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マイナー・レーベル
2017年4月新譜情報


・国内盤マイナー・レーベル
・輸入盤マイナー・レーベル
・輸入盤 歴史的アイテム
・映像アイテム
・高音質アイテム


輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。




国内マイナー・レーベル




GREENDOOR 〔グリーンドア音楽出版〕

 旧譜はこちらから
GREENDOOR "GD SERIES"
 柳兼子、クロイツァー、シロタ、ボベスコなど、他では聞くことのできない貴重な音源が盛り沢山の、同レーベル通常シリーズ。
GD-2070
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\2640(税抜\2400)
ドヴィ・エルリ、ハチャトゥリアンを弾く
 ハチャトゥリアン:バレエ「ガヤネー」〜剣の舞/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(*)
 J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043 (#)
  ドヴィ・エルリ(Vn;*/#) アンリ・メルケル(Vn;#)
  セルジュ・ボド指揮チェント・ソリo.(#以外)
  クルト・レーデル指揮ミュンヘン・プロ・アルテ室内o.(#)
 録音:1960年(#以外) /1955年頃(#) 。ソース: Club Francais du Disque (#以外) / TELEFUNKEN, TW 30144 (#) 。『ドゥヴィ・エルリーは第2次大戦後のフランスを代表するヴァイオリニストとして世界的な名手である。卓越した技巧と表現力を備えたエルリーは、バッハから現代までの広いレパートリーで活躍を続けるが、本CDのハチャトゥリアンとバッハという異色のカップリングも30歳前後のエルリーを知ることができる貴重な録音といえよう。』(浅里公三/解説より)
GD-2071
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\2640(税抜\2400)
エネスクの指揮によるドビュッシー・ラヴェル・フォーレ
 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(*) / ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(*)
 フォーレ:「ペレアスとメリザンド」〜糸を紡ぐ女(*) / ショーソン:詩曲 Op.25 (#)
 チャイコフスキー:ロメオとジュリエット(+) / モーツァルト:「劇場支配人」序曲(+)
 メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」〜夜想曲(+)
  ジョルジェ・エネスク(Vn;#)指揮(*) エーリヒ・ラインスドルフ指揮(+)
  シルバートーンso.(*/+) サンフォート・シュルッセル(P;*)
 録音:1948年-1950年(#以外) /1930年(#) 。ソース: Silvertone, 19 (+), 35 (*), 47 (*) / MERCURY CLASSICS, MG 10021 (*/+) /記載無し(#) 。『 エネスコの殆ど知られていない幻の録音。同時代のフランスの3人の作曲家、恩師フォーレ、朋友ラヴェル、敬愛するドビュッシー、それぞれの名作をどのように指揮しているのかエネスコ・ファンならずとも深く興味をそそられるのではないだろうか。復刻にあたっては米マーキュリーのLPと一部シルバートーンのオリジナルSPレコードを使用している。』(林 秀樹/解説より)
GD-2072
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\2640(税抜\2400)
マルセル・ミュール歴史的録音集〜サクソフォン四重奏団編
 ガブリエル・ピエルネ:民謡風ロンドの主題による序奏と変奏[ Gramohpone, L-1033 / Rec.1937 ]
 ジャン・リヴィエ:グラーヴェとプレスト[ Columbia, LFX 636 / Rec.1939 ]
 ジャン・フランセ:小四重奏曲〜 III 「滑稽なセレナーデ」 / ウジェーヌ・ボザ:序奏とスケルツォ
   [ Columbia, DF 2239 / Rec.1937 ]
  〔パリ・サクソフォン四重奏団[マルセル・ミュール(S−Sax) ポール・ロンビー(A−Sax)
    ジョルジュ・シャロン(T−Sax) ジョルジュ・ショーヴェ(Br−Sax)]〕
 ピエール・ヴェローヌ:アンダルシアの騎士754 / シューマン:弦楽四重奏曲第1番〜スケルツォ754
 ヨアヒム・ラフ:弦楽四重奏曲第7番「美しき水車小屋の娘」より755〔不安/弁解〕
   [ Parlophone, 80.754754, 80.755755 / Rec.1930 ]
 モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス5989 / R=コルサコフ:弦楽四重奏曲第1番〜スケルツォ5989
 メンデルスゾーン:無言歌集第6巻〜紡ぎ歌6007 / ピエール・ヴェローヌ:「野獣園」〜イルカ6007
   [ Gramophone, K.59895989, K.60076007 / Rec.1930-32 ]
   〔マルセル・ミュール(S−Sax) ルネ・シャリニェ(A−Sax)
    イポリート・ポワムブフ(T−Sax) ジョルジュ・ショーヴェ(Br−Sax)〕
 ロベール・クレリス:かくれんぼ1461 / アルベニス:スペイン組曲〜セビリャ1461
 ジョヴァンニ・ボルツォーニ:メヌエット1558 / ピエール・ヴェローヌ:半音階的ワルツ1558
 ボッケリーニ:弦楽五重奏曲 ホ長調 G.275 〜メヌエット1724 / シューマン:トロイメライ1558
 ハイドン:弦楽四重奏曲第41番〜スケルツォ1805 / メンデルスゾーン:無言歌 Op.30 No.4 「さすらい人」1806
 グラズノフ:「サクソフォン四重奏曲」カンツォーナ・ヴァリエ〜主題とスケルツォ1806
   [ Columbia, DF 14611461, DF 15581558, DF 17241724, DF 18051805 / Rec.1934-35 ]
   〔マルセル・ミュール(S−Sax) ポール・ロンビー(A−Sax)
    フェルナン・ロンム(T−Sax) ジョルジュ・ショーヴェ(Br−Sax)〕
 ピエール・ヴェローヌ:「野獣園」〜イルカ / D.スカルラッティ:ソナタ K.519 〜スケルツォ
 R=コルサコフ:熊蜂の飛行[ Selmer, Y 7091 / Rec.1950 ]
   〔マルセル・ミュール(S−Sax) アンドレ・ボーシー(A−Sax)
    アンドレ・ボーシー(T−Sax) マルセル・ジョセ(Br−Sax)〕
 原盤・録音:[内]。『名演奏家と呼ばれながら、その演奏を聴こうにも僅かな録音しか楽しむことができないという現在の音楽ファンの悩みは珍しくない。幸いミュールは多くの録音を残していたためソースの不足にあえぐといった事態は避けられた。この潤沢な音源を如何に丁寧に復刻するかが復刻盤の質を高める鍵となる。今回の復刻は、ギャルド研究家・木下直人氏によるもので原盤の音を忠実に残している。』(栗林 肇/解説より)

299 MUSIC

 合同会社 録音研究室 [Recording Laboratory, LLC.] (レック・ラボ)が擁するレーベル。
NIKU-9008
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\2750(税抜\2500)
4/10発売
サクバットの祈り〜J.S.バッハ(1685-1750):
 カンタータ第140番「目覚めよとわれらに呼ばわる物見らの声」 BWV.140
  〜コラール「シオンは物見らの歌うを聞けり」/
 ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3番 ト短調 BWV.1029 /
 カンタータ第147番「心と口と行いと命もて」 BWV.147 〜コラール「主よ、人の望みの喜びよ」/
 ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番 ト長調 BWV.1027 /
 マニフィカトによるフーガ「わが魂は主をあがめ」 BWV.733 /
 ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番 ニ長調 BWV.1028 /
 「マタイ受難曲」 BWV.244 〜「われら涙してひざまずき」

  宮下宣子(サクバット) 三浦はつみ(Org)
 日本の“金管女子 "のパイオニアで、サクバットの第一人者としても活躍する宮下宣子と、横浜みなとみらいホール・オルガニストを務める三浦はつみのデュオが描き出すバッハの世界。サクバットの柔らかな音色とオルガンの芳醇な響きが絶妙な調和をもたらし、3曲の傑作「ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ」やコラール作品は新たなる煌めきを放つ。
NIKU-9005
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\3080(税抜\2800)
エリオトロープ
 イベール(1890-1962):戯れ(ソナチネ) / ピエルネ(1863-1937):セレナード Op.7 /カンツォネッタ Op.19
 ドビュッシー(1862-1918):夢 / フォーレ(1845-1924):コンクール用小品/小品/シシリエンヌ Op.78
 ゴベール(1879-1941):子守歌/フルート・ソナタ / ルーセル(1869-1937):アリア / ボザ(1905-1991):アリア
 ラヴェル(1875-1937):亡き王女のためのパヴァーヌ / ピエルネ:フルート・ソナタ Op.36

 寺田 愛(Fl) 瀬尾 和紀(P)
 録音:2016年3月8日-10日、栃木市岩舟文化会館 コスモースホール。 19世紀末から20世紀前半に黄金期を迎えたフランス音楽においてフルートほど重要な役割を担った楽器はなかったかもしれない。ピエルネ、ゴーベール、イベールらが残した作品は、ときに憂いを帯びながらも流麗な美しさに溢れ、聴き手にあたたかな余韻を残す。フランスで学び、彼らの音楽に魅了されたフルーティスト寺田愛が色彩豊かに描く渾身の1stアルバム。

イプシロン・インターナショナル

YIL-002
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\2970(税抜\2700)
吉川隆弘〜ドビュッシー
 ベルガマスク組曲/版画/映像第1集/映像第2集
吉川隆弘(P)
 録音:2015年11月、2016年3月。ベートーヴェン・アルバムに続く吉川隆弘のイプシロンレーベルからの第2弾は、ミケランジェリの愛弟子アニタ・ポリーニに学んだ吉川の満を持したドビュッシー。ドビュッシーの音楽は雰囲気に重点を置いた演奏が主流である中、このアルバムの吉川隆弘は徹底した楽譜の読み込みと倍音まで操作する多様なタッチ、精緻なペダリングでドビュッシーの意図した音そのものを追求。録音もオンマイクでピアノの生の音が聴かれる。

コウベレックス

KRS-5228
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\2933(税抜\2667)
楽興の時〜久納卓
 スクリャービン(1872-1915):練習曲 嬰ハ短調 Op.2 No.1 /アンダンテ練習曲 嬰ハ短調 Op.42 No.5 /
               練習曲 嬰ハ長調 Op.65 No.2 /練習曲 嬰ニ短調 Op.8 No.12 /幻想曲 ロ短調 Op.28
 プロコフィエフ(1891-1953):悪魔的暗示 Op.4 No.4 / ラフマニノフ(1873-1943):6つの楽興の時 Op.16

 久納卓(P)
 録音:2016年10月21日、2017年1月27日、淡路市立サンシャインホール、セッション。ロシアのクラシック音楽史において20世紀への橋渡しをした3人の作曲家、スクリャーヒ?ン、フ?ロコフィエフ、ラフマニノフのピアノ独奏作品を集めたアルバム。超絶技巧といわれる「楽興の時」は、全曲を通して、ラフマニノフの詩的、絵画的な世界を含む作品、これまで久納がコンサートでレパートリーとしてきた情熱豊かな音楽への思いが存分に発揮されている。スクリャービンの Op.8 No.12「悲愴」をはじめ魅力的な4つの練習曲及び幻想曲を収録し、プロコフィエフの風刺的な小品「悪魔的暗示」に遊び心を込めた、聴き応えのある1枚。

ココロ・レコード [KOKORO-RECORDS ] / シオン・レコード

現代音楽を専門とする三弦(三味線)演奏家、野澤徹也氏の演奏を紹介する2レーベル。#2022年10月を持って取扱を中止しました。 
SCD-017
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\3055(税抜\2778)
長沢勝俊:三味線作品集
 三味線協奏曲(1967) (*) /国東の譜(1982) (#) /二つの三味線と小鼓による三章(1978) (+) /
 吐玉泉のうた(1995) (**) /春三題(1977) (##) /斑鳩へのみち(1990) (++)

 野澤徹也(独奏三味線;*/地歌三味線;#, ##/三味線I;+ /三味線; **, ++)
 原郷隆(篠笛;*) 元永拓(尺八I;*) 渡辺淳(尺八II;*) 首藤久美子(琵琶;*/#)
 田村法子(箏I;*) 山田由紀(箏II;*) 久本桂子(17絃箏;*/#) 多田恵子(打楽器;*)
 盧慶順(打楽器;*/++) 山本普乃(三味線II;+) 藤舎花帆(小鼓;+) 澤田由香(篠笛;**)
 神令(尺八;**) 桜井亜木子(琵琶;**) 松村エリナ(21絃箏;**) 野澤佐保子(箏;##)
 中村仁美(笙/篳篥;++) 酒井麻椰(竜笛;++) 山口賢治(尺八;++) 野澤佐保子(箏;++)
 現代邦楽の創成期から活躍していた長沢勝俊。長沢勝俊は1964年に日本音楽集団を同人14人と旗揚げし、28年の長きにわたり日本音楽集団代表をつとめ、1992年からは名誉代表として関わる。その間、日本音楽集団のための作曲の他、NHKやレコード会社からの委嘱、宮城合奏団はじめ、多くの合奏曲や個人・グループなどからの委嘱を受け、100を超える合奏曲、独奏曲など、たくさんの財産を残す。スーパー歌舞伎・市川猿之助「ヤマトタケル」の音楽も作曲、1990年には紫綬褒章を受賞。プロ・アマ問わず邦楽を愛好する人々は一度は長沢勝俊の曲を演奏している。しかし残念ながら、2008年1月10日にご逝去された。もちろん追悼版という意味もあるが、長沢勝俊の三味線楽曲を通して現代邦楽創成期から今日までの「現代邦楽とは何だったのか?」、「日本楽器の代表的な楽器の一つである三味線に長沢勝俊は何を想って作曲していたのか?」ということを様々な楽器編成(小編成〜協奏曲まで)からアプローチする。
 楽曲は全6曲。その内4曲は世界初録音。聴いていて楽しく、高い芸術性を持ちながら心温まる長沢勝俊のいろいろな側面を伺える楽曲を収録。使用されている楽器も和楽器は当然のこと、雅楽器まで使用し、ほとんど代表的な日本楽器を網羅。今後、日本楽器の作曲を考えている作曲家にとっても器楽的な研究も可能。さらに演奏は邦楽界で注目される実力派を中心に、次世代をになう演奏家を集め、十年、二十年後に、この世代の演奏記録として重要な意味を持つことになるだろう。長沢作品集を心待ちにしている、日本全国のアマチュア邦楽演奏者はもちろん、楽曲探ししている邦楽演奏者、今後日本楽器の作曲を考えている作曲家たちにも聴いて欲しい1枚。

東武レコーディングズ

 輸入盤ディストリビューターとして既に十数年の歴史を持つ東武トレーディングが発売する国内盤自主レーベル。旧譜はこちらから
TBRCD-0052/53
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(2CD)
\4620(税抜\4200)
F=ディースカウ&サヴァリッシュ〜シューベルト・ライヴ・イン東京 1992
 シューベルト:リーダー・アーベント 1992.11.16
  月に寄す D.296 /希望 D.295 /流れ D.565 /さすらい人 D.649 /自らの意志で沈みゆく D.700 /
  小人 D.771 /憂い D.772 /墓掘人の郷愁 D.842 /ブルックの丘で D.853 /歌手の持物 D.832 /
  窓辺に D.878 /漁夫の歌 D.881 /弔いの鐘 D.871 /十字軍 D.932 /漁夫の恋の幸せ D.933 /星 D.939 /
  花大根 D.752 (*) /ギリシャの神々の一節 D.677 (*) /独り住まい D.800 (*)

 シューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」全曲 1992.11.24(#)
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
  ヴォルフガング・サヴァリッシュ(P)
 録音:1992年11月16日(#以外)、1992年11月24日(#)、東京芸術劇場、ライヴ。(*)はアンコール。東京芸術劇場アーカイヴ・シリーズ。おそらく初出音源。 『1992年11月、音楽総監督ヴォルフガング・サヴァリッシュに率いられたバイエルン国立歌劇場は、大掛かりな来日公演を行った。その一環として、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウのリサイタルが行われ、サヴァリッシュがピアノ伴奏するという夢のような共演がたった二晩、東京芸術劇場で行われた。フィッシャー=ディースカウは、1992年末を持って歌手活動から引退したために、この来日が歌手として最後のものとなった。その二晩が今、CDとして蘇る。「リーダー・アーベント」はアンコールまで隅々まで考え抜かれた選曲そして曲順。ロマン主義の極みとも言うべき「水車小屋の娘」。音質は極めて良好で、両巨匠の至高の芸境を堪能できる。サヴァリッシュ財団、ユリア・ヴァラディ女史公認の正規リリース。』
TBRCD-0043/46
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(4CD)
\4620(税抜\4200)
デプリースト&都響〜ベートーヴェン:傑作集
 交響曲第3番「英雄」[2005年11月19日、サントリー・ホール]/
 交響曲第6番「田園」/「プロメテウスの創造物」序曲[2004年11月20日、東京芸術劇場]/
 交響曲第7番[2004年11月20日、東京芸術劇場]/
 交響曲第8番[2008年3月30日、サントリー・ホール]
 交響曲第9番/「コリオラン」序曲[2006年12月26日、サントリー・ホール]
  澤畑恵美(S) 竹本節子(Ms) 福井 敬(T) 福島明也(Br)
  ジェイムズ・デプリースト指揮東京都so.、二期会cho.
 録音:[内]、全てライヴ。『人格の大きさをそのまま音楽にしたかのような、包容力満点のデプリーストのベートーヴェン傑作集が特価で登場。(ライナーノートより)』『デプリーストが亡くなって、早くも今年で3年になる。東京都交響楽団の常任指揮者として、数々の名演を披露したが、ベートーヴェンの交響曲がここに初めてCDとなる。デプリーストは少なからぬレコーディングを遺したが、ベートーヴェンの楽曲は一切録音しなかったので、このリリースは大歓迎である。デプリーストはあるインタビューで、自身に最も重要な作曲家は、モーツァルトとマーラーであると発言している。その実、ブルックナー、ショスタコーヴィチの演奏解釈にも非凡なところを見せて高い評価を得ているし、もちろん当盤のベートーヴェンの解釈も見事なものである。このコンビでベートーヴェンの交響曲全てを演奏しなかったことが今更ながら惜しまれる。』

KII 

 N響90周年記念シリーズ最終回〜日本人ソリスト篇。『*古い音源を使用している場合は、テープ劣化によるお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。』
KKC-2119/20
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(2CD)
\3080(税抜\2800)
園田高弘(P)
 シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54 (*)
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15 (#)
       ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83 (+)
園田高弘(P)
ヴォルフガング・
 サヴァリッシュ指揮(*/#)
イジー・コウト指揮(+)
NHK so.
 録音:1964年11月10日(*)、1969年4月17日(#)、東京文化会館(*/#) /1999年10月23日、NHKホール(+)、ライヴ、ステレオ。園田高弘(1928-2004)は、演奏、教育両活動で20世紀日本ピアノ界を代表する巨人。父とレオ・シロタに師事した後、1950年渡欧してベルリンとパリで学び、1954年に初来日したカラヤン指揮のNHKso.とも共演した。広範なレパートリーを誇ったが、重厚なドイツ音楽に魅力が発揮されている。このアルバムに収められた3作は、いずれも至難な技巧と構成力を必要とされ園田の音楽性にぴったり。サヴァリッシュの好サポートとあいまって、NHKso.からドイツの響きを導き出している。
KKC-2121
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\2640(税抜\2400)
安川加寿子(P)
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488 (*)
 ダンディ:
  フランスの山人の歌による交響曲 Op.25 (#)
 ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲(+)
安川加寿子(P)
森正指揮(*) 岩城宏之指揮(#)
外山雄三指揮(+) NHK so.
 録音:1981年5月28日(*)、1975年10月8日(+)、 NHKホール(*/#) /1966年4月5日、東京文化会館(+)、ライヴ、ステレオ。安川加寿子(1922-1996) は幼くしてフランスに渡りラザール・レヴィに師事、多くのフランス作品と純フランス風ピアニズム日本に紹介した名ピアニスト。東京藝術大学で多数の弟子も育てた。ここではモーツァルトとラヴェルを披露。さらに珍しいのがダンディの「フランスの山人の歌による交響曲」。あくまで交響曲で、ピアノはオーケストラの楽器のひとつとしてとらえられるが、非常に技巧的で華麗なピアニズムを発揮する。
KKC-2122
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\2640(税抜\2400)
吉田雅夫(Fl) 千葉馨(Hr)
 モーツァルト:フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314 (*) / 尾高尚忠:フルート協奏曲(#)
 R.シュトラウス:ホルン協奏曲〔第2番 変ホ長調(+) /第1番 変ホ長調 Op.11 (**) 〕
 吉田雅夫(Fl;*/#) ジャン・マルティノン指揮(*) 外山雄三指揮(#)
 千葉馨(Hr;+/**) 岩城宏之指揮(+) ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮(**) NHK so.
 録音:1963年4月15日(*)、1965年3月26日(+)、1969年5月27日(**)、東京文化会館、ステレオ(#以外) /1961年11月30日、杉並公会堂、モノラル(#)、全てライヴ。日本の管楽器界を代表する巨匠ふたり、フルートの吉田雅夫 (1915-2003) とホルンの千葉馨 (1928-2008)。吉田は1942年から1963年まで、千 葉は1949年から1983年まで NHKso. の奏者を務め、オーケストラの個性を創り上げることに貢献した。両巨匠は独奏者として NHKso. と協奏曲を演じもした。吉田雅夫の演奏によるモーツァルトの第2番は何とマルティノンの指揮。柔らかい音 色と推進力が魅力。尾高の協奏曲は大オーケストラ版で、他の追随を許さぬ説得力で心を打たれる。千葉馨はリヒャルト・シュトラウスの協奏曲2篇。第1番はマタチッチの指揮が魅力。シュトラウスならではのボルテージの高さを千葉が見事に再現している。
KKC-2123/4
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(2CD)
\3080(税抜\2800)
堀米ゆず子(Vn)
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 (*)
 ドヴォルジャーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53 (#)
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211 (+)
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 (**)
  堀米ゆず子(Vn) ヘルベルト・ケーゲル指揮(*)
  ヘルベルト・ブロムシュテット指揮(#) 外山雄三指揮(+) 広上淳一指揮(**) NHK so.
 録音:1980年9月20日(*)、1981年11月13日(#)、NHKホール(*/#) /1987年7月14日(+)、2010年1月20日(**)、サントリーホール(+/**)、ライヴ、ステレオ。堀米ゆず子 (1957-) は、1980年に行われたエリーザベト王妃国際コンクールのヴァイオリン部門で、日本人として初優勝を飾った。その直後、日本でのデビュー・コンサートとなったのがケーゲル指揮 NHKso. とのシベリウスの協奏曲だった。その貴重な記録が世に出る。シベリウスの協奏曲はコンクールの本選でも弾いた作品で、23歳とは思えぬ堂々とした精神、内心からの共感に溢れる熱い演奏は語り草となっている。ケーゲルの伴奏も聴き物。さらにドヴォルジャーク、モーツァルトから最近のベートーヴェンまで、堀米の成熟の過程がみてとれる。
KKC-2125/6
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(2CD)
\3080(税抜\2800)
中村紘子(P)
 チャイコフスキー:
  ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23 (*)
 ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 (#)
 矢代秋雄:ピアノ協奏曲(+)
中村紘子(P)
岩城宏之指揮(*/#)
森正指揮(+) NHK so.
 録音:1963年2月26日、日比谷公会堂、モノラル(*) /1967年7月8日、旧 NHKホール、ステレオ(#) /1967年11月29日、東京文化会館(+)、すべて ライヴ。中村紘子 (1944-2016) は、日本のクラシック演奏家のなかで最も人気を誇ったひとり。彼女のおかげでピアノ音楽に興味を持った人も多い大スターだった。惜しくも2015年他界されたが、今回最初期の演奏が蘇った。中村のトレードマークであるチャイコフスキーの協奏曲は18歳当時のもので、現在聴くことのできるいちばん古い記録。音楽に向う真摯な態度に圧倒される。注目は矢代秋雄の協奏曲。1967年の作で、中村紘子により放送初演され、その3週間後にステージ初演された。まさにその際の演奏で、今日多くのピアニストに愛奏される名作が、まさに世に出た瞬間にタイムスリップできる。

現代ギター

GGBD-3032
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\2750(税抜\2500)
ミス・アモーレス
 ラウレンス:我が愛しのミロンガ / ブスタマンテ:ミシオネラ / プジョル:イタリア広場
 ヴィラ=ロボス:プレリュード第1番 / シューベルト/安藤初代編曲:あふるる涙
 ソル:モーツァルト「魔笛」の主題による変奏曲 / タレガ:アランブラの想い出/アラビア風奇想曲
 アルカス:ヴェルディ「椿姫」の主題による幻想曲

 安藤初代(G)
 日本の女性クラシック・ギタリストのパイオニア、 安藤初代の待望のデビュー盤、遂にリリース!74歳にして、この瑞々しい感性、確かなテクニック! 奇跡のギタリストがここにいる。聴き逃すことなかれ! 安藤初代は1943年生まれ。6歳よりギターを始め、世界的女性ギタリストであるマリア・ルイサ・アニードの来日レセプションで演奏を行ない、19歳でデビューリサイタルを開催、若き頃よりその逸材ぶりを高く評価された、日本の女性クラシック・ギタリストの草分け的存在。結婚・出産等を契機に永らく後進の指導に当たって来たが、近年、本格的に演奏の第一線に復帰するや、その卓越したテクニックと詩情溢れる音楽解釈が各所で奇跡的と評判を呼び絶賛される。本盤は安藤初代の待望久しい初のレコーディング・アルバムであり、彼女が長年大切にしてきた愛奏曲の数々が収録されている。74歳にしてこの瑞々しい感性、奇跡のアルバムをぜひ一聴されたい。

グローバル・カルチャー・エージェンシー [Global Culture Agency]

GCAC-1002/3
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(2XRCD)
\5940(税抜\5400)
シゲティ〜J.S.バッハ
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ BWV.1001-1006(全曲)
 ヨゼフ・シゲティ(Vn)
 録音:1955年-1956年、モノラル。原盤: Vanguard (Bach Guild) 。 『録音史上に燦然と輝く超名盤「シゲティのバッハ無伴奏」をXRCD化。』『眼前にくっきりと立ち現れる骨太のヴァイオリン。』『胸に迫るかつてない力強さ!』『昨今忘れ去られていたシゲティの「本当の音」がここによみがえる!』『シゲティのバッハ無伴奏と言えば泣く子も黙る超名盤。強烈なまでに愚直な歌いっぷり、芯のある骨太の音色、決して緩むことのない緊張度、妥協なき世界。その演奏はまさに至高、バッハ演奏の神髄。しかしその一方で、音質面ではファンを悩ませ続け、なかなか決定盤たる音質のディスクに出会えない録音でもあったと言えるかも知れません。今回ご紹介するディスクは Vanguard Classic 提供の公式音源に名エンジニア杉本一家氏がリマスターを施し、通常CDプレーヤーで再生できる高音質フォーマットである XRCD として作られたもの。CDに限定すれば間違いなく当録音の決定盤です。眼前にくっきりと現れる、鬼気迫るようなシゲティのヴァイオリン。聴く者の魂を打ち震わせる全音楽愛好家必需の逸品です。』『幼少時に大ヴァイオリニストのヨアヒムや大ピアニスト・作曲家のブゾーニと出会い、その音楽的才能を大きく開花させたヨゼフ・シゲティ(1892-1973)。バッハの無伴奏と言えば「シャコンヌ」等ほんの一部が技巧的ショウピースとして取り上げられるのみだった時代において、他ならぬ彼こそが全曲を演奏し聴かせる先駆者だったことも忘れてはなりません。それでいて現在なお至上の名演として君臨する彼のバッハ録音は、カザルスの『無伴奏チェロ組曲』録音と双璧を成す、世にまたと無い「偉業」と言えるでしょう。』
 # xrcd の生産ラインが設備老朽化に伴い2022年末をもって廃止されるため、当タイトルはレーベル&流通在庫限りの供給となります。入手出来ない場合はご容赦ください。

新書館

DC16-1002
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(2CD)
\5060(税抜\4600)
ミンクス:バレエ音楽「ドン・キホーテ」全幕
 (マリインスキー・バレエ版)
スタニスラフ・ゴルコヴェンコ指揮
サンクトペテルブルク放送so.
 バレエ作品の中でも特に人気のある、バルセロナを舞台にした、粋なキトリと陽気なバジルの恋物語「ドン・キホーテ」をマリインスキー・バレエ版で収録したCD。現在マリインスキー・バレエで上演されているスコアを、ミンクス以外の作曲家による挿入曲まで、演奏のテンポも舞台通りに完全収録されている。【ボリショイ・バレエ版 ミンクス曲「ドン・キホーテ」全幕(DC98-0302)との違い】マリインスキー・バレエ版には、第2幕3場の酒場のシーンに「東洋の踊り」が追加されている(ボリショイ・バレエ版に収録の、第2幕第3場「水夫のジーク」、第3幕「ボレロ」、「ヴァリアシオン4:キトリの友人のヴァリアシオン」は、マリインスキー・バレエ版には収録されていない)。

KII/EUROARTS DVD

KKC-9207
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(DVD)
国内仕様盤
\3565(税抜\3241)
細川俊夫:オペラ「海、静かな海」(1幕5場)
 スザンヌ・エルマーク(S;クラウディア) 藤村実穂子(Ms;ハルコ)
 ベジュン・メータ(CT;シュテファン) ヴィクトール・ルート(T;ヒロト)
 マレク・ガセツェッキ(Br;漁師サカモト・タロウ) 演出:平田オリザ
 ケント・ナガノ指揮ハンブルクpo.、ヴォーカルゾリステン・ハンブルク
 舞台美術:杉山至 衣装:正金彩 照明:ダニエル・レヴィ ドラマトゥルク:ヤニーナ・ツェル
 収録:2016年1月、ハンブルク州立歌劇場、ライヴ〔ハンブルク州立歌劇場委嘱作品〕。 16:9 | NTSC| PCMステレオ、DTS 5.1、DD 5.1 |原作:平田オリザ(日本語)|字幕:英日|原語:独|ドイツ語翻訳:ドロテア・ガストナー|リージョン: All|オペラ台本:ハンナ・デュブゲン|120分(本編曲:105分、ボーナス:15分)。輸入盤・日本語帯・解説付(#国内代理店からは当日本語仕様盤のみ供給され、輸入盤(20-72998)は供給されません)。 細川俊夫の新作オペラ≪海、静かな海≫。2016年1月にハンブルク州立歌劇場で初演された際の映像がDVDとなって発売される。劇作家、平田オリザ氏が原作を書き、初演時の演出も担当。指揮はケント・ナガノ、歌手陣にはスザンヌ・エルマーク、藤村実穂子、ベジュン・メータら実力派が出演した注目の上演。近年、細川俊夫は人と自然との関わり合いをテーマに音楽を作っており、このオペラ≪海、静かな海≫もその延長線上にある。オペラのテーマは、東日本大震災と原発事故が起きた福島を舞台に、犠牲者への鎮魂、被災地に住む人々の心情を描いた物。平田オリザ氏の書き下ろした脚本は、能作品の「隅田川」と森鴎外の「舞姫」を下地としている。「舞姫」はドイツと日本という2つの文化で揺れ動く男の物語で、このオペラでは男女が逆転し描かれている。そして「隅田川」は子を亡くした母の物語であり、津波で我が子を失い心に大きな傷を負ったクラウディアを反映されている。細川俊夫はこのオペラで、キリスト教的な救いではなく、魂の癒しの過程を描いた伝統的な能の主題をベースにした仏教的なオペラを目指したという。音楽を通じて、日本で何が起きたのかを直視し、さらに風化させないことを改めて願う作品となっている。(あらすじ)日本人と結婚し、バレエ教師として福島で暮らす、ドイツ人女性クラウディアは、2011年3月11日、津波の被害によって愛する夫と子供を亡くす。その後原発事故が発生し、夫の姉ハルコ、そして元夫のシュテファンもクラウディアにドイツへ帰国するように勧めるも、彼女は福島に留まることを決める。



輸入マイナー・レーベル




ELOQUENTIA (仏) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 2004年に発売を開始したフランスのレーベル。カナ表記:エロクエンティア。
 0607は、国内&当店未案内だった旧譜。ご案内済旧譜はこちらから
ギヨーム・ド・マショー: L'amoureus Tourment
 ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377): Loyauté que point de delay
 不詳(15世紀):De cuer je soupire
 不詳(13世紀のトルヴェール): Lai de la Pastourelle
 ジャン・ド・レスキュレル(?-1304): Comment que par l'éloignance
 ギヨーム・ド・マショー: Ay mi
   マルク・モヨン(歌) ヴィヴァビアンカルーナ・ビッフィ(ヴィエール)
   ピエール・アモン(笛/タンブール/バブパイプ/ディレクター)
 録音:2005年11月、 La Chapelle Jésus-Enfant, Paroisse Sainte-Clotilde, パリ、フランス/ (P) 2005 (C) 2006 。

BION RECORDS 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)

 国内に新規案内される、パリ国立劇場の第1首席チェリストを務めるオレリアン・サブレ氏が主宰するフランスのレーベル。
セレナード・アンテロンピュ〜フランス音楽(1875-1932)のオリジナル編曲による
 シャブリエ:10の絵画的小品 より〔村の踊り/牧歌〕 / ビゼー:子供の遊び より〔ラッパと太鼓/独楽/舞踏会〕
 フォーレ:歌曲「夢のあとに」 Op.7 /歌曲「子守歌」 Op.16
 ドビュッシー&ファリャ:「前奏曲集第1巻」&「恋は魔術師」より
  〔雪の上の足跡/恐怖の踊り/途絶えたセレナード/火祭りの踊り/亜麻色の髪の乙女〕
 ラヴェル:クープランの墓〜前奏曲 / サティ:最後から2番目の思想 / プーランク:村人たち
 サティ/ジャック・ガンダール編曲:ジムノペディ第1番

 ベドリッシュSQ
  [ジャック・ガンダール(Vn1) 長谷川 彩(Vn2)
   ジュリアン・ガバン(Va) オレリアン・サブレ(Vc)]
 録音:2015年4月、パリ、フランス。 2002年の結成以来、伝統的なクラシックの演奏会に加えて多様な企画を打ち出して幅広い層の聴衆を惹きつけているフランスの「ベドリッシュ弦楽四重奏団」。日本デビュー盤となる当CDでは、フランス近代を彩ったピアノや歌・管弦楽のための小品を当団第一ヴァイオリン奏者ジャック・ガンダールによる秀逸なオリジナル編曲で全22曲収録。ドビュッシーやフォーレらの耳慣れたメロディーから、ラヴェルやビゼーの躍動するリズム、サティやシャブリエ、プーランクらの瀟洒な響きまで、入念なアレンジがフランスの誇る珠玉の小品に新境地を拓く一方、精細で着想に満ちた演奏は、作品の繊細さ・明澄さ・精神性を見事に再構築し、最後には、これらの曲はまるで弦楽四重奏のために書かれたのではないかと思わせるほど。ラジオ・フランスでたびたび紹介され生演奏も放送された他、フランス大手の雑誌「l'Obs」や「Classica」でも高評を得た。

BMOP SOUND (米) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト [Boston Modern Orchestra Project] (=BMOP) による自主制作レーベル。代理店によると『近現代のアメリカの管弦楽作品の紹介にこだわったラインナップです。』『ハービソン、ガンサー・シュラー、ルーカス・フォス、ジョン・ケージ、ジョージ・アンタイル、ミルトン・バビットといったアメリカ音楽の前衛たちの作品からヴァージル・トムソン、アラン・ホヴァネスといった分かりやすい作風の作曲家まで幅広く取り上げられています。時代も20世紀前半からバリバリの最新作までバラエティに富んでいます。』とのこと。
 1050と1049 が新譜、それ以外は当店&国内未案内の旧譜。
BMOP-1050
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(HYBRID_SACD)
アメリカのミューズ〜
 スティーヴン・スタッキー
(1949-2016):
  ラプソディーズ(2008) (*) /
  アメリカのミューズ(1999) (#) /
  管弦楽のための協奏曲(1987) (+)
サンフォード・
 シルヴァン(Br;#)
ギル・ローズ指揮
ボストン・モダーン・
 オーケストラ・プロジェクト
 録音:2013年7月2日(*)、2010年5月30日(#)、2014年3月31日(+)。惜しくも66歳で亡くなったスティーヴン・スタッキーの作品集。長年ロサンゼルスpo. の常任作曲家を務めるなどアメリカの中堅作曲家として注目され、BISレーベルからもピュリッツァー賞を受賞した「管弦楽のための協奏曲第2番」(2005)を収録した作品集が発売になっていた。「ラプソディーズ」はモダーンで冷たく厳しいサウンドが耳を引きつける。「アメリカのミューズ」は4曲からなりベリーマン、カミングス、アモンズ、ホイットマンの歌詞が歌われる。管弦楽のための協奏曲は3つの楽章からなる暗く激しい作品。何れも調性的ではないが、強く訴える力を持っている。
BMOP-1049
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(2 HYBRID_SACD)
ヴァージル・トムソン(1896-1989):
 歌劇「3幕の4人の聖人」
  [ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
   サラ・ペルティエ(S;聖テレサ1) ジジ・ミッチェル=ベラスコ(Ms;聖テレサ2)
   アーロン・インジェブレス(Br;聖イグナティウス) リン・トーゴヴ(Ms;女性司会者)
   トム・マクニコルズ(B;男性司会者) デボラ・セリッグ(S;聖セトルメント)
   チャールズ・ブランディ(T;聖チャベス) スタンリー・ウィルソン(T;聖スティーヴン)他/
   録音:2013年11月7日、マサチューセッツ州ウスター]/
 キャピタル・キャピタルズ
  [チャールズ・ブランディ(T;第1キャピタル) サマー・トムソン(Br;第2キャピタル)
   アンドルー・ガーランド(Br;第3キャピタル) サイモン・ダイヤー(B;第4キャピタル)
   リンダ・オズボーン(P)/録音:2015年11月8日、ボストン]
 ヴァージル・トムソンが、米国の女性作家ガートルード・スタイン(1874-1946)の台本をもとに書いた個性的な作品を二つ。「3幕の4人の聖人」は1934年2月7日にコネチカット州ハートフォードで初演されたオペラ。実際には聖人聖テレサと聖イグナティウスを中心に20人くらい、また3幕仕立てではなくプロローグと4幕。そして言葉遊びを多用した台本は読んでもさっぱりよく分からないが、不思議なおもしろさに満ちた作品。トムソン自身が指揮した抜粋録音と NONSUCH から出た全曲録音があったが、三十数年ぶりの新録音、しかもSACD hybridでの発売。「キャピタル・キャピタルズ」は1927年6月21日にパリで初演。題名は「主要な主要都市」の意。指揮者のギル・ローズは2015年8月、松本でのベルリオーズ:ベアトリスとベネディクト公演を小澤征爾の代役で急遽指揮に当たり好評を博した人物。1996年にボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクトを立ち上げ、芸術監督として活躍している。
BMOP-1048
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(HYBRID_SACD)
デイヴィッド・ラコウスキ(1958-):
 盗まれた瞬間(2008/10) (*) /ピアノ協奏曲第2番(2011) (#)
 サラ・ボブ(P;*) エイミー・ブリッグズ(P;#)
 ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2016年。
BMOP-1047
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(HYBRID_SACD)
デイヴィッド・ストック(1939-):
 キューバ協奏曲(*) /オボラバ(#) /パーカッション協奏曲(+)
  アンドレス・カルデネス(Vn;*) アレックス・クライン(Ob;#)
  リサ・ペガー(Perc;+) ギル・ローズ指揮
  ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2016年。
BMOP-1046
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(HYBRID_SACD)
カティ・アゴーチ(1975-):
 デブレツェン受難曲/レクイエム断章/バビロンの小川/隠された宝のように・・/ヴェッセル
 カティ・アゴーチ、リサ・ビエラヴァ(S) キャサリン・グロウドン(Ms)
 マーゴット・ルード、ソニヤ・テンブラッド(S) ローレライ・アンサンブル
 ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2016年。
BMOP-1045
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(HYBRID_SACD)
メイソン・ベイツ(1977-):
 マザー・シップ/シー・ブルー・サーキットリー/デザート・トランスポート/
 アタック・ディケイ・サステイン・リリース/ラスティ・エア・イン・カロライナ
  ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2015年。
BMOP-1044
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(HYBRID_SACD)
チナリー・ウン〔ウング〕(1942-):
 ウォーター・リング序曲/アニッカ/交唱スパイラル/
 内なるオーラの歌/壮大なスパイラル:砂漠に花が咲く
  スーサン・ウン〔ウング〕(Va/Vo) ギル・ローズ指揮
  ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2015年。
BMOP-1043
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(2 HYBRID_SACD)
ルーカス・フォス(1922-2009):交響曲全集
 〔第1番(1944) (*) /
  第2番「コラール」(1955-58) (#) /
  第3番「悲しみ」(1991) (+) /
  第4番「過去への窓」(1995) (#) 〕
ギル・ローズ指揮
ボストン・モダーン・
 オーケストラ・プロジェクト
 録音:2012年9月17日(*)、2013年6月28日(+)、29日(#)、ジョーダン・ホール、ボストン/発売:2015年。
BMOP-1042
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(HYBRID_SACD)
青い地球〜ドナルド・クロケット(1951-):
 ウェッジ/ヴィオラ協奏曲(*) /青い地球
 ケイト・ヴィンセント(Va;*) ギル・ローズ指揮
 ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2015年。
BMOP-1041
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(HYBRID_SACD)
アーヴィング・ファイン(1914-1962):
 トッカータ・コンチェルタンテ/弦楽とハープのためのノットゥルノ/ブルー・タワーズ/
 弦楽のためのラメント「シリアス・ソング」/ディヴァージョンズ/交響曲
  ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2015年。
BMOP-1040
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(HYBRID_SACD)
アンドルー・ノーマン(1949-):
 プレイ/トライ
ギル・ローズ指揮
ボストン・モダーン・
 オーケストラ・プロジェクト
 発売:2015年。
エレナ・ルーアー(1963-):
 きらめき/ヴォカリッシムス/クラウドアトラス(*) /オキーフの肖像
 ジェニファー・クローツェル(Vc;*) ギル・ローズ指揮
 ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2014年。
スコット・ウィーラー(1952-):
 クレイジー・ウェザー/
 シティ・オヴ・シャドウズ/ノーザン・ライツ
ギル・ローズ指揮
ボストン・モダーン・
 オーケストラ・プロジェクト
 発売:2014年。
ルー・ハリソン(1917-2003):
 アメリカン・ガムランを伴うヴァイオリンのための組曲/ラ・コロ・ストロ
  ガブリエラ・ディアズ(Vn) プロヴィデンス・シンガーズ
  ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2014年。
アントニー・デイヴィス(1951-):
 地下からの注釈/あなたには静けさを保つ権利がある(*) /ワヤンV(#)
  J.D.パラン(Cl;*/コントラアルトCl;*)
  アール・ハワード(カーツウェル;*/シンセサイザー;*)
  アントニー・デイヴィス(P;#) ギル・ローズ指揮
  ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2014年。
ルイス・スプラットラン(1940-):
 ある夏の日/サクソフォン協奏曲(*) /アポロとダフネ変奏曲
  エリオット・ガテーニョ(Sax;*) ギル・ローズ指揮
  ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2014年。
ミルトン・バビット(1916-2011):
 12楽器のための作曲(1948) /オール・セット(1957) /コレスポンデンシズ(1967) /
 パラフレーズ(1979) /クラウデッド・エアー(1988) /詩篇より(2002) (*)
  ルーシー・シェルトン(S;*) ギル・ローズ指揮
  ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2013年。
BMOP-1033
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(HYBRID_SACD)
ジョージ・アンタイル(1900-1959):
 ジャズ・シンフォニー(1925原典版)/
 バレエ・メカニック(1924原典版)
ギル・ローズ指揮
ボストン・モダーン・
 オーケストラ・プロジェクト
 発売:2013年。
マシュー・ローゼンブルム(1954-):
 シャープシューター/メビウスの輪(サクソフォン四重奏版)(*) /
 二重協奏曲(#) /メビウスの輪(サクソフォン四重奏と管弦楽版)(*)
  ラッシャー・サクソフォン四重奏団(*) ケネス・クーン(バリトンSax;#)
  リサ・ペガー(Perc;#) ギル・ローズ指揮
  ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2013年。
アーサー・バーガー(1912-2003):
 音楽への言葉、たぶん(イエーツの3つの詩)(*) /13奏者のための室内音楽/
 七重奏曲/二連画〔コラージュ I /コラージュ II 〕/コラージュ III
  クリスタ・リヴァー(Ms;*) ギル・ローズ指揮
  ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2013年。
アンディ・ヴォレス(1956-):
 ファブリケーション 11 「キャスト」/ゴバック・ゴバック(*) /
 ファブリケーション 13 「モンスター」
  デイヴィッド・クラヴィッツ(Br;*) ギル・ローズ指揮
  ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2013年。
ジェイコブ・ドラックマン(1928-1996):
 クイックニング・パルス/アルマ・ベアテの喜びのコンテンテ/
 魔法でもなくお守りでもなく/「メデア」組曲/ラミア(*)
  ルーシー・シェルトン(S;*) ギル・ローズ指揮
  ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2013年。
BMOP-1028
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(HYBRID_SACD)
マイケル・ガンドルフィ(1956-):
 グルーヴの研究所から(*) /ファゴット協奏曲(#) /アルトサックスと管弦楽のための幻想曲
  エンジェル・スベロ(バスTb;*) ルチャード・スヴォボダ(Fg;#)
  ケネス・ラドノフスキー(アルトSax;無印) ギル・ローズ指揮
  ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2013年。
マーティン・ボイカン(1931-):ヴァイオリン協奏曲(*) /交響曲(#)
 カーティス・マコンバー(Vn;*) サンフォード・シルヴァン(Br;#)
 ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2013年。
レザ・ヴァリ(1952-):
 「フォーク・ソング」セット(*)〔第8番/第14番〕/
 ペルシャ・ネイ協奏曲
  「果てしない平原に向かって」(#)
ジャナ・バティ(Ms;*)
ホスロウ・ソルタニ
(ペルシャのネイ;#)
ギル・ローズ指揮
ボストン・モダーン・
 オーケストラ・プロジェクト
 発売:2013年。
BMOP-1025
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(2CD)
トーマス・オーボエ・リー(1945-):
 フラウタ・カリオカ(2000)[サラ・ブレイディ(Fl)]/
 ・・・ビスビグリアンド・・・(2009)[イナ・ズドロヴェチ(Hp)]/
 ヴァイオリン協奏曲(2009)[イリーナ・ムレサヌ(Vn)]/
 ピアノ協奏曲「モーツァルティアーナ」(2007)[ロバート・レヴィン(P)]/
 ペルセフォーヌと四季(2006)[ジェニファー・スロウィック(Ob)]/
 チェロと管弦楽のための音詩「エウリディーチェ」(1995)
  [ラファエル・ポッパー=カイザー(Vc)]
 ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2013年。
BMOP-1024
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(HYBRID_SACD)
ポール・モラヴェック(1957-):
 ノーザン・ライツ・エレクトリック(1992, orch. 2000) /クラリネット協奏曲(2008) /
 常に右! [Sempre Diritto!] (1992) /チェロ協奏曲「モンセラート」(2001)
  デイヴィッド・クラコーアー(Cl) マット・ハイモヴィッツ(Vc)
  ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2012年。
BMOP-1023
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(2CD)
ジョン・ハービソン(1938-):歌劇「冬の物語」(1974, rev.1991)
 デイヴィッド・クラヴィッツ(Br) ジャナ・バティ(Ms) アン・ハーリー(S)
 マシュー・アンダーソン(T) パメラ・デロール(Ms) ダナ・ホワイトサイド(B)
 クリスティアン・フィギュロー(T) ポール・ガットリー(Br) ジェレミー・ハモンド(B)

 ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2012年。
BMOP-1022
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(HYBRID_SACD)
アンソニー・ポール・デ・リティス(1968-):
 曲芸(1994) /ほこりのコード(1992) /DJ協奏曲「進化」(2004) (*)
 ポール・D.ミラー、DJスプーキーとそのサブリミナル・キッド(*)
 ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2012年。
エリック・モー(1954-):
 スーパー・ヒーロー(2006) /
 エイト・ポイント・ターン(2001) /
 キック&ライド(2008) (*)
ロバート・シュルツ
(ドラム・セット;*)
ギル・ローズ指揮
ボストン・モダーン・
 オーケストラ・プロジェクト
 発売:2011年。
エグザイル・シンフォニー〜アラン・ホヴァネス(1911-2000):
 アメリカ狂詩曲〔第1番−第3番〕/海の歌/
 ソプラノ・サクソフォン協奏曲/交響曲第1番「亡命者〔エクザイル〕」
  ジョン・マクドナルド(P) ケネス・ランドフスキ(ソプラノSax)
  ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2011年。
スティーヴン・マッキー(1956-):ドリームハウス(2003)
 ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 シナジー・ヴォーカルズ、キャッチ・エレキギター四重奏団
 発売:2010年。
ヴァージル・トムソン(1896-1989):
 荘厳な音楽/愉快なフーガ/愛の祝祭(*) /詩集(*/#) /
 ウィリアム・ブレイクによる5つの歌曲(*) /
 管弦楽のための3つの絵画
トマス・メリョランサ(Br;*)
クリステン・ワトソン(S;#)
ギル・ローズ指揮
ボストン・モダーン・
 オーケストラ・プロジェクト
 発売:2010年。
BMOP-1017
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(2 HYBRID_SACD)
リサ・ビーラワ(1968-):
 ローム(2001) /二重ヴァイオリン協奏曲(2008) (*) /未完の送信(2000) (#) /
 管弦楽のための協奏曲「イン・メディア・レス」(2009) /シノプス〔1−15〕(2006-09)
  カーラ・キールステッド、コリン・ジェイコブセン(Vn;*) リサ・ビーラワ(S;#)
  ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2010年。
ウィリアム・トーマス・マッキンリー(1938-):
 マリンバ協奏曲「子供時代の思い出」(2005) (*) / R. A. P. (2005) (#) /13の踊り(2007)
  ナンシー・ゼルツマン(マリンバ;*) リチャード・ストルツマン(Cl;#)
  ピーター・ジョン・ストルツマン(P;#) アンソニー・ダミコ(Cb;#)
  ロバート・シュルツ(ドラムセット;#) ギル・ローズ指揮
  ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2010年。
BMOP-1015
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(HYBRID_SACD)
ドミニク・アージェント(1927-):ジョナと鯨
 トーマス・オークス(語り) ダニエル・ノーマン(T;ジョナ)
 ダニエル・コール(B;神の声) アンドルー・クラーク指揮
 ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト、プロヴィデンス・シンガーズ
 発売:2010年。
 # BMOP-1014 「Ken Ueno: Talus」:レーベル品切中。
エリオット・シュワルツ(1936-):室内協奏曲集
 〔第1番(1976) /第2番(1976) /第3番「アナザー・ヴュー」(1977/2007) /第4番(1980-81) /
  第5番「水の音楽」(1991/2006-07) /第6番「ミスター・ジェファーソン」(2007/08) 〕

 アントニー・ダミコ(Cb) ゲイリー・ゴーチカ(Cl) ニナ・フェリーニョ(P)
 ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2009年。
BMOP-1012
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(HYBRID_SACD)
ジョン・ケージ(1912-1992):
 16の踊り(1951)
ギル・ローズ指揮
ボストン・モダーン・
 オーケストラ・プロジェクト
 発売:2009年。
ルイ・アンドリーセン(1939-):
 ハーレムの鐘(2002) /
 アメリカへの行き帰りでの路面電車(1998) (*/#) /
 キャシーからの手紙(2003) (*) /
 ラ・パッショーネ(2002) (*/#)
クリスタ・ザヴァローニ(Ms;*)
モニカ・ジャーミノ(Vn;#)
ギル・ローズ指揮
ボストン・モダーン・
 オーケストラ・プロジェクト
 発売:2009年。
ジョン・ハービソン(1938-):3月の満月(1977) /ミラバイの歌(1982)
 アン・ハーリー(S) ロレーン・ディシモーネ、ジャンナ・ベイティ(Ms)
 フランク・ケリー(T) ジェイムズ・マダレーナ(Br)
 ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2009年。
デイヴィッド・ラコウスキ(1958-):
 持続性メモリー(1996-97) /
 ピアノ協奏曲(2005-06) (*) /
 翼の仕組み(1991)
マリリン・ノンケン(P;*)
ギル・ローズ指揮
ボストン・モダーン・
 オーケストラ・プロジェクト
 発売:2009年。
BMOP-1008
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(HYBRID_SACD)
デレク・バーメル(1967-):
 ホコリの踊り(1994) /トラキアのエコー(2002) /
 エリクシール(2006) /
 クラリネットと管弦楽のための「声」(*)
デレク・バーメル(Cl;*)
ギル・ローズ指揮
ボストン・モダーン・
 オーケストラ・プロジェクト
 発売:2008年。
BMOP-1007
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(HYBRID_SACD)
ルーカス・フォス(1922-2009):カンタータ「大草原」(1944)
 ジジ・ミッチェル=ヴェラスコ(Ms) フランク・ケリー(T)
 アーロン・エンゲブレス(Br) アンドルー・クラーク指揮
 ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト、プロヴィデンス・シンガーズ
 録音:2007年3月15日、メカニクス・ホール、ウスター、マサチューセッツ州、 US / (C) 2008 。
BMOP-1006
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(2CD)
エリック・ソーヤー(1962-):歌劇「私達のアメリカの従兄」
 ジャンナ・ベイティ(Ms) アラン・シュナイダー(T) アーロン・エンゲブレス(Br)
 ドルー・ポリング、ドナルド・ウィルキンソン(Br) アンジェラ・ハインズ・グーチ(S)
 トム・オトゥール(B−Br) ヒラリー・オトゥール(S) ジャニス・エドワーズ(Ms)他

 ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2008年。
シャールズ・フッセル(1938-):
 「ハイ・ブリッジ」前奏曲(2003) /
 バリトンと管弦楽のための交響曲「ワイルド」(1990, rev.1995) (*)
  〔ロンドン 1985 /南国にて 1897-98 /パリ 1900 〕
 サンフォード・シルヴァン(Br;*) ギル・ローズ指揮
 ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2008年。
ガンサー・シュラー(1925-2015):
 ジャズ四重奏と管弦楽のためのヴァリアンツ(1960) (*) /
 ジャーニー・イントゥ・ジャズ(1962) (#) /
 ジャズ四重奏と管弦楽のための協奏曲(1959) (+)
  エドウィン・シュラー(ベース) ジョージ・シュラー(ドラムス)
  トム・ベッカム(ヴァイブ;*/+) ティム・レイ(P;*) ブルース・バース(P;+)
  ガンサー・シュラー(語り;#) デイヴィッド・バロー(Tp;#)
  マット・ダリオー(アルトSax;#) ジェイソン・ハンター(テナーSax;#)
  ギル・ローズ指揮ボストン・モダーン・オーケストラ・プロジェクト
 発売:2008年。
リー・ハイラ(1952-2014):
 観阿弥・世阿弥による「須磨の浦」(2003) /
 聖者たちの生涯(2000)
メアリー・ネッシンガー(Ms)
ギル・ローズ指揮
ボストン・モダーン・
 オーケストラ・プロジェクト
 発売:2008年。
マイケル・ガンドルフィ(1956-):
 出発点(1988) /真夏の夜のテーマ(2001) /
 Y2K コンプライアント(2000)
ギル・ローズ指揮
ボストン・モダーン・
 オーケストラ・プロジェクト
 発売:2008年。
ジョン・ハービソン(1938-):
 バレエ「ユリシーズ」(1984, rev.2003)
ギル・ローズ指揮
ボストン・モダーン・
 オーケストラ・プロジェクト
 発売:2008年。

ANALEKTA (加) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

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カリン・ケイ・ナガノ〜J.S.バッハ
 2声のインヴェンションと
  3声のシンフォニア BWV.772-801
カリン・ケイ・ナガノ(P)
 録音:2016年7月、ラジオ・カナダ・スタジオ12、モントリオール、カナダ。 ケント・ナガノと児玉麻里の娘で、2014年に日本デビューを果たした才女、カリン・ケイ・ナガノ待望の第2弾! 前作モーツァルトに続く新録音となるこのJ.S.バッハは、演奏、録音の両面で話題となること必至! ルビンシテイン国際ピアノ・コンクール(2009〜2010年)、ベルリン国際ピアノ・コンクール(2007年)、スクリャービン国際ピアノ・コンクール(2007年)で第1位に輝いた実績を持ち、2014年には日本デビューを果たしたピアノ界のニューヒロイン、カリン・ケイ・ナガノ。ケント・ナガノと児玉麻里の娘であり、パリではフランスの名教師、故ジェルメーヌ・ムニエにピアノを師事した若き才女がデビュー・アルバムとなったモーツァルトの「ピアノ協奏曲第12番&第13番(室内楽版)」(PAN 28765 / AN 28765)から約3年の歳月を経て、J.S.バッハの「2声のインヴェンションと3声のシンフォニア」をレコーディング! カリン・ケイ・ナガノは、このヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの教育のために作曲された傑作を演奏するにあたり、1720年の原典版に基づく「C, D, E, F, G, A, B, B-fl, A, G, F, E, E-fl, D, C」の曲順を採用。カリン・ケイ・ナガノのピュアな音色とクリアなタッチ、バッハの音楽に対する真摯なアプローチ、そしてアナレクタ(Analekta)の優秀録音によって、「学習用」というイメージから解き放たれた「30の小品」がまばゆく輝く。

AVIE 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
グレインジャー:ソプラノとピアノによる民謡集
 勇敢なウィリアム・テイラー/6人の公爵が釣りに出かけると/騎士と羊飼いの娘(ピアノ独奏)/
 マクスウェル卿のおやすみなさい/わたしのロビンは緑の森へ(ピアノ独奏)/乳搾りをするかわいい娘/タイムの小枝/
 サセックスの役者が歌うクリスマス・キャロル(ピアノ独奏)/二羽のからす/デリー州の調べ(ピアノ独奏)/
 愛のために死んで/愛の力/ウォーキング・チューン(ピアノ独奏)/柳よ柳/ある朝早く/心の冷たいバーブラ・ヘレン/
 わたしのジョンよ、もう一日(ピアノ独奏)/カントリー・ガーデンズ(ピアノ二重奏)(*)

  クレア・ブース(S/P;*) クリストファー・グリン(P)
 録音:2015年6月、11月、ポットン・ホール、サフォーク。クレア・ブースは、ロイヤル・オペラ・ハウス、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、ウェールズ・ナショナル・オペラなど英国の主要オペラ・ハウスで活躍し、舞台、コンサートの両面で幅広いレパートリーを披露、2016年10月には「没後20年武満徹 オーケストラ・コンサート」で来日公演も行ったイギリスのソプラノ歌手。グラミー賞受賞歴も誇るピアニスト&名盤奏者のクリストファー・グリンがクレア・ブースと共演したパーシー・グレインジャーの民謡集が、イギリスのAvieから登場。ヨーロッパ各地の数多の民謡を収集し編曲を行ってきたグレインジャーの、素朴で魅力的な音楽を歌う。グレインジャーのもっとも名高い作品の一つ「カントリー・ガーデンズ」では、クレア・ブースがピアノを弾いたピアノ二重奏も披露。

QUARTZ (英) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 当レーベルは CD-R で製版されています。旧譜はこちらから
大島莉紗〜プロコフィエフ:ヴァイオリン作品集
 ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.80 /5つのメロディ Op.35 bis /
 「シンデレラ」からの5つの小品(フィッツェンホルフ編曲)/
 「ロメオとジュリエット」からの組曲(バイチ&フレッツベルガー編曲)
  大島莉紗(Vn) シュテファン・シュトロイッスニク(P)
 録音:2015年9月25日-27日、ベートーヴェンホール、ハイリゲンシュタット、ウィーン。パリ・オペラ座管で活躍中の日本人女流ヴァイオリニスト、大島莉紗のデビュー・アルバム。ドイツのラインラント=プファルツ州立po. を経て、現在はパリ・オペラ座o. (パリ国立歌劇場o. )で活躍中の日本人ヴァイオリニスト、大島莉紗のソロ、デビュー・レコーディングとなる「プロコフィエフのヴァイオリン作品集」が登場!ロンドン・フィルの客演首席奏者、ハレ管、スコットランド室内管の客演コンサートマスターとしても活躍し、英国王立音楽大学大学院在学中には、女性初となるイェフディ・メニューイン賞の受賞者となるなど、ヨーロッパを拠点に目覚ましい活動を展開している大島莉紗。ウィーンのピアニスト、シュテファン・シュトロイッスニクとデュオを組んだ大島莉紗は、名教師フェリックス・アンドリエフスキーにその真髄を学んだソナタ第1番、そして音楽史に輝く傑作バレエ音楽「シンデレラ」と「ロメオとジュリエット」からのアレンジや「5つのメロディ」を通して、プロコフィエフの多面性を見事に表現している。英グラモフォン、米ファンファーレの各誌で激賞されたプロコフィエフの鮮烈な快演にご期待頂きたい。

ALBA (芬) 1枚あたり¥2860(税抜¥2600)(SACDハイブリッド盤も同一価格)

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ABCD-401
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(HYBRID_SACD)
川を渡る
 ユハニ・ヌオルヴァラ(1961-):ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソロ(2008)
 メシアン(1908-1992):オルガンのための「キリストの昇天」(1934)
 オッリ・コルテカンガス(1955-):ヴィオラ・ダ・ガンバのための「奉献唱」(2012) /
                 オルガンとヴィオラ・ダ・ガンバのための「5つの川を渡る」(2008)

  ヴァルプ・ハーヴィスト(ヴィオラ・ダ・ガンバ) カリ・ヴオラ(Org)
 録音〔使用オルガン〕:2013年10月7日-8日、中央ポリ教会、ポリ、フィンランド〔パッシェン・キール・オルガン、2007年〕。制作:ヴァルプ・ハーヴィスト、カリ・ヴオラ。録音:ミカ・コイヴサロ。ブラームス(ABCD-121)、レーガー(ABCD-175)、J.S.バッハ(ABCD-209)の作品を録音したフィンランドのオルガニスト、カリ・ヴオラの新作。フィンランドのヴィオールとチェロの奏者、ヴァルプ・ハーヴィストと共演、ヴィオラ・ダ・ガンバとオルガンのソロとデュオの作品を演奏している。メシアンの「キリストの昇天」とともにメイン・プログラムに組まれた「5つの川を渡る」は、フィンランドのコルテカンガスが、パライネン・オルガンフェスティヴァルの委嘱により作曲した作品。「オリヴィエ・メシアンへのオマージュ」の副題をもち、オルガンとヴィオラ・ダ・ガンバのためのデュオ曲として書かれている。ギリシャ神話の冥界ハーデースを囲む5つの川--「悲嘆の川」アケローンとコキュートス、「火の川」プレゲトーン、「忘却の川」レーテー、死者の魂を冥界へ渡すステュクス--の名をもつ5つの楽章で構成。具体的なプログラムではなく「川とその川を渡る印象」を表現したという音楽。コルテカンガスのヴィオラ・ダ・ガンバのソロ曲「奉献唱」は、ラップランドのヘタ音楽祭の委嘱作。ラエスタジアス派の復活祭の賛美歌に基づいて作曲されている。ユハニ・ヌオルヴァラの「ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソロ」は、純正律の楽器のための独奏曲。瞑想に始まり、勢いのついたあと、静穏に終わる。ヴィオール奏者、ルオラヤン=ミッコラの委嘱で作曲された。録音セッションは、前作『喜びと悲しみの賛美歌』(ABCD-362)と同じ、ポリの中央ポリ教会で行われた。クルト・ルーザスがフランスのロマンティック・オルガンの伝統に基づき設計、キールのパッシェン・キール・オルガン工房が制作した楽器の設置された教会。
ABCD-402
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(HYBRID_SACD)
フォーク・シーズンズ〜ヴィヴァルディ
 ヴァイオリン協奏曲集「四季」(「和声と創意の試み」 Op.8 から)
  〔ホ長調 RV.269「春」/ト短調 RV.315「夏」/ヘ長調 RV.293「秋」/ヘ短調 RV.297「冬」〕/
 ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV.114 /
 2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための合奏協奏曲 イ短調 RV.522(Op.3 No.8) (*) /
 2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 RV.511 (*)

 クレータ=マリア・ケンタラ(Vn) シーリ・ヴィルッカラ(Vn;*)
 バロッコ・ボレアーレ
 録音:2016年6月4日-7日、カウスティネン教会、カウスティネン、フィンランド。 制作・録音:サイモン・フォックス=ガール。カウスティネンは、ヘルシンキの北、中央オストロボスニアにある町。人口は約4,300。毎年開催されるスカンディナヴィア最大の民俗音楽祭により国際的にも知られている。バロッコ・ボレアーレは、バロック音楽をこの地域に定着させようと、2013年に創設されたピリオド楽器のアンサンブル。リーダーのクレータ=マリア・ケンタラは、カウスティネン生まれ。バロック・ヴァイオリンをラインハルト・ゲーベルとモニカ・ハジェットに学んだ。1691年製のジョヴァンニ・バッティスタ・ロゲーリを弾いている。『フォーク・シーズンズ』は、バロッコ・ボレアーレのアルバム第1作。『四季(フォー・シーズンズ)』をメインにヴィヴァルディの協奏曲を6曲、演奏している。アルバムの楽器編成は、ヴァイオリン6、ヴィオラ2、チェロ1、ヴィオローネ1の弦楽器群と、チェンバロ、ハープ、プサルタリー、カンテレ、テオルボ、バロックギター、ビウエラの通奏低音。「『夏』から感じるものといえば、まず、うるさい蚊のこと。フィンランド人は、冬をどう楽しむかということを誰よりもよく知っている。外に出れば氷の上で遊び、家の中では暖炉のそばで心地よい時間を過ごす」(通奏低音担当アンドルー・ローレンス=キング)。フォーク・フィドルの長い伝統をもつカウスティネンの音楽家たち。『四季』では通奏低音の3人が「鳥笛(バードホイッスル)」も担当、「音楽の創意」全開の音楽を展開していく。2つのヴァイオリンのための作品は、ケンタラに教わったシーリ・ヴィルッカラが第2ヴァイオリンを担当する。2016年4月、カウスティネンの教会でセッション録音された。
光の中へ
 ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス〜おお、救いのいけにえよ / バード:アヴェ・ヴェルム・コルプス
 フォーレ:ジャン・ラシーヌの頌歌Op.11 /レクイエム Op.48 より〔リベラメ/天国に〕
 アンドルー・ロイド・ウェバー(1948-):レクイエム〜ピエ・イエズ / ビクトリア:おお聖なる饗宴
 フランク:3声のミサ曲 Op.12 〜天使の糧 / エリック・ウィテカー(1970-):黄金の光/アザラシの子守歌
 ロッティ:十字架にかけられ / オーラ・ヤイロ(1978-):北極光

 サウリ・ハンヌクセラ指揮 エルッキ・ラソンパロ指揮 ルミノス イーモ・ランタ(P)
 アボア・ノヴァ・アンサンブル ユハ・コティライネン(Br) マルック・ヒエタハルユ(Org)
 録音:2016年5月21日-22日、8月20日-21日、コスキ教会、コスキ、フィンランド。 制作:ヘイッキ・リーモラ/録音:ミカ・コイヴサロ。「ルミノス」はフィンランドの女性ヴォーカルアンサンブル。教会音楽家のサウリ・ハンヌクセラが芸術監督を務め、2012年から今の13人編成で活動している。2014年のデビューアルバム『星明かりの中で(Tahdenvalossa)』(Fuga)につづく第2作『光の中へ』。ロッシーニの「おお、救いのいけにえよ」、フォーレの「ジャン・ラシーヌの頌歌」、バードの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」、ロイド・ウェバーの「ピエ・イエズ」、アメリカのウィテカーとノルウェーのヤイロのそれぞれの代表曲のひとつとされる「黄金の光」と「北極光」……。彼らの「聖と俗」のレパートリーから「聖」の12曲によるプログラム。ロイド・ウェバーとフランクは、ハンヌクセラがユハニ・フォシュマンと共同で女声と管弦楽のために編曲した版、その他の作品は、デズモンド・ラトクリフが高声用に編曲したフォーレの「リベラメ」をのぞき、ハンヌクセラが女声用に編曲した版で歌われる。オルガニストのヒエタハルユ、バリトン歌手ユハ・コティライネン、エルッキ・ラソンパロ指揮アボア・ノヴァ・アンサンブル、そして、シベリウス・アカデミーで学び、カリタ・マッティラやヨルマ・ヒュンニネンたちとも共演してきたピアニスト、イーモ・ランタ。ルミノスのコンサートに客演してきた音楽家たちが参加。ハンヌクセラが合唱指揮を教わったヘイッキ・リーモラが制作を担当し、コスキの教会で録音セッションが行われた。プログラムの最後はウィテカーがラドヤード・キプリングの詩『白アザラシ』に作曲した「アザラシの子守歌」。
わたしのルーツ
 シベリウス:小学生行進曲 JS103 /わが心の歌 Op.18 No.6 /郷愁 JS111 /即興曲「ウレオー川の氷解け」Op.30
 シベリウス/ペッカ・ネベルング編曲:フィンランディア/フィンランディア讃歌 / 南ポホヤンマー民謡のポプリ
 サーミ・ヨイク/アコス・パップ編曲:ブッロ・マッティ / カール・ボレニウス/R.R.クライン編曲:風の通り道
 アウリス・サッリネン(1935-):海の歌Op.33 (1974) / 伝承曲/マッティ・ヒュオッキ編曲:さびれた海岸で
 伝承曲/ペッカ・ネベルング編曲:木の葉が色づいて/青、赤、バラのお花を摘もう/涙がこぼれた時/カレリアの丘で

 ペッカ・ネベルング指揮 KaMu cho.
 録音:2016年7月14日-17日、聖マルティン教会、トゥルク、フィンランド。 制作:マルック・ヴェイヨンスオ、ペッカ・ネベルング、エルッキ・ニソネン/録音:マルック・ヴェイヨンスオ。 KaMu 合唱団は、西フィンランドのカーリナに2013年に設立された児童と青少年の合唱団。団員数は70名。KaMu 少女合唱団、KaMu 青年合唱団、KaMu 児童合唱団の3つの合唱グループをもち、トゥルクのフィルハーモニック、ブレーメンのドイツ・フィルハーモニー、近衛兵バンドのトランペッ ト奏者を務めたカーリナの学校で音楽を教えるペッカ・ネベルング(1979-)が芸術監督として指揮している。『わたしのルーツ』(「わたしの生まれた ところは」)は、KaMu 合唱団の初めての録音。アウリス・サッリネンが作曲、タピオラ合唱団により初演された「海の歌」、トペリウスの詩によるシベリウスの即興曲「ウレオー川の氷解け」、ネベルングが編曲した「合唱版」の「フィンランディア」、伝承曲によるプログラム。フィンランド独立 100 周年記念のアルバム。
あなたにお話しするなら〜フィンランド映画主題歌集
 1. Haukka (鷹) (Heikki Aaltoila/Aaro Helaakoski)
 2. Nuoruustango(青春時代のタンゴの) (Kaj Chydenius/Anu Kaipainen)
 3. Auringon lapset (太陽の子供たち) (Georg Malmstén/R. R. Ryynänen)
 4. Laulu onnesta (しあわせの歌) (Georg Malmstén/R. R. Ryynänen)
 5. Sulle salaisuuden kertoa mä voisin(内緒の話をあなたに) (George de Godzinsky/Eine Laine)
 6. Väliaikainen(はかない) (Matti Jurva/Tatu Pekkarinen)
 7. Laulu kuolleesta rakastetusta (亡き愛しき人の唄) (Kaj Chydenius/Maria-Leena Mikkola)
 8. Kuka kertoisi minulle (誰がわたしに言ってくれるだろう) (Otto Donner/Aulikki Oksanen)
 9. Kaikki kääntyy vielä kerran parhain päin(もう一度どんでん返しがありそうだ) (Matti Jurva/Tatu Pekkarinen)
 10. Balladi (バラード) (Anssi Tikanmäki/Juice Leskinen)

  トゥルク・ジャズo.、ヴェッル・ハルコサルミ指揮トゥルクpo.
  ヨハンナ・イーヴァナイネン(Vo) ユッカ・ペルコ(Sax)
 録音 :2016年2月15日、17日、トゥルク・コンサートホール、トゥルク、フィンランド。 Auringon lapset(太陽の子供たち)の題名でフィンランド公開された1932年のエストニア作品から、1984年のアキ・カウリスマキ監督の『Klaani』まで、フィンランド映画の「古典的」作品の主題歌を古都トゥルクのジャズオーケストラとフィルハーモニックが共演。1976年オウル生まれ、2006年の「Jazzrytmit(ジャズリズム)」誌の最優秀女性ヴォーカルに選ばれたヨハンナ・イーヴァナイネンが「古き時代」をしのばせるスタイルで歌い、セルヴェリ・ピューサロと創設した「新しいジャズ世代」のジャズバンド「ペルコ=ピューサロ」で成功を収めた、フィンランドを代表するジャズプレイヤーのひとり、ユッカ・ペルコがサクソフォンのソリストとして参加した。UMOジャズオーケストラをはじめとするフィンランドのバンド、オランダやドイツのジャズバンドを指揮・作曲家でもあるヴェッル・ハルコサルミと、シベリウス・アカデミーのジャズ科でジャズピアノを学び、クラシカル音楽作曲の修士号を取得したアルットゥリ・ロンカが編曲を担当。2016年2月、トゥルク・コンサートホールで行われたセッションの録音。

AUDITE (独) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

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AU-21426
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(5CD)
3CD価格
アマデウス四重奏団 RIAS 録音集 Vol.6(完結編)〜ハイドン:弦楽四重曲集
 〔第21番 ト長調 Hob.III: 21 [1952年12月15日] /第35番 ヘ短調 Hob.III: 35 [1952年5月25日] /
  第38番 変ホ長調 Hob.III: 38「冗談」 [1951年11月20日] /
  第57番 ハ長調 Hob.III: 57 【全曲 [1969年11月18日] /第2楽章「アダージョ」 [1950年6月10日]】/
  第67番 変ロ長調 Hob.III: 67 [1956年2月8日] /第66番 ト長調 Hob.III: 66 [1959年12月10日、イエス・キリスト教会] /
  第72番 ハ長調 Hob.III: 72 [1951年11月19日] /第74番 ト短調 Hob.III: 74 「騎手」[1957年11月29日] /
  第75番 ト長調 Hob.III: 75 [1960年12月8日] /第77番 ハ長調 Hob.III: 77 「皇帝」[1951年4月24日] /
  第78番 変ロ長調 Hob.III: 78「日の出」[1952年5月25日] /第81番 ト長調 Hob.III: 81 [1969年2月2日] /
  第82番 ヘ長調 Hob.III: 82 [1950年10月30日、第7スタジオ、RIAS フンクハウス] /第83番 Hob.III: 83 [1952年5月25日] /
  第50番-第56番 Hob.III: 50-56 「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」 [1952年12月15日] 〕

 アマデウスSQ [ノーバート・ブレイニン(Vn1) ジークムント・ニッセル(Vn2)
          ピーター・シドロフ(Va) マーティン・ロヴェット(Vc)]
 録音:[内]、ジーメンスヴィラ(特記以外)、全てベルリン、モノラル。全て初出音源。第21番、35番、38番は、おそらく彼らの初音盤となる作品。 高音質復刻で評判を呼ぶドイツaudite レーベルからリリースされている RIAS 音源によるアマデウス四重奏団の初出音源集。シリーズ最終となる第6弾はハイドンの弦楽四重奏曲集の5枚組。アマデウス四重奏団によるハイドンといえば1970年代に収録した後期作品集が誉れ高き名盤として知ら れているが、第21番、35番、38番の初期作品の収録はないだけに当録音集は非常に貴重と言える。RIAS 音源による当録音は1950年から1969年にかけて収録されたもので、アマデウス四重奏団の意欲と新鮮な解釈に満ちており、とりわけ第1ヴァイオリンのノーバート・ブレイニンの音色は非常に優美でアンサンブルに華やかさを添える。また、当団の魅力である優美な演奏は結成初期からのものだということがわかる。演奏の素晴らしさもさることながら、audite レーベルの見事な復刻にも注目で、非常に鮮明な音質で蘇った。なお、これら RIAS 盤は録音の際に各楽章編集なしのワンテイクで収録したとのことなので、セッション録音でありながらライヴさながらの気迫に満ちた演奏となっている。
ルツェルン音楽祭〜シューリヒト&カサドシュ
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595 (*)
 ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73 (#)
ロベール・カサドシュ(P;*)
カール・シューリヒト指揮(*/#)
ルツェルン祝祭o.
 〔スイス祝祭o.〕(*)、VPO (#)
 録音:1961年8月19日(*)、1962年9月8日(#)、共にルツェルン音楽祭、モノラル、ライヴ。 定評ある Audite レーベルの 1st マスター・リリースのルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ。第11弾はカール・シューリヒトの演奏から、カサドシュを迎えたモーツァルトのピアノ協奏曲第27番とブラームスの交響曲第2番。1967年1月7日、スイスで死去したシューリヒトは2017年に歿後50年を迎えた。ドイツが生み出した最も優れた指揮者の1人シューリヒトは、1943年にスイス・ロマンドo. に登場し、第2次世界大戦の中 の44年には、戦局の悪化に伴いスイスに移住した。戦前より名門オーケストラに客演してきたシューリヒトは、特にVPOとの関係は深く1960年に「VPO名誉会員」の称号が贈られた。当録音は1961年と1962年、ルツェルン・フェスティヴァル、ライヴ収録。1曲目はフランスが生んだ名ピアニスト、ロベール・カサドシュを 独奏に迎えたモーツァルトのピアノ協奏曲第27番。カサドシュといえばモーツァルトの名手として知られ、同曲はジョージ・セル指揮コロンビア交響楽団(1962年録音)との録音が名盤として知られている。カサドシュは同時期にモーツァルトの録音、実演に多く取り組み、このルツェルン、ライヴの直後の1961年8月23日にザルツブルクにてシューリヒト指揮VPOでも同曲を演奏している。カサドシュらしい洗練された美しいタッ チと語り口のモーツァルトは当演奏でも光る。2曲目のブラームスの交響曲第2番も大注目。VPOとの絶大な信頼関係のもと、丁寧 に作り上げられたこの演奏はシューリヒトのライヴで聴ける実に迫力あるものになっている。演奏の素晴らしさに加えて audite レーベルの見事な復刻にも注目で、モノラルながら非常に鮮明な音質で蘇った。
 #2017年5月中旬以降発売予定。
ブラームス:弦楽六重奏曲全集〔第1番 変ロ長調 Op.18 /第2番 ト長調 Op.36〕
 マンデルリンSQ [ゼバスティアン・シュミット(Vn1) ナネッテ・シュミット(Vn2)
            アンドレアス・ヴィルヴォール(Va) ベルンハルト・シュミット(Vc)]
 ローラント・グラッスル(Va2) ヴォルフガング・エマヌエル・シュミット(Vc2)
 録音:2016年12月19日-21日、ライプニッツザール、ハノーファー会議センター、ドイツ。 audite レーベルの看板アーティスト、マンデルリング四重奏団。当レーベルからショスタコーヴィチ、シューベルト、メンデルスゾーンなど数々の録音 をリリースし、端正で緻密なアンサンブルが高く評価されてきた。現在遂行中のブラームス録音。前作の弦楽五重奏曲(AU-97724)に続く期待の新録音は弦楽六重奏曲。マンデルリング四重奏団のアンサンブルは今回も安定感抜群。激情の中にも決して冷静さを欠かない演奏で、名門の名にふさわしい堂々たる演奏を聴かせてくれる。なお、1999年から当団のヴィオラ奏者として活躍したローラント・グラッスルは2015年に退団したが、当録音では第2ヴィオラとして共演している。新メンバーに迎えられたアンドレアス・ヴィルヴォールはドイツのエアフルト生まれ。ワイマールの音楽学校を卒業後ヴィオラに転向し、ベルリン・ハンス・アイスラー高等音楽院にてアルフレート・リプカに師事。また、キム・カシュカシアン、クリストフ・ポッペンなど著名な演奏家から薫陶を得た。その後、国際的な音楽祭に出演するほかファウスト・クァルテットのメンバーとして、また2001年よりベルリン放送so.首席奏者として活躍している。今後、マンデルリング四重奏団のメンバーとしての演奏も大注目のヴィオラ奏者。また、今回の第2チェロに抜擢されたのは若手屈指のチェリスト、ヴォルフガング・エマヌエル・シュミット。シュミットはアルド・パリソットやダーヴィド・ゲリンガスに師事。1994年ロストロポーヴィチ・チェロ・コンクールにて第2位を受賞し注目された。ディスクのリリースも多い注目のチェリスト。
signals from heaven [(*):Boris Netsvetaev 編曲]
 モンテヴェルディ:「オルフェオ」〜トッカータ / ガブリエリ:「サクレ・シンフォニエ」より/ La Spiritata C186
 ガーシュウィン:サマータイム(*) / デューク・エリントン: Come Sunday (*) / 武満徹:シグナルズ・フロム・ヘヴン
 黒人霊歌(*):Sometimes I feel like a motherless child / Nobody Knows the Trouble I 've Seen / Swing Low

 サラプティア・ブラス イェルン・ベルヴァルツ(Tp/Vo) ジュリアン・ワッサーファー(フリューゲルHr)
 録音:2016年6月26日-28日。ドイツ国立ユースオーケストラの仲間たちで結成された、若きブラス・アンサンブル「サラプティア・ブラス」によるアルバム。金管合奏の原点とも言うべきガブリエリの楽曲を点々と配置し、武満、ガーシュウィン、黒人霊歌などとエコーさせる不思議な構成。楽器の音色が十二分に生かされた、様々な曲調の音楽を楽しめる。メルニコフと共にショスタコーヴィチのピアノ協奏曲を録音している名手イェルン・ベルヴァルツも参加しており、トランペットとヴォーカルの二役をこなすという離れ業を見せる。また黒人霊歌ではジャズ畑のトランペッター、ジュリアン・ワッサーファーのたまらないソロが登場する。
シマノフスキ:神話 Op.30 /ロマンス Op.23 / フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 フランチスカ・ピーチ(Vn|使用楽器:テストーレ、1751年製
 デトレフ・アイシンガー(P|使用楽器:ベーゼンドルファー
 録音:2016年11月22日-24日、イエス・キリスト教会、ベルリン。 今や audite レーベルの看板アーティストの一人、美しきヴァイオリニスト、フランチスカ・ピーチ。プロコフィエフ・アルバム(AU-97722)、グリーグ・アルバム(AU-97707)に続く期待の新録音はフランクとシマノフスキ。前作に続き今回もベルリンのイエス・キリスト教会で収録された。濃厚なフレージングと情熱的な歌い回しでの表現も得意とするピーチと、端正な演奏が魅力のアイシンガーとの渾身の演奏を聴かせてくれる。東ドイツ生まれのフランチスカ・ピーチは 5歳から父よりヴァイオリンの手ほどきを受け 11歳の時にはベルリンでデビューした逸材。その後ニューヨークのジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイに師事。またヴァイオリニストとしての個性を磨くためルッジェーロ・リッチからも薫陶を受けた。ソロ活動の一方、1998年から2002年までヴッパータールso. の第1コンサート・マスターをつとめ多方面で活躍するピーチは、トリオ・テストーレの創設メンバーとして主要なピアノ・トリオ作品に取り組み、audite レーベルからリリースされたブラームスのピアノ三重奏曲全集(AU-91668)をきっかけに注目されはじめた。また近年ではピアノのアイシンガーとともに積極的な演奏活動を展開している。
ヘンデル
 9つのドイツ・アリア集 HWV.202-210 /ブロッケス受難曲 HWV.48より
  〔裂けよ、私の心/私の罪悪は綱であり/拭き取って下さい刺激的な灰汁の涙を/罪よ、恐れ、怯えて/
   熊の手、ライオンの爪も/イエス!イエス、あなたを我々の魂と結婚させて下さい〕

 イーナ・ジートラツェク(S) ヴォルフガング・カチュナー指揮ラウテン・カンパニー
 録音:2016年6月20日-22日、イエス・キリスト教会、ドイツ。「おどけた幸運」(AU-92703)で注目されたソプラノ歌手、イーナ・ジートラツェクが、ヘンデルの9つのドイツ・アリア集とブロッケス受難曲からの抜粋を収録した。澄み切ったピュアな歌声が魅力のジートラツェクは、現在ドイツを中心に活躍する古楽ソプラノで、今回はヴォルフガング・カチュナー率いるラウテン・カンパニーとの共演した。当団はヘンデルのオペラとオラトリオのアリアを管弦楽編曲したアルバムなど、数多くのタイトルをリリースしているだけに理想の共演といえ、ジートラツェクと実に見事なアンサンブルを披露している。

DISC AUVERS (仏) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 オーヴェル・シュル・オワーズ音楽祭のレーベル。ご案内済旧譜はこちらから
シューマン
 幻想曲 ハ長調 Op.17 /子供の情景 Op.15
ルカ・オクロス(P)
 録音:2015年11月。 ルカ・オクロスは1991年トビリシ生まれ。モスクワ音楽院にてセルゲイ・ドレンスキーに師事した。18歳でカーネギー・ホール・デビューを果たした他、ウィグモア・ホールなど世界の名だたるホールでコンサートを開き活躍している。2016年には第4回香港国際ピアノコンクールで第1位を獲得。注目の若きピアニスト。

BONGIOVANNI 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
ドメニコ・スカルラッティ
 歌劇「影の愛とアウラの嫉妬 [Amor d'un'ombra e gelosia d'un'aura] 」
  ベアトリーチェ・メルクーリ(Ms) ナルチーゾ・アンジェロ・ボナゾッリ(CT)
  ロレンツォ・トッツィ(Cemb)指揮ローマバロッカ・アンサンブル
 録音:2016年6月10日、アンジェリカ図書館、ローマ、ライヴ。 1714年にローマで書かれたオペラ。1720年には改訂されロンドンで上演された。『エコーとナルキッソス』というタイトルでも知られ、水面 に映る自分の美貌に魅せられてしまうナルキッソス(ナルシストの語源)を描いている。スカルラッティのベルカントで伸びやかな声楽書法が印象的な美しい作品。チェンバロ・ソナタが有名なドメニコ・スカルラッティだが、父でありナポリ楽派の代表格であるアレッサンドロ同様、声楽作品も充実し た内容。ブックレットには原語歌詞(イタリア語)と英語対訳を収録。
GB-2254
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[GB 2253/54-2]
(2CD)
1.5CD価格
ボッケリーニ:オラトリオ「ユダヤの王ジョアス」 G 537
 スザンナ・リガッチ(S;ジョアス) バルバラ・ディ・カストーリ(A;セピア)
 ウィリアム・マッテウッツィ(T:ジョイアーダ) マリア・ビッレーリ(S;アタリア)
 ガストーネ・サルティ(B;マタン) エウジェニオ・ファヴァーノ(T;イスマエーレ)
 エギスト・マッテウッチ指揮ポリフォニカ・ルッケーゼ

 ハーバート・ハント指揮ルイジ・ボッケリーニ室内o.
 録音:1998年5月3日、サンタマリア・コルテオルランディーニ聖堂、ルッカ、ライヴ/ (C) 2000 。旧品番:GB-2253/54。代理店は『ブックレットには原語歌詞(イタリア語)と英語対訳を収録』としているが、バック・インレイに「英語翻訳を含む解説と台詞は、Bongiovanni レーベルの公式サイトからダウンロード可能」と記載されており、外観から見る限りブックレット自体も薄いので、商品には付属していない可能性が高い。
 #商品バック・インレイ校正時?の品番表記がおかしく『GB 2253/544-2』とありました。入荷商品では正しくGB 2253/54-2』となっていましたが、国内代理店は上記 GB-2254 で管理しています。
 ##ジャケットに「1CD価格」との記載がありますが、国内代理店が2枚分の価格で流通させているため、当店では1.5枚分の価格とさせて頂いております。
 以上、ご了承の程お願い致します。
 メタスタージオのリブレットによるオラトリオ。ボッケリーニにとって最初の重要な声楽作品。1764年から 1765年にかけて作曲され、ボッケリーニが生まれ育った町、ルッカで演奏された。その後ローマに学びの場を移し、ウィーンで成功をおさめ、さらにパリ、マドリッドと活躍の場を広げその名をとどろかせた作曲家ボッケリーニの残した、若かりし日の佳品。

CYBELE (独) 特記以外
 価格帯B[SACD]:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 国内&当店未案内旧譜。旧譜はこちらから
CYBELE-KIG005S
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[3SACD-KIG005]
(3 HYBRID_SACD)
2枚価格
価格帯:B
ジャクリーヌ・フォンティン(1930-):協奏曲集
 ヴァイオリン協奏曲「 Reverie & Turbulence 」/チェロ協奏曲「 Colinda 」/
 2人の打楽器奏者と室内オーケストラのための協奏曲「 Capricorne 」/
 フルート、チェンバロと弦楽のための二重協奏曲「 Es ist ein Ozean... 」
 フォンティンと Mirjam Wiesemann の対話(約54分)/コーリャ・レッシングと Mirjam Wiesemann の対話(約49分)

 コーリャ・レッシング(Vn) トム・デ・コック、スヴェン・ポルケッター(Perc)
 ガビー・パス=ファン・リート(Fl)  マルティン・シュメーディング(Cemb)
 クリストフ=マティアス・ミュラー指揮ゲッティンガーso.
 #作品演奏はディスク1枚分のみです。
CYBELE-KIG007S
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[3SACD-KIG007]
(3 HYBRID_SACD)
2枚価格
価格帯:B
フアン・アジェンデ=ブリン(1928-):アンサンブルのための作品集
 ソプラノ、トランペットとユーフォニアムのための「ヘルダーリンによる断片」/
 フルート、ハープ、ヴィブラフォンと打楽器のための「ディスタンス」/
 フルート、クラリネット、トロンボーンとピアノのための四重奏曲/
 ソプラノ、フルート、クラリネット、トロンボーン、チェロとピアノのための
  ジュール・シュペルヴィエルの詩によるカンタータ「 L'emigrant 」
 アジェンデ=ブリンと Mirjam Wiesemann の会話/他(約111分)
 シルヴィア・ヴァイス(S) E-MEX-アンサンブル
 #作品演奏はディスク1枚分のみです。

LES DISSONANCES (仏) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)

 ヴァイオリン奏者ダヴィド・グリマルのレーベル。グリマルはパリ国立高等音楽院にて、レジス・パスキエに師事、さらにシュロモ・ミンツやアイザック・スターン、さらにフィリップ・ヒルシュホーンらからも薫陶をうけた。ソロ・ヴァイオリン奏者として様々なオーケストラと共演するほか、ダルバヴィー、エスケシュ、ジジェル、イヴァン・フェデーレ他、様々な作曲家から作品を献呈されている。長年にわたり名ピアニスト、プルーデルマッハーとコンビを組み室内楽の活動も展開。指揮者なしで演奏するオーケストラ「レ・ディソナンス」を結成。ソロ、室内楽、さらにオーケストラ活動を展開している。使用楽器は「 ex Roederer 」(ストラディヴァリウス、1710年製)と「ドン・キショット」(ジャック・フスティエ製)の2つ。
 #現時点において、当レーベルの DVD はすべて PAL 方式で、国内の通常映像機器では再生出来ず、パソコン等での再生保証もございません。
ショスタコーヴィチ
 チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 Op.107 /
 交響曲第5番 ニ短調 Op.47
グザヴィエ・フィリップス(Vc)
ダヴィド・グリマル(Vn)
レ・ディソナンス
 録音:2014年12月2日(協奏曲)、2016年1月23日(交響曲)、ディジョン歌劇場、ライヴ。使用チェロ:マッテオ・ゴフリラー、1710年製。ブック仕様ブックレット(96p)(日本語訳なし) ダヴィド・グリマルにより結成された「レ・ディソナンス」によるショスタコーヴィチ。指揮者なし(コンサートマスターであるグリマルがアンサンブルを率いる)による緊迫感に漲った演奏、注目。チェロ協奏曲には、1971年フランス生まれのグザヴィエ・フィリップスをソリストに迎えている。ブックレットにはグザヴィエ・フィリップスがロストロポーヴィチと共演した思い出などを書いた文章も収められている。

DORIAN SONO LUMINUS (米) / SILKROAD (香港) 〔含LP〕
 特記以外1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 香港のディストリビューター Silk Road Music が、契約しているレーベル本体からライセンスを取り、自ら製造しているアイテム。 どのような契約になっているのかは不明だが、ヨーロッパやアメリカへは一切出まわっていない模様で、このような形態の商品はほぼ間違いなく最終的には入手出来なくなる。お買い逃しの無いよう、お早めに。
 DORIAN SONO LUMINUS レーベルの旧譜はこちらから(DORIAN時代の旧譜は高額)
SRM-039SACD
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(HYBRID_SACD)
1.5枚価格
ジャン・ギユー〜オルガン版「展覧会の絵」「ペトルーシュカ」
 ムソルグスキー/ジャン・ギユー(1930-)編曲:組曲「展覧会の絵」
 ストラヴィンスキー/ジャン・ギユー編曲:「ペトルーシュカ」〜3つの舞曲
  ジャン・ギユー(Org)
SRM-039LP
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[2LP]
3枚価格
 録音:1988年1月、トーンハレ、チューリヒ、スイス。使用楽器:クロイカー=シュタインマイヤー・オルガン。 当盤現地(香港)発売:2015年。 原盤・初出・旧品番: DORIAN RECORDINGS (US), DOR-90117 (CD) |ライセンサー: Sono Luminus (USA) 。 SACD盤仕様: SACD 層 = DSD 〔代理店記載〕 | LP 仕様:33 1/2 rpm 〔代理店記載〕。 オーディオマニアの間で誉れ高き優秀録音として語り草となっているジャン・ギユーの「展覧会の絵」と「ペトルーシュカ」が SACD ハイブリッド& LP で登場。米 Dorian Recordings の代表盤のひとつであったこの録音は、32フィート菅から出される16Hzの重低音をノンカットで収録していることでも誉れ高いもの。なんといってもギューによる見事なレジストレーションと個性的なアーティキュレーションで、まるでオーケストラのような豊かなサウンドを聴くことができ、さらに効果的なペダルを使用することによってホールの空気感、立体感、臨場感を味わえる。ギューの圧倒的なテクニックによってこのオルガンの響きをご堪能頂ける。重低音も見事に再現。
 ジャン・ギユー:1930年4月18日、フランス、アンジェー生まれのオルガニスト・作曲家。1945年にパリ音楽院に入学、デュプレ、デュリュフレ、メシアンに師事し、フランスの伝統を継承した。1963年にはパリのサントゥスタシュ聖堂のオルガニストに任命された。作曲家としての才も発揮したギューはオルガンへのアレンジも積極的に行い、「展覧会の絵」をはじめとしたオルガンの可能性を最大限発揮した名編曲も残している。

エストニア・レコード・プロダクション 特記以外 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 エストニア・レコード・プロダクション [ESTONIAN RECORD PRODUCTION] は、エストニアの作曲家ペーテル・ヴェヒと音楽プロデューサーであるティーナ・ヨキネンが創設したエストニアを代表する独立系レーベル。
 ご案内済旧譜はこちらから
グレート・マエストロ III
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
 ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68 (#)
カレ・ランダル(P)
ネーメ・ヤルヴィ指揮
エストニア国立so.
 録音:2012年(#)、2016年、エストニア・コンサート・ホール、タリン、ライヴ。
グレート・マエストロ IV
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
 ブラームス:交響曲第2番 ト長調 Op.73 (#)
カレ・ランダル(P)
ネーメ・ヤルヴィ指揮
エストニア国立so.
 録音:2012年2月3日(#)、2016年3月25日、エストニア・コンサート・ホール、タリン、ライヴ。 エストニアの巨匠ネーメ・ヤルヴィ指は、2010年から再び故郷エストニア国立so. の首席指揮者兼音楽監督に就任し、同楽団と良好な関係を築いている。エストニア出身のピアニスト、カレ・ランダルを迎え行われたベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏会とブラームの交響曲全曲をカップリングしてリリースしている「グレート・マエストロ」シリーズ2枚が同時リリース。ネーメ・ヤルヴィは、ブラームスの交響曲をLSOと全曲録音(1987年)、モスクワ・フィルハーモニーo.と2番と3番を録音(1966年)しており、ここでもパワフルで硬質なアプローチを聴かせてくれる。ブラームス最初の交響曲第1番は,構想から完成までに21年もの歳月をかけ作られた作品。ネーメは、木管と金管のバランスが絶妙で、ブラームスの重厚さを表しつつ、全体的には推進力に満ちた演奏を展開している。そして交響曲第2番は制作時間や曲調も1番とは対照的で、伸びやかで歌心溢れる作品。ネーメとエストニア響は楽曲の快活な雰囲気を存分に表現し、流麗で明るい演奏を聴かせている。カレ・ランダルは1981年国際シューマン・コンクール入賞、1982年チャイコフスキー国際コンクール第4位、1985年ミュンヘン国際音楽コンクール優勝など輝かしいコンクール受賞歴があり、50以上のピアノ協奏曲のレパートリーをもち、世界中のオーケストラや指揮者と共演している。ここでは雄弁でスケールの大きいピアノを聴かせ、ネーメの絶妙なサポートを得て聴き手を魅了する。

FIRST HAND RECORDS (英) 特記以外 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
SUNLESS LOVES
 ブラームス:8つの歌曲 Op.57 /5つの歌曲 Op.47 〜 No.3「日曜日」
 プロコフィエフ:アンナ・アフマートワによる5つの詩 Op.27 / ムソルグスキー:歌曲集「陽の光もなく」

 レニア・サフィロポウロウ(Ms) アンドレイ・ホヴラン(P)
 ギリシャ出身の歌手レニア・サフィロポウロウ。彼女は多彩な才能を持ち、音楽家としてだけではなく、詩人や翻訳家としても活躍している。このアルバムでは、メゾ・ソプラノの歌手としてブラームス、プロコフィエフ、ムソルグスキーの歌曲を録音している。ロシア歌曲を得意としている彼女らしいレパートリー。またムソルグスキーの歌曲集「陽の光もなく」に触発されたような暗示的なアートワークも印象的。

HANSSLER 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

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C.P.E.バッハ:四重奏曲集
 クラヴィーア、フルート、ヴィオラのための四重奏曲
  〔ト長調 Wq.95(H 539) /ニ長調 Wq.94(H 538) /イ短調 Wq.93(H 537) 〕/
 フルート、ヴィオラと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ホ長調 Wq.163(H 588)
 リンデ・ブルンマイア=トゥッツ(Fl) イリア・コロル(Va)
 ヴォルフガング・ブルンナー(Fp)
 録音:2013年12月、楽器美術館、クレムスエック城、オーストリア。 独ヘンスラー・レーベルより注目の演奏、録音がリリースされている C.P.E.バッハの録音集。当アルバムは、クラヴィーア、フルート、ヴィオラのための四重奏曲が収められた。ヨハン・セバスティアンの次男として誕生したカール・フィリップ・エマニュエルは 1740年よりプロイセンのフリードリヒ大王の宮廷音楽家兼チェンバリスト奏者として活躍した。その後も作曲、演奏を勢力的に行い、多くの室内楽作品を残した。ここに収録されたクラヴィーア、フルート、ヴィオラのための四重奏曲(ト長調 Wq.95(H 539)、 ニ長調 Wq.94(H 538)、 イ短調 Wq.93(H 537)は 1788年に作曲された C.P.E.バッハの傑作の一つ。
リヒャルト・シュトラウス/ヴァルター・ギーゼキング編曲(*以外):
 セレナードOp.17 No.2 /帰郷 Op.15 No.5 /懐かしい幻影 Op.48 No.1 /
 冬の霊感 Op.48 No.4 /悪天候 Op.69 No.5 /イノック・アーデン Op.38 (*)
  ゲルハルト・オピッツ(P) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(朗読;*)
 録音:1993年12月28日、WDR ザール1、ケルン。 リヒャルト・シュトラウスの歌曲で演奏者がフィッシャー=ディースカウといっても、歌っていないという贅沢なディスク。ここに収められたリヒャルト・シュトラウスの5つの歌曲は大ピアニストのギーゼキングがピアノ独奏用に編曲したもので、オピッツがひとりで演じている。ギーゼキングの編曲はピアニスティックで美しいものの、「セレナード」以外はほとんど演奏されないので、全5曲のオピッツによる録音が現れたのは大歓迎。オピッツは歌心満点な美演を繰り広げる。フィッシャー=ディースカウは「イノック・アーデン」で朗読を務めている。テニスンの詩の独訳による朗読とピアノのための50分に及ぶ大作。フィッシャー=ディースカウは2003年にケーリングと同曲をDGに録音しているが、やはりオピッツはピアニストとしての格が違う。リヒャルト・シュトラウスならではの描写をオーケストラ的な表現力で再現。フィッシャー=ディースカウも若々しい美声と役者ぶりが魅力。
シューマン:詩人の恋 / シューベルト:万霊節の日のための連祷D.343
デュパルク(1848-1933):旋律と歌〔悲しき歌/セレナード/旅への誘い/洸惚/フィデレ〕
フランク・マルタン(1890-1974):「イェーダーマン」の6つのモノローグ
 マルティン・ヘンペル(Br) カタリーナ・ケグラー(P)
 録音:2015年1月24日-25日、5月3日、スイス。 ドイツ期待のバリトン、マルティン・ヘンペルがシューマン、デュパルク、マルタン、シューベルトを収録したアルバムをリリースする。ライプツィヒ生まれのヘンペルは10代より合唱団に所属し、バッハからロマン派、そして現代まで幅広いレパートリーを勉強してきた。その後、ペーター・シュライアーのマスタークラスに出たことをきっかけに独唱者としての志を強く持ちさらなる研鑽をつみ、現在は独唱者としては様々な音楽祭に呼ばれている期待のバリトン歌手の一人。伸びやかで温かみのあるバリトンでお楽しみ頂ける。
HC-16079
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(2CD)
ベスト・オブ・バッハ
シューベルト(1797-1828):
 4つの即興曲 Op.90, D.899 /3つのピアノ曲 D.946 /
 12のグラーツのワルツ Op.91, D.924
アミエル・ブシャケヴィッチ
(P|使用楽器:ベーゼンドルファー
 録音:2015年8月2日-4日、リスボン、ポルトガル。 俊英ピアニスト、アミエル・ブシャケヴィッチがシューベルトの4つの即興曲(D.899)と3つのピアノ曲を録音した。現在ヨーロッパを中心に活躍するブシャケヴィッチはイスラエルのイェルサレム生まれの南アフリカ育ち。シューベルト国際ピアノ・コンクールをはじめ数々の国際コンクールで優秀な成績をおさめ、以後国際的に活動する若手ピアニストとして注目されている。幅広いレパートリーの中でも幼いころから親しみを持っていたのがシューベルト。ソロ・デビュー・ディスクもシューベルトを録音しており、品格ある演奏で評価を得ている。独奏だけでなく室内楽、そして歌曲の伴奏者としても名高いブシャケヴィッチは、テノール歌手、ティモシー・ファロンと共演したリストの15の歌曲(BISSA-2272)の録音もリリースしている。洗練された美しいタッチとシューベルトへの敬愛を感じるブシャケヴィッチの演奏。当録音ではベーゼンドルファーを使用して深みのある演奏を存分にお楽しみ頂ける。
バッハ・トランスクリプションズ Vol.3 〜最高傑作 Vol.1 |J.S.バッハ
 シュミット編曲:管弦楽組曲第1番 ハ長調 BWV.1066〜序曲
 フェインベルク編曲:ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV.647
 ネーベル編曲:ジョヴァンニのアリア「あなたの心を私にくれるなら」 BWV.518 /
        カンタータ第40番 BWV.40 〜コラール「イエスよ、あなたの四肢である私たちと」
 ワグネル・ステファニ・ダラゴーナ・マリェイロ・プラド編曲:
  マニフィカト BWV.243 〜主は権力あるものを地位からおろし
 ハリエット・コーエン編曲:最愛のイエス、われらここにあり BWV.731
 ダルベール編曲:前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV.534 / フェインベルク編曲:われ汝に別れを告げん BWV.735
 フレーディング編曲:管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV.1068 〜ガヴォット
 エトヴィン・フィッシャー編曲:チェンバロ協奏曲第2番 ホ長調 BWV.1053 〜シチリアーノ
 バウアー編曲:カンタータ第36番「喜びて舞いあがれ」 BWV.36 〜アリア/
        カンタータ第127番「キリスト、真の人にして神」 BWV.127 〜アリア「魂は主の御手のうちに」

 アンゲリカ・ネーベル(P)
 録音:2016年7月25日-27日、10月18日-20日、クララ・シューマン・ザール、フランクフルト高等音楽院。 アンゲリカ・ネーベルのヘンスラー・バッハ編曲集第3弾。バッハ作品のピアノ用編曲といえばブゾーニやレーガーのものが有名だが、ドイツのベテラン奏者ネーベルがあまり知られていない編曲を多数披露してくれる嬉しいシリーズ。編曲者は世界多域に及んでいるが、いずれも名ピアニストでバッハ弾きとして一家言あった人々だけに興味津々。今回のアルバムは、どちらかといえばしっとり歌う曲が多く、ネーベルの禁欲的な歌い回しがバッハにぴったりで絶品。ロシアン・ピアニズムに基づくフェインベルクや、バウアーの肥大化ともいうべき音の厚さまで難曲揃いを見事な技巧で弾ききっている。また1982年生まれのブラジルの若手ワグネル・ステファニ・ダラゴーナ・マリェイロ・プラドの編曲したマニフィカトも聴き物。バッハ・ファン、編曲ファン感涙間違いなしの一枚。
指紋
 J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332 (300k)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53「ヴァルトシュタイン」
 スクリャービン:3つの小品 Op.45 〜第1曲「アルバムの綴り」
 ドビュッシー:12の練習曲 〜第11番「組み合わされたアルペッジョのための」
 ラヴェル:ラ・ヴァルス / 湖南民謡/王建中編曲:瀏陽河
  ハイオウ・チャン〔張海鴎〕(P|使用楽器: C. Bechstein D 282
 録音:2016年6月27日-30日、イエス・キリスト教会、ベルリン。 現在ヨーロッパを中心に活躍する若手ピアニスト、ハイオウ・チャン。「指紋」と題された当アルバムにはバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、スクリャービン、ドビュッシー、ラヴェル、そして湖南民謡の瀏陽河を収録。まるで一夜のリサイタルを聴いているかのような充実の構成。テクニック一辺倒ではない、表情豊かな演奏が持ち味のチャン。繊細なモーツァルト、雄弁な「ヴァルトシュタイン」、圧倒的な存在感の「ラ・ヴァルス」など、当ディスクで多彩な演奏を聴くことが出来る。チャンが弾く美しいベヒシュタインの調べがベルリンのイエス・キリスト教会に響き渡る。
ギター・デュオのためベートーヴェン(内:ベートーヴェンの原曲)
 ヴィンセンツ・シュスター:
  変奏曲 Op.3(七重奏曲 Op.20)/変奏曲 Op.4(弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.18)/
  アンダンテ Op.5(弦楽四重奏曲第9番 ハ長調「ラズモフスキー第3番」 Op.59 No.3)
 イヴァン・クリンガー:ロンド(ヴァイオリンとピアノのためのロンド WoO.41)
 フェルディナンド・カルッリ:
  変奏曲とロンド Op.155(ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op.26)/
  幻想曲 Op.157(パイジェッロ「水車小屋の娘」のアリアによる変奏曲 イ長調 WoO.69)
 編曲者不詳:アンダンテ(ピアノ・ソナタ15番 ニ長調 Op.28)
 アレクサンドル・ヘーゼル:4つのワルツ(4つのワルツ Anh.14)

  ジョン・シュナイダーマン(G/ターズG) 山谷英己(G/7弦G)
 ギター・ファン狂喜のアルバム!ベートーヴェンの作品をカルッリなどのギターの名手がギター・デュオ用に編曲した作品集。ギターの温かな音色が折り重なり、ベートーヴェンの新たな魅力に気づかされる素晴らしい編曲作品で構成されている。東京に生まれアメリカで育った山谷英己はリュート奏者として活躍し、ギターも演奏する実力派。近年はジョン・シュナイダーマンとのデュオでの活動も多く、非常に息の合ったアンサンブルを聴かせてくれる。

PREISER 1枚あたり¥2640(税抜¥2400)

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シューベルト
 ミサ曲第5番(荘厳ミサ曲) 変イ長調 D.678 (*) /サルヴェ・レジナ 変ロ長調 D.106 (#)
  レジーネ・ハングラー(S;*) アンネリー・ペーボ(A;*)
  クリスティアン・バウアー(T;*) アンドレアス・ヤンコヴィチ(B;*)
  ノルベルト・エルンスト(T;#) ローベルト・リーダー指揮
  聖アウグスティーナ教会o. & cho.
 ウィーン旧市街の王宮近くにある、白い鐘塔が特徴的な聖アウグスティーナ教会。14世紀前半に創設されたこの教会はマリア・テレジアやフランツ1世の結婚式が行われた場所であり、また地下の納骨堂にはハプスブルク家の人々が納められているという、宮廷ゆかりの観光名所としても有名な教会。 この由緒正しき教会で音楽を一手に引き受けているのが、ロベルト・リーダー率いる聖アウグスティーナ教会o. & cho. 。CD も定期的にリリースしており、教会の美しい残響と共に抜群のハーモニーが楽しめるアルバムになっている。

SIMAX (諾) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

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ノルウェーの忘れられたヴァイオリン作品集
 ルードヴィーグ・イルゲンス=イェンセン(1894-1969):ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調
 ヨハン・ハルヴォシェン(1864-1935):演奏会用アレグロ「カプリッチョ」 Op.9
 クリスティアン・シンディング(1856-1941):無伴奏ヴァイオリン組曲 Op.123
  ヨーナス・ボートストラン(Vn) ヘルゲ・ヒェクスフース(P)
 録音:2016年1月3日、5日、3月1日-2日、ヤール教会、ベールム、ノルウェー。 制作・録音:ルン・ペーデシェン。見過ごされ、あるいは過小評価されたノルウェーのヴァイオリン音楽のレパートリーを集めた1枚。20世紀ノルウェーを代表する作曲家のひとり、「ロマンティックな新古典主義者」あるいは「新古典主義のロマンティスト」と呼ばれるイルゲンス=イェンセンの「ヴァイオリン・ソナタ」は、若い時代、1913年ごろ作曲が始められたと考えられている作品。イルゲンス=イェンセンの評価を高めた管弦楽のための「パッサカリア」や劇的交響曲「帰郷」といった近代的な響きの作品とは異なり、ヴァイオリニストのフィン・グリューネル=ヘッゲとの共演を彼が楽しんだというグリーグ、ブラームス、サン=サーンス、とりわけレーガーの作品をモデルにしたことがうかがえる音楽。ハルヴォシェン(ハルヴォルセン)の「カプリッチョ」は、ノルウェーの舞曲「ハリング」の性格をそなえたヴィルトゥオーゾ的なセクションが特徴的な「幻想曲」。ヴァイオリンと管弦楽のためのオリジナルは楽譜が紛失、1897年にコペンハーゲンで出版されたピアノ共演版が友人のアンリ・マルトーに献呈された。後期ロマンティシズムの作風によるピアノ曲で知られるシンディングのヴァイオリン・ソロのための組曲は、J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンの作品を「外形」のモデルにとり1918年ごろ作曲されたと推測される作品。聖トマス教会のカントル、カール・シュタウベに献呈された。ヤルマル・ボルグストレムのヴァイオリンとピアノのための作品全集(PSC-1237)を録音したヨーナス・ボートストラン(1973-)とヘルゲ・ヒェクスフース(1968-)の演奏。

SKARBO (仏) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから。ただし、代理店ヘの旧譜入荷は年1度程度のようですので、お時間がかかります。
ジャン・クラ(1879-1932):ピアノ作品集
 5つの親密な詩 より Nos.1, 3-4 /4つの舞曲/
 2つの即興曲/2つの景色
ジャン=ピエール・
 フェレ(P| Bechstein)
 録音:2015年12月11日-12日、アリス・スタジオ、マンテイエ。 仏スカルボ・レーベルの社主にしてピアニストのジャン=ピエール・フェレがジャン・クラのピアノ作品を収録した。クラはラヴェルやドビュッシーと同時代を生きた近代フランス音楽の作曲家のひとり。生前は海軍士官としても活躍し、職務の合間を縫って果敢に作曲活動を続けたことでも知られる作曲家でもある。クラの作品を取り上げること自体が稀である中、フェレはライフワークとして積極的に演奏し続けてきた。マリ=アニク・ニコラと共演したクラのヴァイオリンとピアノのための作品集(DSK-1049)はフランスのディスク大賞のグランプリを獲得したアルバムとして高い評価を得ている。アンリ・デュパルクに師事したクラの作風は、ラヴェルやドビュッシーら印象派の響きを持ちつつ、ロマン派の情緒を併せ持った物。流麗な旋律の中にほんのり香るメランコリックな響きが絶品。

SOLI DEO GLORIA 〔SDG〕 特記以外 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

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SDG-725
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(2CD)
ガーディナー「マタイ」再録音〜J.S.バッハ:マタイ受難曲
 ジェイムズ・ギルクリスト(T;福音史家) シュテフェン・ローゲス(B;イエス)
 ハナ・モリソン、ゾーエ・ブルックショウ、シャルロッテ・シュリー(S)
 エリナー・ミニー(A) レジナルド・モブリー(CT) ヒューゴ・ハイマス(T)
 アシュリー・リッチーズ、アレックス・アシュワース、ジョナサン・セルズ(B)
 ジョン・エリオット・ガーディナー指揮モンテヴェルディcho.、トリニティ少年cho.、
 イングリッシュ・バロック・ソロイスツ[リーダー:カティ・デブレツェニ]
 録音:2016年9月22日、ピサ大聖堂、ライヴ。 ガーディナーが「マタイ受難曲」を再録音した。アルヒーフに録音したのが1989年、ピリオド楽器演奏の記念碑的名盤として聴き継がれている。今回約30年ぶりに録音され、「マタイ受難曲」の演奏史に新たな1ページを刻むアルバムが誕生した。ガーディナーとモンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツは2016年3月バレンシアを皮切りに6カ月間16回の「マタイ受難曲」ツアーを行った。この録音はそのツアーの締めくくりとなったアニマ・ムンディ・フェスティヴァル、ライヴ演奏を収録した物。ピサ・ロマネスクの代表建築であるピサ大聖堂で行われ、まるで天から舞い降りてくるような豊かな残響に包まれる。ガーディナーは、最終的に録音に向かうこのツアーにあたってリハーサル・ノートを書いており、それはアルバムのブックレットに掲載されている。2016年2月5日、から始まったツアー・リハーサルから開始され、数か月にわたって書き記されており、非常に興味深い内容となっている。イングリッシュ・バロック・ソロイスツとモンテヴェルディ合唱団は、ガーディナーの求める音楽を生み出すための完璧な演奏、ソリスト陣の高水準の歌唱、そのどれをとっても生き生きと音楽が流れ出す。さらにエヴァンゲリストを務めたジェイムズ・ギルクリストの美声、カリスマ性が音楽に推進力を与えている。ソリスト陣9名はアリアはもちろんのこと合唱パートも歌い、若手中心の布陣ながら清々しい演奏を聴かせる。ガーディナーは、特別なアプローチを狙うのではなく、バッハのスコアからしっかりと音楽を読み取り、そのバッハの情熱の中で最大限に想像力を働かせステージで披露することが、「マタイ受難曲」の演奏には必要だと語っている。

TOKYO FM 〔FM東京〕 特記以外
 価格帯記載無し〔CD〕:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

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TFMC-0047/8
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(2CD)
1.5CD価格
アンドレ・ナヴァラ・ライヴ・イン・東京 1980
 ボッケリーニ:チェロ・ソナタ ト長調 G.5
 シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821
 シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
 ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99
 ドヴォルジャーク:
  チェロとピアノのためのロンド Op.94
 ポッパー:マズルカ Op.11 No.3
 ラヴェル:ガブリエル・フォーレの名による子守歌
アンドレ・ナヴァラ(Vc)
岩崎 淑(P)
 録音:1980年3月21日、日本都市センターホール。初CD化。 初CD化となる貴重音源!フルニエ、ジャンドロン、トルトゥリエらと並び20世紀フランスを代表するチェリストの一人であるアンドレ? ナヴァラ(1911-1988)の、1980年来日、ライヴ録音。ロマンティックで詞的な表現力を持ちながらも、スケール大きなボウイングで豊かな音楽をたっぷりと聴かせるその演奏はまさに巨匠芸の極み。シュタルケル、トルトゥリエ、ギトリスといった世界の名手と共演している岩崎淑のピアノも格調高く、素晴らしいアンサンブルが再生可能。『アルペジオーネ』やブラームスのソナタなどのロマン派の大曲を中心とした、チェロの醍醐味満載のプログラムをお 楽しみ頂きたい。また解説書も読みごたえあり。碩学のチェリスト、懸田貴嗣(かけた・たかし)氏による「アンドレ・ナヴァラの生涯」「アンドレ・ナヴァラ ディスコグラフィー」「楽曲について(曲目解説)」を収録している。

TYXart (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 公式サイト:http://www.tyxart.de/
ショパン:華麗なる大ポロネーズOp.22 / フンメル:ピアノ・ソナタ第2番 / リスト:ダンテを読んで
アルノ・ババジャニアン:ポリフォニック・ソナタ/アタヴィスティック・ミュージック:即興

 アンジェラ・チェラキアン(P)
 録音:2016年4月、ノイトラウブリング・シティ・ホール。 アルメニア系アメリカ人ピアニスト、アンジェラ・チェラキアン。モスクワ音楽院でネイガウス最後の弟子エフゲニー・マリーニンに学ぶ。祖国アルメニアの作曲家アルノ・ババジャニアンのピアノ作品全曲演奏を行い、世界的に注目された。このアルバムでも、ババジャニアンのポリフォニック・ソナタを中核とし、彼女のピアニズムが光る内容となっている。
フェリックス・ドレーゼケ(1835-1913):
 ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための五重奏曲 変ロ長調 Op.48 /
 ホルンとピアノのためのロマンス ヘ長調 Op.32 /ホルンとピアノのためのアダージョ イ短調 Op.31 /
 クラリネットとピアノのためのソナタ 変ロ長調 Op.38

 パスカル・モラゲス(Cl) エルヴェ・ジュラン(Hr) リサ・シャツマン(Vn)
 マリー・シレム(Va) ダヴィト・ピア(Vc) オリヴァー・トリエンドル(P)
 録音:2015年6月、レーゲンスブルク。  ブラームスと同時代に生まれたフェリックス・ドレーゼケ。ワイマールで<ローエングリン>を聴き、その音楽に魅了され、オペラ作曲家への道を志した。リストにもその才能を認められ、新ドイツ楽派の熱心な支持者となる。しかし、これらの時期の作品で成功を収めることはできず、1862年に新天地を求めてスイスに移住する。教師として生計を立てるかたわら、交響曲や宗教曲などの作品を生み出した。しかし、スイスでの生活も苦しくなり、1876年にドイツに戻り、若いころから徐々に低下していた聴力も失いかけていたが、ドレスデン音楽院で教授の職を得て、晩年はドレスデンで過ごした。スイス時代に変化した作曲技法は、習熟した対位法が反映され、室内楽作品は古典的形式で描かれている。本アルバムに収録されているホルン五重奏曲Op.48は、1888年に作曲。独特の複雑な構造をもつかたわら、華やかなさも併せ持つ、交響曲的な響きが魅力。この時期、室内楽作品において豊かな才能を発揮したドレーゼケは、難易度の高い管楽器ソロを含んだ洗練された数々の作品を残している。

VAI (米) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 新譜を含め CD-R 製版のアイテムが増えており、旧譜も予告無く切り替わっていますので、プレス盤を指定しての御注文はお受け出来ません。ご了承下さい。旧譜はこちらから
Alberto Reyes
 J.S.バッハ/ブゾーニ編曲:シャコンヌ / フランク:前奏曲、コラールとフーガ
 ショパン:幻想ポロネーズ Op.61 / シューマン:ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 Op.22
  アルベルト・レイエス(P)
 録音:2015年9月3日-5日、メニューイン・ホール、ストーク・ダバノン、UK 。 1948年ウルグアイ生まれのピアニスト、アルベルト・レイエス。1970年チャイコフスキー国際コンクール、1969年リオ・デ・ジャネイロ国際ピアノ・コンクール、1971年レベントリット国際コンクール、1973年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールなど数々の国際コンクールで入賞し、その後 世界的な演奏家として活躍している。J.S.バッハ=ブゾーニの「シャコンヌ」は、卓越したテクニックのもと爽快な演奏。フランクの「前奏曲、コラールとフーガ」では見事な重厚な音の響きの重なり合いを聴かせる。そして得意のショパン、シューマンでも持ち味である巧みな表現力で奏している。

WAON RECORDS 1枚あたり:¥2530(税抜¥2300)

 旧譜はこちらから
WAONCD-310
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(HQCD)
J.S.バッハ
 無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための組曲
  〔第2番 ホ短調 BWV.1008 /第5番 ニ短調 BWV.995 〕
宇田川貞夫
(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 録音:2015年11月1日-4日、アートコートギャラリー、大阪。使用楽器:アンドレア・カスタニェリ〔パリ〕、1720-1730年製。 HQCD は通常のCDプレーヤーで再生可能。電流伝送型マイクロホン(ショップス MK2H 無指向性カプセル付き)2015年 毛利忠晴(ピュアートレコーズ)製作 [5.6448MHz DSD Recording & 192kHz 24bit Editing] 。 J.S.バッハが書いたヴィオラ・ダ・ガンバのための作品で現存するのは、13。しかし実際には、ガンバのための作品をバッハはもっと書いていて、しかしそれらは音楽史の中で失われてしまったのではないだろうか、という、ガンバ奏者宇田川貞夫の考えから生みだされた1枚。組曲第2番ホ短調の原曲は無伴奏チェロ組曲第2番(ニ短調)。宇田川氏自身の編曲により、ホ短調で演奏されている。また、第5番は無伴奏チェロ組曲第5番をバッハ自身がリュート用(ト短調、BWV.995)に編曲したものをさらにガンバのために宇田川氏が編曲した物。ガンバの美しい音色に存分に浸ることのできる魅力のプログラム。「バッハが編曲した無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための組曲の楽譜が、バッハの息子カール・フィリップ・エマヌエル・バッハから王様フリードリヒ・ウィルヘルム2世に献上され、王様からフォルクレーへ提供され演奏されたという、途方もない空想の結果として、音楽史の中で失われてしまったのかもしれない、無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための組曲をフランス・ロココ風に再現してみたい。」とは演奏者の宇田川氏がライナーノートに寄せた言葉。ベルギー・ブリュッセル王立音楽院に学び、ヴィオラ・ダ・ガンバをヴィーラント・クイケンに師事し、各地で多彩な演奏活動を展開している宇田川貞夫が永年あたためてきた思いのこもった、音楽の愉悦のきわみの1枚。氏の熱き魂が生みだした音楽を余すところなくとらえた、電流伝送型マイク(ピュアートレコーズ製)を使用したペアマイクステレオDSD録音。

CLAUDIO RECORDS (英) 旧譜再案内 1枚あたり¥4620(税抜¥4200)

 DECCA で音響技術を学んだコリン・アットウェルが、ピアノの自然な音色を記録すべく1978年に創設したレーベル。ピアノ独奏、室内楽をはじめ、オーケストラ物、ライヴ録音を含む多くの CD をリリースしている。
 以前、アメリカ合衆国の AMERICUS RECORDS 〔実商品からは撤退、ダウンロード専売に〕がイギリスから輸入し、自社の品番を付けて販売していたアイテムを、 CLAUDIO RECORDS の品番で詳細再案内。
 #当レーベルには国内代理店がありますが、アナウンスされた物はカタログの数分の一に過ぎず、さらに入荷しない場合が多々あるため、当店では海外取引先からお取り寄せしています。また、全体の五分の一ほどのアイテムには、DVD-AUDIO 盤もありますので、お問い合わせ下さい。ご案内済旧譜はこちらから
ペルト「トリオディオン」
 アルヴォ・ペルト(1935-):トリオディオン
 ニール・コックス編曲:金管とオルガンのための3つのルネサンス小品
  〔スザート(1500-1551):イントラーダ/アルボー(1520-1595):パヴァーヌ/作曲者不詳: The King's Morisco 〕

 ニール・コックス(1955-):アヴェ・マリア/ Corpus Christi Sequence
 トム・ヤング(1979-):オルガンのためのトッカータ
  ニール・コックス指揮ランシング・カレッジcho.、エクス・コレッジョ&ブラス
 (P) (C) 1998 。旧・米合衆国配給元レーベル&品番: Americus Records, AMR-20061042〔本体は Claudio Records 盤のまま/左記品番では廃盤〕。「作曲家臨席による世界初録音 [World Premiere Recording in The Presence Of The Composer] 」と記載されている。
Wandering Spirit 〜リスト:ピアノ作品集
 アヴェ・マリア ホ長調 S.182 /ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178 /メフィスト・ワルツ第1番 S.514 /
 即興曲 嬰ヘ長調 S.191 /子守歌(第2版)S.174b /ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調 S.244 No.6 /
 2つの演奏会用練習曲〜第1番 変ニ長調「森のささやき」S.145 No.1 /半音階的大ギャロップ S.219

 ロジャー・オウエンズ(P)
 録音:1998年11月、ブライトン、 UK 。/ (P) 1998 (C) 1999 。旧・米合衆国配給元レーベル&品番: Americus Records, AMR-20051041〔本体は Claudio Records 盤のまま/左記品番では廃盤〕。オウエンズはイギリス王立音楽院でジョン・バーストウらに学んだピアニスト。
ベコヴァ・シスターズ〜ピアノ三重奏盤「展覧会の絵」
 ムソルグスキー:
  組曲「展覧会の絵」(ピアノ三重奏編曲版)(*)
 チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.50
  「ある偉大な芸術家の思い出に」
ベコヴァ・シスターズ
[エルヴィラ・ベコヴァ(Vn)
 エレオノーラ・ベコヴァ(P)
 アルフィア・ベコヴァ(Vc)]
 (P) (C) 1991 。旧・米合衆国配給元レーベル&品番: Americus Records, AMR-20071047〔本体は Claudio Records 盤のまま/左記品番では廃盤〕。(*)は当版での世界初録音。
  CHANDOS へも録音があったカザフスタン出身の3人姉妹による演奏。(*)はおそらく彼女たち自身による編曲。
ダリア・テリツィン〜リスト:ピアノと管弦楽のための作品
 ベルリオーズ「レリオ」の主題による交響的大幻想曲(*) /死の舞踏
  ダリア・テリツィン(P) イーゴリ・ブラジュコフ指揮キエフso.
 録音:1990年9月、キエフ、ウクライナ/ (P) (C) 1990 。旧・米合衆国配給元レーベル&品番: Americus Records, AMR-20041037〔本体は Claudio Records 盤のまま/左記品番では廃盤〕。(*)はバックインレイに「世界初録音」と記載されている。
 テリツィン [Daria Telizyn] (1960-2005)はカナダ生まれのウクライナ系アメリカ人ピアニスト。
ダリア・テリツィン〜チャイコフスキー:ピアノ作品集
 ロマンス ヘ短調 Op.5 /「四季」Op.37 より〔10月「秋の歌」/6月「舟歌」/11月「トロイカで」〕/
 「くるみ割り人形」より〔行進曲/花のワルツ〕/感傷的なワルツ Op.51 No.6 /
 とぎれた夢 ヘ短調Op.40 No.12 /ユモレスク ト長調 Op.10 No.2 /ドゥムカ ハ短調 Op.59

 ダリア・テリツィン(P)
  (P) (C) 1998 。旧・米合衆国配給元レーベル&品番: Americus Records, AMR-20041039〔本体は Claudio Records 盤のまま/左記品番では廃盤〕。
ダリア・テリツィン〜リスト:ピアノ作品集
 ピアノ・ソナタ ロ短調/
 3つの演奏会用練習曲 より
  〔第1番「悲しみ」/第2番「軽やかさ」〕
ダリア・テリツィン(P)
 録音:1987年5月16日-17日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア、ロンドン、 UK / (P) (C) 1987 。旧・米合衆国配給元レーベル&品番: Americus Records, AMR-20041035〔本体は Claudio Records 盤のまま/左記品番では廃盤〕。

MEMBRAN  10CDのアイテム:¥2640(税抜¥2400)  

600338
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(10CD)
Milestones of A Legend 〜エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)名唱集
600359
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(10CD)
The Strauss Dynasty 〜シュトラウス・ファミリー作品集
600363
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(10CD)
Milestones of a legend 〜ジノ・フランチェスカッティ(Vn)名演奏集
600374
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(10CD)
Milestones of a legend 〜レオニード・コーガン(Vn)名演奏集
600375
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(10CD)
Legendary Piano Recordings 〜アニー・フィッシャー(P)名演奏集
600379
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(10CD)
10 Original Albums 〜クリスチャン・フェラス(Vn)名演奏集
600380
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(10CD)
10 Original Albums 〜モニク・アース(P)名演奏集



映像新譜




BELVEDERE (独) 基準価格:¥3080(税抜¥2800)

 仏 Bel Air Classiques のプロデューサー、フランソワ・デュプラ氏が2006年に設立したレーベル。#記号や品番形態が同一で、 番号のみでは CD, DVD, blu-ray の区別が出来ません。ご注意下さい。
BELVED-08023
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(DVD)
1.5枚価格
ヤンソンス&ヨーヨー・マ
 R.シュトラウス:ドン・キホーテ Op.35
 マスネ:歌劇「ドン・キホーテ」〜間奏曲第2番「ドゥルシネアの悲しみ」
 エリソンド:ラテンアメリカ舞曲集〜ブエノスアイレスの秋
 ドヴォルジャーク:謝肉祭 Op.92 /交響曲第8番 ト長調 Op.88
  ヨーヨー・マ(Vc) ウェン・シャオ・ツェン(Va)
  アントン・バラコフスキー(Vn) マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送so.
BELVED-08024
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(Blu-ray)
1.5枚価格
 収録:2016年1月29日-30日、フィルハーモニー・ガスタイク、ミュンヘン、ライヴ。111分。監督:ミヒャエル・ベイヤー。リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 111分|字幕:なし 。 ブルーレイ仕様: 1080p HD| dts-HD MA 5.0 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.0, DD 5.0 。 世界的チェリスト、ヨーヨー・マを迎えたバイエルン放送so.のミュンヘン・ライヴ。「悲しげな姿の騎士」を演じるヨーヨー・マのチェロは美しい歌にあふれながらも悲喜劇的な苦しみを繊細に描き、ドン・キホーテの魂を巧みに表現している。サンチョ・パンサ役のヴィオラは2014年よりバイエルン放送so.の首席奏者を務めているウェン・シャオ・ツェンが担当、こちらの妙技も見物。またヨーヨー・マによるアンコールとして、マスネとエリソンドの楽曲を収録。コンサートの雰囲気が伝わる心地よい一時。2003年から同オーケストラの首席指揮者を務める名匠ヤンソンスの力強く情熱的な指揮もさすが。シュトラウスでのロマン派大管弦楽かくあるべしという開放感が見事。またドヴォルジャークの8番も美しい旋律をたっぷりと聴かせながら、しっかりと音楽を構築しており満足度十分の力演。先に発売された「新世界より」の2014年、ライヴ映像(BELVED-08016/BELVED-08015)と共に楽しみたい演奏。
BELVED-08027
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(DVD)
1.5枚価格
ブラームス:ドイツ・レクイエム Op.45
 ハンナ=エリザベス・ミュラー(S) サイモン・キーンリーサイド(Br)
 フランツ・ヴェルザー=メスト指揮クリーヴランドo.
BELVED-08028
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(Blu-ray)
1.5枚価格
 収録:2016年8月22日-23日、聖フローリアン修道院、ライヴ。72分。監督:ブライアン・ラージ。リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 111分|字幕:英独仏 。 ブルーレイ仕様: 1080p HD| dts-HD MA 5.1 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.1, DD 5.1 。聖フローリアン修道院の美しい景観の中、名門クリーヴランドo.が演奏するドイツ・レクイエム。映像で見ると一層厳粛な雰囲気が伝わって来る。指揮は2002年からクリーヴランドo.の音楽監督を務めているフランツ・ヴェルザー=メスト。2022年まで契約延長を発表していることからも、相性の良さがうかがえる名コンビ。ぴんと背筋の伸びたヴェルザー=メストの立ち姿と、そこから生まれる端正な指揮ぶりが印象的。クリーヴランドo.が持つ豊かな音色のパレットを生かしつつも、コントロールの行き届いた引き締まった演奏を繰り広げている。キーンリーサイドのくっきりと朗々たる歌唱、ミュラーのやわらかく幻想的な歌唱、そして教会に響き渡る清らかにして迫力ある合唱。三者三様の歌が大きな音楽の流れの中に統合され、オーケストラと共に豊かな残響を伴い空間を満たしていく感覚がたまらない。

C−MAJOR 特記以外
 1枚物DVDアイテム:¥5280(税抜¥4800)
 2枚物DVD&1枚物ブルーレイ・アイテム〔含・Ultra HD 〕:¥7260(税抜¥6600)

 旧譜はこちらから
73-8008
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(DVD)
マティアス・ゲルネ + 現代美術家ケントリッジのアニメーション映像付「冬の旅」〜
  シューベルト
:歌曲集「冬の旅」
 *ドキュメンタリー:ウィリアム・ケントリッジ、マティアス・ゲルネ、
           マルクス・ヒンターホイザーの3人によるインタビュー
 マティアス・ゲルネ(Br) マルクス・ヒンターホイザー(P)
73-8104
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(Blu-ray)
 収録:2015年7月、ダリユス・ミヨー音楽院、エクサン=プロヴァンス音楽祭、ライヴ。コンセプト&ビデオ:ウィリアム・ケントリッジ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 85分+53分(ボーナス)| 字幕:英仏西日韓中。 ブルーレイ仕様: Full HD 。 DVD仕様: NTSC | ドイツ・リート現代最高の歌手の一人マティアス・ゲルネが、南アフリカのヨハネスブルク出身の現代美術家ウィリアム・ケントリッジとコラボレートし、シューベルトの「冬の旅」の録音に新たな1ページを刻みる。ウィリアム・ケントリッジは、南アフリカの歴史と社会を盛り込んだドローイング・アニメーションで知られており、科学や技術、文化において著しい貢献 をした人々に与えられる「京都賞」を2010年受賞、近年ではオペラの演出を手掛けるなど注目されている。ピアノには2017年からザルツブルク音楽祭のインテンダンントに就任することが決まっている名ピアニスト、マルクス・ヒンターホイザー。ゲルネのユニークな解釈とケントリッジのアニメーションが融合し、視覚、聴覚ともに「冬の旅」をじっくりと味わうことが出来る。このプロジェクトはウィーン、エクサンプロヴァンス、アムステルダム、パリ、ニューヨーク、ドイツの各都市で5年間にわたって展開される。またドキュメンタリー映像では、音楽祭の舞台裏やゲルネとヒンターホイザー、ケントリッジの3人が、この新しい芸術的試み対して語っている。ドイツ・リートの新しい扉を開く、3 人の挑戦がダイレクトに伝わる興味深い内容となっている。
73-9008
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(DVD)
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」
 サンフランシスコ・バレエ マリア・コチェトコワ、ダヴィット・カラペティアン
 監督&振付:ヘルギ・トマソン マーティン・ウェスト指揮サンフランシスコ・バレエo.
73-9104
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 2015年5月7日、戦勝記念オペラハウス、サンフランシスコ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 128分(116分+12分) 字幕:英独仏。 ブルーレイ仕様: Full HD | dts-HD MA 5.0 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.0ニューヨークにあるリンカンセンターとの共同プロジェクト「リンカーン・センター・アット・ザ・ムーヴィーズ」。アメリカでは定着しつつあるバレエの映画館上映。これまでに「バレエ・ヒスパニコ」、「アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンスシアター」などを手がけており、今回はアメリカ最古のバレエ団サンフランシスコ・バレエによる「ロメオとジュリエット」が収録された。同団の芸術監督で振付も担当しているヘルギ・トマソンは、1985年の 就任以来30年以上も同団を率いており、長年安定した水準のダンサーを揃え、知性溢れる洗練された演出で世界中のバレエ・ファンを魅了している。ロイヤル・バレエ・スクール出身のソリスト山本帆介や恵まれた長身と音楽性で際立った存在感を見せた石原古都など日本人ダンサーも活躍している。 ヘルギ・トマソン版の「ロメオとジュリエット」は1994年のプレミエ以来サンフランシスコ・バレエでも人気の高い演目で、シェイクスピアの名台詞をまさに体現するような崇高かつ情熱的な振り付けは、悲恋を描いた不朽の名作にふさわしい物。今回はマリア・コチェトコワとダヴィット・カラペティアンの二人のプリンシパル・ダンサーが出演。小柄ながら圧倒的な跳躍力と表現力を持つロシア出身のマリア・コチェトコワ。優雅な佇まいと巧みな演技力に定評のあるダヴィット・カラペティアン。古典的な演出と上質なダンサーたちによって繰り広げられる王道バレエを堪能することが出来る。
73-9608
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Tango under the Stars
 ピアソラ:タンガーソ/天使の死 /アディオス・ノニーノ/忘却 /リベルタンゴ
 ラロ・シフリン:ギター協奏曲第2番「友情」(*) / ヒナステラ:バレエ組曲「エスタンシア」より
 ボーナス:グスターボ・ドゥダメル、ラロ・シフリン、アンヘル・ロメロによるインタビュー

 グスターボ・ドゥダメル指揮ロサンゼルスpo. アンヘル・ロメロ(G)
 セス・アサーナウ(バンドネオン) タンゴ・ブエノス・アイレス
73-9704
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 収録:2016年8月2日、ハリウッド・ボウル、ロサンゼルス、ライヴ。(*)は世界初演。映像監督:ミヒャエル・ベイヤー/プロデューサー:ベルンハルト・フライシャー。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 102分|字幕(ボーナスのみ): 独仏西。 ブルーレイ仕様: Full HD | dts-HD MA 5.1 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.12017年VPOのニューイヤー・コンサートに登場したグスターボ・ドゥダメル。今や世界中の超一流オーケストラを指揮するベネスエラの若き指揮者が、現在音楽監督を務めるロサンゼルスpo.と行った2016年夏、ハリウッド・ボウルでの野外コンサート映像が発売される。『タンゴundertheStars』と題されたコンサートは、タンゴの革命児ピアソラの楽曲にのせて、世界的に活躍するダンス・カンパニーが夜のハリウッド・ボウルで繰り広げる華やかなライヴ映像。そして注目は、ブエノスアイレス出身の作曲家で「、スパイ大作戦」「燃えよドラゴン」「ミッション・イン・ポッシブル」といった100を超える映画やテレビシリーズの作曲を担当した、映画音楽界の重鎮ラロ・シフリンのギター協奏曲を、天才ロメロ・ファミリーの三男にしてスペイン・ギター界最後の巨匠、アンヘル・ロメロが世界初演するというなんとも豪華な共演。演奏の最後には、ラロ・シフリンも登場し会場を盛り上げました。またドゥダメルがシモン・ボリバルo.とも度々演奏する得意曲ヒナステラの組曲「エスタンシア」など、色彩、リズム、情熱に満ちたアルゼンチンの作曲家の作品を取り上げている。南米の才能を凝縮したかのような熱い一夜の映像を存分に楽しむことが出来る。
74-9408
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ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」
 ピョートル・ベチャワ(T;リッカルド) ジョルジュ・ペテアン(Br;レナート)
 アニヤ・ハルテロス(S;アメリア) オッカ・フォン・デア・ダムラウ(Ms;ウルリカ)
 ソフィア・フォミナ(S;オスカル) アンドレア・ボルギーニ(Br;シルヴァーノ)
 アナトーリ・シフコ(B;サミュエル) スコット・コナー(B;トム) ウルリヒ・レス(T;判事)

 ズービン・メータ指揮バイエルン国立歌劇場o.&cho.
73-9504
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74-9507
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(Ultra HD
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 収録:2016年3月3日-9日、バイエルン国立歌劇場、ミュンヘン、ライヴ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 149分 字幕:英独仏西日韓中。 ブルーレイ仕様: Full HD | dts-HD MA 5.1 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.1 。 Ultra HD ブルーレイ盤仕様: 4K (2160p) ULTRA HD HD | dts-HD MA 5.1 。 ブルーレイ通常盤仕様: Full HD | dts-HD MA 5.1 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.1 #【Ultra HD ブルーレイ】 (74-9507) 〔#2018年11月中旬以降発売予定〕 :ご視聴には Ultra HD ブルーレイ再生対応機器が必要です。また、4K/HDR 対応テレビでのご視聴をおすすめいたします。 巨匠ズービン・メータが80歳の誕生日を目前に古巣バイエルンに登場したライヴ。メータが初めて「仮面舞踏会」を振るということで上演前から注目を集めていた。歌手陣の注目は何と言っても、今回アメリア役がデビューとなったアニヤ・ハルテロス。清楚で美しい声と深い表現力、そして聡明な美しさが際立っている。そしてリッカルド役にはリリック・テノールのピョートル・ベチャワが輝かしい歌声を聴かせる。イタリア・オペラを得意とするジョルジュ・ペテアンや豊かな声量をもつオッカ・フォン・ダムラウなど実力派が揃っている。演出は、ウィリー・デッカー、ニコラス・ブリーガー、ギー・ヨーステン、ピーター・コンヴィチュニーらの助手を務めていたヨハネス・エラート。2014/15シーズンはザクセン州立歌劇場で「フィガロの結婚」を担当。同プロダクションは、2015年7月フィンランドのサヴォンリンナ・オペラ・フェスティヴァルに招待されるなど、着実に演出家としてのキャリアを積んでいる。今回の演出では、禁じられた恋、苦悩、陰謀、失望、裏切りの物語を照明と映像を使って卓越した陰影を作り上げ、演出効果をあげている。
74-0008
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ヴェルディ:歌劇「オテロ」
 ホセ・クーラ(T;オテロ) ドロテア・レシュマン(S;デズデモーナ)
 カルロス・アルバレス(Br;イアーゴ) ベンジャミン・ベルンハイム(T;テノール)
 クリスタ・マイヤー(Ms;エミーリア) ゲオルク・ツェッペンフェルト(B;ロドヴィーコ)
 ブルール・マグヌス・トーデネス(T;ロデリーゴ) チャバ・ゼゲディ(Br;モンターノ)
 ゴードン・ビントナー(Br;伝令) ソフィア・ピンツォウ(天使)

 クリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデン&cho.
 ザルツブル祝祭児童cho. イエルン・ヒンネルク・アンドレセン、ヴォルフガング・ゲッツ合唱指揮
 演出:ヴァンサン・ブサール 装置:ヴァンサン・ルメール 照明:グイド・レヴィ
74-0104
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 収録:2016年3月19日、ザルツブルク祝祭大劇場、ザルツブルク復活祭音楽祭、ライヴ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 147分 字幕:英独仏西日韓中。 ブルーレイ仕様: Full HD | dts-HD MA 5.1 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.12016年ザルツブルク復活祭音楽祭のライヴ映像。ザルツブルク復活祭音楽祭はカラヤンが1967年に創設した音楽祭。2013年からはカラヤンのアシスタントをしていた経験をもつ現代最高峰の指揮者のひとりティーレマンが芸術監督を務め、シュターツカペレ・ドレスデンがレジデントo. として音楽祭の新たな歴史を作っている。2016年11月には同音楽祭を率いてティーレマンが来日公演を行ったのは記憶に新しいところ。2016年ザルツブルク復活祭音楽祭のメイン・プログラムは、没後 400年を迎えたシェイクスピア原作のヴェルディの歌劇「オテロ」。当初のキャストには、 オテロをヨハン・ボータ、イアーゴをドミトリー・ホロストフスキーが名を連ねていたが、両名とも病気のためキャンセル(その後ヨハン・ボータは惜しくも死去)したため、ホセ・クーラとカルロス・アルバレスに交代となって上演された。演出は2015年新国立劇場新制作オペラ「椿姫」で注目されたフランスの気鋭演出家ヴァンサン・ブサールとヴァンサン・ルメール。ベールで覆われた舞台に美しい映像が映り込むというなんともエレガントな冒頭。そしてオテロの孤独、嫉妬、焦燥感、デズデモーナの苦悩と言ったそれぞれの心情を巧みに描き出している。衣装はファッションデザイナーのクリスチャン・ラクロワ。華やかで極彩色を得意とするラクロワの鮮やかな衣装も見どころ。 特筆すべきはホセ・クーラ。キャスト交代という必ずしもベストの状態ではなかったかもしれないが、そこはさすが1997年のオテロ・デビューから何度となく出演しているだけあって、安定した歌唱を聴かせてくれる。年を老うごとに貫禄が増し、まさにはまり役。そして先日グラミー賞も受賞したドイツの名ソプラノ、ドロテア・レシュマンの情感豊かで繊細に歌い上げるデズデモーナも必見。またイアーゴ役のカルロス・アルバレスも圧倒的な迫力で存分に歌い上げているクリスティアン・ティーレマンの柔軟かつ繊細な音楽作り、そしてオケの熟成された豊かな響きと完璧なアンサンブルクリスティアン・ティーレマンのオペラ指揮者としての力量とその音楽性をあらためて感じる上演となっている。

EURO ARTS DVD/Blu−ray  特記以外
 価格帯E3:¥4400(税抜¥4000) / 価格帯E4:¥5500(税抜¥5000)

 旧譜はこちらから
20-61578
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(DVD)
価格帯:E3
ジャルスキー&フライブルク〜テレマン&J.S.バッハ:宗教的カンタータ集
 テレマン:マタイ受難曲 TWV.5: 53 〜序曲/カンタータ「オリーブ山でイエスはおののき」TWV.1: 364 /
      ブロッケス受難曲 TWV.5: 1 より〔序曲/太陽の輝きは失せた〕/
      カンタータ「イエスは最後の息を引き取られた」TWV.1: 983
 J.S.バッハ:カンタータ「われは憂いに沈みぬ」 BWV.196 〜シンフォニア/
         カンタータ「主はわれらを御心に留めたまえり」 BWV.21 〜シンフォニア/
         カンタータ「われは満ち足れり」 BWV.82

 フィリップ・ジャルスキー(CT) フライブルク・バロックo.
 ペトラ・ミュレヤンス(コンサートマスター) アン=カトリン・ブリュッゲマン(Ob)
20-61574
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価格帯:E4
 収録:2016年11月10日、アルテ・オーパー・フランクフルト、ドイツ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 82分 + 10分(ボーナス)|字幕:英独仏。 ブルーレイ仕様: 1080i Full HD | dts-HD MA 5.1 。 DVD仕様:| NTSC | dts 5.1, DD 5.1 。 透明度の高い歌声と優れた技巧で世界中の音楽ファンを魅了するフランスのカウンターテナー、フィリップ・ジャルスキーが遂にバッハとテレマンのソロ・カンタータに挑んだ。この映像は2016年11月にフライブルク・バロックオーケストラとジャルスキーが行ったコンサート・ツアーの模様が収められている。ジャルスキーはこれまで圧倒的な美声を生かした耽美な音楽が魅力であったが、今回のバッハとテレマンというバロックの巨匠のカンタータでは、抑制の効いた歌声でもって敢然と作品に立ち向かっている。ジャルスキーは演奏に際してこのように述べている。「神聖な音楽を演奏することは、自分自身を超えた大きなものに出会うような感覚。自分を上回る未知の力のような物。たとえ宗教的な意味合いでなくとも、聴く人々は皆そのような気持ちになるだろう。」 18世紀ドイツ文学界の重要人物ブロッケスが書いたテキストによるブロッケス受難曲は、人間味豊か、絡み合う音が魅力のテレマンの名作。序曲はオーボエのソロが活躍する器楽によるシンフォニアで、フライブルク・バロックオーケストラの巧みな演奏で、理想的な演奏を聴かせてくれる。また、苦難の 多いこの世から、救いによって永遠の安らぎ=「死」の世界に旅立つ心情を歌ったバッハのカンタータ第82番「われは満ち足れり」はカンタータの中で も人気が高く、バスの独唱カンタータとして有名だが、第2稿のソプラノ独唱版も親しまれている。ジャルスキーが絶唱し新境地を聴かせる。
20-64058
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(DVD)
価格帯:E3
ラベック姉妹〜ドキュメンタリー「 THE LABEQUE WAY 」(監督:フェリックス・カベサ)
 モーツァルト:2台ピアノのための協奏曲 変ホ長調 K365(ピアノ協奏曲第10番)/ヴェルディ:レクイエム(抜粋)
 シューベルト:4手ピアノのための幻想曲 ヘ短調 Op.103 / ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー
 ラヴェル:ボレロ(打楽器と2台ピアノのための) / オスバルド・ゴリホフ/ゴンサロ・グラウ:ナザレノ
 ジョージ・ハリソン:ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス / サン=サーンス:動物の謝肉祭
 プーランク:2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 ニ短調 / アルベニス:組曲「イベリア」〜エボカシヨン
 サティ:梨の形の3つの小品〜開始のひとつのやり方/ジムノペディ第1番 / ショパン:前奏曲第4番 Op.28 No.4

  カティア・ラベック、マリエル・ラベック(P) サイモン・ラトル指揮
  セミヨン・ビシュコフ指揮 BPO、BBC so.、エイジ・オブ・エンライトゥンメントo.
  マイテ・マルティン、アレッサンドロ・バリッコ、ダヴィッド・シャルマン、
  ナディア・ミランダ、ニコラ・テスカリ、マッシモ・プッピーロ/他
  リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 56分(ドキュメンタリー) + 40分(コンサート)|字幕:英独仏伊西韓 フランスのバスク地方、バイヨンヌに生まれたカティア・ラベックとマリエル・ラベックによるピアノ・デュオ「ラベック姉妹」。2人は、クラシック、アヴァンギャルド、フラメンコなどあらゆる音楽のジャンルをまたぎ活躍している。スペインのドキュメンタリー映像を得意とする監督フェリックス・カベサが手掛けたこの映像「THE LABEQUE WAY」は、そんな二人の音楽的冒険をとらえた内容。バスク地方の伝統的な打楽器を取り入れたラヴェルの「ボレロ」や、天才フラメンコ歌手マイテ・マルティンとのコラボレーション、またラトル、セミヨン・ビシュコフとの共演などラベック姉妹の音楽的な幅広さを感じさせる。
20-73078
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(DVD)
価格帯:E3
J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV.232
 [ボーナス映像]:ネルソンとパリ大司教のインタヴュー|映像監督:オリヴィエ・シモネ

 ルート・ツィーザク(S) ジョイス・ディドナート(Ms) ダニエル・テイラー(CT)
 ポール・アグニュー(T) ディートリヒ・ヘンシェル(Br) ニコラ・コルティ合唱指揮
 パリ・ノートル・ダム聖歌隊 ジョン・ネルソン指揮アンサンブル・オルケストラル・ド・パリ
 収録:2006年3月27日-30日、ノートルダム寺院、パリ、ライヴ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ, DD 5.0 (本編のみ)| 110分(本編) + 43分(ボーナス)|字幕:英独仏西 ジョン・ネルソンが2006年に壮麗なパリのノートルダム寺院で行ったバッハの ロ短調ミサ曲。1941年生まれの巨匠ジョン・ネルソンは、幅広いレパートリーと、生き生きとした音楽作りで定評のある指揮者。巨匠の風格を漂わせつつも、音楽は熱気に満ち溢れ、バッハの堅密で深みのある音楽を明確に描いている。フランスの名匠オリヴィエ・シモネの秀逸なカメラワークで圧倒的なノートルダム寺院での演奏を堪能することが出来る。

VAI DVD/Blu−ray  価格帯29A:¥4400(税抜¥4000)

 旧譜はこちらから
VAIDVD-4596
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価格帯:29A
プレミア・ピアニスト Vol.1
 ロザリン・テューレック J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 より〔アリア/第29変奏/第30変奏〕
 リリー・クラウス モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331 より〔第2楽章/第3楽章「トルコ行進曲」〕
 ヴィルヘルム・ケンプ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」〜第1楽章
 ルドルフ・ゼルキン&ピーター・ゼルキン シューベルト:行進曲 ト長調 D.733
 エミール・ギレリス ショパン:ポロネーズ 変イ長調 Op.53「英雄」
 マルタ・アルゲリッチ ラヴェル:水の戯れ
 アルド・チッコリーニ ドビュッシー:ベルガマスク組曲 より〔月の光/パスピエ〕
 スヴャトスラフ・リヒテル プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調より〔第3楽章/第4楽章〕
 ヴァン・クライバーン リスト:ハンガリー狂詩曲第12番 嬰ハ短調
 ボーナス ワンダ・ランドフスカ チェンバロ演奏によるバッハ、ヴィヴァルディ
 NTSC| 4:3 |モノクロ&カラー|モノラル&ステレオ| リージョン All | 72分 |字幕:なし 世紀を代表するピアニストたちの貴重な映像集。バッハ演奏の大家ロザリン・テューレック。ハンガリー出身の往年の女流ピアニストリリー・クラウス。ドイツの名ピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプ。ゼルキン親子。旧ソ連を代表する大ピアニストで、鋼鉄の腕を持つエミール・ギレリス。鍵盤の女王マルタ・アルゲリッチ。イタリアが生んだ名匠アルド・チッコリーニ。完璧な技巧と強靭なタッチをもつスヴャトスラフ・リヒテル。アメリカの伝説のピアニスト、ヴァン・クライバーン。ボーナスには、ポーランドが輩出した名鍵盤奏者ワンダ・ランドフスカの映像を収録。
VAIDVD-4597
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価格帯:29A
プレミア・ピアニスト Vol.2
 アルトゥール・ルービンシュタイン ショパン:ポロネーズ 変イ長調 Op.53「英雄」
 アリシア・デ・ラローチャ ファリャ:「恋は魔術師」〜火祭りの踊り
 エミール・ギレリス シューマン:アラベスク Op.18
 ロザリン・テューレック メンデルスゾーン:無言歌集第1巻〜第1番「甘い思い出」 Op.19 No.1
             シューベルト:楽興の時 Op.94 No.3
 マレイ・ペライア シューベルト:即興曲 変イ長調 Op.90 No.4
 ロベール・カサドシュ ショパン:ピアノ・ソナタ第3番〜第4楽章
 スヴャトスラフ・リヒテル ブラームス:間奏曲 ホ短調 Op.116 No.5
 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調〜第1楽章
 クラウディオ・アラウ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調〜第1楽章
 ヴァン・クライバーン ラフマニノフ:前奏曲 変ホ長調 Op.23 No.6
 マルタ・アルゲリッチ リスト:詩的で宗教的な調べ〜葬送曲
 NTSC| 4:3 |モノクロ&カラー|モノラル&ステレオ| リージョン All | 75分 |字幕:なし 20世紀最高のヴィルトゥオーゾの一人として、80年近い活動を行ったアルトゥール・ルービンシュタイン。スペイン生まれの名ピアニスト、アリシア・デ・ラローチャ。旧ソ連を代表する大ピアニストで、鋼鉄の腕を持つエミール・ギレリス。グレン・グールドに影響を与えたとされるアメリカのピアニスト、ロザリン・テューレック。現代の巨匠マレイ・ペライア。フランスの名ピアニスト、ロベール・カサドシュ。ドイツの名ピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプ。孤高の名ピアニスト、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ。チリ出身の名ピアニスト、クラウディオ・アラウ。アメリカの伝説のピアニスト、ヴァン・クライバーン。鍵盤の女王マルタ・アルゲリッチと錚々たる面々が登場する。


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