| マファルダ・ファヴェーロ(S)〜アリア集 モーツァルト:「ドン・ジョバンニ」 フロトウ:「マルタ」 ワーグナー:「ローエングリン」 ボーイト:「メフィストーフェレ」 ヴェルディ:「オテッロ」 マスカーニ:「友人フリッツ」/「ロドレッタ」 レオンカヴァッロ:「道化師」 プッチーニ: 「マノン・レスコー」/「ボエーム」/ 「蝶々夫人」/「トゥーランドット」 |
マファルダ・ファヴェーロ(S) | |
| マファルダ・ファヴェーロ(1903-1981)はイタリアのソプラノ。デビューからわずか2年後の1929年、トスカニーニがスカラ座でワーグナーの「マイスタージンガー」 を上演する時エーファ役に抜擢され、以来スカラ座を中心に活躍した。 | ||
| ディーノ・ボルジョーリ〜アリア集 ロッシーニ:「セビリャの理髪師」 ベッリーニ:「夢遊病の女」/「清教徒」 ドニゼッティ: 「ルクレツィア・ボルジア」/「ファヴォリータ」/ 「ドン・パスクワーレ」 ヴェルディ:「リゴレット」/「トラヴィアータ」 グノー:「ファウスト」 ビゼー:「真珠採り」/他からのアリア |
ディーノ・ボルジョーリ(T) | |
| 録音:1927年〜1930年。 20世紀の前半に国際的に活躍したリリックテノールの一人、ディーノ・ボルジョーリ(1891-1960)の録音をCD2枚に集めたもの。 | ||
| ニーノ・エデルレ アリア集 ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」、ベッリーニ:「夢遊病の女」、 ドニゼッティ:「愛の妙薬」「ファヴォリータ」「ドン・パスクァーレ」、 ヴェルディ:「リゴレット」、ボーイト:「メフィストーフェレ」、 マスネ:「マノン」 から |
ニーノ・エデルレ(T) | |
| ルイージ・フォルト アリア集 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」、ドニゼッティ:「愛の妙薬」 ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」「セビーリャの理髪師」、 グノー:「ファウスト」、ビゼー:「真珠採り」、 ヴェルディ:「運命の力」、マスネ:「ウェルテル」 プッチーニ」:「ボエーム」 から |
ルイージ・フォルト(T) | |
| マスカーニ:歌劇「友人フリッツ」 | チェーザレ・ヴァレッティ (T;フリッツ) ロザンナ・カルテーリ(S;スゼル) カルロ・タリアブエ(Br)他 ヴィットリオ・グイ指揮 RAIミラノo.&cho. | |
| 録音:1953年4月、ミラノ。 | ||
| ヴィルジニア・ゼアーニ(S)〜アリア集 Vol.2 ドニゼッティ:「マリーア・ディ・ロアン」 ヴェルディ: 「リゴレット」/「トラヴィアータ」/「アイーダ」 ボーイト:「メフィストーフェレ」 マスネ:「タイス」 プッチーニ:「ボーエム」/「トスカ」 チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」/からのアリア |
ヴィルジニア・ゼアーニ(S) | |
| ドニゼッティ:歌劇「ランメルムールのルチア」 | リーナ・パリウーギ(ルチア) ジョヴァンニ・マリピエロ(エドガルド) ジャンピエロ・ マナッキーニ(エンリーコ) ウーゴ・タジーニ指揮 トリノRAIso.&cho. | |
| 録音:1939年(資料によっては1938年)。以前CETRAから出ていたものだが、比較的珍しい録音。 | ||
| ホセ・ルッチョーニ(T)アリア集 真珠取り、シバの女王、ロメオとジュリエット、アイーダ、 カルメン、マノン、オテロ、道化師、他よりのアリア18曲 |
ホセ・ルッチョーニ(T) | |
| 録音:1936年-1947年。原盤:HMV、COLUMBIA、放送音源。 フランスのトップ・スターとして戦前から戦後まで活躍したヒロイック・テナー、ルッチョーニ(1903-1978)。彼はコルシカ島の出身で、若い頃にはシトロエンの修理工やテスト・ドライバーをしていたという変わり種。すべてフランス語歌唱。 | ||
| マリオ・バジオーラ アリア集 ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」、 ドニゼッティ:「ファヴォリータ」、 ヴェルディ:「トロヴァトーレ」、グノー:「ファウスト」、 マスネ:「ラオールの王」「エロディアード」 から |
マリオ・バジオーラ(Br) | |
| ジョヴァンニ・インギレーリ アリア集 ヴェルディ:「エルナーニ」「トロヴァトーレ」 「椿姫」「仮面舞踏会」「運命の力」、 プッチーニ:「ボエーム」「外套」、 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」 から |
ジョヴァンニ・インギレーリ(Br) | |
| ジュゼッペ・ディ・ステファノ初期録音集 Vol.2 椿姫、ミニョン、マノン、トスカ、アルルの女、 シチリア民謡、カンツォーネ、他 |
ジュゼッペ・ ディ・ステファノ(T) | |
| 録音:1944年-1948年。原盤:HMV/放送録音。 ステファノがイタリアの国民的アイドルだった頃の録音。音が劣悪な物もあるが、その声はやはり素晴らしい。 | ||
| 24のオー・ソレ・ミオ ジュゼッペ・アンセルミ(*)、ユッシ・ビョルリンク、ピエロ・カプチッリ(#)、 エンリコ・カルーソー、マリオ・チャムリー、ルイジ・チッラ、 ジュリオ・クリミ、フランチェスコ・ダッディ、エミリオ・ゴーゴルザ、 フェルナンド・デ・ルチア、エンツォ・デ・ムーロ・ロマント(+)、 デュゾリーナ・ジャンニーニ、フェルッチョ・ジャンニーニ、 ベニャミーノ・ジーリ、ヤン・キープラ、ジャコモ・ラウリ=ヴォルピ、 ホセ・ルッチョーニ、ジュゼッペ・ルーゴ、ジョヴァンニ・マヌリータ、 アウレリアーノ・ペルティレ、ローザ・ポンセル、マリオ・サンマルコ、 ティート・スキーパ、リッカルド・ストラッチアーリ | ||
| 録音:1907年(*)-1939年(+)/1984年(#)。(#)以外はSP時代の名唱のオンパレード。個性豊かな大歌手たちが揃う。 | ||
| プッチーニ:「ラ・ボエーム」〜冷たい手を、名歌手36人による歌唱 Vol.1 ジュゼッペ・アンセルミ(1907)/アメデオ・バッシ(1904)/カルロ・ベルゴンツィ(1958)/ ユッシ・ビョルリンク(1936)/アレッサンドロ・ボンチ(1906)/ディーノ・ボルジョーリ(1923)/ ライオネル・セシル(1924)/エンリコ・カルーソー(1906)/アントニオ・コルティス(1930)/ ロベルト・ダレッシオ(1930)/アンドレ・ダムコール(1934)/エンツォ・デ・ムーロ・ロマント(1928)/ ジュゼッペ・ディ・ステファノ(1950)/ミゲル・フレータ(1927)/エドゥアルド・ガルビン(1913)/ ベンニャミーノ・ジーリ(1931)/アリストデモ・ジョルジーニ(1928)/アレッサンドロ・グランダ(1930) | ||
| プッチーニ:「ラ・ボエーム」〜冷たい手を、名歌手36人による歌唱 Vol.2 ヤン・キープラ(1937)/ブルーノ・ランディ(1938)/ジャコモ・ラウリ・ヴォルピ(1922)/ イポリト・ラザーロ(1920)/ジュゼッペ・ルーゴ(1932)/ジョヴァンニ・マリピエロ(1940)/ ジョヴァンニ・マルティネッリ(1926)/ガッリアーノ・マシーニ(1932)/ジョン・マコーマック(1910)/ アンジェロ・ミンゲッティ(1926)/アウレリアーノ・ペルティレ(1925)/アルフレート・ピッカヴァー(1914)/ ジャチント・プランデッリ(1955)/ジャンニ・ライモンディ(1962)/ヘルゲ・ロスヴェンゲ(1931)/ ティート・スキーパ(1913)/フェルッチョ・タリアヴィーニ(1943)/ジョルジュ・ティル(1930) | ||
| SP復刻&ライヴ収録。 同シリーズはこれまでも「34人の見よ恐ろしい火よ」(GB-1051)、「23人の衣装を着けろ」(GB-1071)、「25人の夢の歌」(GB-1035)、「24人のオ・ソレ・ミオ」(GB-1155)でヒットを飛ばしている。 オペラ・ファンには見逃せない逸品。 | ||
| プッチーニ: 歌劇「トゥーランドット」〜誰も寝てはならぬ(24種類の演奏)
ダニエレ・バリオーニ、カルロ・ベルゴンツィ、ユッシ・ビョルリング、 | ||
| テノール・マニア感涙の企画、「誰も寝てはならぬ」24連発。セッション録音あり貴重なライヴ録音ありの盛りだくさんの内容に興奮しっぱなし。 | ||
| デル・モナコ〜初期ライヴ録音集 ヴェルディ:「オテロ」から(*)/「仮面舞踏会」から(+) チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」から(#) プッチーニ:「マノン・レスコー」から(**) ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」から(++) |
マリオ・デル・モナコ(T) クララ・ぺトレッラ(S;*/+/**) ジュゼッぺ・タデーイ(Br;*) エンツォ・マスケーニ(Br;+) レナータ・テバルディ(S;++) | |
| 録音:1951年5月、メキシコ・シティ(*,#,**) 1951年1月、フィレンツェ(+) 1949年3月、ミラノ(++)。破竹の勢いで名声を築き上げていった若きモナコのレア・ライヴ集。 (*)はブエノスアイレスにおける初主役公演のわずか1年後の歌唱で、やや硬い表現ながら声の威力は驚異的。(+)のリッカルド役は彼としては非常に珍しいもの。 | ||
| フェルッチョ・タリアヴィーニ〜ライヴ録音集 ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」から(*) マスネ:歌劇「ウェルテル」から(+) ヴェルディ:歌劇「椿姫」から(#) ペレス=フレイエ:アイ・アイ・アイ(**) ダンツィ=パンツェーリ:マリンコニーア・ダモーレ(++) ミケレーナ:月の光に |
フェルッチョ・タリアヴィーニ(T) リリー・ポンス(S;*) ロバート・メリル(Br;*) ピエトロ・チマーラ指揮(*) ジュリエッタ・シミオナート(Ms;+) フランコ・カプアーナ指揮(+) リチア・アルバネーゼ(S;#) アルベルト・エレーデ指揮(#) | |
| 録音:1948年、メキシコ(*)、1951年(+)、1950年(#)、1944年頃(**)、1942年(++)。 | ||
| ベッラントーニ、モンテサント:オペラ・アリア&歌曲集 | ||
|
マルケッティ:「ルイ・ブラス」、パチーニ:「サッフォ」、 ヴェルディ:「運命の力」、ドニゼッティ:「ファヴォリータ」、 マスネ:「エロディアード」、ワーグナー:「ヴァルキューレ」 からのアリア、他 歌曲 |
ジュゼッペ・ ベッラントーニ(Br) | |
|
ヴェルディ:「エルナーニ」/「リゴレット」/「オテロ」、 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」、 ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」、レオンカヴァッロ:「道化師」、 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」からのアリア |
ルイジ・ モンテサント(Br) | |
| 20世紀前半までに活躍したイタリアの2人のバリトンの歌唱井を集めたもの。ベッラントーニ(1880-1946)はヴェリズモ時代の影響著しく、声はややヴィブラートが強いものの、 力があり輝かしく、ワーグナー・バリトンとしても重用された。モンテサント(1887-1954)の声は明朗。 | ||
| ジーノ・ベッキ〜オペラ・アリア&歌曲集 ヴェルディ:「エルナーニ」/「リゴレット」/「オテロ」/「椿姫」、 トマ:「ハムレット」、マイアベーア:「アフリカの女」、 グノー:「ファウスト」、ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」 からのアリア、他 歌曲 |
ジーノ・ベッキ(Br) | |
| 録音:1950年前後。1959年カターニャにおける「椿姫」の、ヴィルジニア・ゼアーニとの二重唱(ライヴ)がたいへん貴重。 | ||
| ヴェルディ:歌劇「リゴレット」(抜粋) | ジュゼッペ・ヴァルデンコ (リゴレット) ジュゼッペ・ディ・ ステファノ (マントヴァ公) ナディーヌ・オコナー (ジルダ) イグナシオ・ルッフィーノ (スパラフチーレ) オラリア・ドミンゲス (マッダレーナ) レナート・チェッリーニ指揮 ベリャス・ アルテス劇場o.&cho. | |
| 録音:1948年6月22日、メキシコ・シティ。全曲盤としてURANIA盤(URN22-106)
が出ている演奏。 ディ・ステファーノがマントヴァ公を歌ったものには、この4年後のメキシコでのライヴ録音やEMIへのスタジオ録音があるが、当録音に聴く20代の彼の若々しさは格別。また、 ここでは抜粋の収録だが、トスカニーニとの同曲第3幕で知られるヴァルデンゴが残した唯一のリゴレット全曲でもある。抜粋ながら主要な部分はほぼ収録されている。 | ||
| エンツォ・デ・ムーロ・ロマント〜アリア集 カンツォーネ、アリア(全86曲) |
エンツォ・デ・ ムーロ・ロマント(T) | |
| デ・ムーロ・ロマントは1902年に南イタリアのバーリ近郊で生まれ、1952年に亡くなったテノールで、ソプラノのトーティ・ダル・モンテの夫としても知られている。 若くから注目された才能の持ち主で、1930年代にはスカラ座を始め各地の大劇場で人気だった。しかし戦争と健康悪化から比較的早くに第一線を離れ、戦後はほぼ引退、50歳で亡くなってしまったので、 知名度は低いままであった。今回、生誕100年を記念してBongiovanniが未発表を含む彼の多くの音源を復刻。特にお得意のナポリ歌曲(66曲!)では彼の魅力があふれている。 | ||
| ピエロ・カプッチッリ〜オペラ・アリア集 ベッリーニ:「清教徒」、ドニゼッティ:「ファヴォリータ」、 ヴェルディ:「ルイザ・ミラー」、「椿姫」、「シチリアの晩祷」、 「エッルナーニ」、「仮面舞踏会」、「運命の力」、 グノー:「ファウスト」、ゴメス:「グァラニ」、 レオンカヴァッロ:「ザザ」、 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」からの場面 |
ピエロ・カプッチッリ(Br) | |
| 録音:1964年〜1980年、ライヴ。 1970年代〜1980年代を代表するイタリアのバリトン、カプッチッリはスタジオ録音だと端正になりすぎるきらいがあったが、当盤では人間離れした強靱なブレスから作り上げられる圧倒的な歌唱を堪能することができる。 | ||
| ベッリーニ:歌劇「清教徒」 | リナ・パリューギ (エルヴィーラ) マリオ・フィリッペスキ (アルトゥーロ) ローランド・パネライ (リッカルド) セスト・ ブルスカンティーニ (ジョルジョ)他 フェルナンド・ プレヴィターリ指揮 RAIローマso.&cho. | |
| 録音:1952年。RAIの放送用のスタジオ収録なので、音もそこそこ悪くない。力強いハイCで人気のあったフィリッペスキが聴きもの。 | ||
| ヴィルジニア・ゼアーニ Vol.3 ベッリーニ:「清教徒」「夢遊病の女」 ドニゼッティ:「ランメルムールのルチア」 ヴェルディ:「椿姫」 プッチーニ:「マノン・レスコー」からのアリア |
ヴィルジニア・ゼアーニ(S) | |
| 録音:1957年〜1969年。1960年代に大活躍した美貌の歌姫。 | ||
| ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 | ジンカ・ミラノフ(S;アイーダ) マリオ・デル・モナコ(T;ラダメス) ブランシェ・シーボム(Ms;アムネリス) ジェローム・ハインズ(B;ランフィス) ジョージ・ロンドン(Br;アモナスロ)他 ファウスト・クレヴァ指揮 メトロポリタン歌劇場o.&cho. | |
| 録音:1953年1月24日。初出音源。 ミラノフとデル・モナコの「アイーダ」は、1952年のものがMYTOから2MCD-023H070として出ているが、今回は初登場となる1953年の音源が登場。デル・モナコのぴんと張った声の輝きは絶品で、ジョージ・ロンドン(1952年録音には参加していなかった)の破壊力満点のアモナズロには驚かされる。 | ||
| レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」 | マリオ・デル・モナコ(T;カニオ) パオロ・シルヴェーリ(Br;トニオ) デリア・リーガル(S;ネッダ) レナート・カペッキ (Br;シルヴィオ)他 アルベルト・エレーデ指揮 メトロポリタン歌劇場o.&cho. | |
| 録音:1953年4月4日、ニューヨーク。初出音源。 デル・モナコの同曲としては、DECCAとの第1回スタジオ録音と並んで、もっとも若いときの演奏となるもの。 | ||
| マリオ・デル・モナコ〜アリア集 Vol.2 ヴェルディ:「トロヴァトーレ」/「ルイザ・ミラー」/ 「マクベス」/「椿姫」/「運命の力」 プッチーニ:「蝶々夫人」/「西部の娘」/「トスカ」 「マノン・レスコー」/「トゥーランドット」/ レオンカヴァッロ:「ボエーム」 マスカーニ:「友人フリッツ」 フロトー:「マルタ」 マイヤベーア:「アフリカの女」 からのアリアと場面 |
マリオ・デル・モナコ(T) | |
| 録音:1950年-1953年。 今だ人気のマリオ・デル・モナコの録音から、稀少な物を集めている。「蝶々夫人」は1951年5月29日のメキシコ・ライヴから3場面。音はかなり貧弱だが、 非常にドラマティックなピンカートンを20分強たっぷり楽しめる(特に「さらば愛の住処よ」が凄い!)。「トロヴァトーレ」は1950年7月9日のブエノスアイレス公演から「見よ、あの恐ろしい炎を」、 その他放送録音やSP録音から全17曲、圧倒されっぱなし。 | ||
| ヴェルディ:歌劇「運命の力」 | マリオ・デル・モナコ (T;ドン・アルヴィーロ) ジンカ・ミラノフ (S;レオノーラ) レナード・ウォーレン (Br;ドン・カルロ) クララメー・ターナー (Ms;プレチオシルラ)他 ウォルター・ハーバート指揮 ニュー・オーリンズ 歌劇場o.&cho. | |
| 録音:1953年3月12日、ニュー・オーリンズ。以前LEGATOからLCD-118として出ていた物。 多くのカットがあるライヴ(そのためCD2枚に収まっている)だが、この豪華なキャストは魅力。 | ||
| ビゼー:歌劇「カルメン」 | フェドーラ・バルビエリ(カルメン) マリオ・デル・モナコ(ホセ) フランク・グァレラ(エスカミーリョ) ヒルデ・ギューデン(ミカエラ)他 フリッツ・ライナー指揮 メトロポリタン歌劇場o.&cho. | |
| 録音:1953年1月31日、ニューヨーク。MYTOから2003年に初発売された音源。 「カルメン」を得意とし、全曲のステレオ録音もの残しているライナー。だが、当盤のポイントは「彼の棒の下で当役を歌う」デル・モナコ。オテロばりに苦悶する筋肉質のホセが聴けそうだ。 また、デル・モナコの同曲としては、最も若い時の演奏になると思われる。 | ||
| モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 | チェーザレ・シエピ(フィガロ) ヴィクトリア・デ・ ロス・アンヘレス(スザンナ) ジュゼッペ・ヴァルデンゴ (アルマヴィーヴァ伯爵)/他 フリッツ・ライナー指揮 メトロポリタン歌劇場o.&cho. | |
| 録音:1952年。 海外の、とある批評家が大絶賛したことで知られる、ライナー指揮「フィガロ」のライヴ。シエピが凄い。 | ||
| ヴェルディ:歌劇「オテロ」 | ラモン・ヴィナイ(オテロ) レナータ・テバルディ (デズデモーナ) ジーノ・ ベッキ(イアーゴ)/他 ガブリエーレ・サンティーニ指揮 サン・カルロ劇場o.&cho. | |
| 録音:1952年12月13日、ナポリ。初出音源か。 デル・モナコ以上にドラマティックなオテッロ像が見事だったラモン・ヴィナイと、この上ないイタリアン美声の歌姫レナータ・テバルディの共演。音は余りよくないが、白熱した演奏。 | ||
| デル・モナコの「仮面舞踏会」、初登場 ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」 |
マリオ・デル・モナコ (T;リッカルド) ジュリエッタ・シミオナート (Ms;ウルリカ) カルラ・カステッラーニ (アメーリア) ピエロ・ビアジーニ (レナート)他 ニーノ・サンツォーニョ指揮 スイス・ロマンドo. | |
| 録音:1946年、ジュネーヴ。初出音源。同時にMYTOからも2MCD-034H081として案内されている。 これはオペラ・ファン注目。アリアの録音はあったものの、20世紀最高のドラマティックテナー、デル・モナコによる当曲の全曲録音はこれが初登場! | ||
| ジャンニ・ライモンディ〜アリア集 ヴェルディ: 「群盗」/「ルイーザ・ミラー」/「リゴレット」/ 「シチリアの晩鐘」/「仮面舞踏会」/レクイエム プッチーニ:「ボエーム」/「トスカ」 ベッリーニ:「清教徒」 ドニゼッティ:「ルチア」/「シャモニーのリンダ」 マイアベーア:「アフリカの女」 トーマ:「ミニヨン」 からの場面 |
ジャンニ・ライモンディ(T) | |
| 1923年ボローニャ生まれの名テノール、ジャンニ・ライモンディは、ことにスカラ座では20年に渡って様々な主役テノールを歌った大テノールだったにもかかわらず、録音が少ないのが惜しまれる人で、日本では中島康晴の師匠としても馴染みがある。このCDは詳細不明だが、 おそらくライヴ録音からとられたものだろう。マントヴァ公やロドルフォ、エドガルドなど得意役から珍しいものまで収録。 | ||
|
ルッジェーロ・レオンカヴァッロ(1857-1919): 喜歌劇「バラの女王」(1912)(音楽部分全曲)(*) リーナ・パリウーギ、アリア集 ドニゼッティ:「ルチア」(#)/レハール「クロ・クロ」(#)/ ドリーブ:「ラクメ」(#)/ルコック:「アンゴー夫人の娘」(#)/ ヴェルディ:「椿姫」(+)/トーマ:「ミニヨン」(#)/から |
リーナ・パリウーギ (S;リリアン;*/S;#、+) エミーリオ・レンツィ(T;王子;*) リッカルド・マッスッチ (B;ジン・デッラ・ボンビッラ;*) ジャチント・プランデッリ(T;+)他 チェーザレ・ガッリーノ指揮(*) トリノRAIso.&cho.(*)/他 | |
| 録音:1948年(*)/1928年-54年(#)。 「道化師」で有名なレオンカヴァッロはその後オペラで行き詰まり、活路をオペレッタに求めた。20世紀初頭はちょうどレハールやオスカー・シュトラウスによってオペレッタが隆盛しており、彼もその潮流に乗ったという訳だ。10以上もあるこれら作品の中には成功を収めたものも多々あるにもかかわらず、まるでレオンカヴァッロの不名誉な作品かのようにこれまで無視されつづけて来た。「バラの女王」はオペレッタ王道の物語。ロンドンの貧しい花売り娘リリアンにポルトヴァの王子マックスが一目惚れ、彼は王位継承を捨てるとまで言い出す。しかしリリアンは身を引き革命騒ぎも起きるが、最後には二人は結ばれる。付けられた音楽は実に素敵で、レオンカヴァッロがこうしたジャンルを好きだった事は明らかだ。 リーナ・パリウーギ(1907-1980)は1940年代を中心に活躍したプリマドンナ。録音が少ない上、残されたものの中にかなり調子の悪いものがあったりするためか日本では評価されていないが、ここでの歌は絶好調。余白のアリア集も貴重。 | ||
| ベニアミーノ・ジーリ〜珍しい録音集 ヴェルディ:「リゴレット」、「トロヴァトーレ」、 「椿姫」、「運命の力」、「アイーダ」、「オテッロ」、 プッチーニ:「マノン・レスコー」、「ボエーム」、 「トスカ」、「ロンディネ」、「トゥーランドット」、 ドニゼッティ:「ファヴォリータ」、「ルチア」、 レオンカヴァッロ:「道化師」、 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」、「フェドーラ」、 チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」、「アルルの女」、 ポンキエッリ:「ジョコンダ」、 マイヤベーア:「アフリカの女」、 グノー:「ロメオとジュリエット」、マスネ:「マノン」、 ラロ:「イスの王」、ゴメス:「奴隷」 からの場面、アリア、他 |
ベニアミーノ・ジーリ(T) | |
| 20世紀最大のテノールの一人ベニアミーノ・ジーリ。その全盛期の20年から様々な録音を集めた3枚組。オペラやリサイタルのライヴ、映画のサウンドトラックなど、音源は様々。一つ一つはCDなどで聞けるものが多いものの、これだけまとまって聴けるのはありがたい。 | ||
| フラヴィアーノ・ラボー〜オペラ・アリア集 Vol.3 ドニゼッティ:「ルチア」、 ヴェルディ:「ルイザ・ミラー」、「リゴレット」、 「トロヴァトーレ」、「ドン・カルロ」、「アイーダ」、 ポンキエッリ:「ジョコンダ」、 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」、 プッチーニ:「マノン・レスコー」、「ボエーム」、「トスカ」、 レハール:「微笑みの国」からのアリア、場面 |
フラヴィアーノ・ラボー(T) | |
| 録音:1958-1974年。 来日し日本でもイタリア正統派ヴェルディ・テノールとして人気の高かったフラヴィアーノ・ラボー(1927-1991)の全盛期のライヴ録音集。実力のわりに残された録音が少ない人なので、どれもこれも貴重なものばかり。 | ||
| アルド・プロッティ〜オペラ・アリア集 ベッリーニ:「清教徒」、 ヴェルディ:「リゴレット」、「椿姫」、「シチリアの晩鐘」、 「仮面舞踏会」、「運命の力」、「ドン・カルロ」、 ポンキエッリ:「ジョコンダ」、レオンカヴァッロ:「道化師」、 プッチーニ:「トスカ」、 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」からのアリア、場面 |
アルド・プロッティ(Br) | |
| 録音:1957年-1974年、ライヴ。 ヴェルディ・バリトンとして活躍、日本でも度々歌い、弟子も多いというアルド・プロッティお得意の役がズラリと並んだアルバム。 | ||
| チェーザレ・シエピ〜1956年ザルツブルク音楽祭ライヴ リュリ:「アマディス」、「アルセスト」、 ボーイト:「メフィストーフェレ」、 ヴェルディ:「シチリアの晩鐘」、「シモン・ボッカネグラ」、 ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」、「セビーリャの理髪師」、 ゴメス:「サルヴァトール・ローザ」からのアリア シューマン:君は花のように Op.25 No.24/ 私は恨まない Op.48 No.7 ブラームス:おお、ぼくが帰り道を知っていたら Op.63 No.8/ 甲斐なきセレナード Op.84 No.4 モーツァルト:アリア「この美しい手と瞳のために」K.612 ラヴェル:ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ [ボーナス・トラック] ベッリーニ:「ノルマ」から(1956年) グノー:「ファウスト」から(1950年) ヴェルディ:「ドン・カルロ」から(1950年) |
チェーザレ・シエピ(B) レオ・タウプマン(P) | |
| 録音:1956年7月27日、モーツァルテウム大ホール。ザルツブルク音楽祭、ライヴ。 天下の名バス歌手、チェーザレ・シエピの伝説的リサイタル・ライヴが復活。イタリアオペラのアリアから、フランスもの、さらには珍しくドイツ・リートまで含めたこのリサイタルは、全盛期のシエピの魅力を余すところなく伝えるものとして、シエピの全録音の中でもとりわけ優れたものと語り継がれてきた。ことに「セビーリャの理髪師」のバジーリオの「陰口の歌」は、滑稽な歌のはずがなんだか悪魔の嘲笑いに聞こえるほど強烈。半世紀を経っても、驚異の美声バスに唖然とすること間違いなし | ||
| ベッリーニ:歌劇「清教徒」 | ヴィルジニア・ゼアーニ(S;エルヴィーラ) マリオ・フィリッペスキ(T;アルトゥーロ) アルド・プロッティ(Br;リッカルド) アンドレア・モンジェッリ(B;ジョルジョ)他 フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮 トリエステ・ヴェルディ劇場o.&cho. | |
| 録音:1957年2月12日、トリエステ、ライヴ。初CD化。 これはかなり白熱した演奏で、聞き応えの大きな「清教徒」。ルーマニア出身のプリマドンナ、ゼアーニと、高音に滅法強いテノール、フィリッペスキ、そして日本でも良く知られている偉大なバリトン、プロッティと、役者が揃っている上に、名匠モリナーリ=プラデッリが大変に気合いの入った指揮で、興奮! 録音状態は、この年代のイタリアのライヴとしては標準的だが、冒頭に若干の欠落がある。トリエステ・ジュゼッペ・ヴェルディ劇場財団のクレジット付き。 | ||
| チェーザレ・バルデッリ〜アリア集 ドニゼッティ:「ルチア」 ヴェルディ: 「ナブッコ」/「アッティラ」/「リゴレット」 「トロヴァトーレ」/「トラヴィアータ」 「運命の力」/「オテッロ」 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」 レオンカヴァッロ:「道化師」 ジョルダーノ: 「アンドレア・シェニエ」/「フェドーラ」 プッチーニ:「トスカ」から |
チェーザレ・バルデッリ(Br) | |
| 録音:1942-1972年。 チェーザレ・バルデッリ(1910-2000)は、ピサ生まれのイタリアのバリトン。イタリア以上に、米国で人気の高かったバリトンで、1970年代まで息の長い活躍をした。 | ||
| ドニゼッティ:歌劇「ランメルムールのルチア」(*) [ボーナストラック] ヴェルディ:「トロヴァトーレ」より(#) [第1幕フィナーレ/第2幕フィナーレ] |
レイラ・ジェンチェル (S;ルチア;*/ レオノーラ;#) ジャチント・プランデッリ (T;エドガールド;*) ニーノ・カルタ (Br;エンリーコ;*) アントーニオ・マッサリア (B;ライモンド;*) ロレンツォ・サバトゥッチ (T;アルトゥーロ;*)他 オリヴィエーロ・デ・ ファブリティース指揮(*) トリエステ・ ヴェルディ歌劇場o.&cho.(*) マリオ・フィリッペスキ (T;マンリーコ;#) エットレ・バスティアニーニ (Br;ルーナ;#) | |
| 録音:1957年11月30日(*)/1957年11月16日(#)、以上トリエステ・ヴェルディ歌劇場、ライヴ。 レイラ・ジェンチェルは、トルコ出身のプリマドンナ。1950年代から1980年代半ばまで息の長い活躍をした名ソプラノ。イタリアでは絶大な人気を誇り、スカラ座の常連だったにもかかわらず、どういう訳か録音とは無縁で、日本には噂がちらほら伝わった程度。ライヴ録音が発掘されてようやく「本当に凄いソプラノだった」ことが証明された。この「ルチア」は、彼女がイタリアでの人気に火が点いた頃のライヴ。歌に迸るような勢いがある、素晴らしい歌。意外なことに、ジェンチェルの「ルチア」は今のところこれだけ、しかも今まで抜粋盤しか出ていなかった。今回が全曲盤としては初の発売。余白には、同時期の「トロヴァトーレ」の抜粋。バスティアニーニの究めつけのルーナ伯爵が聞ける。おそらく初出音源だと思われる。 どちらも、音質は今一つだが、白熱した演奏の醍醐味は堪能できることだろう。 | ||
| ダニエレ・バリオーニ〜アリア集 Vol.2 ポンキエッリ:「ジョコンダ」 ヴェルディ:「ロンバルディ」/ 「仮面舞踏会」/「エルナーニ」 プッチーニ:「マノン・レスコー」/ 「トスカ」「西部の娘」/ 「トゥーランドット」 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」 マスカーニ: 「カヴァレリア・ルスティカーナ」 チレア: 「アドリアーナ・ルクヴルール」 からのアリア、他、カンツォーネなど |
ダニエレ・バリオーニ(T) | |
| 録音:1957年-1971年、1983年、2005年。 1950年代から60年代にかけて活躍したイタリアのテノール、ダニエレ・バリオーニの第2集。1957-1971年のライヴ録音と、1983年録音のカンツォーネ、歌曲集(イタロ・パッツィ指揮フェラーラ・ジーノ・ネーリ・マンドリン合奏団)、さらに2005年の「西部の娘」のアリアを収録。 | ||
| 「高音王」クルト・バウム ロッシーニ: 「グリエルモ・テル」/スターバト・マーテル ベッリーニ:「ノルマ」 ヴェルディ: 「トロヴァトーレ」/「運命の力」/「アイーダ」 ポンキエッリ:「ジョコンダ」 プッチーニ:「マノン・レスコー」/「ボエーム」 「トスカ」/「トゥーランドット」 レオンカヴァッロ:「道化師」 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」 アレヴィ:「ユダヤの女」 マイヤベーア:「ユグノー」 グノー:「ファウスト」 ビゼー:「カルメン」 R.シュトラウス:「バラの騎士」/からのアリア |
クルト・バウム(T) | |
| 録音:1950年頃、スタジオ。 クルト・バウム(1908-1989)は、プラハ生まれだが、イタリアに移住しローマとミラノで歌を学んでいる。1930年代にヨーロッパ各地で歌った後、1941年11月にメトロポリタン歌劇場にデビュー、1967年まで出演した。バウムは、かなり逞しい持ち主でありながら(文意不明だが代理店表記ママ)、高音に滅法強いテノールとして知られており、マンリーコが当たり役だった。このCDは、1950年代に発売されたLPを基にしている。 | ||
| 18の「清きアイーダ」
エンリコ・カルーゾ(1908年)、アントーニオ・パオーリ(1911年)、ホセ・パレット(1912年)、 ミゲル・フレータ(1927年)、ジョヴァンニ・マルティネッリ(1923年)、アウレリアーノ・ペルティレ(1927年)、 フランツ・フェルカー(1930年、ドイツ語)、ヘルゲ・ロスヴェンゲ(1940年、ドイツ語) ガッリアーノ・マジーニ(1941年)、ベニアミーノ・ジーリ(1940年、映画のサウンドトラックから)、 ユッシ・ビョルリンク(1936年)、ラファエル・ラガレス(1949年)、ゲオルギ・ネレップ(1952年、ロシア語)、 マリオ・デル・モナコ(1953年、ライヴ)、フランコ・コレッリ(1956年)、 マリオ・フィリッペスキ(1956年、ライヴ)、カルロ・ベルゴンツィ(1957年、ライヴ)、 フラヴィアーノ・ラボー(1969年、ライヴ) | ||
| 細かい説明は無用だろう、ヴェルディ「アイーダ」のラダメスのアリア“清きアイーダ "を、古今18人のテノールで聞こうというもの。カルーゾ、デル・モナコのような有名人から、バルセロナ生まれのパレット、リヴォルノ生まれのマジーニ、アルゼンチンのテノール、ラガレスなど珍しいテノールの録音も。通して聞くも良し、好みで選んで聞くのも良しのCD。 | ||
| マリオ・デル・モナコ〜レア・ライヴ集 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」(*) プッチーニ:「ボエーム」(#)/「トスカ」(+)/ 「西部の娘」(**) レオンカヴァッロ:「道化師」(##) からの場面 |
マリオ・デル・モナコ(T) トゥリオ・セラフィン指揮(*) ヴィットリオ・グイ指揮(#) ウーゴ・ラポーロ指揮(+) ガブリエーレ・ サンティーニ指揮(**) サンカルロ歌劇場 o.&cho.(*/#/+/**) サンティアゴ・ グエッラ指揮(##) | |
| 録音:1954年(*/+)&1951年(#/**)、以上ナポリ(*/+/#/**)/1956年、リオ・デ・ジャネイロ(##)。 偉大なテノール、マリオ・デル・モナコの珍しいライヴ録音集。「ボエーム」だけはつい最近になって全曲CD が発売されたが、他はいずれもまとまった形では初出と思われる。特に「アンドレア・シェニエ」は、1954年10月の公演のサンカルロ劇場でのライヴで、セラフィンのスケールの大きな指揮と相まって物凄い名演になっている。音質はお世辞にも良くないが、マニアにはたまらない秘蔵録音ばかり。 | ||
| ジャンフランコ・チェッケーレ ヴェルディ: 「エルナーニ」/「アロルド」/「運命の力」 「ドン・カルロ」/「アイーダ」/「オテロ」 ポンキエッリ:「ジョコンダ」 ボーイト:「メフィストーフェレ」 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」 チレア:「アドリアーナ・ルクヴルール」 プッチーニ:「マノン・レスコー」/ 「トスカ」/「蝶々夫人」 「西部の娘」/「外套」/ 「トゥーランドット」 ビゼー:「カルメン」/からのアリア |
ジャンフランコ・ チェッケーレ(T) | |
| 録音:1964年-2004年。 ジャンフランコ・チェッケーレは1938年、パドヴァ近郊のガッリエラ・ヴェネタ出身のテノール。1960年代後半から1970年代にかけてロブストなテノールとして一世を風靡し、スカラ座など大劇場でも活躍したテノールだというのに、レコードの録音が極端に少なく、日本人にはカラヤンが製作したマスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の映画でトゥリッドゥを歌っていた、くらいの認知度。しかしこのCDに収められた録音を聞けば、誰でも「凄いテノール!」と思うことだろう。得意のヴェリズモ・オペラを中心に熱唱が集められている。 | ||
| エットレ・バスティアニーニ(Br)、ライヴ集 ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」[1954年、ドイツ/1956年、ナポリ] プッチーニ:「外套」[1955年、フィレンツェ] ポンキエッリ:「ジョコンダ」[1956年、フィレンツェ] ヴェルディ:「仮面舞踏会」[1957年、フィレンツェ] ビゼー:「カルメン」[1958年、ナポリ] プッチーニ:「トスカ」[1958年、ブリュッセル] ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」[1958年]からのアリア、場面 | ||
| 録音:1954年-1958年。往年の名バリトン、エットレ・バスティアニーニのライヴ録音集。 | ||
| アニタ・チェルケッティ(S)アリア集
スポンティーニ:「ホーエンシュタウフェン家のアニェーゼ」 ベッリーニ:「ノルマ」 ヴェルディ:「エルナーニ」「シチリア島の晩鐘」 「仮面舞踏会」「ドン・カルロ」「アイーダ」 カタラーニ:「ワリー」 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」からのアリア、場面 | ||
| ヴェルナー・シュレーターの映画「愛の破片」で一躍有名になった、イタリアの幻のソプラノ、チェルケッティのライヴ録音集。 チェルケッティは1931年生まれ。1951年にデビュー。1958年、ローマ歌劇場でマリア・カラスが「ノルマ」を第1幕だけでキャンセルした後、次の公演から代役としてノルマ役を歌って大成功、一躍スターにのし上がった。しかし様々な事情で歌手業に嫌気がさし、1961年、わずか30歳で引退。以来「愛の破片」まで30年以上公にも全く姿を現すことが無かった。このCDには、ヴェルディを中心に様々な曲が収録、チェルケッティのスケールの大きな歌を聞くことが出来る。 | ||
| トマソ・トラエッタ:喜歌劇「恋敵女中」 | ダニエラ・デッシー マイナルディ指揮 サン・レモo. | |
| 録音:1979年。 グルック同様、オペラ改革運動の先駆をなした18世紀イタリア・オペラ作曲家。現在聞けるデッシーの最初期の録音。 | ||
| ドニゼッティ: 歌劇「オリーヴォとパスクヮーレ」(1827) |
ジョン・デル・カルロ (オリーヴォ) ガストーネ・サルティ (パスクァーレ)他 ブルーノ・リガッチ指揮 バルガ 国際青少年オペラo. | |
| 録音:1980年7月27日、ディッフェレンティ劇場、バルガ(ルッカ)、ライヴ。 | ||
| レスピーギ:神秘劇「エジプトのマリア」 | ヤヴォラ・ストイロヴァ(S) カルロ・デジデーリ(Br) オッタヴィオ・ジーノ指揮 サンタ・チェチーリア音楽院o.&cho. | |
| 「ローマ三部作」以外が急速に発掘されてきたレスピーギの神秘劇は、「非凡で高度なに様式化された構想」と絶賛された大作。 | ||
| レスピーギ:歌劇「ルクレツィア」 | エットーレ・グラチス指揮 A.M.O.R.青年po. | |
| レスピーギの最後のオペラで、未完に終わったため妻エルザにより補筆完成された同曲の珍しい録音。 | ||
| アルフレード・カタラーニ(1854-1893): 歌劇「デジャニーチェ」(1883) |
カルラ・バスト(S;デジャニーチェ) ルネ・マシス(Br;ダルダーノ) オッターヴィオ・ ガラヴェンタ(T;アドメート) マリア・ルイザ・ ガルバート(S;アルジェーリア)他 ヤン・レイサム=ケーニヒ指揮 ルッカ・ジーリオ劇場o.&cho. | |
| 録音:1985年9月6日、ジーリオ劇場、ルッカ、ライヴ。 | ||
| チマローザ:歌劇「ロンドンのイタリア女」 | パトリツィア・アルチアーニ、 マリア・ アンヘレス・ペータース、 マウリツィオ・ コメンツィーニ、他 カルロ・リッツィ指揮 ピアチェンツィアso. | |
| チマローザ初期の作品ながら、現在では「秘密の結婚」についで人気のある作品。 | ||
| ドニゼッティ:歌劇「サン・ドミンゴ島の狂人」 | ステファノ・アントヌッチ (Br;カルデーニョ) ルチアーナ・セッラ(S;エレオノーラ) ルカ・カノーニチ(T;フェルナンド)他 カルロ・リッツィ指揮 ピアチェンツァso. マッシモ・サッバティーニ合唱指揮 フランチェスコ・チレアcho. | |
| 録音:1987年11月10日、サヴォナ・キアブレーラ歌劇場、ライヴ。 珍しい作品で唯一のディジタル録音全曲盤。一時は国内盤(ANF-223)も発売されていた。市販全曲音盤は他にOPERA DOROから出ている1958年ライヴ(OPD-1463)位だと思われる。 | ||
| アルフレード・カタラーニ(1854-1893): 歌劇「エドメア」(1886) |
グラツィアーノ・デル・ヴィーヴォ (ライトメリツ伯爵) マウリツィオ・フルゾーニ(オベルト) アンジェロ・ノゾッティ(ヴァルデク男爵) マルコ・キンガーリ(ウルモ)他 マッシモ・デ・ベルナルト指揮 ルッカ・ジーリオ劇場o.&cho. | |
| 録音:1989年9月、ジーリオ劇場、ルッカ。 ライトメリツは、チェコの町リトムニェジチェ[ Litoměřice ]のドイツ語表記。 | ||
| ヨハン・アドルフ・ハッセ: 歌劇「ずるい女中」 |
ベルナデット・ ルカリーニ(S;ドリッラ) ジョルジョ・ガッティ (Br;バランツォーネ) ガブリエーレ・カタルッチ指揮 グルッポ・ストゥルメンターレo.、 シンフォニカ・ディ・サッサーリ | |
| 録音:1989年12月。 | ||
| ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783): インテルメッツォ「百姓女」 |
スザンナ・リガッチ(S) ロマーノ・ フランチェスチェット(Br) ファビオ・マエストリ指揮 イン・カント室内楽協会o. | |
| 録音:1991年10月5日、ナルニ市民劇場、テルニ県、イタリア。 余談ながら、この「ナルニ」市のラテン語名「ナルニア」から名づけられたのが、作家クライブ・ステープルス・ルイスが書いたファンタジー小説「ナルニア国ものがたり」だという。 | ||
| ロムアルド・マレンコ(1841-1907): バレエ「テオドーラ」(抜粋) |
シルヴァーノ・フロンタリーニ指揮 ボルゴグラードpo. | |
| 19世紀後半スカラ座でバレエ音楽の指揮をしていたマレンコによる、当時最大の振り付け師マンゾッティのグランド・オペラのための作品。 作風は「グランド・オペラ」とは反対に喜歌劇風だが、美しく抒情的な響きはなかなかのもの。 | ||
| ヴァレンティーノ・フィオラヴァンティ: 歌劇「魔法の結婚」 |
ロベルト・ティガーニ指揮 シンフォニカ・ディ・サッサーリ | |
| モーツァルト、ベートーヴェンと同世代のイタリア人作曲家フィオラヴァンティは、当時パイジェルロやチマローザをしのぐ人気を誇った。 | ||
| ペルゴレージ:室内カンタータ集 | スザンナ・リガッチ(S) グローリア・バンディテッリ(A) コンプレッソ・バロッコ・ イン・カント | |
| ジュゼッペ・マリーア・オルランディーニ(1675-1760): インテルメッツォ「賭け事好きの夫と堅物の妻」(1719)/ 「グリセルダ」からのアリア(6曲) |
グローリア・バンディテッリ(S) アントーニオ・アベーテ(B) アレッサンドロ・バーレス指揮 イル・ヴィアッジョ・ムジカーレ | |
| 録音:1995年11月。 これは愉快な作品! 夫と妻が罵りあいのダマシあい、音楽も生き生きしていてとても楽しめる。オルランディーニは18世紀前半にイタリア各地で活躍した作曲家で、特にインテルメッツォ(=幕間劇、オペラブッファの祖先と考えていいかと)で大変有名だった人。この「賭け事好きの夫と堅物の妻」はヴェネツィアで発表された典型的なインテルメッツォで、こうした作品が18世紀後半のオペラブッファの時代を導いたことが実感でき、重要だ。一転して高貴な趣の「グリセルダ」も素晴らしい。 | ||
| ドニゼッティ: 情景カンタータ「コロンボ」/フルート・ソナタ/ チェロとピアノのためのモデラート/ クラリネットのための練習曲/ フルート,ファゴットとピアノのためのトリオ/他 |
ステファーノ・ アントヌッチ(Br) マッシモ・デ・ベルナルド指揮 サヴォナ青年o. | |
| 「コロンボ」はドニゼッティの、まさに脂の乗り切っていたナポリ時代末期の1838年、おそらく自らのテキストによって作曲した珍しい作品。 コロンブスを題材にとった作品で、カンタータというよりはオペラの中の長大なモノローグの様。室内楽の方も結構面白い。 | ||
| ドニゼッティ:歌劇「エステ家のパリジーナ」 | カルメロ・エッラード・ カルーソ、 ソニア・ドリーゴ、 アメデオ・モレッティ、他 パオロ・カリニャーニ指揮 ルーゴ・ロッシーニ劇場o. | |
| 録音:1997年11月。ライヴ。 | ||
| ジンガレッリ:シンフォニア集 [ミラノ風シンフォニア/葬送シンフォニア/他、全7曲] |
シルヴァーノ・ フロンタリーニ指揮 ドネツクso. | |
| 18世紀から19世紀にかけてイタリアで活躍したジンガレッリ。その作品は保守的で卑属過ぎるということで、死後メユールやシュポアに徹底的に攻撃され、 その後演奏されることは滅多になかった。ただ今こうして聞いてみると優雅でそれなりに独創的で悪くない。 | ||
| ヨンメッリ:レクイエム | エレーナ・チオリツ(S) シルヴァーノ・フロンタリーニ指揮 モルダヴァso. | |
| 世界初録音。現在ほとんど聞かれることのなくなったヨンメッリだが、イタリア各地、またシュトゥットガルトなどで幅広く活躍。劇音楽、宗教音楽を数多く作曲し、前古典派の作曲家としては極めて重要な位置にいた。 | ||
| レオンカヴァッロ: 歌劇「ベルリンのロランド」〜シンフォニア/ 歌劇「チャタートン」より[間奏曲/スケルツォ]/ 歌劇「ジプシー」〜間奏曲 フランケッティ: 交響的印象「黒き森にて」/シンフォニア |
シルヴァーノ・フロンタリーニ指揮 モルダヴァso. | |
| レオンカヴァッロの全く知られていないオペラの管弦楽曲も聴き物だが、今でこそ無名だが、19世紀末のイタリアではヴェルディさえその作品に深く感銘したと記されているフランケッティの交響曲(シンフォニア)が珍しい。彼はワーグナーの影響を受け、大管弦楽作品を得意とした。 | ||
| ガルッピ:歌劇「月世界」 | ジョルジョ・ガッティ ガストーネ・サルティ フランコ・ピーヴァ指揮 インテルムジカ・アンサンブル | |
| ガルッピは聖マルコ大聖堂楽長、ロシア宮廷礼拝堂楽長として活躍、古典派誕生前のヨーロッパにおいて「4大オペラ作曲家」として革新的なオペラ・ブッファを次々発表し大成功を収めた。 ハイドンのものと同じ台本によるこのオペラは彼の出世作。はつらつとしたリズムに力強いリズムでハイドンに負けない魅力的な作品となっている。 | ||
| フランチェスコ・ガスパリーニ(1668-1727): オラトリオ「エジプトの聖マリア」 |
コンスタンツェ・ バックス(聖マリア) ヨアヒム・ディースナー(喜び) クリストフ・ブルマイスター= ストレッファー(悔悛) オラフ・テタンペル(ルチフェーロ) アンサンブル・コリドン・ケルン | |
| ガスパリーニは17世紀末にヴェネツィアで、その後ローマで活躍した作曲家。A.スカルラッティと親交があり、彼はかのドメニコをガスパリーニのレッスン を受けさせるためヴェネツィアに送ったほど。彼の作品はその美しいメロディーでつとに有名で、これはヘンデルをはじめとする多くの他の作曲家の模倣(盗用)の対象となっている。この「エジプトの聖マリア」は、彼が1713年にローマに移住した後すぐに発表されたと推測されている作品で、オラトリオといっても話が宗教的な題材に基づいているというだけであり、この当時のオペラ同様美しいアリアがちりばめられている。アンサンブル・コリドン・ケルンは1994年、グラーツでのアーノンクール主催の音楽祭での演奏の成功を基に設立された若い団体だが、実に瑞々しい演奏を聞かせており、今後要注目。 | ||
| ペルゴレージ: オペラ・セリア「誇り高き囚人」/ インテルメッツォ「奥様女中」 |
マルチェロ・パンニ指揮 マルケpo. | |
| 初演時のとおり、「誇り・・」第1幕、「奥様・・」第1部、「誇り・・」第2幕、「奥様・・」第2部、「誇り・・」第3幕の順序で収録。 | ||
| シューベルト:歌劇「双子」 | ペーター・マーク指揮 メディテラニアpo. | |
| シューベルトが22歳の時に作曲した作品。貴重な録音だが、ペーター・マークの指揮もポイント。 | ||
| ボッケリーニ: カンタータ「サビーニとローマの同盟」 |
ウィリアム・マッテウッツィ(T) アンナ・ヴァレンティ(S) ヘルベルト・ハント指揮 ボッケリーニ室内o. | |
| ジャコモ・プッチーニ: カンタータ「サビーニとローマの同盟」 |
マリア・ビレッリ(S) スザンナ・リガッチ(S) ヘルベルト・ハント指揮 ボッケリーニ室内o. | |
| フィレンツェに近いルッカの伝統行事のために作られたボッケリーニとジャコモ・プッチーニのカンタータ。22歳にして国際的名声を受けていた若きボッケリーニの声楽作品、 そして田舎町ルッカで生涯過ごした大オペラ作家の先祖に当たるジャコモ・プッチーニの作品。マッテウッツィの歌声は聞けるものの若干水準の低い演奏ながら興味深い2つのカンタータ。 | ||
| ジャチント・コルナッキオーリ(1599頃-1673以降): 歌劇(?)「あざけられたディアーナ」 |
サラ・ミオンガルド (S;ディアーナ) マリレーナ・ラウレンツァ (アモーレ) ジョアン・カベーロ (エンディミオーネ)他 ルイジ・デ・フィリッピ指揮 アンサンブル・ダ・ポンテ、 イ・ソリスティ・ カントーリ | |
| 録音:1995年10月。 コルナッキオーリはアスコーリに生まれたイタリアの作曲家だが情報に乏しく、この「ディアーナ」以外、知られている作品はほとんどない。物語は、ディアーナが水浴中に覗きをされ激怒して鹿に変えた相手が実は変装した彼女の恋人で、彼は哀れにも犬に殺されてしまうというもの。これにコミカルな場面などが加えられ、いかにも17世紀前半的で典雅な音楽となっている。 | ||
| シューベルト:歌劇「4年間の歩哨兵勤務」 | ペーター・マーク指揮 メディテラニアpo. | |
| シューベルトが18歳の時に作曲した作品。貴重な録音だが、GB-2225同様ペーター・マークの指揮もポイント。 | ||
| ガルッピ:歌劇「あべこべの世界」 | フランコ・ピーヴァ指揮 インテルムジカ・アンサンブル | |
| 有名な台本作家ゴルドーニの脚本に、サン・マルコ大聖堂の楽長からペテルブルグのロシア宮廷楽長を歴任、オペラ・ブッファの父と呼ばれたガルッピが作曲した作品。大作家ゴルドーニが多くの優秀な台本を提供したことで、この時代のヴェネツィア・オペラはナポリの勢いに対抗でき、強力なコンビを組んだガルッピとゴルドーニは中でも20曲の作品を残した。 | ||
| ロレンツォ・ペロージ: ポエマ・シンフォニコ「モーゼ」 |
マルコ・カーマストラ(B) アルトゥーロ・サケッティ指揮 ヴィオッティ音楽院o. | |
| マスカーニ: アヴェ・マリア/ガルバルディの星/月に寄せて/ 愛の便り/愛の星 |
アナスタシア・ トマシェフスカ=シェピス(S) アンヘル・ロドリゲス(T) ファウスタ・キャンティ(P) | |
| ロッシーニ: カンタータ「真実の敬意」/ 「バイロン卿の死に寄せるミューズの涙」 |
タチアナ・コロヴィナ(S) アンジェロ・ マンゾッティ(ソプラニスタ) ウィリアム・マッテウッツィ(T) ヘルベルト・ハント指揮 イ・ヴィルトゥオージ・ディ・プラハ | |
| 豪華な顔ぶれで贈るロッシーニの秘曲。 | ||
| マルケッティ:歌劇「ルイ・ブラス」 | ディミトラ・テオドッシゥ アルベルト・ガザーレ ダニエル・リプトン指揮 マルキジャーナpo. | |
| 初演こそヴェルディの「運命の力」の前に影が薄くなってしまったが、この「ルイ・ブラス」はヴェルディ全盛のイタリア・オペラ界にあってその実力で名声を勝ち得た数少ない作品。 当CDが当作品唯一のCDとなる。オペラ・ファンならイタリア・オペラの誇る傑作を1度は耳にしておきたい。 | ||
| ガルッピ:宗教曲作品集 グロリア/天の女王/聖霊讃歌/クリステ・レデムプトール/ エイ・インカルナトゥス・エスト/田園風アリエッタ |
オクサーナ・コプゼーヴァ(S) エレーナ・チョリク(S) シルヴァーノ・フロンタリーニ指揮 モルダヴァ国立アカデミーo. | |
| ガルッピの宗教曲も珍しい。 | ||
| イシドロ・カピタニオ(1874-1944): 歌劇「フィレンツェの復活祭」 |
アンナ・マリア・チューリ(S) マッシミリアーノ・フィケーラ(Br) アルベルト・ジェルモーニ(T) ヴィットリオ・パリージ指揮 マルチーノ・ディ・キエーティ劇場o. | |
| ブレシャで作曲家、教師、オルガニスト、ピアニストとして活躍したカピタニオの貴重なオペラ録音。14世紀後半のフィレンツェを舞台とした悲劇で、「道化師」にも通じる雰囲気を持つ。 | ||
| ロッシーニ: 歌劇「マティルダ・ディ・シャブラン、 または冷たい心の美人」 |
天羽 明惠(S) ロスヴィータ・ミュラー(A) リカルド・ベルナル(T) | |
| 「シンデレラ」と「セミラーミデ」の間にはさまれる、ナポリ時代のロッシーニがローマのために書いた作品。現在他にCDは出ていない。 | ||
| マンチネッリ(1848-1921): 歌劇「パオロとフランチェスカ」(1907初演) |
バルバラ・デ・マイオ(S) ドナート・トータ(T) マルコ・ベルドンディーニ指揮 マルケ・プロアルテo. | |
| マンチネッリは19世紀末から20世紀初頭にかけての最も重要なイタリア人指揮者で、特にイタリアヘワグネリズムを積極的に紹介した功労者として忘れることのできない人。 この「パオロとフランチェスカ」はボローニャで初演された彼三作目のオペラ。ダンテに基づいたおなじみリミニのフランチェスカのお話で、非常にフレッシュな作風。しかしヴェリズモ一辺倒だった当時のイタリアでは正当な評価はなされず、その実像がやっとこの録音で実際に確認できるようになったという。 確かに音楽だけ聞いているとドイツオペラなんだかイタリアオペラなんだかわからない不思議な魅力がある。このCDのもう一つの魅力は、パオロを歌うトータ。次世代のドラマティック・テナーとして期待できる逸材。 | ||
| ジュゼッペ・サルティ(1729-1802): 歌劇「ジューリオ・サビーノ」 |
ソーニャ・プリーナ、 エレーナ・モンティ、他 オッターヴィオ・ダントーネ指揮 アカデミア・ビザンティナ | |
| 録音:1999年3月、ラヴェンナ音楽祭、ライヴ。収録:RAI。 またもオペラ史上重要であるにもかかわらず埋れていた人物の作品が掘り起こされた。サルティはフィレンツェ生まれ。ナポリとあまり縁がなかったこともあり、A.スカルラッティらのようなA−B−A形式のダカーポ・アリアをあまり好まず、緩−急の二部形式によるアリアを開拓、またオーケストラ伴奏つきの効果的なレチタティーヴォを積極的に活用、これらの手法は古典派の作曲家に多大な影響を与えたというが、何とその中の一人にモーツァルトがいるというから驚く。彼は1784年、ウィーンでモーツァルトと対面しモーツァルトもサルヴィを高く評価したようである。この「ジューリオ・サヴィーノ」は1781年にヴェネツィアで初演され、以来イタリアのみならずヨーロッパ中の諸都市で20年以上も競って上演された名作中の名作。当時、オペラは使い捨てだったから、そんな時代に総譜まで出版されたと聞けばその評価がいかに高かったかが判ろうという物。演奏もかなりしっかりしたもので、忘却のかなたから姿を現した名作を堪能できる。 | ||
| ロレンツォ・ペロージ(1872-1956):最後の審判 | アルド・ベルトーロ(キリスト) タティアーナ・コッラ・ エルマージ(平和の天使) ネッラ・アクティス・ ペリーノ(正義の精神) アルトゥーロ・サッケッティ指揮 ノヴァラ「カルロ・コッチャ」so. ミラノ 「オルランド・ディ・ラッソ」cho. | |
| ボンジョヴァンニが復権に務めるペロージ。彼はヴェネツィアの聖マルコ大聖堂の聖歌隊の指揮者やローマのシスティーナ礼拝堂の楽長を務めた人物で、かつては彼のオラトリオは大変に人気があったらしい。作風は敬虔な宗教精神に基づき、バロックやルネサンス、古代の音楽への憧憬を持ちつつも、そこに近代和声を無邪気なまでに盛り込んでいる。前衛にはっきりと背を向け、時代に潮流からは外れ、ただただ教会のため、神のために音楽を作った彼、信仰に生きた作曲家だからこその安らぎは、なかなか貴重だ。 | ||
| ニコラ・ポルポラ(1686-1768): サルヴェ・レジナ/マニフィカト/ラウダーテ・プエリ |
スザンナ・リガッチ、 キアーラ・アンジェッラ(S) マルコ・ラッザーラ(CーT) グレゴリー・ボンファッティ(T) リザンド・グィニス(B) ジャンフランコ・コズミ指揮 ルッカ・ジーリオ劇場co. 他 | |
| 録音:1999年6月、ルッカ。ポルポラは映画「カストラート」にヘンデルのライヴァルとして登場していたナポリ出身のオペラ作曲家で、少年ハイドンの師でもあった。 収録曲は初期・全盛期・晩年からそれぞれ1曲ずつ。 | ||
| ニコラ・ポルポラ(1686-1768):歌劇「ナクソス島のアリアドネ」 | ティツィアーナ・ ファッブリチーニ、 アンナ・マリア・ ディ・ミッコ、 ダミアーナ・ビンティ/他 マッシミリアーノ・ カッラーロ指揮 サヴォナso. | |
| ニコラ・ポルポラはナポリ生まれだが、ミラノやヴェネチアといった北イタリアはもちろん、ウィーンやロンドンでも活躍した当時の大作曲家。声楽教師としても有名で、映画「カストラート」で有名になったファリネッリを育てたのも彼。またポルポラはロンドンでヘンデルとオペラの対決をしたことでも有名である。今回の「アリアドネ」は1733年12月29日に初演されたポルポラのロンドン初作品。ドイツ人ながらイタリア・オペラの作曲家として大活躍していたヘンデルに対して、こちらこそ生粋のナポリ派だとでもいいたいようなイタリア気質が感じられる。主役がなんとファッブリチーニというのもポイント。 | ||
| ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774): インテルメッツォ「バラターヨ」(1753年初演) |
クリスティーナ・クルティ (クラリッサ) シルヴィア・テストーニ (フィッレ) マウリツィオ・シュート (フローロ) トマス・アンデルソン (アルゴーネ) ジョルジョ・ウバルディ指揮 バルガ歌劇場o. | |
| 有名なブフォン論争まっただなかのパリで初演された作品で、1751年にヴェネツィアで発表した「鳥刺しの女」の改作。「バラターヨ」とは鳥を捕まえるための仕掛け網のこと。 若い娘をものにしようとした男が、わなにはまって捕鳥網でつかまってしまうことから題名となったもの。 | ||
| ボッケリーニ:オラトリオ「ジウダの王ジョアス」 | ウィリアム・マテウッツィ (T:ジョイアーダ) スザンナ・リガッチ(ジョアス) バルバラ・ディ・ カストーリ(セピア)他 ヘルベルト・ハント指揮 ポリフォニカ・ルッケーゼ | |
| 録音:1998年5月3日、ルッカ。ボッケリーニがおそらく、ローマで修行していた1764年頃に作曲した作品。 | ||
| チマローザ:歌劇「困り果てた興行主」 | アンジェロ・ロメーロ パトリツィア・ザナルディ ジョアッキーノ・ザッレッリ ファビオ・マエストリ指揮 オルケストラ・イン・カント | |
| 録音:1997年11月。オペラの上演を巡る1幕ものの楽屋落ち的オペラ。 | ||
| ガルッピ:歌劇「田舎の学者」(カルロ・ゴルドーニ台本;1754) | パオラ・アントナッチ パトリツィオ・サウデッリ アレッサンドロ・カラマーイ 他 フランコ・ピーヴァ指揮 インテルムジカEns. | |
| ガルッピの代表作だが、25年ぶりの録音である。新校訂版を使用。 | ||
| パイジェッロ:歌劇「空想のソクラテス」 | クリストフォロス・ スタンボーリス クラウディア・マルキ ヨランダ・アウヤネット フィリッポ・ ビーナ・カスティリョーニ ジョヴァンニ・ディ・ステーファノ 指揮サヴォナso. | |
| 録音:1998年11月、サヴォナ。 | ||
| パイジェッロ:歌劇「からかわれた花婿」 | ルチアーノ・パスクワーレ(B;ドン・トトロ) パトリツィア・チーニャ(S;レズビーナ) ヌンツィア・サントディロッコ(S;リゼッタ) マルゲリータ・パーチェ(S;リンドーロ) ヴィート・マルティング(T;ヴァレーリオ) パオロ・パリーニ指揮 イーオー・ムジカ劇場o.&cho. | |
| 録音:1998年12月。 「からかわれた花婿」は、パイジェッロがサンクト・ペテルブルクでエカテリーナ2世のもとに仕えていた時期の1778年7月24日に夏の屋外公演で初演されたオペラブッファ。 レズビーナはリンドーロという若者と愛し合っているが、亡くなった父が金持ちだけど間抜けな詩人ドン・トトロとの結婚を約束していたので、レズビーナはヴァレーリオという友人に助けを求める、 という話。詩人が主人公ということでオルフェウス伝説をパロディーにしているのも愉快。名の知れた人はパトリツィア・チーニャ位ながら、全体にしっかりした公演。 | ||
| ジュゼッペ・ペルジアーニ:歌劇「イネス・デ・カストロ」 | マリア・ドラゴーニ (S:イネス・デ・カストロ) ホセ・センペレ (T:ドン・ペドロ) マッシミリアーノ・ガリアルド (アルフォンソ4世)他 エンリケ・マッゾーラ指揮 マルケpo. | |
| 録音:1999年9月、イエージ。ペルジアーニはドニゼッティよりやや年下の世代で、1830年代を中心にイタリア各地で活躍した作曲家。 妻はドニゼッティの「ルチア」初演のタイトルロールを務めたファニー・タッキナルディで、彼は彼女に数多くの作品を提供した。「イネス・デ・カストロ」はペルジアーニの代表作。 歴史的プリマドンナ、マリア・マリブランのために書かれたオペラで、イネスのアリアはきわめて難易度が高い。それゆえ蘇演は不可能と考えられてきたが、 1999年、ドラゴーニがみごとに歌いきってそれを成功に導いた。当盤はその蘇演のライヴ録音である。センペレはスペインの新進。 | ||
| スマレーリャ(1854-1929):歌劇「イストリアの結婚式」 | スヴェトラ・ヴァシレーヴァ(S) イアン・ストレイ アルベルト・マストロマリーノ 他 ティツィアーノ・セヴェリーニ指揮 トリエステ・ヴェルディ劇場o.&cho. | |
| 録音:1999年12月、トリエステ。スマレーリャはカタラーニと同年にユーゴ国境のイストリアに生まれた作曲家で、収録曲は彼の代表作。 ヴァシレーヴァは先頃来日したフェニーチェ劇場の公演で「椿姫」のヴィオレッタを演じた。 | ||
| チマローザ:歌劇「偽のパリ娘」(1773年ナポリ初演) | アンナ・リータ・ ジェンマベッラ (ドンナ・オリンピア) アレッシア・ スパラーチョ (ドンナ・アルミーダ) アレッサンドロ・ バッティアート (ドン・マルティーノ) ホアン・ガンビナ (ドン・フラミーニオ)他 ダニロ・ ロンバルディーニ指揮 シチリア・ フランコ・フェッラーラpo. | |
| 録音:1999年10月、パレルモ。死んでしまったと思われていたナポリ娘のオリンピアは実は息を吹き返しており、田舎に逃げて八百屋の娘リピエッラとして暮らしているが、 そこへ元の亭主が登場する。オリンピアは彼をこらしめるため、更にパリ娘に変装し亭主を罠にかけると言う筋。2度変装が行われると言うひねりが特徴。 | ||
| トラエッタ: スターバト・マーテル/輝きに満ちた夜(モテット) |
マリア・ノタラリーゴ(S) ソニア・トマジーノ(A) ヴィンチェンツォ・ モンテローネ(T) ウーゴ・グァルアルド(B) ディエゴ・カンニツァーロ(Org) ファビオ・チウッラ指揮 シチリア・“フランコ・ ファッレーラ”po. | |
| プリーモ・リッチテッリ:歌劇「コンパニャッチ」(1923) |
アルマンド・アリオスティーニ マウリツィオ・フルゾーニ カルラ・ラウーディ フィオレンツォ・トルニンカーザ アントニオ・デ・アンジェリス、他 アントニオ・ピロッリ指揮 テラーモ・“プリーモ・ リッチテッリ”so. マルケ州立アンコーナ “ヴィンツェンツォ・ ベッリーニ”cho. | |
| リッチテッリは1875年に生まれ、マスカーニの一番弟子となった作曲家。「コンパニャッチ」はヴェリズモに飽きた聴衆の心をとらえた軽妙洒脱なオペラで、1940年代までかなりの人気を保った。 ピロッリはミッコ・フランクの急病による代役として来日したこともある指揮者。 | ||
| ルイージ・モスカ(1775-1824): 歌劇「アルジェのイタリア女」(1808) |
アガタ・ビエンコウスカ(Ms;イザベッラ) ヴォイチェフ・アーダルペルト・ ギェルラフ(B;ムスタファー) ドナート・ハーヴァー(T;リンドーロ) クリスティアン・ セン・バスケス(Br;タッデーオ) アサ・ファニー・ゲスツドッティル (S;エルヴィーラ)他 プラド・コーエン指揮 ブルノ・チェコ室内ソリスト、 アルス・ブルネンシス室内cho. | |
| 録音:2003年7月、ヴィルトバート。 モスカの「アルジェのイタリア女」とは聞き慣れないが、実はロッシーニの「アルジェのイタリア女」は時間不足から新しい台本を用意できず、 ミラノのスカラ座で初演されたモスカ作品の台本をほぼそっくり流用している。 ロッシーニの作品を知っていれば、台本がほとんど同じわけだからマイナーなオペラを聞く時につきものの物語を理解するのに苦労するという心配は無い。モスカの作品も当時は大当たりしたもので、 ロッシーニがブレイクする直前のオペラ・ブッファを知るには打ってつけの作品といえる。 代理店曰く「そして最大の関心事は、ロッシーニはいったいパクッたのか否か? その答えは聞いてのお楽しみ」。 ドイツのヴィルトバート・ロッシーニ音楽祭でのライヴ録音。ギュルラフ、ビエンコウスカともポーランド出身。ビエンコウスカはアルベルト・ゼッダが才能を見出し、 1998年からヴィルトバートの音楽祭に不可欠のメゾ。ギェルラフは1976年生まれで、2002、2003年とイタリアのロッシーニ音楽祭の「ランスへの旅」に出演している。 | ||
| A.スカルラッティ: オラトリオ「イェルサレムの王セデーチア」(1705) |
アモール・リリア・ぺレス (セデーチア) アレッサンドラ・ カピーチ(アンナ) ロジータ・フリザーニ (イスマエーレ) マリオ・ チェケッティ(ナダッベ) マルコ・ヴィンコ(ナブッコ) エステヴァン・ヴェラルディ指揮 アレッサンドロ・ スカルラッティ・コンソート アルス・カンティカcho. | |
| 録音:1999年10月。ナブッコはヴェルディの歌劇に登場する人物と共通。 | ||
| ヴァレンティーノ・フィオラヴァンティ(1764-1837): 歌劇「旅回りのオペラ一座」(1807) |
パトリツィア・ チーニャ (ロザリンダ) マルゲリータ・ パーチェ (ラウレッタ) アレッサンドロ・カラマイ (ベッラローザ)他 ロベルト・ディエム・ ティガーニ指揮 サッサーリso. | |
| 録音:2000年3月。フィオラヴァンティは18世紀末から19世紀初めに活躍したオペラの作曲家。特にオペラ・ブッファが大人気で、Bongiovanniでも既に代表作「村の名歌手」がCDになっている(GB-2135)。「旅回りのオペラ一座」はパリのイタリア座のために作曲したもので、いわば楽屋落ちの楽しい作品。 | ||
| ニコロ・ピッチンニ(1728-1800): インテルメッツォ「仕返しした女たち」 |
レティーツィア・カランドラ ロザンナ・カズッチ ヴィンツェンツォ・サンツォ ジョヴァンニ・グァリアーノ リーノ・マッローネ指揮 コレギウム・ムジクムco. | |
| 録音:2000年3月19日、パーリ。 | ||
| ハッセ:オラトリオ「三人の娘たちの賛歌」(1734) | シルヴィア・ボッサ ステファニア・ドンツェッリ ジャンルカ・ ベルフィオール・ドーロ アリア・ アラマーヨ・サンディヴァーリ アーノルド・ボスマン指揮 Ens.ムジカ・ラーラ | |
| ポンキエッリ:オペラからの場面集 「マリアン・デロルメ」、「バレンシアのムーア人」、 「放蕩息子」、「婚約者」、「リトアニア人」から |
ナターリア・マルガリト(S) シルヴァーノ・ フロンタリーニ指揮 ウクライナpo. | |
| 録音:2002年。 「ジョコンダ」以外はほとんど知られていないポンキエッリのオペラ5作品から、ソプラノのアリアと管弦楽曲を10曲収録。時代はおおむねヴェルディの中期から後期に当たるが、 作風にはプッチーニを予告するものがあり、プッチーニがミラノ音楽院の生徒であった時期の作曲家教授であったポンキエッリの影響力がうかがえる。イタリア・オペラ・マニア向けの一枚。 | ||
| ドニゼッティ:歌劇「女流小説家と黒い男」 | パトリツィア・チーニャ アンア・マリア・ブラコーニ クラウディア・マルキ パトリツィオ・サウデッリ ジョヴァンニ・グレニャーニン マッシミリアーノ・フィケーラ 他 フランコ・ピーヴァ指揮 ヴェネト・マリピエロpo. ロヴィゴ劇場cho. | |
| 録音:2000年11月25-26日、ロヴィゴ。セリフ入り1幕仕立ての笑劇で、演奏自体非常に珍しい作品。実はセリフは失われていたが、当録音ではそれが再現されている。 どのように再現したのかは輸入元の情報にないが、音楽のみを収録した OPERA RARA盤(1CD)より楽しめて1枚分価格なのだから不問に付してもよい? | ||
| レオンカヴァッロ:歌劇「ザザ」(1900) | リーザ・オウベン:ザザ セルジョ・パナイヤ:ミーリオ バリー・アンダーソン:カスカルト 他 シルヴァーノ・フロンターリ指揮 ローマpo.&cho. | |
| 録音:2000年。 | ||
| ロッシーニ:歌劇「イギリス女王エリザベッタ」(1815) | インガ・バラバノーヴァ :エリザベッタ 天羽明恵:マティルデ アガータ・ビエンコフスカ :エンリーコ ハラルト・クヴァーデン :ライチェステル マーリオ・ゼッフィーリ :ノルフォルク 他 ヘルベルト・ハント指揮 シュトゥットガルトpo. チェコ室内cho. | |
| 録音:1999年7月、ドイツ、ヴィルトバート、ロッシーニ祭、ライヴ。エリザベス1世とレスターの物語を大胆に脚色したオペラで、 序曲をはじめいくつかの音楽が翌年の作品「セビーリャの理髪師」に転用されている。長らく録音がなかったので歓迎したいリリースである。 | ||
| ピッチンニ:歌劇「チェッキーナ」 | セレーナ・ ファルノッキア(チェッキーナ) エウン・ユン・オー (アルミドーロ) グラツィエラ・メッリーノ (ルチンダ公爵夫人)他 ヴィート・パーテルノステル指揮 リラ・ディ・アンフォーネ | |
| 1760年にローマで初演されるやいなや熱狂的人気を博した、革命直前期イタリア・オペラの代表的傑作の久々の新録音。 | ||
| ベッリーニ: ミサ曲 ト短調/サルヴェ・レジナ/ミサ曲 ニ長調 |
パトリツィア・チーニャ(S) アンア・マリア・キウーリ(A) アニェス・バスティアン(S) ロマーノ・エミーリ(T) マウリツィオ・スカルフェオ(B) ジャンフランコ・コズミ指揮 ルッカ・リージョ劇場o.、 ルッカ聖チェチーリア 大聖堂カペラ | |
| 録音:2000年6月、ルッカ。意外と珍しいベッリーニの宗教作品。特にニ長調のミサは、ロッシーニの影響が多く見られるが、心地良い旋律が聞き物。 | ||
| ロレンツォ・ペロージ(1872-1956): イエス・キリストの変容 |
ジャンニ・ブッドゥ(T) マルコ・カマストラ(Br) フランコ・ボッダ(Br) カルロ・タッローネ(B) バルバラ・ヴォルタ(S) アルトゥーロ・ サケッティ指揮 ミラノ・ヌオーヴォ・ カメリスティカo. アンサンブル・ヴォカーレ・ フォンス・アモリス | |
| ロレンツォ・ペロージ: ミサ・ポンティフィカリス |
アルトゥーロ・サケッティ指揮 イ・ヴィルトゥオージ・ イタリアーニ ポリフォニコ・カステルバルコcho. | |
| 録音:2000年。 | ||
| ボッケリーニ: オラトリオ「認められたジュゼッペ」 |
バルバラ・ヴィニッデッリ (ジュゼッペ) ラウラ・クレシーニ (ベニアミーノ) ニコラ・ ムニャーニ(ジューダ) マリオ・ゼッフィーリ (シメオーネ)他 ヘルベルト・ハント指揮 オルケストラ・ アウゼルムジチ ポリフォニカ・ ルッケーゼ | |
| 録音:2000年4月28日 ボッケリーニというとチェロ協奏曲や弦楽五重奏曲など、器楽作曲家のイメージが強いだろうが、こんな立派なオラトリオも書いている。この「認められたジュゼッペ」は1765年頃、ボッケリーニがまだ20代前半の青年だった頃の作品で、メタスタージオの台本に真正面から取り組んだ大作。 | ||
| ドニゼッティ:歌劇「パーリア」(1829) | パトリツィア・チーニャ アレッサンドロ・ヴェルドゥッチ マルコ・ベルドンディーニ指揮 プロ・アルテ・マルケo. | |
| 録音:2001年4月。インドを舞台とした悲劇オペラの世界初録音。 | ||
| チレーア:歌劇「ジーナ」(1889) | アンナ・ルチア・アレッシオ ファビオ・マリア・カピタヌッチ ラウラ・プリオーリ ジャンルーカ・テッラノーヴァ クリストファー・フランクリン 指揮フィラルモニア・ メディテラーネア | |
| 録音:2000年11月3日&5日、レンダーノ劇場、コセンツァ。ライヴ。 「アドリアーナ・ルクヴルール」の作曲者が20代前半で書いたオペラの世界初録音。 | ||
| D.スカルラッティ:セレナータ「季節の争い」 | シルヴィア・ピッコロ(春) エリーザ・ フランゼッティ(夏) ヴィート・ マルティーノ(秋) ヴェーラ・マレンコ(冬) ルーカ・フランコ・ フェラーリ指揮 コンチェルト・ エックレジアティスコ | |
| 録音:2000年2月。 D.スカルラッティがリスボンでポルトガル王に仕えていた時代、1720年9月6日に王妃マリアの誕生日を祝うためにに書いたセレナータ(一種の室内オペラ)。「父なる時」の主催で四季それぞれが自己主張し、王妃の誕生日のある秋が勝利するというゴマすり的内容だが、音楽的には18世紀前半のオペラやカンタータの様式がとられ、親しみやすい。コンチェルト・エックレジアティスコはピリオド楽器使用の団体。ピッコロ、フランゼッティの名前はイタリア系古楽ファンならおなじみのはず。 | ||
| エジティオ・ロムアルド・ドゥーニ(1708-1775): オラトリオ「認められたジュゼッペ」 (メタスタージョ台本;1759初演) |
ニコラ・ セッテ(ジュゼッペ) アッシア・ ポリート(タネーテ) ロセッラ・レッサ (アジェネータ) マリア・パルミテスラ (シメオーネ)他 ヴィート・ パーテルノステル指揮 マテーラ・ドゥーニ音楽祭 バロックo. | |
| 録音:2001年9月、マテーラ、ライヴ。 ドゥーニは南イタリア、世界遺産指定の洞窟住居サッシで有名なマテーラに生まれ、フィレンツェ等で活躍、その後パルマ滞在中にフランス志向が強まり、1757年以降はパリで活躍し、この地に没した。 「認められたジュゼッペ」はオペラ的傾向の強い作品。生地マテーラでのライヴで、オーケストラはやや粗めながら、パーテルノステルのよく弾む音楽は聴き応えあり。 | ||
| ヴィヴァルディ:歌劇「ジュスティーノ」(1724) | ジャンルーカ・ ベルフィオーリ・ドーロ、 リンダ・カンパネッラ、 シルヴィア・ボッサ、 マヌエラ・クステル、 レオナルド・ デ・リージ、他 エステヴァン・ ヴェラルディ指揮 アレッサンドロ・ ストラデッラ・ コンソート | |
| ヴィヴァルディがローマを拠点としていた時期の作品。実にCD4枚を要する超巨大作だが、脂の乗った音楽はどこをとっても最高。DECCAから発売されたバルトリのヴィヴァルディ・アリア集の中に2つのアリアが収録されていたのをご記憶の方も多いはず。 | ||
| アルベルト・マッズカート(1813-1877): ミサ・ソレムニス(1842) |
リッカルド・ボッタ(T) マッシミリアーノ・ フィケーラ(Br) エンリコ・ジュゼッペ・ イオーリ(B) ダニエレ・ ザネットヴィチ指揮 イ・ヴィルトゥオージ・ ディ・アクイレイア 他 | |
| 録音:2001年8月。 マッズートはヴェルディと同年の生まれで、北イタリアでしばらくオペラ作曲家として活躍していたが、1840年代にヴェルディが台頭してからは教育活動に傾斜し、ミラノ音楽院で教職に就き、 晩年には院長となった。ミサ・ソレムニスは同時期のヴェルディよりむしろモダーンな作風。男声3人のソロ、また独唱ナンバーが1曲もないというのも珍しい。 | ||
| アルフォンソ・レンダーノ(1853-1931): 歌劇「コンスエロ」(1902) |
エルミーラ・ヴェーダ (S:コンスエロ) セバスティアン・ナ (T:アンゾレート) ジャンパオロ・フィオッキ (B:ポルポラ) マウロ・ブーダ(Br:アルベルト) ジュゼッピーナ・ピュンティ (S:アメーリア) 他 マルチェッロ・ブファリーニ指揮 地中海po. ソリスティ・カントーリcho. | |
| 録音:2001年11月28、30日、12月2日、コセンザ、レンダーノ劇場、ライヴ。 プッチーニとほぼ同世代のイタリアの作曲家、レンダーノは南タリアのつま先部分カラブリア州の州都コセンザ近郊の小村カロレイに生まれた。ナポリに出たが、大ピアニスト、ジギスムント・タールベルクの助言ですぐパリに留学、さらにライプツィヒでカール・ライネッケに学んだ。若い頃はピアニストとしても活躍。レンダーノがパリで活躍した時代はちょうどマスネ全盛の頃で、レンダーノも影響を受け1890年頃からオペラの作曲に乗り出した。 「コンスエロ」はトリノで初演。原作はジョルジュ・サンドの「コンスエロ」。ジプシー娘でニコラ・ポルポラに才能を認められてスター歌手になったコンスエロと、漁師出身の歌手アルベルト、バイエルンのルドルシュタット伯爵の息子アルベルトの物語。プロローグと3幕という大作である。さすがパリで学んだ人だけに、同世代のレオンカヴァッロや10歳下のマスカーニと比べても作曲技法は遥かに上で、マスネから影響を受けた上品で美しい情感がそこかしこから聞かれる。レンダーノの名を冠した劇場での上演を収録。 | ||
| ガブリエル・デュポン(1878-1914): 歌劇「カブレラ」 |
ロッセッラ・レドーリャ (アマーリア) レンゾ・ズリアン ジョヴァンナ・ランザ ダミアーノ・サレルノ マルコ・ ベルドンディーニ指揮 フォルム・リヴィイpo. メジオ・アゴスティービcho. | |
| デュポンはマスネの弟子で、ラヴェル以上に将来を期待されながら30代半ばで肺結核のため亡くなった作曲家。「カブレラ」は、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」同様、 ソンゾーニョ社主催の一幕ものオペラ・コンクール優勝作品で、彼の出世作。カブレラとは羊飼い娘のことで、主人公アマーリアを指す。長命であったらプッチーニの後を次ぐ存在になったかもしれない、と思わせる。 | ||
| A.スカルラッティ: インテルメッツォ「フィンランドラとセルヴィーノ」 ドメニコ・ジポーリ(1668-1726):カンタータ「侮辱に復讐するために」 |
ヴィンチェンツォ・サンゾ(T) カルメロ・コルラード・カルーゾ(Br) ファウスト・ナルディ指揮 プラート「ジュゼッペ・ヴェルディ」 音楽学校合奏団 | |
| 録音:2000年12月。 スカルラッティの「フィンランドラとセルヴィーノ」は、1698年にナポリで上演されたオペラ「今も貞淑な女」のインテルメッツォとして作られたもの。年増の乳母フィンランドラが老庭師セルヴィーノの気を引こうとしてあれこれ工夫し、 うまくいきそうだったのに最後は喧嘩別れ、というシルバー恋愛もの。フィンランドラ役はなんとテノールで、悪ノリが倍化されている。代理店曰く「バッテン荒川あたりを思い浮かべながらお聞き下さい。」 「侮辱に復讐するために」はバリトン・ソロによる劇的カンタータ。ジポーリはイタリア生まれで後にアルゼンチンへ移住した。 | ||
| ロッシーニ:歌劇「絹のはしご」 | ガイア・マッテイニ シルヴィア・ヴィイェンテ スムエーレ・シモンチーニ マリオ・カッシ アンドレア・サーリ アンドレア・カルボーニ ジョヴァン・バッティスタ・ ヴァローリ指揮 イ・ソリスティ・ディ・ フィエゾーレ | |
| 録音:2001年12月、カスティリオン・フィオレンティーノ。 ロッシーニ初期の名作「絹のはしご」は近年上演がさかんだが、CDは意外なほど少ない。当録音はフィレンツェのから南東へ約100キロ離れた丘の上にある町でのライヴ。地方上演だけに有名人は誰一人参加していないが、水準はなかなかのもの。 CD1のトラック4にオリジナル・マスター由来のデジタル・ノイズが1ヶ所ございます。あらかじめご了承ください。 | ||
| ガルッピ:過激「女が皆恋する男」(1760) | パオラ・アントヌッチ:ルチンダ ロベルト・トゥーラ :ドン・オラーツィア フィリッポ・ピーナ・ カスティオーニ :エウジェーニオ伯爵 リンダ・カンパネッラ :クラリーチェ 他 マルコ・フラカッシ指揮 ピアチェンツァ・イタリアpo. | |
| 録音:2000年12月、ピアチェンツァ。 ヴェネツィアで初演された3幕のオペラ・ブッファ。色男エイジェーニオ伯爵と、館の主ドン・オラーツィオの若く美しい妻ルチンダ、それにクラリーチェという婦人を中心に巻き起こる恋騒動。 | ||
| ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774): 歌劇「鳥刺しの女」(1750) (*) フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737): 歌劇「コロンビーナとペルニコーネ」(1723)(#) |
ダニエラ・ファーヴィ・ ボルゴニョーニ (S;メルジェッリーナ;*/ コロンビーナ;#) フィリッポ・ピーナ・ カスティリョーニ (T;ドン・ナルチーゾ;*) マルコ・スポルテッリ (B;ペルニコーネ;#) ピエルカルロ・ オリツィオ指揮 ピアチェンツァ・イタリアpo. | |
| 録音:2000 11月5日、9日。 楽しいインテルメッツォ(1幕立ての小規模なオペラブッファ)の二本立。ヨンメッリの(*)はヴェネツィア初演。これはインテルメッツォといっても独立したオペラで、当時大変人気を博し、頻繁に上演された。マンチーニはナポリを拠点とした作曲家。(#)はナポリで初演されたオペラセリア「トラヤーノ(=トラヤヌス)」の幕間に上演されたもの。どちらも簡単な筋と親しみやすい音楽で、気軽に楽しむことが出来る。 | ||
| ジョヴァンニ・パイジェッロ(1740-1816):歌劇「神々の娯楽」 | クラウディア・マルキ (ヴェーネレ) アレッサンドロ・カラマイ (マルテ) ジャンパウロ・フィオッキ (ジョーヴェ) パトリツィオ・サウデッリ (本当のジョーヴェ) フランコ・ピーヴァ指揮 ヴェネト・マリピエロpo.、 ロヴィゴ歌劇場cho. | |
| 録音:2000年11月。 ヴィーナス(ヴェーネレ)、マース(マルテ)、ジョーヴェ(ジュピター)三人の愉快な一幕オペラだが、最後に本当のジュピターが現れ、実は彼等は人間で、ジュピターによって神になったと思わされていた、 と言う落ちが付いている。物語は軽い物だが作品はさすがの充実ぶりで、 パイジェッロの力量の高さに感心させられる。 | ||
| ニッコロ・ヨンメッリ(1714-1774): ミゼレーレ(1774)/ 6つの宗教二重唱曲 |
ロレダーナ・ バッケッタ(S) シルヴィア・テストーニ(S) ジョルジョ・ウバルディ指揮 アンサンブル・ フォンス・アモリス | |
| ミゼレーレはモンメッリが死の数ヶ月前に誰の委嘱もなく自らのために作曲をしたもの。初演は名歌手を集め、ヨンメッリ自身の指揮で私的かつ小規模で行われたが、 その評判はたちまち広まり、ヨーロッパ各地で上演されたという。ソプラノ二人(本来は一方はカストラート)の二重唱とソロ、伴奏は小規模な弦楽合奏とオルガンという質素な構成だが、 そこから奏でられる真摯な美しさは格別。 | ||
| アレッサンドロ・スカルラッティ: オラトリオ「処女マリアの苦難」 |
ロジータ・ フリザーニ(マリア) アンナ・キエリケッティ (聖ヨハネ) ジャンルカ・ ペルフィオーリ・ドーロ (ニコデーモ) マリオ・チェケッティ (オニーア) エステヴァン・ ヴェラルディ指揮 アレッサンドロ・ ストラデッラ・ コンソート | |
| 特典としてCD-ROMが付いており、当作品のスカルラッティ自筆の譜面が画像として収録されている。なお、代理店によると「環境によりましてはこのCD-ROMが正常に動作しない場合もあるかもしれませんが、特典品ですので返品、交換には応じられませんので、御了承下さいませ。」とのこと。 | ||
| ストラデッラ: セレナータ「飛べ、飛べ、他の胸の中へ」(*) カンタータ「女神よ、どれほどあの美しい顔は」 カンタータ「暗黒のタルターロの怒りの女神とあなたを呼ぼう」 |
ロジータ・フリサーニ、 アンナ・キエリケッティ(S) ジャンルカ・ ベルフィオーリ・ドーロ(CT) リッカルド・リストーリ(B) エステヴァン・ヴェラルディ指揮 アレッサンドロ・ ストラデッラ・コンソート | |
| 録音:2000年、2001年。 ヴェラルディ&ASC、久々のリリース。音楽史に残る波乱万丈の人生を送った血気盛んな天才アレッサンドロ・ストラデッラがローマ時代に書いた、有力者の館で演奏されたと思われる声楽作品集。これが世界初録音となる「飛べ、飛べ、他の胸の中へ」は、1674年頃の作品。40分弱のセレナータと規模こそ小さいものの、アリアも重唱もストラデッラらしい熱がたっぷりあって、オペラ並みの醍醐味がある。「女神よ、どれほどあの美しい顔は」はソプラノとバスのための作品。「暗黒のタルターロの怒りの女神とあなたを呼ぼう」はバスのソロ・カンタータで、激しさと穏やかさのコントラストも鮮やかな名曲。いつもながらヴェラルディは完璧にストラデッラの何たるかを理解して、ズバリとした音楽で切り込んでいる。 | ||
| アレッサンドロ・スカルラッティ: セレナータ「愛の園」(*)/ カンタータ「テブロ川のほとりで」(+) |
ロジータ・フリザーニ(S) アモール・ リリア・ペレス(A;*) ガブリエーレ・ カッソーネ(Tp;+) エステヴァン・ ヴェラルディ指揮 アレッサンドロ・ストラデッラ・ コンソート | |
| 録音:1999年10月。ピリオド楽器使用。「愛の園」はヴィーナスとアドニスの二人だけが登場する室内オペラ的作品で、小規模ながら音楽的水準が高いため、最近人気も高い。 「テブロ川のほとりで」は昔から比較的録音の機会は多い。 | ||
| ニコラ・ポルポラ(1686-1768): ミサ ニ長調/ オラトリオ「肉体となった神の言葉」序曲/ イエス・キリストの受難曲〜二重唱/ ディクシット |
アンナ・ラウラ・ロンゴ(S) ジャンルカ・ペルフィオーリ・ ドーロ(C−T) レオナルド・デ・リージ(T) フランチェスコ・ ファチーニ(Br) ジャンフランコ・コズミ指揮 チッタ・リリカo. ルッカ大聖堂カペラ “サンタ・チェチーリア” | |
| 録音:2001年6月。 ヘンデルの同時代人で、オペラの本場ナポリからイタリア各地、ロンドン、ドレスデン、ウィーンへと国際的に活躍したポルポラの宗教曲集。その音楽は薄暗い教会を思わせるものではなく、 南イタリアの光があふれるような、驚くほど明るいもの。モダーン楽器による演奏。 | ||
| カルロ・アルフレード・ムッシネッリ(1871-?): 歌劇「ロゼッタの夢」(1901)(*)/ 合唱とメゾソプラノのための「我らが父」(#)/ 舟歌(+)/海(+) |
ニコレッタ・ザニーニ (S;ロゼッタ;*) レオナルド・ デ・リージ(T;彼;*) フェルナンダ・ ピッチーニ(Ms;#)他 マルコ・バルデーリ指揮 スぺツィア・ ムッシネッリso.(*/#) チェチーリア・ ブレシャーニ(P;+) | |
| 録音:2001年。 ムッシネッリは3才の時に盲目となり、ミラノの盲学校で音楽を学んだ。イタリア人ながらフォーレの影響を強く受けた柔らかな作風で、(*)も耳に優しい作品。(#)はムッシネッリの代表作で、 他に(+)のピアノ曲を収録、ほとんど知られていないムッシネッリの集大成的CDとなっている。 | ||
| ペロージ:「嬰児虐殺」 | カルロ・カマストラ ディーノ・ディ・ドメーニコ ルイーザ・ビーニ リヴィア・ベルトンチェッロ エミディオ・グイドッティ アルトゥーロ・サッケッティ指揮 ノヴァラ・カルロ・コッチャso. フォンソ・アモニスcho. | |
| ロレンツォ・ペロージ・シリーズ。高名なベツレヘムでのヘロデ王の嬰児虐殺を題材に取り上げたものと思われる。 | ||
| フランチェスコ・モルラッキ(1784-1841): レウカーデのサッフォー/ウゴリーノ伯の嘆き しおれたバラ/他 |
パトリツィア・サナルディ(S) ジョアッキーノ・ザレッリ(Br) ガブリエーレ・カタルッチ指揮 オルケストラ・イン・カント コンプレッソ・ヴォカーレ・ イン・カント | |
| 録音:2001年。 モルラッキはペルージャに生まれ、1810年以降ドレスデンの楽長を務め、ウェーバーと激しいライヴァル関係にあった作曲家。偶然にも、ロッシーニと同時期に「セビーリャの理髪師」を作曲した (ドレスデンで初演)ことでも知られている。 | ||
| ジュゼッペ・サルティ(1729-1802): 歌劇「ラツィオのエネーア」(1799) |
マラト・ガリャメチトフ :ラティーノ タナ・イヴァニロヴァー :ラヴィーニャ マリーナ・ フィリッポヴァ :エネーア コンスイタンチン・ ニキーチン :トゥルノ アルカジー・ シュテインルフト指揮 ペテルブルク国立 エルミタージュo. ペテルブルク・ユースcho. | |
| 録音:2000年、サンクトペテルブルク。 以前やはりBongiovanniから発売された「ジュリオ・サヴィーノ」が話題となったサルティの晩年の作品。サルティは1784年からペテルブルクのエカテリーナ女帝に仕え、このオペラもペテルブルクで初演された。 厳寒の地でこのような高水準のイタリア・オペラが上演されていたとは驚き。 | ||
| チレア:歌曲集(15曲)/声楽練習曲(6曲) | アナスタシア・ トマシュウスカ・シュピス(S) レオナルド・デ・リージ(T) ファウスタ・チャンティ(P) | |
| 「アドリアーナ・ルクヴルール」で知られるチレアだが、歌曲はあまり知られておらず、貴重。近代イタリア抒情派的繊細さがこたえられない美しい曲で、ボーナス・ トラックとして収録されている「声楽練習曲」(アだけで歌われる)も、歌詞が無いのがもったいないほど。 | ||
| べッリーニ: 歌劇「エルナーニ」(1830、未完、部分のみ) |
パトリチア・ モランディーニ ロザンナ・サヴォイア パオロ・ペッレグリーニ パトリツィオ・サウデッリ フランコ・ピーヴァ指揮 オルテニアpo. | |
| 録音:2002年。 作曲を始めたものの、台本が検閲を通らなかったため未完に終わったオペラ。べッリーニはこの音楽を「夢遊病の女」に転用したといわれている。存在だけは知られていたが、 これまで音で聴けなかったべッリーニ・ファン待望のCDだ。 | ||
| ニコラ・ピッチンニ(1720-1800): シンフォニア ト長調 サルヴェ・レジナ ディクシト・ドミヌス |
マリア・ルイージャ・ボルシ、 エレーナ・ チェッキ・フェーディ(S) マルコ・ラッザーラ(CT) グレゴリー・ボンファッティ(T) フランチェスコ・ファチーニ(B) ジャンフランコ・コスミ指揮 チッタ・リリカo. | |
| 録音:2002年6月、ルッカ。 おそらくナポリで書かれた珍しい作品を集めたアルバム。ディクシト・ドミヌスの「グローリア・パトリ」が特に美しい。 | ||
| マスカーニ:歌劇「イザボー」(1911) | リン・ストロー・ ピッコロ(イザボー) ヘンク・シュミット (ライモンド王) アドリアン・ ヴァン・リンプト (ファルコ)/他 ケース・バケルス指揮 オランダ放送so. | |
| 録音:1982年2月。日本語解説付き。ステレオ録音では当演奏が初登場となる作品。 「カヴァレリア・ルスティカーナ」ばかり有名なマスカーニだが、他にも結構いいオペラを残している。「イザボー」はお姫様イザボーと鷹匠ファルコの辛口おとぎばなしという感だが、出来は悪くない。 とりわけファルコの歌うテノールのいなせなアリアが有名で、デル・モナコも得意としていた。 解説日本語訳が10ページにわたって掲載されているのもうれしい。イタリアの専門学者による力の入った文章で、このレーベルの元々の解説の詳しさに驚かれる方も多いだろう。 | ||
| ジョヴァンニ・シモーネ・マイール(1763-1845): 歌劇「ウェルテル」(1794) |
アンナ・リータ・ジェンマベッラ、 アンケ・ヘルマン、 ダヴィド・チッケッティ、 パヴォル・ブレシュリク、 ルカ・サラージ、 ジャンチト・ザレッリ パウル・テラチーニ指揮 チェコ室内ソリスティ | |
| 録音:2001年7月、ヴィルトバート、ヴィルトバート・ロッシーニ音楽祭、ライヴ。 ジョヴァンニ・シモーネ・マイール(マイア)は、ドニゼッティを一から鍛えた名教師として知られており、また彼自身、 ドイツ人にもかかわらず18世紀末から19世紀初頭にかけてイタリアの代表的オペラ作曲家でもあった。この「ウェルテル」はもちろんゲーテ原作。1幕もので合唱も無く、どうやら私的な上演のための作品のようだ。 埋もれていた楽譜が発見され一般に世界初演されたのは、 なんとこのCDの録音がなされた音楽祭での公演だったと言う。 | ||
| A.スカルラッティ: 三位一体のためのオラトリオ(1715) |
リンダ・カンパネッラ、 シルヴィア・ボッサ、 ジャンルカ・ ベルリオーリ・ドーロ、 マリオ・チェケッティ、 カルロ・レポーレ(独唱) エステヴァン・ヴェラルディ指揮 アレッサンドロ・ ストラデッラ・コンソート | |
| 録音:2003年。 スカルラッティ後期の作になる充実したオラトリオ。日本語解説付き。 | ||
| ロッシーニ: ルーゴのミサ/ルーゴの晩課 |
エイベ・メールマン(Ms) コスミナ・コルダン(A) ジョヴァンニ・ボッタ(T) ヨシハラ・テル[吉原輝?](B) ゲブリエーレ・ベッリーニ指揮 チェコ・ チェンバー・ソロイスツ | |
| 録音:2001年、ヴィルトバート、ロッシーニ協会フェスティヴァル。 ロッシーニは少年時代、父の故郷であるルーゴという小さな町に滞在、そこで教会楽長ジュゼッペ・マレルビから本格的な音楽教育を受け、作曲を開始した。約10年前、パオロ・ファッブリが、 1808年頃にロッシーニ(当時15〜16歳頃)が書いたミサ曲の断章を発見、これに、同時期に他の町で書かれた作品を加えて再構成されたのが、収録の2作品である。大作曲家の早熟ぶりをうかがえる貴重な録音。 | ||
| ジョルダーノ: 歌劇「悪い人生」(マラ・ヴィータ)(1892) |
パオラ・ ディ・グレゴーリオ、 マウリツィオ・ グラツィアーニ、 マリア・ミッコリ/他 アンゲロ・カヴァッラーロ指揮 カピタナータso. | |
| 世界初録音。「マラ・ヴィータ」は「アンドレア・シェニエ」や「フェドーラ」で有名なウンベルト・ジョルダーノのオペラ処女作。初演時には大成功を収めたが、 いわゆるヴェリズモ・オペラの典型で、受けたわりには忘れられるのも早かった作品。しかしこの成功が「アンドレア・シェニエ」に繋がるという点で重要な位置を占めている。 | ||
| プッチーニ家の音楽 Vol.5 ジャコモ・プッチーニ Sr.(1712-1781): モテット「太陽の金色の髪は輝き」 アントーニオ・プッチーニ(1747-1832): モテット「天の女王があなたを祝福する」 ドメニコ・プッチーニ(1772-1815): サルヴェ・レジナ ミケーレ・プッチーニ(1813-1864):キリエ ジャコモ・プッチーニ(1858-1924): カンタータ「武器の音がやみ」/他 |
マリア・ ルイージャ・ボルシ(S) カテリーナ・マリア・ ディ・ティンダーリ(S) ディーノ・ ラッファンティ(T) マウリツィオ・ スカルフェオ(B) ジャンフランコ・コズミ指揮 チッタ・リリカo./他 | |
| 録音:2003年6月、ルッカ。 Bongiovanniの「プッチーニ家の音楽」シリーズ新刊。先代ジャコモ、アントーニオ、ドメニコ、ミケーレ、ジャコモと200年に渡る一族の音楽の足取りが覗える。 ヴェルディと同年生まれのミケーレを聞き比べるなどというのも乙。また、有名なジャコモの「武器の音がやみ」は意外にも極めて珍しい録音となる。 | ||
| フィリッポ・マリア・ゲラルデスキ(1738-1808): レスポンソーリ(応唱歌集)/レクイエム |
マリア・ビッレリ(S) アレッサンドロ・ カルミニャーニ(CT) レオナルド・メラーニ(T) アレッサンドロ・マンゲージ(B) ステーファノ・バランドーニ指揮 サン・ニコラo.、 サン・ニコラ・ コーロ・ポリフォ二コ | |
| 録音:2003年5月。 レスポンソーリもレクイエムも、ナポレオンが建国させたフランスの傀儡国歌「エトルリア」の王ルドヴィーコ1世(1773-1803)の早すぎる死を悼み、ピサのマエストロ・ディ・カペラであったゲラルデスキに依頼された作品。 ゲラルデスキは高名なボローニャのマルティーニ神父に学んだ人で、非常にしっかりしたこれらの作品、特にレクイエムは当時傑作として広く知られたという。 | ||
| ジョゼッペ・サルティ(1729-1802): 歌劇「アルミーダとリナルド」 |
アンナ・キエリケッティ(アルミーダ) グローリア・バンディテッリ(リナルド) フェデリーコ・レプレ(ウバルド) カルラ・ブリジーニ(イズメーネ) マルコ・ベルドンディーニ指揮 プロ・アルテo.&室内cho. | |
| 録音:2002年10月、ファエンザ。 「ジューリオ・ザビーノ」(GB-2246)、「ラツィオのエネーア」(GB-2334)に続くBongiovanniのサルティのオペラ第3弾。フィレンツェ生まれのサルティはデンマークで才能を認められ、 国王からイタリアに逆留学させられたという珍しい経歴の持ち主。その後1784年からペテルブルクのエカテリーナ女帝に仕えた彼だが、 この「アルミーダとリナルド」は1786年に新築された劇場の御披露目公演のために作曲されたもので、さすがに力の入った名作。ハイドンと同世代によく見られる古典的にかっちりとした音楽に、 力強さと柔和さがバランス良く盛り込まれており、 アルミーダ役やリナルド役の非常に音域が広い超絶技巧のアリアなどは迫力満点。ベルドンディーニも引き締まった緊張感のある指揮で作品の魅力を生かしている。 | ||
| ジョルダーノ:歌劇「シベリア」 | アメデオ:ザンボン(T;ヴァッシーリ) ルイーザ・マラリアーノ(S;ステファーナ) ワルター・モナゲージ(Br;グレビ) ダニロ・ベラルディネッリ指揮 ミラノRAIo. | |
| 録音:1973年。放送用スタジオ録音。 これはテノール・マニアにはたまらないCD。アメデオ・ザンボンは1934年生まれのイタリアのテノールで力強い高音を持っていた人。1960年代から70年代にかけて、プッチーニ時代のスピント系役柄で大変人気があったが、どういうわけかまともな録音が一つも残されなかった。今回Bongiovanniがライセンスを得て発売するのは、ザンボンの全盛期にRAIミラノが残していた放送用スタジオ録音、しかも彼にうってつけのヴェリズモオペラ、ジョルダーノの「シベリア」。第2幕のアリアでのBフラットのド迫力など、近頃ではまずきけない類いの「声の大砲」と言える。また、相手役のルイーザ・マラリアーノはつい先日Dynamic社からアリア集が発売された、これまた知られざる名ソプラノ。二人の往年の名歌手によるジョルダーノ節はオペラ・ファンならたまらない。 なおCD2の無音部分にプレスミスと見られる小さな点があるが、無信号箇所なので再生には全く支障はなく、問題なしと判断したとのこと。どうぞ御了承下さい。 | ||
| ロレンツォ・ペロージ:オラトリオ「イェルザレム」(1900) | マルコ・カマストラ(Br) ジャンニ・プッドゥ(T) エミディオ・グイドゥッティ(B) アルトゥーロ・サッケッティ指揮 マルキジアーナpo.、 コラーレ・チェント・トッリ | |
| 録音:2003年4月。ロレンツォ・ペロージ・シリーズ。 「イェルザレム」はラテン語で書かれたオラトリオで、キリストが歌う「イェルザレム、イェルザレムよ!」という劇的な歌があることで知られている。 | ||
| ポンキエッリ:歌劇「いいなづけ」(1856/1872) | ナタリア・マルガリート(S:ルチア) マルチェロ・ペドーニ(T:レンツォ) マウリツィオ・ザンケッティ (Br:ドン・ロドリーゴ) ロベルタ・マッテッリ (Ms:モンツァ夫人) ジャンフランコ・ズッカリーノ (B:クリストフォロ神父) シルヴァーノ・フロンタリーニ指揮 ドネブロペトロフスク・ ウクライナ国立o.&cho. | |
| 録音:2003年7月。 「ジョコンダ」で有名なポンキエッリの出世作の世界初録音。イタリアの文豪アレッサンドロ・ マンゾーニの代表作である同名の物語(古い翻訳題は「婚約者」)をオペラ化したもので、もともとは 1856年に作曲者の地元クレモナで書いた最初のオペラであった。それから16年後、大幅に改訂して ミラノで上演し大成功を収め、それによってミラノに拠点を置くことになったポンキエッリはその後 「ジョコンダ」でオペラの大家として認められることとなったのである。当録音は改訂版によるもの で、古い音楽と新しい音楽が入り乱れている印象は多少あるものの、この作曲家らしい感性豊かな メロディーの美しさをあちこちで耳にすることができ、プッチーニの師、先駆者としてのポンキエッリ を感じさせる。 | ||
| ジョヴァンニ・パイジェッロ: 歌劇「フラスカーティの娘」(1774) |
カルメラ・カルヴァーノ・フォルテ、 レティツィア・スペルツァーガ、 ロラン・ダルニ/他 フランコ・トリンカ指揮 ジュネーヴ室内o. | |
| 録音:2002年7月、ジュネーヴ。ライヴ。世界初録音。 18世紀後半におけるパイジェッロの人気には、現在から想像する以上のものがあった。今回の「フラスカーティの娘」もヴェネチアで初演されて大当たりし、それから人気演目としてヨーロッパ各地、 デンマークやアイルランドに至るまで上演されたという。 物語は、あるローマの貴族が、許嫁の元に旅する途中の街で出会ったフラスカーティ生まれの娘にひとめぼれしたが、彼女の後見人も彼女を狙っており、しかし彼女自身は若い羊飼いと相愛で、 そして待ちくたびれた貴族の許嫁が出迎えにやって来て騒動が起るという物。 人気があったわけがよくわかる愉快でよく出来た物語と音楽であり、歌手やオーケストラは堅実に演奏している。 | ||
| アントーニオ・カルダーラ(1670-1736): 歌劇「ティートの慈悲」(1734) |
ミア・フラカッシーニ(A;ティート) オルネッラ・プラテージ(S;ヴィテッリア) エレオノーラ・コントゥッチ(S;セスト) パトリツィア・ザナルディ(S;アンニョ) ルクレツィア・ ラッファエッリ(S;セルヴィーリャ) アウリオ・トミチク(B;ブブリョ) セルジョ・バレストラッチ指揮 スタジョーネ・アルモニカo./他 | |
| 録音:2003年。 「ティートの慈悲」はカルダーラの晩年にウィーンで初演されたオペラ・セリア。このオペラのために宮廷詩人メタスタージョが新たな台本を書き下ろした。これはメタスタージョの作品の中でも屈指の傑作とされ、60人以上の作曲家によってオペラにされたというが、その中の一つが御存知の1791年に書かれたモーツァルトの作品。つまりこのオペラはモーツァルトの「ティートの慈悲」の始祖とも言える。 モーツァルティアンであれば、モーツァルトのオペラと比べてどう違か、など興味は尽きない。もちろん、18世紀前半のイタリア・オペラとしても屈指の名作。世界初録音。 | ||