・国内盤マイナー・レーベル |
・輸入盤マイナー・レーベル |
・輸入盤 歴史的アイテム |
・映像アイテム |
・高音質アイテム |
輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。 |
R.Resonance | ||
バッハ讃〜J.S.バッハ青年期のオルガン作品 前奏曲 ハ長調 BWV.531 /主なる神、我らの側にいまさずして BWV.1128 /甘き喜びのうちに BWV.729 / トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565 /「おお神よ、汝まことなる神よ」にもとづくパルティータ BWV.767 / 我らが神は堅き砦 BWV.720 /フーガ ト短調 BWV.578 /パッサカリア ハ短調 BWV.582 / カンツォーナ ニ短調 BWV.588 /前奏曲 ホ長調 BWV.576 廣江理枝(Org) | ||
録音:2020年6月6日-7日、13日、11月6日、東京藝術大学奏楽堂。●オルガン研究と演奏の第一人者・廣江理枝(東京藝術大学教授)が、バッハ青年期の作品への深い理解と共感の中で演奏した作品集。●多彩な音色のパレットを誇る東京藝術大学奏楽堂のガルニエ・オルガンが、熱情あふれる若きバッハの音楽を再現する。●録音は亀川徹(東京藝術大学音楽環境創造科教授)が担当、ホールの空間を揺るがす重低音から超高音までを見事に捉えた優秀録音も魅力。●全32ページにわたる解説書付き(日本語、英語、ドイツ語)。 |
DISKANT (スロヴァキア) 1CDあたり¥3300(税抜¥3000)旧譜はこちらから | ||
ベートーヴェン、シューベルト、グリーグ:チェロ・ソナタ集 ベートーヴェン(1770-1827):チェロとピアノのためのソナタ第2番 ト短調 Op.5 No.1 シューベルト(1797-1828):アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821 グリーグ(1843-1907):チェロとピアノのためのソナタ イ短調 Op.36 パヴォル・ムハ(Vc) ハナ・ムホヴァー(P) | ||
録音:2020年11月、ドヴォラナ・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア。 パヴォル・ムハ(1987年生まれ)とハナ・ムホヴァー(1989年生まれ)は共にブラチスラヴァ音楽院および同音楽アカデミーで学んだスロヴァキアの演奏家。夫婦でデュオを組んでいる。 | ||
シューマン(1810-1856):ピアノと歌 ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6 / 歌曲集「女の愛と生涯」 Op.42 (*) /歌曲集「詩人の恋」 Op.48 (+) オクサナ・ズヴィネコヴァー(P) クラウディア・デルネロヴァー(S;*) ペテル・ミクラーシュ(B;+) | ||
録音:2020年11月、ドヴォラナ・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア。 日本でもおなじみのスロヴァキア、ニトラ生まれのバス歌手ミクラーシュ(1954年生まれ)も参加。 | ||
シューベルト(1797-1828):ピアノ作品集 ピアノ4手連弾のための幻想曲 ヘ短調 Op.103, D.940 (*/+) / ピアノ・ソナタ第11番 ヘ短調 D.625 (+) /楽興の時 Op.94, D.780 (+) / ピアノ4手連弾のためのアンダンティーノと変奏曲 ロ短調 Op.84 No.1, D.823 (*/+) / ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959 (*) /4つのの即興曲 Op.90, D.899 (*) ズザナ・ザンボルスカー(P;*) スタニスラフ・ザンボルスキー(P;+) | ||
録音:2020年8-9月、ドヴォラナ・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア。 スロヴァキアのピアニスト父娘、スタニスラフ・ザンボルスキー(1946年生まれ)とズザナ・ザンボルスカー(1977年生まれ)によるシューベルトのピアノ独奏および4手連弾作品。 | ||
PAVLIK (スロヴァキア) 1枚あたり¥2970(税抜¥2700)旧譜はこちらから | ||
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 (1806) シューマン(1810-1856)/作曲者編曲: ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.129(原曲:チェロ協奏曲) (1850/1853) ミラン・パラ(Vn) マリアーン・レヤヴァ指揮 アンサンブル・オペラ・ディヴェルサ〔管弦楽〕 | ||
録音:2020年10月3日-4日、愛徳修道士会修道院、ブルノ、チェコ。ミラン [Milan] はチェコ語地域圏(ロシア語の場合、同じラテン翻字で「ミラーン」)の、マリアーン [Marián] はポーランド語&チェコ語地域圏における、それぞれ男性名。 | ||
ヤーン・ツィケル(1911-1989):交響的三部作「人生について」 〔交響詩「夏」(大管弦楽のための) Op.19 (1941) / 大管弦楽とアンドレイ・ジャルノフの詩の朗読のための 交響詩「兵士と母(戦争)」 Op.21 (1943) (*) / 交響詩「夜明け」(大管弦楽のための) Op.24 (1945-46) 〕 ペテル・ヒミチュ(朗読;*) ズビニェク・ミュレル指揮スロヴァキア国立コシツェpo. | ||
録音:2020年、芸術館、コシツェ、スロヴァキア。 ヤーン・ツィケルはプラハでヤロスラフ・クシーチカ(1882-1969)とヴィーチェススラフ・ノヴァーク(1870-1949)に、ウィーンでフェリックス・フェリクス・ヴァインガルトナー(1863-1942)に師事したスロヴァキアの作曲家。連作交響詩「人生について」は彼の代表作のひとつ。 | ||
サムイル・フェインベルク(1890-1962): ヴァイオリン・ソナタ集 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 〔 Op.12 (遺作)/ Op.46 〕 |
ミラン・パラ(Vn) カタリナ・パロヴァ(P) | |
録音:2020年10月、ベセドニー・ドゥーム、ブルノ、チェコ。 サムイル・フェインベルクはソヴィエトのユダヤ系ピアニスト・作曲家。バッハとスクリャービンの権威として知られ、21世紀に入って演奏録音のCD化のみならず、作品・編曲作品の新録音が急増している。 | ||
ヤナーチェク(1854-1928):ヴァイオリン/ヴィオラとピアノのための作品集 ■ヴァイオリンとピアノのための作品 ロマンス/ドゥムカ/ヴァイオリン・ソナタ/スプレメントゥム [Supplementum] ■ヴィオラとピアノのための作品〔全曲ミラン・パラ(1982-)編曲〕 おとぎ話/プレスト/ふるさとよ、さようなら(「消えた男の日記」第22曲) ミラン・パラ(Vn/Va) カタリナ・パロヴァ(P) | ||
録音:2020年10月、ベセドニー・ドゥーム、ブルノ、チェコ。 | ||
GOODIES ”DIRECT TRANSFER”
東京の東村山市に本拠を構えるクラシックCDの小売り店、グッディーズさんが企画した盤起こしの復刻シリーズ(編集作業を全く行っていないため、レコード盤の切れ目で曲が途切れます)。78〜 はSP復刻、33〜 はLP復刻で、 CD-R と DSD DISC は品番部分の重複無し〔33CDR-3307 という品番がある場合、78CDR-3307というアイテムは存在しません〕。 | ||
ロートSQ 〜J.S.バッハ/ ロイ・ハリス(1989-1979)&メアリー・ D.ハーター・ノートン(1894-1985)編曲: フーガの技法 BWV.1080(弦楽四重奏版) |
ロートSQ [フェリ・ロート、 イェネー・アンタル(Vn) フェレンツ・モルナール(Va) ヤーノシュ・ショルツ(Vc)] | |
録音:1934年10月21日-23日、25日、11月1日-2日、16日、12月4日、6日、14日、21日、ニューヨーク|米 COLUMBIA, 68257/66 SD 。「フーガの技法」は1740年代バッハが50歳代半ば頃作曲をはじめたが、途中で作曲者自身の視力低下のため未完のまま作曲が中断された。また演奏する楽器指定はなく、一般的な鍵盤楽器で演奏されることが多い。ここではアメリカの作曲家ロイ・ハリス(1989-1979)とメアリー・D.ハーター・ノートン(1894-1985)による弦楽四重奏版で演奏される。ロート弦楽四重奏団はオーストリア・ハンガリー帝国出身のヴァイオリニスト、フェリ・ロート(1899-1967)によって1922年に設立された。全員ハンガリー出身者で構成され、1928年アメリカにわたり活躍、レコード録音も多い。この「フーガの技法」は代表盤。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SP レコード専用 MC 型カートリッジ (3 mil 針) とコルグ の Nu1 DSD 録音機を使用した。 | ||
レオ・ブレッヒ〜モーツァルト: セレナード第13番 ト長調 K.525 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」(*) / セレナード第10番 変ロ長調 K.361 (370a)「グラン・パルティータ」(抜粋)(#) レオ・ブレッヒ指揮ベルリン国立歌劇場o. | ||
録音:1928年8月30日(*) /1931年頃(#)、ともにベルリン|英 HMV, EJ 326/7 (*), DB 4401/2 (#) 。レオ・ブレッヒ(1871-1958)はドイツのユダヤ系指揮者。ベルリン高等音楽院でピアノと作曲を修め、1893年にアーヘン市立歌劇場の指揮者になった。1899年プラハ・ドイツ歌劇場に転出、オイゲン・ダルベルトの歌劇「低地」を初演した。1906年にベルリン国立歌劇場の指揮者に任命され、1913年に総監督に昇進、以降シャルロッテンブルク歌劇場(現ベルリン・ドイツ・オペラ)、ベルリン・フォルクスオーパー、ウィーン・フォルクスオーパーの指揮者を歴任。その後ベルリン国立歌劇場に復帰し、1937年までに2846回の公演を指揮した。1937年にラトヴィアのリガ国立歌劇場の音楽監督に転出、1940年にラトヴィアがソビエト連邦に占拠されると、モスクワやレニングラードに客演して大成功を収め、モスクワ音楽院の院長を要請された。ブレッヒはこれを断りリガに戻ったが、1941年ドイツ軍がリガに侵攻したとき、親しかったナチスの文芸部員の仲介で秘密りにスエーデンに亡命、かねてから要請されていたストックホルム王立歌劇場の楽長に就任した。戦後の1949年にドイツに帰国、シャルロッテンブルク歌劇場の音楽監督に就任した。ブレッヒは1926-7年にフリッツ・クライスラー(1875-1962)と共演したベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームスのヴァイオリン協奏曲の録音で名前が知られているが、その波瀾の生涯はほとんど知られていなかった。
復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SP レコード専用 MC 型カートリッジ (3 mil 針) とコルグ の Nu1 DSD 録音機を使用した。 | ||
モーツァルトの子守歌〜ベルンハルト・フリース(1770頃-?)、 あるいはヨハン・フリートリヒ・アントン・フライシュマン(1776-1798)作 *エミー・デスティン(S) 〔ドイツ語歌唱〕 [ IRCC-5012-A (US) /1916年4月21日、キャムデン、機械式収録] *アルマ・グルック(S) 〔英語歌唱〕 [ VICTROLA, 64590 (US) /1916年2月17日、キャムデン、機械式収録] *フリーダ・ヘンペル(S) 〔ドイツ語歌唱〕 [ HMV, DA 577-A (UK) /1923年6月4日、イギリス、機械式収録] *ジークリット・オネーギン(A) 〔ドイツ語歌唱〕 [ BRUNSWICK, 15070-B (US) /1923年12月31日、アメリカ、機械式収録] *マリア・クレンコ(S) 〔ドイツ語歌唱〕 [ COLUMBIA, 2046-M (US) /1925年4月12日、電気収録] *エリーザベト・シューマン(S) ローレンス・コリンウッド指揮管弦楽団o. 〔ドイツ語歌唱〕 [ HMV, E555 (UK) /1930年2月17日-18日、ロンドン、電気収録] *エルナ・ベルガー(S) ハンス・アルトマン(P) 〔ドイツ語歌唱〕 [ POLYDOR, 47068 (Germany) /1936年6月16日、ベルリン、おそらく電気収録] | ||
録音:[/内](1916年-1936年)|含・機械式録音盤〔電気式録音以前〕の復刻。
ベルンハルト・フリース(1770頃ベルリン生まれ-?)は医師でアマチュア作曲家だった。この人の曲がモーツァルトの作品と間違われケッヒェル番号 K.350 がつけられていたが、ケッヒェル第6版番号改正のとき、フリートリッヒ・ヴェルヘルム・ゴッター(1746-1797)作詞、ベルンハルト・フリース作曲ということになったが、さらに1988年にはヨハン・フリートリヒ・アントン・フライシュマン(1776-1798)の作曲だという研究論文が発表されている。日本語歌詞は堀内敬三(1897-1983)のものがよく知られている。 エミー・デスティン(1878-1930)はプラハ生まれ。1898年ベルリン国立歌劇場でデビュー。その後ワーグナー未亡人の招きでバイロイト音楽祭、ロンドンのコヴェントガーデン歌劇場、ニューヨークのメロポリタン歌劇場に出演スーパースターになった。デスティンの録音は SUPRAPHON から1999年に The Complete Destinn (214曲収録)12CD set が出た事がある〔廃盤、入手不能〕 アルマ・グルック(1884-1938)はルーマニアのブカレスト生まれ。早期にアメリカに移住。メトロポリタン歌劇場で成功を収めた。ロシア出身の名ヴァイオリン奏者エフレム・ジンバリスト(1889-1985)夫人となり、息子にエレム・ジンバリスト・ジュニア、孫にステファニー・ジンバリストがいる。 フリーダ・ヘンペル(1885-1955)はライプヅィヒ生まれ。ベルリンのシュテルン音楽院で学び、1905年にデビューした。ベルリン宮廷歌劇場、ニューヨークのメロポリタン歌劇場に所属した。ヘンペルは1912年にこの曲をベルリンで録音していた(独 GRAMMOPHON, 76042) 。機械式録音時代に二度の録音は珍しい。 ジークリット・オネーギン(1889-1943)はストックホルム生まれ。15歳の時ミュンヘンで声楽を学び、1911年にシュトゥットガルト歌劇場で「カルメン」でオペラデビュー。この時の相手役ホセはエンリコ・カルーソーだった。その後ロシアのピアニスト&作曲家のエフゲニー・ボリソヴィチ・ルーヴォフ・オネーギン男爵(1870-1919)と結婚し旧姓のホフマンをオネーギン姓に改めた・・・と1939年に書かれた彼女の伝記には記載されているそうだが、実際にはこのオネーギン男爵は本名をアグネス・エリーザベト・オーファーベックというドイツ人女性〔リンク先:ドイツ語版 Wikipedia/本人の写真あり〕で、ロンドンの音楽界で男装して活躍、画家のヨハン・フリードリヒ・オーファーベック(1789-1869)の親戚に当たる人物だといい、もちろん本物の男爵ではなかった(1898年頃にはロシアの詩人・思想家のジナイーダ・ギッピウス(1869-1945)とも関係があったらしい)。彼女たちは1912年からアグネス・エリーザベトが亡くなった1919年まで結婚生活を送ったという。シーグリットは翌1920年に男性医師と再婚、一男をもうけた。 マリア・クレンコはロシア帝国のトムスク生まれ。モスクワ音楽院で声楽を学び、1914年ハリコフ歌劇場でデビュー。その後ボリショイ歌劇場でソリストをつとめた。フランスに移住してからヨーロッパ各国のオペラ劇場、さらにミューヨークのメトロポリタン歌劇場にも出演した。米 COLUMBIAに多くの録音を残した。これはクレンコの初録音。 エリーザベト・シューマン(1888-1952)はドイツ生まれのソプラノ。1909年にハンブルク歌劇場でデビュー。ヨーロッパ各地のオペラ劇場に出演した。1938年アメリカに移住し1944年市民権を得た。モーヅァルト、シューマン、シューベルトの歌曲の録音を残した。 エルナ・ベルガー(1900-1990)はドレスデン生まれ。第1次世界大戦後一家は南米に移住し、1923年に生地のドレスデンに戻った。1925年にドレスデン歌劇場でデビュー、その後ヨーロッパ、アメリカの歌劇場に出演した。戦後間もなく来日しビクターに録音した。 復刻には「音のエジソン」 http://www.otono-edison.com/ SP レコード専用 MC 型カートリッジ (3 mil 針) とコルグ の Nu1 DSD 録音機を使用した。 | ||
RUBICON CLASSICS (英) 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)長年ワーナー・クラシックスとドイツ・グラモフォンで要職を務め、2009年以降 2017年現在 ONYX CLASSICS のエグゼクティヴ・プロデューサーも務めるマシュー・コスグローヴ氏が設立、2017年1月からリリースを開始したイギリスのレーベル。第一線で活躍する世界的アーティストたちの演奏を発売する ONYX に対し、 Rubicon は才能を持ち次代を担うべき若きアーティストたちの「クリエイティヴ・ホーム」となるべく立ち上げられたという。#2021年3月下旬以降発売予定。旧譜はこちらから。 | ||
シチリアン・トラヴェラー スルハン・ツィンツァーゼ(1925-1991):ジョージア民謡の主題による7つの小品 コミタス(1869-1935):アルメニアの民謡と舞曲集 サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912):24の黒人の旋律集 Op.59 より 〔第20曲「巡礼歌」/第10曲「ディープ・リヴァー」〕 ベーラ・バルトーク(1881-1945):ルーマニア民俗舞曲集 Sz.68 ニコス・スカルコッタス(1904-1949):36のギリシャ舞曲集 AK 11 より 〔シリーズ1 第3曲「イピロティコス」/シリーズ1 第2曲「クリティコス」/ シリーズ3 第3曲「クレフティコス」〕 アレッシオ・ピアネッリ(1989-)/作曲者編曲:シチリア民謡の主題による変奏曲(チェロと弦楽のための編曲版) アレッシオ・ピアネッリ(Vc/ディレクター)アヴォス室内o. | ||
録音:2019年11月28日-12月1日、テアトロ・ドン・ボスコ、ローマ。イタリア、シチリア等出身の若き注目チェリスト&作曲家、アレッシオ・ピアネッリが Rubicon(ルビコン)から登場!ピアネッリはパレルモでジョヴァンニ・ソッリマニ、バーゼルでトーマス・デメンガに師事し、アントニオ・ヤニグロ国際チェロ・コンクールなど複数の国際コンクールで入賞、作曲家としてはイタリアのラヴェンナ音楽祭と「100チェロ」が主催する国際作曲コンクールで最優秀賞も獲得している。2018年にはボルレッティ=ブイトーニ財団賞のフェロウシップも受賞し、「アヴォス・ピアノ・カルテット」のメンバーとして2018年、2020年などに来日経験のあるアレッシオ・ピアネッリが、ジョージア、アルメニア、ルーマニア、ギリシャからシチリア島へ、様々な文化を旅する音楽旅行。地中海の中心に位置するため、何世紀にもわたって多くの文明が横断し、多様で豊かな文化を育んできたシチリアのアイデンティティを探るプロジェクト。各地の民謡・民俗舞曲をテーマにした作品をピアネッリがチェロと弦楽のための編曲を施し、才気煥発なアレンジとヴィルトゥオージティを披露している。 | ||
AUDITE (独)
#2021年4月中旬以降発売予定。旧譜はこちらから 。 | ||
K[NOW]N PIANO 〜ピアノ音楽250年の対話 J.S.バッハ:前奏曲 ハ長調 BWV.846-1 (1722) /ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 〜アリア (1741) モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲」〜第3楽章 ロンド (1784) / ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K.545 〜第1楽章 アレグロ (1788) ベートーヴェン:エリーゼのために イ短調 WoO.59 (1810) シューベルト:即興曲 変イ長調 Op.90 No.4, D.899 (1827) ショパン:夜想曲第7番 嬰ハ短調 Op.27 No.1 (1836) シューマン:トロイメライ Op.15 No.7 (1838) /ロマンス第2番 嬰ヘ長調 Op.28 No.2 (1839) メンデルスゾーン:巡礼の歌 変ロ長調 Op.67 No.3 MWV U 102 (1845) ゴッツチョーク:バナナの木 ハ短調 Op.5 (1846) リスト:愛の夢第3番 変イ長調(1850) /ラ・カンパネッラ S.141 (1851) ブラームス:バラード第4番 ロ長調 Op.10 No.4 (1854) / グリーグ:孤独なさすらい人 Op.43 No.2 (1886) アルベニス:「スペインの歌」〜前奏曲 Op.165 No.1 (1890) / ドビュッシー:月の光 L.75-3 (1890) ラフマニノフ:前奏曲〔第4番 ニ長調 Op.23 No.4 (1901) /第5番 ト短調 Op.23 No.5 (1901) 〕 ラヴェル:水の戯れM.30 (1901) / ペルト:アリーナのために(1976) ジミン・オウ=ハヴェニート(P|使用楽器:ベーゼンドルファー) | ||
録音:2020年7月8日-10日、ゼンデザール、ブレーメン。韓国が誇るピアニスト、ジミン・オウ=ハヴェニートのauditeレーベル第3弾はバッハからペルトまで、250年の鍵盤作品を収録したアルバムK[NOW]NPIANO〜「ピアノ音楽250年の対話」。タイトル通り、知られた(KNOWN)ピアノ作品としては、J.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集の「前奏曲」にはじまり、モーツァルトの「トルコ行進曲」、ベートーヴェンの「エリーゼのために」、リストの「ラ・カンパネッラ」、ラヴェルの「水の戯れ」など名曲。一方、今(NOW)、オウ=ハヴェニートが演奏・録音すべきと思うペルトの「アリーナのために」も収録。コロナ禍で収録された当アルバム。その今を伝える繊細な解釈によって演奏を締めくくっている。オウ=ハヴェニートは国立ソウル大学校卒業後、ケルン音楽舞踊大学にて研鑽を積み現在ドイツを拠点に活躍している。録音としてはのちの夫となるレイムンド・ハヴェニートとともに1990年代に録音したウルリヒ・レインデッカーのピアノ作品集などをリリースしている。円熟を増したオウ=ハヴェニートの演奏は深みがあり、ベーゼンドルファーを用いて演奏している。 | ||
CLAVES (瑞) 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)旧譜はこちらから。 | ||
J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV.232
[ソロ]アレクサンドラ・レヴァンドフスカ(S1;「キリストよ、憐れみをお与え下さい」「われは信ず」) ゾーエ・ブルックショウ(S1;「神なる主 」) マリアンネ・ベアーテ・シェラン(S2) アレックス・ポッター(男性A) ヴァレリーオ・コンタルド(T) シュテファン・マクロード(B) [リピエーノ]アンネ=キャスリン・オルセン(S) クリステル・ムーニー(A) オリヴィエ・クワッフェ(T) ヤロミル・ノセク(B) アレクシス・コセンコ(トラヴェルソ) エマニュエル・ラポルト(Ob) オリヴィエ・ピコン(Hr) ギイ・フェルベ(Tp) リーラ・スケイフ(Vn) ロエル・ディールティエンス(Vc) フランソワ・ゲリエ(Cemb) フランシス・ヤコブ(Org) シュテファン・マクロード指揮リ・アンジェリ・ジュネーヴ〔管弦楽・声楽アンサンブル〕 | ||
録音:2020年10月、エルネスト・アンセルメ・スタジオ、ジュネーヴ。サウンド・エンジニア、エディティング、マスタリング:マルクス・ハイラント(Tritonus Musikproduktion)。実力派バス歌手シュテファン・マクロードが2005年に結成したリ・アンジェリ・ジュネーヴ。新型コロナウィルス感染拡大により演奏活動が制限される中、2020年10月に「 ロ短調ミサ」の録音が実現した。古楽アンサンブルの名団体として知られるリ・アンジェリ・ジュネーヴ。可変アンサンブルでピリオド楽器を用いて演奏する当団の特徴は、レパートリーに問わず声楽メンバーを舞台上の前列に配置しており、これは声楽がもつ詞のパワーそして豊かなアンサンブルを全面に押し出すことを目的としている。当セッションでは舞台上に円を形成し、中心のマイクを取り囲む形で録音された。とりわけバッハ作品を中心としたレパートリーで高い評価を得ており、Clavesレーベルからリリースしているマタイ受難曲(50-3012)は各誌で絶賛された当団の代表的な録音。バッハの最後の完成作である「ロ短調ミサ」。当演奏での注目は6人のソロと4人のリピエーノ、計10人の最小編成による声楽陣。バッハのほとんどのカンタータやヨハネ受難曲では8人、マタイ受難曲では2つの合唱パートに16人で構成され、「 ロ短調ミサ」でも12人の編成するのがより理にかなっているが、マクラウドはこの状況下で10人での演奏を実現させた。適切な人数の合唱とオーケストラのメンバー、そして独唱者たちによって、より親密なアンサンブルが醸成されており、コロナ禍の厳しい状況のなかでも常に新しいアプローチに挑戦する当団が、溢れでる音楽への悦びを全身全霊で表現した注目録音。今回も豪華歌手陣に注目。ソプラノのゾーエ・ブルックショウマクラウドはバッハ・コレギウム・ジャパンの「第九」の録音(BISSA-2451)でも高い歌唱力で評価された実力派。この他、ソプラノのアレクサンドラ・レヴァンドフスカ、アルトのアレックス・ポッター、テノールのヴァレリーオ・コンタルドはマタイ受難曲の録音でも存在感を示した注目の歌手。マクラウドが練り上げてきた密度の濃いアンサンブルそして豊かな表現で挑んだ心温まる「ロ短調ミサ」の録音。 | ||
ピエール・ヴィスメール:交響的音楽と協奏曲集〜新録音とアーカイヴ録音による ディヴェルティメント/クラリネット協奏曲(*) /ギター協奏曲(#) / ピアノ協奏曲第3番(+) /バレエ「アレルト、ピュイ21!」による交響組曲(**) ポール・メイエ(Cl;*) ティボー・コーヴァン(G;#) ジャン=ジャック・カントロフ指揮オー=ド=フランス地域圏ドゥエo.(無印/*/#) ユリ・ブーコフ(P;+) ルイ・ド・フロマン指揮(+) ピエール・ヴィスメール指揮(**) ルクセンブルク放送so.(+/**) | ||
録音:2020年10月、アンリ・デュティユー・ホール、ドゥエ(無印/*/#) /1976年(+)、1965年(**)、ラジオ・テレビジョン・ルクセンブルク内スタジオ、ルクセンブルク(+/**) |プロデューサー、サウンド・エンジニア、エディティング&マスタリング:イェンス・ブラウン(Take5 Music Production)。 Clavesレーベルが力を注いでリリースしているジュネーヴ生まれのフランス人作曲家ピエール・ヴィスメールの作品。当アルバムではカントロフ指揮オルケストラ・ド・ドゥエ・レジョン・オー=ド=フランスによる新録音とルクセンブルク放送からのアーカイヴ録音の2枚組。1915年、スイス、ジュネーヴ生まれのフランス人作曲家ピエール・ヴィスメール。ジュネーヴの音楽院で作曲を学んだ後、1935年から三年間パリ音楽院にてロジェ=デュカスに師事、またエコール・ノルマル・ド・ミュジックではシャルル・ミュンシュに指揮を学んだ。第2次世界大戦でスイスに帰国するも49年にはパリに戻り、58年にフランス国籍を取得している。フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、ルーセルからの影響を受けながら、その後はストラヴィンスキーの音楽からも影響を受けていった。ヴィスメールはジョリヴェやトマジのように協奏曲のジャンルを開拓し、様々な楽器のために作品を残した。当アルバムではクラリネット協奏曲、ギター協奏曲(世界初録音)を収録。ポール・メイエ、ティボー・コーヴァンという当代きっての名手をソリストに迎えており、充実の演奏を堪能出来る。アーカイヴではユリ・ブーコフ独奏のピアノ協奏曲第3番を収録。この作品の初演は1974年9月10日、小泉和裕指揮フランス国立o. による演奏でピアノはユリ・ブーコフだった。当録音は初演から2年後となる。最後に作曲家自身の指揮によるバレエ「アレルト、ピュイ21!」(「21個の井戸に気を付けて!」)による交響組曲も収録している。ヴィスメールの協奏曲集(ヴァイオリン協奏曲第2番、トランペット協奏曲、コンチェルティーノ・クルーズ、他)(50-1811)も好評発売中。 | ||
NAIVE 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)#2021年4中旬以降発売予定。旧譜はこちらから。 | ||
OPUS 111 | ||
ヴィヴァルディ・エディション Vol.66 〜ファゴット協奏曲集 Vol.5 〔イ短調 RV.497 /ハ長調 RV.467 /ハ長調 RV.476 /ヘ長調 RV.489 /ヘ長調 RV.486 /ハ長調 RV.479 /ニ短調 RV.481 〕 セルジオ・アッツォリーニ(Fg)指揮ロンダ・アルモニカ | ||
録音:2018年8月、アリアデッロ教会、ソレジーナ、イタリア。超絶技巧と熱狂、前衛性に満ちたヒリヒリするヴィヴァルディ!凄腕ファゴット奏者アッツォリーニのソロが唸りまくるファゴット協奏曲集、第5弾。バックは第4集から共演しているロンダ・アルモニカで、木管楽器、テオルボ、リュート、ギター、ハープ、オルガン、チェンバロなどを駆使した大き目の編成をとっている。木管楽器の追加は当時ヴェネツィアで一般的に行われていたもので音響に刺激と彩りを与え、かつ独奏ファゴットとの親和性も獲得。オルガンやリュートのあっと驚く用法にも注目。ファゴットのために異例なほど多くの協奏曲を見事な完成度で書いたヴィヴァルディ。どの曲もヴァイオリン協奏曲と同じように多分に技巧的でありながら霊感にあふれ、鮮烈なイメージを想起させるドラマ性を内包した楽想を持ち、演奏如何によってはどこまでも面白くなる底なしの魅力を持った音楽。音響デザインの前衛作品のごときオーケストラと、その中から飛翔する史上最高に輝かしいファゴットが織り成す迫真のドラマ。アッツォリーニの創意あふれる作りこみ、研ぎ澄まされたアイデアの数々がこれらの作品に新たな命を吹き込む。いくつか挿入された大胆不敵なカデンツァは、アッツォリーニがヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲の楽譜を研究して編み出した物。ピゼンデルが筆写したと思われるヴィヴァルディ本人の手によるRV202のカデンツァなどを基にしたこだわりのカデンツァ。またRV497ではオーケストラを「安らぎ」と「憂鬱」を対比させる2重合奏として編成、特殊な効果を上げている。「ヴィヴァルディは非常にシンプルでありながら、同時に非常に奥深い音楽を書き、私たちを感動させることが出来る。誰の心をも震わせることができ、不滅の希望を与えることができる、計り知れない天才だと確信している」(セルジオ・アッツォリーニ) | ||
LE PALAIS DES DEGUSTATEURS (仏) 特記以外 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)国内&当店未案内旧譜。フランスのパレ・デ・デギュスタトゥール音楽祭傘下のレーベル。「パレ・デ・デギュスタトゥール」は「ワイン鑑定人たちの館」という意味。香り立つような美演をご堪能頂ける。#2021年4月中旬以降発売予定。旧譜はこちらから。 | ||
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 〔第13番 変ホ長調 Op.27 No.1 /第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2 「月光」/第17番 ニ短調 Op.31 No.2 「テンペスト」〕 ドミニク・メルレ(P) | ||
録音:2016年10月10日-11日、ピエール・マルボ・スタジオ 4分33秒、イヴリー=シュル=セーヌ、フランス。1938年フランス生まれのピアニスト、ドミニク・メルレが2016年に録音した最新盤(録音時78歳)の登場。1957年のジュネーヴ国際音楽コンクールでは、あのマルタ・アルゲリッチとともに第1位を受賞した実力をもつメルレは名教師としても知られ、これまでにジャン=マルク・ルイサダ、フィリップ・カサール、フランソワ・フレデリック・ギイ、福間洸太朗らを輩出している。自身の芸術は唯一無二の美しさ。特にベートーヴェンは得意とし、ピアノ・ソナタ第5番、第32番、エロイカ変奏曲(PDD-003)もリリースしている。今回は「月光」「テンペスト」を収録の注目盤。芳醇に香る美しいタッチと詩情あふれる歌心で聴き手を魅了する。 |