| ME-1001 (2CD) 品切れ 廃盤 |
ブルックナー:交響曲第9番 シューベルト:交響曲第8番「未完成」 |
ギュンター・ヴァント指揮 ミュンヘンpo. |
| 録音:1998年4月、ライヴ。SARDANAからSACD-105/6として発売されている物。 この年ヴァントは北ドイツ放送響とベルリン・フィルで同一プログラムを指揮したが、許光俊氏は、このミュンヘン公演こそ最高の演奏と断じている。ミュンヘン・フィルはチェリビダッケに鍛えられ、ブルックナーの何たるかを知りぬいているだけあって、当盤の出来はベルリン・フィル盤を軽く引き離すという意見も多い。完璧なチューニングによる輝かしく美しいミュンヘン・フィルのサウンドを、ヴァントの堅牢無比な構築で堪能できる至高の名演と言えるだろう。 2007/2/12 追記:最後の流通在庫を確保し販売しておりましたが、残念ながら品切れとなりました。現時点での再入荷予定はございません。。 | ||
| カルロス・クライバー、ヴァレンシア・ライヴ ベートーヴェン:交響曲第4番/交響曲第7番 J.シュトラウスII:「こうもり」序曲 |
カルロス・クライバー指揮 バイエルン放送so. | |
| 録音:1999年2月20日、ヴァレンシア。ライヴ。WE LOVE CARLOSからWLC 1-705として発売されている物。 懐かしいヒストリカル・レーベルMEMORIESが復活。しかもその第一弾は、カルロス・クライバー最後の公式演奏の一つとなってしまったヴァレンシア・ライヴ。活動の再開が熱望された巨匠だが、 チェリ、ヴァントに続き彼も亡くなった今こそ、その超個性的音楽に触れたい。 このライヴでも柔軟な音楽作りは相変わらずで、しっとりした情緒などは絶品。心躍る「こうもり」序曲がアンコールに配置され、感動を呼ぶ。 | ||
| カルロス・クライバー追悼、VPO定期ライヴ モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」(*) ブラームス:交響曲第2番(*) モーツァルト:交響曲第33番(#) R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」Op.40(#) |
カルロス・クライバー指揮VPO | |
| 録音:1988年3月20日(*)/1993年5月16日(#)、以上ウィーン。幾つかのレーベルからこれまで発売されたことがある物。 急逝したカルロス・クライバーがウィーン・フィル定期へ登場した最後の2回の演奏会ライヴを一挙収録。 モーツァルトの2曲は彼の十八番。ブラームスでは即興的愉悦に満ちた名演が楽しめる。「英雄の生涯」は当初SONYから発売が予定され、型番まで決まりながらお蔵入りとなってしまったが (一説によると日本向けへ船積みまでされたとか)、残されたライヴ録音はクライバーの最高傑作の一つに挙げるにふさわしい名演。 | ||
| ベートーヴェン:交響曲第4番/交響曲第7番 J.シュトラウスII:「こうもり」序曲/雷鳴と電光 |
カルロス・クライバー指揮 バイエルン国立o. | |
| 録音:1986年5月。ステレオ。First ClassicsのFC-118(廃盤)、GNPのGNP-21、RE! DISCOVERのRED-132(廃盤)等で発売された物。 ヴァレンシア・ライヴ(ME-1002)、VPO定期ライヴ(ME-1003/4)に続き、当レーベルのクライバー・エディションから登場するのは、まずクライバーがその生涯でもっとも親密であったオケであったといっても過言ではないバイエルン国立管とのライヴ。は驚くべき快走で、演奏者、聞き手の双方に一瞬たりとも弛緩が許されない。どこを取ってもクライバー節全開で、十八番の「こうもり」序曲も楽しく、厳しく。正に最高の演奏と言える。 いずれも音質良好。 当商品は当初、ME-1005/6 という2枚組で発売されておりましたが、2枚組の方は廃盤となっております。 | ||
| ME-1005/6 (2CD) 廃盤 |
ベートーヴェン:交響曲第4番(*)/交響曲第7番(*) J.シュトラウスII:「こうもり」序曲(*)/雷鳴と電光(*) ベートーヴェン:「コリオラン」序曲(#) モーツァルト:交響曲第33番(#) ブラームス:交響曲第4番(#) |
カルロス・クライバー指揮 バイエルン国立o. |
| 録音:1986年5月(*)/1996年10月21日(#)。ステレオ。(*)はFirst ClassicsのFC-118(廃盤)、GNPのGNP-21、RE! DISCOVERのRED-132(廃盤)等で、(#)はDUMKAのDCD-30-02(廃盤)とRE! DISCOVERのRED-81(廃盤)で発売された物。 ヴァレンシア・ライヴ(ME-1002)、VPO定期ライヴ(ME-1003/4)に続き、当レーベルのクライバー・エディションから登場するのは、まずクライバーがその生涯でもっとも親密であったオケであったといっても過言ではないバイエルン国立管とのライヴ。(*)は驚くべき快走で、演奏者、聞き手の双方に一瞬たりとも弛緩が許されない。どこを取ってもクライバー節全開で、十八番の「こうもり」序曲も楽しく、厳しく。正に最高の演奏と言える。 (#)は久々の共演だった折りの演奏だが、どの曲も快速、颯爽、豪快、そして繊細といった言葉がぴったりで、かつ独創性に富んだ名演。どこにも欠点が見つからないのはさすが。 いずれも音質良好。 当商品は廃盤となりました。以降の入荷はございません | ||
| ヴェルディ:歌劇「オテロ」 | プラシド・ドミンゴ、 レナート・ブルゾン、 ミレッラ・フレーニ、他 カルロス・クライバー指揮 ミラノ・スカラ座o.&cho. | |
| 録音:1987年2月5日。ステレオ。WE LOVE CARLOSからWLC 2-706として発売されている物。 「オテロ」を得意としたクライバーの、現時点では最も後年の音盤となる物。練り上げられた名演で、クライバーの頂点に達したセンスと、ドミンゴやブルゾンといった名歌手たちの完璧なコラボレーションが楽しめる。 オテロが精神的に追い詰められる重要な場面でノイズが頻発するのが惜しいが、音そのものは比較的良好。 | ||
| クライバー&シカゴ響 ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲(*) シューベルト:交響曲第3番 D.200(*) ベートーヴェン:交響曲第5番 Op.67「運命」(*) バターワース:イングランド牧歌第1番(#) モーツァルト:交響曲第33番(+) ブラームス:交響曲第2番(+) |
カルロス・クライバー指揮 シカゴso. | |
| 録音:1978年10月12日、ステレオ(*)/1983年7月2日、モノラル(#/+)。(*)はHYPNOSのHYP-251、GNPのGNP-65、RE! DISCOVERのRED-145などとして出ていた物。(#)はGOLDEN MELODRAMなどから、(+)はPACO-1021として出ていた物。 指揮者の要求に完璧に応えようとするシカゴ響の姿勢はクライバー向きだと思われるが、残念なことに共演は少なかった。 (*)はカルロス&シカゴ響初共演時のライヴ。「運命」は大オーケストラ用に父エーリヒが改訂した楽譜を持ち込み、豊穣な音響を作っている。緊張感も尋常ではない。 (#/+)はシカゴ響へ2度目に客演した時の演奏。音質に限界があるながらも、その強弱の付け方はさすがクライバーで、ブラームスの第2番が激情的音楽であることを我々に知らしめる。 | ||
| ハイドン:交響曲第94番 ト長調「驚愕」(*) ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調Op.92(*) ボロディン:交響曲第2番(#) ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死(+) |
カルロス・クライバー指揮 ケルン放送so.(*)、 シュトゥットガルト放送so.(#/+) | |
| 録音:1972年5月(*)/1972年12月12日(#)/1972年7月(+)。以上ステレオ。(*)はFirst ClassicsのFCM-2001、OriginalsのSH-813、RE! DISCOVERのRED-7等で出ている物。(#)はGOLDEN MELODRAM等で出ていた物。
(+)はMETEORから1度だけ発売されたことがあるが、長期間入手不能だったため嬉しい復活。 (*)はパワフルで瞬発力のある凄い演奏であり、音楽ファン必携。そして(+)は陶酔的演奏の極致で、透明感どころか彼岸の境地にまで至るような音楽世界が展開する。 | ||
| ブラームス:交響曲第4番 モーツァルト:交響曲第33番 ベートーヴェン:序曲コリオラン |
カルロス・クライバー指揮 BPO | |
| 録音:1994年6月28日、モノラル。WE LOVE CARLOSからWLC 1-704として発売されている物。 当時のヴァイゼッカー大統領主催による特別演奏会のライヴ。彼とベルリン・フィルの共演は結局2度しかなく、これがその最後の物となった。 この演奏のリハーサル時に、クライバーは天井から下がったマイクを見つけ撤去するよう指示、しかし彼は後にこのプライヴェート録音を愛聴したという話もある。 音質には難があるが、ほとばしる熱気とカタストロフィに彩られた、信じがたいほどの名演。 | ||
| カルロス・クライバー、初登場音源!! ヴェルディ:歌劇「椿姫」 |
イレアナ・コトルバス(S) ハイメ・アラガル(T) ヴォルフガング・ブレンデル(Br)他 カルロス・クライバー指揮 バイエルン国立歌劇場o.&cho. | |
| 録音:1975年4月、ライヴ。初出音源。 誰もが待っていたクライバーの初出音源。それも1975年4月、オットー・シェンク演出(最も保守的な演出を行なうため反発も少なく、よって受けも良い)初演時のライヴ。恐らく初日4月26日のライヴと思われる。冒頭から観客の期待は凄まじく、歌手の登場にもそのたびに歓声拍手が飛ぶ。何よりも主演コトルバスが絶好調、これが人間のなせる業かと信じがたい程の器楽的に完璧な歌唱で、幸福から絶望、すべての場において万全。青白きインテリ、ジェルモンのアラガルも煮え切らない男性像を表現して、この人の右に出るものは無いと思わせる熱演。捌き役であるブレンデルの重厚な歌唱もブルゾンに劣らない。 クライバーも、他に三種ある「椿姫」のライヴと比べて最もノリが良く、極端なまでの感情表現が凄まじい。軟弱なメロドラマに陥りがちなこの曲において歌手をどこまでも追い詰め、人間の情念を描きつくし、この名作の核心に迫る。 肝心の音質だが、若干のステレオ・プレゼンスが認められるもののモノラルで、肝心の終盤に傷も少なからずあり、極上とは言い難い水準。ただ「GOLDEM MELODRAMの二種類は上回ります」と代理店は案内している。 | ||
| カルロス・クライバー、ウィーン・フィル定期公演 ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲(*) モーツァルト:交響曲第33番(*) ブラームス:交響曲第4番(*) ハイドン:交響曲第94番「驚愕」(#) ベルク:歌劇「ヴォツェック」〜3つの断章(+) ベートーヴェン:交響曲第7番(#) |
ドゥニャ・ヴェイゾヴィチ(S;+) カルロス・クライバー指揮 VPO | |
| 録音:1979年12月16日(*)/1982年2月28日(#/+)、ともにライヴ。ステレオ。以前CASANOVAやEXCLUSIVEから出ていた物だが、どれも現在では入手困難になっている貴重な音源。 クライバーとウィーン・フィルはどちらかと言えば微妙な関係だったが、残された演奏はいずれも驚異的名演。特に今回久々に登場したこの2回の演奏はクライバーの全盛期に位置し、破壊的パワーをともなったセンスあふれる名演が展開する。中でも珍しい(+)の鮮烈さは鳥肌もの。また、ハイドン、ブラームス、ベートーヴェンは意外にもC.クライバー&ウィーン・フィル唯一のライヴ。良好な音源からMEMORIESが入魂のリマスターを施し、収録順は演奏会の曲順を忠実に再現している。 ちなみに先に発売されたME-1003/4と合せれば、2セット4枚でクライバーのウィーン・フィル定期出演の全てを聞くことができる。 | ||
| ME-1018/9 (2CD) レーベル在庫切れ 再プレス未定 |
チェリビダッケ&ミケランジェリ共演集 ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調(*) シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調Op.54(#) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調Op.73「皇帝」(+) グリーグ: ピアノ協奏曲 イ短調Op.16(**)/「抒情小曲集」〜ゆりかご(##) |
アルトゥーロ・ベネデッティ・ ミケランジェリ(P) セルジュ・チェリビダッケ指揮(##以外) ミュンヘンpo.(*/#)、 フランス国立放送o.(+)、 シュトウットガルト放送so.(**) |
| 録音:1992年4月(*)/1992年10月(#)/1974年10月16日(+)/1973年11月28日(本体に記載の1973年10月28日は誤り)(**/##)。グリーグの2曲のみモノラル。(*)は月が異なるがTHREE ZERO CLASSICSのTH-009で、(#)も月が異なるがは以前ARTISTSから、(+)はMUSIC AND ARTSを始めとする様々なレーベルから、(**/##)は以前ARLECCINOから、それぞれ既出の録音と物と思われる。(#)と(**/##)は現在入手困難で、嬉しい復活。 チェリビダッケとミケランジェリの顔合わせによる音盤レパートリーがほぼ網羅できる(あとはベートーヴェンの「3番」位)セット。残響が過多ながら夢見るような美しさのラヴェルとシューマン、清々しい「皇帝」、音質が落ちるものの、現時点でチェリビダッケ唯一のグリーグ作品となる(**)など、聴き所満載。(**)のアンコールで演奏された(##)も泣かせる超名演。 | ||
| 限定再々プレス、 テンシュテット〜ベートーヴェン:交響曲全集&序曲集 交響曲全集 [第1番(*)/第2番(#)/第3番(+)/第4番(**)/ 第5番「運命」(##)/第6番「田園」(++)/第7番(***)/ 第8番(++)/第9番「合唱」(###)] 序曲集 [コリオラン(+++)/エグモント(****)/プロメテウスの創造物(***)] |
クラウス・テンシュテット指揮 メックレンブルク・ シュターツカペレ(*)、 ボストンso.(#)、VPO(+)、 NYP(**)、キールpo.(##)、 ボストンso.(++/***)、 LPO(###/****)、 ハンブルク NDRso.(+++) | |
| 録音(代理店資料に曲毎の記載が無いため推定):1968年(*)/1977年(#/***)/1982年(+)/1980年(**/##)/1975年(++)/1991年(###)/1980年代?(+++)/1988年か1991年(****)。代理店の記載は「1960年代から1990年代の全て良好なステレオ録音」となっているが、既出の音とあまり変わりはない。 誰もが待ち望んでいた「ドイツの巨匠」テンシュテットのベートーヴェン全集。2004年にSIBERIAN TIGERから、それまで彼の録音が無かった「第4番」が発売され(ST-001)、全集となる余地は揃っていた。当盤は全て既出の音源と思われるが、どの曲もエネルギー全開、オーケストラも信じ難いほどの献身振りで巨匠を支える。今や絶滅した崇高なベートーヴェン像が眼前に迫る。 当盤は2004年末の発売以来、数度にわたって再プレスされましたが、段々とその間隔が空いてきております。今回は半年以上入手不可の状態が続きましたので、今回のプレスが最後になるかどうかは判りませんが、お早めの入手をおすすめ致します。 | ||
| テンシュテット、至高の「復活」と伝説の「巨人」 マーラー: 交響曲第1番「巨人」(*)/交響曲第2番「復活」(#) |
エディット・マティス(S;#) ドリス・ゾッフェル(Ms;#) クラウス・テンシュテット指揮 ハンブルクNDRso. | |
| 録音:1977年11月14日(*)/1980年9月29日(#)、以上、ムジークハレ、ハンブルク。ステレオ。ライヴ。 ともにFirst Classicsが初出だった音源だが、その素晴らしさからすぐに売切れ&廃盤となり、その後もLUCKY BALLのLB-0001(#)(廃盤)や、RE! DISCOVERのRED-25(*)、EN LARMES等のCD-R使用レーベルから何度も再発され、ファンを増やして来た強烈な名演。久々のプレス盤復活となる。(#)はあらゆる「復活」の中でも王座の呼び声高く、また、(+)もブラボーとブーイングが飛び交った伝説の演奏。 これまではCDでも3枚を要していたが、今回2枚に収まっている。 | ||
| クライバー&バイエルン国立管 Vol.2 モーツァルト:交響曲第36番「リンツ」(*) ブラームス:交響曲第2番(*) ベートーヴェン:「コリオラン」序曲(#) モーツァルト:交響曲第33番(#) ブラームス:交響曲第4番(#) |
カルロス・クライバー指揮 バイエルン国立o. | |
| 録音:1987年9月、ポンペイ、モノラル(*)/1996年4月、インゴルシュタット、ステレオ(#)。(*)は以前ARTISTSから1度だけ出たことがある物で、待望の復活。(#)はCD-R使用のWE LOVE CARLOSからWLC 1-704として出ている物。 最も緊密だったバイエルン国立管との共演集、ME-1005/6(廃盤)に続く第2弾。ポンペイでのライヴはモノラルながらARTISTS盤よりもはっきりとした音になっている。辺鄙な場所ほどリラックスしてのびのびと演奏したカルロスらしい名演。インゴルシュタット・ライヴは、アウディ主催の特別コンサートで、 クライバーがこの演奏と引き換えにアウディの高級車を手に入れ、さらに工場見学までしたということから、 マニアからは「アウディ・コンサート」と呼ばれているという一風変わったコンサート。 久々の指揮ということもあってか最初はかなりの固さが見られるが、モーツァルトで弦が歌う辺りからは次第に輝きを取り戻し、ブラームスでは哀愁が漂いつつも苛烈な音楽が実に素晴らしい。 | ||
| チェリビダッケ&デンマーク放響、初出 ダッラピッコラ:タルティニアーナ・ゼコンダ ドビュッシー:イベリア チャイコフスキー:交響曲第5番 |
セルジュ・チェリビダッケ指揮 デンマーク放送so. | |
| 録音:不祥、ステレオ。この3曲はチェリ&デンマーク放響の音盤がこれまで発売されておらず、おそらく初出音源。また、ダッラピッコラ作品は、チェリビダッケの音盤初レパートリー曲になると思われる。 後年の座って指揮するチェリビダッケからは想像もつかない動的な音楽。我こそフルトヴェングラーの後継者といわんばかりのチャイコフスキーは、芝居がかった変化や官能的な音色に圧倒される。怒声、足音も強烈に収録されており、指揮台で大暴れする姿が思い浮かぶ。 | ||
| 再プレスなる! テンシュテット〜マーラー:交響曲選集 [第3番(*)/第4番(#)/第5番(+)/第6番(**)/第7番(##)] |
クラウス・テンシュテット指揮 LPO(*)、ボストンso.(#)、 ロイヤル・コンセルトヘボウo.(+)、 NYP(**)、クリーヴランドo.(##) | |
| 廃盤だったアイテムの限定再プレス。録音:1986年10月(*)/1977年1月(#)/1990年12月(+)/1986年10月(**)/1978年3月(##)。(##)は当盤が初出だった音源。(*/#/+)はTHREE ZERO CLASSICS("000" CLASSICS)から、(**)はRARE MOTHから出ていた物。 大好評の「巨人」&「復活」(ME-1025/6)に続く「ドイツの巨匠」テンシュテットのマーラー・ライヴが再プレス。扇情的な色気に満ちた彼のマーラーは、他の誰にも成し得ない魅力を持つ。特に今回はクリーヴランド管との第7番「夜の歌」が初出音源で、要注目。最高音質とは言えないものの魑魅魍魎が徘徊しそうな不気味さが漂う名演。第3番はチリチリとしたノイズが散見されるが音質自体は良く、偏執狂的な音楽の醍醐味を楽しめる。第5番は病を得てからの渾身ライヴで鬼気迫るもの。第4番はとてつもなく美しい演奏。第6番はマーラーのオケ、ニューヨーク・フィルとの共演。残念ながら5曲中最も音が悪いが、噛締めるような遅いテンポで全曲を貫き、骨格を剥き出しにするような迫力が十分に伝わって来る。 | ||
| ベームによる2つの「第9」 ベートーヴェン: 交響曲第9番Op.125「合唱」(2種の演奏) |
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S;*) グレース・バンブリー(Ms;*) ジェス・トーマス(T;*) ジョージ・ロンドン(Br;*) エリーザベト・グリュンマー(S;#) クリスタ・ルートヴィヒ(Ms;#) ジェイムズ・キング(T;#) ヴァルター・ベリー(Br;#) カール・ベーム指揮(*/#) バイロイト祝祭o.(*)、 ベルリン・ドイツ・オペラo.(#) | |
| 録音:1963年7月(*)/1963年11月(#)。モノラル(*)/ステレオ(#)。おそらくMELODRAMとCANYONからCDで出ていた物と思われる。 巨匠ベームの体力気力が最も充実していた時期にあたる1963年の「第9」が2種類。派手な表現は決して見せないものの、一瞬たりとも気が抜けない緊張感が持続し、叩きつけるようなティンパニの迫力や煽り立てる激しいアッチェレランドは鳥肌もの。後年の録音に見られる重さが嘘のよう。バイロイト・ライヴは戦後ではフルトヴェングラー、ヒンデミットに次ぐ「第九」演奏で、フルトヴェングラーに拮抗しうる快演。開演前のファンファーレも収録され、モノラルながら良好な音質。ベルリン・ドイツ・オペラ管とのライヴは出演歌手提供によるテープからの復刻とのことで、非常に良好なステレオ録音。音が濁ったり、アンサンブルが乱れたりするのを意に介さぬ、情熱溢れる演奏。 | ||
| チェリビダッケ&ミケランジェリ共演集 Vol.2 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(*) ラヴェル:ピアノ協奏曲(#) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番(+) シューマン:ピアノ協奏曲(**) |
アルトゥーロ・ベネデッティ・ ミケランジェリ(P) セルジュ・チェリビダッケ指揮 スウェーデン放送so.(*/**)、 LSO(#)、ミュンヘンpo.(+) | |
| 録音:1969年(*)/1982年(#)/1981年(+)/1967年(**)。(+)と(**)はモノラル。
(*)はARKADIAやFKM(FKM-CDR1)などから、(#)はARLECCINOやEXCLUSIVE、VIP(VCD-5001)から、(+)はRARE MOTHからRM-454Mとして、(**)はARKADIAからそれぞれ既出のもの。(**)はここ5年以上入手不可能だった演奏で、嬉しい復活。 Vol.1(ME-1018/9)に続く巨匠2人の共演集。この2セット4枚で、彼らの既出共演はほぼ網羅される(残るはプライヴェート盤で出ている日付違い程度か)。 | ||
| テンシュテット&フィラデルフィア管、初出あり グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲(*) コダーイ:「ハーリ・ヤーノシュ」組曲(#) ドヴォルザーク:交響曲第8番(+) チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」(**) |
クラウス・テンシュテット指揮 フィラデルフィアo. | |
| 録音:1989年1月(*/#/+)/1982年11月(**)。以上ステレオ。(*/#)は初出音源。(+)はRARE MOTHから同年3月とされる演奏が(RM-483S)、(**)はTHREE ZERO CLASSICSから1982年とされる演奏が(TH-011)それぞれ出ており、同一の可能性もある。(*)はテンシュテットの作曲家レベルでの初音盤レパートリー。(#)はEMIへのスタジオ録音があったが、ライヴ演奏はこれが初めて。 近年とみに発売が増え、人気を裏づけているテンシュテットだが、待望の初音盤レパートリーを含むフィラデルフィア管とのライヴが登場。まず「ルスラン」からエネルギー全開、金管が朗々と鳴り響きくものの騒々しくならないのがさすが。「ハーリ・ヤーノシュ」では鮮血ほとばしるような衝撃が、お得意のドヴォ8においては、まるで「オーケストラのための協奏曲」を聴くようなフィラデルフィア管の妙技が楽しめる。「悲愴」は崇高さと劣情が交錯する分裂症的問題演奏。 | ||
| ギュンター・ヴァント&BPOの「ブル8」 ブルックナー:交響曲第8番 |
ギュンター・ヴァント指揮 BPO | |
| 録音:1996年9月、ベルリン芸術週間。ステレオ。おそらくSARDANAからSACD-100/1として出ている演奏。 ヴァントはこの年、ベルリン・フィルに1月はブルックナー「第5」で登場、9月にこの「第8」で再登場した。いつもの彼からは信じ難い程ロマンティックで構えが大きく、それでいて隅々までいつもながらの彫琢が施されているのは奇跡的。2001年のBMG盤より上位とするファンもいるほどの、ヴァント&ベルリン・フィルの頂点とも言える名演。 | ||
| クラウス・テンシュテット4つ目の「合唱」、初出 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 |
ハインズ、ハーディ、 ベイリー、レイミー クラウス・テンシュテット指揮 ミネソタo. | |
| 録音:1982年2月5日、ライヴ。ステレオ。初出音源。テンシュテットの同曲といえばBBCから発売されているロンドン・フィルとの1985年ライヴ(BBCL-4131)、RARE MOTHから発売されている1991年、もうひとつのロンドン・フィルとの演奏(RM-410S)、そしてSIBERIAN TIGERから発売されている1976年のボストン響との演奏(ST-003)があったが、ミネソタ管との同曲共演は今回がもちろん初めて。 テンシュテット&ミネソタ管の「合唱」が登場。ロンドン・フィルとの2種のライヴは、まさにフルトヴェングラー以来の振幅激しく、肺腑を抉る名演であり、ボストン響との演奏は更に力のこもった熱気あふれる演奏だった。当盤は、当時あのスクロヴァチェフスキーに鍛えられていたミネソタ管との共演ということもあってか、オケのうまさが特筆物。レイミーが陶酔的な歌唱で好き嫌いがあるかもしれないが、他は、アメリカでその実力が開花した充実期であったテンシュテットが煽り捲り、一瞬の弛緩も許さない大熱演。 | ||
| ベルリン、新フィルハーモニー柿落とし公演 1963、 ついにステレオ音源が登場! ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 |
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S) ジーグリンデ・ヴァーグナー(A) ルイジ・アルヴァ(T) オットー・ヴィーナー(Br) ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 BPO、聖ヘドヴィヒ教会cho.、 RIAS室内cho. | |
| 録音:1963年10月15日、新フィルハーモニー、ベルリン。ライヴ、ステレオ。DISCLOSUREから DS-0052-2 (廃盤)としてモノラル録音が発売された演奏だが、今回は演奏者提供によるステレオ音源での発売。 巨匠カラヤン悲願のベルリン・フィル新拠点「新フィルハーモニー」開場記念公演の「第九」が登場。旧フィルハーモニーは戦争で破壊され、当ホール開場までの間ベルリン・フィル定期演奏会は,ベルリン音楽大学ホール、ティタニア・パラストなど、様々な会場で行われていた。2004年にモノラル録音が発売された折りも大いに話題となったが、この度、当時としては異例のステレオ収録が現存していた事が判明。 カラヤンらしい滑らかな進行で、徹底したレガートとテヌートによりティンパニの強打でさえ弦楽器のように音色が紡ぎだされるが、テンポは極めて速く、唸りを上げる低弦の凄みや疾走するスピード感、乾坤一擲のアゴーギグはまるでトスカニーニのように豪快。正に鳥肌ものの超常的名演であり、フルトヴェングラー没後十年を待たずして新会場完成に漕ぎ着けた帝王の豪腕が遺憾なく発揮されている。楽章間でカラヤンの肉声(例のだみ声)が所々聴かれるのもファンには嬉しい。 出演者提供音源により、音質良好。 | ||
| バーンスタイン&VPOのマーラー マーラー:交響曲第4番(*)/交響曲第5番(#) |
ヘルムート・ヴィテク(ボーイS;*) レナード・バーンスタイン指揮 VPO | |
| 録音:1984年2月12日(*)/1987年9月10日、プロムス(#)。以上共にライヴ、ステレオ。おそらくSARDANAからSACD-151(*)、SACD-150として発売されている演奏。 バーンスタイン&ウィーン・フィルの蜜月の証明となる演奏。第4番のとろけるような美音は正にウィーンフィルで、DGの全集では同曲がコンセルトヘボウ管との共演だったため貴重な記録となっている。ボーイ・ソプラノの起用は批判も多いが、この「不気味」と評する人もいる精神世界の投影としては充分納得できる物。第5番は伝説のプロムス・ライヴ。あの広すぎるアルバート・ホールを真のマーラー・サウンドで満たした奇跡の演奏で、トランペットが名人ハンス・ガンシュというのも聴き物。 音質良好。 | ||
| バーンスタイン&BSOのマーラー マーラー:交響曲第9番 |
レナード・バーンスタイン指揮 ボストンso. | |
| 録音:1979年7月29日、タングルウッド音楽祭。ライヴ、ステレオ。おそらくSARDANAからSACD-160/1として発売されている演奏。 有名なベルリン・フィル客演の二ヶ月前に行われた演奏。崩壊寸前のボストン響を叱咤激励した渾身の名演で、バーンスタインの足踏みや唸り声も盛んに聴かれ、正に「ライヴ」の醍醐味が味わえる。 | ||
| カラヤン&BPO〜ブラームス:交響曲全集 [第4番(*)/第2番(*)/第1番(#)/第3番(#)] |
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 BPO | |
| 録音:1983年8月27日(*)&28日(#)、以上ザルツブルク音楽祭、ライヴ。ステレオ。SARDANA(廃盤)やGNP(GNP-101/3)から発売があった演奏(GNP盤に含まれている「ハイドンの主題による変奏曲」は確か現在でも他からは発売されていない)。これまではCD-R3枚だったが、今回CD2枚に切り直されている。 カラヤン全盛の最後期ともいえる1980年代前半の超名演。連日の過密スケジュールでこれだけの高水準、このコンビにとっては日常業務なのかもしれないが、ここまで見事なら文句も言えまい。第1番最終楽章のコーダなどは、あの悪声で唸りをあげており迫力満点。広く薦められるブラームス「交響曲全集」といえるだろう。カップリングも当日のコンサートの曲順のまま。 音質良好。 当盤も半年以上入手不可の状態が続きましたので、今回のプレスが最後になるかどうかは判りませんが、お早めの入手をおすすめ致します。 | ||
| チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル ブルックナー:交響曲第3番(*)/交響曲第9番(#) |
セルジュ・チェリビダッケ指揮 ミュンヘンpo. | |
| 録音:1991年9月14日(*)/1981年10月4日(#)、以上ライヴ。(*)はSARDANAのSACD-125などで、(#)はAUDIORやRE! DISCOVERのRED-116などで発売がある演奏。(*)はこれまでCD-Rでの発売ばかりで、プレスCD盤化されるのはこれが確か始めて。 巨匠チェリビダッケ&ミュンヘン・フィルの、正に決定盤とも言えるブルックナー。第3番は現時点で音盤化された中では最晩年の演奏。晩年になればなるほど尋常ならぬ遅さで聴き手に迫ったチェリビダッケによる同曲の凄みがほとばしる。第9番はミュンヘン・フィルへ着任した初期のライヴで、シュトゥットガルト時代の動的なアプローチを色濃く感じさせ、それゆえに晩年の彼岸的演奏とは様相を異にする。 | ||
| 追悼、ジュリーニ&ウィーン・フィル ブルックナー:交響曲第7番(*)/交響曲第9番(#) |
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 VPO | |
| 録音:1986年6月10日(*)/1988年6月11日(#)。SARDANAから第8番を加えてSACD-132/5として出ているセットからの分売。プレスCD盤化されるのはこれが始めて。 引退して数年を経ていても巨匠の死去は悲しい。晩年はヨーロッパ各地のお気に入りオーケストラに客演を続け、その崇高な歌謡に満ちた音楽は聴衆、奏者の尊敬を集めた。クラシック音楽が高貴で上品だった時代の最後の演奏家という人もいるジュリーニのブルックナー2曲、ウィーン・フィルも献身的に巨匠の棒に追随し、枯れた味わいと言うより情熱溢れるという言葉がぴったりくるが、下品に響く部分は一瞬足りとも無い。無編集ライヴならではの真実の音色、容赦のない抉りが感動を呼ぶ。 | ||
| 限定盤、ヨッフム〜ブルックナー名演集 交響曲第3番(*)/交響曲第7番(#)/ 交響曲第8番(+)/交響曲第9番(**)/ テ・デウム(##) |
オイゲン・ヨッフム指揮 ケルン放送so.(*)、VPO(#)、 BPO(+/##)、ミュンヘンpo.(**) | |
| 録音:1976年9月7日(*)/1974年6月9日(#)/1978年11月11日(+)/1987年1月(**)/1977年11月28日(##)、以上全てライヴ。(*)は SARDANA SACD-207/8 や RE! DISCOVER RED-23 などで、(+/##)はSARDANA SACD-182/3 などで、それぞれ出ている物。また、(#)はRED-111などで、(**)はRED-10などで出ている物と思われるが、今回始めて詳しい録音年月日が明らかになっている。なお当盤発売後、(**)についてはWEITBLICKよりマスターからの復刻(SSS-0071-2)がアナウンスされており、それによると当盤記載の録音年月は誤りで、正しくは1983年7月20日だとのこと。 ブルックナーの巨匠ヨッフムの、その芸術が頂点を迎えた1970年代の演奏を中心とした名演集。いずれも高音質で第8番が1CDに収まり計4枚組というのも嬉しい。(*)はライヴでは珍しいヨッフムのブル3で、研ぎ澄まされたと言うよりも粗野で田舎臭い個性的演奏だが、そこが実にあたたかい。(#)は珍しいウィーンフィルとの共演。どちらかというと疎遠であったコンビながらヨッフムの流儀を強く押し出し、自然な流れに任せずにオケとの相克を隠そうともしないのはさすが。(+/##)は円熟した解釈で極めつけの名演奏。当時のベルリン・フィルの能力にも舌を巻くが、それにフルトヴェングラーを意識した変化を加え、劇的ブルックナーを構築。第8番の崇高さは言葉では言い尽くせない。ベルリン・フィルのテ・デウムも多くないのでこれは貴重。(**)だけはまさに最晩年、ラスト・コンサート。ブルックナー・オケとして名を馳せたチェリビダッケ時代のミュンヘン・フィルが、 ヨッフムと共に至高のメロディを奏でた壮絶ライヴ。美音、音程が完璧で、死を目前にしたヨッフムも枯淡の境地ながら、弱々しさは一切無い。9月上旬入荷予定。 当盤は、当レーベルから先に発売された2種のテンシュテットBOX(完売)同様、限定での案内がされております。それら同様発売後数ヶ月以内には入手不可能となる可能性が高いため、お早めのご入手をお薦めいたします。 | ||
| ベームの「フィデリオ」、1963年 ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」 |
ルートヴィヒ、オットー、キング、 グローブ、ナイトリンガー、 グラインドル、ドゥーリー/他 カール・ベーム指揮 ベルリン・ドイツ・オペラo. | |
| 録音:1963年10月、ライヴ。ステレオ。おそらくCANYONからCD化されていた演奏ではないかと思われる。 人生の局面に常にこのオペラがあった。とベームが語る「フィデリオ」。複数の録音が残されてはいるものの、今ひとつ迫力に欠けたものが多い。その中で芸術と気力のピークを見事に記録した至高の当演奏が復活するのは大歓迎。その高揚感はちょっと尋常ではない。今回も同レーベルのベートーヴェン「第9」(ME-1037/8)同様、ある出演者の熱望&音源提供により、ステレオ高音質での発売。 | ||
| テンシュテット、ブラームス・プログラム ブラームス: 大学祝典序曲/ヴァイオリン協奏曲(*)/交響曲第4番 |
ミリアム・フリード(Vn;*) クラウス・テンシュテット指揮 ボストンso. | |
| 録音:1974年12月14日、ボストン・シンフォニー・ホール、ライヴ。ステレオ。THREE ZERO CLASSICSから ADB-0001 として発売されているもの。 巨匠テンシュテットによるブラームス・プログラム。全米5大オーケストラの中でも、最もヨーロッパ的サウンドと言われるボストン響だが、独墺系レパートリーの録音には決して恵まれていない。この演奏は、巨匠時代の残照、テンシュテットがその思いの丈をぶちまけた、あまりにも個人的な共感に溢れた個性的名演。アメリカ・デビュー初期ながら、聴衆やオケの心を完全に掴んでいる。 関係者が保存していた良好なマスター・テープによるCD化とのことで、音質最良。 | ||
| カルロス・クライバー モーツァルト:交響曲第33番 マーラー:大地の歌(*) |
クリスタ・ルートヴィヒ(A;*) ヴァルデマール・クメント(T;*) カルロス・クライバー指揮 ウィーンso. | |
| 録音:1967年7月7日、ウィーン音楽祭、ライヴ。モノラル。 1967年のウィーン音楽祭、マーラー特集におけるライヴ。当時クライバーはクレンペラーに教えを請うたと伝えられる。また、夫君がマニアのルートヴィヒは、この録音を好んでいるとも言う。さらに、クライバー自身もこの録音については公式のものと発言しているそうだ。 この時期の放送録音はモノラルとステレオの過渡期であり、オリジナル録音もモノラルとレーベルは推測している。 | ||
| 久々の登場、クライバーの「ばらの騎士」1990年 リヒャルト・シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」 |
フェリシティ・ロット、 アンネ・ゾフィ・フォン・オッター、 ゴットフリート・ホーニック、 バーバラ・ボニー、 オーゲ・ハウグランド/他 カルロス・クライバー指揮 メトロポリタン歌劇場o.&cho. | |
| 録音:1990年10月、ニューヨーク。ライヴ。ステレオ。以前 Exclusive から EX93T69/71 という番号で発売されていた演奏だが、ほぼ10年ぶりの再発売。 鬼才クライバーの十八番「バラの騎士」全曲が登場。クライバーはこの年ロンドンとコヴェントガーデンで「オテロ」、ニューヨークのメトで「ばらの騎士」を指揮しており、公演回数の比較的多い年となった。当公演はメトロポリタン・オペラへの最後の登場となったもので、瞬発力よりも洒脱で澄み切った音楽作りは有名な1994年の伝説的演奏を先取りした物ともいえるだろう。騒がしい聴衆の雰囲気も手に取るように判る、臨場感溢れる名盤。 2006年1月18日現在、「既に在庫僅少」と代理店はアナウンスしております。 | ||
| テンシュテットのベートーヴェン、2曲が初出 ベートーヴェン: 交響曲第1番(*)/交響曲第2番(*)/ 交響曲第3番「英雄」(#)/「エグモント」序曲(#) |
クラウス・テンシュテット指揮 トロントso.(*)、 ハンブルクNDRso.(#) | |
| 録音:1977年9月、メンシー・ホール、ベートーヴェン週間オープニング公演、ライヴ(*)/1979年10月、アスコーナ音楽週間、聖フランチェスコ(?)、ライヴ(#)。(*)は初出音源。彼の「第1番」は先日マスターからのCD化が成された1968年、旧東ドイツ・シュヴェーリン州での演奏(WEITBLICK SSS-0056-2と、1989年のLPOとの演奏(BBCL-4158)、「第2番」はボストン響との1977年の演奏(THREE ZERO CLASSICS、MEMORIES、共に廃盤)が出ていただけで、これら2曲の録音は意外と少ない。トロント響との演奏は1979年12月のオルフ「カルミナ・ブラーナ」(RARE MOTH RM-491S)があった。(#)はDRAM CAN(廃盤)とTHREE ZERO CLASSICS(ADB-0004)から発売があった物。 今、最も支持率の高い巨匠テンシュテットによる、完全初出の2曲を含む、大歓迎のベートーヴェン・ライヴ録音。トロント交響楽団がヨーロッパの歴史ある団体のように野太い音を聞かせてくれる。ゆったりしたテンポで音楽が紡ぎだされ、その充実度は中期&後期の交響曲に勝るとも劣らない。(#)はイタリア、アスコーナにおけるライヴで、既に定評の高い演奏。 | ||
| ME-1071 廃盤 |
カルロス・クライバー・ラスト・コンサート、1曲初出! ベートーヴェン:交響曲第4番(*)/交響曲第7番(*) J.シュトラウスII:「こうもり」序曲(#) |
カルロス・クライバー指揮 バイエルン放送so. |
| 録音:1999年2月26日、カリアリ、サルディニア島、イタリア。ステレオ。(#)は今回が初登場となる音源。(*)はWLCからWLC 1-711という番号で発売されていた物。当MEMORIES盤は当初モノラルと案内されていたが、代理店よりステレオと訂正があった。ただ、音質的にはWLC盤と同等と思われる。 1999年初めの一連のライヴ(再発盤を除きWLCから発売、WLC 1-701[1月7日]、WLC 1-702[1月9日]、WLC 1-705[2月20日;廃盤、MEMORIES ME-1002で再発]、WLC 1-708[2月24日]、WLC 1-711[2月26日、今回曲目追加再発])のうち最終日の演奏。これがカルロス・クライバー生涯最後の演奏会となった。 彼は1999年1月にバイエルン放送響を率いてカナリア音楽祭に出演、初顔合わせながら相性は抜群(1975年の録音とされるベートーヴェンの同曲がGOLDEN MELODRAM から GM-4.0047[廃盤]という番号で出ていたが、これは1986年のバイエルン国立管との演奏のデータミスだった模様)、クライバーもバイエルン放送響の優秀さを認め、急遽翌2月にスペイン(ヴァレンシア)で1回、イタリア(カリアリ)で2回への出演を承諾して実際に指揮した。その後ドイツ国内をこの組合せで巡演する企画も立てられ、実行直前まで行ったようだが結局流れ、この2月のツアーが巨匠最後の演奏会となってしまった。 当ライヴは、その美しさで「イタリアの宝石」とも呼ばれるサルディーニャ島(サルディーニャ州)の州都カリアリにおける演奏会2日目、正真正銘生涯最後のコンサート。なんと当日券もあったと言われている。かつてWLCレーベルで出たときは、なぜかアンコールの「こうもり」序曲が含まれておらず、さらには最後の「ブラヴォー」も途中で途切れており(これはレーベルから告知されてはいたが)ファンをがっかりさせたが、当MEMORIES盤には全てのプログラムを収録、「こうもり」序曲は世界初出音源となる。 音質はプライヴェート録音ゆえ良好とは言い難いが、バイエルン放送響が見事にクライバーの要求に応えている様子や、そのスピード感は手に取るようにわかる。 | ||
| チェリビダッケ&ペライア モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノム」(*) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(#) |
マレイ・ペライア(P) セルジュ・チェリビダッケ指揮 ミュンヘンpo. | |
| 録音:1985年3月17日(*)/1996年1月16日(#)。以前AUDIORからAUDSE-507で、現在でもRE! DISCOVERのRED-28などで出ている物で、今回始めて詳細な録音日が明らかにされている。 大指揮者といえども、協奏曲の伴奏となると勉強不足だったり、個性が強すぎてソリストを圧迫したりで、結局消化不良の演奏になりがちだが、チェリビダッケは自らの世界を理解できるソリストを厳選し、数々の成功を収めている。ペライアは清潔なピアニズムに定評があるが、ここでは完全にチェリビダッケが指揮するオケの一部として機能、美音への追求は両者とも完全に一致し、格調高い類稀な名演となっている。モーツァルト、ベートーヴェンともに、これらの曲最高の演奏という人もいるほど。 | ||
| チェリビダッケのドヴォルザーク ドヴォルザーク: チェロ協奏曲 ロ短調Op.104(*)/ 交響曲第9番 ホ短調Op.95「新世界より」(#) |
ハインリヒ・シフ(Vc;*) セルジュ・チェリビダッケ指揮 ミュンヘンpo. | |
| 録音:1987年11月16日(*)/1985年6月24日(#)、共にライヴ、ステレオ。RE! DISCOVERからRED-29(*)、RED-3(#)として出ている物だが、(*)は今回始めて正確な日付が明らかにされている。(*)はAUDIORのAUDSE-502、(#)はMETEORのMCD-034、RARE MOTHのRM-551Sなどとも同じ演奏。 怪演の誉れ高い、巨匠チェリビダッケの「新世界」は、全曲が50分を超える超弩級演奏で、名曲の由縁たる正当な響きと共に、名曲ゆえに潜んでいた無気味ささえも明らかにしてしまう。チェリビダッケの怒声が頻繁に聞こえる名熱演。さらに名手ハインリヒ・シフをソリストに迎えたチェロ協奏曲も、遅いテンポによる完璧なチェリビダッケ・マジックが全曲を埋め尽くす。共に隅々まで厳しい眼の行き届いた奇跡的な演奏。 どちらも音質良好。 | ||
| バーンスタイン&バイエルン放響名演集 バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽(*) シューマン:交響曲第2番(#) ブラームス:交響曲第3番(+) ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(**) |
レナード・バーンスタイン指揮 バイエルン放送so. | |
| 録音:1983年11月(*/#)/1970年代(おそらく1978年11月24日(+)と1976年(**))(+/**)。バーンスタイン&バイエルン放響によるこれらの曲は、1970年代から1980年代前半までの演奏が複数流通している場合があるが、それらが異なる演奏なのか、それとも各曲この年代としては1種類しかないのかは不祥。 抜群のコンビネーションを見せたバーンスタイン&バイエルン放送響。このオケは非常に優秀な上、指揮者を映す鏡とも言うべきストレートな音楽表現に定評がある。これら4曲でも、ウィーン・フィルの様にオブラートに包んでしまうことなく、完成期にあるバーンスタの凄みを余すところなく音にする。中でも、バーンスタインのテーマともいうべきシューマン第2番は、叙情溢れるこのバイエルン盤こそ格別。ブラームスの第3番も、ウィーン・フィル盤を凌ぐとの呼び声が高く、かつてレコード芸術誌で輸入盤ベストにランク・インしたこともある超名演。 | ||
| テンシュテットとアルゲリッチ夢の共演、強烈ライヴ ショパン:ピアノ協奏曲第2番(*) シューマン:ピアノ協奏曲(#) |
マルタ・アルゲリッチ(P) クラウス・テンシュテット指揮 ハンブルクNDRso. | |
| 録音:1979年6月18日、キール、ライヴ(*)/1980年5月12日、シュトゥットガルト、ライヴ(#)。(*)はSOUND SUPREMEやEN LARMESから出ているものだが、プレス盤としてはTOPAZIO盤やGALILEO盤以来の再発売。(#)もSOUND SUPREMEとEN LARMESから出ているものと思われるが、これまでは1979年、1980年3月とされており、今回初めて録音日が確定している。また、この演奏はプレス盤では初の発売となる。 鬼才同士の夢の共演。如何にも衝突が予想される個性の強いご両人だが、アメリカでもヨーロッパでも度々共演しているということは、お互いに尊敬し合っていたのだろう。代理店曰く「まさに英雄英雄を知る」。テンシュテットによる伴奏の枠組みを超えたオーケストラ・ドライヴは、とかく脆弱さが指摘されるショパンのオケ部分も骨太でロマンティックな輝きに満ち、迫力満点。いかにも素晴らしい。シューマンでもナイーヴな側面より熱情的な叙情が溢れ、説得力に満ちている。 | ||
| カラヤン&ベルリン・フィル、1977年他の べートーヴェン:交響曲全集 [第1番(*)/第3番「英雄」(*)/第2番(#)/ 第8番(#)/第4番(+)/第7番(+)/ 第6番「田園」(**)/第5番「運命」(##)/ 第9番「合唱」(++)] |
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 BPO | |
| 録音:1977年11月(おそらく1977年11月13日)、ライヴ(*)/1977年11月(おそらく1977年11月14日&17日)、ライヴ(#)/1977年11月(おそらく1977年11月15日)、ライヴ(+)/1977年10月、ライヴ(**)/1988年12月(おそらく1988年12月4日)、ライヴ(##)/1976年8月(おそらく1976年8月29日)、ライヴ(++)。基本的には以前SARDANA(すべて廃盤)から発売されていた演奏のようだが、(##)はGNPから GNP-13/14で、(++)はFKMからFKM-CDR147で発売されている演奏と思われる。また、(**)は年月からでは既出のアイテムが見当たらず、録音年誤記(記載が正しいとすれば初出音源)の可能性がある。 カラヤンが気力体力、そして芸術性の頂点を迎えた70年代後半。同時にBPOも妙技の極限を示していた。いずれもファンには堪えられぬカラヤン節が冴え渡る。全9曲がここまで高水準という全集は他にないことだろう。「田園」、「第7番」の超快速と切れ味は背筋が凍るほど。「エロイカ」は堂々たる威容で立派そのもの。第1番、第2番、第8番などの小ぶりの曲では、スタイリッシュそのもの。「運命」のみ1980年代の演奏だが、こちらは濃厚で大袈裟な表情付けがたまらない。「第9」もさすがの盛り上がりで聞かせてくれる。 当レーベルのBOXものは、発売後数ヶ月で品切れ(最悪の場合は廃盤)となる確率が高いため、お早めのご注文をお薦め致します。 | ||
| チェリビダッケの「第9」 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 |
ヘレン・ドナート(S) ドリス・ゾッフェル(Ms) ジークフリート・イェルサレム(T) ペーター・リカ(B) セルジュ・チェリビダッケ指揮 ミュンヘンpo. | |
| 録音:1989年3月19日、ライヴ。TIENTO の CD-12000/1 から小品3曲を省いたもの。プレス盤としては、EXCLUSIVE、KYOUNの2レーベル以来、約10年ぶりの発売となる。同時期に収録されたEMI盤の2日後の演奏で、これまでに発売された中ではチェリビダッケ最後年の同曲。 チェリビダッケの傑作。第9がついに同レーベルから登場。いつものチェリ同様極限まで遅いテンポかと思いきや、流れは非常にスムーズ。フルトヴェングラーから強い影響を受けただけに、祝祭的な盛り上がりにも事欠かない。第1楽章では黙示録的な表情を見せて聴く者の心胆を寒からしめ、緘余楽章においては神々しいまでの響き聴かせるのはさすが。第4楽章の感情爆発は、チェリビダッケが知性だけの人でなく本能の人であることを示している。 | ||
| カルロス・クライバー、1975年バイロイトの「トリスタン」 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」 |
ヘルゲ・ブリリオート、 クルト・モル、 イヴォンヌ・ミントン、 ハインツ・ツェドニク、他 カルロス・クライバー指揮 バイロイト祝祭o.&cho. | |
| 録音:1975年8月4日、バイロイト音楽祭、ライヴ。LINKからLINK 605-4(CD-R使用;4枚組)として発売されているもの(ただし、この盤では1975年7月26日の演奏とされていた)で、プレス盤としては1990年代始めに EXCLUSIVE から発売されて以来の登場となる。 クライバー伝説のバイロイト音楽祭登場は1974年(当盤とほぼ同キャストで、1974年7月2日の録音がHYPNOSから出ていた[現;RE! DISCOVER RED-115/他])に始まり、1975年(今演奏)、1976年(全曲は未CD化)と3年連続で実現したが、それ以降は一度も成されなかった。当1975年の演奏は、ほぼ同キャストだった1974年上演をしのぐもので、弾いていたオケの団員も一生モノの自慢としているという(モーツァルト歌いのマーガレット・プライスがイゾルデ役のDG盤以上という人も多い)。全盛期のクライバーらしくエネルギーが全曲を貫いており、精妙な音楽作りはいつもながら、どろどろと底を流れる情念と炎のような情熱が全開となった凄絶ライヴ。これこそクライバーの真骨頂であろう。 | ||
| チェリビダッケ、 シュトゥットガルト時代のベートーヴェン ベートーヴェン: 交響曲第3番「英雄」(*)/ 交響曲第3番「英雄」〜リハーサル(*)/ 交響曲第8番(#)/交響曲第7番(+) |
セルジュ・チェリビダッケ指揮 シュトゥットガルト放送so. | |
| 録音:1975年3月(*/#)/1981年11月12日(+)、以上ステレオ、ライヴ。全てRE! DISCOVERから、RED-162 (*)、RED-152(#)、RED-53(+)として出ているもの(以上3枚、すべて廃盤予定)で、GNPなどからの発売もあるが、プレス盤としては久々の再発売。以前はMETEORやAUDIORから発売されていた。 どういうわけかチェリビダッケ&シュトゥットガルト放送響のベートーヴェンは希少で、まさにツボにはまったカップリング。当時のチェリビダッケはまだまだ血気盛んな頃。フェンシングのようなアクションで(もちろん座ってではなく立って)オーケストラを鼓舞していた。演奏スタイルも、ミュンヘン時代に見せた静止寸前の超絶スローテンポとは異なって、常識的なテンポ設定。しかしながら細部の磨き上げ、明るい音色による音響構築、音の終わりを常に明確に提示する様式は既に確立されている。(*)の実演で怒鳴り声が聞こえるなど(リハーサルは粛々と進められている)時折熱い表情付けが出てくるのは、もちろんフルトヴェングラー譲り。また(#)のような一筋縄でいかない曲を指揮させると実にうまく、小品交響曲とは思えない内容を聞かせる。(+)も狂信的なアクションと腰の据わった洞察力が融合した完熟の名演。 | ||
| チェリビダッケのチャイコフスキー 交響曲第5番(*)/交響曲第6番「悲愴」(#) |
セルジュ・チェリビダッケ指揮 ミュンヘンpo. | |
| 録音:1993年(1993年6月10日とも)(*)/1987年(#)、ともにライヴ。おそらく、ともにRE! DISCOVERから、RED-40[旧 AUDIOR AUDSE-522](*)/RED-8[旧 METEOR MCD-022](#)(既出アイテムはすべて廃盤か廃盤予定)として発売されていた演奏。これまでのディスコグラフィなどでは、それぞれ(*)は1990年代、(#)は1980年または1980年代とされている場合もある。(#)は現在の所、チェリビダッケによる1980年代の同曲唯一の録音。(*)も1990年代以降の演奏は比較的珍しく、EMI盤の他には1991年5月28日の演奏がWORLD MUSIC EXPRESSから発売されているのみ(WME-S-1085)。 待望のチェリビダッケによる十八番、チャイコフスキー。いずれも後期の彼らしく、じっくりじわじわと遅いテンポで歩みを進め、チューニングの完璧さで獲得した明るい音色で、深刻かつ絶望的なチャイコフスキー美を描きつくす。それに加え、巨匠は結構熱くなる人だけに、外面的な迫力にも事欠かない点が素晴らしい。(*)は極限のスローテンポ。チェリ様式の完成と呼ぶに相応しい仰天の解釈。これぞ、あらゆる固定観念を否定する押し付けがましい演奏の頂点。(#)は交響的側面より叙事詩的絵画性を重んじており、美しさと音色の透明さではピカ一。 いずれも音質最良。 | ||
| ジュリーニ〜ブラームス:交響曲全集 [第1番(*)/第2番(#)/第3番(+)/第4番/(**)] |
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 BPO(*)、ロサンゼルスpo.(#)、 VPO(+/**) | |
| 録音:1988年4月(おそらく1988年4月24日)(*)/1979年12月(おそらく1979年12月11日)(#)/1989年8月(おそらく1989年8月15日)(+/**)、以上ライヴ。(+)と(**)は以前HALLOOから出ていた物で、特に(**)は約10年ぶりの再発売。(+)はFKMからも発売されている。(#)は日付が正しければHARVEST CLASSICSから HC-06015 で 出ている物(廃盤予定)。(*)はHALLOO(廃盤)とGNPから発売があるもの。 巨匠カルロ・マリア・ジュリーニが得意としたブラームスの交響曲に、選りすぐりのライヴ名演を集めた全集が登場。歌に満ちた巨匠ジュリーニだが、重厚で壮大なスケールを誇り、こういう処はドイツの巨匠を思わせるところもある。第1番は悠揚迫らぬテンポを設定し、フィナーレなど20分を超えている。第2番はワルターとフルトヴェングラーを足して2で割ったような、カンタービレと爆発的な熱狂がある。第3番、第4番は一晩のコンサートだが、詩情豊かな大名演で、特に第4番の強烈なティンパニの打撃など聴いていてダイレクトに響く絶演。 | ||
| MEMORIES "REVERENCE" | ||
| バーンスタイン、米DECCA録音集 シューマン:交響曲第2番 ブラームス:交響曲第4番 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 |
レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・スタジアムso. | |
| 録音:1953年6月22日、24日、29日、ルイソン・スタジアム、ニューヨーク。モノラル。原盤:米DECCA。全点初CD化だったが、直後に現在の原盤保有レーベルであるDGからこの米DECCA録音の全復刻が発売された(477 000-2)ので、一般にはこちらをお勧めしたい。 バーンスタイン&ニューヨーク・スタジアム響(ニューヨーク・フィルの変名と言われている)による一連の名演は、原盤が米デッカということもあってかCD化が遅れていたが、 今回良好な音源が発見され3曲が全世界初CD化の運びとなった。演奏はいずれも重みたっぷりなニューヨークフィルのサウンドを生かし、一見素っ気無いながらも、 大胆な変化などはフルトヴェングラーを想起させ、魅力溢れる「過渡期のバーンスタイン」を堪能できる。ワルターが近い時期に録音している曲もあり、興味は尽きない。 | ||
| ヨハンナ・マルツィ ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(*) メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(#) |
ヨハンナ・マルツィ(Vn;*) ギュンター・ヴァント指揮 シュトゥットガルト放送so.(*) オットー・クレンペラー指揮 ハーグpo.(#) | |
| 録音:1964年2月、ライヴ(*)/1954年6月、ライヴ(#)。(*)はおそらく以前GREEN HILLから出ていた物で、久々の復活/(#)はCD-R仕様のPASSION & CONCENTRATIONから出ている物。 名女流ヨハンナ・マルツィが大指揮者2人と競演したライヴ。しばらく廃盤で入手不可能だったヴァントとの(*)は、対照的な芸術感の持ち主の共演ながらも、その成果はすばらしく、嬉しい復活。音質も良好。 メンデルスゾーンでは、一切の妥協を許さぬクレンペラーによる緊張感と激遅のテンポに呑まれることなく、彼女独自の世界を展開。残念ながらこちらの音質は良く無く音揺れも頻発するが、その芸術は悪条件を越えて伝わってくる。 | ||
| フルトヴェングラー〜ブラームス稀少録音集 ブラームス: 交響曲第4番(*)/交響曲第1番〜第4楽章(#)/ ドイツ・レクイエム(+) |
ハンス・ホッター(B;+) エリーザベト・ シュヴァルツコップ(S;+) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 BPO(*/#)、ルツェルン祝祭o.&cho.(+) | |
| 録音:1948年10月22日、スタジオ収録?(*)/1945年1月23日、ライヴ(#)/1947年8月20日、ルツェルン音楽祭、ライヴ(+)。 フルトヴェングラーとブラームス。この切っても切れない関係の中から稀少な演奏が復活。1948年のブラ4は当演奏の二日後のティタニア・パラスト・ライヴが名高く(恐らく定期演奏会)、こちらのダーレムにおける放送録音(客なし?)はなぜか一般的では無い。演奏はすこぶる付きの快演で、即興的と言われながらもしたたかな計算が感じられるお得意の漸化式アッチェレランドが巧み。(#)は最終楽章のみしか残されていないが、巨匠の最も古いブラ1。空襲飛び交うベルリン、ドイツにおける戦中最後のコンサートで、この4日後にウィーン・フィルとブラ2を演奏、直後にスイスへ脱出した。地鳴りの様なティンパニが炸裂し、非常時にこれだけの演奏を成し遂げ、また聴衆も存在したというドキュメント。抜粋なのがまことに残念。だが、これらの音質は年代的にみても良好の部類。フルトヴェングラーの(+)は全てが劣悪音質だが、これは非ナチ化承認を得てベルリン・フィルに復帰し三ヵ月後ながら、中でも音質は最悪と言って過言では無いものの、心の奥底に染み入るような切実かつ深刻な超名演。 | ||
| モントゥー& NBC響 競演集 ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番(*) ブラームス:交響曲第2番 ニ長調Op.73(#) ベートーヴェン: バレエ「プロメテウスの創造物」〜3曲(+) [序曲/アンダンテ/フィナーレ]/ 交響曲第7番 イ長調Op.92(**) |
ピエール・モントゥー指揮 NBC so. | |
| 録音:1953年11月8日(*/#)/1953年11月15日(+/**)、以上 NBC 8H スタジオ、ライヴ。モノラル。共に、CD-R使用のTREASURE OF THE EARTHから、TOE-2021、TOE-2022(分売)で出ている録音だが、今回がCD初プレス盤化。(**)にはLPがあったようだが、これを除くと前出盤が初出だった音源で、2007年現在でも、他レーベルからは発売されていない。なお(*)は、今回の国内代理店インフォメーションでは「第2番」とされているが誤りで、日本語帯なども誤記載されている可能性がある。 トスカニーニとの名演で知られるNBC so.だが、トスカニーニが高齢だったためか、実は、レオポルド・ストコフスキー、エーリヒ・クライバー、ピエール・モントゥー、アルトゥール・ロジンスキー、近衛秀麿、ブルーノ・ワルター等の、各国からアメリカへ渡り活躍していた巨匠たちも指揮台に立っていた。 当盤では、同オケ第17シーズンの開幕を飾った、巨匠モントゥーによるドイツ音楽2プログラムのコンサートを聞くことができる。独自のコクを持つ響きで聞く重厚な音楽は、トスカニーニの重要レパートリーでもあったこれらの曲でも、その違いが明らかで興味深い。彼は温和な演奏をする指揮者と思われがちだが、ライヴでは燃える人だけに、ここでも特に2曲の交響曲でミュンシュ顔負けの豪快さを披露している。 音ゆれがあるが音はしっかりしており、モントゥーの芸術を堪能するのに支障は感じられない。 | ||
| アンセルメ&BPO と カサドシュ !! モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番(*) ドビュッシー:交響詩「海」 ファリャ:スペインの庭の夜(*) シューマン:交響曲第2番 |
ロベール・カサドシュ(P;*) エルネスト・アンセルメ指揮 BPO | |
| 録音:1957年3月25日、モノラル。DISCLOSURE から出ている DS-0043-2 が初出だった演奏会だが、今回が初のプレス盤化。 スイスの巨匠アンセルメとベルリン・フィルが組んだ夢の共演。フルトヴェングラー没後3年経たないベルリン・フィルは、ごついサウンドを聞かせるが、古今東西の音楽に精通し、ドイツ音楽にも相当な自信を持っていたアンセルメは、独墺音楽、ラテン音楽ともに見事な統率振りを見せる。お得意の「海」も華麗なだけでなく、自由自在なアゴーギグを駆使して構造の見事さを高らかに誇示、さらにファリャではド迫力の音響を楽しませてくれる。モーツァルトでは相性の良かったカサドシュの辛口かつ情緒纏綿なピアノにピタリと寄り添って、オーケストラから陰々滅滅としたロマンティックな音色を引き出し、スイス・ロマンド管とも DECCA への録音がある得意のシューマン第2交響曲は、ドイツ・ロマン派アウトサイダーとしての側面を強調せず、楽器のバランスを見事に調節して堅牢無比な正統派名演を繰り広げている。まさに必携のライヴ演奏、50年前の録音とは思えない鮮明な音質。 | ||
| シャルル・ミュンシュ、稀少録音集 ドビュッシー:イベリア(*) ラヴェル:クープランの墓(*) ルーセル: 「バッカスとアリアーヌ」第2組曲(*) ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(#) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 (+) |
ヨゼフ・シゲティ(Vn;#) クララ・ハスキル(P;+) シャルル・ミュンシュ指揮 NBC so.(*)、ボストンso.(#/+) | |
| 録音:1954年3月28日、NBC 8H スタジオ(*)/1954年12月31日(#)/1956年11月3日(+)、以上、すべてライヴ、モノラル。(*)は TREASURE OF THE EARTHから TOE-2025として出ていた物だが、おそらく初のプレス盤化。また、今回初めて日付が明らかになっている。(#)と(+)は、DISQUE REFRAIN (CD) や RE! DISCOVER (CD-R) で出ている演奏だが、旧盤とはカップリングが異なっている。 シャルル・ミュンシュと NBC so.と言う魅惑の組合せ。ミュンシュのNBC 響登壇はこれが最初で最後になったということだが、この一週間後4月4日には、トスカニーニ最後のコンサートが行われている。当演奏は音質も優れている上、NBC響の反応の良さが正にアメリカを代表するオケらしい妙技。お得意のドビュッシーやラヴェルの華麗な演奏、ルーセルに至ってはストラヴィンスキー風のユーモアさえ感じさせ、ミュンシュの豪快なドライヴのもと、木管楽器のチャーミングな響など、筆舌に尽くしがたい愉悦がある。 手兵ボストン響に、名ソリストを迎えた協奏曲集では、シゲティとのブラームスという骨太な名演に感動を覚える方が多いと思われる。音質についても、現テープに問題を抱えている部分もあるが、風格漂う佳演。ハスキルとのベートーヴェンも、ミュンシュの魅力を得ての指折りの名演としてマニアには知られていたものだったが、こういう優れた共演の組合せで発売されるというのも正に好企画。 | ||
| ブルーノ・ワルター、稀少録音集 モーツァルト:レクイエム(*) マーラー:交響曲第4番(#) |
イルムガルト・ ゼーフリート(S;*) ジェニー・トゥーレル(Ms;*) レオポルド・シモノー(T;*) ウィリアム・ ウォーフィールド(B;*) アンネリーズ・クッパー(S;#) ブルーノ・ワルター指揮(*/#) NYP (*)、 フランクフルト博物館o.(#)、 ウェストミンスターcho.(*) | |
| 録音:1956年3月11日、カーネギー・ホール、ニューヨーク(*)/1950年9月4日、フランクフルト(#)、以上ライヴ、モノラル。(*)は、TREASURE OF THE EARTHから TOE-2040 で発売されている物で、今回が初のプレス盤化(国内代理店は「初出音源」としているが、前記の通りで誤り)。(#)は GREEN HILLから GH-0001で発売されている物。 生誕200年を記念したモーツァルト・イヤーの1956年。3月のニューヨークでは、モーツァルトの十字軍であるブルーノ・ワルターによる一連のコンサート並びにオペラ上演(伝説の魔笛もこの月の演奏)が開催された。中でも COLUMBIA / CBS / SONY への録音セッションと並行して行われた「モツ・レク」ライヴは、幻と言われる演奏の一つで、音質も年代としては良好(既出盤では多少の音浮きがあった)。冒頭の入祭唱は哀愁漂うしみじみした味わいだが、演奏が進むにつれウネリを増し、晩年の抒情に前世紀のアゴーギクも顔を出し、「怒りの日」に至ってはワルターらしい激しさで熱く燃え、表現行為、演奏行為としての「レクイエム」であることが判る。NYPの分厚いハーモニーに合唱も上出来、歌手陣もソニー盤と同様で、共に演奏を繰り返した演奏家同士による自然な流れを感じさせてくれる。 マーラーの第4交響曲はワルターが愛し、多くの録音が知られた名曲。この1950年、8月、9月、10月とワルターは欧州を単身廻り、8月末にはウィーン・フィルとザルツブルク音楽祭で当曲を演奏、9月末にはベルリンフィルと戦後唯一の共演を果たした。当演奏は、珍しくフランクフルト博物館管弦楽団(フランクフルト歌劇場のオーケストラがコンサートに出演する際の呼び名)に客演したコンサート。音質は驚異的に鮮明で、きらめく様な弦楽器の輝かしさには感嘆の一言。晩年に見せた、止まるような遅いテンポによるロマン的表現はここにはなく、自在な変化とドラマティックな盛り上がりをつけており、特に第3楽章の美しさには筆舌に尽くしがたいものがある。 | ||
| 何とコンヴィチュニーのフレンニコフ!、 ブリテン、更にオルフの「カルミナ」!! 全て初出音源 ブリテン:左手ピアノと管弦楽のための ディヴァージョンズ Op.21 (*) ティホン・フレンニコフ(1913-): 交響曲第2番 ハ短調 Op.9 (1940-1942) (#) オルフ:カルミナ・ブラーナ (+) |
ジークフリート・ラップ(P;*) ミラダ・スブトロヴァー(S;+) アントニーン・ ヴォタヴァ(T;+) テオドル・ シュルバルシュ(Br;+) フランツ・ コンヴィチュニー指揮(*/#/+) ベルリン放送so.(*/#)、 プラハ放送so.(+) | |
| 録音:1951年10月21日(*)/1955年4月21日(#)/1957年5月31日、ライヴ(+)。全て初出音源。なお、(+)の歌手表記は資料によって異なっており(ソプラノがミラヴ・スオルトヴァ、テノールがアントニン・ヴィタヴァ、バリトンがテオドル・シュルバル、テオドル・スルバス等)商品本体や上記も含め、誤記載がある可能性があります。 往年の大指揮者、フランツ・コンヴィチュニーによる希少なレパートリーを集めた好企画、全て彼にとっては初音盤レパートリー、更に3作曲家とも、彼による作品指揮自体が音盤初登場と思われる。まず、特にフレンニコフ「交響曲第2番」という、轟音、爆音好きには堪らない名曲ながら、長らくスヴェトラーノフによる演奏(露 KAPELMEISTER KAP-008 でCDあり)でしか聞くことができなかった作品が含まれているのは嬉しい。コンヴィチュニーらしく、重くがっしりとした構成力ある演奏で、その迫力も無類とのこと。そして、「カルミナ・ブラーナ」という驚愕の初登場音源も含まれる。コンヴィチュニーといえばドイツ音楽の権威だが、無論オルフも紛れもないドイツ音楽であり、堂々たる演奏を聞かせてくれる。 いずれも年代にしては良好な音質。 | ||
| クレメンス・クラウス名演集 モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」(*) ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲(#) レスピーギ:交響詩「ローマの泉」(#) シューベルト:ガシュタイン交響曲(+) デュカ:魔法使いの弟子(**) |
クレメンス・クラウス指揮 VPO (*/#)、 バイエルン放送so. (+)、 バンベルクso.(**) | |
| 録音:1947年5月(ディスコグラフィによると1941年とも、1947年5月31日ともされる)、ライヴ(*)/1945年3月19日-27日、ライヴ(#)/1954年4月(+)/1953年3月(**)、以上すべてモノラル。(+)と(**)はCD-R使用の COUPLET から CCD-3001 で出ている演奏だが、たしか今回が初プレス盤化。(*)と(#)はCD-R使用の RE! DISCOVER から RED-51で発売されている物だが、それ以前 Disque Refrainの DR-920041 として発売されて以来のプレス盤になる物(後者では(#)が1948年録音と誤記されていた)。 往年の名指揮者、クレメンス・クラウスの希少録音。クラウスはウィーン生れで、その典雅な風貌にマッチした優美な演奏で大変人気があった。当2枚組では「ジュピター」における緊張感溢れる名演に加え、ラヴェル、レスピーギやデュカで見せる、品格とセンスの良い洒脱な音楽運びにうっとりとさせられる。そして珍品の、シューベルト幻の交響曲「ガシュタイン交響曲」まで収録。この作品の正体は第9番である「グレイト」だという説もあるが、ここではピアノ・トリオを編曲している。なお、この曲と(#)の内レスピーギは、クラウス唯一の録音と思われる。 音質は年代並みだが、(#)の2曲は極上と言って過言ではない。 | ||
| シューリヒト、ブルックナー稀少録音集 ブルックナー: 交響曲第7番(*)/交響曲第9番(#) |
カール・シューリヒト指揮 デンマーク放送so.(*)、 フランクフルト放送so.(#) | |
| 録音:1954年9月(*)/1957年2月(#)、以上ライヴ、モノラル。今回の案内には月までしか記載が無いが、(*)は CD-R 使用の VIBRATO から VHL-98 で発売されている1954年9月30日の演奏、(#)も CD-R 使用のRARE MOTH から RM-564M で発売されている1957年2月1日の演奏だと思われる。だとすると、(#)は初のプレス盤化、(*)は以前キングから国内盤で発売されて以来のプレス盤発売となる。 ブルックナーの権威、巨匠カール・シューリヒトによる名演集。いずれも珍しい音源。デンマーク・ライヴのブル7は、お馴染みの快速テンポを採用し、グングンと前へ進む爽快な演奏。そして、フランクフルト放送響に客演したブル9では、クナッパーツブッシュもびっくりの変化をつけ、打楽器の追加などが効果的な演奏で、じっくり聴くとその個性的表現に圧倒される。 特に(#)でのヒスノイズ、音ゆれなどソースに起因する問題も若干あるが、音そのものはしっかりしている。代理店によると「入荷後即完売しました。MEMORIESは製造枚数が極めて少ないため、只今現地在庫を掻き集めて、月内(カデンツァ注:2007年8月)には再入荷のよていです。ごく少数の入荷となりますので、出荷はオーダーの先着順とさせていただきます。なにとぞご了承下さい」とのこと。 | ||
| シューリヒト名演集 ハイドン:交響曲第104番「ロンドン」(*) シューマン:交響曲第2番(*) シューベルト:交響曲第8番「未完成」(#) シューマン:「マンフレッド」序曲(**)/ 交響曲第2番(+) |
カール・シューリヒト指揮 フランス国立放送so.(*)、 ハンブルク NDR so.(#/+/**) | |
| 録音:1955年9月(*)/1954年10月(#)/1957年4月(#/**)、以上ライヴ、モノラル。(+)は CD-R 使用のCOUPLET から CCD-3016で発売されている物で、確か今回が初のプレス盤化。(**)はこの日付けの同曲が見当たらないが、以前 DISQUE REFRAIN からこの顔合わせ&日付不祥の同曲が発売されたことがあるので、それと同じ演奏かもしれない。(*)はCD-R使用の RE! DISCOVERから RED-62 と RED-63 の2枚で発売されている曲目から2曲を選んだ物で、DISQUE REFRAIN の DR-910008 (2CDs)として発売されて以来のプレス盤化。(#)は日付の記載が無いが、TAHRAから TAH-592 で発売された 1954年10月4日 の演奏だと思われる。この演奏はおそらく、日付不祥とされ DISQUE REFRAIN(廃盤)、国内キング(廃盤)、EN LARME (ELM-02-280) で発売があった演奏と同一と思われる。 嬉しいのは、シューリヒトのシューマン「第2」が2種類の演奏で聴けること。このロマンティックでしかも深遠な名作を、シューリヒトはお得意の疾走する爽快なテンポで駆け抜ける。フランスとドイツのオケによる響きの違いや、シューリヒトならではの過激なギア・チェンジも大いに楽しめる。フランス国立放送響との演奏は、ERATOによる初出LP時代から評判が良く、その魅力は今も失せない。 音質はいずれも時代としては極上だが、(#)が若干落ちるとのこと。 | ||
| ケンペ&シュターツカペレ・ ドレスデン名演集、初プレス盤化あり? ブラームス:交響曲第1番(*) リヒャルト・シュトラウス: 交響詩「ドン・ファン」(*) ウェーバー:交響曲第1番(#) ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」 〜前奏曲と愛の死(#) ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(#) |
ルドルフ・ケンペ指揮 シュターツカペレ・ ドレスデン | |
| 録音:1957年1月16日(*)/1956年1月28日(#)、以上、ドレスデン国立劇場大ホール、モノラル。(*)はCOUPLETから1960年代の演奏として発売されている物(CCD-3004)と思われるが、おそらく今回が初のプレス盤化。(#)はARCHIPELからARPCD-0328として発売されている物と思われるが、初出だった EN LARMES 盤 (ELM-02-157) と併せ、これまでは 1956年6月28日 の演奏とされていた。。 今なお、熱烈なファンの多い巨匠ルドルフ・ケンペ。黄金時代を築いたシュターツカペレ・ドレスデンとの初期共演集。ご承知の通り、ドレスデンは第2次世界大戦で大空襲に見舞われ、ドレスデン国立歌劇場は破壊された。今回初めて演奏会場が明らかになっているが、代理店によると「ケンペ研究会によって明らかになりました。歌劇場ではない劇場の大ホールを使っていた模様です。」とのこと。演奏は、ケンペならではの独特の優雅なオーケストラ・ドライヴにより、美演を展開。シュターツカペレ・ドレスデンの名技も去ることながら、音色の美感も並々ならぬものがある。「運命」はケンペとしては意外な物々しさで、威圧的。なお余談ながら、奇しくも(*)はトスカニーニの命日にあたる。 | ||
| ベーム&フランクフルト放響名演集 モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番(*) ベートーヴェン:交響曲第4番(#) ハイドン:チェロ協奏曲第2番(+) リヒャルト・シュトラウス:家庭交響曲(**) |
ヴィルヘルム・ケンプ(P;*) エンリコ・マイナルディ(Vc+) カール・ベーム指揮 フランクフルト放送so. | |
| 録音:1953年4月14日(*/#)/1954年12月2日(+)/1956年12月7日(**)、以上すべてライヴ、モノラル。(*)はおそらくGOLDEN MELODRAM(GM-4.0078)、(#)と(+)はGREEN HILL(GH-0003) でプレス盤発売されている物だが、(**)のみは、EN LARMESからのCD-R発売があったのみなので、おそらく初のプレス盤化。 ドイツ・オーストリー音楽の権威として、ドイツ各地の名門オケに客演を続けた巨匠カール・ベーム。当CDはフランクフルト放送so.に客演した一連のライヴ名演集。ケンプとのモーツァルト「ピアノ協奏曲第22番」は、そもそも共演が珍しい上に、ケンプにとってもクレー共演盤(DG)しかなかったレパートリーとあって、貴重。ベートーヴェンも晩年の重厚さを先取りしたような風格が見事。そして、エキスパートとして君臨したリヒャルト・シュトラウスの音楽だが、「家庭交響曲」は、スタジオ録音を残さなかったレパートリーであり、ドラマティックな盛上がりには、感動を禁じえない。 | ||
| ワルター・コンダクツ・ブラームス ブラームス: ドイツ・レクイエム(英語歌唱)(*)/ ハイドンの主題による変奏曲(#)/ 運命の歌(#)/交響曲第1番(#) |
ナディーン・コナー(S;*) マック・ハレル(Br;*) ブルーノ・ワルター指揮 NYP (*)、 ロサンゼルスpo.(#) | |
| 録音:1952年3月16日、カーネギーホール(*)/1947年7月10日、ハリウッド・ボウル(#)、以上全てライヴ、モノラル。(*)は当盤発売の半年程前に WORLD MUSIC EXPRESS から初CD-(R)化(WME-M-1129)された物で、プレスCD盤としては初発売。それ以前には、米ワルター協会がLPで1度発売しただけと言う稀少な演奏。(#)は EKLIPSE からCD化されて以来のまとまってのプレス盤化(CD-R化[ VIBRATO VHL-65、ただし1947年10月7日と誤記 ]や交響曲のみのCD化[ANDROMEDA]は成されている)。 巨匠ワルターにとって、モーツァルトと共にその演奏活動の中核をなしていたブラームス。独特の温かみを湛えた音色と爆発的な感興の発露は、今なお聴き手を感動に誘う。特に「ドイツ・レクイエム」は、スタジオ録音を一度しか残さなかったものの、生涯演奏を重ねた得意曲であり、英語歌唱というハンデを乗越えて、しみじみとした味わいと動的なアプローチが見事に決まっている。ロサンゼルスフィルに客演したハリウッドボウル、夏の音楽祭におけるブラームス・プロも木管の瑞々しいロスフィルの音色を活かした名演。 「既出のどのCDよりも音質が良い所が嬉しい限り」と記されている。 | ||
| ワインガルトナーのベートーヴェン全集、超廉価美麗ボックス化! 交響曲第1番[VPO/1937年10月19日]/交響曲第2番[LSO/1938年3月2日]/ 交響曲第3番「英雄」[VPO/1936年5月]/交響曲第4番[LPO/1933年11月]/ 交響曲第5番「運命」[LPO/1933年]/交響曲第6番「田園」[RPO/1927年1月]/ 交響曲第7番[VPO/1936年2月]/交響曲第8番[VPO/1936年2月]/ 交響曲第9番「合唱」 [ルイゼ・ヘレツグルーバー(S) ロゼッテ・アンダイ(Ms) ゲオルク・マイクル(T) リヒャルト・マイール(B) VPO/1935年2月]/ ハンマークラヴィーア・ソナタ(管弦楽編曲版)[RPO/1930年3月]/ ピアノ協奏曲第3番[マルグリット・ロン(P) パリ音楽院o./1939年6月]/ 三重協奏曲 [リカルド・オドノポソフ(Vn) ステファン・オーベル(Vc) アンヘリカ・モラーレス(P) VPO/1937年10月]/ 「フィデリオ」序曲/「献堂式」序曲[LPO/1938年10月]/ 「アテネの廃墟」序曲[LSO/1940年2月]/「エグモント」序曲[VPO/1937年]/ 「レオノーレ」序曲第2番[LSO/1938年2月] 以上、フェリックス・ワインガルトナー指揮 | ||
| 共演者&オケ/録音年:[]内。 巨匠ワインガルトナーのベートーヴェン全集がセットで登場。NAXOS、OPUS蔵等、様々なレーベルからCD化されているが、BOX物となると国内東芝盤か Grammofono 2000(編集ミスによる欠損があったという)位で、いずれも入手不可能。代理店によると「今回のMEMORIES盤は、SPコレクションのみならず、再発LPなども、その復刻ソースとして、再生マスタリングされたとのことで、針音をむしろ盛大に取り込んだために、迫力と音域が増し、大人しい指揮者と思われがちなワインガルトナーも結構燃えていたんだなあという感慨を新たにさせる自信作」とのこと。完全限定盤。 | ||
| シューリヒト&フランス国立放送響〜 稀少録音集 マーラー:さすらう若人の歌(*) ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」 〜前奏曲愛の死(#) ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(+) ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(**) |
ディートリヒ・ フィッシャー=ディースカウ (Br;*) ロベール・カサドシュ(P) カール・シューリヒト指揮 フランス国立放送so. | |
| 録音:1957年9月9日、ブザンソン(*/#)/1956年9月23日、モントルー(+/**)、共にライヴ。(*)と(+)は RARE MOTH からRM-505M で発売されている物だが、今回が初のプレス盤での発売((*)はほぼ同時にARCHIPELからも発売)。(#)はDISQUE REFRAIN 盤以来となる久々のプレス盤再発。(**)はこれまで、1956年9月29日とされていた演奏と思われる。 抜群のコンビネーションを見せた巨匠シューリヒトとフランス国立放送so.のライヴ名演集。マーラー作品にも自信のあったシューリヒトだけに、涼しげなサウンドでマーラーのロマンを歌い上げる「さすらう若人の歌」はディースカウの独唱を得て万全の出来。そして相性の良かったカサドシュとのブラームスもキリッと引締った造型と快速テンポが耳に心地よい名演。さらに「運命」のスリリングな快演も収録したお得セット。 | ||
| フルトヴェングラー、1947年10月3日 「トリスタン」抜粋、出演者提供の音源 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より [第2幕抜粋/第3幕] |
ルートヴィヒ・ズートハウス (トリスタン) エルナ・シュリューター (イゾルデ) ゴットロープ・フリック (マルケ王) ヤーロ・プロハスカ (クルヴェナル) マルガレーテ・クローゼ (ブランゲーネ)他 ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 シュターツカペレ・ベルリン | |
| 録音:1947年10月3日、ベルリン、アドミラルパラスト、ライヴ。各社からCD化されている演奏だが、今回は出演者提供の音源による復刻だとのこと。 ナチス関与の疑いで戦後演奏禁止の処分を受けたフルトヴェングラーは、その後無罪放免を受け、祖国ドイツでは1947年5月にBPOとのベートーヴェン・プロで復帰。さらに10月に当演奏でオペラ公演に復帰する。フルトヴェングラーの「トリスタン」と言えばフィルハーモニア管とのスタジオ録音が著名だが、イギリスのオケ&スタジオ録音というハンデはやはり明確。当演奏は第2幕抜粋と&第3幕のみだが「ドイツの指揮者」フルトヴェングラーが、ドイツの歌劇場でどのような演奏を展開したかを知る意味で最適な音盤。うねるようなドラマ性で、正にフルトヴェングラーのワーグナーを聴く醍醐味を味わえ、臨場感もたっぷり。 出演者提供音源ということもあってか、音質は時代にしては非常に鮮明。 | ||
| カラヤン1957年の「第9」、初CD化 ベルリン・フィル創立75周年記念演奏会ライヴ ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 |
エリーザベト・ シュヴァルツコップ(S) マルガ・ヘフゲン(A) エルンスト・ヘフリガー(T) ゴットロープ・フリック(B) ヘルベルト・ フォン・カラヤン指揮 BPO、聖ヘトヴィヒcho. | |
| 録音:1957年4月25日、ベルリン高等音楽院ホール、ライヴ。LPでは幾つかのレーベルから発売があったが、初CD化となる音源。なお、JOHN HUNT の物をはじめ、各種ディスコグラフィには ARTEMIS というレーベルからCD化された旨書かれているが、このレーベルはおそらく私家盤で、一般に流通したことはないのではないかと思われる。またBPOとの物では、これが最も若い時の同曲。カラヤンの同曲で年代が近いライヴでは、翌年カーネギー・ホールでNYPを振った物(KAPELLMEISTER KMH-1001)がある。 1957年4月25日のフルトヴェングラー没後、完全にベルリン・フィルを掌握し、ヨーロッパ音楽界の帝王として君臨し始めた頃のライヴ、ちなみにこの年の11月にはベルリン・フィルと初の来日公演を行っている。1961年-1962年の、ベルリン・フィルとの第1回ベートーヴェン全集とフィルハーモニア管とのベートーヴェン全集との中間に位置する時期ということと共に、ベルリン・フィル創立75周年という記念コンサートだけに、興味は尽きない。この頃のカラヤンはエネルギー全開で、例のだみ声の唸りは随所に聴かれ、高揚を隠せない。流麗な中にもゴツゴツとした弦楽器のざわめきや野太い金管の咆哮が散見されるのも、この時代のベルリン・フィルならでは。世界初CD化となる超名演。 | ||
| カラヤン、レア録音集 ベートーヴェン: 交響曲第3番「英雄」(*)/ 「フィデリオ」序曲(#)/ レオノーレ序曲第3番(#) モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」(+) ブラームス:交響曲第1番(+) |
ヘルベルト・ フォン・カラヤン指揮 BPO、VPO(#) | |
| 録音:1953年9月8日、ティタニア・パラスト、モノラル(*)/1957年7月27日、ザルツブルク音楽祭フェルゼンライトシューレ、モノラル(#)/1955年2月27日、ワシントン・コンスティチューションホール、ステレオ(+)。以上全てライヴ。(*)は ARCHIPEL から CD 化されている演奏だが、1953年9月28日と誤記されていた。(#)は全曲録音が残されている演奏だが、現在では抜粋がGALAから出ているのみでかなり貴重。(+)も数種のCDが過去にあったが、すべて廃盤となっている。 2008年に生誕100年を迎える巨匠カラヤン。フルトヴェングラー生前の1953年にベルリン・フィルを指揮した「英雄」は、カラヤンにとって戦後初のベルリン・フィルとの共演となった。近い時期にフルトヴェングラーも録音を残していることもあり、その比較に興味は尽きない。当時からスピード感を伴った流麗な足取りがすでに完成していることを、この演奏は教えてくれる。CD1枚目の余白は、ウィーン・フィルとのザルツブルク音楽祭におけるフィデリオで、「レオノーレ」序曲第3番の熱狂的な盛り上がりには鳥肌がたちそうな位。そしてCD2は、フルトヴェングラー指揮で予定されていた、ベルリン・フィル戦後初のアメリカ公演から、大成功に終ったワシントンでの演奏を。カラヤンは代役として全公演を指揮し、公演中にベルリン・フィル芸術監督兼常任指揮者に就任している。特筆すべきは音質で、かつて VIRTUOSO から出ていたCDはかなり聞き辛らい物だったが、当盤では年代起因により横の広がりはこそ狭いものの、ステレオ・プレゼンスも認められる良好な音質で、ベルリン・フィルを自由自在に操る指揮振りが目に見えるようだとのこと。 | ||
| ロスバウト&BPOの「巨人」、初プレス盤化 マーラー:交響曲第1番「巨人」 |
ハンス・ロスバウト指揮 BPO | |
| 録音:1955年10月、ライヴ。おそらく CD-R 使用の PASSION & CONCENTRATION から、PACO-1008 で発売されている物で、今回が初のプレス盤化。 超ドライな名指揮者として著名なハンス・ロスバウトはグラーツ出身だが、情緒や色気と言った媚は皆無の分析的名演で、一部に根強いファンがいる。当ライヴはフルトヴェングラー没後1年のBPOに客演してのマーラー、しかも曲目は「巨人」。ロスバウトはBPOとDGへまとまった古典楽曲を録音しておりその重用ぶりが窺われるが、さすがにマーラーはこのコンビでは録音出来なかった。通常は伸びやかに謳われるべきフレーズも素っ気無くぶったぎり、速いテンポを貫き予想通りの冷血振りだが、演奏そのものは熱しており、クールな演奏を熱く指揮する鬼才の特徴が良く現れ、第3楽章の不気味さは格別。なお、PACO-1008では終結近くに大きなノイズがあったが、当盤では特にインフォメーションには記載されていない。 | ||
| チェリビダッケ、1950年代ブラームス・ライヴ ブラームス:交響曲第1番(*) リスト:交響詩「前奏曲」(#) ブラームス:ドイツ・レクイエム(+) |
ハンス・ホッター(Br;+) アグネス・ギーベル(S;+) セルジュ・チェリビダッケ指揮 ウィーンso.(*/#)、 ケルン放送so.(+) | |
| 録音:1952年10月(おそらく1952年10月30日)(*/#)/1957年10月(おそらく1957年10月28日)(+)、以上ライヴ。(*)はRARE MOTHからRM-537Mで出ている物だが、初のプレス盤化。(#)はNUOVA ERA(廃盤)とVIBRATO VLL-89 で発売があるもの。(+)はMYTO(廃盤)から出ていたもの。 巨匠チェリビダッケ若き日のブラームス名演集。ウィーンso.に客演した第一交響曲は、フルトヴェングラー的な物々しさと活気溢れる指揮振りが清清しい快演で聴衆の熱狂も凄まじいものがある。リストの「前奏曲」も今や大時代な曲として敬遠されがちだが、この風格と神秘的な演奏には魅力が尽きない。しかしチェリとウィーン響はこれが唯一の共演となり、その後も映像収録時の揉め事など、音楽の都ウィーンとはあまり良い関係を築けなかったことが知られている。ケルン放送客演時のドイツ・レクイエムは名演として知られるもので、晩年の悟り切ったような表情を早くも獲得している。とはいえ、熱情的な牽引が随所に見られ、有名なティエーという掛声も聞かれる。ホッターの歌唱はまさに英雄的で、聴く者の背筋を正すような模範的なソロ。 | ||
| アーベントロート〜 ブラームス:交響曲全集 [第1番(*)/第2番(#)/第3番(+)/第4番(**)] |
ヘルマン・アーベントロート指揮 バイエルン国立o.(*)、 ライプツィヒ放送so.(#/+/**) | |
| 録音:1956年1月16日、ライヴ(*)/1952年3月3日、スタジオ(#)/1952年3月17日、スタジオ(+)/1954年12月8日、スタジオ(**)。(*)は Disque Refrain, RE! DISCOVER [RED-34], TAHRA [TAH-141/42, TAH-490/1]で、(#)は ULTRAPHON / SURAPHON [SP, LP], Arlecchino [ARL 130], TAHRA [TAH-378/80]で、(+/**)は ETERNA /BERLIN CLASSICS/徳間 からLP&CDが、其々既出の演奏。 ファン待望、アーベントロートのブラームス全集。当盤は第1番を爆演で、劇場的な名演で広く知られたバイエルン国立管との演奏で収録。音質良好で終楽章など聴いて元気が出る。第2番はTAHRA盤が出るまでは極めて珍しい演奏として知られていた物。当盤はSP復刻で音量の不統一なども修正されている。残りの2曲はは元来が放送用のスタジオ録音であり、こちらも音質は極上。Berlin Classics 盤ではエコーが異常に付加され妙なステレオ管があったが、当盤は完璧モノラルで、却って音が塊でぶつかって来るようだ。 | ||
| メンゲルベルク、協奏曲録音集 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(*) シューマン:ピアノ協奏曲(#) ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(+) ドヴォルザーク:チェロ協奏曲(**) |
グィラ・ブスターボ(Vn;*) エミール・ フォン・ザウアー(P;#) ヘルマン・クレバース(Vn;#) モーリス・ ジャンドロン(Vc;**) ウィレム・メンゲルベルク指揮 アムステルダム・ コンセルトヘボウo.(**以外)、 フランス国営放送so.(**) | |
| 録音:1943年5月6日(*)/1940年10月10日(#)/1943年4月13日(+)/1944年1月16日(**)、以上おそらく全てライヴ。おそらく "DISCLOSURE 78rpm" からCD-Rで出ていた復刻。他にイギリスの Archive Documents から出ていた物もあるが、(**)以外はプレス盤では入手困難となっていた。 メンゲルベルクの希少な協奏曲録音集。鬼才女流ブスターボとのベートーヴェンは、かつてメンゲルベルク・アーカイヴ・ドキュメンツからのCDが廃盤になって以降、マニアが血眼になって捜していたもの。テクニックと情熱溢れる表現には熱狂的なファンが今も堪えない。当演奏はその後他レーベルのセット物に含まれたこともあるようだが、今回の復刻はフランスのマニアが精魂込めたもので、明るい音質が素晴らしい。なお、ほぼ同時にブスターボをメインとした TAHRA 盤もアナウンスされている(TAH-640)。リストの高弟、ザウアーと組んだシューマンは、有名なコルトー + フリッチャイ盤と並ぶ世紀の大ロマン的演奏で、とろける様な色気が凄い。ブラームスのソロを務めるクレバースは、コンセルトヘボウ管のコンマスを長く務めた名手で、ハイティンクともスタジオ録音を残している。活動晩年ではコンドラシンの「シェエラザード」に於けるソロが有名。音色が透き通っており、充分に腰のあるテクニックで実に結構。珍しく(ナチスの占領下時代なのである意味同じ国ではあったが)フランス国営放送so.に客演した(**)は、晩年は群馬響指揮者も務めたフランスの名手ジャンドロンの伴奏だが、ここでもメンゲルベルクが主役で、メランコリックな旋律を歌い上げる。どの楽曲でもメンゲルベルクが指揮棒で指揮台をコツコツと叩いて気短な所を見せ、オケに開始を促す音が聞こえ興味深い。 | ||
| メンゲルベルク〜ブラームス:交響曲全集 [第1番(*)/第2番(#)/第3番(+)/第4番(**)] |
ウィレム・メンゲルベルク指揮 アムステルダム・ コンセルトヘボウo. | |
| 録音:1940年10月13日、ライヴ(*)/1940年4月9日-11日、スタジオ(#)/1931年5月10日、スタジオ(+)/1938年11月29日-30日、スタジオ(**)。 今までありそうでなかったメンゲルベルク&コンセルトヘボウ管によるブラームス:交響曲全集。長時間収録で2枚のCDに収まっている。演奏は、第1番フィナーレに見られるような、コーダをどこまでも延ばすような過激な表現意欲に満ちており、この辺りはミュンシュなどに強い影響を与えている。第3番は録音年代が古いものの、音質良好で甘美なロマン主義演奏の最右翼。第4番は古典的風格を守っており、グイグイと引張る推進力に敬服、第2番も圧倒的な逞しさを誇る。ノイズを残し、エコーを付けたりしない誠実な復刻、とのこと。 | ||
| パウル・ファン・ケンペン シューベルト: 交響曲第9番「ザ・グレート」(*)/ 「ロザムンデ」序曲(#) ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(+) |
パウル・ファン・ケンペン指揮 アムステルダム・ コンセルトヘボウo.(*)、 ドレスデンpo.(#)、 オランダ放送po.(+) | |
| 録音:1943年5月(*)/1940年(#)/1950年(+)。 今や忘れられかけているオランダの巨匠パウル・ファン・ケンペン。メンゲルベルク時代からコンセルトヘボウ管に出演し、戦後もBPOと見事なベートーヴェン、コンセルトヘボウとの剛直なチャイコフスキーは名盤の誉れ高い。当盤の演奏は、いずれも堂々たる風格で立派な演奏で、「ザ・グレート」における雄大なスケールは特筆すべきものがある。「ロマンティック」は快速のテンポで押し切った名演。既出のTAHRA盤が入手困難な状況にあり、この復活はマニアには喜ばれることだろう。 | ||
| ストコフスキー、ヨーロッパ客演集 ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」序曲(*) ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(*) ファリャ:恋は魔術師(管弦楽版)(*) ブラームス:交響曲第2番(*) チャイコフスキー:交響曲第5番(#) ムソルグスキー: 歌劇「ホヴァンシチナ」〜第4幕への音楽(#) |
レオポルド・ストコフスキー指揮 アムステルダム・ コンセルトヘボウo.(*)、 シュトゥットガルト放送so.(#) | |
| 録音:1951年7月(当盤資料には日付が無いが、おそらく1951年7月5日)、オランダ音楽祭(*)/1955年5月(当盤資料には日付が無いが、おそらく1955年5月20日)(#)、共にライヴ、モノラル。(*)はAUDIOPHILE や NM CLASSICS (Q-DISC) から出ている物。(#)は当初DISQUES REFRAIN(廃盤)で発売され、最近GUILD HISTORICAL からマスターより復刻が成された(GHCD-2329)物。 今なお、狂信的なファンを持つ、鬼才レオポルド・ストコフスキーが、ヨーロッパに客演したライヴを集めた。特にコンセルトヘボウ管と共にオランダ音楽祭に登場したライヴは、ストコフスキーとしては、オーソドックスな曲目でもあり、ブラームスでは堂々たる風格も垣間見せてくれるが、やはり、ローマの謝肉祭のこれでもかという寛治のコーダなどに仰天。シュトゥットガルト放送so.とのチャイコフスキーは、奇演中奇演と名高い演奏で、スコア改変など当り前のストコ流が透徹している。カルロス・クライバーもストコフスキー・マニアで多くのライヴ録音を収集していたと言う。 | ||
| ウィレム・メンゲルベルク〜ベートーヴェン集 ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(*)/ 「エグモント」序曲(#)/「フィデリオ」序曲(+)/ 交響曲第9番「合唱」 |
コル・デ・フロート(P;*) トー・ファン・ デル・スレイス(S;**) スーゼ・ルーハー(A;**) ラウルス・ ファン・トゥルダー(T;**) ウィレム・ラヴェッリ(B;**) ウィレム・メンゲルベルク指揮 アムステルダム・ コンセルトヘボウo. | |
| 録音:1942年11月9日(と記載されているが、1942年5月9日の誤り)(*)/1943年4月29日(#)/1940年4月28日(+)/1938年5月31日(**)、以上ライヴ。(*)は APR からマスターよりの復刻が発売されている(APR-5612)。他の曲も AUDIOPHOLE, MUSIC AND ARTS 等から既出&現役盤があるもの。(+)はメンゲルベルクが残した2種の録音のうち、 JOHN HUNTのディスコグラフィでは未発売とされている日付だが、LP時代からこの4月と、10月&11月の表記が混在しており、今回も PHILIPS から既出の1940年10月13日とされる演奏ではないかと思われる。この表記では CD-R 使用の DISCLOSURE 78rpm からの発売盤 (DS78-0012-2) があった。 鬼才メンゲルベルクのベートーヴェン録音の中でも比較的珍しいライヴを集めたもの。(*)はメンゲルベルク唯一の録音。ピアニストのコル・デ・フロート(1914-1993)は活動年代の長い名手で(とあるが、片手故障で半ばリタイアした時期が15年ほどあり、晩年は録音も少なかったため、この記載が正しいかは微妙)、ショパン演奏でも著名。ここでは、やはり巨匠メンゲルベルクの強烈な個性に寄り添い、オーケストラの一部として、端正な表情を見せている。第9は、有名なベートーヴェン・ツィクルス・ライヴより二年前の演奏で、これも迫力満点の名演。2つの序曲も火の玉のような情熱たっぷりで聴き手に迫る。 | ||
| フルトヴェングラー、1948年の「フィデリオ」 ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」(抜粋) ユリウス・パツァーク、ルドルフ・ショック(T) フェルディナント・フランツ(Br) リーザ・デラ・カーサ、エルナ・シュリューター(S) ヘルベルト・アルゼン(B) オットー・エーデルマン(B−Br)他 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮VPO、ウィーン国立歌劇場cho. | ||
| 録音:1948年8月3日、ザルツブルク音楽祭、ライヴ。以前 MELODRAM, TAHRA (FURT-1047/8) 等で出ていた物だが、確か既出盤はすべて廃盤となっている。 フルトヴェングラーが愛し、演奏を繰返したベートーヴェン唯一のオペラ「フィデリオ」の中でも最も珍しい演奏。この前年に公職追放解除になったフルトヴェングラーが、復帰後初めてザルツブルク音楽祭で指揮したもの。当CDは出演者提供のテープ・コピーからの復刻との事で、思いの外音質が優れている。残念なのは、第一幕から4曲が、録音上欠落している(既出盤も全て同様)ことで、その欠点を除けば有名なスタジオ録音をしのぐ出来栄えではないだろうか。レオノーレ序曲第3番のド迫力は、今聴いても圧倒されるが、当日の聴衆の拍手も鳴り止まない。 | ||
| バックハウス〜協奏曲集 モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番(*) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 [第4番(#)/第4番(+)/第5番「皇帝」(**)] |
ヴィルヘルム・バックハウス(P) カール・ベーム指揮(*) ハンス・ クナッパーツブッシュ指揮(#) VPO(*/#) グイド・カンテッリ指揮(+) NYP(+) ヨーゼフ・カイルベルト指揮(**) シュトゥットガルト放送so.(**) | |
| 録音:1956年1月(おそらく1956年1月29日)(*)/1957年1月(とあるが、おそらく1954年1月17日)(#)/1956年3月(おそらく1956年3月18日)(+)/1953年3月(1953年3月17日と記載されている可能性があるが、実際には1962年3月15日)(**)、以上ライヴ。(*)は MOZARTHAUS、(#)はおそらくTAHRAなどから、(+)はOTAKEN と ANDROMEDA(CD初出は AS DISC)、(**)はHOSANNAからそれぞれ出ている物。 スタジオ録音が膨大にあり、それらの出来も素晴らしいために今ひとつライヴ録音の発掘が進まない鍵盤の獅子王バックハウスのライヴ集。いずれも比較的珍しい音源で、モーツァルトなどは表情が厳しすぎるかもしれないが、潔癖な名演。カイルベルトとの(**)は、かつてクナ指揮と誤記されてレコ芸特選にも輝いた超名演。(+)ではカンテッリが、ニューヨーク・フィルをまるでドイツの名門のような重厚な響きに変えており、感涙もの。 | ||
| シューリヒト〜ベートーヴェン:交響曲集 [第2番(*)/第3番「英雄」(#)/ 第6番「田園」(+)/第7番(**)] |
カール・シューリヒト指揮 スイス・ロマンドo.(*)、 シュトゥットガルト放送so.(#/+)、 VPO(**) | |
| 録音:1957年(*)/1952年2月(おそらく1952年2月29日)(#)/1957年2月(1957年2月14日)(+)/1956年12月(1956年12月10日)(**)、以上ライヴ。(*)はRARE MOTHから RM-470M で、(#)はURANIAから(初出はARCHIPHON)、(+)もRARE MOTHから RM-558M (初出は国内キングのCD)で、(**)はARCHIPEL(初出はARCHIPHON) から発売があるもの。 ほとんど手兵というくらいに密接な関係だったシュトゥットガルト放送so.との2曲も、ヘンスラーのシリーズと重複しない演奏。クライバー級に快速な(+)は大胆な名演。(#)もトスカニーニと並ぶスピードで自由なアゴーギグがシューリヒトらしい。(**)は、クリュイタンスとコンビで回ったウィーンフィル戦後最初の全米ツアーからのライヴで、国連会議場人権の日記念コンサート。極上音質で、凄い気迫。 | ||
| クレンペラー&ACO〜1950年代のベートーヴェン集 交響曲[第8番(*)/第7番(#)/第9番「合唱」(+)] |
グレ・ブラウエンステイン(S;+) アニー・ヘルメス(A;+) エルンスト・ヘフリガー(T;+) ハンス・ウィルブリンク(Br;+) オットー・クレンペラー指揮 アムステルダム・ コンセルトヘボウo. | |
| 録音:1956年5月17日(*/+)/1951年4月26日(#)、以上ライヴ、モノラル。(*/+)は MUSIC ARTS からの現役盤(MUA-1191)があるもの。(#)はARCHIPHON ARC-109(廃盤)で初出された物だが、現在現役盤は無し(ARCHIPEL ARPCD-0142 が廃盤ながら流通在庫限りで入手可能) クレンペラーはコンセルトヘボウ管と非常に密接であり、複数に渡るベートーヴェン・ツィクルスを開催するなど活動も意欲的だった。その割りにこのコンビのディスクは少なく、当盤は貴重。特に第7番は1951年の珍しい演奏が採用されている。「第9」もこの巨匠のベストとも呼ばれる決定的名演。フィルハーモニア管の音色に個性の弱さを感じるファンは必携のアイテム。 「音質も年代を考えれば非常に良好。」とのこと。 | ||
| メンゲルベルクのチャイコフスキー 交響曲第4番(*)/交響曲第5番(#)/ 大序曲「1812年」(+)/弦楽セレナード(**) |
ウィレム・メンゲルベルク指揮 アムステルダム・ コンセルトヘボウo. | |
| 録音:1929年6月(*)/1939年11月26日、ライヴ(#)/1940年4月9日(+)/1938年11月7日(**)、以上、特記無しはスタジオ、モノラル。いずれも1度はCD化されている物。 メンゲルベルクの極めつけチャイコフスキー!しかもいずれも希少な演奏が集まった。第4番は意外や唯一の録音で、この頃から既に濃厚な味わい。第5番は珍しいライヴ録音で雰囲気満点、BPOとのテレフンケン録音と一味違った名演。そしてロマンティックの極みとも言えるのが、弦楽セレナードでまさに涙なしには聴けない、心の嘆きが聴きもの。大袈裟な大序曲一八一二年も副題通りの凄まじさ。 | ||