GLO-5154 廃盤 |
テレマン(1681-1767): リコーダー、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための四重奏曲集/ リコーダー、オーボエ、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための四重奏曲集/ リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲/他 アンサンブル・セナリオ | |
メンデルスゾーン(1810-1847):ピアノ三重奏曲全集 〔第1番 ニ短調 Op.49 /第2番 ハ短調 Op.66 〕 ジュリアン・レイノルズ(Fp|使用楽器:エラール[パリ]、グランド・ピアノ、1837年製作) ヨハネス・レールタウウェル(Vn|使用楽器: Willibrord Crijnen [マルセイユ]、1996年製作 〔モデル:ピエトロ・グァルネリ[マントゥヴァ]、1718年頃製作〕) ヴィオラ・デ・ホーク(Vc|使用楽器: Pieter Rombouts [アムステルダム]、1690年頃製作 ) | ||
録音:1996年7月、ユトレヒト。ピリオド楽器使用。 | ||
J.S.バッハ(1685-1750):編曲とアレンジによる同世代人の作品集 協奏曲 ト長調BWV.592a(原曲:ヨハン・エルンスト・ フォン・ザクセン=ヴァイマル(1696-1715)「オルガン協奏曲」)/ 協奏曲 ト短調BWV.975(原曲:ヴィヴァルディ(1684-1750)「ヴァイオリン協奏曲RV.291」)/ 協奏曲 ニ短調BWV.974 (原曲:アレッサンドロ・マルチェッロ(1678-1741)「オーボエ協奏曲」)/ 協奏曲 ト長調BWV.973(原曲:ヴィヴァルディ「ヴァイオリン協奏曲RV.299」)/ 協奏曲 ト短調BWV.985(原曲:テレマン(1681-1767)「ヴァイオリン協奏曲」)/ 協奏曲 ニ長調BWV.972(原曲:ヴィヴァルディ「ヴァイオリン協奏曲RV.230」)/ 前奏曲とフーガ 変ロ短調BWV.923/951 (アルビノーニ(1671-1751)「トリオ・ソナタOp.1」の主題による) パトリック・アイルトン(Cemb) | ||
録音:1997年1月、ユトレヒト。使用楽器:プロシャンス(スイス)のニコラ・マシュレ製作(モデル:ヒエロニムス・アルブレヒト・ハース、1734年製作)。 | ||
ドゥシェク:ハープとピアノのための二重奏曲集 2つのホルンを伴うハープとピアノのための二重奏曲 ハープとピアノのための協奏的二重奏曲Op.69(3曲) |
エドヴァルト・ ヴィトセンブルフ(Hp) ジャック・オッホ(Fp) | |
チェコに生まれ、その後ヨーロッパ各地で優れたピアニスト、ピアノ教師として活躍したドゥシェク。彼の代表作とも言えるハープとピアノのための二重奏曲を、当時製作された楽器を使用して演奏した貴重な録音。作品も、優雅さだけでないさまざまな個性にあふれた傑作。 | ||
2台のチェンバロのための作品集 クレプス、J.S.バッハ、 マッテゾン、W.F.バッハの作品 |
リチャード・エガー(Cemb) パトリック・エアトン(Cemb) | |
18世紀前半ブームとなった2台チェンバロ作品は、作曲者自らも楽しみために自分で一方のパートを弾いていた。音楽性より、いかに楽しむかが最も重要だったらしい。 | ||
クーラウ:フルート作品集 | マルテン・ロート(Fl) リチェード・エガー(Fp) | |
クーラウは1786年ドイツ生まれのデンマーク人。ベートーヴェンを崇拝しバーデンまで追いかけたことがあるそうだが、彼の作品はサロン的で軽い調子のものが多い。 | ||
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 Vol.3 〔第7番 嬰ヘ短調 Op.108 /第9番 変ホ長調 Op.117 /第12番 変ニ長調 Op.133 〕 ルビオSQ | ||
ベルギーの実力派四重奏団によるシリーズ第3弾。 | ||
リュートを抱えたオルフェウス モンテヴェルディ、ペーリ、ロッシ、ランディ、 ハイドングルック、フランシスク、 フォイクトレンダー、ボイス、ラッブラ、 ガブリエル、ハンドレー、フロトハウスの作品 |
レイチェル・アン・ モーガン(Ms/Hp) エドワード・ ウィツセンブルグ(Hp) | |
ハープの弾き語りで人気、「ハープ兼メゾ・ソプラノ」のモーガン。13人の作曲家が作ったオルフェウスにちなんだ曲で、時代を下っていくという企画。 様々な音楽の題材となったオルフェウスを、ハープ(竪琴)の始祖として奉るというモーガンの熱い思いが伝わってくるアルバム。 | ||
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 〔第24番/第25番/第26番/第27番〕 |
パウル・コメン(Fp) | |
GLO-5187 廃盤 |
マンドリンとフォルテピアノのための音楽 フンメル、ベートーヴェン、ノイリングの作品 |
ヴォルズ (ナポリタン・マンドリン) ヴィヴィアナ・ ソフロニツキ(Fp) |
GLO-5188 廃盤 |
ピアノ連弾のための作品集 シューマン:東洋の絵 ヘルマン・ゲッツ:ピアノ連弾ソナタ ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 A.ディートリッヒ:ピアノ連弾ソナタ |
パトリシア・フェルハーゲン、 パウル・コーメン(P) |
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.5 〔第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」/第9番 ホ長調 Op.14 No.1 / 第10番 ト長調 Op.14 No.2 /第11番 変ロ長調 Op.22 〕 パウル・コメン(Fp) | ||
使用楽器:1802年、ミヒャエル・ローゼンベルガー製。 オランダが生んだ世界的な奏者コメンは、ボンのベートーヴェン・ハウスでソナタの全曲を演奏も行っている。 | ||
バス・クラリネットの世界 フィリップ・ピアーズ(1934-):フィギュレイションズ スティーヴン・チャットマン(1950-):イメージ ステファン・ホウック(1959-):ギルガメシュはエンギドゥの死を悼む Op.29 ブルクハルト・ソル(1944-):サイレンス・ノクティフローラ ノーマン・シモンズ(1920-1998):ステッピング・アウト デヴィット・モット(1945-):思い出のセルジュ・シャロフ ジェラルド・ブロフィー(1953-): NRG フランシスコ・ツマク(1945-):パスカリアーナT フランシスコ・ミノン(1897-1986):ブラジルの3つのワルツ ワグナー・ティソ(1945-):ブラジルの3つの主題 パウロ・セルジオ・サントス(1958-):クラリネッターダT リカルド・フレイア(1970-): Pixinguinha no Clarone ヘンリ・ボック(1950-):ブラジルのポート・ワイン ヘンリ・ボック(バスCl) | ||
グローブからパーカッションやアコーディオンとのセッションによる現代音楽をリリースしてきたヘンリ・ボックの、待望のソロ・アルバム。 | ||
R.シュトラウス:歌曲集(全23曲) | スーゼ・ファン・グローテル(S) ケース・シュル(P) | |
幅広い年代から選ばれた作品群。 | ||
セルゲイ・イヴァノヴィッチ・ タニェエフ(1856-1915):12の合唱曲集Op.27 |
トヌ・カリユステ指揮 オランダ室内cho. | |
世界最高の合唱団の一つであるオランダ室内合唱団久々の新譜。 1937年に指揮者でありピアニストでもあるフェリックス・ド・ノーベルによって結成されたこの室内合唱団は、当初から実力ある合唱団として世界の合唱ファンから注目を浴びるとともに作曲家からも敬愛され、プーランク、マルタン、バーディングスといったそうそうたる作曲家たちがこの合唱団のために作品を書いている。CDも数多く発売されいずれも高い評価を得ているが、その中でも特に話題となったのはあの合唱の神様といわれるエリク・エリクソンを指揮者に迎えたプーランク(GLO-5185/GLO-5205)であろう。世界最高峰の合唱団と神様エリクソンの夢の共演は世界中の合唱ファンを狂喜させ、各国の音楽誌でも絶賛を博した。日本へも数回来日(18世紀オーケストラとの共演によるモーツァルトのレクイエム[Glossa]でもその素晴らしい演奏をあますところなく聴かせてくれた)しており、その圧倒的な歌唱、アンサンブル、表現力は多くの合唱ファンに支持されている。 | ||
アルマ・マーラー=ヴェルフェル(1879-1964) (ジュリアン・レイノルズ オーケストレーション):歌曲全集 静かなる都市(リヒャルト・デーメル 詩)/わが父の庭にて(オットー・エーリヒ・ハートゥルベン 詩)/ なまあたたかい夏の夜(グスタフ・ファルカ 詩)/愛すること(ライナー・マリア・リルケ 詩)/ 僕は花のもとをさまよう(ハインリヒ・ハイネ 詩)/夜の灯火(オットー・ユリウス・ビールバウム 詩)/ 森の喜び(デーメル 詩)/激情(デーメル 詩)/収穫の歌/讃歌(ノヴァーリス 詩)/恍惚(ビールバウム 詩)/ 知るということ(フランツ・ヴェルフェル 詩)/讃歌(デーメル 詩)/夜の讃歌(ノヴァーリス 詩)/ 一輪の花のかすかな痛み(ライナー・マリア・リルケ 詩)(*) / Kennst du meine Nachte(*) アレクサンダー・ツェムリンスキー(1871-1942):森の会話 シャルロット・マルジョーノ(S) ジュリアン・レイノルズ指揮ブラバントo.団員 | ||
グスタフ・マーラーの妻であったアルマのオーケストラ伴奏による歌曲の、世界初全集録音。(*)の2曲は最近発見された未出版曲。 | ||
マックス・レーガー(1873-1916): ヨハン・セバスティアン・バッハの 主題による変奏曲とフーガ Op.81 ジョージ・フィリップ・テレマンの 主題による変奏曲とフーガ Op.134 |
ケース・シュール(P) | |
メンデルスゾーン:歌曲集 最初のすみれ Op.19 No.2 /花束 Op.47 No.5 /春の歌 Op.19 No.1 /新しい愛 Op.19 No.4 /挨拶 Op.19 No.5 / 歌の翼に Op.34 No.2 /ズライカ Op.34 No.4 /ズライカ Op.57 No.3 /民謡 Op.47 No.4 / ゆりかごのそばで Op.47 No.6 /葦の歌 Op.71 No.4 /恋する女の手紙 Op.86 No.3 /月 Op.86 No.5 / 最初の喪失 Op.99 No.1 /好きな場所 Op.99 No.3 /二つの心が離れれば Op.99 No.5 / だれが知るものか Op.99 No.6 /もう一つの五月の歌 Op.8 No.8 /ロマンス Op.8 No.10 / 待ちわびて Op.9 No.3 /遠く Op.9 No.9 /乙女の嘆き/別れつつ Op.9 No.6 スーゼ・ファン・グローテル(S) キース・シュール(P) | ||
メンデルスゾーンが弾いていたものと同じ1842年エラール製のピアノを使用。 | ||
ああ、見るに麗しき〜イギリス歌曲集 ジェラルド・フィンジ(1901-1956): 大地の力絶えるまで(高声とピアノのための7つの歌)/ ああ、見るに麗しき(高声とピアノのための7つの歌) レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):命の家 ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):この島国で ドナルド・カーシュ(T) ピーター・ロックウッド(P) | ||
スペイン歌曲リサイタル フェルナンド・オブラドアス(1897-1945): わたしの太陽、ラウレオーラ/心よ、なぜ苦しむ?/愛をもってわたしの母は/とても細い髪の/生命 エンリケ・グラナドス(1867-1916):トナディリャ集(全11曲) ホアキン・トゥリナ(1882-1949):カンターレス/ファルーカ/希望の聖処女への祈りの形式によるサエタ ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):聖なる羊飼い/何で洗いましょう/ヴォス・メ・マタステイス ヘスス・グリディ(1886-1961): Llamare con el panuelo / Como quieres que adivine ! シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):5つの黒人の歌 シルビ・トロ・サンタフェ(Ms) ジュリアン・レイノルズ(P) | ||
テレサ・ベルガンサの後継者、あるいは彼女を超える評されているスペインのメゾ・ソプラノ、サンタフェ初のソロCD。 | ||
ダヴィデ王のハープ(全11曲) 作曲者不詳(9世紀):天の王 ガブリエル・フォクトレンダー(1596頃-1643):音楽をたたえるために マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1645頃-1704):歌劇「ダヴィデとヨナタン」から ヘンデル:オラトリオ「サウル」から イッポリート=イワーノフ(1859-1935):ダヴィデ詩篇集 ローザ・シュピール(1891-1967):サウルとダヴィデの印象/他 レイチェル・アン・モーガン(Ms/Hp) エドワルト・ウィッツェンブルフ(Hp) | ||
ユダヤの王ダヴィデを題材とした作品をメゾ・ソプラノとハープ、またはハープ二台で演奏。ハープ(リラ)はダヴィデ王を描いた絵画などにシンボルとして多く描かれていることからダヴィデのハープとも呼ばれており、アルバム・タイトルはこれに由来している。才女アン・モーガン久々の新譜である。 | ||
ミヨー:無伴奏合唱作品集 ローヌ河讃歌 Op.155/2つの都市 Op.170/ 裸の手の前で/ヴィーナスの誕生/ ダヴィデの3つの雅歌/プロメセ・デ・ディエウ |
スティーヴン・レイトン指揮 オランダ室内cho. | |
世界中から高い評価を得ているオランダ室内合唱団は1937年に創設されて以来、ヨーロッパを代表する合唱団として活動を行っている。その実力は作曲家たちからも常に注目され、プーランク、マルタンといった作曲家が彼等のために作品を提供。日本へも数多く来日し、大成功を収めている。フランス6人組の中心人物であったミヨーのア・カペラ作品を集めたこのCDは合唱ファン必聴。 | ||
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):ミゼレーレ 来たれ、創造主よ/死に満ちたる塵の中に/深き淵より/ ミゼレーレ/ベネディクトゥス/スターバト・マーテル/ ケルビムの歌/アニュス・デイ/ベネディカムス |
トヌ・カリユステ指揮 オランダ室内cho. | |
録音:2001年、ハーグ、カトリック教会。 ヨーロッパを代表するプロフェッショナル合唱団によるこのペンデレツキ・アルバムは、合唱ファンなら聴き逃がせない。 | ||
マルティヌー:合唱作品集 8つのチェコのマドリガル/ 処女マリアのための4つの歌/ マドリガル/山賊の歌/たんぽぽのロマンス |
スティーヴン・レイトン指揮 オランダ室内cho. | |
チェコ、パリ、アメリカで活躍し、その生涯で6曲の交響曲を筆頭に約400曲という膨大な作品を残したマルティヌー。日本でも交響曲を中心に再評価されつつあるが、合唱作品がまとまった形でリリースされることは稀なだけに、嬉しいリリース。 オランダ室内合唱団は、ベネルクス三国だけでなくヨーロッパ全土の中でもトップクラスの実力を誇る世界屈指の室内合唱団。当レーベルへは様々な指揮者と多くのレコーディングを行っており、その透明感と気品にあふれた歌声は世界中から絶賛を集めている。今回はイギリスのヴィルトゥオーソ合唱団「ポリフォニー」を率いるスティーヴン・レイトンとの共演。 | ||
リコーダーズ・レコード ヤコブ・ファン・エイク(1590-1667):「笛の楽園」〜ブラバード シブラント・ファン・ノールト(1660-1705):ソナタ第1番 ヤコブス・ネーゼマン(1693-1745):ソナタ第4番 Op.1 ウィム・デ・ファッシュ(1687-1760):12のソナタ〜ソナタ ト長調 ヤン・クリスティアン・シックハルト(1682-1762):「フルートの法則」〜エア 15(メヌエット)/前奏曲 エリアス・ブロネンミュラー(1666-1710):「音楽の小束」〜フルートのための独奏曲 ヘ長調 ヤン・スティアン・シックハルト:「フルートの法則」二重奏曲 22&26 ト短調 ペーター・ピッカート:メヌエットとブーレ/前奏曲 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):ソナタ Op.5 No.11 ピエール・アントニー・フィオッコ(1650-1714):フルートのための10のソナタ〜第9番 ト短調 ヤン・クリスティアン・シックハルト:「フルートの法則」〜エア 10(サラバンド)/前奏曲 ワセナール伯爵(1692-1766):フルートと通奏低音のためのソナタ集〜第1番 サスキア・コーレン(リコーダー) ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb/リコーダー) ダヴィド・ファン・オーイェン(アーチリュート) | ||
サスキア・コーレンはあまり来日機会がないので日本では馴染みが薄いが、ブケとハウヴェに師事したという生粋のオランダ系ヴィルトゥオーゾ。すでにヴェテランと呼んでもいい存在で、Globeにも6枚ほど録音がある。今も自ら設立したグループ「セナリオ」で演奏するかたわら、フライブルク・バロック・オーケストラ、キングズ・コンソート、ガブリエーリ・コンソートなど世界の有名古楽団体からひっぱりだこ状態らしい。ニュー・リリースは久しぶりだが、今回も自国オランダの作品をシンプルな編成(曲によっては無伴奏)で聴かせてくれる。なお、このアルバムは録音に際しハーグ市立博物館の協力を得て、その楽器コレクションを使用、ブックレットにはコレクションのカタログが掲載されている。 | ||
アンドレア・ガブリエーリ(1510頃-1586): ダヴィデの悔悛詩篇曲集(1583) |
パウル・ファン・ネーヴェル指揮 ウェルガス・アンサンブル オランダ室内cho. | |
アンドレア・ガブリエーリはイタリアの作曲家、オルガニスト。ネーデルランド楽派が主流であった時代の後にヴェネツィア人作曲家による楽派を国際的な水準にまで高めたことで知られ、後期ヴェネツィア楽派に大きな影響を与えた。ガブリエリは多彩な作曲家であり、様々なジャンルにわたって作品を残したが、自作の出版にはあまり積極的でなく、作品の大半は彼の死後に甥ジョヴァンニ・ガブリエーリがまとめて出版した。「ダヴィデの悔悛詩篇曲集」は、ラッススの作品に由来する流行に従って作曲された、6声と器楽のための作品。ホモフォニーを多用し、6声アンサンブルの可能性を最大限に展開させた荘厳な曲であり、アンドレア・ガブリエーリの声楽作曲家としての魅力が凝縮されている。 世界最高の合唱団の一つであるオランダ室内合唱団は1937年に指揮者でありピアニストでもあるフェリックス・ド・ノーベルによって創設された。創設当初から実力ある合唱団として世界の合唱ファンから注目をあびるとともに作曲家からも敬愛され、プーランク、マルタンといったそうそうたる作曲家たちがこの合唱団のために作品を書いている。CDも数多く発売し、いずれも高い評価を得ているが、その中でも特に話題となったのは合唱の神様といわれるエリク・エリクソンを指揮者に迎えたプーランク(GLO 5185、5205)であろう。世界最高峰の合唱団と神様エリクソンの夢の共演は世界中の合唱ファンを狂喜させ各国の音楽誌でも絶賛を博した。 | ||
テレマン:リコーダー・ソナタ集 〔へ長調 TWV.41: F2 /変ロ長調 TWV.41: B3 /へ短調 TWV.41: f1 / ハ長調 TWV.41: C2 /ニ短調 TWV.41: d4 /ハ長調 TWV.41: C5 /へ短調 TWV.41: f2 〕 サスキア・コーレン(リコーダー) マルグリート・ティンデマンス(ガンバ) ピーター・ウォッチョーン(Cemb) | ||
サスキア・コーレンはオランダのスヴェーリンク音楽院で名手ケース・ブッケとワルター・ファン・ハウヴェから指導を受けたオランダの女流リコーダー奏者。キングズ・コンソートやオランダ・バッハ協会といった名立たるバロック・オーケストラにも参加、ベネルクス三国の音楽や中世の音楽をレパートリーとしており、今後の更なる活躍が期待されている。ウォッチョーンはオーストラリア出身で、HANSSLERなどに録音を行っている。 | ||
フリードリヒ・ハルトマン・グラーフ(1727-1795): フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調/フルート、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ニ長調/ フルート、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための四重奏曲 ト長調/ 2本のフルート、ヴィオラとチェロのための四重奏曲第2番 ニ長調/五重奏曲 変ホ長調 アンサンブル・シェーンブルン [マルテン・ロート(Fl−tr) ヨハネス・レールタウアー(Vn) リチャード・ウォルフェ(Va) ヴィオラ・デ・ホーフ(Vc) リチャード・エガー(Cemb) ドレッテ・ヤンソンス(Fl−tr) ミヒャエル・ニーゼマン(Ob) スー・デント(Hr)] | ||
録音:2004年9月。ピリオド楽器使用。 晩年にはオックスフォード大学から名誉音楽博士号を授与され、さらにスウェーデン王立音楽協会の会員にも選出されるなど高い評価を受けていた18世紀ドイツのフルート奏者、作曲家であったグラーフの作品集。 | ||
モーツァルト: フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313/ フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314/ フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299 |
マルティン・ルート(Fl) 長澤真澄(Hp) アンサンブル・シェーンブルン | |
ピリオド楽器使用。85年という歴史を持ち、オランダの鬼才フェルトホーフェンが率いるバロック・オーケストラ、オランダ・バッハ協会で首席フルート奏者をつとめるマルティン・ルートを主役とするモーツァルト・アルバム。ルートは、2001年までの10年間アニマ・エテルナの首席奏者をつとめ、バロック・フルートのスペシャリストとして知られている。K.299では日本のハープ奏者、長澤真澄が共演するなど、ピリオド楽器ファン注目の1枚。 | ||
ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630): イントラーダ/組曲第15番/カンツォン/組曲第6番 ザムエル・シャイト(1587-1654): アルマンド/パドゥアン/ Weh Windchen Weh / カンツォン・スーペル・カンティオネム・ガリカム/ パドゥアン・ドロローサ/クーラント・ドロローサ/ 戦いのガリアルド/ Ach du feiner Reiter / カンツォン・スーペル "O Nachbar Roland" |
アムステルダム・ ブリスク・リコーダーQ | |
スヴェーリンク音楽院で名手ケース・ブッケとワルター・ファン・ハウヴェに師事し、リコーダーのヴィルトゥオーソとして活躍中の女流奏者サスキア・コーレン擁するアムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団のドイツ音楽集。ドイツ・バロック時代に国際的な名声を誇ったシャイトとシェインの作品を奏でるアムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団の音色は清楚な響きを醸し出している。 | ||
フランスの合唱音楽 ドビュッシー:シャルル・ドルレアンの3つの歌 ラヴェル:3つの歌 アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974): 祝婚歌とスケルツォ ジャン・フランセ(1912-1997): ポール・ヴァレリーによる3つの詩 オリヴィエ・メシアン(1908-1992): おお、聖なる晩餐 ジャン・ルイ・フロレンツ(1947-):アスマラ |
エド・スパンヤード指揮 オランダ室内cho. | |
名門合唱団によるフランスものの定番プログラムだけに、合唱関係者のみならず、一般のフランス音楽ファンにも広くお薦めできるCD。 | ||
アン・マクディアミットへのトリビュート〜ハープのためのケルト音楽 The Blackthorn Bush / The Banks of the Suir / Molly Bawn and the Green / Mountain At the Seashore / Welsh melody / Women of the Glen / I am in a cold cell / Sad am I / Drunk at night and dry in the morning / The Fairhaired Lad / The Fairhaired Girl / The Land of the ever young / Helen of Kirconnell / Three Scots Jigs / Dream Angus / Red House / John McNeil / Spey in Spate / The Silver Moon my Mistress is / The Athole Highlanders / Music of the Islands / Och I am sad エドワルト・ウィッセンブルフ(Hp) クリス・ウィッセンブルフ(Hp) | ||
アバディーンに生まれた国際的なハープ奏者で、歌手でもあるアン・マクディアミットがスコットランド、アイルランド、ウェールズの民謡15曲を2台ハープのために編曲したもの。オランダの兄弟奏者、エドワルト&クリス・ウィッセンブルフが、郷愁を誘うケルト音楽を届けてくれる。 | ||
GLO-5218 廃盤 |
ヤコブ・ファン・エイク(ca.1590-1657): 「笛の楽園」より |
サスキア・コーエン(リコーダー) アリー・アーベンス(カリヨン;*) |
アントン・ライヒャ(1770-1836): モーツァルトの「もし踊りをなさりたければ」 による18の変奏と幻想曲Op.51/ 大三重奏曲 |
アンサンブル・シェーンブルン | |
アンサンブル・シェーンブルンは、オランダの鬼才フェルトホーフェンが率いるオランダ・バッハ協会で首席フルート奏者をつとめるマーテン・ルートを中心としたピリオド楽器による三重奏団。管楽器のために数多くの作品を書いたライヒャの作品が、作曲当時に限りなく近い形で蘇る。 | ||
ヴィンテージ・ブリスク ロン・フォード(1959-):セクエンツィア バート・ヴィスマン(1962-):歌 テオ・アバツィス(1967-):ジョニー・バイ ロデリック・デ・マン(1941-):Gotta Minute? グース・ヤンセン(1951-):ポゴ1/ラホー ダーン・マネケ(1939-):パンの笛/パンの賛歌 フーバ・デ・グラーフ(1959-): ブリスク・フロッグ・プロジェクト カリオペ・ツパキ(1963-):2000&1/エスタンピダ ミシェル・メンシング(1975-): ハッピー・「バーズ」・デイ/ オー・アイム・ソーリー ヴィレム・ワンデル・ ファン・ニーウカーク(1955-): 四重奏曲パート3/キャッチ |
アムステルダム・ブリスク・ リコーダー四重奏団 向井山朋子(P) エギディウス・ クァルテット | |
リコーダーのヴィルトゥオーソとして活躍中の女流奏者サスキア・コーエン擁するアムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団による近現代作品集。20世紀の作曲家たちが書き上げた作品を、超絶技巧でいとも簡単に演奏するのは衝撃度大。エギディウス・クァルテットとの共演となったダーン・マネケの作品でのコンビネーションにも注目。 | ||
カルロ・ジェズアルド(1566-1613): マドリガーレ集第1巻 |
カシオペア・クィンテット | |
カルロ・ジェズアルド(1566-1613): マドリガーレ集 第2巻 (1594) |
カシオペア・クインテット | |
カルロ・ジェズアルド(1566-1613): マドリガーレ集第3巻(1596) |
カシオペア・クインテット | |
カルロ・ジェズアルド(1566-1613): マドリガーレ集第4巻(1596) |
カシオペア・クィンテット ルイサ・タヴァレス(Ms) マルコ・ファン・ デ・クルンデルト(T) | |
カルロ・ジェズアルド(1566-1613): マドリガーレ集 第5巻 (1611) あなたは歌って喜んでいる/見詰めなくともわたしは死なず/ 私のため息よ、急ぎ飛んでいけ/最高に甘美な私の生命/ おお、苦しい喜びよ/あなたのわずかな苦しみをのせた/ この上なく幸せな眠りよ/もしわたしとともに悲しんでくれるなら/ わたしの心の命であるまなざしよ/やつれ衰えて命に別れを告げる/ お願いだ、とわたしは泣いて叫ぶ/ おお、あまりにも幸せなおまえたち/ 恋人たちよ、競って走ってお行き/美しい目をぬぐいなさい/ おまえたちはわたしを殺す、おお、残酷な人/ ああ、美しい胸を隠しなさい/ わたしの不幸な涙を欲しがる(第1部&第2部)/ おお、暗黒の日よ/もしおまえが逃げるなら、わたしはとどまらぬ/ あなたを愛している、わが生命よ |
カシオペア・クィンテット [オルランダ・ヴェレス・イシドロ、 マチルダ・カストロ(S) ノア・フレンケル(A) ヤン=ヴィレム・シャーフスマ(T) ティド・ヴィセール(B)] ルイーザ・タヴァレス(Ms) マルコ・ ファン・デ・クルンダート(T) | |
カルロ・ジェズアルド(1566-1613): マドリガーレ集 第6巻 (1611)[全集完結] もしもお前が私の死を望むなら/美しい人よ、心を持ち去るのなら/ お前は泣いている、私のフィッリよ/私を煩わすのをやめておくれ/ 明るく輝く太陽/私は行くとしか言わなかった/ 一日に千回も私は死ぬ/優しい私の宝である人よ/ ああ、いくらため息をついても無駄なのだ/ こんなに大きな苦しみの中でも/優美な音色と甘い言葉で/ 白くみずみずしい花/大胆な小さい蚊が/お前を求めて私は燃える/ 死のみが私を殺すのだから/ 私の希望を打ち砕いたあの残酷な「いや」という言葉を/ 悲しや私は死ぬ、苦しみゆえに/蝶のように舞う/ 私の喜びに空はかくも晴れ渡り/ お前は追いかける、おお美しいクローリよ/ お前を愛する故に私はやつれ果てる/ 悲嘆にくれて泣いていたのは昔/にこやかで美しいリコーリが |
カシオペア・クィンテット [オルランダ・ヴェレス・イシドロ、 マチルダ・カストロ(S) ノア・フレンケル(A) ヤン=ヴィレム・シャーフスマ(T) ティド・ヴィセール(B)] ルイーザ・タヴァレス(Ms) | |
ジェズアルドのマドリガーレ全集。オランダの名門ハーグ王立音楽院で学んだオランダ・ポルトガル・イスラエル出身の5人の声楽家たちによって1999年に結成された、カシオペア・クインテットが成し遂げた歴史的偉業。 イタリアの貴族でありながら不貞を働いた妻に刺客を差し向け殺害、一方で独創性あふれる半音階技法を取り入れた作曲家としても名を残したジェスアルドの代表的作品集。 | ||
ディヴィジョンとファンタジア ゲオルク・トレット:トレットのグラウンド ジョン・コプラリオ(c.1570/80-1626): ファンタジア組曲ニ短調 ヒュー・アシュトン(c.1485-1558):ホーンパイプ ウィリアム・ロウズ(1602-1645): ファンタジア組曲 ト短調 作曲者不詳:ダフネ ジョン・コプラリオ:ファンタジア組曲第1番 ト短調 作曲者不詳:Uppon la mi re ジョン・コプラリオ:ファンタジア組曲第2番 ト短調 クリストファー・シンプソン(c.1605-1669): グラウンドのディヴィジョン ニ短調 ウィリアム・ロウズ:ファンタジア組曲 ニ長調 デイヴィッド・メル(1604-1662):ジョン・カム・キス |
サスキア・コーレン (リコーダー/ ヴィオラ・ダ・ガンバ) ライナー・ツィパーリング (ヴィオラ・ダ・ガンバ) パトリック・アイルトン (Cemb/Org) | |
後に変奏曲へ発展したと言われ、一定の音形の通奏低音(グラウンド)の上で即興的な旋律を奏でる「ディヴィジョン」と、特定の様式にとらわれない自由な音楽を指す「ファンタジア」という2つの様式を用い、ヘンリー8世が即位した1509年からチャールズ1世が処刑された1649年までの間に世に発表された作品を収録。当時のイギリスで流行した音楽のハイライトでもある。サスキア・コーレンは、スウェーリンク音楽院でケース・ブケとワルター・ファン・ハウヴェにリコーダーを師事し、ブリスク・リコーダー四重奏団の主宰も務める現代を代表するリコーダー奏者の1人。 | ||
16世紀-17世紀のコンソート・ミュージック ウィリアム・ブレイド(1560-1630): アルマンド/パドゥアーナ/ガリアード/ アルマンド/ヴォルタ/マスカレード/アルマンド ウィリアム・バード: 6声のファンタジア/5声のブラウニング クリストファー・タイ(c.1505-1571/3): 5声のイン・ノミネ 作曲者不詳:6声のイン・ノミネ エルウェイ・ベヴィン(c.1554-1638): 3声のブラウニング ヒュー・アシュトン(c.1485-1558): ヒュー・アシュトンのマスク トマス・キャンピオン (1567-1620): 卿のマスク(1613)より |
アムステルダム・ブリスク・ リコーダー四重奏団 スザンナ・ブラウマン (ヴィオラ・ダ・ガンバ) ライナー・ツィパーリング (ヴィオラ・ダ・ガンバ) コンスタンツェ・ アラニック(Hp) | |
スウェーリンク音楽院で名手ケース・ブケとワルター・ファン・ハウヴェにリコーダーを師事し、生粋のオランダ系ヴィルトゥオーソとして活躍中の女流奏者サスキア・コーレン擁するアムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団のコンソート・ミュージック集。16世紀〜17世紀のイギリスで流行した「マスク」と呼ばれる仮面劇のために作曲された作品など、当時のイギリスで親しまれた器楽作品の姿が演奏からしっかりと伝わってくる。またメインのリコーダー四重奏だけでなく、通奏低音的な形で加わるヴィオラ・ダ・ガンバが響きの幅を広げる重要な役割を果たしている。 ボーナスDVDにはブリスク・リコーダー四重奏団の演奏とアニメーションがコラボした映像が収録されているが、PAL方式となるため、国内の一般映像機器では視聴不可となります。御了承下さい。 | ||
フランスの合唱作品集Vol.3 エディト・カナート・デ・チジ(1950-): カンショーネス/ トゥ・ギャザー・パラダイス/ディオス モーリス・オアナ(1914-1992): 白鳥の歌/ルイーズ・ラベの墓 |
ローラン・ハイラベディアン指揮 オランダ室内cho. | |
ドビュッシーやラヴェル、ジョリヴェ、フランセなどを収録した第1集(GLO-5215)、メシアンやジョリヴェなどを収録した第2集(GLO-5216)に続く合唱ファン待望のオランダ室内合唱団によるフランス作品集の続編。独特で高度な技術を要する難曲だが、世界有数の室内合唱団に数えられるオランダ室内合唱団の何を歌わせても揺るぐことのない安定感とハーモニー、そして別格の上手さは流石。第3集ではフランスの現代合唱作品のスペシャリスト、ハイラベディアンがタクトを執っている。 | ||
シューベルト:ピアノ作品集 Vol.4 ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調D.850,Op.53/ 2つのメヌエット D.91/メヌエット ニ長調D.336/ 8つのレントラー 変ロ長調D.378/ 3つのメヌエット D.380/アレグレット ハ短調D.915 |
トゥルーデリーズ・ レオンハルト(Fp) | |
シューベルト:ピアノ作品集 Vol.5 最後のワルツ D.146/ エコセーズ集[D.145-1/D.145-2/D.816-2/D.145-3/ D.145-3/D.783-1/D.783-2/D.816-1/ D.734-2/D.734-1/D.816-3]/ メヌエット D.41 |
トゥルーデリース・ レオンハルト(Fp) | |
使用楽器(Vol.4、Vol.5 共):ウィーンの ベニグヌス・ザイドナー [Benignus Seidner] 製作、1815年-1820年頃。 オランダのベテラン女流鍵盤奏者で、巨匠グスタフ・レオンハルトの妹、トゥルーデリース・レオンハルトによる当レーベルへのシューベルト・シリーズ。 | ||
ディミニューションとオスティナート〜1550年-1650年のイタリア音楽 オルティス:レセルカーダ第2番 / カベソン:ある日スザンヌは コーレン:ディミニューション / ラディーノ:パッサメッツォ/ガリアルダ セルマ・イ・サラベルデ:スザンナ・パッサジェータ / A.ガブリエリ:別れの時 オルティス:レセルカーダ第3番 / バッサーノ:レセルカーダ第4番 コーレン:「ある日スザンヌは」によるディミニューション / ロニョーノ:別れの時は カベソン:甘き思い出 / ファルコニエロ:ラ・フォリア ヴィルジニアーノ:レセルカータ コーレン:「ある陽気な羊飼いが」によるディミニューション セルマ・イ・サラベルデ:野山は花のにぎわい コーレン:ラ・ガンバ / メルラ:チャコーナ サスキア・コーレン(リコーダー/ヴィオラ・ダ・ガンバ) ライナー・ツィパーリング(ヴィオラ・ダ・ガンバ) パトリック・アイルトン(Cemb) | ||
ケース・ブッケとワルター・ファン・ハウヴェの高弟で、オランダ・リコーダー界の系譜を受け継ぐ女流奏者サスキア・コーレンによる自作も含む。18世紀オーケストラのメンバー、カメラータ・ケルンの創設メンバーでもあるオランダの名ガンバ奏者ライナー・ツィパーリングも参加。 | ||
ユトレヒトのカリヨンによるバロック音楽 J.S.バッハ:協奏曲 / チーマ:ソナタ ロカテッリ:ソナタ第12番 / パーチャム:ソナタ シャルパンティエ: ヴィオールのための4声のコンセール カステッロ:ソナタ第2番 パーセル:歌劇「ディドとエネアス」より |
アリー・アーベンス(カリヨン) | |
アリー・アーベンスは、カリヨン演奏が盛んなオランダでカリヨネア(カリヨン奏者)としてディプロマを取得したスペシャリスト。 | ||
シューベルト:ピアノ作品集 Vol.6 3つのピアノ小品D.946/8つのレントラーD.681/ 2つのレントラーD.679/ コティヨン D.976/6つの楽興の時D.780 |
トゥルーデリース・ レオンハルト(Fp) | |
録音:2009年2月。使用楽器:ウィーンのベニグヌス・ザイトナー製作、1815年-1820年頃。 | ||
イギリスとフランスのカリヨンとリコーダーのための音楽 ジェンキンス:アルメイン / ファーナビー:おもちゃ / フィリップス:ガリアルダ・パッサメッツォ ファーナビー:ファーナビーの夢 / ジェンキンス:ベル・パヴァン / ファーナビー:休息 / バード:鐘 作曲者不詳:ボウ教会の鐘 / ファン・ニューウカーク:ファン・ヘインデ・エン・ヴェレ ゴーティエ:カリヨン / コーレン:前奏曲 / クープラン:シテールの鐘 / ルベーグ:鐘 マレ:鐘もしくはカリヨン / フォルクレ:パッシーのカリヨン / マレ:聖ジュヌヴィエーヴの丘教会の鐘 サスキア・コーエン(リコーダー) アリー・アーベンス(カリヨン) | ||
録音:2010年、ユトレヒト&コテン。ユトレヒト・ドム教会のドム塔(鐘楼)など、 塔の下でリコーダーを吹くコーエンと、塔の上部にある演奏室でカリヨンを奏でるアーベンスという状態で収録されたというリコーダーとカリヨンのためのデュオ作品集。上下に離れた環境でのコミュニケーション手段は携帯電話のみだったという。 | ||
ペルト&パレストリーナ:合唱作品集 パレストリーナ:教皇マルチェルスのミサ ペルト:石膏の壷をもつ女性、皇帝への納めもの、私はまことの葡萄の木/聖なる母 マリアリスト・ヨースト指揮オランダ室内cho. | ||
録音:2010年10月。名門オランダ室内合唱団の首席指揮者に2011-2012シーズンから着任したエストニアの新星リスト・ヨーストのレコーディング第1弾。ヨルマ・パヌラから指揮を学び、2003年から2009年まではポール・ヒリアー&シアター・オブ・ヴォイセズのメンバーとして活躍していた。 | ||
カルロ・ジェズアルド(1566-1613):マドリガーレ全集 〔第1巻(1594)/第2巻(1594)/第3巻(1596)/第4巻(1596)/第5巻(1611)/第6巻(1611)〕 カシオペア・クィンテット [オルランダ・ヴェレス・イシドロ、マチルダ・カストロ(S) ノア・フレンケル(A) ヤン=ヴィレム・シャーフスマ(T) ティド・ヴィセール(B)] ヨーゼフ・W.シュレジンガー(CT) ルイーザ・タヴァレス(Ms) マルコ・ファン・デ・クルンダート(T) | ||
録音:2003年-2008年、オランダ。GLO-5221〜5226(6CD分売)のセット化。 | ||
テノールのための16世紀ドイツの歌曲 ゼンフル:タンデルナーケン/エルスライン、愛するエルスライン/森で夜が明ける/幸運/私の恋人よ イザーク:インスブルックよさらば/犬/他 マルセル・ビークマン(T) アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団 | ||
録音:2010年11月。テノール+リコーダー四重奏というユニークな編成による16世紀ドイツの愛と命の歌。 | ||
アンサンブル・シェーンブルン〜ベスト・オヴ・バッハ「ロ短調」 J.S.バッハ:シンフォニア ロ短調 BWV.209/フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV.1030/ ブランデンブルク協奏曲第5番/管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV.1067 アンサンブル・シェーンブルン [マーテン・ロート(トラヴェルソ) メンノ・ファン・デルフト(Cemb) ヨハネス・レールタウアー、アンネケ・ファン・ハーフテン(Vn) アントワネット・ローマン(Va) ヴィオラ・デ・ホーグ(Vc)] | ||
録音:2010年9月、2011年1月。ピリオド楽器使用。同団体結成25周年記念アルバム。古楽王国オランダの名手たちの共演はもちろんのこと、BWV.1030でロートが吹いているヤコブ・デンナー製(1725年頃)トラヴェルソの音色も聴きどころ。 | ||
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲 BWV.1007-1012 〔第1番 ト長調 BWV.1007/第2番 ニ短調 BWV.1008/第3番 ハ長調 BWV.1009/ 第4番 変ホ長調 BWV.1010/第5番 ハ短調 BWV.1011/第6番 ニ長調 BWV.1012〕 キリーヌ・フィールセン(Vc) | ||
録音:2010年10月、2011年3月。使用楽器:ジョセフ・グァルネリ・フィリウス・アンドレア、1715年製。キリーヌ・フィールセンは、コンセルトヘボウ管のベテラン・チェリスト、イケ・フィールセンを父に持ち、1994年第10回チャイコフスキー国際コンクールにおいて、オランダ人として初入賞した。 | ||
ベートーヴェン: エグモント序曲 ヘ短調 Op.84 / 交響曲第4番 変ロ長調 Op.60 / 交響曲第7番 イ長調 Op.92 |
ヨハネス・レールタウアー指揮 ユトレヒト新po. | |
録音:2010年9月。ピリオド楽器使用。アニマ・エテルナやオランダ・バッハ協会のコンサートマスターとして活躍し、ラ・ボレア・アムステルダムを主宰するオランダのピリオド系ヴァイオリニスト(ピリオドへの転向前は、ヨゼフ・スークに師事しコンセルトヘボウ管の準団員でもあった)、ヨハネス・レールタウアーが、創設の2009年から現在まで芸術監督兼首席指揮者を務めているオランダの新興ピリオドo.、ニュー・フィルハーモニー・ユトレヒトとベートーヴェンを録音。レールタウアーはクライバーから大きな影響を受けているという。 | ||
テヒリーム〜ユダヤ教とキリスト教の詩篇集 メンデルスゾーン:なぜなら彼は天使たちに命じて(詩篇第91番) / ゴッケス:主は王となられた(詩篇第93番) ロッシ:都もうでの歌(詩篇第128番) / アヴニ:都もうでの歌(詩篇第120番) スウェーリンク:深き淵より(詩篇第130番) / シェーンベルク:深き淵より(詩篇第130番) ゴッケス:主よ、あなたの敵(詩篇第92番) / 作曲者不詳:イスラエルがエジプトをいで(詩篇第114番) スウェーリンク:イスラエルがエジプトをいで(詩篇第114番) / ロッシ:主よ、あなたの敵(詩篇第92番) ゴッケス:我れが悩みのなかから主を呼ぶと(詩篇第118番)/主よ、あなたの敵(詩篇第92番) メンデルスゾーン:なにゆえ、もろもろの国びとは騒ぎたち(詩篇第2番)/神よ、我をさばき(詩篇第43番) ズルツァー:我が魂よ、何ゆえうなだれるのか(詩篇第43番)/いと高き者のもとにある(詩篇第91番) レヴァンドフスキ:主は我らの造られたさまを知り(詩篇第103番)/我は常に主をわたしの前に置く(詩篇第16番) ローゼンブラット:都もうでの歌(詩篇第126番) ギラド・ネゼール(Vo) クラース・ストック指揮オランダ室内cho. | ||
録音:2011年3月。 | ||
ベネルクス地方のリコーダー作品集 ファレーズ:道化師/パッソメッツォ/ガイヤルド/ブルゴーニュのブランル / ヤンセン:ヴレウグ マルティーニ:わたしは恋におち / イザーク:わたしは恋におち / 即興:ホーフド 作曲者不詳(15世紀):わたしは恋におち / ヤンセン:エスタンピー ジョスカン・デ・プレ:私の恋人はいいところばかり / 即興:スポーレン / コールメース:トラップ/他 アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団 フリーチャ・ビーマ(Vo) フース・ヤンセン(ヴァージナル) ラモン・ロルマンス(Perc/マリンバ) | ||
録音:2011年10月。結成25周年を迎えたオランダのリコーダー・アンサンブルによる、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクのベネルクス地方における、15世紀以降約500年間のリコーダー作品。 | ||
ジョン・トーマス(1826-1913):声楽とハープのためのウェールズ音楽 兎狩り/ Gogerddan /ヘンデルのジーグ/ラ・プリモラ/カンブリア/王の出立/愛の魅力/ Hob a derry dando / Souvenir du nord, on Russian melodies / Dadl dau / シューベルトのセレナーデ/ Bedd Gelert / Thou art the star /別れ レイチェル・アン・モーガン(Ms/Hp) エドヴァルド・ヴィッセンブルク(Hp) | ||
録音:2011年10月。ジョン・トーマスはヴィクトリア女王のハープ奏者で「 Pencerdd Gwalia 」という吟遊詩人の称号を与えられたウェールズのハーピスト。 | ||
アルヴォ・ペルト(1935-):合唱作品集 テ・デウム/東洋と西洋/フラトレス/ 巡礼の歌/ヌンク・ディミティス |
リスト・ヨースト指揮 オランダ室内o.&cho. ゴルダン・ニコリッチ(Vn) | |
録音:2012年3月2日、4日-5日。2011-2012年シーズンより新首席指揮者に就任したエストニアの若い指揮者ヨーストと、オランダ室内合唱団によるペルト。 | ||
変奏の芸術〜ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621): それはマルスの神/イギリスの定め/愚かなシモン/緑なす菩堤樹/ ある日シュザンヌは愛に口説かれて/青春は終わりぬ/なんという空しさ/大公の舞踏会/他 アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団 カメラータ・トラジェクティナ | ||
録音:2012年6月。ネーデルランド楽派の最も有名なコンポーザー=オルガニストで教育者としても活躍、即興演奏に長け、様々な変奏を生み出してきたスウェーリンクの醍醐味を、リコーダーとピリオド楽器アンサンブルの共演で。 | ||
エーリクソン&オランダ室内cho. 〜プーランク:合唱作品集 〔宗教的作品集(*) /世俗的作品集(#) 〕 悔悟節のための4つのモテット(*) /アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈り(*) / アヴェ・ヴェルム・コルプス(*) /サルヴェ・レジナ(*) /降誕祭のための4つのモテット(*) / 神に向かって喜び歌え(*) /パドヴァの聖アントニウスの賛歌(*) /ミサ曲 ト長調(*) / 雪の夕暮れ(#) /人間の顔(#) /フランスの歌(#) /小さな声(#) /7つの歌(#) エーリク・エーリクソン指揮オランダ室内cho. | ||
録音:1998年2月、ハーグ(*) /1999年11月、アムステルダム(#) 、以上オランダ。旧品番:GLO-5185(廃盤), GLO-5205 のセット化 。2013年2月に94歳で死去した合唱の神様エーリクソンと、「天下無敵」のオランダ室内合唱団による、プーランクの無伴奏合唱曲がほぼ揃う決定盤。 | ||
ユトレヒト条約〜スペイン継承戦争のための音楽 オレンジ公の行進曲/ウィリアム三世の早すぎる死/カイザースヴェルト/クーホルンの行進曲/竜騎兵の行進曲/他 カメラータ・トラジェクティナ | ||
録音:2013年2月4日-6日、オランダ。スペイン継承戦争の講和条約「ユトレヒト条約」(1713)にまつわる音楽を集めた、独創的コレクション・アルバム。現地ではユトレヒト条約の300周年を記念して発行された。美麗80ページ・デラックス・ブックタイプ仕様。カメラータ・トラジェクティナは、1974年ユトレヒトでヨス・ファン・フェルトホーフェンらによって設立された古楽アンサンブル。 | ||
マースルイスのソングブックより | カメラータ・トラジェクティナ [サスキア・コーエン(リコーダー)他] | |
録音:2014年。17世紀、オランダ黄金時代の「マースルイスのソングブック」に収められた作品を、中世オランダ&ベルギー音楽のスペシャリスト集団、カメラータ・トラジェクティナが発掘。 | ||
ブリテン:無伴奏チェロ組曲 〔第1番 Op.72 /第2番 Op.80 /第3番 Op.87 〕 |
キリーヌ・フィールセン(Vc) | |
録音:2013年2月25日-27日、オランダ。使用楽器:ジョセフ・グァルネリ・フィリウス・アンドレア、1715年製。キリーヌ・フィールセンは1994年第10回チャイコフスキー国際コンクールでオランダ人として初入賞したチェリスト。バッハの無伴奏チェロ組曲集(GLO-5244)に続く同レーベル第2弾。 | ||
オランダのダウランド〜 イギリスの旋律による黄金時代のオランダ歌曲 |
カメラータ・トラジェクティナ | |
録音:2015年6月。中世とオランダ黄金時代の音楽を専門とするオランダの古楽アンサンブル、カメラータ・トラジェクティナによる、ダウランドを中心とするオランダ語版の17世紀イギリス歌曲集。 | ||
カダンツァ〜ウィレム・ワンデル・ファン・ニーウカーク(1955-): リコーダーのための作品集 1985-2015(全17トラック) アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団 フランダース・リコーダー四重奏団 ラ・フォンテガーラ、アムステルダム・ルッキ・スターダスト・クァルテット マリアン・バニス、サスキア・コーレン(リコーダー) ユーリー・ファン・ニーウカーク(P) | ||
(P) (C) 2015 。オランダの作曲家ファン・ニーウカークによるリコーダー作品集 | ||
ブリスク・プレイズ・バッハ J.S.バッハ: 協奏曲〔ハ長調 BWV.595(原曲:ザクセン=ヴァイマール公)/ハ短調 BWV.981(原曲:マルチェッロ)/ ハ短調 BWV.985(原曲:テレマン)〜アレグロ〕/ニ短調 BWV.596(原曲:ヴィヴァルディ)〕 コラール前奏曲〔いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV.659 /バビロン川のほとりで BWV.653 / われらの救い主なるイエス・キリスト BWV.666 / 主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ BWV.709 / 最愛のイエスよ、われらここに集いて BWV.731 〕/ コラール「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」 BWV.332 /コレッリの主題によるフーガ BWV.579 / カンツォーナ ニ短調 BWV.588 /レグレンツィの主題によるフーガ BWV.574 トゥック・ニューマン(1971-):前奏曲/カッシオ / フース・ヤンセン(1951-):レリュード・トゥ・C アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団 | ||
録音:2015年9月24日-26日、オランダ。1986年結成、古楽と現代音楽を合わせるプログラムで国際的に活躍、2016年に30周年を迎えるオランダのリコーダー・アンサンブル、アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団自身の編曲による「バッハの協奏曲とコラール」。この録音のために書かれた、現代オランダの作曲家ニューマン&ヤンセンの作品を間に組み込んでいる。 | ||
ヴァイオリンとピアノのための作品集 プーランク:ヴァイオリン・ソナタ / ナマヴァル:マグマ溜まりで(*) フェルミューレン:ヴァイオリン・ソナタ / コープランド:2つの小品 アレクセイ・イグデスマン(1973-):ヴァイオリン・ソナタ第2番(*) マグマ・デュオ[エミー・ストームズ(Vn) シンシア・リーム(P)] | ||
録音:2016年2月24日-26日、オランダ。(*)は世界初録音。ハーグ王立音楽院で学んだ女性デュオのデビュー盤。デュオ名は、2011年オスカー・バック・ヴァイオリン・コンクールのための委嘱作「マグマ溜まり [In de Magmakame] 」から。2014年にはスイスのヴァイオリンとピアノのデュオ国際コンクールで優勝、オランダのクラシカル・タレント賞にも選ばれている。アレクセイ・イグデスマンは、日本を含む世界各国でクレーメルらとも共演した人気ミュージック・コメディ・コンビ「イグデスマン&ジュー」のメンバーで、この作品はジュリアン・ラクリンに献呈された物だという。 | ||
ア・ブレス・オヴ・ニュー・ライフ〜プライヴェート・コレクションからの オリジナル・リコーダーによるオランダのバロック音楽 即興:2つの前奏曲〔ト短調/ハ短調〕 / ウニコ・ヴィルヘルム・ファン・ヴァッセナール:ソナタ第2番 ト短調 カロルス・ハッカルト:組曲第10番 イ短調 / ウィレム・デ・フェッシュ:ソナタ第3番 ハ短調 Op.8 ピーテル・バステイン:組曲第8番 イ長調 / ボルハウス・コレクションからの小品 ヨハン・シェンク:組曲 ニ短調 / フィリップス・ハッカルト:アルマンド イ短調 ヤコブス・ノーゼマン:ソナタ第3番 イ短調 Op.1 サスキア・コーレン(リコーダー/ヴィオラ・ダ・ガンバ) パトリック・アイルトン(Cemb) ライナー・ツィパーリング(ヴィオラ・ダ・ガンバ) | ||
録音:2015年11月25日-27日、ブニク、オランダ。使用リコーダー:(オランダ)、18世紀製〔6本〕。スウェーリンク音楽院でケース・ブッケとワルター・ファン・ハウヴェにリコーダーを師事し、ブリスク・リコーダー四重奏団の主宰も務めるオランダを代表するリコーダー奏者の1人サスキア・コーレン。プライヴェート・コレクションから演奏可能な状態まで復元された、18世紀オランダで造られた6本のオリジナル・リコーダーで吹くオランダ・バロックの音楽という好企画盤。18世紀オーケストラのメンバー、カメラータ・ケルンの創設メンバーでもあるオランダの名ガンバ奏者ライナー・ツィパーリングの参加も嬉しい。 #発売当初、国内代理店より『こちらのタイトルは限定生産となりますため、お早めにご注文ください。また限定生産の性質上、ご注文枚数を確保できない可能性がございます。予めご了承ください。』とアナウンスされていましたが、2023年現在まだカタログに掲載されており、入手できる模様です。 | ||
ファンタジア・ムジカ〜17世紀のヴァイオリン音楽 ウルリヒ・ヨハン・フォイクト:ヴァイオリン・ソナタ / ヨハネス・シェンク:カプリッチョ Op.7 No.12 (*) ジョヴァンニ・ブオナベントゥーラ・ヴィヴィアーニ:写本726 〜ソナタ第90番 ヨハン・エラスムス・キンダーマン:ソナタ第3番 / ヨハネス・シェンク:ファンタジア Op.7 No.13 (*) ヨハン・バール:作品1 〜ヴァイオリン・ソナタ / ヨハン・ヤコプ・ヴァルター:ケリュスの園第1番(*) イグナツィオ・アルベルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ第7番 アントワネット・ローマン(Vn) フロール・ムジクス | ||
録音:2014年8月、オランダ。(*)は世界初録音。 アントワネット・ローマンは、アムステルダムのスウェーリンク音楽院でヴァイオリン、ヴィオラ、ヒストリカル・ヴァイオリンを学び、フリーランスの演奏家として多くの古楽アンサンブル、オーケストラで演奏(オランダ・バッハ協会の2008年来日公演などにも参加)してきたオランダの女流ヴァイオリニスト。ローマンが2008年に設立したピリオド・アンサンブル"フロール・ムジクス(Furor Musicus)"とともに、ドイツとオーストリアで出版された17世紀の知られざるヴァイオリン音楽を優れた技術と表現力で演奏する。 | ||
エレガント・ファゴット テレマン:フルート、ヴァイオリン、ファゴットとチェンバロのためのソナタ ニ短調 TWV.43: d3 / ソナチネ第5番 イ短調 TWV.41: a4 /食卓の音楽〜4声のソナタ ニ短調 TWV.43 d1 テオドール・シュヴァルツコップ(1659-1732):3声のソナタ(*) / ファッシュ:4声のソナタ ニ長調 FaWV N; D1*/ ヨハン・ゲオルク・ティール(1646?-1724?):ソナタ〔第12番(*) /第3番(*) /第6番(*) 〕 C.P.E.バッハ:3つのソナタ Wq 92 ドヴィエンヌ:フルートとファゴット・オブリガートを伴うチェンバロのためのソナタ(*) コンチェルト・デラボルデ [ワウター・フェルスフーレン(Fg) キャスリーン・クック(Cemb) ウィルベルト・ハーツェルツェット、ケイト・クラーク(トラヴェルソ) アントワネット・ローマン(Vn) ロバート・スミス(Vc/ヴィオラ・ダ・ガンバ)] | ||
録音:2016年4月21日-23日、デルフト(オランダ)。(*)は世界初録音。 トン・コープマンが指揮するピリオド楽器オーケストラ、アムステルダム・バロックo. の首席ファゴット奏者ワウター・フェルスフーレンが奏でるバロック・ファゴットのための世界初録音を含む作品集。アンサンブルのメンバーには、古楽大国オランダが誇る名手、ハーツェルツェットを中心としたアムステルダム・バロックo. の名手達が参加している。 | ||
カンソォン〜イベリア半島からの音楽 フアン・デ・アンチエータ、アントニオ・デ・カベソン、エルナンド・デ・カベソン、アントニオ・カレイラ、 ペドロ・デ・クリスト、フアン・デル・エンシーナ、ペドロ・デ・エスコバル、フランシスコ・ゲレーロ、 ハイス・レーヴェルト、フアン・モンテス・カポン、トゥーク・ヌーマン、フェルナンド・オブラドルス、 ディエゴ・オルティス、フランシスコ・デ・ペニャローサ、マヌエル・ロドリゲス・コエーリョ、 フアン・バスケス、トマス・ルイス・デ・ビクトリアの音楽 アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団 | ||
録音:2017年11月30日-12月2日、オランダ。 1986年にアムステルダムで結成されたベネルクス随一のリコーダー・アンサンブル、アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団。古楽に現代音楽を組み合わせる大胆なプログラムで国際的に活躍してきたブリスクの新たなアルバムは、イベリア半島をテーマに、スペインとポルトガルの様々な作曲家による作品集。ゲレーロやビクトリアを含む、16世紀の作品を中心に、19世紀のカポンやオブラドルス、そして現代オランダの作曲家、ハイス・レーヴェルト(Gijs Levelt)とトゥーク・ヌーマン(Toek Numan)の音楽を組み合わせ、ファドやセファルディなどからも影響を受けたイベリア半島の多様な文化の痕跡を辿る。 | ||
流木〜ア・ギフト・オヴ・タイム ジッパー/尺八/プルス/エスタンピー/ケイジ/ゴング/ Recercare Vader Onser / スコーピオン/ヴィルゴ/ドゥムテク・プレリュード/ Snuffelbourree / Snurksarabande サスキア・コーレン(リコーダー) | ||
録音:2019年春、オランダ。アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団を主宰するオランダの名リコーダー奏者、サスキア・コーレン。これまで通常のクラシック・プログラムでの即興演奏を何年も行ってきたサスキア・コーレンが、完全なる即興のみで構成する初めてのアルバム。尺八、ビートボックス、ミニマル・ミュージック、自然など様々なアイディアからインスパイアされたコンテンポラリー・リコーダー。上下左右に開く特殊パッケージや中に封入された複数のミニ冊子には、オランダの画家、マルフリート・オーメン(Margriet Oomen)がサスキア・コーレンの即興演奏に触発されて描いた作品が掲載。 | ||
新しい歌を我らは歌う〜 ネーデルラントのルター |
カメラータ・トラジェクティナ | |
中世オランダの音楽の復元と蘇演を続けてきたオランダ、ユトレヒトの古楽アンサンブル、カメラータ・トラジェクティナ。マルティン・ルターが書いた最初の賛美歌のタイトルを冠し、ネーデルラントにおけるルター派の旋律を集めた今回のプロジェクトは、ルターによる宗教改革の500周年を記念した物。テノールのニコ・ファン・デル・メールや、バリトンのヤスパー・シュヴェッペ、リコーダーのサスキア・クーレンなど、オランダ古楽界の名手たちの好演が光る。 | ||
ピーター・ヘレンダール(1721-1799):ヴァイオリン・ソナタ集 〔 III, Op.1 / V, Op.2 / IV, Op.2 / III, Op.4 (*) / IV, Op.4 / VII (#) / X (#) 〕/ホーンパイプ(#) (#):フィッツウィリアム・マニュスクリプト(ケンブリッジのフィッツウィリアム博物館所蔵)より アントワネット・ローマン(Vn) フロール・ムジクス | ||
録音:2017年8月、オランダ。 (*)を除き世界初録音。 アントワネット・ローマンは、アムステルダムのスウェーリンク音楽院でヴァイオリン、ヴィオラ、ヒストリカル・ヴァイオリンを学び、フリーランスの演奏家として多くの古楽アンサンブル、オーケストラで演奏(オランダ・バッハ協会の2008年来日公演などにも参加)してきたオランダの女流ヴァイオリニスト。ローマンが2008年に設立したピリオド・アンサンブル"フロール・ムジクス(Furor Musicus)"とともに贈るGlobe第2弾は、18世紀オランダのもっとも有名な作曲家の一人であったピーター・ヘレンダールのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集。ロッテルダムに生まれ、後半生はイギリスで過ごし、優れたオルガニスト、ヴァイオリニストとしても活躍したヘレンダールの優美なソナタをアントワネット・ローマンが蘇演する。 Op.4のソナタ第3番を除き世界初録音。後半3曲は、の手稿譜から作品を復元している。 | ||
撥弦楽器が好きな人もいるでしょ〜チェンバロで奏でる20世紀とジャズ・スタイルの音楽 ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム / テンプルトン:バッハが街にやってくる シュニトケ:古い様式による組曲(+) / ガーナー:言い出しかねて / サティ:グノシエンヌ第2番 シュールホフ:6つのジャズのスケッチ / ストラヴィンスキー:「兵士の物語」〜兵士の行進(+) プーランク:即興曲第7番 ハ長調 / ショウ:サマー・リッジ・ドライヴ(+) コープランド:感傷的なメロディ / ジョゼフ・ホロヴィッツ:ジャズ・チェンバロ協奏曲(*) パトリック・アイルトン(Cemb) トーマス・グールド(Vn;+) レザンヴァジオン(*) | ||
録音:2018年2月2日-5日、オランダ/8月8日-11日、フランス|使用楽器:ジャーマン・ダブル・マニュアル・チェンバロ(ヨンテ・ニフ&アルノ・ペルト2004年製)、フランコ・フレミッシュ・ダブル・マニュアル・チェンバロ(ヴィレム・クルスベルヘン1997年製作)。ハーグ王立音楽院でトン・コープマンに師事し、現在はチェンバロ奏者、オルガン奏者、指揮者として活躍するイギリスの音楽家パトリック・アイルトンが、ピアノのために書かれたジャズ・スタイル、そして20世紀の小品の数々をチェンバロのためにアレンジ。アイルトンがそのテクニックを駆使して続々と繰り出す20世紀の傑作、ジャズ・スタイルの秀作と、チェンバロのサウンドとの相性は抜群!軽やかで煌びやか、しかし時には陰影に富む作品を組み合わせたプログラム構成も見事。プログラムのラストを飾るのは、ジョゼフ・ホロヴィッツ(1926-)の「ジャズ・チェンバロ協奏曲」。バロック様式の構造を現代のスウィングのテクスチュアと融合させるという試みから誕生したこのコンチェルトは、ヴィヴァルディのソナタと協奏曲の形式、ガーシュウィンの和声が交錯する20世紀の傑作。しかも現在、同作品の入手できる演奏は非常に限られているため、今回の新録音の登場は大きな注目を集めること間違い無し。チェンバロと20世紀の音楽が生み出す時代を超越したサウンドの数々。 | ||
熟練のヴァイオリニスト〜ヨハン・フィッシャー:作品集 ヨハン・フィッシャー:4声のバレッタ / ハンス・レオ・ハスラー(1564-1612):我が心千々に乱れ ヨハン・フィッシャー:われ心よりこがれ望む/ヴィオリーノ・ピッコロのための組曲、組曲第1番 (Musikalisch Divertissement (1701)より) 〔 Das Eins-Dreij und Dreij Eins oder Der habile Violiste / Unterschied zwischen einen rechten Violinist und gemeinen Bauern-Fiedler (*) /ポーランドの踊り/ Hoff-und baurengeyger schicken sich an, eyn ballet zu spielen und tantzen (*) 〕 アントワネット・ローマン(Vn) フロール・ムジクス、フロール・アグラリクス(*) | ||
録音:2020年2月、オランダ。アムステルダムのスウェーリンク音楽院でヴァイオリン、ヴィオラ、ヒストリカル・ヴァイオリンを学び、フリーランスの演奏家として多くの古楽アンサンブルやオーケストラで演奏(オランダ・バッハ協会の2008年来日公演などにも参加)してきたオランダの女流ヴァイオリニスト、アントワネット・ローマン。ローマンが2008年に設立したピリオド・アンサンブル"フロール・ムジクス(Furor Musicus)"。知られざる音楽を独自の視点で掘り起こして録音したアルバム、「ファンタジア・ムジカ」(GLO-5265)、「ピーター・ヘレンダール」(GLO-5271)は共に国際的に高い評価を得てきた。続くGlobeレコーディング第3弾は、シュトゥットガルトで学び、パリで働き、リュリの写譜係を務めたという音楽家、ヨハン・フィッシャー(1646-1716/17)の作品集。若いころの人生については殆ど知られておらず、後年についてもいくつかの矛盾した情報があり、肖像画でも別のヨハン・フィッシャーと混同されるなど謎多き人物だが、アントワネット・ローマンによる子細な研究によって、その異才の一端が明らかになる。収録曲の半数以上は世界初録音。ソリストが3つの異なる楽器(ヴィオリーノ・ピッコロ、ヴァイオリン、ヴィオラ)を持ち替え、それもすべてスコルダトゥーラ(変則調弦)が要求されるという作品(アルバム・タイトルにも使われた「Der habile Violiste(熟練のヴァイオリニスト)」)や、ブンバス(豚の膀胱の太鼓に太い一本弦を張りシンバルなどの装飾を付けた楽器)や、クロッグ・フィドル(木靴をボディにしたヴァイオリン)、バウエルンライアー(ハーディ・ガーディ)、ツィターなどの民族楽器(あるいは農民の楽器)を用いたアンサンブル「フロール・アグラリクス」が参加した2曲の野性的なサウンドなど、実に興味深い作品が収録されている。 | ||
オールウェイズ・アバウト・ラヴ〜ア・コレクション・オヴ・ラヴ・ソングス ジャン・ジャパール、バルトロメオ・トロンボンチーノ、クローダン・ド・セルミジ、ティールマン・スザート、 クレメンス・ノン・パパ、アンドレア・ガブリエリ、オルランドゥス・ラッスス、ウィリアム・バード、 ハンス・レオ・ハスラー、ジョン・ベネット、リチャード・ニコルソン、トマス・シンプソン、セシル・シャープ、 ベンジャミン・ブリテン、ハンス・コールメース、ヴァルター・シュトゥールマッハー、マックス・クニッゲの作品 アマリリス・ディールティエンス(S) アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団 | ||
録音:2019年12月、オランダ。リチャード・エガー、ヨス・ファン・フェルトホーフェン、エリク・ファン・ネーヴェルらの巨匠たちと共演を行い、オペラ、オラトリオの両面で活躍するベルギーの古楽系ソプラノ、アマリリス・ディールティエンスと、1986年にアムステルダムで結成されたベネルクス随一のリコーダー・アンサンブル、アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団(BRISK Recorder Quartet Amsterdam)による愛らしきコンセプト・アルバム。15世紀のジャン・ジャパールからラッススやバード、そしてブリテンなどを挟み、現代のハンス・コールメース、ヴァルター・シュトゥールマッハー、マックス・クニッゲまで、古今のラヴ・ソングを集めている。 | ||
ロマンティック・コルネット〜コルネットとピアノ(エラール1846)のための音楽 ヴィリー・ブラント:演奏会用小品〔第2番 Op.12 /第1番 Op.11 〕 オスカル・ベーメ:愛の歌 Op.22 No.2 /ロシア舞曲 Op.32 ビゼー/ヘルマン・ベルシュテット:カルメン・ファンタジー / レイナルド・アーン:クロリスに ウジェーヌ・ダマレ:パンドラ Op.108 / ヘルマン・ベルシュテット:ナポリ民謡による変奏曲 フランク・アネポール(コルネット|使用楽器: Boosey& Hawkes Souvereign 920 ミディアムボア・コルネット、1970年代製|使用マウスピース: Guilbaut Couesnon No.2, 1880年代パリ製) ヴォーン・シュレップ(P|使用楽器:エラール 1846 ) | ||
現在は主にブラスバンドの花形として用いられることが多いコルネットは、金管楽器のためのバルブの発展により1828年頃に開発され、暖かみのある音色、細やかなパッセージによる表現力の広さで人気を博した。当アルバムでは、19世紀に作曲された様々なスタイルの音楽をバロック・トランペットの権威が華麗に奏でる。作曲家、歌手、トランペット奏者としてマルチに活躍するフランク・アネポールは、ソリストとして数多くのオーケストラやアンサンブルと共演し世界初演作も多く残している。アムステルダム音楽院ではバロック・トランペットを教えてきたアネポールが当アルバムで用いるのは、イギリスの老舗楽器メーカーとしての地位を誇ったBoosey & Hawkes社製のコルネット。伴奏を務めるヴォーン・シュレップは、世界中で数多くのリサイタルやマスタークラスを開催し、2001年にリリースされたピーター・ヤン・ルーシンク&オランダ・バッハ・コレギウムによるバッハのカンタータ全集録音にも参加している。当アルバムでは、19世紀を代表する名ヴィルトゥオーゾ、ジギスモント・タールベルクが演奏したとされる貴重な1846年製のエラールを使用しているのも注目ポイント。 | ||
メンデルスゾーン(1810-1847): ピアノ三重奏曲全集 [第1番 ニ短調 Op.49/第2番 ハ短調 Op.66] |
グァルネリ・トリオ [ダニエル・ドシェンヌ(P) マルク・ルボツキー(Vn) ジャン・デクロース(Vc)] | |
録音:1983年2月-3月、ハールレム。 ラザール・レヴィに学んだフランスのベテラン女流ドシェンヌ(1936-)と、その夫でトルトゥリエとナヴァラに学び、コンセルトヘボウ管の首席奏者を1962年から1997年まで務めたデクロース(1932-2008/1944年生まれという資料もあるが、誤り)、そして1958年のチャイコフスキー・コンクールで第4位受賞などの実力派で、1976年からはオランダで活躍したルボツキー(1931-2021)という3人による正統派名演。なお、この団体は現在も活躍を続ける「プラハ・グァルネリ・トリオ」(1986年創設)とは別団体で、1961年の結成。当初はヴァイオリンがヘルマン・クレッバースだったが演奏会等で多忙になった事から、1979年にルボツキーに交替している。 | ||
マーストリヒトの歌集 | カメラータ・トラジェクティナ | |
オランダの古楽レパートリーを専門に活動するユニークなアンサンブル、カメラータ・トラジェクティナの創設25周年記念盤だったアルバム。16世紀に活躍したネーデルランド=フランドルの様々な作曲家たちの作品が収められている。 | ||
サクソフォン・ソナタ集 ポール・クレストン、フローラン・シュミット、 ヒンデミット、デザンクロ、ジャック・シャルパンティエ、 デニソフのサックス・ソナタ/他 |
アルノ・ボルンカンプ(Sax) イーヴォ・ヤンセン(P) | |
旧品番:GLO-5032。 | ||
ロッシーニ(1792-1868):イタリア、フランス、スペインの四重唱、二重唱とピアノ曲集 散歩/グレナダ/村の歌/森の精(ロマンス)/古風な歌/楽しい汽車の小旅行/ヴェネツィアの競艇/セレナード/ 詐欺師(酒場の歌)/魚釣り/わが妻への甘え/漁師たち/セヴィーユの恋人/「取るに足らない音楽」から/ 小カプリッチォ(オッフェンバック風)/ため息と微笑み(ノクターン)/北京の恋人(中国の音階に基づく小旋律)/ 1スウ銅貨(2声による哀歌)/永久にさよなら!〜エレジ(1冊のノートから)/歩みと追憶(最後の旅人のために)/ ゾラの歌/シベリアの踊り/スペインのカンツォネッタ/2匹の猫のこっけいな二重唱(偽作)/ゴンドラのり(四重唱) スーゼ・ファン・グローテル(S) シルヴィア・トロ・サンタフェ(Ms) ジョルジェ・ペルディゴン(T) レイモン・ド・アンドレス(Br) ジュリアン・レイノルズ(P) | ||
ヤン・ディスマス・ ゼレンカ(1679-1745):預言者エレミアの哀歌 |
ウラ・グルンヴォルト(A) ヘイン・メーンス(T) マックス・ ファン・エグモント(Br) ロデリック・ショー指揮 アカデミー・オブ・ベヒンホフ | |
旧品番:GLO-5050。 | ||
ヒスベルト・ヤピクス (Gysbert Japix;1603-1666):歌曲集 詩篇50/ダフネ/詩篇130/詩篇23/他(全32曲) |
カメラータ・トラジェクティナ | |
ピーケルハーリング〜 画家フランス・ハルス周辺の17世紀音楽(全24曲) |
カメラータ・トライェクティナ (ユトレヒト音楽カンパニー) | |
オランダ17世紀を代表する肖像画家フランス・ハルスはレンブラント、フェルメールとともに17世紀のオランダの三大巨匠とされているが、日本ではまだあまり知られていない。 貴族に代わって新しく台頭してきた市民たちからの注文を受け、素早く大胆でありながら対象の形態を的確にとらえた、生命感あふれる肖像画を数多く描いた。 作品には楽器を演奏する人をモデルにしたものが多数あり、ハルスの名前は知らなくても、CDジャケットなどで用いられていることが多いため、知らぬ間に見ている機会は案外多い。 そんなハルスゆかりの世俗音楽を収めている。 | ||
「アントワープの歌曲集」(1554) | ルイス・ペーター・グレイプ指揮 カメラータ・トライェクティナ | |
オランダ、フランドルの民族系古楽を主なレパートリーとしているカメラータ・トラジェクティーナが、アントワープで出版されたといわれる歌曲集を演奏。 | ||
GLO-6059 廃盤 |
ヤコブ・オブレヒト(1457/8-1505):世俗作品集(全28曲) Tant que nostre argent durra / Waer sij di han / Ic ret my uut spacieren / Den haghel ende die calde snee /他 カメラータ・トライェクティーナ、ラ・カッチャ、ブリスク | |
ヨハネス・シェンク(1660-1712頃): 器楽伴奏付き声楽曲「バッカス、セレスとヴィーナス」(1686) (全44トラック) ヤスパー・シュウェップ(バッカス) ヒーケ・メッペリンク(セレス) レナーテ・アーレンズ(ヴィーナス) ニコ・ファン・デル・メール(メルクリウス)他 カメラータ・トラジェクティナ [ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb/バロックFl) サスキア・コーレン(バロックFl)他] | ||
録音:2006年4月。ヨハネス・シェンクは、オランダのアムステルダムに生まれたドイツの作曲家で、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者としてこの楽器の奏法発展に著しい進歩をもたらした。カメラータ・トラジェクティナは、中世オランダとベルギーの作品を主なレパートリーとしている古楽演奏団体で、グローブ・レーベルへ数々の貴重な録音を行っている。 | ||
シューベルト:ピアノ作品集 Vol.3 ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調D.960/ ピアノ・ソナタ第6番 ホ短調D.566/ ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調D.960の草稿より |
トゥルデーリス・ レオンハルト(Fp) | |
使用楽器:1815年頃-1820年頃、ウィーンのベニグヌス・ザイドナー制作。 グスタフ・レオンハルトの妹にあたるオランダの女流ベテラン奏者、トゥルデーリス・レオンハルトによるシリーズ第3弾。全曲とは別に「第21番」の草稿を弾いたトラックを加えており、シューベルトによる推敲の変遷を伺うことが出来る。 | ||
劇場音楽の黄金時代〜 1600年-1650年、オランダの劇場音楽 P.C.ホーフト作 「グラニダ」(1605)より/ 「 Geeraerdt van Velsen 」(1613)より/ 「 Baeto 」(1626)より J.H.クラル作 「ディアナ」(1623)より/ 「 Rosemondt en Raniclis 」(1632)より/ 「 Pastorel Musyck-Spel van Juliana, en Claudiaen 」(1634)より J.ファン・デン・フォンデル作 「 Gijsbrecht van Aemstel 」(1638)より/ 「 Peter &Pauwels 」(1641)より J.J.スタルテル作 「 Zingende klucht van Lijsje Flepkous 」 (1621)より |
カメラータ・トラジェクティナ | |
オランダやベルギーなどで劇場音楽が最も輝いたとされる17世紀前半。J.ファン・デン・フォンデルなど16世紀オランダで活躍した4人の劇作家たちによる舞台作品を復刻演奏したのがこのアルバム。主に17世紀オランダの古楽作品を専門としている声楽とピリオド楽器によるユニークなアンサンブル、カメラータ・トラジェクティナは、オブレヒトの世俗作品集やアントワープの歌曲集など、歴史的にも価値のある録音を残している。 | ||
朝の乙女たちと歌曲〜 ヤコブ・カッツ(1577-1660):歌曲集 愛の歌/朝の乙女たち/宗教歌曲 |
カメラータ・トラジェクティナ | |
詩人としてオランダの文学史に名前を残し、ホラント州の要職にも就いたとされるカッツ。カメラータ・トラジェクティナは中世〜17世紀オランダの音楽を取り上げ続けているヴォーカルとピリオドのアンサンブル。 | ||
カルヴァン派の黄金時代〜 フランスとオランダにおけるカルヴァン派の音楽 |
カメラータ・トラジェクティナ | |
16世紀にオランダやフランスを中心に広がりを見せたカルヴァン主義のキリスト教徒たちによって演奏されたとされる「詩篇」などの宗教作品集。1974年に結成されユトレヒト大学のオランダ歌曲教授ルイ・ピーター・グリップが芸術監督を務めるカメラータ・トラジェクティナは、中世〜17世紀オランダの知られざる音楽の発掘、演奏を目指す古楽アンサンブル。 | ||
ヒエロニムス・ボスの「7つの大罪」 フェヴァン:キリエ ピアチェンツァ:妬み フェヴァン:サンクトゥス/アニュス・デイ ダルツァ:スペイン風カラータ ムトン:Nesciens mater virgo virum/他 |
カメラータ・トラジェクティナ ラ・カッチャ | |
中世-17世紀のオランダとベルギーの知られざる音楽の発掘、紹介を専門とする古楽&声楽アンサンブル、カメラータ・トラジェクティナの新たなアイディアは、ルネサンス時代オランダの画家ヒエロニムス・ボス(1450頃-1516)の「7つの大罪」と音楽を結びつけたプログラム。ボスと同時代を生きた作曲家たちの作品に加え、作曲者不詳の旋律へ現代オランダの詩人ゲリット・コムリが歌詞を付けた歌曲を挟み、音楽と美術が一体となった壮大な音絵巻を創り上げている。 | ||
ヒエロニムス・ボスの「7つの大罪」 カメラータ・トラジェクティナ、ラ・カッチャ | ||
録音:2006年、2009年。CD部分は、おそらく既出の GLO-6065と同一。DVD - Videoには、舞台芸術ヴァージョンの同曲だとの事だが、PAL方式のため、再生保証無しとなります。 | ||
コルネリウス・スハイト(1557-1616):マドリガーレ、パヴァーヌ&ガイヤルド集
カメラータ・トラジェクティナ | ||
録音:2011年2月。中世ルネサンスのオランダ、ベルギーの音楽をレパートリーとするカメラータ・トラジェクティナ。スハイトはオランダ、ライデンの聖ピーター教会でオルガニストを務め、訪れたイタリアの音楽から特にマドリガーレで大きな影響を受けた。 | ||
カルロス・ハカール〔カレル・ハッケルト〕(1640-1701): 勝ち誇った愛/クロリスとロージーの求愛(抜粋)/クロリスとロージーの結婚(抜粋) カメラータ・トラジェクティナ[ニコ・ファン・デル・メール(T) サスキア・コーレン(リコーダー/ガンバ) ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb)他] | ||
録音:2011年8月。オランダの作曲家ハッカルトのパストラーレ集。 | ||
モーツァルト:ピアノのための変奏曲集 フランスの歌「ああ,お母さん聞いて」による12の変奏曲 ハ長調(きらきら星変奏曲) K.265 / ドゼード「ジュリー」の「リゾンは眠った」による9つの変奏曲 ハ長調 K.264 / グルックの歌劇「メッカの巡礼」の「われら愚かな民の思うは」による10の変奏曲 ヘ長調 K.455 / アレグレットによる12の変奏曲 変ロ長調 K.500 /デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 ニ長調 K.573 / 「女ほど素晴らしいものはない」による8つの変奏曲 ヘ長調 K.613 ロナルド・ブラウティハム(Fp) | ||
旧品番:GLO-5087(発売:1992年)。 新シリーズ「ダ・カーポ」の第1弾。ブラウディハムはこの後BISにモーツァルトのピアノ・ソナタ全集を録音している。 | ||
ベートーヴェン:初期のピアノ変奏曲&ピアノ・ソナタ集 ディッタースドルフのジングシュピール「赤ずきん」からのアリエッタ 「昔々おじいさんが」による13の変奏曲 イ長調 WoO.66 / ハイベルのバレエ「妨げられた結婚」の「ヴィガーヌのメヌエット」の主題による13の変奏曲 ハ長調 WoO.68 / パイジェッロの歌劇「水車屋の娘」の「田舎者の恋は」の主題による9つの変奏曲 イ長調 WoO.69 / パイジェッロの歌劇「水車屋の娘」の二重唱 「わが心もはやうつろになりて」の主題による6つの変奏曲 ト長調 WoO.70 / ヴラニツキーのバレエ「森のおとめ」のロシア舞曲の主題による12の変奏曲 イ長調 WoO.71 / グレトリーの歌劇「獅子王リチャード」のロマンス「燃える情熱」の主題による8つの変奏曲 ハ長調 WoO.72 / サリエリの歌劇「ファルスタッフ」の二重唱「まさにその通り」の主題による10の変奏曲 変ロ長調 WoO.73 / ヴィンターの歌劇「中止された奉献祭」の四重唱「子よ、静かにおやすみ」の主題による7つの変奏曲 WoO.75 / ピアノ・ソナタ〔第1番ヘ短調 Op.2 No.1 /第2番イ長調 Op.2 No.2 /第3番ハ長調 Op.2 No.3/ 第19番ト短調 Op.49 No.1 /第20番 ト長調 Op.49 No.2 〕 ロナルド・ブラウティハム(Fp) | ||
旧品番:GLO-5095 と GLO-5100 のセット化。 | ||
管楽器のための19世紀の音楽 フランツ・ダンツィ(1763-1826): 五重奏曲第1番 変ロ長調Op.56 ロッシーニ: 「6つの四重奏のソナタ」〜第4番 変ロ長調 アントワーヌ・ライヒャ(1770-1836): 五重奏曲第2番 変ホ長調Op.88-2 |
ビーダーメイアー五重奏団 [マルテン・ロート(Fl) フランク・デ・ブルイネ(Ob) エリック・ ホープリチ(Cl) クラウド・マウリー(Hr) マルク・ヴァロン(Fg)] | |
旧品番:GLO-5114。 1999年に一旦廃盤になった後、各国からの圧倒的なリクエストにより、 Da Capo Series で再発売されたという。そのユニークなカップリングと群を抜く演奏(特にライヒャ)で絶賛を浴びた。 |