2014年以降発売分(国内&当店未案内) | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します ドビュッシーの痕跡|M=F.ガイヤール、ホルショフスキ、 ドビュッシー、マリク、フルノー 1904-83 〜ドビュッシー:作品集 *マリウス=フランソワ・ガイヤール(1900-1973)(P) [録音:1928年-1930年、1954年6月4日〔 年下二桁/月/日 〕] ロマンティックなワルツ30.6.6 /アラベスク28.3.28(全2曲)/バラード30.3.22 /マズルカ30.2.3 / 「ベルガマスク組曲」より30.10.23〔プレリュード/メヌエット/月の光〕/ ピアノのために(全3曲)〔プレリュード30.10.23 /サラバンド28.1.29 /トッカータ28.1.29 〕/ 仮面30.6.6 /版画(全3曲)〔パゴダ30.6.6 /グラナダの夕暮れ28.7.20 /雨の庭28.7.22 〕/ 「映像 第1集」〜水の反映28.7.20 /夢28.3.27 /レントより尚遅く30.2.3 / 「前奏曲集 第1巻」より29.4.5 〔デルフィの舞姫たち/亜麻色の髪の乙女/とだえたセレナード/沈める寺/ミンストレル〕/ 「前奏曲集 第2巻」より〔ヴィーニョの門30.3.2 /風変わりなラヴィーヌ将軍30.3.2 / オンディーヌ30.6.6 /ピクウィック卿をたたえて30.6.6 〕/ 「版画」より54.6.4〔パゴダ/グラナダの夕暮れ 〕 *イレーン・マリク(1905-1986)(P) 「前奏曲集 第1巻」〜雪の上の足跡[録音:1960年代]/ 「前奏曲集 第2巻」〜妖精はよい踊り子[録音:1971年] *ミェチスワフ・ホルショフスキ(1892-1993)(P) 組曲「子供の領分」[録音:未記載(1曲目)、1983年8月13日(2曲目以降)] *メアリー・ガーデン(1874-1967)(S) &クロード・ドビュッシー(1862-1918)(P)[録音:1904年2月3日] 歌曲集「忘れられたアリエッタ」より〔巷に雨の降るごとく/木立ちの影/水彩画=グリーン〕/ 歌劇「ペレアスとメリザンド」〜私の長い髪は(私は日曜の正午の生まれ) *イレーン・マリク(1905-1986) &ジョン・ランク(1915-2005)(Pデュオ)[録音:1960年代] 黒と白で(全3楽章) *マリー=テレーズ・フルノー(1927-2000)(P)[録音:1953年12月25日] 「練習曲集第2巻」〜第4番(第10番)「対比的な響きのために」 #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します | ||
(C) (P) 2018 |復刻プロデューサー&エンジニア:アラン・エヴァンズ|おそらく三分の一ほどは初出、残る内の半数以上は初CD化。 ドビュッシーの足跡を辿る稀少歴史的録音集。マリウス=フランソワ・ガイヤールは、1920年、ドビュッシーのピアノ作品全曲演奏会を世界で初めて行ったピアニスト。作曲家としても活躍し、指揮録音も残っている。彼の録音分はすべて当盤が世界初CD復刻だったが、1928年-1930年録音分は同年末に APR が復刻し、そちらの方が日本へは先にアナウンスされた。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します ホルショフスキ〜 「ヴァチカン・リサイタル 1940 」「ベートーヴェン・マスターワークス 1952-75」 *ベートーヴェン・マスターワークス 1952-75 「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ Op.35 [1975年9月27日、フィラデルフィア]/ ディアベッリの主題による変奏曲 Op.120 [1970年11月19日]/ ピアノ・ソナタ第21番 Op.53「ヴァルトシュタイン」[1952年3月、ニューヨーク] *ヴァチカン・リサイタル 1940.2.29 - 3.1 (*) [1940年2月29日-3月1日、ヴァチカン、ヴァチカン市国|収録:ヴァチカン放送] ショパン:スケルツォ第1番 ロ短調 Op.20 /子守歌 Op.57 フランク:前奏曲、コラールとフーガ / リスト:二つの伝説 ショパン:前奏曲第15番 変ニ長調 Op.28 No.15 /即興曲第1番 変イ長調 Op.29 / バラード第1番 ト短調 Op.23 /ピアノ・ソナタ第2番 Op.35 〜第3楽章「葬送行進曲」 ミェチスワフ・ホルショフスキ(P) | ||
(C) (P) 2017 |復刻プロデューサー&エンジニア:アラン・エヴァンズ| (*)を除き初出音源、(*)は前出盤が初出|前出CD: Pearl (UK), GEMMCDS-9108 [2CDs] (*) 〔発売:1994年|当店未案内、廃盤〕。 ベートーヴェンの内、「ディアベッリ〜」を除く2曲はホルショフスキによる初音盤作品と思われる。 (*)は彼の没直後に発見された貴重な記録。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します 先見の明があるロシア人たち [Russian Visionaries] 〜グリンカから火の鳥まで モリーニ、セル、イグームノフ、ヘーン、ラフマニノフ、ドブロウェン、フリート、 ザドラ、サペルニコフ、カミンスキー、コーツ、ストラヴィンスキー、ソフロニツキー チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 [エリカ・モリーニ(Vn) ジョージ・セル指揮 NYP /1955年12月25日、初出]/ 子守歌 Op.16 No.1 ( Op.18 No.1 と誤記|パブスト編曲)/ 情熱的な告白 ハ短調 (1890-91) /夕べの夢 Op.19 No.1 [コンスタンチン・イグムーノフ(P)/1947年]/ ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23 [アルフレート・ヘーン(P) ヴィルヘルム・ブッシュケッター指揮 シュトゥットガルト放送so./1937年6月30日、初出]/ 「四季」 Op.37b 〜 11月「トロイカ」[セルゲイ・ラフマニノフ(P)/1920年5月3日] グリンカ:「ルスラントリュドミラ」序曲 [イサイ・ドブローウェン指揮デンマーク放送o./1950年、初出] チャイコフスキー:「くるみ割り人形」組曲 Op.71a [オスカー・フリート指揮ベルリン国立歌劇場o./1927年12月14日] プロコフィエフ:前奏曲 ハ長調 Op.12 No.1 [マイケル・ザドラ/1929年] グリンカ/バラキレフ編曲:ひばり[ヴァシーリー・サペルニコフ/1925年] ムソルグスキー:「クリミア南岸にて」〜第1曲「 Gurzuf at Ayu-Dag 」 [アレクサンデル・カミンスキー(P)/1950年頃] ボロディン:「イーゴリ公」〜だったん人の踊り [イサイ・ドブローウェン指揮ベルリン国立歌劇場o./1929年4月13日]/ 交響詩「中央アジアの草原にて」 [アルバート・コーツ指揮 LSO /1929年4月2日] リムスキー=コルサコフ:「サトコ」組曲 / ストラヴィンスキー:幻想曲「花火」 [イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮 ニューヨーク・フィルハーモニックso./1937年1月17日、初出] ショパン:マズルカ第33番 ロ長調 Op.56 No.1 スクリャービン:マズルカ 嬰へ長調 Op.25 No.7 /詩曲 嬰へ長調 Op.32 No.1 [コンスタンチン・イグムーノフ(P)/1935年]/ 詩曲 Op.69 No.1 [ヴラディーミル・ソフロニツキー/1960年、初出] #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します | ||
録音:[/内]| (C) 2017 |復刻プロデューサー&エンジニア:アラン・エヴァンズ|初出情報はレーベルの記載に基づきます|#国内代理店によると『ジャケット裏に印刷されているDISC1のトラック番号に誤りがあります。封入ブックレットに記されたものが正しいトラック番号です。』とのことです。現状のままで流通します。 1850年、ロシアには1人の主要な作曲家(グリンカ)と何人かのピアニストしかいなかったが、1910年までにロシアの作曲家・音楽家たちが世界のコンサート・ホールを支配した(そしてロシア・アヴァンギャルドに突入する)。この時期のロシアにおけるクラシック音楽を、作品と演奏家を中心に俯瞰しようとしたアルバム。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します ブラームス、弟子と同僚たちによる再体験 [Recaptured by Pupils and Colleagues] (下記はCD収録順ではありません) *カール・フリートベルク(1872-1955)(P/語り) [録音:1948年-1951年、すべて初出] ショパン:ポロネーズ 嬰へ短調 Op.44 (#冒頭、アナウンスが演奏にかぶる)[1949年8月2日、ニューヨーク市] シューベルト:楽興の時第3番 ヘ短調 D.780 No.3[1948年9月、カンサス・シティ] ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 Op.10 No.1 より 〔第1楽章(末尾のみ)/第2楽章/第3楽章〕[1949年頃、ニューヨーク市]/ ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op.90 / ロンド・ア・カプリッチョ Op.129「失われた小銭をめぐる興奮」 [以上2曲、1948年9月、カンサス・シティ] ブラームス:ラプソディ ロ短調 Op.79 No.1 (欠落あり|2分49秒)/ バラード ト短調 Op.118 No.3[以上2曲、1949年頃、ニューヨーク市] フリートベルク、ブラームスとの出会いを回想する ブラームス:ラプソディ ト短調 Op.79 No.2 (欠落あり|1分40秒) フリートベルク、ブラームスについて討論する ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 Op.111 第2楽章より(1分23秒) シューマン:アラベスク Op.18 より(断片|1分45秒) ブラームス:ピアノ協奏曲第2番の演奏アドヴァイス(41秒) [以上6トラック、ブルース・ハンガーフォードへのレッスン?| 1951年頃、ニューヨーク市] *ヨハネス・ブラームス(1833-1997)(P)[録音:1889年12月2日] ヨーゼフ・シュトラウスのポルカ・マズルカ「とんぼ」 Op.204 による即興 *トリオ・オヴ・ニューヨーク[カール・フリートベルク(P) ダニール・カルピロフスキー(Vn) フェリクス・サーモンド〔サルモンド〕(Vc)]/ 録音:1939年12月10日、ニューヨーク市、 1939年3月3日、フィラデルフィア、2曲とも初出] ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 Op.8 より 〔第1楽章(冒頭から3分50秒程まで)/第3楽章(冒頭欠落)/第4楽章〕/ ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.101 より 〔第1楽章/第2楽章/第3楽章/第4楽章(第14小節まで、以降欠落)〕 *イーディス・ハイマン(1872-1960)(P/語り) [録音:1949年、ロンドン、すべて初出] クララ&ローベルト・シューマン夫妻についての語り (間に幻想小曲集 Op.12 からの「夕べに」「気まぐれ」、 子供の情景 Op.15 からの「鬼ごっこ」ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26 、 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 Op.31 No.2 、 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻第2番〜フーガ、 イギリス組曲第3番〜ガヴォットの一部を演奏[全て抜粋]) *マリー・ボーマイヤー(1851-1931)(P) [録音:1910年頃、ウィーン〔原盤: Union, A 3010 〕] シューマン:ペダル・ピアノのためのスケッチ第4番 変イ長調 Op.56 No.4 *イローナ・アイベンシュッツ(1872-1960)(P/語り) [録音:1950年代、アイベンシュッツ私邸、ロンドン、初出 (*) / 1903年12月16日〔原盤: G & T, 5559 〕 (#) ] シューマン:クライスレリアーナ Op.16 〜第4曲(約2分)(*) ブラームス:バラード ト短調 Op.118 No.3 (#) *エテルカ・フロイント(1879-1977)(P) [録音:1959年、ヴァージニア、(**) / 1950年、ニューヨーク市〔エンジニア:ピーター・バルトーク〕 (##) / 1951年8月11日、ニューヨーク市(++) 以上、すべて初出 ] ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 Op.9 (**) / ラプソディ Op.119 No.4 (全曲+断片)(##) / 間奏曲 変イ長調 Op.76 No.3 (##) バルトーク(++) :エレジー Op.8b No.2 / 子供のために より Nos. XXVI, XXXVII, XXXVIII, XXXIII, XXXIV, XIII, XL, XVII, XXXXII #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します | ||
(C) (P) 2015 |復刻プロデューサー&エンジニア:アラン・エヴァンズ|初出情報はレーベルの記載に基づきます。 ブラームスから直接教えを受け、クララ・シューマンにも学んだフリートベルクの初出ライヴと室内楽(彼による室内楽自体初か)、同じくクララ・シューマンの弟子で録音は無いと思われていたハイマン、ブラームスの助手を務め女性として始めて彼のピアノ協奏曲第2番を演奏したボーマイヤー〔バウメイヤー〕による唯一の録音、ブラームスの作品を初演したアイベンシュッツ、ブラームスやバルトークと親交があったフロイントと、盛り沢山なアイテム。断片が多いが、このような録音がある事すら知られていなかった物ばかりなので、致し方ないだろう。特にフリートベルクと、エルガーの室内楽作品を多く初演したチェロ奏者サーモンド〔サルモンド〕らが組んだピアノ三重奏曲は欠落が惜しいが素晴らしく、ブラームスとその周辺のヒストリカル録音愛好家は必聴。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します 文化の死〜圧制下における音楽 ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第2番 [オスヴァルド・カバスタ指揮ミュンヘンpo./1942年-1944年頃、初出] ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.63 〜第1楽章 [アルフレート・ヘーン(P) ラインホルト・メルテン指揮 ライプツィヒ放送o./1940年4月、初出] ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14a (*) [オスカー・フリート指揮ソヴィエト国立so,/1937年-1938年、光学フィルム収録]#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します | ||
録音:[/内]| (C) (P) 2014 |既出CD-R: Serenade, SEDR-5000 (*) 〔廃盤〕。ナチスとの関りを咎められて活動停止処分を受け、自殺したカバスタ(1896-1947)、アメリカ兵によって自らのピアノが階段から投げ落とされるのを見て心臓発作を起こし死去したヘーン〔ハンス・ロスバウトらの師〕(1887-1945)、ナチスのユダヤ人排斥のためソヴィエトへ亡命するも、死因が不明&死去前の動向が不穏で、スターリンに暗殺されたのではないかと疑われるフリート(1871-1941)という、独裁政権が存在したことによって何らかの不遇を囲い、それが死去に繋がった3人の演奏。当盤に収められたヘーンの演奏は、翌月に同曲を演奏中脳卒中で倒れ、演奏活動が出来なくなった彼による最後の記録だとのこと。フリートはレーニンお気に入りの指揮者だったとも言われ、皮肉な状況を伝える物となっている。 | ||
2013年以前発売分(ご案内済旧譜) | ||
ホルショフスキによるショパン、文章と音を通じて 「24の前奏曲集」「ソナタ第2番」他〜ショパン:未発表ライヴ録音集 ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 より〔第1楽章/第2楽章〕 [アレグザンダー・シュナイダー指揮祝祭o./1962年6月-7月、サン・フアン]/ 幻想曲 ヘ短調 Op.49[1980年12月14日、ピストイア]/ ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調「葬送」 Op.35[1958年1月28日、ローマ]/ アンダンテ・スピアナートと 華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22[1983年5月24日、ゴリツィア]/ 24の前奏曲 Op.28 (全曲)[1973年5月22日、ニューヨーク]/ 子守歌 変ニ長調 Op.57[1980年12月14日、ピストイア]/ 練習曲第3番 ヘ長調 Op.25 No.3[1967年2月26日、ボルティモア]/ ポロネーズ 変イ長調「幻想」 Op.61[1976年11月19日、ニューヨーク]/ 前奏曲第15番 変ニ長調「雨だれ」[1980年12月14日、ピストイア]/ ワルツ ホ短調 Op.posth[1990年1月26日、カンサス・シティ]/ マズルカ第34番 ハ長調 Op.56 No.2[1987年4月12日、ニューヨーク]/ 夜想曲第5番 嬰ヘ長調 Op.15 No.2[1967年2月26日、ボルティモア] ミェチスワフ・ホルショフスキ(P) | ||
録音:[/内]、全てライヴ、初出音源| (C) (P) 2013 。1987年に95歳で「初来日」、爆発的なリヴァイヴァル・ブームを迎えたホルショフスキ。それまで来日が一切無く、世界的にも60年代以降公開演奏から姿を消していたということで、注目される機会がなかったが、 Nonesuch レーベルヘの新録音と合わせ、以降は正に文化遺産的扱いを受け、1993年に亡くなるまで巨匠として讃えられた。当盤はホルショフスキの知られざる時代から晩年までのショパンの演奏を拾い集めた2枚組。ホルショフスキはインタビューを敬遠したが、彼のショパンに対する考えや研究・解釈について、自身が書いたコメントがブックレットで初めて公開されている(英語のみ)。 | ||
ARB-160 廃盤 |
音譜の影に [Behind the Notes] 〜同僚と弟子たちによるブラームス録音集 | |
ローマン・トーテンベルクの芸術〜生誕100周年企画盤 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108(*) ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ(*) / パガニーニ:カプリス第24番 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003 ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 Op.95「セリオーソ」より(#)〔第2楽章−第4楽章〕 コープランド:ヴァイオリン・ソナタ(+) / ダッラピッコラ:2つの習作(+) ヴェーベルン:4つの小品 Op.7(+) / シェーンベルク:幻想曲(+) ストラヴィンスキー:デュオ・コンチェルタンテ(+) ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ(**) ローマン・トーテンベルク(Vn) ディーン・サンダーズ(P;*) WQXR SQ (#) スリマ・ストラヴィンスキー(P;+) 佐野志津恵(P;**) | ||
録音:1943年-1986年| (C) 2011 。 ポーランドに生まれ、カール・フレッシュの愛弟子として早くから活躍、101歳と言う長寿だったローマン・トーテンベルク(1911-2012)は、シマノフスキとのジョイント・リサイタルや、ルービンシュタインとの演奏旅行、ミヨーの協奏曲第2番を作曲者と初演等々、その業績は枚挙に暇がない。イダ・ヘンデル(彼女はトーテンベルクの生誕100年を祝う祝祭コンサートをボストンで開催)らを育てた高名な教育者でもある彼は最後まで現役を通し、2011年の当盤発売時点においても、毎週6人の生徒にレッスンを行う矍鑠ぶりを示していた。当盤の共演者には、ストラヴィンスキーの末子で彼の長年のパートナーでもあったスリマ〔スーリマ〕、アメリカで活躍する邦人ピアニスト佐野志津恵らも含まれている。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します マスターズ・オヴ・ショパン〜フリードマン、ティーゲルマン、アイゼンベルガー イグナツィ・フリードマン(1882-1948)(P) メンデルスゾーン: 無言歌集 より〔 Op.19 Nos.3, 6, Op.102 No.5, Op.30 No.6, Op.38 Nos.2, 6, Op.53 Nos.2, 4, Op.67 No.2〕[録音:1930年9月16日-17日]/ スケルツォ ホ短調 Op.16 No.2[録音:1926年9月6日] ショパン: 練習曲集 より〔 Op.25 No.9/ Op.10 No.5〕[録音:1928年10月2日]/ 子守歌 Op.57[録音:1928年11月9日]/即興曲 Op.36[録音:1936年11月23日]/ マズルカ集 より〔 Op.7 Nos.1 (*), 2, 3, Op.24 No.4, Op.41 No.1, Op.67 No.4, Op.68 No.2〕[録音:1928年2月9日(*)、1930年9月13日]/ ポロネーズ第6番 Op.53「英雄」[録音:1933年2月28日、世界初復刻]/ 夜想曲 Op.55 No.2[録音:1936年12月23日]/ ポロネーズ第9番 Op.71 No.2[録音:1929年2月15日] パガニーニ/リスト&ブゾーニ編曲:ラ・カンパネッラ [録音:1924年1月21日、初発売(未発売テスト・プレス盤より)] スク:メヌエット[録音:1928年3月2日] イグナツィ(イグナーツ)・ティーゲルマン(1893-1968)(P) ブラームス: カプリッチョ Op.76 No.2 /間奏曲 Op.117 No.2[録音:1965年] ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83 より〔第1楽章/第2楽章〕 [オレステ・カンピージ指揮エジプト放送o./録音:1954年5月18日]/ ロマンス Op.118 No.6(おそらくレーベル誤記で、No.5が正しい)[録音:1956年頃] フランク:交響的変奏曲 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」 [ジョゼ・フェリス指揮カイロso./録音:1963年6月1日] ショパン: 夜想曲 Op.9 No.3[録音:1963年6月1日、アンコール演奏] (#)/ 24の前奏曲集 Op.28 より Nos.7, 8 /夜想曲 Op.9 No.3/スケルツォ第1番 Op.20/ バラード第4番 Op.52/舟歌 Op.61(レーベル誤記で正しくは Op.60)[録音:1950年代] フィールド:夜想曲 Nos.1, 13[録音:1965年] フォーレ:夜想曲第4番 Op.36 ショパン: ピアノ・ソナタ第3番 Op.58[録音:1950年代、カイロ放送のアナウンス付き]/ 練習曲集 より Op. 10 No.10, Op.25 Nos.6, No.3(断片録音)(#)/ バラード第4番 Op.47(断片録音)(#) ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ より〔変奏 I-XII〕 (#) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 Op.53 第1楽章より(断片録音) (#)/ ピアノ・ソナタ第18番 Op. 31 No.3 第2楽章より(断片録音) (#) ラヴェル:オンディーヌ(#)[以上、録音:1956年頃] イグナツィ・ティーゲルマン:瞑想曲 [アンリ・バルダ(1941-)(P)/録音:1998年12月25日] イグナツィ・ティーゲルマンの語り イグナツィ・ティーゲルマン:ウィーンの夢(1928?)[録音:1956年頃] (#) セヴェリン・アイゼンベルガー(1879-1945)(P) ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 (+) [アレクサンドル・フォン・クライスラー指揮 シンシナティ音楽院o./録音:1938年5月14日]/ コダーイ:7つの小品 Op.11 より Nos.2, 6 (#) [録音:1937年5月1日] 特典(CD4をパソコンにて再生&閲覧): ・イグナツィ・フリードマンの思い出( MP3 オーディオ・ファイル) [ニキタ・マガロフ、Paula Kessler Hondius, Dr. Manfred Clynes, Laurence Davis, Ingebjørd Gresvik, Ingebjørd Gresvik cont., Dr. Harry Rich, Dr. Miriam Hyde, プニーナ・サルツマン、 Mack Jost, エミル・テルマニー、 Mr. & Mrs. George Kugel (ブルース・ハンガーフォードとともに)、 Patricia Rovik, アンドレス・セゴビア( with Nina Walder )] ・イグナツィ・ティーゲルマンの思い出( MP3 オーディオ・ファイル) [エジプト王子 Hassan Aziz Hassan / Leila Birbari Wynn ] ・フォト・アルバム[フリードマン/ティーゲルマン] ・ショパン/フリードマン校訂版:練習曲集(おそらく楽譜) ・ショパン/フリードマン注釈版楽譜: リスト:鬼火/バラキレフ:イスラメイ(抜粋)/スクリャービン:夜想曲 Op.9 No.2 | ||
(C) (P) 2010 。#旧・国内代理店の曲目表記や訳などは相当に抜けがあったため、上記は全て当店独自にレーベルのサイト表記から再翻訳しています。 ARBITER が贈るマニアックなセット。ここに収録された3人はすべてポーランド人かつ名教師テオドル・レシェティツキに学んだ人々だが、ディスクの半分以上が、カイロで後半生を過ごした幻のペダゴーグであるティーベルマンに割かれ、残りが同門で彼の師にもあたるフリードマンと、こちらも半ば幻の名ピアニスト&教師アイゼンベルガーに当てられている。 フリードマンによるショパンの英雄ポロネーズは、録音の記録はあったようだが、失われたと思われていたもので、今回が初復刻。ティーゲルマンによる演奏の内2CD分は、以前 ARB-117(廃盤)という品番で発売されていたもの、またアイゼンベルガーの(+)は以前 OPAL からCD化されていたものだが、ともに(#)は今回が初出。 ティーゲルマン(1893-1968)は、ポーランド生まれでレシェティツキに学んだピアニスト。健康的上の問題から1930年代以降エジプトのカイロに腰を落ち着けてしまったためもあって、一般のクラシック音楽リスナーには全く知られていないが、一説には同門で師にもあたるイグナツィ・フリードマンと同等かそれ以上の実力をもち、また、ホロヴィッツが、彼自身が唯一かなわないピアニストだと感じた人物であると言う。また彼は、フランスで活躍するピアニストのアンリ・バルダ、パレスチナ系アメリカ人の文学研究者エドワード・ザイード(1935-2003)や、エジプト王子の Hassan Aziz Hassan (1924-2000)を教えたピアノ教師としても知られている。 彼の商業録音は全く存在しないが、ARBITERレーベルのプロデューサー、アラン・エヴァンズの18年に渡る調査の結果 旧 ARB-117として CD2枚分の放送録音、私的録音が発掘された。1950年代後半の録音がほとんどで、音質的には問題があるが、その頼りない音からでも只者ではない実力が伝わってくる。エジプト放送に残されていた彼の録音は全て消去されてしまっているとの事で、もっと音質の良い録音が残っていれば、と思わせる正に幻の名ピアニスト。今回は、更に断片ではあるものの初出録音が追加されているが、その中の自作「ウィーンの夢」は、彼が1928年に演奏旅行でニューヨークを訪れた際、丁度アメリカへ移住したばかりだったセヴェリン・アイゼンベルガーへ献呈した作品なのだと言う。 フリードマン(1882-1948)はユダヤ系のピアニスト&作曲家。ハロルド・ショーンバーグのような音楽評論家や、ラフマニノフらピアニスト仲間から、当時最高のヴィルトゥオーゾとして一様に高く評価されていた。アイゼンベルガー(1879-1945)は、ウィーンでレシェティツキに学び、1914年からクラクフ音楽院で、1921年からウィーン音楽院で、そして1928年のアメリカ移住後はシンシナティ音大で、それぞれ教鞭をとった。弟子にはリリー・クラウスらがいる。 また、パソコン使用が前提となるが、付属のファイル群も見逃せない。フリードマンの思い出を語る人々には、マガロフ、バッハ・ボウ(湾曲弓)で知られるヴァイオリニストのテルマニー、そして世紀の大ギタリスト、セゴビアまでも登場している。 | ||
ARB-157 廃盤 |
ヴラジーミル・ソフロニツキー〜 「Scriabin chez Scriabin」 |
ヴラジーミル・ ソフロニツキー(P) |
録音:1960年12月24日(*) 、1960年1月6日(無印)、スクリャービン博物館、モノラル、ライヴ| (C) 2008 。 | ||
シャルル・トゥルヌミール〜録音全集 フランク:オルガン奏者/パストラール/カンタービレ/コラール第3番 イ短調 トゥルヌミール:神秘のオルガン/アンダンティーノ/パラフレーズ・カリヨン/ 5つの即興 〔テ・デウム/即興風の小さなラプソディ/めでだし海の星/即興的なカンティレーヌ/過ぎ越しの生贄を讃えて〕 シャルル・トゥルヌミール(Org) | ||
録音:1930年-1931年、モノラル| (C) (P) 2008 。師のフランクから多大な影響を受けたトゥルヌミールは、オルガニスト&作曲家として、色彩と躍動感にあふれた音楽を数多く残した。ここに収められているのは、フランクが生前に弾いていたオルガンを使った唯一の録音で、録音史的にも貴重な1枚と言える。フランクや自身のオルガン作品の他、5つの即興演奏が収録されているのも魅力で、優れた即興演奏家でもあった彼の超越的な即興技法が鮮明に刻印されている。 | ||
ジェイコブズ、オッペンス、コープランド ストラヴィンスキー:4手のための音楽集〜ザ・ノンサッチ・レコーディングズ ストラヴィンスキー: ペトルーシュカ(4手連弾編曲)(*) /弦楽四重奏曲のための3つの小品(*) / 2台のピアノのための協奏曲(*) /2台のピアノのためのソナタ(*) / 5つのやさしい小品(*) /ピアノラのための練習曲(*) / 3つのやさしい小品(*) /Zvietochnoy Waltz (*) /4つの練習曲 Op.7 / ピアノ・ラグ・ミュージック/タンゴ/ラグタイム ドビュッシー:吟遊詩人/風変わりなラヴィーヌ将軍 シェーンベルク:4つの小品 Op.33a & b コープランド:4つのブルース(#) /キューバ舞曲(#) ボルコム:ゴースト・ラグス / ジェフスキー:ダウン・バイ・ザ・リバーサイド ポール・ジェイコブズ(P) アーシュラ・オッペンス(P;*) アーロン・コープランド(P;#) | ||
録音:1972年-1981年| (C) (P) 2008 |原盤:Nonesuch |初CD化。現代音楽に優れた解釈を示し NYP のピアノ奏者も務めたが、1983年に53才の若さで亡くなってしまい、その後は並外れた才能が語られる事も少なかったジェイコブズ(1930-1983)の録音を初CD化するシリーズ、Vol.1 (ARB-124)に続くノンサッチ録音集第2弾が登場。前半は現在も活躍しているオッペンスとのストラヴィンスキー「4手のための音楽集」。これに加え、後半は、ジェイコブズのソロによるドビュッシーやシェーンベルクと、コープランドとのデュオによるリサイタル録音が収録されている。このリサイタル音源部分には、ジェイコブズの肉声も収録されており、コープランドを舞台に呼び込み楽しげに語り合う場面まで収められている。そして、この舞台はピアニストとして演奏したコープランド最後の演奏だったという。ブックレットにはジェイコブズ自身が書いたライナー・ノーツを掲載。彼の鋭い楽曲分析を言葉で知ることができる貴重な資料となっている。 | ||
初出、ミェチスワフ・ホルショフスキ〜ベートーヴェン&メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲集 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 Op.19 (*) メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲 イ短調 MWV.O2 (#) ベート―ヴェン:ピアノ・ソナタ第7番 Op.10 No.3 〜メヌエット(+) ブラームス:4つのピアノ小曲 Op.119 より(+) 〔第1曲 間奏曲 ロ短調/第3曲 間奏曲 ハ長調〕 ミェチスワフ・ホルショフスキ(P) モーリツ・ファン・デン・ベルフ指揮オランダ放送室内o.(*) フレデリック・ウォルドマン指揮ムジカ・エテルナ(#) | ||
録音:1958年1月19日、ライヴ(*) /1962年2月24日、ライヴ(#) /1949年頃、サン・パウロ、ブラジル、テスト収録(+) | (C) (P) 2008 |初出音源。Arbiter はピアニストの発掘に並々ならぬ情熱を注いでおり、これは4枚目(と旧・国内代理店は書いているが「6組目」の誤り。当レーベル初期に発売されたモーツァルトのソナタ集全5枚[ARB-101、104; ともに廃盤]が含まれていないのだろう)のホルショフスキ・アルバムになる。95年発売(と旧・国内代理店は書いているが2005年の誤り)のシューベルト・アルバム(ARB-145)より、少し年代の古いながら、これまた全編初出のリリース。 1993年5月、101歳の誕生日の1か月前に1世紀に渡る長き生涯を閉じた名ピアニスト、ホルショフスキ。彼は1893年ポーランド領であったルヴフに生まれ、母親からピアノの手ほどきを受け、すでに4歳の頃から神童と呼ばれていた。1899年ウィーンに移住、レシェティツキに師事、各地で演奏会を開くようにもなった。故郷ポーランドのワルシャワ・デビューは1902年。曲はベートーヴェンの第1協奏曲だった。彼は60年以上も大いなる洞察力を持ってこの曲を演奏、ここに収録された1958年の初出ライヴは最も脂の乗った時期の録音。逆に、メンデルスゾーン13歳の時の作品である「ピアノ協奏曲」は、彼の長いキャリアの中でも1シーズンしか演奏しなかった曲。このCDに収められているのは本当に貴重な記録。そしてブラームスの小品も他に録音が残っていない作品。 | ||
オスカー・フリート、マーラーの信奉者〜ライヴ&スタジオ録音集 モーツァルト:交響曲第40番 K.550 (*) /アイネ・クライネ・ナハトムジーク〜ロンド(#) ロッシーニ:「泥棒かささぎ」序曲(+) / ウェーバー:狩人の合唱(#) ワーグナー:「タンホイザー」〜殿堂を称えよう(#) マーラー:「大地の歌」第4楽章より(**) ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲(+) / サン=サーンス:死の舞踏(+) オスカー・フリート指揮 モスクワ放送so.、ベルリン州立歌劇場o.、 シャルロッテンブルク・ドイツ・オペラハウスo.、 BBC so.、 BPO | ||
録音:1937年(*) /1927年(#) /1928年(+) /1936年(**) | (C) (P) 2007 |(*)は初出音源。 オスカー・フリート(1871-1941)の名前をご存知だろうか?彼はラッパ吹き込みの時代にマーラーやブラームス、ベルリオーズなどの大曲を好んで録音した人で、マーラーの「復活」は史上初のこの曲の全曲録音として NAXOS レーベルなどから復刻されているので、聴いたことのある方も多いかもしれない。何しろ、大抵の録音が1920〜30年代のもので当時の録音技術の限界を超えた、すごい音楽が聴ける盤として知られている。 今回のアルバムに収録されているのは、長い間忘れられてきたストラヴィンスキーの「子守唄」を始めとした様々な楽曲集。マーラーの“復活 "の演奏の際には、奇抜なテンポ設定が話題となったと言うが、ここで聴かれる曲にはどこにも目を剥くような箇所はなく、極めて端麗で丁寧な音作り。モーツァルトが意外にきびきびしたテンポに思えるが、この当時はこのテンポが普通だったのかもしれない。一つの時代を代表する音楽家の、雄弁な記録をじっくりと味わえる興味深い1枚。 | ||
イレーン・マリク Vol.3 〜モーツァルトからメシアンまで ドビュッシー:8つの前奏曲(*) / バルトーク:「ミクロコスモス」〜〜第135番「無窮動」(#) メシアン:アーメンの幻影(+) / リスト:演奏会用練習曲「ため息」(**) ピアノ・ソナタ 変ロ短調(**) / モーツァルト:ロンド ニ長調 K.485 (##) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番(##) / シューベルト:即興曲 Op.142 No.3 (##) ブラームス:間奏曲 Op.117 No.1(##) / シューマン:幻想小曲集 Op.12 より(##)〔夕べに/飛翔〕 ドビュッシー:「映像」〜水に映る影(##) /「前奏曲集」〜アナカプリの丘(##) / 「ベルガマスク組曲」〜月の光(++) イレーン・マリク(P/第2P;+) ジョン・ランク(第1P;+) | ||
録音:1981年(*) /1953年(#) /1956年(+) /1975年6月24日(**) /1952年(##) /1977年6月29日(++) | (C) (P) 2007 。 ハンガリー出身のイレーン・マリク(1905-1986)は、第二次世界大戦中アメリカに移住、その後不運にも忘れられていたが、ARBITERレーベルの社長であるアラン・エヴァンズが彼女のLPを偶然に入手、その演奏に興味を抱き探索の結果、カリフォルニア州東部の州境シェラ・ネバダ山脈のそばにある小さな砂漠の町に彼女が住んでいることを知り、彼女を訪問。インタヴューと、彼女自身の録音の存在を知り、「砂漠の中のピアニスト」と銘打ったCDを発売したのが2005年2月のこと。翌年、第2弾のアルバム「バッハからバルトークまで」(ARB-149)が発売され、その強烈な個性とバルトークの直弟子であった彼女の実力が一層評価され、そしてまだまだ未発表とされる他の録音への期待が膨らんだものであった。 今回は待望の第3弾。「モーツァルトからメシアン」と、選ばれた作曲家の年代の幅広さにまず驚愕。冒頭に置かれたドビュッシーからかなり個性的で、強烈な打鍵でバリバリ演奏される“前奏曲 "はまるでバルトーク。ゆったりめのテンポで奏されるメシアン「アーメンの幻影」も不思議な肌触りに満ちている。CD2で聴ける曲もなんとヴァラエティに富んでいることだろうか。お得意のリスト、そしてモーツァルト、シューマン・・・他全てが硬質で実の詰まった音に溢れ、独特の光を帯びている。録音は1952年から1981年で、多少古めかしい音もあるが概ね音質は良好。彼女の美質は何一つ損なわれることはない。 Vol.1:ARB-143、Vol.2:ARB-149 #当盤はレーベル提供の情報によれば廃盤ではありませんが、2019年2月現在、既に流通在庫が払底気味です。入荷しない場合はご容赦をおねがいします。 | ||
ARB-151 廃盤 |
モリーニ、フィルクシュニー〜ソナタ・リサイタル | |
ARB-150 廃盤 |
フランス・ピアノ伝統の創始者たち 1903-1939 | |
イレーン・マリク Vol.2 〜バッハからバルトークまで、 Recordings 1955-83 J.S.バッハ:オルガンのための前奏曲 ト短調 / ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ〔第14番/第32番〕 ラヴェル:水の戯れ/ソナチネ/「鏡」〜悲しい鳥たち / クープラン:オード XXVI ショパン:夜想曲 Op.9 No.1 / スクリャービン:練習曲 Op.2 No.1 バルトーク:15のハンガリー農民の歌/ミクロコスモス(抜粋)/子供のために/バガテル/スケッチ集 J.S.バッハ:インヴェンションとシンフォニア/フランス組曲第5番 スカルラッティ:2つのソナタ / リスト:コンソレーション イレーン・マリク(P) | ||
2005年に発売となった第1弾「砂漠の中のバルトーク」(ARB-143)で、その数奇な運命と驚愕のピアニズムが注目されたイレーン・マリク。その際にも、1000時間にものぼる未発表録音が残されている旨ご紹介したが、あれから一年、初出音源をさらに含む待望の第2弾が発売となる。 バルトークの直弟子であったマリクだが、今回はそのバルトーク作品もたっぷり収録しつつ、バッハ、クープランからラヴェルまで、非常に幅広い地域年代の作曲家の作品が収められている。「ハンガリー農民の歌」と「ミクロコスモス」の一部は、過去ゾディアックからLPとしてリリースされたことがある音源だが、それ以外は全編初出。もちろんゾディアック音源も盤おこしではなく、オリジナル・マスターテープが使用されての復刻。前作もそうだったが、「忘れ去られたピアニスト」の音源といっても、どれも非常に聴きやすい音で、彼女の類稀な才能を今に知るには十分なクオリティが保たれている。 | ||
ARB-148 廃盤 |
アルノルト・ロゼー〜 First Violin of Vienna
アルノルト・ロゼー(Vn)指揮 VPO(+) ロゼーSQ(*) | |
ARB-147 (2CD) 廃盤 |
オイゲン・ダルベール〜スタジオ録音全集 1910-28 | |
ARB-146 廃盤 |
サムイル・フェインベルグ〜in sound and thoght | サムイル・フェインベルグ(P) |
ホルショフスキ〜シューベルト・リサイタル、バッハ&モーツァルト:協奏曲集 J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1052 (*) シューベルト:楽興の時 D.780 (+) /即興曲集 D.935 (4番は不完全)(+) / ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960 (+) モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491 (#) ミェチスワフ・ホルショフスキ(P) フレデリック・ウォルドマン指揮ムジカ・エテルナ(*) アレクサンダー・シュナイダー指揮(サン・フアン)祝祭o.(#) | ||
録音:1967年12月16日(*) /1966年11月21日(+) /1968年5月29日、ステレオ(#) |すべて初出音源| (P) 2005 。 90歳を過ぎて尚、精力的な演奏活動を続けていたホルショフスキ。これは人間としての肉体的限界から考えると不可能ともいえることで、彼が90年にも及ぶ音楽家人生の中で、いかに「心の耳」を鍛え上げてきたかを物語っている。この鍛錬はホルショフスキひとりで成し得たものではなく、カザルス、トスカニーニを筆頭に多くの盟友たちがあってのこと。こういう部分もまたこのピアニストの大きな魅力であるといえる。実際、ホルショフスキのバッハのフレージングにはカザルスの「無伴奏」の影響が色濃く現れているともいわれ、20世紀の音楽文化すべてを体得しそれらを演奏に反映させていたという意味で、彼の存在は大変な重要性を持っている。 今回のメインとなるシューベルト・リサイタルは、75歳とすでに一般的には高齢ではあるものの、ホルショフスキの最も充実した期間に行われたソロ・コンサート。このリサイタルのほんの一週間前には、グリュミオーとのソナタ・リサイタルもこなしており、室内楽も含め、氏の最盛期にあたるピアニズムを聴くことができる。氏の貴重な幼少期(13歳頃)の写真がジャケットに使われており、ブックレット内にも数点、同様の希少写真が掲載されている。 | ||
マドレーヌ・ド・ヴァルマレート モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397 /ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 K.576 ラヴェル:クープランの墓/水の戯れ / アリャビエフ/リスト編曲:アロエッテ ムソルグスキー:ゴパック / プロコフィエフ:歌劇「3つのオレンジへの恋」〜行進曲 ラフマニノフ:舟歌 Op.10 No.3 / リスト:ハンガリー狂詩曲 Op.11 ドビュッシー:前奏曲集第2巻〜花火 / ファリャ:火祭りの踊り フォーレ:夜想曲 Op.36 /即興曲 Op.31 マドレーヌ・ド・ヴァルマレート(P) | ||
録音:1928-1992年| (P) 2005 。 イレーン・マリク「砂漠の中のバルトーク」(ARB-143)に続き、20世紀の忘れ去られたピアニストを発掘する非常に興味深いアービター社の試み。 1899年生まれのマドレーヌ・ド・ヴァルマレートの才能を発掘したのは、なんとサン=サーンス。彼女は神童として知られ、ラヴェル、コルトーなどにはすでに成熟したアーティストとして彼らと同等に扱われた。フランス革命によって廃止されたとはいえ、さまざまな文化や伝統を継承するという重要な役割を担い、今尚尊敬を集めるフランス貴族の血流。マドレーヌはこうした中でも非常に高貴な家柄に生まれた。金銭的な財産は二度の戦争によってもろくも失われたが、1999年に没するまで彼女の生涯を貫く高尚でありながらおおらかな精神性は、まさに貴族と呼ぶにふさわしいものであった。 しかし、名声を追い求めぬノーブルならではの天真爛漫さが、彼女を知られざるピアニストに留め置いてしまったこともまた事実であった。録音は極めて少なく、なにより、アメリカでの演奏会活動を全く行わなかったマドレーヌ。しかし、近しい人々にはどこまでも愛され、100年に及ぶ人生をめいっぱいピアニストとして生きた。ブックレットに掲載された近影はやはり高貴であり、どこまでも幸福に満ち溢れているように見える。 1928年の「クープランの墓」の世界初録音から、90代にして収録したモーツァルト(初出)までを含んだ興味深い一枚。 | ||
砂漠の中のバルトーク〜イレーン・マリクの芸術 リスト:詩的で宗教的な調べ〜孤独のなかの神の祝福/幻影 第1番/ 巡礼の年第1年「スイス」より〔オーベルマンの谷/子守歌〕/ 超絶技巧練習曲集〜夕べの調べ/巡礼の年第3年〜エステ荘の噴水 コダーイ:マロシュセーク舞曲 バルトーク:民謡の旋律による3つのロンド Sz.84 〜第1曲/ピアノのための組曲 Op.14, Sz.62 / アレグロ・バルバロ Sz.49 /ミクロコスモス第6巻 より Nos.140, 144, 147 ブラームス:幻想曲 Op.116 No.2 / ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109 J.S.バッハ:シンフォニア ニ短調 ドビュッシー:映像第2集(全3曲)/前奏曲集第2巻〜交代する三度 ラヴェル:「鏡」〜鐘の谷 / ショパン:練習曲 Op.25 No.1 / シューベルト:即興曲 Op.90 No.2 ハイドン:ピアノ・ソナタ第49番〜アレグロ・ノン・トロッポ / リュリ:クーラント バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 Sz.56 /10の易しい小品〜トランシルヴァニアの夕べ Sz.39 No.5 イレーン・マリク(P) | ||
録音:1950年代-1983年。Vol.2:ARB-149。 イレーン・マリクは1905年ブダペスト生まれ。ロンドンで華々しいデビューを飾り輝かしい未来を約束されたが、第二次世界大戦による母国への爆撃、占領によりそのキャリアを中断。1946年よりアメリカに移り住んだ女流ピアニストである。 Arbiter社社長、アラン・エヴァンズがニューヨークの小さなレコード・ショップで彼女のレコードに出会いその音楽に衝撃を受け、捜索を決意したのは1978年のことであった。しかし情報は途切れがちで、彼女が生きているかどうかすらわからない状態が4年も続いた。1982年のある日、カーネギー・ホール裏のレコード店で未開封のマリクの LP が発見されたが、なんとこのレコードには、1974年に小説家イヴリン・イートンがニューヨーク・タイムズ紙の音楽担当評論家へ宛てた手紙が挟まっていた。その手紙にはマリクの素晴しさが切々とつづられていた。もしこの手紙が、このレコードが開封されていたならば、イレーン・マリクは世界中に知らない人のいない巨匠となっていたかも知れない。ともかく、この手紙はマリクを探し出す糸口となった。彼女は人口1000人の砂漠の町に住み、ピアノを弾き続けていたのである。 アラン・エヴァンズはカリフォルニアの小さな町を訪ね、念願の面会を果たした。そして彼女のピアノを聴き、さまざまな物語に触れた。マリクは晩年のバルトークに師事しており、その時のことを彼女自身がこう回想している。「彼からはモーツァルト、バッハやベートーヴェンを習ったわ。彼の自作もいくつか弾いたけど、バルトーク先生は『素晴しい!私自身の作品にこれ以上時間をかける必要はない』とおっしゃったの。」 こうした語らいは、残念ながら1986年、彼女の死によって永遠に鎖されてしまったが、それが全ての終わりではなかった。なんと彼女は1000時間に及ぶテープを残していたのである。その中には、もちろんドラコ、ゾデイアックといった正規録音から、練習のため録音したものを友人がゴミ箱から拾い集めたものまで含まれているそうだ。ブックレットにはその曲目リストも記載されている。 有り余るほどの才能を持ちながら、知られざるピアニストとして砂漠の町で亡くなった彼女は果たして不運だったのであろうか? 少なくとも彼女の音楽を残された我々は幸運であった。忘れ去られるべく忘れられるものが大量に存在するこの世界で、彼女が忘れられるべきではない運命をもったピアニストであることに間違いない。 #当盤はレーベル提供の情報によれば廃盤ではありませんが、2019年2月現在、既に流通在庫が払底気味です。入荷しない場合はご容赦をおねがいします。 | ||
シャリアピン・エディション Vol.5 〜アメリカ&イギリス録音 1921-23 シューマン:二人の擲弾兵(*) / ケーネマン:王が戦場に赴いた時(*) グリンカ:真夜中の閲兵(*) / ベートーヴェン:この暗い墓場で(*) ムソルグスキー:トレパーク(*) /歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」より(+) 〔カザンの街で(ヴァルラームの歌)/わが子よ、さらば(ボリスの別れ)〕 ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」〜かげ口はそよ風のように(+) ナドソン:夢(+) / ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」〜ひとりさびしく眠ろう(+) ケーネマン:王が戦場に赴いた時(#) リムスキー=コルサコフ:歌劇「サトコ」〜ひどく険しい岩山に向かって(商人の歌)(**) ロシア民謡:ヴォルガの舟歌(**) ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」〜汝、主なる父よ(ピーメンのモノローグ)(**) ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」〜ひとりさびしく眠ろう(++) ベッリーニ:歌劇「夢遊病の女」〜ああ、再び見るなつかしい眺め(++) ボーイト:歌劇「メフィストーフェレ」〜ごきげんよう、主よ(プロローグ)(++) ロシア民謡:やあ、ワーニカ(##) ボロディン:歌劇「イーゴリ公」〜公よ、お楽しみか(ガリツキー公の歌)(++) ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」〜私は最高の権力を(***) フョードル・シャリアピン(B) パーシー・ピット指揮(*) ジョセフ・パスターナック指揮(+/++) ジョージ・W.ビング指揮(#/**) ユージン・グーセンス指揮(***) o.(##以外) | ||
録音:1921年10月、ヘイズ(*)/1922年1月、ニューヨーク(+)/1922年9月、ヘイズ(#)/1922年10月、ヘイズ(**)/1922年11月、キャムデン(++/##)/1923年6月、ヘイズ(***)。ヴラディーミル・グルヴィチ氏のコレクションによるシャリアピンの全録音シリーズ。当盤は1920年から1923年にかけて英国とアメリカで録音された音源(ビクターによるアコースティック録音)を集成。「夢」と「ひとりさびしく眠ろう」は未発表音源。 #当レーベルでの全集発売は頓挫し、当レーベルからの既出分も含め Marston Records からセットとして発売されました〔 51301-2 (13 CDs) 〕。 | ||
パハマンの真髄 ショパン: 夜想曲〔第2番 変ホ長調 Op.9 No.2 /第9番 ロ長調 Op.32 No.1 〕/ 前奏曲〔第22番 ト短調 Op.28 No.22 /第23番 ヘ長調 Op.28 No.23 〕/ マズルカ第31番 変イ長調 Op.50 No.2 / 前奏曲〔第6番 ロ短調 Op.28 No.6 /第3番 ト長調 Op.28 No.3 〕/ マズルカ〔第41番 嬰ハ短調 Op.63 No.3 /第45番 イ短調 Op.67 No.4 〕/ 舟歌 嬰へ長調 Op.60 /葬送行進曲 ハ短調 Op.72 No.2 / ワルツ第11番 変ト長調 Op.70 No.1 / 練習曲〔第1番 ハ長調 Op.10 No.1 (*) /第14番 ヘ短調 Op.25 No.2 (*) / 前奏曲第20番 ハ短調 Op.28 No.20 (*) /夜想曲第15番 ヘ短調 Op.55 No.1 (*) / バラード第3番 変イ長調 Op.47 〜前半のみ(*) / ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 〜スケルツォ/即興曲第2番 嬰へ長調 Op.36 / マズルカ 第25番 ロ短調 Op.33 No.4 /マズルカ 第42番 ト長調 Op.67 No.1 リスト:リゴレット・パラフレーズ/愛の夢 第3番 変イ長調/華麗なマズルカ(*) メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14 /春の歌 Op.62 No.6 シューマン:森の情景 Op.82 〜予言の鳥/幻想小曲集 Op.12 〜気まぐれ ウラディーミル・ド・パハマン(P) | ||
録音:1907年-1927年| (P) 2004 | (*)は今回が初出となる1912年の貴重な未発表録音。 伝説的な大ピアニスト、パハマンの名人技をたっぷりと味わえるアルバム。いずれもSPからの復刻だが、盛大な針音の向こうから、瑞々しいタッチと表情に富んだ音楽がくっきりと聴こえてくる。 #当盤はレーベル提供の情報によれば廃盤ではありませんが、2019年2月現在、既に流通在庫が払底気味です。入荷しない場合はご容赦をおねがいします。 | ||
伝説の指揮者たち R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」 Op.20 (*) チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 Op.74 「悲愴」〜第1楽章(一部)(+) ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」〜魔の炎の音楽(#) ベルリオーズ:歌劇「トロイ人」〜トロイ人の行進(**) ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」(++) リヒャルト・シュトラウス指揮(*) フェリクス・ワインガルトナー指揮(+/#/**) オスカー・フリート指揮(++) ベルリン国立歌劇場o.(*/++)、コロムビアso.(+/#)、パリ音楽院o.(**) | ||
録音:1914年(+/#) /1924年(++) /1929年(*) /1939年(**) | (C) (P) 2004 | (+/#/++)は初CD化。 往年の大指揮者たちの戦前の演奏を復刻。音質はいずれも良好で、とりわけ(*)は名演・名録音といえる。 #当盤はレーベル提供の情報によれば廃盤ではありませんが、2019年2月現在、既に流通在庫が払底気味です。入荷しない場合はご容赦をおねがいします。 | ||
ヴィオラを弾くヒンデミット〜アマール・ヒンデミット四重奏団 モーツァルト:弦楽四重奏曲第16番 変ホ長調 K.428 バルトーク:弦楽四重奏曲第2番 Op.17 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調「セリオーソ」 Op.95 アマール・ヒンデミットSQ [リッコ・アマール、ヴァルター・カスパール(Vn) パウル・ヒンデミット(Va) ルドルフ・ヒンデミット(Vc)] | ||
録音:1926年| (P) 2004 |初CD化。 作曲家ヒンデミットがヴィオラを担当していたことでも知られるアマール・ヒンデミット四重奏団。古典から現代までの幅広いレパートリーを誇ると同時に、ヒンデミットの作曲家ならではの洞察力がカルテットを牽引し、1920年代に同時代の音楽を数多く初演した。バルトークの第2番はこの演奏が世界初録音であった。 #当盤はレーベル提供の情報によれば廃盤ではありませんが、2019年2月現在、既に流通在庫が払底気味です。入荷しない場合はご容赦をおねがいします。 | ||
ワルター、初出音源集 Vol.2 〜フーベルマン最後の録音を含む モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543 (*) ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番 Op.72a (*) モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218 (#) ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 Op.21 (+) ブロニスワフ・フーベルマン(Vn;#) ブルーノ・ワルター指揮 NYP (*/#)、 NBC so.(+) | ||
録音:1946年5月26日(*/#) /1939年3月25日(+) 、ライヴ、モノラル| (C) (P) 2003 | (*)と(#)は当盤が初出|既出CD: Eklipse (+) 〔廃盤、入手不能〕。 ワルター&NBC響による幻想交響曲(ARB-133)発売から丁度一年、1939年のライヴ録音にもかかわらず、好条件のもと雄弁な演奏を蘇らせ熱い支持を受けたArbiterより、再びワルターの初出音源が登場。初出ではない(+)も、「音質の良さ」が話題になるのではと旧・国内代理店が案内しており、これは期待できる。(#)は MUSIC AND ARTS から1945年12月16日の同じ顔合わせによる演奏が出ているが無論別の録音で、 Arbiter 社長アラン・エヴァンズ氏は「演奏内容が断然よい」と言っているという。そして十八番中の十八番「交響曲39番」はまさに聴き物。トータル79分31秒と長時間収録。 | ||
ARB-137 廃盤 |
レオ・シロタ〜ショパン・リサイタル | レオ・シロタ(P) |
デイヴィッド・ボーデン(1938-): コンティニューイング・ストーリー・オヴ・カウンターポイント〔 Part 1 / Part 3 〕/ C-A-G-E Part III マザー・モラーズ・ポータブル・マスターピース・カンパニー | ||
録音:1976年-1977年| (C) (P) 2003 |全て初出音源。旧・国内代理店担当者曰く「おもいっきりテクノ!」。モーグ・シンセサイザーの全盛期に活躍した伝説的なシンセサイザー・プログレッシブ・ロック・バンド、マザー・モラーズ・ポータブル・マスターピース・カンパニーの未発表録音。デイヴィッド・ボーデンはマザー・モラーズのメンバーの一人で、作品はプリミティヴなミニマル・ミュージック。ジャケットのセンスもなかなか。 | ||
アンドレ・マルシャル、初期録音集 ブクステフーデ:前奏曲とフーガ 嬰へ短調 J.S.バッハ:コラール前奏曲集 〔来たれ、創り主にして聖霊なる神よ BWV.631a /おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け BWV.622 / イエス・キリストよ、汝はたたえられよ BWV.604 /イエス、わが喜び BWV.753 〕/ パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582 カベソン:ティエント(*) / トマス・デ・サンタ・マリア(1510/20-1570): Harmonisation d'une melodie (*) フランチェスコ・ランディーニ(1325頃-1397):この無垢なる人(*) / パレストリーナ:リチェルカーレ(*) ブロウ:トッカータ ニ短調 / パーセル:トランペット・チューンとエア スヴェーリンク:わが青春はすでに過ぎ去り/おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け/ デモンストレーション「オルガンの遊び」(*) ヴィエルヌ:即興曲 アンドレ・マルシャル(Org) | ||
録音:1936年(*) /1948年、共にパリ|原盤: PATHE, LUMEN, AS|全て世界初出音源とのこと| (C) (P) 2003 。20世紀フランスを代表する大オルガニスト、アンドレ・マルシャル(1894-1980)の初期録音集。音質も非常に良好という。 #当盤はレーベル提供の情報によれば廃盤ではありませんが、2019年2月現在、既に流通在庫が払底気味です。入荷しない場合はご容赦をおねがいします。 | ||
ブゾーニ・アンド・ヒズ・レガシー J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.846 (*) バッハ/ブゾーニ編曲:喜べ、愛する信者よ(*) ベートーヴェン/ブゾーニ編曲:エコセーズ集(*) ショパン:前奏曲 イ長調 Op.28 No.7 (*) /練習曲 変ト長調 Op.10 No.5(2種)(*/#) / 練習曲 ホ短調 Op.25 No.5 (*)/夜想曲 嬰へ長調 Op.15 No.2 (*) リスト:ハンガリー狂詩曲 第13番(+) /エステ荘の噴水(+) / ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」(+) /死の舞踏(**)/ ブゾーニ:ピアノ協奏曲〜第4楽章(##) フェルッチョ・ブゾーニ(P;*/#) ロザモンド・レイ(P;+) エゴン・ペトリ(P;**/##) ハンス・ロスバウト指揮フランクフルト放送so.(**/##) | ||
録音:1919年11月(#)、1922年2月27日(*)、1942年-1943年(+)、ロンドン(*/#/+) /1936年(**)、1932年(##)、ライヴ(**/##) | (C) (P) 2002 。 ブゾーニと二人の弟子の歴史的録音集。(*)はブゾーニの死の2年前にロンドンで収録された一連のアコースティック録音のすべてを復刻したもの。(#)はその更に2年ほど前の録音で、これら2回の録音が、ブゾーニの残した全ての録音(ピアノ・ロール録音を除く)とされる。なお、以上は PEARL からも CD 化されていた。 そして、今回の最大の聞き物はそれ以降の曲。まず、(+)のロザモンド・レイはブゾーニの高弟だったイギリス人ピアニストで、この音源は1942年から43年にかけて行われたプライヴェート録音。この人の演奏がCD復刻されるのは、今回が初であろう。もちろん今回の3曲は世界初出。さらに、ブゾーニの弟子として、ピアノ・ファンなら知らぬ者のいないペトリの弾く初出音源が2曲、なんと第4楽章だけとはいえ、師匠ブゾーニのピアノ協奏曲の音源があったとは! 彼の録音は、PEARLから3分売でCDが出ていたりと、意外と残されているのだが、この曲はもちろん初めて。全曲として世界初録音だったオグドン盤の30年も前の録音ということもあり、どのような演奏か興味は尽きない。残念ながら(**)の冒頭が約3分間欠落するなど、「全曲」を聴くことができないのは残念だが、旧・国内代理店によると「音質は良好」とのことで、ピアノ・ファンなら必ず聞いて置きたい音源と言えるだろう。 #当盤はレーベル提供の情報によれば廃盤ではありませんが、2019年2月現在、既に流通在庫が払底気味です。入荷しない場合はご容赦をおねがいします。 | ||
ワルター& NBC 響 ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14a (*) ラヴェル:スペイン狂詩曲(#) |
ブルーノ・ワルター指揮 NBC so. | |
録音:1939年4月1日(*) /1940年2月24日(#)、ニューヨーク(*/#) | (C) (P) 2002 | (*)はプレス盤初出〔評論家の平林直哉氏が主宰していた SERENADE [CD-R] (廃盤)から一足先に発売された〕、(+)は初CD化。 ワルターは若い頃パリに住んでいたこともあってあか、フランス音楽もたびたび取り上げてていたが、なかでも「幻想交響曲」には思い入れがあったようで、パリ音楽院o.とのSP録音(1939年)、NYPとのライヴ録音(1954年)が知られている。(*)は放送音源で、パリ音楽院o.盤と同年だが、オケが NBC ということで個性の違いが楽しめよう。 (#)はワルターの同曲の録音として公式に知られている唯一のもので、以前日本ブルーノ・ワルター協会の頒布LPとして制作されたことがある。 | ||
シャリアピン・エディション Vol.4, 1913-21 グリンカ:「イワン・スサーニン」より 他、リャプノフ、ルビンシュテイン、チャイコフスキー、リムスキー=コルサコフ、 マラシキン、ラフマニノフ、ブラームス、シューベルト、グリーグの作品、ロシア民謡 等 フョードル・シャリアピン(B) | ||
(C) (P) 2002 。ヴラディーミル・グルヴィーク氏のコレクションの基づくシャリアピン・エディションの第4弾。シャリアピンが40歳になった1913年と翌14年、および第一次大戦の期間を挟んで1921年に録音された音源(非公式、未発表音源を数多く含む)を、Sonic Depth Technologyによるリマスターで収録。 #当レーベルでの全集発売は頓挫し、当レーベルからの既出分も含め Marston Records からセットとして発売されました〔 51301-2 (13 CDs) 〕。 | ||
ピエトロ・スカルピーニ・エディション Vol.1 (以降頓挫)〜ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58 (*) /ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111 (#) ピエトロ・スカルピー二(P) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ローマ RAI so. (*) | ||
録音:1952年1月19日(*) /1961年3月13日(#)| (C) (P) 2002 | (#)は初出|既出CD: AS DISC (*) 〔廃盤〕等。 ピエトロ・スカルピーニ(1911-1997)はフルトヴェングラーとのこの共演でのみ一般には知られているが、第2次世界大戦後のイタリア・ピアノ界の指導的立場にあったピアニストで、ヨーロッパを中心にアメリカでも演奏活動を展開、フルトヴェングラーやセルなどの名指揮者と共演、パッハから現代音楽まできわめて幅広いレパートリーを誇っていた。今回はベートーヴェンの2作品が収録されており、フルトヴェングラー・ファンなら必ず入手したい(*)に合せ、独奏の(#)が収録されていることにより、この知られざるピアニストの全貌を垣間見ることのできる魅力的なアイテムとなっている。 | ||
ポール・ジェイコブズ〜ピアノ・リサイタル ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 〔第21番ハ長調 Op.53「ヴァルトシュタイン」/第7番 ニ長調 Op.10 No.3 〕 ブゾーニ:前奏曲、フーガとフーガ・フィグラータ ファリャ:アンダルシア幻想曲 ラヴェル:ハイドンの名によるメヌエット/高雅にして感傷的なワルツ シャンボニエール:シャコンヌ(*)(チェンバロのための) ポール・ジェイコブズ(P;*以外/Cemb;*) | ||
録音:1972年-1978年、ライヴ| (P) 2001 |おそらく初出音源。ジェイコブズの演奏は、当レーベルから NONSUCH 録音集が発売され、ピアノ・ファンには話題となったが (ARB-124, 2CDs) 、今回はライヴ音源の登場。旧・代理店の案内に記載はないが、多分初発売であろう。これまでの録音にはなかったレパートリーを取り上げた3つの演奏会の録音を中心に収録しており、スタジオ録音とはまた違った、聴衆を前にしての彼の奔放で発想豊かな演奏が聴かれる。 #当盤はレーベル提供の情報によれば廃盤ではありませんが、2019年2月現在、既に流通在庫が払底気味です。入荷しない場合はご容赦をおねがいします。 | ||
ARB-129 廃盤 |
パッハマン〜歴史的録音集 1907-27 | ヴラディーミル・ ド・パッハマン(P) |
ARB-128 廃盤 |
モリーニ、フランチェスカッティ〜未発表録音集 | |
ARB-127 廃盤 |
シャリアピン・エディション Vol.3, 1911-13 | フョードル・ シャリアピン(B) |
以下3点、29歳から40歳までのシャリアピンの録音を復刻。未発表音源も含む。 #当レーベルでの全集発売は頓挫し、当レーベルからの既出分も含め Marston Records からセットとして発売されました〔 51301-2 (13 CDs) 〕。 | ||
ARB-126 廃盤 |
シャリアピン・エディション Vol.2, 1908-11 | フョードル・ シャリアピン(B) |
ARB-125 廃盤 |
シャリアピン・エディション Vol.1, 1902-08 | フョードル・ シャリアピン(B) |
ポール・ジェイコブズ〜ノンサッチ録音集 ブゾーニ:対位法習得のための6つの簡潔な小品 ストラヴィンスキー:4つの練習曲 バルトーク:3つの練習曲Sz.72 メシアン:4つのリズムの練習曲 ブゾーニ:6つのソナチネ バッハ(ブゾーニ編):コラール前奏曲集 ブラームス(ブゾーニ編):コラール前奏曲集 |
ポール・ジェイコブズ(P) | |
録音:1976年-1979年|原盤:NONESUCH | (P) 2000 。 20世紀作品の解釈に定評があったポール・ジェイコブズ。彼は1983年に53才の若さでなくなり、その後は忘れられた存在となっていたが、アルビターが彼のNONESUCH録音を初CD復刻。その奇才ぶりが存分にあらわれたCDとなった。 #当盤はレーベル提供の情報によれば廃盤ではありませんが、2019年2月現在、既に流通在庫が払底気味です。入荷しない場合はご容赦をおねがいします。 | ||
レオ・シロタ〜東京告別公演 スカルラッティ/タウジヒ編曲:パストラル ホ短調/カプリッチョ ホ長調 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 Op.31 No.3 シューベルト:ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845 リスト:巡礼の年第2年「イタリア」〜婚礼(*) /ドン・ジョヴァンニの回想(*) レオ・シロタ(P) | ||
録音:1963年12月3日、日比谷公会堂/1955年3月20日、放送録音(*) | (P) 2000 |初出音源。 日本の音楽教育に貢献したレオ・シロタ(1885-1965)の未発表音源の登場。彼が弟子たちの要請により17年ぶりに来日た折に開いた日本での最後のリサイタルを中心に、リストの放送録音や彼のインタビュー(1960年、自宅にて)を収録。彼のCDは今ひとつポピュラーな物が無かったから、このCDの発売はピアノ・ファンにとって非常に嬉しい物と言えるだろう。ギーゼキングのアイテム(ARB-122)同様、音源提供は娘さんらしい。 | ||
ARB-122 廃盤 |
ギーゼキング遺族私的保管録音集 | ヴァルター・ギーゼキング(P) |
シュナーベル、シゲティ、フルニエ〜ブラームス: ピアノ三重奏曲第1番(*) /ヴァイオリン・ソナタ〔第1番(#) /第2番(+) 〕 ヨーゼフ・シゲティ(Vn) ピエール・フルニエ(Vc;*) アルトゥール・シュナーベル(P) | ||
録音:1947年8月30日、エディンバラ(*) /1947年9月22日(#)、1947年9月26日(+)、ロンドン(#/+)、すべてライヴ| (C) (P) 2000 | (+)を除き初出。いずれの楽器においても20世紀前半を代表する巨匠たちによるブラームスだが、この3人でのセッション録音は皆無で、他に同時期のシューベルトの三重奏曲第1番ライヴ (1947年10月1日| Music and Arts) があるだけ〔シゲティとシュナーベルの2人だと、1948年4月4日のニューヨーク・リサイタル(Pearl|廃盤)等もあり〕。音は良く無いが貴重な記録。 | ||
ARB-120 廃盤 |
モイセイヴィチ・イン・リサイタル | ベンノ・モイセイヴィチ(P) |
ホルショフスキ〜 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 〔第2番/第5番/第9番/第30番(#) 〕 |
ミェチスワフ・ ホルショフスキ(P) | |
録音:1975年4月25日、パルマ、イタリア(無印) /1977年12月2日、フィラデルフィア、 US (#)、すべてライヴ| (C) (P) 1999 |初出音源。 第30番以外はホルショフスキの音盤初レパートリーになると思われる。 | ||
ARB-118 廃盤 |
フェインベルグ〜初録音集 | サムイル・フェインベルグ(P) |
ARB-117 廃盤 |
アドルフ・ブッシュ〜協奏曲ライヴ録音集 | |
ARB-116 (2CD) 廃盤 |
失われたカイロの伝説〜ティーゲルマン ショパン:ピアノ・ソナタ第3番/舟歌/スケルツォ/他 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番 フランク:交響的練習曲 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番〜第1&第2楽章 |
イグナツィ・ティーゲルマン(P) |
ティーゲルマン(1893-1968)は、ポーランド生まれでレシェティツキに学んだピアニスト。健康的上の問題から1930年代以降エジプトのカイロに腰を落ち着けてしまったためもあって一般のクラシック音楽リスナーには全く知られていないが、一説には同門で師にもあたるイグナツィ・フリードマンと同等かそれ以上の実力をもち、また、ホロヴィッツが、彼自身が唯一かなわないピアニストだと感じた人物であると言う。また彼は、フランスで活躍するピアニストのアンリ・バルダ、パレスチナ系アメリカ人の文学研究者エドワード・ザイード(1935-2003)や、エジプト王子の Hassan Aziz Hassan (1924-2000)を教えたピアノ教師としても知られている。 彼の商業録音は全く存在しないが、ARBITERレーベルのプロデューサー、アラン・エヴァンズの18年に渡る調査の結果、CD2枚分の放送録音、私的録音が発掘された。1950年代後半の録音がほとんどで、音質的には問題があるが、その頼りない音からでも只者ではない実力が伝わってくる。もっと音質の良い録音が残っていれば、と思わせる正に幻の名ピアニスト。 #当録音は、ARB-158(4CDs; マスターズ・オヴ・ショパン〜フリードマン、ティーゲルマン、アイゼンベルガー[ティーゲルマンの演奏にも、初出音源有])に全内容が組み込まれ、再発されました。 | ||
ARB-115 廃盤 |
フーベルマン〜コンサート&リサイタル録音集 | |
ARB-114 廃盤 |
エミール・フォン・ザウアー〜 1940年ライヴ録音集 | |
録音:1940年、アムステルダム&ウィーン。ともにライヴ。 | ||
ホルショフスキ、バッハ・リサイタル〜J.S.バッハ: イギリス組曲第2番 イ短調 BWV.807 / 「平均律クラヴィーア曲集第2巻」〜第6番 ニ短調 BWV.875 / パルティータ第5番 ト長調 BWV.829 (*) / 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543(リスト編曲)/ パルティータ第2番 ハ短調 BWV.826 ミェチスワフ・ホルショフスキ(P) | ||
録音:1958年(*)、1983年-1986年| (C) (P) 1998 。 | ||
ARB-112 (2CD) 廃盤 |
ブッシュSQ、ライヴ | ルドルフ・ゼルキン(P;+) ブッシュSQ |
ARB-111 廃盤 |
アンドレ・マルシャル〜ゾディアック録音集 | アンドレ・マルシャル(Org) |
ザ・シロタ・アーカイヴス〜レア・ロシアン・マスターピース チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調 ルビンシュテイン:小川のほとりで/セレナード/前奏曲 ヘ長調/ ポロネーズ 変ホ短調(ヨゼフ・ホフマンに献呈)/ ヴァルス・カプリス グラズノフ:ピアノ・ソナタ第1番 変ロ短調 レオ・シロタ(P) | ||
録音:1955年。 ロシアに生まれブゾーニに学び、戦前山田耕筰に招かれ来日、故 園田高弘を教えるなど日本のピアノ界に大きな足跡を残したシロタ(1885-1965)が、戦後アメリカで残した放送録音。 #当盤はレーベル提供の情報によれば廃盤ではありませんが、2019年2月現在、既に流通在庫が払底気味です。入荷しない場合はご容赦をおねがいします。 | ||
ARB-109 廃盤 |
ハンブルク・レガシー〜マーク&ミハル・ハンブルク親子 | |
ウィリアム・カペル・イン・リサイタル ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37 より(*)〔第2楽章/第3楽章〕 ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 Op.35 (#) ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(+) バッハ/ブゾーニ編編曲:いざ来たれ、異教徒の救い主よ(+) ウィリアム・カペル(P) レオン・バージン指揮ナショナル・オーケストラ・アソシエイツ(*) ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィアo.(#) | ||
録音:1937年(*) /1945年(#) /1951年(+) | (C) (P) 1997 。(*)のライヴでは、第1楽章は「演奏されなかった」と記載されている。 | ||
ARB-107 廃盤 |
モリーニ・プレイズ・モーツァルト | |
ARB-106 廃盤 |
モリーニ・イン・コンサート | |
ARB-105 廃盤 |
フーベルマン・イン・リサイタル、ニューヨーク 1936-1944 | |
ARB-104 (3CD) 廃盤 |
ホルショフスキ〜モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 Vol.2 | |
ギーゼキング、ブラームスを弾く ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83 より(*) 〔第1楽章/第2楽章〕/ ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5 (#) / 5つの間奏曲(+) 〔 Op.76 Nos.3-4 / Op.116 No.4 / Op.118 No.6 / Op.119 No.2 〕/ カプリッチョ Op.76 No.2 (**) ヴァルター・ギーゼキング(P) ローベルト・ヘーガー指揮 BPO (*) | ||
録音:1944年7月、ベルリン(*) /1948年9月25日(#) /1939年4月4日、ニューヨーク(+) /1956年4月18日、シアトル、 US 、ライヴ(**) | (C) (P) 1996 | (*/+/**)は初出音源|音源提供:ギーゼキングの遺族。 ギーゼキングはブラームスの録音を意外と残しておらず、(*/#) は2019年現在においてもギーゼキング唯一の音盤。(*)は放送音源だがこの2楽章分しか発見されておらず、全楽章が放送されたかどうか不明。ギーゼキングの同曲には1952年ローマでの演奏もあるというが、録音状態は極めて悪く、オケなどの名称も不明だという。(**)は死の数ヶ月前にアメリカを演奏旅行した際のライヴ。 | ||
ARB-102 廃盤 |
ザ・ニュー・ラヴェル〜ラヴェル:ピアノ作品集 | アントン・バタゴフ(P) |
ARB-101 (2CD) 廃盤 |
ホルショフスキ〜モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 Vol.1 | |
ARB-2001 廃盤 |
ルーツ・オヴ・ガムラン |