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マイナー・レーベル
2018年3月新譜情報


・国内盤マイナー・レーベル
・輸入盤マイナー・レーベル
・輸入盤 歴史的アイテム
・映像アイテム
・高音質アイテム


輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。




国内マイナー・レーベル




KII

KKC-2127/33
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(7CD)
\8800(税抜\8000)
3/中発売
サヴァリッシュ& NHKso. 〜ベートーヴェン生誕200年記念ツィクルス 1970
 Dics 1 第1夜:1970年4月15日 交響曲〔第1番 ハ長調 Op.21 /第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」〕
 Disc 2 第2夜:1970年4月20日 交響曲〔第8番 ヘ長調 Op.93 /第5番 ハ短調 Op.67 「運命」〕
 Disc 3 第3夜:1970年4月25日 交響曲〔第2番 ニ長調 Op.36 /第6番 ヘ長調 Op.68 「田園」〕
 Dics 4 第4夜:1970年4月30日 交響曲〔第4番 変ロ長調 Op.60 /第7番 イ長調 Op.92 〕
 Disc 5 第5夜:1970年5月6日 交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱」(*)
 Disc 6 第6夜:1970年5月13日 荘厳ミサ曲 Op.123 (#)
 Disc 7 その他(上記各日付の演奏会にフィルアップされた曲)
  「エグモント」序曲 Op.84 /「レオノーレ」序曲第3番 Op.72b /
  「レオノーレ」序曲第1番 Op.138 /「コリオラン」序曲 Op.62 /合唱幻想曲 ハ短調 Op.80 (+)

 ヴォルフガング・サヴァリッシュ(P;+)指揮 NHK so.
 中沢桂(S;*) 伊原直子(A;*) 丹羽勝海(T;*/#) 大橋国一(B;*/#)
 蒲生能扶子(S;#)、長野羊奈子(A;#) 東京放送cho.(*/#/+)
 二期会(*/#/+)、日本合唱協会(*/#/+)、藤原歌劇団合唱部(*/#/+)
 録音:日付上記、すべて東京文化会館、ライヴ。#テープ劣化によるお聴き苦しい点がございます。予めご了承下さい。
 『1970年はベートーヴェンの生誕200年にあたり、それを記念する企画がいくつか催されました。今でも語り草となっているのが、サヴァリッシュとNHK交響楽団による連続演奏会で、交響曲全曲、序曲に加え、合唱幻想曲と荘厳ミサ曲まで披露するという一大イベントでした。この記録はすべて残されて、今回CD化され世に出ます。高度成長期、昭和の日本の音楽関係者たち熱い思いが伝わってくる感動の記録です。★NHK交響楽団が初の世界一周ツアーを行ってからちょうど10年の1970年は、ベートーヴェンの生誕200年でした。それを記念して、当時の名誉指揮者サヴァリッシュが全交響曲と荘厳ミサ曲の連続演奏会を催しました。日本でも人気のある楽聖の記念ということもあり、NHK交響楽団としても一大事業となりました。同年4月15日から5月13日まで6回に分けられ、交響曲の前には序曲や合唱幻想曲まで演奏されていたものの音源がすべて残っており、47年を経て音で確認することが実現しました。★合唱付きのピアノ協奏曲の体をなす合唱幻想曲では、サヴァリッシュ自身がピアノ・パートを受け持ち、名人芸を発揮しているのも興味津々。★独唱陣も豪華。今は亡き中沢桂、大橋国一の美声を聴くことができるのも貴重です。★演奏史譚・山崎浩太郎氏入魂の解説は読み物としても面白く、臨場感伝わる力作。サヴァリッシュによるベートーヴェンの主要管弦楽集という魅力も含め、永久保存の宝物となること間違いなしのBoxです。』
KKC-4119/24
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(6CD)
\7700(税抜\7000)
3/20発売
CAVIAR RECORDS 原盤 |ワルター不滅のライヴ
 【CD1|旧・セブンシーズ、K30Y-301(1988年12月21日発売)】
  ドヴォルジャーク:交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」
   [ブルーノ・ワルター指揮ロサンゼルスpo./録音:1942年7月16日、ロサンゼルス、ライヴ
    #お断り:このマスターテープでは第4楽章の冒頭2小節が欠落しています]
 【CD2|旧・セブンシーズ、K30Y-302(1988年12月21日発売)】
  ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」
   [ブルーノ・ワルター指揮 LPO 〔注:セブンシーズ盤では「 LSO 」と表記〕& cho.
    イソベル・ベイリー(S) キャスリーンフェリアー(A)
    ヘドル・ナッシュ(T) ウィリアム・パーソンズ(B−Br)/
    録音:1947年11月13日、ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン、ライヴ]
 【CD3|旧・セブンシーズ、K30Y-304(1988年12月21日発売)】
  マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」
   [ブルーノ・ワルター指揮 NBC so./録音:1939年4月8日、8Hスタジオ、ニューヨーク、ライヴ]
 【CD4|旧・セブンシーズ、K30Y-309(1988年12月21日発売)】
  ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 / ゴルトマルク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.28
   [アルトゥール・ルービンシュタイン(P) ナタン・ミルシテイン(Vn) ブルーノ・ワルター指揮 NYP/
    録音:1947年2月9日、1942年11月1日、ともにカーネギー・ホール、ニューヨーク、ライヴ]
 【CD5|旧・セブンシーズ、K30Y-308、K30Y-306 (ともに1988年12月21日発売)よりカップリンッグ変更】
  ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83 / ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調
   [マイラ・ヘス(P) パウル・ヴィトゲンシュタイン(P) ブルーノ・ワルター指揮 NYP 、ACO/
    録音:1951年2月11日、カーネギー・ホール、ニューヨーク、
       1937年2月28日、コンセルトヘボウ、アムステルダム、ともにライヴ]
 【CD6|旧・セブンシーズ、K30Y-310(1988年12月21日発売)】
  モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626(ジュスマイヤー版)
   [ブルーノ・ワルター指揮シカゴso.&cho. マリア・シュターダー(S)
    モーリン・フォレスター(A) デイヴィッド・ロイド(T) オットー・エーデルマン(B)/
    録音:1958年3月13日、オーケストラ・ホール、シカゴ、ライヴ]
 原盤: Caviar (CANADA) 。なお Caviar というレーベルは、自ら音盤を発売したことは無いと思われる。 日本語帯・解説付|6枚収納のマルチケース+12pブックレット|解説:宇野功芳〔宇野功芳著『名指揮者ワルターの名盤駄盤』(講談社+α文庫、1994年刊)から、該当部分の批評全文をブックレットに転載予定〕/平林直哉。
 『ライヴならではの激しい心の動きを持った「新世界」』『ワルターの3種の「第九」の中ではこれが最高』『ワルターの第1回目の「第一」(巨人)としての価値は高い』『(モツレク)この最後の録音を最も高く評価したい』(宇野功芳氏の批評より)
 『なんと30年ぶりに巨匠ワルターの秘蔵名盤復活!!』『唯一のライヴ音源「新世界」、戦後初のライヴ「第九」、この曲の 1 回目の録音「巨人」と最後の録音「モツレク」、さらにはルービンシュタイン、ミルシテイン、ヘス、ヴィトゲンシュタインとの協奏曲まで、プレミア級の秘蔵名演ライヴがついに復活!レコ芸特選になったCD4をはじめとして、世界初出音盤や世界初CDとなった貴重・稀少な音源ばかり!!キングレコードの倉庫に眠っていた加キャヴィア(CAVIAR RECORDS)制作・提供のアナログ・マスターテープ(38cm/ 秒)から、キング関口台スタジオで30年ぶりにリマスタリング!最新デジタル技術でよみがえるファン垂涎の貴重・稀少音源にご注目ください!』



輸入マイナー・レーベル




GUTMAN RECORDS (蘭) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 1997年頃に創業したオランダのレーベル。1996年からロイヤル・コンセルトヘボウ団員を務めるクラリネット奏者ヘイン・ヴィーダイク独奏&ピーター・ヴィスペルウェイらが参加したブラームスのクラリネット・ソナタ&クラリネット三重奏曲( CD-931 /録音:1993年/入手不能)、ETECETERA から再発売されている「フロム・ファンファーレ・トゥ・カンティレーナ〜19世紀のホルン音楽」( CD-971 → KTC-1210 )を発売したが、オランダ・ローカルのみの流通だったと思われる。以降10年以上レーベルとしては活動を停止していたようだが、2013年から新録音物発売を再開した。
エルヴィン・シュールホフ(1894-1942):弦楽四重奏のための作品全集
 弦楽四重奏曲
  〔第1番 Op.8, WV.72 (1924) /第2番 WV.77 (1925) /第0番 ト長調 Op.25 (1918) 〕/
 弦楽四重奏のためのディヴェルティメント Op.14, WV.32 (1914) /
 弦楽四重奏のための5つの小品 WV.68 (1923) (*) /
 *ボーナス・トラック* (#)
  ナポリ風に [Alla Napoletana] (1924?) (+) /
  ヨーロッパの軍隊行進曲風に
   [Alla marcia militaristica in modo europaico]
(?) 〔 sketch 1 / sketch 2 〕
 アルマSQ [マルク・ダニエル・ファン・ビエメン(Vn1) ベンジャミン・ペレッド(Vn2)
         イェロン・ウォウドストラ(Va) ニツァン・スーン(Vc)]
 録音:2016年3月23日-26日、 Muziekcentrum van de Omroep (MCO) 、ヒルフェルスム、オランダ| (P) (C) 2016 |2017年1月の「ドイツ・レコード批評家賞」受賞盤。シュールホフによる弦楽四重奏のための作品が全て録音されたのは当盤が初。特に記載は無いが、(#)は世界初録音ではないかと思われる。
 (#)は3曲とも手稿譜がプラハのチェコ音楽博物館に残されており、内(+)は(*)の第6曲として1924年の初演直前に追加されたものだという。
 アルマSQ は2014年結成、2018年現在チェリストを除きロイヤル・コンセルトヘボウ管団員、チェリストはオランダ・フィルハーモニー管団員。

BOSTON RECORDS (米) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

 当レーベルは国内代理店のアナウンスが15年以上途絶えているため、海外から御取り寄せしています。
 今回のご案内は国内代理店未案内、または当店未案内の旧譜。ご案内済旧譜はこちらから
アルフレッド・ジェノヴェーゼ&ピーター・ゼルキン
 シューマン:オーボエとピアノのための3つのロマンス Op.94
 プーランク:オーボエとピアノのためのソナタ
 イベール:「寄航地」〜第2曲「チュニス − ネフタ」
 レフラー:オーボエ、ヴィオラとピアノのための2つのラプソディ(*)
 モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452 (#)
  アルフレッド・ジェノヴェーゼ(Ob) ピーター・ゼルキン(P;*以外)
  バートン・ファイン(Va;*) ロバート・スパノ(P;*)
  ハロルド・ライト(Cl;#) リチャード・シブリング〔セブリング〕(Hr;#)
  リチャード・スヴォボダ(Fg;#)
 録音:1992年8月25日-29日、サウス・マウンテン・コンサート・ホール、ピッツフィールド、マサチューセッツ州、 US | (P) 1992 。 アルフレッド・ジェノヴェーゼ [Alfred Genovese] (1931-2011)はマルセル・タビュトー(1877-1966)に学んだアメリカ合衆国のオーボエ奏者。1956年から1959年までセントルイス響、1960年から1977年までメトロポリタン歌劇場管、そして1977年から1988年までボストン響において、各首席奏者を務めた。
BR-1005CD
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(1CD)
3CD価格
ハロルド・ライト&ピーター・ゼルキン
 ブラームス:2つのクラリネット・ソナタ Op.120
  〔ヘ短調 Op.120 No.1 /変ホ長調 Op.120 No.2 〕
 シューマン:クラリネットとピアノのための幻想小曲集 Op.73
  ハロルド・ライト(Cl) ピーター・ゼルキン(P)
 録音:1992年8月25日-29日、サウス・マウンテン・コンサート・ホール、ピッツフィールド、マサチューセッツ州、 US | (P) 1992 。1970年から23年にわたってボストン響の首席クラリネット奏者を務め、1993年に急逝したハロルド・ライト [Harold Wright] (1923-1993)による最後期の録音。
 #当盤はレーベルで廃盤となった模様で、流通在庫限り&高額となります。またご注文時、既に入手できなくなっていた場合はご容赦ください。
フランスの音楽〜ジェノヴェーゼ、マッギル、P.ゼルキン、クリスフィールド
 プーランク:ピアノ、オーボエとファゴットのための三重奏曲
 サティ:ジムノペディ〔第1番/第2番/第3番〕(オーボエとピアノのための編曲版)
 サン=サーンス:ファゴットとピアノのためのソナタ ト長調 Op.168
 シャブリエ:声、ファゴットとピアノのための「旅への誘い」
 マスネ:ファゴットとピアノのための「 Lent et sombre 」
 ラヴェル:オーボエとピアノのための「ハバネラ形式の小品」
 イベール:ファゴットとピアノのための「カリニャン」
 ラリエ:ピアノ、オーボエとファゴットのためのテルツェット Op.22
  アルフレッド・ジェノヴェーゼ(Ob) デイヴィッド・マッギル(Fg)
  ピーター・ゼルキン(P) カーラ・クリスフィールド(S)
 録音:1997年9月3日-4日、セイジ・オザワ・ホール、フローレンス・グールド講堂、タングルウッド、マサチューセッツ州、 US | (P) 1998 。

ORANGE MOUNTAIN MUSIC (米) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 0121のみ新譜、他は 国内&当店未案内となっていた旧譜。旧譜はこちらから
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ブルックリン・ライダー・プレイズ・フィリップ・グラス
 (1937-) (Vol.2)弦楽四重奏曲集 (Vol.2)
  サクソフォン四重奏曲(ブルックリン・ライダー編曲/
   ヴァイオリン、2つのヴィオラとチェロのための版)(*) /
  弦楽四重奏曲〔第6番(2013) /第7番(2014) 〕
 ブルックリン・ライダー(弦楽四重奏団)
  [ジョニー・ガンデルズマン(Vn) コリン・ジェイコブセン(Vn/Va)
   ニコラス・コーズ(Va) マイケル・ニコラス(Vc)]
 録音:2017年6月13日-14日、オクターヴェン・スタジオ、マウント・ヴァーノン、ニューヨーク、 US | (P) (C) 2017 。外装に記載は無いが、全曲世界初録音だと思われる。 Vol.1 〔第2番−第5番/他〕: OMM-0074
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
クロノスSQ 〜フィリップ・グラス(1937-):映画「魔人ドラキュラ」(1931)
 リニューアル版(1999)のためのオリジナル・サウンド・トラック(1998)
  クロノスSQ
 録音:データ未詳| (P) (C) 2016 〔初発売:1999年〕|初出・前出: Nonesuch, 7559-79542-2(国内仕様盤: WPCS-10285 )〔ともに当店未案内、廃盤、入手不能〕。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
フィリップ・グラス(1937-):伝記映画「 A Brief History of Time 」(1991)
  オリジナル・サウンド・トラック(映画監督:エロール・モリス)
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
 録音:時期記載無し、ルッキング・グラス・スタジオ、ニューヨーク、 US| (P) (C) 2015 。「 A Brief History of Time 」は物理学者スティーブン・ホーキングの著書(1988) 〔日本語題名:ホーキング、宇宙を語る〕と同名だが、この映画は本の映像化ではなく、ホーキング博士の伝記映画だとのこと。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
マッド・ラッシュ〜フィリップ・グラス(1937-):ピアノ作品集
 Mad Rush (1979) / Metamorphosis I-V (1988) / Etude No.2 (1994?) /
 Satyagraha Conclusion, Act 3 (1980, rev.?) / Closing (?)
 リサ・ムーア(P|使用楽器: Steinway, CD-79
 録音:時期記載無し、第12消防署 [Firehouse 12] 、ニューヘイブン、コネチカット州、 US | (P) (C) 2015 。
OMM-0098
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(2CD)
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
フィリップ・グラス(1937-):ピアノのための練習曲全集
 〔第1巻(全10曲)(1994) /
  第2巻(全10曲)(1994-2012) 〕
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
滑川真希(P)
 録音:時期記載無し、音楽劇場スタジオ、フォルクスガルテン、リンツ、オーストリア| (P) (C) 2014 。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ダブリン・ギター四重奏団、フィリップ・グラス(1937-)を弾く
 弦楽四重奏曲(すべてギター四重奏版による演奏)
  〔第2番(1984) /第3番「ミシマ」(1985) /第4番「バツァク」(1989) /第5番(1991) 〕

 ダブリン・ギター四重奏団
 録音:データ未詳| (P) (C) 2014 。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
フィリップ・グラス(1937-):ラーマクリシュナ受難曲(2006)
 独唱者たち カール・セント・クレア指揮パシフィックso.&cho.
 録音:データ未詳| (C) 2012 ? 。
 近代インドの代表的聖人・宗教家のラーマクシュリナ(1836-1886)へのトリビュート作品。テキストは「ラーマクリシュナの福音」(1942) 〔弟子のマヘーンドラナート・グプター(1854-1932)が師の教えと言葉を自らの日記に書き留めて出版した「不滅の言葉(コタムリト)」(1902, 1904, 1908, 1910, 1932) の英訳本〕から引用されている。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
フィリップ・グラス(1937-):
 ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための二重協奏曲(2010) (*) /
 ピアノと管弦楽のためのチロル協奏曲(2000) (#)
  ティム・ファイン(Vn;*) ウェンディ・サッター(Vc;*)
  ユルイェン・ヘンペル指揮レジデンティo.(*)
  デニス・ラッセル・デイヴィス(P)指揮シュトゥットガルト室内o.(#)
 録音:時期記載無し、アントン・フィリップス博士ホール、ハーグ、オランダ(*) /2002年11月1日-2日、モーツァルトザール、リーダーハレ、シュトゥットガルト、ドイツ(#) | (C) 2011 | The Concerto Project Vol. IV 。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ティム・ファイン・プレイズ・フィリップ・グラス
 無伴奏ヴァオリン・パルティータ(2010) /「浜辺のアインシュタイン」〜 "Knee 2" /
 Book of Longing /「ヴァイオリン協奏曲第2番」〜間奏曲
 ティム・ファイン(Vn)
 録音:時期記載無し、ミッション・サウンド、ブルックリン、ニューヨーク市、 US | (C) 2015 。

POLYMNIE (仏) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
シューマンからローズまで
 ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ / シューマン:クライスレリアーナ Op.16
 ポール・ローズ(1956-):「私はエレヌと言う」に基づく変奏曲 / ラヴェル:水の戯れ
 スクリャービン:24の前奏曲 Op.11 / ドビュッシー:版画(全3曲)/喜びの島
  シュザンヌ・フルニエ(P)
 録音:2017年2月、トロワ/2008年12月、フレンヌ、すべてフランス。 シュザンヌ・フルニエの弾く近代フランス作品を中心としたピアノ曲集。シュザンヌ・フルニエはカナダの出身。モントリオール音楽院を修了後、パリでイヴォンヌ・ルフェビュールやヴラド・ペルルミュテルらの下で研鑽を積む。現在はパリを拠点に国際的に活躍している。フランス人ピアニスト以上にフランス風の味わいを大切にした演奏で、ラヴェルの高雅で感傷的なワルツは文字通り高貴 noblesな趣を醸している。ポール・ローズは1956年メキシコ生まれで1990年からフランスに在住しているの米国人画家。2008年から作曲を手掛けているという。
パトリス・フォンタナローサ〜J.S.バッハ:
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ
  全曲
BWV.1001-1006
パトリス・
 フォンタナローサ(Vn)
 録音:2016年5月、クルトンピエル、フランス。 フランスの名ヴァイオリニスト、パトリス・フォンタナローサが73歳で挑んだバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、パルティータの全曲録音。パトリス・フォンタナローサは1942年、パリの生まれ。フランス国立o. のソロ・ヴァイオリニストを務めた後、ソリストとして活躍している。バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、パルティータというと重厚で無骨な演奏も少なくない中、真摯かつ丁寧だが知的でスマートなフォンタナローサの演奏は聞き応えのあるものだろう。
ドミニク・プレシェ(1954-):歌曲と協奏曲集
 室内協奏曲(*) /3つの調べ(#) /アコーディオン協奏曲(+)
  エリス・ショヴァン(S;*/#) セバスティエン・リナレス(G;*/#)
  ティエリー・ペリカン指揮(*/+) アンサンブル・ヴァントゥイユ(*)
  アンドレ・メサジェo.(+) ヤニック・ロガ(アコーディオン;+)
 録音:2015年10月、ドーヴィル/2017年2月、ビュシェール。 フランスの作曲家、ドミニク・プレシェの作品を3曲収録。ドミニク・プレシェは1954年、フランス西部、ル・アーブル近郊のサンタドレスの生まれ。POLYMNIEからはティエリー・ペリカン指揮のアンドレ・メサジェo. によるオーケストラ作品集(POL-990582)が出ていた。ヤニック・ロガはル・アーブル生まれのアコーディオン奏者。
アンゲラン=フリードリフ・リュール(1975-):ヴィオラとピアノのための作品集
 ヴィオラのためのラプソディ LWV.704 /楽章の堂々とした組曲 LWV.87b /ゴパック LWV.229 /
 ソナタ LWV.230 /ロマンス LWV.231 /常動曲 LWV.232 /主題と変奏 LWV.233

  セドリック・カトリス、セドリック・ルボンノワ、シルヴェン・デュランテル(Va)
  アンゲラン=フリードリフ・リュール=ドルゴルキー(P)
 録音:2014年7月、イヴリー=シュール=セーヌ。#外装記載の収録分数に62分とありますが、実際には55分54秒の収録で、誤記のまま供給されます。 フランスのピアニスト、作曲家、アンゲラン=フリードリフ・リュール=ドルゴルキー(長いのでリュールと略称される)のヴィオラ作品を集めたCD 。総じてロマンティックな作風。

TRITON (仏) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
鏡のなかの音楽〜クリストフ・マルシャン(1972-):
 星の間を抜けて/オルケソグラフィ〔第2番/第5番/第3番〕/山の上に輝く星/
 練習曲第4番「高みへ」/ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンクの夢(全7曲)/3つの死の舞踊

 パスカル・ルエ(Org)
 録音:2017年9月2日-4日、シャルルヴィル=メジエール、フランス。 マルシャンといってもバロック時代のルイ・マルシャンではなく、1972年、フランス、スダン生まれの作曲家クリストフ・マルシャンのオルガン曲集。このCDに収録されている曲は1996年から2016年までの作品。パスカル・ルエは彼の師匠に当たるフランスのオルガニスト。

AUDAX RECORDS (仏) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 2013年夏からリリースを開始した新レーベル。代理店によると『ヨハネス・プラムゾーラーの自主レーベル』だとの事だが、彼以外のアーティストのみのタイトルも含まれている。
ADX-13710
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(2CD)
フランスのソナタ集
 ジャン=ジョゼフ・カサネア・ド・モンドンヴィル:ソナタ〔ト短調 Op.3 No.1 /イ長調 Op.3 No.6 〕
 ルイ=ガブリエル・ギユマン:ソナタ〔ニ長調 Op.8 No.5 (*) /ト短調 Op.8 No.6 (*) /ハ短調 Op.8 No.4 (*) 〕
 ジャック・デュフリ:組曲〔ト長調/ヘ長調〕 / ミシェル・コレット:ソナタ ホ短調 Op.25 No.4
 クロード・バルバトル:ソナタ第1番 ト長調 / リュック・マルシャン:組曲 イ短調 Op.1 No.1 (*)
 シャルル=フランソワ・クレモン:ソナタ第1番 ハ短調(*)

 ヨハネス・プラムゾーラー(バロックVn) フィリップ・グリスヴァール(Cemb)
 録音:2016年5月25日-30日、SWRスタジオ、カイザースラウテルン、ドイツ。(*)は世界初録音。 南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラー。アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレイヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍するプラムゾーラーの自主レーベル「Audax Records」の新録音は、クラヴサン(Cemb)が一世を風靡し、フランス音楽が新たな黄金期を迎えた18世紀の「チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ集」。モンドンヴィルが1740年に出版した「ソナタ形式によるヴァイオリン伴奏付きクラヴサン曲集」から始まり、コレット、クレモン、ギユマン、マルシャン、バルバトル、デュフリらにより次々と発展していった「ヴァイオリン付きクラヴサン曲」の歴史が刻まれている。このジャンルで重要な部分を担うクラヴサンを弾くのは、アンサンブル・ディドロの他、ヨーロッパ室内o.ル・ポエム・アルモニーク、アンサンブル・マルシュアスなど、数多くの古楽アンサンブルで重要な通奏低音奏者として活動するフィリップ・グリスヴァール。これまでもプラムゾーラーの多くの名盤に参加し、Audax Recordsからソロ・デビューも果たしたフランスの名チェンバロ奏者。

AVIE 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
ザ・ロード・ホーム〜アメリカの合唱作品集
 ジョセフ・P.ウェブスター/アーロン・ハンブル編曲:イン・ザ・スウィート・バイ・アンド・バイ
 シェイカー教徒の音楽:ひばり/夜鳴きうぐいすの歌/ディール・ジェントリー・ウィズ・ザイ・サーヴァンツ/奨励
 ショーン・カーシュナー編曲:ヘヴンリー・ホーム〜3つのアメリカの歌 / シドニー・ギヨーム:主は汝らと共に
 ジェイク・ランスタッド:リフレクションズ / モートン・J.ローリゼン:真冬の歌〜3曲
 スティーヴン・ポールズ:ザ・ロード・ホーム / カーシュナー:アイル・ビー・オン・マイ・ウェイ
 サミー・フェイン/フィル・マットソン編曲:アイル・ビー・シーイング・ユー

  ジョシュア・ヘイバーマン指揮サンタ・フェ・デザートcho. ジェフ・ランコフ(P)
 録音:2017年10月23日-24日、ダラス、 US 。 アメリカ、ニューメキシコ州で1982年に設立されたサンタ・フェ・デザート合唱団は、全米有数の声楽アンサンブルとして活動するプロの合唱団。ダラス交響合唱団の指揮者やサンフランシスコ交響合唱団の副指揮者を務めたジョシュア・ヘイバーマンが芸術監督を務め、19世紀のシェイカー・ミュージック(シェイカー教徒の音楽)から、ジャズ、フォーク、近現代のクラシック音楽まで幅広いアメリカの音楽文化を歌っている。
AV-2379
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(2CD)
エレーナ・ルーアー(1963-):6つの弦楽四重奏曲集
 〔第5番「ベル・カント」/第3番/第1番「弦楽四重奏のための4つの小品」/
  第2番「ソング・オヴ・ザ・シルキー」(*) /第6番/第4番〕
 サイプレスSQ (*以外) ボロメオSQ (*) スティーヴン・ソルターズ(Br;*)
 録音:2007年9月&12月、2010年5月、2015年12月、2017年8月、 US 。 ウィリアム・ボルコムとヴィンセント・パーシケッティの門下生で、ジャズをオスカー・ピーターソンとエディ・ラスから学んだアメリカの女流作曲家、エレーナ・ルーアー(1963-)の6つの弦楽四重奏曲を、ドヴォルジャークの「糸杉(cypress)」をアンサンブル名として、アメリカ、サンフランシスコを拠点に活躍するアンサンブル、サイプレス弦楽四重奏団が録音。6作のうち、第5番、第6番、第4番はサイプレス弦楽四重奏団による委嘱作。
チェロ・コンチェルティーノ〜ハンス・ガル(1890-1987):
 チェロと弦楽管弦楽のためのコンチェルティーノ Op.87 (*) /
 無伴奏チェロ・ソナタ Op.109a /無伴奏チェロ組曲 Op.109b
  マシュー・シャープ(Vc) ケネス・ウッズ指揮イギリスso.(*)
 録音:2017年5月27日-28日、シャイア・ホール、ヘレフォード、 UK (*) /2017年10月4日-5日、セント・ピーター教会、エヴァークリーチ、 UK (#) 。(*)は世界初録音。 ピアノ独奏作品から室内楽、協奏曲、交響曲全集まで、Avie Records による精力的なリリースにより、再評価が進んでいる20世紀オーストリア&スコットランドの作曲家ハンス・ガル(1890-1987)。モダニズムが流行するヨーロッパで、ブラームスの孫弟子として後期ロマン主義の伝統的な作曲技法と旋律美を貫いたハンス・ガルの音楽、新たな録音は75歳で書かれたチェロ・コンチェルティーノ(世界初録音)と、最晩年の92歳で書かれた最後の作品、無伴奏チェロのためのソナタと組曲を収録。指揮は、2013年にハンス・ガルの交響曲全集の録音を完成させたケネス・ウッズ。ソリストのマシュー・シャープは、ジャクリーヌ・デュ・プレにチェロを、ガリーナ・ヴィシネフスカヤに声楽を、アマデウス弦楽四重奏団に室内楽を習い、現在もチェリスト、バリトン歌手、俳優、ディレクターとして多彩に活動しているアーティスト。
アリエルSQ 、デビュー
 ブラームス:弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.51 No.2
 バルトーク:弦楽四重奏曲第1番
アリエルSQ
 録音:2016年12月2日-4日、ニューヨーク。 イスラエルで結成され、現在アメリカで活躍中の若きクァルテット、アリエル弦楽四重奏団。ブラームスとバルトーク、2つの偉大な作品でデビュー・レコーディングを飾る。アリエル弦楽四重奏団は、イスラエルで当時中学生だったメンバーにより結成。そのため、アンサンブルとして既に約20年の豊富な経験を持つ。2004年にはアメリカへ渡り本格的な活動を開始。これまで、クリーヴランド弦楽四重奏賞、「フランツ・シューベルトと近代音楽」国際コンクール第1位、フィショフ・ナショナル室内楽コンクール"Grand Prize"、バンフ国際弦楽四重奏コンクール第3位&セーケイ賞などを受賞。2011年のアルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールではピアノ五重奏曲の公式伴奏者を務め、2012年からはシンシナティ大学音楽院のクァルテット・イン・レジデンスを担当。その高い技巧と情熱的な解釈で国際的に注目を浴びている。

CENTAUR (米) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 既案内分はこちらから
奇跡の物語〜 打楽器とサクソフォンのための音楽
 ピアソラ:タンゴの歴史 / コペツキ:ミックスド・ミュージック
 ドートリー:奇跡の物語 / メリッツ:マラの子守歌
  ネイサン・ジョーゲンセン(Sax) アーロン・ラグスデール(Perc)
 録音:2011年-2013年、サウスダコタ、 US 。 ニューハンプシャー大学のジャズ科のディレクターであるサクソフォンのネイサン・ジョーゲンセンと、サウス・ダコタ州立大学の打楽器科のディレクターであるアーロン・ラグステールのデュオによる、サクソフォンと打楽器のコラボレーション・プログラム。ピアソラの「タンゴの歴史」から2000年以降に作曲された近代作品を収録。
フル・サークル〜ステュアート・サンダーズ・スミス(1948-):
 フライト/ノートブック・ヴァージョン/タイム・カムズ・フル・サークル/
 アスリープ・イン・ソーンズ/ウーマン・イン・ミーティング
 ノイズ[リサ・セラ(Fl) クリストファー・アドラー(P) コリン・マカリスター(G)
       モリス・パルター(Perc) マーク・メンジーズ(Vn) フランクリン・コックス(Vc)]
 録音:2009年-2013年。 アメリカのポートランド出身の作曲家、ステュアート・サンダーズ・スミスのポートレート・アルバム。演奏を担当したノイズは、近現代音楽を専門とするアメリカのアンサンブル。
フェイヴァリット・フルート・マスターピース
 ハーティ:アイルランドにて / トムリンソン・グリフェス:詩曲
 ドップラー/ピートリー編曲:ハンガリー田園幻想曲 Op.26 / ライネッケ:バラード ニ短調 Op.288
 シャミナード:フルートと管弦楽のためのコンチェルティーノ Op.107

 マーガレット・コーニルス・ルーク(Fl)
 クリストファー・ピートリー指揮ロンドン室内o.
 録音:2015年10月7日-8日、ヘンリー・ウッド・ホール、 UK 。 マーガレット・コーニルス・ルークは、カーネギー・ホールやカドガン・ホールでソロ・リサイタルを重ね、ソリスト、教育者として活躍するアメリカの女流フルーティスト。ロンドン室内管とその音楽監督でコンポーザー=コンダクター、クリストファー・ピートリーとの共演によるコンチェルト・プログラムには、ピートリーの編曲によるフルート、ハープと弦楽合奏版のドップラー「ハンガリー田園幻想曲」が収録。
アレクサンダー・コブリン
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
 チャイコフスキー:四季 Op.37bis
アレクサンダー・コブリン
(P|使用楽器: YAMAHA CFX
 録音:2015年7月、レガシー・ホール、コロンバス、 US 。 1999年のブゾーニ国際ピアノコンクール優勝、2000年のショパン国際ピアノコンクール第3位、2003年の浜松国際ピアノコンクール第2位(最高位)、2005年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝の実績を持ち、「現代のヴァン・クライバーン」(BBC Russia)とも称されたロシアのピアニスト、アレクサンダー・コブリン。チャイコフスキーの「四季」では12ヶ月の季節の移り変わりを、そしてムソルグスキーの「展覧会の絵」では作曲者が展覧会で10枚の絵画から受けた印象を、ヤマハコンサート・グランドCFXで美しく、壮大に描いている。
キーボード・トランスクリプションズ
 プロコフィエフ:歌劇「ロメオとジュリエット」からの10の小品 / シューマン/リスト編曲:献呈 Op.25 No.1
 ワイルド:ガーシュウィンによる7つの超絶技巧練習曲
 ホロヴィッツ:ビゼーの「カルメン」の主題による変奏曲 / サン=サーンス/ゴドフスキー編曲:白鳥

 マイケル・アドコック(P)
 録音:2015年12月7日、9日、&11日、メリーランド、 US 。 1998年12月にカーネギー・ホール・デビューを飾ったマイケル・アドコックは、19958年のリリ・ブーランジェ・メモリアル・アウォードの受賞者であり、ワシントン国際コンクール、ショパン・コンクール・イン・シカゴ&ニューヨークなどでの入賞歴を持つレオン・フライシャー門下のピアニスト。アール・ワイルド編曲のガーシュウィンや、プロコフィエフのピアノ版「ロメオとジュリエット」など、高度な技術が要求される難曲を、確かなテクニックで華麗に繰り広げてくれている。使用ピアノは、シュタイングレーバーのコンサート・グランド・ピアノE272。艶やかな音色も聴きどころ。
ベートーヴェン:中期弦楽四重奏曲集
 〔第7番 ヘ長調 Op.59 No.1「ラズモフスキー第1番」/曲第8番 ホ短調 Op.59 No.2「ラズモフスキー第2番」/
  第9番 ハ長調 Op.59 No.3「ラズモフスキー第3番」/
  第10番 変ホ長調 Op.74「ハープ」/第11番 ヘ短調 Op.95「セリオーソ」〕

 アリアンナSQ [ジョン・マクグロッソ、ジュリア・サホロワ(Vn)
          ジョアンナ・メンドーサ(Va) クルト・ボールドウィン(Vc)]
 録音:2013年5月-8月、アンハウザー=ブッシュ・パフォーマンス・ホール、セントルイス、 US 。 フィショフ室内楽コンクールのグランプリ、コールマン国際室内楽コンクールとカーメル国際室内楽コンクールの第1位という受賞歴を持つアメリカのアンサンブル、アリアンナ弦楽四重奏団のベートーヴェン・チクルス第2弾。Centaurレーベルからリリースされているヤナーチェクの弦楽四重奏曲集(CRC-3198)、ベートーヴェンの初期弦楽四重奏曲集(CRC-3378)が高評価を得ている。
ディノス・コンスタンティニデス(1929-):フルート独奏&室内楽作品集
 フルート独奏のための「イウォナの歌」/フルート独奏のための「セレスティアル・ミュージングス」/
 フルートとギターのための「バラード」/フルート独奏のための「幻想曲」/
 フルート、チェロとギターのための「ギリシャの踊り」/フルートとピアノのための「イピロスの歌」/
 フルート、クラリネットとピアノのための「おとぎ話」/
 フルート、クラリネットとピアノのための「デルファイの神託」/
 フルート、チェロとピアノのための「三重奏曲第2番」

 イウォナ・グリンカ(Fl) エヴァ・サルヴィンスカ(P)
 バルトシュ・パプロット(G) カロル・ソコロフスキ(Vc)
 ミハウ・ヴェソロフスキ(Cl) マウゴジャタ・クジャポル(P)
 録音:2016年4月30日-5月2日、グダンスク、ポーランド。 ルイジアナ州立大学の作曲科教授、ルイジアナ州立大学現代音楽フェスティヴァルのディレクターを務め、これまでに300曲を超える作品を世に送り出してきたギリシャ出身のベテラン作曲家ディノス・コンスタンティニデス(1829-)のフルートを中心とした室内楽作品集。イウォナ・グリンカはフルート独奏のためのギリシャの現代作品への研究成果により、国立アテネ大学から哲学博士の学位を授与された奏者。
ディノス・コンスタンティニデス(1929-):
 インティメイションズ/クレオンの晩歌/ロザンナ
ディノス・
 コンスタンティニデス指揮
ルイジアナ・シンフォニエッタ
 録音:2008年-2016年。 ルイジアナ州立大学の作曲科教授、ルイジアナ州立大学現代音楽フェスティヴァルのディレクターなどの重責を担い、300曲を超える作品を生み出してきたギリシャ出身のベテラン作曲家。「クレオンの晩歌」には、ギリシャ国立歌劇場o. でソロ・オーボエ奏者を務めた同国の名手、コスタス・ティリアコスが参加している。
バラの王冠、トゲの王冠〜カレン・グリーブリング:歌劇「リチャード3世」(抜粋)
 独唱者たち ジェフリー・ロブソン指揮
 録音:2015年8月22日、アーカンソー、 US 。アメリカ、アーカンソー州のヘンドリックス大学で教鞭を執る女流作曲家、カレン・グリーブリングの音楽と台本によるモダーン・オペラ、「リチャード3世」のハイライト・アルバム。
ナチュラルホルンによる
 ベートーヴェン:ホルン・ソナタ Op.17
 ブラームス:ホルン三重奏曲
 ロッシーニ:前奏曲、主題と変奏
スティーヴン・
 ブロンク(ナチュラルHr)
フランク・ポルマン(Vn)
福田理子(Fp)
 録音:2015年11月、エンスヘーデ、オランダ。 モダーンホルン奏者としてオランダ、アーネム・フィルの首席奏者を務め、ナチュラルホルン奏者としては、18世紀オーケストラやアニマ・エテルナやイル・ジャルディーノ・アルモニコ、アポロ・アンサンブルのレギュラーメンバーとして活躍するオランダのホルニスト、スティーヴン・ブロンク。モダーン、ピリオドの両方のホルンに精通するオランダの名手は、このベートーヴェン、ブラームス、ロッシーニの作品集で、1880年頃にリンツでイグナーツ・ローレンツ・ナッハフォルガーが製作したナチュラルホルンを吹いている。18世紀オーケストラの第1ヴァイオリン奏者でありチューリップ・コンソートやムジカ・アンフィオンのメンバーとして活躍するフランク・ボルマン、ハーグ王立音楽院でスタンリー・ホッホランドに師事し、ネポムク・フォルテピアノ五重奏団の創設メンバーの一人でもある日本人奏者、福田理子との豪華なアンサンブルで、ナチュラルホルンのサウンドの醍醐味をたっぷりとお楽しみ頂きたい。
私の魂の安息
 シェイカー教徒の歌/ジークフリート編曲: Lay Me Low / Peace Unto Zion / エルダー:3つの夜想曲
 チャットマン: There is Sweet Music /音楽はそのやさしい声が消えても / ポーラス:いにしえの教会
 ジョゼフ・ブラッケット/クラウセン編曲:シンプル・ギフト / ヤイロ:慈しみと愛のあるところ
 ウィテカー:アレルヤ / ローリゼン:おお、光から生まれし光よ / モリコーネ:ガブリエルのオーボエ
 フォーレ:ラシーヌ讃歌 / ビーブル:アヴェ・マリア

 ドナルド・クレービール指揮オルフェウス室内シンガーズ、
 録音:2015年5月、ファースト・ユニテリアン教会、テキサス、 US 。 アメリカ、ダラスを拠点に活躍する25声の混声室内合唱団、オルフェウス・チェンバー・シンガーズが歌う20世紀の合唱作品集。ウィテカーやローリゼン、ヤイロ、ポーラスなど、ここ日本でも人気の高い合唱音楽の作曲家たちの作品を集めたヴァラエティ豊かなプログラム。
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15
ルビンシテイン:ピアノ協奏曲第4番 ニ短調 Op.70
デイヴィッド・グレン・ハッチ(P)
ケネス・ヤング指揮
クライストチャーチso.
 録音:2015年10月17日-18日、クライストチャーチ、ニュージーランド。 ニュージーランドのクライストチャーチso. との共演でブラームスとルビンシテインを弾いているソリストのデイヴィッド・グレン・ハッチは、4度のグラミー賞へのノミネートを誇り、ウクライナのキエフで行われたホロヴィッツ生誕100周年記念コンサートや、セルビアで開催されたワールド・ピアノ・カンファレンスのリサイタルにゲスト・アーティストとして招かれるなど、世界各国で幅広く活躍しているアメリカのピアニスト。
ロシアン・スーヴェニア
 Wed On he Water / Not for You / Oh You / Mother Dear / Moonlight Shining / River / Lel's Song 3 /
 Dear Friend of Mine / Felt Boots / Kalinka-Malinka / Along an Endless Road

 エローナ・クラサヴツェワ(S) ニナ・スリュサール=ウェグマン(P)
 録音:2016年9月、フロリダ、 US 。 母国ロシアで2012年の「The National Treasure of Russia」を含む様々な音楽賞を受賞しているソプラノ歌手エローナ・クロサヴツェワ。ロシア、ウクライナ、イギリス、スペイン、ポーランド、イタリアなど、様々な国々の民謡のスペシャリスト。
クープラン:クラヴサン組曲全集 Vol.3
 クラヴサン第3組曲/クラヴサン第11組曲/クラヴサン第13組曲
  マーク・クロール(Cemb)
 録音:2015年-2016年、マサチューセッツ、 US 。使用楽器:パスカル・タスカン、1769年製|ウィリアム・ダウド、1974年製。 50年以上のキャリアを持ち、25年以上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの鍵盤楽器奏者、マーク・クロールによるクープランの組曲集第3巻。「第13組曲」では、マサチューセッツのニュートン・センターに所蔵されているマーロウ・A.シーガルのプライヴェート・コレクション、1769年にパスカル・タスカンが製作したオリジナルの楽器を弾いている。
エル・ヌエーボ・タンゴ・シンフォニコ
 ウリセス・パサレラ: Tango para Haydee / Pieza Rioplatense No.1 / Tango per i bambini dimenticati /
            Suite Rioplatense / Florida para Siempre
 ロベルト・パサレラ: Ritmiche su un Tempo / ビジョルド: El Cholo

 ヘクトル・ウリセス・パサレラ、ロベルト・パサレラ(バンドネオン)
 シンシア・サバラ(Vo) マリソル・パサレラ(語り)
 ヴァーチャルso. & cho.(編集:ロベルト・パサレラ)
 録音:2015年-2016年、イタリア、ウルグアイ。 ウルグアイのバンドネオン奏者エクトル・ウリセス・パサレラと、息子のロベルト・パサレラによる、タンゴ形式のシンフォニック・ワークス・アルバム。南米屈指のバンドネオン奏者であるパサレラ親子と共演しているのは、ロベルト・パサレラが編集したその名の通り、"ヴァーチャル"のオーケストラと合唱団。
プーランク:歌曲集
 歌曲集「くじびき」/ルイーズ・ラランヌの3つの詩/歌曲集「偽りの婚約」/
 マックス・ジャコブの4つの詩/ルイーズ・ドゥ・ヴィルモランの3つの詩
  アリッサ・ディーター(S) アーレン・シュルト(P)
 録音:2015年1月3日-5日、ノースカロライナ、 US 。 アメリカ、フロリダ州を拠点に活躍するソプラノ、アリッサ・ディーターが歌うプーランク。フランス歌曲、ガーシュウィン、ポーター、バーリン、ヴァイルを得意レパートリーとしており、「The Melodies of Francis PoulenC; A Study Guide (Scarecrow Press2014)」の共同著者に名を連ねている。
ラヴェル:ピアノ独奏作品全集
 鏡/水の戯れ/古風なメヌエット/メヌエット 嬰ハ短調/夜のガスパール/ソナチネ/
 亡き王女のためのパヴァーヌ/高雅にして感傷的なワルツ/グロテスクなセレナード/
 ハイドンの名によるメヌエット/ボロディン風に/シャブリエ風に/前奏曲/クープランの墓

 ラリッサ・デードワ(P)
 録音:2015年10月-2016年4月、メリーランド大学、 US 。 モスクワ音楽院でイグムノフとオボーリンにピアノを師事し、ロシアン・ピアニズムの2つの流派、イグムノフ・スクールとネイガウス・スクールの両方の系譜を受け継ぐ名女流奏者、ラリッサ・デードワ。「ロシアン・ピアニズムの継承者によるフランス印象派の音楽」として話題を呼んだ前作「ドビュッシー:ピアノ独奏作品全集(CRC-3094/95/96/97)」以来となる新録音は同じくフランス、ラヴェルのピアノ独奏作品全集!ロシアン・ピアノスクールの流れを汲むピアニズムと持ち味である美しい音色、色彩感が、特異なるラヴェルの世界を描いている。
アレクサンドル・メシボフスキーの芸術
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ / メシボフスキー:パガニーニアーナ
 ドビュッシー/ハイフェッツ編曲:牧神の午後への前奏曲
  アレクサンドル・メシボフスキー(Vn) ライサ・カグラマノワ(P)
 録音:2016年3月12日-17日、ニューヨーク、 US 。 旧ソ連時代のウクライナのハルキウ音楽院で研鑽を積み、レオポルド・アウアーやカール・フレッシュの系譜に連なるロシアのヴァイオリニスト、アレクサンドル・メシボフスキーのポートレート・アルバム。フランクのヴァイオリン・ソナタでのオリジナリティを感じさせる解釈、自作のパガニーニアーナでの白熱した演奏も興味をそそられるポイント。
タネーエフ:弦楽四重奏曲集〔第2番 Op.5 /第6番 Op.19 〕
 カリフォルニアSQ [カティア・ポポフ、ルアン・ホムジー(Vn)
            ザック・デリンジャー(Va) ベンジャミン・ラッシュ(Vc)]
 録音:2014年12月-2015年12月、5カット・スタジオ、ロサンゼルス、 US 。 その優れた対位法により、師であるチャイコフスキーから「ロシアのバッハ」と称され、その作風から現在では「ロシアのブラームス」とも呼ばれるタネーエフ。弦楽四重奏奏曲の第2番と第6番を弾くカリフォルニア弦楽四重奏団は、ロサンゼルス室内o. のメンバーたちにより2002年に創設されたアンサンブル。
アレクサンドル・ルサコフスキ―(Vc)
 フォーレ:エレジー Op.24 / フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(チェロ版)
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品 / プーランク:チェロ・ソナタ Op.143
  アレクサンドル・ルサコフスキ―(Vc) アンバー・シャイ・ニコルソン(P)
 録音:2015年8月8日-9日、ニューヨーク、 US 。 フランクのチェロ版「ヴァイオリン・ソナタ」を含むフレンチ・プログラムを披露しているアレクサンドル・ルサコフスキーはロシア出身のチェリスト。レニングラード音楽院でエマニュエル・フィッシュマン、アナトーリ・ニキティンにチェロを師事し、現在はサザン・ミシシッピ大学の教授を務めている。
クリス・ジャレット:ピアノ作品集
 暗転/秋の音楽/ブルース風の子守歌/ジャズ・ダンジョン/アンダンテ・カンタービレ/
 破砕/グルーミー・チャンティング/スケルツォ/スラヴ舞曲/前奏曲と荘厳な行進曲
 クリス・ジャレット(P)
 録音:2017年20日-22日、カールスルーエ、ドイツ。 ドイツを拠点に活躍中のアメリカのコンポーザー=ピアニスト、クリス・ジャレットの自作自演集。ジャズ、クラシック、アヴァンギャルド、ワールドミュージック、インプロヴィゼーションが同居する音楽形式のるつぼ的な自由な作風が魅力の作曲家。ピアノはヤマハCFXのコンサート・グランドを使用。

CHRISTOPHORUS 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
スペインの花〜ヴィオール・コンソートとギターのための音楽
 ミラン:パバナとガリャルダ / サンス:アチャス/ルヘロとパラデタス/マリサパロス/ハカラス/フォリアス
 ブルーナ:第1旋法によるティエント・デ・ファルサス / Obra de 5° tono por Ce sol fa ut /
      第2旋法によるティエント・デ・ファルサス
 オルティス:レセルカダ〔第4番/第8番〕 / エンシナ:ファタ・ラ・パルテ
 カベソン: Ilano del Cavallero による変奏曲/ Dama le demanda による変奏曲/
      イタリアのパバナ/ミラノのガリアルダによる変奏曲
 アギレラ・デ・エレディア:第4旋法によるティエント・デ・ファルサス / 作曲者不詳:エスパニョレタ
 フランシスコ・デ・ラ・トレ:ダンツァ・アルタ / カバニリェス:パサカリェス/フォリアによる変奏曲
 サンティアゴ・デ・ムルシア:ガリャルダス

 マリア・フェレ(ルネサンス&バロックG) レゼスカパード
 録音:2017年2月15日-17日、ドイツ。 多くの芸術が栄えたスペイン黄金世紀、15世紀〜17世紀スペインのギターとヴィオール・コンソートのための作品集。スペインのカタルーニャ出身、バルセロナの音楽院とドイツのトロッシンゲン音楽大学、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムで学んだギター&リュート奏者マリア・フェレが、女流奏者4人からなるフランスのヴィオール・アンサンブル、「レゼスカパード(レ・エスカパード)」と共演し、色鮮やかなスペインの花々を咲かせる。
ア・ラ・フランセーズ〜
 フランス・ロマン派のアート・ハーモニウムとピアノのための二重奏曲集

 マリー・プレスタ:結婚行進曲 Op.5 /前奏曲とフーガ Op.28 / エルネスト・プーラン:瞑想曲 Op.75
 シャルル・ロレ:子守歌 / アルベール・ザイツ:ラメント Op.45 / アドルフ・ブラン:ソナタ Op.55
 ジョルジュ・スペッツ:アルバムブラット / レティシア・サリ:コズリ Op.23
 イグナース・レイバック:ポロネーズ / グノー/ギルマン編曲:ロシア国歌による幻想曲

 ヤン・ヘンニヒ(アート・ハーモニウム) エルンスト・ブライデンバッハ(P)
 録音:2016年3月19日-21日、フランクフルト、ドイツ。使用楽器:エラール、1858年製(P)/ Vor Mustel 、1902年製(アート・ハーモニウム)。全曲世界初録音。 「芸術的ハーモニウム(Harmonium D 'Art)」と呼ばれたリード・オルガンとピアノという珍しい組み合わせのアルバム。19世紀後半フランスのブルジョワ階級で流行したというアート・ハーモニウムとピアノのための知られざる作品集。アート・ハーモニウムの専門家として複数のアルバムを録音しているヤン・ヘーニヒと、以前にも「ハーモニウムとピアノによるデュオ(CHE-0129-2)」というアルバムを録音しているエルンスト・ブライデンバッハの二人のスペシャリストが、歴史的銘器を演奏する。
ラインハルト・カイザー(1674-1739):マルコ受難曲
 ベルンハルト・ヒルトライター、ヨッヘン・エルベルト(T) ハルトムート・エルベルト(B)
 ターニャ・ダルタン、ペトラ・ガイトナー(S) メリンダ・パウルセン(A)

 クリスティアン・ブレンベック指揮パーセニア・バロック&ヴォーカル
 録音:1993年5月10日-12日、ドイツ。旧品番:CHR-77143, CHR-77323
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲集(ギター版)(全編曲:ティルマン・ホップシュトック)
 〔第5番 ヘ短調 BWV.1011, 995 /第2番 イ短調 BWV.1008 /第1番 ニ長調 BWV.1007 〕

フランチェスコ・ダ・ミラノ/J.S.バッハ:ファンタジアとコラール集
ボーナス・トラック J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番 BWV.1068 〜G線上のアリア
 ティルマン・ホップシュトック(G)
 録音:2016年7月、2017年1月、4月、11月、ドイツ|使用楽器: Christopher Dean, 2000 (組曲第5番)、 Antonius Muller, 2012 (組曲第2番)、 Santos Hernandez, 1929 (組曲第1番&ファンタジアとコラール集)。 ギターとチェロをダルムシュタットとケルンで学び、現在ではドイツを代表するギタリストとして、世界中で活躍するティルマン・ホップシュトック。これまでもバッハのリュートやヴァイオリン、フルート、鍵盤楽器作品など様々な楽器からのギター・アレンジを行い録音してきたホップシュトックが、ついに無伴奏チェロ組曲をレコーディング! チェロ組曲第1番、第2番、第5番に、イタリア・ルネサンスのリュート奏者フランチェスコ・ダ・ミラノのファンタジアとバッハのコラールを組み合わせた作品を収録。ボーナス・トラック「G線上のアリア」の華麗なアレンジも聴き物。「バッハのリュート作品におけるポリフォニー」という論文で博士号まで取得しているホップシュトックが弾くバッハ無伴奏チェロ組曲。

DREYER−GAIDO (独) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
響き渡る鐘
 エネスク:組曲第2番 ニ長調 Op.10「 Des Cloches sonores 」
 シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 Op.78, D.894
 スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番 Op.53
  カタリン・セルバン(P)
 録音:2017年7月15日-16日、リューベック音楽大学大ホール、ドイツ。 カタリン・セルバンは、ルーマニアのブカレスト生まれ、ジョルジュ・エネスク音楽高校、ベルリン芸術大学、リューベック音楽大学で学び、現在はベルリンを拠点に活動するピアニスト。故郷ルーマニアの大作曲家ジョルジェ・エネスクの組曲第2番を中心に、シューベルトとスクリャービンのソナタ、それぞれ時代もスタイルも違う作品でありながら、「鐘」のようなサウンドとモチーフを共通点とする3曲を収録したコンセプト。

FINETONE (独) 特記以外 1CDあたり¥3520(税抜¥3200)

むなしい望みのファンシー
 ムダラ:ファンタジア / ルイス・ミラン:和声と音階的パッセージのファンタジア/第4旋法によるファンタジア
 ナルバエス:「牛を見張れ」による4つの変奏曲/ Otras tres diferencias hechas por otra parte /
       ジョスカン・デ・プレ「千々の悲しみ」による皇帝の歌
 ダウランド:エセックス伯のガリアード/ライル卿のガリアード/ハンズドン嬢のパフ/
       ファンタジア第7番/カエルのガリアード/虚しい望みのファンシー
 フレスコバルディ:アリアと変奏 / J.S.バッハ:リュート組曲 イ短調 BWV.997

 マルク・ザイフゲ(G)
 録音:2017年8月、ドイツ/使用楽器: Achim-Peter Gropius, Reutlingen、2001年製。 地元カールスルーエとケルンの音楽アカデミーで学び、エリオット・フィスクに師事したドイツのギタリスト、マルク・ザイフゲ(1956-)が、ナルバエスからJ.S.バッハまで、約2世紀にわたる音楽をギターで表現。ザイフゲはソリストとして、またエストニア室内o. やチェコのシュターミッツ四重奏団など様々な団体と演奏。プロフェッショナルなサウンド・エンジニア、レコーディング・プロデューサーとしても活動しており、このアルバムも、編曲&演奏から、録音、編集、マスタリングまべて自身でおこなっている。
ペーター・レーヘル/アリア〜パイプス・アンド・フォーンズ
 シューマン:私の心をゆりの林にひたそう(「詩人の恋」より)
 シューベルト:おやすみ(「冬の旅」より) / ドニゼッティ:人知れぬ涙(「愛の妙薬」より)
 イタリア民謡:ニーナが床に臥して三日になる / スカンジナヴィア民謡:リム・リム・リマ
 ペルゴレージ:スターバト・マーテル / シューベルト:道しるべ(「冬の旅」より) / アレグリ:ミゼレーレ
 プッチーニ:歌に生き, 愛に生き(「トスカ」より)/ムゼッタのワルツ〜 私が街をあるけば(「ボエーム」より)
 モーツァルト:恋人を見つけた男は(「後宮からの誘拐」より) / イタリア民謡:シチリアーノ
 グリーグ:ソールヴェイ〔ソルヴェイグ〕の歌(「ペール・ギュント」より)

 ペーター・レーヘル(ソプラノSax/テナーSax) ペーター・シンドラー(Org)
 録音:2017年9月12日-13日、聖マリア教会、ランダウ・イン・デア・プファルツ、ドイツ。 。 ドイツのサクソフォン奏者、作編曲家、教育者、そしてファイントーン(Finetone)レーベルの主宰者としても活躍するペーター・レーヘル。レーヘルのクラシック・クロスオーヴァー・アルバムの最新盤は、ドイツ・リート、オペラ・アリア、民謡、そしてルネサンス・ア・カペラの傑作「アレグリのミゼレーレ」など、様々なクラシック音楽の「名歌」をサクソフォンにアレンジした注目作。パイプ・オルガンの雄大な伴奏に乗せて、ペーター・レーヘルの優美なホーン・サウンドが響く。ドイツ有数のレコーディング・チーム、トリトナス(Tritonus)とマルクス・ハイランドによる優秀録音もポイント。

FONDAMENTA (仏) 特記以外 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 2008年、ピアニストのフレデリック・ドリア=ニコラによって設立されたフランスのレーベル。
FON-1802030
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バシュメット親子による〜ブラームス:ヴィオラ・ソナタ集
 ヴィオラ・ソナタ〔第1番 ヘ短調 Op.120 No.1 /第2番 変ホ長調 Op.120 No.2 〕/
 ラプソディ〔第1番 ロ短調 Op.79 No.1 /第2番 ト短調 Op.79 No.2 〕
 ユーリー・バシュメット(Va) クセーニャ・バシュメット(P)
 録音:2017年1月27日-30日、サル・コロンヌ、パリ。代理店アナウンスに記載は無いが、 Op.79 はピアノ独奏と思われる。 #ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「 Fidelity CD 」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「 Mobility CD 」の2枚を封入、収録内容は同一。 ヴィオラの独奏楽器としての可能性を飛躍的に高め、1992年にはモスクワ・ソロイスツを創設し指揮者としても活躍するロシアの巨匠ユーリー・バシュメット。フランスの高音質レーベル「フォンダメンタ(Fondamenta)」から登場する愛娘クセーニャ・バシュメットとのデュオによる新録音は、なんと1995年録音のRCA盤以来、20数年ぶりとなるブラームスのヴィオラ・ソナタ集! 80年代にはMelodiya 、そして90年代にはRCAに録音を行うなど、ブラームスのヴィオラ・ソナタを自家薬籠中の物としてきたバシュメット。還暦を超え円熟期にあるヴィオラ界の巨匠が愛娘クセーニャとの親子ならではの絶妙のアンサンブルで、ブラームス最晩年の傑作を奏でている。大注目盤!
FON-1702026
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チェロ・ソナタ集
 シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821
 メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58
 R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6
  ヤン・ルヴィオノワ(Vc) ギヨーム・ベロム(P)
 録音:2017年1月26日-28日、サル・コロンヌ、パリ| (P) (C) 2017 。 #ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「 Fidelity CD 」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「 Mobility CD 」の2枚を封入、収録内容は同一。 「フランスのグラミー賞」とも呼ばれる「ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジック」へ、ともにノミネートされているチェリストのヤン・ルヴィオノワとピアニストのギヨーム・ベロムによるドイツ・ロマン派のチェロ・ソナタ集。ヤン・ルヴィオノワはアンドレ・ナヴァラ国際コンクール、ロストロポーヴィチ国際コンクールの両コンクールで第1位を受賞したほか、様々なコンクールで輝かしい成績を収めており、2017年のエリザベート王妃国際コンクールでもファイナルに進出し注目を浴びている。
FON-1502020
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ラ・ベル・エポック
 サン=サーンス:夕暮れのヴァイオリン/ヴァイオリン・ソナタ ニ短調
 サマズイユ:ヴァイオリンとピアノのための悲歌的幻想曲/
       ピアノ独奏のための組曲 ト長調/4つのメロディ
 マリアンヌ・ピケッティ(Vn) ダナ・チョカルリエ(P) マガリ・レジエ(S)
 録音:2015年4月2日-5日、トラップ音楽院、フランス| (P) (C) 2016 。 #ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「 Fidelity CD 」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「 Mobility CD 」の2枚を封入、収録内容は同一。 フランスのマリアンヌ・ピケッティ、マガリ・レジェ、ルーマニアのダナ・チョカルリエの麗しき3人が彩る、19世紀末から20世紀初頭のフランスのベル・エポック(美しき時代)。サン=サーンスのヴァイオリン作品はもちろん、ショーソンやダンディ、デュカらに学んだフランスの作曲家、ギュスターヴ・サマズイユ(1877-1967)の貴重な録音にも注目。
FON-1501019
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ルイ・クープラン:組曲集
 〔トンボーの組曲/エリアスの組曲/パヴァーヌの組曲〕
ピエール・シャルモー(P)
 録音:2015年5月20日-22日、 La Ferme de Villefavard 、フランス| (P) (C) 2015 。 #ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「 Fidelity CD 」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「 Mobility CD 」の2枚を封入、収録内容は同一。 フランソワ・クープラン(大クープラン)の伯父であり、17世紀のもっとも偉大な鍵盤音楽作曲家のひとりであった、ルイ・クープラン(c.1626-1661)のクラヴサン曲を、ピエール・シャルモーが艶やかなピアノで演奏。これがファースト・アルバムとなるピエール・シャルモーは、マリア・カナルス国際コンクール(2009)、ヨハネス・ブラームス国際コンクール(2010)、ヴィットリオ・グイ・コンクール(2011)などで優勝してきたフランスの若きピアニスト。美的にゆれうごく空気感、豊かなフレージングを湛えた表現力で、近年の古楽シーンで注目を浴びるルイ・クープランの舞曲をお楽しみ頂きたい。
FON-1402016
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炎と氷 〜シベリウス&ヴラディゲロフ:ヴァイオリン協奏曲集
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 (*)
 ヴラディゲロフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ヘ短調 Op.11 (#)
 スヴェトリン・ルセフ(Vn) エミール・タバコフ指揮ブルガリア国立放送so.
 録音:2012年7月11日-13日(*)、2013年6月17日-20日(#)、ブルガリア国立放送スタジオ1。 #ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「 Fidelity CD 」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「 Mobility CD 」の2枚を封入、収録内容は同一。 2001年第1回仙台国際音楽コンクールで優勝し、バッハ賞、駐日フランス大使賞、聴衆賞を受賞したブルガリアのヴァイオリニスト、スヴェトリン・ルセフ。インディアナポリス、メルボルン、ロン=ティボー等の国際コンクールでも受賞歴を誇り、現在フランス放送フィルのコンサートマスター、パリ国立音楽院の教授を務めるルセフが、シベリウスと母国ブルガリアの作曲家パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978)のヴァイオリン協奏曲をカップリング。ともに20世紀の初頭に作曲されながらも、対照的な要素を持つ2作品を炎(ヴラディゲロフ)と氷(シベリウス)に例え、際立つ対比を表現。
FON-1402013
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ピエロ・リュネール〜ヴァイオリンとチェロの二重奏曲集
 リゲティ:ヒルディング・ルーセンベリのオマージュ / ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
 ヴィラ=ロボス:ショーロ / マラツカ:ポエム / クセナキス: Dhipli Zyia / シュルホフ:二重奏曲

 メラニー・クラピエ(Vn) ヤン・ルヴィオノワ(Vc)
 録音:2013年11月20日-22日、サル・コロンヌ、パリ。#ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「 Fidelity CD 」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「 Mobility CD 」の2枚を封入、収録内容は同一。 ヤン・ルヴィオノワはアンドレ・ナヴァラ国際コンクール、ロストロポーヴィチ国際コンクールの両コンクールで第1位を受賞したほか、様々なコンクールで輝かしい成績を収めており、2017年のエリザベート王妃国際コンクールでもファイナルに進出し注目を浴びるフランスの若きチェリスト。フランス生まれでイェール大学音楽院に進学し、現在はニューヨークを拠点に演奏、作曲、脚本など多彩に活動しているヴァイオリニスト、メラニー・クラピエとともに奏でるのは、ヴァイオリンとチェロのための、20世紀〜21世紀の知られざるレパートリー。
FON-1401018
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クープランからシューマンへ
 F.クープラン:花開く百合/小さな風車/髪油/シテールの鐘
 モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.396 / ハイドン:変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII: 6
 シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18 /「森の情景」 Op.82 〜予言の鳥/
       「子供の情景」 Op.15 より〔トロイメライ/炉端で/子供は眠る/詩人は語る〕
 タチアナ・ゼリクマン(P)
 #ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「 Fidelity CD 」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「 Mobility CD 」の2枚を封入、収録内容は同一。 グネーシン音楽大学でダニール・トリフォノフ、コンスタンチン・リフシッツ、アレクセイ・ヴォロディン、アレクサンダー・コブリンといった多くの有力ピアニストを育ててきた名教師、タチアナ・ゼリクマン。大クープランからモーツァルト、ハイドンを経て、シューマンへ至る珠玉のプログラムを、豊富な経験から培った深い解釈と鋭敏な感性でじっくりと聴かせる。
FON-1302011
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(2CD+
Bonus 2CD)
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エリタージュ〜ラフマニノフ:2台のピアノのための作品集
 2台のピアノのための組曲〔第1番 Op.5/第2番 Op.17 〕/交響的舞曲 Op.45
  アレクサンダー・コブリン、フレデリック・ドリア=ニコラ(P)
 録音:2012年2月21日-24日、アルセナル・コンサート・ホール、フランス。#ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「 Fidelity CD 」2枚に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「 Mobility CD 」2枚の計4枚を封入、収録内容は同一。 1999年のブゾーニ国際ピアノコンクール優勝、2000年のショパン国際ピアノコンクール第3位、2003年の浜松国際ピアノコンクール第2位(最高位)、2005年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝など、輝かしい経歴を持つロシアのピアニスト、アレクサンダー・コブリン。1998年サンクトペテルブルクのムラヴィンスキー・コンクールで優勝し、フランスのADAMI協会クラシカル・レヴォリューション賞やフランスのクラシック情報サイトResMusicaのアーティスト・オヴ・ジ・イヤー(2009)などを受賞、Fondamentaレーベルの創設者でもあるピアニスト、フレデリック・ドリア=ニコラ。モスクワのグネーシン音楽大学で名教師タチアナ・ゼリクマンに学んだという共通点を持つ二人の名ピアニストが弾いたラフマニノフの2台ピアノ作品集。ICMA(国際クラシック音楽賞)で室内楽部門にノミネートした名録音。
FON-1005008
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ショパン・リサイタル
 バラード 全曲〔第1番 ト短調 Op.23 /第2番 ヘ長調 Op.38 /第3番 変イ長調 Op.47 /第4番 ヘ短調 Op.52 〕/
 マズルカ〔イ短調 Op.17 No.4 /ハ長調 Op.68 No.1 /イ短調 Op.67 No.4 〕/
 ワルツ〔第6番 変ニ長調 Op.64 No.1「小犬」/第9番 変イ長調 Op.69 No.1「別れ」〕/
 ラルゴ 変ホ長調/ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44

  ジャン・ミュレル(P|使用楽器:スタインウェイ D
 録音:2010年4月25日-27日、ルクセンブルク音楽院| (P) (C) 2010 。 #ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「 Fidelity CD 」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「 Mobility CD 」の2枚を封入、収録内容は同一。 1979年ルクセンブルク生まれ、ルクセンブルク音楽院のピアノ科教授、ルクセンブルク室内o. の芸術監督を務めるジャン・ミュレルが弾くショパンのリサイタル・プログラム。4つのバラード、子犬のワルツ、ポロネーズ第5番などのショパンの名曲。抑制のきいた感情から溌溂で恍惚とした表情まで、ジャン・ミュラーの自由で素直な表現が、高音質に収められている。
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調 Op.45
メトネル
 ヴァイオリン・ソナタ第3番 ホ短調 Op.57「エピカ」
スヴェトリン・ルセフ(Vn)
フレデリク・ドリア=ニコラ(P)
 録音:2008年11月、La Ferme de Villefavard 、フランス。 2001年第1回仙台国際音楽コンクールで優勝し、バッハ賞、駐日フランス大使賞、聴衆賞を受賞したブルガリアのヴァイオリニスト、スヴェトリン・ルセフ。インディアナポリス、メルボルン、ロン=ティボー等の国際コンクールでも受賞歴を誇り、現在フランス放送フィルのコンサートマスター、パリ国立音楽院の教授も務めている。ムラヴィンスキー・コンクール優勝者であるフレデリク・ドリア=ニコラとともに、グリーグとメトネル、対象的な二人の作曲家のそれぞれの「最後のヴァイオリン・ソナタ」を演奏。仙台クラシックフェスティヴァルにも度々登場、日本でも評価の高いそのテクニックと優美なサウンドにご注目あれ。

RUBICON CLASSICS (英) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 長年ワーナー・クラシックスとドイツ・グラモフォンで要職を務め、2009年以降 2017年現在 ONYX CLASSICS のエグゼクティヴ・プロデューサーも務めるマシュー・コスグローヴ氏が設立、2017年1月からリリースを開始したイギリスのレーベル。第一線で活躍する世界的アーティストたちの演奏を発売する ONYX に対し、 Rubicon は才能を持ち次代を担うべき若きアーティストたちの「クリエイティヴ・ホーム」となるべく立ち上げられたという。
 旧譜はこちらから
リフレクションズ〜モンポウ&ラヴェル
 モンポウ:風景/魔法(魅惑)
 ラヴェル:鏡/ソナチネ
ジュリアン・ブロカル
(P|使用楽器:
 スタインウェイ、CD-18
  前作、ショパン:24の前奏曲&ピアノ・ソナタ第2番 (RCD-1001) で、鮮やかかつ堂々たるデビューを飾ったピリス門下の期待の逸材、1987年、フランスのアルル出身のピアニスト、ジュリアン・ブロカル。フランスを中心とするヨーロッパで大成功を収めた前作「ショパン」に続くセカンドアルバムでは、スペインとフランスの国境地帯であるバスク地方を中心として、スペイン側からは「モンポウ」、フランス側からは「ラヴェル」を取り上げる。両者から作品を献呈されたカタルーニャ出身のピアニスト、リカルド・ビニェス(1875-1943)の存在で、モンポウとラヴェルを結び付けたブロカル。スペインとフランスのコンポーザー=ピアニストたちの月と太陽、影と光のような関係性が、ジュリアン・ブロカルの持ち味である煌めく音色と絶妙なタッチによって際立ち、そのコントラストが美しく描かれて行く。ホロヴィッツが愛用し、イストミンがオーマンディ&フィラデルフィア管とのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(1956年)でも弾いた銘器、スタインウェイCD-18(ティペット・アート・ライズ・センター所蔵)のサウンドと、ジュリアン・ブロカルのピアニズムから生まれる、モンポウとラヴェルの世界にご注目頂きたい。
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.2
 〔第4番 イ短調 Op.23 /第5番 ヘ長調 Op.24「春」/第7番 ハ短調 Op.30 No.2 〕

 クロエ・ハンスリップ(Vn) ダニー・ドライヴァー(P)
  Vol.1 (Nos.1, 3, 6, 8): RCD-1010ロシアの名教師ザハール・ブロンが見出したイギリスの女流ヴァイオリニスト、クロエ・ハンスリップが「ルビコン・クラシックス(Rubicon Classics)」を舞台として、デュオ・パートーナーであるダニ・ドライヴァーと共に取り組んでいるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集。英グラモフォン誌で大絶賛された「第1集」 (RCD-1010) に続き、早くも登場する「第2集」には、第5番「春」を含む3作品を収録! レコーディングではヴュータンやメトネル、ボウエンなど、ロマン派以降の知られざるレパートリーを積極的に取り上げ、レパートリーを広げてきたハンスリップ。ヴァイオリンのレパートリーの王道中の王道、ベートーヴェンのソナタの全曲録音は、神童から若き名手へと成長し、さらなる高みを目指すハンスリップのキャリアにおける重要なマイルストーンとなることだろう。Hyperionでもお馴染みのイギリスの実力派ピアニスト、ダニー・ボウエンの知的で洗練されたピアニズムにもご期待頂きたい。
ゴリアテとの旅〜ヨーゼフ・ケンペルの足跡
 ホフマイスター:コントラバス協奏曲 変ホ長調
 シュペルガー:コントラバスとヴィオラ・ダ・モーレのためのソナタ
 ヴァンハル:コントラバス協奏曲 変ホ長調
 モーツァルト:アリア「この美しい手と瞳のために」 K.612
 グリゴリー・クロテンコ(Cb) イリヤ・マズロフ(Br)
 マリア・クレスティンスカヤ(ヴィオラ・ダ・モーレ)指揮バロッコ・コンチェルタート
 ハンガリー陸軍の騎兵将校であると同時に、独学で学んだコントラバスのヴィルトゥオーゾとして、オーストリア、ドイツ、パリ、ロンドンやサンクトペテルブルクを訪れ、レオポルド・モーツァルト、ハイドン兄弟、ヴァンハルなど、当時の著名な音楽家たちと親交を深めたヨーゼフ・ケンペル(1735-88?)と、ケンペル自身のために製作された特大の楽器「ゴリアテ」の足跡をたどるプログラム。サンクトペテルブルクのボリショイ劇場の宮廷音楽家としてその生涯を終えたとも考えられているケンペル(ケンプファー)の足跡を、ホフマイスターやシュペルガー、ヴァンハルの傑作で再現するグリゴリー・クロテンコは、現代のロシアのヴィルトゥオーゾ。2007年のモスクワ音楽院卒業後、2009年の第3回セルゲイ・クーセヴィツキー国際コントラバス・コンクールで見事優勝を果たし、スヴェトラーノフ記念ロシア国立響や、ロシア・ナショナル管で活躍。2011年にはオルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークに客演コンサートマスターとして招かれるなど、古楽の分野でもその才能を発揮している期待の名手。数世紀の時を越えて繋がる、現代ロシアと18世紀ヨーロッパの2人のコントラバスのヴィルトゥオーゾ。低弦楽器、コントラバスのソロ楽器として魅力を存分にお楽しみ頂きたい。

TCB (瑞) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 スイスのジャズ系レーベル。
70歳記念、サンディ・パットン〜 The Saga of Reflective Perspectives
 幻想即興曲(フレデリック・ショパン)
  − アイム・オールウェイズ・チェイシング・レインボウズ(ハリー・キャロル/ジョセフ・マッカーシー)
 夢想(クロード・ドビュッシー) − マイ・リヴェリー(ラリー・クリントン)
 夢のあとに(ガブリエル・フォーレ)/リベルタンゴ(アストル・ピアソラ/グレイス・ジョーンズ)
 別れの曲(練習曲 ホ長調 Op.10 No.3「悲しみ」|フレデリック・ショパン)
  − ノー・アザー・ラヴ(ポール・ウェストン/ボブ・ラッセル)
 サムウェア(レナード・バーンスタイン)
 亡き王女のためのパヴァーヌ(モーリス・ラヴェル)
  − ザ・ランプ・イズ・ロウ(ピーター・デローズ&バート・シェフター/ミッチェル・パリッシュ)
 ダニー・ボーイ(アイルランド民謡)

  サンディ・パットン(Vo) トーマス・デュルスト(B)
  スワヴェク・プリズガ(G) アミゲルンSQ
 録音:2017年9月17日-18日、ベルン芸術大学スタジオ。 ベルン芸術大学で長年ジャズ・ヴォーカルを教えてきたベテラン・シンガー、サンディ・パットンの生誕70周年を記念したプロジェクト。ショパンの「幻想即興曲」のメロディーを使い、ジュディー・ガーランドなどの歌唱で知られるミュージカル・ナンバー「I'm Always Chasing Rainbows(虹を追って)」や、ラリー・クリントンがドビュッシーの「夢想」をアレンジした「My Reverie」、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」のメロディーをポピュラーソング化してフランク・シナトラなどが歌った「The Lamp Is Low」などのよく知られたアレンジ作品と、ベルン音楽院の教授を務めるギタリスト、スワヴェク・プリズガ(スワヴォミール・プリズガ)がアレンジしたクラシック曲を組み合わせた秀逸なプログラム。

AUDITE (独) 
 価格帯記載無し[CD]:特記以外 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)
 価格帯B[SACD]:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
AU-23440
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(2CD)
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集
 チェロ・ソナタ〔第1番 ヘ長調 Op.5 No.1 /第2番 ト短調 Op.5 No.2 /第3番 イ長調 Op.69 /
         第4番 ハ長調 Op.102 No.1 /第5番 ニ長調 Op.102 No.2 〕/
 ヘンデル「ユダ・マカベア」の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO.45 /
 モーツァルト「魔笛」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66 /
 モーツァルト「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46

  マルク・コッペイ(Vc) ペーター・ラウル(P)
 録音:2017年11月3日、小ホール、サンクトペテルブルク・フィルハーモニア、ライヴ。 丁寧な音楽づくりで定評のある実力派チェリスト、マルク・コッペイがベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集をライヴ収録。コッペイはストラスブール生まれ。パリ国立高等音楽院で学んだ後、18歳でJ.S.バッハ国際コンクールにおいて優勝。その後のキャリアは華々しく、ソリストとしてはインバル、クリヴィヌ、ギルバート、佐渡裕などの指揮者と共演。室内楽奏者としてのキャリアも充実しており、ピリス、ベロフ、デュメイ、ムローヴァ、パユなどから厚い信頼を得ている。またイザイ弦楽四重奏団(1995年から2000年)のメンバーとして数 多くの録音を残している。現在はパリの国立高等音楽院で教鞭を執るほか、ザグレブソロイスツ合奏団の芸術監督として活躍の幅をさらに広げており、手兵と共演したハイドン& C. P. Eバッハのチェロ協奏曲集(AU-97716)では高い評価を得た。そして、キリル・カラビツ指揮ベルリン・ドイツso. とのドヴォルジャークのチェロ協奏曲(AU-97734)では堂々たる演奏で注目を集めた。ペーター・ラウルとの共演で収録したこのベートーヴェンではどの作品でも息の合った掛けあいに聴き入ってしまう。優美に歌い上げるコッペイと表情豊かに演奏するラウルのピアノ、それぞれが絶妙の表情で演奏している。コッペイの自信作がここに完成した。演奏はもちろんのこと、auditeの社主にしてトーンマイスターのルトガー・ベッケンホーフ氏による録音は、演奏の空気感・迫力が伝わる最上の録音と言えるだろう。
 #2018年4月上旬以降発売予定。
ホルヘ・ボレット〜未発売 RIAS 放送録音集 Vol.2
 リスト:ピアノ協奏曲全集〔第1番 変ホ長調(*) /第2番 イ長調 (#) 〕/
     巡礼の年第2年「イタリア」より ペトラルカのソネット(+)
      〔第47番/第104番/第123番〕
 ワーグナー/リスト編曲:歌劇「タンホイザー」序曲(+)
  ホルヘ・ボレット(P) ローレンス・フォスター指揮(*)
  エド・デ・ワールト指揮(#)  ベルリン放送so.(*/#)
 録音:1971年11月30日(*)、1982年12月19日(#)、ベルリン・ラジオハウス・ゼンデザール、ライヴ(*/#)、1973年10月8日、スタジオ10、 RIAS 放送曲(+) 。 ボレットの未発表スタジオ録音第1弾 (AU-21438) は大反響を呼んだが、待望の第2弾も驚愕の内容。ホルヘ・ボレット(1914-1990)はキューバ出身のアメリカのピアニスト。大柄な技巧と濃厚な表現による19世紀風ピアノ演奏でファンの多い巨匠。独特のコクのある音色を持ち、たっぷりと歌われたリストやショパンは絶品だった。ボレットはゴドフスキに学んだ後、ラフマニノフの従兄でリストとチャイコフスキーの愛弟子だったジロティに師事して仕上げた、まさに血統書付のピアノDNA を持っている。しかしずっと不遇で、1970年代になりようやく世界的な注目を集め、Decca を中心に録音を残した。このアルバムはその注目を集めた時期のもが、いずれも初出音源。当時最先端だった西ドイツの放送局のクオリティにより奇跡的な状態で収録されていた。それをaudite 社主ベッケンホーフが細心のマスタリング技術で、驚異的な世界が蘇った。何よりも嬉しいのがリストのピアノ協奏曲第1番と2番。ボレットは両曲を1979年にジンマン指揮ロチェスター・フィルとVoxに録音、第1番は1960年のEVERST盤やPYE盤があるが、円熟度、オーケストラの質いずれもの点で、この録音は決定盤。リスト直系の物凄いヴィルトゥオジティと絶妙な歌い回しに聴き惚れさせられ、公開収録ならではの聴衆の熱気とボレットのノリも感じられる。「ペトラルカのソネット」全3曲は1980年代にDeccaの録音があるが、これはそれより9年前のもので、若々しい覇気に満ちていて魅力的。さらに凄いのはリスト編曲によるタンホイザー序曲。彼はラスト・コンサートでも同曲を弾くほど愛着を示したが、この演奏は技巧、音楽の大きさ、ピアノの音色の美しさ等充実度満点、凄すぎる内容となっている。ピアノ好きならば心から興奮させられること間違いない稀有の現象。
オルガン編曲によるロシア作品集
 ショスタコーヴィチ/ソフィー・レゾー編曲):弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 Op.110
 プロコフィエフ/ソフィー・レゾー編曲:「束の間の幻影」 Op.22 より 抜粋
 ラフマニノフ/ゴードン・ボルチ・ネヴィン編曲:前奏曲 ト短調 Op.23 No.5
 チャイコフスキー/レジナルド・ゴス=カスタード編曲:くるみ割り人形 Op.71 〜あし笛の踊り
 リムスキー=コルサコフ/ソフィー・レゾー編曲:シェヘラザード Op.35
 チャイコフスキー/ソフィー・レゾー編曲:白鳥の湖 Op.20 〜情景
 ラフマニノフ/フレデリック・G.シン編曲:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3 No.2「鐘」

 ソフィー・レゾー(Org|使用楽器:カヴァイエ=コル製作
 録音:2017年8月2日-4日、サントメール大聖堂、フランス。 サントメール大聖堂の正オルガニストのソフィー・レゾーが、ロシアの名曲をオルガンで演奏した興味深いアルバムがリリース。まずレゾー編曲によるショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第8番の演奏で驚かされる。D-S (Es)-C-Hの音形が全曲のテーマとして現れる当作品が、レゾーは各楽章でストップを変え立体的に演奏している。第2楽章の畳み掛けるようなフレーズも圧巻。 K.バリモントの序詩に基づく、プロコフィエフの束の間の幻影。レゾーは20の小品のうち9曲を抜粋し編曲した。色彩感豊かに演奏している。この他、どの作品でも楽器の王様パイプオルガンでロシアの名曲を奏でている。ソフィー・レゾーは数々の国際コンクールの入賞歴を誇り、ナイメーヘン国際オルガン・コンクール優勝(オランダ/ 1992年)やトゥールーズ国際オルガン・コンクール第2位(フランス/ 1996年)などで注目を集めた。その後、フランスを中心に演奏活動を続けているが、演奏楽器の中心はカヴァイエ=コル製作のオルガンで、正オルガニストをつとめるサントメール大聖堂はもちろんのこと、ノートルダム大聖堂(パリ)、マドレーヌ寺院(パリ)、サンセヴラン教会(パリ)に据え付けられた名器を演奏してきた。カヴァイエ=コルの楽器を熟知したレゾーだからこそのレジストレーションで各作品の魅力を絶妙に引き出した驚きの演奏を聴くことが出来る。

CYBELE (独) 特記以外
 価格帯B[SACD]:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

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CF-003
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(HYBRID_SACD)
価格帯:B
アメリカン・ベルセルク〜ジョン・アダムズ(1947-):
 弦楽四重奏とCDのための「ダンスとやらについてのジョンの本」(1994) (*) /
 ピアノのための「チャイナ・ゲート」(1977) /ピアノのための「アメリカン・ベルセルク」(2001) /
 ヴァイオリンとピアノのための「ロードムービー」(1995) (#) /
 2台のピアノのための「ハレルヤ・ジャンクション」(1998) (+)

  リヴィウ・ネアグ=グルーバー(Vn;*/#) アクセル・ヘス(Vn;#)
  ジェンス・ブロックマン(Va;#) マイケル・ハブリッツェル(Vc;#)
  マイエラ・シュトックハウゼン(P;+) ホルガー・グロショップ(P;*以外)
 録音:2017年4月、7月。SACD層は 2.0 ch Stereo, 5.0 ch Surround Sound, 3D-Binaural-Stereo 対応。 本体記載レーベル: Cragg Foundation 〔2007年、第19回高松宮殿下記念世界文化賞彫刻部門の受賞者、トニー・クラッグの作品を展示する庭園 Skulpturenpark Waldfrieden などを所有する、作家個人財団の傘下にあるレーベルと思われる。庭園の公式サイトに当盤の情報があり、発売元とされている〕。 細かなリズムが飛び跳ね発展していくジョン・アダムズのミニマル音楽を超優秀録音ではっきり捉えた、愉悦感たっぷりのディスク。ぜひSACDプレイヤーでお聴き頂きたい。「ハレルヤ・ジャンクション」はアダムズ自身のお気に入り。明るいコードが浮き立つリズムで奏でられ、次第にまばゆい光が乱反射するかのように2台のピアノにズレが生じていく。出だしこそいかにもミニマルだが、少しずつメロディとコードが変化し、いつの間にかギクシャクしたリズムになったり波のようなアルペジオになったりと先の読めない展開を見せてくれるので、最後までとても面白く聴ける。ちなみにピアニストの一人、マイエラ・シュトックハウゼンはあのカールハインツ・シュトックハウゼンの娘。「ダンスとやらについてのジョンの本」はクロノス・カルテットのために書かれた作品で、10の小品からなるポップでユーモラスな音楽。弦楽四重奏とは別にプリペアド・ピアノの音が収められたCDも用いる。このアルバムで演奏している4人はヴッパータールso. のメンバー。「チャイナ・ゲート」は透明なコード進行で夢見るような美しいピアノ曲。「アメリカン・ベルセルク」は変拍子リズムが前面に打ち出され、プロコフィエフの第7ソナタ終楽章を思わせる世界。静と動が並ぶ2曲。急緩急の3楽章からなる「ロードムービー」はゆったりとした中間楽章が美しく、ヴァイオリンの最低音を全音低いFに調弦することで独特の効果を上げている。

HANSSLER 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

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HC-16000
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(54CD)
5CD価格
C.P.E.バッハ・エディション
 【CD1-26】鍵盤独奏作品集(全曲)【CD27-31】ピアノ協奏曲集、クラヴィーア・ソナタ集(ピアノ三重奏版)
 【CD32-37】チェンバロ協奏曲集&シンフォニア集【CD38】チェロ協奏曲集【CD39】オーボエ協奏曲集
 【CD40-41】フルート協奏曲集【CD42】管楽室内曲集【CD43-44】フルート・ソナタ集
 【CD45】ヴィオラ・ダ・カンバ・ソナタ集【CD46-47】ハンブルクの教会のために書かれた作品集
 【CD48】ハンブルクの祝祭カンタータ集【CD49】マニフィカト【CD50】オルガン作品集【CD51】室内楽曲集
 【CD52】ヴァイオリン・ソナタ集【CD53-54】オルガン作品集

 アナ=マリヤ・マルコヴィナ、ミヒャエル・リシェ(P) ルカ・スカンダーリ(Org)
 ドロテア・ゼール(Fl−tr) パトリック・ガロワ(Fl) レザミ・ド・フィリップ
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、シュトゥットガルト室内o.他
 大ベストセラーのJ.S.バッハ大全集(HC-15041)でも有名な独ヘンスラー・レーベル。今度はカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788)の主要作品を網羅した54枚組のボックスが登場する。エマヌエルは父ヨハン・セバスティアン・バッハとその最初の妻マリア・バルバラとの間に生まれて成人した2番目の息子。バッハ一族のうち最も有名で多作の音楽家であるとともに、ベルリンとハンブルクで極めて有力な地位を占め、クラヴィーア奏者および理論家として尊敬され、北ドイツ「多感様式」の代表者と言われている。エマヌエルの代表作品は鍵盤独奏曲で長い経歴のなかでも中心を占め、エマヌエルの独特のスタイルである突然の遠隔転調、筆記体を思わせる流動的な表現からの意外な離脱、感情のこもった話し言葉の抑揚に似た旋律の形、厳密な強弱法の指示など、随所に現れるこれらの鍵盤独奏作品は似て非なる個性を示している。当セットの主な録音としてはC. P. E. バッハの生誕300周年を記念してリリースされたアナ=マリヤ・マルコヴィナによる鍵盤独奏作品を全曲収録。マルコヴィナはこの録音のために10年間もの間、C. P. E. バッハの作品を研究しこの偉業を達成した。世界初録音の作品も数多く含まれており、内容・演奏ともに充実したピアノによる演奏として話題となった。この他、ミヒャエル・リシェによるピアノ協奏曲やドロテア・ゼールによるフルート・ソナタなど、ヘンスラー・レーベルが誇る演奏を中心にライセンス音源を含む充実の演奏を聴くことが出来る。
HC-16002
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(50CD)
5CD価格
宗教音楽傑作集
 J.S.バッハ、C.P.E.バッハ、J,L,バッハ、ベートーヴェン、ベルリオーズ、ブラームス、
 ブルックナー、ケルビーニ、ドヴォルジャーク、グノー、ビゼー、ヘンデル、ハイドン、M.ハイドン、
 ヘルベック、ヘルツォーゲンベルク、メンデルスゾーン、モーツァルト、ロッシーニ、シュッツ、
 シューベルト、スッペ、テレマン、マイ、ヴェルディ、ワーグナー、フォーレの作品

 ヘルムート・リリング指揮シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム/他
独ヘンスラー・レーベルより主要な宗教音楽の傑作を集めた50枚組が登場する。当ボックスの大半を占めるのはヘルムート・リリング指揮シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムによる演奏で、バッハのマタイ受難曲、ヨハネ受難曲、ベートーヴェンのミサ・ソレムニス、ブラームスのドイツ・レクイエム、ヘンデル(モーツァルト編)のメサイア、メンデルスゾーンの交響曲第2番「讃歌」をはじめとする名曲にして名盤が揃った。また、C. P. E. バッハのマニフィカト、ハイドンの「十字架上のキリストの最期の7つの言葉」、ケルビーニのミサ曲第2番、メンデルスゾーンの「エリヤ」など現在入手困難な音源も収録している。さらには独プロフィール・レーベルからの音源でゲルト・シャラー指揮
フィルハーモニー・フェスティヴァによるスッペのレクイエム、ヨハン・ヘルベックの大ミサ曲、ブルックナーのミサ曲第3番も収録しているのもうれしいこところ。このボックスでは録音が少ないながらも傑作に讃えられる作品を多数収録している。
ダヴィド・ゲリンガス〜70歳記念
 メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58〜第1楽章(*) / グリーグ:ソルヴェイグの歌(*)
 ブラウンフェルス:弦楽五重奏曲 嬰ヘ短調 Op.63 〜第1楽章(**) / シェンデロヴァス:ダヴィデの歌(2006) (#)
 バラカウスカス:ボップ・アート(1972/95) (+) / シベリウス/ヘルマン編曲:悲しきワルツ Op.44 No.1 (*)
 ラウルシャス:コンチェルト・ディ・コルデ(2005) 〜第2楽章(##) / ショスタコーヴィチ:
  ピアノ三重奏曲第2番 Op.67 〜第2楽章(++) グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調 Op.36 〜第1楽章(*)

 ダヴィド・ゲリンガス(Vc) イアン・ファウンテン(P;*) ヴィリニュスSQ (#)
 ピャトラス・ゲニューシャス(P;+) ウラジーミル・タラソフ(ドラムス;+)
 グリンゴルツSQ (**) ヴィータウタス・ソンデツキス(Vc;##)
 ドミートリー・シトコヴェツキー(Vn;++) ヤーシャ・ネムツォフ(P;++)
 既出: Hanssler, Profil 。 リトアニア出身の巨匠ゲリンガスが70歳を記念して、独プロフィールおよびヘンスラー・レーベルの音源からのベスト・アルバムをリリースする。ロストロポーヴィチに師事したゲリンガスは師の演奏スタイルを受け継ぎ、スケールの大きな華やかな演奏が魅力。音楽一家に生まれたゲリンガスは1970年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝し世界から注目を集めた。1975年にドイツに移住し、以後ドイツを中心に演奏家として、またハンブルク音楽院の教授として後進の指導にもあたっている。当ディスクにはゲリンガスのレパートリーの広さを示す全9曲を収録。リトアニア作曲家同盟の議長を務める長老作曲家ヴィータウタス・ラウルシャスの作品など、故郷リトアニアの作曲家への委嘱もしている。
J.S.バッハ:トランスクリプションズ〜最高傑作 Vol.2
 ジロティ編曲:平均律クラヴィーア曲集第2巻第3曲によるパラフレーズ(嬰ヘ長調)/
        小前奏曲 BWV.555(ホ短調)/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 BWV.1003 〜アンダンテ(ニ長調)
 ラフマニノフ編曲:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV.1006 〜前奏曲(ホ長調)
 W.F.バッハ編曲:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 BWV.1003 〜フーガ(ニ短調)
 ティラバッシ編曲:リュート組曲 BWV.995 〜ガヴォット(ト短調)
 ブルマイスター編曲:平均律クラヴィーア曲集第1巻〜第8曲 BWV.853(変ホ短調)
 エミール・ナウモフ編曲:ヨハネ受難曲 BWV.245 〜熟視せよ、わが魂よ(変ホ長調)/
             マタイ受難曲 BWV.208 〜愛ゆえにわが救い主は(イ短調)
 コルトー編曲:チェンバロ協奏曲第5番 BWV.1056 〜アリオーソ(変イ長調)
 ゴールドベルク編曲:狩のカンタータ BWV.36 〜羊は安らかに草を食み(ロ長調)
 ツァーベル編曲:マタイ受難曲 BWV.244 〜神よ、あわれみ給え(ロ短調)

 アンゲリカ・ネーベル(P)
 録音:2016年7月27日、10月20日、2017年4月29日、クララ・シューマン・ザール、フランクフルト高等音楽院。 アンゲリカ・ネーベルのヘンスラー・バッハ編曲集第4弾。編曲者は世界多域に及んでいるが、ピアノの名手中心で興味津々。ラフマニノフの従兄だった名ピアニストのジロティ、バッハの息子フリーデマンの編曲が興味津々。今回も若い世代、1968年生まれのフランク・ツァーベルがアンゲリカ・ネーベルのために編曲したマタイ受難曲のアリアが入っているのも聴き物。教会を表す「12」曲で構成され、また調性もだぶらないように考慮され、バッハにとって特別な ロ短調(受難の調)の「神よ、あわれみ給え」で終るようになるよう綿密に計算されている。バッハ好きには目からウロコの落ちることの多い、まさに考え抜かれたアルバム。
インドジフ・フェルト(1925-2007):
 フルート協奏曲(1954)
テオドラキス:アダージョ(1993)
ワインベルク:フルート協奏曲第2番 Op.148b (1987)
        (弦楽オーケストラ伴奏版)(*)
キャスリン・
 クリスティアンス(Fl)
ルーベン・ガザリアン指揮
ヴュルテンベルク室内o.
 録音:2016年10月12日-14日、フリーナ文化会館、フライン。(*)は当版による世界初録音。 キャスリン・クリスティアンスはハイデルベルク出身のドイツの女性フルート奏者。祖父の叔父がデンマークの大作曲家カール・ニルセンという家系で、6歳よりフルートを始め、23歳でハイデルベルクso. の首席フルート奏者となった。ここではチェコ、ギリシャ、ポーランド=ロシアの作曲家による20世紀後半の協奏作品が集められている。いずれも前衛的ではなく、民族色あふれ魅力的。インドジフ・フェルトの協奏曲はバルトークを思わす運動性に満ちた作品で、フルートの協奏曲としては珍しい兇暴な音響が現れる。ワインベルクのフルート協奏曲第2番はもともとフル・オーケストラのための作品だが、ここでは作曲者による弦楽オーケストラ版の世界初録音。テオドラキスはポピュラー・ソングも有名だが、この「アダージョ」は彼のメロディ・メーカーぶりを示したもので、映画音楽のような情緒纏綿たる作品となっている。ワインベルクとテオドラキスは暗い作風だが、若きクリスティアンスの情念に満ちたフルートに引き込まれる。

MAGGIO LIVE (伊) 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)

 フィレンツェ五月音楽祭の自主レーベル。
ベッリーニ:歌劇「清教徒」
 グラツィアーノ・デル・ヴィーノ(グァルティエーロ)
 アゴスティーノ・フェッリン(ジョルジョ) ニコライ・ゲッダ(アルトゥーロ)
 セスト・ブルスカンティーニ(リッカルド) ヴァリアーノ・ナタリ(ブルーノ)
 フローラ・ラファネッリ(エンリケッタ) クリスティーナ・ドイテコム(エルヴィラ)
 リッカルド・ムーティ指揮フィレンツェ五月音楽祭o.
 アドルフォ・ファンファーニ合唱指揮フィレンツェ五月音楽祭cho.
 録音:1970年12月1日、コムナーレ劇場、フィレンツェ、モノラル、ライヴ。 ムーティの「清教徒」といえばフィルハーモニア管との79年セッション録音(EMI)が有名だが、これはその9年前の録音。フィレンツェ五月音楽祭管とのライヴで、イタリアの血が騒ぐ快演を披露している。ムーティは69年にフィレンツェ五月音楽祭の音楽監督に就任、以降も現在に至るまでたびたび指揮をしており、この録音からも両者の相性の良さが十二分に感じられる。指揮に引っ張られオーケストラがとにかく良く歌い、ドラマがどんどん熱を帯びて展開していくのが圧倒的。ゲッダとドイテコムの歌う二重唱「Vienifra queste braccia(この腕のなかに)」など歌手陣の絶唱ぶりも凄まじく、まさにオペラを聴く悦びここにあり。会場の熱気まで伝わって来る。

SKARBO (仏) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから。ただし、代理店ヘの旧譜入荷は年1度程度のようですので、お時間がかかります。
鳥と愛
 朝鮮民謡:アリラン / ジュリアス・ベネディクト:ジプシーと小鳥(*) /みそさざい(*)
 カッチーニ:うるわしのアマリッリ / スカルラッティ:貴女が私の死の栄光を / デュランテ:愛に満ちた処女よ
 ペルゴレージ:もし貴方が私を愛してくれて / ヘンデル:優しい鳥よ(*) /優しき眼差しよ/私を泣かせて下さい
 ラモー:恋するナイチンゲールよ(*) / アダム:モーツァルト「ああ、お母さん聞いて」による変奏曲(*)
 ドリーブ:夜鳴きウグイス(*) / アーン:クロリスに/私の詩に翼があったなら/恋する乙女

  パク・スンヒ(S) ジャン=ピエール・フェレ(P) 小山裕幾(Fl;*)
 録音:2017年9月21日-22日、三鷹芸術文化センター、風のホール、東京。 韓国のソプラノ歌手、パク・スンヒが「鳥」と「愛」にまつわるアルバムをリリースする。スンヒは完璧な高音域のコントロールと豊かな表現力が魅力の歌手。当ディスクでは彼女が大切にしてきた全18曲を心をこめて歌った。共演は仏スカルボ・レーベルの社主にしてピアニストのジャン=ピエール・フェレ、そしてフルートの小山裕幾を迎えての録音。小山裕幾は第73回日本音楽コンクールのフルート部門第1位(2004年)、第6回神戸国際フルートコンクール第1位(2005年)をはじめ、数々のコンクール優勝歴を誇る若手実力派。スンヒの透き通るような美しい歌唱に華を添える。収録作品は朝鮮民謡のアリランにはじまり、ベネディクトの鳥にまつわる歌曲、ヘンデルの名曲「私を泣かせて下さい」、ドリーブの夜鳴きうぐいすなど実に多彩なプログラム。最後に収録したベレズエラ(代理店記載ママ)生まれのレイナルド・アーンの3曲はマスネ風の甘美な旋律で、美しくしっとりと歌っている。

WAON RECORDS 価格帯B:1枚あたり:¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
WAONCD-330
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(HQCD)
価格帯:B
平野一郎四季の四部作
 〔春の歌/夏の歌/秋の歌/冬の歌〕
吉川真澄
(Vo[無伴奏女声独唱])
 録音:2017年4月25日-28日、能楽堂、嘉祥閣、京都。 HQCD は通常のCDプレーヤーで再生可能。 電流伝送型マイクロホン(ショップス MK2H 無指向性カプセル付き)、電流伝送型マイクロホン用プリアンプ PT-CMP01 、 以上設計製作、2015年毛利忠晴(ピュアートレコーズ)(2016年改造)|Recorder: TASCAM DA-3000 | DSD to PCM converter; Weiss Sracon-DSD [5.6448 MHz DSD Recording/192 kHz 24 bit Editing ] 。 豊かな音場、演奏者の息遣いをとらえた優秀録音で人気のワオンレコードより、最新録音の登場。ソプラノ歌手、吉川真澄の委嘱による、平野一郎作曲の、無伴奏女声独唱のための≪四季の四部作≫―「春の歌」「夏の歌」「秋の歌」「冬の歌」。奏者の身体をいわば依代【よりしろ】として、自然に満ちる声や音が、奏者の声やボディ・ランゲージなどで再現されていく、特殊発声やボディ・パーカッションを含む表現の可能性を極限まで追求する作品。2015年、この作品の全曲初上演を軸とする「DUOうたほぎリサイタル〜春夏秋冬」公演は、サントリー芸術財団より佐治敬三賞を受賞した。―「これらの作品は、季節の自然にみちる声音を特殊発声やボディ・ランゲージをも用いる無伴奏声楽曲としたものであるが、どの曲も原初への独創的な探求を踏まえており、太古の霊的な響きがいま呼び覚まされるような趣がある。吉川はその襞に深く入りこみ、巫女のようなひたむきさでその霊性を表現して、会場を一種宗教的な感動に包んだ。」(佐治敬三賞・贈賞理由)―2017年4月、京都御所近くの能楽堂、嘉祥閣にてレコーディングが行われた。生演奏(舞台上演)が前提である、ボディ・ランゲージなども多用された作品が、ワオンレコードのすぐれた録音技術でどのようにとらえられているかも注目。

CPO (独) 〔超速報版〕 価格帯記載無し:1CDあたり¥3080(税抜¥2800)
        価格帯C[ハイブリッドSACD/LP]:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 「〜の第○集」というような表記は基本的に国内代理店の記載によりますが、何故か誤っている場合がかなり見受けられますので、御了承のほどお願い致します。旧譜はこちらから
アルノルト・クルーク(1849-1904):室内楽作品集
 弦楽六重奏曲 Op.68 /ピアノ四重奏曲 Op.16
  リノス・アンサンブル
ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649-1725):
 5曲の宗教的コンチェルト集「音楽による魂の平和」(1697、ニュルンベルク)
 〔 Ruhmet den Herrn (詩篇第22番) / Ach Herr, wie ist meiner Feinde soviel (詩篇第3番) /
  4声のソナタ / Herr, warum trittest du so ferne (詩篇第10番) /
   Meine Seele harret nur auf Gott (詩篇第62番) / Fortunae ne crede 〕

クラウス・メルテンス(B−Br) ジモーネ・エッケルト指揮ハンブルク・ラーツムジーク
ツェルニー&ブルッフ:4手&2台ピアノのための協奏曲集
 ツェルニー(1791-1857):4手ピアノと管弦楽のための協奏曲 Op.157
 ブルッフ(1838-1920):2台ピアノのための幻想曲 Op.11 /
            2台ピアノと管弦楽のための協奏曲 変イ短調 Op.88a
 ジェノヴァ&ディミトリー・ピアノ・デュオ
 ヨルダン・カムツァロフ指揮ジェネシスo.、ブルガリア国立放送so.
オルフェウス〜17世紀の歌、アリアとマドリガル集
 ロバート・ジョンソン、アントニオ・ドラーギ、モーリス・グリーン、バード、ヤコボ・ペーリ、
 ガブリエル・フォークトレンダー、ヨハン・エラスムス・キンダーマン、フランチェスコ・ラージ、
 モンテヴェルディ、ルイジ・ロッシ、トーマス・キャンピオン、パーセル、ドメニコ・ベッリ、
 ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ、アントワーヌ・フランシスク、ヨハン・シュテフェンスの作品

 ユリアン・プレガルディエン(T)
 アンドレアス・キュペルス指揮テアトロ・デル・モンド
ヨハン・セバスティアーニ(1622-1683):マタイ受難曲
 コリン・バルツァー(T) クリスティアン・イムラー(B−Br)
 イーナ・ジードラツェク(S) ネイサン・メドレイ(CT)
 ジョナサン・ウッディ(B−Br) ポール・オデット指揮
 スティーヴン・スタッブズ指揮 ボストン古楽音楽祭声楽アンサンブル
ヨハン・ネポムク・ダーフィト(1895-1977):交響曲集 Vol.2
 〔第2番 Op.20 /第4番 Op.39〕
  ヨハネス・ヴィルトナー指揮ウィーン放送so.
アントン・エーベルル(1765-1807):
 2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 変ロ長調 Op.45 /
 4手のためのピアノ・ソナタ〔第1番 ハ長調 Op.7 No.1 /第2番 ヘ長調 Op.7 No.2 〕
  パオロ・ジャコメッティ、福田理子(Fp)
  マイケル・アレグザンダー・ヴィレンズ指揮ケルン・アカデミー

DORIAN SONO LUMINUS (米) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 # BD オーディオ盤仕様: 5.1 or 5.0 DTS HD MA 24/192Khz | 9.1 or 7.1 or 7.0 DTS HD MA 24/96Khz | 2.0 LPCM 24/192Khz(すべて再生環境が必要です)。
 ご案内済旧譜はこちらから
DSL-92191
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(BD Audio
+CD)
1.5CD価格
ピーター・グレッグソン(1987-): Touch
 〔 Found / Time / Cycle / Chorale / Held / Touch / Turn / Lost 〕

 サラ・ダンジェロ、ヘンリー・フローリー、デレク・ポウェル(Vn)
 エースム・アレン=クレイトン、ダナ・ロコズニー(Va)
 ピーター・グレッグソン(Vc)他
 (P) (C) 2015 。

DSO LIVE 1CDあたり¥2640(税抜¥2400)

REJOICE 〜ダラス響金管&打楽器セクションとオルガンによるクリスマス
 マリー・プレストン(Org) ローレンス・ロー指揮
 ダラスso.ブラス&パーカッション

GRAND PIANO (香港?) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 知られざるピアノ作品にスポットを当てることを目的に、2012年に発足したレーベル。発売元は、一時の NAXOS と同じ HNH INTERNATIONAL 名義となっている。世界初録音を含むレアなピアノ作品を中心に、年に15タイトル程新譜がリリースされる予定。
ジョゼ・ヴィアナ・ダ・モッタ(1868-1948):
 幻想的小品 Op.2 (1885) (*) /ベックリンによる2つのピアノ小品(1891) /5つのポルトガル狂詩曲(1891/1894-95)

  ジョアン・コスタ・フェレイラ(P)
 録音:2017年3月2日-3日、 Studio Sequenza, Montreuil, France 。(*)を除き世界初録音。
ホセ・アントニオ・レセンデ・デ・アルメイダ・プラド(1943-2010):カルタス・セレステス Vol.3
 〔第9番(1999) /第10番「神秘的な動物の星座」(2000) /
  第12番「ニコラス・ローリックの空」(2000) /第14番 (2001) (*) 〕

 アレイソン・スコペル(P)
 録音:2016年10月26日-27日、 Sala Cecilia Meireles 、リオデジャネイロ、ブラジル。(*)を除き世界初録音。
パガニーニ・アット・ザ・ピアノ〜編曲と変奏曲集
 マーク・ハンブルク(1879-1960):パガニーニの主題による変奏曲(1902) (*)
 ブゾーニ(1866-1924):序奏とカプリッチョ(パガニーネスコ) (1909/第2稿1925)
 マイケル・ザドラ(1882-1946):アイネ・パガニーニ・カプリス(1911) (*) /
                パガニーニ・カプリス第19番 変ホ長調(1913) (*)
 イグナツィ・フリードマン(1882-1948):パガニーニの主題による練習曲集 Op.47b (1914)
 ボリス・パパンドプロ(1906-1991):パガニーニによる3つのカプリッチョ(1981) (*)

 ゴラン・フィリペツ(P)
 録音:2017年2月23日-24日。(*)は世界初録音。
アントニー・バージェス(1917-1993):
 悪く調整された電気キーボード [The Bad-Tempered Electronic Keyboard] のための
  「24の前奏曲とフーガ」(1985) /
 Finale: Natale 1985 (1985)
  ステファヌ・ギンズブルク(P)
 録音:2017年7月10日-13日、Venue Studio 1, Flagey, ブリュッセル、ベルギー。小説「時計仕掛けのオレンジ」(1962)で知られるバージェスの作曲作。
GP-777
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(2CD)
J.S.バッハ/エレオノール・ビンドマン編曲:ブランデンブルク・デュエット集
 (原曲:ブランデンブルク協奏曲)
〔第1番−第6番〕
 エレオノール・ビンドマン、ジェニー・リン(P)
 録音:2017年8月9日-11日、Sono Luminus Studios, Boyce, Virginia, US 。世界初録音。
テオドレ・アントニオウ(1935-):ピアノ作品全集
 ENTRATA (1983) / AQUARELLE (1958) /ピアノ・ソナタ Op.7 (1959) / SYLLABLES (1965) /
 前奏曲とトッカータ(1982) (*) /インヴェンションとフーガ Op.4 No.1 (1958) /
 インヴェンション、前奏曲とフーガ Op.4 No.2 (1958) /7つのリズミック・ダンス(2000) (*) / SYNAPHES (2001)

 コンスタンティノス・デストウニス(P)
 録音:2017年7月3日-4日、ディミトリス・ミトロプーロス・ホール、アテネ、ギリシャ。 (*)を除き世界初録音。

ORCHID CLASSICS 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 イギリスのヴァイオリニスト、マシュー・トラスラーによって2005年に設立されたレーベル。ロイヤル・フィルの自主製作盤( RPO 記号 で始まるもの)も含む。
 旧譜はこちらから
マティアス・キョラー、クラリネット・リサイタル
 シューマン:3つのロマンス Op.94 (クラリネットとピアノのための版)
 ライネッケ(1824-1910):序奏とアレグロ・アパッショナート ハ短調 Op.256
 ベルク:4つの小品 Op.5 /室内協奏曲〜第2楽章アダージョ(#)
 ドビュッシー:第1狂詩曲(*/#) / コリリアーノ(1938-):独白(+)
  マティアス・キョラー(Cl) サイモン・クロフォード=フィリップス(P;+以外)
  クロエ・ハンスリップ(Vn;#) カリーノSQ (+)
 録音:2016年12月3日-8日、シンフォニック・ホール、オーフス。なお、国内代理店はクラリネット奏者を『マティアス・クラー』としているが、当店で修正した。
EASTERN WIND
 グリエール(1875-1956):チェロとピアノのための12の雑記帖 Op.51 /
             チェロとピアノのためのバラード Op.4
 ラフマニノフ(1873-1943):チェロとピアノのためのソナタ ト短調 Op.19
  マヤ・ボグダノヴィチ(Vc) マリア・ベローソワ(P)
 録音:2017年5月1日-3日、 Studio Sequenza, France 。
THROUGH THE LENS OF TIME
 マックス・リヒター(1966-):リコンポーズド「四季」
 ユン・イサン(1917-1995):無伴奏ヴァイオリンのための「王のテーマ」
 シュニトケ(1934-1998):古い様式による組曲(ヴァイオリンとピアノのための版)
 ブロトンス(1959-):無伴奏ヴァイオリンのための「バロックの主題による変奏曲」

  フランシスコ・フラーナ(Vn) デイヴィッド・ファン(P)
  カルロス・イスカレイ指揮バーミンガム市so.
 録音:2017年5月2日-3日、American Academy of Arts and Letters, New York, US /2017年8月24日-25日、シンフォニー・ホール、バーミンガム、 UK 。

RESONUS CLASSICS (英) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 2011年にロンドンで設立されたレーベル。既に約80タイトルをリリースしているが、当初はダウンロード販売のみであったためか、2017年6月現在のCDリリースは55タイトル。旧譜はこちらから
Passion & Polyphony
 マクミラン(1959-):聖チェチーリア/子らは主の遺産である/憐みたまえ/祝福された聖餐への賛美歌/
           主なる神よ、我らを連れていきたまえ/すべての権威は我に与えられ/おお、晴れやかな夜明け
 フランク・マルタン(1890-1974):二重合唱のためのミサ

  ニール・フェリス指揮 sonoro 〔声楽アンサンブル〕
  エミリー・ペイルソープ(Ob) ベンジャミン・ロスカムス(Va)
 録音:2017年6月14日-16日、 St Augustine's Church, Kilburn, London 。
Sera d'inverno 〜ピッツェッティ:歌曲集
 冬の夕方/発表/5つの歌曲/墓碑銘/アマトリア・ディ・バシリオラへのアンティフォナ/
 そして私は痛み、私は歌う/3つの歌曲〜3月の打ち合わせ/2つの愛の歌/
 3つの愛の歌〜私の心は愛に/3つのギリシャの歌

 ハンナ・ヒップ(Ms) エマ・アッバーテ(P)
 録音:2017年3月12日-14日、 St John the Evangelist, Oxford (SJE Arts) 。

SOLO MUSICA (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 クラシックを中心とし、クロスオーヴァー、ジャズのアイテムも発売するレーベル。旧譜はこちらから
アンリ・マルトー(1874-1934):歌曲集
 8つの歌曲 Op.19c (*) /8つの歌曲 Op.28 (*) /5つの「葦の歌」 Op.31 (#)
  ヴェッセリーナ・カサロヴァ(Ms;*) ガリーナ・ヴラチェヴァ(P;*)
  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br;#)
  ギュンター・ヴァイセンボルン(P;#) フランツ・シュミットナー(Va;#)
 録音:2017年8月8日-10日、2017年4月19日-21日、 Radiostudio Zurich (*) /1956年10月2日、Norddeutscher Rundfunk, Hamburg (#) 。世界初録音。伝説的ヴァイオリニスト、アンリ・マルトー作曲の歌曲。
Violon2ello〔 (*):ハンス=ヘニング・ギンツェル編曲〕
 ロンベルク(1767-1841):ソナタ ハ長調 Op.43 No.2 / 作曲者不詳:グラウンドへのグリーンスリーヴス(*)
 クンマー(1797-1879):ボレロ Op.103 No.4 / J.S.バッハ:アリア(*)
 ゼバスティアン・レー〔セバスティアン・リー〕(1805-1887):二重奏曲 ト短調 Op.60 No.6
 ドッツァウアー(1783-1860):モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による5つの変奏曲
 ショパン:ワルツ第3番 イ短調 Op.34 No.2 (*) / ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク(*)
 ペーター・ミーク(1906-1990):「エピナルの印象」より〔第1番/第4番〕 / エルガー:愛のあいさつ Op.12 (*)
 オッフェンバック:二重奏曲 Op.52 No.3 / ライナー・ギンツェル:ハイドンの楽しみ

 ライナー・ギンツェル、ハンス=ヘニング・ギンツェル(Vc)
 録音:データ未詳。ミュンヘン音楽大学教授のライナーとその息子ハンス=ヘニングの親子チェロ・デュオによるアルバム。
フィリップ・アントルモン:シューベルトを弾く
 ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960 /
 4手のための幻想曲 ヘ短調 D.940 (#) /
 軍隊行進曲第1番 ニ長調 D.733 No.1 (#)
フィリップ・アントルモン(P)
戸室玄(P;#)
 録音:データ記載無し| (P) (C) 2018 。
ルーマニア狂詩曲
 エネスク:ルーマニア狂詩曲 イ長調 Op.11 No.1(T.ウォリー編曲/ピアノ四重奏版)/
      ヴァイオリン・ソナタ第3番 イ短調「ルーマニア民謡の特徴による」 Op.25 /夜想曲「ヴィル・ダヴレー」
 バルトーク:ハンガリーの風景 BB.103
        〜第1番「トランシルヴァニアの夕べ」(ヴァイオリンとピアノのための編曲版)/
       2つのヴァイオリンのための二重奏曲 BB.104 より
         Nos.21, 44, 7, 40, 32, 38, 29, 31(作曲者編曲/ヴィオラ版)/
       ルーマニア民謡舞曲 BB.68 (ヴァイオリンとピアノのための編曲版)

 ジル・アパップ(Vn) ダイアナ・ケトラー(P)
 アンサンブル・ラロ
  [アレクサンダー・シトコヴェツキー(Vn) ラツヴァン・ポポヴィチ(Va)
   クリスティアン・ナス(Va〔客演〕)
   ベルンハルト・直樹・ヘーデンボルク(Vc) ダイアナ・ケトラー(P)]
 録音:データ未詳。作品と演奏家の組み合わせも不明。

TOCCATA CLASSICS 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
アーサー・ファーウェル(1872-1952):ピアノ作品集 Vol.3
 ピアノ・ソナタ Op.113 (1949) /シンシアへ(1942) /微笑みの小品(1914, rev.1940) /
 ピアノのための2つの小品 Op.106 〜第2番「奇妙な夢」(1942) /ティトンズで Op.86 (1930) /
 オクターヴって何? Op.84 /大地と平野より Op.20

 リサ・シェリル・トーマス(P)
 録音:2016年11月24日-25日、 Potton Hall, Westleton, Sufolk 、 UK 。初録音。
フリードリヒ・ブルク(1937-):管弦楽作品集 Vol.1 〜交響曲集
 〔第17番「人生の喜びに」(2016) (*) /第18番「ダウガフピルス」(2017) (#) 〕
 ゲルトルーダ・イェルヨメンコ(P;*) アンダ・エグリーテ(クアクレ;#)
 マリス・クプチス指揮リエパヤso.
 録音:2017年1月、9月、 Great Amber Concert Hall, リエパヤ、ラトヴィア。初録音。代理店の『ジェリョーメンコ』『クプツス』といった妙な標記を修正済。 ブルクはウクライナに生まれ、1974年以降フィンランドで活躍する作曲家。クアクレ〔コクル〕はラトヴィアの民族楽器で、フィンランドにも同種の「カンテレ」がある。
ロドニー・ニュートン(1945-):
 管弦楽作品集 Vol.1
 交響曲〔第1番(1967-69) /第4番(1975) 〕/
 Distant Nebulae (1979)
ポール・マン指揮
マラガpo.
 録音:2017年9月18日-22日、サラ・ベートーヴェン、 Sala de Ensayos de Carranque, Plaza Pio XII, マラガ、スペイン。初録音。イギリスの作曲家。
ウィリアム・ジャクソン(エクセターのジャクソン)(1730-1803):
 歌曲、カンツォネットとソナタ集
  エマ・カークビー(S) イレネ・マス・サロム(S/Vn)
  チャールズ・ダニエルズ(T) マリア=アントニア・メリア(Fl)
  ベルナト・カボト、マルク・バウサ(Vn) クリスティナ・トレンチス(Va)
  シルビア・セラノ(Vc) ティモシー・ロバーツ(Cemb) アルス・ムジケ
 録音:2017年8月16日-19日、 St Saviour's Church, Hampstead, UK 。ジャクソンはイングランドのエクセター生まれで、画家や作家としても活躍した。



映像新譜




EURO ARTS DVD/Blu−ray  特記以外   価格帯E3:¥4400(税抜¥4000) / 価格帯E4:¥5500(税抜¥5000)

 旧譜はこちらから
20-13118
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(DVD)
価格帯:E3
バレンボイムの演奏と解説によるドビュッシー:12の前奏曲集第1巻
 〔イントロダクション/デルフィの舞姫/ヴェール/野を渡る風/夕べの大気に漂う音と香り/アナカプリの丘/
  雪の上の足跡/西風の見たもの/亜麻色の髪の乙女/とだえたセレナード/沈める寺/パックの踊り/ミンストレル〕

 ダニエル・バレンボイム(P/解説)
 制作:1999年|監督:ポール・スマチュニュイ|リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 59分|字幕:英独仏西 NTSC ドビュッシー没後100年を記念してダニエル・バレンボイムのドビュッシーの映像がDVDで復活ダニエル・バレンボイムが印象派の巨匠ドビュッシーの音楽を深く掘り下げ、解説・演奏したドキュメンタリー映像ダニエル・バレンボイムは「前奏曲集第1巻」を題材とし、音楽を視覚的に解説している。ドビュッシーの音楽の特色は、既存の音楽のスタイルにとらわれない、調性からの離脱、規則性のないリズム、自在に変化するテンポ、そして詩人のように光と影が綾なす色彩を表現したダニエル・バレンボイムは、作曲者本人や友人らが残した言葉をもとに、ドビュッシーが表そうとした自然と静寂と孤独を解き明かしている。
20-64438
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(2DVD)
価格帯:E4
ドビュッシー:交響詩「海」〔3種の演奏〕
  [クラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭o./収録:2003年](*) /
  [ダニエル・バレンボイム指揮シカゴso./収録:2000年](*) /
  [ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィアo./収録:1977年](*)
 ドキュメンタリー:ディスカヴァリング「海」[監督:アンゲリカ・シュティーラー](*)
 ドキュメンタリー:ドビュッシー〜音楽は習って身につくものではない」[監督:ジョルジュ・ガショー](#)
 ボーナス映像:ドビュッシー:「子供の領分」全曲(ゾルターン・コチシュ演奏)
 リージョン・オール| 4:3 (*), 16:9 (#) | PCM ステレオ| 178分|字幕:英独仏 NTSC 『ドビュッシー没後100年を記念して、発売されるドビュッシーの映像集2枚組。1枚目は、3つの海の風景を音に表したドビュッシーの代表作である交響詩「海」をクラウディオ・アバド、ダニエル・バレンボイム、ユージン・オーマンディによる貴重な映像集。またドビュッシーの研究家でもあるピアニストのポール・ロバーツによる「海」の作品解説のドキュメンタリー映像も収録されています。2枚目には2012年ドビュッシー生誕100年を記念して制作されたドキュメンタリー「ドビュッシー〜音楽は習って身につくものではない」を収録。彼の伝記映画やドキュメンタリーはありそうであまりないため、待望の登場と申せましょう。「アルゲリッチの音楽夜話」で話題を呼んだ音楽ドキュメタリー監督ジョルジュ・ガショーが2000年に制作したもので、ドビュッシーという稀代の天才がいかにして生まれたかを、サティ、ジョージ・コープランド、マルグリット・ロンら親交のあった人々の証言と当時の資料から検証します。ボーナスとして、コチシュの弾く「子供の領分」全曲の映像が収められているのも嬉しい限り。』(『内』代理店記載ママ)
20-97058
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(DVD)
価格帯:E3
BBC プロムス 2016
 イェルク・ヴィトマン:管弦楽のための演奏会用序曲「コン・ブリオ」
 リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調(*) / シューベルト:ロンド イ長調 D.951(アンコール)(*)
 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲/楽劇「神々の黄昏」より
         〔夜明けとジークフリートのラインへの旅/ジークフリートの葬送行進曲〕/
       楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より〔第1幕前奏曲/第3幕前奏曲〕/
       歌劇「ローエングリン」〜第3幕前奏曲

 マルタ・アルゲリッチ(P;*)
 ダニエル・バレンボイム指揮ウェスト=イースタン・ディヴァンo.
20-97054
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(Blu-ray)
価格帯:E4
 収録:2016年8月17日、ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン、ライヴ。 リージョン・オール| 16:9 | PCM ステレオ| 115分 。 ブルーレイ仕様: Full HD | dts-HD MA 5.0 。 DVD仕様: NTSC | dts 5.0, DD 5.0 。 ロンドンで毎夏行われる音楽祭「BBCプロムス」。ロイヤル・アルバート・ホールを中心に世界有数のオーケストラや音楽家が集結し約2カ月にわたってコンサートが行われる華やかな音楽祭。この映像は2016年8月に行われたマルタ・アルゲリッチと盟友ダニエル・バレンボイム率いるウェスト=イースタン・ディヴァンo. のコンサート。クラリネット奏者兼作曲家イェルク・ヴィトマンの「コン・ブリオ」からはじまり、前半の一番の聴きどころは、リストのピアノ協奏曲第1番。交響詩のように全楽章は切れ目なく演奏され、冒頭の力強い主題や、ピアノの華やかな技巧、優美なメロディー、そして第3楽章ではトライアングルが印象的に使われるなど演奏効果も高いため頻繁に演奏される人気曲。アルゲリッチもアバド&ロンドン響、デュトワ&モントリオール響との録音があり、鮮烈な演奏を聴かせる。ここでは、アルゲリッチが楽曲全体をリードしているかのようだ。持ち前の輝かしく強靭なタッチ、類まれな詩情とロマンティシズムをたたえたアルゲリッチの演奏をバレンボイムが絶妙なバランスでサポートしている。さらに前半のアンコールでは、アルゲリッチとバレンボイムが、シューベルトのロンドD.951を演奏。旧知の仲の二人ならではの味わい深い演奏を披露している。そして後半はダニエル・バレンボイム得意のワーグナーから「タンホイザー」「神々の黄昏」「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の序曲、前奏曲と名曲揃いというプログラム。BBCプロムスに相応しい華麗なる一夜を心ゆくまで楽しむことのできる映像。


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