・国内盤マイナー・レーベル |
・輸入盤マイナー・レーベル |
・輸入盤 歴史的アイテム |
・映像アイテム |
・高音質アイテム |
輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。 |
LEBHAFT (EINSATZ RECORDS) 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)2010年を最後にリリースが止まっていた EINSÄTZ RECORDS が企画・制作するレーベル LEBHAFT(ドイツ語で「活発」「快活」と言ったような意味)。残念ながらプレス盤ではなくCD-R製盤となってしまったが、EINSÄTZ RECORDS 同様に『ザンデンオーディオシステム社製「LCR型フォノイコライザ」を使用し、各レーベルに適応したイコライザカーブで再生しています』とのこと。#当レーベルはCD-R製版ながら初回限定盤の模様で、発売から1年程度で品切れとなるアイテムが出ています。お早めの入手をおすすめいたします。 "EINSÄTZ RECORDS" も含む旧譜はこちらから。 | ||
ドロルツ四重奏団〜 ドビュッシー&ラヴェル:弦楽四重奏曲 |
ドロルツSQ | |
録音:1960年代後期、ステレオ|原盤:仏 Deutsche Grammophon, 139 369 。『ドイツ屈指のカルテット、ドロルツ四重奏団は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーであったエドゥアルト・ドロルツによって1950年にベルリンで結成された。フルトヴェングラーとカラヤンという、ドイツ音楽の2大巨頭を支えたドロルツだが、ティボーやブイヨンといったフランスの巨匠たちから学んだだけに、このドビュッシーとラヴェルは実に格調が高く、キメ細かで情緒豊かな演奏。』 | ||
グリューナー=ヘッゲ〜 チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 |
オッド・ グリューナー=ヘッゲ指揮 オスロpo. | |
録音:1950年代後期、モノラル|原盤:英 Allegro, ALL-753 。『オッド・グリューナー=ヘッゲはノルウェー国内での活動が中心だったため、世界的な知名度は高いとは言い難いが、残された幾つかの録音でその卓越した音楽性に触れる事ができる。このチャイコフスキーは、全体的に速めのテンポをとりながら重量感も併せ持つ、実に理想的な演奏。過度の感情移入を避けた端正なスタイルが基本としながら、意表を突くかのようなクライマックスを演出する。』 | ||
ヴァンデルノート〜モーツァルト:交響曲集 〔第40番/第41番「ジュピター」〕 |
アンドレ・ヴァンデルノート指揮 パリ音楽院o. | |
録音:1956年-1957年、パリ、モノラル|原盤:仏 Trianon, 2C 045-11349 。『ヴァンデルノートは1956年から1958年にかけてモーツァルトの交響曲を9曲録音した。当時はステレオ録音が主流となっていたが、仏 Pathé-Marconi EMI はステレオ方式の録音には懐疑的だったため、モノラルでの録音となっている。しかしながら、モノラル特有のパワフルな重量感は、このストレートで生命力に溢れたモーツァルトに見事に合致しており、まさに理想的な演奏となっている。 | ||
ペルルミュテール〜ショパン:ワルツ集(全14曲) | ヴラド・ペルルミュテール(P) | |
録音:1962年10月、ジュネーヴ、モノラル|原盤:独 Concert Hall Society, M-2337。『ヴラド・ペルルミュテールはモーリス・ラヴェルから直接教えを受け、ピアノ作品全曲録音を2度も行った「ラヴェル弾き」として有名だが、ショパンはもう1つの中心レパートリー。ショパンのピアノ作品は、1970年代から1990年代にかけてまとまった録音を行うも、「ワルツ集」は1962年のこの録音のみ。過剰な力みを感じさせず、ごく自然に弾きこなしながら、艶やかな雰囲気を醸し出している。』 | ||
カール・シューリヒト〜ブラームス: 交響曲第3番/ハイドンの主題による変奏曲 |
カール・シューリヒト指揮 南西ドイツ放送so. | |
録音:1962年9月、バーデン=バーデン、ステレオ|原盤:独 Concert Hall Society, SMS-2284 。カール・シューリヒトによるブラームスの交響曲は、ライヴ録音や放送録音では数種残されているが、セッション録音はこの「第3番」以外にはウィーン・フィルとの「第2番」、バイエルン放送交響楽団との「第4番」しか残されていない。この唯一となる「第3番」の当セッション録音は実に貴重な巨匠の遺産である事は言うまでもない。明快で透明度が高く、生命力に満ちた響きを堪能できる。 | ||
ヴンダーリヒ、ギーベル、ローター/他〜モーツァルト:歌劇「魔笛」(抜粋)
アルトゥール・ローター指揮ハンブルク国立歌劇場o.&cho. ペーター・ロート=エーランク(B;ザラストロ) フリッツ・ヴンダーリヒ(T;タミーノ) ギセラ・ヴィヴァレッリ(S;夜の女王) アグネス・ギーベル(S;パミーナ) ホルスト・ギュンター(Br;パパゲーノ) エルナ=マリア・ドゥスケ(S;パパゲーナ) | ||
録音:1950年代後期、モノラル|原盤:独 Opera, 1134 。ヴンダーリヒ歌唱分のみは Ariola, Eudorisc, BMG 等のアリア集CDに収録されたことがあるが、抜粋の全曲は初CDフォーマットと思われる(ただし2000年代後半以降の各オペラ系直販CD-Rレーベルからのリリースは、膨大すぎで未確認)。『名匠アルトゥール・ローターの指揮によるモーツァルトの「魔笛」だが、どうやら全曲録音はなく、ハイライト盤としてレコーディングされた模様。しかしながら歌手陣は注目の顔ぶれで、中でもフリッツ・ヴンダーリヒの参加は特筆に値する。また、バイロイト音楽祭に4年連続出演したペーター・ロート=エーランク、様々な指揮者と多くの録音があるアグネス・ギーベルなど、極上の歌唱が聴ける。』 | ||
コンドラシン〜マーラー:交響曲第9番 |
キリル・コンドラシン指揮 モスクワpo. | |
録音:1964年9月、モスクワ、ステレオ|原盤:露 Melodiya, C0813-16 。『旧ソビエト連邦の指揮者キリル・コンドラシンは早い時期からマーラーの作品を取り上げており、7曲の交響曲の録音がある。「第9番」については、モスクワ・フィルと1962年にソビエト初演、また1967年4月の来日公演では日本初演を行っている。マーラーの交響曲の日本初演がソビエトの指揮者とオーケストラによって行われるのは異例。名匠コンドラシン入魂のマーラーを堪能できる。』 | ||
ローゼンストック&ロイブナー ベートーヴェン: 交響曲第1番(*) /「レオノーレ」序曲第3番(*) モーツァルト:交響曲第39番(#) |
ジョゼフ・ ローゼンストック指揮(*) マンハイム国立so.(*) ヴィルヘルム・ロイブナー指揮(#) ベルリン国立歌劇場o.(#) | |
録音:1950年代後期、1950年代中期、すべてモノラル|原盤:英 World Record Club, T 41 /独 Eterna, LPM 1010 。『ポーランド生まれの指揮者ジョゼフ・ローゼンストックは、主にドイツやアメリカ、そして日本で活動したが、NHK交響楽団の基礎を創り上げ、一糸乱れぬアンサンブルを誇るオーケストラに育て上げた功績は大きい。またボーナス・トラックとして、同じくこのオーケストラの指揮者を務めたウィルヘルム・ロイブナーの録音も収録。日本楽壇へ多くの貢献を果たした2人の名指揮者の貴重音源。』 | ||
カークパトリック〜モーツァルト: ピアノ・ソナタ第17番 変ロ長調 K.570 / 組曲 ハ長調 K.399 /幻想曲とフーガ ハ長調 K.394 |
ラルフ・カークパトリック(Fp) | |
録音:1952年、ニューヨーク、モノラル|原盤:米 Bartok Records, BRS 912 |おそらく初CDフォーマット化。『バッハやスカルラッティの権威として高名なアメリカのチェンバロ奏者ラルフ・カークパトリックの珍しいモーツァルト作品集。この録音ではアメリカのチェンバロ製作者ジョン・チャリスが復元した18世紀モデルのフォルテピアノを使用しており、優美な響きが魅力的。チェンバロでの膨大な録音に比べて、極めて少ないフォルテピアノでの録音にカークパトリックの強いこだわりが垣間見れるようである。』 | ||
ノイマルク〜ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 |
イグナツ・ノイマルク指揮 ユトレヒトso. | |
録音:1950年代中期、モノラル|原盤:仏 Club National du Disque, MMS 2031 。『ポーランド出身の指揮者イグナツ・ノイマルク(1888-1959)は主にポーランドとドイツで活動した後、ノルウェーやオランダをはじめ、ヨーロッパ各地のオーケストラに客演、絶賛された。アルトゥール・ニキシュに指揮を学んだこの隠れた名匠のアグレッシヴな演奏は実に圧巻。この「エロイカ」はオーケストラを見事に鳴らし切った圧倒的名演。キレ味抜群で、指揮者の唸り声までも聞こえる。』 | ||
シュヒター〜 チャイコフスキー:交響曲第5番 |
ヴィルヘルム・シュヒター指揮 北西ドイツpo. | |
録音:1950年代後期、モノラル|原盤:英 HMV, XLP 20009 。『 NHK交響楽団の指揮者としても活躍した名匠ウィルヘルム・シュヒター渾身のチャイコフスキー。基本的にはイン・テンポで正統派な解釈ながらも、時として弦楽器群が大きなうねりを見せ、金管も野蛮に咆哮する骨太な演奏。当時の北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団は、決してA級評価とは言い難いオーケストラだが、この演奏ではシュヒター仕込みの鉄壁のアンサンブルが聴ける。』 | ||
ソンドラ・ビアンカ チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 |
ソンドラ・ビアンカ(P) ハンス=ユルゲン・ ヴァルター指揮 ハンブルク・プロ・ムジカso. | |
録音:1955年、モノラル|原盤:英 Parlophone, PMC 1034 |おそらく初CDフォーマット化。『アメリカのピアニスト、ソンドラ・ビアンカは5歳で最初の演奏会を開き、11歳の時にはカーネギー・ホールにデビューし、天才少女ピアニストとして活躍した。巨匠ブルーノ・ワルターも賞賛し、才媛の名を欲しいままにしたビアンカだが、早々に表舞台から身を引いて後進の教育に力を注いだため、残された録音は限られている。才能に恵まれた天才女流による2大協奏曲の貴重な録音。』 | ||
モントゥー〜モーツァルト:交響曲集 〔第35番「ハフナー」/第39番〕 |
ピエール・モントゥー指揮 ハンブルク NDR so. | |
録音:1964年2月、ステレオ|原盤:独 Concert Hall Society, SMS 2359 。『独墺系も得意としたモントゥーだが、モーツァルトの録音は極めて少なく、交響曲録音は公式にはこの2曲のみ。またドイツのオーケストラを振った音源も実に少なく、このハンブルク北ドイツ放送交響楽団との一連の録音以外は見当たらない。稀少なモーツァルト録音に加えて、ドイツのオーケストラとの数少ない共演という2つの価値を有するこの録音は、モントゥーが残した実に貴重な遺産。』 | ||
サンソン・フランソワ〜 ベートーヴェン:3大ソナタ集 〔第9番「悲愴」/第14番「月光」/第23番「熱情」〕 |
サンソン・フランソワ(P) | |
録音:1963年2月-4月、パリ、ステレオ|原盤:仏 EMI, 1109591 。『フランスの鬼才サンソン・フランソワは「ベートーヴェンは生理的に受け付けない」と発言したにもかかわらず、なぜこの3大ソナタを録音するに至ったかは謎である。ショパンやドビュッシーを得意とするフランソワは、感覚のおもむくままにその曲の持つ情感をピアノに込めて演奏するタイプのピアニストゆえ、論理ではなく人の感情に直接訴えかける作曲家に共感を覚えたのかも知れない。』 | ||
グリューナー=ヘッゲ〜 ブラームス:交響曲第1番 |
オッド・ グリューナー=ヘッゲ指揮 オスロpo. | |
録音:1956年、モノラル|原盤:米 National Academy Record Club, NA 3 。『オッド・グリューナー=ヘッゲはノルウェー国内での活動が中心だったため、世界的な知名度は高いとは言い難いが、残された幾つかの録音でその卓越した音楽性に触れる事ができる。このブラームスは、メリハリの利いた豪快な演奏。セッション録音でもこの威力なので、実演はさぞ凄かったと思われる。「スピード感」「重量感」どちらも感じられる実にパワフルな演奏。』 | ||
APPLAUDIR当店未案内旧譜 | ||
モーツァルト:ピアノ作品集 Vol.2 J.P.デュポールのメヌエットの主題による9つの変奏曲 ニ長調 K.573 / レクイエム ニ短調 K.626 より〔 Introitus - Lacrimosa 〕 ( Karl Klindworth 編曲)/ ピアノ・ソナタ第3番 変ロ長調 K.281 /幻想曲 ニ短調 K.397 / グラスハーモニカのためのアダージョ ハ長調 K.356 (K.617a) ( Paul Badura-Skoda 編曲)/ レクイエム ニ短調 K.626 〜 Lacrimosa ( Franz Liszt 編曲) 長谷川美沙(P) | ||
録音:2021年4月6日、小ホール、豊中市立文化芸術センター、大阪。<演奏者プロフィール>長谷川 美沙 大阪府出身。3歳よりクラシックピアノを始め、4歳でイェルク・デームスの弟子となる。数々の国内コンクールで入賞し、コンサート出演やオーケストラとの協演を果たす。 15歳より毎年米国にてピアノコンサートを開催し、全米各地で注目を集め、米国ユタ州立大学音楽部ピアノ演奏学科より特待入学許可を得る。 2013年にはデームスの薦めによりルッツ・レスコヴィッツと初共演し、翌年にはミラベル宮殿コンサートに招聘された。2015年にはザルツブルグ名門コンサートシリーズのマイスターコンサートのピアニストをつとめ、2017年のドイツの音楽祭でジェレミー・メニューインの代役をつとめて好評を博す。その後、主にヨーロッパ各地の音楽祭から毎年招聘を受け、ソリスト、室内楽奏者として活躍している。これまでに主に、ドイツ、オーストリア、アメリカ、中国、日本などでの演奏活動を行っている。また、後進の指導にも力を注ぎ、ドイツ・ハンブルク近郊で18歳以下を対象としたコンクールを現地の音楽家達と立ち上げ、世界で活躍できる音楽家の発掘を目指し、定期的なマスタークラスを開催している。また、入賞者へのステージマナーを指導するクラスは特に人気が高い。立ち上げ2年目にして、国際ピアノコンクールの入賞者を輩出している。 共演者は、ダヴィド・ゲリンガス、アイレン・プリッチン(ムジカ・エテルナ/ゲスト・コンサートマスター)、ウラディミール・メンデルスゾーン(クフモ音楽祭音楽監督)、ヨアヒム・シェーファー(ドレスデン・バッハ=ゾリステン主宰)、ルッツ・レスコ#ヴィッツ、小林美恵、林裕、松実健太など。また、世界的リコーダー奏者のミカラ・ペトリからは「最高峰の室内楽奏者」と評価されている。 現在、ザルツブルグ名門コンサートシリーズの日本代表を務め、東日本大震災復興支援活動や被災地域活性化事業などにも力を注ぎ、定期的にコンサートやマスタークラスなどを行っている。これまでに、イェルク・デームス、ハリーナ・C・ステファンスカ、スーザン・ダルマイヤー、池田明子、和田克、山本瑛子、加藤崇子の各氏に師事。 <解説より> モーツァルトは、天才的なクラヴィーア奏者(現代風に言えばピアニスト)であった。従って、作曲家モーツァルトとしてはピアノに関する作品は中核をなすべきものなのだが、自身はそれほど重要視していなかったと思われる。というのも、他ジャンルの作品に比べて、ソナタなどピアノの作品については、ほとんど何も書き残していないのである。「ソナタ」「変奏曲」「小品」に 「レクイエム」のピアノ・ソロ版という、編曲ものとしては型破りと言える作品を加え、ピアノを通してモーツァルトの真髄を今一度味わってみたい。 | ||
REGULUS 〔レグルス〕旧譜はこちらから。 | ||
ブゾーニ×ストリングス〜ブゾーニ:室内楽作品選集 弦楽四重奏曲第2番 ニ短調 Op.26, BV225 (*) バッハ/ブゾーニ編曲: 半音階的幻想曲とフーガ(チェロ&ピアノ版)(#) / ヴァイオリン・ソナタ第2番 ホ短調 Op.36a, BV244 (+) |
廣瀬心香(Vn;*/+) 森岡聡(Vn;*) 古見聡見(Va;*) 鈴木皓矢(Vc;*/#) 北端祥人(P;#/+) | |
録音:2022年3月23日、ルーテル市ヶ谷ホール、含・ライヴ。音楽学者畑野小百合氏によるブゾーニ研究の一環としてのコンサートを収録。ピアノの名手として知られるブゾーニは弦楽器で何を表現しようとしたのか? 知られざる名曲を通してブゾーニの弦楽世界を堪能できるアルバム。進取の気性溢れる新進気鋭の若手演奏家を起用。 | ||
フランクからデュティユへ〜 フランス・ピアノ音楽の系譜を辿る旅 Voyage de l 'esprit 〔エスプリの旅〕 フランク:前奏曲、フーガと変奏 Op.18 ラヴェル:鏡 デュティユ:ピアノ・ソナタ |
村田理夏子(P) | |
録音:2023年1月10日-12日、スターツおおたかの森ホール。●パスカル・ドゥヴァイヨンとのピアノデュオで活躍する村田理香子 初のソロアルバム。『●心の奥へ染み入るように語りかけるフランク。荘厳かつ極めて格調高く紡がれる「音言葉」の数々は、時に心に突き刺さるほど強烈に私たちに訴えかけてくる。幾重にも扉を置いて、恥ずかしそうに心の奥底に隠されたラヴェルの心の部屋。慎重に慎重にそれらの扉を開けて中を覗いてみると、そこにはロマンチスト=ラヴェルの世界が広がる。それを一度目にしたものはラヴェルの魅力の虜になるだろう。強烈に眩しい光の世界や、無重力的宇宙空間を漂ったかと思えば、マグマのような原始的エネルギーを呼び覚ます世界へと、聴く者を縦横無尽に異次元へと引き摺り込む、独特の作風をもつデュティユ。「エスプリの旅」と題したこのCDでこの3者の世界を存分に旅していただけたら嬉しい。』(村田理夏子) 村田理夏子 プロフィール:『殿堂ベルリン・フィルハーモニーで30回近い協奏曲公演を誇る実力派! 東京藝術大学卒業後、ドイツ政府給費留学生(DAAD)としてベルリン芸術大学に留学、満場一致の最高点首席にて卒業。Konzertexamenに進学し、ドイツ国家演奏家資格取得。ポルト国際コンクールをはじめ数々の国際コンクール入賞。2003年より2018年まで、ベルリン芸術大学ピアノ科講師を務めた。世界の殿堂ベルリン・フィルハーモニー・ホールにてソリストとして毎年招聘され、これまで30回近くオーケストラと共演。協奏曲のレパートリーは30曲近くに及ぶ。パスカル・ドゥヴァイヨンとの本格的なピアノデュオ活動にも力を入れ、リリースしたCDはレコード芸術特薦盤に選ばれる。室内楽経験も豊富で、世界各地の国際音楽祭にて演奏を重ねる実力派。共演者にはスティーヴン・イッサーリス、 パヴェル・ヴェルニコフ、ドンスク・カンをはじめ、多数の著名演奏家が名を連ねる。音楽雑誌にも多数の記事を寄稿。そのほか20年近くに及ぶマスタークラス開催や、音楽書籍およびレクチャー通訳など、音楽教育活動にも幅広く積極的に力を入れている。2022年より「NAGAREYAMA国際室内楽音楽祭」を始動、総合プロデュース兼、芸術監督に就任。第一線で活躍する演奏家を国内外より積極的に招聘し、質の高い国際室内楽音楽祭を目指す。』 | ||
フランスのリコーダー音楽 ルイ・ド・ケ・デルヴロワ(1680-1755):リコーダーと通奏低音のための組曲2番 ト長調(第2集)(1731) ピエール・ダニカン・フィリドール(1681-1731):リコーダーと通奏低音のための組曲5番 ト短調(1717) ルイ・ド・ケ・デルヴロワ:リコーダーと通奏低音のため組曲2番 ヘ長調(第1集) (1726) シャルル・デュパール(1667-1740):リコーダーと通奏低音のための組曲6番 へ短調(1701) 柿原よりこ(リコーダー) 土居瑞穂(Cemb) 福澤宏(ヴィオラ・ダ・ガンバ) | ||
録音:2021年9月28日-30日、風のホール、三鷹市芸術文化センター。 『●柿原よりこ2枚目のCD。●「踊りから生まれたフランスの音楽は、活気のあるリズムで、喜びにあふれた楽しい音楽です。このアルバムには17〜18世紀半ばにかけて、フランスの宮廷やサロンで演奏されていた踊りの音楽が集められています。優雅で繊細、洗練された華やかさといったロココ趣味の音楽です。」(柿原) ●使用楽器はソプラノ・リコーダー(C管)、アルト・リコーダー(F管)、4度フルート(B管のソプラノ・リコーダー)が曲に合わせて選択されています。●録音は古楽録音に定評のある峰尾昌男氏が担当。柿原順子〔かきはら よりこ〕:東京に生まれる。4歳よりピアノを故北瓜和喜氏、のちに北瓜やよひ氏に師事。杉並区立の小中学校および練馬の都立高校でリコーダーを愛好する音楽科の教師に出会う。国立音楽大学楽理科在学中にリコーダーを山岡重治氏に師事。卒業後オランダの王立デン・ハーグ音楽院でリカルド・カンジ氏に師事し、チェンバロおよび通奏低音、室内楽を学ぶ。87年サーティフィケイトを取得して修了。帰国後は各地でコンサートを行っている。国立音楽大学非常勤講師。』 | ||
オルランド・ディ・ラッソ 〔オルランドゥス・ラッスス〕:マタイ受難曲 |
ベアータ・ムジカ・トキエンシス | |
録音:2022年4月19日-22日、秩父ミューズパーク音楽堂。 声楽アンサンブル、ベアータ・ムジカ・トキエンシス第1弾! フランドル楽派後期最大の作曲家ラッソのマタイ受難曲、日本人初の録音。16世紀前後のアカペラ宗教作品を中心に、知られざる名曲を数多く紹介してきたベアータ・ムジカ・トキエンシスが、待望の1st CDをリリース!全編がラテン語で歌われる受難曲は、温かく深みのあるベアータサウンドを堪能出来る一枚となっている。ベアータ・ムジカ・トキエンシス:2013年10月に結成されたアカペラ声楽アンサンブル。古楽界の第一線で活躍を続ける演奏家により、16世紀前後のルネサンス期の宗教音楽や、知られざる作曲家達の埋もれた名曲を演奏し、貴重なレパートリーを緻密なアンサンブルで紹介していくことを目指し活動して来た。人の声が持つ純粋な響きや魅力とその可能性を最大限に活かし、当時の響きを忠実に再現することを目指すと共に、専門家によるレクチャーを交えることで、近寄りがたく思われがちなルネサンス期のポリフォニー音楽の魅力を伝え、その普及に力を尽くしている。2019年3月にラッソの「マタイ受難曲」を演奏。スカンデッロ、アニムッチャ等、知られざる作曲家達の作品を数多く取り上げ、意欲的な活動を続けている。 | ||
星月夜 [La nuit etoilee] F.コレア・デ・アラウホ(1584-1654):第7旋法による高音部のソロのティエント/陽気な羊飼い/ 第2旋法によるティエントとディスクルソ 柿沼 唯(1961-):6つの前奏曲ドの旋法による前奏曲「朝」/レの旋法による前奏曲「バラード」/ ミの旋法による前奏曲「星月夜」/ファの旋法による前奏曲「雨のあと」/ ソの旋法による前奏曲「夏の庭」/ラの旋法による前奏曲「松風」 J.ティトゥルーズ(1563頃-1633):めでたし海の星 柿沼 唯:星 / P.ブルーナ(1611-1679):第1旋法による右手のティエント 小島弥寧子(Org) | ||
録音:2019年8月16日-18日、軽井沢コルネ。いま、いにしえの旋法に、星月の語らいを聴く。スペイン・オルガン音楽の研究・演奏にも積極的に取り組む小島美寧子初のアルバム。録音は家喜美子、花岡和生等古楽奏者の録音を手がけ、古楽録音に定評のある峰尾昌男氏が担当。『●スペイン独自のスタイルで書かれた、コレア・デ・アラウホの分割ストップのためのティエントでは思慮深い眼差しを、柿沼唯の《6つのプレリュード》から表題作「星月夜」ではひそやかな声を、「松風」では内面の静けさを、ルネサンスの声楽曲の面影をとどめる、フランスのティトゥルーズの《めでたし海の星》では勇壮な歌を。交差する時空を、軽井沢コルネのオーベルタン・オルガンが描き分ける。』(小島 弥寧子〔こじま みねこ〕) 小島 弥寧子:玉川大学を経て、武蔵野音楽大学大学院音楽研究科修士課程修了。フェリス女学院大学ディプロマコース修了。大学院在学中福井直秋賞受賞。ヨーロッパ、アメリカ各地のマスタークラスに参加。2003年度横浜みなとみらいホール・オルガニスト・インターンシップ修了。国内及びドイツ、フランス、スペイン、アメリカ各地でソロ、アンサンブル、オーケストラや吹奏楽団との共演を行う。近年特にスペインのオルガン音楽の作品や歴史的楽器の研究と演奏に力を注ぎ、また邦人作品にも積極的に取り組んでいる。これまでにオルガンを富永哲郎、伊藤繁、酒井多賀志、藤枝照久、早島万紀子、三浦はつみ、武久源造、A. セア・ガラン各氏に、和声を柿沼唯氏に師事。 現在武蔵野大学非常勤講師。明福寺ルンビニー学園オルガニスト。元築地本願寺副オルガニスト(2006-2015)。“La academia del organo espanol " 主宰。(一社)日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。 | ||
カノンのミサ〜ジョスカン・デ・プレ(1450/55?-1521):ミサ曲全集 Vol.8 ミサ「アド・フーガム [Missa Ad fugam] 」/ミサ「シネ・ノミネ [Missa Sine nomine] 」 花井哲郎(音楽監督)ヴォーカル・アンサンブル・カペラ | ||
録音:2013年11月10日-14日、北の大地美術館、中札内村、北海道。レオナルド・ダ・ヴィンチと同時代に活躍し、マルティン・ルターも絶賛したルネサンスを代表する天才作曲家が残した19曲のミサ曲全集。本格的な中世・ルネサンス専門のヴォーカル・アンサンブルカペラの第12弾。全曲を通して2声のカノンを軸に作られている、実に聴き応えのあるミサ曲。それぞれジョスカンの初期と後期の様式の異なる2曲。カノンを追っていくとまたたくまに目眩くジョスカン・ワールドに引きずり込まれていく! 2021年のジョスカン没後500年を記念する企画(全9集予定)。 | ||
création 〔クレアシオン〕 「古典四重奏団」「音楽三昧」「タブラトゥーラ」「アンサンブル《BWV2001》」など、多才な活動を繰り広げる田崎瑞博が立ち上げたレーベル。 旧譜はこちらから。 | ||
古典四重奏団〜ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 〔第1番−第16番/大フーガ/ト長調(原曲:ピアノ・ソナタ 嬰ヘ長調「テレーゼ」|編曲:田崎瑞博)(#) 〕 古典SQ [川原千真・花崎淳生・三輪真樹・田崎瑞博] | ||
録音:2017年1月-2022年7月、笠懸野ホール PAL (Nos.7, 15-16) 、浜松天竜壬生ホール (Nos.1-6, 8-14) /アナウンスに記載無し(#) |非売品特典CD: QC-003 → CD用OPP袋でBOXと同封。『●2019年度レコードアカデミー大賞および文化庁芸術祭大賞のダブル受賞に輝いた、衝撃の「ショスタコーヴィチ全集」に続く、11枚組完全収録盤。●第10番以降は作曲順、全曲新録音。●「古典四重奏団から見たベートーヴェン」田崎瑞博 (ブックレットより抜粋)彼の際限のない創作力は、自らの内なる声をすべて五線譜に再現すべし、という彼自身の使命感にみなもとがある。古典四重奏団のベートーヴェン演奏の指針は、それに心を寄せる、ということから始まっている。●中村孝義氏(音楽学・大阪音楽大学名誉教授)による詳細な解説付き 58P ブックレット。●ボックス仕様、11種の紙ジャケット入り。 |
SONETTO CLASSICS (英)#0002 と 0005 は再案内旧譜。2015年、ロンドンにおいて活動を開始したレーベル。最高経営責任者は日本人の澤渡朋之氏。 神童として絶賛されるも1990年のチャイコフスキー・コンクール演奏直前に原因不明の手の故障にみまわれ、その後22年間演奏活動から遠ざかっていたアンジェロ・ヴィラーニ(1966/67-) [JSONCLA-001 |レーベル在庫限り]( YouTubeに2012年のロンドン・デビュー・リサイタルがUpされている https://www.youtube.com/channel/UCQ4hKfkg8-nvec1WE6TJ6Ug )、伝説のピアニスト、アーヴィン〔エルヴィン〕・ニレジハージ(1903-1987)のシリーズ [ JSONCLA-002 、 JSONCLA-005 、 JSONCLA-007 |以下続巻予定](当レーベルは、ニレジハージの来日公演に関った旧・高崎芸術短期大学〔後に創造学園大学へ発展するも、運営していた堀越学園が2013年に破産、大学を含む各学校も閉校〕のニレジハージ・アーカイヴを買取り、2016年以降書簡や録音テープなどを所有している)、 ジョン・オグドンと同窓(イローナ・カボシュ門下)で教師として著名だが一切商業録音を残していないノーマ・フィッシャー(1940-) [ BBC 録音集: JSONCLA-003 〔BBC との契約年月経過のため廃盤、入手不能〕, JSONCLA-004 〔BBC との契約年月経過のため廃盤、入手不能〕, JSONCLA-006|以下続巻予定] の各アイテムをリリースしている。 レーベル公式サイトに、各種 YouTube 映像へのリンクあり〔 http://www.sonettoclassics.com/multimedia.html 〕。 #2023年現在最新の「ニレジハージ Vol.3 」から、国内仕様盤ではなくなりました。輸入盤との違いは日本語帯有無のみとのことです(もともとブックレットに日本語も印刷)。 ## BBC のライセンスを得たディスク〔コメント欄に「収録・ライセンサー: BBC 」と記載しているもの。2023年7月現在ではノーマ・フィッシャーのシリーズのみ〕は、 BBC からマスターの供給を受けず個人蔵等の音源を使用〔 = BBC 内でマスター破棄、あるいは行方不明等〕していたとしても、 BBC との契約上レーベルからの出荷が発売後5年間に制限されるそうで、すでにノーマ・フィッシャーの Vol.1 ([J]SONCLA-003) と Vol.2 ([J]SONCLA-004) は廃盤になっています〔国内代理店・当店・各国業者すべて在庫なし、入手不能〕。 BBC 音源使用アイテムにつきましては、コメント欄に記載している廃盤予定年の1年〜半年前までのご注文をお勧めいたします。 旧譜はこちらから。 | ||
2曲以外初出|ニレジハージ・ライヴ Vol.3 〜 オールド・ファースト・チャーチ・リサイタル 1973.5.6 シューベルト:「さすらい人」幻想曲 ハ長調 Op.15, D.760 リスト:2つの伝説(*)〔小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ/ 波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ〕 ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 Op.6 No.2 /夜想曲 ヘ短調 Op.55 No.1 ドビュッシー:「版画」〜第1曲 塔/レントより遅く ブラームス:ラプソディ 変ホ長調 Op.119 No.4 テオドール・レシェティツキ:英雄的練習曲 Op.48 No.3 (#) シューベルト/リスト編曲:「白鳥の歌」〜第4曲 海辺にて(#) アーヴィン・ニレジハージ(P|使用楽器: Baldwin ) | ||
録音:1973年5月6日、オールド・ファースト・チャーチ [Presbyterian 〔長老派〕] 、サンフランシスコ、カルフォルニア、 US 、ライヴ、モノラル| (*以外):初出音源| (#):アンコール|ソース:既出(*)も含め新発見された、カセット・テープ・マスター(おそらく紛失)からの初期コピー|リマスタリング:アンドルー・J.ホルズワース、澤渡朋之|既出LP, CD: Desmar/International Piano Archive [LP], IPA 111 「ニレジハージ・プレイズ・リスト」 (*) 〔同内容 LP が Telefunken (GERMANY), 6.42626 AW / Columbia (JAPAN), OX-1081-AX でもリリース〕 / Music and Arts [2CD/2CD-R], MUA-1202 「 Ervin Nyiregyhazi in Performance: Live Recordings, 1972-1982 」 (*) 〔以上すべて廃盤、入手不能〕|解説:ケヴィン・バサーナ(ピアニスト伝記作家)によるニレジハージの生涯の概括とオールド・ファースト・チャーチの演奏会の背景に触れた3500字のノート + 澤渡朋之によるプロデューサー・ノート|日本語解説付。#本アルバムにはオリジナル・テープ起因のノイズ等が含まれます。 ニレジハージ(1903-1987)生誕120周年&オールド・ファースト・チャーチ演奏会50周年あたる、いわば記念リリース(現地では2023年5月6日に発売|日本へは代理店の都合で入荷が遅れ、2023年7月末のリリース予定)。これまで当レーベルは国内仕様盤としてのリリースだったが、当盤は輸入盤としての販売。ただし違いは日本語帯有無のみの程度。 当初「ニレジハージ・ライヴ・シリーズ」として予定されていたのは当3巻までだったので一旦完結になるが、 Sonetto Classics が保有する「 Sonetto Nyiregyházi Archive 」〔旧・高崎芸術短期大学(閉学直前:創造学園大学)へのニレジハージ夫人寄贈資料が大元| 2016年に Sonetto Classics が取得〕には『100巻以上のリール、数巻の映像フィルム、約2000作品の楽譜、数多くの未発表写真など』があり、澤渡氏も「(次に出すなら)シューベルトのイ短調ソナタ (Op.42) を弾いた1973年の演奏会」と語っている。この日のテープは Sonetto Nyiregyházi Archive にあるものの内容は未チェックで、シューベルトに関してはマニア間でもこれまで一切出回ったことがないらしく、残っていればよいが・・・という状況らしいが、当盤を含む3巻の売れ行き次第によって次が出るかどうかが決まるようだ。今後の展開も合わせると、ピアノ・マニアには必携だと断言させて頂きたい。 当盤の海外メディア批評からの抜粋など(原文欧文の場合、翻訳: Sonetto Classics ): 『(波間の)半音階を使った威嚇的なスケール|大きな波動と雷鳴のような力強い解釈|このアルバムはニレジハージのファンとピアノ芸術の愛好家の両者を魅了するだろう』(スティーヴン・グリーンバンク/ MusicWeb International |英語全文: https://www.musicwebinternational.com/2023/05/ervin-nyiregyhazi-piano-live-vol-3-sonetto-classics/ ) 『 Sonetto Classicsのニレジハージ・ライブ3部作の第3弾は、20世紀で最も(理解が)難しいが魅力的なピアノの個性の一人の、最も説得力のあるドキュメントであると言えるだろう』(ジェド・ディスラー/ Classics Today |英語全文:https://www.classicstoday.com/review/ervin-nyiregyhazi-genius-or-madman/) 『50年前のこの日に奇跡的に捉えられた、真に魅惑的で、極めて個性的なピアニズムを初めて完全な形で聴くことができる』(マーク・エインリー/評論家|英語全文: https://www.patreon.com/posts/82612314 ) 『ニレジハージが存在したことを世界に示して続けてくれて多謝。故ドリス夫人も誇りに思っているだろう」(マティアス・スミット/ 国際ニレジハージ財団〔クロムニー、オランダ〕会長) 『(前略|テスト・リマスターをチェック中)改めて聴くと唖然とさせられる演奏。「さすらい人」幻想曲、滅茶苦茶で破壊的な箇所と地の底に落とされるような箇所が交錯する。賛否両論だろう。映画ならX指定レベル。』『リスト「二つの伝説」は圧倒的。この曲は18日後の演奏会でも弾かれたが、「オールド・ファースト・チャーチの時以上のものは無理だ」とニレジハージが主張して録音されず。82年来日時に第2曲がレセプションで弾かれているが、技量の低下著しく、本人にも不本意な出来だった。』『オリジナルがカセットの会場録音なので、全体のクオリティやダイナミックレンジが狭いなどの問題はあるものの、少なくとも音場の大きさと、一つ一つの音の明瞭さにかけては、 Desmar 盤で使われた Wollensak 録音(カデンツァ注:現在失われているオープン・リール録音)をはるかに上回る』(澤渡朋之 [Sonetto Classics CEO] |ツイッターのコメントとウェブサイトより) ニレジハージ、3度目となる復権の嚆矢となったリサイタル。1977年に LP でリリースされた(*)は聞いたものの度肝を抜き、 Columbia Masterworks/CBS との契約や来日公演へもつながっていったが、その全曲というのはなぜかこれまで一度もリリースされていなかった。この録音は前方の客席でカセット・テープによって成されたとマニア間で伝えられていたが、実はバルコニーにオープン・リール機器が別途設置・録音されており、 Sonetto Classics は Desmar 原盤の各 LP はこちら由来の音源だと推定している( LP リリース時の関係者復数に問い合わせたそうだが、いずれも「覚えていない」と回答| Desmar の LP には、カセット音源に含まれる「小鳥に〜」冒頭の機材ノイズが入っていないらしい)。音像が遠いものの比較的条件が良い可能性があるこちらのテープは残念ながら行方不明になっている。片や Music and Arts の CD はカセット由来の音源だが、これに使用されたのは年月を経る間に劣化や妙なマスタリングが成され音質が悪化してしまったものだった。当盤のソースもカセット由来ではあるが、マスターに近い新たな音源が発見・使用されている。 『ライナーノーツより:15年前、このカセット録音の一部(リストの「二つの伝説」)が某レーベルよりCD化されたことがあります。この時は、このレーベルが用いた素材自体に大きな問題がありました。まず、素材そのものに既に劣悪なリマスタリングがなされており、しかも「波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ」の冒頭音の一部が欠落していました。こういった問題に加えて、素材に由来するピッチ異常も未修正のままでした。今回、我々は諸問題が導入される以前の録音素材を入手し、そのナチュラルな印象を失わないように注意深くリマスタリングを行い、音飛び、音揺れといった問題を改善していきました。モノラルの会場録音ゆえの限界はありますが、以前リリースされたCDよりはるかにナチュラルで安定した音になっています。』 | ||
ニレジハージ・ライヴ Vol.2 〜 フォレスト・ヒル・クラブハウス(サンフランシスコ) 1973 &ラスト・レコーディング 1984 *フォレスト・ヒル・クラブハウス 1973 リスト:巡礼の年第3年〜第5曲「ものみな涙あり/ハンガリーの旋法で」/ 悲しみのゴンドラ(第2稿) ブラームス:4つの小品 Op.119 〜第4曲「ラプソディ 変ホ長調」 ドビュッシー:版画〜第1曲「塔」/レントよりなお遅く リスト:巡礼の年第3年〜第6曲「葬送行進曲」 チャイコフスキー:中級程度の4つの小品 Op.40 〜第8曲「ワルツ 変イ長調」(*) スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番 嬰へ長調 Op.40 (*) (アンコール) グリーグ:抒情小曲集第5集 Op.54 〜第4曲「ノットゥルノ」(*) スクリャービン:悲劇的詩曲 Op.34 *ラスト・レコーディング 1984 (#) リスト:巡礼の年第3年〜第3曲「エステ荘の糸杉に II :哀歌」/ オラトリオ「キリスト」第1部「クリスマス・オラトリオ」 第4曲「飼い葉桶の羊飼いの歌」 アーヴィン・ニレジハージ(P) | ||
録音:1973年5月24日、フォレスト・ヒル・クラブハウス、サンフランシスコ、ライヴ、ステレオ(無印/*) /1984年10月、リカルド・エルナンデス私邸、サンフランシスコ、ライヴ、モノラル〔マスター・テープ提供:リカルド・エルナンデス〕 (#) | (無印/#):初出音源| (*):2016年に発見されたオープン・リール・テープを使用した初発売|未発表写真多数の24ページのミニ・フォトブック(撮影・幡野好正)付録(封入)|解説書日本語付(解説執筆:ケヴィン・バザーナ&澤渡朋之)|リマスタリング:アンドルー・J.ホルズワース、澤渡朋之| 2020年9月1日に逝去したリカルド・エルナンデスに捧げるアルバム。 (*)は以前 Music and Arts から発売された2枚組のニレジハージ・アンソロジー (Ervin Nyiregyhazi in Performance: Live Recordings, 1972-1982) に含まれていたが、その際は今回使用されたテープは未発見だったので、マニア間で出回っていたイコライジングの強いCD-Rがソースとして使用されたらしい。 『ハンガリー生まれのピアニスト、アーヴィン・ニレジハージ (1903-87) は少年時代にモーツァルト以来の神童として心理学の研究対象となり、ピアニストとしても15歳でニキシュ&ベルリン・フィルと共演するなど、若くして華々しいキャリアをヨーロッパで確立しました。17歳の時に単身渡米、カーネギーホールでセンセーショナルな全米デビュー公演を行い、一躍大スターとなりました。しかし数年のうちにエージェントとトラブルを起こして業界から干されてしまい、ホテルのバーやレストランのピアニストとしてなけなしの金を稼いでは酒と女に使い、時に地下鉄や公園のベンチで夜を過ごすようになるまでに転落していきました。以降のニレジハージはまともな演奏活動を行うことなく、困窮と放浪の数十年が過ぎていきました。70歳近くになって9番目の妻の治療費を稼ぐために突如復帰、1972年末から1973年前半にかけて3回の復帰公演をカリフォルニアで行っています。 1972年12月17日:センチュリー・クラブ・オブ・カリフォルニア(「ニレジハージ・ライヴ、Vol.1 」 [SONCLA-002] ) 、 1973年5月6日:オールド・ファースト・チャーチ(「ニレジハージ・ライヴ、Vol.3 」 [SONCLA-007] ) 、、1973年5月24日:フォレスト・ヒル・クラブハウス 長年のブランクと年齢からくるテクニックの衰えはあったものの、一連の復帰公演はリスト以来の19世紀的グランド・スタイルの真髄を伝えるものとして評判となり、数年後にアメリカ、続いて日本で起こったニレジハージ・ブームのきっかけとなりました。 2016年、我々が回収したとあるアーカイブの中に一本の古いリールがありました。ケースの中に入っていたメモに、「フォレスト・ヒル・クラブハウス公演を記録したマスター・テープ」とあり、リストの「二つの伝説」(ニレジハージの要請で未録音)を除くプログラムの全ての楽曲に加えて、多くの熱心なファンにとっても未聴だったアンコール楽曲のスクリャービン「悲劇的詩曲」も記録されていました。2008年にMusic Artsがこの公演録音の一部をリリースしていたものの、そこで使われた録音のソースは、ファンの間で出回っていたイコライジングが強めにかけられたCD-R音源、という不十分なものでした。今回、我々はこのマスター・テープをアビー・ロード・スタジオに持ち込み、24ビットのデジタル・トランスファーを行い、原音の色を損なわないように慎重にリマスタリングを行いました。Disc 1 に収めたのがこの録音です。 Disc 2には、ニレジハージの「白鳥の歌」となった1984年の未発表録音が収められています。ニレジハージを支援していた親友のリカルド・エルナンデス氏の自宅ピアノで私的に収録されたものです。ここでは、エルナンデス氏より我々に贈られたオリジナル・テープをリマスタリングしています。外で嵐が吹きすさぶ中、わずか一人の聴衆のために弾かれた二曲のリスト作品をカセット・テープ録音したもので、モノラル録音ながら豊かな色彩と孤絶感に満ちた空気が捉えられています。残念ながら、この音源を提供したエルナンデス氏はアルバム完成の一月前の2020年9月1日に死去されました。感謝の意味を込めて本アルバムはエルナンデス氏に捧げられています。 「失われた天才」の著者ケヴィン・バザーナ執筆による解説を収めた冊子に加え、1982年のニレジハージ来日時の数々の未発表写真(撮影・幡野好正)を収めた24ページのミニ・フォトブック「Nyiregyhazi in Japan, 1982」も収録しています。ユニークな演奏哲学を伺わせる名言の数々とともにお楽しみください。 本アルバムは、前作の「ニレジハージ・ライヴ、Vol. 1 」と同様に、ニレジハージの遺産管理を行うオランダ、クロムニーの国際アーヴィン・ニレジハージ財団の全面的な承認を受けた公式盤となっております。』 | ||
ニレジハージ・ライヴ Vol.1 〜センチュリー・クラブ・オブ・カリフォルニア 1972.12.17 ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5 リスト:巡礼の年第3年 より〔第2曲「エステ荘の糸杉に」(*/+) /第4曲「エステ荘の噴水」/ 巡礼の年第1年「スイス」〜第7曲「牧歌」/ メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」 ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 Op.6 No.2 (*) /前奏曲 嬰ハ短調 Op.28 No.10 (*) / マズルカ ヘ短調 Op.63 No.2 (*) /マズルカ ロ短調 Op.33 No.4 (*/#) ブラームス:間奏曲 変ホ短調 Op.118 No.6 (#) ドビュッシー:「版画」〜第1曲「塔」 リスト:巡礼の年第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」〜第3曲「タランテラ」 *アンコール リスト:巡礼の年第1年「スイス」〜第2曲「ヴァレンシュタットの湖で」/ 2つの演奏会用練習曲〜第1曲「森のささやき」 アーヴィン・ニレジハージ(P) | ||
録音:1972年12月17日、カリフォルニア・センチュリー・クラブ、サンフランシスコ、ライヴ、ステレオ(#以外)&モノラル(#)。2016年に発見されたオープン・リール・テープ〔ニレジハージ自身が所有〕を使用した初発売。
(*)は以前 Music and Arts から発売された2枚組のニレジハージ・アンソロジー (Ervin Nyiregyhazi in Performance: Live Recordings, 1972-1982) にも含まれていたが、その際は今回使用されたテープは未発見だったので、コピーを重ねたと思われるソースが使われていた。
(+)は『冒頭にオリジナル・テープに起因する欠落があります』とのこと。また、(#)は発見されたテープの左チャネルに大きなワウフラッターがあって除去出来なかったとのことで、右チャンネルの音を両チャネルに使用したモノラルとなっている。解説書日本語付。
“ロスト・ジーニアス”の歴史的復帰コンサート 優秀録音にて世界初リリース! 一般的に知られている1973年5月の録音よりも以前に存在した、1972年12月のライヴの録音集です。アーヴィン・ニレジハージは数十年の貧困と隠遁の後、9番目の妻の治療時を稼ぐために公開演奏を再開しました。まさに新発見とも言えるこの録音集はプライベート録音としては状態がよく、多岐にわたる作曲家の作品を収録しており、彼の音楽性がよく理解できる貴重な内容となっています。20世紀の特異なピアニストの音色が見事によみがえります。 ニレジハージ没後30周年記念盤 ニレジハージは80年代に2度来日しており、日本にも熱心なファンがいらっしゃいます。今年(2017年)はニレジハージの没後30周年にあたります。1982年の来日の際は、読売新聞や日本テレビなどのメディアが大きく報道し、ブームを巻き起こしました。今回も再び各方面で大きな話題となるでしょう。また春秋社出版の伝記「失われた天才」では、彼の凄まじい生涯を詳しく解説しており、彼のピアニストとしての魅力を色々な側面から知ることができます。 *伝説的なオールド・ファースト・チャーチ・リサイタル (SONCLA-007) の半年前に行われた、十数年ぶりの復帰リサイタル *リサイタルの全貌が正式リリースとして明らかになるのは今回が初めて *リリースに用いたのはニレジハージが所有していた、2016年に発見されたリール・テープ三巻 *彼のライブの中では最優秀の音質、デジタル・トランスファーはアビーロード・スタジオ *「ヴィラーニ・プレイズ・ダンテ”インフェルノ”」(SONCLA-001) で高評価を得たチームが最新のデジタル技術でリマスタリング *ニレジハージの遺産を管轄するオランダ国際ニレジハージ財団より正式オーソライズ *24ページの冊子(日・英)には、ニレジハージの伝記作家であるケヴィン・バザーナによる書き下ろしエッセイ *ジャケットは写真家・幡野好正氏によるもの。冊子には故・木之下晃氏の未発表作品を含む写真を複数使用 | ||
PROMINENT CLASSICS (英/日) 特記以外 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)代理店によると『この度東武レコーディングの海外音源の発掘を担当してきた Prominent Classics がレーベルとして独立。CD日本プレス。』とのこと。 UHQCD はすべてのCDプレーヤーで再生可能。 | ||
フルニエ1959年の「無伴奏」、ADDA 盤と同音質で復刻〜 J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲 BWV.1007-1012(全曲) |
ピエール・フルニエ(Vc) | |
録音:1959年10月、スイス・ロマンド放送 - エスパス2・スタジオ [Radio Suisse Romande - Espace 2 - Studio R.S.R.] 、ジュネーヴ、ライヴ、モノラル|ライセンサー: Evasion Music (Evasion Disques) 〔代理店によると『(初出時の) ADDA 用マスター』を使用〕|既出CD: ADDA, 581154/55 〔国内仕様盤: NACC-5017/18 〕 [(P) 1990] / Accord (MUSIDISC), 206 372 [(P) 1997] 〔国内仕様盤: IDC-1401/2 [(P) 1998] 〕 / Accord (UNIVERSAL), 464 201-2 [(P) 2001] 〔以上、すべて廃盤〕|解説:那須田務〔国内盤初出時のものを一部修正〕。 フルニエによる同曲全曲録音は2023年現在4種あって、最初のものが当録音。以降1960年12月セッション(Archiv/DG) 、1973年3月日本ライヴ(FKM/TDK/Tokyo FM)、1976年-1977年スイス・ライヴ(国内 Philips〔原盤:Edito-Service S.A.[= Concert Hall] 〕)と続くが、この1959年録音がリリースされたのは3番目にあたる(日本ライヴが4番目で今の所最後)。 この録音は1990年に 仏 ADDA からCDでリリースされたのが初出。その後 ADDA が1996年頃に MUSIDISC へ身売りし、その傘下 Accord からCD再発された際にスリム・ケース仕様になった(下記代理店アナウンスでは ADDA 時代にスリムケースになったような書き方が成されているが、実物未見)。なお、この際バック・インレイに "Première publication : 1997 (Adda) 〔初版発売:1997年 (ADDA) 〕"という誤記がなされ、以降これを引き継いだ記載がなされるようになってしまった。さらに MUSIDISC のカタログはすべて1999年に Universal へ売却され、当録音もレーベルと装丁等はほぼ MUSIDISC リリース時のまま Universal の番号に変更されて再発売、さらにフランス国内の廉価シリーズで1枚分の Nos.1-2, 5 が出たりしたこともあったが、2023年現在すべて廃盤になっている。 ADDA 盤は2023年現在中古でほぼ3万円以上、新品は全く見かけないレア盤。 『※フランスADDAレーベルから発売されたフルニエの無伴奏ライヴは、1990年の初出時に大変な話題となり、レコード芸術誌でも特選盤となりました。音質の良さに加えライヴならではの熱気を孕んだ非の打ちどころのない名演でアルヒーフ盤よりも上と推す有識者も多いものです。初出はマルチケース仕様、次いで2Dケース仕様となりましたがその後廃盤。後にACCORDから再発された際(1997年頃)の音質はマスタリングしなおしたせいか初出盤とは似ても似つかぬ、エッジを欠いたぬるま湯のようなものとなってしまいました。ファンの嘆きは覆い難く、今でもADDA盤の中古品を探し求める方々によってかなりの高値で取引されております。この度スイス・ロマンド放送と密接なスイスEVASION MUSICと契約するに及びADDA用のマスターを発見。松脂が飛び散るような激しさが甦ります。あえてUHQCDでなくADDA盤同様の通常のCDで発売となります。国内盤初出時の那須田務氏の解説を一部修正して再掲載しております。写真はブリテン・ピアーズ協会の提供による上品なポートレートを使用。』 | ||
MAGISTRALE (英/日) 特記以外 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)代理店によると『イギリス、エセックスに企画室を置く新レーベル』『(レーベ名カナは)マジストラーレ』だとのことだが、少なくとも立ち上げ時のアイテムは日本のメモリーテックでしかプレスできないはずの UHQCD (すべてのCDプレーヤーで再生可能)を使用している。 | ||
フルトヴェングラー〜「ウラニアのエロイカ」 DRA 音源 ベートーヴェン: 交響曲第3番「英雄」(ピッチ修正済) |
ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 VPO | |
録音:1944年12月16日-18日、ムジークフェラインザール、モノラル、放送用収録|音源: DRA 〔ドイツ放送アルヒーフ〕|解説:宇野功芳(再録)。『「ウラニアのエロイカ」として知られる超名演。DRAでは演奏日付も上記で記録されており、今回はそれに従います。不思議なことにこの演奏で放送局提供音源から商品化されたものは今までTAHRAとORFEO盤だけです。オリジナルテープのピッチが高いことが改めて確認されました。ピッチ修正盤と言われる既出盤もどうしても高音がきつく響く傾向にあり、今回はそれを是正しました。そのためトランペットやホルンは丸みが出て、弦楽合奏にも色気を増しております。元々が残響豊かな録音であり、音は当時としては鮮明。残響付加はせずテープヒスは遺し、フィルタリングによるノイズリダクションもしておりません。ヒステリックさは影を潜め雄大なベートーヴェン像が眼前に。巨匠の足踏みも随分と入っています。日本が世界に誇るフォーマットであるUHQCDであることも注目の名演です。宇野功芳氏による解説を再録しました。』 #2023年8月22日現在、当アイテムについては代理店からアナウンスはありませんが、当アイテムの一部にバック・インレイが下記 MG17-60007-2 と入れ替わっているものがあるようです。ブックレットについては未確認ですが、入れ替わりの可能性がりますので、ご購入のお客様はご確認いただいた上、下記 MG17-60007-2 のコメント下部にあります国内代理店までメールでご連絡をお願いいたします | ||
フルトヴェングラー〜戦中「ブル8」 DRA 音源 ブルックナー:交響曲第8番(ピッチ修正済) |
ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 VPO | |
録音:1944年10月17日、ムジークフェラインザール、モノラル、放送用収録|音源: DRA 〔ドイツ放送アルヒーフ〕。『「ウラニアのエロイカ」の二か月前の演奏。こちらもオリジナルのピッチが高く多くの盤がそのままですが、今回はそれを是正しました。この演奏もなぜか放送局提供正規音源から商品化が少ない上、第三楽章におけるテープの繋ぎ方に問題があるものが多く、フルトヴェングラー特有のパウゼの妙が不自然でした。当盤ではもちろん改善されています。音は当時としてはたいへん鮮明。時にポルタメントが掛かるところは「ああ、ウィーンフィル」と不思議な感慨に満たされます。劇的なだけでなく優美さもある演奏だったのです。残響付加はせずテープヒスは遺し、フィルタリングによるノイズリダクションもしておりません。日本が世界に誇るフォーマットであるUHQCDであることも注目の名演です。 #当アイテムの一部にブックレット&バック・インレイ記載ミスのあるものが存在する模様です(ネット上の情報では上記 MG17-60006-2 との入れ違えがあるものも存在するようですが、 MG17-60006-2 については2023年8月22日現在、代理店からのアナウンスはありません)。該当するお客様は下記国内代理店メール・アドレスまでご連絡をお願いたします。 (以下『内』国内代理店記載ママ〔誤謬内容の詳細記載なし〕。ただし『弊社ではお客様からのご連絡はメールでのみご連絡を受付けます。』とあるため、アナウンス内にあった電話番号と FAX は削除しました。2023年8月現在公式サイトに記載があるため、必要な方はそちらでご確認ください。) 『お取引店舗様 平素は大変お世話になっております。 MG17-60007-2 フルトヴェングラー指揮ブルックナー:交響曲第8番につきましてブックレットとインレイカードの楽曲の楽章詳細が誤っているものが混在していることが分かりました。お客様からご要望がありご了承を頂いたお客様には弊社から直接良品(ブックレットとインレイカード)をお送り致します。 ご面倒様ですがこの告知をいただけますと幸いです。弊社ではお客様からのご連絡はメールでのみご連絡を受付けます。 お手数をお掛けし大変申し訳ございませんが何卒宜しくお願い致します。 株式会社ミューズ貿易新社 141-0031 東京都品川区西五反田5−5−5塩谷ビル6F』『 email: musetrading-noro-md@almond.ocn.ne.jp 』 #国内代理店の公式サイトはこちら:http://musetrading.info/(当レーベルの情報はありませんが、8月になってから?、 MG17-60007-2 の不良の件のみトップページでアナウンスが成されました。それによると『※弊社ホームページお問い合わせからのご連絡も受け付けております。』とのことです) | ||
VOX 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)Naxos 傘下となった VOX 。1970年代以降の録音の多くは、Naxos 主導で新たに発売される新シリーズ VOX AUDIOPHILE EDITION 。『マーク・オーボートとジョアンナ・ニックレンツのコンビElite Recordingsが制作した優秀録音をマイク・クレメンツが24bit/192kHzで新規リマスターするプロジェクト』『去る2023年3月19日に亡くなったマーク・オーボートについて、レナード・スラットキンが次のようなコメントを寄せました。』 『50年以上の長きにわたる録音歴において、マーク(・オーボート)以上のエンジニアはいませんでした。ジョアンナ・ニックレンツと組んだ録音は考えうる限り最高の仕上がりとなりました。私もオーケストラも、どんな小さなミスさえも見逃してもらえませんでしたから。とは言っても、マークは優雅で洗練され、ウィットがあって、魅力いっぱいの人物でした。最悪の事態に直面した時でも、常にパイプをくわえたまま確固たる態度で、しかし相手を立てて乗り越える術を心得ていました。マークと現場を共にした人、その仕事のクオリティを知る人ならば、録音エンジニアとして真っ先に名前が挙がるのは彼でしょう。』(レナード・スラットキン) 当レーベルの録音年等は資料などによって大きな差異があるが、今回のシリーズに関しては国内代理店記載ママ。 CD-R 製版品が混在しています。アナウンス時にプレス盤とされたものでも入荷後に CD-R であると判明したものがあり、当店ではプレス盤であることをを保証せす、全点CD-R製版扱いとして取り扱います。 VOX "BOX" 等のご案内済旧譜はこちらから( VOXNX 記号で再発されたアイテムは、徐々に廃盤になっていくと思われます)。 | ||
フルトヴェングラー 1943 〜 ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 Op.60 |
ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 BPO | |
録音:1943年、ライヴ|収録時間:36分|当レーベルからは初CDフォーマット化|復刻ソース:『レーベル所蔵のLP 』。『【フルトヴェングラーのベートーヴェン:第4番、VOX盤の復刻がVOXから登場】1951年にVOXレーベルからPL 7210の番号でリリースされたフルトヴェングラー指揮、ベルリン・フィルのベートーヴェン:交響曲第4番の復刻です。この音源は初出LPでは1945年の録音と記載されていましたが、その後の研究により1943年6月、ベルリンでのライヴ録音ということが判明しました。復刻素材 はレーベル所蔵のLPを使用し、アメリカ、ナッシュヴィルのスタジオで2022年に新規リマスターしました。収録時間36分余り。ブックレットに初出時のLPジャケットをカラーで掲載しています。』 | ||
ヴューラー〜ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 〔第2番 変ロ長調 Op.19 /第3番 ハ短調 Op.37 〕 |
フリードリヒ・ヴューラー(P) ヴァルター・ダヴィソン指揮 シュトゥットガルト・ プロ・ムジカo. | |
録音:1956年3月、モノラル|当レーベル名義では初CDフォーマット復刻|既出CD, CD-R: Tahra / Forgotten Records [CD-R] 。『フリードリヒ・ヴューラー(1900-1975)はウィーンに生まれ、ウィーン音楽アカデミーでフランツ・シュミットにピアノを、ヨーゼフ・マルクスに作曲を学びました。ドイツとオーストリアでコンサート・ピアニストとして活躍すると共に同時代の音楽を擁護し、特にマックス・レーガー及びハンス・プフィッツナーとは親交を結び、レーガーからは作品を献呈されています。録音ではVOXにベートーヴェンのピアノ協奏曲全集と最後の3つのピアノ・ソナタ、シューベルトのピアノ・ソナタ集、ブラームス、ドヴォルザーク、チャイコフスキーなどのピアノ協奏曲等があり、DGにシュナイダーハンとのブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集があります。ヴァルター・ダヴィソン(1885-1973)はフランクフルト生まれのヴァイオリニスト・指揮者。ヴューラーと共に古典的な造形によるがっしりとしたベートーヴェンを聞かせます。』 #当盤は当初プレス盤だとアナウンスされていましたが、 CD-R 製版であることが判明しました。プレス盤のロットは存在しないと思われます。 | ||
クリーン + スクロヴァチェフスキ〜 モーツァルト:ピアノ協奏曲集 〔第17番 ト長調 K.453 (*) / 第27番 変ロ長調 K.595 (#) 〕 |
ヴァルター・クリーン(P) スタニスワフ・ スクロヴァチェフスキ指揮 ミネソタo. | |
録音:1978年|既出CD: CD5X-3609/他 。『ヴァルター・クリーンは1928年オーストリア生まれ。ピアノをアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリに、作曲をパウル・ヒンデミットに師事した。ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝し、国際的に活躍。ウィーン古典派とロマン派の解釈で高く評価されました。日本ではNHK交響楽団との共演やNHK教育テレビの趣味百科「ピアノでモーツァルトを」を通じて、特にモーツァルト弾きとして今も敬愛されています。十八番としていた第27番の第3楽章ではモーツァルトの歌曲「春へのあこがれ」K.596に基づく自作カデンツァを演奏しています。エリート・レコーディングズの制作、24bit/192kHzリマスターによるVOX AUDIOPHILE EDITIONの1枚。』 | ||
スラットキン〜ラフマニノフ: 交響曲第2番 ホ短調 Op.27 (*) / ヴォカリーズ Op.34 No.14 (#) |
レナード・スラットキン指揮 セント・ルイスso. | |
録音:1978年10月、パウエル・ホール、 セント・ルイス(*) /1979年、会場不詳(#) |既出CD: CDX-5034 (*), CD3X-3002 (#) 。『レナード・スラットキンとセントルイス交響楽団は1970年代半ばから1980年代冒頭にかけて、交響曲とピアノ協奏曲に合唱交響曲「鐘」やカンタータ「春」までも含むラフマニノフの管弦楽作品全集をVoxに録音しました。その中から交響曲第2番とヴォカリーズを新リマスターでカップリング。交響曲第2番はグラミー賞の最優秀オーケストラ録音と最優秀録音技術の2部門にノミネートされた名演名録音です。日本での初出時にも『レコード芸術』誌で「オーケストラをバランスよくまとめながら、息づくように自然なルバートを駆使して、ラフマニノフのなめらかな旋律をほれぼれするほどつややかに歌わせている」(小石忠男氏による演奏評)、「広々とした音場の中にオケが展開する。奥行きもとれ、解像度高く、それでいて全体はよく融け合っている。音はしなやかで艶があり、パートの定位ははっきりしていて、歪みや混濁は出ていない」(相澤昭八郎氏の録音評)と高く評価されました。スラットキンは交響曲第2番を30年後にデトロイト響と再録音しており、自家薬籠中におさめた作品を引き締まったテンポでドライヴして熱気と勢いを感じさせる演奏となっています。一方の当盤では端正な造形で細部まで丁寧に彫琢し、この曲がまだ定番とは言えなかった当時において曲の真価を伝えようとする真摯で熱い思いが伝わって来るような演奏となっています。最新リマスターによってリフレッシュされたサウンドをお楽しみください。』 | ||
サイモン + スラットキン〜 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲集 〔第2番 ハ短調 Op.18 (*) / 第3番 ニ短調 Op.30 (#) 〕 |
アビー・サイモン(P) レナード・スラットキン指揮 セント・ルイスso. | |
録音:1975年11月(*) /1976年8月(#) |既出CD: CDX-5008 。『1920年ニューヨーク生まれのピアニスト、アビー・サイモン(1920-2019)とスラットキン、セントルイス響によるラフマニノフのピアノ協奏曲全集より、人気曲第2番と第3番のカップリング。サイモンは3歳にしてラジオで聴いた音楽をピアノで完璧に再現できたといいます。5歳でピアノを学び始め、カーティス音楽院でヨーゼフ・ホフマンに師事しました。自身を「19世紀のピアニスト」と呼び、ラフマニノフやプロコフィエフなどヴィルトゥオーゾ・ピアニストでもあった作曲家の作品に強い親近感を持っていました。評論家からは、ギラギラした超絶技巧を前面に出すことを避け、うつろいやすい繊細さや詩情を漂わせた演奏が高く評価され、辛口評論家として知られたハロルド・ショーンバーグは「スーパーヴィルトゥオーゾ」と絶賛しました。ここに収録された2曲の演奏時間は31分50秒と39分36秒で現代の平均よりはやや短いのですが、第2番は大げさにならない範囲での滑らかなテンポ操作と絶妙な歌い口によって表情豊かな音楽が奏でられていて「速さ」を感じさせません。一方第3番は冒頭から鮮やかな快速テンポ。曲を通じて緩急の幅が第2番より大きくとられ、よりドラマティックな高揚が随所で聴かれます。スラットキンの「付け」の巧さにも感心。エリート・レコーディングズの制作、24bit/192kHzリマスターによるVOX AUDIOPHILE EDITIONの1枚。』 | ||
スクロヴァチェフスキ〜ベートーヴェン: 序曲集(*) 〔レオノーレ第1番 ハ長調 Op.138 / レオノーレ第2番 ハ長調 Op.72a / レオノーレ第3番 ハ長調 Op.72b / フィデリオ ホ長調 Op.72c 〕/ 劇音楽「アテネの廃墟」 Op.113 より(#) 〔序曲/トルコ行進曲 変ロ長調/ 行進曲と合唱 変ホ長調 「 Schmückt die Altäre 」(+) 〕 |
スタニスワフ・ / スクロヴァチェフスキ指揮 ミネソタo.、 ミネソタ・バッハ・ソサエティ(+) | |
録音:1978年-1979年|制作:エリート・レコーディングズ(*) / Sound 80 Studios 、ミネアポリス(プロデューサー: Dennis Ronney )(#) |既出CD: CDX-5099 〔廃盤、入手不能〕。『スクロヴァチェフスキが黄金時代を築いたミネソタ管弦楽団とのVOX録音は、堅固な造形、力強い推進力、密度の高い響きを持ち、演奏・録音共に評価の高いものが揃っています。ここではベートーヴェンのドラマティックな作品とスクロヴァチェフスキ&ミネソタ管のベストマッチを聴くことが出来ます。24bit/192kHzリマスターによるVOX AUDIOPHILE EDITIONの1枚。』 | ||
スラットキン〜ガーシュウィン:ピアノと管弦楽のための作品集 ピアノ協奏曲 ヘ調(1925) /セカンド・ラプソディ(1931) / アイ・ガット・リズム変奏曲(1934) /ラプソディ・イン・ブルー(1924) ジェフリー・シーゲル(P) レナード・スラットキン指揮セント・ルイスso. | ||
録音:1974年6月18日-19日|既出CD: CDX-5007 。 | ||
スラットキン〜ガーシュウィン:ピアノと管弦楽のための作品集 パリのアメリカ人(1925) /子守歌〔弦楽オーケストラ版〕(1920) /プロムナード〔室内オーケストラ版〕(1937) / キューバ序曲(1932) /「ポーギーとベス」〜組曲「キャットフィッシュ・ロウ」 ジョン・コーマン(Vn) ユアン・タン(Vc) ジョージ・シルフィーズ(Cl) バーバラ・リーバーマン(P) デイヴィッド・モートランド(バンジョー) レナード・スラットキン指揮セント・ルイスso. | ||
録音:1974年|既出CD: CDX-5007 。『【ガーシュウィン生誕125周年。スラットキン&セントルイス響のヒット・アルバムが新リマスターで登場】ガーシュウィンの管弦楽作品の全貌がまだ広く知られているとは言えなかった1974年に、VOXはスラットキンとセントルイス響を起用してピアノを含む管弦楽作品をクアドラフォニック方式のLP3枚組のセットで発売。ノリ良く、精度の高い演奏により、ガーシュウィンのシンフォニックな作品の魅力を広く世に知らしめました。』『これらの作品にはオーケストラの中の楽器にソリスティックな見せ場が多々あり、広がりと奥行きを感じさせる音場の中にソロ楽器が浮かび上がるマーク・オーボートの録音マジックが一層の効果を挙げています。選曲・演奏・録音が揃った名盤と言えるでしょう。プロムナードではアンドレ・コステラネッツが使ったパート譜が使われています。』『ピアノのジェフリー・シーゲルは1942年シカゴ生まれ。1968年のエリザベート王妃国際コンクール・ピアノ部門で3位入賞、アメリカの「ビッグ・ファイヴ」をはじめ、ベルリン・フィル、ロンドン響など世界の主要オーケストラ・主要指揮者と共演して来ました。当録音ではキレのあるテクニックを活かし、スラットキンともどもガーシュウィンのスコアに真正面から取り組み、その真価を明かしています。』『ブックレットには初出LPの解説書から該当作品の解説と7枚-8枚の写真が転載されています。』 | ||
アブラヴァネル〜チャイコフスキー: 交響曲第4番 ヘ短調 Op.36 (1877) / 幻想序曲「ロメオとジュリエット」〔最終版〕(1880) モーリス・アブラヴァネル指揮ユタso. | ||
録音:1972年-1973年| LP初出:1974年|既出CD: CD5X-3603 /他 。 | ||
アブラヴァネル〜チャイコフスキー: 交響曲第5番 ホ短調 Op.64 /序曲「1812年」Op.49 モーリス・アブラヴァネル指揮ユタso. | ||
録音:1972年-1973年| LP初出:1974年|既出CD: CD5X-3603 /他 。『【アブラヴァネル生誕120年&没後30年。ユタ響とのチャイコフスキー復刻】【モーリス・アブラヴァネル】モーリス・アブラヴァネルは1903年、テッサロニキ(現ギリシャ、当時はオスマン帝国領)に生まれました。母はポルトガル出身、父はスペイン系ユダヤ人の有力な一族。一家は1906年にスイスのローザンヌに移住し、アブラヴァネルは同地で音楽を学んで16歳でオーケストラを指揮します。その後、父親から医学の道へ進むよう説かれるも音楽を選んで、ベルリンでクルト・ヴァイルに作曲を学び、指揮者としてドイツ各地の歌劇場でキャリアを積みます。1923年にはパリで指揮者デビュー。パリ・オペラ座の客演指揮者と、パリ及びロンドンのバランシン・バレエ・カンパニーの音楽監督を務めるまでになりました。また、シドニーとメルボルンの歌劇場に呼ばれた時は、3か月の契約だったのが2年間に延長されるなど、好評を得たようです。【ヨーロッパを離れて】しかしヨーロッパで反ユダヤ主義が台頭するとアブラヴァネルはこれを嫌って渡米。1936年にはメトロポリタン歌劇場に史上最年少の指揮者としてデビュー。当時のアブラヴァネルは、よく知られたレパートリーに斬新な解釈を見せたことで称賛と批判の双方を浴びたそうです。いわゆる仕事中毒の状態でもあり、9日間にオペラ5演目、計7公演を指揮したこともあると伝えられます。そのような中でアブラヴァネルは腰を据えて仕事に取組む環境を求めるようになりました。【ユタ交響楽団との出会い】転機となったのは1940年創設のユタ交響楽団との出会いで、公募に応じて指揮したところ大成功を収め、1947年から79年まで音楽監督を務めました。在任中は録音や米国内外のツアーに精力的に取り組んでオーケストラのレベルアップを図り、1963年から74年にかけてVanguardに録音したマーラー:交響曲全集が、アメリカの楽団による史上最初の全集録音として国際的にも注目を集めました。【アブラヴァネルの音楽作り】アブラヴァネル時代の演奏を知る人は、マーラーでも他の作曲家でもアプローチを変えることは無かったと証言しています。彼のアプローチが感情的なものを強調することなく、楽曲の構造と様式を重んじたスコア重視のものだったことは録音からもうかがわれます。このコンビは100枚を超えるアルバムを幾つものレーベルに残しており、1972年から73年にかけてVOXに録音したチャイコフスキーの交響曲全集は、上記マーラーや、ブラームス及びシベリウスの交響曲全集と共に彼らの代表的な録音とされています。これらにはデフォルメを排した音楽作りが共通して聴き取れます。【録音で聴くユタ響サウンド】アブラヴァネル時代のユタ響はソルトレイクシティのソルトレイク・タバナクル(別名モルモン・タバナクル)で演奏会と録音を行っていました。この建物は1875年に竣工した礼拝堂で、収容人員は8,000席、立ち見ならば12,000人という巨大な空間です。残響が長く、当時のユタ響の伸びやかな演奏と明るいサウンドは、ここの音響が育んだものと言えそうです。特に客席が空となる録音の際は、幕を吊るしたり楽団員がコート類を持ち込んで敷いたりするなどして調整を試みたそうです。マイク2本によるシンプルな収録をポリシーとしていたマーク・オーボートが、オーケストラの音響を混濁させないためにどのようなマイク・セッティングをしていたのか想像を刺激されます。【アブラヴァネルのレガシー】アブラヴァネルは在任中にシンフォニー・コンサート専用ホールの必要性を訴え続け、その長い任期を終えた直後の1979年9月にはシューボックス・タイプの新たな「シンフォニー・ホール」のオープンにこぎつけました。1993年9月に彼が90歳で世を去ると、同ホールはその功績を讃えて「アブラヴァネル・ホール」と改名され、楽団のウェブサイトには彼を知る人たちの回想が掲載されています。【当アルバムについて】1972年から73年にかけてVOXに録音したチャイコフスキーの交響曲全集の録音は1972年から73年にかけて。ユタ響の音楽監督就任から25年目で、オケとの関係も円熟していたことが想像されます。』『アブラヴァネル&ユタ響のチャイコフスキー:交響曲全集は、明晰な解釈と明快な造形そして晴れやかなサウンドが特徴。』 | ||
THE BARBIROLLI SOCIETY 特記以外
イギリスの名指揮者、サー・ジョン・バルビローリ(1899-1970)の芸術を世に知らしめるべく1972年に設立された「バルビローリ協会」自らが発売するレーベル
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含初CD 〜バルビローリ、バルトーク、 プロコフィエフとシューベルトを振る 1961.9 シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調 D.485 (*) プロコフィエフ: ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.63 (#) バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz.116 (+) |
イオン・ヴォイク(Vn;#) ジョン・バルビローリ指揮 ジョルジェ・ エネスク国立po.(*/#)、 ハンガリー国立so.(+) | |
録音:1961年9月16日-17日、ジョルジェ・エネスク国際音楽祭、ルーマニア、ライヴ、ステレオ(*/#) /1961年9月26日、ブダペスト、ハンガリー、モノラル(+) |既知中、おそらくバルビローリによるこれら3曲唯一の録音| (*):おそらく初CDフォーマット化|既出LP, CD, CD-R: Electrecord [LP] (*/#) / Everest [LP] (*) / Electrecord 〔国内盤〕 [CD]、 ERT-1034/35 (#) (イオン・ヴォイク、協奏曲ライヴ集)/ Forgotten Records [CD-R], fr-1630 (+) 〔ハンガリー放送響の記載〕/ Vibrato [CD-R], VHL-594 (+) 〔データ不詳&ハンガリー放送響の記載〕。 同世代(&彼から見た近代)の音楽にも名演を残したバルビローリだが、意外にもバルトークとプロコフィエフはそのレパートリーから外れており、セッション録音はなく、ライヴや放送録音も他曲は見当たらないようだ。初CDと思われるシューベルトもおそらく既知中唯一の録音。 | ||
バルビローリ、エルガーを振る 1964.5.20 交響曲第2番 変ホ長調 Op.63 |
ジョン・バルビローリ指揮 BBC so. | |
録音:1964年5月20日、コヴェントリー大聖堂|既出CD-R: St-Laurent Studio, YSL-T-984 。 | ||
ANAKLASIS (ポーランド) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)1945年、クラクフで設立された同国最大手の「ポーランド音楽出版社 [PWM Edition] 」が新たに設立した音楽レーベル。ポーランドの20世紀と21世紀の近現代音楽を中心に、ショパンやモニューシュコなどの同国の大作曲家、さらにはジャズまでをカバーし、ポーランドの音楽や演奏家たちの普及のために設立されたという。 | ||
100 for 100 〜ポーランド音楽の100年 ◆1918年 カロル・シマノフスキ(1882-1937):狂ったムアッジンの歌 Op.42 [バルバラ・ザゴルザンカ(S) ロベルト・サタノフスキ指揮ポーランド国立歌劇場テアトロ・ヴィエルキo.|1986年頃] ◆1919年 カジミエシュ・シコルスキ(1895-1986):交響曲第1番 イ短調 [マジェナ・ディアクン指揮ワルシャワpo.|2018年5月-6月、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール] ◆1920年 ルドミル・ミハウ・ロゴフスキ(1881-1954):ファンタスマゴリーズ [イザベラ・コペッチ(Ms) ウカシュ・ボロヴィチ指揮ポーランド国立歌劇場テアトロ・ヴィエルキo.|2017年頃] ◆1921年 アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):7つの前奏曲 [イグナツィ・リシエツキ(P)|2018年2月、ワルシャワ・フィルハーモニー室内楽ホール] ◆1922年 エウゲニウシュ・モラフスキ(1876-1948):バレエ音楽「シヴィテジアンカ」 [ウカシュ・ボロヴィチ指揮ポーランド国立歌劇場テアトロ・ヴィエルキo.| 2017年11月、ポーランド国立歌劇場テアトロ・ヴィエルキ・モニューシュコ・ホール、ワルシャワ] ◆1923年 アポリナリ・シェルト(1884-1966):交響組曲「パン・タデウシュ」 Op.17 [ミハウ・クラウザ指揮ポーランド放送o.|録音:2018年4月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ] ◆1924年 カロル・シマノフスキ:歌劇「ロジェ王」 Op.46 [ヴォイチェフ・ドラボヴィチ(Br) オルガ・パシェチニク(S) クシシュトフ・シュミト、ピオトル・ベチャワ(T) ロムアルト・テサロヴィチ(B) ステファニア・トチスカ(Ms) ヤツェク・カスプシク指揮 ポーランド国立歌劇場テアトロ・ヴィエルキo. & cho.、アラ・ポラッカcho.|2003年頃] ◆1925年 アレクサンデル・タンスマン:ピアノ協奏曲第1番[ヴァルデマル・マリツキ(P) アンドレイ・ボレイコ指揮カトヴィツェ・ポーランド放送大so.|1997年頃] ◆1926年 カロル・シマノフスキ:スターバト・マーテル Op.53 [アレクサンドラ・クジャク(S) アグニェシュカ・レーリス(Ms) アルトゥル・ルチキンスキ(Br) ヤツェク・カスプシク指揮ワルシャワpo. & cho.|2017年頃] ◆1927年 スタニスワフ・ヴィエホヴィチ(1893-1963):交響楽団のための婚礼の踊り「ホップ」 [ウカシュ・ボロヴィチ指揮カトヴィツェ・ポーランド放送so.|2017年10月、 NOSPR コンサートホール、カトヴィツェ] ◆1928年 ロマン・マチエイェフスキ(1910-1998):クルピエ地方の歌 [マリア・ピオトロフスカ=ボガレツカ指揮ポーランド放送cho.|2018年1月、聖マルティン教会、クラクフ] ◆1929年 タデウシュ・シェリゴフスキ(1896-1963):カジウキ [ウカシュ・ボロヴィチ指揮ポズナンpo.|2017年12月、アダム・ミツキェヴィチ大学講堂、ポズナン] ◆1930年 ミハウ・コンドラツキ(1902-1984):小さな高地の交響曲「ピクチャーズ・オン・グラス」 Op.8 [ヴォイチェフ・ミチニエフスキ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア|2007年頃] ◆1931年 カロル・シマノフスキ:バレエ音楽「ハルナシェ」 Op.55 [イェジ・クネティク(T) カジミエシュ・コルド指揮ワルシャワpo. & cho.|1996年頃] ◆1932年 ユゼフ・コフレル(1896-1944):ピアノ協奏曲 Op.13[マウゴジャタ・ヴァレンティノヴィチ(P) セバスティアン・ペルウォフスキ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア|2018年3月、 ATM スタジオ、ワルシャワ] ◆1933年 フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946):オルガン交響曲第9番 ヘ短調 Op.45[エルジュビエタ・ カロラク(Org) パヴェウ・ヨクス指揮ポズナン空軍o.|2017年11月、聖ペテロ・パウロ大聖堂、ポズナン] ◆1934年 ボレスワフ・ヴァレク・ヴァレフスキ(1885-1944):上部シレジアでの結婚 [クシシュトフ・ジェヴィエンツキ、ミロスワフ・マチェイ・バナフ指揮スタニスワフ・ハディナ・ ポーランド国立民族合唱舞踊団「シロンスク」|2018年2月、パレス&パーク・コンプレックス、コシェンチン] ◆1935年 シモン・ラクス(1901-1983):ポーランド組曲[ギヨーム・トゥルニエ指揮ポーランド放送o.|2008年頃] ◆1936年 アントニ・シャウォフスキ(1907-1973):序曲[イェジ・マクシミウク指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア|2014年頃] ◆1937年 ルドミル・ルジツキ(1883-1953):バレエ音楽「アポロと乙女」[バッセム・アキキ指揮 シンフォニア・ヴァルソヴィア|2018年1月、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロピアン・センター、ルスワビツェ] ◆1938年 ヤン・アダム・マクラキエヴィチ(1899-1954):バレエ音楽「ワルシャワのカリオストロ」[レナート・リヴォルタ指揮 シンフォニア・ヴァルソヴィア|2017年10月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ] ◆1939年 ロマン・パドレフスキ(1915-1944):スターバト・マーテル[バルトシュ・ミハウォフスキ指揮 ワルシャワ・フィルハーモニーcho.|2018年2月、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール] ◆1940年 ウワディスワフ・シュピルマン(1911-2000):ピアノと管弦楽のためのコンチェルティーノ [ピオトル・サワイチク(P) マレク・モシ指揮ティヒ市室内o.「AUKSO」| 2018年2月、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー・コンサート・ホール、カトヴィツェ] ◆1941年 ミハウ・スピサク(1914-1965):クラリネット協奏曲[クシシュトフ・グジボフスキ(Cl) ミハウ・クラウザ指揮ポーランド放送o.|2018年3月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ、ワルシャワ] ◆1942年 アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):悲劇的序曲[ウカシュ・ボロヴィチ指揮ポーランド放送o.|2008年頃] ◆1943年 カロル・ラートハウス(1895-1954):交響楽のためのポロネーズ Op.52 [アンドレス・ムストネン指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア|2015年頃] ◆1944年 コンスタンティ・レガメイ(1907-1982):五重奏曲[ユリアン・パプロツキ(Cl) アルトゥル・カスペレク(Fg) ヤクブ・ヤコヴィチ(Vn) アンジェイ・バウアー(Vc) バルトシュ・ベドナルチク(P)| 2018年3月、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロピアン・センター、ルスワビツェ] ◆1945年 ボレスワフ・ヴォイトヴィチ(1899-1980):交響曲第2番「ワルシャワ」[ホセ・マリア・フローレンシオ指揮 [カトヴィツェ・ポーランド放送so.|2017年7月、 NOSPR コンサートホール、カトヴィツェ] ◆1946年 タデウシュ・ジークフリート・カッセルン(1904-1957):オーボエと弦楽オーケストラのための協奏曲 [アルカディウシュ・クルパ(Ob) アグニェシュカ・ドゥチマル指揮ポーランド放送アマデウス室内o.|2015年頃] ◆1947年 ジグムント・ミチェルスキ(1907-1987):トリスタンの嘆き [アンジェイ・ストラシンスキ指揮ポーランド放送o.|2007年頃] ◆1948年 ズビグニェフ・トゥルスキ(1908-1979):交響曲第2番「オリンピック」[ミロスワフ・ヤツェク・ブワシュチク指揮 シレジアpo.|2017年12月、 H. M. グレツキ・シレジア・フィルハーモニー・コンサート・ホール、カトヴィツェ] ◆1949年 ステファン・キシエレフスキ(1911-1991):室内管弦楽のための協奏曲 [マレク・モシ指揮ティヒ市室内o.「AUKSO」|2017年11月、アルヴェルニア・スタジオ] ◆1950年 アルトゥル・マラフスキ(1904-1957):バレエ・パントマイム「ザ・ピークス」[ヨアンナ・フレシェル(S) トマシュ・クーク(T) シモン・コマサ(Br) ピオトル・スウコフスキ指揮 NFM ヴロツワフpo.&、 NFM cho.| 2018年6月、ヴィトルト・ルトスワフス国立音楽フォーラム(NFM)メイン・コンサート・ホール、ヴロツワフ] ◆1951年 タデウシュ・バイルト(1928-1981):コラ・ブルニョン [ウカシュ・ドゥウゴシュ(Fl) マレク・モシ指揮ティヒ市室内o.「AUKSO」|2017年11月、アルヴェルニア・スタジオ] ◆1952年 ロマン・パレスター(1907-1989):交響曲第4番[バッセム・アキキ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア| 2018年1月、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロピアン・センター、ルスワビツェ] ◆1953年 グラジナ・バチェヴィチ(1909-1969):交響曲第4番 [エヴァ・ストゥルシンスカ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア|2018年5月、 ATM スタジオ、ワルシャワ] ◆1954年 ロマン・ハウベンストック=ラマティ(1919-1994):チェンバロ協奏曲「レチタティーヴォとアリア」 [ゴシュカ・イスフォルディング(Cemb) ミハウ・クラウザ指揮ポーランド放送o.| 2018年4月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ、ワルシャワ] ◆1955年 ピオトル・ペルコフスキ(1901-1990):夜想曲[マチェイ・トヴォレク指揮ポーランド・ シンフォニア・ユヴェントスo.|2018年1月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ、ワルシャワ] ◆1956年 カジミェシュ・セロツキ(1922-1981):2つの弦楽オーケストラのためのシンフォニエッタ[アンナ・ ドゥチマル=モルズ指揮ポーランド放送アマデウス室内o.|2018年1月、アダム・ミツキェヴィチ大学講堂、ポズナン] ◆1957年 タデウシュ・マフル(1922-2003):オルガン協奏曲第4番[アンジェイ・ビアウコ(Org) ユレク・ディバウ指揮 シンフォニエッタ・クラコヴィア|2018年1月、カロル・シマノフスキ・フィルハーモニック・コンサート・ホール、クラクフ] ◆1958年 ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):葬送音楽 [ヴィトルト・ルトスワフスキ指揮カトヴィツェ・ポーランド放送大so|1978年頃] ◆1959年 ヴウォジミエシュ・コトンスキ(1925-2014):スタディ・オン・ワン・シンバル・ストローク [エウゲニウシュ・ルドニク(テープ制作)|1959年頃] ◆1960年 クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020):広島の犠牲者の追悼のための哀歌 [クシシュトフ・ウルバンスキ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア|2013年頃] ◆1961年 グラジナ・バチェヴィチ(1909-1969):夜の思想[レナート・リヴォルタ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア| 2017年10月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ] ◆1962年 ボレスワフ・シャベルスキ(1896-1979):「9つの」箴言[シモン・ビヴァレツ指揮新音楽o. 〔アリチャ・モリトリス(Fl) アダム・スタフラ(Ob) ヤドヴィガ・チャルコフスカ(Cl) トマシュ・ソスヴァ(Tp) マテウシュ・コノプカ(Tb) ヴォイチェフ・ヘジク(Perc) イレナ・カリノフスカ=グロース(Vn) クシシュトフ・バトグ(Va) ダヌタ・ソビク=プトク(Vc)〕| 2018年1月、 NOSPR コンサート・ホール、カトヴィツェ] ◆1963年 ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010):古風な3つの小品[マレク・モシ指揮ティヒ市室内o.「AUKSO」|2015頃] ◆1964年 ボグスワフ・シェッフェル(1929-2019):交響曲「テープのためのエレクトリック・ミュージック」 [ボフダン・マズレク(テープ制作)|1970年頃] ◆1965年 クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020):ルカ受難曲[ステファニア・ヴォイトヴィチ(S) アンジェイ・ヒオルスキ(Br) ベルナルト・ワディシュ(B) レシェク・ヘルデゲン(朗読) ヘンリク・チシ指揮クラクフpo.、同混声cho.&少年cho.|1966年頃] ◆1966年 タデウシュ・バイルト(1928-1981):音楽ドラマ「明日」[クリスティナ・ショステク=ラトコヴァ(Ms) イェジ・アルティシュ(Br) エドヴァルト・パフラク(B) ヤヌシュ・オストロフスキ(朗読) レナルト・チャイコフスキ指揮ポズナンpo.|1973年頃] ◆1967年 エウゲニウシュ・ルドニク(1932-2016):ディクシー[エウゲニウシュ・ルドニク(テープ制作)|1967年頃] ◆1968年 ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):管弦楽のための書 [ヴィトルト・ルトスワフスキ指揮カトヴィツェ・ポーランド放送大so.|1978年頃] ◆1969年 ジグムント・クラウゼ(1938-):管弦楽のための小品第1番[シモン・ビヴァレツ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア| 2017年10月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ、ワルシャワ] ◆1970年 アンジェイ・ドブロヴォルスキ(1921-1990):管弦楽のための音楽第2番「Amar.」 [マレク・モシ指揮ティヒ市室内o.「AUKSO」|2017年11月、アルヴェルニア・スタジオ] ◆1971年 カジミェシュ・セロツキ(1922-1981):ファンタズマゴリア[エミリア・シタシュ(P) マグダレーナ・ コルディラシンスカ=ペンカラ(Perc)|2017年12月、ポーランド放送S2スタジオ、ワルシャワ] ◆1972年 ズビグニェフ・ペンヘルスキ(1935-2019):呪文 I [ホブ=ビーツ・パーカッション・グループ|2017年12月、ポーランド放送S2スタジオ、ワルシャワ] ◆1973年 ユリウシュ・ウーチュク(1927-):2部のオペラ=バレエ「オルフェウスの愛」 [オルガ・パシェチュニク、ヨアンナ・フレシェル(S) タデウシュ・シュレンキェル(T) トマシュ・コニェチュニ(Br) グジェゴシュ・ノヴァク指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア、ワルシャワ・ フィルハーモニーcho.|2017年12月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ、ワルシャワ] ◆1974年 バルバラ・ブチェク(1940-1993):89楽器のための「アネクメーネ」 [マチェイ・トヴォレク指揮カトヴィツェ・ポーランド国立放送so.|2018年7月、 NOSPR コンサートホール、カトヴィツェ] ◆1975年 アンジェイ・クシャノフスキ(1951-1990):プログラム IV [ミウォシュ・ペンカラ(テープ・プロダクション、 アーティスティック・ディレクション) オルガ・プシビウ(サイレン) マグダレーナ・ コルディラシンスカ=ペンカラ(プレート) ラドスワフ・クシジョフスキ(スピーカー) ヤロスワフ・ベステル(アコーディオン)|2017年12月、ポーランド放送S2スタジオ、ワルシャワ] ◆1976年 ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010):交響曲第3番「悲歌のシンフォニー」 Op.36 [ゾフィア・キラノヴィチ(S) アントニ・ヴィト指揮カトヴィツェ・ポーランド国立放送so.|1994年頃] ◆1977年 ロムアルト・トヴァルドフスキ(1930-):ポーランドの守護聖人のセクエンツィア[トマシュ・コニェチュニ(Br) グジェゴシュ・ノヴァク指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア、ワルシャワ・フィルハーモニーcho.| 2017年12月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ、ワルシャワ] ◆1978年 エウゲニウシュ・クナピク(1951-):コラール、間奏曲とアリア[ウカシュ・ドゥウゴシュ(Fl) マルチン・シヴィオントキエヴィチ(Cemb) マレク・モシ指揮ティヒ市室内o.「AUKSO」|2017年11月] ◆1979年 アウグスティン・ブロフ(1929-2006):アネナイキ [アンナ・ショスタク指揮カメラータ・シレジア|2017年10月、 NOSPR コンサートホール、カトヴィツェ] ◆1980年 トマシュ・シコルスキ(1939-1988):ストリングス・イン・ジ・アース [マレク・モシ指揮ティヒ市室内o.「AUKSO」|2017年10月、アルヴェルニア・スタジオ、クラクフ] ◆1981年 アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):シンフォニア・ヴォティーヴァ [タデウシュ・ヴォイチェホフスキ指揮カトヴィツェ・ポーランド国立放送so.|2001年頃] ◆1982年 ブロニスワフ・カジミエシュ・プシビルスキ(1941-2011):プログラム「S」〜カロル・シマノフスキへのオマージュ [マレク・モシ指揮ティヒ市室内o.「AUKSO」|2017年10月、アルヴェルニア・スタジオ、クラクフ] ◆1983年 ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):交響曲第3番 [ヴィトルト・ルトスワフスキ指揮カトヴィツェ・ポーランド放送大so.|1992年頃] ◆1984年 ユゼフ・シヴィデル(1930-):カノン [アンナ・ショスタク指揮カメラータ・シレジア|2017年11月、 NOSPR コンサートホール、カトヴィツェ] ◆1985年 マルタ・プタシンスカ(1943-):マリンバ協奏曲[マルタ・クリマサラ(マリンバ) シモン・ビヴァレツ指揮 シンフォニア・ヴァルソヴィア|2017年10月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ、ワルシャワ] ◆1986年 ヴォイチェフ・キラル(1932-2013):オラヴァ [マレク・モシ指揮ティヒ市室内o.「AUKSO」|2018年8月、カロル・シマノフスキ音楽院コンサートホール、カトヴィツェ] ◆1987年 ヴィトルト・シャロネク(1927-2001):内側?外側? [Inside? Outside?] [ミハウ・グルチンスキ(バスCl) シレジアSQ |2004年頃] ◆1988年 タデウシュ・ヴィエレツキ(1954-):枝分かれした無数の織 [Numerous Branches of Ramified Plaits] [ユリアン・パプロツキ(Cl) アダム・コシュミエヤ(P) アンジェイ・バウアー(Vc)| 2018年3月、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター、ルスワビツェ] ◆1989年 アレクサンデル・ラソン(1951-):大聖堂[アントニ・ヴィト指揮カトヴィツェ・ポーランド放送大so.|1990年頃] ◆1990年 パヴェウ・シマンスキ(1954-):シンフォニエッタ風に [マレク・モシ指揮ティヒ市室内o.「AUKSO」|2018年8月、カロル・シマノフスキ音楽院コンサートホール、カトヴィツェ] ◆1991年 グラジナ・プストロコニスカ=ナヴラティル(1947-):打楽器協奏曲 [マリアンナ・ベドナルスカ(Perc) マチェイ・トヴォレク指揮ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥスo.| 2018年1月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ、ワルシャワ] ◆1992年 モイセイ〔ミェチスワフ〕・ワインベルク(1919-1996):室内交響曲第4番 [アグニェシュカ・ドゥチマル指揮ポーランド放送アマデウス室内o.|2015年頃] ◆1993年 スタニスワフ・クルポヴィチ(1952-):世紀末[浮ヶ谷孝夫指揮カトヴィツェ・ポーランド放送大so.|1993年頃] ◆1994年 ズビグニェフ・バルギェルスキ(1937-):トリゴナリア[マルチン・ディラ(G) クラウディウシュ・バラン(アコーディオン) リシャルト・ハーバ(Perc) ユレク・ディバウ指揮 シンフォニエッタ・クラコヴィア|2018年1月、クラクフ放送ロマナ・ボブロフスカ・スタジオ] ◆1995年 クリスティナ・モシュマンスカ=ナザル(1924-):弦楽四重奏曲第3番 [シレジアSQ |2018年1月、カロル・シマノフスキ音楽院コンサートホール、カトヴィツェ] ◆1996年 クシシュトフ・メイエル(1943-):ミサ曲 Op.68 [アントニ・ヴィト指揮カトヴィツェ・ポーランド放送so.、ポーランド放送cho.|1999年頃] ◆1997年 ラファウ・アウグスティン(1951-):鏡[ NFM アンサンブル ジャヌシュ・ムシャウ(Cb) ヴワジスワフ・コセンディアク(Sax) エロイ・パニソ(Tb) クシシュトフ・クションジェク(P) ヴォイチェフ・ブリンスキ(Perc) ラファウ・アウグスティン(ヴォイス)| 2018年6月、ヴィトルト・ルトスワフス国立音楽フォーラム(NFM)メイン・コンサート・ホール、ヴロツワフ] ◆1998年 マレク・スタホフスキ(1936-2004):シンフォニエッタ [アグニェシュカ・ドゥチマル指揮ポーランド放送アマデウス室内o.|不明] ◆1999年 パヴェウ・ウカシェフスキ(1968-):アンティフォン [アンナ・ショスタク指揮シレジア・アンサンブル|2017年12月、 NOSPR コンサート・ホール、カトヴィツェ] ◆2000年 エルジュビェタ・シコラ(1943-):ピアノ協奏曲第1番「フレデリック・ショパンへのオマージュ」 [アダム・コシュミエヤ(P) バッセム・アキキ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア| 2018年1月、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター、ルスワビツェ] ◆2001年 ズビグニェフ・ブヤルスキ(1933-2018):弦楽四重奏曲「秋のために」[ルトスワフスキSQ | 2018年5月、ヴィトルト・ルトスワフス国立音楽フォーラム(NFM)メイン・コンサート・ホール、ヴロツワフ] ◆2002年 アンジェイ・コシェフスキ(1922-2015):ウニティス・フィリブス [アンナ・ショスタク指揮シレジア・アンサンブル|2017年11月、NOSPRコンサート・ホール、カトヴィツェ] ◆2003年 ツェザリ・ドゥフノフスキ(1971-): Monad3 [アガタ・ズベル(Vo) ツェザリ・ドゥフノフスキ(コンピュータ/P)|2004年頃] ◆2004年 クシシュトフ・クニッテル(1947-):マタイ受難曲 [ドロタ・ラホヴィチ=ピエンジェイェフスカ、アグニェシュカ・リプスカ=ナコニェチニク(Ms) クシシュトフ・クル(T) ウカシュ・ロシアク、ヤロスワフ・ブレンク(Br) ヴォイチェフ・ギエルラフ(B) クシシュトフ・クニッテル(電子楽器) アグニェシュカ・ドゥチマル指揮ポーランド放送アマデウス室内o.|2004年頃] ◆2005年 クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020):交響曲第8番「儚さの歌」 [イヴォナ・ホッサ(S) エヴァ・ヴォラク(A) トマス・E,バウアー(Br) クシシュトフ・ペンデレツキ指揮 カトヴィツェ・ポーランド放送so.ポーランド放送cho.、シレジア・フィルハーモニーcho.|2007年頃] ◆2006年 イェジ・コルノヴィチ(1959-):暁光 IV 「 Melos-Ethos 」 [シモン・ビヴァレツ指揮新音楽o.|2017年10月、 NOSPR コンサート・ホール、カトヴィツェ] ◆2007年 リディア・ジェリンスカ(1953-):コンラッドの7つの島[シモン・ビヴァレツ指揮新音楽o.|2007年頃] ◆2008年 パヴェウ・ミキエティン(1971-):マルコ受難曲 [ウルシュラ・クリゲル(S) カタジナ・モシ(ナチュラルVo) マチェイ・ストゥール(朗読) マレク・モシ指揮 カントレス・ミノレス・ヴラティスラヴィエンセス、フレデリック・ショパン音楽大学ワルシャワ少年cho.、 ティヒ市室内o.「AUKSO」、クシシュトフ・バルチク、パヴェウ・スタンキエヴィチ(エレクトリックG) ヴォイチェフ・ゴンショル(ベースG) ヴワディスワフ・コセンディアク(Sax) ロベルト・シヴァク、 モニカ・シュリンスカ(Perc) ヤクブ・ウルバンチク(Tu)|2010年頃] ◆2009年 ダリウシュ・プシビルスキ(1984-):ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲「 Oneiros 」 Op.47 [ヤヌシュ・ヴァフロフスキ(Vn) マレク・モシ指揮ティヒ市室内o.「AUKSO」|2010年頃] ◆2010年 アガタ・ズベル(1978-): Not I [アガタ・ズベル(ヴォイス) シモン・ビヴァレツ指揮新音楽o.| 2018年1月、 NOSPR コンサート・ホール、カトヴィツェ] ◆2011年 ヤゴダ・シュミトゥカ(1982-):血まみれチェリーの電撃的記憶 [Electrified memories of bloody cherries] [コンテンポラリー・アンサンブル「 Spółdzielnia Muzyczna 」 バルバラ・ボロヴィチ(Cl) ミハウ・ラザル(G) アレクサンデル・ヴヌク(Perc) マルティナ・ザクジェフスカ(P) ヤクブ・グチク(Vc) マテウシュ・ラスカ(Cb)|2017年12月、ポーランド放送イェジ・ヴァソフスキ・スタジオ、ワルシャワ] ◆2012年 マルツェル・フィジンスキ(1971-):浮世絵 [マレク・モシ指揮ティヒ市室内o.「AUKSO」|2017年11月、アルヴェルニア・スタジオ、クラクフ] ◆2013年 アンジェイ・クヴィエチンスキ(1984-): Canzon de' baci [カロル・コズウォフスキ(T) マレク・モシ指揮ティヒ市室内o.「AUKSO」|2013年頃] ◆2014年 ドブロミワ・ヤスコト(1981-):スレイプニル[フランク・ヴォルナー(Br) マウゴジャタ・ヴァレンティノヴィチ (P/Vo) アグニェシュカ・コプロフスカ=ボルン(Perc/Vo)|2014年頃] ◆2015年 アレクサンデル・ノヴァク(1979-):ナニナーナ[ピオトル・オジェホフスキ(ローズP) マレク・モシ指揮 ティヒ市室内o.「AUKSO」|2018年6月、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー・コンサート・ホール、カトヴィツェ] ◆2016年 マルチン・スタンチク(1977-):サム・ドロップス[マルコ・ブラーウ(Tp) シモン・ビヴァレツ指揮 新音楽o.、アンサンブル・ムジクファブリク|2018年3月、 NOSPR コンサート・ホール、カトヴィツェ] ◆2017年 ハンナ・クレンティ=マヨール(1961-):コンチェルト・ロッソ[アトムSQ クリスティアン・ダノヴィチ指揮 NFM レオポルディヌムo. |記載無し(おそらく2017年12月1日、3日、ライヴ)] ◆2018年 クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020):独立したポーランドのためのファンファーレ[マチェイ・トヴォレク指揮 ポーランド国立放送響室内ミュージシャン|2018年7月、 NOSPR コンサート・ホール、カトヴィツェ] | ||
ポーランド音楽ファン必聴必携!ポーランド独立100周年記念、超豪華限定BOXセット!。1918年から2018年までに作曲されたポーランド音楽を、1年につき1曲ずつ収録! CD36枚組+豊富な楽譜資料を含む詳細な作品解説を掲載した10冊の英語ブックレット。ポーランド最大級の音楽出版社「ポーランド音楽出版社(PWM Edition)」が設立したレーベル「Anaklasis(アナクラシス)」より、2018年のポーランド独立100周年を記念した超特大BOXセットがリリース。1918年から2018年までに作曲されたポーランド音楽から、その年を代表する1曲を選び、1年につき1曲ずつ収録。シマノフスキ、タンスマン、パヌフニク、バチェヴィチ、ルトスワフスキ、ペンデレツキなど20世紀ポーランドを代表する作曲家たちの作品から、ポーランド国外では余り知られていない作曲家の作品、現代ポーランド楽壇を担う現代作曲家たちの作品までを36枚のCDに集成(ポーランド放送のアーカイヴ音源と、このプロジェクトのために製作された新録音)。重厚な10冊のブックレット(英語)には、豊富な楽譜資料を含む詳細な作品解説や作曲家の略歴、演奏家の紹介、録音データ、ポーランド音楽の歴史についてなどが掲載されている。もちろん、参加アーティストはポーランドを代表する指揮者、オーケストラ、合唱団、アンサンブル、ソリストたちが満載。ポーランド音楽ファン必聴必携の限定豪華BOXセットにご期待頂きたい。※輸入商品、特殊形態商品につき、ポーランドからの輸送中に収納ケース外側などに軽微な傷や汚れ、へこみ等が発生する可能性がある。また当タイトルは完全数量限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がある。予めご了承頂きたい。 | ||
GLOBE (蘭) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)当店未案内旧譜。既案内分はこちらから。 | ||
テザウリ・インヴェンティオ Vol.1 & 2 Vol.1:ディ・マルティネッリのヴァイオリン手稿譜のオルタナティヴ・チューニング N.ゴール:ソナタ7 / ペーパー・ストゥーター(ニ長調)(*) /ソナタ10(ヘ長)/ソナタ 11ma(ホ長調)(*) / ソナタ13a(ト長調)(*) /作曲者不詳:14aアルマンド1(変ロ長調)(*) /15aアルマンド2(ニ短調)(*) / 16aアルマンド3(ヘ長調)(*) /20アルマンド5(ロ短調)(*) /バレット(ト短調/変ロ長調)(*) Vol.2:クロミェルジーシュ・ミュージック・コレクションからのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 ハインリヒ・ドゥーベル:ソナタ2(A637 / IV: 216) / 作曲者不詳:ソナタ(A 572 / IV: 136) (*) / ソナタ( A 572 / IV: 136)(*/#) ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー:独奏ヴァイオリンのためのソナタ集〜ソナタ3 作曲者不詳:ソナタ(A572 / IV: 136)(*/#) /ソナタ(A572 / IV: 136) (*) / ヴィオラ・ダ・ガンバまたは独奏ヴァイオリンのためのソナタ(A891 / XIV: 190)(ヴァイオリン版世界初録音)(*) アントワネット・ローマン(Vn) フロール・ムジクス、ヤーン・ボイセン(Cemb) マリア・サンチェス・ラミレス(Vc;#) | ||
録音:2020年4月-2021年3月| (*):世界初録音。アムステルダムのスウェーリンク音楽院でヴァイオリン、ヴィオラ、ヒストリカル・ヴァイオリンを学び、フリーランスの演奏家として多くの古楽アンサンブルやオーケストラで演奏(オランダ・バッハ協会の2008年来日公演などにも参加)してきたオランダの女流ヴァイオリニスト、アントワネット・ローマン。ローマンが2008年に設立したピリオド・アンサンブル"フロール・ムジクス(Furor Musicus)"による新録音。知られざる音楽を独自の視点で掘り起こして録音したアルバム、「ファンタジア・ムジカ」(GLO-5265)、「ピーター・ヘレンダール」(GLO-5271)、「ヨハン・フィッシャー」(GLO-5274)に続くGlobeレコーディング第4弾は、「テザウリ・インヴェンティオ」(宝の発見)と題され、17世紀後半から18世紀初頭にかけて作曲された世界初録音を多数含む作品集。Vol.1のディ・マルティネッリのヴァイオリン手稿譜は、イタリアのジェノヴァを起源とし、17世紀後半にネーデルラント(現在のベルギー)に移されたディ・マルティネッリ家のアーカイヴの一部であり、フランドル=ネーデルラント、南ドイツ/ハプスブルク地域、イタリアなど様々な地域・スタイルの作品が収められている。 Vol.2のクロミェルジーシュ・ミュージック・コレクションは、音楽のコレクターでもあり、宮廷とも緊密な関係を維持した文化人、司教カールII.フォン・リヒテンシュタイン=カステルコーンの後援によって収集され、17世紀の豊富な音楽コレクションの1つに数えられている。この2つの貴重なコレクションからアントワネット・ローマンは数曲を選曲、コロナ禍という封鎖された時間を逆手に取り2枚組のアルバムとして完成させた。 | ||
時代を超えた災害の歌 Zware Brand te Amsterdam en Schrikkelijke Watervloed in den Jaare 1421 / Schrikkelijke Watervloed in de Nederlanden in den Jaare 1530 / Tranen-vloedt tegen 't vyer der Pestilentie, in de Somer van't Jaer 1636 / Over den Hollandschen Inbreuck der Wateren, Decemb.1658 / Van de Friesche Muggen / Het Suchtende Leyden, Op het Jaar 1669 / Wat grooter nood wat droever tijd / Een nieuw Lied, over de Jaren 1684 en 1685 / Op het Afbranden van de Amsteldamsche Schouwburg, 1772 / Boet-zangen ter gelegenheid van den geduchten water-vloed des jaars 1799 / Treurzang weegens het Springen van een Kruitschip in de stad Leyden / In groote droogte / Bij overvloedigen regen / Aandoenlijk tafereel van de felle brand te Groesbeek / Watersnood-Wilhelmus / De Koningin bezoekt haar volk / De laatste dagen van 1925 en begin 1926 / Ballade van den watersnood / De Ramp / Scenes uit ons lot カメラータ・トラジェクティナ | ||
録音:2021年2月1日-4日、ミデルブルフ、オランダ。人類はその長い歴史の中で水害、虫害、干ばつや地震などの災害、疫病といった様々な苦難との闘いを強いられてきた。その度に人々は教会で、市場で、街で共に歌い、気持ちを共有することでお互いを励まし、支え合いそれを乗り越えてきた。災害の音楽には非常に長い歴史があり、17世紀頃からは特に盛んに作られるようになったと言われている。現在でもこれは変わらない。災害時に歌がニュースとしての役割を果たすことはないが、多くの人に勇気を与えている。COVID-19の世界的パンデミックを受けて制作されたこのアルバムには、これまで幾度もの大規模な水害などに見舞われたオランダで歌われてきた伝統的な災害の歌と、詩人のエステル・ナオミ・ペルクィンと作曲家のヴィレム・ヴァンデル・ファン・ニーウケルクがこの録音のために新たに作曲した歌が収録されており、1974年の設立以来オランダの音楽を研究し世に発信し続けているカメラータ・トラジェクティナが、万感の思いを込めて演奏している。 | ||
ONYX (英) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)旧譜はこちらから 。 | ||
ヴォーン・ウィリアムズ:仮面劇「ヨブ」/バレエ音楽「老コール王」/ランニング・セット
アンドルー・マンゼ指揮ロイヤル・リヴァプールpo. | ||
録音:2022年5月31日-6月1日、リヴァプール・フィルハーモニック・ホール。『■2016年にスタートし、瞬く間に21世紀を代表する新たな交響曲全集としての高い評価を確立した名匠アンドルー・マンゼとイギリスの名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(RLPO)によるヴォーン・ウィリアムズ。全5巻で完結した交響曲全集に続いて、「揚げひばり」や「タリスの主題による幻想曲」などを収録した管弦楽作品集もリリースされましたが、今度は仮面劇 《ヨブ》を中心に、舞曲をテーマとした管弦楽作品が登場。ウィリアム・ブレイクが書いた「ヨブ記」の挿絵からインスピレーションを得て作曲された「ヨブ」は、RVWはディアギレフのバレエに取り上げさせようと試みましたが失敗し、その後コンサート・ピースとして定着。9つのセクションでヨブの物語が描かれており、力強く荘厳な神の音楽や不協和音が使われたサタンの音楽など、劇的なコントラストが特徴的です。カップリングには、ソロ・ヴァイオリンのための美しいパッセージを含む管弦楽の色彩豊かなバレエ音楽「老コール王」と、伝統的な舞曲に基づく「ランニング・セット」も収録し、プログラムが完成しました。その繊細でバランス感覚に優れた好演が、レコード芸術、英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジン等、世界の主要メディアで絶賛されてきたアンドルー・マンゼのヴォーン・ウィリアムズ・シリーズ最新作にご期待ください。』 | ||
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲&チェロ・ソナタ ピアノ三重奏曲〔第1番 ト短調/第2番 ニ短調 Op.9 (1906年改訂版)〕/2つのサロン風小品 Op.6 / ヴァイオリンとピアノのためのロマンス/ゴパック(原曲:ムソルグスキー)/ 2つの小品 Op.2 /チェロとピアノのためのロマンス(1890) /チェロ・ソナタ ト短調 Op.19 パヴェル・ゴムツィアコフ(Vc) アンドレイ・コロベイニコフ(P) タチアーナ・サムイル(Vn) | ||
録音:2020年12月-2021年1月、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院大ホール、ロシア。ロシアの新世代を代表する名手が揃ったラフマニノフの室内楽作品集!デュメイ、ピリス、ゲルギエフがその才能を高く評価し、ピリスと共演したアルバム(ドイツ・グラモフォン)はグラミー賞にもノミネートされたパヴェル・ゴムツィアコフ(Vc)。2004年第3回スクリャービン国際コンクール優勝、2005年第2回ラフマニノフ国際コンクール第2位&聴衆賞受賞など、数々のコンクール受賞歴と海外公演歴を持つアンドレイ・コロベイニコフ(P)。そして2014年のソチ・オリンピック閉会式でソリストの大役を務めあげ、「伝統的なロシア・ヴァイオリンの系譜における最高傑作」と称されたタチアーナ・サムイル(Vn)。素晴らしい実力を有する3名が、母国の偉大な作曲家、若きラフマニノフが遺した室内楽作品の魅力に迫る。 | ||
ジェイムズ・エーネス|神話 〜シマノフスキ&ヘンデル シマノフスキ:神話 Op.30 / ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 HWV.371 ニュートン・ハワード:133…At Least / チャイコフスキー/クライスラー編曲:無言歌 スク:ブルレスカ Op.17 No.4 / フォン・パラディス:シシリエンヌ リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行(歌劇「サルタン皇帝」より) ポンセ(ハイフェッツ編):エストレリータ / グレインジャー:岸辺のモリー ジェイムズ・エーネス(Vn) アンドルー・アームストロング(P) | ||
驚異的な超絶技巧と澄み渡る抒情性で世界に名を馳せ、2019年の第61回グラミー賞ではアーロン・ジェイ・カーニスのヴァイオリン協奏曲( ONYX-4189)で見事「最優秀器楽賞」を受賞、2021年にはグラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」に輝いたカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネス。イギリスの「グラモフォン賞」や"カナダのグラミー賞"と呼ばれる「ジュノー賞」にノミネートしてきたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集を始めとする多くのアルバムで共演してきた盟友アンドルー・アームストロングとの新録音。ギリシャ神話を題材に1915年に作曲されたシマノフスキの傑作「神話」を中心に、かつては定番のヴァイオリン・レパートリーであったが現在はほとんど演奏されていないヘンデルの ニ長調ソナタ、そして麗しい抒情性が溢れるチャイコフスキーの「無言歌」やポンセの「エストレリータ」、華麗な技巧が迸る「熊蜂の飛行」、ヴァイオリンが軽やかに舞う「岸辺のモリー」など、きらびやかな小品やアンコール・ピースを組み合わせた、至福のリサイタル・プログラム。現代を代表するハリウッド・コンポーザーの一人ジェイムズ・ニュートン・ハワードは、エーネスのためにヴァイオリン協奏曲(グラミー賞受賞盤[ONYX-4189]に収録)やエーネスが芸術監督を務めるシアトル室内楽協会のために「they have just arrived at this new level」を作曲しており、今回収録された「133…At Least」は、ヒラリー・ハーンのために作曲されたまばゆいミニチュア・ピース。 | ||
ロベルト・シエッラ: 交響曲第6番(*) /弦楽オーケストラのためのシンフォニエッタ(#) /アレグリア/ ファンダンゴ集/弦楽オーケストラのための2つの小品 ドミンゴ・インドヤン指揮ロイヤル・リヴァプールpo. | ||
録音:2021年10月14日、16日、ライヴ(*) 、2022年5月20日(無印)、リヴァプール・フィルハーモニー・ホール(#以外) /2022年6月10日、フライアリー(#)、すべて UK 。 2006年から15年間、ロイヤル・リヴァプールpo. の首席指揮者を務めたワシリー・ペトレンコに代わり、2021年9月から新たな首席奏者に就任したアルメニア系ベネズエラの若き注目指揮者、ドミンゴ・インドヤンの第2弾! 1953年プエルトリコ生まれの作曲家、ロベルト・シエッラによる交響曲第6番をメインとした作品集。ロベルト・シエッラは40年以上に渡り、グラミー賞にノミネートされ、これまでにラテン・グラミー賞を獲得している。彼はミルウォーキーso.、フィラデルフィアo.、プエルトリコso.、ニューメキシコso. のコンポーザー・イン・レジデンスを務めており、現代音楽の分野で目が離せないアーティストのひとりといってもよいだろう。このアルバムには彼の25年間に渡る創作活動の一部が収録されており、特徴的なオーケストレーション、プエルトリコ音楽を取り入れるなどロベルト・シエッラの魅力をたっぷりと収めたものになっている。活気にあふれ魅力的な旋律が美しいロベルト・シエッラの作品を、ベネズエラの音楽教育プログラム「エル・システマ」でヴァイオリンを学び頭角を現し、BBCプロムスでの指揮姿が話題となったドミンゴ・インドヤンの指揮でお楽しみ頂きたい。 | ||
ラフマニノフ、ボウエン、メトネル: 2台ピアノ作品集 セルゲイ・ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45 ヨーク・ボウエン:主題と変奏 Op.139 ニコライ・メトネル:2つの小品 Op.58 |
ヨーゼフ・モーグ、 カイ・アドマイト(P) | |
1987年生まれ、2015年に英グラモフォン賞の「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞、2016年に「グリーグ&モシュコフスキ:ピアノ協奏曲集(ONYX-4144)」が第58回グラミー賞にノミネートされたドイツのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグ。本作では、ゲルハルト・オピッツやマイケル・ポンテイ、ジョルジュ・シフラらに師事したドイツのピアニスト、カイ・アドマイトとともに、20世紀前半に活躍したコンポーザー=ピアニストたちによる2台ピアノのための作品を収録。2023年に生誕150周年を迎えるラフマニノフに、ラフマニノフとお互いに作品を献呈し合うなど、深い親交のあったメトネル、そしてラフマニノフ作品を多数レパートリーにしていたことから「イギリスのラフマニノフ」と呼ばれたボウエン。20世紀においても調性音楽の枠組みを大きく外れることのなかったロマンティックな作曲家たちによる、旋律とハーモニーの魅力に満ちた3作品をお楽しみ頂きたい。 | ||
ブラームス:アナログ〜ブラームス: チェロ・ソナタ〔第1番 ホ短調 Op.38 / 第2番 ヘ長調 Op.99 〕/ 4つの厳粛な歌(チェロとピアノ版) |
レオナルト・ エルシェンブロイヒ(Vc) アレクセイ・グリニュク(P) | |
レオナルト・エルシェンブロイヒは1985年ドイツのフランクフルト生まれ、メニューイン・スクールとケルン音楽アカデミーで学び、BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティスト、ドイツ公共ラジオ放送局とブレーメン・フィルハーモニック協会のアーティスト・イン・レジデンスに選ばれてきたエリート・チェリスト。英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」&「クリティクス・チョイス」、英BBCミュージック・マガジンの「チェンバー・チョイス」にそれそれ選ばれるなど大成功を収めたベートーヴェン録音(ONYX-4196)から約3年半ぶりのリリースとなるブラームス!ベートーヴェンではアナログ盤(LP)ヴァージョン(ONYXSET4196)も作成していたエルシェンブロイヒは、今作のブラームスでもレコーディングに非常にこだわりを見せている。イギリスの有名なアビー・ロード・スタジオにおいて、テープレ・コーダー、ビンテージ・マイク、長回しなどのアナログ・レコーディングの技術を使って録音され、一切のディジタル処理は行わずにCD化。1950年代後半から1960年代に録音されたサウンドを目標とし、ブラームスのソナタのために特定のサウンドを捉えたいとこだわり抜いた結果、まるでミュージシャンが実際にリスナーと同じ部屋にいるかのような、素晴しく親密で、暖かく、尚且つ鮮明なサウンドが実現した。非臨床的で表面的に明るい印象のディジタル・サウンドではなく、LPの黄金時代の最高のサウンドが完璧にとらえられたとされる録音にご期待頂きたい。オーディオ・ファンも要注目のブラームス・アルバム。 | ||
SNAKEWOOD (蘭) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)#201801と202001は当店未案内旧譜。 エンリコ・ガッティに学んだスペインのバロック・ヴァイオリニスト、ハビエル・ルピアニェスらが2018年に設立したインディペンデント・レーベル。はバロック音楽を専門としており、未知なる音楽と広範な音楽的資料を高品質な録音とパッケージで発信している。そのサウンドについて(レーベル公式ページ・コメントの機械翻訳):『サウンド・エンジニアが開発したECAと呼ばれる独自のマイク・テクニックを用いて行われ、スピーカーの間に作られる仮想空間の中で、楽器の位置が非常に良く、音の忠実度を最大限に高めている。ミキシングとマスタリングプロセスは、ガット弦とチェンバロの音の複雑な音色特性を維持するために、ほぼ完全なアナログ機器チェーンで行われた。その結果、アコースティック音楽のレコーディングではめったに聴くことのできない、音楽的な鮮明さと立体的なサウンドを実現している。』 | ||
もうひとつのヴェネツィア ディオゲニオ・ビガーリャ:ヴァイオリンと通奏低音のためのドレスデン・ソナタ第2番 ハ長調 アントニオ・カルダーラ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ヘ長調 E. M.28 トマゾ・アルビノーニ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調 E. M.651 ジョルジョ・ジャンティーリ: チェロと通奏低音のためのソナタ イ長調 CORRER Busta 128.108 / ヴァイオリンとチェロ、もしくはチェンバロのための室内カプリッチョ集 Op.3 〜第11番 ロ短調 チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調 CORRER Busta 128.109 アルビノーニ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調 E. M.65f ジョヴァンニ・バッティスタ・レアーリ:ヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ集 Op.2 〜第7番 変ロ長調 スカラムッチャ [ハビエル・ルピアニェス(Vn/ディレクター) イネス・サリナス(Vc) パトリシア・ヴィンテム(Cemb)] | ||
録音:2022年5月2日-6日、オランダ、 DAD 〔ディジタル録音、アナログ・エディティング、ディジタル再生〕|世界初録音| (C) (P) 2023 。レーベル・インフォメーションの機械翻訳:『マイケル・タルボット教授によって最近発見されたアルビノーニのソナタ2曲と、ヴェネツィアのサン・マルコのコンサートマスターであった人物〔訳注:ジョルジョ・ジャンティーリ〕によって書かれた現存する唯一のチェロ・ソナタ2曲は、最新アルバムで初録音された作品のほんの一部に過ぎない。これは、18世紀初頭のヴェネツィアに私たちをいざなうユニークな録音である。この時代のヴェネツィアといえば、ヴィヴァルディしかないと思っている人は、このアルバムを聴いて驚くことだろう。1709年、フランスのフランソワ・ラグネ [François Raguenet] はイタリア最高のヴァイオリニストについてこう書いている:「ローマ:コレッリとモンタナーリ、ヴェネツィア:ジョルジェットとアルビノーニ・・・」。ジョルジョ・ジェンティーリとトマゾ・アルビノーニのことである。しかし、その時すでにラ・ピエタの マエストロ・ディ・ヴィオリーノであり、その年にヴァイオリン・ソナタの第2番を出版することになる若きヴィヴァルディは、私たちフランス人の語り手にとって最高のヴァイオリニストの一人ではない。私たちの録音は、18世紀の黎明期に新世紀の様式を築き、今日では偉大なプレテ・ロッソ [Prete Rosso] の影に隠れてしまっているヴェネツィアの偉大な巨匠たちの音楽を発掘したものである。このことは、マイケル・タルボットが私たちのCDのために用意してくれたノートの中で見事に説明されている:「18世紀前半のヴェネツィアの音楽文化において、ヴィヴァルディという異例なほど多才な人物が、【興味深い歴史上の人物】の範疇から大作曲家のパンテオンに躍り出たのは、ほんの100年ほど前のことである。しかし、彼と同時代に活躍した多くの才能ある音楽家たちが、この都市で生まれ、あるいは活躍したことを、単に【ヴィヴァルディの軌道の中にいた】とみなすのは間違いである。ヴェネチアの文化生活が多元性を促していたのは、少なくとも国家とその大都市が宮廷を中心とする王朝の独裁体制ではなく、政治権力と文化的志向が広く分散した共和制だったからである。このことが、革新と実験の風土を促し、商業や観光(この言葉は時代錯誤ではないが)を通じて国際的なつながりが非常に広かったヴェネツィアによって育まれたのである。」(マイケル・タルボット教授|当盤の解説より)』 | ||
ピゼンデル:新発見のソナタ集 ピゼンデル:ヴァイオリン・ソナタ〔ホ短調/ト長調/イ短調/ト長調〕 作曲者不詳:チェンバロ・ソナタ ニ長調 スカラムッチャ [ハビエル・ルピアニェス(Vn/ディレクター) イネス・サリナス(Vc) パトリシア・ヴィンテム(Cemb)] | ||
録音:2020年2月3日-7日、オランダ、 DAD 〔ディジタル録音、アナログ・エディティング、ディジタル再生〕|世界初録音| (C) (P) 2020 。レーベル・インフォメーションの機械翻訳:『ヨハン・ゲオルク・ピゼンデルは、18世紀前半のヨーロッパの音楽シーンに大きな足跡を残した芸術家の一人である。彼は当時の演奏家や作曲家にとって参考となる存在であり、彼の遺産は私たちを驚かせ、バロック音楽界の基本的かつ未知の側面を発見し続けている。しかし、ピサンデルはいまだ未知の存在である。トレッリ、モンタナーリ、ハイニヒェヘン、ヴィヴァルディの弟子であり、彼らとも深い友情を育んだ。また、バッハ、テレマン、グラウプナー、ゼレンカ、ハッセ、グラウプナー〔訳注:2回出てくるが原文ママ〕とも親交があった。この素晴らしい友人のリストの中から、バッハが彼のために特別に作曲したことや、ヴィヴァルディ、テレマン、アルビノーニが彼にソナタや演奏会を献呈したことを知ることができる。教師として、ピサンデルはクヴァンツ、ベンダ、アグリコーラのような音楽家を生徒に持った。さらに、ピサンデルは才能ある作曲家であり、18世紀最大のヴィルトゥオーゾの一人であり、熱心な収集家であり、ドレスデンのオーケストラのために2000曲以上の楽譜を収集し、"Schrank II" コレクションとして知られる彼のコレクションは、18世紀前半の最も重要な音楽アーカイヴの一つとなっている。これらのソナタの発見、録音、編集は、18世紀の音楽レパートリーへの大きな追加であり、18世紀前半の最も偉大なヴィルトゥオーゾの一人の再発見でもある。』ピゼンデルが収集し、近年、ドイツのザクセン州立図書館兼ドレスデン工科大学図書館の「第2書庫」で発見されたコレクションからの音楽を紹介していく「The Cabinet II Project」のシリーズ。 | ||
1717. イタリア旅行の思い出 アルビノーニ:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 TalAl So32 ジュゼッペ・マリア・ファンファーニ(?-1757頃):ヴァイオリン・ソナタ ニ長調(*) ジュゼッペ・ヴァレンティーニ(1681-1753):ヴァイオリン・ソナタ イ長調 アントニオ・マリア・モンタナーリ(1676-1737):ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 ピゼンデル/モンタナーリ:ヴァイオリン・ソナタ ホ長調(*) ヴィヴァルディ/ピゼンデル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 RV.25 スカラムッチャ [ハビエル・ルピアニェス(Vn/ディレクター) イネス・サリナス(Vc) パトリシア・ヴィンテム(Cemb)] | ||
録音:2018年2月5日-8日、オランダ、 DAD 〔ディジタル録音、アナログ・エディティング、ディジタル再生〕| (*):世界初録音| (C) (P) 2018 |ICMA(国際クラシック音楽賞)2019 「 best baroque instrumental music 」ノミネート。レーベル・インフォメーションの機械翻訳:『「ピゼンデルのイタリアを巡る旅は、語られるべき、そしてまだ語られていない物語である。」(マイケル・タルボット教授) あなたのスーツケースに、その時代の最高の音楽を詰め込む機会があると想像してみてほしい。あなたなら何を持って行き、何を残すだろうか? 全部を入れるスペースはないし、選ばなければならない! 1717年、ピゼンデル(ドレスデン・オーケストラのコンサートマスターであり、同時代最高のヴィルトゥオーゾの一人)がイタリアを旅したとき、多かれ少なかれこのようなことが起こった。ほぼ1年間、若きピゼンデルはイタリアを巡り、当時の最も偉大な巨匠たちに会い、滞在中、彼は見つけうる最高の作曲を集め、スーツケースをそれらでいっぱいにした。ちなみに、彼はより小さな紙を使わざるを得なかったため、スーツケースのスペースを取らず、より多くの音楽の宝物をドレスデンに運ぶことができた。しかし、これらの曲の背後にあるのは音楽だけではない、個人的で親密な旅の物語なのだ。「ヴィヴァルディによるマエストロ・ピゼンデルのための独奏ソナタ」 〔訳注:RV.25 〕では、ヴィヴァルディがピゼンデルのために空白の楽章を残している。ヴァレンティーニの謎めいたソナタには、ピゼンデルではなくモンタナーリ(ピゼンデルの師)に捧げられた自筆譜がある。この貴重で個人的な楽譜が、なぜピゼンデルの手に渡ったのかは謎である。さらに、モンタナーリが手を加えたピゼンデルのソナタと、18世紀以来演奏されていないジュゼッペ・マリア・ファンファーニのソナタという、2つの世界初録音をお届けする。』 2017年にリリースされた「ヴィヴァルディ:新発見のソナタ集」(AYRA-02)で話題を呼んだハビエル・ルピアニェスらが設立した新レーベルのリリース第1弾。AYRA-02と同じく、ドレスデン宮廷の名ヴァイオリニストとして名を馳せたピゼンデルが収集し、近年、ドイツのザクセン州立図書館兼ドレスデン工科大学図書館の「第2書庫」で発見されたコレクションからの音楽を紹介していく「The Cabinet II Project」シリーズ。 1717年にイタリアを訪れたピゼンデルが、1年近くにわたってイタリアを巡る中で、当時のイタリアの巨匠たちと出会い、交流を深め、その偉大な作品を収集していった記録がCDとなって再現された好企画。 ハビエル・ルピアニェスは、オランダのハーグ王立音楽院でエンリコ・ガッティに師事しバロック・ヴァイオリンの学士号を取得後、ガッティの指導の下ヴィヴァルディの新作を発見し修士号を取得。2013年には、知られざるバロック・レパートリーの発掘のためにピリオド・アンサンブル、「スカラムッチャ」を結成し、2018年にスカラムッチャのメンバーらとともに、バロック音楽専門のレコード・レーベル&楽譜出版社「Snakewood」を設立している。 | ||
DIAPASON (仏) 〔簡易制作版〕 特記以外 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)同名のクラシック音楽専門誌がチョイスした、新リマスタリングによる復刻シリーズ。 | ||
マーラー: 交響曲第3番 ニ短調 [マーサ・リプトン(Ms) レナード・バーンスタイン指揮 NYP、 スコラ・カントルム女声cho.、トランスフィギュレーション教会少年cho.|1961年]/ 若き日の歌〜 Nos.1, 3, 6-7 /少年の魔法の角笛〜 Nos.1, 4-7, 9-10 /リュッケルト歌曲集〜 Nos.2-5 [クリスタ・ルートヴィヒ(Ms) ジェラルド・ムーア(P)|1957年、1959年] | ||
■フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』。シリーズの第159巻として登場するのは、レナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニックによるマーラーの《交響曲第3番》です。この録音は、バーンスタインのマーラー・ツィクルス第1回目にあたるもので、40代前半のバーンスタインによる若々しい情熱に溢れた演奏となっています。カップリングは、長年ウィーン国立歌劇場で活躍し、コンサートではバーンスタインとマーラーの《交響曲第3番》で度々共演し、リサイタルでもマーラーの歌曲を取り上げていた名歌手クリスタ・ルートヴィヒと、様々な歌手や器楽奏者との共演でも知られるジェラルド・ムーアのピアノによるマーラーの歌曲集が収録され、充実の内容となっています。 | ||
グリーグ: 劇附随音楽「ペール・ギュント」 Op.23 より 〔結婚行進曲/イングリッドの嘆き/山の魔王の宮殿にて/朝/オーセの死/アラビアの踊り/ ソルヴェイグの歌/アニトラの踊り/ペール・ギュントの帰郷/ソルヴェイグの子守歌〕 [イルゼ・ホルヴェーグ(S) トマス・ビーチャム指揮 RPO 、ビーチャム合唱協会|1956年]/ ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13 [ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) エマニュエル・ベイ(P)|1955年]/ 組曲「ホルベアの時代から」 Op.40 (*) [ヘルベルト・サンドベリ指揮 RIAS so.|1955年] | ||
(*):おそらく初CDフォーマット化 [原盤: DG ]。 ■フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』。シリーズ第158巻では、グリーグの名盤に焦点を当てています。■本アルバムのメインといっても過言ではない名匠トーマス・ビーチャムと、「イギリスの国民的オーケストラ」、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団による 《ペール・ギュント》 は、組曲版とは異なり、ビーチャム独自の選曲による抜粋版で、56年の録音ながらも永く聴き継がれてきたビーチャムを代表する名盤の一つです。カップリングには、20世紀ヴァイオリン界を席巻した大ヴァイオリニスト、ヤッシャ・ハイフェッツによるヴァイオリン・ソナタ第2番。王立スウェーデン歌劇場の指揮者として活躍したヘルベルト(ヘルベット)・サンドベリと、RIAS交響楽団による 《ホルベアの時代から》 (初CD化音源)が組み合わされています。フランスのマスタリング・スタジオ「Circe」のリマスタリングによって音質が向上した名演の数々をお楽しみください。 | ||
ベルリオーズ:ファウストの劫罰 ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」 [リシャール・ヴェロー(ファウスト) ミシェル・ルー(メフィストフェレス) コンスエロ・ルビオ(マルグリート)ピエール・モレ(ブランデル) フランス国営放送児童合唱団、エリーザベト・ブラッスール合唱団 イーゴリ・マルケヴィチ指揮コンセール・ラムルーo.|1959年] 「ファウストの劫罰」より〔メフィストフェレスの歌「やさしい蚤が一匹」(蚤の歌)/ メフィストフェレスのセレナード「家の前で」〕 [ジェラール・スゼー(メフィストフェレス) アンドレ・クリュイタンス指揮パリ国立歌劇場o. & cho.|1959年] 交響曲「イタリアのハロルド」[ウィリアム・プリムローズ(Va) シャルル・ミュンシュ指揮ボストンso.|1959年] | ||
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。シリーズの第157巻として登場するのは、イーゴリ・マルケヴィチ指揮劇的物語「ファウストの劫罰」とシャルル・ミュンシュ指揮交響曲「イタリアのハロルド」のカップリング。「ファウストの劫罰」はマルケヴィチとコンセール・ラムルー管がその実力をフルに発揮し、今なお語り継がれる名盤として知られており、マルケヴィチの棒から生み出される豪快さと繊細さを併せ持つ名演をご堪能頂ける。「イタリアのハロルド」では往年の名ヴィオラ奏者ウィリアム・プリムローズがソリストとして登場。こちらも同曲の名盤のひとつとして名高くミュンシュとの息の合った名演を繰り広げている。 | ||
ホロヴィッツ〜ライヴ・レコーディングズ シューマン:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.14 〜第3楽章(*) / ハイドン:ピアノ・ソナタ Hob.XVI: 52 (#) ショパン:マズルカ 変ロ短調 Op.24 No.4 (*) /華麗なる円舞曲 ニ短調 Op.34 No.2 /夜想曲 ホ短調 Op.72 No.1 スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番「黒ミサ」 Op.68 /練習曲〔ロ短調 Op.8 No.11 /嬰ハ短調 Op.42 No.5 〕 クレメンティ:ピアノ・ソナタ ト短調 Op.34 No.2 (+) / モシュコフスキ:火花 Op.36 No.6 (#) ヴラディーミル・ホロヴィッツ(P) | ||
録音:1951年3月5日(*)、1951年4月23日(#)、1953年2月25日(無印)、カーネギー・ホール(+以外) /1954年10月16日、 21日、ホロヴィッツ自宅(+)、すべてニューヨーク。フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。シリーズの第156巻として登場するのはヴラディーミル・ホロヴィッツのカーネギー・ホール・ライヴとニューヨークの自宅で行われた録音集。特に1953年のカーネギー・ホールで行われた演奏会は、ホロヴィッツのアメリカ・デビュー25周年を記念した演奏会として知られている。またこの演奏会の一か月前にはクラシック・ファンの間では語り草になっているセルとチャイコフスキーの協奏曲を録音した時期でもあり、ホロヴィッツの真価が現れた名演の数々をお楽しみ頂ける。 | ||
ラヴェル:歌劇「スペインの時」/スペイン狂詩曲 歌劇「スペインの時」 [ドゥニーズ・デュヴァル(S;コンセプシオン) ジャン・ジロドー(T;ゴンサルヴェ) ルネ・エラン(T;トルケマダ) ジャン・ヴュイーユ(Br;ラミーロ) シャルル・クラヴァンシー (B;ドン・イニーゴ・ゴメス) アンドレ・クリュイタンス指揮パリ・オペラ・コミークo.|1952年]/ スペイン狂詩曲[エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンドo.|1957年] | ||
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。シリーズの第155巻として登場するのは、ラヴェル作曲の一幕の歌劇「スペインの時」と初期の管弦楽作品「スペイン狂詩曲」!ラヴェルの演奏を語るには外せないアンドレ・クリュイタンス指揮による「スペインの時」は新マスタリングで貴重な復刻。プーランクに見出されパリを通信に活躍したソプラノ、ドゥニーズ・デュヴァルを中心とした歌手陣を的確にまとめ上げ、コミカルなこのオペラを見事に聴かせる様は圧巻。カップリングの「スペイン狂詩曲」もラヴェルを得意としていたエルネスト・アンセルメによる指揮。手兵スイス・ロマンドo. を率いて緻密な演奏を聴かせてくれる。 | ||
モーツァルト:夜曲集 セレナーデ K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」[フェレンツ・フリッチャイ指揮 BPO |1960年]/ セレナーデ K.286「ノットゥルノ」[ペーター・マーク指揮 LSO |1959年]/ セレナーデ K.239「セレナータ・ノットゥルナ」[コリン・デイヴィス指揮フィルハーモニアo.|1959年]/ 6つのノットゥルノ K.346/439a, 436, 437, 438, 439, 549 [クリスティーネ・シェーファー、グンドゥラ・ハインツ(S) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br) BPO 木管グループ|1990年|原盤: Orfeo ]/ ラウラに寄せる夕べの想い K.523 [イルムガルト・ゼーフリート(S) ジェラルド・ムーア(P)|1950年] | ||
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。シリーズの第154巻として登場するのは、セレナーデやノットゥルノを集めたモーツァルトの夜曲集!白血病のため48歳という若さで亡くなりつつも数々の名盤を生み出したマエストロ、フェレンツ・フリッチャイの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を始めとして、モーツァルトをそのキャリアの中でも得意中の得意としていたペーター・マークの「ノットゥルノ」を収録!またモーツァルトをレパートリーに持つ名ソプラノ、クリスティーネ・シェーファーに、往年のバリトン歌手ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの歌声まで収まった決定盤が登場。 | ||
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」
ヘルマン・プライ(Br;オットカール) エリーザベト・グリュンマー(S;アガーテ) エルンスト・ヴィーマン(B;クーノー) リザ・オットー(S;エンヒェン) カール・クリスティアン・コーン(B;カスパール) ルドルフ・ショック(T;マックス) ゴットロープ・フリック(B;隠者) ヴィルヘルム・ヴァルター・ディックス(キリアン) ヨーゼフ・カイルベルト指揮 BPO 、ベルリン・ドイツ歌劇場cho. | ||
録音:1958年4月23日、9月12日-14日、グリューネヴァルト教会、ベルリン|原盤: Electrola/EMI/Warner 。 LP 初期における同曲言わずもがなの名盤。2023年現在本家からの単品ディスクは2011年リリースが最後で、すべて廃盤になっている(タワー・レコードが2019年にSACDを出している)。なお、本体に記載はないがステレオ録音のはず。 | ||
シューベルト:劇付随音楽「ロザムンデ」 D.797 (*) /岩の上の羊飼い D.965 (#)
ディアナ・オイストラーティ(Ms;*) フリッツ・レーマン指揮 BPO (*)、ベルリン・モテットcho.(*) リタ・シュトライヒ(S;#) ハインリヒ・ゴイザー(Cl;#) エリク・ヴェルバ(P;#) | ||
録音:1952年-1953年(*) /1959年(#) 。フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。シリーズの第152巻として登場するのは、この盤でも共演しているベルリン・モテット合唱団の創設者でもあるフリッツ・レーマンによるシューベルトの劇付随音楽「ロザムンデ」。ベルリン・モテット合唱団を率いてのバッハ声楽曲の録音に定評のあるフリッツ・レーマンは、「マタイ受難曲」を演奏中に急逝したことでも知られている。その実直な演奏による「ロザムンデ」は聴くほどに味わいのある演奏となっている。カップリングには名ソプラノのリタ・シュトライヒによる「岩の上の羊飼い」が収録されている。 | ||
ペルゴレージ: スターバト・マーテル [ジェンマ・ベルタニョッリ(S) サラ・ミンガルド(A) リナルド・アレッサンドリーニ指揮コンチェルト・イタリアーノ|1998年|原盤: Opus 111 ]/ 歌劇「奥様女中」[レナータ・スコット(S;セルピーナ) セスト・ブルスカンティーニ(B−Br;ウベルト) レナート・ファザーノ指揮ローマ合奏団|1960年|原盤: Ricordi ] | ||
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。シリーズ第151巻では、26歳で短い生涯を終えた18世紀の天才作曲家、ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736)の2つの傑作を収録!ペルゴレージ最期の作品となった名宗教作品「スターバト・マーテル(悲しみの聖母)」は、数多くの競合盤のなかから、1998年に録音されたリナルド・アレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリアーノの名録音を選択。ソリストの二人もイタリアの名歌手を採用している。そして、ペルゴレージがオペラ作曲家としての名声を確立した代表作「奥様女中」では、レナート・ファザーノとローマ合奏団(イ・ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ)による1960年の音源を採用。こちらもレナータ・スコット、セスト・ブルスカンティーニといったイタリアの伝説的歌手たちの参加もポイント。 | ||
マイケル・レビン〜 パガニーニ:24のカプリス Op.1 |
マイケル・レビン(Vn) | |
録音:1958年|原盤: Capitol/EMI/Warner 。フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。シリーズの第150巻として登場するのは、不慮の事故により33歳の若さで他界した夭折の天才ヴァイオリニスト、マイケル・レビン(マイケル・ラビン)のパガニーニの「24のカプリス」!当盤とは別録音だが、12歳で同曲を録音するという天才ぶりを発揮し、カーネギー・ホール・デビューの際には、パガニーニの「ヴァイオリン協奏曲第1番を演奏するなど幼い頃からパガニーニに触れてきたマイケル・レビン。1960年代から次第に健康を害していく直前の1958年に録音されたこの「24のカプリス」はマイケル・レビン完璧なテクニックと今なお色褪せないその輝かしい音色をお楽しみことが出来る。 | ||
リリ・ブーランジェ:詩篇集 詩篇〔第24篇「世界は主のもの」/第130篇「深き淵より」/第126篇「 Ils m 'ont 4assez opprime 」〕/ 古い仏教徒の祈り/ピエ・イエズ[ジャン=ジャック・グリュネンワルド(Org) イーゴリ・マルケヴィチ指揮 ラムルーo.、エリザベート・ブラッスールcho.|1958年]/ フランシス・ジャムの詩によるテノールとピアノのための13のメロディ「空の晴れ間」 [エリック・タピー(T) ジャン・フランセ(P)|1967年|原盤: La Voix De Son Maître/EMI/Warner ]/ 夜想曲[イヴォンヌ・アストリュク(Vn) ナディア・ブーランジェ(P)[1930年] | ||
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。シリーズの第149巻として登場するのは、ローマ大賞を受賞し、フォーレの薫陶を受けた才女リリ・ブーランジェの詩篇集!名音楽教師であったナディア・ブーランジェを姉に持ち、類まれなる才能で短い活動期間ながらも後世に影響を残すほどの作品を生み出したリリ・ブーランジェ。絶筆である「ピエ・イエズ」を含む名匠マルケヴィチによる詩篇集は、彼女の名が世に知られたきっかけともなった記念すべき録音。作曲家のジャン・フランセがピアノを弾いたエリック・タピーによる「空の晴れ間」や、姉であるナディア・ブーランジェが伴奏したイヴォンヌ・アストリュクによる「夜想曲」というカップリング曲も注目。 | ||
ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」
アニタ・チェルクェッティ(S;ジョコンダ) ジュリエッタ・シミオナート(Ms;ラウラ) マリオ・デル・モナコ(T;エンツォ) エットレ・バスティアニーニ(B−Br;バルナバ) フランカ・ザッキ(A;チェーカ) チェーザレ・シエピ(B;アルヴィーゼ)他 ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮フィレンツェ五月音楽祭o.&cho. | ||
録音:1957年7月|原盤: Decca 。フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。シリーズの第148巻として登場するのは、「幻のソプラノ」と言われたアニタ・チェルケッティの「ラ・ジョコンダ」!その稀有な才能と圧倒的な歌唱力でマリア・カラスや、レナータ・テバルディと並ぶ存在とも言われたソプラノ歌手だったが、30歳という若さで引退してしまったため商業録音はほとんど残っておらず、この「ラ・ジョコンダ」を除くとアリア集のみという貴重な記録。チェルケッティ以外にもシミオナートやデル・モナコ、そしてシエピなども参加しており、オペラ・ファン注目の復刻。 | ||
ビゼー: 「カルメン」組曲〔第1番/第2番〕[イーゴリ・マルケヴィチ指揮コンセール・ラムルーo.|1959年]/ 交響曲 ハ長調[アンドレ・クリュイタンス指揮フランス国立放送o.|1953年]/ ラインの歌[マリヤ・グリンベルク(P)|1951年] | ||
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。第147巻は、ビゼーの作品集!イーゴリ・マルケヴィチの「カルメン」組曲に、アンドレ・クリュイタンスの「交響曲 ハ長調」という絶対的な名演奏に、ロシアの名ピアニスト、マリヤ・グリンベルクによる貴重な録音「ラインの歌」を収録した。 | ||
ベートーヴェン:室内楽作品集 ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 Op.97 「大公」 [オイストラフ・トリオ〔ダヴィド・オイストラフ(Vn) スヴャトスラフ・ クヌシェヴィツキー(Vc) レフ・オボーリン(P)|1958年〕]/ ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 Op.70 No.1 「幽霊」 〔ブッシュ=ゼルキン・トリオ〔アドルフ・ブッシュ(Vn) ヘルマン・ブッシュ(Vc) ルドルフ・ゼルキン(P)|1951年〕/ 弦楽四重奏曲第15番 イ短調 Op.132 [ハリウッドSQ |1958年]/ 弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 Op.135 [ブダペストSQ |1951年] | ||
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。第146巻は、ベートーヴェンの室内楽作品集!オイストラフ・トリオとブッシュ=ゼルキン・トリオによるピアノ三重奏曲の名曲「大公」と「幽霊」、ハリウッド弦楽四重奏団とブダペスト弦楽四重奏団によるベートーヴェン後期四重奏曲。往年の名トリオ、名四重奏団による格調高い至極の演奏が新たなマスタリングで鮮やかに蘇る。 | ||
シューマン:交響曲集 〔第2番 ハ長調 Op.61 (*) / 第3番 変ホ長調 Op.97「ライン」(#) 〕 |
ジョージ・セル指揮(*) クリーヴランドo.(*) フェルディナント・ ライトナー指揮(#) BPO (#) | |
録音:1958年(*) /1953年(#) 。フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。第145巻は、シューマンの交響曲集!ジョージ・セル&クリーヴランドo. 弦団という一糸乱れぬアンサンブルを誇ったコンビによる「第2番」に、シュトゥットガルト歌劇場の黄金時代を支えベルナルド・ハイティンク指揮の師でもあるドイツ人指揮者フェルディナント・ライトナー& BPOの屈指の名演「ライン」をカップリングし、聴き比べも興味深い一枚。 | ||
グリーグ:作品集 ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16 (*) /管弦楽伴奏付き歌曲集(#) 〔最初の出会い Op.21 No.1 /春 Op.33 No.2 /若者 Op.33 No.1 /ルンダルネにて Op.33 No.9 /到着点 Op.33 No.12 / モンテ・ピンチョから Op.39 No.1 /希望 Op.26 No.1 /白鳥 Op.25 No.2 /エロス Op.70 No.1 /君を愛す Op.5 No.3 〕/ ピアノのための3つの小品(+) 〔恋の曲 Op.43 No.5 /ヨルスターの踊り Op.17 No.5 /ゆりかごの歌 Op.68 No.5 〕 クリフォード・カーゾン(P;*) エイフィン・フィエルスター指揮 LSO (*) キルステン・フラグスタート(S;#) マルコム・サージェント指揮 BBC so.(#) アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P;+) | ||
録音:1959年(*)、1957年(#)、1940年-1941年(+)。「フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。第144巻は、グリーグの作品集!ノルウェー出身の指揮者フィエルスターとイギリスの名ピアニスト、クリフォード・カーゾンによるグリーグの傑作のひとつ「ピアノ協奏曲」と、ノルウェー出身の世界的ソプラノ歌手キルステン・フラグスタートによる「歌曲集」、最後に巨匠アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリによる「小品集」を収録した充実の内容。 | ||
ボロディン:作品集 歌劇「イーゴリ公」より〔だったん人の行進[フリッツ・ライナー指揮シカゴso.|1957年]/ だったん人の踊り[アンタル・ドラティ指揮 LSO & cho.|1959年]/ 交響詩「中央アジアの草原にて」[イーゴリ・マルケヴィチ指揮ラムルーo.|1959年]/ 弦楽四重奏曲第2番 ニ長調[ボロディンSQ |1961年]/ 交響曲第3番 イ短調(グラズノフによる補筆完成版)[エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンドo.|1954年] | ||
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。同シリーズに第143巻として加わるのは19世紀ロシアの作曲家、アレクサンドル・ボロディン(1833-1887)の管弦楽&室内楽作品集!ボロディンの作曲技法の魅力を存分に知ることの出来るプログラムが組まれている。 | ||
シューベルト: ミサ曲第6番 変ホ長調 D.950 [ピラール・ローレンガー(S) ベティ・アレン(A) フリッツ・ウンダーリッヒ(T) マンフレート・シュミット(T) ヨーゼフ・グラインドル(B) エーリヒ・ラインスドルフ指揮 BPO 、ベルリン聖ヘトヴィヒcho.|1960年]/ 歌曲集「白鳥の歌」 D.957 [ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br) ジェラルド・ムーア(P)|1951年、1955年 & 1957年]/ 八重奏曲 ヘ長調 D.803 [ウィーン八重奏団〔ヴィリー・ボスコフスキー、フィリップ・マタイス(Vn) ギュンター・ブライテンバッハ(Va) ニコラウス・ヒュープナー、ヨハン・クルンプ(Cb) アルフレート・ボスコフスキー(Cl) ヨゼフ・ベレバ(Hr) ルドルフ・ハンツル(Fg)〕|1958年] | ||
「ディアパゾンが選んだ決定盤」シリーズの第142巻は、ミサ曲第6番を中心するシューベルトの作品集!ラインスドルフ& BPOのミサ曲第6番、フィッシャー=ディースカウが50年代に収録した「白鳥の歌」、そしてボスコフスキー率いるウィーン八重奏団による同曲屈指の名演である「八重奏曲」の3曲をカップリングした、シューベルティアン要注目のプログラム。 | ||
エルガー:管弦楽作品集 行進曲「威風堂々」〔第1番 ニ長調 Op.39 No.1 /第3番 ハ短調 Op.39 No.3 〕 [エイドリアン・ボールト指揮 LPO |1955年]/ エニグマ変奏曲 Op.36 [ピエール・モントゥー指揮 LSO |1958年]/ チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85 [ポール・トルトゥリエ(Vc) マルコム・サージェント指揮 BBC so.|1953年]/ 気まぐれな女 Op.17 [ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) アールパード・シャーンドル(P)|1934年]/ 戴冠式頌歌 Op.44 〜希望と栄光の国[キャスリーン・フェリアー(A) ジョン・バルビローリ指揮ハレo.|1951年] | ||
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。第141巻は、同シリーズとしては珍しいオール・イギリス・プログラム、エルガーの作品集!「威風堂々」の2曲や「エニグマ変奏曲」、「チェロ協奏曲」、ハイフェッツの「気まぐれな女」と続き、プログラムの掉尾を飾るのは、キャスリーン・フェリアーが歌う「希望と栄光の国」。威風堂々第1番の名旋律が、バルビローリ&ハレ管のサポートを得たキャスリーン・フェリアーの歌声で感動的に響き渡る。 | ||
D.スカルラッティ:24のソナタ集(11人のピアニストによる) 〔ホ長調 K.380, L.23 「行列」[ヴラディーミル・ホロヴィッツ(P)|1951年]/ イ長調 K.322, L.483 /ハ長調 K.132, L.457 /ロ短調 K.87, L.33 / 変ホ長調 K.193, L.142 [クララ・ハスキル(P)|1951年]/ ト長調 K.14, L.387 [ロベール・カサドシュ(P)|1952年]/ ニ長調 K.29, L.461 [アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)|1952年]/ ニ短調 K.9, L.413「田園」/ニ長調 K.96, L.465 /ヘ短調 K.519, L.475 /ニ長調 K.492, L.14 / イ長調 K.533, L.395 /ト短調 K.30, L.499 「猫のフーガ」[マルセル・メイエ(P)|1946年-1955年]/ ハ短調 K.11, L.352 [マイラ・ヘス(P)|1957年]/ヘ短調 K.481, L.187 [ニーナ・ミルキーナ(P)|1958年]/ ニ短調 K.141, L.422「トッカータ」/ロ短調 K.27, L.449 /ト長調 K.2, L.388 / ニ短調 K.32, L.423 /ヘ短調 K.466, L.118 [エミール・ギレリス(P)|1957年、1960年]/ ト長調 K.125, L.487 /ト短調 K.450, L.338 [ギオマール・ノヴァエス(P)|1940年]/ ハ長調 K.159, L.104「狩り」[カルロ・ゼッキ(P)|1937年]/ イ長調 K.113, L.345 [シモン・バレル(P)|不詳] | ||
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。シリーズの第140巻として登場するのは、11人の往年の名ピアニストたちの「ピアノ」による演奏を集めたドメニコ・スカルラッティのソナタ24曲!ディアパゾン誌が数あるスカルラッティの録音の中から選んだのは、ホロヴィッツ、ハスキル、カサドシュ、ミケランジェリ、メイエ、ヘス、ミルキーナ、ギレリス、ノヴァエス、ゼッキ、バレルの11人。十人十色ではなく、十一人十一色のスカルラッティを楽しむことの出来る贅沢なプログラム。ディアパゾン・レーベルのリマスタリングによる音質改善にもご期待頂きたい。 | ||
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」
イルムガルト・ゼーフリート(S) モーリーン・フォレスター(A) エルンスト・ヘフリガー(T) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br) フェレンツ・フリッチャイ指揮 BPO 、聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊 | ||
録音:1957年12月-1958年1月。フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。シリーズの第139巻は、ハンガリーが生んだ夭折の天才指揮者フェレンツ・フリッチャイが50年代後半のBPOを振った名演の誉れが高いベートーヴェンの「第九」!!エルンスト・ヘフリガーなど当時有数の世界的名歌手たちをソリストに揃え、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウにとって唯一の「第九」のセッション録音となったこのフリッチャイ盤。白血病を患い休養を余儀なくされる前のフリッチャイがBPOを完璧にコントロールした名演。ディアパゾン・レーベルのリマスタリングにも要注目! | ||
ヴォルフ:24の歌曲集 この喜びをどこへ?[リタ・シュトライヒ(S) エリク・ヴェルバ(P)|1957年]/ アナクレオンの墓[ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br) ジェラルド・ムーア(P)|1960年]/ ミニョンの歌/ミニョン(あの国をご存知じか)[イルムガルト・ゼーフリート(S) エリク・ヴェルバ(P)|1962年]/ フィリーネ/お澄まし娘/改宗した娘/めぐり来る春/ガニメード [エリーザベト・シュヴァルツコップ(S) ジェラルド・ムーア(P)|1956年]/ こうのとりの使い[ハインツ・レーフス(Br) ハンス=ヴィリ・ヘスリン(P)|1954年]/ エオリアン・ハープに/捨てられた娘[イルムガルト・ゼーフリート(S) エリク・ヴェルバ(P)|1953年]/ 郷愁/朝早く/旅路[エルンスト・ヘフリガー(Br) ヘルタ・クルスト(P)|1958年]/ ヴァイラの歌/ある結婚式で/春に/古画に寄せて [ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br) ヘルタ・クルスト(P)|1955年]/ 眠る幼な児イエス[ペーター・アンダース(T) ミヒャエル・ラウハイゼン(P)|1944年] 魔法の夜/ジプシーの少女[エリーザベト・シュヴァルツコップ(S) ジェラルド・ムーア(P)|1957年] | ||
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。シリーズの第138巻として登場するのは、シュヴァルツコップやフィッシャー=ディースカウ、へフリガーなど、往年の名歌手たちが歌うフーゴ・ヴォルフ(1860-1903)の「24の歌曲集」!エリーザベト・シュヴァルツコップ、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、イルムガルト・ゼーフリート、エルンスト・ヘフリガー、リタ・シュトライヒ、ハインツ・レーフス、そしてペーター・アンダース。19世紀オーストリアの歌曲王が遺した24の名曲を、往年の世界的名歌手たちの歌声と、フランスのマスタリング・スタジオ「Circe」のリマスタリングによる音質向上でお楽しみ頂きたい。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクァーレ」
セスト・ブルスカンティーニ(B−Br;ドン・パスクァーレ) マリオ・ボリエッロ(Br;マラテスタ) チェーザレ・ヴァレッティ(T;エルネスト) アルダ・ノーニ(S;ノリーナ)、アルマンド・ベンツィ(T;公証人) マリオ・ロッシ指揮トリノ・イタリア放送so. & cho. | ||
録音:1952年|原盤: Cetra 。フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリング施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン〜ディアパゾンが選んだ決定盤」。シリーズの第137集は、19世紀前半のイタリアを代表するオペラ作曲家の1人、ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848)がその晩年となる1842年に作曲したオペラ・ブッファ「ドン・パスクァーレ」。ディアパゾン誌が選んだ「ドン・パスクアーレ」のベスト・レコーディングは、名バスバリトン、セスト・ブルスカンティーニがタイトル・ロールを演じた1952年録音。イタリア勢のソリストたちの歌唱力、マルコ・ロッシ率いるトリノ・イタリア放送so. & cho. の名盤が、フランスのマスタリング・スタジオ「Circe」のリマスタリングを施されて復活する。 | ||
マーラー:交響曲全集 〔第1番「巨人」[パウル・クレツキ指揮 VPO |録音:1961年]/第2番「復活」[エミリア・クンダリ(S) モーリン・フォレスター(A) ブルーノ・ワルター指揮 NYP 、ウェストミンスターcho. |1958年]/ 第3番[マーサ・リプトン(Ms) レナード・バーンスタイン指揮 NYP /他|1961年] 第4番[リーザ・デラ・カーザ(S) フリッツ・ライナー指揮 CSO |1958年]/ 第5番[ルドルフ・シュワルツ指揮 LSO |1958年]/ 第6番「悲劇的」[ディミトリ・ミトロプーロス指揮 NYP |1955年]/ 第7番[キリル・コンドラシン指揮モスクワpo.|1975年]/ 第8番「千人の交響曲」[ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 LSO /他|1958年]/ 第9番[ブルーノ・ワルター指揮コロムビアso.|1961年]/ 第10番(断章)[ジョージ・セル指揮クリーヴランドo.|1958年]〕 | ||
☆レナード・バーンスタインやブルーノ・ワルターを始めとした豪華な指揮者たち! ☆様々なタイプの指揮者によるマーラーの解釈を堪能できるBOXセット! ■芸術の国フランスの世界的クラシック音楽専門誌、「ディアパゾン(Diapason)」の自主製作レーベルの看板であるボックス・セット・シリーズの第28弾として、マーラーの交響曲全集が登場します! マーラー指揮者と言えば必ず名前が挙がるレナード・バーンスタインやブルーノ・ワルターを始めとして、作曲家としても活躍したパウル・クレツキによる《巨人》、R.シュトラウスには作曲を、そしてジョージ・セルには指揮を師事したルドルフ・シュワルツの《第5番》など、往年の指揮者たちのマーラー解釈をご堪能いただけるBOXセットとなっています。 #現地リリース予定:2023年9月。 | ||
チャイコフスキー:バレエ、オペラ作品集〜仏ディアパゾン誌ジャーナリストの選曲による名録音集 白鳥の湖(*) /眠れる森の美女(#) /くるみ割り人形(+) [アンタル・ドラティ指揮ミネアポリスso.(*/#)、 LSO (+) |1954年(*)、1955年(#)、1962年(+) ]/ 歌劇「エフゲニー・オネーギン」 [エフゲニー・ベロフ(Br) ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S) セルゲイ・レメシェフ(T) ラリーサ・アフデーエワ(Ms) ボリス・ハイキン指揮ボリショイ劇場o. & cho.|1955年]/ 劇付随音楽「雪娘」抜粋/劇付随音楽「ハムレット」抜粋/ 歌劇「スペードの女王」 [ゲオルギ・ネレップ(T) アレクセイ・イヴァノフ(Br) パヴェル・リシチアン(Br) エフゲニヤ・スモレンスカヤ(S) エフゲニア・ヴェルビツカヤ(A) ヴェロニカ・ボリセンコ(Ms) アレクサンドル・メリク=パシャーエフ指揮ボリショイ劇場o. & cho.|1949年-1950年]/ 歌劇抜粋集(1CD) 歌劇「オプリーチニク」/歌劇「地方長官」/歌劇「ウンディーナ」/歌劇「オルレアンの少女」/ 歌劇「マゼッパ」/歌劇「チャロデイカ」/歌劇「イオランタ」/歌劇「チェレヴィチキ」 | ||
芸術の国フランスの世界的クラシック音楽専門誌、「ディアパゾン(Diapason)」の自主製作レーベルの看板であるボックス・セット・シリーズの第27弾として、チャイコフスキーのバレエ、オペラ作品集が登場するアンタル・ドラティによるバレエ作品集と共に収録されているのは、キリル・コンドラシンの師であり、プロコフィエフやカバレフスキーの作品の初演を行ったことでも知られるボリス・ハイキン指揮による「エフゲニー・オネーギン」、そして1938年に開催された全ソ指揮者コンクールでムラヴィンスキーに次ぐ第2位を獲得し、作曲家としても活躍したアレクサンドル・メリク=パシャーエフ指揮の「スペードの女王」といった貴重な音源も収録されている。 | ||
ベートーヴェン:室内楽作品集 Vol.1 〜 仏ディアパゾン誌ジャーナリストの選曲による名録音集 弦楽四重奏曲〔第1番 ヘ長調 Op.18 No.1 /第9番 ハ長調 Op.59 No.3「ラズモフスキー第3番」/ 第10番 変ロ長調 Op.74「ハープ」/第11番 ヘ短調 Op.95「セリオーソ」/第12番 変ホ長調 Op.127 / 第16番 ヘ長調 Op.135 [ブダペストSQ |1952年、1941年、1951年、1951年、1952年、1951年]/ 第2番 ト長調 Op.18 No.2 /第3番 Op.18 No.3 [アマデウスSQ |1961年]/ 第4番 ハ短調 Op.18 No.4 /第5番 イ長調 Op.18 No.5 /大フーガ 変ロ長調 Op.133 [バリリSQ | 1952年]/ 第6番 変ロ長調 Op.18 No.6 /第7番 ヘ長調 Op.59 No.1 「ラズモフスキー第1番」[ハンガリーSQ |1953年]/ 第8番 ホ短調 Op.59 No.2「ラズモフスキー第2番[ブッシュSQ |1941年]/ 第14番 嬰ハ短調 Op.131 [ジュリアードSQ |1960年]/第13番 変ロ長調 Op.130 [イタリアSQ |1953年]/ 大フーガ 変ロ長調 Op.133 /第15番 イ短調 Op.132 [ハリウッドSQ |1957年、1958年]〕/ ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.16 [ルドルフ・ゼルキン(P) フィラデルフィア木管五重奏団|1953年]/ ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.16bis [フェスティヴァル四重奏団|1958年]/ 弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.29 [ヴィルヘルム・ヒューブナー(Va) バリリSQ |1953年]/ 弦楽五重奏曲 ハ短調 Op.104 [ヴァルター・ゲルハルト(Va) パスカルSQ |1952年]/ 七重奏曲 変ホ長調 Op.20 [ウィーン八重奏団|1959年]/ 六重奏曲 変ホ長調 Op.71 /八重奏曲 変ホ長調 Op.103 [ VPO 木管グループ|1949年]/ ロンディーノ 変ホ長調 WoO.25 /メートリンク舞曲集 WoO.17 抜粋[ロンドン・バロック・アンサンブル|1959年、1957年] 六重奏曲 変ホ長調 Op.81b [デニス・ブレイン(Hr) アラン・シヴィル(Hr) イングリッシュSQ |1957年]/ ピアノ四重奏曲集 WoO.36 〔変ホ長調 WoO.36 No.1 /ハ長調 WoO.36 No.3 [アルトゥール・バルサム(P)パスカルSQ 団員|1952年]/ ニ長調 WoO.36 No.2 [ゲンリフ・ネイガウス(P) ベートーヴェンSQ 団員|1949年] | ||
芸術の国フランスの世界的クラシック音楽専門誌、「ディアパゾン(Diapason)」の自主製作レーベルの看板であるボックス・セット・シリーズの第26弾として、ベートーヴェンの室内楽作品集の第1弾が登場する。ブダペスト弦楽四重奏団、バリリ四重奏団など伝説のカルテットによる弦楽四重奏曲全集に加えて、デニス・ブレイン、ルドルフ・ゼルキン、ゲンリフ・ネイガウスなど往年の名奏者たちによるベートーヴェンの室内楽の名曲の数々を収録!これぞディアパゾンだからこそ出来るベートーヴェン室内楽作品集の決定盤ともいうべきBOXが誕生した。最新のリマスタリングで甦る名演奏の数々をお楽しみ頂きたい。 | ||
グノー&ビゼー:オペラ作品集〜 仏ディアパゾン誌ジャーナリストの選曲による名録音集 グノー:歌劇「ファウスト」[ニコライ・ゲッダ、ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス、ボリス・クリストフ/他 アンドレ・クリュイタンス指揮パリ・オペラ座o.|1958年]/ 歌劇「ミレイユ」[アンドレー・エスポージト、アラン・ヴァンゾ、ガブリエル・バキエ/他 ジュール・グレシエ指揮フランス放送リリクo.、 RTF cho.|1959年8月13日]/ 歌劇「ロメオとジュリエット」[ラウル・ジョバン、ジャニーヌ・ミショー、ハインツ・レーフス/他 アルベルト・エレーデ指揮パリ・オペラ座o. & cho.|1953年6月] ビゼー:歌劇「カルメン」[ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス、ニコライ・ゲッダ、ジャニーヌ・ミショー/他 トマス・ビーチャム指揮フランス国立放送o. & cho./録音:1958年-1959年]/ 歌劇「真珠とり」[ジャニーヌ・ミショー、アラン・ヴァンゾ、ガブリエル・バキエ/他 マニュエル・ロザンタール指揮フランス放送リリクo.、 RTF cho.|1959年6月25日] ボーナス・トラック:グノー「ポリュクト」「いやいやながら医者にされ」「サッフォー」からのアリア/他 | ||
芸術の国フランスの世界的クラシック音楽専門誌、「ディアパゾン(Diapason)」の自主製作レーベルの看板であるボックス・セット・シリーズの第25弾として、グノーとビゼーのオペラ作品集が登場する。ニコライ・ゲッダやビクトリア・デ・ロス・アンヘレスといった名歌手たちとアンドレ・クリュイタンス指揮によるグノーの「ファウスト」やその他にも仏ディアパゾン誌のジャーナリストが選曲した名演の数々が収録され、さらにボーナストラックとして多数のオペラのアリアが加えられている。確かな選曲眼によって選ばれた美しいフランス・オペラの魅力をたっぷりとご堪能頂ける。 | ||
チャイコフスキー:交響曲、協奏曲&室内楽作品集〜仏ディアパゾン誌ジャーナリストの選曲による名録音集 交響曲〔第1番 ト短調 Op.13「冬の日の幻想」[ニコライ・ゴロワノフ指揮モスクワ放送so.|1948年]/ 第2番 ハ短調 Op.17「小ロシア」[ディミトリ・ミトロプーロス指揮ミネアポリスso.|1946年]/ 第3番 ニ長調 Op.29「ポーランド」[エイドリアン・ボールト指揮 LPO |1956年]/ 第4番 ヘ短調 Op.36 [アンタル・ドラティ指揮 LSO |1960年]/ 第5番 ホ短調 Op.64 [エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮レニングラードpo.|1960年]/ 第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」[イーゴリ・マルケヴィチ指揮 LSO |1962年]〕 スラヴ行進曲 Op.31 [パウル・ファン・ケンペン指揮アムステルダム・ロイヤルコンセルトヘボウo.|1951年]/ 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 Op.32 [イーゴリ・マルケヴィチ指揮 LSO |1962年]/ アレクサンドル III 世戴冠式行進曲 ニ長調[ヴィアチェスラフ・オフチニコフ指揮モスクワ放送so.|1979年]/ 幻想序曲「ハムレット」 Op.67 [エイドリアン・ボールト指揮 LPO |1952年]/ 幻想序曲「ロメオとジュリエット」[セルゲイ・クーセヴィツキー指揮ボストンso.|1936年]/ 幻想曲「テンペスト」 Op.18 [エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮ソヴィエト国立so.|1970年]/ 序曲「1812年」 Op.49 (2種)[ニコライ・ゴロワノフ指揮モスクワ放送so.|1948年]/ [アンタル・ドラティ指揮ミネアポリスso.、ミネソタ大学吹奏楽団|1958年]/ イタリア奇想曲 Op.45 [キリル・コンドラシン指揮 RCA ビクターso.|1958年]・序曲「1812年」 Op.49 ロココ風の主題による変奏曲 Op.33 [ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc) ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮レニングラードpo.]/ マンフレッド交響曲 Op.58 [アレクサンドル・ガウク指揮モスクワ放送so.|1949年]/ ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23 [エミール・ギレリス(P) カレル・アンチェル指揮チェコpo.|1953年]/ ピアノ協奏曲第2番 ト長調 Op.44 [シューラ・チェルカスキー(P) リヒャルト・クラウス指揮 BPO |1955年]/ 「四季」〜11月「トロイカ」[セルゲイ・ラフマニノフ(P)/1920年]/ ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.50「ある偉大な芸術家の思い出のために」[レオニード・コーガン(Vn) ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc) エミール・ギレリス(P)|1952年]/ 協奏的幻想曲 ト長調 Op.56 [タチアナ・ニコラーエワ(P) キリル・コンドラシン指揮ソヴィエト国立so.|1950年頃]/ ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 [ダヴィド・オイストラフ(Vn) ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィアo./1959年]/ ゆううつなセレナード Op.26 [ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) アルフレッド・ウォーレンステイン指揮ロサンゼルスpo.|1954年]/ 弦楽六重奏曲 ニ短調 Op.70「フィレンツェの思い出」[レオニード・コーガン、エリザヴェータ・ギレリス(Vn) ルドルフ・バルシャイ、ゲンリフ・タラリアン(Va) スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー、 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)|1956年]/ 弦楽セレナード ハ長調 Op.48 [ゲオルク・ショルティ指揮イスラエルpo.|1958年]/ 弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op.11 [ハリウッドSQ |1952年]/ ワルツ・スケルツォ Op.34 [ダヴィド・オイストラフ(Vn) ウラディーミル・ヤンポリスキー(P)|1956年] なつかしい土地の思い出 Op.42 より 〔瞑想曲 ニ短調 Op.42 No.1 [マイロン・ポリアキン(Vn) ウラディーミル・ヤンポリスキー(P)|1939年]/ スケルツォ ハ短調 Op.42 No.2 [ナタン・ミルシテイン(Vn) レオポルド・ミットマン(P)|1938年]/ メロディ 変ホ長調 Op.42 No.3 [ヨーゼフ・ハシッド(Vn) ジェラルド・ムーア(P)|1940年]〕/ 弦楽四重奏曲〔第2番 ヘ長調 Op.22 /第3番 変ホ短調 Op.30 〕[ボロディンSQ |1953年頃] | ||
芸術の国フランスの世界的クラシック音楽専門誌、「ディアパゾン(Diapason)」の自主製作レーベルの看板であるボックス・セット・シリーズの第24弾として、いよいよチャイコフスキーの交響曲集(+協奏曲&室内楽曲)が登場する。!ムラヴィンスキーやスヴェトラーノフ、ゴロワノフ、ガウク、コンドラシン、ロジェストヴェンスキー、オフチニコフなどのロシア人指揮者の演奏を数多く選出すのと同時に、ケンペンやボールト、マルケヴィチ(出身はロシア帝国)、ミトロプーロスアンタル・ドラティ、クーセヴィツキーなどの演奏も収録、ディアパゾン誌ならではの選曲眼とコネクションは今回の第24弾「チャイコフスキー」でも存分に発揮されている。協奏曲や室内楽曲の演奏者もギレリスやロストロポーヴィチ、ニコラーエワ、チェルカスキー、ラフマニノフ、ハリウッド弦楽四重奏団、ボロディン・クァルテットなど非常に多彩で豪華!ディアパゾン誌が自信を持って送り出すチャイコフスキー・ボックスが堂々の登場。※リマスタリング:イザベル・デイヴィ(マスタリングスタジオ「Circa」) | ||
サン=サーンス:作品集〜仏ディアパゾン誌ジャーナリストの選曲による名録音集 交響曲第3番 ハ短調 Op.78「オルガン付」 [エドゥアルド・ニース=ベルガー(Org) シャルル・ミュンシュ指揮 NYP |1949年]/ ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調 Op.61 [ジノ・フランチェスカッティ(Vn) ディミトリ・ミトロプーロス指揮 NYP |1950年]/ 序奏とロンド・カプリツィオーソ イ短調 Op.28 [マイケル・レビン(Vn) フェリックス・スラットキン指揮ハリウッド・ボウルso.|1959年]/ ハバネラ Op.83 [レオニード・コーガン(Vn) ピエール・モントゥー指揮ボストンso.|1958年]/ 「黄色の姫君」序曲 Op.30 [シャルル・ミュンシュ指揮ボストンso.|1951年]/ ピアノ協奏曲全集 〔第1番 ニ長調 Op.17 /第3番 変ホ長調 Op.29 [ジャンヌ=マリー・ダルレ(P) ルイ・フーレスティエ指揮フランス国立放送o.|1956年]/ 第2番 ト短調 Op.22 [アルトゥール・ルービンシュタイン(P) アルフレッド・ウォーレンステイン指揮シンフォニー・オブ・ジ・エア|1958年]/ 第4番 ハ短調 Op.44 [ロベール・カサドシュ(P) レナード・バーンスタイン指揮 NYP |1961年]/ 第5番 ヘ長調 Op.103「エジプト風」[マグダ・タリアフェロ(P) ジャン・フルネ指揮ラムルーo.|1954年]〕/ 交響詩「オンファールの糸車」 Op.31 [ジャン・マルティノン指揮パリ音楽院o.|1960年]/ 交響詩「ヘラクレスの青春時代」 Op.50 [ディミトリ・ミトロプーロス指揮 NYP |1956年]/ 組曲「動物の謝肉祭」[ルース・シーガル、ナオミ・シーガル(P) レナード・バーンスタイン指揮 NYP |1962年]/ チェロ協奏曲第1番 イ短調 Op.33 [ピエール・フルニエ(Vc) ジャン・マルティノン指揮フランス国立放送o.|1962年]/ 交響詩「死の舞踏」 Op.40 [アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC so.|1950年]/ 交響詩「ファエトン」 Op.39 /アルジェリア組曲 Op.60 [ルイ・フーレスティエ指揮コロンヌo.、フランス国立放送o.|1953年、1952年]/ 英雄行進曲 変ホ長調 Op.34 [ポール・パレー指揮デトロイトso.|1959年]/ ピアノ五重奏曲 イ短調 Op.14 [アンサンブル・ミュジック・オブリク|1993年]/ デンマークとロシアの歌による奇想曲 Op.79 [ジョアンナ・クフレエール(Fl) チャールズ・ハーマン(Ob) キムボール・サイクス(Cl) ステファン・ルムラン(P)|2008年]/ ピアノ四重奏曲 変ロ長調 Op.41 [レジス・パスキエ(Vn) ブリュノ・パスキエ(Va) ローラン・ビドゥ(Vc) フセイン・セルメット(P)|1991年]/ クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op.167 [レジナルド・ケル(Cl) ブルック・スミス(P)|1957年]/ ピアノ三重奏曲第1番 ヘ長調 Op.18 [レオニード・コーガン(Vn) ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc) エミール・ギレリス(P)|1953年]/ 七重奏曲 変ホ長調 Op.65 [ジャンヌ=マリー・ダルレ(P) ロジェ・デルモット(Tp) パスカルSQ ガストン・ロジェロ(Cb)|1957年]/ ベートーヴェンの主題による変奏曲 Op.35 [エミール・ギレリス、ヤコフ・ザーク(P)|1950年]/ 前奏曲とフーガ第3番 変ホ長調 Op.99 No.3 [マルセル・デュプレ(Org)|1928年]/ ウェディング・ケーキ Op.76 [ジャン・ドワイヤン(P) カントレルSQ |1935年]/ ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調 Op.75 [アンドレ・パスカル(Vn) イシドール・フィリップ(P)|1934年]/ チェロ・ソナタ〔第1番 ハ短調 Op.32 /第2番 ヘ長調 Op.123 〕 [ポール・バズレール(Vc) イシドール・フィリップ(P)|1937年]/ 幻想曲 イ短調 Op.95 [リリー・ラスキーヌ(Hp)|1946年]/ オラトリオ「ノアの大洪水」〜前奏曲[ジャック・ティボー(Vn) ジョルジュ・ド・ロスネ(P)|1929年]/ エレジー Op.143 [ガブリエル・ヴィヨーム(Vn) カミーユ・サン=サーンス(P)|1919年]/ リスボンの一夜〜舟歌 Op.63 /アルバムのページ Op.81 [マリレーヌ・ドッス、アニー・プティ(P)|1974年]/ トッカータ Op.111 No.6 [モニク・ド・ラ・ブルショルリ(P)|1947年]/ オーヴェルニュ狂詩曲 Op.73 [カミーユ・サン=サーンス(Pロール)|1905年]/ トッカータ Op.72 [ジネット・ドワイヤン(P)|1954年]/ アレグロ・アパッショナート 嬰ハ短調 Op.70 [ホセ・イトゥルビ(P)/1946年]/ ブーレ Op.135 No.4 [ジャンヌ=マリー・ダルレ(P)|1953年]/ グルック「アルチェステ」のバレエ音楽による奇想曲[ギオマール・ノヴァエス(P)|1947年]/ スケルツォ Op.87 [マルセル・エーレンシュミット、イシドール・フィリップ(P)|1939年]/ ワルツ形式による練習曲 Op.52 No.6 [アルフレッド・コルトー(P)|1919年]/ 小さなワルツ Op.104 /のんきなワルツ Op.110 [カミーユ・サン=サーンス(P)|1919年、1904年]/ パストラル[ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br) ジェラルド・ムーア(P)|1960年] 不運な男[レイア・ベン・セディラ(S) ピエール・ベルナック(Br) ジャン・ドワイヤン(P)|1935年]/ 奥様、覚えておいでか[ジョルジュ・ティル(T) ジョゼフ・ベンヴェヌーティ(P)|1942年]/ 鐘[ジェルメーヌ・セルネ(Ms) アンリ・ビュッセル指揮オペラ=コミック座o.|1932年]/ ペルシャの夜 Op.26bis より[ダヴィド・デヴリース(T) ギュスターヴ・クロエ指揮管弦楽団|1928年]/ ジャン王の軍隊の行進[シャルル・パンゼラ(Br) ピエロ・コッポラ指揮グラモフォンo.|1926年]/ 歌劇「サムソンとダリラ」 Op.47 [ジョゼ・ルッショーニ(T;サムソン) エレーヌ・ブヴィエ(Ms;ダリラ)他 ルイ・フーレスティエ指揮パリ・オペラ座o.&cho.|1946年]/ 劇音楽「パリザティス」〜夜鳴きうぐいすとばら[リタ・シュトライヒ(S) クルト・ゲーベル指揮ベルリン放送so.|1960年]/ 歌劇「フリーネ」〜フリーネのアリア Un Jour, J'errais Sur Le Rivage / 歌劇「黄色の姫君」 Op.30 〜コルネリスのアリア J'aime, dans son lointain mystere [アンドレ・エスポージト、ナディーヌ・ソートゥロー(S) ジャン・モリアン(T) トニー・オーバン指揮フランス国立放送リリックo.|1958年]/ 歌劇「エティエンヌ・マルセル」〜ベアトリクスのアリア 消え失せた美しい夢よ [ジョーン・ハモンド(S) ワルター・ジュスキント指揮フィルハーモニアo.|1953年]/ 歌劇「銀の音色」〜ナポリのシャンソン ナポリからフィレンツェへ [ミシェル・デン(Br) マリア・シビッターロ(マンドリン) ジョルジュ・ツィピーヌ指揮管弦楽団|1957年]/ 歌劇「銀の音色」〜エレーヌのロマンス 幸せははかなきもの[ニノン・ヴァラン(S) マドレーヌ・ダルマン(P)|1928年]/ 歌劇「ヘンリー8世」〜そして、誰もが[シャルル・カンボン(B−Br) ジュール・グレシエ指揮 フランス・ラジオ放送リリックo.|1947年]/ 歌劇「アスカニオ」〜スコッツォーネの歌 ラ、ラ、ラ、ラ!フィオレンティネッレ![リュシー・アルベル(Ms)他|1929年]/ ラモー/サン=サーンス編曲:クラウザン曲集より(ピアノ三重奏版)[トリエステ三重奏団|1952年]/ サン=サーンス/ゴドフスキー編曲:白鳥[シューラ・チェルカスキー(P)|1956年]/ モーツァルト/サン=サーンス編曲:ピアノ協奏曲第21番〜アンダンテ [ジャック・ティボー(Vn) タッソ・ヤノプロ(P)|1930年] サン=サーンス/イザイ編曲:ワルツ形式による練習曲 Op.52 No.6 [ダヴィド・オイストラフ(Vn) ウラディーミル・ヤンポリスキー(P)|1953年頃]/ サン=サーンス/リスト編曲:死の舞踏[ヴラディーミル・ホロヴィッツ(P)|1942年]/ J.S.バッハ/サン=サーンス編曲:カンタータ第29番「われら汝に感謝す、神よ、われら感謝す」 BWV.29 〜シンフォニア/ ベートーヴェン/サン=サーンス編曲:「アテネの廃墟」〜回教僧の合唱[レフ・プイシュノフ(P)|1922年、1923年]/ J.S.バッハ/サン=サーンス編曲:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV.1002 〜ブーレ [オシップ・ガブリロヴィッチ(P)|1925年]/ サン=サーンス/タファネル編曲:アスカニオのバレエのアリア[フィリップ・ゴベール(Fl)他|1919年] | ||
芸術の国フランスの世界的クラシック音楽専門誌、「ディアパゾン(Diapason)」の自主製作レーベルの看板であるボックス・セット・シリーズの第23弾は、2021年で没後100周年を迎えた同国の巨匠カミーユ・サン=サーンス(1835-1921)の名演を集めたアニヴァーサリー・ボックス! 今回「ディアパゾン(Diapason)」から登場するサン=サーンスのアニヴァーサリー・ボックスには、「オルガン」やヴァイオリン協奏曲第3番、5曲の「ピアノ協奏曲」、「サムソンとダリラ」から「動物の謝肉祭」、室内楽作品、ピアノをはじめとする器楽作品や声楽作品、さらにはサン=サーンスによる、または他の作曲家によるトランスクリプションなど数多くの作品の名演(約14時間10分)を収録。「ディアパゾン(Diapason)」のアーティスティック・ディレクターを務めているフランソワ・ローランが選出した往年の名録音の数々は、これまでのボックス・シリーズと比べて「フランス色」の濃さが特徴の1つとなっている。また、フランスをはじめとする往年の名演奏家たちの豪華な顔触れに華を添えるように、サン=サーンス自身のピアノ演奏(1904年と1919年)が選曲、収録されているところも大きなポイントと言えるだろう。「ディアパゾン(Diapason)」の歴史とネットワークによって実現したサン=サーンス・ボックスが、作曲者の没後100周年をさらに充実させることだろう。※リマスタリング:イザベル・デイヴィ(マスタリングスタジオ「Circa」) | ||
ワーグナー:オペラ集 Vol.2 〜仏ディアパゾン誌ジャーナリストの選曲による名録音集 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(全曲) [フェルナンド・フランツ(B−Br;ザックス) ゴットロープ・フリック(B;ポークナー) フランツ・クラルヴァイン(T;フォーゲルゲザング) ハインリヒ・プフランツル(Br;ベックメッサー) リーザ・デラ・カーザ(S;エーファ) ヘルタ・テッパー(A;マクダレーネ)他 ハンス・クナッパーツブッシュ指揮バイエルン国立o.|1955年9月11日、バイエルン国立歌劇場、ライヴ、モノラル]/ 舞台神聖祝典劇「パルジファル」(全曲) [ラモン・ヴィナイ(T;パルジファル) マルタ・メードル(S;クントリー) ジョージ・ロンドン(Br;アンフォルタス) ルートヴィヒ・ウェーバー(B;グルネマンツ) ヘルマン・ウーデ(Br;クリングゾル) ヨーゼフ・グラインドル(B;ティトゥレル) マリア・フォン・イロスヴァイ(A;アルトの声)他 クレメンス・クラウス指揮バイロイト祝祭o.|1953年、バイロイト祝祭劇場、ライヴ、モノラル]/ 楽劇「ニーベルングの指輪」(抜粋) 楽劇「ラインの黄金」前奏曲[ゲオルク・ショルティ指揮 VPO |1958年]/ 楽劇「ワルキューレ」〜第1幕前奏曲[ブルーノ・ワルター指揮 VPO |1935年]/ 他、フルトヴェングラー&ローマ RAI (1953)、クナッパーツブッシュ&バイロイト(1958/他)、 ショルティ& VPO (1958)、ブレッヒ&ベルリン国立歌劇場(1927)、プレートル&フランス国立放送o.(1961)、 ヴァイスマン&ベルリン国立歌劇場(1929)、ジョルジュ・ティル「ジークムントの愛の歌」(1927)、 ワルター& VPO (1935)、ラインスドルフ& LSO (1961)、ショルティ&コヴェント・ガーデン(1961) /他多数 | ||
芸術の国フランスの世界的クラシック音楽専門誌「ディアパゾン(Diapason)」の自主レーベルから登場するボックス・セット・シリーズの第22弾は、2019年に発売されたワーグナーの「オペラ集」(DIAPCF-016)の続編となる第2巻!今回のワーグナー第2巻にはディアパゾン誌の編集長エマニュエル・デュピュイとディディエ・ファン・モエレが選定した「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、「パルジファル」、そして「ニーベルングの指輪」のハイライトを収録。「ニュルンベルクのマイスタージンガー」がクナッパーツブッシュの1955年、ライヴ、「パルジファル」がクラウスの1953年、ライヴなのに対して、「ニーベルングの指輪」のハイライトは1つの演奏、録音からの抜粋ではなく、膨大な数の録音からディアパゾン誌が選りすぐった音源を集めたユニークなコンセプトによる選曲となっている。また、フランスのワグネリアン・ソプラノとして名高いジェルメーヌ・リュバンの録音が選ばれているもの、ディアパゾンならではの選曲と言えるだろう、20世紀を代表するワーグナー歌手たちの名歌唱の数々が集められたワグネリアン要注目のボックス。※リマスタリング:イザベル・デイヴィ(マスタリングスタジオ「Circa」) |