| ムローヴァ&イル・ジャルディーノ・アルモニコ 〜ヴィヴァルディ・ヴァイオリン協奏曲集 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV.208/ 4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 RV.580/ ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV.187/ ヴァイオリン協奏曲 ニ長調「不安」RV.234/ ヴァイオリン協奏曲 ホ短調「お気に入り」RV.277 |
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn;*) ジョヴァンニ・アントニーニ指揮 イル・ジャルディーノ・アルモニコ | |
| 録音:2004年6月6日-9日、クレモナ、イタリア。使用楽器:ストラディヴァリウス「ジュール・ファルク」1723年製。解説:ジョアンナ・ワイルド(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。 「鏡の国のアリス」で日本のみならず世界中を虜にしたヴァイオリン界の女王ヴィクトリア・ムローヴァがイタリアの名門古楽アンサンブル、イル・ジャルディーノ・アルモニコを引き連れONYXに登場。今回のONYX第1弾では名曲ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集をイル・ジャルディーノ・アルモニコとの見事なコラボレーションで聴かせてくれる。 日本では「鏡の国のアリス」のヒットがクローズアップされがちなムローヴァだが、1980年にヘルシンキで行われたシベリウス・コンクールで優勝、更には1982年のチャイコフスキー国際コンクールでも優勝を果たすなど相当な実力者。2000年以降にはバロック・レパートリーとピリオド楽器の演奏に多大な関心を抱くようになり、愛器のストラディヴァリウスである1723年製の“ジュール・ファルク”にガット弦を張り、クラシック弓とバロック弓でそれぞれ演奏している。バッハからコンテンポラリーまでをカバーする幅広いレパートリー、ジャズとの共演を行うなどその活動範囲は底知れない。 | ||
| ボロディン四重奏団結成60周年アニヴァーサリー ボロディン:弦楽四重奏曲第2番 ニ長調 ボロディン:スペイン風セレナード ニ短調 チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op.11〜 第2楽章(アンダンテ・カンタービレ) ラフマニノフ:ロマンス シューベルト:弦楽四重奏曲第12番 ハ短調 D.703(断章) ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章 |
ボロディンSQ | |
| 解説:アナシール・イアクボフ(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。 世界最高の弦楽四重奏の1つとして君臨し続けるボロディン四重奏団がモスクワで結成されたのが1945年。その後メンバーの入れ替わりなどがあったものの、2005年でなんと結成60周年、同時に創設時からチェロ奏者を務めて続けているいるベルリンスキーが80歳の誕生日を迎えた。 そのボロディン・クヮルテットが結成60周年を記念して世に送り出したのが、その名を冠しているボロディンの弦楽四重奏曲第2番を中心に、チャイコフスキーのアンダンテ・カンタービレ、ウェーベルンの情緒溢れる名作である弦楽四重奏のための緩徐楽章などといった小品を集めたアルバム。 | ||
| マイ・ネーム・イズ・バーバラ ロジャー・クィルター(1877-1953): 7つのエリザベス朝抒情詩 チャールズ・トムリンソン・グリフェス(1884-1920): フィオナ・マクラウドの3つの詩 Op.11 アーロン・コープランド(1900-1990):4つの初期歌曲 [夜/夏休み/私の心は東にある/ただひとりで] ベンジャミン・ブリテン(1913-1976): この島国で Op.11(全5曲) レナード・バーンスタイン(1918-1990): ソプラノとピアノのための5つの童謡 「音楽なんて大嫌い!」 サミュエル・バーバー(1910-1981):4つの歌 Op.13 |
バーバラ・ボニー(S) マルコム・マルティノー(P) | |
| 録音:2005年2月21日-24日、セント・マーティン、ハンプシャー、イギリス。解説:ジョアンナ・ワイルド(国内盤のみ、日本語訳:濱田吾愛)。 コンサートからレコーディングまで世界中で大活躍中のアメリカ人ソプラノ歌手、バーバラ・ボニーもONYXへ登場。現在居を構えているイギリス(ロンドン)と故郷であるアメリカで活躍した20世紀作曲家の作品を集めたボニーならではのアルバム。ちなみにディスクのタイトルになっている「マイ・ネーム・イズ・バーバラ」はバーンスタインの「音楽なんて大嫌い!」の第1曲であり、バーバラ・ボニーが「マイ・ネーム・イズ・バーバラ」を歌うというユーモア溢れる選曲も面白いところ。 | ||
| ドビュッシー: 前奏曲集第1巻&第2巻 |
パスカル・ロジェ(P) | |
| 録音:2004年1月、スイス。解説:ロジャー・ニコルズ(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。 円熟味漂う現代フランス最高のピアニストのパスカル・ロジェが再び挑んだドビュッシー。前奏曲第1巻は26年前に一度録音を行っており、今回は待望の再録音。しかも初録音の第2巻と併せて初の全曲収録盤のリリースとなる。前奏曲集全曲となるとCD2枚への収録となることが多いが、今回は収録時間をフル活用(79分)し1枚のディスクに収められている。 1951年生まれのパスカル・ロジェはパリ音楽院を首席で卒業後、1971年のロン=ティボー国際コンクールでのパフォーマンスが大きな注目を集め一躍名ピアニストとしての地位を確立するきっかけとなる。レコーディング活動も活発で17歳で初レコーディングを行った後、2度のグラモフォン・アウォーズ獲得を筆頭に多数の賞を受賞。その数々の録音は世界中から高い評価を受けている。日本へもソリスト、室内楽奏者として多く来日。今後の録音もラヴェル、ショーソン、モーツァルトの作品集等が予定されており活躍に期待が高まる。 | ||
| マーク・アンソニー・ターネジ(1960-):室内楽作品集 八重奏ための「沈黙」/ピアノ・ソロのための「真実の命の物語」/ ピアノ五重奏のための「スライド・ストライド」/ ソプラノとアンサンブルのための「2つのボードレールの歌」/ ヴィオラと8つの楽器のための「賛辞」/ チェロとピアノのための「2つのヴォカリーズ」/ オーボエと弦楽四重奏のための「カンティレーナ」 |
サリー・マシューズ(S) ナッシュ・アンサンブル | |
| バーミンガム市交響楽団やBBC交響楽団の座付き作曲家に選任されるなど、現代イギリスの作曲界を牽引するマーク・アンソニー・ターネジ。そのターネジが1992年から2004年の間に作曲を行った7曲の室内楽作品を収録。しかも全曲世界初録音。中でも「賛辞」は2006年3月にウースターとデン・ハーグで初演が予定されている。 ターネジの作品の数々はラトル、デイヴィス、ナッセン、スラットキンといった指揮者たちによって積極的に取り上げられている。加えてジャズ・ミュージシャンであるジョン・スコフィールドやピーター・アースキンとのコラボレート、リンドバーク、バシュメットといったソリストたちによっても演奏されるなどターネジの人気はイギリス屈指。 演奏は様々な編成やスタイルの作品を取り上げ、HyperionやASVの録音ではいずれもハイレベルな演奏を聴かせてくれているイギリスのナッシュ・アンサンブルとイギリスのソプラノ、サリー・マシューズ。イギリスの人気作曲家の初録音をイギリスの万能アンサンブルが担当するという粋な組み合わせも楽しみなポイントである。 | ||
| シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D.803 | ムローヴァ・アンサンブル [ヴィクトリア・ムローヴァ、 アドリアン・チャモロ(Vn) エーリヒ・クリューガー(Va) マヌエル・フィッシャー= ディースカウ(Vc) クラウス・シュトール(Cb) パスカル・モラゲス(Cl) マルコ・ポスティンゲル(Fg) グイド・コルティ(Hr)] | |
| 解説:ヤン・シュマツニー/日本語訳:SOREL。 ONYXデビュー作となったイル・ジャルディーノ・アルモニコとのヴィヴァルディの協奏曲集(ONYX-4001/ OONYX-4001)がディアパゾン・ドールやグラモフォン誌のエディターズ・チョイスに選定されるなど、日本のみならず世界中でベストセラーとなったヴァイオリン界の女王ヴィクトリア・ムローヴァ。再びクラシック界に旋風を巻き起こしたムローヴァが早くも贈る期待の第2弾は「ムローヴァ・アンサンブル」によるシューベルトの室内楽作品を代表する名作。 ムローヴァ・アンサンブルはその名の通りヴィクトリア・ムローヴァの呼びかけによって1994年に結成された室内アンサンブル。1994年の結成記念ツアーの後にもドイツ、スペイン、ベルギー、イギリス、オランダなどへ精力的にツアーを行うなどコンサート、録音の両面で絶賛を受けてきた。第1ヴァイオリンを担当するムローヴァは言うに及ばず、アンサンブルのメンバーにはベルリン・フィルの第1首席コントラバス奏者クラウス・シュトール、パリ管弦楽団の首席クラリネット奏者パスカル・モラゲスなど折り紙付きの実力を持つ豪華アーティストが名を連ねる。 | ||
| ショスタコーヴィチ: 室内交響曲 Op.110a(原曲:弦楽四重奏曲第8番;バルシャイ編曲) ゲオルギー・スヴィリードフ(1915-1998):室内交響曲 Op.14(*) モイセイ・ヴァインベルク(1919-1996):室内交響曲第1番 Op.145 |
ユーリ・バシュメット(Va)指揮 モスクワ・ソロイスツ合奏団 | |
| カンチェリ、グバイドゥーリナなど多くの現代作曲家から作品の献呈を受けるなど、世界最高のヴィオラ奏者として大活躍中のユーリ・バシュメットがモスクワ・ソロイスツ合奏団を引き連れONYXに初見参。 モスクワ・ソロイスツ合奏団は1992年にモスクワ音楽院の卒業生を中心とした一流の弦楽器奏者たちを集めてバシュメットが創設したヴィルトゥオーソ・アンサンブル。モスクワ音楽院大ホールでのデビュー・コンサートを皮切りにロシア、ドイツ、アメリカ、パリ、オランダそして日本など世界各地で公演を開催し、大きな賛辞を受けてきた。 ONYXデビュー作は2006年に控えたショスタコーヴィチ生誕100年を記念したロシア(旧ソ連)の作曲家たちによる室内交響曲集。弦楽合奏の貴重なレパートリーであるバルシャイ編曲によるショスタコーヴィチの室内交響曲を中心にヴァインベルク、世界初録音となるスヴィリードフという収録曲は、バシュメット&モスクワ・ソロイスツ合奏団の真価を堪能するのに相応しいラインナップと言えるだろう。(*)世界初録音。 バシュメット&モスクワ・ソロイスツ合奏団は2005年10月に来日公演予定。 | ||
| ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調 ショーソン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.3 |
パスカル・ロジェ(P) 小林美恵(Vn) 長谷川陽子(Vc) | |
| 録音:2002年6月、スイス。解説:ONYX(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。 2005年10月に行われた来日公演で絶賛を博したトリオ。当盤は、2005年がショーソンの生誕150周年に当ることから生誕記念の意も含めて録音、制作が行われた。 ロジェは1997年にラヴェルの室内楽作品集でグラモフォン・アウォードを獲得しており、ソロ活動と同じく力を注いでいる室内楽での実績も十分。また、小林美恵、長谷川陽子と1995年のフォーレ生誕150年を機にピアノ・トリオを結成。これまでにもこの3人で来日公演を行い、そのパフォーマンスは絶賛を受けてきた。ヴァイオリンの小林美恵は1990年のロン=ティボー国際コンクールの覇者であり、チェロの長谷川陽子はロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクールで特別賞受賞という実績を持つ日本期待の若手女流奏者たちである。 | ||
| シューベルト(1797-1829): 森にて D.708/月に寄せて D.193/夜の曲 D.672/小人 D.771/ 夕べの星 D.806/寂滅 D.807/夜と夢 D.827/魔王 D.328 アルバン・ベルク(1885-1935):4つの歌曲 Op.2 フーゴー・ヴォルフ(1860-1903):メーリケ歌曲集〜 ムンメル湖の妖怪/ワイラ女神の歌/妖精の歌/真夜中に/ クリストブルーメに I/風に寄せる歌 |
クリスティアーネ・ ストテイン(Ms) ヨーゼフ・ブラインル(P) | |
| オランダ期待の若手メゾ・ソプラノ、ストテイン(代理店表記は「ストーティン」だが、誤り)のデビュー・アルバム。彼女はマーラーの交響曲第2番や「リュッケルト歌曲集」等で既にハイティンク指揮のロイヤル・コンセルトへボウ管と共演を果たし、オランダのメディアからは「歴史的なデビュー」「夢のようなデビュー」と賛辞を受けるとともに、巨匠ハイティンクからも絶賛、また2005年-2006年のBBCニュー・ジェネレーション・アーティストとしても選出されており、活躍の場を広げている。 オニックスはこれまで名実ともに世界トップクラスのアーティスト(ムローヴァ、ロジェ、バシュメットなど)の起用による録音をポリシーとしてリリースを行ってきたが、今回のストーティンの抜擢はその歌声にオニックス首脳陣が大いなる将来性を見出したからに他ならない。 | ||
| シューベルト(1797-1828):歌曲集「冬の旅」D.911 | クリスティーネ・シェーファー(S) エリック・シュナイダー(P) | |
| ドイツのリリック・ソプラノとして驚異的な活躍を見せているシェーファーだが、ソロ・アルバムのリリースはなんと約5年振りというのだから意外や意外。しかも久々のソロ・レコーディングの曲目として取り上げるのは、なんと「冬の旅」。女声による「冬の旅」はロッテ・レーマンやマーガレット・プライス、白井光子などによる数種類の録音が存在しているが数は多くなく、このシェーファーの録音が大きな話題となることは間違いない。シェーファーは2006年も多忙を極めており、アーノンクール、ハイティンク、ティーレマンらとドイツ、ウィーン、オランダなどでの共演が予定されている。 パッケージは冬を連想させる美しいエンボス加工のディジパックに、歌詞付きの32ページからなるブックレットが封入というクォリティの高い仕様に仕上がっており、今回のリリースに対する強い意気込みが窺える。 | ||
| ナッシュ・アンサンブル 〜メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集 [第1番 ニ短調Op.49/第2番 ハ短調Op.66]/ 協奏的変奏曲 ニ長調Op.17 |
ナッシュ・アンサンブル [マリアンネ・トルセン(Vn) ポール・ワトキンス(Vc) イアン・ブラウン(P)] | |
| 2004年-2005シーズンで結成40年を向かえたイギリスのヴィルトゥオーソ集団、ナッシュ・アンサンブルによるオニックスへのセカンド・アルバムは、前作ターネジから大きく趣向を変えたメンデルスゾーン。2002年にはロイヤル・フィルハーモニック協会から最優秀室内楽団賞を授与されるなど様々な編成の室内楽作品に対応出来る柔軟性と、ハイペリオンなどの録音で実証済の高い技術と音楽性は国内外から絶大な評価を受けている。 既に多くの録音があるメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲だが、ナッシュ・アンサンブルの演奏は、自然とその世界に引き込まれてゆく新鮮で見事なもの。 | ||
| モーツァルト(1756-1791): セレナード第10番 変ロ長調K.361 「グラン・パルティータ」/ セレナード第12番 ハ短調K.388「ナハトムジーク」 |
マイケル・コリンズ(ディレクター) ロンドン・ウィンズ | |
| 22歳という若さでカーネギー・ホールへデビュー、現在もイギリスを代表するクラリネット奏者として活躍しているマイケル・コリンズ。ロンドン・ウィンズは、ソリストとしてだけでなく室内楽へも大きな情熱を注いでいるコリンズが、オーボエ奏者のガレス・ハルス、ファゴットのロビン・オニール、ホルンのリチャード・ワトキンスと共に1988年に結成した木管アンサンブル。 ロンドン・ウィンズのオニックスへのデビュー・タイトルは、同レーベルにとっても初となるモーツァルト・アルバム。オーソドックスなスタイルを保ちながら、各楽器の奏でる旋律が次々と浮かび上がってくる充実の演奏。 | ||
| パスカル・ロジェのモーツァルト モーツァルト: ピアノ協奏曲第9番K.271「ジュノム」/ ピアノ協奏曲第25番 ハ長調K.503/ ロンド イ長調K.386 |
パスカル・ロジェ(P) レイモンド・レッパード指揮 インディアナポリスso. | |
| モーツァルト生誕250周年の2006年も残すところあと数ヶ月となったところへ、超強力タイトル登場、フランス屈指のピアニスト、パスカル・ロジェがこれまでのフレンチ・プログラムから一転モーツァルトの協奏曲を録音。メインはなんといっても名作「ジュノム」。「第25番」と、第12番終楽章の代用と言われる「ロンド」とカップリングも魅力的。共演が、バロックから古典派に強く、インディアナポリス響の桂冠指揮者を務めるレッパードだと言うのも心強い。 | ||
| グスタフ・マーラー(1860-1911):原光〜歌曲集 春の朝/つらなる想い/シュトラスブルクの砦で/ 番兵の夜の歌/トランペットが美しく響くところ/ 別れのつらさ/ラインの小伝説/ この歌をこしらえたのは誰だろう/ 緑の森を楽しく歩いた/もう会うことはない/ 魚に説教するパドゥアの聖アントニウス/原光/ この世の生活/真夜中に/私はこの世に忘れられ |
クリスティアーネ・ストテイン(Ms) ジュリアス・ドレイク(P) | |
| その魅力溢れる歌声に注目したオニックスの首脳陣によって抜擢され、デビューを果たしたオランダのメゾ・ソプラノ、クリスティアーネ・ストテインの第2弾はマーラー。 彼女は良好な関係を築いている名匠ハイティンクのタクトによって既に「リュッケルトの歌」を演奏、2006年9月6日には同じくハイティンク指揮の交響曲第2番「復活」に出演予定など、マーラー作品は重要なレパートリー。伴奏にも一流の歌手から信頼を集める名手、ジュリアス・ドレイクを起用、ヨーロッパを中心に評価急上昇中の歌声にご期待いただきたい。 | ||
| ムローヴァ&カティア・ラベック〜リサイタル ストラヴィンスキー:「プルチネラ」〜イタリア組曲 シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための 幻想曲 ハ長調D.934 ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ クララ・シューマン:ロマンスOp.22-1 |
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn) カティア・ラベック(P) | |
| 録音:2005年12月、パリ。 今や同レーベルの看板アーティスト、ムローヴァ。世界各国で最高の評価を獲得したヴィヴァルディの協奏曲集(ONYX-4001)、シューベルトの八重奏曲(ONYX-4006)に続く3枚目のアルバムは、これまでにも幾多の共演を重ねているカティア・ラベックとのデュオによるリサイタル。 収録曲は、2006年の秋から冬にかけてムローヴァとラベックが実際のヨーロッパ・ツアー・コンサートで演奏を予定しているもの。ジャケットも彼女たちのヴィジュアルを余すことなく活かしたデザインで、注目度高し。 | ||
| ジェームズ・エーネス 〜20世紀ヴァイオリン協奏曲集 コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 バーバー:ヴァイオリン協奏曲Op.14 ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲 |
ジェイムズ・エーネス(Vn) ブラムウェル・トヴェイ指揮 バンクーバーso. | |
| ハイフェッツやメニューインといった巨匠たちの後継者と言われるカナダの若き実力派、ジェイムズ・エーネスの当レーベル・デビュ−盤。既にNYP、シカゴ響、フィラデルフィア管、サンフランシスコ響、ボストン響といったアメリカのメジャー・オーケストラやロンドン響、ブダペスト祝祭管、NHKso.と共演を重ね、CHANDOSからはノセダ&BBCフィルとの共演による「ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲(CHAN-10309)」をリリース、他に一時期TELARCからの発売盤が国内盤化もされていた。彼は19世紀-20世紀の作品や新作の初演などを得意としており、収録されている3作品はONYXデビュー盤に相応しい。 | ||
| イーゴル・ストラヴィンスキー(1882-1971): バレエ音楽「アポロ」/弦楽のための協奏曲 ニ調 セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)/ バルシャイ&バラショフ編曲:束の間の幻影Op.22(*) |
ユーリ・バシュメット指揮 モスクワ・ソロイスツ(合奏) | |
| (*)は当版全曲の世界初録音。カンチェリ、グバイドゥーリナ、シュニトケを筆頭に数多くの作品の世界初演を行っているロシアが生んだ現代を代表するヴィオラ奏者ユーリ・バシュメット。進化を続けるロシアのカリスマが贈る同レーベルからのリリース第2弾は、1986年に自らが結成した手兵モスクワ・ソロイスツ合奏団を率いてのストラヴィンスキー&プロコフィエフという2大巨頭の作品。 元々ピアノ曲である(*)は、1962年にバルシャイがモスクワ室内管のために20曲中15曲を室内管弦楽編曲した版に、今回モスクワ・ソロイスツのヴァイオリン奏者であり、マネージャーでもあるロマン・バラショフが残り5曲を編曲し、完全版としたもの。もちろん今の録音が全曲としては世界初録音。 なおバシュメット&モスクワ・ソロイスツは2007年3月から4月にかけて別府アルゲリッチ音楽祭への出演が予定されている。 | ||
| パスカル・ロジェ〜 クロード・ドビュッシー(1862-1918): ピアノ作品全集 Vol.2 版画/組曲「子供の領分」/2つのアラベスク/ ベルガマスク組曲/レントよりおそく/ バラード/マズルカ/小さな黒人 |
パスカル・ロジェ(P) | |
| フランスのピアニズムを例証する現代最高の存在、パスカル・ロジェにとって初となるドビュッシー「ピアノ作品全集」の第2巻。初の全曲録音となった前奏曲集第1巻&第2巻を収録した第1弾(ONYX-4004)では、圧巻の演奏を披露して世界中から称賛を浴び、絶大なる存在感を再度示した。今回リリースとなる第2巻では世界中で親しまれている小品の数々を収録。ちなみにロジェは1970年代後半に「版画」、「組曲「子供の領分」、「2つのアラベスク」、「ベルガマスク組曲」の録音を行っており、この4曲に関しては今回が待望の再録音となる。円熟あふれる現代フランス最高のピアニストが満を持して送り出す究極のドビュッシー、乞うご期待。 | ||
| ブラームス:弦楽六重奏曲集 [変ロ長調Op.18/第2番 ト長調Op.36] |
ナッシュ・アンサンブル | |
| 数多くのコンサートや様々なレーベルへのレコーディング等、多岐に渡って活躍を続けるイギリスのヴィルトゥオーソ集団ナッシュ・アンサンブルの同レーベル第3弾。作品よって自在に編成を変えることができる柔軟性と機動性はますます勢いを増しており、タイムズ誌からは「イギリス最高の室内楽団」との評価を受けている。 最新録音のブラームスには、マリアンネ・トールセン、マリン・ブロマン、ローレンス・パワー、フィリップ・デュークス、ポール・ワトキンス、ティム・ハフの名手6人が参加しており、超一級のブラームスを奏でてくれる。 | ||
| ムローヴァがグァダニーニを弾くバッハ! J.S.バッハ: ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 BWV.1014〜BWV.1019(全曲)/ トリオ・ソナタ第5番 ハ長調BWV.529/ ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調BWV.1021 |
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn) オッターヴィオ・ダントーネ (Cemb/Org) ヴィットリオ・ギエルミ (ヴィオラ・ダ・ガンバ) ルカ・ピアンカ(リュート) | |
| 録音:2007年3月16日-19日、ボルツァーノ、イタリア。解説:オッターヴィオ・ダントーネ(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。女王ムローヴァのバッハ、ヴァイオリンはグァダニーニ!! カティア・ラベックとのコンビによる前作「リサイタル(ONYX-4015)」もベストセラーとなり、注目を集め続けるヴィクトリア・ムローヴァ。レコーディングだけでなく、コンサートでもその好調ぶりは目覚しく、録音に先だって行われたヨーロッパ・ツアーでは完売が続出、大盛況のうちに幕を閉じたこのツアー直後に当盤の収録が行われた。 これまでムローヴァはストラディヴァリウスのヴァイオリンを使用してきたが、今回新たにイタリアの銘器グァダニーニ(1750年製)を入手。今回のバッハは、ムローヴァにとってグァダニーニを使用した初の録音となる。1990年代半ばからピリオド奏法の研究を重ねたきたムローヴァは、新録音でもバロック弓の使用とピリオド奏法を取り入れており、バロック時代の音楽を徹底的に追求している。バックにもダントーネを始めとする、古楽ファンなら目を留める名手が揃い、ヴァイオリン界の女王が新たな楽器を携えて再び挑むバッハは、今回のソナタ集だけでなく「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ集(全曲)」のリリースも予定されており、それも含め話題騒然となる事は間違い無い。 | ||
| クリスティーネ・シェーファー〜アパリション パーセル: 束の間の音楽/もし音楽が恋の糧なら/ ああ!恋することは何とすばらしい/ 幾重にも幸せな恋人たち/ ばらの花はよりかぐわしく/ ばらの花園の木陰から/ わが苦悩のすべて/ 祭壇を飾れ/ディドの嘆き ジョージ・クラム: 声楽とピアノのための「3つの初期の歌曲」/ ソプラノと増幅ピアノのための 「アパリション(幽霊)」 |
クリスティーネ・ シェーファー(S) エリック・シュナイダー (P/増幅P) | |
| シェーファーが「愛と死」の物語を歌う。 シューベルトの「冬の旅」(ONYX-4010)に続くシェーファーとシュナイダーによる待望のリリース第2弾は、「ディドの悲劇」に代表されるパーセルが書いた17世紀の歌曲集と、20世紀アメリカの作曲家クラムの歌曲集をカップリングした意欲作。300年を隔てたパーセルとクラムに「愛と死」という物語性を見出したシェーファーとシュナイダーは、このプログラムをコンサートでも度々取り上げている。また、ウェディング・ドレスを着たシェーファーが動物(恐竜?)の骨格に囲まれている強烈なジャケット(フランス国立自然史博物館で撮影)は、恋心や切なさという愛を歌った「パーセル」と、美しき死への道筋を提示した「クラム」の作品の関係を視覚的に表現したものなのだという。 | ||
| アマンダ・ルークロフト〜 ただ憧れを知るものだけが チャイコフスキー: 太陽は沈んだ/子守歌/なぜ?/ かつてのように私はひとりに/ そんなに早く忘れて/ ただ憧れを知るものだけが ドビュッシー:シャルル・ボードレールの5つの詩 R.シュトラウス: セレナード Op.17-2/万霊節 Op.10-8/ 幸せに満ち足りて Op.37-1/ 解き放たれた心 Op.39-4/ 憩えわが魂 Op.27-1/ ひそかなる誘い Op.27-3/ ツェツィーリエ Op.27-2 |
アマンダ・ルークロフト(S) マルコム・マルティノー(P) | |
| ガーディナー指揮のモーツァルト「コシ・ファン・トゥッテ」の録音、メータ率いるバイエルン州立歌劇場の来日公演「フィガロの結婚」への出演など、オペラの舞台で輝かしい活躍を続けてきたルークロフト。当 ONYX レーベルヘのデビュー盤が、意外にも初のソロ・アルバムとなるという。全て原語で歌われ、彼女自身の重要なレパートリーとなっている曲ばかりで、その魅惑的な歌声を存分に堪能することの出来る珠玉のアルバム。 | ||
| ギヤ・カンチェリ: ヴィオラ、混声合唱と管弦楽のための 「ステュクス(Styx)」 ジョン・タヴナー: ヴィオラ、合唱と打楽器のための 「ミルラを捧げる人」(*) |
マキシム・リザノフ(Va) マリス・シルマイス指揮 リエパーヤso.&室内cho. ラトヴィア国立男声cho. リハルツ・ザルペ(Perc) | |
| (*)は世界初録音。「遂に私のライバルが現れた」と世界的名手ユーリ・バシュメットが語った同郷の若き逸材マキシム・リザノフは、BBCヤング・ジェネレーション・アーティスト2007-2008に選出され、アムランやクレーメル、マイスキー、ムローヴァ、ヴェンゲーロフなど世界的名手たちと共演を重ね、その評価は急上昇中。 イヴリン・チャンとのコンビでイギリスのアヴィー(Avie)からデビューしたリザノフのセカンド・アルバムがこのカンチェリ&タヴナー。2曲ともバシュメットのために書かれた作品で、両者の関係の深さを物語っている。 | ||
| ボロウド・タイム〜デイヴ・マリクの音楽 デイヴ・マリク: 苦境/意識清明期/センスとイノセンス/ シェイプシフター/ボロウド・タイム/ トリロジー(三部作) |
コリン・カリー(Perc) ホーカン・ハーデンベルガー (Tp/フリューゲルHr) デイヴ・マリク(P) サム・ウォルトン (Perc) クライヴ・ドリスキル= スミス(Org) | |
| イギリスが生んだ超絶のパーカッショニスト、コリン・カリーのオニックス・デビュー・アルバムは、ギリシャとボスニア移民の家系に生まれた現代イギリスの作曲家デイヴ・マレクの作品集。コリン・カリーの超絶のテクニックだけでなく作曲者自身のピアノ伴奏とウェストミンスター寺院のオルガンとの共演、そして極めつけは世界に名高いスウェーデン生まれの天才トランペット奏者ハーデンベルガーがゲストとして録音に参加するなど注目度満点。 マイケル・ナイマンやマイケル・トーキーといった大物からも作品を提供されているコリン・カリー。この若き名手はデイヴ・マリクの「トリロジー」を自らのレパートリーの十八番としており、圧巻のパフォーマンスで世界中の聴衆に衝撃を与え続けている。 | ||
| ジェイムズ・エーネスのエルガー エルガー: ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op.61/ 弦楽セレナード ホ短調 Op.20 |
ジェイムズ・エーネス(Vn) アンドルー・デイヴィス指揮 フィルハーモニアo. | |
| 録音:2007年5月、クイーン・エリザベス・ホール、ライヴ。さらなる飛躍へ・・エーネスのエルガー! オニックスへのデビュー・タイトルとなった「20世紀のヴァイオリン協奏曲集」(ONYX-4016)の成功で高いポテンシャルが本物であることを証明したジェイムズ・エーネスが、エルガー生誕150年記念盤として難曲に挑む。30歳という若さで「地球上に存在する4〜5人の完璧なヴァイオリン奏者の1人」とまで称され、ハイフェッツやメニューインといった巨匠たちの後継者としての評価を確固たるものとしている。 演奏から数ヶ月で発売の運びとなった当録音、タクトを執ったアンドルー・デイヴィスも「エーネスのエルガーが最も素晴らしい!」と大絶賛。今回のエルガーでエーネスの名声がさらに飛躍することは間違い無さそうだ。 | ||
| ラクリン、ヤンセン、バシュメット、 マイスキー、ゴランのショスタコーヴィチ ショスタコーヴィチ: ピアノ三重奏曲第1番 ハ短調Op.8/ 2つのヴァイオリンとピアノのための 「5つの小品」(レフ・アトフミアン編曲)/ ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57 |
ジュリアン・ラクリン、 ジャニーヌ・ヤンセン(Vn) ユーリ・バシュメット(Va) ミッシャ・マイスキー(Vc) イタマール・ゴラン(P) | |
| 録音:2006年12月11日、ムジークフェライン、ライヴ。時は2006年12月。舞台はムジークフェライン。奇跡のアンサンブルによるショスタコーヴィチのライヴが登場! ラクリン、ヤンセン、バシュメット、マイスキー、ゴラン・・・世界中を飛び回り多忙を極める5人の超一流奏者たちが2006年12月にショスタコーヴィチの生誕100年を祝うため、そして気心知れた仲間たちとアンサンブルを行うためウィーンに集った。 当盤はそのライヴ録音で、ラクリンとヤンセンのデュオによる「5つの小品」の見事な完成度はもちろんのこと、やはり最大の注目は「ピアノ五重奏曲」。5人の超一流奏者が紡ぐ音楽が黄金のホール“ムジークフェライン "を包み込む。 | ||