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2012年1月新譜情報

・国内盤マイナー・レーベル
・輸入盤マイナー・レーベル
・輸入盤 歴史的アイテム
・映像アイテム
・高音質アイテム


輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。





国内マイナー・レーベル




コジマ録音

ALCD-1127
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\3080(税抜\2800)
1/7発売
未来系バッハへの道〜J.S.バッハ:協奏曲集 IV
 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
  〜プレリュード(鍵盤編曲:武久源造)/
 チェンバロ協奏曲 へ長調 BWV1057 /チェンバロ協奏曲 ト短調 BWV1058 /
 チェンバロ、フルート、ヴァイオリンのための三重協奏曲 イ短調 BWV1044 /
 2台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV1061a(編曲:山口眞理子・武久源造)
  武久源造(Fp)指揮ハルモニア・インヴェントゥール
   [飯塚直子、高橋明日香(リコーダー) 砂山佳美(フラウト・トラヴェルソ)
    桐山建志(バロックVn) 山口眞理子(ペダルCemb)]
  山内彩香、山口眞理子(バロックVn) 田中千尋(バロックVa)
  高橋弘治(バロックVc) 諸岡典経(ヴィオローネ)
 録音:2011年8月16日-18日、三鷹市芸術文化センター。晩年、新たな鍵盤楽器に取組み、未来へとつながる音楽表現を追い求めたバッハ。当盤ではチェンバロ協奏曲を最初期のピアノであるジルバーマン・フォルテピアノで演奏し、ピアノへの過渡期に生きたバッハのメッセージに迫る。また、ペダル・チェンバロとジルバーマン・ピアノの共演による「2台のチェンバロのための協奏曲」は世界初の画期的な試み。バッハの未来に生きる武久源造と気鋭の若手アーティストによるグループ「ハルモニア・インヴェントゥール」の挑戦ここにあり。
ALCD-9112
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\2750(税抜\2500)
1/7発売
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 Vol.3
 グラーフのオランダ歌曲「われは勝てり」による8つの変奏曲 ト長調 KV24 (Anh.208) /
 ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 KV279 (189d) /ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 KV545 /
 幻想曲 ハ短調 KV475 /ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 KV457 /
 グラスハーモニカのためのアダージョ ハ長調 KV356 (617a)
  友田恭子(P)
 録音:2011年1月4日-6日、彩の国さいたま芸術劇場。デュオや室内楽のほか後進の指導にも熱心にあたるなど幅広く活動するピアニスト友田恭子(ともだやすこ)のモーツァルトピアノ・ソナタ集第3弾。一連のクラヴィーア・ソナタの皮切りとなった第1番や後期の優雅な名作である第14番、第16番に加えて、モーツァルトの天性の愛らしさが光る変奏曲やアダージョを収録。清冽なタッチから紡ぎ出されるフレーズには慈しむような優しさと、聴く者に音楽の愉しみを満喫させる多感な躍動が息づいている。
ALCD-9113
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\3080(税抜\2800)
1/7発売
綿村松輝:作品集
 弦楽四重奏のための「・・・Svaha 〔娑婆訶〕 II」(2010) /
 ピアノのためのプレリュード(2001-2010) 〔樹海/雨に/樹の譜〕/
 フルートのための「森の譜 I・II」(2009) /
 チェロとピアノのための「・・・Svaha 〔娑婆訶〕」 (2009) /
 ピアノのための「散華」(2011) /弦楽四重奏のための「Samjna II」(2009)
  松田拓之、三又治彦(Vn) 村松龍(Va) 海野幹雄(Vc)
  大竹紀子、海野春絵(P) 田村由里(Fl)
 録音:2011年8月24日、日本大学芸術学部音楽学科小ホール/2011年8月31日、ルーテル市ヶ谷ホール/2011年9月24日、BC Studio。日本大学藝術学部で教授を務め、様々なプロジェクトを通して宇宙的な自然への深い眼差しを向けながら作品を創り出している作曲家 綿村松輝〔わたむらまつき〕の作品集。2009年から2010年にかけて作曲された作品を中心に、ピアノ・ソロやフルート・ソロ、弦楽四重奏などによる室内楽を収録。仏教の経典に由来する「Svaha 〔娑婆訶〕」の思想を底流に置いた静謐な音響には、綿村が創作の原点として追求し続ける自然への回帰が息づき、やがて自然に還る余韻が残る。

カメラータ・トウキョウ

CMCD-28247
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\3080(税抜\2800)
1/25発売
吉松隆
 6つのヴィネットOp.105 (2008/2011)
  〔浮遊性アンダンテ/時のロマンス/鳥のカプリッチョ/水晶のアニマ/午後のバガテル/指向性アレグロ〕/
 4つのロマンス〜ヴィヨンの妻より(2008)
  〔ヴィヨンの妻/憂鬱なワルツ/たんぽぽの花一輪/桜桃とたんぽぽ〕/
 青い神話(1970)〔小さな前奏曲/幻想円舞曲/午後の妖精/小川に寄せて/月夜のワルツ]/
 タピオラ幻景〜左手のピアノのための Op.92(2004)
  〔光のヴィネット/森のジーグ/水のパヴァーヌ/鳥たちのコンマ/風のトッカータ〕/
 2つのアヴェ・マリア(2004)〔カッチーニのアヴェ・マリア(編曲:吉松隆)/
               シューベルトのアヴェ・マリア(編曲:田部京子/吉松隆)〕
  河村泰子(P)
 録音:2011年7月、埼玉。吉松隆が河村泰子のために書き下ろした「6つのヴィネット」をメインに、ピアノ用に再構成された映画「ヴィヨンの妻」からの「4つのロマンス」、吉松が17歳の時に書いた小さな組曲「青い神話」、左手のための作品「タピオラ幻景」、そして静かに夢のように流れる2つの「アヴェ・マリア」。ピアノを通して広がる「吉松隆ワールド」は、どこまでも美しく、儚く、優しさに満ちた音楽の世界。心癒される。
 河村泰子(P):芦屋市在住。金澤見早子、E.Ulmer、池田洋子の各氏に師事。神戸女学院大学音楽学部ピアノ科卒業。同大学にてハンナ・ギューリック・スエヒロ奨学賞を受賞。神戸女学院大学定期演奏会にてソリストとして選ばれる。アメリカにてデュオ・コンサートを開催、「サマー・ミュージック・フェスティヴァル大阪」など、ソロ・室内楽・伴奏などで多くの演奏会に出演する他、コンサート企画やCM、学校や施設への訪問演奏、バレエ・ピアニストなど幅広く活動を展開している。吉松隆Op.の演奏をライフワークとし、2006年より「吉松 隆Op.シリーズ」をスタート、多くのメディアで絶賛された。2008年9月、カメラータ・トウキョウから初のCD「吉松隆:アトム・ハーツ・クラブ」をリリース。同年10月には宝塚ベガ・ホールにて手塚治虫生誕80周年記念事業「河村泰子とアトム・ハーツの仲間たち」を開催、意欲的な演奏活動を続けている。
 吉松隆(作曲):1953年東京生まれ。少年時代は手塚治虫のような漫画家か、お茶の水博士のような科学者になろうと思っていたが、中学3年の時に突然クラシック音楽に目覚め、慶應義塾大学工学部を中退後、一時松村禎三に師事したほかはロックやジャズのグループに参加しながら独学で作曲を学ぶ。1981年に「朱鷺によせる哀歌」でデビュー。以後いわゆる「現代音楽」の非音楽的な傾向に異を唱え、調性やメロディを復活させた「新(世紀末)抒情主義」および「現代音楽撲滅運動」を主唱、交響曲5曲や協奏曲10曲を始めとするオーケストラ作品を中心に、「鳥のシリーズ」などの室内楽作品、「プレイアデス舞曲集」などのピアノ作品のほか、ギター作品、邦楽作品、舞台作品など数多くの作品を発表。その作品は国内および海外で数多くCD化され、1998年からはイギリスのシャンドスとレジデント・コンポーザーの契約を結び全オーケストラ作品が録音されるなど、クラシックというジャンルを越えた幅広いファンの支持を得ている。評論・エッセイなどの執筆活動のほか、FM音楽番組の解説者やイラストレイターとしても活躍中で、著書に「図解クラシック音楽大事典」(学研)、「夢みるクラシック交響曲入門」(筑摩書房)、編著書に「クラシックの自由時間」(立風書房)などがある。
CMCD-28250
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\3080(税抜\2800)
1/25発売
ロマンティック・フルート・トリオ(編曲:ギゼラ・マシャエキ=ベア)
 クララ・シューマン:三重奏曲 ト短調 Op.17(原曲:ピアノ三重奏曲)
 ショパン:三重奏曲 ト短調 Op.8(原曲:ピアノ三重奏曲)
 F.ヘンゼル=メンデルスゾーン:三重奏曲 ニ短調 Op.11(原曲:ピアノ三重奏曲)
  ギゼラ・マシャエキ=ベア(Fl) ラファエル・フリーダー(Vc) 森美加(P)
 録音:2011年2月、ウィーン。クララ・シューマンとファニー・メンデルスゾーン。ともに19世紀に生き、ロマン派の音楽界に華を添えた女性作曲家たち。優れたピアニスト・作曲家として活躍をしたクララ・シューマン、秀作を残したメンデルスゾーンの姉ファニー。歌うように流れる旋律、巧みな作曲技法、そして女性らしい繊細な音楽描写など、いずれも魅力にあふれた作品。ショパンのトリオも同時に収録し、ウィーン音楽界で今活躍する3人の演奏家たちが、ロマンティックな3つのフルート・トリオを19世紀ロマン派の薫り高く、鮮やかに奏でる。
 ギゼラ・マシャエキ=ベア(Fl):ドイツのパッサウ生まれ。9歳からフルートを始め、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で学び、ウィーン国立音楽大学でヴォルフガング・シュルツに師事し1987年に最優秀賞にて卒業。ペーター=ルーカス・グラーフ、オーレル・ニコレのマスターコースを受講。ウィーン国立音楽大学にてシュルツのアシスタント、ウィーン室内o.及びウィーン・トーンキュンストラーo.
チューリヒ歌劇場o.の首席を経て、現在リンツ・アントン・ブルックナー市私立音楽大学、ウィーン国立音楽大学、及びヨゼフ・ハイドン・コンセルヴァトリウム準教授。
 ラファエル・フリーダー(Vc):ウィーン生まれ。1968年からウィーン音楽院でリヒャルト・マツーシュカに師事し1979年に卒業。ジュネーヴでピエール・フルニエ、ベルリンのカラヤン・アカデミーでエーバーハルト・フィンケに師事。1973年、オーストリアで開かれた若い音楽家のためのコンクールで1位を獲得。1979年にはジュネーヴ国際音楽コンクールで銅メダルを獲得。1985〜90年にウィーン・トーンキュンストラーo.のソロ奏者として活躍、1990年以降はウィーン国立歌劇場o.、1993年以降はVPOに所属し、1996年に首席奏者となった。
 森美加(P):東京芸術大学附属音楽高校を経て、同大学卒業。その後ウィーン国立音楽大学にてハインツ・メディモレック教授に師事。教授全員一致の最優秀にて卒業。在学中より数々のコンサートに出演し、カーネギー・リサイタルホール、ウィーン・コンツェルトハウス、楽友協会ブラームスザール、東京文化会館等、内外著名ホールにてリサイタル及び、室内楽演奏会を精力的に行なう。1989年より、草津国際音楽アカデミー&フェスティヴァルに出演。数々の世界的奏者との共演を重ね、常に高い評価を得ている。ウィーン国立音楽大学伴奏専任講師。
CDT-1088
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\2619(税抜\2381)
1/25発売
R.シュトラウス
 おとめの花 Op.22/
 ブレンターノの詩による6つの歌 Op.68
ドヴォルザーク:ジプシーの歌 Op.55
川島幸子(S)
川島基(P)
 録音:2011年7月、ドイツ。リヒャルト・シュトラウス「おとめの花」全4曲、「ブレンターノの詩による6つの歌」全6曲、そしてドヴォルザークの名曲「わが母の教えたまえし歌」を含む歌曲集「ジプシーの歌」全7曲を収録。ヨーロッパで“クリスタル・ヴォイス "と賞賛された流麗な歌声と完璧なテクニックで、リヒャルト・シュトラウスとドヴォルザークの世界を見事に表現した、ベルリン在住のソプラノ・川島幸子待望のデビュー・アルバム。
 川島幸子(S):神戸市生まれ。4歳からピアノを始める。東京音楽大学ピアノ科卒業後、声楽に転向し渡独。ドイツ国立ワイマール“フランツ・リスト "音楽大学声楽科に入学。2005年同大学オペラ科首席卒業、ディプロム取得。2008年同大学大学院、およびKonzertexamen課程を首席で修了、ドイツ国家演奏家資格取得。2008年よりベルリンで演奏活動を開始。2002年、第12回チャイコフスキー国際コンクール声楽部門にて日本人としてただ一人のセミファイナリストとなる。2004年、第10回R.ザンドナイ国際オペラコンクールにて入賞、R.ザンドナイ特別賞受賞。V.フルバ=フライベルガー、J.カウフマン、高橋啓三、水野賢司、L.ベッツェルの各氏に師事。
CAMERATA "armonia"
CPCD-38002
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\2619(税抜\2381)
1/25発売
アトム・ハーツ・クラブ・カルテット(仮題)
 小菅しほり:パガニーニの主題による変奏曲
 クラウス・ディーター・ツィンマー:
  エレクトリック・グラス
 吉松隆:アトム・ハーツ・クラブ・カルテット
 片岡寛晶 編曲:オー・シャンゼリゼ
 ビゼー/細谷晋 編曲:「カルメン」組曲より
 モンティ/片岡寛晶 編曲:チャルダーシュ
 山田耕筰/片岡寛晶 編曲:この道
マリンバカルテット「TONES」
[木村奏子、木村大介、小畑寛、
 平野有希子(マリンバ)]
 録音:2011年8月、埼玉。新たなレパートリーの開拓など、マリンバカルテットの可能性を追求する若手4人からなるマリンバカルテット「TONES」のデビュー盤。マリンバ4台で奏でる吉松隆作曲の弦楽四重奏曲、アトム・ハーツ・クラブ・カルテットや、打楽器奏者にはお馴染みのツィンマー:エレクトリック・グラスからクラシックの名曲まで、マリンバカルテットの魅力あふれるアルバム。
 マリンバカルテット「TONES」:2006年、木村奏子、木村大介、小畑寛、平野有希子の4人によりマリンバ中心の打楽器アンサンブルグループとして結成。リサイタル公演、子供たちへの音楽鑑賞会、全国各地のイベントなど様々な場所で演奏活動を行う。また、マリンバカルテットの可能性を広げるべく作曲家への委嘱、新たな編曲作品にも力を入れている。

FONTEC

FOCD-9545
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\2640(税抜\2400)
1/11発売
朴 葵姫〔パク・キュヒ〕〜 SONATA NOIR 〔ソナタ・ノワール〕
 リョベト:ソルの主題による変奏曲/レオネーサ/スケルツォ・ワルツ
 ブローウェル:ソナタ / ロージャ:ソナタ / バークリー:ソナチネ
  朴 葵姫(G)
 録音:2011年1月26日-28日、8月23日、秩父ミューズパーク音楽堂。クラシック音楽界の次代を担う「ギターの天使」朴 葵姫、待望のセカンドアルバムが早くも登場。韓国仁川で生まれ、横浜にてギターを始めた朴 葵姫は、幼少の頃からその才能を萌芽。06年にウィーン国立音楽大学に留学後、さらにその才能を開花させ、ドイツ・ハインツベルグ国際ギターコンクール第1位及び聴衆賞、ベルギー“ギターの春 2008 "コンクール第1位など、数々の主要な国際ギターコンクールで受賞を続けている。04年に小沢征爾指揮によるオペラ公演に参加、また09年ハクジュホールのギター・フェスティヴァルに参加、演奏家としてのキャリアも確実に重ねており、11年2月武蔵野市民文化会館でのリサイタルは、NHK「クラシック倶楽部」(BSプレミアム)及びNHK-FMにて放送された。10年7月、フォンテックより「Sueno スエーニョ〜夢」(FOCD-9480)でCDデビュー。レコード芸術「特選盤」をはじめ、各音楽誌・新聞などからも好評を得ている。
 セカンドアルバムとなる本作は、柔らかなイメージの前作からは一転、天使のようなその姿からは想像もつかないような峻厳な内容を含んでいる。清冽な曲調で人気の高いブローウェルのソナタ、古典と現代が融合をみせるバークリーのソナチネをはじめ、「ベン・ハー」などの映画音楽で知られるロージャのソナタなど、ヨーロッパで若くして数多くの研鑽を積んだ、朴ならではの選曲が光る。世界へ羽ばたく才能―新世代のギター・ヒロインが誘う「黒のソナタ」をお聴き頂きたい。
 『朴葵姫の紡ぎ出す響きは余りにも純粋、聴き手を一気に音楽の核心へと誘うため、特定の楽器を超越してしまっている。いわば「ギターを忘れさせるギタリスト」、あるいは音楽家。凄い才能が現れたものだ。・・・明るい音楽の底からじわじわ、心の暗部=夜の顔がかいま見える時、私たちが感じるのは恐怖よりも畏怖、奥行きを増した人間性への尊敬に違いない。朴葵姫は胸襟を開き、夜の世界へと、確かな一歩を記した。』(池田卓夫/ライナーノーツより抜粋)
FOCD-9548/9
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(2CD)
\3142(税抜\2857)
1/18発売
続・風の風伝(ことづて)〜あいや節のルーツ佐渡小木港で唄う
 津軽の今昔(三味線じょんから〜津軽よされ節メドレー)/津軽じょんから旧節(唄)/
 弥三郎節(唄)/十三の砂山/津軽三味線掛け合い/津軽じょんから新節(竹山流)/
 田名部お島こ節(唄)/綜合曲/鰺ヶ沢甚句(唄)/
 風の盆(越中おわら節)/秋田荷方節/津軽じょんから節(たたき三味線)/
 古調あいや節(唄)/津軽じょんから中節/古調よされ節(唄)/即興曲
  小林史佳(津軽三味線) 初代 須藤雲栄(唄)
  高橋竹育(津軽三味線/太鼓) 新潟高橋竹山会
 録音:2011年5月28日、あゆす会館、新潟県佐渡市小木町、ライヴ。佐渡島(新潟県)最南端の小木港は、江戸中期には新潟・酒田・秋田・鰺ヶ沢などと並び北前船の寄港地だった。物資とともに文化も海を渡り、「佐渡おけさ」や「越後おけさ」が伝わった津軽の地で「津軽あいや節」となり歌い継がれている。その小木の地で新潟を拠点に活躍する津軽三味線プレイヤー・小林史佳が「あいや節」のルーツをたどり行った演奏会のライヴを収録したのが今回発売するアルバム。2010年発売の「風の風伝」(FOCD-9452)でも素晴らしい唄を披露してくれた、初代須藤雲栄師との共演による6曲の津軽民謡も含め、津軽三味線の魅力、伝統音楽の持つ面白さを存分に伝えてくれる。
EFCD-4178
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\2640(税抜\2400)
1/11発売
東京混声cho. 創立55周年記念&松井慶太、東京混声cho.
 コンダクター・イン・レジデンス就任記念「水のいのち」

 野喜久雄(作詞)/田三郎(作曲):
  混声合唱組曲「水のいのち」(1964)〔雨/水たまり/川/海/海よ〕
 三善 晃:女声合唱のための「三つの抒情」(1962)
  〔或る風に寄せて(暁と夕べの詩より)(作詞:立原道造)/
   北の海(作詞:中原中也)/ふるさとの夜に寄す(作詞:立原道造)〕
 尾崎左永子(作詞)/佐藤 眞(作曲):混声合唱のための組曲「蔵王」(1961/1991改訂新版)
  〔蔵王讃歌/投げよう林檎を/苔の花/どっこ沼/おはなし/雪むすめ/吹雪/樹氷林/早春〕
 松井慶太 指揮東京混声cho. 前田勝則(P)
 録音:2011年5月29日、フィリアホール、演奏会「日本の歌 こころからこころへ」ライヴ。期待の若手指揮者 松井慶太と東京混声cho.との第一弾! 半世紀以上愛唱され続けている往年の名曲に、20代の期待の若手指揮者である松井慶太が新しい感性で挑んでいる。日本の合唱曲では最も楽譜が再版され続けているという「水のいのち」は、東混で全曲演奏するのはおよそ40年ぶり、という貴重な音源。
 松井慶太は、2007年東京音楽大学指揮科を卒業。第15回「東京国際音楽コンクール」<指揮>入賞、奨励賞受賞。09年、ハンガリーのブダペストでは、Duna 交響曲Orchesterを指揮し好評を博す。国内ではこれまでに、日本po.、オーケストラアンサンブル金沢、京都市so.、群馬so.、山形so.他、全国の主要オーケストラを指揮。11年4月、東京混声cho.コンダクター・イン・レジデンスに就任。

DISC CLASSICA

DCJA-21021
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(CD)
\2200(税抜\2000)
限定盤
シューベルト/松本隆(日本語詩):
 歌曲集「美しき水車小屋の娘」
福井敬(T)
横山幸雄(P)
 録音:2004年、サラマンカホール、岐阜。前出: AVEX IO, IOCD-20087 (HYBRID_SACD/当店未案内/廃盤)。Licensed by AVEX ENTERTAINMENT INC. 前出盤はコピーコントロール・ハイブリッド SACD 盤だった模様。なお当盤の案内では、前出盤に含まれていた『魔王』『アヴェ・マリア』が記載されていないが、収録分数は同じ72分となっている。『名盤復活!! お待たせしました。ファンの皆様より多くのご要望・お問い合わせを頂戴したアルバムを、ようやくお届けできることになりました。ワン&オンリーの作詞家・松本隆がみごとな日本語詞をつけたシューベルトの歌曲集「美しき水車小屋の娘」。卓越した日本語表現を聴かせる福井敬の名唱は言うまでもありませんが、福井の希望に応えレーベルの枠を超えて共演した横山幸雄のピアノが完璧なサポートを聞かせ、2004年発売されるや各誌紙から絶賛を頂戴しました。長らく品切れ中だったこの名盤が、エイベックスのご理解とご厚意をいただき、当社より発売のはこびとなります。』『契約上、一定枚数以上の生産はできません。予定数量を売り切った時点で生産終了となります。』『ジャケットは初出のものと異なります。』『ブックレット解説内容は初出のものと同じです。』『コピーコントロールCD、SACDではありません。』

WONDER LAND RECORDS

WRCT-1013
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\3142(税抜\2857)
2/15発売
フェルメール&エッシャー〜久石譲
 Side Ver.:
  Sense of the Light / Circus / The View / Blue and Eyes / Lateral thinking / muse-um(Joe 's Pf.Solo)
 Side Esc.:Trees(Joe 's Pf.Solo)/ Encounter / Phosphorescent Sea / Metamorphosis / Another World
 収録予定曲は仮称。久石譲が“光の画家 "ヨハネス・フェルメールと“だまし絵 "で知られる版画家M.C.エッシャーと対峙。「フェルメール光の王国展(仮称)」に書き下ろした新作の数々。メロディアスな調整音楽と、知性を刺激する現代音楽のコントラスト。メロディー作家として映画音楽界の巨匠と称される傍ら、ミニマルミュージックを原点とする現代音楽の作曲家としても活躍中の久石譲の「知性」と「感性」、両側面が見事に集約されたファンにはたまらない究極のアルバム。ピアノと弦楽カルテットで奏でる洗練された音の粒たちが、久石譲癒しのピアノソロを中心にフェルメールの世界からエッシャーの世界へと見事に流れ行く、その変遷は必聴。今なお世界中の人々の心を捉えて放さないフェルメール。誰も見たことの無いフェルメール作品だけの美術館「フェルメール光の王国展(仮称)」に書き下ろした新作の数々。

森口賢二(自主製作)

OPL-001
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\2619(税抜\2381)
バリトン・森口賢二〜オペラ・アリア集
 ヴェルディ:「ドン・カルロ」より〔終わりの日が来た/私は死ぬ〕/「ファルスタッフ」〜夢かまことか?/
        「オテロ」〜イヤーゴの信条(クレード)
 ドニゼッティ:「愛の妙薬」〜昔、美しいパリスが/「ルチア」〜激しい苦しみ
 モーツァルト:「フィガロの結婚」〜もう飛ぶまいぞ、この蝶々 / ヴェルディ:「リゴレット」〜二人は同じだ
 ビゼー:「カルメン」〜闘牛士の歌 / グノー:「ファウスト」〜門出を前に

  森口賢二(Br) 松本康子(P)
 録音:2009年10月8日。日本人の若手バリトンの中でも、特に注目されている一人が森口賢二。2011年9月12日、藤原歌劇団公演のロッシーニ「セビリャの理髪師」で、ロッシーニの神様、アルベルト・ゼッダの指揮の下、ロッシーニの大スター、アルマヴィーヴァ役のアントニーノ・シラクーザを相手に、高水準な歌唱を聞かせ、聴衆から大きな喝采を浴びていた。二日目の公演なので新聞評などが残されていない中、両日聞いた熱心な観客の多くから「日本人では森口が一番良かった。」と評判が広がっているほど、その実力を見せ付けた。その森口が、自ら制作したのがこのCD。彼の得意なアリアがズラリと並んでいる。中高と陸上にのめり込んでいた森口、明るくブリランテな声の中に体育会系の逞しい男らしさが宿り、ヴェルディのバリトン役も相性は抜群。「オテロ」のイヤーゴは、ジュゼッペ・ジャコミーニを相手に抜粋公演で歌い、「ファルスタッフ」のフォードは、サントリーホールでレナート・ブルゾンがタイトルロールの公演で歌っている。たった一日で全曲の録音を仕上げたことからも、森口が十分な準備をもって録音に臨んだことが伺える。伸び盛りの実力派バリトンの魅力をたっぷりお楽しみ頂きたい。

SONARE

SONARE-1011
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\2200(税抜\2000)
華麗なるポロネーズ
 クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
 ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ第1番
 チャイコフスキー:憂鬱なセレナーデ/ワルツ=スケルツォ
 ドヴォルザーク:ユモレスク/4つのロマンティックな小品
 ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ第2番
 マスネ:タイスの瞑想曲
景山誠治(Vn)
三木香代(P)
 録音:1996年8月18日-19日、田園ホール・エローラ、松伏町、埼玉。前出: 日 サウンド・マトリクス(シュペル・ノーヴァ)、SNCD-0121(発売:1996年12月/当店未案内/廃盤)。なんと表情豊かなことか!なんと甘美に、時に切なくやるせなく、メロディーの歌われていることか!景山さんの大きな魅力のひとつは、メロディストである点だろう。その特質は現在の円熟へと脈々と受け継がれている。



輸入マイナー・レーベル




HARP & COMPANY (ベルギー) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 おそらくハーピストのレイチェル・タリトマンが主宰するベルギーのレーベル。当店では品番を、国内代理店の表記 "CD(DVD)-50-50XX" にて管理していますが、本体記載の品番は "CD(DVD)-5050-XX" となっており、この形式も併記しています。
 #当レーベル2013年発売分までのご案内済旧譜を、当欄にまとめて掲載しています。
ハープと弦楽四重奏のためのフランス音楽
 マルセル・トゥルニエ(1878-1955):妖精/組曲「映像」 / アンドレ・カプレ(1878-1925):幻想的物語
 マルセル・サミュエル=ルソー(1862-1955):古いクリスマスの歌による牧歌的変奏曲

  レイチェル・タリトマン(Hp) ベンジャミン・ブラウド、イリーナ・シェアリング(Vn)
  サミュエル・バルセジャン(Va) ディーター・シュッツォフ(Vc)
 (R) 1998 (C) 2005 。
ヴィンチェンツォ=マリア・グラツィアーニ(?-1874):
 セレナーデ・クァルテット Op.13 /ハープのための「モーセの祈り」/
 3つの独創的ロマンス Op.42 /夜想曲とワルツのテンポで Op.33 /
 アルパのためのヴェネツィアの謝肉祭 Op.38 /アルパとファゴットのための二重奏曲 Op.27
  レイチェル・タリトマン(Hp) リュック・ルブリー(Fg)
  エティエンヌ・プラスマン(Fl) フィリップ・ゴンザレス(Ob)
 (R) (C) 2005 。
ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928-2013):ハープを伴う協奏的作品集
 ハープと弦楽オーケストラのためのバラード/フルート、ハープと弦楽オーケストラのための二重協奏曲/
 ヴィオラ、ハープと弦楽オーケストラのための協奏曲/ファゴット、ハープと弦楽オーケストラのための協奏曲(*)

  レイチェル・タリトマン(Hp) ブノワ・フロマンジェ(Fl)
  ピエール=アンリ・シュレブ(Va) リュック・ルブリー(Fg)指揮(*以外)
  ジャン=ミシェル・ダマーズ指揮(*) イル・ソーノ室内o.
 録音:2006年2月、ブリュッセル王立音楽院、世界初演時、ライヴ(*) /記載無し(*以外) 。(R) (C) 2006 。
ジャーマン・リサイタル〜ファゴットとハープのための
 クリストフ・シャフラート(1709-1763):二重奏曲 ヘ短調
 カール・アルメンレーダー(1786-1843):ポプリ / シュポア(1784-1859):アダージョ
 シューベルト(1797-1828):アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821(ファゴット演奏版)
  レイチェル・タリトマン(Hp) リュック・ルブリー(Fg)
 (R) (C) 2006 。
フリーダ・ケルン(1891-1988):ハープを伴う室内楽作品集
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳のため、無断転載は堅くお断り致します
 ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルートと
  ハープのための「印象」Op.51 /
 ハープとヴィオラ・ダモーレのための
  主題と変奏 Op.61 /
 ファゴットとハープのためのスペイン舞曲第1番 Op.24 /
 管楽五重奏のための4つの小品 Op.25 /
 無伴奏ハープのためのバラード
レイチェル・タリトマン(Hp)
ピエール=アンリ・シュレブ
(Va/Vaダモーレ)
リュック・ルブリー(Fg)
ミヒ・キム(Fl)
ベンジャミン・ブロード(Vn)
イリヤ・ラポレフ(Vc)
フィリペ・ゴンザレス(Ob)
エマニュエル・ショーサド(Cl)
イーヴォ・ハデルマン(Hr)
 発売:2007年/録音:DDD。ケルンはウィーンに生まれたオーストリアの作曲家。幼少のころ移住したリンツの音楽院でピアノを学び、1923年に入学したウィーン音楽院で、フランツ・シュミットに作曲を、ローベルト・ヘーガーに指揮を学んだが、作曲自体は1911年に始めていたらしい。その後、女性オーケストラを結成してヨーロッパと北部アフリカへ演奏旅行を行ったり、その作品がラジオ・コンサートで大評判を取ったりと活躍、1942年から1945年まではウィーンで音楽学を教え、その後20年間は作曲に専念したという。
ヴィオラとハープのためのフランス・リサイタル集
 ルイーズ=トゥサン・ミランドル(1756頃-1776頃活躍 or ?-1782):ヴィオラ・ダモーレとハープのための組曲
 フェルディナン・エロルド(1791-1833):ヴィオラ伴奏を伴う4つのハープ・ソナタ
 ニコラ=シャルル・ボクサ(1786-1856):夜想曲 Op.51 No.1
 ショーソン(1855-1899):7つの歌 Op.2 〜第6曲「エデ」
             (フリギア旋法によるギリシャの歌/ヴィオラ・ダ・モーレとハープのための編曲版)/
             チェロとピアノののための小品 Op.39(ハープ編曲版)
 リリ・ブーランジェ(1893-1918):夜想曲
 パスカル・プルスト(1959-):ヴィオラ・ダ・モーレとハープのための「 La Carpe et le Hanneton 」
 ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928-2013):幻影

  レイチェル・タリトマン(Hp) ピエール=アンリ・シュレブ(Va)
 (R) (C) 2008 。
ドナート・ロヴレーリオ(1841-1907):室内楽作品集
 フルートとハープのためのカプリッチョ「ナポリのこだま [Eco di Napoli Capriccio] 」 Op.41 /
 ヴェルディ「仮面舞踏会」に基づくフルートとハープのための幻想曲 Op.43 /
 フルート、ファゴットとハープのための協奏的二重奏曲「ノルマ」 Op.39 /
 ハープのためのマズルカ「恋の悩み [Affanno d'amore] 」/フルートとハープのための小幻想曲「アイーダ」 Op.80 /
 フルートとハープのための3つのトッカティーナ〔アロルド/シモン・ボッカネグラ/仮面舞踏会〕/
 フルート、ファゴットとハープのためのノットゥルノ

  レイチェル・タリトマン(Hp) マルコス・フレニャニ=マルティンス(Fl)
  リュック・ルブリー(Fg)
 (R) (C) 2008 。ロヴレーリオ [Donato Lovreglio] は、アレクサンドル・デュマ(父)とも親交があったイタリアのフルート奏者・作曲家で、上記のとおり、同世代の歌劇作曲家たちの作品を主題とした曲を多く残した。なお、当盤の表記は「ロレーリオ・ドナート [Loreglio Donato] 」と綴りが異なる上、性と名が逆になっているが、彼の孫にエリュテリオ〔エリューテル〕・ロヴレーリオ(1900-1972)という作曲家がいるため、誤りと思われる。
ヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガー(1736-1809):
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳のため、無断転載は堅くお断り致します
 フルート、ハープとチェロのためのパルティータ ハ長調/ハープ協奏曲 ハ長調(*) /
 フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとハープのためのコンチェルティーノ 変ホ長調
  レイチェル・タリトマン(Hp) マルコス・フレニャニ=マルティンス(Fl;*以外)
  ベンジャミン・ブロード(Vn;*以外) ダミアン・ヴェンテューラ(Vc;*以外)
  ピエール=アンリ・シュレブ(Vaダモーレ;*以外)
  リュック・ルブリー指揮アンサンブル・アルペッジョ(*)
 発売:2008年/録音:DDD。
フェデリーゴ・フィオリッロ(1755-1823以降):
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳のため、無断転載は堅くお断り致します
 セレナータ[第1番−第3番]/
 フルートとハープのためのソナタ第2番 Op.36
レイチェル・タリトマン(Hp)
マルコス・フレニャニ=
 マルティンス(Fl)
 発売:2009年/録音:DDD。フェデリーゴ・フィオリッロはイタリアの作曲家。父イニャツィオ・フィオリッロ(1715-1787)も、レオナルド・レーオとフランチェスコ・ドゥランテに学び、ドイツのブラウンシュヴァイクで宮廷楽長を務めた作曲家だった。息子フェデリーゴを教えたのが誰かは判っていないようだが、父からの影響が大きかったことは確かで、彼はまずマンドリンを学び、後にヴァイオリンも修めたと言われている。1777年にサンクトペテルブルクでヴァイオリニストとなった彼は、1780年と1781年にはポーランドでマンドリンとヴァイオリンの双方を弾き、1782年から1784年にはリガで指揮者として活躍、そして1785年にはパリで成功を収め、1788年にはロンドンに移り、興行主ペーター・ザロモン(彼はヴァイオリニストでもあり、1791年から1795年に2度ハイドンをロンドンに招き交響曲を作曲させた事で知られる)の四重奏団に参加、理由は判っていないが何故かヴィオラを弾いた。以降1794年に演奏家としての記録は途絶え、1810年代中ごろまで作曲家としての新作出版があったものの、1823年にパリで手術を受けたと言う記録が最後となり、その後に関しては伝わっていない。
ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928-):ハープのための室内楽作品集
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳のため、無断転載は堅くお断り致します
 チェロとハープのためのソナタ/フルート、ヴィオラとハープのための三重奏曲/
 無伴奏ハープのためのオバド/トランペットとハープのための「 De l'Ombre à la lumière 」

  レイチェル・タリトマン(Hp) ダミアン・ヴェンテューラ(Vc)
  マルコス・フレニャニ=マルティンス(Fl) ジャン=ベルナール・ボーシャン(Tp)
  ピエール=アンリ・シュレブ(Va/Vaダモーレ)
 発売:2009年/録音:DDD。
フルートとハープのためのドイツ・リサイタル Vol.1
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳のため、無断転載は堅くお断り致します
 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ルスト(1739-1796):ハープとフルートのためのソナタ
 アントン・ゴットリープ・ハイゼ(18世紀末-19世紀初頭):ハープとフルートのためのソナタOp.4
 ヨハン・バプティスト・クラーマー(1743-1799):ハープとフルートのためのソナタ第1番 Op.13
 フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812):ハープとフルートのためのソナタ
 アントン・ベルンハルト・フュルステナウ(1792-1852):ハープとフルートのための幻想曲 Op.67

  レイチェル・タリトマン(Hp) マルコス・フレニャニ=マルティンス(Fl)
 発売:2009年/録音:DDD。
ゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイル(1715-1777):ハープ協奏曲集
 2つのヴァイオリンとチェロの伴奏付きハープ協奏曲集〔第1番−第6番〕 #CDショップ・カデンツァ独自翻訳のため、無断転載は堅くお断り致します
  レイチェル・タリトマン(Hp) シルヴィ・バガラ、
  マリー・ダニエル・トゥルネル(Vn) エマニュエル・トンドゥス(Vc)
 発売:2010年。
タンスマン&スミット;室内楽作品集
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳のため、無断転載は堅くお断り致します
 レオ・スミット(1900-1943):
  フルート、ヴィオラとハープのための三重奏曲/
  ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルートとハープのための五重奏曲
 アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):
  チェロとハープのための「アラ・ポラッカ」/
  クラリネット、ホルン、ファゴットのための管楽三重奏曲/
  ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルートとハープのための室内ソナタ/
  ハープ、クラリネットと弦楽四重奏のための3つの小品
  レイチェル・タリトマン(Hp) ミヒャエル・グットマン(Vn)
  マンフレート・シュティルツ(Vc) ピエール=アンリ・シュレブ(Va)
  マルコス・フレニャニ=マルティンス(Fl) トリオ・アボカリプス アルデンテSQ
 発売:2010年。
驚嘆のニコロ・パガニーニ [The Marvels of Nicolo Paganini]
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳のため、無断転載は堅くお断り致します
 パガニーニ(1782-1840):
  ヴィオラ、チェロとハープのためのセレナータ/ヴィオラとハープのための大ソナタ
 ニコラ・ボクサ(1789-1856):独奏ハープのための幻想曲「驚嘆のニコロ・パガニーニ」
 ルイジ・マジストレッティ(1887-1956):
  独奏ハープのための主題と変奏/ヴィオラ、チェロとハープのための協奏三重奏曲
  レイチェル・タリトマン(Hp) ピエール=アンリ・シュレブ(Va)
  マンフレート・シュティルツ(Vc)
 発売:2010年。
ジャン=バティスト・カルドン(1760-1803):
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳のため、無断転載は堅くお断り致します
 ハープ、2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲 Op.21 /
 ハープ、ヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲集 Op.9 〔第1番/第2番〕/
 ヴァイオリン伴奏付きハープ・ソナタ Op.10 より〔第1番/第3番〕
 レイチェル・タリトマン(Hp)
 ティグラン・マイテジアン、エルウィン・リエナール(Vn)
 イガル・ブラスラフスキー(Va) カロリナ・マリアルス(Vc)
 発売:2010年。The School of Harp In France Vol.2
ジャン・クラ(1879-1932):
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳のため、無断転載は堅くお断り致します
 ハープ、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための五重奏曲/
 フルートとハープのデュオによる組曲/ハープ独奏のための2つの即興曲〜 Lent animé
  レイチェル・タリトマン(Hp) エレツ・オフェル(Vn) ヘ=ヨン・リム(Vc)
  マルコス・フレニャニ=マルティンス(Fl) ピエール=アンリ・シュレブ(Va)
 発売:2010年。
フランスのハープ・スクール Vol.3〜協奏曲集
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳のため、無断転載は堅くお断り致します
 ブノワ・ジョセフ・ポレ(1753-1823):ハープ協奏曲第1番
 ジャン=バティスト・カルドン(1760-1803):交響曲第1番/交響曲第2番
 ヴィコント・ド・マラン・マリー・マルタン・マルセル(1769-1823):ハープ協奏曲第1番
  レイチェル・タリトマン(Hp) アンサンブル・アルペッジョ
 発売:2011年。カルドンの曲は共に交響曲ながら、2楽章形式&10分台&ハープ主体で、収録他曲と同様協奏曲の趣。
フルート、ヴィオラとハープのための
 イギリスの室内楽作品集

#CDショップ・カデンツァ独自翻訳のため、無断転載は堅くお断り致します
 アーノルド・バックス(1883-1953):悲歌的三重奏曲
 エドワード・エルガー(1857-1934):夜の歌
 ウィリアム・マサイアス(1934-1992):黄道三重奏曲
 ジョナサン・ロイド(1948-):堕天使たち
レイチェル・タリトマン(Hp)
マルコス・フレニャニ=
 マルティンス(Fl)
ピエール=アンリ・
 シュレブ(Va)
 発売:2011年。
DVD-50-5027
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[DVD-5050-27]
(DVD_VIDEO)
[PAL方式]
1CD価格
ジョセフ・ジョンゲン(1873-1953):
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳のため、無断転載は堅くお断り致します
 ハープと管弦楽のための協奏曲Op.129
  [レイチェル・タリトマン(Hp) アンドレ・プーレ指揮 "Il Sono" o.]/
 悲歌的詩曲Op.48
  [ピエール=アンリ・シュレブ(Va) ジャン=ルイ・アゲノーエル(P)]/
 4つのヴィオラのための2つの小品[ピエール=アンリ・シュレブ、サビーヌ・トゥタン、
                  ニコラ・ボネ、クリストフ・ゴギュ(Va)]/
 ハープの素描Op.96
  [レイチェル・タリトマン(Hp) ティグラン・マイテジアン、大野しほ(Vn)
   ピエール=アンリ・シュレブ(Va) アンドレ・プーレ(Vc)]
 発売:2011年。#商品外装には明確な記載が無いようですが、ベルギーのレーベルのためPAL方式と思われます。国内の通常映像機器では再生出来ず、パソコンでの再生も保証外となります。御了承下さい。
 ##原材料を50%以上削減し環境に優しいと言う「エコ・ディスク [EcoDisc]」と呼ばれる貼り合わせ無しのディスクによる供給です。厚さが薄いため、旧型のDVDプレーヤーでは再生に不具合が生じる可能性があります(規格公式サイトの ecodisc.org に掲載されている2009年までに発売された機種での機器別互換性リスト [PDFファイル]では、テストされた457機種中問題が出たのは1998年製の Sony DVP-S315 というプレーヤーのみと記載されています)。
ベルギーの室内楽作品集
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳のため、無断転載は堅くお断り致します
 ミシェル・ライサイト(1958-):
  フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、
   チェロとハープのための「クロノグラフィX」(2011) /
  フルートとハープのための「3つの寸評 [Trois Instantanés] 」/
  ヴァイオリン、チェロとハープのための「目覚め」(2002) /
  フルート、ヴィオラ、チェロとハープのための「波紋」(1999) /
  無伴奏フルートのための「迷宮」(1997)
 ジャン・アブシル(1893-1974):
  ヴァイオリンとハープのためのシシリエンヌ/
  フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとハープのための Concert à Cinq Op. 38
 レイチェル・タリトマン(Hp) エレツ・オフェル(Vn)
 マルコス・フレニャニ=マルティンス(Fl)
 イガル・ブラスラフスキー(Va) カロリナ・マリアルス(Vc)
 発売:2011年。ミシェル・ライサイト[Michel Lysight]はカナダ系ベルギーの作曲家・指揮者。ファミリーネームのカタカナ読みは仮の形。
フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812):ソナタ集
 クラリネットとハープのためのソナタ ヘ長調/ハープ・ソナタ ハ長調/
 フルートとハープのためのソナタ ト長調 Op.14 /ヴィオラ・ダモーレとハープのためのソナタ ニ長調

  レイチェル・タリトマン(Hp) マルコス・フレニャニ=マルティンス(Fl)
  オリヴィエ・ダルテヴェル(Cl) ピエール=アンリ・シュレブ(Vaダモーレ)
 (C) 2012 。

DISC MAKERS (米) 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)

 レーベル名はおそらく当盤のプレスを請け負った会社の名で、実際には演奏者の自主製作盤と思われる物。
Alscribjiani - 3楽章の自由な幻想曲 (2006)
 〔第1楽章:導入「 Rapidum Balisticum 」(13'26) /
  第2楽章:Body 「 The Gardens of Samadhi 」(26'15) /
  第3楽章:エピローグ「 Dronum Exoticum 」(10'21)
 クリント・ティブズ(P)
 録音:2006年3月8日、ボローニャ舞台芸術センター、デルタ州立大学、クリーヴランド、ミシシッピー州。使用楽器:ボールドウィン。本体外装には作曲者が明確には記されていないが、おそらくピアニストのティブズによる作曲作。アルカン、スクリャービン、ソラブジ、そしてロースラヴェツから影響を受けた作品だとの事。YouTubeにておそらく全曲を試聴可能:http://www.youtube.com/playlist?gl=JP&list=PL9CC1F75616CD4E50
 # 本体には品番のみ表記されており、記号は当店で付加した物です。また、当盤は既に在庫が尽きかけているようで、現在のところ1枚しか入荷がありません。このまま終息&廃盤となる可能性もありますので、入手出来無い場合はご容赦下さい。

MUCAVI RECORDS (南アフリカ) 取り扱い終了


ACOUSENCE (独) 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
ACOCD-11111
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(2CD)
1CD価格
シュテファン・ホイケ(1959-):
 独唱、合唱、オルガンと管弦楽のための4部のオラトリオ「ニコラウス・グロス」 Op.62
  カロリーネ・メルツァー(S) ティルマン・リヒディ(T)
  セバスティアン・ノアーク(Br) サミ・ルッティネン(B)
  グレアム・ジャクソン指揮デュイスブルクpo.&cho.、エッセン大聖堂少女cho.
 録音:2011年10月6日-8日、メルカトル・ホール、デュイスブルク。演奏時間:89分10秒。エッセン司教区からの委託作。シュテファン・ホイケは管楽器作品を得意とするドイツの作曲家。この作品は暗く暗示的な現代音楽ではあるが、ストーリー性を持つ歌詞が音楽に一定の方向を与えており、最後の感動的なコラールに至るまで難解な印象は無い。元カトリック労働組合指導者として反ナチスの声を上げ民衆を導いたニコラウス・グロスは1944年におきたヒトラー暗殺計画「ヴァルキューレ計画」(未遂)の首謀者の1人として捕らえられ(実際には、この陰謀の準備と実行には関与していないとの説もある)反逆者として1945年1月に絞首刑にされた。この作品は、彼の宗教的使命感から民衆を導いた激動の人生をニコラウス・グロスと妻エリーザベトとの語りかけ(歌)や多くの声(cho.) を通して描き出している。台本は作曲家シュテファン・ホイケとその兄弟で歴史家であるクレメンス・ホイケにより書かれた。

ANEMOS (西) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 現代系レーベル第2回ご案内。同国の名門古楽レーベル Glossa のレコーディング・チーム&デザイナーと、スペイン文化省の共同作業で設立された。個性的なプログラムはもちろんのこと、グロッサの録音技術が活かされた優秀録音とハイ・クォリティのブックタイプ仕様も魅力。また、本体には通常のハードカバー本のようにブック・カバー(欧文説明ではダスト・ジャケット)が巻かれているが、そのブック・カバー前面が各巻ごとに異なったデザインのシールとなっており、購入者が自ら本体にシールを貼る事によって、自分だけのデザインを創造できるようになっている、という(本体裏側にもイラスト入りで説明あり)。
クリストバル・アルフテル(1930-):弦楽四重奏曲集 Vol.2
 弦楽四重奏曲第2番「1970年の記憶」/ Con bravura y sentimiento (1991) /
 Zietgestalt (1996) /弦楽四重奏曲第7番「 Espacio de silencio 」 (2007)
  アルディッティSQ
 録音:2010年2月。Vol.1:C-33005。ロドルフォ・アルフテルとエルネスト・アルフテルの甥、クリストバル・アルフテルの弦楽四重奏曲集第2巻。
ルイス・デ・ペドロ(1970-):
 Casi un Espejo (2004) (#) /独唱、男声合唱と管弦楽のための「パッシオ」 (2005/6) (*)
  ゲオルク・ニクル(Br;*) ロベルト・バルコーニ(CT;*)
  ジャナンドレア・ノセダ指揮(*) フアンホ・メナ指揮(#) RAI国立so.、トリノ王立劇場o.
 録音:2005年6月、2007年4月。ルイス・デ・ペドロはバスク自治州ビルバオ出身。モーリス・オアナとマックス・ドイッチュに作曲を学び、1991年にはスペイン音楽大賞(作曲部門)を受賞している。
アフルレド・アラシル(1954-):管弦楽作品集
 プロメテオの墓碑 (2006) / Giardino - Notte (1994) / Paisaje invisible, parte I (1999) /
 Adagio con variaciones (sobre un adagio de H. Wolf) (1996) / Paisaje invisible, parte II (1999)

  エイドリアン・リーパー指揮RTVEso.
 録音:2010年7月。マドリッド出身のアラシルは、グラナダ国際音楽舞踏音楽祭のゼネラル・マネージャー、ISCM(国際現代音楽協会)スペイン支部の会長などを歴任した現代スペインを代表する作曲家の1人。
ベネト・カサブランカス(1956-):管弦楽作品集
 Alter Klang (2006) / Tres epigramas (2001) /
 Darkness visible (2009)
ジョゼプ・ポンス指揮
スペイン国立o.
 録音:2010年6月。ウィーン音楽大学で作曲法を学んだスペインの作曲家カサブランカスの管弦楽作品集。
サンチャゴ・ランチャレス(1952-):
 ピアノと打楽器の二重奏のためのバレエ音楽「カストールとポリュックス」(2004/2009) /
 Cuaderno de estilos (2009) (抜粋)
  アナンダ・スカルラン(P) ミケル・ベルナト(Perc)
 録音:2010年2月。ランチャレスはロック・ミュージシャンでもあるというスペインの作曲家。

MANDARIN RECORDS 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

デボラ・ヘンリクソン〜シンプリー・クリスマス
 バスク民謡:天使ガブリエル / チェコのキャロル:ロッキング / イギリス民謡:世の人忘るな
 ヌードクヴィスト:クリスマス、クリスマス、輝かしいクリスマス / イギリス民謡:柊と蔦
 シベリウス:クリスマスの歌 / アイルランド民謡:すべての良き人 / イギリス民謡:コヴェントリー・キャロル
 アパラチア民謡:何故にイエスは / イギリス民謡:明日は私の踊りの日
 中世のバラード:チェリー・ツリー・キャロル / 伝承曲(15世紀):かくも麗しきバラは
 リリェフォシュ: Det stralar en stjarna / 黒人霊歌:幼子イエス、聖母マリア、星を見よ
 バスク民謡:歌え子守歌を / シューベルト:アヴェ・マリア / モール:きよしこの夜

  デボラ・ヘンリクソン(Vo/アパラチアン・ダルシマー) ヤン・ビューロー(P)
 イェーテボリ大学で音楽を学び、現在はスウェーデンで活動するアメリカの女声ヴォーカリスト、デボラ・ヘンリクソンによるクリスマス・アルバム。

BLUE SERGE (伊) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 同じくイタリアの EGEA レーベルが配給、ジャズ、ワールド、現代音楽、ボーダレスな音楽を記録し続けるレーベル。
BLS-021
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[JAZZ]
CAMARDI MAURIZIO - ENERGIE POSITIVE 〔エナジー・ポジティヴ〕
 Energie Positive / L'uomo Senza Età / Armaduk / L'airone /
 Birdy / Seasong / Nos Padre / Horizon / Il Viaggiatore Incantato
 マウリツィオ・カマルディ(S.Sax/Vo/他) パウル・クレーSQ
 ラチェーレ・コロンボ(Perc) ルカ・ボルトルッツィ(バッテリア)
 国内代理店はクラシックとして案内しているが、おそらくジャズに属するアイテム。2009年に限定盤で発売され、すぐに品切れしてしまったアルバムの2011年発売盤である模様。イタリアのサックス奏者マウリツィオ・カマルディ。ソプラノ・サックスを中心に、独自の世界を築いて聴かせる。今回のアルバムも手応え十分。タイトルが「エナジー・ポジティヴ」なだけあり、気分が落ち込んだ時はこのラテンのノリで元気百倍間違いなし。朝一番に目ざましにかければ、爽快かつ仕事のはかどる日となるだろう。カマルディ率いるアンサンブルの弾けるリズム、民俗楽器を使った歌心、圧巻のテクニックをご堪能頂きたい。マウリツィオ・カマルディはサックスだけではなく、そのマルチな才能によってヴォーカルから、デュデュク(アルメニア・トルコ地方由来の、世界一哀愁漂う音色を持つ楽器と呼ばれる)など、民俗楽器もこなしてしまう超人的ミュージシャン。来日が実現したら是非コンサートを聞きに行きたい。そう思わせる一枚。

LABORIE 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 バロック・チェロの帝王、クリストフ・コワンによる自主レーベル。代理店からの案内は年に一度程度で、入荷もその頻度と思われますので、お時間がかかります。
 #当レーベルの旧譜を含みます。
ミシェル=リシャール・ドラランド(1657-1726):
 カルデーニオの祭り
クリストフ・コワン指揮
アンサンブル・
 バロック・ド・リモージュ
 録音:2004年10月。
 ドラランドはモテットが広く知られているが、「若者のバレエ」や世俗作品も多く書いている。ドン・キホーテにまつわるこれらのバレエ音楽は、どれも当時の宮廷の典雅さに溢れており、フランス・バロックが好きな人にはたまらない曲ばかり。
 カルデーニオとは、セルバンテス作の『ドン・キホーテ』の挿入話に登場する人物。『ドン・キホーテ』の原作(カスティーリャ語)は1605年に出版、1612年には英語版がロンドンで出版、翌1613年には舞台化された。ヨーロッパ中を夢中にさせた。フランスではシャルル=アントワーヌ・コアペル(画家、父はヴェルサイユ宮殿の装飾画家アントワーヌ・コアペル)という人物がこれをバレエの台本へと翻案、ラランドと振付師バロン(幼き日のルイ15世のバレエの教師も勤めた)の協力を得てバレエが完成した。完全なスコアは残されていないが、様々な資料から47曲がこのバレエのために作曲されたと言われ、この録音では内41曲が収録されている。
セバスティアン・ド・ブロサール(1655-1730):グラン・モテ集
 イン・コンヴェルテンド・ドミヌス/ミゼレーレ・メイ、デウス/
 カンティクム・ユシャリスティクム・プロ・パーチェ
 デルフィーヌ・コロー、カトリーヌ・パドゥ(S) ジャン=ポール・フシェクール(CT)
 ジル・ラゴン(T) オリヴィエ・ラルート(Br) ジェローム・コレア(B)
 クリストフ・コワン指揮 ロランス・エキルベイ合唱指揮アクサンテュス
 録音:2005年秋。
 ブロサールはフランスの辞書編纂者、愛書家、理論家、作曲家、聖職者などとして活躍した才人。現在ブロサールの名は、フランスでは初めての「音楽辞典」を編纂したことによって知られている。しかし、音楽家としても、シャルパンティエやラランドらと同じくらいに活躍していた。彼は他の音楽家とちがって、合唱隊などに参加せず、個人レッスンで理論と楽譜を学んだ。
ハイドン:
 リラ・オルガニザータのための
  協奏曲第1番 ハ長調 Hob VIIH; 1
  (2つのリラ・オルガニザータ、
   2Hrn、2Vn、2Vla、Vc、Cb)/
 協奏的ディヴェルティメント
  イ短調/ イ長調 Op.31-3 Hob/X-3
  (バリトン、2Hrn、Vla、Vc、Cb)/
 ノットゥルノ ト長調 Hob.II-27(ロンドン版)
  (2Hrn、Fl、Ob、2Vn、2Vla、Vc、Cb)/
 ディヴェルティメント ト長調 Hob.X-12
  (バリトン、2Hrn、Vla、Vc、Cb)/
 ノットゥルノ ハ長調 Hob.II-32
  (2つのリラ・オルガニザータ、
   2Hrn、2Cl(C管)、2Vla、Vc、Cb)
クリストフ・
 コワン(バリトン)指揮
リモージュ・バロック・
 アンサンブル
モザイクSQ
マティアス・ロイプナー、
ティエリー・ヌア
(ハーディ・ガーディ)
 録音:2006年6月。
 ハイドンのリラ・オルガニザータ協奏曲は、他の楽器に置き換えて演奏された盤はいくつかあるが、これは、本当にリラ・オルガニザータを用いた貴重な録音。いずれも明るく快活、極上の娯楽作品となっている。バリトンを弾くコワンの技術も見事。
 「リラ・オルガニザータ」:ハーディ・ガーディとオルガン、二つの楽器のあいのこのような楽器。L字型ハンドルを回して、弦を動かし、同時にパイプを鳴らすフイゴも動かする。鍵盤は、張ってある弦に対してはヴァイオリンの弓のような役割をし(音を出し、音程を変える。しかし、実際に動くのはハンドル動力による弦)、同時に木製パイプに通じていて、オルガンのようでもある。その音色は、ポコポコしたオルガンのような、木管楽器と弦楽器の中間のような、不思議な魅力に満ちている。現代でいうマルトノのような、テルミンのような、奏法をマスターするのがかなり困難な楽器であることは間違いない。また、コワンが奏でるバリトンは、弦がたくさんあるおばけチェロのような楽器。これはヴィオール属の楽器で、18世紀の終わり頃まで使用されていたが、演奏が非常に困難なため廃れてしまった楽器。
J.S.バッハ:作品集
 フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調BWV.1035/
 フルートとチェンバロ・オブリガートのための
  ソナタ ロ短調BWV.1030/
 フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調BWV.1034/
 トリオ・ソナタ ト長調BWV.1039/27
マリア・テクラ・アンドレオッティ
 (フラウト・トラヴェルソ)
ヤン=ヴィレム・
 ヤンセン(Cemb)
クリストフ・コワン
(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
セルジオ・アッツォリーニ(Fg)
 録音:2006年。アンサンブル・バロック・ド・リモージュのソリストたちによる饗宴。曲も名曲そろい、
 ロ短調のソナタは、もともとこの曲はリュートとフルートのために作曲されたという研究者の説に則り、リュート・チェンバロを用いて演奏されている。リュート・チェンバロは鍵盤が一段しかなく、2段鍵盤のチェンバロと異なり音の厚みなどを出すことができないという不利な点があるとはいえ、独特の典雅さと素朴さを持ち合わせた音色が魅力。ファゴットもピリオド楽器独特のモロモロとした音色満開、名手アッツォリーニの妙技が堪能出来る。通奏低音奏者として見事な黒子ぶりを発揮するコワンの腕前も特筆に価する。
アレクサンドル・ピエール・フランソワ・
 ボエリ(1785-1858):作品集

 トリオ ハ長調Op.5-2/
 チェロとエクスプレッシフ・オルガンのための
  三つのメロディより
  アンダンテ・ラルゲット(第1番 ハ短調)/
 弦楽四重奏曲第1番 イ短調Op.27/
 弦楽四重奏のためのムヴマン ホ長調/
 チェロとエクスプレッシフ・オルガンのための
  三つのメロディより
  ウン・ポコ・レント(第2番 ホ長調)/
 七重奏曲〜自作の交響曲による/
 チェロとエクスプレッシフ・オルガンのための
  三つのメロディより
  アンダンテ・ソステヌート(第3番 ト長調)
アンサンブル・
 バロック・ド・リモージュ
クリストフ・コワン(Vc)
モザイクSQ
 録音:2008年10月。
 ボエリは、フランスで、作曲家、オルガニスト、ピアニストとして活躍した。バッハのオルガン音楽をフランスに紹介した人物で、ハイドン、モーツァルト、そして若きベートーヴェンのことを称賛していた。大胆な転調と半音階を多用しており、古典派の和声に支配された部分と、ロマン派的な要素もあわせもった作品となっている。
シューベルト
 弦楽四重奏曲 ト短調 D173/
 弦楽四重奏曲 ニ短調 D810「死と乙女」
モザイクSQ
[エーリヒ・ヘーバルト(Vn1)
 アンドレア・ビショフ(Vn2)
 アニタ・ミッテラー(Va)
 クリストフ・コワン(Vc)]
 録音:2009年。ピリオド楽器四重奏団の雄、モザイク・カルテット最新盤は、滴る美音の「死と乙女」他。
 「死と乙女」の4人で奏でられる冒頭のdの音から、他とはちょっと違うな、と思わされる演奏。美しく甘いハーモニーの場面でも、常に一定に保たれた厳しい緊張が流れており、「死」というものが、恐ろしいものであると同時に、この世の苦しみを見ることなく永遠の眠りにつけるという慰めでもある、という両面を持ち合わせていて、シューベルト自身この「死」と格闘していることが強く打ち出された演奏。第2楽章の有名な歌曲「死と乙女」の旋律は、ほぼノン・ヴィブラートで演奏されており、ものすごい説得力。年齢を重ねて深みと味わいを増したメンバーによる、他に望みようのないくらいに高水準のシューベルトとなっている。
ロマンティックなバラード〜ヨハン・ベンヤミン・グロス(1809-1848):作品集
 チェロ・ソナタ ロ短調 Op.7/薬屋の主人は恋がたき(詩:グルッペ)Op.35-3/
 フリードリヒ・バルバロッサ(詩:リュッケルト)Op.35-5/バラードOp.26-4/
 愛のかなしみ(詩:ハイネ)Op.35-4/ヘブライの歌より(詩:バイロン)Op.35-6/
 チェロとピアノのためのセレナーデ ハ長調 Op.32/
 第3集より(詩:リュッケルト)Op.35-1/弦楽四重奏曲 ヘ短調 Op.37-3
  金子陽子(Fp;*) ミヒャエル・ダーメン(Br) クリストフ・コワン(Vc;#)
  モザイクSQ[エーリヒ・ヘーバルト、アンドレア・ビショッフ、アニタ・ミッテラー、クリストフ・コワン]
 録音:2009年9月。全曲世界初録音。使用楽器:ウィーン製「グロス」、1838年頃(*)/1720年頃、アレッサンドロ・ガリアーノ製(#)。19世紀のチェリスト、そして作曲家として重要なベンヤミン・グロス。音楽史や事典で彼のことが扱われることはほとんどないが、43の主にチェロのための作品(4つのチェロ協奏曲、ソナタ1曲ほか)、4つの弦楽四重奏曲や何曲かの歌曲をのこしている。ベルリン、そしてライプツィヒでチェロ奏者として活躍しながら、メンデルスゾーン、シューマン、クララ・シューマンらと一緒にロマン派の渦の中心点にいた。クララ・シューマンとは自作のソナタを共演したことがあるという。教師・チェロ奏者として活躍したサンクトペテルブクルクでコレラにかかり客死した。作品はどれもロマン派ならではの抒情と情熱に満ちた物。チェロ・ソナタ ロ短調ではコワンが渋く滋味あふれる音色で旋律をうたい、金子のピアノが熱く華麗にコワンの奏でる旋律を彩る。歌曲でも、詩の魅力が存分に活きた曲作りが見事。弦楽四重奏曲では濃厚メロディと熱を帯びた和声、ロマンの魅力に溢れている。モザイク・クァルテットの熟練のアンサンブルが光る。
LC-11
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(2CD)
1CD価格
フェリシアン・ダーフィト(1810-1876):五重奏曲集「四季」より(抜粋)
 「春」〜〔第2の夕べ/第3の夕べ/第6の夕べ〕/「夏」〜〔第3の夕べ/第5の夕べ/第1の夕べ〕/
 「秋」〜[第5の夕べ/第4の夕べ/第6の夕べ〕/「冬」〜[第3の夕べ/第5の夕べ/第6の夕べ〕

 アンサンブル・バロック・ド・リモージュ
 録音:2010年4月、ショパン音楽院、パリ/2010年6月、12月、ラ・ボリ・アン・リムーザン/2010年9月、ポール・ロワイヤル・デ・シャン修道院、パリ、すべてフランス。ダーフィトはパリ音楽院に学び、中東旅行の経験から東洋的エキゾティシズムの作品を多く残したことで知られる作曲家。ベルリオーズとほぼ同時期を生き、生前は標題音楽作曲家として名を馳せた。「四季 [les Quatre saisons] 」は24曲からなる五重奏曲集で、1季節ごとに6つの五重奏曲が入っている。本CDでは各季節から3曲ずつ抜粋し、半数の12曲を収録。19世紀パリのサロン向けに書かれたというこれらの作品は、軽やかなリズムの中にも気品あふれる優雅さに満ちた物。清々しい高音域の伸びやかなメロディと、深みのあるシックな低音域の響きの美しさが絶妙。アンサンブル・バロック・ド・リモージュは世界的バロック音楽演奏団体のひとつ。バロック音楽を中心としつつも、17世紀から19世紀まで幅広いレパートリーを持っている。今回も卓越した演奏技術とアンサンブルでダヴィドの「四季」の世界を多彩な音色で魅せてくれる。今回の収録はガッド弦使用、a=435hzで行われた。また、録音時期を見ればお分かりのように、抜粋した各曲は各表題の季節に収録されており、演奏者達のこだわりが感じられる。弦楽器の甘美な音色と、どこか異国情緒を感じさせる民族的なリズムが生み出す独特のハーモニーを是非ご堪能頂きたい。
Le Souvenir
 フェリシアン・ダーフィト(1810-1876):ピアノ三重奏曲第1番 変ホ長調(*)
 ヴュータン(1820-1881):チェロとピアノのための「夜」(*)
 フェリシアン・ダーフィト:ピアノのためメロディ・ワルツ「パンセ」(*)/
              チェロとピアノのための「ラ・キャプリス」(#)
 フィリップ・ムザール(1792-1859):ララ・ルークのワルツ(ダヴィドの喜歌劇より)(*)
 セバスティアン・レー〔セバスチャン・リー〕(1805-1887):エルキュラヌムの思い出(#)
 フェリシアン・ダーフィト:ピアノのための無言歌「不在」(*)/弦楽四重奏曲第3番 ニ短調/
              チェロとピアノのためのメロディ「思い出」(#)
  クリストフ・コワン(Vc)
  モザイクSQ[エーリヒ・ヘーバルト、アンドレア・ビショッフ、アニタ・ミッテラー、クリストフ・コワン]
  アンサンブル・バロック・ドゥ・リモージュ[ジャン=ジャック・デュンキ(P;*/ピアニーノ;#)
                       アンドレ・ガベッタ(Vn) クリストフ・コワン(Vc)]
 録音:2010年5月、10月。使用楽器:エラール(*)。「サン=シモン主義」(19世紀前後)の運動に深くかかわり、産業階級と女性の地位向上に努めたダーフィトのことを語るときに、音楽史家たちはベルリオーズの名前をしばしば出す。この二人はお互いの作品のことは知っていたし、ベルリオーズはダーフィトの作品についての文章を残し、その魅力についても認めていたが、彼らは直接の知り合いでは無かった。ダーフィトは中東に渡ったことがあり、そこで出会った独特の打楽器に魅了されたという。その作品は、サザーランドによる歌曲録音や、いくつかのコロラトゥーラ・ソプラノのアリアなどの声楽作品が比較的知られているが、ここに収められているような比較的小編成の作品も多く残している。同時に収められているのはすべてダーフィトと同時代のフランスで活躍した作曲家たちによるもので、当時のフランスの薫りに満ちた1枚となっている。珍しい作品、そして珍しいピアニーノの楽器の音色をご堪能頂きたい。

MUSICA REDIVIVA
 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)(SACD盤も同一価格)

 スウェーデン在住の日本人女性プロデューサー藤本 Berger 里子氏が立ち上げたレーベル。旧譜はこちらから
神の神秘〜中世の宗教的歌曲とサクソフォン即興との出会い
 ヘルマン・コントラクトゥス(1013-1054):我等が救世主の聖母よ、マリア聖歌
 作曲者不詳(14世紀):トゥルネーのミサ〜キリエ
 ライオネル・パウアー(1370-1453):グロリア
 作曲者不詳(12世紀):スカラ・ミサ曲 より〜過越し祭の6日前/プリマ・オーテム
 クヌート・ニューステッド(1915-):クレド
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):アヴェ・ゲネロサ
 作曲者不祥:ラス・ウエルガス写本(13-14世紀)〜サンクトゥス/讃美歌〜アヴェ・マリア・ステラ
 トーマス・パッケ(1463-1499):即興曲
 作曲者不祥:ラス・ウエルガス写本〜アニュス・デイ/讃美歌〜ディグナ

  スコーラ・ゴーティア[へレーン・ステーンゴード・ラーション、ウルリケ・ハイデル
             クリスティーナ・ルンド、イヴォンヌ・カールソン(Vo)]
  ハンナ・ウィスカリ・グリフィス(S−Sax)
 録音:2011年6月17日-19日、新エーレグリューテ教会、イェーテボリ、スウェーデン。プロデューサー:藤本 Berger 里子。女性四重唱合唱団スコーラ・ゴーティアが歌うデヴァイン・ミステリー。スコーラ・ゴーティアは1999年にグループ結成以来スウェーデン国内で多数のコンサートを行ってきた。レパートリーはグレゴリオ聖歌から14-15世紀の初期ポリフォニーの世界までで、全ての曲を歴史的表記法に学び忠実に再現してきた。中世の習慣に従って大きな譜面台一つを囲んで歌うスタイルは、お互いの表情を絶妙にキャッチし、見事なまでのハーモニーを作り上げている。『世紀から世紀へ、世代から世代へ、そして人から人へとグレゴリオ聖歌と民俗音楽の調べは引き継がれて今もなお奏でられています。この CD には、その二つの伝統が出会っています。なぜ ?と不審に思われるかもしれません。それはこの二つの音楽の様式が、元来身近にある音声や楽器を用いる実用音楽だからです。』(ライナー・ノーツより)
 スコーラ・ゴシティア:ウルリケ・ハイデルはドイツ、エアランゲン生まれ。音楽を学ぶためオランダに渡り、そこで教会音楽、オルガン、合唱ならびにオーケストラ指揮、アンサンブル唱歌法を学んだ。現在イェーテボリ、ハーガ教会のオルガニストとして活躍している。ハンナ・ウィスカリ・グリフィス(ソプラノSax)はイェーテブル大学、音楽演劇科にてサクソフォンを、ストックホルム王室音楽院にてスウェーデンの伝統音楽を学んだ。
MRSACD-103
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(HYBRID_SACD)
新しいお気に入り [NEW FAVOURITES] 〜スウェーデンの現代合唱曲
 オーケ・マルムフォシュ:月かげ(1943) / インゲマー・リードホルム:四つの合唱曲(1953) (*)
 スヴェン・エリック・ベック:鹿が渇きを覚えるように(1973)
 スヴェン・ダヴィッド・サンドストローム:主よ、私の祈りをお聞き頂きたい(1986)
 ブリッタ・ビューストローム:永遠の光(2001) / スヴェン・ダヴィッド・サンドストローム:四つの愛の歌(2008)
 カーリン・レンクィスト:炎を持つ天使(2000)(#) / ヤン・サンドストローム:エサイの根(1999)
 ラース・エリック・ラーソン:どんな鳥も高く飛びすぎることはない(1969)
 ラース・ヨハン・ヴェルレ:オルフェウス(1990) / ニルス・リンドベリ:君をなぞらえようか(1989)
 ホーカン・パルクマン:ティタニア(1996) / スザンヌ・ローゼンベリ:吐息(2000)
 ヤン・サンドストローム:高原を吹く風によせて(2002) / カーリン・レンクィスト:天の国(1998)(+)

  アンナ・ヨーブラント(S;*) ジェフリー・コックス(Ob;#)
  カーリン・ストール(S;#) アンダース・エヴァールズ(CT;#)
  マリア・パルムクィスト、アンナ・シェルソン、カーリン・ストール、アンナ・ヨーブラント(+)

  サイモン・フィップス指揮スウェーデン室内cho.
 録音:2011年5月13日-15日、6月18日-19日、オースタード教会、スウェーデン。プロデューサー:藤本-Berger 里子。2007年に結成され、日本ではまだまだ無名だが、ヨーロッパでは話題となり近年注目されている実力派、スウェーデン室内合唱団の録音。もともと1996年より活動を開始したサイモン・フィップス・ヴォーカルアンサンブルを拡張、そして統合し現在の名称となった。当合唱団は2011年10月にはEBU (The European Broadcasting Union)主催の合唱コンクールでグランプリ、そして決勝戦に参加した各部門の中で最優秀のグループが貰える「銀の薔薇」を勝ち取った。また2011年11月にはスペインのトロサフェスティヴァルでまたもグランプリ受賞。合唱界では最高峰のコンクールの2つの受賞はまさに快挙。その歌声を聴けば誰もが聴き惚れてしまう神がった歌声。また録音も非常に優秀で、合唱ファンはもちろんのことオーディオ・ファンも充分満足できる内容となっている。日本語歌詞対訳付き。
 『「新しいお気に入り」はここ60年間にスウェーデンで書かれた合唱曲を集めたものです。もちろん一枚のCD で『スウェーデンの合唱の奇跡』といわれる時代の膨大な音楽を収録するのは不可能です。スウェーデン室内合唱団が得意とする歌や、国内外を問わず、聴衆から反響の大きかった曲を集め録音しました。』(サイモン・フィップス; スウェーデン室内合唱団指揮者)

SIMAX (諾)
 価格帯記載無し[CD]:1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
フィン・モッテンセン:管弦楽作品集
 交響曲 Op.5 (1953) /ペッツォ・オルケストラーレ(管弦楽小品)Op.12 (1957)/
 エヴォリューション(展開)Op.23 (1961) /ペル・オルケストラ(管弦楽のために)Op.30 (1967)

  テリエ・ミケルセン指揮ミュンヘン放送o.
 録音:2011年3月21日-25日、バイエルン放送第1スタジオ、ミュンヘン。「演奏してはならぬ」と作曲者がスコアに記し、長らくベルゲンの公立図書館に封印されていたグリーグの交響曲の初録音(Simax PSC-1091)を手がけ、一般に知られていない作品の紹介に取り組むノルウェーの指揮者ミケルセンが、時代の変化とともに影の薄くなってしまっていたひとり、ノルウェー音楽におけるモダニズムの先駆者に挙げられるフィン・モッテンセン(1922-1983)の管弦楽作品を4曲録音した。交響曲は、モッテンセンが留学先のコペンハーゲンで 十二音音楽に触れる前1953年の作品。約37分の情感ゆたかな音楽は、ブルックナーからインスピレーションを受けたといわれ、後期ロマン派様式でモッテンセンの管弦楽曲中もっとも知られた作品。
 テリエ・ミケルセン(1957-)は、ノルウェー音楽アカデミーとシベリウス・アカデミーを経てマリス・ヤンソンスに学んだ後、ウクライナ、リトアニア、ラトヴィアのso.の首席指揮者と客演指揮者を務めた。音とバランスとテクスチュアのコントロールに長け、作品を劇的にまとめる巧さが高い評価を受けている。

ZEFIR RECORDS (蘭) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)

 国内へ初案内される、1996年頃に創業したと思われるオランダのレーベル。アメリカによく似た名前の Zephir Records (おそらくピアニスト、イアン・ホブソンの私的レーベルで1997年創業)があるが、関係なし。
ピーテル・ビュステイン(1649-1729):
 クラヴサンのための9つの組曲
スティーヴン・
 ディヴァイン(Cemb)
 発売:2011年。この作曲家 Pieter Bustijn は、日本のとある配信サイトが「バステイン」と誤表記しているため誤用が多いが、上記が正しい。
リスト(1811-1886):ピアノ作品集〜1863年製エラールによる
 「巡礼の年第1年」〜オーベルマンの谷/
 「詩的で宗教的な調べ」より〔愛の賛歌/アンダンテ・ラクリモーソ〕/即興曲/
 自作歌曲からの3編曲〔ローレライ/トゥーレの王/御身、天より来たりて〕/
 6つのポーランド歌曲(ショパン原曲/リスト編曲)より
  〔指輪/バッカナール/私のいとしい人〕/
 「巡礼の年第2年補遺 ヴェネチアとナポリ」〜ゴンドラを漕ぐ女/
 「音楽の夜会」〜ヴェネツィアの競艇
  レーン・デ・ブローケルト(P)
 発売:2011年。仕様楽器:エラール 'concert grand', London 1863. ブローケルト [Leen de Broekert] (1949-2009) はジョス・ファン・インマゼールに学んだチェンバリスト&フォルテピアノ奏者。教会オルガニストや教師としても活躍したが、60歳の若さで病没した。録音は当レーベルへ計8点が残されている。

BERLIN CLASSICS
 価格帯A:1CDあたり¥3080(税抜¥2800)
 価格帯B:1CDあたり¥1870(税抜¥1700)

 旧譜はこちらから
BC-0300062
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価格帯:A
Kreuzchor Vespern Trauerzeit〜宗教曲集
 ハンス・レオ・ハスラー: Deus noster refugium / ヨハン・ヴァルター: Allein auf Gottes Wort
 シュッツ: Aus der Tiefe ruf ich, Herr, zu dir / Selig sind die Toten / Herr, wenn ich nur dich habe
 シュポア Aus der Tiefen ruf' ich, Gott, zu dir / ハインリヒ・カミンスキ: Aus der Tiefe ruf ich, Herr
 ヨハン・ヘルマン・シャイン: Lehre uns bedenken / Ich bin die Wurzel des Geschlechtes David
 ハンス・フイセン: Wir sind Verlassene in der Zeit / メンデルスゾーン: Mitten wir im Leben sind
 レオンハルト・レヒナー: O Tod, du bist ein bittre Gallen / ヨハン・バッハ: Unser Leben ist ein Schatten
 ヨハン・ローゼンミュラー: Welt ade, ich bin dein mude

  ドレスデン聖十字架cho.
BC-0300121
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(3CD)
価格帯:A
リスト:巡礼の年(全曲) ラーニャ・シルマー(P)
 シルマー自身が構成した、ヴォーカルアンサンブル・アマルコルドによるジェズアルドとマレンツィオのマドリガルを併せて収録。
BC-0300270
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価格帯:A
バッハと息子たち〜ピアノ協奏曲集
 J.S.バッハ:協奏曲〔BWV.1052/BWV.1053〕
 C.P.E.バッハ:協奏曲 H.417
 J.C.バッハ:協奏曲 Op.7 No.5
セバスティアン・クナウアー(P)
ロジャー・ノリントン指揮
チューリヒ室内o.
BC-0300275
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価格帯:A
バロック・オリエンタル
 モンテヴェルディ: Si dolce e 'l tormento / Vi ricorda, o bosch 'ombrosi /
          Lascia i monti / Vanne Orfeo / La mia turca
 作曲者不詳: Ciaccona paradiso / Rast Semai / Propinan de melyor
 即興: "Mio ben" / Sinekemani / Kanun / ロッシ: Mio ben decoil tormento piu
 ハフィツ・ポスト: Intro zu “Biz alude-i sagar-i badeyiz "
 カッチーニ: Dalla porta d 'oriente / Ballo delle ombre /アマリッリ麗し
 バルトロッティ: Passacaglia(2種) / Ali Ufkî: Turki Beray
 ヴァレンテ: Gallardanapolitana / Çelebi: “Bayati " Pesrev
 カスタルディ: Ritornello primo
  ヴァラー・バルナ=サバドゥス(CT) ペーラ・アンサンブル
 イタリアのバロック音楽を東洋の(おそらく民族)楽器で弾くと言う企画盤。一部アラブ系のワールド・ミュージックと思われる楽曲(ただし年代はバロック)を含む。
BC-0300276
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価格帯:A
クリスマス・アルバム
 シャルパンティエ:器楽のためのノエル / シュターミッツ:シンフォニア・パストラーレOp.4 No.2
 コレッリ:合奏協奏曲 Op.6 No.8 / ヴェイヴァノフスキー:ソナタ・ナタリス
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 RV.270/
         2つのヴァイオリンとリュートと通奏低音のための協奏曲 RV.93
 J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ〜シンフォニア / トレッリ:合奏協奏曲 Op.8 No.6

  コンチェルト・ケルン
 #クリスマス関連商品ですが、入荷は2012年となります。
BC-0300302
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価格帯:A
シューベルト
 ハンガリー風のメロディD.817 /行進曲 D.606 /スケルツォD.593 No.1 /アンダンテD.29 /
 ピアノ・ソナタ第16番 D.845 /幻想曲「さすらい人」D.760 /アレグレットD.915
  マティアス・キルシュネライト(P)
BC-0300307
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価格帯:B
ヘルビッヒ80歳記念〜ベートーヴェン
 バレエ音楽「プロメテウスの創造物」/
 騎士バレエのための音楽WoO.1
ギュンター・ヘルビッヒ指揮
シュターツカペレ・ベルリン
 録音:1971年。
BC-0300308
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価格帯:B
ブラスのための作品集
 ガブリエリ:カンツォーナXV /ソナタXIX /4声のカンツォン/ソナタXVIII /ソナタXX
 シュッツ:天は神の栄光を語り SWV.386 /神の欲したもうこと常に起こらん SWV.392 /
      山の上で大きな悲しみの声が聞こえた SWV.396
 J.S.バッハ:イギリス組曲第3番 / アルビノーニ:協奏曲
 シャイト:カンツォーナ / ヘンデル:王宮の花火の音楽
  ルートヴィヒ・ギュトラー・ブラス・アンサンブル



LP新譜




KII〜CLEARAUDIO

KKC-1025/8
(4LP)
廃盤/入手不能
Die sammelt Klavier Werke〜ゲルハルト・オピッツ LP BOX

  ゲルハルト・オピッツ(P)



映像新譜




THE MASTERCLASS MEDIA FOUNDATION DVD 1枚あたり¥6600(税抜¥6000)

 『マスタークラス・メディア・ファンディションは、イギリスの主要な音楽大学、音楽ホール、音楽祭などと共同で、現在活躍する一流音楽家たちのマスタークラスを行っている、非営利団体です。マスタークラス、サマースクールやセミナーの記録映像を撮ることによって、シフ、ヴェンゲーロフ、イッサーリス、そして名教師ザハール・ブロン、アナ・チュマチェンコなど、現代最高の音楽家たちの重要な証言を残すことを目的としています。また将来期待の若手演奏家の真剣なレッスン風景にも注目です。音楽学習者はもちろん、音楽ファンにとっても興味深い内容となっています。』とのこと。
MMF3-039
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(DVD)
ボリス・ベルマン、マスタークラス
 ベートーヴェン:エロイカ変奏曲 Op.35
生徒:徐筠芷
 収録:2010年、ジェイムズ・モットラム国際ピアノ・コンクールより。NTSC、音声:ステレオ、リージョン: All、58mm。
MMF3-040
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(DVD)
ボリス・ベルマン、マスタークラス
 ドビュッシー:ピアノのために
生徒:アンドルー・マース
 収録:2010年、ジェイムズ・モットラム国際ピアノ・コンクールより。NTSC、音声:ステレオ、リージョン: All、54mm。
MMF3-041
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(DVD)
ボリス・ベルマン、マスタークラス
 ショパン:スケルツォ第1番 ロ短調 Op.20
生徒:ソフィー・ディー
 収録:2010年、ジェイムズ・モットラム国際ピアノ・コンクールより。NTSC、音声:ステレオ、リージョン: All、57mm。ロシア出身でアメリカを本拠に活躍するピアニスト、ボリス・ベルマンが講師。ベルマンは1948年モスクワ生まれ。モスクワ音楽院でオボーリンに師事し、ピアニスト、チェンバロ奏者として活躍するが、1973年に国外移住。演奏・録音活動を繰り広げるかたわら、79年からエール大学をはじめとするアメリカの名門で教鞭を執っている。氏のマスタークラスをまとめた名著「ピアニストからのメッセージ」は、音楽之友社から日本語版が出ていて、ピアノ上級者の好個のアドヴァイス本として用いられている。ベルマンの名教師ぶりは惚れ惚れするほど。フレンドリーに生徒へ接しながら、各自の性格を見極め変幻自在に教授法に変えている。生徒に多くを伝えようとする真摯な態度と教え方のうまさで、生徒がみるみる上達していくのが実感出来る。また、常に手がカメラに捉えられているため、指遣いやタッチまで間近で観察でき、学習者はもとより、あらゆるピアノ関係者に超有益。レッスンは英語。日本語字幕はないが、ピアノを学ぶ人々ならば問題なく理解できる内容で、これを1本観終えた後には多くを吸収して豊かな気持ちになれるはず。家にいながらにして伝説のマスタークラスを受講し、ロシア・ピアニズムの伝統を学べる夢の企画。

新書館 DVD

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(DVD)
\8360(税抜\7600)
奇跡の響演
 ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」
 [東京バレエ団(振付:モーリス・ベジャール) 後藤晴雄(青年) 吉岡美佳(若い娘) 木村和夫(友人)]
 「愛が私に語りかけるもの」〜マーラー:交響曲第3番より第4〜6楽章
 [モーリス・ベジャール・バレエ団(振付:モーリス・ベジャール) ジュリアン・ファヴロー(彼)
  エリザベット・ロス(彼女) 藤村実穂子(Ms) 栗友会合唱団 東京少年少女合唱隊]
 ストラヴィンスキー:「春の祭典」
 [モーリス・ベジャール・バレエ団、東京バレエ団 カテリーナ・シャルキナ(生贄) 長瀬直義(生贄)]
 特典映像:ズービン・メータ、ジル・ロマンのそれぞれのインタビュー(約15分)

  ズービン・メータ指揮イスラエルpo.
 収録:2010年11月3日、東京文化会館。あのズービン・メータ率いるイスラエル・フィルと20世紀最大の振付家と評されるベジャールのバレエ作品とが夢の共演!ストラヴィンスキー、マーラーの音楽とバレエが響き合う、まさに空前絶後のパフォーマンスを完全収録。劇場の感動が甦る、音楽ファン、バレエ・ファン待望のDVDがついに登場。
 「ペトルーシュカ」1977年、ベジャールはこの操り人形の物語に精神分析的な考察を加え、現代的意味を与えた。登場人物は青年と、恋人の娘と、友人。そこへ魔術師が現れ、青年を鏡の宮殿へと導く。いくつもの自分が目の前に現れ混乱する青年。自己とは何かを見失った彼は心の迷宮に入り込んでいく。
 
 マーラー:愛が私に語りかけるもの」全6楽章からなるマーラーの荘大な交響曲第3番にベジャールが振付けたのは1974年のこと。バレエでは最後の第4、5、6楽章が使用されている。第4楽章(「人間が私に語ること」)では「彼」と「彼女」が神秘的なパ・ド・ドゥを踊り、第5楽章(「天使たちが私に語ること」)では天上的な世界で「子ども」に魅了される。最終楽章(「愛が私に語ること」)では「彼」は「彼女」と「子ども」と一体となり荘大なフィナーレを迎える。
 「春の祭典」ベジャールはストラヴィンスキーの描いたロシアの神聖な民俗儀礼のストーリーから大胆に離れ、野性的で官能的な躍動する肉体の美を生々しく描いた。その革新的かつ独創的な「春の祭典」は圧倒的な支持を集め、一躍ベジャールの名を世界に知らしめる。20世紀のダンスシーンに大きな衝撃を与えたこの作品は現在もなお衰えることなく、人々に衝撃を与え続けている。
 ジル・ロマン(モーリス・ベジャール・バレエ芸術監督):2007年12月よりモーリス・ベジャール・バレエ芸術監督をつとめる。モンテカルロのプリンセス・グレース・アカデミー、カンヌのロゼラ・ハイタワー・スクールで学んだのち、79年に20世紀バレエ団に入団。「未来のためのミサ」で初めて主役を踊って注目され、「ハムレット」「ニーベルングの指環」「中国の不思議な役人」など、次々と上演されるバレエを踊り、ダンサーとしての才能を示してきた。「ブレルとバルバラ」ではジャック・ブレル役を踊り、05年にダンツァ&ダンツァ賞の年間最優秀ダンサー賞、06年にモナコ・ダンス・フォーラムでニジンスキー賞を受賞。また「衣は僧を作らず」で振付家としての才能も開花させ、「鯨のエコグラフィー」「カジノのエスプリ」「アリア」を成功させている。
 モーリス・ベジャール・バレエ:モーリス・ベジャールが自身の創作のためにカンパニーを最初に結成したのは1953年、パリでのエトワール・バレエだった。1959年にモネ王立劇場での「春の祭典」がセンセーショナルな大成功を収めた翌年、ベルギーを拠点とする「20世紀バレエ団」が創設される。「ボレロ」(61)「我々のファウスト」(75)などを次々に発表。時代の先端をゆく衝撃的な創作が世界中を席巻する。87年にはローザンヌに拠点を移し、ベジャール・バレエ・ローザンヌと改称。2007年、「80分間世界一周」の創作中に死去したベジャールの後任としてジル・ロマンが芸術監督に就任した。
 チャイコフスキー記念 東京バレエ団
 1964年に創設以来一貫して、古典の全幕作品から現代振付家の名作まで、幅広いレパートリーを誇っている。なかでも現代バレエ界を代表する三大振付家─モーリス・ベジャール、イリ・キリアン、ジョン・ノイマイヤーが東京バレエ団のために新作を振付けており、これらの作品は国内外で大きな成功を収めている。09年には創立45周年を迎え、「ラ・バヤデール」(マカロワ版)「シルヴィア」(アシュトン版)「オネーギン」(クランコ版)を初演、絶賛を博した。海外でも高く評価され、2010年、ミラノ・スカラ座での「ザ・カブキ」で海外公演700回を達成した。


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