TALENT / Silk Road Music (SRM記号) SRM 記号の商品は、同レーベルの香港における代理店 Silk Road Music が TALENT レーベルの親会社であるベルギー DOMUSIC からライセンスを取って発売している物 。 | ||
SRM-012CD (CD) 廃盤 |
ボベスコ・コレクション Vol.1 〜J.S.バッハ: ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041 / ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042 / ヴァイオリンとオーボエのための 協奏曲 ニ短調 BWV1060 |
ローラ・ボベスコ(Vn) セニア・トゥルバスニク(Ob) ウジェーヌ・イザイ 弦楽アンサンブル |
SRM-012LP [LP] 廃盤 | ||
録音:1986年、RTBFスタジオ、ブリュッセル(CD本体&国内代理店記載)。前回御案内品番(CD):SRM-012。 | ||
SRM-015CD (CD) 廃盤 |
ボベスコ・コレクション Vol.2 〜ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 (*) / ロマンス〔第1番 ト長調 Op.40 /第2番 ヘ長調 Op.50 〕 |
ローラ・ボベスコ(Vn) エドガール・ドヌー指揮 RTBF 新 so. |
SRM-015LP [LP] (*)のみ 廃盤 | ||
録音:1982年7月-8月。ロマンスの2曲はCDのみに収録。 | ||
SRM-026CD (CD) 廃盤 |
ボベスコ・コレクション Vol.3 〜 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集 〔第4番 ニ長調K.211「軍隊」/第5番 イ長調K.219「トルコ風」〕 |
ローラ・ボベスコ(Vn) エドガール・ドヌー指揮? ウジェーヌ・イザイ 弦楽アンサンブル |
SRM-026LP [LP] 廃盤 | ||
TALENT 本家発売盤 (DOM記号) | ||
ブラームス:ピアノ変奏曲全集 創作主題による変奏曲 Op.21-1/ ハンガリーの歌の主題による変奏曲 Op.21-2/ ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24/ パガニーニの主題による変奏曲 Op.35/ シューマンの主題による変奏曲 Op.9/ シューマンの主題による変奏曲 Op.23(4手)/ ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b(2P) |
アンドレ・デ・グロート、 リュク・デヴォス(P) | |
2005年頃からカタログには「発売予定」として掲載されていたが、ようやくリリースされたもの。ベートーヴェンと同様、変奏曲の大家だったブラームスのすべてのピアノの変奏曲をベルギーのデ・グローテとデヴォス師弟による演奏で。 | ||
DOM-291002 [DOM-2910-02] 廃盤 |
ローラ・ボベスコ〜ブラームス: 3つのヴァイオリン・ソナタ集 |
ローラ・ボベスコ(Vn) ジャック・ジャンティ(P) |
ブラームス:作品120のソナタ集 クラリネット・ソナタ(*) [第1番 Op.120-1/第2番 Op.120-2]/ ヴィオラ・ソナタ(#) [第1番 Op.120-1/第2番 Op.120-2] |
ヴォルフガング・ マイヤー(Cl;*) ピエール=アンリ・ シュエレブ(Va;#) アンドレ・デ・グロート(P) | |
録音:2004年、ブリュッセル王立音楽院、ベルギー(#)/2005年3月、カールスルーエ音楽大学、ドイツ(*)。(*)は初発売か。(#)は旧 DOM-291080 の再発売だが、旧盤に併録されていた歌曲2曲は今回省かれている。 ブラームス最後のソナタ作品、2曲(ヘ短調、 変ホ長調)のクラリネット・ソナタは1894年に作曲されたが、翌年ヴィオラ用にも編曲された。 ヴォルフガング・マイヤーはご存じザビーネ・マイヤーの兄。ピエール=アンリ・シュエレブはパリで学んだ後、米国に留学、伝説的ヴィオリスト、ウィリアム・プリムローズの最後の弟子となった。ヴィオラというと渋いというのが相場だが、シュエレブの音色はくすみ過ぎず適度な華やかさがあってソロに向いている。エリザベト音楽大学の客員教授も務めるデ・グロートがしっかりサポート。 ブラームス晩年の憂愁と諦念に満ちた音楽を甘いクラリネットの音色と渋いヴィオラの音色で聴き比べられるのはブラームス好きにはたまらないだろう。 | ||
DOM-381004 [DOM-3810-04/05] (2CD) 廃盤 |
ドビュッシー/ブルウェイズ編曲: 前奏曲集第1巻&第2巻(管弦楽のための版) |
ダニエレ・カレッガーリ指揮 王立フランドルpo. |
DOM-292904 [DOM-2929-04] (HYBRID_SACD) 廃盤 |
宮沢明子〜モーツァルト: 6つのクラヴィーアのためのソナチネK.439b |
宮沢明子(P) |
DOM-291005 [DOM-2910-05] 廃盤 |
ローラ・ボベスコ〜シューベルト: ヴァイオリンとピアノのための3つのソナチネOp.137 |
ローラ・ボベスコ(Vn) 宮沢 明子(P) |
ショーソン: ヴァイオリン、ピアノと 弦楽四重奏のための協奏曲 Op.21/ ピアノ四重奏曲 Op.30/ ピアノ三重奏曲 Op.3/ 弦楽四重奏曲(未完成) |
ジェロルド・ ルーベンシュテイン(Vn) ダリア・ウズィエル(P) シャロンSQ | |
ショーソンの室内楽の名品をベルギーのアーチストが香り豊かに演奏している。 | ||
ショスタコーヴィチ: チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40(1934)(*)/ チェロ・ソナタOp.147(1975)〜ダニール・ シャフランによるヴィオラ・ソナタの編曲(*)/ チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 Op.107(1959)(#)/ チェロ協奏曲第2番 ト短調 Op.126(1966)(#) |
ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc) アンドレ・デ・グロート(P;*) エミール・タバコフ指揮(#) ソフィア・ソロイスツso.(#) | |
おそらく新録音(国内発売:2010年)。ショスタコーヴィチの比較的初期の ニ短調のチェロ・ソナタから2曲の協奏曲を経て最晩年の遺作、ヴィオラ・ソナタのチェロ編曲版まで、ショスタコーヴィチの作風の変遷をチェロによってたどる。 | ||
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集(*) 〔第1番 ト長調 Op.78/第2番 イ長調 Op.100/第3番 ニ短調 Op.108〕/ チェロ・ソナタ全集(#) 〔第1番 ホ短調 Op.38/第2番 ヘ長調 Op.99/ニ長調 Op.78(原曲:ヴァイオリン・ソナタ第1番)〕 堀米ゆず子(Vn;*) ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc;#) アンドレ・デ・グロート(P) | ||
DOM-291016 [DOM-2910-16] 廃盤 |
ローラ・ボベスコ〜プレイエル: 2つのヴァイオリンのための6つのデュオ |
ローラ・ボベスコ、 ジェロルド・ルーベンステイン(Vn) |
ドヴォルザーク: 交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」 フィビフ:管弦楽のための牧歌「たそがれに」 |
ヤン・ワラク指揮 フィルハーモニア・フンガリカ | |
指揮者ワラクはスロヴァキア生まれの名匠。作曲家としても度々名前を見かけるが、もともとオルガニスト。密な響きの充実感はオルガンで鍛えられた感覚なのかもしれない。フィビフの佳曲「たそがれに」は、懐かしさと清廉さに溢れた美しい音楽。この曲をまだお聴きでない方にはうってつけのCD。 | ||
モンスの鐘楼 エル・ドゥドゥ/塔の大きな鐘/ツァンドリーネ/ 聖アントニーの歌/他、ワロン地方の歌(全20曲) |
パウラ・ ヴァン・デ・ヴィエレ (カリヨン) | |
ベルギー南部ワロン地方の町モンスにある、1662年建立という現存するベルギー最古のバロック式鐘楼にあるカリヨンを演奏したアルバム。それなりに調子外れだが、このモンスの鐘楼をふくめたフランダース地方とワロン地方の鐘楼は、ユネスコの世界遺産に指定されており、貴重なCDと言えそうだ。 | ||
DOM-291024 [DOM-2910-24] 廃盤 |
フランドルの音楽 Vol.2 アルテュール・ド=グレーフ: ヴァイオリン・ソナタ〔第1番/第2番〕/ 2台のピアノのためのソナタ |
ニコ・バルトゥッセン(Vn) メカトリーヌ・ルテンス、 リュク・ドヴォ(P) |
ショパン: ピアノ・ソナタ第1番/ピアノ・ソナタ第2番/ ピアノ・ソナタ第3番/24の前奏曲集Op.28/ 前奏曲 ハ短調 Op.45/前奏曲 イ長調(遺作)/ 夜想曲第1番 Op.72/ドイツ民謡による変奏曲 |
ハンナ・ヤシク(P) | |
旧品番:DOM-291026/他のセット化。 | ||
ニーチェ: ヴァイオリンとピアノのための幻想曲、壊れた指輪、 自分自身の断章、ハンガリー行進曲、英雄の嘆き、 友情への讃歌、導入、エディス・ティトク、大晦日の夜、 バイロンの「フォスカリ」へのスケッチ、他 |
永田 邦子(Vn) エレナ・レトナノヴァ(P?) | |
あの大哲学者ニーチェの作品集。 | ||
チェルニー: フルート、チェロとピアノのための協奏的幻想曲 序奏、変奏とフィナーレOp.80 (8つのロマンティックな夜想曲集Op.604より)/ チェロとピアノのための瞑想曲 (ヴェルナー・ジェニュイ編) グランド・トリオ ホ長調Op.105 (ヴェルナー・ジェニュイ編) |
トリオ・アペルト [ダグマール・ベッカー(Fl) マルティン・オステアターク(Vc) ヴェルナー・ジェニュイ(P)] ファニー・ソルテ(P) | |
ベートーヴェンの弟子であり、リスト、タールベルクを教えたチェルニーはピアノの練習曲の作曲者として有名だが、同時に、交響曲、協奏曲、室内楽曲のロマン派初期の開拓者としても活躍した作曲家。このアルバムに収められた各曲は、後にさまざまな形に派生していく形式の原型を数多くもっており、興味深い構成となっている。 | ||
バスのためのフランス・オペラ・アリア集 ビゼー:「美しいペルトの娘」、マスネ:「マノン」、 アレヴィ:「ユダヤの女」、ドリーブ:「ラクメ」、 グノー:「フィレモンとボーシス」、「ファウスト」、 オーベール:「ポルティシの物言わぬ娘」、 アダン:「ロンジュモーの郵便配達御者」、 トマ:「カイド」、 ベルリオーズ:「ロメオとジュリエット」、 ヴェルディ:「シチリアの晩祷」、「ドン・カルロ」 からのアリア |
ウィルフリート・ ヴァン・デン・ブランデ(B) ハンス・ロトマン指揮 ニュルンベルクso. | |
バスのアリア集そのものが珍しく、加えてフランス・オペラとなるとこれまで皆無に近かったのではないだろう。若手のバス歌手ウィルフリート・ヴァン・デンブランデは、朗々と低い声が出せるだけでなく、柔らかさを持っているのが特徴。良く知られたアリアもあれば、トマの「カイド」のようなかなり珍しい曲も含まれている。ヴェルディの2曲もオリジナルのフランス語の歌唱。 | ||
グレゴリオ聖歌:レクイエム | ブルージュ聖救世主大聖堂 スコラ・グレゴリアーナ | |
フランスのヴァイオリン・ソナタ集 ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):ヴァイオリン・ソナタ Op.36 (1900) プーランク(1899-1963):ヴァイオリン・ソナタ FP 119 (1949) アンリ・ソーゲ(1901-1989):ヴァイオリン・ソナタ「黄昏」 (1981) アウレリオ・ペレス(Vn) ヤニス・ヴァカレリス(P) | ||
録音:データ記載なし。 (P) (C) 1994/1997 。 アウレリオ・ペレスはシチリアに生まれパリ音楽院で学んだヴァイオリニスト。ジョゼフ・カルヴェ、ヘンリク・シェリング、フランコ・グッリ他に師事。ピエルネのソナタを得意としているようで、1980年代前半?に 仏 Ophelia へも録音していた。ヤニス・ヴァカレリスは1950年ギリシャのテッサロニキに生まれ、ウィーン音楽アカデミーで学んだピアニスト。ブルーノ・レオナルド・ゲルバー、ニキータ・マガロフ他に師事。プロコフィエフを得意とし、RCAからLPでソナタ集などが、RPO (1980年代) からCDでピアノ協奏曲第3番などが出ていたが、入手出来る CD は当盤のみと思われる。 #2011年末に廃盤となり国内代理店は取扱いを終了しています。海外流通在庫のみの供給となります。 | ||
クラリネットによるオペラ名曲集 ロッシーニ: 序奏、主題と変奏/クラリネットのための幻想曲/ クラリネットのための変奏曲 ドニゼッティ:クラリネット小協奏曲 ショットスタット編: 運命の力、ノルマ、セビリャの理髪師、セミラーミデより |
ヴォルフガング・マイヤー(Cl) ヴォイチェフ・ライスキー指揮 ポーランド放送so. | |
ヴォルフガング・マイヤーはあのザビーネ・マイアーの弟で、メジャー・デビューしていないのが不思議なほどの超絶技巧の持ち主。 オペラの素敵な編曲作品を中心とした聞きごたえあるアルバム。 | ||
DOM-291046 [DOM-2910-46] 廃盤 |
ローラ・ボベスコ〜ヴィオッティ(1755-1824):6つの弦楽四重奏曲集Op.3 (1820頃) 〔イ長調/ハ長調/ヘ長調/変ロ長調/変ホ長調/ホ長調〕 ラルテ・デル・スオーノ[ローラ・ボベスコ、ジャン=ミシェル・ドファルク(Vn) ドミニク・ユイブレシュト(Va) シルヴィ・マリアージュ(Vc)] | |
DOM-291048 [DOM-2910-48] 廃盤 |
プーランク:オバド(1929) フランセ: わが友パパゲーノに捧ぐ(1986)/ 9つの性格的小品(1973) イベール:チェロと木管合奏のための協奏曲(1925) |
アンドレ・ド・フロート(P) ヴィヴィアーヌ・スパノフ(Vc) ベルロフォン・ウィンドo. (ベルギー国立管弦楽団員) |
フランソワ=ジョセフ・ゴセック(1734-1829): フルート、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための6つの四重奏曲集 〔第1番 ニ長調/第2番 ホ短調/第3番 ト長調/第4番 ヘ長調/第5番 ロ長調/第6番 ニ長調〕 オーレル・ニコレ(Fl) 新パスキエ・トリオ [レジス・パスキエ(Vn) ブリュノ・パスキエ(Va) ロラン・ピドゥ(Vc)] | ||
録音:1984年5月18日-19日、DRS(スイス放送局)スタジオ/発売:1996年。 #2011年末に廃盤となり国内代理店は取扱いを終了しています。海外流通在庫のみの供給となりますが、既に流通在庫僅少のため、高額となっています。今後入荷しない可能性もありますので、御了承下さい。 | ||
クラリネットとピアノのためのフランス作品集 サン=サーンス(1835-1921): クラリネットとピアノのためのソナタOp.167 フィリップ・ゴーベール(1879-1941):幻想曲 ショーソン(1855-1899):アンダンテとアレグロ ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):カンツォネッタ アンリ・ラボー(1873-1949): コンクール用独奏曲(ソロ・ド・コンクール) アンドレ・メサジェ(1853-1929): コンクール用独奏曲(ソロ・ド・コンクール) ドビュッシー(1862-1918): クラリネットのためのラプソディ |
ヴァルテル・ブイケンス(Cl) ロベルト・ グロスロット(グロスロ)(P) | |
初発売:1982年?。 1938年生まれ、ベルギーを代表するクラリネット奏者ブイケンス。上記のウォルフガングとは対照的な渋く落ち着いた響きを奏でる。選曲はしゃれているが、ただ流れていくだけの、よくあるフランスものとは明らかに一線を画する。洗練された味わいというより、しみじみとしっとりした情感のあふれる1枚。 | ||
エルンスト・トッホ(1887-1964): 弦楽四重奏曲[第15番 ト長調/第12番 イ長調] |
ブラウデSQ | |
DOM-291053 [DOM-2910-53] 廃盤 |
ロマン派時代のハープのための音楽集 Vol.1 〜アンリ・ブロ(1799-1839、フランス): ハープ、オーボエとバスーンのためのオリジナル作品集 |
レイチェル・タリトマン(Hp) エレーヌ・ドヴィルヌーヴ(Ob) リュック・ルブリ(Fg) |
DOM-291055 [DOM-2910-55] 廃盤 |
ヴァンハル(1739-1813): コントラバス協奏曲 変ホ長調/ ヴィオラ協奏曲 ヘ長調/ ヴィオラ協奏曲 ハ長調 |
オヴィディウ・バディラ(Cb) ピエール=アンリ・ クシュエレ(Va) ハンス・ロトマン指揮 プロシャ室内o. |
チャールズ・カミレッリ(カミレーリ; 1931-2009): ピアノ協奏曲全集 第1番「地中海」(1948/1978)/ 第2番「マーカム」(1968)/ 第3番「レニングラード」(1987) |
アンドレ・デ・グロート(P) ミヒャエル・ラウス指揮 ボーンマスso. | |
録音:1993年、ウィンター・ガーデンス、ボーンマス。 カミレッリはマルタ島出身で、マルタ共和国の国民的作曲家だった人。第1番はまさに地中海的、第2番はアラブ的、ソ連末期に作曲家同盟議長を務めていた、ショスタコーヴィチ叩きで悪名高いフレンニコフの依頼により書かれた第3番は哲学的な作風。 | ||
ジョンゲン: ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.27(イザイに捧ぐ)/ ヴァイオリン・ソナタ ホ長調 Op.34(モースに捧ぐ) |
エリック・メロン(Vn) ジャン・シル(P) | |
ベルギーの夭折した天才ルクーと同時代に生きた、同じベルギーの作曲家ジョンゲンのヴァイオリン・ソナタ集。フランク風の作品を書いたルクーとは対照的に、印象主義の影響を受けた色彩的な感覚の作品。メロンのヴァイオリンもその色彩的な感覚の側面をうまく引き出している。 #当盤はレーベルで廃盤となっており、流通在庫限りです。高額となっておりますのでご注意下さい。 | ||
フォーレ:ヴィオラ・ダモーレ、ハープ、 ソプラノのためのトスカーナ・セレナーデ サン=サーンス: 「チェロ組曲」〜ヴィオラ・ダモーレのためのセレナーデ アンリ・カサドシュ(1879-1947): ヴィオラ・ダモーレとハープのための24の前奏曲 ルイ・ファン・ヴァーヘルヘム(1840-1908): ヴィオラ・ダモーレとハープのためのロマンス |
ピエール・アンリ・クシェレプ (Vaダモーレ) ファブリス・ピエール(Hp) アンヌ・キャンビエ(S) | |
ルーベンス時代(1577-1640)の アントワープにおける音楽〜 ルネサンス期アントワープの出版業者による舞曲集 スザート:「戦争」/舞踏組曲「1000デュカ」/バス・ダンス ピエール・ファレーズ父子:舞踏組曲/幻想曲 2挺のリュートのための「パレード見物」/ 舞踏組曲/「軽い拘束の組曲」〜ブランル/ フォルラーヌ「スキアラズラ・マラズラ」/ パッソメッツォ/アルマンドとサルタレッロ ピエール・ファレーズ&ジャック・ベレール: ウンガレスカとサルタレッロ/2曲の単純なブランル ゴンベール:2挺のリュートのための幻想曲 イヴォ・ド・フェント(1543-1575):流れる小川 カール・ライトン(1557-1620):フランス風カンソン |
ヤンピーテル・ピーセマンス指揮 コンソルティウム・アンティクウム | |
ルネサンス期フランドルで活躍した画家、ルーベンス。彼の同時代にアントワープで出版され、演奏された舞曲を集めたアルバム。解説には、名作「フランダースの犬」に言及した興味深いコメントもあり、演奏も楽しく充実したものとなっている。 | ||
アントニー卿(1599-1641)への音楽 〜画家ヴァン・ダイクの生涯にあわせて ファレジウス:シャンパーニュ風ブランル/アルマンド コルネット:la peine dure/クーラントと変奏 フィリップス:パヴァーヌ/ガイヤルド 6声のためのパッサメツォ・パヴァーヌ アドソン:宮廷風マスクのエアウォード:エアII フレスコバルディ: カンツォーナ第27番「ランチョーナ」/ パッサカリアによる100のパルティータ カステッロ:ソナタ第1番 ブル:幻想曲 ルポ:3声のための幻想曲 バード:幻想曲 ジョンソン:移り気な人/ウィットに富んだ浮気者 |
セクィアルテラ・コンソート | |
録音:1999年4月20日-28日、ベルギー、ロングヴィル、被昇天教会。 ルーベンスの次の世代を代表する高名な画家アントニー・ヴァン・ダイクは、1632年よりイギリス国王チャールズ1世に仕えて騎士の称号を賜った。このアルバムは、生涯の大半を海外で生活した彼が、そのとき滞在していた場所で聴くことのできた音楽を集めており、演奏は、それぞれの曲の特徴をよく捕らえた優れたもの。 | ||
華麗なるマリンバの世界 カバレフスキー:道化師のギャロップ タレガ:アルハンブラの思い出(右手のためのロール・スタディ) クライスラー:愛の喜び/バッハ:G線上のアリア J.シュトラウスII:皇帝円舞曲/ピツィカート・ポルカ ハチャチゥリアン:剣の舞/サン=サーンス:白鳥 ベートーヴェン:エリーゼのために/ ジョプリン:ラグタイム・ダンス モシュコフスキ:スペインの踊り オッフェンバック:フレンチ・カンカン 他(全16曲) |
ルードヴィヒ・アルバート (マリンバ) ギー・レマニー (マリンバ/Perc) アン・ルマン(マリンバ) イシカラ(石原?)・ シンスケ(マリンバ) アミヌ・ヴュツ(P) | |
DOM-291062 [DOM-2910-62] 廃盤 |
チェルニー:4手のためのピアノ・ソナタ集 戦闘的で華麗なソナタOp.119/ 感傷的なソナタOp.120/田園的ソナタOp.121 |
ディアーヌ・アンデルセン、 ダニエル・ブルメンタール(P) |
シャルル・カミレッリ(1931-): 無伴奏チェロのための6つのアラベスク |
ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc) | |
バッハの無伴奏チェロ組曲をモデルとする多楽章構成の、バロック的感覚と地中海的感性が同居する作品。 | ||
ベートーヴェン:チェロのための変奏曲全集 「ユダス・マカベウス」の主題による変奏曲 WoO.45/ 「恋人か女房が」の主題による変奏曲 Op.66/ 「恋を知る男たちは」による変奏曲 WoO.46/ ピアノ三重奏曲第9番 変ホ長調WoO.38 (*)/ ピアノ三重奏曲第10番 変ホ長調 「創作主題による14の変奏曲」Op.44 (*)/ ピアノ三重奏曲第11番 ト長調 「カカドゥ変奏曲」Op.121a (*) |
マルク・ドロビンスキー(Vc) アレクサンドル・ ラビノヴィッチ(P) トリオ・ヴィドム(*) | |
旧品番:DOM-291065。 | ||
カミーユ・サン=サーンス: ピアノ三重奏曲 ヘ長調Op.18/ピアノ三重奏曲 ホ短調Op.92 |
グリュミオー・トリオ [フィリップ・コッホ(Vn) リュック・デヴォス(P) リュック・デウェツ(Vc)] | |
フルートとハープで奏でるヴェルディの世界 ジュリオ・ブリッチャルディ(1818-1881): 「トロヴァトーレ」幻想曲/「エルナーニ」奇想曲/ 「アイーダ」劇的幻想曲/「マクベス」幻想曲 |
エティエンヌ・ ブラスマン(Fl) ラシェル・タリトマン(Hp) | |
ブリッチャルディはイタリア生まれのフルート奏者で、1842年からロンドンに住んでBフラット・キー付のフルートを制作させたことで知られるフルート発達史上の重要人物。 | ||
アリエル・ラミレス: ピアノ作品集 |
ポリー・フェルマン(P) | |
フェルマンは前駐日アルゼンチン大使夫人で、中南米のピアノ音楽の普及に貢献している。 | ||
DOM-291069 [DOM-2910-69] 廃盤 |
アントニオ・トッリアーニ(1829-1911): フルート、ファゴットとハープのための感傷的アリア集 感傷的夜想曲「私を忘れないで」 Op.2 (*) / 夕べ(ファゴットとハープのための様々なメロディー)/ 希望(奇想曲) Op.5 (*) /ファゴットとハープのための夜想曲 Op.3 / ベッリーニの歌劇「海賊」の主題によるファゴットとハープのための幻想曲 Op.4 / ヴェルディの主題による協奏的二重奏曲(*) リュック・ルブリー(Fg) エティエンヌ・プラスマン(Fl;*) レイチェル・タリトマン(Hp) | |
エルンスト・トッホ(1987-1964): ピアノ協奏曲第2番 Op.38(*) ピアノ五重奏曲(+) |
ディアーネ・アンダーセン(P) ハンス・ロトマン指揮ハレ国立po.(*) ダネルSQ(+) | |
トッホはオーストリアに生まれたが、ユダヤ系であったためナチス・ドイツの迫害を避けパリを経てアメリカに渡り、クラシック作曲家としてはもちろん、映画音楽や教育の分野でも活躍した。晩年、グラミー賞を受賞した際に彼は自分自身について「20世紀のもっとも世界から忘れられた作曲家」と語ったということだが、忘れ去るにはあまりにも惜しい、というよりもっと積極的にとり上げられるべき素晴らしいメロディ・メーカーである。 モダンで明確なメロディラインを持つ素晴らしい協奏曲と、新古典派的な作風のピアノ五重奏曲。作風としてはプロコフィエフやプーランクなどと同じ文脈にあるが、2曲とも20世紀が生んだこのジャンルの曲のなかでも特筆したくなるくらい素晴らしい完成度。作曲者への共感に満ちた演奏と、最新の録音も魅力。 | ||
おお、祝福されし御母よ〜聖母マリアを讃える歌 デ・ベック:おお、祝福されし御母よ[O beata mater] トーマス:ピエ・イエズ ビゼー:アヴェ・マリア グノー:マリアの名 ショーソン:何と汝は麗わし マスネ:天使の糧 ブノワ:アヴェ・マリア シューマン:アヴェ・マリア E.アンドリュー:愛の天使 モルテルマンス:ヴィルーク ドニゼッティ:アヴェ・マリア レーガー:マリアの子守歌 フランク:アヴェ・マリア J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア J.-P.フォーレ:慈愛 |
ローランド・ ファン・デア・パール(S) フランス・デュボワ指揮 フランダース・ラジオcho. ナガタ・クニコ(Vn) ヤン・ファン・モル(Org) 他 | |
ソプラノ独唱による、フランスとベルギーの作曲家たちによるマリア賛歌集。独唱を務めているファン・デア・パールはベルギーのソプラノで、夜の女王やヴィオレッタなどオペラのオーソドックスなレパートリーで活躍しているほか、歌曲や現代作品も積極的に取り上げている。抒情的ななかにも芯の強さを感じさせるその声は名ソプラノ、マリア・カラスを彷彿とさせるもので、敬虔な宗教曲を歌っているときにも奥に秘められた熱い情熱が仄かにうかがえる。表現力に富んだ素晴らしい声と、美しい楽曲の魅力という二つの面から楽しめるアルバム。 | ||
バルシャイ編曲によるショスタコーヴィチ ショスタコーヴィチ/バルシャイ編: 室内交響曲 Op.118a(原曲:弦楽四重奏曲第10番)/ 室内交響曲 Op.49a(原曲:弦楽四重奏曲第1番)/ 室内交響曲 Op.110a(原曲:弦楽四重奏曲第8番) |
コンラート・ファン・ アルフェン指揮 ロッテルダム室内o. | |
ショスタコーヴィチの傑作をSACDで聴ける喜び!特にOp.110aが感動的。 | ||
コルンゴルト: ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調(1908)/ ピアノ・ソナタ第2番 変ホ長調Op.2-2(1910)/ ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調Op.25(1929-31) |
アンドレ・ ド・グロート(P) | |
映画音楽で知られるコルンゴルトだが、第2番のソナタはアルトゥール・シュナーベルが演奏したことでも知られる。 | ||
ジョンゲン:ハープのための室内楽作品全集 5声の協奏曲(ハープ、ヴァイオリン、ヴィオラ、 フルートとチェロのための)/ 2つのトリオ(ハープ、フルートとチェロのための)/ 序奏と舞曲(ハープとヴィオラのための)/ ゆるやかな踊り(ハープとフルートのための)/ ワルツ(ハープのための) |
エリク・メロン(Vn) エティエンヌ・ プラスマン(Fl) ディディエ・ポスカン(Vc) ピエール・ アンリ・フエレブ(Va) ラシェル・タリトマン(Hp) | |
レオポルト・コジェルフ(1747-1818): スコットランド民謡集(全19曲) |
ヘンク・ロウェルス(Br) ティアーヌ・アナセン(Fp) | |
レオポルト・コジェルフは、ヨハン・アントニーン・コジェルフの従弟にあたるボヘミアの作曲家。晩年に引退後、イギリスの出版社の依頼でスコットランドやアイルランドの民謡を採譜、 編曲した。すでにロマン派の香りも漂う、親しみやすい曲ばかり。 | ||
コロラトゥーラの芸術 〜エリザベト・ヴィダル、フランス・オペラ・アリア集 ビゼー:「美しきパースの娘」 〜木霊よ、かぐわしき大気の上に来たれ トマ: 「エルヴィールの物語」〜甘い偽り/ 「ハムレット」より [あなた方の瞳に/友よ、わたしの花を分け合おう]/ 「カルマニョーラ伯」〜暗い土牢で/ 「ミニョン」〜わたしはティターニアよ/ サン=サーンス:「パリザティス」〜ナイチンゲールとバラ マスネ:「マノン」より [私そんなに美しいかしら? 私が女王様のように町を行くと/ おおマノン、あなたは女王] グノー:「ファウスト」〜ワルツ ダヴィッド:「ブラジルの真珠」〜かわいい鳥 マスネ:タイスの瞑想曲(独唱版) |
エルザベト・ヴィダル(S) アンドレ・コニェ(Br) ハンス・ロトマン指揮 マイニンゲン・オペラo. | |
DOM-291078 [DOM-2910-78] 廃盤 |
ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲全集 [ハ長調 WoO.36 No.3/変ホ長調 WoO.36 No.1/ ニ長調 WoO.36 No.2/変ホ長調 Op.16] |
ダリラ・ウジエル(P) ジェロルド・ ルーベンシュテイン(Vn) ヴラディミール・ メンデルスゾーン(Va) ヘッレ・ヤン・ シュテゲンガ(Vc) |
DOM-291080(ブラームス:ヴィオラ・ソナタ/他)→一部曲を除き、DOM-381002で再発売。 | ||
パウル・パブスト(1854-1897): チャイコフスキーの作品によるパラフレーズ集 歌劇「エフガニー・オネーギン」の主題による 演奏会用大パラフレーズ Op.81/ 子守歌 Op.16 No.1/ 歌劇「スペードの女王」の主題による イラストレーション/ 歌劇「マゼッパ」の主題による幻想曲 Op.83 バレエ「眠れる森の美女」の主題による 演奏会用パラフレーズ |
オリガ・ ポブロフニコワ(P) | |
パブストはドイツ人ながら長くモスクワ音楽院ピアノ科教授を務め、ゴリデンヴェイゼル、メトネル、イグムノフらを育てたロシア・ピアノ界の重鎮。彼のピアノ作品中最も魅力的なチャイコフスキー・パラフレーズを集めたのがこのアルバムで、名旋律ダイジェストが超絶技巧に彩られて現れる。特に名高いのが「オネーギン」。ロシアのベテラン、ポブロフニコワの技巧の冴えも聴きもの。 | ||
イワン・ミュラー(1780-1854):クラリネット作品集 ハープとクラリネットのための大ポロネーズ/ ロッシーニの主題による変奏曲/ クラリネット、 ファゴットとハープのための協奏的二重奏曲/ ロマンス/舟歌による幻想曲第1番/ ロッシーニの「アルミーダ」の主題による二重奏曲/ モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 |
オリヴィエ・ダルテヴェル、 エマニュエル・ショサド(Cl) リュク・ルブリ(Fg) ラシェル・タリトマン(Hp) | |
エストニア生まれのクラリネットの名手で、1810年パリに移住、ドイツに没したミュラーのヴィルトゥオーゾ的作品集。鍵盤楽器でなくハープを用いているのが特徴。 | ||
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲 Op.107(*) ワインベルク:チェロ協奏曲 Op.43(+); ユーリ・レヴィティン(1912-1993):チェロ協奏曲(+) |
マルク・ドロヴィンスキ(Vc) ファト・マンスーロフ指揮(*) カザンso.(*) ワルター・ ムナツァカノフ指揮(+) ロシア国立 シネマトグラフィックso. | |
ショスタコーヴィチとその友人(弟子)たちのチェロ協奏曲。 | ||
DOM-291086 [DOM-2910-86] 廃盤 |
ベルンハルト・ロンベルク: ハープとチェロのためのソナタ [第10番/第2番/第3番] |
ディディエル・ポスキン(Vc) ラシェル・タリトマン(Hp) |
ベルンハルト・ロンベルクは1767年生まれだから、ちょうどモーツァルトとベートーヴェンの間の世代。一族はミュンスターでは有名な音楽一家だが、その中でもベルンハルトは抜きん出た才能だったらしく、ドイツのみならずパリやウィーンでも活躍し、ベートーヴェンのチェロ・ソナタOp.5を初演したり、同じくベートーヴェンの交響曲第7番初演時にはファゴット奏者として参加していたりしたそうだ。このハープとチェロのための珍しいソナタは、モーツァルトの初期のヴァイオリン・ソナタと同様、どちらかというと主役はハープで、チェロは支えつつ時々リードするという感じ。実に優雅な作風で、リラックスタイムにピッタリ。 | ||
フレミッシュ(フランダース)・ラプソディ ミシェル・ブラッセルマン(1886-1960): フランダース・ラプソディ(1931) モーリス・シューメイカー(1890-1964): フランダース・ラプソディ(1931) マリヌス・デ・ジョング(1891-1890): フランダース・ラプソディ(1935) ジャン・アプシル(1893-1974): フランドル民謡による狂詩曲(1928) ルーセル(1869-1937):フランドル狂詩曲(1936) アウグスト・デ・ブーク: ダホメヤン・ラプソディ(1893) |
アレクサンダー・ラハバリ指揮 ブリュッセル BRTN po. | |
日本では「フランダースの犬」が本国ベルギー以上に有名だが、ベルギー北部のフランドル地方(フランダース)にちなんだラプソディ集。 | ||
聖なる歌 伝承曲:アメイジング・グレイス フランク:天使の糧 シューベルト:連祷 バッハ: 主よ、人の望みの喜びよ(オルガン独奏) 他 |
ヴィルフリート・ ファン・デン・ブランデ(B) ヤン・ファン・モル(Org) | |
ベルギーを代表するバス歌手がオルガン伴奏で歌う低音系アルバム。「カロ・ミオ・ベン」も入っているが、これも聖なる歌? | ||
ヴォルフ=フェラーリ: オーボエ、イングリッシュホルン、ファゴットのための協奏曲集 牧歌 イ長調(オーボエ、弦楽、2つのホルンのための コンチェルティーノ) Op.15/ イングリッシュホルン、弦楽、2つのホルンのための小協奏曲 Op.34/ 組曲 ヘ長調(ファゴット、弦楽と2つのホルンのための コンチェルティーノ) |
ピエト・ファン・ボクスタル (Ob/イングリッシュHr) ルク・ルブリ(Fg) ハンス・ロトマン指揮 西ザクセンso. | |
「聖母の宝石」などオペラブッファの作曲家としておなじみのヴォルフ=フェラーリのもうひとつの顔は室内楽と協奏曲の作曲家。1932年に作曲された「牧歌」から、最後に書いたイングリッシュホルンのための小協奏曲(1947)まで、どの作品でも前世紀の後期ロマン派の作風を一貫している。ロマンティックな曲想はオペラ作曲家ならではのものだが、激情的な叫びとは無縁の牧歌的な世界に心洗われる思いがすることだろう。 | ||
ピッコロ・カーニヴァル ジュナン:ヴェネツィアのカーニヴァル ラッボーニ:ハンガリーのカーニヴァルに基づく変奏曲 ドンジョン:トラコリーネ レミュサ:ナポリのカーニヴァル ピユヴェストル:ピッコリネット クラカンプ:メッシーナのカーニヴァル チャルティ:ロシアのカーニヴァル |
ジャン=ルイ・ ボーマディエ(ピッコロ) エリック・メロン(Vn) リズ・ペルト、 ピエール=アンリ・ゼレフ(Va) ディディエール・ポスカン(Vc) ペルナール・カゾラン(Cb) ラファエル・レオーネ(ピッコロ) ジャン=マルク・ファビアーノ (アコーディオン) レティシア・ブニョル(チェレスタ) | |
珍しいピッコロ・ソリスト(ランパルにも師事した)としてCalliopeに多くの録音を行っているボーマディエがTalentに登場、19世紀後半のヴィルトゥオーゾ的なピッコロ作品を演奏したアルバム。そのキンキンとした音がお祭り事に受ける楽器だけに、アクロバティックな難曲ばかり、どれを聴いても拍手喝采を送りたくなってしまう。 | ||
ブルーノ・ワルター:ヴァイオリンソナタ アイスラー:ヴァイオリンソナタ「旅のソナタ」 クルト・ローガー(1895-1966): ヴァイオリン・ソナタ Op.44 |
ハガイ・シャハム(Vn) アーノン・エレツ(P) | |
録音:2000年3月、ドイツ、リンダウ国立劇場。 大指揮者ブルーノ・ワルターのヴァイオリン・ソナタは聴いたことのない方も多いはず。ワルターならではの優しさと人間味溢れた佳作で、楽譜入手が可能なら、多くのヴァイオリニストがレパートリーに入れても不思議でない魅力的なもの。独墺系ユダヤ人作曲家アイスラーとローガーのヴァイオリン・ソナタも、他では聴くことができない貴重なもの。ワルター・ファン必携の1枚。 | ||
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 楽章 ヘ長調(1881) シューベルト:弦楽四重奏 断章 ハ短調 チャイコフスキー:弦楽四重奏曲 変ロ長調(1865) ヨーゼフ・ヨアヒム:弦楽四重奏曲 ハ短調 |
イスラエルSQ | |
単一楽章の弦楽四重奏曲を集めた興味深いカップリング。チャイコフスキーは25歳の時の習作。ドヴォルザークは有名な「アメリカ」の前に作曲されたチャーミングな曲。ヨアヒムは世界初録音。 | ||
シャブリエ/ラヴェル編曲:華やかなメヌエット ドビュッシー/ラヴェル編曲:舞曲/サラバンド シューマン/ラヴェル編曲:「謝肉祭」〜4曲 ムソルグスキー/ラヴェル編曲:組曲「展覧会の絵」 |
ダニエレ・カッレガーリ指揮 ロイヤル・フランダースpo. | |
ラヴェルによってオーケストレーションされた作品を収録。シューマンの「謝肉祭」も意外なくらいはまっている。ミラノ生まれのダニエレ・カッレガーリはオペラの指揮者として何度か来日しているが、コンサート指揮者としてももちろん名声は高く、現在ロイヤル・フランダース・フィルの首席指揮者を務めている。劇場で鍛えられた人らしい優れたバランス感覚と演出力は見事で、ラヴェルの色彩感を鮮やかに引き出している。 | ||
女流独奏者による グリエール(1875-1956):協奏曲集 チェロ協奏曲 ニ短調Op.81 (*)/ ホルン協奏曲 変ロ長調Op.91 (#) |
キリーヌ・フィールセン(Vc;*) エリズ・エルカルプ(Hr;#) マルク・スーストロ指揮 ロイヤル・フレミッシュpo. | |
録音:2006年6月、ローマ・ホール、アントワープ、ベルギー。フィールセン(1972-)はオランダの、エルカルプ(1977-)はフランス生まれの、それぞれ女流奏者。 | ||
ヘレヴェッヘ、ベートーヴェン:交響曲集 [第4番 変ロ長調Op.60/第7番 イ長調Op.92] |
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮 ロイヤル・フランダースpo. | |
録音:2004年11月、ベルギー。ライヴ。旧・DOM-2929100(SACD/廃盤)の通常CD化再発売。SACDでは2011年4月に、PENTATONEレーベルから移行発売(PTM-1014/PTC-5186315)されることとなった。 | ||
ウェーバー:祝典序曲 ワーグナー:「妖精」序曲 マスネ:「ウェルテル」前奏曲 マイヤベーア:祝典序曲 ビゼー:「真珠とり」前奏曲 スッペ:「ファンティニッツァ」序曲 シューベルト:「フィエラブラス」序曲 |
ワルター・プルースト指揮 ロイヤルpo. | |
当盤は発売(入荷)までにお時間がかかる可能性があります。 | ||
風景 [Paysages] マスネ:管弦楽組曲第7番「アルザスの風景」 ギュスターヴ・シャルパンティエ: 組曲「イタリアの印象」 サン=サーンス:アルジェリア組曲 |
マルコ・グイダリーニ指揮 ニースpo. | |
録音:2007年3月、Salle Diacosmie、ニース、フランス。 | ||
英雄的詩曲〜 オルガン、金管四重奏と打楽器のための作品集 ウジェーヌ・ジグー(1820-1925):大合唱の応答 フランク:カンタービレ レオン・ボエルマン(1862-1897): 幻想的対話 [Fantaisie dialoguée] Op.35 マルセル・デュプレ(1886-1971): 英雄的詩曲 Op.33/供奉と連祷 Op.19 No.2 アレクサンドル・ギルマン(1837-1911): オルガン交響曲第1番 Op.42(抜粋?) サン=サーンス:「オルガン」交響曲〜終曲 |
ヤン・フェルメイレ(Org;*) オットーネ・ブラス・クインテット [アラン・デ・ルッデル、 ステフェン・フェルハールト(Tr) エリス・エルカルプ(Hr) ヤン・スメツ(Tr) マーク・レイノルズ(Tu)] カルロ・ウィレムス、 ピーテルヤン・ フランクス | |
使用楽器:ドイツ、クックスハーフェン、聖ペトリ教会のオルガン(*)。代理店の記載曲目には、『大合奏のディアローグ』という誤記がある。 | ||
ドヴォルザーク: 弦楽五重奏曲第3番 変ホ長調 Op.97/ 弦楽六重奏曲 イ長調 Op.48 |
マルティヌーSQ ピエール=アンリ・シュエレブ(Va) ペトル・ヘイニー(Vc) | |
シューベルト:ピアノ連弾作品集 幻想曲 ヘ短調 D.940/ 創作主題による変奏曲 変イ長調 D.813/ 人生の嵐 イ短調 D.947/ロンド イ長調 D.951 |
イレーナ・カウフマン、 アンドレ・デ・グロート(P) | |
カール・ゴットリープ・ライシガー(1798-1859): クラリネットとピアノのための作品集 クラリネットとピアノのための デュオ・ブリランテ Op.30(*)/ 幻想曲第2番Op.180(*)/コンチェルティーノ Op.63/ アダージョとポラッカ |
ルイジ・マジストレッリ(Cl) クラウディア・ブラッコ(P) | |
ライシガーはウェーバーの後のドレスデンのカペルマイスターでワーグナー「リエンツィ」の初演者。なお代理店はデュオ・ブリランテのみならず幻想曲も「作品30」としているが、誤り。 | ||
ヴュータン:ヴィオラ作品集 モーツァルト/ヴュータン編曲: クラリネット五重奏曲 K.581 (ヴィオラ・ソナタ編曲版 Op.108) (*) ヴュータン: アレグロとスケルツォ 変ロ長調Op.60 (#) |
ピエール=アンリ・ シュエレブ(Va) アンジェリーヌ・ ポンドペイル(P) | |
(*)はヴュータン自筆譜による世界初録音。モーツァルト「クラリネット五重奏曲」の編曲作品で、モーツァルト・ファン、編曲マニアには見逃せない1枚。クラリネット・パートは終楽章の変奏曲数箇所以外、ほぼ忠実にヴィオラへ移され、弦楽四重奏パートはピアノで演奏されている。1979年にハンブルクで復刻されたヴュータンの自筆譜によるとのこと。「ヴィオラ・ソナタ 変ロ長調Op.36」としている別資料があるが、誤りだろう。 また、(#)の本体表記「未完成ヴィオラ・ソナタ Op. posth.14」は誤りのようなので、別資料から正しいと思われる作品名等を補完。以前バルカントンからLPで出ていた同作品に、誤って Op. posth.14 と付されていたのを、そのまま誤引用してしまっているのだという。ただでさえ誤っている所に、国内代理店はこれを「未完成ヴィオラ・ソナタ 遺作第14番」としてしまい、混乱を増長している。 | ||
フローラン・シュミット(1870-1958):ピアノ作品集 親密な音楽 Ops.16 & 29/ 3つのワルツ〜ノクテュルヌ Op.31/ ロマンチックな作品 Op.42 |
アンジェリーヌ・ポンドペイル(P) | |
ピエトロ・ボッテジーニ: フルート、クラリネット、弦楽四重奏のための主題と変奏/ クラリネットと弦楽四重奏のためのディヴェルティメント/ クラリネットとギターのためのロッシーニのオペラ 「バビロニアのチロ」のアリア/ ヴァイオリン、クラリネット、ギター、 チェロのための四重奏[第3番/第6番]/ クラリネットとピアノのための主題と変奏 ジョヴァンニ・ボッテジーニ: クラリネット、コントラバスと ピアノのためのグラン・デュオ |
ルイジ・マガストレッリ(Cl) エレーナ・チェッコーニ(Fl) マッシモ・ラウラ(Kb) クラウディア・ブラッコ(P) アンドリアーニSQ | |
ストラヴィンスキー:イタリア組曲(1933) ダッラピッコラ:タルティニアーナ第2(1956) フレデリク・ヴァン・ロッスム: グラフィティ Op.16(1968) シュニトケ:古い様式による組曲(1972) ルトスワフスキ:パルティータ(1984) ドン・フロイント: バッハによるソナパルティータ(2001) |
ダニエル・ ルーベンシュテイン(Vn) ムヒディン・ デュルグル=デミリツ(P) | |
ロドルフ・クロイツェル(1766-1831): ヴァイオリン協奏曲第9番 ホ短調/ ヴァイオリン協奏曲第13番 ニ長調/ 「ネル・コル・ピゥ」変奏曲/カニグーの農民の歌 |
ホセ・フェレイラ・ロボ指揮 オルケストラ・ド・ノルテ、ポルト サスキア・レティエク(Vn) | |
ベートーヴェンの最も重要なヴァイオリン・ソナタ第9番は当初、イギリス人のブリッジタワーに捧げられる予定だったが、ふたりの不和により、当時ヴィルトゥオーゾとして有名だった、フランス人のクロイツェル(クルゼール、クレゼール、クルドセルとも)に捧げられた。彼は結局、ベートーヴェンのこのソナタを一度も演奏しなかったが、ベートーヴェンのソナタの強烈なパワーにより音楽界だけでなく、トルストイの小説や、ヤナーチェクの作品にも彼の名前は登場し歴史に永遠に名前を残すことになった。そんなクロイツェルのヴァイオリン協奏曲は親しみやすいメロディと、当時の超絶技巧を駆使した書法により、これからは音楽の魅力で歴史に名を残すことになるかもしれない。 | ||
シャルル・オーギュスト・ド・ベリオ(1802-1870): 室内楽作品集 ピアノ三重奏曲第1番 Op.58/ グラン・トリオ Op.64/トリオ Op.4/夜想曲 |
永田 邦子(Vn) 葛西 寛俊(P) マーク・ドロビンスキー(Vc) | |
ド・ベリオはベルギーのヴァイオリニスト、作曲家。ヴィオッティに学び典雅な双方で知られる19世紀フランコ・ベルギー楽派の創始者で、ヴュータンやイザイなどを育てたことで有名。 | ||
ダンディ:ピアノ作品集 ピアノ・ソナタ ホ長調Op.63/山の詩 Op.15 |
ディアーヌ・アンデルセン(P) | |
DOM-2910501 [DOM-2910-501] 廃盤 |
ローラ・ボベスコ〜 ベートーヴェン&メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 |
ローラ・ボベスコ(Vn) エドガール・ドヌー指揮 RTBF 新so. |
DOM-2910503 [DOM-2910-503] 廃盤 |
ローラ・ボベスコ〜モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集(*) [第4番 ニ長調/第5番 イ長調] ベートーヴェン:2つのロマンス Ops.40 & 50 (#) |
ローラ・ボベスコ(Vn)指揮(*) ウジェーヌ・イザイ 弦楽アンサンブル(*) エドガール・ドヌー指揮(#) RTBF 新so.(#) |
旧品番:DOM-291003。 | ||
フランソワ・グロリュー(1932-): マンハッタン(*) ディヴェルティメント(+) ムーヴメンツ(#) |
フランソワ・グロリュー(P;*) クルト・アイヒホルン指揮(*/#) ミュンヘン放送o.(*) トビアス・コッホ(P;+) フランソワ・グロリュー 指揮キエフco.(+) フランソワ・グロリュー(P;#) ミュンヘン放送o.の 打楽器奏者と金管アンサンブル(#) | |
録音:1974年10月4日(*)/1994年5月(+)/1971年4月16日(#)。 フランソワ・グロリューはベルギーに生まれたピアニスト、などと言われてもピンと来ないという人でも、ビートルズの名曲をクラシック風にアレンジしたCD、と言えば思い出すでのではないだろうか。だがあれはあくまで余技で、実際のグロリューは大変見事な腕前のピアニストであり、シリアスな曲も書いている作曲家である。 作曲家としてのグロリューの実力はこのCDを聴いて十分理解できる。芸術性と大衆性を兼ね備えた、聴き栄えのする作品ばかりである。ピアノと金管アンサンブル+パーカションという組合せの「ムーヴメンツ」のメタリックな面白みはなかなか。名匠アイヒホルンが指揮しているのも貴重。 | ||
ストラヴィンスキー:歌曲集 雲/牧歌/ゴルデツキーの抒情詩による2つの歌 Op.6/ バリモントによる2つの抒情詩/日本の3つの抒情詩/ 幼年時代の思い出による3つの小さな歌/小歌曲集/ 猫の子守歌/子供のための3つのお話/子守歌/4つのロシア民謡/ 小さな音楽の枝/ ウィリアム・シェイクスピアの抒情詩のための3つの歌/ ディラン・トマスを偲んで/ふくろうと子猫ちゃん |
オルガ・ロマンコ(S) ヴィクトル・サモイレンコ(P) アレクサンデル・ゴリシェフ指揮 ボリショイ劇場室内楽アンサンブル | |
「イタリアの心を持つロシア人ソプラノ」と評されるように、プッチーニ、ヴェルディのヒロインを歌って大絶賛を獲得しているモスクワ生まれのソプラノ、ロマンコがストラヴィンスキーの歌曲を歌った注目作。20世紀音楽の革命家の作品集ながら、意外にも抒情的でロマンティックな作風が目立っている。美しい声を持つオペラ歌手として活躍しているロマンコが、ここでは故郷の大先輩の歌をピアノや室内楽をバックに、ひとつひとつ丁寧に歌い上げている。 | ||
DOM-2910507 [DOM-2910-507] 廃盤/入手不能 |
ローラ・ボベスコの遺産 Vol.1 | ローラ・ボベスコ(Vn) セルジュ・ブマン(P) |
バルトーク:管弦楽のための協奏曲 ラヴェル:マ・メール・ロワ チャイコフスキー:ロメオとジュリエット |
マルコ・グイダリーニ指揮 ジャパン・ソロイスツso. | |
堀米ゆず子〜ラロ:ヴァイオリン協奏曲集 [第2番 ニ短調「スペイン交響曲」/ 第3番 ト短調「ロシア協奏曲」] |
掘米ゆず子(Vn) マルコ・グィダリーニ指揮 ニースpo. | |
おそらく新録音。 現在ベルギーを拠点に活躍する国際的ヴァイオリニスト堀米ゆず子、久々の協奏曲はラロのスペイン交響曲&ロシア協奏曲。堀米ゆず子は1980年に日本人として初めてエリザベート王妃国際コンクールで優勝したことで有名。このコンクールは委嘱作品など、レパートリーの広さも求められ、その優勝者ということからもわかるとおり、バッハから現代まで幅広い演奏活動で成功している。彼女は近年、セッション録音では室内楽に力を入れており、今回の新譜は期待の協奏曲。音楽全体は均整のとれた解釈だが、一音一音に魂をこめて弾く演奏は極めて情熱的。演奏の際に呼吸が聞こえるほどのフレージングの大きさが、演奏を豊かにさせており、ゆず子ファンだけでなく全ての音楽ファン必聴の名盤の誕生。 | ||
ディルク・ブロッセ:ザ・サークル・オヴ・ネイチャー |
ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc) エディ・ ヴァンオーストフイセ(Cl) ディルク・ブロッセ指揮 ブリュッセルpo. | |
ポップ&ドラマチックな作風の交響曲、オペラ、室内楽、映画音楽を発表し続けている、日本でも人気の高いベルギー出身の作曲家兼指揮者ディルク・ブロッセがシュテファン・ツヴァイクの回想録「昨日の世界」に触発され創作した大規模な管弦楽曲。 |