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ORANGE MOUNTAIN MUSIC
特記以外 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)



 フィリップ・グラスの作品を発掘・紹介することを目的に創設されたレーベル。その成功により、現在では彼の作品のみならず、友人らの作品、演奏などリリースの幅が広がっている。

OMM-0097
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(2CD)
フィリップ・グラス:歌劇「 Spuren der Verirrten (The Lost) 」(2013)
 独唱者、舞踏家たち デニス・ラッセル・デイヴィス指揮リンツ・ブルックナーo.
OMM-5008DVD
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(DVD_VIDEO)
2枚価格
 収録:2013年4月12日、リンツ州立劇場、ライヴ。同劇場からの委嘱作品。DVD 仕様|字幕:英独(これ以外の仕様詳細不明)。
フィリップ・グラス:交響曲第4番「ヒーローズ」
 (デヴィッド・ボウイとブライアン・イーノの音楽より)(1997)
デニス・ラッセル・デイヴィス指揮
シンフォニエッタ・バーゼル
 録音:バーゼル、スイス、ライヴ。同曲3種目の録音で、初のライヴ収録。D.R.デイヴィスは初録音の POINT (PHILIPS → DECCA) 盤でも指揮しており、2度目の録音。
フィリップ・グラス:交響曲第1番「 Low 」
  from the music of David Bowie and Brian Eno
デニス・ラッセル・デイヴィス指揮
バーゼルso.
 録音:2012年1月11日-12日。46分。
フィリップ・グラス(1937-):
 ディジュリドゥとオルガンのための「声」(2001) (*) /
 4楽章のオルガン組曲(マイケル・リーズマン編曲/オルガン版)
  〔 Prologue from Naqoyqatsi / New Cities from Powaqqatsi /
   Islands from Glassworks / Anthem from Powaqqatsi 〕
 マーク・アトキンズ(ディジュリドゥ;*) マイケル・リーズマン(Org)
 (*)は世界初録音。メルボルン市からの委嘱作で、オーストラリア先住民アボリジニの管楽器、ディジュリドゥが使用されている。
1968年デビュー・コンサート〜フィリップ・グラス(1937-):
 オルガンのための「 How Now 」(1968?) (*)/
 無伴奏増幅ヴァイオリンのための「 Strung Out 」(1967) (#)
  フィリップ・グラス(Org;*) ドロシー・ピクスリー=ロスチャイルド(Vn;#)
 録音:1968年5月19日、フィルムメーカーズ・シネマテーク、ウースター通り80番、ソーホー、ニューヨーク市、ライヴ。ピクスリー=ロスチャイルドはグラスのヴァイオリン協奏曲(1960)も初演し、アメリカ交響楽団の設立時メンバーでもあった奏者だが、1981年に44歳でガンのため亡くなっている。
OMM-0091
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(2CD)
フィリップ・グラス(1937-):歌劇「ガリレオ・ガリレイ」(2002)
 アン・マンソン指揮ポートランド・オペラo.
 録音データ等未着。ポートランド歌劇場では、2012年4月に同曲が上演されているので、この際の演奏である可能性有。
Concert of the Sixth Sun 〜フィリップ・グラス(1937-):
 Deer Flowers/ Wise Man/ Hikuri/ Falling Rocks
 2012年、グラスがメキシコ山間部を旅行した際に出会ったネイディヴ・アメリカンの一部族ウイチョル族〔 [Huichol people] / 現地語ではウィラリカ族 [Wixarika People] 〕から影響を受けた作品。
フィリップ・グラス(1937-):映画「 Visitors 」(2013) オリジナル・サウンド・トラック
 デニス・ラッセル・デイヴィス指揮リンツ・ブルックナーo.
 映画監督:ゴッドフリー・レジオ [Godfrey Reggio] 。2013年トロント国際音楽祭特別プレゼンテーション作品。
フィリップ・グラス(1937-):チェロ協奏曲第2番「ナコイカッツィ」
 マット・ハイモヴィッツ(Vc) デニス・ラッセル・デイヴィス指揮シンシナティso.
 2001年に作曲された映画音楽「ナコイカッツィ」(アメリカ先住民ホピ族の言葉で「日常と化した戦争」/日本公開は2002年)を元にしたチェロ協奏曲。2011-12年の「シンシナティ・シリーズ」のために編曲された。
フィリップ・グラス(1937-):
 ピアノ協奏曲「めぐりあう時間たち」
  (マイケル・リーズマン編曲/2003)/
 交響曲第3番(1995)
マイケル・リーズマン(P)
アン・マンソン指揮
マニトバ室内o.
 録音:グレン・グールド・スタジオ、トロント、カナダ。オスカー賞にもノミネートされた名映画音楽「めぐりあう時間たち」(2002)から約24分の作品に編曲されたピアノ協奏曲版入り。
タラ・ヒューゴー・シングズ・フィリップ・グラス
 Always Neverwas / Let The Letter Read You / How much I Love you / The New rule / Spinning / Feeding Frenzy
 Streets of Berlin / A Sip of Wine / Cabin In The Rockies / Kabul / Planctus / The Night of Santiago

  タラ・ヒューゴー(Vo)
 レナード・コーエン、アレン・ギンズバーグの詩によるフィリップ・グラスの歌曲が、女声ヴォーカリストの Tara Hugo によって美しく、また切なく歌われる。
OMM-0083
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(CD+DVD)
1CD価格
フィリップ・グラス/ロバート・ウィルソン:歌劇「浜辺のアインシュタイン」(抜粋)
 〔 Knee Play No.1 / Train / Trial Part 1-3 / Knee Play No.2 / Dance No.1 / Night Train /
   Knee Play No.3 / Trial-Prison Part 1-4 / Dance No.2 / Knee Play No.4 /
   Building / Cadenza / Bed Part 1-2 / Spaceship / Knee Play No.5 〕
 ・The Changing Image of Opera DVD
 フィリップ・グラス、ロバート・ウィルソン、フィリップ・グラス・アンサンブル、ルシンダ・チャイルズ
 内容に関しては、上記以外不明。当時、このオペラは演劇におけるアヴァンギャルドとして大いに話題を呼んだ。1985年にブルックリン音楽アカデミーで再演。
 #商品の一部に OMM-0082 という品番誤記がありますが、このまま供給されます。
OMM-0082
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(2CD)
1CD価格
フィリップ・グラス〜リミックスド
 Music in Twelve Parts, Part 1 - My Great Ghost /Rubric - Tyondai Braxton /Knee 1 - Nosaj Thing /
 Alight Spiral Snip - Dan Deacon / Warda's Whorehouse Inside Out Version - Amon Tobin /
 Etoile Polaire: Little Dipper - Silver Alert / Floe'87 - Memory Tapes /
 Opening From Glassworks - Cornelius / NYC: 73-78 - Beck / Protest - Johann Johannsson /
 Mad Rush Organ - Pantha du Prince / Island - Peter Broderick
 収録時間:80分44秒。豪華な顔触れにによるフィリップィ・グラス作品のREMIX。
フィリップ・グラス:交響曲第9番 デニス・ラッセル・デイヴィス指揮
リンツ・ブルックナーo.
 世界初演は2012年1月1日、オーストリア・リンツ。またNew Yorkではグラス75才の誕生日記念にて演奏。ブラスとパーカッションからなる3楽章。リンツ・ブルックナーo.とはこれまでにグラスの交響曲第6、7、8番を録音しており、今後も続くと思われる。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
フィリップ・グラス(1937-):
 フルートとピアノのための「ファサード」/フルートとチェロのための「 Chaotic harmony 」/
 弦楽四重奏曲第3番「ミシマ」/ Taoist sacred dance / Facades from glassworks

  マッシモ・メルチェッリ(Fl) カルロ・ボッカドーロ(P)
  イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニ
 録音:2009年2月、 Sala Maffeiana del Teatrio Filarmonico di Verona, イタリア/ (P) (C) 2012 。
フィリップ・グラス:室内オペラ「流刑地にて [In the Penal Colony] 」(2000)〔全1幕〕
 マイケル・ベネット(T;旅行者) オマール・エブラヒム(Br;将校)
 ウェールズ音楽劇場アンサンブル〔弦楽五重奏?〕 マイケル・ラファティ(舞台監督)
 録音:2010年11月、エンジェル・レコーディング・スタジオ〔セッション〕。2000年の作品で、同年シアトルのコンテンポラリー・シアターで初演。原作はフランツ・カフカの短編小説「In The Colony 〔流刑地にて〕」で、ルドルフ・ワーリッツァーが脚色。グラスはこの作品にストリング・クインテットとふたりの歌手のためのスコアを書いた。ひとりの旅行家が流刑地で処刑の立会いに招かれた。処刑にはきわめて残酷な拷問機械が用意されていた。将校はこの機械が処刑者たちに犯した罪の重さに気づかせるために是非必要だと考えているが、あまりに惨たらしい処刑方であるため機械は使用中止となることに決まっている。将校は自分を支持するよう旅行者に求めるが、断られると自らその処刑機械に身を横たえた。こうして彼はこの機械の本当の恐ろしさを知ることになった。
フィリップ・グラス
 チェロ協奏曲第1番
ウェンディ・サッター(Vc)
ダンテ・アンツォリーニ指揮
アメリカo.
 アメリカの若手女性チェリスト、ウェンディ・サッターの2010年コンサート・ツアーにおけるオーケストラ・オブ・アメリカとの競演録音。2007年、ウェンディ・サッターの演奏を会場で聴いたグラスは演奏を高く評価し、この作品を国内外で演奏していくよう薦めた。その後サッターはオランダ、ベルギー、2010年キャブリロ・フェスティヴァル、オーケストラ・オブ・アメリカとのツアーと意欲的に演奏活動を続けている。
フィリップ・グラス
 ピアノのための練習曲集 Nos.1-10
  (スティール・ドラム版)
NYU Steel /他
 録音:2010年5月、ニューヨーク大学スタジオ。 パーカショニストとしての演奏活動の傍ら、ニューヨーク大学の理事長も務めているジョナサン・ハースのためにグラスは「Concerto Fantasy for Two Timpani」を提供、その関係から同大学のパーカッション・プログラムでグラスの作品が使用されるようになった。今回のプログラムは、ハースの愛弟子でプログラムを担当する Joshua Quillen と同大学学生のスティール・ドラム・アンサンブル「 NYU Steel 」がアレンジ、スティール・ドラムによって演奏している。
OMM-0074
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(2CD)
1CD価格
ブルックリン・ライダー・プレイズ・フィリップ・グラス〜
 フィリップ・グラス:弦楽四重奏曲集

 「ベント/堕ちた饗宴」からの組曲(弦楽四重奏のための; 1997)(*)/
 弦楽四重奏曲〔第3番「ミシマ」(1985) /第4番「バツァク」(1989) /
        第2番「カンパニー」(1982) /第5番(1991) 〕
  ブルックリン・ライダー(弦楽四重奏団)
 録音:時期記載無し| (P) (C) 2011 。(*)は世界初録音。 Vol.2: OMM-0121 。
フィリップ・グラス
 Glassworks - Signal Live at (le) Poisson Rouge
マイケル・リーズマン、
ブラッド・ラブマン指揮
Signal
 録音:2010年4月12日。『グラスのGlassworksは彼がメジャー・レーベルにデビューした作品でした。これはSignal がNew York Cityの Le poisson Rouge (LPR) で音楽監督 Brad Lubman の元での演奏となります。』とのこと。
フィリップ・グラス
 ヴァイオリン協奏曲第2番
ロバート・マクダフィ(Vn)
マリン・オールソップ指揮
LPO
 録音:2010年(おそらく2010年4月17日)、ライヴ。ヨーロッパ初演時の演奏で、初音盤と思われる作品。なお、トラック・リストでは4つの楽章間に「Song」と書かれた第1番〜第3番の3曲?が挟まれており、これは『アメリカの四季 [The American Four Seasons]』という作品からの物である可能性がある。
OMM-0071
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(2CD)
1CD価格
フィリップ・グラス:歌劇「ケプラー」 デニス・ラッセル・デイヴィス指揮
リンツ・ブルックナーo.
 ソリストと合唱はリンツ州立劇場のメンバー。「ケプラーの法則」を唱えた16、17世紀ドイツの天文学者、ヨハネス・ケプラーの生涯を描いたオペラ。ケプラーが晩年を過ごしたオーストリア、リンツ州立劇場からの依属作品。「Einstein on the Beach」「Galileo Galilei」に続く科学者をテーマにしたオペラの3作目。
Pianos in the Kitchen〜キッチン・アーカイヴズ Vol.5
 フィリップ・グラス: Third Series Pt. IV (Mad Rush)[1983年2月12日]
 メレディス・モンク: Traveling / Paris [1983年4月10日]
 シャルルマーニュ・パレスタイン:Excerpt from Evolution of a Sonority
   in Strumming and Arpeggio Style for Bosendorfer Piano [1976年11月6日]
 アントニー・デイヴィス: A Walk Through the Shadow [1983年4月10日]
 デニス・ラッセル・デイヴィス: Excerpt from Ritual for Piano by Keith Jarrett [1977年4月9日]
 ハロルド・バッド: Excerpt from Preludes for Solo Piano [1980年3月14日]
  フィリップ・グラス、メレディス・モンク、シャルルマーニュ・パレスタイン、
  アントニー・デイヴィス、デニス・ラッセル・デイヴィス、ハロルド・バッド(P)
シェーンベルク/フィリップ・グラス編曲:浄夜(弦楽六重奏版)
フィリップ・グラス:弦楽六重奏曲(原曲:交響曲第3番)
 ザ・グラス・室内プレイヤーズ
  [ウェンディ・サッター、アレクシス・ピア・ゲルラッハ(Vc)
   ティム・ファイン、マリア・バックマン、
   ミッシャ・エイモリー、デイヴィッド・ハーディング(Vn)]
 録音:2009年、ニューヨーク・バリシニコフ・アーツ・センター。同団体の初録音はグラス編曲による自作とシェーンベルク。
OMM-0068
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(2CD)
1CD価格
フィリップ・グラス:歌劇「オルフェ」(1993)
 フィリップ・グラス(オルフェ) リサ・サッファー(王女)
 アン・マンソン指揮ポートランド・オペラo.
 グラスによるオペラ3部作の一つで、ジャン・コクトーによる同名映画(1949)に基づく(国内代理店の案内には『コクトーの「美女と野獣と恐るべき子供たち」を主題としている』と書かれているが、誤りと思われる)。フランス語&英語のリブレット、写真、演奏家のバイオグラフィなどが含まれるデラックス・ディジパック仕様。
OMM-0067
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(2CD)
1CD価格
フィリップ・グラス・アンサンブル〜回顧展 [A Retrospective]
 12の部分からなる音楽/In the Upper Room/コヤニスカッツィ/
 浜辺のアインシュタイン/グラスワークス/他
 『2006年メキシコ・モンテレーでのライブ録音集/フィリップ・グラス・アンサンブルの40年に渡る演奏を2枚組CDに収録した極めつけセット。』とのこと(矛盾があるように思えるが、『』内代理店記載ママ)。
from the Philip Glass recording archive Vol.VI
 The Music of Philip Glass and Foday Musa Suso

  The Screens / Philip Glass - Foday Musa Suso Live
 フィリップ・グラス フォデイ・ムサ・スソ(コラ) ベンジャミン・ハドソン(Vn)
 ミシェル・パーロフ(Fl/ピッコロ)
 ジェリー・グロスマン(Vc) マーティン・ゴールドレイ(Kb)
 フランスの作家ジャン・ジュネ(1910-1986)の作品。「The Screen」は1960年代初めフランスから独立するアルジェリアの苦悩を描き、植民地主義や搾取、ヨーロッパ人の考えなどを描写した。
 OMM-0065: Philip Glass & Co, iTunes Live from SoHo (2018年現在、ダウンロード販売のみ)
OMM-0064
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0.5CD価格
The Orange Mountain Music Sampler
 ・サウンド・トラックス[ Kyonaanisqats; Life out of Balance / The Hours /
              Dracula, Candyman / The Fog of War / The Thin Blue Line ]
 ・オペラ作品[ Orph / Waiting for the Barbarians / The Witches of Venice ]
 ・協奏的作品[ Saxophone Quartet Concerto / ピアノ協奏曲第2番 ]/他より
 フィリップ・グラスの代表作を集めたサンプラーCD。
フィリップ・グラス
 大オーケストラと合唱のためのオラトリオ
  「イタイプ」(1989) (*)
 [Mato Gorsso/The Lake/The Dam/To the Sea]/
 無伴奏合唱のための3つの歌 (1986) (#)
 [There Are Some Men/
  Quand les Hommes Vivront d'Amour/
  Pierre de Soleil]
グラント・ガーション指揮(*)
ロサンゼルス・マスターcho.(*)
デイヴィッド・テンプル指揮(#)
クラウチ・エンド・
 フェスティヴァルcho.(#)
 録音:2001年10月(*)/2000年(#)。(*)はおそらく Rubedo Canis Musica から RCM-12004(当店未案内)で、(#)は Silva Screen から SILKD-6023 で、それぞれリリースされていた演奏。
 (*)はアトランタ響のために書かれ、ロバート・ショウの指揮により初演された。。南米のグアラニー族に伝わる神話をもとにした作品で、歌唱もグアラニー語。
フィリップ・グラス:6声、ヴァイオリンとヴィオラのための室内オペラ
 「ア・マドリガル・オペラ [A Madrigal Opera] 」
(1980)
 ペトリ・バックストロム(T) エッシ・ルッティネン(Ms)
 ヴィッケ・ハッキネン(Br) ラウラ・ヘイノネン(S) サトゥ・ヤーティネン(Ms)
 リク・ペロ(B) マクス・サヴィカンガス(Va) リンダ・ヘドルンド(Vn)
 ヤンネ・レームスヴォ指揮 ヤーリ・ヒエッカペルト(音楽監督)
 録音:シポー教会 [Sipoo Church] 、Kuninkaantie 19、ニッキラ [Nikkilä]、フィンランド。世界初録音。ヘルシンキ・スカーラ歌劇場 [Ooppera Skaala] のプロダクションによる。「浜辺のアインシュタイン」に続く、グラスのオペラ第2作だったもの。
フィリップ・グラス:交響曲第7番「 TOLTEC 」
 [The Corn/The Hikuri (the Sacred Root)/
  The Blue Deer]
デニス・ラッセル・デイヴィス指揮
リンツ・ブルックナーo.
 紀元前500年から西暦500年までの中央アメリカに居住していた文明について書かれた作品で、3楽章構成。初演は2005年1月20日、ケネディー・センターにて指揮者スラットキンの60歳の誕生日を祝って演奏された。
フィリップ・グラス(1937-):ピアノ作品集〜
 ルール・ピアノ音楽祭より

 4つの楽章(2台のピアノのための)(2008)(*/#/+)/
 ピアノのための6つの練習曲(1994; 原典版)(*)/
 スティーヴン・ダルドリー監督の映画
  「めぐりあう時間たち」からの音楽
   (マイケル・リーズマン編曲による
     ピアノ独奏版)(#)
デニス・ラッセル・
 デイヴィス(P;*)
滑川真希(P;#)
 録音:2008年7月7日、フィルハーモニー、エッセン、ルール・ピアノ音楽祭、ライヴ(+)/2008年11月、リンツ・ブルックナーハウス(+以外)。(+)は世界初録音。
 フィリップ・グラス作品の演奏家として知られ、ミニマル・ミュージックを得意とするデニス・ラッセル・デイヴィスと、2003年来デュオを組む滑川真希によるピアノ作品集。
フィリップ・グラス・アーカイヴ・シリーズ Vol.5〜The Secret Agent (1995)
 原作:ジョゼフ・コンラッド「密偵 [The Secret Agent]」。二重スパイが引き起こす悲劇を描いたサスペンスで、アルフレッド・ヒッチコック監督「サポタージュ」のリメイク版。監督はクリストファー・ハンプトン。出演者はボブ・ホスキンス、パトリシア・アルクエッテ、ロビン・ウイリアムズ。音楽はあまりにも抒情的すぎる奥深いメロディが続く。
フィリップ・グラス(1937-):
 「コヤニスカッツィ」オリジナル・サウンド・トラック(全曲)
マイケル・リーズマン指揮
フィリップ・グラス・アンサンブル
 同曲の全曲が発売されるのは当盤が初だとの事。グラスが音楽を担当したアメリカのドキュメンタリー映画「コヤニスカッツィ」(1983)。グラスのミニマル・ミュージックがセリフのない映画に効果的に作用した、音楽と映画のコラボレーション作品。
 1980年に発売されたLPでは6トラック&45分の収録だったが、今回13トラック&76分のリマスター盤として蘇った。効果音と映画に使用された音楽が追加されているという。
フィリップ・グラス&ロバート・モーラン:歌劇「ネズの木 [The Juniper Tree] 」
 リチャード・ピットマン指揮「ネズの木」オペラo.、ヴィレッジ・フォークcho.
 ジェイン・ウェスト、リン・トーゴーヴ、ジャネット・ブラウン(S)
 サンフォード・シルヴァン、デイヴィッド・ストーンマン(Br)
 ヴァレリー・ワルターズ(Ms) トーマス・デラー、、ウィリアム・コットン(T)
 録音:1985年、American Repertory Theater、マサチューセッツ州ケンブリッジ、初演時ライヴ。グリム兄弟の童話「ネズの木」を原作とし、Arthur Yorinks が脚本を書いた2幕のオペラ。死、復活、愛を描いた物語。
 主にグラスが神秘に満ちた闇の部分(母親の死のなど)を、そしてモーランはさらなる暗黒面や残酷シーン(復讐を果たした兄弟が無邪気に喜ぶ結末シーンなど)を担当した。
フィリップ・グラス: In The Upper Room (1986) マイケル・リーズマン
フィリップ・グラス・アンサンブル
 フィリップ・グラスと振付家トワイラ・サープとのコラボレーション「In The Upper Room」 の初全曲録音。
 シンセサイザーされたトラックに弦楽器、金管楽器、木管楽器を配し、アコースティックとなっている。バレエは40分程度で、グラス特有のミニマム音楽。
 OMM-0055: Analekta より AN2-8727 で発売。
A Portrait of Philip in Twelve Parts〜サウンド・トラック
 フィリップ・グラス(1937-):
  「浜辺のアインシュタイン」より[ Knee 1 / Train 1 / Knee 4 / Aria ]/
  「アナログ」より[ Etoile Polaire / Mon Pere, Mon Pere / Are Years What? ]/
  「ピアノのための練習曲」〜第2番/「 Music from The Thin Blue Lin 」〜 Houston Skyline /
  「チャック・クローズの音楽的肖像」〜 Movement I /「サクソフォンのためのメロディ」〜 Melody 11 /
  「交響曲第8番」〜 Movement I /
  「ピアノ独奏のためのオルフェ組曲」より [ Orphes Bedroom / Orphe and the Princess ]/
  「グラスワークス」〜 Floe / Metamorphosis 第2番 (Shot Live by Scott Hicks)
 2008年度米アカデミー賞にノミネートされている、フィリップ・グラスの音楽と知られざる素顔を描いたドキュメンタリー映画「A Portrait of Philip in Twelve Parts」のサウンド・トラック。
 監督スコット・ヒックスは1年半を費やし、ドイツ、アメリカ、オーストラリアを移動するグラスを追って撮影。家庭人としてのグラスを垣間見る一方、創作活動の源となっている精神性まで掘り下げた。
フォデイ・ムサ・スソ [Foday Musa Suso]〜
 The Two Worlds
フォデイ・ムサ・スソ(コラ)
 西アフリカのガンビアに生まれたフォデイ・ムサ・スソの自作自演集。1970年代にシカゴへ移住し、以降クロノス・カルテット、フィリップ・グラス、ハービー・ハンコックらクラシック、ジャズ奏者とコラボレート、ジャンルを超えた共演を続けている。主に使用する楽器はコラ(西アフリカの21弦ハープ・リュート)で、メロディーとリズムが同時に交錯する複雑な音楽。
フィリップ・グラス〜アーカイヴ Vol.4
 映画「Neverwas」(2005)の音楽
 53分。イアン・マッケラン(ロード・オブ・ザ・リングのガンダルフ)主演のファンタジー・ミステリー。
マイケル・リーズマン〜
 フィリップ・グラス:映画音楽集

 映画音楽「めぐりあう時間たち」(2002)/
 映画音楽「魔人ドラキュラ」
  (1999; Live film in concert) /
 A Brief History of Time (1992) /
 映画音楽「世界霊魂」(1992) /
 NeverWas (2005) / Candyman (1992) /他
マイケル・リーズマン(P)
 「めぐりあう時間たち」で素晴らしいピアノを披露したマイケル・リーズマンによるグラスの映画音楽集。彼はグラスのよき理解者で、1974年よりグラス・アンサンブルの指揮者としても活躍中。
OMM-0049
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(4CD)
2CD価格
フィリップ・グラス:12の部分からなる音楽 フィリップ・グラス・アンサンブル
 録音:2006年、ロヴェレート、イタリア、ライヴ。
 グラス怒涛のミニマル・ミュージック、何と3回目の録音[1回目:Virgin、2回目:Nonesuch]。いかにグラスがこの作品にこだわっているかがよくわかる。
フィリップ・グラス〜アーカイヴ Vol.3
 映画「 Jenipapo 」(1995)の音楽
マイケル・リースマン(P)指揮
スタジオ・ミュージシャン
 Monique Gardenberg 監督の映画のために作られた作品。グラスはジャングルに代表されるブラジルの風景と政治的な疑惑、陰謀を表現している。
 ストーリー:ブラジルの新聞社で働くマイケルはある日、ブラジルのジャングルに住む貧困者を支援するカトリックの神父 Louis Stephen のインタビュー取材を担当する。神父はマスコミ嫌いで知られていたが、マイケルは神父の初めてのインタビューをとろうと勇んでブラジル奥地へ向かった。しかし、神父からのインタビューが困難を極めると悟り、次第に神父の徹底したメディア嫌いに疑惑をもつようになる。
フィリップ・グラス:
 アーカイヴ Vol.2〜管弦楽編

 Days and Nights in Rocinha (*)/
 Persephone (#)
デニス・ラッセル・
 デイヴィス指揮(*)
ウィーン放送so.(*)
ジョセフ・フランクリン
(ディレクター;#)
ルラーシュ・アンサンブル(#)
 (*)は1980年代に親しくしていたブラジル人の友人に捧げた23分の魅惑的な作品。当盤の演奏者たちのためにかかれている。(#)は5楽章からなる27分のオーケストラと合唱の作品。1994年から上演されている Robert Wilson 劇場でのインスタレーション(体験芸術)に使われた。
 10集が予定されているフィリップ・グラスのアーカイヴ・シリーズは、室内楽、ソロ、インストゥルメンタル、オーケストラ作品、コンサート・ホール用音楽など幅広い内容の作品が網羅される予定。
キッチン・アーカイヴズから Vol.4
 [ From The Kitchen Archives No.4 Inside Electronicsm]

 Martin Kalve:Earthing
 John Driscoll:Listening Out Loud
 デイヴィッド・テューダー:Pulsers
 ビル・ヴィオラ:Gong
 Phil Edelstein:Shrieks and Nuptials
Composers Inside
 Electronics
 実験的音楽のライヴ・スペース、The Kitchen で行われた過去のライヴから特に優れた演奏を紹介する "From The Kitchen Archive" シリーズ第4弾。
 この作品はエレクトロニック・ミュージシャン集団 " Composers Inside Electronics "の1977年から78年の2シリーズに行われたパフォーマンスを収録。この初期電子音楽の黎明期、70年代後半に自作の機器を使用し作られた作品。当時の若いミュージシャンやサウンド・アーティストはアナログ/ディジタル音楽の両方を使ってサウンド・プロダクション、マニピレーション、コンポジションの新しい可能性を追求していた。30年後の今聞いても十分新しさが感じ取れる。
アンドルー・ステアマン: The Path To Peace アンドルー・ステアマン/他
ニューヨークの
 ミュージシャン達
 マハトマ・ガンジーの自叙伝、関連書物をもとに、彼の心の成長を細心の注意を払って描いた作品を、インプロヴァイゼーションを用いて演奏。抒情的でパッショネイト、深みのあるパフォーマンスとなった。
 フィリップ・グラスは「アンドルー・ステアマンは最高の演奏家の才能と豊かな感性を持ち合わせ、それをテクニックと機微をもって表現している。」
 アンドルー・ステアマンは自身のアンサンブルのほか、 Frank Sinatra, Freddie Hubbard, Philips Glass, Sarah Vaughna などとも共演しISCM,IOS Orchestra などのアンサンブルの共演も多い。2005年5月フィリップ・グラスのシネマ・コンサート「美女と野獣」の来日公演に木管楽器奏者として参加。ステアマンの音楽は伝統的なアメリカ音楽、現代作品、フリージャズ、ワールドミュージックなど様々な影響を受け唯一無二かつ奥深い世界を作り上げている。
フィリップ・グラス・アーカイヴより〜劇場のための音楽 Vol.1
 The Sound of A Voice (2003)/ In The Summer House (1993)
 新しいシリーズが始まる。
 フィリップ・グラスの40年間の作品をカテゴリー別に10枚まとめ、発売する新シリーズの第1弾。作品は映画音楽、劇場、ダンス、コンサート・ホールなどでの室内音楽、ソロ楽器、管弦楽も含まれている。
 第1集は劇場用音楽から2作品を収録。管弦楽組曲 "The Sound of A Voice" (2003)は室内オペラ用の作品。東洋と西洋の楽器が使われグラスの数多い作品中でも最もクリエイティブな作品。"In The Summer House" はJane Bowles(1953)の脚本を1993年にNYで再上演する際に作られたもの。バイオリンとチェロによる抒情豊かな美しい旋律。珠玉の作品といえよう。
OMM-0043
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(2CD)
フィリック・グラス:Book of Longing
 カナダの詩人、シンガー・ソング・ライター「レナード・コーエン」の同名の詩を題材としたグラスの新作。アンサンブルから、歌をとりいれた詩的な作品で、ミニマル音楽特有の異様な安らぎを与えてくれる。この作品でコーエンの魅力が見事に表現されており、グラス自身もキーボードで演奏に参加している。長年の音楽ディレクター、マイケル・リーズマンがアンサンブルの指揮を務めている。32ページのブックレット付き。CDジャケットはコーエンの詩集と同じアートワークを使用。
フィリップ・グラス〜
 コンチェルト・プロジェクト Vol.3

  合奏協奏曲/他
デニス・ラッセル・デイヴィス指揮
ボン・ベートーヴェンo.
フィリップ・グラス&ロバート・ウィルソン:
 Monsters of Grace (1977)
フィリップ・グラス・
 アンサンブル
 フィリップ・グラスとロバート・ウィルソンのコラボレーションは1976年「 Einstein On The Beach 」に始まった。1977年の「Monster of Grace」はウイルソンのアニメーションを使用した3Dによるディジタル・オペラ作品。CDには初出のレコーディングを収録。西アジアに発祥した神秘主義的なイスラム宗派スーフィーの師であるジェラルディン・ルミの詩とグラスの音楽が一体となる。26ページのブックレットにはウイルソンの描いた「 Monster of Grace 」のスケッチを収録。
 ロバート・ウィルソンは「実験演劇界にそびえ立つ塔のような存在」と評される総合ヴィジュアル・アーティスト。動作、ダンス、絵画、照明、調度品のデザイン、彫刻、音楽脚本と広く様々な芸術表現が総合されている。
フィリップ・グラス:Animals in Love
 Swans Take Flight/The Bath/The Gaze, the Scents/
 The Battle/Ballet of the Birds/
 The Birth of the Fawn/
 The Peacock and the Japanese Cranes/
 The Grebe's Race on Water/The Kangaroos/
 From Insects to Whales/The Happy Couples/
 The Orangutans and the Small Ducks/
 From Gazelles to Kangaroos/
 The Return of the Animals/
 The Swans Return/End Title
マイケル・リーズマン指揮
フィリップ・グラス・
 アンサンブル
 2006年フランスで公開されたドキュメンタリー映画「 Les Animaux Amoureux 」(監督:ローラン・シャルボニエ)のサウンド・トラック。美しいミニマル音楽が全編に流れている。
OMM-0039
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(2CD)
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フィリップ・グラス:歌劇「夷狄を待ちながら」(2005)
 リチャード・ソルター(民政官) ユージン・ペリー(ジョル大佐)
 デニス・ラッセル=デイヴィス指揮
 録音:2006年、アムステルダム、ライヴ。2005年10月初演時、ドイツ・エルフト劇場のプロダクションによる。
 南アフリカ人作家、ジョン・マックスウェル・クッツェーの2003年ノーベル文学賞受賞作品「夷狄(いてき)を待ちながら」を原作とするオペラ作品。ディジパック仕様、シナリオも完全収録。
 主人公は赴任先の静かな辺境の町で、20数年間民政官を勤めてきた初老の男。近隣に住む遊牧民とは争うことをさけ平穏に共存していた。そこへ中央からジョル大佐がやってくると、その夷狄=野蛮人が攻めてくるという噂が流れ凄惨な拷問も行われるようになった。このやり方では両者の関係をゆがめてしまうと考えた主人公は拷問を受けて両足が捻じれた夷狄の少女をかくまう。やがて主人公も最前線の地の統治者としてふさわしくないとして囚われる。
フィリップ・グラス:映画「 Cassandra's Dream 」(2007)の音楽
 グラスがウディ・アレンの新作映画「 Cassadra's Dream 」(2007年)の音楽を担当した。NY出身のアレンとやはりNYを拠点として活動するグラスとの初めてのコラボレーション作品。英国を舞台にしたウディ・アレン作品は「Match Point」に次ぐもの。
フィリップ・グラス:
 Songs And Poems
(チェロのための)
ウェンディ・サッター(Vc)
 フィリップ・グラスの7楽章からなる組曲。バッハの無伴奏チェロ組曲を連想させるバロック的な要素を持つロマンティックな作品。グラス・ワールドを作り上げる反復、繰り返しの極致がカウンター・ポイントを生み出し、全体を通して多数の音が交錯する。チャルダーシュのように容赦ない鋭い音に始まり、倍音を用いた温かみのあるレガート・メロディへと進み、バッハの雰囲気とユダヤ教の哀歌が融合した崇高さが感じられる。別の楽章ではシンプルで馴染みのあるチェーンが繰り返され、ロンドとヴァリエーションとがクロスしながら展開される。
ポール・バーンズ〜
 ジ・アメリカン・ヴァーチュオーゾ

 フィリップ・グラス:
  ピアノ協奏曲第2番(ピアノ独奏版?)
 サミュエル・バーバー:
  ピアノ・ソナタ/バガテル/ノクターン
ポール・バーンズ(P)
 国内代理店は「グラスのピアノ協奏曲第2番『 After Lewis and Clark 』をピアノ・ソロ演奏」としており、独奏のようだ。米国の新進気鋭ピアニスト「ポール・バーンズ」3枚目のアルバム。このピアノ協奏曲はネブラスカ・ルイス&クラーク 200年記念委員会が、コロンブスのアメリカ大陸発見を記念してグラスに委嘱した作品で、バーンズは2007年4月にソロ・パフォーマンスとして初演している。ミニマニズムへの高い関心も高いことからグラスとのコラボレーションもある。
フィリップ・グラス:変化する部分からなる音楽
 [ Music With Changing Parts ](1970)
アイスブレーカー
 UK 屈指のニュー・ミュージック・アンサンブル Icebreaker によるグラスの初期代表作。
 Icebreaker は13人のメンバー、新進作曲家の数多くレパートリーに持ち、精力的なツアー活動も行っている。Music With Changing Partsはこの数年、彼らのツアー・レパートリーの一つとなっている。CDにはグラスの代表作であるこの作品を鮮やかなイメージと新しい解釈による演奏で収録。最初に取り組んだグラス・アンサンブルの演奏を超えるともいわれる。この作品は、グラスによってターニング・ポイントとなった作品で、「12の部分からなる音楽 Music in 12 Parts 」、「浜辺のアインシュタイン」などそれ以降の作品に通じるものが感じられる。
OMM-0034
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(2CD)
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ALTER EGO Performs PHILIP GLASS
 フィリップ・グラス:初期作品集

 Music in the Shape of a Square / 600 Lines
アルター・エゴ・
 アンサンブル
 録音:1999年12月 (Disc 1) /2002年9月 (Disc 2) 、以上イタリア。
 2006年に結成15周年を迎えたヨーロッパの最先端アンサンブルアルター・エゴ・アンサンブルによるフィリップ・グラスの初期作品。前衛的な音楽を得意とし、グラス以外でもアルヴィン・カラン、ルイ・アンドリーセン、ジェフスキーなどのレパートリーを持つ。
フィリップ・グラス:
 映画「ドラキュラ」サウンド・トラック(ピアノ版)
マイケル・リースマン(P)
 映画「めぐり合う時間たち」のサウンド・トラック「The Hours」のピアノ演奏を担当したマイケル・リースマンが、再びグラスのサウンド・トラックを録音。作品はトッド・ブラウニング監督の名作「魔人ドラキュラ」(1931年)。オリジナル・スコアは弦楽四重奏のために書かれたもので、クロノス・カルテットが録音しツアーも行っている。ピアノ用にアレンジされた作品はリースマンの深みのある流麗な演奏で新たな魅力を引き出している。グラスが映画用に書き下ろした作品で、サウンド・トラックに使用されなかった未発表曲もあわせ収録された。
フィリップ・グラス:Glass Reflections
 〜チェロ八重奏編曲によるグラス作品

 交響曲第3番〜第3楽章/
 弦楽四重奏曲第2番「 Company 」より[第1楽章&第2楽章]/
 弦楽四重奏曲第2番「 Mishima 」より[第3楽章&第4楽章]/
 グラスワークス〜Facades /
 「 The Secret Agent 」より
  [ Secret Agent / Blood on the Stairs / Emigration /
   Winnie Goes to Sea / Secret Agent Ending ]/
 「アクナテン」より
  [第3幕〜「 Attack and Fall 」/
   第1幕〜「 Funeral of Amenhotep III 」
エリアス・アリスクレン指揮
コンフント・イベリコ・
 チェロ八重奏団
 グラスは1999年にアムステルダムのコンセルトヘボウで、自作の交響曲第3番がチェロ八重奏で演奏されるのを聴いて非常に感動した。賞賛の声とグラスの支援を得て、世界的チェリスト、ヨーヨー・マも絶賛するコンフント・イベリコ・チェロ八重奏団とその指揮者アリスクレンは、他のグラス作品をアンサンブルで演奏することに挑戦した。コンサート作品はもちろん、劇場作品、オペラ、映画用の作品まで幅広く収録。サミュエル・ベケッツ・カンパニーのために作られたインシデンタル・ミュージック、交響曲第3番第3楽章の華麗な弦楽。昨今グラスの作品に占める割合が多くなっている映画音楽からは、Mishimaとジョセフ・コンラッドの”The Secret Agent”が取り上げられている。
OMM-0031
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(1CD)
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フィリップ・グラス:
 オペラ・バレエ「ヴェニスの魔女たち」(1995)
アレクサンドラ・モンターノ
(メイド/妖精)
ブライン・ムーア(Plant Boy)
エリザベス・
 カサンドラ・ホフマン(妖精)
ポール・ホータリング(鬼)
アーチー・ウィーレイ(王)
キャスリーン・イーガン(魔女の母)他
マイケル・リーズスマン
 (キーボード)指揮
聖トーマス少年cho.
 ミラノ・スカラ座からの委託作。シリアスな作品が多いグラスだが、当作はイタリアの絵本作家ベニ・モントレソール(1926-2001)による同名作品をもとにした、子供向けのオペラ・バレエ作品。「フィガロの結婚」を思わせる伝統的オペラ形式を用いながらもモンスター作品や妖精を生き生きと表現して、夢のあるファンタジー・ミュージックを作り上げている。
 物語:ヴェニスの王とお妃から嫌われた少年は、気持ちがわかりあえる女友達を探して旅にでる。やがて自分が追われていることに気づいた彼は、必死で逃げるうち暗闇に迷い込む。そこではモンスターに出くわして恐ろしい思いもするが、最後にはさがしていた少女に出会う。
 特別仕様のため、通常より高額の商品です。
フィリップ・グラス:ザ・コンチェルト・プロジェクト Vol.2
 ピアノ協奏曲第2番 After Lewis and Clark (*)/
 チェンバロと管弦楽のための協奏曲(#)
ポール・バーンズ(P;*)
R.カルロス・ナカイ
(ネイティヴ・アメリカンFl;*)
ジリオン・ストッペルス(Cemb;#)
ノースウエスト室内o.
 OMMレーベルのコンチェルト・シリーズの第2作。2作品ともに初レコーディング。
 ピアノ協奏曲第2番は、Nebraska Lewis and Clark Bicentennial Commission(ネブラスカ・ルイス&クラーク・200年記念委員会)が、コロンブスのアメリカ大陸発見を記念して依頼した。"The Vision”、“Sacagawea”、”The Land”の3楽章からなる。2楽章は先住民族のショショニ族をテーマとし、作品の核となっている。ダイナミックな動きをもつこの作品とは対照的に次のチェンバロ協奏曲は流麗な作品。
フィリップ・グラス: Analog
 ETOILE POLAIRE
  [Etoire Polaire(2:35)/Victor's Lament
   River Run(1:50)/Mon Pere,Mon Pere(3:52)
   Are Years What?(for Marianne Moore)(4:00)
   Lady Day(3:57)/Ange des Orages(3:38)/Ave(4:42)
   Ik-Ook(4:10)/Montage(2:25)]/
 DRESSED LIKE AND EGG
  [Part IV(3:13)/Part V(1:34)/Part VI(2:20)]/
 MAD RUSH for organ(16:28)
フィリップ・グラス
 (エレクトリックOrg)
 「Analog」には若き日のグラスの作品から将来を予見させる3つの作品を収録。1970年代後半、グラスは Francois de Menil と Barbra Rose の二人の映画プロデューサーから製作中の映画の音楽を依頼された。映画タイトルは”Msark di Suvero, Sculptor”(彫刻家マーク・ディ・スヴェロ)、”Koyaanisqatsi”に先立つグラスの初めてのフィルム・スコアだ。曲タイトルはEtoile Polaire(エトワール・ポレール、北極星)ほか、映画に登場するディ・スヴェロの彫刻からとった。“Dress like an Egg”は未発表曲。1977年作曲。Mabou Mines Theaterのために作られたインシデンタル・ミュージック。最後の“Mud Rush”も同じく未発表のオルガン曲。コレオグラファーLucinda Childsの同名のダンス作品用に作られた。“Analog”ni収録された曲は.すべてグラスがエレクトリック・オルガンを演奏。
フイリップ・グラス:交響曲第8番 デニス・ラッセル・デイヴィス指揮
リンツ・ブルックナーo.
 交響曲第6番、" Plutonian Ode " に続いて交響曲第8番を録音するにあたり、グラスはデイヴィスに「オーケストラ・メンバーのひとりひとりが、協奏曲のソリストだと考えて演奏してもらいたい。」と注文をつけた。これがこの録音での音色、密度、ストラクチャー、メロディに先立つ最も重要なポイントとなった。
Another Thought アーサー・ラッセル(Vo/Vc)
 エイズにより40歳で他界したチェロ奏者、コンポーザー、ディスコ・アーティストのアーサー・ラッセル(1951-1992)が残した作品をDon ChristensenのプロデュースによりCD化、1994年にPoint Musicからリリースされた。オリジナルをリマスターしてOMMから再リリース。アレン・ギンズバーグ、フィリップ・グラス、リース・チャタムらと出会い、これからの活躍が期待されていた矢先に死去したアーサー・ラッセルを知る上でとても貴重な1枚。
 アーサー・ラッセルは1970年代初期にAli Akbar Khan Schoolでインド音楽を学んだ。この頃ビート詩人のアラン・ギンズバーグとコラボレーションも行っていた。1970年代半ばにNYに移りマンハッタン音楽学院に籍をおく。1975年-1979年はバンド The Flying Hearts を結成、キーボードとボーカルを担当する。John Hammond, David Byrne, Ryys Chatham, Jon Gibson, Peter Gordon, Jerry Harrison, Garret List Lini Pickett らと共演した。
 1979年にKiss Me Againをダイナソー名義で作曲・プロデュース、彼のダンスチューン1作目としてヒット。1980年には Loose Joint でIs It All Over My Face をリリース。1983年には歌と楽器による瞑想的なアルバム Tower of Meaning をリリース。同時進行でアップビートのダンス・グルーブも引き続き作曲。1980年代半ばにはサウンドエフェクトを取り入れたチェロのパフォーマンスや Mustafa Ahmed,Steven Hall, Elodie Lauten and Peter Zummo.らとアンサンブルも行なった。1986年にWorld of Echoをリリース。ポップ、ダンス、クラシックの要素が混ざり合った新しいスタイルが注目された。John Bernd, Diane Madden, Alison Salzinger, Stephanie Woodard らコリグラファーとのコラボレーション作品もある。
フィリップ・グラス:
 アマゾンの流れ

 [チキエー川/ジャプラ川/プルス川/ネグロ川/マデイラ川/
  タパジョス川/パル川/シングー川/アマゾン川]/
 メタモルフォシス I
ウアクチ
 フィリップ・グラスはワールドミュージックが広く知られるようになるずっと以前から、この分野の音楽に取り組んでいた。本作品「アマゾンの流れ」はグラスが作曲し、ブラジルのアンサンブル、ウアクチ(Uakti)が演奏。アマゾン川の流れを音楽で表現している。伝説的ブラジル・インディアン(その男は体中に穴を開けており、彼が森を走り抜けると風がその穴を通るときに何ともいえない不思議な音が出たという)に由来する名を持つウアクチは、20年以上前から彼らの創作したオリジナル楽器を使用して活動し、世界中に熱心な支持者がいる。ポール・サイモンもそのひとりで、グラスは彼を通じてウアクチを知り、ウアクチと共同でブラジルのダンス・カンパニー Groupo Corpo のために曲を作ったこともある。以来グラスとウアクチとはジャンルを超えて交流を続けている。
ブルース・レヴィングストンの肖像
 フィリップ・グラス:
  音楽によるチャック・クローズの肖像
 ラヴェル:鐘の谷/道化師の朝の歌
 メシアン:神と人とのなり代わり/
       聖母のまなざし/もりひばり
 サティ:サラバンド第2番/グノシエンヌ第4番/
      ジムノペディ第1番
ブルース・レヴィングストン(P)
 レヴィングストンが「音楽によるチャック・クローズの肖像」のアイデアを得たのは、彼がコンサートのために訪れたロック・フェラー大学キャスパリー・ホールのロビーに飾られていた、チャック・クローズ画によるフィリップ・グラスの肖像を見たときだった。「ショパンやリストはドラクロワやアングルに肖像画を描いてもらっているが、果たして作曲家はそのお返しに音楽による肖像画を描いたことはあるのだろうか。クローズがグラスを描いたのだから、今度はグラスがクローズを描けばいい」と考えたレヴィングストンがグラスにそのアイデアを話すと、彼は大変興味をもち作曲を快諾した。2004年9月、レヴィングストンのもとにグラスからスコアが届き、2005年4月NYリンカーンセンターのアリス・タリー・ホールで初演された。CD化にするにあたって彼は、演奏の質だけでなくエモーショナル面の特徴をもたせようと考えた。メシアン、ラヴェル、サティの作品はそれぞれ独特ではあるが、互いに共鳴しあうものが感じられた。時代、音楽的の傾向に限らず、作品のもつパワーと微妙な表現方法においてもグラスの作品との類似点をみたのだ。
 ブルース・レヴィングストン:1961年、音楽愛好家の両親の元ミシシッピー州クリーヴランドで生まれ、4歳でピアノを始める。16歳でスイスへ留学、その後も研鑽を積み、1984年23歳でニューヨークに戻る。02年カーネギーホールとリンカーンセンターでのリサイタルはNYタイムズのレビューなどで、国際的ピアニストと絶賛された。レヴィングストンはピアニストとして活躍する一方、Premiere Commission の創始者でもあり、才能ある若いコンポーザーに作曲を依頼しそれを初演して世間に紹介するという活動にも力を入れている。
 チャック・クローズ:1940年ワシントン生まれ。肖像画家。繊細で写真のようなでありながら、生身の人間を感じさせるとしてNYタイムズなどで絶賛、天才画家と称えられる。しかし1988年、48歳のときに原因不明の骨髄動脈異常で首から下が麻痺する。生きがいを失いしばらく失意の日々を過ごすが、両腕に絵筆を取り付け再び創作活動を開始するようになる。発病から復帰するまでの期間をクローズは Loss and Celebration と言い表している。復帰後の作品は以前より自由にカラフルになった。
 2楽章からなるグラスのミュージカル・ポートレイトでは、この偉大な画家の人生と熱情を鮮やかに描いている。第1楽章では希望に満ちた若き日の天才画家を、第2楽章では苦難を背負いながらも卓越した技術を習得し、意欲的に創作活動を続ける不屈の画家を描いている。
キッチン・アーカイヴより Vol.3 〜 AMPLIFIED NEW MUSIC MEETS ROCK, 1981-1986
 ソニック・ユース:World Looks Red / Shaking Hell[1982年12月27日]
 スワンズ:Clay Man / Weakling[1982年12月27日]
 RTZ: Bill's Friends[1982年12月27日]
 アーサー・ラッセル(1951-1992):
  Hiding Yours Present From You / All-Boy All-Girl [1986年、ニューヨーク]
 クリスティアン・マークレイ(1955-):His Master's Voice[1982年11月24日]
 リース・チェイサム(1952-):ギター・トリオ[1981年4月17日]
 エリオット・シャープ(1951-): Crowds and Power [1982年10月23日]
 録音:[]内。
 この "Kichen Archive" シリーズはNYの1980年代音楽シーンを語る上で貴重な1枚。実験的なギター・サウンドを聴かせるリース・チェイサム Rhys Chatham 、チェロにエレクトリック効果を取り入れた前衛チェロ奏者で、エイズにより若くして亡くなったアーサー・ラッセル Arthur Russell、ターンテーブルによる即興演奏の先駆者クリスティアン・マークレイ Christian Marclay、実験音楽に影響を受けたサーストン・ムーアとリー・ラナルドを中心に活動していた1980年代の「ソニック・ユース」、1980年代アンダーグラウンド・シーンの大物エリオット・シャープ Elliott Sharp によるとても珍しいオーケストラ作品、等々。この全ての Track よりNY 1980年代の熱いエナジーが感じられる。
フィリップ・グラス・リミックスド〜グラズカッツ
 円熟と実験性!二つの要素が出会う境界にこそこれからのグラスの方向性がある!! 「トランス・ミュージックのゴッドファーザー」と評されているフィリップ・グラスの元には、2002年頃から若いミュージシャンやプロデューサーによる作品が送られてきている。新作 "Glasscuts" ではそんな若いアーティストの作品をグラスがリミックス、しかも特定のアーティストに偏ることなく多彩な作品を収録。
 採用されたアーティスト:Andrroval(ウルグアイ), Robert Bell(オーストラリア), Brian Bender(米), Hector Castillo(ベネズエラ), Taylor Dupree(米), Sebastian Escofet(アルゼンチン), impLOG(米), Woody McBride DJ ESP(米), Marcos Romero(ウルグアイ), Kate Simko(米), Dietrich Schoenemann(米), Luciano Supervielle(ウルグアイ), Dave Wesley (米)。
MUSIC 4 HANDS
 フィリップ・グラス:
  歌劇「恐るべき子供たち」からの6つの情景
   [序曲/The Bedroom/Paul Sleepwalking/
    Snow Falling In the Playground/
    Elizabeth Chooses a Career/
    "Death of the Twins/Final" ]
 スティーヴ・ライヒ:Piano Phase
滑川マキ(P)
デニス・ラッセル・
 デイヴィス(P)
 先にDVD(OMM-50013)で発売されていた演奏のCD版。DVDはオーストリア拠点のエレクトリック・アート・フェスティバル、Arts Electronicaによる製作で、演奏とダイナミック・デジタル加工されたイメージ映像が組み合わされていた。
 フィリップ・グラスの作品はデニス・ラッセル・デイビスと滑川マキによる新しいアレンジが試みられている。スティーブ・ライヒの「Piano Phase」は2台のピアノのためのモダンレパートリーのひとつ。独創的な作品だ。デニス・ラッセル・デイヴィスと滑川マキの初競演。
OMM-0021
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(2CD)
1CD価格
フィリップ・グラス:ORION フィリップ・グラス
マイケル・リースマン指揮
フィリップ・グラス・アンサンブル
 録音:2004年6月、アテネ。
 "ORION" はフィリップ・グラス・アンサンブルを中心に世界のミュージシャンが集まって作られたコンサート・プロジェクトで、2004年アテネ五輪の開催に合わせギリシャ文化省が企画したイベント、カルチャー・オリンピックの一環。グラスは世界各地の優れた作曲家や演奏家にこのコンサートへのコラボレートを呼びかけ、 オリンピックの概念を反映して五大陸からミュージシャンが選ばれ、オーストラリアからマーク・アトキンス(ディジュリドゥー;アボリジニ起源の縦笛)、中国からウー・マン(琵琶)、アフリカからフォデイ・ムーサ(コーラ;アフリカ起源のリュートに似た21弦楽器)、ブラジルからUAKTI(様々な楽器)、インドからラヴィ・シャンカール(作曲)とガウラヴ・マズンダール(シタール)、カナダからアシュレイ・マクイサーク(Vn)、そしてギリシャからエレフテリア・アルヴァニタキ(Vo)が参加した。
グラス生誕65周年記念作
 フィリップ・グラス(1937-):
  交響曲第6番「プルトニウム・オード」(2002)
デニス・ラッセル・デイヴィス指揮
リンツ・ブルックナーo.
 フィリップ・グラスが65歳の誕生日を迎えるにあたり、カーネギー・ホールとリンツ・ブルックナー管から委嘱された記念作品。題材は、アメリカ・ビート文学の代表的詩人でグラスの友人でもあったアレン・ギンズバーグ(1926-1997)の作品「プルトニウム・オード」(1982)を使用。3つの部分からなる詩であることから、曲も同様に3楽章形式。第1楽章では核の保有、環境汚染についての激しい抗議が、第2楽章では救いと癒しが、最後の部分では自身で思索するうちある真実に行き着く過程が描かれている。
マイケル・リースマン&カート・ムンカスキ:
 アンファン・テリブル
フィリップ・グラス、
ネルソン・パジェット、
エレノア・サンドレスキー(P)
クリスティン・アランド(S)
フィリップ・カットリップ(B-Br)
ハル・キャズレット(T)
ヴァレリー・コマー(Ms)、 カレン・ケメンセク指揮
 ジャン・コクトーの「恐るべき子供たち(Les Enfants Terribles)」を基にリースマンとムンカスが1997年1月、3台のピアノと4人の歌手のために作曲した、フィリップ・グラスとスーザン・マーシャルによる、ダンスと歌、ピアノのための三部作。コクトーの並外れた想像力と創造力の結晶といわれている「恐るべき子供たち」の主人公はポールとルイズ。ふたりは秘密の想像の世界にとらわれ、現実が見えない。8人のダンサーと歌手は交互に、ときには共に演じる。
スティーヴ・ライヒと音楽家たちのライヴ 1977〜フロム・ザ・キッチン・アーカイヴズ Vol.2
 録音:1977年。初登場の音源。
 Vol.1(OMM-0015)に続くキッチン・アーカイヴ・シリーズの第2作。現代を代表するコンポーザーであるとともに、ミニマリストのファースト・ジェネレーションでもあるライヒは、キッチン・センター・オブ・アーツで多く演奏してきた。キッチンは実験的な取り組みをするアカデミックな組織で、30年間にわたる活動を通して音楽や映像作品のアーカイブをもっている。キッチンの関係者とOrange Mountain Musicの協力により、このSteve Reich and Musicians Live 1977がリリースされる運びとなった。
OMM-0017
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(2CD)
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フィリップ・グラス:歌劇「 The Voyage 」 デニス・ラッセル・デイヴィス指揮
リンツ・ブルックナーo.、
リンツ州立劇場
 The Voyageはコロンブスのアメリカ大陸発見500年を記念して1992年にメトロポリタン歌劇場から依頼された作品。この世界的な歌劇場から作品の委託を受けた作曲家は最近26年間でグラスが二人目だったというが、グラスのオペラはメトロポリタン歌劇場の歴史上で最も高価なものとなった。作品は激情とファンタジー的要素を持ち合わせながらも、主要人物はそれぞれ本質的なビジョンをしっかりもっている。 コロンブスを主題としたオペラを作るにあたって、グラスは歴史的観点から見て論議の的となるような展開は避け、恐れを知らないひとりの勇敢な冒険家が大陸発見に至るまでの道のりを描くことにした。このような基本的な“発見の精神”がオペラの軸となっている。オーケストラ部分は活気に満ち、ドラマチックで人をひきつける。オペラ部分では何が人を冒険へと突き動かすのか、そしてその冒険の結果はどうだろうと探っていく。
 メトロポリタン歌劇場での初演についてNYタイムズでは次のように評している。「 "The Voyage" はいろいろな面をもつ作品で、誇大な主張があると思えば、軽やかな部分もある。グラスの作品中でもベストといえよう。大きな筆致でバロック調の雰囲気を作り出している。長い抒情詩体にグラスのポリリズムが一体となり、歌やハーモニー音質とマッチしている。非常に印象的な部分もある。」。また、初演から4年後にリバイバルされたときには、「 "The Voyage" は舞台美術家/劇作家ロバート・ウィルソンとのコラボレーション『浜辺のアインシュタイン』(1976)の奇抜さと3幕オペラ『サティアグラハ』(1980)の記念碑的な要素を併せ持つ」と評されている。
フィリップ・グラス:映画「UNDERTOW」の音楽
 「UNDERTOW」はDAVID GORDON GREEN監督によるドラマティックスリラー。時代に取り残されたアメリカ南部の片田舎が舞台の二世代の兄弟を描いた作品。Jamie Bell、Josh Lucas、Dermot Mulroney、新人Devon Alanが出演。Dermot Mulroneyは映画「アバウト・シュミット」に出演。原作はLingard Gervey。脚本Joe ConwayとDavid Gordon Green。エクゼクティヴ・プロデューサーAlessandro Camon。
 妻を亡くしてふたりの息子を育てている男のものへ突然刑務所帰りの兄が訪ねてくる。彼らの父親が残した金貨が目当てだった。金貨をめぐって兄弟が争い、兄の強欲が死をもたらすことになる。もうひと組の兄弟、弟思いの兄と弟は家を離れ、危険に身をさらしながら放浪の旅を続ける。
 透明感のあるストリングス、清らかな子どもの声、力強いディジェリドゥー(オーストリア北部先住民の竹製の管楽器)のコンビネーションにより、ストーリーのミステリアスで繊細かつダーティーな雰囲気をうまく表現している。音色の複雑さ、緊張感はサスペンス映画には不可欠な要素であるが、グラスの人物描写の巧みさ、風格ある映画づくりにむけての演出はさすがだ。プロデューサーのひとりEdward R.Pressmanは以前からグラスに映画音楽を依頼したいと考えており、これまでいくつか脚本を送っている。「Undertow」の脚本を読んだグラスは大変気に入り、自らジョージアの沼地の撮影現場を訪れた。焼付く日差しの中、ブヨに噛まれながらロケ地まで出向いたのは、舞台を体感するためだった。収録が終わるとすぐにグラスと監督は仕事にとりかかった。
 David Gordon Green監督は弱冠29歳だが、すでに自分の声、自分のトーン、自分の世界をもっている。アメリカ南部のさびれた村を舞台にして、不満を抱えた若い男女を描く。「George Washington」(2001)、「All Real Girls」(2003)がある。「undertow」は3作目。
OMM-0015
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ニュー・ミュージック・ニューヨーク 1979〜フロム・ザ・キッチン・アーカイヴズ
 フィリップ・グラス:Dance No.4(1979)
 メレディス・モンク:Do You Be(1970)
 ジョン・ギブソン:Criss Cross (Section3)(1979)
 ギャレット・リスト:Where We Are(1974/1979)
 ゴードン・ムンマ:Schoolwork(1970)
 ジョージ・ルイス:The Kim And I(1979)
 マイケル・ナイマン:Five Orchestral Pieces For Opus Tree
 ポーリン・オリヴェロス:The Tuning Meditation(1971)
 トム・ジョンソン:Secret Songs(1976)
 チャーリー・モロー:Dream Song/Vision Chant(1977)
 バーバラ・ベナリー:Exchanges(1971)
 フィル・ニブロック:Four Arthurs(1978)/Superimposed With Two Octaves And A Fifth (1975)
 デイヴィッド・ベアーマン:Touch Tones
 ジョエル・チャダーブ:Solo(1978)
 トニー・コンラッド:Untitled Pieces
 シャルルマーニュ・パレスティン:Untitled For Solo Voice(1979)
 スティーヴ・ライヒ:Drumming, Part One(1971)
 録音:1979年6月8日-16日、ニューヨーク、ソーホー、A FESTIVAL OF COMPOSERS AND THEIR MUSIC、ライヴ。
 THE KITCHENは、1971年ビデオアーティストのウッディ・ヴァルスカとスタイナ・ヴァルスカのふたりにより創設された、映像、音楽、ダンス、パフォーマンス、ニューメディアなどを指導する芸術センターとして知られている。そこではいろいろな専門分野が複合され、マルチ芸術の最先端が研究された。アメリカの新しい文化を形成することに大きな力が注がれ、30年以上にわたり、そのパフォーマンスがビデオ映像とオーディオテープで記録されていた。しかしそのフォーマットも時代遅れなものとなってしまい、画像や音質も悪くなってしまった。そこで1999年にエリース・ベルナールをはじめとするTHE KITCHENの取締役や支援者が中心となって3600本にもおよぶビデオテープの目録を作り、リマスターすることになった。
 2001年秋、1970年代の貴重なオーディオテープが新たに発見された。その中にはジョン・ケージ、フィリップ・グラス、ローリー・アンダーソン、デヴィッド・テュードアなどの非常にレアな作品が多く含まれていた。しかしどれも状態が悪く、クリーニングやリマスターをしなければ使い物にならない状態であったので、ルッキング・グラス・スタジオとフィリップ・グラスのオレンジ・マウンテン・ミュージック・レーベルが協力してテープの修復作業を行ない、FROM THE KITCHEN ARCHIVESシリーズの第1弾としてNEW MUSIC NEW YORK 1979がリリースされる運びとなった。
 フェスティヴァル・オヴ・コンポーザーズ&シアター・ミュージックは、アメリカの新しい音楽としてコンテンポラリー・ミュージックを広めようという趣旨のもと毎年開かれていたもので、1980年にはミネアポリスで開催され、1990年まで色々な都市をまわって開かれてきた。1979年のフェスティヴァルではわずか数百人の人しか観られなかったイベントが、タイムカプセルから取り出され、25年後に多くの人が見たり聴いたりできるようになったことは大変感慨深い。歴史的な価値を抜きにしても、現在そのジャンルの巨匠といわれているコンポーザーの作品や出演アーティストのパフォーマンスの素晴らしさには圧倒される。
 録音は修復されたものの、紛失したり録音されていなかったりでいくつか欠けているコンサートもあるのは残念だ。しかしながら、ニューミュージックの元祖であるTHE KITCHEN ARCHIVESの貴重な資料が発見され、シリーズとして発売されることは実に幸運といえよう。
フィリップ・グラス:
 ザ・コンチェルト・プロジェクト Vol.1

  チェロ協奏曲(*)/
  2つのティンパニとオーケストラのための
   幻想的協奏曲(#)
ジュリアン・ロイド=ウェッバー(Vc;*)
ジョナサン・ハース(ティンパニ;#)
イヴリン・グレニー(ティンパニ;#)
ジェラルド・シュワルツ指揮
ロイヤル・リヴァプールpo.
 録音:2004年1月、フィルハーモニック・ホール。
 全4作が予定されている同プロジェクトの第1弾となる物。それぞれロイド=ウェッバーとハースのためにかかれた作品。
フィリップ・グラス:MUSIC FROM THE HOURS マイケル・リースマン(P)
 フィリップ・グラスがオリジナル作曲賞を獲得した2002年製作の映画「めぐりあう時間たち」は、ニコール・キッドマンが主演女優賞を受賞した。このアルバムは、グラスの長年のコラボレーターであり、また同映画の音楽ディレクターでもあるマイケル・リースマンがサウンドトラックをピアノ演奏で録音したもの。
フィリップ・グラス:
 ピアノと管弦楽のための「チロル協奏曲」/
 「Passeges for Asia」より
デニス・ラッセル・デイヴィス/他
 デニス・ラッセル・デイヴィスは独創的な指揮者である。明晰で多才な彼は管弦楽、室内楽、オペラ、伝統的な作品、現代の作品と幅広いレパートリーを持つ。またピアニストとしても素晴らしい腕前をもち、コラボレイターとして引っ張りだこである。グラス、ベリオ、ケージなど21世紀を代表する作曲家とも親交が深く、彼らの影響でコンサートやオペラのレパートリーも広くなってきた。現在、デイヴィスはシュトゥットガルト室内管、リンツ・ブルックナー管、そしてリンツ歌劇場の首席指揮者で、またザルツブルグ・モーツァルト音楽院のオーケストラ指揮科の教授や、ハーバード大学のフロム・ミュージック財団の理事も務めている。
 チロル・コンチェルトはピアノとオーケストラの作品で、チロル観光連盟からの委託作。2000年9月オーストリアで開かれたチロル・フェスティバル「Klangspuren」で初演された。グラスは滞在中にチロル民族音楽の実音と楽譜を研究し、それを作品に盛り込んだ。「Passeges for Asia」はラヴィ・シャンカールとの1990年のコラボレートから生まれた作品で、二人は1965年、パリで初めて出会った。収録のコラボレーションはデニス・ラッセル・デイヴィスのアレンジによる。
フィリップ・グラス(音楽)/
 エロール・モーリス(映像):
 「THE FOG OF WAR(戦争の霧)」
(オリジナル・サウンドトラック)
 ケネディ、ジョンソン両政権時代、7年間にわたって国防長官を務め、ベトナム戦争、キューバ危機にも深く関与したとされるロバート・S.マクナマラのドキュメンタリー。モーリスのドキュメンタリー作品としては7作目。グラスはこれまでもモーリスの作品に音楽を提供してきた。
フィリップ・グラス:
 ピアノのためのエチュード
[第1番−第10番]
フィリップ・グラス(P)
フィリップ・グラス:
 ピアノのためのオルフェ組曲
ポール・バーンズ(P)
フィリップ・グラス:「THIN BLUE LINE」の音楽(1988)
 ドキュメンタリー映画のために作曲された物。映画公開時に、NONESUCHが台詞とインタビューを含むサントラ盤を発売したが、今回は元のスコアを重視するためそれらは割愛され、代わりに映画ではカットされてしまった曲が収録されている。
フィリップ・グラス:「サクフォソン」
 サクソフォン協奏曲/
 サクソフォンのための「メロディ」/
 ウィンドキャッチャー
 録音:1998年、ルッキング・グラス・スタジオ、他。
フィリップ・グラス:
  A DESCENT INTO THE MAEISTROM(1986)
フィリップ・グラス・
 アンサンブル
フィリップ・グラス〜アーリー・ヴォイス
 フィリップ・グラス:
  ミュージック・フォー・ヴォイシズ(1970)(*)/
  アナザー・ルック・
   アット・ハーモニー Part 4(1970-1974)(+)
Mabou Mines(歌;*)
マイケル・リースマン
(電子Org;+)
ウェスターン・
 ウィンド(cho.;+)
 録音:1972年(*)/1989年(+)。初期の声楽作品を収録。
フィリップ・グラス:映画「キャンディマン」の音楽
 1990年、フィリップ・グラスはサイコ・ホラー映画「キャンディマン」(クライブ・バーカー原作、W・バーナード・ローズ監督;1992年)のための音楽の作曲を依頼され、続編(ビル・コンドン監督;1995年)のためのものを含めてスコアを書いた。公開以来、サウンドトラックの発売の要望が高かったにもかかわらず実現せず、ファンは私家盤やカヴァー・アルバムで満足せざるを得なかった。当盤は、オリジナル・スコアによる初めての正式録音だった物。
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A COMPOSER`S NOTES 〜 Philip Glass and the Making of an Opera
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フィリップ・グラス:歌劇「ケプラー」
 Martin Achrainer(ケプラー) Cassandra McConnell、Karen Robertson (S)
 Katerina Hebelkova(Ms) Pedro Valazouez Diaz(T) Seho Chang(Br) Florian Spiess(B)

 デニス・ラッセル・デイヴィス指揮リンツ・ブルックナーo. & cho.
 ゲオルク・レオポーロ合唱指揮 台本:マルティナ・ヴィンケル 舞台監督:ペーター・ミソッテン
 衣装:カレル・ヴァン・レーレ 映像監督:フェリクス・ブライザッハ
 CD:OMM-0071のDVD映像と思われる。ソリストと合唱はリンツ州立劇場のメンバー。「ケプラーの法則」を唱えた16、17世紀ドイツの天文学者、ヨハネス・ケプラーの生涯を描いたオペラ。ケプラーが晩年を過ごしたオーストリア、リンツ州立劇場からの依属作品。「Einstein on the Beach」「Galileo Galilei」に続く科学者をテーマにしたオペラの3作目。
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Images 4 Music
 - Philip Glass and Steve ReichMUSIC 4 HANDS

 フィリップ・グラス:
  歌劇「恐るべき子供たち」からの6つの情景
   [序曲/The Bedroom/Paul Sleepwalking/
    Snow Falling In the Playground/
    Elizabeth Chooses a Career/
    "Death of the Twins/Final" ]
 スティーヴ・ライヒ:Piano Phase
滑川マキ(P)
デニス・ラッセル・デイヴィス(P)
 Orange Mountain 初のDVD。オーストリア拠点のエレクトリック・アート・フェスティバル、Arts Electronicaによる製作で、傑出した演奏とダイナミック・デジタル加工されたイメージ映像が組み合わされている。映像はDietmar Offenhuber, Norbert Pfaffenbicher, Lotte Schreiber, Casey Reas, Martin Wattenberg が担当。
 フィリップ・グラスの作品はデニス・ラッセル・デイビスと滑川マキによる新しいアレンジが試みられている。スティーブ・ライヒの「Piano Phase」は2台のピアノのためのモダンレパートリーのひとつ。独創的な作品だ。デニス・ラッセル・デイヴィスと滑川マキの初競演。CD(OMM-0022)も発売される。
The Raybeats - The Lost Philip Glass Sessions
 Philip Glass, Michael Riesman, Kurt Munkacsi, The Raybeats
 1979年から1984年までニューヨークを本拠に活躍したサーフ・ロック・バンド、ザ・レイビーツの7作品をグラスが編曲した物らしい。
ガラスのハート [Glass Heart]
 フィリップ・グラス:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番(2008)(*)
 J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア
 シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調Op.162
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
マリア・バックマン(Vn)
ジョン・クリバノフ(P)
 発売:2010年。世界初録音(*)。バックマンは現代音楽を主なレパートリーとするというアメリカ若手ヴァイオリニスト。
ジョエル・ハリソン: Life Force
 無伴奏チェロのための「 Go Towards the Light 」/
 ヴァイオリンとチェロのための「 Life Force 」/
 無伴奏ヴァイオリンのための「我が父」
ウェンディ・サッター(Vc)
ティム・フェイン(Vn)
 ジョエル・ハリソンは、ノラ・ジョーンズとの交友でも知られるジャズ系のギタリスト&ヴォーカリストだが、当盤はクラシックの作曲作品。サッターはOMM-0037のグラス作品で当レーベルへ先に登場していた。フェインはコンセルトヘボウなどでリサイタルをこなしている有望なヴァイオリニスト。
リサ・ビーラワ [Lisa Bielawa]:
 Chance Encounter
スーザン・ナルッキ(S)
The Knights
 1990年にエール大学を卒業、1992年以来20年近くフィリップ・グラス・アンサンブルのメンバーを務めるビーラワの作品。彼女は主に室内楽を作曲しているようで、2009年に芸術や文学の研究者を支援するローマのアメリカン・アカデミーのローマ賞を受賞している。Chance Encounterはホイットニー美術館のオープン・スペースでパフォーマンスが行われた。
ミック・ロッシ〜 Songs from The Broken Land
 My Old Kentucky Home/Variation 1/Dog Smile/Lockdown./Broken Lnad/My Old Kentucky/Variation 2/
 Critical Mass/Temporatl Drift/Lab Rat/Ghost Girl/My Old Kentucky Home/Variation 3/Sans Jour/Wrecking Ball/
 Without/Sonar/Solfegietto/My Old Kentucky Home/Variation 4/Rods and Cones/One Leaning Against the Next/
 My Old Kentucky Home/Variation 5/Jim Dine/Go/My Old Kentucky Home/Variation 6
 ミック・ロッシはグラス・アンサンブル、グラス・トリオのメンバーで、マルチ・インストゥルメンタリストとしてニューヨークのプログレッシブ・シーンで活躍している。
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[LP]
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限定盤
フィリップ・グラス: How Now, Strung Out
 無伴奏オルガンのための「 How Now 」[フィリップ・グラス(Org)]/
 無伴奏増幅ヴァイオリンのための「 Strung Out 」[ドロシー・ロスチャイルド(Vn)]
 初期グラス作品、1000枚限定発売 LP 。
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限定盤
廃盤
フィリップ・グラス:UP CLOSE
 「グラスワークス」より[Opening(*)/Floe(#)]/
 「サティアグラハ」〜第3幕
  (マイケル・リースマンによるピアノ編曲(+)/
 「浜辺のアインシュタイン」
  〜「Train/Spaceship」(edited excerpt)(#)/
 「サクソフォン協奏曲」〜楽章1(**)/
 「美女と野獣」序曲
  (マイケル・リースマンによるピアノ編曲(+)/
 Another Look at Harmony, Part IV (##)/
 Modern Love Waltz(++)
マイケル・リースマン
(P;*/+、Org;##)
フィリップ・グラス・アンサンブル(*/#)
ラッシャー・サクソフォンQ(**)
ウェスタン・ウィンド(声楽)(##)
フィリップ・グラス(P;++)
 録音:サドラーズ・ウェールズ劇場、ロンドン、ライヴ(*/#)。
 メトロポリタン美術館で2004年に行なわれたアメリカの現代画家チャック・クローズ(1940-)の回顧展のみで販売されたCDが、限定ながら一般発売されていたもので、既に入手不能。クローズは写真のように精密な肖像画で知られており、ジャケットには彼の書いたグラスの肖像画(1981年制作)が使われている。


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