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・国内盤マイナー・レーベル |
・輸入盤マイナー・レーベル |
・輸入盤 歴史的アイテム |
・映像アイテム |
・高音質アイテム |
輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月~翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。 |
FONTEC | ||
オペラ~ BPO 8人のホルン奏者たち ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」より フンパーティンク: 「ヘンゼルとグレーテル」ファンタジー ヴェルディ:歌劇「椿姫」序曲 ワーグナー:「トリスタン」ファンタジー ビゼー:歌劇「カルメン」序曲 バーンスタイン: 「ウエスト・サイド・ストーリー」より |
BPO 8人のホルン奏者たち [サラ・ウィリス、 ラデク・バボラーク、 シュテファン・ドール、 ノルベルト・ハウプトマン、 シュテファン・ドゥ・ ルヴァル・イェジエルスキ、 ゲオルク・ シュレッケンベルガー、 ファーガス・ マックウィリアム、 クラウス・ヴァレンドルフ] | |
録音:2006年3月、ベルリン・フィルハーモニー室内楽ホール。 世界最高峰オーケストラのホルン・セクションがそのまま独立したアンサンブルをなす「BPO8人のホルン奏者たち」。その演奏水準は言うまでもなく、他に類を見ない演奏形態という点においても、極めて特異な存在と言える。1942年生まれのハウプトマンから76年生まれのバボラークまで、各世代を代表せる現役フィルハーモニカーたちによる、世界最高のホルンアンサンブル。 | ||
セゴビアへのオマージュ hommage to Segovia~没後20年に寄せて F.ソル:アンダンテ・ラルゴ ニ長調/ メヌエット イ長調 F.M=トロバ:性格的小品集 J.S.バッハ:フーガ/ガヴォット D.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.322 メンデルスゾーン:2つの無言歌 [ヴェニスの舟歌/なぐさめ] F.M=トロバ:ソナチネ アルベニス: マジョルカ/朱色の塔/セビリャ |
益田正洋(G) | |
録音:2007年9月25日-27日、秩父ミューズパーク音楽堂。 「カンタービレ」(FOCD-9258)、「レニャーニ:36のカプリス」(FOCD-9295)に続く「自発的な歌を持つギタリスト」益田正洋のフォンテック第3弾CDは、巨匠への賛辞と敬意が込められた名曲集。2007年は、現代クラシック・ギターの父、アンドレス・セゴビア(1893-1987)の没後20年に当たる。本作品で益田は1982年に行われたセゴビアの最後の日本公演のプログラム「C」を忠実に再現し、またレコーディングでは実際にセゴビアが使用した楽器(J.ラミレス 1967年製)を使っている。 音楽史に燦然とその名を輝かす巨匠によって生命を与えられた珠玉の名曲たち。益田はそれらの曲たちに、確かなテクニックと生まれ持った「歌ごころ」によって、新たな光を与える。 | ||
西江&アンダローロ、デュオリサイタル2 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 クライスラー:美しきロスマリン ファリャ/クライスラー編:スペイン舞曲 |
西江辰郎(Vn) ジュゼッペ・ アンダローロ(P) | |
録音:2006年10月19日、三鷹市芸術文化センター、風のホール、ライヴ。2005年6月にCDデビューした若手スーパー・デュオの第2弾。 弱冠24歳で仙台フィルのコンサートマスター、現在は新日本フィルコンサートマスターに就任し、いまや人気急上昇のヴァイオリニスト西江辰郎。その活動はソロ、室内楽、協奏曲に及びます。一方、ジョゼッぺ・アンダローロは、第1回仙台国際コンクール優勝で一躍注目を集め、2005年にはブゾーニ国際ピアノコンクール優勝。大注目の若き才能の共演。 | ||
東混創立50周年記念演奏会シリーズ4 遠い島の友へ・・・ 間宮芳生: 合唱のためのコンポジション第16番(*) 西村朗:永訣の朝(*) 高橋悠治:遠い島の友へ・・・ 野平一郎:「幻想編曲集 日本のうた」(*) |
田中信昭指揮 東京混声cho. | |
録音:2007年3月23日、東京文化会館大ホール。楽譜:全音楽譜出版社(*;当店扱い無し)。 日本唯一のプロ合唱団である「東京混声cho.」。その創立50周年記念演奏会ライヴシリーズも4作目で遂に完結する。今回は内外で広く活躍している邦人作曲家に焦点を当てた選曲になっており、長い伝統に裏打ちされた本格派の演奏と相まって大変聴き応えのある作品になっている。 | ||
第74回(平成19年度)NHK全国学校音楽コンクール 小学生の部 | ||
第74回(平成19年度)NHK全国学校音楽コンクール 中学校の部 | ||
第74回(平成19年度)NHK全国学校音楽コンクール 高等学校の部 | ||
2007年も全国コンクールの熱演がCDに。小学校、中学校、高等学校の部、すべての学校の課題曲と自由曲の演奏が収録される。 | ||
JEYS MUSIC | ||
ラヴ ソングス~大政直人:作品集 ラヴ・ソングス/恋歌/クール・ジュエル/タンゴ/ 炎の舞/藍色の魚/スリー・アスペクツ/ 悲しみのワルツ/アニー・ローリー |
須川展也(Sax) 大谷康子(Vn) 苅田雅治(Vc) 神谷百子(マリンバ) 中川俊郎(P)他 | |
「ジャック・イベールの乗り移りか・・・。高級なフランスのガトウのような味がする。」真のヴィルトゥオーソを迎えて。「ラヴ ソングス」大政直人作品集。 「大政直人の音楽は、その擁する独特のナイーヴさにおいて人柄を反映しているが、その実、とても強い芯ないし核のようなものを秘めている。それは自らの音楽言語に対する強い確信と揺るぎない自信によって裏付けされ、支えられたものだ。優しさと堅剛さの共存。そこにひとは、日々ともすると忘れそうになっている安らぎを身近に感じるとともに、しなやかに生きるための柔軟な知恵を学ぶ。」(音楽学者:長木誠司) 大政直人(作曲家):1954年2月4日生まれ。東京芸術大学大学院作曲科修了。作曲を野田暉行、黛俊郎の各氏に師事。ヴァイオリンを二村英之氏に師事。作品は室内楽を中心に多岐に渡り、海外での演奏および放送も行われている。また多数オーケストラ編曲、CD批評、エッセイの著述等も行う。編曲での出版作品も多数あり、また子供のためのピアノ曲も多数出版されている。日本音楽著作権協会、日本作曲家協議会、日本現代音楽協会、深新会各会員。 |
ELYSIUM 1CD¥3960(税抜¥3600)アメリカのレーベル ELYSIUM は、1990年代初頭~中頃にかけて発売された、ギリシャ系アメリカ人ピーター・ティボリス(公式サイト:http://petertiboris.com/index.html)が指揮する、主にマーラー編曲による一連の交響曲録音で有名になったレーベルと言っても過言ではないだろう。ティボリスはまず BRIDGEへ録音を開始、現在でもマーラー編曲のベートーヴェン「第9」(BCD-9033)とタネーエフ「第4」他(BCD-9034)が入手可能だが、次に録音した ALBANY レーベルから発売されていたシューベルト「グレイト」は廃盤となってしまい、現在入手出来ない。その次に録音したのが当 ELYSIUM レーベルで、ALBANYから発売されていたベートーヴェン「運命」「第7」は GRK-712 で再発されている(なお、下記以外にハイドンの作品集[GRK-706]がティボリスのサイトには掲載されているが、これは廃盤の模様)。ティボリスは現在マンハッタン・フィルの音楽監督を務めており、2008年には約10年ぶりとなる新録CD発売も予定されているようだ。今回はまずティボリスのアイテムのみをご案内。 | ||
ドヴォルザーク: カンタータ「幽霊の花嫁」Op.69 |
イトカ・ ソビェハルトヴァー(S) ヤン・ マルクヴァルト(Br) イジー・クビーク(T) ピーター・ティボリス指揮 ボフスラフ・ マルティヌーpo.&cho. | |
録音:1993年11月、アウロ・レコーディング・スタジオ、ズリーン、チェコ。 | ||
ドヴォルザーク:管弦楽作品集 交響詩「水の精」Op.107 /交響的変奏曲Op.78/ スラヴ狂詩曲 Op.45 No.2 / スケルツォ・カプリツィオーソ Op.66 |
ピーター・ティボリス指揮 ボフスラフ・マルティヌーpo. | |
録音:1994年3月、ドゥクラ・ラジオ・スタジオ、ブルノ、チェコ。 | ||
マーラー編曲によるベートーヴェン ベートーヴェン/マーラー編: 交響曲第3番 変ホ長調Op.55「英雄」 / 「コリオラン」序曲 Op.62/ 「レオノーレ」序曲第2番 Op.72 |
ピーター・ティボリス指揮 ボフスラフ・マルティヌーpo. | |
録音:1994年11月、ブルノ、チェコ。 | ||
マスカーニ:歌劇「シルヴァーノ」(1895) | ボジャン・クネツェヴィチ、 ロレイン・ディシモーネ、 レイチェル・スペイラー、 ジョセフ・ウォルヴァートン ピーター・ティボリス指揮 ボフスラフ・マルティヌーpo.、 プロ・アルテcho. | |
録音:1995年5月。非常に珍しい作品で、おそらく唯一のディジタル録音盤と思われる。 | ||
ヴェルディ: レクィエム(1874年版) (「書き記されし書物は」のフーガ合唱版付) |
マリア・ ベルチェヴァー(S) ステフカ・ミネヴァ(Ms) ルーメン・ドイコフ(T) ディミテル・ペトコフ(B) ピーター・ティボリス指揮 ソフィア国立歌劇場o.&cho. | |
録音:1994年3月、ブルガリア国立ラジオ・スタジオ、ソフィア。 | ||
GRK-710 廃盤 |
マーラー編曲による モーツァルト&ベートーヴェン モーツァルト/マーラー編: 交響曲第40番 ト短調K.550/ 交響曲第41番 ハ長調K.551「ジュピター」 ベートーヴェン/マーラー編: 「レオノーレ」序曲第3番 |
ピーター・ティボリス指揮 ボフスラフ・マルティヌーpo. |
発売:1997年。 | ||
マーラー編曲によるベートーヴェン ベートーヴェン/マーラー編: 交響曲第5番 ハ短調Op.67 / 交響曲第7番 イ長調Op.92 |
ピーター・ティボリス指揮 ワルシャワpo. | |
発売:1997年(初発売:1993年)。以前 ALBANY から発売されていた録音の、移行再発売。 | ||
「二重」の音楽 (Music for Doubles) クロンマー: 2つのクラリネットと管弦楽のための協奏曲(*) サン=サーンス:ミューズと詩人たちOp.132 (#) マルティヌー: 弦楽オーケストラ、ピアノとティンパニ のための二重協奏曲 (+) |
スタンリー・ドラッカー、 ナオミ・ドラッカー(Cl;*) チャールズ・レックス(Vn;#) クリストファー・ レックス(Vc;#) ジャクリーヌ・シラー(P;+) グレゴール・クライヤー (ティンパニ;+) ピーター・ティボリス指揮 ボフスラフ・マルティヌーpo. | |
発売:1998年。 | ||
FIDELIO 1CD¥2420(税抜¥2200)1980年代に創業するも、1990年代始めには既に業務を停止したオランダのレーベル。流通在庫限りとなりますのでお早めにどうぞ。なお、廃盤のため、カット盤での入荷となるタイトルがある可能性もございます。また、MAK記号のアイテムはおそらく IMP 原盤です。 | ||
レオ・ファン・ドゥセラール~ J.S.バッハ:オルガン作品集 幻想曲 BWV.572 /パストラーレ BWV.590/ 前奏曲とフーガ BWV.548 /パルティータ BWV.768/ コラール「バビロンの流れのほとりに」BWV.653/ コラール「われらの主キリスト、 ヨルダンの川に来たり」BWV.684 |
レオ・ファン・ ドゥセラール(Org) | |
使用楽器:アルクマール、聖ラウレンス教会のハーヘルベール/シュニットガー・オルガン。 | ||
ヤン・ヨンヘピエル J.S.バッハ: 協奏曲 BWV.592 /前奏曲とフーガ BWV.535 / パルティータ BWV.767 / コラール「われ汝に別れを告げん」BWV.736 / コラール「われらはみな唯一なる神を信ず」BWV.740 メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ Op.37 No.3 他、クレープス、ホミリウス、 ヨハン・クリストフ・オレイ(1738-1789)の作品 |
ヤン・ヨンヘピエル (Org) | |
使用楽器:レーウワルデン、ヤコビ教会のオルガン。 | ||
ヴォーン・ウィリアムズ: アカデミックな協奏曲 ニ短調(*) ケース・オルトゥイス(1940-): 弦楽セレナード チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調Op.48 |
ダニエル・ロウランド(Vn;*) ローランド・キーフト指揮 オランダ青少年弦楽o. | |
メシアン:幼児イエスに注ぐ20の眼差し | ロベルト・グロスロット(P) | |
エルガー:管弦楽作品集 チェロ協奏曲(*)/エニグマ変奏曲(#) |
フェリックス・シュミット(Vc;*) ラファエル・フリューベック・ デ・ブルゴス指揮(*) バリー・タックウェル指揮(#) LSO | |
モーツァルト:交響曲集 [第40番(*)/第41番(#) |
ジョン・ラバック指揮(*) オリヴァー・ギルモア指揮(#) セント・ジョンズ・ スミス・スクエアo. | |
DOCUMENTS 4CD¥3080(税抜¥2800)縦長ブックタイプ装丁。 | ||
ポートレート~ゲザ・アンダ(P) バッハ:2台のピアノのための協奏曲第2番 ハ長調 モーツァルト:ピアノ協奏曲(詳細不明) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調「月光」/ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 フランク:交響的変奏曲/ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調/シューマン:謝肉祭 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調/バルトーク:子供のために第1巻 | ||
共演者は現時点で不明。 | ||
3RD RECORDS & PUBLISHERS | ||
鈴木美奈子(P)~フィンランドのピアノ作品で綴る24節季 「小寒」シベリウス:エレジアコ Op.76-10 「大寒」パルムグレン:粉雪 Op.57-2 「立春」パルムグレン:ロマンス Op.73-1 「雨水」ハンニカイネン:ドビュッシーのシルエット Op.20-4 「啓蟄」パルムグレン:星はまたたく Op.72-1 「春分」ハンニカイネン:問い Op.11b-4 「清明」パルムグレン:黄昏の幻想 Op.73-3 「穀雨」シベリウス:即興曲 Op.5-5 「立夏」パルムグレン:5月の太陽は微笑む Op.102-5 「小満」パルムグレン:5月の夜 Op.27-4 「芒種」シベリウス:踊りの歌 Op.34-2 「夏至」シベリウス:ピヒラヤの花咲く時 Op.75-1 「小暑」シベリウス:白樺 Op.75-4 「大暑」シベリウス:金魚草 Op.85-4 「立秋」シベリウス:つりがね草 Op.85-5 「処暑」シベリウス:ソナチネ第2番第2楽章 Op.67-2 「白露」パルムグレン:とんぼ Op.27-3 「秋分」シベリウス:ソナチネ第1番第1楽章 Op.67-1 「寒露」パルムグレン:別れ 「霜降」パルムグレン:歌あそび 「立冬」シベリウス:ソネット Op.94-3 「小雪」シベリウス:道化芝居 Op.76-13 「大雪」シベリウス:もみの木 Op.75-5 「冬至」パルムグレン:地に平和 Op.102-12 | ||
録音:2006年9月7日-8日、相模湖交流センターホール。 シベリウス、パルムグレン、ハンニカイネンの3人のピアノ曲を集め、日本の24節季になぞらえて選曲されたユニークなコンセプト・アルバム。1月(タンミクー)=冬の真ん中、2月(ヘルミクー)=水滴の凍る、3月(マーリスクー)=雪解けに土が顔を出す…などフィンランド語のそれぞれの月の意味と発音に日本の季節感を重ねて生み出された、フィンランドの大地の息吹、透明な空気を感じさせる素敵な内容。 2007年に没後50年を迎えたフィンランドの国民的作曲家シベリウス。「即興曲」作品5-5は美しいメロディーと繊細な響きに心酔。「北欧のショパン」「光の詩人」とも言われているパルムグレンの「星はまたたく」は、高音域のキラキラとした透明な響きが星のまたたきをイメージさせ、ぴーんと張り詰めた北の空気を感じさせる曲。ドビュッシーへのオマージュとして作曲された、ピアニストでもあり作曲家のイルマリ・ハンニカイネンの「ドビュッシーのシルエット」。などなど美しく可憐なフィンランドのピアノ曲を楽しむことの出来る1枚。ピアノ・ファン、北欧ファンならずとも必聴のアルバム。ジャケットも美しい!! 鈴木美奈子:桐朋学園大学音楽学部を経て、1987年ハンガリーのリスト音楽院に留学。また、88年にはチェ口の川上徹と、デュオ・ヴィガドーを結成。ハンガリーのバルトーク音楽祭、シカゴでのラヴィニア音楽祭に参加し、特にバルトークでの演奏において、「彼女の演奏は、日本人がバルトークの書いた民族音楽を深く理解しうるという、好例である」(ゾルターン・コチシュ)との高い評価を得る。帰国後は、仙台フィルハーモニーo.とモーツァルトやグリークのピアノ協奏曲等を共演。91年デュオ・ヴィガドーとして、日本室内楽コンクール・デュオ部門にて第2位を受賞。NHK/FM『土曜リサイタル』出演や、原村・リゾナーレ音楽祭にゲストアーティストとして招聘されるなど、幅広く活躍する他、後進の指導にも積極的。 | ||
A.K.MUZIK (トルコ) 1CD¥2530(税抜¥2300) | ||
ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲第4番 ニ長調 Op11「街の歌」 シューベルト: ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 Op99,D898 |
アーマン・トリオ [コンスタンチン・ ボグダナス(Vn) ドレル・ フォドレアヌ(Vc) デニス・アーマン・ ゲレンベ(P)] | |
1797年、ウィーンではやっていた歌をモチーフにしたベートーヴェンの曲とシューベルトの歌に溢れた傑作トリオを、カーネギー・ホールの常連、アーマン・トリオが歌心たっぷりに演奏している。 | ||
ALQUIMISTA 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)日本語解説付。当レーベルの旧譜も含まれます。当レーベルはレーベル活動を停止しており、流通在庫限りとなります。 | ||
ALQ-001 廃盤 |
ヤコブ・ファン・エイク:「笛の楽園」 | アントネッロ [濱田芳道(リコーダー) 石川かおり(ガンバ) 西山まりえ(Hp) 守安功(リコーダー)] |
録音:2003年1月、神奈川県。同一録音&曲順違いの海外盤: Enchiriadis (SPAIN), EN-2020(海外発売盤のため、本体表記&解説に日本語はございません)。 デンオン「アリアーレ」の精神を継承する日本の新たな古楽レーベル「アルケミスタレコード」からの第1作。 聴くものを圧倒し魅了するリコーダー奏者、濱田率いるアントネッロに、アイルランド帰りのこれまた天才的リコーダー奏者、守安功がゲスト参加して繰り広げるリコーダーの祭典。 | ||
ALQ-0002 廃盤 |
D.スカルラッティ:ソナタ集 [K.119/K.132/K.141/K.144/K.147/K.208/K.239/ K.296/K.297/K.380/K.381/K.490/K.491/K.492] |
二コラウ・デ・フィゲイレド (Cemb) |
バッハ: 幻想曲とフーガ BWV.904/組曲 ホ短調 BWV.996 カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」 パルティータ第4番 BWV.828 トッカータ ニ短調 BWV.912 |
ニコラウ・デ・フィゲイレド (Cemb) | |
スコット・ロスと寝食を共にした最後の愛弟子で、天国の師匠も真っ青になるような超絶的スカルラッティ(ALQ-0002)を披露して話題を呼んだフィゲイレドによる舞踏的バッハ。 「フィゲイレドのバッハは端的に言うならば『踊るバッハ』なのだ。私はこれまで体験したことのない新しい印象と興奮をこの演奏から感じた。」(矢澤孝樹氏) | ||
オーリック:ムーラン・ルージュ プーランク:セー/愛の小径 サティ:ジュトヴ/エンパイア劇場の歌姫/潜水人形 他 |
野々下由香里(S) 寺嶋陸也(P) | |
録音:2001年5月、笠懸野文化ホール。 鈴木雅明、ジャン・フルネが高く評価する野々下 初のソロ・アルバム。日本語解説・歌詞対訳付き。 | ||
ALQ-0006 廃盤 |
ピアソラ:タンゴの歴史 バルトーク:ルーマニア民族舞曲 クープラン:恋のうぐいす 他 |
田中潤一(Fl、リコーダー) 中根康美(G) |
フルートとギターはモダーン楽器。 | ||
ALQ-0007 廃盤 |
菅原明朗とその周辺 伊藤昇:二つの抒情曲「黄昏の単調/陰影」(1927/30) 深井史郎:架空のバレエのための三楽章(1956) 菅原明朗:交響楽ホ調(1953)/ファンタジア(1981) |
本名徹次指揮 オーケストラ・ニッポニカ |
録音:2004年3月7日、紀尾井ホール。ライヴ。日本語解説:片山杜秀。 | ||
ALQ-0008 廃盤 |
シューベルト: アルペッジョーネ・ソナタ (雲井雅人編曲、アルトサクソフォン版) 「冬の旅」(伊藤康英編曲、アルトサクソフォン、 ピアノ、歌、ナレーション版/林望 訳、テクスト) |
雲井雅人(A-Sax) 伊藤康英 (P[ベーゼンドルファー]) 布施雅也(歌、ナレーション) |
録音:2004年7月、神奈川県立相模湖交流センター。 | ||
ALQ-0009 廃盤 |
今井重幸:神々の履歴書 メインテーマ/祈り/土のうた/時の流れ/青山映えて/ 郷愁/こころの故郷/目ざめ/眠り/夜明け/やすらぎ/ 祭り/なつかしい日々(伊福部昭邸)/光と影/終章/ 渡来のうた |
国分誠指揮 新星日本so.&cho. 東京アカデミーcho. 東京女声cho. 池成子(カヤグム) |
ALQ-0010 廃盤 |
今井重幸:回顧展コンサート [第1部:舞台作品] グラナダの妖女サロメ(1997)(*)/ 埴輪の舞(1958)(*)/ ソロンゴ・ヒターノの変容(2002)(*) [第2部:音楽作品] 「百萬人の身世打鈴」より三つの情景(*)/ 二十絃筝とオーケストラのための協奏的変容 「シキリヤ・ヒターナ」(+/*)/ 「草迷宮」のイメージに拠る詩的断章(#)/ マリンバとパーカッションと オーケストラの為の協奏的変容「沖縄」(**)/ 悠久の舞(**/++) |
稲田康指揮(*) 甲田潤指揮(#) 今井重幸指揮(**) オーケストラ・ニッポニカ 松村エリナ(二十絃筝;+) 宮本益光(Br;#) 吉原すみれ(マリンバ;++) 山口共範(Perc;++) |
録音:2003年3月30日、東京文化会館大ホール、ライヴ。日本語解説:片山杜秀。 | ||
チェンバロの情景~フレミッシュ、 ジャーマン、フレンチ、三台のチェンバロによる スウェーリンク:涙のパヴァーヌ/半音階的ファンタジア ゲオルク・ベーム(1661-1733): ただ愛する神の摂理に任せ フランソワ・クープラン:オルドル第18番 J.S.バッハ:パルティータ第6番 ホ短調 BWV.830 |
副嶋恭子(Cemb) | |
録音:2004年10月20-22日。 デビュー20周年記念アルバム。フレミッシュ、フレンチ、ジャーマンの3タイプの楽器を使用。 「2年半の留学生活を終えて帰国してデビューリサイタルを開いてから、早や20年の歳月が流れました。その間、フランスの作品を演奏する機会が多くありました。私の所有している楽器がフレンチであること、また、留学先ではフランス語を話していたことも大きな要因だと思います。そしてバッハはチェンバリストにとっては不可欠のレパートリーですから、リサイタルプログラムには必ず入れてきました。しかし近年、もう少し古い時代の作品にも興味を持ち、機会があるごとに取り上げてきました。今回はスウェーリンクからバッハまで、幅広い作曲家の作品でプログラムを構成しました。バロック時代の流れを感じていただけたらと思います。そして色々な事件やいたましい事が起こっている現代の世の中で、音楽が少しでも穏やかにできる助けになればと願っています。」(副嶋恭子) | ||
ALQ-0012 廃盤 |
パリのフルート音楽~華麗なるロココの饗宴 ボワモルティエ:フルートと オブリガート・チェンバロのためのソナタ ニ長調 Op.91 No.1 ブラヴェ:ソナタ イ短調 Op.2 No.6/同 ロ短調 Op.3 No.2 ルクレール:ソナタ ト長調 Op.9 No.7 ブラウン:無伴奏組曲 ホ短調 ラモー:コンセール第5番 ニ短調 |
前田りり子(Fl-tr) 市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ロベール・コーネン(Cemb) |
録音:2005年6月27-29日、ベルギー、ブラ・シュール・リエンヌ教会。 | ||
ALQ-013 廃盤 |
VINSANTO 、デビュー パッヘルベル:「カノンとジーグ」 ニ長調 マルチェッロ:「ヴェニスの愛」 ニ短調 ゼレンカ:「ヒポコンドリア」 イ長調 ヘンデル:「忠実な羊飼い」 ニ短調 バッハ:「アリア」 ニ長調 |
ヴィンサント [三宮正満(Ob1)指揮 尾崎温子(Ob2) 功刀貴子(Fg) 永谷陽子(Fg2) 荒木優子(Vnソロ) 長岡聡季、中丸まどか(Vn1) 川久保洋子(Vn2) 山口幸恵(Va) 懸田貴嗣(Vc) 西澤誠治(Cb) 鈴木優人(Cemb)] |
収録:2006年5月2-4日、ハクジュホール。日本語解説:木幡一誠。 | ||
AMIATA 特記以外1CD¥3960(税抜¥3600)当レーベルの旧譜を含みます。 | ||
ソング・フォー・スメラ~マーク・コスタビ:作品集 数字8/ロフト・アゲイン/歪んだ鏡/遠い過去/ 11月/巡礼の旅/街を歩いて/遊牧の民/希望的観測/ ユークリッド/水車場 |
マーク・コスタビ(P) マーノ・ヤンニ(Vn) クリスティアン・ヤルヴィ指揮 エストニア国立so. | |
クリントン前大統領やブルック・シールズ等の有名人や、MOMAといった美術の殿堂のためだけに創作活動をするという売れっ子画家、マーク・コスタビ。 シュールでありながら暖かみを感じさせる色調が魅力的な作風の持ち主で、「第二のアンディ・ウォーホール」とも称されている。そんな彼は作曲家、ピアニストとしても知られており、 やはり都会的クールさと暖かみを備えた独特の世界を聴かせてくれる。スメラはエストニア出身の作曲家で、コスタビのピアノ作品のオーケストレーションを担当していたが、 このアルバムが完成する前に亡くなってしまい、そのためにこのアルバム・タイトルが付けられた。コスタビの代表的絵画がフルカラーで20点以上も収められた特別仕様ブックレット付き。 | ||
バッハ:フーガの技法~19曲 | ベルニーニSQ | |
SYNAURIA~古代ローマの音楽 Vol.2 弦楽器篇 水星に捧げる祈り/遊戯/リラに/神秘の館/ シンフォニアーチ/オルフェ/リラとキターラ/ エラート(詩の女神)/竪琴の沈黙/聖なる歩み/ シリアの踊り/パンドーラ/キターラと竪琴/ ティアスス/フェーブス/コルダエ・オブリーケ(斜めの弦) |
ワリター・マイヨーリ、 ガエタノ・デリフィニ、 ロベルト・スタンコ、 パオロ・モドゥーニョ、 アウローラ・バルバテッリ [作曲、演奏;リラ、キターラ、 サムブカ、パンドゥーラ、 ブミカ、コルダエ・オブリーケ、 チンバルム、他の復元楽器] | |
古代ローマの楽器と音楽をローマの学者、音楽家たちが復元。1996年発売の「SYNAURIA~木管楽器篇」(ARNA-1396)から6年、ようやく続篇の登場。 | ||
SYNAURIA~古代ローマの音楽 Vol.1 木管楽器篇 | ワリター・マイヨーリ、 ルーチェ・マイヨーリ、 ナタリア・ヴァン・ レーヴェンシュタイン、 ウィナンド・シモンズ、 クリスティーナ・マイネロ、 ロベルト・スタンコ、 ガエタノ・デリフィニ、 ロメオ・マンジーノ、 カテリナ・ ウェルフェンス、他 (以上作曲、演奏) | |
発売:1996年。 ニューヨークのメトロポリタンや大英博物館で販売されている他、映画「グラディエーター」のサウンドトラックに使用されて話題を呼んだ。 | ||
AMPERSAND 1CD¥3520(税抜¥3200) | ||
フェルナンド・グリッロ: フルヴァイン | ||
オリジナル・リリース:1976年。 | ||
デレク・ベイリー: インプロヴィゼイション(ギター・ソロ作品) | ||
オリジナル・リリース:1975年。 | ||
ジョン・ケージ: チープ・イミテーション | ||
オリジナル・リリース:1977年。 | ||
ヌオーヴァ・コンソナンツァ /ムジカ・スケーミ(計画音楽) | ||
オリジナル・リリース:1976年。 | ||
マルセル・デュシャン: 音楽作品全集 |
SEMアンサンブル | |
オリジナル・リリース:1976年。 | ||
ジョン・ケージ: エンプティー・ワード(パートIII) | ||
オリジナル・リリース:1977年。 | ||
コーネリアス・カーデュー: アイルランドの7つの原理/他 |
演奏者不詳(P) | |
録音:1974年、リコルディ・スタジオ、ミラノ。原盤:CRAMPS。カーデューにしては聴きやすく美しい音楽。自作自演か? | ||
ヘンリー・フリント:グラディエーション/他 | 演奏者不詳 | |
1960年代のフルクサス運動に関り、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドと共演したこともあるアメリカ・フォーク・ブルース・ブルーグラス・アヴァンギャルド・ギタリスト、 ヘンリー・フリントの1975年~1979年の作品集。 | ||
クリスティーナ・クビッシュ、ファブリツィオ・プレッシ: TWO AND TWO[地/火/空気/水] (フルート、チェロ、アコーディオン、 電子メトロノーム、スティールドラム、他のため) |
演奏者不詳 | |
原盤:CRAMPS。録音:1976年、ミラノ、フォノ・プレイ。ベルリン在住のアーティスト、クリスティーナとイタリアのヴィジュアル・アーティスト、 プレッシによるパフォーマンス・アートのための音楽作品。 | ||
BEAT 1CD¥3080(税抜¥2800) | ||
チネチッタのブラスバンド~夜の帝王 モーツァルト:歌劇「魔笛」、 ベッリーニ:歌劇「ノルマ」、 ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」、 「セビリャの理髪師」から アルマンド・トロヴァヨーリ:セッソ・マット 他(全18曲) |
デイヴィッド・ショート指揮 ミラノ・ジュゼッペ・ ヴェルディo.ブラスバンド | |
BLUE LIGHTS 1CD¥2530(税抜¥2300) | ||
福島章恭/魂のモーツァルト~ 天使が舞い降りたレクイエム モーツァルト: アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調 K.525(*)/ レクイエム ニ短調 K.626(ジュスマイヤー版;#)/ アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618(弦楽合奏版)(+) |
横山美奈(S;+) 手嶋真佐子(Ms;+) 塚田裕之(T;+) 青山貴(Br;+) 能登伊津子(Org;+) 福島章恭指揮 フィルハーモニー東大和(*/#)、 ヴェリタス室内o.(+)、 東京ジングフェライン(+) | |
録音:2005年2月27日、ハミングホール(*)/2006年10月21日、文京シビックホール、ライヴ(#)/2003年4月11日、杜のホールはしもと(+)。 「2006年10月21日の文京シビックホールは、まるでモーツァルトの魂に祝福されたかのような神聖な空気に包まれていた。指揮台に立ちながら、これほど心が穏やかで、いかなる雑念にも囚われず演奏に集中できたことは稀である。 私に異変が起きたのは、キリエのフーガに突入して間もなくのこと、胸の奥深くに突如何かが生まれた。まるで、天から降りてきた精霊によって、灯が点されたかのような不思議な瞬間であった。魂が燃え上がり、全身に電流が走った。それ以後の私は、ただ天の意志を伝える媒体に過ぎず、ただただスコアと天の命ずるままに振る舞えば良かったのである。 終演後、多くの団員が、『福島先生の後ろにオーラが見えた』『天井から先生の頭上に一筋の光の射すのが見えた』と証言しているが、私はそれがたんなる錯覚とは思わない。それを自分でも確かに体感したからである。かつて、ロヴロ・フォン・マタチッチ最後の来日公演初日、NHKso.とのブルックナー:交響曲第8番(1984年3月7日)にて、ステージに天使の舞い降りるのを客席から目撃した私であるが、それをステージ上で体験できるとは、音楽家として最高の歓びである。こういう類の感動は、一生に何度とあるものではなかろう。」(ブックレットより) 音楽評論家にして指揮者でもある福島章恭氏の初公式CD。「モーツァルトをCDで究める」「交響曲CD絶対の名盤」「モーツァルト百科全書」(毎日新聞社)「クラシックCDの名盤」(共著 文春新書)などの匂いたつ文章が、ついに現実の「音」となった! 2006年のモーツァルトイヤーには、ムジークフェラインザールでチェコ・プラハ管を指揮し、「40番」「レクイエム」を天国のブルーノ・ワルターに捧げた男、福島章恭!⦆宇野功芳先生との共著もあるためその弟子?かと思いきや音楽観、指揮ぶりはまさに対極の正当路線。クナッパーツブッシュを賛美しつつ、フルトヴェングラーに距離を置く氏の真骨頂をその耳で確かめて欲しい。 | ||
BREMENHOUSE当レーベルの旧譜も含まれます。 | ||
李秀賢氏・関根史郎氏追悼アルバム 金東振:帰りたい-カゴパ- サラサーテ:祈り シベリウス:ロマンス 金聖泰:同心草 |
ジョン・チャヌ[丁讃宇](Vn) | |
1月26日、東京の新大久保駅でプラットホームから転落した人を助けようとして命を落とした両氏の追悼コンサートを開いてきたジョン・チャヌが録音したアルバム。 | ||
ジョン・チャヌ~ポラリス 冬のソナタへのオマージュ(「冬のソナタ」より) [最初から今まで/あなただけが/My Memory/初めて] 「砂の器」~宿命 愛の回廊(「情愛画廊」より) [想い/告白/別離/愛の回廊/ 待ちわびる心/愛の祈り/愛の再会] 「白い巨塔」~アメイジング・グレイス |
ジョン・チャヌ(Vn) | |
「日・韓・中を代表するドラマのために書かれたメロディーがあります。そして韓国が生んだ世界的ヴァイオリニスト、ジョン・チャヌ(丁讃宇)が、中国ポップスの第一人者であるグオ・フォン(郭峰)との競演で、繊細な心情と、ふくよかな音色によって、壮大な音世界を創り出しています。さらに、この作品は、日本のサウンドクリエイターである山田正人(D.R.Y.)の参加により、まさに、21世紀の世界の中心である、北東アジアの情緒的Polaris(ポラリス)になり得たのです。」(解説より) | ||
BRISA 1CD¥2200(税抜¥2000)当レーベルの旧譜も含まれます。 | ||
ワールドカップ参加国国歌集 Aグループ;フランス/セネガル/ウルグアイ/デンマーク Bグループ;スペイン/スロヴェニア/パラグアイ/南アフリカ Cグループ;ブラジル/トルコ/中国/コスタリカ Dグループ;韓国/ポーランド/アメリカ/ポルトガル Eグループ;ドイツ/サウジアラビア/アイルランド/カメルーン Fグループ;アルゼンチン/ナイジェリア/イギリス/スウェーデン Gグループ;イタリア/エクアドル/クロアチア/メキシコ Hグループ;日本/ベルギー/ロシア/チュニジア |
ペーテル・ブレイナー 編曲&指揮 スロヴァキア放送so. | |
サッカーボールと参加国の国旗がプリントされた缶入りCD。ワールドカップの歴史(開催国、開催年、勝利国)や、日本、韓国の開催地地図、各試合のスコアカードなど利用価値たっぷりのおもしろい解説書付き。 | ||
COMPOSERS VOICE 特記以外1CD¥3960(税抜¥3600)当レーベルの旧譜も含まれます。 | ||
CV-103 廃盤 |
ケース・ファン・バーレン(1906-1970): カンタータ「うつろな人間」(1948/1955年版)/ 管弦楽のための変奏曲(1959)/ シンフォニア(1956-1957)/ 管弦楽のための音楽(1965-1966) |
モニーク・クリュス(S) マールテン・ コニングスベルハー(Br) ラインベルト・デ・レーウ指揮 オランダ放送po. マーティン・ライト合唱指揮 オランダ放送cho. |
録音:2000年10月20-21日。 バーレンはオランダにおけるセリー音楽の本流に位置する作曲家で、ルイ・アンドリーセンなど新世代作曲家たちの師にあたる。「うつろな人間」は彼の最初の大作であると同時に代表作。 | ||
ルドルフ・エッシャー(1912-1980): ノスタルジー (テノールと小管弦楽のための;1951、1961/1977改訂)(*)/ 6つの古代墓碑銘 (ドビュッシー作曲/エッシャー管弦楽編曲:1975-1977)/ 10楽器のためのシンフォニア(1973-1976) |
マルセル・レイヤンス(T;*) エト・スパンニャールト指揮 オランダ放送co. | |
録音:2000年2月8-10日、10月18-20日、ユトレヒト。 エッシャーは音楽構造の理論と聴覚の研究に専心した作曲家で、音列技法、ドビュッシーとラヴェルの音楽に造詣が深かった。「6つの古代墓碑銘」の管弦楽編曲は、「ドビュッシーの構成と形式の、音列技法との関連から見た意義」を研究していたエッシャーの本質をかいま見せてくれる。 | ||
ダーン・マンネケ(1939-): TOPOS(*)/TEHILLA(+)/トンボー(#) シゼのためのフラクトル(**) シメオン讃歌(++)/MUNDOS(世界)(##) |
フーク(ハーモニウム;*) レーンデルス指揮(*) ストゥディウム・コラール(*) デ・コニング(+/**) ダニエルSQ(+) エギディウス・クァルテット(#) ブワルダ(CT;**) マシュコフスキ(Vc;**) カールヒステル、フェイト(S;++) ファン・デア・ブール(CT;++) ファン・ベルネ(T;**) ラブセラール(B;**) フェルムント指揮(++) オランダ室内cho. 11人編成のブラス・アンサンブル | |
録音:1999-2000年。ライヒとペルトの中間に位置するような作曲家。「シメオン讃歌」は清澄な仕上がり。 | ||
ジャック・バンク(1943-): デ・ベイルマー・オペラ |
マリアンネ・ クヴェクシルバー(S) シャルル・ファン・タッセル(Br) エルンスト・ ファン・ティール指揮 フォルハルディングo. | |
デ・ベイルマーは、1966年に礎石が置かれたアムステルダム郊外の新興都市の名で、「デ・ベイルマー・オペラ」はその市民であるがこの都市のさまざまな側面を題材として創作した作品。 バンクはデ・レーウに師事したオランダの作曲家で、打楽器の個性的な使用、シュプレッヒシュティンメ的技巧、グラスやライヒを思わせるミニマル・ミュージック的手法を特徴としている。 | ||
コルネーリス・デ・ポント(1953-): ピアノ協奏曲「真の芸術」(2000)(*)/ デイム・ブランシュ (リコーダー、電子音と管弦楽のための;1995)(+) |
ヘラルト・バウハイス(P;*) ヴァルター・ファン・ハウヴェ (リコーダー;+) パウル・ユーケンドリュップ (エレクトロニクス;+) ペーテル・エトヴェシュ指揮(*) オランダ放送co. | |
録音:(*)2000年5月6日、(+)1998年12月12日、(*/+)ユトレヒト。 デ・ポントはオランダ現代音楽界における中堅世代を代表する、コンピューターに精通した作曲家。スリップケース仕様。 | ||
ヤコプ・ファン・ドムセラール(1890-1960): 交響曲第1番(1921) ピアノ協奏曲第1番(1924)(*) ピアノ協奏曲第2番(1926)(*) |
ケース・ヴィーリンハ(P;*) アレクサンデル・ フェデルニコフ指揮 北オランダso. | |
録音:2002年6月18-22日。 ドムセラールはベルリンでの修業中にブゾーニと、十二音主義以前のシェーンベルクの影響を、その後画家のモンドリアンの影響を受けて自己の様式を確立したオランダのピアニスト・作曲家。当時としては前衛的な部分と伝統的で牧歌的な部分が複雑に組み合わされた彼の作風には、ストラヴィンスキーやバルトークを思わせるものがある。 | ||
CV-119 (2CD) 廃盤 |
ミヒェル・ファン・デル・アー(1970-):サウンドトラック作品集 三部作 [Above(サンサンブルとサウンドトラックのための;1999)(*)/ Between(打楽器四重奏とサウンドトラックのための;1997)(+)/ Attach(サンサンブルとサウンドトラックのための;2000)(#)]/ Just Before(ピアノとサウンドトラックのための;2000)(**)/ Auburn(ギターとサウンドトラックのための;1994)(++)/ oog(チェロとサウンドトラックのための;1995)(##) |
アイヴズ・アンサンブル(*) ミヒャ・ハーメル指揮(+/#) パーカッション・アンサンブル・ ザ・ハーグ(+) シェーンベルク・アンサンブル(#) 向井山朋子(P;**) レインホルト・ ヴェルテルヘイデ(G;++) ユスタ・デ・ヨング(Vc;##) |
録音:(*)2000年、ユトレヒト、(+/#)2001年、(**)2000年、(+/#/**)ハーレム、(++)1996年、(##)1996年、(++/##)ハーグ。スリップケース仕様。 | ||
シメオン・テン・ホルト(1923-): ピアノ作品集ハイライト CD1-3:レムニシャート(1983)(*) CD4-5:ホリゾン(1983-85)(#) CD6:ソロダウフェルドンスI(1959)(+)/ ソロダウフェルドンスII(1986)(**) CD7:ソロダウフェルドンスIII(1990)(##)/ ソロダウフェルドンスIV(1998)(++) CD8:メアンドレ(1995-97)(***) CD9-11:カント・オスティナート(1976-79)(###) |
ケース・ヴィーリンハ(P;*/+/##/***) エレン・ダイクハウゼン(P;*/***) ジョン・ブリンク(P;*) アニータ・ファン・フローニンゲン・ ア・ストゥリング(P;*) ポロ・デ・ハース(P;#/**/***) フレッド・オールデンバーグ(P;#/***) ヨーコ・アベ(P;#) マルガレート・クリル(P;#) ユルン・ファン・フェーン(P;++) ヘラルド・バウハウス(P;###) ジーン・カール(P;###) ケース・ファン・ゼーラント(P;###) アリエル・フェルネーデ(P;###) | |
録音:1988年/1991年/1998年/2000年。ライヴ(*/#/###)。 オランダ現代音楽の巨人テン・ホルト。生誕80年を記念して製作された当セットはオランダ国内で現代音楽にもかかわらず大ヒットを記録。ポイントは聴き易さで、第1曲レムニシャートから聴けばまぎれもなくこれはライヒやグラスを思わせるミニマル・ミュージック。1曲はとにかく長いのに、一部はライヴでやってのけるというのが凄い。また、同じような傾向のものが集められた収録曲はみな本来、演奏者の数、楽節の繰り返しの回数などが変更可能という自由さで、これは作曲者によれば演奏者に最後まで責任を負わせるためなのだとか。現代音楽という枠にこだわらずに幅広くお勧めしたい。 シメオン・テン・ホルト:1923年アムステルダム北の海岸沿いの町ベルゲンに生まれた作曲家・ピアニスト。画家の父を持ち周囲を芸術家の家系に育つ。地元の作曲家ヤコプ・ファン・ドムスラールに師事。次いでパリに出てエコール・ノルマルでオネゲルとミヨーに師事。 | ||
DENIS KUZNETSOV | ||
ロシアの大器デニス・クズネツォフ、デビュー ショパン: ポロネーズ 変イ長調 Op.61「幻想」/ バラード第4番 ヘ短調 Op.52/ スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31 リスト:スペイン狂詩曲/ラ・カンパネッラ ラフマニノフ: ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36(第2稿) シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6 チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調Op.37 |
デニス・クズネツォフ(P) | |
1982年モスクワ生まれ。モスクワ音楽院でゴルノスターエワ女史に師事。11歳の時モスクワ青少年ピアノコンクールで優勝したのを皮切りに、内外のコンクール多数入賞を果たしているロシア期待の新星。ブレハッチとコブリンが第2位となった2003年の浜松国際コンクールにも出場した。チャイコフスキーとラフマニノフのソナタで見せる超絶技巧と大柄かつ個性的な解釈は、往年のロシアの巨匠たちを彷彿させるものがある。今後ピアノ界最注目のひとり。 | ||
DOBLE F 1枚¥2860(税抜¥2600)ジャンルとしてはタンゴだが、クラシック・ファンの方にも好まれそうなアイテムを御紹介。当レーベルの旧譜も含まれます。 | ||
MERLINO HERMIDA/TANGOS EN DUO | フアンホ・エルミダ(P) ガブリエル・メルリーノ(バンドネオン) | |
フアンホ・エルミダはアルゼンチン、マル・デル・プラータ出身。シンガー、グラシエラ・コスケリとのデュオで91年、92年と「エステージャ・デ・マル」賞にノミネート。
89年からミシシッピー・ブルース・バンドに参加し、BBキングやロバート・クレイと同じステージに立ったこともある。2000年にはアルゼンチンのブルーズ・マン、デヴィッド・
レポンとのコリゼオ・テアトルでのライヴ盤をリリース。 ガブリエル・メルリーノはアルゼンチン、ブエノス・アイレス出身。祖父やマルコス・マドリガル、音楽学校にてアレハンドロ・バルレッタらに師事し、習得が非常に困難とされる楽器バンドネオンをマスター。 自ら率いる「ヌエボ・シグロ・タンゴ」というタンゴ・カルテットでカフェ、国際フェス、テレビで750ものショーを行った。その後、劇場用音楽の作曲を経て2001年tycスポーツ・フォックス・スポーツ・ラティーノ・ アメリカのために曲を書き下ろす。2002年からソロとしてのパフォーマンスを始め「ハリウッド・フェスティバル2003:カルロス・ガルデル」に参加。ユーロ・ツアーも頻繁に行なう。 この70年代生まれの二人がプレイするのは、スピード感に溢れたスリリングなタンゴ・ミロンガのスタイルの自作曲にワルツ、そして斬新なアレンジによって姿を変えた「ラ・クンパルシータ」や 「アディオス・ノニーノ」といったタンゴ・スタンダードも。進化してゆくタンゴ・インストゥルメンツがここにある。 | ||
アタウルパ・ユパンキ~Piedra y Camino 1936-1947 | ||
録音:1936年-1947年。 フォルクローレの括りにしてしまうには惜しすぎる、ユパンキの油が載ってきたころ(28-39歳)。パリに飛ぶ前の録音集。左利き用のギター一本で躍動するリズムと装飾を生み出す一流の奏法は健在で、 時に柔らかい揺らぎを加えた情感に満ち溢れた唄とともに、自然体の成せる技といわれるユパンキ、神業の真髄が染み渡ってくる音源だ。全17曲で、数々の有名曲に加え、歯切れの良いギター・ソロ曲、 そして「インディオの路」の未発表ヴァージョンをボーナス・トラックとして収録。 | ||
LA VUELTA/Danza Portena | ||
フュージョン・ジャズ+タンゴ。タンゴの通常フォーマットには入りえない、ドラムにベース、そしてエレクトリック・ギターも。ギタリストが作曲したオリジナル曲に加え、 アストル・ピアソラを敬う気持ちに溢れており(ピアソラがエレクトリック・ギターと共にプレイしていたように)「リベル・タンゴ」の演奏シーンのエキストラ映像も付いている。 | ||
カルロス・ガルデル~Grandes del Tango 8 | ||
タンゴ・カンサシオンの創始者、カルロス・ガルデルの最新リマスター。フランス生まれともウルグアイ生まれとも諸説ある、カルロス・ガルデル。それまではインスト音楽だったタンゴに唄をのせることを発明し、アルゼンチン国内、 そして世界に広めたその功績はいまだに語り継がれている。ここに収められているのは、1930年前後、映画撮影や演奏旅行で世界を飛び廻っていた頃の、ブエノス・アイレス、パリ、ニューヨーク、 バルセロナと各地でレコーディングされた至宝級のもの。自作も多くのこしたガルデルのスマートに感情をあらわす歌唱法がその後のタンゴ歌手に与えた影響は計り知れないものがある。 | ||
TADEMUS-012 廃盤 |
カルロス・リベデンスキー~ナルコタンゴ | |
アンサンブルSAKURA 入手不能代理店消滅に伴い、入手不能となっています。当レーベルの旧譜も含まれます。 | ||
URFC-0006/7 (2CD) 入手不能 |
ベートーヴェン: 「コリオラン」序曲Op.62/交響曲第8番 ヘ長調Op.93/ 「英雄」のリハーサル(約15分) 交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」 シューベルト:「ロザムンデ」~間奏曲第3番 |
宇野功芳指揮 アンサンブルSakura |
録音:2000年7月9日、いずみホール、大阪、ライヴ。 情熱ほとばしる凄演、燃える宇野功芳、関西のノリでガンバリまっせ、というコテコテのキャッチに彩られた、宇野&Sakura 第2弾だったもの。代理店在庫限りとなりますのでお早めに。 | ||
URFC-0033 廃盤 |
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」 | 独唱者陣未判明 宇野功芳指揮 アンサンブル SAKURA |
録音:2001年7月1日、所沢ミューズ・アークホール。 21世紀は激動の世紀になりそうだが、その最初の年を宇野功芳氏と相性の最も良いアンサンブルSAKURAの第九で締めくくることができるのは、ファンにとって歓びこれに勝るものはない。咆哮する金管群、のたうちまわる弦楽器、いつもながら強烈に打ち込まれるティンパニ(スケルツォはまるでティンパニ協奏曲のよう)、また、特にフィナーレ・コーダでのシンバル、トライアングル、大太鼓はすさまじく、フルトヴェングラー、メンゲルベルクもまっ青。これがベートーヴェンの本当に求めていたものだったのか? と思わせる。 | ||
URFC-0038 入手不能 |
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」 ブラームス:交響曲第1番 |
宇野功芳指揮 アンサンブル・サクラ |
毎度おなじみ宇野節炸裂の大激演。 | ||
URFC-0093 入手不能 |
シューベルト:交響曲第9番「グレイト」 モーツァルト:交響曲第25番~第3楽章/ 交響曲第39番~第3楽章 |
宇野功芳指揮 アンサンブルSakura |
録音:2003年8月9日、川口、ライヴ。 指揮者宇野功芳のグレイト! 冷夏の川口を熱帯夜にしたコンサートを収録! 環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されるのではないかというほど、現代では稀少な存在の超個性派指揮者、宇野功芳。このグレイトでも意欲満々。第1楽章のコーダや第4楽章終わり近くの弦の総奏など、 あちこちで思いっきりガクッとテンポを下げて観客を椅子から摺り落とさせたりする離れ技はいつもながら。付録のモーツァルトは天下一品こってり味の濃厚モーツァルト(以上代理店のインフォメーションより)。 | ||
EUROPIANO-MUSICA HUMANA 1CD¥2750(税抜¥2500) | ||
夢~ピアノ小曲集 ドビュッシー:夢/月の光/亜麻色の髪の乙女 フォーレ:シシリエンヌ バッハ/ケンプ編曲:シチリアーナ ベートーヴェン:「月光」~第1楽章 ショパン:雨だれ メンデルスゾーン:無言歌集 Op.19~甘い思い出 ブラームス:間奏曲 Op.118 No.2 リスト:慰め 第3盤ニ長調 スクリャービン:前奏曲 Op.16 No.1 D・スカルラッティ:ソナタ ロ短調 L.33 シューマン:夕べに/トロイメライ |
ルイ・レーリンク(P) | |
日本語解説付き。使用楽器:ベヒシュタイン・セミコンサートC型。レーリンクはスェーリンク音楽院卒で日本在住のオランダ人ピアニスト。「ファイナル・ファンタジー」のピアノ・ソロCDで大いに話題を呼んだ。日本語のしゃべりも文章もうまく(インフォメーションの余白に自筆と思われるイラストとコメントまで書いてあった)、コンサートでは演奏の合間のトークで聴衆を楽しませている。 | ||
EXPLORE 特記以外1CD¥3080(税抜¥2800)過去にレコードとして発売され高い評価を受けたもののなかから、CD化されていないもの、ごく限られた期間のみCD販売されていたもの、一部の国でのみCD化されたものを選りすぐって、最高の音の状態でお届けしようというレーベル。古楽から現代まで実にヴァラエティ豊かに、西洋クラシック音楽史上の名盤レコードを「explore ~探求」してゆく。第一弾の15タイトルはすべてデッカからのライセンス。音はオリジナルのまま、一切いじっていない。驚きの音質を堪能できる。 | ||
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第28番 イ長調 Op.101(*)/ 第29番 変ロ長調 Op.106「ハンマークラヴィーア」(+)/ 第30番 ホ長調 Op.109(#)/第31番 変イ長調 Op.110(**)/ 第32番 ハ短調 Op.111(++) |
マルコム・ビンズ(Fp) | |
オリジナルLP:DECCA L'Oiseau-lyre label on Los D184 D3, 1980年。録音:1978年11月(**)/1979年4月(*/#/++)/1979年6月(+)。使用楽器:1818年、エラール製(*)/1825年、ゲオルク・ハシュカ製(+)/1814年(#)、1819年(**)、ジョン・ブロードウッド製(#/**)/1835年、コンラート・グラー製(++)。 ビンズはベートーヴェンのピアノ・ソナタをピリオド楽器で全曲録音した初めてのピアニスト。ベートーヴェン演奏はもちろんのこと、ブリテンなど英国音楽のスペシャリストとしてもきわめて高い評価を得ている。どこまでも自然でのびやか、確固とした歩みで進んでいくマルコムのベートーヴェンは、気品を漂わせながらもパッションに満ちている。 | ||
フランス・ベールヴァルド: ピアノ五重奏曲 ハ短調 Op.5/同 イ長調 Op.6 |
ウィーン・ フィルハーモニア五重奏団 [エドゥアルド・ムラゼク(P) ヴォルフガング・ ポドゥシュカ(Vn) 他] | |
オリジナルLP:Decca LP SDD448、1975年。録音:1973年9月。 ムラゼクのピアノの美しい音色はおそろしいまでの透明感に溢れている。名人ぞろいの弦の美しい音色にのって、ピアノのきらきら輝く水のようなパッセージが縦横無尽に駆け巡り、雪の結晶のような独特の美しい世界を展開する。ベールヴァルドの澄み切った空気の中、次々と風景が変わっていく作風を堪能できる、フレッシュな演奏。 | ||
ロバート・ジェラード:「ペスト」 | アレック・マッコーエン(語り) アンタル・ドラティ指揮 ワシントン・ナショナルo.&cho. | |
オリジナルLP:Decca LP HEAD 6、1974年。録音:1973年5月11 日。 カミュの「ペスト」をもとにした音楽劇的作品。アレック・マッコーエンといえば、イギリスを中心に活動した中堅どころの俳優で、映画出演作も多数ある。彼を語り手にむかえての「ペスト」は、ドラティ率いる管弦楽と合唱団の説得力のあるうまさとあいまって、なんともこのうえなく死神的な世界を展開していく。ロバート・ジェラードは映画音楽・付随音楽も多く手がけた商業的作曲家といわれるが、この「ペスト」を聴くと、そらおそろしい音楽描写にぞっとさせられ、彼が高い実力の持ち主だったことがよくわかる。 | ||
オーランド・ギボンズ(1583-1625):鍵盤作品集 ファンタジア(10)/ファンタジー「気まぐれ」/ファンタジア(8)/ ファンタジー「女王の命令」/パヴァーヌ(17)/ガイヤルド(23)/ グラウンド(26)/アルマンド(33)/クーラント(40)/ イタリア風グラウンド(27)/スタンザ(4)/4声のファンタジー(12)/ 前奏曲(1)/ソールズベリー卿のパヴァーヌ(18)/ガイヤルド(19)/ アルマンド「王の宝石」(36)/アルマンド(37)/パヴァーヌ(16)/ ガイヤルド(21)/ガイヤルド(22)/リンコーン酒場のマスク(44)/ 女王の命令(28) |
クリストファー・ホグウッド | |
オリジナルLP:L'Oiseau-lyre LP DSLO 515, 1975年。録音:1975年4月。(カッコ内)の番号は、すべてMusica BritanicaXX の表記に準拠。 1941年生まれのホグウッドが30歳を過ぎ、本格的に多角的な音楽活動に乗り出した頃の鍵盤演奏。演奏はもちろんのこと、シンプルな響きながら天才ぶりがぷんぷんと匂いたってくるような録音もまた見事。 | ||
ヘンツェ:ヴォイシズ | サラ・ウォーカー(Ms) ポール・シュペリー(T) ヘンツェ指揮 ロンドン・シンフォニエッタ | |
オリジナルLP:Decca LPs HEAD 19/20、1978年。録音:1978年、ロンドン。 1970年代のヘンツェの政治的作品「ヴォイシズ」は、台本作家に様々な言語を用いるテキスト作家を選んだもの。作曲者自身による指揮のもと、素晴らしい演奏が繰り広げられている。 | ||
フンメル(1778-1837): ピアノ・ソナタ 嬰へ短調 Op.81(*)/同 ニ長調 Op.106(+) |
マルコム・ビンズ(Fp) | |
オリジナルLP:DECCA L'Oiseau-lyre LP DSLO 530、1978年。録音:1976年8月。使用楽器:1825年、ゲオルク・ハシュカ製(*)/1830年、カール・シュミット製(+)。 ビンズによるパッションたっぷりの熱演。発売当初は比較的珍しかったフンメル作品集も、現在では結構なリリースがある。あらためて聴いてみると、しっかりとした解釈、楽器の選び方、どれをとっても当時の録音のクオリティの高さにあらためて気付かされる。 | ||
ジェンキンス:コンソート・ミュージック ファンタジー組曲(No.1)ト短調/ファンタジア(No.6)ヘ長調/ ファンタジー組曲(No.17)ホ短調/ファンタジア(No.8)イ短調/ ニューアーク・ジーゲ(No.23)/ガリアルド(No.24)ニ短調/ パヴァーヌ(No.51)/エア(No.31)/クーラント(No.44)/ サラバンド(No.52)/ファンシー・エア組曲(No.4)ハ長調/ パヴァーヌ(No.2)ト短調/ファンタジア(No.3)ト短調/ ファンタジア(No.12)ニ長調/イン・ノミネ(No.1)ト短調 |
トレヴァー・ジョーンズ (ディレクター) コンソート・オブ・ミュージック | |
オリジナルLP:L'Oiseau-Lyre LP DSLO 600、1983年。録音:1981年5月11-12日、8月20日。 コンソート・オブ・ミュージックの滴るような美しい音色の弦にうっとりの一枚。叙情的かつフレッシュな演奏は、すべての面で完璧。さらに録音も極上。 | ||
ウィリアム・ロウズ(1602-1645): おいで、重いハートよ/シャロン、おおシャロンよ/ おおやさしきシャロン/ オルフェウス、おおオルフェウス、汝のリラに触れよ/ おお少年よ/猫/音楽よ ジェンキンス(1592-1678):やめて、ああやめて、いとしい羊飼い ヘンリー・ロウズ(1596-1662):詩篇22 |
エマ・カークビー、 ポピー・ホルデン(S) ジョン・ヨーク・スキナー(CT) マルティン・ヒル、 ナイジェル・ロジャース(T) デイヴィッド・トマス(B) アンソニー・ルーリー (リュート)指揮 コンソート・オブ・ミュージック トレヴァー・ジョーンズ (ヴィオラ・ダ・ガンバ) アラン・ウィルソン(Org) | |
オリジナルLP:Decca L'Oiseau-lyre LP DSLO 574、1979年。録音:1978年4月。 L'Oiseau-lyre レーベルの黄金コンビ、カークビーとルーリーのロウズ作品集が復活。カークビーは今でも美しい歌声を聴かせているが、やはり当時の歌声は格別。ルーリーの統率のもと、ロウズのエレジーの独特の雰囲気のある世界を見事に再現している。 | ||
マルチェッロ:6つのチェロ・ソナタ | アンソニー・プリース(Vc) リチャード・ウェッブ (Vc:通奏低音) クリストファー・ホグウッド (Cemb) | |
オリジナルLP:L'Oiseau-lyre LP DSLO 546, 1978年。録音:1978年3月。 名人プリースの妙技が堪能できる一枚。彼はアマデウス弦楽四重奏団ともたびたび共演を重ね、まさに室内楽の世界でなくてはならない演奏者であった。彼をささえるウェッブとホグウッドの通奏低音も、実に心地よい音楽運びに一役かっている。飾らず驕らず、実に真摯で好感のもてる演奏。 | ||
メシアン:アーメンの幻影 | ジョン・オグドン、 ブレンダ・ルーカス(P) | |
オリジナルLP:Argo LP ZRG 665、1971年。録音:1970年12月29-31日。 アシュケナージとチャイコフスキー国際コンクールの第1位を分かちあったピアニスト、ジョン・オグドン。精神を病むなど悲運に見舞われながらも、メシアンやソラブジなどの作曲家作品を中心に演奏活動を続けた。そんな彼の貴重なメシアンが再登場。組んだ相手は、オグドンを陰になり日向になり支えた妻にしてピアニストのブレンダ・ルーカス。一糸乱れぬ息のあった演奏は驚異的でさえある。 | ||
アンジェイ・パヌフニク(1914-1991): シンフォニア・ミスティカ(交響曲第6番)(1977) シンフォニア・ディ・スフェーレ[空間の交響曲] (交響曲第5番)(1974-1975) |
デイヴィッド・アサートン指揮 LSO | |
オリジナルLP:Decca LP HEAD 22, 1979年。録音:1978年8月12-13日。 パヌフニクが遺した10の交響曲のうちの2曲が収められたこの盤は、現在に至るまでそれぞれ世界唯一の極めて貴重な録音。パヌフニクはルトスワフスキと親交を結び、彼のパガニーニの変奏曲を初演した人でもある。1953年にイギリスに亡命し、以降ずっと祖国のことを思いながら過ごした。 シンフォニア・ミスティカ(第6番)は数学の特性 1 + 2 + 3 = 6、3 × 2 =6、2 + 2 + 2 = 6、3 + 3 = 6、旋律線、倍音比率、小節数、すべてが6になるように構成されており、楽章も6から成る。シンフォニア・ディ・スフェーレは、和声、リズム、テンポを空間的に融合させる試みの作品。 パヌフニクは20歳の頃ワインガルトナーに指揮と作曲を学ぶためにウィーンに留学しまし、そのときに尾高尚忠と親交を結んだ。パヌフニクは尾高の妻の作る日本料理が好物だったそうである。尾高忠明もパヌフニク作品を多く演奏した。 | ||
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ集 ニ長調 D.384/イ短調 D.385/ト長調 D.408/ソナタ イ長調 D.574 |
ヤープ・シュレーダー(Vn) クリストファー・ホグウッド(Fp) | |
オリジナルLP:DECCA L'Oiseau-lyre LP DSLO 565 & 571(D574)、1980年、1981年。録音:1978年9月。 ピリオド楽器奏者の先駆者の一人として知られるシュレーダー。シューベルトのソナタはシンプルながらも難曲ぞろいだが、シュレーダーとホグウッドは一分の乱れもないアンサンブルを展開し、生きのよい音楽を聴かせる。 | ||
武満徹: ピアニストのためのコロナ(ロンドン版)/フォー・アウェイ/ ピアノ・ディスタンス/遮られない休息 |
ロジャー・ウッドワード(P) | |
オリジナルLP:DECCA LP HEAD 4, 1974年。録音:1973年5月4日。 ウッドワードは武満の絶大なる信頼を得た現代音楽のスペシャリストとして知られておるが、映画「シャイン」の中で主人公ヘルフゴットをオーストラリアのコンクールで抜いて優勝した人物でもある。「ピアノ・ディスタンス」における武満音楽の空間的な再現は圧倒的。 | ||
クセナキス: コネクシティーズ-シナファイ アロウラ/バレエ「アンティクトン」 |
ジェフリー・ダグラス・マッジ(P) エルガー・ハワース指揮 ニュー・フィルハーモニアo. | |
オリジナルLP:Decca LP HEAD 13、1976年。録音:1976年11月。 「シナファイ」といえば、クセナキスの秘曲中の秘曲。手が何本あっても足りないとすら思わせるピアノ・パートは、ピアニストにとってエベレスト登山に匹敵する超難関。近頃、大井浩明とタマヨ(Timpaniレーベル)の演奏であらためてこの作品の人気(?)に火がついたことでも記憶にあたらしいが、このマッジによる演奏は伝説の名演。なんといってもマッジはクセナキス・フェスティヴァルにも出演したこともある「クセナキスト」。録音も抜群によいと思いきや、プロデューサーはかのジェイムズ・マリンソン。デッカのひとつの黄金時代の豊かなサウンドを堪能できる。 | ||
FANTASTIC PRISM | ||
クリスマス・プレゼント~愛おしさのペイ・フォワード 久米詔子: 組曲「思い出のふる夜」(*) [プロローグ/トワイライト・ステーション/帰り道/ パープルレイン/バルーンドリーム/夢色の星座/ ぼくたちだけのリース/エピローグ] 夢のゆくえ(岩切みきよし作詞/石橋序佳編曲)(+) |
久米詔子(エレクトーン、P) 天野正幸(G;*) 石橋序佳(プログラミング;+) 枝元一代(歌;+) | |
1枚の絵を通じて、であうことの叶わぬ画家から温もりとパワーを得た作曲家が、オリジナル曲で描きあげた音楽物語。それぞれの曲に「しあわせ色の時間を届けたい」という想いが込められた全9曲。メルヘン画家、故・藤田三歩の心温まる絵を綴ったブックレットを添えた「癒し」のコラボレーション。クリスマス・プレゼントに最適。 | ||
GHA 1CDあたり¥3520(税抜¥3200) | ||
ブローウェル:ヴォロス協奏曲 ロドリーゴ:アランフェス協奏曲 アーノルド:セレナード |
レオ・ブローウェル指揮 コルドバo.他 | |
コルドバ管弦楽団の音楽監督、指揮者も務めるブローウェルはただのギター弾きではない。感情を表に出さないストイックな「アランフェス」、 そしてこの名作の向こうを張って自ら作り上げた「ヴォロス協奏曲」、そして甘い「セレナード」と聞きどころたっぷりの1枚。 | ||
ストラヴィンスキー:8つの易しい小品 ボグダノヴィッチ:パストラーレ第1番 他、バルトーク、ヒンデミット、サティの作品 |
トリオ・デ・コローニュ (ギター・トリオ) | |
超絶技巧ギター・トリオによるギター作品集。ストラヴィンスキーの曲は管楽器、打楽器のための原曲を作曲者が「4つ」のリュートのために編曲したものに基づいているとのこと。 | ||
ラインハート:雲 ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番~アリア カルロス・ジョビン:「黒いオルフェ」~幸福 他、モンク、サティ、ディエン、ヴィロルドの作品 |
ロラン・ディエン(G) | |
ギターのための3つの二重協奏曲 レオ・ブローウェル: ギターとヴァイオリンのための協奏曲「パガニーニ讃歌」(1994/1995)(*) エディーノ・クリーゲル:2つのギターと弦楽のための協奏曲(1994)(+) ピアソラ:ギターとバンドネオンのための協奏曲(1985)(#) |
C・コツィオリス(G;*) I・ロドリゲス= トゥルジッリョ(Vn;*) アサド兄弟(+) E.イサーク(G;#) M・ニシンマン(バンドネオン;#) レオ・ブローウェル指揮 コルドバo. | |
「ブローウェル・コンダクツ」シリーズ第2作。作曲者がそれぞれキューバ、ブラジル(クリーゲル)、アルゼンチンという点でも興味深いプログラム。 ニシンマンはピアソラ・ブームを巻き起こしたクレメラータ・バルティカのメンバー。 | ||
王雅夢[ワン・ヤンメン]デビュー~カプリース ジュリアーニ:ロッシニアーナ第2番 ソル:序奏とアレグロ レゴンディ:変奏風アリア カーノ:うわごと パガニーニ:カプリース第24番 ナポレオン・コスト:大独奏曲 |
王雅夢(G) | |
12歳で東京国際ギター・コンクールで1等になった王雅夢(1981-)のデビュー・アルバムだったもの。16歳での録音。 | ||
エレヒア(悲歌) モレーノ・トロバ: トルメスの夜明け/セゴビアの王宮/トリハ ソレル:ソナタ[第84番/第90番/第115番] ファリャ: ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌/ 「はかなき人生」よりスペイン舞曲第1番 モンポウ:コンポステラ組曲より |
マルガリータ・アスカルバ(G) | |
スペインの知性派女流ギタリスト、アスカルバによる、スペインの精神を体言する4人の代表的作曲家の作品。 | ||
ベスト・オヴ・クラシカル・ギター Vol.3 モレーノ・トロバ: トゥレガーノ/シグエンサ/レバダ/王宮の果樹園 松林のロマンス/アルカニス (以上 *) ウェイン・シーゲル:イースト・ロサンジェルス・フェーズ (+) ニャタリ:ワルツ/トッカータ=ショーロ (以上 #) ヴィラ=ロボス:アリア (**) ドメニコーニ:風の戯れ (++) ブローウェル:風刺的前奏曲(6曲) (##) メルツ:エレジー (~) |
エドゥアルド・イサーク (G;*) ロサンジェルス・ギターQ (G;+) セルジオ&オダイ・アサド(G;#) ロラン・ディエン (G;**) トリオ・デ・コローニュ (G;++) コスタス・コスティリオス (G;##) デイヴィッド・ラッセル (G;~) | |
GHAの代表的なギタリストによるベスト盤。 | ||
ピアソラ:「ブエノスアイレスのマリア」 (エドゥアルド・イサーク編曲によるギター版) 罪のトッカータ/マリアの生涯/ 服喪のため銃口を下に向けたコントラミロンガ/やせたミゼレーレ/ ロマンサ/調律が狂ったオルガニートによるバラード 林立する樹木と煙突/神のタンゴ |
エドゥアルド・イサーク(G) | |
クレーメルとその仲間たちによるCDや来日公演で話題を集めたピアソラのタンゴ・オペリータのギター版が登場。 | ||
ギター・リサイタル モレーノ=トロバ:スペインの城~トリハ ディアンス:フランク・ザッパへのオマージュ/甘いレモン 数ヶ国語で書かれた3つの小品~楽屋のワルツ/空飛ぶカツラ ショパン/ディアンス編曲:ワルツ Op.69 No.1,2/マズルカ Op.68 No.4 ムレナ:インディファレンス ソル:6つのバガテル Op.43~アンダンテ ヴァイス/ディアンス編曲:組曲第5番~クラント/組曲第20番~アリア |
ローラン・ディアンス(G) | |
ディアンスの、自作・編曲をメインに据えたリサイタル・アルバム。ショパンのピアノの編曲も含まれているが、これは硬派なGHAとしては画期的。 | ||
HALCA | ||
パリのルチアーノ・パヴァロッティ ヴェルディ:「ルイザ・ミラー」より [序曲/穏やかな夜には] ドップラー:ハンガリー田園幻想曲 マイヤベーア:「アフリカの女」~おお、楽園よ ヴェルディ: 「シチリア島の晩鐘」序曲 「ロンバルディ」~私の喜びで彼女を包みたい マスネ:「ウェルテル」 ~春風よ、なぜ私をめざめさせるのか プッチーニ:「トスカ」より [妙なる調和/星は光りぬ] ビゼー:「カルメン」組曲 (ファンタジア・ブリランテ) レオンカヴァッロ:「道化師」~衣装をつけろ ロッシーニ:「ギヨーム・テル」序曲 レオンカヴァッロ:マッティナータ シベッラ:ジロメッタ デ・クルティス:忘れな草 プッチーニ:「マノン・レスコー」より [栗色、金髪の美人たちの中で/ 見たこともない美人] ディ・カプア:オ・ソレ・ミオ プッチーニ: 「トゥーランドット」~誰も寝てはならぬ |
ルチアーノ・パヴァロッティ(T) レオーネ・マジエラ指揮 管弦楽団 アンドレア・グラミネッリ(Fl) | |
録音:1993年9月、パリ、シャン・ド・マルス公園、ライヴ。 2007年9月5日、偉大なテノール、ルチアーノ・パヴァロッティが亡くなった。葬儀は国葬並にとり行われ、また死のニュースは日本でも大々的に報じられた。いかにパヴァロッティが広く愛されていたかを物語っている。彼の死を悼んで、1993年のライヴ録音が登場。エッフェル塔の足元にあるシャン・ド・マルス公園で行った野外ライブ。ご存知の通り、パヴァロッティはこうした野外ライブを積極的に行っている。後年になるほどお気楽企画が増えてしまったのに対し、ここではオペラ・アリアを中心にかなり充実したプログラムを組み、天下の大テノールに相応しい感動と興奮を生み出している。偉大なテノールの円熟の記録をお楽しみ頂きたい。 | ||
HUKS MUSIC 1CD¥2200(税抜¥2000) | ||
Dreaming~The Daydream Piano Solo Collection Tears(*)/You and Me/Beautiful Lady/Walking With You/I Miss You(*)/Daydream/Valentine's Day/ Love is...I/Wedding/Love is...II/Questions/Stepping On The Rainy Street(*) | ||
NHKで放送され大好評を博した韓国ドラマ「冬のソナタ」。ユジン・・・、ユジン・・・!! 涙の女王、チェ・ジウが流す涙のシーンが忘れられないあなたに、イ・ミニョンさん(チュン・サン)が一体、何本マフラーを持っているのか、疑問のあなたに、「冬のソナタ」フリークの50万人全員にお薦め。 (*)は「冬のソナタ」挿入曲ながらサントラ盤にも収録されておらず、これを聴かなければ「冬ソナ」ファンとは言えない!? 芸術家+詩人+ニューエイジ天才ピアニスト「The Daydream」が貴方のために届ける、美しい、センチメンタルなラブ・ソング、ピアノ・ソロ・コレクション。 | ||
エメラルド・フォレスト ~ベスト・オヴ・ティム・マクブライアン ティム・マクブライアン: 新しい春/天と地の間に/森の息吹/ エメラルド・フォレスト/他(全12曲) |
ティム・マクブライアン(Kb) | |
熱帯雨林の鳥や獣の鳴き声とマクブライアンのキーボード演奏を合体させた究極のヒーリング・ミュージック。 | ||
The Rain/Misty Rain Prologue/Misty Rain/Winter Song/Remember/ Nocturne/Solitude/Raindrops/The Letter/Never Cry/ Griffith/November/A Girl With Smile/In The Silence |
The Rain(P) Markosian Boris(Vn) Bulgakov Dmitri(Vc) Park Yong Joon (シンセサイザー) | |
まるで韓国のクリムトのような美しくて独特のジャケットのコリアン・ニューエイジ・アルバム。一度聞けば忘れられないこの素晴らしいアコースティック・サウンド。 | ||
Ray/Jung/夢Memory Of The Day First Morning/Promise/Long Way Into Crimson/Memory Of The Day/Snow Night/Festival/ Promenade In Bamboo Forest/Jung Eup Sa/Cave Of Qumram/Waiting Forever | ||
坂本龍一を始め、その他多数ネオ・オリエンタルを標榜する東洋のミュージシャン達の血脈を引き継ぐ、名門パリ国立音楽院出身の実力派オールマイティ・アーティスト (作編曲、演奏からプロデュース)レィ・ジンのコリアン・ニューエイジ・ヒーリング・ミュージックで古今東西の時空を飛翔しよう。 | ||
Duo Orientango/Orientango Por Una Cabeza(映画「女性の香」)/ A Orilla Del Rio/Oblivion(韓国ドラマ)/ Libertangoリベルタンゴ(韓国CF)/Imperial/ El Que Me Quieras/Adios/ La Primavera De Mi Tierra(韓国CF)/ Orientango/Lamentos/Violentango/Pajaro Azul |
Duo Orientango [Sung Kyung Sun(Vn) Jung Jin Hee(P)] | |
現地の各媒体に認められたコリアン・タンゴ・クラシカル・デュオ。Sung Kyung SunはUAPオーケストラの首席ヴァイオリニスト(1991年)、 Jung Jin HeeはPromociones Musicales Concoursを受賞歴を持つ。東洋的な繊細なタッチでタンゴの巨匠ピアソラらの名曲から韓国民謡まで収録。 | ||
ISBA 1CD¥2860(税抜¥2600)国内代理店在庫が尽きると入手が難しくなるレーベルです。 | ||
ラ・ディーヴァ I ~ナタリー・ショケット(S)アリア集 さようなら、ふるさとの家よ/ハバネラ/鏡の歌/ サマー・タイム/他 |
ナタリー・ショケット(S) エリク・ラガチェ指揮 モントリオール・スカラ座o. | |
キリ・テ・カナワを思わせるカナダのソプラノ、ナタリー・ショケット。フランス映画「ディーヴァ」と同名タイトルだからか、「ワリー」のアリアも収録されている。 | ||
ラ・ディーヴァ II ~ナタリー・ショケット(S)アリア集(全14曲) 誰も寝てはならぬ/アヴェ・マリア/歌に生き恋に生き/ 恋とはどんなものかしら/他 |
ナタリー・ショケット(S) エリク・ラガチェ指揮 サンクトペテルブルク新po. | |
第2集では「誰も寝てはならぬ」を歌っている。 | ||
ディーヴァ・ルーナ~ナタリー・ショケット タレガ/ショケット編曲:ミューズとルナ(アルハンブラの思い出) ファリャ:7つのスペイン民謡~子守歌 森のナイチンゲール/泉の光に/グリーンスリーヴズ サイモン&ガーファンクル:スカボロ・フェア/カンティクル ジル・ヴィニョル:あなたはわたしにとっての湖 わたしは美しいバラを一輪摘み取った/イザボーはそこへ散歩する ポール・ピシェ:狐、狼/わたしの愛しき人 ミシェル・ルグラン、ボリス・ベルクマン:この世の終わりの香り ラヴェル:5つのギリシャ民謡~向こうの教会へ ルーチョ・ダッラ:カルーソ |
ナタリー・ショケット(S) エリック・ラポワント(Vo) | |
2001年6月にも来日したショケットは、1999年の来日時にTV番組「徹子の部屋」に出演、オペラの名作をコミカルにアレンジしたパフォーマンスを披露した。するとTV局に問い合わせが殺到、視聴者で埋めつくされたサントリー・ホール公演では用意された数百枚のCDがあっというまに完売してしまったという。フランス語の歌を中心にジャンルを超えた選曲を聴かせる当アルバムでも、舞台同様彼女のコケティッシュな魅力が全開、多彩な表現を楽しませてくれる。 | ||
IRIS MUSIC 1CD¥3300(税抜¥3000) | ||
ヴィラ・ロボス:ブラジル風バッハ第1番-第9番 | ネルソン・フレイレ(P) レイラ・ギマランエス(S) イサーク・ カラブチェフスキー指揮 ブラジルso. | |
代理店で長期品切れが続いており、このまま入荷しない可能性もございます。 | ||
タンゴ&タンゲーロス | ||
現在のシーンを担う若い世代のアーチスト、クアルテート・アルマグロ、ドロール・ソーラ、セザール・ストロシオ、リディア・ボルバ、ラ・チカーナ。 タンゴ黄金期を支えた著名なパイオニア達、ガルデル、フランシスコ・カナーロ、チャルロ、リベルタ・ラルマルケ、ピアソラ。今回が初の音源化となる、野生のハーモニカ吹き、 ユーゴ・ディアスの首も折れんばかりの激しいプレイも収録。演奏形態を変えながら続いてきたアルゼンチンの誇る文化:タンゴの魅力を濃縮し、今後の発展を願った前向きなコンピレーション。 | ||
JOZSEF EOTVOS 1CD¥2750(税抜¥2500)ギター・ファンなら知らぬ者のいないヨージェフ・エトヴェシュの自主製作レーベル。残念ながら2003年以降、新譜は発売されていない。 | ||
バッハ/エトヴェシュ編曲: フーガの技法(ギター二重奏編曲版) |
ヨージェフ・エトヴェシュ(G) | |
録音:2002年。 「ゴルトベルク変奏曲」に続く、エトヴェシュ自編自演のバッハ。自らギター二重奏用に編曲、多重録音により両方のパートとも自身で弾いている。代理店によると「対位法の効果もダイレクトに響き、神々しいまでの輝きを放つ」とのこと。なお、ディスク2はCDエクストラ仕様となっており、実際に演奏で使用したスコアの一部が画像で収録されていると言う。 | ||
ブラームス(エトヴェシュ編): ハンガリー舞曲集(ギター版;全21曲) |
ヨージェフ・ エトヴェシュ(G) | |
録音:2002年、ハンガリー。 奇抜な着想と絶妙なアレンジでクラシック・ファンを魅了し続けるエトヴェシュ。ハンガリー人である彼の血(とはいっても原曲はジプシー風らしいが)が息づく演奏。 | ||
ギターによるショパン Vol.2 ショパン(エトヴェシュ編): ポロネーズ第6番「英雄」/前奏曲集 Op.28~6曲/マズルカ集(10曲) |
ヨージェフ・ エトヴェシュ(G) | |
アルバムをリリースするたびに話題を呼ぶエトヴェシュ。その人気に火をつけたベスト・セラー、「ギターによるショパン」(EJ-02)の続編が登場。 「雨だれ」や某胃薬のテーマも収録されている。 | ||
バッハ:リュート作品集 Vol.1 組曲 イ短調BWV.995/組曲 ホ短調BWV996 組曲(パルティータ) イ短調 BWV997 |
ヨージェフ・ エトヴェシュ(G) | |
録音:2000年6月、ドイツ。みずからの編曲による『ゴルトベルク変奏曲』(EJ-01)、『ギター版ショパン』(EJ-02)によって、ギター・ファンを越え幅広くその名を認知されたエートヴェシュの3作目。リュート、ギターともにすでに録音の多いレパートリーだが、あれだけの編曲の才と技巧を聴かせた彼のこと、月並みの演奏であるはずがない。 | ||
ギターによるショパン Vol.1 ショパン(エトヴェシュ編): 別れの曲/軍隊ポロネーズ/ マズルカ集[第5番/第22番/第25番/第51番]/ 夜想曲第2番Op.9-2/ワルツ集[第7番/第9番/第10番]/ フーガ イ短調/アルバムの一葉/コントルダンス/ラルゴ |
ヨージェフ・ エトヴェシュ(G) | |
録音:1999年、ブラティスラヴァ。ONDINEから発売されているコルホネンによるタレガ編曲のアルバム(ODE-903)も良かったが、残念ながらショパン作品だけではなかった。これは正真正銘のショパン・アルバム。エトヴェシュの見事なアレンジとセンスある選曲により、これも大ヒットし第2集も発売された。 | ||
ギター・ソロによる「ゴルトベルグ変奏曲」 バッハ(エトヴェシュ編):ゴルトベルグ変奏曲 |
ヨージェフ・エトヴェシュ(G) | |
録音:1997年、ブラティスラヴァ。SONYから出ているカート・ラダーマーが弾いた同種演奏(SK-60257)は、見事な演奏ながら自身による二重録音かつ移調があったためマニアからは敬遠された。 エトヴェシュによる当盤は正真正銘ソロ・ギターのための編曲版。情感あふれる演奏に優秀な録音ということで大人気となった。 | ||
KING INTERNATIONAL | ||
NKCD-3338 \2420(税抜\2200) 廃盤 |
金井喜久子(1906-1986): 交響曲第1番(1939)(*)/ 母と子の沖縄の歌(金井喜久子編) [じんじん/花の風車/波上宮の丘に登ろう/与那国の小猫/ ハイビスカス/世や治れ/三村の姉さん達/宮古の子守歌/ 黄金灯篭/ひめゆりの塔/さても常夏/てんさぐの花/ お前の母さんどこ行った/谷茶前の浜/お祭り/月の美しゃ] |
金井喜久子指揮 中央so.(現 東京po.)(*) ひばり児童cho.、石井もとよ、 石橋まゆみ、松田トシ、 オッコ、多嘉良美子 |
朝日新聞でも取り上げられた、日本の女性作曲による初めての交響曲の初演時ライヴの復刻。昭和15年12月20日、日比谷公会堂で行われたライヴで、この世界初演時にたった一枚だけ作られたラッカー盤から初復刻された。同曲は現在まで一度も再演されておらず、曲を知る人はいまではほとんどいないはず。沖縄民族主義的作風で知られる金井だが、この交響曲は全くのドイツ・ロマン派風とのことでこれは興味深い所。当時のオケのメンバーがこの録音を試聴し、演奏技術的には今ひとつだとコメントしていたが、戦前の在京オケの音的な資料としても貴重である。 カップリングの沖縄民謡集は、キングレコードから1971年にリリースされレコード大賞童謡賞を受賞した録音。今回が初CDとなり、これまた貴重。 | ||
KOREA ARTS CENTER 1CD¥2530(税抜¥2300)当レーベルの旧譜も含まれます。 | ||
朝鮮民謡ピアノ名曲選 アリラン/トラジ/ヤンサンド/セヤセヤ/ しだれ柳/龍岡打令/トンドルラリ |
金貞淑(P) | |
北朝鮮のピアニスト、キム・ジュンスクは朝鮮大学師範教育学部と同大学研究院卒業、1964年と1973年に在日朝鮮学生音楽コンクールで初級ピアノ部門と高級ピアノ部門でそれぞれ2位を入賞した実力者。 このCDには楽譜請求シールが付いており、送料500円でKorea Arts Centeから本CD演奏曲7曲の楽譜(A4版46ページ)が送られて来るとのこと。 | ||
LA DOGANA 1点あたり¥6600(税抜¥6000)今回初紹介となるレーベル。1981年に創業したスイスの出版社らしい。なお、現地ではこれら2点を1セットにしたアイテムも出ているようだが、今回国内代理店は案内していない。 | ||
キルヒシュラーガー~ヴォルフ アナクレオンの墓/ ある娘の初めての愛の歌/子どもと蜜蜂/ 夜明け前の一時/飽くことを知らぬ恋/ 捨てられた娘/巡り会い/ ミニョンI「語れとはいわないで」/ ミニョンII「ただ憧れを知る人だけが」/ ミニョンIII「この姿のままで」/ ミニョン「あの国をご存知じか」/ ジプシーの娘/災難/夜の魔法/ 眠れぬものたちの太陽/あらゆる美しいものよりも/ 隠棲/春に/さようなら/思ってみるのだ、心よ/ 旅先で/お入りなさい、立派な軍人さん/ 恋人がひわのように歌う/若い坊っちゃん/ 朝霜の中をさすらう/炭焼きの女房が酔っぱらって/ 明るい月の何と輝かしいことか |
アンゲリカ・ キルヒシュラーガー(Ms) ヘルムート・ドイチュ(P) | |
録音:2003年8月26日-29日、ウィーン。 今や世界でも屈指の人気のメゾ・ソプラノ、アンゲリカ・キルヒシュラーガーが録音したヴォルフの歌曲集。レパートリーの広いキルヒシュラーガーにしても、ヴォルフの歌曲は今のところこれが唯一の録音。温かみのあるメッゾの響きが心地よいもの。ヘルムート・ドイチュの熟練の伴奏と相まって、女声によるヴォルフとしては近年稀なほど充実したアルバム。 本体は120ページ超のハードカバー書籍(14.5cm × 20 cm,仏語。別冊独訳小冊子付き)。CDは裏表紙の見返しに収容されている。当初、782940-055449という品番でご案内していましたが、上記へ変更されています。 | ||
キルヒシュラーガー~シューマン 歌曲集「女の愛と生涯」 Op.42/ ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスター」 にもとづくリートと歌 Op.98a/ メアリー・ステュアートの詩 Op.135/ レクィエム Op.90-7/ 「ミルテの花」 Op.25~ [君に捧ぐ/くるみの木/はすの花/ズライカの歌]/ 愛の歌 Op.51-5/兵士の花嫁 Op.64-1/新緑 Op.35-4/ 捨てられた乙女 Op.64-2/悲劇 Op.64-3/隠者 Op.83-3 |
アンゲリカ・ キルヒシュラーガー(Ms) ヘルムート・ドイチュ(P) | |
録音:2006年、ウィーン。 天下の名メッゾ、アンゲリカ・キルヒシュラーガーがシューマンの「女の愛と生涯」他の歌曲を録音。2006年、シューマン没後150年を記念した企画。キルヒシュラーガーの美しいメッゾの声と、繊細かつ豊かな歌が、シューマンに新鮮な命を吹き込んでいる。ヘルムート・ドイチュの伴奏も万全。 約100ページの本体冊子(14.5cm × 20 cm)にCDが附属している。当初、782940-055556という品番でご案内していましたが、上記へ変更されています(ヴォルフと異なり、末尾の桁も変更されていますので、ご注意下さい)。 | ||
LA VOCE KYOTO | ||
PLV-1001 (2CD) 廃盤 |
J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ BWV.1001-1006 |
ルミニッツァ・ペトレ(Vn) |
LONG DISTANCE 1CD¥3080(税抜¥2800)当レーベルの旧譜も含まれます。 | ||
コルシカのポリフォニー 来たれ、聖霊よ/スターバト・マーテル ミサ「ウルトゥム・トゥウム」/ハレルヤ ミゼレーレ/他(全12曲) |
テンプス・フーギット 男声アンサンブル | |
世界で10万枚以上を売り上げた、Harmonia Mundi初期の名盤「コルシカのポリフォニー」(HMC-901256)に続き、Harmonia Mundiグループが制作したコルシカ・ポリフォニーの傑作。古楽ファンだけでなく合唱ファンも注目。 | ||
J.S.バッハ: 無伴奏アルペジーナによる組曲 BWV.1007-1009 |
ジャン=ポール・ ミナリ=ベラ (アルペジーナ) | |
アルペジーナ:そもそもはパリの楽器職人ベルナール・サバティエが1995年来、子供用に製作していた左右非対称の小型ヴィオラがその由来。これをフルサイズに発展させたものに目をつけたのが、シューベルトの「アルペジオーネ・ソナタ」を演奏する楽器を探していたヴィオラ奏者ミナリ=ベラ。いびつな胴と5つの弦を持つ楽器「アルペジーナ」は、音域的にヴィオラとチェロの間を受け持ち、かつて聴いたことのない独特の音色に魅力がある。 演奏者ミナリ=ベラは名手セルジュ・コロ(パルナンSQ)に師事したのちパリ音楽院に進み、アメリカではトランプラーに師事。帰仏後は一時フランス国立管の首席を務めたこともある、現在フランスを代表するヴィオリスト。 | ||
MATERIALI SONORI 1CD¥2750(税抜¥2500) | ||
ギターとヴィオラによるガーシュウィン [サムバディ・ラヴズ・ミー/ザ・マン・アイ・ラヴ/ サマータイム/ス・ワンダフル/ アイ・ガット・リズム/他、全19曲] |
ロベルト・ポッローニ(G) ジームズ・クレイツ(Va) | |
ギャビン・ブライヤーズ: ノース・ショア~クラリネットとピアノのための/ インテルメッツォ~クラリネットとピアノとチェロのための/ アレグラスコ~クラリネットとピアノのための |
ハルモニア・アンサンブル | |
「ノース・ショア」と「アレグラスコ」は未出版の作品で初録音。「インテルメッツォ」は狂気の作曲家ヴォルフにインスパイアされて作った優美な作品。 | ||
ケージ:プリペアード・ピアノのための ソナタとインターリュード |
ジャンカルロ・ カルディーニ(P) | |
プリペアード・ピアノによる傑作であり、不確定性以前のケージの代表作であるソナタとインターリュードを、親交のあったイタリア人作曲家、兼ピアニストのカルディーニが録音したアルバム。 | ||
現代イタリアのファゴットのための作品集 ルドヴィコ・エイナウディ:2つの黄昏 ガエタノ・ジアンニ=ルポリーニ:遊び ディミトリ・ニコラウ:ストリート・ミュージック第12番 Op.107 カルロ・ボッカドーロ:秋の葉 ジャンカルロ・カルディーニ:枯れてしまったわたしの花よ マウロ・カステッラーノ:インテルメッツィ アレッサンドロ・ソルビアーティ:山のふもと シルヴァーノ・ブソッティ:ソロ |
パオロ・カルリーニ(Fg) ルドヴィコ・エイナウディ(P) フランチェスコ・ディラーギ (Cemb) 他 | |
チャールズ・アイヴズ:ピアノ・ソナタ第2番 ~「マサチューセッツ州コンコード1840年~60年」(1915) |
ジョルジョ・モロッツィ(P) エドアルド・ロサディーニ(Va) アルカディオ・バラッキ(Fl) | |
録音:1999年11月19日、イタリア。ライヴ。 第1楽章:エマーソン/第2楽章:ホーソーン/第3楽章:オルコット家の人々/第4楽章:ソローという表題を持つ、全曲で60分弱かかる巨作。 ベートーヴェンの「運命」のモチーフがそこここに顔を出し、4楽章ではフルートのオブリガートも付く異色(アイヴズとしては普通だが)の作品。 | ||
フェリーニ&ニーノ・ロータ~映画名曲集 「オーケストラ・リハーサル」/「女の都」/「アマコルド」 「道化師」/「カサノヴァ」/「道」/「甘い生活」/「8 1/2」 「夢の男」/「仮面」 他(全12曲) |
ハルモニアEns. アルケア弦楽o. | |
MEDIANE | ||
エンニオ・モリコーネ~モリコーネ・アワード | ||
映画界最大の祭典、第79回アカデミー賞が2007年2月25日に開催される。450本以上の作品を手掛け、映画界に素晴らしい貢献をしてきた、巨匠エンニオ・モリコーネ。『天国の日々』 (1978)、『ミッション』 (1986)、『アンタッチャブル』 (1987)、『バグジー』(1991)、『マレーナ』(2000)で5度のノミネートをされるも、未だに受賞歴がないのは、驚くべき事実だが、2007年、ついにアカデミー賞オスカー名誉賞、当然の受賞が実現した!!ファン待望、念願の授与を記念して、初のオフィシャル・コレクションCD + BOOK「モリコーネ・アワード:受賞記念盤」が大変なヴォリュームでリリースされる。モリコーネ全フィルモグラフィーを連載した膨大なヴィジュアル・ブックに、ALLオリジナル・サウンドトラックからのノミネート作品、マカロニ・ウエスタン、ヒューマン・ドラマ、ラブ・ロマンス等、感動の名曲をフィーチャーしたスーパー・ベストCDがセットでリリース! オスカー像を手にした瞬間を世界中が祝す、ファン必携のコレクターズアイテム !! | ||
NARU MUSIC 1CD¥3300(税抜¥3000) | ||
なんと無伴奏ウクレレによるJ.S.バッハ! J.S.バッハ: パルティータ第3番 BWV.1006/ 平均率クラヴィア曲集第1巻~前奏曲 BWV.846/ カンタータ第147番~主よ、人の望みの喜びよ/ 無伴奏チェロ組曲第1番 BWV.1007 ~前奏曲、サラバンド、ジーグ/ 無伴奏チェロ組曲第6番 BWV.1012 ~ガヴォットI & II/ 無伴奏チェロ組曲第5番 BWV.1011 ~ガヴォットI & II/ 無伴奏チェロ組曲第4番 BWV.1010 ~ブーレI & II |
ジョン・キング(ウクレレ) | |
実に楽しい、幸せなバッハ。これでフラダンスが踊れるわけではないが、ウクレレで弾かれてもやはりバッハはバッハで、無伴奏ヴァイオリン・パルティータやチェロ組曲のような超絶的な大曲でもなごめてしまう。 | ||
NOCTURNE 1CD¥3960(税抜¥3600)当レーベルの旧譜も含まれます。 | ||
希望への讃歌 | マリー・キーローズ修道女 アンサンブル・ド・ラ・ぺ | |
HMFやVirginからいくつものCDを発売、アラブ風のエキゾチックな魅力に満ちた歌声で、ヨーロッパで絶大な人気を誇るレバノン生まれのマリー・キーローズ(キールーズ)修道女の新録音が登場。 | ||
アントワーヌ・エルヴェ~モーツァルト ケルビーノの夜/アマデウス・ブルース~ラクリモーザ/ スザンナの夜/ケルビーノ・アンダーグラウンド~/ 夜のラウダーテ/ツェルリーナの夜/アヴェ・ヴェルム~/ 悔い改めたダヴィデ~/他(全11曲) |
アントワーヌ・エルヴェ (P、編曲、作曲)指揮 カリーヌ・セラフィン(S) マルクス・シュトックハウゼン(Tp) フランソワ・ムータン、 ミシェル・ベニタ(Cb) アルノ・フランク、ルイ・ムータン、 ジェフ・ブドロ(Perc) ヴェルサイユ室内cho. | |
これは正統派のジャズ。不朽のモーツァルトのメロディーが装いを変えてけだるく流れてゆく。「ケルビーノ・アンダーグラウンド」と題された曲は「フィガロの結婚」からケルビーノの「自分で自分がわからない」をアレンジした素晴らしい聴きもの。「悔い改めたダヴィデ~」も13分に及ぶ合唱を含む大作。モーツァルト・ファンなら聴き逃せないアルバム。 | ||
パトリック・アルテロ ~ジャック・ブレル(1929-1978):作品集 Ouverture / Madeleine / le plat pays / le diable (ca va) les fl amandes / Vesoul / Amsterdam / a jeun / la mort Jaures / dors ma mie / Knokke-le-zoute Tango je t ' aime / lesed sesper es et final |
パトリック・アルテロ(Tp) ジョヴァンニ・ミラバッシ(P) ドミニク・クラヴィチ(G) グイダ・ボクル(ベース) ダニエル・ガルシア・ブリュノ (ドラムス/Perc) ティエリー・ショーヴェ(Perc) with ジャン=ポール・ ミナリ・ベッラ(a-vln) トーマス・サヴィ(Fl) ジュリアン・ハーディ(Fg) ジュリアン・シロル(Tb) ミニーノ・ガライ(Perc) ヴァンサン・アルトー(アレンジ) | |
ピアノのジョヴァンニ・ミラバッシ参加がポイント。このピアノのセンスはやはり、聴き逃せない。ジャケットからは「ジャズ」というよりエレクトロな路線を感じてしまうが、聴いてみると、詩情溢れるトランペット・・・NOCTURNEレーベルでビックス・バイダーベック曲集を出していたあの渋い Patrick 氏の新作だったのだ。この人、変化激しい時代にヨーロッパ人らしいいいトランペットを吹いていた人。 今回はベルギーに生まれ、1950~1960年代にパリで活躍したシャンソン歌手 Jacques Brel の曲を取り上げた一作。コンボ編成の4曲目、5曲目はまさにこれぞヨーロッパのハード・バップといった赴きのコンボ編成によるキラー・チューン! 特に4曲目はいつになくアグレッシブなミラバッシが聴ける注目トラック。曲によりホーンズも入り、リズムや、メロディは多様だが、フランスらしさを持った一枚。 | ||
アントワーヌ・エルヴェ~ ROAD MOVIE DJAKHARTA (*) / ROAD TO NORTHSEA PART 1 / ROAD TO NORTHSEA PART 2 (#) / ROAD TO NORTHSEA PART 3 (+) / RUE DES LOMBARDS (**) / CELTIC VARIATIONS (##) / DEONS TARES(++) / BLUES FOR MARKUS |
アントワーヌ・エルヴェ(P) ミシェル・ポルタル (S-Sax;+、B-Cl;**) ステファヌ・ギヨーム (S-Sax;*/++、 A-Sax;#、Fl;##) マルクス・シュトックハウゼン(Tp) フランソワ・ムイタン(ベース) ダニエル・ シャンポリーニ(Perc) アリ・ホーニグ(ドラムズ) ユベール・ロード(バグパイプ;++) with strings. | |
フランスを代表するJAZZ誌「JAZZ MEN MEN」において最高のCHOCという評価! エルヴェと言えば、澤野商会からリリースされたムタン兄弟とのトリオ作がなんと言っても有名だが、ピアニストとしてだけでなく、コンポーズや、アレンジの才能も抜群。タイトルが示すように、この作品はひとつの映画音楽集のような趣。ベースのラインに導かれて、スピード感たっぷりに疾走するスリリングなオープニング、夢を見るようなロマンティシズム溢れるM-3、小刻みにあおっていくシンバルと鋭く交錯するストリングスが危険な香りを漂わせるM-4と、それは、さながら、一本のロードムービーの世界に迷い込んだよう。 DUO LIVEのお相手でもあるミシェル・ポルタルも参加。エンドロールを見るような静かなラスト、と見せかけ、驚き! のシークレット・トラックまで、ストーリー性に富んだ一作。 | ||
マーシャル・ソラール Newdecaband exposition sans tableau INCOERCIBLE / WESTERN / A FRAIL DANCE / CORTANCYL / EXPOSITION SANS TABLEAU / LAMBLIKE |
マーシャル・ソラール(P) クロード・エギア、 エリック・ル・ラン(Tp) リオネル・スラン(Cor) クラウディア・ソラール(Vo) | |
フランスが誇るベテラン・ピアニスト、マーシャル・ソラール(1927-)のアンサンブル作品。ソラールといえば、観念的で思索的なプレイが真骨頂、こうした“構成 "を重視した作品はお得意中のお得意!。娘であるクラウディアの不思議で怪しいヴォイスも一役二役かって、歌劇的な要素も取り入れたドラマティックな作品。M-3 のDenis Leloup、M-5 の Claude Egea など各人のソロも秀逸。アンサンブルの合間に切り込まれるソリッドなソラールのピアノも相変わらず鋭角的でインパクト大。これでホントにもうすぐ80歳なのだろうか? ラストのピアノの瞬発力には何度聴いてもビックリさせられる。 | ||
La Nuit Transfiguree(浄夜) 1CD¥3960(税抜¥3600)おそらく代理店在庫限りとなります。 | ||
ヴォドラスカ&ロマン ウィサンス/逍遥学派の哲学者第1番/私の時間に/ 夢の中で生きながら彼は歩む/:Not Meet!/ 孤独を好む人たち/片翼を失いし鳥/クォーク/ マリオンB、シャルルT、デニスC、 シャルルG、ミヒャエルG、その他のための/ 逍遥学派の哲学者第2番/垂直/ 厳粛なのであろうかそれとも陰鬱なのであろうか |
クリスティーネ・ ヴォドラスカ(P) イヴ・ロマン(Cb/Vo) | |
演奏家2人のコラボレーションによる本格的な現代音楽。手稿譜、演奏家のポートレイト、豊富な解説等、デジパックに似た豪華な装丁。 | ||
エネスコ: 協奏的即興曲/ヴァイオリン・ソナタ第2番/ ソナタ「トルソ」(遺作)/ ヴァイオリン・ソナタ第3番「ルーマニアの民族風で」 |
クララ・チェルナト(Vn) ティエリ・ユイエ(P) | |
こちらも上記同様、演奏家、作曲家および手稿譜のポートレイト、第3ソナタの詳細楽曲分析付。装丁も同様。 | ||
ディディエ・プティ:逸脱 | ディティエ・プティ(Vc) | |
一人で弾いているのが不審な程、激しい現代音楽。 | ||
O+ MUSIC 1CD¥3520(税抜¥3200) | ||
ヒロイン・ファンタジー~ アルマンド・アルタイ(全14曲) グリーグ:ソルヴェーグの歌 オルフ:「カルミナ・ブラーナ」~運命の女神よ マーラー:「亡き子をしのぶ歌」 ~おまえのお母さんが戸口から入ってくる時 ヘンデル「リナルド」~愛しの花嫁よ パーセル:「アーサー王」~冷たい歌 ペルゴレージ:「スターバト・マーテル」 ~サルヴェ・レジーナ 他、アルマンド・アルタイ作詞作曲の曲 |
アルマンド・アルタイ (歌、作詞作曲) | |
KIMIKO(キミコ)という国籍不明な日本?アジア風のエレクトリック・ポップな曲が終わると突然、グリーグの「ソルヴェーグの歌」が・・・。あとはクラシックの有名曲をフランスで1970年代後半からゲイのアイドルとして活躍してきたアルマンド・アルタイが薄気味悪く歌う。ド下手なカウンターテナーか、女性に性転換した男性かとも思える形容を絶する不気味な声。 | ||
PELERINAGE 活動停止 | ||
PEL-2011 廃盤/入手不能 |
キュイ:ピアノ作品全集 Vol.1~初期作品 | 中村攝(P) |
PEL-2012 発売中止? |
キュイ:ピアノ作品全集 Vol.2 4つの作品Op.22/ ヴァルス・カプリス/2つの小品Op.29/ 2つのポロネーズOp.30/3つのワルツ |
中村攝(P) |
DISQUES PELLEAS当レーベルの旧譜も含まれます。 | ||
PE-0101/02 (2CD) 廃盤 |
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 | スコット・ロス(Cemb) |
PE-0103/04 (2CD) 廃盤 |
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻 | スコット・ロス(Cemb) |
録音:1980年4月。原盤:CBC放送(カナダ) | ||
PE-0109 廃盤 |
ショスタコーヴィチ: チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40 シュニトケ:チェロ・ソナタ(1978) プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119 |
エゴール・ジャシュコフ(Vc) ジャン・ソルニエ(P) |
録音:1998年11月。 1974年モスクワに生まれたジャシュコフは、ペルガメンシコフらに師事した実力派。20世紀のロシアを代表する3人の作曲家のチェロ・ソナタの入魂の演奏を聴かせる。とくにプロコフィエフはすばらしい出来。 | ||
PE-40101/04 (4CD) 廃盤 |
バッハ:平均律クラヴィーア曲集 | スコット・ロス(Cemb) |
録音:1980年4月。原盤:CBC放送(カナダ)。PE-0101/01、0103/04のセット化。 D.スカルラッティのソナタ全集録音など前人未到の偉業を残しながら、早世した20世紀最高のチェンバリストの一人スコット・ロス。その早過ぎる死のため商業録音されなかった作品は多く、その芸術を惜しむ声から発掘された一つがこの放送録音として収録されていた「平均律」。1990年代に第1巻と第2巻で分売発売されたが、このセット化アイテムは実質かなりの値下げ。 | ||
PML 1CD¥2750(税抜¥2500) | ||
喜歌劇「白馬亭にて」 | リュク・バルネ(レオポルト) コレット・リダンジェ(ヨゼーファ) フェルナン・サルドゥ(ビスターニュ)他 フェリクス・ヌヴォローヌ指揮 o.&cho. | |
録音:1954年、モノラル。 エリック・シャレルとハンス・ムラーの台本による2幕のオペレッタのリュシアン・べナールによるフランス語版。ロベルト・シュトルツ他の甘く美しい歌曲が次々と登場し、題名の白馬亭の女主人ヨゼーファと給仕頭レオポルトの恋物語をいやがうえにも盛り上げている。オリジナルはチェコの作曲家べナツキー作曲、台本ブルーメンタールの3幕ものオペレッタと思われるが、こちらは1930年の初演以来ドイツ語圏ではレハールを凌ぐほどの大人気作品。 | ||
POLOARTS(北京普羅之声文化伝播有限公司) 特記以外1CD¥2310(税抜¥2100)ライセンス物など多くのアイテムがあるレーベルですが、国内代理店の案内したアイテムのみの扱いとなります。御了承下さい。 | ||
NMS-10093 国内代理店 取扱い扱い中止 |
愛の挨拶~リー・チャンユン ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 Op.72 No.2 クロル:バンジョーとフィドル エルガー:愛の挨拶 バッツァーニ:妖精のロンド グラズノフ:間奏曲 サラサーテ:サパテアード グルック:メロディ パガニーニ:ネル・コル・ピゥ変奏曲 ガーシュイン/ ハイフェッツ:ご自由に R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタOp.18 |
リー・チャンユン(Vn) ローベルト・ケーニヒ(P) |
輸入元による紹介文をそのまま転載。 「それは2005年7月4日(月)上野、東京文化会館小ホールでのこと。まったく予備知識なく、フランクのソナタが聴けるなら『まっ、いっか』ぐらいの気持ちで出かけた。 お客さんは7割程度。7:00pm, 舞台にヴァイオリニストが登場。聴衆がちょっとひいたのでは?タキシード姿の太った男性、舞台慣れしていないのか、とてつもなくシャイなのか、ぎこちなく客席に挨拶する。顔はとび蹴りを食らった若乃花で、どうみても美形ではなく、アイドル路線からはほど遠い。 1曲目のリストの『コンソレーション』、2曲目のフランクのソナタはそつなくこなす感じ。音はきれいだし、ミスもまったくないのだが、あまりおもしろくない。汗っかきなのかしきりに汗をぬぐい、手でぬぐったあとその手をズボンで拭いたりする。ステージマナーも大事だよとは思うが、むしろほほえましい。 3曲目。バッツィーニの『妖精の踊り』。それまで客席に顔も向けずに譜面台ばかり見て弾いていたのに(暗譜はしていたのだろうが)譜面台を押しやり顔も体も客席に向け、体中で弾き始めた。いや、それはもう音楽の範疇を超えた、上海雑技団の曲芸かオリンピックの体操の世界で、正直言ってこんな演奏はいままで聴いた事がない。唖然とする超絶技巧、特に左手のピチカートの素晴らしさにはあいた口がふさがらない。笑ってしまうほどのすごさ。体を大きく動かし体の向きも変えるので、時々音量が変わってしまうのだが、文句をつける気にもならない。 休憩後は衣装も中国風のリラックスしたものに変えて曲目も技巧的な小品の数々とイザイの無伴奏ソナタ。イザイは技巧と音楽が見事に一致した素晴らしい演奏で、演奏後、チャンユンは何度もガッツポーズを決めていた。アンコール最後はモンティ『チャールダシュ』。この盛り上がりはすさまじく、聴衆も熱狂してスタンディング・オーヴェイション。あの田中真紀子さんも熱い拍手を送っておりました。 このCDには2004年のチャンユンの音楽が収められております。このCDからでも彼のテクニックの片鱗はもちろんうかがえますが、ぜひ舞台の上のチャンユン、パガニーニが乗り移った若乃花の姿にノックアウトされてください。大注目のアーティストです。中国恐るべし!なんとHaenssler レーベルでノリントンと協奏曲の録音予定があるそうです。」 POLOARTSは1994年に設立された北京のレコード会社。中国にクラシック音楽を、世界に中国のアーティスト、音楽を積極的に紹介している。 当アイテムは国内代理店が取扱いを中止しました。入荷予定はございませんので、御了承下さい。 | ||
中国語で歌われるスタンダード・ナンバー ~歌の翼に With The Wings Of The Songs イギリス民謡:ダニーボーイ イングランド民謡(曲目不詳) メンデルスゾーン:歌の翼に アメリカ民謡:エーデルワイス ブラームス:子守唄 バッハ/グノー:アヴェ・マリア アンドルー・ロイド=ウェッバー: 「オペラ座の怪人」 ~ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト カナダ民謡:レッド・リヴァー・ヴァレー フォスター:夢見る人 ハワイ民謡:アロハ・オエ アイルランド民謡:庭の千草 スコットランド民謡:アメイジング・グレイス グルーバー:きよしこの夜 ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 ~第2楽章「家路」 |
朱 以倚 Zhu Yiyi(女性Vo) 郭 兆楠 Guo Zhaonan(少年Vo) | |
その人の音楽的趣味嗜好にかかわらず、誰もが幾度となく耳にしてきたスタンダード・ナンバー。そんな愛着のある馴染み深い楽曲を聴く耳に心地良い中国語で、しかも美しい女性ヴォーカルと可愛らしいボーイ・ソプラノが清廉且つ美麗に歌った作品集。某飲料水メーカー烏龍茶CF ソングとして日本の歌謡曲が中国語で歌われたナンバーが多数オン・エアされ、そんな楽曲のコンピ盤もリリースされているが本作品もそのイメージに近い。落ち込んでいるときやイライラしているときに聴けば心穏やかになり、おやすみ前のひとときに聴けば健やかなる眠りに誘われる・・・。『中国語で歌われる世界的なスタンダード・ナンバー』が、疲弊した現代人を癒すサプリメント・ミュージックの最右翼ジャンルになる日も近いかとも思わせる好タイトル。歌詞日本語対訳ブックレット付属。 | ||
RAPTUS 取扱い終了 | ||
ROCKADDILLO 1CD¥2640(税抜¥2400) | ||
サカリ・クッコ~Virret 明けの明星があらわれるとき/ わたしの救い主を見たとき/日曜日の平安/他 |
サカリ・クッコ(Sax/Fl) サカリ・ミッコネン(P) ウルフ・ クロクフォシュ(ベース) ミカ・カッリオ(ドラムス) | |
録音:2001年、ヤルヴェンバー。 サカリ・クッコはフィンランドで人気のジャズ・サックス奏者。2001年のセッションではフィンランド聖歌集に収められた歌をテーマに選び、カルテットによる即興演奏をしている。 どれもフィンランドの人たちが子供のときから親しんでいる歌ばかりで、「明けの明星があらわれるとき」と「わたしの救い主を見たとき」 はオスモ・ヴァンスカ指揮とラハティ交響楽団のフィンランド賛美歌集(BISCD-1149、BISCD-1349)でも演奏されている。アルヴェーンやオスカル・リンドベリが使ったり編曲したことからも有名になった、 スウェーデンのダーラナ地方の民謡「夏の牧舎の古い賛美歌」のメロディが聞こえてくるのにはびっくり。フィンランドでも賛美歌として歌われているのだろう。 | ||
サカリ・クッコ~ヨウル(クリスマス) ウーノ・クラミ:クリスマスイヴ シベリウス:外が暗くなる 見よ、新しき喜びを(ピエ・カンツィオーネス)/ ボルトニャンスキー:ユビラーテ P.J.ハンニカイネン: クリスマスの鐘/トントゥがいっぱい/他 |
サカリ・クッコ(Sax/P) サカリ・ミッコネン(P) ウルフ・ クロクフォシュ(ベース) ミカ・ カッリオ(ドラムス/P) バドゥ・ンジャイ(G) | |
録音:2003年、ヤンヴェンバー。 最新アルバムのタイトルは「ヨウル」(フィンランド語で「クリスマス」)。シベリウスが住んだ家「アイノラ」のあるヤルヴェンバーで録音された。 アルバムの素材は、フィンランド伝統のキャロルと中世の聖歌集「ピエ・カンツィオーネス」の歌、そしてフィンランドの作曲家たちが書いたクリスマスソング。シベリウスの「外が暗くなる」 (「5つのクリスマスの歌」Op.1の第3曲、)、P.J.ハンニカイネンの「クリスマスの鐘」、 ヘイノ・カスキ、ウーノ・クラミ、アハティ・ソンニネン・・・。「ピエ・カンツィオーネス」の1曲、「見よ、新しき喜びを」はシベリウスが合唱のために編曲して、親しまれている歌。 クリスマス・イヴになると、たくさんのキャンドルに灯がともり、家々からはそんなクリスマス・ソングが聞こえて来る。 サカリ・クッコのサックス(そしてフルート)をフィーチャーしたクインテットのアドリブといっしょに、しっとりとしたムード、ホットな気分のクリスマスをあなたに。 | ||
ROUNDER 1CD¥2640(税抜¥2400)当レーベルの旧譜も含まれます。 | ||
Cherish the Ladies/On Christmas Night | ||
もはや定番となった世界の一風景。ケルトでクリスマスを迎えよう。 女性だけのアンサンブルによる究極のホリデイ・ミュージック。もちろんフィドル、マンドリンの活躍するダンス・ミュージックの魅力満載。 | ||
ブレイヴ・コンボ:ボックス・オブ・ゴースト モーツァルト:トルコ行進曲(ポルカ) サティ:グノシエンヌ 第3番(ディスコ) オッフェンバック:ホフマンの舟歌(サルサ) ポンキエッリ:時の踊り×2 (チャチャチャ&ポルカ、二種の装い) プッチーニ:ムゼッタのアリア 「私が町を歩くと」(ワルツ) ボロディン:韃靼人の踊り(レゲエ) ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(ロック) チャイコフスキー:白鳥の湖(タンゴ) ブラームス: ハンガリー舞曲(タランテラのリズムで) ドヴォルザーク:スラヴ舞曲(レゲエ・ロック) チャイコフスキー: ロメオとジュリエット(サルサ) ショパン:ワルツ ハ短調(ジャズ) ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲(ポルカ) バッハ:G線上のアリア(瞑想曲) ビゼー:ハバネラ(ツイスト) |
ブレイヴ・コンボ [カール・フィンチ (G/アコーディオン) ババ・ヘルナンデス (ベース/チューバ) ジェフリー・バーンズ (Cl/Sax/Fl)他] | |
ブレイヴ・コンボは、ジプシー/ロマ/ポルカのスタイルを基盤とするテキサス出身のバンドで、グラミー賞受賞歴もある実力派グループ。世界各国の伝統音楽に独自のスパイスを効かせて、 いつも楽しませてくれる。このアルバムでは、クラシックのまさに名曲ばかりを取り上げ、刺激に富んだ楽しいサウンドを作り上げている。たまにはこんなクラシックも新鮮でオツなものかも。 | ||
SEELENKLANG (日) 特記以外 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)おそらく、東京フルトヴェングラー研究会の自主レーベル。#2015年1月を持って販売代理店が撤退したため、現時点においては全点入手出来ません。また、当店在庫もございません。 | ||
SEOUL RECORDS 1CD¥2420(税抜¥2200) | ||
韓国伝統楽器と西洋楽器の融和したライリー、他 ~韓国現代音楽アンサンブル「ビヨンド・ザ・パッション」 Kim Dae-son (Korea): Huimn (2003) ステファノ・ベロン(イタリア): One thread (2005) Koo Bonu (Korea): Canti di Bocca Chiusa e Melisma (1998) Park Yong Nan (Korea):クラリネット、 チャングと打楽器のための「変容」(2003) テリー・ライリー:In C (1964) |
韓国現代音楽アンサンブル [イ・ジヨン(カヤグム) キム・ウジェ(G) キム・ウンシク(Perc) キム・ジョンスン(テグム) パク・ジョンミン(Vc) パク・チワン(ピリ) イ・ギュボン(Perc) イ・ヒャンヒ(センファン) イ・ミョンジン(Cl)] | |
本型透明トール・ケース仕様、英語&ハングル表記ブックレット。 韓国現代音楽アンサンブル(CMEK)は、カヤグム、テグム、センファン、ピリ、打楽器といった韓国伝統楽器と、チェロ、クラリネット、ギター、打楽器といった西洋楽器の演奏家が、お互いに異なった伝統を持つ楽器のアンサンブルを通じて今日的な新しい韓国音楽を創造し、また、これを普遍的な言語として世界に知らしめ共有することを目的として1998年に結成。これまで韓国の伝統楽器と西洋の楽器のアンサンブル曲を主に、直感音楽や音楽劇など最もアヴァンギャルドな作品を初演し、海外の現代音楽グループと合同演奏会も開催、好評を博し韓国現代音楽の新しい方向性を提示してきた。また多くの作曲家との共同作業を通して数多くの曲を初演しており、ドイツのユン・イルサン・アンサンブル、アメリカのニュー・ミュージック・ワークス、シティ・ウィンズなど海外の現代音楽団体との共同演奏会など、多くの海外演奏を行ってきた。さらにトンヨン現代音楽祭などの招聘を受け単独公演を実施、特に2001年に行われたトンヨン現代音楽祭での招聘演奏ではドイツのフランクフルト・アルゲマイナー紙の「韓国でどのくらい多くの新しいものがヨーロッパに向かって接近していくのかを、トンヨンでソウルの CMEK が感銘深く見せてくれた。このアンサンブルは、伝統的な楽器を通して新しい音楽の完全にオリジナルな、ほかの世界を生き生きと見せてくれた」という評を受けた。この間の活動により、2003年にはKBS放送局の伝統音楽大賞団体演奏賞を受賞。今後は海外で活動している韓国人の作曲家の作品の演奏を企画しており、持続的な外国人作曲家たちへの委嘱を通じて韓国伝統楽器のすばらしさを知らしめ、外国人作曲家たちに韓国の情緒や精神を理解してもらえるよう活動を続けていく予定であるという。 | ||
SEVEN SEAS | ||
NKCD-3816 廃盤 |
バスティアニーニ・イン・ジャパン~ ザ・ラスト・レコーディングズ |
エットレ・ バスティアニーニ(Br) 岩城宏之指揮 フィルハーモニアo.(*) 三浦洋一(P;+) |
録音:1965年6月28日、杉並公会堂(*)/1965年6月26日、目黒公会堂(+)。 | ||
SONORE 1CD¥2640(税抜¥2400) | ||
ユウコ・ネクサス6: 東京日記(ジュルナル・ド・トーキョー) |
Yuko Nexus6 | |
Yuko Nexus 6:本名・北村祐子。職業:ライター&Mac音楽家。当アルバムは、「阿呆列車」等の作品で知られる内田百閒(機種異存文字のようなので念の為に記すと、門構えの中が月)
のエッセイを日本語とフランス語で朗読し、音楽を付けたもの。 輸入元によれば「笑えます、のけぞります。それになんだかすご~くH」とのこと。 | ||
SPOTLIGHT (フランス) 1CD¥2750(税抜¥2500) | ||
アレクサンドリナ・ペンダチャンスカ ロッシーニ:「エルミオーネ」 モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」 「ドン・ジョヴァンニ」 ドニゼッティ:「アンナ・ボレーナ」 「ロベルト・デヴリュー」 ヴェルディ:「エルナーニ」「トロヴァトーレ」 からのアリア |
アレクサンドリナ・ ペンダチャンスカ(S) エラルド・サルミエリ指揮 ブルガリアso. | |
録音:2004年12月3日-6日、ブルガリア。 アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカは、ブルガリア出身のプリマドンナ。ドニゼッティ、ヴェルディのヒロインで高い評判を取りつつ、近年は古楽の世界にも足を踏み入れ、もうすぐ発売のヤーコプスが指揮した「ドン・ジョヴァンニ」でもエルヴィーラを歌っている。残念ながらまだ来日がないため、日本で知名度は今一つだが、ヨーロッパでは今が旬のソプラノとして大変人気がある。このCDは祖国で録音されたもので、彼女の得意なアリアばかり7曲収録されている。 | ||
STEINWAY JAPAN 1CD¥2640(税抜¥2400)当レーベルの旧譜を含みます。 | ||
エレーナ・クシュネローバ~東京ライヴ D.スカルラッティ: ソナタ ニ短調 K.9(L.413)/ヘ長調 K.518(L.116)/ ホ長調 K.531(L.430) ドビュッシー:ピアノのために ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 バッハ(シロティ編):プレリュード ロ短調 プロコフィエフ:交響曲第1番「古典」~第3楽章/ 「3つのオレンジへの恋」~行進曲 |
エレーナ・クシュネローバ(P) | |
録音:2002年4月11日、すみだトリフォニー小ホール。ライヴ。使用楽器:スタインウェイ D-274。レコード芸術誌2004年4月号、338ページで紹介されていた名門ピアノ・メーカー、STEINWAY & SONSジャパン製作のCD第1弾が登場。 エレーナ・クシュネローバ(エレナ・クシュネロワ)はモスクワ生まれのピアニストで、今はドイツを拠点に活躍している。これまでにCDはARS MUSICIからプロコフィエフ(AM-1215-2)とスクリャービン(AM-1259-2)、BELLA MUSICAからリサイタル盤(BMCD-312173)、ORFEOからバッハ(ORFEO-547011)とムソルグスキー(ORFEO-284021)、REAL SOUNDから彼女自身の編曲によるマーラーの歌曲伴奏(RS-052-0071)などが出ている。そのキリリと引き締まったクリアな音と芯のあるしなやかなタッチには息を飲むほどで、粒立ちの良い音に加え、切れ味鋭い力強さや熱い情熱、そして奥行きのある香気も併せ持っている。あくまで格調高いスカルラッティや、水滴が跳ね踊るようなドビュッシーも良いが、絶品はお得意のプロコフィエフ。特にソナタ第7番の第3楽章ではどんどんテンションが上がるのが聴き物。一方作曲者自身のピアノ版による古典交響曲と「3つのオレンジへの恋」では、あたかも彼女から直接曲の面白さを語られているような気になるほど。さすがピアノ・メーカーが作製したCDだけあって音にはこだわりがあり、マイクにはショップスのCMC52Hを使用、ライヴの臨場感もしっかりと収録されている。 | ||
新居由佳梨~「Melancolie」(メランコリー) プーランク:メランコリー/プレスト エディット・ピアフを讃えて(15の即興曲より)/イタリア奇想曲 ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女/西風の見たもの/喜びの島 ラヴェル:オンディーヌ/亡き王女のためのパヴァーヌ/道化師の朝の歌 リスト:愛の夢第3番/ラ・カンパネッラ |
新居由佳梨(P) | |
スタインウェイ・ジャパンが2002年秋からスタートさせた“Young Virtuoso Series”で、全国各地でコンサートを開催している新居由佳梨が、このたび待望のCDをリリースした。「最初のCDは、私の大好きなフランスの小品を集めて・・・。特にプーランクは、本当に美しい小品が多くて、もっともっと皆様に知っていただきたいん・・・。」とのアーチストの想いから、プーランク、ドビュッシー、ラヴェル、リストが収録されている。Neumannのマイクによる優秀録音でスタインウェイの美しいピアノの音と多彩なニュアンスが存分に楽しめる。 | ||
STOMP MUSIC (韓国) 1CD¥2420(税抜¥2200) | ||
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲2番 ハ短調 Op.18 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23 |
ジュリアス=ジョンウォン・キム(P) ウラディミール・ヴァーレク指揮 北ドイツ放送po. | |
ウィーン在住の韓国人ピアニスト、ジュリアス=ジョンウォン・キムによる2大ピアノ協奏曲の胸のすく快演。ヨーロッパのリサイタルで証明済みの素晴らしいテクニックと天賦の美音で美しいメロディの宝庫である2つの協奏曲を爽やかに弾きあげている。韓流=恨(ハン)=情念の世界という先入観とは無縁の爽快な味わいがそれぞれの作品の魅力を一層引き立てている。 何故かジャケット写真には「EMI」のロゴが含まれている。 | ||
EKLD-0790 廃盤 |
ピアソラ: リベルタンゴ/ブエノスアイレスの冬/ 忘却/ミケランジェロ '70/鮫/天使のミロンガ/ 天使の死/ヴェルダリート/グランド・タンゴ/ 忘却(オーケストラ版)/タンゴ組曲~アンダンテ |
ソン・ユン(Vc) クアトロ・シエントス [会田桃子(Vn) 北村聡 (バンドネオン) 林正樹(P) 西嶋徹(Kb) 鬼怒無月(G)] ソウルpo.団員 |
1974年、ソウル生まれの韓国の天才チェリストと日本のクアトロ・シエントスの共演。 | ||
ブラームス: クラリネット・ソナタ ヘ短調 Op.120-1/ クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op.120-2 ジプシーの歌 Op.103 |
ケ・ルチア・ヘジョン(Cl) カン・サンウ(P) | |
韓国第1のクラリネット奏者、ケ・ヘジョンのブラームス。 | ||
パガニーニ:24の奇想曲 Op.1(全曲) | キム・スヴィン(Vn) | |
2007-8年、内田光子とアメリカツアーを行うキム・スヴィンのパガニーニ。 | ||
ショパン: バラード 全曲 [第1番 ト短調 Op.23/第2番 ヘ長調 Op.38/ 第3番 変イ長調 Op.47/第4番 ヘ短調 Op.52]/ 子守唄/ワルツ 変ト長調 Op.70-1/ タランテラ Op.43/マズルカ ヘ短調 Op.68-4 |
パク・チョン(P) | |
録音:2007年6月、フィレンツェ。 | ||
STUDIO LYRIC | ||
Tuba Buffo J.S.バッハ: テューバとヴァイオリンのための 協奏曲 ニ短調 BWV.1060/ 管弦楽組曲第2番~バディネリ J.E.ガリアルド:ソナタ第5番 ドミトル:ルーマニア舞曲第2番 ブログ:3つの小品 ショスタコーヴィチ:バレエ「明るい小川」~アダージョ ヤコブセン:テューバ・ブッフォ ピアソラ:忘却/夕焼け |
藤田英大(Tu) ロジャー・ボボ指揮 澤田みづえ(P) 竹中のりこ(Vn) | |
なんとも爽快なCDの登場。藤田英大はサイトウ・キネン・オーケストラのテューバ奏者としても有名だがジャンルを問わず、ソロ、オーケストラ、JAZZでも活躍している。伝説のテューバ奏者、ロジャー・ボボの愛弟子で、現在テューバ界の第一人者、オイステイン・ボーズヴィック(BIS)の好敵手にして親友でもある。アンプのヴォリュームを上げ、窓を開け放ち、缶ビール片手に藤田のテューバの豪快にしてユーモラス、ちょっぴり物悲しい響きに浸っていると自然に笑みがこぼれてくる、ストレス解消に最高の1枚。 | ||
SUB ROSA 特記以外1CD¥3080(税抜¥2800)当レーベルの旧譜も含まれます。 | ||
ビル・ラズウェル:ハシシーン+シティ・オブ・ライト | ||
ビル・ラズウェルの名作2タイトルがスペシャル・スリップケース・デュオパック2枚組で限定リリース。インドのベネレスで録音されたインディアン・チルアウトの決定盤の 「CITY OF LIGHT」と11世紀のミステリアスなストーリーをモチーフに豪華ゲストを迎えての声と音楽の大作、「HASHISHEEN」。 | ||
ウィリアム・S.バロウズ: ブレイク・スルー・イン・グリーン・ルーム | ||
マルセル・デュシャン: ザ・クリエイティヴ・アクト | ||
ジェイムス・ジョイス(1882-1941):コンプリート・レコーディングス 「ユリシーズ第7章」「アイオロス神話」「即興」「父から」 「フィネガンズ・ウェイク第1部第8章」「アナ・リヴィア・ブルーラヴェル」他より | ||
録音:1924年、パリ/1929年、ケンブリッジ。 アイルランド生まれの大作家、ジョイスの朗読録音全集が登場。ジョイス・フリーク垂涎! | ||
アンリ・プスール(1929-):「箴言」~8つの習作 イカルスの翼/愛の二重奏/ヴィヴァ・キューバ 要素への旅/鳥類学のゼウスへの讃歌 マサチューセッツ州ハイフォンの空からの眺め 記憶の神ムネモシュネの喪失/ハインリヒへ、ピンポン(卓球)(*) |
電子音(*以外) シュトックハウゼンの 声の電子処理(*) | |
プスールはベリオ。シュトックハウゼン、マデルナとともに活躍してきたベルギーの作曲家。1960年以降、音楽以外の素材への興味と可動的な構造への関心によって、
古典的なセリー理論によって禁止されていたもの全ての再導入、つまり、「打ち捨てられた和声エネルギー」の利用が彼の主眼となり、引用という、彼を特徴づける手法へと至った。
その前提のもと、この作品は周期性と非周期性を合わせ持つシステムによって構築されている。 4CDだが、2枚分の特価。 | ||
スキャナー~サウンド・フォー・スペース | ||
コンピレーション。 | ||
ナム・ジュン・パイク(1932-):作品集(1958-1979) マース・カニンガムのためのプリペアード・ピアノ(1977) ジョン・ケージに(1958/1959)/シンプル(1961) デュエット・パイク/タイクス(1979) ピアノのためのエチュード(1959/1960) |
不明 | |
ジャン=リュク・ファフシャン/Melancholia Si... A garden.(1994-1997)(*) Melancholia...(1994-1998)(+) |
イクトゥス木管五重奏団 ローレンス・コルネス(P) ステファン・キンブルグ(P) 加藤 訓子(Perc) ゲリット・ ヌレンス(Perc) | |
ザッパ好きにおすすめとのこと。 | ||
マルセル・デュシャン: 音楽的誤植~88音の抽出による7つの変奏曲 |
ステファン・ギンズバラ(P) | |
録音:2000年2月。 | ||
レオ・クッパー:電子音楽全集(1961-1974) | ||
ピエール・アンリより前にアヴァンギャルド・エレクトロ・ミュージックを展開していたクッパーの初期作品集。 | ||
モートン・フェルドマン:ラスト・ピーシズ 夫の館(ピアノのための;1986)/ インターミッション6(2台のピアノのための;1953)/ 最後の作品(ピアノのための;1959) |
ステファーヌ・ ジャンスビュルク(P) | |
録音:2001年7月4日、イグルー・スタジオ、ブリュッセル。 ジャンスビュルクは1969年ブリュッセルに生まれ、モンスとリエージュの王立音楽院で学んだ後、バドゥラ=スコダ、エルフェ、ルーエンサールらに師事した人。19世紀末から現代にかけての音楽を専門としている。 | ||
SAULE | ||
アナロジックなエクスペリメンタル/エレクトロ。クサヴィエ・ガルシア・バルドンのソロ・プロジェクトによるファースト・アルバム。 | ||
DJスプーキー~リズム・サイエンス | ||
DJスプーキー、本名はPaul D.Miller。NY在住のアーティスト、ライター、ミュージシャンで「DJ Spooky that Subliminal Kid」として、 坂本龍一、Butch Morris、Kool Keith a.k.a.Doctor Octagon、Pierre Boulez、Killa Priest from Wu-Tang Clan,Steve Reich、Yoko Ono,Thurston Mooreなど多くの有名ミュージシャンと共演している。 そして本作で彼の料理するのは、SUBROSAそのもの。レーベルがリリースしてきた音源をリミックス&再構成する。素材となる音源は、ビル・ラズウェル、チャールズ・ヘイワード、オヴェル、ヴェディック、 マルセル・デュシャン、デヴィッド・シュー、半野善弘、ジョン・ハッセル、デヴィッド・トゥーブ、パティ・スミス、メルツバウ、モートン・フェルドマンなど、SUBRASAのオールスター。 | ||
動静~ジャパニーズ・アヴァンギャルド 高橋創:made in U.S.A. Koji Asano:vs Calla Merzbou(秋田昌美): Lux Automobile - Krokodil Rock Mix Bisk:Smooth-Skinned Woman Haco:Re:Mosquito Illusion Sachiko M.:2808200 Multiphonic Ensemble:Electric Music Box 大友良英:DT-2.01 恩田晃:Fish don't know it's raining 町田良夫:Afterimage Ground Zero:Live 1992 View Masters:Pachinko Mandala 00 三池崇史へのインタビュー 塚本晋也へのインタビュー | ||
日本のアヴァンギャルド・ミュージック・シーンを切り取ったコンピレイション・アルバム。 「SABU」、「中国の鳥人」、「岸和田少年愚連隊~血煙純情篇」等の作品で、「TIME」誌にジョン・ウーらと並んでこれから活躍が期待される監督に選出された三池崇史と、「鉄男」、「鉄男II」、「双生児」、 「バレット・バレエ」等の作品でスコセッシ、タランティーノらに絶賛されている塚本晋也へのインタビューも貴重。 | ||
キム・カスコーネ+スキャナー: ザ・クリスタリン・アドレス | ||
デイヴィッド・リンチのアシスタント・ミュージック・ディレクターとして、「ツイン・ピークス」や「ワイルド・アット・ハート」の音楽を担当したキム・カスコーネとスキャナーによる、 相互のインプロヴィゼイション音楽を規則的に組み合わせて完成させた作品。 | ||
デイヴィッド・トープ:BLACK CHABER | デイヴィッド・トープ ロル・コックヒル テリー・デイ ポール・パウエル | |
吉田兼好「徒然草」にインスパイアされた作品とのこと。 | ||
ウルリヒ・クリーガー~ウォールズ・オヴ・サウンド II ウォールパターンズ=パターンウォールズ フィリップ・グラス:5度の音楽(1969) スティーヴ・ライヒ:振り子の音楽(1968) テリー・ライリー:ドリアン・リーズ(1964) フィリップ・グラス:1+1(1968) スティーヴ・ライヒ:リード・フェイズ(1967) |
ウルリヒ・クリーガー (S-,A-,T-,Br-Sax、 Table、マイクロフォン) | |
アンソロジー・オヴ・ノイズ&エレクトロニック・ミュージック Vol.3 Bernard Parmegiani:Matieres induites from De Natura Sonorum(1975) Hugh le Caine: Short presentation of the 1984 Sackbut/The Sackbut blues(1953)/ Following by A Noisome Pestilence(1958) Keith Fullerton Whitman aka Hrvatski: Stereo music for Serge modular prototype(2003) Ilhan Mimaroglu:The last largo(1989) Michael J.Schumacher:Room pieces: excerpt(2003) Justin Bennett:Ovipool(2003) Scott Gibbons aka Lilith-Stone: recprocal(1992) Fred Szymanski aka Moudular:Flume(2003) Francisco Lopez:untitled #148(2003) Zbigniew Karkowski:Execution of Intelligence(2004) Masami Akita aka Merzbow:Birds and Warhorse(2004) Michel Chipon:Dies lrae from Requiem(1973) Erkki Kurenniemi:Sahkosoittimen #4-#1(1971) Carlsten Nicolai aka Alva:Noto time..dot(3)(2000) Peter Rehberg aka Pita:early work 6(1984) Herbert Eimert + Robert Beyer:Klangstudies II(1952) Gunther Rabl:Eve(1987) Asmus Tietchens:Teilmenge 35C(2004) Michael Rother:Feuerland(1976) Faust:The Faust Tapes #16 + #17(1973) To Rococo Rot:Contacte(2004) CM von Hausswolff + Erik Pauser:Phauss Etemal love #3(1990) Rune Lindgrad:(opus 205) | ||
40ページのブックレット付き。 | ||
ロビン・リンボー&デレク・ジャーマン: ザ・ガーデン・イズ・フル・オヴ・メタル | ||
テクノ・ジャーマンのラスト・コラボレーション。 | ||
ビル・ラスウェル~Final Oscillations | ||
1990年中頃にスタートした「ドラムンベース:オデッセイ・シリーズ」の抜粋+完結盤。 | ||
ART VOICE | ||
木場澄江(S)~世界の歌曲集 ファリャ:ムーア人の布 オブラドルス:君の美しい髪で/可愛らしい花嫁 ヴォルフ:私の髪の影で/祈り/つれない娘 フォーレ:月の光 デュパルク:哀しき歌 ドビュッシー:葉ずえをわたる鐘の音/金魚たち(ピアノ独奏) シューベルト:笑うこと/泣くこと/アヴェ・マリア/糸を紡ぐグレートヒェン 山田耕作:さくらさくら 大中寅二:椰子の実 マーラー:誰がこの歌を作ったの/美しさゆえに私を愛するのなら パーセル:しばし楽の音に/バラよりも香ばしく V・ウィリアムス:氷柱が壁際にできるとき ロッシーニ:誘い/踊り トスティ:夢 | ||
芸大、二期会、ウィーン国立音大を経て現在ミュンヘンで活躍している日本人ソプラノ歌手木場澄江のファースト・アルバム。若さと美しさというのは彼女の大きな武器だが、その清楚で暖かく気品ある歌声は彼女だけに与えられた天性のもの。ミュンヘンのメッセでも絶賛され、ドイツの新聞紙上でずいぶん騒がれたらしい。早くも「第2の鮫島か佐藤しのぶか」、という声も聞かれているが、確かに 無名とは言えかなりの大器と見た。限定数量のプレスなので早めのオーダーを。将来プレミアにならないとも限らない。 | ||
SURA MUSIC 1CD¥2310(税抜¥2100)当レーベルの旧譜も含まれます。 | ||
Tangueando | アルフレッド・レムス(Bass) ベルナルド・バラフ(Sax) フアンホ・エルミダ(P) | |
タンゴとジャズの垣根が低く往来自由なアルゼンチンジャズ界を代表するベテランのベーシスト、サックス・フルート奏者に若手ピアニストのトリオ編成。 国内外を問わず独特のグリッサンド音で高い評価を得ているベテランのダブル・ベース奏者、アルフレッド・レムスは、ブラジルのヴィニシウス・モライス、マリア・ペターニを始め、ガト・バルビエリ、パキート・ダ・リベラ、ランディー・ブレッカー、メルセデス・ソーサ、トニー・ベネットと錚々たる面々の作品で共演してきた実績の持ち主。 一方、80年代からアルゼンチン・ロックのアルバムに多数客演してきたサックス・フルートのベルナルド・バラフは、パーカッションやドラムをプレイする娘や息子と共に詩人ホルヘ・ルイス・ボルヘスへのオマージュを捧げたリーダー作を発表。 ジャズの勉強をじっくりやった後、ミシシッピー・ブルーズ・バンドでB.B.キングやロバート・クレイと共演するという変わった経歴を持つフアンホ・エルミダも若いながら、バンドネオン奏者とデュオ作を発表している。 このような実力十分な3人が一見タンゴのフォーマットとは異なる楽器編成で、ピアソラ「アディオス・ノニーノ」やガルデル=レペラ「エル・ヂア・ケ・メ・キエラス」を他では聴けないようなアレンジでプレイ。ミロンガが美しさを増して妖艶に響く。 | ||
SYNNARA 1CD¥2530(税抜¥2300) | ||
リフレクション ~デイヴィッド・DQ.リー、アリア集 ヘンデル:「リナルド」/「セルセ」 ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」 ビゼー:「カルメン」 サン=サーンス:「サムソンとデリラ」 チャイコフスキー:「オルレアンの少女」 グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」 トーマ:「ミニヨン」 モーツァルト:「フィガロの結婚」 パーセル:「ディドーとエネアス」 マイヤベーア:「ユグノー」 アーレン:「オズの魔法使い」 からのアリア |
デイヴィッド・ DQ.リー(CT) 管弦楽伴奏 | |
カウンターテナー、デイヴィッド・DQ.リーは韓国生まれ。13歳でカナダに移住し、現在はモントリオールに在住しているが、類い稀な美声の持ち主。 この韓国 SYNNARA レーベルのアルバムは、なかなかオモシロイ選曲で、オペラ・アリア集とはいえ、彼の本来の持ち役となりそうなのはヘンデルの2曲だけ。それ以外は大半が女声向けのアリアなのだ。しかもいずれも歌が上手い!「カルメン」のハバネラの中性的な魅力にはゾクゾク来ること間違いなし、さらに官能度の増している「サムソンとデリラ」の“あなたの声に心は開く "では、もはや女声では不可能な怪しさすら発している。さらに「フィガロの結婚」のケルビーノの“恋とは何かご存知のあなた "、「ディドーとエネアス」の嘆きの歌、「ユグノー」のユルバンの華やかなアリアなど、どれも実に高度な歌唱。最後はミュージカル「オズの魔法使い」の“虹の彼方に "をしっとりと歌いあげている。全12曲、たっぷり楽しめること請けあい。 | ||
KCCA-0037 廃盤 |
ドヴォルザーク:ユーモレスク エルガー:愛の挨拶 ボッケリーニ:メヌエット J.S.バッハ: 主よ人の望みの喜びよ/G線上のアリア パッヘルベル:カノン シューマン:トロイメライ ショパン:プレリュード第4番 ホ短調 ヴェルディ:プロヴァンスの海と陸 ハイドン:セレナーデ「皇帝」~第2楽章 グルック:精霊の踊り/おもいでの夏/追憶 他(全18曲) |
クムホ・アジアナSQ |
とても聴きやすいヒーリング、ムード音楽的な弦楽四重奏によるクラシック有名曲集。 | ||
韓国歌曲集 景福宮打令/マウル(心)/ノリャン/ 南村/カムジャ(じゃがいも)/新高山打令/ カゴパ/ポリバ(麦畑)/ペンノレ(舟歌)/ 郷愁/サンジュハムチャン(尚州咸冒 澄んだ水に)/ 故郷の歌/懐かしい金剛山/ヤッリヤッリヤ |
韓国男声cho. | |
録音:2001年5月5日&6日、ソウル国民大学ホール。創作スタッフ:「東京リーダーターフェル」 「カゴパ」の作曲家、金東振が新たに作曲したサッカーワールドカップに向けた私的応援歌「ヤッリヤッリヤ」収録。隣国より届いた哀愁と郷愁あふれる珠玉の民謡歌を。 | ||
Korea Pansori ~ East To West(全13曲) 子供を亡くした兵士/妻を亡くした兵士/ご飯のバラード/ 乞食の歌/ナムウェオンに向かう警官/牢獄のチュンハン/ インダン川への旅/水夫の嘆き/他 |
ジョン・ジョンレル、 イム・ヒョンビン、 ジョン・ユンヘ、 ジャン・ミュンイ、 ナム・サンギル(歌) ハン・ソンジュン、 ソン・ジェウォン(太鼓) クリス・モンロー(Perc) クラッグ・フローリー(Sax) エヴェン・ビューラー(Vib) ダグ・ミラー(Kb) ジョシュ・スチュワート(Tr) | |
おしゃれで豪華な装丁のケースから想像すると、その音楽にのけぞること疑いなし。強烈にえぐい。ただ、聴き込むうち、そのえぐさが妙に懐かしく思われてくる。おしゃれなヨン様に代表される韓流のルーツも実はパンソリの底に流れるこの「恨(ハン)」であり、朝鮮半島を渡って日本では浄瑠璃や演歌になって日本人の血の中に行き続けているのだろう。Jazzとのコラボレーションで聴きやすくはなっているが、パンソリに圧倒されること疑いなし。 | ||
ユン・イサン(尹伊桑): ハープと管弦楽のための序奏(ファンファーレ)と追想(1979) / 大管弦楽のための幻想的舞曲「巫楽(ムアク)」(1978) / 交響詩曲「光州よ、永遠に」(1981) キム・ホンジェ(金洪才)指揮東京so. | ||
ユン・イサンが1995年に亡くなってはや11年。生前は韓国ではあまり評価されなかった人。それどころか1967年、当時のKCIAに西ベルリンからソウルへ拉致されスパイ容疑で終身刑を宣告され、ストラヴィンスキーやシュトックハウゼンをはじめとする音楽家たちの署名運動と西独政府の強い働きかけにより、2年後に釈放され、西独の市民権を得てベルリン音楽大学で教育に力を入れてきた。細川俊夫をはじめ日本人の教え子も沢山いるが、韓国人の教え子はほとんどいない。しかしその韓国でも10周忌を記念して韓国を代表するレーベルからCDが発売された。演奏が東京so.というのも興味深いところ。 | ||
白高山:ヴァイオリン独奏集 無伴奏ヴァイオリン独奏によるアリラン変奏曲/ ヴァイオリン独奏曲集 [故郷への道/朝鮮民謡を主題とした小品/ 歓喜/故郷の村]/ ヴァイオリン協奏曲「掘削工」/ ヴァイオリン協奏曲「溶鉱炉が見える海辺にて」 |
白高山(Vn) 不詳ピアノ伴奏者、 不詳指揮者、不詳o. | |
「韓国戦争の渦中だった1951 年、ロシア・モスクワのチャイコフスキー音楽院で開かれた校内コンサート。黒い髪の毛のある東洋人研究生の聞いたことのない激情的な演奏が終わると、当時、チャイコフスキー音楽院教授だった世界的なバイオリニスト、ダヴィッド・オイストラフ(1908-1974)は、直接彼を教えると進み出た。彼は北朝鮮から特別研究生として招かれたバイオリニスト白高山(1930-1997)。彼の演奏した曲は「アリラン、アリラン、アラリヨ~」で始まる本調アリランを変奏した無伴奏「アリラン変奏曲」だった。 国を失った悲しみが消え去る前に、ふたたび分断と同族戦争で苦しむ民族の悲しみを悽絶なメロディーで表現した同曲は今も、白高山だけがまともに演奏できるという評価のある彼の代表作だ。白高山はオイストラフの弟子としてたゆまず実力を伸ばし、1957年、ロシア・モスクワで開かれた第1回チャイコフスキー国際音楽コンクールで入賞し、1978年にはチャイコフスキー・コンクールのバイオリン部門審査委員に委嘱され、終身審査委員を勤めた。平壌(ピョンヤン)音楽舞踊大学などに在職し、北朝鮮はもちろん、中国、モンゴルなどから来た留学生たちを育てた。本格的な作曲家活動をしたのではないが、白高山は西洋楽器であるバイオリンを利用し、民族的メロディーを盛り込んだ曲を創作し演奏することも楽しんだ。「アリラン変奏曲」のほかに、民謡を土台にした「民謡を主題にした小品」がそれだ。今回のアルバムにはこのほか「故郷への道」「歓喜」「熔鉱炉が見える海辺で」など創作曲が収録され、彼の直筆楽譜写真もブックレットに載せられた。同アルバムは日本新世界レコード社でオープンリールの形態で保有していた北朝鮮の音楽の中で、白高山の演奏音源のみを再整理して作ったものだ。」(東亜日報「2006年6月27日の記事」より) 音の状態はあまりよくないが貴重な録音。ご了承頂きたい。 | ||
THIERRY MAGNIER 1CD¥3080(税抜¥2800)「音楽と絵画の世界に出会う喜びを」子供たちのために、という趣旨で設立されたレーベル。1歳から8歳までが対象となっているが、イラストは本格的なもので、大人の鑑賞にもじゅうぶんたえる仕上がりである。ほぼCDケースのサイズで厚手の丈夫な本型の装丁に、折りたたみ式9ページ相当のイラストとCD1枚という内容。 | ||
ファーストCD1 パーセル:「アーサー王」~抜粋 |
アルフレッド・デラー指揮 デラー・コンソート | |
イラスト:ナタリー・ノヴィ。収録時間:36'00"。 | ||
ファーストCD2 ヴィヴァルディ:ソナタ第12番「ラ・フォリア」 |
キアラ・バンキーニ指揮 アンサンブル415 | |
イラスト:グウェン・ル・ギャク。収録時間:22'53"。 | ||
ファーストCD3 サン=サーンス:「動物の謝肉祭」 |
アンサンブル・ ミュジーク・オブリーク | |
イラスト:エマニュエル・ウダール。収録時間:24'20"。 | ||
ファーストCD4 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲」 |
ジョルジュ・ プリュデルマシェール(P) | |
イラスト:アンヌ=マリ・アッダ。収録時間:21'39"。 | ||
ファーストCD5 マレ:ヴィオラ・ダ・ガンバ組曲 |
フアン・マヌエル・ キンターナ(Gamb) アッティーリオ・ クレモネージ(Cemb) | |
イラスト:アンノ。収録時間:20'09"。 | ||
ファーストCD6 バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 |
ベルリン古楽アカデミー | |
イラスト:アントワーヌ・ギョッペ。収録時間:18'56"。 | ||
WAON RECORDS
ワオン・レコードの公式サイトには使用楽器や録音の使用機材など、さらに詳しい情報が載っております http://www.waonrecords.jp/ 。
当レーベルの旧譜に加え、2008年以降の新譜も一部含まれます。 | ||
ハイレゾリューション・オーディオ・データ・サンプラー Rev.B ・WAONCD-041「オランダバロックの愉悦」より ピエトロ・アントニオ・ロカッテリ:ソナタ ト長調 Op.2-4(全曲) 176.4kHz, 24bit WAVE および ダウンサンプリング版 88.2kHz, 24bit WAVE ・WAONCD-080「バルサンティ:リコーダーソナタ」~ソナタ第4番 ハ短調(全曲) 96kHz, 24bit WAVE ・WAONCD-090「うつろな瞳」~トーマス・トレット氏によるグラウンド 96kHz, 24bit WAVE ・WAONCD-110「バロックな対話」~ヘンリー・ロウズ:キスの対話 96kHz, 24bit WAVE ・WAONCD-120「ベートーヴェン:61鍵の時代」~ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 Op.24「春」第1楽章 96kHz, 24bit WAVE ・WAONCD-150「お気に召すまま」~W。F.バッハ:カプリッチォ ニ短調 192kHz, 24bit WAVE および ダウンサンプリング版 96kHz, 24bit WAVE | ||
サンプラー Rev.A はレーベル直販のみの販売となっている模様。 優秀な録音で評価の高いワオンレコードから、ハイレゾ・オーディオサンプラーの登場。CDのオリジナルマスターデータをそのままDVD-Rに収録したもので、CDフォーマットを遥に凌駕する192kHz, 24bit、176.4kHz, 24bit および、96kHz, 24bit WAVE のハイレゾリューション。曲目も楽器も多様なため、オーディオを心行くまで楽しめる内容となっている。 当盤はパソコンで再生可能な高品位の WAVE ファイルをDVD-Rに収録した「 PC-AUDIO 」用 DVD-ROM ディスクです(「DVDオーディオ」フォーマットではありません)。通常のオーディオ用&映像用プレイヤー(CDプレイヤー、SACDプレイヤー、DVDプレイヤー)では再生できません。再生には、DVD-ROMを読み込み可能なディスク・ドライヴを接続したパソコンと、適切なソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器が必要となります。 | ||
ジャン・バティスト・クルムフォルツ(1742-1790): ハープのための6つのソナタ Op.8 |
摩寿意英子(Hp) 太田里子(Fl) | |
録音:2004年5月。 クルムフォルツはプラハ近郊に生まれ、ハープ奏者としてパリで活躍、その発展に大きく貢献した。彼のハープ曲は今でも人気がある。収録ソナタ集も、聴いているとうっとりと幸福な気分にさせられる。 摩寿意英子は日本のハープ界の大御所で。サンタ・チェチーリア音楽院を最優秀で卒業した腕前はまさに世界のトップレベル。この録音では1770年頃のナデルマン製作のシングルアクションハープを使用、これが大変に高貴で雅な美音で驚かされる。オブリガートのフルートを奏でる太田里子は有田正広にも師事した名手。当然ここでもピリオド・フルートでこれまた絶美。 初回プレス分には定価(\2829(税抜\2572))が付いておりましたが、2006年8月以降のプレス分はオープン価格となっております。 | ||
J.S.バッハ:フルート・ソナタ全集 フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ; ロ短調 BWV.1030/イ長調 BWV.1032/ 変ホ長調 BWV.1031/ト短調 BWV.1020 フルートと通奏低音のためのソナタ; ホ短調 BWV.1034/ホ長調 BWV.1035/ハ長調 BWV.1033 無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV.1013 |
福永吉宏(Fl) 小林道夫(Cemb) | |
録音:2004年10月5-7日。 京都バッハ・ゾリステンを主宰するフルート奏者・指揮者の福永吉宏と、日本のチェンバロ界の大御所、小林道夫の共演。福永は20年にも渡ってバッハのカンタータを演奏しつづけ、バッハの音楽の語法を熟知しているだけに、押しも押されもせぬ正攻法の横綱バッハ。ヘルムート・ハンミッヒ製作の銀管フルートと木管フルートを使い分けている。福永自身の筆による解説も読み応えあり。 | ||
Dream of NIKE~上畑正和:作品集 深い霧の奥へ/六月の舞踏会/黒いマントの男/即興曲スペイン/ 結晶/NIKE/午後のひととき/SIGN/追跡/草原の想い出/LISA |
崎川晶子(Cemb) | |
録音:2005年5月31日-6月2日。 木曜洋画劇場のオープニングテーマをはじめ、CANON/DIGIC DV や、VOLVO/V70、花王/トイレマジックリンスプレー、フジッコ/カスピアなどのコマーシャルの音楽や、NHK 総合「経済羅針盤」テーマ曲などでもおなじみの上畑正和。さらに彼は、かの名作とほまれたかい、洗濯物が大量にかかっている物干し竿を、女性がエイヤっと持ち上げるCM(ファイテン-Phiten-、現在は高橋尚子が出演)の音楽も担当している。 そんな上畑が、崎川のためにチェンバロ曲を書き下ろした。上畑の作品は、親しみやすく、印象深い反面、奏者に超絶技巧を要求する。崎川晶子の卓越した演奏と、曲を引き立たせるように1曲ごとに替えられた調律が忘れられない旋律と響きを生み出す。いつも傍に置いておきたい曲たちの玉手箱のようなCDである。「NIKE」は、写真の八木ヨシオの彫刻「孵化するニケ」にインスピレーションを得て書かれたもので、卵の中のニケ(翼をもつ女神)が、殻をつつく音がチェンバロでかわいらしく再現される。 WAONXA-036は、パソコンで再生可能な高品位の WAVE ファイルをDVDに収録した「 PC-AUDIO 」用(ハイレゾ・オーディオ盤)ディスク、 WAONXA-038は、パソコンで再生可能な高品位の DSD ファイルをDVDに収録した「 DSD-AUDIO [PC-AUDIO] 」用(ハイレゾ・オーディオ盤)ディスクです。共に通常のオーディオ用&映像用プレイヤー(CDプレイヤー、SACDプレイヤー、DVDプレイヤー)では再生できません。再生には、DVD-ROMを読み込み可能なディスク・ドライヴを接続したパソコンと、適切なソフトウェア(DSD-AUDIO盤には、コルグ社 AudioGate 等が必要)、オーディオ・インターフェース機器が必要となります。また、製盤がDVD-Rで成されている可能性があります。一般試聴には WAONCD-030を御求め下さい。 | ||
オランダ・バロックの愉悦~バロック時代のオランダの作曲家たちによる器楽作品集 ワセナール伯ユニコ・ウィルヘルム:ソナタ第1番 ヘ長調/アンドレアス・ハンマーシュミット原曲:イントラーダ 不詳:アメリカ/アイルランドの王子/菩提樹の下で/朽ちた風車/宮廷のサラバンダ ワセナール伯ユニコ・ウィルヘルム:ソナタ第3番 ト短調/ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:緑の菩提樹の下で ヤコブ・ファン・アイク:ダフネが美しい娘だったとき/ヤコブ・ファン・アイク原曲:パヴィアの戦い ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ原曲:武器を取って集まれ/ヤコブ・ファン・アイク:おどけ者 ニコラス・ヴァレット:物乞いのファンタジー/ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ:ソナタ ト長調 Op.2 No.4 ピーター・マイヤー:イギリスのイントレ/不詳:ファンタジア/3つの小さなブランド ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(?):まぬけなサイメン/ワセナール伯ユニコ・ウィルヘルム:ソナタ第2番 ト短調 ルストホッファーズ[本村睦幸(リコーダー) 櫻田亨(リュート/テオルボ/バロックG) 上尾直毅(Cemb/Org/ミュゼット/打楽器] | ||
録音:2005年10月。CDは、同レーベル第4弾だった、旧品番:WAONCD-040を176.4kHzハイサンプリングPCMで再編集し再発売、曲順も変更(上記は旧盤の曲順)。 現在もそうだが、17-18世紀、オランダは海に開かれているという土地柄もあり、ヨーロッパ各地の多様な人種が行き交っていた。そのなかで様々な文化交流がなされ、音楽活動もきわめて盛んであった。そんなオランダで生み出された音楽を集めたこのアルバムからは、バロック器楽の生きた姿が色鮮やかに浮かび上がってくる。 ルストホッファーズの名前は、ファン・アイクの「笛の楽園 [Der Fluyten Lust-hof]」から取ったもので、「楽園の住人たち」の意。花岡和生の一番弟子である本村睦幸、佐藤豊彦の愛弟子の櫻田亨、レオンハルト、ホーホラントらの後継者である上尾直毅、3 人の気鋭の古楽奏者たちによる超一級のアンサンブルに浸れる愉悦の一枚。 WAONXA-048 仕様: High Resolution |Audio Data 2.8224MHz DSDIFF (DSD-AUDIO)。DSD対応のプレーヤーや、コンピュータ・ベースのPC-Audioシステム上で再生可能。 WAONXA-046は WAVE ファイル、WAONXA-048 はDSD(2.8224MHz DSDIFF形式)ファイル をDVD-Rに収録した高品位のハイレゾリューション・オーディオ・データ DVD-ROM ディスクです(「DVDオーディオ」フォーマットではありません)。通常のオーディオ用&映像用プレイヤー(CDプレイヤー、SACDプレイヤー、DVDプレイヤー)では再生できません。再生には、DVD-ROMを読み込み可能なディスク・ドライヴを接続したパソコンと、適切なソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器が必要(WAONXA-048はDSD対応のオーディオ・プレーヤーでも再生可能)となります。 CDプレーヤー等、一般の音楽再生機器をご使用の場合は、CD (WAONCD-041) をお買い求め下さい。 | ||
月の光に魅せられて~名曲集 ドビュッシー:月の光 J.B.カルドン(1760-1803):ソナタ ヘ短調 グリンカ:夜想曲 M.トゥルニエ(1879-1951):妖精=序奏と舞曲 D.スカルラッティ(1685-1757)(摩寿意英子編): K.466 L.118 アンダンテ・モデラート/ K.132 L.457 カンタービレ ドビュッシー:アラベスク第1番 ピエルネ(1863-1937):即興綺想曲 サルツェード(1885-1961):夜の歌 林晶彦(1955-): 光の竪琴/平和を求める祈り(ささやかな祈り) |
摩寿意英子(グランドHp) | |
録音:2003年11月18日-20日、Artcourt Gallery、大阪市。 摩寿意英子は東京生まれ、父はイタリア美術史教授の摩寿意善郎。5歳のとき、画家である母から琴の手ほどきを受けた。東京芸術大学日本画家卒業後、絵筆をハープに持ちかえ、東京藝術大学(ハープ専攻)の大学院を修了しているという異彩ハーピスト。空間に絵を描いていくかのようなその音楽は、聴く者の眼前に様々な情景を思い起こさせるイマジネーションに富んだものとなっており、聴く者をあたたかく包み込む魅力に満ちている。ドビュッシーのピアノのための名曲をハープで演奏しているほか、グリンカの名曲「夜想曲」、スカルラッティのチェンバロのためのソナタをハープに編曲したもの、さらに委嘱の新曲まで収録した意欲的なアルバムとなっている。 なお、このディスクは以前にルーチェ・レコードからLUCE-1010として発売されていたものと同一原盤。「ワオンレコード設立以前、摩寿意さん自身のレーベル"LUCE"のために録音したものです。摩寿意さんが1000枚を完売し、リピートプレスするにあたって、ワオンレコードからリリースすることとなりました。アートコートギャラリーの豊かな響きの中で優しい音で収録しています。そのせいか、ヒーリング素材として購入くださった方がずいぶんいらっしゃるとか。 グランドハープの豊かな低音を充分に拾うためにEarthworksのマイクを使っています。その他は基本的に「クルムフォルツ」を録ったものと同じです。DAWが最も古いタイプで、「クルムフォルツ」の時とはAudio Interfaceが異なります。いろいろと技術的制約がありましたが、初めからCDと同じ44.1kHzで録音してリサンプリングを避けるなど、当時としてはできるだけ高音質をキープできる方法で編集もしています。気持ち良く聴いていただける仕上がりになっていますので、ぜひゆっくりとお楽しみください。」(WAON RECORDS) | ||
櫻田亨・リュート愛奏曲集~やすらぎのガット 7つの響き~「7台の総ガット弦リュートによる名曲集」 フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):ファンタジア40、33(*) ハンス・ノイジドラー(1508-1563):お気に召すまま(*) ラテン舞曲「ヴァシャ・メーザ(パッサメッツォ)と フップフ・アウフ」(*) 作者不詳&フランシス・カティング: グリーンスリーヴズ(1600ca.)(#) ジョン・ダウランド(1562-1626): ラクリメ(涙のパバーヌ)(#)/メランコリー・ガリアード(#) ニコラス・ヴァレット(1585-1650): 菩提樹の下で(+)/デカパン道化師(+) ピエトロ・パオロ・メリイ(17世紀): カプリッチョ「偉大なマティアス」(**)/コレンテ「王妃」(**) エネモン・ゴーティエ(老ゴーティエ)(1575-1651): メッサンジョーに捧げるトンボー(##)/カナリー(##) メッサンジョーの遺言(##) ロベール・ド・ヴィゼ(c.1650-c.1725): リュリ氏の序曲「ヴェルサイユの洞窟」(++)/ パッサカイェ(パッサカリア)(++) J.S.バッハ(1685-1750):プレリュード ハ短調(***) ヴァイス(1686-1750): ファンタジー ハ短調(***)/チャコーナ ト短調(***) |
櫻田亨(リュート) | |
使用楽器:6コース・ルネサンスリュート(*)/8コース・ルネサンスリュート(#)/10コース・ルネサンスリュート(+)/13コース・アーチリュート(**)/11コース・バロックリュート(##)/14コース・テオルボ(++)/14コース・バロックリュート(***)。 「オランダバロックの愉悦」(WAONCD-040/WAONCD-041)で妙なるアンサンブルを繰り広げていたルストフォッファースのメンバーにして日本のリュート界のホープ、櫻田亨のソロ・アルバム。7種類のリュートを、曲の時代やイメージに合わせて巧みに選択し、それぞれの曲でやすらぎと深い瞑想のような世界を繰り広げている。DSD録音による、ガットの振動の最後の余韻から櫻田の息遣いまべてをとらえ尽したクリアにしてあたたかみのある音色も特筆に価する。 櫻田亨は、日本ギター専門学校、オランダのデン・ハーグ王立音楽院を卒業。ギターを(故)高久慶三郎、リュートを佐藤豊彦に師事した。滞欧中は、フランス・ブリュッヘン、トン・コープマンらの指揮によるオペラ等に参加する他オランダをはじめヨーロッパ各地でコンサート、CD録音に活躍。帰国後は、レパートリーに応じて中世・ルネサンス・バロックの各リュート、テオルボ、ビウエラ、バロックギター、19世紀ギターと各種の楽器を使い分け、ソリストおよび通奏低音奏者として活躍している。後進の指導にもあたりながら、日々やすらぎの音色を私達に届けてくれている。 なお、代理店のインフョメーションには「ド短調」「ソ短調」という表記がありますが、上記では正しいと思われる調性へ修正してあります。 | ||
グリーン・リトル・アイランド ・スコットランドのバロック音楽 (盲目のハープ奏者、 ターロック・オキャロラン (1670-1738)の作品他)/ ・20世紀のスコットランドの音楽 (フィル・カンニガムによる作品)/ ・19世紀のアイルランドの音楽 (ジェイムズ・グッドマン採譜の楽譜集より)/ ・アイルランドの伝統音楽 |
守安功 (リコーダー/ホイッスル/ コンサーティーナ) 守安雅子 (アイリッシュ・ハープ/ コンサーティーナ) | |
「大学でバロック音楽の演奏を専攻した僕が、20 代半ばに、アイルランドにて、この国の17,8 世紀の音楽の楽譜集を見つけた時の奇妙な感じは、今も忘れない。アイルランドの伝統音楽の魅惑的な旋律にくらべ、そこにはあまりに不可解で、理解不能な音符が並んでいた。(中略)アイルランドでお年寄りのお百姓さんの音楽家たちと、たくさん付き合う中、それらの楽譜に載っていた曲が、魅力たっぷりに演奏されるショッキングな状況に、何度も遭遇した。彼らのほとんどは、楽譜もまったく読めない人たちだった。17,8 世紀に楽譜に書かれた作品は、この国では、今なお、口承で伝え続けられていたのであった。(中略)アイルランドで毎年数ヶ月を過ごし、(中略)多くの民族音楽や伝統芸能の現場と出会う経験を積んだあと、ある時、手元のアイルランドとスコットランドの17,8 世紀の楽譜を目にして驚いた。それらすべての曲が、突如、命を持った名曲として、よみがえってきたのである。今回のCD は、その喜びと驚きを、皆さんと分かち合うこと、そして、僕がこの20 年ほど深く関わっているアイルランドの伝統音楽の魅力をお伝えすることが目的である。」(守安功 ライナーノーツより) | ||
フランチェスコ・バルサンティ(1690-1772): リコーダー・ソナタ集(ロンドン1724年;全6曲) 〔第1番 ニ短調/第2番 ハ長調/第3番 ト短調 第4番 ハ短調/第5番 ヘ長調/第6番 変ロ長調〕 |
本村睦幸(リコーダー) 平尾雅子 (ヴィオラ・ダ・ガンバ) 櫻田亨(リュート) 上尾直毅(Cemb/Org) | |
バルサンティは、1690年にイタリアのルッカに生まれ、1714年にロンドンにわたり活躍した管楽器奏者・作曲家。18世紀初頭、ロンドンではリコーダーの黄金時代を迎えていた。そのような頃、1724年にバルサンティが最初の曲集として出版したのが6つのリコーダーソナタ集。ロンドンで出版された多くのリコーダー作品の中にあって、このバルサンティのソナタ集は、リコーダー音楽の喜びを感じさせる叙情性と議校正の双方に満ち溢れており、リコーダーソナタの最高傑作に挙げられる。 本村が奏でる音色は澄み切った美しいもの。通奏低音の演奏陣も、レオンハルト、ホーホラントの愛弟子の上尾、「やすらぎのガット(WAONCD-060)」でも魅惑の音色を聴かせた櫻田、そして世界的なガンバ奏者の平尾と完璧な布陣。澄みきったリコーダーと、あたたかみのある通奏低音が、魅惑の世界を紡ぎ上げる。なお、第1番の第1、2、4楽章、第4番では、手ふいごオルガンが用いられており、ほんわかした音色がたのしめるのもポイント。 WAONXA-088 仕様: High Resolution | Audio Data 2.8224MHz DSDIFF (DSD-AUDIO)。DSD対応のプレーヤーや、コンピュータ・ベースのPC-Audioシステム上で再生可能。 WAONXA-086は 96kHz 24bit WAVE ファイル、WAONXA-088 はDSD(2.8224MHz DSDIFF形式)ファイル をDVD-Rに収録した高品位のハイレゾリューション・オーディオ・データ DVD-ROM ディスクです(「DVDオーディオ」フォーマットではありません)。通常のオーディオ用&映像用プレイヤー(CDプレイヤー、SACDプレイヤー、DVDプレイヤー)では再生できません。再生には、DVD-ROMを読み込み可能なディスク・ドライヴを接続したパソコンと、適切なソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器が必要(WAONXA-088はDSD対応のオーディオ・プレーヤーでも再生可能)となります。 CDプレーヤー等、一般の音楽再生機器をご使用の場合は、CD (WAONCD-080) をお買い求め下さい。 | ||
うつろな瞳 作者不詳:グリーンスリーヴス変奏曲 パーセル:ソナタ ト短調 ジョン・ダニエル:うつろな瞳 ジョン・ダウランド:流れよ、わが涙 ヨハン・ショップ:涙のパヴァーヌ エクルズ:スコットランド民謡によるグラウンド マシュー・ロック:組曲第4番 ホ短調 トレット:トレット氏によるグラウンド ジョン・ブル: メランコリー・パヴァーヌとガイヤルド アンヌ・ダニカン・フィリドール: ニ短調(カデンツァ注:案内に曲名無し) 作者不詳:イタリアのグラウンド |
ラファエラ・ ダンクザークミュラー (リコーダー) 西谷尚己(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 大塚直哉 (Cemb/ヴァージナル) | |
バロック時代に大流行した歌曲、ダウランドの「流れよ、わが涙」。この作品は実に多くの作曲家たちによって引用・パロディされた。ここにおさめられているダニエルの「うつろな瞳」も実に丁寧な仕事ぶりが印象的な、パロディ作品。印象的な4度の下降音型が、ホロリと落ちる涙を連想させる。演奏者の3人は、同時期にアムステルダム、デン・ハーグなどオランダの音楽院でソリスト・ディプロマを取得したアーティストによるアンサンブル。素晴らしい音響のアートコートギャラリーでの収録で、あたたかみのあるアンサンブルの空気感、それぞれの楽器の魅力が遺憾なくとらえられている。 WAONXA-096は、ハイレゾ・オーディオデータを収めたパッケージ・メディア。CDの WAONCD-090が、レコード芸術誌で95点の録音評点を得て優秀録音に選ばれたため、そのオリジナルマスターデータを、そのまま『DVD-Rに収録』した。CDフォーマットを遥に凌駕する96kHz, 24bitのハイレゾリューション。PC-AUDIOでお楽しみ頂きたい。 WAONXA-098 仕様:24bit Recording|High Resolution |Audio Data 2.8224MHz DSDIFF (DSD-AUDIO)。DSD対応のプレーヤーや、コンピュータ・ベースのPC-Audioシステム上で再生可能。 WAONXA-096は WAVE ファイル、WAONXA-098 はDSD(2.8224MHz DSDIFF形式)ファイル をDVD-Rに収録した高品位のハイレゾリューション・オーディオ・データ DVD-ROM ディスクです(「DVDオーディオ」フォーマットではありません)。通常のオーディオ用&映像用プレイヤー(CDプレイヤー、SACDプレイヤー、DVDプレイヤー)では再生できません。再生には、DVD-ROMを読み込み可能なディスク・ドライヴを接続したパソコンと、適切なソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器が必要(WAONXA-098はDSD対応のオーディオ・プレーヤーでも再生可能)となります。 CDプレーヤー等、一般の音楽再生機器をご使用の場合は、CD (WAONCD-090) をお買い求め下さい。 | ||
上畑正和:作品集2「光のしずく」 光のしずく/白壁の町/こもれび/かざぐるま/ Galle/春の光/夕暮れに/冬の海/ 組曲「赤い月」/家路/落葉 |
上畑正和(リードOrg) 崎川晶子(Cemb) 橋本薫明(鳳笙) 亀井真知子(ハンドベル) | |
心の奥底の懐かしい想いを呼び起こす音色・・・。上畑正和作品集の第2弾(第1弾:WAONCD-030)。上畑が奏でるリードオルガンのどこか懐かしいほっこりとした音色にのって、ぴちぴちと可愛らしいチェンバロ、あたたかいハンドベル、神秘的な笙・・・すべての音色がからまりあう。一曲一曲、一音一音ごとに「音」がプリズムのように姿を変えていくのを聴いていると、自分の中の新しい耳が開かれるような気分になる。「音」そのものをじっくりと味わいたい1枚。すべての楽器の音色が巧みにとらえられた録音も秀逸。 WAONXA-108 仕様:92kHz 24bit Recording|High Resolution |Audio Data 2.8224MHz DSDIFF (DSD-AUDIO)。DSD対応のプレーヤーや、コンピュータ・ベースのPC-Audioシステム上で再生可能。 WAONXA-106は WAVE ファイル、WAONXA-108 はDSD(2.8224MHz DSDIFF形式)ファイル をDVD-Rに収録した高品位のハイレゾリューション・オーディオ・データ DVD-ROM ディスクです(「DVDオーディオ」フォーマットではありません)。通常のオーディオ用&映像用プレイヤー(CDプレイヤー、SACDプレイヤー、DVDプレイヤー)では再生できません。再生には、DVD-ROMを読み込み可能なディスク・ドライヴを接続したパソコンと、適切なソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器が必要(WAONXA-108はDSD対応のオーディオ・プレーヤーでも再生可能)となります。 CDプレーヤー等、一般の音楽再生機器をご使用の場合は、CD (WAONCD-100) をお買い求め下さい。 | ||
バロックな対話 作者不詳:ああ、別れが苦しみの理由となり ダニエル・パーセル(c.1664-1717): 最愛の人よ 最も美しい人よ ヘンリー・パーセル(1659-1695): トランペットを吹き鳴らせ/ 薔薇よりも甘く/つかの間の音楽 マシュー・ロック(c.1621/3-1677): アルマンド ト短調 パーセル:恋の病から飛び立とうとしても トーマス・オーガスティン・アーン(1710-1778): チェンバロソナタ第3番 ト長調 ヘンリー・ロウズ(1596-1662):キスの対話 ヘンデル:いくつもの矢が私の心を射す ジェミニアーニ:チェロ・ソナタ 変ロ長調 パーセル:ニューグラウンド~ここに神々が示される ジョン・ブロウ: ああ天よ! 私は何を聴いているのだろう? パーセル:運命の時が/私の平穏は永遠に失われ |
ラ・スフェラ・ムジカーレ 広瀬奈緒(S) マジッド・エル・ブシュラ(CT) マリア・ザッカリアドゥ (バロックVc) 林美枝(Cemb) | |
録音:2007年7月4日-6日、ガリバーホール、高島市生涯学習センター・アイリッシュパーク。使用楽器:ロビン・エイチソン 1999年制作 英国製(バロックVc)/1段鍵盤 Ruckers モデル(トラック6)〔春山直岳、2006年制作〕&2段鍵盤 Ruckers モデル〔春山直岳2005年制作〕(以上、チェンバロ)。ラ・スフェラ・ムジカーレは、2003年Royal College of Music古楽コンクール第1位をはじめ、2005年古楽コンクール<山梨>アンサンブル部門トップ、2006年ブルージュ国際古楽コンクール Honorable Mention 受賞など、その音楽性は折り紙付きのアンサンブル。全員でのアンサンブルはもちろん、メンバーそれぞれのソロ、アカペラデュオなど、このアンサンブルの魅力を余さず納めたアルバム。 WAONXA-118 仕様:High Resolution |Audio Data 2.8224MHz DSDIFF (DSD-AUDIO)。DSD対応のプレーヤーや、コンピュータ・ベースのPC-Audioシステム上で再生可能。 WAONXA-116は WAVE ファイル(96kHz 24bit)、WAONXA-108 はDSD(2.8224MHz DSDIFF形式)ファイル をDVD-Rに収録した高品位のハイレゾリューション・オーディオ・データ DVD-ROM ディスクです(「DVDオーディオ」フォーマットではありません)。通常のオーディオ用&映像用プレイヤー(CDプレイヤー、SACDプレイヤー、DVDプレイヤー)では再生できません。再生には、DVD-ROMを読み込み可能なディスク・ドライヴを接続したパソコンと、適切なソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器が必要(WAONXA-108はDSD対応のオーディオ・プレーヤーでも再生可能)となります。 CDプレーヤー等、一般の音楽再生機器をご使用の場合は、CD (WAONCD-110) をお買い求め下さい。 | ||
ベートーヴェン:61鍵の時代 ヴァイオリン・ソナタ 第5番 へ長調 Op.24「春」(1801)/ ピアノ・ソナタ第1番 Op.2-1 ヘ短調(1795)/ ピアノ・ソナタ第18番 Op.31-3(1801/2) |
上尾直毅(Fp) 荒木優子(Vn) | |
録音:2008年9月。CDはレコード芸術誌特選盤。 すでに多くのアンサンブルで、優れた通奏低音、鍵盤奏者として高い評価が定着している上尾直毅の実質的ソロ初アルバム。ウィーン式アクションを備えたフォルテピアノによるベートーヴェン。同様に高い評価を得ているヴァイオリニスト、荒木優子が、名曲「春」で共演。ベートーヴェンが31歳になるまでに書いた20曲のピアノ・ソナタは、音域が5オクターブ(61鍵)のフォルテピアノを駆使して書かれた物。繊細なウィーン式アクションを備えたその楽器は、彼の創作を大いに手助けした。このCD にはその時期の最初と最後にあたる作品が収められている。わずか7、8年の間にベートーヴェンの音楽が大きく変化したこと、彼がフォルテピアノにいかに大きな可能性を見出していたかを感じ取っていただけるだろう。さらに、やはりその5オクターブの時期の最後の名曲、ヴァイオリン・ソナタ「春」も収録した。ヴァイオリンに、OLCなどで活躍している荒木優子を迎えているのも注目。 上尾直毅:東京藝術大学器楽科ピアノ専攻を卒業後、チェンバロを本格的に学び始める。在学時ピアノを辛島輝治氏に、チェンバロを山田貢、鈴木雅明、渡邊順生の各氏に師事。1992年第6回古楽コンクールで「通奏低音賞」を受賞。ヘレヴェッヘ指揮 デン・ハーグ王立音楽院の古楽オーケストラとベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を共演、たまたま客席にいたクルタークに絶賛される。レパートリーは、バロック音楽はいうまでもなく、中世ルネサンスから古典派ロマン派音楽まで、驚嘆すべき広範囲にわたっており、自らの感性と音楽史的観点とを融合させた独自の世界を展開させている。 荒木優子:桐朋女子高等学校音楽科を経て、1996年桐朋学園大学音楽学部ヴァイオリン科卒業。卒業演奏会に出演。1997年、桐朋学園オーケストラと共演。1998年同大学研究科修了。同年文化庁より派遣され、トルコ、イスラエルでのコンサートに出演。ヴァイオリンを辰巳明子氏に、バロックヴァイオリンを若松夏美氏に師事。第45回全日本学生音楽コンクール奨励賞受賞。第10回川崎音楽賞コンクール第3位、第7回日本モーツァルトコンクール各入賞。第7回ザルツブルク国際モーツァルトコンクールディプロマ。 バッハ・コレギウム・ジャパンのコンサート、レコーディングに参加、バロックヴァイオリン奏者としても活発に活動している。現在、桐朋オーケストラ・アカデミー並びに桐朋学園短期大学室内楽講座嘱託演奏員。 WAONXA-106 の代理店アナウンス: 優秀な録音で評価の高いワオンレコードから、ハイレゾ・オーディオの登場。CDのオリジナルマスターデータをそのままDVD-Rに収録したもので、CDフォーマットを遥に凌駕する192kHz, 24bit、176.4kHz, 24bit および、96kHz, 24bit WAVE のハイレゾリューション。曲目も楽器も多様なため、オーディオを心行くまで楽しめる内容となっている。 WAONXA-108 仕様:24bit Recording|High Resolution |Audio Data 2.8224MHz DSDIFF (DSD-AUDIO)。DSD対応のプレーヤーや、コンピュータ・ベースのPC-Audioシステム上で再生可能。 WAONXA-126は WAVE ファイル、WAONXA-128 はDSD(2.8224MHz DSDIFF形式)ファイル をDVD-Rに収録した高品位のハイレゾリューション・オーディオ・データ DVD-ROM ディスクです(「DVDオーディオ」フォーマットではありません)。通常のオーディオ用&映像用プレイヤー(CDプレイヤー、SACDプレイヤー、DVDプレイヤー)では再生できません。再生には、DVD-ROMを読み込み可能なディスク・ドライヴを接続したパソコンと、適切なソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器が必要(WAONXA-128はDSD対応のオーディオ・プレーヤーでも再生可能)となります。 CDプレーヤー等、一般の音楽再生機器をご使用の場合は、CD (WAONCD-120) をお買い求め下さい。 | ||
皇帝のビウエラ、市民のリュート ナルバエス: 「クラロス伯爵」による変奏曲/「ファンタジア」第2巻~[第2番/第6番]/ リシャフォーの「我、無気力に塞ぎ込む」/「ファンタジア」第1巻第2番/ 低音上の対位法/「ファンタジア」第2巻第4番/「牛を見張れ」による変奏曲/ 「ファンタジア」第2巻第3番/「皇帝の歌」(ジョスカン(?)の「千々の悲嘆」) ノイジードラー(1508-1563): ジョスカン(?)の「千々の悲嘆」/オルガン風プレアンベル(プレリュード)/ ホフハイマーの「あなたの意のままに」/ラピチーダの「タンネルナックにて」/ ジョスカンの「さらば恋人よ」/素敵なイタリア舞曲/イサークの「泉流れて」/ イサークの「異教の女」/掻き鳴らし奏法による宮廷舞曲 櫻田亨(ビウエラ/リュート) | ||
録音:2008年10月、2009年11月。 『ビウェラ音楽は、「楽器の収集家で音楽愛好家であったカール5世と共に生まれ、共に消えた」といっても大げさではない。中音域が最も良く鳴り、高音と低音は弱い。対位法の音楽に適している。一方同時代の6コースリュートは細かくて速いパッセージや、舞曲のリズム作りには好都合である。歴史的なガット弦によって演奏されることによって、2つの楽器の違いがはっきりと聴き分けられることもこのCD の目的の1つである。』(商品帯より) 櫻田亨は、日本ギター専門学校でギターを学んだあと、オランダのデン・ハーグ王立音楽院でリュートを佐藤豊彦に師事。ソリストとしてのみならず、通奏低音奏者として、共演者の意図を十分に汲み取って盛り立てる柔軟な音楽性は、多くの演奏家から信頼を集めている。リュートソロCDに、好評発売中の「やすらぎのガット」(WAONCD-060)がある。 | ||
ヤコプ・ファン・エイク:期待に胸躍るフィリス デイヴィジョンフルート第2巻~ [ペープシュ氏のプレリュード/ モーガン氏のシャコンヌ/ ヒルズ氏のディヴィジョン] ギヨーム・ド・マショー:私はその花を愛する アウレリオ・ヴィルジリアーノ: バッターリャによるリチェルカータ ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ: 組曲 Op.35-6 ローラント・モーザー:曼荼羅華 エルネスト・クレーメル: ディヴェルティメント Op.4-3 篠原眞:Fragmente「断片」 ジョヴァンニ・バッサーノ:リチェルカータ第3番 ヨハン・ゼバスティァン・バッハ:パルティータ 作者不詳:トリスタンの嘆き |
本村陸幸(リコーダー) | |
録音:2008年7月。 リコーダーは長い歴史を持つ楽器で、初期の楽器は、13世紀以前にすでに存在していた。このCDでは、14世紀から20世紀までの600年におよぶ、無伴奏リコーダーの広大なレパートリーを巡る旅にお誘いしよう。中世、ルネサンス、初期バロック、後期バロック、モダーンの各種タイプのリコーダー10本を駆使して、千変万化のリコーダーソロ世界がすべて凝縮された必聴の1枚。 | ||
「お気に召すまま」 ジロラモ・フレスコバルディ(1583-1643): 戦いのカプリッチォ フレスコバルディ: フランドルの旋律に基づくカプリッチォ アレッサンドロ・ポリエッティ(?-1683): カッコウのカウリッチェット ポリエッティ:ロッシニョーロのカプリッチォ ディートリヒ・ブクステフーデ(c1637-1707): ラ・カプリッチオーザ(BuxWV 250) ニコラウス・アダム・シュトルンク(1640-1700): 第一旋法のカプリッチォ ゲオルク・ベーム(1661-1733):カプリッチォ ニ長調 ヨハン・ヨゼフ・フックス(1660-1741): カプリッチォ ト長調 W.F.バッハ(1710-1784):カプリッチォ ニ短調 J.S.バッハ(1685-1750):カプリッチォ 最愛の兄の旅立ちに寄せて(BWV.992) |
寺村朋子(Cemb) | |
録音:2009年5月。 「カプリッチォ」と称するからには、楽曲構成であれ、書法や技法であれ、円杉術であれ、何か意表をつく点がみられなければならない。このCDに収めれられた作品は、いかにも気楽そうに感じさせながら、徐々に核心に迫っていく奥深さをもた作品ばかり。8人の作曲家は、いずれも当時は非常に高く評価されており、今日真価が問われてもよい音楽家ばかり。彼らのように優れた音楽家が持つ着想の妙を紹介してくれる1枚。 WAONXA-156、WAONXA-158 は高品位オーディオ・データを収録したハイレゾ・オーディオDVD盤。WAONXA-156は 1トラック 分が1ファイルとなっています。PDF版ライナーノーツが収録されています。レコーディングのAD変換の直後から、お届けするまでの間に1度もDigital-Digital変換していません。もともとのレコーディングが192kHz 24bit PCMで、編集もそのままのフォーマットで行っています。ノーマライズもしていませんので、音量すらレコーディング時のままです。もちろん96kHzまでの機器をご使用の方のために、96kHz 24bitのダウンコンバートデータも収録しております。今回はスイスのHigh-end、Weiss社のSaraconでダウンコンバートしておりますが、ダウンコンバートでも侮れない音質です。 WAONXA-158 仕様:92kHz 24bit Recording|High Resolution |Audio Data 2.8224MHz DSDIFF (DSD-AUDIO)。DSD対応のプレーヤーや、コンピュータ・ベースのPC-Audioシステム上で再生可能。 WAONXA-156は WAVE ファイル、WAONXA-158 はDSD(2.8224MHz DSDIFF形式)ファイル をDVD-Rに収録した高品位のハイレゾリューション・オーディオ・データ DVD-ROM ディスクです(「DVDオーディオ」フォーマットではありません)。通常のオーディオ用&映像用プレイヤー(CDプレイヤー、SACDプレイヤー、DVDプレイヤー)では再生できません。再生には、DVD-ROMを読み込み可能なディスク・ドライヴを接続したパソコンと、適切なソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器が必要(WAONXA-158はDSD対応のオーディオ・プレーヤーでも再生可能)となります。 CDプレーヤー等、一般の音楽再生機器をご使用の場合は、CD (WAONCD-150) をお買い求め下さい。 | ||
ネオ・バロック~融け合う時空 J.S.バッハ: ファンタジーと未完のフーガ ハ短調 BWV.906 (パブロ・エスカンデにより完成) P.エスカンデ:パルティータ1番~ [序曲/間奏曲I/カプリッチョ/間奏曲II/ グラウンド/間奏曲III/ジーグ] モーツァルト、パブロ・エスカンデ*: 組曲 KV.39~[9序曲/アルマンド/クーラント/ サラバンド*、ガヴォット*、ジーグ*] P.エスカンデ:パルティータ2番~ [前奏曲/間奏曲I/ブルレスカ/間奏曲II/ フーガ/間奏曲III/ジーグ] |
三橋桜子(Cemb) | |
録音:2009年9月。使用楽器:フレンチ、タスカン・モデル(堀栄蔵製作; 1992年)。 古楽に精通し、アルゼンチンの香りのする新しい音楽を創出すパブロ・エスカンデと、チェンバリスト三橋桜子の二人が協力して作り上げる新しいチェンバロ作品集。ギリシャ旋法を用い、ネオバロックスタイルでエスカンデが作曲したパルティータ1番(2006)とパルティータ2番(2008)に加え、J.S.バッハの新しい試みを感じさせる ハ短調のファンタジーとフーガの未完フーガをエスカンデがバッハの書法で完成、さらにめったに演奏されることのないモーツァルトの組曲KV.399 の不完全な形式を、エスカンデがモーツァルトの書法に則り、補完。偉大な天才の残した曲の新しい姿とともに、現代に新生した新しいバロックをお楽しみいただけるアルバム。 エスカンデは、1971年アルゼンチン生まれの若手俊英作曲家。ビルスマや舘野泉親子らから委嘱を受けたり、自作で共演したりもしている。2007年アメリカアリエノール作曲コンクールにて名誉賞を受賞。2008年丹波の森国際音楽祭のシンボルアーティストに選ばれている。 三橋桜子は、都立芸術高校ピアノ科を経て、東京芸術大学のチェンバロ科を卒業、ユトレヒト音楽院に留学した。これまでにチェンバロを、鈴木雅明、シーベ・ヘンストラ、ピエール・アンタイ、アリーン・ジルベライシュ、通奏低音を多田逸郎、小島芳子、オルガンを早島万紀子の各氏に師事。1998年ブルージュ国際古楽コンクール、セミファイナリスト受賞。2000年京都・青山音楽賞受賞。2001年山梨古楽コンクール3位入賞(1位なし)。内外でソリストとして、通奏低音奏者として幅広く活躍している。バッハでの蠢く半音階のうねりに呑み込まれそうになる、迫力の演奏。エスカンデ作品での絶妙な「間」を感じさせる演奏。三橋のマルチ奏者としてのセンスが光る。 | ||
バッハとイタリア J.S.バッハ(1685-1750): 前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541/ イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV.989/ オルガン協奏曲 ト長調 BWV.592/ トリオ・ソナタ ハ短調 BWV.526/ 協奏曲 ヘ長調 BWV.978/フーガBWV.579/ トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564 |
吉田愛(Org) | |
録音:2009年4月18日、19日、サン・ジュゼッペ教会(イタリア、ボルツァーノ市)。アンドレア・ゼーニ制作(2006年)a '=440Hz。 生涯ドイツを離れることのなかったバッハだが、海外からドイツを訪れる芸術家との交流や、ヨーロッパ各地で出版、写譜された楽譜を手に入れることにより、同時代の様々な国の作品を研究し、自ら音楽に積極的に取り入れ発展させていった。とりわけバッハが強く感化されたのはイタリアの音楽だった。そのイタリアらしい明るい音楽をバッハは絶妙に作曲・編曲されている。このCDには、バッハがヴァイマール時代に作曲した数多くの鍵盤作品を中心にイタリアに繋がる曲を収録されている。 バッハは様々な作曲家の曲の編曲を残しているが、ただ編曲するのではなく、基の素材を上手く調整し直し、新たな作品を生み出した。例えば、前奏曲とフーガ ト長調のフーガはヴィヴァルディ作曲「調和の霊感」作品3-11/IIIの主題をもとに作曲され、またヨハン・エルンスト公子(1696-1715)作曲の合奏協奏曲をオルガン編曲した協奏曲 ト長調では原曲での合奏とソロの部分の対比を、オルガンの2 段の鍵盤を使い分けることで模倣している。 吉田愛 プロフィール:東京都出身。武蔵野音楽大学器楽科オルガン専攻卒業。新人演奏会後、渡独。2001年ドイツ・リュ―ベック音楽大学を卒業、及び同大学院を最優秀で修了。ディプロマ(学位)及びドイツ国家演奏家資格取得。オルガンを藤枝照久、M.ハーゼルベック、L.ギエルミに、即興演奏をJ.エッスルに、チェンバロと通奏低音をH.J.シュノアに師事。在独中、ラッツェブルク大聖堂をはじめ、北ドイツの国教会でアシスタントオルガニストを務めた。1996年、オランダ・マーストリヒト国際オルガンコンクール第2位。 | ||
J.S.バッハ:トランスクリプション集 ソナタ イ短調 BWV.965(J.A.ラインケン:「ホルトゥス・ムジクス」パルティータ1番からの編曲)/ コンチェルト ニ長調 BWV.972(A.ヴィヴァルディOp.3-9からの編曲)/ フーガ 変ロ長調 BWV.954(J.A.ラインケン:「ホルトゥス・ムジクス」パルティータ2番からの編曲)/ ソナタ短調 ニ短調 BWV.964(ヴァイオリン・ソナタBWV.1003からの編曲) 三和睦子(Cemb) | ||
録音:2008年。使用楽器:アンソニー・サイディー/2005年パリ、アンソニー・サイディー‘フレデリック・バル製作、アンンリ・エムシュ1751年モデル。 パリ在住の気鋭のチェンバロ奏者、三和睦子のデビュー・アルバム。バッハが修行時代から敬愛していたラインケンの室内楽やヴァイマール時代に流行したヴィヴァルディの協奏曲、ケーテン時代の自作の無伴奏ヴァイオリン・ソナタを独奏鍵盤のために編曲したものが収められた興味深い内容。三和の演奏は、独特の間の取り方、独特の溜めなど、随所に魅力が輝いていて、聴く人の心に不思議とフィットする物。涙がこぼれるような装飾音が美しいラインケンの作品、ヴィヴァルディ作品の華やかな和声など、バッハの編曲の妙を三和の変幻自在のセンスのきらめきが浮かび上がらせる。 三和睦子プロフィール:桐朋学園大学ピリオド楽器科チェンバロ専攻卒業。及び同大学研究科修了。相愛大学ピリオド楽器科非常勤講師を経て、兵庫県新進芸術家海外留学助成事業の一期生として、ベルギー・ゲント王立音楽院に留学し、96年最高栄誉賞付ディプロマを得て卒業。同年、オーストリア・スティフトメルク古楽コンクールで特別賞を受賞。1996年よりブリュージュ国際古楽コンクール公式伴奏者。2000年には、第1回シメイ・バロック声楽コンクール公式伴奏者をつとめる。ソリストとして、ブリュージュ・ムジカ・アンティクワ古楽音楽祭、ユトレヒト古楽音楽祭、アムステルダム・バッハフェスティヴァル、フライブルク(スイス)国際音楽祭等に出演。また、室内楽奏者として、イル・フォンダメント(P.ドンブレヒト指揮)、レザグレマン、ベルギー・フランドルオペラ座、ベートーヴェン・アカデミー等と共演する。1999年から2006年まで、ゲント王立音楽院講師をつとめる。チェンバロを故鍋島元子、鈴木雅明、J.ホワイトローの各氏に文化庁芸術家在外研修員として、パリでN.デ・フィゲイレド氏に師事。 | ||
Perles de la musique baroque C.P.E.バッハ:ソナタ ニ短調 Wq.51-4 L.クープラン:組曲 イ短調 ダングルベール:ドゥ・シャンボニエール氏のトンボー J.S.バッハ: フランス組曲第6番 ホ長調 BWV.817/ プレリュード、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998 |
野口詩歩梨(Cemb) | |
録音:2010年6月1日-3日。『私がチェンバロの音色を初めて耳にしたのは、幼いころ自宅にあった「子と母の名曲アルバム」という一枚のLPレコードでした。チェロのカザルスやヴァイオリンのティボーなど、有名な演奏家達の演奏が収められていた中で、ランドフスカ女史がヘンデルの「調子のよい鍛冶屋」をチェンバロで演奏していました。それまで聴いたことのない不思議な音色がすっかり気に入った私は、その曲の始めにレコードの針を戻しては、何度も繰返し聴いていたのを覚えています。その後十数年間ピアノを学んでいた時も、バロック時代のバッハやヘンデルの作品が大好きでした。音楽大学に進んで実際に古楽器の世界を知り、何のためらいもなくチェンバロの道に進みましたが、振り返ると既にピアノを弾いていたよりも長い年月が過ぎようとしています。今回ソロ CD 録音という機会を得て、大バッハの名曲をはじめ、情緒豊かなクープランのプレリュード、衝撃的なエマヌエルのソナタ・・・など、長い間ずっとあたためてきたお気に入りの作品を選び、一枚の CD にぎゅっと詰め込みました。これらの作品は、演奏者として向き合う度に毎回異なったチェンバロとのかかわり方を教えてくれる、私にとって大切な曲ばかりです。5 年後10 年後、色や香りや味わいが、時間の経過とともに変化していくワインに似ているかもしれません。チェンバロという楽器のもつ「しなやかさ」や「力強さ」が、輝きのある音色とともに皆様に届きますように。』(野口詩歩梨) 野口詩歩梨(のぐち・しほり):福井県・敦賀市の生まれ。幼少の頃から母の手ほどきでピアノを弾きはじめる。仁愛女子高等学校音楽科卒業。桐朋学園短期大学進学後にチェンバロを中心としたバロック音楽と出会い、同校ピアノ科を経て翌年東方学園大学ピリオド楽器科へ入学。桐朋学園大学音楽学部子楽器科(チェンバロ専攻)卒業。同大学研究科修了。ピアノを伊原道代、雨田信子、チェンバロを故・鍋島元子、アンサンブルを有田正広、本間正史、中野哲也の各氏に師事。さらにクイケン兄弟、L.U.モルテンセン氏などのレッスンを受ける。これまでにM.ラリュー、F.アーヨ、中野哲也、本間正史など数々の音楽家や室内オーケストラと共演。また " 音の輝きをもとめて " と題したリサイタルシリーズや、アンサンブル“ブラヴォー!バロック " のコンサートは、各方面より高い評価を得る。NHK教育「ふえはうたう」のほか、古楽情報誌「アントレ」制作ビデオに出演。近年は、アンサンブル山手バロッコ主催「山手西洋館シリーズ」へ出演、ソリスト、通奏低音奏者として幅広く活動している。 | ||
甘き喜びのうちに~富山鹿島町教会の礼拝奏楽より「アドヴェントからクリスマス」 礼拝の開始と御言葉に耳を傾けられるようにとの祈り 中世のキャロル:甘き喜びのうちに / J.M.バッハ:甘き喜びのうちに J.C.H.リンク:いとも尊いイエスよ、われらはここにて 待望I J.S.バッハ:いざ来ませ、異邦人の救い主よ コラール:いざ来ませ、異邦人の救い主よ(和声:J.S.バッハ) G.M.トラバーチ:第3旋法による3つの主題によるリチェルカータ 預言 コラール:一輪のバラの花が萌え出で(エサイの根より) J.ブラームス:一輪のバラの花が萌え出で 天使による良い知らせ J.S.バッハ:高き天よりわれは来たれり 天使、羊飼いの讃美 C.ウェスレー:パストラーレ / 松原葉子編曲:「讃美歌21」~278番「暗き闇に星光り」 J.S.バッハ:ほめ讃えられよ、汝イエス・キリストよ 松原葉子編曲:「讃美歌2」~259番「神の御子は今宵しも」 / O.ギボンズ:ヴォランタリー マリアの讃歌、すべてのものらの礼拝と讃美 ブクステフーデ:マニフィカト第9旋法「わが魂は主をあがめ」 松原葉子編曲:「讃美歌21」~255番「生けるものすべて」 / J.S.バッハ:全能なる神に讃美あれ E.クレンケル:いざ歌い、喜べ / B.カー:シチリアの歌に基づく変奏曲より O.アーベル:われは汝の馬槽の前に立ち 待望IIと成就 J.ボワヴァン:第4旋法による容易なプレリュード 松原葉子:久しく待ちにしによる前奏曲 / 「讃美歌21」~231番「久しく待ちにし」 讃美と安らぎ、平和 G.P.チーマ:カンツォン第4番「安らぎ」 / 松原葉子編曲:「讃美歌21」~264番「きよしこの夜」 松原葉子(リードOrg) | ||
録音:2009年9月28日、12月7日、2010年5月6日、6月21日、日本基督教団富山鹿島町教会礼拝堂、富山市。 一人の教会オルガニストが、日々礼拝を営む際に使用するオルガンを用いての、待降節~クリスマスにかけての音楽集。リードオルガンのストレートに心に響く音色、松原の真摯な歌心がすべて捉えられた優秀録音。「きよしこの夜」の、天上から降り注ぐ天使たちの合唱を思わせるような雰囲気は感動的。クリスマスの時期に、こうした音楽を聴いて心静かな時を過ごすのも大変よい物。 松原葉子(Org):1973年、富山生まれ。幼少の頃よりピアノを始める。15歳より教会での礼拝奏楽に携わり、教会音楽の学びを志す。フェリス女学院大学音楽学部楽理学科卒業。オルガンを林佑子、宮本とも子、三浦はつみ、作曲を岡島雅興、松本日之春、土田英介、音楽学を寺本まり子、秋岡陽の各氏に師事。2000年「立教学院創立125周年記念教会音楽作曲コンクール」3位入賞。日本オルガン研究会、日本リードオルガン協会、日本賛美歌学会会員。日本基督教団富山鹿島町教会オルガニスト。 WAONXA-208 仕様:92kHz 24bit Recording|High Resolution |Audio Data 2.8224MHz DSDIFF (DSD-AUDIO)。DSD対応のプレーヤーや、コンピュータ・ベースのPC-Audioシステム上で再生可能。 WAONXA-206は WAVE ファイル、WAONXA-208 はDSD(2.8224MHz DSDIFF形式)ファイル をDVD-Rに収録した高品位のハイレゾリューション・オーディオ・データ DVD-ROM ディスクです(「DVDオーディオ」フォーマットではありません)。通常のオーディオ用&映像用プレイヤー(CDプレイヤー、SACDプレイヤー、DVDプレイヤー)では再生できません。再生には、DVD-ROMを読み込み可能なディスク・ドライヴを接続したパソコンと、適切なソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器が必要(WAONXA-208はDSD対応のオーディオ・プレーヤーでも再生可能)となります。 CDプレーヤー等、一般の音楽再生機器をご使用の場合は、CD (WAONCD-200) をお買い求め下さい。 | ||
ターロック・オキャロラン(1670-1738): 作品全集 第1巻 「魂と肉体の別れ」/他(全33曲) |
守安功 (アイリッシュ・フルート/ ホイッスル) 守安雅子 (アイリッシュ・ハープ) | |
ターロック・オキャロランは、アイルランドを代表する最も重要な作曲家で、盲目のハープ奏者でもあった。アイルランドやケルトの音楽を愛する人たちの間では、とてもよく知られた作曲家だが、実際に演奏されているのは、ごく一部の曲に過ぎなかった。この全作品録音プロジェクトによって、オキャロランの音楽世界の全貌が明らかにされ、オキャロランの作った知られざる名曲の数々が、初めて紹介されることとなる。タイトルの「魂と肉体の別れ」は、死の瞬間を音楽で表したもの。ひそやかで神秘的な雰囲気な作品。 | ||
ターロック・オキャロラン(1670-1738): 作品全集 Vol.2~「妖精の女王」 |
守安功 (アイリッシュFl/ホイッスル) 守安雅子(アイリッシュHp) | |
Vol.1:WAONCD-6010。オキャロラン作品全曲録音プロジェクトの第2弾。守安功&雅子の奏でる愛らしくも生き生きとした音が、オキャロランの生きた時代のアイルランドの土の香りまでも見事に伝えてくれる。 アイルランドを代表するもっとも重要な作曲家で、盲目のハープ奏者でもあったオキャロラン。アイルランドやケルトの音楽を愛する人たちの間では、とてもよく知られた作曲家だが、実際に演奏されるのは二百数十曲のうちの、ごく一部の曲に過ぎない。この全作品録音プロジェクトによって、オキャロランの音楽世界の全貌が明らかにされ、オキャロランの作った知られざる名曲の数々が明かされてゆくこととなる。 | ||
オキャロラン:作品全集 Vol.3 | 守安功(アイリッシュFl) 守安雅子 (アイリッシュHp/バゥロン) | |
録音:2008年1月。 バロック音楽の語法をしっかりと学び、かつアイルランドの大地と風土、そして人々に造詣の深い守安功と雅子によるオキャロラン全集第3弾。 タイトルにもなっている聖体奉挙という作品は、オキャロランの作品中唯一の宗教的題材に基づく曲。オキャロラン自身、敬虔なカトリック教徒で、ミサの中でハープを演奏し歌を歌っていたという記録がいくつも残されているだけに、興味津々。 | ||
プリンセス・ロイヤル~ターロック・オキャロラン(1670-1738):作品全集 Vol.4 Mrs. Maxwell First Air/Dr. John Hart, Bishop of Achonry/Young Catherine/Loftus Jones/ Lay Your Dear Head (Cuir Do Cheann Dileas)/Pleasant Regal Young Lady/Luke Dillon/ Thomas Judge, or Carolan's Frolic/Mrs. Fallon/Fanny Dillon/The Generous Woman/Planxty Burke/ Carolan's Ramble to Cashel/Colonel O'Hara/Mr. O'Connor/Mr. O'Connor (Jig)/ Miss MacDermott, or The Princess Royal/Dermot O'Dowd/Sir Charles Coote/George Brabazon First Air/ George Brabazon Second Air/Mrs. Costello 23/Baptist Johnston/Dolly MacDonough/My Dermot/ O Black Sorrow (Uillagan Dubh O)/Mrs. Farrell/Major Shanly/The Princess Royal/ Carolan's Maggot/Robert Hawkes/Bridget Cruise Fourth Air/The Clergy's Lamentation 守安功(アイリッシュFl/ホイッスル) 守安雅子(アイリッシュHp) | ||
録音:2009年4月。 アイルランドを代表する最も重要な作曲家で、盲目のハープ奏者でもあったオキャロランの全作品を紹介するシリーズ第4巻。アイルランドの名人と言われた農夫から守安氏が直接教えを受けた、残された楽譜とは異なるヴァージョンの演奏も収録。 | ||
WATERLILY ACOUSTICS 1CD¥3300(税抜¥3000)アメリカのレーベル。オーナーがインド系で、もともとワールド・ミュージックを主にしている。録音方法にもこだわっているとのこと。当レーベルは2006年に国内代理店が誕生するとアナウンスされましたが、結局未入荷のまま撤退しました。当店では海外からお取り寄せしておりますが、現地新譜発売はクラシック以外も含め2005年が最後です。 | ||
WLA-WS-66-CD 廃盤 |
サヴァリッシュ&フィラデルフィア リスト:交響詩「前奏曲」 ドヴォルザーク: 序曲「自然の王国で」Op.91/序曲「謝肉祭」Op.92/ 序曲「オテロ」Op.93 |
ヴォルフガング・ サヴァリッシュ指揮 フィラデルフィアo. |
録音:1999年2月3日、アカデミー・オヴ・ミュージック、フィラデルフィア。 | ||
エフゲニー・スヴェトラーノフ:ピアノ協奏曲 ハ短調(1976)(*/#) /前奏曲 イ短調(*) スクリャービン:交響曲第3番「神聖な詩」(#) ウラジーミル・オフチンニコフ(P;*) アレクサンドル・ドミトリエフ指揮サンクトペテルブルク・アカデミーso.(#) | ||
大指揮者スヴェトラーノフのピアノ協奏曲は、ラフマニノフとラヴェル(とフランシス・レイ)を足したような絶美な曲で、前衛的な所は全くない。あの豪快で恰幅の良い巨匠から、かくも繊細でセンチメンタルな音楽が生まれるとはちょっと信じ難いほど。とにかく涙なしには聴けない超オススメ品。かつて作曲者のピアノ、マキシム・ショスタコーヴィチ指揮のレコードがあったが、オフチンニコフの方が明らかにピアノが巧く、ドミトリエフの方が明らかに統率力があるので、曲の良さがさらに際立つ。 | ||
WLA-76 廃盤 |
ユーリ・テミルカーノフ~ マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調 |
ユーリ・テミルカーノフ指揮 サンクトペテルブルクpo. |
録音:2003年9月22日&23日、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー協会大ホール、ライヴ。 | ||
ショスタコーヴィチ: 交響曲第7番「レニングラード」 |
アレクサンドル・ドミトリエフ指揮 サンクトペテルブルク・アカデミーso. | |
録音:2003年9月、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー協会大ホール、ライヴ。 旧 レニングラード市に捧げられた作品。ロシア的でありながらも、洗練された非常に美しい音世界。 | ||
WLA-078 発売中止 |
リスト:管弦楽作品集 | ゾルターン・コチシュ指揮 ハンガリー国立po. |
録音:2006年1月。#当盤はアナウンスこそ成されたものの、未発売に終わったと思われます。 | ||
WIND RECORDS 1CD¥2860(税抜¥2600)当レーベルの旧譜も含まれます。 | ||
オカリナ・イン・ワンダーランド 世の人忘るな(映画「ポカホンタス」主題歌) カラー・オヴ・ザ・ウィンド オカリナ・イン・ワンダーランド 恋しい季節/家路(新世界交響曲から) 森の協奏曲/雨上がりの空/メリーゴーラウンド ブラームスの子守歌/グリーンスリーヴズ 世の人忘るな(カラオケ)/家路(カラオケ) ブラームスの子守歌(カラオケ) |
游学志(オカリナ) | |
カラオケの3曲は運指表付き。 | ||
自然 NATURE~SPAシリーズ 春の歌/早春の太魯閣の山林/朝の歌(林海作曲、編曲、P)/ 蛍の舞/フクロウの夏夢/霧の中の池/スターライト・セレナーデ/ 水雉の夏/田舎に吹く夜風/伏流/秋雨/ひとりの雨/ ウィンター・スパ(林海作曲、編曲、P)/温泉/緑の池 |
様々な演奏家 | |
SPA先進国台湾のベストプロデューサー賞受賞者の力作。「女子十二楽坊~Beautiful Energy~」中の「7拍」を作曲した国際派作曲家、林海が2曲を作曲、編曲、ピアノ演奏。
引流式マッサージと四季の癒しサウンドの不思議な出会い。 SPAの定義: 1)本来は鉱泉、温泉の意味。最近は主に、エステティックと、運動指導、食事療法による肥満解消のための施設をさす。(「現代用語の基礎知識2001」(自由国民社)より) 2)「Space of Peaceful Ambience」(=穏やかな雰囲気の空間)の略語ではないかという説もある。 | ||
火系SPA Fire Element SPA 元素:火 / 元素の特質:温熱、昇騰、情熱的、喜悦的 / 身体の相応部位:心臓、小腸 軽減する症状:喜びの欠乏、憂うつ、過労、過去にとらわれる、不幸 効能:情熱、生命力、人生を前向きに生きる力を与える | ||
現代社会に疲れた方へ。古代中国の自然哲学から生まれた五元素の音楽。東洋医学の医師が監修した『五行能量SPA音楽系』全五巻。万物の根源要素「木」「火」「土」「金」「水」がそれぞれの効能であなたの心と身体を癒する。 五千年の歴史をもつと言われる中国の自然哲学によると、宇宙は五行―すなわち「木」「火」「土」「金」「水」の五元素が互いに影響を与え合い、それによって天地万物が変化し循環することによって成り立っていると言う。これは人の体というひとつの宇宙にもあてはまり、これらの元素を有効に活性化させることで心と身体の調和をはかることができるとのこと。さらにこの五元素、単なる元素でなくて、それぞれの特性をもっており、季節や時間から音楽の旋法までつかさどっていると考えられている(CD解説より)。そうした考え方に基づき、東洋医学の医師・陳素蝉を監修者に迎えて調合され、CDというかたちに収まったのがこのシリーズ。それぞれのタイトルごとに最も適した楽器、旋法を用いてつくられたというこれらの音楽、リラクゼーション効果はさることながら、健康増進、祈願成就(?)まで期待できてしまう、なんともありがたい内容。5巻それぞれに、各元素の音楽にいちばん効果的な、美容と健康のための経絡マッサージの詳細な図解つき。 人の身体の部位では心臓と小腸に相当するという火の元素。火のエネルギーを供給してくれるというこの『火系SPA』は「心(心臓、感情)」に効くとのこと。中国琵琶とギターが加わり、聴くものの心を生き生きとさせ、温かな気持ちにさせてくれる(CD解説より)。 | ||
水系SPA Water Element SPA 元素:水 / 元素の特質:絶え間ない流動、潤っている、自然の導くままに流れる 身体の相応部位:腎臓、膀胱 / 軽減する症状:恐れ、自己不信 効能:自分を流れるままに解放する、どこにいても楽しめる | ||
人の身体の部位の中でも、中国の医学で「水の器官」とも呼ばれる腎臓・膀胱に相当するという水の元素。恐れをとり除き、自信を与えてくれる(CD解説より)。心地よい水音に、中国の古筝と笙、透明感のある女性の声が重なる。 | ||
木系SPA Wood Element SPA 元素:木 / 元素の特質:生育、上昇、解放 / 身体の相応部位:肝臓、胆のう 軽減する症状:怒り、頑固さ、支配欲、無感情 効能:心を平和と喜びへとひらく、自己の内面を解放する | ||
木のエネルギーを供給してくれるというこの『木系SPA』は、生きる力、成長、回復をもたらすそう。中国の横笛(Chinese flute とだけあり、種類は不明)の音が、人間の内なるエネルギーの流れを活性化させてくれる。(CD解説より) | ||
金系SPA Metal Element SPA 元素:金属 / 元素の特質:浄化、抑制、生命維持 / 身体の相応部位:肺、大腸 軽減する症状:悲しみ、落ち込み、感情の抑制、頭の固さ 効能:生命力をゆきわたらせる、精神安定、自己を受け入れる | ||
地球を純化し新鮮さを保つ、浄化と抑制の元素「金」は、人間の身体の器官では肺と大腸に相当し、呼吸と生命維持という重要なはたらきを担っている。主要な楽器として長笛が加わったこの『金系SPA』は、新しい生命の世界へと導いてくれる。(CD解説より) | ||
土系SPA Earth Element SPA 元素:土 / 元素の特質:安定、中心、平衡、平穏 / 身体の相応部位:脾臓、胃 軽減する症状:空想にふける、新しいことを恐れる、不安定 効能:安定のための支持、バランス感覚を得る | ||
5つの元素の中心に位置する「土」は、人間の器官では、中国の医学で「誕生の起源」「生命の基盤」とされる脾臓と胃に相当するとのこと。チェロの深い響きが心の安定を与えてくれる。(CD解説より) | ||
WORLD VILLAGE 1CD¥3080(税抜¥2800) | ||
ホールド・ミー・トゥ・ディス~ クリストファー・オライリー・プレイズ・レディオヘッド There There/ (Nice Dream)/ No Suprises/ Polyethylene Part II/ How I Made My Millions/ Like Spinning Plates/ Sail To The Moon/ The Tourist/ Cuttooth/ 2+2=5/ Talk Show Host/ Gagging Order/ Paranoid Android/ Street Spirit (Fade Out) |
クリストファー・オライリー(P) | |
2003年にリリースされたクリストファー・オライリーのレディオヘッドの作品をピアノのみで再現したアルバムは、いい意味で期待を裏切られたというか、結果として内外を問わず高い評価を得たことは、まだ記憶に新しいのでは。そして何と彼がプレイしたのは、またもやレディオヘッド。2作目となる今作はレディオヘッドの最新作「Hail to the Thief」などのアルバムから14曲をセレクト。いい意味で「陰」を持ちつつ、物思いにふけるような美しい曲の数々は、ほんと胸にグッと来、しかもなぜか耳に心地良い。レディオヘッドの複雑なテキストを、再構築という一言ではかたずけられない見事なセンスで弾きこなすあたり、あらためて彼の凄い洞察力に脱帽。ロック、ニューエイジ、クラシックといった垣根を越え、もっと単純に彼の奏でる素晴らしい「音」に耳を傾けてみてはいかがだろうか。 | ||
XXI-21 1CD¥2860(税抜¥2600)当レーベルの旧譜も含みます。 | ||
グレゴリアン・チャント "ビートルズ" CANTUS Ⅰ エッケ・ホモ(この人を見よ) ゼアズ・ア・プレイス/ひとりぼっちのあいつ/ ストロベリー・フィールズ・フォーエバー CANTUS II インテリゲンティ・パウカ (わかっている人にはひと言で通じる) トゥモロー・ネバー・ノウズ/ ウィズイン・ユー、ウィズアウト・ユー/ジ・インナー・ライト CANTUS III シト・ティビ・テッラ・レウィス (汝の上の土の軽からんことを) ブラック・バード/マザー・ネイチャーズ・サン/ビコーズ CANTUS IV オムニア・ビンチト・アモール(愛は全てに勝つ) ザ・ワード/愛こそはすべて/レット・イット・ビー~ジ・エンド |
マルタン・ダジュネ指揮 スコラ・ムジカ・コール | |
「リヴァプール近郊の僧院で、その秘密の文書は発見された!そこには12世紀に生きていたジョン神父、ポール神父、ジョージ修道士の驚くべき行状が記されていた」という「ダ・ヴィンチ・コード」ばりのコンセプトで作られたアルバム。いまや立派な古典であるビートルズの作品をグレゴリオ聖歌のスタイルで歌っている。原曲ととてもよくなじんだ編曲なので、秘密文書(=ライナーノート)の信憑性はいやますばかり?ジョン神父はイチゴ畑で「秘密の草」を栽培していて、他のメンバーと一緒にその煙を楽しんでいた?…話題になること間違いなし。 | ||
スティーヴ・ハケット~ギターレ・クラシック [夜のざまざまな側面] 水平線-黒い光/バッカス/二調の協奏曲(ヴィヴァルディ)/ シネマ・パラダイス [スケッチ・オブ・サティ] ジムノペディ第1番/同第2番/同第3番/ グノシェンヌ第1番/同第2番/同第3番 [真夏の夜の夢] テセウスの宮殿/蝋の像/舗装された泉のそばで/ティタニア/ どうぞくつろいで/オベロン/この木の中に |
スティーヴ・ハケット(G) ジョン・ハケット(Fl) ジュリアン・コルベック (キーボード) RPO | |
あのジェネシスのギタリストとして活躍したスティーヴ・ハケットが贈る極上の環境音楽コレクション。「夜のさまざまな側面」ではキーボード、「スケッチ・オブ・サティ」では弟ジョンのフルート、そして「真夏の夜の夢」ではロイヤル・フィルと共演。クラシック・ギターをも得意としているスティーヴだけにオリジナルも編曲も格調高く、その響きに包まれる気持ちのよさは格別。 | ||
マリオ・デル・モナコ~世界のラヴ・ソング集 「沈黙の王子」~セレナード 禁じられた歌/愛の言葉を、マリウ 君を愛す、深く深く/トゥナイト つれない心/ビー・マイ・ラヴ/ 女は恋してキスするために生まれた カラ・ミア/ロリータ |
マリオ・デル・モナコ(T) マントヴァーニo. | |
録音:1962年~1963年。原盤:DECCA。元題「The World's Greatest Love Songs」。 | ||
メータの1963年ライヴ、ラ・ヴァルス&巨人 パピノ=クチュール:協奏的小品第5番(*) ラヴェル:ラ・ヴァルス(+) マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」(+) |
ズービン・メータ指揮(+) ウィルフリード・ペルティエ指揮(*) モントリオールso. | |
録音:1963年9月21日、モントリオール、プラス・デザール大ホール、ライヴ。 ホールの柿落とし公演ライヴ。このメインの指揮者が、この年モントリオール交響楽団の音楽監督に就任したばかり、25歳のズービン・メータ、メータはロサンジェルス・フィルの音楽監督に就任してメキメキと頭角を現したことで知られているが、モントリオール交響楽団の音楽監督も1967年まで兼任していた。 このライヴで聴ける「ラ・ヴァルス」と「巨人」は、若く才能のある指揮者だけが生み出せる瑞々しさと、これから大成して行くことが予感される勢いがあり、とても興味深い。ウィルフリード・ペルティエはモントリオール交響楽団の創設者の一人。 CD1枚が2枚組用ジュエルケースに入り、演奏会冊子の縮小復刻版の特典付き。テープがよれている所があるが、鑑賞にさしつかえないとのこと。 | ||
エルヴィス・コステロ:ザ・ジュリエット・レター [デリバー・アス/フォー・アザー・アイズ/ アイ・オールモスト・ハヴ・ア・ウィークネス/ ザ・バーズ・ウィル・スティル・シンギング/他(全20曲)] |
ケリー=アネ・カッツ(歌) アビッシーSQ | |
パンク・ロックのヒーロー、今ではジャンルの枠を軽々と超えて活躍しているコステロの名作にカナダの多才な女性ヴォーカルをフィーチャーした注目盤。シェイクスピアの偉大な悲劇のヒロイン、ジュリエット宛に現在も世界から多くの手紙がとどいているというニュースから着想されたヴォーカル・ソロと弦楽四重奏のための作品で、コステロとブロドスキー四重奏団のメンバーによって共同制作されたもの。ここではカナダの気鋭のアーティストたちが作品の抒情味をさわやかに引き出している。 |
レーベル名不明 DVD | ||
クリスマスをモルモン・タバナクル合唱団と共に~ スペシャル・ゲスト:シセル Bring A Torch, Jeanette Isabella(フランスのキャロル)/ Wexford Carol(アイルランドのキャロル)/ Sunny Bank(古いヴァージニア・キャロル)/ メンデルスゾーン: Hark! The Herald Angels Sing / ホルスト: In The Bleak Midwinter /民謡: In dulci jubilo/ ノルウェー民謡:Mitt hjerte alltid vanker /Noe! Noe!(フランスのキャロル)/ レーガー: Marla Wiegenlied (マックス・レーガー) アラン・シルヴェストリ/グレン・バラード: Spirit of the Season ベニー・アンダーソン: Like an Angel Passing through My Room Bells of Christmas Medley フロード・アルナウス?:Vitas Lux (Light of Life) エリック・ウィテカー(1970-):Lux aurumque Silent Night Angels,from the Realms of Glory(フランスのキャロル) | ||
インターネット限定販売とのことで「ご注文枚数を確保出来ない場合はご容赦下さい」と代理店。なお、レーベル名や正式な品番(上記はバーコード)、以上以外の詳細は現時点では不明です(カルロス・クライバーのリハーサルDVD-Rとは異なるレーベルです)。 | ||
AMADO DVD | ||
アンドレ・リュウ&ヨハン・シュトラウスo.~ライヴ・イン・コンサート Voice of Sprink / Vienna Blood / Seventh Heaven of Love / Hava Nagila / Tea For Two / The Skater's Waltz / Funiculi Funicula / Bun's Choir / Salome Sabredance / The Blue Danube / Radetzky Marsch / Strauss &Co / The Second Waltz / Glenn Miller Melody / The Andre Sisters / Sirtaki (Zorba's Dance) / Stars And Stripes / Auld Lang Syne / Brasil Symphony / La Vie est Belle / Dein ist mein ganzes / Donauliebe / Ramona / Heia in den Bergen / Amazing Grace / Auld Lang SYNE / Die Juliska aus Budapest / La est Belle / Lara's Theme / Poliusjko Polie / Kalinka / Bolero / Royal Dreams The Best of Live in Concert | ||
ボーナス・トラックとしてロイヤル・アルバート・ホールとベルリンでのコンサートのコンピレーション集を収録。 | ||
CHRISTOPHER NUPEN FILMS DVD
デュ・プレやアシュケナージ、キーシンをはじめ多くの音楽ドキュメンタリーを制作してきたヌーペンの作品 | ||
ジャクリーヌ・デュ・プレ(Vc)~類いまれなる不滅の才能を讃えて | ||
字幕:独/仏/西/伊/フィンランド語。NTSC/Region:0。 クリストファー・ヌーペン監督が制作したドキュメンタリー・フィルム。'Who wasJacqueline du Pre?と'Remembering Jacqueline du Pre'(こちらは既にEMIよりリリースあり)の2つの部分、12分間の' Brahms interlude 'などファンならずとも興味ある内容が詰まっている。注目は1980年に収録されたインタヴュー。すでに病魔に侵されていた彼女の寂しげな表情、そして音楽への愛がひしひしと伝わる言葉の数々。涙と感動の15分間。 | ||
UNIVERSAL DVD 特記以外1枚¥3960(税抜¥3600) | ||
ANDRE RIEU ON HOLIDAY DVD ~ Christmas with André Rieu O Daughter Of Zion / From Heaven High I Come To You / Tomorrow's The Day Children / Gloria In Excelsis Deo / Come Little Children / It Was Born The Heavenly Child / O Tannenbaum (O Christmas Tree) / The Little Drummer Boy / Lullaby / Jingle Bells / Ave Maria / Christmas Rose / Winter (Largo from The Four Seasons) / Every Year A New / Oh, How Joyfully / Never Have The Bells Sung more Sweetly / O Sweet Child Jesus / Let Us be Happy and Jolly / White Christmas / Sleigh Ride / Evening Prayer (From Hansel &Gretel) / Softly Falls The Snow / Ring Out Little Bell / O Come All Ye Faithful / The Holy City / Petersburg Sleigh Ride / Silent Night 「New Years Eve Punch」 / Leichte Kavallerie / Lagunenwalzer / Im Salon zur blauen Pagode / Bahn frei / The Rose / Victory (BOND) / Tea for two / Adieu mein kleiner Gardeoffizier / Heia in den Bergen / Salome / Meine Lippen sie küssen so heiß / Radetzky Marsch / Strauss &Co / Kinderpotpourri / Circus Renz / Volare (Russell Watson) / Funiculi Funicula (Russell Watson) / Amazing Grace / Klarinettenmuckl / Fuchs und Rabe (Otto) / Dänen lügen nicht (Otto) / Strauss Party / Marina | ||
アンドレ・リュウのクリスマス&ニュー・イヤー・スペシャル。Disc 1には、きよしこの夜、もみの木などおなじみのクリスマス・ソング27曲を収録。Disc 2は、2003年12月ドイツ、ハノーヴァーでのライヴ・ステージを収録。ゲストに4人の美女からなるストリング・クァルテット、Bond、抜群の歌唱力でポップス・ナンバーからオペラ・アリアまで、自在に歌い上げるスーパー・ヴォーカリスト、ラッセル・ワトソン が登場。新年を迎えるにふさわしいゴージャスなステージ。 | ||
DG | ||
ベッリーニ:歌劇「清教徒」 | アンナ・ネトレプコ (S;エルヴィーラ) エドゥアルド・バルデス (T;ブルーノ) マリア・ジフチャク (Ms;エンリケッタ) フランコ・ヴァッサッロ (Br;リッカルド) ジョン・レリア (Br;ジョルジョ) エリック・カトラー (T;アルトゥーロ) ヴァレリアン・ ルミンスキ (B;バルトン) メトロポリタン歌劇場o. パトリック・サマーズ指揮 | |
収録:2006年12月、メトロポリタン歌劇場。NTSC方式、5.1サラウンド、DTS。 ヒロインのエルヴィーラ役にネトレプコが起用されたことでおおいに話題となった歌劇「清教徒」のメトロポリタン歌劇場公演が、早くもDVD化。本プロダクションは、2006年12月27日に同歌劇場で初日を飾ったもので、翌2007年2月15日までの期間に8回の公演が持たれたもの。演出はサンドロ・セキで、この「清教徒」を、1997年のMETで、スヴェンソンとニール、ハンプソンが出演した際に制作している。 英国を舞台に描かれた歌劇「清教徒」は、ピューリタンのエルヴィーラと王党派のアルトゥーロとの波乱に満ちた恋の物語であり、ヒロインの役どころがきわめて重要な作品。それゆえに注目すべきはやはりネトレプコ。特にクライマックスとなる第3幕の「狂乱の場」は、歌唱・演技共に定評のある彼女ゆえに最大の見せ場となっている。 なお、本公演は現地では、アルトゥーロをエリック・カトラーとグレゴリー・クンデで分けあったダブル・キャストだったが、DVDにはカトラーの日が収録されている。指揮を務めているのは2006年のメトロポリタン歌劇場来日公演にも同行し、「椿姫」を指揮したパトリック・サマーズ。現在ヒューストン・オペラの音楽監督の任にある。 | ||
DECCA | ||
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」 | レオ・ヌッチ (ナブッコ) マリア・グレギーナ (アビガイッレ) ニーノ・スルグラーゼ (フェネーナ) ファビオ・サルトーリ (イズマエーレ) カルロ・コロンバーナ (ザッカリア) ヴェローナ・アリーナo.&cho. ダニエル・オーレン指揮 | |
収録:2007年、アレーナ・ディ・ヴェローナ(ヴェローナ野外劇場)、イタリア。NTSC方式、DTS5.1サラウンド。16:9のワイド・スクリーン対応。 「ナブッコ」は、バビロニアとイェルサレムが敵対する中、バビロニアの王ナブッコとその2人の娘、イェルサレム側の青年イズマエーレらによって繰り広げられる愛と権力をめぐる物語で、ヴェルディ3作目のオペラ。この作品の成功によってヴェルディは一躍時の人となったこともよく知られている。 当DVDは、2007年夏に開催されたヴェローナの野外劇場公演を収録したもの。夏のヴェローナの名物音楽祭だけあって、キャストも豪華に揃えられている。何と言っても当代随一のヴェルディ歌手レオ・ヌッチがタイトル・ロールを務めているのは聴きもの。さらにアビガイッレにはマリア・グレギーナがフィーチュアされている。グレギーナはDGからリリースされているレヴァイン/メトロポリタン歌劇場のDVDでも同役を歌っていた。フェネーナ役は、グルジア出身のニーノ・スルグラーゼ。歌唱のみならず、美貌でも知られる期待の若手。 演出はフランス系イタリア人のドニ・クリエフ。この新プロダクションでは、クリエフは演出のみならず、照明や衣裳も担当しているのでその点も併せて要注目。 |