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マイナー・レーベル
2017年10月新譜情報


・国内盤マイナー・レーベル
・輸入盤マイナー・レーベル
・輸入盤 歴史的アイテム
・映像アイテム
・高音質アイテム


輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。




国内マイナー・レーベル




コジマ録音

ALCD-1158
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\3080(税抜\2800)
10/7発売
バッハ×ヴィオラ・ダ・ガンバ
 J.S.バッハ(1685-1750):ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ集(*)
  〔第1番 ト長調 BWV.1027 /第2番 ニ長調 BWV.1028 /第3番 ト短調 BWV.1029 〕/

               マタイ受難曲 BWV.244 より
  〔第56曲「もちろん私たちが十字架を」(#) /第57曲「来たれ、心地よい十字架よ」(+) 〕

 小池香織(ヴィオラ・ダ・ガンバ
   使用楽器:佐藤一也、日本・神奈川、2002年製作〔モデル:ギヨーム・バルベイ、17世紀頃〕

 宮崎賀乃子(Cemb;*|使用楽器:深町研太、日本・埼玉、2006年製作
         〔モデル:ミヒャエル・ミートケ、1700年頃〕a'= 415 Hz ヤングII
/
       ポジティフOrg;#, +|使用楽器:ヴァン・デア・プッテン・オルガン工房、
          オランダ・フィンステルヴォルデ、2004年製作〔石井賢所有〕

 近野賢一(B;#, +) 新井道代(Fl−tr;#, +) 相川郁子(Fl−tr;#)
 録音:2017年4月17日-19日、五反田文化センター。 バッハの作曲した3つの「ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ」。緊密で豊潤なポリフォニーを、新進気鋭のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、小池香織が鮮やかに描き出す。かの傑作「マタイ受難曲」の中で、ここぞとばかりにヴィオラ・ダ・ガンバが登場する場面を併せて収録。バッハがヴィオラ・ダ・ガンバの音色に託した世界を聴く。
ALCD-1167
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\3080(税抜\2800)
10/7発売
宮本とも子〜J.S.バッハ
 オルゲルビュッフライン〔オルゲルビュヒライン〕 BWV.599-644
  宮本とも子(Org|使用楽器:ユルゲン・アーレント、1989年製作
 録音:2017年3月25日-27日、バッハの森記念奏楽堂。 つくば市にある私塾「バッハの森」では、創設者であり聖書学者の石田友雄氏のもと、30年以上にわたり日々コラールの研究が続けられてきた。奏楽堂に佇む美しいアーレント・オルガンは東日本大震災で大きな被害を受けたが、「バッハの森」を愛する人々の力とアーレント自身の依頼による修理で見事に復活。ここに、長年のクラヴィコード演奏経験をもつ宮本とも子の独自のオルガン演奏アプローチにより、コラールの学びとオルガンの息吹が一体となった録音が誕生。まるでコラールを歌うかのように奏でられる魂の音楽に、「バッハの森」が育んできた宗教音楽への対峙と真摯な探求の、確かな軌跡を聴く。
ALCD-1168
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\3080(税抜\2800)
10/7発売
渡邊順生|チェンバロとピアノの狭間で〜
 タンゲンテンフリューゲルで弾く18世紀の鍵盤音楽 [From Bach to Mozart]

 J.S.バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第1巻 より 前奏曲とフーガ
  〔第1番 ハ長調 BWV.846 /第2番 ハ短調 BWV.847 〕/

               半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
 C.P.E.バッハ(1714-1788):スペインのフォリアと12の変奏曲 ニ短調 Wq.118 No.9
 ハイドン(1732-1809):ソナタ ヘ長調 Hob.XVI: 23
 C.P.E.バッハ:識者と愛好家のためのクラヴィーア曲集 より
  〔第4巻〜ロンド 変ロ長調 Wq.58 No.5 /第5巻 ハ短調 Wq.59 No.4 /
   第6巻〜ロンド II ニ短調 Wq.61 No.4 〕/

           幻想曲 嬰ヘ短調「C.P.E.バッハの感情」 Wq.67
 モーツァルト(1756-1791):ソナタ ト長調 K.283
  渡邊順生(タンゲンテンフリューゲル
          使用楽器:F.ミュンツェンベルガー、ウィーン、1803年頃製作
 録音:2017年5月15日、21日-22日、石橋メモリアルホール、上野学園。 鍵盤楽器の歴史が著しく動いた18世紀ドイツ、その創意工夫の渦中に生まれ、今ではほとんど聴く機会のない楽器「タンゲンテンフリューゲル」。その不思議な響きのむこうに、音楽表現への人間の熱意溢れる探求の跡が鮮やかに現れる。鍵盤楽器への新たな視点を提示する1枚。
ALCD-7216
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\3080(税抜\2800)
10/7発売
森下 唯|風のように〜アルカン:ピアノ・コレクション3
 シャルル=ヴァランタン・アルカン(1813-1888):
  すべての短調による12の練習曲 Op.39 (1857) より
   〔第1番 イ短調「風のように」 /第2番 ニ短調「モロッシアのリズムで」/
    第3番 ト短調「悪魔的スケルツォ」〕/

  悲愴な様式による3つの曲 Op.15 (1837)〔我を愛せよ/風/死せる女〕/
  すべての短調による12の練習曲 Op.39 (1857) より
   〔第11番 ロ短調「序曲」/第12番 ホ短調「イソップの饗宴」〕

 森下 唯(P)
 録音:2017年4月24日-26日、和光大学ポプリホール鶴川。 破格の練習曲集「すべての短調による12の練習曲」、ついに完結。アルカン20代の逸品と併せて収録。天才作曲家の霊感は、留まるところを知らない。

カメラータ

CMCD-28353
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\3080(税抜\2800)
モーツァルト:フルート協奏曲集
 フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314 (285d) /
 フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調 K.315 (285e) /
 フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313 (285c)
  カール=ハインツ・シュッツ(Fl) オルケストラ・ダ・カメラ・ディ・ペルージャ
 録音:2017年5月、聖クローチェ美術館、ウンベルティーデ、イタリア。 『「天成のモーツァルト吹き」シュッツによる待望の協奏曲録音!』『ウィーン・フィル首席奏者にして、フルート界をリードするソリスト、カール=ハインツ・シュッツ。斯界屈指のモーツァルト吹きでもある彼が、待望の協奏曲を録音しました。』
 『(シュッツのモーツァルトは)音楽の流れの中で、どの瞬間でも自然体。音が軽やかで、その場の空気に溶け込んで行くかのように浮揚して聴き手を包み込む。濁りのない明るく透明な音色で、柔らかく、よく歌って(中略)聴き手の心をとろけさせ、心を奪ってしまうほどに魅力のある素晴らしい音楽』(プロデューサー:井阪紘/ブックレットより)
CMCD-28352
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\3080(税抜\2800)
クロッシング A・I 〜野平一郎&西村朗/管弦楽作品集
 野平一郎:管弦楽のための「時の歪み」(2016)[西村朗委嘱作品・世界初演]
 西村朗:液状管弦楽のための協奏曲(2016)[野平一郎委嘱作品・世界初演]
 野平一郎&西村朗:ピアノ協奏曲「クロッシングA・I」(2016)
  [サントリー芸術財団委嘱作品・世界初演]
 野平一郎(P) 杉山洋一指揮東京都so.
 録音:2016年10月、サントリーホール、東京、ライヴ。 『日本を代表する作曲家による前代未聞のコラボレーション』『サントリー芸術財団主催の「作曲家の個展」は、日本の優れた作曲家に焦点をあてたコンサート・シリーズとして、わが国の音楽創作活動の発展に寄与してきました。2016年、新シリーズとなった「作曲家の個展II」の初回を飾ったのは、野平一郎と西村朗。相互委嘱による新作初演に続き、ピアノ協奏曲「クロッシングA・I」では、一方が作曲したソロに他方がオーケストラのパートを作曲するという前代未聞のコラボレーションが繰り広げられました。実力者・杉山洋一指揮/東京都響による画期的な世界初演のライヴ録音をお届けします。
CMCD-28351
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\3080(税抜\2800)
10/10発売
3つのデッサン+アメリカ音楽名曲集〔 (*以外):美野春樹編曲〕
 スティーヴン・フォスター:
  金髪のジェニー/おおスザンナ/主人は冷たき土に/草競馬/ああ咲けよ紅ばら/オールド・ドッグ・トレイ/
  オールド・ブラック・ジョー/恋人よ窓を開け〜バンジョーを鳴らせ〜夢見る人(メドレー)
 ボズ・スキャッグス:ウイ・アー・オール・アローン / ハンク・ウィリアムズ:ジャンバラヤ
 ピー・ウィー・キング:テネシー・ワルツ / ジョニー・マンデル:いそしぎ
 スティーヴィー・ワンダー:オーバージョイド / ジョン・バリー:真夜中のカーボーイ / 黒人霊歌:深い河
 美野春樹: In the Still of Night 〜夜のしじまの中で (*) /ハーモニカとピアノのための3つのデッサン(*)
 宮前知永子:たまねぎ売りの歌〜無伴奏ハーモニカのために(*)

  崎元讓(ハーモニカ) 美野春樹(P)
 録音:2017年4月、埼玉。2017年に音楽家生活50周年を迎えた、日本を代表するハーモニカ奏者・崎元讓。これを記念したアルバム第2弾は、永年に渡り音楽をともにしてきたピアノ・作編曲の美野春樹との共演盤。この「黄金のデュオ」が奏でるフォスターの名作、アメリカのポピュラー名曲は、ハーモニカのオリジナル作品のようだ。美野が本CDのために書下ろした作品、宮前 知永子による無伴奏作品も含め、クロマティック・ハーモニカのすべてを聴かせる集大成となった。
CMCD-28350
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\3080(税抜\2800)
優しき玩具〜ハーモニカとギターの作品集〔 (*):小川和隆編曲〕
 サイモン&ガーファンクル/石飛祥一&大塚康一編曲:スカボロー・フェア(詠唱)
 吉松隆:優しき玩具 / 林光:ソングブック〜ハーモニカとギターのために
 菅原明朗:マドリガーレ / 三宅榛名:いちめん菜の花
 助川敏弥:ちいさき いのちの ために (*) / T.ライリー:ヴァルセンティーノ (*)
 J.ムーディ:トレド〜スペイン幻想曲(*) / イベール:間奏曲
 グラナドス/芳志戸幹雄編曲:アンダルサ「スペイン舞曲」第5番 / 武満徹:翼(*)
  崎元讓(ハーモニカ) 小川和隆(十弦G)
 録音:2017年4月、埼玉。 『2017年に音楽家生活50周年を迎えた、日本を代表するハーモニカ奏者・崎元讓。50周年を機に企画された記念CDアルバム第1弾は、十弦ギターの名手・小川和隆との共演盤。菅原明朗、林光、三宅榛名、吉松隆といった日本の錚々たる作曲家たちが崎元のために書いたオリジナルと、小川の名編曲による作品を中心に全18曲を収録しました。相性のよい2つの楽器によるデュオの魅力を、情熱と技術、高い音楽性をもつ名手たちの共演でお楽しみください。』
CMCD-28349
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\3080(税抜\2800)
Japan Now
 一柳慧/飯野明日香編曲:
  ピアノ協奏曲第4番「JAZZ」〜「ジャズ ファンタジー」(ピアノ独奏版)
 西村朗:「ヴィシュヌの化身」〜マツヤ(魚) / 金子仁美:中世から
 細川俊夫:エチュードIV 〔あやとり/2つの手による魔法(呪術)/3つの線〕
 藤倉大:2つの小品〔 Seksek /あやとり〕 / 田中カレン:テクノ・エチュード
 湯浅譲二:内触覚的宇宙 II ・トランスフィギュレーション
  飯野明日香(P)
 録音:2017年3月、コピスみよし、埼玉。「レコード芸術」誌2017年8月号「特選」盤。 『日本発 21世紀の作品を中心とした、日本現代ピアノ音楽の“今”』『2014年度レコード・アカデミー賞(現代曲部門)受賞の前作「France Now」から3年、飯野明日香の待望の3rdアルバムは、日本の現役作曲家7人の作品を収録した、その名も「JAPAN NOW」。鋭い感性と豊かな音楽性で、日本発の現代ピアノ作品の「今」を鮮やかに聴かせます。』
CMCD-28348
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\3080(税抜\2800)
池辺晋一郎:交響曲第10番「次の時代のために」&小交響曲/ほか
 小交響曲(1969/第2版1973) [NHK委嘱作品](*) /
 多年生のプレリュード〜オーケストラのために(2010)[読売日本交響楽団委嘱作品](+) /
 次の時代のための前奏曲(2011) [せたがや文化財団委嘱作品](#) /
 次の時代のためのファンファーレ〜金管八重奏のために(2015)
   [文京シビックホール委嘱作品・世界初演](**) /
 交響曲第10番「次の時代のために」(2015)
   [仙台フィルハーモニー管弦楽団委嘱作品・世界初演](##)
 田中祐子指揮(*) 池辺晋一郎指揮(#) 山形so.(*/#) 下野竜也指揮読売日本so.(+)
 福本信太郎指揮川口市・アンサンブルリベルテ吹奏楽団(**) 尾高忠明指揮仙台po.(##)
 録音:2016年10月、南陽市文化会館大ホール/他、含・ライヴ。 『「次の時代」を標題に刻んだ三部作(2011〜15)を収録』『地球が、自然と人為双方の視座で抜き差しならない状況にある今、「『次の時代』というキイワードが脳裏に住まない日は、一日もない」(池辺晋一郎/2016年1月、交響曲第10番初演時プログラムより)。』『交響曲第9番の作曲から2年、東日本大震災への想いに深く関わる一連の交響曲シリーズに新たな1作、第10番「次の時代のために」(第65回尾高賞受賞作品)が加わりました。当アルバムには、「次の時代…」を標題に刻んだ2011年以降作曲の三部作を中心に、全5曲が収録されています。』
CMCD-28346
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\3080(税抜\2800)
9/25発売
シューベルト:最晩年のピアノ作品集
 3つのピアノ曲 D.946 /12のドイツ舞曲(レントラー)Op.171, D.790 /
 ディアベッリのワルツによる変奏曲 ハ短調 D.718 /
 4手のための 幻想曲 ヘ短調 Op.103, D.940 (#) /
 「美しい水車屋の娘」(ピアノ独奏版:アウグスト・ホルン編曲)より
  〔どこへ?/粉職人と小川/小川の子守歌〕
 高橋アキ(P) コスタンティーノ・カテーナ(P;#)
 録音:2017年6月、イタリア。 『(高橋アキは)抜群の「間」のとり方で、そこにシューベルトの音楽の真髄である「沈黙」の親密な対話がひそんでいるのを聴きとっていた。今回もその基本に立って、シューベルトのもうひとつの重要なファクターである「歌」に深く迫る』(喜多尾道冬/ブックレットより)
 『2007年よりスタートした高橋アキのシューベルト・シリーズ第6弾。当盤では、シューベルト最期の年の2作品を中心に、舞曲、変奏曲、歌曲編曲を収録。各作品に通底するシューベルトの本質をとらえ、その「歌」の根幹にふれます。』
CMCD-28345
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\3080(税抜\2800)
高橋アキ・プレイズ・ハイパー・ビートルズ Vol.1
レノン&マッカートニー

 ノルウェーの森(P.オリヴェロス編曲)/ゴールデン・スランバー(武満徹編曲)/
 ミシェル(B.モンク・フェルドマン編曲)/イエスタデイ(三宅榛名編曲)/
 夜の光(ポール、鳥と出会う)〈ブラック・バード〉(P.ノアゴー編曲)/
 ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット(J.テニー編曲)/
 ビコーズ(西村朗編曲)/ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン(K.ヴォランス編曲)/
 ジュリア(B.マーカス編曲)/レット・イット・ビー(アジア旅行)(三輪眞弘編曲)/
 「平和を我等に」によるショート・ファンタジー(F.ジェフスキー編曲)/
 アクロス・ザ・ユニヴァース(内藤明美編曲)/
 猿の指、ヴェルヴェットの手
  〈カム・トゥゲザー&ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン〉(K.サーリアホ編曲)
ハリスン:ブルー・ジェイ・ウェイ(Z.クラウゼ編曲)
レノン&マッカートニー: AKI 2.2 (坂本龍一編曲)
 高橋アキ(P)
 録音:2016年10月、三重県総合文化センター、三重。「レコード芸術」誌2017年9月号「特選」盤。 『世界14か国・47人の現代作曲家たちに、ビートルズ作品のアレンジを委嘱した「ハイパー・ビートルズ」シリーズ。高橋アキの企画制作・演奏による、この画期的なアレンジ作品集は、欧米でも話題となり、高い評価を受け、再演され続けてきました。そして四半世紀を経たいま、遂に再録音がスタート! 第1弾となる本アルバムには、世界7か国の錚々たる現代作曲家による15作品が収録されています。』
CMCD-28344
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\3080(税抜\2800)
タファネル、至高のファンタジスト
 P.タファネル:トマ「ミニョン」による大幻想曲/トマ「フランチェスカ・ダ・リミニ」による幻想曲/
         ウェーバー「魔弾の射手」による幻想曲/アンダンテ・パストラールとスケルツェッティーノ
 ヨアキム・アナセン:コンツェルトシュトゥック Op.3 / F.ボルン:バラードと小鬼たちの踊り
 フォーレ:小品(ヴォカリーズ=エチュード)/ グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」〜精霊の踊り

 ザビエル・ラック(Fl) 岡田将(P)
 録音:2016年12月、コピスみよし、埼玉。「レコード芸術」誌2017年4月号「特選」盤。 『偉大なフルート奏者・教育者、作曲家、指揮者のポール・タファネルは、今日のフルートの興隆に大きく寄与した巨匠。その優れた音楽性、卓越した演奏と知性を発揮して、演奏上・作曲上の選択肢の幅を広げ、フルートの特質、絶対的本質を引き出しました。そんなタファネル芸術の真髄を、世界的オーケストラで活躍し、神戸女学院大学で後進の指導にもあたるザビエル・ラックが余すところなく伝えます。タファネルの作品を中心に、彼が愛奏・重視した作品も収録。ラックによる解説も掲載した充実の1枚です。』
CMCD-28343
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\3080(税抜\2800)
シュッツ&カニーノ play シューベルト
 アルペジオーネ・ソナタ D.821(フルート版/P=L.グラーフ編曲)/
 6つの歌曲(フルートとピアノのための/T.ベーム編曲)
  〔おやすみ/歌曲集「冬の旅」〜菩提樹/歌曲集「白鳥の歌」より[漁師の娘/セレナード/海で/鳩の便り]〕/

 「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲 D.802, Op.160
 カール=ハインツ・シュッツ(Fl) ブルーノ・カニーノ(P)
 録音:2016年6月、聖クローチェ美術館、ウンベルティーデ、イタリア。 『ウィーン・フィル首席としてはもちろん、ソロや室内楽でも世界のトップ・フルーティストとして目覚ましい活躍を続けるカール=ハインツ・シュッツ。カメラータから5枚目となる待望の最新アルバムは、ピアニストに巨匠ブルーノ・カニーノを迎えたオール・シューベルト・プログラムとなりました。歌にあふれ、暖かく魅惑的で趣味のよいシュッツ&カニーノのシューベルトは、フルート・ファンのみならず、声楽ファンにもお聴きいただきたい、必聴のアルバムです。』
CMCD-28331
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\3080(税抜\2800)
フォーレ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
 ヴァイオリン・ソナタ〔第1番 イ長調 Op.13 /第2番 ホ短調 Op.108 〕/
 子守歌 Op.16 /ロマンス 変ロ長調 Op.28 /月の光 Op.46 No.2(A.ペリルー編曲)/
 アンダンテ 変ロ長調 Op.75 /無言歌 Op.17 No.3(P.グアン編曲)/
 「ドリー」〜子守歌 Op.56 No.1(E.アメル編曲)/シシリエンヌ Op.78
ラヴェル:フォーレの名による子守歌
  植村理葉(Vn) 岡田博美(P)
 録音:2016年4月、稲城市立iプラザ ホール、東京。 『フォーレの真髄に迫る2人の実力派による最新録音』『2008年のドビュッシー、ラヴェル、ミヨーらの作品によるフランス・ヴァイオリン作品集(CMCD-28183)から8年、海外に拠点を置く実力派の2人植村理葉と岡田博美による最新録音は、フォーレの2つのソナタを中心としたヴァイオリンとピアノのための作品集となりました。外面効果を廃し、ひたすら作品の真髄に迫る演奏は、フォーレの音楽に内在する高貴な精神を浮かび上がらせます。2人の奏でる高潔な演奏、底光りのする「大人の音楽」をお聴きください。』
CMCD-25043
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\2750(税抜\2500)
J.S.バッハ:パルティータ集 Vol.1
 〔第2番 ハ短調 BWV.826 /第3番 イ短調 BWV.827 /
  第4番 ニ長調 BWV.828 〕
コルネリア・ヘルマン(P)
 録音:2016年6月、聖クローチェ美術館、ウンベルティーデ、イタリア。「レコード芸術」誌2017年2月号「特選」盤。 『バッハ録音プロジェクト第4弾 ヘルマンが導く偉大なる作品への旅路』『若きバッハ弾き・ヘルマンが、2012年よりカメラータでスタートしたピアノによるバッハ録音プロジェクトの第4弾。パルティータ全6曲のうち、今回は第2番から第4番までの3曲を収録しました。バッハの豊かな音楽、偉大な芸術に喜びをもって挑むヘルマンの清新で知的な情熱に満ちた演奏は、現代のバッハ録音史に確かな足跡を残しています。豊かな響きを誇るイタリアの録音会場で、銘器ファツィオーリを用いて2016年に行われた録音です。』
CMCD-15143/4
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\3300(税抜\3000)
9/25発売
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 Op.1
 〔第1番 変ホ長調 Op.1 No.1 /第2番 ト長調 Op.1 No.2 /第3番 ハ短調 Op.1 No.3 〕

 ヘーデンボルク・トリオ[ユリアン・洋・ヘーデンボルク(P)
   ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク(Vn) ベルンハルト・直樹・ヘーデンボルク(Vc)]
 録音:2017年5月、ウィーン。 『音楽家の両親のもと、ザルツブルクに生まれたヘーデンボルク一家の三兄弟によるピアノ三重奏団、その名もヘーデンボルク・トリオ。正団員としてウィーン・フィルの次代を担うヴァイオリニストの長男・和樹とチェリストの次男・直樹、ピアニストとして活躍する三男・洋が、2012年にトリオを結成しました。待望のデビュー盤は、ベートーヴェンの名作、ピアノ三重奏曲作品1の3曲を収録。音楽一家で育まれた才能きらめく3人が、清新かつ親密で豊かなハーモニーを聴かせています。』
CMBK-30005
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(CD+BOOK)
\2750(税抜\2500)
ウィーン わが故郷(ふるさと)の街
 [1] モーツァルト:夕べの想い K.523 (*) / [2] シューマン:「女の愛と生涯」Op.42 〜この指につけた指輪よ(#)
 [3] リヒャルト・シュトラウス:「四つの最後の歌」〜九月(+) / [4] ケルビーニ:アヴェ・マリア
 [5] モーツァルト:「羊飼いの王様」K.208 〜彼女を愛そう
 [6] マーラー:「子供の魔法の角笛」〜美しいトランペットが鳴り響くところ
 [7] モーツァルト:「皇帝ティートの慈悲」K.621 〜夢に見し花嫁姿
 [8] カール・ツェラー:「小鳥売り」〜チロルでバラを贈るとき / [9] ローベルト・シュトルツ:プラター公園の春
 [10] プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」〜わたしの愛しいおとうさん

 白石敬子(S)
 ペーター・シュミードル(Cl)[4]-[7] ヴォルフガング・シュルツ(Fl)[5]
 白石隆生(P;*/#/+)指揮(*/#/+以外) 湘南室内合奏団(*/#/+以外)
 録音:2014年1月、藤沢市民会館大ホール、神奈川、ライヴ/他。 既出CD: CMCD-28106 (*) 、CMCD-28006 (#) 、28CM-632 (+) 。[4]〜[10]は、白石敬子所蔵の記録音源で、ライヴ録音のため会場のノイズ等が入っています。特に[10]はオリジナルテープの状態に起因するノイズ等により、お聞き苦しい箇所がありますが、予めご了承ください。 『日本を代表する世界的オペラ歌手がウィーンの音楽界を活写した自伝的エッセー+名演のCDブック』『日本初のウィーン国立歌劇場専属歌手・白石敬子(ソプラノ)が、デビュー50周年を機に、ウィーンでの研鑽、演奏生活、世界的演奏家との交流、日本での活動から近年の闘病までを数々の写真とともに綴った自伝的エッセーと、妻を支え半世紀をともに活動したピアニスト白石隆生による、往年のウィーン名歌手へのインタヴュー記事4編を所収。CDには、貴重な未発売記録音源を含む2人の演奏を収録。』
CAMERATA "Swing Bros" (JAZZ)
CMSB-28037
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(CD)
\2933(税抜\2667)
岸 ミツアキ・トリオ・アンド・ハリー・アレン
 [1] アイ・ウォーント・ダンス(Jerome Kern)(*) / [2] カム・ダンス・ウィズ・ミー(Jimmy Van Heusen)(*)
 [3] レッツ・フェイス・ザ・ミュージック・アンド・ダンス(Irving Berlin )(*)
 [4] 恋はフェニックス(Jimmy Webb)(*) / [5] レット・イット・ビー(John Lennon / Paul McCartney)(*)
 [6] オー、プレズ・ビー・グレイト!(Mitsuaki Kishi)(*) / [7] めぐり逢い(Harry Warren)
 [8] ファイアーフライ(Cy Coleman)(*) / [9] 熊野古道の子守唄(Mitsuaki Kishi)
 [10] タイム・オン・マイ・マインド(Vincent Youmans)/ [11] 明るい表通りで(Jimmy McHugh)
 [12] ニュー・イヤーズ・イヴ(Frank Loesser)(*) / [13] 星に願いを(Leigh Harline)

 岸ミツアキ(P) ハリー・アレン(テナーSax)
 本川悠平(ベース) 力武誠(ドラムス)
CMSL-30001
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[LP]
〔(*)のみ〕

\3055(税抜\2778)
 録音:2016年10月、高崎、群馬県。# LP は(*)のみの収録で、曲順も異なります。『岸ミツアキ・トリオにテナー・サックスのハリー・アレンを迎えた伝統派ジャズ必聴盤!』『全曲サックスと共演』『心地良さを追求。ボサノバ・リズム曲も多数収録』

FONTEC

FOCD-9761
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\2970(税抜\2700)
10/4発売
西本幸弘| VIOLINable 〜ディスカバリー Vol.3
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 Op.12 No.3
 クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ/美しきロスマリン
 パガニーニ:カンタービレ ニ長調
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番 ホ短調 Op.27 No.4
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
  西本幸弘(Vn) 山中惇史(P)
 収録:2016年12月9日、仙台市宮城野区文化センター PaToNa ホール、ライヴ。『《VIOLINable−ヴァイオリンの可能性と適合性−》をテーマにヴァイオリニストとして活動している毎日には、【discovery−発見−】が必ずあります。それは音楽的なものだけではなく、世の中の理や、人生にとって欠かせない喜怒哀楽の感情を覚えて表現すること、たくさんの方々に支えられ愛情を受けていることに気付くこと…果てしないです。その【発見】を通して、尊敬する大切な仲間や、いつも支えてくださるたくさんの方々と、更なる新しい【発見】を目指し、共有出来れば幸いです。また、復興支援プロジェクトを通して、皆様と共に、未来を一緒に創っていく子供達にも【発見】の喜びを伝え、音楽のプレゼントができれば、こんなに希望と愛に充ち溢れたものはありません。』(西本幸弘)
 2014年冬よりベートーヴェンソナタ全曲演奏と、東日本大震災復興支援音楽プログラムをあわせた"VIOLINable 〜ディスカバリー〜"を開始したヴァイオリニスト・西本幸弘。その記念すべき第1回コンサートを収録した前々作 (FOCD-9692) 、第2回コンサートを収録した前作 (FOCD-9723) に続く待望の3作目の登場。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第3番を中心としたプログラムは聴きどころ満載。ピアニスト山中惇史との息の合ったやりとりも注目。
FOCD-9758
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\2530(税抜\2300)
9/27発売
没後30年記念〜アンドレス・セゴビア(G)ジャパン・コンサート 1959
 J.S.バッハ:ガヴォット〔 I / II 〕 / ラモー:2つのメヌエット
 ソル:グラン・ソロ Op.14 〜アレグロ / ヴィラ=ロボス:前奏曲3番
 グラナドス:スペイン舞曲10番 / アルベニス:朱色の塔
 ジャン=デルフィン・アラール/タレガ編曲:華麗なエチュード
 ゴメス・クレスポ:ノルテニャ「アギレ讃歌」 / ヴィラ=ロボス:エチュード第1番
  アンドレス・セゴビア(G)
 録音:1959年5月19日、九段会館、ライヴ、モノラル。音楽史に燦然と輝く“ギターの巨人 "アンドレス・セゴビア(1893-1987)。没後30年を経てなお、その存在は全てのギターを愛する者の指標として、大いなる光を放ち続けている。本作は1959年、演奏家生活50周年にして円熟の境地に達したセゴビアの2度目の来日時に行われたコンサートの模様を収録。58年前とは思えない明瞭な録音で、巨匠の妙技を心ゆくまで堪能出来る。ライヴならではのセゴビア本人の肉声も収録。人類の貴重な記録。
FOCD-9756
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\3080(税抜\2800)
橋本杏奈(Cl) 〜 A Touch of Britain
 ハールストーン:4つの個性的作品 / ホロヴィッツ:ソナチネ/2つのマジョルカの作品
 ハウエルズ:ソナタ / スタンフォード:3つの間奏曲 / オルウィン:ソナタ
  橋本杏奈(Cl) 寺嶋陸也(P)
 録音:2016年7月11日-13日、五反田文化センター。 コルトレイク国際コンクール1位、カルリーノ国際コンクール最高位、アテア五重奏団のメンバーとしてニルセン国際室内楽コンクールでの最優秀現代音楽賞などの賞歴を重ね、イギリス楽壇の重鎮ジョーゼフ・ホロヴィッツをして「クラリネット界の若く輝かしいスターの一人」と言わしめた橋本杏奈。若干15歳でのロンドンデビュー後、ソリストとして世界各地へ活躍の場を拡げつつ、オーケストラ奏者としてバースフィルとOSJ響の首席奏者、BBC響、フィルハーモニア管、ロンドン響、ロイヤルリヴァプール管、ロイヤルオペラなどで客員首席として活動している。既に2枚のソロアルバムをリリース、着実に高みへと歩み続ける不世出のクラリネット奏者のフォンテック第1弾となる今作は、日本人の血を受け継ぎながらも「生粋のロンドンっ子」として育った自らのルーツを見つめた英国の作品集。 前述のホロヴィッツの作品をはじめ、彼女にしか成し得ない伸びやかでダイナミックな演奏はまさに圧巻。橋本が共演を熱望したもうひとつのルーツ「日本」を代表する名手のひとり、寺嶋陸也の妙技も聴きどころのひとつ。橋本のアプローチによるところも大きいが、近現代作品集にありがちな難解さはなく、多くの音楽ファンに楽しんでいただけるアルバムになった。本人による曲目解説付き。
FOCD-9755
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\2970(税抜\2700)
豊田実加(Hr)〜 Le Lien ル・リアン
 ギヨーム・バレイ:シャンソン・ドゥ・フォレスティエ / ジョルジュ・バルボトゥ:セゾン
 シャルル・ケクラン:ホルン・ソナタ Op.70 / ロベール・プラネル:カプリス
 ジャック・イベール/大橋晃一 編曲:「物語」より
  〔第2曲 小さな白いろば/第4曲 おてんば娘/第6曲 廃墟の宮殿/
   第7曲 机の下で/第8曲 水晶の籠/第10曲 バルキス女王の行列〕

 豊田実加(Hr) 大野真由子(P)
 録音:2016年8月29日-31日、かながわアートホール。 神奈川フィルが誇る2人の奏者が同日にニュー・アルバムをリリース!  神奈川フィルの若き首席ホルン奏者、豊田実加(とよだみか)のファースト・ソロ・アルバム!豊田は吹奏楽の名門・習志野市立習志野高等学校を経て、東京藝術大学を卒業。2013年より神奈川フィルハーモニーo. の首席ホルン奏者を務めている。オーケストラでの活動と並行して、女性ホルンアンサンブルVENUSや木管五重奏池田昭子クインテットなど、室内楽やソロ奏者としても活躍している。豊田本人のこだわりにより、近代フランス音楽の“隠れた佳品 "を集めた本作での演奏は、若さに似合わぬ沈着さや強かさを忍ばせながらも、天真爛漫で一点の曇りのない彼女を鏡で映すような、キラキラとした宝石のような輝きに溢れている。ソリストとしても活躍するピアニスト・大野真由子とのアンサンブルも出色。新たなヒロインが紡ぎだすLe Lien(縁・繋がり)、お聴き頂きたい。
FOCD-9754
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\3080(税抜\2800)
石田泰尚(Vn)〜オール・ブラームス・ライヴ
 ヴァイオリン・ソナタ〔第2番 イ長調 Op.100 /第1番 ト長調 Op.78「雨の歌」/
            第3番 ニ短調 Op.108〕/F.A.E.ソナタ〜スケルツォ
 石田泰尚(Vn) 中島 剛(P)
 録音:2016年11月30日、小金井宮地楽器ホール大ホール、ライヴ。 神奈川フィルが誇る2人の奏者が同日にニュー・アルバムをリリース! 驚天動地のカリスマティック・ヴァイオリニスト、石田泰尚のライヴ・シリーズCD 。待望の第2弾が早くも登場。本作は2016年11月30日にオール・ブラームス:プログラムで行われたリサイタルの、アンコールを除いた全ての演奏を収録。圧倒的な存在感の中に繊細さと懐の深さを併せ持つその音楽は、ライヴの演奏でこそ一層際立ち、会場をあますところなく「ギャップ萌え」に包んだ当日の熱気までもが収められた珠玉の一枚となった。自身が率いる硬派弦楽アンサンブル「石田組」でも共演するピアニスト・中島剛との息の合ったやり取りも必聴。神奈川po. の“顔 "コンサートマスターとしてはもちろん、石田組、トリオ・リベルタ、YAMATO弦楽四重奏団など、活躍の場を拡げ続けている石田泰尚の現在の姿に注目。
FOCD-9753
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\2970(税抜\2700)
下山静香(P)〜グラナドス:ゴィエスカス「恋をするマホたち」
 ロス・レキエブロス/窓越しの語らい/ともしびのファンダンゴ/嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす/
 愛と死 バラーダ/エピロゴ 幽霊のセレナータ/エル・ペレレ(わら人形)

 下山静香(P)
 録音:2017年4月6日-7日、相模湖交流センター。ブラジルの情趣を官能的に表現し話題を呼んだ前作「サウダージ・エン・ピアノ」(FOCD-9718)から1年。ピアニスト下山静香の新作は、2017年に生誕150年を迎えたグラナドスによる大作「ゴィエスカス恋するマホたち」全曲録音。天才画家ゴヤの描く世界にインスパイアされ、その集大成として創作された「ゴィエスカス」、その全編を満たす様々な感情をひとつひとつの音でよみがえらる下山の演奏は、聴く者にグラナドスが理想とし、その作品に盛り込んだ「スペイン的」な人生の物語をあますところなく想起させる。グラナドス150歳の誕生日に、幸福な贈り物をお届けする。
FOCD-9752
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\3080(税抜\2800)
ウェールズSQ 〜ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集 Vol.1
 〔第2番 ト長調 Op.18 No.2 /第12番 変ホ長調 Op.127 〕
 ウェールズSQ [Verus String Quartet]
  [ア谷直人、三原久遠(Vn) 横溝耕一(Va) 富岡廉太郎(Vc)]
 録音:2017年1月20日-21日、3月31日、相模湖交流センター。 2015年リリースのデビューCD(モーツァルト:弦楽四重奏曲 ハ長調 K.465「不協和音」、FOCD-9682)が「重層的なハーモニーと清廉な響きの幸福な邂逅」と高く評価されたウェールズ弦楽四重奏団。2006年に結成され、先進的な活動を続ける彼らは、日本が世界に誇る存在。ウェールズのメンバーは「楽聖」が最初の作品群 Op.18を制作した時期と同じ年代にある。結成10周年を迎えた彼らの新プロジェクトは「弦楽四重奏曲の聖書」と言われるベートーヴェンの16作品。 すべての弦楽四重奏団が目指す「最高峰」へ、等身大の彼らは正面から対峙する。
FOCD-9751
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\3080(税抜\2800)
ポンマー&札響〜J.S.バッハ:管弦楽組曲
 J.S.バッハ:
  4つの序曲(管弦楽組曲) BWV.1066-1069
マックス・ポンマー指揮
札幌so.
橋聖純(Fl;第2番)
辰巳美納子(Cemb)
 録音:2017年1月27日-28日、札幌コンサートホール Kitara 、ライヴ。 ライプツィヒに生を受け、バッハ演奏の伝統を担い、ゲヴァントハウス管の有志で結成したライプツィヒ新バッハ合奏団と数多くの演奏・録音をおこなった名匠マックス・ポンマー。彼はこう語る。「 「歴史的な楽器と<本来の響き>だけで、正しい解釈が見えたと考えるのは危険である。」古楽のイディオム、そして経過したバッハ以降の音楽―、多面的な方法・解釈を通して、ポンマー/札響は「今日のバッハ」を実現する。
FOCD-9749
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\2200(税抜\2000)
初出、朝比奈&新日フィル〜「フィデリオ」抜粋ライヴ 1994 〜ベートーヴェン
 「レオノーレ」序曲第2番 Op.72a /
 「フィデリオ」より〔序曲/第1幕第6番 行進曲/
           第1幕第9番 レチタティーヴォとアリア「おぞましい悪党よ!
            急いでどこへ行こうというのです?/来て下さい、希望よ」(*) 〕/
 「レオノーレ」序曲第3番 Op.72b
  朝比奈 隆指揮新日本po. 河野和美(S;*)
 録音:1994年11月29日、12月1日、昭和女子大人見記念講堂、ライヴ、初出音源。 DSD Mastering 。巨匠・朝比奈 隆(1908-2001)の初出音源が登場!1984年から87年にかけて、オール日本人キャストでおこなわれた、ワーグナー「リング」に続く、朝比奈/新日本フィルによるコンサート・歌劇「フィデリオ」からの抜粋。オーケストラ後方に、監獄をイメージした巨大なイントレ(足場)が組まれた斬新なステージは、鬼才 実相寺昭雄による演出だった。この<抑圧された空間>での演奏、その彼方には、ベートーヴェンが夢見た『自由・平等・博愛』の精神が屹立している。朝比奈のベートーヴェン---偉大な演奏の登場。
FOCD-9747
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\2640(税抜\2400)
有森 博(P) 音楽の玉手箱2〜 露西亜秘曲集
 チャイコフスキー:ドゥムカ ハ短調 Op.59 / リャブノフ:12の超絶技巧練習曲 Op.11 〜叙事詩
 タクタキシヴィリ:ポエム / モソロフ:2つの舞曲 Op.23b
 ラコフ/ギンズブルグ編曲:ロシアの歌 / バラキレフ:東洋風幻想曲「イスラメイ」
 ストラヴィンスキー/作曲者編曲:春の祭典(1台4手編曲版)(*) / レビコフ:音楽の玉手箱

  有森 博(P) 秋元孝介(P;*)
 録音:2017年2月21日-23日、富士見市民文化会館キラリふじみ。 ロシア音楽に深く共感し、真摯にその身を捧げる“ロシア・ピアニズムの求道者 "有森 博。当代随一のロシア・ピアノ音楽のスペシャリストによる「音楽の玉手箱 〜露西亜秘曲集〜」2作目の登場。ジョージア(グルジア)を代表する作曲家であるタクタキシヴィリ、とびぬけた才能を持ちながらも、その作品が反革命的とされ収容所送りになるなど不運に見舞われたモソロフ、優れたヴァイオリニストでもあったラコフなどの珠玉の作品が、有森の演奏により蘇る。注目は若き俊英、秋元孝介とのストラヴィンスキー本人の編曲による「春の祭典」1台4手版。師弟でもある有森と秋元の息の合ったアンサンブルが光る。20世紀初頭に新しい音楽を探求したレビコフによる表題曲により、本作は締めくくられる。有森 博というピアニストにしか成し得ない1枚がここに誕生した。
FOCD-9746
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\3080(税抜\2800)
黒岩航紀(P)デビュー〜 sailing day
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
 ショパン:バラード第1番 ト短調 Op.23
 ドビュッシー:前奏曲集第1巻(抜粋)〔アナカプリの丘/西風の見たもの/亜麻色の髪の乙女/パックの踊り〕
 リスト:パガニーニによる大練習曲第3番 嬰ト短調「ラ・カンパネッラ」/
     コンソレーション第3番 変ニ長調/ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調/メフィスト・ワルツ第1番

 黒岩航紀(P)
 録音:2016年12月8・9日、ヤマハアーティストサービス東京。使用楽器:ヤマハコンサート・グランドピアノ CFX 。 黒岩航紀(くろいわ・こうき)は1992年生まれ。東京藝術大学音楽学部ピアノ科を首席で卒業後、同大学院修士課程を修了した。第11回東京音楽コンクールピアノ部門第1位、及び聴衆賞受賞、第19回松方ホール音楽賞受賞(第1位)、第84回日本音楽コンクールピアノ部門第1位などの賞歴を重ねている。ソロ・室内楽・アンサンブルピアニストとしても積極的に活動する俊英、待望のデビュー盤。「熱情ソナタ」そして小品で聴かせる技と音楽は、次世代の大器としての風格を既に有している。類まれな若き才能の登場。
FOCD-9745
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(HYBRID_SACD)
\3080(税抜\2800)
渡辺玲子(Vn)〜 AIR & DANCE on Violin
 チャイコフスキー:メロディ Op.42 No.3 / クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2 /美しきロスマリン/ジプシーの女
 ショスタコーヴィチ:ロマンス(フォルトゥナトフ編曲)/3つの幻想的舞曲 Op.5(グリックマン編曲)
 パガニーニ:モーゼ幻想曲 / プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.115 〜第2楽章
 R.シュトラウス:「ばらの騎士」〜ワルツ(プルジーホダ編曲)/子守歌 Op.41 No.1(シンゲル編曲)
 エルガー:愛のあいさつ Op.12 / バルトーク/セーケイ編曲:ルーマニア民俗舞曲 BB 68, Sz.56
 ラヴェル:フォーレの名による子守歌/ツィガーヌ

  渡辺玲子(Vn) 江口 玲(P)
 録音:2016年10月10日、12日-13日、コピスみよし。 バッハを中心に、ヴァイオリンの多角的な魅力にあふれた無伴奏作品集「 SOLO 」 (FOCD-9552)から5年。渡辺玲子の壮大な構想が実現した。19世紀末のウィーンを出発し、華麗な音色と卓抜した運弓をもって銘器デル・ジェスを駆使した<歌と踊り>は、近代欧州を俯瞰する一大絵巻。江口玲が演奏した楽器は、ホロヴィッツが使用したスタインウェイ。この独特な音色は、重厚にして繊細な演奏により。特に民族的な作品で大きな魅力となっている。二人のヴィルトゥオーゾによる、ユニークな名曲集の登場。
FOCD-9744
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(HYBRID_SACD)
\3080(税抜\2800)
伊藤 恵(P)〜「24の前奏曲」「クライスレリアーナ」
 ショパン:24の前奏曲 Op.28
 シューマン:クライスレリアーナ Op.16
伊藤 恵(P)
 録音:2014年1月6日-8日、北上市文化交流センターさくらホール。 円熟のピアニズムと音楽性で奏でられ、第70回文化庁芸術祭優秀賞、第53回レコード・アカデミー賞を受賞した「シューベルトピアノ作品集6」(FOCD-9670/1)に続く最新盤。今回は、小曲の堆積によって宇宙を形成する、ショパン・シューマンの代表作2曲を収録。ファツィオリの<歌う音色>を駆使して、ロマン派ピアノ音楽の精髄を極める。“シューマニアーナ1 "以来、四半世紀ぶりとなる「クライスレリアーナ」再録音は、30年に及ぶ共同作業を続けた名調律師 川真田豊文氏(1942-2015)との最後のレコーディングとなった。
FOCD-9742
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(HYBRID_SACD)
\2933(税抜\2667)
アーネム〜ベスト オブ マーチ3
 アルバート・エドワード・ケリー:アーネム / ケネス・アルフォード:荒鷲飛行隊/ボギー大佐
 カール・ウンラート:カール王 / カール・タイケ:ツェッペリン伯 / ユリウス・フチーク:提督の旗の下に
 ヨハン・シュランメル:ウィーンはいつもウィーン / ダビデ・デレ・チェーゼ:イングレジーナ
 ジョン・フィリップ・スーザ:カンザス・ワイルドキャッツ/サーベルと拍車/エル・カピタン
 エドウィン・フランコ・ゴールドマン:ラッパと太鼓
 チャールズ・ツィマーマン:錨を上げて / エドウィン・バグリー:国民の象徴
 吉本光蔵:君が代行進曲 / 藤田玄播:優雅な行進曲 / 古関裕而:スポーツショー行進曲

 武田 晃(隊長・1等陸佐)指揮陸上自衛隊中央音楽隊
 録音:2016年7月17日-18日、陸上自衛隊中央音楽隊大演奏室。 日本を代表する吹奏楽団として、1951年の創立以来65年以上にわたり歴史を重ねる陸上自衛隊中央音楽隊(中音)。武田 晃隊長のもと、躍進を続けた中音の<ベストオブマーチ>、待望のシリーズ第3弾の登場。第二次大戦における「マーケット・ガーデン作戦」戦死者の追悼曲として作られた表題曲「アーネム」をはじめ、マーチのスペシャリストとしての魅力を凝縮したその演奏は、吹奏楽ファンならずとも必聴。音質的にも好評をいただいた前2作同様、SACDハイブリッド盤でのお届けとなる。マーチの真髄を示す、武田=中音の名演をお楽しみ頂きたい。
FOCD-9740
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\3080(税抜\2800)
江崎浩司(リコーダー他独奏)〜
 ヤコブ・ファン・エイク:笛の楽園 Vol.1
Nos.1-19
江崎浩司
(リコーダー/その他楽器)
 録音:2016年9月14日-16日、神奈川県立相模湖交流センター。 江崎浩司が挑む、孤高の世界・・・笛の楽園全集プロジェクト始動!ヤコブ・ファン・エイク(1589/90-1657)の「笛の楽園」は全151曲(XYZ社版)にもなる膨大な独奏楽器のための曲集で、その知名度と演奏される機会を考えると全曲の録音は極めて少なく、特に国内では皆無だった。江崎浩司がその前人未到の領域を切り開く。もちろんマルチ・プレイヤーとして活躍している江崎の事から、今シリーズでも多様な楽器を使い分け(リコーダー8種、その他の楽器3種!)個々の曲想を最大限に活かする。江崎の目指す演奏は資料的価値にはとどまらず、常に鮮烈で自由闊達、まるでV. エイクが生きた時代が蘇るかのようだ。作品番号順に演奏される事によって始めて生まれる各曲の響き合いは、この壮大なプロジェクトならではの物。リコーダー音楽の金字塔を是非お楽しみ頂きたい。
FOCD-9738/9
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(2CD)
\3630(税抜\3300)
藤元高輝(G)〜武満 徹(1930-1996):ギター作品集
 ギターのための12の歌/すべては薄明のなかで/不良少年(*) /ヒロシマという名の少年(*) /
 ワルツ ―“他人の顔”より―(*) /ギターのための小品―シルヴァーノ・ブソッティの60歳の誕生日に―/
 森のなかで/ラスト・ワルツ/エキノクス/フォリオス

 藤元高輝(G) こーき&ひろし(*)[藤元高輝、小暮浩史(G)]
  没後20年を経てもなお輝きを失わず、その作品を聴く者の心を揺さぶり続けている作曲家・武満徹。武満はとりわけギターという楽器を愛し、作曲部屋のかたわらにはいつもギターがあったと言われている。ギタリストの枠に収まることなく、底知れぬ才能を顕わし始めた藤元高輝。あまりにも巨大な足跡を残した先人への敬意を込め、その作品を奏でる。武満のソロギター作品全曲と、盟友の名手・小暮浩史との2重奏を収録。藤元自身の編曲による「ワルツ」の二重奏ヴァージョンも必聴。
FOCD-9737
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\2970(税抜\2700)
猪居亜美(G)〜 Moonlight
 タレガ:椿姫の主題による幻想曲(レッキー版) / シューベルト/メルツ編曲:セレナーデ/郵便馬車
 ポンセ/セゴビア編曲:ソナタ・ロマンティカ「シューベルトを讃えて」
 D.スカルラッティ/バルエコ編曲:ソナタ イ長調 K.208, L.238
 レニャーニ:36のカプリス Op.20 より〔第25番 Andante Grazioso /第27番 Allegro Aspressivo 〕
 ジュリアーニ:ロッシニアーナ第5番 Op.123 / メルツ:「吟遊詩人の調べ」 Op.13 〜マルヴィーナへ

 猪居亜美(G)
 録音:2016年6月7日-9日、相模湖交流センター。  『大作曲家の残した名旋律が初々しい猪居亜美のギターによって豊かに息づき新鮮に紡がれる。聴き手を幸せにしてくれる 1 枚の登場だ。』(ギタリスト 福田進一) 『ギターという楽器の可能性の大きさに今更ながら想いを馳せ、僕は幸せな気持ちになった。』(フラメンコギタリスト 沖仁)
 1st CD「Black star」(FOCD-9672)で鮮烈なデビューを飾った新時代のギター・ヒロイン猪居亜美、待望の2ndCDの登場。前作とはがらりと変わり、本作のテーマは“白 "。古典ギターの黄金時代の掉尾を飾ったギタリスト・作曲家メルツによるシューベルト歌曲の編曲、メキシコを代表する作曲家ポンセによるシューベルトへのオマージュ「ソナタ・ロマンティカ」、初録音となるレッキー版による「椿姫の主題による幻想曲」など、猪居の卓越したテクニックと音楽性を堪能できるプログラムとなっている。一点の曇りもない、白く、透明な月の光があなたを照らす。
FOCD-9736
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\2970(税抜\2700)
10/4発売
ライヴ!〜アンサンブル・ウィーン=ベルリン
 ツェムリンスキー:フモレスケ / バーバー:夏の音楽 Op.31
 メンデルスゾーン/シェーファー編曲:劇付随音楽「夏の夜の夢」 Op.61より
 リゲティ:6つのバガテル / フランセ:木管五重奏曲第1番
 ベリオ:オーパス・ナンバー・ズー〔作品番号第獣番〕
  アンサンブル・ウィーン=ベルリン
   [カール=ハインツ・シュッツ(Fl) ジョナサン・ケリー(Ob)
    アンドレアス・オッテンザマー(Cl) リヒャルト・ガラー(Fg) シュテファン・ドール(Hr)]
 収録:2015年4月13日、ウィーン・コンツェルトハウス、ライヴ。『そんな新生 EWB が果たした初のレコーディング。このプログラムをライヴで録音するなんて大変な度量!と思わせる曲が並び、そして彼らならそれが可能なのか、と溜め息の1つもつきたくなる。レパートリーはご覧のとおりバラエティに富み、ウィーン生まれのツェムリンスキーに、若き日にはベルリンを住まいとしたメンデルスゾーンと、2つの都市に縁を持つ作曲家も抜かりなく配す。アンサンブルの“ボス”格に映るのは、EWB で今や最古参となったシュテファン・ドール。木管五重奏の中でホルンがこれだけ存在感を示しながら、なおかつ全体のバランスを崩さないのは舌を巻くばかり。その彼を取り囲む木管群も盤石の布陣。創設メンバーにあたる恩師ミラン・トゥルコヴィッチからポストを受け継いだリヒャルト・ガラーが柔軟にして的確なファゴットで低音域を支え、今や斯界のニュー・スターと化したカール=ハインツ・シュッツのどこまでも隙と無駄のないフルートが高音域に華を添え、そしてケリーとオッテンザマーが機能性と歌心に富んだプレイングで合奏の外堀を埋める……。ドイツ語圏の生んだスーパー・ユニットが、木管五重奏に示すワールド・スタンダード。その水準の高さを改めて確認できるアルバムだ。』(木幡一誠/ライナーノーツより)
 ウィーンとベルリンの主要オーケストラのトップ奏者によって構成される世界最高峰の木管五重奏団、アンサンブル・ウィーン=ベルリン(EWB)。結成30年にあたる2013年、1999年から在籍するシュテファン・ドール(BPO首席ホルン奏者)以外のメンバーがカール・ハインツ・シュッツ(VPOソロ・フルート奏者)、ジョナサン・ケリー(ベルリン・フィル首席オーボエ奏者)、アンドレアス・オッテンザマー(BPO首席クラリネット奏者)、リヒャルト・ガラー(ウィーン響首席ファゴット奏者)に交代し、新たな一歩を踏み出したEWBによる待望のニューアルバムの登場。
FOCD-9735
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\2750(税抜\2500)
ジョン・健・ヌッツォ(T)〜シューマン
 歌曲集「詩人の恋」 Op.48(全16曲)
ジョン・健・ヌッツォ(T)
中島 剛(P)
 録音:2015年9月10日、ハクジュホール、東京、「 John Ken Nuzzo in Recital 」 、ライヴ。 ハクジュホールが感動に揺れた・・・伝説のライヴ、待望のCD化! 世界を舞台に活躍を続けるジョン・健・ヌッツォ。2015年9月に東京・ハクジュホールで行われた“John Ken NUZZO in Recital"からの「詩人の恋作品48」ライヴ録音、待望のCD化。 ライヴならではの空気の中、表情豊かな中島剛のピアノとともに、溶け込むように紡ぎだされるジョン・健・ヌッツォの歌声は、極上の宝石のような輝きに溢れている。その類いまれな奇跡の声と、限りない愛に包まれる幸福な1枚の登場。
FOCD-9734
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\3080(税抜\2800)
吉田浩之(T)〜プロープリオ
 レスピーギ:最後の陶酔/とても美しいひと / チマーラ:海のストルネッロ/海辺の光景/郷愁
 トスティ:魅惑/かわいい唇/最後の歌 / 山田耕筰:城ヶ島の雨/松島音頭//雨情民謡集/鐘が鳴る/この道
 瀧廉太郎:荒城の月 / 武満徹:翼/うたうだけ/死んだ男の残したものは/小さな空
 ドナウディ:ああ私の愛する人の / 別宮貞雄:さくら横ちょう

 吉田浩之(T) 丸山滋(P)
 録音:2016年8月16日-18日、所沢市民文化センターミューズ キューブホール。 天性の美声が冴え渡る---日・伊 魅惑の名歌曲集 『なんと甘美な余韻の残るアルバムだろう。惜しみなくたたなわってくる美しい声の波に、ただただ溺れていたいと思う。タイトルのイタリア語 proprio( =自分自身の・固有の)は、「プライベート」の語源であるラテン語 pro privo に由来する。まさに自分だけのために用意された特別メニューのようにイタリアと日本の歌曲が分け隔てなく並び、この珠玉の歌たちを味わう楽しみを、誰にも邪魔されず独り占めしたくなるほどだ。』(新井鷗子/音楽構成作家/ライナー・ノーツより抜粋)
FOCD-9733
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\2640(税抜\2400)
キム・ヒョンジュン(P)〜
 第6回仙台国際音楽コンクール優勝

 モーツァルト:ピアノ協奏曲 へ長調 K.459
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15
キム・ヒョンジュン(P)
パスカル・ヴェロ指揮
仙台po.
 2016年5〜6月におこなわれた第6回仙台国際音楽コンクールピアノ部門では、キム・ヒョンジュン(韓国)が優勝した。仙台市が2001年に創設した仙台国際音楽コンクールは、コンチェルトを課題曲の中心に据えるという特色を持っている。予選は室内アンサンブルと共演し、セミファイナルとファイナルでは仙台フィルと共演する。日本が世界に発信する若き才能の登場。
FOCD-9732
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\2640(税抜\2400)
チャン・ユジン(Vn)〜
 第6回仙台国際音楽コンクール優勝

 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
 ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲二調
チャン・ユジン(Vn)
広上淳一指揮
仙台po.
 2016年5〜6月におこなわれた第6回仙台国際音楽コンクールヴァイオリン部門では、チャン・ユジン(韓国)が優勝した。仙台市が2001年に創設した仙台国際音楽コンクールは、コンチェルトを課題曲の中心に据えるという特色を持っている。予選は室内アンサンブルと共演し、セミファイナルとファイナルでは仙台フィルと共演する。日本が世界に発信する若き才能の登場。
FOCD-9731
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\2970(税抜\2700)
川瀬賢太郎&神奈川フィル〜
 ドヴォルジャーク

  交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」
川瀬賢太郎指揮
神奈川po.
 録音:2015年7月10日、横浜みなとみらいホール、ライヴ。 2016年に入り、第14回齋藤秀雄メモリアル基金賞(3月)・第26回出光音楽賞(3月)・第65回横浜文化賞(9月)と立て続けに受賞歴を更新している川瀬賢太郎。今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの川瀬が満を持して送り出すのが、ドヴォルジャークの「新世界より」。マーラー:交響曲第2番「復活」(FOCD-9673/4)、レスピーギ:ローマ三部作(FOCD-9698)に続く神奈川フィルとのCD第3弾は、2016年7月の定期演奏会のライヴ録音。誰の耳にも馴染んだこの名曲において川瀬は、どんな一瞬からも清新な解釈を見せ、神奈川フィルから持ち前のしなやかな響きを引き出しつつ、完全燃焼へと導く。まさしく“フロム・ザ・ニュー・ワールド "と呼ぶにふさわしい、快演誕生の瞬間。
FOCD-9728
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\2970(税抜\2700)
サックスカルテット「 JG (Jemmy Genic)」〜 Genic 1
 滝澤俊輔: Good Summer Pictures〔壱「風鈴と少年」/弐「虫取り少年」/参「夜空に花火」〕
 佐藤信人:硝子越しの庭 / 村松 崇継/津田真人編曲: EARTH
 J. P. リヴィエール:変奏曲 / 水上浩介:いつかまた会う日まで

 JG (Jemmy Genic)[津田真人(ソプラノSax) 近藤瑛美(アルトSax)
             小林正憲(テナーSax) 笹尾淳一(バリトンSax)]
 録音:2016年6月21日-23日、東大和市民会館 ハミングホール|協力:柳澤管楽器株式会社、株式会社全音楽譜出版社。豊潤で独創的な音楽性と、それを支える卓越した技術を併せ持ち、ジャンルを超えた活動を続けるサックスカルテット“JG "(Jemmy Genic)。待望のファーストアルバムをリリースする。2011年に『Jemmy Saxophone Quartet』として活動を開始。5年目を迎えた2016年に、自分たちの音楽的遺伝子を未来に残していく、という願いを込めて改称し舵を切った“JG "。新たな門出に自 身の選曲によってリリースされる本作では、メンバーの特別な想いがこもっている。サクソフォン四重奏の名曲として知られるリヴィエール“変奏曲 "、そして才能豊かな日本人作曲家による佳曲が続く。人気作曲家・村松崇継による“EARTH "はソプラノサクソフォン担当の津田 真人による編曲。レコーディングでは世界に名だたる YANAGISAWA 純銀製シルバーソニックを使用。その美しく表現力溢れる音色に魅了される。
FOCD-9727
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\2970(税抜\2700)
ジャック・クリスティアン・ミシェル・ヴィダーケア(1759-1823):
 デュオ・ソナタ集〔第1番 ホ短調/第2番 ハ長調/第3番 ヘ長調〕
  三宮正満(ロマンティークOb) 平井千絵(Fp)
 録音:2016年3月15日-17日、所沢市民文化センターミューズ キューブホール。 日本を代表するバロック・オーボエ&クラシカル・オーボエ奏者の一人、三宮正満の最新アルバム。今作ではヴィダーケアのオーボエ・ソナタを取り上げた。ジャック・クリスティアン・ミシェル・ヴィダーケア(1759-1823)はフランス革命期、激動のパリで活躍した作曲家。革命直後、これまで音楽家の有力な擁護者だった貴族たちは没落し、環境は激変したが、ナポレオンの王政復古と共に再び華やかなサロン文化が復興し、ヴィダーケアは大変な人気を博していた。この時代は楽器の開発が進んだ時期でもあり、オーボエもキーシステムを含め多くの変更が加えられ、現代の楽器の原型ができた。今作で三宮が吹分ける2種の楽器は、この時代に作成されたピリオド楽器で、楽器の機能、音色共にヴィダーケアを演奏するに相応しい物。作曲当時の楽器で演奏するという事は、相応な技術的な困難を伴うもが、三宮の演奏はあくまで伸びやかで、聴く者がそれを意識する事はない。平井の闊達な演奏もあり、パリの華やかな雰囲気が蘇る。名手の演奏で隠れた名曲を再発見する喜びにあふれたアルバム。
FOCD-9722
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\2852(税抜\2593)
石川祐支(Vc) 大平由美子(P)
 ブラームス:チェロ・ソナタ〔第1番 ホ短調 Op.38 /第2番 ヘ長調 Op.99 〕
 シューマン幻想小曲集 Op.73 / ドヴォルジャーク:「ボヘミアの森から」〜森の静けさ
  石川祐支(Vc) 大平由美子(P)
 録音:2016年1月7日-9日、小ホール、長野県伊那文化会館。 作品をして語らしめるチェロの求道者石川祐支。札響の首席奏者として、また独奏・室内楽での活動は多彩な輝きに満ちている。ベルリンを中心に活躍し、室内楽・リート伴奏の達人として名高い大平由美子との初デュオCD 。ブラームスのソナタを中心とする<王道プログラム>は、共演を重ねる者のみが成し得る地平に立脚している。
FOCD-6050
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\2037(税抜\1852)
Quattro Palos 〔クアトロ・パロス〕〜 iLeva!
 C.アサド:ブルージリアン / クレンジャンス:エースの4カード
 レイク/加藤繁雄編曲:ビター・スウィート・サンバ / スパークス編曲:アメリカ民謡組曲
 ディアンス:オースティン・タンゴ / 佐藤弘和:雲の詩 / ラック:アクロバット・ダンス〜曲業師の踊り

 クアトロ・パロス[齊藤泰士(1st) 多治川純一(2nd) 萩野谷英成(3rd) 前田 司(4th)]
 日本屈指の実力派ギター・カルテット、QUATTRO PALOS(クアトロ・パロス)のファーストアルバムのお取り扱いを開始。有名ラジオ番組のテーマソングとしても知られる「ビター・スウィート・サンバ」他、ギターカルテットならではの耳馴染みの良い楽曲を収録している。
FOCD-2582
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\2669(税抜\2427)
現代日本の作曲家第52集「沈黙の起源〜中川俊郎:管弦楽作品集
 合奏協奏曲第2番/もの思う葦たち/ピアノ協奏曲(*) /
 合奏協奏曲第3番(#) /影法師―シューベルトの同名の歌曲その他による(#)
  飯森範親指揮東京都so.(*以外) 中川俊郎(P;#) 小鍛冶邦隆指揮東京so.(#)
 録音:2009年10月14日、サントリーホール(*以外) /2016年9月7日、東京オペラシティコンサートホール(*)、すべてライヴ。(*/#)は世界初演。2017年を迎え、更に歩みを進めるシリーズ「現代日本の作曲家」。第52集は時代と常に寄り添いながら、その先頭を走り続ける音楽家・中川俊郎をとりあげる。中川俊郎(なかがわ・としお)は1958年東京生まれ。「Music Today ‘82」の一環として開催された10周年記念国際コンクールにおいて自作自演で第1位を受賞し、ジョン・ケージに高い評価を受けた。以降作曲家として、演奏家として、作曲・演奏家グループ「アール・レスピラン」の一員として、楽壇の枠を超えCM音楽の分野などにおいて、多方面に活躍を続けている。本作は中川の管弦楽作品を収録。現代作品としては稀有なスケール感で、中川俊郎という音楽家の一端を体感できる1枚。
FOCD-20112
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\2970(税抜\2700)
蔭山晶子(Cl)〜椿姫ファンタジー
 ホロヴィッツ:クラリネットとピアノのためのソナチネ / ドビュッシー:クラリネットのための第1狂詩曲
 ヴェルディ/D.ロヴレーリョ編曲:歌劇「椿姫」の旋律による演奏会用幻想曲
 ブラームス:クラリネットとピアノのためのソナタ第2番 変ホ長調 Op.120
 シューマン:幻想小曲集 Op.73 / ブラームス:5つの歌曲 Op.105 No.1「歌の調べのように」

 蔭山晶子(Cl) 河内仁志(P)
 録音:2016年11月28日-29日、神戸新聞松方ホール。オオサカ・シオン・ウインドo.(旧大阪市音楽団)クラリネット奏者蔭山晶子、渾身のファースト・アルバムの登場。蔭山は大阪音楽大学音楽学部器楽学科の在学中に第10回KOBE国際学生音楽コンクール管楽器部門にて最優秀賞及び神戸市長賞、タカハシパール賞を受賞。2011年に大阪市音楽団に入団し、「市音」が「シオン」と名を替えた現在に至る。普段はオーケストラの一員として活動している蔭山だが、今回の録音では「音楽家・蔭山晶子」としての才能を見事に開花させている。その自由闊達な表現と瑞々しい音楽には誰しもが魅了される。伴奏には同郷で友人でもある河内仁志。リサイタルでの共演も数多く重ねた二人による息の合った演奏は、聴きごたえ満点。音楽家・蔭山晶子が惜しみない「愛」を注ぐ。お聴き頂きたい。
EFCD-4232
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\2640(税抜\2400)
イエスのみ心〜田三郎:混声合唱のための典礼聖歌 III
 <開祭> 神のはからいは(*) /入祭のあいさつ(#) /回心(#) /
      ミサ曲「やまとのささげうた」 より〔あわれみの賛歌/栄光の賛歌〕/集会祈願(#)
 <ことばの典礼> 主はわれらの牧者(+) /アレルヤ唱「イエスのみ心C」(*/**/#/+) /福音朗読前のあいさつ(#) /
          福音朗読ルカによる福音書15章 3〜7節(##) /賛美の応唱(#) /
          ミサ曲「やまとのささげうた」〜信仰宣言/共同祈願(#)
 <感謝の典礼> キリストのように考え/パンとぶどう酒を供える祈り(#) /奉納祈願(#) /叙唱イエスのみ心(#) /
         ミサ曲「やまとのささげうた」〜感謝の賛歌(**) /第三奉献文(#/##) /栄唱(#)
 <交わりの儀> 主の祈り(#) /副文(#) /教会に平和を願う祈り(#) /平和のあいさつ(#) /
         ミサ曲「やまとのささげうた」〜平和の賛歌(+) /
         ちいさなひとびとの/来なさい 重荷を負うもの/羊かいがいて/拝領祈願(#)
 <閉祭> 派遣の祝福 閉祭のあいさつ(#) /神はキリストのうちに

 松原千振指揮エリザベトシンガーズ
 山口水蛍(独唱;*) 田尻 健(独唱;#/朗読;##) 西角優(独唱;+) 山崎志野(独唱;**)
  日本カトリック司教団の依頼により作曲され、田三郎の生涯をかけた仕事となった「典礼聖歌」。エリザベトシンガーズによるシリーズ第3弾。指揮は、国立音楽大学在学中に田三郎のもとで研鑽を積み、現在は東京混声cho. の正指揮者としても活躍中の松原千振。名門エリザベト音楽大学の卒業生を中心に結成されたエリザベトシンガーズの合唱が、その想いに応える。
EFCD-4231
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\4400(税抜\4000)
バレエ・レッスンCD 〜
 はじめてのバレエクラス用

 Musique pour le Cours de Danse Classique IV
森龍朗(監修)
稲葉智子(P)
 録音:2016年5月30日-31日、富士見市民文化会館キラリふじみ。
 新国立劇場バレエ団、新国立劇場バレエ研修所、スターダンサーズバレエ団等でレッスンピアニストとして活躍する、稲葉智子によるバレエ・レッスン用アルバム第4弾。公益社団法人日本バレエ協会理事などを務める森龍朗の監修のもと、「はじめてのバレエクラス用レッスンCD」が登場。
 バーレッスンをする前の導入のレッスン音楽も収録し、スキップやツーステップ、腕、手、足だけetc. にピックアップした動きの基礎を学び、そこからバーレッスン、センターレッスンに続く3部構成。小さいお子様でもバレエを的確に楽しくレッスンができるようpasの種類、カウント数、テンポ感、ノリの良さに配慮した内容だが、バレエを習う大人の方でも自然に動きのイメージができる馴染みやすい音楽で、じっくり丁寧にpasを学ぶことができるCD。どのように教えたら良いのか、どんな順番で何を教えたら良いのか・・・ブックレット中には一口コメントと目安としてpasの種類を添え書きしてある。また、トゥーシューズ初心者のポワントレッスンにもピッタリ。前作同様、レコーディングにはコンサートホール“キラリふじみ "、ピアノはスタインウェイを使用し、みずみずしい美音と躍動感のある響きの中に広がりと空間の大きさを聴かせてくれる。
EFCD-25364
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\2750(税抜\2500)
平成28年度こども音楽コンクール〜中学校合奏編2
 TBS系「こども音楽コンクール」優秀校の演奏
EFCD-25363
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\2750(税抜\2500)
平成28年度こども音楽コンクール〜中学校合奏編1
 TBS系「こども音楽コンクール」優秀校の演奏
EFCD-25362
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\2750(税抜\2500)
平成28年度こども音楽コンクール〜小学校合奏編2
 TBS系「こども音楽コンクール」優秀校の演奏
EFCD-25361
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\2750(税抜\2500)
平成28年度こども音楽コンクール〜小学校合奏編1
 TBS系「こども音楽コンクール」優秀校の演奏
EFCD-25360
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\2750(税抜\2500)
平成28年度こども音楽コンクール〜中学校合唱編2
 TBS系「こども音楽コンクール」優秀校の演奏
EFCD-25359
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\2750(税抜\2500)
平成28年度こども音楽コンクール〜中学校合唱編1
 TBS系「こども音楽コンクール」優秀校の演奏
EFCD-25358
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\2750(税抜\2500)
平成28年度こども音楽コンクール〜小学校合唱編3
 TBS系「こども音楽コンクール」優秀校の演奏
EFCD-25357
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\2750(税抜\2500)
平成28年度こども音楽コンクール〜小学校合唱編2
 TBS系「こども音楽コンクール」優秀校の演奏
EFCD-25356
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\2750(税抜\2500)
平成28年度こども音楽コンクール〜小学校合唱編1
 TBS系「こども音楽コンクール」優秀校の演奏
EFCD-25354/5
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(2CD)
\3300(税抜\3000)
第83回(平成28年度)NHK全国学校音楽コンクール全国コンクール〜高等学校の部
 課題曲「次元」(作詞:朝井リョウ|作曲:三宅 悠太) + 各校自由曲
(以下順不同)
  優良賞:愛知県立岡崎高等学校、山口県立萩高等学校、香川県立坂出高等学校、清泉女学院高等学校、
      豊島岡女子学園高等学校、奈良県立畝傍高等学校、北海道釧路湖陵高等学校
  銅賞:福島県立安積黎明高等学校、宮崎学園高等学校
  銀賞:千葉県立幕張総合高等学校|金賞:山形県立鶴岡北高等学校
EFCD-25352/3
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(2CD)
\3300(税抜\3000)
第83回(平成28年度)NHK全国学校音楽コンクール全国コンクール〜中学校の部
 課題曲「結 - ゆい -」(作詞・作曲: Miwa|編曲:佐藤 賢太郎) + 各校自由曲
(以下順不同)
  優良賞:神戸市立鷹匠中学校、田村市立常葉中学校、西条市立西条北中学校、岐阜大学教育学部附属中学校、
      安田学園安田女子中学校、札幌市立真栄中学校、熊本市立帯山中学校
  銅賞:町田市立鶴川第二中学校、清泉女学院中学校|銀賞:郡山市立郡山第五中学校|金賞:豊島岡女子学園中学校
EFCD-25350/1
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(2CD)
\3300(税抜\3000)
第83回(平成28年度)NHK全国学校音楽コンクール全国コンクール〜小学校の部
 課題曲「ぼくらのエコー」(作詞:荒井 良二|作曲:大田 桜子) + 各校自由曲
(以下順不同)
  優良賞:船橋市立三山小学校、鹿児島大学教育学部附属小学校、札幌市立幌西小学校、北上市立黒沢尻北小学校、
      名古屋市立滝ノ水小学校、新居浜市立角野小学校、神戸市立桂木小学校
  銅賞:郡山市立大島小学校、下関市立勝山小学校|銀賞:港区立白金小学校|金賞:日野市立七生緑小学校

GREENDOOR 〔グリーンドア音楽出版〕

 旧譜はこちらから
GREENDOOR "GD SERIES"
 柳兼子、クロイツァー、シロタ、ボベスコなど、他では聞くことのできない貴重な音源が盛り沢山の、同レーベル通常シリーズ。
GD-2073
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\2640(税抜\2400)
10/13発売
フェルナン・カラジェ(Fl)
 モーツァルト:フルート協奏曲集(*)
  〔ト長調 K.313 /ニ長調 K.314 〕
 J.S.バッハ:
  管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV.1067 (#)
フェルナン・カラジェ(Fl)
ルッジェーロ・
 ジェルリン(Cemb;#)
ヴィクトル・デザルツェンス指揮
ローザンヌ室内o.(*)、パリpo.(#)
 録音データ:アナウンスに未記載。フランスのフルート奏者フェルナン・カラジェ。バロックと古典派の作品を愛するフェルナン・カラジェが、彼の持てる深い学識と磨き抜かれたテクニックを注ぎ込んだバッハ、モーツァルトの録音は、栄光に満ちたフレンチ・フルート・スクールの成果を体現した輝きに満ちていると言えるであろう(高杉忠博/解説より)
GREENDOOR "COLLECTORS SERIES"
GDCL-0104
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\2640(税抜\2400)
10/13発売
リカルド・オドノポソフ(Vn)
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26 (*)
 パガニーニ:ラ・カンパネッラ(#)
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 (+)
  リカルド・オドノポソフ(Vn) ワルター・ゲール指揮オランダpo.(*)
  パウル・フペルツ指揮ユトレヒトso.(#)
  カール・バンベルガー指揮フランクフルト・ムゼウムo.(+)
 ソース: The Musical Masterpiece Society, MMS-403 (*), MMS-40-4/6 (#), MMS-145 (+) 。本CDの3曲はオドノポソフの1950年代から60年代にかけてのコンサート・ホールへの一連の録音からの選曲。彼のレコードについて、ヨアヒム・ハルトナックは著書『20世紀の名ヴァイオリニスト』で「非常に水準が高く、シェリング、メニューイン、オイストラフのものと肩を並べることができるほどである」と評したように、高度な技巧とみずみずしい音色、確かな表現力を兼ね備えた名手だったことがわかる(浅里公三/解説より)

コウベレックス

KRS-5232
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\2933(税抜\2667)
Azulao(アズラオ)
 ニコラス・ラニアー:もう野には花が咲かないだろう / イギリス民謡:シルヴィー
 作曲者不詳(13世紀):ともに嘆こう、あのむごい接吻について / 作曲者不詳(17世紀):あなたの目は愛の瞳
 ディエゴ・オルティス:「変奏論」(1553) 〜無伴奏レセルカーダ第2番 / カッチーニ:祝福された気高い瞳よ
 ファリャ:「7つのスペイン民謡」より〔ムーア人の布/ムルシア地方のセギディリャ/子守歌/カンシオン〕
 モンテヴェルディ:主を賛美せよ / P.M.デイヴィス:さよならストロムネス / バリオス:最後のトレモロ
 ブリテン:夏の最後のバラ(庭の千草) / 竹久夢二/多忠亮:宵待草 / 高野喜久雄/高田三郎:くちなし
 加藤周一/別宮貞雄:さくら横ちょう / オヴァーリエ:モジンニャ/アズラオ(青い鳥)

 ロス・レヴァンテス
  [月岡聖芳(S) 津田秀夫(バロックG/モダーンG/フレームドラム) 水谷孝美(ヴィオラ・ダ・ガンバ)]
 録音:2017年7月28日-30日、東条文化会館コスミックホール、加東市、兵庫県。 いち早く古楽の世界で演奏経験を培ってきた月岡聖芳と、ジャンルにとらわれないギター津田秀夫との自然体のデュオを中心としたユニット。ここに水谷孝美の豊穣なヴィオラ・ダ・ガンバが加わり、古きヨーロッパから南米ラテン、そして現代に続く13世紀から20世紀にわたる様々なレパートリーを自由にさりげなく取り上げたアルバム。今回は日本の心ともいえる「くちなし」「宵待草」などを加え、海を越え言葉を越え、愛をうたう月岡の人間らしさと、津田の流れよいギターが心地よく、ひとつひとつが人の生きる道をたどるような感覚で響いてくる。

イプシロン・インターナショナル

YIL-003
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\2970(税抜\2700)
11/8発売
シューマン(1810-1856):
 幻想小曲集 Op.12 /
 子供の情景 Op.15 /森の情景 Op.82
吉川隆弘(P)
 録音:2015年-2016年、 Studio Pianoforte 。使用ピアノ: Steinway & sons , C-227 n.584042 。 『イタリア、日本の双方に拠点を置いて活動するピアニストの吉川隆弘は、そのタッチ(音色)に、またアーティキュレーション、強弱法、アゴーギクないしルバートのような表現法に、たいそう鋭敏な感性を示すピアニストである。そのことは、彼がこれまでに発表したディスク、たとえばベートーヴェンのソナタ集(YIL-001)、ドビュッシーの作品集(YIL-002レコード芸術特選)などからも充分に確かめられたが、ここに聴く新録音「シューマン作品集」からも、改めて、新鮮に感得できる。選ばれた作品は「幻想小曲集」「子供の情景」そして「森の情景」であるが、それぞれにシューマンが持前の詩人的資質を申しぶんなく示した秀作揃いで、いきおい、上に述べたような吉川隆弘の美質が、心おきなく現れていることを実感できる。言い換えてみるなら、この演奏は、シューマンの楽曲にこもる詩的な情感を最も自然に伝えてくれる演奏である。そしてそれは、この演奏が「(奏者の)心から(聴きての)心に通う」ものであるからに違いあるまい。』(濱田滋郎/ライナーノーツより) ※吉川隆弘は2009年より、子ども支援専門の国際NGO団体であるセーブ・ザ・チルドレンをサポートしている。このCDの収益の10%がセーブ・ザ・チルドレンに寄付される。

Studio N.A.T

NAT-16451
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\2970(税抜\2700)
10/5発売
プルミエ・クワチュール
 ジャン=バティスト・サンジュレ:第1四重奏曲 Op.53 / ピエルネ:民謡風ロンドの主題による序奏と変奏
 ジャン・フランセ:小四重奏曲 / ウジェーヌ・ボザ:アンダンテとスケルツォ
 ジャン・リヴィエ : グラーヴェとプレスト / ガブリエル・ピエルネ/マルセル・ミュール編曲:鉛の兵隊の行進

  クワチュール・ベー〔サクソフォーン四重奏団〕
  『誕生から数々の名曲が生み出され続けるサクソフォーン。とりわけ室内楽の定番となりつつある四重奏曲の完成度の高さは初期作品からも伺い知れる。サクソフォーン四重奏最初の作品であるサンジュレ作曲「第一四重奏曲」を皮切りにその源流に迫る、クワチュール・ベー結成10年目に送る意欲作。』
NAT-16491
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\2970(税抜\2700)
10/20発売
VISIONS I - Dream - 夢幻
 モーツァルト:幻想曲 ニ短調
 プロコフィエフ:束の間の幻影 Op.22
 リスト:ソナタ ロ短調 S.178 /夢 - 夜想曲
川ア翔子(P)
 『ピアノの音は空気に放てば消えていくだけ。故に美しく儚い。-川ア翔子 刹那の打弦でもたらされる儚さの連続が、うねりとなって押し寄せそして去って行っ た時、聴く者に残るものは...。弛まぬ進化を続けるピアニスト川ア翔子が、ピアノそし て音楽に寄せる思いを<夢>に集約したプログラミングで挑む、初ソロアルバム。』

FINE NF

NF-25503
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(CD)
10/11発売
木洩れ日
 フォーレ:夢のあとに / グラズノフ:吟遊詩人の歌 / フォーレ:シシリエンヌ
 ピアソラ:カフェ 1930/グランタンゴ / サン=サーンス:白鳥
 ファリャ:火祭りの踊り / カッチーニのアヴェ・マリア / ブルッフ:コル・ニドライ

 宮田 大(Vc) ジュリアン・ジェルネ(P)
 録音:2016年11月23日-25日、神奈川県立相模湖交流センター。『宮田 大のチェロは雄弁に語り、うたい、感情を表現し、作品の多彩な光を放つ』(伊熊よし子)

グローバル・カルチャー・エージェンシー [Global Culture Agency]

GCAC-1012/3
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(2XRCD)
\5940(税抜\5400)
10/17発売
ダヴラツ〜カントルーブ
 オーヴェルニュの歌(全5集)/
 オーヴェルニュの新しい歌(*)
ネタニア・ダヴラツ(S)
ピエール・ド・ラ・ローシュ指揮
ガーション・キングスレー指揮(*)
管弦楽団
 録音:1963年3月27日、1966年3月16日、バウムガルテン・ホール、ウィーン、セッション、ステレオ。原盤: VANGUARD 。リマスター:杉本一家。すべてのCDプレーヤーで再生可能。
『★「LP以後で最も優れた歌曲レコードの一つ」とアメリカで絶賛された名盤が復活!『オーヴェルニュの歌』の史上初の全曲録音盤にして元祖名盤、ダヴラツによる名唱があざやかに蘇ります。VanguardClassic提供の公式音源に名エンジニア杉本一家氏がリマスターを施し、通常CDプレーヤーで再生可能な高音質フォーマットであるXRCDとして丁寧に仕上げました。優雅で気品にあふれたダヴラツの歌声を、過去最高の音質で心行くまでお楽しみいただけます。★オーヴェルニュの東南端の山地アノネーに生まれたカントルーブ(1879-1957)はパリでダンディに学んだ作曲家です。オーヴェルニュ地方の民謡を取り入れた作品を中心に残した、いわば「地方主義作曲家」。素朴な歌のメロディと卓越した管弦楽書法による伴奏が見事に溶け合い、豊饒な色彩と芸術的な美しさで満たされた『オーヴェルニュの歌』は聴くものの耳をすぐさま虜にする傑作です。★ロシアのポーランド国境近くで生まれたネタニア・ダヴラツは第2次大戦中にコーカサス地方に疎開、戦後、父の故郷であるイスラエルで声楽を学び、イスラエル歌劇場からデビューしました。その後、西欧に進出、1962年に渡米しストコフスキーやバーンスタインと共演、絶賛されます。ダヴラツは8ヵ国語を操る才を持ち、膨大なレパートリーを極めていました。気品ある歌声が何よりの魅力であり、『オーヴェルニュの歌』はまさに彼女にピッタリはまった作品と言えます。★解説書には全曲の歌詞と日本語訳を掲載。全曲盤である意義をさらに深めています。』
 # xrcd の生産ラインが設備老朽化に伴い2022年末をもって廃止されるため、当タイトルはレーベル&流通在庫限りの供給となります。入手出来ない場合はご容赦ください。
GCAC-1014/5
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(2XRCD)
\5940(税抜\5400)
10/17発売
モントゥー・コンダクツ・チャイコフスキー + オグドン
 幻想序曲「ロメオとジュリエット」/
 ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23 (*) /
 交響曲第5番 ホ短調 Op.64
ジョン・オグドン(P;*)
ピエール・モントゥー指揮
LSO
 録音:1963年5月31日、コンツェルトハウス、ウィーン、ライヴ、ステレオ| (P) 1992 。原盤: VANGUARD 。リマスター:杉本一家。すべてのCDプレーヤーで再生可能。 LP 時代には発売されず、1992年?にCD初出されたライヴ。 『★モントゥー最晩年、死の年の前年に行われたライヴを収録したアルバムです。VanguardClassic提供の公式音源に名エンジニア杉本一家氏がリマスターを施し、通常CDプレーヤーで再生可能な高音質フォーマットであるXRCDとして丁寧に仕上げました。初出時、その大変良好な音質で話題となった有名なステレオ録音の名演が、さらに素晴らしい音質に生まれ変わりました。★ピエール・モントゥー(1875-1964)は若いころブラームスの弦楽四重奏曲を作曲家本人の前で演奏したことでも有名な音楽家です。その後指揮者として、ディアギレフでおなじみのロシア・バレエ団での活躍を皮切りに、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ボストン交響楽団、パリ交響楽団など各国のオケを指揮。古典的レパートリーに加え、『ダフニスとクロエ』『春の祭典』やプロコフィエフの交響曲第3番といった20世紀の大曲の初演も手掛けています。晩年(1961年以降)はロンドン交響楽団の首席指揮者のポストにつき、1963年には同オケと共に来日しました。★チャイコフスキーが亡くなったとき、モントゥーは18歳でした。自らが年齢を重ねたのち、同じ時代を生きた音楽家として奏でるチャイコフスキーはやはり格別のものが感じられます。高い集中力と自然な息遣いが特徴で、誇張の無いバランス感覚が素晴らしい、説得力抜群の名演奏。モントゥー唯一の録音であるピアノ協奏曲第1番では、この演奏会の前年(1962年)に第2回チャイコフスキー・コンクールでアシュケナージと1位を分け合い英国屈指の名手として名を挙げたオグドンと共演しています』

KII

KKC-048
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\3300(税抜\3000)
10/下発売
インヴェンションへのオマージュ
 J.S.バッハ/ジロティ編曲:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV.1007 〜プレリュード
 J.S.バッハ:2声のインヴェンション BWV.772-786(全15曲)/
         フランス組曲第2番 ハ短調 BWV.813
 J.S.バッハ/ケンプ編曲:主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ BWV.639
 J.S.バッハ/ジロティ編曲:小前奏曲 ホ短調 BWV.555
 J.S.バッハ/ケンプ編曲:チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV.1056 〜ラルゴ
 バルトーク:ミクロコスモス第3巻〜 J.S.B.を讃えて
  赤松林太郎(P)
 録音:2017年8月17日-18日、キング関口台スタジオ第1スタジオ。 リリースするディスクすべてが強烈な印象を残す赤松林太郎。圧倒的な存在感と説得力あふれる解釈が高い評価を受ける彼の第4弾はバッハ作品集。演奏活動のかたわら、エッセイストとして新聞や雑誌にも連載を持ち、「美しいキモノ」ではモデルも務めるマルチ・タレント。派手な技巧に加え、聴く人をとらえて離さない不思議なオーラを持つ貴重な存在。テーマは「インヴェンション」。バッハの名作「2声のインヴェンション」全15曲をメインに、インヴェンションの意味「発明、工夫」を考察する。チャイコフスキーの愛弟子で、ラフマニノフの従兄として知られるアレクサンドル・ジロティの編曲した「無伴奏チェロ組曲第1番のプレリュードにまず注目。調性は同じながら音域を上げているため平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番のプレリュードを思わす世界になっている。1声のこの作品に始まり、インヴェンションを経て3声を含むフランス組曲へと発展する。単なる声部数だけでなく、最後無調的なバルトークへ至る音楽的な「インヴェンション」も示唆される。赤松林太郎のピアノ演奏は管弦楽を彷彿とさせる交響的なもので、大きな音楽の作り方に特色がある。タルコフスキーが「惑星ソラリス」に用いて人気のあるコラール前奏曲「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」(ケンプ編)では深みと厳粛さで涙がでるほど感動的。ジロティ編曲の「小前奏曲ホ短調」も底知れぬ闇を感じさせる。

R.Resonance(OTTAVA?)

RRSC-20003
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(HYBRID_SACD)
\3300(税抜\3000)
10/7発売
青柳いづみこ・高橋悠治〜ストラヴィンスキー/作曲者編曲:
 バレエ音楽「春の祭典」/バレエ音楽「ペトルーシュカ」/3つのやさしい小品
 青柳いづみこ、高橋悠治(P連弾)
 録音:2017年6月27日-29日、音楽ホール、五反田文化センター。 ライナーノート:青柳いづみこ、高橋悠治、池原舞(すべて書き下ろし)。 1968年、作曲者自身の依頼で連弾版を初演したのは、新進指揮者のマイケル・ティルソン・トーマス。同年、タングルウッド音楽祭でトーマスと連弾を弾いた高橋悠治は、半世紀を経た共演者に青柳いづみこを指名した。ドビュッシーが「断固として傑作である」と讃えた「ペトルーシュカ」と共に、待望の新録音が完成した。作曲家、ピアニストとして今日の音楽を牽引してきた高橋悠治、フランス音楽のスペシャリスト、また研究者、著述家として常に新たなテーマに挑戦しつづける青柳いづみこ。鮮やかなコントラストを描く2人の稀有な個性が反応し合い、ストラヴインスキー音楽の本質を抉る録音が完成した。「春の祭典」の複雑なテクスチャーが透けて見えるような変拍子の冴え、抜群のリズム感覚、強靭なドライヴ感。人間になれなかった「ペトルーシュカ」の悲しみの向こうに漂う儚い抒情。作品への透徹した眼差しが生み出した鮮烈なピアニズムは、圧倒的な説得力をもって聴くものに迫る。驚くほどの集中力を発揮する2人のピアニストが到達した異次元の高み、その張り詰めた空気感を余すところなくとらえたのは数々の名録音で知られる名匠・深田晃氏。音の鮮度とクオリティーの高さを充分に発揮させるために、SACDハイブリッドでのリリースとなった。ライナーノートは青柳いづみこ、高橋悠治による特別寄稿に加え、新進気鋭のストラヴィンスキー研究家、池原舞氏(音楽学者)の書き下ろし楽曲解説を掲載。読み物としても充実した内容となっている。

アール・アンフィニ
 〔ミューズエンターテインメント/ソニー・ミュージックダイレクト〕

MECO-1044
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(HYBRID_SACD)
\3300(税抜\3000)
9/20発売
エスプレッシーヴォ
 ブラームス:スケルツォ / エルガー:愛の挨拶 / パガニーニ:カンタービレ / ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 ホイベルガー/クライスラー編曲:真夜中の鐘 / R=コルサコフ/ハルトマン、ハイフェッツ編曲:熊蜂の飛行
 チャイコフスキー/クロピック、礒絵里子編曲:感傷的なワルツ / アンダーソン/山田武彦編曲:舞踏会の美女(#)
 プーランク:即興曲第15番「エディット・ピアフを讃えて」/愛の小径
 シャミナード/クライスラー編曲:スペインのセレナーデ
 クライスラー:中国の太鼓/ロンディーノ/シンコペーション / ファリャ/クライスラー編曲:スペイン舞曲
 ショパン/ミルシテイン編曲:ノクターン第20番遺作
 モーツァルト/玉木宏樹、デュオ・プリマ編曲:トルコ行進曲(*) / チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ

 礒絵里子(Vn) 實川風(P;*以外) 神谷未穂(Vn;*/#)
 録音:2017年8月8日-9日、横浜市みどりアートパーク。



輸入マイナー・レーベル




JSP RECORDS (英) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 1978年、ジョン・ステッドマンによってイギリス・ロンドンに設立されたレーベル (JSP: John Stedman Productions) 。ジャズやブルースのヒストリカル再発物が主なラインナップだったが、2016年、突然クラシカルのヒストリカル初出音源を発売開始した。#クラシック以外のアイテムはご案内しておりませんが、現役盤ならばお取り寄せ可能です。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・作製のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ウィリアム・カペル〜初出協奏曲録音集
 ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43 (*)
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26 〔2種〕(#/+)
 ショパン:夜想曲第16番 変ホ長調 Op.55 No.2
  ウィリアム・カペル(P) アルトゥール・ロジンスキ指揮 NYP (*)
  ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィアo.(#)
  リチャード・バーギン指揮ボストンso.(#)
 録音:1945年10月28日、カーネギー・ホール、ニューヨーク(*) /1947年2月22日、アカデミー・オヴ・ミュージック、フィラデルフィア(#) /1953年3月21日、シンフォニー・ホール、ボストン(+) /時期、場所不明、テスト録音(無印) | (C) (P) 2017 |レストア・エンジニア:ジョン・H.ヘイリー〔ハーモニー・レストレーションズ有限責任会社〕(#以外) /セス・B.ウィナー〔セス・B.ウィナー・サウンド・スタジオズ有限会社〕(#) 。 (*)を除き おそらく初出音源、(*)は初プレス盤化。既出CD-R: St-Laurent Studio (CANADA), YSL78-116 (*) 。 解説:ジョン・M.サミュエルズ(覆刻プロデューサー〔元・RCA/BMG 所属(1990-2002) 〕)。
 #なお権利関係の問題により、(*)のオーケストラ表記は「ザ・フィルハーモニック=シンフォニー・ソサエティ・オヴ・ニューヨーク」となっています。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・作製のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
自由の鐘を響かせよう [Let Freedom Ring] 〜含・初出、マリアン・アンダーソン、ライヴ
 リンカーン記念堂正面階段における 1939.4.9 ライヴ (*)
  オープニング・アナウンス/合衆国内務長官ハロルド・イッキーズの演説
  アメリカ合衆国 旧・国歌「マイ・カントリー・ティズ・オブ・ジー」
  ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜私のフェルナンド
  シューベルト:エレンの歌第3「アヴェ・マリア」 D.839
  休憩アナウンス
  黒人霊歌:ゴスペル・トレイン(H.T.バーリー編曲)/
       わたしは歩いていく(エドワード・H.ボートナー編曲)
  終了アナウンス
 コペンハーゲンにおける 1961.10.27 ライヴ (#)
  ブラームス:私のまどろみはいよいよ浅く Op.105 No.2 /永遠の愛について Op.43 No.1
  シューベルト:ます D.550 /エレンの歌第3「アヴェ・マリア」 D.839 /魔王 D.328
  サン=サーンス:「サムソンとデリラ」〜あなたの声に心は開く
  民謡:ライ麦畑で出逢うとき(故郷の空)
  キルピネン:2つの薔薇 Op.59 No.3 /
        Det Var I Vårens Ljusa Tid Op.45 No.2 (ドイツ語歌唱)
  民謡/セリム・パルムグレン編曲: Läksin Minä Kesäyönä Käymään
  シベリウス:「ペルシャザールの饗宴」Op.51 〜ユダヤ人の少女の歌
         (作曲者編曲/マリアン・アンダーソンのための編曲版)/
        黒いばら Op.36 No.1 (英語歌唱)
  個人霊歌:失った羊を見つけて(J.ロザムンド・ジョンソン編曲)/
       主にすがれ(ハロルド・ジョンソン編曲)/
       もの皆は主のみ手に(ハミルトン・フォレスト編曲)/
       もの皆は主のみ手に〔繰り返し〕/
       私の心は神にやすらい(フローレンス・B.プライス編曲)/
       すべて神の子は(H.T.バーリー編曲)/
       おお、何という美しい都(エドワード・ボートナー編曲)
 マリアン・アンダーソン(A)
 コスティ・ヴェハネン(P;*) フランツ・ルップ(P;#)
 録音:1939年4月9日、リンカーン記念堂正面階段、ワシントン D.C. 、 US (*) / 1961年10月27日、 Falkoner Center 〔ファルコナー・ホテル&カンファレンス・センター〕、コペンハーゲン、デンマーク(#)、共にライヴ | (C) (P) 2016 |レストア・エンジニア:ジョン・H.ヘイリー〔ハーモニー・レストレーションズ有限責任会社〕| (#)は初出、(*)は修復された(音源の?)初リリース。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・作製のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
初出〜ユッシ・ビョルリンク、1959.10.15 コペンハーゲン・コンサート・ライヴ
 コペンハーゲン、1959.10.15 ライヴ (*)
  モーツァルト:「魔笛」〜なんと美しい絵姿(スウェーデン語歌唱)
  ブラームス:5月の夜 Op.43 No.2 / リスト:それはすばらしいことに違いない S.314
  ヴォルフ:隠棲
  シューベルト:ます D.550/「美しき水車小屋の娘」〜嫌な色 D.795 No.17
  ビゼー:「カルメン」第2幕〜花の歌
  プログラム変更を告げるビョルリンクのアナウンス
   (アルヴェーン→ペッテション=ベリエルへ)
  ペッテション=ベリエル: Jungfrun Under Lind / アルヴェーン: Skogen Sover
  シベリウス:3月の雪の上のダイヤモンド Op.36 No.6 /葦よそよげ Op.36 No.4
  グリーグ:白鳥 Op.25 No.2 /ある夢 Op.48 No.6(ノルウェー語歌唱)
  ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」第4幕〜 五月の晴れた日のように
  トスティ:理想の人 / リヒャルト・シュトラウス:献呈 Op.10 No.1
 「ファイアストンの声」、1952.3.10 (#)
  オーリー・スピークス:シルヴィア
  プッチーニ:「トゥーランドット」第3幕〜誰も寝てはならぬ
  トスティ:暁は光と闇とを分かつ
  ヴィクター・ハーバート:「プリンセス・パット」〜 Neapolitan Love Song
  アイダベル・イザベル・ファイアストン(1874-1954): In My Garden
 ユッシ・ビョルリンク(T) ベルティル・ボックステット(P;*)
 ハワード・バーロウ指揮ヴォイス・オヴ・ファイアストンo.&cho.(#)
 録音:1959年10月15日、 Falkoner Center 〔ファルコナー・ホテル&カンファレンス・センター〕、コペンハーゲン、デンマーク、ライヴ(*) /1952年3月10日(放送日?)、「ファイアストンの声」、放送用収録(#) | (C) (P) 2016 |レストア&リマスタリング:セス・B.ウィナー〔セス・B.ウィナー・サウンド・スタジオズ有限会社〕| (*)は近年発見された会場録音で初出、(#)は全曲の発売(アナウンス等込みという意味?)は当盤が初とのこと。

hastedt Musikedition (独) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 当店独自にご案内している、長年現代物ばかりだったドイツのレーベル。残念ながらレーベルの創設者&プロデューサーが2015年に死去したため、今後の活動は縮小が予想される。特に発売が古い物はお早めの入手をお勧めしたい。
 旧譜はこちらから
"wiederentdeckt" 〔再発見〕シリーズ
ht-6611
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(2CD)
1.5CD価格
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・作製のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ブランカ・ムスリン(P)(Vol.2) 〜フランクフルト時代
 ラスト・レコーディング + シュヒター&ヴァルベルクとの協奏曲

 ベートーヴェン:ディアベッリのワルツによる変奏曲〔ディアベッリ変奏曲〕 Op.120
 *彼女最後の録音 1973-1974
 スクリャービン:2つの詩曲 Op.32 / メンデルスゾーン:変奏曲 変ロ長調 Op.83
 スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番 Op.30
  [収録:ヘッセン放送、フランクフルト・アム・マイン]
 ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調(*) / フランク:交響的変奏曲(#)
 ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 (*)
  ブランカ・ムスリン(P) ヴィルヘルム・シュヒター指揮ベルリンso.(*)
  ハインツ・ヴァルベルク指揮バンベルクso.(#)
 録音:1964年頃(*/#) /1973年-1974年/他?|発売:2014年|ライセンサー: durch hr media (*/#以外) / SONY MUSIC ENTERTAINMENT Germany GmbH (*/#) 。無印は初出、(*/#)はおそらく初CDフォーマット化。「最後の録音」というのはおそらくスクリャービン以下の3曲に掛っていると思われるが、ヘッセン放送提供の独奏曲には外装に上記以外の録音データが記載されていない。 Vol.1: ht-6604,
 ザグレブに生まれ、パリにおいてコルトーとルフェビュールに学んだムスリン(1917-1975)の没後40周年記念盤。60歳前に亡くなった上、その時期が CD 期の直前だったためか、今日における知名度が低く現役盤も少ない。もっと聞かれるべき人であることは間違い無く、当レーベルからの2点はピアノ・マニア必聴盤。
ht-6610
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(1CD)
1.5CD価格
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
デュオ・ボエティコ・ムジカーレ
 鏡の中で|グスタフ・シェック讃〜フルートとピアノのための作品集

  ユリウス・ヴァイスマン(1879-1950):
   ソナタ Op.135 (1942)(グスタフ・シェックに献呈)
  エンドレ・セルヴァーンスキー(1911-1977):ソナチネ(1952)
  クラウス=ペーター・シュネーガス(1962-):
   忘れられたスケッチ [Esquisses oublieés] Op.13 (1990)
  クルト・ヘッセンベルク(1908-1994):
   ソナタ ロ長調 Op.38 (1952)(グスタフ・シェックに献呈)/
   エレジーとブルレスク Op.71 No.1 (1959)
  アルヴォ・ペルト(1935-):鏡の中の鏡(1978)(フルートとピアノのための版)
 デュオ・ボエティコ・ムジカーレ
  [クリストフ・リートルベルガー(Fl) シュネーガス・美菜子(P)]
 録音:2015年5月、ゼンデザール、ブレーメン|発売:2016年。含・世界初録音。グスタフ・シェック(1901-1984)はハンス=マルティン・リンデらを輩出したドイツのフルート奏者。
 #近現代作品のため著作権料が発生するからか、他アイテムと比べて高額の設定となっています。ご了承下さい。

IsoMike (米) 1SACDあたり¥4950(税抜¥4500)

 SONY の高級ヘッドホン・ケーブルにも採用された KIMBER KABLE 社傘下で、特殊な反射板を用いてマイク・セッティングを行う "IsoMike" という録音方式をレーベル名とするディスク。残念ながら新譜発売は2013年頃で終了しており、レーベル&流通在庫限りと思われる。#ジャズとサンプラーのアイテムはご紹介していませんが、流通在庫が残っている物はお取り寄せ可能です。
 # 「 Romantic Album - Formosan Duo」 [ISOMIKE-5605 | (P) 2013 ] →入手困難。
ISOMIKE-5604
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(1 HYBRID SACD)
5枚価格
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
初綻 [Emerging ] 〜 Fan Ya Lin
 J.S.バッハ:トッカータ ハ短調 BWV.911
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57 「熱情」
 ショパン:夜想曲 Op.48 No.2 /練習曲 Op.25 No.6 /バラード第4番 ヘ短調 Op.52
 ロウエル・リーバーマン(1961-):ガーゴイル Op.29
  Fan Ya Lin (P)
 録音:データ記載無し〔使用機器等はブックレットに詳細記載あり〕|(P) 2012 。
 #レーベル&流通在庫払底のため、大変高額となっています。また、入手出来ない場合はご容赦下さい。
ISOMIKE-5603
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(1 HYBRID SACD)
3枚価格
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
Viktor Uzur - Solo Cello
 レーガー:無伴奏チェロ組曲 ニ短調 Op.131c No.2
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 変ホ長調 BWV.1010
 ジョージ・クラム(1929-):無伴奏チェロ・ソナタ(1955)
 アルフレッド・ピアッティ(1822-1901):無伴奏チェロのための12のカプリス Op.25 より
  〔第7番 ハ長調/第10番 ロ短調〕
 ボルコ・ラディヴォイェヴィチ:2つの小品(1995)
 ヴィクトル・ウズル:バルカニカ(2004)
  ヴィクトル・ウズル(Vc)
 録音:時期未記載、ウェバー州立大学、オグデン、ユタ州、 US |(P) 2011 。
 #レーベル&流通在庫払底のため、大変高額となっています。また、入手出来ない場合はご容赦下さい。
ISOMIKE-5602
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(7 HYBRID SACD)
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集(全18曲)
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ロバート・シルヴァーマン(P)
 録音:データ記載無し〔使用機器等はブックレットに詳細記載あり〕|(P) 2010 。
 # 「 Romantic Album - Formosan Duo」 [ISOMIKE-5598 | (P) 2010 ] →入手困難。
SONOCD-1
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[ISOMIKE-5594]
(HYBRID SACD)
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ダール、マルティヌー、フサ:クラリネットと弦楽のための作品集
 インゴルフ・ダール(1912-1970):
  ヴァイオリン、チェロとクラリネットのための「 Concerto a Tre 」(1947)
 マルティヌー(1890-1959):2つのクラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラと
               チェロのためのセレナード H.334 (1951)
 カレル・フサ(1921-2016):クラリネット、ヴィオラとチェロのための
               「スロヴァキアの喚起 [Evocations de Slovaquie] 」(1951)
  ラッセル・ハーロウ、リー・リヴェングッド(Cl) ダラ・モラレス(Vn)
  レスリー・ハーロウ(Va) ヘスス・モラレス(Vc)
 録音:2005年3月-4月、オーステッド講堂、ヴァル・A.ブロウニング〔ブラウニング〕舞台芸術センター、ウェバー州立大学、オグデン、ユタ州、 US |(P) 2007 。
FSQCD-5
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[ISOMIKE-5804]
(1 HYBRID SACD)
4枚価格
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
フライ・ストリートSQ 〜ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集
 〔第4番 ハ短調 Op.18 No.4 /第13番 変ロ長調 Op.130 /大フーガ 変ロ長調 Op.133 〕
  フライ・ストリートSQ [Fry Street Quartet]
   [ウィリアム・フェードケンホイアー、レベッカ・マクフォール(Vn)
    ラッセル・フォールスタード(Va) アン・フランシス(Vc)]
 録音:2007年8月14日-17日、オーステッド講堂、ヴァル・A. ブロウニング〔ブラウニング〕舞台芸術センター、ウェバー州立大学、オグデン、ユタ州、 US |(P) 2008 。
 #レーベル&流通在庫払底のため、大変高額となっています。また、入手出来ない場合はご容赦下さい。
FSQCD-4
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[ISOMIKE-5801]
(HYBRID SACD)
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
フライ・ストリートSQ 〜ハイドン:弦楽四重奏曲集
 〔第22番 ニ短調 Op.9 No.4, Hob.III: 22 /第82番 ヘ長調 Op.77 No.2, Hob.III: 82 〕
  フライ・ストリートSQ [Fry Street Quartet]
   [ジェシカ・ギデリ、レベッカ・マクフォール(Vn)
    ラッセル・フォールスタード(Va) アン・フランシス(Vc)]
 録音:2005年5月26日-28日、オーステッド講堂、ヴァル・A.ブロウニング〔ブラウニング〕舞台芸術センター、ウェバー州立大学、オグデン、ユタ州、 US |(P) 2006 。
FSQCD-3
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[ISOMIKE-5580]
(2 HYBRID SACD)
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
フライ・ストリートSQ 〜モダニズムの声
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲(*)
  〔第5番 イ長調 Op.18 No.5 /第15番 イ短調 Op.132 〕
 ストラヴィンスキー:弦楽四重奏のための3つの小品
 ネッド・ローレム(1923-):弦楽四重奏曲第4番(1994)
 J.マーク・スカース(1960-):弦楽四重奏曲第1番(2000)
  フライ・ストリートSQ [Fry Street Quartet]
   [ジェシカ・ギデリ、レベッカ・マクフォール(Vn)
    ラッセル・フォールスタード(Va) アン・フランシス(Vc)]
 録音:2004年8月24日-25日(*)、2004年9月25日-27日(*以外)、オーステッド講堂、ヴァル・A. ブロウニング〔ブラウニング〕舞台芸術センター、ウェバー州立大学、オグデン、ユタ州、 US |(P) 2004 。

THE FRY STREET QUARTET (米) 1枚あたり¥4400(税抜¥4000)

 合衆国シカゴにおいて1997年に創設された団体の自主製作盤。メンバーは頻繁に交代している模様。
FSQCD-1
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[CD-R]
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
フライ・ストリートSQ 〜デビュー
 ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番 ホ短調「クロイツェル・ソナタ」
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲弦楽第9番 ハ長調 Op.59 No.3「ラズモフスキー第3番」
  フライ・ストリートSQ [Fry Street Quartet]
   [ロン・ヤン・タン、レベッカ・マクフォール(Vn)
    ラッセル・フォールスタード(Va) アン・フランシス(Vc)]
 録音:時期未判明、 The Carriage House, スタンフォード、コネチカット州、 US |(P) 2001 。初回御案内品番: 5637303433

NORTHEASTERN (米) 1枚あたり¥22000(税抜¥20000)

 合衆国マサチューセッツ州ボストン市に本部を置く、私立のノースイースタン大学が1970年台中頃?から1995年頃まで発売していた、アメリカ近現代音楽中心のレーベル。2017年現在においても珍しい曲目が多く、他レーベルからの再発売もおそらく成されていないため、価格が高騰している。
 #高額のレーベルとなっています。ご注意下さい。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ウォルター・ピストン(1894-1976):
 ピアノ・ソナタ(1926) /
 ピアノ五重奏曲(1949) (*) /
 即興(1945) /パッサカリア(1943)
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
レナード・ホカンソン(P)
ポートランドSQ (*)
 録音:1985年12月、1986年1月、ホートン記念礼拝堂、ウェルズリー大学、ウェルズリー、マサチューセッツ州、 US | (P) 1988 。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ジョージ・チャドウィック(1854-1931):
 弦楽四重奏曲全集 Vol.3
 〔第4番 ホ短調(1896) /第5番 ニ短調(1898) 〕
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ポートランドSQ
 録音:1985年9月-10月、ホートン記念礼拝堂、ウェルズリー大学、ウェルズリー、マサチューセッツ州、 US | (P) 1988 。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ジョージ・チャドウィック(1854-1931):
 弦楽四重奏曲全集 Vol.2
  弦楽四重奏曲第3番 ニ長調(1885) (*) /
  ピアノ五重奏曲 変ホ長調(1887) (#)
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ヴァージニア・エスキン(P;#)
ポートランドSQ
 録音:1984年5月(*)、1986年6月(#)、ホートン記念礼拝堂、ウェルズリー大学、ウェルズリー、マサチューセッツ州、 US | (P) 1988 。
 #流通在庫僅少のため、お届けできない場合はご容赦下さい。
NR-236CD
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[USED]
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ジョージ・チャドウィック(1854-1931):
 弦楽四重奏曲全集 Vol.1
 〔第1番 ト短調(1877?) /第2番 ハ長調(1878) 〕
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ポートランドSQ
 録音:1987年1月、ホートン記念礼拝堂、ウェルズリー大学、ウェルズリー、マサチューセッツ州、 US | (P) 1988 。
 チャドウィックの弦楽四重奏曲は録音が少なく、全集(5曲)は2017年現在でもこのポートランドSQによる物しか無いようだ。
 #Vol.1 は既に新品の流通在庫が無くなっており、中古での御提供となります。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ウォルター・ピストン(1894-1976):弦楽四重奏曲全集 Vol.1
  〔第1番(1933) /第2番(1935) /第3番(1947) (#) 〕
 ポートランドSQ
 録音:1982年11月(#)、1983年(*)、ホートン記念礼拝堂、ウェルズリー大学、ウェルズリー、マサチューセッツ州、 US | (P) 1984 [LP] (+), 1985 [LP] (*), 1988 [CD] 。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ウォルター・ピストン(1894-1976):
 弦楽四重奏曲全集 Vol.2
  〔第4番(1953) (*) /第5番(1962) (#) 〕/
 フルートと弦楽四重奏のための五重奏曲(1942) (+)
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ドリオ・アントニー・
 ドワイヤー(Fl;+)
ポートランドSQ
 録音:1981年頃(#/+)、1982年11月(*)、ホートン記念礼拝堂、ウェルズリー大学、ウェルズリー、マサチューセッツ州、 US | (P) 1982 [LP] (#/+), 1984 [LP] (*), 1988 [CD] 。
 ピストンの弦楽四重奏曲も録音が少なく、全集(5曲)は2017年現在でもこのポートランドSQによる物しか無いようだ。

CANZONE〔KONTRAPUNKT〕 (丁) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 デンマークのレーベル Kontrapunkt を擁する Steeplechase Productions (元々はジャズが専門)が擁するレーベルの一つ。コントラプンクトと同様クラシック専門のはずだが、 Kontrapunkt のカタログにも載っておらず、全くといってよいほど知られていない。下記でご紹介するアイテムが最後のリリースとなっている模様。
CAN-330114/16
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(3CD)
5CD価格
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集
 〔第12番 変ホ長調 Op.127 /第13番 変ロ長調 Op.130 /第14番 嬰ハ短調 Op.131 /
  第15番 イ短調 Op.132 /第16番 ヘ長調 Op.135 〕/大フーガ 変ロ長調 Op.133
 コペンハーゲンSQ
  [Tutter Givskov, Mogens Durholm, violin | Mogens Bruun, viola | Asger Lund Christiansen, cello]
 録音:データ不明| (P) 1981-82? (C) 1999 。分売CD: CAN CD 001, CAN CD 002, CAN CD 003 | (P) 1989 。この団体は1957年創設で、活動は1980年代までと思われる。
 #流通ルートが限られているためか、高額になっています。

GALLERY PLAYERS OF NIAGARA (カナダ) 1枚あたり¥3630(税抜¥3300)

 1994年(資料によっては1993年)創設で主に室内楽に関係する様々な企画(演奏会、音楽家交流、楽譜出版など)を行っている、カナダのナイアガラ地域で活躍する同名団体によるレーベル。2017年現在の発売盤は3点のみ。#当レーベルは CD-R 製版の可能性がございます。また、流通経路が限られ入荷までにお時間がかかります。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
トランスフォーメイション
 ベートーヴェン/パトリック・ジョーダン編曲:ヴァイオリン・ソナタ第5番 Op.24「春」
   (フルート、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための版)
  [ダグラス・ミラー(Fl) キャロル・フジノ(Vn)
   パトリック・ジョーダン(Va) マーガレット・ゲイ(Vc)]
 ラヴェル/トレイバー・ワーグラー編曲:クープランの墓
   (オーボエ、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための版)
  [ジム・メイソン(Ob) ピーター・シャックルトン(Cl)
   ジュリー・バウムガーテル(Vn)
   マーガレット・ゲイ(Vc) レス・デアス(P)]
 シューマン/パトリック・ジョーダン編曲:歌曲集「詩人の恋」
   (バリトン、弦楽四重奏、クラシカル・ギターとコントラバスのための版)
  [ブレット・ポールゲイト(Br)  アイブラーSQ
    〔ジュリア・ウェドマン(Vn1) エイズリン・ノスキー(Vn2)
     パトリック・ジョーダン(Va) マーガレット・ゲイ(Vc)〕

   ティモシー・フェラン(G) ジョセフ・フィリップス(Cb)
  (C) 2014 。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
カナダのオーボエ四重奏曲集
 ジェイムズ・ロルフ(1961-):オーボエ四重奏曲(2006)
 ミヒャエル・エスターレ(1968-): Sunspot Letters (2006)
 ジョン・エイブラム(1959-):オーボエ四重奏曲(2002) (#)
 ピーター・ハッチ(1957-):ウィキ・モーツァルト(2006)
  ジム〔ジェイムズ〕・メイソン(Ob) ジュリー・バウムガーテル(Vn)
  パトリック・ジョーダン(Va) マーガレット・ゲイ(Vc)
 録音:2008年5月、 Humbercrest United Church 、トロント、カナダ。
 (#)を除く3曲は、モーツァルト生誕250周年記念として「オーボエ四重奏曲 K.370 をそのまま回顧するように」と GALLERY PLAYERS OF NIAGARA が各作曲家に委嘱した作品。

ABC (オーストラリア) 特記以外1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 国内&当店未案内旧譜。ご案内済旧譜はこちらから
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
Slava Grigoryan & The Australian String Quartet ‎– Migration
 ラルフ・タウナー(1940-):移住者 [Migration]
 ウォルフガング・ムースピール(1965-): Flexible Sky
 イアン・グランデイジ(1970-): Black Dogs
  スラヴァ・グリゴリヤン(G) オーストラリアSQ
 録音:2016年12月、アカリア文化センター、マウント・バーカー、南オーストラリア| (P) (C) 2017 。

SOLFA (西) 1CDあたり¥3740(税抜¥3400)

 スペイン、カタルーニャのリョレト・デ・マルに本拠を置く録音会社ソルファ(2000年創設)が所有するレーベル。
 旧譜はこちらから
SR-1611210
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【速報】
アントニオ・ソレル(1729-1783)/
 ホアキン・ニン(・イ・カステジャノス)(1878-1949)編曲:12のピアノ・ソナタ
  シラ・アルナンダス(P)
SR-1603270
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【注目盤】
ジュアン・ギンジュアン(1931-):リュドムスへ
 弦楽四重奏曲第1番 [Quartet per a Cordes Núm.1] (2006) (*) /
 ショパン追想 [Recordant Chopin] (2013) (+) /
 混声合唱のための「今もなお夢見る時か?今もなおだ
    [Encara és temps de somniar? Encara]
(2015) (#) /
 6人の打楽器奏者のための「カルメン・アマヤへのオマージュ
    [Homeniatge a Carmen Amaya]
(1986) (**) /
 Homeniatge a Carmen Amaya「セルフ=パラフレーズ [Self-Paráphrase] 」(1997) (++)
 タナSQ (*) [アントワーヌ・メゾノート、イヴァン・ルブリュン(Vn)
        マクシム・ドゥゼール(Va) ジャンヌ・メゾノート(Vc)]

 ジョゼ・メノ(P;+) BCN 216〔打楽器六重奏〕 (**)
 ジュゼプ・ビラ・イ・カザニャス指揮カタルーニャ音楽堂室内cho.(#)
 クラレ・ピアノ・カルテット(++)
   [ジェラルド・クラレ(Vn) クリスティアン・イフリム(Va)
    リュイス・クラレ〔ルイス・クラレット〕(Vc) マルハ・リョレンタ(P)]
 録音:2016年2月20日(*)、2013年6月2日(+)、2013年3月21日(++)、カタルーニャ音楽堂(*/+/++) /2014年11月3日、望徳の聖母礼拝堂(#) /2013年11月7日、カタルーニャ国立劇場(**)、すべて バルセロナ、カタルーニャ、スペイン。
 カタルーニャ作曲界の長老ジュアン・ギンジュアン。アルバム・タイトルのリュドムスは彼の生地で、弦楽四重奏曲第1番はその町に捧げられている。
SR-1603130
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【速報】
シューベルト(1797-1828):
 連作歌曲「冬の旅」D911
ジュアン・
 マルティン・ロユ(Br)
ピエール・レアック(P)
SR-1509050
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【注目盤】
ジプシー・エア〜フルートとピアノのための音楽
 ゴダール(1849-1895):3曲からなるフルートとピアノのための組曲 Op.116
 ピエトロ・モルラッキ(1828-1868):スイスの羊飼い [Il pastore Svizzero]
 サラサーテ(1844-1908):ツィゴイネルワイゼン Op.20 No.1
 サン=サーンス(1835-1921):フルートとピアノのためのロマンス Op.37
 ドナート・ロヴレーリョ(1841-1907):ナポリのこだま Op.41
 ハチャトゥリアン(1903-1978):フルートとピアノのための3つの楽曲
  〔「仮面舞踏会」〜ワルツ/「スパルタクス」〜アダージョ/「ガヤネー」〜剣の舞〕

 サラサーテ:カルメン幻想曲 Op.25
  アリザベト・フランク(Fl) ジュゼプ・ブフォルン(P)
 録音:2015年9月5日-6日、テアトラ=アウディトリ、サン・クガ・ダル・バリェス、カタルーニャ、スペイン|発売:2015年。
風景と黙示録〜器楽アンサンブルとエレクトロアコースティックのための音楽
 ジュゼプ・マリア・グシュ(1967-):フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、
  ピアノとエレクトロアコースティック・テープのための「風景 [Landscape] 」(2000)
 アンドレス・レヴィン=リクテル(1937-):
  フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、打楽器と
   エレクトロアコースティック・テープのための「太陽の旋風 [Solar Vortices] 」(1985)
 ジョアン・ペドロ・オリヴェイラ(1959-):クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、
  ピアノとエレクトロアコースティック・テープのための「虹 [Íris] 」(1999)
 ガブリエル・ブルンシク(1942-):
  フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノと
   エレクトロアコースティック・テープのための「風の家 [La casa de los Vientos] 」(2006)
 ピーター・ジョン・バッカス指揮グループ21
 録音:データ記載なし|発売:2015年。
SR-1503070
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【注目盤】
モーツァルト(1756-1791):ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集
 〔第35番 K.526 /第24番 K.376 /第21番 K.304 /第17番 K.296 〕
  アンミエル・ブシャケヴィツ(P) アヴィガイル・ブシャケヴィツ(P)
 録音:時期の記載なし、カペリャデス、バルセロナ県、カタルーニャ、スペイン|発売:2015年。
SR-1501300
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【注目盤】
森に夢見る〜中南米のギター音楽
 アグスティン・バリオス・マンゴレ(1885-1944):
  郷愁のショーロ [Choro de Saudade] /森に夢見る [Un Sueño en la Floresta]
 エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):ショーロ第1番 [Choros n.1]
 カルロス・ファリニャス(1934-2002):悲しい歌 [Canción Triste]
 アストル・ピアソラ(1921-1992)/アニバル・アリアス(1922-2010)編曲:
  ブエノスアイレスの冬 [Invierno Porteño]
 アストル・ピアソラ/セルジオ・アサド(1952-)編曲:アディオス・ノニーノ [Adios Nonino]
 アグスティン・バリオス・マンゴレ:
  ワルツ Op.8 No.4 [Vals] /フリア・フロリダ(舟歌) [Julia Florida (Barcarola)]
 アリエル・ラミレス(1921-2010)/フェルナンド・アロンソ編曲:
  アルフォンシーナと海(サンバ) [Alfonsina y el Mar (Zamba)]
 ヘスス・ベニテス(1930?-2007):
  鳥たちの踊り(練習曲第2番) [Danza de las Aves (estudio n.2)]
 エクトル・アヤラ(1914-1990):グアラニア [Guaranía]
 マヌエル・ポンセ(1882-1948):メキシコのスケルツィーノ [Scherzino Mexicano]
 エグベルト・ジスモンチ(1947-):水とワイン [Agua e Vinho]
 キケ・シネシ(1960-):抱擁 [El Abrazo]
  カルラス・エライス(G)
 録音:2014年2月、アル・マズノウ、バルセロナ県、カタルーニャ、スペイン|発売:2015年。
SR-1501170
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【注目盤】
オマージュ〜ラモテ・デ・グリグノン、ニン=クルメル:ピアノ作品集
 リカルド・ラモテ・デ・グリグノン(1899-1962): Vesperada / Horai / Suite innominada
 ホアキン・ニン・クルメル(1908-2004):
  3つの印象 [Trois Impressions]
   〔ハバネラ [Habanera] / Les porteuses d'eau, (d'après Goya) /
    トレドの庭園 [Un jardin de Toledo] 〕/

  カタルーニャテーマ(フェデリコ・モンポウへのオマージュ)/
  トナーダ集第4巻 [Tonadas Vol.IV] から
   〔 Ball del vano i del ram / Ratolinesa / Ball de grlandes /
     鳥の歌 [Ball de Sant Farriol i bolangera] / El cant dels ocells / Ball pla i l'esquerrana] 〕

 マリア・リュイーザ・カントゥス(P)
 録音:2015年1月17日-18日、ホテル・サンタ・マルタ、リュレッド・ダ・マール、カタルーニャ、スペイン|発売:2015年。
親密〜フルートとピアノのための音楽
 プーランク(1899-1963):フルートとピアノのためのソナタ
 ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式の小品 / ドビュッシー(1862-1918)シリンクス(+)
 ゲイリー・ショッカー(1959-):後悔と決意 [Regrets & Resolutions]
 ニコライ・カプースチン(1937-):フルートとピアノのための演奏会用練習曲 Op.40 No.1
 クロード・ボラン(1930-):フルートとジャズ・ピアノ・トリオのための組曲(#)
  [アンコール]
   ガーシュウィン(1898-1937):サマータイム(*)
   アストル・ピアソラ(1921-1992):オブリビオン(*)
 パトリシア・ダ・ノ(Fl) クリスティナ・カザーラ(P;+以外)
 ダビド・マングアル(Cb;#) ウリオル・ロカ(ドラムス;#)
 録音:2013年4月12日(*/+) 、年月日データ記載なし(#/無印)、すべて テアトラ=アウディトリ、サン・クガ・ダル・バリェス、カタルーニャ、スペイン、セッション(#/無印)、ライヴ(*/+)|発売:2015年。
パペル・デ・ムジカ25周年〜大作曲家の青年時代のピアノ作品集
 ベートーヴェン(1770-1827):
  エルンスト・ドレスラーの主題による9つのピアノ変奏曲 ハ短調 WoO.63
 リスト(1811-1886):すべての長・短調の訓練のための12のピアノ練習曲
 スクリャービン(1872-1915):ピアノのための10のマズルカ Op.10から
  〔第2番 嬰ヘ短調/第3番 ト短調/第4番 ホ長調/第5番 嬰イ短調/第6番 ハ短調〕

 ラフマニノフ(1873-1943):ピアノのための4つの楽曲
  〔ロマンス/前奏曲/メロディー/ガヴォット〕

 プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.1
 モーツァルト(1756-1791):ピアノのためのアレグロ ハ長調 K.9a (5a)
  アルバ・ベントゥーラ(P)
 録音:データ記載なし|発売:2014年。
 1988年、スペイン、カタルーニャの町カペリャデスに創設された音楽振興財団パペル・デ・ムジカ(同名のコンサートホールの運営やコンクールの主催も行っている)の25周年記念盤。
ア・ラ・ダンサ!〜カダケスの歴史的オルガン(1738)
 アントニオ・マルティン・イ・コル(?-1733/35頃):前奏曲(即興)とガイタによる変奏曲
   [Preludio (improvisado) y Diferencias sobre la Gaita] (1706) (*)
 ディエゴ・フェルナデス・デ・ウエテ(1633/1643-1713):
  タランテラ [Tarantela] (1702) (*/+/#)
 アントニオ・マルティン・イ・コル:
  タンボリレロ(トノ・デ・パラシオ) [Tamborilero (Tono de Palacio)] (1707) (*/+) /
  マリサパロス(俗歌) [Marizápalos (Canción Común)] (1708) (*)
 不詳:スペインのフォリア、アプ・ムダンサス
      [Folías de Espanya ab mudansas] (1730頃、カタルーニャ) (+) /
    フォリア [Folías] (1660頃-1668頃、エル・エスコリアル) (*/+/#)
 アントニオ・マルティン・イ・コル:
  ハカラ [Jácara] (1706) (*/+/#) /カナリオ [Canarios] (1709) (*/+/#)
 不詳:ファンダンゴ [Fandango] (1730頃、カタルーニャ) (*) /
    パバニリャによるビウエラ変奏曲
      [Diferencias en la vihuela sobre la pavanilla]
(1593) (+)
 アントニオ・デ・サンタ・クルス(確認できる活躍期:1700頃):
  「 C qur es cruzado 」によるガイヤルド
    [Gallarda sobre la C que es cruzado]
(1700頃) (+)
 不詳:ホタ [Jota] (1710頃、アビラ) (*/+/#)
 アントニオ・マルティン・イ・コル:マリサパロス(トノ・デ・パラシオ)
    [Marizápalos (tono de palacio)] (1707) (+/#)
 ルイス・ブリセニョ(確認できる活躍期:1610頃-1630頃):
  舞曲、または夜会への登場 [Danza o entrada de sarao español] (1626) (#)
 不詳:失神のトナーダによる作品(愛のトナーダ)
      [Obra sobre la tonada del Desmayo]
(1660-68頃、エル・エスコリアル) (*)
 アンナ・ボンフィイ・レビ(1944-):天国へ歩み行く(オルガンのための息抜き)
      [Ambulare in Caelum (escapades per a orgue)]
(2012) (*)
 クリスティナ・ガルシア・バネガス(1954-):ソフィマル(カンドンベ、即興)
      [SofiMar, candombe (improvisación)]
(2012) (*)
 クリスティナ・ガルシア・バネガス(Org;*)
 マヌエル・ミンギリョン・ニエト(バロックG、ビウエラ;+)
 マヌエル・ビラス(ダブルHp)
 録音:2012年8月8日-9日、サンタ・マリア教区教会、カダケス、カタルーニャ、スペイン|発売:2014年。
バッハからロックまで2台のピアノのための音楽
 J.S.バッハ(1685-1750)/ジャンヌ・ボヴェ(1917-2010)編曲:
  トリオ・ソナタ第1番 変ホ長調 BWV.525(2台のピアノのための版)
 モーツァルト(1756-1791):2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448
 ラフマニノフ(1873-1943):2台のピアノのための組曲第2番 Op.17
 リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):4曲の組曲 [Four Piece Suite]
   〔悲しいサンバ/カントリー・ブルース/ラグタイム・ワルツ/フィナーレ、ハードロックのテンポで〕

 プーランク(1899-1963):シテール島への船出
 ビリー・メイヤール(1902-1959):マドリッド
  エマヌエル・フェレル=ラロエ、クリスティナ・カザーラ(P)
 録音:2012年6月7日、メニル・サン・マルタン、メニル、モンタン、フランス。
 スペイン・バスク出身のエマヌエル・フェレル=ラロエ、カタルーニャ出身のクリスティナ・カザーラによる2台ピアノ音楽史プログラム。

TRITO (西) 特記以外 1CDあたり¥2200(税抜¥2000)

  TD-0111 は再案内(全集完結編発売のため/前回〔初回〕ご案内:2016年2月号) 旧譜はこちらから
TD-0112
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(2CD)
【注目盤】
グラナドス(1867-1916):歌劇「フリェト」(1903)〔カタルーニャ語/全3幕)
 アルベルト・カザルス(T;フリェト) エリカ・アスクリバ(S;ナダラ)
 アラクス・サンマルティ(Br;アルナウ)
 カルラス・ダザ(Br;ギリェム伯爵/マルティ伯爵)
 シャビエ・プチ合唱指揮アウディトリ・アンリク・グラナドス室内cho.
 ハイメ・マルティン指揮カダケスo.
 録音:2016年2月13日、ライヴ、アウディトリ・アンリク・グラナドス、リェイダ、カタルーニャ、スペイン、ライヴ、演奏会形式。おそらく通常のオーケストラ伴奏版(改訂版?)による世界初録音。別演奏者によるピアノ伴奏版(初演版)が、同じくスペインの Columna Musica から発売されている (1CM-0110)
 ブルターニュ(フランス)の民話を基にしてグラナドスが書いた、精霊(フリェト〔フォリェト/フォレット〕)と王女のロマティックな叶わぬ恋を描いたオペラ。予定通りの劇場初演が行われず楽譜も未出版のままだったが、2016年にトリト・エディションから出版され、演奏会形式で上演された。当盤はそのライヴ録音。
TD-0113
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【注目盤】
ジャナンドレア・ノセダのシューマン!
 シューマン(1810-1856):交響曲全集 Vol.2(完結編)
  交響曲第1番 変ロ長調「春」 Op.38 /
  交響曲第4番 ニ短調 Op.120
ジャナンドレア・ノセダ指揮
カダケスo.
 録音:2016年3月31日、アウディトリオ、サラゴサ、スペイン、ライヴ。ジャナンドレア・ノセダ&カダケスo. によるシューマン交響曲全集完結。
 1988年、バルセロナ近郊の町カダケスで開かれる音楽祭のために創設されたカダケスo. は、スペイン国内の主要オーケストラのコンサートマスターや首席奏者、またヨーロッパ各国の著名なオーケストラで活躍する奏者たちによって構成されるオーケストラ。ジャナンドレア・ノセダ(1964年ミラノ生まれ)は同楽団が開催するカダケス国際指揮者コンクールの第1回(1994年)優勝者で、直後に首席指揮者に就任し現在に至っている。その後のノセダの快進撃は周知のとおり。
TD-0111
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【注目盤】
ジャナンドレア・ノセダのシューマン!
 シューマン(1810-1856):交響曲全集 Vol.1
  交響曲第2番 ハ長調 Op.61 (*) /
  交響曲第3番 変ホ長調「ライン」 Op.97 (+)
ジャナンドレア・ノセダ指揮
カダケスo.
 録音:2010年4月30日、アウディトリオ、サラゴサ(*) /2015年2月25日、アウディトリ、バルセロナ(+)、共にスペイン、ライヴ。前出: TD-0087 (*) 〔 + シューベルト〕。当盤は初出の(+)と既出の(*)との組み合わせ。当レーベルのベストセラー、ブラームス (TD-0053/54|録音:2008年1月) に続く交響曲全集シリーズとなった。

ABP Musique Classique (仏) 1枚あたり¥3740(税抜¥3400)

 2015年に国内へ新規案内されたフランスのレーベル、2年振りとなる第3回御案内。
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
 〔第1番 ト長調「雨の歌」 Op.78 /第2番 イ長調 Op.100 /
  第3番 ニ短調 Op.108 /F.A.E.ソナタ〜スケルツォ〕
 マリー・カンタグリル(Vn) 五島史誉(P)
 録音:時期未記載、マリアック城、モンレアル=デュ=ジェール、フランス| (C) 2017 。 マリー・カンタグリルはフランス出身の女性ヴァイオリニストで、ヴァイオリンをエレーヌ・グランゴーの指導のもと5歳で始め、後にモスクワ・チャイコフスキー音楽院、グルノーブル国立音楽院で学び、ピエール・ランティエ国際コンクール、アンリ・ヴュータン国際コンクールに上位入賞し現在、ソロを中心に活動している。このブラームスでは、東京藝術大学を卒業後、ドイツのフォルクヴァング音楽大学、イタリアのイモラ音楽院で研鑽を積んだ日本人ピアニスト、五島史誉と“ヴァイオリン・ソナタ "全曲を収録。ふくよかな音色で情感豊かに、力強く演奏している。

ANALEKTA (加) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

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「残された世界」〜マックス・リヒター、ポートレイト
 メイン・タイトル/ドナ・ノービス・パーチェム2/ノーヴェンバー/ザ・ジャーニー、ノット・ザ・デスティネイション/
 オータム・ミュージック2/フラグメント/エンバーズ/オン・ザ・ネイチャー・オヴ・デイライト/
 リトゥン・オン・ザ・スカイ/スケッチブック/哲学の慰め/シー・リメンバーズ/アンダンテ/
 リフレクション(エンド・タイトル)/ディパーチャー(ララバイ)/ザ・クオリティ・オヴ・マーシー/ルミナス/
 パス19(イェット・フレイレスト)/マーシー/ウィンターII

 アンジェル・デュボー(Vn) ラ・ピエタ
 アナレクタ(Analekta)の看板アーティストであり、カナダの国民的ヴァイオリニスト、アンジェル・デュボーと自らが創設した女流奏者のみによる弦楽オーケストラ、ラ・ピエタ。フィリップ・グラス、アルヴォ・ペルト、ジョン・アダムズ、ルドヴィコ・エイナウディと続いた、ミニマルミュージック、現代音楽を取り上げる「ポートレイト」シリーズ。最新作は、映画『メッセージ』、『ダンサー』、海外ドラマ『TABOO』など、多くのドラマや映画の音楽を手がけ、睡眠のためのアルバム『SLEEP』が話題を呼ぶなど、映画音楽、ミニマル・ミュージック、ポスト・クラシカルの分野で注目を集めている作曲家、マックス・リヒターの音楽。繊細で鮮烈なマックス・リヒターの旋律を、アンジェル・デュボーのヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのアレンジでお届けする。
マテュー:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.25
 (ケベック協奏曲の原典版)
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
アラン・ルフェーヴル(P)
ジョアン・ファレッタ指揮
バッファローpo.
 録音:2017年2月、クラインハンス音楽ホール、バッファロー、ニューヨーク、 US 。 カナダを代表するコンポーザー=ピアニストの1人、アラン・ルフェーヴルとジョアン・ファレッタ&バッファロー・フィルが共演!ルフェーヴルは、ケント・ナガノ&モントリオールso. とのラフマニノフ&スクリャービン(AN29288)以来となる協奏曲録音は、"カナダ、ケベックのモーツァルト"とも称され、ラフマニノフからも一目置かれていたという逸話を持つ夭折の天才作曲家、アンドレ・マテュー(1929-1968)のピアノ協奏曲第3番。1942年の秋に当時13歳(!)だったマテューが作曲を初め、翌夏に完成させた「ピアノ協奏曲第3番は、2008年にジョージ・ニコルソンが作曲者直筆のスコアを発見し、アラン・ルフェーヴルらと共に3年の歳月を費やして復元を施した後、2017年2月に世界初演が実現した作品。1976年のモントリオール五輪でもその作品が演奏され、どこかラフマニノフを彷彿とさせる美しい旋律と劇的な作風が人気を博し、近年ではフィギュアスケートで用いられる機会も多いマテューの音楽。
ハープのための三重奏曲集
 イベール:ヴァイオリン、チェロとハープのための三重奏曲
 ルニエ:ヴァイオリン、チェロとハープのための三重奏曲
 ハルヴォルセン:ヴァイオリンとチェロのためのパッサカリア ト短調
  (ヘンデル:鍵盤楽器のための組曲第7番 HWV.432 より)
 シューベルト/リスト編曲:涙の賛美 S.557, R.242
  ヴァレリー・ミロ(Hp)
  ステファヌ・テトロー(Vc) アントワーヌ・バライル(Vn)
 カナダ、ケベックの華麗なるハーピスト、ヴァレリー・ミロのニュー・アルバムは、チェリストのステファヌ・テトロー、ヴァイオリニストのアントワーヌ・バライルといった若き優れたミュージシャンたちと組んだ三重奏曲集。ジャック・イベール、アンリエット・ルニエといった20世紀前半のフランスの作品を中心に、ヘンデルの組曲を元にヨハン・ハルヴォルセンが改作した「パッサカリア」や、シューベルトの歌曲のトランスクリプションも収録するなどプログラミングも秀逸。

CHRISTOPHORUS 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

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フランツ・クサーヴァー・リヒター(1709-1789):
 シンフォニア 変ロ長調/トリオ・ソナタ イ短調 Op.4 No.6 /シンフォニア・コン・フーガ ト短調/
 オーボエ協奏曲 ト短調/トリオ・ソナタ ニ長調 Op.3 No.3 /シンフォニア ト短調

 クセニア・レフラー(Ob) ペーテル・バルシ(Vn)指揮
 カプリコルヌス・コンソート・バーゼル
 録音:2017年1月30日-2月2日、スイス。 スイスのバーゼル・スコラ・カントルムで学んだアーティスト達によって結成されたピリオド・アンサンブル、カプリコルヌス・コンソート・バーゼル。マンハイム宮廷の作曲家グループ、いわゆるマンハイム楽派を代表する作曲家、フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789)の壮麗な器楽作品を上質な演奏で。オーボエ協奏曲のソリストは、ベルリン古楽アカデミーの首席オーボエ奏者であり、2016年には同楽団と来日も果たしたクセニア・レフラー。
宗教改革期のドイツの歌
 マルティン・ルター:神はわがやぐら/他、ルートヴィヒ・ゼンフル、オルランドゥス・ラッスス(1532-1694)、
 ハンス・ノイジードラー、ハンス・レーオ・ハスラー、レオンハルト・レヒナー、ヨハン・ヘルマン・シャインの作品

 ザビーネ・ルッツェンベルガー(Ms)指揮アンサンブル・ペル・ソナット
 録音:2017年2月14日-16日、ドイツ。 中世からルネサンスの音楽を専門とする歌手、ザビーネ・ルッツェンベルガーと、彼女が芸術監督を務める古楽アンサンブル"ペル=ソナット(PER-SONAT)"による宗教改革500周年記念盤。マルティン・ルターは宗教家としての功績はもとより、音楽家としても後世に大きな影響を与え、ルターが作詞作曲した讃美歌「神はわがやぐら」は、J.S.バッハのコラールや、メンデルスゾーンの交響曲など、様々な作品に使用されている。また、それまでラテン語で歌われていた賛美歌にドイツ語の使用を推進し、ドイツ・リートの基礎も作り出した。ルネサンス・ガンバ、リローネ(リラ・ダ・ガンバ)、ルネサンス・ヴァイオリン、リュート、ヴィオラ・ダルコなどのピリオド楽器に乗せたルッツェンベルガーの柔らかい歌声で、宗教改革の行われた16世紀ドイツの歌を歌う。

DELPHIAN (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

さやかに星はきらめき〜マートンのクリスマス
 ラッター:楽園の全ての鐘/羊飼いの角笛のキャロル / ポストン:イエス・キリスト/りんごの木
 メンデルスゾーン/ウィルコックス編曲:天には栄え / ベルリオーズ:羊飼いたちの聖家族への別れ
 伝承曲/ウィルコックス編曲:嬰児が我らに生まれ / ダーク:木枯らしの風ほえたけり
 チルコット:羊飼いのキャロル / ハドリー:私は乙女を歌う / グル―バー/ラッター編曲:きよしこの夜
 アダン/ラッター編曲:さやかに星はきらめき / イギリス伝承曲/サリヴァン編曲:天なる神にはみ栄えあれ
 チルコット:暁の鳥 / カークパトリック/ウィルコックス編曲:かいばのおけで
 ドイツ伝承曲/ピアソール編曲:もろびと声あげ / ヒューイット・ジョーンズ:御使いうたいて
 ウェイド/ウィルコックス編曲:神の御子は / ローリゼン:おお、大きなる神秘

 ベンジャミン・ニコラス指揮オックスフォード・マートン・カレッジcho.、オックスフォードpo.
 録音:2016年6月27日-29日、マートン・カレッジ・チャペル、オックスフォード、 UK 。 創設から9年とイギリスのカレッジ合唱団の中では歴史は浅いものの、英国合唱界の2人の名匠ベンジャミン・ニコラスとピーター・フィリップスの指導の下、瞬く間にオックスフォード大学の混声cho. の代表的存在の1つとなったマートン・カレッジ合唱団。オックスフォード・フィルとの共演によるクリスマス・プログラムでは、イギリス合唱界の神様的存在ジョン・ラッターの2つの作品や、ローリゼンの「おお、大いなる神秘」など、数々の名作を収録。タリス・スコラーズとも縁が深いマートン・カレッジの合唱団が織り成すハーモニーで荘厳なる音楽をお楽しみ頂きたい。
天の女王のための音楽〜聖母マリアのためのモテット集
 ガブリエル・ジャクソン:ようこそ天の女王 / ジュディス・ウィアー:めでたし、天の女王
 ハーバート・ハウエルズ:天の女王 / アンジェイ・パヌフニク:聖母マリアへの歌
 セシリア・マクドウォール:うるわしき救い主の御母 / マシュー・マーティン:めでたし、いとも聖なる乙女
 シェリル・フランシス=フォード:喜び給へ / ヒラリー・キャンベル:アヴェ・マリア
 スティーヴン・ドッジソン:おやすみなさい、イエスよ / ロクサンナ・パヌフニク:マニフィカト
 ジェイムズ・マクミラン:めでたし、海の星

 ロリー・マクリーリー(CT/ディレクター) マリアン・コンソート
  [シャーロット・アシュリー、セシリア・オズモンド(S) ハンナ・クック(A)
   アレックス・チャンス(CT) ガイ・カッティング、トーマス・ケリー(T)
   ローレンス・ホワイト(Br) ニック・アシュビー(B)]
 録音:2017年1月10日-12日、セント・マイケル教会、ハイゲート、 UK 。 エディンバラ・セント・メアリー大聖堂の少年聖歌隊員としてキャリアをスタートさせた若きカウンターテナー、ロリー・マクリーリーによって、2007年にオックスフォード大学で結成され、"聖母マリア"の名を冠し、イギリスの声楽、古楽界に彗星の如く現れた若きヴォーカル・アンサンブル、マリアン・コンソート!音楽学者でもあるリーダー、ロリー・マクリーリーの研究、時代考証に基づき、15世紀〜17世紀を中心に、全ての時代の教会音楽に取り組み続けている。今回の「天の女王のための音楽」には、去る6月のタリス・スコラーズの日本ツアーで来日した、シャーロット・アシュリー、ガイ・カッティングが参加しているところポイント。マリアン・コンソートの8枚目となるレコーディングは、20世紀から現代にかけて活躍した、または活躍中の作曲家たちによる、洗練された旋律美と荘厳な雰囲気を兼ね備えた「聖母マリアのためのモテット集」。
最後の島 〜マックスウェル・デイヴィス(1934-2016):室内楽作品集
 弦楽六重奏のための「最後の島」/ピアノのための「サンデー島からの手紙」/弦楽三重奏曲/
 ピアノ四重奏のための「2つの夜想曲」/ヴァイオリンとチェロのための「子守歌」/オーボエ四重奏曲/
 ピアノのための「ジェニファーへのバースデーカード」/ヴァイオリンとピアノのためのソナタ/弦楽四重奏曲断章

 ヘブリディーズ・アンサンブル
 録音:2017年1月27日-29日、グレイフライアーズ教会、エディンバラ、 UK 。 グレートブリテン島の北東、スコットランドに属するオークニー諸島に移住した後に作曲されたピーター・マックスウェル・デイヴィス(1934-2016)の室内楽作品集。かつてスコットランド室内o. の首席チェリストを務め、ヘブリディーズ・アンサンブル(ヘブリデス・アンサンブル)の創設者兼芸術監督として活躍するウィリアム・コンウェイは、マックスウェル・デイヴィスから「ストラスクライド協奏曲第2番をはじめ、様々な作品を献呈されるなど親交を深めたエピソードの持ち主。1991年の創設以降、スコットランドを代表する室内楽団の1つとして活動を続けるヘブリディーズ・アンサンブルが、縁の深いマックスウェル・デイヴィスの室内楽作品の再評価の機運を高めてくれることだろう。

ARTE DELL 'ARCO JAPAN 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 #2017年10月中旬以降発売予定。当レーベルからの新発売&旧譜再発分はこちらから
ADJ-055
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(2CD)
J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏
 ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ BWV.1001-1006
若松夏美(Vn)
 録音:2014年3月18日-20日、2015年8月12日-15日、2015年10月9日-11日、コピスみよし、埼玉。使用楽器: Carlo Tononi [Bologna], 1700 。 『「6曲のヴァイオリン・ソロ」はヴァイオリンひとつだけでバスも旋律も同時に鳴らし、フーガを構築し、それぞれの舞曲に様々な表情を与え、1曲また1曲と違う趣向をもって作曲された。(中略)バッハがこの曲集を誰に献呈するでもなく浄書したのは、自身の到達した想像力の高みを、見た目にも美しいセットにしておこうという気持ちになったからかもしれない。そして、それが300年後の私たちの譜面台の上に置かれるとは思いもしなかっただろう。』(若松夏美/ライナーノーツより) 長年日本の古楽界を牽引してきた若松夏美がついにバッハの無伴奏全曲録音をリリースする。若松夏美はバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のリーダーとしてカンタータ全曲録音の殆ど全てに参加。現在 BCJおよびオーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)のコンサート・マスターをつとめる傍ら、鈴木秀美を中心とする室内楽など積極的な演奏活動を展開している。バッハのあらゆる作品を弾いてきた若松だからこそ表現できる唯一無二の世界。己に向き合い、対話する、若松夏美によるバッハ無伴奏をご堪能頂きたい。

AUDITE (独) 
 価格帯記載無し[CD]:特記以外 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)
 価格帯B[SACD]:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
J.S.バッハ(1685-1750):
 ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
ケマル・チェム・イルマズ(P)
 録音:2016年4月4日-7日、イエス・キリスト教会、ダーレム、ベルリン、ドイツ。 トルコ生まれドイツ育ちのケマル・チェム・イルマズがゴルトベルク変奏曲を録音した。トルコ人の両親に生まれたイルマズはドイツ、ランゲンハーゲンにて8歳よりピアノを始め、その後ハノーファー、デトモルトなどで研鑽を積んだ。2002年にはエスキシェヒルで開かれたトルコ・ピアノ・コンクールで優勝。現在はソロ活動を中心にトルコ、ドイツを拠点に活躍している。ドイツで学びつつも自身のルーツを感じる独自のピアニズムが特徴。なお、ハノーファーにて12年もの間、イルマズはタクシー運転手もしていたとのこと!異色の経歴をもつイルマズ、期待のゴルトベルク変奏曲。
レーガー(1873-1916):
 弦楽三重奏曲〔第2番 ニ短調 Op.141b /第1番 イ短調 Op.77b 〕/
 ピアノ四重奏曲第2番 イ短調 Op.133 (#)
 トリオ・リリコ
  [フランチスカ・ピーチ(Vn) ソフィア・ロイター(Va) ヨハネス・クレープス(Vc)]

 デトレーフ・アイシンガー(P;#)
 録音:2016年9月25日-27日(#以外) 、2016年11月21日(#)、イエス・キリスト教会、ダーレム、ベルリン、ドイツ。 ヴァイオリニスト、フランチスカ・ピーチ率いる弦楽三重奏団“トリオ・リリコ "のデビュー・アルバム。注目の第1弾はレーガーを取り上げた。後期ロマン主義の重厚な作風で舞台音楽を除くすべての分野に多数の作品を残したレーガー。室内楽の分野でも注目すべき作品を残した。ここに収録された弦楽三重奏曲とピアノ四重奏曲もレーガーの作品の特徴である大バッハの様式の再現としての擬古典作品。トリオ・リリコの演奏はまるでオルガンを思わせるような堂々たる重音とともに各声部が立体的な響きを作り上げている。トリオ・リリコは2014年結成。古典から現代まで幅広いレパートリーで積極的なコンサート活動を展開している。メンバーそれぞれの個性を引き出しながらトリオ・リリコとしての色を作り上げている。
プロコフィエフ(1891-1953):ヴァイオリン協奏曲集
 〔第1番 ニ長調 Op.19 /第2番 ト短調 Op.63 〕
フランチスカ・ピーチ(Vn)
クリスティアン・マチェラル指揮
ベルリン・ドイツso.
 録音:2017年3月13日-16日、イエス・キリスト教会、ダーレム、ベルリン、ドイツ。。 auditeレーベルが最も力を注ぎ録音をしているアーティストの一人、フランチスカ・ピーチがプロコフィエフの協奏曲を録音。第1番は独特の緊張感と宇宙的な広がりをみせる幻想的な和声が展開される個性的な作品。第2楽章スケルツォでの技巧的な独奏の小気味よさと両端楽章の美しい抒情性と浮遊感が絶品。ピーチはこの世界観を濃淡をつけて演奏。オーケストラとヴァイオリン独奏が見事に対話しているかのように演奏を展開している。第2番はヴァイオリン独奏ではじまりヴァイオリニストの個性が冒頭から発揮される作品。ピーチは情熱的ながらも祈るように深い味わいをもって演奏をしている。

AURORA (諾)  1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

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サン [Saan] 〜ヤン・エーリク・ミカルセン(1979-):
 トリオと管弦楽のための「サン [Saan/山] 」(2016) (*)
  [ POING 〔フローデ・ハルトリ(アコーディオン) ロルフ=エーリク・ニューストレム(Sax)/
         ホーコン・テリーン(Cb)〕
 ハンナ・チャン指揮オスロpo.]/
 管弦楽のための「ソングル [Songr/歌] 」(2014) (#)
  [ミゲル・ハース=ベドーヤ指揮ノルウェー放送o.]/
 管弦楽のための「パーツ II [Parts II] 」(2010) (+)
  [ダリア・スタセフスカ指揮オスロpo.]
 録音:2016年4月(+)、2017年1月(*)、オスロ・コンサートホール(*/+) /2016年8月ノルウェー放送(NRK)大スタジオ、オスロ(#) 。 ノルウェー現代音楽シーンのニューフェースのひとり、ヤン・エーリク・ミカルセンの「ポートレート」アルバム。ミカルセンは、1979年、クリスティアンスンに生まれ、グリーグ・アカデミーのモッテン・アイデ・ペーデシェン、デンマーク王立音楽アカデミーのハンス・エーブラハムセンとベント・サーアンセン--「オーケストレーションに素晴らしく造詣の深い作曲家たち」(ミカルセン)--に学んだ。「ポスト・ポスト・ロマンティックな文脈スタイル……民俗音楽に由来するオーバートーン・スケールによるハーモニー……リヒャルト・シュトラウスと後期ロマンティックのシェーンベルクから、メシアン、さらにはリゲティの跡をたどる姿を思い描いている」。ミカルセンの管弦楽作品の特徴として、豊かなエクスチュアと「北欧の音色」を挙げることが出来る。「サン」(韓国語の「山」)は、オスロ・フィルハーモニックの委嘱により作曲された作品。「ロンターノ(遠くの)」「プラシード(穏やかな)」「ロンターノ」の3楽章構成。アコーディオンとサクソフォンとコントラバスのトリオ、POINGをオーケストラの前面に置いて演奏することを想定。チャング、ブク、パクなど朝鮮半島の打楽器も使われる。トロンハイムso. の首席指揮者に就任するハンナ・チャン(1982-)の指揮で2017年1月12日に初演。翌日、アルバムのための録音セッションが行われた。「パーツII」は、2012年1月20日、2011年度武満徹作曲賞のファイナルで東京po. により初演され、TONO(ノルウェー著作権協会)の主 宰する2012年度エドヴァルド賞を受賞した作品。「ロンターノ」「(指定なし)」「ペザンテ(重量感のある)」「ロンターノ」の4つのセクションから構成、さまざまな「パーツ(部品)」がアーチを形成していく姿が描かれる。ダリア・スタセフスカ(1984-)は、ウクライナ、キエフ生まれの指揮者。オスロ、トロンハイムのオーケストラに客演、2016年のヘルシンキ・フェスティヴァルではオープニング・コンサートを指揮した。 ノルウェー放送o. の委嘱で作曲された「ソングル」(古ノール語で「歌」)は、オーケストラの幅広いパレットを使って音風景を描いた作品。ハープと2つのヴァイオリンを四分音で調律、民俗楽器のハリングフェレが「オーケストラの楽器」として使われる。2つの「ロンターノ」と「デジデラーレ(希望、憧れ)」の3楽章。ノルウェー放送o. と首席指揮者ミゲル・ハース=ベドーヤ(1968-)のアルバム『変奏曲による変奏曲』(ACD-5096/2016年秋録音)に収録された。

BONGIOVANNI 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)

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パイジェッロ:歌劇「パルミアのゼノビア」
 レオナルド・コルテッラッツィ(アウレリアーノ) ロザンナ・サヴォイア(ゼノビア)
 トニア・ランジェラ(アルサーチェ)他
 フランチェスコ・オマッジーニ指揮サン・カルロ歌劇場o.
 録音:2016年5月22日、24日、ライヴ。『これがおそらく世界初CD化と思われる』とのこと。 歴史上にミステリアスな魅力を残したパルミア王国の女王・ゼノビアを描いたオペラ作品。3世紀にローマ帝国から独立しアラビアやエジプトなどを 支配したパルミア王国において、有力者であった夫を暗殺されたゼノビアは自ら権力者となり女王を名乗り、王国の隆盛に大きく関わった(その暗殺はゼノビアが仕込んだという説も)。音楽は長調の曲が多く、古典派のスッキリした響きが小気味よい。貴重な録音。オペラマニア注目。
ヴィヴァルディ:歌劇「ジュスティーノ」 RV.717 (1724)
 ジャンルーカ・ベルフィオーリ・ドーロ、リンダ・カンパネッラ、
 シルヴィア・ボッサ、マヌエラ・クステル、レオナルド・デ・リージ、他

 エステヴァン・ヴェラルディ指揮アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソート
 録音:データ記載無し/ (C) 2002 。 廃盤だったアイテムの再プレス。 ヴィヴァルディがローマを拠点としていた時期の作品。実に CD 4枚を要する超巨大作だが、脂の乗った音楽はどこをとっても最高。 DECCA から発売されたバルトリのヴィヴァルディ・アリア集の中に2つのアリアが収録されていたのをご記憶の方も多いはず。

CLAVES (瑞) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

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幻想〜ピアノとギターのための作品集
 ルチアナ・ギガッツィ&マウリツィオ・コロンナ(1959-):フォルメンテラ島/セザンヌ
 カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):幻想曲 Op.145 / ハンス・ハウク(1900-1967):幻想曲
 ジェラルド・シュヴェルツベルガー(1941-2014):ラテン組曲 / ジョン・W.デュアート(1919-2004):合奏曲 Op.72
 パオロ・ペッシーナ(1969-):哀歌「ピアソラへのオマージュ」
 ピアソラ(1921-1992):言葉のないミロンガ/ブエノスアイレスの夏/ブエノスアイレスの冬

 デュオ・ペルラムジカ[ソフィー・ルーダズ・ムドリー(P) グレゴリー・スカレシア(G)]
 録音:2014年7月、サクソン、スイス。 ピアノとギターいう珍しい組み合わせのこのデュオは2008年結成。結成前からのキャリアを入れると既に15年の共演歴を誇る。両楽器の音量バランスの難しさからお互いの音を繊細に聴き分けるのに非常に苦労が伴うデュオ作品だが、デュオ・ペルラムジカは流石に長年の経験から絶妙なバランスで弾き分けている。19世紀から20世紀のレパートリーをおさめたこのアルバムにはカステルヌオーヴォ=テデスコ、ピアソラをはじめギガッツィ&コロンナ、シュヴェルツベルガーなどの作品を収録。幻想的で哀愁漂う世界が広がる。ギター・ファン必聴のアルバム。
マーラー(1860-1911)/クラウス・ジーモン編曲:交響曲第4番(室内アンサンブル版)
アルトゥル・シュナーベル(1882-1951)/グラツィエッラ・コントラート編曲:室内アンサンブル版歌曲集
 〔それから Op.11 No.2 /マリアの歌 Op.11 No.4 /わが子よ、私は行く Op.11 No.7 /
  夜景 Op.14 No.14 / Heisst es viel dich bitten? Op.14 No.16 〕

 ラヘル・ハルニッシュ(S)
 グラツィエッラ・コントラート指揮ミューテン・アンサンブルo.
 録音:2016年7月、ブルネンホフ・ラジオスタジオ、チューリヒ、スイス。 作曲家、ピアニスト、指揮者として活躍のドイツのクラウス・ジーモンが編曲したマーラーの交響曲第4番は実演、録音でも高い評価を得ている。マーラーの豊かな響きを室内アンサンブルで表現しているこの編曲では、マーラーの特質した美しい旋律を際立たせている。さらにピアノ、アコーディオンが加わることによりしっかりとした構築を示し、原曲の雄大な響きも堪能出来る。透明度の高いこの名曲の新たな魅力を再発見できる編曲。そして注目はアルトゥル・シュナーベル(1882-1951)の歌曲。シュナーベルといえばピアノの名手と知られ、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集をはじめ数々の名録音を残してきた。ピアニストとしてだけでなく作曲家としてもその才を認められたシュナーベルは“創造するヴィルトゥーオソ "として3つの交響曲、5つの弦楽四重奏曲、ピアノ協奏曲、ピアノのための7つの小品、そして歌曲などを残した。ここに収録された歌曲からの抜粋では当演奏の女流指揮者グラツィエッラ・コントラットによる編曲で、室内アンサンブルの伴奏でお楽しみ頂ける。この歌曲集はシュナーベルの後の伴侶となったテレーゼ・ベーアのために書かれており、そのどれもが美しい旋律を呈する。
ショパン(1810-1849):リサイタル
 4つのマズルカ Op.17 /2つの夜想曲 Op.32 /前奏曲 嬰ハ短調 Op.45 /
 バラード第4番 ヘ短調 Op.52 /2つの夜想曲 Op.48 /ポロネーズ第7番 変イ長調 Op.61「幻想」

 フィンギン・コリンズ(P)
 録音:2016年5月20日-21日、第1スタジオ、RTE ラジオ・センター、ダブリン、 UK 。 コリンズは1977年アイルランドのダブリンに生まれ。1999年クララ・ハスキル・コンクールで優勝して以来、着実にそのキャリアをのばしてきた。歌心あふれる丁寧なタッチと豊かな表現力で聴衆を魅了してきたフィンギンは、Clavesレーベルで進めているシューマンのピアノ独奏曲全曲録音のうち第1集(502601)および第3集(502806)に参加。いずれも高い評価を得てきたが、40才を前についにショパンの作品に挑んだ。細部にまで神経のいき届いた美しいタッチで奏でられるコリンズのショパンに期待が膨らむ。
鈴木隆太郎、デビュー
 スカルラッティ(1685-1757):ソナタ〔ホ長調 K.380 /ニ短調 K.141 〕
 ラヴェル(1875-1937):クープランの墓
 モーツァルト(1756-1791):ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310
 リスト(1811-1886):歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の回想
  鈴木隆太郎(P|使用楽器: Steinway & Sons
 録音:2017年4月5日-8日、ラ・ショー=ド=フォン、スイス。小糸恵のバッハのオルガン作品集をはじめとする録音で高い評価を得ている Claves レーベルでもおなじみの録音技師、ジャン=クロード・ガブレルが自ら「 Label G 」を始動。第1弾は1990年鎌倉に生まれた新進気鋭のピアニスト鈴木隆太郎のデビュー盤。 鈴木隆太郎は2008年に栄光学園高等学校を卒業後、渡仏。パリ国立高等音楽院にて、ブルーノ・リグット、オルタンス・カルティエ=ブレッソン、ミシェル・ダルベルト、ミシェル・ベロフ各氏に師事。現在は、イタリアのフィレンツェでエリソ・ヴィルサラーゼのもと研鑽を積み、パリを拠点に演奏活動を行っている。これまでに、2015年イル・ド・フランス国際ピアノ・コンクール第1位、カンピージョス国際ピアノ・コンクール第2位、エミール・ギレリス国際ピアノ・コンクール第2位、2017年ヴァルティドネ国際音楽コンクール第2位をはじめ、多数の国際コンクールで優秀な成績を収めている今最も活躍が期待されるピアニストの一人。注目のデビュー盤はコンサート・ピアニストとしての音楽的な経験から鈴木自身が選び抜いた作品で構成。選曲も秀逸でスカルラッティのソナタにはじまり、ラヴェルのクープランの墓、モーツァルトのピアノ・ソナタ第8番、そしてリストの「ドン・ジョヴァンニ」の回想を収録した。驚くべき洗練された繊細なタッチと音楽への敬愛を感じるこの上なき美しい音色は、聴き手を虜にしてしまう、まるで魔法のようだ。確かな技術から裏付けされた演奏はヨーロッパで研鑽を積む鈴木隆太郎の今を知れる会心の出来栄え。ヨーロッパはもちろんのこと、日本での活躍も期待せずにはいられない大注目のピアニスト鈴木隆太郎の演奏をご堪能頂ける。ガブレルのこだわりの録音にもご期待頂きたい。

エストニア・レコード・プロダクション 特記以外 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 エストニア・レコード・プロダクション [ESTONIAN RECORD PRODUCTION] は、エストニアの作曲家ペーテル・ヴェヒと音楽プロデューサーであるティーナ・ヨキネンが創設したエストニアを代表する独立系レーベル。
 ご案内済旧譜はこちらから
ERP-9817
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(2CD)
ブラームス:ピアノ協奏曲〔第1番/第2番〕
ブリテン:音楽の夜会
マーラー/ブリテン編曲:野原の花々が私に語ること
ウェーバー:祝典序曲「歓呼」
カレ・ランダル(P)
ネーメ・ヤルヴィ指揮
エストニア国立so.
 エストニアの巨匠ネーメ・ヤルヴィは、2010年から再び故郷エストニア国立so. の首席指揮者兼音楽監督に就任し、同楽団と良好な関係を築いている。本作は2017年に80歳を迎えたネーメ・ヤルヴィを祝して、エストニア出身のピアニスト、カレ・ランダルとの協奏曲をカップリングしてリリースしている「グレート・マエストロ」シリーズからのリリース。演目は、カレ・ランダルとのブラームスのピアノ協奏曲2作品。そして、ロッシーニの歌曲集をブリテンがオーケストレーションした『音楽の夜会』。マーラーの交響曲第3番第2楽章からブリテンが編曲した『野原の花々が私に語ること』。ザクセン王国の在位55周年を記念する祝典用に作曲されたウェーバーの祝典 序曲『歓呼』という充実した内容の2枚組。エストニア国立so. は1926年に放送オーケストラとして創設。ネーメ・ヤルヴィはタリン音楽院在学中に同楽団(旧・エストニア放送so. )の打楽器奏者として活躍、その後指揮者として1963年から1980年の長きにわたり首席指揮者を務め、エストニアを代表するオーケストラに成長させた。2007年よりオラリ・エルツが首席指揮者としてエストニア作曲家の作品を初演するなど精力的に活動し、2010年に再びネーメ・ヤルヴィが復帰した。カレ・ランダルは1981年国際シューマン・コンクール入賞、1982年チャイコフスキー国際コンクール第4位、1985年ミュンヘン国際音楽コンクール優勝など輝かしいコンクール受賞歴があり、50以上のピアノ協奏曲のレパートリーをもち、世界中のオーケストラや指揮者と共演している。
 #2017年10月下旬以降発売予定。

HANSSLER 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
きよしこの夜〜パンフルート・クリスマス
 Frohliche Weihnacht /高き空より/ Morgen Kinder, wird's was geben / Ihr Kinderlein kommet /
 Lasst uns froh und munter sein / Was soll das bedeuten / Schneeflockchen, Weisrockchen /
 Suser die Glocken nie klingen / Jingle Bells / Kling, Glockchen kling / Leise rieselt der Schnee /
 Away in a Manger / Alle Jahre wieder / Maria durch den Dornwald ging / O Tannenbaum /グローリア/
 Macht hoch die Tur /いざ歌え、いざ祝え/ Es ist ein Ros entsprungen / Stille Nacht

 マルク・パン&セレブレーション・アンサンブル
 パンフルートで奏でられる珠玉のクリスマス・キャロル集。「子供たち、おいで」「今年もまた」「エサイの根より」「飼い葉の桶で」「高き天より、我は来たれり」「いばらの森のマリア」「天のいと高きところには神に栄光あれ」「ジングル・ベル」「もみの木」「きよしこの夜」などの名曲を温かみのあるパンフルートの音色でお楽しみ頂ける。これぞベスト・オブ・クリスマス・キャロルにふさわしいアルバム。
 #2017年11月上旬以降発売予定。
J.S.バッハ(1685-1750):
 ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
ジャン・ミュレル(P)
 録音:2015年12月21日-23日、ルクセンブルク国立音楽学校。 ルクセンブルク生まれで、 2016年7月よりルクセンブルク室内o.の芸術監督も務めているジャン・ミュレルがゴルトベルク変奏曲に挑んだ。透き通るように美しいタッチで絶賛されるミュラーはベートーヴェン、ショパン、リスト弾きとして有名だが今回遂にバッハを録音した。高度な技術に裏付けされた圧倒的なテクニックを武器に変幻自在に各変奏、音色の変化をつけている。

PREISER 1枚あたり¥2640(税抜¥2400)

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シューベルト:歌曲集「冬の旅」 D.911 ヴォルフガング・バンクル(B)
フロリアン・クルムペック(P)
 録音:2016年8月2日-4日。 2016年のウィーン国立歌劇場日本公演の「ナクソス島のアリアドネ」にトルファルディン役で出演したバス、ヴォルフガング・バンクルによる「冬の旅」。バンクルは1960年ウィーン生まれで、初めはヴァイオリンを学び、エレキベースも弾けるという面白いキャリアの持ち主。今や第一線で活躍するバス歌手でクリスティアン・ティーレマン、ラトルフランツ・ヴェルザー=メストらの指揮するオペラに参加している。

RELIEF (スイス) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 #2017年10月下旬以降発売予定。旧譜はこちらから
フェドセーエフ〜ショスタコーヴィチ:交響曲第4番 ハ短調 Op.43
 ウラジーミル・フェドセーエフ指揮チャイコフスキーso.〔旧・モスクワ放送so.〕
 録音:2004年12月6日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ。 録音の非常に多いフェドセーエフだが、意外にもショスタコーヴィチは交響曲第5番を除くとほとんどない状態だった。Reliefレーベルはライヴ音源によるフェドセーエフのショスタコーヴィチ交響曲を整備し、第1、3、7、8、10、13番をすでにリリースしている。今回待望の第4番が登場となる。歌劇「ムツェンスクのマクベス夫人」やバレエ「明るい小川」が激しく批判されていた1935-6年の作で、ショスタコーヴィチの交響曲のなかでもとりわけ尖った内容で知られる問題作。60分を超える演奏時間、器楽だけで130人以上の奏者を要するマーラーばりの大作で、しばしば驚くべき音圧で襲いかかる。音楽も悲壮的なシリアスさから軽妙でふざけているかのような部分まで、ショスタコーヴィチの素顔がすべて含まれており、彼の最高傑作とみなす向きも少なくない。フェドセーエフはチャイコフスキー・シンフォニーo. (旧モスクワ放送so. )の能力を完全に活かし、ソ連の伝統の解釈を聞かせてくれる。
フェドセーエフ〜ショスタコーヴィチ
 交響曲第15番 イ長調 Op.141 /映画音楽「五日五夜」組曲 Op.111
 ウラジーミル・フェドセーエフ指揮チャイコフスキーso.〔旧・モスクワ放送so.〕
 録音:2006年8月21日-23日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ。 フェドセーエフは1996年に、ポニーキャニオンからショスタコーヴィチの交響曲第15番のCDをリリースしたが、その10年後の2006年にモスクワで行ったコンサートがCD化された。ショスタコーヴィチ最後の交響曲で、最晩年の作品特有の一筋縄ではいかない謎めいた内容だが、同じ時代を生きたフェドセーエフならではの解釈が興味津々。さらに嬉しいのが1960年の映画「五日五夜」の音楽から「序奏」「廃墟のドレスデン」「ドレスデン解放」の3曲が演奏されていること。彼はこの作曲のためにドレスデンを訪れ、名作弦楽四重奏曲第8番と並行して仕事したといわれる。「ドレスデン解放」にはベートーヴェンの「喜びの歌」が現れるが、グロテスクに変形されていてショスタコーヴィチの屈折が感じられる。あまり聴く機会のないこの作品を、フェドセーエフの演奏で味わえるのはファン狂喜。
アルフォンス・カール・ツヴィッカー(1952-):室内楽曲 II
 耳の思い出(全3曲)(2011/2) /ミルリトンナデス(全17曲)(2007) (#)
 アラン・パスキエ指揮 新・アンサンブル・コンタンポラン モナ・ソンム(Ms;#)
 録音:2010年-2011年。 アルフォンス・カール・ツヴィッカーはスイスの現代作曲家。伝統的な前衛というようりはノイズ系で、面白い音世界を創り上げている。当アルバムの2篇はパスキエとソンムのために書かれた物。後者はAからQまで13曲からなる声楽作品。

SONARE 1枚あたり¥2640(税抜¥2400)

野田マリカ
 ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 Op.45 /舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 /
      夜想曲〔第7番 嬰ハ短調 Op.27 No.1 /第8番 変ニ長調 Op.27 No.2 〕
 シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
 野田マリカ(P)
 録音:2017年5月、リリスホール、横浜。『そこはかとなく匂ってくるような、優れた感性のたたずまい』 (濱田滋郎/ライナーノーツより) ヴラド・ペルルミュテルの系譜を継ぐ野田マリカ。ソナーレ・レーベルからリリースされた前作、ドビュッシーの前奏曲集I, II(SONARE-1026)がレコード芸術誌特選盤に選ばれ話題となった。期待の第2弾はショパンの舟歌、前奏曲 嬰ハ短調、夜想曲第7& 8番、そしてシューマンの幻想曲を収録した。洗練された美しいタッチで奏でられるショパンとシューマンをご堪能頂きたい。
ダヴィッド&梯、デュオ・リサイタル2016
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ〔第41番 変ホ長調 K.481 /第29番 イ長調 K.305(293d)
 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ / ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96

 ヴォルフガング・ダヴィッド(Vn) 梯剛之(P)
 録音:2016年12月13日、JTアートホール アフィニス、ライヴ。 『キュッヒル門下のダヴィッドは柔軟で端麗な黥布の持ち主。きわ立って美しい梯剛之の音色と共に申しぶんのない演奏を聴かせた。』(濱田滋郎/「音楽の友」2017年2月号より)ピアニスト梯剛之とウィーンでともに学んだヴォルフガング・ダヴィッドによる奇跡のデュオ。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第6番と第8番(SONARE-1030)を収めたアルバムはレコード芸術特選盤となった。期待の第4弾。紡ぎだされる一音一音に敬愛をこめ、この上なくエレガントに奏でる二人の演奏には定評があり、近年ますます充実した演奏を聴くことが出来る。二人が最も得意とするモーツァルトでは軽やかに、ドビュッシーでは色彩豊かに、そしてベートーヴェンでは端正でみずみずしい演奏を披露している。

TELOS 1枚あたり¥3520(税抜¥3200) (SACDハイブリッド盤も同一の価格)

 TELOS レーベルは 2010年代に入ってから流通状況が悪くなり、公式サイトも消滅しました。2016年現在も新譜は発売されているようですが、それらを含め入荷するかどうか不透明な部分がありますので、予めご了承下さい。旧譜はこちらから(高額となります)。
イーゴリ・ジューコフ・エディション Vo.7 〜ヒズ・ラスト・レコーディングズ
 チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調 Op.37
 プロコフィエフ:つかの間の幻影 Op.22 / ベルク:ピアノ・ソナタ Op.1
  イーゴリ・ジューコフ(P)
 録音:2010年秋、フロイスドルフ・スタジオ、ドイツ。# Vol.6 (TLS-216) と品番順が逆になっています。 イーゴリ・ジューコフ(1936-)の初出レパートリー。チャイコフスキーのピアノ・ソナタはボルテージの高い難曲だが、ジューコフはあくまで落ち着いた大人の演奏を繰り広げる。プロコフィエフの「つかの間の幻影」もメカニカルな曲にジューコフの真骨頂発揮。興味津々はベルクのソナタ。ジューコフの演奏で聴くと。まるでスクリャービンのように聴こえる。いずれもいぶし銀の芸術。
オフィーリアの歌〜狂乱の記録
 シューマン:心の痛み Op.107 No.1 / ベルリオーズ:オフィーリアの死 / ブラームス:5つのオフィーリアの歌
 ウィリアム・リンリー:本当の恋人かどうか、どうやって見分けるのか!/おはよう、今日はバレンタインデー/
       あの人は棺台に乗って運ばれていった/愛しいロビン、わたしのすべて/もう帰らない、あの人は
 デルフィーヌ・ウガルド:オフィーリア / クィルター:本当の恋人かどうか、どうやって見分けるのか!
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:本当の恋人かどうか、どうやって見分けるのか!
 サン=サーンス:オフィーリアの死 / ショーソン:オフィーリアの歌 Op.28 No.3
 リヒャルト・シュトラウス:3つのオフィーリアの歌 Op.67 / ショスタコーヴィチ:オフィーリアの歌 Op.127 No.1
 リーム:あの人は棺台に乗って運ばれていった / ショーソン:終りなき歌 Op.37

 バーバラ・エミリア・シューデル(S) ギュンター・アルバース(P)
 クリストフ・シッケダンツ、ゾーヤ・ネヴゴドフスカ(Vn)
 マヤ・フンツィカー(Va) エマヌエル・ウェーゼ(Vc)
 録音:2014年11月17日-19日、スタジオ・ベルネ45、ベルリン/2016年1月19日、ヴュルツヴルク。 シェイクスピアの「ハムレット」のオフィーリアは、純真な乙女だったのに、恋人ハムレットに捨てられ、父も殺されたことで狂乱し、入水自殺を遂げる。彼女の狂乱ぶりは作曲家たちの共感を得て、数々の音楽作品をなったが、その歌曲を集めた好企画。国や時代はさまざまながら、悲劇的で乙女心にみちた世界は感動的。ドイツの美人ソプラノ、バーバラ・エミリア・シューデルはオフィーリアが憑依したのではと思わせる渾身ぶり。
陰と光
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」 / リスト:巡礼の年第1年〜オーベルマンの谷
 ワーグナー/リスト編曲:イゾルデの愛の死 / スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番 Op.30
 ラフマニノフ:断章 / ブゾーニ:ソナチネ第6番「カルメン幻想曲」
 J.S.バッハ/ケンプ編曲:カンタータ第29番「神よ、われら汝に感謝す」 BWV.29〜シンフォニア

  マーロ・ティンネス(P)
 録音:2016年8月29日-30日、スタジオ・ベルネ45、ベルリン。 マーロ・ティンネスは1976年ザールブリュッケン生まれのピアニスト。正式にピアノを習う前から、耳で聞いた曲を弾くことができたという神童だった。父はアコーディオン奏者で音楽学校の校長を務めていたが急逝し、ティンネスが18歳で跡目を継いで校長となり、6年間で独立法人としては南西ドイツ最大の音楽学校に育てた。1997年、21歳から正式にピアノの勉強を始め、ロバート・レオナルディやジャン・ミコーに師事。デビュー・アルバムとなる当ディスクは凝ったプログラミングで、いずれも難曲ばかり。
イーゴリ・ジューコフ・エディション Vo.6
 スクリャービン:ピアノ協奏曲 嬰ヘ短調 Op.20 (*)
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.22 (#)
  イーゴリ・ジューコフ(P)
  ウラジーミル・ヴェルビツキー指揮ザールブリュッケン放送so.(*)
  ホセ・マリア・フロレンシオ Jr 指揮クラクフ放送so.(#)
 録音:1997年(*) /1995年12月、エルンスト=ロイター・ザール、ベルリン(#)。# Vol.7 (TLS-177) と品番順が逆になっています。 イーゴリ・ジューコフ(1936-)は旧ソ連の名ピアニスト。ネイガウスとギレリス門下の強靭な技巧、スケールの大きな楷書的演奏で、Melodiyaレーベルに数 多くの録音を残している。LP時代、彼の演奏でロシアのピアノ音楽や室内楽を親しんだ方は多いと思われるが、何故か巨匠と遇される存在にはならなかった。しかしイーゴリ・ジューコフ・エディションで凄さの健在ぶりを示している。ジューコフはMelodiyaに、スクリャービンのピアノ協奏曲をネーメ・ヤルヴィ指揮エストニア共和国立響と録音していたが、これは1997年円熟期の再録。切れ味の良く曖昧さのない演奏は変わりないが、説得力の深さ倍増。サン=サーンスの2番ともに、「隠れた名盤」として語り継がれること間違いなしの一枚。
ベートーヴェン
 歌曲集「遥かなる恋人に寄す」 Op.98 (リスト編曲/全6曲)/創作主題による6つの変奏曲 Op.76 /
 ピアノ・ソナタ〔第5番 ハ短調 Op.10 No.1 /第6番 ヘ長調 Op.10 No.2 〕/
 ヴラニツキーのバレエ「森の乙女」のロシア舞曲による12の変奏曲 WoO.71 /トルコ風カプリッチョ(リスト編曲)

  エフゲニア・ルビノヴァ(P)
 録音:2015年8月、 SWRシュトゥットガルト放送大スタジオ。 1977年ウズベキスタンのタシケントで生まれたエフゲニア・ルビノヴァ。モスクワでクライネフとリュビモフに師事、2003年にリーズ国際ピアノ・コンクールで2位となり活躍している。新録音はベートーヴェン。とはいってもリストが編曲した歌曲集「遥かなる恋人に寄す」とトルコ風カプリッチョを両端に置き、変奏曲と2篇の初期ソナタでシンメトリックな構成にしている。技巧はもちろん、堂々とした語り口に魅せられる。
ブラームス/作曲者編曲:交響曲第1番 ハ短調 Op.68
ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 Op.23 / シューマン:子供の舞踏会 Op.130(全6曲)

 アドリエンネ・ショオーシュ、イヴォ・ハアグ(Pデュオ)
 録音:2016年10月17日-19日、チューリヒ・ラジオスタジオ。 ハンガリー出身、スイスで活躍する夫婦ピアノ・デュオ、アドリエンネ・ショオーシュ&イヴォ・ハアグによるブラームス→シューマン・アルバム。アンドラーシュ・シフとクルタークの薫陶を得たふたりのデュオは自然で躍動的。ブラームスの交響曲も魅力的なピアノ曲に聴こえる。
ニコライ・ロスラヴェッツ(1981-1944):
 ヴァイオリンとピアノのための作品集
 24の前奏曲(1941/2) /ヴァイオリン・ソナタ第6番
カミラ・シャッツ(Vn)
オリヴァー・トリエンドル(P)
 録音:2016年6月27日-29日、12月21日、ドイツ放送カンマームジークザール、ケルン。 ロスラヴェッツはロシア・アヴァンギャルドの作曲家。ソ連時代に「形式主義者」「人民の敵」として公職追放となり、近年まで禁じられた存在だった。モスクワ音楽院でヴァイオリンをフジマリーに師事したことから、ヴァイオリン作品も興味深いものがある。「24の前奏曲」は最晩年の作で、新しい調性概念の追求が見られる。ヴァイオリン・ソナタ第6番は1930年代の作で、30分近い大作。かなり平明な作風で、叙情的な歌に満ちている。カミラ・シャッツはスイスの名女流で、説得力満点の演奏を繰り広げる。
フィンランドのピアノ四重奏曲
 イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955):ピアノ四重奏曲 嬰ヘ短調 Op.2
 ヘルヴィ・レイヴィスカ(1902-1982):ピアノ四重奏曲 イ長調 Op.1
 アルマス・ラウニス(1884-1959):夜想曲
  ニーナ・カーモン(Vn) ルーク・トゥッレル(Va)
  ロイ・ルオッティネン(Vc) テルヒ・ドスタル(P)
 録音:2014年11月10-15日、スタジオ M 2、フィンランド放送協会。 ピアノ四重奏の貴重かつ魅力的なレパートリーの出現。イルマリ・ハンニカイネンはピアニストとしても活躍した作曲家。日本でも舘野泉氏の愛奏で知られる。ロシアでジロティに師事したため、北欧的な透明感と幻想性に加え、ラフマニノフ風のピアノ技巧が独特の魅力となっている。ピアノ四重奏曲は21歳の時の作で、30分を越える大作。フィンランド最初の女性作曲家ヘルヴィ・レイヴィスカの作品1であるピアノ四重奏曲は24歳の作で、9年後に改訂された。シベリウスの影響をメインに印象主義的な色彩を帯びた美しい世界が繰り広げられる。ドイツ、イギリス、フィンランドの若手4人によるフレッシュな演奏でお楽しみ頂きたい。
リヒャルト・デュンサー(1959-):
 クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための「猟師たちの帰還」(2014) /
 ヴァイオリンとピアノのための「幻想曲、間奏曲と夜の音楽」(2011) /クラリネット独奏のための「孤独」(2012) /
 チェロとピアノのための「欲望の園」(2010) /クラリネットとピアノのための「昼と夜の日記」(1989)

 クリストファー・スンドクヴィスト(Cl) アモリ・クイトー(Vn)
 ミーシャ・マイヤー(Vc) オリヴァー・トリエンドル(P)
 録音:2015年3月4日-5日、2016年5月22日-23日、ブリッツ・スタジオ、ベルリン。 リヒャルト・デュンサーはオーストリアの作曲家。ケルンでヘンツェに学び、タングルウッドにも留学。現代的ながら瞑想的な作品が多く、ひきこまれる。
ベートーヴェン
 ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 Op.22 [ナターシャ・ヴラセンコ(P)]/
 ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調 Op.78 [アレクサンドラ・ノイマン(P)]/
 ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調「幽霊」 Op.70 No.1
  [モルゲンシュテルン・トリオ〔キャスリーン・クリッフェル(P)
    ニーナ・レディッヒ(Vn) エマヌエル・ウェーゼ(Vc)〕]
 録音:2015年(2015年-2016年?)、ヴュルテンベルクザール、ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ国際フェスティヴァル、ライヴ。ブックレットはドイツ語のみ。ナターシャ・ヴラセンコは名ピアニスト、レフ・ヴラセンコの娘。アレクサンドラ・ノイマンもモスクワ音楽院でレフ・ヴラセンコに師事した女流。
ハラルト・ゲンツマー(1909-2007):ヴィオラ・ソナタ全集
 ヴィオラ・ソナタ〔第1番 (1940) /第2番 (1955) 〕/
 フルートとヴィオラのための小二重奏曲(1983) /ヴィオラとピアノのためのソナチネ(1971) /
 無伴奏ヴィオラ・ソナタ(1957) /ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲(1995)

 ベアトリス・ミュトレ(Va) オリヴァー・トリエンドル(P)
 イリーナ・シモン=ルネ(Vn) アリャ・ヴェルカヴェルフ(Fl)
 録音:2016年4月14日-17日、ドイツ放送カンマームジーク・ザール、ケルン。 98歳で歿したドイツの作曲家ハラルト・ゲンツマーはヒンデミットに作曲を学び、その後継者とみなされている。ヴィオラを好み、生涯にわたって作品を書き続けた。ベアトリス・ミュトレはヴィオラ界を背負ってたつ逸材。イザベル・ファウストらと弦楽四重奏団を組んでいる。
ヴィヴァルディ:四季(*)
ハイドン:チェロ協奏曲第1番 ハ長調(#)
ヴェッセリン・
 パラシュケヴォフ(Vn;*)
チョ・ヨンチャン(Vc;#)
テロス・アンサンブル・コロン
 録音:1996年6月(*)、1996年3月(#)、テロス・スタジオ。前出: TLS-008 〔収録は当曲のみ〕(*) に、TLS-003 からの (#) をカップリングした再発盤。 ヴェッセリン・パラシュケヴォフはブルガリア出身のヴァイオリニスト。レニングラード音楽院でヴァイマンに師事、さらにウィーンとジュネーヴでシェリングのマスタークラスを受けた。チョ・ヨンチャンは韓国出身のベテランでロストロポーヴィチの弟子。テロス・アンサンブル・コロンは、テロス・レーベルのためにパラシュケヴォフらが1996年に創立した団体。

TYXart (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 公式サイト:http://www.tyxart.de/ 。 #2017年10月下旬以降発売予定。
チェロ作品集
 ポッパー:ハンガリー狂詩曲 Op.68 / スク:バラードとセレナーデ Op.3 / エルガー:愛の挨拶 Op.12
 マルティヌー:スロヴァキアの主題による変奏曲 / フォーレ:シシリエンヌ Op.78 /蝶々 Op.77
 ギンツェル:トンボ / ベートーヴェン:モーツァルト「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 WoO.46
 ブラームス:ソナタ ホ短調 Op.38

 ライナー・ギンツェル(Vc) アネット・ヴァイスブロード(P)
 録音:2009年9月。 チェロの巨匠として名高く、チェロの作品を数多く残したポッパーの華やかなサロン小品「ハンガリー狂詩曲 Op.68」、ドヴォルジャークの影響が見られるスークの10代の頃の作品「バラードとセレナーデ Op.3」、そのスークの弟子であるマルティヌーの、民族色の中にも新古典主義的な響きが垣間見られる「スロヴァキアのテーマによる変奏曲」、様々な楽器で取り上げられることの多いフォーレの「シシリエンヌ Op.78」と、超絶技巧が蝶の羽ばたきを思わせる「蝶々 Op.77」、エルガーのおなじみの作品「愛の挨拶 Op.12」(原曲はピアノ)、ギンツェル自身による作品「トンボ」、モーツァルトの歌劇「魔笛」の美しいアリア「恋 を知る男たちは」をテーマにしたベートーヴェンの「モーツァルトの『恋を知る男たちは』の主題による7つの変奏曲WoO.46」、そして、比較的若い頃の作品にして既にその後の彼の創作に一貫する深淵さを感じさせるブラームスのソナタ ホ短調 Op.38。チェロの魅力を目一杯堪能できる、まるでチェロ作品のブーケのようなCD 。演奏は、数々の主要なオーケストラと共演するソリストとして、またドイツ弦楽三重奏団のメンバーとして名高いチェリスト、ライナー・ギンツェルと、ソロのみならず室内楽、伴奏においても世界的に活躍しているピアニスト、アネット・ヴァイスブロード。チェロの底知れぬ魅力にじっくり浸ることができる一枚。
ロベール・グロスロ:チェロ作品集
 チェロとピアノのための「謎」(*) /2つのチェロのための「曇りのない会話」(5曲)(#)/無伴奏チェロ・ソナタ

 イリア・ユーリビッチ・ラポレフ(Vc) イリア・ラポレフ・Jr.(Vc;#) ダーシャ・モロズ(P;*)
 録音:2015年2月。 ピアニストとして、指揮者として、そしてグラフィックアートやマルチメディア作品を手がけるヴィジュアル・アーティストとして、その活動の幅広さが留まる所を知らないロベール・グロスロの、作曲家としての作品集。一聴すれば、作曲家として彼が卓越した筆力を持つこと、彼が演奏家としての経歴の輝かしさに頼ることなく、1人の書き手としてもまた誠実に五線紙に向かっていることがわかる。チェロとピアノのための「謎、またはパズル」は、迸るようなエネルギーに溢れた大作。多様に移り変わる表情が聴き手を掴んで離さない。2つのチェロのための「曇りのない会話」は5曲の小品からなる組曲。標題に示された様々な「会話」や「言葉」が、繊細な歌心とリリシズムに満ちた音楽となって立ち昇る。 チェロ独奏のための「ソナタ」は3楽章形式。深淵から浮かび上がる音像が次第に輪郭をはっきりさせていく1楽章「思考と結果」、哀愁を持って歌われる2楽章「バルカローレ」、そして舞曲のような鮮やかなリズムが魅力的な3楽章「夢、想像、気晴らし」から構成される。 チェリストのイリア・ユーリビッチ・ラポレフはソリストとして数々のオーケストラ、著名な指揮者(シルヴィオ・バルヴィーゾ、シュテファン・ショルテス、ルドルフ・ヴェルテンなど)と共演する逸材。その演奏の雄弁な語り口に魅せられること間違いなし。現代曲の演奏にも信頼の厚いピアニスト、ダーシャ・モロズとの共演や、新進気鋭のチェリストであるラポレフの息子、イリア・ラポレフJr. と共に聴かせる二重奏にも注目。

BERLIN CLASSICS 特記以外 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
自由だが孤独に|キルシュネライト〜ブラームス
 ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5 /
 「F. A. E. ソナタ」〜スケルツォ WoO.2 (#) /
 ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34 (+)
マティアス・
 キルシュネライト(P)
レーナ・ノイダウアー(Vn;#)
アマリリスSQ (#)
 (P) (C) 2017 。
モワネ|シューマン・ロマンス
 ローベルト・シューマン:
  3つのロマンス Op.94 /子供の情景 Op.15 より〔トロイメライ/炉端で〕/6つのカノン風小品 Op.56 /
  レーナウの6つの詩とレクイエム Op.90 〜私のばら/ミンネの歌 Op.101 〜私の美しい星/
  小さな子供と大きな子供のための12の連弾曲集 Op.85 〜夕べの歌/
  民謡風の5つの小品 Op.102 より〔ゆっくりと/速くなく、充分に音を出して/急がずに〕
 クララ・シューマン:オーボエとピアノのための3つのロマンス Op.22

  セリーヌ・モワネ(Ob) フローリアン・ウーリヒ(P) ノルベルト・アンガー(Vc)
 (P) (C) 2017 。
ジャーマン・ブラス|ブラスの使者たち [BRASS HERALDS]
 J.S.バッハ:
  カンタータ第29番「神よ、我ら汝に感謝す」〜シンフォニア/
  ブランデンブルク協奏曲〔第1番〜アダージョ/第2番〜アレグロ・アッサイ〕/
  トッカータとフーガ BWV.585「ドリア調」〜トッカータ/われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BWV.639 /
  オルガン協奏曲 BWV.593 〜アレグロ(原曲:ヴィヴァルディ)/パルティータ第2番 BWV.826 〜シンフォニア/
  アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳〜アリア「あなたがそばにいるなら」BWV.508 /
  平均律クラヴィーア曲集第1巻〜第2番 前奏曲とフーガ BWV.847 /目覚めよと呼ぶ声あり BWV.645 /
  カンタータ第146番「われらは多くの苦しみをへて」〜アリア「どれだけわたしは喜ぶだろうか」/
  カンタータ第60番「おお永遠よ、汝恐ろしき言葉」〜コラール「われ満ち足れり」
 ヘンデル:王宮の花火の音楽 より〔序曲/平和/歓喜〕/「水上の音楽」〜アラ・ホーンパイプ
 ジョン・バストン:協奏曲第2番 ニ長調 / テレマン:ターフェルムジーク第2集 四重奏曲 ニ短調〜アレグロ
 ラモー:歌劇「イマンとアムールの祭典」序曲
  [以上、編曲:マティアス・ヘフス、エンリケ・クレスポ、アレクサンダー・エアブリッヒ=クロフォード]

 ジャーマンブラス
 (P) (C) 2017 。

MEMBRAN  10CDのアイテム:¥2640(税抜¥2400)  

600440
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(10CD)
Milestones Of A Piano Legend 〜ジュリアス・カッチェン(P)名演奏集
600445
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(10CD)
Milestones Of A Legend 〜グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)名演奏集

SONY BMG ITARY 基準価格:1CDあたり¥2310(税抜¥2100)

88985-48337-2
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(11CD)
2CD価格
ブルックナー:交響曲全集
 〔第0番−第9番|全10曲〕
デニス・
 ラッセル・デイヴィス指揮
リンツ・ブルックナーo.
 録音:2003年-2008年、ブルックナーハウス大ホール、リンツ、ライヴ|初出: Arte Nova |クラムシェル・ボックス仕様。
 #現地発売予定:2017年10月下旬以降。

CPO (独) 〔超速報版〕 価格帯記載無し:1CDあたり¥3080(税抜¥2800)
        価格帯C[ハイブリッドSACD/LP]:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 「〜の第○集」というような表記は基本的に国内代理店の記載によりますが、何故か誤っている場合がかなり見受けられますので、御了承のほどお願い致します。旧譜はこちらから
ヨハン・クーナウ(1660-1722):宗教的作品全集 Vol.3
 マニフィカト/カンタータ〔 O heilige Zeit / Frohlocket, ihr Völker, und jauchzet, ihr Heiden 〕

 グレゴール・マイヤー指揮オペラ・ムジカ、カメラータ・リプシエンシス
メンデルスゾーン弦楽のための交響曲集 Vol.2
 弦楽のための交響曲〔第7番/第10番/第12番/第7番〜第4楽章初稿(断片)/楽章 ハ短調(断片)〕

  ミヒ・ガイグ指揮オルフェオ・バロックo.
555 070-2
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(2CD)
リヒャルト・ホイベルガー:喜歌劇「オペラ舞踏会」
 ゲルハルト・エルンスト、ロッテ・マルケルト、アレクザンデル・カイムバッハー/他
 マリウス・ブルクハルト指揮グラーツpo.、グラーツ歌劇場cho.
荒野の声〜亡命ユダヤ人作曲家によるチェロ協奏曲集
 ハンス・ガル(1890-1987):チェロ協奏曲 ロ短調 Op.67
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):チェロ協奏曲 ヘ長調
  ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc)
  ニコラス・ミルトン指揮ベルリン・コンツェルトハウスo.
555 075-2
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(2CD)
プッチーニ:歌劇「つばめ」
 エレナ・モシュク、イヴリン・ノヴァク、シボーン・スタッグ、ステファニー・ローリセラ(S) エルベニタ・
  カチャチ(Ms) ヨセプ・カン、アルヴァーロ・ザンプローノ(T) ヤン=ヘンドリク・ローテリング(B)

 イヴァン・レプシッチ指揮ミュンヘン放送o.、バイエルン放送cho.
ゲオルク・シューマン(1866-1952):
 交響曲 ヘ短調 Op.42 /
 あるドラマのための序曲 Op.45 /
 序曲「生の喜び」Op.54
ジェイムズ・フェデック指揮
ベルリン=ドイツso.
ステッファーニ:愛と情熱の二重唱集
 ポール・オデット、スティーヴン・スタッブズ指揮
 ボストン・アーリーミュージック・フェスティヴァル室内&ヴォーカル・アンサンブル
555 137-2
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(2CD)
カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):交響曲集
 6つの交響曲集 Op.1 Nos.1-6 /6つの交響曲集 Op.4 Nos.1-6
  マイケル・アレクザンダー・ウィレンズ指揮ケルン・アカデミー
555 146-2
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(2CD)
クリストフ・グラウプナー公現祭のカンタータ集
 Was Gott thut, das ist wohl gethan, er ist mein Licht GWV 1114 Nr. 43 /
 Erwacht, ihr Heyden GWV 1111 Nr. 34 / Die Waßer Wogen im Meer sind groß GWV 1115 Nr. 35 /
 Was Gott thut, das ist wohl gethan, es bleibt gerecht sein Wille GWV 1114 Nr. 30 /
 Gott, der Herr, ist Sonne und Schild GWV 1114 Nr. 54

 アンドレア・ローレン・ブラウン(S) カイ・ヴェッセル(CT)
 ゲオルク・ポプルッツ(T) ドミニク・ヴェルナー(B−Br)
 シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(Vn/Vaダモーレ)指揮
 キルヒハイム・バッハコンソート
ヨハン・シェレ(1648-1701):クリスマス・カンタータ集
 モニカ・マウフ(S) ミリアム・アルブーズ(A) マリアン・ダイクフイゼン(Ms)
 ゲオルク・ポプルッツ、ヤコブ・ピルグラム(T) ライモンズ・スポーギス(B−Br)
 マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ指揮
 コンチェルト・パラティーノ、ケルン・アカデミー
 シェレ〔シェッレ〕はシュッツ、クニュプファーやクーナウに学び、1677年にライプツィヒ・聖トーマス教会のカントルに就任した作曲家。弟子にはグラウプナー、ハイニヒェン、カイザー、レームヒルト、ザッハウがいる。生涯で約180作(資料によっては200作以上とも)を作ったが、残っているのは47作のみだと言う。
555 182-2
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(4CD)
ローベルト・フォルクマン(1815-1883):弦楽四重奏曲全集&ピアノ三重奏曲全集
 弦楽四重奏曲〔第1番 イ短調 Op.9 (1847 or 1848) (*) /第2番 ト短調 Op.14 (1846) (#) /
         第3番 ト長調 Op.34 (1856 or 1857) (+) /第4番 ホ短調 Op.35 (1857) (*) /
         第5番 ヘ短調 Op.37 (1858) (#) /第6番 変ホ長調 Op.43 (1861) (+) 〕/

 ピアノ三重奏曲〔第1番 ヘ長調 Op.3 (1842 or 1843) /第2番 変ロ長調 Op.5 (1850) 〕
  マンハイムSQ (*/#/+) ラーヴェンスブルク・ベートーヴェン・ピアノ三重奏団(無印)
 録音:1992年2月17日-19日、ブレーメン放送(無印) /1992年5月、ノルトキルヒェン城、オラニエンブルク(*) /1993年6月13日-15日(#)、1994年2月10日-12日(+) 、ツェントロルザール、バンベルク(#/+) 、すべてドイツ。単売〔レーベル&流通在庫限り〕: 999 115-2 [(P) 1993] (*), 999 167-2 [(P) 1994] (#), 999 237-2 [(P) 1994] (+), 999 128-2 [(P) 1994] (無印) 。
 フォルクマンはブラームスと親友だったドイツの作曲家。第2番のピアノ三重奏曲は、リストやフォン・ビューローらから称賛された。
555 183-2
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(6CD)
バロック時代のリコーダー協奏曲集
 ミヒャエル・シュナイダー(リコーダー)指揮 他 カペラ・アカデミカ、
 ラ・スタジオーネ・フランクフルト、カメラータ・ケルン
クリスティアン・ヴィルヘルム・
 ヴェスターホフ
(1763-1806):
  ヴァイオリン協奏曲〔ハ長調/ト長調〕/
  フルート協奏曲 ニ長調
バルバラ・ブントロック(Va)
ガビー・パズ=ヴァン・
 リエト(Fl)
アンドレアス・ホーツ指揮
オスナブリュックso.
ツェムリンスキー:人魚姫/他 コルネリウス・マイスター指揮
ウィーン放送so.

BELVEDERE (独) 基準価格:¥3080(税抜¥2800)

 仏 Bel Air Classiques のプロデューサー、フランソワ・デュプラ氏が2006年に設立したレーベル。#記号や品番形態が同一で、 番号のみでは CD, DVD, blu-ray の区別が出来ません。ご注意下さい。
TRAUMGEKRONT 〔夢を戴いて〕
 R.シュトラウス:歌曲集「乙女の花」Op.22 /他
 シェーンベルク:4つの歌曲集 Op.2
 ベルク:7つの初期の歌
ハンナ=エリーザベト・
 ミュラー(S)
ユリアーネ・ルーフ(P)
 録音:録音 2016年12月1日-4日、テルデックス・スタジオ、ベルリン。

GRAND PIANO (香港?) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 知られざるピアノ作品にスポットを当てることを目的に、2012年に発足したレーベル。発売元は、一時の NAXOS と同じ HNH INTERNATIONAL 名義となっている。世界初録音を含むレアなピアノ作品を中心に、年に15タイトル程新譜がリリースされる予定。
カロミリス:ピアノ作品全集 オリヴィエ・ショージュ(P)
ブラームス/パウル・クレンゲル編曲:
 ヴァイオリン、ホルンとピアノのための三重奏曲 変ホ長調 Op.40 (ピアノ独奏版)/
 クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115(ピアノ独奏版)
  クリストファー・ウィリアムズ(P)
 録音 2016年10月2日-3日、ワイヤストン・レイズ、 UK 。当版による世界初録音。
ルボシュ・フィシェル(1935-1999):
 ピアノ・ソナタ全集
ズザナ・シムルドヴァー(P)

ORFEO D’OR 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
C938172DR
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(2CD)
レヴァイン|ザルツブルク音楽祭 1977.8.3 〜
 モーツァルト
:歌劇「皇帝ティートの慈悲」K.621
 ヴェルナー・ホルヴェーク(T;ティート帝) キャロル・ネブレット(A;ヴィッテリア)
 キャサリン・マルフィターノ(S;セルヴィリア) アン・ハウエルズ(Ms;アンニオ)
 タティアナ・トロヤノス(Ms;セスト) クルト・リドル(B;プブリオ)
 ジェイムズ・レヴァイン指揮 VPO 、ウィーン国立歌劇場cho.
 録音:1977年8月3日、フェルゼンライトシューレ、ザルツブルク、ライヴ。おそらくステレオ、初出音源。
ダニエル・バレンボイム|ザルツブルク音楽祭リサイタル 1970.7.28 〜
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集

  〔第7番 ニ長調 Op.10 No.3 /第21番 ハ長調 Op.53 「ヴァルトシュタイン」/第32番 ハ短調 Op.111 〕

 ダニエル・バレンボイム(P)
 録音:1970年7月28日、モーツァルテウム、ザルツブルク、ライヴ。おそらくステレオ、初出音源。ザルツブルク音楽祭における、バレンボイム初のソロ・リサイタルだった物。
グレース・バンブリー|ザルツブルク音楽祭リサイタル 1965.7.28 〜ブラームス
 旋律のように Op.105 No.1 /ナイチンゲールに寄せて Op.46 No.4 /墓地にて Op.105 No.4 /昔の恋 Op.72 No.1 /
 おお、愛しい頬 Op.47 No.4 /死は冷たい夜 Op.96 No.1 /おまえの青い瞳 Op.59 No.8 /セレナード Op.106 No.1 /
 野辺にひとり Op.86 No.2 /永遠の愛 Op.43 No.1 /アイロスの竪琴に寄せて Op.19 No.5 /
 もうおまえのもとには行かないと Op.32 No.2 /夏の宵 Op.85 No.1 /月の光 Op.85 No.2 /
 私の恋は緑にもえ Op.63 No.5 /サッフォー風頌歌 Op.94 No.4 /われらはさまよい歩いた Op.96 No.2 /
 おお涼しい森よ Op.72 No.3 /ああ、その目をそらして Op.57 No.4 /鍛冶屋 Op.19 No.4

  グレース・バンブリー(Ms) ボーモント・グラス(P)
 録音:1965年7月28日、モーツァルテウム、ザルツブルク、ライヴ。モノラル、初出音源。
ハインリヒ・シフ|
 ザルツブルク音楽祭リサイタル 1982.8.23

 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69
 ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.99
ハインリヒ・シフ(Vc)
クリスティアン・
 ツァハリアス(P)
 録音:1982年8月23日、小祝祭劇場、ザルツブルク、ライヴ。おそらくステレオ、初出音源。
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ|ザルツブルク音楽祭リサイタル 1965.8.7
 バッハ/ブゾーニ編曲:
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004 〜シャコンヌ
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2 No.3
 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
 録音:1965年8月7日、モーツァルテウム大ホール、ザルツブルク、ライヴ。モノラル、初出音源。
 ミケランジェリがザルツブルク音楽祭へ登場した唯一の演奏会(翌年も予定があったが、キャンセル)。当演奏会においては、この後ドビュッシー:「映像」第1集&第2集、ショパン:スケルツォ第3番&子守歌も演奏されたが、国内代理店によると録音されなかったと言う。

RESONUS CLASSICS (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 2011年にロンドンで設立されたレーベル。既に約80タイトルをリリースしているが、当初はダウンロード販売のみであったためか、2017年6月現在のCDリリースは55タイトル。旧譜はこちらから
ジョン・ジュベア
 ミサ・ウェレンシス Op.174 (2013) /
 Locus iste Op.175 (2013) /マルコ受難曲 Op.180 (2015)
  ピーター・オウティ(語り) ベンジャミン・ビーヴァン(Br)
  リチャード・メイ(Vc) デイヴィッド・ベドナル(Org)
  クリストファー・シェルドレイク、クレイグ・ビセックス(Br)
  イアイン・マクロード(T) マシュー・オウエンズ指揮ウェールズ大聖堂cho.
 録音 2017年5月17日-18日、2017年6月7日-8日、ウェールズ大聖堂、サマセット〔代理店記載の "Somerse" は誤り〕、 UK | (C) (P) 2017 。世界初録音。
トーマス・ハイド:歌劇「その男、スティーヴン・ウォード」Op.8 (2006-07)
 ダミアン・タントレー(Br) ジョージ・ヴァス指揮
 ノヴァ・ミュージック・オペラ・アンサンブル
 Recorded in St John the Evangelist Oxford (SJE Arts) on 27-28 June 2016. | (C) (P) 2017 。世界初録音。
ポルドフスキ「再」想像〜
 ポルドフスキ
イレーヌ・レジーヌ・ヴィエニャフスカ(1879-1932):
  ポール・ヴェルレーヌの詩による22の歌曲/ヴァイオリン・ソナタ〜 Andante Languido
 デイヴィッド・ジャクソン(P/編曲)指揮 Ensemble 1904
 ジャスミン・ブラック=グロールムンド(S)
 アンジェリク・シャルロパイン(Vn) ジェレミー・デコティニーズ(Cb)
 Recorded in Studio Sequenza, Paris on 28-30 November 2016. | (C) (P) 2017 。大ヴァイオリニスト・作曲家のヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880)の末娘による作品。
テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジー集
 第1番−第12番 TWV40: 26-37
  ロバート・スミス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 録音 2016年8月17日-19日、 St Hilda’s Church, Sherburn, North Yorkshire. | (C) (P) 2017 。
混沌とした時代の音楽〜イングランド内戦とヨークタウンの戦い
 ポール・ギャメソン指揮エボア・シンガーズ
 Recorded in the National Centre for Early Music, York, on 23-25 Feburary 2015. | (C) (P) 2017 。
Dances, Elegies & Epitaphs 〜ピーター・フリビンス(1969-)
 カプリッチョ「私と一緒に」/ヴァイオリン協奏曲「舞曲、悲歌と墓碑銘」/
 管楽五重奏のための「ザナドゥにて」/トランペットと弦楽のための「独白」
  フィリップ・グラフィン(Vn) クリストファー・ハート(Tp)
  ロベルタス・シャーヴェニカス指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo.
  ポール・エドムンド=デイヴィーズ(Fl) ジョン・アンダーソン(Ob)
  マイケル・ワイト(Cl) ローレンス・デイヴィス(Hr) レベッカ・マーテンズ(Fg)
 Orchestral works recorded in Glasgow on 27-28 September 2016 & Wind Quintet recorded in St Silas Church, Chalk Farm, London in November 2013. | (C) (P) 2017 。
アメリカの合唱作品集
 バーンスタイン:チチェスター詩篇 / G.ハンコック編曲:深い河
 他、ランダル・トンプソン(1899-1984)、コープランド(1900-1990)、ニコ・マーリー(1981-)、
   バーバー(1910-1981)、ダニエル・カステリャノス(1995-)、ネッド・ローレム(1923-)の作品

 メグ・ブラグル(Ms) フレデリック・テアルド(Org)
 アンナ・ライナースマン(Hp) マヤ・グンジ(Perc)
 ジョン・スコット指揮ニューヨーク五番街・聖トーマス男声cho. &少年cho.
 Recorded in Saint Thomas Church, Fifth Avenue, New York. | (C) 2009 (P) 2017 。
Gaudent in coelis 〜合唱作品集
 サリー・ビーミッシュ(1956-)、ジョアナ・マーシュ(1970-)、
 ジュディス・ビンガム(1952-)、ジュディス・ビンガム&トマス・タリス(1505頃-1585)、
 ジュディス・ビンガム&サミュエル・セバスチャン・ウェスリー(1810-1876)、
 ジュディス・ビンガム&チャールズ・ヒューバート・パリー(1848-1918)の作品

  エドワード・ウィッカム指揮ケンブリッジ・セント・キャサリンズ・カレッジcho.
 Recorded in the chapel of St Catharine’s College, Cambridge on 6-7 January and 13-14 July 2016. | (C) (P) 2017 。
Fata Morgana 〜パヴェル・ハース(1899-1944):
 民謡の様式による7つの歌 Op.18 /蜃気楼 Op.6 (*) /中国の歌 Op.4 (1921)(3曲)/
 中国の詩による4つの歌(テレージエンシュタット・シリーズ)(1944)
  アニタ・ワトソン(S) アンナ・スタルシュケヴィチ(Ms)
  ニッキー・スペンス(T) ジェイムズ・プラット(B)
  ナヴァラSQ (*) ラダ・ヴェレソヴァ(P/芸術監督)
 録音:2015年12月15-16日 、Milton Court, London /2016年8月28日、 Menuhin Hall, Stoke d’Abernon 。| (C) (P) 2017 。(*)は世界初録音。
Classical Vienna
 カルッリ(1770-1841):夜想曲〔第1番/第2番〕/ロッシーニの主題による変奏曲
 ディアベッリ(1781-1858):ピアノフォルテとギターのためのソナタ Op.71
 モシェレス(1794-1870):「 Potem Mitzwo! 」による幻想曲
 ジュリアーニ(1781-1829):華麗なソナタ Op.15 /「うつろな心」による変奏曲とポロネーズ

  ジェームズ・エイカーズ(G) ギャリー・ブランチ(Fp)
 録音 2015年11月1日-3日、フィンチコックス・ハウス&音楽博物館、ケント州、 UK 。| (C) (P) 2017 。

TOCCATA CLASSICS 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
アントン・ライヒャ〔アントニーン・レイハ〕(1770-1836):ピアノ作品全集 Vol.2
 6つのフーガ Op.81 (1810頃出版) /
 ピアノのための練習曲、
  またはグレトリーの主題による57の変奏曲とロンド Op.102 (1824頃出版)
 ヘンリク・レーヴェンマルク(P)
 録音:2007年、2015年。世界初録音。
ジェラルド・シュルマン(1924-):室内楽作品集 Vol.3
 ピアノ四重奏曲〔第1番(1986) /第2番(1997-98) 〕/
 無伴奏ヴァイオリンのためのセレナード(1969) (*) /2つのヴァイオリン(2015)
  リリスSQ  ミハイル・コルジェフ(P) マーティン・ビーヴァー(Vn;*)
 録音:2015年-2017年。含・世界初録音。
ジョエル・エンゲル(1868-1927):室内楽作品と民謡集
 レイチェル・キャロウェイ(Ms) シンシア・コレド・デアルメイダ(Ob) ロン・サムエルス(Cl)
 グレッチェン・ファン・ホエセン(Hp) ジョージ・ウィリス(Perc) ダニエル・アンダイ、
 ローラ・モチャロフ、ヌリト・パヒト(Vn) マリリン・ジングラス=ロイ(Va) ジョン・ムーア(Cb)
 アーロン・ゼルコヴィツ(Vc) ルッツ・マンリケス(P/ハルモニウム) ロドリーゴ・オヘダ(P)
ヘレン・ホープカーク(1856-1945):ピアノ作品集
 ゲイリー・スティーガーウォルト(P)



映像新譜




C−MAJOR 特記以外
 1枚物DVDアイテム:¥5280(税抜¥4800)
 2枚物DVD&1枚物ブルーレイ・アイテム〔含・Ultra HD 〕:¥7260(税抜¥6600)

 旧譜はこちらから
74-2008
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(DVD)
ヴェルディ:歌劇「二人のフォスカリ」
 ボーナス:イオアン・ホーレンダーによるドミンゴへのインタビュー「二人のフォスカリについて」

 プラシド・ドミンゴ(Br;フランチェスコ・フォスカリ)
 フランチェスコ・メーリ(T;ヤコポ・フォスカリ) アンナ・ピロッツィ(S;ルクレツィア)
 アンドレア・コンチェッティ(B;ヤコポ・ロレダーノ) エドアルド・ミッレッティ(T;バルバリーゴ)
 キアーラ・ポリドーリ(S;ピザーナ) アゼル・レザ=ザデ(T;十人委員会の委員)
 ティル・フォン・オルロフスキー(B;総督の従僕) 演出、舞台美術:アルヴィス・ヘルマニス
 衣裳:クリスティーヌ・ユリアーネ 照明:グレプ・フィルシュティンスキー 振付:アラ・シガロヴァ
 映像:イネタ・シプノヴァ ドラマトゥルギー:オリヴィエ・レクサ 映像監督:ティツィアーノ・マンシーニ

 ミケーレ・マリオッティ指揮ミラノ・スカラ座o.&cho. ブルーノ・カソーニ合唱指揮
74-2104
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(Blu-ray)
74-2107
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(Ultra HD
Blu-ray)
 収録:2016年2月25日、ミラノ・スカラ座、ライヴ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 122分 + 16分(ボーナス)|字幕:英独仏西日韓(本編)、英独(ボーナス)。 Ultra HD ブルーレイ盤仕様: 4K (2160p) ULTRA HD HD | dts-HD MA 5.1 。 ブルーレイ通常盤仕様: HD | dts-HD MA 5.1 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.1 #【Ultra HD ブルーレイ】 (74-2107) :ご視聴には Ultra HD ブルーレイ再生対応機器が必要です。また、4K/HDR 対応テレビでのご視聴をおすすめいたします。 バリトンに転向しさらに活躍するドミンゴイタリア・オペラの殿堂、ミラノ・スカラ座に登場! ヴェルディのバリトン・ロールの最高峰のひとつ「二人のフォスカリ」を演じる。742104 " 三大テノール "として一世を風靡し、数年前にテノールからバリトンに転向、2016年に75歳を迎えてもなおレパートリーを拡大しているプラシド・ドミンゴが、イタリア・オペラ界の最高峰スカラ座に登場。ヴェルディの初期作品であり、近年上演回数も増え評価の高まっている歌劇「二人のフォスカリ」。1840年代の若きヴェルディが、それまでの熱血路線とは違った新たな道、つまり「渋く重厚な」作風を探った、後の「シモン・ボッカネグラ」を先駆したような作品。ヴェネツィアでの政治抗争とそれによって引き起こされたフォスカリ親子の悲劇を描いた物。総督には強い説得力のあるバリトンが要求されますが、ドミンゴはその成熟した声で総督フォスカリの葛藤と悲哀を見事に歌い上げている。共演者も豪華で、柔らかく輝かしい声をもつイタリアン・テノール、フランチェスコ・メーリ、近年ドラマティック・ソプラノとして評価が高いアンナ・ピロッツィ。彼女は、この上演がスカラ座デビューとなった。演出と舞台美術は、2012年ザルツブルク音楽祭「軍人たち」や2016年同音楽祭「ダナエの愛」などで注目を集めているラトヴィアの演出家アルヴィス・ヘルマニス。ヘルマニスは、シンプルな解釈と豪華な舞台美術で近年評価が高まってきている。今回の上演も、総督フォスカリの苦悩、息子ヤコポの悲哀、妻ルクレツィアの懇願などの感情を見事視覚的に表現している。
 #2017年10月下旬以降発売予定。
74-2408
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(DVD)
ミンクス:バレエ「ドン・キホーテ」(ヌレエフ版)
 〔振付&舞台監督:ルドルフ・ヌレエフ/オーケストレーション:ジョン・ランチベリー〕
 マリア・ヤコヴレワ(キトリ/ドゥルシネア姫) デニス・チェリェヴィチコ(バジル)
 ケテヴァン・パパヴァ(街の踊り子) 橋本清香(アモール) オルガ・エシナ(森の女王)
 ロマン・ラツィック(エスパーダ) 芸術監督:マニュエル・ルグリ
 ケヴィン・ローズ指揮ウィーン国立歌劇場o.、ウィーン国立歌劇場バレエ団
 舞台&衣裳:ニコラス・ジョージアディス 照明:マルク・アンロシュト
74-2504
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(Blu-ray)
 収録:2016年5月28日、31日、ウィーン国立歌劇場、ライヴ。 映像監督:ミヒャエル・ベイヤー。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 122分 。 ブルーレイ仕様: HD | dts-HD MA 5.0 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.0 2011年に45年ぶりにウィーン国立バレエでルドルフ・ヌレエフ版「ドン・キホーテ」が上演され、その再演が2016年5月に行われそのライヴ映像が発売となる。世紀の大スター、ルドルフ・ヌレエフが手がけたこの作品は、ウィーンが初演の地でもあった。2010年にマニュエル・ルグリを芸術監督として迎えて以来、ウィーン国立バレエ団は彼のもとで劇的な進化を遂げており、ルグリとの芸術監督としての契約も2020年まで延長し、一層の充実が期待されている。表現力豊かなマリア・ヤコヴレワのキトリ、柔軟な身体でしなやかに踊るデニス・チェリェヴィチコのバジル。二人のテクニックと洗練された踊りに目を奪 われる。さらにちょうどこの上演の2か月前にウィーン国立バレエ団の第1ソリストに昇格した橋本清香もアモール役で出演。抜群のテクニックと優雅で華のある立ち姿を見せてくれている。
 #2017年10月下旬以降発売予定。
74-2608
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(DVD)
プッチーニ:歌劇「ボエーム」
 イリーナ・ルング(S;ミミ) ジョルジョ・ベッルージ(T;ロドルフォ)
 マッシモ・カヴァレッティ(Br;マルチェッロ) キレボヒリ・ビーソン(S;ムゼッタ)
 ベンジャミン・チョー(Br;ショナール) ガブリエーレ・サゴーナ(B;コッリーネ)
 マッテオ・ペイローネ(B;ベノア/アルチンドロ) カレン・ガンディ(T;パルピニョール)

 ジャナンドレア・ノセダ指揮トリノ王立歌劇場o.&cho.
 演出:アレックス・オレ(ラ・フラ・デルス・バウス) 舞台美術:アルフォンス・フロレス
 照明:ウルス・シェーンバウム 衣装:リュック・カステル 監督:ティツィアーノ・マンシーニ
74-2704
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 収録:2016年10月、トリノ王立歌劇場、ライヴ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 112分 字幕:英独仏西日韓。 ブルーレイ仕様: HD | dts-HD MA 5.1 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.1 1896年2月1日にトリノ王立歌劇場で初めて上演されたプッチーニの代表作「ラ・ボエーム」。初演から120年を経て、歴史と伝統を誇る名門の舞台へと戻ってきた。指揮は、2007年から2014年の間トリノ王立歌劇場の音楽監督として歌劇場の実力を上げ、その評価を高めたジャナンドレア・ノセダ。演出は、斬新で前衛的なスタイルで世界的に知られるスペイン・カタルーニャのパフォーマンス集団、ラ・フラ・デルス・バウスのアレックス・オレが初のオペラ演出に挑んだ。舞台背景を近代都市の郊外と設定し、そこで暮らす様々な文化的背景を持つ若者たちに焦点を当てている。歌手は、モルドヴァ出身の若手ソプラノ、イリーナ・ルングがミミを歌う。伸びのある歌声で可憐に歌い演じている。ロドルフォは、イタリアの正統派テノール、ジョルジュ・ベッルージが美声を聴かせる。斬新でモダーンな舞台&演出、注目の若手から実力派の歌手を揃え、それらをまとめあげるノセダの手腕に改めて評価が高まった上演となった。
 #2017年10月下旬以降発売予定。

EURO ARTS DVD/Blu−ray  特記以外
 価格帯E3:¥4400(税抜¥4000) / 価格帯E4:¥5500(税抜¥5000)

 旧譜はこちらから
20-01988
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価格帯:E3
マイアベーア:歌劇「ユグノー教徒」(全5幕/独語歌唱)
 リチャード・リーチ(T;ラウル・ド・ナンジ) アンジェラ・デニング(S;マルグリット・ド・ヴァロワ)
 ルーシー・ピーコック(S;ヴァランティーヌ:サン=ブリ伯爵の娘) ルヌス・カールソン(B;ヌヴェール伯爵)
 ハルトムート・ヴェルカー(B;サン=ブリ伯爵) マルティン・ブラシウス(B;マルセル:ラウールの従者)
 カミュ・カパッソ(S;ウルバン:マルグリットの小姓) ゴットフリート・ピルツ(衣装&装置)
 ステファン・ゾルテス指揮ベルリン・ドイツ・オペラo.&cho. ジョン・デュー(演出)
 収録:1991年、ベルリン・ドイツ・オペラ、ライヴ。映像ディレクター:ブライアン・ラージ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 156分字幕:英西 | NTSC 。前出DVD: Arthaus, 100-157, 100-158, 102-302
 #2017年10月下旬以降発売予定。
20-64158
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(DVD)
価格帯:E3
ヤング・ユーロ・クラシック 2016
 ムソルグスキー:交響詩「禿山の一夜」[アントン・シャブロフ指揮ムソルグスキー記念ウラル国立音楽院so.]
 ビゼー:「カルメン」〜ハバネラ / サイード・ダルウィーシュ: Aho da Elly Sar
   [ガーラ・エル・ハディディ(Ms) ハイナー・ブールマン指揮アラブ・ユースpo.]
 ラフマニノフ:交響曲第3番 イ短調〜第3楽章[デイヴィッド・ジンマン指揮フランス・ユースo.]
 セルジオ・カルデナス:ウアパンゴス / マリオ・タラベラ/カルデナス編曲: Gratia plena
 アルフォンソ・エスパルザ・オテオ:そうだと言ってくれ (Dime que si)
   [セルジオ・カルデナス指揮「スタニスラオ・メヒア」so.]
 マーラー:交響曲第5番〜アダージェット / ヴィヴァルディ:「四季」〜夏
   [ヴォルフガング・ヘントリヒ指揮ドイツ・フィルハーモニー弦楽o.]
 収録:2016年8月、コンツェルトハウス、ベルリン。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ|分数不明 | NTSC | クラシックや現代音楽の未来を担う1500人以上の音楽家の卵たちが世界中からベルリンのコンツェルトハウスに集まる音楽祭「ヤング・ユーロ・クラシック」。「若い世代のバイロイト音楽祭」と呼ばれるほど人気の高いこの音楽祭は、毎夏20 以上のコンサートが約2週間にわたって開催される。2000年からスタートし、若き才能がこの音楽祭から次々と生まれた。この映像は2016年の音楽祭から5つのライヴ収録した物。2016年は、メキシコの指揮者であり作曲家でもあるセルジオ・カルデナス率いるオーケストラ・シンフォカ“エスタニスラオ・メヒア "のエネルギッシュな演奏が会場を熱気に包みこんだ。そしてジンマンが音楽監督を務めるフランスの若手音楽家によって結成されているユースo. ・フランス。ドレスデン・フィルのコンサートマスター、ヴォルフガング・ヘントリッヒ率いるユースo. 、ドイツ・フィルハーモニー弦楽オーケストラ。そして、ムソルグスキー記念ウラル国立音楽院so. やアラブ・ユース・フィルハーモニックo. と世界各国から若い新しい才能が集結し、その実力を互いに披露した。
 #2017年10月下旬以降発売予定。
20-64238
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(DVD)
価格帯:E3
La Grande Danza〜アテルバレット・イン・ミラノ
 * WORDS-AND SPACE [演出:イジー・ポコルニー|音楽:ヘンデル|
            サウンド・デザイン:佐脇 由佳里|衣装:カロリナ・マンクーソ]
 * NARCISSUS [演出:ジュゼッペ・スポタ|音楽:ジョビー・タルボット|
         衣装:フランチェスカ・メッソーリ|映像: OOOP スタジオ]
 * PHOENIX [演出:フィリップ・クラッツ|音楽:ボーダーライン・オーダー
        衣装:コンスタンツァ・マルモッティ]
  映像監督:アンドレアス・モレル 舞台&照明:カルロ・チェッリ
20-64234
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価格帯:E4
 収録:2017年、ミラノ・ピッコロ・シアター、ライヴ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 85分 。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD | dts-HD MA 5.0 。 DVD仕様: NTSC | DD 5.0 。 イタリアのコンテンポラリー・ダンスカンパニー「アテルバレット」。クラシック、ジャズ、ロック、ポップスと幅広い音楽に対応し、ジャンルに囚われないアプローチで舞台を作っている。この映像はミラノのピッコロ・シアターで行われた3つのプロダクションを収録。ネーデルラント・ダンス・シアター出身のイジー・ポルコニー演出の「WORDS-AND SPACE」。無限循環をテーマにした「PHOENIX」。青春のひとコマを覗き見るような「NARCISSUS」。3つの幻想的で挑戦的なプログラムが収められている。
 #2017年10月下旬以降発売予定。
20-67048
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(DVD)
価格帯:E3
ヴァルトビューネ 2017
 シューマン:交響曲第3番 ホ長調「ライン」
 ワーグナー:「ラインの黄金」〜ヴァルハラ城への神々の入場/
       「神々の黄昏」〜ジークフリートのラインへの旅と葬送行進曲/
       「ジークフリート」〜森のささやき/「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行(コンサート版)
 *アンコール ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」〜イゾルデの愛の死/「ローエングリン」〜第三幕への前奏曲
        リンケ:ベルリンの風

 グスターボ・ドゥダメル指揮 BPO
20-67044
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価格帯:E4
 収録:2017年7月1日、ヴァルトビューネ、ベルリン、ライヴ。 映像監督:ヘニング・カステン|コンダクター・カメラ機能付。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 90分 。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD | dts-HD MA 5.1 。 DVD仕様: NTSC | DD 5.1 。 毎年恒例のBPO野外コンサート、ヴァルトビューネ。2017年はあいにくの雨模様だったが、指揮はベネズエラ出身で、いま最も勢いに乗る指揮者グスターボ・ドゥダメル。彼自身にとってこれが3度目のヴァルトビューネ・コンサートとなる。ドゥダメル指揮のもと打ち出されたコンサートのテーマは「ライン川の伝説」。演目は、シューマンとワーグナーというドイツ・ロマン派を代表する作曲家 をとりあげている。シューマンの交響曲第3番は、父なるラインと呼ばれる、ドイツ人の心の故郷ライン川をテーマにしている。そしてワーグナーの「ニーべルングの指輪」も、ライン川の川底の黄金をテーマに描かれている。両曲ともホルンが大活躍する楽曲だが、ゲスト奏者にバイエルン放送so. の首席奏者のエリック・テルヴィリガーを迎え、サラ・ウィリス、シュテファン・イェジェルスキ、ゲオルク・シュレッケンベルガー、パオロ・メンデスというベルリン・フィルの強力布陣も顔を揃える。ドゥダメルの多彩で多様な才能が随所にあらわれ、BPOとの相性の良さも感じる演奏となった。アンコールには、「イゾルデの愛の死」、「ローエングリン」第三幕への前奏曲、リンケの「ベルリンの風」が演奏され大いに盛り上がった。特に恒例の「ベルリンの風」では、ドゥダメルがコンサートマスターのダニエル・スタブラバのヴァイオリンを弾き、スタブラバが指揮台に立つというサプライズがあり、悪天候も忘れるほど、2万人の観客を熱狂させた。


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