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| 輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月~翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。 |
ELEGIA (伊) 1枚あたり¥2970(税抜¥2700)2009年にリリースを開始した、イタリアのトリノに本拠を置くオルガン音楽を中心とするレーベル。旧譜はこちらから | |||
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ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ(1706-1784): オルガン・ソナタ&チェンバロ・ソナタ集 チェンバロとオルガンのための6つのソナタ Op.3 (1747) 〔第1番(+) /第2番(*) /第3番(+) /第4番(*) /第5番(+) /第6番(*) 〕/ チェンバロ・ソナタ ト長調 (+) /オルガン・ソナタ ハ短調 (*) / チェンバロ・ソナタ ヘ長調 (+) /オルガン・ソナタ 変ロ長調 (*) / チェンバロ・ソナタ ハ長調 (+) /オルガン・ソナタ ニ短調 (*) ダニエーレ・プローニ(Org;*/Cemb;+) | |||
| 録音:2018年7月2日-3日、カシーナ・ジャルディーノ、クレーマ、イタリア。 | |||
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イタリア・カンタータの栄光 Vol.4 ~レオナルド・ヴィンチ(1696-1730):カンタータ集 〔 Olimpia Abbandonata / Pietosa l'aurora in ciel / Fille, oh Dio, da te lungi / Nice son'io pur quello / Veggo la selva e'l monte / Del bel Tamigi in riva / È pure un gran portento 〕 ヴァレーリア・グロッタ(S) アンサンブル・ソナール・ダフェット[ニコラ・ブロヴェッリ(Vc) マウロ・ピンチャローリ(アーチリュート) ルイージ・アッカルド(Cemb)] | |||
| 録音:2020年8月4日-6日、サンテリジオ・ヴェスコヴォ教会、ラ・マンドリア・ディ・キヴァッソ、イタリア。 | |||
| イタリア・カンタータの栄光 Vol.3 ~アレッサンドロ・ストラデッラ(1644-1682): カンタータ「天空から追放され [Esule dalle sfere] 」(*) / 「舟遊び」の前のシンフォニア [Sinfonia avanti il Barcheggio] (#) / カンタータ「目隠しされた神に抵抗する者は [Chi resiste al Dio bendato] 」(+) ルチア・コルテーゼ、パオラ・ヴェレンティーナ・モリナーリ(S;*/+) エンリコ・バーヴァ(B;*/+) マウロ・ボルジョーニ(B;*) ジャンルイージ・ギリンゲッリ(合唱CT;*) マッシモ・アルティエーリ(合唱T;*) エンリーコ・ネグロ(バロックTp;#) ピエトロ・ブスカ指揮アカデミア・デル・リチェルカーレ [マヌエル・スタロポリ、ルイーザ・ブスカ(リコーダー) シルヴィア・コッリ、フランチェスコ・ベルガミーニ(Vn) エラーナ・サッコマンディ(Va) アントニオ・ファンティヌオーリ(Vc) グアルティエロ・マランゴーニ(ヴィオローネ) マルコ・テンペスタ(Tb) ウーゴ・ナストルッチ(テオルボ/バロックG) クラウディア・フェレーロ(Org/Cemb)] | |||
| 録音:2020年2月27日-29日、ヴェルチェッリ大司教区神学校礼拝堂、ヴェルチェッリ、イタリア。 | |||
| テレマン(1681-1767):2つのフルートのためのソナタ集 〔第1番 ロ短調 TWV.40: 141 /第2番 ホ短調 TWV.40: 142 /第3番 ト長調 TWV.40: 143 / 第4番 イ長調 TWV.40: 144 /第5番 ト長調 TWV.40: 145 /第6番 ホ短調 TWV.40: 146 / 第7番 ロ短調 TWV.40: 147 /第8番 ト長調 TWV.40: 148 /第9番 ニ長調 TWV.40: 149 〕 アンサンブル・ア・ランティカ[ルイージ・ルーポ、ピエトロ・ベルランダ(Fl-tr)] | |||
| 録音:2011年8月23日-25日、パラッツォ・ヴェントゥーリ、アヴィオ、イタリア。 | |||
| ポンキエッリ(1834-1886):オルガン作品集 シンフォニア、半分はオルガン、半分はピアノのための/平易な行進曲/リピエーノ/ 羊飼いたちへのお告げ、性格的パストラーレ、シンフォニアのために/アッサイ・モデラート/ モデラート/ピリエーノのために、またはエレヴァツィオーネのために/ラルゲット=アレグレット/ アダージョ/田園風アレグレット/フーガ/アンダンテ=アレグレット/第6旋法の2つのヴェルセット/ アンダンテ=アレグレット・ノン・タント/アンダンテ・グラーヴェ/アレグロ=アレグレット/3つの小品 ト長調 パオロ・ボッティーニ(Org) | |||
| 録音:2019年5月-6月、サン・ダルマツィオ・ヴェスコヴォ教会、パデルノ・ポンキエッリ、イタリア。 | |||
| 親交と情愛~モーツァルト(1756-1791): 同時代の作曲家によりフルートと弦楽のために編曲された作品集 アントワーヌ・ユゴー(1761-1803)編曲: フルート、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための四重奏曲 ト長調 (原曲:オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための四重奏曲 K.370) 編曲者不詳:フルート、ヴァイオリンとチェロのための3つの三重奏曲 (原曲:3つのバセットホルンのためのディヴェルティメント K.439b ) 〔第1番 ハ長調/第2番 ニ長調/第3番 ヘ長調〕 フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812): フルート、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための四重奏曲 ニ長調 (原曲:ピアノ・ソナタ第9番 ニ長調 K.311 ) アンサンブル・ア・ランティカ [ルイージ・ルーポ(Fl-tr) ロセッラ・クローチェ(Vn) ルイージ・アッツォリーニ(Va) レベーカ・フェッロ(Vc)] | |||
| 録音:2011年4月1日-3日、パラッツォ・ヴェントゥーリ、アヴィオ、イタリア。 | |||
| トラ・レ・ソレチトゥーディニ~チェチーリアの作曲家たちのオルガン作品集 アンジェロ・ブルバッティ(1868-1946): マルス神のアレグロ/オロパの花 [Fioretto a Oropa] /スケルツォ ジョヴァンニ・パジェッラ(1872-1944):ラルゲット カルロ・カレガーリ(1863-1952):ミサの後のソナタ/祈願 [Invocazione] ジョヴァンニ・ボルゾーニ(1841-1919):パストラーレ ミケーレ・モンド(1883-1965): 前奏曲 Op.93a /カンタービレ Op.93b /大合唱曲 [Gran Coro] Op.93c /エレジー Op.92 / 小ミュゼット Op.95a /クリスマスの祈り Op.95b /フィナーレ Op.93d ディーノ・シンチェーロ(1872-1923):前奏曲 コスタンテ・アドルフォ・ボッシ(1876-1953):華麗なソナティナ/フィナーレ マルコ・エンリーコ・ボッシ(1861-1925):アヴェ・マリア Op.104 No.2 フェデリーコ・カウダーナ(1878-1963):スケルツォ/瞑想 ジョヴァンニ・バッティスタ・ポッレーリ(1855-1923):ファンタジア ヘ長調 マッシモ・ガッバ(Org) | |||
| 録音〔使用楽器〕:2019年10月、ドゥオーモ教会、チリエ、イタリア〔1897年、カルロ・ヴェジェッティ・ボッシ製〕。 19世紀末に起こった、カトリック教会音楽から世俗的華美さを排しグレゴリオ聖歌やパレストリーナ(1525頃-1594)の様式を理想とする「チェチーリア運動」に呼応したイタリアの作曲家たちのオルガン作品集。「トラ・レ・ソレチトゥーディニ [Tra le sollecitudini] 」(直訳:配慮の中で)は1903年、チェチーリア運動を背景にローマ教皇ピオ10世が発した教令。 | |||
| ヘンデル(1685-1759):サクソフォンとオルガンのために編曲された作品集 王宮の花火の音楽 HWV.351 (編曲者不詳|高音楽器と通奏低音のための版、1749頃)/ オルガン協奏曲第5番 ヘ長調 HWV.293 / 歌劇「リナルド」HWV.7 ~ Lascia ch'io pianga /トリオ・ソナタ ハ短調 HWV.386a / 音楽時計のための小品集 〔「天使の飛行」のためのヴォランタリー HWV.600 / メヌエット HWV.603 /ガヴォット HWV.604 /ジーグ HWV.589 〕/ オルガン協奏曲第1番 ト短調 Op.4 No.1, HWV.289 / 水上の音楽組曲第2番 ニ長調 HWV.349 (フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762)編曲|チェンバロまたはオルガンのための版に基く) リヴェールベリ [ピエートロ・タリアフェッリ(ソプラノSax) ステーファノ・ペッリーニ(Org)] | |||
| 録音:2019年8月27日-29日、サンタ・マリア・アッスンタ〔聖母被昇天〕教区教会、ポルトマッジョーレ、イタリア|使用オルガン:1993年、ルファッティ兄弟社製。特記以外の編曲については詳細不明。 | |||
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J.S.バッハ(1685-1750):オルガン独奏のための協奏曲全集 Vol.2〔[内]:原曲〕 オルガン独奏のための協奏曲 ハ長調 BWV.594 [ヴィヴァルディ(1678-1741): ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 RV.208 「ムガール大帝」]/ クラヴィーア独奏のための協奏曲 ト長調 BWV.973 [ヴィヴァルディ: ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ト長調 Op.7 No.8, RV.299 ]/ クラヴィーア独奏のための協奏曲 ニ長調 BWV.972 [ヴィヴァルディ: ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 Op.3 No.9, RV.230 ]/ クラヴィーア独奏のための協奏曲 ロ短調 BWV.979 [ヴィヴァルディ: ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ短調 RV.813 ]/ クラヴィーア独奏のための協奏曲 ト長調 BWV.980 [ヴィヴァルディ: ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調 Op.4 No.1, RV.381 ]/ クラヴィーア独奏のための協奏曲 ハ短調 BWV.981 [ベネデット・マルチェッロ (1686-1739):ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ホ短調 Op.1 No.2 ] ルーカ・スカンダリ(Org) | |||
| 録音〔使用楽器〕:2019年4月28日-29日、サンタ・マリア・アッスンタ[聖母被昇天]教区教会、ヴィリアーノ・ビエッレーゼ、イタリア〔2007年、デロルト&ランツィーニ [Dell'Orto & Lanzini] 製。 | |||
| ヴィルジーリオ・マッツォッキ(1597-1646):8声の晩課詩篇集(1648) 不詳(17世紀):トッカータ / 朗唱: Deus in adjutorium meum intende グレゴリオ聖歌: Petrus et Johannes ヴィルジーリオ・マッツォッキ:8声の晩課詩篇集~ Dixit Dominus (詩篇109) グレゴリオ聖歌: Argentum et aurum ヴィルジーリオ・マッツォッキ:8声の晩課詩篇集~ Confitebor (詩篇110) グレゴリオ聖歌: Dixit angelus ad Petrum ヴィルジーリオ・マッツォッキ:8声の晩課詩篇集~ Beatus vir (詩篇111) グレゴリオ聖歌: Misit Dominus ヴィルジーリオ・マッツォッキ:8声の晩課詩篇集~ Laudate nomen (詩篇112) グレゴリオ聖歌:汝はペテロなり ヴィルジーリオ・マッツォッキ:8声の晩課詩篇集~ Laudate Dominum (詩篇116) 不詳(17世紀):ポストコムニオのためのカンツォーナ グレゴリオ聖歌: Decora lux aternitatis / 朗唱: In omnem terram ヴィルジーリオ・マッツォッキ:8声の晩課詩篇集~マニフィカト 朗唱: Ex proprio sanctorum / Conclusio トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611): Salve Regina ミケーレ・ガスバッロ指揮アンサンブル・フェスティーナ・レンテ [アレーナ・ダンチェヴァ、フランチェスカ・カッシナーリ(S) カルラ・ナアーディ・バベレゴート、アリアンナ・ランチ(A) アンドレア・モンティッラ=アクレーロ(T/グレゴリオ聖歌斉唱) リッカルド・ピザーニ(T) マウロ・モルジョーニ、マッテオ・ベロット(B) アンドレア・ラッタルーロ(Vc) マッテオ・コティコーニ(Cb) トマージ・フランチェスコ、ファブリツィオ・カルタ(テオルボ) アレッサンドロ・アルベンガ(Org) ダヴィド・マリア・ジャンティーレ、ロベルト・マヌエル・ザンガリ(グレゴリオ聖歌斉唱)] | |||
| 録音:2018年11月25日、サンタポリナーレ聖堂、ローマ、イタリア。 ヴィルジーリオ・マッツォッキはローマ教皇庁礼拝堂で活躍したイタリアの作曲家。 | |||
| 「天使の声」~フランチェスカ・クッツォーニのためのアリア集 フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690-1768):歌劇「シリアのアドリアーノ」~エミレーナの2つのアリア(*) 〔 Prigioniera abbandonata / Quel cor che mi donasti 〕 マウロ・ダライ(1687-1757):ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ長調 Op.1 No.1 ジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニ(1670-1747):歌劇「アスティアネッテ」~アンドロマカの 2つのアリア(*) 〔 Deh lascia o core di sospirar / Deh non accrescer l'acerbo mio dolor 〕 レオナルド・レーオ(1694-1744):歌劇「認められたチーロ」~マンダーネのアリア「 Rendimi il figlio mio 」(*) ニコラ・フィオレンツァ(?-1764):チェロ、2つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 ヘ長調 (1728) ジェミニアーノ・ジャコメッリ(1692-1740):歌劇「カルタゴ・ノヴァのシピオーネ」~エルヴィーラの 2つのアリア(*) 〔 Speranza foriera di dolce contento / Le catene al piè mi togli 〕 ルチア・コルテーゼ(S;*) マウリツィオ・カドッシ(Vn)指揮トリゴノ・アルモニコ [たかはし・あき(Vn) マルコ・カルデラーラ(Va) ピエトロ・トレヴィジオル(Vc) マルコ・アンジレッラ(ヴィオローネ) キアーラ・アルラーティ(Cemb)] | |||
| 録音:2019年10月、イル・カステッロ・デラ・ムジカ、ノチェート、イタリア。 ヘンデルのオペラのプリマ・ドンナとして知られるイタリアのソプラノ、フランチェスカ・クッツォーニ(1696-1778)のために書かれた、現在では聴く機会の稀なアリアの数々。 | |||
| イタリア・カンタータの栄光 Vol.2 ~ ベネデット&アレッサンドロ・マルチェッロ:カンタータ集 ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):カンタータ「捨てられたアリアンナ [Arianna Abbandonata] 」 アレッサンドロ・マルチェッロ(1684-1747):カンター「憤慨するイレーネ [Irene sdegnata] 」 ベネデット・マルチェッロ:カンター「何と幸せだったことか [Quanto fu lieto] 」 アレッサンドロ・マルチェッロ:カンター「突然の嵐のように [Qual turbine] 」 ルチア・コルテーゼ(S) パオロ・ファルディ指揮カメラータ・アカデミカ | |||
| 録音:2019年7月4日-6日、アウディトリウム・ポッリーニ、パドヴァ、イタリア。 ルチア・コルテーゼはロベルタ・インヴェルニッツィ、サラ・ミンガルドに師事した将来を嘱望されているイタリアのソプラノ。 | |||
| イタリア・カンタータの栄光 Vol.1 ~ アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):カンタータ集 〔太陽が愛する胸へと急いでいた [Correa nel seno amato] /目を閉じるとすぐに [Appena chiudo gli occhi] / 美しいセイレーンよ [Benché o Sirena bella] /私はどこへ逃れよう? [Dove fuggo a che penso] 〕 マリア・カルーゾ(S) マウリツィオ・カドッシ(Vn)指揮トリゴノ・アルモニコ [たかはし・あき(Vn) ピエトロ・トレヴィジオル(Vc) キアーラ・アルラーティ(Cemb/Org) ティツィアーナ・アルモニア・アレッサンドラ・アッツォーネ(テオルボ/G)] | |||
| 録音:2019年7月6日-7日、イル・カステッロ・デラ・ムジカ、ノチェート、イタリア。 | |||
| ロレンツォ・ペロージ(1872-1956):オルガン作品集 4つの前奏曲〔ヘ長調/変ホ長調/ト長調/ホ短調〕/「 Viderunt omnes 」による間奏曲/ 「 Veni Creator Spiritus 」によるオフェルトリウム/短いフガート/デ・デウム/ われらの主イエス・キリストの変容(マルコ・ステーファノ・ボッシ(1862-1925)編曲) 〔第1部 変容[前奏曲/ Et statim circumspicientes (C. F. Regnavit Dominus) / II Variazione ]/ 第2部 憑依からの解放[ Le smanie / Et frequenter eum /フィナーレ (C. F. Creator alme siderum) ]〕/ 「 Statuit 」によるトリオ/「 Ecce sacerdos magnus 」によるトリオ/「 Te lucis ante terminum 」によるトリオ/ 「 Te Deum laudamus 」によるトリオ/「マニフィカト」によるトリオ/「 Ecce video 」によるトリオ/ 聖マルコによるキリストの受難 (聖三部作)(マルコ・ステーファノ・ボッシ編曲) 〔第1部 主の晩餐[アンダンテ (C. F. Lauda Sion) / Unus ex duodecim / Et hymno dicto (C. F. Lauda Sion) ]/ 第2部 山上での祈り[ Dormite jam ]/第3部 贖い主の死[前奏曲/暗闇/死/フィナーレの合唱]〕 ディエゴ・カンニッツァーロ(Org) | |||
| 録音〔使用楽器〕:2019年5月、チェファル大聖堂、パレルモ、イタリア〔1966年、ヴィンチェンツォ・マショーニ製 Op.884 〕。 | |||
| ゴードン・ヤング(1919-1998):オルガン作品集 大聖堂組曲〔前奏曲/アルマンド(小カリヨン) /アリア/リゴドン/サラバンド/トッカータ/ 幸せなトランペット吹き(トランペット・チューン)/古典様式の前奏曲/休日(ペダルのみのための)/ パッサカリアとフガート/「 What a friend we have in Jesus 」による前奏曲/ページェント〕/ ソナティナ〔トッカータ/サラバンド/ポスティリオン〕/ 作業船のための前奏曲集からの4つの小品〔トランペット・チューン/エア/アルバムの綴り/ジュビレーション〕/ トランペット・ヴォランタリー/キャロル・ファンタジア/ バロック組曲〔クープラン風のプラン・ジュ/小行進曲/アリア/トッカータ/アメリカの賛美歌による変奏曲〕 アレッサンドロ・ビアンキ(Org) | |||
| 録音〔使用楽器〕:2019年1月、サンタナスタシア教区教会、ヴィッラサンタ、イタリア〔2013年、ディエゴ・ボナート製〕。 | |||
| ドメニコ・ツィポーリ〔ジポリ〕(1688-1726): オルガン、チェンバロのためのソナタ集(鍵盤作品全集) [CD1] オルガンのための作品 トッカータ(*) /ヴェルソ( I-IV ニ短調)(*) /カンツォーナ(ニ短調)(*) / ヴェルソ( I-IV ハ長調)(*) /カンツォーナ(ハ長調)(*) /ヴェルソ( I-IV ヘ長調)/ カンツォーナ(ヘ長調)/ヴェルソ (I-IV ホ短調)/カンツォーナ(ホ短調)/ ヴェルソ( I-IV ト短調)(*) /カンツォーナ(ト短調)(*) /エレヴァツィオーネに(ヘ長調)/ ポストコムニオに/エレヴァツィオーネに(ハ長調) (*) /オフェルトリウムに(*) /パストラーレ [マチェラータ市立図書館の写本から] マチェラータのヴェルソ( I-IV ニ短調)/マチェラータのヴェルソ( I-VII イ短調) [ボリビア、コンセプシオンのチキトス音楽文書館の写本から] スペインのドメニコ修道会、皇帝のレティラダ/王子の(*) /アフリカ(*) /フォリア [CD2] チェンバロのための作品 ソナタ〔 I ロ短調/ II ト短調/ III ハ長調/ IV ニ短調〕/2つのパルティータ〔ハ長調/イ短調〕 ガブリエーレ・ジャコメッリ(Org; CD1 ) アンドレア・ベナウディ(Cemb; CD2 ) | |||
| 録音:2013年7月5日、聖ステーファノ大聖堂聖帯礼拝堂、プラート、イタリア [CD1] (*) /2013年10月8日、サン・ジュスト・イン・ピアッツァネーゼ教会、プラート、イタリア [CD1] (無印) /2018年11月-12月、サント・スピリト教会、トリノ、イタリア [CD2] |使用楽器:1588年、チェーザレ・ロマーニ製(1773年、ミケランジェロ・クルデーリ改修) [CD1] (*) /1777年、ミケランジェロ・クルデーリ製(19世紀前半、ミケランジェロ・パオリ改修) [CD1] (無印) /1994年、サント・スピリト・アカデミー古鍵盤楽器製作ワークショップ製(モデル:1697年、カルロ・グリマルディ製) [CD2] 。 | |||
| チェントーリオ、エレディア:モテット、賛歌とアンティフォナ集 マルコ・アントニオ・チェントーリオ(1597/98-1638): Filiae Jerusalem (5声) / O Maria per te speramus (5声)/ Ave, virginum gemma Catharina (5声) / Quae est ista beata Rita (5声)/ Aspice, Domine (5声) / Jubilemus, cantemus (5声) / Heu, me misera (5声) ピエトロ・エレディア(1575頃-1648): Ave regina coelorum (6声) / Alma redemptoris mater (4声) / Regina coeli (4声)/ Salve regina (6声) / Panis angelicus (4声) / Manifestavit se (4声)/ Laetemur Vercellenses / Adest namque (4声) / Beati Eusebii (4声) / Videntes stellam (2声) マルコ・アントニオ・チェントーリオ: Christe redemptor omnium (6声) / O gloriosa domina (10声) ドン・デニス・シラーノ指揮ヴェルチェッリ大聖堂カペラ・ムジカーレ [独唱/混声合唱/児童合唱/Org/バロックTb/ヴィオローネ/ヴィオラ・バッサ] | |||
| 録音:2019年1月17日-21日、ヴェルチェッリ大司教区神学校礼拝堂、ヴェルチェッリ、イタリア。 イタリア、ピエモンテの都市ヴェルチェッリに生まれ同地の大聖堂楽長を務めた二人の音楽家の作品を収録。 | |||
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フランキーノ・ガッフリオ:レオナルド・ダ・ヴィンチの時代の教会音楽 フランキーノ・ガッフリオ〔フランキヌス・ガッフリウス〕(1451-1522): [モテット] Adoramus te Christe /スターバト・マーテル / Regina caeli laetare / Falla con misura Gulielmus [ミサ通常文代替モテット] Salve mater salvatoris / Salve verbi sacra parens ( Introitus に代えて)/ Salve decus virginum ( Kyrie に代えて)/ Convallis umilis (グローリアに代えて) フランシスコ・デ・ラ・トレ(1407?-1507/確認できる活躍期:1483-1504): Alta フランキーノ・ガッフリオ: [ミサ通常文代替モテット] Tu thronus es Salomonis ( Patrem に代えて) / Salve mater pietatis ( Offertorium に代えて)/ Vox eclipsim nesciens ( Sanctus に代えて) / Imperatrix gloriosa ( Post Elevationem に代えて)/ Florem ergo genuisti ( Agnus Dei に代えて) / Res Miranda ( Deo gratias に代えて) ハインリヒ・イザーク(1450頃-1517): Mon Pere m'a donne mari フランキーノ・ガッフリオ:謝肉祭のミサ Kyrie - Christe - Kyrie /グローリア / Credo / Sanctus - Pleni sunt / Hosanna - Benedictus - Hosanna / Agnus Dei(ハインリヒ・イザーク作曲)/ Agnus Dei ピエトロ・ブスカ指揮アカデミア・デル・リチェルカーレ〔ピリオド楽器アンサンブル〕 [マッテオ・ピガート(男性S) ジャンルイージ・ギリンゲッリ(男性A) ヴィンチェンツォ・ディ・ドナート(T) エンリーコ・バーヴァ(B) ルーカ・タッカルディ、マッシモ・サルトーリ、アントニオ・ファンティヌオリ(ヴィエール) ジェルマーナ・ブスカ、マヌエル・スタロポリ、ルーカ・ヴェンティミーリャ、 ジャンフランコ・スタロポリ、マッシモ・テルツォーロ(ルネサンスFl/ルネサンス・バグパイプ) マルコ・テンペスタ(Tb) クラウディア・フェレーロ(Org)] | |||
| 録音:2019年2月23日-25日、ヴェルチェッリ大司教区神学校、ヴェルチェッリ、イタリア。 フランキーノ・ガッフリオ(フランキヌス・ガッフリウス)はミラノ大聖堂楽長を務めたイタリアの作曲家・音楽理論家。同時代を生きたレオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)と交友関係にあった。 | |||
REGENT (英) 特記以外 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)1988年創業、2012年に国内へ初案内されたイギリスのレーベル。「リージェント」は「摂政」「評議員」といった意味。ご案内済旧譜はこちらから。 | |||
| 聖母のための祈り [Prières pour Notre Dame] ~オルガンと高声のためのフランス音楽 マルセル・デュプレ(1886-1971):聖母の晩課のための15の唱句 [15 Versets pour les Vêpres du commun des Fêtes de la Sainte-Vierge] Op.18 リリー・ブーランジェ(1893-1918):ピエ・イエズ [Pie Jesu] (斉唱) ジャンヌ・ドメッシュー(1921-1968):グレゴリオ聖歌の主題による12のコラール前奏曲 [12 Choral 前奏曲集 on Gregorian Chant Themes] Op.8 から 〔第3番 顧みたまえ、主よ [Attende Domine] /第1番 天より滴らせたまえ [Rorate Caeli] 〕 フランシス・プーランク(1899-1963): 黒衣の聖母へのリタニア [Litanies à la Vierge Noire] FP 82 ジョージ・リッチフォード指揮ロムジー修道院聖歌隊シニア・ガールズ コリン・ウォルシュ(Org) | |||
| 録音:2018年7月17日-18日、サントゥアン修道院、ルーアン、フランス。 | |||
| 聖なるエアーズ~ポール・エアーズ(1970-):合唱作品集 [詩篇] When I consider thy heavens / The Lord my shepherd is / Crimond (The Lord's my shepherd) / The Lord my pasture shall prepare / This is the day [賛歌] Be thou my vision / Grant O God Thy protection / This joyful Eastertide / Let all mortal flesh keep silence / A new commandment [黒人霊歌] Didn't my Lord deliver Daniel? / Go down Moses / Motherless Child / Deep River / Joshua fought the battle of Jericho [アンセム] On this mountain / God be in my head / Quanto sei bella [キャロル] The angel Gabriel / Go tell it on the mountain / When the song of the angels is stilled [アンコール] Psalms and Hymns and Spiritual Songs サラ・マクドナルド指揮ケンブリッジ・セルウィン・カレッジ・チャペル聖歌隊 シャンナ・ハート、デイヴィッド・ヘインズ(Org) | |||
| 録音:2018年7月4日-6日、セルウィン・カレッジ・チャペル、ケンブリッジ、イギリス。 ポール・エアーズはイギリスの作曲家・編曲家・合唱指揮者・オルガン奏者。 | |||
| ドブリンカ・タバコヴァ(1980-):合唱作品集 うるわしき救い主の御母 [Alma redemptoris Mater] /神に歓呼せよ [Jubilate Deo] (*) / トルーロ・カンティクルズ [Truro Canticles] (*)〔マニフィカト/ ヌンク・ディミティス(とわれらを救いたまえ、主よ) [Nunc dimittis (with Salva nos, Domine)] 〕/ オルガン独奏のための二部作 [Diptych for solo organ] (*) 〔パストラール前奏曲/コラール〕/ 称賛 [Praise] (*) / Of a rose sing we (*) / カイナンス・コーヴ [Kynance Cove] (+) /サウス・ダウンズで[On the South Downs] (+/#) クリストファー・グレイ指揮 トゥルロー大聖堂聖歌隊 ナタリー・クレイン(Vc;#) ジョゼフ・ウィックス(Org;*) BBC コンサートo.(+) | |||
| 録音:2018年4月24日-26日、トゥルロー大聖堂、トゥルロー、イギリス。ドブリンカ・タバコヴァはブルガリア生まれのイギリスの作曲家。 | |||
| セントルイス・クラシックス レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):天の主を称えよ [O praise the Lord of Heaven] (*) グランヴィル・バントック(1868-1946):パンへの訴え [Invocation to Pan] ゾルターン・コダーイ(1882-1967):イエスと商人 [Jézus és a Kufárok] オーランド・ギボンズ(1583-1625):銀色の白鳥 [The silver swan] ボブ・チルコット(1955-):銀色の白鳥 [Silver swan] (+) アレクサンドル・グレチャニノフ(1864-1936):キリストの復活を見て [Voskreseniye hristovo videvshe] Op.59 No.8 ジャン・シベリウス(1865-1957):恋人 [Rakastava] Op.14 ローベルト・シューマン(1810-1856):ロマンスとバラード Op.67 〔トゥーレの王/美しいロートラウト姫/野ばら/雷雨/ジョン・アンダーソン〕 ロイ・ハリス(1898-1979):民主主義の3つの歌 [Three songs of democracy] 〔古き主張の汝へ [To thee, old cause] /震えた年 [Year that trembled] /自由、寛容 [Freedom, toleration] 〕 アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):地上の平和 [Friede auf Erden] Op.13 フィリップ・バーンズ指揮セントルイス室内cho. | |||
| 録音:2017年2月25日-28日、長老派第二教会、セントルイス、ミズーリ州、アメリカ合衆国|世界初CD録音(*) /世界初録音(+) 。 | |||
GOODIES ”DIRECT TRANSFER”
東京の東村山市に本拠を構えるクラシックCDの小売り店、グッディーズさんが企画した盤起こしの復刻シリーズ(編集作業を全く行っていないため、レコード盤の切れ目で曲が途切れます)。78~ はSP復刻、33~ はLP復刻で、 CD-R と DSD DISC は品番部分の重複無し〔33CDR-3307 という品番がある場合、78CDR-3307というアイテムは存在しません〕。 | |||
| 録音:2018年4月24日-26日、トゥルロー大聖堂、トゥルロー、イギリス。ドブリンカ・タバコヴァはブルガリア生まれのイギリスの作曲家。 | |||
| セントルイス・クラシックス レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):天の主を称えよ [O praise the Lord of Heaven] (*) グランヴィル・バントック(1868-1946):パンへの訴え [Invocation to Pan] ゾルターン・コダーイ(1882-1967):イエスと商人 [Jézus és a Kufárok] オーランド・ギボンズ(1583-1625):銀色の白鳥 [The silver swan] ボブ・チルコット(1955-):銀色の白鳥 [Silver swan] (+) アレクサンドル・グレチャニノフ(1864-1936):キリストの復活を見て [Voskreseniye hristovo videvshe] Op.59 No.8 ジャン・シベリウス(1865-1957):恋人 [Rakastava] Op.14 ローベルト・シューマン(1810-1856):ロマンスとバラード Op.67 〔トゥーレの王/美しいロートラウト姫/野ばら/雷雨/ジョン・アンダーソン〕 ロイ・ハリス(1898-1979):民主主義の3つの歌 [Three songs of democracy] 〔古き主張の汝へ [To thee, old cause] /震えた年 [Year that trembled] /自由、寛容 [Freedom, toleration] 〕 アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):地上の平和 [Friede auf Erden] Op.13 フィリップ・バーンズ指揮セントルイス室内cho. | |||
| 録音:2017年2月25日-28日、長老派第二教会、セントルイス、ミズーリ州、アメリカ合衆国|世界初CD録音(*) /世界初録音(+) 。 | |||
GOODIES ”DIRECT TRANSFER”
東京の東村山市に本拠を構えるクラシックCDの小売り店、グッディーズさんが企画した盤起こしの復刻シリーズ(編集作業を全く行っていないため、レコード盤の切れ目で曲が途切れます)。78~ はSP復刻、33~ はLP復刻で、 CD-R と DSD DISC は品番部分の重複無し〔33CDR-3307 という品番がある場合、78CDR-3307というアイテムは存在しません〕。 | |||
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ディーナー、ハンペ~J.S.バッハ:二つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043
ハンス・ヘルマン・ディーナー(Vn)指揮コレギウム・ムジクム シャルロッテ・ハンペ(Vn) 不明奏者(Cemb|使用楽器:ノイペルト製) | |||
| 録音:1938年5月20日、ベルリン|独 ELECTROLA, EH 1217/8 。ハンス・ヘルマン・ディーナー(1897-1955)はドイツのヴァイオリニスト。ベルリン高等音楽院教授で、ピリオド楽器奏法の草分け的存在。シャルロッテ・ハンペ(1910-1983)はディーナーの弟子の女流奏者。ディーナーはバッハ時代の演奏スタイルを探究するためにコレギウム・ムジクムを設立した。この曲の第1楽章(ヴィヴァーチェ)の快速調演奏は耳を奪われる。ディーナーはこの録音に先立ってJ.S.バッハ:フーガの技法 BWV.1080 を独 ELECTROLA EH 1007/16 のSPレコード10枚セットを出していた。こちらはシェルマン SH-1016 のCD復刻が出ている。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SP レコード専用 MC 型カートリッジ (3 mil 針) とコルグ の Nu1 DSD 録音機を使用した。 | |||
| ハイフェッツ~ヴュータン: ヴァイオリン協奏曲第5番 イ短調 Op.37 |
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) マルコム・サージェント指揮 LSO | ||
| 録音:1947年11月8日、ロンドン|米 RCA VICTOR, 12-0381/2 。ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)はこの曲を2度録音している。これは第1回目の録音。ハイフェッツはロシア生まれ。ペテルブルク音楽院でレオポルド・アウアー(1845-1939)に師事し10歳でデビューした。ロシア革命を機にアメリカに移住し、青年期、壮年期から引退するまで世界最高のヴァイオリン奏者として崇められた。このシリーズでヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番(78CDR-3791)も出ている。指揮者のサー・マルコム・サージェント(1895-1967)はイギリスの指揮者。SPレコード時代に多くの録音を残した。1954年に来日し、NHK交響楽団を指揮している。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SP レコード専用 MC 型カートリッジ (3 mil 針) とコルグ の Nu1 DSD 録音機を使用した。 | |||
| モーツァルトも気に入ったフランス生まれの流行り歌 「きらきら星〔ああ、お母さん聞いて〕」 *フリーダ・ヘンペル(S) デ・フリース(Fl) [ Gramophone Monarch Record (Fr), 033114 /1911年2月4日、ベルリン、機械式収録] *アメリータ・ガリ=クルチ(S) クレマン・バローン(Fl) 〔フランス語歌唱〕 [ VICTROLA (US), 74734 /1921年9月8日、キャムデン、機械式収録] *アンナ=マリア・グリエルメッティ(S) 管弦楽伴奏 〔イタリア語歌唱〕 [ COLUMBIA (JP), J 5120 /1928年5月11日、電気収録] *アダ・サリ(S) カール・アルヴィン指揮管弦楽団 〔イタリア語歌唱〕 [ GRAMOLA (Czechoslovakia), ES 459 /1928年11月8日、電気収録] *ミリッツァ・コリュス(S) J,ミュラー指揮ベルリン放送o. 〔ドイツ語歌唱〕 [ HMV (U.K.), C 2688 (same as ELECTROLA EH-876 (Germany) ) /1934年3月、ベルリン、電気収録] *ルネ・ドリア(S) タッソー・ヤノプロ(P) フルート助奏付 〔フランス語歌唱〕 [ PATHE (France), PD 114 /1949年、パリ、電気収録] *鈴木鎭一(Vn) 古畑歌子(P) 〔 Bonus Track 〕[日本コロムビア, AK 260 /1953年頃 #レーベルに「才能教育研究会編」「鈴木鎭一ヴァイオリン指導曲集レコード」と記載] | |||
| 録音:[/内](1911年-1953年)|含・機械式録音盤〔電気式録音以前〕の復刻。
「きらきら星」は18世紀の後半にフランスで流行したシャンソン(作曲者不明) "Ah, vous dirai-je, maman"「ああ、お母さん聞いて」が原曲。元のメロディは1740年頃に生まれ、作曲者不明(ジャン・フィリップ・ラモー 1683-1764 説あり)のまま流行りだし、歌詞のない楽譜が1761年に出版された。いくつかの歌詞がつけられて、その中のひとつが「ああ、お母さん聞いて」だった。モーツァルト(1756-1791)がこの曲を聞いて気に入りピアノ曲「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲 ハ長調 K.265を1780年頃作曲した。一方イギリスでは女流詩人ジェーン・テイラー(1783-1824)が1806年に「きらきら星 "Twinkle, twinkle little star" 」の英語詩をつけた。それが童謡として広まり、さまざまな言語に翻訳され世界中で愛唱されている。さらにフランスの作曲家アダン(1803-1856)は喜歌劇「闘牛士」の中に「ああ、お母さん聞いて」をアリアと変奏曲として取り入れた。日本では1914年(大正3年)に共益社書店発行の「英語唱歌教科書巻一」に近藤逸五郎〔朔風〕(1880-1915)訳詞で掲載された。その後多くの日本語訳詞が出ている。 フリーダ・ヘンペル(1885-1955)はライプツィヒ生まれ。ベルリンのシュテルン音楽院で学び、1905年にシュヴェリンでデビューした。ベルリン宮廷歌劇場、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場、シカゴ歌劇場に所属した。 アメリータ・ガリ=クルチ(1882-1963)はイタリア、ミラノ生まれのコロラトゥーラ・ソプラノ。ローマのコンスタンツィ劇場でリゴレットのジルダ役で注目される。アメリカに渡り、シカゴ歌劇場、メトロポリタン歌劇場で絶賛された。1930年頃に喉を傷め手術を受けたが回復せず、1936年に引退した。 アンナ=マリア・グリエルメッティ(1895?-1982) は1915年頃デビュー、ヨーロッパ各地で歌ったあと1927年コヴェント・ガーデンにゲスト出演した。イタリアCOLUMBIAに7枚の録音を残した。これは日本コロムビアから戦前発売された一枚。 アダ・サリ(1886-1968)はポーランドのオペラ歌手、女優で教育者。20世紀前半に彼女はヨーロッパの歌劇場やコンサート・ホールのステージで絶賛された。ウィーンやミラノで声楽を学んだ後、ローマでデビュー。ヨーロッパ各地の舞台を踏んだ後、南米杜北米で名声を高めた。その後ワルシャワに戻り教育者に専念し1968年に没した。1985年以来「アダ・サリ声楽コンクール」が開かれている。 ミリッツァ・コリュス(1909-1980)はポーランド生まれのエストニアのコロラトゥーラ・ソプラノ。1930年代に「ベルリンのナイチンゲール」と呼ばれヨーロッパで屈指のコロラトゥーラ・ソプラノだったが、後にアメリカに移住し映画にも出演した。映画「グレート・ワルツ」で1938年度アカデミー助演女優賞を受賞した。 ルネ・ドリア(1921-)はフランスのペルピニャン生まれのソプラノ。1947年にパリ・オペラ座で「魔笛」の夜の女王でパリ・デビュー。これはドリアの初録音の中の一枚。LP時代になって数多くのオペラ全曲盤に出ている。ピアノのタッソー・ヤノプロ(1897-1970)はエジプト生まれ。フランスに帰化しピアノ伴奏者としての地位を確立した。ティボー、ヴァラン、シェリング、フルニエ、トルトゥリエ等の伴奏者をつとめた。 鈴木鎭一(1898-1998)はヴァイオリン奏者で音楽教育者。ベルリン高等音楽院教授カール・クリングラー(1871-1971)の個人指導を受けた。スズキ・メソードの創始者。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SP レコード専用 MC 型カートリッジ (3 mil 針) とコルグ の Nu1 DSD 録音機を使用した。 | |||
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「イェーナ交響曲」発見者フリッツ・シュタイン~ モーツァルト:交響曲第28番 ハ長調 K.200 |
フリッツ・シュタイン教授指揮 ベルリン大学器楽合奏団 | ||
| 録音:1937年5月、ベルリン|独 ELECTROLA, EH 1047/8 。フリッツ・シュタイン(1879-1961)はドイツの指揮者、神学者で教会のオルガン奏者。1911年、イェーナの図書館でベートーヴェンの若い頃の作品と思われた「イェーナ交響曲」の楽譜を見つけ出版したが、1957年に誤りと判明〔実際にはベートーヴェンと同年に生まれたフリードリヒ・ヴィット(1770-1836)作〕。彼は1919年から1933年の長期に渡りキール大学で音楽教授として教鞭をとり、ナチス政権の下ではユダヤ人関連音楽の排斥に尽力した。そのため、戦後は失職し1961年世を去った。ナチス協力者の音楽家の一人だが、この録音は英HMVや米VICTORでも発売されていた。復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SP レコード専用 MC 型カートリッジ (3 mil 針) とコルグ の Nu1 DSD 録音機を使用した。 | |||
| ケンペン& BPO ~ベートーヴェン: 交響曲第8番 ヘ長調 Op.93 |
パウル・ファン・ケンペン指揮 BPO | ||
| 録音:1941年10月4日、ベルリン|独 POLYDOR, 67662/4 。 パウル・ファン・ケンペン(1893-1955)はオランダ生まれ。アムステルダム音楽院で指揮法とヴァイオリンを学びコンセルトヘボウo. の第2ヴァイオリン奏者としてキャリアをスタートした。1932年にドイツ国籍を取得し、1933年に指揮者としてデビューした。1934年にはドレスデン・フィルハーモニーの音楽監督に就任し、1942年から1944年までカラヤンの後任としてアーヘン市立歌劇場の音楽監督をつとめた。大戦後は祖国オランダに活動の場を移したが、戦時中のナチス政権とのかかわりが尾を引き不幸な中アムステルダムで没した。ケンペンはこの録音の他SPレコードにベートーヴェンの交響曲第2番、第5番(ドレスデン・フィル)(Polydor)、LPレコードに第3番「英雄」、第7番(ベルリン・フィル) (PHILIPS)、チャイコフスキーの交響曲第5番、第6番「悲愴」(アムステルダム・コンセルトヘボウo. ) (PHILIPS)を残した。復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SP レコード専用 MC 型カートリッジ (3 mil 針) とコルグ の Nu1 DSD 録音機を使用した。 | |||
| 20世紀初頭に活躍した名歌手による 「ホーム・スイート・ホーム〔埴生の宿/はにゅうのやど〕」 *ネリー・メルバ(S)[ HMV (UK), DB 351 /1905年9月5日、ロンドン〔機械式収録〕] *アルマ・グルック(S)[ VICTOR (US), 74251 /1911年10月21日、キャムデン〔機械式収録〕] *原信子(S) 澤田柳吉(P)[ NIPPONOPHONE (JP), 2309 /1913年頃〔機械式収録〕] *ハルダ・ラシャンスカ(S)[ COLUMBIA (US), 49339 /1918年3月13日〔機械式収録〕] *ローザ・ポンセル(S)[ COLUMBIA (US), 49935 /1921年頃〔機械式収録〕] *アメリータ・ガリ=クルチ(S)[ VICTOR (JP), VE 1001A /1928年5月16日、ニューヨーク〔電気収録〕] | |||
| 録音:[/内](1905年-1928年)|含・機械式録音盤〔電気式録音以前〕の復刻。
「ホーム・スイート・ホーム〔埴生の宿〕」はイギリスの作曲家、サー・ヘンリー・ロウリー・ビショップ(1786-1855)が1823年に作曲した歌劇「ミラノの乙女クラリ」の中で歌われた。作詞はアメリカ人のジョン・ハワード・ペイン(1791-1852)。このメロディは作曲者がオペラに取り入れた以前に他の歌詞をつけてシチリア民謡として発表していたため民謡として知られていたが、ビショップの作曲、ペインの作詞であることが後に明らかになった。日本語版の「埴生の宿」は1889年(明治22年)に文部省「中等唱歌」に選定された。訳者は里見義〔さとみただし〕(1824-1886) 。 ネリー・メルバ(1861-1931)はオーストラリアのリッチモンド生まれ。メルボルンで声楽を学んだ後ヨーロッパに渡った。パリで声楽を学び直した後パリやブリュッセルで成功を収め、1888年からロンドンのロイヤル・オペラで主役をつとめるようになった。1904年からイギリスのグラモフォン&タイプライター社 (G & T) への録音を開始し、この録音は2年目の1905年の物。 アルマ・グルック(1884-1938)はルーマニアのブカレスト生まれ。若い頃アメリカに渡り、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で成功をつかんだ。レコーディング・アーティストとしてアメリカ国内で多くの演奏会を開いた。レオポルド・アウアー(1845-1930)門下の名ヴァイオリニスト、エフレム・ジンバリスト(1889-1985)と結婚し2子をもうけた。息子のエフレム・ジンバリスト・ジュニア(1918-2014)は有名なテレビ俳優で、孫のステファニー・ジンバリスト〔ジュニアの娘〕(1956-)は世界的に人気の女優。 原信子(1893-1979)は大正から昭和にかけて活躍したオペラ歌手。青森県八戸市出身。1903年から三浦環(1884-1846)に師事。東京音楽学校(現東京藝術大学音楽学部)に入学したが中退。その後、滞日外国人声楽家アドルフォ・サルコリ(1867-1936)に師事して声楽を修め、外遊のために退団した三浦環の後任とした帝国劇場歌劇部に入った。1918年に原信子歌劇団を結成、浅草でオペレッタを上演、田谷力三、藤原義江らと共に浅草オペラの一時代を築いた。1919年突然引退宣言、渡米してマンハッタン・オペラに出演した。その後イタリアに留学し、プッチーニやマスカーニの知遇を得た。1928年から1933年まで日本人で初めてミラノ・スカラ座に所属した。1934年に帰国してから、歌劇研究所を主宰してオペラ運動に尽力をつくした。ピアノの澤田柳吉(1886-1936)は東京生まれ、東京音楽学校ピアノを学んだ。ラッパ吹き込み時代にベートーヴェンの「月光」ソナタの録音もあった。 ハルダ・ラシャンスカ(1893-1974)はニューヨーク生まれ。マルセラ・ゼンブリッヒ(1858-1935)に師事した。1910年にワルター・ダムロッシュ指揮のニュヨーク・フィルの演奏会でリストのローレライを歌い称賛された。この録音は1918年1月24日にエオリアンホールでの初リサイタルの直後に行われた物。 ローザ・ポンセル(1897-1981)アメリカのソプラノ。1920年代から30年代にニューヨークのメトロポリタン歌劇場を中心に活躍し、アメリカの生んだ最も偉大なソプラノの一人とされている。 アメリータ・ガリ=クルチ(1882-1963)はイタリアのミラノ生まれのコロラトゥーラ・ソプラノ。1906年トラーニで「リゴレット」のジルダ役でオペラ・デビュー。以降20世紀初頭の最も偉大な女性声楽家の一人に数えられている。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SP レコード専用 MC 型カートリッジ (3 mil 針) とコルグ の Nu1 DSD 録音機を使用した。 | |||
ALBION RECORDS (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)〔SACDも同一の価格〕レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ協会の録音部門として2007年に設立されたイギリスのレーベル(アメリカ合衆国の現代音楽系レーベル New Albion Records とは無関係)。知られざるヴォーン・ウィリアムズ作品の発掘、世界初を含む録音、それらの世界的普及に注力している。旧譜はこちらから。 | |||
| ヴォーン・ウィリアムズ:民謡集 Vol.1 「サセックス民謡集」より 〔 Bold General Wolfe / Low Down in the Broom / The Thresherman and the Squire / The Pretty Ploughboy / Who is that that Raps at my Window? / How Cold the Wind doth Blow / Capta in Grant / Farewell Lads / Come All You Worthy Christians / The Turkish Lady / The Seeds of Love / The Maid of Islington / Here's Adieu to all Judges and Juries / Lovely Joan 〕/ 6つのイギリス民謡/祖国の歌第4巻~海の歌 メアリー・べヴァン(S) ニッキー・スペンス(T) ロデリック・ウィリアムズ(Br) ジャック・リーベック(Vn) ウィリアム・ヴァン(P) | |||
| 録音:2020年6月7日-11日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン、 UK 。レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品、埋もれていた作品、未発表作品などを取り上げてきた、ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」より、ヴォーン・ウィリアムズが声楽とピアノ、またはヴァイオリンのために編曲した80曲にもおよぶ民謡集の第1弾が登場。英国ロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト賞や英国批評家サークル賞、2019年には栄誉あるMBE (大英帝国五等勲爵士)を受勲、輝かしい活躍を見せるイギリスの名ソプラノ、メアリー・べヴァン。ヤナーチェクの歌曲集(Hyperion CDA-68282)で2020年BBCミュージック・マガジン賞の声楽部門を受賞したスコットランド出身のテノール、ニッキー・スペンス。2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズという豪華歌手陣で贈る好企画。 | |||
AUDAX RECORDS (仏) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)2013年夏からリリースを開始したレーベル。代理店によると『ヨハネス・プラムゾーラーの自主レーベル』だとの事だが、彼以外のアーティストのみのタイトルも含まれている。 | |||
| ベートーヴェン、ヴォジーシェク、ルドルフ大公:ヴァイオリン・ソナタ集 ヤン・ヴァーツラフ・ヴォジーシェク(1791-1825):ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.5 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96 オーストリア大公ルドルフ(1788-1831):ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 デュオ・ブリュッヘン=プランク [ヘンリケ・ブリュッヘン(Vn) マリー・ラーダウアー=プランク(P)] | |||
| 録音:2019年9月3日-4日、 25日-26日、イエス・キリスト教会、ダーレム、ベルリン|日本語解説付き/解説:ラインハルト・ゲーベル。ドイツのピアニスト、ヘンリケ・ブリュッヘンとオーストリアのヴァイオリニスト、マリー・ラーダウアー=プランクによる女流デュオ、デュオ・ブリュッヘン=プランクがAudax Recordsデビュー。フンメルに師事し、第二宮廷オルガニスト、楽友協会の音楽監督などを務め、「ベートーヴェンの後継者」として頭角を現しながらも歴史に埋もれてしまったボヘミアの作曲家、ヤン・ヴァーツラフ・ヴォジーシェクのヴァイオリン・ソナタと、ベートーヴェンの弟子でありパトロン、そしてピアニスト、作曲家としても優れた腕前を持っていたとされるオーストリアのドルフ・フォン・エスターライヒ大公(このアルバムに収録されたヴォジーシェクとベートーヴェンのソナタが献呈された人物)のヴァイオリン・ソナタを組み合わせ、ベートーヴェンの最後のヴァイオリン・ソナタを歴史的な文脈で探求するという意欲的なプログラム。ブックレットには、ラインハルト・ゲーベルによる「ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ作品96とその背景」と題された濃密な解説(日本語、英語、ドイツ語、フランス語)が掲載されている。 | |||
| J.S.バッハ:リュート作品集 組曲 ト短調 BWV.995 /前奏曲 ハ短調 BWV.999 /フーガ ト短調 BWV.1000 /パルティータ ハ短調 BWV.997 ジャドラン・ダンカム(リュート) | |||
| 録音:2020年1月26日-29日、ノエウェー|日本語解説付き/解説:ジャドラン・ダンカム。ジャドラン・ダンカムは、イギリス、クロアチア、ノルウェー系のバロック・ギター&リュート奏者。2008年にBBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ジ・イヤーのストリング・カテゴリーを受賞、2015年にはイタリアで行われたマウリツィオ・プラトーラ・リュート・コンクールで第1位に輝いている。「バッハとヴァイスの共作による組曲」という意欲的なアルバム(ADX-13706)でヨハネス・プラムゾーラーと共演し、「ヴァイス&ハッセ:リュート・ソナタ集」(ADX-13713)でソロ・レコーディング・デビューを果たしたジャドラン・ダンカムのセカンド・ソロ・アルバムは、バッハのリュート作品集。ジャドラン・ダンカムによるバッハのリュート作品への子細な研究、手稿譜やタブ譜の選択、リュート独特のレコーディングについてのこだわりなどが、ブックレットの解説(日本語、英語、ドイツ語、フランス語、ノルウェー語)に掲載。「バロック音楽の楽譜を見るには劇の台本を読むようにすべき」(ブックレット解説より)と語るダンカムの、表情豊かで生き生きとしたバッハをお届けする。 | |||
| イギリスとフランスの初期トリオ・ソナタ集 「パリ・アルバム」(ADX-13717) &「ロンドン・アルバム」(ADX-13718) のセット ヨハネス・プラムゾーラー(Vn) アンサンブル・ディドロ | |||
| 録音:2018年12月17日-22日、グスタフ・マーラー・ザール、トーブラッハ、イタリア|日本語解説付き。ヨハネス・プラムゾーラーとアンサンブル・ディドロがイギリスとフランスの初期トリオ・ソナタを探求した名盤、「パリ・アルバム」と「ロンドン・アルバム」がお得なセットで登場!CD1「パリ・アルバム(ADX-13717)」は、リュリ亡き後の17世紀末フランスで「フランス様式」と「アルプスの向こうの熱情(ardeur transalpine)」(「transalpine」は、アルプス山脈の向こう側、転じてイタリア音楽のこと)を融合し、より優れた新しい様式を確立するために情熱が向けられていたフランスの音楽。CD2「ロンドン・アルバム(ADX-13718)」は、1683年にパーセルが「三声のトリオ・ソナタ集」を出版し、独特なイングランド音楽の語法と最新のイタリアやフランスの音楽を巧みに取り入れながら発展していったイギリス・バロックの最初の最盛期となった時代の音楽。新たな発見でいっぱいの二つの「トリオ・ソナタ集」を、プラムゾーラーとアンサンブル・ディドロの精緻でエネルギッシュな演奏で贈る。 | |||
AVIE 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)旧譜はこちらから。 | |||
| メシアン:世の終わりのための四重奏曲 カート・ローディー(1966-):片翼 [one wing] (*) レフト・コースト・チェンバー・アンサンブル [ジェローム・シーマス(Cl) アンナ・プレスラー(Vn) ターニャ・トムキンズ(Vc) エリック・ジヴィアン(P)] | |||
| 録音:2020年2月、バークリー・ヒルサイド・クラブ&サンフランシスコ音楽院、 US | (*)世界初録音。アメリカ西海岸サンフランシスコ・ベイエリアで活躍するトップクラスの音楽家たちで構成されたレフト・コースト・チェンバー・アンサンブル(LCCE)による、メシアンの名曲「世の終わりのための四重奏曲」!LCCEは「nothing is out of bounds, and anything is possible」をモットーに、小編成のアンサンブル、声楽、オーケストラ、オペラなどあらゆるタイプの音楽に携わっており、独奏から四重奏まで4つの楽器(クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)のさまざまなアンサンブルが特徴の本作品でも、選りすぐりのメンバーによる録音が行われている。うちチェロのターニャ・トムキンズとピアノのエリック・ジヴィアンは、イギリスの名手モニカ・ハジェットが牽引するベンヴェニュー・フォルテピアノ・トリオのメンバーとしても活躍し、Avieレーベルにシューマンやメンデルスゾーンの名演を残している。カップリング曲の「片翼」はLCCEの共同創立者である作曲家カート・ローディー(カート・ロード)による、メシアンにインスパイアされたヴァイオリンとピアノのための作品で、クリスタルな響きが印象的。本アルバムが世界初録音となる。 | |||
CHRISTOPHORUS (独) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから。 | |||
| ヴィンフリート・オッフェーレ(1939-): ソリスト、カントル、7つの合唱、管弦楽とオルガンによる降誕節のためのオラトリオ 「見よ、王なる主が来たまえり [ECCE ADVENIT] 」 コンスタンツェ・ステルク(S) イヴォンヌ・フックス(A) トーマス・ヴォッレ(T) クレメンス・モーゲンターラー(B) エドゥアルト・ヴァーグナー(カントル)、コンスタンツ児童&青年cho.、 ヴォイスミックス、スコラ・グレゴリアーナ、コンスタンツ・男声&ミュンスターcho.、 コンスタンツ・ヴォーカルアンサンブル、ミュンヘン・カペラo. マルクス・ウッツ(Org) シュテフェン・シュライヤー指揮 | |||
| 録音:2019年7月15日-18日、コンスタンツ聖ステファン教会、ドイツ。ドイツ、デュースブルクとエッセンで教会音楽家として活動し、聖歌隊や器楽のための多くの作品を書き、音楽教育を含め地域の教会音楽に多大な貢献を果たしてきたヴィンフリート・オッフェーレ(1939-)が書いたアドヴェント(降誕節)・オラトリオ。レコーディングにあたって、コンスタンツの男声cho.、児童合唱団、青年合唱団、ヴォーカル・アンサンブル、グレゴリオ聖歌の合唱団、大規模な大聖堂聖歌隊など7つの合唱とソリスト、オーケストラ、オルガンなど約250名のミュージシャンが参加。古風な音楽から後期ロマン派、ポップ・ミュージックまで多様なスタイルへ発展しながら、様々なアドヴェント・コラールを壮大なオラトリオとしてまとめ上げている。 | |||
| 高き天よりわれは来れり~ライプツィヒからのクリスマス・コンチェルト ヨハン・シェレ:御空より天使の群れ来たり / セバスティアン・クヌッファー:ああ、最愛のイエス ヨハン・シェレ: Actus Musicus auff Weyh-Nachten / ヨハン・クーナウ:マニフィカト ハ長調 モニカ・マウフ、ハンナ・ツムザンデ(S) フランツ・ヴィッツム(男性A) ゼバスティアン・ヒュープナー(T) エッケハルト・アベーレ(B) ペーター・ゴートナー指揮カールスルーエ・キリスト教会室内cho. クリストフ・ヘッセ指揮ラルパ・フェスタンテ | |||
| 録音:2019年12月22日、カールスルーエ・キリスト教会、ドイツ、ライヴ。大バッハの前にそれぞれライプツィヒ聖トーマス教会のカントル(楽長)を務めたセバスティアン・クヌッファー(1633-1676)、ヨハン・シェレ(1648-1701)、ヨハン・クーナウ(1660-1722)のクリスマス音楽。いずれもマルティン・ルターのコラール「高き天よりわれは来れり(高き空より, da komm ich her)」が使われており、管楽器・弦楽器を伴う壮麗なクリスマス・カンタータ、クリスマス・コンチェルト、クリスマス・オラトリオが、カールスルーエの室内合唱団とドイツの室内オーケストラ「ラルパ・フェスタンテ」によって演奏されたライヴ録音。 | |||
| 門を開け~ライプツィヒ聖トーマス教会のクリスマス音楽 ヨハン・シェレ:門を開け / トビアス・ミヒャエル:門を開け(*) 讃歌:幸福な日 / セバスティアン・クヌッファー:幸福な日(*) ヨハン・カスパール・ホルン: Es begab sich aber zu der zeit / ヨハン・クーナウ:歓喜せよ汝ら地の民よ アントニア・ブーヴ、シモーネ・シュヴァルク(S) ヨハンナ・クレル(A) フローリアン・クラーマー、ハンスイェルク・マンメル(T) マルクス・フライク(B) スザンネ・ローン指揮 バート・ホンブルク救世主教会室内cho.、ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル | |||
| 録音:2020年1月16日-18日、バート・ホンブルク救世主教会、ドイツ| (*):世界初録音。こちらはCHR-77448の作曲家達に更にトビアス・ミヒャエル(1592-1657)まで加えた、J.S.バッハのちょうど4代前までのトーマスカントル(ライプツィヒ聖トーマス教会の楽長)たちのクリスマス音楽集。この中でヨハン・カスパール・ホルン(1636-1722)だけがトーマスカントルを務めていないが、ルカによる福音書からの有名なクリスマスのテキストを用いた「Esbegabsich aber zu der Zeit」は、聖トーマス教会で演奏された記録が残っている。バッハ以前にも連綿と受け継がれていた聖トーマス教会の素晴らしきクリスマス音楽の宝石。 | |||
| 抑圧の時代のクリスマス声楽作品集 ヨハン・ヘルマン・シャイン、オルランドゥス・ラッスス(1532-1694)、ヨハネス・エッカルト、 ハンス・レオ・ハスラー、アンドレアス・ラゼリウス、ハインリヒ・イザーク、ヤコプ・ルニャール、 ミヒャエル・プレトリウス、他の作品 / エンノ・ルドルフのテキスト朗読 ヴァルター・ヌスバウム(ディレクター)スコラ・ハイデルベルク [ドロテア・ヤコブ(S) フランツ・ヴィッツム(男性A) テリー・ヴェイ(CT) セバスティアン・ヒューブナー(T) マティアス・ホーン(B)] ボド・プリムス(朗読) | |||
| 録音:2020年5月29日-6月1日、聖バルトロメーウス教会、ディルスベルク、ドイツ。創設者ヴァルター・ヌスバウムの芸術監督の下、古楽(16~17世紀)と現代音楽(20~21世紀)の両面で活躍する合唱団、スコラ・ハイデルベルク。COVID-19のパンデミックによってすべての公演がキャンセルとなり、その空いた時間を利用して、ハイデルベルクの最高の歌手を集め、安全な距離を確保してレコーディングに臨んだルネサンスの降誕節とクリスマスの合唱作品集。哲学者のエンノ・ルドルフがこれらの作品が書かれた時代についてのテキスト(ドイツ語)を書き、ボド・プリムスが朗読してプログラムを説明している。このCDの収益の一部は、クラングフォルフム・ハイデルベルクの「コロナ時代の音楽家救援基金」に寄付される。 | |||
DA VINCI CLASSICS (日/伊) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)相愛大学でも教鞭を執るミラノ出身の音楽学者エドモンド・フィリッピーニ [Edmondo Filippini] 氏が2015年に創設し代表を務める楽譜等の出版社、 Da Vinci Publishing 傘下のレーベル。所在地はなんと大阪の都島区だが、奇妙なことに公式サイトはすべて欧文表記のみ(日本語情報なし)で、日本国内でもディスク商品(おそらく日本語は無し|イタリアから出荷されるという情報もあり)は2020年までほとんど流通していなかった。 | |||
| おお、過ぎ去りし日の甘美な春よ~クラリネットとピアノを伴う ソプラノ、バリトン、またはメゾ・ソプラノのためのアリア集 ドニゼッティ:私はあなたにのみ罪を犯した/さよならを言うために フランツ・パウル・ラハナー:詩的な間奏曲「歌の翼に」/女の愛と生涯 Op.82 プロッホ:囚われの夜鳴きうぐいす Op.11 / オビオルス:ロマンス「イ・ライ」 テオドール・ラハナー:2つの歌曲 マスネ:エレジー「おお、過ぎ去りし日の甘美な春よ」 / ブラガ:天使のセレナード プロセニオ・アンサンブル [ステファノ・オンガロ(Cl/バスCl) パオロ・ラッツァーリーニ(P) ルチア・ポッリ(S) マリア・ルチア・バッツァ(Ms) ピエルルカ・ポッリ(Br)] | |||
| 録音:2019年10月18日-20日、カステッロ・ディ・モルサスコ、アレッサンドリア、イタリア。シューベルトの「岩上の羊飼い」に代表される「クラリネット」を伴う歌曲の数々。クラリネットを声楽と並ぶ「第2の声」と位置付けた歌曲のレパートリーの研究、拡大の成果となるイタリアのプロセニオ・アンサンブルによるプロジェクト「おお、過ぎ去りし日の甘美な春よ」!このレパートリーで重要や役割を果たすのはクラリネット奏者のステファノ・オンガロ。ユストゥス・フランツのフィルハーモニー・デア・ナツィオーネンなどで活躍した実力派。 | |||
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クロイツェル&ボクサ:ハープとヴァイオリンのための「6つの演奏会用夜想曲」 Op.59
ジュリア・レットーレ(Hp) ダヴィド・スカローニ(Vn) | |||
| 録音:2019年9月13日-15日、トゥリオ・セラフィン劇場、カバルゼレ、イタリア。世界各地を渡り歩き波乱万丈の生涯を送った19世紀フランスのコンポーザー=ハーピスト、ニコラ=シャルル・ボクサ(1789-1856)と、同じく19世紀のフランスを代表するヴィルトゥオーゾとして名高いコンポーザー=ヴァイオリニスト、ロドルフ・クロイツェル(1766-1831)の共作「ハープとヴァイオリンのための「6つの演奏会用夜想曲」」の6曲全曲を収録!神童としてその名を馳せ、ナポレオン1世の宮廷楽団のハーピストに任命されながらも通貨偽造や文書偽造、さらには結婚詐欺によってイングランドへ逃亡。同地で活躍するも以前の悪事が発覚してしまい、職を追われるという自業自得ながらも激動の人生を歩んだボクサ。対してベートーヴェンからいわゆる「クロイツェル・ソナタ」を献呈され、パリ・オペラ座o. のコンサートマスター、指揮者を歴任。パリ音楽院のヴァイオリン科教授として数々の優れた弟子を育成、常に陽の当たる道を歩み続けたクロイツェル(クレゼール)。天才の名を欲しいままにしながらも日向と日陰という対照的な人生を歩んだ2人の音楽性が互いを刺激しあい完成した「6つの演奏会用夜想曲」は、ボクサとクロイツェルの旋律、テクスチュア、和声、技術面でのアイディア、創造性が込められた19世紀フランスの知られざる秀作。 | |||
| ドビュッシーの時代のギター作品集 プジョル:ロマンス / ドビュッシー:吟遊詩人 / ファリャ:ドビュッシーの墓に捧げる讃歌 ルーセル:セゴビア / サティ/ディアンス編曲:グノシエンヌ第1番 ミヨー:セゴビアーナ / ファリャ:歌 / モンポウ:コンポステラ組曲 フランチェスカ・デ・フィリッピス(G) | |||
| 録音:2020年1月、 CGLT ディアスタジオ、グローポリ、イタリア。イタリア、サレルノ出身の女流ギタリスト、フランチェスカ・デ・フィリッピスが構成した「ドビュッシーの時代のギター作品さまざま」は、単純にドビュッシーと同世代の作曲家の作品を集めたものではなく、当時のパリにおいて芸術家たちの「リビングルーム」になったであろうカタルーニャのピアニスト、リカルド・ビニェスを中心とした繋がりを音楽で表現したプログラム。リカルド・ビニェスの家を当時のフランス、パリにおける文化的な拠点と見立てて、ドビュッシーへのオマージュ、セゴビアへのオマージュなど、様々な大作曲家たちの作品を1つのストーリーとして繋いでいる。 | |||
| 北欧のピアノ・ソナタ集 ステーンハンマル:ピアノ・ソナタ第4番 ト短調 シベリウス:ピアノ・ソナタ ヘ長調 Op.12 グリーグ:ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7 |
ファビアーノ・カサノヴァ(P| 使用楽器: YAMAHA CFX ) | ||
| 録音:2019年8月29日-31日、モルサスコ城、モルサスコ、イタリア。フィンランドのシベリウス、ノルウェーのグリーグ、そしてスウェーデンのステーンハンマル。19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍した3人の北欧の大作曲家たちのロマンティシズムあふれる3つのピアノ・ソナタを、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を最高点で卒業したイタリアの実力派、ファビアーノ・カサノヴァがYAMAHA CFXのピアノで奏でた好演奏。地理的には近くとも音楽的感性の面では大きく異なる3人の巨星たちの様式美を巧みに描いた充実の北欧ソナタ集。幅広いレパートリーを誇るファビアーノ・カサノヴァは特にロディオン・シチェドリンの音楽のスペシャリストとして高い評価を受けているイタリア人ピアニスト。その演奏を聴いたシチェドリンから「並外れた情熱と豊かな内面を深く伝えることができる、素晴らしいな芸術性と魅力的な人間性を兼ね備えたピアニスト」と激賞されている。 | |||
| アブスコンディタス~ スカルラッティ/ジュリアーニ編曲:ギターのために編曲された15のソナタ 〔ニ短調 K.176 /ハ短調 K.73 /ニ短調 K.213 /ニ長調 K.164 /ニ長調 K.490 /変ロ長調 K.440 /ロ短調 K.408 /ハ短調 K.40 /ニ短調 K.77 /ホ短調 K.291 /ホ短調 K.292 /ホ長調 K.380 /イ長調 K.279 /ト短調 K.60 /イ長調 K.322 〕 ルイージ・アッタデモ(G) | |||
| 録音:2015年5月10日-12日、ウェストン、 UK 。555曲におよぶチェンバロのための単一楽章のソナタを作曲したバロック時代の巨匠ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)。その膨大な数のソナタの中からギター独奏のために編曲された様々な表情を持つ15曲のソナタを、イタリアのギタリスト、ルイージ・アッタデモがギター1本でレコーディング。スカルラッティのソナタの光と陰の両面を巧みに描いた好演。アッタデモは、ハイメ・パヒッサやアレクサンドル・タンスマン、ガスパール・カサドなどの未出版の写本の発見や研究を行うなど、その音楽活動は国内外で非常に高い評価を受けている。 | |||
| ミヒャエル・ハイドン:室内楽作品集&ヴィオラ協奏曲 弦楽四重奏曲 イ長調 M H.310 /フルート四重奏曲 ニ長調 P.117 /フルート四重奏曲 ヘ長調 P. DEEST / ヴィオラ、チェンバロと弦楽合奏のための協奏曲 ハ長調 M H.41 リンダ・ウェザリル(Fl) ファブリツィオ・ダッテリ(Cemb) エリザ・バチョッキSQ [カルロ・アルベルト・ヴァレンティ(Vn1) マリア・アンジェリカ・ヴィターリ(Vn2) トマゾ・ヴァレンティ、クラウディオ・ヴァレンティ(Va) カルロ・ベンヴェヌーティ(Vc)] | |||
| 録音:2020年7月8日-10日。ピエーヴェ・ディ・サンタ・マリア教会、ルッカ、イタリア。「フランツ・ヨーゼフの弟」という事実が常に付きまとったにもかかわらず、当時のザルツブルクにおいて最高の音楽家といて称賛を受けていたヒャエル・ハイドン(1737-1806)。大司教ジギスムントのための追悼ミサ曲である「レクイエム ハ短調」が代表作として知られているが、若き日のモーツァルトに多大な影響を与えたとも伝わる室内楽曲の数々はミヒャエル・ハイドンの魅力が最も表現された秀作ばかり。ここにはフルート四重奏曲と弦楽四重奏曲、そしてヴィオラとチェンバロ、弦楽器のための"小さな"協奏曲が収録されている。イタリアとアメリカの両国を活動の拠点とするフルートのリンダ・ウェザリルは、フランクフルト放送so. とアンサンブル・アンテルコンタンポランで首席奏者を務めた実力者。このミヒャエル・ハイドンの作品集で中心的な役割を担っているエリザ・バチョッキ弦楽四重奏団は、イタリア、ルッカのヴァレンティ・ファミリーによって結成されているアンサンブル。特にヴィオラのトマゾ・ヴァレンティは、アレッサンドロ・ロッラの「ヴィオラ協奏曲BI.552」を復元、録音(Tactusレーベル)、イタリアの古典派作品に精通している名手。 | |||
| フェデリーゴ・フィオリッロ(1755-1823):6つの演奏会用四重奏曲集 Op.4 〔第1番 ハ長調/第2番 イ長調/第3番 ト長調/第4番 ヘ長調/第5番 ニ長調/第6番 ホ短調〕 レロ・ナルシシ(Fl) イル・フリボンド弦楽三重奏団 [リアナ・モスカ(Vn) ジャンニ・デ・ローサ(Va) マルチェロ・スカンデッリ(Vc)] | |||
| 録音:2019年6月、聖バルトロメオ教会、トリノ、イタリア。18世紀後半~19世紀初期に活躍した作曲家、マンドリン奏者、ヴァイオリン奏者、ヴィオラ奏者で、現在では「ヴァイオリンのための36のエチュード(カプリス)」によってその名を知られるフェデリーゴ・フィオリッロ(1755-1823)。「36のエチュード」がクロイツェル、ローデと並びヴァイオリニストのバイブル的存在であるが故、その他の作品や経歴に滅多に日が当たらないフィオリッロの作曲家としての功績を掘り起こす意義深い録音が登場!優雅で洗練された作風であると同時に、高度な技巧を求められる四重奏曲に、コリブリ・アンサンブルの首席奏者として活躍するレロ・ナルシシをはじめとしたイタリア勢が取り組んでいる。 | |||
| タブラ・スマー~オルガンのための現代作品集 フェッラーリ:トッカータ・ゴティカ/オルガン・オン・ラグ/トッカータ、コラールとフーガ バッキーニ:カンタービレ第1番/主は耳を傾けて/トッカータ・ブレヴィス ベルツレッティ:プレリュード・トッカータ/子守歌 / マッキア:静かな夜の組曲/ラプソディア・ツィガーナ ロ・ムスチオ:ラヴェルの追憶への前奏曲/ゴシック風舞曲 イヴァン・ロンダ(Org) | |||
| 録音:2019年6月25日、ポンテヴィーコ、イタリア。カルロッタ・フェラーリ(1975-)、ロベルト・バッキーニ(1971-)、ステファノ・ベルツレッティ(1962-)、グリモアルド・マッキア(1972-)、そしてマルコ・ロ・ムスチオ(1971-)の5人のイタリア人作曲家たちが書いたオルガンのための"現代"の教会音楽と世俗音楽。5人の作曲家たちがそれぞれの音楽言語を用いて、オルガンとイタリア文化の密接な関係を表現している。 | |||
| フロンティーニ:ソプラノとピアノのための歌曲集「シチリアの歌」
ジェニファー・スキッティーノ(S) ジュゼッペ・フェデリコ・センフェット(P) | |||
| 録音:2019年7月、カステッロ・ディ・モルサスコ、モルサスコ、イタリア。#当CDはバックインレイ部分に誤品番「 C00246 」が印刷されていますが(背部分は正しく 00262 )、レーベル側で修正や再印刷の予定がなく、現状のままで供給されます。 フランチェスコ・パオロ・フロンティーニ(1860-1939)は、シチリア島のカターニャで生まれ、パレルモ音楽院、ナポリ音楽院を経て、代表作であるピエトロ・コッポラの葬送のためのミサ曲などを遺したイタリアの作曲家。フロンティーニは特にイタリアの伝統音楽に強い関心を寄せ、イタリアにおいて初となるシチリア島の民謡集を完成させたことでも歴史にその名を残している。シチリア民謡集からの50曲は第1巻として1882年にリコルディ社から、ナターレ・シチリアーノと題された第2巻は1893年にミラノのデマルキ社から出版された。 | |||
| アルマローリ:室内楽&独奏作品集 ラモ[マウルツィオ・ベン・オマール(Perc) セルジオ・アルマローリ(ライヴ・エレクトリクス)]/ 自助のバラード[ハイデマリー・ヴィースナー(P) 鷲見恵理子(Vn) エドゥアルド・ポホソフ(Br)]/ カーヴ・カルメン[アーヴィン・アルディッティ(Vn)]/ リマ[フランチェスコ・ボナフィーニ(Fl) ハイデマリー・ヴィースナー(P) ターニャ・ドーナス(Vo)]/ プラス[ジャンカルロ・スキアッフィーニ(Tb)]/全ての最後の何もない最後[セルジオ・アルマローリ(P)] | |||
| 録音:2007年-2015年。作曲家としてだけでなく、パーカッショニスト、ヴィブラフォニスト、マリンビストとして、ジャズや電子音楽、即興の世界でも大活躍しているイタリアの音楽家、セルジオ・アルマローリ(1972-)のポートレート・アルバム。アーヴィン・アルディッティ(アルディッティ弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン)が作品を取り上げているところからも、その存在の重要性を窺い知ることが出来る。 | |||
| 自然と告別の歌 ラヴェル:マダガスカル島民の歌 / フランシス・ブラウン:自然と告別の歌 アレクサンドラ:貴婦人と一角獣の愛の歌 / ラヴェル:魔法の笛 アンドレア・オリヴァ(Fl) へミスフェリア・トリオ [ダミアナ・ミッツィ(S) ロベルト・マンスエト(Vc) マルコス・マドリガル(P)] | |||
| 録音:2019年5月30日-31日、6月2日、アウディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカローマ、イタリア。生まれ故郷であるキューバの首都ハバナからイタリアへと渡り、アンドレアス・シュタイアーやドミトリー・バシキーロフといった名手たちにピアノを学んだカリブ海の名手マルコス・マドリガルを擁するソプラノ、チェロ、ピアノのアンサンブル、へミスフェリア・トリオが、現代のイタリアのフルート界を代表する名手アンドレア・オリヴァを迎えて繰り広げる20~21世紀の3つの歌曲集!師匠であるジェイムズ・ゴールウェイに「彼の世代で最高のフルート奏者の1人であり、フルートの世界に輝くスターである」と激賞され、ベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミーを経てローマ歌劇場o. の首席奏者、そして現在はサンタ・チェチーリア国立アカデミーo. の首席奏者として活躍するアンドレア・オリヴァ。2005年の第6回神戸国際フルートコンクール第1位、2004年のミュンヘン国際音楽コンクールでは第3位に輝くなど、突出したコンクールの受賞歴を誇るイタリアの名フルーティストが、へミスフェリア・トリオの歌声とアンサンブルの魅力を引き立ててくれている。 | |||
| カルロ・アレッサンドロ・ランディーニ(1954-): ピアノ・ソナタ第5番 |
マッシミリアーノ・ ダメリーニ(P) | ||
| 録音:2015年5月7日、ジュゼッペ・ヴェルディ劇場、フィオレンツオーラ・ダルダ、イタリア。ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院を首席で卒業し、留学先のパリ音楽院でオリヴィエ・メシアンとイヴォ・マレクに作曲を師事した現代のイタリア音楽界の大物作曲家カルロ・アレッサンドロ・ランディーニ(1954-)。5年以上の歳月を費やし2015年に完成したピアノ・ソナタ第5番は総演奏時間が150分を超えるという、数あるピアノ・ソナタの中でも最長の部類に位置付けられる長大な作品。この怪物級の大作と対峙するのは、イタリアのピアニスト、マッシミリアーノ・ダメリーニ。南ドイツ新聞(Suddeutsche Zeitung)で「ミケランジェリ、ポリーニと並ぶ現代のイタリアを代表する三大巨匠の1人」と大絶賛された名手。 | |||
| J.S.バッハ:イギリス組曲 BWV.806-811 (ベーレンライター批評校訂版/全曲) |
ピエトロ・ソラーチ(P| 使用楽器:スタインウェイ・モデルD) | ||
| 録音;2018年3月、グリファ&フィリ・スタジオ、イタリア。ベーレンライター社の批評校訂版(クリティカル・エディション)の楽譜を採用してレコーディングが行われたイタリアのピアニスト、ピエトロ・ソラーチによる「イギリス組曲」の全曲盤。ソラーチは11歳の時にベッリーニ歌劇場o. との共演でデビューを果たし、1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクールでは参加したイタリア人の最高位となるなど国内外で活躍してるピアニスト。ちなみにジャケット写真は京都にある世界遺産の醍醐寺。イタリア、京都、ベーレンライター社、そしてバッハのコラボレーションというユニークなコンセプトの「イギリス組曲」。 | |||
| 含・世界初録音~スクリャービン:初期ピアノ作品集 3つの小品 Op.2 /左手のための2つの小品 Op.9 / 24の前奏曲 Op.11 /バラード 変ロ短調 AHN.14(未完成)(*) アレッサンドロ・リッカルディ(P|使用楽器:スタインウェイ) | |||
| 録音:2019年9月、ボール州立大学、インディアナ州、 US | (*): 世界初録音。当時屈指のコンポーザー=ピアニストであると同時にショパンのスタイルの継承者でもあったスクリャービンは、このポーランドの巨匠やリストに匹敵する力で自らのスタイルを音楽史に刻み込み、新しい領域を開拓し、唯一無二の詩学を生み出した。イタリア、アメリカ、ポーランドで研鑽を積み、ポーランドではアンジェイ・ヤシンスキとヴォイチェフ・シヴィタワからもピアノを学んだイタリアの俊英アレッサンドロ・リッカルディのデビューアルバムとなるスクリャービンのピアノ作品集は、「初期作品」に焦点をあてたプログラム。スクリャービンの早熟ぶりと、後のソナタやエチュードの基礎となる初期作品のプログラムの掉尾を飾るのは、1887年に作曲され未完に終わった世界初録音となる「バラード 変ロ短調 AHN.14」。14歳という若さで到達した作曲家の成熟度を示す知られざる作品。アレクサンドル・スクリャービン協会の会長で、スクリャービン直系の子孫であるアレクサンダー・セラフィモヴィチ・スクリャービンが大絶賛するリッカルディのスクリャービン作品集。 | |||
| シューベルト: 4つの即興曲 D.899, Op.90 / 6つの楽興の時 D.780, Op.94 |
イングリッド・カルボーネ(P| 使用楽器:ベヒシュタイン) | ||
| 録音:2019年10月、オドラデク・レコーズ・スタジオ。イタリアの天才調律師として名高いアンジェロ・ファブリーニのコレクションであるベヒシュタインのモデル D で弾かれたアルバム。イングリッド・カルボーネはザルツブルクでラーザリ・ベルマンの、ローマでエドゥアルド・オガンドの指導を受けたイタリアの女流ピアニスト。イタリアのイブラ財団が主催する「イブラ・グランド・プライズ」のを2015年から2017年の3年連続で受賞した。 | |||
| ブロードウェイのヨーロッパ人 ヴァイル:ユーカリ/私はここでは異邦人/もうあとどれくらい?/誰が買うの/ナナの歌/光の中のベルリン/ 夜勤の相棒/肉団子の歌/マイ・シップ/マルガーテの貝殻/シックルグルーバー/アラバマの歌 ヤルナッハ:アームルム島の日記 Op.30 ハムサ・イレーネ・リナルディ(S) ミケランジェロ・カルボナーラ(P) | |||
| 録音:2018年10月、2019年2月-9月。20世紀の楽壇においてアウトサイダー的な存在でもあったクルト・ヴァイル(1900-1950)の波乱に満ちた生涯を、主にそのブロードウェイのための歌曲で表現。ヴァイルのドイツ時代とアメリカ時代の両方で誕生した数々の歌曲に、師であるフィリップ・ヤルナッハ(1892-1982)のピアノ作品を加えることにより、その音楽的年表、作品の変遷を見事に表現している。ヴァイルの歌曲を歌うハムサ・イレーネ・リナルディは、ローマのサンタ・チェリーリア音楽院のイラリア・ピッチンのクラスで研鑽を積んだソプラノ。オペラアリアや教会音楽だけでなく、ガーシュウィンやミュージカルのナンバーも得意とするなど幅広いレパートリーの持ち主。 | |||
| レント・トラスコロラーレ~カルディーニ(1940-):ピアノ作品集 幻想曲第3番/3つの瞬間/龍安寺の石庭のための典礼/冬の一夜/いちじくの木の通り アニェーゼ・トニウッティ(P|使用楽器:スタインウェイ B-211、1890年製) | |||
| 録音:2019年10月7日-8日、プレガンツィオール、イタリア。イタリア、フィレンツェ在住のコンポーザー=ピアニストで、ケージやフェルドマン、ブッソッティといった現代音楽の巨匠たちとも親交を深めたジャンカルロ・カルディーニ(1940-)のピアノ作品集。1983年に作曲され2018年に改訂された「龍安寺の石庭のための典礼」は文字通り、京都の龍安寺を題材とした7分弱の作品。ピアノとゴングと声楽のために書かれている。使用楽器はスタインウェイ・アカデミーのロレンツォ・セルネアツによって修復されたもの。 | |||
| カンビッサ:管弦楽作品集 管弦楽のための5つの小品/管弦楽のための協奏曲〔第1番/第2番/第4番〕 マッシミリアーノ・ドニネッリ指揮モルドヴァ国立po. | |||
| 録音:2019年8月26日-9月3日、キシナウ・フィルハーモニー劇場、モルドヴァ。スイスのボーディオ出身の指揮者であり作曲家ジョルジョ・カンビッサ(1921-1998)の主要作品を集めた管弦楽作品集は、モルドヴァのオーケストラとイタリアの指揮者のコンビによる2019年の新録音。作曲をジョルジョ・ゲディーニとヴィート・レヴィに、指揮法をアントニオ・グァルニエリとヘルベルト・フォン・カラヤンに学んだカンビッサ。1961年のエリザベート王妃国際音楽コンクールの作曲部門(室内楽)で第1位を受賞し、1962年から1980年にかけてはボルツァーノ音楽院の院長、その後、1989年まではローマ音楽院の院長とサンタ・チェチーリア・アカデミーのメンバーを務めるなど、作曲家、教育者としての功績がクローズアップされがちなカンビッサだが、指揮者としてもバックハウスやコルトー、ギーゼキング、グリュミオーといった巨匠たちと共演を重ねた実力者としてイタリアの音楽史にその名を残している。 | |||
| アンザーギ:ギター作品集 ギターのための小品~ラモーへのオマージュ/トライトニカ組曲/ コレッリアーナ/セゴビアーナ/ロッシニアーナ/キタラマ〔第1番-第12番〕 レオポルド・サラチーノ(G) | |||
| 録音:2017年12月4日-6日、ノーヴェノーヴェ・スタジオ、ミラノ、イタリア。現代音楽の数々の演奏や解釈で知られるギタリスト、レオポルド・サラチーノが、イタリア現代音楽の最も有名な作曲家の1人、ダビデ・アンザーギ(1936-)の音楽をこのディスクで探求。ラモーやコレッリ、セゴビア、ロッシーニへのオマージュ作品に代表されるよう、過去と現代のスタイルを巧みに融合させたアンザーギの2000年代の作品を収録している。 | |||
| ダンスの手紙~ショパン: バラード〔第1番 ト短調 Op.23 /第2番 ヘ長調 Op.38 /第3番 変イ長調 Op.47 /第4番 ヘ短調 Op.52 〕/ 前奏曲〔第4番 ホ短調 Op.28 No.4 /第7番 イ長調 Op.28 No.7 /第20番 ハ短調 Op.28 No.20 〕/ マズルカ〔第13番 イ短調 Op.17 No.4 /第49番 イ短調 Op.68 No.2 〕/ 夜想曲〔第20番 嬰ハ短調 Op.Posth /第21番 ハ短調 Op.Posth 〕 エリアーナ・グラッソ(P) | |||
| 録音:2017年1月、スパツィオ・クラシカ、ミラノ、イタリア。ピアノの詩人ショパンのピアノ作品を、「バレエ」からの視点で選曲、プログラミングしたユニークなアルバム。ジョン・ノイマイヤー振付の「椿姫」(1978年)やミハイル・フォーキン振付の「レ・シルフィード」(1909年)、スタントン・ウェルチ振付の「ラン・ラン・プロジェクト」(2015年)など、様々なバレエで用いられた11曲のショパンの作品を取り上げている。1994年にミュルーズso. との共演でハイドンの ニ長調の協奏曲を弾いてデビューを果たしたエリアーナ・グラッソ。EMCYサンクトペテルブルク国際ピアノ・コンクール第3位入賞など、数多くの受賞歴を誇るイタリアの女流ショパン弾き。 | |||
| レフィーチェ: ソプラノとピアノのための22の歌曲 |
マルタ・マリ(S) エドモンド・サヴィオ(P) | ||
| 録音:2019年9月、ブレッシャ、イタリア。ロレンツォ・ペロージと共に20世紀のイタリアにおける教会音楽の新しい方向性を示すなど、大きな役割を果たした作曲家でありカトリックの司祭でもあったリチーニオ・レフィーチェ(1883-1954)の歌曲集。この「22の歌曲集」は宗教的題材、世俗的題材の両方を自らの作品に取り込み、オペラも作曲するなどしたレフィーチェ再評価の嚆矢となることだろう。 | |||
| クラリネットの花々 Vol.2 ~現代イタリアのクラリネット作品集 フロッカリ:記憶と忘却 / メッシーナ:シテール島/ソナタ/トリティコ/ソナチナ/ソナチナ ト短調/ビルディング フライドリ:突然変異 / シモネッタ:ピアノ=クラリネット・インプロヴィゼーション ルーカ:メッド / シモニーニ:ブランド / サンナ:バルツィッツァへのオマージュ マルコーニ:コスミコインカント/プリズマ / テスタ:ペンシエリ ドメニコ・カリア(Cl) アンジェラ・フラッカリ、ジャンフランコ・メッシーナ、 シルヴィア・フロッカリ(P) アレッシオ・テッラノヴァ(バスCl) ジャンルイジ・ヌッチーニ(Fl)他 | |||
| 録音:2018年9月-2019年10月、ミラノ、イタリア。現在活躍中のイタリア人作曲家たちが書き上げたクラリネットのための作品集を集めた「クラリネット花々」シリーズの第2集。イタリアにおけるクラリネット芸術の最前線をたっぷりと収めた「クラリネットの花々 Vol.2」で現代の秀作の数々を奏でているのは、第1集(C00096)に引き続きドメニコ・カリア。イタリアン・オペラ・フローレンスの首席クラリネット奏者、クラリネッタンド・イタリア音楽祭の芸術監督などを務める1985年生まれの実力派。 | |||
| 音楽の交差点 ~20 & 21世紀イタリアとハンガリーの木管五重奏曲集 カゼッラ/マッツォーリ編曲:プパツェッティ Op.27(木管五重奏版) / アゲイ:5つの易しい踊り ディ・ステファノ:5つの古代の秘密 / ファルカシュ:17世紀の古いハンガリーの踊り エリア:夜の目覚め / ロンバルディ:無窮動 クィンテット・アネモス [フィリッポ・マッツォーリ(Fl) マリカ・ロンバルディ(Ob) ニコラ・ズッカーラ(Cl) アルビン・レボッセ(Hr) イヴァン・カレスターニ(Fg)] | |||
| 録音:2019年9月27日-28日、ジュゼッペ・ヴェルディ・ホール、イタリア文化会館、ブダペスト、ハンガリー。異なる文化や歴史的背景を持つ「イタリア音楽」と「ハンガリー音楽」のボーダーラインを越え、両方の国々の音楽を交差させたプログラムを披露してくれているのは、イタリアの木管アンサンブルであるクィンテット・アネモス。イタリアからは同国における器楽復興の立役者の1人カゼッラがピアノデュオのために作曲し、その後、作曲者自身の手によって室内オーケストラ版へと編曲されるなど、現在では様々な編成で演奏される「プパツェッティ」の木管五重奏版、ハンガリーからはレスピーギに師事するなどイタリアとも縁の深いファルカシュの「17世紀の古いハンガリーの踊り」などを収録。近現代のイタリアとハンガリーで誕生した木管五重奏曲の魅力を存分に伝えてくれる充実のプログラムと演奏。クィンテット・アネモスは2010年にフランスで結成され、特に20世紀音楽に焦点をあてた活動を繰り広げている木管五重奏団。フルートのフィリッポ・マッツォーリが木管五重奏曲用に編曲したカゼッラの「プパツェッティ」は、その完成度が好評を得て、2017年春にドイツの出版社インプロンタ(Impronta)から出版された。 | |||
| ベートーヴェン: 大フーガ 変ロ長調 Op.134(4手連弾のための)(*) / ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 Op.106「ハンマークラヴィーア」 ジュゼッペ・ロッシ(P) エリサ・ヴィスカレッリ(P;*) | |||
| 録音:2019年7月16日-20日、アビー・ロッキ・スタジオ、ローマ、イタリア。ジュゼッペ・ロッシは、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院を卒業した後、アルド・チッコリーニやイヴァン・ドンチェフ、マウリツィオ・バリーニにピアノを師事し、イタリア国内外で活躍中の俊英ピアニスト。ウィリアム・バードからスウェーデンのアリス・テグネールなどの現代ではあまり知られていない作曲家たちの作品に取り組むなど、膨大なレパートリーを誇っている。使用ピアノはファツィオリ F 278。 | |||
| 地球上の自由なギター~ギターのための現代イタリア作品集 ジラルディーノ:ソナタ「フレデリックへの手紙」 アンブロジーニ:夜想曲「ジミ・ヘンドリックスへのトンボー」 / ダドーネ:ルブリコ モリコーネ:4つの小品 / シャリーノ:トラキスとの別れ II / ダッロンガロ: HIC ~ペトラッシの追憶に ペロッコ:ミヌタ / ソルビアーティ:顔の本 / カンポグランデ:インクジェット前奏曲 デ・ビアージ:クコル / ソッリマ:「地球上の自由な生活」~第5楽章 アルベルト・メシルカ(G) | |||
| 録音:時期未記載、ヴァーチャル・スタジオ、トレヴィーゾ、イタリア。巨匠エンニオ・モリコーネや、チェロの鬼才ジョヴァンニ・ソッリマ、重鎮サルヴァトーレ・シャリーノをはじめとした現代イタリアの音楽家たちによる「ギター作品」の数々を集めたイタリアン・プログラム。現代イタリアのギター作品の魅力を紐解くのは、1984年生まれのイタリアのギタリスト、アルベルト・メシルカ。ホプキンソン・スミスやフランコ・パヴァンとの共同で、フランチェスコ・ダ・ミラノの1565年の写本を出版し、2013年にはキューバのコンポーザー=ギタリストであるレオ・ブローウェルから作品を献呈され初演を行うなど、将来を嘱望されている期待のギタリストの1人。 | |||
| ヴォーカル・コーズ(声帯)~チェロ・アンサンブルのための音楽 ダウランド:流れよ、わが涙(ソプラノとチェロ八重奏版)/ ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルメイン(チェロ五重奏版) ブリテン/ステファノ・チェッラート編曲:騒がしいブーレ(チェロ八重奏版) マリア・ナニーノ:御身が唇には慈しみが置かれぬ(チェロ四重奏版) チェッラート:チェロ四重奏のためのトッカータ ラモー/ジョゼフ・ノワイヨン&ミケーレ・バルキ編曲:夜の賛歌(チェロ五重奏版) プティ:チェロ四重奏のための組曲 J.S.バッハ:わが愛しき神に(チェロ四重奏版)/汝の行くべき道と(チェロ四重奏版) ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番 オン・ザ・ブリッジ・アンサンブル [ステファノ・チェッラート、エマヌエーレ・リガモンティ、ベネデッタ・ジョーロ、 シモーネ・チェッペテッリ、サラ・メルリーニ、マッテオ・ヴェルチェローニ、 アレッサンドロ・ブルッティ、ヴィットリオ・ゼロッキ(Vc)] カルロッタ・コロンボ(S) | |||
| 録音:2019年9月3日-5日、サン・ジョヴァンニ教区博物館、アスティ、イタリア。イタリアのピリオド・アンサンブル、アルモニオーサの首席チェリスト、ステファノ・チェッラートが牽引するチェロ8重奏によるプロジェクト「ヴォーカル・コーズ(声帯) 」は、16世紀から現代に至る音楽史の重要な局面を横断したプログラム。ダウランドやバッハ、ブリテン、ヴィラ=ロボス、そしてチェッラートの自作などによる古今折衷のプログラムを、チェッラートが率いるチェロ8重奏というスタイルの卓越なアンサンブルで楽しませてくれる。オン・ザ・ブリッジ・アンサンブルは2019年にステファノ・チェッラートが若手チェリストたちの教育プログラムの一環として立ち上げたアンサンブル。イタリアのオーケストラで活躍するメンバーも多数所属。 | |||
| ホット・サックス~ 20世紀のサクソフォン作品集 フィトキン:ソプラノ・サクソフォンとピアノのための「ゲート」 ボザ:アルト・サクソフォンとピアノのための「アリア」 シュルホフ:アルト・サクソフォンとピアノのための「ホット・ソナタ」 スウェルツ:アルト・サクソフォンとピアノのための「クロノス」 ミヨー:アルト・サクソフォンとピアノのための「スカラムーシュ」 デュオ・オット・エ・クインディチ [アルフレード・チェッリート(Sax) アンナ・リサ・ジョルダーノ(P)] | |||
| 録音:2013年2月16日-17日。シュルホフの「ホット・ソナタ」をアルバム・タイトルとする20世紀のサクソフォン作品集には、ミヨーの「スカラムーシュ」、ボザの「アリア」、フィトキンの「ゲート」、スウェルツの「クロノス」といった前世紀に書かれたサクソフォンのための代表的かつ魅力的な作品の数々を収録(フィトキンのみ2001年の作曲)。ヴィルトゥオージティを惜しまないこのプログラムに取り組んだのは、イタリアのサクソフォンとピアノのコンビ、デュオ・オット・エ・クインディチ。2009年の結成後、その活躍の場はイタリア国内に留まらず、スイス、スロヴェニア、フィンランド、ドイツ、オーストリアのヨーロッパから、中東はイラクのバグダッド、東南アジアはベトナムのホー・チ・ミンにまで及んでいる。アルフレード・チェッリートの使用楽器は、ソプラノ、アルトともにヤマハのカスタム875EX 。ヤマハのサックスを手に、スタンダード・レパートリーはもちろんのこと、委嘱新作の世界初演にも積極的に取り組んでいる。 | |||
| フランコ・グッリ、ミラノ・ライヴ 1981 & 1990 ディートリヒ、ブラームス&シューマン共作: ヴァイオリンとピアノのための「 F. A. E. ソナタ 」(*) R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18 (*) バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番 Sz.76 (#) フランコ・グッリ(Vn) エンリカ・カヴァッロ(P) | |||
| 録音:1981年1月19日、セラーテ・ムジカーリ(#) /1990年5月16日、ミラノ・コンサート協会(*) 、すべてミラノ、イタリア、ライヴ|おそらく初出音源| Da Vinci Historical Series |収録:ルーカ・キエリーチ(ヒストリカル・シリーズ芸術監督)、レナート・カッカモ|リマスタリング:マッシモ・マルケーゼ( DV スタジオ)。 1926年9月1日にイタリアのトリエステで生を受け、オタカール・シェフチークとヤン・マルジャークの門弟だった父からヴァイオリンを学び、シエナのキジアーナ音楽院ではアリゴ・セラートに、そしてスイスではヨーゼフ・シゲティに師事。主に2本の銘器、1716年製のストラディヴァリ"マレシャル=ブルティエ・ヴェチェイ"と1702年製のストラディヴァリ"コント・ドゥ・フォンタナ"を愛用し、20世紀のイタリアを代表するヴァイオリニストの1人としてその名を轟かせたフランコ・グッリ(1926-2001)の未発表のライヴ録音が登場!ソリストとしてはもちろんのこと、ミラノのイ・ポメリッジ・ムジカーリやローマ合奏団のメンバー、さらには教育者として母校のキジアーナ音楽院、ルツェルン音楽院、アメリカのインディアナ大学で後進の育成に情熱を傾けたフランコ・グッリ。妻であると同時にデュオのパートナーでもあったエンリーカ・カヴァッロとのコンビによる3つのヴァイオリン・ソナタはいずれもミラノでの録音。ダ・ヴィンチ・クラシックスのヒストリカル・シリーズのアーティスティック・スーパーバイザーであるルカ・キエリーチとレナート・カッカモが録音し所持していた音源を、リューティストであり、優れたサウンド・エンジニアでもあるマッシモ・マルケーゼがリマスタリングを施して復刻したことにより、今回の初出、初CD化が実現した。 | |||
DUX (波) 〔含映像商品〕 特記以外 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)#当レーベルの商品は制作後まず関係者に配布、次にポーランド国内で販売、その残りが輸出に回されますが、製造開始前に製作数の調整などを行わない模様なので、ポーランド国外への流通が延期となったり、未流通のまま廃盤となる可能性があります。旧譜はこちらから | |||
| パデレフスキ、コチャルスキ&シマノフスキ:歌曲集 コチャルスキ:リルケの7つの詩による歌曲集「愛に」 Op.99 シマノフスキ:3つ歌曲 Op.32 / パデレフスキ:12の歌曲 Op.22 スタニスワフ・キエルネル(B-Br) ミハウ・ロト(P) | |||
| 録音:2015年12月6日-8日、ウーチ、ポーランド。19世紀から20世紀の変わり目を生きた3人の詩人たち、ライナー・マリア・リルケ、ドミトリー・ダヴィドフ、カチュール・マンデスの詩を題材として、コチャルスキ、シマノフスキ、パデレフスキによる歌曲集3作品をカップリングした20世紀前半のポーランド歌曲集。ベルギーの王立モネ劇場のオペラ・スタジオやブリュッセルのエリザベート王妃音楽礼拝堂などでジョゼ・ヴァン・ダムの指導を受けたポーランドのバスバリトン、スタニスワフ・キエルネルが10年来のコンビであるミハウ・ロトとのデュオで母国の歌曲の魅力を歌い上げている。 | |||
| ポーランドにおける最初のヴァイオリンのためのカプリス集 ドゥラノフスキ:ヴァイオリンのための6つのカプリス、またはエチュード Op.15 カチコフスキ:ヴァイオリンのための6つのエチュード、またはカプリス Op.13 マレク・ポランスキー(Vn) | |||
| 録音:2019年5月-6月、オトレンブシ、ポーランド。東欧ポーランドにおけるヴァイオリンのための「カプリス(奇想曲)」の起源と歴史を紐解くという、ポーランドのレーベルならではのユニークな好企画!アウグスト・フレデリク・ドゥラノフスキ(ca.1770-1834)は、ポーランド人の母とフランス移民の父の間にワルシャワで生を受け、コンポーザー=ヴァイオリニストとして活躍し、1796年にはフランス軍に入隊し、ジャック=フランソワ・メヌー将軍の補佐官としてナポレオンのイタリア遠征に参加した経歴を持つ音楽家。ドゥラノフスキに続いて1816年にブライトコプフ・ウント・ヘルテル社から「カプリス集」を出版したヨアヒム・カチコフスキ(ca.1789-1829)は、1820年2月3日にワルシャワの国立劇場で自作の「ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.8」を弾いてデビューを果たした当時のヴィルトゥオーゾの1人。ワルシャワの音楽シーンに大きな影響を与え、ドイツでも目覚ましい活躍を展開した音楽家。2つのポーランドにおける最初の「カプリス集」を録音したのは、1986年クラクフ出身のヴァイオリニスト、マレク・ポランスキー。クラクフ、カトヴィツェ、マンハイム、グラーツで研鑽を積み、イタリア、コラートの第16回エウテルペ国際コンクールやセルビアの第11回ベオグラード国際音楽コンクールなどで優勝を果たし、マンハイムpo. やシンフォニエッタ・クラコヴィアでコンサートマスターとして活躍した若き実力者。 | |||
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バルギェルスキ:ピアノ独奏のための小品集「パノプティコン」(*) /4手連弾のための小品集(+)
マリア・ムラウスカ(P;*/+) パヴェウ・ヴァカレツィ(P;+) | |||
| 録音:2017年-2018年。パリで名教師ナディア・ブーランジェに作曲を師事し、その功績が認められポーランドの文化・国家遺産大臣から文化功労章を授与された同国のベテラン作曲家、ズビグネフ・バルギェルスキ(1937-)によるピアノ独奏、ピアノ4手連弾のための小品集。第16回ショパン国際コンクールでポーランド人として唯一ファイナル進出を果たした名手、パヴェウ・ヴァカレツィの参加もポイント。 | |||
| ショパン&シマノフスキ:マズルカ集 ショパン:4つのマズルカ Op.33 /4つのマズルカ Op.41 /3つのマズルカ Op.50 シマノフスキ:20のマズルカ Op.50 より〔第1番-第12番〕 マリア・コレツカ=ソシュコフスカ(P) | |||
| 録音:2020年、オトレンブシ、ポーランド。ピアノの詩人ショパンが作曲した11曲の「マズルカ」と、シマノフスキが療養も兼ねてタトラ山麓ザコバネ地方に移住した1940年以降に作曲し、ポーランド国民楽派の盟主としての集大成的作品でもある「マズルカ」を組み合わせた珠玉のマズルカ集。19世紀前半と20世紀前半のポーランドを代表する2人の作曲家による「マズルカ」を聴き比べることの出来る嬉しいプログラム。マリア・コレツカ=ソシュコフスカは、ポーランドのジェシュフとクラクフ、オーストリアのウィーンでピアノを学び、母国ポーランドのピアノ作品を得意とする経験豊富な女流ピアニスト。ワルシャワのフレデリク / ショパン協会の会員、ワルシャワ音楽協会の副会長としても活躍している。 | |||
| 20世紀のヴァイオリン作品集 エネスク:ヴァイオリン・ソナタ第3番 イ短調 Op.25「ルーマニアの民俗様式で」 プロコフィエフ:5つの旋律 Op.35bis / シマノフスキ:3つの詩曲「神話」 Op.30 マウゴジャータ・ヴァシウチョネク(Vn) シルヴィア・ミハリク(P) | |||
| 録音:2020年1月30日-31日、2月6日-8日、カトヴィツェ、ポーランド。ポーランドの女流デュオが絶妙のコンビで繰り広げる20世紀初期、エネスク、プロコフィエフ、そして母国のシマノフスキの作品を収めたヴァイオリンとピアノのための作品集。シャンドス(Chandos)へのレコーディングでお馴染みのシレジアン弦楽四重奏団のメンバーでもあるマウゴジャータ・ヴァシウチョネクは、ワルシャワのショパン音楽大学でロマン・ラソツキに、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院ではピエール・アモイヤルからヴァイオリンを学んだ現代のポーランド楽壇を代表する女流ヴァイオリニストの1人。ポーランド、ウーチのグラジナ・キェイストゥット・バチェヴィチ音楽院で室内楽科の准教授を務めるポーランドの女流ピアニスト、シルヴィア・ミハリクとは2014年からコンビを組んでおり、そのアンサンブルは見事。エネスクのソナタ第3番で始まる3作品の濃厚な民族色を濃密に描き切った秀演。 | |||
| エモーショナリティ&ヴィルトゥオージティ メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ ハ短調 Op.37 No.1 /ソナタ ハ短調 Op.65 No.2 / ヴォヴィエイスキ:瞑想曲 ラインベルガー:ソナタ第16番 嬰ト短調 Op.175 / フレイエル:幻想的協奏曲 ヘ短調 Op.1 メンデルスゾーン:ソナタ 変ロ長調 Op.65 No.4 / レーガー:イギリス国歌による変奏曲とフーガ イレネウシュ・ヴィルヴァ(Org) | |||
| 録音:2018年4月、ノヴィ・ソンチ、ポーランド。ポーランドの中南部、スロヴァキアとの国境に近いノヴィ・ソンチの聖カシミール教会に設置されているオルガンによる録音。イレネウシュ・ヴィルヴァは、カロル・シマノフスキ音楽院で研鑽を積んだのちトン・コープマンやロレンツォ・ギエルミ、ギ・ボヴェなどの世界的巨匠たちから教えを受けたポーランドのオルガニスト。2013年からはワルシャワのショパン音楽大学のオルガン科教授として活躍している。 | |||
| ヂャデク:管弦楽作品集 Vol.2 詩曲(*) /ヴァイオリン協奏曲(+) /交響曲第2番「テ・デウム」(#) クシシュトフ・ボンコフスキ(Vn;+) クシシュトフ・ジェヴィエツキ指揮(*) ヤロスワフ・リプケ指揮(+) スタニスラフ・マクラ指揮(#) カトヴィツェ・ポーランド放送so.(*/+/#)、クラクフ・ポーランド放送cho.(#) | |||
| 録音:1990年-2002年、カトヴィツェ、ポーランド。ポーランドとチェコの国境に位置する町、チェシンをルーツとするポーランドの作曲家、アンジェイ・ヂャデク(1957-)の管弦楽作品集の第2巻には、テ・デウムの副題を持ち、合唱を要する交響曲第2番など、1987年から2002年にかけての15年間に作曲された3作品を収録。カトヴィツェでユゼフ・シュヴィデル、ウィーンでフランシス・バートから作曲を学んだヂャデクの作風は、難解な実験音楽的なスタイルとは一線を画し、ヨーロッパの伝統的な作曲技法の延長線上に近代的な響きを融合させたスタイル。 | |||
| チャルネツキ:十字架上の晩課
アレクサンドル・クナフ(T) ダヴィド・ビウォ(B) ヤン・ウーカシェフスキ指揮 ポーランド・バルティックpo.管楽器セクション、ポーランド室内cho. | |||
| 録音:2019年9月16日-19日、ソポト、ポーランド。スワヴォミル・スタニスワフ・チャルネツキ(1949-)は、フランス政府からの奨学金を得てパリでオリヴィエ・メシアンに作曲を師事したポーランドのベテラン作曲家。宗教的題材の「晩課」は、現代音楽や実験音楽とは無縁の荘厳かつドラマティックな現代ポーランドの佳作。ポーランド室内合唱団の歌声と木管、金管楽器のサウンドのブレンドが美しい響きを生み出している。 | |||
| タンゴストリア トロイロ:スール/デセンクエントロ(破局) / グレコ:ラ・ビルータ / カバジェロ:これが王様だ ラザーリ:マス・グランデ・ケ・ヌンカ / メルフィ:リメンブランツァ / ダマーレ:マレーナ ブリグニョーロ:チケ / サルガン:とろ火で / ピアソラ:来るべきもの/バチンの少年/ロコへのバラード アンドレス・マルトレル(Vo) バンドネグロ [ミハウ・グロフカ(バンドネオン) ヤクブ・チェホヴィツ(Vn) マレク・ドレツキ(P) マルチン・アントコヴィアク(Cb)] | |||
| 録音:データ未記載。ポーランドのアルゼンチン・タンゴ・バンド「バンドネグロ」が、トラディショナルなアルゼンチン・タンゴをフォーカスしたアルバム「タンゴストリア」。「スール」や「リメンブランツァ」、「ロコへのバラード」などの大ヒット曲を収録したこの「タンゴストリア」は、バンドネグロがアルゼンチン、ブエノスアイレスへのツアーから6ヶ月後、現地での経験を還元する形で録音された。アルゼンチン・タンゴと東欧ポーランドのミュージシャンたちという組み合わせが興味を抱かせてくれる。 | |||
| パウワシュ:合唱作品集 牧師と教師/3つの哀愁を帯びた歌/デ・ベアータ・ヴィルジネ・マリア・クラロモンターナ/ オシップ・マンデリシュタームの詩による2つの歌/「青いクリスマスのキャロル集」より/ カシューブ語のクリスマス・キャロル集/「3つのカシューブ語の歌曲」より ヤヌシュ・シャドラク指揮チェンストホヴァ・フィルハーモニー・コレギウム・カントルムcho. アガタ・ヴィデラ、マウゴルジャタ・シャドラク(S) ヴェロニカ・ケンプカ(Ms) バルバラ・コナルジェフスカ(A) グジェゴシュ・ログ(T) ミハウ・ゲバラ(B) | |||
| 録音:2020年8月31日-9月4日、チェンストホヴァ、ポーランド。歌曲からシンフォニー、劇音楽や現代曲など様々なジャンルの音楽を作曲し、日本では合唱曲の作曲家としてその作品が親しまれてきたポーランドの作曲家、エドヴァルド・パウワシュ(1936-2019)の追悼盤。パウワシュにとっての心の故郷であるカシューブ地方(ポーランド北部のポメラニア地方など)、カシューブ人、カシューブ語を題材とした作品等も遺している。 | |||
EM RECORDS (英) 特記以外 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)見過ごされてきた作品を発掘するイングリッシュ・ミュージック・フェスティヴァル [English Music Festival / http://www.englishmusicfestival.org.uk ] (ヴォーン=ウィリアムズ協会やバントック協会の会長を務めた女性、エム・マーシャル=ラックによって設立)の自主レーベル。2011年にリリースを開始。#当レーベルには CD-R 製版盤が存在する可能性があり、プレス盤を指定しての御注文はお受け出来ません。ご案内済旧譜はこちらから。 | |||
| ディッキー・バード・ホップ~ライト・ミュージック・クラシックス ジャック・ストレイチー:シアターランド / ジェフリー・トイ:ホーンテッド・ボールルーム ロナルド・ガーリー:ディッキー・バード・ホップ / ベンジャミン・デイル:プルネラ~インテルメッツォ ノエル・カワード:「ロンドン・モーニング」より〔マズルカ/パ・ド・ドゥ/ホーンパイプ〕 リチャード・アディンセル:インヴィテーション・ワルツ / ジャック・ストレイチー:イン・パーティー・ムード エドウィン・ヨーク・ボウエン:シリアス・ダンス / ヘイドン・ウッド:失恋 ヴィヴィアン・エリス:アルパイン・パスチャーズ / サンディー・ウィルソン:百寿者のワルツ ヒューバート・バス:コーニッシュ・ラプソディー / ビリー・メイヤール:ジル・オール・アローン マデリーン・ドリング:ピンク・マイナー/ブルー・エアー、ブラウン・スタディ エリック・コーツ:ヴァルス(世界初録音) / アーノルド・バックス:オリバーの眠れない夜 ジェフリー・ライト:トランスアトランティック・ララバイ / リチャード・アディンセル:ワルソー・コンチェルト ポール・ギネリー(P) | |||
| 録音:2019年3月20日-21日、福音史家聖ヨハネ教会、オックスフォード、イングランド、 UK 。近代イギリスの知られざる作品や新作を続々と送り出しているthe English Music Festivalの自主レーベル「EM Records」より、20世紀半ばに作曲されたライト・ミュージックの作品集が登場。演奏は、BBCワールドサービスとラジオ3のスタッフアナウンサー、ディーリアス・トラストの会長も務めるポール・ギネリー。 | |||
| ポール・ルイス(1943-):ハープ作品集 ノスタルジックなワルツ/子守歌とオルゴール・ワルツ/ジェーン・オースティン組曲/ 4つの古代の踊り(*) /2つの独り言(*) /2つの Fi (#) /鈴の音(#) フィオナ・ホスフォード(Hp;#) カミラ・ペイ(Hp;無印) アレクサンダー・ライダー(Hp;*) | |||
| 録音:2018年9月24日-25日、30日、2018年10月9日、11日、セント・メアリー教区教会、 UK |全曲世界初録音。コメディ番組「空飛ぶモンティ・パイソン」や「ベニー・ヒル・ショー」などの音楽で知られる1943年生まれのイギリスの作曲家、ポール・ルイスによるハープ作品集第2弾。半世紀近くテレビや映画の音楽を書いてきたポール・ルイスの作品は、ソロ楽器としてのハープの魅力を十分に引き出した美しいメロディや、豊かなハモニー、心地良いリズムが詰め込まれている。 | |||
ERMITAGE (伊) 1枚あたり¥2750(税抜¥2500) | |||
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アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ生誕100年記念(2020) BOX ~ザ・センチュリー・コレクション モーツァルト:ピアノ協奏曲 〔第13番 ハ長調 K.415 [フランコ・カラッチオーロ指揮アレッサンドロ・スカルラッティo./1953年、ナポリ]/ 第20番 ニ短調 K.466 [ディミトリ・ミトロプーロス指揮フィレンツェ五月祭o./1953年、フィレンツェ]/ 第15番 変ロ長調 K.450 [カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 RAI 国立so./1951年、ミラノ]〕 シューマン:謝肉祭 Op.9 [録音:1957年、ロンドン]/ ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54 [ディミトリ・ミトロプーロス指揮 NYP /1948年、ニューヨーク] リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 S.124[ディミトリ・ミトロプーロス指揮フィレンツェ五月祭o./1953年、フィレンツェ]/ 死の舞踏 S.126 [ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮 RAI 国立so./1962年、ヴァチカン] フランク:交響的変奏曲[アルフレッド・ウォーレンステイン指揮ロサンゼルスpo./1949年、ロサンゼルス] アルベニス:マラゲニャ「入江のざわめき」 Op.71 No.6 [942年、ミラノ] グラナドス:アンダルーサ / マレスコッティ:幻想曲[録音:1939年、ミラノ] ヴィヴァルディ:協奏曲 ロ短調 RV.580 ~アレグロ[エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンドo./1942年、ジュネーヴ] クレメンティ:ピアノ・ソナタ 変ロ長調 Op.12 No.1 [1959年、ロンドン] スカルラッティ:ソナタ 〔イ長調 K.322[1961年、ロンドン]/ロ短調 K.27 /ニ短調 K.9 /ソナタ ハ短調 K.11 [1955年、トリノ]〕 トメオーニ:アレグロ ト長調 / J.S.バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971 [1943年、ミラノ] ガルッピ:プレスト 変ロ短調/ソナタ ハ長調[1941年、ミラノ] ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」[1952年、アレッツォ]/ スケルツォ第2番 変ロ長調 Op.31 /マズルカ第49番 イ短調 Op.68 No.2 / ワルツ第9番 変イ長調 Op.69 No.1「告別」[1941年、ミラノ]/ 子守歌 変ニ長調 Op.57 /アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 / マズルカ第25番 ロ短調 Op.33 No.4 [1962年、ミラノ] アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P) | |||
ETCETERA 〔2021年3月新譜〕 特記以外 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)1038、1046は廃盤となっていた旧譜の再プレス&詳細初案内。旧譜はこちらから 。 | |||
| リッチ&アルゲリッチ~カーネギー・ホール・リサイタル 1979.10.20 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(*) プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.94a (*) イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.27 No.3 パガニーニ:「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による変奏曲 Op.9 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006 より 〔ガヴォット/ロンド〕 ルッジェーロ・リッチ(Vn) マルタ・アルゲリッチ(P;*) | |||
| 録音:1979年10月20日、カーネギー・ホール、ニューヨーク、ライヴ、 ADD | (P) (C) 1985 〔初出時表記〕|国内盤: 32CD-3025 〔発売:1985年|廃盤、入手不能〕。 国内盤帯のキャッチ・コピー『ライヴならではの熱気、絶妙の呼吸で熱い情感をうたいあげる感動のカーネギー・ホール・ライヴ!!』 | |||
| ケニー、ワトキンソン、クローネ~ブリテン:声とピアノのための作品集 誕生日のお祝い Op.92 (全7曲)~4つのバーンズの歌 (Op.92 Nos.5, 3, 6, 4) (*) / 民謡編曲集 より(*) 〔トネリコの木立/木々は高々と/ねえクッションを縫える?/ なんと甘く答えることか/夏の名残のばら/ミンストレル・ボーイ〕/ 子守歌のお守り Op.41 (全5曲)(#) / 民謡編曲集 より(#) 〔サリー・ガーデンズ/広い河の岸辺/ ニューカッスルからおいででは?/私が父の家にいた頃〕 イヴォンヌ・ケニー(S;*) キャロライン・ワトキンソン(A;#) タン・クローネ(P;*/#) | |||
| 録音:データ記載無し、DDD | (P) (C) 1987 〔初出時表記〕。名歌手たちと名伴奏者によるブリテン。初出時から高く評価されているもの。 | |||
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ディルク・ブロッセ:ピアノ独奏のための21のワルツ「ギルティ・プレジャーズ」
エリアンヌ・レイエス(P) | |||
| ディルク・ブロッセ(1960-)は、クラシック、舞台、映画、テレビのための幅広い音楽を作曲し(エミー賞にもノミネート)、フィラデルフィア室内o. とヘント映画祭の音楽監督、ヘント王立音楽院の教授(作曲&指揮)などを務めるベルギーの指揮者&作曲家。友人であるジョン・ウィリアムズは、「スター・ウォーズinコンサート」の世界ツアーで、ディルク・ブロッセを首席指揮者に選んでいる。ディルク・ブロッセが2020年3月の最初のロックダウン中に作曲した21の演奏会用ワルツ集。「Guilty Pleasures(罪悪感の喜び/良くないこととわかっていながらやめられないこと)」という意味深長なタイトルが付けられており、伝統的なウィンナ・ワルツのスタイルのものはほとんどなく、驚くべきシンコペーション、ヘミオラ(ポリリズム)、ジャズのリズムなどが散りばめられ、純粋な古典派、ロマン派から、無調、ジャズ、ラテン、オリエンタル、アフリカ、中国など様々なジャンル、スタイルが用いられたエネルギッシュで情熱的な舞曲集。演奏は、ブリュッセル王立音楽院とパリ国立高等音楽院の両方でピアノの教授を務め、ドイツのエットリンゲン第1位、キューバのセルバンテス国際ピアノ・コンクール第1位など、様々な国際コンクールで賞を受賞、2016年にはフランス芸術文化勲章(シュヴァリエ)を受勲したベルギーの天才ピアニスト、エリアンヌ・レイエス(ヘイエス)。 | |||
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コネクテッド~パウル・パンケルト(1965-):ライヴ・エレクトロニクスを伴う作品集 トッカータ(チェンバロ&ライヴ・エレクトロニクス)(2019) (*) / パヴァーヌ(アルト・リコーダー&ライヴ・エレクトロニクス) (2019) / クアジ・ロンド(ヴァイオリン&ライヴ・エレクトロニクス) (2012) / コネクテッド II (アルト・サクソフォン&ライヴ・エレクトロニクス) (2016/19) (*) / リモート 2.0 (フルート、ベース・ギター、パーカッション&ライヴ・エレクトロニクス) (2018/20) (*) Kl-Ex- アンサンブル | |||
| # LP は限定プレス。オランダの現代音楽アンサンブル「Ensemble '88」のヴァイオリン・ソリストを務め(2014年からは芸術監督)、東ベルギー音楽アカデミーでヴァイオリンと室内楽を教えるパウル・パンケルト(1965-)。近年は作曲活動の比率を高め、2018年には作曲家のクリスティアン・クリンケンベルク、ヴォルフガング・デルニュイらと共同で KL-EX (Klangexperimente)・アンサンブル [KL-EX-Ensemble] を設立したパンケルトの作曲による、「アコースティック楽器とライヴ・エレクトロニクス」のための作品集。 | |||
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アーミー・オヴ・ジェネラルズ Vol.1 ~マンハイム宮廷オーケストラの世界 1742-78 フランツ・イグナーツ・ベック(1734-1809):周期的交響曲第17番 変ホ長調 C.27 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782): 「愛の勝利」からのレチタティーヴォ「 Anime, che provate 」とアリア「 Queste selve gia d 'amore 」/ ピアノ協奏曲 変ホ長調 Op.13 No.6 モーツァルト:レチタティーヴォ「アルカンドロよ、私はそれを告白する」と アリア「私は知らぬ、どこからこの愛情が来るのか」 K.294 ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774):「見棄てられたディド」からのアリア「 Va crescendo il mio tormento 」 カール・シュターミッツ(1745-1801):狩りの交響曲 ニ長調 アンダーズ・ムスケンス(Fp)指揮新マンハイムo. | |||
| プファルツ選帝侯カール4世フィリップ・テオドールの力により当時のヨーロッパの音楽生活の中心地となったマンハイム宮廷オーケストラのサウンドを現代に蘇らせる注目プロジェクト第1弾。カナダのチェンバリスト兼フォルテピアニスト、アンダーズ・ムスケンスによって2016年にハーグで結成された新マンハイムo. (Das Neue Mannheimer Orchester / DNMO)は、若く優れたピリオド楽器奏者たちが集まり、バロック、ギャラント、古典、初期ロマン派までの、特にマンハイム楽派の作曲家を取り上げて、国際的にコンサート活動を行っている。 | |||
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アンリ=ジャック・ド・クロース:6つのヴァイオリン協奏曲集 Op.1(ブリュッセル、1734)
アン・クノップ(バロックVn)指揮ル・パヴィヨン・ド・ミュジク | |||
| 世界初録音。ラ・プティット・バンドの元第1ヴァイオリンを務め(他に、イル・フォンダメント、エウローパ・ガランテ、バッハ・コンツェントゥスなどの著名なアンサンブルでも活動)、ハノーファーのピリオドo. 「コンチェルト・フォスカリ」のコンサートマスター、弦楽四重奏団「QUATUOR "a4"」の第1ヴァイオリンなどとしても活躍するベルギーの名女流ヴァイオリニスト、アン・クノップが2020年に設立したばかりの新しいアンサンブル、「ル・パヴィヨン・ド・ミュジク(Le Pavillon de Musique)」。バロックから初期古典派の知られざる音楽に焦点を当てて活動するル・パヴィヨン・ド・ミュジクの最初のプロジェクトは、アントワープ聖ヤコブス教会の第1ヴァイオリニストやロレーヌのシャルル教会楽長などを務めたベルギーのヴァイオリニスト&作曲家アンリ=ジャック・ド・クロース(クルス)(1705-1786)の新しく発見されたヴァイオリン協奏曲集(レーゲンスブルク宮廷の楽長を務めたアンリ・ジョゼフ・ド・クロースは息子)。 | |||
| ナイチンゲール~フルートとハープのための作品集 伝承曲/コリン・フレミング編曲:エリン / ドニゼッティ:ソナタ / ロッシーニ:アンダンテと変奏 ラヴェル:逝ける王女のためのパヴァーヌ / ジャン・アプシル(1893-1974):シシリエンヌ フォーレ:パヴァーヌ / イベール:間奏曲 / カルロス・サルセード(1885-1961):夜の歌 デボラ・ヘンソン=コナント(1953-):ナイチンゲール / 伝承曲/スニタ・スタネスロフ編曲: Lochaber no More ディルク・ブロッセ(1960-):中国の壁/飛べ…鳥のように / バルトーク:ルーマニア民俗舞曲集 ヴァヴィロフ:カッチーニのアヴェ・マリア / グノー:アヴェ・マリア / ショパン:ロッシーニによる変奏曲 ペーター・フェルホーエン(Fl/ピッコロ) アン=ソフィー・フェルホーエン(Hp) | |||
| アントワープso. (元ロイヤル・フランダースo. )の首席ピッコロ奏者を務め、アントワープ音楽院とオーストリアのグラーツ芸術大学で教鞭を執り、ピッコロのスペシャリストとして世界中でリサイタルとマスタークラスを行うベルギーの名手、ペーター・フェルホーエン。ニュー・アルバムは、ハープ奏者として活動する娘のアン=ソフィー・フェルホーエンと共演したフルート(&ピッコロ)とハープのための作品集。ロマン派・印象派の名曲に、現代のハープ奏者やベルギーの作曲家たちの作品も組み合わせたプログラムも見事。アン=ソフィーはブルージュの国際フルート・セミナーの伴奏者として活動する傍ら、言語学や文学、グラフィック・デザイン、イラストレーションなども研究する才女。 | |||
GLOSSA (西) 特記以外
旧譜はこちらから。 | |||
| バリトン・ヴィルトゥオーゾの芸術~ロッシーニ:アリア集 「トルヴァルドとドルリスカ」~アリア「ああ、まわりに轟いているのは何の声だ?」(*) / 「チェネレントラ(シンデレラ)」より 〔シーンとアリア「四月の蜜蜂のように」(#) /二重唱「重大な秘密を」(+) 〕/ 「泥棒かささぎ」~アリア「私が泥棒で訴えられる?」/「ブルスキーノ氏」~アリア「この社交界という劇場では」/ 「セミラーミデ」~アリア「そうだ、復讐をしよう」(*) /「幸福な間違い」~アリア「一つの声が私の心を打った」/ 「ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)」~アリア「動いてはいけない」/ 「ラ・チェネレントラ」~二重唱のシーン「そうだ、すべてが変わるだろう」&アリア「天の深い神秘の中に」/ バスのためのシーンとアリア「栄光の声が」 ジョルジョ・カオドゥーロ(Br) ヤコポ・ブルーサ(ディレクター) ヴィルトゥオージ・ブルネンセス、ブルノ・ヤナーチェクcho.(*/#) ファビオ・マリア・カピタヌッチ(Br;#/+) チェチーリア・ベルニーニ(Ms;#/+) アンナ・ヴィオラ(S;#) アレッサンドロ・コルテッロ(T;#) | |||
| 録音:2019年2月2日-4日、トンスタジオ・ランフマン、チェコ。1980年モンファルコーネ(イタリア)生まれのジョルジョ・カオドゥーロは、2020年の国際オペラ・コンクール「 AsLiCo 」で優勝し、同世代の主導的なバリトン歌手として活動している。ロイヤル・オペラ・ハウス、パリ国立オペラ、ミラノ・スカラ座、ローマ歌劇場、ベルリン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、サンフランシスコ・オペラなどの世界の主要な劇場で歌い、特にロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニ、ヴェルディなど華麗なベルカント・レパートリーを得意とするジョルジョ・カオドゥーロが、ロッシーニの極めて技巧的なオペラ・アリアをセレクションしたロッシーニのアリア集。ロッシーニが描いたコミカルで多様な表情の役柄を、カオドゥーロのまばゆく芳醇なバリトン・ヴォイスで歌う。伴奏は、ブルノ国立ヤナーチェク歌劇場o. のコンサート・マスター、カレル・ミタスが創設したヴィルトゥオージ・ブルネンセス(チェコ・オペラso.)で、ヤナーチェク歌劇場o.、ブルノ・フィル他、チェコのトップo. の首席奏者やセクション・リーダーなどが参加している。 | |||
| グラウン、バッハ、テレマン/編纂者不詳: パスティッチョによる受難曲「このエドムから来る者はだれか」(1750頃) *第1部〔テレマン:このエドムから来る者はだれか(イザヤ書第63章第1-3節)/ われらを祝福するキリストは(ミヒャエル・ヴァイセ) グラウン:まことに彼はわれわれの病を負い(イザヤ書第53章第4節)/ 耐えながらわがイエスはオリブ山に登り/雨粒よ、わたしの胸に落ちよ/ わたしは知っている、どのような理由で/しかるにわれわれは思った(イザヤ書第53章第4節)/ おお親愛なるイエスよ(ヨハン・ヘールマン)/あなたは自らの弟子に裏切られるので/ わたしが受けるべき罪を/しかし彼はわれわれのとがめのために傷つけられ(イザヤ書第53章第5節)/ あなたはわたしの罪のために罰を負い(ヨハン・リスト)/辛い責め苦と重い苦痛/ 今キリストの苦しみがわたしを活力で満たす/あなたがいばらの冠を受け取るように/ そう、わたしにどんなことが起ころうと/彼は侮られて人に捨てられ(イザヤ書第53章第3節)/ おお、血と傷に満ちたこうべ(パウル・ゲルハルト)〕 *第2部〔J.S.バッハ:主イエス・キリスト、真の人にして神(パウル・エベル)/だからわたしは敬虔に見上げ グラウン:わたしはイエスのもとを去るべきだが/わたしの救い主を苦しめる力は/ここにわたしの信仰の基盤がある 作曲者不詳/J.S.バッハ?:夜が明けると(ミヒャエル・ヴァイセ) グラウン:不公正な裁判官は/聖なる魂、打ち砕かれた心 作曲者不詳/J.S.バッハ?:6時に服を脱がされ(ミヒャエル・ヴァイセ) グラウン:そう、わたしの救い主は死の道へと進み/わたしもくじを引く、わたしの貴重な取り分は 作曲者不詳/J.S.バッハ?:9時にイエスが叫んだ(ミヒャエル・ヴァイセ) グラウン:わがイエスがすっかり見捨てられているのが見える/恐怖がわたしを掴み/ だがわたしの信仰は強くなる/ひとつの犠牲でキリストは永遠のものにした(ヨハン・リスト) もうわたしは恐れなくてもよい/イエスが死ぬと/地上の力と栄華は今や打ち砕かれ 作曲者不詳/J.S.バッハ?:夕方になったので(ミヒャエル・ヴァイセ)/ 正しい者が滅びても(イザヤ書第57章第1-2節)/一日が終わりに近づき グラウン:わたしの救いとより強い信仰に 作曲者不詳/J.S.バッハ?:おおわれらを助けたまえ、神の子キリストよ(ミヒャエル・ヴァイセ)〕 (英語訳からの日本語訳:生塩 昭彦) ジュルジ・ヴァシェギ指揮オルフェオo.、パーセルcho. アーグネシュ・コヴァーチ(S) ペーテル・バーラーニ(CT) ゾルターン・メジェシ(T) ローラーント・ナイバウアー(B) | |||
| 録音:2020年1月14日-15日、リスト音楽アカデミー大ホール、ブダペスト。ハンガリー古楽界の奇才ジュルジ・ヴァシェギとオルフェオo. &パーセル合唱団。特にフランスのバロック・オペラ録音で目覚ましい活躍を遂げてきたジュルジ・ヴァシェギだが、今回とりあげるのは彼らのもう一つのお気に入りであるドイツ・バロックのルター派宗教音楽。1750年頃に組み立てられた(正確な編纂者は不明)「このエドムから来る者はだれか(Wer ist der, so von Edom kommt)」は、プロイセン大王フリードリヒ2世の宮廷で楽長を務めたカール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759)の音楽が、大バッハやテレマンの作品と肩を並べて使用されている、パスティッチョ(寄せ集め)による受難オラトリオ。それぞれの受難曲や受難カンタータからのパッチワークでありながら、見事に1つの作品としてまとめ上げられた壮麗な受難曲にご注目頂きたい。 | |||
HARP & COMPANY (ベルギー) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)おそらくハーピストのレイチェル・タリトマンが主宰するベルギーのレーベル。当店では品番を、国内代理店の表記 "CD(DVD)-50-50XX" にて管理していますが、本体記載の品番は "CD(DVD)-5050-XX" となっており、この形式も併記しています。ご案内済旧譜はこちらから。 | |||
| ベルギーの作曲家によるハープ作品集 ニコラ・ムニエ:5声のコンセール / レオポルド・サミュエル:5声のコンセール マルセル・オブラン:3つの舞曲(*) / ジョゼフ・ジョンゲン:ハープのためのバラード Op.125 ベンジャミエン・リッケ:オ・サントル(*) レイチェル・タリトマン(Hp) マルコス・フレナーニ=マルティンス(Fl) ダニエル・ルーベンシュタイン(Vn) ピエール=アンリ・ゼレブ(Va) クミコ・オクトミ(Va;*) ヨハネス・ブルクホフ(Vc) | |||
| 世界初録音。近代ベルギーを代表する作曲家、ジョゼフ・ジョンゲンが1943年にクロマチックハープのために作曲した印象派の影響を受けた色彩感豊かな「バラード」から、ジョンゲンの「5声のコンセール」の編成(フルート、ハープ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)に基づき、レイチェル・タリトマンのために作曲された現代ベルギーの作曲家、ニコラ・ムニエの作品まで幅広く収録。 | |||
| ディルク=ミヒャエル・キルシュ(1965-):ハープのための室内楽作品集 アソーレス~フルート、イングリッシュホルン、ヴィオラ、チェロ、ハープのための性格的組曲 Op.35 / イングリッシュホルンのための哀歌 Op.23 /ハープのための2つの即興曲 Op.37 / フルート、ヴィオラとハープのためのトリオ・パストラル Op.12a / フルートとハープのための「・・・ある夏の日・・・」 Op.9a / アルトフルート、ヴィオラ、ハープのための3つの夜想曲 Op.6a /オーボエとハープのためのパストラーレ Op.3 レイチェル・タリトマン(Hp) マルコス・フレナーニ=マルティンス(Fl) ハイケ・シュタインブレヒェル(イングリッシュHr) ローラン・オウケ(Va) ディルク=ミヒャエル・キルシュ(Ob) カロリーナ・プリールズ(Vc) | |||
| 世界初録音。ドイツ出身の作曲家、オーボエ奏者のディルク=ミヒャエル・キルシュのハープのための室内楽作品集。レイチェル・タリトマンのために作曲された「即興曲」を含む。ディルク=ミヒャエル・キルシュの作品の中でも、特にオーボエのためのソロ作品は、国際ダブルリード協会主催のコンクールや、ミュンヘン国際音楽コンクールなど、権威あるコンクールにおいて重要な作品に位置付けられている。 | |||
INDESENS (仏) 特記以外 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)旧譜(価格が異なります)はこちらから | |||
| ギヨーム・サン=ジャメ(1967-): 青のシンフォニー「労働者の交響曲」/アコーディオンとオーケストラの7つのスケッチ(*) ギヨーム・サン=ジャメ(Sax) エマニュエル・ベックス(ハモンドOrg) ジャン=フランソワーズ・ヴェルディエ指揮ヴィクトル・ユーゴー・フランシュ・コンテo. ディディエ・イチュルサリィ(アコーディオン;*) オーレリアン・アザン・ジエリンスキ指揮ブルターニュo.(*) | |||
| 録音:2020年7月/2019年9月(*)。ジャズとクラシックの両ジャンルで活躍するフランスのコンポーザー=サクソフォニスト、ギヨーム・サン=ジャメのオーケストラ作品集。「労働者の交響曲」という副題が付けられた「青のシンフォニー(La Symphonie 'Bleu'」は、フランスの指揮者、ジャン=フランソワーズ・ヴェルディエからの委嘱によって作曲され2019年に完成した5楽章形式の大作。5つの楽章には、チャーリー・チャップリン、ヴィクトル・ユーゴー、ジャック・タチ、アルテュール・オネゲル、フレッド・リップマンといった活躍したジャンルも異なる5人の人物の名前が付けられており、それぞれの功績を思い起こさせるかのように、クラシックに留まらない多彩な作風が同居するユニークなシンフォニーとなっている。 | |||
| 静かな都市 コープランド:静かな都市 / ホヴァネス:復活 Op.71 ~アリア / デュパルク:前世 パーシケッティ:空ろな人々 / ムソルグスキー/ラヴェル編曲:組曲「展覧会の絵」~第2曲「古城」 ホヴァネス:聖グレゴリウスの祈り / マーラー:交響曲第1番「巨人」~花の章 エネスク(オーケストレーション:リシャール・デュビュニョン):伝説 ピアソラ/リシャール・デュビュニョン編曲:アディオス・ノニーノ / アンダーソン:トランペット吹きの子守歌 オリヴィエ・アントニー・テリア(Tp/コルネット/フリューゲルHr) ローラン・ゲイ指揮ローザンヌ室内o. | |||
| 録音:アナウンスに時期未記載、サル・メトロポール、ローザンヌ、スイス。時計都市として有名なスイスのラ・ショー=ド=フォン出身で現在はクラシックとジャズの両ジャンルで活躍する世界的トランペット奏者、オリヴィエ・アントニー・テリアが自身の古巣であるローザンヌ室内o. との共演で繰り広げる多彩な「クラシック・プログラム」!1996年から2002年までローザンヌ室内o.、2005年から2012年までベルンso. の首席トランペット奏者を務め、ラインホルト・フリードリヒからの招きでルツェルン祝祭o. にも参加するなど世界の第一線で活躍してきたアントニー・テリア。プログラムの冒頭に置かれたコープランドの「静かな都市」代表されるように、アントニー・テリアがこのプログラムで表現しているのは「眠る街、静かな夜、そして一瞬の安らぎ」。クラシック、ジャズの両方のジャンルに精通するアントニー・テリアのセンスに満ちた、美しくも繊細な完成度の高いトランペット・アルバム。使用楽器:アダムス。 | |||
| マルク・グージョン~古典派のトランペット協奏曲集 ネルーダ:トランペット協奏曲 変ホ長調(カデンツァ:マックス・ゾンマーハルダー) グァングネ:トランペット協奏曲 ハ長調(世界初録音) / ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe: 1 フンメル:トランペット協奏曲 ホ長調(カデンツァ:ピエール・カンブーリアン) マルク・グージョン(Tp) ジャック・ラコンブ指揮ミュルーズso. | |||
| 録音:2020年9月、ラ・フィラチュール、ミュルーズ、フランス。パリ国立歌劇場o. のスーパー・ソリスト(第1首席奏者)を務め、パリ国立高等音楽院の教授としても活躍する現在のフランスを代表するトランペット奏者の1人、マルク・グージョンが満を持して古典派のトランペット協奏曲集をレコーディング!パリ国立歌劇場o. のスーパーソリストに就任する前は、ギャルド・レピュブリケーヌo. (吹奏楽団)、ミュルーズso.、ピカルディo.、パリ室内o. の首席奏者を歴任、フランスの第一線で活躍し続けているマルク・グージョン。シルキーのトランペットを愛用するマルク・グージョンが自身にとって初のソロ録音のために選んだのは18世紀末から19世紀初頭にかけて、古典派のためのトランペット協奏曲の数々。トランペット奏者にとってのバイブルであるハイドン、フンメル、そしてネルーダの名作3曲にマルク・グージョンが加えたのは、フランスの現代作曲家クリスティアン・グァングネ(1941-)の世界初録音となる ハ長調の協奏曲。難解な現代音楽ではなく、純粋なモーツァルトのスタイルで書かれた協奏曲であり、ソロ・トランペット、弦楽オーケストラ、2本のオーボエ、2本のホルンという編成で演奏される3楽章形式の秀作。トランペット協奏曲を書かなかったモーツァルトが"もし"トランペット協奏曲を作曲していたら・・・という想像を膨らませてくれる要注目の作品。 | |||
KAIROS (墺) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)旧譜はこちらから 。 | |||
| ムロ・ディ・カンティ~ステファーノ・ジェルヴァゾーニ(1962-): Altra voce ~ローベルト・シューマンへのオマージュ(ピアノとエレクトロニクスのための)(2015/17) 〔 Luce ignota della sera (小さな子供と大きな子供のための12の連弾小品 Op.85 No.12 より)/ Sirenenstimme (幻想小曲集 Op.88 No.3 より)/ Fiori soli ross (森の情景 Op.82 Nos.3-4 より|テキスト:フリードリヒ・ヘッベル)(*) / Vogelganger (森の情景 Op.82 No.7 より)/ Alba mentore (暁の歌 Op.133 より)〕/ Fu verso o forse fu inverno(声楽とピアノ、エレクトロニクスのための)(2016) (#) / Muro di canti (2016) (+) アルド・オルヴィエート(P;+以外) アルヴィーゼ・ヴィドリン(エレクトロニクス;+以外) モニカ・バチェッリ(Ms;*/#) マルコ・リウニ(コンピューター・ミュージック・デザイン;+) | |||
| 録音:2017年9月(無印/*)、2018年5月(#)、2020年4月(+)、、オーディトリウム・チェーザレ・ポリーニ、パドヴァ、イタリア。イタリア・ベルガモ出身、ルカ・ロンバルディやニッコロ・カスティリオーニに師事した現代音楽作曲家ステファーノ・ジェルヴァゾーニ(1962-)のエレクトロニクスをメインテーマにした作品集。アルバムに参加しているモニカ・バチェッリは国際的に有名なイタリアのメゾ・ソプラノで、音楽的にも舞台的にも強い個性を持ち、バロックと現代、両方のレパートリーの優れた通訳者として知られている。収録作品はすべてエレクトロニクスが使用され、アコースティックとエレクトロニックの間で濃密な対話を織り成している。例えば「Altra voce」ではピアノとエレクトロニクスによってローベルト・シューマンの楽譜を「拡張」し、ピアニストはトランスデューサーのシステムを通して自然音や合成音をピアノの音板に直接拡散させ、まるでそれらを自身が作り出したかのようにエコーさせる。これらはすべて、タイトルによって喚起されるイメージ、ピアノの対位法における暗黙のセリフ、共鳴、反響、他の音楽の断片への参照など、作品に含まれる幽霊的なサウンドやシューマン的な強迫観念を具体化するために行われている。 | |||
| ソロ~細川俊夫: ピエール・ブーレーズのための俳句 - 75歳の誕生日に - (ピアノのための)(2000/03) / スペル・ソング - 呪文のうた - (オーボエのための)(2015) / 小さな歌 - 堤剛氏の70歳の誕生日に捧げる - (チェロのための)(2012) / 2つの日本民謡〔さくら、散る/五木の子守歌〕(ハープのための編曲作品)(2008) / エクスタシス(脱自)(ヴァイオリンのための)(2020改訂版) / 声(トロンボーンのための|クラングフォルム・ウィーンによる委嘱作品)(2020) / エディ(クラリネットのための)(2009) /線 VI (打楽器のための)(1993) クラングフォルム・ウィーン | |||
| 録音:2020年8月、モーツァルト・ホール、コンツェルトハウス、ウィーン、オーストリア。2020年のCovid-19パンデミックへの対応としてクラングフォルム・ウィーンが行った、ひとりで演奏するための作品 の録音シリーズ「ソロ」のうちの1枚。ドイツで尹伊桑、ブライアン・ファーニホウとクラウス・フーバーに作曲法を師事し、新作発表の度に大きな話題を呼ぶ現代の日本を代表する作曲家の1人、細川俊夫(1955-)。西欧のアヴァンギャルド・アートと日本の伝統文化の融合により独特の音楽言語を生み出してきた細川俊夫が書いた、ピアノ、オーボエ、チェロ、ハープ、ヴァイオリン、クラリネット、打楽器のための独奏作品。2020年の新作、トロンボーンのための「声(Voice)」はクラングフォルム・ウィーンによる委嘱作。 | |||
| ソロ~サルヴァトーレ・シャリーノ: 2つの夜想曲(ピアノのための)(1998) /フェニキアのイメージ(アンプリファイド・フルートのための)(1996) / トラキスにさらば(ハープのための)(1980) /自分自身へ(ヴァイオリンのための)(2009) / 感謝祭の歌(アルト・サクソフォンのための変容)(1985-2018) / 夜の果て(作曲者自身によるチェロのためのトランスクリプション、原曲:ヴィオラ)(1979) / 目覚める前に死なせて(B♭管クラリネットのための)(1982) /2つの無慈悲な夜想曲(ピアノのための)(2001) / アジタート・カンタービレ(距離に関するカプリッチョ|クラングフォルム・ウィーンによる委嘱作品)(2020) クラングフォルム・ウィーン | |||
| 録音:2020年8月、モーツァルト・ホール、コンツェルトハウス、ウィーン、オーストリア。2020年のCovid-19パンデミックへの対応としてクラングフォルム・ウィーンが行った、ひとりで演奏するための作品の録音シリーズ「ソロ」より、イタリアの現代音楽作曲家サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-)の作品集。彼の音楽のサウンドスケープは、生と死、記憶と忘却、光と闇、成長と衰退の間の細い線を絶えず探っている。クラングフォルム・ウィーンによる委嘱作品「アジタート・カンタービレ」(2020年)には、J.S.バッハの有名なカプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せてカプリッチョsopra la lontananza del fratello dilettissimo」によく似た副題(距離に関するカプリッチョカプリッチョsulla lontananza)が付いており、ホルンが高音域から低音域へと変化しながら印象的なエコー効果を生み出すことで、アジタートとカンタービレ、相反する2つの間の音楽的な距離を表現している。「神々は堕落し、私たちはもはや魔法を信じない。残っているのは、その神秘的な面の中にある孤独への認識。すべてのものの間にある目に見えないつながりを体験するために、私たちは風に身を委ねなければならない。」(サルヴァトーレ・シャリーノ) | |||
| ソロ~オルガ・ノイヴィルト: CoronAtion I: io son ferito ahime (パーカッションとサンプルのための| クラングフォルム・ウィーンによる委嘱作品)(2020) / Weariness heals wounds I (ヴィオラのための)(2014) / Torsion (ファゴットのための) (2003) / Magic flu-idity (フルートとオリベッティ・タイプライターのための)(2018) / Fumbling and Tumbling (トランペットのための)(2018) / "Incidendo/Fluido" (ピアノとCDのための) (2000) クラングフォルム・ウィーン | |||
| 録音:2020年8月、モーツァルト・ホール、コンツェルトハウス、ウィーン、オーストリア。2020年のCovid-19パンデミックへの対応としてクラングフォルム・ウィーンが行った、ひとりで演奏するための作品の録音シリーズ「ソロ」より、オーストリアの現代音楽作曲家オルガ・ノイヴィルト(1968-)の作品集。トリスタン・ミュライユやルイジ・ノーノに学んだノイヴィルトは、CDプレイヤーをピアノの中に設置する(CDにはオンド・マルトノの音が録音されている)「Incidendo / Fluido」や、フルートのソロがタイプライターによって妨害される「Magic flu-idity」のように、最も対照的な要素を大胆かつ衝動的に組み合わせることで、絶えず変化し続ける音楽的なテクスチャーを生み出している。「芸術では何も変わらないことを知っているが、芸術は骨化したものを指し示し、社会と政治の荒廃した状態を明らかにすることができる。」(オルガ・ノイヴィルト) | |||
| ソロ~レベッカ・サンダーズ: Shadow(ピアノのための習作)(2013) / Dust(打楽器のための)(2017/18) / Solitude(チェロのための)(2013) / Flesh(朗読を伴うアコーディオンのための)(2018) / Hauch(ヴァイオリンのための)(2018) / To an utterance - study (ピアノのための|クラングフォルム・ウィーンによる委嘱作品)(2020) クラングフォルム・ウィーン | |||
| 録音:2020年8月、モーツァルト・ホール、コンツェルトハウス、ウィーン、オーストリア。2020年のCovid-19パンデミックへの対応としてクラングフォルム・ウィーンが行った、ひとりで演奏するための作品の録音シリーズ「ソロ」より、イギリスの現代音楽作曲家レベッカ・サンダーズ(1967-)の作品集。ナイジェル・オズボーンとヴォルフガング・リームに学んだサンダーズは、ジーメンス音楽賞を受賞した初の女性作曲家(2019年)としても知られている。作曲をしている間、少なくとも準備期間は、作曲家の孤独が緊密なコラボレーションを求めるソリストとの対話へと変容してゆくため、彼女の創作の中では独奏曲が重要な位置を占めているという。「すべてはすでにここにある。私は単にフレームや文脈を提供しているだけ。世界はノイズで飽和しきっている。ニュアンスをフィルタリングしたり、特定の断片を除外したりすることは、私の作業プロセスの始まり。しかし、それは作品の始まりではない。」(レベッカ・サンダーズ) | |||
| ソロ~ジョルジュ・アペルギス: Lopsided Sob (アコーディオンのための)(2015) / Ruinen (トロンボーンのための)(1994) / Schattentheater (ヴィオラのための)(2020) / P. S. (サクソフォンのための)(2010) / The Only Line (ヴァイオリンのための)(2009) / Deux cents quatre-vingt mesures (クラリネットのための)(1979) / Tag ohne Nacht (コントラフォルテのための|クラングフォルム・ウィーンによる委嘱作品)(2020) クラングフォルム・ウィーン | |||
| 録音:2020年8月、モーツァルト・ホール、コンツェルトハウス、ウィーン、オーストリア。2020年のCovid-19パンデミックへの対応としてクラングフォルム・ウィーンが行った、ひとりで演奏するための作品 の録音シリーズ「ソロ」より、ギリシャの現代音楽作曲家ジョルジュ・アペルギス(1945-)の作品集。ヤニス・クセナキスに学んだアペルギスは、テキストのソースが全くない器楽作品であっても、言語的な単位を基にして、音のジェスチャーを音楽に合わせ作曲している。彼の独奏楽器のための作品は、文字通り新しい音の言語を発明したものであり、「話す音楽」と表現できるかもしれない。「私はいつも小さな想像上の劇場のようなイメージを持っている。しかし、私が作曲するときには、音楽家の身体や動きのことは考えない。ただ音楽のことだけを考えている。身体的なジェスチャーではなく、音のジェスチャーを作曲する。」(ジョルジュ・アペルギス) | |||
ORLANDO RECORDS (墺) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)同国 paladino media (paladino music) 傘下のレーベル。旧譜はこちらから。 | |||
| レバノンの作曲家による声楽とアンサンブルのための作品集 トウフィク・スッカール:'Atsan (1994) / マンソー・ラーバニ: Atura yadkurunahu (2004) ガーディ・ラーバニ: B'albak (2015) / モナ・A.アダブ: A la fin de cela (2016) イヤド・カナーン: Salatu Mira (2014) / マルセル・ハリーファ: Al-qitar (2000) ヴィオレーヌ・プリンス: Pater (2016) / シャルベル・ルーハナ: Wafaal-asafir (2004/20) サミール・トゥーム: Atfal (2018)、Lhaia (2014) / ジョエル・フーリー: Vers le soleil bleu (2018) カブリエル・ヤレド: Baalbeck (2015) / ナジ・ハキム: As-sawqu ila s-sama (2016) ホウタフ・フーリー: Sumer (2016) / Das Lied der Seele (2006/19) ブシュラ・エル=トゥルク: TIK TAK (2006) / ジョエル・フーリー: Zarqaa s-samsu (2016) ザド・ムルタカ: Where is Light? (2019) / アブダラ・エル・マスリ: Magnat (1987) ファディア・エル=ハージェ(A) フラグメンツ・アンサンブル、ベイルート・オリエンタル・アンサンブル | |||
| レバノンの作曲家による声楽とアンサンブルのための新作を19曲以上収録し、コントラルトのファディア・エル=ハージェをフィーチャーした豪華なアルバム。ドイツでのキャリアを経て、現在では東洋音楽と西洋音楽の伝統を見事に融合させているレバノンの歌手エル=ハージェが、多彩な様式、表現、色彩、楽器編成で作曲された万華鏡のような楽曲たちを披露する。 | |||
QUADRIVIUM (伊) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)国内に初案内されるイタリアのレーベル。 | |||
| セガッタ:チェロと管弦楽のための「コンチェルト・ビザンチノ」
ジョヴァンニ・ソッリマ(Vc) マルチェロ・フェーラ指揮ラ・ピッコラ・オルケストラ・ルミエーレ | |||
| 録音:2020年1月22日-23日、グスタフ・マーラー文化センター、ドッビアーコ、イタリア|世界初録音。北イタリアの都市トレントの出身で、近年急速に注目を集めている気鋭のコンポーザー=チェリストであり楽器製作者、ニコラ・セガッタが自らの師であるジョヴァンニ・ソッリマのために作曲した意欲作「コンチェルト・ビザンチノ」の世界初録音!ソリストはもちろん、作品を献呈されたイタリアを代表するチェロの鬼才、ジョヴァンニ・ソッリマ!! チェロ独奏をジョヴァンニ・ソッリマが務めた宗教歌劇「イコン」の成功により、次代のイタリア楽壇を担う音楽家の1人として大きな注目を集める存在となったセガッタ。師匠のソッリマに捧げた渾身のチェロ協奏曲の舞台は、東洋と西洋の理想的な架け橋であり、人類の頭脳の中で何千年にもわたって対話が続けられてきた2つの半球を象徴する見えざる空想上の都市「ビザンチウム」。3楽章で構成される「コンチェルト・ビザンチノ」の第1楽章「パラジャーノフ」は、アルメニア人映画監督セルゲイ・パラジャーノフと彼の代表作である「ざくろの色」から名付けられている。続く第2楽章「アヴェ・マリア」は、ビザンチンとコルシカの聖歌にインスパイアされ、ロザリオの祈りのように繰り返される協奏曲の緩徐楽章。そして作品の掉尾を飾る第3楽章「イヴリー」は、1990年に東京で行われた偉大なヴィルトゥオーゾ、イヴリー・ギトリスのヴァイオリンによる即興演奏からヒントを得ている。タイトルはギトリスに捧げられたもので、「ユダヤ人」と「酩酊」(フランス語のイヴレから)という2つの形容詞の両方を意味し、この音楽の性格を表している。その構想にソッリマが太鼓判を押し、7年という歳月を経て実現した「コンチェルト・ビザンチノ」のレコーディング。壮大なスケールで描かれる「コンチェルト・ビザンチノ」の映画音楽的なスタイルと、ソッリマの変幻自在の超絶技巧が見事にマッチ!21世紀イタリアの新たな傑作と、イタリアの鬼才の超絶技巧を一緒に楽しめてしまうという贅沢かつ要注目のアルバムの登場。 | |||
RAUMKLANG (独) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)
旧譜はこちらから | |||
| シュッツ:宗教的合唱曲集(1648) 天は神の栄光を語り SWV.386 /我らは天上をさまよう SWV.390 /おお、愛する神よ SWV.381 / 主よ、御もとに身を寄せ SWV.377 /ひとつのことをわれ主に乞えり SWV.294 /涙と共に種まく者は SWV.378 / 私たちの中には誰ひとり自分のために生きる者はいない SWV.374 /キリストの魂はわれを清めたまえ SWV.325 / われは呼びかけたる声なり SWV.383 /これは確かなまこと SWV.388 /私が呼ばわるとき、お答え下さい SWV.289 / かく神は世を愛したもう SWV.380 /われはぶどうの木に違わず SWV.389 / こうして私はキリストの御もとに行く SWV.379 /幸いなり、今よりのち主にありて死ぬる死者らは SWV.391 アレクサンダー・シュナイダー(CT/ディレクター)アンサンブル・ポリハルモニーク | |||
| 録音:2019年6月30日-7月3日、レールバッハ、ドイツ。カウンターテナー歌手のアレクサンダー・シュナイダーが芸術監督を務め、17世紀~18世紀のドイツとフランドルの声楽作品を探求しているヴォーカル・アンサンブル"ポリハルモニーク"(ポリアルモニーク)。カヴァッリのレクイエム(RK-3601)、キュンステルのマルコ受難曲(CHR-77435)などの注目録音で話題を呼んだポリハルモニークが歌うハインリヒ・シュッツ。1648年にドレスデンで出版された、シュッツの宗教音楽の集大成とも言われるドイツ語のモテット集「宗教的合唱曲集(Geistliche Chor-Music)」からの音楽。当時のイタリアの現代的で革新的なマドリガル・スタイルの影響を大きく受けていたというドイツの宗教音楽を、ポリハルモニークの豊かで神聖な歌声でお届けする。 | |||
RUBICON CLASSICS (英) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)長年ワーナー・クラシックスとドイツ・グラモフォンで要職を務め、2009年以降 2017年現在 ONYX CLASSICS のエグゼクティヴ・プロデューサーも務めるマシュー・コスグローヴ氏が設立、2017年1月からリリースを開始したイギリスのレーベル。第一線で活躍する世界的アーティストたちの演奏を発売する ONYX に対し、 Rubicon は才能を持ち次代を担うべき若きアーティストたちの「クリエイティヴ・ホーム」となるべく立ち上げられたという。旧譜はこちらから。 | |||
| ピアノ五重奏曲、ロマンス、歌曲集~ローベルト・カーン(1865-1951): ロマンス Op.25 No.1 /とても静かな聖なる日/ 11月のお祝い/牧歌/愛の戴冠/ ターゲブーフ・イン・テーネン(リーヴズ・フロム・ザ・ツリー・オヴ・ライフ-セレクション)/ 恋文/ヒキガエル/火葬/祈り/ピアノ五重奏曲 Op.54 アンサンブル・エミグレ [ダニー・ドライヴァー、クリストファー・グールド(P) エミリー・サン(Vn) イングリッド・ピアソン(Cl) フローラ・ベイン(Hr) ジェマ・ローズフィールド(Vc) ノルベルト・マイン(T/ディレクター)] | |||
| 1865年マンハイム生まれ、19世紀後半から20世紀にかけて活躍したドイツの作曲家、ピアニスト&音楽教師、ローベルト・カーン(1865-1951)の室内楽、歌曲、ピアノ作品集。ヨーゼフ・ヨアヒム、ハンス・フォン・ビューロー、アドルフ・ブッシュ、リヒャルト・ミュールフェルトらと友好を深め、メンデルスゾーンやシューマン、ブラームスの作風に沿った作曲スタイルで多くの作品を残しながらも、晩年はナチスによって「退廃音楽」のレッテルを貼られてしまったローベルト・カーンの音楽を、声楽・器楽・室内楽の革新的なプログラムを探求するアンサンブル・エミグレが取り上げる。1935年から1949年にかけて書かれた「ターゲブーフ・イン・テーネン(Tagebuch in Tonen /音色の日記)」は、実に1100曲以上に及ぶピアノ小品集で、このアルバムではその中から10曲のセレクションを収録している。 | |||
| モンジュルー&ヴィオッティ:ヴァイオリン・ソナタ集 エレーヌ・ド・モンジュルー(1764-1836):ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.2 No.3(世界初録音) ヴィオッティ:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ホ長調 G.38 メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.4 ウェーバー:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト長調 Op.10b No.2 ソフィー・ローザ(Vn) イアン・バックル(P) | |||
| 2011年のマンチェスター国際ヴァイオリン・コンクールで第2位&聴衆賞を受賞して国際的な注目を集め、数々の奨学金を得て活動し、Champs Hill Recordsからフランクとラヴェルのヴァイオリン・ソナタ集(CHRCD-123)でレコーディング・デビューを果たしたイギリスの若き才媛、ソフィー・ローザ。次代を担う才能あふれる若きアーティストたちのための"クリエイティヴ・ホーム"「Rubicon」からリリースされるソフィー・ローザの新アルバムは、19世紀初頭のもっとも影響力のあるピアニスト&作曲家の一人であった、エレーヌ・ド・モンジュルー(1764-1836)の世界初録音となるヴァイオリン・ソナタ(ヴァイオリン付きピアノ・ソナタ)を取り上げ、モンジュルーのデュオ・パートナーとしてヨーロッパ中をツアーで回ったというヴァイオリニスト&作曲家、ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティのヴァイオリン・ソナタとカップリング。14歳のフェリクス・メンデルスゾーンが書いたソナタ、ウェーバーがアマチュア・プレイヤー向けに書いたソナタへとつなげる魅惑のリサイタル・プログラムを創り上げた。貴族と結婚したためフランス革命によって命の危機を迎えながらも、その優れた即興能力で「ラ・マルセイエーズ」を演奏し自由を勝ち取ったというエピソードでも知られ、1795年にはパリ音楽院で史上最初の女性教授に任命されるなど女流音楽家のパイオニアとしての功績も残し、彼女の進歩的な練習曲は、ショパン、メンデルスゾーン姉弟、シューマン夫妻などにも大きな影響を与えたというモンジュルーの知られざる魅力に迫る。 | |||
VIVAT (英) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)ロバート・キングとキングズ・コンソートが2013年に立ち上げた自主レーベル。旧譜はこちらから 。 | |||
| パーセル:ロイヤル・オード集 ジェイムズII世歓迎のためのオード「なぜ、なにゆえミューズたちは黙しているのか?」Z.343 (1685) / メアリー女王の誕生日のためのオード「今や輝かしき日は来たりぬ」Z.332 (1689) / メアリー女王の誕生日のためのオード「ようこそ、栄光の朝」Z.338 (1691) ロバート・キング指揮キングズ・コンソート キャロリン・サンプソン、エミリー・オウエン(S) イェスティン・デイヴィス、ヒュー・カッティング(CT) チャールズ・ダニエルズ、デイヴィッド・デ・ウィンター(T) マシュー・ブルック、エドワード・グリント(B) | |||
| 録音:2020年9月30日、&10月1日-2日、フェアフィールド・ホール、クロイドン、イギリス。英国古楽界の巨匠ロバート・キングとキングズ・コンソートが2013年に立ち上げた自主レーベル「Vivat」(ヴィヴァット)から、ヘンリー・パーセルの新しいレコーディングが登場!キングズ・コンソートのパーセルと言えば、1988年録音のオード(頌歌)集第1巻から始まり、当時はあまり知られていなかったパーセルのオード全曲を第8巻にわたり録音(CDS-44031/8)。その後、パーセルの宗教音楽全集(CDS-44141/51)、世俗的独唱歌曲全集(CDS-44161/3)などの一連の録音で古楽界を席捲し、パーセルのスペシャリストとしてのキングズ・コンソートの名を広めた。それから32年後、2020年秋のパンデミック・ロックダウン中にレコーディング・セッションが組まれ、キングズ・コンソートによる新しいパーセル録音が実現。ジェイムズ2世とメアリー女王のための3つの傑出したオード(頌歌)を、キャロリン・サンプソン、イェスティン・デイヴィス、チャールズ・ダニエルズ、マシュー・ブルックら、キングズ・コンソートとともに20年間パーセルを録音・演奏してきた超一流古楽系歌手達(ダニエルズはオード集第1巻の録音にも参加!)と、カティ・デブレツェニがリードする精鋭揃いのアンサンブルでお贈りする。"VIVAT"の創設以来、最大級の重要リリースと自信を持って送り出される、素晴らしきパーセルにご期待頂きたい。 | |||
ACCENTUS MUSIC 特記以外
旧譜はこちらから。 | |||
| クレーメル~ワインベルク: ヴァイオリン協奏曲 Op.67 (*) / 2つのヴァイオリンのためのソナタ Op.69 (#) |
ギドン・クレーメル(Vn) ダニエーレ・ガッティ指揮(*) ライプツィヒ・ ゲヴァントハウスo.(*) マダラ・ペーテルソネ(Vn;#) | ||
| 録音:2020年2月、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(*) /2019年12月、パリャシアス・ドヴァラス、リトアニア(#)、ともにライヴ。ワインベルク作品の開拓と普及に情熱を注ぐギドン・クレーメルの真打ち、ヴァイオリン協奏曲のディスクが登場する。2017年9月の読売日本so. との日本初演を含め、各国のオーケストラと数多く演奏してきたがダニエーレ・ガッティ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo. と2020年2月に行ったコンサートのライヴが商品化された。2019年12月に生誕100周年を迎えたワインベルクを祝うゲヴァントハウスのシリーズの一環として行なわれたコンサートで、クレーメルにとっても特別なものだった。アルバムに収録された2篇はともに1959年作曲で、レオニード・コーガンが(ソナタは妻エリザヴェータと)初演している。ヴァイオリン協奏曲はハープやチェレスタを 含む大編成だが、オーケストラとの掛け合いは少なく、終始技巧的なパッセージを 弾き続ける大作。73歳のクレーメルは、かつてのような鋭さよりもじっくりと伝えていくような語り口で進め、浄化されたpppの終止は神々しいほど。この思い入れの強さは情念のようで、聴く者の心を掴みる。2つのヴァイオリンのためのソナタは、ワインベルク自身の楽器であるピアノの助けを借りず、容赦ないスタミナを要求される難曲。ヴァイオリン協奏曲と似た雰囲気を持ち、アクの強さとユダヤ的風味はとても魅力的。共演のマダラ・ペーテルソネはクレーメルと同郷のラトヴィア出身。2013年よりクレメラータ・バルティカに加わり、現在コンサートミストレスを務めるクレーメルの信任厚い若手。 | |||
| マーラー:交響曲第4番 ト長調 |
アンナ・ルチア・リヒター(Ms) ヤクブ・フルシャ指揮 バンベルクso. | ||
| 録音:2020年7月、ヨーゼフ・カイルベルト・ザール。2020年1月にヤクブ・フルシャ率いるバンベルクso. が、マーラーの交響曲第4番を引き下げてドイツ・ツアーを行ったそのわずか2か月後にドイツはロックダウンに入り、文化施設の閉鎖等でコンサートの中止を余儀なくされ、また感染リスクの観点から大編成の交響曲を演奏することが難しくなった。しかし、バンベルクso. は早くから、科学者チームとの実験を行い、コロナの時代に安全に音楽を演奏する方法を模索していた。そしてソーシャル・ディスタンシング配置、無観客で、交響曲第4番を中心としたプログラムで2020年7月にバンベルクでグスタフ・マーラー国際指揮者コンクールが行われました。第4番は、マーラーの交響曲の中でも比較的編成の小さいものだが、数か月ぶりの交響曲の演奏となった。(コンクールの優勝者はイギリス出身のFinnegan Downie Dear)本盤は、その際にフルシャ指揮ソリストにはドイツのアンナ・ルチア・リヒターを迎え録音された。ソーシャル・ディスタンシング配置ではあるが、細部までとても丁寧に作り上げた、数ある録音の中でも繊細で美しいものとなっている。第4番はマーラーの交響曲ののなかではシンプルな作品だが、どの楽章も容易ではなく、フルシャの整然とした音楽作りと、アンナ・ルチア・リヒターのすっきりとした歌唱により見事にまとめあげている。特に、第3楽章の深々とした響き、終楽章の「天上の生活」の澄み切った美しさが際立つ演奏。 | |||
APARTE (仏) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)音のよさ、クオリティの高さで定評のある AMBROISIE レーベルのプロデューサーとして名高いニコラス・バルトロメーが立ち上げたレーベル。 旧譜はこちらから。 | |||
| サリエリ:歌劇「アルミーダ」(全3幕)
レネケ・ルイテル(S;アルミーダ) フローリー・ヴァリケット(S;リナルド) イスメネ:テレサ・レルヴォリーノ(Ms) ウバルド:アシュリー・リッチズ(Br) クリストフ・ルセ指揮レ・タラン・リリク、ナミュール室内cho. | |||
| 録音:2020年7月、フィラルモニ・ド・パリ。サリエリのオペラのリバイバルに情熱を注ぐクリストフ・ルセとレ・タラン・リリクが、また新たな宝を世に出してくれた。20歳のサリエリが手掛け、1771年に発表した最初の本格的歌劇「アルミーダ」。これが認められ名を成していったとされる。序曲やアリアの録音はあったが、全曲版は世界初となります。トルクアート・タッソの叙事詩「解放されたエルサレム」に基づ来るが、同じ題材で1761年にトラエッタ、1777年にグルック、1817年にロッシーニが名作を残している。サリエリ版はマルコ・コルテリーニの台本で、キリスト教とイスラム教の東西対立をテーマに、アルミーダ、リナルド、イスメネ、ウバルドの4名が激しいドラマを繰り広げる。サリエリの音楽はイタリアとフランスの様式の完璧な融合が見られるとされ、はつらつとした世界を楽しめる。主役アルミーダはアメリンクの秘蔵っ子レネケ・ルイテル。正確さに加え華やかな歌唱で近年ひっぱりだこのソプラノ。恋人リナルドはオリジナルだとカストラートが指定されているが、ここではカナダのソプラノ、フローリー・ヴァリケットが宝塚のような魅力で好演。ルセのサリエリは「タラール」が、2019年度レコード・アカデミー賞オペラ部門賞を受賞しているが、さらに解釈に深みと自信がみなぎっている。モーツァルトの敵役として才能が劣ると思われがちなサリエリだが、魅力的なメロディときびきびした語り口でその凄さを再認識させられる。 | |||
| Cellopera モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」より〔窓辺においで(*) /彼女の心の安らぎこそ〕/「魔笛」~愛の喜びは消え ベッリーニ:「カプレーティとモンテッキ」~ああ、幾たびか ロッシーニ:ウィリアム・テル幻想曲 / ドニゼッティ:「愛の妙薬」~人知れぬ涙 ヴェルディ:「リゴレット」~いつかあなたに会ったときから/「仮面舞踏会」~死にましょう、でもその前に/ 「ドン・カルロ」~彼女は私を愛したことがない プッチーニ:「トスカ」~星は光りぬ/「蝶々夫人」~ある晴れた日に チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」~青春は遠く過ぎ去り / ワーグナー:「タンホイザー」~夕星の歌 オッフェンバック:「ホフマン物語」より〔ダイヤモンドの歌/舟歌による幻想曲〕/ 「ラ・ペリコール」~ほろ酔いのアリエッタ チャイコフスキー:「スペードの女王」~ポリーナのロマンス オフェリー・ガイヤール(Vc) ジュリアン・マルテイノー(マンドリン;*) トマシュ・ヴァブニツ指揮モーフィング室内o. | |||
| 録音:2020年6月22日-25日、ウィーン。気品としなやかさを兼ね備えたフランスの女性チェロ奏者、オフェリー・ガイヤール。王道レパートリーからアイデアと演出の妙が効いた遊び心ある作品までしなやかな感性で弾きこなす人気チェリストのガイヤールの最新盤は、「Cellopera /チェロペラ」と題した、オペラの名アリアをチェロで奏でるという内容。ガイヤールはこのアルバムの制作のきっかけをこのように話している。「20年以上前、エクサン・プロヴァンス音楽祭で、ダニエル・ハーディング指揮の「ドン・ジョヴァンニ」の上演でチェンバロ奏者のエマニュエル・アイムと共に通奏低音として参加した時のこと。歌手の一人がリハーサルを欠席した際に、マーラー・チェンバーo. のソロ・チェリストが、オッターヴィオ(T)が歌うアリア「彼女の安らぎこそ」を弾いた。それは私にとって恵の瞬間であり、新しい音楽の窓が開いた。もちろん幼い時からオペラには触れてきたし、往年の名歌手たちの歌唱も私の心に残っている。そして私の、チェロでオペラを奏でたいという欲求とオペラの傑作たちに対峙するときにパウル・クレーの「芸術の本質は、見えるものをそのまま再現するのではなく、目に見えないものを見えるようにする物。」という言葉を思い出し、この追求と探求の旅に出ることを決心した。皆様にきっと楽しんでいただけることだろう。」チェロは人間の声に近い楽器と言われているが、ガイヤールの潤いを湛えた繊細な音色や時に力強く、時に親密に語りかける音楽は、より作品の魅力が増し、オペラ、チェロの両者の新たな扉を開く1枚となっている。 | |||
BONGIOVANNI 1枚あたり¥2750(税抜¥2500) / 価格帯D[DVD]:¥5940(税抜¥5400)2109/10, 2200 は廃盤だった旧譜の同番号での再プレス(ただし今回解説&歌詞印刷無し)。旧譜はこちらから。 | |||
| マントヴァの巨匠オルガニストと作曲家たち Vol.3 マリオ・ペッッN�X�i�[�w��(+�ȊO) �@�t���[�h���q�E���H���t�w��(+)�@���A�E�O�X�e�B�[�i����o. ��cho. | |||
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| �S���̈��A�� �@ Liebling, mein Herz lasst dich grusen / Ungekusst sollst du nicht schlafen gehen / Aber meine Herrschaften / �@ Zuaschaun kann i net / Quodlibet Im weisen Rosl / Adieu, mein kleiner Gardeoffizier / Das gibt 's nur einmal / �@ Tauben vergiften / Hobellied / Kunstlerball bei Kroll / Room with a View / Schutt'die Sorgen in ein Glaschen Wein / �@ Mehlspeis / Die Reblaus / Opernboogie / Ein Freund, ein guter Freund / Der guate alte Franz / Das alte Lied / �@ Es ist so schon, am Abend bummeln zu geh'n / Moon River / Da nehm' ich meine kleine Zigarette / �@ Sag' beim Abschied leise Servus / Irgendwo auf der Welt �@�G���E�B���E�x���R���B�b�`���i�́j�@�t���[�f�}���E�u���E���i�o�j �@�}���A�E���C�^�[�i�A�R�[�f�B�I���j�@�Q���t���[�g�E�N���C�i�[�i�h�����A�p�[�J�b�V�����j �@�x�b�e�B�[�i�E�O���f�B���K�[�i�u���j�@���t�@�G���E�l�C�������H���t�i�f�j�@���n�l�X�E�V���x���g�i�s���j | |||
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