映画「アレグロ」〜オリジナル・モーション・ピクチャー・サウンドトラック J.S.バッハ: チェンバロ協奏曲[第5番 ヘ短調BWV.1056〜第2楽章/第1番 ニ短調BWV.1052〜第1楽章]/ [第3番 ニ長調BWV.1054〜第2楽章]/ 協奏曲第3番 ニ短調BWV.974〜第2楽章/ゴルトベルク変奏曲BWV988〜アリア/ 平均律クラヴィーア曲集第1巻より [前奏曲第1番 ハ長調BWV.846/前奏曲第2番 ハ短調BWV.847/前奏曲第3番 嬰ハ長調BWV.848/ フーガ第8番 変ホ短調BWV.853/前奏曲第20番 イ短調BWV.865]/ インヴェンション[第1番 ハ長調BWV.772/第6番 ホ長調BWV.777/ 第8番 ヘ長調BWV.779/第5番 変ホ長調BWV.776] シプリアン・カツァリス(P) セバスティアン・テヴィンケル指揮南西ドイツ・プフォルツハイム室内o. | ||
録音:2005年3月/2000年1月。 カツァリスのバッハ第3弾は、「恋に落ちる確率」や「ジェリーフィッシュ」で知られるデンマークの映画監督クリストファー・ボーの監督作品、映画「アレグロ」のサウンドトラック。記憶喪失のピアニストが故郷のデンマークで遭遇する様々な出来事を描いた映画で、カツァリスの演奏は意外なほどストレートだとのこと。「インヴェンションとシンフォニア」などこれまで聴けなかったレパートリーは聴き逃せない! | ||
4手ピアノ及び2台ピアノのためのロシアのバレエ音楽トランスクリプション集 ストラヴィンスキー/アキレアス・ワストル編曲:「火の鳥」第2組曲(2台ピアノ版)(*) ボロディン/アン・ポープ編曲:歌劇「イーゴリ公」〜だったん人の踊り(2台ピアノ版) チャイコフスキーラフマニノフ編曲:バレエ組曲「眠りの森の美女」 Op.66a 〜アダージョ:パ・ダクシオン〔薔薇のアダージョ〕(4手ピアノ版) チャイコフスキー/エドゥアルト・ランガー編曲:バレエ組曲「くるみ割り人形」 Op.71a より(4手ピアノ版) 〔小序曲/行進曲/金平糖の踊り/ロシアの踊り(トレパーク)/ アラビアの踊り/中国の踊り/あし笛の踊り/花のワルツ〕 チャイコフスキー/ドビュッシー編曲:バレエ音楽「白鳥の湖」 Op.20 より(4手ピアノ版) 〔ロシアの踊り/スペインの踊り/ナポリの踊り〕 ハチャトゥリアンアドルフ・ゴットリーブ編曲:「ガヤネー」第3組曲〜剣の舞(2台ピアノ版) ハチャトゥリアン/ヴィクター・バビン編曲:「ガイーヌ」第1組曲〜レズギンカ(2台ピアノ版) シプリアン・カツァリス、広瀬悦子(P) | ||
録音:2016年4月、サン=マルセル福音教会、パリ。使用ピアノ:シュタイングレーバー&ゼーネ、コンサート・グランド E-272 。
(*)は世界初録音と記載されている。
解説:シプリアン・カツァリス〔国内仕様盤のみ、日本語訳: SOREL 〕。 「親和力」(PP-21055-N/P-21055-N)に続く、魔術師シプリアン・カツァリスの来日記念盤は、1999年マルタ・アルゲリッチ国際ピアノ・コンクールで優勝、フランス、パリを拠点に活躍する才媛、広瀬悦子とのデュオで送る豪華プログラのバレエ音楽集。特に「火の鳥」は、カツァリスが「真の天才」と絶賛するアテネ出身のピアニスト、アキレアス・ワストルの新しい編曲を用いた世界初録音。大反響必至。 | ||
親和力 − ありがとうショパン、さよならラフマニノフ ゲーテの作品と詩に書かれた作品〔ベートーヴェン:「エグモント」序曲(*) / メンデルスゾーン/リスト編曲:7つの歌〜ズライカ Op.34 No.4 〕 2つのノヴェレッテ〔シューマン:ノヴェレッテ Op.21 No.1 /プーランク:ノヴェレッテ第3番〕 オリジナルクーラントとそのアレンジ〔ジャン=バティスト・ルイエ:クーラント ホ短調/ ゴドフスキー:ルネサンス第10番「ルイエのクーラントの自由な編曲」〕 極東のイメージで〔ラヴェル:「マ・メール・ロワ」〜第3番 パゴダの女王レドロネット(*) /王建中:瀏陽河〕 ハプスブルク帝国の代表的な舞曲〔ヨハン・シュトラウス II :「ウィーン気質」より(*) / リスト:ハンガリー狂詩曲第13番〕 友人同士のマズルカ〔フォンタナ:マズルカ Op.21 No.2 (*) /ショパン:マズルカ Op.63 No.3 〕 ショパンに捧げる〔シューマン:謝肉祭 Op.9 〜第12番/ショパン、カツァリス:ありがとう ショパン(*) 〕 映画音楽のような〔パンチョ・ヴラディゲロフ:パッション/ガーシュウィン: The Man I Love 〕 友人同士のプレリュード〔エイブラム・チェイシンズ:前奏曲 Op.12 No.3 /ラフマニノフ:前奏曲 Op.23 No.2 〕 ラフマニノフに捧げる〔カツァリス:さよなら ラフマニノフ(*) 〕 シプリアン・カツァリス(P) | ||
録音:2016年2月、サン=マルセル福音教会、パリ。使用ピアノ:ベヒシュタイン D-282 コンサート・グランド。
(*)は世界初録音と記載されている。
解説:シプリアン・カツァリス&マルク・ツィツマン〔国内仕様盤のみ、日本語訳: SOREL 〕。 『新しいベヒシュタイン・コンサート・グランドは、17世紀から今日に至るまでの音楽様式の全範囲にわたって、ピアニストにさらに優れた自己表現を可能にしてくれるような、すばらしい楽器のひとつである。このレコーディングの曲目がこれほど多様なのは、それが理由である。しかしながら、“がらくた”を集めた類いの陳腐なリサイタルによく見られる落とし穴にはまるのを避けるために、私はここでは、マルク・ツィツマンの解説に書かれているように、ある種の作品間の「親和力」を追求しようと考えている。』(シプリアン・カツァリス/日本語訳:SOREL〔日本語解説書より〕) ゲーテの小説「親和力」をテーマに、様々な関連性から生まれる音楽を探求した、まさにカツァリスならではのプログラム。 | ||
アルト、ヴィオラとピアノのための作品集 ブラームス:2つの歌 Op.91 / レフラー:4つの詩 ヴォルフ/ブルーノ・グセー編曲:ゲーテ歌曲集〜第9曲 ミニョン あの国をご存知じか(*) プティジラール:ルイ・アラゴンの詩による6つのメロディ「エルザの狂人」(*) セシル・エロワール(A) ピエール・レナール(Va) シプリアン・カツァリス(P) | ||
録音:2015年9月、パリ。(*)は世界初録音、あるいは同版による世界初録音。過去にカツァリス伴奏によるユゴー歌曲集を録音したこともあるフランスの歌手セシル・エロワール、パリ国立歌劇場o. の独奏ヴィオラを務めるピエール・レナールを迎えての「アルト、ヴィオラとピアノのための作品集」。同編成のために書かれたブラームスとレフラーの作品に、ヴォルフのゲーテ歌曲から同編成のための編曲版、そしてフランスの指揮者、映画音楽作曲家として活動するローラン・プティジラールによる世界初録音となる作品を収録。 | ||
クラリネットとピアノのための作品集 ブラームス:クラリネット・ソナタ ヘ短調 Op.120 No.1 サン=サーンス:クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op.167 ベルンハルト・クルーセル(1775-1838)/パメラ・テオドラ・ウェストン(1921-2009)編曲: クラリネット協奏曲第3番 変ロ長調 Op.11(ピアノ伴奏版) シプリアン・カツァリス(P) キャスリン・ハーゲン(Cl) | ||
若いルクセンブルクのドイツ系奏者キャスリン・ハーゲンは、 2015年9月4日、カツァリスが長年音楽監督を務めるルクセンブルクのエヒテルナハ音楽祭での共演が予定されており、それに合わせて発売されるアルバム。 | ||
シプリアン・カツァリス〜 111 ピアノ・ヒッツ J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻〜前奏曲第1番 ハ長調 BWV.846 グノー//作曲者編曲:アヴェ・マリア(*) / アディンセル/ギール&カツァリス編曲:ワルソー・コンチェルト(*) ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53「英雄」 / シューマン:子供のためのアルバム Op.68 〜兵士の行進 ブラームス/ムーア編曲:子守歌 Op.49 No.4 / タレガ/ペンソン編曲:アルハンブラの思い出 ジャゾット:アルビノーニのアダージョ(*) / ショスタコーヴィチ/ノアック編曲:ジャズ組曲第2番〜ワルツ第2番(*) バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 Sz.56 / シューベルト:12の高雅なワルツ Op.77, D.969〜ワルツ第10番 シュット:ヨハン・シュトラウス II 「ウィーンの森の物語」によるパラフレーズ グルック/チェイシンズ編曲:バレエ音楽「オルフェウス」〜メロディ(*) / マスネ/作曲者編曲:タイスの瞑想曲 ショパン:練習曲第12番 ハ短調 Op.10 No.12「革命」 / カツァリス:日本の歌「さくら」による即興曲(*) エルガー/シュミット編曲:行進曲「威風堂々」第1番 Op.39 No.1(*) ヘンデル/カツァリス即興編曲:組曲第11番 ニ短調 HWV.437 〜サラバンド C.P.E.バッハ:アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳〜行進曲 ニ長調 BWV.Anh.122 / ソルフェジエット ハ短調 H.220, Wq.117:2 ゴットシャルク/カツァリス編曲:バンジョー〜ゴットシャルク・ファンタジー/アメリカン・スケッチ リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 / クープラン:クラヴサン曲集第2巻〜収穫をする人たち ハイドン/クレメンティ編曲:交響曲第94番 ト長調 Hob.I-94「驚愕」〜第2楽章 アンダンテ(*) シューマン:子供のためのアルバム Op.68 より〔収穫の歌/楽しい農夫/乱暴な騎手〕/子供の情景 Op.15 〜トロイメライ シューベルト/リスト編曲:アヴェ・マリア Op.52 No.6, D.839 / ラフマニノフ:前奏曲 ト短調 Op.23 No.5 マルチェッロ/J.S.バッハ&カツァリス編曲:オーボエ協奏曲 ニ短調 Op.1 〜第2楽章 アダージョ メンデルスゾーン:無言歌集〜春の歌 Op.62 No.6 / ショパン:前奏曲7番 イ長調 Op.28 No.7 ビゼー:歌劇「カルメン」〜ハバネラ(ホフマン編曲)(*) /劇音楽「アルルの女」〜ファランドール(編曲者不詳)(*) 作曲者不詳:アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳より〔メヌエット ニ短調 BWV.Anh.132 /ミュゼット ニ長調 BWV.Anh.126 〕 ブラームス:間奏曲第2番 変ロ短調 Op.117 / 伝・モーツァルト/カツァリス編曲:バター付きパン シューベルト:コティヨン 変ホ長調 D.976 / スクリャービン:3つの小品 Op.45 〜アルバムの綴り ベートーヴェン/リスト&カツァリス編曲:交響曲第9番 ニ短調 Op.125〜第4楽章 プレスト、アレグロ・アッサイ「歓喜の歌」 ショパン:ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64 No.2 / マンシーニ:ピンク・パンサーのテーマ(*) サン=サーンス/ゴドフスキー編曲:「動物の謝肉祭」〜白鳥 / J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 〜アリア リュリ:クーラント(*) / D.スカルラッティ:ソナタ ハ長調 K.159 / ファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」〜火祭りの踊り オルフ/エリック・チュマチェンコ編:「カルミナ・ブラーナ」〜全世界の支配者なる運命の女神 シューベルト:36の独創的舞曲 D.365 より ワルツ〔第19番/第35番〕/楽興の時第3番 ヘ短調 D.780 No.3 ショパン:練習曲第3番 Op.10 No.3「別れの曲」 / ヴィヴァルディ/ファリーナ編曲:四季〜「冬」第2楽章「ラルゴ」(*) ラヴェル/シャルロ編曲:組曲「マ・メール・ロワ」〜眠りの森の美女のパヴァーヌ(*) / ダンドリュー:小笛 − ロンドー モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番 K.331 〜トルコ行進曲 / ヘンデル/ツェルニー編曲:「メサイア」〜ハレルヤ(*) J.S.バッハ/カツァリス編曲:管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV.1067 〜バディネリ(バーレスク・スタイル・アレンジ) ワイル/編曲者不詳:「三文オペラ」〜タンゴ・バラード(*) / ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」〜第1楽章 カツァリス:韓国の歌「アリラン」による即興曲(*) / クリスマスの思い出(ファースト・ヴァージョン)〜グルーバー「きよしこの夜」による幻想曲(*) ドビュッシー:ベルガマスク組曲〜月の光 / シューベルト:軍隊行進曲第1番 ニ長調 D.733(リスト:演奏会用パラフレーズ) ワーグナー/ブラッサン&カツァリス編曲:ワルキューレの騎行 / シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化〜間奏曲 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83「戦争ソナタ」〜第3楽章 シフラ:リムスキー=コルサコフ「熊蜂の飛行」による演奏会用練習曲第1番 モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467 〜第2楽章 アンダンテ(#) J.S.バッハ/カツァリス編曲:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565 / チャイコフスキー:四季 Op.37a〜6月「舟歌」 ブラームス/カツァリス編曲:ハンガリー舞曲第1番 ト短調 / ブラームス/レーガー編曲:交響曲第3番 Op.90 〜第3楽章(*) ルビンシテイン:メロディ ヘ長調 Op.3 No.1 / ドリーブ/ドホナーニ編曲:バレエ音楽「コッペリア」〜ワルツ パッヘルベル/カプドヴィーユ編曲:カノン(*) / ショパン:前奏曲第16番 Op.28 No.16 / ボロディン:小組曲〜夜想曲 任光/王建中編曲:彩雲追月 / ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 Op.30 〜第3楽章(+) カツァリス:様々な主題による即興曲 〔ブラームス:ハンガリー舞曲第4番/オッフェンバック:「ホフマン物語」〜舟歌/モーツァルト:「魔笛」〜恋人か女房が/ サン=サーンス:「サムソンとデリラ」〜あなたの声で心は開く/ヴェルディ:「椿姫」〜プロヴァンスの海と陸/他〕(*) ハチャトゥリアン/ソリン&カツァリス編曲:ガヤネー〜剣の舞 / フォーレ/コルトー編曲:ドリー Op.56 〜ドリーの庭(*) サティ:ジムノペディ第1番 / J.S.バッハ:イギリス組曲第3番 BWV.808 〜ミュゼット ト長調 ショパン/作曲者編曲:ピアノ協奏曲第1番 Op.11 〜第2楽章 / シューベルト:8つのレントラー D.681 〜第5番 ブラームス:ワルツ第15番 変イ長調 Op.39 No.15 / ドヴォルジャーク/カツァリス編曲:スラヴ舞曲 ホ短調 Op.72 No.2 ベートーヴェン:バガテル WoO.59「エリーゼのために」 / マルティーニ/ビゼー編曲:愛の喜びは − ロマンス(*) リスト:夜想曲第3番「愛の夢」 / メンデルスゾーン/作曲者編曲:劇音楽「夏の夜の夢」〜結婚行進曲(*) チャイコフスキー/タネーエフ編曲:バレエ音楽「くるみ割り人形」 Op.71 〜花のワルツ(*) グリーグ/作曲者編曲:ペール・ギュント〜朝の気分 / ロドリーゴ/作曲者編曲:アランフェス協奏曲〜我が心のアランフェス(*) カツァリス:ミルドレット&パティ・ヒル「ハッピー・バースデー・トゥ・ユー」による幻想曲(ファースト・ヴァージョン)(*) ガーシュウィン/作曲者編曲:ライザ / ヴィラ=ロボス/グセー編曲:ブラジル風バッハ第5番〜カンティレーナ(*) レナード・バーンスタイン/スミット編曲:ウェスト・サイド物語 より〔ジェッツ/ジャンプ/チャチャ〕 ピアソラ:ラ・ミスマ・ペーニャ(*) / カラスコ:アディオス シプリアン・カツァリス(P) リ・ユンク指揮ザルツブルク室内po.(#) ルネ・ドフォッセ指揮ベルギー国立o.(+) | ||
(*)は初録音、あるいは当版による初録音。衝撃のカツァリス5枚組111曲。噂の「さくら即興曲」など、約30曲の世界初録音曲、初出音源、秘蔵音源満載。 | ||
協奏曲「皇帝」&独奏曲「皇帝」〜ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」 〔通常協奏曲版(*) /ピアノ独奏版(シプリアン・カツァリス編曲)(#) 〕 シプリアン・カツァリス(P) ネヴィル・マリナー指揮 ASMIF | ||
(#)は世界初録音。カツァリスのベートーヴェン「皇帝」は、2013年の来日公演で大反響を巻き起こした驚愕のソロ・ヴァージョンが遂に CD で聴ける。さらに通常版は、2011年 NHK so.とのモーツァルト:ピアノ協奏曲第21番でも見事な演奏を聴かせたマリナー&彼の元手兵 ASMIF との共演。 | ||
# P-21048, P-21049, P-21050 → 2017年7月現在未発売、内容不明。 | ||
シプリアン・カツァリス・アーカイヴズ Vol.14 〜 エリザベート王妃国際音楽コンクール・ライヴ 1972 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30 (*) ショパン:ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44 / ルデュック:ピアノ協奏曲 Op.31 シプリアン・カツァリス(P) ルネ・デフォセ指揮ベルギー国立o. | ||
録音:1972年5月31日、パレ・デ・ボザール、ブリュッセル、ベルギー、エリザベート王妃国際音楽コンクール、ライヴ。(*)を除きおそらく初出音源、(*)は初CD化。既出 LP :DG, 2563 215 (*) 。 カツァリス。マニアの間で爆演と知られつつも、初回 LP 発売以降再発されず幻となっていた「エリザベート王妃コンクールのラフマニノフ第3番」がついにCD化される。第2楽章の中間部など、特に連打部分でテクニシャンとしての面目躍如の演奏で、終演時には、音楽が鳴り止む前から聴衆の熱狂的な拍手が沸き起こっており、このコンクールでは何故か9位に終わってしまったというのが信じられないほど白熱した演奏。当時のベルギー国王ボードワン1世が絶賛したとも言われている。初出と思われる2曲もマニア向けには嬉しい収録。 | ||
カツァリス&ギンジン〜4手のためのロシアのピアノ作品集 グリンカ(1804-1857): 2つのロシア民謡による幻想曲「カマリンスカヤ」(バラキレフ(1837-1910)編曲)/ 幻想的ワルツ ロ短調(リャプノフ(1859-1924)編曲)/ ロシアの主題によるカプリッチョ(バラキレフ改訂)/ 騎兵隊の速歩〔第1番/第2番〕/ポルカ 変ロ長調 チャイコフスキー:50のロシア民謡 シプリアン・カツァリス、アレクサンドル・ギンジン(P) | ||
カツァリスがギンジンと共演したロシアのピアノ連弾作品集が登場。 | ||
ピアノ・レアリティーズ Vol.3〜トランスクリプション集 ハチャトゥリアン: 組曲「仮面舞踏会」〜ワルツ(ソリン&カツァリス編曲)/ バレエ音楽「ガイーヌ」より〔剣の舞(ソリン&カツァリス編曲)/ アダージョ(ローリー編曲)/子守歌(レヴァント編曲)〕/ バレエ音楽「スパルタクス」〜スパルタクスとフリギアのアダージョ(エミン・ハチャトゥリアン編曲) ボロディン:だったん人の踊り第17番(ブルーメンフェリト編曲) ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲第2番 Op.17(レイチキス編曲)/ 交響曲第2番 ホ短調 Op.27〜アダージョ(キルコール編曲) チャイコフスキー:騒がしい舞踏会で Op.38 No.3(ワイルド編曲) ドヴォルジャーク:わが母の教え給いし歌 Op.55 No.4 / モニューシュコ:私の母(ビェルナツキ編曲) カルウォヴィチ:悲しむ少女に(ペンソン編曲) / R.シュトラウス:万霊節 Op.10 No.8(ペンソン編曲) シプリアン・カツァリス(P) | ||
録音:2009年3月、トンスタジオ・テイエ・ファン・ゲースト、ハイデルベルク、ドイツ。世界初録音多数。カツァリスの「ピアノ・レアリティーズ」シリーズ、Vol.1「トランスクリプションズ」(P-21030-N)、Vol.2「フランスの作曲家たち」(P-21037-N)に続く第3巻は、主にロシアから中央ヨーロッパの作品を集めている。 | ||
ブラームス: 2台のピアノのためのソナタ ヘ短調 Op.34b シューマン/クララ・シューマン編曲: ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44(4手連弾版) |
シプリアン・カツァリス、 エレーヌ・メルシエ(P) | |
録音:2011年5月、トンスタジオ・テイエ・ファン・ゲースト、ハイデルベルク(ドイツ)。カツァリスがモントリオール出身の女流ピアニスト、エレーヌ・メルシエとのデュオで贈る1枚。メルシエはCHANDOSへ、同じくカナダのルイ・ロルティとデュオ盤を録音していた。 | ||
カツァリス・プレイズ・ショパン (ショパン・アルバム Vol.2) 前奏曲第15番 変ニ長調 Op.28 No.15「雨だれ」[録音:2010年9月23日、茅ヶ崎市民文化会館、ライヴ]/ 前奏曲〔第20番 ハ短調 Op.28 No.20 /第6番 ロ短調 Op.28 No.6 /第7番 イ長調 Op.28 No.7 / 第4番 ホ短調 Op.28 No.4 〕[録音:2003年12月12日、ハイデルベルク、ライヴ]/ パガニーニの思い出/ポロネーズ第1番 嬰ハ短調 Op.26 No.1[録音:1999年6月20日、エヒテルナハ、ライヴ]/ 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66[録音:1978年、パリ]/ 春 ト短調 Op.74 No.2 /コントルダンス 変ト長調[録音:2003年12月12日、ハイデルベルク、ライヴ]/ ワルツ第3番 イ短調 Op.34 No.2「華麗なる円舞曲」[録音:1989年12月20日、津田ホール、ライヴ]/ 3つのエコセーズ[録音:1991年9月7日、シュトゥットガルト、ライヴ]/ ラルゴ(コルトー編)[録音:2010年11月6日、ハイデルベルク、ライヴ]/ 練習曲〔第12番 ハ短調 Op.10 No.12「革命」/第3番 ホ長調 Op.10 No.3「別れの曲」〕/ マズルカ第5番 変ロ長調 Op.7 No.1[録音:2010年12月、ハイデルベルク]/ アレグレット=マズール/4つのマズルカOp.67〔第44番 ト長調/第45番 ト短調/第46番 ハ長調/第47番 イ短調〕/ 夜想曲第6番 ト短調 Op.15 No.3[録音:2010年10月8日、浜離宮朝日ホール、ライヴ]/ 夜想曲第2番 変ホ長調 Op.9 No.2[録音:2007年2月23日、ゲッティンゲン、ライヴ]/ 夜想曲第20番 嬰ハ短調/ラルゲット[録音:2010年11月4日、ハイデルベルク、ライヴ] シプリアン・カツァリス(P) | ||
PIANO 21 レーベルでは、1999年カーネギー・ホール・ライヴの「イン・メモリアム・ショパン」以来となる待望のショパン・アルバム第2弾。 2010年に、日本を含む世界各地で弾かれたライヴ中心の内容で、最大の注目は「革命」と「別れの曲」のエチュード。カツァリスはTELDEC時代にバラード、スケルツォ、ワルツ、SONY時代にソナタ、前奏曲、ポロネーズを録音しているが、エチュードはほとんどリリースされたことがない。カツァリス・ファン、ピアノ・ファン大注目。 | ||
シプリアン・カツァリス〜シューベルティアーデ音楽祭 1993 ライヴ〜シューベルト: 3つのピアノ小品D.946 より〔第1番 変ホ短調/第2番 変ホ長調〕/ 「レントラー組曲」〔16のレントラーD.366 より Nos.1-5, 13, 10 / 12のレントラーD.790 より Nos.10, 8, 7, 11, 3, 4 / 12のドイツ舞曲D.420 より Nos.1, 3, 4 / 16のレントラーD.366 より No.1 〕/ 3つの歌曲(リスト編曲)〔セレナード/水車職人と小川/アヴェ・マリア〕/ ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調D.960 カツァリス:チャイコフスキーとワーグナーの主題による即興曲 マルチェッロ/J.S.バッハ&カツァリス編曲:アダージョ シプリアン・カツァリス(P) | ||
録音:1993年7月3日、フェルトキルヒ音楽院、オーストリア、「シューベルティアーデ」ライヴ。使用楽器:ベーゼンドルファー。カツァリスの秘蔵音源を復刻するアーカイヴス・シリーズ Vol.8。 | ||
カツァリス・プレイズ・リスト Vol.1 ハンガリー狂詩曲〔第2番 嬰ハ短調/第3番 変ロ長調/第7番 ニ短調/第5番 ホ短調「悲愴的叙事詩」〕/ 2つのエレジー/愛の夢/ピアノのための小品〔第2番/第1番−第4番(*)/第5番「ため息」〕/ ピアノ協奏曲第2番 イ長調(#)/葬送前奏曲と葬送行進曲/不運/灰色の雲(+)/ 悲しみのゴンドラ〔第1番/第2番(+)〕/リヒャルト・ワーグナー、ヴェネツィア(+)/ リヒャルト・ワーグナーの墓に(+)/ピアノ・ソナタ ロ短調(**) シプリアン・カツァリス(P) アーリル・レンメライト指揮ベルリン・ドイツso.(#) | ||
録音:2011年2月、4月(無印)/1975年6月20日、ライヴ(*)/2007年5月1日、ベルリン、ライヴ(#)/1989年12月20日、東京、ライヴ(+)/1973年7月、モノラル(私的録音)(**)。解説:クリスティアン・ロランダン(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。 2011年のリスト生誕200周年を祝うPiano21のアニヴァーサリー・リリース。カツァリス活動初期のソナタ、協奏曲から最新録音まで、「ジプシー」「ロマンティック」「アヴァンギャルド」「ワーグナーへのオマージュ」「哲学者」という5つのテーマを設定、それに併せ選曲されている。 | ||
# P-21040 → 2017年7月現在未発売、内容不明。 | ||
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集 Vol.7 ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595 (*)〔カデンツァ:第1楽章MO/第3楽章MO〕/ ピアノ協奏曲第5番 ニ長調 K.175(#) 〔カデンツァ:第1楽章AMO、第1楽章BMO/第2楽章AMO、 第2楽章BMO/第3楽章AKA、第3楽章BKA〕 ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 K.382(+)〔カデンツァ:AMO、BMO〕 シプリアン・カツァリス(P) リ・ユンク指揮ザルツブルク・カンマーpo. | ||
録音:1998年4月22日(*)/1997年10月25日(#)/1999年3月12日(+)、以上 ザルツブルク(オーストリア)、ライヴ。カデンツァ作曲:モーツァルトMO/カツァリスKA。マニアックなカデンツァ収録数で続くシリーズ第7弾も、10パターンを収録。 | ||
原曲 + 編曲3種類による4つの ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 ピアノと管弦楽のための(原曲)(*)/ 独奏ピアノのための(原典版/ショパン編曲)(#)/ ピアノと弦楽五重奏のための (デイヴィッド・ライヴリー編曲)(+) 2台のピアノのための(ショパン、エキエル、 カミンスキ、フォンタナ編曲)(**) |
シプリアン・カツァリス(P) エドヴァルド・チヴジェリ指揮(*) クイーンズランドso.(*) ハイデルベルク響弦楽五重奏団(+) | |
録音:2010年6月25日、クイーンズランド舞台芸術センター、ライヴ(*)/2010年7月(#)、2010年9月(+)、トンスタジオ・ヴァン・ゲースト、ドイツ(#/+)/2010年8月、シュタイングレーバー・ハウス、ドイツ(**)。使用楽器:スタインウェイ D (*) /ベーゼンドルファー(#)/ヤマハ・コンサート・グランド CF III S (+) /シュタイングレーバー(**)。(+)と(**)は当版による世界初録音、(**)はカツァリスによる二重録音。解説:シプリアン・カツァリス(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。 カツァリスのショパン生誕250周年アニヴァーサリー・アルバムは、衝撃のショパン「ピアノ協奏曲第2番」集、なんと4バージョンをまとめて収録という、前代未聞&圧巻のリリース! この曲はショパン自身によって初演されているが、エキエルらによる近年の校訂作業中に、自筆譜の管弦楽部における大部分の筆跡がショパン以外の別人(誰かは不明)であった事が明らかとなった。すなわち、ピアノ独奏版こそショパンの意図していた本来の姿に最も近いということになり、一般に親しまれてきた「ピアノと管弦楽版」との違いを、カツァリスならではの技巧によって味わって見たい所。他にも、フランス系アメリカ人ピアニスト、デイヴィッド・ライヴリーの見事な編曲よる室内楽版(ピアノと弦楽五重奏)、4人の手による2台ピアノ版を世界初録音。 ピアノ独奏版とピアノ&弦楽五重奏は2010年来日公演でも演奏が予定されており、大きな話題となることは必至だ。 | ||
ピアノ・レアリティーズ Vol.2〜フランスの作曲家たち アメデ・メロー(1802-1874):「60の大練習曲」より(*) 〔第8番/第44番「ロマンス」/第2番「アレグロ・スピリトーゾ」/ 第22番「ノクテュルヌ」/第13番「アンダンテ・アパッショナート」〕 デオダ・ド・セヴラック(1872-1921):古いオルゴールが聞こえるとき(*) ノエル=ギャロン(1891-1966):小さな乞食(*) / ジャン・ギャロン(1878-1959):テーマ・ヴァリエ(*) シモーヌ・プレ=コサード(1897-1985):牧人の歌(*) / ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928-):献辞(#) ジャン=ジャック・ローブリー(1916-2001):前奏曲第4番(#) ジャコブ・タルディアン(1975-):ピアノのための小品(#) ルネ・ベルトゥロ(1903-1999):ヴァルス・ロワンテーヌ(*) ジャン・ヴィエネ(1896-1982):ゆっくりとしたワルツ(+)/ジャワ(+) アルベール・ラヴィニャック(1846-1916):1台のピアノと4人の奏者のための「8声のギャロップ=マーチ」(**) シプリアン・カツァリス(1951-):「枯葉」による即興曲(##) ミシェル・ソニー(1947-):「ハンガリーの形式によるピアノのための練習曲集」より(++) 〔アレグロ・モデラート/レント/アンダンテ=ヴィヴァーチェ/回想〕 ステファヌ・ブレ(1969-):ソナタ「ルネサンス」(#) / イヴ・クローエ(1927-2001):レングア2(***) シプリアン・カツァリス(P) フランク・ブラレイ(P;**) フランソワ・ジョエル・ティオリエ(P;**) アレクセイ・ヴォロディン(P;**) ザルツブルク・カンマーフィルハーモニーのソリストたち(***) | ||
録音:2009年3月(*)、2007年12月(#)、ザントハウゼン(ドイツ)(*/#)/2006年3月10日、ヤマハ・ピアノ・サロン(ニューヨーク)、ライヴ(++)/2005年7月29日、ラングドック=ルシヨン、モンペリエ、ライヴ(+/**)/2008年11月1日、兵庫県立芸術文化センター、ライヴ(##)/1998年12月4日、モーツァルテウム大ホール、ザルツブルク、ライヴ(***)。 カツァリスのピアノ・レアリティーズ、2008年リリースの「トランスクリプションズ」(P-21030-N)に続く第2弾。彼らしく大変に凝った曲目で、一般に知られているのはセヴラックと、ピアニストとしても知られるダマーズ、そしてもちろんカツァリス本人程度。あとは、名前こそピアノ・マニアに知られているものの録音はほとんど無いメロー、サティに学びジャジーな即興演奏&映画音楽が有名なヴィエネ位しか、よほどのマニアでも聞いた事すらない作曲家で占められている。そして1曲だけではあるが、繊細な演奏で知られるブラレイ、ベテランのティオリエ、若手のホープの一人ヴォロディンと、連弾曲での人選はさすが。ピアノ秘曲マニアなら必聴と言って過言ではないアルバムだ。 #レーベル&代理店品切。今後入荷するかどうかは不明です。 | ||
カツァリス、同レーベルにおける シューマン第2弾〜シューマン: ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54(*)/ アルバムの綴り Op.124(#)/ クララ・ヴィークの主題による変奏曲 Op.14(+) |
シプリアン・カツァリス(P) クリスティアン・マンデール指揮(*) 日本po.(*) | |
録音:1977年(+)/1980年(#)/1994年(*)、以上ライヴ。秘蔵音源を発掘している「シプリアン・カツァリス・アーカイヴス」シリーズ Vol.16は、P-21016-A に続くシューマンの第2集。やはり注目なのはマンデール&日フィルとの「ピアノ協奏曲」だろう。 | ||
カツァリス〜ライヴ・イン・上海2007 ・ペルー パブロ・チャベス・アギラール(1899-1952):4つのインカの前奏曲 ・パラグアイ アグスティン・バリオス・マンゴレ(1855-1944)/カロル・A.ペンソン編曲:悲しみのショーロ ・ブラジル エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):コラール/アリア/ブラジルの魂 エルネスト・ナザレ(1863-1934):オデオン/嵐のような口づけ/7月9日/頑張れ、カバキーニョ! ・キューバ イグナシオ・セルバンテス(1847-1905):ソレダー(母に捧ぐ)/アディオス、キューバ ・アルゼンチン アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):アルゼンチン舞曲第2番 アストル・ピアソラ(1921-1992):ラ・ミスマ・ペナ/イ短調のミロンガ/グアルディア・ヌエバ/ チキリン・デ・バチン/天使のミロンガ ・ウルグアイ ヘラルド・マトス・ロドリゲス(1900-1948)/カツァリス編曲:ラ・クンパルシータ ・メキシコ エルネスト・エロルドゥイ(1853-1913):熱帯 アルベルト・フラチェッバ(1883-?):クリオーヤの踊り マヌエル・M.ポンセ(1882-1948):間奏曲 ルーベン・M.カンポス(1876-1945):「メキシコの旋律」〜6つのアリア/みぞれ/ラ・パロマ/ シエリト・リンド/ソン・ミチョアカノ/メキシコの歌 ホセ・アントニオ・ゴメス(1805-1870)/カツァリス編曲:メキシコのハラベの主題による変奏曲 シューマン(1810-1856):アラベスク ハ長調 Op.18 / ショパン(1810-1849):ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64 No.2 シプリアン・カツァリス(P) | ||
録音:2007年10月2日、上海音楽院(中国)、ライヴ。収録時間:106分|4:3|DVD9|リージョン・フリー|NTSC。 上海音楽院国際ピアノ・フェスティヴァルにてカツァリスが繰り広げたライヴ第2弾はラテン・アメリカ・プログラム。マニアックなラテン・アメリカ・プログラムの曲目詳細をカツァリス本人が日本語でナレーションしているとのこと。 | ||
ライヴ・イン・上海〜上海音楽院国際ピアノ・フェスティヴァル、ライヴ リスト: 葬送前奏曲と葬送行進曲/灰色の雲/ハンガリー狂詩曲第5番 ホ短調「悲愴的な叙事詩」/ 執拗なチャルダーシュ(カツァリス編曲)/孤独の中からの神の祝福/ リヒャルト・ワーグナーの墓に ワーグナー/リスト編曲:イゾルデの愛の死 / 任光:銀の雲は月を追う アレヴィ/ワーグナー編曲:歌劇「キプロスの女王」序曲 シューベルト: 劇音楽「ロザムンデ」D.797の「バレエ音楽第2番」〜第9番(パウエル編)/ セレナード/水車職人と小川/アヴェ・マリア(リスト編) J.S.バッハ/カツァリス編曲:トッカータとフーガ ニ短調BWV.565 ショパン:夜想曲 変ホ長調Op.9 No.2 ゴッツチョーク(ゴットシャルク)/カツァリス編曲:バンジョー カラスコ:アディオス J.S.バッハ/ジロティ編曲: フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集〜前奏曲 シプリアン・カツァリス(P) | ||
録音:2005年10月5日、上海音楽院、上海音楽院国際ピアノ・フェスティヴァル、ライヴ。スクリーン・フォーマット 4:3/DVD9/リージョン・フリー/NTSC/収録時間:104分。 熱狂の上海!カツァリスのDVD第3弾! カーネギー・ホール、エヒテルナハ音楽祭、に続くカツァリスのDVDシリーズ第3弾。お得意のリストやワーグナー、キプロスにちなんだアレヴィやシューベルト、そして『驚愕の』と代理店が記すトッカータとフーガ、など。カツァリス・ファン、ピアノ・ファン必聴必見。 当DVDには、56分12秒付近で音と映像が一瞬停止する箇所がある。代理店によると『マスターに起因するもの』とのことだが、二層ディスクの切り替わり点のような気もする。どちらにせよ修正はされないと思われますので、御了承のほどお願い致します。 | ||
ピアノ版「未完成交響曲」! 〜ウィーン・コネクション ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調Op.13「悲愴」/6つのエコセーズ 変ホ長調WoO.83/ エコセーズ 変ホ長調WoO.86/6つのコントルダンスWoO.14(ベートーヴェン編曲) ベートーヴェン/リスト編曲:交響曲第7番 イ長調Op.92〜第2楽章 Allegretto ヒュッテンブレンナー:和声によるベートーヴェンへの追悼(*) シューベルト:ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲 イ短調D.576/ 16のレントラーと2つのエコセーズOp.67 D.734 リスト:ウィーンの夜会第2番 変イ長調S.427-2(シューベルトによるワルツ・カプリス)/ ワルツ イ長調S.208a/ワルツ S.210b/レントラーS.211 シューベルト/リスト編曲:若い尼 D.828/魔王 D.328 ヒュッテンブレンナー:魔王のワルツ(*)/6つの変奏曲 Op.2(*) シューベルト/ライネッケ&カツァリス編曲:交響曲第7番 ロ短調D.759「未完成」(*) ヒュッテンブレンナー:悲しみの響きによるシューベルトへの追悼(*) ディアベッリ(1781-1858):ソナチネ[ト長調Op.151-1/ト長調Op.168-6/イ短調Op.168-7]/ ワルツ/ディアベッリのワルツによる変奏曲集〜 ヒュッテンブレンナー、シューベルト、リスト ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲 ハ長調Op.120 より [第1変奏/第13変奏/第20変奏/第22変奏] ベートーヴェン/アントン・ディアベッリ編曲:弦楽五重奏のための断章 ハ長調 シプリアン・カツァリス(P) | ||
録音:2009年7月、8月。(*)は世界初録音。 衝撃の「ピアノ版未完成交響曲」。カツァリスの新録音は、ビーダーマイヤー期のウィーンを舞台とした前代未聞、超絶のピアノ作品集! ベートーヴェン、ヒュッテンブレンナー、シューベルト、リスト、そしてディアベッリという、音楽の都ウィーンで育まれた5人の友情をピアノで描いたこの「ウィーン・コネクション」最大のポイントは、やはりピアノ独奏版の「未完成交響曲」だろう。ライネッケによって4手連弾用に編曲された物を、カツァリス自ら独奏用にアレンジ、更にその際、1手用ながらオリジナルの管弦楽版により近づけたというのだから、恐ろしい。また他にも、「悲愴」、「魔王」、シューベルトから「未完成」の手稿譜を献呈されたヒュッテンブレンナーの作品と利き所も盛り沢山。 | ||
旅のアルバム Vol.1〜ヨーロッパ <スイス> リスト:「旅のアルバム」〜アレグロ・パストラーレ <ドイツ> R.シュトラウス:寂しい泉 Op.9 No.2 <オーストリア> エドゥアルト・シュット: J.シュトラウスII 「ウィーンの森の物語」の主題によるパラフレーズ <ハンガリー> ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 カツァリス:ブラームス「ハンガリー舞曲第11番」による即興曲 <チェコ> ドヴォルザーク/カツァリス編曲:スラヴ舞曲 Op.72 No.2 <ポーランド> ハリス:我がワルシャワの歌 <ウクライナ> ペティレク:ドナウ川のプレスブルク <エストニア> エッレル:アンダンティーノ/アラ・バラータ/祖国の旋律 <フィンランド> シベリウス/シベリウス&カツァリス編曲: 交響詩「フィンランディア」Op.26 No.7 ハンニカイネン:フィンランドの子守歌/ドビュッシーのシルエット <アイスランド> レイフス:アイスランド舞曲 <イギリス> ラトゥール:ルール・ブリタニア <オランダ> レントヘン:羊飼い <スペイン> アルベニス/ゴドフスキー編曲:タンゴ <イタリア> ジャエル:「椿姫」によるカプリース・ブリランテ <ギリシャ> コンスタンティニディス編曲:カラマティアノス <キプロス> エコノム:自由の国 シプリアン・カツァリス(P) | ||
録音:1988年-2008年(スタジオ&ライヴ)。解説:クリスティアン・ロランダン(国内仕様盤のみ、
日本語訳:SOREL)。 シプリアン・カツァリスが自らのレーベル PIANO 21 で、新シリーズ「旅のアルバム」を開始、彼の超絶演奏と国々を象徴する作品や珍しい逸品と共に巡る壮大な世界旅行、第1巻はヨーロッパ。リストがダグー伯爵夫人と旅し、曲集「旅のアルバム」(「巡礼の年」の原曲)の題材となった国スイスに始まり、「フィンランディア」を自ら編曲したり、かなり珍しいを曲を織り交ぜながら、自らのルーツ、ギリシャとキプロスが終着点。楽しく優雅で刺激的な旅を思う存分お楽しみ頂きたい。 | ||
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集 Vol.6 3台のピアノのための協奏曲(ピアノ協奏曲第7番) ヘ長調K.242「ロドロン」 (第1楽章&第2楽章カデンツァ:モーツァルト)/ 2台のピアノのための協奏曲(ピアノ協奏曲第10番) 変ホ長調K.365 (第1楽章&第3楽章カデンツァ:モーツァルト)/ K.365第3楽章のカデンツァ(初稿版/ピアノ独奏版)/ K.365第3楽章のカデンツァ(初稿版/2台ピアノ版)/ 3台のピアノのための協奏曲 (ピアノ協奏曲第7番) ヘ長調K.242「ロドロン」(2台ピアノ版) (第1楽章&第2楽章カデンツァ:モーツァルト) |
シプリアン・カツァリス(P) オオタ・マリ、 キム・ユング(P) リ・ユンク指揮 ザルツブルク・カンマーpo. | |
録音:1999年6月4日、ザルツブルク大学大ホール、ライヴ。 カツァリスが進めるモーツァルトの第6集。さすがに彼らしく、相変わらず選曲も一筋縄では行かない。K.242 は3台用の通常版に加え、時折演奏される2台版(ブレンデルがPHILIPSへの全集でクーパーと録音していた)を併せて収録、K.365の方はカデンツァを3種収録、と徹底したこだわりはマニア好みと言えるだろう。今回共演のピアニストは、コンタルスキーの門下生でザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学でピアノを学んだ日本人女流ピアノ奏者オオタ・マリと、同じくモーツァルテウム音楽大学で研鑽を積んだ韓国のピアニスト、キム・ユング。バックは、これまでの巻でも全てパートナーを務めてきた盟友リ・ユンク&ザルツブルク・カンマーフィルという、アジア勢揃いの共演となっている。 | ||
P-21030-N 廃盤 |
ピアノ・レアリティーズ Vol.1 〜トランスクリプションズ
シプリアン・カツァリス(P) | |
カツァリス・ライヴ・イン・モスクワ〜1970年チャイコフスキー国際コンクール・ライヴ ショパン:練習曲第22番 ロ短調 Op.25 No.10 リスト:超絶技巧練習曲集〜第5番 変ロ長調 S.139 No.5「鬼火」 ラフマニノフ:練習曲「音の絵」 Op.39 〜第1曲 ハ短調 チャイコフスキー:「四季」〜10月「秋の歌」 J.S.バッハ:前奏曲とフーガ第4番 嬰ハ短調 BWV.849 ハイドン:ピアノ・ソナタ第35番 ハ長調 Hob.XVI: 35 ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ第24番 ニ短調 Op.87 No.24 チャイコフスキー:ドゥムカOp.59 / ラーツ:トッカータ シプリアン・カツァリス(P) | ||
録音:1970年、モスクワ、ライヴ。初出音源。 未発表の秘蔵音源や、過去の貴重な音源を発掘&復刻して来た「シプリアン・カツァリス・アーカイヴス」シリーズ 最新刊。 パリ音楽院ピアノ科ででアリーヌ・ヴァン・ヴァレンツェンやモニク・ド・ラ・ブルショルリらに学び、1969年に同科第1等を得て卒業したカツァリスが、おそらく初めて国外のメジャーなコンクールで入賞した際、なんと彼19歳のライヴが初登場! 同年のピアノ部門優勝者は同列でクライネフとリルだったが、他にもグティエレス、モレイラ=リマ、ポストニコワ等が名を連ね、さらにヴァイオリン部門の優勝者はギドン・クレーメルであった。 この激戦の中入賞したカツァリスが弾いたのは、十八番ショパンやリスト、J.S.バッハはもとより、今では滅多に聴けないハイドンやショスタコーヴィチなど、ファン垂涎の魅惑のプログラム。若き日のストレートなアプローチ、独創的な音楽センス、コンクールならではの緊張感、モスクワの聴衆も聞き惚れたであろう超絶技巧等々、聴き所満載の貴重録音が登場する。 | ||
カツァリスのグリーグ グリーグ: ピアノ協奏曲 イ短調Op.16/ ペール・ギュント第1組曲Op.46/ 練習曲〜ショパンへの頌歌Op.73-5/ 抒情小曲集より |
シプリアン・カツァリス(P) ホルスト・ノイマン指揮 ライプツィヒ放送so. | |
貴重録音の復刻と未発表秘蔵音源の発掘を行ってきた「シプリアン・カツァリス・アーカイヴス」シリーズ最新盤、注目の収録内容はグリーグ、しかもピアノ協奏曲というファン感涙の曲が含まれている。 「シプリアン・カツァリス・アーカイヴス」シリーズの始動によって録音が増えてきたものの、これまでモーツァルト以外での協奏曲録音は非常に少なかったカツァリス。ラフマニノフ、チャイコフスキー、テオドラキスに続くこのグリーグは、彼の協奏曲録音の中でも最大の目玉となる可能性が高い。また、カツァリスの眩しげな表情の写真を用いたジャケットも新鮮。 | ||
カツァリス&テオドラキス ミキス・テオドラキス(1925-): ピアノと管弦楽のための組曲第1番/ ピアノ協奏曲/ 児童合唱とピアノ、管弦楽のための 交響曲第2番 |
シプリアン・カツァリス(P) ミキス・テオドラキス指揮 ルクセンブルグ RTL so. | |
超絶技巧の名手、シプリアン・カツァリスによる貴重な音源を復刻する「シプリアン・カツァリス・アーカイヴス」シリーズから、カツァリスとテオドラキスの共演という驚愕音源が登場! 存在自体が20世紀ギリシャの歴史とも言える同国を代表する大作曲家ミキス・テオドラキス。第2次世界大戦時のレジスタンス運動と1967年の軍事クーデターの際には逮捕を経験し、1970年の釈放後は国会議員と大臣を務め、ギリシャの政治に大きな足跡を残すなど、テオドラキスの人生はまさに波乱万丈で、20世紀ギリシャの歴史とも重なっている。 「交響曲第2番」は世界初録音となるスタジオ録音で、「組曲」と「ピアノ協奏曲」はエヒテルナハ音楽祭とアントワープでのパフォーマンスを収録した、いずれも1982年の貴重な音源。3曲の録音全てで作曲者であるテオドラキス自身がタクトを執っており、見事なサポートを得たカツァリスが聴衆の度肝を抜く超絶演奏を繰り広げていることは間違い無い。桁違いのスケールを誇る鍵盤の現人神とギリシャの巨星。両者の共演の記録に乞うご期待。 | ||
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集 Vol.5 ピアノ協奏曲第8番 ハ長調K.246「リュッツォウ」 [第1楽章カデンツァ A, B, C, / 第2楽章カデンツァ A, B, C, ]/ ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調K.449 ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調K.450 |
シプリアン・カツァリス(P) リ・ユンク指揮 ザルツブルク・カンマーpo. | |
カツァリスのモーツァルトの醍醐味と言えば、やはりバラエティ豊かなカデンツァ。第1集から第4集までは「作曲者モーツァルト」と「演奏者カツァリス」のカデンツァが併録されていたが、この第5集ではモーツァルト作のみ。しかし、第8番「リュッツォウ」では第1楽章と第2楽章のカデンツァをそれぞれ3種類ずつ収録しており、やはりそのこだわりはすばらしい。。 カツァリスの桁外れの演奏とひらめきを万全の体制で見事にサポートしているのは、これまでと同様、エヒテルナハ国際音楽祭などでもコンビを組み続けている韓国人指揮者リ・ユンク&ザルツブルク・カンマーフィルハーモニー。神童の個性とカツァリスの芸術性が創造するモーツァルト・ワールド、今回も圧巻。 | ||
カツァリス〜 モーツァルト:ピアノ協奏曲全集 Vol.4 ピアノ協奏曲第21番 ハ長調K.467 [第1楽章&第3楽章カデンツァA:カツァリス作/ 第1楽章&第3楽章カデンツァB:カツァリス作]/ ピアノ協奏曲第16番 ニ長調K.451 [第1楽章&第3楽章カデンツァ:モーツァルト作] |
シプリアン・カツァリス(P) リ・ユンク指揮 ザルツブルク室内po. | |
2006年行われた来日公演でも、そのテクニックと深い音楽性を存分に発揮し聴衆に感動と衝撃を与えたシプリアン・カツァリス。来日公演と同時期に前作、モーツァルトのピアノ協奏曲集第3集(P-21021-N)がリリースされたが、早くも第4集が登場。 「ピアノ協奏曲第21番」ではカツァリスの十八番でもある自作のカデンツァが聴き物。モーツァルト・スタイルの「Aタイプ」、自由な発想で作られたカツァリス節全開の「Bタイプ」の2種類をそれぞれ収録し、聴き比べも1つの大きなポイント。エヒテルナハ音楽祭やモーツァルトの協奏曲集第1集から共演を重ねる韓国人指揮者リ・ユンクが率いるザルツブルク・カンマーフィルハーモニーとの相性は今回も抜群。モーツァルト・イヤーの幕が閉じてもカツァリスのモーツァルト・ワールドは止まらない。超絶技巧と音楽性を兼ね備えたカツァリスのモーツァルト、必聴。 | ||
フランスの音楽(旧題:ルイ13世からブーレーズまで) フランス王ルイ13世(1601-1643)/シプリアン・カツァリス編曲:汝、美しき太陽を信ずる者(*/#) マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1636-1704)/ シプリアン・カツァリス編曲:テ・デウム ニ長調 H.416〜前奏曲(+) ジャン=フィリップ・ラモー(1638-1764)/シプリアン・カツァリス編曲: ひとつ目の巨人NEW /ロンド形式によるタンブーラン(+) ミシェル・ピニョレ・ド・モンテクレール(1667-1737):ミュゼットNEW アンリ・デマレ(1661-1741):リゴードンNEW ジャン・バプティスト・リュリ(1632-1687)/シプリアン・カツァリス編曲: メヌエットNEW /ブーレNEW /パヴァーヌ NEW /ガヴォットとロンド(+) フランス王ルイ15世(1710-1774)/シプリアン・カツァリス編曲:王のファンファーレ(*/#) クロード・ルジェ・ドリール(1760-1836):ラ・マルセイエーズ[フランス国歌] (リストによる演奏会用パラフレーズをカツァリスがさらに編曲)(*/**) フォーレ(1845-1924):シシリエンヌ(**)/夢のあとで(*/#) マスネ(1842-1912):タイスの瞑想曲(*/#) サン=サーンス(1835-1921)/レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938)編曲:白鳥(**) ドビュッシー(1862-1918):「子供の領分」〜ゴリウォークのケークウォーク(**) /6つの古代碑銘NEW / サラバンドNEW /「ベルガマスク組曲」〜月の光(**) ラヴェル(1875-1937):亡き王女のためのパヴァーヌ(**) /道化師の朝の歌NEW プーランク(1899-1963):愛の小道(ピアノ版)(*/#) /劇音楽「間奏曲」〜村人たち(子供のための小品)(##) / 即興曲第15番 ハ短調「エディト・ピアフ讃」(**) P.ペチ〔プティ?〕:バガテルNEW サティ(1866-1925):グノシエンヌ第1番(**) /ばら十字教団の鐘の音〜第3曲「大僧院長の歌」(**) オリヴィエ・メシアン(1908-1992):「幼な児イエスにそそぐ20の眼差し」〜第20曲「愛の教会の眼差し」(**) ピエール・ブーレーズ(1925-):「12のノタシオン」より(#) 〔第5番/第4番/第9番〕 シプリアン・カツァリス(P) | ||
録音:2001年2月、ドイツ(#)/1989年12月20日、津田ホール、ライヴ(+)/1988年3月29日、電気文化会館、名古屋、ライヴ(**)/1979年7月、エルテナック国際音楽祭、ルクセンブルク、ライヴ(##)。(*)世界初録音。NEW は、旧盤 (P-21008) には含まれていなかった物。ただし代理店提供の当盤の録音データは、これら新収録分も含め「1967年-2001年」のみ。 「シプリアン・カツァリス・アーカイヴス」シリーズ。旧品番:P-21008 にCD1枚分を追加。旧盤はCD1枚でフランス音楽400年の歴史を総括してしまおうという、カツァリスらしい大胆不敵な企画だったが、さらに魅力を増す事となった。 ラ・マルセイエーズ(フランス国歌)はもともとドリールのクラヴサン作品だが、それをリストが演奏会用パラフレーズに編曲、さらにそれにカツァリス自身が手を加えて派手なパフォーマンスに仕上げている。国歌を演奏するのだって決してユーモアを忘れない、カツァリスの面目躍如。サン=サーンスの「白鳥」はアムランばりに、旋律と対旋律が交錯するゴドフスキーによる編曲版を取り上げ、まるで多重録音のように聞こえてしまう。そしてみごとなレガートで弾かれる主旋律からは確かにチェロの音が。オーケストラの音色を常に意識しているというカツァリスの真骨頂。そして旧盤発売前からカツァリス・ファンの間でウワサになっていたブーレーズのノタシオン。全12曲の中からわずか3曲ではあるが、その超絶技巧に打ちのめされること必至。 #当盤は元来1枚分価格の商品ですが、既にレーベル&日本を含む各国代理店品切で、通常ルートでの入荷は絶望的となっています。当店では海外流通在庫をお取り寄せして供給を続けていますが、価格が2枚分となりますので御了承下さい。また、流通在庫限りとなりますので、今後入手不能となりました場合はご容赦下さい。 ##2014/12追記:2014年末のご注文を持って、当店の在庫分が無くなりました。既に海外でもほぼ在庫払底している模様で、今後入荷する可能性はかなり低くなっております。予め御了承下さい。 | ||
スクリャービン:舞曲集 ワルツ Op.1/ワルツ(遺作)/ マズルカ風即興曲 ハ長調 Op.2-3/ マズルカ風即興曲 Op.7/マズルカ(遺作)/ 10のマズルカ Op.3/ポロネーズ 変ロ短調 Op.21/ 9つのマズルカOp.25/ワルツ 変イ長調 Op.38/ 2つのマズルカ Op.40/ワルツ風に Op.47/ けだるい舞踏 Op.51-4/ 舞い踊る愛撫 Op.57-2/2つの舞曲 Op.73 |
シプリアン・カツァリス(P) | |
録音:1977年。原盤:EMI。冴え渡る技巧と鋭い感性、おそらく初CD化となる若き日のカツァリスによるスクリャービンが登場。 カツァリス若かりし頃の貴重な音源を復刻する「シプリアン・カツァリス・アーカイヴス」シリーズ、大反響を呼んだ「ロシアン・ミュージック」(P-21020-A)に続くのは、EMI原盤のスクリャービン。代名詞とも言えるショパンやベートーヴェンなどに比べれば、カツァリスのロシア物というのは録音が少ないが、それだけに約30年前の貴重な演奏を味わうことが出来るのは、正にファン待望といっても良いだろう。スクリャービン特有のリズムとカツァリスの超絶技巧が融け合い、今回も聴き手を圧倒してくれることだろう。 | ||
カツァリス&オーマンディ リスト:ハンガリー幻想曲 S.123 リスト/チャイコフスキー編曲: ハンガリア協奏曲 S.714 (*) シューベルト/リスト編曲:さすらい人幻想曲 |
シプリアン・カツァリス(P) ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィアo. | |
録音:1981年10月12日-13日、フィラデルフィア。原盤:EMI。国内のみ、21世紀に入ってからCD化されたことがある(既に製造中止の模様)が、海外ではおそらく初CD化。 当時30歳のカツァリスがユージン・オーマンディ&フィラデルフィアo.とEMIへ録音した「リスト」集、もちろんカツァリスだけに曲目は大変凝ったもの。リストが最晩年に遺した草稿を弟子のソフィー・メンターが補筆、チャイコフスキーがオーケストレーションを加え完成した(*)は、この演奏が世界初録音だった。さらに自身の「ハンガリー狂詩曲第14番」を題材とした「ハンガリー幻想曲」、2008年の来日時、兵庫公演でも演奏された十八番「さすらい人幻想曲」と、聴き応えは絶大。もちろん、バックのオーマンディ&フィラデルフィア管のゴージャスでブリリアントかつリッチなサウンドも聴き物。 EMI盤はLPはもちろん、国内盤のみのCDも入手困難な状態となりつつあり、さらに音質的には国内盤CDより当盤の方が有利だと思われるだけに、当復刻盤はファン待望のものだろう。 #当盤は海外では2006年-2007年頃に発売されており、今回国内代理店で取扱いが始まる予定でしたが、レーベル側の事情により中止となりました。そのため当店では海外から御取り寄せを試みますが、海外でも在庫が尽きかけている可能性があります。入手出来なくなった場合はご容赦下さい。また、価格も他商品とは異なります。 | ||
カツァリス〜モーツァルト:ピアノ協奏曲全集 Vol.3 ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491(第1楽章カデンツァ:カツァリス作曲)/ ピアノ協奏曲第24番第1楽章のカデンツァ(カツァリス作曲)/ ピアノ協奏曲第18番 変ロ長調 K.456 (第1楽章&第3楽章カデンツァ:モーツァルト作曲)/ 第1楽章のカデンツァK.624(626a)―第26番/ 第1楽章のカデンツァK.624(626a)―第52番/ 第3楽章のカデンツァK.624(626a)―第56番 シプリアン・カツァリス(P) リ・ユンク指揮ザルツブルク室内po. | ||
録音:モーツァルテウム大ホール、ザルツブルク、ライヴ。 カツァリス久々のリリースとなった前作「ロシアン・ミュージック」(P-21020-A)では、1970年代の貴重な録音を聴くことができたが、今回はモーツァルト協奏曲アルバム第3弾。共演はVol.1&Vol.2に引き続き、韓国人指揮者リ・ユンクが率いるザルツブルク・カンマーフィルハーモニー。2000年にはザルツブルク音楽祭にも出演したザルツブルク・カンマーフィルは、エヒテルナハ音楽祭でもカツァリスと共演を行い、関係を深めている。「第24番」では全曲でのカデンツァに加えてもう一種、併せて2つのカツァリス作カデンツァが収録されているのも嬉しい。 | ||
P-21020-A (2CD) 廃盤 |
カツァリス〜ロシアン・ミュージック
シプリアン・カツァリス(P) ホルスト・ニューマン指揮ライプツィヒ放送o.、 モーリス・スーザン指揮リール放送so. | |
PP-21020-A (2CD) 国内盤 日本語解説書付 廃盤 | ||
モーツァルト一家の音楽 レオポルド・モーツァルト(1719-1787): ピアノ・ソナタ ハ長調 ヴォルフガング・ アマデウス・モーツァルト(1756-1791): 〔最初の作品(ナンネルの音楽帳から)〕 [第48番;メヌエット ヘ長調 K.6/ 第53番;アンダンテ ト長調 K.1a/ 第54番;アレグロ ハ長調 K.1/ 第55番;アレグロ ヘ長調/ 第58番;メヌエット ヘ長調 K.2/ 第59番;アレグロ 変ロ長調 K.3/ 第62番;メヌエット ト長調/ 第63番;メヌエット ト長調 K.1f 〔マリア・アンナとコンスタンツェ・ モーツァルトのための音楽〕 前奏曲 ハ長調 K.284/ ソナタの断章−アレグロ 変ロ長調 「ソフィーとコンスタンツェのための音楽」K.400 フランツ・クサヴァー・モーツァルト(1791-1844): 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の主題による7つの変奏曲/ ソナタ ト長調 Op.1/ メランコリックなポロネーズ ホ短調 Op.17 No.2 |
シプリアン・カツァリス(P) | |
録音:2004年5月、テイエ・ヴァン・ゲースト・スタジオ、ドイツ。解説:オットー・ビバ(国内盤のみ、訳:SOREL)。 3世代にわたって作曲技術に優れた才能を示した家系というのはきわめて珍しい存在だが、いちばんよく知られた例がモーツァルト一家。このCDは、そのモーツァルト家の3人の作曲家に捧げられている。 | ||
P-21018 品切 入手不能 |
モーツァルト・トランスクリプションズ | シプリアン・カツァリス(P) |
OP-21018 国内盤 品切 入手不能 | ||
録音:2004年1月、デウリン城、ベルギー。解説:ミシェル・ル・ナウール(国内盤のみ、訳:SOREL)。 | ||
P-21017-N (CD) 品切 入手不能 |
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ | シプリアン・カツァリス(P) |
PP-21017-N (CD) 国内盤 品切 入手不能 | ||
録音:2003年1月、テイエ・ヴァン・ゲースト・スタジオ、ドイツ。解説:クリスティアン・ロランダン(国内盤のみ、訳:SOREL)。 なお当盤は、当初SACDハイブリッド盤のみで発売されましたが2007年に廃盤となり、新たに通常CD盤として再発売されましたが、上記の通りこれも再プレス未定です。前出の SACD 盤[P-21017/国内仕様:RP-21017]も入手出来なくなっていますので、御了承下さい。 | ||
シューマン: 蝶々 Op.2/花の曲 Op.19(*)/アラベスク Op.18(+)/ 子供の情景 Op.15(#)/幻想曲 ハ長調 Op.17(**) |
シプリアン・カツァリス(P) | |
録音:1977年8月3日、パリ(*)/2003年12月1日、ドイツ(+)/1989年12月20日、東京、津田ホール(#)/1998年10月31日、エストニア(**)、すべてライヴ。解説:ギー・ワニェ(国内盤のみ、訳:SOREL)。 シューマンをまとめて取り上げるのはTeldecのスタジオ録音以来だが、今回はすべてライヴ音源。「子供の情景」のみ以前スタジオ録音があったが、他はこれが初レパートリー。収録年代も多岐に渡っているが、どれもそれぞれライヴならではの高揚感がたっぷり詰まっている。 輸入盤は以前、P-21016という品番でしたが、2008年に装丁変更され、現在の品番になりました。 | ||
キプロスに捧げる ジャック=フランソワ・フロマンタル・ アレヴィ(1799-1862)/ワーグナー編曲: 歌劇「キプロスの王妃」〜序曲、エアとバレエ ヤコブ・ローゼンハイン(1813-1894): アレヴィの「キプロスの王妃」の主題による 演奏会用小品 Op.34 シューベルト/エルンスト・パウエル編曲: 劇音楽「キプロスの女王ロザムンデ」 D.797 Op.26〜バレエ アドルフ・イェンゼン(1837-1879): 「エロティコン」Op.44〜 ガラテア/キプロス/アドニスの嘆き フランソワ・ポピイ(1874-1928): ヴィーナスへの頌歌 アニス・フレイハン(1901-1976):シプリアーナ シプリアン・カツァリス(1951-): キプロス・ラプソディ |
シプリアン・カツァリス(P) | |
録音:2002年3月、メキシコ・シティ。 アポロン神殿など、ローマ時代からの歴史的な遺跡が残るキプロス。地中海に面した風光明媚な観光地という印象だが、近代のオスマン・トルコやイギリスなどの侵略の影響で、現在にいたるまで民族対立を抱えた分断国家でもある。カツァリスは、生まれこそフランスのマルセイユだが、両親はキプロス出身だという。ファースト・ネームの由来(Cyprian=「キプロス人」)もそれから来ていると推察できる。有名な作品といえば正直なところ「ロザムンデ」のバレエ音楽くらいだが、聴き込んでみると一見八方破れのようでいて筋の通ったプログラミングに納得。アレヴィは、ワーグナーに多大な影響を与えた人物。このオペレッタは、ワーグナーがピアノ編曲をしている点が目を引く。その他、キプロスにちなんだ多くの作品が、地中海のさまざまな風景を切り取ってみせる。キプロス生まれで後にアメリカに帰化した現代作曲家フレイハンの作品も取り上げられているし、カツァリスの自作もある。自己のルーツの地へのみごとなまでのオマージュ・アルバムだ。 | ||
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37(*) (第1楽章カデンツァ:ベートーヴェン作曲) リスト: ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番 第1楽章のカデンツァ/ ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110(+) ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op.26「葬送」(#) |
シプリアン・カツァリス(P) ルドルフ・バルシャイ指揮(*) スロヴェニアpo.(*) | |
録音:2000年9月、リュブヤナ(*)/1989年12月、東京、津田ホール(+)/1986年7月、ルクセンブルク/すべてライヴ。解説:クリスティアン・ローランディン(国内盤のみ、訳:SOREL)。 カツァリスはメジャー・レーベルでは協奏曲録音は少なかったが、自分のレーベルに移ってから、堰を切ったように協奏曲が出てくるのは大変喜ばしい。しかもカデンツァの別ヴァージョンを必ず付けてくる。当盤も通しの演奏ではベートーヴェン自作のカデンツァを用い、あとでリスト作曲ヴァージョンを弾く。まさにピアノ・マニア狂喜乱舞、「技あり」のディスク。 | ||
バッハと息子たちの5つのピアノ協奏曲 ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):チェンバロ(ピアノ)協奏曲第4番イ長調 BWV.1055 ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):チェンバロ(ピアノ)協奏曲 ホ短調 FK.43 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):チェンバロまたはフォルテピアノ協奏曲 ハ長調Op.7 No.1 ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):チェンバロ(ピアノ)協奏曲ホ長調Wf.11.1(BR.C37) カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):チェンバロ(ピアノ)協奏曲 ハ短調 Wq.43 No.4 シプリアン・カツァリス(P) ユーン・K・リー指揮エルテナハ祝祭室内o. | ||
録音:2003年7月、ルクセンブルク音楽院大ホール。カツァリスによるバッハの協奏曲の録音は、Teldec時代に1枚あったが、それはオーソドックスにヨハン・セバスティアンの作を4曲取り上げたものだった。今回は彼にとって初録音となる第4番と、ファミリーの協奏曲を4曲収めている。「協奏曲で俯瞰するファミリーの系譜」という趣向。J.S.はともかく、ファミリーの作品をモダン・ピアノで聴けるCDはそう多くないから、これは貴重だ。ウィルヘルム・フリーデマンの曲ではカツァリス自作のカデンツァが聴ける。 | ||
イン・メモリアム・ショパン〜 ショパン没後150周年記念 カーネギー・ホール・コンサート ショパン: 葬送行進曲 ハ短調 Op.72 No.2/ 前奏曲第17番 変イ長調 Op.28 No.17/ 幻想即興曲(即興曲第4番)嬰ハ短調 Op.66/ 子守歌 変ニ長調 Op.57/ マズルカ第25番 ロ短調 Op.33 No.4/ ポロネーズ第3番 イ長調 Op.40 No.1「軍隊」/ 夜想曲第2番 変ホ長調 Op.9 No.2/ 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/幻想曲 ヘ短調 Op.49/ ピアノ・ソナタ第2番 Op.35〜葬送行進曲/ ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58/ [アンコール] ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64 No.2/ 夜想曲第20番 嬰ハ短調「レント・コン・ グラン・エスプレッシオーネ」/ マズルカ第47番 イ短調 Op.67 No.4 |
シプリアン・カツァリス(P) | |
1999年10月17日はピアノの詩人ショパンがパリで没してちょうど150年の命日に当たっていた。歴史と伝統を誇るカーネギー・ホールがこの日のスペシャル・コンサートのために迎えたピアニストがシプリアン・カツァリスだった。CD発売時にも話題になったディスクのDVD。これもNTSC化は初。 コンサートの開始と、休憩後の第2部開始にそれぞれ別の「葬送」をもってくる、没後150年を意識したこだわりのプログラム構成とも相まって、圧倒的な成功をおさめたリサイタルのリアル・ドキュメント。「ライヴのカツァリス」の凄さをあらためて見せつけられる内容で、楽譜にない即興的なトリルなど、多くの話題(物議も含めて)を提供した。 楽器はハンブルク・スタインウェイが用いられている。調律はProPianoレーベルのオーナーとしてもよく知られるリカルド・デ・ラ・ローサ。 画面サイズ:4/3、音声:Stereo、リージョン・コード:ALL、日本語曲目表示帯付き。 | ||
エヒテナハ国際音楽祭のシプリアン・カツァリス 1979 シューマン:子供の情景 Op.15 シューベルト/リスト編曲:アヴェ・マリア ジャック・アルカデルト(1500?-1568/ リスト編曲:アヴェ・マリア リスト:葬送前奏曲と葬送行進曲 S.206 オリヴィエ・メシアン(1908-1992): 幼な児イエスにそそぐ20の眼差し〜 愛の教会の眼差し(第20曲) [特典トラック] ドキュメンタリー「エヒテナハ国際音楽祭」 シプリアン・カツァリス・ディスコグラフィー (DVD-ROM仕様) |
シプリアン・カツァリス(P) | |
1979年のエヒテナハ音楽祭におけるリサイタルをライヴ収録。ヨーロッパでは同番号でPAL方式の発売だが、NTSC方式によるDVDもリリースされる。映画フィルムで収録されているため、画面の質感がビデオとは大きく異なり、陰影が深いのが特徴。 演奏はカツァリスらしいヴィルトゥージティに満ちており、ファンにとって見逃せないもの。1979年といえば、まだベートーヴェン/リスト編曲:交響曲全集(Teldec)の録音を開始する前のこと。ジョルジュ・シフラ・コンクールに優勝し、国際的に認知されるようになって5年しか経っていない時期のライヴ。若々しいカツァリスの才気が爆発する様子が迫真の映像で収められている。 2人の作曲家による異なった「アヴェ・マリア」の後、メインとなるリストとメシアンでは、別撮りしたイメージ映像が挿入されるが、これにもカツァリス本人が出演しているのだから驚く。森を散歩する貴族の衣装(リスト本人のつもり?)をまとったカツァリスが、ふと棺桶を見つける。のぞき込むカツァリス。すると中に目を見開いて横たわっているのはカツァリス本人! という、ブラック・ユーモアともとれる映像が、曲の合間にフラッシュバック的な手法で挿入されている。 メシアンはもっと抽象的で、ヨーロッパの森のロングショット、森の中でピアノを弾くカツァリス、噴水のかたわらでピアノを弾くカツァリスなどなど、幻想的な曲の雰囲気に合わせた不思議な感覚美をもった映像が挿入されている。 メシアン本人は1976年に「カツァリスが私の『愛の教会の眼差し』を格調高く弾いてくれるのを聴けて、とても幸運だった・・・」と、手放しの称賛を寄せている。確かに、あの不協和音の連打から、崇高な雰囲気をかもし出すカツァリスの手腕には、誰もが舌を巻かざるを得ないだろう。 画面サイズ:4/3、音声:Stereo、リージョン・コード:ALL、日本語曲目表示帯付き。 | ||
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.2 ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488 (第1楽章:モーツァルト作曲) ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453 (第1&第2楽章カデンツァ:モーツァルト作曲/ 第3楽章カデンツァ:カツァリス作曲) ピアノ協奏曲第17番〜 第1楽章カデンツァ K.624(626a) - No.23 (K6.:No.49)/ 第2楽章カデンツァ K.624(626a) - No.25 (K6.:No.51) |
シプリアン・カツァリス(P) リ・ユンク指揮 ザルツブルク室内po. | |
録音:1997年1月10日(第23番)/1998年4月22日(第17番)、以上ザルツブルク・モーツァルテウム大ホール、ライヴ。解説:クリスティアン・ロランダン(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。 大注目ディスク。特に17番はすごい! 第1&2楽章はそれぞれモーツァルトの自作だが、アンコールで違うヴァージョンを弾いている。モーツァルトが生涯に残した32曲の協奏曲作品のために書いたカデンツァをまとめた作「ピアノ協奏曲のためのカデンツァとアインガング」K.624(626a)がその出どころ。カツァリスは第17番のための4つのカデンツァをすべて弾いた上、本来カデンツァが置かれていないはずの第3楽章では、自作のカデンツァを勝手にくっつけてしまっている。なんと1曲の協奏曲のために都合5つのカデンツァを弾いているのだ! 一体ほかのどのピアニストがこんなことをするだろう? カツァリスは1996年から1999年にかけてリ・ユンク&ザルツブルク・カンマーフィルハーモニーとの共演でモーツァルトのピアノと管弦楽のための作品全集の演奏を行っており、この録音もその際のライヴ・レコーディング。 | ||
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.1 ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415(*) (第1楽章&第2楽章カデンツァ:モーツァルト作曲)/ ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482(#) (第1楽章&第3楽章カデンツァ: シプリアン・カツァリス作「パターンA」)/ ピアノ協奏曲第22番ホ長調 K.482 第1楽章カデンツァ(#) (シプリアン・カツァリス作「パターンB」)/ ピアノ協奏曲第22番ホ長調 K.482 第3楽章カデンツァ(#) (シプリアン・カツァリス作「パターンB」) |
シプリアン・カツァリス(P) ユンク・K.リ指揮 ザルツブルク室内 フィルハーモニー | |
録音:1997年10月25日(*)/1997年1月10日(#)、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院大ホール、ライヴ。解説:クリスティアン・ロランダン(国内盤のみ、訳:浅野尚幸)。 カツァリスの詩情的旋律美が最大限発揮されたモーツァルト。協奏曲録音はこれまでも決して多くなかっただけに、全集を目指す録音がスタートしたことを喜びたい。演奏そのものもさることながら、カデンツァの扱いに特徴がある。特に22番のカツァリス作の方のカデンツァはA.Bと二パターン作曲され、「魔笛」の「夜の女王」の音楽が引用されるほか、ベートーヴェン「ワルトシュタイン」「皇帝」まで出てくる奇抜なアイディアに満ちたもの。 | ||
P-21008 廃盤 |
ルイ13世からブーレーズまで | シプリアン・カツァリス(P) |
録音:2001年2月、ドイツ(#)/1989年12月20日、津田ホール、ライヴ(+)/1988年3月29日、電気文化会館、名古屋、ライヴ(**)/1979年7月、エルテナック国際音楽祭、ルクセンブルク、ライヴ(##)。(*)世界初録音。 当盤はCD1枚分がプラスされ、P-21024-A という番号で2007年に再発されています。 | ||
P-21007 入手不能 |
バッハ・リサイタル Vol.1 〜J.S.バッハ: シプリアン・カツァリス(P) | |
録音:2000年6月、ドイツ。 | ||
P-21004 品切 入手不能 |
セルゲイ・ボルトキエヴィチ(1877-1952):作品集 | シプリアン・カツァリス(P) |
録音:1995年6月、ドイツ。 | ||
イン・メモリアム・ショパン〜ショパン没後150周年記念カーネギー・ホール・コンサート ショパン:葬送行進曲 ハ短調Op.72 No.2/前奏曲第17番 変イ長調Op.28 No.17 / 即興曲第4番 嬰ハ短調 Op.66「幻想即興曲」/子守歌 変ニ長調Op.57 /マズルカ第25番 ロ短調Op.33 No.4 / ポロネーズ第3番 イ長調Op.40 No.1「軍隊」/夜想曲第2番 変ホ長調Op.9 No.2 /舟歌 嬰ヘ長調Op.60/ 幻想曲 ヘ短調Op.49/ピアノ・ソナタ第2番 Op.35〜葬送行進曲/ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調Op.58 / ・アンコール ワルツ第7番 嬰ハ短調Op.64 No.2 /夜想曲第20番 嬰ハ短調/マズルカ第47番 イ短調Op.67 No.4 シプリアン・カツァリス(P) | ||
録音:1999年10月17日、カーネギー・ホール、ライヴ。 1999年10月17日はピアノの詩人ショパンがパリで没してちょうど150年の命日に当たっていた。歴史と伝統を誇るカーネギー・ホールがこの日のスペシャル・コンサートのために迎えたピアニストがシプリアン・カツァリス。かつてチャイコフスキーが指揮台に立ち、ハイフェッツが満場の聴衆を唸らせ、ホロヴィッツが歴史的な復帰を果たしたカーネギーの舞台で、また長い歴史の1ページに書き加えられるにふさわしいコンサートの幕が開けられた。このCDには、カツァリスが舞台に登場し、会場全体が期待に満ちた拍手を送る様子から始まっている。静かに葬送行進曲ハ短調を弾き始めるカツァリス。研ぎ澄まされたピアニッシモがカーネギー・ホールの木造建築に波紋のように響き渡る。そのあまりの美しさに思わず息を飲む聴衆の空気までがリアルに伝わってくる。カツァリスは、切れ目なく前奏曲第17番、幻想即興曲、子守歌と弾き進む。自由闊達なテンポ、雄弁な左手、消え入る寸前のピアニッシモ、轟音のようなフォルテ...そして一流ピアニストだけが放つオーラがホールの隅々まで支配してゆく。軍隊行進曲までくると、興奮した聴衆から盛大な拍手が起きる。夜想曲ではカツァリスらしさがますます全面に押し出される。夜想曲の甘美なメロディ、あの印象的なトリルを引き延ばして即興の短いフレーズを付け加えるという、現代のピアノの先生が聞いたら卒倒しそうなことを遠慮なくやってのけ、はかなく詩情的なショパンをカツァリス流の演出でキメてくれる。コンサートの開始と休憩後の第2部開始曲目にそれぞれ別の「葬送」をもってくる、没後150年を意識したこだわりのプログラム構成とも相まって、圧倒的な成功をおさめたリサイタルのリアル・ドキュメントである。「ライヴのカツァリス」の凄さをあらためて見せつけられるディスクでもある。なお2001年にはこれと同じプログラムで日本公演も行われた。この演奏、楽器はハンブルク・スタインウェイが用いられている。調律はPROPIANOレーベルのオーナーとしてもよく知られるリカルド・デ・ラ・ローサである。 なお、DVDも発売されている (P-21012)。 #当盤は既にレーベル&日本を含む各国代理店品切で、通常ルートでの入荷は絶望的となっています。当店では海外流通在庫をお取り寄せして供給を続けていますが、流通在庫限りとなりますので、今後入手不能となりました場合はご容赦下さい。 | ||
ピアノ・メキシカーノ〜メキシコのピアノ音楽 フリオ・イチュアルト(1845-1905):メキシコのこだま/アウセンシア(不在) ルイス・J.ヨルダ(1869-1951):夜のダンス フヴェンティーノ・ローザス(1864-1894):ワルツ「波涛を越えて」 ホセ・ローゼン(1876-1945):ローザスの「波涛を越えて」によるワルツ=カプリース/ワルツ・インタイム ルーベン・M.カンポス(1876-1945):メキシコの20の旋律(ピアノ・アレンジメンツ) リカルド・カストロ(1864-1907):カプリース=ワルツ アルベルト・フラチェッバ(1883-19??):クレオールの踊り マヌエル・M.ポンセ(1882-1948):間奏曲1番 エルネスト・フロルデュイ(1853-1913):舞踏曲「トロピカル」第3番 ホセ・アントニオ・ゴメス(1805-1870)/シプリアン・カツァリス編曲:変奏曲(1941) フェリペ・ビリャヌエバ(1862-1893):詩的なワルツ/夜想曲「愛…」 ミゲル・ベルナール・ヒメネス(1910-1956):マヤの踊り(組曲「パステル」より第2曲) アルフレード・カラスコ(1875-1955):アディオス シプリアン・カツァリス(P) | ||
録音:1996年3月、ドイツ。「アディオス」は日本公演でもアンコールで演奏していたものの、あくまでバッハ=モーツァルト=ベートーヴェン=ショパンというイメージが強かったカツァリスのこれまでの盤歴からすれば、ここまで彼がメキシコ音楽フリークだったとは誰も想像がつかなかったのではないか。ローザスの「波涛を越えて」は、聞けばだれでもすぐにそれと分かる有名なワルツ。日本では学校の運動会などでおなじみの旋律だ。カツァリスの手にかかるとショパンの旋律のように聞こえるのがおもしろい。そして、その旋律をモティーフに、ゴドフスキーばりの超絶技巧曲に書き換えたローゼンのワルツ=カプリースも、まるで続きナンバーのように一緒に収録されている。ニヤリと笑みを浮かべるカツァリスの顔(ジャケット写真でもおなじみ)が目に浮かぶようだ。総じてカツァリスの「やりたい放題」プログラム。 #当盤は既にレーベル&日本を含む各国代理店品切で、通常ルートでの入荷は絶望的となっています。当店では海外流通在庫をお取り寄せして供給を続けていますが、高額となります。また、流通在庫限りとなりますので、今後入手不能となりました場合はご容赦下さい。 | ||
ベートーヴェン(1770-1827): バレエ「プロメテウスの創造物」 Op.43 (作曲者自身によるピアノ版) |
シプリアン・カツァリス(P) | |
録音:1998年9月、ドイツ。 リスト編曲ベートーヴェン交響曲全集の全曲録音で多くの賞賛を勝ち得たカツァリスが、自らの新レーベルの立ち上げにその続編とでも言うべき、「プロメテウスの創造物」を取り上げたもの。もともと「プロメテウスの創造物」はベートーヴェン自身が1801年、管弦楽を用いずピアノで初演したという記録が残っている。楽譜が出版されていないベートーヴェン自身のこのピアノ編曲は、ボンのベートーヴェン博物館の全面的な協力のもと、レコーディングが行われた。 なお、以前ボーナスCDとして付けられていた「カツァリス自身の語りによる曲目解説」は現在流通分では省かれています。ご注意下さい。 |