ボヘミアのピアノ音楽〜 マインツ・ピアノ・デュオ ドヴォルザーク: 伝説Op.59/ボヘミアの森からOp.68(*) シュルホフ:皮肉 Op.34 |
マインツ・ピアノ・デュオ [ダニエラ・バレク、 アガーテ・ヴァネク(P)] | |
24Bit - 88,2kHz - High definition master Recording。なお、(*)がレーベル資料では Op.22 となっているが、上記の誤り。 | ||
アモンタSQ ブラームス:弦楽四重奏曲 ハ短調Op.51 No.1 エルガー:弦楽四重奏曲 ホ短調Op.83 |
アモンタSQ [マルティン・オイテバッハ、 ヴォルフガング・ ヘルテル(Vn) トーマス・ プリュマッハー(Va) トラウドル・ オイテバッハ(Vc)] | |
録音:2001年11月、福音教会、ウィスバーデン・イグシュタット(*)/2002年6月、聖アルバン、ミュンスター・ザルムスハイム(#)。24Bit - 88,2kHz - High definition master Recording。 アモンタSQは1991年、いずれも1960年代に生まれたマインツ・フィルの奏者4人が結成した団体。 | ||
オルガン、オーボエと イングリッシュ・ホルンのための音楽 J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ロ短調BWV.544 ローベルト・M.ヘルムシュロット(1938-): オーボエとオルガンのための教会ソナタ ペトル・エベン(1929-): 「オルガンのための楽章」〜5つの小品 ヘルマン・シュレーダー(1904-1984): オーボエとオルガンのためのソナタ/ 「マリエンシュタットのオルガン小品集」 〜2つのコラール ヤン・クーツィール(1911-2006): イングリッシュ・ホルンとオルガンのための パルティータ Op.41 No.1 マックス・レーガー(1873-1916): ソナタ第2番 ニ短調Op.60 |
ペーター・A. シュタットミュラー (Org;*) モニカ・シュタットミュラー (Ob/イングリッシュHr) | |
Erschallet trumpets 〜 3つのトランペット、 ティンパニとオルガンのための音楽 モンテヴェルディ:トッカータ ヘンデル:「王宮の花火の音楽」より ムレ:組曲 ニ長調 J.S.バッハ: 「クリスマス・オラトリオ」より [シンフォニア/イエス、我が喜び]/ 今、私はイエス・キリストの御もとに行く ブリテン: 聖エドモンズバリーのためのファンファーレ カルク=エーレルト:いざもろびと、神に感謝せよ トマジ:3つのトランペットのための組曲 |
バッハ・ トランペットアンサンブル・ マインツ | |
24Bit - 88,2kHz - High definition master Recording。 | ||
チャイコフスキー: バレエ音楽「くるみ割り人形」 (ナレーション付き) |
Herbert Feuerstein(ナレーター) カテリーネ・リュックヴァルト指揮 マインツ州立o. | |
録音:2007年12月18日、20日、ライヴ。 ザルツブルク・モーツァルテウムで音楽を学びんだ、ドイツでもっとも有名なコメディアン、エンターテイナーとして知られるHerbert Feuersteinのナレーション(ドイツ語)に沿って演奏される。指揮は女性指揮者リュックヴァルト。 | ||
ハンス・ロット(1858-1884): 交響曲第1番 ホ長調(*) |
カテリーネ・ リュックヴァルト指揮 マインツ州立歌劇場po. | |
ハンス・ロット(1858-1884): 弦楽オーケストラのための交響曲 変イ長調(*)/ 弦楽四重奏曲 ハ短調(#) |
エンリコ・デラムボイ指揮(*) マインツ州立歌劇場po.(*) マインツSQ(#) | |
以上2枚共、録音:2004年(*)/2004年、ライヴ(#)。 "LIVING CONCERT SERIES" Vol.1&Vol.2。長く忘れられた作曲家、ロット作品の貴重な録音。交響曲第1番は、美しく瑞々しい旋律に溢れたロット22歳の時の作品で、マーラーの交響曲群(特に第1番「巨人」)に影響を与えたことは、管弦楽曲マニアならご存じのはず。「弦楽オーケストラのための交響曲」はロット16歳の時の作品。習作ではあるが既に作風が確立されていた事をしめす、貴重な記録。「弦楽四重奏曲」は美しさと凄みが入り混じる未整理故の妖艶な美しさが際立った作品。 ハンス・ロット(Hans Rott: 1858-1884):ウィーンで生まれたロットは16歳でウィーン音楽院に入学。オルガンをブルックナーに学ぶ。両親を早くに亡くし教会のオルガニストとして生活費を稼ぎながら勉学に励み、入学後作曲を始め、1年遅れて入学した2歳下のマーラーと親交を持つ。しかし、発表した作品はブルックナーやマーラー等一部の擁護を除き、無視または酷評された。生活に追い詰められたロットは新しい職に就くためにウィーンを離れるが、精神を病みウィーンの精神病院に収容、自殺未遂を繰り返し、入院中も作曲を続けるが1884年に結核のため死亡。生前、作品は1曲も初演される事がなかった。多くの資料は友人からロットの娘へと受け継がれ、1950年にオーストリー国立図書館に収蔵されるが、その存在はマーラーに関する研究中、ロットの資料からその草稿を見つけたイギリスの音楽学者、ポール・バンクスの尽力により、1989年に交響曲第1番の初演が行われるまで、長く忘れられていた。 | ||
ACO-CD-20305 (CD + DVD-AUDIO) 廃盤 |
ハンス・ロット(1858-1884): 管弦楽のための組曲 ホ長調(*) マーラー(1860-1911):交響曲第1番「巨人」 (1893年版;「花の章」付き) |
アントニー・へルムス指揮 ハーゲンpo. |
録音:2005年。(*)はおそらく世界初演時のライヴ。DVD-AUDIO ディスクには 24Bit / 96kHz で収録。 "LIVING CONCERT SERIES" Vol.3。ロットの作品と、そのロットからの影響があるとされる、マーラーの交響曲「巨人」をカップリングした好企画。 当初、「DVD面とCD面を貼り合わせ、両面とした dual-disc 仕様」とお伝えしておりましたが、同演奏、収録フォーマット違いの2枚組である事が判明いたしました。 | ||
マインツ大聖堂からの演奏会体験 シューベルト:ミサ曲第6番 変ホ長調 D.950 |
カタリーナ・ヴォリツ、 ヨハネス・カルパーズ、 ダニエル・ザンス、 ハンス=オットー・ ヴァイス マティアス・ ブライトシャフト指揮 マインツ大聖堂o.、 マインツ大聖堂cho. 男声パート、 マインツ・ 聖マルティン大聖堂 聖歌隊 | |
録音:2005年、ライヴ。"LIVING CONCERT SERIES" Vol.4。 | ||
シューマン:歌劇「ゲノヴェーヴァ」Op.81 | アネッテ・ダッシュ (ゲノヴェーヴァ) ミヒャエル・ケーニヒ (ゴロー) モーテン・フランク・ ラーセン(ジークフリート) アンドレア・ベイカー (マルガレータ) クリストフ・シュテフィンガー (ドラーゴ) マルク・ピオレ指揮 ヴィースバーデン・ ヘッセン州立o. | |
"LIVING CONCERT SERIES" Vol.5。ゲノヴェーヴァは戦地に赴く夫のジークフリート伯爵を心配しながらも夫に留守を任された、その友人ゴローとの間に育まれる愛の悩みと葛藤を描いた歌劇。 | ||
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番 イ長調 モーツァルト: 交響曲第35番 ニ長調「ハフナー」 KV.385 |
ジョナサン・ダーリントン指揮 デュイスブルクpo. | |
録音:2006年8月、ライヴ。 "LIVING CONCERT SERIES" Vol.6。2006年がアニヴァーサリー・イヤーとなった2人の偉大な作曲家、モーツァルトとショスタコーヴィチの名曲をカップリングした演奏会での収録。デュイスブルク・フィルの力量が発揮された名詞代わりの1枚。 | ||
オーケストラ・パッション〜 管弦楽版「トリスタン」 ワーグナー:トリスタンとイゾルデ (ヘンク・デ・ヴリーガーによるオーケストラ版) [ Einleitung / Isoldes Liebesverlangen / Nachtgesang / Vorspiel und Reigen / Tristans Vision / Das Wiedersehen / イゾルデの愛の死] |
アントニー・ヘルムス指揮 ハーゲンpo. | |
録音:2007年6月。 オランダ放送フィルのメンバーでもあり作曲家のヘンク・デ・ヴリーガー (Henk de Vlieger) が編曲&編纂し、「オーケストラ・パッション」と表題がつけられた全曲60分のCD。デ・ヴィルガーの作品はデ・ワールト指揮オランダ放送フィルによるワーグナー:リング〜オーケストラル・アドベンチャーのCDがあり、日本でも読売so.との演奏会で演奏されている。 | ||
アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974): ピアノ協奏曲(赤道地方協奏曲)(1950) (*) ラヴェル/マリユス・コンスタン(1925-2004)編: 夜のガスパール(管弦楽版; 1990) ドビュッシー/ベルナルド・モリナーリ(1880-1958)編: 喜びの島(管弦楽版) |
パスカル・ガレ(P;*) ジョナサン・ダーリントン指揮 デュイスブルグpo. | |
録音:ライヴ。パスカル・ガレはジョリヴェのピアノ作品に精通しアルバムも出すピアニスト。 「リヴィング・コンサート」シリーズ。ジョリヴェのピアノ協奏曲はフランス国営放送からの委嘱作で、多くの民族的打楽器と共に、熱帯地域におけるフランス植民地の音楽が全3楽章(アフリカ、極東、ポリネシア)にそれぞれ用いられる、パワフルで呪術的な曲。 | ||
ジョナサン・ダーリントン マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 イ短調 |
ジョナサン・ダーリントン指揮 デュイスブルクpo. | |
録音:2008年6月、ライヴ。イギリス生まれで現在デュイスブルク・フィルを中心にヨーロッパの主要歌劇場などでも活躍、レパートリーを広げつつ着実に実績を積むダーリントン指揮の色彩感に溢れた巨大なマーラー。 | ||
ボリス・ブロック(P)名演奏集 ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲 ト短調(*) ショパン:ピアノ作品集(#) [即興曲第1番 変イ長調Op.29/ 即興曲第2番 嬰ヘ長調Op.36/ 即興曲第3番 変ト長調Op.51/ 幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66] チャイコフスキー:ピアノ作品集(#) [ドゥムカ ハ短調(ロシアの農村風景)/ 「ナタ・ワルツ」6つの小品 Op.51〜第4曲/ 「夜想曲」付随音楽「雪娘」Op.12から (A.シロティ編曲)] |
ボリス・ブロック(P) ジョナサン・ダーリントン指揮(*) デュイスブルクpo.(*) | |
録音:2008年8月27日、28日、ライヴ(*)/スタジオ(#)。 ボリス・ブロック(1951-)はモスクワ音楽院でバシュキーロフに学び、1974年に西側に亡命。1978年ブゾーニ国際コンクールで1位に成るなどの実力派ピアニスト。日本ではあまり知られていないが、強靭で確かなテクニックとスケールの大きさを感じさせる豊かな音楽性は、必聴。 | ||
シェーンベルク&フォーレ:ペレアスとメリザンド シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」Op.5 フォーレ:「ペレアスとメリザンド」Op.80 |
ジョナサン・ダーリントン指揮 デュイスブルクpo. | |
録音:2007年12月18日、20日、ライヴ。 日本でもその実力が注目されつつあるダーリントンとデュイスブルク・フィルによる洗礼された美しい演奏。優れた録音技術とあいまって、アルバムとしての完成度は高い。 | ||
ワーグナー/フリードマン・ドレスラー編: シンフォニック・リング 「ラインの黄金」/「ワルキューレ」/ 「ジークフリート」/「神々の黄昏」 |
ジョナサン・ダーリントン指揮 デュースブルクpo. | |
録音:ライヴ。 ニーベルングの指輪を管弦楽曲集として編さん、さらにコンサート用にアレンジした作品。同様の編曲としてはヘンク・デフリーヘルによるもの(エド・デ・ワールト指揮オランダ放送フィル/RCA)が知られている。チェリストとしても著名なドレスラーはデュイスブルク・フィルとの共演も多く、このオーケストラの特性を良く理解したアレンジを行っている。ダーリントンは、ともすれば冗長になりがちな管弦楽だけにアレンジされたこの作品を、もとの物語の持つ複雑な骨格を見通しよく、色彩感溢れる演奏で一気に聴かせる。 このアルバムは今後SACDでの発売予定があるとの事。 |