# Google, Yahoo, Goo, Bing 等の検索サイトから当ページへ直接アクセスされた方は、当店のトップページへどうぞ(別ウィンドウ、または別タブで開きます)
2013年6月新譜情報

・国内盤マイナー・レーベル
・輸入盤マイナー・レーベル
・輸入盤 歴史的アイテム
・映像アイテム
・高音質アイテム


輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。





国内マイナー・レーベル




コジマ録音

ALCD-96
buyボタン
\2750(税抜\2500)
6/7発売
若林千春(1961-):合唱作品集「こゑづくし/音迷宮」
 「魔法陣...数迷宮」(かぞえうたによる変容)〜混声合唱と鳴り物のために/
 「うたくじら」(草野心平の詩による)〜男声合唱、ギターと鳴り物のために/
 「羊水地獄...Mare Foecunditatis」(子守歌の変貌)〜混声合唱とピアノのために(#) /
   [栗山文昭指揮合唱団響 浅井道子(P;#)]/
 「孔雀頌...とりせかい」〜二群の無伴奏女声合唱のために[大谷研二指揮東京混声cho.]/
 「たまゆら/胎内幻影」(沖縄民謡による変容)〜混声合唱、2台のリコーダー、鳴り物とピアノのために
   [清水敬一指揮松原混声cho. 林達也(P) 西村祐、石川絵津子(リコーダー) 福島さやか(鳴り物)]
 録音:2000年、カザルスホール/2002年、2005年、東京オペラシティ・コンサートホール/2005年、東京文化会館小ホール。シンプルな素材をもとに独自の音楽へと発展させる異化の魔術師・若林千春が、オトとコトバで生み出す声の万華鏡!日本が誇る最高の合唱団によって輝くめくるめく音響は、聴くものを異世界へと誘いこみ、極上の肌触りで耳を虜にする。日本作曲界中堅世代の異才が提示するあたらしい合唱は、知性と身体をすみずみまで喜びに満たす。
 若林千春(作曲):1961年長野に生まれる。東京藝術大学、同大学院作曲科修了。1996年第65回日本音楽コンクール作曲部門第1位(管弦楽部門)及び安田賞。第1回東京文化会館舞台芸術作品募集最優秀賞(2000年)。第1回洗足現代音楽作曲コンクール第1位(2012年)。東京藝術大学及び同大学附属高校講師を経て、現在滋賀大学教育学部教授。コンセプトは「なにもないことのすべて」。
ALCD-1137
buyボタン
\3080(税抜\2800)
ヘンデル:リコーダーと通奏低音のための6つのソナタ
 〔変ロ長調 HWV 377 /イ短調 HWV 362 /ト短調 HWV 360 /ヘ長調 HWV 369 /ニ短調 HWV 367a /ハ長調 HWV 365 〕
  小池耕平(リコーダー;*) ニコラス・パール(Cemb;#/Org;+)
 録音:2012年9月9日、11日-12日、相模湖交流センター。使用楽器:リコーダー:木下邦人製作〔 Th. Stanesby Sr. (c.1700) による〕、 a'=402 Hz 、黒檀(エボニー)と象牙、長野県飯田市、1985年 (*) /譜久島譲製作〔 Th. Stanesby Sr. (c.1700) による〕、a'=402 Hz 、ツゲ、埼玉県所沢市、2012年 (*) / 島口孝仁製作〔 P. Taskin (1769) による〕、2000年(#)/ Orgelmakerij van der Putten BV製作、2004年(+)。誰もが一度は吹いたことがある身近な楽器、リコーダー。学校用の簡易楽器としてのイメージとは裏腹に、バロック時代のヨーロッパでは、リコーダーは市民階級から貴族まで幅広い層の支持を得、大作曲家たちも多数のオリジナル作品を書き下ろした時代の花型楽器だった。中でも愛好家の注目の的となり、海賊版の楽譜が出まわるほどの人気を誇ったヘンデルのソナタはまさにリコーダー音楽の代表格。日本では中学校の音楽の教科書にも取り上げられた「ソナタ ヘ長調」をはじめとする6曲の豊かな奥行きを、小池耕平が浮き彫りにする。ロンドンを中心に優れた通奏低音奏者として活躍するN.パールと共に聴かせるアンサンブルは、芸術音楽としてのリコーダーの真の姿を知るのに最適な、目から鱗のリコーダー体験となるだろう。
ALCD-1138
buyボタン
\3080(税抜\2800)
リスト:オルガン作品集〜「 LIC はびきの」のフェルスべルク・オルガン
 バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」による変奏曲 LW-E17, S 673 /
 コンソレーション第4番 変ニ長調 LW-E22, S672d /B-A-C-Hの主題による前奏曲とフーガ LW-E3, S 260ii /
 アヴェ・ヴェルム・コルプス(原曲:モーツァルト) LW-E42, S 674d /
 2つの前奏曲〔ホ短調 Op.28 No.4 /ホ長調 Op.28 No.9 〕(原曲:ショパン) LW-E16, S 662 /
 コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ LW-E1, S 259 /
 歌劇「タンホイザー」〜巡礼の合唱(原曲:ヴァーグナー) LW-E10, S 676ii

  椎名雄一郎(Org)
 録音:2011年12月27日-29日、ホールM 、LIC はびきの、大阪。使用パイプオルガン:スイス・フェルスべルク社製〔設計・建造:Orgelbau Felsberg, AG [Switzeland] /3段手鍵盤ペダル/ 43ストップ/パイプ総本数:3033本/ジェネラル・コンビネーション:256通り/他〕(詳細はLICはびきの 公式サイト内の「ホールM」→「パイプオルガン」[http://www.city.habikino.osaka.jp/lic/sisetu/org.html] に記載あり)。「ピアノ×オーケストラ=オルガン!?」分厚い音響に包まれたピアノのヴィルトゥオーゾであり、「レ・プレリュード」など色彩的なオーケストラの魅力が詰まった「交響詩」の創設者としても知られる作曲家、リスト。そのリストの鍵盤音楽の側面と、オーケストラが持つ多彩な音色が融合した彼のオルガン作品が面白くないわけがない。最大のオルガン作品「コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ」などオリジナル作品の他、ワーグナーやショパン、そしてモーツァルトの編曲など「リストのオルガン」を知るのに最適の8作品を収録。日本を代表するオルガニスト椎名雄一郎がリスト作品演奏のために選んだのは、パイプ総本数3033本、ストップ数43を誇り、後期ロマン派の繊細なニュアンスを細部まで再現する、スイスのオルガン工房フェルスベルク社のオルガン。大阪のLICはびきの・ホールMに設置された名器が、いま、高らかに輝きを放つ。
ALCD-3095/96
buyボタン
(2CD)
\3080(税抜\2800)
[横笛]赤尾三千子の世界〜空華一息〔くうげいっそく〕
 義経〔赤尾三千子:鈴鏡(1980)[能管] / 今様:水白拍子[うた] / 赤尾三千子:薄墨(1989)[龍笛]〕/
 芭蕉〔赤尾三千子:行人(2012)[篠笛]/光堂(2012)[篠笛]/御めの雫(2012)[龍笛]〕/
 竹の園生(そのう)〔三枝成彰:竹植うる日(1983)[龍笛]/竹秋(1983)[能管]/竹の華(1983)[篠笛]〕/
 青山(せいざん)〔藤田正典:萩のそよぎて(1983)[龍笛]/
          ガリーナ・グリゴリエヴァ: LAMENT(1990)[篠笛] / 赤尾三千子:青山(2012)[龍笛]〕/
 KA-GU-LA(構成:赤尾三千子)[横笛、神楽太鼓/打楽器]〜
  〔宮中御神楽:庭燎(にわび)(2012) / 山形県神楽:御頭舞(おかしらまい)(採録:牧野英三)/
   赤尾三千子:白河(びゃくが) / 鏑木創:茅野(かやの)(1980)
   北山の子守唄(奈良県吉野郡下北山村寺垣内地方、採録:牧野英三)
   神楽/赤尾三千子:銀の滴(2005)/宮中御神楽:庭燎(にわび)一節〕

 赤尾三千子(横笛) 石坂亥士(神楽太鼓)
 録音:2012年10月30日-31日、東大和市民会館ハミングホール。日本古来の楽器である龍笛、能管、篠笛の三種を自在に操り、独奏楽器としての「横笛」の領域を限りなく切り拓いてきた第一人者による活動の集大成。三枝成彰をはじめとする現代作曲家が赤尾のために書きおろした作品、各地に伝わる神楽(かぐら)、そして赤尾自身の作曲作品を組み合わせて構築された時間芸術は、他の何者にも成し得ない、まさに「赤尾三千子の世界」。古来、深い息で神々と語り合ってきた竹の横笛の、時代を超えた力が響き渡る。
ALCD-3097
buyボタン
\3080(税抜\2800)
6/7発売
ミシェル・アリニョン&モルゴーア・クァルテット
 モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
 ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
ミシェル・アリニョン(Cl)
モルゴーアSQ
 録音:2012年10月1日、紀尾井ホール、ライヴ。記録的な影響をもたらした台風17号が東京を去った夜、紀尾井ホールは再び嵐に包まれた。ただし、今度は感動の嵐に――。フランスから来日したミシェル・アリニョンは、ブーレーズ率いるアンサンブル・アンテルコンタンポランで活動した後にパリ・オペラ座o.首席奏者、国立パリ高等音楽院教授を務めたフランス管楽器界の大御所。在京オーケストラのトップ奏者たちが集まったモルゴーア・クァルテットは、クラシックに留まらない幅広い音楽で常に注目を集めるアンサンブル。ともに古典から現代までのあらゆる音楽を手中に収めた日仏の達人たちがコンサートの開催さえ危ぶまれるなか生み出した音楽は、最高にエキサイティング!
 ミシェル・アリニョン(Cl):フランス国立パリ高等音楽院でクラリネット、室内楽のプルミエ・プリを得て卒業、アメリカのミシガン大学で研鑽を積む。1972年ジュネーヴ国際音楽コンクール第2位入賞。1978年から1983年まで、ピエール・ブーレーズ率いるアンサンブル・アンテルコンタンポランで活動。1984年から89年までパリ・オペラ座o.首席奏者を務めた。1989年から2009年まで、ギイ・ドゥプリュの後任でフランス国立パリ高等音楽院教授として教鞭をとる。2010年、スペイン、レイナ・ソフィア高等音楽院名誉教授に就任、現在に至る。フランスを代表するクラリネット奏者として、モーツァルト以前のクラリネットのための作品から現代に及ぶ幅広いレパートリーを持ち、 その超人的な技術と共に、現代音楽の演奏解釈には定評があり、多くの著名な作曲家から作品が献呈されている。活発な演奏活動と共に、数多くの録音も手掛けている。また、世界各地の講習会に招かれ、後進の育成にも情熱を傾けている。元フランス国立パリ高等音楽院教授。レイナ・ソフィア高等音楽院名誉教授。大阪音楽大学客員教授。ビュッフェ・クランポン・マント工場専属テスター。
 モルゴーア・クァルテット(弦楽四重奏)〔第1ヴァイオリン:荒井英治(東京po.ソロ・コンサートマスター) 第2ヴァイオリン:戸澤哲夫(東京シティpo.コンサートマスター) ヴィオラ:小野富士(NHKso.次席ヴィオラ奏者) チェロ:藤森亮-(NHKso.首席チェロ奏者)〕: MORGAUA QUARTET(モルゴーア・クァルテット)は、ショスタコーヴィチの残した15曲の弦楽四重奏曲を演奏するため1992年秋に結成された弦楽四重奏団。翌 '93年6月に第1回定期演奏会を開始、以来モルゴーア・クァルテットの斬新なプログラムと曲の核心に迫る演奏は常に話題と熱狂を呼んでいる。 '98年1月、第10回「村松賞」受賞。 '05年4月、マイスター・ミュージックから「ボロディン:弦楽四重奏曲集」を発売。 '11年5月、2010年度「アリオン賞」受賞。 '12年6月、日本コロムビアからプログレッシヴ・ロック・アルバム「21世紀の精神正常者たち」をリリース。ボーダーレスな弦楽四重奏団として高い評価を受ける。「モルゴーア」はエスペラント語(morgaŭa=明日の)に原意を持つ。
LMCD-1969
buyボタン
\3190(税抜\2900)
浜松市楽器博物館コレクションシリーズ43〜悠久のペルシャ、雅なるサントゥール
 イーラン(ダシュティ旋法) 編曲:プーリー・アナビアン
  [サントゥール(浜松市楽器博物館所蔵)/バス・サントゥール/ドホル/シンバル]
 モーラーナー(セガ旋法)[タール・ソロ(即興)]
 ファーヌース(イスファハーン旋法) 作曲:ファラマルズ・パイバル(1933-2009)
  [2台のサントゥール/トンバク/ダーイレ・ザンギ/フィンガーシンバル/トライアングル]
 サラーブ(シュール旋法)[セタール・ソロ]
 デイラマン(ダシュティ旋法)[サントゥール(浜松市楽器博物館所蔵)]
 ファリバー(セガ旋法) 作曲:ホセイン・デヘラビ[2台のサントゥール]
 ラジャビ 作曲:バーマン・ラジャビ[トンバク・ソロ]
 ジュニジュニ(ダシュティ旋法) 編曲:プーリー・アナビアン
  [サントゥール/バス・サントゥール/トンバク/ダーイレ・ザンギ/シンバル]
 サーギーナーメ(マフール/イスファハーン旋法) 編曲:プーリー・アナビアン
  [サントゥール(浜松市楽器博物館所蔵)/バス・サントゥール/ドホル/
   ダーイレ・ザンギ/シンバル/フィンガー・シンバル/ワイングラス]

 プーリー・アナビアン(サントゥール) 河村真衣(バス・サントゥール) 谷正人(サントゥール)
 エスィ・テヘラニ(トンバク/ドホル/ダーイレ/フィンガー・シンバル/ワイングラス)
 バーラム・サーランギ(歌) フシャング・ザリフ(タール)
 フェレイドゥーン・ファラハニ(セタール) バーマン・ラジャビ(トンバク)
 録音:2011年&2012年、大阪音楽大学&イラン。シルクロードを通じて奈良時代から日本と縁のある国イランの、文化を指す時に使われる異名がペルシャ。ペルシャ猫、ペルシャ絨毯などでも知られるペルシャの文化は、5000年の歴史を持ち、現代にも通じる先進的な精神と独自の豊かな芸術を生み出した。紀元前1600年に起源を持つ打弦楽器サントゥールをはじめ、セタール、タール、トンバクやドホルといったペルシャ音楽の楽器を集めた当盤の演奏者は、NHKドラマ「壬生の恋歌」など日本のテレビにも度々登場しサントゥールの音色を日本に紹介した第一人者ブーリー・アナビアンをはじめとする各楽器のスペシャリストたちと、本盤の収録後に惜しまれつつ夭逝した、イラン音楽界随一の名歌手バーラム・サーランギ。世界の音楽文化の一つの核をなすペルシャ音楽の入門にも最適な一枚。
LMCD-1972
buyボタン
\3190(税抜\2900)
6/7発売
浜松市楽器博物館コレクションシリーズ44〜ジャワ・ガムラン
 インドネシア中部ジャワ、青銅打楽器の輝き
  ランバンサリ(ジャワガムラングループ)
 録音:2012年1月7日-8日、アクトシティ浜松音楽工房ホール。演奏団体公式サイト:http://lambangsari.com/(日本語のみ)。民俗音楽の雄として世界中で親しまれているガムラン。その妙なる響きはテレビや映画などで耳にする事も多く、われわれ日本人にとっても身近なものとなっている。民族音楽学者の故小泉文夫によって1975年に結成されて以来ガムランを日本に紹介し続けてきた草分け的存在であるランバンサリが演奏を担当した当盤は、ジャワのガムランの中から古都スラカルタ様式による様々なジャンルの作品を選曲した他、日本の歌(さくらさくら〜こきりこ節〜てぃんさぐぬ花)の編曲、楽器それぞれの響きを収めた多数のトラックを収録。楽器の奏法、製法、果てはガムランの思想までを詳細に綴った解説も充実しており、ガムランの成り立ちをすみずみまで伝える内容。

カメラータ・トウキョウ

CMCD-28268
buyボタン
\3080(税抜\2800)
5/25発売
ヴォルフガング・シュルツ、最後の協奏曲セッション録音
 ライネッケ:フルート協奏曲 ニ長調 Op.283 / ニルセン:フルート協奏曲
 F.ドップラー/A.アドリアーン校訂:2本のフルートのための協奏曲 ニ短調(*)
  ヴォルフガング・シュルツ(Fl) マティアス・シュルツ(Fl;*)
  キンボー・イシイ=エトウ指揮カメラータ・シュルツ
 録音:2012年3月、ウィーン。『この「フルート協奏曲集」はシュルツ氏の最後のセッション録音のひとつになるという。ご冥福を祈ることはもちろんだが、それ以上にシュルツ氏の演奏にじっくりと耳を傾け、そこに息づく音楽への愛情と情熱、そして二つとない人生賛歌にも似た、人間的で、温かいメッセージを聴き取りたい。そうした感動を聴き手一人一人が抱く限りシュルツ氏の生命は終わることはない、と思えるからである。』(諸石幸生/ブックレットより) 2013年3月に逝去された、元VPO首席フルート奏者、ヴォルフガング・シュルツの追悼盤をリリースする。日本でも多くの聴衆から愛された世界的奏者による名演を是非お聴き頂きたい。
 ヴォルフガング・シュルツ(Fl):元VPOの首席フルート奏者。世界を代表したフルート奏者のひとり。ソリストとしてだけでなく室内楽のメンバーとしても活躍。ザルツブルク音楽祭、ウィーン音楽週間、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、ラヴェンナ音楽祭、ルツェルン音楽週間など数多くの音楽祭にも参加。ヘルムート・ドイチュ、エリーザベト・レオンスカヤ、アンドラーシュ・シフ、シュテファン・ヴラダーなど著名な演奏家と共演し、1983年以来、VPOとBPOのメンバーで構成された管楽アンサンブル、アンサンブル・ウィーン=ベルリンのフルート奏者としても活躍した。レパートリーはバロックから現代作品までと幅広く、アバド、マゼール、メータ、小澤征爾やプレヴィンら著名な指揮者と共演。特にオーストリアの現代作曲家の作品の演奏に力を注ぎ、多くの作品が彼に献呈された。レコーディングも多く、著名な賞を受賞している録音も数多い。長年にわたりフランスで開催される音楽祭「ボヌール・ミュジカル」で芸術監督を務めた。1979年よりウィーン国立音楽演劇大学の教授を務めたほか、彼自身の音楽への深い愛情と豊かな音楽経験を充分に活かし、フルート教育における後進の指導にも情熱を注ぎ、世界各国でマスター・クラスを定期的に開催した。2013年3月、ウィーンにて逝去。
 キンボー・イシイ=エトウ:アメリカを中心にヨーロッパ、アジアで活躍するキンボー・イシイ=エトウは、今後が期待される指揮者の一人として注目を集めている。ニューヨーク州カユーガ室内o.の音楽監督を2006/2007のシーズンまで7シーズン務めた後、2007/2008シーズンより2012年6月までアマリロso.第16代音楽監督として活躍。また、ベルリン・コーミッシェ・オーパー(KOB)の首席カペルマイスターとして、2006/2007、2007/2008のシーズンにおいて、『魔笛』『フィガロの結婚』『セビリャの理髪師』『ホフマン物語』『子供と魔法』などで質の高いパフォーマンスを披露。ゲスト・コンダクターとしても、ポツダム室内アカデミー、ドイツ室内o.、アウクスブルク歌劇場o.、ボーフムso.、ネーデルラント・フィル、スロヴァキア・フィル、マンチェスター・カメラータ、シレジア・フィル、ソナユランso.、ボストンso.室内o.、コスタリカ国立so.、リマ・フィル、上海so.、台湾国家so.、中国放送so.等を指揮している。日本においては、NHKso.、新日本フィル、読売日本so.、東京都so.、日本フィル、群馬so.、名古屋フィル、京都市so.、大阪so.、九州so.、札幌so.などを指揮。幼少期を日本で過ごしヴァイオリンを風岡裕氏に学ぶ。12歳で渡欧、引き続きヴァイオリンをウィーン市立音楽院でワルター・バリリ、さらにジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイ、ヒョー・カンの各氏に学んだ後に指揮に転向。1992年より小澤征爾、マイケル・チャーリー、小松長生の各氏に指揮法を師事、またマネス音楽院にて楽曲分析及び作曲法を学ぶ。1993年、1995年のタングルウッド音楽祭に奨学生として参加し、グスタフ・マイヤー、レナード・スラットキン、デイヴィッド・ジンマン、サイモン・ラトル各氏に師事。1995年、デンマークで開催されたニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで入賞。1996年から98年まで、ボストンso.とNYPの定期演奏会、及びタングルウッド音楽祭にて小澤征爾、サイモン・ラトル、ベルナルド・ハイティンク、ジェイムズ・コンロン、アンドレ・プレヴィン各氏の副指揮者を務めた。現在、2009年4月より大阪so.首席客演指揮者、2010年12月よりドイツ・マグデブルグ劇場音楽監督を務めている。2010年「第9回斎藤秀雄メモリアル基金賞」指揮者部門受賞。賞金は、次世代の音楽家育成に貢献したいという当人の意向により、ジュニア・フィルハーモニックo.に全額寄付された。
AKCD-002
buyボタン
\3143(税抜\2858)
5/25発売
藍川由美「童謡ジャズ」をうたう
 成田為三/北原白秋:搖籠のうた / 本居長世/野口雨情:七つの子/赤い靴/人買船/四丁目の犬/シヤボン玉
 中山晋平/野口雨情:雨降りお月〜雲の蔭/あの町この町 / 中山晋平/北原白秋、宮澤賢治:酒場の唄〜星めぐりの歌
 イッポリトフ=イヴァノフ/宮澤賢治:牧場地方の春の歌
 藍川由美/竹久夢二:ドンタク〜ねがひ/子供の國/歌時計/兎 兎/秋の空/つばめ/靴下/幸福の日に/
           かへらぬひと/ゆく水/やくそく/春はとぶ/言葉/故郷/越し方/あけくれ〜古風な戀
 多忠亮/竹久夢二:宵待草

  藍川由美(歌) 福田重男(P/編曲)
 録音:2011年1月、埼玉。大正時代に日本へ入ってきた「ジャズ」と大正生まれの「童謡」にはいくつかの共通項があり、大正末期から昭和初期にかけて「童謡ジャズ」という新しいジャンルが誕生した。文部省唱歌までもがジャズ風アレンジで歌われた当時に思いを馳せ、「日本のうた」の第一人者、藍川由美がジャズ・ピアニスト、福田重男とともに歴史の1ページを開く。
 藍川由美(歌):1986年、東京芸術大学大学院博士後期課程修了。翌年、「演奏家としての立場における『山田耕筰歌曲の楽譜に関する研究』」論文で、声楽(S)の分野では我が国初の博士(音楽)号取得。92年「藍川由美リサイタル」の成果により平成4年度文化庁芸術祭賞受賞。85,91年に訪米し各地で演奏。中でも85年の「東京都ニューヨーク市姉妹都市提携25周年記念カーネギー・ホール公演」での独唱は、NYタイムズ紙上等で高く評価された。94年「天皇陛下御還暦奉祝会」(宮内庁講堂)にて日本の唱歌と童謡を御前演奏。99年「天皇陛下御即位十年奉祝記念式典」(皇居前広場)にて国歌独唱。NHK「ETV8」「家族で選ぶ日本の歌」「BS日本のうた」、テレビ朝日「題名のない音楽会」、上海電視台「国際音楽祭」「中日之橋」のほか、岡山放送、瀬戸内海放送などのテレビ番組や、FM「スーパーカレッジ」「ミュージックバード」等に出演。著書に、近代日本の歌の歴史や、日本の歌の楽譜及び演奏における諸問題を論じた『これでいいのか、にっぽんのうた』(文春新書14/1998.11.20刊)、古賀メロディーを中心に日本と西洋の音楽技法の違いを論じた『「演歌」のススメ』(文春新書282/2002.10.21刊)があり、自らの演奏体験をもとに日本の歌を分析しつつ、自国の文化を知ることの大切さを訴えている。また、CDで日本の歌の鳥瞰図を作ろうと、明治の洋楽輸入を機に作られた唱歌や軍歌を洗い直し、反対勢力としての童謡や日本の伝統音楽を含め、主要な日本語の歌の収録を続けている。2007年には、もともと国語や体育と深い関わりを持っていた音楽教育のあり方を考え、日本語を美しく発音するための呼吸法や歌唱法を提案した『藍川メソッド』(カワイ出版)を出版。義務教育のみならず、大学生や社会人の歌唱指導、介護の現場などで生かされ、予防医学の視点からも注目されている。また、2007年より(元)宮内庁式部職楽部首席楽長 岩波滋氏に古代歌謡と和琴を師事し、「うたの寺子屋」やワークショップなどで弾き歌いを行なっている。2009年には東山魁夷せとうち美術館で、2010年にはユープラザうたづ、東京文化会館ほかにて和琴弾き歌いコンサートを開催。
CDT-1094
buyボタン
\2200(税抜\2000)
5/25発売
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲
 〔第1番 ト長調 BWV1007 /第2番 ニ短調 BWV1008 〕
G.カサド:無伴奏チェロ組曲
窪田亮(Vc)
 録音:2012年9月、群馬。東京藝術大学大学院修了後、ウィーン大学で研鑽を積み、ソロ、室内楽、オーケストラで活躍する気鋭のチェリスト窪田亮〔くぼた・りょう〕が挑む、無伴奏チェロ組曲作品の精髄。宇宙的感覚と自由な精神世界が混合一体となったJ.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」から第1番および第2番、名チェリスト、ガスパール・カサドが故国スペインの精神を十全に込めたソロの傑作「チェロ組曲」を収録した。
 窪田亮(Vc):東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学音楽学部器楽科を経て、同大学院修士課程室内楽科弦楽四重奏専攻を修了。学部在学中に第1回全日本ビバホールチェロコンクールにて特別賞、第2回にて入選。松尾学術振興財団、伊藤謝恩育英財団より助成を得、2000年より4年間、カルテット(弦楽四重奏)として、ウィーン大学にて研鑽を積む。内1年間、文化庁芸術家在外研修員として派遣される。カルテット・アルモニコのメンバーを10年間努め、その間、第4回国際シューベルト・現代曲コンクール優勝。第8回ロンドン弦楽四重奏コンクール第2位。第2回国際ハイドン室内楽コンクール第2位。大阪文化祭賞、他多数を受賞。渡欧中は南フランス・エクサンプロヴァンス音楽祭、スロヴェニア・ブレッド音楽祭、オーストリア・アイゼンシュタットのハイドンフェスティヴァルなどに出演し、ポール・メイエ(Cl)、ペーター・ウィスペルウェイ(Vc)、ディームート・ポッペン(Vla)他と共演。フランス、オーストリア、ドイツ、イギリスなどにて演奏活動をした。チェロを月足脩二、故・堀江泰氏、黒川正三、堀了介、毛利伯郎の各氏に、室内楽を澤和樹、河野文昭、岡山潔、ヨハネス・マイスルの各氏に師事。また、カザルスの正式な弟子であるバーナード・グリーンハウス氏のチェロ・マスタークラスを多数受講した。また江戸時代の様々な分野の達人に共通する身体のバランス感覚や動き、ヨガの呼吸法などによる精神力の強化・コントロールのトレーニングを積み、チェロの奏法に融合させた。これまでに青森明の星高校音楽科の特別講師の他、藝大フィルハーモニア(東京藝術大学 管弦楽研究部演奏研究員)や、多数の弦楽四重奏団のメンバーを務めるなど、室内楽やオーケストラでも活躍している。ソロでは、一晩でのバッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会他にて好評を博した。
 使用楽器:ステファノ・コニア(クレモナ)、1992年作〔ストラディヴァリウスタイプ〕。カルテットのヴァイオリン族4種セットで作られたこのチェロは、通常厚さ6mm程度に仕上げられる表板の厚みが8mmと非常に厚い上、木目が非常に細かくヴァイオリン用としても最高の材料であり、それをチェロの大きさで用いているのは歴史上稀。また裏板は非常に個性的で、夕日に当てると、まるでフェニックスの炎を連想させる。
CAMERATA "Swing Bros" (JAZZ)
CMSB-28036
buyボタン
\2933(税抜\2667)
5/25発売
ブルー・ボッサ
 Marcos Valle: ソー・ナイス(サマー・サンバ) / Antonio C Jobin: フェリシダージ
 Cole Porter: ビギン・ザ・ビギン / Antonio C Jobin: ノー・モア・ブルース(想いあふれて)
 Hermano Silva: あなたは何処へ / Keiko Maruyama: どうそこのまま / Kenny Dorham: ブルー・ボッサ
 Ronald Boscoli: 小舟 / Johnny Mandel: いそしぎ / Harry Warren: シャドウ・ワルツ
 Irving Berlin: アイ・ゴット・ロスト・イン・ヒズ・アームス / Antonio C Jobin: カミーニョス・クルザードス

  ハリー・アレン(テナーSax) ホメロ・ルバンボ(G)
  トム・ケネディ(ベース) アドリアーノ・サントス(Dr/Perc)
 録音:2013年2月、ニュージャージー。2013年の夏もハリー・アレンのボサノヴァ・アルバム。美しいメロディの人気曲とボサノヴァ曲とをシンプルで爽やかな演奏で彩るジャズ・ボッサ。ブラジル出身のギター、ドラムが奏でる本場ならではの軽快なリズムとメロディ。

FONTEC

FOCD-9564/7
buyボタン
(4CD)
\6600(税抜\6000)
5/29発売
フルート・メッセージ・フロム・ヨーコ (BOX)
 I(FOCD-9564)
  林光:フルートとピアノのためのソナタ / 武満徹:独走フルート奏者のための「ヴォイス」
  広瀬量平:フルート独奏のための「讃歌(ルビ:ヒム)」/フルートとチェンバロのためのソナタ
  藤井一興:ソプラノとフルートのための「おままごと」
 II(FOCD-9565)
  團伊玖磨:フルートとピアノのためのソナタ / 一柳慧:風の色合い / 福島和夫:春讃
  藤井一興: AYA / 林光:「ファンタジア ヨハン・セバスティアン・・・2」
 III(FOCD-9566)
  観世榮夫=林光:相聞(芥川龍之介の詩による) / 園田泰子:三輪の黎明/ファンタジア
  武満徹:エアー / 團伊玖磨:羽衣(辻井喬の詩「羽衣の舞い」による)
 IV(FOCD-9567)
  坂田冽隆:花鐘/挽歌(*) /月寂/孤影/倶処一会/雪舞/夕暮れに(*)

 大和田葉子(Fl)
 (*)の2曲は単売盤にも含まれていたが、当セット発売にあたり再録音されているとの事。林リリ子に薫陶を得たのち、ランバルやニコレの教えも受けた国際的フルーティスト・大和田葉子。彼女のライフワークともいえる日本人作曲家の作品を集めた「メッセージ・フロム・ヨーコ」旧作4タイトルを1セットにしての再発売。「フルート・メッセージ・フロム・ヨーコ4」に収録されていた2作品(挽歌・夕暮れに)は、本CD発売のために新たに録音。日本のフルート演奏史に燦然と輝く、貴重な作品の登場。
FOCD-9582/3
buyボタン
(2CD)
\3300(税抜\3000)
5/29発売
林光 追悼コンサート「夢へ・・・・・・」
 明日ともなれば/わたしがたねを/月の船の歌/夢/雨の音楽/銀河の底でうたわれた愛の歌/
 流れる水と岩の歌/旗はうたう/壁のうた/やさしかったひとに/告別/ディンディリディン/
 花のうた/石ころの歌/子供と線路/「3つのバガデル」より3/オコジョのダンス/暗い晩/
 てぃーちでぃーる・じんじん/ピアノ・ソナタ「木々について」第3楽章/
 オペラ「夏の夜の夢」序曲/岩手軽便鉄道の一月/グラウンド電柱/すきとおるものが一列/
 すきとおってゆれているのは/お日さんに/こんなあかるい穹窿と草を/うた/ねがい/夢へ/
 歩くうた/出発/三十五億年のサーカス/十二月の歌/ポラーノ広場のうた
  オペラシアターこんにゃく座
 録音:2012年12月28日、渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール、ライヴ。日本の音楽界に巨大な足跡を残した音楽家 林光(1931-2012)。その多岐にわたる活動の中でも、1975年から音楽監督・座付作曲家を、1997年から芸術監督を務めたオペラシアターこんにゃく座とのつながりは非常に深いものだった。1989年『セロ弾きのゴーシュ』で文化庁芸術祭賞を受賞、その活動は非常に高く評価されている。
 本作は2012年12月28日に行われた林 光の追悼コンサートの模様を収録したライヴ盤。こんにゃく座代表・音楽監督を務める萩 京子のもと、「光さん」に届けとばかりに演奏された珠玉のソングたちは、満場の聴衆の感動と涙を誘った。
 ブックレットには、詩人・谷川俊太郎のメッセージを収録。林光とこんにゃく座の歩んだ道をたどる、長い旅の始まり。
FOCD-9584
buyボタン
\2750(税抜\2500)
5/15発売
「やまとの国宝」 サウンドトラック〜 D flat
 奈良佳人/問いかけ/おとぎ話/見つける先に/祭り/
 千三百/奈良佳人-Long/立ち尽くして/永遠の恋文/
 水面/故郷/時空/献上品/山々との会話/星からの使者/
 皇女の夢/千年後の返事/待ち人/奈良佳人-Guitar
D flat(作曲/P)
いちむじん(G)
Saori Nakazawa(Vn)
Haruko Furusawa(Vn)
Yukiyo Hirano(Va)
Kei Okumura(Vc)
 全国1,000件余りの国宝のうち、5分の1を擁する古都・奈良。芸術的、歴史的にも貴重な国宝群にハイビジョン映像で迫り、そこに隠された「秘話」や古の人の「叡智」を解き明かしたの「やまとの国宝」(NHK総合テレビ/平成21年9月〜平成25年3月放送)。本アルバムには、それた国宝ひとつひとつの持つ“時空を超えた「美」 "に彩を添えた、番組テーマ曲や挿入曲の数々を収録。4歳からピアノを始めてジャズバンドを経験し、現在は、外資系証券会社の部長としての顔を持つDflatの、国籍もジャンルも超えた音楽たちが普遍的な「美」を浮かびあがらせる。また、2曲でいちむじんが参加しているのも見逃せない。
FOCD-9585
buyボタン
\1650(税抜\1500)
5/15発売
初CD化曲あり? テルツ少年合唱団1986来日公演〜ローレライ
 ローレライ/菩提樹/のばら/さあ、よき歌をうたいはじめよ/誰かそなたに楽を選ばん/
 がちょう/ねこ、いぬ、ふくろう、かっこう/歌えや歌え/踊り、とびはね/勝利の愛/
 こだま(#) /流浪の民/ミリアムの勝利の歌/ちいさい秋みつけた(*) /子守歌(*)
  ゲルハルト・シュミット=ガーデン指揮テルツ少年cho.
  ジークフリート・ヘンメルレ(P)
 録音:1986年9月21日、昭和女子大学人見記念講堂(#) /1986年9月27日、新宿文化センター(#以外)、全てライヴ。 初出(前出 LP):EFO-2123(発売:1986年11月/当店未案内/廃盤)。 前出CD (*以外) :EFCD-3021(発売:1990年5月/旧 CD題名「ベスト・オブ・テルツ」/当店未案内/廃盤)。レーベルのアナウンスに記載は無いが、(*)は EFCD-3021 では下記録音に含まれる曲と入れ代わっており、初CD化となる可能性がある。また、上記指揮者と共演者は当店で補完した。
FOCD-9586
buyボタン
\1650(税抜\1500)
5/15発売
初CD化? テルツ少年合唱団1986来日公演〜シュッツ:ドイツ・レクイエム
 シュッツ:ドイツ・レクイエム「音楽による埋葬」
       〔ムジカーリッシェ・エクセクヴィーエン〕SWV 279-281 (*)
 J.S.バッハ:モテト第3番「わが喜びなるイエス」BWV 227 (#)
 ブルックナー:アヴェ・マリア (#)
  ゲルハルト・シュミット=ガーデン指揮テルツ少年cho.
  ジークフリート・ヘンメルレ(Org) 高橋忠男(Vc) 相葉武久(Cb)
 録音:1986年9月12日、東京カテドラル聖マリア大聖堂、ライヴ。初出・前出 (LP) :FONC-5073(発売:1986年12月/当店未案内/廃盤)。 前出CD (*以外) :EFCD-3021(発売:1990年5月/旧 CD題名「ベスト・オブ・テルツ」/当店未案内/廃盤)。アナウンスには記載が無いが、(*)は今回が初CD化と思われる。また、上記指揮者と共演者は当店で補完した。
 世界中のオーケストラや著名な指揮者達と共演し、その卓越した技術と、広いレパートリーで多くの聴衆を魅了してきたテルツ少年合唱団。1986年の初来日公演を収録した2タイトルを再発売する。テルツ少年合唱団は1956年創立。以来ゲルハルト・シュミット=ガーデンが指揮と指導を行い、それは現在も変わらない。多くの少年合唱団が教会付属の合唱団であるのに対し、独立した団体であるため、レパートリーや指導法が限定されることがない。また、シュミット=ガーデンはザルツブルクのモーツァルテウム音楽院の教授としても活躍し、同僚であったニコラウス・アーノンクールと共に古楽合唱の再評価に多大な功績を残している。多くのファンを魅了してやまない、澄みきった歌声をお聴き頂きたい。
FOCD-9594
buyボタン
\2200(税抜\2000)
5/29発売
益田正洋(G)〜 Debut〔初出時題名:デビュー〜21世紀への鼓動〕
 ソル:「もしも私がシダだったら」による変奏曲 Op.26
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 BWV1001
 アグアド:序奏とロンド Op.2 No.2 / タンスマン:組曲「カヴァティーナ」
 ブローウェル:舞踏礼賛 / ロドリーゴ:ファンダンゴ / ソル:第7幻想曲 Op.30
  益田正洋(G)
 録音:1995年7月19日-20日、入間市民会館、埼玉。原盤・初出・前出: 日 サウンド・マトリクス(シュペル・ノーヴァ): SNCD-0051(発売:1995年10月/当店未案内/廃盤)。日本を代表するギタリストの一人、益田正洋。1995年、益田17歳の時に録音され、長らく廃盤となっていた「幻のファーストアルバム」再リリース。1989年、第20回クラシカルギターコンクールで史上最年少入賞、翌年には同じく最年少での優勝を果たした益田正洋は、幼少期から「天才ギタリスト」として注目を集める存在だった。当時まだ高校生、気鋭のギタリストとしては非常に珍しい、個性的かつ意欲的なプログラムで、末恐ろしさを感じさせるその正確無比かつ芳醇な演奏は、まさに現在の益田の充実ぶりに繋がるものといえるだろう。
FOCD-20092
buyボタン
\3142(税抜\2857)
5/15発売
Piccolo Junction 2
 ゲイリー・ショッカー:ピッコロ・イタリアーノ(私と私の金のピッコロ)/窓の外に、鳥
 ヨアキム・アナセン:スケルツィーノ / ルイ・ベルロン:さえずる小鳥
 ジョン・ハルトマン:ホィッスル・ポルカ / フィリップ・ゴーベール:シシリエンヌ
 ジャン=ミシェル・ダマーズ:フォー・ピッコロ / ケン・ベンシューフ:波しぶき
 ジョン・ラ・モンテイン:ピッコロとピアノのためのソナタ Op.61
 ゲイリー・ショッカー:イン・メモリアル
 ヨハン・ネポムク・フンメル:トランペット・コンチェルト 変ホ長調
 ルロイ・アンダーソン:トランペット吹きの子守歌
  菅原潤(ピッコロ) 高良仁美(P)
 FOCD-20049、FOCD-20068、FOCD-20085に続く、NHKso.の菅原潤によるピッコロ作品集第4弾。今回は国籍も時代も題材も異なった多種多様なレパートリーが並ぶアルバムになった。菅原自身が交流を持つショッカーで始まり、時代、地域を超えた多彩な曲たちが続き、最終的には意外にもフンメルのトランペット協奏曲で締めくくられる。菅原らしい遊び心に溢れた構成だが、ピッコロで実現するというのが面目躍如たるところ。抜群の安定感と輝かしい音色とともに、繊細さと歌心を伴った菅原の演奏で、古今東西のピッコロのレパートリーをお楽しみ頂きたい。

MU 〔ミュウ〕

 MÜ(ミュウ)は、マネジメント会社、ミュージシャンズ・パーティのレーベル。クラシックをこよなく愛し、後世に伝えていきたいという想いを持つ一流の演奏家・音楽家が集った本物の演奏を お届けするとともに、クラシックと聴衆との距離をより縮めた場の提供を目指している。この度所属するアーティストのCDを発売することになった。
MUCS-1010
buyボタン
\3143(税抜\2858)
7/6発売
トロンヴォーチェ
 プライヤー:愛の想い / 大橋晃一編曲:カッチーニのアヴェ・マリア(#)
 プッチーニ/大橋晃一編曲:トゥーランドット・ファンタジー / 武満徹:小さな空
 小林幸太郎編曲:トロンボーン・アラカルト〜オーケストラ・ソロ
 岩田匡史編曲:カンツォーネ・ファンタジー / カステレード:トロンボーンとピアノのためのソナチネ
 ・Bonus Track ポンセ/大橋晃一編曲:小さな星(+)

 倉田寛(Tb) 城綾乃(P) 山本裕康(ソロVc;#)
 石田泰尚(ソロVn;+) 高群誠一(コントラバス;+) 平尾信幸(Perc;+)
 録音:2013年3月25日-27日、四季文化館みの〜れ、小美玉市、茨城県(+以外) /2012年12月3日、横浜みなとみらいホール、ライヴ(+)。“歌うトロンボーン奏者 "として題名のない音楽会にも紹介された倉田寛のセカンドアルバム。オリジナルアレンジも豊富で聴く人を飽きさせない楽しいアルバムに仕上がった。また日本を代表するプレイヤーでもある石田泰尚(Vn)、山本裕康(Vc)ら豪華メンバーの参加も魅力的。
 倉田寛 [Hiroshi Kurata]:静岡県浜松市出身。東京藝術大学卒業。第7回東京国際コンクール室内楽部門入選、第2回ナルボンヌ(仏)国際金管五重奏コンクール特別賞受賞など数々の受賞歴を持つ。第8回ヤマハ金管新人演奏会出演。1993年神奈川po.に入団、1994年第11回日本管打楽器コンクール3位入賞。1996年NHK-FMリサイタルに出演,また東京、浜松でリサイタルを行う。2004年文化庁新進芸術家海外留学制度研修者としてシカゴに留学。2009年自身がライフワークとしているテノールとトロンボーンの一人コラボレーションを試みたソロアルバム「SPERANZA」をリリース、本作品は2ndアルバムとなる。神奈川フィル以外での活躍も目覚ましく、紀尾井シンフォニエッタ、霧島音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティヴァルへの参加や東京トロンボーンゾリステン、なぎさブラスゾリステンなどでも欠くことの出来ないトロンボニストとして活躍している。また、洗足学園音楽大学、尚美ミュージックカレッジ専門学校で後進の指導に当たる。2012年自身が主宰となり歌とトロンボーンの可能性を追求した“KURAKAN`S BAND "を結成。今後の活躍がますます期待される。

コウベレックス

 2013年6月9日発売予定。
KRS-461
buyボタン
(CD)
\2933(税抜\2667)
ゲルハルト・ボッセ&神戸市室内o.、初出&初CD
 メンデルスゾーン:交響曲第3番 イ短調「スコットランド」 Op.56 (*)
 ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 Op.60 (#)
  ゲルハルト・ボッセ指揮神戸市室内合奏団
KRS-H26
buyボタン
(LP)
[(#)のみ]
\3771(税抜\3429)
 録音:2011年6月11日(*)、2007年10月13日(#)、共に 神戸文化ホール中ホール、ライヴ。(#)は初出音源。(*)は LP:KRSL-H23(2012年3月発売)で出ていたもののCD化。LP KRS-H26 仕様:30センチ・アナログ LP、重量盤180g。『このアルバムに収められた2つの交響曲で、一点一画をも揺るがせにすることのない堅固な構成の中に、生命感が生き生きと躍動するのを耳にしていると、まさにボッセさんの血の中に脈々と流れる伝統の重みをひしひしと感じると同時に、それを常に新たなものへと蘇らせるボッセさんの音楽家魂の熱さに引き込まれる。その薫陶を受けた神戸市室内合奏団も、ライヴ録音であるにもかかわらず、小編成ならではの精妙なアンサンブルに裏打ちされた内容の豊かな音楽を展開しており、聴き応え十分。改めてこのコンビが得難い存在であったことを実感させられた。このアルバムは、このコンビの存在を長く後世に伝えるまたとない貴重なものとなることだろう。』(中村孝義/CDライナー・ノート)。LP KRS-H26 ブックレット解説:中村孝義/寄稿(KRS-H26のみ?):菅野ボッセ美智子。
 ゲルハルト・ボッセ(1922-2012)はライプツィヒ・ゲヴァントハウスo.の第一コンサート・マスターとして、またゲヴァントハウス・バッハo.を創立しソリスト兼指揮者として知られ多くの歴史的名演奏家たちとの協演も多い。日本では霧島国際音楽祭を創立、有名オーケストラの客演、東京芸術大学の客員教授など日本の音楽界へも大きく貢献した。この2曲は、1998年から首席指揮者、音楽監督として2012年に亡くなるまで務めた神戸市室内合奏団の定期演奏会のライヴ録音。同合奏団は1981年神戸市によって設立、実力派の弦楽器奏者たちによって組織され日本を代表する室内合奏団へと成長した。 その薫陶を受け、見事に再現したと思われる同室内合奏団によるベートーヴェンの第4番は、生き生きとした躍動感のなかに、自然な叙情があり、聴くものに親しみを感じさせる貴重な1枚。
 #CDは2曲とも収録ですが、LPは1曲づつ別商品となっています。ご注意下さい。
KRS-454
buyボタン
\2200(税抜\2000)
感謝に満ちて〜「讃美歌21」の歌詞によるドイツ・コラール
 感謝に満ちて/ひとよ、汝が罪の/血しおしたたる/復活の主は/主はわが罪ゆえ/来たれ聖霊、わが主/いま来たりませ/
 あかつきの空の美しい星よ/「起きよ」と呼ぶ声/踊れ、わが心/ほめたたえよ、力強き主を/いと高き神に/
 愛するイエスよ/世の罪除く/幸いな人/深き悩みより/神はわが砦/愛する神にのみ/主なるイエスは/今やこの世に

  水野隆一指揮関西学院聖歌隊
 歌詞は「讃美歌21」(日本基督教団讃美歌委員会編)、編曲はパッヘルベル、J.S.バッハ、シュッツ他から現代の作曲家の作品より採用。16世紀、宗教改革の頃、プロテスタント教会において、一般会衆が参加して賛美歌を歌うことを目的に作られた"コラール"。このCDは、日本の多くの教会の礼拝で実際に使われている「讃美歌21」の歌詞で、アカペラ混声と、リコーダー伴奏4曲を含む20曲が収録されている。ドイツ・コラールは、合唱やオルガン、器楽作品として編曲され、また受難曲やカンタータとして和声付けした古今の作曲家たちの優れた編曲があり、普段、我々はその音楽で耳にしていることが多い。この録音では、原曲及びその編曲のハーモニーを節ごとに採用するなどして多様に味わえるように工夫されている。たとえば「今やこの世に(OWELT,ICHMUSSDICHLASSEN)」1555年頃(作者不詳)は別れの賛美歌として知られているが、曲はハインリッヒ・イザークの流れるような美しいリート「インスブルックよさようなら」が原曲、録音では1節、2節で演奏。一方、3節はJ.S.バッハ:マタイ受難曲(BWV244/10)」の四声体で「十字架の主をかたく信じて、旅立ちゆこう..」と天にむかって高らかにうたわれる、深く胸に残る賛美歌。また、「起きよ、と呼ぶ声」(フィリプ・ニコライ)はバッハのオルガン曲(BWV645)やカンタータで有名。この録音では学生達のやわらかい声が新鮮で、しっかりと賛美歌の内容をとらえながらも、のびのびとした印象。現代に生きる我々の平和への願いが託されている。また、賛美歌に馴染みない人にとっても、歌詞がこのように日本語ではっきりと示されることは、宗教音楽のメッセージに親しく近づくことのできる格好の1枚になるだろう。

SONARE RECORDS

SONARE-1016/7
buyボタン
(2CD)
\4400(税抜\4000)
6/21発売
藤原浜雄〜ヴァイオリン・リサイタル2012
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.23
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
 バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番 Sz.75 (1921)
 ラヴェル:ツィガーヌ/ラヴェル:ハバネラ形式の小品
 パガニーニ/リリアン・フックス編曲:カプリス第24番
  藤原浜雄(Vn) 三上桂子(P)
 録音:2012年10月11日、紀尾井ホール、東京、ライヴ。現在、室内楽の演奏活動に積極的な藤原浜雄、2010年のライヴCD (SONARE-1005) でも話題を呼んだ、紀尾井ホールにおけるライヴ・シリーズ。ピアノはもちろん夫人の三上桂子。今回のプログラムは幅広いレパートリーで構成、とりわけバッハの無伴奏では風格と気品に満ちており、全身全霊のシャコンヌには感動せずにはいられない。また、ラヴェルのツィガーヌではピアノの三上桂子と一糸乱れぬ演奏を披露し、ライヴならではの盛り上がりをみせる。常に進化し続ける藤原浜雄の演奏をライヴでお楽しみ頂きたい。『ヒューマンに奏す喜怒哀楽や森羅万象は、若手も及ばない技巧とあくなき前進力。風格と気品に加え、進化のマグマを根底から感じる藤原さんの音楽。当ディスクは、今の時代だからこそ貴重なものだと強く思う。』(上田弘子/ライナーノーツより)
 藤原浜雄(Vn):第36回日本音楽コンクール第1位。1968年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール第2位、1971年ベルギーのエリザベート王妃国際コンクール第3位銀賞を受賞(いずれも当時の日本人最高位)。ジュリアード音楽院留学以来20年以上にわたってアメリカに居を構え、ソロ、室内楽その他多方面において活躍。1972年アメリカ、ロチェスター・フィルハーモニー定期演奏会で、20世紀屈指の名手ナタン・ミルシティンの代役としてのアメリカでのコンチェルト・デビューは特筆に価する。同時にジュリアード音楽院、マンハッタン音楽院で教鞭を執り、ミシガン大学音楽学部では准教授を務める。1992年11月より2012年3月まで、読売日本so.ソロ・コンサートマスターを務めた。現在は演奏活動の傍ら、桐朋学園大学院大学教授、研究科長、および東京音楽大学客員教授をつとめる。

ミュニーク

MUCD-0003
buyボタン
\2095(税抜\1905)
Wind with U Sinsuke(マリンバ)
 #現時点においては、曲目等の詳細アナウンスが未着です。



輸入マイナー・レーベル




ARTEK RECORDINGS (米) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
ユークリッドSQ 〜バルトーク(1881-1945):弦楽四重奏曲全集 Vol.2(完結編)
 〔第1番 Op.7, BB 52 /第3番 BB 93 /第5番 BB 110 〕
 ユークリッドSQ
 [ジェイムソン・クーパー、ジェイコブ・マーフィー(Vn)
  ルイス・エンリケ・バルガス(Va) シー=ヤン・ダレン・リー(Vc)]
 録音:2011年7月13日-21日、ゴーシェン大学ソーダー・コンサート・ホール、ゴーシェン、インディアナ州/発売:2013年。Vol.1:AR-0053-2 。第1集から丁度3年を経て録音された全集完結編。
シューマン − ライヴ・コンサート〜シューマン(1810-1856):
 序曲「ヘルマンとドロテーア」 Op.136 /序曲、スケルツォとフィナーレ Op.52 /
 ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO.1 (*) /シューマンのヴァイオリン協奏曲について(#)
  エルマー・オリヴェイラ(Vn;*/語り;#)
  ステュアート・ロバートソン(語り;#)指揮アトランティック・クラシカルo.(#以外)
 録音:2012年3月5日、ウォルド舞台芸術センター、リン大学、フロリダ州、ライヴ。曲についての独奏者と指揮者による討論が20分強収録されているため、音楽自体は計60分弱。
シルエッツ〜ギターのための新しいアメリカの音楽
 ジョン・アントニー・レノン(1950-):12の演奏会用練習曲/シルエット
 レスリー・バゼット(1923-):気質(5曲)
 リビー・ラーセン(1950-):菱形のスケッチ(4曲)/サラバンド/タンゴ
  アレハンドロ・サラディン・コテ〔コート〕(G)
 録音:2011年4月-6月、オクタヴェン・オーディオ、ヨンカーズ、ニューヨーク州。全曲世界初録音。

LUNAR (独/廃盤商品/在庫僅少) 1枚あたり¥1760(税抜¥1600)

 旧東独圏の音源を ARS VIVENDI レーベルで発売していた Magna Tonträger Produktions GmbH.が所有していた別レーベルで、既に活動を終了したルナール・レーベルの廃盤在庫品を発見。現地完売まで輸入対応致します。なお、ジャケットは基本的に紙1枚のみで、ブックレットはございません。ディジタル録音に関しては、主に1980年代後半-1990年代前半まで活動したと思われる Cirrus Classics レーベル(1983年に創業した 英 Castle Communications 傘下。他にも "D Sharp", "Jem Classics" といったレーベル名で、記号部分のみ異なるアイテムが出た場合があるようだが、詳細不明)からライセンスを得たと思しきアイテムが多いが、これらは2000年代初頭に、数タイトルがアメリカで超廉価盤発売されたのを最後に、以降ほぼ入手出来なくなっている。また、本体には録音データが無いか、月までの記載となっている物が多く、ジョン・ハント著「フィルハーモニア管 全ディスコグラフィ 1945-1987 」(1987年出版)、PHILIP STUART 著「 LSO ディスコグラフィ 2009年版 」(http://images.cch.kcl.ac.uk/charm/liv/pubs/LSO.pdf ; 938 ページあるため、読み込みに時間がかかります。ご注意下さい)等によって日付等を補完しています。
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「メサイア」(ドイツ語版/抜粋)
 レギーナ・ヴェルナー(S) ハイディ・リース(A)
 ペーター・シュライアー(T) テオ・アダム(B)
 ヘルムート・コッホ指揮ベルリン放送cho.&so.(旧東ドイツ)
 録音:本体にはデータ記載なし(1973年)。
LUNAR-2153162
完売
入手不能
フィンランディア〜ロジェストヴェンスキー&LSO 、シベリウス管弦楽作品集
 フィンランディア Op.26 /悲しいワルツ Op.44 No.1 /カレリア組曲 Op.11 /
 トゥオネラの白鳥 Op.22 No.3 /ホホヨラの娘 Op.49
  ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮LSO
 録音:本体にはデータ記載なし
ピーターと狼、動物の謝肉祭、おもちゃの交響曲
 プロコフィエフ(1891-1953):ピーターと狼(交響的物語) Op.67 (*)
 サン=サーンス(1935-1921):動物の謝肉祭(+)
 エドムント・アンゲラー(1740-1794)
  [伝 レオポルト・モーツァルト(1719-1787)]:おもちゃの交響曲
 ピーター・ユスティノフ(朗読;*) ニコラス・ウォーカー、ローラ・オゴーマン(P;+)
 フィリップ・エリス指揮フィルハーモニック(o.)
 録音:データ記載なし(おそらく1987年か1988年)。オケはフィルハーモニア管だが、独語翻訳時の誤訳か?。後出: ASV (Sanctuary Classics) RESONANCE, CDRSN-3027 。
LUNAR-2153170
完売
入手不能
ビゼー(1838-1875):組曲「カルメン」第1番&第2番
グリーグ(1843-1907):組曲「ペール・ギュント」第1番
クリストファー・シーマン指揮
フィルハーモニックo.
 録音:1987年5月(1987年5月29日-30日)、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン、イギリス。
クラシック・ギター作品集
 ジョン・ダウランド(1563-1626):
  エリザベス女王のガイヤルド/憂鬱なガイヤルド/ファンタジア ト長調
 ルイス・デ・ミラン(1500年頃-1561年以後?):ファンタジア
 ルイス・デ・ナルバエス(1500年頃-1555/1560):牛を見張れ
 ヴィヴァルディ(1678-1741):アダージョ ホ短調
 フェルナンド・カルッリ(1770-1841):モデラート ニ長調/ワルツ ホ短調/アレグロ ト長調
 マッテオ・カルカッシ(1792-1853):練習曲 イ長調
 マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):アンダンテ ハ長調/モデラート ホ短調
 パガニーニ(1782-1840):ソナタ ハ長調
 J.S.バッハ(1685-1750):アンダンテ ハ長調
 フェルナンド・ソル(1778-1839):モーツァルトの首代による変奏曲
 フランシスコ・タレガ(1852-1909):
  前奏曲 ホ長調/マリエタ/アデリタ/アルハンブラの思い出
 ティモシー・ウォーカー(G)
 録音:1987年6月、アートワーカーズ・ギルド。他出CD : Cirrus (UK), CICD 1013, CD DRIVE (U. S. A. ), 3713, St. Clair (U. S. A. ), 7368(以上 当店未案内、廃盤)。
LUNAR-2153172
完売
入手不能
チャイコフスキー(1840-1893):弦楽セレナード ハ長調 Op.48
ドヴォルジャーク(1841-1904):弦楽セレナード ホ長調 Op.22
 ユーリー・アーロノヴィチ指揮 LSO
 録音:1987年6月(1987年6月1日-3日)、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン、イギリス。
シューベルト(1878-1828):ピアノ五重奏曲 イ長調「ます」 Op.114 D.667
 ゼウス・アンサンブル
   [ジョン・ビンガム(P) バリー・ワイルド(Vn) ベン・ケナード(Va)
    ジョージ・ロバートソン(Vc) マイク・ブリテン(Cb)]
 録音:1987年2月、聖バーナバス教会、ロンドン、イギリス。 他出CD : Cirrus (UK), CICD 1008(当店未案内、廃盤)。
LUNAR-2153174
完売
入手不能
ロマンティック・クラシック
 ヤン=パスカル・トルトゥリエ指揮 LSO
 録音:1985年(1985年1月15日-16日)、EMIスタジオ
ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲集「四季」
 ヴラディーミル・スピヴァコフ(Vn)指揮モスクワ・ヴィルトゥオージ
 録音:データ記載なし。他出CD : Cirrus (UK), CICD 1003(当店未案内、廃盤)。
グリーグ(1843-1907):ピアノ協奏曲 イ短調
シューマン(1810-1856):ピアノ協奏曲 イ短調
ウェンディ・ファン・チェン(P)
トーマス・ザンデルリング指揮
LPO
 録音:1990年、ブレックヒース(と本体に記載されているが、おそらくブラックヒース)・コンサートホール、ロンドン、イギリス。
ラインスベルク宮廷楽団の音楽
 クリストフ・シャフラート(1709-1763):交響曲 イ長調
 エドゥアルト・グレル(1800-1886):アンダンテ・カンタービレ(*)
 ボリス・チャイコフスキー(1925-1996):シンフォニエッタ Op.32
 アンドレアス・アイグミュラー(1952-):
  弦楽のための音楽「モーツァルトのみについて考えるのではなく」 Op.61
 ゲジーネ・コンラート(Vc;*) ヒルマール・シュマーレンベルク指揮シャフラート室内o.
 録音:1992年3月27日-29日、村の教会、マルツァーン、ドイツ。当レーベルの独自録音と思われ、2013年現在でも他盤の発売は無し。

TANIDOS (西) 特記以外 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 スペインのマドリッドに本拠を置くセベラル・レコーズのクラシカル・レーベル。旧譜はこちらから
アルベニス(1860-1909):
 ピアノのためのロマンティック作品集
 ソナタ第3番 Op.68 /12の性格的小品 Op.92
ベレン・
 ゴンサレス=ドモンテ(P)
 録音:2012年6月6日-8日、マドリッド音楽院、スペイン。
 ベレン・ゴンサレス=ドモンテはスペインのマドリッドに生まれ、ギリェルモ・ゴンサレス(マドリッド音楽院)、ジャン・ポール・セヴィラ(パリ)、アルフレッド・ムーレドス(ダラス、アメリカ合衆国)に師事したピアニスト。スペイン音楽、中でもグラナドス、アルベニス、ファリャ、モンポウ、エルネスト・アルフテルを得意としている。
アントニオ・ソレル(1729-1783):
 未出版の5曲を含む鍵盤ソナタ集
 〔第134番(*) /第135番(*) /第113番/第129番/
  第136番(*) /第137番(*) /第130番/第138番(*) 〕
ルイス・リコイ(P)
 録音:2012年7月、スタジオC.A.T.A.、マドリッド、スペイン。
 未出版の5つのソナタ(*)は概ね「緩-急-メヌエット」の3楽章構成で、ソレルにしては珍しくドメニコ・スカルラッティの影響を感じさせず、当時のロンドンやウィーンで流行していた様式への接近を見せている。ルイス・リコイはマドリッド音楽院を卒業後、モスクワ音楽院でアレクサンドル・ソボレフに師事したスペインのピアニスト。
エトノス・アトラモ
 イントロバドリアス[Introvadorías](アンダルシアのムワッシャハ)/
 ディアスポラ(離散民)[Diásporas](アンダルシア伝承
   +マルティン・コダスの「カンティガス・デ・アミゴ」+アルメニア伝承)/
 田舎の踊り[Danzas villanas](フアン・デル・エンシナ+トワノ・アルボー)/
 塩の柱廊[Pórtico de sal](カリクストゥス写本)/
 歌[Cantares](アルメニア伝承+ギリシャ伝承)/
 海の彼方[Lejos del mar](アルメニア伝承)/
 リンゴとレモン[Manzana y limón](セファルディム伝承)/
 ガゼルと羊飼い[La gacela y el pastor](アンダルシアのムワッシャハ)/
 囚われた恋人[Amor cautivo](トワノ・アルボー)/
 ヤヌスの約束[Las promesas de Jano](アシュケナージ伝承+セルビア伝承)/
 長い道のりを[Por largos caminos](ジプシー伝承)
  エトノス・アトラモ
   [ペパ・G.リリョ(歌/レベック/タンブリン/ダルブッカ/バウロン/ベンディル/
             シンバル、クロタロス〔フィンガー・シンバル〕/メタル・カーテン)
    ガブリエル・ナバロン(キーボード/Hp/チベタン・ボール/プログラミング/アンビエント)〕
 録音:2009年11月、2012年12月、スタジオ・クリソル・デ・ウトピアス、トレド、スペイン。
 エトノス・アトラモは2007年、世界の古楽・伝承音楽とエレクトロニクスを融合したサウンドを目指してスペインの二人のミュージシャンにより結成されたユニット。
 #タニドス・レーベルを擁するセベラル・レコーズ傘下のセベラリア・ムジカ(Severalia Musica)というレーベルから発売されているアイテムで、商品にはそちらの記載が成されていると思われます。

UNIVERSAL SPAIN (西)

 UNIVERSAL のスペイン支社から発売されているローカル盤。メジャー・レーベルの商品ですが、価格帯が一般商品とは全く異なる上、アイテムごとにも差があるため、当項目でご案内しています。
 基本的に初回生産限定商品につき、お早目のオーダーをお願いします。ご案内済旧譜はこちらから
UNIVERSAL MUSIC SPAIN "Deutsche Grammophon"
0028947648222
buyボタン
[476 482-2]
【注目盤】
\3630(税抜\3300)
イベリア〜ドビュッシー、ラヴェル:管弦楽作品集
 ドビュッシー(1862-1918):イベリア
 ラヴェル(1875-1937):
  スペイン狂詩曲/道化師の朝の歌/ボレロ(*)
ジュゼプ・ポンス指揮
スペイン国立o.
 録音:2010年6月16-20日(*以外)、2011年9月20-24日(*)、国立音楽堂シンフォニー・ホール、マドリッド、スペイン。
 スペインの指揮者とオーケストラによるドビュッシーとラヴェルのスペイン風作品集。ジュゼプ・ポンス(1957年カタルーニャ生まれ)が2003年以来音楽監督を務めるスペイン国立o.を指揮。
0028947649281
buyボタン
[476 492-8]
【注目盤】
\3630(税抜\3300)
パナンビ〜ヒナステラ(1916-1983):管弦楽作品集
 バレエ組曲「エスタンシア」 Op.8 (1941) /
 バレエ「パナンビ」 Op.1(全曲;1934-1936) /
 序曲「クレオールのファウスト」(1943)
ペドロ・アルフテル指揮
グラン・カナリアpo.
 録音:2010年6月26日-30日、アルフレード・クラウス・アウディトリアム・シンフォニー・ホール、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア、スペイン。
 ヒナステラの出世作である「パナンビ」を中心に据えた一枚。ペドロ・アルフテルは作曲家クリストバル・アルフテル(ロドルフォ・アルフレル、エルネスト・アルフテルの甥)の息子として1971年マドリッドに生まれたスペインの指揮者・作曲家。スペイン領カナリア諸島を代表するオーケストラであるグラン・カナリアpo.の音楽監督を務めている。
UNIVERSAL MUSIC SPAIN "DECCA"
0028947646631
buyボタン
[476 466-3]
【注目盤】
\3630(税抜\3300)
スペインの合唱音楽
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):自ら望みを満たす者は幸いである[Beatus vir]
 フランシスコ・ゲレロ: Si tus penas no pruevo / La tierra s'está gazando
 ジュアン・セレロルス(1618-1680):めでたし、天の元后[Ave Regina coelorum]
 パブロ・カザルス(1876-1973):おお、道行くすべての者たちよ[O vos omnes]
 フェデリコ・モンポウ(1893-1987):魂の歌[Cantar del alma](*)
 ロドルフォ・アルフテル(1900-1987):3つの墓碑銘[Tres epitafias] Op.17
  〔ドン・キホーテの墓のために[Para la sepultura de Don Quixote] /
   ドゥルシネアの墓のために[Para la sepultura de Dulcinea] /
   サンチョ・パンサの墓のために[Para la sepultura de Sancho Panza]
 アントン・ガルシア・アブリル(1933-):
  われらの父[Pater noster]/アヴェ・マリア[Ave Maria]
 オスカル・エスプラ(1886-1976):レバント地方の2つのトナダ[Dos tonadas levantinas]
  〔山の歌(脱穀の歌)[De la sierra (Canta de trilla)] /
   海の歌(地中海風)[De la matrina (Mediterranea)]
 ビセンテ・ゴイコエチャ(1854-1916):アヴェ・マリア[Ave Maria](*)
 ヘスス・グリディ(1886-1986):アヴェ・ヴェルム・コルプス[Ave verum corpus](*)
 シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):3つの黒人の歌[Tres canciones negras]
   〔ハバネラ調[Punto de habanera](+) /
    黒人の子守歌[Canción de cuna para dormir a un negrito](+) /
    黒人の歌[Canta negro] 〕/
  聖母の嘆き[Il Pianta della Madonna](+)
 ルイス・デ・パブロ(1930-):3つの宗教的断章[Tre frammenti sacri](#)
  〔詩篇唱和[Il salmo responsarile] /福音書賛[L'acclamazione al Vangelo] /
   福音書朗読の後の歌[Il canto dopo il Vangelo]
 ミレイア・バレラ指揮スペイン国立cho.
 ダビド・マレト(Org;*) セルヒオ・エスペホ(P;+) マヌエル・ブランコ、
 アダン・デルガド(Tp;#) フアン・カルロス・マタモロス(Tb;#)
 録音:2010年6月21日-26日、国立音楽堂室内楽ホール、マドリッド、スペイン。
 スペイン国立合唱団は1971年に創設されたマドリッドの国立音楽堂に本拠を置く合唱団。2005年から2010年まで合唱指揮者ミレイア・バレラが音楽監督を務めた。

ACCORD 価格帯記載無し:1CDあたり¥2530(税抜¥2300)

 旧譜はこちらから(発売が古いものには、掲載中のアイテムでも入手出来ない物が含まれています)。
481 007-8
buyボタン
(2CD)
ダンディ(1851-1931):歌劇「異邦人」Op.53 (1903)
 カサンドル・ベルトン(S) リュドヴィク・テジエ(Br) マリウス・ブレンチウ(T)
 ノーナ・ヤヴァキーゼ(Ms) ベネディクト・ルサンク(S) フランク・バルド(T)
 ファビアンヌ・ウェルカン(Ms) ピエトロ・パラジ(B) フロラン・エムビア(B)
 ジョシアーヌ・ウピエ=バンヴェル(S) マリーヌ・シャブー=クルザ(Ms) アレクサンドラ・ドファン(S)
 ローレンス・フォスター指揮モンペリエ国立歌劇場o.、フランス放送cho.
 録音:2010年7月26日、ベルリオーズ歌劇場、モンペリエ、ライヴ。全曲は世界初録音。 ドビュッシーとは対照的に古典主義的で、「作曲法綱要」などの著作でも知られ、民謡の収集やスコラ・カントルムを設立、厳格な教育者・理論家としても近代フランス音楽に貢献したダンディ。この「異邦人」と、1902年に初演されたドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」をめぐって、ドビュッシー派とスコラ・カントルム派との間には激しい論争が起こった。
480 408-8
buyボタン
(3CD)
フンパーディンク:歌劇「王様の子供たち〔王子と王女〕」(フランス語版)
 ヨナス・カウフマン(T;王の息子) オフェーリア・サラ(S;ガチョウ番の娘)
 デトレフ・ロート(Br;ヴァイオリン弾き) ノラ・グビッシュ(Ms;魔女)他
 アルミン・ジョルダン指揮モンペリエ国立o.、ラトヴィア放送cho.
 録音:2005年7月。前出・旧品番:476 915-1(発売:2006年)。なお、初出盤では「ドイツ語歌唱」「フランス初演」とアナウンスに記載されていた。ジョルダン死去前年の録音。歌劇「ヘンゼルとグレーテル」の作曲者として有名なフンパーディンクだが、「王様の子供たち」もおとぎ話を元にしたオペラ。放浪の王子と、魔女によってガチョウ飼いに姿を変えられてしまった王女の恋物語で、そのみすぼらしい姿のために人々から王位を認めてもらえず、悲しい運命をたどるお話。この作品はここ数年で各地で上演されるようになってきた。カウフマンは当作品の王子役を何回も演じており、このアルバム以外でも、メッツマッハー指揮チューリヒ歌劇場のライヴでも見事な歌唱で演じていた (Decca DVD & BD)。当盤は初のフランス語版による録音で、歌唱、パフォーマンスなど絶賛された。

CENTAUR (米) 〔速報版〕 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 既案内分はこちらから
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲集
 〔第1番「クロイツェル・ソナタ」/第2番「ないしょの手紙」〕
  アリアンナSQ [ジョン・マクグロッソ(Vn) デイヴィッド・ギルハム(Vn)
            ジョアンナ・メンドーサ(Va) クルト・ボールドウィン(Vc)]
 録音:2009年6月1日-5日、リー・シアター、アメリカ。
スティーヴン・スターリク、レトロスペクティブ Vol.4 〜プロコフィエフ(1891-1953):
 ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19 (*) /
 ヴァイオリン・ソナタ(#)〔第1番 ヘ長調 Op.80 /第2番 ニ長調 Op.94bis 〕
  スティーヴン・スターリク(Vn) ベルナルド・ハイティンク指揮(*)
  アムステルダム・コンセルトヘボウo.(*) マリオ・ベルナルディ(P;#)
 録音:1961年10月8日、ライヴ(*) / 1966年(#)、ロンドン、1966年(+)。使用楽器:ストラディヴァリウス "Hochstein" 、1715年製の(*) /ガァルネリ・デル・ジェス "Papini" 、1739年製(#)。
スティーヴン・スターリク、レトロスペクティブ Vol.5 〜モーツァルト
 ヴァイオリン協奏曲 ト長調 K.216 /アダージョ ホ長調 K.261 /
 弦楽五重奏曲 ト短調 K.516 (*) /協奏交響曲 変ホ長調 K.364 (#)
  スティーヴン・スターリク(Vn) ハイメ・ワイゼンブルーム(Vn;*)
  リヴカ・ゴラーニ=エルデス(Va;*) ジョン・メア(Va;*)
  ピーター・シェンクマン(Vc;*) オスカー・シュムスキー(Va;#)
  デイヴィッド・ミラー指揮ザ・メインリー・モーツァルトo.(#)
 録音:年代記載無し(無印/*)、1981年(*/#)、ライヴ(*以外?)、すべて録音地記載無し。特に注目はオスカー・シュムスキーがヴィオラで参加している(#)。
スティーヴン・スターリク・ウィズ・ジョン・ペリー〜レトロスペクティヴ Vol.6
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」(*)
 バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番 嬰ハ長調 Op.21 (#)
  スティーヴン・スターリク(Vn) ジョン・ペリー(P)
 録音:1980年(*) /1969年-70年頃、ライヴ(#)。使用ヴァイオリン:ストラディヴァリウス(*/#)、1727年製「 Barrere 」(*)、 1736年製「 Muntz 」(#) 。ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴso.のコンサートマスターを歴任したスティーヴン・スターリクのシリーズ第6巻。デュオを組むジョン・ペリーは、ブゾーニ、ヴィオッティ、マルグリット・ロンの各国際ピアノ・コンクールで入賞歴を持つ。
オーボエ、ファゴットとピアノのための木管三重奏曲集
 ラリエ:オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏 Op.22
 リング:オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲
 カー:オーボエ、ファゴットとピアノのためのディヴェルティメント
 ピーター・ホープ(1930-):オーボエ、ファゴットとピアノのための4つのスケッチ
  スリー・ウッド・トリオ
 録音:2011年7月9日-12日、サリヴァン・レコーディング、メドフォード、アメリカ。
マルコ・カッツ:詩集「空の石 [Las piedras del cielo] 」(全26曲)
 ナオミ・カッツ・コーエン(S) ボブ・ロドリゲス(P)
 録音:2011年秋、オクタヴン・オーディオ、アメリカ。ジャズ&サルサ・トロンボーン奏者マルコ・カッツによる作品。原詩はチリの国民的詩人パブロ・ネルーダによる同名作で、おそらく全30編の詩から26曲を選んでいる。
ダヴィド・フィンコ(1936-):協奏曲集
 ヴィオラ協奏曲[マイケル・シュトラウス(Va)/録音:1995年9月11日]/
 ヴァイオリン協奏曲[ミハイル・ツィンマン(Vn)/録音:2000年1月24日]/
 ピアノ協奏曲「モーセ」[マルカントニオ・バローネ(P)/録音:2009年5月26日]/
 ピッコロ協奏曲[ミミ・スティルマン(ピッコロ)/録音:2009年5月25日]
  ジェイムズ・フリーマン指揮オーケストラ2001
 レニングラード(現サンクトペテルブルク)生まれで、1979年にアメリカへ移住したダヴィド・フィンコは、1950年代-1960年代初頭、ソヴィエト海軍で潜水艦技術者として活躍したと言う珍しい経歴を持つ。作品には第二次世界大戦で受けた経験や衝撃が表現されているという。
ジョン・ロドビー(1944-):交響曲第2番/Rilkegesangen/Music for A Cinema Noir Sequence
  カーク・トレヴァー指揮スロヴァキア・ナショナルso.
 録音:2010年9月25日-26日、スロヴァキア放送コンサート・ホール、スロヴァキア。ジョン・ロドビーは、アメリカの女優ダイナ・ショア(1916-1994)の音楽ディレクターを26年間、アル・マルティーノ(1927-2009)の同じく音楽ディレクターを11年間務めたという、ハワイ出身の作曲家。
女性作曲家のサクソフォン作品集
 タワー:ファンタジー / サティン:グリート・デル・コラゾン / ルファー:再発
 アウエルバッハ:祈り / ラーセン:無言歌 / ヴァン・デ・ヴェイト:アルト・サクソフォンのための組曲
 ラーセン:プレスト=ディジタル、カンティ・ブレヴィ

  ビル・ペルコンティ(Sax) ケイ・ザヴィスラーク(P) ポール・グローブ(G)
 録音:2011年8月10日-11日、ハンプトン・スクール・オブ・ミュージック・リサイタル・ホール、アメリカ。
ローマのヘンデル
 ヘンデル:トラヴェルソのための協奏曲 ニ短調 / ボノンチーニ:彼の小屋の外で
 コレッリ:トリオ・ソナタ第5番 変ロ長調 Op.2 / ルリエール:あなたのその愛が欲しい
 ガスパリーニ:トラヴェルソのための協奏曲 イ短調 / ヘンデル:カンタータ「あなたが誠実で一途って」HWV.171

  クリステン・ワトソン(S) ミュージシャンズ・オヴ・ザ・オールド・ポスト・ロード
 録音:2011年5月23日、25日-26日、チェストナット・ヒル、アメリカ。1706年にドイツからイタリアへ渡り、ローマに滞在していたヘンデルと同世代の作曲家たちによる作品集。ミュージシャンズ・オブ・ザ・オールド・ポスト・ロードは、2001年ドイツ、レーゲンスブルク音楽祭で目覚ましい活躍をみせたピリオド・アンサンブル。メンバーはターフェルムジーク・バロック管、ヘンデル&ハイドン・ソサエティ等にも参加しているという。
ラフマニノフ&ヒナステラ〜 チェロ作品集
 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19 /東洋風の踊り Op.2 No.2 /前奏曲 Op.2 No.1 /リート
 ヒナステラ:チェロ・ソナタ Op.49 /パンペアナ第2番 Op.21 /
       プネニャ第2番 Op.45「パウル・ザッハーへのオマージュ」

  イヴリン・エルシング(Vc) サンティアゴ・ロドリゲス(P)
 録音:2009年5月28日-30日、9月8日-10日、ザ・エルシー&マーヴィン・デケルボウム・コンサート・ホール、アメリカ。ヘンデル祝祭o.で15年間首席チェリストを務めた女流チェリストのエルシングと、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの銀メダリストでキューバ出身のピアニスト、ロドリゲスのデュオ・アルバム。
コンヴァージェンス〜ソプラニーノ・サクソフォンのための編曲集
 ロカテッリ:ソナタ ニ長調 / ヘンデル:オーボエ・ソナタ ハ短調
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007 / ジュリアーニ:主題、変奏とメヌエット
 モーツァルト:ディヴェルティメント第2番 / フォーレ:シシリエンヌ Op.78 / ドリーブ:花のデュエット
 シンディング:ラステル・オブ・スプリング / ボノー:ワルツ形式によるカプリス
 ドビュッシー:6つの古代の墓碑銘より / カヴァルカンテ:ファルベン

  ファレル・ヴァーノン(ソプラニーノSax) メラニー・ブーコウト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  マルコス・S.カヴァルカンテ(G) スー・デ・ヴィート(バスCl)他
 録音:2010年-2011年。「ハイ・ノート〜ソプラニーノ・サクソフォンのための新しい音楽」(CRC-3142)に続く、ソプラニーノ・サクソフォン奏者ヴァーノンの第2弾は、全曲ヴァーノン自身の編曲。
ヴォヤージュ・ホーム〜フィンランド、スウェーデンとノルウェーの歌
 メラルティン:私は森の経路に沿って一緒にさまよって Op.4 No.1 / ソニネン編曲:カレワラ・メロディ
 パーシウス:バラディ / マルヴィア編曲:柳は海岸に生え / シベリウス:夜へ Op.17 No.6
 V.ハンニカイネン編曲: Just who will heat the sauna? / ピルカネン:パストラーレ Op.21 No.2
 メリカント:優しく歌え、我が悲しみを / シベリウス:それは夢だった Op.37 No.4 / ハンナカイネン:リスの巣
 キム・ボルイ(1919-2000):我が心の歌 / 伝承曲: Tuoll' on mun kultani / アルネス:2人の幸せ Op.26 No.1
 ラルフ・ゴトーニ編曲:フィンランドの5つの民謡より / ラングストレム:瞬間/ There are so many
 グリーグ:水蓮を手に Op.25 No.4 /君を愛す Op.5 No.3 /そして私は恋人がほしい Op.60 No.5
 ペッテション=ベリエル: There is nothing like waiting / ベルマン:翼のある蝶 / オレーン:夏の讃美歌
 スウェーデン民謡讃美歌:我が魂よ、忘れよ / ヌードクヴィスト:海へ / ヘッグ編曲:伝承曲からの編曲集

  ミミ・ファルマー(S) ロンダ・クライン、ブルース・ベングソン(P)
 録音:2011年。祖父母がフィンランド&スウェーデン移民のミミ・ファルマーは、ワシントン・ポスト紙で称賛された。フィンランドの名バス歌手、キム・ボルイによる作品と言う珍しいものも入っている。
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲〔第1番−第6番 BWV.1007-1012 〕
 カーマイン・ミランダ(Vc)
 録音:2011年12月-2012年1月、シンシナティ、アメリカ。1988年ベネズエラ生まれのカーマイン・ミランダは、シモン・ボリバル音楽院でチェロを学び、シノーポリが指揮するシモン・ボリバル・ユースo.に参加、エル・システマが育んだ将来をされているチェリスト。
ベネデット・ヴィナッチェージ(1666-1719):独唱カンタータ集
 〔フィリ、あなたの目の一つ/ Belve, se mai provaste /川の浅瀬で/彼の女性との距離で/
  Hor fia mai ver, o lontananza infida / Ingratissima clori /恋人たちの幻滅/ Dal tuono il lampo aspetta 〕

  ヴィナッチェージ・アンサンブル
 録音:2011年11月1日-8日、ユニテリアン・ユニヴァーサリスト協会、アメリカ。ヴィナッチェージはイタリア北部で活躍、マントヴァとブレスチアで合唱指揮者を務め、1704年にはヴェネツィア・サン・マルコ大聖堂の第2オルガニストとなった。ルイ14世の曾孫のために「セレナード」を作曲したともいう。ヴィナッチェージ・アンサンブルは2008年結成の古楽アンサンブル、で17世紀イタリア、ヴェネト、そしてヴィナッチェージの作品を主要レパートリーとしている。
テレマン(1681-1767):室内楽作品集
 四重奏曲 ト長調 TWV43: G2 /
 四重奏曲第6番 ホ短調 TWV43: E4 /
 トリオ・ソナタ ト短調 TWV42: G5 /
 トリオ・ソナタ ホ短調 TWV42: E2 /
 四重奏協奏曲 イ短調 TWV43: A3
アウロス・アンサンブル
[クリストファー・クルーガー
 (Fl-tr/リコーダー)
 マーク・シャッハマン(Ob)
 リンダ・クァン(Vn)
 マイロン・ルッカ(Vc)
 アーサー・ハース(Cemb)]
 録音:2012年5月13日-14日、スキナー・ホール、アメリカ。ピリオド楽器使用。ラモーの管弦楽組曲(CRC-2970)で小編成ならではのスマートで新鮮な演奏を聴かせてくれた、1973年結成のアメリカの古楽演奏団体アウロス・アンサンブルによるテレマン。クリストファー・クルーガーは、ボストン響、ボストン・ポップスの首席を務め、古楽奏者としてもヘンデル&ハイドン・ソサエティ、スミソニアン・チェンバー・プレイヤーズ、ボストン・バロックで活躍するフルーティスト。

CRYSTAL CLASSICS (独) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

 旧 CAPRICCIO の親会社であった DELTA MUSICの傘下で、CAPRICCIO 音源を引き継いでいるのだというレーベル。CAPRICCIO の音源は、先にこのレーベルのプロデューサーが新たに PHOENIX EDITION という別レーベルを起し、その後 CAPRICCIO もその傘下に入ったと伝えられていたが、記載した以上の詳細については、現時点でも不明。更にややこしい事に、今回アナウンス分から PHOENIX EDITION で以前発売された新録音の再発が開始されてしまった・・・。
 #なお品番が 旧 CAPRICCIOで存在した67XXXと同一で、さらに大変まぎらわしい事に「CAPRICCIOと同番号のアイテムでも別の内容」となっています。当 CRYSTAL CLASSICSでは頭に「N」が付いており、これを取ると CAPRICCIO レーベルの品番(別内容)という扱いになってしまいますので、ご注意下さい。
N-67048
buyボタン
(2CD)
エルッキ・メラルティン(1895-1937):ピアノ独奏作品集
 6つのピアノ小品「小片」 Op.7 (1899?) /伝説第2番 Op.12 (1900) /
 組曲(5つのピアノ小品)「悲しみの園」 Op.52 (1908) /ピアノのための叙情小品集 Op.59 (1909) /
 6つのピアノ小品「神秘の森」 Op.118 (1923) /ピアノのための6つの小品 Op.123 (1924-25) /
 24の前奏曲集 Op.85 (1913-20) /印象「われに觸るな [Noli me tangere] 」Op.87 (1914) /
 伝説第1番 Op.6 (1900) /ピアノ・ソナタ第1番「啓示的幻想曲 [Fantasia apocaliptica] 」 Op.111 (1921)

  マリア・レットベリ(P)
 録音:2008年11月、2009年7月。(P) + (C) 2011, Deutschlandradio / CAPRICCIO 。
ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):
 夜想曲 Op.70 No.1(管弦楽版; 1891)/ピアノ協奏曲第2番 変ロ短調 Op.66 (1884-85) /
 主題と変奏 Op.58 (1882) /夜想曲 Op.70 No.1(ピアノ版; 1888)
  ピエトロ・マッサ(P) シュテファン・マルツェウ指揮新ブランデンブルクpo.
 録音:2009年11月11日、2010年1月25日、一部ライヴ。(P) + (C) 2009, Deutschlandradio / CAPRICCIO 。
streichtrio berlin
 ジョリヴェ:弦楽三重奏のための組曲 / ミヨー:弦楽三重奏曲 Op.274
 ルーセル:弦楽三重奏曲 イ短調 Op.58 / フランセ:弦楽三重奏曲 / ミヨー:3声のソナチネ Op.221b

  ベルリン弦楽三重奏団[トーマス・セルディッツ(Vn)
               フェリクス・シュヴァルツ(Va) アンドレアス・グレーゲル(Vc)]
 録音:2008年11月20日-21日、24日。(C) 2008, Deutschlandradio / (C) + (P) 2011 CAPRICCIO 。
N-67054
buyボタン
(3CD)
マンフレート・グルリット(1890-1972):歌劇「ナナ」
 独唱者たち エンリコ・カレソ指揮エアフルトso.、エアフルト歌劇場cho.
 録音:2010年4月、エアフルト劇場、ライヴ。世界初録音。(P) + (C) 2011 CAPRICCIO 。なお、商品の一部にグルリットの生没年が『 1820-1972 』と誤記されている可能性がありますが、このまま供給されます。
レインゴリト・グリエール(1875-1956):ピアノ作品集
 6つの小品 Op.26 /3つの小品 Op.21 /3つのマズルカ Op.29 /3つの小品 Op.19 /
 「8つのやさしい小品」 Op.43より/12のスケッチ Op.47 より/20の前奏曲集 Op.30
 コリンナ・ジモン(P)
 録音:2009年7月27日-29日。(P) + (C) 2011, Deutschlandradio / CAPRICCIO 。なお、Op.43 が『8つの特徴的な小品』、Op.30が『25の前奏曲』とされているが、本体の記載からすると誤り。共に Wkipedia 等にもこの記載があり、Op.30 は実際に25曲の作品であるようなので、抜粋か( Op.43 は印刷譜でも上記表記なので、Wikipediaの誤記と思われる)。
リッカルド・ザンドナーイ(1883-1944):ピアノ独奏作品全集
 テレフンケン(1929) /ワルツのテンポで(1914) /モンタニーナの歌(1902) /子守歌(1902) /
 雪の中の花(1931) /間奏曲「ピアノ独奏のためのジュリエットとロメオのカヴァルカータ」(1922) /
 夕方(1904) /若々しい夢(1895) /4手ピアノのための交響的印象「ソーレ渓谷の春」(1920) (*)

  ピエトロ・マッサ(P)
 録音:2009年2月11日-13日。(P) + (C) 2011 。(*)は2手版か多重録音と思われるが、外装には記載無し。
夜の夢〜ボー・スコウフス、オーケストラ伴奏編曲による歌曲集
 シュポア/エルゲン・ハイツ編曲:6つの歌曲 Op.154 / シューベルト/レーガー編曲:3つの歌 D.93
 ベートーヴェン/ストラヴィンスキー編曲:のみの歌 Op.75 No.3
 ヴォルフ/レーガー、ラファエル、ストラヴィンスキー編曲:
  スペインの歌の本より/イタリアの歌の本より/メーリケ詩集 より
 シベリウス/セーゲルスタム、パーメット、ヤラス、ヘルマン、パングー編曲:7つの歌
 R.シュトラウス/ローベルト・ヘーガー編曲:たそがれの中を行く夢/ひそやかな誘い/献呈

  ボー・スコウフス(Br) ユライ・シツマロヴィック(Vn)
  シュテファン・ブルーニエ指揮ケルン放送o.
 録音:2009年2月2日-7日。(C) 2009, WDR / (P) + (C) 2011 。指揮者ヘーガーの編曲作品と言うのは珍しいはず。
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):
 英雄的牧歌劇「ザイス」〜管弦楽組曲/抒情悲劇「イポリートとアリシー」〜管弦楽組曲
  ミヒ・ガイグ指揮オルフェオ・バロックo.
 録音:2010年3月5日-7日。(P) + (C) 2011 。
マラン・マレ(1656-1728):ヴィオール曲集
 〔第1巻〜組曲 イ長調/第3巻〜組曲 ハ長調/第2巻〜組曲 ト長調〕
 ユリアーネ・ラーケ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) アルト・デコー
 録音:2010年2月8日-11日。(P) 2010, Deutschlandradio / (P) + (C) 2011 。ユリアーネ・ラーケはブレーメンとハーグでヒッレ・パール、フィリップ・ピエルロに学んだドイツの女流ガンバ奏者。
エルネスト・ショーソン(1855-1899):ピアノ四重奏曲 イ長調 Op.30
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.15
 デイヴィッド・ライヴリー(P) ベルリン弦楽三重奏団
 録音:2010年1月13日-15日。(C) 2010, Bayerischer Rundfunk / (P) + (C) 2011 。
N-67067
buyボタン
(2CD)
音楽の都、ベルリン
 J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV.1050 / グラウン:序曲 ニ短調
 フリードリヒ2世:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 / クヴァンツ:フルート協奏曲 ニ長調 Nr.116
 アウグスト・ヴィルヘルム・フォン・プロイセン:木管楽器のための行進曲 変ホ長調
 C.P.E.バッハ:シンフォニア第1番 ニ長調 Wq.183-1 / ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
 モーツァルト:弦楽四重奏曲第21番 ニ長調 K.575「プロシャ王第1番」 / ライヒャルト:ミルトンの朝の歌
 グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」より / C.P.E.バッハ:チェンバロ協奏曲 ホ長調
 J.S.バッハ:「管弦楽組曲第2番 ロ短調」〜序曲 / ロッシーニ:弦楽のためのソナタ第1番 ト長調
 ウェーバー:美しい予感がほのかに輝きはじめ / マイアーベーア:戴冠行進曲 / メンデルスゾーン:「アンティゴネ」より
 ワーグナー:歌劇「ワルキューレ」より / アイスラー:管弦楽のための3つの小品 / ワイル:ベルリン・レクイエム

   ベルリンso. ヨッヘン・コヴァルスキー(CT) ベルリン放送so.
   ベルリン・ドイツso. ベルリン古楽アカデミー シュターツカペレ・ベルリン/他
ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):ピアノ・ソナタ集
 〔第5番 Op.45 /第6番 Op.49 /第7番〕
ラーラ・イサコワ(P)
 録音:2010年6月3日-5日。(P) + (C) 2011 。
エルネスト・トッホ(1887-1964):
 色とりどりの組曲 Op.48 /チェロと管弦楽のための協奏曲 Op.35 (*) /
 モーツァルトの「愚かな民が思うには」による変奏曲(ピアノ&管弦楽版)(#)
  タチャーナ・ブローメ(P;#) ペーター・ブルーンズ(Vc;*)
  ユルゲン・ブルーンズ指揮 ベルリン室内so.(*以外)、ライプツィヒ・メンデルスゾーン室内o.(*)
 録音:2009年、2010年、2011年。(P) + (C) 2011 。(*)を除き世界初録音。
ヘンデル:オラトリオからの宗教的アリア集
 「イェフタ」HMV.70、「復活」HMW.47、「ヘラクレス」HMW.60、「サムソン」HMW.57、「メサイア」HMW.56 より
  リディア・フィアリンガー(A) イェルク・ツビッカー指揮カペラ・レオポルディナ
 録音:2004年4月。(P) + (C) 2011 。前出・旧品番: AMADEO (Universal Music Austria), 476 300-0(当店&国内未案内)。2005年 クラシック・アマデウス賞ヴォーカル部門最優秀作品賞ノミネート盤。
ヴァイル&ブレヒト:歌曲集
 三文オペラより/ベルリン・レクイエムより/ハッピーエンド/マハゴニー市の興亡より
  ギーゼラ・マイ(Vo) ヘンリー・クルトヒル指揮スタジオo.
 録音:1987年。おそらく前出: CAPRICCIO 。ただし、初出盤と曲数は17曲で同じだが、内容(または曲順?)が異なっている模様。

HERISSON [LABEL-HÉRISSON] (仏) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 国内に初案内される、パリに本拠を置くフランスのレーベル。2013年5月現在で9点を発売しており、順次御案内出来ると思われる。なお、代理店は『レーベル・ヘリソン』とカナ記載しているが、"LABEL-" は同名の音楽プロダクションがモンペリエにあるため、これとの混同を避けるためではないかと思われ、実際にアイテムの著作権表記は (P) Hérisson Prod. 2006 と言ったようなものとなっている。なお Hérisson はフランス語でハリネズミのことで、発音(カナ表記)は「エリソン」。
ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764):室内楽作品集
 易しい音楽の慰み第2集 ト短調 Op.8 /
 6つのソナタ(トリオ)集 Op.4 より Nos.1-4〔ニ短調/変ロ長調/ニ短調/ヘ長調〕
 パスティッチョ・バロッコ[ダヴィド・ワルテル(Ob) エレーヌ・ギュレ(Ob)
   ファニー・マセリ(Fg) エステル・ブライエ(Cb) パトリック・アイルトン(Cemb)]
 録音:2006年7月。パスティッチョ・バロッコは、パスカル・モラゲス木管五重奏団のオーボイスト、ダヴィド・ワルテル、1979年イタリア出身でパリ室内o.のファゴット奏者ファニー・マセリ、レ・シクエルの首席コントラバス奏者でジャズでも活躍するエステル・ブライエ等、フランスで活躍する実力奏者たちによるアンサンブル。
C.P.E.バッハ(1714-1788):クラヴィコードのための作品集
 ファンタジア〔第1番 ヘ長調 Wq.59-5 /第2番 ハ長調 Wq.59-6 〕/
 ソナタ〔ホ短調 Wq.65-30 /ホ短調 Wq.59-1 /ト短調 Wq.65-27 〕/
 幻想曲 嬰ヘ短調 Wq.67「感情」/わがジルバーマン・クラヴィーアからの別れ Wq.272
  マテュー・デュピュイ(クラヴィコード)
 録音:2008年4月21日-23日。使用楽器:クリスティアン・ゴットローブ・フーベルト、1787年製フレット式モデルのレプリカ。デュピュイ(1977-)はパリ音楽院のチェンバロ&通奏低音課程で1等賞を得た奏者。
楽しみと喜び〜テレマン(1681-1767):室内楽作品集
 三重奏曲第12番 変ホ長調/ファゴット・ソナタ ヘ短調/オーボエ・ソナタ 変ロ長調/
 ファゴット・ソナタ ホ短調/オーボエ・ソナタ ホ短調/パルティータ第4番 ト短調
  ダヴィド・ワルテル(Ob) ファニー・マセリ(Fg)
  マテュー・デュピュイ(Cemb)
  レミ・カサイニュ(テオルボ) ヴァレリー・デュラク(Vc)
 録音:2007年9月。
D.スカルラッティ(1685-1757):ソナタ集
 〔ト短調 K.121/ヘ短調 K.204/変ホ長調 K.193/イ短調 K.175/ト長調 K.124/ハ長調 K.513/
  ト長調 K.431/ニ長調 K.178/ニ短調 K.64/ニ短調 K.213/ニ短調 K.141/変ロ長調 K.273/
  ヘ長調 K.419/ト長調 K.284/イ長調 K.113/ロ短調 K.87/ロ短調 K.409/ハ長調 K.157/
  ハ長調 K.423/ニ短調 K.138/ニ長調 K.214/ニ長調 K.490/ニ長調 K.491/ニ長調 K.492〕

 マテュー・デュピュイ(Cemb)
 録音:2009年11月。使用楽器:作者不明、1710年頃ナポリ製作(1段目鍵盤:金属弦/2段目鍵盤:ガット弦)。

LCMS [LOUTH CONTEMPORARY MUSIC SOCIETY]
 (英/アイルランド) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 国内に初案内される、2006年設立でアイルランドに本拠を置くラウズ現代音楽協会の自主レーベル。#なお、アイルランドの作曲家・演奏家・地名等が含まれるはずですが、それらについてはカナ表記が不適当な可能性があります。
A Place Between
 ジョン・タヴナー(1944-): Ikon of Joy and Sorrow FR/SQ / ペルト(1935-):偉大な都市への賛歌P
 アレクサンドル・クナイフェル(1943-):天の王(弦楽四重奏、ソプラノ、ピアノとチェレスタのための版)FR/SQ/S/P/Ce
 ヴァレンチン・シルヴェストロフ(1937-):イコンFR/SQ/「25.X.1893 P. I. チャイコフスキー No.2 」〜子守歌FR/P/Vn
 ペルト:主よ、平和を与えたまえ(弦楽四重奏版)FR/SQ
 グレツキ(1933-2010):おやすみ Op.63S/Fl/P/Pe / ケージ(1912-1992):ある風景のなかでS/SQ/P/Vn/Fl/Pe

  カリノSQ SQ マイケル・マクヘイル(PP/チェレスタCe
  パトリシア・ロザリオ(SS) イオアナ・ペトク=コラン(VnVn
  ヴォアニン・ライアン(FlFl) スティーヴン・ケリー(PercPe
 録音:2009年。FRは世界初録音、あるいは当版による世界初録音。
パス [Path]
 ドミトリー・ヤノフ=ヤノフスキー(1963-): Chang Music IV
 ペルト(1935-): Von Angesicht zu Angesicht /スンマ(ギター四重奏版)
 ポリーナ・メデュルヤノワ(1974-):永遠の平和 [Ewige Ruhe]
 アレクサンドラ・ヴレバロフ(1970-):ヴァイオリンとライヴ・エレクトロニクスのための「スペル III」
 ジョン・タヴナー(1944-): Epistle of Love / Sámaveda
 ザルブ・ナデレイシュヴィリ(1957-):弦楽四重奏曲第1番〜第3楽章(*)

 ラウズ現代音楽協会
  カルドゥッチSQ ダブリン・ギター四重奏団 パトリシア・ロザリオ(S) エイモン・ダガン(Br)
  ヨアヒム・レーヴァー、エリザベス・クーニー(Vn) ディアドル・オリアリー(Cl)
  マイケル・マクヘイル(P) ヴォアニン・ライアン(Fl)他
 録音:2009年-2010年。(*)を除き、世界初録音、あるいは当版による世界初録音。ヴレバノフはセルビア、ナデレイシュヴィリはグルジアの作曲家。
夜の音楽
 イライダ・ユスポワ(1962-):キテジ-19 (2004) [リディア・カヴィーナ(テルミン)&テープ]
 ドミトリー・ヤノフ=ヤノフスキー(1963-):夜の音楽、Voice in the Leaves (2000)
  [イヴァン・モニゲッティ(Vc) ジャン・トーレル指揮 EQ アンサンブル&テープ]
 フランギス・アリ=ザデー(1947-): Aşk Havası (1998) [イヴァン・モニゲッティ(Vc)]
 グバイドゥーリナ(1931-): Repentance (2008)
  [イヴァン・モニゲッティ(Vc) マラキ・ロビンソン(B) ダブリン・ギター四重奏団]
 ドミトリー・ヤノフ=ヤノフスキー:朝(2011) [ヒリヤード・アンサンブル
   イヴァン・モニゲッティ(Vc) ジャン・トーレル指揮 EQ アンサンブル]
 録音:2010年-2011年。シルクロードの国々のコンテンポラリー作品集。ヤノフ=ヤノフスキーの「夜の音楽」は、ヨーヨー・マのシルク・ロード・アンサンブルのために作曲、アリ=ザデーはアゼルバイジャンの作曲家で、この作品はモニゲッティの50歳記念として作曲されたもの。
メタモルフォージス
 ドミトリー・ヤノフ=ヤノフスキー(1963-): Viderunt Omnes, for eight cellos (doubling percussion)
 フランギス・アリ=ザデー(1947-): Shyshtar Metamorphoses, for eight cellos
 グバイドゥーリナ(1931-): On the Edge of the Abyss, for seven cellos and two waterphones
 アレクサンドル・クナイフェル(1943-): O, Comforter, for eight cellos
 グバイドゥーリナ:幻覚:Mirage: The Dancing Sun, for eight cellos

  チェリ・モニゲッティ
 録音:2011年10月。旧ソヴィエト連邦を形成していた国々の、タタールスタン共和国のグバイドゥーリナ、ウズベキスタンのクナイフェル、アゼルバイジャンのヤノフ=ヤノフスキーとアリ=ザデーによるチェロ八重奏のための新しい音楽。

ALIA VOX 特記以外
 価格帯C[主にSACD/DVD]:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
AVSA-9897
buyボタン
(4 HYBRID_SACD)
2枚価格
価格帯:C
ラ・カペリャ・レイアル・デ・カタルーニャ、設立25周年ボックス
 CD1:カラブリア侯爵の歌曲集(*)
  バレンシア・アラゴン王国、フェルディナンド公宮廷で奏された歌曲集より(17曲)
 CD2:エンサラダ集 (#)
  老マテオ・フレチャ:ラ・フスタ〔一騎打ち〕/エル・フエゴ〔火事〕/ラ・ボンバ〔ポンプ〕(抜粋)
  アラウホ:モラレスのバタリャ〔戦い〕 / エレディア:エンサラダ

 CD3:16世紀のビリャンシコとエンサラダ集(+)
  パレハ:世界と音楽とすべての調和(無限カノン) / 作者不詳:もしあなたが目覚めるなら/おお輝ける月よ
  ミラン:パヴァンとガイヤルド / カルセレス:私はひとりきりで、処女
  作曲者不詳/ナルバエス編曲:何で顔を洗いましょう / 作者不詳:古い舞曲 / カルセレス:ファラララソレラ
  作者不詳:誰も眠ってはならぬ / ミラン:ファンタジア第8番 / カルセレス:ラ・トルリャ(騒ぎ)

 CD4: ジョアン・セレロルス(1618-1676) (**) :死者のためのミサ曲/戦時のミサ曲
  ジョルディ・サバール指揮ラ・カペリャ・レイアル・デ・カタルーニャ
  モンセラート・フィゲーラス(S) エスペリオン XX (#/+)
 録音:1995年9月(*)、1990年1月(+)、1987年11月(**)、カルドナ、スペイン(#以外) /1987年、ベルリン(#)。前出・旧 CD 品番: NAIVE (ASTREE), ES-9960 (*)、ES-9961 (#)、ES-9951 (+)、ES-9924 (**) 。600p booklet 付。ジョルディ・サバールが1987年に設立した合唱団体「ラ・カペリャ・レイアル・デ・カタルーニャ」の25周年セット。設立された1887年から1995年、いわゆるアストレ時代の録音の中から珠玉のアルバムを再録。全てSACDHybridリマスタリングが施されており、ピリオド楽器と合唱が織りなす絶美のハーモニーを高音質で堪能出来るのも嬉しい限り。ラ・カペリャ・レイアル・デ・カタルーニャといえば、2011年に惜しむらくもこの世を去ってしまったモンセラート・フィゲーラス女史の歌声も大きな魅力。今回のBOXに収録された歌曲の数々では、彼女全盛期の瑞々しい歌声が余すところなく収録されている。器楽伴奏を担当するのは、もちろんエスペリオンXX。ピリオド楽器ならではの柔らかなハーモニーは絶品。600ページ以上にわたるブックレットには、今回収録されている楽曲についての解説はもちろん、歌詞も載せられているほか、サバール自身によるコメントも寄せられている。最近彼らの演奏を聴き始めたばかりという方、長きにわたり当団を愛し続けるファンの方、いずれの方々のお手元に是非とも置いておいて頂きたいスペシャルBOX。

BISCOITO FINO (伯) 〔含映像商品〕 特記以外
 価格帯記載無し:1CDあたり¥3520(税抜¥3200)

 ブラジルのレーベルだが、2004年11月、2006年4月&11月、2009年1月&3月、2010年5月、2011年5月&9月、2012年5月・・・と言うように、国内代理店の案内が全くの不定期。中には、アナウンスは成されたものの、現地で廃盤となり国内には一切入荷しなかったアイテムもある。入荷が安定しないレーベルですので、ぜひお早めのご入手を。
 旧譜はこちらから
ラフマニノフ
 パガニーニの主題による狂詩曲 イ短調 Op.43(*)/
 ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30(#)
アルナルド・コーエン(P)
ジョン・ネシリング指揮
サンパウロso.
 録音:2008年4月(*)、2006年3月(#)、サラ・サンパウロ。BISレーベルでもおなじみのサンパウロso.とブラジル生まれで、1972年ブゾーニ国際ピアノ・コンクールを征し、巨匠イェフディ・メニューインが「最も才能に満ちたピアニスト」と激賞したピアニスト、アルナルド・コーエンのラフマニノフ。卓越したテクニックはもちろんのこと、ブラジルの陽光のごとく煌めく豊かな表現は感動をおぼえる。ネシリングとの阿吽の呼吸でオーケストラもぴったりと合い、ラフマニノフの大曲に挑む。コーエンが弾くラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第4番(BC-273)と合わせてお聴き頂きたい。

BONGIOVANNI
 価格帯記載無し[CD]:1枚あたり¥2750(税抜¥2500)
 価格帯B:1枚あたり¥1760(税抜¥1600)

 旧譜はこちらから
ブッフォだけじゃない〜カルロ・レポーレ、アリア集
 ロッシーニ:「ランスへの旅」〜比類ない記念の品々/「チェネレントラ」〜娘たちのうちのどちかが/
       「アルジェのイタリア女」〜胸の中にただならぬ熱い思いが/「セビリャの理髪師」〜陰口の歌
 ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」〜引き裂かれた心/「マクベス」〜空が急変するように/
       「エルナーニ」〜不幸なものだ/「ドン・カルロ」〜彼女は私を愛したことはなかった/
       「ファルスタッフ」〜名誉だと
 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜カタログの歌 / グノー:「ファウスト」〜眠ったふりをせずに
 レスピーギ:霧 / トスティ:セレナータ

  カルロ・レポーレ(B) ジョヴァンニ・ヴェッルーティ(P)
 録音:2012年6月25日、ローマ。カルロ・レポーレはナポリ生まれでローマ在住のバス。バッソブッフォとして高名で、ことにロッシーニを得意としている。このアリア集は「ブッフォだけじゃない」の題名で分かるとおり、お得意のロッシーニの愉快なアリアの他、ヴェルディのシリアスな役のアリア、歌曲など、盛りだくさんの内容。声楽的能力が高い人なので、いずれも巧みにこなしている。
Gymnasium Flute Quartet - Dal barocco al jazz
 バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068〜エア / ヘンデル:フーガ〔第3番/第4番〕
 マルク・ベルトミュー(1906-1991):アルカディ / ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):3つの小品
 アレクサンドル・チェレプニン(1899-1977):フルート四重奏曲 Op.60
 ジャック・カステレード(1926-):笛吹きの休日

  ジムナジウム・フルート四重奏団
 イタリアのフルート四重奏団による、20世紀のオリジナル・フルート四重奏曲有名曲を含むアルバム。
HOC-074
buyボタン
(2CD)
価格帯:B
プッチーニ:歌劇「トスカ」(*)
 ・ボーナス ヴェルディ:「トロヴァトーレ」第3幕第2場(#)

 マグダ・オリヴェーロ(S;トスカ) ティート・ゴッビ(Br;スカルピア)
 フラヴィアーノ・ラボー(T;カヴァラドッシ;*|マンリーコ;#)
 ピエロ・デ・パルマ(T;スポレッタ) ヴィルジーリオ・カルボナーリ(B;堂守)
 アレッサンドロ・マッダレーナ(B;アンジェロッティ) アンナ・デ・カヴァリエーリ(S;レオノーラ;#)
 オリヴィエーロ・デ・ファブリティース指揮アレーナ・ディ・ヴェローナo.&cho.(*)
 録音:1962年7月26日、アレーナ・ディ・ヴェローナ、ヴェローナ、ライヴ(*) /1964年、モンテヴィデオ(#)。(*)の全曲は初CDプレス盤化(これまではカセットと、海外の会員制私家盤CD-Rがあったのみと思われる)。『なお 1960年代の野外公演のライヴですので、録音にはかなりの限界があります(小さな欠落もあります)。声は比較的マイクに入っていますが、オーケストラはかすかに聞こえてくる程度です。十分ご覚悟くださいますようお願いいたします。』とのこと。(#)は『比較的聞きやすい録音』。 (*)はトスカ歌いとして極めて高く評価された偉大なマグダ・オリヴェーロと、素晴らしく立派な響きの声で知られる名テノール、フラヴィアーノ・ラボーと、録音に恵まれなかった二人の名歌手の競演が嬉しい。オリヴェーロにはいくつかトスカの録音は残されているが、これぞと言うライヴ録音が無かった。この上演はまさに全盛期のオリヴェーロの歌の凄さを物語る証言で、「愛に生き歌いに生き」の後、アレーナの観客の盛大なビス!の声に応えてもう一回歌って大喝采を受けている。当然、ラボーが見事な「星は光ぬ」を歌った後もビス!の荒し。次の音楽が始まっているにもかかわらず鳴り止まず、ラボーもアンコール、もう大盛り上がり。そしてスカルピアは極めつけのティート・ゴッビ。名脇役テノールとして長年活躍し、つい先日、2013年4月5日に亡くなったピエロ・デ・パルマもスポレッタで加わっている。指揮は巨匠オリヴィエーロ・デ・ファブリティース。ボーナスにラヴォーがマンリーコを歌う「トロヴァトーレ」第3幕第2場、つまり「ああ、いとしの君」と「恐ろしい炎」を収録。

HEILO (諾) 1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから(旧譜は価格が異なります)。
ユンニ・ローヴリ〜光
 ひとつ/夕べの賛美歌「一日が終わる」/今、太陽が沈む/日の光が静かに消えていく/
 先生、教えて下さい!/小さな歌「闇の訪れる夕暮れになると」/西に太陽が沈む/子守歌
  ユンニ・ローヴリ(Vo) ホーコン・テリーン(ベース)
  ランディ=メレーテ・ルーセット、リヴ=ヨールン・ベルグセット(グラス)
 ノルウェーでもっとも多彩な活動をするフォークシンガーのひとり、ユンニ・ローヴリ。彼女がこれまでに発表してきたアルバムはそれぞれに独自のコンセプトをもち、その主題に沿った選曲が行われている。このアルバム「光(Lux)」は「避けられないもの」が主題。「夜のとばりが道に降り、秋が近づいてくる」あるいは「太陽は沈み、夕暮れのやすらぎが大地にひろがる」、そして究極は「死」……「灯を消し、わが扉を閉じる」。「小さな歌」は、ホルニンダールの民謡を作曲家のカタリヌス・エリングが編曲した旋律に「闇の訪れる夕暮れになると……」の歌詞をつけた作品。主な編曲はローヴリとベーシストのホーコン・テリーンが行い、作曲家のヨン・オイヴィン・ネスも2曲の編曲に参加している。録音セッションは、オスロのレインボースタジオで行われ、ECMのアルバムで知られるヤン・エーリク・コングスハウグがペール・エスペン・ウシュフィヨルドと共同で録音とマスタリングにあたった。ブックレットには、ノルウェー語の原詩と合わせて短い注釈がノルウェー語、英語、フランス語、ドイツ語で掲載されている。
イェルムン・ラーシェン・トリオ〜旅
 旅の歌/トイエンワルツ/エレセウスの子守歌I/花嫁の歌/メヌエット イ長調/銀/
 オマーンワルツ/ソリストポルカ/エレセウスの子守歌/真夜中の歌
  イェルムン・ラーシェン・トリオ[イェルムン・ラーシェン(フィドル)
    アンレアス・ユートネム(P/ハルモニウム) ソンレ・マイスフィヨルド(ベース)]
 録音:2012年12月3日-5日、ペッテシェン・コロニアル音響スタジオ、ホネフォス、ノルウェー。ノルウェーのフィドル奏者、作曲家でもあるイェルムン・ラーシェン。オーレ・ブル・アカデミーの学生時代にフィドルグループ、マヨルシュトゥーエンのメンバーになり、ノルウェーのグラミー賞にあたるスペルマン賞を受賞、全国規模の民俗音楽コンペティションに優勝、ノルウェー= フィンランドのバンド、フリッグ(Frigg)で演奏、クリスティアン・ヴァルムロードのコンテンポラリーミュージック・アンサンブルに参加と、彼は若くして輝かしい名声を獲得し、すでに、ジャンルを超えた活躍で知られるフィドル奏者のニルス・オークランの後を継ぐ音楽家と目されている。イェルムンがアンレアス・ユートネム、ソンレ・マイスフィヨルドと組んだトリオ。2008年スペルマン賞を受けた「到着」(HCD-7235)、「黄金」(HCD-7252)につづくアルバム第3作は「旅」。最初の「旅の歌」から「真夜中の歌」まで、「中部ノルウェー、ノルトロンデラグに伝わる音楽を基礎にみずからの新しい音楽宇宙を創造する」の考えに沿った10曲はイェルムンが作曲した。妻となる女性への結婚のプレゼントに書いた「花嫁の歌」のように、イェルムンの私生活を垣間見せる作品もはさまれる。編曲はトリオの三人で行った。ホネフォスの新しいスタジオ、ペッテシェン・コロニアル音響スタジオでセッションが行われた。

LIMEN (伊) 1CDあたり¥2750(税抜¥2500)

CDVD013-C013
buyボタン
(CD+DVD)
1.5CD価格
ヨーロッパの芸術家チュルリョーニス
 チュルリョーニス:ノクターン 嬰ヘ短調 VL178 /フモレスケVL162 /前奏曲 ロ短調 VL182a /マズルカVL234 /
          主の祈り VL260 /ナイチンゲールVL268 /前奏曲 ニ短調 VL256 /前奏曲 ニ短調 VL197 /
          前奏曲 ニ短調 VL241 /追憶 VL299 /即興曲 VL298 /前奏曲 VL343 /連作「海」VL31
 グリーグ:叙情小曲集より〔春に寄す/悲歌/小妖精〕 / ベルク:ピアノ・ソナタ Op.1 / リスト:エステ荘の糸杉
 スクリャービン:前奏曲 Op.11 より〔第2番 イ短調/第4番 ホ短調/第6番 ロ短調/
          第11番 ロ長調/第14番 変ホ短調]/5つの前奏曲 Op.74

  オラーツィオ・ショルティーノ(P)
 録音:2012年、リメン音楽スタジオ。DVD内容:CD盤と同曲目(『全曲の指遣いやペダルが非常な参考になります。チュルリョーニスの美術作品の画像は収録されていません。』とのこと)。画家としては抽象画の開祖とされ、作曲家としては誰よりも先に無調や音列へ到達したリトアニアの天才ミカロユス・チュルリョーニス(1875-1911)。彼のピアノ曲のなかから、叙情的な初期作品と、大胆な音響世界を示す中期以降の計13曲を、イタリアのピアニストで作曲家のオラーツィオ・ショルティーノが繊細かつ妖しい美しさに満ちた演奏で披露する。チュルリョーニスはリトアニアの民族の象徴的存在ゆえ、リトアニア系音楽家による録音が圧倒的に多いので、ショルティーノによる演奏は画期的。そもそもアルバム・タイトルも「ヨーロッパの芸術家チュルリョーニス」としていることが、地方的天才ではない普遍的な価値を意識している。興味深いのは、初期作品での影響が明瞭なグリーグとリスト、中期以降はそれぞれの方法で調性概念を崩したスクリャービンとベルクの作品を並べ、比較できるようにしている点。それぞれの地域的、時代的共通性は容易に認められるが、その背後にワーグナーの影を感じさせるところが、ショルティーノの意図と言える。オラーツィオ・ショルティーノは1984年生まれ。ボリス・ペトルシャンスキーやミシェル・ダルベルトに師事し、これまでもリストやワーグナーの管弦楽曲のピアノ編のCDで注目されていた。繊細かつ鋭敏な感性が魅力。

PREISER 特記以外
 価格帯記載無し:1CDあたり¥2640(税抜¥2400)[SACDも同一の価格]

 旧譜はこちらから
オール・ディレクションズ
 ポール・マッカートニー:ヘイ・ジュード / ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
 ヤン・クーツィール:マックスとモーリッツ / ヴェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章
 ガブリエリ:神を歓び讃えよ / L.ポール:アパルテット / ブルックナー:アンティフォン

  トロンボーン・アトラクション
 新進気鋭のトロンボーン四重奏団「トロンボーン・アトラクション」は、世界で最も権威のある金管コンクールのひとつ、パッサウ・ブラス国際コンクールでその名を知られるようになり、注目を集めた。このアルバムは、ビートルズの名曲、ドビュッシーを代表する有名曲、ドイツ人なら誰でも知っているという2人のいたずら小僧の物語に付随したトロンボーン四重奏曲で、アンサンブルの醍醐味を味わえる「マックスとモーリッツ」、そしてヴェーベルンによる弦楽四重奏のための隠れた名曲など四方八方の名曲をトロンボーン四重奏で聴くことが出来る。

SILKROAD MUSIC (香港) / 中國唱片上海 (中国)
 特記以外 1CDあたり¥2200(税抜¥2000)

 Silk Road Music 経由の商品中、HCD記号の物は、中国本土の「中国唱片上海公司 [China Record Shanghai Corp.] 」が発売している商品の模様。
 #すべて 18cm X 18cm (ほぼEPレコード大)&三面折のブック型装丁です。中央にブックレットがあり、左右にCDが入っていますが、CDはプラスティックではなく丸穴の空いた厚紙部分へ収納されており、横へわずかに設けられた厚紙の出っぱりで支えられているだけです(この部分が破損するとディスク保持不能になると思われます)。特に収納時において、必ずディスク表面を押える必要があります。また、開封の際ディスクがはずれる場合があり、実際に当店内使用分はその状態となりましたのでご注意下さい。
HCD-0863
buyボタン
(2CD)
1.5CD価格
悲劇の女性ピアニスト、顧 聖嬰〔グー・シォンイン〕〜秘蔵録音集〔珍藏顾圣婴〕
 ショパン:ポロネーズ第7番 変イ長調「幻想」 Op.61 (+)/
      練習曲(+)〔ヘ長調 Op.10 No.8 /嬰ハ短調 Op.25 No.7 〕
 ドビュッシー:喜びの島(+) / シューマン:献呈 / リスト:ハンガリー狂詩曲第12番
 冼星海〔洗星海/シィェン・シンハイ〕(1904 or 1905 or 1909-1945):
  3つのカザフ舞曲集〔三首哈萨克舞曲/三首哈薩克舞曲〕(*)
 ショパン:24の前奏曲集 Op.28 より〔第2番 イ短調/第8番 嬰ヘ短調/第24番 ニ短調〕/
      練習曲集〔変ト長調「蝶々」 Op.25 No.9 /嬰ト短調 Op.25 No.6 /
           練習曲 変イ長調 Op.10 No.10 /嬰ハ短調 Op.10 No.4 〕/
      ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
  顧 聖嬰〔顾 圣婴/ Kou Sun-Ying / Gu Sheng Ying / グー・シォンイン〕(P)
 録音:1955年(*)、1960年(無印)、1962年(+) /現地発売:2001年。ブックレットは簡体字中国語のみ。また彼女の写真(全てモノクロ)と、このCDに収録された録音の初出時LPと思われるディスクのジャケット(全てカラー)も3点、それぞれ掲載されている。
 上海生まれの顧 聖嬰(1937.7.2-1967.2.1)は、1958年のジュネーヴ国際音楽コンクール・ピアノ部門で、マウリツィオ・ポリーニ等と共に1位無しの2位(3人が同位)となり、一躍注目を集めたピアニスト。もちろんその後は国内外で活躍したが、彼女を文化大革命と言う悲劇が襲う。1967年1月31日、所属していた上海交響楽団の練習場舞台に「反革命分子」として引きずり出された彼女は、団員全員の前で殴る、蹴るといった暴行を受け、さらに土下座しての自己批判を強要された。彼女の父が1955年に思想的事件に連座し逮捕され、1958年に「労働改造所」(ソビエトにおける「ラーゲリ」、いわゆる強制収容所)送り20年の刑を受けていた事も影響したようだが、絶望した彼女はこの夜半過ぎ、同居していた母と弟の3人でガス心中自殺してしまった。弟は病気で身体障害があったというが、父も含む一家4人で写っている1950年代と思われる写真では健康に見える。一家は文化大革命当時紅衛兵らから弾圧される対象となった知識人階級であったので、弟もこの時までに文化大革命の犠牲となっていたのだろうか。
 演奏は、確かにこの時代のアジア系ピアニストの中でもトップ10入りは確実と思わせる物。最後年の1962年録音は音質やピアノの状態が劣り、大量の餓死者を出した大躍進政策(1958-1960)で疲弊した当時の中国の状況を聞き取ることが出来るとともに、文化大革命(1966-1976)への流れを様々な意味で感じさせられるが、 演奏自体は、彼女が逆境にあった事を感じるのが困難な程生気にあふれ、かつ緻密。約40年後にショパン・コンクールで優賞した中国の某ピアニストなどとは比べ物にならないほどショパンらしいショパン。また、それ以上に彼女向きだと思われるのがドビュッシーとシューマンで、特にドイツ物をもっと聞いて見たいと思わせる完成度と高揚を聞くことができる。なお、(*)の洗星海はフランス留学後、有名なピアノ協奏曲「黄河」の元となった「黄河大合唱」を作曲(1939)、1940年からロシアで学んだが同地で客死した人。上海音楽院に彼の名が付けられているように、中国国内で歴史的に抹殺された人では無いのだが、なぜかピアノ協奏曲の方からは作曲者としての名前が消されており、さらに彼の作品(殆どが歌曲らしい)を録音で聴くことは中国本土においても相当困難な状態となっている模様なので、この意味でも稀少。
 現在のトップ・ピアニスト、ポリーニと同列の評価を受けた上、欧米でも大きな評判となったにもかかわらず、その悲劇的な一生もあってほぼ忘れられている彼女(当アイテムも現地発売は2001年で、その際に5000セットが作られたが、知名度の低さが影響したためか、2010年前後に中国国内でも「忘れられるべきピアニストではない」といった記事が複数書かれているほどだが、2013年現在でも販売が続けられている)、復権を願うと言う意味のみならず、当時の中国の文化的側面を知ると言う意味においても、ピアノ・マニアには一聴をお勧めしたい。
 #なお、日本語版 Wikipedia の「ジュネーヴ国際音楽コンクール」の項目では、彼女の名は「スン・インクー」なる(ほぼ誤)表記になってしまっている。また、なお国内代理店のカナ表記は『ク・シャンイン』で、あまり適当とは思われない上、コメントが日本国内で中国商品を販売しているサイトのほぼ丸写しと思われる(ジュネーヴ・コンクールに関する事と、自殺した事に共に一切触れていない)ため、全て割愛しました。

SIMAX (諾)
 価格帯記載無し[CD]:1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
クラウス・エッゲ(1906-1979):室内楽作品集
 ヴァイオリン・ソナタ Op.3 (1932) /ピアノ三重奏曲 Op.14 (1940) /
 ヴァイオリンとヴィオラのための協奏的二重奏曲 Op.23 (1945-51)
  アイナル・ヘンニング・スメビ(P) トール・ヨハン・ボーエン(Vn)
  ベネディクト・ロワイエ(Va) ヨハネス・マッテンス(Vc)
 録音:2011年10月4日-7日、2012年2月17日-19日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。クラウス・エッゲは、20世紀、とりわけ1950年代の北欧の音楽シーンでもっとも重要とみなされている作曲家のひとり。ノルウェー民俗音楽の豊かな遺産で知られるテレマルク地方の生まれ。民俗音楽とともに育ち、1929年にオルガニストの資格をもってオスロの音楽院を卒業した後は、ファッテイン・ヴァーレンの下で作曲を学び、ベルリンの音楽アカデミーで研究を続けた。交響曲、ピアノ協奏曲、ピアノ曲、室内楽曲を中心に作曲し、その多くがノルウェー音楽のレパートリーとして定着している。1932年のヴァイオリン・ソナタはエッゲの最初期の作品のひとつ。民俗音楽をインスピレーションの源としながら、ロマンティシズムに背を向けた不協和の響きがすでに聞こえてくる音楽。1949年のピアノ三重奏曲は、彼が作曲家として認められるきっかけとなった作品。後のエッゲの作品に特徴的な多調性が用いられ、調性の一層の展開が図られている。ヴァイオリンとヴィオラのための「協奏的二重奏曲」は1949年から1951年にかけて作曲された。演奏されることの多いピアノ三重奏曲にくらべ、あまり注目されてこなかった作品。民俗音楽にルーツをもちながら、伝統的な「旋律」から離れた語法と自由な調性で書かれている。このディスクの録音セッションには、さまざまなスタイルとジャンルの作品を手がける音楽家たちが参加した。グリーグとセーヴェルーのピアノ曲や現代の音楽の録音で知られる、ノルウェー音楽アカデミーの教授、アイナル・ヘンニング・スメビ。アカデミーを卒業後、アメリカに渡ってカミラ・ウィックスに師事し、ピリオド・アンサンブル Fragaria Vesca を創設したトール・ヨハン・ボーエン。パリに生まれ、オスロのアカデミーでトムテルに学んだベネディクト・ロワイエ。アカデミーのトルルス・モルクとクバルブァインの下で学び、オスロpo.に所属しながらソロと室内楽の活動をするチェリスト、ヨハネス・マッテンス。エッゲの音楽に共感を寄せるアーティストたち。アルバムのブックレットには、アウグスト・アルベットセンが執筆した『20世紀北欧の文化と音楽生活の中心人物』と題したライナーノーツがに掲載されている(アンドルー・スミス英訳)。エッゲという作曲家を知るうえでとても貴重な資料。このアルバムは、Simax録音の制作を担当し、このエッゲのアルバムで三重奏曲の録音を前にして亡くなったイギリス出身のプロデューサー、トニー・ハリソンの思い出に捧げられた。
北欧の春〜弦楽オーケストラのための北欧の音楽
 グリーグ:組曲「ホルベアの時代から」 Op.40
 アッテルベリ:ヴァイオリン、ヴィオラと弦楽オーケストラのための組曲第3番 嬰ハ短調 Op.19 No.1
 スヴェンセン:ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス ト長調 Op.26
 ニルセン:弦楽のための小組曲 FS6 Op.1 / ブレイン:ヴィオラと管弦楽のためのセレナード(1947)
 シベリウス:悲しいワルツ Op.44 No.1

  ノルウェー室内o. テリエ・トンネセン(Vn/リーダー)
  ラーシュ・アネシュ・トムテル(Va)
 録音:2012年10月1日-5日、2013年2月26日、ロンメダーレン教会、ベールム、ノルウェー。ノルウェー室内o.とトンネセンの最新アルバム「北欧の春」。ノルウェー室内o.(NCO)が創設されたのは1977年。オスロ・フィルハーモニックのメンバーをはじめノルウェーの優れたプレイヤーが集まった非常設のこのプロジェクトo.は、アイオナ・ブラウンやライフ・ウーヴェ・アンスネスら歴代の芸術監督とリーダーとともに経験を積み、35年を経た今、ノルウェーと北欧、そして世界のクラシカル音楽シーンを彩る室内o.のひとつに成長した。現在の芸術監督は、ノルウェーを代表するヴァイオリニストのひとり、オスロ・フィルハーモニックのコンサートマスターを務めるテリエ・トンネセン。1972年にデビューした後、1977年に初めてこの室内オーケストラの芸術監督に指名された。アルバム最初のグリーグの組曲「ホルベアの時代から」は、彼らが1979年に録音した最初の演奏が今もひとつのスタンダードとされる作品。スウェーデンのアッテルベリの代表作に挙げられる組曲第3番、スヴェンセンの優美な「ロマンス」、「交響曲作家」カール・ニルセンがチャーミングな表情を見せる「小組曲」、シベリウスの「悲しいワルツ」。これら世界各地の弦楽オーケストラのスタンダード・レパートリーとなった、「われわれの知る最良の北欧の弦楽作品」(トンネセン)に、エドヴァルド・ブレインの書いたメロディックでメランコリックな気分の「セレナード」が合わせて演奏される。エドヴァルド・ブレインは、オルガニスト、音楽教師、指揮者、作曲家としてクリスチャンサンの音楽活動に貢献し、みずから収集した地域の民謡を出版したことでも知られる。彼の子が、有名な管弦楽曲「外海へむけて」を作曲したエドヴァルド・フリフレート・ブレイン。この「セレナード」とアッテルベリの曲には、現代を代表するヴィオラ奏者のひとり、ラーシュ・アネシュ・トムテルが参加した。録音セッションが行われたのはベールムのロンメダーレン教会。ベテラン・エンジニアのアルネ・アクセルベルグが録音を担当している。

TALENT (白) / SILKROAD (香港) 〔含LP〕
 特記以外1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 香港のディストリビューター Silk Road Music が、契約しているレーベル本体からライセンスを取り、自ら製造しているアイテム。 基本的にマスタリングとプレスは CD、LP共ドイツで行われているという。どのような契約になっているのかは不明だが、ヨーロッパやアメリカへは一切出まわっていない模様で、このような形態の商品はほぼ間違いなく最終的には入手出来なくなる。お買い逃しの無いよう、お早めに。
 TALENTレーベルの旧譜はこちらから
ボベスコ・コレクション Vol.4 〜ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲集
 〔第22番 イ短調(第1楽章&第2楽章カデンツァ:イザイ)/
  第23番 ト長調(第1楽章カデンツァ:エミール・ソーレ(1852-1920)/第3楽章カデンツァ:ボベスコ)〕

 ローラ・ボベスコ(Vn) クルト・レーデル指揮ライン・パラティナ国立o.
SRM-030LP
buyボタン
[LP]
2CD価格
 録音:1980年5月( PHILIPS 盤 CD の記載では1980年3月)、プファルツバウ、ルートヴィヒスハーフェン、ラインラント=プファルツ州、ドイツ(以上のデータは、当盤本体には記されていない可能性があります)。前出CD: TALENT, DOM-291013。既出CD: PHILIPS (JAPAN), 30CD-3029, PHCP-3624。既出 LP : FORLANE (FRANCE), UM 3508 / PHILIPS, 416 017-1〔国内仕様盤: FG-5052 〕/ PHILIPS (JAPAN), 27PC-4 (以上、すべて廃盤/入手不能)。国内フィリップス盤においては、原盤は FORLANE だと記載されていた。なお「ライン・パラティナ [Rhineland-Palatinate] 」というのは英語で、ドイツの「ラインラント・プファルツ州 [Land Rheinland-Pfalz] 」の事なので、本来オーケストラは「ラインラント=プファルツ州立o.」とすべきだが、LP 発売時から上記(あるいは Rhine Palatinate, d'état du Palatinat rhénan といった)表記となっているようなので、このままとしました。
 かつて、宇野功芳氏が「ボベスコの舞台を一度でも見た者なら、あの美貌、あの魅力的な金髪、そして少女のように楚々とした物腰を一生忘れることは出来ないだろう」と激賞した、ヴィオッティの名盤が当シリーズで復活。なお、日本国内ではなぜか全く報道されていないが、レーデルは2013年2月12日にミュンヘンで死去した。享年94歳 (1918.10.8-2013.2.12)。

MEMBRAN 特記以外
 4CDのアイテム:¥3080(税抜¥2800)
 10CDのアイテム[価格帯記載無しのもの]:¥2640(税抜¥2400)

233731
buyボタン
(10CD)
Praise of The Virgin Mary 〜アヴェ・マリア
 パレストリーナ、M.ハイドン、シューベルト、ドニゼッティ、ラインベルガー、ブルックナー、
 ドヴォルジャーク、フォーレ、ストラヴィンスキー:アヴェ・マリア
 モンテヴェルディ、シュッツ、シューベルト:マニフィカト
 ブラームス、シューベルト、クラフト、他の作曲家による聖母マリアのための歌曲/他

  デュファイ・アンサンブル、レーゲンスブルク大聖堂cho.、アウグスブルク大聖堂少年cho./他
233732
buyボタン
(10CD)
The Most Beautiful Music for Your Child 〜赤ちゃんのためのクラシック音楽集
 ヴィヴァルディ:四季 / モーツァルト:魔笛より/フィガロの結婚序曲
 チャイコフスキー:くるみ割り人形組曲 / シューマン:子供のためのアルバム / ベートーヴェン:交響曲第6番
 プロコフィエフ:ピーターとおおかみ / サン=サーンス:動物の謝肉祭 / ドビュッシー:子供の領分/他
600052
buyボタン
(10CD)
The Wotan of the Century at His Best 〜ハンス・ホッター(Br)名唱集
 ラインの黄金、ワルキューレ、ジークフリート、さまよえるオランダ人、トリスタンとイゾルデ、
 パルジファル、マイスタージンガー、パレストリーナ、魔笛、フィガロの結婚、エレクトラ、サロメ、
 フィデリオ、ドン・カルロ、アイーダ、ファルスタッフ、道化師、カルメン、ボリス・ゴドゥノフ、他 より
600057
buyボタン
(4CD)
ジネット・ヌヴー(Vn)スタジオ録音全集
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47[ワルター・ジュスキント指揮フィルハーモニアo./1945年]
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.77[イザイ・ドブロヴェン指揮フィルハーモニアo./1946年]
 スク、ショーソン、ドビュッシー、ラヴェル、他[S=ヴィンクラー、ジャン・ヌヴー、他(P)/1938年-1948年]
600059
buyボタン
(10CD)
GASSENHAUER 〜人気のあるクラシック音楽集
 ベートーヴェン、モーツァルト、ハイドン、ヴィヴァルディ、グリーグ、
 チャイコフスキー、ビゼー、ヴェルディ、シュトラウス、他
600084
buyボタン
(10CD)
Classical Music For Romantic Dinner 〜キャンドルライト・クラシック
 バッハ、モーツァルト、ヴィヴァルディ、シューマン、シューベルト、ドビュッシー、ショパン、他

BERLIN CLASSICS
 価格帯A:1CDあたり¥3080(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
BC-0300426
buyボタン
価格帯:A
二人でお茶を〜優美なヨーロッパの音楽集
 イベール:室内管弦楽のためのディヴェルティスマン / ディーリアス:春初めてのカッコウを聞いて
 エルガー:愛の挨拶 / アントン・ヘーベルレ:リコーダー協奏曲 ト長調(*)
 サン=サーンス:ウェディング・ケーキ Op.76 (#) / ショスタコーヴィチ:タヒチ・トロット Op.16
 V.ウィリアムズ:グリーンスリーヴス幻想曲 / ペーター・ハイドリヒ:ハッピー・バースディ変奏曲(抜粋)

  モーリス・シュテーガー(リコーダー;*) ダヴィデ・カバッシ(P;#)
  ハワード・グリフィス指揮スイス・イタリア語放送o.
 (P) + (C) 2013 。おそらく新発売音源。
BC-0300544
buyボタン
価格帯:A
ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683-1729):
 セレナータ(歌劇)「神の競争 [La Gara degli Dei] 」
 アレクサンドラ・コク、カローラ・ヘーン、ジモーネ・ノルト(S)
 カタリーナ・カンマーローアー(Ms) アネッテ・マルケルト(A)
 ラルフ・エシュリヒ(T) オラフ・ベーア(Br)
 ハルトムート・ヘンヒェン指揮C.P.E.バッハ室内o.
 録音:2003年11月23日、コンツェルトハウス、ベルリン、ライヴ / (P) + (C) 2013 。世界初録音。おそらく新発売音源。

UNITED CLASSICS (蘭) 1CDあたり¥1760(税抜¥1600)

 オランダ発の新レーベル(名前が似ているヒストリカル復刻専門の UNITED ARCHIVES とは関係なし)。COLUMNS, CLASSICO, LASERLIGHT 等のディジタル録音や、メジャー・レーベルの50年経過音源から構成されている模様。
The Mufitians of Grope Lane〔グロープ小路の楽士たち〕〜パーセルのイギリス俗歌集
 シティ・ウェイツ
2012136
buyボタン
(3CD)
モンテヴェルディ:歌劇「ポッペアの戴冠」
 ダニエラ・デッシー(S) アデリーサ・タビアドン(Ms)
 ジョゼッラ・リージ(S) アルマンド・カフォーリオ(B)他
 アルベルト・ゼッダ指揮プロ・アルテ・バッサーノo.
2012137
buyボタン
(2CD)
ヴィヴァルディ:歌劇「オリンピアーデ」
 アンドルー・ウォーカー・シュルツ(B) ミーケ・ファン・デル・スルイス(S)
 ルチア・メーウセン、エリーザベト・フォン・マグヌス(Ms)
 ジェラール・レーヌ(CT) アリス・クラストフェリス(S)他
 ルネ・クレマンシック指揮クレマンシック・コンソート
W.F.バッハ:室内楽作品集(おそらく NCA 原盤)
 クリストフ・フントゥゲボールト指揮アンサンブル・サン・スーシ・ベルリン/他
グレゴリオ聖歌集 ゲルレーフェ・
 ベネディクト会修道院スコラ
サティ:ピアノ曲集(おそらく CLASSICO 原盤)
 3つのジムノペディ/3つのグノシエンヌ/犬のためのぶよぶよとした前奏曲/
 太った木製人形のスケッチとからかい/世紀ごとの時間と瞬間の時間

  ヤン・カスパーセン(P)
シークフリート・カルク=エーレルト:歌曲集(おそらく NCA 原盤)
 マルクス・シェーファー(T) エルンスト・ブライデンバッハ(P)



書籍新刊






映像新譜




THE MASTERCLASS MEDIA FOUNDATION DVD 1枚あたり¥6600(税抜¥6000)

 『マスタークラス・メディア・ファンディションは、イギリスの主要な音楽大学、音楽ホール、音楽祭などと共同で、現在活躍する一流音楽家たちのマスタークラスを行っている、非営利団体です。マスタークラス、サマースクールやセミナーの記録映像を撮ることによって、シフ、ヴェンゲーロフ、イッサーリス、そして名教師ザハール・ブロン、アナ・チュマチェンコなど、現代最高の音楽家たちの重要な証言を残すことを目的としています。また将来期待の若手演奏家の真剣なレッスン風景にも注目です。音楽学習者はもちろん、音楽ファンにとっても興味深い内容となっています。』とのこと。
MMF4-044
buyボタン
(DVD)
ボリス・クシュニール(Vn)〜ヴェルビエ音楽祭アカデミー
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 K218 より〔第1楽章/第2楽章〕
  生徒:マイア・カベサ、アルブレヒト・メンツェル(Vn)
 120mm|NTSC| 16:9 |ステレオ|リージョン:0。1948年キエフ生まれのヴァイオリニスト、ボリス・クシュニール。モスクワ音楽院でボリス・ベレンキー、室内楽をボロディン弦楽四重奏団のワレンチン・ベルリンスキーに師事。数々の世界的コンクールで受賞し、ショスタコーヴィチやオイストラフとも親交があり彼の音楽性に大きな影響を与えている。ソリストとしてはもちろん室内楽奏者としても活躍し、モスクワ弦楽四重奏団(1970)、ウィーン・シューベルト・トリオ(1984)、ウィーン・ブラームス・トリオ(1993)、コペルマン弦楽四重奏団(2002)を創設している。また指導者としても高く評価され現在はウィーン音楽院の教授を務め、彼の弟子としてジュリアン・ラクリン、ニコライ・スナイダーなどがいる。また世界中でマスタークラスを開催しており、この映像に収められているヴェルビエ音楽祭アカデミーでも毎年行っている。技巧的なカデンツァを有した楽曲で、充実した内容のレッスンを展開している。生徒は日本生まれのトロント育ち、ブエノス・アイレス国際ヴァイオリン・コンクール優勝など数々の受賞歴を持つマイア・カベサ。2010年モスクワのオイストラフ国際ヴァイオリン・コンクールで第3位を獲得したアルブレヒト・メンツェル。

WARNER DVD/Blu−ray 特記以外 1枚あたり¥4840(税抜¥4400)

プッチーニ:歌劇「トスカ」
 プラシド・ドミンゴ(カヴァラドッシ) キャサリン・マルフィターノ(トスカ)
 ルッジェーロ・ライモンディ(スカルピア) ジャコモ・プレスティア(アンジェロッティ)他
 ズービン・メータ指揮ローマ RAI o. & cho.
2564-645292
buyボタン
(Blu-ray)
 収録:1992年7月11日-12日、ローマ、ライヴ。リージョン・オール(予定)|4:3|115m 先月、 ライセンスを受けた KULTUR からのリリース盤 (D-4602, BD-4602) をご紹介したばかりだが、本家からも登場。 実際に「トスカ」の舞台となっているローマ市内の3ヶ所を劇中の時系列そのままに結び、世界中へ中継された記念碑的ライヴ。当時 LD と VHS が発売されたが、今回の諸発売が意外にも初ブルーレイ化 & インターナショナル初 DVD 単売化(他曲と組み合わされたDVD BOX と、イタリア国内のみ PAL 盤 DVDが出ている模様)。


トップ・ページへもどる