ヨッフム& BRSO + デ・ヴィート〜 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77 |
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn) オイゲン・ヨッフム指揮 バイエルン放送so. | |
録音:1950年代。モノラル、音質良好。世界初出。デ・ヴィートはこの協奏曲をもっとも得意としていた。 | ||
ケルテス& NDR 〜 ドヴォルジャーク:交響曲第8番 |
イシュトヴァーン・ケルテス指揮 ハンブルクNDRso. | |
録音:1964年2月、ハンブルク。残念ながらモノラル。音質は良好。これは珍しいケルテスと北ドイツ放響との共演。彼35才の時の演奏ながら、その構成力には驚かされる。あらためて早世が惜しまれる指揮者である。 | ||
シューリヒト&シュットゥットガルト シューベルト:交響曲第5番 D.485 シューマン: 交響曲第3番 変ホ長調 Op.97「ライン」(*) |
カール・シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送so. | |
録音:1960年4月11日、1960年9月15日(*)。 シューベルトはシューリヒト初レパートリー!! シューマンは以前ディスク・ルフランから出ていたがここしばらく入手不可だった物。買い逃していた方にとっても朗報であろう。モノラルながら音質良好。 | ||
シューリヒト コダーイ:管弦楽のための協奏曲(*) レーガー: ヒラーの主題による変奏曲とフーガ Op.100 |
カール・シューリヒト指揮 BPO、シュトゥットガルト放送so.(*) | |
録音:1951年、1953年1月10日(*)。2曲とも世界初出。 コダーイの方はシューリヒトとしては初レパートリー。作曲家としても、シューリヒトによる指揮盤は始めてではなかろうか。レーガーは1964年の録音があるが、1950年代のものは初。2曲とも今日ではあまり演奏されないが、シューリヒトの手にかかると大変な名曲に聞こえる。当時としては音質良好。 | ||
ハイドン:交響曲第88番 ト長調 シューベルト:交響曲第8番 ロ短調D.759「未完成」(*) |
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 BPO | |
録音:1950年代、1950年9月29日または30日(*)。2曲とも世界初出。クナ・ファンなら垂涎物の音源が登場。ハイドンは彼としては多くの記録が残っているが、ベルリン・フィルとの共演が発売されるのは今回が始めて。シューベルトは同年1月の放送用スタジオ録音と思われるものがあるが、今回は最後に盛大な拍手が入っており、別物であろう。ただ、収録月は、吉田光司氏によるディスコグラフィによれば、同年1月29日&30日に演奏会があったとのことなので、9月ではなく1月ではなかろうか。とにかく見逃せない物である事だけは間違い無い。当時としては音質良好。 | ||
ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲 マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」 シューベルト:交響曲第8番 ロ短調D.759「未完成」 ブラームス:交響曲第2番 ニ長調Op.73(*) |
ブルーノ・ワルター指揮 バイエルン放送so.、BPO(*) | |
録音:1950年10月2日、ミュンヘン&1950年9月25日、ベルリン(*)。 ブラームス以外は初出。ワルターが戦後始めてドイツのオーケストラに客演した年のライヴ。彼得意のレパートリーばかりであり、ファンは見逃せない。ただ、初出であるミュンヘンでのライヴは、元テープの劣化によると思われるビリつき&音のかすれが所々で見られるとのことなので、その旨ご了承頂きたい。なお、ブラームスはM&A等から出ているが、それよりも格段に音質は鮮明だとのこと。 | ||
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調Op.68「田園」 R.シュトラウス: ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯 シューベルト: 交響曲第9番 ハ長調D.944「グレイト」(*) |
エーリヒ・クライバー指揮 ハンブルクNDRso. | |
録音:1953年、1954年4月23日ハンブルク・ムジークハレ(*)。「田園」と「ティル」はディスコグラフィによれば1月29日。 シューベルト以外は初出、「グレイト」は以前LPでロココから出ていた物。E.クライバーとしては珍しいレパートリーだが、相性はなかなかよい。いずれも深遠な音楽に心を奪われる。当時としては音質良好。 | ||
ブラームス: 交響曲第3番 ヘ長調Op.90/哀悼の歌Op.82(*) |
カール・シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送so. | |
録音:1954年12月2日、1954年1月25日(*)。交響曲の方はGREEN HILLから出ているが、「哀悼の歌」は初出。どちらかと言えば好事家向きかも。当時としては音質良好。 | ||
マーラー:交響曲第4番 ト長調 | エディト・ガーブリー(S) イシュトヴァーン・ケルテス指揮 バンベルクso. | |
録音:1960年代、スタジオ録音(放送用?)。何とケルテスによるマーラー! 彼の手によるマーラーの交響曲は今まで全く存在せず、これが初登場。早めのテンポで進められた爽快で瑞々しい演奏の模様で、マーラー・ファン、ケルテス・ファンなら聞き逃せない。音質良好とのこと。 | ||
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 | ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ミュンヘンpo. | |
録音:1959年3月19日。南ドイツ的な明るいサウンドを特徴とするクナ最高傑作の一つ。繰り返し発売されてきた物だが、今回はモノラルながら音質の鮮明さが際だつ。 | ||
ベートーヴェン: 交響曲第1番 ハ長調Op.21(含リハーサル風景) |
クラウス・テンシュテット指揮 メクレンブルグ・シュターツカペレ・ シュヴェーシン | |
録音:1968年8月。何と東ドイツ時代のテンシュテットの演奏が登場、しかも1960年代ながらステレオ録音!! 無論彼の音源としては最も若い時期のものであり、おまけに約47分のリハーサル付きという、ファンには垂涎物のアイテムだ。演奏会ではなく放送用の録音のようだが、リハーサルからして、テンシュテットならではのエネルギッシュな音楽が展開。無論本番では更に白熱。当時としてはかなり良好な音質。 | ||
ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調 | ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ハンブルクNDRso. | |
録音:1962年1月15日、ムジークハレ、ハンブルク。モノラル録音。これまで幾種類ものレーベルから発売されて来た物。無論テープ劣化による音揺れ、小ノイズも散見され、劣化は進んでいるようだが、今回は一切イコライジング処理を行なっておらず、より生々しい音を楽しめる。また、演奏前後の拍手も収録。 | ||
コンヴィチュニー + カッチェン 1960.11.24 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調Op.15 (*) モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番 ニ短調K.466 〜第2楽章(*) ブルックナー:交響曲第2番 ハ短調(#) |
ジュリアス・カッチェン(P;*) フランツ・コンヴィチュニー指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo. | |
録音:1960年11月24日、ライプツィヒ。ライヴ、モノラル|既出CD-R: Treasure of the Earth, TOE-2057 (#) |後出CD: Weitblick, SSS-0043-2 (*) / Memories, MR-2314/19 (#) 〔以上、既出&後出盤ともすべて廃盤、入手不能〕。 一夜のコンサートを全曲収録しているのではないかと思われる。カッチェンが参加しての2曲は当盤がおそらく初登場だったもの。また、コンヴィチュニーによるブルックナーの「第2」は、他にベルリン放送so.とのライヴ (BERLIN CLASSICS, BC-91732/他) があったが、それもかなりの名演だっただけに、手兵との今演奏も期待大。 音質的には、当時としては良好なモノラルとのこと。 | ||
グリュミオー〜モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集 〔第4番 ニ長調 K.218 (*) /第5番 イ長調 K.219「トルコ風」(#) 〕 アルテュール・グリュミオー(Vn) オイゲン・ヨッフム指揮(*) ルドルフ・ケンペ指揮(#) バイエルン放送so.(*/#) | ||
録音:1960年6月23日、ヴュルツブルグ(*) /1960年(#)、モノラル。これは絶品の一言のモーツァルト。天衣無縫のグリュミオーを巨匠指揮者二人がサポートしており、トップレベルの名演となった。モノラルながら、当時としては音質良好。 | ||
ウェーバー:交響曲第1番 ハ長調 ワーグナー:トリスタンとイゾルデ〜前奏曲と愛の死 ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調Op.67「運命」 |
ルドルフ・ケンペ指揮 シュターツカペレ・ ドレスデン | |
録音:1956年6月28日、ドレスデン。 ケンペが40代半ばの頃のライブだが、驚くほどの充実ぶりで、当時からすでに超一流の指揮者だったことがよくわかる。 知的で端正な面が強調されることの多いケンペだが、ここではライブ特有の熱気にあふれた演奏が展開されている。当時のシュターツカペレ・ドレスデンの重厚なサウンドも大変聴きもの。 当時のものとしては音質良好。 | ||
ワーグナー: 楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死/ 楽劇「神々の黄昏」〜ブリュンヒルデの自己愛犠牲 |
クリスタ・ ルートヴィッヒ(S) ハンス・ クナッパーツブッシュ指揮 ハンブルクNDRso. | |
録音:1963年3月24日、ムジークハレ、ハンブルク。 クナのライヴの中でも比較的早くから知られていたもので、今日まで各社から何度かCD化されている名演中の名演。今回のものはこの日のオール・ワーグナー・プログラムの中からクリスタ・ルートヴィッヒとの共演の2曲を収録したもので、最晩年のクナの巨大なスケールを痛感させる驚異的名演。音質は、約40年前の録音のためか古さは否めないが、クナの実演の凄まじさはよく伝わってくる。今回の発売にあたり、ノイズ除去やイコライジング等の音質処理は一切行っていない。 | ||
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調Op.92(*) グルック:「アウリスのイフィゲニア」序曲(#) |
ラファエル・クーベリック指揮 BRSO | |
録音:1960年(*)/1962年(#)、ミュンヘン。モノラル クーベリックが、バイエルン放送響の首席指揮者に就任したのは1961年のシーズンからだが、この2曲はその直前の録音で、この名コンビの最初期の録音として実に貴重。ベートーヴェンの繊細かつ豪放な演奏振りは、クーベリックの個性がフルに発揮された名演と言える。また、グルックの味わいの深さも相当なもの。 モノラル録音だが、当時のものとしては音質良好。 | ||
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調Op.67「運命」(*) バルトーク:2つの肖像Op.5(#) |
ルドルフ・シュルツ(Vn;#) フェレンツ・フリッチャイ指揮 ベルリン放送so. | |
録音:1961年9月8日、ベルリン(*)/1952年6月7日、放送録音(#)。モノラル。 ベートーヴェンはBPOとの有名なスタジオ録音と同時期のライヴ。これほど悲愴美に満ちあふれた「運命」も珍しく、特に前半2楽章の極端に遅いテンポは、最晩年のクレンペラーを思わせるもの。 実演ならではの熱のこもり方も素晴らしく、手兵を自在に操る様には圧倒される。バルトークは放送用スタジオ録音だが、彼とバルトーク作品の相性の良さを示す好例。当時としては音質良好。 | ||
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調Op.73 | フェレンツ・フリッチャイ指揮 バイエルン国立o. | |
録音:1958年、ミュンヘン。モノラル。Disque RefrainのDR-930057から1958年5月12日の演奏が出ているが、同一演奏の可能性有。 ORFEOから出ているVPOとの1961年ライヴと比較すると、オケの技量からすればもちろんウィーン・フィル盤の方が上だが、思い切りのよい表現は、まさにフリッチャイらしく、確かな存在感を主張する好演。 音質は当時としてはまずまず。 | ||
シューマン:交響曲第2番 ハ長調Op.61(*)/ 序曲、スケルツォとフィナーレOp.52(#) |
カール・シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送so. | |
録音:1959年(*)/1954年9月24日(#)、シュトゥットガルト。モノラル。 シューマンの第2番はシューリヒトお得意の曲目であり、今回が4つ目の音源登場となる。シュトゥットガルト放送響は、シューリヒトに取って最も関係の深いオーケストラであり、 この演奏の完成度の高さは格別。複雑な音楽を明快に表現していく圧倒的な力量は、シューリヒトの最大の魅力で、快適なテンポの中で次々と流れ出てくる情報量の多さに目が眩むほど。序曲、スケルツォとフィナーレも同様の名演。地味な作品と位置づけられがちだが、 シューリヒトの名解釈によって見事な輝きを発している。音質良好。 | ||
ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 |
ヘンリク・シェリング(Vn) ハンス・シュミット= イッセルシュテット指揮 バイエルン放送so. | |
録音:不詳(おそらく1966年5月7日)。ステレオ。 シェリングとS=イッセルシュテットは、同曲をロンドン響とスタジオ録音しているが、今回のライヴはオケが格上の分表現が多彩になっており、こちらが上と感じられる。 シェリングの格調高さと技巧の確かさはピカ一で、ほれぼれするほど。音質良好。 | ||
ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 |
ヴォルフガング・ シュナイダーハン(Vn) オイゲン・ヨッフム指揮 バイエルン放送so. | |
録音:1950年代後半。モノラル。 先頃亡くなったシュナイダーハン全盛期の貴重なライヴ。同じヨッフム指揮ベルリン・フィルとの共演盤(DG)を更に上まわる歌心の豊かなベートヴェン。モノラル録音ではあるが音質良好。 | ||
シューベルト: 交響曲第9番 ハ長調 D.944「グレイト」(*) ドヴォルジャーク: 交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」(#) |
カール・ベーム指揮 バイエルン放送so. | |
録音:1960年9月29日&30日(*)/1958年11月27日&28日(#)、以上ミュンヘン。モノラル。初出音源。 VPO、BPOと並び、ベームが親密な関係にあったバイエルン放響との貴重なライヴ。1960年代半ばのベームは、正に絶頂期と言える充実ぶりで、早めのテンポでオケを鼓舞していく様が印象的。両曲とも終楽章クライマックスの構築がことに壮絶で、録音のフルさを忘れさせる。 当時としては音質まずまず良好。 | ||
ベートーヴェン:交響曲第4番 変ト長調Op.60(*) チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調Op.36(#) ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調(+) R.シュトラウス:家庭交響曲Op.53(**) |
エンリコ・マイナルディ(Vc;+) カール・ベーム指揮 フランクフルト放送so. | |
録音:1953年4月14日(*)/1958年10月3日(#)/1954年12月2日(+)/1956年12月7日(**)、以上フランクフルト。全てモノラル。(**)のみ初出音源。 1950年代のベームとフランクフルト放送響とのライヴを集めたもの。チャイコフスキーの熱気に溢れた演奏や家庭交響曲の精緻な表現は、特にベームの特質をよく表している。ベートーヴェン以外はベームにとって比較的珍しいレパートリーで、(**)以外の既出音源も今では入手困難と言うこともあり、ファンなら聞いて置きたい演奏と言える。 この頃のものとしては、音質まずまず。 | ||
モーツァルト: ピアノ協奏曲第17番 ト長調K.453(*)/ ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調K.459(#) |
ステファン・アスケナーゼ(P;*) カール・ゼーマン(P;#) カール・シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送so. | |
録音:1954年9月24日(*)/1961年5月19日、以上シュトゥットガルト。双方モノラル。既出(Disque Refrain、RE! DISCOVER等)音源ながら音質向上。 シューリヒト&SDRという名コンビによるモーツァルトとして貴重な音源の一つ。特に(*)は彼唯一の録音。また、(#)には有名なハスキルとのライヴがあるが、シューリヒトの指揮についてはこちらが上。 ソリストも、今日では忘れられている人ながら、内田光子の先生でショパンを得意としたアスケナーゼ、ドイツ正統派としてならしたゼーマンと、それぞれ一世を風靡しただけはある見事な演奏。 この頃のものとしては、音質まずまず良好。 | ||
シューマン: 交響曲第2番 ハ長調Op.61 (*) / 「マンフレッド」序曲(#) |
カール・シューリヒト指揮 ハンブルク北ドイツ放送so. | |
録音:1957年、ハンブルク。モノラル。既出(Disque Refrain&Couplet等)音源ながら音質向上。 シューリヒトが最も得意とした作曲家の一人、シューマンの名演2曲。オケとの呼吸もぴったりで、難曲といわれる(*)を実にさわやかに描ききっている。随所に聞かれるロマンティックな表現も彼の真骨頂であり、 ファン必聴。また、(#)もシューリヒトならではの見事な演奏。 この頃のものとしては、音質良好。 | ||
シェリング&ウィウコミルスカ + S=イッセルシュテット シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番(*) プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19 (#) ヘンリク・シェリング(Vn;*) ワンダ・ウィウコミルスカ(Vn;#) ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮ハンブルクNDRso. | ||
録音:1961年(*)/1967年(#)、ハンブルク。(*)はモノラル、(#)はステレオ。初出音源。 シェリングとウィウコミルスカという2人の名手を迎え、シュミット=イッセルシュテットが極上の伴奏を聴かせる通好みの一枚。一時代を築き上げたシェリングのソロは実にスタイリッシュで、技巧的にも非の付け所が無い。また、ウィウコミルスカもプロコフィエフ作品との抜群の相性の良さを示し、クールな表情がなんとも魅力的。 双方とも音質良好。 | ||
マーラー:交響曲第4番 | エヴァ・マリア・ ロークナー(S) ハンス・ロスバウト指揮 シュトゥットガルト放送so. | |
録音:1959年5月、バーデン=バーデン。モノラル。URANIAから出ていた URN22-170 から、ブラームスの「アルト・ラプソディ」を抜いた物と思われる。 特に現代音楽を得意とした指揮者ロスバウトは、一般的演目でもその鋭い感性と非常に高い技量を存分に発揮する人であり、残された録音から今でも根強いファンを生んでいる。マーラーも、残された録音はあまり多くないながらも彼の神髄を味わえる作曲家で、多分第4番としては唯一現存する音源であろう当録音も、その個性がフルに発揮された極めてユニークな名演。 当時としては良好な音質。 | ||
シューベルト: 交響曲第8番 ロ短調D.759「未完成」(*) ブラームス:交響翼第4番 ホ短調 Op.98 (#) |
カール・シューリヒト指揮 ハンブルクNDRso. | |
録音:不詳〔おそらく1954年10月4日(*)、1958年5月7日(#) 〕。モノラル。2曲ともDisque Refrainから出ている物。 シューリヒトと北ドイツ放響の競演はあまり多くないようだが、そのすべてが格別の名演といっても過言ではない。ここに収められている2曲も、シューリヒトの格調高い指揮と重厚なオーケストラの響きが実に見事。 初出ではないが、当時のものとしては音質良好。 | ||
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 | カール・シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送so. | |
録音:1953年3月6日、シュトゥットガルト。モノラル。Disque RefrainのDR-920017やLucky BallのLBHS-1505として出ている物。 シューリヒトによる同曲はウィーン・フィルとの録音が無く、ファンにとっては痛恨の極みだが、当演奏はそれを補って余りある大変な名演。シューリヒトの素晴らしさは言うまでもないが、 オーケストラの明るく、豊かな響きはこの曲にぴったり。 初出ではないが、当時としては音質良好。 | ||
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.77(*) ドヴォルジャーク:交響曲第8番 ト長調Op.88(#) |
ヘンリク・シェリング(Vn;*) ラファエル・クーベリック指揮 バイエルン放送so. | |
録音:1967年6月11日、ウィーン(*)/不詳〔とされているが、1966年11月10日( + 1966年11月11日?)、1967年6月11日、1975年6月2日、1976年5月17日、1976年8月28日、1976年10月4日、1982年9月7日のいずれかか?〕(#)。ステレオ。初出音源。 ブラームスはウィーン芸術週間に客演した際のライヴ。名手シェリングとの息もぴったりで理想的な名演となっており、内容の深さは同曲中でもトップ・クラス。ドヴォルジャークはクーベリックの十八番であり、多くの録音が残っているが、ここでの演奏は圧倒的な推進力と流れの良さ、そしてオーケストラの極上サウンドが融合して実に見事な仕上がり。 音質良好。 | ||
モーツァルト: セレナード第7番 ニ長調「ハフナー」 K.250 |
カール・シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送so. | |
録音:1962年12月19日、シュトゥットガルト、モノラル。 LP時代から名演として知られてきた音源ながら、従来とはことなる新しいソースによるため、音質は既出のものを大きく上回っている。シューリヒトの冴えたタクトが、 モーツァルトの若き名作に輝かしい生命力を吹き込む。 音質良好。 | ||
ドヴォルジャーク:交響曲第6番 ニ長調 | イシュトヴァーン・ケルテス指揮 バンベルクso. | |
録音:不詳。ステレオ。初出音源。 ケルテスの珍しい音源。みずみずしく端麗な演奏だが、エネルギッシュで説得力にあふれている。この曲はやや地味な存在ではあるが内容的には極めて優れた作品で、後期の3曲に匹敵する作品といってよいであろう。ケルテスはこの作品の魅力をよく引き出している。 音質良好。 | ||
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 SZ.112(*) オネゲル:コンチェルト・ダ・カメラ(#) |
エディット・パイネマン(Vn;*) オイゲン・ヨッフム指揮 バイエルン放送so. | |
録音:1957年9月8日(*)/1955年3月(#)。モノラル。初出音源。 名女流ヴァイオリニストのパイネマンをソリストに迎えたバルトークが大変な聴きもの。繊細かつ大胆に作品に没入していくパイネマンをヨッフムは堂々とサポートしている。 また、オネゲルの作品ではヨッフムの粋な一面がよく出ており、しゃれた味わいが何とも言えない。 音質良好。 | ||
ヘンデル:合奏協奏曲 ニ短調Op.6-10(*) モーツァルト: ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414(#) ハイドン:交響曲第99番 変ホ長調(+) |
カール・エンゲル(P;*/#) ラファエル・クーベリック指揮 バイエルン放送so.(*/#)、 ハンブルクNDRso.(+) | |
録音:1961年(*)/1961年3月13日(#)/1961年3月(+)。モノラル。初出音源。 ヘンデルとモーツァルトの2曲はクーベリック初の音盤レパートリーで興味は尽きない。バイエルン放響との本格的活動に入る時期のクーベリックの若々しい音楽が聴かれる。ヘンデルの堂々たる風格、 モーツァルトの旋律の歌わせ方の見事さ、ハイドンの典雅な趣きなど、後年のクーベリックの個性はすでにこの時期に完成していることがわかる。 音質良好。 | ||
フリッチャイのヨハン・シュトラウス・コンサート 「こうもり」序曲/「ジプシー男爵」序曲/南国のばら/ ウィーン気質/酒・女・歌/アンネン・ポルカ/ ピチカート・ポルカ/他 |
ペーター・アンダース(T) マルタ・ムジアル(S) フェレンツ・フリッチャイ指揮 RIASso.&cho. | |
録音:1951年2月6日、ベルリン。モノラル。世界初出とされているが、以前MELODRAMからLPが発売されていた(ただし、今回の曲目は上記を除き未詳)。
どちらにせよ、かなりレアな音源であることは間違い無い。 フリッチャイ壮年期の充実ライヴ。ワルツやポルカのほかに、オペレッタから歌も収録されており、何とも楽しいコンサート。没後40年以上が過ぎたフリッチャイだが、エネルギッシュな指揮ぶりは実に見事で鮮烈の極み。 当時のものとしては音質良好。 | ||
モーツァルト: セレナード第7番 ニ長調 K.250「ハフナー」 |
カール・ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト放送so. | |
録音:不詳。ステレオ。初出音源。 LP時代にはDECCAへの数多くのレコーディングで大変人気のあったミュンヒンガーだが、最近は残念ながらやや忘れられかけている感もある。ミュンヒンガーはこの曲をウィーン・フィルとも録音しており、 今でも高く評価されているが、このシュトゥットガルト放響との共演も、 格調の高さと瑞々しいサウンドで見事な成果をあげている。 音質良好。 | ||
ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 | ヨーゼフ・カイルベルト指揮 ハンブルクso. | |
録音:1962年。モノラル。初出音源。 往年の巨匠カイルベルトの貴重なライブ音源。カイルベルトはこの曲を1960年にハンブルク国立フィルとレコーディングしているが(TELDEC)、演奏内容は今回のものの方が格段に優れている。オーケストラの素朴で南ドイツ風のサウンドが実によく作品に合い、カイルベルトの棒も確信に満ちあふれたもの。この曲の数ある名演の中でも十分に存在感を主張しうる見事な演奏。 当時のものとしては音質良好の部類。 | ||
ハイドン:交響曲第102番 変ロ長調 シューベルト: 交響曲第8番 ロ短調 D.759「未完成」 |
ラファエル・クーベリック指揮 バイエルン放送so. | |
録音:不祥。ステレオ。初出音源 クーベリック&バイエルン放響の初出音源ということだけでも話題は尽きないが、内容の素晴らしさがまた格別。名曲でありながら、あまり演奏される機会のないハイドンの102番では、実に生き生きとした表現でこの曲の魅力をあますところなく描き出す。「未完成」も期待を上回る名演。 音質良好。 | ||
R.シュトラウス: 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの 愉快ないたずら」Op.28/ 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30 |
フェルディナント・ライトナー指揮 バイエルン放送so. | |
録音:不祥。ステレオ。初出音源。 ライトナーが名門BRSOに客演して成し遂げた極めて完成度の高いR.シュトラウス。構成力の確かさと風格の豊かさが際立っており、ライトナーの実力がフルに発揮された快演。 音質良好。 | ||
ハイドン:交響曲第100番 ト長調「軍隊」/ ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15 |
クラウディオ・アラウ(P) フェルディナント・ライトナー指揮 ケルン放送so. | |
録音:1968年4月5日、ケルン。ステレオ。初出音源。 ファン待望の初出音源。ハイドンの古典美に満ち溢れた演奏振りはライトナーの真骨頂で、聴き手に深い感銘を与える。後半のブラームスは、アラウの堂々たるソロと見事にわたりあい、気迫に満ちたスケールの大きな音楽を聴かせてくれる。 音質良好。 | ||
ブーレーズ&バーデン=バーデン放響 1960s ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」Op.9 ドビュッシー:夜想曲 ワーグナー:「パルシファル」前奏曲 ストラヴィンスキー: 交響詩「夜鳴きうぐいすの歌」 |
ピエール・ブーレーズ指揮 バーデン=バーデン 南西ドイツ放送so. | |
録音:1967年-1968年。ステレオ。初出音源。 1960年代後半、ブーレーズの個性が光り輝いていた時代の貴重な録音。見通しが良く構成もしっかりした演奏で、あいまいな部分を全く感じさせない好演揃い。特にドビュッシーやストラヴィンスキーにおける精緻な音楽作りはこの指揮者の真骨頂と言えるだろう。 音質良好。 | ||
ロスバウト&SWR響 ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 |
ハンス・ロスバウト指揮 SWRso. | |
録音:1962年1月(と記載されているが、1962年5月のARKADIA[廃盤]、ARCHIPEL ARPCD-0129[1953年10月21日とされているが誤記])と同一の演奏)、モノラル。 音質良好。 | ||
ロスバウトの「ブル8」 ブルックナー:交響曲第8番 |
ハンス・ロスバウト指揮 南西ドイツ放送so. | |
録音:1950年(と記載されているが、1951年2月26日のURANIA盤[資料によっては1955年11月17日とされている])と同一の演奏)、モノラル。 音質良好。 | ||
これは注目、スメターチェク2種目の「新世界」 ドヴォルジャーク:交響曲第9番「新世界より」 |
ヴァーツラフ・スメターチェク指揮 南西ドイツ放送so. | |
録音:不祥。ステレオ、初出音源。 これは注目、チェコの巨匠スメターチェク2種目の「新世界」が登場。1974年、プラハ放送響との演奏(PRAGA;廃盤)に続く物。ステレオ収録かつ非常に音質も良く、晩年の演奏という可能性もある。 音質極上で、近年の録音と言っても通用しそうな程。 | ||
ラインスドルフ&ボストン響、初出 モーツァルト:協奏交響曲 K.364(*) ドヴォルジャーク:交響曲第7番(#) |
ジョセフ・ シルヴァースタイン(Vn;*) バートン・ファイン(Va;*) エーリヒ・ラインスドルフ指揮 ボストンso. | |
録音:1965年4月11日〔とあるが、この日の演奏会で同曲は演奏されていない。オケの記録で録音が残っているとされるのは、1965年7月4日、1965年10月8日、1965年12月16日だが、演奏は他に1965年10月9日、1965年10月25日、1965年11月2日、1965年11月4日にも行われた〕(*)/1963年2月8日(#)。以上ステレオ、初出音源。 レーベルの音質評価(封入帯への日本語記載):1960年代のステレオ録音としてはかなりの高音質。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・作製のため、無断転載・使用は堅くお断り致します ハンス・ロスバウト ハイドン:交響曲第83番「めんどり」[録音:1953年]/交響曲第104番「ロンドン」[録音:1962年] J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番[録音:1962年1月25日] エルガー:エニグマ変奏曲[録音:1953年](*) ハンス・ロスバウト指揮南西ドイツ放送so.(*以外)、ケルン放送so.(*) | ||
録音:全てスタジオ、モノラル。アナウンスに品番が『ELS-12-891/2』と記載されているが、上記が正しいと思われる。別資料によると『初出音源』とのこと。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・作製のため、無断転載・使用は堅くお断り致します ブルックナー:交響曲第5番(シャルク版) #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・作製のため、無断転載・使用は堅くお断り致します |
リチャード・バーギン指揮 ボストンso. | |
録音:1959年12月26日、シンフォニー・ホール、ライヴ、ステレオ?。おそらく初出音源だが、アナウンスには記載無し。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します 含・初出、クラウディオ・アバド マーラー:交響曲第6番「悲劇的」(#) #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します |
クラウディオ・アバド指揮 シュトゥットガルト放送so.(#) | |
録音:1966年9月12日(#) | (#):記載が正しければ初出音源。 アバドによる(#)は、これまで1967年以降のものしかなかったはず。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します 久々の再発、ブーレーズ& BBC 〜マーラー:交響曲第2番「復活」 フェリシティ・パーマー〔パルマー〕(S) タティアナ・トロヤノス(Ms) ピエール・ブーレーズ指揮 BBC so. & cho. | ||
録音:1973年〔とあるが1974年8月27日、ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン、1974 プロム 38、プロムス、ライヴ〕|既出CD: Enterprise, LV 915/6 / Originals (ITALY), SH 855 〔ともに1973年のみの記載|ともに廃盤、入手不能〕。 Euroarts や DG 等から2005年の複数演奏がリリースされるまで、ブーレーズによる同曲唯一の全曲録音だったもの。長らく1973年とされていたが、 BBC プロムスの演奏会記録が公開されたため上記日付だと明らかになった。しかし未だ各種資料では1973年となっている場合が多く、また、合唱にはロンドン・フィルハーモニック合唱団も加わっていたようだが、正しい記載が成されているディスクも2023年現在存在しない。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します 初出&初音盤〜ラファエル・クーベリック マルティヌー〔注:アナウンスで「マルタン」と誤記〕: 2つの弦楽オーケストラ、ピアノと ティンパニのための二重協奏曲(*) メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」(#) #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します |
ラファエル・クーベリック指揮 バイエルン放送so.(*)、 NYP (#) | |
録音:1970年10月24日〔1968年10月10日-11日?〕(*) /1981年10月22日(#) |おそらくともに初出音源| (#):クーベリックによる初音盤作品か。 (*)はクーベリックが演奏会で頻繁に指揮、その数は少なくとも29回におよび、彼のレパートリー中最も多く取り上げた作品なのではないかとも言われる(「英雄」「ドヴォ8」「わが祖国」はどれも28回、「新世界」は24回)。その八割以上は1960年代後半までだったようだが、残された放送録音は後年のほうが多く、結果として彼の生涯中 平均して録音が残っている。バイエルン放響との同曲は音盤初登場と思われるが、これまで既知だった未発売録音は1968年10月10日-11日とされるもの。1970年の同時期にも彼はバイエルン放響を指揮しているようなので、どちらが正しいのか(あるいは2種あるのか)は不明。 クーベリックのメンデルスゾーンは「真夏の夜の夢」が有名だが交響曲は少なく、特に「イタリア」は放送を含むヨーロッパでの録音が皆無の模様。1950年代のシカゴや1980年代のニューヨークでは演奏記録があり、 NYP との1980年10月24日と1982年3月1日という2種?の未発売録音があるとされていたが、 NYP の演奏会記録ではこの日付が見つからず1981年10月-11月にかけて、1981年10月22日、1981年10月23日、1981年10月24日、1981年10月27日、1981年11月10日、1981年11月12日、1981年11月13日、1981年11月17日の8回だけ取り上げたことになっている。 特に(#)が貴重で、クーベリック・マニア必聴。# (*)の作曲家誤記の可能性がありますが、現状ママで供給されます。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します 含・初出、デュトワ + アルゲリッチ + ゲルシュタイン 注:時期の誤記あり ショパン:ピアノ協奏曲第2番(*) ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(#) #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します |
マルタ・アルゲリッチ(P;*) キリル・ゲルシュタイン(P;#) シャルル・デュトワ指揮(*/#) ハンブルク NDR so.(*)、 シカゴso.(#) | |
録音:1982年1月11日(*) /2005年3月〔とあるが2010年3月4日、あるいはそれ以降の同月内〕(#) | (*):おそらく初出音源|既出CD-R: Diigent、DIR-0617 (#) 〔2010年3月の記載|廃盤、入手不能〕。 (*)はアルゲリッチが同曲を一旦レパートリーから外す前の最後期に当たるもの。ただ、1985年12月とされるブール& SWR との演奏 [Rtardando, RIT-5011]があり、その意味での「最後」ではない。デュトワとの同曲は1998年10月モントリオール響との EMI/Warner 盤があって、2024年時点ではこれが彼女の演奏で聞ける当曲の最後年に当たる演奏。また NDR とは、ノイマン指揮で1969年3月3日(彼女の演奏で聞ける当曲の最若時)に、そしてテンシュテット指揮で1979年1月18日と1981年3月6日の2回、計3回の録音が残されている。 方やゲルシュタインの方は、ネット上の演奏会英文批評に「(前略)ゲルシュタイン、ラフマニノフで衝撃のCSOデビュー」「木曜日の夜、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏した(後略)」というのがあって、記事の日付が「2010年3月5日(金)」なので、演奏会が2010年3月4日に行われ、これが彼のシカゴ響デビュー演奏であったことが伺える。シカゴ響公式サイトの演奏会記録は長くメンテナンス状態で詳細を見ることができないが、少なくともこの日以降の演奏だろう。# (#)の年誤記ママで供給されます。 |