・国内盤マイナー・レーベル |
・輸入盤マイナー・レーベル |
・輸入盤 歴史的アイテム |
・映像アイテム |
・高音質アイテム |
輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。 |
コジマ録音 | ||
山根弥生子 ベートーヴェンを弾く Vol.3 〜バガテルとさまざまな小品(完結編) 7つのバガテル Op.33 / 11のバガテル Op.119 /6つのバガテル Op.126 /バガテル ハ短調 WoO 52 / アレグレット ハ短調 WoO 53 /ピアノ小品 ハ長調& ハ短調(楽しく、悲しく)WoO 54 / バガテル ハ長調(アレグレット)WoO 56 /バガテル イ短調「エリーゼのために」WoO 59 / ピアノ小品 変ロ長調(かなり生き生きと)WoO 60 /ピアノ小品 ロ短調(アレグレット)WoO 61 / ピアノ小品 ト短調(アレグレット・クワジ・アンダンテ)WoO 61a /ポロネーズ ハ長調 Op.89 / アンダンテ ヘ長調(アンダンテ・ファヴォリ)WoO 57 /幻想曲 ト短調 Op.77 /6つのエコセーズ 変ホ長調 WoO 83 / エコセーズ 変ホ長調 WoO 86 /アルマンド イ長調 WoO 81 /メヌエット 変ホ長調 WoO 82 /ワルツ 変ホ長調 WoO 84 / ワルツ ニ長調 WoO 85 /ピアノまたはオルガンのための全長調にわたる2つの前奏曲 Op.39 /前奏曲 ヘ短調 WoO 55 / フーガ ニ長調(原曲:弦楽五重奏曲) Op.137 /ピアノまたはオルガンのための2声のフーガ ニ長調 WoO 31 / ピアノ小品「最後の楽想」 ハ長調 WoO 62(A.ディアベッリ編曲)/ワルツ ヘ長調「信仰と愛と希望」Anh.15 / メヌエット ヘ長調 Biamonti 66 /アンダンテ ハ長調 Biamonti 52 山根弥生子(P) | ||
録音:2008年12月、2009年12月、2010年9月、11月、ウィーンホール、府中の森芸術劇場。日本人初!ベートーヴェンに半生を捧げてきたピアニスト山根弥生子によるベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音プロジェクトが、遂に完結! バガテル、エコセーズなど、個別に数えて実に全50曲にも及ぶ小品を収めた当盤は、ベートーヴェンの描くミクロコスモスが、ソナタなどでは見せない独自の豊かさに満たされていることを証明する。バガテル群の中で聴くことによってはじめて作品の本質があぶり出された「エリーゼのために」など、ベートーヴェンの鍵盤作品の全容を深く知る山根だからこそ引き出し得る、深い味わいに溢れる2枚組。 | ||
第8回浜松国際ピアノコンクール 2012 第1位・聴衆賞・札幌市長賞 イリヤ・ラシュコフスキー(ロシア) ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26[井上道義指揮東京so.] 第3位・室内楽賞 佐藤卓史(日本) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111〜第1楽章 コルンゴルト:4つの小さな楽しいワルツより〔 II.マルギット/ III.ギージ〕 モーツァルト:ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K.493〜第3楽章 [四方恭子(Vn) 松実健太(Va) 河野文昭(Vc)] 奨励賞 アシュリー・フリップ(イギリス) J.S.バッハ:フランス組曲第5番 ト長調 BWV816〜サラバンド ブラームス:4つの小品 Op.119〜第4番 狂詩曲 変ホ長調 第2位 中桐望(日本) スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番 嬰ヘ短調 Op.23〜第1楽章 ドビュッシー:前奏曲集第1集より〔 V.アナカプリの丘/ XII.ミンストレル〕 ラヴェル:夜のガスパール より〔 II.絞首台/ III.スカルボ〕 第4位 アンナ・ツィブラエワ(ロシア) スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番 嬰へ長調 Op.30 / リスト:ハンガリー狂詩曲第12番 嬰ハ短調 第5位 キム・ジュン(韓国) リゲティ:練習曲第4番「ファンファーレ」 / プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調Op.83〜第3楽章 ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35 〜第2集 第6位・日本人作品最優秀演奏賞 内匠慧(日本) ショパン:即興曲第3番 変ト長調 Op.51 / 池辺晋一郎:「ゆさぶれ 青い梢を」ピアノのために | ||
録音:2012年11月10日-24日、アクトシティ浜松中ホール&大ホール、ライヴ。ガブリリュク、ブレハッチ、コブリン、ゴルラッチ、チョ・ソンジンら、今では世界に名を轟かせる逸材を見出し、世界の代表的国際ピアノコンクールとしての地位を確立した「浜コン」から、2012年に行われた第8回コンクールの全入賞者のきらめく才能を会場に渦巻く熱気とともに収録したライヴ盤。生命力に満ちた演奏で会場の人気を一身に集め、「イリヤ王子」の異名をとったコンクールの覇者ラシュコフスキー(ロシア)、輝くピアニズムで聴衆を魅了した日本の俊才・中桐望(第2位)、既に国内外で活躍する佐藤卓史(第3位)ら、ここに収められた個性は、未来のピアノ界を象徴する。浜松から巣立つ新世代の才能を聴くのは、あなただ。 | ||
浜松市楽器博物館コレクションシリーズ45 ベートーヴェン:チェロとクラヴィーアのための作品全集1〜 1810年のワルターとともに チェロとクラヴィーアのためのソナタ〔第1番 ヘ長調 Op.5 No.1 (1796) /第2番 ト短調 Op.5 No.2 (1796) 〕/ ヘンデルのオラトリオ「ユダス・マカベウス」の主題による クラヴィーアとチェロのための12の変奏曲 ト長調 WoO.45 (1796)/ モーツァルトの歌劇「魔笛」の主題「娘っ子でも女房でも」による クラヴィーアとチェロのための12の変奏曲 ヘ長調 Op.66 (1796?) / モーツァルトの歌劇「魔笛」から「恋を知る殿方には」による クラヴィーアとチェロのための7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46 (1801?) / クラヴィーアとホルンのためのソナタ ヘ長調 Op.17 (1800)(チェロ編曲版) 花崎薫(Vc;*) 小倉貴久子(Fp;#) | ||
録音:2012年9月5日-7日、26日-28日、アクトシティ浜松音楽工房ホール。使用楽器:パオロ・アントニオ・テストーレ、ミラノ、1760年頃(弓:フランソワ・グザヴィエ・トルテパリ、1800年頃)(*)/ ワルター&サン、ウィーン、1808-10年、はね上げ式 73鍵 F1〜f4 A=425Hz 全長230cm (#) 。浜松市楽器博物館所蔵。ベートーヴェン時代の銘器を使用し、作品が本来秘めたチェロとクラヴィーアの対等な関係の上に音楽の自由を開放する作品全集の第1巻。現代のピアノが、大ホールに鳴り響く大音量と引き換えに失った豊かな倍音と、柔らかくはっきりとした音色を特徴とするワルター&サン、ウィーンのフォルテピアノと、エンドピンを持たず、ガット弦を張ることで自然な協和を実現するチェロ。花崎薫と小倉貴久子の名手は、二つの楽器が完全に対等に渡り合うデュオ作品としてベートーヴェンが楽譜に込めたニュアンスを明確にする。 | ||
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 〔第1番−第32番〕/選帝侯ソナタ WoO.47 〔第1番 変ホ長調/第2番 ヘ短調/第3番 ニ長調〕/ 2楽章のソナチネ ヘ長調 WoO.50 /やさしいソナタ ハ長調 WoO.51 / 4手のためのソナタ ニ長調 Op.6 (*) /2つのソナチネ KH Anh.5 〔第1番 ト長調/第2番 ヘ長調〕 山根弥生子(P) | ||
録音:1994年-1997年、キララホール、洗足学園前田ホール/発売:1997年。(*)は多重録音。発売元・レーベル:アダム・エース。 山根弥生子によるベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音プロジェクト完結に併せ、アダム・エースから発売され、既に廃盤扱いとなっている当アイテムをコジマ録音から限定数販売。再プレスなどではなく少数の残部販売と思われ、コジマ録音のアナウンスにおいても『ご注文の際にはお電話にてお問い合わせ下さい』とされているのでお早めにどうぞ。 | ||
カメラータ・トウキョウ | ||
沙羅〜日本の歌、懐かしき心の原風景 山田耕筰:からたちの花(北原白秋)/かやの木山の(北原白秋)/ 中国地方の子守歌(岡山地方民謡)/鐘が鳴る(北原白秋) 信時潔:「沙羅」(清水重道)〔丹澤/あづまやの/北秋の/沙羅/鴉/行々子/占ふと/ゆめ〕 橋本國彦:薊の花(北原白秋) / 弘田龍太郎:叱られて(清水かつら) 平井康三郎:平城山(北見志保子) / 別宮貞雄:さくら横ちょう(加藤周一) 團伊玖磨:藤の花(大木実)/ひぐらし(北山冬一郎) 中田喜直:「六つの子供の歌」〔うばぐるま(西条八十)/烏(小川未明)/風の子供(竹久夢二)/ たあんき ぽーんき(山村暮鳥)/ねむの木(野口雨情)/おやすみ(三木露風)〕 信時潔:靜夜思(李太白) 日野妙果(Ms) 小林道夫(P) | ||
録音:2012年9月、群馬。子供の頃に見た故郷の風景、季節ごとの匂いや温もり。美しい日本の風景、日本人の美しい感性を歌った数々の名作を選曲。ヨーロッパと日本で活躍するメゾ・ソプラノ日野妙果の美しく表現力豊かな歌唱と、幾多の世界的演奏家との共演で知られる名手・小林道夫の絶妙なピアノによる、識者も絶賛の「理想的な日本歌曲集」。 日野妙果(Ms):新人オペラ歌手の登竜門といわれるドイツのラインスベルグ音楽祭にてティーレマン指揮による「ナクソス島のアリアドネ」の作曲家役でオペラ・デビュー後、ウィーン・オペラシアター、ナポリ・サンカルロ劇場、コシツェ国立歌劇場、シェンブルン室内歌劇場、サンタンデール歌劇場など、ヨーロッパ各地の歌劇場に出演。日本国内においても東京新国立劇場、二期会オペラ、北九州シティオペラなど各地のオペラ公演に出演。また、チロル音楽祭、「ヴァルナの夏」国際音楽祭、ダボス音楽祭、草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルなど各地の音楽祭、シュトゥットガルト・バッハ・アカデミー、ウィーン・バッハ・アカデミー、ベルン混声cho.、スロヴァキアso.、バーデン=バーデンso.、東京so.、九州so.、群馬so.、東京オラトリオ研究会等の定期公演にソリストとして招聘され、交響曲および宗教曲におけるアルト・ソリストとして豊富な経験と安定した歌唱に定評がある。2003〜04年に恩師ヤノヴィッツの後援でオーストリア・アイスガルンにおいて歌曲の連続演奏会を、スイス・ダボス国際会議場ホールでE.ヘフリガー記念リサイタルを行うなど、歌曲演奏においての精緻な解釈と傑出した歌唱を高く評価されている。近年は小林道夫との共演により更なる新境地を拓いている。NHK FM、カタルーニャ放送、オーストリア第1放送などに出演し、内外問わずリート歌手として演奏活動を行っている。国立音楽大学卒業、ウィーン国立音楽大学首席卒業。J.アラガル・国際オペラ・コンクール2位(スペイン)、パルマ・ドーロ国際室内楽コンクール声楽部門3位(イタリア)。二期会会員、イタリア・モンテグラ-ル・オペラ・アカデミー会員。 小林道夫(P):1933年東京生れ。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業後、伴奏者として注目され、デトモルトの北西ドイツ音楽アカデミーに留学、チェンバロと室内楽を学んだ。帰国後は伴奏、チェンバロおよびピアノの独奏、室内楽など幅広く活動を続けている。来日する名演奏家たちと数多く共演し、これまでにゲルハルト・ヒュッシュ、ヘルマン・プライ、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、リーザ・デラ・カーザ、エディット・マティス、グンドゥラ・ヤノヴィッツ、ジャン=ピエール・ランパル、オーレル・ニコレ、ペーター=ルーカス・グラーフ、フランス・ブリュッヘン、ハインツ・ホリガー、モーリス・アンドレ、ペーター・ダム、ヨゼフ・スーク、ピエール・フルニエなど、その数は50人を超える。1972年から毎年12月に東京でバッハの「ゴルトベルク変奏曲」を演奏し、2012年で41回連続となった。現在、器楽、声楽両分野の室内楽の領域で、最も経験豊かな演奏者のひとりと言えようだ。1956年毎日音楽賞新人奨励賞、1970年鳥井音楽賞(現サントリー音楽賞)、1971年ザルツブルク国際財団モーツァルテウム記念メダル、1979年モービル音楽賞を受賞。 | ||
F.クープラン:諸国の人々 〔第1組曲「フランス人」 ホ短調/第2組曲「スペイン人」 ハ短調/ 第3組曲「神聖ローマ帝国の人」 ニ短調/第4組曲「ピエモンテの人」 ト短調〕 トーマス・インデアミューレ(Ob) ジャック・ティース(Ob) ダヴィッド・トーマス(Fg) クララ・ラダ・ゴメス(Vc) 原田留美子(Cemb) | ||
録音:2012年4月-5月、スペイン。卓越した演奏技術で奏者としてはもちろん、教育者としても賞賛をうける名オーボエ奏者、トーマス・インデアミューレ。彼が永年の夢であったクープランの大作『諸国の人々』の全曲録音を遂に完成。盟友であるパリ国立歌劇場o.の首席オーボエ奏者、ジャック・ティースをはじめ、最良のメンバーが集い、流麗に奏でるフランス・バロック音楽の傑作。 トーマス・インデアミューレ(Ob):1951年、スイス(ベルン)の音楽一家に生まれる。フライブルク国立音楽大学でハインツ・ホリガーに師事し、パリでモーリス・ブルグに学んだ。その後、数年にわたりアムステルダムのオランダ室内o.、ロッテルダムpo.のソロ・オーボエ奏者を務めた。1974年、プラハの国際コンクールに入賞、1976年、ミュンヘンの国際ARDコンクールに優勝した。以後、ソリストとしてヨーロッパ各国をはじめ、アメリカ、カナダ、日本、韓国、オーストラリアで演奏活動を行っている。自ら主宰する「アンサンブル・クープラン」では指揮者、また教師としても熱心に活動を続けている。1984年からチューリヒ音楽大学でオーボエのクラスを持ち、1989年から、カールスルーエ国立音楽大学に教師として招かれている。レコードは、フィリップス、イェックリン、EMI、クラーヴェス、ノヴァリス、カメラータ・トウキョウより多数発売されている。 | ||
CAMERATA "Blu-ray Audio" マスター・クォリティの高音質をCD感覚の操作性で。話題の音楽ソフト『ハイレゾオーディオ・ブルーレイディスク』発売!!本来、マスター音源にはCDに収録されている「音」を遥かに凌ぐ高音質(ハイ・ビット/ハイ・サンプリング)サウンドが収録されています。これらの一部は、高音質音楽配信などですでにリリースされていますが、それらの高音質音源を楽しむには専門的な知識が必要で、一部のユーザーにしか認知されていませんでした。今回発売するブルーレイを使った音楽ソフト『ハイレゾオーディオ・ブルーレイディスク』は、CD感覚で高音質音源を楽しむことをコンセプトのひとつに掲げ、“誰もが手軽に楽しめるハイ・ビット/ハイ・サンプリング音源”を実現します。必要なのはブルーレイディスクの再生環境だけ。まさに、Next CDと呼ぶに相応しい音楽ソフトです。 #再生にはブルーレイディスクの再生環境が必要です。CDプレーヤーやDVDプレーヤーでは再生出来ませんので、ご注意下さい。 | ||
ドビュッシー:版画/ベルガマスク組曲 シューマン: アラベスク ハ長調 Op.18 /アベッグ変奏曲 Op.1 |
コスタンティーノ・カテーナ(P) | |
録音:2012年11月、イタリア。使用楽器:ファツィオーリ、 F278(2012年)イタリアが誇る現在最高のピアノのひとつ、『ファツィオーリF278』。本作では、その中でも録音の4ヶ月前に完成したばかりの最新モデルを使用。録音現場に溢れるどこまでも美しく澄んだ銘器の音色。会場でしか聴くことのできない『理想の音』を再現し、その魅力を余すところなく伝えるために最適なソフト=ブルーレイを選択。至高の銘器と最高の技術が相まって誕生した究極のピアノ・サウンドがここに。 コスタンティーノ・カテーナ(P):イタリア、サレルノの州立ジョゼッペ・マルトゥッチ音楽院でルイジ・ダスコリに師事、優秀な成績で卒業。その後コスタンティン・ボギーノ、ブルーノ・メッツェーナ、ボリス・ベクテレフのもとで研鑽を積む。アルド・チッコリーニおよびホアキン・アチューカロとの出会いも、音楽を学ぶ上で重要な転機となった。多数の国内外のコンクールで入賞。ヨーロッパ、日本はもちろん世界各地の主要な音楽文化団体・機関・音楽祭から招かれて演奏。近年では、聖チェチーリア音楽院、キジアーナ音楽院、リスト協会がリスト生誕200年を記念し2011年にローマで開催した全ピアノ作品演奏にも参加。室内楽の分野でも、アレッサンドロ・カルボナーレ、フランコ・マッジョ・オルメツォウスキ、ガブリエーレ・ジェミニアーニ、カルロ・パラッツォリ、ミケーレ・ロムート、サシコ・ガヴリロフ、サブリナ=ヴィヴィアン・ヘプカー、クラウディオ・カサディ、リン・ドーソン、クラウディオ・ブリツィ、カルテット・サヴィニオら、国際的評価の高い演奏家と共演。フェニックスおよびヌオヴァ・エラ・レーベルでレコーディング。カメラータ・トウキョウでは、フランツ・リストのヴァイオリンとピアノのための作品全集や、ヴェネチアとナポリに関連したピアノ作品をレコーディングしている。多くの音楽アカデミーおよびポズナンのイグナツィ・ヤン・パデレフスキ音楽学校(ポーランド)、トロムソ大学(ノルウェー)、チャイコフスキー記念モスクワ音楽院、イズミル・ヤサール大学(トルコ)などで後進の指導にあたっている。コセンツァのジャコマントニオ音楽院ではピアノ科教授を務めている。演奏活動の一方、サレルノ大学で哲学、ナポリ大学で心理学の学位をそれぞれ取得。音楽演奏における精神心理学に取り組む。 | ||
FONTEC | ||
現代日本の作曲家シリーズ44 〜莱孝之:インタラクティブ・コンピュータ音楽の世界 ピアノとコンピュータのための「 Discrete Transfer 」(2012) [中川賢一(P)]/ ギターとコンピュータのための「 Facade 」(2003) [佐藤紀雄(G)]/ ヴァイオリンとコンピュータのための 「 Active Flguration 」 (2009) [木村まり(Vn)]/ ハープとコンピュータのための「 Lucent Aquarelle 」 (2001) [彩愛玲(Hp)]/ 打楽器とコンピュータのための「 Impuise」 (1997) [伊勢友一(Perc)] | ||
莱孝之は作曲を入野義朗、H.ラッヘンマンに師事。桐朋音大を卒業後、ユトレヒト大学ソノロジー研究所においてベルクのもと、コンピュータ音楽を学んだ。1980年からはオランダを拠点に作曲家として活躍。1981年に入野賞、1985年にはブールジュ国際電子音楽コンクールでミックス電子音楽賞など多くのコンクールで受賞。30年を越えるコンピュータ音楽への取り組みは、技術的な進歩と共に深化し、この分野で常に先駆的な役割を果たしてきた。本作ではソロ楽器のために制作された5曲のインタラクティブ・コンピュータ音楽を収録。 | ||
尾高&札響〜シベリウス:交響曲全集 Vol.1 〔第1番 ホ短調 Op.39 /第3番 ハ長調 Op.52 〕 |
尾高忠明 指揮 札幌so. | |
録音:2013年2月28日-3月2日、札幌コンサートホール Kitara。現代のオーケストラ界において、最も緊密・清新な活動を継続する尾高と札響。近年は、意欲的なレコーディングをおこない、名盤を頻出している。今回は、彼らの主要レパートリーである北欧音楽の精髄シベリウス。満を持しての交響曲全集第1弾。民族色を前面に、劇的構成を魅せる「交響曲第1番」。極めて素朴な冒頭から、感動的な結尾へと向かう比類なき「第3交響曲」。円熟、練達を誇る尾高の指揮は、北欧の空気感を札響から引き出す。偉大な全集への道程開始。 | ||
モーツァルト Speaks Vol.2 モーツァルト:ソナタ〔第1番 ハ長調 KV279/第5番 ト長調 KV283/第18番 ニ長調 KV576〕 ヨーゼフ・ゲリネク:モーツァルトの歌劇「魔笛」の「恋人か女房か」の主題による6つの変奏曲 平井千絵(Fp) | ||
録音:2012年10月1日-3日、杜のホールはしもと。レコード芸術で特選盤に選ばれるなど大変好評を呼んだ Vol.1 (FOCD-9551) に続く、平井千絵のフォルテピアノによるモーツァルト作品集第2弾。今回はモダーン・ピアノと比べて音の減衰が早く、歯切れのよいフォルテ・ピアノならではの特色が活きるプログラム。モーツァルトが実際に愛用した楽器であるワルターのコピーモデルを使用し、その多彩な音色も聞きどころ。闊達で伸びやかな第1番、洗練された印象の第5番、バロック音楽とショパンを繋ぐかのような多彩な面をもつモーツァルト最後のソナタ、第18番。さらに当時高名なピアニストだったヨーゼフ・ゲリネクによる魔笛のアリア「恋人か女房か」の主題による6つの変奏曲を加えた。楽器を特色を活かし繊細なニュアンスを大事にすることによって、「語る」ような自然で表現する平井の演奏は、モーツァルトの等身大の魅力を提示してくれる。 | ||
憧れを知る者のみが・・・ロシア歌曲集 ダルゴムイシスキー:誰にも言わない/私はまだ彼を愛する / グリンカ:バルカローラ/疑惑 チャイコフスキー:憧れを知る者のみが/さわがしい舞踏会で/何故?/ 私は野の草ではなかったか/語るな我が友よ/窓を開けば ショスタコーヴィチ:子守歌 / ボロディン:遠いふるさとの岸辺に プロコフィエフ:カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」より/死の野原 ラフマニノフ:彼女は真昼のように美しい/ああ、悲しまないで!/歌うな、美しい女よ/ここはすばらしい/春の流れ 小山由美(Ms) 佐藤正浩(P) | ||
録音:2013年1月5日-7日、富士宮市民文化会館 キラリふじみ。小山由美は東京芸大声楽科、同大学院を卒業後、ドイツを拠点に数多くのオペラ、オラトリオ、リートのコンサートで活躍、まさに日本を代表するメゾ・ソプラノの一人。ロシア歌曲ではサンクトペテルブルクでチャイコフスキーやムソルグスキー等を中心にしたリサイタルで好評を博した。2008年には第4回ロシア歌曲賞を受賞、また長年の功績が認められ、第40回サントリー音楽賞も同年受賞している。本作では19世紀前半から20世紀半ばまでのロシア歌曲の中から特に有名な曲を集めた。小山のしなやかで叙情的でありながらも聴衆を圧倒する力強さは、まさにこの選曲に最適。 | ||
嶺貞子&ピュイグ=ロジェ、舞踏への誘い [Invito alla danza] 〜1983年ライヴ ヴィヴァルディ:私は泣き呻き / モンテヴェルディ:何かわからないもの A.スカルラッティ:すみれ / ヴェルディ:ストルネッロ / ロッシーニ:踊り カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」より〔野原の羊飼いのおとめ/バレイロ/あちらのリムーザンに〕 カゼッラ:14世紀の3つの歌 〔美しいお嬢さん私の心の光/美しい籠の外に/恋人よわたしはあなたに夢中〕 レスピーギ:もしいつか彼が帰って来たら/舞踏への誘い ファリャ:キューバ舞曲(*)/アンダルシア舞曲(*)/3つのメロディ〔鳩たち/シノワズリ(中国風)/セギディーリャ〕 G.シベッラ:ジロメッタ / トスティ:かわいい口許 / ドニゼッティ:褐色の髪を飾るだろう 嶺貞子(S;*以外) アンリエット・ピュイグ=ロジェ(P) | ||
録音:1983年11月17日、イイノホール、第138回毎日ゾリステン、ライヴ。初出か初CD化。ピュイグ=ロジェ独奏によるファリャが2曲含まれるのもポイント。イタリア歌曲の第一人者として長年にわたり活躍を続ける嶺貞子。今までに行われた彼女の数百回に及ぶ公演の中でも、フランスの伝説的才媛と謳われたアンリエット・ピュイグ=ロジェ(1910-1992)との共演は「珠玉の名コンビ」として最高の評価を受けた。本作は1983年にイイノホールで行われた毎日ゾリステン演奏会のライヴを初めてCD化した物。両者の名演は数あれど、この日の演奏は特に「歌曲の心を知り尽くした歌手の至芸」として、惜しみない拍手と絶賛を受けた。本公演が日本初演をなったファリャ「3つのメロディ」、名手ピュイグ=ロジェによるピアノ独奏など、聴きどろこ満載の本作は、まさに歴史的名演として伝えられるできものだろう。 | ||
伊藤恵〜ショパン:練習曲集 エチュード Op.10/エチュード Op.25 |
伊藤恵(P) | |
録音:1990年9月/初発売:1991年。旧品番:FOCD-3125, FOCD-2544(当店未案内)。 | ||
伊藤恵〜プーランク:ピアノ作品集 3つのノヴレット/ナゼールの夜会/ メランコリー/15の即興曲/夜想曲 |
伊藤恵(P) | |
録音:1998年12月/初発売:1999年。旧品番:FOCD-3445(当店未案内)。1983年にミュンヘン国際コンクールで日本人初の優勝に輝き、以来ドイツ音楽を中心に作品の内実に迫る演奏で聴衆を魅了してきた伊藤恵。「ショパン:エチュード」と「プーランク」を同時再発売。練習曲という枠を超えて演奏家の力量が問われるショパンの Op.10と Op.20の練習曲。かたや「サロン的」といわれ、軽妙に演奏されることが多かったプーランクの諸作品。両作とも確かな技術に裏付けされながらも、安易なイメージや解釈とは無縁な、作品への透徹した眼差しが感じられ、伊藤ならではの演奏になっている。 | ||
ゲルハルト・ボッセ&新日フィル〜 ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(ノヴァーク版) |
ゲルハルト・ボッセ指揮 新日本po. | |
録音:2003年6月27日-28日、すみだトリフォニーホール、ライヴ。巨匠ボッセ、唯一無二のブルックナー。「音楽家として、可能な限りのあらゆる経験を積む機会を与えられたことに感謝している。」と自らの人生を述懐したゲルハルト・ボッセ(1922-2012)。30年以上に渡り、ゲヴァントハウスo.の第一コンサートマスターを務めたことはあまりに有名だが、第二次世界大戦には、リンツ帝国ブルックナーo.に所属し、フルトヴェングラー、シューリヒト、カラヤン等のもと演奏活動をおこなった。1961年の初来日以来、J.S.バッハ、そして古典派音楽の素晴らしさを日本の聴衆に伝えたマエストロ。若き日のリンツでの経験は、彼にとってブルックナーが特別な存在になってゆく決定的な道標となった。惜しまれつつも2012年2月に亡くなったボッセを偲び、90年の生涯において、2日間の公演のみ指揮した「ブルックナー:交響曲第8番」を初CD化。偉大な記録がここに甦る。 | ||
現代ギター | ||
As a Guitarist 松本樹佳〔マツモトキヨシ〕〜ときどき、ギタリスト 二橋潤一:哀歌 / グラナドス:ゴヤのマハ / リョベト:盗賊の唄/アメリア姫の遺言/聖母と御子 バッハ:シャコンヌ / ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲 / 二橋潤一:悲しい歌 /バリオス:最後のトレモロ 松本樹佳(G) 松本尚子(P;#) | ||
録音:2012年11月25日-28日、釧路。使用ピアノ:Steinwey & Sons, C-227 (#)。このアルバムの主役、松本樹佳(マツモトキヨシ!)は北海道釧路市在住、本業は酪農関係の会社経営、そしてアマチュア・ギタリスト。ギターは独学にもかかわらず、2012年の第13回全日本アマチュアギターコンクールでは見事優勝!ピアニストである夫人とのデュオを含むCDの録音(自宅リビングでプロ録音エンジニアを使っての録音)、さらにCDには評論家の濱田滋郎、ギタリストの福田進一、鈴木大介、大萩康司、作曲家の二橋潤一がそれぞれ賛辞を寄せるというのは、やはりただ事ではない。なによりも圧倒的に大きなギターと音楽への愛情がその演奏に満ち溢れている。プロの前段階としてのアマチュアでなく、音楽愛好家としての本来的な意味でのアマチュアの究極的な姿がここにある。 | ||
ミューズエンターテインメイト 〔ソニー・ミュージックダイレクト〕 | ||
透明な風〜ラヴェル:名曲集 前奏曲/ハイドンの名によるメヌエット/水の戯れ/クープランの墓/夜のガスパール/亡き王女のためのパヴァーヌ 新居由佳梨(P) | ||
録音:富士見市文化会館、セッション(DSDレコーディング)。スイス国立ジュネーヴ音楽院での研鑽後、イタリア・モノポリ国際ピアノコンクール他国内外のコンクールに多数入賞、伝説のヴァイオリニスト、イダ・ヘンデルとのRCAレーベルへの録音など、真摯な音楽活動を繰り広げる新居由佳梨によるオール・ラヴェル・アルバム。その類まれなる深い感受性、きらめく音のプリズム、精細な音の流動、たゆたうハーモニーは、まさに新居の真骨頂。フランス音楽本流のエスプリを纏う新居のピアニズムが、ラヴェル生粋の名曲を通して、我々を深い感動の境地にいざなう。 | ||
STUDIO N.A.T | ||
ネイキッド コルンゴルド:から騒ぎ Op.11〜ヴァイオリンとピアノのための4つの小品 ブルーノ・ワルター:ヴァイオリン・ソナタ R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18 枝並千花(Vn) 長尾洋史(P) | ||
ブルーノ・ワルター没後50年に寄す、「ヴァイオリン・ソナタ」日本初録音。師マーラーに傾倒し作曲家としても多くの作品を残した20世紀を代表する指揮者、ブルーノ・ワルター。幻の名曲と早くから存在が注目されていた、ヴァイオリン・ソナタの日本人による待望の初CDが登場。2012年4月、楽壇に大きな話題を呼んだソロリサイタルの曲目をセンッション録音にて完全収録。しなやかで力強く絹のような美音を放つ、枝並千花待望のセカンド・アルバム。 |
CHARADE (独) 1CDあたり¥3520(税抜¥3200)www.es-dur.de のサブレーベル。 | ||
左手独奏のためのピアノ作品集 ブラームス(1833-1897):シャコンヌ(J.S.バッハ 「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ BWV.1004」による;左手独奏のための) ルートヴィヒ・ベルガー(1777-1839):左手独奏のためのアンダンテ Op.12 No.9 ヤーコプ・シュミット(1803-1853):左手独奏のための「歌の練習曲」 カール・ライネッケ(1824-1910):左手独奏のためのソナタ Op.179 〜アンダンテ エドゥアルト・マルクスゼン(1806-1887):3つの即興曲 Op.33 〜ラ・リコルダンツァ リスト(1811-1886):ハンガリーの神 サン=サーンス(1835-1921):左手独奏のためのエレジー Op.135 No.5 スクリャービン(1872-1915):左手独奏のための前奏曲と夜想曲 Op.9 テオドル・レシェティツキ(1830-1915):左手独奏のためのアンダンテ・フィナーレ Op.13 (ドニゼッティ「ランメルムールのルチア」の六重唱「邪魔をするのは誰だ」によるパラフレーズ) マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948): 左手独奏のための「前奏曲とフーガ」/左手独奏のための舞曲「マルグレ・トゥー」 アニア・バックヒューゼン(P) | ||
録音:2002年10月7日-9日、フリードリヒ=エーベルトハレ、ハンブルク=ハールブルク、ドイツ/ (C) + (P) 2002 。 | ||
FINER ARTS (米) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)アメリカのレーベルと思われるが、既に2007年頃に活動を終了しているようで詳細不明。流通在庫限り&カット盤での入荷となる可能性があります。 | ||
モスクワSQ 〜ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集 〔第10番 変ホ長調 Op.74「ハープ」/第11番 ヘ短調 Op.95「セリオーソ」〕 モスクワSQ [エフゲニア・アリハノワ(Vn1) ヴァレンティナ・アリコワ(Vn2) タチアナ・コハノフスカヤ(Va) オリガ・オグラノヴィチ(Vc) | ||
録音:チャンネル・クラシックス・スタジオ、アムステルダム、オランダ、ディジタル。発売:1996年。 | ||
Gran sestetto originale モスクワSQ 〜グリンカ&チャイコフスキー グリンカ:ピアノ、弦楽五重奏とピアノのための六重奏曲 変ホ長調(*) チャイコフスキー:弦楽六重奏のための「フィレンツェの思い出」 ニ長調 Op.70 (#) モスクワSQ [エフゲニア・アリハノワ(Vn1) ヴァレンティナ・アリコワ(Vn2) タチアナ・コハノフスカヤ(Va) オリガ・オグラノヴィチ(Vc) アレクサンドル・ガリコフスキー(Cb;*/#) ティグラン・アリハノフ(P;*) ヴァレンティン・フェイギン(Vc;#) | ||
録音:チャンネル・クラシックス・スタジオ、アムステルダム、オランダ、ディジタル。発売:1996年。 | ||
モスクワSQ 〜シュニトケ&ショスタコーヴィチ シュニトケ:ピアノ五重奏曲 (1976) (*) ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第3番 ヘ長調 Op.73 (#) ゲイリー・グラフマン(P;*) モスクワSQ [エフゲニア・アリハノワ(Vn1) ヴァレンティナ・アリコワ(Vn2) タチアナ・コハノフスカヤ(Va) オリガ・オグラノヴィチ(Vc) | ||
発売:1995年。モスクワSQによる(*)は、オルベリアン(P)と1991年5月に録音した別演奏 (RUSSIAN DISC USA → DELOS, DE-1038) があるが、どちらが先の録音なのか不明。 | ||
モスクワSQ 〜モーツァルト、シュニトケ&デニゾフ モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581 (*) シュニトケ:弦楽四重奏曲第2番 (1980) / デニゾフ:クラリネット五重奏曲(1987) (*) アレクサンドル・イヴァーノフ(Cl;*) モスクワSQ [エフゲニア・アリハノワ(Vn1) ヴァレンティナ・アリコワ(Vn2) タチアナ・コハノフスカヤ(Va) オリガ・オグラノヴィチ(Vc) | ||
発売:1996年。デニソフ作品は、ロシア資本のアメリカ盤 A & E (ART & ELECTRONICS / MCA 配給) から1990年1月の録音が出ていたが、同一録音かどうかは不明。 | ||
MOSCOW STRING QUARTET (米) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)演奏団体の自主製作盤。創設メンバーは全員モスクワ音楽院でワレンチン・ベルリンスキーに学んでおり、デビュー録音はベルリンスキーが団員だったボロディンSQとのショスタコーヴィチ「弦楽八重奏曲」、2013年現在ではグネーシン音楽院の卒業生も加え、代々女性4人で構成されている団体。特にシュニトケによって賞賛された事でも知られる。録音は MELODIYA, FINER ARTS, DELOS 等から出ているが、現在はアメリカを中心に活動しているようで、新しいものは当自主製作盤となっている模様。なお、同名&男性4人の団体が1980年代後半から1990年代にかけて SAISON RUSSE (RUSSIAN SEASON) へロシア物を多く録音、相当数が BRILLIANT から再発売されているが、当団体とは関係が無い。公式サイト:http://www.moscowquartet.com/。 | ||
モスクワSQ 〜ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉 Op.51
モスクワSQ [エフゲニア・アリハノワ(Vn1) ガリーナ・コハノフスカヤ(Vn2) タチアナ・コハノフスカヤ(Va) オリガ・オグラノヴィチ(Vc) | ||
発売:2009年。 | ||
モスクワSQ 〜モーツァルト&ショスタコーヴィチ モーツァルト:弦楽四重奏曲第21番 ニ長調 K.575「プロシャ王第1番」 ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第2番 イ長調 Op.68 モスクワSQ [エフゲニア・アリハノワ(Vn1) ガリーナ・コハノフスカヤ(Vn2) タチアナ・コハノフスカヤ(Va) オリガ・オグラノヴィチ(Vc) | ||
発売:2011年。 | ||
モスクワSQ 〜ボロディン、チャイコフスキー、ストラヴィンスキ− ボロディン:弦楽四重奏曲第2番 ニ長調 チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第2番 ヘ長調 Op.22 ストラヴィンスキー:弦楽四重奏のための3つの小品(1914) モスクワSQ | ||
発売:2007年。おそらく本体レーベル表記は FINER ARTS 。男性団員による同名団体が、チャイコフスキーとボロディンを SAISON RUSSE (→ BRILLIANT) へ録音しているが、関係なし。 | ||
SWEDISH SOCIETY (瑞) 特記以外
旧譜はこちらから。 | ||
アンデシュ・ヨルミン(1957-): 詩的組曲「Between Always and Never(いつでもと決しての間)」 Aviaja[アヴィアヤ]/ Haiku[俳句]/ Kärleksvisa[愛の歌]/ Vägen är öde[道はさびれ]/ Sol och mane[太陽と月]/ Dans -ur Stenars tystnad[踊り-石の沈黙から]/ Mellan alltid och aldrig[いつでもと決しての間]/ Shakespeare cogitatio[シェイクスピア思考]/ Kärleksvisa -triptyk[愛の歌-トリプティク]/ Dans -till Solars lek[踊り-太陽の遊戯へ]/ Eviga tanke[永遠の思考]/ Hemingway cogitatio[ヘミングウェイ思考] レーナ・ヴィレマーク(Vo) アンデシュ・ヨルミン(ダブルベース) フレードリク・ビューステット指揮 ヨンショーピング・シンフォニエッタ、ヨンショーピング室内cho. | ||
録音:2011年9月、ヨンショーピング・コンサートホール、スウェーデン。 | ||
EDITION CLARINO (墺) 1CDあたり¥3520(税抜¥3200)オーストリアのボーデン湖畔、ロッハウ村に本拠を持つオルガン中心のレーベルで、1992年創立。ほとんどのアイテムに、ブレゲンツ生まれのオルガン奏者ギュンター・フェッツ(1937-)が参加しており、半ば彼の個人レーベルと思われる。既案内分はこちらから。#130は既案内アイテムの再案内。なお、22, 44, 66, 130 については国内業者が限定的に在庫(多いものでも十数本)していますが、継続的に扱うかどうかは未定とのことで、それが切れると現時点においては現地からの当店独自お取り寄せになります。このレーベルはドイツの輸出会社の扱いがなく、その場合は入荷までに半年以上のお時間を頂きますので、特に該当の品番はお早めにどうぞ。 | ||
2台のポジティヴ・オルガンのための音楽 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):ソナタ ト長調 ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):協奏曲 イ短調 J.S.バッハ(1685-1750):トリオ・ソナタ ト長調 BWV1039 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):4つのデュエットWq.155 モーツァルト(1756-1791):幻想曲 ヘ短調 K.594 ギュンター・フェッツ、ルドルフ・シャイデッガー(Org) | ||
録音:1993年5月5日-6日、福音教会、ブレゲンツ、オーストリア。 | ||
オーボエとオルガンによるバロック名作集 マラン・マレ(1656-1721):スペインのフォリア ルイ・マルシャン(1669-1732):オルガン曲集 から(*) 〔 Fond d'Orgue / Basse de Cromorne / Tierce en taille / Recit de Nazard / Plein Jeu 〕 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767): オーボエとオルガンのためのソナタ 変ホ長調(*) ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780): オーボエとオルガンのための幻想曲 ヘ短調/ 父なる神よ、われらとともに住みたもう(オーボエとオルガンのための) カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788): オーボエと通奏低音のためのソナタ ト短調 ハンス・エルホルスト(Ob;*以外) ギュンター・フェッツ(Org) | ||
録音:時期記載なし、聖アンドレアス&マルティン教会、テューリンガーベルク、オーストリア。 | ||
疾風怒濤の音楽 ヨハン・ショーベルト(1730-1767): チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ ニ短調 Op.14 No.4 (+) カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788): チェンバロのためのロンド 変ホ長調 Wq.61 / オーボエと通奏低音のためのソナタ ト短調 Wq.135 (*) / チェンバロのための幻想曲 ハ長調 Wq.61 ヨハン・ショーベルト: チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ ハ短調 Op.14 No.3 (+) イジー・アントニーン・ベンダ(1722-1795):チェンバロ・ソナタ イ短調 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ: オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ロ短調 Wq.143 (*/+) ハンス・エルホルスト(Ob;*) エディタ・フェッツ(Vn;+) ギュンター・フェッツ(Org) | ||
録音:2000年4月、カヴァッリ・レコーズ・スタジオ、バンベルク、ドイツ。 エディタ・フェッツはウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのメンバーだったこともあるヴァイオリン奏者。 | ||
J.S.バッハ(1685-1750):チェンバロのための作品集 (Vol.1) イギリス組曲 より〔第2番 BWV.807 /第3番 BWV.808 〕/ 15の二声のインヴェンション BWV.772-786 ギュンター・フェッツ(Cemb) | ||
録音:2001年4月、カヴァッリ・レコーズ・スタジオ、バンベルク、ドイツ。 | ||
J.S.バッハ(1685-1750):フーガの技法
ルドルフ・シャイデッガー(Org) | ||
録音:2001年6月、聖コルネリ旧教区教会、フェルトキルヒ=トシュタス、オーストリア。使用楽器:プフリューガー製。 | ||
J.S.バッハ(1685-1750):オルガンのための大規模作品集 幻想曲 ト長調 BWV.572 / オルゲルビュヒライン〜コラール「イエス・キリスト、汝ほめ讃えられよ」 BWV.604 / パッサカリア ハ短調 BWV.582 / オルゲルビュヒライン〜コラール「おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け BWV.622 / 前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.544 / 3つのコラール「愛する御神の統べしらすままにまつろい」 BWV.691, BWV.690, BWV.642 トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565 ギュンター・フェッツ(Org) | ||
録音:1994年、ヘルブランツ、ブレゲンツ郡、フォアアールベルク州、オーストリア。使用楽器:プフリューガー製。前出: MÜNCHEN RECORDS (Germany), MR 030 044。 | ||
クリスマスのためのオルガン音楽〔クリスマス期のオルガン作品集〕 ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1684-1740):「オルガン曲集」〜マニフィカト ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ ニコラ・ルベーグ(1630-1702):清純なる処女/われらに生まれたもう ルイ=クロード・ダカン(1694-1772):ノエル第10番 ドメニコ・ツィポーリ(1688-1726):パストラーレ J.S.バッハ(1685-1750):高き天よりわれは来れり BWV.606 ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):高き天よりわれは来れり ヨハン・ベルンハルト・バッハ(1676-1749):高き天よりわれは来れり 作曲者不詳(18世紀):救い主はわれらに来たれり フリードリヒ・ヴィルヘルム・ツァハウ(1663-1712):甘き喜びのうちに ジョン・トラヴァーズ(1703-1758):クリスマス・ヴォランタリー J.S.バッハ:パストラル ヘ長調 BWV.590 ギュンター・フェッツ(Org) | ||
録音:1994年8月22日、教区教会、フラシュタンツ、フェルトキルヒ郡、フォアアールベルク州、オーストリア。使用楽器:メッツラー製。録音エンジニア:ギュンター・ラーデ ( EDITION LADE レーベル主宰)。前出: MÜNCHEN RECORDS (Germany), MR 030 043。 J.S.バッハの又従兄弟で、エアフルト、マグデブルク、アイゼナハでオルガニストを務めたヨハン・ベルンハルト・バッハの作品が珍しい。彼の作品はほとんどが失われている。 | ||
ONA 〔旧・ONA DIGITAL 〕 (西) 特記以外 1CDあたり¥2970(税抜¥2700)旧・ONA DIGITALレーベル。2012年からレーベル名を ONA EDICIONES MUSICAL レーベルにリニューアル、呼称は「ONA」に統一します。レーベル名称変更後の新発売分は記号が "OECD" へ変更されており、"ODCD" 記号の物より品番が若いながらも新しい発売となります。旧譜はこちらから。 | ||
パウ・ビリャロンガ(?-1609):4声のミサ |
ジュアン・コンパニ指揮 ポエマ・アルモニク | |
録音:2012年3月31日、マヨルカ大聖堂、スペイン、ライヴ。 パウ・ビリャロンガはバルセロナのサンタ・マリア・デル・マル教会楽長、パルマ・デ・マヨルカ大聖堂楽長を務めたスペインの作曲家。ポエマ・アルモニクはバレアレス諸島大学合唱団内の声楽アンサンブル。当録音での編成は S:A:T:B=4:4:3:3。 # 収録時間30分程ですが、通常より高価格の特殊商品です。ご注意下さい。 | ||
WARNER MUSIC SPAIN (西)
ご案内済アイテムはこちらから。 | ||
イリュージョン O nuit / Billionaire / True colors / Scaborough fair / Man in the mirror / Shiny happy people / La la la / Manx lullaby / All you need is love / Chim chim cheree / With or without you / Centerpiece マルタ・ペレス指揮ラモン・イ・カハル学校cho. | ||
録音:データ記載なし。マドリッドの私立学校(8年制の小中一貫)生徒が歌うポピュラー・ソング集。伴奏付き。 |
TIMA CLUB (伊) 特記以外 1CDあたり¥2970(税抜¥2700)1971年にマウリツィオ・ティベリが創設したイタリアの声楽録音復刻専門レーベル、ティマ・クラブの扱いを開始。#レーベル側で内容の詳細に関するテキスト情報が提供されておらず、すべて商品バックインレイの写真にての情報提供となります。御了承下さい。 | ||
アウグスト・フェラウト(T;1903-1986)〜アリア、歌曲&カンツォーネ録音集 | ||
ルチアーノ・ネローニ(B;1909-1951)〜アリア&ロマンス録音集 | ||
ジャコモ・ラウリ=ヴォルピ(T;1892-1979)〜ラ・ボエーム・セレクション | ||
アロルド・リンディ(T;1888-1944)〜オペラ・アリア&歌曲録音集 | ||
イリス・アダーミ・コラデッティ(S;1904-1998)〜オペラ・アリア&歌曲録音集 | ||
ガリアーノ・マジーニ(T;1896-1986)〜 コロムビア、グラモフォノ、チェトラへの全録音&ライヴ録音集 | ||
アドリア市立劇場〜名オペラに聴く名歌手の声 | ||
キオッジャの歌〜劇場、オペラ、声 | ||
ルチアーノ・アンジョーネ〜カンツォーネ名曲録音集 | ||
ロゼッタ・パンパニーニ(S;1896-1973)〜声と芸術 | ||
ヴェルディ:歌劇「オテロ」(準全曲) Renato Gigli, Piero Biasini, Gabriella Gatti, フェルナンド・プレヴィターリ指揮 | ||
ルチアーノ・ネローニ(B;1909-1951)〜アリア&ロマンス録音集 Vol.2 | ||
アリーチェ・ガッバイ(Ms)〜歌曲録音集 | ||
エレーナ・リッツィエーリ(S;1922-1985)アリア&歌曲録音集 | ||
ルチアーノ・アンジョーネ〜ロマンティック・メロディー | ||
ルチアーノ・アンジョーネ〜イン・コンサート | ||
フランチェスコ・アルバネーゼ(T;1912-2005)〜音楽に捧げた人生 | ||
エミリオ・レンツィ〔別名:アルド・ヴィスコンティ〕(T;1908-1990)〜音楽に捧げた人生 | ||
#外装の一部に「 CLAMA ML-14 」と表示されていますが、上記「CLAMACD 50」として管理します。 | ||
アゴスティーノ・フェリン(B;1928-1989)〜音楽に捧げた人生 | ||
ルチア・ダニエリ(1927-2005)〜音楽に捧げた人生 | ||
ニーロ・オッサーニ〔別名ジュゼッペ・ダル・パーネ〕(T;1912-1997)〜音楽に捧げた人生 | ||
リーナ・カヴァリエーリ(S;1874-1944)〜音楽に捧げた人生 | ||
DUTTON LABORATORIES (英) | ||
DUTTON "EPOCH" 1CDあたり\3080(税抜\2800) 近現代音楽をディジタル録音する人気シリーズ。当初イギリスの作品をレパートリーとしていたが、アメリカの同様作品にもその範囲を広げ、2011年からは「インターナショナル」と銘打ったアイテムを発売開始し、世界中の同様作品にラインナップを広げている。旧譜はこちらから | ||
フレデリック・デルランジェル(1832-1911): ロマンティック前奏曲(1934) / チェロと管弦楽のための交響的アンダンテ Op.18 (1903) (*) / 心を挙げよ!(管弦楽のための前奏曲;1919) / チェロと管弦楽のためのバラード(1926) (*) / ピアノと管弦楽のための交響的協奏曲(1921) (+) ガイ・ジョンストン(Vc;*) ヴィクター・サンジョルジョ(P;+) ヨハネス・ヴィルトナー指揮 BBC コンサートo. | ||
録音:2012年3月27日-29日、ワトフォード・コロシアム、イギリス。世界初録音と表示されている。"Epoch - International" シリーズ。 | ||
スティーヴン・マクネフ(1951-): シンフォニア(2007) /ハイリゲンシュタット(2005) /天候(2007) (*) / 秘密の目的地 − チャールズ・コーズリーに捧げる(2005) ドミニク・ウィーラー指揮ボーンマスso.、ボーンマス交響cho.(*) | ||
録音:2012年7月24日-25日、ライトハウス、プール、ドーセット、イギリス。世界初録音と表示されている。 | ||
シリル・スコット(1879-1970): ペレアスとメリザンドへの前奏曲 Op.5 (1900) (マーティン・イェーツによる手稿譜からの校訂版(2012) )/ ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.10 (1900) (マーティン・イェーツによる リアライゼーション&コンピレーション版(2012) )(+) / チェロ協奏曲 Op.19 (1902) (マーティン・イェーツによる補完&改訂および ラファエル・ウォルフィッシュによるチェロ・パート校訂版(2012) )(#) ピーター・ドノホー(P;+) ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc;#) マーティン・イェーツ指揮 BBCコンサートo. | ||
録音:2012年11月26日-28日、ワトフォード・コロシアム、イギリス。世界初録音と表示されている。 | ||
シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937): サン=ジャンの漁師たち(3つの管弦楽前奏曲;1905) / チェロ協奏曲 Op.41 (1878) (*) / 交響曲第2番 イ長調 Op.54(1882) |
トルレイフ・テデーン(Vc;*) マーティン・イェーツ指揮 ロイヤル・ スコティッシュ・ナショナルo. | |
録音:2012年9月27日-28日、ロイヤル・コンサートホール、グラスゴー、イギリス。世界初録音と表示されている。"Epoch - International" シリーズ。 | ||
ATOLL (ニュージーランド) 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)2011年に国内へ初案内されたニュージーランドのレーベル。品番形態がポーランドの CD ACCORD レーベルと同一のため、番号部分を4桁に変更しています。#当レーベルはCD-Rで製版されています。 | ||
ブレス〜アイルランドとニュージーランドのフルートのための新しい音楽 ジョン・バックリー(1951-):星座(2009) / ジム・ウィルソン(1922-2005):アルレッキーノ(1979) マーティン・ロッジ(1954-):月夜(2009) (*) / フィリップ・ハモンド(1951-):ウェイヴ・スペース(1978) イヴ・ド・カストロ=ロビンソン(1956-):ブレス(2010) / フィリップ・マーティン(1947-):2つの小品(1978) ライモンド・ディーン(1953-): Tekeli-li (2009) / マイケル・ウィリアムズ(1962-): Kala Danda (2009) ローナ・クラーク(1958-):「4つの歌」(2006)〜エレジー / ケヴィン・オコンネル(1958-):発作 (2006) スティーヴン・ラルフ・マシューズ(1960-): Te Ao Mārama (2006) イアン・ウィルソン(1964-):フェアリー・フォートの風(2008) / ベンジャミン・ドワイヤー(1965):烏(rev.2009) ウィリアム・ダウダール(Fl) リチャード・ナンス(タオンガ・プオロ;*) | ||
ダウダールはダブリン生まれで、21歳でRTEコンサートo.の首席奏者に就任、1979年から2004年までRTE国立so.で首席フルート奏者を務めた。タオンガ・プオロはニュージーランド・マオリ族の民族楽器。 なお、レーベルの公式サイトには ACD-111 という末尾に"A"が付かない品番の商品が掲載されているが、収録時間が86分9秒でCD1枚に入らない。そのためか当盤ではローナ・クラーク「4つの歌」からの3曲がカットされている。Aが付かない品番はダウンロード専売ではないかと思われるが、詳細不明。 | ||
チャーム&ノット〜デイヴィッド・グリフィス:歌曲集 ショーリケン/5つの愛の歌/チャーム&ノット |
デイヴィッド・グリフィス(Br) クリスティーン・グリフィス(P) | |
ニュージーランド出身の作曲家・オペラ歌手、デイヴィッド・グリフィスと、その妻クリスティーンによる自作自演歌曲集。 | ||
アラパーティキ〜ジリアン・ホワイトヘッド:作品集 タオンガ・プオロ、聖歌と小アンサンブルのためのハイン・テ・カカラ(*) /キャメロットの詩/ アラパーティキ/ Three Windows On The Weather / Ngā hā o neherā solo bassoon ベン・ホードリー(Fg) リチャード・ナンス(タオンガ・プオロ) スティーヴン・デ・プレッジ(P)他 | ||
(*)は ACD-0107 にも収録されていたが、当盤の演奏は国内代理店によると『ニューヴァージョン』だとのこと。 | ||
オルガンのためのボンボン ルノー:トッカータ ニ短調 / ヘンデル:シバの女王の入城 / モーツァルト:エルヴィラ・マディガン アルント:ノラ / デュボワ: Fiat Lux / セッシェル:3つの小品による組曲 ローランド・ワトソン: Happy Birthday, Herr Bach / ビリー・ネイル: Alles was du bist スーザ:ワシントン・ポスト・マーチ / フォーレ:子守歌/シシリエンヌ / ヴェルディ:凱旋行進曲 ダカン:かっこう / サン=サーンス:白鳥 / ボヴェ:ピンク・パンサーによるフーガ リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行 / ムーレ:ロンド / カンプラ:リゴードン グノー:あやつり人形の葬送行進曲 / ボヴェ:ハンブルクの死の舞踏 マーティン・セッチェル(Org) | ||
録音:2000年11月18日-19日。イングランド生まれのマーティン・セッチェルはニュージーランド・カンタベリー大学の准教授で、クライストチャーチ・タウン・ホールのオルガン・キュレーター、リーガー・オルガンの奏者として活躍中。 | ||
ジョン・ウェルス〜オークランド・タウン・ホール・オルガン スタンフォード:4つの間奏曲 Op.189〜「 Marcia Eroica 」 / ヴィエルヌ:幻想的小品 Op.55〜第4番「水の精」 バティスト:グランド・オッフェルトリウム Op.8 / ブクステフーデ:前奏曲 ト短調 BuxWV149 ラトクリフ:カプリス / リスト:バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」による変奏曲 山内 忠(1935-2000):オルガンのための詩曲 / サワビー:オルガンのための組曲よりアリアと変奏曲 ウェルス:コカコ・ファンファーレとマーチ / ウォルステンホム:フィナーレ 変ロ長調 Op.11 No.2 ジョン・ウェルス(Org) | ||
ウェルスはニュージーランド生まれで、オークランド市のオフィシャル・オルガニスト&作曲家。このアルバムは2011年2月22日、クライストチャーチでの地震により亡くなったオルガン製作者のニール・ストッカー、スコット・ルーシー、ポール・ダンロップに捧げられている。 | ||
ロズモワ〜ダイアログ ガオ・ピン:ソナチネ「風と雪の間の対話」 / ヴォイチェフ・キラル:ソナチネ マイケル・ウィリアムズ: When We Fell, for flute and backing track (2011) ロクサンナ・パヌフニク:祈りの会話 / ウーカシュ・ヴォシュ: Sonata Medjugorska ジャック・ボディ:4つの組曲〜雨の森 / リッチー:ポーランド舞曲 Op.155 ミハウ・ロシアク:ピッコロとスネア・ドラムのための「メルボルン・カップ」(2009) アドリアンナ・リス(Fl/ピッコロ) サラ・ワトキンス(P) | ||
録音:2010年4月、2011年2月。リスはポーランド出身でオークランド室内o.の首席フルート奏者。 | ||
….of wine and roses〜 キース・ステイサム(1934-2012):弦楽四重奏を伴う室内楽作品集 ロマンス第1番/幸せな日々/「イーナ」、スコットランド独自の民謡/ フルートと弦楽四重奏のための組曲(*) /パストラール/エレナスのワルツ/ Such Sweet Sorrow (#) / 無言歌(#) /ランドスケープ第1番(#) /黒鳥(#) /ランドスケープ第2番(#) /ハッピー・エンディング(+) プエルタスSQ 「エリー・ファッグ、トム・ノリス(Vn) ジュリア・ジョイス(Va) アンドルー・ジョイス(Vc)] アドリアンナ・リス(Fl;*) カミル・ホワイト(Ob;#) ベン・ホードリー(Fg;+) ニコラ・ベイカー(Hr;+) | ||
録音:2011年5月14日-16日。ステイサムはイギリスのグロスター生まれ。ケンブリッジ大学で音楽を学び、DECCA と PHILIPS (の関連会社?)で働いた後、1966年から1974年までノーザン・シンフォニアのゼネラルマネージャーを、1980年から1987年までは香港藝術節(香港アート・フェスティヴァル)の音楽監督を務めた。同1987年に香港で会社を立ち上げ2000年に引退、以降は家族と共にニュージーランドへ移住し、作曲に専念していたという。 | ||
ソロ〜無伴奏チェロ作品集 ガスパル・カサド:無伴奏チェロ組曲(1926) ヒナステラ:プネニャ第2番 Op.45「パウル・ザッハーへのオマージュ」(1976) リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ(1948-1953) / コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8 (1915) サンティアゴ・カニョン・バレンシア(Vc) | ||
録音:2011年8月、2012年2月。なお、代理店は奏者を「女流」としているが、長髪ながら男性と思われる。1995年コロンビアの音楽一家に生まれ、6歳の時にボコタpo.と初共演、2010年北京国際チェロ・コンクールで最高位を得た若手チェリスト、サンティアゴ・カニョン・バレンシアによる無伴奏作品集。 | ||
AVIE (含映像商品) 特記以外
旧譜はこちらから。 | ||
2つの季節の物語〜ヴィヴァルディ:協奏曲&アリア集 I:1717 歌劇「ポントの女王アルシルダ」RV.700〜シンフォニア/歌劇「ポントの女王アルシルダ」RV.700/ 歌劇「ダリオの戴冠」RV.719〜アリア集/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV.208「ムガール大帝」 II: 1733 ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV.367/歌劇「モンテズマ」RV.723〜アリア集/ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV.191 サリー・ブルース=ペイン(Ms) エイドリアン・チャンドラー(Vn/ディレクター)ラ・セレニッシマ | ||
録音:2013年3月、聖十字貧球院、ウィンチェスター、イギリス。1994年に結成されたヴィヴァルディとその同時代の音楽のスペシャリスト、エイドリアン・チャンドラー率いるラ・セレニッシマ、Avie からの11タイトル目となるリリース。 | ||
COMPUNCTIO (スウェーデン) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)#当レーベルの旧譜を含みます。また、入荷までには年単位でお時間がかかる可能性があります。 | ||
NOR〜アンドレアス・エクレーヴ(1975-): 3台のピアノのための「パターンズ」/3台のピアノのための小品/ ラサール/NOR/フライデー/パッセージ・フォー・ツィター/ティエントI マッツ・ペアション(P/クラヴィコード) ステファニー・ミュロ、ニナ・ニルソン、ラッセ・エッゲ(P) オロフ・オルソン、アムンド・ショーリエ・スヴェーン(Vib/ゴング) アンドレアス・エクレフ(ツィター) | ||
録音:2007年11月-2008年7月、2006年。スウェーデンのマルチ・プレイヤー、エクレーヴの作品集。「パターンズ」や「小品」では3台のピアノを左、中央、右に配置している。 | ||
クラヴィコード ペーション&エクレーヴ:ブルー・ベル/ボウル/イクテリーン エクレーヴ:ノード〔第1番−第7番〕 / ペーション:クロマ/ルスト マッツ・ペーション(クラヴィコード) アンドレアス・エクレーヴ(ツィター) | ||
スウェーデンのマルチ・プレイヤー、アンドレアス・エクレーヴ(1975-)とマッツ・ペーションによる、3種類のクラヴィコードと2種類のツィターを弾き分けた自作自演集。各楽器の写真を収めたミニ・フォトアルバム封入。 | ||
CRYSTAL CLASSICS (独) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)旧 CAPRICCIO の親会社であった DELTA MUSICの傘下で、CAPRICCIO 音源を引き継いでいるのだというレーベル。CAPRICCIO の音源は、先にこのレーベルのプロデューサーが新たに PHOENIX EDITION という別レーベルを起し、その後 CAPRICCIO もその傘下に入ったと伝えられていたが、記載した以上の詳細については、現時点でも不明。更にややこしい事に、今回アナウンス分から PHOENIX EDITION で以前発売された新録音の再発が開始されてしまった・・・。#なお品番が 旧 CAPRICCIOで存在した67XXXと同一で、さらに大変まぎらわしい事に「CAPRICCIOと同番号のアイテムでも別の内容」となっています。当 CRYSTAL CLASSICSでは頭に「N」が付いており、これを取ると CAPRICCIO レーベルの品番(別内容)という扱いになってしまいますので、ご注意下さい。 | ||
ドイツの黄金の歌声(既出盤からのコンピレーション) ハッセ:アルタセルセ / スカルラッティ:小川のほとりで / ヘンデル:ヘラクレスの選択 HWV69 バッハ:汝に平安あれ / シューベルト:セレナーデ / メンデルスゾーン:歌の翼に ブラームス:ドイツ・レクイエム〜「主よ、我が終わりと、我が日の数の」 ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー〜「優勝の歌」 / キュンネッケ:魅惑の炎/他 ペーター・シュライアー(T) ヨッヘン・コヴァルスキー(CT) ルネ・パーペ(Br) シュタツーカペレ・ベルリン、MDRso.、マックス・ポンマー指揮ライプツィヒ新バッハ・コレギウム・ムジクム/他 | ||
中世からルネサンスの音楽(既出盤からのコンピレーション) ツァンギウス:アイン・ダマ・ショーン / ガリレイ:コントラプンクト第1番 / ダウランド:パイパーのパドゥアン ブレイド:パドゥアン第10番/ガイアルド第10番 / グアーミ:カンツォン第1番「L'Accorta」 / ヘッケル:町の歌 イザーク:インスブルックよ、さようなら / ダウランド:ウィルビー卿ご帰館 / ガブリエリ:第7旋法によるカンツォン ラッスス:こんなにうまい酒 / モンテヴェルディ:リチェルカーレ / プレトリウス:パドゥアン第13番/他 ウィーン少年cho. アクセル・ケーラー指揮 ラウテン・コンパニー ライプツィヒ聖トーマス教会少年cho./他 | ||
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲全集 〔第1番 ニ短調 Op.49 /第2番 ハ短調 Op.66 〕 |
ボナール・トリオ | |
録音:2009年10月。フランスの画家ピエール・ボナールの名を戴き、2004年夏に結成された団体。2007年にイタリア、ピネローロ国際室内楽コンクール最高位、2010年にはベーレンベルク文化賞を受賞している。 | ||
音楽の都、ライプツィヒ J.S.バッハ:轟け太鼓よ響けトランペットよ / ファッシュ:8声の協奏曲 ニ長調 / シャイン:おお主イエス・キリスト テレマン:カンタータ「雷神を称える」 / メンデルスゾーン:「聖パウロ 」Op.36 序曲 / シューマン:交響曲第1番 ヒラー:神に平安あれ / ロルツィング:歌劇「ロシア皇帝と船大工」 / マルシュナー:「吸血鬼」序曲/他 ヘルマン・プライ(Br) クリスティーネ・ショルンスハイム(Cemb) ラインホルト・フリードリヒ(Tp) ライプツィヒ聖トーマス教会少年cho.、ライプツィヒ・バッハ・コレギウム、ライプツィヒ中部ドイツ放送男声cho./他 | ||
既出盤からのコンピレーション。「音楽の都」シリーズ。 | ||
NATIVES (仏) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)当レーベル約2年ぶりの新譜発売。旧譜はこちらから。 | ||
ガスパール・コレット(1670頃-1732頃): オルガン作品全集 修道女のための第8旋法のオルガン・ミサ |
マリーナ・チェブルキナ(Org) | |
録音:2007年6月、サン=ミシェル=アン=ティエラシュ修道院、エーヌ県、フランス。使用楽器:ボワザール、1714年製作。 | ||
情熱の弓〜アントワーヌ&ジャン=バティスト・フォルクレ: クラヴサン組曲〔第1番−第5番〕(ヴィオールと通奏低音のための組曲第1巻より) フィリップ・フロン(ヴィオール) エマー・バックリー(Cemb) ラクリメ・コンソート | ||
録音:2010年8月27日-28日。フロンはヴィーラント・クイケン門下。また、アイルランド出身でフランスにおいて活躍するチェンバロ奏者バックリーが独奏でクレジットされた音盤は久々。彼女は1970年代後半から1980年代後半にかけて、HMF へバッハを含む2枚と ADDA へプールナールの伴奏でストロッツィとストラデッラを録音、以降は1994年にフロンが創設した当ラクリメ・コンソートのチェンバロ奏者となり、2003年に LIGIA DIGITAL へアンサンブルの一員としてコレットの作品を入れていた (LIDI-0301137-04)。 | ||
SAYDISC (英)
当レーベルは基本的にCD-Rで製版されていますが、今回登場する CDSDL-384HJ は、当レーベルの香港代理店 SILKROAD MUSIC が企画したドイツ・プレス盤。この代理店の企画盤は、国内へもオイストラフの中国ライヴ 4CDs、TALENT レーベルのボベスコ演奏アイテムで既にお目見えしており、今回は後者ボベスコのアイテムと同様の仕様と思われます。既案内分はこちらから。 | ||
廣田丈自〜レイン・フォレスト・ドリーム〔熱帯雨林の夢〕 収穫の祝い/熱帯雨林の夢/サテライト・エクスプレス/ パシフィック・サンバ/紫の春/悪魔の踊り/マレーシアのイメージ 廣田丈自(締太鼓/平太鼓/宮太鼓/尺八/摺鉦〔チャンチキ〕/ドラム/ボンゴ/コンガ/カバサ/ギロ/他) | ||
録音:1990年、イギリス。リマスタリング:パウラー・アコースティックス(Pauler Acoustics / Germany)。プレス:パラス・グループ(Pallas Group / Germany)。北海道、小樽市出身で、現在はイギリスのロンドンを拠点に活躍するマルチ・パーカッション・プレイヤー、廣田丈自。当アルバムは世界中の打楽器が繰り広げる和洋の饗宴。 | ||
ALIA VOX 特記以外
旧譜はこちらから。 | ||
バルカン・スピリット セルビア南地方の舞曲: Borin Cocek / ルーマニアの哀歌&民俗舞曲: Doina, hora ミティリーニ島(ギリシャ)伝承歌:「木」&タブーリ・ジェミル・ベイ:歌曲「チェチェンの少女」 ブルガリア北西地方の祭りの舞曲: Chichovata 作曲者不詳(オスマン・トルコのマカーム〔伝統音楽〕: Der makām-ı Hüseynī Sakīl-i Ağa Rıżā 〜ディミトリエ・カンテミール編纂「文字による音楽の知識の書」より アレクサンダー・サリイェフスキ:歌曲「ソバの実、ソバの実 [Zajdi, Zajdi] 」(原曲:マケドニア伝承歌) ブルガリア北東地方の舞曲: Sborenka / 結婚を祝うクルド族の伝承歌:白鳩 [Kovn] ハンガリー伝承歌:君のために酷く泣いてしまった [Azt hittem hogy minden könnyem] 旧約聖書、アブラハムを題材にしたセファルディムのロマンス:ニムロド王の時代 [Cuando el Rey Nimrod] クレタ島の舞曲: Sousta / トラキア地方の舞曲: Galabovska Ruchenitsa ピリン(ブルガリア南西地方)の伝承歌曲: Bilijana / ルーマニア/セルビアの舞曲: Ciocârlia / Seva ルーマニアとロマの伝承組曲: Doina, Purtata, Hora ka la kaval リチャード・スタイン:鐘のついたソリ [Sanie cu zurgălăi](器楽曲版) ルーマニア/ロマの伝承組曲: Hora de ascultare, Hora mare, Hora lui Dragoi セルビア中央部の舞曲: Vrcavo Kolo / ボーラ・ドゥージシ(1949-): エレジー [Pastirska Elegija] ジョルディ・サバール(Gamb/ハーディ・ガーディ)指揮エスペリオンXXI /他 | ||
録音:2012年10月、12月、2013年1月、2月、カルドナ教会、カタルーニャ、スペイン。「アルメニアの心(AVSA-9892)」に続くサバール渾身の歴史譚シリーズ。今回サバールが誘ってくれる舞台は諸民族が集う文化のるつぼ、バルカン半島。かつて『ヨーロッパの火薬庫』と称されたこともあるこの地域は、古くはビザンツ帝国の時代より現代にいたるまで、大国の侵略と支配、そして民族同士の動乱を数多く経験してきた。長き歴史の中で国名を変え、形を変えども、人々の根底に変わらず息づいている「バルカン・スピリット」。その魅力の粋を伝えるべくサバールがプログラムに編みこんだのは、セルビア、ルーマニア、ブルガリア、クロアチア、ギリシャ、トルコといった国々の音楽。各地域に根付く伝承曲を基本としつつ、18世紀から20世紀までの多岐にわたる舞曲や歌曲がたっぷりと収録されている。アルバム全体を通して、舞曲ではロマ独特のリズムが愉しく、19世紀の歌曲からはバルトークやコダーイの存在も垣間見えるのも興味深いところ。いずれも自国の民族音楽の響きを色濃く投影した作品ばかりで、時代を超えて綿々と受け継がれていく「バルカン・スピリット」の多様な魅力を知ることが出来るプログラムとなっている。3曲目に収録された「チェチェンの少女」を作曲したタブーリ・ジェミル・ベイは、オスマン・トルコ時代最後の弦楽器奏者と言われた名手で、自国の古典音楽の継承に尽力した人物。5曲目には、そのベイが愛したオスマン・トルコ古典音楽に欠かせぬ大作曲家、ディミトリエ・カンテミール(1673-1723)が選集した器楽曲集『文字を使う表記法による音楽書』から、作曲者不詳のマカーム(オスマン・トルコ伝統の旋法)を収録している。すでに歴史譚シリーズ「イスタンブール」(AVSA-9870)で大きく取り上げられた重要な曲集でもあり、中東の響き厚き独特の魅力を堪能出来る。アレクサンダー・サリイェフスキは、1950年代に伝承歌をベースにしたレパートリーで人気を博した歌手。「ソバの実、ソバの実」は彼がマケドニアの伝承歌をベースに作った歌曲で、郷愁の念を掻き立てる旋律が美しい作品。16曲目の「鐘の付いたソリ」は、ピアフが歌ったことで一躍有名となった歌曲で、ユダヤ人作曲家リチャード・スタインが1937年に作曲した物。ルーマニアの伝承歌をベースにしたもので、今回は器楽曲バージョンで収録されている。アルバムの最後を飾るのは、セルビアの作曲家ボーラ・ドゥージシが作曲したエレジー。結婚のために村を離れることとなり、幼馴染の男性と離れ離れになってしまう悲恋を歌った哀切な作品。今回の録音にあたって、サバールはプログラムに編みこんだ国の演奏家たちをゲスト・アーティストとして招致。豪華アーティストの顔ぶれは、バルカン半島さながらの多国籍ぶりとなっている。カヴァル(ブルガリア伝承の笛)、ナーイ(トルコ伝承の笛)、カーヌーン(ツィンバロンに似た弦楽器)といった中東の響き鮮やかな民族楽器と共に織りなす古器楽隊エスペリオンXXIのハーモニーは、本アルバムでなければ聴くことのできない魅力であふれている。180ページにわたる充実したブックレットには、バルカン半島の歴史の年譜と共に、サバール自身による解説も載せられており、本アルバム制作にいたる彼の熱き思いと、バルカン半島の平和に対する切なる願いを伺い知ることが出来る。 | ||
BONGIOVANNI (含映像商品)
旧譜はこちらから。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ヴェルジ家のジェンマ」
マリア・アグレスタ(S;ジェンマ) グレゴリー・クンデ(T;タマス) マリオ・カッシ(S;ヴェルジ伯爵) クレメンカ・ディルチェヴァ(Ms;イーダ) レオナルド・ガレアッツィ(Br;グイード) ダーリオ・ルッソ(B;ロランド) ロベルト・リッツィ・ブリニョーリ指揮ベルガモ・ ガエターノ・ドニゼッティ音楽祭o.&cho. ロラン・ゲルバー(演出) | ||
収録:2011年9月16日、18日、ベルガモ、ガエターノ・ドニゼッティ音楽祭、ライヴ。力作「ヴェルジ家のジェンマ」初の映像。ドニゼッティお得意のプリマドンナ・オペラで、テノール役が復讐に燃えるアラブ人というのがかなり異色。1970年代にはモンセラート・カバリエがジェンマを度々歌い、録音もあったものの、近年は再び上演が途絶えていた。この映像はドニゼッティの故郷ベルガモで毎年秋に催される音楽祭での上演。至難のジェンマは、イタリア期待の若手ソプラノ、マリア・アグレスタ。アグレスタは2012年10月にサントリー・ホールでのヴェルディ・ガラに出演、日本ではまったくの無名のソプラノが素晴らしいヴェルディを歌ったと大きな話題になった。2007年にデビューしたばかりの若いソプラノで、その後数年で目覚しく台頭、2012年11、12月にはムーティ指揮のローマ歌劇場で「シモン・ボッカネグラ」のアメーリアを歌い、2013年6月にはスペインのバレンシアで、グレゴリー・クンデ、カルロス・アルバレスというベテランを相手に、ズービン・メータが指揮する「オテロ」でデズデーモナを歌っているほど。しかもどちらも若手の二番手ではなく表のキャスト。ここでのジェンマは、まだ舞台姿は初々しいほどなのに、歌は実に堂々としたもので、彼女が間違いなく逸材なことが分かる。新人が頑張ればベテランも実力を見せる。アラブ人奴隷タマスは、ロッシーニ・テノールとして高名なグレゴリー・クンデ。屈折した人物を圧倒的な存在感で歌い演じている。ヴェルジ伯爵は、1973年生まれのイタリアのバリトン、マリオ・カッシ。モーツァルトやヴェルディ、プッチーニも得意としているが、本領はロッシーニやロッシーニ。朗々と良く響く美声で、優柔不断がゆえに悲劇を招くヴェルジ伯爵にピッタリ。指揮のロベルト・リッツィ・ブリニョーリはイタリアの中堅の指揮者。ここ数年国際的な活動が増え、ことにベルリン・ドイツオペラで度々指揮をしている実力派。スイスの演出家、ロラン・ゲルバーの舞台はいたって伝統的で安心して見ていられる。 | ||
D.スカルラッティ:ソナタ集(ギター演奏版) 〔ト長調 K391 L79/ハ長調 K544 L497/ニ長調 K490 L206/ロ短調 K27 L449/イ長調 K208 L238/イ長調 K209 L428/ ホ長調 K380 L23/ハ短調 K11 L352/イ長調 K322 L483/ニ短調 K213 L108/ニ長調 K140 L107〕 ルチオ・ドッソ(G) | ||
録音:2012年2月8日、ローマ。スカルラッティをギターで弾くのは珍しくないが、CD丸々1枚というのは多くはない。ルチオ・ドッソはローマ生まれのギタリスト。1989年のアンドレス・セゴビア・コンクールで優勝。欧米で幅広く演奏活動をするほか、ピエモンテ州アレッサンドリアのヴィヴァルディ音楽院の指導者も務めている。 | ||
FIBONACCI RECORDS 〔KII〕 (米) 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)おそらく奏者の自主製作盤を、国内代理店が国内盤化して発売するもの。海外の通常流通ルートにはあまり乗っておらず、輸入盤としてお取り寄せすると1.5倍程度の価格になりそうなので、国内代理店が扱っている間(2013年7月の来日公演目的と思われるので、発売開始から1年程度?)の入手をお薦め致します。 | ||
チェロ作品集〜my cello my soul グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71 / チャイコフスキー:奇想的小品 Op.62 レスピーギ:アダージョと変奏(1921) / ドヴォルジャーク:ロンド Op.94 サラサーテ/鈴木・ライナー・龍一 編曲:ツィゴイネルワイゼン Op.20 ブルッフ:コル・ニドライ Op.47 / R.シュトラウス:ロマンスAV75 ポッパー:ハンガリー狂詩曲 Op.68(カデンツァ:鈴木・ライナー・龍一) 鈴木・ライナー・龍一(Vc) エーベルハルト・ハーゼンフラッツ(P) | ||
録音:2010年9月18日、ハインリヒ=ハインツ・ホール、ハンブルク、ドイツ。チェリビダッケの薫陶を受け、ドイツの音楽伝統を引き継ぐベルリン生まれの本格派チェリスト、鈴木・ライナー・龍一。チェリビダッケ時代のミュンヘン・フィルで首席コントラバス代行(1971-2005年)を務めた鈴木良範氏の息子として早くから音楽的な環境で育ち、幼少の頃から親交のあったチェリビダッケにも師事し、音楽的に多大な影響を受けている。2000年からはハンブルク州立歌劇場及びハンブルク・フィルの次席奏者を務めるほか、ソリストとしても活躍している注目のチェリスト。このCDは、グラズノフやチャイコフスキーの難曲かつ珠玉の名作を取り上げ、また自身の編曲による「ツィゴイネルワイゼン」などヴィトゥオーゾを追求した内容となっている。既に巨匠の風格を漂わせる彼の音楽性に心酔する1枚。 | ||
FIRST HAND RECORDS 特記以外 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから。 | ||
チェルカスキー〜1971年コンサート・ライヴ モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K310 / リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 グリーグ:ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7 / マナ=ズッカ:ブルレスク Op.261 パブスト:チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」による演奏会用パラフレーズ Op.81 スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 Op.1 No.2 / ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカからの三章」〜ロシア舞曲 シューラ・チェルカスキー(P) | ||
録音:1971年6月2日、演奏会場不祥、ライヴ。ソース:チェルカスキー個人コレクション、ブリティッシュ・ライブラリー所蔵。おそらく初出音源。超絶技巧を武器に19世紀風の名人芸を聴かせ、根強いファンを持つシューラ・チェルカスキー。彼の魅力はテクニックだけでなく、独特の濃厚な美音と歌い回しにもある。録音は多く存在するが、古いものは音色の魔味が捉えきれておらず、新しいものはテクニックの衰えがみられ、意外と真価を発揮しているものがない。その不満を一掃できる音源が出現した。1971年6月2日のコンサート・ライヴ。ブリティッシュ・ライブラリー所蔵のチェルカスキー個人コレクションから最近発見されたが、どこにもコンサートのホール名が記されていないという不可思議なものだった。関係者たちが各種資料にあたったそうだが、わずか40年前であるにもかかわらず特定できなかったというミステリアスなライヴ。しかし内容は当時62歳のチェルカスキー絶頂期の演奏なうえ、録音もクリアの極み。演目も魅力的で、とくにモーツァルトのソナタ第8番はチェルカスキー唯一の録音。元来あまりモーツァルトを弾かなかったこともあり、貴重な資料にもなっている。また、チェルカスキーと仲良しだったアメリカの女性作曲家マナ=ズッカの「ブルレスク」も初めて。ピアニスティックな面白さに満ち、彼の名人芸を満喫するのにピッタリ。とは言え、メインはリストのピアノ・ソナタ。技術的な切れ味も圧倒的ながら、長く続く難物を、ここまでに聴かせてしまう語り口に脱帽。またド派手なパブストのエフゲニー・オネーギンのパラフレーズも興奮の極み。ここまで興奮させられるピアノ演奏はまさに稀。ピアノを愛するすべての方々必聴の至宝の出現。 | ||
GRAPPA (諾) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから。 | ||
Where Were eY All? 〜ブロンテ姉妹の詩を歌う 〔作曲:テリエ・ヨハンネセン/詩:エミリー・ブロンテ、アン・ブロンテ、シャーロット・ブロンテ〕 Budding Rose (芽吹くバラ) / Where Were Ye All? (みんなどこにいたの?) / Passion (情熱) / Awaking (目覚め) / She Dried Her Tears (彼女は涙を拭った) / The Night Is Darkening (夜は暗くなり) / Fall Leaves (落葉) / True to Myself (自身に誠実に) / Lines Composed in a Wood on a Windy Day (風の吹く日に森で書いた詩) / Tell Me (わたしに教えて) (*) / Happiest When Most Away (遠くはなれた時がいちばん幸せ) バディング・ローズ | ||
録音:2006年-2011年、ノルウェー、ニューヨーク(*)。『ジェーン・エア』のシャーロット、『嵐が丘』のエミリー、『ワイルドフェル屋敷の人々』のアン。イギリスのヴィクトリア時代を彩り、女性を中心に今も愛好者の多いブロンテ姉妹の詩が、美しい歌のアルバムとなった。作曲はノルウェーのトランペッターでギタリスト、テリエ・ヨハンネセン。『Budding Rose』から『Happiest When Most Away』まで11の詩を選び、パーカッションとプログラミングを担当したマッティン・ホーントヴェトとキーボード担当のモッテン・クヴェニルが共同で編曲、姉妹の詩を幻想的かつ現実的な作品に作り上げた。ソロ・ヴォーカルのリーネ・ホーントヴェトは、アルバム "A Livingroom Hush" がイギリスBBCの2002年最優秀ジャズアルバムに選ばれたノルウェーの実験的ジャズ・バンド、ジャガ・ジャジストのヴォーカリスト。9曲目の「Tell Me」はデュエット曲。トマス・デュブダールがニューヨークで録音したヴォーカルがリーネのヴォーカルに重ねられている。アルバムのライナーノーツは、BBCのブロードキャスター、フィオナ・トーキントンが担当した。彼女はブロンテ姉妹の作品に特別な思いをもっていて、その詩が歌になったことを知っても、それほど期待していなかったと言う。ところが、バディング・ローズの音楽を聴くや、「子供のころから愛してきた作家たちとその言葉が、私の前に新しい姿で現れた」と、一転、賛辞を呈している。このアルバム『みんなどこにいたの?』は、ヨハンネセンの「小さな芽吹いたバラ」、娘マリアの思い出に捧げられた。 | ||
これぞわが家(ノルウェー・ポップス) Detti er heme (これぞわが家) / Detti var sangen vår (私たちが歌った歌) / Nå kjæm lyset (今、日の光が) (*) / Slik er detmæ ælt / Spetakkelsangen (大仕掛けの歌) (#) / Visa om a Mari og'n Jon (マリとヨンの歌) / Hu som står utafor (彼女は外に立っていた) / Eina stasjon 1922 (アイナ駅1922年) / Unnskyld for i sta(意地っ張りまん) / Kveldssang for småbarnsforeldre - drømmen om den perfeket nabo (両親のための夕べの歌〜完璧な隣人の夢) トルビョルン・デュールード(Vo/P) ヨン・アンデシュ・ナールム(G) ビョルン・ホルム(ベース) クリステン・オールン・デュールード(Vo) スチャン・カシュテンセン(アコーディオン/バンジョー/カヴァル;*) マルクス・デュールード(Tp;*) ヤコブ・デュールード(Dr;#) ヘルマン・クルーセ・スカトルード(Gossin gutt;#) | ||
録音:2012年6月-2013年3月、Eastlake Studio、Kapp MjØlkefabrikk 、ヴェストレ・トーテン、ノルウェー/2012年2月4日、ロサンゼルス(弦楽)。トルビョルン・デュールードは、ノルウェー東部、トーテン地方の生まれ。オスロの国立音楽アカデミーで教会音楽家の資格を得た後、ストックホルムの王立音楽大学でアンデシュ・エビに師事し、合唱指揮者のディプロマを取得した。ヴォーカルアンサンブルのギンヌンガガップ、オスロ室内合唱団、コールの指揮者を務め、オルガニスト、作曲家、即興音楽家として幅広い活動をつづけている。そして、アルバム『これぞわが家』でデュールードは、新たにシンガーソングライターとしてデビューする。「良きこと、まじめなこと、楽しいこと、美しいこと」。アイツヴォル・ヴェルクで8年を過ごした後、家族とともにトーテンに戻ったデュールードの日常の想いがトーテン地方の言葉で綴られる。デュールードのピアノ、ヨン・アンデシュ・ナールムのギター、ビョルン・ホルムのベース、クリステン・オールン・デュールードのヴォーカルを基本に、Farmers Marketのスチャン・カシュテンセンたち、友人ミュージシャンの演奏と弦楽アンサンブルが加わる。ヴェストレ・トーテンのカップ牛乳製造所で録音セッションが行われ、ロサンゼルスで録音された弦楽アンサンブルの音楽がミックスされた。 | ||
HEILO (諾) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)旧譜はこちらから(旧譜は価格が異なります)。 | ||
砕氷船(ノルウェー伝統音楽) Ridmarsch efter Byss-Calle, polska (ビュス=カッレの乗馬行進曲) / Den eldste, springar (もっとも古いメロディ) / Viksdalsbruna, marsj (ヴィクスダールの花嫁) / Skøren, laus (halling) (ショーレン) / Fogelvikar'n, polska (フーゲルヴィークのポルスカ) / Beethovens polska (ベートーヴェンのポルスカ) / Prillar-Guri, springar (プリラル=グリ) / Isbrytaren,polska (砕氷船ポルスカ) / Baggbölebäckens klagan, vals (バッグボーレ村の小川の嘆き) / Heimhaugen, lydarlått (ハイムハウゲン) / Godværsdagen, springar (天気のいい日) / Ditte i Finnskogen, finnskogspols (フィンスクーゲンのディッテ) / Vid Stormyren, polska (ストルミューレンで) / Jørnvrengja,springar (ヨルンの「ねじり」) エーリク・リュヴァール(ニッケルハルパ) オラヴ・ルクセンゴール・ミェルヴァ(ハリングフェレ) | ||
録音:2013年1月15日-16日、オール教会、オール、ハリングダール、ノルウェー。『Isbrytaren(砕氷船)』は、スウェーデンとノルウェー、レパートリーも演奏スタイルも異なる伝統楽器を演奏するふたりのフォークミュージシャンのデュオ・アルバム。スウェーデンのエーリク・リュドヴァールは、キー付きフィドル、ニッケルハルパを弾き、ノルウェーのオラヴ・ルクセンゴール・ミェルヴァは、共鳴弦をもったフィドル、ハリングフェレを弾く。ふたりのミュージシャンが出会い、インスピレーション豊かでスリリングな音楽が生まれる。ふたりが行った一連のコンサートは大きな成功を収め、その成功を受けてこのデビュー・アルバムが制作された。スウェーデンの北部、ウプランド地方のニッケルハルパ奏者ビュス=カッレ(別名カール・エーション・ボッサ)のポルスカに始まり、ノルウェーのハリングダールに伝わるスプリンガルに終わるプログラム。伝統の曲とともに、リュドヴァールとミェルヴァの作ったオリジナル曲も演奏される。11曲目の「ハイムハウゲン」は、ハリングダールのアスラク・サンネストーレンの作品。踊るためではなく聴くための舞曲として作られた。録音セッションはハリングダールのオール教会で行われ、リュドヴァールとミェルヴァの音楽が自然な響きの音に捉えられた。ブックレットに全15曲の解説がノルウェー語と英語で掲載されている。 | ||
LIMEN (伊) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500) | ||
アンコール! パガニーニ:ヴィオラとピアノのための大ソナタ / ブラームス:子守歌 ブルッフ/ノイマン編曲:コル・ニドライ / チャイコフスキー:夜想曲 / フォーレ:シシリエンヌ シベリウス/ヘルマン編曲:悲しきワルツ / ヴィエルヌ:夕べ / ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ クライスラー:愛のかなしみ / ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ〜アリア(カンティレーナ) ピアソラ:グラン・タンゴ / M.D.シカ:ヴィオラとピアノのためのアダージョ R.ライト/ナンニ編曲:ザ・グレート・ギグ・イン・ザ・スカイ ダニロ・ロッシ(Va;*) ステファノ・ベッツィケーリ(P) | ||
録音:2012年。使用楽器:1600年、マッジーニ製のコピー(フィリッポ・ファッサー、2010年製)(*)。DVD 仕様:NTSC(内容記載無し)。ミラノ・スカラ座o.の第1ヴィオラ奏者、ダニロ・ロッシによる名曲集アルバムの登場。パガニーニのソナタから、悲しきワルツの編曲ものなど、クラシックの名曲がずらりと並び、ロッシの伸びやかな音色と濃密な音楽性を堪能出来る。映像は演奏風景を収めた物。ダニロ・ロッシは、ディーノ・アショッラ、ピエロ・ファルッリ、ユーリー・バシュメットらに師事。20歳の若さでリッカルド・ムーティからミラノ・スカラ座o.のソリスト、第1ヴィオラ奏者に任命され、同オケの歴史上最も若い第1奏者となった。伴奏を務めるステファノ・ベッツィッケーリは1988年からダニロ・ロッシとコンビを組み、イタリア国内やヨーロッパ各地でコンサートを行っている。 | ||
スカラ座の名手たち〜ヴェルディ: 弦楽四重奏曲(弦楽アンサンブル版)/ クラリネットと弦楽のための「椿姫」および「リゴレット」のモティーフに 基づく幻想曲(D.ロヴレリオ編曲/G.バッシ、A.ペコロ校訂)(*) ミラノ・スカラ座o.団員 ファブリツィオ・メローニ(Cl;*) | ||
録音:2012年。DVD 仕様:NTSC(内容記載無し)。ミラノ・スカラ座o.のメンバーによるヴェルディ作品集。弦楽アンサンブル演奏による弦楽四重奏曲は、ドラマチックさが増幅されて大迫力。2曲目では名手メローニをソリストに迎え、ヴェルディの傑作オペラのシーンが甦る。オペラを知り尽くしたメンバーたちによる演奏だけに、情景感が違う。 | ||
PREISER 特記以外
旧譜はこちらから | ||
Schloss Schönbrunn Konzerte - Orangerie Schönbrunn モーツァルト:「フィガロの結婚」より〔序曲/裁判に勝っただと?〕/ 交響曲第40番 ト短調 K.550〜第1楽章/ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219「トルコ風」〜第1楽章 J.シュトラウス II:「ヴェネツィアの一夜」序曲/「こうもり」〜侯爵様/カチューチャ・ギャロップ Op.97 / ワルツ「シトロンの花咲く所」 Op.364 /「ジプシー男爵」〜手を差し出して/ 「ウィーン気質」〜伯爵と伯爵夫人の二重唱/ワルツ「美しく青きドナウ」 Op.314 J.シュトラウスI :ラデツキー行進曲 Op.228 ラルフ・キルヒャー指揮ウィーン・シェーンブルン宮殿o. マリュッカ・コーレマイネン(Vn) フェリシタス・コラヴィッツ(S) ペーター・トゥンハルト(Br) | ||
録音:ライヴ? ウィーンの有名なシェーンブルン宮殿には、オランジェリーと呼ばれる巨大な旧温室がある。オランジェリーはかつて柑橘類を栽培するための大温室の総称だった。シェーンブルン宮殿の場合、オランジェリーは多目的ホールとしての役目も担ってきた伝統がある。今日、シェーンブルン宮殿のオランジェリーでは、シェーンブルン宮殿o.による演奏会が催され、観光客を楽しませている。観光客向けというとお手軽な演奏を思い浮かべてしまうかもしれないが、そこはさすが音楽の都ウィーン、シェーンブルン宮殿o.の演奏は水準の高さでも知られており、編成こそ小さめながら、楽しさでは負けていない。このCDには彼らのメイン・レパートリーであるモーツァルトとシュトラウス親子の作品が収録されている。フェリシタス・コラヴィッツは、オーストリアのグムンデン生まれでウィーン育ちのソプラノ。ペーター・トゥンハルトはグラーツ生まれのバスバリトン。いずれも実力派の人たち。 | ||
Schloss Schönbrunn Konzerte 〜ストレスをためないでシュトラウスをためよう [Don't get stressed get Straussed] (Vol.1) J.シュトラウスII (*): 「こうもり」序曲/ワルツ「春の声」 Op.410 /ワルツ「芸術家の生活」 Op.316 /山賊のギャロップ Op.378 / 皇帝円舞曲 Op.437 /ポルカ「ハンガリー万歳!」 Op.332 /狂乱のポルカ Op.260 J.シュトラウスI:ギャロップ「ため息」 Op.9 (*) / スッペ:「軽騎兵」序曲 J.シュトラウスII トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214 /喜歌劇「騎士パズマン」〜チャールダシュ/ 常動曲 Op.257 /シャンペン・ポルカ Op.211 ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ「天体の音楽」 Op.235 / フチーク:フィレンツェ行進曲 Op.214 ミカ・アイヒェンホルツ指揮(*) グイード・マンクージ指揮(無印) ウィーン・シェーンブルン宮殿o. | ||
録音:、ストックホルム、ヨーテボリ、マルメ、イェヴレ、以上 スウェーデン& ヘルシンキ、ラハティ、以上 フィンランド、ライヴ。ウィーン・シェーンブルン宮殿o.の北欧ツアーのライヴ録音集。複数の公演からノリノリの演奏をよりぬき。シュトラウス一家の作品がてんこ盛り。 | ||
Schloss Schönbrunn Konzerte 〜ストレスをためないでシュトラウスをためよう [Don't get stressed get Straussed] Vol.2 J.シュトラウスII (*):「ジプシー男爵」序曲/「北海の絵」 Op.390 ヨゼフ・シュトラウス(*):ポルカ「飛んで」 Op.230 /ワルツ「うわごと」 Op.212 ロンビ:シャンペン・ギャロップ Op.14 (*) / J.シュトラウスI:ラデツキー行進曲 Op.228 J.シュトラウスII :ペストのチャルダーシュ Op.23 /ワルツ「わが家で」 Op.361 / ワルツ「君で呼び合う仲」 Op.367 /ワルツ「美しく青きドナウ」 Op.314 ヨゼフ・シュトラウス:「トランスアクツィオン」 Op.184 / スッペ:「詩人と農夫」序曲 ミカ・アイヒェンホルツ指揮(*) グイード・マンクージ指揮(無印) ウィーン・シェーンブルン宮殿o. | ||
録音:、ストックホルム、ヨーテボリ、マルメ、イェヴレ、以上 スウェーデン& ヘルシンキ、ラハティ、以上 フィンランド、ライヴ。ウィーン・シェーンブルン宮殿o.北欧ツアーのライヴ録音集第2弾。こちらも上記第1集と同地における公演のライヴ。こちらはやや珍しい曲が並んでいるので、熱心なシュトラウスマニアも要注目。 | ||
TYXart (独) 特記以外
2012年5月からリリースを開始したというドイツのレーベル。公式サイト:http://www.tyxart.de/。
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ハープ&クラリネット編曲集〜古いもの、新しいもの、借りたもの、青いもの ドビュッシー/デュオ・イマジネール編曲:ベルガマスク組曲 ベートーヴェン/ジュリアス・ビーチ&デュオ・イマジネール編曲:機械時計のためのアダージョ ヘ長調 WoO.33 カルロス・ミチャンス:ハープとクラリネットのための音楽 グラナドス/デュオ・イマジネール編曲:トナディリャス より ヨハン・G.H.バックオーフェン:デュオ・コンチェルタンテ ヘ長調 Op.7 ロッシーニ/イヴァン・ミュラー編曲:セビリャの理髪師〜カヴァティーナ「今の歌声は」 セルジュ・ラッセン:デュオ・コンチェルタント デュオ・イマジネール[ジョン・コルベット(Cl) シモーネ・ザイラー(Hp)] | ||
録音:2011年7月。"Chromart Classics" というレーベルの名義(本体の記載は不明)。ブリュッセルの小さなカフェで誕生したクラリネットとハープのデュオ、「デュオ・イマジナール」による作品集。ドビュッシーのベルガマスク組曲などをクラリネットとハープ用に編曲したものから、ブラジル出身オランダで活躍した作曲家カルロス・ミチャンスのオリジナル作品など、多彩なプログラムで楽しませてくれる。クラリネットの明るく柔らかな音色と、流麗で美しいハープの響きの絶妙なコンビネーションが新鮮で、聴く者に驚きと安らぎを与える演奏。 | ||
MOOD MEDIA (米UNIVERSAL) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)旧譜はこちらから | ||
ルチアーノ・パヴァロッティ・エッセンシャルズ 「リゴレット」「椿姫」「トゥーランドット」「愛の妙薬」「ボエーム」 「道化師」「マルタ」「トスカ」「薔薇の騎士」「アフリカの女」からのアリア他 | ||
UNITED CLASSICS (蘭) 1CDあたり¥1760(税抜¥1600)オランダ発の新レーベル(名前が似ているヒストリカル復刻専門の UNITED ARCHIVES とは関係なし)。COLUMNS, CLASSICO, LASERLIGHT 等のディジタル録音や、メジャー・レーベルの50年経過音源から構成されている模様。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクァーレ」
エンツォ・ダーラ(B) ルチアーノ・セッラ(S) アレッサンドロ・コルベッリ(Br) アルド・ベルトーロ、グイード・パゼッラ(T)他 ブルーノ・カンパネッラ指揮トリノ・レージョ劇場o. | ||
ミューズの涙〜エリザベス朝のリュート音楽
クリスティアン・ブール=モーテンセン(リュート) | ||
モーツァルト/R.レヴィン補完:レクイエム
ユリア・クライテル(S) ゲルヒルト・ロンベルガー(A) ダニエル・サンス(T) クラウス・メルテンス(B)他 ラルフ・オットー指揮ラルパ・フェスタンテ・ミュンヘン | ||
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」
フランシス・イーンド、ウタ・グラーフ、カミッラ・ウィリアムズ(S) マーサ・リプトン(A) ユージン・コンリー(T) カーロス・アレクザンダー(Br) ジョージ・ロンドン(B)他 レオポルド・ストコフスキー指揮 NYP | ||
メンデルスゾーン:交響曲集 〔第4番「イタリア」/第5番「宗教改革」〕 |
シャルル・ミュンシュ指揮 ボストンso. |
ARTHAUS MUSIK DVD/Blu−ray Disc
旧譜はこちらから | ||
マリス・ヤンソンス&バイエルン放送so. ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73 / ヤナーチェク:グラゴル・ミサ(*) タチアナ・モノガロワ(S) マリナ・プルデンスカヤ(Ms) ルドヴィト・ルーダ(T) ペーテル・ミクラーシュ(B) イヴェタ・アプカルナ(Org) ペーター・ダイクストラ合唱指揮バイエルン放送cho.(*) マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送so. | ||
収録:2012年、KKL コンサートホール、ルツェルン、ライヴ。88分|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:英仏独韓(日本語無し)。 DVD仕様:NTSC|ドルビー・ディジタル 5.0。ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio 5.0。 | ||
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」
ルネ・コロ(T;トリスタン) ギネス・ジョーンズ(イゾルデ) ロバート・ロイド(B;マルケ王) ゲルト・フェルドホフ(Br;クルヴェナール) ペーター・エデルマン(T;メーロト) ハンナ・シュヴァルツ(A;ブランゲーネ) ウーヴェ・ペーター(T;牧人) イワン・サルディ(Br;舵手) クレメンス・ビーバー(T;若い水夫)他 イジー・コウト指揮ベルリン・ドイツ・オペラo.&cho. ヘルヴァルト・マッティセン合唱指揮 ゲッツ・フリードリヒ(演出) ギュンター・シュナイダー=ジームセン(装置) インゲ・ユースティン(衣装) | ||
収録:1993年、NHK ホール、東京、ライヴ。233分|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:英仏独伊西韓(日本語無し)。 DVD仕様:NTSC|DTSサラウンド5.1。ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio 5.1。 | ||
イル・ジャルディーノ・アルモニコ〜イタリアのバロック音楽集 ダリオ・カステッロ(?-1630?):「ソナタ・コンチェルターテ」第2巻より/ 2台のヴァイオリンとヴィオローネ、通奏低音のための3声のソナタ〔第4番/第5番〕 ジョヴァンニ・バッティスタ・スパーディ(?-?):再びわかれて(チプリアーノ・デ・ローレのマドリガーレによる) ビアージョ・マリーニ(1594-1663):2台のヴァイオリンと通奏低音のための「ラ・モニカ」による3声のソナタ タルクイニオ・メールラ(1595-1665):2台のヴァイオリンと通奏低音のための3声のチャコーナ ヴィヴァルディ(1678-1741): リュート協奏曲 ニ長調 RV93/協奏曲 ニ長調「ごしきひわ」RV90/協奏曲 ト短調「夜」RV104 イル・ジャルディーノ・アルモニコ [ジョヴァンニ・アントニーニ(リコーダー/Fl-tr) エンリコ・オノフリ、マルコ・ビアンキ(Vn) パオロ・ベスキ(Vc) ルカ・ピアンカ(リュート) ルカ・グリエルミ(Cemb)] | ||
60分|4:3|Region All| PCMステレオ|NTSC。旧品番:100-010(PAL/日本国内未案内)。 | ||
アルバン・ベルク:歌劇「ルル」
イヴリン・リアー(S;ルル) パウル・シェフラー(Br;シェーン博士) ルドルフ・ショック(T;アルヴァ) グィド・ヴィーラント(語り;医事顧問官) クルト・エクヴィルツ(T;画家) ハンス・ブラウン(B;力技師) ヨーゼフ・クナップ(B;シゴルヒ) ギーゼラ・リッツ(Ms;ゲシュヴィッツ伯爵令嬢)他 カスパール・ネーアー(舞台美術) カール・ベーム指揮VPO ヒル・ライーズ=グローメス(衣装) アルトゥール・ゼルニチェク(照明) | ||
収録:1962年、アン・デア・ウィーン劇場、オーストリア初演時、ライヴ。135分|4:3|Region All| PCM ステレオ(?)、モノクロ|字幕:英仏独伊西|NTSC。演出:オットー・シェンク。 | ||
モンテヴェルディ:歌劇「ウリッセの帰還」
ベンジャミン・ラクソン(T;ウリッセ) ジャネット・ベイカー(S;ペネロペ) ロバート・ロイド(B;ネットゥーノ) アン・ハウエルズ(S;ミネルヴァ) ブライアン・バロウズ(T;ジオーヴェ) イアン・キャレイ(T;テレーマコ) ヴァージニア・ポポーヴァ(Ms;エリクレア) ピーター・ホール(演出) レイモンド・レッパード指揮 LPO グラインドボーンcho. ジョン・バリー(装置) ロバート・ブライアン&ハドリー・ヴァーセイ(照明) | ||
収録:1973年、グラインドボーン音楽祭、ライヴ。128分|4:3|Region All| PCMステレオ|字幕:英仏独伊西|NTSC。 | ||
VAI DVD/Blu−ray
旧譜はこちらから。 | ||
ネーメ・ヤルヴィ、スイス・ロマンド管音楽監督就任記念コンサート R.シュトラウス:死と変容 Op.24 / マーラー:大地の歌 ポール・グローヴス(T) トーマス・ハンプソン(Br) ネーメ・ヤルヴィ指揮スイス・ロマンドo. 映像監督:ジェイソン・スター | ||
収録:2012年9月、ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ、ライヴ。 92分|16:9|Region All| PCMステレオ|字幕:英仏独日。 DVD仕様:NTSC|DTSサラウンド5.1。 ブルーレイ仕様:Full HD |DTS HD Master Audio。今や巨匠の仲間入りをしたネーメ・ヤルヴィが2012年にスイス・ロマンドo.の音楽監督に就任した際に行った披露演奏会を、高名な音楽映像監督のジェイソン・スターが収録。極めてレパートリーの広い父ヤルヴィながら、「大地の歌」はまだ録音がなかったのが意外。独唱をアルトではなく、バリトンである点がこだわりで、今回はメトのスター、テノールのグローヴスとバリトンのハンプソンを起用している。全曲にわたり速目のテンポ、厭世感や無常感とは無縁の抽象美が新鮮。リヒャルト・シュトラウスの「死と変容」は2004年にリリースされたロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管とのシャンドス盤があるが、こちらはさらに円熟と自在さに満ちた巨匠芸を示している。高画質画像でヤルヴィの味わい深い表情も楽しめる。 |