみ収録されています(各作品終演後の拍手は、CD、SACD 共に収録)。 『定評あるauditeレーベルの1stマスター・リリースのルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ。今回はヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮による1953年8月26日の演奏会の全曲を収録。大注目はオリジナルマスターが消失したと思われていた「マンフレッド」序曲が世界初出音源として収録されていることです。今回もオリジナルテープからコピーを経ずにデジタル・マスタリングされておりauditeレーベルの社主ルトガー・ベッケンホーフ氏の丁寧な復刻により驚きの音質でよみがえりました。さらに注目はSACDハイブリッド盤(AU91441)のみ「マンフレッド序曲」および「英雄」の冒頭の音が出るまでの会場音を別トラックで収録しております。(各作品の演奏終了後の拍手はCD盤、SACD版ともに曲のトラック内にすべて収録しております。)演奏会の臨場感を味わえる今考えうる最高の復刻状態でリリースされます!』
 #2017年12月21日頃発売予定。
AU-21451
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(9CD)
2CD価格
オピッツに師事、マルティン・ラッシュ〜
 ベートーヴェン
(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ全集〔第1番−第32番〕
マルティン・ラッシュ
(P|使用楽器: Steinway D
 録音:2014年8月(Nos.4-8) 、2015年2月(Nos.12-15) 、2015年3月(Nos.1, 9-11) 、2015年4月(Nos.2-3, 19-20) 、2015年8月(Nos.16-18, 21, 23) 、2016年2月(Nos.27-29) 、2016年3月(Nos.22, 24-26) 、2016年7月(Nos.30-31) 、2016年8月(No.32) 、ミュンヘン音楽・演劇大学大ホール、ミュンヘン。 1974年生まれのドイツ中堅ピアニスト、マルティン・ラッシュによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集。マルティン・ラッシュは1996年にカラブリア国際ピアノ・コンクールで第1位を獲るなど数々のコンクールでの入賞歴を誇る実力派。これまでにゲルハルト・オピッツ、フーゴー・シュトイラーなど名だたるピアニストに師事し、現在は母校ミュンヘン音楽・演劇大学のピアノ科にて後進の育成にも力を注いでいる。バッハ、ベートーヴェン、シューマン、シューベルト、モーツァルトを得意とし、とりわけベートーヴェンの解釈には定評がある。全体的に速めのテンポ設定で軽やかさと重厚感を持ち合わせます。ドイツ正統派の系譜ながらラッシュの個性も感じられる注目すべき全集が登場した。

AURORA (諾)  1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

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ビョルン・ボルスタ・シェルブレード(1970-):
 トランペットとヴォーカルアンサンブルのための「黙して動かず」/
 ヴォーカルアンサンブルのための「ミツバチのマドリガル」
 ノルディック・ヴォイセズ ニルス・ペッテル・モルヴェル(Tp)
 録音:2017年4月23日、レインボースタジオ、オスロ。 制作:ヨルン・ペーデシェン|録音:ペール・エスペン・ウーシュフィヨルド。 巣箱にいるはずのミツバチが姿を消した。働きバチたちは二度と巣箱に戻ってこない……。ヴォーカル・グループ「ノルディック・ヴォイセズ」の最新アルバムは、大群のミツバチが突然コロニーから姿を消すという、世界各国で起きている原因不明の現象「蜂群崩壊症候群(Colony Collapse Disorder, CCD)」をテーマに、新しい音楽に生態学的観点を組みいれた作品として作られた。このプロジェクトのため、ノルウェーの音楽家ビョルン・ボルスタ・シェルブレードが、ノルディック・ヴォイセズとの共同作業により「ミツバチのマドリガル」を作曲。CCDに関する文献の断片をテクストに採り、悲観的な進展を見せるこの現象を、美しく、想いに沈む、グローバルメッセージをもつ、6人の声で歌われる音楽に完成させた。「警告(The Warning)」「声なき春(Spring without Voices)「」私はよそ者ではなかった(I Was No Alien)「」つじつまが合った/ブログ(It Adds up / The Blog)「」蜂群崩壊(Colony Collapse)」「黙して動かず(Still in Silence)」の6曲。アルバムの最初に第6曲「黙して動かず」をジャズ・トランペッターのニルス・ペッテル・モルヴェルとノルディック・ヴォイセズがインプロヴィゼーションを織りこんだバージョンが演奏され、つづいて「ミツバチのマドリガル」の全6曲が歌われる。[プロフィール]ビョルン・ボルスタ・シェルブレードは1970年生まれ。ノルウェー国立音楽アカデミーのアスビョルン・スコートゥンとビョルン・クルーセに作曲を学び、ルカ・フランチェスコーニに私的に師事した。編曲者、即興演奏家、音楽教師としても活動し、「ノルディック・ヴォイセズ」、ノルウェーの俳優グループ「デ・ユートヴァルグテ」(選ばれし者たち)、打楽器奏者アイリク・ラウデ(「波動と中断(Waves & Interruptions)」(2L103PABD))、ハンガリーのバンド「ファビュラ・ラサ」、スウェーデンのアンサンブル「ペーロル・フォール・スヴィーン」(豚に真珠)など、多彩なジャンルの芸術家と共同作業を行っている。ノルディック・ヴォイセズは1996年に創設されたアカペラ・グループ。ソプラノのトーネ・エリサベト・ブローテンとイングリ・ハンケン、メゾ・ソプラノのエッバ・リュード、テノールのペール・クリスティアン・アムンロード、バリトンのフランク・ハーヴロイ、バスのロルフ・マグネ・アッセルの6人が現在のメンバー。16世紀から21世紀の音楽をレパートリーに創意にみちたプログラムによるコンサート活動を行い、レコード録音は「スペルマン賞」(ノルウェー・グラミー賞)にノミネートされてきた。Auroraレーベルには「時のフーガ」(ACD-5077)など3枚のアルバムを録音している。ニルス・ペッテル・モルヴェル(1960-)は、ノルウェーのトランペッター、作曲家、プロデューサー。ムーレ・オ・ロムスダール県のスラ島で生まれ育ち、トロンハイムのノルウェー工科自然科学大学(NTNU)のジャズ・プログラムで学んだ。ヨン・エーベシェンと「ジャズプンクアンサンブル」に、アーリル・アンデシェン、ヨン・クリステンセン、トーレ・ブルンボルグと「マスカレロ」に参加。モルヴェルは、ジャズをエレクトロニクスと融合させた「ニュージャズ(ジャズトロニカ)」のパイオニアのひとりとみなされ、ジャズ、ロック、エレクロトニック・サウンドスケープ、ヒップホップ・ビートを結びつけた1997年のソロ・デビューアルバム「Khmer」(ECM)は、全世界で25 万枚以上を売り上げたといわれる。彼は、自身のロマンティシズムを表現するための手法を求め、多分野のアーティストとジャンルを超えたコラボレーションを行い、映画、テレビ映画、ドキュメンタリー、演劇の音楽も手がけている。
アイヴィン・ビューエネ(1973-):
 花輪(マシュー・ロックのために)(2007) /弦楽のための「ゆるやかに、思い悩むように」(2003) /
 シンフォニエッタのための「パリンプセスト」(2004) /弦楽管弦楽のための「静物」(2006)

 テリエ・トンネセン指揮ノルウェー室内o.
 録音:2016年2月15日-20日、ヤール教会、ベールム、ノルウェー。 制作:ヨルン・ペーデシェン|録音:アルネ・アクセルベルグ。ノルウェー室内o.は1977年、優れた器楽奏者を集めたプロジェクトo. として設立された。アイオナ・ブラウン、ライフ・オーヴェ・アンスネス、イザベル・ファン・クーレンたちが芸術監督や客演コンサートマスターに招かれ、創設者のテリエ・トンネセン(1955-)が現在、音楽監督を務めている。2017年のノルウェー室内o. の創設40周年を記念するアルバム「Garland(花輪)」。「高校で音楽を学んでいた17歳の時、第1回ウルティマ・フェスティヴァルでノルウェー室内o. の演奏する「現代」音楽を聴き、これこそやりたい音楽だと思った」と語る、アイヴィン・ビューエネの作品が4曲、演奏される。ビューエネは、3つの小説とエッセイ集を発表した著述家としても活動、彼の音楽ではしばしば、文学やその他の芸術作品がイメージされ、あるいは素材に採られる。その代表的な作品のひとつ、イタロ・カルヴィーノの「見えない都市」を背景にもつ「あり得べき諸都市(まちまち)/本質を衝く風景」(2L-083SABD)が、2012年のスペルマン賞(ノルウェー・グラミー賞)を受賞している。バーミンガム・コンテンポラリーミュージック・グループの委嘱による「Garland(花輪)」は、「マシュー・ロックのために(For Matthew Locke)」の副題をもち、イギリス・バロック期の作曲家ロックの「4声のコンソート(Consorts of Fower Parts)」の3曲の序奏部に基づいて作曲された。ヌーヴェル・アンサンブル・モデルンが初演した「Palimpsest(パリンプセスト)」(元の字句を消して別の字句を上書きした羊皮紙の写本)は「レイヤーを重ねた構造」をもつ作品。「Langsam und schmachtend(ゆるやかに、思い悩むように)」は、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」の第1幕前奏曲、冒頭の一 分間の音楽による「幻覚」。アメリカの作家ドン・デリーロの小説「ボディ・アーティスト(The Body Artist)」を読んでいた時、主人公のボディ・アーティスト「ローレン・ハートケのために(For Lauren Hartke)」作曲した「Stilleben(静物)」。モーツァルトのピアノ協奏曲第17番の「アンダンテ」の旋 律が最後に姿をみせる。この2曲はノルウェー室内o. の委嘱作。

CLAVES (瑞) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

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50-1702
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(3CD)
ジュネーヴ国際音楽コンクール入賞者によるフェスティヴァル 2015
 ラモー:新クラヴサン組曲集第1番〜第4組曲[イリーナ・ザッハレンコヴァー(P)/2005年第65回第3位]
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111[ニコラ・スタヴィ(P)/2001年第61回第2位]
 ショパン:24の前奏曲 Op.28 より Nos.13-24 [ムン・ジヨン(P)/2014年第74回第1位]/
      マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5 [ホンギ・キム(P)/2014年第74回第3位]
 シューマン:謝肉祭 Op.9 より Nos.11-20 [大崎結真(P)/2002年第62回第3位]
 ベートーヴェン/リスト編曲:交響曲第5番「運命」〜第2楽章[ローランド・クルーガー(P)/2001年第61回第1位]
 シューベルト/リスト編曲:12の歌 S.558 より〔水に寄せて歌う/魔王〕[セルゲイ・クドリャコフ(P)/2002年第62回第1位]
 リスト:巡礼の年第1年「スイス」 S.160 〜ジュネーヴの鐘[ミハイル・スポロフ(P)/2012年第72回第2位]/
     ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178 〜カンタンド・エスプレシーヴォ[イ・ヒョジュ(P)/2010年第70回第2位]/
     巡礼の年第3年 S.163 〜エステ荘の糸杉に I & II [ロレンツォ・スーレ(P)/2012年第72回第1位]/
     パガニーニ大練習曲 S.141 より Nos.3-6 [パラヴィ・マヒダラ(P)/2014年第74回第2位]
 スクリャービン:24の前奏曲 Op.11 より Nos.1-6, 15-18, 21-24 [マリア・マシチェワ(P)/2010年第70回第2位]
 デュカ:ピアノ・ソナタ 変ホ短調 より〔第2楽章/第3楽章〕[ハオ・ドゥアンドゥアン(P)/2008年第68回第2位]
 田中カレン:クリスタリーヌ[松下彩(P)/2012年第72回第3位]
 録音:2015年11月14日-15日、バティモン・デ・フォルス・モトリス、ジュネーヴ、スイス、ライヴ。 世界的音楽家への登竜門として名高いジュネーヴ(ジュネーヴ)国際音楽コンクール。その歴史は古く、1939年に第1回が開催されその後ほぼ毎年開催されている。第1回のピアノ部門の優勝者はアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリで、その後第8回(1946年)にはフリードリヒ・グルダ、第19回(1957年)にはマルタ・アルゲリッチが優勝、世界的演奏者を数多く輩出してきた。当ディスクは第75回(2015年)のコンクール開催を記念として過去のピアノ部門の入賞者14人が出演した2日間のフェスティヴァルのライヴ収録した3枚組。当時弱冠18歳で優勝したムン・ジヨン、圧倒的なテクニックと豊かな情感で評価を集めたローランド・クリューガー、当コンクールをはじめ世界の名だたるコンクールの受賞歴を誇る大崎結真、松下彩、難曲揃いのティシチェンコのピアノ作品集(BISSA-2189)のディスクでも評価の高いニコラ・スタヴィ、NHKso. の第1コンサートマスター篠崎史紀が絶大な信頼を寄せるセルゲイ・クドリャコフなど、当コンクールから羽ばたいたピアニストが感性豊かな演奏を披露している。録音はClavesレーベルでもおなじみのジャン=クロード・ガブレルが担当。ガブレルは小糸恵のバッハのオルガン作品集をはじめとする録音で高く評価を得ている名録音技師。
モーツァルト(1756-1791):セレナード第7番 ニ長調 K.250「ハフナー」
オトマール・シェック(1886-1957):セレナード Op.1
 ロベルト・ゴンザレス=モンハス(Vn
  使用楽器:ジュゼッペ・グァルネリ「フィリウス・アンドレア」、1710年製
)指揮
 ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム
 録音:2017年3月、ヴィンタートゥール・シュタットハウス、スイス。 1629年結成のスイス最古のオーケストラ、ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム。当団はピーター・ウィスペルウェイのチャイコフスキーのロココの主題による変奏曲(EPRC-0017)やルドルフ・ケールマンのプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲集(CC-72736)など多数のディスクをリリースしており、丁寧な音楽づくりで定評のある楽団。当アルバムでは現在コンサートマスターをつとめるロベルト・ゴンザレス=モンハスのヴァイオリン・ソロが堪能できる。ゴンザレス=モンハスはヴィンタートゥール・ムジークコレギウム、サンタ・チェチーリア国立アカデミーo.、ヴェルビエ祝祭o. のコンサートマスターを兼任する傍ら、室内楽も積極的に取り組み、2017年11月にはキット・アームストロングとベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの連続演奏会を成功させるなど、幅広い活躍が光る。

HANSSLER 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

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HC-16098
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(6CD)
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メンデルスゾーン:
 交響曲全集&弦楽のための交響曲全集

  交響曲〔第1番−第5番〕/
  弦楽のための交響曲〔第1番−第13番〕
トーマス・ファイ指揮
ハイデルベルクso.
他、独唱陣、合唱団
 録音:2002年、2005年-2009年。既出分売の BOX セット化。 全篇を通して快速テンポが特徴&ノンヴィブラート奏法と激烈アプローチとのコントラストが実に鮮やか。とにかく明るく弾むようなファイの音楽は聴き手を幸せにさせる魔法のようだ。圧巻はメンデルスゾーンの生誕200年となる2009年に録音された交響曲第2番「讃歌」。ハイドン、メンデルスゾーンとこれまで交響曲を中心に演奏・録音してきたファイにとって、声楽つきの作品の録音ということでも注目された。作曲者自身による「讃歌-聖書の言葉による交響カンタータ」のタイトルが示すように、ファイの解釈によるピリオド・アプローチの生み出すきびきびとした音楽づくりは、メンデルスゾーンが理想としていたJ. S.バッハの宗教曲へと連なるオマージュとしての姿をかつてなく明らかにするものといえるだろう。ファイによる妙技を存分にお楽しみ頂きたい。
F.P.ツィンマーマン、再録音〜J.S.バッハ(1685-1750):ヴァイオリン協奏曲集
  〔第1番 イ短調 BWV.1041 /第2番 ホ長調 BWV.1042 /ニ短調 BWV.1052 〕/

 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1060 (#)
   (原曲:オーボエとヴァイオリンののための協奏曲)

 フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn) セルゲ・ツィンマーマン(Vn;#)
 ダニエル・ゲーデ(Vn)指揮ベルリン・バロック・ゾリステン
  [町田琴和、リューディガー・リーバーマン、アレッサンドロ・カッポーネ(第1Vn)
   ライマー・オルロフスキー、エーファ=マリア・トマジ、ラヘル・シュミット(第2Vn)
   ヴァルター・キュスナー、クリストフ・シュトロイリ(Va) ブリュノ・ドルプレール(Vc)
   ウルリヒ・ヴォルフ(Cb) ラファエル・アルパーマン(Cemb)]
 録音:2017年4月、イエス・キリスト教会、ベルリン。 ドイツ正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマン。独ヘンスラー・レーベルよりリリースしたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集(第1集:98-039、第2集:HC-15042)は各誌で非常に高い評価を受けた。2017年4月の最新録音は自身2度目となるバッハのヴァイオリン協奏曲(このうちヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV.1052は初録音)。1度目は1988年にジェフリー・テイト指揮イギリス室内o.と行ったので実に約30年ぶりの再録音となる。ツィンマーマンといえば優美で香り高き音色を奏でるがバッハは絶品の一言に尽き、バッハの音楽の神髄に迫る名演を聴かせてくれる。共演はベルリンpo. の首席奏者たちを中心にして1995年に結成されたベルリン・バロック・ゾリステン。名手たちによる極上のバッハをお楽しみ頂きたい。消失したヴァイオリン協奏曲のチェンバロ編曲として自筆総譜が存在するチェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1052。ツィンマーマンは失われたヴァイオリン協奏曲を見事によみがえらせた。入り組んだ起伏をもつユニゾンの主題が印象的なこの協奏曲は主題の直後から颯爽としたヴァイオリン独奏があらわれる。独奏パートの幻想的で豊かな発展が印象的な当作品は、1832年にメンデルスゾーンがピアノ協奏曲として演奏した記録が残っているほか、シューマンは「最大の傑作のひとつ」と讃えている。オーボエとヴァイオリンのための協奏曲が原曲とみなされているこの作品をツィンマーマンは2つのヴァイオリンのための協奏曲として録音した。共演は子息であるセルゲ・ツィンマーマン。セルゲ・ツィンマーマンは1991年生まれ。5歳より母親からヴァイオリンの手ほどきを受け、2000年にはわずか9歳でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲でオーケストラとの初共演を果たした親譲りの天 才肌。2011年11月にはネーメ・ヤルヴィ指揮NHKso. との共演で日本デビューを果たし、以後定期的な来日公演で日本のファンにも知られている俊英ヴァイオリニスト。念願の親子共演が実現したことも大注目と言えるだろう。
HC-17069
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(8CD)
3CD価格
ヴェルディSQ 〜シューベルト:弦楽四重奏曲全集&弦楽五重奏曲
 〔第13番 イ短調 D.804「ロザムンデ」/第3番 変ロ長調 D.36 /第14番 ニ短調 D.810「死と乙女」/
  第2番 ハ長調 D.32 /第9番 ト短調 D.173 /第8番 変ロ長調 D.112 /断章 ハ短調 D.103 /第7番 ニ長調 D.94 /
  第1番 ト短調 /変ロ長調 D.18 /第6番 ニ長調 D.74 /第15番 ト長調 D.887 /第5番 変ロ長調 D.68 /
  第10番 変ホ長調 D.87 /第12番 ハ短調 D.703「四重奏断章」/第4番 ハ長調 D.46 /第11番 ホ長調 D.353 〕/
 メヌエット ニ長調 D.86 /5つのメヌエット D.89 /5つのメヌエットとドイツ舞曲 D.89 /
 弦楽五重奏のための序曲 ハ短調 D.8 (#) /弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956 (+)

 ヴェルディSQ ディディエ・ポスキン(Vc;#) マーティン・ロヴェット(Vc;+)
 録音:1996年-1998年、ゼンデザール(室内楽ホール?)、フンクハウス、ケルン放送(ドイチュラントフンク)。旧品番:98-546
 #2017年12月中旬以降発売予定。

HAT ART (スイス) 1CDあたり¥3960(税抜¥3600)

 1975年に創業した Hat Hut Records 傘下のクラシック系現代音楽レーベル "hat [now] ART" (これが正式名称)  #当レーベルの旧譜を含みます。国内代理店が2018年9月で撤退したため、入荷までにお時間がかかります。
ヘルベルト・ディステル(1942-):旅行談〔旅立ちと旅/到着〕
 録音:1984年-1990年、2014年 / (P) + (C) 2015 。。スイスの画家、彫刻家、写真家、映画作者、そして作曲家というマルチな才能をもつヘルベルト・ディステルのサウンド・アート作品。Tラヴェルogue(旅行談)と題された本作、飛行場での飛行機発着案内の音や飛行機が飛ぶような音など様々な音を巧みに組み合わせて効果的にミックス、加工された音で語られる新時代の旅行体験記となっている。
モートン・フェルドマン(1926-1987):
 三和音の記憶(1981) /ピアノ(1977)
ジョン・スナイダーズ(P)
 録音:2000年10月。 フェルドマンのピアノ曲を2曲収録。「三和音の記憶」は3つの楽章からなり、それぞれ約30分ずつという長大な作品。おぼろげな記憶の中から調性的な三和音を手繰り寄せるように和声が変容していく、幻想的でとても美しい曲。この音色感覚はたまらない。対する「ピアノ」は完全に無調の和声を用いて中心音もなく、さらに響きを断絶する短い休符が多く現れ、前の曲から続けて聴くと一変殺伐とした雰囲気。と言ってもフェルドマンらしい作風なのはこちらだろうか。これもまた大変心地よし。対照的な書法が興味深いアルバム。
モートン・フェルドマン(1926-1987):
 Patterns in a Chromatic Field (1981)
ロハン・デ・サラム(Vc)
マリアーネ・シュレーダー(P)
 録音:1993年9月29日-30日、10月1日、西ドイツ放送局、ケルン| (P) (C) 2017 。旧品番:hat ART CD 2-6145 [(P) (C) 1995](当店未案内)。 チェロとピアノでCD2枚分!「半音階的音場でのパターンズ」と題されたタイトルも示唆的。確かに半音階を主な素材としており、そっとピアノが繊細な不協和音を鳴らす中、チェロが細々と揺れ動く。色々なフレーズが出て来るがお互いに干渉することなく、また常に無重力的で進む先もない。それぞれの「パターン」が広大な空間にただ美しく散りばめられているといった風情。
久田典子:黄色いレンガに導かれて [Led by the yellow bricks] (2015)
 〔 A round shining mark / The yellow bricks 1 / The monster and the big yellow poppies /
   A voice I don't know / A place I know / The yellow bricks 2 / Deep into the forest 〕

 セバスティアン・ゴットシック指揮チューリヒ新音楽アンサンブル
  [Fl/Cl/P(&チェレスタ)/Perc/Vn/Vc/Vo]
 録音:2017年2月19日-20日。 チューリヒ日本とスイスで活躍する作曲家、久田典子の「黄色いレンガに導かれて」を収録。これはかの有名な1900年出版の児童文学作品「オズの魔法使い」の物語に基づく室内楽作品。全体は7つの楽章からなり、連続したシーンを描いているようにも見えるが、必ずしも具体的なひとつの物語を描写したわけではなく、作曲家自身の子供時代の思い出やイメージなども素材とされているそう。自由なインスピレーションが繊細に織り交ぜられ、混然一体となって奏でられる幻想的な世界をお楽しみ頂きたい。編成はフルート、クラリネット、ピアノ(&チェレスタ)、打楽器、ヴァイオリン、チェロ、声。冒頭楽章はピアノが主役。他の楽器はピアノのメロディを引き継ぐように後から出て来る。繊細な音色の変化に魅せられる。第3楽章は非常にパワフルな音楽で、ピアノが強迫観念めいた激しい低音連打を続け、弦が空気をつんざき、管は高音で駆け抜ける。第5楽章はフルートの夢のようなソロが印象的で、まさに魔法。全体的に美しい音色感覚が十二分に発揮された、とてもハイセンスな現代音楽。久田典子〔ひさだ・のりこ〕:東京生まれ。東京音楽大学作曲科卒業、同研究科修了。三枝成彰、湯浅譲二に師事。日本音楽コンクール作曲部門第3位、ヴァレンティーノ・ブッキ国際作曲コンクール第1位など、多数のコンクールに入賞・入選。1991年にチューリヒで行われたISCM 世界音楽の日々に入選して以来、チューリヒ新音楽アンサンブルとも関わりが深い。同アンサンブルから委嘱された芥川龍之介の「地獄変」による室内オペラ「Das Hollenbild」がチューリヒで上演されるなど、お互いに高い信頼関係で結ばれている。
ユディト・ヴェグマン:時の息づかい 〔 I-X 〕 ユディト・ヴェグマン(P・即興)
 録音:2016年2月-3月。 スイスのジャズ即興家にしてクラシックのピアニスト、ユディト・ヴェグマンの自作自演集。プリペアード・ピアノでかつてない音色を引き出す天才。スイスの音楽院などで、ジャズを学んだ。クラシックの室内楽奏者としての活動から、プリペアード・ピアノを用いたジャズの即興まで、非常に幅広い音楽をこなす才能の持ち主。
IM HELLEN (天国にて)〜キンミヒ=ステューダー=ツィンメルリン・トリオ
 Im deutlichen Morgen / Was Wiesel wissen / Unter Kinnhohe / Gib mir Honig / Safran im Februar /
 Out of reach / Hinter Wanden aus Papier / Hinuber oder vielleicht / Zweifels ohne

  ハラルド・キンミヒ(Vn) ダニエル・ステューダー(Cb) アルフレード・ツィンメルリン(Vc)
 録音:2015年1月。 弦を引っ張りつかみ叩きつけ、楽器本体をひっかき打ちつけ、楽器を鳴物として扱うトリオ。単なる特殊奏法を超えた次元での壮絶な世界。演奏スタイルは基本的に即興によっている。ジャズともクラシックともつかない、まさに彼らにしかなしえない音楽が展開されている。
キャット・ホープ(1966-):室内楽作品集
 AMラジオ、ヴィオラ、チェロ、ピアノとシンバルのための「 Miss Fortune X 」(2012) /
 弦楽四重奏、電子ライヴと4つのバス増幅器のための「 Cruel and Usual 」(2011) /
 バス・ドラム・キット、AMラジオとウィンドアップ・メカニズムのための「 Broken Approach 」(2014) /
 独奏コントラバスとエレクトロニクスのための「 Dynamic Architecture1 」(2015) /
 バス・クラリネット、バス・フルート、ヴィオラ、チェロ、ピアノと電子ライヴのための「 Sogno 102 」(2013)

 アンサンブル Decibel 、キャット・ホープ/他
 録音:2011年-2015年。 キャット・ホープは1966年メルボルン生まれの女性音楽家。ノイズ、インスタレーション、パフォーマンス・アーティストとして知られている。このCDはキャット・ホープによる室内楽作品を集めた物。アコースティック楽器と電子楽器、ノイズなどの関わりを探求した作品がならぶ。最後に収録された Sogno 102 はジャチント・シェルシの世界にヒントを得た作品。激しいグリッサンドぶりに注目。
SHIFT 〜カタリーナ・ローゼンベルガー(1971-):
 2つのトロンボーンのための即興作品集(2016)〔 Speed sputter / Flutter gust / Wafts & drifts 〕/
 2つのトロンボーンとアンサンブルのための「 SHIFT 」(2014) /
 弦楽三重奏のための「 Gesang an das noch namenlose Land 」(2013) /
 2つのトロンボーンのための「 RESHIFT 011516-3 」 (2016) /
 電気増幅された四重奏とイフェクト・ペダルのための「 Modules 」(2015) /
 電子ギターのための「 Postlude 」(即興) (2016)

 ニコラ・デイエ(電子G)指揮 wasteLAnd
  [マイケル・マツノ(Fl) クレール・シュネット(Ob) ブライアン・ウォルシュ(Cl/テナーSax)
   ジャスティン・ドゥアール(Perc) リチャード・ヴァリトゥット(P)
   マーク・メンジーズ(Vn/Va) アンドルー・トル(Vn) リンネア・パウエル(Va)
   アシュリー・ワルターズ(Vc) スコット・ウォーシントン(Cb)]

 RAGE THORMBONES[マット・バルビエ(Tb) ウェストン・オレンキ(Tb)]
 録音:2016年1月、3月、カリフォルニア。全曲世界初録音。 カタリーナ・ローゼンベルガーは、楽器がもつあらたな音色を引き出す魔術を持っていると絶賛される作曲家。彼女は聴き手に、作品を座ってじっと聴くことを望みない。聴き手が音楽に巻き込まれることを望んでいる。ぜひ、ローゼンベルガーの音色の魔術の世界に浸かって頂きたい。
モートン・フェルドマン(1926-1987):
 3つの声(1982)
ジュリエット・フレイザー(S)
 録音:2015年10月24日-31日、 Performance Space, City University London | (P) (C) 2016 。 現代音楽を得意とするソプラノ、ジョーン・ラ・バーバラのために書かれた「Three Voices」は少し変わった「ひとり三重唱」。事前に録音した2つのパートを2台のスピーカーからそれぞれ再生し、そこに生の声を加えて演奏する。この作品の生まれたきっかけはフェルドマンと親交のあった画家フィリップ・ガストンと詩人フランク・オハラの死。すると2つのスピーカーはいわば墓標であり、死者との意識の共有が試みられているのかもしれない。同じ声楽家の声がモアレ効果のようにずれて揺らぎ、不思議な感覚を呼び起こす。
ジェイムズ・テニー(1934-2006):コントラバス作品集
 無伴奏コントラバスのためのコンポジション(1971) 〔 Beast / night / night 〕/
 ヴィオラ、チェロ、コントラバスとテープ・ディレイ・システムのためのグリッサンド(1982)

  ダリオ・カルデローン(Cb) ウィリアム・レーン(Va) フランチェスコ・ディロン(Vc)
 録音:2015年2月25日、28日、アムステルダム。 アメリカの作曲家にして理論家のジェイムズ・テニー(1934-2006)によるコントラバスのための作品集。テニーはアメリカの実験音楽において中心的な役割を果たした人物。どこまでが楽音でどこからがノイズかといった、知覚上の分岐点に魅了されていた。作品は、実際に鳴り響いている現象から音楽形式を感じさせる物。協和音と不協和音、ハーモニーと単音、といった理論上の区別を超えた次元で、エレガントで美しい音現象をおたのしみ頂ける。
ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ(1919-2006):
 ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための三重奏曲(1949) /
 ピアノ・ソナタ第5番(10の楽章による) (1986) /
 ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲(1964)
 ラインベルト・デ・レーウ(P) ヴェラ・ベス(Vn) ハルメン・デ・ブーア(Cl)
 録音:1991年10月5日-6日、 De Vereeniging, Nijmegen | (P) (C) 2017 。旧品番:hat ART CD 6115 [(P) (C) 1992](当店未案内)。 レニングラード音楽院でショスタコーヴィチに学び、モダニストの道を突き進みアヴァンギャルドな創作を展開したウストヴォーリスカヤ。1949年の三重奏曲ではショスタコーヴィチの影響が如実に見られ、またとても抒情的。以降、彼女の作風はだんだん冷たく尖ったものになっていき、ピアノ・ソナタ第5番や二重奏曲ではそれぞれ攻撃的なまでの緊張を伴う強烈な部分も出て来る。ただその前衛的な音楽精神は実に洗練された譜面によるもので説得力抜群。その突き詰めた表現からは神聖なオーラすら漂う。
クリストファー・フォックス(1955-):ピアノ作品集
 エレベーター/時の淵に/ Thermogenesis /共和制のバガテル
 フィリップ・トーマス(P)
 録音:2013年9月3日-4日、セント・ポールズ・ホール、ハダースフィールド大学、UK / (P) + (C) 2014 。英国の作曲家、クリストファー・フォックスのピアノ作品集。1984年から94年までダルムシュタットの作曲スタッフを務めていた。ねじふせられてしまうような説得力、どの作品も強い素材をもっており明確、すぐにその作品世界に引きずり込まれてしまうような魅力に満ちている。ダイナミックなリズム感覚の「エレベーター」、果てしなくこのままなのだろうかと不安になるような「時の淵に」など、どれも明確なキャラクターをもった作品が並ぶ。
シュトックハウゼン:マントラ(1970)
 マーク・クヌープ、ロデリック・チャドウィック(P)
 ニュートン・アームストロング(エレクトロニクス)
 録音:2013年1月5日-6日、ホール2、キングス・プレイス、ロンドン/ (P) + (C) 2013 。シュトックハウゼンにとって「マントラ」の作曲はターニングポイントだった。思索の結果1960年代後半から大変化を遂げたそれは、音楽構造への複雑にシステム化されたアプローチという、1950年代のセリー音楽に特徴的な物への回帰だった。もちろんこの回帰は後退を意味するのではなく、マントラという作品は、セリー音楽のもつ可能性やポテンシャルを大幅に拡張、1950年代の苦行のような抽象的な音楽ではなく、旋律や劇場、そして調性的ハーモニーへの扉を再び開いた。
チェン・ピーシェン〔陳 必先〕〜D.スカルラッティ&ケージ
 D.スカルラッティ:ソナタ〔ニ長調 K.214 /ハ短調 K.226 /イ短調 K.149 /イ長調 K.24 /ト長調 K.235 /
               ホ長調 K.215 /ホ長調 K.216 /ヘ長調 K.366 /ニ長調 K.29 〕
 ケージ:易の音楽〔I− IV 〕
  チェン・ピーシェン〔陳 必先〕(P)
 録音:2012年4月2日-3日、5日、ケルン。スカルラッティのソナタ1曲〜2曲の間に「易の音楽」を配置。レイグラフやW.ケンプら歴史的巨匠の流れをくむ台湾の名手チェン。550曲を超える膨大な鍵盤作品を作曲し、「ソナタ」ジャンルを確立したD.スカルラッティと、西洋音楽から隔絶し、偶然性を盛り込んだ独自の作曲法で衝撃を与え続けたケージ。二人の音楽性は全く異なるが、両者ともに同時代の鍵盤界に新風を送り込んだ「革命児」的存在であったという点では共通している。過剰な情感を込めないシンプルでストレートなスタイルが、スカルラッティとケージそれぞれの演奏に良く反映されている。
テクスチュア〜カタリーナ・ローゼンバーガー(1971-):
 語り声と電子音のための「インタリュードI」(2011) /七重奏のための「テクスチュア」(2010) /
 フルートとソプラノ・サックスのための「鏡」(2007) /語り声と電子音のための「インタリュード II 」(2011) /
 八重奏と電子音のための「パルクール III 」(2008/2010) /
 語り声と電子音のための「インタリュード III 」(2011) /六重奏のための「スカッター2.0」(2010) /
 語り声と電子音のための「インタリュード IV 」(2011) /ピアノ・ソロのための「ねじれ」(2008)

  カール=クリスティアン・ベッテンドルフ指揮ウェット・インク・アンサンブル
 録音:2011年1月7日-13日、コンラッド・プレビス・コンサート・ホール、カリフォルニア大学、サンディエゴ。カタリーナ・ローゼンバーガーはスイス出身の現代作曲家。トリスタン・ミュライユらに師事し、今や現代音楽界期待の若手作曲家のひとりとして世界的に活躍の幅を広げている。今回収録されているのは、2007-2011年の間に作曲された作品集。何よりの注目は、今回が世界初録音となる七重奏のための「テクスチュア」。語りとも囁きともとれる女性の声と、断続的に現れるヴァイオリンやピアノ、パーカッションとの掛け合いが生み出す不可思議な音響空間は独特の魅力がある。本アルバムで4曲収録されている「インタリュード」も、女性の語り声と楽器の音とのハーモニーが活かされた作品。静謐な機械音とピアノの響きの上に、時に語り、時に囁き歌う女性の声が響き渡る。また、現代女性作曲家に焦点を当てたアルバム(HATART-182)でも面白い楽器編成が話題となった「スカッター2.0」も収録。サウンドデザイナーとしても世界的に活躍するローゼンバーガーならではの音響世界に魅了される1枚。ベッテンドルフ率いるウェット・インク・アンサンブルは、前衛音楽を得意とする演奏団体。1998年の設立以来、若手作曲家の作品の発信に積極的に取り組み、現代音楽に多くの作品を発信してきた。指揮者のベッテンドルフはボセ、リームに作曲を師事し、現在もニューヨークを拠点に現代作曲家としても活躍している人物。現代音楽に造詣深いベッテンドルフの指揮の下、ローゼンバーガーの「テクスチュア」の世界を見事に魅せている。
リザ・リン(1966-):オーケストラ作品集
 コンパス(2006) [カリン・レヴァイン(Fl) ウィリアム・バートン(ディジュリドゥ)
          クリストフ・ポッペン指揮バイエルン放送so./2007年1月12日(*)]/
 パール、オークル、ヘア・ストリング(2009-10)[ローター・ツァグロセク指揮バイエルン放送so./2010年7月]/
 ゲスト(2010) (#) [イェレミアス・シュヴァルツァー(リコーダー) ルーペルト・フーバー指揮
           バーデン=バーデン&フライブルク SWR so./2010年10月15日]
 録音:[/内]、ヘラクレスザール、ミュンヘン、ムジカ・ヴィヴァ(無印)、ドナウエッシンゲン音楽祭(#)、すべて ライヴ/ (P) + (C) 2012 。野性的ともいえるエネルギー、鮮やかな色彩、そしてアジアの儀式の形式や美学、およびオーストラリア・アボリジニーの文化に影響を受けた作風のリザ・リン。ここでも、ジャングルを思わせる「コンパス」、そしてペルシャのスーフィーを思い起こさせる「パール、オークル、ヘア・ストリング」といった彼女らしい作品が並ぶ。豪華演奏陣にも注目。
シェーンベルク(1874-1951):ピアノ作品集(2手のための)
 3つのピアノ曲(1894) /3つのピアノ曲Op.11 (1909) /6つの小さなピアノ曲Op.19 /
 5つのピアノ曲Op.23 /組曲Op.25 /ピアノ曲Op.33a /ピアノ曲Op.33b /
 17のピアノ断片(1900以前-1933以降)
  チェン・ピーシェン〔陳 必先〕(P)
 録音:1996年5月21日、7月3日、10月5日、トンスタジオ・ファン・ゲースト、ハイデルベルク、ドイツ。初出: Tiger Productions (Kolumba) 002 。旧品番:HATART-125(廃盤)。前出時にはわずか16秒の断片までかき集めた『完全全曲』と謳われていた。バッハからブーレーズまで幅広く活躍する実力派ピアニスト、チェン・ピーシェン〔陳 必先〕による、初期作品は情感たっぷりな演奏に魅せられる一方後期作品では非常に力強い音色と安定した演奏技術に圧倒される、シェーンベルクの作風変化を見事に表現しきった熱演。後期ロマン派の響きを残す初期の作品から、12音技法によってそれを凌駕した後期作品までを一度に堪能できる、シェーンベルク・ファン必聴の1枚。シェーンベルクといえば12音技法を創始し、無調音楽を開拓した大音楽家として20世紀音楽を語るに欠かせない存在。彼が無調音楽に身を投じ始めたのは1908年頃からと言われるが、今回2番目に収録された「3つのピアノ曲Op.11」からは明らかにその流れを感じ取ることが出来る。最初に収録された「3つのピアノ曲」と聴き比べれば、作風の差は歴然。未出版の「3つのピアノ曲」に関しては、シェーンベルクがこんな曲を書いていたのか!と驚かされるほど、抒情的でロマンティックな作品。「組曲」はシェーベリが全曲に12音技法を用いた初めての作品。以降、彼は12音技法に没頭していくこととなる。
アイヴズ/S.ゴットシック編曲:歌曲集(声と室内楽のための編曲版)
 思い出/サーカス・バンド/われらの祖先が愛したもの/母国の日/トムが船出す/東へ/周りと背後の道/預言者/
 グランチェスター/ストックブリッジのフーザトニック川/セントラルパークのロマンス/新しい川/散歩/番人/
 川のほとり/ブース大将の天国入り/平穏/管弦楽組曲第2番〜人殺しとハースト、最悪なのはどちら?/
 暗き瞳/病気の鷲のように/故国よさらば/夜に/まじない/夕べ

  ジャニーヌ・ヒルツェル(Ms) オマール・エブラヒム(Br)
  セバスティアン・ゴットシック指揮チューリヒ新音楽アンサンブル
 録音:2010年6月8日-10日、フランクフルト。エール大学卒業後は保険会社に勤め、音楽家としての活動経歴を殆ど持たなかった作曲家、チャールズ・アイヴズ(1874-1954)。作曲は趣味の範疇であったといえ、管弦楽、歌曲、合唱曲などにすぐれた作品を多く残した。無調、多調といった斬新な手法をいち早く多く取り入れるも作曲活動中はなかなか認められず、作品が注目を集めるようになったのは彼が作曲をやめた後、交響曲第3番がピューリッツァー賞を受賞した1947年以降のことになる。独創的な交響曲でも広く知られるが、実は200曲近くの歌曲を残した多作家。1922年には、1898年から1918年にかけて作曲した114もの歌曲を集めた歌曲集を出版した。本アルバムでは、彼が残した数多くの歌曲作品の中から珠玉の作品の数々を収録。アメリカ伝承歌の響きを持つ親しみ深いものから、不協和音や多調を駆使した近現代的響きの強い歌曲まで、多彩なアイヴズの世界をたっぷりと堪能できるアルバムとなっている。ピアノ伴奏を器楽伴奏に編曲した室内楽版であるところにも要注目!セバスティアン・ゴットシックによって、アイヴズ独特の複雑なポリフォニックの魅力が際立って感じられる編曲がなされている。器楽伴奏はフルート、クラリネット、ホルン、パーカス、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、コントラバスら8人からなる小編成にとどまるため、歌声とのバランスも悪くない。指揮は編曲者ゴットシック自身が担当。現代女性作曲家の作品蘇演にも積極的なチューリヒ新音楽アンサンブルを率い、アイヴズの魅力引き出す演奏をみせている。
女流作曲家 Vol.1
 カタリーナ・ローゼンバーガー〔スイス〕:フルート、クラリネット、パーカッション、
  ピアノ、ヴァイオリンとチェロの六重奏のための「スカッター 2.0」(2010)
 アーダ・ジェンティル〔イタリア〕:
  ピアノ独奏のための「ピッコロ・ストゥーディオ・ダ・コンチェルト」(2004) (*)
 カルメン・マリア・カルネチ〔ルーマニア〕:六重奏のための「OMENS. Thesauros」(2009)
 リザ・リム〔オーストラリア〕:クラリネット独奏のための「堂々たる体」(2008) (*)
 久田典子〔日本〕:六重奏のためのイエロー・アクシス(2009)
 チューリヒ新音楽アンサンブル
 [ハンス=ペーター・フレーナー(Fl) マンフレート・シュピターラー(Cl) ローレンツ・ハース(Perc)
  ヴィクトル・ミュラー(P) ウルス・ブンバッハー(Vn) ニコラ・ロマノー(Vc)
 録音:2010年6月27日(*)/2010年10月2日-3日(無印)、室内音楽ザール、コングレスハウス、アーラウ、スイス。作曲家名直後の〔内〕は国名。各国で活躍する女性作曲家の現代音楽作品集。非常に面白い楽器編成による六重奏は、聞き応え十分。特に、リザ・リムの作品は驚異的な迫力とエネルギーに満ちた作品で、強い印象を残す。久田典子の鮮明なイエロー・アクシスも、完璧に対照的な雰囲気が独特の世界を織りなしている。暖色系の一要素である黄色はヒトの脈拍、呼吸、血圧に影響を及ぼすといわれているが、この表現力豊かな曲を聴いた後ではきっと脈が速く打っていることだろう。ヴァイオリンのミニ協奏曲で、ミニマリズムをベースとしている。非常に面白い作品。男性奏者で構成されるチューリヒ新音楽アンサンブル(ENMZ)は、1980年代、女性作曲家の作品群が正当に評価されていない現状を受け、その状況を改善すべく、積極的に初演・演奏に取り組んでいる。才能ある女性作曲家のサポート、作曲へのコミッションにも携わり、収録を行いつつ、彼女たちの音楽を世界に向けて発信し続けている。
ラウンド・ミッドナイト
 オリヴァー・シュネラー(1966-):音響空間 [Resonant Space] (2007)
 ギレルモ・グレゴリオ(1941-):4つの部分からなる構造物(2008)
 ファブリツィオ・ラト・フェッレーロ(1983-): L 'abito Non Fa Il Monaco (2007)
 シュテファン・ヴィルト(1975-):スタンダーズ(2010)
  マクロコスモス四重奏団
   [ウフク&バハール・デールドゥンチュ(P)
    フランソワ・ヴォルペ、セバスティアン・コルディエル(Perc)]
 録音:2008年8月、RTS スタジオ、ジュネーヴ/2010年10月、SRF スタジオ、チューリヒ。(P) + (C) 2012 。ピアノ2名と打楽器2名で構成されるマクロコスモス四重奏団が送る、大ジャズ・ピアニストのセロニアス・モンクに捧げる1枚。タイトルの「ラウンド・ミッドナイト」は、モンクの代表作で、後にマイルス・デイヴィスが「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」というタイトルでレコードをリリースし、このデイヴィスの演奏でもとりわけ親しまれている名曲。マクロコスモス四重奏団の委嘱を受けた4人の作曲家は、世代は様々だが、いずれもモンクを崇拝する人物。とはいえ、モンクの音楽を聴いてモンクに染まってしまったのではなく、モンクの音楽によって自らのアイデンティティを更に確固たるものにした作曲家たち。どれもエッジの効いた現代音楽でありながら、モンクを思わせるピアノを打楽器的に奏でたパッセージが断片的に聴こえ、「ラウンド・(アバウト・)ミッドナイト」の世界の煙たい空気がふっと薫るなど、実におしゃれで凝ったモンクへのオマージュとなっている。
モートン・フェルドマン(1926-1987):歌劇「Neither」(1977)
 サラ・レオナルド(S) ゾルターン・ペシュコー指揮フランクフルト放送so.
 録音:1990年2月20日、ゼンデザール、ヘッセン放送局。旧品番:HATART-102(廃盤/当店未案内)。おそらく初出時の世界初録音作品。なお、以下代理店案内文執筆者は既出である事に気づいていないようですので、その旨御了承下さい。『これまでフェルドマンの作品の処女録音を多くリリースしてきたHATARTから、またひとつ世界初録音盤の登場です。ケージ、ブラウンらと共に20世紀前衛音楽を牽引した作曲家、モートン・フェルドマン。図形楽譜の発案によって音楽史に大きな名を残すフェルドマンですが、その作品にはCDになっていないものも多く、CD化要望の声を多く集める音楽家の1人でもあります。今回収録されたのは、往年のフェルドマンが作曲したオペラ「Neither」。ペスコ率いるフランクフルト放送交響楽団が1990年に録音したものを収録したものとなります。晩年に長大かつ静謐な音楽を多く作曲したことで知られるフェルドマンですが、今回収録された作品もその作風を思わせる1曲。晩年のフェルドマンの作品としては、およそ50分という比較的聴きやすい作品といえましょう。ゆったりとしたテンポ感に乗って、息の長い静かなフレーズが綿々と続いていきます。抽象絵画に強い影響を受けたといわれる晩年のフェルドマン。どこか官能的な色を帯びたソプラノの歌声に、イデアの世界へと誘われることでしょう。フェルドマンファンの方にはもちろん、静かな夜に瞑想したい方におすすめの1枚です。』(以上『内』人名等も含め誤りが多いが代理店記載ママ)
Pierre Boulez & John Cage - Structures & Music for Piano
 ジョン・ケージ:ピアノのための音楽〔 42, 4-9, 53-68, 47, 53-84 〕
 ピエール・ブーレーズ:ストリュクテュール〔第1集/第2集〕
  チェン・ピーシェン〔陳 必先〕、イアン・ペイス(P)
 録音:2007年10月2日-5日、ケルン。20世紀前衛音楽界にセンセーショナルを巻き起こした巨匠ケージと、今なお現代音楽界を牽引し続ける音楽家ブーレーズのピアノ作品集。ピアノのための音楽は、ケージがおよそ6年間かけて書き上げた全84曲に及ぶ大作で、鍵盤だけでなく、ピアノの枠を叩いたり、弦を手で弾いたりなどの内部操作を交えて演奏される。無機質な音の不規則な連続が生む独特の響きと、断続的に生まれる張り詰めた無音空間に魅入られる。ストリュクテュールは、ケージのピアノのための音楽とほぼ同時期に作曲されたブーレーズ初期の傑作。2台のピアノによって、予期できない音の連続が冷たく、無機質に演奏される。「偶然性」という共通の音楽観を持ちながらも、ケージとはまた違った音楽性で現代音楽を牽引してきたブーレーズ。2人の大音楽家の音楽性に迫る1枚。
 演奏するのは台湾が誇る実力派チェン・ピーシェン〔陳 必先〕と、現代音楽演奏の大家イアン・ペイス。チェンはブーレーズの自作自演公演にてストリュクテュールを経験したこともあり、この作品に造詣のある演奏家と言えるだろう。
ジョン・ケージ:易の音楽(1951) デイヴィッド・チューダー(P)
 録音:1956年11月25日、Saal 2, Funkhaus Wallrafplatz, WDR Köln. マスタリング:2012年。旧品番:HATART-133。世界初録音&前出時が初出。なお、以下代理店案内文執筆者は既出である事に気づいていないようですので、その旨御了承下さい。『ケージが歴史に刻んだ問題作の1つ、「易の音楽(musicofchanges)」のチューダーによる世界初録音音源の登場!「易の音楽」は、太古から行われてきた占いを体系的にまとめた東洋の書『易経、もしくは変化の書』に載っている占いの表を参考に作曲された作品。様々な音素材(単音、重音などの最小限の単位。これは易によって割り出されたものではなく、ケージ自身の作)の組み合わせや、各セクションのテンポなどを、一回一回コインを投げて決めていきます。さらにそうして組み合わされた素材が実際にピアノで演奏できるように適宜ケージが手を入れるというなんとも手の込んだ作品。結果、極めて複雑な音とリズム構造をもつ作品となっており、現代音楽の名手チューダーも相当苦心して、ストップウォッチなどと首っ引きになりながら楽譜を読み込んでいったといいます。世界初録音の大役をつとめたのは、アメリカが誇る現代音楽スペシャリスト・ピアニスト、チューダー。チューダーは「易の音楽」の初演者であり、また、ブーレーズの「ピアノ・ソナタ第2番」1950年にアメリカで初演し、あのケージの4'33"を1952年に初演した人物でもあります。新しい音楽の誕生の場に居合わせた人々が発する熱気と緊張感に満ちた素晴しい演奏。音楽的に素晴しく、歴史的にも非常に貴重な音源です。』
リュック・フェラーリ(1929-2005):ピアノと打楽器のための作品集
 ピアノとパーカッションのための「ないしょの話」(1987-1988) (*) /
 ピアノのための「ヴィザージュ I 」(1956) /
 ピアノのための「ソナチネ・エリブ」〜(1953-54) (*) /
 ピアノ、打楽器とテープのための「細胞75」(不自然なリズムと不自然にされたカデンツァ)
  井上郷子(P) 松倉利之(Perc)
 録音:2004年7月2日-4日、ゼンデザール、ヘッセン放送局(フェラーリ臨席)。(P) + (C) 2010 。おそらく初発売音源。フェラーリは、「日常のなかにすでに存在する音を録音して、加工・編集することであるひとつの音楽作品を作ろう」とするフランスで生まれたミュジック・コンクレートの作曲家。自分が日常生活を送る音を録音したりした作品も知られているが、ここでは楽器のための作品が収録されている。ピアノを演奏する井上はフェラーリと交流があり、日本でも作品をとりあげたリサイタルを企画、彼が目指していた「逸話的音楽」ともいうべき独特の世界を展開した演奏には定評がある。といってもただ漠然とした音楽なのではなく、「私たちは熱心に議論し、フェラーリは個々の部分について説明をしてくれた。リュックは、彼が書いた音について、常に非常に明確なイメージと言いたいことを持っていた。」と井上も述べているとおり、明確な意図に裏付けられた一貫した物語が形作られている。自由で無調の音楽の中に、なぜかストンと納得がいき、馴染みやすいものがあるフェラーリの魅力を感じる1枚。
アール・ブラウン(1926-2002):
 イヴェント:シナジー II (1967/68) (version1) /トラッキング・ピエロ(1992)/
 ウィンザー・ジャム [Windsor Jambs] (1980) /イヴェント:シナジー II (1967/68) (version2)
  アール・ブラウン指揮アンサンブル・アヴァンギャルド
 録音:1995年1月16日-17日、自由ベルリン放送局。旧品番:HATARTCD-6177(当店未案内)。アメリカを代表する作曲家にしてプロデューサー、アール・ブラウンの「シナジー」。ブラウンが一番興味を持っていたのが、音楽の形式。といっても、古典派の形式に則るのではなく、いかに古典派から脈々と続いた形式にとらわれないようにするかということ。相乗作用、相互作用といった意味の「シナジー」でも、ポロックやマーク・ロスコの作品をも思わせる、既成概念にとらわれない世界が展開されている。
モートン・フェルドマン(1926-1987):
 ジョン・ケージのために(1982)
アイヴズ・アンサンブル
[ヨスイェ・テル・ハール(Vn)
 ヨーン・スニーデルス(P)]
 録音:1997年11月17日-18日、ゼンデザール、ヘッセン放送局| (P) (C) 2017 。旧品番:hat[now]ART 124 [(P) (C) 1997](当店未案内)。 ケージ70歳を記念して書かれた作品(フェルドマンにとってケージは音楽の師とも言われるが一方で不仲だったとも?)。「ヴァイオリンとピアノのための≪小品≫だが、終わりはない」とフェルドマン自身が語るこの曲は3つの楽章に分かれていて、短いフレーズを繰り返して始まる。しかしミニマルのように繰り返しが熱を帯びることはなく、常に静謐が音楽を支配する。メロディともつかぬ2、3音からなる旋律は大きな跳躍を含むが、オクターヴを考えずに出てくる音を並べるとその構成音は半音階で隣り合う数音であることが分かる。そのため停滞した空間が延々と広がっていくようなイメージ。
モートン・フェルドマン(1926-1987):三重奏曲(1980)
 アイヴズ・アンサンブル
  [ヨスイェ・テル・ハール(Vn) ヨープ・テル・ハール(Vc) ヨーン・スニーデルス(P)]
 録音:1996年5月16日-17日、ゼンデザール、ヘッセン放送局| (P) (C) 2017 。旧品番:hat ART CD 6195 [(P) (C) 1997](当店未案内)。発売当時の世界初録音。 80年代以降のフェルドマンの作風はとにかく「静かで長い」。ここに収録された楽曲もピアノ三重奏という古典的な編成を取りながら、ほとんどを休符が支配し、ぽつぽつとわずかな楽器のやり取りが行われるに過ぎない。これがCD1枚分続く。テーマがあるようで、繰り返しがあるようで、構成があるようで、でもどうやら無さそうで…だんだん細かいことは気にならなくなり、心地よい無重力感に満たされる。いつ終わっても構わない音楽、終わることに意味を持たせる必要のない音楽というものがここにある。
ジョン・ケージ(1912-1992):
 ソナタとインタリュード(全曲)
ジェイムズ・テニー(P)
 録音:2002年7月、KPFKスタジオ、ロサンゼルス。ケージ・ファンに朗報、2006年に惜しまれながらこの世を去った現代音楽界の巨匠、ジェイムズ・テニー(1934-2006)が晩年に収録したケージの「ソナタとインテリュード」がリリースされることになった。テニーは、ケージからの信頼厚く、彼の作品に造詣深かった存在。ケージ生誕100周年となる2012年にリリースされるにふさわしい注目の新譜と言えるだろう。テニーはJ.ケージ、S.ライヒらと共に前衛音楽界を牽引し、理論家・教育者としても現代音楽界に多大な貢献を残した音楽家。J.ケージの作風に強い影響を受けたことでも知られるが、彼が若き頃に最も衝撃を受けたという作品のひとつが、この「ソナタとインタリュード」。16のソナタと4つのインタリュード(間奏曲)から成り、演奏時間にして50 分を超えるこの作品は、インド哲学に影響を受けたケージがヒンドゥー古来の概念である様々な不変の感情を表現したという物。東洋の様々な打楽器の音色を思わせるプリペアド・ピアノの響きが織り成す神秘的な世界は見事。時にナンカロウの自動ピアノのための作品も思わせる機械的な部分も出てきて、テニーの真骨頂発揮、興味津々。偉大な音楽家テニーがケージに抱いた敬意、そしてケージが憧れていたインド哲学の深い世界。様々な思いと摩訶不思議な音色が、聴く人を瞑想の世界へといざなう。

HAT ART (スイス) 2011年以前の旧譜分 1CDあたり¥3960(税抜¥3600)

 164以降は国内&当店未案内。101、104、106、109、111-114、119、121、126、129、132、140、153は当店未案内。他は再案内(ただし、ご案内したのは全て2007年以前で、今回全面的&当店独自に内容改訂しています。また、135以降は作成中で、今後アイテム&内容の追加&変更があります)。
 #内容と演奏者を訂正線で消してある廃盤アイテムは入手不能です。また、1990年代後半までの発売盤は6000番台の品番が付されていましたが、再初物を除き入手不能になっています。
HATART-101
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1.5CD価格
廃盤
流通在庫限り
ローマン・ハウベンシュトック=ラマティ(1919-1994):図形音楽集
 シュプレッヒシュティンメと打楽器のための「 Kreise - 1st Realization 」(1972) /
 打楽器のための「 Batterie 」 (1969) /
 Décisions (1959/61),graphic composition in 16 parts for unspecified sound sources;
            realization for flute, trombone and percussion /
 シュプレッヒシュティンメと打楽器のための「 Kreise - 2nd Realization 」 (*) /
 Alone 1 (1965), for unspecified low instruments;
  realization for bass flute, bass trombone , and prepared bass drum
 エーベルハルト・ブルム(Fl/Vo) イーヴェン・ハウスマン(Tb) ヤン・ウィリアムズ(Perc)
 録音:1997年3月13日-14日、、自由ベルリン放送局/発売:1998年。〔(*)を除き?〕発売時における世界初録音。1500部限定発売。
 #レーベルでは既に廃盤となっており、流通在庫限りです。入手出来無い場合はご容赦下さい。
HATART-102
廃盤
モートン・フェルドマン(1926-1987):歌劇「Neither」(1977)
 *HATART-180 で再発売
HATART-103
廃盤
ジャパン・ピアノ 1996
ソヴィエト・アヴァンギャルド Vol.1
 セルゲイ・プロトポポフ(1893-1954):ソナタ第2番(1924)
 アレクサンドル・モソロフ(1900-1973):
  2つの夜想曲 Op.15 (1928) /3つの小品 Op.23a (1927) /2つの舞曲 Op.23b (1927)
 アルトゥール・ルリエ(1892-1966):
  2つの詩曲 Op.8 /大気のかたち(1915) /Synthèses 〔合成〕 (1914)
 ニコライ・ロスラヴェッツ(1881-1944):5つの前奏曲(1918-22) (*)
  シュテフェン・シュライエルマッハー(P)
 録音:1994年5月30日-31日、自由ベルリン放送局。(*)は代理店の訳では『5つの変奏曲』となっているが、誤り。
HATART-105
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廃盤
流通在庫限り
「迷宮」〜ルー・ハリソン:作品集
 組曲(1942)/フーガ(1941)/カンティクル第1番(1940)/ダブル・ミュージック(ジョン・ケージとの合作;1941)/
 ケツァールコアートルの歌(1940)/交響曲第5番(1939)/ボンバ(1939)/迷宮 第3番(1941)

  ヤン・ウィリアムス指揮メルストレーム打楽器アンサンブル
 録音:1997年5月、ニューヨーク。第二次世界大戦初期(アメリカ参戦前)のハリソンの作品集。アジア音楽に目覚める前の彼は、育った環境、教師などかなりの部分に共通項のあったケージと同じ方向を向いており、お互いが合わせ鏡のような存在であった。
HATART-106
廃盤
ジャパン・フルート 1997
HATART-107
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廃盤
流通在庫限り
アルス・スブティリオル [Ars Subtilior](サックス四重奏による)
 ユーグ・デュフール(1943-):サクソフォン四重奏曲(1990)
 ジャコブ・ド・サンレーシュ(1382/3-1395活躍): En Attendant Esperance (Ballade)
 ベルナルド・マリア・クチャー [Bernardo Maria Kuczer] (1954-):
  Even ... The Loudest Sky !! (1981)
 ジャコブ・ド・サンレーシュ: En Ce Gracieux Tamps (Virelai)
 アルバロ・カルレバロ(1957-): Quiebros (1993-94)
 ジャコブ・ド・サンレーシュ: Fuions De Ci (Ballade)
 アンリ・プッスール(1929-2009): Vue Sur Les Jardins Interdits (1973)
  XASAX 〔サックス四重奏団〕
 録音:1995年6月、12月、1996年9月。フランスのデュフール、アルゼンチンのクチャー、ウルグアイのカルレバロ、そしてベルギーのプッスールによる現代作品と、アルス・スブティリオル時代の代表的作曲家サンレーシュの作品を交互に収録した、サックス四重奏アルバム。
 #レーベルでは既に廃盤となっており、流通在庫限りです。入手出来無い場合はご容赦下さい。
HATART-108
廃盤
アントニー・バクストン(1945-):コンポジション No. 10 And No. 16 (+101)
HATART-109
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廃盤
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...Im Klang... 〜エルンストアルブレヒト・シュティープラー(1934-):
 アコーディオンのための「 Im Klang I... 」(1995)
  [テオドロ・アンゼロッティ(アコーディオン)/録音:1997年6月23日]/
 ピアノ小品 '87 [マリアンネ・シュレーダー(P)/録音:1994年2月12日]/
 オルガンのための「 ...Im Klang II... 」(1995)
  [フッブ・テン・ハーケン(Org)/録音:1997年8月20日]
 #レーベルでは既に廃盤となっており、流通在庫限りです。入手出来無い場合はご容赦下さい。
HATART-110
廃盤
近藤譲:室内楽作品
 二重奏曲/歩く/老人のポケット/振り子/水彩/
 島の様式/ウィンゼン・ダンス・ステップ/ことば
アンサンブル・
 ラール・プール・ラール
HATART-111
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廃盤
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ジェイムズ・テニー(1934-2006):独奏打楽器のための作品集
 Maximusic (1965) (*) /テープと打楽器のための「 Ergodos II 」(1963-64) /
 タム・タムのための「 Koan: Having Never Written A Piece For Percussion 」(1971) /
 For Percussion Perhaps, Or... (1970-71) /
 打楽器と遅延テープ・システムのための「 Deus Ex Machina」(1982) (#)
 マティアス・カウル(Perc) リュディがー・オート(テープ遅延システム;#)
 録音:1997年8月、ゼンデザール、ヘッセン放送局/発売:1998年。(*)を除き、発売時における世界初録音。3000部限定発売。
 #レーベルの公式サイトでは在庫ありになっていますが、国内代理店の案内から漏れており、流通状況から見て廃盤と思われます。入手出来無い場合はご容赦下さい。
Polwechsel
 ヴェルナー・ダーフェルデッカー(1964-):北/東/南西 / ミヒャエル・モーザー(1959-):NNO-Fernaumoos
  ポルヴェクセル[ラドゥ・マルファッティ(Tb) ブルクハルト・シュタングル(G)
          ヴェルナー・ダーフェルデッカー(Cb/G) ミヒャエル・モーザー(Vc)]
 録音:1993年-1994年。1993年にウィーンで設立された即興的現代音楽専門団体による自作自演。国内代理店は『ポルヴェクセル』を作曲家のように記載しているが、本体には個々の作曲者名が記載されているため、正確には誤り。
ピタゴラスの木〜ウード・カセメッツ(1919-):ピアノ作品集
 タイムピース(1964)〔第1版/第2版〕/「 TANGO 」という言葉によるタンゴ変奏(1986) /
 7分の3の梨の形をした小品(1995) / Feigenbaum Cascades (1995) /
 ピタゴラスの木(1994) / Music Of The First Eleven Primes (1995)
  スティーヴン・クラーク(P)
 録音:1996年11月26日-28日、カナダ/発売:1998年。発売時における世界初録音。カセメッツはエストニア生まれで、シェルヘンやヴァーレーズに学んだカナダの作曲家。2012年現在存命の模様。
三声のコンチェルト〜ローマン・ハウベンシュトック=ラマティ(1919-1994):
 「 弦楽三重奏曲第1番/リチェルカーリ」 (1948/78) /三声のコンチェルト(1972) /
 カンディスキーのために(1987) /弦楽三重奏曲第2番(1985)
  アンサンブル・ルシェルシュ
 録音:1996年-1997年/発売:1999年。
HATART-115
廃盤
ロシア・アヴァンギャルド Vol.2
 モソロフ:ピアノ・ソナタ / ルリエ:2つのマズルカ/ピアノのための2つのコンポジション
 ロスラヴェッツ:2つの詩/3つのコンポジション/前奏曲
 ポロヴィンキン:マグネット/舞曲/ワルツ/子守り歌/フォックストロット

  シュテフェン・シュライエルマッハー(P)
HATART-117
廃盤
シェルシ:
 KYA/イクソール/3つの小品/
 ルッケ・デイ・グック/ヤマオン/マクノンガン
ユルク・ヴィッテンバッハ指揮
アンサンブル・コントルシャン
HATART-118
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1.5CD価格
廃盤
流通在庫限り
Mobile For Shakespeare 〜ローマン・ハウベンシュトック=ラマティ(1919-1994):
 Credentials Or Think, Think, Lucky (1960) /弦楽四重奏曲第2番(1977) (*)/
 シェイクスピアのためのモビール(1960) /リエゾン (1958)
  アンサンブル・アヴァンギャルド、ライプツィヒSQ (*)
 録音:1998年3月24日-27日、自由ベルリン放送局/発売:1999年。HAT ARTが力を入れているポーランド系ユダヤ人作曲家ハウベンシュトック=ラマティによる偶然性の音楽のひとつ「モビール・シリーズ」。ケージやシュトックハウゼンで知られる、楽譜の順番を演奏者にゆだねるというもの。
 #レーベルの公式サイトでは在庫ありになっていますが、国内代理店の案内から漏れており、流通状況から見て廃盤と思われます。入手出来無い場合はご容赦下さい。
Polwechsel 2
 ヴェルナー・ダーフェルデッカー(1964-): Hyogo 〔兵庫?〕 /トースター [Toaster]
 ミヒャエル・モーザー(1959-):タトゥー [Tatoo] / ポルヴェクセル: Falb

  ポルヴェクセル
   [ジョン・ブッチャー(T/ソプラノSax) ブルクハルト・シュタングル(G)
    ミヒャエル・モーザー(Vc/G) ヴェルナー・ダーフェルデッカー(Cb/G/エレクトロニクス)]
 録音:1998年1月17日-20日、オーストリア/発売:1999年。
HATART-120
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1.5CD価格
廃盤
流通在庫限り
ジェイムス・テニー(1934-2006):ヴァイオリンとピアノのための音楽
 楽器間の応答を有する「エルゴドス II 」(1964) /梨の形をした3ページ(1995) /
 ディアフォニック・トッカータ(1997) /コラール(1974) /公案(1971) /ディアフォニック・トリオ(1997)

  マーク・サバト(Vn) スティーヴン・クラーク(P)
 録音:1998年3月11日-13日、グレン・グールド・スタジオ、トロント/発売:1999年。発売時における世界初録音。アメリカの実験音楽を体系的に統合し体現するテニーは、ケージをして「今作曲を学ぶならテニーにつきたい」といわしめた現代アメリカ作曲界の大物。晩年は純正律を取り入れた作品を生み出していたが、このアルバムの作品は半数が20世紀末のもので、アコースティック作品(一部電子的処理あり)。
 #当アイテムは、2012年からの新代理店が一旦『入手可能』とアナウンスしましたが、他商品の入荷前日になって『現地で廃盤となり、 今後の入荷見込みがないことが判明致しました』と連絡がありました。当店では扱いを継続しますが、流通在庫限りとなりますので、入手出来無い場合はご容赦下さい。
恐るべき子供たち
 ジョン・ゾーン(1953-):カーニー(1989/96) / トム・ジョンソン(1939-):タンゴ(1984)
 ニコラウス・リヒター・ド・ヴレー(1955-): Gabbro (Steinstück #1) (1998)
 スヴェン・オーケ・ユーハンソン(1943-): Vom Gleichwertigen Und Ungleichwertigem (1997)
 シュテフェン・シュライエルマッハー(1960-):クラヴィーア&クラヴィエーレ (1996)

  シュテフェン・シュライエルマッハー(P)
 録音:1998年5月27日-28日、自由ベルリン放送局/発売:1999年。国内代理店の資料における題名は『バッド・ボーイズ・5・バッド』となっているが、欧文資料からは読み取れない。
HATART-122
(2CD)
廃盤
コーネリアス・カーデュー
 トリーディス〔論文〕(1963-1967)
ジム・ベイカー(P)他
マドリガーレ〜アルド・クレメンティ(1925-2011):
 即興曲(1989) (*) / Om dagen i mitt arbete... (1992) /セッティミーノ(1993) /
 スケルツォ(1985) (*) /...天の王国にて(1993) /練習曲(1956) /デュエット(1983) /
 マドリガーレ(1979) /2つのカノン(1994) / Veni, Creator... (1997)
  アイヴズ・アンサンブル[Fl、Ob、Cl、2Tp、Perc&チェレスタ、2P、3Vn、Vc]
 録音:1996年9月30日-10月1日、1997年12月1日-2日、オランダ/発売:1999年。(*)を除き、発売時における世界初録音。
HATART-124
廃盤
モートン・フェルドマン
 ジョン・ケージのために
アイヴズ・アンサンブル
 再発(2017年)→ HATART-160 。
HATART-125
廃盤
シェーンベルク(1874-1951):ピアノ作品集(2手のための)
 *HATART-184 で再発売
Musica Derivata 〜クラレンス・バーロウ(1945-):
 ピアノ三重奏のための「 1981 」 (1981) (*) /
 キーボード(ヤマハ、ディスクラビア)のための「 variazioni e un pianoforte meccanico 」 (1986) (#) /
 ソナタ風幻想曲(シュトックハウゼンの「マントラ」と共に) (1973) /
 チェロとヴァイオリンのための「 "Spright The Diner" By Nib Wryter 」(1986 or 1983 ) (*)

  アイヴズ・アンサンブル団員[ヨーシェ・テル・ハール(Vn;*) ヨープ・テル・ハール(Vc;*)
                ヨーン・シュニーデルス(P;#以外/ヤマハ、ディスクラビア;#)]
 録音:1998年1月19日-21日、4月7日-8日、以上 ゼンデザール、ヘッセン放送局/発売:2000年。バーロウはインドのコルカタ出身。
ジェイムズ・テニー(1934-2006):アンサンブルのための FORMS 1-4
 (エドガー・ヴァレーズ、ジョン・ケージ、シュテファン・ヴォルペ、モートン・フェルドマンの思い出に;1993)
 ジェイムズ・テニー: Form 1 (1993) / エドガー・ヴァレーズ(1883-1965):オクタンドル(1923)
 ジェイムズ・テニー: Form 2 (1993) / ジョン・ケージ(1912-1992): Seven (1988)
 ジェイムズ・テニー: Form 3 (1993) / シュテファン・ヴォルペ(1902-1972):小品(1972)
 ジェイムズ・テニー: Form 4 (1993) / モートン・フェルドマン(1926-1987): Numbers (1964)

  ムジークファブリーク〔アンサンブル〕
 録音:1997年-1998年。発売時における世界初録音。テニーはケージに絶賛された「天才」。
HATART-128
廃盤
モートン・フェルドマン
 ピアノと弦楽四重奏曲(1985)
アイヴズ・アンサンブル
HATART-129
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1.5CD価格
廃盤
流通在庫限り
フリッツ・ハウザー(1953-): Solodrumming (1985)
 フリッツ・ハウザー(ドラムス/シロフォン/テンプル・ブロック〔木魚〕/マラカス)
 録音:1985年4月4日-7日、ベルリン。旧品番:HATART-2023, HATARTCD-6023。おそらくジャズに分類される作品。
HATART-130
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1.5CD価格
廃盤
流通在庫限り
ソロ・パーカッション〜マティウス・カウル(1949-):
 Kutunga (1994) / Timpani Ride (1997) / Mazza (1997) / Roma (1995) / Hendrix (1997)
  マティウス・カウル(Perc/Vo/ツィンバロム/ハーディ=ガーディ/自転車/電話/他)
 録音:1998年5月18日-20日、ザールラント放送局/発売:1999年。オーディオ的にはすごいが、かかってくるのはカウルの生み出すさまざまな音響(という名の雑音)。楽器に自転車が入っている時点(それも「ティンパニに乗る」という作品で使用)でお察しいただきたい。
Push Pull 〜テオドロ・アンゼロッティ(アコーディオンのためのオリジナル作品)
 サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-): Vagabonde Blu (1997/98) / ロルフ・リーム(1937-): Push Pull (1995)
 朴泳姫〔ヨンギー・パクパーン〕(1945-): NE MA-UM (1996/98)
 ヴィンコ・グロボカール(1934-): Dialog Über Luft (1994?) / 細川俊夫(1955-):メロディア(1978)

  テオドロ・アンゼロッティ(アコーディオン)
 録音:1996年4月、1998年8月、12月/発売:1999年。 イタリア、ドイツ、韓国、ユーゴ、日本の作曲家によるアコーディオン独奏のためのオリジナル作品を集めたもの。同じ楽器とは思えない違った雰囲気の作品群。特にリームとグロボカールの作品は「爆発的な作品」と紹介されている。
HATART-132
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廃盤
流通在庫限り
ペーター・アプリンガー(1959-):
 3台のピアノのための
  「 Grisailles (1-100) 」(1991-93)
ヒルデガルト・クレープ(P)
 録音:1998年12月8日-10日、自由ベルリン放送局/発売:2000年。
 #レーベルの公式サイトでは在庫ありになっていますが、国内代理店の案内から漏れており、流通状況から見て廃盤と思われます。入手出来無い場合はご容赦下さい。
HATART-133
廃盤
ケージ:易の音楽
 * HATART-173 で再発売
デイヴィッド・テューダー(P)
HATART-134
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1.5CD価格
廃盤
流通在庫限り
Degrees Of Iconicity〜 ギレルモ・グレゴリオ(1941-):
 Tres /「ルイジ・ノーノへのオマージュ」のための最初のスケッチ/ Moholy 2 /
 Construction In Three Parts / Konkretion 1 / Con Trabajo / Counter-Composition /
 Construction In Nine Fields / Moholy 3 / Degrees Of Iconicity
  ギレルモ・グレゴリオ(Cl/A−Sax)指揮 キャリー・ビオロ(ヴィヴラフォン/マリンバ)
  フレッド・ロンバーグ=ホルム(Vc/コルネット)
  マイケル・キャメロン、ケント・ケスラー(アコースティック・ベース)
 録音:1999年2月14日、 AirWave Studios 、シカゴ/発売:2000年。
近藤譲(1947-):ピアノ作品集(全9曲)
 Sight Rhythmics, Walk / In Early Spring /
 A Dance for Piano, 'Europeans' / Tango Mnemonic /
 Strands II / Short Summer Dance / High Window / Click Crack
井上郷子(P)
シュテファン・ヴォルペ:トランペット、テナー・サクソフォン、打楽器と
                 ピアノのための四重奏曲(1950/54)/ブルース(1929)
ジョン・カリシ:サクソフォン四重奏曲第1番(1965)/平衡 第1番(1948)
エディ・ソーター:サクソフォン四重奏曲第1番(1977)
クリスチャン・ヴォルフ:エクササイズ〔第26番/第27番〕(1968)
 アンサンブル・アッカント、XASAX / 他
HATART-137
(2CD)
廃盤
モートン・フェルドマン:
 ヴァイオリンと弦楽四重奏(1985)
ピーター・ランデル(Vn)
ペレグリーニSQ
フェルドマン:初期ピアノ作品集 シュテフェン・
 シュライアーマッハー(P)
 「主として出直りもの」とのこと。
デイン・ルディヤール(1895-1985):ピアノ作品集
 Granites (1929) / Three Paeans (1927) / Tetragrams Ist Serie (1920-27) / Third Pentagram (1926)
  シュテフェン・シュライアーマッハー(P)
 録音:2001年1月16日-17日、自由ベルリン放送局/発売:2004年。なお、代理店の案内に『録音:1996年-98年』とあるが、誤り。パリで生まれ、ソルボンヌ大学、パリ大学、パリ音楽院をそれぞれ卒業、1916年にアメリカへ渡り、作家、占星術師としても活躍した異色の作曲家。
HATART-144
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(4CD)
廃盤
流通在庫限り
モートン・フェルドマン
 弦楽四重奏曲第2番(1983)
アイヴズ・アンサンブル
 世界初の完全全曲録音。フェルドマンの晩年、長時間作品時代の名作(演奏時間約5時間)だが、このような作品の長時間化は、時間の方向性をあいまいにすることで音を瞬間的に解放し、聴き手を退屈させることによって細部への聴取に向かわせるためだと言われている。アイヴズ・アンサンブルはジョン・ケージとフェルドマンの作品を中心に録音を続けている。
ギレルモ・グレゴリオ(1941-): FAKTURA
 ギレルモ・グレゴリオ(Cl)指揮11人の奏者
 使用楽器類:クラリネット、ヴィヴラホン、マリンバ、打楽器、チェロ、エレキギター、オーボエ、イングリッシュ・ホルン、チューバ、ヴィオラ、コントラバス、ピアノ、具体音(テープ使用?)。
リヒャルト・レインフォス〔ラインヴォス〕(1964-):ブロック・ボイス〔1−7〕
 アイヴズ・アンサンブル
 レインフォスはオランダの作曲家。「ブロック・ボイス」とはドイツのダルムシュタット州立美術館にある現代美術家ヨゼフ・ボイス(1921-1986)の7つの展示室のことで、現代音楽の講習会のためダルムシュタットに滞在していたレインフォスがこれらに感銘を受け作曲したのがこの作品。
リザ・リム(1966-):心の耳
 ヴードゥーの子供/ヴェイル/インガズ/心の耳/
 フィルター/ディアボリカル・バーズ
チューリヒ新音楽アンサンブル
 録音:2000年。オーストラリア、パース生まれの作曲家。前衛的ながらどこか温かさのある作風で人気。
コーネリアス・カーデュー(1936-1981):マテリアル
 オータムン 60/トリーティス(論文)/メモリー・オヴ・ユー/マテリアル/オクテット'61
 ジェフ・パーカー(エレクトリックG) キャリー・ビオロ(ヴィブラフォン/Perc)
 フレッド・ロンバーグ=ホルム(Vc)他、多数の演奏家
 マイケル・ナイマンに強い影響を与えた「イギリス実験音楽の父」、カーデュー。ナイマン人気のブレイク前に亡くなってしまったのが残念だが、最近になって再評価ムードが著しく、このアルバムもそれに拍車をかけるにちがいない。
ジョン・ケージ(1912-1992):龍安寺 (1983-1985)
 ロバート・ブラック(Cb) エーベルハルト・ブルム(Fl) イーヴェン・ハウスマン(Tb)
 グートルン・レシュケ(Ob) ジョン・パトリック・トーマス(声) ヤン・ウィリアムズ(Perc)
 録音:1995年6月22日、ベルリン/発売:2011年。旧品番:HATARTCD-6183
クラリネットと弦楽四重奏〜モートン・フェルドマン(1926-1987):
 クラリネットと弦楽四重奏のための2つの小品(1961) 〔第1版/第2版〕/クラリネットと弦楽四重奏(1983) (*)
  イブ・ハウスマン(Cl) ペレグリーニSQ
 録音:1994年6月20日-21日、スイス/発売:2010年。(*)は初出時の世界初録音だったもの。旧品番:HATARTCD-6166
久田 典子(1963-):PROGNOTICATION
 5人の奏者のための「 Prognotication 」(1990) (*) /ピアノのための「 Progression 」(1992) (*) /
 5人の奏者のための「 Landscape 」(1991)(#)/ヴァイオリンとチェロのための「 Continuance 」(1999) (#) /
 6人の奏者のための「 Prime α 」(2001) (#)

  チューリヒ新音楽アンサンブル
 録音:2004年10月23日-24日、ラジオ・スタジオ、チューリヒ(#)/2004年12月18日、KUK アーラウ・ザール(*)。スイス・ラジオ DRS 2 との共同製作。
HATART-169
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1.5CD価格
廃盤
流通在庫限り
ハンス=ペーター・フレーナー(1953-):2人の即興的声、フルート、クラリネット、
 ピアノ、打楽器、ヴァイオリン、チェロとヴィデオのための「 Engelchen 」 (1995-2004)
  (イサーク・バーベリ(1894-1940)の短編「イエスの罪」のドイツ語訳に基づく)
 チューリヒ新音楽アンサンブル
 録音:2007年、スイス/発売:2009年。世界初録音。なお、国内代理店はこの音楽作品を『イザーク・バベル:イエスの原罪』『バベル:エンゲルヒェン(天使ちゃん)』なる物と主張しているが、上記のとおりで誤り。バーベリはソヴィエトの大粛正で殺害されたロシアのユダヤ系作家で、あらすじを見る限り軽々しい作品では無い。
 #当アイテムは、2012年からの新代理店が一旦『入手可能』とアナウンスしましたが、他商品の入荷前日になって『現地で廃盤となり、 今後の入荷見込みがないことが判明致しました』と連絡がありました。当店では扱いを継続しますが、流通在庫限りとなりますので、入手出来無い場合はご容赦下さい。
HATART-170
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廃盤
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マクロコスモス〜 Magical World Of Sound
 ジョージ・クラム(1929-):
  2つの増幅ピアノと打楽器のための「夏の夜のための音楽」(マクロコスモスIII)(1974)
 ステファーノ・ジェルヴァゾーニ(1962-):
  2台のピアノと2人の打楽器奏者のための「スヴェーテ・ティヒ」(2006)
 ゲオルク・フリードリヒ・ハース(1953-):
  2つの打楽器とピアノのための「...シルエット...」(1992)
 マクロコスモス・クァルテット ウフク&バハール・デールデュンテュ(P)
 フランソワ・ヴォルペ、セバスティアン・コルディエ(Perc)
 録音:2007年1月、エルネスト・アンセルメ・スタジオ、スイス・ロマンド放送局/発売:2007年。
 #当アイテムは、2012年からの新代理店が一旦『入手可能』とアナウンスしましたが、他商品の入荷前日になって『現地で廃盤となり、 今後の入荷見込みがないことが判明致しました』と連絡がありました。当店では扱いを継続しますが、流通在庫限りとなりますので、入手出来無い場合はご容赦下さい。
HATART-174
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廃盤
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モートン・フェルドマン(1926-1987):
 ブニータ・マルクスのために(1985)
ヒルデガルト・クレープ(P)
 録音:1990年9月14日-3月3日、DRS スタジオ、チューリヒ、スイス/発売:2010年。世界初録音だったもの。旧品番:HATARTCD-6076
 #当アイテムは、2012年からの新代理店が一旦『入手可能』とアナウンスしましたが、他商品の入荷前日になって『現地で廃盤となり、 今後の入荷見込みがないことが判明致しました』と連絡がありました。当店では扱いを継続しますが、流通在庫限りとなりますので、入手出来無い場合はご容赦下さい。
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プロコフィエフ&ショスタコーヴィチ:
 ソヴィエトのルールによる2人のピアニストのための作品

 プロコフィエフ(1891-1953)/ミハイル・プレトニョフ編曲:
  バレエ「シンデレラ」(1944) からの2台ピアノのための組曲(2002)
  〔序曲/喧嘩/冬の精/春の精/シンデレラのワルツ/ガヴォット/ギャロップ/ゆるやかなワルツ/フィナーレ〕
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):2台のピアノのための組曲 嬰ヘ短調 Op.6 (1922)
  ウフク&バハール・デールデュンテュ(P)
 録音:2009年6月26日-28日、エルネスト・アンセルメ・スタジオ、スイス・ロマンド放送局/発売:2009年。
 #当アイテムは、2012年からの新代理店が一旦『入手可能』とアナウンスしましたが、他商品の入荷前日になって『現地で廃盤となり、 今後の入荷見込みがないことが判明致しました』と連絡がありました。当店では扱いを継続しますが、流通在庫限りとなりますので、入手出来無い場合はご容赦下さい。
Plus-Minus 〜カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007):
 ルフラン No.11 (1959) /クロイツシュピール No. 1⁄7 (1951) /プラス=マイナス No.14 (1963) (*)
  アイヴズ・アンサンブル
 録音:2002年6月29日-7月2日、オランダ/発売:2010年。(*)は世界初録音。上記 No. は曲内の番号ではなく、シュトックハウゼンの作品番号を示す。
ガリーナ・ウストヴォリスカヤ(1919-2006):
 ピアノ・ソナタ全集〔第1番−第6番〕
マリアンネ・シュレーダー(P)
 録音:1994年2月28日-3月3日、スイス/発売:2010年。旧品番:HATARTCD-6170

KII

KKC-4107/11
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(5CD)
\7700(税抜\7000)
Olympic 原盤 |フルトヴェングラー(& E.クライバー)〜ベートーヴェン:交響曲全集
 〔第1番 ハ長調 Op.21[アムステルダム・コンセルトヘボウo./1950年7月13日、アムステルダム、ライヴ]/
  第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」[ローマ・イタリア放送so./1952年1月19日、ローマ、ライヴ]/
  第4番 変ロ長調 Op.60[ BPO /1943年6月27日-30日、フィルハーモニー、ベルリン、
              ライヴ(第1楽章/第2楽章)&放送用、聴衆不在(第3楽章/第4楽章)]/
  第2番 ニ長調 Op.36 (*)
   [エーリヒ・クライバー指揮ベルリン国立歌劇場o./1929年、ベルリン、セッション(SP収録)]/
  第5番 ハ短調 Op.67「運命」[ローマ・イタリア放送so./1952年1月10日、ローマ、ライヴ]/
  第7番 イ長調 Op.92[ BPO /1943年10月31日-11月3日、フィルハーモニー、ベルリン、ライヴ]/
  第6番 ヘ長調 Op.68「田園」[ローマ・イタリア放送so./1952年1月10日、ローマ、ライヴ]/
  第8番 ヘ長調 Op.93[ストックホルムpo./1948年11月13日、ストックホルム・コンサートホール、ライヴ]/
  第9番 ニ短調 Op.125「合唱付」[ヒョルディス・シンベリ(S) リサ・テュネル(A)
    ヨースタ・ベケリン(T) シーグルド・ビョルリンク(B) ストックホルムpo. &cho. /
    1943年12月8日、ストックホルム・コンサート―ホール、ライヴ]〕

 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮(*以外) エーリヒ・クライバー指揮(*)
 録音:[/内]、全てモノラル。(*)はボーナス・トラック扱い。 (P) 1974 Olympic Records / Countdown Media GmbH.  解説:平林直哉。『 96kHz 24bit デジタル変換音源』『国内製造品』『5枚収納のマルチケース + 12pブックレット』『 + オビ付』
 『1974年9月に米オリンピック・レコードから発売されたフルトヴェングラー史上初の「ベートーヴェン交響曲全集」。同年12月に日本のフォノグラムからも国内発売され、世界中のファンを驚愕させました。当時発見されていなかった「第2番」が収録されていたためでもありますが、「サンフランシスコの研究家が秘蔵していた戦前のベルリン・フィルの放送用録音」と解説に書かれていたこの音源、じつはエーリッヒ・クライバーの演奏であることが後年米「ハイ・フィデリティ」誌の調査で判明、この「全集」は再製造されることなく、“幻”の「全集」となりました。・・・往年のファンならだれでも知っているフルトヴェングラーレコード史上最大の事件となったこの「全集」、「2番」以外の曲は音源・音質ともに”まとも”で、『捨て置けぬLP』と、平林直哉氏は著『フルトヴェングラーを追って』(青弓社2014年刊)のなかで、3ページを割いて大きく紹介しています。★1974年に制作されたこの「全集」のマスターテープの所在をつきとめ、96kHz24bitでデジタル変換された音を入手しました。世界初出LPとなった「1番」「3番」「5番」「6番」、2番目のLP登場となった「8番」「9番」、戦前の壮絶名演ライヴとして有名な「4番」「7番」の全8曲。最初期LPのマスターテープ音質はステレオ・リバーブ感をもたせた、非常に雰囲気豊かなしっかりした音!ほとんど「整音」していないだけに、音の真実味が増しています。この音源をキング関口台スタジオでリマスタリング、一部の曲には修復を行い(「3番」「9番」のピッチ見直し、「7番」第4楽章冒頭欠落和音の補てん)、エーリッヒ・クライバー指揮の「2番」はボーナストラックとして組み込み、オリジナルのカプリングによる「全集」で発売! 国内製造で、フルトヴェングラーファン垂涎の貴重な「名盤」を蘇らせます。EMIの「全集」とは、8番しか音源がかぶらないので、稀少価値ある「全集」と申せましょう。』
KKC-4112/17
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(6CD)
\7700(税抜\7000)
戦中のフルトヴェングラー
 CD 1: 原盤:米オリンピック [(P) 1974]
  ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
   [BPO/1943年6月27日-30日、第1楽章&第2楽章:ライヴ、第3楽章&第4楽章:聴衆不在の放送用録音]
          交響曲第7番 イ長調 Op.92[BPO/1943年10月31日-11月3日、ライヴ]
 CD 2: 原盤:米エヴェレスト [(P) 1969]
  ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」
   [ティラ・ブリーム(S) エリーザベト・ヘンゲン(A) ペーター・アンデルス(T)
    ルドルフ・ヴァツケ(B) BPO、ブルーノ・キッテルcho./1942年3月22日-24日、ライヴ]
 CD 3: 原盤:米オリンピック [(P) 1975]
  ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73[VPO/1945年1月28日-29日、ライヴ]
 CD 4-6: 原盤:英ジャブリン [(P) 1997] (当原盤使用のCD発売レーベル: Magic Talent )
  ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98 (*) /ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a (*)
  シューベルト:交響曲第9番 ハ長調 D.944「グレイト」(#)
  ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲(+)
   [BPO/1942年12月6日-8日(#)、1943年12月12日-15日(*)、1944年3月21日(+)、ライヴ]
  ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(ハース版=原典版)[VPO/1944年10月17日、放送用録音]

 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
 録音会場:フィルハーモニー、ベルリン(BPO) /ムジークフェラインザール、ウィーン(VPO) 。仕様:6枚収納マルチケース + 12p ブックレット(解説:平林直哉)+ オビ付。リマスター&ピッチ修正:キング関口台スタジオ。ベートーヴェン「第9」とブラームス「第2」は当マスターを使用した初CD化、ベートーヴェン「第4」「第7」は交響曲全集(KKC-4107/11)と同一のマスター。 『フルトヴェングラーの苦悩と爆発!1942年第九、1942年グレイト、1943年ベト7、1943年ブラ4、1944年ブル8など9曲、戦中(1942-45年)の凄絶ライヴを最新リマスター音源で集成!』『「フルトヴェングラーの最高の演奏というと、戦時中の録音に着目するのが習いとなっている」(ジョン・アードイン〈フルトヴェングラー・グレート・レコーディングズ〉藤井留美訳、音楽之友社刊)』『★戦火まじえる激動の時代にあっても、自らの芸術活動に命を懸けたフルトヴェングラー。1942年3月の「第九」から、戦時中最後のコンサートとなった45年1月の「ブラームス2番」まで、巨匠の“最高の演奏”9曲をCD6枚組に集成。ファン必携!壮絶な爆演の数々が最新デジタルリマスター音源でよみがえります!』『★1942年よりフルトヴェングラー指揮の演奏会が全欧に向け放送されるようになり、ドイツ帝国放送局がコンサートのライヴ録音や聴衆不在の通し録音を行いました。この9曲はその“戦中のマグネットフォン録音”として有名なものです。音質自体は、76cm/秒速のテープにメインマイク1本によるワンポイント録音と、アナログ・テープ録音方式としては理想的といってよいかもしれません。これらの録音テープは終戦後ソ連に持ち帰られ、露メロディアからLPが発売されました。この板おこしで英ハンター社がユニコーン・レーベルのLPを発売。また、一部の曲はコピーテープが西ドイツ内の放送局に遺されていて、このテープ系音源をもとに仏ターラ等がCDを制作しています。有名な録音だけに、これまで各社から盤おこし系、テープ系と数多くの復刻CDが発売されてきましたが、今回、“復刻CDの決定盤”とすべく、キングインターナショナルが独自で音源を調達して復刻するものです。戦時中の巨匠の内奥にまで迫った衝撃の音再現にご注目ください。』『・ベートーヴェン「4番&7番」(1943)・・・ともに、5種類ある同曲の録音のなかで、最初の録音。米オリンピック原盤「ベートーヴェン交響曲全集」(5CD,KKC-4107/11)から編集。最初期LPのマスターテープからつくられた極上の復刻です!』『・ベートーヴェン「9番」(1942)・・・緊迫感にみちたドラマチックな指揮、オーケストラとコーラスの傑出したできばえから、ファンの間では「バイロイトの第九」をも凌ぐ評価の「ベルリンの第九」。1969年に米エヴェレストが発売したLPのマスターテープを96kHz/24bitでデジタル化。LP1枚に詰め込むため、テンポを上げていますが、音質そのものは最初期のLPらしく芯のしっかりした音!キング関口台スタジオでピッチを修正したうえでリマスタリング、初CD化!』『・ブラームス「2番」(1945)・・・3種あるうち最初の録音。「最も引力が強い演奏」(アードイン、前掲の書より)。1975年に米オリンピックが発売したLPのマスターテープを96kHz/24bitでデジタル化し、さらにキング関口台スタジオでピッチを修正したうえでリマスタリング、初CD化するもの。』『以下5曲(CD3枚)の音源は、英ジャブリン社の原盤デジタルマスターを使用。1997年に海外でMAGICTALENTレーベルで発売されたことがあります。今回、キング関口台スタジオで最新リマスタリング。鮮度アップして国内盤化!・ブラームス「4番&ハイドンの主題による変奏曲」(1943)・・・それぞれ4種、7種あるうち最初の録音。「(4番)最も望ましいのは戦時中のベルリンでのもの」(アードイン、前掲の書より)。・シューベルト「9番」(1942)・・・5種あるうちの最初の録音。42年盤「グレイト」として、あまりにも有名な演奏。・ラヴェル「ダフニスとクロエ」第2組曲(1944)・・唯一の録音。「グレイト」と同じ日の演奏。・ブルックナー「8番」(1944)・・・4種あるうちで最初の録音。壮大な構築の内にウィーン・フィルの美質を収めた名演。』
 #2018年1月20日頃発売予定。

THE CHOIR OF KING'S COLLEGE (英) 1枚あたり¥2200(税抜¥2000)

 500年以上の歴史を誇るイギリスの名門合唱団、ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団の自主レーベル第2弾。中世聖歌から近現代の合唱曲にいたる幅広いレパートリーを持つ合唱団ならではの多彩なプログラムを、世界から絶賛を浴びる煌びやかな歌声と共に発信する。SACDも同一の価格
KGS-0021
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(HYBRID_SACD)
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):平和をあたえたまえ(1936) (#)
レナード・バーンスタイン(1918-1990):チチェスター詩篇(1965) (*)
 アイリッシュ・タイナン(S) ロデリック・ウィリアムズ(Br)
 ジョージ・ヒル(ボーイS)リチャード・ガワース、
 ヘンリー・ウェブスデール(Org) スティーヴン・クロウバリー指揮
 ケンブリッジ・キングズ・カレッジcho.、ブリテン・シンフォニア
 録音:2017年1月16日-17日(*)、6月26日-27日(#)。 イギリスが誇る伝統のキングス・カレッジ最新盤は、ヴォーン・ウィリアムズとバーンスタインのミサ曲。どちらももともと大編成のオーケストラを伴う作品だが、ここでは教会で演奏されることを念頭に、比較的小編成のオーケストラ用に編曲が施されている。この編曲により、荘厳な世界はそのままに、より親密な空気も醸成され、どちらの作品もあらたな色彩と魅力をまといた。最近修復されたばかりのハリソン&ハリソンのオルガンの音色がとりわけ荘厳に響くバーンスタインのミサ曲冒頭の迫力は圧巻。指定のサイトにアクセスし、ブックレット内に掲載されているパスワードを入力すると、編曲を施したアメリカの作曲家、スティーヴン・パウルスの作品「 The Road Home 」をフリーダウンロード可能。

MELBA (濠) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000) 〔SACD盤も同一の価格〕

 ご案内済旧譜はこちらから
レイナルド・アーン2台ピアノ&連弾作品全集
 2台のピアノのための作品(*)
  12のワルツ「ひもときしリボン」(1915) /傷病兵の眠りのために(全3曲)(1915) /
  メランコリックなカプリス(1897) /スケルツォ・レント(1891)

 連弾のための作品(#)
  アリアと牧歌の形式による小品(1896) /7つの子守歌(1904) /ライネッケの旋律によるあどけなき変奏曲(1905) /
  アイルランド民謡による3つの前奏曲(1893) /シャルル・ルヴェーデの主題による変奏曲(1892)

 レスリー・ハワード、マッティア・オメット(Pデュオ)
 録音:2014年3月8日-9日(*)、2015年2月22日(#)、サラ・デッラ・パルディ、パドヴァ。 レイナルド・アーンの器楽曲は、予想外に隠れファンが多いのに驚かされる。歌曲同様に美しく人好きのする音楽でありながら、主に楽譜の入手が困難なため手掛ける人々が少なかったので大歓迎。そして待望のピアノ・デュオ作品全集の登場。四半世紀前にヴァロワ・レーベルからフセイン・セルメットとクンウー・ペクによる「全集」と銘打ったシリーズが開始されたが、 Vol.1 以降リリースされずに終った。このアルバムは全2巻で全曲収録となっている。アーンの音楽はベル・エポック期のパリならではの白粉の匂いのするよう色気と、芳醇なワインのような味わいが魅力。ここに収められた各曲もメロディの美しさと洗練されたセンスに陶酔させられる。演奏はハイペリオン・レーベルのリスト・ピアノ曲全集で知られるレスリー・ハワード。テクニックはもちろん、透明なタッチと上品な歌心が特徴で、アーンの音楽にピッタリ。チッコリーニが激賞した若手のマッティア・オメットと極上の世界をつくりあげている。

LA MUSICA (仏) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 2014年からリリースを開始した新レーベル。
チャイコフスキー:ドゥムカ Op.59 /ロマンス Op.5 / ムソルグスキー:展覧会の絵
ラフマニノフ:エレジー Op.3 No.1 /ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36
 イリヤ・ラシュコフスキー(P)
 録音:2015年8月-9月、スウェーデン放送スタジオ2。 1984年生まれ、2012年第8回浜松国際ピアノ・コンクール優勝のイリヤ・ラシュコフスキー。これまでショパンのアルバムなどがあったが、待望のロシア・ピアノ作品集が登場。メインはムソルグスキーの「展覧会の絵」。師クライネフゆずりか、ブロンドの貴公子風容姿からは想像できない骨太で強靭な演奏に驚かされる。同じく難曲であるラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番もボルテージの高い爆演。またチャイコフスキーの「ロマンス」やラフマニノフの「エレジー」という両作曲家若き日の叙情も、独特の濃さでたっぷり歌いあげる。近年珍しいロシア・ピアニズム満開のアルバム。

NAIVE 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
OPUS 111
OP-30560
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(2CD)
ヴィヴァルディ:歌劇「テンペのドリッラ」 RV.709
 ロミーナ・バッソ(Ms;ドリッラ) セレーナ・マルフィ(Ms;エルミーロ)
 マリーナ・デ・リソ(Ms;ノミオ) ルチア・チリッロ(Ms;フィリンド)
 ソニア・プリーナ(A;エウダミア) クリスティアン・セン(Br;アドメート)
 ディエゴ・ファゾリス指揮イ・バロッキスティ
 録音:2014年5月1日-9日、2017年7月26日-29日、ルガーノ。 ヴィヴァルディの音楽想像の創造性と多様性のパーフェクトな一例と言われる傑作オペラ、テンペのドリッラの登場。牧歌的・妖精の要素の物語、充実の合唱(あの有名な「春」のメロディも歌う)、そして同時代の作曲家たちのオペラからの名アリアの効果的な引用・・・ヴィヴァルディの巧みな仕掛けの数々が、聴き手をドリッラ姫に共感させ、物語の世界に引き込む。ヴィヴァルディ・エディションの常ながら、充実の歌唱陣、そしてバルトリとも共演を重ねているディエゴ・ファゾリスの指揮でのお届け。オペラのあらすじは以下のとおり。テンペの谷で、妖精と羊飼いたちが、春の訪れを祝っている。アドメート王の娘ドリッラは羊飼いのエルミーロと恋仲。しかし、ドリッラはノミオという別の男性と結婚するよう父に告げられる。ドリッラは絶望して自ら川に身を投げる。ドリッラに横恋慕していたノミオは若き羊飼いに扮したアポロ。アポロはドリッラを助け、エルミーロと結婚するよう命じ、大団円で幕となる(この中に、化け物の竜、狩の場面などが出て来る)。

OPUS蔵 特記以外 1枚あたり¥2640(税抜¥2400)

 旧譜はこちらから
ブルーノ・ワルター〜マーラー
 交響曲第5番〜アダージエット(*) /
 交響曲第9番 ニ長調(#)
ブルーノ・ワルター指揮
VPO
 録音:1938年1月15日、セッション(*)、1938年1月16日、ライヴ(#)。 ソース SP : JP-Columbia (*) / US-Victor (#) 。 OPK-2060 で出ている(#)へ、 OPK-2017/18 に含まれていた(*)を追加しての新装発売。共に新リマスターと思われ、ジャケット写真には「 2017 Re-master 」の文字があるが、レーベルのコメントで触れられているのは(#)のみ。
『★前回マーラーの第9番を出したときはこれ1曲のみでした。当時CDの容量は74分であり、第9番のみでいっぱいでした。それからCD容量も増えたので、今回は「アダージェット」を序奏的なイメージで組み込みました。これによりマーラーの純粋に器楽作品と声楽付きの曲に分けることができます。それより第9番がライヴ録音される前の日に、「アダージェット」がスタジオ録音されたことを考えると、この2曲は並べるべきだと考えたわけです。もちろん第9番の音もヒスも改善されています。』(OPUS蔵)
 *ワルター/ウィーン・フィルによるマーラー交響曲第9番の究極の復刻(小林利之)

 『★この曲の復刻でいちばんの厄介なのは第1楽章だろう。マーラーは《第9》の作曲に対位法書法を駆使した多声音楽様式をとっている。第1楽章の各主題部は3声の対位法で構成されていて、復刻は、当然耳につきやすい主声部にポイントが当てられるが、第2、第3の声部をも明瞭に適切なバランスで聴きとれることが望ましい。この要諦を確実に守りぬくのがオーパス蔵の信条だ。★SP盤の音溝に刻みこまれたすべての情報を、音楽的な密度も正しくとりこんだ復刻の安定感。それは今や芸術的と言いうる域に達しており、その証拠として、第1楽章最初の6小節からなる序奏部を聴いていただきたい。まず、ppのチェロの低音が出て、ホルンが入り、ハープとホルンにこの楽章の根幹となるリズム動機が示されるが、すべての音がしっかりとした音像で捉えられ、その音たちが個性をもって復刻されているのはオーパス蔵だけと言ってよい。★第1主題の断片がとぎれがちに第2ヴァイオリンで奏されるときの他声部のうごきも明瞭、和声的な雰囲気のなかに第1ヴァイオリンが主題の後半をうたいあげるその優美さ。またいくどもの死の恐怖との対決を思わせる展開部の終わりちかく、第3主題の熱狂的な高潮からなだれ落ちる「最高のゲバルトで」の箇所の金管の咆哮につづくティンパニの運命の強打といった心理的クライマックスでの重低音の緊迫。そんな一方、まさしくウィンナ・ワルツの回想をおもわせる粋なソロ・ヴァイオリンのひとくさりが、たくみにうかび出されてくる終結部の美しい復刻ぶり。第2楽章、第3楽章はどの復刻盤も手ぎれいに仕上げているが、感動の終楽章アダージョで、弦の分厚いけれど、ビロードの輝きを彷彿させるひびきの美しさが、ワルター/ウィーン・フィルの永遠の名演を飾る、忘れがたい全曲の余韻として残ったのは、オーパス蔵による究極の名復刻盤である。』(OPK-2060から抜粋)

PREISER 1枚あたり¥2640(税抜¥2400)

 #2017年12月下旬以降発売予定。旧譜はこちらから
ツィーラー・エディション Vol.42 〜懐かしきウィーン
 Lassalle (Marsch) Op.129 / Im Wiener Dialekt (Walzer) Op.230 /
 Liebes Vaterhaus (Lied aus der Operette „Der Fremdenführer“) /
 Zum Zeitvertreib (Polka française) Op.181 /
 Alt-Wien (Lied aus der Operette „Herr und Frau Biedermeier“) Op.544 /
 Aus dem Volksmunde (Wiener Lieder und Tänze) Op.189 /
 Ist die Katze aus dem Haus (Duette aus der Operette „Der Fremden-führer“) /
 Hempfling (Marsch) Op.277 / Leben und lieben (Walzer) Op.50 /
 Was dir mein Mund verschwieg (Lied aus dem Film „Wiener Mädln“) /
 Anonym (Polka-Mazurka) Op.190 / Rittersporen (Polka-schnell) Op.56 /
 Es gibt eine Schöne… (Duett aus der Operette „Der Liebeswalzer“) /
 Andrássy (Marsch) Op.96 / Schätzmeister (Quadrille) Op.521 /
 Duck´ dich, Maderl! (Marsch-Duett aus der Operette „Ball bei Hof“)

 ハンス・シャーデンバウアー指揮オリジナル・カール・ミヒャエル・ツィーラーo.
 Preiserレーベル名物ツィーラー・エディション最新作。2003年にツィーラーの作品を演奏するために設立されたオーケストラによる演奏。ウィーン音楽の心を知る若き奏者たちのみずみずしい演奏をお楽しみ頂きたい。元気の良い行進曲からホロリとさせるオペレッタのデュエットまで収録している。ツィーラーはJ. シュトラウスと並ぶウィーンの大作曲家で、19世紀後半から20世紀初頭にかけてのウィーン音楽界を牽引した存在。32の舞台作品を含む約600もの音楽を作曲した。
Quadratych 〜ティモシー・ホーダー:ピアノ作品集
 Quadratych 〔 A-D 〕/ Narrative 〔 1-5 〕/ Day dream morning /
 Day dream afternoon / Day dream evening / Fugal contemplation 〔 1-7 〕

 フレデリック・ブルーム(P)
 ティモシー・ホーダーは作曲のみならず画家としても活動しており、このCDのジャケットに使われているのも彼のアート作品。アメリカで学び、現在ウィーン在住。ニューヨーク生まれのピアニスト、フレデリック・ブルームとはウィーンで出会い、親密な関係を続けており、Preiserレーベルから既に「カスケード」というピアノ作品集をリリースしている(TH-2301)。収録されているのはバッハの前奏曲やインヴェンションを思わすような譜面とポップス風コード進行によるピアノ音楽。フガートで始まる「Fugal contemplation」もポリフォニーに終始せず、洒落た響きとメロディを聴かせる。

TYXart (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 公式サイト:http://www.tyxart.de/
 
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 Op.23
アレクザンデル・マリア・ワーグナー(1995-):
 交響曲第2番
アレクザンデル・
 マリア・ワーグナー(P)
アレクセイ・コルニエンコ指揮
モスクワ放送so.
 録音:2017年2月、モスクワ。 アレクサンダー・マリア・ワーグナーは、ピアニストでもあり作曲家でもある多才な若き音楽家。演奏会では即興演奏をすることもしばしばあり、その豊かな才能に聴衆は毎回熱狂している。このアルバムは、彼の技巧を存分に堪能できるチャイコフスキーのピアノ協奏曲1番と、彼の交響曲第2番を収録。アレクサンダー・マリア・ワーグナーは、最初の交響曲を14歳の時に手がけ、今回共演した指揮者アレクセイ・コルニエンコもその才能に驚いたと言う。卓越した作曲能力は、ピアニストしての作品解釈にも大いに影響を及ぼしていることがわかる1枚。
 #2017年12月下旬以降発売予定。
J.S.バッハ:フランス組曲〔第5番 ト長調 BWV.816 /第3番 ロ短調 BWV.814 〕
ショパン:マズルカ集
 〔嬰ヘ短調 Op.6 No.1 /ハ長調 Op.24 No.2 /イ短調 Op.17 No.4 /変ロ短調 Op.24 No.4 /嬰ハ短調 Op.63 No.3 /
  イ短調 Op.7 No.2 /イ短調 Op.67 No.4 /嬰ハ短調 Op.50 No.3 /イ短調 Op.68 No.2 /ヘ短調 Op.68 No.4〕

 アレクサンドラ・ソストマン(P)
 録音:2017年3月、フリードリヒ=エーベルト=ハレ、ハンブルク。 ドイツの女流ピアニスト、アレクサンドラ・ソストマンは毎回考え抜いたコンセプトによるアルバム作りが光るが、今回はバッハとショパンのきずなを証明。ショパンは生涯にわたりバッハを尊敬し、自他ともに作品演奏を薦めた。ゆえにショパン自身の作にも影響がみられる。ここではショパンの中でも最も独創的なマズルカと、バッハのフランス組曲を対比。舞曲を作品に昇華させている点で共通する両者、興味津々。

WIGMORE HALL LIVE 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 ロンドンの室内楽/リサイタル向けホールとして世界中から愛されているウィグモア・ホールが立ち上げた自主制作レーベル。コンサート・ホールでの興奮をダイレクトに伝えるライヴ・レコーディング。
 旧譜はこちらから(ただし、初期の盤には廃盤が増えています)。
マシュー・ロック(1622頃-1677):劇音楽「テンペスト」〜組曲
パーセル(1659-1695):
 If music be the food of love / Draw near, you lovers / Oh! the sweet delights of love /
 Music for a while / Oh! fair Cedaria hide those eyes / My dearest, my fairest /
 O solitude, my sweetest choice / Sweeter than roses / One charming night / The plaint /
 Love, thou art best / Chaconne (*) / They shall be as happy as they're fair (*)
ジョン・ブロウ(1649-1708):シャコンヌ ト長調
クリストファー・ギボンズ(1615-1676):幻想組曲 ニ短調
 ハリー・ビケット(Cemb/Org)指揮イングリッシュ・コンサート
 ローズマリー・ジョシュア(S) サラ・コノリー(Ms)
 録音:2015年3月10日、ウィグモア・ホール、ロンドン、ライヴ。(*)はアンコール。 ハリー・ビケット率いるイングリッシュ・コンサートによるパーセルを中心とした17世紀イギリスの作品集。 当時を代表する作曲家の一人、ヘンリー・パーセルは、20歳という若さでウェストミンスター寺院のオルガニストに就任、以後宮廷作曲家として名声を得たが、わずか36年でこの世を去った天才作曲家。またパーセルは歌手としても素晴らしい才能を持ち、多くの歌曲を残している。このリサイタルでは、シェイクスピアの戯曲「十二夜」の冒頭オーシーノ公爵が語る台詞に曲を付けた「If music be the food of love /音楽が恋の糧であるなら」。同じくシェイクスピアの「夏の夜の夢」を題材としたパーセルの歌劇「妖精の女王」から「One charming night/ある魅力的な夜」や「The plaint/嘆きの歌」などが歌われる。輝かしい声のローズマリー・ジョシュアと気品漂うサラ・コノリーの二人の歌声がパーセルの描いた音楽世界を見事に再現している。さらに17世紀イギリスで活躍した作曲家、マシュー・ロックの「テンペスト」やジョン・ブロウのシャコンヌ、ギボンズの幻想組曲なども演奏し、当時の音楽をじっくりと探求できる内容となっている。イングリッシュ・コンサートは、1973年にトレヴァー・ピノックにより結成された古楽アンンサンブル。その後2003年からアンドルー・マンゼが、さらに2007年から2017年現在、ハリー・ビケットが音楽監督となって活動している。
ボストリッジ〜シューベルト:歌曲集 Vol.3
 郷愁 D.456 /怒れるディアナ D.707 /ウルフルーが漁をする時 D.525 /憧れ D.879 /捕われた狩人の歌 D.843 /
 子守歌 D.527 /野外で D.880 /ノルマンの歌 D.846 /友に D.654 /2つの性格的な行進曲 D.866 /さすらい人 D.493 /
 草原の歌 D.917 /月に寄せる旅人の歌 D.870 /ピッポリートの歌 D.890 /一人住まい D.800 /臨終を告げる鐘 D.871 /
 リュートに D.905 /夕映えの中で D.799 /真珠 D.466 /わたしのクラヴィーアに D.342 /月に寄せる嘆き D.436 /
 自らの意志で沈みゆく D.700 (*) /泉のほとりの若者 D.300 (*)

  イアン・ボストリッジ(T) ジュリアス・ドレイク(P)
 録音:2014年9月15日、ウィグモア・ホール、ロンドン、ライヴ。(*)はアンコール。 英国出身の名テノール、イアン・ボストリッジ。知的なアプローチ、多彩な美声、そして繊細な語り口で21世紀を担うリート歌手。このアルバムは、2013年から2014年にかけてロンドンのウィグモア・ホールで行われたシューベルトの歌曲リサイタル第3弾。伴奏は現代最高のリート伴奏者ジュリアス・ドレイク。このリサイタル・シリーズで様々な形で登場する“憧れ "のテーマは、第1曲の「郷愁 D.456」の冒頭から、美しく演出されている。そして最後の「夕映えの中で D.799」では、ラッペの美しい夕映えと神を賛美する歌詞が切々と歌われ、アンコールでは「月に寄せる嘆き D.436」が静かに歌われそっと幕が下りる。ボストリッジの知的な音楽性、高音域の伸び、そして豊かに響く低音域の声が心に染みわたる。そしてドレイクの色彩感溢れる美しいピアノの音色を印象付けながらも、決して前に出すぎない絶妙なバランスを保つ名伴奏も魅力。
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集 Vol.4
 〔第2番 ト長調 Op.18 No.2 /12番 変ホ長調 Op.127 /第7番 ヘ長調 Op.59 No.1「ラズモフスキー第1番〕

 エリアスSQ [サラ・ビトルロック、ドナルド・グラント(Vn)
        マーティン・セイヴィング(Va) マリー・ビトルロック(Vc)]
 録音:2014年11月1日、ウィグモア・ホール、ロンドン、ライヴ。 1998年に結成された若手カルテット、エリアス弦楽四重奏団。メンデルスゾーンのオラトリオ「エリア」のドイツ語の呼び名から取られたカルテット名。マンチェスターにあるノーザン国立音楽大学に在籍中に結成され、クリストファー・ローランド博士に師事、ケルンの音楽学校ではアルバンベルク四重奏団にも師事している。BBC ラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティストにも選ばれ、2010年にはボレッティ・ブイトーニ・トラスト賞を受賞、新時代のアーティストとして注目を集めている。2010年9月にウィグモア・ホールで行われたリサイタルを収録したアルバム(シューマン/ハイドン: WHLIVE0051)は、BBC ミュージックマガジンの新人賞に選ばれた。このアルバムは、エリアス弦楽四重奏団が2012年以来イギリス全土で行っている、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏会を受けて企画されたウィグモア・ホールでのチクルス第4弾。聴き慣れた楽曲を新鮮に、かつ正統的なアプローチの中にもドラマティックな解釈を取り入れ、ベートーヴェンの音楽性に正面から挑んでいる。

BERLIN CLASSICS 特記以外 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
テレマン:トリオ・ソナタ集
 〔 TWV.42: a4 / TWV.42: F8 / TWV.42: d10 / TWV.42: a1 / TWV.42: f2 〕/
     リコーダーとヴァイオリンのための二重奏曲 TWV.40: 111
 エーリク・ボスグラーフ(リコーダー) ドミトリー・シンコフスキー(Vn)
 バラージ・マーテー(Vc) アレクサンドラ・コレネワ(Cemb)
 録音:2016年7月、エルテルハージ宮殿、フェルテード、ハンガリー| (P) (C) 2017 。

SCRIBENDUM (英) 特記以外 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから(ただし基本的にレーベル&流通在庫を持って、廃盤&入手不能となります)。
SC-811
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(4CD)
3CD価格
ルロイ・アンダーソンの芸術
 #曲目詳細はリンク先 PDF ファイル(要・閲覧ソフト)をご覧ください
 録音:1952年-1962年。特殊ブック型スリム・ケース仕様。

CPO (独) 〔超速報版〕 価格帯記載無し:1CDあたり¥3080(税抜¥2800)
        価格帯C[ハイブリッドSACD/LP]:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 「〜の第○集」というような表記は基本的に国内代理店の記載によりますが、何故か誤っている場合がかなり見受けられますので、御了承のほどお願い致します。旧譜はこちらから
アルベルト・ディートリヒ(1829-1908):チェロ・ソナタ&ピアノ小品集
 ピアノフォルテとヴィオロンチェロのためのソナタ Op.15 (*) /
 序奏とロマンス Op.27 (*) /6つのピアノ小品 Op.6 (#) /4つのピアノ小品 Op.2 (#)
  アレグザンデル・ヴィル(Vc;*) フリードリヒ・トーマス(P;*/#)
 録音:2012年10月3日-4日(*) 、2014年8月25日-26日(#) | (P) 2017 。
リヒャルト・シュトラウス
 ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.8 /
 交響詩「イタリアから」Op.16 (1886)
ローベルト・コヴァルスキ(Vn)
マルクス・ポシュナー指揮
スイス・イタリア語放送o.
 録音:2016年| (P) 2017 。
ヨハン・ヴァルター(1496-1570):
 マルティン・ルター歌曲集 [Geystliches Gesangk Buchleyn] (1524/25)
 今我ら聖霊に願いたてまつる/ああ神よ、天よりみそなわし/来たれ、聖霊、主なる神よ/我ら人生のただ中にあって/
 神をほめ、祝しまつらん/深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる/キリストは死の縄目につながれたり/
 平安と歓喜もてわれは往く/主キリスト、神の独り子/我らの救い主なるイエス・キリスト/
 われを憐れみたまえ、おお主なる神よ/われらみな唯一なる神を信ず

 マンフレート・コルデス指揮ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
 録音:2016年| (P) 2017 。
ヨハン・ローゼンミュラー(1619-1684):祝祭音楽&宗教的協奏曲集
 モニカ・マウフ(S) ヴィオラ・ブラシェ(Ms) ダヴィッド・エルラー(CT)
 トビアス・フンガー、フローリアン・ジーヴェルス(T) フェリクス・シュヴァントケ(B)

 ゲオルク・マイヤー指揮アンサンブル 1684
 録音:2017年6月6日-8日| (P) 2017 。
ジャコモ・カリッシミ(1605-1674):オラトリオ集
 〔ヨナの物語/ヨブの物語/預言者ダニエル/ヒゼキヤの物語〕

 マンフレート・コルデス指揮ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
 録音:2009年2月20日-22日、ゼンデザール、ラジオ・ブレーメン| (P) 2017 。
777 548-2
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(2CD)
ヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト(1752-1814):ジングシュピール「亡霊の島」(1798)
 ウルリケ・シュタウデ、ロメリア・リヒテンシュタイン、バーバラ・ハニガン(S)
 マルクス・シェーファー(T) エッケハルト・アベーレ(B−Br)他
 ヘルマン・マックス指揮ライン聖歌隊、クライネ・コンツェルト
 録音:2002年| (P) 2017 。
777 653-2
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(2CD)
レズニチェク(1860-1945):陽気で幻想的な音楽劇「ベンジン」(1929)
 ヨハンナ・ストイコヴィチ、 Guibee Yang (S) コウタ・ラサネン(B)他
 フランク・ベールマン指揮ローベルト・シューマンpo.、ケムニッツ歌劇場cho.
 録音:2010年11月28日、初演時ライヴ| (P) 2017 。原作:ペドロ・カルデロン・デ・ラ・バルカ(1600-1681)「 El mayor encanto amor 〔愛の偉大なる魅力〕」。スペイン・バロック時代の大劇作家による作品を、20世紀初頭の飛行船内における出来事へ翻案した作品。

CANTALOUPE (米) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 2001年に作曲家の Michael Gordon 、David Lang 、Julia Wolfeらによって設立されたレーベル。ミニマル・ミュージック第三世代という肩書きを与えられている Bang On A Canを中心に、アメリカの現代のある意味でのハイ・ミュージックを伝えるのに重要な役割を果たしている。
ジュリア・ウルフ(1958-): Steel Hammer
 バング・オン・ア・カン・オール=スターズ、メディーヴァル・トリオ
Field Recordings
 バング・オン・ア・カン・オール=スターズ
 録音:2013年12月。
First Drop
 クリストファー・バウワーズ=ブロードベント(Org)
 ポール・ヒリヤー指揮アルス・ノヴァ・コペンハーゲン
 録音:2006年-2015年。
Alarm Will Sound - Meet The Composer - SPLITTING ADAMS
 ジョン・アダムズ(1947-):室内交響曲 & On Son of Chamber Symphony とその解説
 ナディア・シロタ、アラン・ピアソン、ジョン・アダムズ(語り)
 アラン・ピアソン指揮アラーム・ウィル・サウンド
TRIOS
 ベアトーヴェン [Bearthoven] [カルク・ラーソン(P) パット・スウォボダ
  (アップライト&エレクトリック・ベース) マット・エヴァンス(パーカッション&ドラムキット)]
ジョン・ルーサー・アダムズ(1953-):
 聖風のカンティクル集
ドナルド・ナリー指揮
クロッシング
 録音:2016年8月23日-25日。
Cloud River Mountain
 ゴン・リンナ(Vo) バング・オン・ア・カン・オール=スターズ
 録音:2015年6月1日。
ロバート・ブラック
 コントラバス作品集
ロバート・ブラック(Cb)
 録音:2013年8月28日-30日。
CA-21136
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(2CD)
More Field Recordings
 バング・オン・ア・カン・オール=スターズ他

DIVINE ART (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 なお、CD-R 製版品が含まれる可能性があり、プレス盤の指定はお受けできません。旧譜はこちらから
フランス再訪
 オンスロウ:4手ピアノのためのソナタ第1番 ホ短調 Op.7 /6つの小品
 ドビュッシー:小組曲 / リンダ・アング・ストッドリー:愛と戦争の歌(プーランクによる)

 ピアノ・ア・ドゥ[ロバート・ストゥードリー、リンダ・アン・ストゥードリー(P)]
 録音:2015年6月、私的スタジオ、コバム、サリー州、 UK 。
カーソン・クーマン
 オルガン作品集 Vol.6
エリック・シモンズ(Org)
 録音:2017年4月。
VIOLIN MUSE
 ジェリー・プール(1949-):狂詩曲 / Guto Pryderi Puw (1971-):ヴァイオリン協奏曲「 Soft Stillness 」
 デイヴィッド・マシューズ(1943-):ロマンス Op.119a / サディ・ハリソン(1965-):黄金の光によって
 ジュディス・ウィアー(1954-): Atlantic Drift / マイケル・バークリー(1948-):夜警
 マイケル・ナイマン(1944-):Taking it as Read

 マデリン・ミッチェル(Vn) ナイジェル・クレイトン(P)
 エドウィン・アウトウォーター指揮 BBC ウェールズ・ナショナルo.
 録音:2016年-2017年。
ジョン・ターナー:クリスマス・カード・キャロル集
 クリストファー・ストークス指揮インティメイト・ヴォイシズ
 録音:2017年5月。
アンドレアス・ヴィルシャー:オルガン作品集
 オルガン交響曲〔第19番「ハレルヤ」(2017) /第20番「歓喜」(2017) 〕/幸福
  カーソン・クーマン(Org)
 録音:2017年6月。
アリシア・フィデルキエヴィチ〜シューマン
 フモレスケ 変ロ長調 Op.20 /
 ロマンス第2番 嬰ヘ長調 Op.28 No.2 /
 ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11
アリシア・
 フィデルキエヴィチ(P)
 録音:2007年8月22日、ライヴ。
アリシア・フィデルキエヴィチ
 フランク:前奏曲、コラールとフーガ ロ短調 / ヒンデミット:ピアノ・ソナタ第3番 変ロ長調
 ショパン:即興曲〔第2番 嬰ヘ長調 Op.36 /第3番 変ト長調 Op.51 〕/
      舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 /夜想曲 嬰ハ短調 Op.27 No.1

 アリシア・フィデルキエヴィチ(P)
 録音:2004年8月24日、ライヴ。
アリシア・フィデルキエヴィチ
 シマノフスキ:9つの前奏曲 Op.1 より Nos.1-2, 5, 7 /仮面劇 Op.34 /
        4つのポーランド舞曲〜第2番「クラコヴィアク」
 ショパン:夜想曲〔第15番 ヘ短調 Op.55 No.1 /第16番 変ホ長調 Op.55 No.2 〕/
      ポロネーズ第4番 ハ短調 Op.40 No.2 /バラード第4番 ヘ短調 Op.52 /練習曲 変イ長調 Op.25 No.1

 アリシア・フィデルキエヴィチ(P)
 録音:2005年8月21日、ライヴ。
The Great War 〜イギリス現代歌曲集
 ジェレミー・ヒュー・ウィリアムズ(Br) ナイジェル・フォスター(P)
Lights Out 〜イギリスの声楽作品集
 ジョージナ・コルウェル(S) クレア・グリフェル(Ms) ポール・マーティン=ウェスト(T)
 ジョナサン・ウッド(Br) イアン・パートリッジ(T) リチャード・カーダー(Sax)
 パトリック・マイルズ(バスCl) ピーター・ジェイコブズ、ナイジェル・フォスター(P)

METIER (英) 〔含映像商品〕 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
Il Ritorno 〜マイケル・アレク・ローズ(1959-):
 ヴァイオリンとヴィオラのための「転がることのない石」(2012) /  無伴奏ヴァイオリンのためのペラムブレーション「 Il Ritorno 」(2013-15) /
 ヴァイオリンとヴィオラのための「 Mornington Caprice 」(2015) /
 無伴奏ヴァイオリンのための「 Diaphany 」(2016)
 ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn) ダイアナ・マシューズ(Va)
 録音:2016年。
Songs Solos + Duos 〜デイヴィッド・ブレイド(1970-):
 Upon Silver Trees Op.34 /祈りとコンティニュウム Op.38 /ギター・ソナタ Op.19 /
 インヴェンションとフーガ Op.36 / Songs of Contrasting Subjects Op.47 /4つの親密な小品 Op.21 /
 ピアノ・ソナタ第1 Op.14 /無言歌 Op.45 /アレックスのために Op.43

 ブレイド・アンサンブル[Ms/Fl/2G/Cl/2P]
 録音:2014年-2016年。

SOLO MUSICA (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 クラシックを中心とし、クロスオーヴァー、ジャズのアイテムも発売するレーベル。旧譜はこちらから
ベートーヴェン
 交響曲〔第1番/第3番「英雄」〕
フィリップ・ジョルダン指揮
ウィーンso.
 録音:2017年2月25日-26日、ライヴ。

TOCCATA CLASSICS 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
ドナルド・フランシス・トーヴィ(1875-1940):室内楽作品集 Vol.2
 グルックの主題による変奏曲 Op.28 (1913) (*) /ピアノ五重奏曲 ハ長調 Op.6 (1900) (#)
  オーメスビー・アンサンブル
   [サラ・ブルック(Fl;*) ロバート・アチンソン、ジャクリーヌ・ハートリー(Vn)
    ビル・ホークス(Va) デイヴィッド・ジョーンズ(Vc) オルガ・ダンドニク(P;#)]
 録音:2015年8月5日-8日。(#)は初録音。
フェレンツ・ファルカシュ(1905-2000):管弦楽作品集 Vol.5
 交響的序曲(1952) /悲歌(1952) /ピアノ・コンチェルティーノ(1947) (*) /
 嘆きと慰め(#) /マートラの踊り(1968)
リスト/フェレンツ・ファルカシュ編曲:「詩的で宗教的な調べ」〜葬送曲
 ガーボル・ファルカシュ(P;*) ガーボル・タカーチ=ナジ指揮 MAV ブダペストso.
 録音:2016年6月15日-17日、20日-25日、2017年4月24日-26日。(#)を除き初録音。
タルティーニ:30の小さなソナタ集 Vol.4
 〔第19番 ホ短調/第20番 ヘ長調/第21番 イ短調/第22番 ホ長調/第23番 ニ長調/第24番 ニ短調〕/

 カンタービレ イ長調
 ピーター・シェパード・スケアヴェズ(Vn)
 録音:2010年1月12日。初録音。 Vol.1: TOCC-0146, Vol.2: TOCC-0208, Vol.3: TOCC-0297 。
スティーヴ・エルコック(1957-):管弦楽作品集 Vol.1
 交響曲第3番 Op.16 (2005-10) /祝典序曲 Op.7(1997) /
 Choses renversees par le temps ou la destruction Op.20 (2013) (*)
  リチャード・ケイシー(Cemb;*) ポール・マン指揮ロイヤル・リヴァプールpo.
 録音:2017年5月5日-6日。初録音。
ラッスス(1532-1594):
 聖務週間日課のためのレスポンソリウム
マルコ・ベッリーニ指揮
アルス・カンティカ
 録音:2003年1月13-15日。比較校訂版による初録音。
アーノルド・グリラー(1937-):管弦楽作品集 Vol.1
 小管弦楽団のための協奏曲「アンサンブル・セブンティーン」(2001) /
 クラリネットと弦楽オーケストラのための協奏曲(2014) /遠い村(2002, rev.2011)

  デニス・ミャニスニコフ(Cl) アレクサンダー・ウォーカー指揮ムジカ・ヴィーヴァ室内o.
 録音:2017年2月28日、3月5日-6日。
ヨーナス・コッコネン(1921-1996):
 レクイエム「マイヤ・コッコネンの思い出のために」(1980-81) (*)
  (ユルキ・リンヤマ(1962-)編曲|2声、合唱とオルガンのための版)/
 オルガン作品集〔結婚の音楽(1968) /葬送の音楽(1969) /ルクス・エテルナ(1974) /十字架の傍らに(1979) 〕

 ヤン・レヘトラ(Org) スヴィ・ヴァイリネン(S;*)
 ヨーセ・ヴァハソユリンキ(Br;*)
 ヘイッキ・リーモラ指揮クレメッティ協会室内cho.(*)
 録音:2013年9月20日(*以外)、2017年1月13日-15日(*) 。
リスト:バスとピアノのための歌曲集 ジャレッド・シュウォーツ(B)
メアリー・ディバーン(P)
 録音:2017年4月25日-27日。



映像新譜




C−MAJOR 特記以外
 1枚物DVDアイテム:¥5280(税抜¥4800)
 2枚物DVD&1枚物ブルーレイ・アイテム〔含・Ultra HD 〕:¥7260(税抜¥6600)

 旧譜はこちらから
74-2808
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(2DVD)
ザルツブルク復活祭音楽祭50周年記念
 ティーレマン & SKD 〜ワーグナー
:楽劇「ワルキューレ」
 ペーター・ザイフェルト(T;ジークムント) ゲオルク・ツェッペンフェルト(B;フンディング)
 ヴィタリー・コヴァリョーフ(Br;ヴォータン) アニヤ・ハルテロス(Ms;ジークリンデ)
 クリスタ・マイア(Ms;フリッカ) アニヤ・カンペ(S;ブリュンヒルデ)
 ヨハンナ・ヴィンケル(S;ゲルヒルデ) ブリット・トーネ・ミュラーツ(S;オルトリンデ)
 クリスティーナ・ボック(Ms;ヴァルトラウテ) カタリーナ・マギエラ(A;シュヴェルトライテ)
 アレクサンドラ・ペーターザマー(Ms;ヘルムヴィーゲ) ステパンカ・プカルコヴァー(Ms;ジークルーネ)
 キャスリン・ヴントザム(Ms;クリムゲルデ) ジモーネ・シュレーダー(A;ロスヴァイセ)

 クリスティアン・ティーレマン指揮ドレスデン国立歌劇場o. 演出:ヴェラ・ネミロヴァ
 舞台:ギュンター・シュナイダー=ジームセン 1967年の舞台再構築&衣装:ジェンス・キリアン
 映像:ロカフィルム 照明:アラフ・フリーゼ 監督:ティツィアーノ・マンシーニ
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(Blu-ray)
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(Ultra HD
Blu-ray)
 収録:2017年4月5-17日、ザルツブルク祝祭大劇場、ライヴ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 235分|字幕:英仏西伊日韓。 Ultra HD ブルーレイ盤仕様: 4K (2160p) ULTRA HD HD | dts-HD MA 5.0 。 ブルーレイ通常盤仕様: 1080i HD | dts-HD MA 5.0 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.0 #【Ultra HD ブルーレイ】 (74-2907) :ご視聴には Ultra HD ブルーレイ再生対応機器が必要です。また、4K/HDR 対応テレビでのご視聴をおすすめいたします。 2017年4月に行われたザルツブルク復活祭音楽祭のライヴ映像。ザルツブルク復活祭音楽祭は、1967年にカラヤンにより設立され2017年で50周年を迎えた。今回上演された「ワルキューレ」は、50年前にカラヤン自ら演出を行った1967年公演の再演。指揮は、カラヤンのアシスタントも務め、現在のザルツブルク復活祭音楽祭の音楽監督でもあるティーレマン。いまやバイロイト音楽祭を担う存在ティーレマンだが、もとをたどるとザルツブルク復活祭音楽祭は、カラヤンがバイロイトに対抗して立ち上げたものというのも時代の変化を感じさせる。その記念すべき第1回公演が「ワルキューレ」で、指揮・演出はカラヤン、オケはBPO 、舞台がギュンター・シュナイダー=ジームセンであった。2017年の上演では、ジェンス・キリアンが再構築したジームセンの舞台装置が再現され、ブルガリア出身の女性演出家、ヴェラ・ネミロヴァの新しい視点が反映された演出で上演された。歌手陣も50周年記念というだけに豪華な面々。ジークムントには、当代きってのヘルデン・テノール、ペーター・ザイフェルト。貫禄の歌唱と演技で聴衆を魅了した。そしてフンディング役には、バイロイトでも活躍するゲオルク・ツェッペンフェルト。ヴォータン役のヴィタリー・コワリョフも張りのある声質で抜群のはまり役。そして女性陣もアニヤ・ハルテロスのジークリンデ、アニヤ・カンペのブリュンヒルデともに輝かしい歌唱を披露した。そしてクリスティアン・ティーレマンの指揮も、陰影の濃いワーグナー独特の音響を細部まで描きだし、雄弁なワーグナーの音楽をドラマティックに展開している。カラヤンが非常な情熱を捧げたザルツブルク復活祭音楽祭の50周年を祝うにふさわしい熱演となった。
74-3108
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(2DVD)
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」
 カルロス・アルバレス(アルマビバ伯爵) ディアナ・ダムラウ(伯爵夫人)
 ゴルダ・シュルツ(スザンナ) マルクス・ヴェルバ(フィガロ)
 マリアンヌ・クレバッサ(ケルビーノ) アンナ・マリア・チウリ(マルチェリーナ)
 アンドレア・コンチェッティ(バルトロ/アントニオ) テレサ・ジッサー(バルバリーナ)
 クレシミール・シュピチェル(バジリオ/ドン・クルツィオ)

 フランツ・ヴェルザー=メスト指揮ミラノ・スカラ座o. & cho.
 演出:フレデリック・ウェイク=ウォーカー 舞台&衣裳:アントニー・マクドナルド
 照明:ファビアナ・ピッチョーリ 映像監督:パトリツィア・カルミネ
74-3204
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(Blu-ray)
 収録:2016年10月、ミラノ・スカラ座。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 214分|字幕:英独仏西日韓。 ブルーレイ仕様: 1080i HD | dts-HD MA 5.1 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.1 2016年ミラノ・スカラ座の新プロダクション「フィガロの結婚」がブルーレイとDVDで発売される。モーツァルト没後225年を記念して、イギリスの若手フレデリック・ウェイク=ウォーカーが演出。ウェイク=ウォーカーは、2014年グラインドボーン音楽祭で「偽の女庭師」の印象的な演出を手掛け注 目され、今回大規模オペラの演出すのが2度目という新進気鋭の演出家。イタリアの伝説的演出家ジョルジョ・ストレーレルに敬意を表し、ストレーレルの代表作1973年パリ・オペラ座の「フィガロの結婚」に使われたアームチェアをこの舞台でも用いている。そして歌手陣は、カルロス・アルバレス、ディアナ・ダムラウ、マルクス・ヴェルバのベテラン勢に加え、フランスの注目メッゾ、マリアンヌ・クレバッサと南アフリカ出身のソプラノ、ゴルダ・シュルツなど今をときめく若手歌手も出演し、超豪華キャストが勢ぞろい。伯爵夫人を演じるダムラウは、アリア「楽しい思い出はどこへ」では比類なき表現で聴衆を魅了、そしてズボン役のクレバッサは、艶っぽい声質と可憐な立ち姿が舞台でひときわ存在感を放っている。さらにヴェルザー=メストがスカラ座で初めてオペラを振ったことでも話題になった注目の上演フランツ・ヴェルザー=メストの指揮は、明瞭でそれぞれの場面を的確に印象付け、ソリストたちをのびのびと歌わせている。

新書館

SMDV-1101
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(DVD)
\5060(税抜\4600)
映画「シェイク・ユア・ハート(原題: En Kort En Lang )」
 マッツ・ミケルセン(ヤコブ) ツロールス・ルィブィ(ヨーレン)
 シャーロッテ・ムンク(カロリーネ) イェスパー・ローマン(トム)
 監督:ヘッラ・ジュウフ|制作:2001年、デンマーク| 16:9 | NTSC |ステレオ、Dolby Digital|原語:デンマーク語|字幕:日|リージョン・オール|カラー| 97分。  米ドラマ「ハンニバル」のレクター博士役、映画「ドクター・ストレンジ」の魔術師カエシリウス役などで活躍中のデンマーク出身の俳優マッツ・ミケルセン。2017年12月に行われる東京コミックコンベンションのゲストとして来日が決まるなど、日本でも着実に知名度をあげている。この度、DVDで発売されるのは、2001年制作のデンマーク映画「シェイク・ユア・ハート」。若きマッツ・ミケルセンのキュートな魅力が炸裂 したデンマーク発のラブ・コメディ。2003年東京国際レズビアン&ゲイ映画祭出品作品。(あらすじ) 長年ともに暮らしてきた同性の恋人同士ヤコブとヨーレン。盛大に開かれたヤコブの誕生日パーティーで、ヤコブはヨーレンにプロポーズをする。しかし、幸せのいっぱいのその夜ヤコブはヨーレンの弟の彼女カロリーネと酔った勢いでキスをする。キスをきっかけに二人は意識し合い、急速に惹かれあい、ヤコブはカロリーネとデートを重ねるようになる。それはいつしかヨーレンの知るところとなり…. 。幼い時から欲 しい物は何でも手に入れてきたヤコブ。果たして彼が選んだ本当の愛とは!

BELVEDERE (独) 基準価格:¥3080(税抜¥2800)

 仏 Bel Air Classiques のプロデューサー、フランソワ・デュプラ氏が2006年に設立したレーベル。#記号や品番形態が同一で、 番号のみでは CD, DVD, blu-ray の区別が出来ません。ご注意下さい。
BELVED-08006
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(DVD)
1.5枚価格
ブラームス・ツィクルス Vol.1
 大学祝典序曲 Op.80 /
 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 /
 交響曲第4番ホ短調 Op.98
ユリア・フィッシャー(Vn)
フランツ・ヴェルザー=メスト指揮
クリーヴランドo.
BELVED-08010
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(Blu-ray)
1.5枚価格
 収録:2014年1月7日-10日、セヴェランス・ホール、クリーヴランド、ライヴ。 BOX: BELVED-08005 (3DVDs), BELVED-08009 (3Blu-ray) からの分売。
BELVED-08007
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(DVD)
1.5枚価格
ブラームス・ツィクルス Vol.2
 交響曲〔第1番 ハ短調 Op.68 (*) /
     第2番 ニ長調 Op.73 (#) /
     第3番 ヘ長調 Op.90 (#) 〕
フランツ・ヴェルザー=メスト指揮
クリーヴランドo.
BELVED-08011
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(Blu-ray)
1.5枚価格
 収録:2014年9月7日、ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン(*) /2015年9月15日、ムジークフェラインザール、ウィーン(#)、すべてライヴ。 BOX: BELVED-08005 (3DVDs), BELVED-08009 (3Blu-ray) からの分売。
BELVED-08008
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(DVD)
1.5枚価格
ブラームス・ツィクルス Vol.3
 ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a /
 ピアノ協奏曲〔第1番 ニ短調 Op.15 /
        第2番 変ロ長調 Op.83 〕/
 悲劇的序曲 Op.81
イェフィム・ブロンフマン(P)
フランツ・ヴェルザー=メスト指揮
クリーヴランドo.
BELVED-08012
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(Blu-ray)
1.5枚価格
 収録:2014年2月19日-21日、セヴェランス・ホール、クリーヴランド、ライヴ。 BOX: BELVED-08005 (3DVDs), BELVED-08009 (3Blu-ray) からの分売。


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