| ルーベンス時代(1577-1640)の アントワープにおける音楽〜 ルネサンス期アントワープの出版業者による舞曲集 スザート:「戦争」/舞踏組曲「1000デュカ」/バス・ダンス ピエール・ファレーズ父子:舞踏組曲/幻想曲 2挺のリュートのための「パレード見物」/ 舞踏組曲/「軽い拘束の組曲」〜ブランル/ フォルラーヌ「スキアラズラ・マラズラ」/ パッソメッツォ/アルマンドとサルタレッロ ピエール・ファレーズ&ジャック・ベレール: ウンガレスカとサルタレッロ/2曲の単純なブランル ゴンベール:2挺のリュートのための幻想曲 イヴォ・ド・フェント(1543-1575):流れる小川 カール・ライトン(1557-1620):フランス風カンソン |
ヤンピーテル・ピーセマンス指揮 コンソルティウム・アンティクウム | |
| ルネサンス期フランドルで活躍した画家、ルーベンス。彼の同時代にアントワープで出版され、演奏された舞曲を集めたアルバム。解説には、名作「フランダースの犬」に言及した興味深いコメントもあり、演奏も楽しく充実したものとなっている。 | ||
| アントニー卿(1599-1641)への音楽 〜画家ヴァン・ダイクの生涯にあわせて ファレジウス:シャンパーニュ風ブランル/アルマンド コルネット:la peine dure/クーラントと変奏 フィリップス:パヴァーヌ/ガイヤルド 6声のためのパッサメツォ・パヴァーヌ アドソン:宮廷風マスクのエアウォード:エアII フレスコバルディ: カンツォーナ第27番「ランチョーナ」/ パッサカリアによる100のパルティータ カステッロ:ソナタ第1番 ブル:幻想曲 ルポ:3声のための幻想曲 バード:幻想曲 ジョンソン:移り気な人/ウィットに富んだ浮気者 |
セクィアルテラ・コンソート | |
| 録音:1999年4月20日-28日、ベルギー、ロングヴィル、被昇天教会。 ルーベンスの次の世代を代表する高名な画家アントニー・ヴァン・ダイクは、1632年よりイギリス国王チャールズ1世に仕えて騎士の称号を賜った。このアルバムは、生涯の大半を海外で生活した彼が、そのとき滞在していた場所で聴くことのできた音楽を集めており、演奏は、それぞれの曲の特徴をよく捕らえた優れたもの。 | ||
| 聖なる歌 伝承曲:アメイジング・グレイス フランク:天使の糧 シューベルト:連祷 バッハ: 主よ、人の望みの喜びよ(オルガン独奏) 他 |
ヴィルフリート・ ファン・デン・ブランデ(B) ヤン・ファン・モル(Org) | |
| ベルギーを代表するバス歌手がオルガン伴奏で歌う低音系アルバム。「カロ・ミオ・ベン」も入っているが、これも聖なる歌? | ||
| モンスの鐘楼 エル・ドゥドゥ/塔の大きな鐘/ツァンドリーネ/ 聖アントニーの歌/他、ワロン地方の歌(全20曲) |
パウラ・ ヴァン・デ・ヴィエレ (カリヨン) | |
| ベルギー南部ワロン地方の町モンスにある、1662年建立という現存するベルギー最古のバロック式鐘楼にあるカリヨンを演奏したアルバム。 それなりに調子外れだが、このモンスの鐘楼をふくめたフランダース地方とワロン地方の鐘楼は、ユネスコの世界遺産に指定されており、貴重なCDと言えそうだ。 | ||
| フランドルの音楽 Vol.2 ド=レーフ: ヴァイオリン・ソナタ第1番/ヴァイオリン・ソナタ第2番/ 2台のピアノのためのソナタ |
ニコ・バルトゥッセン(Vn) メカトリーヌ・ルテンス(P) リュク・デヴォス(P) | |
| ブリュッセル音楽院でアルベニスとピアノ部門で第1位を分け合ったベルギーのピアニスト、ド=レーフ。優雅で華麗な演奏同様、その作品はロマンティックでヴィルトゥオーゾ要素たっぷり。 | ||
| ニーチェ: ヴァイオリンとピアノのための幻想曲、壊れた指輪、 自分自身の断章、ハンガリー行進曲、英雄の嘆き、 友情への讃歌、導入、エディス・ティトク、大晦日の夜、 バイロンの「フォスカリ」へのスケッチ、他 |
エレナ・レトナノヴァ、 ナガタ・クニコ | |
| あの大哲学者ニーチェの作品集。ヴァイオリンとピアノでの演奏と思われるが詳細不詳。 | ||
| チェルニー: フルート、チェロとピアノのための協奏的幻想曲 序奏、変奏とフィナーレOp.80 (8つのロマンティックな夜想曲集Op.604より)/ チェロとピアノのための瞑想曲 (ヴェルナー・ジェニュイ編) グランド・トリオ ホ長調Op.105 (ヴェルナー・ジェニュイ編) |
トリオ・アペルト [ダグマール・ベッカー(Fl) マルティン・オステアターク(Vc) ヴェルナー・ジェニュイ(P)] ファニー・ソルテ(P) | |
| ベートーヴェンの弟子であり、リスト、タールベルクを教えたチェルニーはピアノの練習曲の作曲者として有名だが、同時に、交響曲、協奏曲、室内楽曲のロマン派初期の開拓者としても活躍した作曲家。このアルバムに収められた各曲は、後にさまざまな形に派生していく形式の原型を数多くもっており、興味深い構成となっている。 | ||
| バスのためのフランス・オペラ・アリア集 ビゼー:「美しいペルトの娘」、マスネ:「マノン」、 アレヴィ:「ユダヤの女」、ドリーブ:「ラクメ」、 グノー:「フィレモンとボーシス」、「ファウスト」、 オーベール:「ポルティシの物言わぬ娘」、 アダン:「ロンジュモーの郵便配達御者」、 トマ:「カイド」、 ベルリオーズ:「ロメオとジュリエット」、 ヴェルディ:「シチリアの晩祷」、「ドン・カルロ」 からのアリア |
ウィルフリート・ ヴァン・デン・ブランデ(B) ハンス・ロトマン指揮 ニュルンベルクso. | |
| バスのアリア集そのものが珍しく、加えてフランス・オペラとなるとこれまで皆無に近かったのではないだろう。若手のバス歌手ウィルフリート・ヴァン・デンブランデは、朗々と低い声が出せるだけでなく、柔らかさを持っているのが特徴。良く知られたアリアもあれば、トマの「カイド」のようなかなり珍しい曲も含まれている。ヴェルディの2曲もオリジナルのフランス語の歌唱。 | ||
| グレゴリオ聖歌:レクイエム | ブルージュ聖救世主大聖堂 スコラ・グレゴリアーナ | |
| クラリネットによるオペラ名曲集 ロッシーニ: 序奏、主題と変奏/クラリネットのための幻想曲/ クラリネットのための変奏曲 ドニゼッティ:クラリネット小協奏曲 ショットスタット編: 運命の力、ノルマ、セビリャの理髪師、セミラーミデより |
ヴォルフガング・マイヤー(Cl) ヴォイチェフ・ライスキー指揮 ポーランド放送so. | |
| ヴォルフガング・マイヤーはあのザビーネ・マイアーの弟で、メジャー・デビューしていないのが不思議なほどの超絶技巧の持ち主。 オペラの素敵な編曲作品を中心とした聞きごたえあるアルバム。 | ||
| DOM-291048 廃盤 |
プーランク:オバド(1929) フランセ: わが友パパゲーノに捧ぐ(1986)/ 9つの性格的小品(1973) イベール:チェロと木管合奏のための協奏曲(1925) |
アンドレ・ド・フロート(P) ヴィヴィアーヌ・スパノフ(Vc) ベルロフォン・ウィンドo. (ベルギー国立管弦楽団員) |
| 録音:1998年1月26日、ライヴ。 20世紀前半から中盤にかけて活躍したフランスの作曲家たちの、管楽合奏を伴奏にした作品を集めたアルバム。特にフランセの作品は楽しげな雰囲気で、作品の優れた側面をうまく浮き彫りにしている。 | ||
| クラリネットとピアノのためのフランス作品集 サン=サーンス、ゴーベール、ショーソン、 ピエルネ、ラボー、メサジェ、ドビュッシー |
ヴァルテル・ブイケンス(cl) ロベルト・グロースロト(P) | |
| ’38年生まれ、ベルギーを代表するクラリネット奏者ブイケンス。上記のウォルフガングとは対照的な渋く落ち着いた響きを奏でる。選曲はしゃれているが、ただ流れていくだけの、よくあるフランスものとは明らかに一線を画する。洗練された味わいというより、しみじみとしっとりした情感のあふれる1枚である。 | ||
| エルンスト・トッホ(1887-1964): 弦楽四重奏曲第15番ト長調/第12番イ長調 |
ブラウデQ | |
| ロマン派時代のハープのための音楽集 Vol.1 〜アンリ・ブロ(1799-1839、フランス): ハープ、オーボエとバスーンのためのオリジナル作品集 ロッシーニ「コリントの包囲」の主題による ハープとオーボエのための夜想曲Op.16/ ハープ、オーボエとファゴットのための3楽章のトリオ/ ハープとオーボエのための夜想曲Op.20-1/ ハープとオーボエのための夜想曲Op.20-2/ オーボエ、バスーンとハープのための4楽章のトリオ |
レイチェル・テイリットマン(Hp) エレーヌ・ドヴィルヌーヴ(Ob) リュック・ルブリ(Fg) | |
| ベルリオーズやアレヴィと同じ王政復古期に活躍、夭折した作曲家ブロのハープのための音楽集。ハープの魅力を引き出した端正な作品。 | ||
| ヴァンハル(1739-1813): コントラバス協奏曲 変ホ長調/ ヴィオラ協奏曲 ヘ長調/ ヴィオラ協奏曲 ハ長調 |
オヴィディウ・バディラ(Cb) ピエール=アンリ・クシュエレ(Va) ハンス・ロトマン指揮 プロシャ室内o. | |
| 協奏曲の独奏楽器として使われることが珍しいコントラバスとヴィオラのために書かれた協奏曲。ヴァンハルはハイドンと同時代にウィーンで活躍した古典派の作曲家。ハイドンより1割ほど少ない量の交響曲、2割ほど多い弦楽四重奏曲、各種の楽器のための協奏曲などを書き、古典派の作品を豊かにすることに寄与した。 | ||
| シャルル・カミレッリ(1931-): ピアノ協奏曲第1番「地中海」(1948/1978) ピアノ協奏曲第2番「マーカム」(1968) ピアノ協奏曲第3番「レニングラード」(1987) |
アンドレ・デ・グロート(P) ミヒャエル・ラウス指揮 ボーンマスso. | |
| 録音:1993年、ウィンター・ガーデンス、ボーンマス。 カルミレッリはマルタ島出身の作曲家。第1番はまさに地中海的、第2番はアラブ的、ソ連末期に作曲家同盟議長を務めていた、ショスタコーヴィチ叩きで悪名高いフレンニコフの依頼により書かれた第3番は哲学的な作風。 | ||
| ヨンゲン: ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.27(イザイに捧ぐ)/ ヴァイオリン・ソナタ ホ長調Op.34(モースに捧ぐ) |
エリック・メロン(Vn) ジャン・シル(P) | |
| ベルギーの夭折した天才ルクーと同時代に生きた、同じベルギーの作曲家ヨンゲンのヴァイオリン・ソナタ集。フランク風の作品を書いたルクーとは対照的に、印象主義の影響を受けた色彩的な感覚の作品。メロンのヴァイオリンもその色彩的な感覚の側面をうまく引き出している。 | ||
| フォーレ:ヴィオラ・ダモーレ、ハープ、 ソプラノのためのトスカーナ・セレナーデ サン=サーンス: 「チェロ組曲」〜ヴィオラ・ダモーレのためのセレナーデ アンリ・カサドシュ(1879-1947): ヴィオラ・ダモーレとハープのための24の前奏曲 ルイ・ファン・ヴァーヘルヘム(1840-1908): ヴィオラ・ダモーレとハープのためのロマンス |
ピエール・アンリ・クシェレプ (Vaダモーレ) ファブリス・ピエール(Hp) アンヌ・キャンビエ(S) | |
|
華麗なるマリンバの世界 カバレフスキー:道化師のギャロップ ターレガ:アルハンブラの思い出(右手のためのロール・スタディ) クライスラー:愛の喜び/バッハ:G線上のアリア J.シュトラウスII:皇帝円舞曲/ピツィカート・ポルカ ハチャチゥリアン:剣の舞/サン=サーンス:白鳥 ベートーヴェン:エリーゼのために/ ジョプリン:ラグタイム・ダンス モシュコフスキ:スペインの踊り オッフェンバック:フレンチ・カンカン 他(全16曲) |
ルードヴィヒ・アルバート (マリンバ) ギー・レマニー (マリンバ/Perc) アン・ルマン(マリンバ) イシカラ(石原?)・ シンスケ(マリンバ) アミヌ・ヴュツ(P) | |
| チェルニー:4手のためのピアノ・ソナタ集 戦闘的で華麗なソナタOp.119/ 感傷的なソナタOp.120/田園的ソナタOp.121 |
ディアーヌ・アンデルセン(P) ダニエル・ブルメンタール(P) | |
| ラヴェル: 序奏とアレグロ(作曲者編による2台ピアノ版)/ 弦楽四重奏曲 ヘ長調(ドラージュ編による連弾版) ドビュッシー: 弦楽四重奏曲 ト短調(ベンゲルト編による連弾版) |
ヨープ・チェリス、 フレデリック・メンデルス (ピアノ・デュオ) | |
| フランスの名室内楽を何とピアノ4手で聴かせるという仰天発想。ラヴェルの四重奏はジャポニズム作曲家でもあるドラージュが編曲を手掛けているのも注目。 ドビュッシの曲も渋い四重奏版より親しみやすく、曲の魅力を再発見できる。 | ||
| シャルル・カミレッリ(1931-): 無伴奏チェロのための6つのアラベスク |
ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc) | |
| バッハの無伴奏チェロ組曲をモデルとする多楽章構成の、バロック的感覚と地中海的感性が同居する作品。 | ||
| ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲第11番ト長調 Op.121a(*)/第9番変ホ長調 WoO.38(*) 「ユダス・マカベウス」変奏曲 ト長調 WoO.45(+) 「恋人か女房か」変奏曲 Op.68(+)/「恋を知る男たちは」変奏曲 WoO.46(+) 自作の主題による変奏曲 変ホ長調 Op.44(+) |
ヴィドム・トリオ(*) マルク・ドロヴィンスキ(Vc;+) アレクサンダー・ラヴノヴィチ(P;+) | |
| カミーユ・サン=サーンス: ピアノ三重奏曲 ヘ長調Op.18/ピアノ三重奏曲 ホ短調Op.92 |
グリュミオー・トリオ [フィリップ・コッホ(Vn) リュック・デヴォス(P) リュック・デウェツ(Vc)] | |
| フルートとハープで奏でるヴェルディの世界 ジュリオ・ブリッチャルディ(1818-1881): 「トロヴァトーレ」幻想曲/「エルナーニ」奇想曲/ 「アイーダ」劇的幻想曲/「マクベス」幻想曲 |
エティエンヌ・ ブラスマン(Fl) ラシェル・タリトマン(Hp) | |
| ブリッチャルディはイタリア生まれのフルート奏者で、1842年からロンドンに住んでBフラット・キー付のフルートを制作させたことで知られるフルート発達史上の重要人物。 | ||
| アリエル・ラミレス: ピアノ作品集 |
ポリー・フェルマン(P) | |
| フェルマンは前駐日アルゼンチン大使夫人で、中南米のピアノ音楽の普及に貢献している。 | ||
|
アントニオ・トッリアーニ(1829-1911): ヴェルディの動機による協奏的二重奏曲(*)/ ベッリーニの「海賊」の主題による幻想曲/ 夜想曲/希望(*)/旋律と変奏「夕べ」 |
ルク・ルブリー(Fg) ラシェル・タリマン(Hp) エティエンヌ・ プラスマン(Fl;*) | |
| ミラノのファゴットの名手トッリアーニによるオペラ聴きどころ編曲集。 | ||
| おお、祝福されし御母よ〜聖母マリアを讃える歌 デ・ベック:おお、祝福されし御母よ[O beata mater] トーマス:ピエ・イエズ ビゼー:アヴェ・マリア グノー:マリアの名 ショーソン:何と汝は麗わし マスネ:天使の糧 ブノワ:アヴェ・マリア シューマン:アヴェ・マリア E.アンドリュー:愛の天使 モルテルマンス:ヴィルーク ドニゼッティ:アヴェ・マリア レーガー:マリアの子守歌 フランク:アヴェ・マリア J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア J.-P.フォーレ:慈愛 |
ローランド・ ファン・デア・パール(S) フランス・デュボワ指揮 フランダース・ラジオcho. ナガタ・クニコ(Vn) ヤン・ファン・モル(Org) 他 | |
| ソプラノ独唱による、フランスとベルギーの作曲家たちによるマリア賛歌集。独唱を務めているファン・デア・パールはベルギーのソプラノで、夜の女王やヴィオレッタなどオペラのオーソドックスなレパートリーで活躍しているほか、歌曲や現代作品も積極的に取り上げている。抒情的ななかにも芯の強さを感じさせるその声は名ソプラノ、マリア・カラスを彷彿とさせるもので、敬虔な宗教曲を歌っているときにも奥に秘められた熱い情熱が仄かにうかがえる。表現力に富んだ素晴らしい声と、美しい楽曲の魅力という二つの面から楽しめるアルバム。 | ||
| コルンゴルト: ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調(1908)/ ピアノ・ソナタ第2番 変ホ長調Op.2-2(1910)/ ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調Op.25(1929-31) |
アンドレ・ ド・グロート(P) | |
| 映画音楽で知られるコルンゴルトだが、第2番のソナタはアルトゥール・シュナーベルが演奏したことでも知られる。 | ||
| ヨンゲン:ハープのための室内楽作品全集 5声の協奏曲(ハープ、ヴァイオリン、ヴィオラ、 フルートとチェロのための)/ 2つのトリオ(ハープ、フルートとチェロのための)/ 序奏と舞曲(ハープとヴィオラのための)/ ゆるやかな踊り(ハープとフルートのための)/ ワルツ(ハープのための) |
エリク・メロン(Vn) エティエンヌ・ プラスマン(Fl) ディディエ・ポスカン(Vc) ピエール・ アンリ・フエレブ(Va) ラシェル・タリトマン(Hp) | |
| ヨハン・バプティスト・ヴァンハル (ヤン・クシチテル・ヴァンハル;1739-1813): 木管楽器のための協奏曲集 ファゴット協奏曲 ハ長調 クラリネット協奏曲 ハ長調 オーボエ協奏曲 へ長調 2つのファゴットのための協奏曲 へ長調 |
ミシェル・ルシエク(Cl) ピート・ ファン・ボックスタール(Ob) フランソワ・バプティスト、 リュク・ルブリ(Fg) ハンス・ロトマン指揮 プロシアco. | |
| モーツァルトの同時代人として交友のあったヴァンハル。このレーベルからはヴィオラ協奏曲、他(DOM-291055)が出ていた。 | ||
| レオポルト・コジェルフ(1747-1818): スコットランド民謡集(全19曲) |
ヘンク・ロウェルス(Br) ティアーヌ・アナセン(Fp) | |
| レオポルト・コジェルフは、ヨハン・アントニーン・コジェルフの従弟にあたるボヘミアの作曲家。晩年に引退後、イギリスの出版社の依頼でスコットランドやアイルランドの民謡を採譜、 編曲した。すでにロマン派の香りも漂う、親しみやすい曲ばかり。 | ||
| コロラトゥーラの芸術 〜エリザベト・ヴィダル、フランス・オペラ・アリア集 ビゼー:「美しきパースの娘」 〜木霊よ、かぐわしき大気の上に来たれ トマ: 「エルヴィールの物語」〜甘い偽り/ 「ハムレット」より [あなた方の瞳に/友よ、わたしの花を分け合おう]/ 「カルマニョーラ伯」〜暗い土牢で/ 「ミニョン」〜わたしはティターニアよ/ サン=サーンス:「パリザティス」〜ナイチンゲールとバラ マスネ:「マノン」より [私そんなに美しいかしら? 私が女王様のように町を行くと/ おおマノン、あなたは女王] グノー:「ファウスト」〜ワルツ ダヴィッド:「ブラジルの真珠」〜かわいい鳥 マスネ:タイスの瞑想曲(独唱版) |
エルザベト・ヴィダル(S) アンドレ・コニェ(Br) ハンス・ロトマン指揮 マイニンゲン・オペラo. | |
| ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲全集 [ハ長調 WoO.36 No.3/変ホ長調 WoO.36 No.1/ ニ長調 WoO.36 No.2/変ホ長調 Op.16] |
ダリラ・ウジエル(P) ジェロルド・ ルーベンシュテイン(Vn) ヴラディミール・ メンデルスゾーン(Va) ヘッレ・ヤン・ シュテゲンガ(Vc) | |
| WoO.36は15歳のときの作品、Op.16は木管とピアノのための五重奏曲からの編曲作品。 | ||
| エネスコ: チェロ・ソナタ第1番 Op.26 No.1 チェロ・ソナタ第2番 Op.26 No.2 夜想曲とサルタレッロ(*) |
ヴィヴィアーヌ・ スパノーゲ(Vc) アンドレ・デ・グローテ(P) | |
| (*)世界初録音。2つのチェロ・ソナタは作品番号は同じだが、第1番は初期の、第2番は作曲者自身が会心の出来と評した円熟期の作品。スパゲーノはシュタルケル門下のベテラン。 | ||
| パウル・パブスト(1854-1897): チャイコフスキーの作品によるパラフレーズ集 歌劇「エフガニー・オネーギン」の主題による 演奏会用大パラフレーズ Op.81/ 子守歌 Op.16 No.1/ 歌劇「スペードの女王」の主題による イラストレーション/ 歌劇「マゼッパ」の主題による幻想曲 Op.83 バレエ「眠れる森の美女」の主題による 演奏会用パラフレーズ |
オリガ・ ポブロフニコワ(P) | |
| パブストはドイツ人ながら長くモスクワ音楽院ピアノ科教授を務め、ゴリデンヴェイゼル、メトネル、イグムノフらを育てたロシア・ピアノ界の重鎮。 彼のピアノ作品中最も魅力的なチャイコフスキー・パラフレーズを集めたのがこのアルバムで、名旋律ダイジェストが超絶技巧に彩られて現れる。特に名高いのが「オネーギン」。 ロシアのベテラン、ポブロフニコワの技巧の冴えも聴きもの。 | ||
| チャイコフスキー: 人生交響曲(交響曲第7番:ボガティレフ編曲)/ サマーリンを記念するエレジー/ 弦楽セレナーデ ハ長調Op.48 |
セルゲイ・スクリプカ指揮 モスクワso. | |
| 録音:ADD。チャイコフスキーの「人生交響曲」と呼ばれる変ホ長調の曲は、第6交響曲の前に着手されたものの未完に終り、第1楽章はピアノ協奏曲第3番に転用された。 残された素材をセルゲイ・ボガティレフが再構成し第7番の番号を与えたのがここに収録された曲。第1楽章などチャイコフスキー好きなら十分楽しめる充実した音楽。 | ||
| イワン・ミュラー(1780-1854):クラリネット作品集 ハープとクラリネットのための大ポロネーズ/ ロッシーニの主題による変奏曲/ クラリネット、 ファゴットとハープのための協奏的二重奏曲/ ロマンス/舟歌による幻想曲第1番/ ロッシーニの「アルミーダ」の主題による二重奏曲/ モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 |
オリヴィエ・ダルテヴェル、 エマニュエル・ショサド(Cl) リュク・ルブリ(Fg) ラシェル・タリトマン(Hp) | |
| エストニア生まれのクラリネットの名手で、1810年パリに移住、ドイツに没したミュラーのヴィルトゥオーゾ的作品集。鍵盤楽器でなくハープを用いているのが特徴。 | ||
| ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲 Op.107(*) ワインベルク:チェロ協奏曲 Op.43(+); ユーリ・レヴィティン(1912-1993):チェロ協奏曲(+) |
マルク・ドロヴィンスキ(Vc) ファト・マンスーロフ指揮(*) カザンso.(*) ワルター・ ムナツァカノフ指揮(+) ロシア国立 シネマトグラフィックso. | |
| ショスタコーヴィチとその友人(弟子)たちのチェロ協奏曲。 | ||
| ベルンハルト・ロンベルク: ハープとチェロのためのソナタ [第10番/第2番/第3番] |
ディディエル・ポスキン(Vc) ラシェル・タリトマン(Hp) | |
| ベルンハルト・ロンベルクは1767年生まれだから、ちょうどモーツァルトとベートーヴェンの間の世代。一族はミュンスターでは有名な音楽一家だが、 その中でもベルンハルトは抜きん出た才能だったらしく、ドイツのみならずパリやウィーンでも活躍し、ベートーヴェンのチェロ・ソナタOp.5を初演したり、 同じくベートーヴェンの交響曲第7番初演時にはファゴット奏者として参加していたりしたそうだ。このハープとチェロのための珍しいソナタは、モーツァルトの初期のヴァイオリン・ソナタと同様、 どちらかというと主役はハープで、チェロは支えつつ時々リードするという感じ。実に優雅な作風で、リラックスタイムにピッタリ。 | ||
| ペーテル・ブノワ(1843-1901):荘厳ミサ(1861) | ドナルド・ゲオルグ(T) アレクサンダー・ラハバリ指揮 BRTNpo.&cho. アントワープ音楽院cho.他 | |
| ブノワはフランドル音楽に新風を吹き込んだベルギー音楽界の大御所作曲家。「荘厳ミサ」は「宗教的三部作」の第2部にあたり、ロマン派風の美しいメロディを大編成の合唱が感動的に歌い上げる大作。 | ||
| ピッコロ・カーニヴァル ジュナン:ヴェネツィアのカーニヴァル ラッボーニ:ハンガリーのカーニヴァルに基づく変奏曲 ドンジョン:トラコリーネ レミュサ:ナポリのカーニヴァル ピユヴェストル:ピッコリネット クラカンプ:メッシーナのカーニヴァル チャルティ:ロシアのカーニヴァル |
ジャン=ルイ・ ボーマディエ(ピッコロ) エリック・メロン(Vn) リズ・ペルト、 ピエール=アンリ・ゼレフ(Va) ディディエール・ポスカン(Vc) ペルナール・カゾラン(Cb) ラファエル・レオーネ(ピッコロ) ジャン=マルク・ファビアーノ (アコーディオン) レティシア・ブニョル(チェレスタ) | |
| 珍しいピッコロ・ソリスト(ランパルにも師事した)としてCalliopeに多くの録音を行っている ボーマディエがTalentに登場、19世紀後半のヴィルトゥオーゾ的なピッコロ作品を演奏したアルバム。 そのキンキンとした音がお祭り事に受ける楽器だけに、アクロバティックな難曲ばかり、どれを聴いて も拍手喝采を送りたくなってしまう。 | ||
| ブルーノ・ワルター:ヴァイオリンソナタ アイスラー:ヴァイオリンソナタ「旅のソナタ」 クルト・ローガー(1895-1966): ヴァイオリン・ソナタ Op.44 |
ハガイ・シャハム(Vn) アーノン・エレツ(P) | |
| 録音:2000年3月、ドイツ、リンダウ国立劇場。 大指揮者ブルーノ・ワルターのヴァイオリンソナタはCDが存在するものの入手が難しく、聴いたことのない方も多いはず。ワルターならではの優しさと人間味溢れた佳作で、楽譜入手が可能なら、多くのヴァイオリニストがレパートリーに入れても不思議でない魅力的なもの。この秘曲の録音がついに入手容易に。独墺系ユダヤ人作曲家アイスラーとローガーのヴァイオリン・ソナタも、他では聴くことができない貴重なもの。ワルター・ファン必携の1枚。 | ||
| ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」 フィビフ:管弦楽のための牧歌「たそがれに」 |
ヤン・ワラク指揮 フィルハーモニア・フンガリカ | |
| 指揮者ワラクはスロヴァキア生まれの名匠。作曲家としても度々名前を見かけるが、もともとオルガニスト。密な響きの充実感はオルガンで鍛えられた感覚なのかもしれない。フィビフの佳曲「たそがれに」は、懐かしさと清廉さに溢れた美しい音楽。この曲をまだお聴きでない方にはうってつけのCD。 | ||
| エルンスト・トッホ(1987-1964): ピアノ協奏曲第2番 Op.38(*) ピアノ五重奏曲(+) |
ディアーネ・アンダーセン(P) ハンス・ロトマン指揮ハレ国立po.(*) ダネルSQ(+) | |
| トッホはオーストリアに生まれたが、ユダヤ系であったためナチス・ドイツの迫害を避けパリを経てアメリカに渡り、クラシック作曲家としてはもちろん、映画音楽や教育の分野でも活躍した。晩年、グラミー賞を受賞した際に彼は自分自身について「20世紀のもっとも世界から忘れられた作曲家」と語ったということだが、忘れ去るにはあまりにも惜しい、というよりもっと積極的にとり上げられるべき素晴らしいメロディ・メーカーである。 モダンで明確なメロディラインを持つ素晴らしい協奏曲と、新古典派的な作風のピアノ五重奏曲。作風としてはプロコフィエフやプーランクなどと同じ文脈にあるが、2曲とも20世紀が生んだこのジャンルの曲のなかでも特筆したくなるくらい素晴らしい完成度。作曲者への共感に満ちた演奏と、最新の録音も魅力。 | ||
| ヴォルフ=フェラーリ: オーボエ、イングリッシュホルン、ファゴットのための協奏曲集 牧歌 イ長調(オーボエ、弦楽、2つのホルンのための コンチェルティーノ) Op.15/ イングリッシュホルン、弦楽、2つのホルンのための小協奏曲 Op.34/ 組曲 ヘ長調(ファゴット、弦楽と2つのホルンのための コンチェルティーノ) |
ピエト・ファン・ボクスタル (Ob/イングリッシュHr) ルク・ルブリ(Fg) ハンス・ロトマン指揮 西ザクセンso. | |
| 「聖母の宝石」などオペラブッファの作曲家としておなじみのヴォルフ=フェラーリのもうひとつの顔は室内楽と協奏曲の作曲家。1932年に作曲された「牧歌」から、最後に書いたイングリッシュホルンのための小協奏曲(1947)まで、どの作品でも前世紀の後期ロマン派の作風を一貫している。ロマンティックな曲想はオペラ作曲家ならではのものだが、激情的な叫びとは無縁の牧歌的な世界に心洗われる思いがすることだろう。 | ||
| シャブリエ/ラヴェル編曲:華やかなメヌエット ドビュッシー/ラヴェル編曲:舞曲/サラバンド シューマン/ラヴェル編曲:「謝肉祭」〜4曲 ムソルグスキー/ラヴェル編曲:組曲「展覧会の絵」 |
ダニエレ・カッレガーリ指揮 ロイヤル・フランダースpo. | |
| ラヴェルによってオーケストレーションされた作品を収録。シューマンの「謝肉祭」も意外なくらいはまっている。ミラノ生まれのダニエレ・カッレガーリはオペラの指揮者として何度か来日しているが、コンサート指揮者としてももちろん名声は高く、現在ロイヤル・フランダース・フィルの首席指揮者を務めている。劇場で鍛えられた人らしい優れたバランス感覚と演出力は見事で、ラヴェルの色彩感を鮮やかに引き出している。 | ||
| ヘレヴェッヘ、ベートーヴェン:交響曲全集 Vol.1 [第4番 変ロ長調Op.60/第7番 イ長調Op.92] |
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮 ロイヤル・フランダースpo. | |
| 録音:2004年11月、ベルギー。ライヴ。 ヘレヴェッヘ&王立フランダース・フィル、ベートーヴェン交響曲全集チクルス始動! SACDハイブリッドで魅力倍増、来日公演曲目&記念盤。 衝撃的大ニュース! なんとヘレヴェッヘがベートーヴェン交響曲の全曲録音プロジェクトを開始。オケはHMFでの「合唱付き」(HMC-901687)で共演したピリオド楽器オケのシャンゼリゼ管ではなく、ヘレヴェッヘの強い希望で1997年より音楽監督を務める手兵ロイヤル・フランダース・フィルが起用されている。敢えて今回モダーン・オケを起用しただけあって、生命力あふれるフレージングが斬新かつ絶妙の味わい。たとえば第4番第1楽章でのエネルギー開放時の爆発的破壊力や、第7番第2楽章でのデモーニッシュなほど暗く重いパッセージは聴き物の一つ。しかも当コンビが2005年6月に行う来日公演が、まさに交響曲全曲連続演奏会なのでタイミングもバッチリ。当全集は3年計画ですべてライヴにて録り終えるとのことで、今後の期待も膨らむ。SACDハイブリッド仕様で、オーディオ的にも魅力ある作り。 | ||
| フローラン・シュミット(1870-1958):ピアノ作品集 親密な音楽 Ops.16 & 29/ 3つのワルツ〜ノクテュルヌ Op.31/ ロマンチックな作品 Op.42 |
アンジェリーヌ・ポンドペイル(P) | |
| ピエトロ・ボッテジーニ: フルート、クラリネット、弦楽四重奏のための主題と変奏/ クラリネットと弦楽四重奏のためのディヴェルティメント/ クラリネットとギターのためのロッシーニのオペラ 「バビロニアのチロ」のアリア/ ヴァイオリン、クラリネット、ギター、 チェロのための四重奏[第3番/第6番]/ クラリネットとピアノのための主題と変奏 ジョヴァンニ・ボッテジーニ: クラリネット、コントラバスと ピアノのためのグラン・デュオ |
ルイジ・マガストレッリ(Cl) エレーナ・チェッコーニ(Fl) マッシモ・ラウラ(Kb) クラウディア・ブラッコ(P) アンドリアーニSQ | |
| ストラヴィンスキー:イタリア組曲(1933) ダッラピッコラ:タルティニアーナ第2(1956) フレデリク・ヴァン・ロッスム: グラフィティ Op.16(1968) シュニトケ:古い様式による組曲(1972) ルトスワフスキ:パルティータ(1984) ドン・フロイント: バッハによるソナパルティータ(2001) |
ダニエル・ ルーベンシュテイン(Vn) ムヒディン・ デュルグル=デミリツ(P) | |
| ドビュッシー/ブルウェイズ編曲: 前奏曲集第1巻&第2巻(管弦楽のための版) |
ダニエレ・カレッガーリ指揮 王立フランドルpo. | |
| 「亜麻色の髪の乙女」などでおなじみのピアノ連作小品集をオーケストラで演奏した興味深いCD。1959年生まれのベルギーの作曲家ルク・ブルウェイズは編曲に当たり「ドビュッシーの音符に手をつけず、オリジナルスコアに忠実」であることを心がけたということだが、たとえば「沈める寺」の静寂にこめられた豊かな表現がオーケストラの力で解き明かされているように、結果としてピアノが無音で表現していた響きを管弦楽で巧みに現実の音として具体化することに成功している。「ドビュッシーが自ら編曲したらきっと別の結果になっていただろう」と編曲者は語っているが、もしもラヴェルが編曲したなら、きっとこんな感じになったのではないだろうか。 | ||
| ショーソン: ヴァイオリン、ピアノと 弦楽四重奏のための協奏曲 Op.21/ ピアノ四重奏曲 Op.30/ ピアノ三重奏曲 Op.3/ 弦楽四重奏曲(未完成) |
ジェロルド・ ルーベンシュテイン(Vn) ダリア・ウズィエル(P) シャロンSQ | |
| ショーソンの室内楽の名品をベルギーのアーチストが香り豊かに演奏している。 | ||
| フランソワ・グロリュー(1932-): マンハッタン(*) ディヴェルティメント(+) ムーヴメンツ(#) |
フランソワ・グロリュー(P;*) クルト・アイヒホルン指揮(*/#) ミュンヘン放送o.(*) トビアス・コッホ(P;+) フランソワ・グロリュー 指揮キエフco.(+) フランソワ・グロリュー(P;#) ミュンヘン放送o.の 打楽器奏者と金管アンサンブル(#) | |
| 録音:1974年10月4日(*)/1994年5月(+)/1971年4月16日(#)。 フランソワ・グロリューはベルギーに生まれたピアニスト、などと言われてもピンと来ないという人でも、ビートルズの名曲をクラシック風にアレンジしたCD、と言えば思い出すでのではないだろうか。だがあれはあくまで余技で、実際のグロリューは大変見事な腕前のピアニストであり、シリアスな曲も書いている作曲家である。 作曲家としてのグロリューの実力はこのCDを聴いて十分理解できる。芸術性と大衆性を兼ね備えた、聴き栄えのする作品ばかりである。ピアノと金管アンサンブル+パーカションという組合せの「ムーヴメンツ」のメタリックな面白みはなかなか。名匠アイヒホルンが指揮しているのも貴重。 | ||
| ストラヴィンスキー:歌曲集 雲/牧歌/ゴルデツキーの抒情詩による2つの歌 Op.6/ バリモントによる2つの抒情詩/日本の3つの抒情詩/ 幼年時代の思い出による3つの小さな歌/小歌曲集/ 猫の子守歌/子供のための3つのお話/子守歌/4つのロシア民謡/ 小さな音楽の枝/ ウィリアム・シェイクスピアの抒情詩のための3つの歌/ ディラン・トマスを偲んで/ふくろうと子猫ちゃん |
オルガ・ロマンコ(S) ヴィクトル・サモイレンコ(P) アレクサンデル・ゴリシェフ指揮 ボリショイ劇場室内楽アンサンブル | |
| 「イタリアの心を持つロシア人ソプラノ」と評されるように、プッチーニ、ヴェルディのヒロインを歌って大絶賛を獲得しているモスクワ生まれのソプラノ、ロマンコがストラヴィンスキーの歌曲を歌った注目作。20世紀音楽の革命家の作品集ながら、意外にも抒情的でロマンティックな作風が目立っている。美しい声を持つオペラ歌手として活躍しているロマンコが、ここでは故郷の大先輩の歌をピアノや室内楽をバックに、ひとつひとつ丁寧に歌い上げている。 | ||
| ローラ・ボベスコの遺産 Vol.1 ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34 No.14 コレッリ:テンポ・ディ・ガヴォッタ ヴィエニャフスキ:伝説曲 Op.17 パラディース:シチリアーナ サラサーテ:サパテアード Op.23 No.2 ラフ:カヴァティーナ Op.85 No.3 グルック:ガヴォット(歌劇「タウリスのイフィゲネイア」より) ヴュータン:夢想 Op.22 No.2 フォーレ:アンダンテ 変ロ長調 Op.75 ラモス:ガト(アルゼンチン・ダンス) |
ローラ・ボベスコ(Vn) セルジュ・ブマン(P) | |
| 6歳からリサイタル活動を始め、12歳でパリ音楽院を首席で卒業、1930年代から2003年に惜しくも亡くなるまで長期間にわたり世界的に活躍してきたヴァイオリニスト、ボベスコによるヴァイオリン名曲集。古典派やラテン系のレパートリーを得意としていた彼女にぴったりの選曲ということもあり、確かなテクニックと明るいトーン、慎ましくも優美な表現が最大の魅力。「ガト」は珍しい作品だが、オリジナルのピアノ曲をボベスコのために作曲家自らヴァイオリンピースに仕立てた心躍る民謡風の佳曲。 | ||
| ショパン: ピアノ・ソナタ第1番/ピアノ・ソナタ第2番/ ピアノ・ソナタ第3番/24の前奏曲/ 前奏曲 ハ短調 Op.45/前奏曲 イ長調(遺作)/ 夜想曲第1番 Op.72/ドイツ民謡による変奏曲 |
ハンナ・ヤシク(P) | |