・国内盤マイナー・レーベル |
・輸入盤マイナー・レーベル |
・輸入盤 歴史的アイテム |
・映像アイテム |
・高音質アイテム |
輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。 |
コジマ録音 | ||
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 (クラヴィーア練習曲集第4巻) |
渡邊孝(Cemb) | |
録音:2011年8月8日-10日、秩父ミューズパーク音楽堂。使用楽器:ブルース・ケネディ製作 アムステルダム1995年 ドイツ式(ミヒャエル・ミートケ製作 ベルリン1703-1713年に基づく) 改良型ミーントーンa '=ca 386 Hz。 ソリストとして、また通奏低音奏者としてイタリアを拠点にヨーロッパ各地で八面六臂の活躍を続ける実力派チェンバリスト渡邊孝(わたなべたかし)が満を持してリリースするファーストアルバム。シンプルなアリアからバッハが導き出した、驚くべき広がりと多様性を持つ世界に対峙した気鋭の音楽家が、その研ぎ澄まされた感性と知性によって作品の真実に迫る。時代を超えた芸術家の結びつきは、実り豊かな美の極致として昇華する。 渡邊孝(わたなべたかし):1975年長野県長野市出身。東京音楽大学器楽科(ピアノ専攻)卒業。在学中にチェンバロを始め、渡邊順生氏に師事。桐朋学園大学研究科(チェンバロ専攻)修了。2002年より拠点をヨーロッパに移し、オランダのアムステルダム音楽院にてボブ・ファン・アスペレン氏に師事。2005年以来イタリア・パヴィアに在住。ミラノ市立音楽院にてロレンツォ・ギエルミ氏にオルガンを師事し、2010年にディプロマを取得。 2004年にバロック時代のトリオ・ソナタの演奏とリサーチを目的としてアンサンブル・リクレアツィオン・ダルカディア(Ensemble Ricreation d 'Arcadia)を結成し、同年ボンポルティ国際古楽コンクール(イタリア)にて第1位、また聴衆賞、ORF(オーストリア国営放送)録音賞を受賞するなどの圧倒的支持を得た。 山梨・古楽コンクール・チェンバロ部門最高位および栃木「蔵の街」音楽祭賞(2000)、ベルギー・ブルージュで行われた国際古楽コンクール・チェンバロ部門ディプロマ(2001、2004)、ケーテン(ドイツ)で行われたバッハ・アーベル国際ヴィオラ・ダ・ガンバ・コンクールにてチェンバロ特別賞(2006)、アムステルダム(オランダ)で行われたスウェーリンク・オルガンコンクールでディプロマ(2007)、イタリア,ファーノ・アドリアーノ国際オルガン・コンクールにて第3位(2010)などを受賞。リクレアツィオン・ダルカディアとしてORFレーベル(オーストリア)よりメルク国際古楽週間のオムニバスCD [ORF Edition Alte Musik CD 3034] がリリースされている。平成20年度、文化庁芸術家在外研修生。2011年のプレミオ・ボンポルティ国際古楽コンクールにおいて審査員を務めた。 | ||
中井正子〜ラヴェル:ピアノ作品全集 グロテスクなセレナード/古風なメヌエット/亡き王女のためのパヴァーヌ/水の戯れ/ ソナチネ/鏡/夜のガスパール/ハイドンの名によるメヌエット/高雅で感傷的なワルツ/ プレリュード/ボロディン風に/シャブリエ風に/クープランの墓/メヌエット 中井正子(P) | ||
録音:2010年6月16日-18日、2011年12月13日-15日、彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール。フランス音楽のスペシャリストとして知られ、これまでにリリースした5枚のドビュッシー:ピアノ作品集も好評のピアニスト中井正子による待望の「ラヴェル:ピアノ作品全集」。ラヴェルのピアノ作品集の楽譜校訂も手がけ作品の隅々まで熟知するピアニストが、最高級のフランスのエスプリに包まれた音色によって作曲家の思い描いた音世界を鮮明に描き出す。ラヴェルの生前には公表されず、1987年に中井正子の手によって世界初演された「メヌエット」(1904)も収録したラヴェル全集の決定盤。 中井正子(なかいまさこ):東京芸術大学付属高校在学中、パリ国立高等音楽院に留学。ピアノ科を審査員全員一致の1等賞首席で卒業。また、室内楽、研究科を経て、ジュネーヴ国際音楽コンクール第3位入賞、ロン・ティボー国際音楽コンクールのフランス音楽特別賞他を受賞。 パリ、リヨン、ワルシャワ等でのリサイタルの他、国内でも都響、新日フィル等を初め多数のオーケストラと共演、リサイタル、放送等の演奏活動、またフォンテックよりドビュッシーとスクリャービンのCDが出ている。1995〜6年ドビュッシー全ピアノ作品を日本人として初めて4夜にわたって演奏。また1997年にはラヴェルの全ピアノ作品を2夜にわたって演奏。1998年よりショパン没後150年を記念して5回のショパン演奏会を開催。2003〜6年にかけてシューマン・シリーズが開催され、好評を得た。楽譜「ラヴェル・ピアノ作品全集」、「ドビュッシー・ピアノ作品全集」を校訂、ショパン社から刊行中。また、留学記「パリの香り、夢みるピアノ」をショパン社より出版。現在、2度目のドビュッシー・ピアノ作品全曲演奏、さらに全曲CD、全曲楽譜校訂によるドビュッシー・プロジェクトが進行中。東京芸術大学講師。 | ||
浜松市楽器博物館コレクションシリーズ39|地無し尺八の可能性〜祈りから未来へ 高橋悠治:「偲」ノ壱〔しぬび〕[使用楽器:小林照明作「枯淡」〔こたん〕二尺九寸管] 明暗真法流本曲:「艸霧海篪」〔そうむかいぢ〕 [使用楽器:伊藤虎眼作「名残の竹」〔なごりのたけ〕一尺八寸管] 高橋悠治:「偲」ノ弐〔しぬび〕[使用楽器:三世俣野真龍作「古可良志」〔こがらし〕二尺管] 明暗真法流本曲:「艸嘘鈴」〔そうきょれい〕[使用楽器:近藤宗悦作「舞蛟」(ぶこう)一尺八寸管] 高橋悠治:「偲」ノ参〔しぬび〕[使用楽器:近藤宗悦作「舞蛟」〔ぶこう〕一尺八寸管] 明暗対山派本曲:「瀧落」〔たきおち〕[使用楽器:小林照明作「瀧落」〔たきおとし〕三尺三寸管] 志村哲(地無し尺八) | ||
録音:2011年9月12日-13日、アクトシティ浜松音楽工房ホール。20世紀の尺八界では、楽器製作の段階で管内の整形に用いられる塗料である「地」(ぢ)を塗布して整えられた、様々な音楽に容易に対応できる尺八が楽器尺八として評価されてきた。それに対して「地」を塗らず、自然の素材である竹の形状をそのまま活かして製作される「地無し尺八」は、必然的に楽器の演奏特性の個体差が大きくなり、演奏曲との相性が大きく問われる事になる。しかしその偏りこそが、大きな魅力として一期一会の音楽を生み出してきたと言えるだろう。3曲の古典本曲と高橋悠治がこの楽器のために作曲した3曲を、尺八研究家・地無し尺八演奏家の志村哲が5本の地無し尺八によって奏する。 | ||
カメラータ・トウキョウ | ||
インデアミューレ〜フランス近代オーボエ・ソナタ集 サン=サーンス:オーボエ・ソナタ ニ長調 Op.166 プーランク:オーボエ・ソナタ ケクラン:オーボエ・ソナタOp.58 メシアン:ヴォカリーズ・エチュード第151番 |
トーマス・ インデアミューレ(Ob) 竹沢絵里子(P) | |
録音:2011年6月、イタリア。オーボエ・ソナタの名曲、サン=サーンスとプーランクの作品を含む、近代フランスに誕生した珠玉のオーボエ・ソナタを収めた秀逸なフランス近代のオーボエ作品集。インデアミューレのオーボエは、確かな技術と豊かな歌心にますます磨きがかかり、まさに円熟期を迎えている。ピアニストの竹沢との息のあった演奏で、フランス・オーボエ芸術の真髄を余すところなく披露する。 トーマス・インデアミューレ(Ob):1951年、スイス(ベルン)の音楽一家に生まれる。フライブルク国立音楽大学でハインツ・ホリガーに師事し、パリでモーリス・ブルグに学んだ。その後、数年にわたりアムステルダムのオランダ室内o. ロッテルダムpo.のソロ・オーボエ奏者を務めた。1974年、プラハの国際コンクールに入賞、1976年、ミュンヘンの国際ARDコンクールに優勝した。以後、ソリストとしてヨーロッパ各国をはじめ、アメリカ、カナダ、日本、韓国、オーストラリアで演奏活動を行っている。自ら主宰する「アンサンブル・クープラン」では指揮者、また教師としても熱心に活動を続けている。1984年からチューリヒ音楽大学でオーボエのクラスを持ち、1989年から、カールスルーエ国立音楽大学に教師として招かれている。CDも多数発売されている。 | ||
アダム姉妹〜ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 〔第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」/ 第2番 イ長調 Op.12 No.2 〕 |
カリーン・アダム(Vn) ドリス・アダム(P) | |
録音:2011年12月、ウィーン。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタのみならず、このジャンルの最高傑作のひとつともいわれる名曲「クロイツェル」。そして、ベートーヴェンが20代中頃に書き上げた第2番は、シンプルながらも魅力的で初期ピアノ・ソナタにも感じられる若々しさに溢れた秀作。ヨーロッパの第一線で活躍中の名姉妹デュオ、カリーン&ドリス・アダムの確かな技術とウィーンらしい演奏を、最新技術による高音質録音によりさらに活き活きと新鮮に再生可能。 カリーン・アダム(Vn):ウィーン生まれ。コンサート・ピアニストを母に持ち、ウィーン音楽院でフランツ・サモイル教授に師事。8歳にしてオーケストラ公演のデビューを果たした。2008年以降、カリーンとドリスの姉妹デュオは、オーストリアで一連の演奏会を開始し、独演や国際的な演奏家との共演を展開している。カリーン・アダムのレコーディングには、ブラームスのヴァイオリン協奏曲、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 ホ短調、ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、シベリウスのヴァイオリン協奏曲などがある。ドリス・アダムとのレコーディングでは、ブラームス、ベートーヴェン、フォーレ、フランク、グリーグ、シューベルト、シュトラウスによるヴァイオリンとピアノのためのソナタ、およびクライスラーの小品集を録音。また、2009年には、ハンス・ガルのピアノ・トリオをリリースした。 ドリス・アダム(P):ウィーンに生まれ、6歳で最初のピアノ教育をレナーテ・クラマー=プライゼンハマーから受けた。ウィーン音楽大学でハインツ・メジモレックに師事し、1992年に抜群の成績で演奏家資格を得て卒業。オーケストラとの初共演は8歳の時、ウィーンで行なった。1986年以来、ヴァイオリニストの姉カリーン・アダムとデュオを組む。CD録音はカメラータ・トウキョウに多数あり、ソロとしてはシューベルトの「即興曲集」と「楽興の時」、シューマンのピアノ・ソナタ第1番と「ダヴィッド同盟舞曲集」をリリース。またカリーン・アダムとの共演でブラームス、フランク、R.シュトラウス、ベートーヴェン、シューベルトのヴァイオリンとピアノのためのソナタ、クライスラーの小品集を収録。さらにメンデルスゾーンのヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲を、カリーン・アダム、ヴァルター・ヴェラー指揮/バーゼルso.との協演で録音している。また、50人の作曲家によるディアベッリ変奏曲では、2003年、オーストリア放送局(ORF)主催の“パスティッチョ賞 "を受賞した。1999年9月よりウィーン音楽院で教鞭を執っている。 | ||
寺島尚彦(作詩:関根榮一):バス独唱とピアノのための私抄 冨嶽三十六景(全18曲) 江戸日本橋/本所立川/深川万年橋下/両国橋夕陽見/武州千住/常州牛堀/上総の海路/神奈川沖浪裏/相州七里浜/ 甲州三島越/間奏曲/駿州大野新田/駿州江尻/山下白雨/凱風快晴/遠江山中/甲州石班沢/信州諏訪湖/尾州不二見原 佐藤征一郎(B−Br) 川口耕平(P) | ||
録音:1996年10月、東京、ライヴ。この歌曲集は、葛飾北斎の浮世絵「冨嶽三十六景」に触発された詩人、作曲家、声楽家、ピアニストたちによる自由なファンタジーを全18曲に結実させた物。北斎の名作36点より18作品が題材となり、各作品に描かれる富士の姿と人々の様子が、紙芝居さながらに活き活きと語られる。 佐藤征一郎(B−Br):東京芸術大学音楽学部声楽科(バス専攻)卒業。同大学院修士課程(オペラ専攻)修了。安宅賞受賞。在学中、日本初演ワーグナー作曲「ラインの黄金」ファーフナーでオペラ・デビュー。芸大オーケストラ第132回定期公演「第九」のバス独唱でコンサート・デビュー。1971年渡独、直ちにケルン市立歌劇場のオーディションに合格、専属契約しヨーロッパでの活動を開始した。1973年フライブルク市立歌劇場第1セリオーゾバス歌手として専属契約、スイス、フランスなど当地を中心にオペラ、コンサート、放送録音と活躍、多くの歌手、指揮者、演出家と舞台を共有し貴重な体験を積む。1980年帰国後の舞台も高い評価を受け、文化庁芸術祭優秀賞、芸術選奨文部大臣新人賞、川崎市文化賞など受賞。 灰野謙三、栗本正、柴田睦陸、中山悌一に師事、ドイツでは最後H.ホッターに学んだ。現在日本カール・レーヴェ協会会長。国際カール・レーヴェ協会役員。洗足学園音楽大学名誉教授。仙台日独協会会員。二期会会員。 | ||
CAMERATA "Swing Bros" (JAZZ) | ||
お熱いのがお好き〜マリリン・モンローを歌う 映画「Ladies of the Chorus」〜ベビーにはパパが必要/ 映画「紳士は金髪がお好き」より〔ダイアが一番/恋にしくじったら/バイ・バイ・ベイビー〕/ 女のお手本/映画「ショウほど素敵な商売はない」〜気ままなあなた/ 映画「お熱いのがお好き」より〔あなたに愛されたいの/恋はおしまい/ランニング・ワイルド(インスト)〕/ 映画「恋をしよう」より〔恋をしよう/とってもロマンティック〕/マリリン・モンロー/ 映画「紳士は金髪がお好き」〜リトル・ロックから来た娘/お熱いのがお好き(インスト) レベッカ・キルゴア(Vo) ハリー・アレン・カルテット [ハリー・アレン(テナーSax) ロッサノ・スポーティエロ(P) ジョエル・フォーブス(B) チャック・リグス(Dr)] | ||
録音:2012年1月、ニュージャージー。突然の死から50年、8月5日の命日を前にモンローの愛した歌を再唱。ニューヨーク、リージェンシー・ホテルのナイト・クラブ「ファインスタイン」で行われているショーをそのままのメンバー、曲順にて収録。 | ||
FONTEC | ||
渡辺玲子〜 SOLO イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番 ホ長調 Op.27 No.6 ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.31 No.1 バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006 佐藤眞:無伴奏ヴァイオリンのための幻想曲 エルンスト:シューベルトの「魔王」による大奇想曲 Op.26/ 多声的練習曲第6番「夏の名残りのバラ」 渡辺玲子(Vn) | ||
録音:2010年9月13日-15日、2011年2月3日、4日、軽井沢大賀ホール。使用楽器:グァルネリ・デル・ジェス、1736年製「ムンツ」(日本音楽財団所有)。世界の楽壇をリードするヴァイオリニスト渡辺玲子、無伴奏作品集でフォンテック初登場。シノーポリ/ドレスデン・シュターツカペレと共演したベルクの協奏曲(TELDEC)でデビュー以来、数々の名盤を世に問うてきた渡辺。バッハから佐藤眞までの技術、そして精神の超絶技巧を要求する無伴奏作品群で、満を持しての新譜をリリースする。本CDについて、渡辺は以下のメッセージを寄せている。 『無伴奏ヴァイオリンのための作品を集めたCDの録音は、私の心の中で数年前からの懸案でした。ようやくここに完成できたことを嬉しく思います。ヴァイオリンは多様な魅力を持った楽器です。多種多様な奏法とその組み合わせで、驚くほど多彩な音色を生み出すのです。今回のプログラムでは、バッハのパルティータ第3番に加え、エルンストの超絶技巧の作品、そしアイロニーとウィットに富んだヒンデミットのソナタなどで、私の「今」を聴いて頂きたく思います。 渡辺玲子』 魔力的と言える多彩な音色、そして変幻自在な弓さばき。モダーン・エッセンスをも加味した現代の<魔弓伝説>出現。 | ||
欲望という名の電車 [A STREETCAR NAMED DESIRE] チャイコフスキー/淀彰 編曲:バレエ音楽「白鳥の湖」から〔序奏〜情景第1幕〕 宮川彬良の音楽塾〜「リロイ・アンダソン勉強会」(トーク:宮川彬良) トランペット吹きの休日/タイプライター/トランペット吹きの子守歌/ シンコペーテッド・クロック/ホーム・ストレッチ 宮川泰/宮川彬良 編曲:組曲「宇宙戦艦ヤマト」〔序曲/宇宙戦艦ヤマト/出撃/大いなる愛〕 宮川彬良/宮川彬良 編曲:バレエ音楽「欲望という名の電車」[鏡〜病院/街/孤独/博奕/少年/愛欲/迷宮/幻〕 R.ロジャース/宮川彬良 編曲:シャル・ウィ・ダンス? いずみたく/リロイ・アンダソン/宮川彬良 編曲:ファイブ・サックス・コンチェルト「見上げてごらん夜の星を」 宮川彬良 指揮大阪市音楽団 | ||
録音:2011年11月4日、ザ・シンフォニー・ホール、ライヴ。大阪市音楽団アーティスティック・ディレクターでもある宮川彬良はバレエやダンスといった“踊り "に対して大変深い思い入れがあり、前回共演の「ウェストサイド物語〜シンフォニック・ダンス」(FOCD-9461)でも素晴らしい名演を生んだ。前半では“宮川彬良の音楽塾〜リロイ・アンダソン勉強会 "と題してリロイ・アンダソンの音楽を大阪市音楽団のサウンドとアキラさんの楽しいトークを含め収録。このコーナーを聴くととても幸福で少しだけ賢くなった自分に気づくことだろう。そしてご存知組曲「宇宙戦艦ヤマト」、東日本大震災義援金プロジェクトとしてこの曲の楽譜の売り上げと作曲者の印税全額が全日本吹奏楽連盟を通じて被災地に寄付されたことから改めて吹奏楽ファンに大人気の曲となった。タイトル曲「欲望という名の電車」の原作は、テネシー・ウィリアムズ作の戯曲で、アメリカ・ニューオリンズが舞台だが、これを日本の大正時代に置き換え、脚本化し、創作舞踊劇場にて上演した際に宮川彬良氏が音楽を担当した。この舞台は日本舞踊だった。そして2011年の1月にはこの創作舞踊のパリ公演を大成功させている。その音楽をこの演奏会のために編曲した最新作で、吹奏楽版は世界初演。日本舞踊と吹奏楽、ここでも宮川彬良の新たな試みが如何なく発揮されている。さらにこの日のアンコールとして演奏された、踊りをテーマにした「シャル・ウィ・ダンス?」と日本人の心にしっかり浸透した旋律を基にした「ファイブ・サックス・コンチェルト」、楽しい2つの作品を収録している。 | ||
ベルギー落下傘兵行進曲〜ベスト・オブ・マーチ2 日本 シャルル・ルルー:陸軍分列行進曲 / 田辺恒弥:我が山河 須摩洋朔:行進曲「大空」 / 黛 敏郎:行進曲「黎明」 ドイツ・オーストリア ヨーゼフ・フランツ・ワーグナー:双頭の鷲の旗の下に A.P.シェルツァー:バイエルン分列行進曲 / G.マイスナー:故郷をあとに アメリカ ジョン・フィリップ・スーザ:星条旗よ永遠なれ/海を越える握手 クラウディオ・S.グラフーラ〔グラフラ〕:ワシントン・グレイス ジョン・C.ヒード:嵐と陽光の中に / ヘンリー・フィルモア:サーカス・ビー イギリス ケネス・アルフォード:消えた軍隊 グスターヴ・ホルスト:ムーアサイド組曲〜「ムーアサイド行進曲」 フランス サン=サーンス:アルジェリア組曲〜「フランス軍隊行進曲」 / ルイ・ガンヌ:勝利の父 ベルギー ピエール・リーマンス:ベルギー落下傘兵行進曲 イタリア ルイジ・チレネイ:行進曲「忠誠」(大いなる忠誠) 武田晃(隊長/一等陸佐)指揮 陸上自衛隊中央音楽隊 | ||
録音:2011年9月29日-30日、所沢ミューズ、アークホール。武田晃 隊長のもと、日本を代表する吹奏楽団としてめざましい活躍を続ける陸上自衛隊中央音楽隊。「On the Mall 木陰の散歩道〜ベスト・オブ・マーチ」(FOCD-9453)に続く、待望の“ベスト・オブ・マーチ "第2弾。前作に引き続き、日本をはじめドイツ、オーストリア、アメリカ、イギリス、フランス、ベルギー、イタリアと、世界各国のマーチを収録。他のどのバンドにも負けない絶対的なレパートリーとしての“マーチ "を持つ、日本屈指のプロフェッショナルバンドとして、その実力と高い音楽性をいかんなく発揮している。 | ||
湯浅譲二:室内楽作品集2 7人の奏者のためのプロジェクションズ(1955/56) / 室内オーケストラためのプロジェクション(2008/10) / 世阿彌・九位 4チャンネルテープと 室内アンサンブルのための(2008/10) |
板倉康明 指揮 東京シンフォニエッタ | |
録音:2010年12月10日、東京文化会館小ホール、ライヴ。2004年「オーケストラル・シーン」(FOCD-3506)、2007年「オーケストラの時の時」(FOCD-9288)、2009年「室内楽作品集」(FOCD-9429)に続く、湯浅譲二作品集第4弾。2011年12月におこなわれた東京シンフォニエッタ公演「湯浅譲二特集」から、創作期間が半世紀におよぶ3作品を厳選。80歳を過ぎた現在もヴァイタルな活動を続ける作曲家の一貫した作風と円熟を俯瞰する内容。なかでも「世阿彌・九位」は、IRCAMの委嘱による大作で、エレクトロニクスを伴う作品の頂点を極めている。 | ||
ロケットくれよん〜あおぞらコンサート あおぞら/あひるのガーコちゃん2/いぬのさんぽ/かさ/きのこのすもう/くれよんバスにのって/さんぽでサンバ/ ぞうさんのみずあそび/だんごがおどるプクプクダンス/トンネルくぐる/なみとチャプチャプ/にわとりのカケコッコー/ はるだよおきてかえるさん/まいにち/やさいおんど/やまがうごいた/ロケットにのって/ワニとわに ロケットくれよん[山口たかし(Vo/アコースティックG/Hp/ピアニカ/Kb) 高田さとし(Vo/Dr/Perc)] サポートメンバー(でこぼこ)[さかたしょうじ(ベース) つのだゆい(P/アコースティックG)] えのきだにりょうた(EG) | ||
ロケットくれよんは山口たかしと高田さとしの二人組。それぞれが保育士として保育園に勤務し、子どもたちとかかわる中で、子どものつぶやきにメロディーをつけ、うたやあそびうたなどのオリジナルソングをつくり始めた。2004年9月にロケットくれよんを結成。「命と仲間の大切さ」がテーマで、みんなの心がぽかぽかにあたたまるコンサートを目指して活動している。うたって・おどって・ふれあって、笑顔いっぱいの楽しいステージをくりひろげている。「あそびうたコンサート」(EFCD-4162)に続く本CDは、ひろい青空のもとで子供たちがめいっぱいあそぶための「あそびうた」がつまっている。あそびのガイドブックと楽譜つき。 | ||
先生が選んだピアノ名曲110選 I(初級) パッヘルベル:フーガ / テレマン:アンダンティーノ / ラモー:タンブーラン J.S.バッハ:メヌエット〔ト長調 BWV Anh.114 /ト長調 BWV Anh.115 〕/ ミュゼットBWV Anh.126 /インヴェンション第1番 BWV 772 ダカン:かっこう / モーツァルト:メヌエットとトリオK.1 / ベートーヴェン:エリーゼのために/エコセーズ ハイドン:アレグロ / ブルクミュラー:貴婦人の乗馬/アラベスク メンデルスゾーン:6つのこどものための小品集〜第2曲Op.72 No.2 /無言歌集〜ヴェネチアのゴンドラOp.30 No.6 シューマン:兵士の行進/勇敢な騎手/メロディ / ショパン:マズルカ〔第5番Op.7 No.1 /第43番Op.67 No.2 〕 エステン:お人形の夢と目覚ざめ / シュピンドラー:ラッパ吹きのセレナーデ グルリット:ガヴォット/狩り/願い/気みじか / ローデ:あやつり人形 / エルメンライヒ:紡ぎ歌 リヒナー:舞踏の時間に/忘れな草 / ストリーボック:すみれ チャイコフスキー:フランスの古い歌/甘い夢/新しいお人形 / グリーグ:アリエッタ/ワルツ/妖精の踊り マクダウェル:野ばらに寄す / アルベニス:前奏曲Op.165 No.1 / ドビュッシー:小さな黒人 グレチャニノフ:初めての舞踏会 / バルトーク:遊び / プロコフィエフ:バッタの行進Op.65 No.7 サティ:ジムノペディ第1番 / カバレフスキー:ソナチネ第2番Op.13 No.2 / ギロック:雨の日のふんすい 中田喜直:エチュード・アレグロ / 湯山 昭:バウムクーヘン /平吉毅州:真夜中の火祭 田中カレン:りゅう / 三善晃:波のアラベスク 東誠三、有森博、伊藤恵(P) | ||
先生が選んだピアノ名曲110選 II (初〜中級) D.スカルラッティ:ソナタ〔 K.380 / K.55 〕 J.S.バッハ:イタリア協奏曲BWV 971〜第1楽章/ガヴォット/ 平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番 BWV 846〜前奏曲 ヘンデル:愉快な鍛冶屋 / モーツァルト:きらきら星の主題による変奏曲 K.265/トルコ行進曲 K.331 ベートーヴェン:トルコ行進曲Op.114 No.4 / フィールド:ノクターン第5番 / ブルクミュラー:大雷雨 シューベルト:楽興の時 D.780,Op.94 No.3 /即興曲 D.899,Op.90 No.2 / グリンカ:マズルカ メンデルスゾーン:紡ぎ歌Op.67 No.4 /狩りの歌Op.19 No.3 シューマン:トロイメライOp.15 No.7 /アラベスク ハ長調Op.18 ショパン:夜想曲第2番Op.9 No.2 /ワルツ 〔Op.64 No.2 /Op.64 No.1「子犬」/Op.69 No.2 〕 グリーグ:パックOp.71 / バダジェフスカ:乙女の祈り / チャイコフスキー:舟歌Op.37 No.6 アルベニス:ニ長のタンゴOp.165 No.2 / ドビュッシー:夢/アラベスク〔第1番/第2番〕 / ラヴェル:前奏曲 シベリウス:もみの木 / バルトーク:ソナチネ第1楽章 ガーシュウィン:プレリュードII / ギロック:ソナチネ第1楽章 東誠三、有森博、伊藤恵(P) | ||
先生が選んだピアノ名曲110選 III(中〜上級) J.S.バッハ:パルティータ第2番〜シンフォニアBWV826 / モーツァルト:ピアノ・ソナタK.311第1楽章 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ〔第8番「悲愴」Op.13第2楽章/第14番「月光」Op.27 No.1第1楽章〕 シューマン:飛翔Op.12 No.2 ショパン:幻想即興曲Op.66 /別れの曲Op.10 No.3 /軍隊ポロネーズOp.40 No.1 /華麗なる大円舞曲Op.18 リスト:愛の夢第3番/ラ・カンパネッラ/ため息 / ルビンシュテイン:ヘ調のメロディーOp.3 No.1 ブラームス:ラプソディ第2番Op.79 No.2 / チャイコフスキー:トロイカOp.37a-11 / シャミナード:牧神Op.60 ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女/月の光/パスピエ / ラフマニノフ:前奏曲「鐘」Op.3 No.2 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ/古風なメヌエット/水の戯れ プロコフィエフ:ロメオとジュリエット〜モンタギュー家とキャピュレット家 東誠三、有森博、伊藤恵(P) | ||
現役のピアノの先生方のご意見を聞いて選曲し、バロックから現代曲まで幅広い時代のピアノ作品を集めた。ピアノを愛する人なら一度は耳にしたことのある作品や弾いてみたい曲、また近年発表会やコンクールでも注目の近現代曲や日本人作曲家の作品を、作曲家の時代順に収録している。演奏は東京芸術大学の教員達によるもので、まさに決定版ともいえる演奏。ヤマハミュージックメディア刊 同名楽譜準拠。 | ||
山口賢治 自主制作#当レーベルは2019年6月を持って取扱を中止しました。 | ||
YSEK-001 取扱中止 |
山口賢治「尺八の現在」 | 山口賢治(尺八)他 |
YEARS & YEARS CLASSICS | ||
ニーベルングの指輪〜 ワグネリアンによるヴァイオリン・トランスクリプション&パラフレーズ集 オンドジーチェク編曲:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲(*) オンドジーチェク&佐藤久成編曲:歌劇「ローエングリン」〜前奏曲(*) レオナルド編曲:夢 ジット編曲:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜前奏曲(*) マイヤー編曲:楽劇「ニーベルングの指輪「ラインの黄金」」〜ラインの乙女たち(*) ブラントシュテットナー&シュルツェ=ビーザンツ編曲: 楽劇「ニーベルングの指輪「ワルキューレ」」〜死の予告(*) クリントヴォルト編曲: 楽劇「ニーベルングの指輪「ジークフリート」」〜小鳥たちは歌った(*) ゲルトナー&佐藤久成編曲:楽劇「ニーベルングの指輪「神々の黄昏」」〜葬送行進曲(*) マイヤー&佐藤久成編曲:舞台神聖祝典劇「パルジファル」〜前奏曲(*) 佐藤久成(Vn) 田中良茂(P) | ||
録音:2012年1月5日-6日、11日、富士見市民文化会館、キラリふじみ(埼玉県)。(*)は世界初録音。宇野功芳氏を始め、音楽誌や新聞等で絶賛されているヴァイオリニスト佐藤久成のイヤーズ&イヤーズ・レーベル待望の第3弾。 『まさに「ザ・佐藤久成」というべきCDの出現である。(中略)このCDは「さまよえるオランダ人」序曲で開始されるが、凄まじい気迫と熱いロマンの血が燃えさかっている。全身全霊をこめたエネルギーの持続と官能的なヴィブラート、すでに久成節全開だ。「ローエングリン」第1幕への前奏曲の高音のヴィブラートは、さながらメンゲルベルクのよう。(中略)佐藤久成は一本のヴァイオリンの線ですべてを表現してしまうのだ!なんという才能!ここに佐藤久成の芸術の《真実》がある。』(宇野功芳/ライナーノートより抜粋) 壮大なる神話世界と伝説的ドラマによる19世紀異次元パノラマ。ワーグナーの毒に魂を奪われてしまった往年のワグネリアンたちによるワーグナー/ヴァイオリン・トランスクリプション&パラフレーズ集。鬼才ヴァイオリニスト佐藤久成による好評の前作「トリスタンとイゾルデ」に続く、YYCレーベル待望の第3弾「ニーベルングの指輪」。ヴァイオリン・ファン、ワーグナー・ファン、珍曲ファンのみならず、すべての音楽ファンに捧げる究極のアルバムは必聴もの、全9曲中8曲が世界初録音。 | ||
WONDERLAND RECORDS | ||
JOE HISAISHI CLASSICS 5 マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調 |
久石譲 指揮 東京po. | |
録音:2011年9月7日、サントリーホール、ライヴ。古典作品に、久石譲が新しい生命を吹き込む!! 現代いまの時代の「音楽」を……。第1弾で「ドボルザーク、シューベルト」、第2弾で「ブラームス、モーツァルト」、第3弾で「チャイコフスキー、ストラヴィンスキー」、そして第4弾では「ベートーヴェン」、、久石譲×マーラーそして遂に第5弾では が実現!!現代音楽の作曲家・久石譲ならではの視点で、クラシック音楽に挑んだ選りすぐりのクラシック名曲集。ミニマル・ミュージックをベースに数々の作品を生み出す作曲家・久石譲が2009年、クラシックの指揮者デビューを果たした。このアルバムシリーズは、久石譲がクラシック指揮者として演奏したオーケストラのコンサートをライヴ録音し、会場の感動をそのままに、アルバム化した物。「学生当時は、クラシック音楽には見向きもせず、前衛音楽ばかりに夢中になっていた。」という久石が、いつしか意識し始めたクラシック音楽の偉大さ。映画音楽やCM曲から現代音楽の作品まで、幅広いジャンルの楽曲を独自の世界で作りつづける久石だからこそ感じたクラシックの素晴らしさを、作曲家独自の解釈で、指揮として表現することによって多くの人と共有したい。本アルバムには、そんな熱い想いが込められている。 #当初2012年6月27日発売予定でしたが、延期&発売日未定となっています。 |
NEW MAN MUSIC (スウェーデン) 特記以外 | ||
フォー・ウルリク〜ウルリク・ノイマン(1918-1994):無伴奏ギター作品集 我がギターに捧げる/スニフへの子守歌/スケルツォ イ短調/サン・シャワー/リオの古い男/ブラジリア/ メランコリック/2つの歌/森のテレビの物語/おもちゃの電車/チェリ/ヘンリエッテ/カンツォネッタ/ ジャズ・プレリュード/リトル・カレス/ジャズ・ウィズ・タッチ・オヴ・バッハ/テディベアとムーン・ヴォヤージュ/ ボンファ・インスピレイション/ヒーター・フラワー/愛のワルツ/コンチェルト・フォー・ピッチ・パイプ ヨーラン・セルシェル、マッツ・ベリストレム、クリステル・カールベリ、 ミカエル・ノイマン、トビアス・ノイマン(G) | ||
アリス・バブスらと共にスウェダンスのメンバーとして活躍した北欧ギター界のレジェンド、ウルリク・ノイマンに捧げるトリビュート・アルバム。ヨーラン・セルシェルやマッツ・ベリストレムといった現在の北欧ギター界を代表する名手たちによる演奏。 | ||
ARTE VERUM 特記以外 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)「ソプラノの名花」ヘンドリックス自らがプロデュースするレーベル。旧譜はこちらから。 | ||
a musical portrait シューベルト:アヴェ・マリア/冬の旅〜〔おやすみ/道しるべ〕/「美しき水車小屋の娘」〜〔さすらい/止まれ!〕 シューマン:献呈 Op.25 No.1/くるみの木 Op.25 No.3[ローランド・ペンティネン(P)] プーランク:ある日ある夜/愛の小径 / グラナドス:抜け目なき伊達男(マホ)/すてきなあなた 黒人霊歌:アント・ザット・ア・ロッキン / ビリー・ホリデイ: Don 't Explain ベートーヴェン:23の各国の歌 WoO.158〜カールちゃん、安らかにお眠り(スウェーデン)[ルーヴェ・デルヴィンイェル(P)] レーガー:マリアの子守歌[ドロットニングホルム四重奏団] / マーラー:さすらう若人の歌〜恋人の婚礼のとき [デルヴィンイェル指揮スウェーデン室内アンサンブル/2012年 ARTE VERUM /初出] グリーグ:「ペール・ギュント」〜ソルヴェイグの歌[サロネン指揮オスロpo./1989年、CBSソニー] モーツァルト:ミサ曲 ハ長調 K427〜「クレド」[カラヤン指揮BPO/1982年、DG] 「魔笛」〜愛の喜びは露と消え[マッケラス指揮スコティッシュ室内o./1990年、テラーク] 「イドメネオ」〜たとえ父上をうしなっても[C.デイヴィス指揮バイエルン放送so./1991年、PHILIPS] プッチーニ:「ボエーム」〜〔私の名はミミ/さようなら〕[カレーラス(T) コンロン指揮フランス国立o./1987年、ERATO] 「トゥーランドット」〜ご主人さま、お聞き下さい[カラヤン指揮VPO/1982年、DG] ヴェルディ:「ファルスタッフ」〜季節のそよ風にのって[ジュリーニ指揮ロサンゼルスpo./1983年、DG] ドニゼッティ:「パスクァーレ」〜あの目に騎士は〜騎士のあのまなざしを[フェッロ指揮リヨン歌劇場o./1990年、ERATO] マスネ:「マノン」〜〔私が女王様のように道を行けば/彼らの声が甘い恋に誘うとき〕 シャルパンティエ:「ルイーズ」〜あの日から[ジェフリー・テイト指揮モンテ・カルロpo./1983年、フィリップス] ヘンデル:「ジューリオ・チェーザレ」〜嵐の海で難破した小舟は[ドロットニングホルム・バロックEns/2007年、PHILIPS] パーセル:「ディドとエネアス」〜わたしが地中に横たえられたとき ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.124〜終楽章[ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮BPO バーバラ・ヘンドリックス(S) ヘルイェ・アルゲルヴォ(A) ヘルマン・ヴィンクラー(T) ハンス・ゾーティン(B) プロ合唱団連合、東京藝術大学cho.田中信昭(合唱総指揮)/録音:1977年、普門館/FM東京] | ||
録音:1977年-2010年。演奏者名の後に表記のないものはすべてARTE VERUM音源。1974年にデビューしたソプラノの名花バーバラ・ヘンドリックスの歌手活動約40周年を記念して、これまでに彼女が様々なレーベルで録音してきたアリアや歌曲のハイライトをまとめた2枚組。幼いころアメリカ南部での人種差別を目の当たりにし、また自身も差別を受けて育ったヘンドリックスは大学入学を許された初めての黒人の一人だった。彼女はまず数学の学位を収め、声楽を学んだのはその後だったが、1974年にオペラとリサイタルの両方でデビューを飾り、その後の華々しい活躍は誰もが知るところだろう。歌手として活躍する一方、難民の支援活動にも力を注いでおり、活動家としても様々な賞を受賞しているなど、彼女の存在はこの世界にとって非常に大きなものとなっている。この「ミュージカル・ポートレイト」は、音楽を通して、この世界の中で人々の助けになりたいと願うヘンドリックスの肖像画ともいえるコンピレーションとなっている。『私の初めての録音であるフィリップスでのフランス・オペラ・アリア集から、私のレーベル Arte Verum での最新の録音、私の録音の歴史のすべてを網羅するプログラムをと考え、このようなかたちに致しました。グラモフォン、エラート、テラーク、ソニーでの録音音源も含めることができたことを嬉しく思います。また、私がカラヤン先生と初めて共演した第九も、私にとってはとりわけ思い入れのある録音です』(バーバラ・ヘンドリックス) | ||
AURORA (ノルウェー)
旧譜はこちらから。 | ||
オルヤン・マトレ(1979-):クラリネットのための音楽 プロローグ(2010)〜クラリネット・ソロのための/チャント(2008)〜バスクラリネットとテナートロンボーンのための/ 孤独に散る葉(2006)〜メゾソプラノ、クラリネット、チェロとテープのための/クラリネット協奏曲「裏返しに」(2010) ロルフ・ボルク(Cl) マリウス・ヘースビ(Tb) トゥーラ・アウゲスタ(Ms) タニヤ・オルニング(Vc) ジュアンジョ・メナ指揮ベルゲンpo. | ||
作曲家のオルヤン・マトレ、クラリネット奏者のロルフ・ボルク。ノルウェーの若い世代の音楽家ふたりのコラボレーションを紹介するポートレートアルバム。オルヤン・マトレはベルゲン生まれ。オスロのノルウェー国立音楽アカデミーでクルーセ、トゥーレセン、トンメセン、ヘルステニウスに作曲法を学んだ。細かいニュアンスをもったサウンドと色彩の音楽が評価され、ノルウェー音楽シーンで活躍する各方面からの委嘱がつづいている。ロルフ・ボルク(1975-)もベルゲンの生まれ。ノルウェー国立音楽アカデミーでハンス・クリスティアン・ブレインに学び、室内アンサンブル"asamisimasa" のメンバー、ソロ奏者として活躍している。「チャント」は、オスロ室内楽フェスティヴァルの委嘱により作曲された、バスクラリネットとトロンボーンの会話。「孤独に散る葉」は、E.E.カミングズの詩と松尾芭蕉の俳句からインスピレーションを得たという。クラリネット協奏曲のタイトル「裏返しに」は、協奏曲におけるソロ楽器とオーケストラのテクスチュアの関係を暗示。ベルゲン・フィルとロルフ・ボルクの委嘱作。アルバムの最初に演奏されるクラリネット・ソロのための「プロローグ」は、クラリネット協奏曲のソロパートの素材をまったく異なる環境のうちに展開したとされる作品。全4曲、初演者による録音。 | ||
BONGIOVANNI
旧譜はこちらから。 | ||
ジョヴァンニ・シモーネ・マイール(1763-1845):歌劇「巧妙な愛」
ステファニア・フェラーリ(Ms;アデライデ) リヴィオ・スカルペッリーニ(T;オロスモンド) フィリッポ・モラーチェ(B;オスマリーノ) ガブリエッラ・ロカテッリ・セーリオ(S;フィアンメッタ) ガブリエーレ・サゴーナ(B;男爵) エレナ・ロッシ(S;イレーネ) ソーニャ・ルブリーニ(S;リゼッタ) ルイージ・バリローネ(T;マギナルド) ピエランジェロ・ペルッキ指揮ガエターノ・ドニゼッティ・ベルガモ音楽祭o. | ||
録音:2010年10月15日、17日、ガエターノ・ドニゼッティ劇場、ベルガモ、ドニゼッティ音楽祭ライヴ。世界初録音。なお解説冊子が厚いため、25mm厚のジュエルケースの中にCD1枚が収納されている。毎年秋にベルガモのガエターノ・ドニゼッティ劇場で催されるドニゼッティ音楽祭。もちろん基本的にドニゼッティのオペラが上演されるが、ドニゼッティを育て上げた恩師マイールの作品も取り上げている。マイールは本来バイエルンに生まれ育ったヨハン・ジーモン・マイアーというドイツ人。ちょうどモーツァルトとベートーヴェンの間の世代にあたる。イタリアに進出した後、ベルガモに腰を据え、19世紀初頭の北イタリアではたいへん人気のあるイタリア・オペラの作曲家になった。「巧妙な愛」は、マイールのイタリア時代の初期、1798年12月27日にヴェネツィアで初演された1幕ものの喜劇。押し付けの結婚に抵抗する娘が幽霊に変装するという変化のある物語と、ハイドンやモーツァルトの影響が顕著なウィーン古典派風の音楽で、気持ちよく楽しめる。アデライデのステファニア・フェラーリは、ピアチェンツァ生まれのメゾ・ソプラノ。バロック音楽などで活躍している。オロスモンドのリヴィオ・スカルペッリーニは、地元ベルガモ生まれのテノール。ドニゼッティ音楽祭には常連で、今後ますますの活躍が期待されている。男爵のガブリエーレ・サゴーナもベルガモ生まれ。父ヴィンチェンツォ・サゴーナもバスで、若いながら達者な歌手。ピエランジェロ・ペルッキはイタリアのベテラン指揮者。イタリアオペアのマニアだけでなく、モーツァルトの喜劇が好きな方にもお勧めのオペラ。 「巧妙な愛」簡単なあらすじ:城主マギナルドの娘アデライデは、父によって男爵と結婚することを決められるが、彼女は連隊長のオロスモンドと恋仲。そこで彼女は自分が死んだという噂を流すと、幽霊に扮してオロスモンドの前に現れ、男爵がアデライデとの結婚を破談と宣言すれば、アデライデはオロスモンドと結ばれると告げる。オロスモンドは男爵にアデライデとの結婚を放棄せよと迫り、男爵は、なぜわざわざ死んだ娘との結婚の取り止めを宣言しなければならないのかと訝しく思いつつ、これに同意する。するとアデライデが正体を現し、事情を説明。アデライデとオロスモンドが結ばれる。同様の手口でアデライデの侍女フィアンメッタはオロスモンドの従者オスマリーノと結ばれる。 | ||
シェーンベルク:レチタティーヴォによる変奏曲Op.40 (1941) ジョルダーノ・トゥニオーリ(1944-):仮面をつけて前に進む/昔の祈り ジャン・ギユー(1930-):トッカータ リリアーナ・メディチ・トゥリーニ(Org) | ||
録音:1985年9月28日、フレスコバルディ音楽院、フェラーラ 。 使用楽器:アントニオ&フランチェスコ・ルッファッティ兄弟制作。同品番の LP (GB-5011) で出ていた録音だが、おそらく初CD化。近現代のオルガン曲を4曲。シェーンベルク作品はフレスコバルディの鍵盤作品を下地にした、モダーンかつ重厚な名作。トゥニオーリはイタリア、フェラーラの作曲家。現代的な鋭さを持ちつつ、耳当たりが良い曲。フランスのアンジェ生まれのオルガニスト&作曲家ギユーはオルガン・マニアには著名。トッカータはオルガンの多様な機能を前面に打ち出したいかにも現代オルガン曲といった音楽。リリアーナ・メディチ・トゥリーニは、近現代のオルガン曲を得意としている人。 | ||
トマ:歌劇「ミニョン」(イタリア語歌唱)
ジュリエッタ・シミオナート(Ms;ミニョン) ジュゼッペ・ディ・ステファノ(T;ヴィルヘルム・マイスター) チェーザレ・シエピ(B;ロターリオ) グラシエラ・ミレラ(Ms;フレデリク) ジルベルト・セルダ (T;ラエルテ) ベルダド・ルス・ガジャルド(S;フィリーヌ) イグナシオ・ルフィーノ(B;ジャルノ) グイド・ピッコ指揮パラシオ・デ・ベジャス・アルテスo.&cho. | ||
録音:1949年6月28日、メキシコシティ。前出: The Golden Age of Opera (GAO / G. A. O. ), GAO-128/129(ただし抜粋/当店未案内)。全曲既出CD: LEGATO, MYTO, G.O.P., GEBHARDT, ARKADIA。『ただし録音状態については十分ご覚悟くださいますようお願いいたします。』とのこと。1940年代末から1950年代初頭にかけて、メキシコシティのオペラハウス、パラシオ・デ・ベジャス・アルテス〔べジャス・アルテス宮殿〕ではイタリア・オペラの公演が頻繁に行われ、そこでは1950年代のイタリア・オペラを背負って立つ若き日の名歌手が多数出演していた。この1949年のトーマ「ミニョン」もその一つ。偉大なメゾ・ソプラノ、ジュリエッタ・シミオナートのタイトルロール、ジュゼッペ・ディ・ステーファノのヴィルヘルム、まだ26歳だったチェーザレ・シエピのロターリオと、ビックリするような豪華キャスト。 | ||
MELBA (濠) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000) 〔SACD盤も同一の価格〕ご案内済旧譜はこちらから。 | ||
ジョージ・フレデリック・ボイル(1886-1948): バラード(1921) /ピアノ・ソナタ(1925) /夏(1921) / ヴァーセット(1921) /即興曲(1921) /メヌエット(1921) /滝の歌(1921) ティモシー・ヤング(P) | ||
すべて世界初録音。ボイルは、フルトヴェングラーと同年に生まれたオーストラリアのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。ブゾーニに師事し、1910年にはアメリカに移り演奏活動、教育活動を行った。彼は録音をほとんど残さなかったため、同時代のピアニスト・コンポザーの中では今日忘却の彼方へ追いやられているが、魅力的なピアノ曲を残している。非常にピアニスティックな技法を駆使した難曲揃いで、大作「バラード」はゴドフスキに、「ピアノ・ソナタ」はアーネスト・ハッチソンに捧げられているのも興味津々で、ゴドフスキやアルカン、ソラブジらの超難曲に興味のある向きを興奮させる内容となっている。さらにボイルは美しいメロディを紡ぐ才にも恵まれていて、ここに収められた小品に惜しげもなく盛り込まれている。演奏はオーストラリアの若いヴィルトゥオーゾ、ティモシー・ヤング。これまでレイ・チェンやロジャー・ベネディクトの伴奏はあったが、ソロとしては初CD。強靭で正確な指まわりと明るい音色が魅力で、初めて聴くボイル作品の印象をさらに良くしてくれる。ピアノマニアでも名前しか聞いたことがなかったボイルの作品、ついに味わえる日が来た。 なお、代理店の案内には『CD Redbook』『CDレッドブック仕様。興味深い画像が数多く収録されています。』とあるが、コンパクトディスクにおけるレッドブックとは、オーディオCD (CD-DA) 仕様書の事を指すので画像は収録できない(音声とデータが同時収録出来るのは CD EXTRA 〔仕様書はブルーブック〕)。詳細は不明。 | ||
MUSART 1CDあたり¥3080(税抜¥2800) | ||
テクラ・バダジェフスカ:忘れられた音 乙女の祈り/ワルツ/黄金のエルサレム/ナイチンゲールの歌/ワルツ「接吻」/マグダレーナ/ マズルカ「甘き夢」/幻影/エオリアン・ハープ/アレクサンドラ/乙女の恥じらい/ 田舎小屋の思い出/乙女の誓い/マズルカ/アグネス/これら美しき鐘/信仰/希望/愛 ゼスポール・ポルスキ(マリア・ポミャノフスカと仲間たち) [マリア・ポミャノフスカ(弦) パヴェウ・ベトレイ(管) ヨアンナ・マクラキェヴィチ(P) アンナ・ピェフラ(Hp] | ||
2010年のフォル・ジュルネ音楽祭に来演し、話題となったゼスポール・ポルスキ。ショパンのマズルカを農民楽団の形態に戻して披露するという斬新な試みで、目から鱗の落ちる体験をさせてくれた。今回は何と「乙女の祈り」1曲で名を残すポーランドの女流作曲家テクラ・バダジェフスカの作品に挑戦した。ポーランドの音楽家たちがバダジェフスカ作品に取り組む初のアルバムとなる。「乙女の祈り」は日本では知らぬ者なき人気だが、母国ポーランドでは作曲者ともども完全に忘れられていた。現在ポーランドではバダジェフスカの再評価と研究が急ピッチで進んでいるが、そのキッカケは2007年にキングインターナショナル制作・リリースのアルバム「かなえられた乙女の祈り」で、本国でさえ忘れた作品を日本人が愛し続け、作品集のアルバムまで世界初録音したことがポーランドのメディアで報じられたことに端を発する。それを見たゼスポール・ポルスキのリーダーで民族音楽学者でもあるマリア・ポミャノフスカが興味を持ち、丹念に楽譜を検討したところ、人の心を掴む力と魅力に驚嘆、文化省に再評価運動の意義を訴えたとのこと。ポミャノフスカ本人もすっかりその世界にはまり、自身の率いるゼスポール・ポルスキのために編曲して演奏・録音を実現させた。 バダジェフスカ作品を19曲収録。すべてオリジナルはピアノだが、ここではポミャノフスカが4人の奏者用に編曲。ユリヤ・チャプリーナのアルバム「かなえられた乙女の祈り」に収録されていない9作品も聴くことが出来る。上品なサロン音楽がにぎやかなワールド・ミュージック調に調理されているのが面白く、「乙女の祈り」がチェロの朗々とした響きで鳴るのも新鮮。いずれも美しく、イージーリスニングかテレビドラマのBGMのようにキャッチーな曲が続く。ことに「ナイチンゲールの歌」は韓流ドラマのテーマそのものの世界で、ファンになってしまう人続出間違いなしの絶美曲。 | ||
OPMC CLASSICS (モナコ) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)国内へ新規案内される、モンテ・カルロpo.の自主レーベル、OPMC-CLASSICS [Orchestre Philharmonique de Monte-Carlo]。2011年3月に亡くなったヤコフ・クライツベルク(前・首席指揮者)指揮のタイトルが並ぶ。#当レーベルの旧譜を含みます。 | ||
ストラヴィンスキー:バレエ音楽集 火の鳥/ペトルーシュカ(*) /春の祭典(#) /プルチネッラ(#) マリア・マシチェワ(P;*) レナータ・ポクピチ(Ms;#) ケネス・ターヴァー(T;#) アンドルー・フォスター=ウィリアムズ(B;#) ヤコフ・クライツベルク指揮モンテ・カルロpo. | ||
録音:2010年5月31日-6月7日。ストラヴィンスキーの三大バレエ。各曲のリズムの処理の精確さは見事。各曲のキャラクターの描き分けも鮮やか。 | ||
ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」(全曲)(*) ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(#) |
ヤコフ・クライツベルク指揮 モンテ・カルロpo. サイモン・ハルシー合唱指揮 ベルリン放送cho. | |
録音:2010年4月2日-3日、7月13日-14日(*)、2010年8月13日(#)。実にメリハリの効いたクライツベルクの音楽作りと采配が光るラヴェルは見事。また、ドビュッシーでは、全体的に上品な軽さを漂わせながら、オーケストラを長い息で歌わせる統率ぶりで、確かな手ごたえを感じさせる稀有なドビュッシーとなっている。 | ||
リムスキー=コルサコフ:シェエラザードOp.35 ボロディン:「イーゴリ公」〜だったん人の踊り ムソルグスキー:はげ山の一夜 |
ヤコフ・クライツベルク指揮 モンテ・カルロpo. | |
録音:2010年1月、2月、11月。「はげ山の一夜」で聴かせる暴力的な激しさから、「だったん人の踊り」での優しさまで、クライツベルクとオーケストラの表現の幅広さを味わえる。名曲揃いで楽しい1枚。 | ||
ショスタコーヴィチ: 交響曲第11番「1905年」Op.103 |
ヤコフ・クライツベルク指揮 モンテ・カルロpo. | |
録音:2010年1月25日-26日。クライツベルク自身が「会心の出来」と振り返っていたという交響曲第11番のライヴ。サンクトペテルブルクに生まれ、ビシュコフの弟でもあるクライツベルクはショスタコーヴィチに対して特別な思い入れをもっていた。特に第11番は、NYPのデビュー公演となった演奏会で指揮したもので、その後もフィラデルフィア管などとも共演した特別な作。各楽器のバランスの采配が実に見事な、稀有な名演となっている。ショスタコーヴィチの第11番「1905年」は、演奏時間1時間を要する大曲。ロシア革命前夜を描いた映画的音楽で、ショスタコーヴィチの驚くべき描写力が発揮されている。「血の日曜日」の民衆虐殺の場面をはじめ、全体に指揮者の能力が試される難曲。不気味な事件を予感させるようなおどろおどろしい第1楽章は実にリアルに響き、第2楽章の射撃のシーンは痛々しいほど。終楽章の激しさは圧巻。 | ||
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調 | ヤコフ・クライツベルク指揮 モンテ・カルロpo. | |
録音:2010年9月27日-28日。クライツベルクとモンテ・カルロ・フィルによる、マーラーの交響曲第5番。クライツベルクが急逝したのが2011年3月だったので、亡くなる半年ほど前の演奏ということになるが、マーラーはレコーディング初レパートリー。冒頭のトランペットのファンファーレからなだれ込むハーモニーの突き刺すような音色のバランス感覚は、クライツベルクならでは。すっきりとした流れの中、マーラーの濃厚な和声を効果的に響かせている。アダージェットでは、クライツベルクの端正な音楽運びと、オケの絶妙なバランス感覚が際立つ。最終楽章では、躍動感に満ちたフーガと、金管の華やかな響きが鮮やか。あらためてクライツベルクの早すぎる死を悼みながらも、彼の素晴しい指揮と音楽を心して味わいたい渾身の演奏。 | ||
PREISER 特記以外
93387は当店未案内旧譜。価格帯Dは、国内代理店で取扱いがない商品です。旧譜はこちらから | ||
カールハインツ・シュレードル(1937-):室内楽作品集 クラリネットとピアノのためのソナタ Op.141 /ヴィオラとピアノのための3楽章 Op.43 / 弦楽四重奏曲第3番 Op.124 /クラリネット、ホルンとピアノのための三重奏曲「ヴィヴァ・ムジカ」 Op.135 クルト・フランツ・シュミット(Cl) マリア・ラヴィニア・ロム(P) ヤン・レズニチェク(Va) ウィーン・アニモSQ ミシェル・ガシアリーノ(Hr) | ||
発売:2007年。 | ||
アロンSQ〜パリ − ウィーン − モスクワ ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調 ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第10番 変イ長調 Op.118 ダヴィド・シャイユ(1971-):弦楽四重奏のための「 Gulf Stream 」 キリル・ザボロフ(1970-):弦楽四重奏のための「詩的断片」 アロンSQ | ||
発売:2010年。全てウィーンで学んだメンバーたちによって結成された同団体による、シューベルト(PRCD-90549)、シェーベルク(PRCD-90572)に続く当レーベル第3弾。他にCPOへコルンゴルトを(777 436-2)、CASCAVELLEへアントルモンと組んでピアノ五重奏曲を〔フランク(VEL-3094)&シューベルト&ドヴォルザーク(VEL-3099)〕それぞれ録音している。 | ||
驚異のボーイ・ソプラノ、アロイス・ミュールバッハー [Alois Mühlbacher] モーツァルト:「魔笛」より〔復讐の炎は地獄のように/愛の喜びは露と消え〕 ドヴォルジャーク:「ルサルカ」〜月に寄せる歌 / コルンゴルト:「死の都」〜私に残された幸せ グリーグ:「ペール・ギュント」〜ソルヴェイの歌 プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」〜私の大好きなお父さん/「蝶々夫人」〜ある日、見ることだろう カタラーニ:「ワリー」〜私は遠くに行きましょう J.シュトラウス:「こうもり」より〔田舎娘を演じたら/侯爵様/チャルダーシュ〕 R.シュトラウス:「ナクソスのアリアドネ」〜偉大な王女様 / ドリーブ:「ラクメ」〜花の二重唱 アロイス・ミュールバッハー(ボーイS) | ||
マーラー歌曲集(PRCD-91192)に続く、超絶ボーイ・ソプラノ、アロイス・ミュールバッハーのアリア集。どう見てもバリバリのソプラノが歌うような曲目がずらりと、いや、これだけの曲をすべて歌えるソプラノはそう多くはないだろう、「魔笛」の夜の女王のアリアに、「ナクソスのアリアドネ」の超絶ツェルビネッタのアリア、かと思えば「ワリー」や「蝶々夫人」のしみじみしたアリアに、「こうもり」の滑稽な歌と多彩。アロイス・ミュールバッハー(1995-)はオーストリア中部のヒンターシュトーダーの生まれ。2005年に名門聖フローリアン少年合唱団に加わり、才能を開花させることになる。既にオーストリアでは大人気で、2010年11月にウィーン国立歌劇場でヘンデルの「アルチーナ」が上演された際に普通ソプラノが歌うオベルトを歌い、大喝采を博した。日本でも新日本フィル公演のドビュッシー:ペレアスとメリザンドでイニョルドを歌っていたのをご記憶の方もいらっしゃるだろう。しかしアロイス君の実力はそんなものではなかったことが、このCDに刻み込まれている。驚異の歌声をぜひ! | ||
イントロ〜ディアンヌ・バアル・デビュー ハイドン:ピアノ・ソナタ第60番 ハ長調 Hob.XVI: 50 ショパン:バラード第4番 ヘ短調 Op.52 シューベルト:さすらい人幻想曲 D760 リスト:森のささやき カプースチン:演奏会用練習曲 Op.40 No.1 |
ディアンヌ・バアル(P) | |
ディアンヌ・バアルという名ながら生粋の韓国人、まるでK-POPのアイドルのような容姿のピアニスト登場。1983年生まれ、3歳からピアノを始め、11歳からウィーンに在住。2011年にはリヒテンタール・トリオというピアノ三重奏団も結成する行動派。デビュー盤となる当アルバムは、彼女の十八番5作が収められている。非常な技巧派で、カプースチンも爽快な指さばきが光る。さらに情感も豊か、新鮮なフレージングに驚かされる。今後の活躍が楽しみな要注目の新人。 | ||
リヨーデルト 混作/サハラ・サラー/フライレク・シュティケレ/私のそばにいて/顎の窪み/タイプライター/ 三拍子のムゼッテ/憧れ/バルカンのツヴィーフォッホ/ヨファノ、ヨファンケ/不死身にボロボロ/ シンタグルアブム・ファンタジー/チロルの響き/ミシュヴェルク マリア・シュティピヒ(歌/Cb) ラインハルト・ウール(歌/Cl/ソプラノSax/バセットホルン) フランツ・ホッファラー(カホン) ペーター・ハフリチェク(G) ヘルムート・Th.シュティピヒ(歌/シュランメルハーモニカ/アコーディオン) | ||
オーストリアで人気のアンサンブル、ミシュヴェルクの初CD。基本的に軽音楽バンドだが、バセットホルンやシュランメルハーモニカ(ボタン式アコーディオンの一種)などオーストリアならではの楽器も採り入れ、音楽にもクラシックの要素があれこれ加えられている。アルバム・タイトルのリヨーデルトとは「ヨーデルで歌われた」といった意味で、ポップな歌の中にヨーデル独特の裏声を活用しているのがユニーク。ゲストにギターのペーター・ハフリチェクを招き、楽しいアルバムに仕立てられている。 | ||
アイネ・クライネ・ナハトムジーク モーツァルト:セレナード第13番 ト長調 K 525 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 ボッケリーニ:弦楽四重奏曲 イ長調 Op.11 No.5, G 275〜メヌエット ハイドン:弦楽四重奏曲第76番 ニ短調 Op.76 No.2「五度」 ザルツブルクSQ | ||
録音:1988年10月、ウィーン、ADD 。 | ||
TONAL (オーストリア) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)ウィーンに本拠を置く録音スタジオの自主製作盤と思われる。PREISER や NCA といったレーベルの録音を手掛けている模様。公式サイト:http://www.tonal.at/(ただし、自社のCDに関する情報はほとんど無し)。 | ||
アリョーシャ〜ロシア民謡集(ロシア歌唱) 民謡:トロイカは行く/鐘の音は単調に鳴る/2つのギター/モスクワ郊外の夕べ/暗い夜/ 悲しき天使/一人旅路に出れば/カリンカ/ステンカ・ラージン/行商人/カドリーユ/ 夜でもないのに/トロイカ/12人の盗賊/夕べの鐘/コサックの子守唄/カチューシャ チャイコフスキー(*):騒がしい舞踏会の中で/灼熱の灰のあるごとく/ ただ憧れを知る者だけが/ドン・ファンのセレナード アリョーシャ〔アルフレート・ブルクシュターラー〕(B/G) フランツ・ビレック(バラライカ) セルゲイ・ファジーエフ(バヤーン) アンソニー・スピリ(P;*) | ||
立派な髭をたくわえ、堂々たる体躯から地鳴りのようなバスを聴かせるアリョーシャ。見るからにロシア人的風貌ながら、実際はアルフレート・ブルクシュターラーというザルツブルク生まれのオーストリア人。ロシア物を得意とし、ヨーロッパのオペラ・ハウスでひっぱりだこの人気の彼が、ロシア民謡に挑戦した。いずれも日本で良く知られたものばかりで、うたごえ運動世代なら絶対に欲しくなる内容。自身ギターを爪弾きつつ、伴奏にはバラライカも加わった雰囲気たっぷりの世界。芝居気もたっぷりで、やはりロシア民謡はこうした歌唱で聴きたい理想的演奏となっている。余白ではチャイコフスキーの名作ロマンスをしみじみと聴かせる。 | ||
TYXart (独) 特記以外
2012年5月からリリースを開始するというドイツの新レーベル。公式サイト:http://www.tyxart.de/。
| ||
フランツ・フンメル(1939-):クラリネット交響曲集〔ハティクヴァ/福島〕
ギオラ・ファイドマン(Cl) フランツ・フンメル(P) エレーナ・デニソワ(Vn) アレクセイ・コルニェンコ指揮モスクワso. | ||
2011年3月11日の東日本大震災以降、世界の芸術家の多くがその悲劇を後世に伝えるべく、芸術作品に仕上げている。フランツ・フンメルはドイツの作曲家でピアニスト。幼少期からクナッパーツブッシュの熱烈なファンとして人格形成され、長じてはピアニストとして多数のLPをリリースした。作曲家としては多作家で、オペラ、交響曲、室内楽などがあり、最近ではミュージカル「ルートヴィヒ二世」が話題となった。ヴァイオリン交響曲「福島」は交響曲でありながら、技巧的なヴァイオリン独奏が終始からみつく協奏作品。地震か津波を想起させるような衝撃音がしばしば響く正統派ゲンダイオンガクで、日本的な所はない。フンメルは以前にも、阪神・淡路大震災の犠牲者のための鎮魂曲「悲しみのシンフォニー」を発表し、社会派的な創作姿勢が見られる。本人の弁によれば、人間の不遜と傲慢により世界が破滅することへの警鐘としての作品で、もともとは原爆で破壊された広島の写真から得た印象を、いつか作品化したいと思っていたものの発展形とのこと。被災された方々へ捧げられている。「ハティクヴァ」はヘブライ語で「希望」を意味するイスラエル国歌の題名。スメタナの「モルダウ」に似ているとしばしば指摘されるこのメロディをパッサカリア主題とし、イスラエルの民の苦難の道を思い出させる音世界を作り上げている。 | ||
ACANTA (独) 1CDあたり¥1980(税抜¥1800)1990年代初頭に倒産した老舗レーベル、ACANTA が MEMBRAN 傘下で復活。 | ||
インゲボルク・ハルシュタイン(S)〜 Das Lied der Nachtigall (曲目詳細は リンク先テキスト・ファイル〔232539-233572共通/内容は欧文のみ〕をご覧ください。 | ||
ルチア・ポップ(S)〜 The Unforgotten (曲目詳細は リンク先テキスト・ファイル〔232539-233572共通/内容は欧文のみ〕をご覧ください。 | ||
録音:1975年-1983年。ライセンサー: Fonoteam GmbH 。 | ||
ハインツ・ホッペ(T)〜 The Heartfelt Voice (曲目詳細は リンク先テキスト・ファイル〔232539-233572共通/内容は欧文のみ〕をご覧ください。 | ||
録音:1957年-1986年。ライセンサー: Fonoteam GmbH 。 | ||
ディーター・クレッカー(Cl)〜 The Explorer with the Clarinet ホフマイスター:クラリネット協奏曲 / シャハト:クラリネット協奏曲 / ダンツィ:六重奏曲(*) [コンチェルト・アムステルダム、コンソルティウム・クラシクム、ヤープ・シュレーダー/1972年] シューベルト:岩の上の羊飼い D.965 / フランツ・ラハナー(1803-1890):彼に会って以来/歌の翼に シュポア:6つのドイツ歌曲〔私の心よ、静かに/二つの歌/憧れ/子守歌/秘められた歌/目覚めよ〕 [ヘレン・ドナート(S) クラウス・ドナート(P)/録音:1981年5月] フォーゲル:協奏交響曲第1番 / アーベル:ヴァイオリン、オーボエとクラリネットのための協奏曲 ロ長調 バックオーフェン:協奏交響曲 / ダンツィ:協奏交響曲 [オットー・ハルトマン(Fg) ヤープ・シュレーダー(Vn) ピエール・W.ファイト(Ob) ヴァルデマル・ヴェンデル(Cl) コンチェルト・アムステルダム/1972年] (伝)モーツァルト:セレナード K.196f / Cor sicerum / Jesu dulcis memoria / Domine Deus salutis meae / Die Hoffnung dient zum Stabe /ディヴェルディメント K.226 [ヘレン・ドナート(S) コンソルティウム・クラシクム クラウス・ドナート指揮プラハ・スク室内o./1972年、1987年] 以上、ディーター・クレッカー(Cl) | ||
#特記以外の記載年号は初発売年と思われます。ライセンサー: Fonoteam GmbH 。(*)は別代理店の資料に『七重奏曲』とあるが、欧文資料からすると誤り。ヘレン・ドナートが歌った録音分は、ARTS からもCD化されている録音と思われるが(カップリング等は変更されている模様で、曲目は ARTS の CD と一致しない)、他は PILZ 倒産以来久々の再発売と思われる。 | ||
ホセ・カレーラス〜奇蹟のカムバック・コンサート
・1988年7月21日、凱旋門 [ARC DE TRIOMF], バルセロナ グリーグ:君を愛す / カレーラスの挨拶 / トスティ:魅惑 / トルドラ:小歌 カタルニャ民謡:鳥の歌 / モンポウ:歌曲集「夢のたたかい」〜君の気配は海のよう ソロサバル:サルスエラ「港の酒場女」〜そんなことはありえない / ビベス:移民 プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」〜誰も寝てはならぬ ・1988年11月8日、リセウ大劇場、バルセロナ(*) ベッリーニ:歌劇「カプレーティとモンテッキ」より〔ここがその墓か/優雅な月よ〕 A.スカルラッティ:ガンジス川に陽はのぼり / ボノンチーニ:讃えんあこがれの君 ロッシーニ:歌劇「試金石」〜おお、なんて暗く激しい豪雨 ・1988年8月13日、 Jardí del Castell, Peralda アーン:「悦惚の時」〜得もいわれぬ時 / デュパルク:ロズモンドの館 モンポウ:歌曲集「夢のたたかい」〜君の上にはただ花ばかり トゥリナ:歌曲集「歌のかたちの詩」〜けっして忘れないで / オブラドルス:いちばん細い髪の毛で ・1988年9月16日、ウィーン国立歌劇場 ララ:グラナダ ホセ・カレーラス(T) ヴィンツェンツォ・スカーレラ(P) ロナルド・シュナイダー(P;*) | ||
前出・旧品番: PILZ [ACANTA], 44 1001-2〔国内盤:KICC-7240〕(当店未案内/廃盤)。 | ||
Verona "Live" [La grande notte a Verona] 〜スター・ガラ・コンサート 1988 ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」〜私は町の何でも屋[レオ・ヌッチ(Br)](*) ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」〜自殺 プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」〜麗しき乙女[ペーテル・ドヴォルスキー(T)](*) / 歌劇「ボエーム」〜私の名はミミ[ゾーナ・ガザリアン(S)](*) チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」〜心身ともにくたくたで[ジャコモ・アラガル(T)] ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」〜彼女は私を愛したことがない[ルッジェーロ・ライモンディ(B)](*) マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜ママも知るとおり[エレーナ・オブラスツォワ(A)](*) ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」〜かげ口はそよ風のように[フェルッチョ・フルラネット(B)](*) ヴェルディ:歌劇「アイーダ」〜勝ちて帰れ[ナターリャ・トロイツカヤ(S)] チレア:歌劇「アルルの女」〜ありふれた話[ルカ・カノーニチ(T)] マスネ:歌劇「ル・シッド」〜泣け、泣け、わが目[モンセラート・カバリエ(S)] ゲレロ:サルスエラ「セビリャノの客」〜剣に寄せる歌[プラシド・ドミンゴ(T)] ヴェルディ:歌劇「アッティラ」〜ローマの前で私の魂が[サミュエル・レイミー(B)](*) 歌劇「運命の力」〜神よ、平和を与えたまえ[アプリーレ・ミッロ(S)] ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」〜人知れぬ涙[ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ(T)](*?) ベッリーニ:歌劇「ノルマ」〜清らかな女神よ[マーラ・ザンピエーリ(S)](*) ワーグナー:歌劇「ローエングリン」〜はるかな国に[ルネ・コロ(T)](無印?) ヴェルディ:歌劇「オテロ」〜無慈悲な神の命ずるままに[シルヴァーノ・カローリ(Br)](*) プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」〜一人寂しく捨てられ[エヴァ・マルトン(S)] ヴェルディ:歌劇「椿姫」〜プロヴァンスの海と陸[ジョアン〔フアン〕・ポンス(Br)]/ 歌劇「シモン・ボッカネグラ」〜心に炎が燃え上がる[アントニオ・オルドネス(T)] ドビュッシー:歌劇「放蕩息子」〜アザエル、どうしてお前は私から離れていったの[イレアナ・コトルバス(S)] ララ:グラナダ[ホセ・カレーラス(T)](*) ホセ・コラード指揮(無印) カルロ・フランチ指揮(*) マドリッドso. | ||
録音:1988年8月8日、ヴェローナ円形劇場、ライヴ。原盤・初出: POLYPHON, 836 447-2 [国内盤: PHILIPS, 20CD-3237/8] 。前出CD: DA MUSIC (Germany), 870164-2(以上、当店未案内)。映像も国内 PHILIPS から LD で発売され、後に ARTHAUS から DVD 化 (101-403) されている。DVDでは116分収録。なお、曲毎の指揮者表記は資料によって異なっており、上記では当盤資料を優先した上で、違いがあるものには "?" を付記した。カレーラス・カムバック直後のライヴ。カレーラス自身はララの「グラナダ」しか歌っておらず、彼の復帰を祝って駆けつけたスター歌手たちが各1曲づつを歌ったと言う競演。 | ||
ルネ・コロ(T)〜オペラ歌手 [DER OPERNSANGER - THE OPERA SINGER] (曲目詳細は リンク先テキスト・ファイル〔232539-233572共通/内容は欧文のみ〕をご覧ください。 | ||
録音:1981年-1986年。ライセンサー: Fonoteam GmbH 。 | ||
MEMBRAN 特記以外 | ||
オットー・クレンペラー・イン・コンサート ブラームス(1833-1897):ドイツ・レクエイム [エリーザベト・グリュンマー、ヘルマン・プライ ケルン放送so.&cho./1956年2月20日] マーラー(1860-1911):交響曲第4番[エルフリーデ・トレチェル ケルン放送so./1954年2月11日]/ 亡き児をしのぶ歌[ジョージ・ロンドン ケルン放送so./1955年10月17日] ベートーヴェン(1770-1827): ミサ・ソレムニス[アンネリーズ・クッパー、ジークリンデ・ヴァーグナー、ルドルフ・ショック、 ヨーゼフ・グラインドル ケルン放送so./1955年6月6日]/ 交響曲第9番[ヴィルマ・リップ、ウルズラ・ベーゼ、フリッツ・ヴンダーリヒ、フランツ・クラス フィルハーモニアo.、ウィーン楽友協会cho./1960年6月7日] | ||
Classic for kids 〜こどものためのクラシック音楽集 (曲目詳細はリンク先テキスト・ファイル〔232539-233572共通〕をご覧ください。 | ||
ルドルフ・ゼルキン(P)〜 Profundity and Passion モーツァルト:ピアノ協奏曲〔第14番/第20番〕[ブッシュ指揮ブッシュco./オーマンディ指揮フィラデルフィア/1938, 1951] ベートーヴェン:ピアノ協奏曲〔第1番/第4番〕/ピアノ・ソナタ〔Nos.8, 21, 23, 26〕 [カラッチオーロ&スカーリア指揮ナポリ&ローマRAIo./1945, 1947, 1951, 1952, 1958] ベートーヴェン:チェロ・ソナタ〔 Nos.1, 3, 4, 5〕/チェロ変奏曲集[パブロ・カザルス(Vc)/1951, 1953] メンデルスゾーン:序奏とロンド・カプリツィオーソ[1957]/ピアノ協奏曲集[オーマンディ/1957, 1959] ブラームス:ホルン三重奏曲/ヴァイオリン・ソナタ/ピアノ五重奏曲 / シューマン:ヴァイオリン・ソナタ [A.ブレイン(Hr) A.ブッシュ、H.ブッシュ、他/1932、1933、1938、1937] バッハ:イタリア協奏曲/半音階的幻想曲とフーガ / R.シュトラウス:ブルレスケ[ミトロプーロス指揮NYP/1950、1958] | ||
ヴィルヘルム・ケンプ(P)〜 Poet at the Piano モーツァルト:ピアノ協奏曲 Nos.9, 15, 20 [ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルトco.、カラヤン指揮BPO/1953, 1956] ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集/ピアノ・ソナタ Nos.8, 14, 21, 23, 26, 31[ケンペン指揮BPO/1951,1953,1956] シューマン:ピアノ協奏曲 / リスト:ピアノ協奏曲第1番[クリップス指揮、フィストゥラーリ指揮LSO/1953、1954] ブラームス:バラード集/ピアノ協奏曲第1番[コンヴィチュニー指揮/1953、1957] ショパン:バラード第3番/幻想曲/幻想即興曲/子守歌/舟歌[1958] | ||
#この商品は、代理店から『Disc 6の表記が本来なら「Ludwig van Beethoven」ですが実際には「Wolfgang Amadeus Mozart」となっておりました。』との連絡が来ています。対応は未定とのことで、この表記のまま流通が続き交換等は成されない可能性もありますので、あらかじめご了承下さい。 | ||
ジョーン・サザーランド〜 La Stupenda (曲目詳細は リンク先テキスト・ファイル〔232539-233572共通/内容は欧文のみ〕をご覧ください。 | ||
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ BWV.1001-1006
イェフディ・メニューイン(Vn) | ||
録音:1957年。 | ||
The Innovator 〜クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643): マドリガーレ集第7巻、第8巻、第9巻より/ラプレゼンターティヴォ様式のマドリガーレ集/ 1、2声のためのさまざまな宗教的曲集/マドリガーレ集 第7巻[カデロ、ミアテッロ(S) カルヴィ(A) ガイファ、マンノ、デ・チェッキ(T) ファヴェリオ(B) ロベルト・ジーニ指揮/1987、1987、1990] トルクァート・タッソのテキストによるマドリガーレ集[アレッサンドリーニ指揮コンチェルト・イタリアーノ/1989] マドリガーレ集第8巻「愛と戦いのマドリガーレ」[マルカンテ指揮イル・ルッジェーロ/1998、1999] アリアンナの嘆き/音楽の戯れ[フリザーニ(S) クステル(A) チェーラ指揮アルテ=ムジチ/1999] 情け知らずの女達のバッロ/タンクレディとクロリンダの戦い[ヴォルタ指揮アンサンブル・シンフォニア・ペルジーナ/2003] | ||
原盤: TACTUS。 | ||
フリードリヒ・グルダ(P) プレイズ・ベートーヴェン エロイカ変奏曲/創作主題による32の変奏曲WoO.80[1959年]/ ピアノ・ソナタ〔第10番[1959年]/第19番[1954年]/第28番/第30番[1957年]〕/ ヴァイオリン・ソナタ〔第7番/第10番〕[ルッジェーロ・リッチ(Vn)/1954年]/ チェロ・ソナタ第3番[ピエール・フルニエ(Vc)/1959年] | ||
シューベルト:ミサ曲集
ドイツ・ミサ曲[エドゥアルト・ブルンナー(Cl)他、器楽奏者たち ゲルハルト・シュミット=ガーデン指揮テルツ少年cho./1975年/ライセンサー: Fonoteam GmbH ] ミサ曲第6番D.950 [ピラル・ロレンガー(S) フリッツ・ヴンダーリヒ(T) マンフレート・シュミット(T) ヨーゼフ・グラインドル(B) エーリヒ・ラインスドルフ指揮BPO/1960年] | ||
リチャード・タッカー〜 America’s Best Tenor (曲目詳細は リンク先テキスト・ファイル〔232539-233572共通/内容は欧文のみ〕をご覧ください。 | ||
セルジュ・チェリビダッケ〜 Magician of Sound (曲目詳細は リンク先テキスト・ファイル〔232539-233572共通/内容は欧文のみ〕をご覧ください。 | ||
HALIDON (伊)クラシック専門のレーベルではなく、一時的な入荷になる可能性が高いので、お早めに。 | ||
イタリアの作曲家による現代音楽集 エンニオ・モリコーネ: Neodiscanto/トリオ[A.テッラ(P) R.バルビヌッティ(Perc) F.ポルフィド(Voce recitante) A.フェラーリ、I.タリアフェリ、A.ジムブロウスキ] ブルーノ・ベッティネッリ:弦楽四重奏曲第2番[G.マニャーニ、G.ピオ、A.レオーネ、A.リッカルディ] ルチアーノ・シャイー:ソナタ・トリテマティカ第10番 [U.オリヴェッティ、C.ベラシ(Vn) E.ポッジーニ(Va) C.メレウ(Vc)] ジャコモ・マンゾーニ: Du Dunkelheit[スカルダレッティ、ピアチェンティーニ] アレッサンドロ・ソルビアーティ: Ut、Dedica[G.ノーヴァ(Fl) F.モレッティ(キタラ) S.スカッピーニ(アコーディオン)] マルコ・ディ・バリ: Epifania della terza[ファウスト・ボンジェッリ(P)] マウロ・カルディ: Breath、Pastelli sul Pack[M.カルディ、F.ゲスアルディ/A.バラッチ] フランコ・オッポ:三重奏曲第2番/ディティランボ [L.モッキア、N.ピントール、R.アズリ、アマウリー(Vn)] ソニア・ボー: Di pece di stelle pungenti[F.ロッティ(Fl) M.カステラーノ(P)] リッカルド・ピアチェンティーニ:マドリレーニョ、シャハー [R.ピアチェンティーニ(P) T.スカルダレッティ、A.M.モリーニ、R.ピアチェンティーニ] ヴィットリオ・フェレゲラ: Nocturnal Landscape、Canto notturno [G.ディ・バッコ、E.フィリペッティ、G.ベラディーニ、F.パオレッティ、ザヌッソ] カルロ・フロリンド・セミーニ: Ecclesiae[G.フェラーリ(P)] イルマ・ラヴィナーレ:カデンツァ[R.パンフィリ(Vn)] ピッポ・モリーノ:2つの断片[P.ボナグリ(キタラ)] フランコ・マンニーノ:第2協奏曲/ Evanescenze / シンフォニア第12番 [F.マナラ(Vn) ザニボーニ(アルパ) U.ブルーノ指揮グリ・アルモニチo.] | ||
MAGDALEN (英) 特記以外
1993年創業の古楽系レーベル METRONOME がリリースを開始したヒストリカル系復刻レーベル。 | ||
グリーグ・フェイヴァリッツ ノルウェー舞曲集 Op.35 (*) /「ペール・ギュント」(#)〔第1組曲 Op.46 /第2組曲 Op.55〕 [ジョージ・ウェルドン指揮 ロイヤルpo. (*) 、LSO (#) /1960年(*)、1952年、1955年]/ 組曲「ホルベアの時代から」 Op.40 [カール・ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o./1956年]/ 「ペール・ギュント」〜ソルヴェイグの歌 [エミー・ベッテンドルフ(S) オットー・ドブリント指揮ベルリン州立歌劇場so./1929年]/ 抒情小曲集第3集 Op.43 より[ヴァルター・ギーゼキング(P)/1956年]/ 抒情小曲集より[ニコライ・マルコ指揮フィルハーモニアo./1953年] | ||
録音:モノラル。 | ||
グノー:歌劇「ファウスト」(*)
エリナー・スティーバー(マルゲリート) ユージン・コンリー(ファウスト) チェーザレ・シエピ(メフィストフェレス) フランク・グァレーラ(ヴァランタン)他 ファウスト・クレヴァ指揮メトロポリタン歌劇場o.&cho. | ||
グノー:歌劇「ロミオとジュリエット」〜二重唱「私はあなたを許しましたわ」(#) / 歌劇「ミレイユ」〜 TRAHIR VINCENT... A TOI MON AME (+) ジャニーヌ・ミショー(S;#/+) ラウル・ジョバン(T;#) アルベルト・エレーデ指揮パリ・オペラ座o.(#/+) | ||
録音:1951年5月、スタジオ(*)/1953年(#/+)。原盤: Columbia U. S. (SONY/BMG) (*) 。既出CD:PREISER, PRCD-20015 [PR-20015](廃盤)(*) 。(*)は本家からは確かCD化されていない。メフィストフェレはいかにもシエピ向きの役と思われるのに、後は全てライヴ。 | ||
モーラ・リンパニー〜ラフマニノフ:ピアノ協奏曲集&前奏曲集 ピアノ協奏曲〔第1番 嬰へ短調 Op.1 (*) /第2番 ハ短調 Op.18 (*) /第3番 ニ短調 Op.30 (#) 〕/ 前奏曲集〔 Op.3 No.2, Op.23 Nos.2-4, 6-7, 9-10, Op.32 Nos.1, 3-5, 7-10, 12-13 〕 モーラ・リンパニー(P) ニコライ・マルコ指揮フィルハーモニアo.(*)、 アントニー・コリンズ指揮ロンドン新so.(#) | ||
録音:1951年-1954年。 |
KULTUR DVD/Blu−ray
旧譜はこちらから。 | ||
マシュー・ボーン〜チャイコフスキー:「白鳥の湖」
Richard Winsor(The Swan / Stranger) Dominic North(The Prince) Nina Goldman(The Queen) Madelaine Brennan(The Girlfriend) Steve Kirkham(The Private Secretary) Joseph Vaughan(The Young Prince) Matthew Bourne(Director and Choreographer) Lez Brotherston(Set &Costume Designer) | ||
119分、カラー。今回の映像はオリジナル・キャストではなく、新キャストによる新しい映像作品。 | ||
新書館 | ||
ドルテ・ジルベール、パリ・オペラ座エトワールのバレエ・レッスン「上」〜ウォーミングアップ&バー・レッスン ・ウォーミングアップ/・バー・レッスン/プリエ/タンデュ/ジュテロン・ド・ジャンブ・ア・テール/ フォンデュロン・ド・ジャンブ・アン・レールプティ・バットマン/アダージオグラン・バットマン/他 特典映像 インタビュー:ブリジット・ルフェーヴル/ジル・イゾアール/トゥーヴ・R.ラトヴォンドラエティ ドロテ・ジルベール:美しさの秘密 パリ・オペラ座バレエ(ダンサー、教師) ドロテ・ジルベール(エトワール) ジル・イゾアール アレッシオ・カルボネ(プルミエ・ダンスール) トゥーヴ・R.ラトヴォンドラエティ(P) | ||
ドルテ・ジルベール、パリ・オペラ座エトワールのバレエ・レッスン「上」〜センター&ポアント・レッスン ・センター&ポアント・レッスン/パ・ド・ポアント/タンデュ/アダージオ/ピルエット/プティ・ソー/グラン・ソー/ トゥール・アン・レール/グラン・パ・ド・ポアント/デサント・ド・ポアント/トゥール・ア・ラ・スゴンド/ グラン・ジュテ・マネージュ/グラン・フェッテ/ピケ・マネージュ/レヴェランス パリ・オペラ座バレエ(ダンサー、教師) ドロテ・ジルベール(エトワール) ジル・イゾアール アレッシオ・カルボネ(プルミエ・ダンスール) トゥーヴ・R.ラトヴォンドラエティ(P)他 | ||
以上2点、収録:2011年。パリ・オペラ座の新時代を代表するエトワール、ドロテ・ジルベール。彼女自身がモデルを務め、普段のクラスで行っている内容を完全収録したレッスンDVD。上巻(ウォーミング・アップ&バー・レッスン)は、ガルニエ宮の舞台奥にあるフォワイエ・ド・ラ・ダンスで撮影。オペラ座のダンサーたちが絶大な信頼を寄せるバレエ教師のジル・イゾアールが、ていねいに指導・解説している。世界最高峰の繊細で優美なポワントワークは、まさに「パリ・オペラ座スタイル」。そんなスタイルを存分に体現している“エトワール "の圧倒的な表現力は、映像の中でジルベールが見せる上体の動きにその秘密が!普段は決して見ることのできないエトワールのレッスンの模様をくまなく完全網羅することで、テクニックはもちろん、「パリ・オペラ座スタイル」の表現力の秘密にまで迫る初の映像。 下巻(センター&ポアント・レッスン)では、代々受け継がれてきたオペラ座ならではのポアント・レッスン、さまざまなポジションでの回転やジャンプなど、あらゆるステップを網羅。オペラ座バレエ教師のジル・イゾアールによるていねいな指導・解説と多彩なアンシェヌマンも必見。また、オペラ座の伝統やヌレエフの振付の特徴などを語る彼の言葉は、まさにフランス・バレエのエッセンス。もちろん卓越したジルベールのデモンストレーションも含め、「パリ・オペラ座スタイル」の秘密がここに。 | ||
クラシック・バレエ・ガイド〜レッスン&鑑賞に役立つ20のポイント バレエのはじまり ルイ14世時代/バレエ学校の生活/ロマンティック・バレエの人気/トウシューズとチュチュ/ クラシック・バレエの父 マリウス・プティパ/男性ダンサーと女性ダンサーの違い/マイムの基礎/ アンナ・パブロワとスザンヌ・ファレル/ワスラフ・ニジンスキーとルドルフ・ヌレエフ/振付家の役割/ ジョージ・バランシン/バランシンのバレエとバレリーナたち/ダンサーと振付家(ソロの振付)/ バレエ・メソッドの違い/ダンサーの役割/パ・ド・ドゥの秘密/ダンサーと振付家(パ・ド・ドゥの振付)/ ダンサーとしての人生/ダンサーの資質/偉大なバレエ芸術 | ||
ハンガリー国立バレエのプリマ、ヘンリエット・トゥンヨギがバレエの世界をご案内。20あるポイントのそれぞれを約9分でていねいに解説する。それぞれの解説を終えると、ヘンリエットがモデルとなったバレエ・レッスンが始まる。バー&センターのレッスンからパ・ド・ドゥ・レッスンまで収録。バレエ・レッスンの全体で、必須バレエ用語の解説と実演もなされる。さらには、バリシニコフやヌレエフ、ベスメルトノワ、フェリなどの舞台映像も部分収録。「ポイント別」に見るもよし、「レッスン別」に見るもよし、「レッスン」だけを通して見るもよし、見る方の用途に合わせたチャプター・プログラムが組み込まれたDVD。鑑賞に役立つだけでなく、これからレッスンを始めようとする方にも最適。 ヘンリエット・トゥンヨギ(Henriett Vasary-Tunyogi):1974年、ハンガリー生まれ。10歳からハンガリアン・バレエ・アカデミーにてクラシック・バレエを学ぶ。18歳の時に国内で最も才能のあるダンサーに贈られるマリア・ケレステシュ賞を受賞。ハンガリー国立バレエで活躍し、その後ライプツィヒ・バレエに移籍。『白鳥の湖』『眠れる森の美女』など古典作品からウヴェ・ショルツ振付の現代作品まで数多くのタイトルロールを踊る。また夫であるピアニストのタマーシュ・ヴァーシャリとともに数々の公演を企画、成功させ、日本ではフジ子・ヘミングとの共演が話題となった。2003年からはフリーのダンサーとして活躍。また、自身でも振付を手掛け、多くの作品を発表している。 | ||
モーリス・ベジャール(振付)/黛敏郎(音楽)/東京バレエ団:「ザ・カブキ」
高岸直樹(由良之助) 平野玲(塩冶判官) 上野水香(顔世御前) 木村和夫(高師直) 高橋竜太(判内) 長瀬直義(勘平) 佐伯知香(おかる) 松下裕次(定九郎) 柄本武尊(直義) 井上良太(力弥) 梅澤紘貴(現代の勘平) 高村順子(現代のおかる) 宮本祐宜(石堂) 安田峻介(薬師寺) 西村真由美(遊女) 永田雄大(与市兵衛) 田中裕子(おかや) 井脇幸江(お才) 松下裕次(ヴァリエーション1) 長瀬直義(ヴァリエーション2)/他 東京バレエ団 ヌーノ・コルテ=レアル(美術) | ||
収録:2010年7月11日、ミラノ・スカラ座(東京バレエ団海外公演700回記念公演)。歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」を題材とし、東京バレエ団のためにベジャールが振付けた同団オリジナル作品でm日本と西洋が見事に融合した壮大なバレエ「ザ・カブキ」がついにDVDで登場。由良之助を高岸直樹が、顔世御前を上野水香が演じ、喝采を浴びた名演をライヴ収録。バレエ・ファン必携のDVD! | ||
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」 台本:マリウス・プティパ/原作:E.T.Aホフマン/台本改訂・振付:ユーリー・グリゴローヴィチ ニーナ・カプツォワ(マリー) アルチョム・オフチャレンコ(くるみ割り人形/王子) ボリショイ・バレエ パーヴェル・クリニチェフ指揮ボリショイ劇場o.&児童cho. | ||
収録:2010年12月、ボリショイ劇場。カラー|本編103分|NTSC|リージョン2|ワイドサイズ 16:9|ステレオ 5.1ch、ドルビーディジタル。ボリショイ・バレエで踊り継がれるグリゴローヴィチ版「くるみ割り人形」。軽やかに舞うニーナ・カプツォーワとノーブルなアルチョム・オフチャレンコが踊る、クリスマスのファンタジーをお楽しみ頂きたい。これからのボリショイを担う若手ペアが主演の注目の映像。カプツォーワは、2011年末に改修を終えた新ボリショイ劇場の杮落とし公演「眠れる森の美女」で大絶賛のうちに主演しプリンシパルに昇格した若手ホープのひとり。オフチャレンコは、2007年入団ながら、杮落とし公演でも主演を務め、ボリショイらしいノーブルで男らしいダンサーとして頭角を現している逸材。豪華な出演ダンサーの顔ぶれは、ボリショイ・バレエの層の厚さを感じさせる。デビル役に岩田守弘も出演。2010年12月、改修前のボリショイ劇場で撮影。バレエ団の最新映像。 | ||
ミラノ・スカラ座バレエ〜「ライモンダ」
振付・演出復元:セルゲイ・ヴィハレフ 舞台美術復元:エレーナ・キンルスカヤ、ボリス・カミンスキー 衣装復元:イレーネ・モンティ 照明:マルコ・フィリベック 音楽:アレクサンドル・グラズノフ ミハイル・ユロフスキ指揮ミラノ・スカラ座o. | ||
収録:2011年10月、ミラノ・スカラ座。ミラノ・スカラ座。バレエ芸術監督:フレデリック・オリヴィエリ。カラー|本編154分|NTSC|リージョン2|ワイドサイズ 16:9|ステレオ5.1ch、ドルビーディジタル。ノヴィコワとフォーゲルをゲストに迎えたミラノ・スカラ座バレエ最新の舞台映像。ワガノワ・メソッドによる洗練されたテクニックと、美しいプロポーションを兼ね備えたオレシア・ノヴィコワ。ライモンダの5つのヴァリエーションでは彼女の持ち味を見事に発揮している。豊かな表現力で数々のドラマティック・バレエの主役をレパートリーに持つ人気ダンサー、フリーデマン・フォーゲル。シュトゥットガルト・バレエのプリンシパルの実力を発揮し、ジャン・ド・ブリエンヌ役も華麗に演じきっている。原典(オリジナル)振付の復元で定評のあるセルゲイ・ヴィハレフによるプティパの振付の原典(オリジナル)版が、ミラノ・スカラ座の舞台で鮮やかに甦る貴重な映像。 オレシア・ノヴィコワ(ライモンダ):マリインスキー・バレエ ファースト・ソリスト。サンクトペテルブルクに生まれる。2002年にワガノワ・バレエ・アカデミーよりマリインスキー・バレエに入団。『眠れる森の美女』『ジゼル』『ライモンダ』『ドン・キホーテ』などの古典作品で主演するほか、フォーサイスの『イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド』などコンテンポラリー作品でもその才能を遺憾なく発揮し、活動の幅を広げている。ワガノワ・メソッドによる洗練されたテクニックと、美しいプロポーションでマリインスキー・バレエのスタイルを受け継ぐバレリーナ。 フリーデマン・フォーゲル(ジャン・ド・ブリエンヌ):シュトゥットガルト・バレエ プリンシパル。1980年、シュトゥットガルト生まれ。97年ローザンヌ国際バレエコンクールでキャッシュ・プライズ、98年ジャクソン国際バレエコンクールで銅賞を受賞。98年シュトゥットガルト・バレエに入団し、2002年プリンシパルに昇格。『白鳥の湖』『ジゼル』『眠れる森の美女』などの古典のほか、クランコ振付『ロメオとジュリエット』、マクミラン振付『マノン』、ノイマイヤー振付『椿姫』など数々のドラマティック・バレエに主演し、豊かな表現力で好評を博している。 #当初、品番を「DD12-0407」と記載しておりましたが、アナウンスからちょうど1ヶ月たった発売直前に、代理店から上記が正しい旨訂正連絡がありました。 |