・国内盤マイナー・レーベル |
・輸入盤マイナー・レーベル |
・輸入盤 歴史的アイテム |
・映像アイテム |
・高音質アイテム |
輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。 |
LEBHAFT (EINSATZ RECORDS) 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)2010年を最後にリリースが止まっていた EINSÄTZ RECORDS が企画・制作するレーベル LEBHAFT(ドイツ語で「活発」「快活」と言ったような意味)。残念ながらプレス盤ではなくCD-R製盤となってしまったが、EINSÄTZ RECORDS 同様に『ザンデンオーディオシステム社製「LCR型フォノイコライザ」を使用し、各レーベルに適応したイコライザカーブで再生しています』とのこと。#当レーベルはCD-R製版ながら初回限定盤の模様で、発売から1年程度で品切れとなるアイテムが出ています。お早めの入手をおすすめいたします。 "EINSÄTZ RECORDS" も含む旧譜はこちらから。 | ||
ベルリオーズ:レリオ、あるいは生への回帰(*) /序曲「海賊」(#) / 歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲(#) アンドレ・シャルパク(語り;*) ヨアヒム・ケロル(T;*) ガブリエル・バキエ(Br;*) ルネ・レイボヴィッツ指揮パリ新交響協会o.&cho.(*) ジャン・マルティノン指揮ラムルーo.(#) | ||
録音:1953年(*)、1952年(#)、モノラル|原盤:米 Vox, PL 8250 (*) /米 Urania, URLP 7048 (#) 。「幻想交響曲」の続編となるこの作品は6曲から成っており、レリオ(語り)が進行させていく異端作。レイボヴィッツは、語りの部分を簡略化させて音楽を前面に押し出した「レイボヴィッツ版」でこの録音を完成させている。1967年録音のピエール・ブーレーズ盤で認知を得たこの作品だが、その10年以上も前に取り上げたあたり、さすが鬼才レイボヴィッツならでは。ボーナス・トラックとしてジャン・マルティノンとラムルーo. による序曲2曲を追加収録。 | ||
ベートーヴェン:交響曲第7番 R.シュトラウス:交響詩集 〔ドン・ファン/ ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯〕 |
オットー・マツェラート指揮 ヘッセン放送so. 〔フランクフルト放送so.〕 | |
録音:1950年代後期、モノラル|原盤:独 Bertelsmann, 11363, 13202 。ドイツの指揮者オットー・マツェラート(1914-1963)は1935年以降から様々な歌劇場で経験を積み、1941年にヴィルヘルム・フルトヴェングラーの誘いを受けBPOの指揮台にも立った。1955年から1961年までヘッセン放送so.〔現・フランクフルト放送so.〕の首席指揮者を務め、このオーケストラの成長に多大な貢献をした名匠の情熱溢れる演奏。 | ||
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 〔第5番 ト長調 K.283 /第13番 変ロ長調 K.333 / 第18番 ニ長調 K.576 〕 |
カール・エンゲル(P) | |
録音:1956年、1959年、モノラル|原盤:独 Electrola, E 80461 /蘭 Philips, A 00997 R 。スイスのピアニスト、カール・エンゲルはパリでアルフレッド・コルトーの指導を受け、的確なテクニックで数々のコンクールで入賞。伴奏者としても数々の名歌手たちと共演、また教育者としても後進の育成に尽力した。モーツァルトの演奏には定評があり、「協奏曲全集」「ソナタ全集」を完成している。当盤の3曲のソナタは1980年代の全集とは違う、若さあふれる1950年代の貴重な録音。 | ||
ベルリオーズ:幻想交響曲 | アンドレ・ヴァンデルノート指揮 フランス国立放送o. | |
録音:1960年、パリ、ステレオ|原盤:米 Command, CC 11009 SD 。アンドレ・ヴァンデルノート(1927-1991)は、前途洋々たる若手指揮者であったにもかかわらず、世界を駆け回る生活に嫌気がさし、突然我々の視界から姿を消してしまう。以後、活動をベルギー国内にほぼ限定し、レコーディングからも遠ざかってしまう。この「幻想交響曲」はそんな限られた録音の中でも、彼の代表盤の1枚と言えよう。フランスの香り漂う、色彩的な演奏に魅了される。 | ||
ハイドン:交響曲集 〔第31番「ホルン信号」/第73番「狩」〕 |
レオポルド・ルートヴィヒ指揮 バイエルン放送so. | |
録音:1966年4月6日、8日、ステレオ|原盤:独 Electrola, SME 91601 。レオポルド・ルートヴィヒ(1908-1979)はウィーン国立歌劇場、ハンブルク国立歌劇場など数多くの歌劇場の指揮者を歴任。エディンバラ音楽祭、グラインドボーン音楽祭などの主要な音楽祭でもオペラのエキスパートとして活躍した。当盤の2曲はどちらもホルンが活躍する作品で、「第31番」ではこの時代には珍しく4本のホルンが使用され、「第73番」では狩のホルンの旋律が登場する。 | ||
APPLAUDIR | ||
星の夜〜イェルク・デームス(1928-2018):作品集 6つの想い出/変奏曲「ひまわり」/ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番「森のソナタ」(*) / 夜想曲「星の夜」/さよなら(ピアノ・ソナチナ Op.26より) 長谷川美沙(P) ルッツ・レスコヴィッツ(Vn;*) | ||
録音:2020年2月18日、フェニーチェ SACAY 小ホール、堺、大阪。『「ウィーン三羽烏(がらす)」の一人として、フリードリヒ・グルダ、パウル・バドゥラ=スコダとともに活躍したイェルク・デームス(1928-2019)は、ピアニストとして数々の名演を繰り広げ、また作曲家として多くの優れた作品を創作した。当アルバムは、自然への強い愛を感じ取れる、デームスの芸術論が凝縮された珠玉の作品集。愛弟子の長谷川美沙、そして長きにわたりデュオを組んだ盟友ルッツ・レスコヴィッツという、デームスにとって特別な存在である2人による演奏がこの記念碑的なアルバムに花を添えている。』<解説より> |
チェコ放送ラジオサービス [ČESKÝ ROZHLAS/CZECH RADIOSERVIS]
旧譜はこちらから。 | ||
ヤナーチェク(1854-1928):歌劇「イェヌーファ」(1916年版) [リブシェ・ドマニーンスカー(S;イェヌーファ) ヤロスラフ・ウルリフ(T;シュテヴァ) アントニーン・ユレチュカ(T;ラツァ) マリエ・ステイネロヴァー(S;コステルニチュカ)他 ベネディクト・ヴォラウフ合唱指揮ブルノ国立劇場cho. ブジェチスラフ・バカラ指揮ブルノ放送so.] ヤナーチェク:連作歌曲集「消えた男の日記」 [ヨセフ・ヴァールカ(T) ソニャ・チェルヴェナー(Ms) ブジェチスラフ・バカラ(P) 女声室内cho.] | ||
録音:1953年、チェコスロヴァキア放送ブルノ支局、ブルノ、チェコスロヴァキア。 | ||
LOTOS (チェコ) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)0006はおそらく日本国内&当店未案内、0054は曲目詳細初案内となる各旧譜。元 SUPRAPHON のスタッフが興したレーベルで、そのせいか日本に馴染みのある演奏家も多く参加している。旧譜はこちらから(ただし、初期のアイテムは徐々に入手難となっています)。 | ||
バロック・オーボエ・ソナタ集 J.S.バッハ:2つのオーボエ・ソナタ 〔ト短調 BWV.1030b /ト短調 BWV.1020 〕 ヘンデル:2つのソナタ〔ト長調/ト短調〕 テレマン:2つのソナタ〔ト短調/ハ短調〕 |
ヤン・アダムス(Ob) クヴェタ・ ノヴォトナー(Cemb) | |
録音:1997年、チェコ放送スタジオ、プルゼニ、チェコ。 | ||
20世紀のチェロ音楽 ストラヴィンスキー:イタリア組曲(1932) クルト・シュヴェルツィク(1935-):5つの夜想曲 Op.10b (1966) エーリク・フライターク(1940-):チェロとピアノのためのソナタ(1990) ズジスワフ・ヴィソツキ(1944-):幻想曲 Op.33 (1981) ハインリヒ・ゲッターマイヤー(1923-2018):3つのスケッチ(1977, Cadenzas 1993) アダルベルト・スコチッチ(Vc) ウォルター・デラハント(P) | ||
録音:1993年頃、 DDD |発売:1997年?。 | ||
OUT OF THE FRAME (チェコ) 特記以外 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)チェコ・ナショナル響 (CNSO) と何らかの関係があると思われる。特に旧譜に関しては、比較的新しいアイテムが廃盤になっていたりする関係から、入荷がスムーズに行かない可能性もある。新譜に関してもお早めに。旧譜はこちらから。 | ||
パガニーニ、バッハ、ドヴォルジャーク、ヤナーチェク、ワックスマン:ヴァイオリン作品集 パガニーニ(1782-1840):無伴奏ヴァイオリンのための24のカプリス Op.1 〜第2番 J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001 ドヴォルジャーク(1841-1904):ヴァイオリンとピアノのためのマズルカ ホ短調 Op.49 ヤナーチェク(1854-1928):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ フランツ・ワックスマン(1906-1967): カルメン幻想曲(ビゼーのオペラによる|ヴァイオリンとピアノのための) ヤクプ・ユネク(Vn) カレル・ヴルチシュカ(P) | ||
録音:2017年3月4-5、8日、チェコ・ナショナルso. スタジオ第1「ギャラリー」、プラハ、チェコ。 ヤクプ・ユネクは1988年プラハに生まれたチェコのヴァイオリン奏者。プラハ音楽院を卒業後モスクワ音楽院でエドゥアルト・グラフに、ウィーン国立音楽大学でヤン・ポスピーハルに、プラハ音楽アカデミーでボフスラフ・マトウシェクに師事。2007年、19歳で当レーベルにドヴォルジャークとシベリウスのヴァイオリン協奏曲を録音しCDデビュー(OUT-026)。 | ||
プロコフィエフ(1891-1953): チェロとピアノのためのソナタ ハ長調 Op.119 ショスタコーヴィチ(1906-1975): チェロとピアノのためのソナタ ニ短調 Op.40 |
ヴァーツラフ・ペトル(Vc) アレナ・グレシュロヴァー(P) | |
録音:2016年11月19日、2017年1月22日、チェコ・ナショナルso. スタジオ第1「ギャラリー」、プラハ、チェコ。 ヴァーツラフ・ペトルはプラハ音楽アカデミーでダニエル・ヴェイス、ミハル・カニュカに、ベルリン芸術大学でヴォルフガング・ベッチャーに師事したチェコのチェロ奏者。2009年以来2020年現在ヨセフ・スク・ピアノ四重奏団、2014年以来2020年現在チェコpo. メンバー。 | ||
PAVIAN (スロヴァキア) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)2011年に国内へ初案内されたレーベル。旧譜はこちらから。 | ||
ムジカ・グローブス〜ライヴ・コンサート・イン・エステルハーザ テレマン(1681-1767):無窮動 [Perpetum Mobile] /ヴィヴマン [Vivement] (ロストック写本所収) 不詳:ウフロヴェツの舞曲集(1730) 所収第35番「フンガリクス [Hungaricus] 」 テレマン:アントレ [Entrée] ヤコブ・ファン・エイク(1590年頃-1657):ブラヴァード [Bravade] ジョン・プレイフォード(1623-1686):スコッチ・チューン [Scotch Tune] ヘンリー・パーセル(1659-1695):スコッチ・チューン/スコッチ・チューン ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲「アラ・ルスティカ」〜アレグロ 不詳:ウフロヴェツの舞曲集所収 舞曲第277番/アンナ・シルマイ=ケチェルのコレクション所収 舞曲 C-66 / ウフロヴェツの舞曲集所収 舞曲第293番 テレマン:イェニチェリ [Les Janissaires] 不詳:ウフロヴェツの舞曲集所収 Nota Kurucz I-II /アンナ・シルマイ=ケチェルのコレクション所収 Zela Trowke テレマン: Hanaquoise 不詳:アンナ・シルマイ=ケチェルのコレクション所収 舞曲 D-90 テレマン:ポロネジー[Polonesie](ロストック写本所収) 不詳:アンナ・シルマイ=ケチェルのコレクション所収 舞曲 D-10 ― テレマン: Hanac II(ロストック写本所収) テレマン: Hanac III(ロストック写本所収) ― 不詳:アンナ・シルマイ=ケチェルのコレクション所収 舞曲11 テレマン:ポーランド協奏曲 [Concerto polonois] 〜アレグロ テレマン:行進曲 ― 不詳:プレスティーニ・コレクション(18世紀) 所収 Verbunk(ヴァイオリンのための) 不詳:エステルゴム図書館コレクション〜ハンガリー舞曲第4番/ウフロヴェツの舞曲集所収 舞曲第322番/ ウフロヴェツの舞曲集所収 Dopschensis / トレンチーン・コレクション(18世紀) 所収 Saltus Hungarici 〜第1楽章 アダージョ/ アンナ・シルマイ=ケチェルのコレクション所収 舞曲B-14 テレマン:行進曲 不詳:アリ・ウトキ・コレクションCollectio Ali Ufki] (18世紀) 所収:舞曲〔 II / Lei Lei / III 〕 テレマン:トルコ人 [Le Turcs] ソラメンテ・ナトゥラーリ [ヤン・ロキタ(ツィンバロム/小Cl/リコーダー/ドゥドゥク/ザルナ) ミロシュ・ヴァレント(アーティスティック・リーダー/Vn/Va/声)他] | ||
録音:2013年7月13日、エステルハーザ宮殿マリオネット劇場、フェルテード、ハンガリー、ライヴ。 | ||
四人の音楽家仲間〜スロヴァキアの弦楽四重奏曲集 エウゲン・スホニュ(1908-1993):狼たちが集まった時/鷹が飛んだ イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):ムジカ・スロヴァカ [Musica slovaca] ヤン・レヴォスラフ・ベラ(1843-1936): 弦楽四重奏のための夜想曲/弦楽四重奏曲 ホ短調「ハンガリー風」〜ジプシー風間奏曲 アレクサンドル・アルブレヒト(1885-1958):弦楽四重奏のためのスケルツォ アレクサンドル・モイゼス(1906-1984):四人の音楽家 Op.57 ムハSQ [ユライ・トムカ(Vn1) ヨゼフ・オストルツキー(Vn2) ヴェロニカ・クベショヴァー(Va) パヴォル・ムハ(Vc)] | ||
録音:2018年10月6日-8日、 Studio nieustraszeni lowcy dzwiekow 〔「不敵な音の狩人」スタジオ〕、クラクフ、ポーランド。 | ||
ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837): 弦楽四重奏曲集 〔ハ長調 Op.30 No.1 (1804) / ト長調 Op.30 No.2 (1804) / 変ホ長調 Op.30 No.4 (1804) 〕 |
モイゼスSQ [ヨゼフ・ホルヴァート(Vn1) フランティシェク・テレク(Vn2) アレクサンドル・ラカトシュ(Va) ヤーン・スラーヴィク(Vc)] | |
録音:2018年7月17日-19日、8月21日-23日、 Studio nieustraszeni lowcy dzwiekow 〔「不敵な音の狩人」スタジオ〕、クラクフ、ポーランド。 モイゼス弦楽四重奏団は1975年に結成されたスロヴァキアを代表する弦楽四重奏団。2016年、第1ヴァイオリンが創立メンバーのスタニスラフ・ムハからヨゼフ・ホルヴァーに交代した。 | ||
パストレッラ〜 18-19世紀スロヴァキアのクリスマス音楽 N. Gabryel : Kubo, hore wstavaj! Pastorella Graduale / J. Cserney : Pastoricum Finale Anonym : Hore wstante pastuskowe. Aria Pastoralis / Pastorella in C / Ja sem prisel sem. Aria Pastorales / Pastiri stogim tu. Offertorium Pastorale L. Reirhhart : Pastorella in G / Anonym : Menalca Surge illico. Cursus Pastorum Natalitius J. Czerney : Gloria in excelsis Deo. Pastorella de N. D. J. Xti D. Gabryel : Pastores huc venite. Pastorella P. P. Bajan : Powstante z richlosty - P. J. Zrunekv: Do lesa do hori, Pre Betleme, Wec diwna sa stala M. Kraliks : Pastorella / Anonym : Murki Pastores in G J. N. Gabryel : Ej, co to za svetlo. Pastorela / Benedictus / J. Martoss : Pastoralle Presto in C Anonym : Pastorella in C / Dormi, dormi Jesule. Pastorella pro Nativitate J. Xti P. P. Roskovsky : Fuga super Ite misa est Nativitate Domini F. Pospisil : Heida und herassa. Aria Pastoralis / Anonym : Pastorella in A Schlosser : Bone Pastor, panis vere / P. P. Bajan : Co se dela chaso. Larma Pastorum J. N. Gabryel : Krestane tu pritomni. Pastorella vel Gratulatia ソラメンテ・ナトゥラーリ [ミロスラヴァ・トラーヴニチュコヴァー(S) エヴァ・シュシュコヴァー(Ms) マトゥーシュ・シミコ(T) マトゥーシュ・トラーヴニチェク(B) マレク・チェルマーク(ポジティヴOrg/声) ルドルフ・リンネル(ナチュラルHr/羊飼いの角笛/カウ・ホーン/羊飼いの倍音笛/声) フランティシェク・シュピン(ナチュラルHr) マルチナ・メスチツカー(バロックFl−tr/リコーダー/フォークFl) ヤーン・フルボフチャーク(バリトンHr) リュバ・ハバルト(Vn/フォーク・フィドル) ペテル・ヴルビンチーク(Va/フォーク・フィドル/声) ユライ・コヴァーチュ(Vc/声) ルミール・マヘク(Cb/ティンパニ/フォーク・ベル/鐘) ミロシュ・ヴァレント(アーティスティック・リーダー/Vn/声)] | ||
録音:2016年9月2日-4日、ホテル・フラードクのコンサートホール、マルチン、スロヴァキア|ハードカヴァー・ブック仕様。 スロヴァキアの民族的な楽器や奏法を採り入れた、スロヴァキアのピリオド楽器アンサンブル、ソラメンテ・ナトゥラーリのユニークなクリスマス・アルバム。 | ||
CARUS 特記以外 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)旧譜はこちらから | ||
ケルビーニ:ミサ曲第2番 ニ短調「荘厳ミサ曲」
ルート・ツィーザク、イリス=アンナ・デッケルト(S) クリスタ・マイヤー(A) クリストフ・ゲンツ、ロバート・バックランド(T) トーマス・バウアー(B) フリーダー・ベルニウス指揮シュトゥットガルト・クラシックpo.、シュトゥットガルト室内cho. | ||
録音:2001年7月21日、ドイツ、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、ライヴ|おそらく初発売音源。 | ||
おお美しい夜〜ロマンティックな合唱曲集(全16曲) ヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901) (*): 2つのロマンティックな歌 Op.106 /2つの歌 Op.95 〜第1曲「ムンメル湖」 Op.95 No.1 /死んだ花嫁 Op.81 ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):4つのノットゥルノ Op.22 /3つの歌 Op.73 ブラームス:4つの四重唱曲 Op.92 から〔第1曲 おお美しい夜/第2曲 晩秋/第3曲 なぜ〕/ 6つの四重奏曲 Op.112 から〔第1曲 あこがれ/第2曲 夜に〕 ミヒャエル・アルバー指揮オルフェウス・ヴォーカル・アンサンブル アントニー・バリシェフスキー(P) | ||
録音:2019年9月28日-30日、オクセンハウゼン図書館ホール、ドイツ| (*): 世界初録音。 | ||
メンデルスゾーン: カンタータ「最初のワルプルギスの夜」 Op.60 (*) / 付随音楽「コロノスのオイディプス」 Op.93 から 3曲(#)〔第3曲/第5曲/第6曲〕 ルネ・モルロク(A) ダーフィト・フィッシャー(T) シュテファン・ゲンツ(Br) ダーフィト・イェルザレム(B) フリーダー・ベルニウス指揮 ブレーメン・ドイツ・カンマーpo.(*)、 シュトゥットガルト・クラシカルpo.(#)、 シュトゥットガルト室内cho. | ||
録音:2019年4月28日-29日、シュトゥットガルト(*) /2004年9月5日(#) | (*): 初出音源|既出CD: 83-225 /他(#) 。 | ||
TACET 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)
旧譜はこちらから | ||
クリストフ・ウルリヒ(P)〜 D.スカルラッティ:ソナタ全集 Vol.5 K.177-205 (第8回発売) ボーナス・トラック「即興演奏」(*) クリストフ・ウルリヒ(P) イブ・ハウスマン(Cl;*) | ||
録音:2018年9月、2019年10月、イエス・キリスト教会、ダーレム、ベルリン。 ドイツ生まれのウルリヒはレナード・ホカンソンルドルフ・ブッフビンダー等に学び、特に古典音楽演奏を得意とするピアニスト。第1弾 Vol.1: TACET-199, 第2弾 Vol.11: TACET-212, 第3弾 Vol.14: TACET-215, 第4弾 Vol.15: TACET-218, 第5弾 Vol.2: TACET-237, 第6弾 Vol.3: TACET-247, 第7弾 Vol.4: TACET-263 。 | ||
コロリオフ〜J.S.バッハ:6つのパルティータ から(3曲) 〔第6番 ホ短調 BWV.830 /第1番 変ロ長調 BWV.825 /第2番 ハ短調 BWV.826 〕 エフゲニー・コロリオフ(P) | ||
録音:2019年10月、2020年2月、イエス・キリスト教会、ダーレム、ベルリン|収録時間:第6番〔36分35秒〕、第1番〔20分55秒〕、第2番〔24分14秒〕。センシティヴなタッチから生み出された深く美しい抑制的な一音、一音でバッハの名曲集「パルティータ」の各曲が持つ世界観を紡ぎ出している。収録された曲順や演奏時間からもアルバムに込めたコロリオフが演奏家として表現したい独特なこだわりが見て取れる。 | ||
ヴィーツラフ・フォン・リューゲン(13世紀-14世紀)の歌(バルト海シリーズ Vol.3) Der walt / Vve ich han ghedacht / Loybere risen / Dem kuninghe Nabughodonosor, Daz guldin hoybet / Uvol dan her meyie / Ich wende buwen, Tzu Rome, Mir geschit / Ich partere dich / De erde ist vntslozen / Manich scimphit / Nach der senenden claghe / A herre ghot / Ein wechter von der zinne, List du in der minne dro / Der Vnghelarte / Ich warne dich / Nu rate / De voghelin / Saghe an du boser man, Dise heylighe tzit / Menschen kint, O Maria, Ich wil bitten / Meyie scone / Der herbest kumpt / Uvol vph ir stolzen helde / Uvol vph ir stolzen helde (中世の反復形式によるダンス曲) アグニエシュカ・プジンスカ=ベネット(Vo/Hp)指揮 アンサンブル・ペレグリーナ〔女性Vo〕 マルク・レヴォン(小型リュート/Vo) バティスト・ロマン(ヴィエル)他 | ||
録音:2019年3月、ビニンゲン、スイス| 5.1 Version Real Surround Sound for all SACD Surround Systems・Stereo Version for all Stereo Systems Plays on CD / SACD / DVD Players 。ポーランドの歌手であり音楽学者であるブジンスカ=ベネット率いるアンサンブル・ペレグリーナによる「バルト海シリーズ」第3段。第1弾「中世デンマークの音楽」(TACET-243)、第2弾「中世フィンランドとスウェーデンの音楽」(TACET-248SACD) 。吟遊詩人、あるいは中世デンマーク領、バルト海に浮かぶリューゲン島の統治者ヴィーツラフ(ヴァツワフ)3世(諸説ある)の人生、自然、信仰について豊かな言葉で書かれた世俗的な歌の全てと箴言(しんげん)をシンプル且つ詩的なパフォーマンスで、はるか昔の遠い世界に我々を誘う。 | ||
フィーユ・ノクターン〜ショパン:名曲集 夜想曲〔第1番 変ロ短調 Op.9 No.1 /第6番 ト短調 Op.15 No.3 〕/ ワルツ〔第12番 ヘ短調 Op.70 No.2 /第8番 変イ長調 Op.64 No.3 /第7番 嬰ハ短調 Op.64 No.2 〕/ 夜想曲〔第11番 ト短調 Op.37 No.1 /第15番 ヘ短調 Op.55 No.1 〕/ 練習曲〔変ホ短調 Op.10 No.6 /変イ長調 Op.25 No.1 「牧童」/ヘ短調 Op.25 No.2 /新練習曲第1番 ヘ短調〕/ 夜想曲〔第17番 ロ長調 Op.62 No.1 /第19番 ホ短調 Op.72 No.1 〕/ マズルカ〔第25番 ロ短調 Op.33 No.4 /第36番 イ短調 Op.59 No.1 /ノートル・タン第2番 イ短調〕/ 夜想曲第20番 嬰ハ短調(遺作)「 Lento con gran espressione 」 エフゲニー・コロリオフ(P) | ||
録音:2019年2月、イエス・キリスト教会、ダーレム、ベルリン。静寂に満ちた夜に、佇む葉(枯葉 nocturnes: Nightly leaves)をタイトルに持つアルバムに集められた17曲は、いずれもコロリオフが若いころから慣れ親しみ思い出深い作品の数々。センシティブなタッチから生み出された美しく抑制的な一音、一音で純粋で誇張の無い詩的で深い音楽を紡ぎ出している。コロリオフが愛する自身の兄弟に捧げたアルバム。 | ||
モーツァルト: ヴァイオリンとヴィオラのための 協奏交響曲 変ホ長調 K.364 / 交響曲第40番 ト短調 K.550 |
ゴルダン・ニコリッチ(Vn) リチャード・ウルフ(Va) オランダ室内o. | |
録音:2017年2月1日-4日、ヤクルト・ホール、アムステルダム| 5.1 Version Real Surround Sound for all SACD Surround Systems・Stereo Version for all Stereo Systems Plays on CD / SACD / DVD Players 。指揮者を置かず中心のマイクを丸く囲み高い集中力から生み出された壮麗な音楽と優秀な録音で好評を得ているニコリッチ&オランダ室内o. によるモーツァルト作品集:交響曲「ハフナー」「リンツ」(TACET-230SACD)、ヴァイオリン協奏曲第1、5番(TACET-231SACD)に続く第3弾。 | ||
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956, Op.posth.163
アウリンSQ [マティアス・リンゲンフェルダー、イェンス・オッペンマン(Vn) ステュワート・イートン(Va) アンドレアス・アルント(Vc)] クリスティアン・ポルテーラ(Vc) | ||
録音:2001年|初出: TACET-110 (CD) |他出: TACET-110DVDA [DVD-AUDIO], TACET-110BD [BD-AUDIO] 。当レーベルのベスト・セラー録音の一つが、初ハイブリッドSACD化。 | ||
AEOLUS 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)〔SACDも同一の価格〕旧譜はこちらから | ||
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集 Vol.4 〜3台&4台のチェンバロのための協奏曲集 3台のチェンバロのための協奏曲〔第1番 ニ短調 BWV.1063 /第2番 ハ長調 BWV.1064 〕/ 4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV.1065 ヨハン・ゴットフリート・ミューテル(1728-1788): 2台のクラヴィコードのための二重奏曲 変ホ長調 アーポ・ハッキネン、ミクローシュ・シュパーニ(Cemb/クラヴィコード) クリスティアーノ・ホルツ、アンナ=マーリア・オラモ(Cemb) ヘルシンキ・バロックo. | ||
北欧フィンランドが世界に誇るワールドクラスのチェンバリスト、アーポ・ハッキネンと、北欧屈指のピリオドo. としての名声を確立しているヘルシンキ・バロックo. 。清涼感と透明感にあふれる演奏を披露し、第1集と第2集はドイツのオンライン・マガジン KLASSIK.COM の推薦(Empfohlen von Klassik.com)を、ピーエル・アンタイと共演した第3集ではフランスのディアパソン・ドール賞を獲得してきたJ.S.バッハの協奏曲集。最終巻となる第4集は、ハンガリーのミクローシュ・シュパーニ、ブラジルのクリスティアーノ・ホルツ、フィンランドのアンナ=マーリア・オラモら、経験豊富なハッキネンの仲間たちと共演する、3台と4台のチェンバロのための協奏曲。これまでもW. H.バッハの作品などをカップリングしてたシリーズだが、今作ではバッハの弟子であったヨハン・ゴットフリート・ミューテル(1728-1788)の可憐なクラヴィコード・デュエットを収録。もちろん、Aeolusが誇るハイブリッド・マルチチャンネルの高音質SACD録音にも注目。 | ||
ANAKLASIS (ポーランド) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)1945年、クラクフで設立された同国最大手の「ポーランド音楽出版社 [PWM Edition] 」が新たに設立した音楽レーベル。ポーランドの20世紀と21世紀の近現代音楽を中心に、ショパンやモニューシュコなどの同国の大作曲家、さらにはジャズまでをカバーし、ポーランドの音楽や演奏家たちの普及のために設立されたという。 | ||
アレクサンデル・ノヴァク(1979-):歌劇「 AHAT-ILI ― 神々の姉妹」 (#約30分のドキュメンタリー映像付き)〔映像商品〕 マレク・モシュ指揮ティヒ市室内オーケストラ「AUKSO」、ポーランド放送cho. ウルシュラ・クリゲル、ヨアンナ・フレシェル、エヴァ・ビエガス、ヤン・ヤクブ・モノヴルド、 ウカシュ・コニェチュニ、バルトウォミェイ・ミシウダ、セバスティアン・シュムスキ | ||
1979年ポーランドのグリヴィツェ生まれの作曲家、アレクサンデル・ノヴァク(アレクサンダー・ノヴァーク)(1979-)による全3幕のオペラ作品。台本は現代ポーランドを代表するノーベル文学賞受賞作家、オルガ・トカルチュク(1962-)によるもので、彼女の小説「Anna In in the Tombs of the World」(2006)に基づいている。ノヴァクとトカルチュクは、古代シュメールの女神イナンナの神話と、現代の現実における人間の役割というテーマに関連した現代的なジレンマを組み合わせ、この難しいテーマに果敢に取り組んだ。音楽の面では、神々や悪魔が使用した言語的な旋律から生まれた呪文的なフレーズ(アステカ語、アッカド語、古代ギリシャ語、ラテン語、古代スラヴ語)に始まる、作曲家の非常に印象的で豊かな音楽的アイデアを楽しむことが出来る。 | ||
BMC 〔ブダペスト・ミュージック・センター〕 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)旧譜はこちらから。 | ||
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集(原曲:クラリネット・ソナタ) 〔ヘ短調 Op.120 No.1 /変ホ長調 Op.120 No.2 〕 ドホナーニ:ヴァイオリン・ソナタ 嬰ハ短調 Op.21 (*) ジェンナ・シェリー(Vn) ダーニエル・レーヴェンベルグ(P) | ||
録音:2018年1月30日-31日(*)、2020年1月3日-5日(*以外)、 BMC スタジオ、ブダペスト|使用ピアノ:1898年製スタインウェイ・モデル B2 。アメリカの自由奔放な都市ニューオリンズ出身で、現在はロンドンを拠点に活動し、スティーヴン・イッサーリスや作曲家のウンスク・チン、ジュリアン・アンダーソンらとコラボレーションしているヴァイオリニスト、ジェンナ・シェリー。フライブルクを拠点とするアンサンブル・エクスペリメンタルや、ガーディナーが指揮するオルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークのメンバーでもあるジェンナ・シェリーが弾くブラームスのヴァイオリン・ソナタ集は、通常の Op.78、100、108のヴァイオリン・ソナタではなく、クラリネット・ソナタ Op.120 No.2曲から、作曲者自身がヴァイオリン版へとアレンジした作品。オリジナルのクラリネット版のほか、ヴィオラ版としても広く愛されている名曲だが、ヴァイオリン版としての演奏は珍しく、当時はヨーゼフ・ヨアヒムによって頻繁に演奏されていたという記録があるにも関わらず、2016年にベーレンライター社より新しく出版されるまで、初版から1世紀以上絶版のままになっていたというレア・レパートリー。ジェンナ・シェリーとハンガリーのピアニスト、ダーニエル・レーヴェンベルグは、音域や調性等の面からヴァイオリンでは敬遠されがちであったこの2つのソナタのヴァイオリン版を、17年後に書かれたドホナーニのヴァイオリン・ソナタと組み合わせ、これらの作品の繊細で詩的な美しさを探求している。 | ||
ペーテル・エトヴェシュ:歌劇「無血」
ペーテル・エトヴェシュ指揮ハンガリー国立po. ヴィクトーリア・ヴィジン(Ms) ジョーダン・シャナハン(Br) | ||
録音:2018年2月10日、ベーラ・バルトーク国立コンサート・ホール、ブダペスト芸術宮殿、初演時ライヴ。現代ハンガリーを代表する作曲家の1人、ペーテル・エトヴェシュ(1944-)の10番目の歌劇「無血(Senza Sangue / Without blood)は、アレッサンドロ・バロッコによる同名の小説を基に、エトヴェシュの作曲と、妻であり共同制作者マリ・メゼイの台本で製作された1幕のオペラ。バルトークの歌劇「青髭公の城」と共同で上演されることを目的として作られており、このアルバムでは、作曲者自身の指揮によって2018年に行われたブダペスト芸術宮殿(MUPA Budapest)での初演の模様を収録。 | ||
BRANA RECORDS 特記以外 1CDあたり¥2420(税抜¥2200)0034のみ再案内〔前回ご案内:2011年6月〕。#今回のご案内は現地で2012年に発売されたものですが、2014年のリリースはダウンロード専売品、そして以降はなぜか既出CDのLP化商品のみのリリースとなっています。お早めのご注文をおすすめいたします。旧譜はこちらから。 | ||
ブラーナ・レコーズ・コレクション Vol.4 〜ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 〔第1番 ハ長調 Op.15 /第2番 変ロ長調 Op.19 /第3番 ハ長調 Op.37 / 第4番 ト長調 Op.58 /第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」/(第0番)変ホ長調(1784) 〕 フェリシア・ブルメンタール(P) ローベルト・ワーグナー指揮ウィーンso. | ||
下記 BR-0034, BR-0035, BR-0036 のセット|他出CD: Bescol, BSCD-8 (3CDs) 〔廃盤、入手不能〕。なお LP やフィリップ・ステュアート氏の Saga レーベル・ディスコグラフィ等において、第1番から第5番のオーケストラはインスブルック交響楽団、第0番の伴奏はイジー・ヴァルトハンス指揮ブルノ・フィル、とそれぞれされていたが、 Bescol 盤 CD において突然、全曲がR.ワーグナー指揮ウィーン響の演奏であるとされ、当レーベル盤にもそれが踏襲されている。ポーランド生まれでブラジル、イタリア、イギリス等を中心に活躍、藤田嗣治が残した肖像画でも知られるピアニスト、フェリシア・ブルメンタール(1908-1991)は、最晩年まで演奏活動を行っていた(演奏旅行先のイスラエルで客死)にも関わらず、録音が小規模レーベルであったためか今日でも知る人ぞ知る存在。幸い Brana Records から残された録音が多数CD発売されている。 | ||
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 Vol.3 〔第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」(*) / (第0番) 変ホ長調(1784) (#) 〕 |
フェリシア・ブルメンタール(P) ローベルト・ワーグナー指揮 ウィーンso. | |
録音:データ不明、 ADD | Saga LP 初出: 1966年頃(*) |当レーベル既出: BR-0023 〔録音年記載:1967年〕 (*) 。#オーケストラなどについては BR-0037 の項目をご覧ください。 | ||
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 Vol.2 〔第3番 ハ長調 Op.37 (*) /第4番 ト長調 Op.58 (#) 〕 |
フェリシア・ブルメンタール(P) ローベルト・ワーグナー指揮 ウィーンso. | |
録音:データ不明、ADD | Saga LP 初出:1966年5月(*)、1966年11月(#) |#オーケストラなどについては BR-0037 の項目をご覧ください。 | ||
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 Vol.1 〔第1番 ハ長調 Op.15 (*) /第2番 変ロ長調 Op.19 〕 |
フェリシア・ブルメンタール(P) ローベルト・ワーグナー指揮 ウィーンso. | |
録音:データ不明、ADD | Saga LP: 未発売(1967年頃リリース予定)| Orion LP 初出:1970年2月|当レーベル既出: BR-0009 〔録音年記載:1962年〕 (*) 。#オーケストラなどについては BR-0037 の項目をご覧ください。 | ||
CALLIOPE (仏) 特記以外 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)2011年春に突然廃業した当レーベルは、同じくフランスの INDESENS レーベル傘下となって再出発しているが、旧譜の一部は別系列の LA DOLCE VOLTA レーベルから装丁や品番を変更しての再発売が開始されており、さらに PHAIA という別レーベルから異なった再発も一時期行われ、もっとややこしい事に、PHAIA からは2014年に「ナヴァラのバッハ無伴奏が CALLIOPE レーベルとして発売」されるという、訳のわからない状態となっている。どのような分担となったのかは2019年現在でも不明確。旧譜はこちらから(ただし、当ページ掲載分とは価格が異なり、アイテムによっては入手出来無い場合もあります) | ||
ベートーヴェン:フォルテピアノ・ソナタ集 〔第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」(*) /第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2 「月光」(*) / 第17番 ニ短調 Op.31 No.2 「テンペスト」(#) / 第21番 ハ長調 Op.53「ヴァルトシュタイン」(+) /第23番 ヘ短調 Op.57 「熱情」(+) 〕 シリル・ユヴェ(Fp|使用楽器:マティアス・ミュラー、1810年頃製作(*) / ヨハネス・シャンツ、1818年頃製作(#) /コンラート・グラーフ、1827年頃製作(+) ) | ||
録音:2020年2月20日-23日、スタジオ・エドウィン・ベウンク、エンスヘデ、オランダ(*/+) /2019年11月17日-19日、ブロサック劇場、シャテルロー、フランス(#) 。師である巨匠クラウディオ・アラウから「最も優秀な(自身の)継承者」と称され、20世紀ハンガリー=フランスのヴィルトゥオーゾ、ジョルジュ・シフラから薫陶を受け、現代フランスにおけるピリオド・ピアノ(歴史的ピアノ)のスペシャリストとしても高名なピアニスト、シリル・ユヴェが、ベートーヴェンの存命当時に製作された3台のフォルテピアノを弾き分けて作曲家の記念年を祝うリリース。 | ||
ヴィオリカ・コルテス〜オペラ座での生涯 ビゼー:「カルメン」より〔セギディリャ/カルタの歌〕 / グノー:「サッフォー」〜おお、私の不滅の竪琴よ サン=サーンス:「サムソンとダリラ」〜春は目覚め / ラロ:「イスの王」〜マルガレードのアリア ボンドヴィル:「アントワーヌとクレオパトラ」〜孤独の痛み ロッシーニ:「セミラーミデ」〜ああ、あの日を絶えず思い出す ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜いとしいフェルナンドよ ヴェルディ:「ル・トルヴェール〔イル・トロヴァトーレ〕」〜炎は燃えて/ 「ドン・カルロ」〜おお、むごい運命/「サン・ボニファチオ伯爵オベルト」〜甘い日 ヴィオリカ・コルテス(Ms) ルイ・ド・フロマン指揮ルクセンブルク放送o. | ||
録音:1977年4月、ヴィラ・ルヴィニー、ルクセンブルク|初出LP: IPG, 7609 |既出CD: Aliénor, AL-1117 〔廃盤、入手不能〕。仏 l'Académie Nationale du Disque Lyrique のグランプリ受賞盤。 ヴィオリカ・コルテス(1935-)はルーマニア出身で1952年、わずか17歳のときにベートーヴェン「第9」を歌ってキャリアを開始、1964年のトゥールーズ国際コンクールで同率一位優勝し注目され後にフランスへ帰化、1980年代にかけて主に母国とフランスで活躍した。録音は主にオペラ全曲が中心で、アリア集は少ない(国内代理店は「唯一」としているが、ルーマニアにおけるものが複数あるようで誤り)。 | ||
CAMEO CLASSICS 特記以外 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)当レーベルは基本的にCD-Rで製版されています。#2018年に入って当レーベルは Lyrita の傘下となり「既出盤は基本的に廃盤」「廃盤となった既出録音は Cameo Classics と Lyrita から再発」して行く予定だとアナウンスされています。既案内分はこちらから(価格が異なります)。 | ||
歴史的な大指揮者たちとイギリスのオーケストラによる〜 ハイドン:交響曲集 1952-60、イッター・ブロードキャスト・コレクション 〔第80番 ニ短調 Hob.I: 80 [フリッツ・シュティードリー指揮 BBC so. /1955年10月8日]/ 第83番 ト短調「めんどり」 Hob.I: 83 [ニコライ・マルコ指揮 BBC so./1960年1月31日]/ 第102番 変ロ長調 Hob.I: 102 [ベイジル・キャメロン指揮 BBC so /1956年5月25日(*) ]/ 第101番 ニ長調「時計」 Hob.I: 101 [オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニアo./1958年8月26日(#) ] 第29番 ホ長調 Hob.I: 29 [ヘルマン・シェルヘン指揮ロイヤルpo./1952年9月22日 ]/ 第91番 変ホ長調 Hob.I: 91 [アントニー・バーナード指揮ロンドン室内o./1956年11月19日]/ 第6番 ニ長調「朝」 Hob.I: 6 [アントニー・コリンズ指揮ボイド・ニールo./1955年1月12日]/ 第25番 ハ長調 Hob.I: 25 [レジナルド・ジェイクス指揮ジェイクスo./1953年8月2日]/ 第90番 ハ長調 Hob.I: 90 [ハンス・ロスバウト指揮 LPO /1954年4月19日(+) ]/ 第28番 イ長調 Hob.I: 28 [スタンリー・ポープ指揮 LSO /1956年12月9日]/ 第64番 イ長調「時の移ろい」 Hob.I: 64 52 /第92番 ト長調「オックスフォード」 Hob.I: 92 560225 [ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮 BBC so./1952年11月20日(*) 52、1956年2月25日(*) 560225]/ 第94番 ト長調「驚愕」 Hob.I: 94 [オイゲン・ヨッフム指揮 BBC so./1956年3月7日]/ 第96番 ニ長調「奇跡」 Hob.I: 96 [ヴァルター・ゲーア〔ワルター・ゲール〕指揮 BBC so./1953年10月1日(*) ]/ 第30番 ハ長調「アレルヤ」 Hob.I: 30 [ボイド・ニール指揮ボイド・ニールo./1952年12月24日]/ 第53番 ニ長調「帝国」 Hob.I: 53 [パウル・ザッハー指揮ロイヤルpo./1953年11月18日(+) ]/ 第100番 ト長調「軍隊」 Hob.I: 100 [ジャン・マルティノン指揮 BBC so./1954年10月27日(+) ]/ 第43番 変ホ長調「マーキュリー」 Hob.I: 43 561127 /第52番 ハ短調 Hob.I: 52 560202 / 第85番 変ロ長調「王妃」 Hob.I: 85 560225 /第103番 変ホ長調「太鼓連打」 Hob.I: 103 560903 [ハリー・ブレック指揮ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ/ 1956年2月2日560202、1956年2月25日(+) 560225、1956年9月3日560903、1956年11月27日561127]/ 第98番 変ロ長調 Hob.I: 98 [ジェレイント・ジョーンズ指揮ジェレイント・ジョーンズo./1956年3月5日]/ 第34番 ニ短調 Hob.I: 34 54 /第93番 ニ長調 Hob.I: 93 55 /第103番 変ホ長調「太鼓連打」 Hob.I: 103 59 [ハリー・ニューストーン指揮ハイドンo./1954年11月23日54、1955年5月22日55、1959年8月8日59]〕 | ||
BBC 放送日( (#)のみ?録音日):[/内]、場所記載無し(無印)、メイダ・ヴェイル・スタジオ(*)、アッシャー・ホール、エディンバラ音楽祭(#) 、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(+) | (#)以外:初出音源|初出: Archiphon Private, ARC-WU145/146 [CD-R |一般市販無し]/既出CD: Venias, VN-030 (#) 〔廃盤〕 。 Lyrita)レーベルの創設者リチャード・イッターが蒐集していたBBC放送のコレクションから復刻する「Itter Broadcast Collection」シリーズより、19名の名指揮者&11のオーケストラによるハイドンの交響曲集が登場。1952年〜1960年に放送されたコンサート&スタジオ・パフォーマンスを、60年間非常に良好な状態で保管されていたというアセテート盤から復刻。 | ||
ヘンデル: ハープ協奏曲 変ロ長調 Op.4 No.6, HWV.294 [オシアン・エリス(Hp)サーストン・ダート音楽監督ボイド・ニールo./ BBC 放送日:1957年2月26日]/ カンタータ「アポロとダフネ」 HWV.122 [トマス・ヘムズリー(Br) アルダ・マンディキアン(S) ジェレイント・ジョーンズ指揮ジェレイント・ジョーンズo./ BBC ライヴコンサート放送日:1955年1月10日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール]/ 合奏協奏曲第1番 変ロ長調 Op.3 No.1, HWV.312 [サーストン・ダート(Cemb)音楽監督ボイド・ニールo./ BBC スタジオ放送日:1957年2月26日]/ 歌劇「メディア王ソザルメ」 HWV.30 〜第2幕第13場 [アルフレッド・デラー(CT) マーガレット・リッチー(S) サーストン・ダート(Cemb) アンソニー・ルイス指揮聖セシリアo./ BBCスタジオ放送からの抜粋:1955年2月1日] | ||
Itter Broadcast Collection から、音楽学者、指揮者、鍵盤楽器奏者として活躍し、クリストファー・ホグウッド、デイヴィッド・マンロウジョン・エリオット・ガーディナーなど、多くの著名な音楽家に影響を与えたサーストン・ダートが関わったヘンデルの貴重な音源を復刻。 | ||
CANTATE/MUSICAPHON (独)1枚あたり¥3300(税抜¥3000)〔SACDも同一価格〕"C" から始まる品番が Cantate 、"M" から始まる品番が Musicaphon の各アイテム。 ムジカフォンは、1923年から続くドイツのカッセルに本拠を置く老舗出版社べーレンライター社が傘下のレコード会社「べーレンライター=ムジカフォン」として1960年に創業、カンターテは同じくドイツのダルムシュタットに本拠を置くトンクンスト社の社主が1950年代後半に創業、どちらのレーベルも出版した楽譜を音としてレコードでも発売することを意図していた。カンターテは出版社の活動終了とともに1963年にべーレンライター社に引き取られ30年以上そのまま業務が続けられた。1994年、音楽学者のライナー・カーライス博士が両レーベルを買収、以降も旺盛な活動を続けているが、近年の新譜はあまり多くない模様で、今回ご案内するのもほとんどが国内未案内旧譜。 日本への紹介は2013年が最後で以降はアナウンスが途絶えていた。旧譜はこちらから〔一部価格が異なります〕。 | ||
ギャラント様式〜モーツァルトとその同時代人のオルガン作品集 モーツァルト:3つの行進曲第1番 ハ長調 K.408 /アダージョ ハ長調 K.356 /ヴェルセット ト長調 K.154a / 3声のフーガ K.443 /ジーグ ト長調 K.574 /ヴェルセット ニ長調 K.154a ユスティン・ハインリヒ・クネヒト(1752-1817): オーボエ小協奏曲 変ロ長調/いざもろびと神に感謝せよ/多声の幻想曲 イ長調 テオドール・グリュンベルガー(1756-1820):新しいオルガン曲 変ロ長調より ヤン・クルシュティテル・クハシュ(1751-1829):アンダンテ イ短調 /パストラーレ ハ長調 モーツァルト:葬送行進曲 ハ短調 K.453a / レオポルト・モーツァルト:アダージョと変奏曲 ヘ長調 モーツァルト:アンダンテ ヘ長調 K.616 アベ・ゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー(1749-1814):6つの小前奏曲より ヨハン・ハインリヒ・リンク(1770-1846):「ああ、お母さん聞いて(きらきら星)」による序奏、変奏と終曲 クリスティアン・ブレンベック(Org|使用楽器:ヨハン・ネポムク・ホルツァイ、1798年製) | ||
録音:2005年7月、ネーレスハイム修道院、ドイツ。クリスティアン・ブレンベックは、鍵盤楽器のための初期の作品から現代音楽の初演まで幅広いレパートリーを持つオルガンとピアノのスペシャリスト。ブレンベックの関心は、あらゆる時代の偉大な作品のみならず、遠隔地の作品や忘れ去られた宝物にも及んでおり、業界紙や音楽愛好家からは「並外れた音楽家」「アーカイヴ音楽家」などと呼ばれている。本アルバムでは、ヨハン・ネポムク・ホルツァイ製のオルガン(1798年製)を用いて、モーツァルトとその同時代人の多種多様なオルガン作品を紹介する。クネヒトやフォーグラーなど古典派ファンには嬉しい周辺作曲家も含まれている。 | ||
C.P.E.バッハ:オルガン作品全集 Vol.3 オルガン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ホ長調 Wq.35 / フルートと「ハープ時計」のための小品集/オルガン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ト長調 Wq.34 イェルク=ハンネス・ハーン(Org) | ||
録音:2007年5月、福音教会、カールスホルスト、ドイツ。マリー=クレール・アラン、ヴェルナー・ヤコブ、ルドガー・ローマンらに師事し、J.S.バッハやレーガーのオルガン作品の演奏で高い評価を受けているオルガニスト、イェルク=ハンネス・ハーンによる、C.P.E.バッハのオルガン作品全集。第3巻では2つの協奏曲に、音楽時計のために書かれた小品を14曲収録している。 | ||
ヴァイオリンとオルガンのためのバロック時代の傑作集 J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565 / ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第6番 ト長調 BWV.1019 〜プレスト ヨハン・アダム・ラインケン(1643-1722):いかなる辛苦がわれらを襲えども ウィリアム・ブレイド(1560-1630):コラール ハインリヒ・シャイデマン(1595-1663):前奏曲 ヘ長調/トッカータ ト長調(ヴァイオリンとオルガン版) ヨハン・ショップ(1590-1667):涙のパヴァーヌ / ハインリヒ・シャイデマン:涙のパヴァーヌ J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565(ヤープ・シュレーダー編曲|ヴァイオリン独奏版)/ ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第6番 ト長調 BWV.1019 〜カンタービレ ブクステフーデ:前奏曲 ト短調 BuxWV.148 アンネグレット・ジーデル(バロックVn) ピーター・ファン・ダイク(Org) | ||
録音:2006年9月。教会の大オルガンとバロック・ヴァイオリンの共演!現代では珍しい組み合わせに感じるかもしれないが、16〜17世紀、ドイツ北部の町教会の記念碑的オルガンのオルガニストには、他の楽器や小編成のアンサンブルと共演するための技術が求められていたという。本アルバムには、当時北〜中央ドイツで聴かれていたオルガンとヴァイオリンのための音楽が多数収録されている。ユニークな点として、大バッハの有名なオルガン曲「トッカータとフーガ ニ短調」は、オルガン版とヴァイオリン独奏版の2種を聴き比べることが出来る。もともとヴァイオリンのために書かれた作品という説もあるようだが、たしかにヴァイオリンでも違和感なく、興味深い編曲となっている。 | ||
J.S.バッハの弟子たちによるバロック・オーボエと オルガンのための作品集〜ザクセンの城の教会からの音楽 カルラ・シュレーター(バロックOb/Obダモーレ) コンチェルト・ロワイヤル・ケルン | ||
録音:2008年12月。J.S.バッハの弟子、孫弟子たちの手によるオーボエとオルガンのための作品を集めた1枚。18世紀には、ザクセンを中心に教会音楽の中で生まれた管楽器(特にオーボエ)とオブリガート・オルガンの編成による、特別な器楽アンサンブルのジャンルがあったといい、それらは主にバッハの弟子たちのサークルの中で発展してゆきた。クレープスとホミリウスはバッハの弟子、J. J. バッハ(シニョール・バッハ)はバッハの兄、タークはホミリウスの弟子で、エプハルトはさらにタークの弟子にあたる作曲家。 | ||
聖ルチアの日のための合唱作品集
シュテフェン・シュライヤー指揮聖グレゴリウス児童cho.、ヨーロピアン・ヴォーカル・ソロイスツ | ||
録音:2008年11月、2009年6月。聖ルチアの日は、スカンディナヴィア諸国などで12月13日に行われる光の祭典のことで、本アルバムではよく知られているドイツやヨーロッパのクリスマスソングに加えて、典型的なルチアの歌を聞くことが出来る。スウェーデンでは音楽教師がルチアの伝統の継続的な発展と新しい合唱編曲の創造に大きな役割を果たしてきたという。本アルバムには近現代作品や編曲作品も多く含まれているが、スウェーデンでは合唱団の数が非常に多いため、伝統的な楽曲のみならず新しい曲や編曲作品も高い人気を得ている。 | ||
中世後期のミサ曲〜 14世紀ゲッティンゲンの聖ヨハネ・ミサ典礼書に基づくスコラ・カンタンド・プレディカーレ アンサンブル・エオロス | ||
録音:2013年8月。1995年にゲッティンゲンの聖パウロ教会で誕生した合唱団、スコラ・カンタンド・プレディカーレが歌う、同地ゆかりの作曲者不明のミサ曲!グレゴリオ聖歌のスペシャリスト集団ならではのオーセンティックな演奏で、できるだけ当時の演奏習慣に近づけるべく、器楽による即興的なトラックや、既存作品からの転用も挿入されている。器楽を担当するのはルネサンス音楽を専門とするアンサンブル・エオロスで、22トラック中の7曲を担当。うち3曲は当時非常に影響力のある作曲家、音楽理論家であったフィリップ・ド・ヴィトリ(1291-1361)の作品が取り上げられている。 | ||
天の誉れ〜3世紀にわたる音の輝き テレマン:ハンブルク海軍提督のための音楽 / リュリ:トランペットのためのアントレ J.S.バッハ:暁の星のいと美しきかな / ヴィヴァルディ:協奏曲 ハ長調 J.S.バッハ:われ汝に別れを告げん / マーティン・ピアソン(1572-1650):フォール・オブ・ザ・リーフ ミヒャエル・プレトリウス(1528-1573):今我ら聖霊に願う / テレマン:主を讃えよ J.S.バッハ:審判の日は来れり / メンデルスゾーン:フーガ ホ短調 ビゼー:「アルルの女」第1組曲〜前奏曲 / ヨーゼフ・ラインベルガー(1839-1901):カンティレーヌ ヘ長調 ルフェビュール=ウェリ(1817-1869):行進曲 プファイファー・トランペット・コンソート | ||
録音:2017年3月。トランペット、打楽器、オルガンのアンサンブルによる、輝かしい響きのアレンジ作品を集めた1枚。ヨアヒム、ハラルド、マルティンらプファイファー兄弟によって結成されたプファイファー・トランペット・コンソートは、有名な作品はもちろんのこと、あまり知られていない作品に新しい衣を着せ、華やかに輝かせる独自の編曲を得意としている。 | ||
La Pastourelle ヨハン・クリーガー:トッカータ ニ長調 / ザムエル・シャイト:アルマンダ ジョヴァンニ・プリウーリ:6声のカンツォーナ / ルイ・クープラン:カリヨン、パストゥレル ヘンデル:組曲 ヘ長調 HWV.427 / ホセ・エリアス:第6旋法によるティエント・デ・ファルサス J.S.バッハ:協奏曲 ニ長調 BWV.972 (ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.3 No.9による) ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス:前奏曲 / レオポルト・モーツァルト:アダージョと変奏曲 ヘ長調 ベートーヴェン:アンダンテ イ長調 Op.33 No.4 /バガテル「楽しい-悲しい」 WoO.54 / バガテル ハ短調 WoO.52 /アンダンテ ハ長調 クロード=ベニーニュ・バルバトル:前奏曲とロンド クリスティアン・ブレンベック(Org) | ||
録音:2017年4月、聖ミカエル教会、ボーベンタール、ドイツ。フランスとの国境近くに位置する絵のように美しいドイツの村、ボーベンタールにある聖ミカエル教会のオルガンを使用した、バロック〜古典派の作品集。この教会のオルガンは1817年にキールヴァイラー出身のオルガン製作者、ヴェンデリン・ウブハウスによって製作され、2016/17年に修復が行われた。クリスティアン・ブレンベックは、鍵盤楽器のための初期の作品から現代音楽の初演まで幅広いレパートリーを持つオルガンとピアノのスペシャリスト。ブレンベックの関心は、あらゆる時代の偉大な作品のみならず、遠隔地の作品や忘れ去られた宝物にも及んでおり、業界紙や音楽愛好家からは「並外れた音楽家」「アーカイヴ音楽家」などと呼ばれている。 | ||
ウィリアム・バベル: 12のオーボエ・ソナタ(1725年出版) |
カルラ・シュレーター(Ob) コンチェルト・ロワイヤル・ ケルン | |
録音:2010年5月。イギリスで活躍したヴァイオリニスト、チェンバロ奏者、作曲家ウィリアム・バベル(ca.1690-1723)のオーボエ・ソナタ集。バベルはオーボエやヴァイオリン、フルートのための通奏低音つきソナタの作曲や、当時の有名なオペラ・アリアの鍵盤楽器用編曲に長けており、それらの楽譜はイギリスだけでなく、オランダやドイツでも出版されていた。様式の面ではヘンデルの影響が明らかだが、彼の作品は時にヘンリー・パーセルの作品よりも高く評価されていたという。(彼は当時の英語圏で最も重要な劇場の一つであった、王室のドルリー・レーン劇場でファゴット奏者をしていた父親に音楽的な訓練を受けた。その後ヨハン・クリストフ・ペープシュ(1667-1752)のもとでレッスンを受けたことは確かだが、ヘンデルに師事したかどうかは分かっていない。)当時は印刷に多額の費用がかかったこともあり、楽譜の販売数を増やすため、上声部用にさまざまな代替楽器を示すのが一般的だったが、この曲集の初版楽譜には「ヴァイオリンまたはオーボエ」が独奏楽器として明記されている。コンチェルト・ロワイヤル・ケルンは、オーボエ奏者のカルラ・シュレーターによって結成されたドイツのピリオド・アンサンブル。18世紀以降、演奏されていない貴重な作品をアーカイヴやライブラリーで探し出し、これらの作品の蘇演を目指している。基本的な編成はオーボエ、ファゴットとチェンバロ。作品によって、ナチュラルホルンやナチュラルトランペット、ヴィオラ・ダ・モーレなど様々なピリオド楽器が加わる。 | ||
ブラームス Vol.1 〜後期ロマン主義 ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68 R.シュトラウス:死と変容 Op.24 |
ロマン・ブログリ=ザッヒャー指揮 リューベックpo. | |
録音:2010年9月、2012年6月。スイス出身の指揮者ロマン・ブログリ=ザッヒャー(1966-)と、彼が音楽監督を務めたドイツの歴史あるオーケストラ、リューベック・フィル(1897年創設)による見事なブラームス・ツィクルス!ブログリ=ザッヒャーは2001年からハンザ都市リューベックの音楽監督に就任し、2007年から2013年まで、リューベック歌劇場の音楽監督を7年間務めた実力派の指揮者(ブログリ=ザッヒャーの後は沼尻竜典が、2019/2020シーズンからはシュテファン・ヴラダーが就任)。歌劇場の音楽監督時代に行った「ニーベルングの指環」上演& DVD製作のプロジェクトは各界より非常に高く評価され、2012年のドイツECHO賞を受賞した。本ツィクルスでは、ロマン派らしさを打ち出した正統派の演奏で、堂々たるブラームスを描いている。音の質感をしっかりと捉えた優秀録音にもご注目頂きたい。ブログリ=ザッヒャー&リューベック・フィルによるブラームスの交響曲ツィクルスは「リューベック・フィルハーモニック・ライヴ」シリーズの一環でもあり、本アルバムはシリーズの第12巻にあたる。このツィクルスの特徴は、ブラームスの交響曲と、アルバムのテーマに沿った別の作曲家の作品を組み合わせ収録している点にある。本アルバムのテーマは「後期ロマン主義」で、ブラームスの「交響曲第1番」に、R.シュトラウスの傑作「死と変容」をカップリングしている。「死と変容」もメインのブラームスに劣らぬ感情たっぷりの熱演となっており、見逃せない。 | ||
ブラームス Vol.2 〜哀愁を帯びたスイス ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73 シェック:ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調「幻想曲風」 Op.21 カルロス・ジョンソン(Vn) ロマン・ブログリ=ザッヒャー指揮リューベックpo. | ||
録音:2011年1月。「リューベック・フィルハーモニック・ライヴ」第13巻。本アルバムのテーマは「哀愁を帯びたスイス」で、ブラームスの「交響曲第2番」に、20世紀に活躍したスイスの作曲家オトマール・シェックの「幻想曲風協奏曲」をカップリングしている。この作品は若き日のシェックが想いを寄せたハンガリーの女流ヴァイオリニスト、シュテフィ・ゲイエルに捧げられたもので、抒情と情熱を兼ね備えたスイス・ロマン派の知られざる傑作。 | ||
ブラームス Vol.3 〜交響的な古典主義 ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90 モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K.364 |
ロマン・ブログリ=ザッヒャー指揮 リューベックpo. マユミ・ザイラー(Vn) ナオミ・ザイラー(Va) | |
録音:2012年6月。「リューベック・フィルハーモニック・ライヴ」第14巻。本アルバムのテーマは「交響的な古典主義」で、ブラームスの「交響曲第3番」に、モーツァルトの「協奏交響曲」をカップリングしている。ヴァイオリンとヴィオラのソロは、4姉妹の弦楽四重奏団、ザイラー・クァルテットでも有名なマユミ・ザイラーとナオミ・ザイラーが担当。骨太のオーケストラをバックに繰り広げられる協奏が聴き物。 | ||
ブラームス Vol.4 〜ヴィルトゥオーゾ・モダニティ ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98 ツィンマーマン:トランペット協奏曲「誰も知らない私の悩み」 ロマン・ブログリ=ザッヒャー指揮リューベックpo. ラインホルト・フリードリヒ(Tp) | ||
録音:2012年6月。「リューベック・フィルハーモニック・ライヴ」第15巻。本アルバムのテーマは「ヴィルトゥオーゾ・モダニティ」で、ブラームスの「交響曲第4番」に、ドイツの現代音楽作曲家、B. A. ツィンマーマンのジャズとコンチェルト様式を融合させた「トランペット協奏曲」をカップリングしている。そしてトランペットは世界的名手、ラインホルト・フリードリヒ。 | ||
ヴィオラ、ヴィオラ! Vol.1 〜イギリスのヴィオラ作品集 ジェフリー・グレイ:ヴィオラ・ソナタ / アダム・ゴーブ:ワルツとノクターン/ユモレスク ブリテン:ラクリメ〜ダウランドの歌曲の投影 Op.48 / ブリス:ヴィオラ・ソナタ カリン・ドルマン(Va) セシリア・ボッシュマン(P) | ||
録音:2009年10月。イギリスはヴィオラの名曲が多いことで知られるが、それは偉大なヴィオラ奏者、ライオネル・ターティスや、ウィリアム・プリムローズの存在によるところが大きいようだ。ブリスの「ヴィオラ・ソナタ」(1933)はターティスのために、ブリテンの「ラクリメ」(1950)はプリムローズのために作曲されたもので、ブリスは「楽器のシンデレラであるヴィオラをプリンセスに仕立て上げたのはターティスだ」と、自著「As I Remember」の中で述べている。ターティスはブリス以外にも、ウィリアム・ウォルトン、アーノルド・バックス、フランク・ブリッジ、グスタフ・ホルストらにヴィオラのための作品を依頼した。ここではさらに後の世代の2人の作曲家による作品が収録されているが、ジェフリー・グレイのソナタ(1986)もターティスに教わったヴィオラ奏者ロジャー・チェイス(1953-)のために書かれたもので、20世紀初頭の英国ヴィオラ音楽の伝統を受け継いでいる。ヴィオラのカリン・ドルマンはオランダ、ロッテルダム音楽院の教授を務める女流奏者。国際ヴィオラ協会の副会長の任にもある現代のヴィオラ界の重要人物の1人。 | ||
ヨハン・ゲオルク・リニケ:管楽器のための協奏曲&室内楽作品集 2本のオーボエとオブリガート・ヴァイオリンのための協奏曲 ヘ長調/ ヴァイオリン、オーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト短調/ オーボエ、ファゴットと通奏低音のためのトリオ・ソナタ 変ロ長調/ トランペット、オーボエ、フルート、バイオリンと通奏低音のためのソナタ 変ホ長調「モルトリウム」/ オーボエ・ソナタ ヘ長調/Fl−tr、オーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ニ長調/ 2本のオーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト長調/オーボエ協奏曲 変ロ長調 コンチェルト・ロワイヤル・ケルン | ||
録音:2015年6月|世界初録音。1680年頃、ブランデンブルクの音楽家の家系に生まれた作曲家、ヨハン・ゲオルク・リニケ(ca.1680-1762)のオーボエをメインとする管楽器のための協奏曲&室内楽作品集。リニケは1699年にはベルリンの王室礼拝堂に入り「対位法の父」ヨハン・タイレ(1646-1724)の指導を受け、1705年に行われたゾフィー・シャルロッテ・フォン・ハノーファーの葬儀では、礼拝堂の責任者としてセンセーションを巻き起こしたという。名前の共通点以外にバッハ、ヘンデル、テレマンのような大作曲家とリニケとのつながりを想起するのは難しいかもしれないが、彼はバロック時代の著名な作曲家との関わりが多い人物だった。ケーテンの宮廷で大バッハが活躍していた1718年頃に、リニケは宮廷を手伝っていたことが知られている。また1721年にはイギリスへの数年間の滞在許可を得て、1724/25年の冬まで滞在。イギリスでは数多くのコンサートを行い、ヘンデルのオーケストラに参加、特に1725年から26年にかけては、テレマンの指揮の下、ヘンデルのオペラ公演に参加していたという。バッハのブランデンブルク協奏曲のようにさまざまな楽器が活躍する、リニケの多彩な作品群をお楽しみ頂きたい。 | ||
マーラー/エルヴィン・シュタイン編曲:交響曲第4番 ト長調(室内楽版|1921)
イザベル・ソコヤ(Ms) ダニエル・カフカ指揮 アンサンブル・オルケストラル・コンタンポラン | ||
録音:2014年12月5日-6日、シャトー・ド・ブテオン、フランス。20世紀初頭のウィーンでシェーンベルクによって旗揚げされた音楽団体、私的演奏協会(Verein fur musikalische Privatauffuhrungen)では、マーラーやブルックナーのオーケストラ作品が室内楽編成に編曲され、音楽愛好家たちによって楽しまれていた。シェーンベルクの友人、門人であったエルヴィン・シュタインは、私的演奏協会の設立に携わり、同団体のためにさまざまな編曲版を用意したオーストリアの作曲家。本アルバムに収録されている交響曲第4番の室内楽版編曲は1921年に行われ、楽器編成は木管楽器、弦楽五重奏、打楽器、ハルモニウム、ピアノとなっている。当時、マーラーの交響曲のように規模が大きく、特殊な楽器を必要とする作品は、費用の面からもなかなか演奏機会に恵まれず、より小さな編成への編曲はとても重要だった。現代においては、作品に対する新たな洞察を提供してくれる貴重な存在となっている。原曲の音楽的なメッセージを歪めることのない、シュタインの編曲の巧みさが伝わってくる演奏。 | ||
ヴィオラ、ヴィオラ! Vol.2 〜フランスのヴィオラ作品集 ミヨー:ヴィオラ・ソナタ第2番 Op.244 /花のカタログ Op.60(演奏者による編曲) ケックラン:ヴィオラ・ソナタ Op.53 / フランセ:ヴィオラとピアノのためのラプソディ カリン・ドルマン(Va) セシリア・ボッシュマン(P) | ||
録音:2010年11月。第1巻(M-56971)のテーマがイギリスのヴィオラ作品であったのに対し、第2巻となる本アルバムには、20世紀フランスのヴィオラ作品が集められている。1910年以前に書かれたフランスのヴィオラ・ソナタのリストを見てみると、有名な作曲家の名前がほとんど含まれていないことに気が付く。ヴィオラが室内楽のための楽器として評価されるには、20世紀を待たねばならなかった。本アルバムの中心となるのは、盟友関係にあったケックランとミヨーのヴィオラ・ソナタ。1915年に完成したケックランのソナタは、彼が室内楽の分野で重要な一歩を踏み出した作品であり、この頃の彼の最高傑作と言っても過言ではない重要作。長いメロディックなライン、複雑なリズム、劇的なコントラストを持ち、第1次世界大戦中の雰囲気を漂わせるこのソナタについて、ケックランは作品の被献呈者であるミヨーに「陰鬱であると同時に親密なもの」と語っている。一方ミヨーのソナタ第2番はケックランの約30年後、1944年の作で、プロ・アルテ四重奏団の創始者であるアルフォンス・オンヌーの思い出に捧げられている。 | ||
CARL DAVIS COLLECTION (英) 1CDあたり¥3520(税抜¥3200)映画音楽を得意とし、ポール・マッカートニーとの共作「リヴァプール・オラトリオ」でも知られるアメリカ合衆国出身の作曲家・指揮者、カール・デイヴィス(1936-)の自主レーベル。旧譜はこちらから。 | ||
クリスマス・ウィズ・キリ バーリン:ホワイト・クリスマス / バーナード:ウィンター・ワンダー・ランド マーティン&ブレイン:ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス / エヴァンズ:銀のベル シメオン、オノラーティ、 K.デイヴィス:リトル・ドラマー・ボーイ カール・デイヴィス&ニューウェル:ザ・モスト・ワンダフル・バースデイ・オヴ・オール ヘアーストン:マリアの御子 / 作曲者不詳:天使は栄光の王国から(荒野の果てに) 作曲者不詳/コリン・マシューズ編曲:乙女はおくるみを洗う / グルーバー:きよしこの夜 アダン:おお聖夜 / 作曲者不詳:クリスマスの12日間 キリ・テ・カナワ(S) カール・デイヴィス指揮フィルハーモニアo.、ロンドン・ヴォイセズ | ||
録音:1985年3月、CTSスタジオ|原盤・初出CD: Decca, 414 632-2 。ニュージーランド出身の偉大なオペラ・シンガー、キリ・テ・カナワが、ポピュラー、映画、クラシックのクリスマス・スタンダード・ナンバーを歌ったクリスマス・アルバム。1985年に録音されDeccaからリリースされていた「クリスマス・ウィズ・キリ」を、指揮を担当したカール・デイヴィスがライセンスを取得し自身のレーベルから発売。カール・デイヴィスとキリ・テ・カナワは、ポール・マッカートニーと共作した「リヴァプール・オラトリオ」でもコラボレーションしている。 | ||
セイクリッド・シーズンズ〜カール・デイヴィスのクリスマス カール・デイヴィス:バレエ組曲「ア・クリスマス・キャロル」/ ザ・ナティヴィティ・ストーリー(降誕の物語|映画「ベン・ハー」(1925)のためのスコアより J.S.バッハ/カール・デイヴィス&コリン・マシューズ編曲曲:アイネ・クライネ・バッハムジーク モートン・グールド:セレナーデ・オヴ・キャロル J.S.バッハ/カール・デイヴィス&デイヴィッド・マシューズ編曲:セイクリッド・シーズンズ(聖なる四季) モーツァルト/チャイコフスキー&リスト編曲:モーツァルティアーナ〜祈り カール・デイヴィス指揮フィルハーモニアo. ティモシー・ウェスト(ナレーター) | ||
録音:2009年5月、8月、ヘンリー・ウッド・ホール。教会で歌われる讃美歌や伝統的なキャロルだけでなく、コンサートホール、映画、オペラ、ミュージカル、ダンス、ポップ、そして自宅など、様々な形で楽しまれるクリスマスの音楽。それらの要素のいくつかを補う、カール・デイヴィスのクリスマス・コレクション。自身の作品の他、バッハのアレンジやモートン・グールドの作品、チャイコフスキーの「モーツァルティアーナ」を収録。「アイネ・クライネ・バッハムジーク」は、「バッハのメヌエット」として知られる有名なメヌエット ト長調(現在はクリスティアン・ペツォールトの作曲とされている)を含む、アンナ・マグダレーナの音楽帳からの行進曲、ミュゼット、メヌエットを組み合わせた小組曲。「セイクリッド・シーズンズ」はバッハの有名な旋律を四季に当てはめた組曲で、冬はカンタータ第140番より「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」、春はカンタータ第208番より「羊は安らかに草を食み」、夏はアンナ・マグダレーナの音楽帳より「あなたがそばにいれば」(伝シュテルツェル作曲)、秋はカンタータ第147番より「主よ、人の望みの喜びよ」といった名旋律が、デイヴィッド・マシューズの華麗なオーケストレーションで描かれる。 | ||
CAvi−MUSIC (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)2020年から国内代理店変更。これまで品番は "4260085-5xxxxx" という表記でしたが、新代理店は頭五桁の "42600" (ほぼ全アイテムで同一)と末尾一桁をカットしてハイフンを省き "855xxxx" という形式(本体に記載されているもの)で管理しており、当店もそれに倣います(例: 4260085-534746 → 8553474 )。# "855xxxx" 形式の品番表記(従来の形式では 4260085-5xxxxx )は、NAXOS レーベルにほぼ同じ品番のもの(2桁目にピリオドが入るかどうか)がありますので、ご注意下さい。旧譜はこちらから。 | ||
マーラー:交響曲第2番 ハ短調「復活」
アダム・フィッシャー指揮デュッセルドルフso.、デュッセルドルフ市楽友協会cho. トゥンデ・サボーキ(S) ナディーネ・ヴァイスマン(A) | ||
録音:2019年4月3日-8日、デュッセルドルフ・トーンハレ、ドイツ、ライヴ。ハンガリーが誇る敏腕指揮者ファミリー、フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーと、彼が2015/2016シーズンから首席指揮者を務めるデュッセルドルフso. 。これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に度々選ばれ、交響曲第1番では2019年の英BBCミュージック・マガジン賞で見事「オーケストラ賞」を受賞、着実に評価を積み上げてきたマーラー交響曲チクルス。ハイペースにリリースを重ね、いよいよ大詰めとなるシリーズ第9巻、交響曲第2番「復活」が登場! ドイツのARS Produktionからは、マーラーゆかりの地カッセルで行われた音楽祭「グスタフ・マーラー・フェスト・カッセル」における「復活」の1991年、ライヴ録音(ARS-38304S)もリリースされたばかりのアダム・フィッシャーだが、こちらは2019年4月にデュッセルドルフで行われた迫真のライヴ。マーラーがブダペスト時代に作曲を始めたこと(マーラーもアダム・フィッシャーもハンガリー国立歌劇場で音楽監督を務めている)、ハイドンとマーラーのウィーン古典主義的なつながり、そして、第3楽章で演奏されるマーラーの歌「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」が、アダム・フィッシャーが長年携わってきた人種差別反対運動・人権活動などを正確に表していると感じていることなど、様々な異なった理由から、「マーラーの交響曲第2番は、私にとって特別な意味を持っている」と語るアダム・フィッシャー渾身の「復活」ライヴ。 | ||
ラートハウス&ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ集 カロル・ラートハウス(1985-1954):ピアノ・ソナタ〔第1番 ハ短調 Op.2 /第3番 Op.20 (*) 〕 ショスタコーヴィチ(1906-1975):ピアノ・ソナタ〔第1番 Op.12 /第2番 ロ短調 Op.61 〕 ウラディーミル・ストウペル(P) | ||
録音:2013年6月、2014年6月、 WDR クラウス・フォン・ビスマルク・ザール、ケルン、ドイツ| (*):世界初録音。ラートハウスとショスタコーヴィチ、全く異なる人生を歩みながらも、作風に共通点の見られる2人のピアノ・ソナタを紹介する意義深い1枚。カロル・ラートハウスは当時オーストリア=ハンガリー帝国の一部であったタルノーポル出身のユダヤ系の作曲家。フランツ・シュレーカーの愛弟子の一人として知られ、1920年作曲のピアノ・ソナタ第1番はウィーンの出版社ユニバーサル・エディションにより出版、同時に10年間の契約を結ぶなど、初期から成功を収めた作曲家だった。1932年以降、ラートハウスは政治的な危機を逃れパリやロンドン、アメリカへと移住し、最終的には1940年から亡くなるまで、ニューヨークのクイーンズカレッジで作曲の教授を務めた。ラートハウスとショスタコーヴィチの共通点としてまずポリフォニーの重視を挙げることができ、ラートハウスの「ピアノ・ソナタ第3番」の第3楽章には、理論書に書かれているすべてのルールに従った大規模なフーガが置かれている。ラートハウスの第3番(1927)とショスタコーヴィチの第1番(1926)を比べると、推進力の強さ、急激な気分の変化、複雑で挑戦的な技巧、自由な調性など、興味深い共通点を多数見出すことができるだろう。 | ||
ドヴォルジャーク:詩的な音画 Op.85 〔夜の道/たわむれ/古城にて/春の歌/農夫のバラード/悲しい思い出/フリアント/ 妖精の踊り/セレナード/バッカナール/おしゃべり/英雄の墓にて/聖なる山にて〕 エレーナ・バシュキロワ(P) | ||
録音:2019年9月、ベルリン・イエス・キリスト教会、ドイツ。ロシアの高名なピアニスト&教師であったドミトリー・バシキーロフの娘としてモスクワに生まれ、モスクワ音楽院で父親に師事したエレーナ・バシュキロワ。ギドン・クレーメルのパートナーともなり、その後1988年にはダニエル・バレンボイムと結婚。息子のミヒャエル・バレンボイムもプロのヴァイオリニストとして活動している。バシュキロワは、1998年にエルサレム国際室内楽音楽祭を設立し、イスラエルやユダヤの文化振興にも寄与している。2018年にはルール・ピアノ・フェスティヴァル・アウォードを受賞。イスラエルのネゲヴ・ベン・グリオン大学から名誉博士号を授与。ドヴォルジャークが「今回は音楽家であるだけでなく詩人でもある」と書いたという詩的で物語性に富んだ13の性格的小品集「詩的な音画」 Op.85。新しい作品を探していたバシュキロワが、シューマンやブラームスなどロマン派の偉大な巨匠の陰に隠れていたドヴォルジャークの豊かで魅惑的な作品を再発見し、録音に臨んだ。 | ||
オール・アラウンド・バッハ J.S.バッハ: 協奏曲 ロ短調 BWV.979(原曲:ヴィヴァルディ 協奏曲 RV.813 ) /イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971 / コラール前奏曲集BV B27より第9番「汝にこそ喜びあり」 BWV.615(フェルッチョ・ブゾーニ編曲) / 幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542, S.463(リスト編曲) / コラール前奏曲集 BV B27 〜第4番「いまぞ喜べ /汝らキリストのともがらよ」 BWV.734 リスト: B-A-C-Hの名による幻想曲とフーガ S.529 No.2 J.S.バッハ:コラール前奏曲集BV B27 〜第10番「われらの救い主なるイエス・キリスト」 BWV.665 フランク:前奏曲, フーガと変奏曲(アーシャ・ファテーエワ&ステパン・シモニアン編曲/サクソフォンとピアノ版) J.S.バッハ:カンタータ「神の時こそいと良き時」 BWV.106 〜ソナティナ(クルターク編曲/ピアノ4手版) ステパン・シモニアン(P) アーシャ・ファテーエワ(Sax/P) | ||
録音:2020年5月-6月、ハンブルク、ドイツ。2010年に、世界でもっとも古く権威ある大会の1つであるライプツィヒ国際ヨハン・セバスティアン・バッハ・コンクールで銀メダルを受賞し、「彼の世代でもっとも偉大なJ.S.バッハの解釈者の1人」として賞賛されたステパン・シモニアンの新たなバッハ・アルバム。バッハがヴィヴァルディの作品からアレンジした鍵盤楽器独奏のための協奏曲から、ブゾーニやリストが編曲したバッハなど様々なバッハにまつわる作品をモダーン・ピアノの独奏で。フランクの「前奏曲、フーガと変奏曲」は自ら編曲したサクソフォンとピアノ版で収録。 | ||
インサイド・エロイカ ゴードン・ウィリアムソン(1974-):クーヴェルチュール(世界初録音) ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」(フェルディナント・リース編曲/ピアノ四重奏版) ゴードン・ウィリアムソン:アンコール(世界初録音) フレックス・アンサンブル [杉村香奈(Vn) アンナ・シュルツ(Va) マルタ・バイスマ(Vc) ヨハネス・ニース(P)] | ||
録音:2020年2月、ベルリン・イエス・キリスト教会、ドイツ。ハノーファー在住のヴァイオリニスト杉村香奈が参加するドイツのピアノ四重奏団「フレックス・アンサンブル」のサード・アルバム。ベートーヴェンの生誕250周年記念盤として、交響曲第3番「英雄」のピアノ四重奏版という興味深いプログラムを録音。編曲は、ベートーヴェンの弟子であり友人でもあったピアニスト、フェルディナント・リース。これまであまり演奏機会に恵まれなかったこのピアノ四重奏版「英雄」を、カナダ出身ハノーファー在住の作曲家ゴードン・ウィリアムソン(1974-)への委嘱作品(ベートーヴェンにインスパイアされた現代的作品)で挟んで構成している。 | ||
バッハ&ショパン J.S.バッハ: 2声のインヴェンション BWV.772-786 ショパン:24の前奏曲 Op.28 |
ディーナ・ウゴルスカヤ(P) | |
録音:2004年3月、デトモルト、ドイツ|使用楽器:ベヒシュタイン D-280 |初出・ライセンサー: Venus Music (GERMANY), VEN 12118〔当店&国内未案内、廃盤〕| (P) 2008 (C) 2020 。ロシアの名ピアニスト、アナトール・ウゴルスキの娘であり、自身も国際的なコンサート・ピアニストとして活動したディーナ・ウゴルスカヤ。2016年からはウィーン国立音楽演劇大学のピアノ科教授を務めながらも、癌との闘病の末、2019年9月に46歳の若さでこの世を去った。この「バッハ&ショパン」アルバムは、2008年にVenus Musicからリリースされ、しばらく廃盤となっていた稀少盤。バッハのインヴェンションは、残念ながら未だ単なる練習曲と見なされているが、特に2声のインヴェンションは信じられないほど洗練された豊富なアイディアのおかげで、ウゴルスカヤのことを子供のころからずっと魅了していたという。そして対照的に、音楽性と技術の両面で、ピアノ音楽でもっとも挑戦的な曲集の1つであるショパンのプレリュード。その深い感受性と冷静なパフォーマンスから、「ピアノの哲学者(philosopher at the piano)」と呼ばれたウゴルスカヤが、バッハの率直さとショパンの複雑さを見事に対比させた名盤の1つ。 | ||
詩人の恋〜ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューマン ベートーヴェン:歌曲集「遥かなる恋人に寄す」 Op.98 メンデルスゾーン:挨拶 Op.19 No.5 /秋の歌 Op.84 No.2 /葦の歌 Op.71 No.4 /月 Op.86 No.5 /旅の歌 Op.34 No.6 / 歌の翼に Op.34 No.2 /ヴェネツィアの舟歌 Op.57 No.5 /さすらい Op.57 No.6 /夜の歌 Op.71 No.6 シューマン:歌曲集「詩人の恋」 Op.48 パトリック・グラール(T) ダニエル・ハイデ(P) | ||
録音:2020年3月、ヴァイマル、ドイツ。バッハがカントル(音楽監督)を務めた聖トーマス教会合唱団出身で、2016年にライプツィヒ国際ヨハン・セバスティアン・バッハ・コンクールで1等賞を獲得したライプツィヒ出身のテノール、パトリック・グラールのファースト・ソロ・アルバム。「詩人の恋(Dichterliebe)」をタイトルに、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューマンが描いた切ない恋、葛藤や憧れの歌を歌う。 | ||
ア・ジャーニー・フォー・トゥー クセナキス:ディプリ・ジーア コダーイ:チェロとヴァイオリンのためのデュオ Op.7 オネゲル:ヴァイオリンとチェロのためのソナチネ H.80 スカルコッタス:ヴァイオリンとチェロのためのデュオ |
ヨニアン・ イリアス・カデシャ(Vn) ヴァシュティ・ハンター(Vc) | |
録音:2019年、ドイツ放送カンマームジークザール、ケルン、ドイツ。2010年の秋にハノーファーの音楽大学で出会い結成された「トリオ・ガスパール」のメンバーによる、初のデュオ・アルバム!ギリシャとアルバニアにルーツを持ち、サルヴァトーレ・アッカルドやアンティエ・ヴァイトハースに学んだ才能豊かなヴァイオリニスト、ヨニアン・イリアス・カデシャと、ベルリンを拠点にソリスト、室内楽奏者として多方面で活躍するロンドン出身のチェリスト、ヴァシュティ・ハンターがリスナーをヨーロッパをめぐる旅へと案内する。プログラムは民族音楽の喜びと活力を讃える作品が中心となっており、カデシャの生まれ故郷であるギリシャのクセナキスで始まり、ハンガリーのコダーイ、スイス・フランスのオネゲルを経由し、最後は再びギリシャ、滅多に演奏されないスカルコッタスのデュオで締めくくられる。 | ||
リフレクティング・ベートーヴェン ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ〔第8番 ハ短調「悲愴」 Op.13 /第16番 ト長調 Op.31 No.1 / 第17番 ニ短調 Op.31 No.2「テンペスト」〕 マイク・ガーソン(1945-):悲愴変奏曲 / アンリ・プスール(1929-2009): Coups de Des en Echos レアンダー・ルプレヒト(1999-):ソナタ ニ短調(第2版) ヘルベルト・シュフ(P) | ||
録音:2020年2月、バイエルン放送スタジオ2、ミュンヘン、ドイツ。斬新な発想のコンサート・プログラムとCD録音で注目を集めるピアニスト、ヘルベルト・シュフのベートーヴェン・アニヴァーサリー!ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第16番、第17番「テンペスト」を組み合わせ、それぞれに3つの現代作品(うち1つはポップス調)を添えた、シュフならではのユニークなプログラム!ベートーヴェンというと音楽の革新者というイメージが一般的だが、シュフの見方は少し変わっていて、音楽史の分岐点においても平易でシンプルな作品を書くことができたベートーヴェンの姿に感動する、と述べている。3つの現代作品は意識的、無意識的に関わらず世紀を超えてベートーヴェンの作品と繋がりを持つものが選ばれており、特にマイク・ガーソン(デイヴィッド・ボウイの長年の友人でかつてバンドのキーボードを担当)による「悲愴変奏曲」が大変美しい佳曲。悲愴ソナタの緩徐楽章の主題に基づくポップス調の即興といった趣で、ベートーヴェンの旋律のシンプルな美しさが際立っている。 | ||
木管五重奏曲集 リシャール・デュビュニョン(1968-):フラングレ組曲 / タファネル:五重奏曲 ホルスト:五重奏曲 / フランセ:五重奏曲第1番 モネ五重奏団 | ||
録音:2018年11月、2019年7月、SWRスタジオ、カイザースラウテルン、ドイツ。それぞれが著名オーケストラの首席奏者を務める、実力派の若手5人からなるモネ五重奏団が、管楽器アンサンブルの復権に尽力した作曲家、ポール・タファネル(1844-1908)に捧げる1枚。フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットというカラフルな組み合わせは、18世紀の宮廷では人気の編成だったが、フランス革命とそれに伴う貴族の衰退を経て、徐々に忘却の彼方へと沈んでいってしまった。19世紀後半に、フランスのフルート奏者で作曲家のタファネルは、過去の音楽を復活させることを目的に木管室内楽協会を設立。本アルバムではタファネルの五重奏曲を中心に、高難度のフランセ(当時フランス国立o. の5人の木管奏者が練習のために数か月「監禁」されたという)や、抒情的な美しさが際立つホルストの作品など、多彩な五重奏曲を集め、その復権を祝う。 | ||
ボーン・トゥ・プレイ〜ガーシュウィン パキート・デリベラ/ダニエル・フレイバーグ編曲:ブラジリアン・ファンタジー より 〔Corcovado / Doce di coco / Um a zero 〕 ガーシュウィン:セカンド・ラプソディ / パキート・デリベラ:象と道化師 ガーシュウィン:「ストライク・アップ・ザ・バンド」序曲/「ガール・クレイジー」序曲/ 「オブ・ジー・アイ・シング」序曲/ラプソディ・イン・ブルー ウェイン・マーシャル(P)指揮ケルン放送o. パキート・デリベラ(Cl) アンディ・マイルズ(Sax) オマール・ロドリゲス・カルボ(Cb) ローランド・ヴィラロン(Perc) ダニエル・フレイバーグ(P) | ||
録音:2015年-2019年、クラウス・フォン・ビスマルク・ザール、ケルン、ドイツ。2014年からケルン放送o. の首席指揮者を務め、2020年で契約終了となるイギリスの指揮者、ウェイン・マーシャル。十八番のガーシュウィンをメインとしたケルン放送o. との6年間の記録がリリース!ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」、「セカンド・ラプソディ」ではマーシャル自身がピアノを担当、カルロス・ジョビンの名曲「コルコバード」などのアレンジをベースとしたパキート・デリベラの「ブラジリアン・ファンタジー」では、サックスやクラリネットの名プレイヤーであるデリベラ自身がクラリネットで参加、聴きどころたっぷりの1枚。 | ||
CRD (英) 特記以外 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)#当レーベルは基本的に CD-R で製版されています。旧譜はこちらから | ||
めでたし、天使たちの女主人 グレゴリオ聖歌/マーティン・ベイカー編曲:キリストは勝利し給う(*) /めでたし, 海の星(*) グレイストン・アイヴズ:ノーヴァ/ノーヴァ! / ブリテン:聖コルンバ賛歌 マシュー・マーティン:おお, さしのぼる朝日よ(*) /ノエル・シング・ウィー/おお, 大いなる神秘(*) 伝承曲:見よ, 主は輝く雲にうち乗り/さくらんぼの木のキャロル(スティーヴン・クロウバリー編曲)/ 父のみこころから生まれたものよ/三隻の船(サイモン・プレストン編曲)/ 揺りかご(エドワード・ヒギンボトム編曲)/揺りかご(エドワード・ヒギンボトム編曲) フーゴ・ディストラー:エサイの根より / グレゴリオ聖歌:グローリア(ミサ曲第9番) リチャード・ロドニー・ベネット:赤ちゃんの子守歌 / カール・リュッティ:彷徨いながら不思議に思う レノックス・バークリー:ルック・アップ/スウィート・ベイブ グレゴリオ聖歌:アレルヤ唱「私たちは星を見た」 / タヴナー:めでたし, 天使たちの女主人 マシュー・マーティン指揮オックスフォード・キーブル・カレッジcho. ジェレミー・フィルセル、ベンジャミン・ミルズ(Org) | ||
録音:2019年7月18日-21日、バックファスト修道院、 UK | (*):世界初録音。1965年創設のイギリスの老舗レーベル"CRD"から、20〜21世紀にかけて作曲されたクリスマスに関連した合唱作品集が登場。ウィリアム・ヘイズ:ジョージ王朝の大学のための音楽(CRD3534)では、「絶妙なハーモニーの明暗と完璧なチューニングで歌われた素晴らしい合唱」(グラモフォン)と称賛された、オックスフォード・キーブル・カレッジ合唱団の荘厳な歌声とオルガンの煌びやかな音色がクリスマスの夜を彩る。 | ||
DAL SEGNO (英) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)おそらく国内&当店未案内の旧譜。 いわゆる「コンドン・コレクション」として知られるピアノ・ロール復刻をリリースしているレーベルだが、リリース末期には新録音やステレオ〜ディジタル期の録音復刻も行っていた。 残念ながら2014年以降新譜はリリースされていないので、旧譜を含めご注文はお早めに。 旧譜はこちらから | ||
ロマンティック・ピアノ〜ピアノ・ロール復刻集 ベートーヴェン:月光ソナタ Op.27 No.2 〜第1楽章 / ブラームス ワルツ 変イ長調 Op.39 No.15 ショパン:夜想曲 変ホ長調 Op.9 No.2 / ドビュッシー:月の光 / フォーレ:パヴァーヌ グリーグ:ペール・ギュント組曲 Op.46 〜朝 / ヘンデル:セルセ〜ラルゴ モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ〜セレナーデ/トルコ行進曲 / ラヴェル:ボレロ サン=サーンス:白鳥 / シューベルト:即興曲 ト短調 Op.90 No.3 / シューマン:トロイメライ Op.15 No.7 ヨハン・シュトラウス I :ワルツ「美しく青きドナウ」 / チャイコフスキー くるみ割り人形 Op.71 〜花のワルツ ショパン ワルツ ニ長調 Op.64 No.1 「子犬」 / リスト:ハンガリー狂詩曲第12番 嬰ハ短調 イグナツィ・ヤン・パデレフスキ、アレグザンデル・ラープ、レオポルト・ゴドフスキー、 ガブリエル・フォーレ、パーシー・グレインジャー、ギオマール・ノヴァエス、 ヴィルヘルム・バックハウス、ヴラディーミル・ド・パハマン、ルドルフ・ガンツ、 オイゲン・ダルベール、ヨーゼフ・ホフマン(P−R) | ||
ロール収録:1908年-1933年|ロール再生&録音:1992年、 DDD | (P) 1992 |当盤発売:2009年頃。#レーベルのアナウンス、外装ともに(おそらく内装にも)曲目と演奏者の対比は記載されていない。 | ||
DELPHIAN (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000) | ||
アレックス・ウォールフ(1995-):レクイエム
ヴォクス・ルナ、アレックス・ウォールフ(ディレクター) ニッキー・スペンス(T) イアン・バーンサイド(P) フィリップ・ハイアム(Vc) アンンソニー・グレイ(Org) | ||
録音:2019年11月24日-26日、セント・ジョン・ザ・エヴァンゲリスト教会、アッパー・ノーウッド、ロンドン。2012年BBCヤング・コンポーザー・オヴ・ザ・イヤー受賞、2018年ロイヤル・フィルハーモニック協会作曲賞受賞を果たしたイギリスの若き作曲家アレックス・ウォールフ(1995-)が2018年に作曲したレクイエム。過去200年間にレクイエムのジャンルで育まれた多様な伝統を統合する印象的な作品として作曲され、伝統的なラテン語のテキストに、ウェールズの詩人ジリアン・クラークの3つの詩が使われている。ヤナーチェクの歌曲集(Hyperion CDA-68282)で2020年BBCミュージック・マガジン賞の声楽部門を見事受賞したニッキー・スペンスをはじめ、イアン・バーンサイド、フィリップ・ハイアムなど豪華ソリストの参加もポイント。 | ||
DAPHNE (スウェーデン) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから。 | ||
北欧コネクション ヨースタ・ニューストレム:ヴィオラ協奏曲「フランスへのオマージュ」 ルードヴィーグ・ノルマン:ヴィオラとピアノのためのソナタ ト短調 Op.32 グリーグ:ヴィオラとピアノのためのソナタ ハ短調(原曲:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調 Op.45) ヨーラン・フロースト(Va) オスカル・エークベリ(P) クレメンス・シュルト指揮スウェーデン室内o. | ||
録音:2018年10月4日、ライヴ(協奏曲)/2019年8月30日-9月1日(ソナタ)、オレブルー・コンサートホール、オレブルー、スウェーデン。スウェーデンのヴィオラ奏者、ヨーラン・フローストのデビュー・アルバム。ヨーラン・フローストは、2011年から2014年までBBCウェールズ・ナショナルo. の首席ヴィオラ奏者を務め、2016年にスウェーデン室内o. の首席ヴィオラ奏者に就任した。めざましい活動をするスウェーデンの現代音楽グループ「室内アンサンブルN(KammarensembleN)」に所属。作曲家、編曲者としても活動している。20世紀スウェーデンを代表する作曲家のひとり、ヨースタ・ニューストレムのヴィオラ協奏曲「フランスへのオマージュ」は、第二次世界大戦が始まってまもない1940年に作曲された。「(レント・モルト・トランクィッロの)緩徐楽章は、北欧メランコリーにみちた、スウェーデンの作曲家がヴィオラのために書いたもっとも美しい曲のひとつ」と、フローストが語る音楽。ルードヴィーグ・ノルマン(1831-1885)は、19世紀スウェーデンのロマンティシズム時代に幅広いジャンルの作曲を手がけ、交響曲第2番(Musica Sveciae MSCD-512)、ピアノ四重奏曲と弦楽四重奏曲(MSCD-518)、「森の歌」などの歌曲集(MSCD-525)といったアルバムが「スウェーデン音楽アンソロジー」に収められた。「ヴィオラとピアノのためのソナタ ト短調」は、初録音の作品。ノルマンと、著名なヴァイオリニストだったヴィルマ・ネルダの結婚生活が破綻、妻が家を出た後に書かれた作品。グリーグの「ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調」は、ノルマンのソナタと「ちょっとしたつながり(コネクション)」のある作品。1886年夏から1887年暮れの間に書かれ、ライプツィヒでの初演の後、デンマークで演奏して大きな成功を収めた。「愛すべき作品」と語るフロースト自身が「ヴィオラとピアノ」のために編曲した版による演奏。 | ||
ロルフ・マッティンソン: 合唱、器楽アンサンブル、ソプラノ、バスとナレーターのための「聖ルカ受難曲」 (2012) リサ・ラーション(S;福音史家) ペーテル・ブーマン(B;イエス) マーク・レヴェングッド(ナレーター) ステーン=インゲ・ペッテション指揮 ヴェクショー大聖堂オラトリオ合唱団・器楽アンサンブル | ||
録音:2019年4月12日-14日、ヴェクショー大聖堂、ヴェクショー、スウェーデン、ライヴ。ロルフ・マッティンソン(1956-)は、もっとも国際的に知られる現代スウェーデンの作曲家のひとり。管弦楽のための「Open Mind (DAPHNE-1029)」は、2010年のストックホルム・フィルハーモニックの日本ツアーでも演奏され、日本で名を知られるきっかけとなった。ソリストのリサ・ラーションはヨーロッパ各地のオペラハウスやフェスティヴァルで歌い、ペーテル・ブーマンはアルヴェーンの「黙示録カンタータ(Sterling CDS-1058-2)」などの録音に参加している。「聖ルカ受難曲」は、2011年、スウェーデンの12の合唱団と研究機関「Sensus」の共同委嘱で作曲された作品。「新約聖書」の「ルカによる福音書」から「バロック受難曲」にならって選んだテクストと、スウェーデンの社会民主主義ジャーナリスト、作家で詩人のヨーラン・グレイデル(1959-)と詩人ラーシュ・ビョルクルンドのテキストで構成。通常の技術水準の合唱、6つの楽器によるアンサンブル、「プロフェッショナル」のソプラノとバス、ナレーターより演奏される。この作品は、2012年春、委嘱した12の合唱団が各々初演。2020年の春までに70回を超す演奏が重ねられてきた。このアルバムの演奏は、2019年4月にヴェクショー大聖堂で行われたコンサートのライヴ録音。マッティンソンの「聖ルカ受難曲」を、この作品の真の生みの親、ゲルマンス音楽出版の前CEOのティル・スカルビューに献呈された。 | ||
エンデニヒの書きつけ スタファン・ストルム:エンデニヒ時代の知られていない書きつけ/新年の最初の挨拶/親愛なるジュリー/ 贈り物をありがとう/飛翔/愛しいクララと子供たち ローベルト・シューマン:ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11 フランシスカ・スクーグ(P) | ||
録音:2019年11月30日-12月1日、マルメ音楽大学、マルメ、スウェーデン。ショスタコーヴィチの室内楽作品(Intim Musik)や「王室の婚礼のための音楽(DAPHNE-1039)」といったアルバムで知られるピアニスト、フランシスカ・スクーグ。2010年には、ピアノ作品を集めたアルバム(DAPHNE-1036)をリリース。作曲家のスタファン・ストルムと長年にわたり共同作業をつづけており、新作の「エンデニヒの書きつけ」も、スクーグとストルムが共同で作った「ピアノ・アルバム」。ローベルト・シューマンの書いた音楽モチーフとテクストの断片を素材とする「エンデニヒ時代の知られていない書きつけ」と、「音楽表現の類まれなパレットを誇らしげに示す」とストルムが語る、シューマンの最初のソナタ。「古典的作品が、私たちの時代にどう生きるかということを掘り下げて理解する」ことを目指し、進められたプロジェクト。アルバムには、ローベルト・シューマンが生涯の最後を過ごしたエンデニヒに因むタイトルがつけられた。 | ||
バッハと踊る(Dancing with Bach) トゥルビョーン・ネースブム:水 / スヴェン・ドゥーナット:スヴェン・ドゥーナットのポルスカ J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 より アリア&第1変奏+第5変奏 エーリク・リュドヴァル: Di Man * /祝祭のポルスカ ** J.S.バッハ/クリスティーネ・ヴェスト編曲:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006〜前奏曲 エーリク・リュドヴァル:祝典行進曲 J.S.バッハ、クリスティーネ・ヴェスト&エーリク・リュドヴァル:バッハと踊る/バディネリ J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005〜アレグロ・アッサイ * / 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003〜アンダンテ/ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004〜ジグ *** / 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004 〜シャコンヌ ユーナス・オールソン:献身 * / エーリク・リュドヴァル:パスタヴァッゲ クリスティーネ・ヴェスト(リコーダー、Fl) エーリク・リュドヴァル(ニッケルハルパ) ゲスト・ミュージシャン [オスカル・ロイター(G;*/マンドリン;**) アーレ・モッレル(マンドラ;**) サミュエル・ルンステーン(ヴィオラ・ダ・ガンバ;***)] | ||
録音:2018年10月23日、2019年11月25日-27日、2020年1月27日、聖ペテロ教会、ストックスンド、スウェーデン。スウェーデンのリコーダーとバロックフルートのプレイヤー、クリスティーネ・ヴェストは、「クリスティーネ・ヴェスト、リコーダー(DAPHNE-1055)」と「J.S.バッハフルートのためのソナタ(DAPHNE-1058)」をリリースし、ユニークかつ誠実な音楽が注目された。新しいアルバムでは、ストックホルムのフォークミュージック・グループ「Nordic」のメンバー、ニッケルハルパ奏者のエーリク・リュドヴァルと共演、「編曲しようと変更の手を入れようと壊れることのない」バッハの音楽を「スウェーデン民俗音楽をルーツにもつ」という共通の視点で捉えた音楽を展開している。ゴルトベルク変奏曲の「アリアと2つの変奏」、「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータとソナタ」といったバッハの曲、ニッケルハルパ奏者のトゥルビョーン・ネースブムやスペルマンのスヴェン・ドゥーナットたちの曲を収録している。「バッハと踊る/バディネリ」は、ヴェストとリュドヴァルとバッハが「共作」した楽しいナンバー。 | ||
DELPHIAN (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000) | ||
ステフ・コナー:リドル・ソング ルーン詩1〜トーチ/ファイア/フリント/コート・ケーン(ハンナ・マルティ作曲)/ ホール・ジョイ(ハンナ・マルティ作曲)/ルーン詩2〜デイ/ワールドステッド/カドモンの聖歌/ 聖母マリア(聖ゴドリック作曲/コナー&マルティ編曲)/ルーン詩3〜アース/シード・スペル/ スカイ・ライツ/ルーン詩4〜スターズ/フライト/スワン・ラメント(作曲者不詳/マルティ&コナー編曲)/ ナイト・バード/ソング・パック/タイド・マザー(コナー&マルティ作曲)/ アイス/ルーン詩5〜ウォーター(明記されていない曲はすべてステフ・コナー作曲) ステフ・コナー(ヴォイス&リラ) ハンナ・マルティ(ヴォイス&ハープ) ジョナサン・ブリッグ指揮エヴァーラスティング・ヴォイセズ | ||
録音:2019年7月30日-8月1日、12月20日、フィップス・ホール、ハダースフィールド大学、イギリス。ステフ・コナーはイギリスのフォーク・バンド、アンサンクス(The Unthanks)のピアニスト&バック・シンガーとして活動し、アンサンクス脱退後は、古代メソポタミアの音楽を研究し、クラシック音楽と伝統音楽の狭間にニッチな地位を見出し、古代の音楽とジャズや現代のハーモニーを組み合わせた作風で注目を集めている歌手&作曲家。コナーの「リドル・ソング(なぞなぞの歌)」は、なぞかけの形で表現されたアングロサクソンのルーン・ポエム(ルーン詩)を用い、古い言葉と新しい音楽を使ったユニークなコンセプト・アルバム。 | ||
ETCETERA 特記以外 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)旧譜はこちらから 。 | ||
ブリュッセルのトリオ・ソナタ集 ヘンドリク=ヤコブ・ド・クロース(1705-1786): トリオ・ソナタ第3番 ト短調 (Op.1より)/トリオ・ソナタ第3番 イ短調 (Op.3より)(*) ピーテル・ファン・マルデレ(1729-1768): トリオ・ソナタ 変ホ長調(VR15) (*) /2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第6番(VR6) ウジェーヌ・ゴドシャルル(1742-1798):2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 〔第1番 ニ長調 (Op.3より)/第6番 ハ長調 (Op.3より)〕 プロジェクト・ブッス [アン・クノップ、大野しほ(バロックVn) マチルド・ヴォルフス(バロックVc)] | ||
(*):世界初録音。プロジェクト・ブッス(アンサンブル・ブッス)は、メンバー全員が18世紀ベルギーの弦楽器製作家ブノワ=ジョゼフ・ブッス(1703-1773)の楽器のレプリカを使用しベルギー・バロックの音楽を紹介しているアンサンブル。楽器の製作・復元はすべてオランダの楽器製作家&研究家ヘールテン・フェルベルクモスが担当しており、アン・クノップ、大野しほ、マチルド・ボルフスの優れたピリオド楽器演奏家たちによって、ブリュッセルの知られざるトリオ・ソナタを再現している。 | ||
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.1 〔第1番 ニ長調 Op.12 No.1 /第2番 イ長調 Op.12 No.2 /第3番 変ホ長調 Op.12 No.3 /第4番 イ短調 Op.23 〕 カルロス・ダマス(Vn) ルベン・ロレンソ(P) | ||
録音:2020年1月12日-13日、アトランティコ・ブルー・スタジオ、リスボン、ポルトガル。パリ音楽院でジャクリーン・ルフェーヴルとイヴリー・ギトリスの下で学び、英グラモフォン誌と英ストラッド誌からは、「フリッツ・クライスラーの作品の最高の解釈者の一人」と評価されたポルトガルのヴァイオリニスト、カルロス・ダマス。スペインの音楽を幅広く世界に紹介してきたスペインのピアニスト、ルベン・ロレンソ。ポルトガルとスペインをバックグラウンドとする二人によるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集がベートーヴェン・イヤーにスタート。共に博士号を取得(音楽、音楽教育等)している二人による真摯で知的なベートーヴェン解釈をお贈りする。 | ||
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ&チェロ協奏曲集 チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40 (#)/チェロ・ソナタ Op.147 (+) (ダニール・シャフラン編曲|原曲:ヴィオラ・ソナタからの)/ チェロ協奏曲(*) 〔第1番 Op.107 /第2番 Op.126 〕 ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(Vc) アンドレ・デ・フローテ(P;*以外) エミール・タバコフ指揮ソフィア・ソロイスツso.(*) | ||
録音:1984年4月(*) /1992年7月(#) /2008年12月(+) 。ベルギーを代表する名ピアニストであり、ブリュッセル王立音楽院をはじめ、フランス、ドイツ、スペイン、日本での多くのマスタークラス、そしてアメリカのアリゾナ州立大学、インディアナ大学ブルーミントン校などでも教え、エリザベート王妃国際音楽コンクールの審査員としても活躍した名教師アンドレ・デ・フローテ。好評を得た「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集(KTC-1676)」、「ア・ライフ・イン・ミュージック(KTC-1677)」に続き、デ・フローテの夫人でもあるベルギーの名チェリスト、ヴィヴィアーヌ・スパノゲと共演したショスタコーヴィチの録音がEt'ceteraレーベルから復刻。ショスタコーヴィチのチェロ・ソナタと、ダニール・シャフラン編曲によるヴィオラ・ソナタのチェロ版をデ・フローテとスパノゲの二人で、そして2つのチェロ協奏曲は、ブルガリアの指揮者&コントラバスエミール・タバコフの指揮とソフィア・ソロイスツso. の演奏。 | ||
ハンス・コックス:室内楽作品集 エドゥアルト・デ・ブール(1957-):ハンス・コックスへのトンボー(2019)(ピアノのための) ハンス・コックス(1930-2019): ピアノ四重奏第1番(1959)/ヴァイオリンのための前奏曲集(1971) /チェロ・ソナタ(1987, rev.1991) / ベートーヴェンの主題による変奏曲(1991)(ピアノのための)/メルルの歌(1998)(オーボエのための)/ アキレス六重奏曲(六重奏曲第5番)(1999 / Revision2001)(木管楽器とピアノのための)/ ピアノ四重奏曲第2番(1968)/ピアノ三重奏曲(1976, rev.1991) / サイクロフォニー XIII (1984)(2台のピアノのための)/コントラバスのための4つの練習曲(1988) / メルルの歌(1998)(フルートのための)/無言歌(2000)(オーボエとチェロのための)/ ザ・サイレント・クライ(2001)(オーボエ、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)/ ストレイ・バーズ(2015)(トランペット、オルガン・デュエットのための) 様々なアーティスト | ||
シェーンベルクの「私的演奏協会」を再現した「私的演奏協会の音楽」シリーズでも話題の音楽家、ヘンク・グイタルトが芸術監督を務める国際室内楽音楽祭"オーランド音楽祭"で特集されたハンス・コックスの室内楽作品集。ハンス・コックス(1930-2019)は、作曲家、教育者、オルガニスト&ピアニストとして20世紀オランダの楽壇に確かな痕跡を残した音楽家。ハーレム国際オルガン・コンクール、アーネム市の文化賞、アムステルダム市の音楽賞など多くの賞を受賞し、その作品はコンセルトヘボウo. によって30回以上取り上げられている。 | ||
FOOTPRINT (スウェーデン) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)旧譜はこちらから。 | ||
聖なる宝物 〜「デューベン・コレクション」とリューベック聖マリア教会の音楽 フランツ・トゥンダー:ダビデの子にホザンナ「喜べ、踊れ」 パウロ・クアリアーティ:めでたし、いと聖なるマリア ハインリヒ・シュッツ:サウル、サウル、なぜわたしを迫害するのか / シモーネ・ヴェーシ:サルヴェ・レジナ ディートリク・ブクステフーデ:ミサ・ブレヴィスBux WV.114 / シモーネ・ヴェーシ:マニフィカト オルランドゥス・ラッスス(1532-1694):私の心は死ぬほど悲しい / フランツ・トゥンダー:主はわが光なり ハインリヒ・シュッツ:天にまするわれらの父よ ディートリク・ブクステフーデ:信頼する主よ、統べたまえ BuxWV.18 ステファン・パルクマン指揮ウプサラ大学室内cho.、 ケルンWDR放送cho. (独唱者)、ウプサラ・コンソート | ||
録音:2019年9月13日-15日、ベーリンゲ教会、ウプサラ、スウェーデン。ステファン・パルクマンは、1952年スウェーデンの大学都市ウプサラに生まれ、2002年から2005年までスウェーデン放送cho. の首席指揮者を務めた。エーリク・エーリクソン・チェアとして、1983年からウプサラ大学室内合唱団を指揮。スウェーデン音楽アンソロジーが制作した、アルヴェーン、ペッテション=ベリエル、ステーンハンマルの曲を歌った「混声合唱のための抒情的な歌とバラード(Musica Sveciae MSCD-612)」が、パルクマンとウプサラ大学室内合唱団の代表的音に挙げられる。今作品「聖なる宝物」では、ウプサラの「デューベン・コレクション」と、デンマークのブクステフーデがオルガニストを務めたドイツ、リューベックの聖マリア教会の合唱作品によるプログラムが組まれた。アルバムの録音セッションにはケルンWDR放送cho. の歌手が参加し、トゥンダーの「ダビデの子にホザンナ「喜べ、踊れ」」をはじめとする曲の独唱とオルランド・ディ・ラッソの5声の「私の心は死ぬほど悲しい」のアンサンブルを担当した。「デューベン・コレクション」とは、ウプサラ大学図書館の所蔵する楽譜集で、アンドレーアス・デューベン(父)に始まるデューベン家の音楽家ひとり、宮廷楽長を務めたグスタフ・デューベン(父)(c.1628-1690)が収集した国内外の作品、1500曲の声楽曲と300曲の器楽曲の楽譜が保存され、スウェーデン音楽史の貴重な遺産とみなされている。 | ||
FRA BERNARDO (墺) 特記以外 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)2013年にリリースを開始したウィーンのレーベル。基本的に全点「限定盤」との記載がある模様。 | ||
いとしい妻よ、ヘンデル氏の喜び〜ヘンデル: 歌劇「リナルド」〜アリア「私を泣かせて下さい」(*) / 組曲「水上の音楽」 ヘ長調〔序曲/アダージョ・エ・スタッカート/アレグロ、アンダンテ〕/ 歌劇「リナルド」より〔序曲/アダージョ/ジグ/前奏曲/アリア「いとしい妻よ」/アリア「風よ、暴風よ」〕/ 歌劇「アリオダンテ」より〔序曲/アリア「君の血が、そして君の熱意が」/シンフォニア/ ミュゼット1/ミュゼット2/アリア「嘲笑せよ、不実な女よ」/バターリャ〕/ 「王宮の花火の音楽」より〔序曲/アダージョ/アレグロ-レンテメント-アレグロ〕/ 歌劇「テゼオ」〜アリア「守りたまえ、正義の神々よ」/歌劇「リナルド」〜アリア「いとしい妻よ」(#) ル・プティ・コンセール・バロック[シャニ&ナージャ・ルソルニエ(Cemb)] フランチェスカ・ロンバルディ・マッズリ(S;*) フィリップ・ジャルスキー(CT;#) ロベルト・ザルペロ指揮アンサンブル・ロレンツォ・ダ・ポンテ(*) ジャン=クリストフ・スピノジ(Vn)指揮アンサンブル・マテウス(#) | ||
録音:2007年10月、マウアーバッハ、オーストリア/ 2015年1月、イタリア(*) /2006年1月、ウィーン・コンツェルトハウス、オーストリア(#)、すべてライヴ。姉妹チェンバロ・デュオ「ル・プティ・コンセール・バロック」の録音を中心に、フィリップ・ジャルスキー、ロンバルディ・マッズーリが歌うアリアを組み合わせ! オーストリアの古楽系レーベル、Fra Bernardoが贈る素敵なヘンデル・アルバム。姉妹チェンバロ・デュオ"ル・プティ・コンセール・バロック"がヘンデルの「水上の音楽」、「王宮の花火の音楽」、オペラからのアリアや器楽曲を演奏した音源を中心に、フランスの名カウンターテナー、フィリップ・ジャルスキーが歌う「いとしい妻よ」、イタリアの名花フランチェスカ・ロンバルディ・マッズーリが歌う「私を泣かせて下さい」の2つの名アリアの録音を加え、時代を越えて愛されるヘンデルの激しい感情の音楽をお届けする。 | ||
GUILD (瑞) 価格帯記載無し:1CDあたり¥3080(税抜¥2800) / 価格帯C:1CDあたり¥1980(税抜¥1800)旧譜はこちらから | ||
交響曲第5番〜ベートーヴェン: エグモント序曲 Op.84 /ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス〔第1番 ト長調 Op.40 /第2番 ヘ長調 Op.50 〕/ 交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」 マチルド・ミルウィドスキー(Vn) リマ・スシャンスカヤ指揮ロンドン・ナショナルso. | ||
録音:2020年10月3日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。モーツァルトの名曲ばかりを収録したアルバム(GMCD-7817)で、真摯で非凡な音楽性を魅せてくれたリマ・スシャンスカヤとロンドンのナショナルso. によるニュー・アルバムは、生誕250周年を祝うベートーヴェン・アルバム。今回も「運命」に、ヴァイオリンと管弦楽のための2つのロマンス、「エグモント序曲」を組み合わせた直球の名曲アルバム。新型コロナ禍も収まらぬ中、2020年10月に録音され12月には早速発売を予定しているという、アニヴァーサリー・イヤーに向けたラッシュ・リリース。リマ・スシャンスカヤはサンクトペテルブルク生まれ、オイストラフ最後の弟子としてモスクワ音楽院でヴァイオリンを学び、ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト&指揮者として活動する女流音楽家。 | ||
ウェストミンスター寺院のオルガンのグランド・コーラス ギユマン:グラン・クール ニ長調 / パーセル:詩篇第100篇によるヴォランタリー/トランペット・チューン ニ長調 ブリッジ:アダージョ ホ長調 / パリ―:結婚行進曲 / サイモン・プレストン:アレルヤ ハウエルズ:巨匠タリスの遺言 / エルガー:帝国行進曲 / ヴィエルヌ:月の光/ウェストミンスターの鐘 アンドルー・ラムスデン(Org) | ||
録音:1990年、ウェストミンスター寺院。アンドルー・ラムスデンは、ウェストミンスター寺院の副オルガニストを務め、1992年にリッチフィールド大聖堂のオルガニスト兼聖歌隊長に任命、そして2002年からは名匠デイヴィッド・ヒルの後任として名門ウィンチェスター大聖堂のオルガニスト兼音楽監督に就任しているオルガニスト。ラムスデンが1990年にウェストミンスター寺院のハリソン&ハリソン・オルガンを弾いた、同寺院と密接な関係を持つ作品を中心とした、4世紀にわたるオルガン作品集。 | ||
GUILD "HISTORICAL" | ||
トスカニーニ〜ザ・ファースト・レコーディングス 1920-26 レスピーギ:「古風な舞曲とアリア」〜ガリアード[1920年12月18日] ドニゼッティ:「ドン・パスクァーレ」序曲[1921年3月29日-30日] メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」より〔スケルツォ[1921年3月11日]/結婚行進曲[1921年3月9日]〕 ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」〜ラコッツィ行進曲[1920年12月24日] ビゼー:「アルルの女」第2組曲〜ファランドール[1921年3月11日]/「カルメン」〜アラゴネーズ[1921年3月31日] マスネ:「絵のような風景」〜ジプシーの祭[1921年3月3日] ヴォルフ=フェラーリ:「スザンナの秘密」序曲[1921年3月31日] ピッツェッティ:「ピサの少女」組曲〜第2番[1920年12月20日] モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543 より〔第3楽章[1920年12月17日]/第4楽章[1920年12月20日]〕 ベートーヴェン:交響曲〔第1番 Op.21 〜第4楽章[1921年3月30日]/第5番 Op.67〜第4楽章[1920年12月23日]〕 メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」より(*) 〔夜想曲/スケルツォ〕[1926年1月-2月] アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 ミラノ・スカラ座o.(*以外)、 NYP | ||
録音:[内]、ニュー・ジャージー州(*以外) /カーネギー・ホール、ニューヨーク(*)、すべて US |リマスタリング:ピーター・レイノルズ。トスカニーニ&スカラ座管が北米ツアーの際に収録した、彼の初録音シリーズより。加えて5年ほど後の(*)をカップリング。 | ||
INDESENS (仏) 特記以外 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)旧譜(価格が異なります)はこちらから | ||
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 〔第1番 ロ短調 BWV.1002 /第2番 ニ短調 BWV.1004 /第3番 ホ長調 BWV.1006 〕 レイチェル・コリー(Vn|使用楽器:ストラディヴァリス 1732年製 "ex-Hamma" ) | ||
録音:2020年3月30日-31日、フェステブルク教会、フランクフルト、ドイツ。2010年に「パッション!イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」のレコーディングで衝撃的なデビューを果たし、2012年にはNHKso. との共演、武蔵野市民文化会館でのイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを中心としたプログラムで鮮烈な日本デビューを果たしたフランス語圏スイスの実力派ヴァイオリニスト、レイチェル・コリー(・ダルバ)。スイスから世界へと華麗に羽ばたいたレイチェル・コリーが同郷のピアニスト、クリスティアン・シャモレルとのデュオで発表した「ルクー& R.シュトラウス」(INDE-098)に続く「アンデサンス(Indesens)」レーベルでの第2弾となるのは、聖典、J.S.バッハの無伴奏パルティータの3曲! 1732年製の銘器ストラディヴァリウス"ex-Hamma"を手にしたレイチェル・コリーは、パルティータの3曲を通じて「明るく平和的な頌歌」によって締めくくられる「旅」を表現。独特のアプローチで不朽の名作を見事に奏で上げている。イザイの無伴奏全曲でのデビュー以降、慎重とも受け取れるペースでレコーディングを発表してきたレイチェル・コリーが満を持して取り組んだバッハの無伴奏。まさに唯一無二、レイチェル・コリーだけのバッハの「パルティータ」の解釈にご注目頂きたい。 | ||
クリスマス・トランペット シャルパンティエ:テ・デウム〜序曲 / グルーバー:きよしこの夜 J.S.バッハ:コラール「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」/コラール「主よ、人の望みの喜びよ」 クラーク:デンマーク王子の行進「トランペット・ヴォランタリー」 / ヘンデル:ラルゴ J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア / 黒人霊歌:アメイジング・グレイス / フランク:天使の糧 ビゼー:アニュス・デイ / グノー:祈り / メンデルスゾーン:天にはさかえ パーセル:トランペット・チューン / ジャン=ジョゼフ・ムーレ:交響組曲〜第1曲ロンド 伝承曲:牧人ひつじを/もみの木/おめでとうクリスマス/王の行進/おお幸福の夜よ/荒野の果てに/神の御子は今宵しも ピアポント:ジングル・ベル / シューベルト:アヴェ・マリア 伝承曲:神の子がお生まれになった / アダン:クリスマスの讃歌 / ヘンデル:もろびとこぞりて ブノワ・ドー(Tp) ヴァンサン・リゴ、ピエール・カンブリアン(Org) | ||
録音:2001年8月、サン=ルイ大聖堂/2002年1月3日-6日、サン=ヴァンサン=ド=ポール教会、すべてフランス。レーベルのプロデューサーを務め、自身もトランペット奏者として活動しているブノワ・ドーが奏でるクリスマス・アルバム。トランペットとオルガン、見事に調和のとれた輝かしい音色でクリスマスの夜を彩る。 | ||
クリスマスのトランペット〜モーリス・アンドレに捧ぐ ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー[フランソワ・ブーランジェ指揮ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団] ルグラン:映画音楽メドレー[クロード・ケメッケル指揮フランス空軍音楽隊] 〔華麗なる賭け/シェルブールの雨傘/おもいでの夏/ロシュフォールの恋人たち/愛のイエントル〕 クロード・ボラン〔ボリング〕:トゥート組曲 [アンドレ・チェッカレリ(ドラム) リカルド・デル・フラ(ベース) エルヴェ・セラン(P)] ギィ=クロード・ルイパルツ:トランペット協奏曲[クロード・ケメッケル指揮フランス空軍音楽隊] 伝承曲/ティエリー・エスケシュ編曲:神の子は生まれた(+) /聖夜(+) /荒野の果てに(+) /ダカンのクリスマス(+) 黒人霊歌/ティエリー・エスケシュ編曲:誰も知らない私の悩み/アメイジング・グレイス / ビゼー:アニュス・デイ セザール・フランク:天使の糧 / J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア J.S.バッハ:カンタータ第147番「心と口と行いと生命もて」 BWV.147 〜コラール「主よ、人の望みの喜びよ」/ 管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV.1067 より〔ロンド/バディネリ〕/ 管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV.1068 〜アリア モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス / クラーク:トランペット・ヴォランタリー(+) アルビノーニ:トランペット協奏曲 変ロ長調「サン=マルク」[ベールマン・クラリネット六重奏団] エリック・オービエ(Tp) ティエリー・エスケシュ(Org;+) 他共演者上記 | ||
トランペット界の伝説的プレイヤー、モーリス・アンドレの高弟であり、その流派を受け継ぐフランスの名手エリック・オービエが奏でるクリスマスの名曲集。世界有数の吹奏楽団であるパリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団をバックに奏でる「ラプソディ・イン・ブルー」から始まり、CD2では、バッハ、モーツァルトといった、クリスマスではお馴染みの名曲を中心としたバラエティーに富んだ好プログラムで贈る。華やかであり、洗練された美しい音色で奏でるオービエの説得力満点の演奏にご期待頂きたい。 | ||
LAWO CLASSICS (諾) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800) 〔SACDも同一価格〕旧譜はこちらから。 | ||
プロコフィエフ:交響曲第5番 変ロ長調 Op.100 ニコライ・ミャスコフスキー: 交響曲第21番 嬰ヘ短調 Op.51「交響幻想曲」 |
ワシリー・ペトレンコ指揮 オスロpo. | |
録音:2018年10月29日-11月2日、オスロ・コンサート・ホール。ペトレンコ、オスロ・フィル、ノルウェーの高品質レーベル「ラウォ(LAWO)」とのコラボレーション・プロジェクトもついに第9弾。「ロメオとジュリエット」(LWC-1105)以来となる待望のプロコフィエフ新録音は、20世紀のもっとも多作な交響曲作曲家の一人、ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950)との珍しい組み合わせによる交響曲集。「交響幻想曲(Symphony-Fantasy)」の副題を持つミャスコフスキーの交響曲第21番は、シカゴso.の50周年記念を祝うために依頼された単一楽章の作品(他に、ストラヴィンスキー、コダーイ、ミヨー、ウォルトンなどにも依頼されていた)。1940年11月にアレクサンドル・ガウク指揮&ソヴィエト国立so.によって世界初演が行われ、わずか数週間後にフレデリック・ストック指揮&シカゴso.によってアメリカ初演が行われている。 | ||
静かな美 〜ヨハン・クヴァンダール(1919-1999): 3つのクリスマスの賛美歌(*) /「暁の光がこの地を照らす」によるコラール前奏曲/ どのようなときも、わたしは主をたたえ Op.17 (*)/オルガンのためのトッカータ Op.5 No.3 / 四旬節のための瞑想/わたしは光として世に来た(*) /主よ、御もとに身を寄せる Op.26 No.1 (*) / おお、神なる主よ Op.26 No.2 (*) /伝承歌「庇護を求める場所があるのは」によるパルティータ Op.36 / 前奏曲/オルガンのための幻想曲 Op.83 /2つの宗教的な歌(*) リーナ・ヨンソン(S;*) アルンフィン・トビーアセン(Org) | ||
録音:2019年3月14日-16日、救世主教会、ハウゲスン、ノルウェー。ヨハン・クヴァンダールJohan Kvandalは、作曲家、教会音楽家として20世紀ノルウェー音楽界に存在感を示したひとり。彼は、簡潔なネオクラシカルの様式と、父ダーヴィド・モンラード・ヨハンセンのロマンティックな作風とノルウェー民謡に基づく創作スタイルを結びつけた、独自の魅力ある作品を生み出したことで知られる。このアルバムは、彼のキャリアに捧げるトリビュートとして制作された。彼がオスロのヴォーレレンガ教会のオルガニストを務めた1959年から1974年までの作品を中心に、その後の重要な2曲が演奏される。「前奏曲」は、1977年の「ノルウェー・オルガン本」のための作品として、即興を基に作曲された。「オルガンのための幻想曲」は、クヴァンダールが亡くなる3年前の作品。「現代」の不協和音と、伝承の音楽から得たインスピレーションを併せもった音楽。オルガニストのアルンフィン・トビーアセンArnfinn Tobiassenは、ロンドンの王立音楽アカデミーで学んだ。ノルウェー南部、カルモイ島のアヴァルスネスにある歴史的な聖オラヴ教会のオルガニストを務めている。2015年から2019年までノルウェー・オルガン・フェスティヴァルの芸術監督。トロン・H.F.クヴェルノのポートレート・アルバム「クレド」(LWC-1091)を LAWO Classicsに録音している。ノルウェーのソプラノ、リーナ・ヨンソンLina Johnsonは、2011年にコペンハーゲンのデンマーク王立歌劇場にデビュー、翌年、ノルウェー国立歌劇場で初めて歌った。バッハの受難曲、ヘンデルの「メサイア」、オルフの「カルミナ・ブラーナ」などをレパートリーにコンサートにも出演している。 | ||
シェティル・ビョルンスタ(1952-) / スヴェッレ・トレフセン・ラウプスタ(1988-)編曲:ロフォーテンオラトリオ [Lofotoratoriet] マリアンネ・ベアーテ・シェラン(Ms)指揮ロフォーテン・ヴォイセズ、ミンアンサンブル [オイヴィン・ヌッスレ、トール・ヨハン・ボーエン(Vn) ラザル・ミレティク(Va) ハンス=ウルバン・アンデション(Vc) スヴァイン・ハウゲン(Cb)] テリエ・ブルン(アコーディオン) ブラーゲ・トルマネン(Perc) ヨン・インゲ・ヨハンセン(朗読) | ||
録音:2019年9月4日-6日、ノルウェー。ノルウェーのロフォーテン諸島は、アウストヴォーグ島、モスケネス島、孤島のヴァール島とロスト島など、大小の島々からなり、美しい自然、そして、北極圏にもかかわらず温暖な気候で知られる。この地域は、ノルウェー経済の基盤のひとつ、タラとニシンの漁の基地として1000年近くに渡って栄え、一方、芸術家たちは、海と山からインスピレーションを授かりながら、その自然と姿を絵画や写真、あるいは文章にとらえてきた。「ロフォーテンオラトリオ」も、そうした芸術作品のひとつ。作曲者のシェティル・ビョルンスタ(1952-)は、主にジャズ・ミュージシャンと作曲家として活動してきた。「ロフォーテンオラトリオ」は、「ロフォーテンと北国に住む人々と人々の確かな生き方へのトリビュート」として作られた。テクストにはテリエ・ヨハンセン、イングリ・アルクタンデル、ヤン・P.バーレたち、スタイルの異なる詩人のさまざまな詩が選ばれ、「モスケンとロフォーテンの間で」にはロフォーテンを舞台にしたエドガー・アラン・ポーの短編「大渦に呑まれて(A;Descent into the Maelstrom)」の抜粋がノルウェー語訳で使われている。このアルバムの制作には「Musikk i Nordlan(ヌールランの音楽)」など30を越す団体と個人が協賛、国際的な活動で知られるメゾ・ソプラノのマリアンネ・ベアーテ・シェラン(キーラント)が2009年に創設した女声cho. 「ロフォーテン・ヴォイセズ Lofoten Voices」をはじめ、地域の音楽家たちが参加してセッションが行われた。 | ||
ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調 シベリウス:弦楽四重奏曲 ニ短調 Op.56「内なる声」 |
ヴェルターヴォSQ [オイヴォル・ヴォッレ、 ベーリト・カルダス(Vn) ヘンニンゲ・ランドース(Va) ビョルグ・ルイス(Vc)] | |
録音:2010年3月3日-5日、オストレ・フレドリクスタ教会、オストフェル、ノルウェー。ノルウェーのグループ、ヴェルターヴォ四重奏団は、1984年の創設以来、確かな技術に支えられた演奏と解釈、作曲者と作品への共感、そして独自の響きにより、多くの聴衆を魅了してきた。途中メンバーの交代もありながら、ベートーヴェン、モーツァルト、シューマン、ブラームス、グリーグ、バルトーク、ドビュッシー、カール・ニルセン、リゲティ、アデス、ヴィドマン、ガブリエラ・フランク、ニルス・ヘンリク・アスハイムと、古典から現代まで広いレパートリーは変わらず、ヨーロッパとアメリカを中心とする活動を続けている。シェル・ハッベスタの「4つの駅」(LWC-1193)に続くLAWO Classicsのアルバム。彼女たちが2010年に録音したヴェルディとシベリウスの四重奏曲が収録されている。ヴェルディの「弦楽四重奏曲 ホ短調」は、「アイーダ」と「レクイエム」の間、1873年に「楽しみのためだけに」作曲したという、彼の唯一の室内楽作品。メンデルスゾーンやシューマンたちを思わせる性格の主題が姿を見せながらも、メロディと優雅さと巧みな器楽の書法にめぐまれたヴェルディ自身の語法で貫かれた作品と評価されている。1873年4月1日、ナポリのホテルで私的に初演された。シベリウスの「弦楽四重奏曲 ニ短調」は、1908年の終わり、彼が音詩「夜の騎行と日の出」を完成させた直後に作曲が始められた作品。1909年4月に完成した。この作品が書かれたのはシベリウスがさまざまな問題に直面していた時期にあたり、後日、彼のもっていた研究用スコアの第3楽章にシベリウス自身の手による「Voces Intimae」--内面の奥深いところから聞こえる声--の書きこみが見つかり、「内なる声」の副題で呼ばれるようになった。交響曲第4番とともにシベリウスのもっとも個人的色彩の強い作品とみなされている。 | ||
シェティル・ヴォスレフ(1939-):室内楽作品集 Vol.7 ソプラノ、アルトとピアノのためのトリオ[マリ・ガラムボス・グルーエ(S) アンネ・ダウグスタ・ヴィーク(A) アイナル・ロッティンゲン(P)/2019年6月19日]/ 弦楽四重奏曲第3番[リカルド・オドリオソーラ、マーラ・ハウゲン(Vn) イングリ・ルーゲセーテル(Va) ラグンヒル・サンネス(Vc)/2018年6月18日]/ フルートと打楽器のための六重奏曲 [アイヴィン・サングリン(Fl) クレイグ・ファー、シーグヴァル・フェルスム、ガルド・ガシュホル、 マティアス・マトラン、オーラ・ベルグ・リーセル(Perc) リカルド・オドリオソーラ指揮/2018年6月20日] | ||
録音:[/内]、グンナル・セーヴィグ・ホール、グリーグ・アカデミー、ベルゲン、ノルウェー。ベルゲンの作曲家ヴォスレフの作品を録音で紹介する「シェティル・ヴォスレフの室内音楽」のプロジェクトは、2012年、ヴァイオリニストのリカルド・オドリオソーラとピアニストのアイナル・ロッティンゲンにより始められた。これまでに録音のなかった作品を含む38曲の録音は、LAWO Classicsとの共同作業により順調に進み、すでに6枚のアルバムがリリースされている。「ソプラノ、アルトとピアノのためのトリオ」は、「ta」「pa」「do」「ma」といった短い音節と単独の母音で構成される「テクスト」を歌う約14分の音楽。ソプラノ、リコーダー、ギターとピアノのための「Kvartoni」(LW1117)と同じ1974年、ドイツ政府の国際文化交流機関「ゲーテ・インスティトゥート」の委嘱で作曲され、ドイツの女性歌手とアイナル・ステーン=ノクレベルグが初演している。オスロ弦楽四重奏団が委嘱し、1998年に彼らが初演した「弦楽四重奏曲第3番」は、「トロンボーン四重奏曲」(LWC-1180)とほぼ同時期の作品。ヴォスレフは、「弦楽器」と「トロンボーン」の四重奏の共通する点と異なる点を洞察、「都会的」な音楽に作り上げた。「フルートと打楽器のための六重奏曲」は、フルート奏者のマヌエラ・ヴィースラー(1955-2006)とスウェーデンの打楽器アンサンブル「クロウマータ」の共同委嘱による作品。ヴィースラーが生まれたブラジル、育ち学んだウィーン、彼女が住んだことのあるパリ、アイスランド。ヴォスレフは、さまざまな「外国」の音楽文化の要素を散りばめたコスモポリタンなスタイルを採り、腕利きの打楽器奏者たちの音楽からインスピレーションを得ながら作曲していった。1986年、ストックホルムで初演。初演者たちの演奏 (BIS-129, BIS-512)に次ぐ新録音。 | ||
空中浮遊する〜クヌート・ヴォーゲ(1961-):室内楽作品集 ブーメラン(弦楽四重奏のための)(*) /騒動(ピアノ独奏のための)/空中浮遊する(ピアノ三重奏のための) ヴァーレン三重奏団 [アイナル・ロッティンゲン(P) リカルド・オドリオソーラ(Vn) ヨン・エーデ(Vc)] マーラ・ハウゲン(Vn) イングリ・ルーゲセーテル・エーリクセン(Va) ラグンヒル・サンネス(Vc) | ||
録音:2019年6月19日(*)、12月5日(*以外)、グンナル・セーヴィグ・ホール、グリーグ・アカデミー、ベルゲン、ノルウェー。ノルウェーの作曲家クヌート・ヴォーゲ(1961-)は、ベルゲンのグリーグ・アカデミーでピアノと作曲を学び、即興音楽と現代音楽の分野を中心に活動している。ヴァーレン、エッゲ、ヴォスレフのピアノ三重奏曲(LWC-1037)を録音したヴァーレン三重奏団をはじめとするベルゲンの音楽家たちによるアルバム「空中浮遊する」は、ヴォーゲの作曲した「肉体、精神、思考という、人間の体験する最初の領域」を表現した室内楽作品が3曲演奏される。「身体活動の興奮とその合間の休息の時間」を展開した、あり得る未来への前奏曲ともみなされる「ブーメラン」。ピアニストのアイナル・ロッティンゲンとヴォーゲが「現場とスタイルの着地点」を共同で研究するプロジェクトの一環として作曲された「騒動」。ピアノ三重奏の可能性の遊び感覚による探求、隠れたジグソーパズルといった、さまざまなことを内にもつ「空中浮遊する」は、2018年3月にベルゲンで行われた「ボレアリス・フェスティヴァル」で初演された作品。 | ||
ローベルト・シューマン: くるみの木 Op.25 No.3 (*) /歌曲集「女の愛と生涯」 Op.42 (*) /はすの花 Op.25 No.7 (*) / 歌曲集「リーダークライス」 Op.24 (#) /献呈 Op.25 No.1 (*) / 歌曲集「メアリー・ステュアートの詩」 Op.135 (*) /君は花のごとく Op.25 No.24 マリアンネ・ベアーテ・シェラン(Ms;*) ヨハネス・ヴァイセル(Br;#) ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P) | ||
録音:2018年5月24日、11月15日-16日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。ローベルト・シューマンは、クララ・ヴィークと結婚した1840年、数多くの美しい歌曲を作った。ハイネの詩による「リーダークライス(歌曲集)」 (Op.24)と「詩人の恋」、リュッケルト、モーゼルやハイネたちの26の詩に作曲した「ミルテの花」 (Op.25)、ケルナーの「12の詩」、アイヒェンドルフの詩による「リーダークライス」 (Op.39)、シャミッソーの詩による「女の愛と生涯」など、彼の代表作とされる曲集が書かれ、シューマンの「歌の年」と呼ばれている。1840年の作品と、エリザベス一世と対立したスコットランドの女王メアリーが死を待つ日々に綴った詩のドイツ語訳をテクストとする1852年の「メアリー・ステュアートの詩」の歌われる新しいアルバム。メゾ・ソプラノのマリアンネ・ベアーテ・シェラン(キーラント)(1975-)は、ヨーロッパを代表する歌手としての地位を確立、グリーグ(LWC-1059)、モーツァルト(LWC-1111)、マーラー(LWC-1157)といったLAWO Classicsのアルバムをはじめ、50を超す数のアルバムを録音してきた。「リーダークライス」を歌うバリトンのヨハネス・ヴァイセル(1980-)は、ルネ・ヤーコブスの録音したモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」でタイトル・ロールに起用され、グリーグの「ペール・ギュント」(Chandos CHSA-5367)と歌曲集(Simax PSC-1310)、ストーレ・クライベルグの「現代人のためのミサ曲」(2L136SABD)、ベートーヴェンの歌劇「レオノーレ」(Harmonia Mundi HMM-902414)など、高い評価と人気のアルバムに参加している。ピアニストのニルス・アンデシュ・モッテンセン(1971-)は、アルヴィド・エンゲゴールと共演した「ヴァイオリン・ソナタ」(LWC-1110)とエンゲゴール四重奏団との「ピアノ五重奏曲」「ピアノ四重奏曲」(LWC-1189)につづくシューマン作品の録音。シェラン、ヴァイセルと同様、シューマンの音楽に欠かせない洞察、情感と美しさをもった音楽家による演奏。 | ||
4つの駅 〜シェル・ハッベスタ(1955-):室内楽作品集 弦楽四重奏曲〔第1番 Op.21 「4つの駅」/第2番 Op.91 〕/ スウェーデンの夏のメロディ Op.85(クラリネットと弦楽四重奏のための)/ ディヴェルティメント Op.86(クラリネットとピアノのための)(*) ヴェルターヴォSQ [オイヴォル・ヴォッレ、アナベル・ミアー(Vn) ベーリト・カルダス(Va) ビョルグ・ルイス(Vc)] ビョルン・ニューマン(Cl) スヴァイヌング・ビェラン(P) | ||
録音:2018年10月24日-26日、グロールード教会(*以外) /2019年3月19日、ソフィエンベルグ教会(*)、すべてオスロ。シェル・ハッベスタは、ノルウェー国立音楽大学で教会音楽と作曲を学び、オスロを本拠に作曲家、音楽理論と作曲法の教授として活動している。幅広いジャンルを手がけることで知られ、「旧約聖書」と「新約聖書」の「18の天使の姿」を描いた「天使たち」、ノルウェー最古の教会のひとつのあるモステル島で上演される劇のための「「モステル野外劇」の音楽」、音楽寓話「ノアの夢」などの規模の大きな作品から、ミュージカルの「モンテ・クリスト伯」、オルガン曲、スペルマン賞にノミネートされたアルバム「夜は昼となる」(LWC-1136)に収録された宗教的合唱曲など、100を超す数の作品を発表してきた。弦楽四重奏曲第1番の副題「4つの駅」をタイトルとするアルバムでは、彼の作曲家としての「遍歴」をたどる、音楽表現の異なる4つの作品が演奏される。弦楽四重奏曲第1番は、4楽章の作品。民俗音楽グループ「サマリア人」のレパートリーを素材にした第1の駅「サマリア」(インペトゥオーゾ)、イスラエル人のエジプト脱出のセクエンツァを素材にして現代のイスラエル人のローマへの移住を描いた第2の駅「ローマ」(アフェットゥオーゾ)、スコットランド、カークウォールの聖マグヌスの聖歌による第3の駅「オークニー諸島」(ミステリオーゾ)、ノルウェー、ハルダンゲル地方の民俗舞踊のメロディ「ヴァッセンダ=スロッテン」による第4の駅「ハルダンゲル」(ジョコーゾ)。第2番の弦楽四重奏曲は「言葉」を基に作曲された。素材に求められたのは、フランスの詩人で外交官のサン=ジョン・ペルス(1887-1975)(アレクシ・レジェ)の「航路標識」、オーストリアのゲオルク・トラークル(1887-1914)の「西洋の歌」、ノルウェーの詩人アンドレ・ビェルケ(1918-1985)の「楽しみの詩」、ユダヤの詩人パウル・ツェラン(1920-1979)の「死のフーガ」。「スウェーデンの夏のメロディ」は、スウェーデンの作家ストリンドベリ(1849-1912)の短編「夏至祭のころに」に基づくクラリネット五重奏曲。「ディヴェルティメント」は、「スウェーデンの夏のメロディ」の続編として、スウェーデンのクラリネット奏者、エミール・ユーナソンの委嘱で作られた。2019年に35周年を迎えたヴェルターヴォ四重奏団。ノルウェー放送o. とノルウェー室内o. の首席クラリネット奏者ビョルン・ニューマン、アウドゥン・サンヴィークと共演したラフマニノフとショスタコーヴィチのチェロ・ソナタ(LWC-1131)をはじめとするLAWO Classicsのアルバムが好意的な評価を得てきたスヴァイヌング・ビェランが共演している。 | ||
PERFECT NOISE (独) 1枚あたり¥3960(税抜¥3600)「ドイツで活躍する若手アーティストをコンサートと録音の両面で支援するレーベル」とのこと。 | ||
テレマン:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための 12のファンタジア TWV.40: 26-37 |
レナート・ムンディ (ヴィオラ・ダ・ガンバ) | |
録音:2019年10月-11月。ヒッレ・パールやクリスティン・フォン・デア・ゴルツに師事したヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、レナート・ムンディによる、テレマンの「無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための12のファンタジア」。この作品の楽譜は消失したものと思われていたが、2015年、作曲から約280年という歳月を経て発見され、センセーションを巻き起こした。12曲はそれぞれ異なる調で作曲され、第7番の暗い ト長調から第2番の輝く ニ長調まで、あらゆる色相を用いて、さまざまなムードが描かれている。特に速い楽章において、古い対位法様式とより現代的なギャラント様式の両方が用いられているのが特徴で、軽快でウィットに富んだメロディックな要素が、対位法的な音楽と一緒になっている面白さがある。ムンディは、テレマンが何を意図していたかを理解し、ガンバにとって何が現実的で、可能であるかという観点から適切なキャラクターを見つけ、各曲を見事に弾き分けることに成功している。ガンバの味わい深い音色が絶品の1枚。 | ||
魔女、女王、ヒロインたち〜ヘンデル:オペラ・アリア集 歌劇「テセオ」〜 MorirO, ma vendicata /歌劇「アルチーナ」〜 Ombre pallide / 歌劇「ロタリオ」〜 Scherza in mar la navicella /歌劇「シローエ」〜 Or mi perdo di speranza / 歌劇「アタランタ」〜 Al varco, oh pastori /歌劇「ゴールのアマディージ」〜 Ah, spietato!/ 歌劇「ジュリアス・シーザー」〜 da tempeste il legno infrato / 歌劇「アルチーナ」より〔 Credete al mio dolore / Ah, mio cor 〕 マルグリエット・ブッフベルガー(S) イル・ジラテンポ | ||
録音:2019年7月。大胆な戦士、不屈の女王、邪悪な魔女。国際的に活躍するソプラノ歌手のマルグリエット・ブッフベルガーと、2017年設立の若き古楽アンサンブル「イル・ジラテンポ」の音楽家たちのデビューCDは、クレオパトラ、アルチーナ、メデア、アタランタ、メリッサなど、ヘンデルのオペラに登場する強く魅惑的な女性たちがテーマ!彼女たちは自己決定力のある女性を探し求め、ヘンデルの歌劇のなかで美しい音楽に生命を吹き込まれた魅力的で現代的な登場人物を見つけた。イル・ジラテンポ(英語でタイム・ターナー)のメンバーは、リスナーを何世紀も前の時代に連れ戻したいわけではなく、むしろ、過去の宝物を掘り下げることで現在の私たちを揺り動かすことを使命としている。コンセプトの見事さもさることながら、ブッフベルガーの張りのある美しい歌声と、イル・ジラテンポの若々しく鮮烈な演奏が素晴らしい1枚。 | ||
喜びの涙〜涙にまつわる作品集 プレイフォード、デュファイ、ボワモルティエ、バード/他の作品 トリオ・ヴィアッジョ[3リコーダー] | ||
録音:2019年3月。3名の女性が20種類以上の楽器を演奏するリコーダー三重奏団、トリオ・ヴィアッジョは中世、ルネサンス、バロックのみならず現代作品まで幅広いレパートリーを持つ。プログラムは実に多彩で、プレイフォード、デュファイ、ボワモルティエ、バードらの、愛に満ちた涙、苦しい涙、そして宗教的な崇拝、多幸感、喜びからくる涙を描いた作品が並ぶ。2つの現代作品の世界初録音も収録。 | ||
音楽は治療だ(ラ・ニンフェアの薬箱)〜 パーセル、リュリ、マレ、シャルパンティエほか、病気と治療、そして喜びに満ちた回復にまつわる作品集 ラ・ニンフェア、ミルコ・ルートヴィヒ(T) | ||
録音:2019年5月。次世代を担う新進気鋭の古楽アンサンブル「ラ・ニンフェア」(イタリア語で「睡蓮」)による、病や治療、回復をテーマにしたユニークなコンセプト・アルバム!彼らは未知の作品の発掘や歴史的な楽譜の再構築に情熱を注ぎ、鮮やかな解釈と歴史的な情報に基づいた演奏でリスナーに大きな喜びを与えている。本アルバムでも、ある退職した薬剤師の80歳の誕生日を祝うプライベート・コンサートのプログラムを作成するように依頼されたのをきっかけに調査・研究がスタートし「病気、治療、喜びに満ちた回復」の3つのカテゴリーに分類された、充実のプログラムが完成した。パーセルやリュリ、マレの作品のほか、「ラ・フォリア」など伝統音楽に基づいて彼ら自身が作編曲したトラックも複数収録されている。 | ||
RAUMKLANG (独) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)
旧譜はこちらから | ||
アマルコルドとクリスマス 作曲者不詳(15世紀ボヘミア):ガウデーテ(歓べ、歓べ) オルランドゥス・ラッスス(c.1532-1594):全ての救い主であるキリストよ 作曲者不詳(13世紀フランス):久しく待ちにし主よとく来たりて 作曲者不詳(16世紀):マリアはいばらの森を通り / ホルスト(1874-1934):わびしき真冬に コルネリウス・フロイント(1535-1591):歓べ, おおエルサレム パウル・エベル(1511-1569):われを助けて神の慈悲を讃えさせよ サリヴァン(1842-1900):雪に覆われた地の上で / 作曲者不詳(イングランド):サセックス・キャロル 作曲者不詳(13世紀):ベツレヘムに幼な子生まれぬ / 作曲者不詳(16世紀ドイツ):エサイの根より 作曲者不詳(16世紀イングランド):コヴェントリー・キャロル 作曲者不詳(イングランド):神が歓びをくださるように 作曲者不詳(15世紀シレジア):ヨセフ、 私の愛しい甥よ/ラッスス:賛美のうちにうたわん マルティン・ルター(1483-1546):まぶねのかたえにわれは立ちて カール・ノイナー(1778-1830):おやすみ神の子よ 作曲者不詳(15世紀スペイン):ヌエバス、ヌエバス、アル・デル・ハト、教えて, 輝く花よ フアン・デル・エンシナ(1468-1529/30):大いなる歓びを感じる マテオ・フレチャ(1481-1553):ラ・ネグリーナ エアハルト・マウエルスベルガー(1903-1982):ヴァイナハト(クリスマス) フランツ・クサーヴァー・グルーバー(1787-1863):きよしこの夜 アマルコルド [ヴォルフラム・ラットケ、ロベルト・ポーラース(T) フランク・オツィメク(Br) ダニエル・クナウフト、ホルガー・クラウゼ(B)] ミヒャエル・メッツラー(Perc) | ||
録音:2019年4月-5月、ライプツィヒ新使徒教会。大バッハがカントルを務めていたことでも有名なドイツ、ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団の元メンバーたちによって1992年に結成され、瞬く間にドイツを代表する男声ヴォーカル・アンサンブルへと成長したアマルコルド。ゲヴァントハウスo.、聖トーマス教会少年合唱団と並び、ライプツィヒ楽壇を代表するグループの1つとなっているア・カペラ・クインテットが豊かな表現力で贈るクリスマス・アルバム。伝統的なアドヴェント作品やクリスマス・キャロルから、バッハ以来14代目のトーマスカントル(聖トーマス教会のカントル)を務めたエアハルト・マウエルスベルガーの「ヴァイナハト(クリスマス)」や「きよしこの夜」まで、多彩な表情で彩る。4つのカントラル・マニュスクリプトからの作品を含む、聖トーマス教会の伝統が息づいた、アマルコルドならではのクリスマス・アルバムを創り上げている。 | ||
VANITAS (西) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)旧譜はこちらから | ||
ジュリアーニ:ギター伴奏歌曲集 メタスタージオによる6つのアリエッタ Op.95 /6つのリート Op.89 /6つのカヴァティーナ Op.39 フェリクス・リーント(T) アリエクセイ・ビアナ(G) | ||
録音:2018年11月、スペイン。アンブロネ、パリ、ヘント、リスボン、グラナダなどの主要な音楽祭で歌い、20枚以上のCDを録音してきたスイスのテノール、フェリクス・リーント。「ギターのモーツァルト」として知られたギタリスト、作曲家、教師、そしてチェロの名手でもあったというマウロ・ジュリアーニ(1781-1829)のギター伴奏による歌曲集。当時の重要なオペラ作家ピエトロ・メタスタージオの詩による「6つのアリエッタ」(ジュリアーニの生徒でもあったナポレオン皇后マリー=ルイーズに献呈)、イタリアのアリアで構成した「6つのカヴァティーナ」、そしてゲーテ、シラー、マティソンなどによるドイツ語のテキストによる「6つのリート」と、スタイルの違うギター歌曲を優雅に歌っている。 | ||
VMS (オーストリア) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから。 | ||
レーガー&プフィッツナー:ピアノ協奏曲集 レーガー:ピアノ協奏曲 ヘ短調 Op.114 (1910) (*) プフィッツナー:ピアノ協奏曲 変ホ長調 Op.31 (1922) (#) ウルリヒ・ウアバン〔ウルバン〕(P) ヴォルフ=ディーター・ハウシルト指揮ライプツィヒ放送so.(*) ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送so.(#) | ||
録音:1984年1月、大ホール、ゲヴァントハウス、ライプツィヒ(*) /1984年7月、大ゼンデザール、ナレパ通りスタジオ、ベルリン(#) | (P) + (C) 2016 |おそらく初一般市販。 ウアバン(1939-)はドイツのピアニスト。複数レーベルへレーガーとプフィッツナーのピアノ独奏作品や室内楽作品を録音していたが、協奏曲はそれぞれ唯一の録音(指揮者2人にとっても同様)と思われる。。なお、ピアニストの公式 Web サイトには、当盤と異なるジャケット写真(レーベル不明)が掲載されており、当盤以前に私家盤等が存在したのかもしれない。 | ||
デュンサー、レンハルト、イアデマ:ピアノ作品集 リヒャルト・デュンサー(1959-):思い出-暗い黄昏/3つの小品/ノクターン I-III クリストフ・レンハルト(1987-):夜の神託第1巻(*) / ジャンルカ・イアデマ(1996-):連続した沈黙 ドリス・アダム(P;*以外|使用楽器:スタインウェイ D274 Op.Nr.5134 ) クリストフ・レンハルト*(P;*|使用楽器:ベーゼンドルファー 280VC-133 ) | ||
録音:2019年6月1日-7日、14日、ベーゼンドルファー・ピアノ工場、ウィーナー・ノイシュタット/2019年7月8日-13日、 Aula der Kunstuni 、グラーツ、すべてオーストリア| (P) + (C) 2020 。オーストリアの作曲家リヒャルト・デュンサーとその弟子2人による夜をテーマにしたピアノ作品集。演奏は Camerata レーベル等でもおなじみのドリス・アダム。特殊奏法を用いる(*)のみ作曲者自作自演。 |