・国内盤マイナー・レーベル |
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・高音質アイテム |
輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。 |
コジマ録音 | ||
フレスコバルディ、フローベルガー:チェンバロ作品集 ジローラモ・フレスコバルディ(*): トッカータ〔第2巻第7番 ニ調/第1巻第10番 ヘ調〕/ロマネスカのアリアに基づく14のパルティータ/ トッカータ第2巻第11番 ト調/ルッジェーロのアリアに基づくカプリッチョ第12番/ パッサカリアに基づく100のパルティータ ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(#): トッカータ第2番 ニ短調/嘆き〜憂鬱を晴らすためにロンドンで作曲(組曲第30番 イ短調 より)/ 組曲第27番 ホ短調/トッカータ第18番 ヘ長調/ブランロシェ氏の死に寄せる悲嘆とトンボ−/ 皇帝フェルディナント3世のトンボ−/組曲第20番 ニ長調 渡邊順生(Cemb) | ||
録音:2015年12月9日-11日、神奈川県立相模湖交流センター。使用楽器:柴田雄康(たかやす)、1985年(#) & 1995年(*) 製作〔イタリアン・モデル(*) /ルッカース(フレミッシュ)・モデル(#) 〕。バロック期に先駆けて重要な鍵盤作品の数々を生み出し、ドイツ人として音楽史上初めて国際的名声を博したJ.J.フローベルガーと、その師であるイタリアの天才G.フレスコバルディ。この二人の作品は、17世紀における最も重要かつ美しい楽器・チェンバロの魅力と可能性を、ストレートかつ自由に提示した。4世紀の時を経て、渡邊順生が、その黎明期の躍動を今に伝える。192kHz/24bitによる高音質録音。 | ||
毛翔宇〜ブラームス: ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5 / 8つの小品 Op.76 |
毛翔宇(P) | |
録音:2015年12月21日-22日、彩の国さいたま芸術劇場。北京に生まれ、国際的に活躍を続ける一方、上海音楽院教授として後進の指導にも力を注ぐ実力派ピアニスト、毛翔宇 [Cheung-yu Mo] 。ここで聴けるのは、実に広大なスケールで描き出す、ブラームスの深遠なる内面世界である。ブラームス特有の構築美への揺るぎないアプローチ、自然で細やかなアーティキュレーションなど、ブラームスへの深い共感が力強く伝わってくる一枚。 | ||
ショパンの愛弟子&14歳で夭折〜カール・フィルチュの世界 即興曲 変ロ短調/練習曲 Op.8 /アンダンテ Op.1 No.1 /夜想曲 Op.1 No.2 /マズルカ/ コラール/言葉のないロマンス/即興曲 変ト長調/6つの小さな前奏曲/練習曲 Op.10 / 舟歌/ベッリーニ「海賊」の主題による序奏と前奏/ヴェニスの別れ 萩原千代(P) | ||
録音:2015年11月18日-19日、相模原市立城山文化ホール(もみじホール城山)。使用楽器:ベヒシュタイン、モデル M/P 192 。弟子に対しても週1回以上教授することはなかったショパンは、11歳のフィルチュに卓越した才能を見いだし、週3回指導したという。15歳の誕生日を目前に結核で亡くなったフィルチュは、その短い生涯にもかかわらず、熟達した作品を残した。2005年に発見された彼の作品の中に、ショパンからの強い影響のみならず、初期のうちから独創的であった天性の資質を聴くこともたやすいであろう。萩原千代は、フィルチュ作品との運命的な出合いから、作曲家の生地ルーマニアにおいて研究を重ねたピアニスト。作曲家への深い愛が伝ってくるフィルチュ演奏の決定盤。 | ||
浜松市楽器博物館コレクションシリーズ55 この道 童謡・唱歌の四季〜リードオルガンとソプラノによる日本の叙情 文部省唱歌:故郷による前奏曲(*) / 滝廉太郎/武島羽衣 作詞:花 / 文部省唱歌:春の小川/朧月夜 小山作之助/佐佐木信綱 作詞:夏は来ぬ / 海沼實/加藤省吾 作詞:みかんの花咲く丘(#) 中田喜直/江間章子 作詞:夏の思い出(*/#) / 成田為三/林古渓 作詞:浜辺の歌(#) 大中寅二/島崎藤村 作詞:椰子の実(*) / 佐々木すぐる/加藤まさを 作詞:月の砂漠 本居長世/野口雨情 作詞:七つの子 / 文部省唱歌:紅葉 / 山田耕筰/三木露風 作詞:赤とんぼ 草川信/中村雨紅 作詞:夕焼小焼 / 海沼實/斎藤信夫 作詞:里の秋 / 渡辺茂/巽聖歌 作詞:たき火 文部省唱歌:冬の夜 / 中田章/吉丸一昌 作詞:早春賦 / 山田耕筰/北原白秋 作詞:この道 文部省唱歌:故郷による後奏曲(*) 鈴木 開(リードOrg) 名倉 亜矢子(S;*以外) | ||
録音:2015年3月23日-26日、アクトシティ浜松音楽工房ホール。使用楽器:大和オルガン〔日本楽器製造株式会社(現ヤマハ株式会社)/明治〜大正時代/浜松/62鍵/7ストップ/1スウェル/幅100.5cm/高92.3cm〕(#) |パーラーオルガン〔エスティ社/1891年/ブラトルボロ、バーモント州、アメリカ/61鍵/11ストップ/2スウェル/幅106.8cm/高208.2cm〕(#以外) 。学校教育での唱歌教育の伴奏楽器として日本中に拡がり、明治、大正、昭和の子供たちへの西洋音楽教育に使われたリードオルガン。唱歌の文学上の気品の高さと、音楽上のメロディの美しさは、今も日本人の心の琴線に触れ、海外からも優れた日本文化のひとつとして捉えられている。足踏み式リードオルガンでの伴奏や独奏での表現は、原点である往時の学校の授業の情景と、何ともいえない郷愁を聴く者に感じさせる。 | ||
カメラータ | ||
一柳慧(1933-):交響曲集 〔第8番「リヴェレーション 2011」 (オーケストラ版)(2012) (*) / 第9番「ディアスポラ」(2014) (#) 〕 |
下野竜也指揮(*) ハンヌ・リントゥ指揮(#) 東京都so.(*/#) | |
録音:2015年1月/他、東京、共に世界初演、ライヴ。未曾有の巨大災害、戦争――作曲家の意識が投影された2つの交響曲。日本とフィンランドの俊英指揮者、下野竜也とハンヌ・リントゥが、東京都交響楽団の定期演奏会で繰り広げた2つの世界初演の名演を収めたライヴ・アルバム。 | ||
シューベルト: ハープによる即興曲全集 D.899 & D.935 |
マルギット=アナ・ シュース(Hp) | |
録音:2015年2月/他、オーストリア。当版による世界初録音。リサイタルや室内楽の演奏はもちろん、カラヤンやアバド指揮のベルリン・フィルなど著名オーケストラとの長年に渡る共演でも知られるハープの第一人者、マルギット=アナ・シュース。多数のCDでも数々の称賛を得ている彼女が、満を持してレコーディングしたのは、なんとシューベルトのピアノ名曲「即興曲」全曲。ハープ版はもちろん、世界初録音。シューベルトの繊細な響きのパレットを、ハープだからこそ表現できる可能性を追求しながら、見事に演奏している。 | ||
FONTEC | ||
石田 泰尚〜 LIVE ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 〔第6番 イ長調 Op.30 No.1 /第7番 ハ短調 Op.30 No.2 /第10番 ト長調 Op.96 〕 クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ 石田泰尚(Vn) 中島剛(P) | ||
収録:2015年12月12日、横浜市栄区民文化センターリリス、ライヴ。『“神奈川フィルハーモニー管弦楽団の顔”信頼厚いソロ・コンサートマスターとして、また“YAMATO弦楽四重奏団”、ピアノトリオ“Bee”、硬派弦楽アンサンブル“石田組”などのメンバーとして、また、数多くのレパートリーを持つソリストとして、絶大なる人気を誇るヴァイオリニスト・石田泰尚。その音楽性は「繊細で優美な音楽をさらにきめ細やかに表して、浄化された深い詩情が香り立つ魅惑的な演奏」(音楽の友)など、各方面からも高い評価を受けています。フォンテックからの第一弾となる本作では、石田が最もその真価を発揮する一期一会のライヴを一枚のアルバムとして、その魅力を凝縮した形でお届けします。当日のプログラムは王道のベートーヴェン、そしてアンコールは名匠クライスラーによるベートーヴェンへのオマージュ。パートナー・中島剛との息の合ったやりとりなど、ライヴならではの聴きどころ充分のアルバムに仕上がりました。』 | ||
有森 博〜ラフマニノフ Vol.5 ラフマニノフ:楽興の時 Op.16 /サロン小品集 Op.10 J.S.バッハ/ラフマニノフ編曲: 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006 より 〔プレリュード/ガヴォット/ジーグ〕 J.S.バッハ/ジロティ編曲:プレリュード 嬰ハ長調のパラフレーズ (原曲:平均律クラヴィーア曲集第2巻〜第3番 前奏曲とフーガ 嬰ハ長調 BWV.872) ラフマニノフ:イタリア・ポルカ(改訂版)(#) 有森 博(P) 服部孝也(Tp;#) 秋元孝介(P;#) | ||
録音:2016年2月22日-24日、富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ。『ロシア音楽に深く共感し、真摯にその身を捧げる"ロシア・ピアニズムの求道者"有森博。彼がライフワークとして進めるラフマニノフ作品集、待望の第5弾。屈指の人気曲“楽興の時”全6曲を含む意欲作の登場です!シューベルトの同名曲集から名づけられた、20代前半の若きラフマニノフによる最重要作のひとつ“楽興の時”に続くは、ラフマニノフ20歳の感性がはじける“サロン小品集”。キャリアの後半を迎えたラフマニノフと、ラフマニノフの従兄ジロティによってそれぞれ編曲されたふたつのバッハの後に、演奏される機会がきわめて少ないトランペットを加えた版のイタリア・ポルカをアンコール・ピース的に配置するなど、ロシアピアノ音楽の精緻を知り尽くした有森ならではの、センス溢れる選曲が光ります。音楽の繊細な息づかいまで感じさせる有森の演奏にはさらに磨きがかかり、他に比類するものはありません。その重厚かつ表現豊かな演奏で新日本フィルハーモニー交響楽団の屋台骨を首席トランペット奏者として支える服部孝也と、国内外で賞歴を重ね、気鋭の若手ピアニストとしてその将来を嘱望されている秋元孝介との共演によるイタリア・ポルカも必聴です。』 | ||
デビュー50周年 上田敦子〜歌をください(全23曲) 時計台の鐘/この道/からたちの花/赤とんぼ/砂山/鐘が鳴ります/みぞれに寄する愛の歌/ 薔薇の/花に心を込めて/叱られて/浜辺の歌/ちんちん千鳥/平城山/秘唱/初恋/出船/宵待草/ しぐれに/寄する抒情/落葉松/霧と話した/桐の花/歌をください/ねむの木の子もり歌 上田敦子(S) 塚田佳男(P) | ||
録音:2015年11月10日-12日、 Studio SHIMIZU 。『50年という歳月を北海道の地に腰を据えて歌い続けてきた上田敦子の日本歌曲への愛情がみなぎった一枚です。塚田佳男のピアノに支えられ、一つ一つの言葉を丁寧に紡ぎ出し、日本の<心>を歌ったこのCDは聴衆の<心>に残り繰り返し聴きたくなる事でしょう。』 | ||
REGULUS 〔レグルス〕旧譜はこちらから。 | ||
魅惑のルネサンス・フルート〜優しい眼差し〔(*):リュート・ソロ〕 H.イザーク:ラ・モッラ/うら若き娘/パレ・パレ / H.v.ヒーゼヘム:あらゆる良いものに満ち ジョスカン・デ・プレ:最高のうちでも最高の人/千々の悲しみ/さようなら、愛する人よ J.オブレヒト又はG.v.ヴェールベケ:ラ・スタンジェッタ / J.A.ダルツァ:カラータ(*) A.アグリコラ:落胆した女性のように / J.オブレヒト:タンデルナーケン/ガタガタ、ゴトゴト 作曲者不詳:ブルゴーニュ人に伝えよ/私の生命をにぎる女性 / C.セルミジ:あなたへの密かなる想い C.ジャヌカン:優しい眼差し / C.セルミジ/フランチェスコ・ダ・ミラノ編曲:ああ、私は嘆く(*) P.パスロー:うちの夫はいい旦那 / P.アテニャン編纂:ブランル・ゲ 「あなたのえくぼをくすぐって」 T.スザート編纂:ロンド VI /サルタレッロ/ダンス集〜 1000ドゥカーテン金貨 P.サンドラン原曲/D.オルティス編曲:「甘い思い出」によるレセルカーダ第2番 パレストリーナ〔偽作?〕 第1&第6旋法によるリチェルカーレ F.マスケラ:4声のためのカンツォーニ・ダ・ソナーレ第1巻〜第8番 C.メールロ:リチェルカーレ・ダ・カンターレ第1巻〜リチェルカーレ第13番 C.デ・ローレ原曲/ボヴィチェッリ編曲:別れの時 A.モルターロ:4声のためのカンツォーニ・ダ・ソナーレ第1巻〜第13番「城門」 ソフィオ・アルモニコ [Soffio Armonico] [前田りり子、菊池かなえ、菅きよみ、国枝俊太郎(ルネサンスFl) 佐藤亜紀子(ルネサンス・リュート) 中村会子(Perc)] | ||
録音:2015年9月8日-12日、北の大地美術館、中札内美術村、北海道。『世界でもまだ珍しいルネサンス・フルート。ガンバやリコーダーと同様ルネサンス期には非常に人気が高かったにもかかわらず、長い間その存在は忘れられてきた。しかし、その封印を破った日本を代表する古楽フルート奏者4人によって、コンソート音楽に新しい一石が投じられた。16世紀の美と調和に満たされた名曲たちが、優雅、流麗、繊細、精緻で魅惑的なソフィオ・アルモニコの演奏によって新たな装いを得て、今甦る。』(CDより) ソフィオ・アルモニコ:ルネサンス時代のコンソート音楽を、ルネサンス・フルートで演奏するために、4人の日本を代表するフラウト・トラヴェルソ奏者によって2008年に創設された。日本ではまだあまり知られていないルネサンス・フルートの魅力をより多くの人に知ってもらうため、レパートリーの発掘、奏法の研究、啓蒙活動に力を入れている。マクシミリアン1世からカール5世までをテーマとした「ハプスブルグ帝国の幕開け」、お酒と音楽をテーマにした「笛と葡萄酒の饗宴」、レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯を追った「レオナルド・ダ・ヴィンチのクリスマス」、フランス・シャンソンの様々な愛の形を探る「「あなたへの想い」など様々な企画のコンサートの他、美術館の展覧会とのコラボレーションコンサートも行っている。 | ||
KII | ||
平田美知の芸術 ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23 |
平田美知(P) ジュリア・タイ指揮 ノースウェストpo. | |
録音:2015年9月20日、ワシントン大学ミーニー・ホール、シアトル、 US 、ライヴ、ADD 。『戦前、天才少女として一世を風靡した平田美知を知っていますか?』『デビュー75周年記念コンサート』『★平田美知(本名・平田美智子)は1932年生まれのピアニスト。戦前の1940年に8歳で尾高尚忠指揮新交響楽団(現・NHK交響楽団)とモーツァルトのピアノ協奏曲第27番を、10歳で山田和男指揮東京交響楽団(現・東京フィル)とハイドンのピアノ協奏曲とモーツァルトのピアノ協奏曲第20番を共演したという神童。★1951年、19歳の時に渡米してジュリアード音楽院でロジーナ・レヴィン(クライバーンや中村紘子の師)に師事、その後アメリカに定住したため日本では忘れられました。しかしシアトルと本拠に演奏活動と教育活動を行い、昨2015年にデビュー75周年を祝い、地元のオーケストラとショパンおよびチャイコフスキーの協奏曲を一晩で演奏しています。当時83歳の高齢ながらテクニックは衰えを知らず、すさまじいエネルギーを放っています。往年のレオニード・クロツァーやシューラ・チェルカスキーを思わす濃厚で独特な19世紀風ピアニズムが興味深く貴重。長い作品をあっという間に聴かせてしまいます。★楽章間と終演後の観客の熱狂ぶりは、あたかも地元チームがサッカーかアメフトがゴールを決めた時のような凄さで、平田がいかにシアトルの人々から愛されているかが伝わってきます。★平田美知の音源は今日ひとつも聴くことができず、生きながらにして伝説と化しています。この音源は記録用で、発売を前提としたクォリティではありませんが、平田の最新演奏に触れられる稀有な機会ゆえ発売を決定しました。日本が世界に誇る至芸をご堪能いただけます。*このCDは弊社製造のため、直輸入盤等ではご入手できません。』(以上『内』、レーベルのアナウンスより) #2016年6月下旬以降発売予定 | ||
ロマンティック・タイム メンデルスゾーン:幻想曲 嬰ヘ短調 Op.28「スコットランド・ソナタ」 ショパン:3つの夜想曲 Op.9 /夜想曲第20番 嬰ハ短調 遺作/3つのマズルカ Op.59 リスト:愛の夢第3番 変イ長調/巡礼の年第1年「スイス」〜第9曲「ジュネーヴの鐘」/ 巡礼の年第3年〜第4曲「エステ荘の噴水」/ 巡礼の年第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」〜タランテラ 中野真帆子(P) | ||
録音:2014年6月2日-3日、武蔵野市民文化会館大ホール。ロマン派時代の幕開けと共に、世界の中心として輝いていたパリで出逢い、独自の発想を自由に表現しながらそれぞれのスタイルを確立していったメンデルスゾーン、ショパン、リスト。時流にのって、自らの夢を実現させたヴィルトゥオーゾたちの作品を、パリを拠点に活躍する実力派ピアニスト、中野真帆子が録音した。ウィーン国立音楽大学を経て、パリ・エコールノルマル音楽院コンサーティストを審査員全員一致で修了後、カナダ・バンフセンターにて研鑽を積んだ中野真帆子は、ヨーロッパでのコンクール入賞をきっかけに、ソリスト・室内楽奏者として世界各地の音楽祭に定期的に招聘されている。中野真帆子のきらめくピアニズムと共に、ロマンの香り溢れる音の世界をお楽しみ頂きたい。『『アニストで音楽学者のシャルル・ローゼンは、『ロマン派世代』と題した著作の中で、1827年に没したベートーヴェンの死に至る、1820年から1830年にかけての転換期に、独自のスタイルを確立した一連の音楽家たちを一望している。この時代を20年ほど遡る時期に生まれた同世代の音楽家たちは(ショパンとシューマンは1810年、メンデルスゾーンは1809年、リストは1811年)出会いから絶えず連絡を取りあい、生涯に亘る友情を育んだ。例えば、1832年2月26日、ポーランドからの若き亡命者であったショパンは、ピアノ製作者のカミーユ・プレイエル氏が所有するカデ通り9番地のホールでパリ・デビューしたが、メンデルスゾーンとリストはこの演奏会に連れ立って姿を見せている。自然への愛着、鋭敏な感性、郷愁、憂鬱、生存への不安、そして何よりも現実を凌駕しようとする抑え難い欲求―彼らの作品に窺えるこうした要素は、ロマン派の時代が創作に適していたことを明らかにし、その共通した思考方法が、彼らの世代の作風を特徴づける。』(ブックレットより | ||
KII/CHARLIN『音質大改善シャルラン・レーベルのハイドシェックが復活!』『シャルラン・レーベルは1960-70年代に録音の良さで一世を風靡したレーベル。伝説のエンジニア、アンドレ・シャルランはワンポイント録音にこだわり、エネルギーに満ちながら透明なサウンドに定評がありました。シャルラン絶頂期に若きハイドシェックを数枚録音していました。それらは1993年にヴィーナス・レコードからCD発売(限定盤)されましたが、オリジナルマスターが廃棄されていたため、CD化されても伝説的な録音とは思えぬクオリティでした。その後アンドレ・シャルランの遺族もレーベルを立ち上げますが、あまり状態の良くない盤起しを音源としていました。今回、サブマスターが存在する数点を念入りに修復しました。その第1弾はハイドシェックの3点。マスター劣化による音の古さはあるものの、鮮やかに蘇った伝説の録音をご堪能下さい。』『このCDは弊社独自企画で、海外盤が存在しません』#2016年6月下旬以降発売予定 | ||
シャルランのハイドシェック Vol.1 〜 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.1 〔第28番 イ長調 Op.101 /第30番 ホ長調 Op.109 〕 |
エリック・ハイドシェック(P) | |
録音:1965年頃。収録時間:38分2秒。 『ハイドシェックは、1967-73年に仏EMIでベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を録音しましたが、これはその前、伝説的エンジニアのアンドレ・シャルランに認められて後期ソナタを録音しています。オリジナルマスターは廃棄され現存していませんが、今回サブマスターから入念にリマスタリングを施した結果、当時20代だったハイドシェックの輝かしい音色と鮮烈な演奏が蘇りました。ことに第28番第2楽章とフィナーレの奔放さは、伝説の宇和島ライヴの「告別ソナタ」を彷彿させる凄さ。それをアンドレ・シャルランが余すことなくとらえています。』 | ||
シャルランのハイドシェック Vol.2 〜 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.2 〔第31番 変イ長調 Op.110 /第32番 ハ短調 Op.111 〕 |
エリック・ハイドシェック(P) | |
録音:1963年頃。収録時間:44分24秒。 『ハイドシェックが1967-73年に仏EMIでベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を録音する以前、伝説的エンジニアのアンドレ・シャルランに認められて後期ソナタを録音しました。今回サブマスターから入念にリマスタリングを施した結果、27歳の青年ハイドシェックの驚くべき深い音楽性と美しいタッチが蘇りました。ハイドシェックが音楽に傾ける真摯な態度と湧き出る即興性を、アンドレ・シャルランが奇跡的に収録しています。』 | ||
シャルランのハイドシェック Vol.3 〜 ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5 |
エリック・ハイドシェック(P) | |
録音:1970年代半ば頃。収録時間:37分45秒。 『ハイドシェックとしては他で聴くことのできない貴重なレパートリー。1970年代半ばの録音とされ、LP未発売で1993年に一度だけヴィーナス・レコードからCDが限定発売されました。何故かその音源は部分的に逆相だったり、電気的なノイズが多いうえ、ピアノの線も細く、ハイドシェックの芸術を伝えるものとは言い難いクオリティでした。オリジナルマスターは廃棄され現存していませんが、今回サブマスターから入念に修復を施した結果、まさにハイドシェックの巨大な演奏が出現しました。情熱的なワルツの第3楽章の奔放さはハイドシェックならではで引き込まれます。アンドレ・シャルランのワイポイント録音マジック全開で、ブラームスならではの低音が眼前で弾かれているような凄まじさです。』 |
CONTINUUM (ニュージーランド→英?) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)1990年代後半まで活動していたレーベルが まさかの復活。ただし、ご案内する物を除く旧譜は ほぼ入手不能と思われます。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します アントニー・ワトソン(1933-1973):弦楽四重奏曲全集 〔第1番(1959) /第2番(1962) /第3番(1971) (#) 〕 #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します |
ニュージーランドSQ [ウィルマ・スミス(Vn1) ダグラス・ベイルマン(Vn2) ジリアン・アンセル(Va) ジョゼフィーヌ・ コンスタンティーノ(Vc)] | |
録音:1990年6月(#)、1992年10月(#以外)、アダム・コンサート・ルーム、ヴィクトリア大学音楽学部、ニュージーランド/ (C) 1994 。 ワトソンはヴィオラ奏者としてニュージーランド国立管に10年近く在籍、作曲家としてもニュージーランド国内で活躍、生没した。 | ||
HERALD (英) 1CDあたり¥3520(税抜¥3200)1984年に創業、2016年現在 200点弱(入手不能となっている物を合せると約400点)を発売しているカトリック音楽(オルガン、合唱、クリスマス系等)専門レーベル。ご案内済旧譜はこちらから。現地で廃盤となっていないアイテムならば、未掲載の物でもお取り寄せ可能ですので お問い合わせ下さい。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します 羊飼いの祭典と真夜中のミサ [The Ceremony of the Shepherds and Midnight Mass] The Ceremony of the Shepherds / Introit: Dominus dixit / Kyrie Rex genitor / Gloria quem cives celestes / Collect for Midnight Mass / Prophecy: Isaiah IX, 2, 6-7 / Gradual: Tecum principium / Epistle: Titus II, 11-15 / Alleluia: Dominus dixit / Sequence: Nato canunt omnia / Gospel: Luke II, 1-14 / Credo / Offertory: Letentur celi / Preface for Christmas / Sanctus: Ante secula / Pater noster / Princeps Ecclesi? / Agnus Dei – Fons indeficiens / Communion: In splendoribus Ite missa est / Lauds: First Antiphon / Benedicamus Trope / Antiphon: Ecce completa sunt メアリー・ベリー指揮ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊員、 ケンブリッジ・スコラ・グレゴリアーナ | ||
録音:1995年1月、私的礼拝堂、アランデル城、アランデル、ウェスト・サセックス州、 UK / (P) 1995 。#流通在庫僅少のため、高額商品になります。 | ||
BAYER 価格帯B〔国内代理店扱い無し&当店未案内旧譜〕:
旧譜はこちらから | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179): 典礼劇「諸徳目の秩序 [Ordo virtutum] 」(1150頃完成) シュテファン・モレント(Hp/Fl)指揮「諸徳目の秩序」アンサンブル [モニカ・マウフ(Seele) コルネリア・メリアーン(Demut) ジル・フェルドマン(Gotteserkenntnis, Sieg) アンドレア・フォン・ラム(Sprech) スターリング・ジョーンズ(フィドル)他] | ||
録音:1997年4月、聖十字架教会、アルピルスバッハ、ドイツ/ (P) 1998 。 | ||
EXIT RECORDS (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)イギリス・イングランド出身、1980年から1983年まで活動したポストパンク・バンド「リップ・リグ&パニック [Rip Rig + Panic] 」の中心人物で、以降はピアニスト、作曲家、映画/TVプロデューサー等として活躍するマーク・スプリンガー [Mark Springer] による自主レーベル。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します eye 〜マーク・スプリンガー(6曲) #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します |
マーク・スプリンガー(P) | |
初発売:1998年。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します Capture 〜マーク・スプリンガー(8曲) #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します |
マーク・スプリンガー(P) | |
初発売:1999年。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します Nature/Music/Food/The Stars And The Planets 〜マーク・スプリンガー(12トラック) #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します マーク・スプリンガー(P/ソプラノSax/ピアノHp/サンプラー/Vo) ズーム・クァルテット(エレクトロニクス) クライヴ・ディーマー(Perc) | ||
初発売:2000年。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します Metonic 〜マーク・スプリンガー: ピアノ独奏小品集〔 1-9 〕/ 四重奏ピアノ小品集〔 1-12 〕(#) #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します |
マーク・スプリンガー(P) | |
初発売:2002年。(#)はおそらく多重録音。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します マーク・スプリンガー:弦楽四重奏曲集〔第1番−第6番〕 ロクリアン・アンサンブル[アリソン・フランシス・ブラック、キャスリーン・ブラック(Vn) ネリッサ・ダンドー(Va) マシュー・グレイスウェル(Vc)] | ||
初発売:2004年。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します Solo Situation 〜マーク・スプリンガー(11曲) #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します |
マーク・スプリンガー(P) | |
初発売:2004年。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します Piano 〜マーク・スプリンガー(15 + 6曲) #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します |
マーク・スプリンガー(P) | |
初発売:1984年。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します The Watching Bird〜マーク・スプリンガー: ピアノ四重奏曲「 The Potentino 」(*) /五台のピアノのための音楽(7曲)(#) / 弦楽四重奏曲集「 Watching Bird 」(3曲)(+) 〔 Camargue / The Moon Is Fading / The Watching Bird 〕 マーク・スプリンガー(P;#) アリソン・フランシス・ブラック、 キャスリーン・ブラック(Vn;#以外) ネリッサ・ダンドー(Va;#以外) ジェーン・ジュウェル(Vc;*) マシュー・グレイスウェル(Vc;+) | ||
初発売:2015年。 | ||
VIENNA MODERN MASTERS (墺) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)アメリカ生まれで1983年以来ウィーン在住の女性作曲家、ナンシー・ヴァン・デ・ヴェイト(1930-)によって1990年に設立された現代音楽レーベル。日本にはこれまで一度も代理店が存在せず、まともに紹介されたことはない。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します ナンシー・ヴァン・デ・ヴェイト(1930-):(室内楽)作品集 (Vol.1) ヴィオラ、打楽器とピアノのための音楽(1976) [マクシーン=カレン・ジョンソン(Va) ウィリアム・ウィリー(Perc) イヴリン・ズッカーマン(P)/録音:1980年]/ ピアノのための9つの前奏曲(1978)[ローズマリー・プラット(P)/録音:1985年]/ ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲(1983) [ヤヌシュ・ミリンスキ(Vn) ズジスワフ・ワピンスキ(Vc) マレク・ミテルスキ(P)/録音:1988年]/ ヴィオラとピアノのためのソナタ(1964) [マイケル・デイヴィス(Va) ローズマリー・プラット(P)/録音:1985年]/ 弦楽四重奏曲第1番(1969) [リッジSQ 〔ロバート・ラインハート、クリスタ・ベニオン(Vn) Ah Ling Neu (Va) ジェフリー・カルプ(Vc)/録音:1981年〕] #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します | ||
(P) (C) 1990 。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します ハインリヒ・シュナイカート(1929-/ Austria )の音楽 ピアノのためのトッカータ[ハンス=ウド・クロイエルス(P)]/ ヴァイオリンのための4つの小品[エルンスト・コヴァチッチ(Vn)]/ コラール「深き淵より、われ汝に呼ばわる」によるオルガンのための変奏曲とフーガ [ブルーノ・オーベルハマー(Org)]/ コントラバスとピアノのための4つの小品 [ハインリヒ・シュナイカート(Cb) ハンス=ウド・クロイエルス(P)]/ フルート、ギターとコントラバスのための三重奏曲 [エーヴァ・アムスラー=レートフス(Fl) ミヒャエル・ブッフライナー(G) ハインリヒ・シュナイカート(Cb)]/ フランス民謡「 Le roy a fait battre tambour 」によるオルガンのための幻想曲 [ヴォルフガング・クロイツフーバー(Org)]/ ラデツキー行進曲による4手ピアノのためのパラフレーズ [ハンス=ウド・クロイエルス、バルバラ・ブランク(P)]/ 弦楽四重奏曲第2番 [ハンス・ハイドリヒ、ヴィクトル・レートテンバッハー(Vn) オイゲニー・アルトマン(Va) レオンハルト・ヴァリッシュ(Vc)] #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します | ||
録音:1977年-1995年/ (P) (C) 1996? 。収録:オーストリア放送。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します ナンシー・ヴァン・デ・ヴェイト(1930-):作品集 Vol.4 コカインを少し [COCAINE LIL] (1986)[ブレア・レジッカ(Ms) エリザベス・カンタベリー、アナスタシア・ラーマ、 ミッチェル・メヴォリ、アン・マイヤーズ(四重唱) ジョン・トーマス指揮]/ ハープシコードのためのソナタ(1982/97)[イーヴァ・ゲイブリス(Cemb)]/ 弦楽三重奏曲(1973)[ヴェロニカ・アファナシエワ(Vn) オリガ・ミリアネワ(Va) ローザ・ボリソフ(Vc)]/ ピアノのための幻想小曲集(1995)[平島牧子(P)]/ 2台のピアノと6手のためのコントラスツ(1984)[ジビッレ・ボウダ、 エルケ・エッカーストルファー、クリストフ・ヴィゲルベルガー(P)]/ 弦楽四重奏曲第1番(1969) [ヴェロニカSQ ] #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します | ||
録音: DDD / (P) (C) 1998 。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します 青銅の鐘からのこだま〜デイヴィッド・ローブ(1939-/ USA )の音楽 ヴィオール・コンソートのための5つの幻想曲[神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団 〔神戸愉樹美、小澤絵里子、坪田一子、野口真紀 (ヴィオラ・ダ・ガンバ) 橋爪香織(Cemb)〕]/ ギターのための一楽章のソナタ[テリー・チャンプリン(G)]/ Gli Spiriti Infernali [オルフェオ・デュオ 〔ヴィータ・ウォーレス(Vn) イシュマエル・ウォーレス(P)〕]/ 青銅の鐘からのこだま[アイヴズSQ 〔チャールズ・ウェザービー、ポール・ペスティ(Vn) サラ・ウェザービー(Va) クリスティン・オストリング(Vc)〕]/ Aoi [新倉涼子(Vo/一絃琴)]/ 新しいマドリガルの本 [Het Nieuwe Madrigalbook] [オランダ・クラリネット四重奏団〔ヤン・ヤンセン、マルティン・ヘミンハ、 ダヴィド・サリナス、ヘンリ・ボク(Cl)〕] #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します | ||
録音: DDD / (P) (C) 2002 。 | ||
UNIVERSAL MUSIC イタリア・ローカル・リリース盤
日本には輸入されていなかったアイテム。#国内代理店未扱い商品のため高額となります。また流通量が限られると予測され、現地でも初回プレスのみと思われるため、ご案内直後の御注文を強くお薦め致します。 | ||
UNIVERSAL MUSIC ITALY "Deutsche Grammophon" 1CDあたり\4400(税抜\4000) | ||
われらに生まれたもうた〜クリスマスをローマ法王フランシスコと共に 伝承/伝ジョン・フランシス・ウェード(1711-1786):神のみ子は今宵しも 伝承:あなたは星から降りてくる [Tu scendi dalle stelle] (*) 伝承:カレンダ [Kalenda] グレゴリオ聖歌:主は言われた(聖夜のミサから イントロイトゥス) [Dominus dixit (In Nativitate Domini ad I missam in nocte: Introitus) 伝承:敬礼と悔悟の儀式 [Saluto e atto penitenziale] グレゴリオ聖歌: クム・ユビロ(シロスのグレゴリオ聖歌集によるミサ第9番)から〔キリエ/グローリア〕 [Cum iubilo (Messa IX dal libro gregoriano di Silos) ] 伝承:今日われらに救い主が生まれたもうた(応唱的詩篇唱) [Salmo responsoriale: Oggi e nato per noi il Salvatore] グレゴリオ聖歌:アレルヤ [Alleluia] モーツァルト(1756-1791): ミサ ハ短調「大ミサ」K.427 〜聖霊によりてお体を受け [Et incarnatus est](+) プーランク(1899-1963): 何を見たのか告げよ、羊飼いたちよ [Quem vidistis pastores dicite] グレゴリオ聖歌:クム・ユビロ(シロスのグレゴリオ聖歌集によるミサ第9番) 〜サンクトゥス − ベネディクトゥス/ われらの父 [Pater noster] / クム・ユビロ(シロスのグレゴリオ聖歌集によるミサ第9番)から 〔アニュス・デイ/聖なる輝きのうちに(コムニオ)〕/ めでたし、まことのお体(アンティフォナ) [Ave verum corpus (Antifona)] / ポストコムニオ [Post Communio] /イテ・ミサ・エスト [Ite, missa est] / 救い主のうるわしき御母(主の受胎告知、聖母マリアのアンティフォナ) [Alma Redemptoris Mater (In annuntiatione DominI: Antiphona B. V. M. )] フランソワ・クープラン(1668-1733):静かな夜に [In notte placida] (*) チェーザレ・ザネッラ:子守歌 [Ninna nanna] (*) ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748): ヴィヴァルディによるオルガン独奏のための協奏曲 ロ短調 LV 133 〜アレグロ(#) チェン・レイス(S;+) フアン・パラデル・ソレ(Org;#) マッシモ・パロンベッラ合唱指揮カペッラ・ムジカーレ・ポンティフィチア・システィーナ(無印/+) マルコス・パヴァン合唱指揮プエリ・カントーレス・カペッラ・システィーナ(*) マンフレート・ホーネック指揮(+) | ||
UNIVERSAL MUSIC ITALY "DECCA" 1CDあたり\4400(税抜\4000) | ||
リスト(1811-1886): 詩的で宗教的な調べ S.173(全曲) |
ロベルト・プラーノ(P) | |
ロベルト・プラーノは1978年イタリアのヴァレーゼに生まれたピアニスト。2001年クリーヴランド国際ピアノ・コンクール第1位。 | ||
モーツァルト(1756-1791):ピアノ・ソナタ集 (Vol.1?) 〔第1番 ハ長調 K.279 /第2番 ヘ長調 K.280 /第3番 変ロ長調 K.281 /第4番 変ホ長調 K.282 / 第5番 ト長調 K.283 /第6番 ニ長調 K.284 /第6番 ニ長調 K.284 〜アレグロ(第1楽章初期形断章 K.205b)〕 ロベルト・プロッセダ(P) | ||
ベートーヴェン(1770-1827):チェロとピアノのための作品全集 チェロ・ソナタ〔第1番 ヘ長調 Op.5 No.1 /第2番 ト短調 Op.5 No.2 /第3番 イ長調 Op.69 / 第4番 ハ長調 Op.102 No.1 /第5番 ニ長調 Op.102 No.2 〕/ ヘンデル「マカベウスのユダ」の「見よ、勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 WoO.45 / モーツァルト「魔笛」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 Op.66 / モーツァルト「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 WoO.46 エンリコ・ディンド(Vc) ピエトロ・デ・マリア(P) | ||
(P) (C) 2005。廃盤だった旧譜の、同番号での再プレス。 | ||
ARSONOR (白) 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)国内に初案内されるベルギーのレーベル。カナ表記は「アルソノール」。ただし新譜が発売されていたのは20世紀末〜21世紀初頭の数年のみ、既に入手困難なアイテムも出ているので、お早めに。 | ||
ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377):ノートルダム・ミサ [Messe Nostre-Dame] ジョン・ダンスタブル(1390頃-1453):マニフィカト ギヨーム・デュファイ(1400頃-1474): ミサ「もしも顔が蒼ざめているなら」 [Missa "Se la face ay pale"] ギー・ヤンセンス指揮ラウダンテス・コンソート [リズ・コールマン、ヴェロニク・ド・エルド、カトリーヌ・ヤンセンス、シャルロット・リッペンガー、 ハンス・ファン・デン・ブルック、クロティルド・ヴァン・ディーレン(A/CT) ジャック・アントワーヌ、ローラン・イェーガー(T) マイク・ヒル、チャールズ・キング(B)] | ||
録音:1999年2月、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー/発売:1999年/後出: Cypres, CYP-1630(廃盤)。 | ||
ヨハネス・オケゲム(1410頃-1497): 元后あわれみの母 [Salve Regina] /穢れなき神の御母 [Intemerata Dei mater] / 救い主のうるわしき御母 [Alma redemptoris mater] /ミサ「カプト」 [Missa "Caput"] / レクイエム〜イントロイトゥス [Introitus] ギー・ヤンセンス指揮ラウダンテス・コンソート [ロール・デルカンプ、テレーズ・スピッツ、鈴木美紀子(S) ポール・ド・トロイエ、エルス・ヤンセンス、 ミケーレ・マッシナ(A) ジャック・アントワーヌ、ヨリス・ボスマン、フィリップ・ド・クレルク(T) コナー・ビッグズ、パトリック・リンガル=ダグゼレ、ファブリス・ヴァン・ド・プット(B)] | ||
録音:1995年6月、ボラール教会、リエージュ、ベルギー/発売:1996年/後出: Cypres, CYP-1630(廃盤)。 | ||
ジョスカン・デ・プレ(1440/1455頃-1521): 御身のみ奇跡を成す者 [Tu solus qui facis mirabilia] / おお、いと聡明なる処女 [O Virgo prudentissima] / 深き淵よりわれは叫びぬ [De profondis clamavi] / めでたしマリア・・・清き処女 [Ave Maria ... Virgo serena] / 元后あわれみの母 [Salve Regina] / ヨハネス・オケゲムの死に寄せる哀歌 [Deploration de la mort de Jehan Ockeghem] / ミサ「ロム・アルメ」第6旋法 [Missa "L'homme arme" sexti toni] ギー・ヤンセンス指揮ラウダンテス・コンソート [ロール・デルカンプ、テレーズ・スピッツ、鈴木美紀子(S) ハンナ・バルディス=フェルトロニー、 ポール・ド・トロイエ、ミケーレ・マッシナ、パトリック・ヴァン・ゲーテム、ファビエンヌ・ヴィニエ (A/CT) ジャック・アントワーヌ、ヨリス・ボスマン、アンドレ・ドル(T) イアン・ディーゲン、ジャン=マリー・ヤンセンス、チャールズ・キング、ミシェル・レーヌ、 パトリック・リンガル=ダグゼレ、ファブリス・ヴァン・ド・プット(B)] | ||
録音:1995年1月-6月、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー/発売:1996年/後出: Cypres, CYP-1630(廃盤)。 | ||
ニコラ・ゴンベール(1495頃-1556/1560頃): ダヴィデはアブサロンを悼みぬ [Lugebat David Absalon] / 使徒聖ヨハネ [Sancte Johannes Apostole] / われは眼差しを上げて御身を見つめぬ [Ad te levavi oculus meos] / ジュピターの娘ムーサたちよ [Musae Iovis] / ミサ「ベアティ・オムネス」 [Missa "Beati omnes"] ギー・ヤンセンス指揮ラウダンテス・コンソート [鈴木美紀子、ペニー・ターナー、イザベル・ヴァン・アスブルック(S) リュック・ド・ミューレナール、 ファビエンヌ・ヴィニエ(A) ジャック・アントワーヌ、ダニエル・ブーヴ=メリー、ヨリス・ボスマン、 フィリップ・ド・クレルク、ローラン・イェーガー、ペーター・ラティンクス(T) マイケル・ヒル、ミシェル・レーヌ、フィリップ・ルメリュー、ファブリス・ヴァン・ド・プット(B)] | ||
録音:1997年5月、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー/発売:1997年/後出: Cypres, CYP-1630(廃盤)。 | ||
クリストバル・デ・モラレス(1500頃-1553): 死者のためのミサ(レクイエム) [Missa pro defunctis] / おお、聖なる宴 [O sacrum convivium] /より良き生活のうちに [Emendemus in melius] / 死の悲しみがわれを取り巻く [Circumdederunt me gemitus mortis] ギー・ヤンセンス指揮ラウダンテス・コンソート [リズ・コールマン、ヴェロニク・ド・エルド、ジャネット・ヒューズ、ジャネット・マクブライド、 シャルロット・リッペンガー、ハンス・ファン・デン・ブルック、クロティルド・ヴァン・ディーレン (A/CT) ジャック・アントワーヌ、エティエンヌ・エッケルス、ペーター・ラティンクス(T) マイク・ヒル、ローラン・イェーガー、チャールズ・キング、ファブリス・ヴァン・ド・プット(B)] | ||
録音:1998年10月23日-25日、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー/発売:1999年/後出: Cypres, CYP-1630(廃盤)。 #入荷しない可能性が高い商品です。予めご了承下さい。 | ||
トマス・タリス(1505頃-1585): おお、光より生まれし光よ [O nata lux] /われは天の声を聞きぬ [Audivi vocem] / 聖なる神 [Sancte Deus] /おお、聖なる宴 [O sacrum convivium] / 断食し泣きながら [In jejunio et fletu] /世の救い主 [Salvator mundi] / 汝らわれを愛さば [If ye love me] / 主よ、御身の聖霊を与えたまえ [O Lord, give thy holy spirit] / まことに、まことに [Verily, verily] /声と祈りを聴きたまえ [Hear the voice and prayer] / 覚えたもうな [Remember not] /預言者エレミヤの哀歌 [Hieremia propheta lamentationes] ギー・ヤンセンス指揮ラウダンテス・コンソート [アストリッド・ドベリー、アントニア・サンドバル・ガルシア、アマリリス・ヴェルホーヴェン(S) リズ・コールマン、ヴェロニク・ド・エルド、ジャネット・ヒューズ、サンドラ・ナゼ(A) ジャック・アントワーヌ、ステファン・ド・カラテ、ローラン・イェーガー、ペーター・ラティンクス(T) マイク・ヒル、チャールズ・キング、ファブリス・ヴァン・ド・プット(B)] | ||
録音:1998年11月20日-22日、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー/発売:1999年/後出: Cypres, CYP-1630(廃盤)。 | ||
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594): シビラの預言 [Prophetia Sibyllarum] から 〔半音階的カルミナ [Carmina chromatico] / ペルシャのシビラ [Sibylla Persica] /リビアのシビラ [Sibylla Libyca] 〕/ こんにちわ、それから何か耳寄りな話は? [Bonjour, et puis quelles nouvelles?] / 平和な領域 [Paisible Domaine] /五月に [Im Mayen] /キ・キリキ? [Chi Chilichi?] / わが愛しの人よ [Matona, mia cara] /冷たく暗い夜 [La nuit froide et sombre] / 私の心はあなたを求め [Mon coeur se recommande à vous] / ダヴィデの悔悟の詩篇 [Psalmi Davidis Poenitentialis] 〜深き淵よりわれは叫びぬ/ ミサ「美しく誇り高きアンフィトリテ」 [Missa super "Bell' Amfitrit' altera"] 〜アニュス・デイ [Agnus Dei] エレミヤの哀歌 [Lamentationes Hieremia] 〜第2日の第1の哀歌 [Lamentatio prima, secunda dei] / 音楽、神の最良の賜物 [Musica, Dei donum optimi] / 聖ペテロの涙 [Lagrime di San Pietro] 〜ひとひらの雪のように [Com falda di neve] / レクイエム(5声)〜イントロイトゥス [Introitus] ギー・ヤンセンス指揮ラウダンテス・コンソート [ロール・デルカンプ、テレーズ・スピッツ、マリー・ティス(S) ポール・ド・トロイエ、 ミケーレ・マッシナ(CT) ジャック・アントワーヌ、フィリップ・デ・クレルク、バルト・ド・ケーゲル、 アンドレ・ドル(T) イアン・ディーゲン、ミシェル・レーヌ、パトリック・リンガル=ダグゼレ(B)] | ||
録音:1994年10月7-9、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー/発売:1994年/後出: Cypres, CYP-1630(廃盤)。 | ||
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1845-1611): めでたしマリア [Ave Maria] /おお、大いなる秘跡 [O magnum mysterium] / 聖マリアよ、哀れな者たちを助けたまえ [Sancta Maria, succurre miseris] / 元后あわれみの母 [Salve Regina] / ミサ「おお、何と栄光に満てる」 [Missa "O quam gloriosum"] / 聖週間のレソポンソリウム集」 [Tenebrae Responsories] から 〔暗くなりて [Tenebrae factae sunt] /おお、すべての者よ [O vos omnes] / 王たちは立ち上がり [Astiterunt reges] /われは数えられぬ [Aestimatus sum] 〕/ 天にて喜ぶ [Gaudent in coelis] /レクイエム(6声)〜イントロイトゥス [Introitus] ギー・ヤンセンス指揮ラウダンテス・コンソート [カトリーヌ・ドラクロワ、ロール・デルカンプ、テレーズ・スピッツ、鈴木美紀子、マリー・ティス(S) ポール・ド・トロイエ、エルス・ヤンセンス、ミケーレ・マッシナ、カール・サンソン(A/CT) ジャック・アントワーヌ、ニコラ・ボショー、ヨリス・ベルマン、 フィリップ・デ・クレルク、アンドレ・ドル(T) コナー・ビッグズ、ミシェル・レーヌ、 パトリック・リンガル=ダグゼレ、ファブリス・ヴァン・ド・プット(B)] | ||
録音:1995年9月、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー/発売:1996年/後出: Cypres, CYP-1630(廃盤)。 | ||
ウィリアム・バード(1543?-1623): おお主よ、御身の僕(しもべ)エリザベスを [O Lord, make thy servant Elizabeth] / 大典礼楽 [The Great Service] から 今こそ去らせたまえ [Nunc dimitis] / エレミヤの哀歌 [Lamentationes Hieremiae] /喜び歌え [Sing joyfully] / 聖歌集 [Cantiones sacrae] から〔われを憐みたまえ、神よ [Miserere mei, Deus] / 彼らはわれを囲みぬ [Circumdederunt me] 〕/ 5声のミサ [Mass for 5 voices] 〜キリエ [Kyrie] / 3声のミサ [Mass for 3 voices] 〜グローリア [グローリア] / 4声のミサ [Mass for 4 voices] 〜クレド [Credo] / 3声のミサ〜サンクトゥス [Sanctus] /5声のミサ〜アニュス・デイ [Agnus Dei] / グラドゥアーレ集 [Gradualia] から 〔めでたしまことのお体 [Ave verum corpus] / めでたしマリア [Ave Maria] /祝福されし胎 [Beata Viscera] / 御身は祝福されたり、処女マリア [Beata es, Virgo Maria] / 正しき者の魂 [Justorum animae] 〕 ギー・ヤンセンス指揮ラウダンテス・コンソート [ミリアム・ソソン、テレーズ・スピッツ、鈴木美紀子(S) ソフィー・ド・ティレス、 ポール・ド・トロイエ、ミシェル・マッシナ、ニンカ・ストゥルメイエル(A/CT) ジャック・アントワーヌ、ヨリス・ベルマン、フィリップ・デ・クレルク、 スティーヴン・レアード、ペーター・ラティンクス(T) コナー・ビッグズ、ジャン=マリー・ヤンセン、ファブリス・ヴァン・ド・プット(B)] | ||
録音:1995年9月、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー/発売:1995年/後出: Cypres, CYP-1630(廃盤)。 | ||
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(1525?-1594): ミサ「われはここに、ヨハネよ」 [Missa "Ecce ego Joannes"] / ソロモンの雅歌 [Canticum canticorum] から 〔われに口づけを [Osculetur me] /われは色黒 [Nigra sum] 〕/ エレミヤの哀歌第3巻 [Lamentationes Hiermia (Liber tertius)] から 〔聖金曜日のレクツィオ I-II-III [Seria VI Parasceve, Lectio I-II-III] 〕/ 今日キリストが生まれたもうた [Hodie Christus natus est] ギー・ヤンセンス指揮ラウダンテス・コンソート [カレン・ルメール、アントニア・サンドバル・ガルシア(S) ヴァンサン・グレゴワール、 ハンス・ヴァン・デン・ブルック(CT) ヨリス・ベルマン、ペーター・ラティンクス(T) コナー・ビッグズ、ラファエル・グレ、マイク・ヒル、チャールズ・キング(B) | ||
録音:2000年1月22日-23日、ヴューザール教会、ブラバン・ワロン州、ベルギー/発売:2000年/後出: Cypres, CYP-1630(廃盤)。 | ||
ANALEKTA (加) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)ご案内済旧譜はこちらから。 | ||
ズッカーマン&フォーサイス〜ブラームス: ヴァイオリンとチェロのための 二重協奏曲 イ短調 Op.102 (*) / 交響曲第4番 ホ短調 Op.98 (#) |
アマンダ・フォーサイス(Vc;*) ピンカス・ ズッカーマン(Vn;*)指揮 カナダ・ナショナル・ アーツ・センターo. | |
録音:2014年11月26日-27日(#) 、2015年2月4日-5日(*) 、サウサム・ホール、カナダ・ナショナル・アーツ・センター。イスラエル出身の巨匠、ピンカス・ズッカーマンが、Analekta に登場。 アマンダ・フォーサイスはナショナル・アーツ・センターo.の首席チェロ奏者で、ズッカーマン夫人。 | ||
レイモンド・マレイ・シェーファー(1933-):オラトリオ「アポカリプシス」(2015) 〔第1部:ジョンズ・ヴィジョン/第2部:クレド〕 デイヴィッド・ファリス(首席指揮/ミュージック・ディレクター) レミ・ポニファシオ(ディレクション/デザイン) カントレス・セレステス女声cho. セラフィム男声cho. ハミルトン児童cho.、エレメントcho./他 | ||
録音:2015年6月27日-28日、ライヴ。2015年のルミナート・フェスティヴァルで上演されたレイモンド・マリー・シェーファーのオラトリオ「アポカリプシス」のライヴ。複数の合唱団、ブラス・アンサンブル、パーカッション・アンサンブル、オルガン、ストリングスなどによる大編成の音楽とダンスによる作品。 | ||
テレージエンシュタットからの歌と風刺 ブロナー:カム・ライト・イン!/ザ・シアター・チケット/バタフライ / クラウバー:ゲットー・ガード ドレズニン:女帝マリア・テレジア/私の子どもへの手紙/テレージエンシュタット・クエスチョン/ スーツケース・スピークス/セント・ルイス・ブルース/ ポテト・ピーラー/テレージエンシュタット・カレンシー 作曲者不詳?:テレージエンシュタットの童謡 / シュヴェンク:テレージエンシュタット行進曲 / ベナツキ:レコ レイモンド:アンド・ザ・ミュージック・プレイズ・アロング / レオポルディ:ザ・リトル・カフェ ロマン:回転木馬 / フリドリダー&ドレズニン:アワ・ディア・オールド・キャバレー!/他 アメリア・デマヨ(Vo) カート・バックラー(Vo) セルゲイ・ドレズニン(P) | ||
録音:2015年4月、ニューヨーク。 | ||
BIS 〜アンコール小品集 ブラームス:ハンガリー舞曲〔第1番(ヨアヒム編曲)/第17番(クライスラー編曲) クライスラー:愛の喜び/愛の悲しみ / グルック/クライスラー編曲:「オルフェオとエウリディーチェ」〜メロディ バルトーク/セーケイ編曲:ルーマニア民俗舞曲 Sz.68 / メトネル/ハイフェッツ編曲:おとぎ話 Op.20 No.1 ガーシュウィン/ハイフェッツ編曲:3つの前奏曲 / ラフマニノフ/プレス編曲:ヴォカリーズ Op.34 No.14 ドビュッシー:ベルガマスク組曲〜月の光(レーレン編曲)/レントより遅く(ロック編曲) ワーグナー/ヴィルヘルミ編曲:アルバムの綴り / アクロン:ヘブライの旋律 Op.33 カーソン・レオン(Vn) フィリップ・チュウ(P) | ||
録音:2015年7月、カナダ。カーソン・レオンは、2010年メニューイン国際コンクール、2013年ナショナル・アーツ・センターo. 奨学金コンクール、2013年モントリオールso. スタンダード・ライフ・コンクールで優勝、さらに2015年カナダ・フランス語圏放送ヤング・ソロイスト賞を受賞したカナダ期待の新星ヴァイオリニスト。 | ||
AVIE 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)旧譜はこちらから。 | ||
テレマン:ドン・キホーテと協奏曲集 ポーランド協奏曲 ト長調 TWV 43: G7 /フルートとリコーダーのための協奏曲 ホ短調 TWV 52: E1 / グリーレン・シンフォニーTWV 50: 1 /序曲ブルレスケTWV 55: B8 / ドン・キホーテのブルレスケ(ドン・キホーテ組曲) TWV 55 ジャネット・ソレル指揮アポロズ・ファイア | ||
録音:2002年3月、10月、クリーヴランド。 | ||
CENTAUR (米) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)既案内分はこちらから。 | ||
リスト:歌曲集 ペトラルカの3つのソネット S.270 /おお、夢に来ませ S.282 /彼らは何と言った S.276 / 君よ、もしも私が王だったなら S.283 /ローレライ S.273 /おお愛して下さい、愛しうる限り S.298 / 君を愛す S.315 /シラーの「ヴィルヘルム・テル」 の3つの歌 S.292 /幸福な日よ、行かないで S.335 ハイン・ユン(S) グリゴリオス・ザンパラス(P) | ||
録音:2014年3月。ハイン・ユンはアメリカと韓国を中心に世界的に活動しているソプラノ、伴奏のザンパラスはルビンシテインのピアノ協奏曲第2番から第5番までを Centaur レーベルへ録音している。 | ||
ハイドン:ピアノ三重奏曲集 Vol.6 〔ハ長調 Hob.XIV: C1 /第11番 変ホ長調 Op.57 No.1, Hob.XIV: 11 / 第21番 ハ長調 Op.71 No.1, Hob.XIV: 21 /第30番 変ホ長調 Op.88, Hob.XIV: 30 〕 メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ | ||
録音:2013年5月26日-28日。1997年に結成されたイギリス、ウクライナ、台湾という多国籍アンサンブルによる、ワシントン・ポストやファンファーレ・マガジンなどで高評価を獲得しているシリーズ第6弾。 | ||
ディノス・コンスタンティニデス(1929-):ソリストとオーケストラのための音楽 III ヴァイオリン協奏曲第3番「カファンタリス」/ クラリネットと室内オーケストラのための「トランスフォーメーション」/ヴァイオリン協奏曲第1番/ トロンボーンと弦楽オーケストラのための「レヴェリー」/ヴァイオリン協奏曲第2番 ディノス・コンスタンティニデス指揮ルイジアナ・シンフォニエッタ/他 | ||
録音:2011年-2014年。ディノス・コンスタンティニデスは、ルイジアナ州立大学(LSU)作曲学科長、ルイジアナ・シンフォニエッタの音楽監督を務めるギリシャの作曲家。 | ||
ジャン・バルタザール・トリックラー(1750-1813)/ フェドール・アモソフ編曲:チェロ・ソナタ 〔第1番−第6番〕(原曲:チェロと通奏低音のための) |
フェドール・アモソフ(Vc) アレクサンダー・ コストリツァ(P) | |
録音:2014年1月。フランスのコンポーザー=チェリストによる知られざるチェロ・ソナタ。フェドール・アモソフは若手だと言うロシア人チェリスト。第38回コンチェルティーノ・プラハ国際コンクールにおいて最優秀賞を受賞した。 | ||
キルト〜ジャニス・マーサー:サウンド・ポートレイト フレンズ…フラワーズ/悲嘆と愛情/オークショニア/シティチュード/キルト ジャニス・マーサー(P/エレクトロニクス) | ||
ジャニス・マーサーはサンフランシスコ在住のコンポ―サー=ピアニスト。 | ||
CHRISTOPHORUS 特記以外
旧譜はこちらから。 | ||
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 全曲 | フェリックス・コッホ指揮 ノイマイヤー・コンソート | |
録音:2013年9月-10月、ドイツ。2007年に設立されたドイツのバロックo.による、ブランデンブルク協奏曲全曲録音。 | ||
EUDORA (西) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000) | ||
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 〔第59番 変ホ長調 Hob.XVI: 49 /第33番 ハ短調 Hob.XVI: 20 / 第31番 変イ長調 Hob.XVI: 46 /第47番 ロ短調 Hob.XVI: 32〕 エンリケ・バガリア(P) HaydN; Sonatas / Bagaria(P) | ||
録音:2015年7月14日-16日、アウディトリオ・デ・サラゴザ、スペイン。使用楽器:スタインウェイ。エンリケ・バガリアは1978年バルセロナ生まれ、2006年マリア・カナルス・バルセロナ国際ピアノ・コンクール優勝。 | ||
FRA BERNARDO (墺) 特記以外 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)2013年にリリースを開始したウィーンのレーベル。基本的に全点「限定盤」との記載がある模様。 | ||
モンテヴェルディ:コントラファクタ、インタブレーション&モテット集 マドリガーレ曲集第7巻「金色の髪」〜コントラファクトゥム「 Ecce panis angelorum 」/ マドリガーレ曲集第7巻「隠されたとげを持つ美しさ」〜コントラファクトゥム「 Jesum viri senesque 」/ 音楽の諧謔「これまで武装し続けた私」〜コントラファクトゥム「 Spera in Domino 」/ 音楽のパルナソス山〜 Cantate Domino /聖なる花環〜 O quam pulchra /アリアンナの嘆き〜われを見捨てよ/ マドリガーレ曲集第8巻「情け知らずの女たちのバッロ」〜 Ballo del Monteverde / 3声のカンツォネッタ集第1巻「空には何と多くの星」 〜コントラファクトゥム「 Quante son stell 'intorn 'a l 'aureo crine 」/ I nuovi fioretti 〜コントラファクトゥム「 Prima vedro che in questi prati nascano 」/ マドリガーレ曲集第7巻「哀れな男よ、話したらいいのか」〜コントラファクトゥム「 Longe, mi Jesu 」/ マドリガーレ曲集第5巻〜インタブレート「このすばらしい合奏」/ 3声のカンツォネッタ集第1巻「 Occhi miei, se mirar piu non debb 'io 」 〜からのコントラファクトゥム「 Occhi miei, se mirar piu non debb 'io 」/ 二人の熾天使が フレスコバルディ:チャコーナのパルティータ/トッカータ第6番/カンツォネッタ第3番 /パスクィーニ:デュレッツァ/トッカータ / グランディ: Salvum me fac マウリツィオ・クローチ(Org/芸術監督)イル・ペガーソ[櫻田亮(T)他] | ||
録音:2014年8月22日-24日、イタリア。マドリガーレなどの世俗歌曲を宗教的な歌詞に変えた「コントラファクトゥム」、世俗歌曲から器楽曲用編曲された「インタブレーション」を集めた作品集。 | ||
GUILD
旧譜はこちらから | ||
フリッツ・ブルン(1878-1959): 管弦楽作品集 Vol.9 チェロ協奏曲 ニ短調/予言/人間性の限界/5つの歌 |
クラウディウス・ヘルマン(Vc) ベルナデット・フォドル(A) ペーター・ロイドル(Org) アドリアーノ指揮 ブラチスラヴァso.&cho. | |
録音:2015年8月18日-27日、8月19日、スロヴァキア放送スタジオ1、ブラティスラヴァ。オトマール・シェックやフォルクマール・アンドレーエと同世代にあたるスイスの作曲家、指揮者フリッツ・ブルンのシリーズ第9弾。 「チェロ協奏曲」は、1948年2月10日に、フルニエ、アンドレーエ、チューリヒ・トーンハレ管によって初演された。 | ||
ロバート・マシュー=ウォーカー(1939-):室内楽&声楽作品集 ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.149 (*) /6人の打楽器奏者のための「シンフォニア・ソレムニス」/ 弦楽四重奏曲第1番 変ロ長調 Op.30 /ソナタ・マグナ Op.56 /2つのシェイクスピア歌曲 植田リサ(Vn;*) ダニエーレ・リナルド(P;*) ロバート・マシュー=ウォーカー(P) ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック打楽器アンサンブル マクカルパSQ ジェレミー・ウォールバンク(Org) イヴォンヌ・フラー(S) | ||
録音:1981年-2015年/2015年4月、ウィグモア・ホール、ライヴ(*)。 ロバート・マシュー=ウォーカーは1962年から63年にかけてパリでダリウス・ミヨーに師事、評論家、ライター、マーケター、プロデューサとして活躍するイギリスの作曲家。 | ||
GUILD "HISTORICAL" | ||
トスカニーニ、ローマ三部作〜レスピーギ: 交響詩「ローマの松」[1953年3月17日]/交響詩「ローマの噴水」[1951年12月17日]/ 交響詩「ローマの祭」[1949年12月12日] カタラーニ:「ワリー」〜第4幕への前奏曲[1952年8月5日]/ 歌劇「ローレライ」〜水の精の踊り[1952年8月5日] ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲[1952年11月10日] アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC so. | ||
録音:[内]。リマスタリング:ピーター・レイノルズ。 | ||
レオポルド・ストコフスキー チャイコフスキー:幻想序曲「ハムレット」 Op.67 [1959年6月30日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン] ヴォーン・ウィリアムズ:「富める人とラザロ」の5つの異版(*) [1954年2月7日、ニューヨーク] ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 Op.47「革命」 [1961年8月22日、エディンバラ音楽祭] レオポルド・ストコフスキー指揮 LSO (*以外)、 CBS ラジオ o.(*) | ||
録音:[内]。 | ||
HUSH COLLECTION (濠) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)オーストラリアの HUSH 音楽財団によるレーベル。難病に苦しむ子供と親を支援するため、プロのミュージシャン達がボランティアで参加し製作、収益金はオーストラリア各地の病院で使用されている。 | ||
ハッシュ・コレクション Vol.7 「 Ten Healing Songs 」〜ポール・グラボウスキー(1958-): River Running / Raindrop / Glow / Bright Eyes / Pulse / Morning Song / Meditation / Guardian Angels / What Goes Around / A Quiet Thought ポール・グラボウスキー(P) ゴールドナーSQ ドーン・オールディング、ディミティ・ホール(Vn) イリーナ・モロゾワ(Va) ジュリアン・スマイルズ(Vc) サム・エイニング(ベース) サイモン・バーカー(ドラムス) ダイアナ・ドハーティ(Ob/コールアングレ) | ||
発売:2007年。グラボウスキーはタスマニア出身で、オーストラリアで活躍するジャズ・ピアニスト&作曲家。 | ||
ハッシュ・コレクション Vol.8 「 A Castle for All 」〜アンドレア・ケラー(1973-): A Castle For All / Oh Charming Harlequin / Flying Horse / Beautiful Columbine / Colourful Fancy / Cradled in the Peacock's Tail / Pierrot the Clown / Hot Air Balloon / Hidden Amongst the Flowers / Peacock Song / Cassander the Strong / Epilogue | ||
発売:2008年。ケラーはチェコ生まれ。オーストラリアで育ち同地で活躍するジャズ・ピアニスト&作曲家。 | ||
ハッシュ・コレクション Vol.14 「ライヴ・イン・コンサート」(コンピレーション) ポール・グラボウスキー(1958-): River Running / A Quiet Thought [from HUSH-007] アンドレア・ケラー(1973-): A Castle For All / Flying Horse [from HUSH-008]他 | ||
イギリス出身でABCクラシックFMでも活躍するミュージシャン、エマ・エアーズが選んだセレクション。 | ||
NOSTALGIA〔のすたるぢあ〕 1CDあたり¥2640(税抜¥2400)リュートの世界的第1人者、佐藤豊彦のアルバムを発売しているレーベル。 | ||
テオルボの音楽 B.カスタルディ:アルペジャッタ/半音階のコレンテ/タステッジョ・ソアーベ/アルペスカ・ガイヤルド C. ユレル:組曲 ソ・メジャー P.P.メリイ:お気に入りのカプリッチョ/ガリアルダ・サヴィア/コレンテ・ストラシナータ/嫉妬のカプリッチョ R.ド・ヴィゼー:クープランのシルヴァン/組曲 ラ・マイナー / 作曲者不詳:フィレンツェ大公のアリア 櫻田亨(テオルボ) | ||
録音:2015年4月7日-9日、霧島国際音楽ホール「みやまコンセール」、鹿児島。オランダのデン・ハーグ王立音楽院で佐藤豊彦にリュートを師事し、2016年現在リュート&アーリーギターソサエティ・ジャパンの事務局長も務める、櫻田亨による、 Nostalgia からのソロ・アルバム第2弾。『「キタローネではなくテオルボ」、「複弦のガット弦」、「440Hzと392Hzのピッチ」、「ニコー氏の最高傑作のテオルボ」』がコンセプト、『使用楽器は、1997年にオランダのニコー・ファン・デア・ヴァールス氏によって製作された「パドヴァ式テオルボ」。オリジナル楽器はヴェンデリン・ヴェネーレが1611年にパドヴァで製作したもので、現在ウィーンの美術史博物館に保存されている。』との事。 | ||
SHANE THOMAS (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000) | ||
ノート・マイ・ドリーム〜シェーン・トマス: ジョシュアとルビー/メロディ・フォー・ナナ/ MrS.マティス/ニワシドリの踊り/カム・アライヴ/火と水/影/ グランド・ソナタ/ワルツ第1番/レインフォール/リミニシング/月の光(原曲:ドビュッシー) シェーン・トマス(P) | ||
現地発売:2015年。7歳でピアノを始め、わずか数ヶ月で難しいクラシック曲やスタンダードを弾き、聞いただけで曲をすぐに演奏するなどの神童ぶりを発揮、「現代のモーツァルト」と地元メディアで報じられたシェーン・トマスによるオリジナル(なんと8歳〜14歳の頃の作品)を収録。 | ||
ALBA (芬) 1枚あたり¥2860(税抜¥2600)(SACDハイブリッド盤も同一価格)旧譜はこちらから。 | ||
川〜セリム・パルムグレン(1878-1951): ピアノ協奏曲集〔第2番 Op.33「川」(1912-13) /第1番 ト短調 Op.13 (1904) / 第3番 Op.41「メタモルフォーゼ」〕(1916) 〕/ ヴァイオリンとピアノのための小品 Op.78 (1921-22) 〔前奏曲 /ユモレスク/カンツォネッタ/フィドル弾き/フィンランド・ロマンス/東洋風セレナード/プレギエラ〕 ヘンリ・シーグフリードソン(P) ヤン・セーデルブロム(Vn)指揮ポリ・シンフォニエッタ | ||
録音:2014年9月11日-12日、プロムナードホール、ポリ、フィンランドセリム・パルムグレンはヘルシンキ音楽学校でシベリウスの師でもあるマルティン・ヴェゲリウスに作曲を学んだ。 『「カレヴァラ」に基づく音詩をシベリウス自身の指揮で聞き、見る……忘れがたい体験……「カレヴァラ」はシベリウスの手に委ね、私は何か他のことを考えよう……』。パルムグレンは、ピアニストとしても知られ、5つのピアノ協奏曲と約350のピアノ曲、男声合唱を中心とする200曲以上の合唱曲、歌劇「ダニエル・ユート」などを作曲、その多くがフィンランド・ロマンティシズムの大切なレパートリーとして記憶されている。フィンランドのピアニスト、シベリウスのピアノ曲やラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と第3番の録音で知られ、作曲家でもあるヘンリ・シーグフリードソン(1974?)のパルムグレン・アルバム。ピアノ協奏曲第1番は1904年の作曲。南オストロボスニアの旋律による序奏とマーチ風の音楽、ゆっくり流れる中間部、スケルツォ風のフィナーレから構成される一楽章の短い作品。第2番の協奏曲は、パルムグレンが生まれ育ったポリ市を流れるコケマキ川をインスピレーションに作曲され、「人生の流れ」を重ねる「川」の副題がつけられた。序奏、2つのカデンツァ、賛歌のフィナーレをもつ「急緩急」の単一楽章の音楽。主題のひとつにスウェーデンの民謡が使われている。第3番「メタモルフォーゼ」は、合唱指揮者クレメッティによるオストロボスニア敬虔主義者の旋律と9つの変奏曲による作品。シューマン、リスト、グリーグ、ブゾーニ、ロシア・ロマンティシズムとりわけラフマニノフの伝統に沿いながら印象主義の色彩をいち早く取り入れたパルムグレンのピアノ音楽の魅力が3つの協奏曲に美しく示される。シーグフリードソンとポリのオーケストラは、それぞれの曲の特徴を明確に示しながら、瑞々しくのびやかな音楽を展開していく。指揮者のセーデルブロムがヴァイオリンを担当した「ヴァイオリンとピアノのための小品」は、フィンランドの民謡に基づく「カンツォネッタ」や「祈り」の「プレギエラ」など、1921年から翌年にかけて作曲された小曲集。 | ||
アンダルシア幻想曲 サビカス〔アグスティン・カステジョン・カンポス〕(1912-1990): アンダルシア幻想曲/デリカーダ/セビジャナス ファリャ:クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌/「三角帽子」〜粉屋の踊り/ 「はかない人生」〜スペイン舞曲第1番 タレガ:アランブラの思い出 / アルベニス:「スペイン組曲」〜セビリャ グラナドス:マラゲニャ/ベルディアレス ロルカ:セビリャの子守歌 ニーニョ・リカルド〔マヌエル・セラピ・サンチェス〕(1904-1972):シエラ・ネバダ ペトリ・クメラ(G) ヨーナス・ヴィデニウス(フラメンコG) | ||
録音:2015年9月21日-24日、オステルスンドム・チャペル、シポー、フィンランド。C.P.E.バッハのトランスクリプション(ABCD-244)や「変化はやってくる」(ABCD313)をはじめとするアルバムをリリース、フィンランドでもっとも多才なギター奏者と言われるペトリ・クメラの「フラメンコとクラシカルギターの出会い」。フィンランドのフラメンコギター奏者で作曲家のヨーナス・ヴィデニウスと共演し、スペイン、アンダルシア地方生まれのフラメンコの音楽から選んだ、ニーニョ・リカルド(マヌエル・セラピ・サンチェス)と「ヴィルトゥオーゾ」サビカス(アグスティン・カステジョン・カンポス)の曲、そして、ファリャ、タレガ、アルベニスの作曲した「スペインのエバーグリーン」(クメラ)を演奏している。ファリャの「スペイン舞曲第1番」と「マラゲニャ」「ベルディアーレス」「セビリャの子守歌」はクメラとヴィデニウスが編曲、「粉屋の踊り」はフアン・アントニオ・ムロの編曲にクメラとヴィデニウスが補筆、アルベニスの「セビリャ」はマヌエル・バルエコの編曲にクメラが補筆している。 | ||
ARTE DELL 'ARCO JAPAN 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)当レーベルからの新発売&旧譜再発分はこちらから。 | ||
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第2巻(1590) 夜明けはまだ訪れず/一方の魂がため息をつきながら言った/僕のフィリスは飲んでいた/いとも甘美な絆/ 僕たちはヒヤシンスでも水仙でもなく/紅く美しい唇の周りで/この岸辺には愛する人の唇ほど紅い花はない/ すべての美しい口が/愛する人よ、今あなたのもとに帰ります/僕は影になりたい/もし愛の神が狩りに行くなら/ 愛する人の燃えるような美しい目を/酷い人よ、僕を捨てるのなら君にとっても痛手だ/波はささやき/ かつてこの口は、辛辣極まりない言葉を発し/僕のクローリが穏やかに眠っていると/ 残酷な人よ、なぜ僕から逃げるのだ/この鏡をあげるから/死ぬことは大したことではない/ 愛の神よ、愛する女性がお前の翼を切った/かつて私は歌った ラ・フォンテヴェルデ[鈴木美登里、星川美保子(S) 上杉清仁(CT) 谷口洋介、中嶋克彦(T) 浦野智行・小笠原美敬(B)] 上尾直毅(Cemb) | ||
録音:2013年5月20日-22日、10月7日-9日、2014年5月19日-21日、9月21日-23日、2016年3月15日-17日、秩父ミューズパーク音楽堂/録音:櫻井卓。 『モンテヴェルディは「オルフェオ」や「ポッペアの戴冠」などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家として著名である。しかし彼がライフワークとしていたのは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレであった。1587年に出版されたマドリガーレ第1巻から1638年の第8巻に至るまで、彼は実に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けた。マドリガーレをレパートリーとするグループにとって、モンテヴェルディほど魅力的な作曲家は他にいないだろう。1590年に出版された第2巻は当時主流であった「対位法」という保守的な様式と革新的な様式が混在しており、彼が新境地に向かって飛び立とうとしていることが窺われて極めて興味深い』(鈴木美登里/ライナーノーツより) 2002年に鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデによるモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音の第2弾「マドリガーレ集第2巻」がリリースされる。日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っている。もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたライフワークが今ここに巻を追って響きとなる。 | ||
モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
若松夏美(Vn) 成田寛(Va) 鈴木秀美(Vc) | ||
録音:2013年3月19日、21日-22日、彩の国さいたま芸術劇場。ピリオド楽器使用。極上の弦楽トリオによる、モーツァルトが作曲した唯一の弦楽三重奏曲。ピリオド楽器によって紡ぎだされた「線画」が構築する響きは格別。この「最小弦」が紡ぎだす最大限の充実を名手による演奏でお楽しみ頂きたい。 | ||
AUDITE (独)
旧譜はこちらから 。 | ||
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 Vol.6 〔第5番 イ長調 Op.18 No.5 /第13番 変ロ長調 Op.130 〕 クレモナSQ [クリスティアーノ・グアルコ(Vn1 |使用楽器:ニコラ・アマテジョヴァンニ・バティスタ・グァダニーニ(1776)〔代理店記載ママ〕) パオロ・アンドレオーニ(Vn2|使用楽器:アントニオ・テストーレ、1750年製作〔制作年代理店記載ママ〕) シモーネ・グラマーリャ(Va|使用楽器:ジョアッキーノ・トラッツィ、1680年頃製作) ジョヴァンニ・スカリオーネ(Vc|使用楽器:ニコラ・アマティ、1712年製作)] | ||
録音:2015年11月27日-30日、ポイリーノ、イタリア。Vol.1 〜 Vol.5: AU-92680〜92684(各分売)。今やイタリアを代表するクァルテット、クレモナ四重奏団のシリーズ第6集。 | ||
BELVEDERE (独) 特記以外:1枚あたり¥3080(税抜¥2800)仏 Bel Air Classiques のプロデューサー、フランソワ・デュプラ氏が2006年に設立したレーベル。# CD と DVD は記号や品番形態が同一で、番号では区別出来ません。ご注意下さい。 | ||
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ) 〔第1番 ニ長調 D.384 /第2番 イ短調 D.385 〕 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 〔第37番 イ長調 K.402 /第40番 変ロ長調 K.454 /第42番 イ長調 K.526 〜第2楽章(*) 〕 エスター・ホッペ(Vn|使用楽器:アントニオ・ダッラ・コスタ、1764年製作) フローリアン・ビルサク(P|使用楽器:グラーフ、1839年製作) | ||
録音:2013年11月14日、モーツァルテウム大ホール、ザルツブルク、ライヴ。(*)はアンコール。250年前に製作され、モーツァルトがウィーン時代に愛用したピエトロ・アントーニョ・ダッラ・コスタ製作による通称「コスタ・ヴァイオリン」を用いたコンサートのライヴ録音。演奏はスイス出身のヴィオリン奏者エスター・ホッペ。2002年第8回モーツァルト国際コンクールで優勝した実力の持ち主。モーツァルト作曲当時の響きをもつ楽器の柔らかく繊細な音色が心に響く。またシューベルトでは軽やかに歌い上げ滑らかな旋律線を描いている。伴奏はオーストリア出身でモーツァルトの未発表作品の初演を務め、モーツァルテウム音楽院で教鞭をとっている鍵盤奏者のフローリアン・ビルサクが好演奏を聴かせる。 | ||
BONGIOVANNI 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)2085/86は、廃盤だった当店未案内旧譜の同番号での再プレス(ただし今回解説&歌詞印刷無し)。旧譜はこちらから。 | ||
セスト・ブルスカンティーニ〜ライヴ録音集 チマローザ:「女の手管」〜 20年知っている娘 / ドニゼッティ:「ドン・パスクァーレ」〜天使のように美しい娘 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜さあ、窓辺においで/ 「コジ・ファン・トゥッテ」より 〔奥様、これぞ目録/女性方よ、よくやってくれるな/人は女性を非難するが〕/ 「フィガロの結婚」より〔ため息をついている間に/目をちょっと見開いて〕 ヴェルディ:「ファルスタッフ」〜これは夢か / ドニゼッティ:「愛の妙薬」〜聞いた、聞いた、村の衆 トスティ:歌曲「最後の歌」/歌曲「君なんかもう」 *ボーナス・トラック(*) ヴェルディ:「仮面舞踏会」より〔人生が希望と喜びに満ちているならば/お前だったのか〕 プッチーニ:「トスカ」より〔警史を三人と、馬車を一台/夜も更けてきた/私は金次第と〕 セスト・ブルスカンティーニ(Br) ファビオ・マエストリ(P;*以外) | ||
録音:1981年8月3日、アンコーナ、イタリア、ライヴ、初CD化(*以外) /1973年-1978年(*) 。 ブルカンティーニ(1919-2003)は、1946年に「ラ・ボエーム」のカリーヌ役でデビュー、ブッフォ・バリトンとして名声を誇った。レパートリーは154役もあったという。本CDは1981年、BONGIOVANNI から過去に LP でリリースされた62歳時のライヴを中心に収録。 | ||
ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774):カンタータ「至福なる処女マリアの生誕」
ヴァレンティナ・ビランチオーネ(S) マリアルチア・カルーソー(A) マヌエル・ライト(T) マウリツィオ・クアレンバ指揮 MAKSi アカデミーo. | ||
録音:2015年8月8日、エスローエ博物館、ドイツ、ライヴ。18世紀において、オペラと宗教音楽の双方で活躍した、イタリアの作曲家ヨンメッリの宗教カンタータ。作品は二部構成で、信仰、希望、慈愛の三者が、対話しながら愛について語り、そしてマリアの誕生について語ることで進行していく。ヨンメッリはアリアとレチタティーヴォの交互歌唱の慣習をやめ、レチタティーヴォ・オブリガートという歌唱形態を使用し、より強いドラマ性を追求したことでも有名。演奏は、ナポリ生まれでアヴェッリーノ音楽院を卒業した、ソプラノ歌手ヴァレンティナと、同音楽院を卒業したアルト歌手カルーソー、レオポルト・モーツァルト・センターで学んだテノール歌手ライトと、2011年に創立されたMAKSiアカデミーo.。 | ||
ドメニコ・スカルラッティ:幕間劇「ディリンディーナ」(1715) (*) ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ:幕間劇「ディリンディーナ」(1737) (#) トゥッリア・ペデルソッリ(ディリンディーナ;*) カルロ・トッリアーニ(ドン・カリッシモ;*) フィリッポ・ピーナ・カスティリオーニ(リショーネ;*/ドン・カリッシモ;#) カミラ・アントニーニ(ディリンディーナ;#) パオラ・クアリアータ(リショーネ;#) エンリコ・バルバーリ(Cemb)指揮イ・ソリスティ・アンブロジアーニ | ||
録音:2016年2月、サウンドチェック・スタジオ、ミラノ。ライナー・ノートに原語の伊語歌詞と英語訳付。 イタリアの作家・劇作家ジローラモ・ジーリ(1660-1722)が台本を書いた作品。音楽教師ドン・カリッシモ、その弟子で美しいソプラノ歌手ディリンディーナ、そして伊達男リショーネが繰り広げる短編喜劇。まったく同じ台本によるD.スカルラッティとマルティーニの2作品をまとめて聴ける、資料価値の高いアルバム。 | ||
フランチェスコ・モルラッキ(1784-1841):歌劇「セビリャの理髪師」(1816)
アレッサンドラ・ルッフィーニ、マウリツィオ・コメンチーニ、 ロマーノ・フランチェスケット、ジョルジョ・ガッティ(Vo) ガブリエーレ・カタルッチ指揮「イン・カント」協会室内o. | ||
録音:1989年9月8日-9日。#2016年再プレス盤、解説&歌詞印刷無し。 | ||
LES DISSONANCES (仏) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)ヴァイオリン奏者ダヴィド・グリマルのレーベル。グリマルはパリ国立高等音楽院にて、レジス・パスキエに師事、さらにシュロモ・ミンツやアイザック・スターン、さらにフィリップ・ヒルシュホーンらからも薫陶をうけた。ソロ・ヴァイオリン奏者として様々なオーケストラと共演するほか、ダルバヴィー、エスケシュ、ジジェル、イヴァン・フェデーレ他、様々な作曲家から作品を献呈されている。長年にわたり名ピアニスト、プルーデルマッハーとコンビを組み室内楽の活動も展開。指揮者なしで演奏するオーケストラ「レ・ディソナンス」を結成。ソロ、室内楽、さらにオーケストラ活動を展開している。使用楽器は「 ex Roederer 」(ストラディヴァリウス、1710年製)と「ドン・キショット」(ジャック・フスティエ製)の2つ。#現時点において、当レーベルの DVD はすべて PAL 方式で、国内の通常映像機器では再生出来ず、パソコン等での再生保証もございません。 | ||
ショスタコーヴィチ/ルドルフ・バルシャイ編曲:室内交響曲 ハ短調 Op.110a [2011年1月7日](*) バルトーク:ディヴェルティメントSz.113 [2011年4月6日] シェーンベルク:室内交響曲〔第1番 ホ長調 Op.9 [2013年2月13日]/第2番 Op.38 [2014年10月21日](*) 〕 バーンスタイン:セレナード[2010年10月28日] シュニトケ:合奏協奏曲第1番[2011年1月7日](*) /モーツァルト・ア・ラ・ハイドン[2014年12月2日](#) ダヴィド・グリマル(Vn/コンサートマスター)レ・ディソナンス ハンス・ペーター・ホフマン(Vn;#) | ||
録音:[内]、シテ・ド・ラ・ミュジーク(*)、ディジョン歌劇場(*以外)、全てライヴ。ボーナス:ブラームス「交響曲全集」(ライヴ/商品に表記されている URL から記載のパスワードを入力してご覧いただくオンライン映像)。60ページ・ブックレット付。フランスを代表するヴァイオリニスト、ダヴィド・グリマル率いるレ・ディソナンスとの白熱ライヴをおさめたライヴ・シリーズ。バロックから現代まで幅広いレパートリーを誇るレ・ディソナンスだが、今回も表現力の豊かさに驚かされる。ルドルフ・バルシャイ編曲によるショスタコーヴィチの室内交響曲(原曲は弦楽四重奏曲第8番)。弦の厚みが何倍にも増したことにより、恐怖さえ覚えるおどろおどろしいヴァイオリン・パートだが一糸乱れる当演奏にはただただ脱帽。バーンスタイン作曲のセレナードは、1986年のタングルウッド音楽祭にて、五嶋みどりが弾くヴァイオリンのE線が2度も切れてしまったあのタングルウッドの奇跡で弾かれた名曲。バーンスタインらしいユーモアにあふれた躍動感に満ちたこの作品をグリマルはキリリとした解釈で演奏している。シュニトケ作曲のモーツァルト・ア・ラ・ハイドン(ハイドン風モーツァルト)はハイドンの交響曲第45番「告別」と同様に奏者がだんだん退場していくというユニークな作品。抜群の表現力をもったレ・ディソナンスの演奏により立体的な音楽をCDで楽しむことが出来る。 | ||
SIMAX (諾) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)#2016年6月下旬以降発売予定。旧譜はこちらから。 | ||
オクトフォニア イングヴァル・リードホルム(1921-):無伴奏チェロのための「ラウディによる幻想曲」(1977) ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):チェロとピアノのためのメタモルフォーゼ「グラーヴェ」(*) アウリス・サッリネン(1935-):無伴奏チェロのための「セバスティアン・ナイトへのエレジー」 Op.10 (1964) アーネ・ヌールハイム(1931-2010): 無伴奏コントラバスのための3つの詩節(1998) 〔越えて/オクトフォニア/探りながら〕/ 6つのコントラバスのためのパルティータ(1982) (+) 〔パッショーナート/モルガーナ/アヴァンティ(前へ)〕/ 無伴奏チェロのための「 Clamavi 〔主よ、わたしはあなたを呼ぶ〕」(1980) ダン・ステュッフェ(Cb) イングリ・アンスネス(P) ホーコン・テリーン(Cb;*) カロル・チエスルク、ヨン・オースネス、 マティアス・スンデ・ヴァルセト、エスキル・アーベルセト(Cb;+) | ||
録音:2015年3月29日-4月1日、リンデマンホール、ノルウェー音楽大学、オスロ、ノルウェー。「間違いなく世界トップクラスのコントラバスのひとりであり、現代の音楽にとって大きな戦力」(「Bass World」誌)。ダン・ステュッフェはスウェーデン生まれ。ゲイリー・カーのアシスタントを務めた後、1985年にオスロでデビューし、ノルウェーを本拠に活動している。マッティンソンのコントラバス協奏曲第1番をメインにした「秘密の記憶(Secret Memories)」(PSC-1324) に続くアルバム「オクトフォニア」では、コントラバス・ソロの曲を中心にプログラムが組まれた。第二次世界大戦後ノルウェーのモダニズムをリードしたアーネ・ヌールハイムの作品が3曲。ためらい、瞑想する3つの小品による「コントラバスだけのための三つの詩節」。ステュッフェが教えたプレイヤーたちも交えた6人のアンサンブルによる「パルティータ」。ロストロポーヴィチからの委嘱作、「わたしの心が悪に傾くのを許さないで下さい」と、ダビデが神に助力を願い歌う詩篇141番「主よ、わたしはあなたを呼ぶ」からインスピレーションを得た「Clamavi」。スウェーデンの作曲家リードホルムの「ラウディによる幻想曲」は、「旧約聖書」「ヨブ記」の「人は女から生まれ、人生は短く 苦しみは絶えない」をテクストとするコラールに基づく作品。「セバスティアン・ナイトへのエレジー」は「、赤い線」や「クッレルヴォ」をはじめとするオペラで知られるフィンランドのサッリネンが「旋律による表現」を重視したスタイルで作曲した時期を代表する作品。ポーランドのルトスワフスキは、ヌールハイムに大きなインスピレーションを与えた作曲家のひとり。「グラーヴェ - チェロとピアノのためのメタモルフォーゼ」。ベートーヴェンの「ディアベッリ変奏曲」によるアルバム「33+1」(PSC-1350)のイングリ・アンスネスが共演している。 | ||
ポール・バズレール(1886-1958):チェロとピアノのための作品全集 2つの小品 Op.109 /ブルレスク Op.110 /かくれんぼ Op.111 /アリア Op.112 /遥かなる映像 Op.113 / 俗謡によるフランス組曲 Op.114 /中国の子守歌 Op.115 /ロシア式のラプソディ Op.117 /葬送曲 Op.120 / イタリア組曲 Op.122 /前奏曲 ハ短調 Op.123 /コンクールの小品 Op.124 /素朴な歌による変奏曲 Op.125 / 第1小協奏曲 Op.126 /第2小協奏曲(変奏曲形式の) Op.127 モーテン・ソイテン(Vc) ダニエル・ブルメンタール(P) | ||
録音:2014年10月10日-11日、2015年3月14日、デンマーク王立音楽アカデミー、コペンハーゲン。ポール・バズレールはフランスのチェロ奏者。アルデンヌ地方スダンに生まれ、パリ音楽院に学んだ。1918年、32歳でパリ音楽院のチェロ科教授に就任。40年間の在任中にピエール・フルニエやレーヌ・フラショが彼に師事している。音楽院で音楽理論と作曲法を修めたバズレールは、バロック期の作品などの編曲を手がけた他、かなりの数の曲を残した。彼が作曲したチェロとピアノのための作品の全曲録音。チェリストのモーテン・ソイテン(1951-)は、1978年から1997年までデンマーク放送so.の首席奏者を務め、現在、デンマーク王立音楽アカデミーの教授。ソロ、そして、ピアニストのアメーリェ・マリングとのデュオをはじめとする室内楽でも知られ、デンマークを代表する奏者のひとりに数えられている。このアルバムの録音にあたり、彼は、生地スダンに保存される手稿譜の調査を行い、音楽家として音楽教師としてのバズレールと、彼が作った「楽器を歌わせることのできるチェリストにうってつけのアンコール曲」を紹介するライナーノート(英語・フランス語)も執筆している。共演者のダニエル・ブルメンタール(1952-)はアメリカのピアニスト。ブリュッセルの王立フランダース音楽院とデンマークのテュー・マスタークラス室内楽フェスティヴァルの教授を務めている。 | ||
TYXart (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)公式サイト:http://www.tyxart.de/ 。 | ||
ベートーヴェン〜アウエルバッハ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ〔第4番 変ホ長調 Op.7 /第31番 変イ長調 Op.110 〕 レーラ・アウエルバッハ:幼年時代の映像 Op.52(全12曲)/ルートヴィヒの悪夢 ゲオルク・ミヒャエル・グラウ(P) | ||
録音:2015年7月、ブリッツ城コンサートホール、ベルリン。ゲオルク・ミヒャエル・グラウは1989年ラウインゲン生まれのピアニスト。シュトゥトガルトとグライヴルクでピアノを学び、ロンドン王立音楽アカデミーで学位を修得した。ドイツ・ピアノ界で将来を嘱望される若手。グラウはアウエルバッハ作品のファンで、デビュー・アルバムにベートーヴェンとともに収録することを希望した。「幼年時代の映像」はアウエルバッハ版「子供の情景」で、文学者でもある彼女の音による回想録。「ルートヴィヒの悪夢」は2007年にボンで行われた第2回ベートーヴェン国際ピアノコンクールの課題曲として作られた。 | ||
クリストフ・プライス Vol.2 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ〔第6番 ヘ長調 Op.10 No.2 /第17番「テンペスト」 Op.31 No.2 〕 グリーグ:ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7 / リスト:詩的で宗教的な調べ クリストフ・プライス(2001-):火星人 クリストフ・プライス(P) | ||
録音:2015年11月、シュタットハレ、ノイトラウブリング。2001年生まれのピアニスト、クリストフ・プライスは、ドイツで注目の少年。驚くべき才能と各誌で評され、その素晴らしいテクニックと録音時10代半ばとは思えない充実した音楽性をもっている。また作曲も行っており、今回も自作の「火星人」というなんともユニークなタイトルの曲が収録されている。 | ||
WIGMORE HALL LIVE 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)ロンドンの室内楽/リサイタル向けホールとして世界中から愛されているウィグモア・ホールが立ち上げた自主制作レーベル。コンサート・ホールでの興奮をダイレクトに伝えるライヴ・レコーディング。旧譜はこちらから(ただし、初期の盤には廃盤が増えています)。 | ||
マイケル・ティペット(1905-1998):弦楽四重奏曲全集 〔第1番/第4番/第2番/第5番/第3番〕 |
ヒースSQ [オリヴァー・ヒース、 セリーズ・ジョーンス(Vn) ゲイリー・ポメロイ(Va) クリストファー・マーレー(Vc)] | |
録音:2013年12月3日、2014年1月17日、3月16日、4月26日、ウィグモア・ホール、ライヴ。20世紀英国を代表するサー・マイケル・ティペットの弦楽四重奏曲。1940年代に作曲された第1-3番、1977-78年に作曲された第4番、そして晩年1990-91年に書かれた第5番と、作曲人生を通して取り組んだジャンル。演奏は2002年に設立されたヒース弦楽四重奏団。2008年トロンプ国際コンクールで優勝、その実力を世界に示した。ウィグモア・ホールにも度々登場し、ロンドンの聴衆からも熱狂をもって迎えられている。 | ||
MEMBRAN | ||
エリカ・モリーニ(Vn)名演奏集 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 Op.35 / ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 Op.77 [アルトゥール・ロジンスキー指揮 RPO /1956年] ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番[ユージン・オーマンディ指揮NBCso./1944年] モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 K.219[パブロ・カザルス指揮ペルピニャン祝祭o./1951年]/ ヴァイオリン・ソナタ K.454[ルイス・ケントナー(P)/1931年] ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 / グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 Op.82 [フェレンツ・フリッチャイ指揮ベルリン放送so./1958年] フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 / モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ K.481 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ〔第5番「春」/第7番〕[ルドルフ・フィルクシュニー(P)/1961年] ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ〔第2番/第3番〕 / タルティーニ:悪魔のトリル/捨てられたディド シューベルト/ヴィルヘルミ編曲:アヴェ・マリア / クライスラー:ウィーン風カプリス Op.2 /美しきロスマリン ホイベルガー/クライスラー編曲:真夜中の鐘 / チャイコフスキー/ブルメスター編曲:ナポリの歌 Op.39 No.18 グルック/クライスラー編曲:メロディ / グノー/サラサーテ編曲:ワルツ / パラディス/ドゥシュキン編曲:シシリエンヌ チャイコフスキー/スウィート編曲:無言歌Op.2 No.3 / ゴダール:カンツォネッタ / クライスラー:愛の悲しみ シャミナード/クライスラー編曲:スペインのセレナード / モーツァルト/ブルメスター編曲:メヌエット ニ長調 [レオン・ポマーズ(P)/1956年] モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 K.219 / J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 BWV.1042 [フレデリック・ウォルドマン指揮ムジカ・エテルナ室内o./1962年] ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番 Op.18 No.4 / モーツァルト:弦楽四重奏曲第23番 K.590 [フェリックス・ガリミール(Vn) ヴァルター・トランプラー(Va) ラースロー・ヴァルガ(Vc)/1956年] ブラームス/ヨアヒム編曲:ハンガリー舞曲集 Nos.17, 6, 5, 7, 8, 1 [アルトゥール・バルサム(P)/1945年] ヴィヴァルディ/レスピーギ編曲:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 / ヴィエニャフスキ/アウアー編曲:奇想円舞曲 Op.7 グノー/サラサーテ編曲:ワルツ / ラヴェル/キャサリン編曲:ハバネラ形式の小品 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番〜ロマンツェ(*) [マックス・ランナー(P)/1941年、1944年(*)] ラロ:スペイン交響曲〜第4楽章[ミヒャエル・ラウハイゼン(P)/1925年-1926年] スヴェンセン:ロマンス Op.26[アリス・モリーニ(P)/1921年] チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲Op.35[デジレ・デフォー指揮シカゴso./1945年] サラサーテ:序奏とタランテラ Op.43 /アンダルシアのロマンス Op.22 No.1 [チャールトン・キース(P)/1928年] エリカ・モリーニ(Vn)録音 | ||
録音:[/内]。 | ||
J.S.バッハ: 6つのパルティータ BWV.825-830 (*) / ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 (#) |
イェルク・デムス(P) | |
録音:1974年(*) /1970年頃? (#) 。原盤・前出 CD : Nuova Era, 6816/17 (*), 6804 (#) / PLATZ(学研), PLCC-544/5 (*), PLCC-601/2 (*), P27G-527 (#), PLCC-589 (#) 〔以上、全て廃盤〕。 |
CPO (独) 〔超速報版〕 価格帯記載無し:1CDあたり¥3080(税抜¥2800)
「〜の第○集」というような表記は基本的に国内代理店の記載によりますが、何故か誤っている場合がかなり見受けられますので、御了承のほどお願い致します。旧譜はこちらから | ||
オイゲン・ダルベール(1864-1932):弦楽四重奏曲全集 〔第2番 変ホ長調 Op.11 (1893) / 第1番 イ短調 Op.7 (1887) 〕 |
ラインホルトSQ | |
歌劇「低地」で知られるドイツの作曲家ダルベール(1864-1932)。もともとはスコットランド出身で、ロンドン王立学校で学び、ウィーン音楽院へ留学、その後フランツ・リストのもとで学び優れたピアニストとして活躍した。6回結婚するなどユニークな生涯を送ったことでも知られる彼の音楽は、重厚な後期ロマン派の作風にぴったりはまるもので、この2曲の弦楽四重奏曲は、ブラームスの影響も感じさせるものの、複雑なメロディと和声、そしてめまぐるしく変化するリズムは独特な雰囲気を持っている。ラインホルト弦楽四重奏団はこれまでにもアルノルト・メンデルスゾーンの作品(777 774)をリリースしており、近現代の作品の演奏で高く評価されているアンサンブル。 | ||
マイアベーア:歌劇「ディノーラ、プレールメルの巡礼」
パトリツィア・チョーフィ(S) エティエンヌ・デュピュイ(Br) フィリップ・タルボ(T) セス・カリコ(B−Br) ギデオン・ポッペ(T) クリスティーナ・シダク(Ms) エンリケ・マッツォーラ指揮ベルリン・ドイツ・オペラo. & cho. | ||
2014年にcpoレーベルからリリースされた歌劇「バスコ・ダ・ガマ」(777 828)は2015年のエコー賞を受賞、高い評価を受けた。今回のマイヤベーア(1791-1864)作品は、彼の歌劇中、最も知られる「ディノーラ」。とは言え、これまでこの歌劇は、ディノーラの狂気の部分が強調された名歌手マリア・カラスの歌唱ばかりで知られているため、他の歌手たちは取り上げにくい作品だったのではないだろうか。今回、この難役に挑戦したのはイタリア出身のチョーフィ。演技力には定評のある彼女が創り上げる新しいディノーラ像は、狂気だけでなく、コミカルな面も含めた、これまでの固定観念を完全に打ち破る物。彼女を取り巻く男声たちも絶妙な歌いぶり。またマッツォーラが指揮するベルリン・ドイツ・オペラ管も充実した響きで歌唱に応えている。 | ||
ハンブルクの市民隊長のための音楽 1780年〜 C.P.E.バッハ(1714-1788):オラトリオとセレナード集 オラトリオ「 Hebt an, ihr Chore der Freuden 」/セレナータ「 Der Trommeln Schlag, der Pfeifen Spiel 」 イラ・ホーフマン指揮バロックヴェルケ・ハンブルク | ||
十字軍への貢献が認められ、12世紀に商業上の特権が認められたハンブルク。その後、様々な変遷を経てハンザ同盟の一員として富裕な有力都市となり、17世紀までにはローマ皇帝から「自由都市」の特権が与えられ、自治権を獲得する。三十年戦争やナポレオン戦争で打撃を受けるも、その都度復興。常に独立心溢れるこの地域の住民たちは、軍隊を持つことをせず、自衛団を結成し、強盗や海賊の襲撃に備えていた。そして毎年グループの隊長を任命し、その祝典儀式では、ハンブルクの音楽監督が華麗な音楽を作曲し、演奏された。1780年の祝典儀式ではテレマンの後任であったC. P. E. バッハが音楽を提供。これらはトランペットとティンパニが活躍する「戦争と平和」の対比を描いた壮麗な作品となっている。 | ||
ニーノ・ロータ(1911-1979):ピアノ作品選集 バッハの名による変奏曲とフーガ/15の前奏曲/ワルツ/ 戯れるイッポーリト/子供のための7つの作品/幻想曲 ト長調 |
クリスティアン・ザイベルト(P) | |
「偉大なる映画作曲家」として知られるイタリアの作曲家、ニーノ・ロータ(1911-1979)。しかし彼自身は「本業はクラシックの作曲家である」と言い、数多くのクラシック作品を書き上げていた。ただし、それらはあまり陽の目を見ることなく、彼が亡くなるまでは演奏される機会も少なかったのはまことに残念なことだった。最近ようやく、いくつかの作品が録音、演奏されはじめ、聴き手もその完成度の高さに驚かされることとなる。このアルバムもそんな1枚。ロータのピアノ曲の中から比較的知られる作品が収録されている。収録曲の中で最も大作である「バッハの名による〜」は、序奏の華麗な響きだけでなく、レーガーに比肩するほどの精緻な対位法にも耳を澄ませてみて頂きたい。ロータが目指した理想の音楽と、バッハへの尊敬の念を知ることができる見事な作品。 | ||
エラスムス・ヴィトマン(1572-1634):音楽の徳の鏡(1613) (抜粋) ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):テレプシコーレ(1612) (抜粋) ピエトロ・ブスカ指揮アカデミア・デル・リチェルカーレ | ||
17世紀初頭の舞曲集。エラスムス・ヴィドマンは作曲家、オルガニストとしてドイツのグラーツからローテンブルクで活躍した人。彼の代表作である「音楽の徳の鏡」は当時流行していた舞曲集で、それぞれの曲には女性の名前が付されるという興味深い物。どれもルネサンスから初期バロック期への変遷期らしい、闊達な表情を備えている。ほとんど同じ時期に出版されたプレトリウスの「テレプシコーレ」は300を越える舞曲からなる曲集で、そのほとんどはフランス伝来の様式で書かれている。当時の貴族たちが好んで聞いていたこれらの作品、演奏するのは25年前に結成され、数多くの演奏会を行ってきたアンサンブル、アカデミア・デル・リチェルカーレ。このアルバムがcpoレーベルへの初録音となる。 | ||
テレマン:様々な楽器のための大協奏曲集 Vol.3 〔ニ長調 TWV 54: D3 /ホ短調 TWV 52: E3 /ニ長調 TWV 54: D2 /ホ短調 TWV 53: E2 /ニ長調 TWV 54: D1 〕 ミヒャエル・シュナイダー指揮ラ・スタジオーネ・フランクフルト | ||
テレマン(1681-1767)が生涯に書いた数多くの協奏曲は、どれもが「合奏協奏曲」の形式に則り、様々な楽器を満遍なく使用した華麗な響きを持つ物。どの曲も楽器同士が競い合い、また寄り添いながら豊かな音楽を奏でるように書かれていて、それは、奏者たちにとっても腕の見せ所が多く、演奏し甲斐のある作品なのだ。テレマンの作品番号には、使われている独奏楽器の数が示されており、TWV 52は2つの独奏楽器群とオーケストラ、TWV 54は4つの独奏楽器群となっている(その後につくアルファベットは調性を示すもので、大文字は長調、小文字は短調)。ただ、あまりにも数が多く、現在でも完全に整理されている状態ではない。そんな一連の作品を演奏するのは、ベテランのシュナイダー率いるラ・スタジオーネ・フランクフルト。彼らのこれまでの録音も全て高く評価されている。 | ||
ヤン・ファン・ヒルセ: ピアノ協奏曲「3つの舞曲の描写」/ 聖ニコラスの歌」による変奏曲 |
オリヴァー・トリエンドル(P) ダフィト・ポルセレイン指揮 オランダso. | |
cpoレーベルが力を入れている「知られざる作曲家の復興」シリーズ。オランダのヤン・ファン・ヒルセ(1881-1944)の作品群の録音もその一つ。神学者の家庭に生まれ、幼少期から音楽の才能を表し、ベルリンではフンパーディンクに師事した後、イタリアに留学。作曲家として名を挙げてからは常に革新的な作品を作り続ける。このピアノ協奏曲は1927年から1939年という長い期間を経て作曲されたもので、演奏困難なピアノ・パートと小編成のアンサンブルから生み出される斬新な音色が特色。3つの楽章は舞曲の闊達なリズムに基づく興味深い旋律で構成されている。子供の歌である「聖ニコラスの歌」による変奏曲は、ヒルセの名声を高めた人気作で、連弾のための編曲も存在し、こちらも広く愛されている。ポルセラインとオランダso.による自国作への愛着が感じられる演奏。 | ||
GRAND PIANO (香港?) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)知られざるピアノ作品にスポットを当てることを目的に、2012年に発足したレーベル。発売元は、一時の NAXOS と同じ HNH INTERNATIONAL 名義となっている。世界初録音を含むレアなピアノ作品を中心に、年に15タイトル程新譜がリリースされる予定。 | ||
イグナーツ〔イグナツィ〕・フリードマン(1882-1948):オリジナル・ピアノ作品集 エドゥアルト・ゲルトナーのモティーフによる6つのウィーン風舞曲(1916) (*) /4つのピアノ小品 Op.27 (1908) / 5つの詩節 Op.71 (1917) /9つの印象 Op.79 (1918) /4つの前奏曲 Op.61 (1915) ジョセフ・バノヴェツ(P) | ||
録音:2012年1月16日-20日、ニューヨーク、 USA 。(*)を除き世界初録音。 | ||
デンマーク現代のピアノ作品集 ぺア・ノアゴー(1932-):ピアノ・ソナタ(1949) /トッカータ(1949) /ソナタ Op.6 (1953, rev.1956-57) (*) フィン・リフケボ [Finn Lykkebo] (1937-1984):ピアノのための絵画(1969, rev.1978) ラース・アクセル・ビスゴー(1947-): STADIER Op.1 (1973-74) /舟歌(1986-87) / WALKING (2014) カール・ペテルソン(P) | ||
録音:2014年6月28日、12月6日、2015年2月21日、王立音楽大学、コペンハーゲン。(*)を除き世界初録音。 | ||
ポルトガルのピアノ音楽 ジョアン・ギリェルメ・ダディ(1813-1887):アンダンテ・カンタービレ/舟歌/甘い幻想/悲歌 ジョセ・ヴィアナ・ダ・モッタ(1868-1948):ポルトガルの情景 Op.9 (*) /ポルトガルの情景 Op.18 (*) / セレナータ Op.8 /バラード Op.12 (*) ソフィア・ルレンソ(P) | ||
録音:2014年10月15日-16日、リスボン、ポルトガル。(*)を除き世界初録音。 | ||
STEINWAY & SONS (米) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800) 〔SACD盤も同一価格〕1853年にニューヨークで設立されたピアノメーカー "Steinway & Sons" 、いわゆる「スタインウェイ」が、2010年10月に立ち上げたレコード・レーベル。ウテ・レンパーの官能的な歌声や、カナディアン・ブラスの妙技など、ピアノ関連以外のアルバムもリリースしている。 | ||
ズイル・ベイリー、プロコフィエフを弾く 交響的協奏曲 ホ短調 Op.125 / チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119 |
ズイル・ベイリー(Vc) グラント・ルウェリン指揮 ノース・カロライナso. ナターシャ・パレムスキ(P) | |
flow JOYA 変奏曲/ CHAUVET / SEMI / SPIRIT DANCE / EPILOGUE |
デイヴィッド・ブレイド(P) エポックSQ | |
カナダのジャズ・ピアニストによる自作自演。 |
KII 〔LP〕#2点とも発売前に予約数が製造数に達し受注終了。お取り寄せ、在庫供給、ともにお受け出来ません。 | ||
KKC-1056/7 [2LP] 完売 |
チョン・キョンファ〜衝撃の東京ライヴ第1夜 (1998年4月26日)
チョン・キョンファ(Vn) イタマール・ゴラン(P) | |
KKC-1058/9 [2LP] 完売 |
チョン・キョンファ〜衝撃の東京ライヴ第2夜 (1998年4月28日)
チョン・キョンファ(Vn) イタマール・ゴラン(P) |
C−MAJOR 特記以外
旧譜はこちらから。 | ||
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」
ダニエル・ヨハンソン(ホフマン) シェシュティン・アヴェモ(オランピア/ジュリエッタ) マンディ・フレドリヒ(アントニア/ジュリエッタ) ラヘル・フランケル(ミューズ/ニクラウス/死者の声) ミヒャエル・フォレ(リンドルフ/ルーテル/コッペリウス/ミラクル医師/ダペルトゥット/船長) ベングト・オラ・モルニー(スパランツァーニ) カティル・フガース(クレスペル) クリストフ・モルターニュ(アンドレ/コシュニーユ/フランツ) ホエル・トロアデック(ナタニエル) ヨーゼフ・コヴァチッチ(ヘルマン) ペトル・スヴォボダ(ヴィルヘルム) ペッレ・カールソン(ステッラ) ヨハネス・デブス指揮ウィーンso.、プラハ・フィルハーモニーcho. ルカーシュ・ヴァシレク合唱指揮 演出:シュテファン・ヘアハイム 舞台:クリストフ・ヘッツァー 衣装:エスター・ビアラス 照明:フェニックス 映像監督:フェリックス・ブライザハ | ||
収録:2015年7月21日、23日、ブレゲンツ音楽祭、ライヴ。
リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 174分|字幕:英独西日韓。
ブルーレイ仕様: HD | dts-HD MA 5.0 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.0 。
シュテファン・ヘアハイム演出&音楽学者のマイケル・ケイ&ジャン= クリストフ・ケックによる新批判校訂版(2005年)による「ホフマン物語」。新版は、上演者が自由に過去の版の曲目を選び、構成を決めることが可能になっており、各上演で異なった楽曲を使用することができる、開かれた作品。バイロイト音楽祭でも活躍する現在人気のノルウェー出身の演出家シュテファン・ヘアハイムが、どのように本作を解釈したのかが注目された。 #2016年6月上旬以降入荷予定。 | ||
ドキュメンタリー「レナード・バーンスタイン〜偉大なるカリスマ [LARGER THAN LIFE] 〔監督:ゲオルク・ヴュボルト/プロデューサー:ベルンハルト・フライシャー〕 ボーナス(25分):グスターボ・ドゥダメル、ケント・ナガノ、マリン・オールソップ | ||
リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 52分 + 25分(ボーナス)|字幕:独仏韓日。
ブルーレイ仕様: HD 。 DVD仕様: NTSC 。
20世紀を代表する偉大な音楽家バーンスタインのドキュメンタリー映像。彼は指揮者、作曲者、そして教育者としても大きな業績を残したまさに万能の人物。このドキュメンタリーは、バーンスタインの幼少期時代のエピソードを交え、音楽家としてのストイックな姿勢、音楽だけでなく膨大な芸術に関する知識、タングルウッド、マーラー、ウェストサイド・ストーリー、札幌の夏の風物詩となったPMFなどバーンスタインとは切っても切り離せない話題、そして共演者ら周囲に対してオープンマインドに接する様子や彼の子供たちジェイミー、アレクサンダー、ニーナが語る父親としての顔など、様々な角度からバーンスタインという人間を掘り下げた内容。インタビュー映像には、バーンスタインの情熱を引き継いだ指揮者グスターボ・ドゥダメル、ケント・ナガノ、マリン・オールソップ、クリストフ・エッシェンバッハ、作曲家のスティーヴン・ソンドハイム、世界的に有名なインテンダントのサー・ピーター・ジョナス、イギリスの音楽評論家ノーマン・レブレヒト、など多数の関係者が興味深い話を語っている。音楽家バーンスタインが我々に残した遺産の大きさを改めて感じるドキュメンタリー。 #2016年6月中旬以降入荷予定。 | ||
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」
ダニエラ・デッシー(S;ミミ) アリダ・ベルティ(S;ムゼッタ) ファビオ・アルミリアート(T;ロドルフォ) アレッサンドロ・ルオンゴ(Br;マルチェッロ) フェデリコ・ロンギ(Br;ショナール) マルコ・スポッティ(B;コッリーネ) アンジェロ・ナルディノッキ(B;ベノア、アルチンドロ) ウーゴ・タルキーニ(T;パルピニョール) ヴァレーリョ・ガッリ指揮プッチーニ音楽祭o. & cho. ステファノ・ヴィスコンティ合唱指揮 演出:エットーレ・スコラ 舞台:ルチアーノ・リッチェリ 衣装:クリスティーナ・ダ・ロルド 照明:ヴァレリオ・アルフィエーリ 映像監督:フランチェスカ・ネスラー | ||
収録:2014年、トッレ・デル・ラーゴ、プッチーニ音楽祭、ライヴ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 123分|字幕:英独仏西中韓日。 ブルーレイ仕様: HD | dts-HD MA 5.1 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.1 。 イタリア・オペラ界を代表する大作曲家ジャコモ・プッチーニが過ごした、トスカーナを代表する海水浴地ヴィアレッジョのトッレ・デル・ラーゴ・プッチーニでは、毎年夏にプッチーニ音楽祭が開催される。1930年に始まった音楽祭は2016年で第62回を迎え当地の夏の風物詩となっている。本映像は2014年の音楽祭で上演された「ラ・ボエーム」。ミミ役とロドルフォ役で出演するのはダニエラ・デッシーとファビオ・アルミリアート夫妻。繊細かつのびやかに歌うデッシと劇的な美声を響かせるアルミリアートのコンビは必聴。マルチェッロ役の若手アレッサンドロ・ルオンゴとムゼッタ役アリダ・ベルティのペアも声量があって聞き惚れる。演出は、2016年1月に84歳で惜しくも亡くなったイタリアの著名な映画監督エットーレ・スコラ。奇をてらった演出ではなく、伝統的かつ壮大な舞台で、ストーリーと歌手の動きがより明確になっている。 | ||
レーラ・アウエルバッハ:バレエ音楽「タチヤナ」(全曲) [原作:アレクサンドル・プーシュキン/振付、舞台美術、衣裳、照明:ジョン・ノイマイヤー] ボーナス映像:ドキュメンタリー「プーシュキンへ帰れ」 エレーヌ・ブシェ(タチヤナ) エドヴィン・レヴァゾフ(オネーギン) レスリー・ヘイルマン(オリガ) アレクサンドル・トゥルシュ(レンスキー) カーステン・ユング(N公爵) ハンブルク・バレエ団 サイモン・ヒューウェット指揮ハンブルク国立po. | ||
収録:2014年、ハンブルク国立歌劇場、ライヴ。監督:E.モーリッツ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 135分 + 34分|字幕(ボーナスのみ):英独仏日。 ブルーレイ仕様: HD | dts-HD MA 5.1 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.1 。 ジョン・ノイマイヤーとハンブルク・バレエ団による、レーラ・アウエルバッハのバレエ第2弾が登場。今回はアウエルバッハの偉大な先達プーシュキンの「タチヤナ」。原作はチャイコフスキーのオペラで知られる「エフゲニー・オネーギン」。このバレエではオネーギンでなく、ヒロインのタチヤナの視点から描いている。ドストエフスキーなども、この小説の真の主人公はオネーギンではなくタチヤナだと述べているが、ノイマイヤーとアウエルバッハも同意見だった。「エフゲニー・オネーギン」のバレエはノイマイヤーの師ジョン・クランコが1965年に制作したものが知られているが、その影響を全く受けず、むしろアンドレア・ブレートが演出したチャイコフスキーのオペラでの1980年代風解釈を参考にしたとのこと。タチヤナはロシアの片田舎に住む多感な少女。ノイマイヤーは、この話で起こるすべての出来事が彼女の妄想に端を発するとしている。そのためチャイコフスキーもクランコも扱わなかったタチヤナの夢の場を中心に据え、熊をフロイト心理学の象徴のように登場させ、意外な結末となる。音楽の雄弁さも特筆で、原作はロシア人アウエルバッハにとって諳んじているうえ、自身の文才と妄想力で21世紀のプーシュキンを再創造している。予想外なのがレヴァゾフ演じるオネーギン。ノイマイヤーはロシア・アヴァンギャルドの有名な画家ロトチェンコをモデルにしたとのことで、19世紀ロシアの虚無的な貴族の若者がスキンヘッド、裸にジャケットをはおったパンク風ファッションで登場する。ボーナス映像は、ノイマイヤー、ブシェ、レヴァゾフが作品観や意図について語る興味深い物。 | ||
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」 ボーナス:メイキング映像 マリア・グレギーナ(S;トゥーランドット) マルコ・ベルティ(T;カラフ) アレクシア・ヴォウルガリドウ(S;リュー) アレクサンドル・ツィムバリュク(B;ティムール) ファビオ・プレヴィアーティ(Br;ピン) ヴィセンス・エステヴェ(T;パン) ロジェ・パデュレス(T;ポン) ヴェンツェスラフ・アナスタソフ(Br;役人) ズービン・メータ指揮バレンシア州立o. 演出:チェン・カイコー | ||
収録:2008年5月、バレンシア芸術館、バレンシア、スペイン。 旧品番: 70-0308 (DVD), 70-0404 (Blu-ray) 。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 120分 + 36分|字幕 本編:英独仏伊西/ボーナス:英。 ブルーレイ仕様: HD | dts-HD MA 5.1 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.1 。 チェン・カイコー演出の「トゥーランドット」が新装丁で再発売される。ドラマティック・ソプラノ、マリア・グレギーナ演じるトゥーランドットをはじめマルコ・ベルティ、アレクシア・ヴォウルガリドウなど最高の歌手陣に加え、ズービン・メータの指揮と鉄壁の布陣。チェン・カイコーの美しい舞台を最高の画質で楽しめる。 | ||
EURO ARTS DVD/Blu−ray
特記以外
旧譜はこちらから | ||
ブリュノ・モンサンジョン・エディション Vol.3 〜リヒテル、ロジェストヴェンスキー スヴャトスラフ・リヒテル *スヴャトスラフ・リヒテル「謎(エニグマ)〜蘇るロシアの巨匠」(1998)[原語:露独] *トゥーレーヌ音楽祭〜モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調「ジュノム」K.271 [スヴャトスラフ・リヒテル(P) ロリン・マゼール指揮フランス国立o./収録:1966年、ライヴ] ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー *赤い指揮棒(2003) (*)[原語:露] / *指揮者それとも魔術師?(2003) [原語:露] (*) *シュニトケ:死せる魂(*) /プロコフィエフ:カンタータ「乾杯」(*) [ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮モスクワ・シンフォニック・カペレ&cho. ヴィクトリア・ポストニコワ(P)/収録:記載無し/原語:露] *ロジェストヴェンスキーの証言(1999、2002、2003、2015) [原語:露仏英] (#) アンドレイ・チェスノコフ *アンドレイ・チェスノコフ〜テニス選手の肖像 (1989) [原語:露仏英] (*) | ||
4:3 (#以外), 16:9 (#) | NTSC | PCM STEREO (*以外), DD 2.0 (*), DTS 5.0 | 10時間42分|字幕:英独仏日。監督:ブリュノ・モンサンジョン。日本語帯・解説付。#現時点では国内仕様盤のみの取り扱いです。モンサンジョンによるドキュメンタリー・シリーズの第3弾はロシア編。リヒテルに語らせた1998年制作の「謎(エニグマ)」は世界に衝撃を与えました。現在入手困難となっている同作品が驚きの価格で再発売となる。もちろん日本語字幕付き。また今回、1966年トゥーレーヌ音楽祭から、モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調「ジュノム」をマゼール指揮フランス国立o.と共演した映像も初出。リヒテルの神業を味わえる。読売日本so.の名誉指揮者としておなじみ、ロジェストヴェンスキーのドキュメンタリーも3篇。そのうち2003年制作の「赤い指揮者」と「ロジェストヴェンスキー〜指揮者それとも魔術師?」は、今回日本語字幕を付けての再発売。それにより、このドキュメンタリーの価値が倍増した。ことにプロコフィエフがスターリンの還暦祝いに作曲したカンタータ「乾杯」の指揮全曲演奏に傑作。裏で血の粛清を行っているのに慈悲深く偉大な首領様と讃えられる歌詞と、プロコフィエフ屈指の素晴らしい音楽のギャップ。ロジェストヴェンスキーが何とも言えない表情で指揮しているのが見物。さらに衝撃なのが最新作「ロジェストヴェンスキーの証言」。ロジェストヴェンスキーはスターリン時代からプーチン時代までをしたたかに生き抜き、ソ連=ロシアの楽壇の表と裏をつぶさに目撃した稀有な人物ながら、大のインタビュー嫌いでこれまで本心を明かしたことが無かった。それは命にかかわることゆえだが、その彼が4時間にわたり、国や同僚たちについて赤裸々に語る。ショスタコーヴィチ、シュニトケに対する親愛の情に比べ、政府、スターリン、フレンニコフほかへの容赦ない罵詈雑言はヴォルコフの「ショスタコーヴィチの証言」と重複する点も多く興味津々。スターリンとプロコフィエフ両者が奇しくも亡くなった同日のモスクワの様子や、ストラヴィンスキーの来ソ、ゴロワノフの人情味あふれるエピソードは初めて聞くもので臨場感たっぷり。さすが歴史の証人。オリジナル・ロシア語から字幕作成というのも貴重、ロシア音楽関係者必見の最重要資料。最終巻のおまけとして、音楽と全く関係のないソ連初のテニス・チャンピオン、アンドレイ・チェスノコフ(1966-)のモンサンジョンによるインタビューも収録。ブルジョワのスポーツとしてソ連時代にほぼ姿を消していたテニスで、ロシア人として初めて4大大会に出場、1991年7月のカナダ・マスターズではあの松岡修造と準々決勝まで進んだヒーロー。モンサンジョンの方法論は音楽と全く同じで、チェスノコフの口から政府の不当さと搾取を語らせ、ソ連における音楽とスポーツが同じ扱いだったことを認識させる。 #2016年6月下旬発売予定。 | ||
OPUS ARTE DVD/BD/CD
#国内代理店が変更となり、旧譜の一部商品に添付されていた日本語解説は、全点付属無しになりました。御了承下さい。旧譜はこちらから | ||
ヴェルディ:歌劇「二人のフォスカリ」 特典映像:キャスト・ギャラリー/2人のフォスカリへのイントロダクション プラシド・ドミンゴ(Br;フランチェスコ・フォスカリ) フランチェスコ・メーリ(T;ヤコポ・フォスカリ) マリア・アグレスタ(S;ルクレツィア・コンタリーニ) マウリツィオ・ムラーロ(B;ヤコポ・ロレダーノ) サムエル・サッカー(T;バルバリーゴ) レイチェル・ケリー(S;ピザーナ) リー・ヒッケンボトム(悪党) ドミニク・サッランド(B;総督の従僕) レナート・バルサドンナ合唱指揮 アントニオ・パッパーノ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. & cho. タデウシュ・シュトラスベルガー(演出) ケヴィン・ナイト(装置) マティエ・ウルリヒ(衣装) ブルーノ・ポエト(照明) ジョナサン・ハスウェル(TV, 映像ディレクター) | ||
収録:2015年9月、コヴェント・ガーデン王立劇場、ライヴ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 122分(本編) + 10分(ボーナス)|字幕:英独仏日韓。 ブルーレイ仕様: 1080i HD | dts-HD MA 5.0 。 DVD仕様: NTSC| dts 5.1 。 | ||
ロイヤル・バレエ ヴィサラ[ラウラ・モレーラ、マリアネラ・ヌニェス、平野 亮一| ライアム・スカーレット(振付) ロウエル・リーバーマン(音楽)]/ 牧神の午後[サラ・ラム、ワディム・ムンタギロフ|ジェローム・ロビンズ(振付) ドビュッシー(音楽)]/ カルメン(#) [マリアネラ・ヌニェス、カルロス・アコスタ、フェデリコ・ボネッリ、マシュー・ゴルディング| カルロス・アコスタ(振付) ビゼー(音楽) マーティン・イェーツ(編曲)]/ チャイコフスキーのパ・ド・ドゥ[ヤーナ・サレンコ、スティーヴン・マクレー| ジョージ・バランシン(振付) チャイコフスキー(音楽)] 特典映像:カルロス・アコスタとダーシー・バッセルとの対話/ アコスタのフェアウェル・カーテン・コールとスピーチ/ヴィサラについて/カルメンについて エマニュエル・プラッソン指揮(#以外) マーティン・イェーツ指揮(#) コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. | ||
収録:2015年10月、コヴェント・ガーデン王立劇場、ライヴ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 118分(本編) + 16分(ボーナス)|字幕:なし。 ブルーレイ仕様: 1080i HD | dts-HD MA 5.0 。 DVD仕様: NTSC| dts 5.1 。 |