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輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。 |
コジマ録音 | ||
柳田孝義(1948-): ヴィオラ協奏曲「ハルモニアの祈り」[青木篤子(Va)大井剛史指揮東京so./ 2014年12月1日、東京芸術劇場コンサートホール]/ 5つの回廊 木管五重奏のための[アミューズ・クインテット〔若松純子(Fl) 杉原由希子(Ob) 大浦綾子(Cl) 松坂 隼(Hr)井上俊次(Fg)/ 2014年6月1日、津田ホール]/ オーロラの彼方から...英詩朗読を伴うオーケストラのための(バリー・マクドナルド詩) [拝仙マイケル(英詩朗読) 十束尚宏指揮東京so./ 2010年10月20日、東京芸術劇場]/ ヴァリュラン クラリネットと弦楽四重奏のための[佐川聖二クラリネット五重奏団 〔佐川聖二(Cl) 小森谷巧(Vn1) 佐川裕子(Vn2) ブルース・プラム(Va) ベアンテ・ボーマン(Vc)〕/ 1994年6月29日、浜離宮朝日ホール] | ||
録音:[/内]、全てライヴ。中世以来の教会旋法や典礼に触発された独自の作風によって類まれな抒情性を現代音楽の世界に刻む作曲家・柳田孝義の20年の創作の軌跡を追う。クラリネット界の重鎮・佐川聖二率いるクラリネット五重奏団の委嘱から生まれた「ヴァリュラン」(1994)から、古代ギリシャ以来「神の音程」とされ音楽の礎となってきた完全5度、完全8度の音程から新たな広がりを求めたヴィオラ協奏曲「ハルモニアの祈り」(2014)に至るまで、室内楽と管弦楽のそれぞれで柳田が追い求めてきた陰影豊かな音楽が刻まれる。最高の演奏者に恵まれた、至高の叙情。 柳田孝義〔やなぎだ・たかよし/作曲〕:1948年、北海道札幌市生まれ。武蔵野音楽大学、同大学院てクラウス・プリングスハイム、ミュンヘン国立音楽大学てハラルト・ゲンツマーに作曲を学ふ。第38回日本音楽コンクール作曲部門第一位作曲賞を受賞。第52回、第54回文化庁芸術祭優秀賞(オーケストラ・プロジェクト)。第1回F / Ticheli国際作曲コンテスト(New York)第三位入賞、2005年、North Pacific Music(Portland, Oregon, USA)から「現代日本の最も透明な抒情性を湛えた作曲家」と評価を受けオーケストラ作品集が出版されている。また2009年にはスウェーデンのルンド大学マルメ音楽院、ノルウェーのベルゲン大学グリーグ・アカデミーで自作によるレクチュアコンサートを行う。自身が北海道の出身であるためか若い頃から北方の音楽、美術に親しみ、北欧の芸術家との交流も長く続いている。同年新たなオーケストラ作品集をALM RECORDSから出版。他にウインドオーケストラ、室内楽、合唱作品など多数の楽譜が出版されている。著書に「名曲で学ぶ対位法」「名曲で学ぶ和声法」(いずれも音楽之友社刊)がある。現在、文教大学教授、教育学部長、日本音楽著作権協会正会員、日本現代音楽協会正会員、日本作曲家協議会正会員。日本電子キーボード音楽学会前代表幹事。 | ||
狂気と嘆き、そして喜び〜17世紀イタリア音楽の隆盛 G.B.ヴィヴィアーニ:シンフォニア・カンタービレ M.ウッチェリーニ:ソナタ第7番 Op.5 No.7 / M.カッツァーティ:ソナタ「ラ・カルヴァ」 G.A.パンドルフィ・メアッリ:ソナタ第6番「ラ・ヴィンチオリーナ」 Op.4 No.6 〜敬愛するテオドラ・ヴィンチオーリ婦人に捧ぐ A.ファルコニエリ:アレマーナ「村」/モタ城のペドロ氏に捧ぐコリエンテ「ラ・モタ」/ 女王/コレンテ「慎重さ」/ブランド「赤いもの」 B.ストラーチェ:トッカータとカンツォン(*) / G.フレスコバルディ:バレットという名のアリア(*) G.A.パンドルフィ・メアッリ: ソナタ第4番「ラ・ビアンクッチャ」 Op.4 No.4〜敬愛するG.ジャコモ・ビアンクッチ氏に捧ぐ/ ソナタ第4番「ラ・カステッラ」 Op.3 No.4 辺保陽一(リコーダー;*以外) 鴨川華子(Cemb) | ||
録音:2015年1月6日-8日、相模湖交流センター。使用楽器: Flauti, Recorders; ガナッシアルト(譜久島譲、2006年製作)、ガナッシソプラノ(譜久島譲、2003年製作)、ルネサンステナー(山田有恒 [YAMAHA], 2007年製作)| Cembalo ; 一段鍵盤イタリアン様式(柴田雄康、1995年製作)。解説:ダン・ラウリン、ケース・ブッケ、辺保陽一。器楽的な語法が急速な発展を見せた17世紀のイタリア。リコーダー奏者にとって欠かせないレパートリーとなるのが、この時期に多くのヴィルトゥオーゾ誕生により隆盛を極めたヴァイオリンのための作品群。カンタービレ溢れる演奏と優れたテクニックで、特に初期〜中期バロック音楽の解釈に定評のある辺保陽一が、チェンバロの鴨川華子の好サポートを得て、劇的な表出に満ちたマニエリスムの諸相をダイナミックに描き出す。 辺保陽一(リコーダー):筑波大学卒業後渡欧。スペイン、カタルーニャ高等音楽院を経て、スイス政府奨学生としてチューリヒ芸術大学大学院に学びディプロマを取得、最優秀の成績で卒業。リコーダーを向江昭雅、ペドロ・メメルスドルフ、ケース・ブッケ、また声楽をフランセスク・ガリゴサ、ジル・フェルドマンの各氏に師事。2009年にはキエフ国立フィルハーモニーメンバーとヴィヴァルディのソプラニーノ協奏曲 イ短調を共演。近年は日本各地でリサイタルを行う他、ケース・ブッケ氏とのデュオ・コンサートツアーや、古楽アンサンブル『コントラポント』の定期公演に出演するなど精力的に活動している。 毎年、大学生を中心としたつくばリコーダー合宿を主宰し、古楽研究会にて定期的に『リコーダー奏者のための、なかなか聞けない基礎テクニック講座』を行うなど、後進の指導にも情熱を傾けている。茨城の名手・名歌手たち第10回、第20回に出演。ナカルリコーダー教室主宰。ミュージックofハート音楽館(水戸)、麻布ミュージックプレイス他講師。茗溪学園中学校・高等学校、つくばインターナショナルスクール(TIS)非常勤講師。 鴨川華子(Cemb):大阪府に生まれる。東京音楽大学ピアノ科を経て、同大学研究科チェンバロ専攻修了。チェンバロを渡邊順生、アンサンブルを宇田川貞夫の各氏に師事。第9回国際古楽コンクール<山梨>最高位入賞。第7回栃木[蔵の街]音楽祭賞受賞。1998年ブルージュ国際古楽コンクール入選。現在、ソリストおよび通奏低音奏者として活躍している。「ジョーバン・バロック・アンサンブル」メンバー。 | ||
ソナチネ フィリップ・ゴーベール:幻想曲風ソナチネ / ラヴェル/吉岡次郎編曲:ソナチネ ピエール・サンカン:ソナチネ / アンリ・デュティユー:ソナチネ アンリ・トマジ:ソナチネ / ブーレーズ:ソナチネ / エルディン・バートン:ソナチネ 吉岡次郎(Fl) 長尾洋史(P) | ||
ソナチネだけを集めたアルバム。実力派・吉岡次郎が切り拓く小宇宙。20世紀前半フランスの名ソナチネ6曲と、それを受け継いだアメリカ人作曲家バートンの作品。小ぶりな音楽形式だからこそ細部にまで行きわたる作曲家の創意工夫を、吉岡次郎が奥ゆかしくも雄弁に表現。『疾風怒濤 吉岡次郎フルートリサイタルALCD-9122』好評発売中。 | ||
菅野潤 plays モーツァルト ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 KV330 /幻想曲 ハ短調 KV396 / ピアノ・ソナタ第8番 ニ長調 KV311 /アダージョ ロ短調 KV540 / ピアノ・ソナタ第17番 変ロ長調 KV570 菅野潤(P) | ||
伝統と現在の交点に位置する今日的なモーツァルト像が誕生。イヴォンヌ・ロリオ、ヴラド・ペルルミュテルらから正統的なフランス・ピアニズムを受け継ぎ、パリを拠点に国際的な活躍を展開するピアニスト菅野潤。モダーン・ピアノの豊かな残響をまとったノン・レガート、そしてフォルテピアノが得意とする「語りかけ」によるフレーズの彫琢を自在に使い分ける。 | ||
メロディ〜のヴァイオリン・ソナタと同時代の作品を集めて ラヴェル:ツィガーヌ / チャイコフスキー:「なつかしい土地の思い出」〜メロディー Op.42 No.3 ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ Op.16 幸田延/清水昭夫補筆:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調(1895) ホイベルガー/クライスラー編曲:「オペラ舞踏会」〜真夜中の鐘 ポルディーニ/クライスラー編曲:踊る人形 / ポンセ/ハイフェッツ編曲:エストレリータ サン=サーンス/イザイ編曲:ワルツ形式の練習曲によるカプリス Op.52 No.6 相川麻里子(Vn) 高木早苗(P) | ||
録音:2015年7月28日-29日、秩父ミューズパーク。幸田露伴の妹にして、明治期の日本楽壇において抜群の存在感を発揮した作曲家 幸田延は、ウィーン留学ののち東京音楽学校で滝廉太郎をはじめとする人材の育成に尽力した。1895年に書かれた代表作ヴァイオリン・ソナタ(未完)は、2001年に清水昭夫氏によって相川のために補筆完成され、ここにその版による初録音が実現した。幸田延が欧州で学び、多くを吸収したであろう同時代のヴァイオリン音楽とともに、稀有な女性作曲家の実像に迫る。 相川麻里子(Vn):3歳よりヴァイオリンを始める。全日本学生音楽コンクール小学生の部第1位。第4回ヴィエニャフスキ国際コンクールジュニアの部第5位。第62回日本音楽コンクール第3位。東京藝術大学附属高校を経て東京藝術大学卒業。藝大在学中の1994年、パリ国立高等音楽院に首席で入学。フランス政府給費留学生として渡仏。留学中にはOrchestre International de Parisとベートーヴェンの協奏曲を協演。ヨーロッパ各地でも多数の演奏会に出演。1996年にイヴリー・ギトリス氏の勧めによりパリで初のリサイタルを開催、好評を博す。新曲演奏にも積極的に取り組み、1997年にはガロワ=モンブランのアンダンテをパリにて世界初演。同年、同音楽院を満場一致の1位を得て卒業する。帰国後の1998年、津田ホールにてデビューリサイタルを開催。以降は、ソリストとして東京フィルハーモニーなどの国内オーケストラとの共演のほか、室内楽や様々なジャンルに渡り演奏活動を展開。NHK-FMやNHK番組への出演。また、邦人作曲家の新曲演奏にも力を入れていて、現代音楽の演奏会、録音にも多数参加している。2007年よりlive image ツアーにおいて、イマージュo. のコンサートマスターを務めている。2010年にピアニストの加古隆とクァルテットを結成。エイベックス・クラシックより「クァルテット」、「クァルテットII」の2枚のCDが発売されている。これまでに恵藤久美子、海野義雄、山口裕之、ジェラール・プーレ、故・田中千香士の各氏に師事。 高木早苗(P):都立芸術高校を経て東京藝術大学卒業、ミュンヘン音大大学院マイスターコース修了。鷹取淑子、小林仁、クラウス・シルデ、ミヒャエル・シェーファーの各氏に師事。現在、都立総合芸術高校音楽科講師。全日本学生コンクール、ピティナコンペティション等入賞、霧島国際音楽祭奨励賞。ドイツより帰国後、定期的にソロリサイタルを行う他、室内楽、新曲初演、録音等の演奏活動を行っている。2002〜2007年は1人の作曲家の人生と曲で綴る「カフェクラシック」を中心にトークコンサートを各地で公演、また2008年よりNPO法人「カンボジアの子供の人権を考える会」支援のチャリティーコンサートを毎年開催している。 | ||
優雅なるモーツァルト〜モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 Vol.4 〔変ロ長調 KV333 (315c) (*) /イ長調 KV331 (300i)「トルコ行進曲付き」(#) / イ長調 KV331 (300i)「トルコ行進曲付き」(ハンガリー国立 セーチェーニ図書館所蔵自筆譜に基づく)(+) /変ロ長調 KV333 (315c) (+) 〕 久元祐子(P) | ||
録音:2015年5月16日-20日、智源山房。使用楽器:ウルバーノ・ペトロゼッリ制作(モデル:アントン・ヴァルター、1795年)(*) /ヴォルフガング・ズッカーマン制作(モデル:ヨハン・アンドレアス・シュタイン、1788年)(#) /ベーゼンドルファー、モデル 290 インペリアル(+) 。ソナタ KV 331 は、これまで自筆譜は第3楽章の最終部分しか知られていなかったが、2014年9月にハンガリーの図書館で別の部分が発見された。本盤は、この新しい稿に基いて演奏された本邦初のCD録音。また、2曲のソナタをヴァルター及びシュタイン・モデルのフォルテピアノと現代のコンサート・グランドピアノで奏することで、それぞれの楽器の響きやニュアンスの違いを明確に感じ取ることができる。久元祐子によるモーツァルト:ピアノ・ソナタ全集第4弾。 久元祐子(P):東京藝術大学音楽学部(ピアノ専攻)を経て東京藝術大学大学院修士課程を修了。ウィーン・サロンo.、ラトヴィア国立so.、読売日本so.、新日本フィル、日本フィル、東京フィル、神奈川フィル、ベルリン弦楽四重奏団など、内外のオーケストラや合奏団と多数共演。2012年、2014年には、イタリア国際モーツァルト音楽祭に招かれリサイタルを開催。その模様はイタリア全土に放映され好評を博する。現代ピアノのみならず、歴史的楽器の演奏会や録音にも数多く出演。それぞれの時代の中で作曲家が求めた響きと美学を追求する。2010年、ショパン生誕200年記念年には、全国各地でプレイエルを使っての演奏会に出演。軽井沢・大賀ホールにおいて天皇皇后両陛下ご臨席のもと御前演奏を行う。また音楽を多面的に捉えることを目指したレクチャー・リサイタルは、朝日新聞・天声人語にも紹介される。2009年リリースのCD「ハイドンとモーツァルト」は毎日新聞CD選、レコード芸術推薦盤に選ばれ、「ベートーヴェン“テレーゼ "“ヴァルトシュタイン "」はグラモフォン誌上で「どこからどう考えても最高のベートーヴェン演奏」などの評価を得る。著書に「モーツァルトのピアノ音楽研究」(音楽之友社)、「原典版で弾いたい。モーツァルトのピアノ・ソナタ」(アルテスパブリッシング)、「モーツァルトとヴァルター・ピアノ」(学研パブリッシング)など。ベーゼンドルファー・アーティスト、国立音楽大学准教授、日本ラトヴィア音楽協会理事。 | ||
浜松市楽器博物館コレクションシリーズ 54 クラヴィーアの国「ウィーン」〜 2台のワルターピアノによる師弟の夢の饗宴モーツァルト&フンメル モーツァルト:クラヴィーアとヴァイオリンのためのソナタ イ長調 KV526 / クラヴィーアソナタ ニ長調 KV576 / クラヴィーア、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための四重奏曲 ト短調 KV478 フンメル:クラヴィーアソナタ ヘ短調 Op.20 / ヴァイオリンとクラヴィーアのためのソナタ ニ長調 Op.50 / フルート、オーボエ、ホルン、ヴィオラ、チェロ、 コントラバスとクラヴィーアのための大七重奏曲 ニ短調 Op.74 小倉貴久子(Fp) 若松夏美(Vn/Va) 森田芳子(Va) 武澤秀平(Vc) 小室昌広(Cb) 菊池かなえ(Fl) 三宮正満(Ob) 塚田聡(Hr) | ||
ウィーンの名器ワルター、それも1795年の5オクターヴと1810年頃の6オクターヴの2台を使用。モーツァルトと、彼の愛弟子フンメルの作品で構成、時代様式や個人様式の違いを楽しめる。クラヴィーアの国ウィーンの18世紀末から19世紀初頭の、クラヴィーアを含む各種編成による室内楽本来の姿がここに蘇る。 | ||
カメラータ | ||
アンサンブル・ウィーン play モーツァルト&J.シュトラウス〜東京ライヴ 2013 モーツァルト/編曲者不詳:歌劇「フィガロの結婚」K.492 より 〔序曲/もし夜中に奥様が、お前をお呼びの時は/伯爵様、踊りをなさりたければ/ もう飛ぶまいぞ、この蝶々/恋とはどういうものかしら/フィナーレ〕 ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ「小さい風車」 Op.57(H.W.ペック編曲)/ ポルカ「ルドルフスハイムの人々」 Op.152(編曲者不詳) モーツァルト/編曲者不詳:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527 より 〔さあみんな、恋をするなら/奥さん、これが恋人のカタログ/ たがいに手をとりあって、あちらへ(お手をどうぞ)/酒がまわったら(シャンパンの歌)〕 J.シュトラウス II /E.カウフマン編曲:ワルツ「南国のばら」 Op.388 モーツァルト/編曲者不詳:歌劇「魔笛」K.620 より 〔助けてくれ/俺は鳥刺し/何と素敵な鈴の音/誰にでも恋の喜びはある/愛の喜びは露と消え/恋人か女房があれば〕 J.シュトラウス II :オペレッタ「こうもり」序曲(M.ビエリク編曲)/ トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214(H.W.ペック編曲) アンサンブル・ウィーン[アルベナ・ダナイローヴァ(Vn1) ライムンド・リシー(Vn2) ミヒャエル・シュトラッサー(Va) ヨゼフ・ニーダーハンマー(Cb)] | ||
録音:2013年7月、東京、ライヴ。2台のヴァイオリン、ヴィオラとコントラバスで構成される、現代ではユニークな編成の弦楽四重奏団、アンサンブル・ウィーン。VPO初の女性コンサートマスター、ダナイローヴァをはじめとするウィーンの精鋭たちによるアンサンブルが、得意のモーツァルトのオペラの名旋律やJ. シュトラウスのワルツやポルカなどを披露した、2013年東京、ライヴを収録。「芸術音楽」と「娯楽音楽」との境界線を軽々と超え、音楽そのものの愉悦や魅力を伝えてくれる。 アンサンブル・ウィーン:チェロの代りにコントラバスが入った異色の人気アンサンブル。と言っても、響きの違いだけではなく、モーツァルトのディヴェルティメントやハイドンの初期の弦楽四重奏曲のように、この形はまたオリジナルでもある。聴く者を虜にする、シューベルト、ランナー、シュトラウス親子のウィンナ・ワルツ、ポルカ、レントラー、ドイツ舞曲、メヌエット、アンサンブル・ウィーンのために編曲された曲と合わせた質の高いプログラムを演奏している。コントラバスを除いたメンバー3人は、VPOのトップ・プレイヤーとして活躍している。定例になっているウィーン楽友協会ブラームスザールでのコンサートは、毎回売り切れとなる人気公演の一つ。ザルツブルク音楽祭、ウィーン芸術週間や祝祭週間、ベルリン芸術週間などのフェスティヴァルに定期的に参加し、アムステルダム、アテネ、ケルン、ミュンヘン、パリなど、ヨーロッパ各国の主要ホールをはじめ、アメリカのカーネギー・ホール、リンカーン・センターなどでもコンサートを開催。ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ、バルバラ・フリットリ、アンゲリカ・キルヒシュラーガーなど、世界的歌手とも共演。TVでもその演奏は放映され、ウィーンはもとより、ヨーロッパを越え、いまや世界的にその知名度を上げている。CDへの録音も多く、数多く発売され、好評を博している。 | ||
菊地悌子〜十七絃箏の世界 牧野由多可:十七絃独奏による主題と変容「風」(1965) (+) / 助川敏弥:独奏十七絃のための三章(1974) (+) 湯浅譲二:箏と十七絃による「箏歌、芭蕉五句」(1978) (*/+) / 三善晃:樹を、波と……〜十七絃箏のための(1980) 廣瀬量平:十七絃のための「みだれ」による変容(1980) 平吉毅州:フルートと十七絃のための「風の歌 III 」(1983/86) (#/+) 篠原眞:十七絃のための「十七絃の生まれ」(1981) 菊地悌子(十七絃箏) 矢崎明子(箏、歌;*) 中川昌巳〔昌三〕(Fl;#) | ||
録音:1986年7月、埼玉、他。(+)は初CD化。宮城道雄が、箏の合奏のための低音用楽器として考案した「十七絃箏」。菊地悌子は、この楽器の可能性に着目し、独奏作品の委嘱や楽器改良などを精力的に行いながら、60年以上に渡って演奏活動を続けてきた。このアルバムでは、1981年にリリースされた記念碑的名盤『菊地悌子 十七絃箏の世界』の全収録曲を完全初CD化。芸術祭優秀賞に輝いた同盤の4曲に、LP『十七絃の生まれ』より3曲を加えた当アルバムで、十七絃箏の歴史を体現する菊地悌子の演奏芸術をお聴き頂きたい。 菊地悌子(十七絃箏):東京音楽学校(現・東京藝術大学)卒業、同研究科修了。宮城道雄、宮城喜代子に師事。1957年モスクワ、59年ウィーンにおける世界民族楽器コンクールに日本代表として参加。第1位金賞を受賞。57年「邦楽4人の会」を結成、現代邦楽の創造に重要な貢献をし、芸術祭賞、芸術選奨など受賞。75年「邦楽4人の会」を退会。1983年オランダ・フェスティヴァルの招きにより、オランダ各地でリサイタルを開く。87年ドイツ・ケルンにおける世界現代音楽祭(ISCM祭)、90年ノルウェー・オスロにおけ る世界現代音楽祭に出演。93年台北におけるアジア作曲家連盟の音楽祭に出演。その他、国際交流基金の派遣、助成により海外での演奏活動も多い。また、国内では、1979、80年文化庁芸術祭参加公演のリサイタルが「優秀賞」を受賞。1981年、芸術祭参加のレコード『菊地悌子 十七絃箏の世界』が「優秀賞」を受賞。90年度芸術選奨文部大臣賞受賞。95年、紫綬褒章受章。2001年、勲4等宝冠章受章。東海大学名誉客員教授。 | ||
FONTEC | ||
現代日本の作曲家シリーズ Vol.48 アントモフォニー〜斉木由美:管弦楽作品集 アントモフォニー(2001-2) [高関健 指揮アール・レスピラン]/ アントモフォニー III (2003-4) [ゲルト・アルブレヒト指揮読売日本so.]/ アントモフォニー VI (2007) /ことばの雫(1997) [小松一彦 指揮新日本po.] | ||
現代日本の作曲家。制作:現代作品CD刊行委員会。助成: NOMURA 野村財団。同時代作品の足跡を系統的・持続的に記録すべく1992年より開始された“現代日本の作曲家 "シリーズ。第49集となる本作では斉木由美の作品を採り上げる。“音楽の時間の中に「永遠」を見たい "と語る斉木は、2001年頃より「虫の音楽」というシリーズを作曲。今回収録予定の作品群「アントモフォニー」とは、ギリシャ語で昆虫を表わす「エントモス」と、音を表わす「フォネー」をつないでフランス語読みした斉木の造語。独自の新しい音楽的な時間構成を提示する、と称される斉木作品を通し、重層的な時の流れが形成される音楽の新しい道筋を示す。 斉木由美:愛知県立芸術大学音楽学部卒業。1991年渡仏。翌年パリ・エコールノルマル音楽院卒業、同年パリ国立高等音楽院に入学、1995年同院作曲科を第一位指名で一等賞を得、首席卒業。1996年帰国後、同志社女子大学(専任)、桐朋学園大学、愛知県立芸術大学大学院講師を経て、現在、東京藝術大学、国立音楽大学及び大学院で後進の指導にあたっている。2009年芥川作曲賞選考委員、2011〜2013年日本音楽コンクール作曲部門審査員。日本作曲家協議会、日本現代音楽協会の会員、アンサンブル・コンテンポラリーαメンバー。作曲をポール・メファノ、平義久、兼田敏、保科洋、松井昭彦各氏に師事。名古屋文化振興賞作曲賞入選、日本音楽コンクール第2位、芥川作曲賞を受賞。2005年IRCAM講習生として選抜され電子音楽と作曲について学ぶ。これまでに、Music Tomorrow 、読売日本so.、名古屋フィル、Music from Japan 、サントリー音楽財団等の団体や優れた演奏家から委嘱を受け新作を発表し、主要作品は、NHKso. 等の日本の主要なオーケストラの他、Alter Ego, Ensemble 2è2m 、Ensemble L 'itinéraire 等の海外の現代音楽アンサンブルや国内アンサンブル、および優れた演奏家たちによって演奏され、これまでに、カーン、ザールブリュッケン、ダルムシュタット、武生、ニューヨーク、ジョグジャカルタ、テグ、ガウデアムス等の音楽祭のほか、アジアや欧米で行われた演奏会で作品が紹介されている。2014年には岐阜現代美術館で室内楽作品による個展が行われた。2015年7月月ALM-RECORDSより初の作品集CD「CONFESSION 斉木由美作品集」(レコード芸術特選盤および優秀録音盤、朝日新聞推薦盤)をリリース。 | ||
尾高&札響〜シベリウス(1865-1957): 交響曲第6番 ニ短調 Op.104 / 交響曲第7番 ハ長調 Op.105 / アンダンテ・フェスティーヴォ(#) |
尾高忠明 指揮 札幌so. | |
録音:2015年2月13日-14日、札幌コンサートホール、Kitara (無印) /2015年2月17日、サントリーホール(#)、ライヴ。1998年から2015年まで常任指揮者/音楽監督を務め、演奏はもとより新しい聴衆の開拓など、札響の飛躍に大きな功績を残した尾高忠明。在任最後の定期公演は、2013年に開始した<シベリウス交響曲シリーズ>最終回。「第7交響曲」掉尾の ハ長調和音が輝かしく奏された後、17年の時が昇華された。日本のオーケストラ演奏史に新たな伝説を刻んだ尾高=札響。「音楽をして語らしめる」と称された演奏の極致がここに実現した。 | ||
西本幸弘(Vn)〜 VIOLINable ディスカバリー Vol.1 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12 No.1 / クライスラー:愛の喜び アルベニス/クライスラー編曲:組曲「スペイン」 Op.165〜タンゴ / クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2 ヴィターリ/シャルリエ編曲:シャコンヌ ト短調 / R.シュトラウス/橋翔吾編曲:明日 Op.27 No.4 西本幸弘(Vn) 山中惇史(P) | ||
録音:2014年12月9日、仙台市宮城野区文化センター PaToNa ホール、ライヴ。ヴァイオリニスト西本幸弘は東京藝術大学卒業後、英国王立北音楽院で首席栄誉付ディプロマを取得し、英国を拠点に世界各地で活躍。2010年の帰国後は国内でも精力的な活動を行い、2012年からは仙台po. のコンサートマスターの重責を務めている。本作のタイトルにもなっている「 VIOLINable (ヴァイオリンエイブル)〜ディスカバリー〜」は2014年冬より西本がスタートさせた、ベートーヴェンソナタ全曲演奏と東日本大震災復興支援音楽プログラムをあわせるという、仙台に根ざしながらその視線は世界に向けている、まさに彼にしか成し得ないプロジェクト。本作では2014年12月9日に行われた記念すべき第1回ライヴを収録。生命のもつ美しさをそのまま表現したような、いきいきとした躍動感と繊細さを併せ持つその演奏は、聴く者に爽やかな感動を与える。作曲家としても活躍中の若き俊英、山中惇史の清冽なピアノにも注目。 | ||
有森 博〜ラフマニノフ ラフマニノフ(1873-1943):無言歌 ニ短調/ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調 Op.28 / リラの花 Op.21 No.5 (1914年初版) ビゼー/ラフマニノフ編曲:「アルルの女」第1組曲〜メヌエット(1900年初版) シューベルト/ラフマニノフ編曲:「美しき水車小屋の娘」〜どこへ? ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36 (1931年改訂版) J.S.バッハ/ジロティ編曲:前奏曲 ロ短調 BWV 855a 有森博(P) | ||
録音:2015年6月8日-10日、富士見市民文化会館 キラリふじみ。ロシア音楽に深く共感し、真摯にその身を捧げる“ロシア・ピアニズムの求道者 有森博。彼がライフワークとして進めるラフマニノフ作品集待望の第4集は、ソナタ2曲を中心に据えた意欲作。『ラフマニノフの2曲のソナタの演奏というと、肩に力が入ったような重々しい表現をしてしまうピアニストが多いが、本 CD ではしなやかな表現と美しいピアノの響きが重厚な音楽に新鮮な命を吹き込むことに成功している。これは新たなラフマニノフ像を提示したものとして注目される。もちろん高度なテクニックとパワフルな表現は特筆すべきレベルの高さにあるわけで、そこに余裕があるからこそ、表現に軽みとニュアンスが加わるのである。』(小田切尚登/ライナーノーツより抜粋) 有森博(P):1992年東京藝術大学大学院修了。その後モスクワにて研鑽を積み現在に至る。これまでに野上登志子、水本雄三、小林仁、ナターリャ・スースロワの各氏に師事。1990年第12回ショパン国際ピアノコンクール最優秀演奏賞。1991年岡山県芸術顕彰を受賞。1992年第5回シドニー国際ピアノコンクール第4位。1994年第10回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門入賞。1996年から2000年にかけてラフマニノフのピアノ作品全曲演奏会を成し遂げ、2001年にはプロコフィエフのピアノ・ソナタ全曲演奏会を成功させるなど、ロシア作品に積極的に取り組む活動を展開し、ロシア音楽のエキスパートとして高い評価を受ける。1995年、2001年に小澤征爾指揮新日本フィルと共演の他、日本フィル、東京シティ・フィル、読売日響、九響、関西フィル、山形響、仙台フィル、神奈川フィル、東京フィル、ワルシャワ・フィル、ポーランド放送so. などの内外の主要オーケストラ、著名指揮者との共演を重ねる。2004年には小澤征爾指揮サイトウ・キネンo. のメンバーとしてヨーロッパ6カ国ツアー及び日本公演に参加。2015年現在、ロシア作品によるリサイタルシリーズを、東京文化会館(「ロシアの玉手箱」)、久世エスパスホール(「ロシアピアニズムの系譜」)にて行っている。東京藝術大学准教授。桜美林大学特任教授。大阪音楽大学特任教授。沖縄県立芸術大学非常勤講師。 | ||
シオン×スパーク! [Shion × Sparke!] フィリップ・スパーク(1951-): オリエント急行/風のスケッチ/ドラゴンの年/ディザーツ/故郷からの手紙/宇宙の音楽 バリー・グレイ/スパーク編曲:サンダーバード フィリップ・スパーク指揮オオサカ・シオン・ウインドo. | ||
録音:2015年6月2日、ザ・シンフォニー・ホール、第111回定期演奏会、ライヴ。アルフレッド・リード、ヤン・ヴァンデルロースト、ヨハン・デメイといった、吹奏楽の世界において非常に重要な作曲家を招いての数々の定期演奏会を行ってきたシオンだが、ついにフィリップ・スパークの指揮による自作・編曲の定期演奏会が実現。超満員の観衆の中、繰り広げられた両者の熱演が蘇る。スパーク自作自演の決定盤の登場。 | ||
大野和士&都響 フランツ・シュミット(1874-1939):交響曲第4番 ハ長調 バルトーク(1881-1945):弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 Sz.106 大野和士 指揮東京都so. | ||
録音:2014年12月9日、サントリーホール、ライヴ。2015年4月より東京都so. の第5代音楽監督に就任した大野和士。就任に先駆け2014年12月に行われた演奏会を収録した、大野=都響 待望の初CDの登場。共に20世紀前半に活躍したものの、その作風は趣を異にするシュミットとバルトーク。しかし、同時期に創作された代表的な2曲から、大野は対比するモダニズムを読み取る。慧眼をもって20世紀の大伽藍≠響き渡らせる大野=都響。新たな伝統の開始。 大野和士:バイエルン州立歌劇場にて、サヴァリッシュ、パタネー両氏に師事。1987年アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクール優勝。1990〜96年ザグレブフィル音楽監督、1990〜92年都響指揮者、1992〜99年東京フィル常任指揮者、1996〜2002年バーデン州立歌劇場音楽総監督、2002〜08年ベルギー王立歌劇場(モネ劇場)音楽監督などを歴任。これまでにミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座、ベルリン・ドイツ・オペラ、バイエルン州立歌劇場、グラインドボーン音楽祭、エクサンプロヴァンス音楽祭などへ出演。コンサートでは、ロンドン響、ロンドン・フィル、ボストン響、イスラエル・フィル、ハンブルクNDR響(北ドイツ放送so. )、WDR響(ケルン放送so. )、ミラノ・スカラ座管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管などに客演。2015年現在、フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者、東京都so. ・音楽監督(2015年4月〜)を務めるほか、2015年9月よりバルセロナ響音楽監督に就任。 東京都交響楽団:東京オリンピックの記念文化事業として1965年東京都が設立(略称:都響)。2015年に創立50周年を迎え、大野和士が音楽監督、小泉和裕が終身名誉指揮者、エリアフ・インバルが桂冠指揮者、ヤクブ・フルシャが首席客演指揮者を務める。定期演奏会などを中心に、小中学生への音楽鑑賞教室(約60回/年)、青少年への音楽普及プログラム、多摩・島しょ地域での訪問演奏、ハンディキャップを持つ方のための「ふれあいコンサート」や福祉施設での出張演奏など、多彩な活動を展開。「首都東京の音楽大使」として、これまで欧米やアジアで公演を成功させ、国際的な評価を得ている。2015年11月にはベルリン、ウィーンなど5ヶ国6都市をめぐるヨーロッパツアー(指揮:音楽監督・大野和士)を行い、細川俊夫の委嘱新作などを演奏する。受賞歴に、「第6回京都音楽賞大賞」受賞エリアフ・インバル指揮「ショスタコーヴィチ:交響曲第4番」での第50回レコード・アカデミー賞「交響曲部門」など。 | ||
潮田益子、プロコフィエフ&ストラヴィンスキー〜齋藤秀雄との録音を含む プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番(*) ストラヴィンスキー:ミューズを率いるアポロ(1947年改訂) (#) / デュオ・コンチェルタンテ(+) 潮田益子(Vn) 齋藤秀雄 指揮桐朋学園o.(*) ヨアナ・クルコヴィッチ(Vn;#) ディミトリ・ムラト、サラ・ダーリング(Va;#) ナターシャ・ブロフスキー、ローレンス・レッサー(Vc;#) ドナルド・パルマ(Cb;#) スティーヴン・ドゥルリー(P;+) | ||
録音:1959年4月29日、目黒公会堂(*) /2011年6月(#)、2012年8月(+)、ジョーダンホール、ニューイングランド音楽院、 US (#/+) 。不世出のヴァイオリニスト潮田益子(1942-2013)。幼少時より天才少女として知られ、15歳で音楽コンクール第1位および特賞を受賞。1966年には第3回チャイコフスキー国際コンクールで第2位に輝いた。世界各地の主要オーケストラと共演、国内ではサイトウ・キネンo. 、水戸室内o. に参加し、コンサートミストレスを務めた。恩師 齋藤秀雄と共演した1959年演奏のプロコフィエフ、そして晩年に録音したストラヴィンスキーから、趣き深い彼女の演奏の奥行きを聴き、偉大な足跡を辿る。 | ||
潮田益子、グラズノフ、バルトーク&ストラヴィンスキー〜森正との録音を含む グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲(*) / バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(#) ストラヴィンスキー/作曲者&ドゥシュキン編曲:ディヴェルティメント(+) 潮田益子(Vn) 森正 指揮 ABC so.(*) スティーヴン・ドゥルリー(P;+) | ||
録音:1959年7月25日、杉並公会堂(*) /1985年1月29日(#)、2012年8月(+)、ジョーダンホール、ニューイングランド音楽院、 US (#/+) 。日本ヴァイオリン界のパイオニア潮田益子(1942-2013)が遺した貴重な記録。師事したシゲティから「生涯わずかしか遭遇できない逸材」と激賞され、第3回チャイコフスキー国際コンクールでは第2位に入賞。オイストラフより「最も才能豊かな新進であり、類稀な叙情性持ったアーティスト」と称された。17歳にして完成の域にあるグラズノフ、85年演奏の鬼気迫るバルトーク。そして晩年の境地を示すストラヴィンスキー。演奏史に残る偉大な刻印がここにある。 | ||
川瀬賢太郎&神奈川フィル〜レスピーギ: 交響詩「ローマの噴水」/ 交響詩「ローマの松」/ 交響詩「ローマの祭」 |
川瀬賢太郎 指揮 神奈川po. | |
録音:2015年4月25日、横浜みなとみらいホール、ライヴ。『彼の持っている音楽の泉は、国境を越えている。これから彼は、ますます多忙になるだろうが、彼が天から授けられた才能を枯渇させることなく、さらに深くて豊かな泉の鉱脈を掘り起こし、私たちに音楽の奥深い豊かさと美しさを教えてほしい。』(細川俊夫/ライナーノートより抜粋) 2014年4月常任指揮者就任以来、共に確かな歩みを進める川瀬賢太郎=神奈川フィル。第300回記念定期公演を収録した「マーラー:交響曲第2番『復活』」(FOCD-9673/4)に続く、待望の第2弾CDが早くも登場。今作は神奈川フィル2015シーズンの開幕を飾った、いずれも甲乙つけ難いレスピーギの傑作“ローマ三部作 "。若き天才シェフがその傑作を料理する。 | ||
ポンマー&札響〜メンデルスゾーン: 交響曲第2番 Op.52「讃歌」 |
マックス・ポンマー指揮 札幌so. | |
録音:2015年7月10日-11日、札幌コンサートホールKitara 。ドイツの名匠 マックス・ポンマーの首席指揮者就任を記念する 札幌so. (札響)の第579回定期演奏会のライヴ録音が早くも登場。ポンマーは1936年ライプツィヒ生まれ。少年時代はアーベントロートに、その後カラヤンに師事した。レパートリーは広範囲に及び、またドビュッシー作品の校訂でも知られ、音楽家としての奥行きは敬意を持って称讃されている。就任披露に選ばれた作品は、生地ライプツィヒ市が175年前にメンデルスゾーンへ委嘱した「讃歌」。この演奏当日、初演の地ではシャイー/ゲヴァントハウス管が同曲を演奏しており、洋の東西で「ライプツィヒ1000年祭」が祝われた。いまや日本のオーケストラ界をリードする札幌so. 。新時代の開幕。 マックス・ポンマー:1936年、ライプツィヒ生まれのドイツの指揮者。ライプツィヒ音楽大学で指揮とピアノ、ライプツィヒ大学で音楽学を学び、博士号を修得。少年時代にヘルマン・アーベントロートに、その後1959年から1961年にはヘルベルト・フォン・カラヤンのもとで学んだ。ライプツィヒ大学音楽監督(1974-87)、ライプツィヒ新バッハ合奏団芸術監督(1978-87)、ライプツィヒ放送so. 首席指揮者(1987-91)、ハンブルク・カメラータ音楽監督(2001-11)などを務める。その他スコットランド室内o.、セントポール室内o.、ボルドー・アキテーヌ国立o.、ザルツブルク・モーツァルテウムo.、南西ドイツ放送so. などの優れた楽団に度々登場、中でもモーツァルテウムo. とはザルツブルク音楽祭やスペイン、アメリカへの演奏旅行を行い、成功させた。2009年にはインスブルック・チロル州立劇場でブリギッテ・ファスベンダーによる新演出のワーグナー「ラインの黄金」を指揮した。日本へは2008年、名古屋po. を指揮して以来、定期的に訪れるようになった。これまでに札幌so.、山形so.、群馬so.、日本po.、新日本po.、読売日本so.、オーケストラ・アンサンブル金沢、京都市so.、大阪po.、日本センチュリーso. を指揮。2015年4月、札幌so. の首席指揮者に就任した。 | ||
鈴木輝昭(1958-):男声合唱作品集 アイヌ神謡による男声合唱とピアノのための「カムイユカラ」/ 無伴奏男声合唱のための「銀幕哀吟」/男声合唱とピアノのための組曲「ハレー彗星独白」/ 男声合唱とピアノのための「満天の感情」(*) /ありがとう(#) /いのち(+) 鈴木輝昭、藤井宏樹、菅野正美、星英一、尾崎あかり 指揮 鈴木あずさ、豊田早苗(P) 福島県高等学校選抜cho.、Nekko Male Choir、北海道大学cho.、小松原高校OB、埼玉県立川越高校 | ||
(*):最新曲、(#):第59回(平成4年度)NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲、(+):第77回(平成22年度)NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲。その緻密かつ斬新な作風から、多くの音楽ファンから支持を受ける作曲家・鈴木輝昭。特に評価の高い男声合唱曲を、作曲者本人指揮を含む、全て新録音で収録した。全合唱ファン必聴の名曲揃いの1枚。 | ||
和澤康代(S)〜にほんのこころうた 赤とんぼ(三木露風/作詩 山田耕筰/作曲 長町順史 /編曲)/からたちの花(北原白秋/作詩 山田耕筰/作曲)/ 青い目の人形(野口雨情/作詩 本居長世/作曲 岩河智子/編曲)/ 七つの子(野口雨情/作詩 本居長世/作曲 岩河智子/編曲)/ゆりかご(平井康三郎/作詩 平井康三郎/作曲)/ ねむの木の子守歌(皇太子妃美智子妃殿下/作詩 山本正美/作曲)/さくら さくら(日本古謡 山田耕筰/編曲)/ 花のなみだ(西岡光秋/作詩 朝岡真木子/作曲)/秋のあじさい/今日もひとつ(星野富弘/作詩 なかにしあかね/作曲)/ 飛騨高原の春(岩間 純/作詩 小林秀雄/作曲)/落葉松(野上 彰/作詩 小林秀雄/作曲) 思秋期(阿久 悠/作詩 三木たかし/作曲 長町順史/編曲)/秋桜(コスモス)(さだまさし/作詩・作曲 長町順史/編曲) 小さな空(武満 徹/作詩・作曲 長町順史/編曲)/翼(武満 徹/作詩・作曲 長町順史/編曲) さよならはいわないで(鶴岡千代子/作詩 中田喜直/作曲)/むこうむこう(三井ふたばこ/作詩 中田喜直 /作曲) 和澤康代(S) 長町順史(P) | ||
数々の賞歴を誇り、現在に至るまで多くのオペラやリサイタルで活躍するソプラノ・和澤康代。『「和澤康代さんの、声楽家としての芸術活動は、いよいよ佳境に入られた感がある。あくまで謙虚なそのお人柄、しかし「ここぞ」という時の音楽の決め方は、人を深い感動へ導く力を持つ。それが見事に記録されたこの18曲に、拙作2曲も含まれる。オペラに、歌曲に、今後ますますのご活躍を願って止まない。』(小林秀雄〔作曲家〕/ライナーノーツより抜粋)『和澤康代さんのこのCDは、そのタイトル通り、日本語のうたの美しさを、丁寧に、大切に、聴く者の心に響かせると同時に、言葉だけではない多くのものを聴く者の心に届けてくれる。どうぞ安心して、心を開いて、受け止めて欲しい。やわらかに、しなやかに、寄り添うように、届けられるものの確かさを。』(なかにしあかね〔作曲家〕/ライナーノーツより抜粋) | ||
第82回(平成27年度)NHK全国学校音楽コンクール全国コンクール〜 小学校の部 課題曲「地球をつつむ歌声」 日野市立七生緑小学校[金賞] 町田市立鶴川第二小学校[銀賞] 船橋市立薬円台南小学校、 岩手大学教育学部附属小学校[以上 銅賞] 宮崎市立住吉南小学校、山鹿市立山鹿小学校、西条市立西条小学校、 出雲市立北陽小学校、岡崎市立梅園小学校、関西創価小学校、札幌市立幌西小学校[以上 優良賞] | ||
第82回(平成27年度)NHK全国学校音楽コンクール全国コンクール〜 中学校の部 課題曲「プレゼント」 町田市立鶴川第二中学校[金賞] 郡山市立郡山第二中学校[銀賞] 熊本市立帯山中学校、郡山市立郡山第五中学校 [以上 銅賞] 出雲市立斐川西中学校、富山大学人間発達科学部附属中学校、牛久市立牛久第一中学校、 大妻中野中学校、武庫川女子大学附属中学校、札幌市立北陽中学校、西条市立西条北中学校[以上 優良賞] | ||
第82回(平成27年度)NHK全国学校音楽コンクール全国コンクール〜 高等学校の部 課題曲「メイプルシロップ」 福島県立郡山高等学校[金賞] 千葉県立幕張総合高等学校[銀賞] 豊島岡女子学園高等学校、杉並学院高等学校 [以上 銅賞] 山形県立鶴岡北高等学校、武庫川女子大学附属高等学校、北海道札幌旭丘高等学校、 宮崎学園高等学校、愛知県立岡崎高等学校、島根県立松江北高等学校、土佐女子高等学校[以上 優良賞] | ||
2015年も全国コンクールの熱演がCDに! 小学校、中学校、高等学校の部、すべての学校の課題曲と自由曲の演奏が収録される。発行: NHKサービスセンター。 | ||
コウベレックス | ||
琥珀 [Kohaku] シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 Op.105 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108 馬渕清香(Vn) 多川響子(P) | ||
録音:2015年8月10日-11日、レ・ヌーヴォレ、大阪市。『関西を中心にソロ、室内楽やオーケストラに精力的に音楽と向き合い聴衆の心をとらえるヴァイオリニスト馬渕清香と、情熱的な表現で幅広い作品に果敢に挑むピアニスト多川響子による待望のファーストアルバム。実力派の 2 人が互いの音楽性に共感し、シューマンの第 1 番とブラームスの 3 番というカップリングで個性を響き合わせた演奏。両作品のなかで各楽章に流れる珠玉のロマンのうつろいを楽しむことができる。「琥珀 Kohaku」はドイツが生んだ偉大なる作曲家の二人に敬意を表し、ドイツの国石が「琥珀」であることから名付けた。』 | ||
SUPRAPHON/KII
・ SUSA-0001/4 は、SACD対応プレーヤーでのみ再生可能の専用ディスクです。通常のCDプレイヤーでは再生できませんのでご注意下さい。 | ||
クレツキ&チェコpo.〜ベートーヴェン:交響曲全集 交響曲〔第1番 ハ長調 Op.21 (*) /第2番 ニ長調 Op.36 (*) /第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」(*) / 第4番 変ロ長調 Op.60 (#) /第5番 ハ短調 Op.67 (*) /第6番 ヘ長調 Op.68「田園」(+) / 第7番 イ長調 Op.92 (*) /第8番 ヘ長調 Op.93 (*) /第9番 ニ短調 Op.125「合唱」(+) 〕/ 序曲「コリオラン」 Op.62 (+) /「エグモント」 Op.84 〜序曲(+) インゲボルク・ヴェングロル(S) アンネリース・ブルマイスター(Ms) マルティン・リッツマン(T) ロルフ・キューネ(B) ヨゼフ・ヴェセルカ合唱指揮 チェコ・フィルハーモニーcho. パウル・クレツキ指揮チェコpo. | ||
録音:1964年-1968年、プラハ、ルドルフィヌム。レコーディング・ディレクター:エドゥアルド・ヘルツォーク(*)、ミロスラフ・クバ(#)、ラディスラフ・シープ(+)。サウンド・エンジニア:フランティシェク・ブルダ。リマスタリング:2015年。 『★ポーランドに生まれた、20世紀を代表する指揮者のパウル・クレツキが、名門チェコ・フィルを指揮してセッション録音したベートーヴェンの交響曲全集を、このたび初SACDシングルレイヤー化。首席指揮者アンチェルのもと黄金時代を迎えていた楽団の鍛え抜かれたアンサンブルが、名匠クレツキが打ち出すきびしいまでの造形美を体現するこの録音は、数あるベートーヴェン演奏のなかでも特別な光を放つものとして高い評価を得ています。★SUPRAPHONがオリジナル・マスターより2015年に入念にリマスタリングを施し、ドイツでプレスしたディスクを直輸入して、日本国内でパッケージ化おります。クレツキとチェコ・フィルによる最良の遺産を、望み得る最高のクオリティでお楽しみいただけます。★上製ディジパックによる愛蔵版仕様。日本国内独自企画、初回完全限定生産品となりますので、お早めにお求めください。』 | ||
ミューズエンターテインメント | ||
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85 ブルッフ:コル・ニドライ Op.47 カタルーニャ民謡:鳥の歌 |
新倉瞳(Vc) 飯森範親 指揮 山形so. | |
録音:2015年5月8日-10日、山形テルサホール。幼少期を過ごしたドイツ、アメリカでは森中を駆け回る、素直で元気な子供だった。自分から求めるより、目の前に既に何か用意されている。以前の大手レコード会社からのCDデビュー話も、いつしか演奏家としてのレールまでもひいてもらった。全てのことから半ば逃げ出したと言っても過言ではない留学先のスイスでは、多く葛藤と向き合い、脱出し、素の自分を取り戻すことができた、と新倉瞳は語る。そして今ここに、自身初のコンチェルト・アルバムを携え、新の「自分」を開示し、満を持して問う。チェロ・コンチェルトの金字塔「エルガー:チェロ協奏曲」、新倉の情念を表出す「コル・ニドライ」、チェロ名曲の代名詞とも言える「鳥の歌」・・・。このアルバムは、フルオーケストラをバックに新生、新倉瞳が放つ慟哭の結晶。 | ||
Studio N.A.T | ||
ソワレアンティーム ルクー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調 フォーレ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番 イ長調 Op.13 / アンダンテ Op.75 /子守歌 Op.16 /夢のあとに Op.7 No.1 豊田弓乃(Vn) 海老彰子(P) | ||
20世紀フォーク・無伴奏チェロ コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8 ガスパル・カサド:無伴奏チェロ組曲 黛敏郎: BUNRAKU(文楽) スルカン・ジンザゼ:チョングリ |
エマニュエル・ジラール(Vc) |
UNIVERSAL MUSIC イタリア・ローカル・リリース盤
日本には輸入されていなかったアイテム。#国内代理店未扱い商品のため高額となります。また流通量が限られると予測され、現地でも初回プレスのみと思われるため、ご案内直後の御注文を強くお薦め致します。 | ||
UNIVERSAL MUSIC ITALY "DG" 1CDあたり\4400(税抜\4000) | ||
ポートレート〜ダヴィデ・フォルミザーノ ポール・タファネル(1844-1908):アルベール・トマの「ミニョン」による大幻想曲 アルベール・ルーセル(1869-1937):笛吹きたち Op.27 フィリップ・ゴーベール(1879-1941):夜想曲とアレグロ・スケルツァンド サン=サーンス(1835-1921):ロマンス Op.37 アンリ・デュティユー(1916-2013):フルート・ソナタ ドビュッシー(1862-1918):牧神の午後への前奏曲 L.86 オリヴィエ・メシアン(1908-1992):黒つぐみ(1951) サラサーテ(1844-1908):カルメン幻想曲 Op.25 ダヴィデ・フォルミザーノ(Fl) フィリップ・モル(P) | ||
ダヴィデ・フォルミザーノは1974年イタリアのミラノに生まれ、シュトゥットガルト音楽大学でブルーノ・カヴァッロとジャン=クロード・ジェラールに、バーゼルでオーレル・ニコレに師事。1993年ジャン=ピエール・ランパル国際フルート・コンクール(パリ)審査員特別賞。1994年ブダペスト国際音楽コンクール第1位。1995年ミュンヘン国際音楽コンクール第2位(1位無し)。1997年から2012年までミラノ・スカラ座o. およびpo. 首席奏者。2007年以来2015年現在シュトゥットガルト音楽大学フルート科教授。 | ||
リストを読んで〜リスト(1811-1886):ピアノ作品集 「巡礼の年第1年スイス」S.160 〜泉のほとりで/ 「巡礼の年第3年」S.163 〜エステ荘の噴水/ 「2つの伝説」〜波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ/ 「巡礼の年第2年 イタリア」S.162 〜ダンテを読んで/スペイン狂詩曲 S.254 / ベルリオーズ「ファウストの劫罰」〜妖精の踊り S.475 / ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」〜イゾルデの愛の死 S.447 / ベッリーニ「ノルマ」の回想 S.394 ジュゼッペ・アルバネーゼ(P) | ||
ジュゼッペ・アルバネーゼは1979年イタリアのレッジョ・カラブリアに生まれ、ペーザロのG.ロッシーニ音楽院、イーモラ国際ピアノ・アカデミーで学んだピアニスト。1997年ヴェネツィア賞国内コンクール1等、2002年フェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノ・コンクール最優秀現代作品演奏特別賞、2003年ヴァンドーム賞国際ピアノ・コンクール第1位。 | ||
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.3(完結編) 〔第6番 イ長調 Op.30 No.1 /第7番 ハ短調 Op.30 No.2 /第10番 ト長調 Op.96 〕 フランチェスカ・デーゴ(Vn) フランチェスカ・レオナルディ(P) | ||
Vol.1: 481 091-0 〔第3番、第4番、第9番「クロイツェル」/現地発売:2014年3月〕、
Vol.2: 481 140-7 〔第1番、第2番、第5番「春」、第8番/現地発売:2014年11月〕。 フランチェスカ・デーゴとフランチェスカ・レオナルディによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲録音完結編。フランチェスカ・デーゴ(1989年生まれ)はサルヴァトーレ・アッカルド他に師事し、シュロモ・ミンツと出会い大きな影響を受けたイタリアのヴァイオリン奏者。フランチェスカ・レオナルディはロジャー・ヴィニョールズ他に師事したイタリアのピアニスト。 | ||
UNIVERSAL MUSIC イタリア・ローカル・リリース盤
日本には輸入されていなかったアイテム。#国内代理店未扱い商品のため高額となります。また流通量が限られると予測され、現地でも初回プレスのみと思われるため、ご案内直後の御注文を強くお薦め致します。 | ||
UNIVERSAL MUSIC ITALY "DECCA" 1CDあたり\4400(税抜\4000) | ||
シューマン(1810-1856): ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.63 ピアノ三重奏曲第2番 ヘ長調 Op.80 |
メタモルフォージ三重奏団 [マウロ・ログエリコ(Vn) フランチェスコ・ペピチェッリ(Vc) アンジェロ・ペピチェッリ(P)] | |
2005年にログエリコとペピチェッリ兄弟により結成されたモディリアーニ三重奏団が2015年、メタモルフォージ三重奏団に改称した。 | ||
J.S.バッハ(1685-1750):音楽の捧げもの BWV 1079
ラミン・バーラミ(P) サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団員 [アンドレア・オリーヴァ(Fl) カルロ・パラッツォーリ、アルベルト・ミーナ(Vn) ガブリエーレ・ジェミニアーニ、カルロ・オノーリ(Vc)] | ||
ラミン・バーラミは1976年イランのテレラン生まれのピアニスト。裕福な家庭に生まれながら1979年のイラン革命により父親は投獄され(1991年に刑務所で死亡)、本人は11歳の時にヨーロッパへの移住を余儀なくされた。在テヘラン・イタリア大使館のはからいで奨学金を得てミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院、イーモラ国際ピアノ・アカデミー、シュトゥットガルト音楽大学で学んだ。幼時よりバッハに興味を持っていたラミン・バーラミはすでにバッハの多くの作品を録音している。 | ||
メンデルスゾーン(1809-1847): ピアノ四手連弾&2台のピアノのための作品全集 2台のピアノのためのソナタ ニ長調 MWV. S1 (1820) / 2台のピアノのためのソナタ断章 ト短調 MWV. S2 (1820) / ピアノ四手連弾のための幻想曲 ニ短調 MWV. T1 (1824) / ピアノ四手連弾のためのデュエット Op.92 MWV.T4 (1841) / ピアノ四手連弾のためのアンダンテと変奏曲 変ロ長調 Op.83a MWV. U159 (1844) / 真夏の夜の夢(作曲者編曲による2台のピアノのための版)MWV. M13 (1844) 〔序曲/スケルツォ/間奏曲/夜想曲/結婚行進曲〕 ロベルト・プロッセダ、アレッサンドラ・アンマラ(P) | ||
メンデルスゾーンのピアノを含む作品の録音に情熱を燃やすロベルト・プロッセダが今回はピアノ・デュオに取り組んだ。アレッサンドラ・アンマラは1972年イタリアのフィレンツェに生まれたピアニストでプロッセダ夫人。夫妻は1999年からデュオを組んでいたが、アレッサンドラが子育てのため一時演奏活動休止を経て2013年に復帰、当録音に臨んだ。 | ||
UNIVERSAL MUSIC ITALY "Universal Classics & Jazz" 1CDあたり\4400(税抜\4000) | ||
ブラームス(1833-1897): 4つのバラード Op.10 / パガニーニの主題による変奏曲 Op.35 / 8つの小品 Op.76 |
オラーフ・ジョン・ラネリ(P) | |
オラーフ・ジョン・ラネリはシチリア島に生まれヴェローナ音楽院、イーモラ・ピアノ・アカデミーで学んだスウェーデン系イタリアのピアニスト。1998年第50回ブゾーニ国際ピアノ・コンクール第2位(1位無し)。 | ||
ACADEMY PRODUCTIONS (西|仏経由) 1CDあたり¥2970(税抜¥2700)国内に初案内される、 仏 アルタリンナ [Artalinna] レーベルと提携関係にあるレーベル。#制作拠点はイタリアにあるようですが、当店では流通都合上フランスのレーベルとして扱います。 | ||
エルネスト・レクオーナ(1895-1963):ピアノ作品集 エルエスコリアルへ/夜の前奏曲/ アフロキューバ舞曲集 〔真夜中のコンガ/ラ・コンパルサ/黒人の踊り/ルクミ族の踊り/ニャニゴスの踊り/…そして黒人が踊っていた!〕/ 19世紀の様式によるキューバ舞曲集 から 〔最初の額のしわ/彼女と私/途切れた舞曲/カルデナスの女/古風に/やっと会えた!〕/ 4分の3拍子で/ アンダルシア(アンダルシア組曲) 〔コルドバ/アンダルーサ/アルアンブラ/ヒタネリアス/グアダルキビル/マラゲニャ〕 マルコス・マドリガル(P) | ||
録音:2014年7月24日-25日、コルティチェッレ・デ・ピエーヴェ、ブレシア県、イタリア。 キューバの作曲家レクオーナの作品をキューバ出身のマルコス・マドリガルが演奏。マルコス・マドリガルは1984年ハバナに生まれ、キューバ芸術大学で学び、15歳でオーケストラをバックにコンサート・デビュー。2015年現在イタリア在住。 | ||
J.S.バッハ(1685-1750): 平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV 846-869 |
エリン・ヘイルズ(P) | |
録音:2014年3月28日-29日、コモ湖国際ピアノ・アカデミー、ドンゴ、コモ県、イタリア。 エリン・ヘイルズはアメリカ合衆国アリゾナ州スコッツデールに生まれ、パーク大学(ミズーリ州)でスタニスラフ・ユデニッチに師事したピアニスト。録音時点でイタリアのコモ在住。 | ||
シューマン(1810-1856): アベッグ変奏曲 Op.1 /蝶々 Op.2 / 幻想曲 ハ長調 Op.17 /暁の歌 Op.133 |
アレッサンドロ・デリャヴァン(P) | |
録音:2014年7月22日-23日、コルティチェッレ・デ・ピエーヴェ、ブレシア県、イタリア。 アレッサンドロ・デリャヴァンはペルシャ人の父、イタリア人の母を持つイタリアのピアニスト。ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院卒業後、コモ湖国際ピアノ・アカデミーでウィリアム・グラント・ナボレに師事。2015年現在バーリ(イタリア)のニコロ・ピッチンニ音楽院およびロカルノ(スイス)のヴィヴァルディ・アカデミー・ピアノ科教授。#本体、外装ともに規格品番表示がございません。御了承下さい。 | ||
CORRESPONDANCES COMPAGNIE (仏) 1CDあたり¥2970(税抜¥2700)国内に初案内される、 2010年、フランスのソプラノ歌手・脚本家・舞台演出家オリアンヌ・モレッティがパリに創設した同名の音楽プロダクションが立ち上げたレーベル。カナ表記:コレスポンダンス・カンパニー。 | ||
クララ・シューマン(1819-1896):歌曲&ピアノ曲集 性格的小品集 Op.5 〜幽霊のバレエ(第1番)/ワルツ(*) / 6つの歌曲 Op.13 〜月は静かに昇って来る(第4番)(*) / なぜ他の人にたずねるのか Op.12 No.11 (*) / 音楽の夜会 Op.6 〜バラード ニ短調(第4番)/ フリードリヒ・リュッケルトの3つの詩 Op.12 〜あなたが美しさゆえに愛するのなら(第4番)(*) / 音楽の夜会 Op.6 〜夜想曲 ヘ長調(第2番)/3つのロマンス Op.21 〜ト短調(第3番)/ ヘルマン・ロレット「ユクンデ」からの6つの歌 Op.23 から(*) 〔明るい朝に(第2番)/秘密の囁きがあちこちで(第3番)〕/ ロマンス イ短調/スケルツォ ハ短調 Op.14 / フリードリヒ・リュッケルトの3つの詩 Op.12 〜彼は来た(第2番)(*) / ローベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op.20 / 6つの歌曲 Op.13 〜彼らは愛し合っていた(第2番)(*) /夕星(*) / 3つのロマンス Op.21 〜イ短調(第1番)/ 6つの歌曲 Op.13 〜私は暗い夢の中に立っていた(第1番)(*) オリアンヌ・モレッティ(S) イリヤ・ラシコフスキー(P) | ||
録音:2014年11月19日-21日、オーディトリュム、ピニャ、コルシカ、フランス。 オリアンヌ・モレッティはコルシカ・ポーランド系のフランスのソプラノ。歌手のみならず脚本、演出もこなす舞台のマルチタレント。イリヤ・ラシコフスキーは1984年ロシアのイルクーツクに生まれたピアニスト。2012年、第8回浜松国際ピアノ・コンクール第1位。 | ||
LABEL INCONNU (仏) 1CDあたり¥2970(税抜¥2700)国内に初案内される、 パリに本拠を置く現代音楽レーベル。2011年に発売を開始。カナ表記:ラベル・アンコニュ。 | ||
ティエリー・マルシュエル(1962-):バカロレア 2013 & 2014 のための作品選集 ダーク・ライク・ミー [Dark like me] (*) 〔 Strange fruit / Brass spittoons - Puzzled / Afraid - Homesick blues / Daybreak in Alabama / Dream variation 〕 [ローランス・エキルベイ、ジョフロワ・ジュールダン指揮 パリ青年cho.、クリス・ド・パリ室内cho.]/ アマル・ヴァクティ [Amal Waqti] 〔 Huna... / Ayyuha ssajirun(a)! / Waqifuna huna... / La 'uhibbuka... / Fanajinu qahwatina... 〕 [ルーラ・サファール(S) ジャン・テュベリー(コルネット〔ツィンク〕)]/ 煙 [Kemuri] 〔Parties 1 à 8 / Parties 9 à 13 / Parties 14 à 16 / Partie 17 / Parties 18 à 21 / Parties22 à 24 〕 [ジャック・ベルテロン指揮ロワール聖歌隊]/ ルソン・ド・テネブル [Leçons de Ténèbres] [パスキエ弦楽三重奏団] 忘却に対する言葉 [Paroles contre l'oubli] 〔 Dans le miroir du temps... / J'avais une vie de reve... / Tapi dans l'obscurite... / Egunero... / L'oubli... / Ces âmes, nos âmes... / Je veux oublier... / Dans le fracas des souvenirs... / Jusqu'à ton nom... / Ez dut ahaztu... 〕 [ジョフロワ・ジュールダン指揮クリス・ド・パリ室内cho.] | ||
録音:データ記載なし/音源提供: Naïve (*)。 フランスの作曲家ティエリー・マルシュエルが国際的教育プログラム「バカロレア」のために書いた作品から選んで収録。ブックレットは付いていない。 | ||
ドミニク・ルメートル(1953-):そして太陽は 時の書 [Livre d'heure] (アルトフルート、ヴィオラとハープのための)(1991) / マントラ [Mantras] (ソプラノ、クラリネット、ハープとチェロのための)(2008) / そして太陽は [Et le soleil comme désir] (ヴァイオリン、チェロとピアノのための)(2007) / 3つの明証の歌 [Trois chants de l'évidence] (メゾソプラノ、フルート、チェロとピアノのための)(2011) / 花にもっと色を、波にもっと速さを [Aux fleurs plus de couleur plus de vitesse à l'onde] (フルート、クラリネット、ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための)(1992) / バビリム [Babilim] (声楽アンサンブルのための)(2004) (*) アトゥリエ・ミュジカル・ド・トゥーレーヌ(*以外) アニェス・シャルル指揮(*) アンサンブル・ヴォカール XX.21 (*) | ||
録音:データ記載なし。フランスの作曲家ドミニク・ルメートルの室内楽作品集。 | ||
LUNA (仏) 1CDあたり¥2970(税抜¥2700)国内に初案内される、 イスラエルのピアニスト、エドナ・スターンの自主レーベル。 | ||
ベートーヴェン(1770-1827): ピアノ・ソナタ集〔第17番 ニ短調 Op.31 No.2「テンペスト」 / 第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」 /第26番 変ホ長調 Op.81a「告別」〕/ サリエリの歌劇「ファルスタッフ」の二重唱「まさにその通り」による10の変奏曲 WoO.73 エドナ・スターン(P) | ||
録音:時期記載なし、アンペリアル劇場、コンピエーニュ、フランス。 エドナ・スターン〔ステルン〕は1977年ベルギーのブリュッセルに生まれイスラエルで育ったピアニスト。テルアヴィヴ(イスラエル)のルービン音楽アカデミーで学んだ後、ブリュッセルでマルタ・アルゲリッチに、バーゼルでクリスティアン・ツィメルマンに、ボルティモア(アメリカ合衆国)でレオン・フライシャーに師事。2009年以来2015年現在イギリスの王立音楽カレッジ教員。Ambroisie, Orchid Classics, Zig-Zag Territoires等のレーベルに録音がある。 | ||
ベートーヴェン(1770-1827): ピアノ・ソナタ集〔第23番 ヘ長調 Op.57「熱情」/第19番 ト短調 Op.49 No.1「悲愴」/ 第1番 ヘ短調 Op.2 No.1 〕/ エリーゼのために イ短調 WoO.59 エドナ・スターン(P) | ||
録音:時期記載なし、アンペリアル劇場、コンピエーニュ、フランス。 | ||
MUSIQUE SACREE A NOTRE-DAME DE PARIS (仏) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)2015年に国内へ初案内されたフランス、パリのノートルダム大聖堂聖歌隊の自主レーベル 第2回ご案内。 | ||
ノートルダムの歌集〜ノートルダム大聖堂着工850年記念委嘱教会児童合唱作品集 ジャン=バティスト・ロバン(1976-):澄んだ声で [En clara vox] ブリューノ・デュコル(1949-):明暗法で描かれた夜明け [Une aube en clair-obscur] ジャン=ピエール・ルゲイ(1939-):深き淵より [Du fond de l'abîme] ピエール=アドリアン・シャルピー(1972-): ここに聖なる王国あり [Voici le sacre du Royaume] カロリーヌ・マルソ(1974-):アレルヤ、石は転がされぬ [Alleluia, Lapis revolutus est] エディト・カナ・ド・シジー(1950-):キリエ[Kyrie](ミサ・ブレヴィス) ティエリー・エスケシュ(1965-):サンクトゥス[Sanctus](ミサ・ブレヴィス) ニコラ・バクリ(1961-):アニュス・デイ[Agnus Dei](ミサ・ブレヴィス) ヴァンサン・ブーショ(1966-):かくも大いなる秘跡ゆえ [Tantum ergo Sacramentum] エリック・ルブリュン(1967-):今日、日の創造主は [Aujourd'hui le Créateur des jours] ブノワ・メニュ(1977-):大風が起こりぬ [Un grand vent s'est levé] ヴァンサン・ポーレ(1962-):作られし果実で [De fructu operum] ミシェル・ルヴェルディー(1943-):太陽をまとう女よ [Femme revêtue de soleil] トマ・ラコート(1982-):聖にして無垢なる [Sancta et immaculata] イヴ・カスタニェ(1964-):おお、夕べの聖母よ [Ô Notre-Dame du soir] エミリー・フルーリー指揮パリ・ノートルダム大聖堂聖歌隊 イヴ・カスタニェ、ドニ・コンテ(Org) | ||
録音:2013年10月22日、2014年10月23日-24日、ノートルダム大聖堂、パリ、フランス。 ノートルダム大聖堂着工850年を記念してフランスの15人の作曲家に委嘱されたモテットとミサ楽章。もちろんすべて世界初録音。児童合唱、女声合唱の新たなレパートリーとしても聴き逃せない一枚。 | ||
ACOUSENCE (独) 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)旧譜はこちらから。 | ||
海老 彰子〜ラヴェル:ピアノ作品集 クープランの墓/前奏曲/夜のガスパール/ ソナティナ/水の戯れ |
海老彰子(P) | |
録音:2015年3月8日-10日、クレーフェルト、ドイツ。使用ピアノ: Shigeru Kawai 。解説:日英独。海老彰子の得意とするフランス物が待望の発売。海老彰子:東京藝術大学在学中に第41回日本音楽コンクール、ピアノ部門で優勝。パリ国立高等音楽院を最優秀首席で卒業後、同研究科を卒業。国内外で多くの受賞歴を持ち、既に多くのアルバムが発売されている。 | ||
ARION (仏) 1CDあたり¥6600(税抜¥6000)品番の下3桁順で並んでいます。旧譜はこちらから。 | ||
ロシアン・ジプシーのバラライカ [Les Balalaïkas des Tziganes Russes] Les yeux verts - boublitchky / Ne sois pas jaloux, ne sois pas fâché - mon bohémien / Ne pars pas - plaine, ma plaine (knipper) / Le sarafan rouge / Kalinka / Tzigane et samovar / L'amour s'est enfuI - le vieux tzigane / Kalitka - vradanka / Pourquoi m'as - tu aimé コフ・アヴィフ・アンサンブル/他 | ||
録音: AAD / (P) 1983 。収録時間:約39分。旧品番: ARN-64019。ロシア民謡を中心とした、ポピュラー風バラライカ・アンサンブルによるアルバム。 | ||
ブルターニュの伝統的音楽 [Musiques traditionnelles de Bretagne] Round pagan / Laride gavotte de pontivy / Polka plinn / Mélodie vannetaise / Rond de Loudeac / Andro / Le marchand de velours / Hanter dro / Tamm kerh / Laride de pluvigner / Mélodie du scorff / Pas de quatre / Hanter dro / Mélodie vannetaise / La sabotee / Marches de pluherlin ジャン・バロン(ボンバルド) クリスティアン・アネイクス(ビニュー〔ビニウ〕) エルヴェ・リヴェール(Perc) | ||
録音: AAD + DDD? / (P) 1980, 1982 。旧品番: ARN-64380 。ボンバルドはショーム〔シャリュモー〕の一種。ビニューはブルトン〔ブルターニュ〕語でバグパイプの事。 | ||
フォーレ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 ヴァイオリン・ソナタ〔第1番 イ長調 Op.13 /第2番 ホ短調 Op.108 〕/ ロマンス 変ロ長調 Op.28 /子守歌 ニ長調 Op.16 /アンダンテ 変ロ長調 Op.75 ジェラール・プーレ(Vn) ノエル・リー(P) | ||
録音:1991年5月。旧品番: ARN-68174, ARN-50591, ARN-68653 。 | ||
第一次世界大戦中のフランスの室内楽作品 リュシアン・デュロゾワール(1878-1955):五つの水彩画 / ウジェーヌ・クール(1877-1936):2つの小品 Op.91 ウジェーヌ・イザイ:子供の夢 Op.14 / クララ・シューマン:3つのロマンス Op.22 / カプレ:夢 フェルナン・ド・ラ・トンベル(1854-1928):子守歌/あなたの青い瞳を閉じて アルフレッド・ダンブロジオ(1871-1914):エレジー Op.46 / リリ・ブーランジェ(1893-1918):2つの小品 フォーレ:子守歌 / フロラン・シュミット:4つの小品 Op.25 アマンダ・ファヴィエ(Vn) セリメーヌ・ドーデ(P) | ||
(P) 2003 。 『作曲家、ヴァイオリニストとして活躍したリュシアン・デュロゾワール。ほとんど忘れ去られてしまった人ですが、いくつかの作品が録音されるなど、最近になって少しずつ注目を集めつつあります。このアルバムはデュロゾワールが1915年11月、第1次世界大戦に大佐として従軍した際、彼のスーツケースに入っていた楽譜を再現したものです。』 | ||
DELOS (米) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから。 | ||
Open Your Heart〜ギター伴奏による歌曲集 マーク・ブリッツスタイン: Open Your Heart / Until and I heard / ドビュッシー:マンドリン/ひそやかに ファリャ:7つのスペイン民謡 / シェイベル・マーチャーシュ:4つのフランス民謡 / V=ロボス:モヂニャ/ ブラジル風バッハ第5番〜アリア / ウォルトン:恋におちた匿名者 / ビゼー:きみの心を開いてくれ ローラ・クレイクム(S) マーク・テイコルツ(G) | ||
アメリカ出身のコロラトゥーラ・ソプラノ、ローラ・クレイクムによる DELOS レーベルへの初録音。 | ||
ANALEKTA (加) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)ご案内済旧譜はこちらから。 | ||
シャコンヌ〜永遠の声 マティアス・マウテ:シャコンヌ〔 I / II / III / IV / V / VI / VII 〕 作曲者不詳(17世紀):天国と地獄のシャコンヌ / モンテヴェルディ:私に恋を望むその人は ランディ:人生のパッサカリア / ヴィヴァルディ:ソナラ・ラ・フォリア Op.1 No.12 作曲者不詳(16世紀)/マウテ編曲:チェコ民謡集 / ファルコニエーリ:パッサカリア(1650) /ラ・フォリア(1650) J.S.バッハ/マウテ編曲:シャコンヌBWV.1004 マティアス・マウテ指揮アンサンブル・カプリス | ||
録音:2015年5月、ケベック、カナダ。アンサンブル・カプリスは、1989年にドイツで結成され、指揮者、リコーダー&フルート奏者、作曲家のマティアス・マウテが音楽監督を務めるアンサンブル。自作の「シャコンヌ」を挟みながら、モンテヴェルディやファルコニエーリらの作品を並べ、最後にバッハの「シャコンヌ」で締めるという構成。 | ||
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36(ホロヴィッツ版) ハイドン:ピアノ・ソナタ第38番 ヘ長調 Hob.XVI: 23 / ラヴェル:ラ・ヴァルス アラン・ルフェーヴル(P) | ||
録音:2014年7月、ケベック、カナダ。 Analekta のメイン・アーティストの1人、アラン・ルフェーヴル。ラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番は、初版と改訂版を織り交ぜたホロヴィッツ版での演奏。 | ||
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集 〔第3番 ニ長調 Op.44 No.1 /第4番 ホ短調 Op.44 No.2 〕 セシリアSQ [ミン=ジョン・コー、サラー・ネマトーラー(Vn) ケイトリン・ボイル(Va) レイチェル・デソアー(Vc)] | ||
録音:2015年4月、ケベック、カナダ。カリン・ケイ・ナガノとの録音でも話題を集めた、華麗なる女姓奏者4人によるセシリア弦楽四重奏団は、2010年にバンフ国際弦楽四重奏コンクールで一等を得、ヨーロッパや北米で演奏している。 | ||
ATOLL (ニュージーランド) 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)2011年に国内へ初案内されたニュージーランドのレーベル。品番形態がポーランドの CD ACCORD レーベルと同一のため、番号部分を4桁に変更しています。#当レーベルはCD-Rで製版されています。 | ||
オークランド・タウン・ホール・オルガン披露コンサート パリー:アイ・ワズ・グラッド / ブラームス:宗教的歌曲 Op.30 ウェールズ:オルガン交響曲 ハ長調(*) / ベアストウ:都市の息吹き ギルマン:オルガン交響曲第1番 ニ短調 Op.42 (#) インドラ・ヒューズ(Org) ジョン・ウェールズ、ポール・ターリング(Org;#) ジョン・ロッサー指揮 テレンス・マスケル指揮 ムジカ・サクラ、グラジュエイトcho. ヴィヴァ・ヴォーチェ アントン・ポリャニッチ指揮オークランド・ユースso.(#) | ||
録音:2010年3月21日、オークランド・タウン・ホール、ニュージーランド、オルガン改修後初披露コンサート、ライヴ。使用オルガン:ヨハネス・クライス社(ドイツ)製作。(*)は世界初録音。 | ||
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ集 ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.80 / 2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56 / ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94a / 5つのメロディ Op.35 |
ナタリア・ロメイコ(Vn) オリガ・シトコヴェツキー(P) ユーリー・ジスリン(Vn) | |
録音:2012年。ロシア、ノヴォルシビルスク出身で、メニューイン・スクール卒業、2000年のパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール第1位、2003年マイケル・ヒル国際ヴァイオリン・コンクール第1位、さらに2010年にはロンドンの王立音楽大学ヴァイオリン科教授に就任した才女、ナタリア・ロメイコのプロコフィエフ・アルバム。 | ||
S3D 〜耳と目〜12人の楽器製作者と即興演奏者による
エルニー・アルトホフ、フィル・ダッドソン、エンピリカル、バート・ホプキン/他 | ||
ニュージーランド発、打楽器や電子楽器など、様々な音のソースを駆使した即興演奏による斬新な音の世界。 # DVD-R は PAL方式で、国内の通常映像機器では再生出来ず、パソコン等での再生保証もございません。 | ||
AUDIOPHILE CLASSICS (蘭) 1CDあたり¥1430(税抜¥1300)旧譜はこちらから。 | ||
フィリップ・グラス:ピアノ独奏作品集 メタモルフォーサイス〔1−5〕/マッド・ラッシュ/ ウィチタ・ヴォルテックス・スートラ/オルフェの寝室/グラスワークス ボヤン・ゴリシェク(P) | ||
録音:2013年4月20日-21日。 | ||
スルヤディ〜フレーデンブルク・コンサート・ホール・ライヴ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」 ラフマニノフ:前奏曲集 Op.32 より Nos.5, 2 ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 リスト:孤独な中の神の祝福/モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の回想 ショパン:夜想曲 Op.Posth. ウィビ・スルヤディ(P) | ||
録音:1989年10月29日、フレーデンブルク音楽センター、ユトレヒト、オランダ、ライヴ。 原盤・初出: ERASMUS (Holland), WVH-08〔当店未案内、廃盤〕 。オランダに生まれ、かの国で絶大な人気を誇るインドネシア系ピアニスト、スルヤディの初ディスクだったアルバム。 | ||
ルドヴィコ・エイナウディ:作品選集 | メル・アシュトン(P) | |
CENTAUR (米) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)既案内分はこちらから。 | ||
スティーヴン・スターリク〜レトロペクティヴ Vol.7 シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO.23 / ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲(#) メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 (+) スティーヴン・スターリク(Vn) ピエール・エテュ指揮トロント祝祭o.(無印) マリオ・ベルナルディ指揮オタワ・ナショナル・アーツ・センターo.(#) ジョージ・コーウィン指揮ヴィクトリア大学o.(+) | ||
録音:記載無し(代理店推測:1970年代?)。使用楽器:すべてストラディヴァリウス、 1727年製「バレール」(+以外)、1736年製「ムンツ」(+) 。 | ||
ディノス・コンスタンティニデス(1929-):協奏的作品集 ヴァイオリン協奏曲第3番「カファンタリス」/アンティゴネからの3つのセレクション/ 声楽と室内オーケストラのための「サッフォーの歌」/ オーボエと弦楽オーケストラのための「クレオンの挽歌」/ピアノ協奏曲第2番「ギリシャ風変奏曲」/ アルト・サクソフォンと室内オーケストラのための協奏曲「真夜中の幻想曲第2番」 ゲオルギオス・デメルツィス(Vn) スピロス・コントス(Ob) アンジェリカ・カタリオウ(Ms) マリア・アステリアドウ(P) アタナシアス・ゼルヴァス(Sax) ディノス・コンスタンティニデス指揮ルイジアナ・シンフォニエッタ | ||
録音:2004年-2013年。3曲のオペラを含む260曲を超える作品を作曲し、アメリカ、ルイジアナ州立大学の作曲科教授、ルイジアナ・シンフォニエッタの音楽監督を務めるギリシャの重鎮ディノス・コンスタンティニデス(1929-)。協奏的作品集のソリストは、ギリシャ国立響の首席オーボイスト、スピロス・コントスなど全てギリシャの音楽家たちが担当。 | ||
サクソフォンとチェロのための音楽 チャン:ウォーク・オン・ウォーター / エリオット:フィールド・ミュージック デニゾフ:アルト・サクソフォンとチェロのためのソナタ / リード・トーマス:湖に反射する星と月明かり エンゲブレトソン:4つの短い歌 / ラーセン:ビド・コール ヘルトン=トーマス・デュオ [ジョナサン・ヘルトン(Sax) スティーヴン・トーマス(Vc)] | ||
録音:2011年。ヘルトン=トーマス・デュオは、2008年に結成されたサクソフォンとチェロというレアな編成のアンサンブル。 | ||
トランペットのサウンド バロシュ:カンテムス / デイヴィッド・コールマン:トランペットのサウンド コープランド:4つのモテット〜第4番 / メンデルスゾーン:詩篇43番 / ウィルビー:イフ・ユー・ラヴ・ミー ホヴァネス:聖グレゴリーの祈り / アントニー・J.マリオーネ(1978-):神秘のトランぺッター(2013) グレイストン・アイヴズ:エディントン・サーヴィス〜マニフィカト/ヌンク・ディミティス アントニー・J.マリオーネ指揮ウィリアム・ジュウェル・カレッジ・コンサートcho. ランドルフ・リー(Tp) アン・マリー・リグラー(Org) | ||
録音:2014年5月。 | ||
メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲集 弦楽五重奏曲〔第1番 イ長調 Op.18 /第2番 変ロ長調 Op.87 〕/カプリッチョ ホ短調 ハリントンSQ ジェイムズ・ダンハム(Va) | ||
録音:2009年5月。ハリントン弦楽四重奏団は1981年結成のアメリカのアンサンブル。フェニックス・コーラルと共演したヤイロの合唱作品集(Chandos/CHSA-5100)での演奏は高い評価を受けており、2005年にはグラミー賞にノミネートされた。ジェイムズ・ダンハムはクリーヴランド四重奏団のヴィオラ奏者として活躍した名手。 | ||
ヴィクトル・ステパノヴィチ・コセンコ(1896-1938):ピアノ作品集 Vol.3 11の練習曲 Op.8 (*) /24の子供の小品 Op.25 (#) ナターリャ・シュコダ(P) | ||
録音:2014年12月。(#)は世界初録音、(*)は全曲版の世界初録音。コセンコは病で早世したウクライナの作曲家。 | ||
ジャン・アンリ・ダングルベール(1629-1691):クラヴサン曲集 クラヴサン曲集〔ト長調/ハ長調/ニ短調/ト短調〕/ガイヤルド イ短調/ ガラテアのシャコンヌ/シャンボニエール氏のトンボー シャルロット・マッタ・メルシュ(Cemb) | ||
録音:2014年6月。使用楽器:ウィラード・マーティン、1980年製作〔モデル:ニコラ・ブランシェ(パリ、フランス)、1720年製〕。 | ||
CHRISTOPHORUS 特記以外
旧譜はこちらから。 | ||
CHRISTUPHORUS "entree" 同レーベルの廉価シリーズ。同レーベルの既出録音のみならず、同じくドイツの SIGNUM レーベル(イギリスの SIGNUM CLASSICS [SIGCD記号] とは関係なし)で発売されていた録音もライナップに加えている。旧譜はこちらから。 | ||
ハープのためのバロック音楽 [旧題:トッカータ〜ハープのためのバロック音楽とネオ・バロック音楽] J.S.バッハ:パルティータ第5番 BWV.829 〜小品 ト長調 ヘンデル:組曲第7番 HWV.432 〜パッサカリア ト短調/ 主題と変奏 ト短調/オラトリオ「サウル」HWV.53 〜ダヴィデ王のハープ マルセル・グランジャニー(1891-1975):古典形式による小組曲 ゴットフリート・キルヒホフ(1685-1746):アリアとリゴードン ハ短調 ジャン=バティスト・ルイエ(1653-1728):組曲 ヘ長調〜トッカータ ルイーズ・シャルパンティエ(1902-1964):古風な形式の小品 ハ短調 ジョヴァンニ・バッティスタ・ペシェッティ(1704-1766):ソナタ第6番 ハ短調 ジョン・パリー(1710-1782):ソナタ第1番 ニ長調 / ニーノ・ロータ(1911-1979):サラバンドとトッカータ フォルカー・ゼルマン(Hp) | ||
録音:2005年8月23日-26日。旧品番: CHR-77282 。 フォルカー・ゼルマンはザルツブルク・モーツァルテウム音楽院でハープを学び、ケルン WDR 響やフランクフルト放送so.に客演、アーノーンクール、ハイティンク、バルシャイ、ビシュコフといった指揮者と共演を重ねる奏者。 | ||
ピッコロ・トランペットのためのバロック・コンチェルト [旧題:サウンド・オヴ・バロック〜ピッコロ・トランペット協奏曲集] アルビノーニ(1671-1751):協奏曲 ニ長調 Op.7 No.6(原曲:オーボエ協奏曲)/協奏曲 ヘ長調(*) ヘンデル:協奏曲第3番 ト短調(原曲:オーボエ協奏曲) / テレマン(1681-1767):協奏曲 ロ長調 ピエトロ・バルダッサーレ(1683頃-1768以降):ソナタ第1番 ヘ長調(原曲:コルネット・ソナタ) ジャン・バプティスト・ルイエ(1680-1730):ソナタ ハ長調(原曲:オーボエ・ソナタ) ロベルト・ヴァレンティーノ(1680-1735):ソナタ ヘ長調(原曲:オーボエ・ソナタ) ヨアヒム・シェーファー(Tp) フランク・ヴァルター(Tb;*) アントン・ポポヴィッチ指揮ブラチスラヴァ・チェンバー・ソロイスツ | ||
録音:2000年6月5日-7日、ドイツ。旧品番: CHR-77235 。 ヨアヒム・シェーファー3枚目のソロ・アルバムとなった、ピッコロ・トランペットのための定番協奏曲集。 | ||
クリスマスのオルガン音楽[旧題:きよしこの夜〜クリスマス・キャロル変奏曲] リスト(1811-1886):クリスマス・イヴ / スメタナ(1824-1884):パストラール ト長調 フィンツェンツ・ゲラー(1873-1953):「エサイの根より」変奏曲 ヨゼフ・ラツェルスベルガー(1849-1914):スティル・ナハト〔クリスマス・イヴ/きよしこの夜〕変奏曲 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベルナー(1780-1827) &アドルフ・フリードリヒ・ヘッセ(1809-1863):「幼子のゆりかご」による変奏曲 チャールズ・ウェスリー(1757-1834):パストラーレ ト長調 ヴィルヘルム・ルドニック(1850-1927):クリスマス・キャロル幻想曲 J.C.グラウプナー(1683-1760):子守歌(#) ユスティナス・ウィル(1675-1747):アリア・パストラーレ 変ロ長調(#) J.S.バッハ(1685-1750):コラール変奏曲「いと高きにある神にのみ栄光あれ」 BWV.771 (#) フランツ・ハーゼルベック(Org) | ||
録音時期:1976年4月10日-12日、1981年6月30日-7月2日、 ADD 。 録音場所〔使用楽器〕:(おそらく Auenkirche, )ベルリン=ヴィルマースドルフ〔フルトヴェングラー&ハメル製(おそらく1898年制作、1922年-1924年、1929年 [1921年-1922年?] 改修〔以降も複数回修復・改修〕)〕(無印) /(おそらく聖マウリティウス教会、)ホレルン〔アルプ・シュニットガー製(おそらく1688年-1690年制作)〕(#) 、全てドイツ。時期と会場の対比は不明。 旧品番: CHE-0113-2 。 | ||
CONTINUUM (ニュージーランド→英?) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)1990年代後半まで活動していたレーベルが まさかの復活。ただし、ご案内する物を除く旧譜は ほぼ入手不能と思われます。 | ||
パラゴン・プレミアズ Vol.2 トーマス・ウィルソン:室内交響曲 エドワード・マクガイア:メゾ・ソプラノと木管五重奏のための「新たな始まりの歌」 フィリップ・ノリス:チェロと10の楽器のための「チェロ・カンタータ」 リンダ・オルミストン(Ms) デイヴィッド・デイヴィス指揮パラゴン・アンサンブル | ||
録音:1991年10月14日-15日、ヘンリー・ウッド・ホール、グラスゴー。パラゴン・アンサンブルは1980年に結成されたスコットランドのアンサンブル。 | ||
Life Studies 〜モー&R.R.ベネット ニコラス・モー: Life studies [ネヴィル・マリナー指揮ASMIF] リチャード・ロドニー・ベネット: Spells[ジェーン・マニング(S) デイヴィッド・ウィルコックス指揮フィルハーモニアo.、バッハcho.] | ||
録音:1978年、ウォルサムストウ・タウン・ホール。 | ||
DANACORD (デンマーク) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)一部CD-R製版のアイテムがございます。プレス盤が在庫切れになると予告無しに CD-R へ切替わりますので、指定してのご注文はお受け出来ません。既案内分はこちらから。 | ||
シューベルト: ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958 / 楽興の時 D.780 |
エミール・グリューステン(P) | |
録音:2015年5月6日-7日。15歳でソロ・リサイタル、16歳でオーフス響と共演し協奏曲デビューしたデンマークのピアニスト、エミール・グリューステン(1985-)のデビュー・ディスク。 | ||
カール・ニルセン(1865-1931)・オン・レコード〜ヴィンテージ&ヒストリカル録音集 交響曲〔第1番−第6番〕[エーリク・トゥクセン指揮]/交響曲〔第2番/第4番〕[ラウニ・グランデール指揮]/ 交響曲第5番[エーリク・トゥクセン指揮]/序曲「ヘリオス」[フリッツ・ブッシュ指揮]/ ヴァイオリン協奏曲[エミール・テルマーニ(Vn)]/ヴァイオリン協奏曲[イェフディ・メニューイン(Vn)]/ アクセル・シュツ、ニルセン録音全集/交響曲〔第1番−第6番〕[トゥール・マン指揮]/ 歌劇「仮面舞踏会」/歌劇「サウルとダヴィデ」[ラウニ・グランデール指揮]/他 | ||
復刻エンジニア:クラウス・ビリト、アンドルー・ウォルター。2015年、生誕150周年を迎えたデンマークの巨匠カール・ニルセン生誕150周年を祝い、同国を代表するレーベル Danacord が、貴重な音源を集めた30枚組のボックス・セットをリリース。 | ||
DELPHIAN (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000) | ||
夜と夢〜シューベルト:歌曲集 美と愛がここに D.775 /糸を紡ぐグレートヒェンD.118-2 /アマリアD.195 /若い尼 D.828 /死の音楽D.758 / 白鳥の歌 D.744 /エレンの歌I(憩え戦士よ)D.837 /エレンの歌II(憩え猟師よ)D.838 / エレンの歌III(アヴェ・マリア)D.839 /ます D.550 /さすらい人の夜の歌 D.768 /笑いと涙 D.777 / 私の挨拶を D.741 /君はわが憩い D.776 /セレナードD.889 /私のピアノに寄せて D.342 /夜と夢 D.827 アイリッシュ・タイナン(S) イアン・バーンサイド(P) | ||
録音:2015年1月4日-6日、セント・メアリー教会、ハディントン、イースト・ロージアン、イギリス。英国ロイヤル・オペラで目覚ましい活躍を見せるアイルランドのソプラノ、アイリッシュ・タイナンと、イギリスが誇る現代の名伴奏ピアニスト、イアン・バーンサイドによる「夜と夢」。「恋する女性」もテーマとなっている。 | ||
ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-):ピアノ・ソナタ集 〔第1番−第3番〕/古典ソナタ/子供のための音楽 I /ノスタルジア サイモン・スミス(P) | ||
録音:2013年12月12日、2014年5月10日、2015年1月17日、レイド・コンサート・ホール、エディンバラ大学、イギリス。前作、シュニトケのピアノ作品全集(DCD-34131)が好評を得た近現代、特に20世紀のピアノ作品のスペシャリスト、サイモン・スミス(1983-)による、ウクライナのリーディング・コンポーザー、ヴァレンティン・シルヴェストロフのソナタ集。 | ||
鳥と獣〜マーティン・ベネット(1971-2005): ベネット/マクフォール編曲:クイリン第2部/鏡/アイ/タゲリ/ 弦楽四重奏、打楽器とスコティッシュ・スモールパイプのための小品 伝承曲/ベネット&マクフォール編曲:アゲハチョウ / ファイフィールド:キルチョーン・フェリー、ビースト ミスター・マクフォールズ・チェンバー[バグパイプ/エレキVn/ベース/他] | ||
録音:2009年。ケルト音楽、ケルティック・フュージョン等様々な分野で活躍、バグパイプの名手としても知られたマーティン・ベネットと、スコットランドのジャズ・ミュージシャン、フレーザー・ファイフィールのコラボ・アルバム。 | ||
ボヘミアン・ラプソディーズ〜クラリネット四重奏のための バルトーク/ブレイミー編曲:オスティナート / ファルカシュ:17世紀の古いハンガリーの舞曲/ハンガリーの情景 セイヤーズ:3つのクレズマーの旋律/マーズル・ターフ!/レーズンとアーモンド バルトーク/ブレイミー&スパーリング編曲:ブルガリアのリズムによる6つの舞曲 フデツ:四重奏のための狂詩曲 / トゥチャプスキー:ア・リトル・アフタヌーン・ミュージック フェル・クラリネット四重奏団 | ||
録音:2009年5月21日-22日。フェル・クラリネット四重奏団は、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックで1999年に結成された。 | ||
マイク・ブルワー(1945-)の世界旅行 ハンバ・ルル(ズールー族の結婚歌)/ホリデイ・ダナー(ベンガルの鳥の歌)/茉莉花(中国)/ プエブロの日の出の歌(ニューメキシコ州、アメリカ)/おお、愛よ(モラヴィア民謡)/ タンゴ・カペラ(アルゼンチン)/太陽がしずむ(アイスランド民謡)/メグル(ナミビア、カバンゴ州の歌)/ トルディオン(フランス)/イジンタカナ(ズールーの鳥の歌)/コロブチカ(ロシア/ウクライナ)/ ポカレカレ(マオリ族の愛の歌)/ Yelli Bo'dek Dhaya Fikri(チュニジア)/エル・カスカベル(メキシコ) マイク・ブルワー指揮イギリス・ナショナル・ユースcho. | ||
録音:2008年。全曲世界初録音。 イギリスの合唱指揮者・作曲家マイク・ブルワーの自作自演集。マイク・ブルワーの世界旅行 [Mike Brewer's Woerld Tour] は、イギリスのフェイバー・ミュージックから楽譜が出版されている彼の代表作。 | ||
チェンバー・ポートレート〜トーマス・ウィルソン(1927-2001): ギターのための歌/ピアノ・ソナタ/ピアノ三重奏曲(*) / ギターのための3つの小品/弦楽四重奏曲第3番(*) /インキュナブラ サイモン・スミス(P) アラン・ニーヴ(G) エディンバラSQ | ||
録音:2008年-2009年。(*)は世界初録音。スコットランドの音楽にモダニズムを取り込んだ作曲家の1人。 | ||
メシアン:オルガン作品全集 Vol.4 主の降誕/聖体秘蹟への捧げもの/前奏曲/キリストの昇天/2枚折りの絵/聖霊降臨祭のミサ/献堂式のための唱句 ティモシー・バイラム=ウィグフィールド(Org) | ||
録音:2008年7月11日、15日-17日、セント・ジョージ・チャペル、ウィンザー城。グレゴリオ・アレグリ研究の世界的権威で、ザ・シックスティーンが歌った「ミゼレーレ」の校訂者でもあるバイラム=ウィグフィールドの演奏によるメシアン。 | ||
クリスマスのためのオルガン作品集 ベスト:古いイギリスのキャロルによるクリスマス幻想曲 / ダカン:ノエル X J.S.バッハ:コラール「高き御空よりわれは来たれり」/コラール「高き御空よりわれは来れり」BWV.738 パッヘルベル:高き御空よりわれは来たれり/高き御空よりわれは来たれり(フゲッタ) J.B.バッハ:高き御空よりわれは来たれり / レーガー:クリスマス Op.145 No.3 ダンドリュー:ノエル・セットゥ・ジュルネ/ Il n'est rien de plus tendre コシュロー:「神の御子は今宵しも」による変奏曲 / ギルマン:ノエル・エコセーズ ドゥメッシュー:神の御子は今宵しも(ミュゼット) / ラングレ:ノエル・ブレトン アイアランド:聖なる少年 / サマヴェル:羊飼いの子守歌 ホリンズ:クリスマスの子守歌 / エドマンドソン:高き御空よりわれは来れり トーマス・レイン=ライリー(Org) | ||
録音:2006年7月、セント・カスバート教会、エディンバラ。使用楽器:1894年建造。 | ||
メシアン:オルガン作品集 Vol.3 聖体の秘蹟の書
マイケル・ボナヴェンチャー(Org) | ||
録音:2007年1月9日-10日、セント・ジャイルズ教会、エディンバラ。使用楽器:リーガー・オルガン、1992年製作。ボナヴェンチャーはエディンバラ出身のオルガニスト。 | ||
現代と中世のキャロル集 バレル:夜の星の創造主/クリスト・パレマス・カンティカ / マクレー:囚われのアダムは横たわり ビンガム:告知/ゴッド・ウッド・ビー・ボーン・イン・ジー/インカーネーション・ウィズ・シェパーズ・ダンシング 13世紀イギリス:祝福あれ / コーストン:子守歌 / ポット:あの幼子は / 16世紀イギリス:世の救い主 ダンスタブル:あなたは何と美しいことか / ジャクソン:とこしえの救い主/クリスマスを歌おう スケンプトン:ベツレヘムに彼らが向かい/この世にいる限り / レッドフォード:天と地は御身にあり スウィーニー:無数のキリスト / 12世紀イギリス:父の御言葉が人となり ホロウェイ:クリスマス・キャロル / 15世紀クリスマス:クリスマスを歌おう ジェフリー・ウェッバー指揮ケンブリッジ・ゴンヴィル&キーズ・カレッジcho. デイヴィッド・バランタイン、マシュー・フレッチャー(Org) | ||
録音:2009年7月3日-5日。 | ||
ジャイルズ・スウェイン(1946-):チェロとピアノのための音楽 4つの抒情的小品 Op.6 /無伴奏チェロ組曲第1番 Op.111 /チェロのための歌 Op.31 /チェロ・ソナタ Op.103 ロバート・アーヴィン(Vc) ファリ・パヴリ(P) | ||
録音:2007年6月、8月。ハリソン・バートウィッスル、アラン・ブッシュ、ニコラス・モー、オリヴィエ・メシアンに師事、アフリカの伝統を西洋音楽に採り入れたスタイルを特徴とするイギリスの作曲家。 | ||
トマス・ウィールクス(1576-1623):宗教合唱作品集 おお、ヨナタン/主において常に喜びなさい/すべての者よ、手を打ち鳴らせ/テ・デウム(*)&ユビラーテ/ 主のみ住まいはいかに愛すべきかな/主は蘇えり(*) /ダヴィデが聞きしとき/ わたしは嘆き疲れ/マニフィカトとヌンク・ディミティス(*) /おお、すべての人よ(*) / 主よ、我御身に向かいて嘆く/おお主よ、耳を傾けたまえ/ダヴィデの子に栄光あれ ベンジャミン・ニコラス指揮テュークスベリー寺院スコラ・カントルム | ||
録音:2008年5月4日-6日。(*)は発売時点における世界初録音。音楽学者ピーター・ジェイムズの校訂、新版による世界初録音4作品を含む宗教合唱作品。 | ||
エドワード・ハーパー(1941-2009): 弦楽四重奏のための「3つの民謡」[エディンバラSQ ]/ 無伴奏チェロのための「シェーナ」/フルート、チェロとピアノのための「シェーナII」 [ルイーズ・パターソン(Vc) アンナ・ジョーンズ(Fl) エドワード・ハーパー(P)]/ 交響曲第2番[デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br) ギャリー・ウォーカー指揮スコットランド室内o. & cho.] | ||
録音:2006年-2007年。全曲世界初録音。スコットランド、エディンバラを拠点とした作曲家エドワード・ハーパーの作品集。 | ||
エレミアの哀歌集 タリス:エレミアの哀歌 / フェッラボスコ2世:エレミアの哀歌(*) バード:エレミアの哀歌 / パースリー:エレミアの哀歌 / マンディ:エレミアの哀歌 ティモシー・ビラム=ウィグフィールド指揮 ウィンザー城セント・ジョージ・チャペル聖歌隊(レイ・クラークス) | ||
録音:2007年9月10日-13日、2008年7月7日-11日、アルバート・メモリアル・チャペル、ウィンザー城、イギリス。(*)は発売時点における世界初録音。 | ||
ミケーレ・バルトロッティ(1615頃-1682頃):ギター作品集 組曲〔ト長調/ホ短調/ト短調〕/サラバンド〔ハ長調/ハ短調〕/アルマンド ハ短調 ゴードン・フェリーズ(バロックG/フレンチ・テオルボ) | ||
録音:2009年4月7日-8日。使用ギター:フレンチ・バロック、1760年頃製作〔エディンバラ大学所蔵〕アンジェロ・ミケーレ・バルトロッティは、イタリアとフランスで作曲家・ギター&リュート奏者として活躍した。ゴードン・フェリーズは古楽アンサンブル「ファイアーズ・オヴ・ラヴ」のメンバーでもある奏者。 | ||
ジョン・タヴァナー(1490頃-1545):宗教合唱作品集 安息日が終わったので〔 I / II 〕/ルロイ・キリエ(王のキリエ)/ ミサ・コロナ・スピネア(いばらの冠のミサ)/おお、栄光の輝き ダンカン・ファーガソン指揮エディンバラ・セント・メアリー大聖堂聖歌隊 | ||
録音:2009年9月14日-17日、セント・メアリー大聖堂、エディンバラ。 | ||
黄金の鎖の中で〜バード&タリス バード:天に喜びあれ/前奏曲 ハ長調/5声のミサ曲/すべての者よ、主に向かいて喜ばん/ 父よ、われを明らかにしたまえ(オルガン賛歌)/正しき者の魂 タリス:おお、光より生まれし光/世の救い主よ I / 来たれ、民の救い主〔オルガン賛歌 I /オルガン賛歌 II 〕/おお、聖なる宴 ダンディン・コンソート [スーザン・ハミルトン(S) クレア・ウィルキンソン(Ms) アシュリー・ターネル、 ウォーレン・トレヴェリアン=ジョーンズ(T) マシュー・ブルック(B)] ジョン・キッチン(Org) | ||
録音:2003年1月19日-23日、クライトン・カレッジ・チャペル、ミッドロージアン、スコットランド。 | ||
DREYER−GAIDO (独) 1枚あたり 価格帯B:¥3300(税抜¥3000)旧譜はこちらから 。 | ||
ラフマニノフ: 交響曲第2番 ホ短調 Op.27 |
ガブリエル・フェルツ指揮 ドルトムントpo. | |
録音:2014年10月21日-22日、コンツェルトハウス・ドルトムント、ドイツ。2013-2014シーズンからドルトムント市の音楽総監督とドルトムント・フィルの首席指揮者を兼任するドイツの若い鬼才ガブリエル・フェルツと、ドルトムント・フィルの録音第1弾。レコーディングは、シュトゥットガルトの「トリトナス」(マーカス・ハイランド)が担当。音質面も要注目。 | ||
FRA BERNARDO (墺) 特記以外 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)2013年にリリースを開始したウィーンのレーベル。基本的に全点「限定盤」との記載がある模様。 | ||
新皇帝ヨーゼフ フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハ: Actus Homagiali 〔行進曲/セレナータ「新皇帝ヨーゼフ」/協奏曲/行進曲〕/ 序曲第6番 ト短調 J.S.バッハ:カンタータ第71番「神はわが王なり」BWV.71 アルフレード・ベルナルディーニ指揮コンチェルト・ステラ・マトゥティナ | ||
録音:2013年8月28日-29日、ブリクセン。ピリオド楽器使用。神聖ローマ皇帝ヨーゼフ1世の戴冠を祝う、エルレバッハとJ.S.バッハの音楽。ミュールハウゼンの図書館に保存されていたフィリップ・ハインリヒ・エルレバッハのセレナータ「新皇帝ヨーゼフ [Josephs Neuer Kayser-Thron] 」が、300年の時を経て現代に蘇る。 | ||
レオポルト1世(1640-1705):宇宙の悲しみ [Il lutto dell'universo] (1668)
フランチェスコ・バローニ(Org)指揮ガンベ・ディ・レーニョ アルベルト・アレグレッツァ(T) マウロ・ボルジョーニ(B) エマヌエラ・ガッリ(S) ガブリエラ・マルテラッチ(A)他 | ||
録音:2015年5月28日-30日、ブリクセン。作曲家としての顔も持ち「バロック大帝」と呼ばれた神聖ローマ皇帝レオポルト1世が、宮廷詩人フランチェスコ・スバッラの詩に作曲した作品。 | ||
HALLE (英) 1枚あたり¥2420(税抜¥2200)当レーベルは CD-R で製版されています。旧譜はこちらから。 | ||
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第1番「海の交響曲」
キャスリン・ブロデリック(S) ロデリック・ウィリアムズ(Br) マーク・エルダー指揮ハレo.、ハレcho.、ハレ・ユースcho.、スコラ・カントルム、アド・ソレム | ||
録音:2014年3月29日、ブリッジウォーター・ホール、マンチェスター、ライヴ。演奏を重ねるごとに充実度を増すエルダー&ハレo. のヴォーン・ウィリアムズ。既に現地 UK のスペシャリスト・チャートで第1位を獲得している。 | ||
HARP & COMPANY (ベルギー) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)おそらくハーピストのレイチェル・タリトマンが主宰するベルギーのレーベル。当店では品番を、国内代理店の表記 "CD(DVD)-50-50XX" にて管理していますが、本体記載の品番は "CD(DVD)-5050-XX" となっており、この形式も併記しています。ご案内済旧譜はこちらから。 | ||
ハープとクラリネットのためのフレンチ・リサイタル ジャック・ブーフィル:ハープとクラリネットのための二重奏曲 フィリップ・ウォルフ:ハープとクラリネットのためのグランド・デュオ・コンチェルタント シャルル・ボクサ:クラリネットとハープのためのグランド・ソナタ レイチェル・タリトマン(Hp) オリヴィエ・ダルテヴェル(Cl) | ||
アルフォンス・アッセルマン(1845-1912):ハープ作品集 5月の歌 Op.40 /クリスマスの物語 Op.33 /夢想 Op.26 /夜想曲 Op.43 /ノーム Op.49 / バラード/チェロとハープのためのコンフィデンス Op.24 /ワルツ Op.4 / ヒタナ Op.21 /チェロとハープのための祈り/泉 Op.44 レイチェル・タリトマン(Hp) ノエ・ナトープ(Vc) | ||
アルフォンス・アッセルマンはベルギー出身フランスのハープ奏者、作曲家。ハープの復興と技術開発に重要な役割を果たし、現代ペダル・ハープの最大の教師として多くのハープ奏者を育成した人物。「泉 Op.44」はアッセルマンの代表作として、多くのハープ演奏家に親しまれている。 | ||
MUSICA FICTA (ベルギー) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから。 | ||
ステファーノ・ランディ(1587-1639):アリア集 他、フレスコバルディ、ルッツァスキ、カプスベルガーらの作品 イル・フェスティーノ[マヌエル・デ・グランヘ(リュート/G) フィリップ・グリスヴァール(Cemb)他] | ||
録音:2014年4月24日-27日、ベルギー。イタリア・バロックの作曲家ランディのアリアを中心とした歌と器楽のアルバム。イル・フェスティーノはチリ生まれのリュート&ギター奏者デ・グランヘが率い、チリ、フランス、チェコ、キューバなど多国籍メンバーで構成される古楽アンサンブル。 | ||
クリストファー・タイ(1505頃-1573頃):コンソート・ミュージック〜イン・ノミネ
クラロン・マクファーデン(S) スピリット・オヴ・ガンボ [フレーク・ボルストラップ(ヴィオール)他] | ||
録音:2014年6月16日-19日、オランダ。クリストファー・タイの代表作「イン・ノミネ」を主としたヴィオール・コンソートのための音楽。 | ||
マレ:2つのヴィオールのための組曲集 組曲 ト長調/人間の声/組曲 ニ短調/メリトン氏のトンボー トゥー・ヴィオールズ・エスガル[ジョナサン・ダンフォード、 シルヴィア・アブラモヴィツ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) トーマス・ダンフォード(アーチリュート)] | ||
録音:2014年9月-10月。ピッチ: a=409hz 。バーゼルでジョルディ・サバールの教えを受けた2人の実力派ガンバ奏者によるマレの音楽。 | ||
PAVANE (白) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)
既紹介分はこちらから。 | ||
ショパン:ピアノ協奏曲集 〔第1番 ホ短調 Op.11 /第2番 ヘ短調 Op.21 〕 |
ステファヌ・ド・メイ(P) ジャン=ベルナール・ポミエ指揮 スロヴァキア・シンフォニエッタ | |
録音:2014年12月、ジリナ、スロヴァキア。シュテファヌ・ド・メイは、リエージュ王立音楽院の音楽学部のディレクターを務め、ロッテルダム音楽院やローザンヌ音楽院でも教鞭を執るベルギーのピアニスト。 | ||
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲全集 〔第1番 ニ短調 Op.49 /第2番 ハ短調 Op.66 〕 トリオ・カルロ・ヴァン・ネスト [カリン・レヒナー(P) マヤ・レヴィ(Vn) アレクサンドル・ドゥブリュ(Vc)] | ||
録音:2014年8月。ベルギー王妃から往年の名ヴァイオリニスト、カルロ・ヴァン・ネストの名称を授けられたベルギーのアンサンブルによるメンデルスゾーン。創設メンバーのドゥブリュを軸に、新たに2人の女流奏者カリン・レヒナー、マヤ・レヴィを迎えて心機一転。 | ||
PHAEDRA (ベルギー) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)
旧譜はこちらから。 | ||
イン・フランダース・フィールズ Vol.86 〜ヨハン・デュイック(1954-):合唱作品集 聖ニコラの鏡 Op.18 /ラウダーテ・プエリ Op.12 / ナルキッソスとエコー Op.8 /春のトリプティック Op.1 /ヌラ・アミチティア ヨハン・デュイック指揮ヘント・マドリガルcho./他 | ||
録音:2014年12月2日-4日、アントワープ、ベルギー。フランダース放送cho.、ASMIF 、ワールド・ユース・クワイア、ヘント・マドリガル合唱団の指揮者を務めてきたベルギーの合唱指揮者・作曲家、ヨハン・デュイック(1954-)の合唱作品集。 | ||
イン・フランダース・フィールズ Vol.87 〜ピアノ4手連弾のための音楽 ユリウス・レントヘン(1855-1932):組曲 変ホ短調 Op.16 ノルベール・ルソー(1907-1975): H2O 〔蒸気、水、氷〕 Op.22 エドガー・ティネル(1854-1912):ソナタ ト短調 Op.15 メフィスト・ピアノ・デュオ[カトリーン・シモエンズ、ジョン・ゲバルト(P)] | ||
録音:2014年12月21日-22日、29日-30日、アントワープ、ベルギー。 | ||
イン・フランダース・フィールズ Vol.88〜ロマンティック・アート・ソングス エドガー・ティネル:墓歌曲集 Op.22 / ピーテル・ブノワ:私の夢/イーヴン・ゾウ・マン... ギュスターヴ・ユベルティ:旅の歌より / アルテュール・ミュールマン:イッツ・クワイエット アルテュール・フェルフーフェン: ア・リトル・ソング・オヴ・ザ・デイズ/夕方の甘さを感じているか?/歌曲/静かに、安らかに眠った村を越え ローベルト・ホル:ザ・コア・オヴ・オール・シングス ローベルト・ホル(B) ヨゼフ・デ・ベーンハウウェル(P) | ||
録音:2014年12月2日-4日、アントワープ、ベルギー。 | ||
WORLD WIND MUSIC 特記以外 1CDあたり¥3520(税抜¥3200) | ||
ライヴ・イン・コンサート・アット・ボザール CD1「中国の協奏曲」 アルバート・ケテルビー:中国寺院の庭にて / ヤン・ファン・ランデフヘム:チャイニーズ・コンチェルト(*/+) チェン・チェン:吹奏楽のための交響曲第2番「雪蓮」 CD2「ベルギーの吹奏楽」 フランソワ・ヴァン・カンペヌー:ブラバントの歌 / ジャン=ヴァランタン・バンデール:第1近衛連隊行進曲 ヨハン・ホーフワイス:ベロ・ホリゾンテ(+) / ジャン・アプシル:歌劇「海の呼び声」序曲 ジャック・ルデュック:夏の序曲 / ジャン=マリー・ジモニス:エクロジョンズ アルテュール・プレヴォー: 第1近衛連隊第1騎兵隊行進曲/第1近衛連隊第4騎兵隊行進曲/第1近衛連隊第5騎兵隊行進曲 CD3「コンサート・ジュエルス」 アントニオ・カルロス・ゴメス:「グワラニー族」序曲 / チャイコフスキー:序曲「1812年」 R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら / リスト:前奏曲 ミヨー:組曲「スカラムーシュ」〜第3曲 ブラジレイラ CD4「カルミナ・ブラーナ」 オルフ:カルミナ・ブラーナ CD5「グレート・ロシアン・クラシックス」 ショスタコーヴィチ:祝典序曲 / ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30 (#) リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 Op.34 ジェニー・スパノーグ(Vn/Va/5弦Va;*) リーブレヒト・ファンベッケフォールト(P;#) イヴ・セヘルス指揮ベルギー・ギィデ交響吹奏楽団 | ||
録音:2009年-2013年、パレ・デ・ボザール(ベルギー)。(+)は世界初録音。ベルギーが誇るヨーロッパ随一の軍楽隊、ベルギー・ギィデ交響吹奏楽団のライヴ5枚組BOX。 | ||
33 RECORDS 1CD¥3080(税抜¥2800) | ||
ジョン・ロウ〜ゴルトベルク変奏曲 ジョン・ロウ:オープニング / J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲(全曲) / ジョン・ロウ:クロージング ジョン・ロウ(P) | ||
録音:2013年12月、キーフォード・スタジオ。ジャズ、クラシック、コンテンポラリーと新たな地平を開拓し続ける野心家ピアニスト、ジョン・ロウによるゴルトベルク変奏曲。オリジナルのオープニングとクロージングを前後に加えている。 | ||
ALBA (芬) 1枚あたり¥2860(税抜¥2600)(SACDハイブリッド盤も同一価格)旧譜はこちらから。 | ||
王宮の冬の音楽 ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012):王宮の冬の音楽 (シェイクスピア劇の登場人物による)〔第1ソナタ/第2ソナタ〕 ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):ジョン・ダウランドによる夜の曲 Op.70 オット・トロネン(G) | ||
オット・トロネン(1980-)は、コルホネン、サヴィヨキ、ミュラー=ベリング、オスカル・ギリアに学び、ソリストとして活動。フィンランド国内から、ロシア、バルト三国、中央ヨーロッパ、北米、南米と演奏の場を広げてきた。20世紀フランスとスペインのギター音楽を演奏した『フランス風ティエント』(ABCD-357)に次ぐソロアルバム。ヘンツェとブリテンがエリザベス朝イングランドの文化からインスピレーションを得て作曲し、20世紀のギター音楽に大きな貢献をした作品が特集される。ヘンツェの「王宮の冬の音楽」は、シェイクスピア劇の登場人物がイメージされた作品。「グロスター」「ロメオとジュリエット」「エアリエル」「オフィーリア」「タッチストーン、オードリーとウィリアム」「オベロン」の6楽章による1976年の「第1ソナタ」。「サー・アンドルー・エーギュチーク」「ボトムの夢」「狂気のマクベス夫人」の「第2ソナタ」は1979年の作曲。ブリテンの「ジョン・ダウランドによる夜の曲」は、ダウランドの「歌曲集第1巻」の「来れ深き眠り」に基づく「変奏」として書かれた。「黙想して」「ひどく動揺して」「落ち着かず」「不安な」「マーチのように」「夢見て」「やさしく揺すり」「パッサカリア」「ゆっくり、静かな」。1963年の作品。このアルバムの曲はすべて、イギリスのギタリスト、ジュリアン・ブリームに献呈された作品。 | ||
北の国〜シベリウス(1865-1957):歌曲集 思考 JS192 /夕べに Op.17 No.6 /おまえを連れてきたのは誰だ Op.90 No.6 /トリアノンでのテニス Op.36 No.3 / 岸辺のトウヒの木の下で Op.13 No.1 /くちづけの願い Op.13 No.2 /こころの朝 Op.13 No.3 / 初めてのくちづけ Op.37 No.1 /小さなラッセ Op.37 No.2 /夏の夜 Op.90 No.5 /春はいそぎ過ぎゆく Op.13 No.4 / 夢 Op.13 No.5 /フリッガに寄せて Op.13 No.6 /葦よそよげ Op.36 No.4 /狩人の少年 Op.13 No.7 / エーコーの精(カイウタル) Op.72 No.4 /三月の雪の上のダイアモンド Op.36 No.6 /ある歌 JS71 / 黒いばら Op.36 No.1 /さあ、おやすみ Op.17 No.2 /迷い Op.17 No.4 /夕陽のようにゆっくりと Op.61 No.1 / 逢い引きから帰ってきた娘 Op.37 No.5 /彼女の便り Op.90 No.2 /三月の雪 Op.36 No.5 /小さな娘たち JS174 / 夜に Op.38 No.3 /もっと別の考えがあるのか Op.86 No.4 /北の国 Op.90 No.1 /夢だったのか Op.37 No.4 ピア・フロイント(S) トンミ・ハカラ(Br) クリスティアン・アッティラ(P) | ||
シベリウスは、交響曲、音詩や交響詩、劇場のための音楽といった規模の大きな作品を書く一方、ピアノのための小品や歌曲を数多く作曲した。歌曲は、ヘルシンキ音楽学校に学んでいた1888年から書きはじめ、90曲を超す作品を残した。シベリウスの歌曲の多くは、彼の母語、スウェーデン語の詩、とりわけ象徴主義の性格をもった詩に作曲され、言葉や語句のニュアンスよりも、「詩」からインスピレーションを得た旋律、そして曲の構成が重視されている。フィンランドのピア・フロイントとトンミ・ハカラの歌うシベリウス。「考えるということ、見よ、いかに鳥が飛び回るか 雲の下、軽く、自由に……」。ルーネベリの詩を2声の歌曲に作った「思考」から始まるプログラム。「歓喜のうちに滅びる運命」をワルツのリズムに乗せて歌う「三月の雪の上のダイアモンド」。ルーネベリの詩を「小さなオペラ」とも呼べる曲に作った「逢い引きから帰ってきた娘」。そして、別れた恋人に寄せる想いを、大きく弧を描く旋律に歌う「夢だったのか」。フロイントとハカラが特に気に入っているという曲を中心に30曲が選ばれた。 ピア・フロイント(1964-):シベリウス・アカデミーで学び、マルメ音楽アカデミーのドロシー・アーヴィング教授に師事した。1992年から定期的にフィンランド国立歌劇場の舞台に立ち、カイヤ・サーリアホの作品を特に得意としていることで知られる。 トンミ・ハカラ(1970-):シベリウス・アカデミーとカールスルーエ音楽大学で学び、イギリスのカーディフで隔年で開催されるBBCの「世界の歌手」コンペティションの2013年大会で第1位に選ばれた。メトロポリタン歌劇場、サンフランシスコ歌劇場、ザクセン州立歌劇場、サヴォンリンナ・オペラ・フェスティヴァルをはじめとする舞台に「ファウスト」のヴァランティン、「タンホイザー」のヴォルフラム、「道化師」のシルヴィオなどの役で出演。2008年からフィンランド国立歌劇場に所属、歌曲のコンサートに出演し、ソリストとしてオーケストラに客演している。 | ||
ALIA VOX 特記以外
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四大元素 〜 Tempetes, Orages & Fetes Marines 1674-1764 ルベル:四大元素 / マシュー・ロック:「テンペスト」のための音楽 ヴィヴァルディ:フルート協奏曲「海の嵐」RV.433 マラン・マレ:「アルシオーネ」〜水夫とトリトンのためのエア / テレマン:水上の音楽 ラモー:雷雨と雷鳴〔「優雅なインドの国々」から[ゼフォーロのエア/雷雨とボレーのためのエア]/ 「イポリートとアリシ」〜雷鳴/ 「ゾロアストル」から[コントルダンス/コントルダンス・トレ・ヴィーヴ]〕 ジョルディ・サバール ル・コンセール・デ・ナシォン | ||
録音:2015年7月19日、フォンフロワ、ライヴ。17-18世紀の作曲家たちが鮮やかに描きだした、自然の力を知る旅への誘いのプログラム。ルベルの四大元素はサバールにとって初録音。バロックo. について比類なき見識と経験をもつサバールは、正統性を保ちつつ、音色の美しさを追求した演奏を展開している。冒頭の「カオス」の不協和音も、いびつな響きながら音色自体は美しく、不思議な魅力を放っている。イングランド初期のバロック作曲家、マシュー・ロックの作品は、嵐の模倣が印象に残る。マレの作品では、海の嵐の模倣、ラモーも様々なオペラから嵐の描写のシーンを抜粋して演奏。嵐というだけでもこれだけの多様な表現があるのか、と作曲家たちの創造性に驚かされるとともに、サバールとル・コンセール・ナシォンの変幻自在な演奏にも圧倒される。 | ||
AUDITE (独) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから 。 | ||
デ・ヴィートのベートーヴェン協奏曲! ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 (*) ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100 (#) ヴィターリ:シャコンヌ ト短調(#) ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn) ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム指揮(*) RIASso.(*) ミヒャエル・ラウハイゼン(P;#) | ||
録音:1954年10月3日、ベルリン音楽大学、ライヴ(*) /1951年10月7日、第7スタジオ、RIAS フンクハウス、セッション(#)、共にベルリン。おそらく共に初出音源。なお、(*)には「共演者不明、1950年代」とされるライヴが IDIS から出ている (IDIS-6443)〔デ・ヴィート財団所有〕が、同一演奏かどうかは不明。今もなお人気の女流ヴァイオリニストの一人、ジョコンダ・デ・ヴィート(1907-1994)の1951年から1954年にかけてベルリンで収録された貴重な放送用音源が、抜群の高音質復刻で評判を呼ぶauditeの「ドイチュラントラジオ・クルトゥーア・エディション」の最新盤として発売される。デ・ヴィートは50代半ばで現役を引退し、生涯30曲ほどしかレコーディングを残さず、さらに彼女の人気を不動のものとしたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲はセッション録音をしなかったために、生前本人も悔やんでいたと言われている。そのベートーヴェンが1954年ベルリンでの放送用ライヴ音源で残っていた。音源の状態もよくauditeの確かなリマスタリングでデ・ヴィートらしい高貴な詩情を薫らせる円熟の演奏を聴くことが出来る。デ・ヴィートのテンポ・コントロールとフィンガリングを考慮したゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム(オイゲン・ヨッフムの弟)率いるRIASso. の格調高い音楽も抜群で、独奏パートを引き立てている。緻密さと自由な歌心を持ち合わせたデ・ヴィートの魅力が最も表現されたこのベートーヴェンは歴史的遺産とも重要な録音と言えるだろう。なお、第1楽章、第3楽章のカデンツァは作曲者名の記載はないが、auditeレーベルによるとおそらくデ・ヴィート自身によるものということ。ベートーヴェンの主題を技巧的な重音で表現し、また甘美な旋律では歌うように奏でており、非常に魅力的(第2楽章はクライスラーのカデンツァ)。カップリングは1951年10月に放送用音源として収録されたブラームスのヴァイオリン・ソナタ第2番とヴィターリのシャコンヌ。ベートーヴェンと同様にデ・ヴィートが得意とした作品で磨き抜かれた技術で優美に演奏している。ヴィターリのシャコンヌは遅めのテンポ設定。たっぷりとしたボーイングで一音一音、魂をこめて演奏しており、当時の名ヴァイオリニストがこぞって演奏、録音していた名曲にまたひとつ名演が加わったと言えるだろう。 | ||
AURORA (諾) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから。 | ||
レーネ・グレナーゲル(1969-):3つの協奏曲 手術(2012)(打楽器とシンフォニエッタのための)/ スミロドン(2012)(コントラバスクラリネットとシンフォニエッタのための)/ チェロ協奏曲(2006)(チェロと17人のミュージシャンのための) ホーコン・ステーネ(Perc) ロルフ・ボルク(コントラバスCl) ターニャ・オルニング(Vc) ペーテル・シルヴァイ指揮 アークティック・フィルハーモニック・シンフォニエッタ | ||
録音:2014年1月13日-17日、ストーレ・スタジオ、ボードー、ノルウェー。「スミロドン」のオープニング。不器用な動作というより、穴だらけの思考といったほうが近い。バスクラリネットの暗い響きのどこともわからない深みから、打楽器と高いピッチの木管楽器に勢いを得た狼煙が上がる。音楽がいつ爆発してもおかしくない」(ボレアリス・フェスティヴァル、ヒル・ボルクグレーヴィンク)。最後の氷河期、北アメリカ大陸に生息したというサーベルタイガーの一種「スミロドン」の名を採った作品は、ノルウェーの音楽家グレナーゲルの作曲スタイルを示す、うってつけの一作。コントラバスクラリネットとシンフォニエッタのためのこの作品は、ベルゲンのBIT20の委嘱で作曲され、楽器に潜在する「音」と「表現」が、さまざまな角度から追求される。レーネ・グレナーゲルは、ノルウェー南部、エストフェル県のハルデンで育ちノルウェー音楽アカデミーでチェロと作曲を学んだ。オスロ・フィルハーモニック、トロンハイムso.、チカーダやBIT20といった現代音楽アンサンブルのために作曲。イギリスのハッダスフィールド現代音楽フェスティヴァルやスウェーデンの「サウンド・オブ・ストックホルム」が彼女の作品を取り上げ、オスロの「ウルティマ」や実験音楽の「ボレアリス」フェスティヴァルは彼女の「ポートレート」コンサートを企画した。ロルフ・ボルク、ホーコン・ステーネ、アンサンブルasamisi-masaのチェリストのターニャ・オルニングといったプレイヤーたちと緊密なコラボレーションを行い、モルデジャズをはじめとするジャズフェスティヴァル、トロンハイム・ジャズオーケストラとのコラボレーションもつづけている。 「手術」は、打楽器奏者ホーコン・ステーネの委嘱から委嘱を受けて作曲された。ステーネとグレナーゲルが「弦を張った木箱」チェロを「手術台」に載せ、「打楽器」として演奏する。チェロ協奏曲は、1996年創設のノルウェーの現代音楽グループ、アンサンブル・エルンストの委嘱作。ノルウェーの舞曲のステップとリズムが「歪め」られ、特殊奏法も交えた「幅広い語彙の響き」をもつチェロと、ヴォーカルを加えたシンフォニエッタの中に再生される。初演は2006年10月。このアルバムには、2014年1月、ターニャ・オルニングが2009年創設のアークティック・フィルハーモニックの「シンフォニエッタ」と共演した、ボードーのスタジオでのセッション録音が収録されている。 | ||
ヨン・ペーシェン(1941-2014):エレクトロニック作品集 NotaBene - The Title is a Lie (1982) / Thing Take Time (1985) ヨン・ペーシェン(エレクトロニクス) | ||
録音:2012年、聖ヨハネ教会、リガ、ラトヴィア。 『★ノルウェーの作曲家ヨン・ペーシェンは、ノルウェー北部の町で19世紀の半ばに起きた「カウトケイノ蜂起」を題材にした1985年のオペラ《十字架と王冠の下で》と、このオペラを管弦楽のために改作した1999年の《十字架と王冠を越えて》(AuroraAD5039)に代表される、アクースティック楽器のための作品がもっとも知られています。ペーシェンがエレクトロニック作品を手がけるきっかけとなったのは1979年。ペーシェンが、アマチュア音楽家の技術向上を目的に1984年まで行われたサマースクール「ForwardMusic!」を引き受け、その際にローランドのシンセサイザーJu-piter6を購入、「DIY」の曲作りが始まりました。』『★このアルバムには、エレクトロニクスによる「アクースティク楽器」の音楽を基本とする彼の代表作、新しい音楽のテクノロジー研究と教育のためノルウェーの文化省をはじめとする機関が財政支援して1992年に設立されたNOTAM(ノルウェー科学技術・音響・音楽ネットワーク)の歴史にとって重要とされる2曲が収録されています。新しい音のパレットを求め、アナログ楽器、とりわけ打楽器の音を目立たせた1982年の《NotaBene–TheTitleisaLie》(25’41)は未発表の作品。「聴衆が自由に出入りできる6時間のコンサート」として構想された「AgaintColdWinds(冷たい風に逆らい)」の素材を使った1985年の《ThingsTakeTime》(29’48)は、1987年にLP(NC4930)』〔カデンツァ注:末尾欠落と思われるが、国内代理店記載ママ〕 | ||
BONGIOVANNI (含映像商品)
旧譜はこちらから。 | ||
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):歌劇「田舎哲学者」
イラリア・ザネッティ(エウジェーニア) マックス・バルダン(リナルド) ジュネイト・ウンザル(ナルド) ジョルジア・シンシリピ(レズビーナ) カルロ・トッリアーニ(ドン・トリテーミオ) カミラ・アントニーニ(レーナ) マテオ・メッツァロ(カポッキオ) ピエルフランチェスコ・ボスキン(ミーモ) 映像監督:カルロ・トリアーニ ファブリツィオ・ダ・ロス指揮 アンサンブル・バロッコ・デッラ・フィラルモニカ・デル・ヴェネト | ||
収録:2010年10月。 リージョン・オール| 4:3 | DD 2.0 | 110分|字幕:英伊。 神話などを題材とした「オペラセリア」と、喜劇風の「オペラブッファ」が混在していた 18世紀イタリアで、オペラブッファの第一人者として100作あまりを作曲した作曲家ガルッピによる代表作の一つ。 世界的に有名になった最初の大規模なオペラブッファで、各国で翻訳され上演された。貴族の娘の結婚を巡って起こる様々な珍事がガルッピの軽やかな音楽によって繰り広げられる「田舎哲学者」、このDVDでは歌手たちの茶目っ気たっぷりな好演ぶりにもご注目頂きたい。 | ||
ニコラ・ヴァッカイ(1790-1848):歌劇「ジュリエッタとロメオ」(1825)
ポーラ・アルメラレス(ジュリエッタ) マリア・ホセ・トゥルッル(ロメオ) ダーノ・ラッファンティ(カペッリオ) アルマンド・アリオスティーニ(テバルド) エンリコ・トゥルコ(ロレンツォ) エレーナ・マリナンジェリ(アデーレ) ティツィアーノ・セヴェリーニ指揮マルケ州po. アレッサンドロ・ズッパルド合唱指揮ヴィンチェンツォ・ベッリーニ・マルキジアーノ歌劇cho. | ||
録音:1996年10月4日、6日、ペルゴレージ劇場、ライヴ。 (C) 1997 。廃盤だった当店未案内アイテムの再プレス。印刷リブレットの付属はなく、公式サイトからダウンロードする必要がある。 声楽教師としても名を馳せたイタリアの作曲家、ニコラ・ヴァッカイの傑作と言われるオペラ。 ほぼ同世代のベッリーニが、同じくロメオとジュリエットを題材として書いた「カプレーティ家とモンテッキ家」の名声の影となってしまったと言われる。 | ||
CLAVES (瑞) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)50-8918 は国内代理店で扱いが終了している当店未案内旧譜。旧譜はこちらから。 | ||
アンセルメ、ストラヴィンスキー初出放送録音集 兵士の物語〔全曲(*) /第2部からの抜粋(約5分)(#) 〕/ 日本の3つの抒情詩〔赤人/当澄/貫之〕(+) /ヴォルガの舟歌(**) ジル〔ジャン・ヴィラール〕(語り;*) フランソワ・シモン(兵士;*) ウィリアム・ジャック(悪魔;*) シャルル=フェルディナン・ラミュ(語り;#) 古澤淑子(S;+) エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンドo.団員 | ||
録音:1952年4月17日、 Salle de la Réformation (*) /1940年2月25日(#)、1950年11月3日(+)、1952年10月15日、 Maison de la Radio (*以外), すべてジュネーヴ。 (P) 1990 。すべて発売時の初出音源。
1918年初演時の語り役ジャン・ヴィラールが参加したアンセルメ唯一の「兵士の物語」全曲録音、作詞者シャルル=フェルディナン・ラミュが語りを務めた同曲抜粋、古澤淑子歌唱による日本の3つの抒情詩等々という、貴重極まりない音源を集めたディスク。(*)のみならず、(+) と (**) もアンセルメにとって唯一の録音。 #当盤は国内代理店の取扱いが終了しており、海外からお取り寄せするため高額となります。また、流通在庫限りと思われるため、今後入手できなくなりました場合はご容赦下さい。 | ||
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲集〔第1番 変ロ長調 Op.23 /第2番 ト長調 Op.44(原典版)〕
メロディ・チャオ〔趙梅笛〕(P|使用楽器: Steinway & Sons) ミハイル・ユロフスキ指揮スイス・ロマンドo. | ||
録音:2013年6月24日-26日、ヴィクトリア・ホール。1994年生まれ、中国系スイス人女性ピアニスト、メロディ・チャオ のClaves レーベル第3弾は、初の協奏曲録音。チャオは幼いころから逸材として注目され、10歳でバッハ、モーツァルト、シューベルトを収録したアルバムでCDデビュー。その後、13歳のときにはショパンの練習曲全27曲を収めたセカンド・アルバムをリリースし、一躍スイス内外で話題となった。Clavesレーベルのデビュー盤となったリストの12の超絶技巧練習曲集(50-1110)では、圧倒的なテクニックと情感豊かな表現で聴き手を虜にし、Claves第2弾のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集(50-1304)では技術的にはもちろんのこと、音楽的には10代とは思えないほど濃密な演奏で聴衆を驚かせた。チャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番は非常に難技巧の要求される作品だが、チャオは技術的に余裕すら感じることのできる演奏を披露している。指揮は1945年モスクワ生まれのミハイル・ユロフスキ(近年めざましい活躍のウラディーミル・ユロフスキの父)。彼はロシアが生んだオイストラフ、ロストロポーヴィチ、コーガン、ギレリスといった巨匠の音楽に触れてきた。瑞々しく溌剌としたチャオの演奏を見事に好サポートしている。2015年に21歳を迎えたチャオ。今後の活躍が一層楽しみな若手ピアニストの一人と言えるだろう。 | ||
LES DISSONANCES (仏) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)国内へ初案内される、ヴァイオリン奏者ダヴィド・グリマルのレーベル。グリマルはパリ国立高等音楽院にて、レジス・パスキエに師事、さらにシュロモ・ミンツやアイザック・スターン、さらにフィリップ・ヒルシュホーンらからも薫陶をうけた。ソロ・ヴァイオリン奏者として様々なオーケストラと共演するほか、ダルバヴィー、エスケシュ、ジジェル、イヴァン・フェデーレ他、様々な作曲家から作品を献呈されている。長年にわたり名ピアニスト、プルーデルマッハーとコンビを組み室内楽の活動も展開。指揮者なしで演奏するオーケストラ「レ・ディソナンス」を結成。ソロ、室内楽、さらにオーケストラ活動を展開している。使用楽器は「 ex Roederer 」(ストラディヴァリウス、1710年製)と「ドン・キショット」(ジャック・フスティエ製)の2つ。#現時点において、当レーベルの DVD はすべて PAL 方式で、国内の通常映像機器では再生出来ず、パソコン等での再生保証もございません。 | ||
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 全集 〔第1番 変ロ長調 K.207 /第2番 ニ長調 K.211 /第3番 ト長調 K.216 / 第4番 ニ長調 K.218 /第5番 イ長調 K.219 〕 ダヴィド・グリマル(Vn/コンサートマスター) レ・ディソナンス | ||
収録:2014年3月1日、シテ・ド・ラ・ミュジーク、ライヴ。 DVD 内容: CD と同曲目(協奏曲全集)。 | ||
ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 (*)〔CDのみ〕/ 交響曲第4番 ホ短調 Op.98 (#) 〔CD/DVD〕 |
ダヴィド・グリマル (Vn/コンサートマスター) レ・ディソナンス | |
収録:2012年10月27日(*)、2013年2月12日(#)。DVDは(#)のみの収録、005は70ページのブックレット付、004は豪華ブックレット無し。グリマルによるブラームス。指揮者なしのオーケストラ、レ・ディソナンスのアンサンブルの底力を観るような映像。 | ||
FIRST HAND RECORDS 特記以外 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから。 | ||
森の絵〜20世紀のギター曲 ルドネフ:古い菩提樹(1978) / ヘンツェ:3つのテント(1958) / ローソーン:エレジー(1971) ハンス・ハウク:練習曲(ロンド・ファンタスティーコ)(1955) ヘンツェ:王宮の音楽〜第1ソナタ「グロスター」(1976) / ヴァシリエフ:3つの森の絵(1999) アイリン・プイチャンヴィニット(G) | ||
タイからスターが誕生。1993年バンコク生まれの美人ギタリスト、アイリン・プイチャンヴィニット。10歳からギターを始め、母国で学んだ後オランダのデン・ハーグ王立音楽院でエンノ・ファーフォルスト、イズバー・イライアスに師事。彼女のデビューアルバムは20世紀のギター曲を集めている。ロシア民謡に基づく美しい作品から、ヘンツェ、ローソーンの前衛作品までプイチャンヴィニットは見事な技巧を披露。日本でも人気者になりそうな彼女、要注目。 | ||
HANSSLER 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから 。 | ||
バルトーク:ピアノ独奏作品全集 Vol.2 「ロマンティック・バルトーク」 葬送行進曲 Sz.21, DD75, BB 31 [2013年3月22日] /ラプソディ Op.1, Sz.26, BB36a [2011年3月9日-11日] / 2つの悲歌 Op.8b [2009年4月30日-5月2日] /4つのピアノ曲 Sz.22, DD71, BB27 [2010年1月19日-22日] アンドレアス・バッハ(P) | ||
録音:[内]、クラウス・フォン・ビスマルク・ザール、ケルン。A.バッハは2004年にバルトークのピアノ独奏作品アルバムを1枚リリースしたが、当シリーズは別録音で、5つのアルバムに分け第1集「円熟したバルトーク」(98-042)、当盤、第3集「バルトークと民俗音楽」、第4集「こどものための作品」、第5集「ミクロコスモス」がリリースされる予定。 | ||
ブラームス変容 ドホナーニ編曲:ワルツ集 Op.39 ロウエル・リーバーマン編曲: 「マゲローネのロマンス」〜別れるべきなのか/ハープは鳴り響く Op.17 No.1 / すみれに寄す Op.49 No.2 /すばらしい夜 Op.59 No.6 エドゥアルト・シュット:ブラームスの子守歌によるパラフレーズ/ ブラームス「甲斐なきセレナード Op.84 No.4」によるパラフレーズ バウアー編曲:3つのコラール前奏曲 〔わが心の切なる喜び Op.112 No.4 /一輪のばらは咲きて Op.112 No.8 /わが心の切なる願い Op.112 No.10 〕 スターク編曲:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a / フリードマン編曲:ワルツ Op.39 Nos.15, 2 ペトロネル・マラン(P) | ||
録音:2015年5月10日-11日、ライプツィヒ。ブリュートナーの銘器を用い、バッハ(98-424)、モーツァルト(98-231)、ベートーヴェン(98-286)、チャイコフスキー(98-640)と続いたペトロネル・マランの編曲シリーズ、今回はブラームス。彼の作品のなかでもメロディアスな魅力で人気の高いワルツを、ハンガリーのドホナーニとポーランドのフリードマンの両ピアノ作曲家がさらに効果的に料理。ウィーン風なドホナーニと、最後に異空間へ誘うフリードマン、どちらも弾かれないのが不思議な逸品で、宝物になること間違いなし。さらにロシアのエドゥアルド・シュット(1856-1933)による子守歌のパラフレーズは、ラフマニノフ風の超絶ロシア的編曲。可憐なメロディがロシア風に発展する。どれも興味満点。マランの演奏は、こまでのシリーズ最高の出来で、美しい歌い回しや適格な技巧に聴き惚れる。 | ||
シューマン:ピアノ独奏曲全集 Vol.9〜子供時代 子供の情景 Op.15 / アルバムの綴り Op.124 より〔第18番「便り」/第5番「幻想的舞曲」/第7番「レントラー」/ 第9番「即興曲」/第10番「ワルツ」〕/ 色とりどりの小品 Op.99 より〔第2、4番「5つのアルバムの綴り」/第9番「ノヴェレッテ」〕/ 8つのノヴェレッテ Op.21 〜第5番 ニ長調 フローリアン・ウーリヒ(P) | ||
録音:2014年11月7日-9日、メニューイン・ホール、イギリス。ドイツの俊英ピアニスト、フローリアン・ウーリヒによるシューマンのピアノ独奏曲全曲シリーズの第9弾。今回は「子供時代」をキーワードにシューマンの代表作「子供の情景」と小品が収録された。「子供の情景」はピアニストの必須レパートリーであり、どのようなアプローチをするかが腕の見せ所だが、ウーリヒは自身の持ち味である硬派にして感性豊かな演奏で新鮮な風を吹き込む。繰り返しパートでは絶妙に音色、強弱をコントロールして作品の美しさを最大限に引き出している。とりわけ名曲「トロイメライ」では過度の演出無しに変幻自在の音色で奏でている。素朴な旋律のなかにもシューマンの抒情性が垣間見られるこれらの作品を名手ウーリヒが芸術的価値をも高める素晴らしい演奏を披露している。 | ||
THE CHOIR OF KING'S COLLEGE (英) 1枚あたり¥2200(税抜¥2000)500年以上の歴史を誇るイギリスの名門合唱団、ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団の自主レーベル第2弾。中世聖歌から近現代の合唱曲にいたる幅広いレパートリーを持つ合唱団ならではの多彩なプログラムを、世界から絶賛を浴びる煌びやかな歌声と共に発信する。SACDも同一の価格 | ||
1615, ヴェネツィアのガブリエーリ〜ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1558-1613):作品集 In ecclesiis (a 14), C78 / Canzona Seconda (a 6), C196 / Suscipe, clementissime Deus (a 12), C70 / Hodie completi sunt dies Pentecostes (a 8), C57 / Jubilate Deo omnis terra (a 10), C65 / Canzona Terza (a 6), C197 / Quem vidistis pastores? (a 14), C77 / Sonata XXI, "con tre violini" (a 4), C214 / Exultavit cor meum in Domino (a 6), C53 / Surrexit Christus (a 11), C66 / Canzona Prima (a 5), C195 / Litaniae Beatae Mariae Virginis (a 8), C63 /マニフィカト (a 14), C79 スティーヴン・クロウバリー指揮ケンブリッジ・キングズ・カレッジcho. ジェレミー・ウェスト指揮ヒズ・マジェスティーズ・サックバッツ&コルネッツ | ||
収録:2015年1月、6月、キングズ・カレッジ聖堂、ケンブリッジ。 SACD 盤仕様:ハイブリッド、 5.0 surround 。Blu-ray オーディオ盤仕様: 5.1 Dolby True HD, 2.0 LPCM 24bit / 96kHz, Dolby Atmos 。ガブリエーリの没後、1615年に出版された2曲集「カンツォーナとソナタ集」「サクレ・シンフォニエ第2巻」から選曲されたと思われるアルバム。2015年はこれらの作品出版から400年、さらにキングス・カレッジ・チャペルが創立されて500年。これを記念して、キングズ・カレッジ合唱団は、ガブリエーリの作品を収録。しかも、Dolby Atmos の最新技術を用いて、比類なき臨場感をめざした。合唱の美しさはもちろん、管楽器のファンファーレも非常にやわらかく美しい音でとらえられている。ガブリエーリの荘厳な世界を、高水準のオーディオでお楽しみいただける。 | ||
LIMEN (伊) 特記以外 1CDあたり¥2750(税抜¥2500) | ||
ホフマイスター、ロッラ、シュターミッツ:ヴィオラ協奏曲作品集 フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812):ヴィオラ協奏曲 ニ長調 アレッサンドロ・ロッラ(1757-1841):ヴィオラと弦楽オーケストラのためのディヴェルティメント BI 330 カレル・スタミツ〔カール・シュターミッツ〕(1745-1801):ヴィオラ協奏曲 ニ長調 Op.1 ダニロ・ロッシ(Va)指揮コンセルヴァトーリオ・デッラ・スヴィッツェラ・イタリアーナ室内o. | ||
録音:2014年、リメン音楽スタジオ、ミラノ。DVD 内容: CD と同内容の映像。18世紀後半にウィーンで活躍したホフマイスターは、主に楽譜出版活動で今日に知られているが、作曲家としても熟達した書法や音色の探求で同世代の作曲家たちに高く評価されていた。そんな彼のヴィオラ協奏曲は洗練された明るさに満ちている。同時代のチェコ系ドイツ人の作曲家、カール・シュターミッツはヨーロッパを転々としながら各地の音楽様式を自らに取り込んだ作曲家。当時のヨーロッパの最高水準と言われ、その後のオーケストラの発展に大きく影響したマンハイム宮廷楽団のヴァイオリン奏者でもあった。彼の作品の多くは失われてしまっているが、このヴィオラ協奏曲は今に伝わる彼の作品の中でも有名。そんな2人のドイツ系の作曲家の作品に挟まれているのは、イタリアの作曲家で自らもヴァイオリン、ヴィオラ奏者であるロッラのヴィオラ協奏曲。ヴァイオリンの名手として名高いパガニーニの教師とも伝えられるロッラは、オペラ優勢だった当時のイタリアにおいて、当時多数を占めていたドイツの器楽作品に対抗し得るイタリア的な器楽作品を数多く生み出した。イタリア的な情感溢れる歌心は、当ディスクに収録されたヴィオラ協奏曲でもたっぷりと聴くことが出来る。ソリストを務めるのはLIMENレーベルでおなじみの名手ダニロ・ロッシ。DVDでは彼がヴィオラを片手に指揮を執るパワフルな姿も見ることが出来る。 | ||
ショパン:ピアノ独奏曲全曲集 Vol.1 24の前奏曲集 Op.28 /3つの夜想曲 Op.9 / 3つのワルツ Op.34 /幻想曲 ヘ短調 Op.49 / バラード第4番 ヘ短調 Op.52 / 幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 |
レティシア・ミキエロン(P) | |
録音:2014年、リメン音楽スタジオ、ミラノ。DVD 内容: CD と同内容の映像。イタリアを拠点に活躍する女流ピアニスト、レティシア・ミキエロン。LIMENレーベルより継続中のベートーヴェンのピアノ・ソナタの全曲録音と並行してショパンのピアノ独奏曲全曲録音を開始した。今回も確かな解釈と繊細なタッチのミキエロン。DVDではミキエロンの運指を見ることができ興味深く見ることが出来る。 | ||
NAIVE 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)旧譜はこちらから。 | ||
AMBROISIE | ||
シューベルト: ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958 / 4つの即興曲 Op.142 (D.935) |
ニコライ・ルガンスキー(P) | |
録音:2015年5月28日-31日、ポットン・ホール、イギリス。最近円熟著しいルガンスキー。冷静かつ完璧な演奏に加え、師ニコラーエワを思わす深みと説得力で魔術のような世界を作り上げている。演目はロシア作品ではなくシューベルト。それも死の年1828年の最後の3つのソナタのうち唯一の短調である第19番 ハ短調D.958。ベートーヴェンのような激しい感情に満ちた力作を、ルガンスキーは恐るべき集中力とエネルギーで再現。ごく正統的ながら、シューベルトの無限の闇を感じさせる。カップリングはやはりシューベルト最晩年の人気作、即興曲 Op.142。有名なロザムンデの主題による第3曲も単に幸福で上品なだけでない死の匂いを感じさせる音楽となっている。最近のルガンスキーの音楽性の物凄さを実感させる。 | ||
NAÏVE CLASSICS | ||
Americas ピアソラ(1921-1992):アディオス・ノニーノ/ル・グラン・タンゴ/ タンゴの歴史〜カフェ1930 /ミケランジェロ70 /オブリビオン ヴィラ=ロボス(1887-1959):ブラジル風バッハ 〔第1番(8つのチェロのための)/第5番(ソプラノ独唱と8つのチェロのための)〕 アンヌ・ガスティネル(Vc) フランス国立o.チェロ団員 サンドリーヌ・ピオー(S) | ||
録音:2014年10月。まっすぐな音色で人々を魅了するアンヌ・ガスティネルのピアソラ&ヴィラ=ロボス。ピアソラ作品は、チェロ・アンサンブル版。チェロだけで奏でられているとは思えないような、各声部の渋味を効かせた色彩や陰影感が見事。ガスティネルが奏でるソロも、いぶし銀のような音色で光っている。ブラジル風バッハではピアソラとは一転、カラリとした明るさと美しい響きのバランスが心地よいアンサンブルが展開されている。有名な第5番のソプラノ・ソロはサンドリーヌ・ピオーが務めており、一度聴いたら耳から離れないような、郷愁を誘うしっとりとした歌声が魅力的。 | ||
Marie Heurtin 〜映画「奇跡のひと マリーとマルグリット」オリジナル・サウンド・トラック モンテヴェルディ: Altri canti d ' amor フランク・クラフチク:「子供の遊び」〜ヤナーチェク:モラヴィア民族舞曲集に基づく ラフマニノフ:晩祷より / マルティヌー:スロヴァキア民謡による変奏曲 マーラー:私はこの世に忘れられて / ソニア・ヴィーダー=アサートン:マリーの歌 J.S.バッハ:シチリアーノ BWV1031 /パストラーレ ヘ長調 BWV590〜アリア ソニア・ヴィーダー=アサートン(Vc) | ||
録音:2008年-2014年。聴覚障がいの少女たちが暮らす修道院にやってきた少女マリーと、不治の病をかかえ余命いくばくもない修道女マルグリットの物語。19世紀末、フランス・ポアティエ地方に実在したふたりの女性による感動のストーリーの映画。日本でも2015年夏公開され、大きな感動を呼び起こした。その OST 盤。女性チェリストデイヴィッド・アサートンの演奏が映画で使われていた。 | ||
OPUS 111 | ||
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集 Vol.4 〔ハ長調 RV 469 /ヘ長調 RV 491 /イ短調 RV 498 / ト長調 RV 492 /イ短調 RV 500 /ハ長調 RV 473 〕 |
セルジオ・アッツォリーニ(Fg) ロンダ・アルモニカ | |
録音:2014年4月。バロック・ファゴットの名手、セルジオ・アッツォリーニによるヴィヴァルディ協奏曲集第4弾。アッツォリーニによる校訂版を使用。超絶技巧のカデンツァなど、思わず息をのんで聴き入ってしまう。ヴィヴァルディは39のファゴット協奏曲を遺している。人の声を思わせるあたたかな旋律、そして創造性に満ちた作品を、アッツォリーニが豊かな響きと超絶技巧で聴かせる。 | ||
POOH’S HOOP 1CDあたり¥2750(税抜¥2500) | ||
日本人で初めてゴルトベルクをオフィシャルに録音した 神西敦子の伝説の録音がついにCD化 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 |
神西敦子(P) | |
録音:1970年4月27日-28日、日本コロムビア第1スタジオ〔旧赤坂スタジオ〕、セッション。 初CD化。原盤・ LP 初発売 :日本コロムビア、1970年。マスターテープからのリマスタリング。『アリアが始まった途端、「昭和の令嬢」が奏でる音楽のチャーミングなエロキューション、作品と向き合う誠実な佇まいに魅了される。変奏は克明かつ芯のある打鍵で始まり、ドイツ音楽に欠かせない低音の土台の上にしっかりしたリズムを刻む。繰り返しを省き、無駄口もたたかず、颯爽としたテンポ。弱音でも「像」はくっきり美しく、玉を転がすようなタッチであっても各声部のラインは明瞭に保たれ、聴く者への語りかけを一瞬たりとも疎かにしない。』(池田卓夫) 『日本人演奏家で初めて「ゴルトベルク変奏曲」をオフィシャルにレコーディングし世に出したのはピアニストの神西敦子です。1970年4月に収録され、日本コロムビアよりLPとしてリリースされたその伝説の音源を今回マスターテープからリマスタリングしてCD化しました。神西の師であるヘルムート・ロロフが「貴婦人のようなピアノ」と称したその演奏は、日本人初という貴重さだけでなく、1音1音を実に丁寧、正確精緻に弾いている名演奏です。「ゴルトベルク変奏曲」のレコーディング史の中で決して忘れてはならない演奏のひとつと言えましょう。』『神西敦子(ピアノ)東京藝大で永井進と園田高弘に学び、卒業後、1961年同大学院専攻科修了後ドイツに留学し、ベルリン大学でヘルムート・ロロフに師事する。1965年に帰国、武蔵野音楽大学で教鞭をとる傍ら、1976〜7年、「NHKピアノのおけいこ」に出演する。また、ピアノ学習者が必ず出会う小品、名曲を集めた「ピアノ名曲集」のCDは、模範とするに足る演奏として学習者に喜ばれている。京都市立芸術大学名誉教授。現在も後進の育成に力を注いでいる。』 | ||
PREISER 1枚あたり¥2640(税抜¥2400)旧譜はこちらから | ||
シシィ − オーストリア皇后エリザベート〜 言葉と音楽による肖像〔ウィーン・シシィ・ショー〕 ヨハン・シュトラウス II :山賊のギャロップ/ 「ジプシー男爵」〜徴兵の歌「さあ、手を差し伸べて、恋人と別れよ」 モーツァルト:歌劇「魔笛」〜恋を知る男たちは / ヨハン・シュトラウス II :南国のバラ Op.388 マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜間奏曲 / レハール:「メリー・ウィドウ」〜唇は語らずとも モンティ:チャルダーシュ / ヨハン・シュトラウス II :オペレッタ「こうもり」〜故郷の歌を聴けば カールマーン:マリツァ伯爵夫人 より / ヨハン・シュトラウス II :「こうもり」〜乾杯の歌 ヨハン・シュトラウス I :ラデツキー行進曲 エルケ・ブロイヤー(S) トーマス・ヴァインハッペル(Br) サロン・ヴィルトゥオーゼン団員 | ||
録音:2014年、Soundbakery 、おそらくウィーン。オーストリア皇后エリザベートは、伝説的な美貌をもち、教養があり、当時もっとも注目されていた女性だった。このディスクは、波乱に満ちた彼女の生涯を当時の衣装を着た歌手・演奏者たちがショー形式で上演、観光客を中心に人気がある「ウィーン・シシィー・ショー」をCD化した物。演奏するメンバーはオーストリア各地で活動する一流の奏者たち。 | ||
RELIEF (スイス) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)旧譜はこちらから | ||
ルドルフ・ショック生誕100年〜シューベルトを歌う 歌曲集「美しき水車小屋の娘」D 795 (*) / 水の上で歌う D 774 /夜と夢 D 827 /ミューズの子 D 764 |
ルドルフ・ショック(T) ジェラルド・ムーア(P;*) アドルフ・ストーチ(P;*以外) | |
録音:1958年11月(*)、1959年6月10日(*以外)、ツェーレンドルフ、ベルリン。戦後ドイツを代表するテノールのひとりルドルフ・ショック(1915.9.4.-1986.11.13)の生誕100周年記念盤。リートからオペラ、オペレッタまで幅広いレパートリーを誇り、その恵まれた容姿を活かして、テレビや映画に出演。特にシューベルトの若き日の恋物語を描いた映画「未完成交響楽」では、シューベルトの友人で歌手のショーバー男爵役を務め、脚光を浴びた。ここに収められた彼の美声は、豊かな感性のシューベルトの歌曲にぴったりであることを再認識させる物。 | ||
SIMAX (諾) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから。 | ||
ハイドン:ピアノ三重奏曲集 〔ハ長調 Hob.XV: 27, Op.75 No.1 /変ホ長調 Hob.XV: 30, Op.79 / 嬰ヘ短調 Hob.XV: 26, Op.73 No.3 /ト長調 Hob.XV: 25, Op.73 No.2 〕 グリーグ三重奏団[ヴェービョルン・アンヴィーク(P) ソルヴェ・シーゲルラン(Vn) エレン・マルグレーテ・フレショー(Vc)] | ||
録音:2014年8月25日-29日、オストシーデン教会、フレドリクスタ、ノルウェー。グリーグ三重奏団の結成は1987年、2015年も創設以来のメンバーを保っている。世界各国で演奏会を行い、スイス、ドイツ、オランダ、イングランド、さらに北欧諸国の都市ヘルシンキ、クフモ、ベルゲンとオスロで開催されるフェスティヴァルに参加、録音活動も積極的に行い、彼らのキャリアを代表するシリーズ、ベートーヴェンの作品に現代の作曲家による曲を加えた「ベートーヴェン+」(PSC-1165、PSC-1166、PSC-1167)は、アルバムと同内容によるコンサートがロンドンのウィグモアホールとベルリン・コンツェルトハウスで行われた。ハイドンの後期ピアノ三重奏曲は、ベートーヴェン、シューベルト、メンデルスゾーン、ブラームス、ドヴォルジャーク、ラヴェルとドビュッシーといった作品とともに、彼らがレパートリーとする作品。ハイドンの独創性がはっきりと表れた作品群から選んだ4曲をグリーグ三重奏団が、「ハイドンの音楽」に沿って、演奏を展開していく。 | ||
レイフ=オヴェ・アンスネスの妹イングリ・アンスネス〜 33+1 ベートーヴェン:ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲 ハ長調 Op.120 ラーシュ・ペッテル・ハーゲン(1975-):ディアベッリ・カデンツァ(ピアノと EBow のための) イングリ・アンスネス(P|使用楽器: Steinway, D-274 No.77.141, 1893 New York(Res. 2010 S & S, Hamburg ) | ||
録音:2015年8月3日-4日、6日-7日、ソフィエンベルグ教会、オスロ、ノルウェー。イングリ・アンスネスはノルウェーのピアニスト。1978年、西海岸のローガラン県、カルモイの生まれ。ロンドンのギルドホール音楽演劇学校のジョアン・ハヴィル、オスロのバラット=ドゥーエ音楽学校のイジー・フリンカに学んだ。2003年にチェコで開催されたフィルクシュニー・コンペティションでヤナーチェク賞を受賞。ソリストとしての活動に加え、ソールヴェイ・クリンゲルボルン、アルヴェ・テレフセン、ホーヴァル・ギムセ、ノルウェー・ソリスト合唱団をはじめとする音楽家たちと共演してきた。2010年にはテレマルク室内o. のアルバムでモーツァルトのピアノ協奏曲第12番を弾き、飾らない、チャーミングな音楽は、国内そして海外の聴衆と批評家から好感をもって迎えられた。ソロアルバム第1作『33+1』のプログラムに選んだ「ディアベッリ変奏曲」は、かつて、病気で休んでいた彼女が、ピアニストとして復帰するにあたり、「しばらく使っていなかった筋肉のコントロールと力と愛を取り戻すため」に弾いた作品。最後のピアノ・ソナタとなる第32番を書いた後にベートーヴェンが完成させた「33」の変奏曲。「「ディアベッリ変奏曲」は、必要としているまさにその時に『私に投げつけられた』に違いないと思っている。私に必要だったのは、技術面で大きな挑戦を求め、力強さと忍耐と音楽に没頭することを要求する音楽だった……情熱、深い感情の動き、脆弱さ、そして、もっとも重要なもの『力』を、私は感じたいと思った」。2012年、ピアノの伝統的な役割を越えた活動に興味をもつようになっていた彼女は、アメリカの劇作家モイセス・カウフマンがオスロのノルウェー劇場で上演した『33の変奏』のプロダクションでこの曲を演奏し、今では重要なレパートリーのひとつにしている。彼女は、「ディアベッリ変奏曲」のこの録音で、新しい試みを行った。「フーガ」の第32変奏が終わり、最後の「テンポ・ディ・メヌエット・モデラート」に移るところ、ベートーヴェンの書いた「ポコ・アダージョ」の経過句に代わり、ラーシュ・ペッテル・ハーゲンが作曲した「ピアノとイフェクター“EBow "のため」の4分46秒の「カデンツァ」が演奏される。ハーゲンは、彼女から依頼を受け、大きな不安を抱きながらも嬉しく思ったという。「ベートーヴェンの「ディアベッリ変奏曲」に足すものは、何もない。何かを加えると、足し算のつもりが引き算になる。ここで、割りこむことにより、私はベートーヴェンに制限をかけることを試みた。彼の音楽に新しい枠組み、ないし『影』を与える。それを私はやりたかった」。録音セッションは、2015年8月、オスロのソフィエンベルグ教会で行われた。ピアノは、2010年に修復された1893年製のスタインウェイ。Simaxのチーフプロデューサー、アムンセンが制作にあたっている。 | ||
SKARBO (仏) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから。ただし、代理店ヘの旧譜入荷は年1度程度のようですので、お時間がかかります。 | ||
ジャン=ルイ・ボーマディエ(ピッコロ)〜絵葉書 ビニシオ・メサ(コスタリカ):タンゴ[ガブリエル・ゴニ(ピッコロ) クリステル・アビナスル(P)] ヴィルヘルム・ポップ(オーストリア):恋する悪戯者/囮 [アンドラーシュ・アドリヤーン(ピッコロ) クリステル・アビナスル(P)] ナンシー・ナース(カナダ):カナダ人についてのいくつか(全3曲) [ナンシー・ナース、クリスティン・アーランダー=ビアード(ピッコロ)] ジャン=ミシェル・ダマーズ(フランス):昆虫(全4曲) セルジュ・パロヤン(アルメニア):東風[セルジュ・パロヤン(P)] ムラート・ウストゥン(トルコ):コッコーヴァン(鶏の赤ワイン煮込み) [ラファエル・レオーネ(ピッコロ) アクセル・ブノワ(Fg) アレクサンドル・レジ(鍋)] ソヤル・ヴォグラル(スロヴェニア):鳥のタンゴ [ガブリエル・ゴニ、マーチャーシュ・デベリャク(ピッコロ) ジョルディ・トッレント(P)] ミゲル・ガルベス・タロンチェル(スペイン):仲介/夢 / ハニー・フアド(エジプト):タクシム [ジャック・レノー(P)] イザベル・クロワ:バイパド(バルカン主題による)[イザベル・クロワ(カヴァル) シェル・レイ(Vib)] ジャン=ルイ・ボーマディエ(ピッコロ) | ||
録音:2011年、スタジオ・アリス。フランスのフルート奏者ジャン=ルイ・ボーマディエ。近年はピッコロの名手としてレパートリー開拓に積極的。ここでは彼自身が委嘱したものも含め、世界の作曲家が手掛けたピッコロ作品を集めている。興味津々なのは最晩年のジャン=ミシェル・ダマーズがボーマディエのために作曲した「昆虫」。4曲からなる無伴奏ピッコロ曲だが、具体的な虫の名が記されていないので、いろいろ想像して聴くのも一興。コスタリカのメサの偽ピアソラ調タンゴや、トルコのウストゥンのグルメ風タイトルの作品も聴いてみたくなる。ボーマディエの超人的な技巧も冴えに冴えている。 | ||
女性のヴァイオリン ポリーヌ・ヴィアルド:6つの小品 / メル・ボニス:組曲 Op.114 /セレナード リリー・ブーランジェ:夜想曲/行列/春の朝 / クリステル・マルシャン:聖歌 シャミナード:セレナード/カプリッチョ/ガヴォット/森林 タイユフェール:シシリアンヌ/子守歌 ・DVD 女性作曲家(クレール・ボダン、グラシアヌ・フィンジ、クリスティーヌ・ジェリオ、 ピエロット・ジェルマン=ダヴィド、シュザンヌ・ジロー、ソフィー・ラカズ、 パスカル・ラザルス、ロール・マルセル=ベルリオーズ、 クリステル・マルシャン、ベアトリス・ティリエ、他?)は語る サラ・シュナル(Vn) ジャン=ピエール・フェレ(P) | ||
録音:2014年8月27日-29日、スタジオ・アリス。フランスの女性作曲家のヴァイオリン曲を集めたアルバム。ショパンやリストの友人でサン=サーンスからオペラ「サムソンとデリラ」を献呈され、ブラームスの「アルト・ラプソディ」を世界初演した大歌手ポリーヌ・ヴィアルドのロマンスやマズルカなどの小品から、1958年生まれのクリステル・マルシャンまでいずれも魅力的な作品ばかり。性別よりも、まずフランス音楽ならではのオシャレな感覚が独特。リヨン、パリ、ロッテルダムで学んだサラ・シュナルの流麗な演奏も見事で、これだけフランスの女性作曲家のヴァイオリン曲をまとめて聴くことができるのは画期的。付録は ABB ルポルタージュ制作のドキュメンタリー。女性作曲家へのインタビューと創作風景を追ったもので、関心のある向き必見の貴重な内容となっている。 # DVD は PAL 方式で、国内の通常映像機器では再生出来ず、再生保証や日本語字幕もございません。 | ||
SONARE 1枚あたり¥2640(税抜¥2400) | ||
ヴォルフガング・ダヴィッド&梯 剛之 デュオ・リサイタル 2015 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 〔第6番 イ長調 Op.30 No.1 /第8番 ト長調 Op.30 No.3 〕 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 ヴォルフガング・ダヴィッド(Vn) 梯剛之(P) | ||
録音:2015年2月21日、JT アートホール アフィニス、東京、ライヴ。ピアニスト梯剛之とウィーンでともに学んだヴォルフガング・ダヴィッドによる奇跡のデュオ第2弾。紡ぎだされる一音一音を大事にする共通の音楽語法を持つ二人。ベートーヴェンは二人にとって最も重要な作曲家の一人で今回第6番と第8番をとり上げた。堂々たる演奏を披露している。後半のフランクでは涙を誘う艶やかな響きに会場全体が包まれた。音楽的な相性のよさを感じさせる二人の演奏をご堪能頂きたい。 | ||
TYXart (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)公式サイト:http://www.tyxart.de/ 。 | ||
ATAVISTIC MUSIC シューマン(1810-1856):幻想小曲集 Op.73 ショパン(1810-1849): 序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3 /チェロ・ソナタ ト短調 Op.65 作曲者未記載(即興?): ATAVISTIC MUSIC アレクサンダー・スレイマン(Vc) パトリシア・オイ(P) | ||
録音:2015年2月、シティ・ホール、ノイトラウブリング、ドイツ。 | ||
アート・オブ・イマジネーション〜想像の芸術 B.ヒルゼ(1884-1964):組曲 Op.6 / バックス(1883-1953):フルートとハープのためのソナタ フランツ・ドップラー(1821-1883)/アントニオ・ザマラ(1829-1901):フルートとハープのためのカジルダ幻想曲 アンディ・スコット(1966-):フルートとハープのためのソナタ クイーンズ・デュオ[ヴェレーナ・ベアトリクス・シュルテ(Fl) ハンナ・ラーベ(Hp)] | ||
録音:2015年6月、マリーエンミュンスター・コンサートホール、ドイツ。 | ||
動物たちがバロックを語る時 [Tierisch Barock/When animals talk BAROCK] マルコ・ウッチェリーニ(1603頃-1680):ソナタ、アリアとクーラント Op.3 より 〔アリア第9番「雌鳥と郭公の結婚」/ソナタ第14番「タランチュラ」/ソナタ第12番「亀」〕 タルクイニオ・メルラ(1595-1665):雌鳥 ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオナメンテ(1595-1642):跛行する子馬 マウリツィオ・カッツァーティ(1616-1678):ペリカン ハインリヒ・イグナーツ・フォン・ビーバー(1644-1704):描写的なソナタ ロバート・オーム(?-1711):いくつかの鳥の鳴き声の模倣によるソナタ(*) マッテイス(1670-1714):ナイチンゲール / ウィリアム・ウィリアムズ(1675-1701):鳥の鳴き声の模倣によるソナタ ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ ト短調 K.30「猫のフーガ」 ヴィヴァルディ(1678-1741):フルート協奏曲 ニ長調 RV90「ごしきひわ」 ネル・ドルチェ − ケルン・バロック・アンサンブル) [ステファニー・ブイケン(リコーダー) オルガ・ピスコルツ(Vn) ハルム・マイネルス(Vc) ルーカ・キンタヴァッレ(Cemb)] フィリップ・ヴァグネル(リコーダー/Ob) | ||
録音:2013年10月、聖ペトロ教会、ノイス=ホイステン。(*)は世界初録音。ケルンで活動する若手4人によるバロック・アンサンブルのアルバム。 | ||
C.P.E.バッハ〜フルートと通常低音のためのソナタ 〔ホ短調 Wq.124, H.551 /ト長調 Wq.133, H.564 /ト長調 Wq.123, H.550 /ニ長調 Wq.131, H.561 / ニ長調 Wq.129, H.556 /イ短調 Wq.128, H.555 /ト長調 Wq.127, H.H554 〕/ フルートとチェンバロのためのソナタ(二重奏曲) ホ長調 Wq.84, H.506 カタリン・ホルヴァート(Fl) トーマス・プラッツグンマー(Vc) エーファ・マーリア・ポレルス(Cemb/クラヴィコード/Fp) | ||
録音:2013年12月、アドラム・チャペル、バーゼル。 | ||
ローベルト・フックス(1847-1927):二重奏曲と室内楽曲集 ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための三重奏曲 嬰ヘ短調 Op.115 (*) / ヴィオラとピアノのための6つの幻想小曲集 Op.117 / ヴィオラとピアノのためのソナタ ニ短調 Op.86 マーテー・シューツ(Va) ノアー・ベンディクス=バルグリー(Vn) オリヴァー・トリエンドル(P) | ||
録音:2015年3月、2015年5月(*)、スタジオ・ブリッツ、ベルリン。マーテー・シューツ [Máté Szűcs] は BPO の首席ヴィオラ奏者。 | ||
キール、ライネッケ、ロイス:ヴァイオラとピアノのためのロマンティック・デュオ集 フリードリヒ・キール(1821-1885):ヴィオラ・ソナタ Op.67 ライネッケ(1824-1910):幻想的小品 Op.43 ハインリヒ24世皇太子ロイス(1855-1910):ヴィオラ・ソナタ Op.22 アンナ=クレータ・グレバイケヴィク(Va) オリヴァー・トリエンドル(P) | ||
録音:2014年12月、プラッハ・イム・イーザルタール、ミュンヘン。 ドイツの作曲家フリードリヒ・キールはベルリンでピアニストとしても活躍し、聖楽と室内楽を作曲した。収録されているヴィオラ・ソナタはコントラストとムードに溢れており、ブラームス以前のロマン派ヴィオ音楽の代表作と言われている。ハインリヒ24世皇太子ロイスによって作曲されたヴィオ・ソナタは、「ブラームス風」なモチーフの作品で、情熱溢れる音楽。演奏は、フィンランド出身のヴィオリスト。 | ||
SCRIBENDUM (英) 特記以外 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)旧譜はこちらから(ただし基本的にレーベル&流通在庫を持って、廃盤&入手不能となります)。 | ||
ヘルマン・シェルヘンの芸術 J.S.バッハ:管弦楽組曲 全曲〔第1番−第4番 BWV.1066-1069〕[イングリッシュ・バロックo./September 1954]/ 音楽の捧げもの BWV.1079[ワナウセク(Fl) ヴェヒター(Ob)他/1951]/ ミサ曲 ロ短調 BWV.232[アラリー(S) シモノー(T)他 ウィーン国立歌劇場o./1959] モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626[ユリナッチ(S) ウェスト(A)他 ウィーン国立歌劇場o./1958] ベートーヴェン:交響曲全集〔第1番−第5番/第6番(2種)/第7番−第9番〕 [ウィーン国立歌劇場o.、RPO /1951, 1953-1954, 1958]/ ウェリントンの勝利 Op.91〔含リハーサル〕[ウィーン国立歌劇場o./1960]/ オリーヴ山上のキリスト Op.85[シュターダー(S)他 ウィーン国立歌劇場o./1962] グリエール:交響曲第3番 ロ短調 Op.42 「イリヤー・ムーロメツ」[ウィーン国立歌劇場o./1952] ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68[ウィーン国立歌劇場o./1953] チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」/交響曲第4番 ヘ短調 Op.36 / 序曲「1812」 Op.49[ウィーン国立歌劇場o./1957, 1951] リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」 Op.35 /熊蜂の飛行[ウィーン国立歌劇場o./1957] ボロディン:歌劇「イーゴリ公」〜だったん人の踊り[ウィーン国立歌劇場o./1957] マーラー:交響曲〔第1番 ニ長調「巨人」[RPO /1954]/第5番 嬰ハ短調/第7番 ホ短調「夜の歌」/ 第10番〜アダージョ[ウィーン国立歌劇場o./1953]/ 第2番 ハ短調「復活」〔ケルツェ(S) ウェスト(Ms)ウィーン国立歌劇場o./1958]〕/ オネゲル:パシフィック231 /ラグビー/交響曲的断章第3番/「テンペスト」のための前奏曲/交響詩「夏の牧歌」/喜びの歌 ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ (1911年版)/バレエ音楽「火の鳥」組曲[ RPO /1954] ハイドン:交響曲〔第100番 ト長調「軍隊」/第45番 嬰へ短調「告別」[ウィーン国立歌劇場o./1958] ハチャトゥリアン:ガヤネー より / ムソルグスキー:交響詩「禿山の一夜」[ウィーン国立歌劇場o./1957] プロコフィエフ:スキタイ組曲「アラとロリー」Op.20 /組曲「キージェ中尉」Op.60[ウィーンso./1951] デュカ:魔法使いの弟子 / ファリャ:「恋は魔術師」から〔恐怖の踊り/火祭りの踊り〕 / シャブリエ:狂詩曲「スペイン」 ラヴェル:ボレロ / ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲 / レズニック:「ドンナ・ディアナ」序曲 エロール:「ザンパ」序曲 / オベール:「フラ・ディアヴォロ」序曲[ウィーン国立歌劇場o./1957] リスト:ハンガリー狂詩曲集 Nos.1-6/交響詩集〔前奏曲/マゼッパ/フン族の戦争〕/メフィスト・ワルツ第1番 オルフ:エントラータ / ガブリエリ:第1旋法のカンツォン[ウィーン国立歌劇場o./1959, 1957, 1960] ヘルマン・シェルヘン指揮 | ||
クラムシェル・ボックス仕様。新シリーズ ARGENTO 始動。 | ||
MEMBRAN | ||
Greatest Successes & Rarities 〜フリッツ・ヴンダーリヒ(T)偉大なる歌唱集 | ||
ヴンダーリヒの没後50周年リリース。オペラ、歌曲、宗教曲など35年の生涯で残した録音をまとめている。 | ||
マリア・カラス、ヴェルディ:歌劇録音集 [6 Original Studio & 3 Live Recordings] リゴレット[ゴッビ(Br) ディ・ステファノ(T) セラフィン指揮スカラ座o./1955年9月、モノラル] 椿姫[アルバネーゼ(T) サンティーニ指揮トリノRAIo./1953年9月、モノラル] トロヴァトーレ[ディ・ステファノ(T) バルビエーリ(Ms) カラヤン指揮スカラ座o./1956年8月、モノラル] 仮面舞踏会[ディ・ステファノ(T) バルビエーリ(Ms) ヴォットー指揮スカラ座o./1956年9月、モノラル] 運命の力[タッカー(T) タリアブーエ(Br) セラフィン指揮スカラ座o./1954年8月、モノラル] アイーダ[タッカー(T) バルビエーリ(Ms) ゴッビ(Br) セラフィン指揮スカラ座o./1955年8月、モノラル] シチリア島の夕べの祈り[クリストフ(B) E.クライバー指揮フィレンツェ5月音楽祭o./1951年5月26日、モノラル・ライヴ] ナブッコ[ベーキ(Br) シニムベルギ(T) グイ指揮サン=カルロ劇場o./1949年12月20日、モノラル・ライヴ] マクベス[マスケリーニ(Br) ターヨ(B) デ・サバタ指揮スカラ座o./1952年12月7日、モノラル・ライヴ] | ||
ジュリアン・ブリーム(Guitar)〜ダウランド、J.S.バッハ演奏集 J.S.バッハ: 前奏曲、フーガとアレグロ BWV.998 /無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 BWV.1004〜シャコンヌ/ リュート組曲 BWV.966 より〔サラバンド/ブーレ〕/パルティータ BWV.997 より〔前奏曲/フーガ〕[1956年] フレスコバルディ:「フレスコバルダ」によるアリア / D.スカルラッティ:ソナタ〔ホ短調/ホ短調〕 チマローザ:ソナタ〔嬰ハ短調/イ長調〕 / マテオ・アルベニス:ソナタ / ルーセル:セゴビア Op.29 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ / ロドリーゴ:小麦畑にて / レノックス・バークリー:ソナチネ[1960年] ダウランド: エリザベス女王のガイヤルド/涙のパヴァーヌ/ホワイト夫人に事なし/ヴォークス夫人のジグ/別れのファンシー/ オルランドは眠る/デンマーク王のガリアード/憂鬱なガリアード/ハンスドン夫人のパフ/ダウランドは常に嘆いている/ アルメイン/サー・ヘンリー・アンプトンの葬送/失われし望みのファンシー/もし涙の洪水が/眠れ 定まらぬ思いよ/ さあ目を覚ませ 愛 汝はよみがえった/愛しい人よ もしも君が心変わりするなら/ O what hath overwrought / 言葉で心を動かしてみようか?/泉よ そんなに速くあふれないで/立ち去れ 身勝手な若者たちよ/呼んだら来ておくれ/ しばし休んでおくれ/もしぼくの嘆きが/あふれ出よ わが涙/気分よ ここで何してる/もしも私の受けた苦しみが/ 彼の金髪も時が銀髪に変えて/時よ しばらく立ち止まれ/一番低い木にも梢はある/騒ぎ立つ思いよ/ 素晴らしき盲目/私の心と舌は双生児[1956年、1958年] | ||
Milestones of a Pianist of the Century 〜ルービンシュタイン(P)名演奏集 ショパン:ピアノ協奏曲第2番/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ [アルフレッド・ウォーレンステイン指揮シンフォニー・オブ・ジ・エア/1958年] リスト:メフィストワルツ[1955年] / ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番[フリッツ・ライナー指揮シカゴso./1956年] リスト:詩的で宗教的な調べ〜第7曲「葬送曲」/即興的ワルツ/愛の夢第3番/ハンガリー狂詩曲第10番/ コンソレーション第3番/ハンガリー狂詩曲第12番[1953年] チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番[ディミトリ・ミトロプーロス指揮ミネアポリスso./1946年] グリーグ:ピアノ協奏曲[アルフレッド・ウォーレンステイン指揮RCAビクターso./1961年] ベートーヴェン:ピアノ協奏曲〔第1番/第4番〕[ヨゼフ・クリップス指揮シンフォニー・オブ・ジ・エア録音:1956年] モーツァルト:ピアノ協奏曲〔第24番 K.491 /第17番 K.453〕[アルフレッド・ウォーレンステイン指揮RCAビクターso./1962年] ブラームス:ピアノ協奏曲第2番[ウィトルド・ロヴィツキ指揮ワルシャワ国立po./1960年、ライヴ] シューマン:交響的練習曲/アラベスク[1961年、ライヴ]/謝肉祭/幻想小曲集[1962年] ショパン:ピアノ・ソナタ〔第2番[1961年]/第3番[1959年-60年]〕 / ラヴェル:クープランの墓〜フォルラーヌ ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ〔第9番/第5番〕[ヘンリク・シェリング(Vn)/1959年-60年] メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番 / ラヴェル:ピアノ三重奏曲 [ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)/1950年] | ||
The Singer Of The Century 〜フィッシャー=ディースカウ(Br)名唱集 ヴェルディ:オペラ・アリア集〔トロヴァトーレ、リゴレット、シチリア島の夕ベの祈り、ドンカルロ、 仮面舞踏会、ファルスタッフより〕[アルベルト・エレーデ指揮BPO/1959年] DUETTE AUS SECHS LANDERN〔パーセル、ハイドン、J.C.バッハ、ベートーヴェン、シューベルト、ベルリオーズ、 ドヴォルジャーク、 チャイコフスキー、サン=サーンス、フォーレの作品〕 [ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S) ジェラルド・ムーア(P) エドゥアルト・ドロルツ(Vn) イルムガルト・ポッペン(Vc)/1960年] スコットランドの歌曲と民謡集〔ハイドン、ベートーヴェン、ウェーバーの作品〕[カール・エンゲル(P) ヘルムート・ヘラー(Vn) イルムガルト・ポッペン(Vc) オーレル・ニコレ(Fl)/1961年] 現代音楽の作曲家による歌曲集〔ラインハルト・シュヴァルツ=シリング、ヴォルフガング・フォルトナー、 ヘルマン・ロイター、ボリス・ブラッハー、アリベルト・ライマンの作品〕[アリベルト・ライマン(P)/1961年] マーラー:さすらう若者の歌[ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮フィルハーモニアo./1952年] R.シュトラウス:歌曲集(16曲) / シューベルト:白鳥の歌/美しき水車小屋の娘/冬の旅 ヴォルフ:アイヒェンドルフ歌曲集 / シューマン:リーダークライス Op.39 / ベートーヴェン:遥かなる恋人に [ジェラルド・ムーア(P)/1951年、1954年、1955年、1959年、1961年、1962年] シューマン:詩人の恋 / ブラームス:ティーク「マゲローネ」によるロマンス/6つの歌[イェルク・デムス(P)/1957年]/ 9つのリートと歌 Op.32より[ヘルタ・クルスト(P)/1955年] シューマン:リーダークライス Op.24 /4つの詩 Op.142〜第4曲「私の馬車はゆっくりと行く」/ ミルテの花 Op.25〜第24曲「君は花のよう」/ロマンスとバラード集より[ヘルタ・クルスト(P)/1956年] |
CPO (独) 〔超速報版〕 価格帯記載無し:1CDあたり¥3080(税抜¥2800)
「〜の第○集」というような表記は基本的に国内代理店の記載によりますが、何故か誤っている場合がかなり見受けられますので、御了承のほどお願い致します。旧譜はこちらから | ||
ラーシュ=エーリク・ラーション(1908-1986):管弦楽作品集 Vol.2 交響曲第2番 Op.17 /管弦楽のための変奏曲 Op.50 / 管弦楽のための組曲「バロココ [Barococo] 」 Op.64 アンドルー・マンゼ指揮ヘルシングボリso. | ||
録音:2011年4月4日-8日、Konserthuset, ヘルシングボリ、スウェーデン。 | ||
フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839-1916): ヴァイオリン協奏曲集〔第1番 ニ短調 Op.42 /第2番 ヘ長調 Op.86 〕/ ヴァイオリンと管弦楽のための幻想的小品 Op.33 リヌス・ロート(Vn) ヨハネス・ズール指揮ハンブルクso. | ||
録音:2013年10月7日-10日、 Miralles Hall, ハンブルク。 | ||
イン・ノミネ〜クリストファー・タイ(1505頃-1572頃): リコーダー・コンソートのための作品集 イン・ノミネ〔リポート/すでに甦りて、ここにいまさず/クリエ/しっかりつかまれ/めったに見られない/潔白/4声/ ラウンド/レ・ラ・レ/6声/すっかり自由/信頼/そう言ってくれ/入る/わが死/レイチェルの泣き声/ 泣くのはおやめレイチェル/さらばわが愛しき人よ、永遠に/私を助けて/私を信じて/5声〕/ Dum transisset Sabbatum〔 II / III 〕/ラウデス・デオ/蘇りたまいしキリストは/ 主は彼らを愛したもうた/柴の中で/おお、祝福されし光なる三位一体 ジョン・タヴァナー(1490-1545):イン・ノミネ ブレーメン・ボレアス四重奏団 ハン・トール(リコーダー) | ||
録音:2013年10月4日-6日、ゼンデザール、ブレーメン放送。 | ||
メンデルスゾーン(1809-1847):弦楽のための交響曲集 Vol.1 〔第1番 ハ長調/第2番 ニ長調/第3番 ホ短調/第4番 ハ短調/第5番 変ロ長調/第6番 変ホ長調〕 ミヒ・ガイク指揮オルフェオ・バロックo. | ||
録音:2014年6月23日-25日、 Schloss Zell an der Pram, オーストリア。 | ||
コルスティック〜リスト:詩的で宗教的な調べ(1853) 〔祈り/アヴェ・マリア/孤独の中の神の祝福/死者の追憶/主の祈り/眠りから覚めた子供への賛歌/ 葬送/パレストリーナによるミゼレーレ/無題(アンダンテ・ラクリモーソ)/愛の賛歌 ミヒャエル・コルスティック(P|使用楽器:スタインウェイ D ) | ||
録音:2013年7月16日-18日、ゼンデザール、ドイッチュラントラディオ、ケルン。 | ||
リッカルド・ザンドナーイ(1883-1944):歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」(4幕/1914?)
クリスティーナ・ヴァシレーワ(S) マルティン・ミューレ(T) ジュアン・オロスコ(Br) アドリアーノ・グラツィアーニ(T) キム=リリアン・シュトレーベル、ベネディクト・トーラン(S) サリー・ウィルソン、マリア・ジョコビッチ(Ms) ファブリース・ボロン指揮フライブルクpo.、フライブルク室内cho.、 フライブルク劇場cho.、フライブルク高等音楽学校ヴォーカルアンサンブル | ||
録音:2013年7月18日-23日、ロルフ・ベーメ・ザール、コンツェルトハウス、フライブルク。 | ||
マルタのクリスマス〜ジローラモ・アボス〔アヴォス/ダヴォス〕(1715-1960): ほむべきかな、主イスラエルの神/マニフィカト/2群の合唱のためのミサ曲 マイリス・ド・ヴィユトレイ、ミリアム・アルブーズ(S) ゾエ・ブラウン(Ms) ジョージ・プーリー(T) マウロ・ボルジョーニ(Br) マイケル・アレクザンダー・ウィレンズ指揮ケルン・アカデミー | ||
録音:2015年1月21日、ヴァレッタ、マルタ島、マルタ共和国、ヴァレッタ国際バロック音楽祭、ライヴ。レオナルド・レーオとフランチェスコ・デュランテに師事、イギリス、イタリア、そして故郷マルタ島で活躍した作曲家ジローラモ・アボスの生誕300年記念。イタリア時代の弟子にジョヴァンニ・パイジェッロがいる。 | ||
Dance of the Wooden Sticks 〜イシドーラ・ジェベヤーン(1967-):室内楽作品集 ポロムカ四重奏/ホルンと弦楽五重奏のための「木棒の踊り」/ ソプラノと弦楽四重奏のための「ラダのための新しい歌」/ピアノのためのサラバンド/ ソプラノ、ピアノ、弦楽四重奏と打楽器のための情景「ドナウ川沿いのヨール」/ クラリネットと弦楽四重奏のための「夜の旅人の歌」/ ソプラノ、ピアノ、弦楽五重奏と打楽器のための幻想曲「 Pep it up 」 ブロドスキーSQ アネタ・イリチ(S) シュテファン・ドール(Hr) ジョアン・エンリク・リュナ(Cl) イシドーラ・ジェベヤーン(P) ミロスワフ・カルロヴィチ(Perc) ボーバン・ストシッチ(Cb) プレミール・ペトロヴィチ指揮 | ||
録音:2011年9月19日、21日、コララク・ホール、ベオグラード、セルビア、一部ライヴ。セルビアの首都ベオグラード生まれで、メシアンの孫弟子にあたる作曲家、当レーベル2枚目のアルバム(管弦楽作品集: 777 670-2 )。 | ||
OMF | ||
クラシカ 「魔笛」より〔おお、怖がらないで、我が子よ!/地獄の復讐がわが胸に煮えたぎり〕/ 「偽りの女庭師」〜私を見れば、倒れたり/「後宮からの逃走」〜あらゆる拷問が/ 「コジ・ファン・トゥッテ」〜男どもに、兵士たちに/結婚するベレニーチェに K.70, 61c / 安らぎが笑みを浮かべて K.152, 210a /モテット「喜べ、歓呼せよ、お前たち祝福された魂よ」 K.165, 158a 末吉朋子(S) 瀧田亮子(P) | ||
録音:2014年11月21日、26日、Kanagawa-Art-Hall 。 | ||
カタルーニャ F.ガスイ:ムッセールの情景〔レス・サレレテス/鴉の岩〕 カタルーニャ民謡/M.リョベート編:〔盗賊の歌/糸を紡ぐ娘/王子/凍った12月/レリダの囚人/哀歌/聖母の御子〕 J.トゥリーナ:タレガ賛歌〔ガロティン/ソレアレス〕 G.サンス:セルバンテス時代の舞曲〔フォリアス/エスパニョレッタ/マリサパロス/カナリオス〕 F.タレガ:哀歌と祈り〔エンデチャ/オレムス〕 / F.ソル:グラン・ソロ E.S.デ・ラ・マーサ:暁の鐘 / F.モンポウ:歌「鳥の歌」 林 祥太郎(G) | ||
録音:2015年4月14日、15日、6月9日、Kanagawa Arthall、2015年6月23日、Kanagawa Prefectural Lake Sagam i-ko Exchange Center, JAPAN。 | ||
ES − DUR (独) 1CDあたり¥4400(税抜¥4000)1993年に設立されたハンブルクのレーベル。なお国内代理店は、現地で在庫切れのアイテムも案内してしまっている模様です。当店で気付いた物はアイテムごとに記載していますが他にも、初期のアイテムを中心に入荷しないものがあるかもしれませんので、あらかじめご了承下さい。 | ||
ライプツィヒ・シューレ シューマン(1810-1856):ミルテの花 Op.25 〜第1曲「献呈」 ローベルト&クララ・シューマン(1819-1896):恋の曙 Op.37 より Nos.1-6, 8-11 ローベルト・シューマン:歌曲集「ミンネの歌」 Op.101 〜第4番「ぼくの美しい星よ」 メンデルスゾーン(1809-1847):6つの歌 Op.57 より Nos.3-4, 6 / 7つの歌 Op.71 より Nos.1-2, 4, 6 グリーグ(1843-1907):6つの歌 Op.48 ユリア・ゾフィー・ヴァーグナー(S) エリック・シュナイダー(P) | ||
録音:2014年7月25日-27日、アンドレアス教会、ヴァン湖、ベルリン。 | ||
Luftpost aus Wien 〔ウィーンからの航空便〕 ベルリオーズ(1803-1869)/J.ディールマイアー(1964-)編曲:妖精の踊り(1846/2000) フリードリヒ・チェルハ(1926-):7つの逸話(1964/2009) シューベルト(1797-1828):しぼめる花の主題による変奏曲 ホ短調 D 802 (1824頃) エルンスト・クシェネク(1908-1991):学校のための音楽 Op.85〜夜想曲(1938-1939) パウル・アマデウス・ピスク(1893-1990):序奏とロンド Op.61 (1948) フランツ・ドップラー(1821-1883):ハンガリー田園幻想曲 Op.26 (1870頃) ウルフ=ディーター・シャーフ(Fl) トーマス・ヴェーレン(P) | ||
録音:2014年1月7日-9日、イエス・キリスト教会、ダーレム、ベルリン。 シャーフは2015年現在、ベルリン放送so.の首席フルート奏者、ディールマイアーはウィーンの作曲家。 | ||
GRAND PIANO (香港?) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)知られざるピアノ作品にスポットを当てることを目的に、2012年に発足したレーベル。発売元は、一時の NAXOS と同じ HNH INTERNATIONAL 名義となっている。世界初録音を含むレアなピアノ作品を中心に、年に15タイトル程新譜がリリースされる予定。 | ||
フィリップ・グラス(1937-):グラス・ワールド Vol.2 〜エチュード全曲 エチュード第1巻〔第1番〜第10番〕/エチュード第2巻〔第11番〜第20番〕 ニコラス・ホルヴァート(P) | ||
録音:2015年3月27日、4月3日、8日。 | ||
レオポルト・コジェルフ(1747-1818):ピアノ・ソナタ全集 Vol.5 〔第17番 ハ長調 Op.15 No.2 P. XII: 18 (1785) /第18番 変イ長調 Op.15 No.3 P. XII: 19 (1785) / 第19番 ト長調 Op.17 No.1 P. XII: 20 (1785) (*) /第20番 ホ短調 Op.17 No.2 P. XII: 21 (1785) (*) 〕 ケンプ・イングリッシュ(Fp) | ||
録音:2011年4月-2013年4月、ニュージーランド。(*)は世界初録音。使用楽器:トーマス&バーバラ・ヴォルフ製作&パウル・ドヴニー複製〔共にモデル:アントン・ヴァルター、1795年製〕。 | ||
ルイ・オーベール(1877-1968):ピアノ独奏&ピアノを伴う作品集 航跡 Op.27 (1908-1912) (*) /ヴァイオリン・ソナタ(1926) (#) / ハバネラ(ピアノ連弾版/1919出版)(+) /心象の一葉(1930出版) (**) アレッサンドロ・ファジュオーリ(Vn;#) オリヴィエ・ショーズ(P;+/**) ジャン・ピエール・アルマンゴー(P) | ||
録音:2013年5月-2014年9月、パリ、フランス。 Op.27 を除き世界初録音。 | ||
ORCHID CLASSICS 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)イギリスのヴァイオリニスト、マシュー・トラスラーによって2005年に設立されたレーベル。ロイヤル・フィルの自主製作盤( RPO 記号 で始まるもの)も含む。旧譜はこちらから | ||
Me-Su-Bach 〜J.S.バッハ:パルティータ集 〔第1番 変ロ長調 BWV825 /第2番 ハ短調 BWV826 /第6番 ホ短調 BWV830 〕 エドナ・スターン(P) | ||
録音:2014年10月、コンピエーニュ帝国劇場、フランス。 「 Me-Su-Bach 」というのは、スターンによると一種の言葉遊びで、Me:私の個人的で重要な、そして主観的な要素を交えた解釈 Su:イタリア語の前置詞「Su」は英語で「そのあたり」のような意味を持ち、一般的には「近いもの」Bach:これがメインテーマ、こんな意味合いが込められているのだそう。 | ||
ムソルグスキー: 組曲「展覧会の絵」(セルゲイ・ゴルチャコフ編曲版)/ 禿山の一夜(リムスキー=コルサコフ改訂版) / 歌劇「ホヴァーンシチナ」より(リムスキー=コルサコフ管弦楽版) 〔第1幕 前奏曲「モスクワ川の夜明け」/第4幕「ペルシャ奴隷の踊り」/第5幕「ゴリーツィンの旅」〕/ 歌劇「ソロチンスクの定期市」より(リャードフ管弦楽版)〔序奏/第1幕「ゴパック」〕 グジェゴシュ・ノヴァーク指揮ロイヤルpo. | ||
録音:2009年11月25日、2010年2月15日、カドガン・ホール /2012年4月5日、ヘンリー・ウッド・ホール。 | ||
TOCCATA CLASSICS 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから | ||
ゲオルク・フィリップ・テレマン:音楽による礼拝 Vol.6 ついに時は打たん TWV 1: 440 /真のキリスト者の高貴に並ぶものありや TWV 1: 1511 / 味わい、見よ、主の恵み深さを TWV 1: 1252 /なぜあなたはそのようなふりをする? TWV 1: 1502 / 誰もがそれを TWV 1: 425 /富みの力は唯一の幸せ TWV 1: 313 /棕櫚の枝を持つ貧しき者たちを見よ TWV 1: 1245 ベルゲン・バロック ヤン・ファン・エルサッカー(T) エドゥアルド・ヴェズリー(Ob)他 | ||
録音:2011年4月27日-30日(*)、3013年4月10日〔代理店記載ママ〕(#)、ノルウェー。 | ||
レオポルド・ダムロッシュ(1832-1885):管弦楽作品集 祝典序曲 ハ長調 Op.15 (1871) /交響曲 イ長調(1878) シューベルト(1897-1828)/レオポルド・ダムロッシュ編曲: 軍隊行進曲第1番 D 733 No.1 (1818/1875) クリストファー・ラッセル指揮アズーサ・パシフィック大学so. | ||
録音:2014年9月20日(*)、2015年2月10日、12日、17日、19日(#)、アズーサ・パシフィック大学。当初ヴァイオリニストとして成功を収めてリストから称賛を受け、その後指揮者としてアメリカを中心に活躍、息子に大指揮者ウォルター・ダムロッシュがいる作曲家。 | ||
レオ・ザイトリン(1884-1930):ユダヤの歌曲、室内楽と朗読集 Vol.1 レオ・ザイトリン:海/ Reb Nakhmons nign /雲は上向き、愛する心を撫でる/野原を越えて/私は喪に服している/ 子守歌 (A mayse) /おじいさん、あなたの子どもたちは私たちのために祈ります/ Eli Zion / わが神、わが神/ラビよわれらに語りたまえ/6つのユダヤの歌 モシュ・ミルナー(1886-1953):主よ、どれほど長い間(ザイトリン編曲) ヨアヒム・シュテュッチェスキー(1891-1982):わが神、わが神 クライスラー:ウィーンの古い民謡(ザイトリン編曲) グエンコ・グエチェフ、ダニエラ・ラッバーニ(語り) エリザベス・プリドノフ(P) デニス・オボイル、ラウラ・モチャロフ(Vn) マリリン・ジングラス=ロイ、 イサイアス・ゼルコヴィツ(Va) アーロン・ゼルコヴィツ(Vc) レイチェル・キャロウェイ(Ms) ルッツ・マンリケス(P) | ||
録音:2010年6月6日-8日、US 。 | ||
アドルフォ・フマガッリ(1828-1856):ピアノ作品集 Vol.1 ピアニストの近代的学校 Op.100 より Nos.7, 10, 14, 17 /預言者 Op.43 / マイアベーアの歌劇「悪魔ロベール」による左手のための大幻想曲 Op.106 アダルベルト・マリア・リーヴァ(P) | ||
録音:2006年9月23日、ミラノ、ライヴ。 |
TOKYO FM LP 1点(2LP)あたり¥14960(税抜¥13600)『TOKYO FMレーベルLP第1弾として発売されたカラヤン&BPOベートーヴェン交響曲全集1977ライヴ各350セット限定で分売!さらにピアノ協奏曲集は初LP化!』『BOX盤制作時のメタル原盤は限定生産品のため破棄されていたため今回新たにリカッティング! 新たにメタル原盤を制作いたしました。BOX盤とは音質、一部曲目で面割が異なります。生産後ただちにメタル原盤は破棄されるため完全限定生産品となります。』『★二年前にBOXで発売され、またたくまに完売となったカラヤンのFM東京収録のライヴによるベートーヴェン交響曲全集ですが、分売の要望が多く今回LP初出のピアノ協奏曲も含み完全限定生産で発売いたします。BOX盤のメタル原盤はすでに破棄されておりますので、今回新たに、オリジナルアナログマスターを使用しリカッティングいたしました為、面割及び音質はBOX盤と異なります。今回のメタル原盤もプレス終了後破棄され、カラヤンのアナログディスクは今回で最終プレスとなる完全限定盤です。』1029/30 〜1033/34:2015年11月17日代理店出荷開始(予定)、1035/36 〜1039/40:2015年12月2日代理店出荷開始(予定)。 | ||
ベートーヴェン: 交響曲第1番 ハ長調 Op.21 / 交響曲第3番「英雄」 変ホ長調 Op.55 |
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 BPO | |
録音:1977年11月13日、普門館、東京、ライヴ。圧巻のエロイカ!カラヤンの英雄的演奏が輝かしい。 | ||
ベートーヴェン: 交響曲第2番 ニ長調 Op.36 (*) / 交響曲第8番 ヘ長調 Op.93 (#) |
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 BPO | |
録音:1977年11月14日(*)、17日(#)、普門館、東京、ライヴ。2番がすごい。同チクルスの中でも1、2の出来。未聴の方はぜひこ一聴を。 | ||
ベートーヴェン: 交響曲第6番「田園」 ヘ長調 Op.68 / 交響曲第5番「運命」 ハ短調 Op.67 |
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 BPO | |
録音:1977年11月16日、普門館、東京、ライヴ。黄金のカップリング。カラヤン絶頂期の圧倒的迫力に打たれる。 | ||
ベートーヴェン: 交響曲第4番 変ロ長調 Op.60 / 交響曲第7番 イ長調 Op.92 |
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 BPO | |
録音:1977年11月15日、普門館、東京、ライヴ。カラヤン美学エレガント4番!大演奏の爆発の7番。 | ||
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱付」
バーバラ・ヘンドリックス(S) ヘルイェ・アルゲルヴォ(A) ヘルマン・ヴィンクラー(T) ハンス・ゾーティン(B) ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 BPO 田中信昭合唱総指揮プロ合唱団連合、東京藝術大学cho. | ||
録音:1977年11月18日、普門館、東京、ライヴ。カラヤン自身「最高の出来」と語った伝説の第9。 | ||
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.37 (*) / ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」 Op.73 (#) |
アレクシス・ワイセンベルク(P) ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 BPO | |
録音:1977年11月14日(*)、1977年11月17日(#)、普門館、東京、ライヴ。ワイセンベルクとカラヤンの名コンビ曲を越えた美音に陶然! |
BELVEDERE (独) 特記以外:1枚あたり¥3080(税抜¥2800)仏 Bel Air Classiques のプロデューサー、フランソワ・デュプラ氏が2006年に設立したレーベル。# CD と DVD は記号や品番形態が同一で、番号では区別出来ません。ご注意下さい。 | ||
ワーグナー:「ニーベルングの指環」〜 役者とマリオネットたちによる一夜の舞台祝典劇版 特典映像:リハーサル風景、関係者へのインタビュー 演奏:ホッター、フラグスタート、ニルソン、ヴィントガッセン/他 ショルティ指揮VPO | ||
音源: DECCA 。 リージョン・オール| 16:9 | DD 2.0 | 109分(本編) + 9分(ボーナス)|言語:独|字幕:英仏。 ザルツブルクのマリオネット劇場での、くるみ割り人形公演の映像。ザルツブルクといえば様々な名所があるが、モーツァルテウムの東側に隣接するマリオネット劇場もそのひとつ。ザルツブルクのマリオネット劇場は1913年に彫刻家のアントン・アイヒャーが手掛けたモーツァルトの「バスティアンとバスティエンヌ」の人形劇公演で幕を開けた。現在もその子孫らによって劇場は守られ続けており、芸術性の高い人形劇公演を上演している。オペラ、ワーグナーの指環シリーズなどといった大規模作品の上演もおこなっており、話題を集めている。この公演は、ニーベルングの指環のエッセンスを1時間40分ほどにまとめた物。ヴァルキューレの騎行のシーンなど、人形が飛んでいる風景も思わぬ迫力でついつい見入ってしまう。 | ||
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012):歌劇「ポッリチーノ」
マテウス・シンコ(ポッリチーノ) ハンス・ペーター・カンメレル(ポッリチーノの父) カロリーネ・ウェンボーン(ポッリチーノの母) アンドレアス・ヘルル(人食い鬼) シミーナ・イヴァン(人食い鬼の妻) ウルリケ・ヘルツェル(ふくろう) ゲッリート・プリースニッツ指揮ウィーン国立歌劇場ステージo.、 ノイスティフトガッセ音楽学校o. 演出:ルネ・ジステラー | ||
収録:2013年4月28日、ウィーン国立歌劇場。 リージョン・オール| 16:9 | DD 2.0 | 60分(本編) + 7分(ボーナス)|字幕:英独。 ヘンツェによる子供のためのオペラ公演の映像。「ポッリチーノ」は、おとぎばなしに基づいており、貧しい家に生まれた子供たちが森に捨てられ、人食い鬼や狼など様々な困難に出会うが、それらをくぐりぬけ、ついには大人のいない国へと向かうという物語。ポッリチーノとは、子供たちの中の一人(主人公)の名前。ヘンツェ自身が「子供のために」と書いた作品ではあるが、大人が聴いても十二分にたのしめる音楽。様々な楽器が登場し、ヘンツェらしい厳格なリズムなどが満載。実際のオペラ上演の舞台映像、しかも子供向けというだけあって、非常にわかりやすく仕上がっていて楽しめる。ボーナス映像には登場人物へのインタビューや、舞台裏、リハーサルのもようなどが収められている。 | ||
C−MAJOR 特記以外
旧譜はこちらから。 | ||
リヒャルト・シュトラウス:歌劇「エレクトラ」
イングリッド・トビアッソン(Ms;クリテムネストラ) インゲラ・ブリンベリ(S;エレクトラ) スザンナ・レヴォネン(S;クリソテミス) マグヌス・キーレ(T;エギスト) トーマス・ランダー(Br;オレスト) ラモン・ガンバ指揮ノルランズ歌劇場so. 舞台演出:ラ・フラ・デルス・バウス 演出監督:カルルス・パドリッサ 演出助手:エステバン・ムニョス 振付:ミレイア・ロメロ 衣装:クララ・スッラ 照明:カルロス・リゲル 特殊効果:トーマス・バウテンバッハー 音響:ラルス・ヴェルン 映像監督:トビン・ホフヴァンダー | ||
収録:2014年8月19日、21日、ビジネスパーク、ウメオ、スウェーデン、ライヴ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 108分|字幕: 英仏西典日韓中 。 ブルーレイ仕様: Full HD| dts-HD MA 5.0 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.0 。 スウェーデンのノルランズ・オペラとスペインの舞台演出集団ラ・フラ・デルス・バウスがコンビを組んで2014年に上演されたリヒャルト・シュトラウスの「エレクトラ」の映像。ラ・フラ・デルス・バウスは、1979年に街頭演劇集団としてスタート、1992年バルセロナ・オリンピックの開会式の演出を手がけた。その後、演劇、オペラ、映画といった様々な場面で表現活動を行っている。彼らは、CG映像を駆使し、野外を中心としたスペクタクルで、視覚的にうったえるパフォーマンスを得意としている。この「エレクトラ」では、巨大クレーンを用いて、鎖で繋がれた人間を操作するような場面も出てきて、今回も迫力の舞台を展開している。スウェーデン、ウメオ市のビジネスパークで行われ、旧スウェーデン軍が所有していた、現在駐車場になっている広場を利用して200×40メートルの最大級の舞台が設置された。大量の人工血液が舞台に放出され、生々しく鮮烈な印象を与える。エレクトラの陰鬱な復讐劇を、独特の色彩感覚で表現し、復讐の情念が渦巻いているのを目の当たりにする。エレクトラを演じるのは、スウェーデン出身のソプラノ歌手インゲラ・ブリンベリ。強靭な声とドラマティックな歌唱で迫力十分。同じくスウェーデン出身のイングリッド・トビアッソンは、圧倒的存在感と人間臭さの漂う歌唱で母親クリテムネストラを歌った。イギリス人指揮者のラモン・ガンバの指揮も「エレクトラ」の狂気と官能に満ちた混沌とした音楽を鮮やかに示している。 | ||
J.S.バッハ/ジョン・ノイマイヤー振付: バレエ「クリスマス・オラトリオ BWV 248」 ボーナス:ジョン・ノイマイヤーとロイド・リギンスのインタビュー ハンブルク・バレエ ジュリアン・プレガルディエン(福音史家) メリッサ・プティ(S) カーチャ・ピーヴェック(A) マニュエル・ギュンター(T) ヴィルヘルム・シュヴィングハマー(B) アレッサンドロ・デ・マルキ指揮ハンブルク国立歌劇場o.、 エーベルハルト・フリードリヒ合唱指揮ハンブルク国立歌劇場cho. 振付、衣装、照明:ジョン・ノイマイヤー 舞台:フェルディナンド・ヴェーゲルバウアー 映像監督:トーマス・グリム プロデューサー:ベルンハルト・フライシャー *主要ダンサー ロイド・リギンス(男) アンナ・ラウデーレ(母) カーステン・ユング(その夫) カレン・アザチャン(羊飼い) シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・トゥルシュ(天使) 大石裕香、シルヴァーノ・バローン、レスリー・ヘイルマン、 クリストファー・エヴァンズ、ウラディミール・コシチュ(スイーパー) | ||
収録:2014年、ハンブルク国立歌劇場。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 168分 + 12分(ボーナス)|字幕: 仏日韓〔ボーナス:英独〕 。 ブルーレイ仕様: Full HD| dts-HD MA 5.0 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.0 。 ハンブルク・バレエの芸術監督を40年以上続けているジョン・ノイマイヤー。2015年に京都賞の思想・芸術部門を受賞し、70歳を超えてもバレエの新たな表現方法を模索する現代最高の振付師の一人。この映像はノイマイヤーがバッハの「クリスマス・オラトリオ」に振りつけた作品。バッハの「クリスマス・オラトリオ」は、クリスマス関連の礼拝で用いられる6つのカンタータを、内容としている。ノイマイヤーは2007年に「クリスマス・オラトリオ」の最初の3つの部分が振り付け、その後残りの3つを仕上げ、2013年に完全版が上演された。「クリスマス・オラトリオ」は、イエスの降誕を祝うための音楽で明るく祝祭的な気分に満ちている。特に第1部の冒頭「歓呼の声を放て、喜び踊れ!」は、トランペット3本とティンパニ、フルートとオーボエ各2本+弦楽合奏という豪華編成で書かれており、勢いのある華やかな気分を盛り上げてくれる。振付にあたり、ノイマイヤーは以下のように述べている。「この冒頭の部分から取れるように、我々人類すべてが経験する感情、信頼・希望・進行・疑問・自己犠牲といったものを表しており、私の振付は宗教を表現したものではない。多くの異なる文化や宗教を統一するちからがバッハの音楽にはある。振付を通して、人間の価値を新たに見出したつもり。なので、このバレエの中では聖母マリアは「母」、ヨセフは「彼女の夫」としている。」非常にシンプルながら、このクリスマスの奇跡を美しく、そして心に訴えかける演出で表現している。ダンサーには、2015年から同団の副芸術監督に就任したロイド・リギンス、長身でしなやかな手脚をもつアンナ・ラウデ-レらトップダンサーに加え、2015年に退団し、ノイマイヤーに触発され現在は振付師として独立した日本人、大石裕香も舞台に立っている。エヴァンゲリストには、近年メキメキ実力をつけているジュリアン・プレガルディエン、その他歌手陣もハンブルクを拠点に活動する実力派を揃え、安定した歌唱を聴かせてくれる。 | ||
EURO ARTS DVD/Blu−ray
特記以外
旧譜はこちらから | ||
ア・フライト・スルー・ジ・オーケストラ [A Flight through the Orchestra] ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73 |
トゥガン・ソヒエフ指揮 ベルリン・ドイツso. | |
収録:2015年6月、旧・発電所 [Kraftwerk] 、ルンメルスブルク、ベルリン。映像監督:ヘニング・カステン。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 45分。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD | dts 5.0 。 DVD仕様:| NTSC | dts 5.0, DD 5.0。 トゥガン・ソヒエフ指揮ベルリン・ドイツso. によるブラームスの交響曲第2番の映像。2012年から同楽団の音楽監督を務めているソヒエフは、いま最も注目を集めている若手指揮者の一人。1977年に北オセチアで生まれ、その後はサンクトペテルブルク音楽院で、イリヤ・ムーシン、ユーリー・テミルカーノフに師事し、1999年のプロコフィエフ国際コンクールで最高位を獲得。2008年には30歳でトゥールーズ・キャピトル国立管の音楽監督に就任し、その後も世界の名門オーケストラに客演を重ね、その存在感を示している。この映像は、2015年6月にベルリンにある旧発電所で行われたコンサートを、非常に画期的な撮影方法で収録している。オーケストラの上を13メートルのクレーンに搭載したカメラで連続撮影している。カメラはオーケストラの内側、音楽が生み出されるその瞬間を捉え、各楽器を演奏者の視点を取り込むことに成功している。したがって、カメラはコンサートが終わるまで静止することはなく、音楽の流れを削ぐことなく集中して映像を楽しむことが出来る。ソヒエフは新しい技術に大変関心があり、またオーケストラも伝統はあるが、若い団員たちが多く、このような挑戦的な映像作品を作り出すことにも積極に取り組んでいる。ソヒエフの独特の感性、躍動感と高揚感に満ちたオーケストラの演奏が、絶妙なバランスを作り出し、メリハリの効いた颯爽とした演奏を聴かせてくれる。 | ||
イン・リハーサル&パフォーマンス エピソード1:ゲオルク・ショルティ ワーグナー:「タンホイザー」序曲〔リハーサル 1 + 2 :約43分/本番:約15分〕 [ゲオルク・ショルティ指揮/収録:1966年] エピソード2:カルロス・クライバー J.シュトラウス II :喜歌劇「こうもり」序曲〔演奏:8分/リハーサル:34分〕 ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲〔演奏:10分/リハーサル:46分〕 [カルロス・クライバー指揮/収録:1970年、ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト] エピソード3:エーリヒ・ラインスドルフ シューマン:交響曲第4番 ニ短調(1841年初稿) ワーグナー:「パルジファル」より〔前奏曲/間奏曲〕[エーリヒ・ラインスドルフ指揮/ 収録:1989年、ブラームスザール、カールスルーエ、ライヴ] エピソード4:セルジュ・チェリビダッケ R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」 [セルジュ・チェリビダッケ指揮/収録:1965年1月] エピソード5:ヴァーツラフ・ノイマン スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲 / ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番 [ヴァーツラフ・ノイマン指揮/収録:1968年2月] エピソード6:フェレンツ・フリッチャイ スメタナ:交響詩「モルダウ」[フェレンツ・フリッチャイ指揮/収録:1960年] エピソード7:カルロ・マリア・ジュリーニ ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 (ノヴァーク版)[カルロ・マリア・ジュリーニ指揮/収録:1996年] エピソード8:カール・ベーム ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92[ウィーンso.] ドヴォルジャーク:交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」[VPO] 「エピソード8:ベーム」を除き、南ドイツ放送so.〔SWRシュトゥットガルト放送so.〕 | ||
リージョン・オール| 4:3 | PCM ステレオ、PCM モノラル | 750分(12時間50分)|言語:独|字幕:英独仏伊西。20世紀の偉大なる指揮者たちによる、リハーサルを交えたおよそ13時間の充実映像が1枚のブルーレイに! ゲオルク・ショルティ(1912-1997)とシュトゥットガルト放送so.による、ワーグナー「タンホイザー」序曲のリハーサルと本番。彼代表する歴史的録音となった「ニーベルングの指環」を録音した直後で、大変エネルギッシュな姿。思い描く音楽をどう楽団員たちに伝え、形にしていくかという過程が興味深く映し出されている。 カルロス・クライバー(1930-2004) 39歳の時の練習風景と本番演奏。即興的に見える本番での指揮が、実は、緻密なリハーサルで作られていたことが明かされた貴重な記録。このリハーサル映像を見れば、一見感覚的に見えるクライバーの指揮ぶりが、実は細部のニュアンス表出のための有効かつ計算された仕草であること、その即興的と言いたくなる演奏の鮮度が、リズムと細部への徹底的な、完全主義的とも言えるこだわりに支えられたものであることがよく分かる。 ウィーンのユダヤ人一家に生まれたラインスドルフ(1912-1993)。ヒトラー率いるナチス・ドイツ政権によるユダヤ人迫害により、それまでの順調なキャリアを捨てて、1937年アメリカへ亡命、その後アメリカに帰化し、メトロポリタン歌劇場やボストンso. 等で活躍、アメリカにおけるドイツ音楽のスペシャリストとして重要な役割を果たした指揮者となった。この映像は、彼の得意とするワーグナー、シューマンのコンサート映像とリハーサルの鬼といわれた彼の厳格なる要求が飛び交うリハーサル風景を収めた映像集。リハーサルと本番を比べ、なんとも言えない緊張感が作り出す素晴らしい演奏を観ると、厳格すぎるといわれたリハーサルも納得出来る。 現在もカリスマ的人気を誇るチェリビダッケ(1912-1996)。厳しいリハーサルと重厚な音楽作りで知られている彼の52歳の時のリハーサル映像。モノクロ映像ながら彼がまだ体を激しく動かしていた頃のリハーサルということで大変興味深い内容。入念なリハーサルが有名だが、時折不機嫌な表情で、細部まで徹底的に突き詰める、チェリビダッケの音楽の一端を知る貴重な映像。 20世紀チェコを代表する指揮者の一人ノイマン(1920-1995)十八番2曲。冗談を交え団員を褒めつつ、的確な指示で作品への理解を深め、オケとともに音楽を共有し作り上げていく様が映し出されている。 1963年に白血病のため48歳で惜しくも亡くなった、20世紀ハンガリーを代表する名指揮者フリッチャイ(1914-1963) 46歳の貴重な映像は、死去当時の追悼番組だったもの。フリッチャイの指示で、みるみる音楽が生き生きしていくリハーサルが収められている。自らの病を知りながら発せられる音楽への情熱は感動的。 ジュリーニ(1914-2005)がシュトゥットガルト放送so.に客演、得意のブルックナー第9を指揮した際の映像。1996年といえば最愛の夫人が亡くなった翌年、そして2年後には彼自身指揮活動から引退した。特にリハーサル映像では、具体的な指示で充実した見ごたえのある内容が収録されている。 カール・ベーム(1894-1981)がUNITELに残した映像。晩年にVPOを指揮した堂々たるドヴォルジャーク「新世界」と、1960年代にウィーンso. を指揮したパワフルなベートーヴェン7番の映像というすごい組み合わせ。 | ||
VAI DVD/Blu−ray
旧譜はこちらから 。 | ||
シャロン・イスビン〜ドキュメンタリー「吟遊詩人」〔映像監督:ジェイソン・スター〕 演奏曲 アルベニス:アストゥリアス / マーク・オコーナー:弦と糸の組曲 より Nos.3-4, 12-13 (*) ジョビン/ルマンボ編曲:バラに降る雨(#) / ラウロ/ルマンボ編曲:ワルツ第3番(#) バリオス/ルマンボ編曲:大聖堂〜アレグロ・ソレムネ(#) シャロン・イスビン(G) マーク・オコーナー(Vn;*) ホメル・ルマンボ(G;#) レナード・スラットキン指揮デトロイトso. | ||
製作:2014年、アウグスチン財団。 リージョン・オール| 16:9 | 45分(ドキュメンタリー) + 30分(演奏 + エクストラ映像)|字幕:なし|原語:英。 ブルーレイ仕様: PCM Stereo 。 DVD仕様:| NTSC | Dolby Stereo 。 アメリカのギタリスト、シャロン・イスビンの半生と活動を綴ったドキュメンタリーが昨2014年に制作され、全米に放映された。それをブルーレイ & DVD化。イタリアでの生い立ちからセゴビアに師事、コリリアーノやタン・ドゥンとのコラボ、さらにスティーヴ・ヴァイやジョーン・バエズとの共演、ホワイト・ハウスでのオバマ大統領の御前演奏など盛りだくさんな内容。興味深いドキュメンタリーのみならず、バッハやアルベニスの独奏、スラットキン指揮デトロイト響とのロドリーゴの「ある紳士のための幻想曲」の一部も楽しめる。会話は英語で、日本語字幕は付いていない。 |