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ARCHIPEL


価格帯記載無し 1枚あたり:¥2200(税抜¥2000)
価格帯B:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)



 再発アイテムを数多く発売するドイツのレーベル。
 #当レーベルは2015年以降のフィジカル(実CD商品)の新譜発売がなく(品番: ARPCD-0559が最後)、旧譜も徐々に廃盤になっています(2020年以降、ダウンロード&配信専門でリリースされている ARPCD-600 番台以降の商品にフィジカル商品はありません)。下記でご注文可能でも入手できない場合はご容赦ください。また、品番が飛んでいるものは廃盤、あるいは未発売のため入手不能です。
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」(抜粋)(*)/
       歌劇「アイーダ」(抜粋)(#)
マリア・カラス(S)
ジュリエッタ・
 シミオナート(Ms;*)
エベ・スティニャーニ
(Ms;#)他
グイド・ピッコ指揮(*)
パラシオ・デ・
ヴィンツェンツォ・
 ベレッツァ指揮(#)
ローマ歌劇場o.&cho.(#)
 録音:1950年6月27日、コロン劇場、ブエノス・アイレス(*)/1950年10月2日、ローマ歌劇場(#)。共にライヴ。おそらく全曲の録音は残されていない公演から。
シューベルト:歌曲集「冬の旅」 ディートリヒ・フィッシャー=
 ディースカウ(Br)
クラウス・ビリング(P)
 録音:1948年1月19日。以前MOVIMENT MUSICAレーベルから出ており、国内盤も一時期発売されたもの。フィッシャー=ディースカウの活動初期の名唱。
ARPCD-0040
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廃盤
代理店在庫限り
ブルックナー:交響曲第7番 カール・ベーム指揮
VPO
 録音:1948年、ウィーン。今回が初登場となるライヴ。要注目の一品。
マーラー:大地の唄 エルザ・カヴェルティ(Ms)
アントン・デルモータ(T)
オットー・クレンペラー指揮
VSO
 録音:1951年、ウィーン。ライヴ。
ARPCD-0044
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廃盤
代理店在庫限り
ブルックナー:
 交響曲第4番(1878-80年改訂版)
ハンス・
 クナッパーツブッシュ指揮
BPO
 録音:1944年9月8日。PREISERやMUSIC AND ARTS、TAHRA、そしてイタリアの数レーベル等からCD化されている物。バーデン=バーデンでのオリジナル・ブロードキャスト・テープを使用。
ARPCD-0052
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廃盤
代理店在庫限り
シューマン:交響曲第4番(*)
シューベルト:交響曲第2番(#)
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(+)
ヤッシャ・
 ハイフェッツ(Vn;+)
グイド・カンテッリ指揮
NBCso.(*/#)、NYP(+)
 録音:1952年11月29日(*)/1951年1月8日(#)/1952年(**)。
 シューベルトの音質が多少不安定なのが残念。音が良く情熱溢れるシューマンが際立って素晴らしい。
ARPCD-0055
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廃盤
代理店在庫限り
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
リスト:死の舞踏(*)
ワーグナー:
 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」序曲
ベルナルド・セガル(P;*)
オットー・クレンペラー指揮
ロサンゼルスpo.
 録音:1934年&1945年。
ブラームス:
 交響曲第2番(*)/交響曲第3番(+)
レオポルド・
 ストコフスキ指揮
フィラデルフィアo.
 録音:1929年4月29日&30日(*)/1933年3月4日(+)&4月29日(+)。とても70年前とは思えない良好な音質とのこと。
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(*)
シューベルト:交響曲第8番「未完成」(+)
ブルーノ・ワルター指揮
NYP(*)、
フィラデルフィアo.(+)
 録音:1949年3月21日(*)/1947年3月2日(+)。スタジオ録音。多分SONYから出ていた音源と同一。
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(*)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(+)
ユーディ・メニューイン(Vn)
ヴィルヘルム・
 フルトヴェングラー指揮
BPO(*)、
ルツェルン祝祭o.(+)
 録音:1952年5月25日&26日、ベルリン(*)/1949年、ルツェルン(+)。音質良好。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(*)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」(+)
ヴィルヘルム・
 バックハウス(P)
ランドン・ロナルド指揮
LSO(*)
フリッツ・ツァウン指揮
ベルリン市立o.(+)
 録音:1927年(*)/1940年(+)。
ARPCD-0087
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廃盤
代理店在庫限り
チャイコフスキー:
 交響曲第5番(*)/
 幻想序曲「ロメオとジュリエット」(+)
レオポルド・
 ストコフスキ指揮
NDRso.(*)、
ハーグ・レジデンティso.(+)
 録音:1952年7月(*)/1951年6月(+)。
ARPCD-0091
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廃盤
代理店在庫限り
ベートーヴェン:
 交響曲第5番「運命」(*)/
 交響曲第6番「田園」(#)
カール・シューリヒト指揮
パリ音楽院o.(*)、BPO(#)
 録音:1946年、パリ(*)/1943年、ベルリン(#)。(*)のオケに関して、このアルバムの裏ジャケットには、Berlin Philharmonic Orchestra、BERLIN STAATSKAPELLEとParis Consevatoire Orchestraが併記されている。
ARPCD-0094
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廃盤
代理店在庫限り
ブルックナー:交響曲第4番 ヨッフム指揮
ハンブルクpo.
 録音:1934年。当時の録音としては驚くほどクリアな音質。
ARPCD-0095
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廃盤
代理店在庫限り
チャイコフスキー:
 交響曲第6番「悲愴」(*)
 バレエ「くるみ割り人形」組曲(+)
レオポルド・ストコフスキ指揮
ハリウッド・ボウルso.(*)
フィラデルフィアo.(+)
 録音:1945年7月25日(*)/1934年11月、12月(+)。(+)に多少の音のザラつき有り。
ARPCD-0096
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廃盤
代理店在庫限り
シューベルト:交響曲第4番「悲劇的」(*)
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」(+)
オットー・クレンペラー指揮
ラムルーo.(*)、VPO(+)
 録音:1950年、パリ(*)/1951年、ウィーン。
ARPCD-0097
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廃盤
代理店在庫限り
シューベルト:
 交響曲第9番「ザ・グレート」(*)
 劇付随音楽「ロザムンデ」〜
  [序曲/バレエ音楽第1番/同第2番](+)
ブルーノ・ワルター指揮
ストックホルムo.(*)、
NYP(+)
 録音:1950年9月8日(*)/1944年5月7日。「バレエ音楽第2番」の2分ほどの箇所にパチパチ・ノイズ有り。
ARPCD-0102
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廃盤
代理店在庫限り
クナッパーツブッシュ名演集
 バッハ:
  ブランデンブルグ協奏曲第3番(*)/
  管弦楽組曲第3番(*)/ヴァイオリン協奏曲第1番(#)
 ヘンデル:合奏協奏曲Op.5-6(+)
 プフィッツナー:「パレストリーナ」〜第1幕前奏曲(**)
ヴォルフガング・
 シュナイダーハン(Vn;#)
エーリッヒ・レーン(Vn;+)
ウルリヒ・
 グレーリンガー(Vn;+)
アルトゥール・
 トレスター(Vc;+)
ハンス・
 クナッパーツブッシュ指揮
VPO(*/#)、BPO(+/**)
 録音:1944年6月24日(*)/1944年7月1日(#)/1944年3月10日(+)/1944年(**)。原盤:HMV(**)。(+)は1楽章がレーベルのミスで収録されていない。どうぞ御了承下さい。
ARPCD-0104
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廃盤
代理店在庫限り
ラフマニノフ:
 ピアノ協奏曲第2番(*)/ピアノ協奏曲第3番(#)
ワルター・ギーゼキング(P)
ウィレム・メンゲルベルグ指揮
ACO
 録音:1940年10月31日(*)/1940年3月28日(#)。
 「トラック6にパチパチ音の混入がございますが、マスター上のものにつき御了承頂けます様、お願い申し上げます」とのこと。
クナッパーツブッシュ〜伝説のコンサート
 ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
 チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」組曲
 ヨハン・シュトラウスII:
  喜歌劇「こうもり」序曲/ピチカート・ポルカ
 ニコライ:
  歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲/他
ハンス・
 クナッパーツブッシュ指揮
BPO
 録音:1950年2月2日、ライヴ。
ベートーヴェン:
 交響曲第3番「英雄」/序曲「コリオラン」
ヴィルヘルム・
 フルトヴェングラー指揮
VPO
 臨場感のある良好な音。
ARPCD-0125
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廃盤
代理店在庫限り
ハイドン:
 交響曲第88番「V字」(*)/交響曲第93番(+)
メンデルスゾーン:
 劇付随音楽「真夏の夜の夢」〜第1、2、5曲(#)
クレメンス・クラウス指揮
ミュンヘンso.
(バイエルン放送)(*/+)、
ウィーンso.(#)
 録音:1953年(*)/1952年(+)/1959年(#)。クリアな音質。
ARPCD-0127
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(2CD)
廃盤
代理店在庫限り
ショスタコーヴィチ:
 交響曲第5番「革命」(*)/交響曲第8番(+)
チャイコフスキー:
 ピアノ協奏曲第1番(#)/大序曲「1812年」(**)
アルトゥール・
 ルービンシュタイン(P;#)
アルトゥール・ロジンスキー指揮
NYP
 録音:1946年2月24日(*)/1944年10月15日(+)/1946年3月24日(#/**)、
 (*)以外は年代の古さを感じさせない録音とのこと。全体的にテンポの速い引き締まった演奏。
ブルックナー:交響曲第5番 ハンス・ロスバウト指揮
バーデン=バーデン
 南西ドイツ放送so.
 録音:1953年10月21日とされているが誤記の模様で、1962年5月のARKADIA盤(廃盤)と同一の演奏らしい。
ARPCD-0131
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廃盤
代理店在庫限り
モーツァルト:
 交響曲第41番「ジュピター」(*)/
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番(#)
ステファン・アスケナーゼ(P;#)
カール・ベーム指揮
VPO(*)、BPO(#)
 録音:1949年3月(*)/1951年12月18日(#)。
 アスケナーゼとの(#)は非常に珍しく、貴重。
ARPCD-0132
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廃盤
代理店在庫限り
チャイコフスキー:
 交響曲第2番(*)/交響曲第4番(#)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
ミネアポリスso.
 録音:1946年3月10日&11日(*)/1940年(#)。
ARPCD-0134
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廃盤
代理店在庫限り
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 オットー・クレンペラー指揮
ウィーンso.
 録音:1951年。原盤:VOX。
 テンポの早い快演。
ARPCD-0135
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(2CD)
廃盤
代理店在庫限り
デ・サバタ名演集
 ラヴェル:ボレロ(*)/ラ・ヴァルス(#)/
       バレエ音楽「マ・メール・ロワ」(抜粋)(*)
 ストラヴィンスキー:交響詩「ナイチンゲールの歌」(+)
 R.シュトラウス:交響詩「死と変容」(#)
 ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲(**)
 R.シュトラウス:歌劇「サロメ」
  〜7枚のヴェールの踊り(リハーサル風景)(##)/他
アルトゥール・
 ルービンシュタイン(P;**)
ヴィクトル・デ・サバタ指揮
NYP(*/**)、VPO(#)、
ストックホルムpo.(+)、
サンフランシスコso.(##)
 録音:1950年3月(*/**)/1953年8月(#)/1947年9月(+)/1953年2月(##)。
ARPCD-0136
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廃盤
代理店在庫限り
フルトヴェングラー・イン・ストックホルム
 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
 R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
 ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
ウィルヘルム・
 フルトヴェングラー指揮
VPO
 録音:1950年9月25日。
 残念ながら、マスターの状態自体の音が良く無いとのこと。
ARPCD-0137
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廃盤
代理店在庫限り
モーツァルト:セレナード第7番「ハフナー」
ベートーヴェン:合唱幻想曲(*)
フリードリヒ・ヴューラー(P;*)
クレメンス・クラウス指揮
ウィーンso.
 録音:1950年。初出音源。
ARPCD-0138
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廃盤
代理店在庫限り
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ブラームス:悲劇的序曲
フリッツ・ブッシュ指揮
ウィーン・
 トーンキュンストラーo.
 録音:1950年。
ARPCD-0139
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廃盤
代理店在庫限り
マーラー:大地の歌 セット・スヴァンホルム(T)
エレナ・ニコライディ(A)
ブルーノ・ワルター指揮
NYP
 録音:1953年2月22日。以前国内でセブンシーズから、輸入盤ではAs Disc等から発売されていたもの。
ARPCD-0146
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廃盤
代理店在庫限り
ベルリオーズ:幻想交響曲(*)
ショーソン:愛と海の詩(#)
グラディス・スウォーザウト(Ms;#)
ピエール・モントゥー指揮
サンフランシスコso.(*)、
RCA交響楽団
 録音:1945年(*)/1952年(#)。原盤:RCA/BMG。
ARPCD-0148
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廃盤
代理店在庫限り
メンデルスゾーン:カンタータ「最初のワルプルギスの夜」Op.60 ジーグリンデ・ワーグナー、
アントン・デルモータ、
オットー・エーデルマン
イゴール・マルケヴィッチ指揮
ウィーンso.
 録音:1952年4月24日。ボーナス・トラックとして、「フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団との貴重な演奏(1946年5月22日)」を収録とのこと。
ブラームス:
 ドイツ・レクイエム(*)/
 ハイドンの主題による変奏曲(#)/
 ピアノ協奏曲第2番(+)
ケルスティン・
 リンドバーグ=トールリング(S;*)
ベルンハルト・
 ゼンナーシュテット(Br;*)
アドリアン・エッシュバッハー(P;+)
ヴィルヘルム・
 フルトヴェングラー指揮
ストックホルムpo.(*)、
BPO(#/+)
 録音:1948年11月19日(*)/1943年12月12日&15日(#/+)。
ARPCD-0155
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(2CD)
廃盤
代理店在庫限り
ロッテ・レーマン(S)名唱集
 ベートーヴェン(*):
  思い出 WoO.136/寂しさの喜びOp.83/
  「エグモント」〜太鼓は響く/
  アリエッタ「口づけ」Op.128
 シューベルト(#):
  音楽に寄す D.547/
  白鳥の歌 D.957〜セレナーデ/魔王 D.328
 メンデルスゾーン(+):
  歌の翼にOp.34-2/新しい恋Op.19a-4/
  ヴェネツィアの舟歌Op.57-5
 シューベルト(**):「冬の旅」より
  [お休み/春の夢/辻音楽師]
 シューマン(##):
  異郷でOp.39-1/私は恨むまいOp.48-7/
  くるみの木Op.25-3/ことづてOp.77-5
 ブラームス(++):
  5月の夜Op.43-2/セレナードOp.106-1/
  子守歌Op.49-4/おお、いとしい頬Op.47-4
 ワーグナー(***):「ヴェーゼンドンク歌曲集」より
  [悩み/温室にて/夢]
 R.シュトラウス(###):
  万霊節Op.10-8/献呈Op.10-1/セレナードOp.17-2
 他、モーツアルト(+++)、ヴォルフ(****)の作品、
   リクエスト・プログラム(####)、
   クリスマス・ソング・プログラム(++++)
ロッテ・レーマン(S)
ポール・
 ウラノフスキー(P)
録音:1941年10月1日(*)/1941年10月8日(#)/1941年10月15日(+)/1941年10月29日(**)/1941年11月5日(##)/1941年11月12日(++)/1941年11月19日(***)/1941年12月3日(###)/ 1941年10月29日/12月10日(+++)/1941年11月26日(****)/1941年12月17日(####)/1941年12月24日(++++)。以前EKLIPSEから出ていたアルバムのリ・プリント。
ARPCD-0156
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廃盤
代理店在庫限り
シューベルト:交響曲第5番(*)
ヴェルディ:
 歌劇「シチリアの晩祷」序曲(+)/
 歌劇「運命の力」序曲(+)
ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲(+)
レオ・ブレッヒ指揮
ベルリン放送so.
 (RIASso.)
 録音:1950年6月4日(*)/1945年4月13日(+)。
ベーム&ヘッセン放響の「第9」 1954.9.30 〜ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
 テレサ・シュティヒ=ランダル(S) ゲルトルーデ・ピッツィンガー(A)
 カール・フリードリヒ(T) ゴットロープ・フリック(B)
 カール・ベーム指揮フランクフルト・ヘッセン放送so.&cho.
 録音:1954年9月30日、フランクフルト、ライヴ。LIVING STAGEからLS-1002として出ていた物。おそらくマスタリング等も同一で、当盤発売によりLS-1002は廃盤となる。29日の演奏もイタリア系のレーベルから出ていたことがあるが、30日の物とはアルト独唱が異なる(29日はマルガ・ヘフゲン)。50年前とは思えない良い音質。素晴らしい演奏。
 #おそらく流通在庫限り。入荷しない場合はご容赦下さい。
ベートーヴェン:
 交響曲第3番「英雄」(*)/
 「レオノーレ」序曲第3番(#)/「エグモント」序曲(+)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ルツェルン祝祭o.(*/#)、BPO(+)
 録音:1953年8月26日(*)/1947年8月27日(#)/1947年5月27日(+)。
モーツァルト:レクイエム N.シュピーレル(S)
V.ガガーリナ(A)
P.マリュテンコ(T)
C.クラソフスキー(B)
ニコライ・ゴロヴァノフ指揮 モスクワ放送so.&cho.
 録音:1951年。Bohemeから既出の音源と思われるが、そちらでは1950年録音となっていた。
クナッパーツブッシュのモーツァルト
 モーツァルト:
  交響曲第41番「ジュピター」(*)/
  歌劇「フィガロの結婚」第3幕〜抜粋(+)
ピンツァ、スタービレ、
ライニンク、他(+)
ハンス・
 クナッパーツブッシュ指揮VPO(*)
ウィーン国立歌劇場o.(+)
 録音:1941年11月9日(*)/1939年8月21日(#)。
フルトヴェングラー&ベルリン・フィルのシューマン
 シューマン:ピアノ協奏曲(*)/チェロ協奏曲(#)/
        「マンフレッド」序曲(+)
ワルター・ギーゼキング(P;*)
ティボール・デ・マヒュラ(Vc;#)
ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
BPO
 録音:1942年3月1日-3日(*)/1942年10月25日-28日(#)/1949年12月18日(+)。
シューベルト:
 交響曲第8番「未完成」〜第1楽章(*)/
 交響曲第9番「グレイト」(#)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
VPO
 録音:1943年5月12日(*)/1943年5月12日(#)。
ヴェルディ:歌劇「オテロ」 ラモン・ヴィナイ、
パウル・シェフラー、
アントン・デルモータ/他
ヴィルヘルム・
 フルトヴェングラー指揮
VPO
 録音:1951年8月7日。
クララ・ハスキル〜
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集

 [第3番 ハ短調 Op.37(*)/
  第4番 ト長調 Op.58(#)]
クララ・ハスキル(P)
シャルル・ミュンシュ指揮(*)
ボストンso.(*)
アンドレ・クリュイタンス指揮(#)
フランス国立o.(#)
 録音:1956年11月(*)/1955年12月8日(#)。
バッハ:オルガン名演奏集 Vol.3
 コラール前奏曲から/パッサカリア/
 プレリュードとフーガ/他
アルベルト・
 シュヴァイツァー(Org)
 録音:1940年代、フランスの教会。
エーリヒ・クライバーの芸術
 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(*)
 シューベルト:交響曲第8番「未完成」(#)
 R.シュトラウス:「ばらの騎士」〜ワルツ(#)
エーリヒ・クライバー指揮
ハンブルクNDRso.(*)、
BPO(#)
 録音:1951年(*)/1934年&1935年(#)。
ハイドン:交響曲第44番(*)
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」(#)
フェレンツ・フリッチャイ指揮
RIASso.(*)、BPO(#)
 録音:1953年6月(*)/1953年(#)。原盤:DG。
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第20番(*)/ピアノ協奏曲第25番(*)/
 ピアノ協奏曲第9番(#)/ピアノ・ソナタ第17番(+)/
 ホルン協奏曲 KV417(**)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番(##)
ワルター・ギーゼキング(P;**以外)
デニス・ブレイン(Hn;**)
ハンス・ロスバウト指揮
フィルハーモニアo.(*)
ベルリン・シュターツカペレ(#/##)、
SWRso.(**)、
 録音:1953年8月22日&26日(*)/1936年9月29日(#)/1936年9月30日(+)/1953年5月6日(**)/1937年4月28日(##)。
 (#)はディスコグラフィーでは9月26日となっているが、ヨーロッパでは26日から29日までの演奏として知られているため、ジャケットには9月29日と記載されているとのこと。
メンデルスゾーン:
 ピアノ協奏曲第1番(*)/ピアノ協奏曲第2番(*)/
 劇音楽「真夏の夜の夢」から(#)
ピーター・ケイティン(P;*)
アンソニー・コリンズ指揮(*)
LSO(*)
ブルーノ・ワルター指揮(#)
NYP(#)
 録音:1953年(*)/1948年12月12日、ライヴ(#)
オットー・クレンペラー
 モーツァルト:セレナード第11番(*)
 メンデルスゾーン:交響曲第3番(#)
オットー・クレンペラー指揮
RIASso.団員(*)、
ウィーンso.(#)
 録音:1952年9月20日、ライヴ(*)/1951年6月(#)。原盤:VOX(#)。
 (#)の第3楽章以降はクレンペラーが結果として録音を放棄したため、VOX社が代役で録音を完成させたため彼の指揮では無い(ブックレットにも記載あり)。
ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリオエット」(*)
ブラームス:交響曲第2番(#)
マーガレット・ロッジェロ(A;*)
レスリー・.チャバイ(T;*)
イー=クェイ・セー(B;*)
シャルル・ミュンシュ指揮
ボストンso.、
ハーバード・
 グリークラブ&ラドクリフcho.(*)
 録音:1963年(*)/1952年(#)。
デニス・ブレインの芸術
 モーツァルト:
  ホルン協奏曲第2番/
  ピアノ、オーボエ、クラリネット、
   ホルンとファゴットのための五重奏曲/
  ディヴェルティメント第16番
 ベートーヴェン:ホルン・ソナタOp.17
  他、ハイドンとシューマンの作品
デニス・ブレイン(Hr)
ワルター・ジュスキント指揮
フィルハーモニアo.
ジェラルド・ムーア(P)
コリン・ホースリー(P)
デニス・マシューズ(P)他
 録音:1944年-1954年。
ハイフェッツ名演奏集
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリンのためのロマンス[第1番/第2番]
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲
 ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
マルコム・サージェント指揮
LSO
ウィリアム・スタインバーグ指揮
RCAビクターso.
ワーグナー:「ニーベルングの指輪」抜粋
 「ラインの黄金」〜前奏曲とワルハラ城への神々の入場/
 「ワルキューレ」〜第3幕/
 「ジークフリート」〜森のささやき/
 「神々のたそがれ」〜ジークフリートの葬送行進曲
ヘレン・トラウベル、
ドリス・ドレー、
ヘルベルト・ヤンセン
アルトゥール・ロジンスキー指揮
NYP
 録音:1945年11月25日。
ピエール・モントゥー
 リムスキー=コルサコフ:シェヘラザード
 ラヴェル:
  「ダフニスとクロエ」第1組曲/「ラ・ヴァルス」/他
ピエール・モントゥー指揮
サンフランシスコso./他
 録音:1933年-1954年/他。原盤:RCA/BMG/他。
イヴ・ナット〜シューマン
 シューマン:
  ピアノ協奏曲(*)/子供の情景/トッカータ/アラベスク/他
イヴ・ナット(P)
ウジェーヌ・ビゴー指揮
管弦楽団(*)
 録音:1933年-1954年。原盤:EMI。
E.フィッシャー〜ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
 [第8番「悲愴」(*)/第15番「田園」(#)/
  第21番「ワルトシュタイン」(#)]
エドウィン・フィッシャー(P)
 録音:1952年(*)/1954年(#)。
フリッチャイ〜ハイドン:交響曲集
 [第95番(*)/交響曲第98番(#)/第100番「軍隊」(#)]
フェレンツ・フリッチャイ指揮
RIASso.
 録音:1953年(*)/1954年(#)。
ベートーヴェン:
 交響曲第5番「運命」(*)/交響曲第6番「田園」(#)
オットー・クレンペラー指揮
ウィーンso.
 録音:1951年4月5月(*)/1951年3月(#)。原盤:VOX。2曲共にピッチが少々高め。
ブルックナー:交響曲第3番
ワーグナー:「神々の黄昏」
 〜夜明けとジークフリートのラインへの旅(#)
リスト:交響詩「前奏曲」(+)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイエルン国立歌劇場o.(*)
VPO(#)、BPO(+)
 録音:1954年10月11日(*)/1940年5月12日(#)/1941年1月4日(+)。
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
 [第6番/第7番/第9番/第10番/
  第11番/第12番/第14番/第17番]
ヴァルター・ギーゼキング(P)
 録音:1953年/1954年、以上ロンドン。
ハンス・クナッパーツブッシュ
 ブラームス:悲劇的序曲/ピアノ協奏曲第2番(*)
クリフォード・カーゾン(P;*)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
VPO
 録音:1955年7月26日、ザルツブルク。ライヴ。(*)はRARE MOTHから RM-452M として初出発売されたものだが、プレス盤では当盤が初発売。悲劇的序曲は、同日の他プログラムである交響曲第3番と組んでORFEO D'ORから発売されている(ORFEOR-329931)
 (*)では最初は足並みが揃わない感があるが、曲が進むにつれ白熱。
ソロモン〜モーツァルト集
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第15番(*)/
  ピアノ・ソナタ第11番/ピアノ・ソナタ第17番
ソロモン(P)
オットー・アッカーマン指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1952年-1953年。原盤:EMI。
フリッツ・ブッシュ
 ハイドン:交響曲第100番/交響曲第101番/
       トランペット協奏曲(*)
アドルフ・ホラー(Tp;*)
フリッツ・ブッシュ指揮
ウィーンso.
 録音:1950年。
初出あり、ゲルハルト・タシュナー
 シベリウス:
  ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47(*)
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26(#)
 シューベルト:
  ソナチネ第1番 ニ長調 Op.137-1, D.384(+)
 パガニーニ:24の奇想曲 Op.1〜第24番(+)
ゲルハルト・タシュナー(Vn)
ヘルベルト・サンドベルイ指揮(*)
ケルン放送so.(*)
ヘルマン・アーベントロート指揮(#)
BPO(#)
ハンス・アルトマン(P;+)
 録音:1956年(*)/1944年12月16日(#)/1954年(+)。(*)は今回初出となる音源。音質は非常に良い。
フェラス&ケンペ、おそらく初出
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77(*)
 ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 Op.88(#)
クリスティアン・フェラス(Vn;*)
ルドルフ・ケンペ指揮(*/#)
ヘッセン放送so.(*/#)
 録音:1953年12月9日(*)/1953年3月2日(#)。以上、おそらく初出音源。音質良好。
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番「幽霊」(*)
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番(*)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番(+)
エドヴィン・フィッシャー(P)
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn;*)
エンリコ・マイナルディ(Vc;*)
 録音:1953年8月8日、ザルツブルク(*)/1952年6月18日、トリノ(+)。
カラヤン指揮の初出含む!
 シュヴァルツコップ(S)〜バッハ:名唱集

 J.S.バッハ:
  マニフィカトBWV243(*)/
  結婚カンタータ BWV202(#)/
  カンタータ
   「もろびとよ、歓呼して神を迎えよ」BWV51(+)
エリーザベト・
 シュヴァルツコップ(S;*)
オラリア・ドミンゲス(A;*)
ニコライ・ゲッダ(T;*)
ジョルジョ・タデオ(B;*)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮(*)
RAIローマso.(*)
ボイド・ニール指揮(#)
トロント・ハートハウスo.(#)
ピーター・ゲルホーン指揮(+)
フィルハーモニアo.(+)
 録音:1953年12月21日、ライヴ(*)/1955年、ライヴ(#)/1950年10月6日(+)。(*)と(#)は当盤が初出となる音源。
コンヴィチュニー〜ワーグナー:管弦楽作品集
 「妖精」序曲/「恋愛禁制(パレルモの修道女)」序曲/
 「リエンツィ」序曲/「さまよえるオランダ人」序曲/
 「パルジファル」より[第1幕への前奏曲/聖金曜日の音楽]/
 「ジークフリート」〜第3幕への前奏曲
フランツ・コンヴィチュニー指揮
ミュンヘン国立歌劇場o.
 録音:1952年。
ブラームス:交響曲第1番(*)/
チャイコフスキー:交響曲第4番(#)
カール・シューリヒト指揮
スイス・ロマンドo.(*)、
シュトゥットガルト放送so.(#)
 録音:1953年12月28日(*)/1954年11月26日(#)。
ビゼー:
 交響曲第1番(*)/
 「アルルの女」第1組曲(#)/「アルルの女」第2組曲(*)
メシアン:キリストの昇天(**)
レオポルド・ストコフスキー指揮
彼の交響楽団(**以外)、NYP(**)
 録音:1952年3月(*)/1952年2月(#)/1947年11月(**)/1949年2月(**)。
マーラー:交響曲第7番 ハンス・ロスバウト指揮
ベルリン放送so.
 録音:1953年。
ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(*)/
 ピアノ・ソナタ第20番(#)/ピアノ・ソナタ第30番(#)/
 ピアノ・ソナタ第32番(+)
ヴァルター・ギーゼキング(P)
ブルーノ・ワルター指揮(*)
VPO(*)
 録音:1934年(*)/1939年(#)/1947年(+)。
ホロヴィッツ、ロンドン録音集 1932-1936
 バッハ(ブゾーニ編):コラール前奏曲 BWV734
 スカルラッティ:ソナタ Kk87,125
 ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番
 ドビュッシー:練習曲第11番
 シューマン:アラベスク/トッカータ/他
 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
 ショパン:練習曲集 より/スケルツォ第4番/他
ヴラディーミル・ホロヴィッツ(P)
 録音:1932年/1936年、以上ロンドン。
ドニゼッティ:歌劇「ランメルムールのルチア」 リリー・ポンス、
リチャード・タッカー/他
ファウスト・クレヴァ指揮
メトロポリタン歌劇場o.&cho.
 録音:1954年。
リヒテル〜1954年12月、モスクワ・ライヴ
 ラヴェル:
  亡き王女の為のパヴァーヌ/「夜のギャスパール」〜絞首台/
  水の戯れ/「鏡」〜道化師の朝の歌
 ラフマニノフ:前奏曲集Ops.23 & 32 より(11曲)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
 録音:1954年12月、モスクワ。ライヴ。おそらくPARNASSUSから発売されている演奏と思われる。
ブラームス:交響曲第1番/ハイドンの主題による変奏曲 ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ハンブルクNDRso.
 録音:1951年10月27日。
ワーグナー:歌劇「トリスタンとイゾルデ」(抜粋)
 [第2幕/第3幕]
アウグスト・ザイダー(トリスタン)
ヘレナ・ブラウン(イゾルデ)
イラ・マラニウク(ブランゲーネ)
ハンス・ホッター(クルヴェナール)
ゴットローブ・フリック(マルケ王)他
ルドルフ・ケンペ指揮
バイエルン国立歌劇場o.&cho.
 録音:1953年11月8日、プリンツレゲンテン劇場。初出となっているが、アリアのごく一部はMELODRAMからLPで発売されていた可能性もある。
 音質は決して良くなく全体にこもった音だが、ノイズやポップ音は聴かれず聞きやすさとしてはまずまず。
メンゲルベルク、バッハ名演集
 バッハ:
  管弦楽組曲第2番(*)/管弦楽組曲第3番〜アリア(#)/
  2つのヴァイオリンのための協奏曲(+)/
  ピアノ協奏曲第5番(**)/他
独奏者たち
ヴィレム・メンゲルベルク指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウo.
 録音:1939年4月17日(*)/1942年(#)/1937年12月21日(+)/1939年(**)。
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(*)
ブルックナー:テ・デウム(#)
リタ・シュトライヒ(#)
ダグマール・ヘルマン(#)
エルンスト・ヘフリガー(#)
ハンス・ブラウン(#)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
BPO(*)、ウィーンso.(#)、
ウィーン楽友協会cho.(#)
 録音:1953年9月28日、ライヴ(*)/1952年9月29日、プラハ(#)。
 (*)はかなり珍しい音源で、同月8日の演奏ではないかと思われるが、詳細は不詳。28日が正しければ初出。エコーがきつく感じられ、多少こもった音とのこと。 (#)はARKADIAなどから出ている物。緊張感あふれる演奏で、クリアな音とのこと。
フルトヴェングラー〜ワーグナー:管弦楽作品集
 「さまよえるオランダ人」序曲(*)/「タンホイザー」序曲(#)/
 「ローエングリン」第1幕への前奏曲(+)/
 「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死(**)/
 「マイスタージンガー」第1幕への前奏曲(##)/
 「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行(++)/
 「ジークフリート」から(***)/ジークフリート牧歌(*)/
 「神々のたそがれ」より
   [ラインへの旅(*)/葬送行進曲−終曲(****)]/
 「パルジファル」より
   [第1幕への前奏曲(####)/聖金曜日の音楽(++++)]/
 「マイスタージンガー」前奏曲(*****)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
RAI(*/***/****)、
BPO(#/+/**/##/####/++++/*****)、
VPO(++)
 録音:1952年6月6日(*)/1951年5月1日(#)/1930年(+)/1942年11月8日&9日(**)/1942年2月26日(##)/1949年3月31日(++)/1953年11月12日(***)/1952年5月31日(****)/1938年3月15日(####)/ 1938年&1951年(++++)/1949年12月19日(*****)
フルトヴェングラー指揮〜ラヴェル:作品集
 「ダフニスとクロエ」第2組曲(*)/
 スペイン狂詩曲(#)/高雅で感傷的なワルツ(+)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
BPO(*/+)、VPO(#)
 録音:1944年3月20日&21日(*)/1951年10月22日(#)/1953年4月15日(+)。
驚愕、フルトヴェングラーの「第9」初登場音源
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
エルナ・ベルガー(S)
ゲルトルーデ・ピッツィンガー(A)
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T)
ルドルフ・ヴァツケ(B)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
BPO、ブルーノ・キッテルcho.
 録音:1942年4月19日、ヒトラー生誕前夜祭、ライヴ。フルトヴェングラー没後50年記念発売。
 驚愕、フルトヴェングラーの初登場音源、それもベートーヴェン「第9」!!。この宣伝省ゲッペルスの企画によるヒトラー生誕前夜祭での映像は一部が残っているが、それに付けられた音声は同年3月のもの(こちらは非常に有名な演奏で、最近ではMELODIYAのLPから復刻したSERENADE盤(SEDR-2004; 廃盤)やVENEZIA盤(現在再プレス未定)が話題となった)とされていた。また、これまで出ているこの3月とされる演奏は、3月と4月の2種類の演奏をつないでいるのではという説もある。 今回は演奏前の拍手から演奏後の拍手、及びドイツ・ラジオによるアナウンスまでがカット無しで収録されているとのことで、この発売によってこれまで有名だった3月とされる演奏が全くの別演奏なのか、 それともこの4月の演奏が一部交じっているのかが明らかになる。 アセテート盤からの復刻のため聴きづらい部分があるとのことだが、そんなことは些細な傷に過ぎない話題盤。フルトヴェングラー・ファンなら必携のアイテムの登場だ。
フルトヴェングラー:交響曲第2番(*)
フルトヴェングラーの講演
 「フルトヴェングラー、音楽を語る」(#)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮(*)
シュトゥットガルト放送so.(*)
 録音:1954年3月30日、ライヴ(*)/1950年6月(資料によっては2月)22日、ベルリン音楽大学での講演(インタビュー:ヴェルナー・エック)(#)。
 貴重なディスクだが、解説は無い。フルトヴェングラー・ファンであれば持っていたい。
リスト:
 交響詩集(*)
 [山上で聞きし事/プロメテウス/マゼッパ]/
 パガニーニの主題による超絶技巧練習曲第5番(#)
 ハンガリー狂詩曲第9番「ペストの謝肉祭」(#)
ニコライ・ゴロワノフ指揮
ソビエト放送大o.(*)
エミール・ギレリス(P;#)
 録音:1952年-1953年(*)/1946年、ライヴ(#)。
 録音年代の古さ&技術的問題から聞きづらい箇所があるとのこと。
初出! ヨッフムの「ヴェルレク」
 ヴェルディ:
  レクイエム(*)/聖歌四篇(#)/
  聖歌四篇〜テ・デウム(+)
モード・クーニッツ(S;*)
エリザベート・ヘンゲン(A;*)
ヴァルター・ルートヴィヒ(T;*)
ヨゼフ・グラインドル(B;*)
オイゲン・ヨッフム指揮(*)
バイエルン放送so.&cho.(*)
フェレンツ・フリッチャイ指揮(#/+)
RIASso.(#)、RIAS室内cho.(#)、
西ドイツ(ケルン)放送so.&cho.(+)
 録音:1950年、ライヴ(*)/1952年(#/+)。(*)は初出音源。(+)もかなり珍しい音源ではないかと思われる。
 (*)は、会場の雑音が少々気になるが、聴きやすい音。
ブラームス:
 弦楽四重奏曲第1番 Op.51 No.1(*)
 クラリネット五重奏曲 Op.115(+)
ヴェーグSQ
アントワーヌ=ピエール・
 ド・バヴィエ(Cl;+)
 録音:1949年、ライヴ。ジュネーヴ放送。おそらく CASCAVELLE RSR-6127 と同一の録音。
初出、クリュイタンス&ケルン放響との「幻想」
 ベルリオーズ:
  幻想交響曲(*)/序曲「ローマの謝肉祭」(#)
アンドレ・クリュイタンス指揮(*)
ケルン放送so.(*)
レオポルド・ストコフスキー指揮(#)
北西ドイツso.(#)
 録音:1955年11月7日(*)/1952年7月7日(#)。(*)は初出、(#)はTahraから発売がある演奏。
 音質良好、日本先行発売とのこと。
アドルフ・ブッシュ〜J.S.バッハ
 ヴァイオリン協奏曲[BWV.1041(*)/BWV.1042(*)]/
 2台のヴァイオリンのための協奏曲 BWV.1043(+)/
 ヴァイオリン・ソナタ BWV.1016(#)
アドルフ・ブッシュ(Vn)指揮(*/+)
アドルフ・ブッシュ
 室内プレイヤーズ(*/+)
フランシス・マグニス(Vn;+)
ルドルフ・ゼルキン(P;#)
 全体的に音質は良くないが、A.ブッシュの名演奏が聴ける。
フィッシャー=ディースカウ(Br)
 ブラームス:美しきマゲローネのロマンス

 ブラームス:
  歌曲集「美しきマゲローネのロマンス」Op.33
ディートリヒ・フィッシャー=
 ディースカウ(Br)
ヘルタ・クルスト(P)
 録音:1953年、スタジオ。各楽曲の間にドイツ語によるナレーションが入っている。
シューリヒトのドイツ・レクイエム、初出
 ブラームス:ドイツ・レクイエム Op.45
エルフリーデ・トレッチェル(S)
ハインツ・レーフス(Br)
カール・シューリヒト指揮
フランス国立o.&cho.
 録音:1955年2月10日、パリ、ライヴ。緊張感ある、とても厳しい演奏。音質良好。
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(*)/
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲(#)
ゲオルグ・クーレンカンプ(Vn;#)
エンリコ・マイナルディ(Vc;#)
カール・シューリヒト指揮
パリ音楽院o.(*)、
スイス・ロマンドo.(#)
 録音:1949年(*)/1947年(#)。ジャケットに「運命」は初CD化であると記載されているが、レーベルが国内キングからの発売(KICC-2193)を見落としたための誤記。尚、多少ピッチが高いようだとのこと。
初出! カイルベルトのイタリア?ライヴ
 ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(*)
ダニーロ・バラルディネッリ(Vn;*)
ヨゼフ・カイルベルト指揮
聖チェチーリア音楽院o.
 録音:1952年4月27日、ライヴ。初出音源。(*)は作曲家としてもカイルベルトのディスク初レパートリー。「新世界」には有名なスタジオ録音があるが、ライヴはこれが初登場。
 カイルベルトはその円熟期に早世したため残された録音自体が少なく、特にオペラを除く管弦楽作品のライヴとなると、ORFEOから出ているベートーヴェン「第7」&「第8」(ORFEOR-268921)やN響との一連の録音以外にはほとんど発売されたことがなかった。今回登場するこのライヴは、何とオケがサンタ・チェチーリア音楽院管というもの。これまで発売された音源で彼が共演しているオケというのは、ライヴ音源の発売が多いN響を除けば9割方がドイツ&オーストリアのものであり、これまでイタリアに関係する団体を振った演奏は発売されたことがない。また作曲家の面でも、カイルベルトが振ったシベリウスというのは、曲を問わず今回が初音盤。独奏者に関しては、同名の指揮者がいるものの詳細は残念ながら詳細不明だが、初共演オケ&初レパートリーという、カイルベルト・ファンにとって非常に魅力ある新譜の登場だ。
ミトロプーロス&NYP 名演奏集
 ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲(*)
 シューマン:交響曲第1番「春」(#)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
NYP
 録音:1954年(*)/1953年(#)、ライヴ。非常に感動的な演奏。
初CD化、アッカーマンのベートーヴェン「運命」「第7」
 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(*)/交響曲第7番(#)
オットー・アッカーマン指揮
チューリヒ・トーンハレo.
 録音:1951年(*)/1953年(#)。初CD化。
 板起こしで所々ノイズや音とびが聞かれ、ピッチが高くエコーもきついが、演奏は感動的。
初出? オイストラフ&ゴロワノフ
 ヴィターリ:シャコンヌ ト短調(*)
 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」(#)
 ベートーヴェン:
  ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲(+)
 ブラームス:
  ハンガリー舞曲集[第5番/第8番/第9番/第20番](**)
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
レフ・オボーリン(P;+)
スヴャトスラフ・
 クヌシェヴィツキー(Vc;+)
ニコライ・ゴロワノフ指揮
モスクワ放送so.
 録音:1950年(*/+)/1951年(#)/1949年(+)。(*/**)はピアノ伴奏ではないかと思われ、(**)の録音年が異なるがヤンポリスキーのピアノ伴奏によるメロディア録音か。
 全て初出とされているが、(#)には録音年代不詳のゴロワノフとの共演盤がLPで出ていた。ディスコグラフィによってはコンドラシン指揮のMELODIYA録音(MELCD-10-00230)と同一の可能性を示唆している物もあるので、比較するのも面白いかもしれない。また(+)は、1947年のオルロフ指揮によるMELODIYA録音が、過去にLPでゴロワノフ指揮として発売されたことがある。
 (+)の音質が悪いが、他はマスター起因の傷はあるものの良い音質。
エドヴィン・フィッシャーのブラームス
 ブラームス:
  ピアノ協奏曲第2番(*)/ピアノ・ソナタ第3番(#)
エドウィン・フィッシャー(P)
ハンス・ミュンヒ指揮(*)
バーゼルso.(*)
 録音:1943年2月26日(*)/1949年(#)。
 (*)はMUSIC AND ARTSの6枚組(MUA-1080;廃盤)に含まれていた物。指揮のミュンヒはシャルル・ミュンシュのいとこで、アドルフ・ブッシュとのこれまたブラームスがARBITERから出ている(ARB-117)。(#)は録音年からするとEMIへのスタジオ録音で、確か国外では初CD化(代理店は「第1番」のソナタと案内しているが、誤り)。(*)の音質は良くなく、金属的なエコーが聴かれ、音像も遠い。
初CD化、ドブロウェンの「シェヘラザード」
 リムスキー=コルサコフ:シェヘラザード(*)
 ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」より(#)
ボリス・クリストフ(B;#)
イサイ・ドブロウェン指揮
フィルハーモニアo.(*)、
フランス国立放送o.(#)
 録音:1952年12月-1953年1月(*)/1951年(#)。原盤:EMI。(*)は初CD化。
 ドブロウェンはロシア出身で、晩年はノルウェーを中心にイギリスでも活躍したピアニスト、指揮者。1940年代後半から亡くなるまでHMV(EMI)へ残した、ヌヴー、シュナーベルやクリストフらとの共演盤&歌劇録音はこの年代の録音を好まれる方ならお馴染みだが、フィルハーモニア管との大曲は少なく、今回初CD化された「シェヘラザード」と、あと未CD化のチャイコフスキー「交響曲第4番」ぐらい。このシェエラザードは非常にテンションの高い熱演。
シューリヒト〜ヴァイオリン協奏曲伴奏
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(*)
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(#)
クリスティアン・フェラス(Vn;*)
ハインツ・シュタンスケ(Vn;#)
カール・シューリヒト指揮
VPO(*)、ベルリン国立歌劇場o.(#)
 録音:1954年(*)/1940年頃(#)。原盤:DECCA(*)。
 (#)はDANTEがCD化していた位で、久々のCD化。
カール・ベーム〜モーツァルト:交響曲集
 [第39番/第40番/第41番「ジュピター」]
カール・ベーム指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウo.
 録音:1955年。おそらくPHILIPS原盤。
ミトロプーロス&ミネアポリス響 名演奏集
 メンデルスゾーン:
  交響曲第3番「スコットランド」(*)
 フランク:交響曲 ニ短調(#)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
ミネアポリスso.
 録音:1941年(*)/1939年(#)。(*)の音質は良くない。(#)は他盤に比べて高音質化とのこと。
シューマン:
 謝肉祭/クライレスリアーナ(*)/
 交響的練習曲(+)
ゲーザ・アンダ(P)
 録音:1955年(*)/1954年(+)。音質良好。
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(*)
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」(+)
エーリッヒ・クライバー指揮
ベルリン・シュターツカペレ(*)
ケルン放送so.(+)
 録音:1955年。音質良好。
ダヴィド・オイストラフ
 バッハ:
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番BWV.1001(*)/
  2つのヴァイオリンのためのソナタBWV.1037(#)/
  2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV.1043(+)
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリンのためのロマンス第1番&第2番(**)
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
イーゴリ・オイストラフ(Vn;#)
ヴラディーミル・ヤンポルスキー(P;#)
ユーディ・メニューイン(Vn;+)
アレクサンドル・オルロフ指揮(+)
キリル・コンドラシン指揮(**)
ソビエト国立so.(+/**)
 録音:1947年(*)/1951年(#)/1946年(+)/1947年&1948年(**)。
ARPCD-0324
廃盤
R.ゼルキン&ミトロプーロス
 モーツァルト:ピアノ協奏曲
  〔第16番(*) /第25番(*) 〕
 ドビュッシー:イベリア(#)
ルドルフ・ゼルキン(P;*)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
NYP(*/#)
ディミトリ・ミトロプーロス
 マーラー:交響曲第1番「巨人」(*)
 ベルリオーズ:
  序曲「ロブ・ロイ」(#)/序曲「リア王」(+)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
NYP(*/#)、NBCso.(+)
 録音:1955年(*)/1951年(#)/1945年。(*)はおそらく1951年録音の誤記(標記が正しければ初出か)。音は古さが目立つ。名演奏の復刻。
ディミトリ・ミトロプーロス&カサドシュ夫妻
 モーツァルト:
  2台のピアノのための協奏曲K.365(*)/
  交響曲第39番(#)
ロベール・カサドシュ(P;*)
ギャビー・カサドシュ(P;*)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
NYP
 録音:1955年(*)/1951年(#)。(#)はミトロプーロス唯一のモーツァルトの交響曲録音。音の古さは否めないが、非常に聴きやすく処理されている。
ケンペ、初プレス盤化
 ウェーバー:交響曲第1番 ハ長調 Op.19
 ワーグナー:
  楽劇「トリスタンとイゾルデ」
   〜第1幕への前奏曲と愛の死
 ベートーヴェン:
  交響曲第5番 ハ短調「運命」 Op.67
ルドルフ・ケンペ指揮
ドレスデン・シュターツカペレ
 録音:1956年6月28日、ドレスデン、ライヴ。CD-R使用の EN LARMES から、ELM-02-157 という型番で発売されている物だが、今回が初プレス盤化と思われる。
 ケンペが40代半ばの頃のライブだが、驚くほどの充実ぶりで、当時からすでに超一流の指揮者だったことがよくわかる。 知的で端正な面が強調されることの多いケンペだが、ここではライブ特有の熱気にあふれた演奏が展開されている。当時のシュターツカペレ・ドレスデンの重厚なサウンドも大変聴きもの。
 音質良好。
ケンペ、初出
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 KV.503(*)
 ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73(#)
カール・ゼーマン(P;*)
ルドルフ・ケンペ指揮
ライプツィヒ・
 ゲヴァントハウスo.(*)
ドレスデン・
 シュターツカペレ(#)
 録音:1951年1月18日(*)/1957年3月22日(#)。ともに初出音源。
 モーツァルトは音質良好。ブラームスはマスターテープに起因する音の揺れ、うねりが全体的に聴かれる。
アドルフ・ブッシュ
 ブラームス:
  ピアノ四重奏曲第1番Op.25(*)/
  ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」(#)
アドルフ・ブッシュ(Vn;*/#)
フーゴー・ゴッテスマン(Va;*)
ヘルマン・ブッシュ(Vc;*)
ルドルフ・ゼルキン(P;*/#)
 録音:1949年(*)/1931年(#)。共にスタジオ録音。音質良好。
クナッパーツブッシュ
 〜ワーグナー:管弦楽録音集 1950, 1953

 「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行」(*)/
 「リエンツィ」序曲(#)/
 「さまよえるオランダ人」序曲(*)/
 「タンホイザー」序曲(*)/
 「ジークフリート」〜森のささやき(+)/
 「パルジファル」〜第1幕への前奏曲(#)
フランツ・レヒライトナー(T;+)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
VPO
 録音:1953年(*)/1950年(#/+)。音質良好。
ビルギット・ニルソン&ハンス・ホッター
 ワーグナー:
  「さまよえるオランダ人」〜愛の二重唱(第2幕)(*)/
  「ワルキューレ」〜最終場面(*)
 シューベルト:音楽に寄す(#)/海の静けさ(#)/他
 ワーグナー:「さまよえるオランダ人」
  〜オランダ人のモノローグ「期限は切れた」より(+)
ビルギット・ニルソン(S;*)
ハンス・ホッター(B;*/#/+)
レオポルド・ルートヴィヒ指揮(*)
フィルハーモニアo.(*)
ジェラルド・ムーア(P;#)
ブルーノ・ワルター指揮(+)
アムステルダム・コンセルトヘボウo.(+)
 録音:1957年(*)/1949年(#)/1936年(+)。(+)はおそらく WING DISC(廃盤)からCDが出ていた程度の稀少音源。
若き日のグルダ
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第28番(*)/
  「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガOp.35(#)
 ウェーバー:コンツェルトシュトゥックOp.79(+)
フリードリヒ・グルダ(P)
フォルクマール・アンドレーエ指揮(+)
VPO
 録音:1950年(*)/1951年(#)/1955年(+)。
ハスキル(P)〜モーツァルト&バッハ:ピアノ協奏曲集
 モーツァルト:
  2台のピアノのための協奏曲
    変ホ長調(第10番)KV.365(*)/
  ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 KV.595(#)
 バッハ:
  2台のピアノのための協奏曲第2番 ハ長調 BWV1061(*)
クララ・ハスキル(P)
ゲーザ・アンダ(P;*)
アルチェオ・ガリエラ指揮(*)
フィルハーモニアo.(*)
オットー・クランペラー指揮(#)
ケルン・ギュルツェニヒo.(#)
 録音:1956年4月(*/+)、ロンドン/1956年、ケルン、ライヴ(#)。原盤:EMI(*)。(#)は以前AS DISCから出ていた物だが、久々の再発売。(*)の本家CDはステレオ録音だが、当盤は不祥。
シューベルト:楽興の詩 Op.94 D.780(*)
シューマン:森の情景 Op.82(*)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番
 「ワルトシュタイン」 ハ長調 Op.53(#)
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
 録音:1955年10月(*)/1954年8月29日、ザルツブルク、ライヴ(#)。原盤:DECCA(*)。音質良好。。
エミール・ギレリス
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23(*)
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30(#)
エミール・ギレリス(P)
フリッツ・ライナー指揮(*)
シカゴso.(*)
キリル・コンドラシン指揮(#)
ソビエト国立so.(#)
 録音:1955年10月29日(*)/1949年(#)。
ディミトリ・ミトロプーロス
 マーラー:交響曲第3番
ベアトリス・クレプス(A)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
NYP、ウェストミンスターcho.
 録音:1956年4月15日、ライヴ。当曲が1CDに収まるのは極めて珍しいはず。ARKADIA(=HUNT)、LIVING STAGE盤以来の再発。
チェーザレ・ヴァレッティ(T)
 名唱集 1949-1952
(全16曲)
 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」から[恋人を癒めて/他]
 ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜空はほほえみ
 ドニゼッティ:
  「愛の妙薬」から[人知れぬ涙/他]/
  「ドン・パスクァーレ」〜何という、やさしさ
 マスネ:
  「ウェルテル」から
   [春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか/他]/
  「マノン」から[ああ消え去れ、やさしい面影よ/他]
 他、ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」
   ベッリーニ:「夢遊病の女」
   ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」/「連隊の娘」
     からのアリア
チェーザレ・ヴァレッティ(T)
アルトゥーロ・バジーレ、
ジャナンドレア・
 ガヴァッツェーニ、
マリオ・ロッシ指揮
ローマRAI、ミラノRAI、
トリノRAI 各o.&cho.
 録音:1949年-1952年。イタリア出身の名リリック・テノール、ヴァレッティの美しい歌声を集めたアルバム。音質良好。
クナッパーツブッシュ〜ワーグナー:作品集
 歌劇「ローエングリン」〜第1幕への前奏曲(*)/
 歌劇「ローエングリン」〜第3幕への前奏曲(#)/
 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
  〜第1幕への前奏曲(+)/
 楽劇「神々の黄昏」より
  [夜明けとジークフリートのラインへの旅(**)/
   ジークフリートの死と葬送行進曲(**)]/
 楽劇「パルジファル」より
  [第1幕のクンドリーの独唱シーン(##)/
   第1幕への前奏曲(++)]/
 楽劇「神々の黄昏」〜ジークフリートのラインへの旅(###)
キルステン・フラグスタート(S;##)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
チューリヒ・トーンハレo.(*)、
LPO(#)、スイス・ロマンドo.(+)、
VPO(**/##/***)、
ベルリン国立歌劇場o.(++)
 録音:1947年(*/#/+)/1956年(**)/1959年(##)/1942年(++)/1940年(***)。原盤:DECCA(*/#/+/**/##)/RRG放送用(++/***)。感動的な名演奏を多く含むアルバム。音質良好。
レオン・フライシャー(P)〜ベートーヴェン:協奏曲集
 ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
  [オットー・クレンペラー指揮ケルン放送so./1956年2月27日、ライヴ]
 ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19 (*)
  [ハンス・ロスバウト指揮ケルン放送so./1957年11月18日、ライヴ]
 「エグモント」序曲 Op.84[オットー・クレンペラー指揮ケルン放送so./1955年5月]
 音質良好。(*)はおそらく初出音源。
ケンペ&コーガン、初出
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン協奏曲(*)/「レオノーレ」序曲第3番(#)
 ワーグナー:ジークフリート牧歌(+)
レオニード・コーガン(Vn;*)
ルドルフ・ケンペ指揮
RAIトリノso.(*/#)、
RAIローマso.(+)
 録音:1956年4月27日、ライヴ(*/#)/1955年、ライヴ(+)。初出音源。
 ベートーヴェンにマスター起因の音とびが数箇所聴かれるが、レーベルから「音質及び全体のバランスを崩すので修正を行わない」と説明されており、ジャケット裏面にもその旨記載されている。
ロッシーニ:歌劇「ブルスキーノ氏」(短縮版) レナート・カペッキ(Br;ガウデンツィオ)
エルダ・リベッティ(S;ソフィア)
カリメロ・マウゲーリ(Br;ブルスキーノ)
エンニオ・ジェレッリ指揮
ミラノ室内o.&cho.
 録音:1954年。原盤:VOX。音質良好。省略は多いが、曲の概略を知るには不足無い。
シューリヒト〜ニューヨーク国連コンサート
 ベートーヴェン:「エグモント」序曲
 モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
 ベートーヴェン:交響曲第7番
 メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」〜スケルツォ
カール・シューリヒト指揮
VPO
 録音:1956年12月10日、ライヴ。以前ARCHIPHONからARC-4.0として発売されていた物で、廃盤となって以降もお問い合わせを度々頂いていた。遂に復活。
レオニード・コーガン
 〜ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集

 [第1番(*)/第2番(#)/第3番(+)]
 ハンガリー舞曲集 から[第1番/第2番/第4番/第17番](**)
レオニード・コーガン(Vn)
アンドレイ・ムイトニク(P)
 録音:1955年、モスクワ(*)/1956年、ロンドン(#)/1955年、モスクワ(+)/1951年、1953年、1955年、ライヴ(**)。音質良好。
初出、ロベール・カサドシュ
 〜モーツァルト:ピアノ協奏曲集

 [第17番 ト長調KV.453/第23番 イ長調KV.488]
ロベール・カサドシュ(P)
フェルナンド・プレヴィターリ指揮
ミラノRAIso.
 録音:1956年、ミラノ。初出音源。
モーツァルト:カンタータ「懺悔するダヴィデ」K.469 シュザンヌ・ダンコ(S)
アドリアーナ・マルティーノ(S)
ヴァルデマール・クメント(T)
マリオ・ロッシ指揮
トリノRAIso.
 録音:1956年4月14日、ライヴ。初出音源。主として「ミサ ハ短調」K.427の楽想を借用して書かれた2部編成のカンタータ。
初出、ジュリーニのイタリア・ライヴ
 ブラームス:交響曲第4番 ホ短調Op.98(*)
 シューベルト:交響曲第8番 ロ短調D.759「未完成」(#)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
ローマRAIso.(*)、
ミラノRAIso.
 録音:1956年(*)/1954年(#)、ともにライヴ。初出音源。
シューリヒト〜ワーグナー:管弦楽作品集
 楽劇「トリスタンとイゾルデ」から(*)
 [第1幕への前奏曲/愛の死]/
 楽劇「神々の黄昏」から(*)
 [夜明けとジークフリートのラインへの旅/
  ジークフリートの死と葬送行進曲]/
ベートーヴェン:交響曲第1番(#)
カール・シューリヒト指揮
パリ音楽院o.(*)、VPO(#)
 録音:1954年6月(*)/1952年5月(#)。多少ピッチが高く感じられるが、マスターに起因する物とのこと。
ARPCD-0362
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価格帯:B
おそらく当曲唯一の録音&初発売
  ドメニコ・チマローザ(1749-1801):歌劇「信じやすい男」(1786)
 チェーザレ・ヴァレッティ、セスト・ブルスカンティーニ、ドーラ・ガッタ、
 エレーナ・リッツィエリ、マリア・ルイザ・ジョルジェッティ、
 マリオ・カルリン、フランコ・カラブレーゼ
 アルフレード・シモネット指揮ミラノ RAI so.&cho.
 録音:1956年5月17日、ミラノ。初発売音源。
 極めて珍しい作品で、全曲の録音は唯一ではないだろうか。ただし、当盤では「1幕」とされているが、資料によっては「2幕物」や「3幕物」と差異あり。
 当盤は国内代理店の扱いが無く、海外からお取り寄せするため他盤より高額となります。
ペルゴレージ:スターバト・マーテル(*)
チャイコフスキー:
 イタリア奇想曲 Op.45(#)
 序曲「1812年」 Op.49(#)
テレサ・シュティヒ=
 ランデル(S;*)
エリーザベト・ヘンゲン(A;*)
マリオ・ロッシ指揮
VPO、
ウィーン・アカデミー
 室内cho.(*)
 録音:1955年(*)/1956年(#)、以上ウィーン、スタジオ。
 音質良好。
ワルター〜トスカニーニ追悼演奏会の「英雄」
 ベートーヴェン:
  交響曲第3番 変ホ長調「英雄」 Op.55(*)/
  エグモント序曲 Op.84(#)
 ブルックナー:「テ・デウム」 ハ長調(+)
ブルーノ・ワルター指揮
シンフォニー・
 オブ・ジ・エアー(*)、
NYP(#/+)&cho.(+)
 録音:1957年2月3日、ライヴ(*)/1954年12月4日(#)/1953年3月7日(+)。
 ワルターによるライヴの最高傑作として有名な、同年1月16日に亡くなったトスカニーニの追悼演奏会での「英雄」。
グラツィエッラ・シュッティ(S)
 スタジオ録音集 1953/55/56

 モーツァルト:
  歌劇「フィガロの結婚」〜3曲/
  歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」〜2曲/
  歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜3曲
 ベッリーニ:
  歌劇「夢遊病の女」
   〜私にとって今日は何と素晴らしい日/
  歌劇「清教徒」
   〜狂乱の場「あなたの優しい声が」
 ドニゼッティ:
  歌劇「ドン・パスクアーレ」より/
  歌劇「シャモニーのリンダ」〜この心の光
 ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」
  〜うるわしい光が誘惑する
グラツィエッラ・
 シュッティ(S)
セスト・ブルスカンティーニ、
ジョージ・ロンドン(B)
ルドルフ・モラルト指揮
ピエール・デルヴォー指揮
ウィーンso./他
 グラツィエッラ・シュッティ(S)はイタリア生まれのコロラトゥーラ・ソプラノ。才気溢れる歌と演技で人気を得、モーツァルト、ドニゼッティ、チマローザ等のスーブレット役を得意とした。スタジオ録音。音質良好。
ジェルジ・シフラ
 チャイコフスキー:
  ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23(*)
 リスト:ハンガリー幻想曲(#)/
     超絶技巧練習曲集より(+)
     [第3番「風景」/第4番「マゼッパ」]
ジョルジュ・シフラ(P)
ピエール・デルヴォー指揮(*/#)
フランス国立放送o.(*)、
パリ音楽院o.(#)
 録音:1957年4月6日&12日(*)/1957年1月-2月(#)/1957年11月-12月(+)。音質良好。
ジェルジ・シフラ〜
 ベートーヴェン、ブラームス、リスト:変奏曲集

 ベートーヴェン:
  「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による
    7つの変奏曲 WoO.78/
  ヴラツキーのバレエ「森のおとめ」の
   ロシア舞曲の主題による12の変奏曲 WoO.71/
  創作主題による32の変奏曲 WoO.80
 ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
 オーベール/リスト編:
  歌劇「ポルティチの唖娘」の主題による変奏曲
ジョルジュ・シフラ(P)
 音質良好。
ピエール・モントゥー
 チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調Op.64[ボストンso./1958年1月8日]
 リムスキー=コルサコフ:
  歌劇「金鶏」〜序曲と婚礼の行列[フランス国立so./1958年5月8日]
  「サトコ」Op.5[サンフランシスコso./1945年3月3日]
初出あり? シューリヒト
 シューベルト:
  交響曲第9番「グレイト」 ハ長調 D.944(*)
 ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 Op.36(#)
カール・シューリヒト指揮
SDRso.(*)、VPO(#)
 録音:1957年10月、シュトゥットガルト、スタジオ(*)/1952年5月(#)。
 日付からするとシューベルトは初出。音質良好。
シャルル・ミュンシュ
 チャイコフスキー:
  交響曲第6番「悲愴」 ロ短調Op.74(*)/
  ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調Op.23(#)
シャルル・ミュンシュ指揮
パリ音楽院o.
コンスティア・
 コンスタンティノフ(P;#)
 録音:1948年5月24日、27日(*)/1941年4月17日、21日(#)。原盤:DECCA。
ハンス・クナッパーツブッシュ
 ブルックナー:交響曲第9番(*)
 ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」〜管弦楽作品(#)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイエル国立歌劇場o.(*)、
VPO(#)
 録音:1958年2月1日、ライヴ(*)/1956年6月(#)。
シフラ〜シューマン:ピアノ作品集
 謝肉祭 Op.9(*)/幻想小曲集 Op.12(#)/
 ウィーンの謝肉祭 Op.26(+)
ジョルジュ・シフラ(P)
 録音:1957年4月(*)/1963年12月16日、23日、1957年1月4日(#)/1958年6月6日、12月2日(+)、以上パリ。
初出あり、チェリビダッケ〜
 チャイコフスキー:作品集

 交響曲第6番「悲愴」 ロ短調 Op.74(*)
 幻想序曲「ロメオとジュリエット」(#)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
WDRso.(*)
RAIトリノso.(#)
 録音:1957年10月21日(*)/1956年5月12日(#)、ともにライヴ。(#)は初出音源。(*)はREPLICA から LP が出ていた演奏で、1957年のみと記載があるCD-R使用のVIBRATO VHL-110 とおそらく同一の演奏と思われる。
 (*)は年代の古さを感じさせる音。(#)は音質良好。
ARPCD-0389
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価格帯:B
オイストラフ〜「春」「クロイツェル」
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ
 [第5番 ヘ長調Op.24「春」/
  第9番 イ長調Op.47「クロイツェル」]
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
レフ・オボーリン(P)
 録音:1946年、モスクワ。
 国内代理店から『収録曲中にミスがありました為、大変申し訳ございませんが取り扱い中止とさせて頂きたく、お願い申し上げます。皆様にはご迷惑おかけ致します事、深くお詫び申し上げます。申し訳ございません。』との連絡が来ており、国内代理店では扱いがありません。当店では海外より御取り寄せしていますが、曲目ミス(詳細は不明)等に関しては保証外とさせていただきますので、御了承のほどお願い致します。
初出! クリュイタンス&VPO、20世紀音楽集
 アイネム:バレエ音楽「トゥーランドット」組曲 Op.1a
 ルーセル:「バッカスとアリアーヌ」組曲第2番
 ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」組曲
アンドレ・
 クリュイタンス指揮
VPO
 録音:1955年6月18日、ライヴ。初出音源。音質良好。
ベーム〜ベートーヴェン「合唱」
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」ニ短調Op.125
テレサ・
 シュテッヒ=ランダル(S)
ヒルデ・レッスル=マイダン(A)
パウル・シェフラー(B)
カール・ベーム指揮
ウィーンso.、
ウィーン国立歌劇場cho.
 録音:1957年6月。原盤:PHILIPS 。
モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626(*)
ベートーヴェン:
 ピアノ、合唱、管弦楽のための幻想曲 ハ短調Op.80(#)
テレサ・
 シュテッヒ=ランダル(S;*)
イーラ・マラニウク(A;*)
ヴァルデマル・クメント(T;*)
クルト・ベーメ(B;*)
ハンス・
 リヒター=ハーザー(P;#)
カール・ベーム指揮
ウィーンso.、
ウィーン国立歌劇場cho.
 録音:1956年11月(*)、1957年6月(#)。原盤:PHILIPS 。
オットー・クレンペラー、1957年1月21日ライヴ
 モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 KV.550
 ブラームス:交響曲第4番 ヘ長調 Op.90
オットー・クレンペラー指揮
ベルリン放送so.
 録音:1957年1月21日、ベルリン、ライヴ。音質良好。モーツァルトは初出か。
セル&BPO、1957年8月3日ライヴ、初出あり
 モーツァルト:
  交響曲第29番 イ長調 KV.201
  ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 KV.503
  交響曲第40番 ト短調 KV.550
レオン・フライシャー(P)
ジョージ・セル指揮
BPO
 録音:1957年8月3日、ライヴ。第40番の交響曲のみ CD-R 使用の KAPELLMEISTER から発売されていたが、残りは初出と思われる。音質良好。
ケンペ&RIAS響、初出あり
 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
 モーツァルト:交響曲第33番 ロ長調 KV.319
 プフィッツナー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調Op.34(*)
ゲルハルト・タシュナー(Vn;*)
ルドルフ・ケンペ指揮
RIAS so.
 録音:1955年4月17日、ベルリン、ライヴ。(*)以外は初出音源。(*)は MD+G から先に発売されていた。音質良好。
アンドレーエ&ウィーン響の「ミサソレ」、初出
 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニスOp.123
テレサ・シュティヒ=ランダル(S)
ヒルデ・レッスル=マイダン(A)
ユリウス・パツァーク(T)
ゴットロープ・フリック(B)
フォルクマール・アンドレーエ指揮
ウィーンso.
 録音:1955年5月18日、ライヴ。初出音源。音質良好。
初出あり? バルビローリ
 エルガー:
  オラトリオ「ゲロンティアスの夢」Op.38(*)
 ベルリオーズ:幻想交響曲(#)
ジョン・ヴィッカーズ(T;*)
コンスタンス・
 シャクロック(Ms;*)
マリアン・
 ノヴォコフスキ(B;*)
ジョン・バルビローリ指揮
RAIローマso.(*)、
ハレso.(#)
 録音:1957年11月20日(*)/1947年1月2日(#)。共にライヴ。(*)はおそらく初出。音質良好。
 #レーベル廃盤のため入荷しない可能性大。
初出、ショルティ〜バルトーク:作品集
 バレエ音楽「中国の不思議な役人」(*)/
 管弦楽のための協奏曲(#)
ゲオルグ・ショルティ指揮
ヘッセン州立放送so.(*)
ケルン放送so.(#)
 録音:1956年5月11日、フランクフルト(*)/1955年8月9日、ケルン(#)。共に初出音源。
 音質良好。
バルビローリ&ブカレスト・フィル + リヒテル! 初出
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調Op.83(*)
 ドビュッシー:「海」(#)
スヴャトスラフ・
 リヒテル(P;*)
ジョン・バルビローリ指揮
ブカレストpo.
 録音:1958年、ライヴ。モノラル(*)/ステレオ(?)(#)、初出音源。音質良好。
クリュイタンス&アース、初出
 ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調(*)
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(#)
 ラヴェル:ラ・ヴァルス(+)
モニク・アース(P;*)
アンドレ・クリュイタンス指揮
パリ音楽院o.(*/#)、
ケルン放送so.(+)
 録音:1958年、ライヴ(*/#)/1955年11月7日(+)。おそらく全て初出音源。音質良好。
 クリュイタンスの(*)は意外にも少なく、有名なフランソワ盤(EMI)に続く2種めとなる模様。
ショルティ&ケルン放響の「巨人」、初出
 マーラー:交響曲第1番「巨人」 ニ長調
ゲオルグ・ショルティ指揮
ケルン放送so.
 録音:1957年6月17日。音質良好。若き日のショルティによる、躍動感溢れる熱い演奏。
フルニエ〜チェロ協奏曲集
 ボッケリーニ:チェロ協奏曲第9番 変ロ長調(*)
 シューマン:チェロ協奏曲 イ短調Op.129(#)
 エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調Op.85(+)
ピエール・フルニエ(Vc)
ゲオルグ・ショルティ指揮(*)
北ドイツ放送so.(*)
ハンス・ロスバウト指揮(#/+)
南西ドイツso.(#)、
ケルン放送so.(+)
 録音:1955年-1958年。音質良好。
ジェルジ・シフラ・プレイズ・リスト、初CD化あり
 ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 (*)/
 ピアノ協奏曲第2番 イ長調 (#)/
 巡礼の年第2年「イタリア」〜ダンテを読んで(+)/
 巡礼の年第3年〜エステ荘の噴水(+)/
 超絶技巧練習曲集から[第10番/第5番「鬼火」](+)/
 2つの演奏会用練習曲〜第2番「小人の踊り」(**)
ジェルジ・シフラ(P)
フルヴィオ・ヴェルニッツィ指揮(*)
RAIトリノso.(*)
ベルンハルト・コンツ指揮(#)
RAIミラノso.(#)
 録音:1958年3月18日、トリノ(*)/1959年3月6日、ミラノ(#)/1959年1月22日、RAI講堂、トリノ(+)/不明(**)。(*)と(#)の協奏曲2曲は、CETRAから LP が出ていたものだが、初CD化。(+)は ARKADIA からCDが出ていたライヴだが、元々CD1枚を要しており、今回は「半音階的大ギャロップ」「詩的で宗教的な調べ〜葬送曲」「ハンガリー狂詩曲第6番」と言った大曲が軒並みカットされている。ただ2009年現在、他では入手不可能となっているだけに、4曲だけでも聴けるのはありがたい。なお最後の(**)も当盤データ上では(+)と同一録音日となっているが、既出ARKADIA盤には含まれておらず、ディスコグラフィにも見当たらない。
アンドレ・クリュイタンス
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(*)
 ラヴェル:
  「ダフニスとクロエ」〜
  [組曲第1番/組曲第2番](#)/
  「ボレロ」(+)
アンドレ・クリュイタンス指揮
ケルン放送so.(*)、
RAIトリノso.(#)
 録音:1957年5月17日(*)/1958年2月24日(#)/1958年4月11日(+)。おそらく全て初出音源。
グリュミオー、プリムローズ、
 リパッティ、アッカーマン

 モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K.364(*)
 ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調Op.11(#)
アルテュール・
 グリュミオー(Vn;*)
ウィリアム・プリムローズ(Va;*)
ディヌ・リパッティ(P;#)
オットー・アッカーマン指揮(*/#)
ケルン放送so.(*)、
チューリヒ・トーンハレo.(#)
 録音:1955年、ケルン(*)/1950年2月7日、チューリヒ(#)。(*)はTAHRAから出ているモーツァルトの稀少録音集(TAH-595; 4CDs)に含まれている。
セルジュ・チェリビダッケ、初出あり
 シューベルト:
  交響曲第2番 変ロ長調 D.125 (*)/
  交響曲第8番「未完成」 ロ短調 D.759 (#)
 シューマン:チェロ協奏曲 イ短調Op.129 (+)
ジャチント・カラミア(Vc;+)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
ケルン放送so.(*)、
ナポリ・
 A.スカルラッティo.(#/+)
 録音:1958年10月5日、ケルン(*)/1958年3月11日、ナポリ、ライヴ(#/+)。(+)はおそらく今回初出となる演奏。(*)はVIBRATOからVHL-151でCD-R化されているが、CDフォーマットでは初プレス盤化と思われる。(#)はARKADIA (=HUNT)から出ていたが、約15年ぶりの再発売。
 #なお、 Arkadia (HUNT) 盤はオケがローマ RAI 響となっており、どちらが正しいのか不明。
ジョージ・セル、初出
 ブラームス:交響曲第2番 ニ長調Op.73(*)
 ハイドン:交響曲第93番 ニ長調 H.1-93 (#)
ジョージ・セル指揮
ケルン放送so.(*)、
RAIローマso. (#)
 録音:1958年9月8日、ケルン(*)/1954年5月29日、ローマ(#)。共に初出音源。(*)の日付には他にモーツァルトのピアノ協奏曲第27番(w.カサドシュ)などが演奏されており、この曲はMEDICI ARTSから発売されている(MM-010)。(#)は全体的にシャリシャリ雑音ありとのこと。
ステファン・アスケナーゼ(P)名演奏集
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調KV.453
 [カール・シューリヒト指揮シュトゥットガルト放送so./1954年9月29日、シュトゥットガルト]/
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調KV.467
 [カール・ベーム指揮BPO/1951年12月18日、ベルリン]
 シューマン:子供の情景 Op.15[1955年、ハンブルク]
 ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調Op.21
 [フリッツ・レーマン指揮BPO/1952年6月26日-29日、ベルリン]
 ショパン:
  ワルツ[第1番「華麗なる大ワルツ」/第2番/第7番]/夜想曲[第2番/第13番]/
  マズルカ第32番/前奏曲「雨だれ」Op.28-15[1955年、ベルリン]

以上、ステファン・アスケナーゼ(P)
 ショパンのスペシャリスト、アスケナーゼ(1896-1985)による名演奏集。
フラグスタート、スヴァンホルム、クレメンス・クラウス
 ベートーヴェン:シェーナとアリア「ああ、不実なる人よ」(*)
 ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」(#)/楽劇「トリスタンとイゾルデ」(#)から/
       ヴェーゼンドンク歌曲集(2種の演奏)(*/+)
 [キルステン・フラグスタート(S) セット・スヴァンホルム(T;#)
  クレメンス・クラウス指揮ハバナpo.(*/#) ジョルジョ・ファヴァレット(P;+)]
 録音:1948年10月24日、ハバナ、キューバ(*/#)/1952年6月2日、ローマ(+)。マスターに起因する多少の傷あり。
バッハ:ミサ曲 ロ短調
 エリーザベト・シュヴァルツコップ(S) キャスリーン・フェリアー(A)
 ヴァルター・ルートヴィヒ(T) パウル・シェフラー、アルフレート・ペル(B)
 ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)
 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーンso.、ウィーン楽友協会cho.
 録音:1950年6月15日、ムジークフェラインザール、ウィーン、バッハ没後300年記念国際バッハ音楽祭ライヴ。旧 ARPCD-0031 の再発売。新入手マスターから新リマスタリングされているとの事。
クナッパーツブッシュ&バイエルン州立歌劇場o.名演集
 シューベルト:交響曲第8番「未完成」 ロ短調D.759
         [1958年2月10日]
 コルネリウス:歌劇「バグダッドの理髪師」序曲
         [1953年10月5日]
 マックス・トラップ:管弦楽のための協奏曲第3番
         [1954年10月11日]
 ・1955年3月20日のレジェンダリ・
  コンサートから(拍手含む)
   コムツァーク:ワルツ「バーデン娘」
   ライナー:シェーンブルンの人々
   シューベルト:軍隊行進曲
   ヨハン・シュトラウス II:
    「千夜一夜物語」から/エジプト行進曲/
    アンネン・ポルカ/ウィーンの森の物語/
    ピツィカート・ポルカ/南国のバラ
   ウェーバー:舞踏への勧誘
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイエルン州立歌劇場o.
 1955年ライヴ分は、LIVING STAGE から LS-1005 出ていたものの、レーベル移行発売。
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮BPO 1956-1957
 ハイドン:交響曲第88番 ト長調[録音:1957年以前、ベルリン]/
      交響曲第94番「驚愕」 ト長調
 ヨハン・シュトラウス:歌劇「こうもり」序曲/ピッツィカート・ポルカ
 [1950年2月1日、ベルリン、ティタニア・パラスト]
 シューベルト:交響曲第8番「未完成」 ロ短調
 [1950年1月30日、ベルリン、ティタニア・パラスト]
 ヴォルフ:イタリア風セレナード[1952年、ベルリン]
 ヨハン・シュトラウス:「千一夜物語」〜インテルメッオ[1952年1月、ベルリン]
 リスト:交響詩「前奏曲」[1941年1月4日、ベルリン]
 マーラー:亡き子をしのぶ歌[ルクレツィア・ウェスト(A)/1956年4月9日、ベルリン]
 題名と録音年が合わないが、代理店記載ママ。欧文題には年数表記はない。
ハンス・クナッパーツブッシュ
 R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」Op.35
 レスピーギ:
  リュートのための古風な舞曲とアリア第2集
 プフィッツナー:管弦楽のためのスケルツォ(*)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ミュンヘンpo.
 録音:1958年1月6日/1957年1月6日(*)、以上ミュンヘン。
ナタン・ミルシテイン
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64
 [イーゴル・マルケヴィチ指揮シュヴァイツァー祝祭o./1953年、ルツェルン]
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.77
 [ヴィクトル・デ・サバタ指揮NYP/1950年3月16日、カーネギー・ホール]
以上ナタン・ミルシテイン(Vn)
パイジェッロ:歌劇「水車屋の娘」(1790)
 グラツィエラ・シュッティ(ラシェリーナ) アルヴィニオ・ミシアーノ(コッロアンドロ)
 ジュリアーナ・ライモンディ(エウジェーニア) フランコ・カラブレーゼ(ロスポローネ)
 セスト・ブルスカンティーニ(ピストーロフォ) アゴスティーノ・ラッツァーリ/他
 フランコ・カラッチオーロ指揮 RAI ナポリ・A.スカルラッティ(室内)o.
 録音:1958年9月29日(当盤記載。既出盤は1959年9月29日表記、資料によっては1959年9月25日)、ナポリ、ライヴ。以前 CETRA から CDAR-2024(当店未案内)でCD化されていた演奏だが、約15年ぶりの再発売。
 曲中の二重唱「わが心は虚ろになりて」やアリア「田舎者の恋は何と美しく」を主題に、ベートーヴェンがピアノ変奏曲やチェロ変奏曲を作った事で知られる作品だが、全曲録音は大変に少なく、当演奏以外には、1996年録音のアイヴォー・ボルトン指揮盤(RICORDI; 廃盤)が出ていただけだと思われる。したがって、現役盤は当盤のみ。
 ボーナス・トラックとして、ニコロ・ヨンメッリ:ソプラノと弦楽オーケストラのための「ミゼレーレ」(演奏者は外装に記載無し)を収録。
セルジュ・チェリビダッケ、初出
 ベートーヴェン:
  交響曲第3番「英雄」 変ホ長調Op.55(*)
 モンテヴェルディ:
  聖母マリアの夕べの祈り〜マニフィカト(#)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
RAIミラノso.(*)、
RAIローマso.&cho.(#)
 録音:1959年3月27日、ミラノ、スタジオ(*)/1959年、ローマ(#)。
 2曲とも、この顔合わせによる演奏はこれが初登場。(#)はチェリビダッケのレア・レパートリーで、先にミラノRAIとの1953年録音がCD-R使用の VIBRATO から発売されていた(2VHL-360)。『音質は良好』とのこと。
カラヤン&ルツェルン祝祭管 + シュナイダーハン
 1955年8月27日ベートーヴェン・ライヴ

 ベートーヴェン:
  交響曲第7番/「コリオラン」序曲/
  ヴァイオリン協奏曲(*)
 モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調KV.543(+)
ヴォルフガング・
 シュナイダーハン(Vn;*)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ルツェルン祝祭o.、
フィルハーモニアo.(+)
 録音:1955年8月27日、ルツェルン・クンストハウス(+以外)/1956年1月27日(おそらく1956年1月28日の誤記)、ザルツブルク(+)、以上ライヴ。モノラル。(+)を除き MEMORIESから MR-2099/100 で発売されているもの。(+)は MOZARTHAUS(ザルツブルグ音楽祭自主製作盤)の ISM-56/4 で発売されていた演奏だが、廃盤となっている。
チェリビダッケ、初レパートリー&初出
 チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64(*)
 リムスキー=コルサコフ:
  ロシアの復活祭序曲「輝かしい日曜日」Op.36(#)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
RAIミラノso.(*)、
ベルリン放送so.(#)
 録音:1959年1月23日、ミラノ(*)/1945年7月1日、ベルリン(#)、共にライヴ。(#)はチェリビダッケの初音盤となる作品で初出。(*)もおそらく初出音源。
アルトゥーロ・トスカニーニ
 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス Op.123(*)/
         ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲(#)/「コリオラン」序曲(+)
 エリーザベト・レートベルグ(S;*) マリオン・テルヴァ(A;*)
 ジョヴァンニ・マルティネッリ(T;*) エツィオ・ピンツァ(B;*)
 アニア・ドルフマン(P;#)ミシェル・ピアストロ(Vn;#)
 ジョゼフ・シュスター(Vc;#) アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NYP
 録音:1935年4月28日(*)/1942年5月1日(#)/1936年2月2日(+)、以上ニューヨーク。以前 DANTE から、LYS-580/3 という4枚組で発売された中の、後半2枚と同一の内容と思われる(おそらく、以降他盤の発売は無し)。代理店は『「ミサ・ソレムニス」の抜粋はCD化されていたが、全曲は初CD化かと思われる』と書いているが、前記のとおりで誤り。
ヴェルディ:レクイエム・ミサ(*)
 ・ボーナス・トラック ケルビーニ:レクイエム ハ短調(#)
 ジンカ・ミラノフ(S;*) ブルーナ・カスターニャ(Ms;*)
 チャールズ・クルマン(T;*) ニコラ・モスコーナ(B;*)
 アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBCso.、
 ニューヨーク・スコラ・カントゥルム(*)、ロバート・ショウcho.(#)
 録音:1938年3月4日(*)/1950年2月18日(#)、共にニューヨーク(#)。マスターに起因するノイズ、音飛び、歪み等あり。
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、1954 バイロイトの「第9」リハーサル付き
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ニ短調Op.125
  [本番(*)/第3楽章&第4楽章リハーサル(#)]
 グレ・ブラウエンステイン(S) イーラ・マラニウク(A)
 ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T) オットー・エーデルマン(B)
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭o.
 録音:1954年8月9日(*)/1954年8月8日(#)、バイロイト。元々音質が良くない事で知られている1954年バイロイトの「第9」。本番は MUSIC AND ARTS等で発売があるが、リハーサルは2009年12月時点では既出CDがすべて廃盤か再プレス未定となっており、当演奏を探していた方には歓迎されるだろう。
 『ARCHIPELレーベルが自信をもって発売する最新リマスターによる「第9」リハーサルをつけての好企画盤。』と代理店。同レーベルからは、以前本番のみARPCD-0309で発売された事があり、音質向上となっている事を期待したい。
クリュイタンス、シェリング、ジャンドロン、初出あり
 メンデルスゾーン:
  ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64(*)
 シューマン:チェロ協奏曲 イ短調Op.129(#)
 ビゼー:交響曲 ハ長調(+)
ヘンリク・シェリング(Vn;*)
モーリス・ジャンドロン(Vc;#)
アンドレ・
 クリュイタンス指揮(*/#/+)
フランス国立o.(*/#/+)
 録音:1959年9月20日、モントルー(*)/1952年1月1日、パリ(#)/1955年9月15日、モントルー(+)、以上全てライヴ、(*)はおそらく初出音源。(+)も日付だけ見れば初出だが、1955年9月11日のライヴが CASCAVELLE から発売されており(RSR-6202)、同一演奏の可能性有。(#)は同レーベルから先にARPCD-0298で発売されている。
 クリュイタンスはこれまでメンデルスゾーンを殆ど録音していなかったはずで(「イタリア」の第4楽章があった程度か)、(*)は彼の初音盤と思われる。(*)は『全体にハム・ノイズが薄く聴こえる』、(#)は『多少こもった音質』とのこと。
クラウディオ・アラウ、初出あり
 ブラームス:
  ピアノ協奏曲第1番 ニ短調Op.15 (*)/
  ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調Op.83 (#)
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調Op.37 (+)
クラウディオ・アラウ(P)
パウル・クレツキ指揮(*)
カール・シューリヒト指揮(+)
フランス国立o.(*/#)
イーゴル・マルケヴィチ指揮(#)
アムステルダム・
 コンセルトヘボウo.(#)
 録音:1959年9月13日、モントルー(*)/1956年9月25日、モントルー(#)/1959年3月24日、パリ(+)、以上ライヴ。(*)と(#)は初出音源。(+)は以前 MELODRAM からCD化されていたが、約15年ぶりの再発売と思われる。
 なお上記は国内代理店の資料に従ったが、ディスコグラフィによっては(*)と(#)の指揮者&曲目が入れ代わったような形で(録音年月日が少々異なるが)「1961年マルケヴィッチ指揮フランス国立のブラームス第1番」と「1959年9月15日クレツキ指揮コンセルトヘボウのブラームス第2番」の放送音源を載せているものがある。ブラームス2曲が初出であることは間違い無いが、どの部分が誤りか現時点では不明なので、御了承下さい。『音質良好』とのこと。
カール・ベーム、初出あり?
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.77(*)
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調Op.37(#)
ヴォルフガング・
 シュナイダーハン(Vn;*)
エドゥアルド・
 デル・プエヨ(P;#)
カール・ベーム指揮(*/#)
ドレスデン・
 シュターツカペレ(*)、
RAIトリノso.(#)
 録音:1942年、ドレスデン(*)/1952年5月8日、トリノ(#)。(#)はおそらく初出音源。スペインのピアニストで、フランスでも活躍したデル・プエヨ(1905-1986)がイタリアで残したライヴとは珍しい。『音質良好』とのこと。
クレメンス・クラウス、初出あり?
 シューベルト:ミサ曲第6番 変ホ長調 D.950(*)
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218 (#)
  トルーデ・アイッペルレ(S;*) ルイーゼ・ヴィラー(A;*)
  アントン・デルモータ、フーゴー・マイヤー=ヴェルフィング(T;*)
  ゲオルク・ハン(B;*) ヴァルター・バリリ(Vn;#)
  クレメンス・クラウス指揮ウィーン国立歌劇場o.&cho.(*)、VPO(#)
 録音:1944年(*)/1944年4月23日(#)、以上ウィーン。(*)はおそらく初出音源。なお、JOHN HUNTのVPO DISCOGRAPHY には、1944年12月8日-9日録音の同曲未発売放送音源が掲載されているが、テノールの一人がマイヤー=ヴェルフェイングではなく(カール・?)フリードリヒとなっており、同一の物を指しているのかどうかは不明。(#)は先にPREISER等から発売されている。
カール・シューリヒト
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482 (*)/
  交響曲第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」
タチアナ・ニコラーエワ(P;*)
カール・シューリヒト指揮
VPO
 録音:1956年1月26日、ザルツブルク、ライヴ。以前 ザルツブルク音楽祭自主製作盤の ISM 56/3で出ていたものだが、同時に演奏され、ISM 56/3 にも収録されていた交響曲第23番は含まれていない。
 なお、国内代理店の案内では2曲目に『交響曲第9番 から第3、4楽章のリハーサル』が入っている事になっているが、上記の誤り。
ハンス・クナッパーツブッシュ
 ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ミュンヘンpo.
 録音:1959年3月19日、ミュンヘン、ライヴ。
ジョージ・セル〜1959年 ハンブルク
 モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 KV.550
 ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98
ジョージ・セル指揮
NDR so.
 録音:1959年5月25日、ハンブルク、ライヴ(となっているが、以前 EMIから CDM 4 76735 2 で発売された際は、モーツァルトは 1959年8月28日 の演奏とされていた)。
ジュリーニ + ミケランジェリ
 ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」組曲(*)
 ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 Op.88(*)
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 KV.415(#)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
RAIミラノso.(*)
アルトゥーロ・ベネデッティ・
 ミケランジェリ(P;#)
 録音:1959年4月3日、ミラノ(*)/1951年2月15日、ローマ(#)、以上ライヴ。(#)は CETRA 等で出ていたライヴだが、(*)は初出かもしれない。
モラルト、パウムガルトナー〜モーツァルト:宗教曲集
 ミサ ハ長調「クレド・ミサ」KV.257
  [アンネローレ・カーンブリー=メーデル(S) ゲルトルート・シュレッター(A)
   ジョージ・マラン(T) ヴァルター・ラニンガー(B)
   ベルンハルト・パウムガルトナー指揮
   ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ、
   モーツァルテウム室内cho./1954年、ザルツブルク]
 ミサ・ブレヴィス 変ロ長調KV.275
  [フランツ・ティラー(ボーイS) ヴェルナー・クレン(ボーイA)
   エーリヒ・マイクト(T) ヴァルター・ベリー(B)
   ルドルフ・モラルト指揮ウィーンso.&cho./1954年、ウィーン]
 フリーメイソン小カンタータ「我らが喜びを高らかに告げ」KV.623/
 カンタータ「汝、宇宙の魂に」KV.429
  [ルドルフ・クリスト(T) ヴァルター・ベリー(B)
   ベルンハルト・パウムガルトナー指揮ウィーンso.&cho./1955年、ウィーン]
イーゴル・マルケヴィチ
 ベルリオーズ:イタリアのハロルド(*)
 ベートーヴェン:
  序曲「レオノーレ」第3番(#)/
  歌劇「フィデリオ」序曲(#)/「献堂式」序曲(#)/
  序曲「コリオラン」(#)
イーゴル・マルケヴィチ指揮
BPO(*)、ラムルーo.(#)
 録音:1956年、ベルリン(*)/1957年、パリ(#)。
フェレンツ・フリッチャイ〜協奏曲集
 モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調KV.622(*)
 ウェーバー:
  クラリネット協奏曲第1番 ヘ短調Op.73(*)
 モーツァルト:
  フルートとハープのための協奏曲 ハ長調KV.299(#)
ハインリヒ・ゴイザー(Cl;*)
ハンス・シュミッツ(Fl;#)
フリッツ・ヘルミス(Hp;#)
フェレンツ・フリッチャイ指揮
ベルリン放送so.(*)、
RIAS so.(#)
 録音:1957年9月(*)/1952年(#)、共にベルリン。
ヴィルヘルム・ケンプ
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調Op.15(*)
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調KV.466(#)
ヴィルヘルム・ケンプ(P)
フランツ・
 コンヴィチュニー指揮(*)
ドレスデン・シュターツカペレ(*)
ヘルベルト・フォン・
 カラヤン指揮(#)
BPO(#)
 録音:1957年、ドレスデン(*)/1956年1月21日、ライヴ(#)。
セルジュ・チェリビダッケ
 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(*)
 ラヴェル:クープランの墓(#)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
RAIローマso.(*)、
RAIナポリso.(#)
 録音:1957年12月4日、ローマ(*)/1957年12月17日、ナポリ(#)、共にライヴ。(*)に左右のバランスの悪さ有りとのこと(モノラルだと思われるが・・・)。
カール・シューリヒト
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(*)
 ベートーヴェン:交響曲第1番(#)
ヴィルヘルム・バックハウス(P;*)
カール・シューリヒト指揮(*/#)
スイス・イタリア語放送o.(*)、
VPO(#)
 録音:1958年5月(おそらく1958年5月23日)、ルガーノ、ライヴ(*)/1952年5月(#)。原盤:DECCA(#)。(#)はARPCD-0361にも含まれていた。
エフゲニー・ムラヴィンスキー
 チャイコフスキー:
  弦楽セレナードOp.48 (*)/
  イタリア奇想曲Op.45 (#)
 リムスキ=コルサコフ:
  組曲「見えざる町キテジと
      聖女フェヴローニャの物語」(+)
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮
レニングラードpo.
 録音:1949年(*)/1950年2月23日(#)/1949年4月4日(+)。
ピエール・モントゥー
 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(*)
 シューベルト:ロザムンデOp.26 (#)
ピエール・モントゥー指揮
VPO
 録音:1957年11月-12月(*)/1957年11月25日、28日(#)。原盤:DECCA。
フェレンツ・フリッチャイ
 モーツァルト:
  交響曲第39番 変ホ長調 K.543 (*)/
  交響曲第40番 ト短調 K.550 (*)
 ドビュッシー:神聖な踊りと世俗の踊り(#)
フェレンツ・フリッチャイ指揮
ウィーンso.(*)、ベルリン放送so.(#)
 録音:1959年11月-12月(*)/1957年1月14日(#)、以上ウィーン、スタジオ収録。原盤:DG。
アンドレ・クリュイタンス
 ワーグナー:
  「さまよえるオランダ人」序曲/
  「タンホイザー」序曲/
  「ローエングリン」から
   [第1幕前奏曲/第3幕前奏曲]
  「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
   〜第1幕前奏曲
 グノー:歌劇「ファウスト」〜バレエ音楽(全7曲)
アンドレ・クリュイタンス指揮
パリ・オペラ座o.
 録音:1959年、パリ、ステレオ&モノラル混在。おそらく原盤: Columbia / EMI。
カンテッリ〜メンデルスゾーン
 メンデルスゾーン:
  ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64(*)/
  交響曲第4番「イタリア」 イ長調Op.90(#)
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn;*)
グイド・カンテッリ指揮
NYP(*)、NBC so.(#)
 録音:1954年5月14日(*)/1951年12月1日(#)、以上ニューヨーク、ライヴ。
グイド・カンテッリ
 シューベルト:
  交響曲第8番 ロ短調「未完成」D.759(*)/
  交響曲第9番 ハ長調「グレイト」D.944(#)
 ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲(+)
グイド・カンテッリ指揮
NBC so.
 録音:1953年1月3日(*)/1953年12月27日(#)/1952年2月2日(+)、以上ニューヨーク、ライヴ。
オイストラフ&スクロヴァチェフスキー/他、初出〜チャイコフスキー
 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 (*) /
 ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」 イ短調 Op.50 (#)
 ダヴィド・オイストラフ(Vn)
 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮ワルシャワ国立po. (*)
 スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Vc;#) レフ・オボーリン(P;#)
 録音:1957年11月29日、フィルハーモニー・ホール、ワルシャワ(*)/1952年4月3日、ライプツィヒ(#)、ともにライヴ、おそらく初出音源。オイストラフとスクロヴァチェフスキーの競演録音は、おそらくこれが初登場。(#)はこの顔合わせで有名な1948年のスタジオ録音があるが、日付からすると初登場ライヴと思われる。手に汗握るスリリングな(*)は音質良好、(#)は所々マスターに起因する音揺れ等の傷が聴かれるとのこと。
ガヴァッツェーニ〜ドニゼッティ:レクイエム
 レイラ・ジェンチェル(S) ミルナ・ペチーレ(Ms)
 アルマンド・モレッティ(T) アレッサンドロ・カッシス(B)
 ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮ミラノRAIso. & cho.
 録音:1961年3月26日、ミラノ、ライヴ。『音質良好』とのこと。ベッリーニの死を悼んで出版社から依頼され作曲が開始されたこの「レクイエム」は、予定していた演奏会の中止によって「サンクトゥス」「ベネディクトゥス」「アニュス・デイ」が書かれず未完成のまま、出版される事も無くドニゼッティの死後20年を過ぎるまで演奏されなかった。現在も、演奏される機会が多い訳では無い、この劇的で大きなスケールを持つ曲をジェンチェル他の強力な独唱陣とカヴァッツェーニの情熱的な演奏でお楽しみ頂きたい。
コルトー、ミュンヘン・ライヴ 1955-1956
 ショパン

  24の前奏曲集 Op.28 (*) /
  ピアノ・ソナタ第2番 変ロ長調 Op.35(#)
 即興曲集(+)〜[第1番 変イ長調 Op.29/
 第2番 嬰ヘ長調 Op.36/第3番 変ト長調 Op.51]/
 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66(+)
アルフレッド・コルトー(P)
 録音:1955年(おそらく1955年5月11日)(*)、1956年(おそらく1956年4月8日)(#)、以上 ミュンヘン(*/#) / 1934年7月5日、ロンドン(+)。原盤:EMI (+)。(+)はボーナス・トラック扱い。
 (*)と(#)はそれぞれ、CETRA, DOC 28 (*)、MOVIMENTO MUSICA, 01.062〔録音地をモナコと誤記〕 (*)、REPLICA, RPL 2479 (#) でLPが出ていた録音で、グリーンドアがGDFS-0028でCD化している物(この盤では(#)がマドリッドでの録音となっているが、誤りと思われる)。
スカルラッティ:歌劇「グリゼルダ」
 ピエール・モレ(グアルティエーロ) ミレッラ・フレーニ(グリゼルダ)
 エウジェニア・ラッティ(コスタンツァ) ハインツ・レーフス(オットーネ)
 ペーター・ヴィッチュ(コッラード) エルンスト・ヘフリガー(ローベルト)
 ブルーノ・マデルナ指揮北ドイツ放送ハノーヴァーo.、ハノーヴァー・ゾリステンフェライン
 録音:1960年9月27日、ハノーヴァー。セッション、放送用収録、ステレオ(と記載)。前出CD: ARKADIA (HUNT)。『音質良好』とのこと。同曲の世界初録音にあたる物で、約15年ぶりの再発売。
フルトヴェングラー〜カイロでの「ブル7」
 ブルックナー
:交響曲第7番 ホ長調(*)
 ワーグナー:
  楽劇「パルジファル」〜聖金曜日の奇跡(#)
ヴィルヘルム・
 フルトヴェングラー指揮
BPO
 録音:1951年4月23日、カイロ、ライヴ(*)/1951年4月25日、アレクサンドリア、ライヴ(#)。原盤:DG。(#)はボーナス・トラック。マスターに起因する多少の傷が聴かれる。
イッセルシュテット〜ヴェルディ:レクイエム
 ステファニア・ヴォイトヴィチ(S) クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)
 ニコライ・ゲッダ(T) ボリス・カルメリ(B)
 ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮NDRso. &cho.、WDR放送cho.
 録音:1961年(おそらく1961年4月10日)、ハンブルク、ライヴ。以前TAHRAから出ていたものと思われるが、旧盤は入手困難となっている。
おそらく初出〜ブルックナー
 交響曲第4番「ロマンティック」
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
ミラノ RAI so.
 録音:1962年2月23日、ミラノ、ライヴ、モノラル。おそらく初出音源で、マタチッチ3種目の同曲。音質は『ライヴ特有の傷も聴かれるが、とても良い』とのこと。全体的に速めのテンポの中でメロディを存分に歌わせながらも細かくテンポや強弱のアゴーギクを多用し、推進力のある巨大なブルックナーを作り上げている。手に汗握る演奏。
ライナーの「大地の歌」ライヴ、初出〜マーラー:大地の歌
 クリスタ・ルートヴィヒ(A) リチャード・ルイス(T)
 フリッツ・ライナー指揮シカゴso.
 録音:1958年2月20日、シカゴ、ライヴ。初出音源。ライナーの同曲は翌年のスタジオ録音が知られるが、ライヴは初登場。ルイスは翌年も歌ったが、女声はフォレスターに交替したので、あまり共演の機会が無かったと思われるルートヴィヒとの演奏は興味津々。音質良好だが、多少の傷が聴かれるとの事。
マタチッチ、イタリア・ライヴ、初出
 モーツァルト:ミサ・ブレヴィス「雀のミサ」K.220 (*) /
        交響曲第38番「プラハ」 ニ長調 K.504 (#)
 ・ボーナス・トラック ハイドン:12のドイツ舞曲集より Nos.1-7, 11-12 (+)
 ジュリアーナ・ライモンディ(S;*) ミティ・トルッカート・パーチェ(Ms;*)
 ペトレ・ムンテアヌ(T;*) ジェイムズ・ルーミス(B;*)
 ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
 ナポリ・アレッサンドロ・スカルラッティ so. (*/#)、RAIトリノso. (+)
 録音:1961年10月10日(*)、1960年1月5日(#)、ナポリ(*/#) /1961年1月24日、トリノ(+)、全てライヴ、おそらく初出音源。音質良好だが、多少の傷が聴かれるとの事。『特筆すべきは交響曲「プラハ」で、荒れ狂うばかりのテンションの高い演奏』『曲が終わると同時に鳴り響く怒号のような拍手に観客の興奮が感じられ』るという。
フルトヴェングラー〜ハイドン:交響曲集
 〔第88番 ト長調(*) /第94番 ト長調「驚愕」(#) /第104番 ニ長調「ロンドン」(+) 〕
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮VPO (*/#)、コロン劇場o.(+)
 録音:1951年10月22日、シュトゥットガルト(*) /1950年9月25日、ストックホルム(#) /1950年4月14日、ブエノス・アイレス(+)
初CD化、バルビローリ& NYP
 ワーグナー
:楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜第2幕
  キルステン・フラグスタート(イゾルデ) アイヴィンド・ラホルム(トリスタン)
  エニド・サーントー(ブランゲーネ) ジョン・ガーニー(マルケ王)
  ダニエル・ハリス(クルヴェナール/メロート) ジョン・バルビローリ指揮NYP
 録音:1939年4月16日、カーネギー・ホール、ニューヨーク、ライヴ。放送用音源。冒頭に指揮者を紹介するナレーションが収録されている。1973年に私家盤LP (ROGER FRANK MR 2002) が一度出たのみと言う稀少な演奏で、LP発売時に収録されていたラジオ放送アナウンスには『アメリカで「トリスタンとイゾルデ」の第2幕が省略無しに放送されるのは今回が初めてです」との内容が含まれていたらしい。『オリジナル・テープからの復刻』『所々に傷は聴かれるが、全体的に音質良好』とのこと。バルビローリ、フラグスタート、そしてワーグナーの各マニア待望のアルバム。
パヴァロッティのデビュー公演〜プッチーニ:歌劇「ボエーム」
 ルチアーノ・パヴァロッティ(T;ロドルフォ) アルベルタ・ペッレグリーニ(S;ミミ)
 ビアンカ・ベッレージア(S;ムゼッタ) ヴィート・マッティオーリ(Br;マルチェロ)
 ドミトリー・ナボコフ(B;コッリーネ) ワルテル・デ・アンブロシス(Br;ショナール)
 フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮レッジョ・エミーリア市立劇場o.&cho.
 録音:1961年4月29日、レッジョ・エミーリア、ライヴ。2012年にIDISから IDIS-6632 で再発売されたばかりの演奏。以前 CLAQUE や FOYERからCD化されていた。
ホロヴィッツ&ワルター
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15 (*)
 チャイコフスキー:
  ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23 (#)
ヴラディーミル・
 ホロヴィッツ(P)
ブルーノ・ワルター指揮
コンセルトヘボウo.(*)、NYP (#)
 録音:1936年2月20日、アムステルダム(*) /1948年4月11日、ニューヨーク、カーネギー・ホール(#)。(*)の第1楽章において、録音機材の故障による約4分(約100小節)程度のマスター上欠陥があるため、この部分は2つのトラックに分けられ、共にフェイド・アウト&イン処理が成されている。(#)はARPCD-0464(廃盤)で出ていたもの。
モーツァルト:歌劇「ツァイーデ」
 フリッツ・ウンダーリヒ(T;ゴーマッツ) マリア・シュターダー(S;ツァイーデ)
 ペトル・ムンテアヌー(T;ソリマン) ホルスト・ギュンター(B;オスミン)
 フリスヨフ・セントパウル(B;アラツィム) マンフレート・ゲルベルト(T;音頭取り)
 アルフォンス・リシュナー指揮 SDR so.&cho.
 録音:1956年10月24日、リーダーハレ、シュトゥットガルト。おそらく放送用収録。音質良好。既出CD: MYTO, 1MCD-002.219(廃盤), OPERA DORO, OPD-1469(入手可能)。
チェリビダッケ、初出あり?
 モーツァルト:
  セレナード第13番「アイネ・クライネ・
   ナハトムジーク」 ト長調 KV.525(*)/
  交響曲第36番「リンツ」 ハ長調 KV.425(#)/
  フルート協奏曲第2番 ニ長調 KV.314(+)
セヴェリーノ・
 ガッゼローニ(Fl;+)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
RAIナポリso.(*/#)、
RAIトリノso.(+)
 録音:1959年12月7日、ナポリ(*)/1959年1月5日、ナポリ(#)/1958年3月21日、トリノ(+)、以上ライヴ。(#)は初出の可能性有。(*)は 伊 ORIGINALS から出ていたものだが、約15年ぶりの再発売と思われる。
アントニオ・ヤニグロ
 ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Hob.VII; 2(*)
 ボッケリーニ:
  チェロ協奏曲第9番 変ロ長調 G.482(#)
 ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38(+)
アントニオ・ヤニグロ(Vc)
ルドルフ・ケンペ指揮(*)
RAIローマso.(*)
フランコ・カラッチオーロ指揮(#)
RAIナポリso.(#)
イェルク・デームス(P;+)
 録音:1959年1月24日、ローマ、ライヴ(*)/1959年1月、ナポリ、ライヴ(#)/1957年5月15日、ローマ(+)。(*)は代理店によると初出、(#)も初出の可能性有、(+)は代理店によると VANGARD から出ていたことがあるという。
クレンペラー&ACO + フェリア−&フィンセント
 マーラー:交響曲第2番「復活」
ヨー・フィンセント(S)
キャスリーン・フェリアー(A)
オットー・クレンペラー指揮
アムステルダム・
 コンセルトヘボウo.
 録音:1951年7月12日、アムステルダム、ライヴ。旧品番:ARPCD-0033 。新しく入手したマスターを使用したリニューアル盤だとのこと。
若き日のポリーニ、初レパートリー&初出あり
 ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 変ホ長調 Op.73(*)
 ストラヴィンスキー:
  ピアノと管楽器のための協奏曲(#)
 プロコフィエフ:
  ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83(+)
マウリツィオ・ポリーニ(P)
マッシモ・プラデッラ指揮(*)
RAIローマso.(*)
フェルッチョ・スカーリア指揮(#)
RAIトリノso.(#)
 録音:1959年3月17日、ローマ(*)/1959年11月27日、ローマ(#)/1958年10月、ミラノ(+)、以上全てライヴ。(#)は確かポリーニによる初音盤となる作品で、初出。(+)も初出で、ポリーニによる同曲ライヴは初めて。(*)は以前 CETRA から出ていたが、久々の再発売。
ケンペ、イタリアでのベートーヴェン、初出
 ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 Op.60(*)/
         交響曲第7番 イ長調 Op.92(#)
ルドルフ・ケンペ指揮
ナポリ・A.
 スカルラッティso.(*)、
RAIトリノso.(#)
 録音:1959年1月27日、ナポリ(*)/1959年1月16日〔注: RAI の資料では1959年1月10日〕、トリノ(#)。おそらく共に初出音源。
クーベリック&トリノRAI響、初出あり
 マーラー:交響曲第1番「巨人」 ニ長調(*)
 ヤナーチェク:狂詩曲「タラス・ブーリバ」(#)
ラファエル・クーベリック指揮
RAIトリノso.
 録音:1959年4月24日(*)/1954年4月25日(#)、以上トリノ、ライヴ。(#)は初出音源で、この顔合わせによる同曲は初登場。(*)は、この日付での既出音源はないが、URANIA から1956年とのみ記載の録音が出ている(RIT55-200)ため、同一演奏である可能性はある。
ブルーノ・ワルター
 マーラー:交響曲第4番 ト長調(*)
 モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550(#)
カルラ・シュレアン(S;*)
ブルーノ・ワルター指揮
RAIローマso.(*)、BPO(#)
 録音:1952年4月19日、ローマ(*)/1950年9月25日、ベルリン(#)、共にライヴ。共にTAHRAから出ているもの。(*)は比較的珍しい演奏。
ショルティ&カーゾン〜
 モーツァルト:ピアノ協奏曲集、初出あり

  [第23番 イ長調 K.488(*)/
   第20番 ニ短調 K.466(#)]
クリフォード・カーゾン(P;*)
ゲオルグ・ショルティ
 (P;#)指揮(*/#)
フランス国立放送o.(*)、
WDR ケルン放送so.(#)
 録音:1959年8月1日、ザルツブルク、ライヴ(*)/1952年1月21日、ケルン、ライヴ(#)。特に代理店は記載していないが、(#)はおそらく初出音源と思われる演奏。(*)は2010年4月に CD-R 使用の VIBRATO から初出アナウンスされたばかりのもので、初プレス盤化。『共に音質良好』とのこと。
チェリビダッケ・ナポリ・ライヴ、初出
 ハイドン:交響曲第102番 変ロ長調(*)/
      交響曲第104番「ロンドン」 ニ長調(#)
 J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲
          第3番 ト長調 BWV.1048から(+)
  [アレグロ・モデラート/アレグロ]
セルジュ・チェリビダッケ指揮
ナポリ・A.スカルラッティo.
 録音:1955年12月30日(*)/1959年12月7日(#)/1957年12月17日(+)、以上 ナポリ、ライヴ。(*)と(#)は初出。(+)はARPCD-0399で出ている物だが、旧盤は全曲だったので、今回はボーナス的な意味合いでの収録と思われる。
 (*)はチェリビダッケによる、これまでで一番若いときの同曲演奏。(*/#)は同オケとの演奏も初登場となる曲目。『音質はどれも素晴らしく良い』とあるが、(+)は旧盤では「音質に多少の古さが感じられる」とされていた。
フルトヴェングラーの「合唱」、1954.8.22、ルツェルン
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ニ短調 Op.125
  エリーザベト・シュヴァルツコップ(S) エルザ・カヴェルティ(A)
  エルンスト・ヘフリガー(T) オットー・エーデルマン(B)
  ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮フィルハーモニアo.、ルツェルン祝祭cho.
 録音:1954年8月22日、ルツェルン、ライヴ。『既発の他社レーベルのものより、よりクリアな音質』と代理店は記載しているが、同グループの ANDROMEDA からも発売があり、今回新リマスターとも記載されていないため、同様の音質と思われる。
若き日のマゼール、初出?
 ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90(*)
 ドビュッシー:遊戯(#)
 ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲(+)
ロリン・マゼール指揮
RAIミラノso.(*)、
RAIローマso.(#)、
フランス国立o.(+)
 録音:1956年4月6日、ミラノ(*)/1956年1月25日、ローマ(#)/1958年11月30日、パリ(+)、以上すべてライヴ。マゼール20歳台中頃-後半の演奏。『音質はとても良い』『初出かと思われます』と記載されている。
フルトヴェングラー、最後のザルツブルク演奏会
 ベートーヴェン:
  交響曲第8番 ヘ長調 Op.93(*)/
  大フーガ 変ロ長調 Op.133(*)/
  交響曲第7番 イ長調 Op.92(*)
  交響曲第3番「英雄」 変ホ長調 Op.55(#)
ヴィルヘルム・
 フルトヴェングラー指揮
VPO
 録音:1954年8月30日(*)/1950年8月31日(#)、以上 ザルツブルク、ライヴ。(#)はボーナス・トラック。『フルトヴェングラーもののリマスターでは定評あるARCHIPELレーベルが自信をもって発売するザルツブルグ・ライヴです。』とのこと。
若き日のマゼール〜「モツレク」イタリア・ライヴ、初出?
 モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626(*)/
        レチタティーヴォとアリア「この胸に、お願いだから来て」K.374(#)
 ロザンナ・カルテーリ(S;*) オラリア・ドミンゲス(A;*)
 アントン・デルモータ(T;*) マリオ・ペトリ(B;*) マリア・シュターダー(S;#)
 ロリン・マゼール指揮RAIトリノso.&cho.(*)、 WDRso.(#)
 録音:1956年3月30日、ライヴ(*)/1956年1月、ケルン(#)。(#)はボーナス・トラック。『初出かと思われます』、(*)は『音質は、マスターに起因する破裂音や音の揺れが聴かれ残念ながらあまり良くありません』、(#)は『素晴らしい音質です。』とのこと。
セルジュ・チェリビダッケ、初出あり
 プロコフィエフ:交響曲第5番 変ロ長調 Op.100(*)
 ムソルグスキー:「展覧会の絵」(#)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
RAIローマso.(*)、
RAIトリノso.(#)
 録音:1959年1月17日、ローマ(*)/1959年1月30日、トリノ(#)、ともにライヴ。(*)は初出音源で、この顔合わせによる同曲としてもこれが初(イタリアにおける演奏では、ミラノRAI響との1960年1月29日ライヴ〔廃盤〕、トリノRAI響との1970年4月30日映像などがあった)。(#)は HUNT (=ARKADIA) から出ていた物だが、約20年ぶりの再発売。既出音源の中では、2曲ともチェリビダッケによるもっとも若い時の演奏になると思われる。
イワン・コズロフスキー(T) リサイタル Vol.1(全26曲)
 ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」〜空は微笑み
 ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より〔あれかこれか/女心の歌/他〕/
       歌劇「椿姫」〜パリを離れて、いとしい人よ/他
 プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」〜もう帰らないミミ/他
 レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」〜おおコロンビーナ
 ワーグナー:歌劇「ローエングリン」〜快い歌声は消えて/他
  イワン・コズロフスキー(T) サムイル・サモスード指揮
  アレクサンドル・オルロフ指揮 オニシム・ブロン指揮(オーケストラ表記無し)
 録音:1930年代-1940年代。
ストコフスキー〜マーラー:交響曲第8番 変ホ長調「千人の交響曲」
 フランシス・イーンド、ウタ・グラーフ、ウィリアムズ(S) マーサ・リプトン(Ms)
 ユージン・コンリー(T) カーロス・アレグザンダー、ジョージ・ロンドン(B)
 レオポルド・ストコフスキー指揮NYP、ウェストミンスターcho./他
 録音:1950年4月6日、カーネギー・ホール、ライヴ。前出:ARPCD-0108(廃盤)。MUSIC ARTS等からも出ている。0108では『トラック11の2分30秒ほどのところに多少の音揺れ有り』とされていた。今回は『すこし、こもった音質が残念』とあるが、前出盤に関する記載は一切無い。
初出あり? マウリツィオ・ポリーニ・ワルシャワ・ライヴ 1960〜ショパン
 ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 (*) /
 マズルカ〔嬰ハ短調 Op.50 No.3 (+) /ハ長調 Op.33 No.3 /嬰ヘ短調 Op.59 No.3 (#) /
 前奏曲集Op.28 より〔ロ短調 Op.28 No.2 /嬰ヘ短調 Op.28 No.8 /ニ短調 Op.28 No.24 〕/
 練習曲〔ロ短調 Op.25 No.10 /イ短調 Op.25 No.11 /
     ハ長調 Op.10 No.1 /変イ長調 Op.10 No.10 〕/
 夜想曲 ハ短調 Op.48 No.1 /ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44 (*)
  マウリツィオ・ポリーニ(P)
 録音:1960年3月、ワルシャワ、ライヴ。(*)は MUZA から CD化されている演奏、(+) は LASERLIGHT 盤(原盤はMUZA)で一時発売があった演奏と思われるが、これ以外は初出か初CD化ではないかと思われる。(#/+)はポリーニ唯一の録音と思われるもの。これはポリーニ・ファン即ゲットの一枚。
カラヤン1960年のモツレク、久々の再発売
 モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626
  レオンタイン・プライス(S) ヒルデ・レッスル=マイダン(A)
  フリッツ・ヴンダーリヒ(T) ヴァルター・ベリー(B)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮VPO、ウィーン楽友協会cho.
 録音:1960年8月24日、ザルツブルク、ライヴ。以前 伊 CLAQUE や 伊 SIRIO から発売されていた演奏だが、約10年ぶりの再発売。
ワルター&NYP、マーラー生誕百年記念祭ライヴ〜マーラー:交響曲「大地の歌」
 モーリン・フォレスター(A) リチャード・ルイス(T)
 ブルーノ・ワルター指揮NYP
 録音:1960年4月16日、ニューヨーク・カーネギー・ホール、ライヴ。代理店は『現在、現役盤が確認できない名演奏の復刻です』としているが、2010年現在、MUSIC AND ARTS盤(MUA-4206/MUA-206)が入手可能なので誤り。
ギュンター・ヴァント&ケルン放響
 ベートーヴェン:ミサ ハ長調 Op.86(*)
 ・ボーナス・トラック シューマン:ピアノ協奏曲 ロ短調 Op.54(#)
 クララ・エバース(S;*) ローレ・フィッシャー(A;*)
 フランツ・フェーリンガー(T;*) カール・ヴォルフラム(B;*)
 ヴァルター・ギーゼキング(P;#) ギュンター・ヴァント指揮ケルン放送so.&cho.
 録音:1954年(*)/1951年(#)、以上ケルン。(*)はおそらく初出音源。ヴァントによる同曲は、これまで1980年代以降の物しかなかったと思われる。『すばらしい音質です。圧倒的な名演奏です。』とのこと。
ミトロプーロス&NYP〜
 マーラー
:交響曲第9番 ニ長調
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
NYP
 録音:1960年1月23日、ニューヨーク、ライヴ。CD既出:ARKADIA 78s / MUSIC AND ARTS MUA-1021(再プレス予定あり)。
マーラー:嘆きの歌(*)
 グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S) ソーニャ・ドラクスラー(A)
 ユリウス・パツァーク(T) クルト・リヒター指揮ウィーン放送so.
シューベルト:歌曲集「美しい水車小屋の娘」(抜粋?)(#)
 ユリウス・パツァーク(T) ミヒャエル・ラウハイゼン(P)
 録音:1960年、ウィーン、スタジオ、おそらく放送用(*)/1944年(#)。(#)はボーナス・トラック。
ミトロプーロス・ラスト・コンサート
 マーラー:交響曲第3番 ニ短調(*)
 ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90(#)
 ドビュッシー:「海」(+)
ルクレツィア・ウェスト(A;*)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
ケルン放送so.(*)、
コンセルトヘボウo.(#)、
BPO (+)
 録音:1960年10月31日、ケルン(*)/1958年8月10日、ザルツブルク(#)/1960年8月21日、ザルツブルク(+)。(#)と(+)はボーナス・トラック。ミトロプーロスは1960年11月2日ミラノでの同曲リハーサル中に急死した。
ギュンター・ラミン、初出〜J.S.バッハ:マニフィカト ニ長調 BWV.243 (*)
 エリカ・ロキタ(S) ローレ・フィッシャー(A) ハインツ・マルテン(T)
 ヨーゼフ・グラインドル(B) ギュンター・ラミン指揮
 ライプツィヒ・ゲヴァンドハウスo.、トーマス教会cho.
・ボーナス・トラック
 J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番 BWV.1068 (#)
オットー・クレンペラー指揮
バイエルン放送so.
 録音:1944年11月24日、ライプツィヒ(*)/1957年、ミュンヘン(#)。(*)は初出音源で、音質はこもりがちとのこと。
なんと、ケンペのマーラー「第5」!初出
 マーラー:交響曲第5番
ルドルフ・ケンペ指揮
ライプツィヒ放送so.
 録音:1948年11月3日、ライプツィヒ。初出音源と思われ、もちろんケンペの初レパートリー作。『ところどころに、原盤に起因するノイズなどの傷が聴かれ』るが、『全体的には音質良好』とのこと。
バルビローリ〜マーラー:交響曲第9番 ジョン・バルビローリ指揮
トリノRAIo.
 録音:1960年11月25日、トリノ、ライヴ、モノラル。収録時間:74分13秒。DELTA CLASSICS(DCCA-0073)等、一部ステレオのCDもある演奏だが、当盤は全編モノラル。
フリッツ・ライナー〜ヴェルディ:レクイエム(*)
 ・ボーナス・トラック
   ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜第1幕への前奏曲と愛の死(#)/
         楽劇「パルジファル」〜聖金曜日の奇跡(#)
   ハイドン:交響曲第104番 ニ長調(+)
 レオニー・リザネク(S) レジーナ・レズニク(Ms) デイヴィッド・ロイド(T)
 ジョルジョ・トッツィ(B) フリッツ・ライナー指揮シカゴso.&cho.
 録音:1958年4月3日(*)/1958年3月27日(#)/1957年11月28日(+)、以上 シカゴ、ライヴ。(*)はMEMORIES等で入手可能だが、(#/+)は比較的レアで既出CDはCSO自主制作とDANTEのみで、2011年現在他盤では入手出来ないはず。
シュヴァルツコップ〜ライヴ・イン・ストラスブール 1960
 シューベルト:楽に寄すD.547/水の上で歌うD.774/漁師の歌D.881/ロザムンデのロマンスD.797/
        恋はいたるところにD.239より/独りずまいD.800/幸福D.433/君は我が憩いD.776
 ヴォルフ:主よ、この地には何が芽生えるのだろう/聖ネボムク祭前夜/さあ、仲直りしようよ愛しい人/
      私の巻髪に包まれて/夏の子守歌/お行き愛しい人よ、さあ行くの
 R.シュトラウス:懐かしい面影Op.48-1/憩え我が心Op.27-1/献呈Op.10-1/悪天候Op.69-5(*)
 ヴォルフ:ねずみ捕りの金言(*)
 ・ボーナス・トラック マーラー:(#)
   トランペットが美しく鳴り響くところ/私は柔らかな香りを嗅いだ/私はこの世に忘れられ

 エリーザベト・シュヴァルツコップ(S) ジャクリーヌ・ロバン=ボノー(P;#以外)
 ブルーノ・ワルター指揮VPO(#)
 録音:1960年6月15日(無印/*)/1960年5月29日、ウィーン(#)、すべて ライヴ。(*)はアンコール。前出:LE CHANT DU MONDE (#以外)。本編の全曲は約20年ぶりの再発売だと思われる。
マイナルディ(Vc)&ゼッキ(P)〜名演奏集
 ベートーヴェン:モーツァルト「魔笛」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66(*)
 シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821(#)
 ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99(*)
 ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調(#)
  エンリーコ・マイナルディ(Vc) カルロ・ゼッキ(P)
 録音:1959年4月1日(*)/1958年4月6日(#)、共にローマ。『音質は、とても良いのですが、ところどころマスターに起因する”ぱちぱち”音が入ります』とのこと。
ヨハン・シュトラウスII:喜歌劇「こうもり」(短縮版)
 フリッツ・ヴンダーリヒ(アイゼンシュタイン) ルドルフ・フランク(オルロフスキー)
 アントニア・ファーベルク(ロザリンデ) フランツ・フェーリンガー(アルフレート)
 ハインツ・マリア・リン(ファルケ) リタ・バルトシュ(アデーレ) ベンノ・クシェ(フランク)
 フランツ・マルスツァレク指揮ケルン放送so.&cho.
 録音:1959年9月20日-22日、ケルンWDRスタジオ、放送用。前出CD:GALA GL-340(入手不能)。台詞は省かれており、所々に大胆なカットもあるが、ヴンダーリヒ唯一の同曲全曲録音だけに、マニアは逃せない演奏。収録時間:71分29秒(GALA盤より1分程度長い模様だが、何が違うのかは不明)。
おそらく初出、マゼール〜マーラー:大地の歌
 マルガ・ヘフゲン(A) ミシェル・セネシャル(T)
 ロリン・マゼール指揮RAIローマso.
 録音:1959年3月7日、ローマ、ライヴ。おそらく初出音源。マゼールの同曲はCD初登場。1960年9月11日(1960年11月9日となっているディスコグラフィもあるが、誤りらしい)のヴェネチアにおけるライヴがLPで出ていたが未CD化で、歌手陣は1960年とは全く異なっている。『音質良好』とのこと。
クレンペラー〜ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
 ヴィルマ・リップ(S) エーベルハルト・ヴェヒター(Br)
 オットー・クレンペラー指揮VPO、ウィーン楽友協会cho.
 録音:1958年6月15日、ウィーン、ライヴ。前出CD: TESTAMENT 、他。
ケンペ& BRSO + グリュミオー
 ラヴェル:ボレロ(*)
 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」 イ長調(#)
 プロコフィエフ:交響曲第7番 嬰ハ短調(+)
アルテュール・
 グリュミオー(Vn;#)
ルドルフ・ケンペ指揮
バイエルン放送so.
 録音:1960年11月9日(*/#) /1960年11月11日(+)、以上 ミュンヘン、ライヴ。(#)と(+)は GOLDEN MELODRAM からCD発売があった演奏。(*)は METIER や RE! DISCOVER (CD-R) から既出の、1965年7月とされる演奏と思われる。国内代理店によると『ケンペ指揮のボレロの音源はとても珍しい為、レーベルに確認を行いましたところ入手したマスターにおける記載にて確かであるとの事』とのことだが、このレーベルは前科もあるため、その旨は御了承下さい。『音質良好』とのこと。
ヴェルディ:歌劇「運命の力」
 フロリアーナ・カヴァッリ(S;レオノーラ) オラリア・ドミンゲス(A;プレチオシルラ)
 リチャード・タッカー(T;ドン・アルヴァーロ) ジュゼッペ・タデイ(Br;ドン・カルロ)
 プリニオ・クラバッシ(B;グァルディアーノ神父)

 フェルナンド・プレヴィターリ指揮コロン劇場o.&cho.
 録音:1961年8月4日、コロン劇場、ブエノス・アイレス、ライヴ。前出:MYTO, 2MCD-975.174(廃盤)。前出盤以降、他盤では発売が無い演奏。音質良好。
フランソワ + アンチェル + ジュリーニ、初出
 プロコフィエフ:
  ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26 (*)
 シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54 (#)
サンソン・フランソワ(P)
カレル・アンチェル指揮(*)
チェコpo.(*)
カルロ・
 マリア・ジュリーニ指揮(#)
フランス国立o.(#)
 録音:1958年10月30日(*)/1959年4月18日(#)、ともにパリ、ライヴ。おそらく初出音源。これはものすごい顔合わせ! 歴史的録音ファンは必聴。もちろん両指揮者ともフランソワとの競演録音は初のはず。
モリーニ&ホーレンシュタイン
 チャイコフスキー:
  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 (*)
 プロコフィエフ:交響曲第5番 変ロ長調 Op.100 (#)
エリカ・モリーニ(Vn;*)
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮
フランス国立o.
 録音:1957年12月19日(*)/1956年11月22日(#)、ともにパリ、ライヴ。既出CD:MUSIC AND ARTS。
シュターダー、ディースカウ、クレツキ、初出?〜ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
 マリア・シュターダー(S)ディートリヒ・フィッシャ=ディースカウ(Br)
 パウル・クレツキ指揮フランス国立o.、 RTFcho.
 録音:1956年6月6日、パリ。おそらく初出音源。音質良好とのこと。
トスカニーニ 〜 1949年ヴェネチア・ライヴ完全収録、初出あり
 ケルビーニ:歌劇「アナクレオン」序曲
 ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 ヘ長調 Op.68 (第1楽章冒頭欠落)(*)
 フランク:交響詩「アイオリスの人々」(*) / スメタナ:交響詩「モルダウ」
 R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」Op.20
 ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜第1幕への前奏曲
 ・ボーナス・トラック ベートーヴェン:「エグモント」Op.84〜序曲 (#)
            ワーグナー:歌劇「タンホイザー」〜序曲とバッカナール(#)
 アルトゥーロ・トスカニーニ指揮ミラノ・スカラ座o.
 録音:1949年9月3日、フェニーチェ劇場、ヴェネチア、ライヴ(#以外)/1946年7月7日、ルツェルン、ライヴ(#)。(*)は初出音源。これ以外はスカラ座自主製作盤の LSB-0094072 で出ていた演奏だが、無印の日付は1949年9月10日となっていた。
 田園の第1楽章冒頭が欠落している上音質も悪いようだが、1949年9月3日(10日?)のライヴ全曲目が初登場。
ダヴィド・オイストラフ(Vn)、初出あり?〜ベートーヴェン
 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61/ロマンス第1番 ト長調 Op.40
 [ヘルマン・アーベントロート指揮ベルリン放送so./
   1952年3月31日(と記載されているが、おそらく1950年3月31日)]/
 ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30 No.2
 [レフ・オボーリン(P)/1960年10月16日]
 録音:[/内]共に ベルリン歌劇場、ライヴ。ソナタは、日付が正しければおそらく初出音源。アーベントロートとの2曲はTAHRAやIDISから既出の1950年録音と思われる。
初のプレス盤化、シューリヒト〜
 フンパーディング
:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」
 バルバラ・シェルラー(ヘンゼル) リア・ポール=ウルバン(グレーテル)
 マルセル・コルデス(ペーター) リリアン・ベニグセン(魔女)
 ゲルトルート・ブルクシュターラー=シュスター(ゲルトルート)
 ギーゼラ・クナバ(眠りの精) オーダ・バルスボルク(露の精)
 カール・シューリヒト指揮 NDR so. & cho.、少年少女cho.
 録音:1962年、ハンブルク、モノラル、放送用セッション。CD-R 使用の ROP (Refined Opera Performances) から発売されている物で、おそらく当盤が初の一般市販&プレス盤化。フンパーティングに学んだシューリヒトによる「ヘンゼルとグレーテル」。『音質は素晴らし』いとのこと。なお、一部の歌手名が資料によって異なっており、本体記載とは異なる場合があるかもしれません。
ケルビーニ:歌劇「二日間、または水遊び」(短縮版/ドイツ語歌唱)
 フリッツ・ヴンダーリヒ(T;アルマンド伯爵)
 ヒルデガルト・ヒルブレヒト(S;コンスタンツァ) マルセル・コルデス(Br;ミケリ)
 アウグスト・メスターラー(B;ダニエーレ) ローベルト・ホイエム(T;アントーニオ)
 クリスタ・リップマン(Ms;マルチェリーナ)
 ハンス・ミュラー=クライ指揮南ドイツ放送so. & cho.
 録音:1962年11月6日-7日、シュトゥットガルト、モノラル、放送用セッション。既出CD: MELODRAM、CDM 19507, MYTO, 1MCD-011.237〔共に廃盤〕。2012年末現在、他盤の発売は無い演奏。『音質は素晴らし』いとのこと。今ではほとんど顧みられないが、ベートーヴェンやウェーバーが高く評価し、「フィデリオ」に影響を与えたとされる一種の救済劇オペラ。
「ルル」の世界初録音、初プレス盤化
 ベルク:歌劇「ルル」(2幕版)
  イローナ・シュタイングルーバー(S;ルル) ヴァルデマル・クメント(T;画家)
  フリーデル・リークラー(Ms;ギムナジウムの学生)
  オットー・ヴィーナー(Br;シェーン博士) ハンス・リベール(T;アルヴァ)他
  ヘルベルト・ヘフナー指揮ウィーンso.
 録音:1949年2月15日、ウィーン、演奏会形式上演、ライヴ、モノラル。既出CD-R: bag-of-rags (MONOPOLE), BOR-010, PRISTINE AUDIO, PAC O049。2012年現在でも同曲の世界初録音となっているもので、アメリカでは COLUMBIA 、イギリスとヨーロッパでは PHILIPS から LP が発売されていたが、当盤がCDでは初のプレス盤化。『音質は良好』とのこと。シュタイングルーバーの「ルル」は1959年のマデルナ指揮の演奏でその驚異的な歌声と演技で知られているが、以前収録されたこの演奏では、痛々しい程狂おしい「ルル」を正に全身全霊で演じている。脇を固めるソリストも立派で、ヘフナーの指揮のもと素晴らしい演奏を繰り広げている。
リヒテル、イタリア協奏曲ライヴ Vol.1 〜初出
 ベートーヴェン
:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
  〔第1楽章−第3楽章/第3楽章(アンコール)〕
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
アントニオ・ペドロッティ指揮
ミラノRAIso.
 録音:1962年11月15日、ミラノ、ライヴ。おそらく初出音源。リヒテル晩年の十八番?だった「アンコールとして最終楽章を全曲演奏」がここでも行われているのは興味深い。『音質良好』とのこと。
リヒテル、イタリア協奏曲ライヴ Vol.2
 ブラームス
:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
マリオ・ロッシ指揮
トリノRAIso.
 録音:1962年10月19日、トリノ、ライヴ。前出: STRADIVARIUS, STR-10024/6(当店未案内/廃盤)。おそらく前出盤以来、約20年ぶりの再発となる演奏。『音質良好』とのこと。
初出&初音盤曲目〜
 チェリビダッケ・ベネズエラ、ライヴ

 ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37 (*)
 ラフマニノフ:
  ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18 (#)
ジュディス・ジェイメス(P;*)
アルベール・フェルベール(P;#)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
ベネズエラso.
 録音:1956年7月11日(*)、1956年7月16日(#)、共に カラカス市立劇場、ライヴ。共に初出音源で、(#)はチェリビダッケによる音盤初レパートリー作品と思われ、共演記録も1950年代-1960年代に他4種程度しか無い模様。(*)も1970年代以前に共演記録自体こそある程度残っているが、市販音盤は1981年3月21日のミケランジェリとの共演が発売されているだけ(1990年3月にバレンボイムと4日間共演しているが、未発売)だろう。
 ジュディス・ジェイメス [ フディス・ハイメス /Judith James] はベネズエラ出身で南米を中心に活躍したピアニスト・教師。マータの指揮で ASV へグリーグのピアノ協奏曲を録音している人だと思われ、現役ピアニストや作曲家のピアノ教師として名前が挙げられているが、生年等バイオグラフィの詳細は不明。スイスのピアニスト、フェルベール [Albert Ferber] (1911-1987) はルツェルン生まれで、カール・ライマー、ヴァルター・ギーゼキング、マルグリット・ロンに学んだと言う錚々たる経歴の持ち主。スイス時代にはラフマニノフの薫陶も受け、彼の作品を多く演奏したと言う。1937年以降イギリスを拠点に活躍、教師として名を残したが、録音は SAGA レーベルを中心に行ったため、CD化されたのはおそらく、Ducretet-thomson への録音と思われるドビュッシーのピアノ作品集 (EMI, 0 83380 2) のみ。残された録音からギーゼキングのザッハリッヒ、ロンのフランス的抒情、ラフマニノフのテクニックを上手く受け継いだ事が伺われ、もっと評価されるべき人であるように思われる。『モノラルではありますがとても良い音質で収録されています。特に、ラフマニノフに教えを受けたフェルベールを迎えてのラフマニノフの協奏曲は、素晴らしい演奏です。』とのこと。
ドヴォルジャーク:歌劇「ジャコバン党員」(ドイツ語歌唱)
 ヴァルター・ベリー(伯爵ハラソフ) レオ・ヘッペ(フィリップ)
 ヴァルデマル・クメント(ボフシュ) フリッツ・ウール(ベンダ)
 ギセラ・ラートハウシャー(テリンカ) ズザーネ・ナイディク(ロティンカ/ロッテ)
 クルト・テナー指揮ウィーン放送 大o.、トーンキュンストラーcho.
 録音:1952年2月19日、21日、ウィーン、スタジオ(おそらく放送用)。初出音源。 あらすじを語るアナウンスが途中(場面ごと?)に入り、配役表記がドイツ語で、一般的なチェコ語や英語のものと異なっているとの事。「音質良好」と記載されている。
自作自演〜コルンゴルト(1897-1957):喜歌劇「沈黙のセレナード」
 エゴン・ヨルダン クルト・プレーガー(Br) ヒルデ・チェスカ(S)
 フレート・リーヴェーア(T) ローズル・シュヴァイガー、リアーネ・ジーネク(S)
 エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト指揮(P)ウィーン放送o.&cho. (RAVAG o.)
 録音:1951年、ウィーン。収録:ORF。前出: CANTUS LINE, CACD-501371 (CD-R) 。初のプレス盤化&唯一の全曲録音。
カラヤン & VPO 1962 、初プレス盤化〜ブルックナー
 交響曲第9番 ニ短調(*) /テ・デウム ハ長調(#)
 ヴィルマ・リップ(S;#) エリーザベト・ヘンゲン(A;#) ニコライ・ゲッダ(T;#)
 ヴァルター・クレッペル(B;#) ヨーゼフ・ネボア(Org;#)
 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 VPO
 録音:1962年5月26日、ムジークフェラインザール、ウィーン、ライヴ、モノラル。代理店は特に記載していないが、初プレス盤化。前出 CD-R : VIBRATO, VHL-71〔1962年5月のみの記載、1曲のみ〕 (*), VHL-93〔 + 1985年4月27日、BPO とのロンドンでのベートーヴェン「第4」〕(#) 。『所々、マスターに起因する傷が聴かれ、良い音質とは言えません』とのこと。
ギレリス、ライヴ・イン・イタリア
 ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 (*)
 シューベルト/カバレフスキー編曲:幻想曲 ヘ短調 D.940 (#)
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 KV.457 (+)
  エミール・ギレリス(P) フランコ・カラッチオーロ指揮ミラノRAIso.(*/#)
 録音:1963年3月15日、ミラノ(*/#) /1951年6月11日、フィレンツェ(+)、モノラル(*/+)、ステレオ(#)、全て イタリア、ライヴ。(#)は LP が ROCOCO から出ていた演奏で、初CD化。前出 CD : CETRA, ARCD-2053 〔入手不能〕(*) / DOREMI, DHR-7795, (他、MUSIC AND ARTS, URANIA, ANDROMEDA) (+) 。 『ショパンは所々、マスターに起因する傷が聴かれ、良い音質とは言えません』『同じ日の録音ですが、シューベルト/カバレフスキーはステレオで音質もとても良く、聴きやすいです。』『モーツァルトはアセテート盤の音質でシャリシャリとした音が聴かれますが全体的に聴きやすい音質に仕上がっています。』とのこと。
ポリーニ&クレツキ〜ライヴ、初出
 ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 (*)
 ハイドン:交響曲第102番 変ロ長調(#)
マウリツィオ・ポリーニ(P;*)
パウル・クレツキ指揮
フランス国立放送o.
 録音:1960年5月3日(*)、1952年10月30日(#)、パリ、モノラル、ライヴ。おそらく共に初出音源。(*)はポリーニのパリ・デビュー公演だった模様。ポリーニとクレツキは1960年4月20日-21日に同曲をEMIへスタジオ録音しているが、オケはフィルハーモニア管だった。ポリーニによる同曲は、同年ショパン・コンクール優勝時1960年3月13日のライヴもあり、当盤が3種目。また、クレツキによるハイドンは、曲を問わずおそらく音盤初登場。代理店によると『放送音源かと思われ、音質はライヴ録音特有の傷が聴かれますが鑑賞には問題ございません。しかしハイドンの方が音質は良いです。』とのこと。
クレメンス・クラウス& VPO + ウラッハ 1944-45、初出あり
 ラヴェル:組曲「ダフニスとクロエ」第2組曲(*) /「鏡」〜道化師の朝の歌(*)
 ヨゼフ・スク:弦楽合奏のためのセレナード 変ホ長調 Op.6
 ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番(#)
  レオポルド・ウラッハ(Cl;#) クレメンス・クラウス指揮 VPO
 録音:1944年-1945年、ウィーン。レーベルは全曲初出としているが、おそらく実際の初出はスク作品のみ。(*/#) は DREAMLIFE から発売された 1945年3月19日-27日の演奏と同一ではないかと思われる。代理店によると『録音の古さを感じさせ、全体的にざらざらしたノイズは聴かれますが音は、クリア』とのこと。
パウル・ヒンデミット指揮
 ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調(*)
 ヒンデミット:弦楽と金管のための協奏音楽Op.50 (#)
パウル・ヒンデミット指揮(*/#)
マンハイム国立劇場o.(*)、
シュトゥットガルト放送so.(#)
 録音:1960年5月3日、マンハイム、ライヴ(*) /1960年、シュトゥットガルト、スタジオ(#)。『ブルックナーの音質はライヴですが、とても良いです。1930年ボストン交響楽団の為に書いた自作自演は、多少音が篭りがちですが鑑賞に、問題はございません。ブルックナーは日付違いでCD-Rでの発売があるようです。尚、録音日付は、ARCHIPEL社によって正しく確認されています。』とのこと。
ハンス・ロスバウト& NYP 1960.12.4
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15 (*)
 ヒンデミット:管弦楽のための協奏曲 Op.38
ルドルフ・
 フィルクシュニー(P;*)
ハンス・ロスバウト指揮
NYP
 録音:1960年12月4日、ニューヨーク、ライヴ。おそらく初出音源。『1960年12月4日の演奏会では、他にシェーンベルク、ヴェーベルンの作品と今回の2作品、計4作品が演奏されていますが、そこから2作品をアルバム化。冒頭にラジオ放送用のナレーションが入ります。スケールの大きい、素晴らしい演奏です。音質は、良いです。初出かと思われます。』とのこと。
サヴァリッシュ追悼、1962年〜 ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」
 ジョージ・ロンドン(Br;ヴォータン) カール・ザープロツケ(Br;ドンナー)
 ヘルマン・ヴィンクラー(T;フロー) ヘルベルト・シャハトシュナイダー(T;ローゲ)
 ゾルターン・ケレメン(Br;アルベリヒ) エルヴィン・ヴォールファールト(T;ミーメ)
 ゲルト・ニーンシュテット(Br;ファゾルト) ハイナー・ホルン(B;ファフナー)
 エリーザベト・シェルテル(A;フリッカ) インゲボリ・シェルグレン(S;フライア)
 ヘレン・ラープ(A;エルダ) リゼロッテ・ハンメス(S;ウォーグリンデ)
 ヘレン・ドナート(S;ウェルグンデ) ヘルガ・イェンケル(Ms;フロスヒルデ)
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮ケルン・ギュルツェニッヒo.
 録音:1962年5月22日、ケルン、ライヴ。モノラル。前出・初出: LIVING STAGE, LS-1004 。サヴァリッシュ追悼アルバム。端役に、ケルン歌劇場と契約しデビューした当時のヘレン・ドナートが加わっている。『音質はとても良』いとのこと。
マタチッチ唯一の「リエンツィ」〜ワーグナー:歌劇「リエンツィ」
 ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T;リエンツィ) パウラ・ブリフカルネ(S;イレーネ)
 ヨゼフ・トラクセル(T;アドリアーノ) グスタフ・ナイトリンガー(B;ステファーノ・コロンナ)
 ハンス・ギュンター・ネッカー(パオロ・オルシーニ) オットー・フォン・ロール(B;ライモンド)
 アルフレート・プファイフレ(バロンチェリ) フリッツ・リンケ(チェッコ・デル・ヴェッキオ)
 ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮シュトゥットガルト歌劇場o.&cho.
 録音:1957年11月3日、シュトゥットガルト、ライヴ。初出・前出: LIVING STAGE, LS-1018(発売:2002年/廃盤)。マタチッチによる同曲唯一の全曲録音&伝説の演奏が復活。強力な歌手陣をまとめ上げ、巨大な音楽を作り上げている。初出盤と同等の音質と思われるが、『マスターに起因する傷が聴かれますが、音質は総じて良いです』とのこと。
カラヤン& NYP 、カーネギー・ホール・コンサート 1958 〜
 ベートーヴェン:交響曲集
〔第1番 ハ長調 Op.21 (*) /第9番 ニ短調 Op.125 (+) 〕
 ・ボーナス・トラック ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 ハ短調 Op.67 (#)

  レオンタイン・プライス(S;+) モーリーン・フォレスター(Ms;+)
  レオポルド・シモノー(T;+) ノーマン・スコット(B;+)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮NYP (#以外)、VPO (#)
 録音:1958年11月22日〔あるいは1958年11月20日〕、カーネギー・ホール(#以外) /1948年8月18日、ザルツブルク(#)、すべてライヴ、おそらくモノラル。
ノヴァエス、セル& NYP 、初出
 ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 (*)
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
ギオマール・ノヴァエス(P)
ジョージ・セル指揮
NYP
 録音:1951年1月7日(*)、1952年12月21日(無印)、共に ニューヨーク、ライヴ。ベートーヴェンはおそらく初出音源。(*)は CD-R 使用の RARE MOTH から、RM-581M で出ているものだが、初のプレス盤化。また、これはおそらくセル唯一のショパン録音。『ギオマール・ノヴァエス(1895-1979)の、しなやかで歌心にあふれたピアノに繊細で行き届いたセルの指揮がぴったりと寄り添って行きます。特に、ショパンの美しさは心に響く名演奏です。』『音質はライヴ録音ながら、音楽を十分に楽しめる良い状態です。』とのこと。
バルビローリ& NYP 、初出〜ブラームス
 交響曲第2番 ニ長調 Op.73 (*) /
 大学祝典序曲 Op.80 (#)
ジョン・バルビローリ指揮(*)
ディミトリ・
 ミトロプーロス指揮(#)
NYP (*/#)
 録音:1962年11月29日(*)、1958年2月9日(#)、共に ニューヨーク、ライヴ。(*)はおそらく初出音源、(#)はボーナス・トラックだとの事。『歌心あふれるバルビローリによるブラームスです。』『終楽章における終点に向けた燃焼度も高く、メリハリの効いた名演です。』『音質は良いです。』とのこと。


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