OTAKEN RECORDS

1枚:¥2415(税抜¥2300)





 一風変わったLP、SPからの復刻でマニアを唸らせているOTAKEN RECORDSは、ヴァイオリニスト 辻井淳 氏(現・新日本フィル正式客員コンサート・マスター)の自主製作レーベル「ISODA」のプロデューサー、太田憲志 氏が興した復刻レーベル。
 ポリシーとしては、
 1)ノイズリダクション、エンハイサー等のデジタルリマスタリングを極力排し、初期LP盤の音の魅力を、ありのままに再現しようとした。
 2)SP盤復刻の場合は各盤面のつなぎを排し、盤面ごとにトラックを設けた。
 3)CD制作にあたっては、音質劣化の要因となるパソコンへの音楽信号の取り込みや、パソコンでのCD-R複製は一切行なわず、音楽専用業務用CDレコーダー、デュプリケーターを使用した(注:CD-R盤時の物)。
 4)アナログ配線部は、ピュアナチュラルトーンで定評のあるISODAケーブルを可能な限り使用した。
 5)発売当時、高針圧のSP針でかけられた機会が多かったと思われる最初期のLP盤には、現存するミント盤が少ないが、原盤の選定にはかなりの時間と労力を費やした。
 などとされている。
 堅実なファンを持つカイルベルトの戦中録音や、フルトヴェングラーのレア盤起こし、そして今後も一般のレーベルからは発売されることがないであろう覆面指揮者の録音など、CDフォーマットではこのレーベルでしか聞くことのできない録音も多く、まさにマニア向けのアイテム揃い。また、2005年に発売された当レーベル初のCDプレス盤、フルトヴェングラー「バイロイトの第9」(TKC-301)はその音質の良さから空前のヒットを記録。その音質的成功もあって、プレス盤も含め定期的に新譜も発売されており、今後にも期待できるレーベルだ。
 なお、紹介文中の「」内コメントは基本的にレーベル提供のものですが、固有名詞等、表記を変更している場合がございます。
 
2007年11月に、CD-Rのアイテムは全点廃盤になりました。今後の入荷予定はございません。


OTAKEN RECORDS(プレス盤のアイテム)
フルトヴェングラー、バイロイトの「第9」
 初期HMV.1st フラットプレス、国宝級超ミント盤を復刻!

  ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
エリーザベト・ヘンゲン(A)
ハンス・ホップ(T)
オットー・エーデルマン(B)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
バイロイト祝祭o.&cho.
 録音:1951年7月29日、バイロイト祝祭劇場、ライヴ。原盤:HMV。
 これまでCD-Rで良質なSPやLPを復刻して来たOTAKENレーベルだが、ついにプレスCD盤のアイテムが登場。第1弾として名盤の誉れ高いフルトヴェングラー、バイロイトの「第9」を高音質で復刻。音質の良さからネット等でも話題で評判も非常に良く、フルトヴェングラー・ファンなら必携といえそうだ。
 「世の中には夢のような話が現実になることがあるものですが、例えばバイロイトの『第九』の初期HMV盤がほとんど手付かずの状態で発見されるなどという話は、コレクターの夢として語られることはあっても実際にはなかなかありえないことではないでしょうか?もしそのような話があればそれは私共音楽ファンにとっては高額宝くじに当るより嬉しく心踊る出来事に他なりません。さてこの度小生はその夢のようなお話に現実に遭遇させて頂く幸運に巡り合うことができました。ものはそのバイロイトの『第九』。英製と同レーベル・デザイン、同プレス規格と思われる豪HMV初期1st.フラットプレスの国宝級否、世界遺産級のミント盤が在阪某所で発見されたのです。レーベルヒゲの皆無はもちろんのこと2楽章の極浅キズ以外はプレス工場から今あがって来たかのようなほれぼれするような立体的盤面です。ともかく通針の形跡がほとんど感じられず後にも先にもこのようなHMV初期フラット盤は他にないのではないでしょうか? 今回、その所有者及び仲介者の方の全くのご好意でなんとそれを3日間借り受けることが出来早速復刻の運びとなりました。はたしてこれは今までに聴いたことのないすぐれた音質のバイロイト盤であることは言うまでもないことです。百聞は一聴にしかず、フルトヴェングラー・ファンの方はもちろんすべてのクラシックファン必聴の音源です。もちろん復刻に際しては音質劣化を招くデジタルリマスタリングはなしで、フォノ端子を介してプレーヤーと業務用CDレコーダーを直結しただけのシンプルな構成での可能なかぎりの原音再生を心がけましたので、どうぞ安心してこの世界の至宝をご鑑賞くださいませ。」(オタケンレコード 太田憲志)
プレス盤第2弾
 〜ホロヴィッツ&セルのチャイコフスキー

 チャイコフスキー:
  ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調Op.23(*)
 ショパン:
  ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35(#)/
  バラード第1番 ト短調Op.23(#)/
  夜想曲第5番 嬰ヘ長調Op.15-2(#)
 リスト:巡礼の年第1年「スイス」〜泉のほとりで(#)/
      ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調(#)
ヴラディーミル・ホロヴィッツ(P;*/#)
ジョージ・セル指揮(*)
NYP(*)
 録音:1953年1月12日、カーネギーホール、ライヴ(*)/1947年&1950年(#)。原盤:RCA(#)。
 第1弾、フルトヴェングラー「バイロイトの第9」(TKC-301)が音質の良さで大ヒットとなった同レーベルCDプレス盤、第2弾はホロヴィッツ&セルのチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」ライヴ、極上プライベート盤LPより復刻!
 「某音楽評論家秘蔵、極上プライベート盤より復活! このCDのチャイコフスキーの音源は、某音楽評論家先生が全くのご好意で提供して下さった先生秘蔵のプライベート盤です。先生によればこの音源は往年先生が渡米された折入手されたもので、米RCA社が発売すべく正式録音したが何らかの理由で発売中止となり外部流出してしまったそのオリジナルテープから作られたそうです。さてこのプライベート盤の音は信じられないぐらいすばらしくホロヴィッツの超絶的な演奏とも相まってチャイコフスキー第1ピアノ協奏曲録音の第1席に来るべきものではないかと思われます。ホロヴィッツ・ファンの方だけでなくすべてのクラシックファン必聴の音源と言えましょう。盤の保存状態も申すまでもなく極上でキズ皆無はもちろんプチノイズもほとんど目立ちません。CD化に際してはこれまでのオタケンCD同様デジタルリマスタリングはなしでオリジナルのままの音と演奏をお楽しみいただけます。この貴重な音源を私ども一般リスナーに惜しむことなくご提供下さいました先生に厚く御礼申し上げます。尚、併録はショパン、リストのソロ作品で、こちらは米RCAビクター正規盤の良品からの復刻です。」(オタケンレコード 太田 憲志)
ファン垂涎、幻のレーベル
 仏デュクレテ・トムソン盤より復刻 !!
  アンゲルブレシュトのフォーレ「レクイエム」他

 フォーレ:レクイエム(*)
 ドビュッシー:海(#)
 ベルリオーズ:
  「ファウストの劫罰」より(+)
   [ラコッツィ行進曲/妖精の踊り/
    鬼火のメヌエット]/
  序曲「ローマの謝肉祭」(+)
フランソワーズ・オジェア(S;*)
ベルナール・ドゥミニー(Br;*)
ジャンヌ・ボドリー=ゴダール(Org;*)
デジレ=エミール・
 アンゲルブレシュト指揮(*/#)
フランス国立放送o.(*/#)、同cho.(*)
アンドレ・クリュイタンス指揮(+)
パリ・オペラ座o.(+)
 録音:1955年1月-2月(*)/1954年1月11日(#)/1950年代初頭(+)。原盤:仏 Ducretet-Thomson (*/#)/仏 Columbia 10インチ盤(+)。おそらく(+)は当盤が初CD化となるもの。TESTAMENT や MUSICAL NOTE から出た復刻シリーズにも含まれていないようだ。(*/#)はTESTAMENTからCD化されており、 2005年には GREENDDOR からも LP 版起こし復刻盤が発売されているので、聴き比べというのも面白いだろう(GDCL-0012、0014)
 「この、世にも美しいフォーレのレクイエムの演奏が刻まれている当CDの音源となったレコードは、音盤ファン垂涎の的、仏デュクレテ・トムソンレーベル、オリジナル盤で、例のバイロイトの第9と同じくN氏の提供によるものです。フォーレのレクイエムと言えば古くはクリュイタンス盤が、少し下ってはコルボ盤が有名ですが、それらより以前にほぼ決定的とも言える名演奏が残されていたことは驚きでもあり、その発見は音盤ファンとしてこの上もない喜びでもあります。よく調べるとアンゲルブレシュトの本録音や他曲のライブ盤はこれまでにもCD化がなされてきておりますが、今回のオリジナル盤の復刻にはフランス音楽を鑑賞するにあたって抗しがたい魅力となるフランスの香りと気品が感じられます。まるでこのCDがフォーレの生きた時代の雰囲気と文化の匂いの玉手箱であるかのような感があります。一人でも多くの方に当CDを開けていただき古き良きフランスを体験していただければ幸いです。尚、盤の状態はこれまでのオタケンCD同様極上でキズ皆無は勿論のことプチプチノイズもほとんど目立ちません。又、デジタルリマスタリングもこれまで同様なしでオリジナルの演奏と録音の魅力を安心してご堪能いただけます。併録はオリジナル盤B面収録のドビュッシーの海でこちらもレクイエムに勝るとも劣らぬ名演です。今回さらに余白部に、これ又フランスの香気ただよう仏コロムビア初期10インチ盤よりクリュイタンスによるベルリオーズの名小品も収めさせていただきましたので併せお楽しみくださいませ。」(オタケンレコード 太田憲志)
フルトヴェングラー、
 初期HMV盤の未開封新品LPからの復刻(*)

 バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番(*)
 ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」 Op.73(#)
ユーディ・メニューイン(Vn;*)
エトヴィン・フィッシャー(P;#)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1953年9月12日&13日(*)/1951年2月19日&20日(#)、以上ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ。原盤:米HMV LHMV-3(*)/米HMV LHMV-4(#)。
 「遂に、フルトヴェングラー初期HMV盤の未開封新品発見!ものは米LHMV-3の品番を持つメニューインとのバルトークのヴァイオリン協奏曲。例のN氏のコレクションの中から発見され、同氏の全くのご好意でこの度CD化を許されました。フルトヴェングラーの演奏はベートーヴェンなどにおいてその真価が発揮されるのは言うまでもないことですが、前衛的な面を持つこうした近代作品においてこそフルトヴェングラーの天才が際立つのも事実です。全く古さを感じさせない録音とも相まって今までに聴いたことのない氏の新境地が開けたと言って過言ではないでしょう。メニューインもこの時期の氏との一連の協奏曲録音の中でこのバルトークが一番良いのではないかと思われます。私事で恐縮ですが実際小生が知人の演奏家達のレコーディングでいつも使っているホールにフルトヴェングラーとメニューイン現われて小生がそのモニター室でレコーディングに立ち合っているかのような錯覚に襲われて板起こし中震えが止まりませんでした。これはフルトヴェングラーの録音中音楽的にもオーディオ的にも最もすぐれたものの一つに数えられるのではないでしょうか。
 カップリングは言わずもがなのフィッシャーとの皇帝。米LHMV-4の品番を持つこちらは未開封ではありませんがバルトークに準ずるミント盤です。但し録音年代が多少古く(1951年)、音的にはバルトークのようにはいきませんが、それでも既存盤とは異次元の音を聴かせます。」(オタケンレコード 太田憲志)
フルトヴェングラーのモーツァルト40番、
 英HMV、SP盤よりストレート復刻!
  &鮮明靴音、唸り声入り「グラン・パルティータ」

 モーツァルト:
  交響曲第40番 ト短調K.550(*)/
  セレナード第10番 変ロ長調K.361「グラン・パルティータ」(#)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
VPO(*)、
ウィーン・フィルハーモニー
 管楽アンサンブル(#)
 録音:1948年12月7日-8日、1949年2月16日、以上ウィーン、ムジークフェラインザール(*)/1947年11月10日-12月3日、ウィーン、ブラームス・ザール(#)。原盤:英HMV 78rpm D.B.9441-3 (*) /独エレクトローラ E 91 175 (#)。
 「昨今、音盤に刻まれたかつての名演奏の版権が切れだし、誰でも自由にそれらを複製し多くの人々に提供できる有り難い時代になりました。しかしここで復刻盤製作者に要求されることは、原盤をいかに忠実に複製するかの一言に尽きるかと思います。雑音を取り過ぎて演奏者のキャラクターまで消してしまったり、パソコンで音をいじくり回して原音と似ても似つかぬものとしてしまったりすることは、厳に謹まなければなりません。もし綺麗な盤と巡り合うことが出来たなら、それをそのままストレートに複製するにこしたことはないのです。幸い今回、品川征郎氏の盤庫で発見された本CDの原盤となったレコードは、何れも状態の良いもので、何も足さず引かずのストレート復刻が可能となりました。40番はオリジナル盤も含めLPは音質的に満足出来るものがこれまでなく、今回SPを復刻するに及び初めて十全な再生が可能となりました。又、グラン・パルティータの方もフルトヴェングラーのありがたい?唸り声や靴音までも鮮明にとらえた大変クリアーな音質を実現しております。しかし今回それらのことより重要なことは、ここでは本当に涙の出るぐらい美しい音楽が鳴っていることで、改めてモーツァルトを始めフルトヴェングラー及びウィーン・フィルのメンバーへの感謝の念でいっぱいになりました。この思いをモーツァルト・イヤーの今年、一人でも多くの方とお分かち出来ればと存じ上げる次第です。」(オタケンレコード 太田憲志)
バックハウス&カンテッリ、良質復刻
 ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58 (*)/
  ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調Op.81a「告別」(#)/
  ピアノ・ソナタ第25番 ト長調Op.79「かっこう」(#)
 シューベルト:即興曲 変ロ長調Op.142-3 D.935 (+)
 ショパン:練習曲 ヘ短調Op.25-2(+)
 シューマン:「森の情景」〜予言の鳥Op.82-7(+)
 モーツァルト:
  ピアノ・ソナタ第11番 イ長調K.331〜トルコ行進曲(+)
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
グィド・カンテッリ指揮(*)
NYP(*)
 録音:1956年3月18日(*)/1954年3月30日(#)/1956年4月11日(+)、以上カーネギーホール、ニューヨーク、ライヴ。原盤:米ペンザンスPR 39 (*) /米ロンドン LL.1108-9 金文字赤レーベル (#)/独デッカ SLA 25036-D の 10面 (+)。(*)はかなり珍しい演奏で、ANDROMEDAから再発されるまで10年以上入手困難だったもの。音質的にはおそらく当盤が勝るはず。
 「私たちはその人の風貌やその人に対する世評によってその人に対する固定観念を持ってしまいがちになります。私ども一般リスナーのバックハウスの演奏に対するイメージはキレが良いとは決して言えないもこもこした音、しかしその中より自ずと滲み出るあの風貌とマッチした不器用だが風格ある演奏、といったものではないでしょうか?これが名盤と言われるベートーヴェンやブラームスの正規録音盤によって長年私どもが培ってきたバックハウスのイメージと言ってほぼ間違いのないところでしょう。ところがこの度、能楽師にしてバックハウス音盤収集家の幸信吾(こう しんご)氏提供の音源によって私どものバックハウスの演奏イメージは完全にくつがえされました。ちなみに氏は「バックハウスの真の良さを多くの人々に知っていただきたいとの一念で」代理店を通じ当方にご自身のLPコレクションのCD化をリクエストしてこられ、今回はそれに答えるものです。ともかくホロヴィッツのチャイコフスキーで前回にわかに注目を集めた米ペンザンスレーベルからのベートーヴェンの第4コンチェルトはポリーニより指がまわり、アルゲリッチより音楽が推進する名演奏です。そしてアンコールの『トルコ行進曲』。おそらくこれを越える演奏は後にも先にもないのではないでしょうか?」(オタケンレコード 太田憲志)
フルトヴェングラー、1954年ルツェルンの「第9」
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
エルザ・カヴェルティ(A)
エルンスト・ヘフリガー(T)
オットー・エーデルマン(Br)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
フィルハーモニアo.、ルツェルン祝祭cho.
 録音:1954年8月22日、クンストハウス、ルツェルン、ライヴ。音源:スイス放送局(バーゼル)。
 意表を突いて1954年ルツェルンの「第9」。TAHRAから既出の音源だが、同レーベルならではのこだわったリマスタリングが期待できる。フルトヴェングラー・マニアなら買いの逸品だろう。
 「フルトヴェングラーの生を聴いたことのない私どもの夢は、やがて天国に行った時、天国でのフルトヴェングラーの演奏会に行くことに他なりませんが、もし今のこの世で氏の実演に限りなく近いものが聴けるなら、これを現代の奇蹟と呼ばずして何を奇蹟と呼ぶのでしょうか?
  この度、某所から提供された音源によって再現されたルツェルンの『第九』は今から50年以上前の当演奏会場に私どもを連れて行ってくれます。この音源は従来のいわゆるディジタル・リマスタリングの手法ではなく、投下された物量は半端なものではないが、きわめてシンプルかつナチュラルな原理によって構築され、元から有るものに何かを引いたり足したりするのではなく、元から有るものを歪みなく十全に引き出すことを旨とする手法によってリマスタリングされました。ともかくまずこの音を聞いてみてください。すべてが在るがままで、今まで隠されていたものがすべて明らかにされたと言っても過言ではないでしょう。バイロイトの『第九』が私どもの人生に意義を与えるものであるとするならば、このルツェルンの『第九』も同等、否、フルトヴェングラーにほぼ直に触れることが出来るという意味においては、それ以上の意義を与えるものと言えるのではないでしょうか?この喜びをすべての音楽を愛する方々とお分かち出来ることを念じる次第です。この演奏は、フルトヴェングラー自身が非常に満足した演奏で、彼は楽員に感謝の意を表明した、とのことです。この音ならそれは納得出来るし、天国のフルトヴェングラー氏もきっと喜んでくださるのではないでしょうか?」(オタケンレコード 太田憲志)。
プリムローズ&シェルイ、
 ライナーのバルトーク

 バルトーク:
  ヴィオラ協奏曲(*)/
  管弦楽のための協奏曲(#)
ウィリアム・プリムローズ(Va;*)
ティボール・シェルイ指揮(*)
ロンドン新so.(*)
フリッツ・ライナー指揮(#)
シカゴso.(#)
 録音:1950年代前半、ロンドン、キングズウェイ・ホール(*)/1955年10月22日、シカゴ、オーケストラ・ホール(#)。原盤:米 BARTOK RECORDS # 309 (*)/音源:米RCAビクター(#)。共に原盤レーベルから、(*)はBARTOK-1309で、(#)は82876-61390-2(ハイブリッドSACD)でCD化されている。共に音質を売りにしたレーベル&シリーズで既発売の録音だけに、今回の板起こし発売との音質比較が楽しみ。
 「今回、オタケンCDのために某氏から提供されたレコードは、何とバルトークの子息にして、すぐれたレコーディング・エンジニア、ピーター・バルトークの主宰したバルトーク・レコーズの一枚です。しかも曲目は、父・ベラの遺作『ヴィオラ協奏曲』で、さらに演奏者がこの曲の依頼者プリムローズとこの曲の完成者T.シェルイの指揮という豪華版です。
  この曲の初演は1949年で、1955年刊の「THE DISC BOOK」(米)にはすでにこのレコードが掲載されていることから、この録音は1950年代前半であったと推定されます。前掲書にはさらにバルトーク・レコーズの紹介もあって、それによれば、少ないが厳選されたカタログと「ハイ・ファイ」マニアが高く評価する音質を特徴とするレーベル、とあります。なるほど納得の演奏であり音質と言えましょう。
  カップリングは言わずもがなのライナー・シカゴ響の『オケ・コン』。今回は某所提供のテープ音源で、『ルツェルンの第九』(TKC-307)同様、特製オタケン・リマスタリングで再現しました。驚きのステレオ臨場感をお楽しみくださいませ。」(オタケン・レコード 太田憲志)
フルトヴェングラー、バイロイトの「第9」
 なんと制作関係者所持の予備マスター !? からの復刻!!
 当レーベルからは2度目の同演奏復刻だけに、期待大

  ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調Op.125「合唱」
エリーザベト・
 シュヴァルツコップ(S)
エリーザベト・ヘンゲン(A)
ハンス・ホップ(T)
オットー・エーデルマン(B)
ヴィルヘルム・
 フルトヴェングラー指揮
バイロイト祝祭o.&cho.
 録音:1951年7月29日、バイロイト祝祭劇場、ライヴ。原盤:HMV。音源:プライヴェート・アーカイヴ。
 今回の復刻は、「腰をぬかさんばかりの高音質」と謳われており、制作関係者所持の予備マスターからディジタル・コピーした音源を使用したとの事。先に当レーベルからも豪 HMV 初期1st.フラット・プレス盤からの盤起こしCD(TKC-301)が発売され、音質の良さが話題となったが、それをさらに別ヴァージョン、しかも同じくプレス盤で発売すると言う事で、これは相当な高音質が期待出来る。
 「おお友よ。これまでのような音ではなくもっと良い音の『バイロイトの第九』を。」
 「この度、さる信頼できる筋から提供されたこのCDの原盤となった音源は、某製作関係者が所持していた予備マスターのデジタルコピー、とのことです。通常、レコーディング時には本番マスターとは別に予備マスターを製作し、別所に保管して本番マスターのトラブルに備えますが、その意味では『バイロイトの第九』にも予備マスターが存在しても少しも不思議はないと言えます。予備マスターは通常、本番マスターのコピーかサブ・レコーダーによる同時録音によって製作され、本番マスターより音質的には劣るとされています。ところが『バイロイトの第九』のような超人気録音となると、ちょっと事情が違ってきます。おそらく『バイロイトの第九』の本番マスターは、世界各国で再版が繰り返される度に酷使され、今日においては相当劣化しているものと思われます。それに対し、この予備マスターが仮にその初期段階においてコピーされたものであり、しかも良条件で保存されていたものであるとするなら、今の段階ではその音質は本番マスターのそれをはるかにしのぐものと推定されます。はたして、それが腰を抜かさんばかりのすぐれた音質であることを確認するのに時間は要しませんでした。今回、この音源をCD化するに際し、せっかくですから多少の修復は施しましたが、デジタル的改ざんは一切していないことはこれまで通りです。そしてこのようにして完成された本CDの音質は、既出盤のそれとは全く異次元のものであることは言うまでもありません。OTAKENの『ルツェルンの第九』(TKC-307)を聴かれた方は、オケ部と声楽ソロ部においてその音質に準ずるかそれに迫る勢いの音質、と言えば想像して頂けましょう。この『音の世界遺産』ともいうべき貴重な音源による『バイロイトの第九』は、広くすべての音楽愛好家が末長く聴いていただくに足る『必携盤』であると同時に、ファン・研究家の方々には、又ここからあらゆる論議を始めていただくための『必聴盤』でもあるのです。まずはともかく御一聴の程を。この世紀の名演の完全復活を、皆様方とともにお喜びいたしたく存じ上げる次第です。」(オタケンレコード 太田憲志」
ガラスCDに迫る音質のプレスCDで
 フルトヴェングラーの「運命」を聴く

 ベートーヴェン:
  交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」(*)/
  交響曲第4番 変ロ長調 Op.60(#)
ヴィルヘルム・
 フルトヴェングラー指揮
VPO
 録音:1954年2月28日&3月1日、ウィーン・ムジークフェラインザール(*)/1952年12月1日-2日、ウィーン・ムジークフェラインザール(#)。音源:EMIによる商業用正規録音。
 「ガラスCDに迫る音質のプレスCDでフルトヴェングラーの『運命』を聴く」と銘打たれたCD。ご購入されたあるお客様によると、顕微鏡レベルで光学的にチェックすると、確かにピット(ディジタル信号を記録している窪み[レーベル側から見て窪みになっている部分なので、プレーヤーが読んでいる信号面は逆に突起部になる])のエッジがはっきりと整形されており、再生には有利であろうとのこと。これまでも一風変わった音源からの復刻を売り物としてきた当レーベル、またもや面白そうなアイテムだ。
 「ガラスCDに迫る音質のプレスCDでフルトヴェングラーの「運命」を聴く。私ども復刻盤愛好家がレコードよりの復刻、いわゆる板起しにこだわってきた理由は、これまでの市販CDの音に満足出来なかったからに他なりません。しかし最近になってCDの音を悪くしている原因が、粗雑なスタンパー製作とプレス時の不純物であることが解明され、決してデジタルがアナログに劣っているわけではないことが判明して来ました。そこで当社は音楽CD製作を専門とし且つ国内最高水準の精度と純度を出すスタンパー製作会社およびプレス工場と提携し、超高音質で話題になったガラスCDに迫る音質のプレスCDの製作に成功いたしました。これにより、我らがフルヴェングラーの録音がかつてない最高音質で甦る道が開かれました。この方法ですと、音源を大変忠実に再現するため、当然マスターの音の良否が問われることになります。幸い、フルトヴェングラーの1952年以降の正規録音は、マスターにおいてすぐれた音質で保存されていることが確認され、この度そのうち何点かコピーIDフリーの状態でマスターコピーの提供をお受けすることができました。文字通り前代未聞の音で巨匠の名演の数々を順次ご提供させていただくことが可能となったわけです。まずは54年の「運命」。カップリングの「第4」共々私事で恐縮ですが30数年前初めて聴いた擬似ステレオLPのぼんやりした音から見れば本当に隔世の感がある見事な音で甦りました。この音で聴くとフルトヴェングラーのベートーヴェンには、例えばパーヴォ・ヤルヴィのような現代のスタイルのベートーヴェンを支持される方にも受け入れられるはずの斬新性が先取りされていたことが判明します。フルトヴェングラーは決して古弁ではなく何時もfull弁なのです。」(オタケン・レコード 太田憲志)
トスカニーニ、甦る歓喜と勝利の歌
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」(*)/
 ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
  〜エジプトとイシスの神に栄光あれ(#)
   (凱旋の合唱及び行進曲とバレエ音楽)
アイリ-ン・ファーレル(S;*)
ナン・メリマン(Ms;*)
ジャン・ピアース(T;*)
ノーマン・スコット(B;*)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBCso.
ロバート・ショウ合唱指揮
ロバート・ショウcho.
 録音: 1952年3月31日&4月1日、ニューヨーク、カーネギー・ホール(*)/1949年3月26日&4月2日、NBC 8H スタジオ(#)。原盤:RCA / BMG。
 トスカニーニ本人が満足し発売を認めた唯一の「第9」は、丁度 RCA/BMG 本体からも、高音質CDのXRCD 24 で登場する(JMM24XR-03)ため、是非聴き比べを楽しんで見たい。
 「トスカニーニが『指揮者の中の指揮者』との高い評価を得ながら、もうひとつ人気の出ない原因の一つは、70年代以降の再発売LP及びCDの音質の悪さにあると言えるのではないでしょうか。実際、小生がトスカニーニを最初に聴いたのは再発売の日本盤LPであり、その後CD時代になっても、その残響のない骨だけのような音を聞くのは、小生にとって拷問以外の何物でもありませんでした。演奏が立派であるだけに、この音だと逆に強圧的に聞こえ、その分、拒否反応も起こりやすかったと言えるのではないでしょうか。トスカニーニを受け入れない方々の大半はその演奏ではなく、この音をではないかと思える程です。現にその後、英HMVや米RCAの初期プレスLPを聴くにおよび、トスカニーニ/NBC交響楽団の演奏が骨肉はもちろんのこと、実は花も実もある演奏であることが判明し、さらに今回のマスターコピーのオタケン・リマスタリングでトスカニーニが『歌うマエストロ』であることがあらためて再認識されました。この音で聴くと、今回の『第九』は、演奏時間は最短に近いにもかかわらず、決してせかせかした印象はなく、実にのびのびと演奏されており、実際トスカニーニの棒のもとでは特に声楽陣はたいへん歌いやすかったのではないかと思われてきます。トスカニーニにとっては、歓喜と勝利の歌は決して人を圧迫するものではなく、どこまでも解放された空に向かって爆発する生命の根源的エネルギーの絶えざる表出なのでした。トスカニーニの生演奏を初めて聴いた人達の感動はこういったものではなかったかと思われる次第です。没後50年の今年、この大指揮者の魅力を本CDで一人でも多くの方に再発見して頂ければ幸いです。尚、4楽章コーダ直前の編集跡は今回のリマスタリングでより明確になっておりますが、これはオリジナル・マスターに元からあるもので、米RCAビクター初期プレスLP,LM 6009にも確認されております。御了承くださいませ。」(オタケン・レコード 太田憲志)
擬似ガラスCD方式で聴く「ウラニアのエロイカ」
 べートーヴェン:
  交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」(*)/
  序曲「フィデリオ」Op.72B(#)/
  序曲「レオノーレ」第3番 Op.72A(#)
ヴィルヘルム・
 フルトヴェングラー指揮
VPO
 録音:1944年12月、ウィーン、ムジークフェラインザール(*)/1950年8月、ザルツブルク祝祭劇場(#)。音源:ドイツ帝国放送局(*)/オーストリア放送局(#)。
 「擬似ガラスCD方式で所謂『ウラニアのエロイカ』のような古い録音の名演の音がどのようになるか?これはたいへん興味はあるが、半ばあきらめかけていた事案でもありました。と言いますのは、この方式ではCDの元となるマスター音源の音が良好であることが最低条件で、『ウラニアのエロイカ』においてこの条件に見合う音源は存在しないと思っていたからです。現にこれまで英ユニコーン社原盤の各LPや米ウラニア社のオリジナルLP、露メロディア及びオーストリア経由のテープ系音源をあたりましたが、この方式に耐え得るものを見つけることができませんでした。ところがこの度、さる信頼できる筋から当社に持ち込まれたテープ系音源は、この方式に見事にマッチするものでした。ともかくこの方式でCDに定着された当音源の音は、これまでに出たどの『ウラニアのエロイカ』よりもダイナミックで音の巾も厚く、特に金管楽器の強奏部でのびりつきは『ウラニアのエロイカ』のトレードマークともなっていましたが、それがほとんどなくなったのは嬉しいかぎりです。また実際にはとてつもなく広かったであろうと思われるフルトヴェングラーのダイナミックレンジを彷彿とさせるクレッシェンドのすさまじさも目を見張るものがあります。とにかく1楽章のドン、ドンというあの『ウラニア・マーカー』がなければ、にわかに『ウラニアのエロイカ』とは信じがたい音に仕上がっております。しかし今回の最大の収穫は、音質改善が音楽的感動に直結したことで、このCDは今後のオーディオと音楽のあり方について一石を投じたものにもなり得ましょう。ファンの方はもちろん広く音楽愛好家の皆様に又、今回は特にオーディオ・ファンの方にもご一聴願えたらと思われる『ウラニアのエロイカ』の登場です。」 オタケン・レコード 太田憲志
好評の擬似ガラスCD方式使用、
 フルトヴェングラーのベト7&8

 ベートーヴェン:
  交響曲第7番 イ長調Op.92(*)/
  交響曲第8番 ヘ長調Op.93(#)
ヴィルヘルム・
 フルトヴェングラー指揮
VPO
 録音:1950年1月18日-19日、ウィーン・ムジークフェラインザール(*)/1954年8月30日、ザルツブルク祝祭劇場、ライヴ(#)。音源:EMIによる商業用録音(*)、オーストリア放送局による実況録音(#)。
 「のだめカンタービレに出てきたベートーヴェンの第7交響曲で、初めてクラシック音楽に興味をもたれ、その第1楽章のテーマの出だしの部分を携帯電話の着信メロディーに使われておられるような方に、安心して聴いていただける音質で、フルトヴェングラーのベートーヴェン7番を再現できないか?これは大変むつかしいテーマでした。フルトヴェングラーのベートーヴェン7番と言えば、1950年録音のEMI盤と相場は決まっているのですが、これは昔から音が悪いことでも有名でした。この録音は、最初78回転レコードで出され、その後のLP,CDはその78回転盤をテープにコピーしたものをマスターにしており、そのマスターテープの経年変化が音質劣化の原因となっているのではないかと考えられます。これを解決するため、通常、状態の良い78回転レコードや初期プレスのLPを復刻するという手法が使われますが、どうしてもプチプチ、パチパチというノイズが残ってしまい、どなた様でもどうぞというわけには行きません。そこで今回、CD製作用にリマスタリングされた良質マスターを借り受け、それを当社の擬似ガラスCDの手法を用いて、スタンパー製作、CDプレスをするという方法をとりました。これにより、初めての方でも無理なく音楽に入って行くことの出来る音質で、フルトヴェングラーのベートーヴェン7番の再現に成功致しました。もちろんこれは、ファンの方にもご満足いただける音質であることは、言うまでもありません。今回の擬似ガラスCD化で判明したことを1点。この録音は、第4楽章の3分半付近に、人の声が混入していることが知られていますが、今回、4楽章が始まって1分半付近から3分半付近まで、持続的に人の声が混入していることがわかりました。これは78回転レコードからLP用のマスターテープを作るときに、モニタールームの人の声が何らかの理由で混入したものと思われます。音楽と直接関係なく、音楽鑑賞に支障をきたす程のものでもありませんが、興味のある方はご確認くださいませ。」(オタケン・レコード 太田憲志)
OTAKEN RECORDS (CD-R) 仕様盤全点廃盤
TK-4001
廃盤
ミッシャ・エルマン
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲Op.64(*)
 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番Op.22(#)
ミッシャ・エルマン(Vn)
デジレ・デフォー(ドゥフォー)指揮(*)
シカゴso.(*)
アレグザンダー・ヒルスバーグ指揮(#)
フィラデルフィア・
 ロビン・フッド・デルso.(#)
 原盤:RCAビクター LM 9024。オタケン・ビンテージ・コレクレション(TK-4000番台)第1弾。
 「あらえびす著『名曲決定盤』のエルマンの項に次のような文章があります。『関東大震災の報がアメリカに伝わった時、第一番に起って、義援金募集の演奏をしたのはエルマンであった。それより二年前に日本を訪ねて、予想以上の歓迎と厚遇を受けたことを好漢エルマンは忘れなかったのである。エルマンの良さは其処にあると思う。彼の直情径行的な性格は、あらゆる場合に「上品ぶり」も「気取り」もせず、あるがままの野趣と魅力とを発散させる。』とあります。(一部現代カナ遣いに変更)エルマンの人柄を偲ばせる文章です。尚、エルマンは後年腕が落ちたと言われますが、戦後すぐ入れたこの初期LPオリジナル盤で聴くかぎり、全くそのようなことは感じさせません。またこの時期のエルマンのオリジナル盤は中古市場で今でもなぜか高額で取引されているのも特徴と言えます。」(オタケンレコード 太田憲志)
TK-4002
廃盤
ウィーン・コンツェルトハウスSQ
 シューベルト:
  弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」(*)/
  ピアノ五重奏曲「鱒」(#)
パウル=バドゥラ・スコダ(P;#)
ウィーン・コンツェルトハウスSQ
 録音:1950年。原盤:米 WESTMINSTER WL 5052 (*) / ブラジル SINTER SLP 5511 (#)。オタケン・ビンテージ・コレクレション(TK-4000番台)第1弾。
 「シューベルトの音楽の明暗両面のそれぞれの代表作をウィーン・コンツェルトハウスSQ他の名演で。『死と乙女』は米ウエストミンスター、オリジナル初期盤(1st プレス)良品より復刻! 「鱒」は米ウエストミンスターがリオデジャネイロのSINTER社のためにプレスしたLPより。オリジナルWLと同原盤のため音質的に遜色ありません。」(オタケンレコード 太田憲志)
TK-4003
廃盤
シェルヘン、ウェストミンスター録音の「英雄」
 べートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」 Op.55
ヘルマン・シェルヘン指揮
ウィーン国立歌劇場o.
 初出:1953年。原盤:米ウエストミンスター WL 5216 (180g)。
TK-4004
廃盤
フルトヴェングラー&メニューイン
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77(*)
 メンデルスゾーン:
  ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64(#)
ユーディ・メニューイン(Vn)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ルツェルン祝祭o.(*)、BPO(#)
 録音:1949年10月7日、ルツェルン・クンストハウス(*)/1952年5月26日、ベルリン・イエス・キリスト教会(#)。原盤:米RCAビクター LM 1142 (*) / LM 1720(#)。
 ブラームスにポツポツノイズが残るが音はきれい。
TK-4005
廃盤
エリカ・モリーニ
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77(*)
 チャイコフスキー:
  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35(#)
エリカ・モリーニ(Vn)
アルトゥール・ロジンスキー指揮
RPO
 録音:1956年9月、ロンドン・ウォルサムストウ・アセンブリーホール、モノラル。原盤:米ウエストミンスター XWN 18600 (*) / XWN 18397 (#)。
TK-5001
廃盤
R.シュトラウス:アルプス交響曲 フランツ・コンヴィチュニー指揮
ミュンヘン国立歌劇場o.
 録音:1952年? おそらくURANIAからURN22-247としてCD化された録音と同一。フルトヴェングラーのウラニアのエロイカで知られた米ウラニア盤、イエローレーベル初期プレス原盤からの復刻。クリアーで大変リアルな再生音。
TK-5002
廃盤
べートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 フリッツ・ブッシュ指揮
オーストリアso.
 エネスコやオークレールが高値を呼んでいる米レミントン盤、レッドレーベル初期プレス原盤からの復刻で、生々しい再生音が得られた。
TK-5003
廃盤
R.シュトラウス:英雄の生涯 ウィレム・メンゲルベルク指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウo.
 独テレフンケンのSP盤より、戦後すぐ米キャピタル社が復刻したLP盤からの復刻。独テレフンケンのSP盤は現存するミント盤が大変少なく、その入手は極めて困難。そこで、収録後10年前後で復刻されたLP盤から良い状態のものを探すのがベター。これはよく知られた絵入りジャケ以前の、グリーンレーベル初期プレス重量級原盤からの復刻で、これまでのオリジナルSP盤からの復刻CDに比べても大変リアルな再生音。
TK-5004
廃盤
シューベルト:ロザムンデ
チャイコフスキー:くるみ割り人形
レオポルド・ストコフスキー指揮
彼の交響楽団
 英HMV、ALPシリーズよりの復刻。有名なくるみ割りがほれぼれするようなクリアーな音で蘇った。ロザムンデも名演。このような演奏を聴いていると、ストコフスキーという指揮者は、世評とは正反対の、音楽に極めて誠実な指揮者であったことがわかる。スクラッチノイズも少なく聴きやすい。
TK-5005
廃盤
チャイコフスキー:
 弦楽セレナード(*)/モーツァルティアーナ(*)
アルベニス:スペイン組曲より(#)
パウル・ファン・ケンペン指揮(*)
ラムルーo.(*)
J.オルメード指揮(#)
マドリッド放送室内o.(#)
 「蘭フィリップス、オリジナル初期厚盤でしかも正規サンプル(正規レーベルにサンプル盤の紙シール)ファーストプレス品より復刻。わずかのスクラッチ以外は音質共々最上級ミントクオリティーです。分厚く迫るほれぼれするような音でケンペンの名演をお楽しみ下さい。おまけのテレフンケンのアルベニスは大変珍しい音源です。」(オタケンレコード 太田憲志)
TK-5006
廃盤
謎の指揮者、ハンス・ヴォルフ
 フランク:交響曲
 ブラームス:交響曲第2番
ハンス・ヴォルフ指揮
オーストリアso.
 「アルベール・ヴォルフという独系仏人の指揮者は存在しましたが、ハンス・ヴォルフという名前の指揮者は本レーベルのレコード上でしか私の知るかぎり登場しません。 ウラニアがフルトヴェングラーのエロイカの戦中録音を発売したように、レミントンもフルトヴェングラーのフランクとブラームス2番の戦中のウィーン録音を発売しようとしたが、その時ちょうど例のウラニアのエロイカ裁判が勃発しやむなくレミントンはその録音をハンス・ヴォルフの名前で発売したのだろうというイソダケーブルの礒田行智の説は興味深いものです。しかし、おそらくこれらの録音は米アレグロのシュライバー、ドレスデン国立シンフォニーと同様自社カタログを埋めるためプロデューサーの指揮又は指導によって製作され、それらしい名前をかぶせて発売されたものであると思われます。
プロデューサーが指揮をとることはグラモフォンのオットー・ゲルデスの例もあるように当時は珍しくないことでした。いずれにせよブラームス2番はともかくフランクはかなりの名演で磯田氏のフルトヴェングラー説も含め研究家の精査が待たれます。」(オタケンレコード 太田憲志)
TK-5007
廃盤
カイルベルト&プラハ・ドイツ・フィル
 〜シューマン戦中録音

   シューマン:交響曲1番「春」/交響曲第4番
ヨゼフ・カイルベルト指揮
プラハ・ドイツpo.
 録音:1941年3月/1942年、ともにプラハ。初CD化。
 カイルベルトは2曲ともステレオ録音は残しておらず、特に第4番はこれが唯一の録音。
 「カイルベルト、プラハ・ドイツフィルの戦中録音はたいへん珍しくオタケンでもレーガー(TK-7006)、とプフィツナー(TK-5507)があるのみでしたが、今回いよいよ大物シンフォニーの登場です。オリジナルは独テレフンケンのSPですが今回はそれを戦後すぐに米キャピトル社が復刻して発売したLP最初期盤からのCD化です。当初このLPはスクラッチノイズが多く発表を見合わせておりましたが、アナログ的雰囲気を壊さない程度の最小限のノイズリダクションを施すことにより広く聴いていただけるものとなりました。大戦中ドイツがプラハに進駐したきわめて限定された時代の幻の響きをご堪能くださいませ。」(「」内はレーベルのインフォメーションをそのまま記載)
TK-5008
廃盤
フルトヴェングラーの「グレイト」(1942)、
 メロディア極上ピンクレーベルより復刻!

 シューベルト:交響曲第9番「グレイト」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
BPO
 録音:1942年12月6日&8日(+)。メロディア盤LPからの復刻で、同種アイテムとしては平林氏復刻SACD(DLCA-7010)DELTA CLASSICS盤CD(DCCA-0004/5)MYTHOS盤CD-R(NR-5006)があった。
 「このCDの音源となるレコードを提供してくださった方は、私供が若い頃からそのご執筆をレコード鑑賞のためのバイブルとさせて頂いて来た某音楽評論家の先生です。先生は往年、ソビエトを旅された折、モスクワのメロディア本店で何枚かのフルトヴェングラーの戦中ライブのレコードを買い求められ、これはその中の一枚だそうです。当時は輸出用(ブルーレーベル)が出る以前の国内向けピンクレーベルの時代で、ジャケットというものもなく、店員の女性が棚からはだかのレコードを持ってきて、共通の側袋に投げ入れて、はいどうぞというのんきな時代だったそうです。当CDのブックレットにその側袋とレーベルをコピーさせていただきました。さて音質ですが、松明とやらの最初期盤の雰囲気を残しながら音割れや目立つノイズもほとんどないといった絶妙なものとなっております。特に第二楽章の木菅楽器の美しさ、第三楽章のバイオリンの生き生きとした表情は聞き物です。フルトヴェェングラーファンの方はもちろんのこと最初期盤マニアの方にも御一聴いただきたい逸品です。」(オタケンレコード 太田憲志)
TK-5009
廃盤
アーベントロート没後50年記念
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
エディト・ラウクス(S)
ディアナ・オイストラーティ(A)
ルートヴィヒ・ズートハウス(T)
カール・パウル(B)
ヘルマン・アーベントロート指揮
ライプツィヒ放送so.&cho.
 Music Treasures 盤LPよりの復刻。おそらく1951年6月29日の、BERLIN CLASSICSや徳間から出ている演奏で、レーベルは「ミュージック・トレーサーズ・フィルハーモニック交響楽団及び合唱団」と記しているが、誤りと思われる。
 「フルトヴェングラーが第二次大戦を挟んだ独襖世界の音楽界の常に表舞台を歩んだ指揮者だとすればさしずめアーベントロートは少し遅れてその裏側を行った指揮者であると云えましょう。実際戦中末期のバイロイトのマイスタージンガーがA氏の指揮でプライザーから出てましたがこれなどまさにF氏の裏キャストでやられてました。しかしこれはこれで聴かせるものがあったと記憶しています。今回の戦後の第九もキャストはF氏のものと比べれば当然レベルは落ちますが苦虫を噛んだような表情のA氏を彷彿とさせる幌苦い演奏はファンにはたまらないものがあります。今回の復刻はLP最初期米ミュージック・トレーサーズ社が10インチ2枚で出したレア盤から。スクラッチノイズあり冒頭の漸強など音量レベルもアバウトですが溝は綺麗で音はOKです。アーベントロート・マニア向けCDです。」(オタケンレコード 太田憲志)
TK-5021
廃盤
シューマン:交響曲第4番(*)
シューベルト:交響曲第9番「グレイト」(#)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
BPO(*)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
フィラデルフィアo.(#)
 購入時未開封新品でその後通針2〜3回までの新品同様盤より復刻。原盤はシューマンが独へリオドール初版でシューベルトが米RCAソリアシリーズ (当演奏の初リリースのクレジット有)。両巨匠の好対照の芸風が一枚で味わえる。
TK-5022
廃盤
マーラー:交響曲第2番「復活」 オットー・クレンペラー指揮
ウィーンso.
 原盤は米VOX初期厚盤。門馬直美氏が同曲中ベストとした名演で、近年発売されたCDよりもオリジナルに限りなく近いといい、中間楽章のリアリティーは特に見事。
TK-5023
廃盤
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」(*)
L.モーツァルト:おもちゃのシンフォニー(#)
エーリヒ・クライバー指揮
VPO、他(*)
フェリクス・ワインガルトナー指揮
ブリティッシュo.(#)
 原盤は米ロンドン(プレスは英)初期厚盤。エーリヒ・クライバーは戦前の盛期ベルリン国立歌劇場のシェフを務めたが、戦後も棒の冴えは変わらない。 師匠ワインガルトナーのおもちゃのシンフォニーのおまけ付き。
TK-5024
廃盤
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番(*)
ベートーヴェン:交響曲第5番(#)
ワーグナー:ジークフリートのラインへの旅(+)
ヴィルヘルム・バックハウス(P;*)
カール・ベーム指揮
VPO(*)
エーリヒ・クライバー指揮
アムステルダム・コンセルトへボウo.(#)
フェリクス・ワインガルトナー指揮
パリ音学院o.(+)
 原盤はベートーヴェンは両曲とも英デッカ初期厚盤。バックハウスとベームの(*)はモノLP期のベスト。第5はミント・クオリティーで英デッカの音が存分に味わえる。 ワインガルトナーのラインの旅はおそらく世界最速。
TK-5025
廃盤
ベートーヴェン:交響曲第1番(*)/交響曲第8番(*)
ワーグナー:
 「リエンツィ」序曲(#)/「ワルキューレ」〜終幕(#)
ヴィレム・メンゲルベルク指揮
アムステルダム・コンセルトへボウo.(*)
レオポルド・ストコフスキー指揮
NYP(#)
 原盤はメンゲルベルクが米キャピトルーテレフンケン初期厚盤でストコフスキーが英コロンビア初期10インチ盤。ベートーヴェンの直系曾孫弟子たるメンゲルベルクの面目躍如! これらの名演の既存の復刻に満足出来ない方にぜひ聞いていただきたい一枚。
TK-5026
廃盤
ヴィレム・メンゲルベルク
 ブラームス:交響曲第2番
 フランク:交響曲
ヴィレム・メンゲルベルク指揮
アムステルダム・コンセルトへボウo.
 原盤は米キャピトルーテレフンケン。コピー盤の復刻と言わず、ぜひ御一聴を。メンゲルベルクの真実が聞ける。 メンゲルベルクはこれまで言われてきたように決してロマンティックの大家ではなく、極めて客観的なオランダ・ゴシックの名匠であることがわかる。
TK-5027
廃盤
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」(*)
チャイコフスキー:交響曲第2番「小ロシア」(*)
リムスキーコルサコフ:スペイン奇想曲(#)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
ミネアポリスo.(*)
ヴィルヘルム・シュヒター指揮
フィルハーモニアo.(#)
 原盤はミトロプーロスが米コロンビア初期厚盤でシュヒターが英パーロフォン初期厚盤。ミトロプーロスの黄金期はミネアポリス時代と言われている。 シュヒターはN響を振ったこともあるオールドファンにはなつかしい指揮者。
TK-5031
廃盤
ペーター・リバール
 モーツァルト:ハフナー・セレナード
 シューベルト:交響曲第5番
ペーター・リバール(Vn)
フリッツ・ブッシュ指揮
ヴィンタートゥールo.
TK-5032
廃盤
ジョルジュ・エネスコ
 ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタOp.1-13
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」Op.47
ショーソン:詩曲Op.25
ジョルジュ・エネスコ(Vn)
サンフォード・シュルッセル(P)
セリニ・シャイエ=リシェ(P)
TK-5033
廃盤
リカルド・オドノポソフ
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲Op.64
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番/ラ・カンパネラ
 タルティーニ:悪魔のトリル
リカルド・オドノポソフ(Vn)他
 「リカルド・オドノポソフというバイオリニストを意識して聴き始めたのは、バイオリニスト辻井淳氏がこの人に注目しだしてからのことでした。それまでは1937年のイザイコンクールでソビエトの俊英オイストラフに約束されていた金賞を危うくかっさらおうとした当時のウィーンフィルのコンマス、ぐらいの認識しか正直なかったのですが、戦後すぐぐらいに入れた小品集が独BayerからCD化されそのシルバートーンの美しさ、独自の歌い回しの魅力にすぐ引き込まれてしまいました。そこから小生のオドノポソフのミュージカルマスターピースソサエティー、コンサートホールソサエティーなどのLP盤探訪の旅が始まった次第です。今回そのなかよりよりすぐりの逸品をそろえましたので、どうぞゆっくりと御堪能くださいませ。」(レーベルのインフォメーションを人名標記以外そのまま記載)
TK-5034
廃盤
リバールの「鱒」
 ドヴォルザーク:ピアノ四重奏曲Op.87(*)
 シューベルト:ピアノ五重奏曲「鱒」(#)
アルトゥール・バルサム(P;*)
ピナ・ポッツィ(P;#)
ヴィンタートゥールSQ
 おそらく初CD化。
 「リバールはウェストミンスター・レーベルなどで今でもたいへん人気のあるヴァイオリン奏者です。名器ガダニー二を奏ででのやや線は細いが抒情的で気品ある音色がその人気の秘密です。今ではこのような音色を持つヴァイオリン奏者はいなくなりました。そのリバールが第一ヴァイオリンを務めていたヴィンタートゥール弦楽四重奏団のメンバーその他によるドヴォルザークのピアノ四重奏曲、及びシューベルトの「鱒」です。ドヴォルザークの方はコンサートホール・ソサエティー オリジナル限定赤盤(D2)、「鱒」は英ザ・クラシックスクラブの初期10インチ盤よりの復刻です。今回スクラッチノイズがやや聴き辛く原盤の持つ雰囲気を壊さない程度の最小限のノイズリダクションを施しました。マニアの方だけではなく広く室内楽ファンに聴いていただきたい馥郁たる音の名演です。」(「」内はレーベルのインフォメーションを一部表記を除きそのまま記載)
TK-5035
廃盤
ブッシュ&ゼルキン、HMV初期レコーディングス
 シューベルト:大幻想曲 D.943[1931年5月6日、ロンドン](*)
 バッハ:
  前奏曲BWV.1006[1922年、ベルリン/ポリドール録音](*)/
  ヴァイオリン・ソナタ BWV.1021
   [1929年10月24日、ベルリン](*)
 ジェミニアーニ(ブッシュ編):
  ヴァイオリン・ソナタ〜シチリアーノ
   [1931年5月5日、ロンドン](*)
 ヴィヴァルディ(ブッシュ編):
  ヴァイオリン・ソナタOp.2-2[1931年5月5日、ロンドン](*)
 レーガー:ヴァイオリン・ソナタ第5番Op.84〜アレグレット
  [1931年5月7日、ロンドン](*)
 バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
  第2番 BWV.1004[1929年11月8日&11日、ベルリン](#)
アドルフ・ブッシュ(Vn)
ルドルフ・ゼルキン(P;*)
 録音:[]内。原盤:ペレニアル・レコーズ(*)/GR(#)。
 「名曲決定盤シリーズ。ブッシュのこれらの演奏について、あらえびす氏の『名曲決定盤』に次のようにあります。シューベルトに関しては『ブッシュの潔癖は、シゲティに輪をかけたものだ。そのレパートリーは、バッハにあらずんばベートーヴェンだ。シューベルトにあらずんばブラームスだ。その頑固一徹に見ゆるブッシュが、何んと言う美しい境地を持ったことであろう。シューベルトの「大幻想曲」に示した、幽玄不可思議な美しさはどうだろう。ブッシュのヴァイオリンと、ゼルキンのピアノは、人間離れのした幽玄な美しさを醸し出して、我等をこの世とも覚えぬ陶酔境に導くだろう。良い哉ブッシュ』とあり、バッハに関しては『高雅、優麗、およそ俗塵と縁の遠い美しさだ。ブッシュのバッハに対する理解と同情は非凡なもので、凡庸アーティストの企ての及ぶところではない。』とあります(一部現代用語に変更)。まことに溜飲のさがる思いの文章であり批評です。」(オタケンレコード 太田憲志)
TK-5036
廃盤
リカルド・オドノポソフ Vol.2
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲Op.35(*)
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番Op.26(#)
リカルド・オドノポソフ(Vn)
ヴァルター・ゲール指揮
オランダpo.
 録音:1953年7月10日、ヒルヴェルスム(*)/他。原盤:英 コンサートホール(*)/米 ミュージカル・マスターピース・ソサエティ(#)。(#)はおそらく当盤が初CD化。(*)はDORONから復刻盤が出ている(DRC-4011)TK-5033に続く同レーベルのオドノポソフ第2弾。
 「リカルド・オドノポソフというヴァイオリニストを意識して聞き始めたのは、ヴァイオリニスト辻井淳氏がこの人に注目しだしてからのことでした。それまでは1937年のイザイ・コンクールでソヴィエトの俊英オイストラフに約束された金賞を危うくかっさらおうとした当時のウィーン・フィルのコンマス、ぐらいの認識しか正直なかったのですが、戦後すぐぐらいに入れた小品集が独 Bayer 社からCD化されそのシルバートーンの美しさ、独自の歌い回しの魅力にすぐ引き込まれてしまいました。そこから小生のオドノポソフのミュージカル・マスターピース・ソサエティー、コンサートホール・ソサエティーなどのLP盤探訪の旅が始まった次第です。前回に引き続き今回もそのなかよりよりすぐりの逸品をそろえましたので、どうぞゆっくりと御堪能くださいませ。」(オタケンレコード 太田憲志)
TK-5037
廃盤
パウル・コハニスキ、
 ヴァイオリン・リサイタル
(全11曲)
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 ラフ:カヴァティーナ
 ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
 チャイコフスキー:メロディ/他
パウル・コハニスキ(Vn)
 演奏者をレーベルは「ポール・コハンスキー」と表記しているが、コハニスキ(1887-1934)はポーランドの奏者のため、上記は母国語読みで記載した。
 「ヴァイオリンの名器の中で最もすぐれたものは1741年製コハンスキー・ガルネリ・デルジェスと云われています。この楽器は現在アーロン・ロザンドが所有しており氏の実演やCDでその響きを楽しむことができますが、今回はその前の所有者であるポール・コハンスキーの演奏によって聴いていただけます。名器は力みかえって弾くと全く鳴らないと云われますが、コハンスキーの鳴点を直近ではなくホールのはるか向こうに置くかのような脱力奏法によって楽器が完全に鳴りきっているのが大古録音からもうかがえます。現代のウ゛ァイオリン奏者、教師の方々にもぜひ一度聴いていただきたい録音です。」(オタケンレコード 太田憲志)
TK-5501
廃盤
フルトヴェングラー、バイロイトの「第9」、
 フランス・パテのミント盤より復刻!

  ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
エリーザベト・シュワルツコップ(S)
エリーザベト・ヘンゲン(A)
ハンス・ホップ(T)
オットー・エーデルマン(B)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
バイロイト祝祭o.&cho.
 「私共のフルトヴェングラー開眼はこのバイロイトの第9でした。しかし70年代初頭私共が聴いていた国内盤は擬似ステレオで音がもやもやしており最強音もつぶれるといった音質的には最悪のものでした。ただこんなものかと音楽のみに集中していたところ、オリジナル盤は音的にも良いとの情報を得、色々あたったものだが、良い状態のものは高値の花でとても手のだせるものではない状態が続いておりました。ところがこの度、大阪在住の某音盤コレクターのご好意で仏パテのオリジナルミント盤を借り受けることが出来、早速復刻の運びとなりました。たいへんクリアーな再生音でプチプチノイズもほとんどなく音質的にも大満足のいくものに仕上りました。一切のデジタル処理のない生のままの良質レコードの再生音で天下の名演を存分にお楽しみくださいませ。」(オタケンレコード 太田憲志)
TK-5502
廃盤
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(*)
グルック:歌劇「アウリスのイフィゲニア」序曲(#)
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲(#)/
       歌劇「オイリアンテ」序曲(#)
アドリン・エッシュバッヒャー(P;*)
ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
BPO(*)、VPO(#)
 「今から10年ほど前メロディアがフルトヴェングラーの返還テープを新装復刻した際、なぜかこのエッシュバッヒャーとの2番だけはLP化のみでCD化されませんでした。本盤はそのLPからの復刻。フィッシャーのものより演奏はともかく音自体は格段にすぐれており、このシリーズでも屈指の録音です。余白にはフルトヴェングラー最後の年、54年春に収録された序曲集。国内LPでは盤質、音質とも良かったWF-70000シリーズより復刻、スクラッチノイズがないのも嬉しい。」(レーベルのインフォメーションをそのまま記載)
TK-5503
廃盤
もうひとつの第9、メロディア盤より復刻
 ベートーヴェン:
  交響曲第9番 ニ短調Op.125「合唱」
ティラ・ブリーム(S)
エリーザベト・ヘンゲン(A)
ペーター・アンダース(T)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
BPO、
ブルーノ・キッテルcho.
 録音:1942年3月22日-24日、フィルハーモニー、ベルリン。
 「バイロイトの第9でフルトヴェングラーに開眼させられた私供が戦中のもうひとつの第9の録音の存在に気付かされるのはそんなに時間のかかることではありませんでした。ただ当時私供が聴いていた東芝ユニコーンシリーズは、音が薄い上に歪みっぽく霧のかなたで鳴る音楽といったイメージがぬぐえませんでした。このイメージが一変したのは今から10年と少し前、一連の戦中録音テープの返還時に、メロディアが新装発売したLPによってでした。今回はそのメロディア盤からの復刻です。このLPには同時期発売された同メロディア、ポリドールのCDに勝る音楽情報が刻み込まれており、当時のフィルハーモニーの優れた音響特性が見事にとらえられております。好評をはくしたオタケン・バイロイト盤と併せぜひ御一聴くださいませ。」
TK-5504
廃盤
ブラームス:
 交響曲第3番 ヘ長調(*)/交響曲第4番 ホ短調(#)
カール・ベーム指揮(*)
VPO(*) ウィレム・メンゲルベルク指揮(#)
アムステルダム・コンセルトヘボウo.(#)
 「内外盤通じ盤質、音質ともにすぐれたMZシリーズのミント盤より復刻。ベームの3番(旧盤)は、故門馬直美氏のベスト盤。」
TK-5505
廃盤
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
      〜第1幕前奏曲(*)
ウェーバー:「オベロン」序曲(#)
グルック:「アルチェステ」序曲(#)
ケルビーニ:「アナクレオン」序曲(#)
ワーグナー:
 「リエンチ」序曲(*)/「パルシファル」前奏曲(*)
ウェーバー:「オベロン」序曲(+)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮(*)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮(#)
カール・ベーム指揮(+)
VPO(*/#/+)
 「内外盤通じ盤質、音質ともにすぐれたMZ及びWF−70000シリーズ、ミント盤より復刻。盛期モノラル期の録音で現代にも充分通用する音です。」
TK-5506
廃盤
チャイコフスキー:
 「眠りの森の美女」組曲/「くるみ割り人形」組曲
レオポルド・ストコフスキー指揮
彼の交響楽団
 「スリーピング・ビューティーは正真正路、英HMV・ALP1002番オリジナルミント盤より復刻した貴重な音源です。ストコフスキーの演奏は、よく云われるように奇をてらったものではなく、きわめてオーソドックスなものでこの曲の魅力を余すところなく引き出しております。ストコフスキーファンの方だけではなく広く音楽愛好家、バレエ関係者の方にも御一聴いただきたい名演奏です。余白にはこれもいわずもがなの名演、「くるみ割り人形」組曲を収めました。こちらは数年後の録音で音も新しくどなたにもチャイコフスキーの優美な世界を満喫していただけます。」(レーベルのインフォメーションをそのまま記載)
TK-5507
廃盤
シューベルト:交響曲第9番 ハ長調「グレイト」(*)
プフィッツナー:歌劇「パレストリーナ」〜3つの前奏曲(#)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
BPO(*/+)
ヨゼフ・カイルベルト指揮
プラハ・ドイツpo.(#)
TK-5508
廃盤
ベートーベン:序曲「コリオラン」(+)
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲(+)/交響曲第4番(+)
 録音:1942年(*)/1942年-1943年(+)/他。
 「今から十数年前、メロディアからLPに新装復刻された一連のフルトヴェングラー戦中ライブはソビエト連邦統治下での最後のLP生産でした。その後すぐに同音源はCD化されましたが、こちらはメード・イン・ロシアとなっており、当時のCD製盤技術の稚拙さも相まって、音質的にも音楽的にもソ連製LPに軍配があがりました。今回は小生手持ちのそのミント盤LPからの復刻です。前述のロシア製CD、その後出たポリドール製CDを凌駕する内容です。なお、併録のプフィッツナーは超レア音源で、大戦前夜プラハに進駐した独人によって結成されたドイツ・フィルを名匠カイルベルトが振った録音です。これで戦前戦中のプフィッツナーオーケストラ録音は、旧吹き込みSP盤をのぞきオタケンでほぼ網羅できたと思われます。」(レーベルのインフォメーションを人名標記以外そのまま記載)
TK-5509
廃盤
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
アレクサンドル・アファナシー・スペンジャリヤン
 (スペンディアロフ;1871-1928)と
ザハリー・パリアシュヴィリ(1871-1933)の小品
アレクサンドル・
 メリク=パシャエフ指揮
ボリショイ劇場o.、
アルメニア国立po.
TK-5510
廃盤
リムスキー=コルサコフ:シェヘラザード(*)
イッポリトフ=イヴァノフ:組曲「コーカサスの風景」(#)
チャイコフスキー:スラヴ行進曲(#)
アレクサンドル・
 メリク=パシャエフ指揮(*)
ボリショイ劇場o.(*)
ヴィルヘルム・シュヒター指揮(#)
フィルハーモニアo.(#)
 「A.メリク=パシャエフの名前を初めて耳にしたのは、今から十数年前、当時梅田北新地のはずれにあったレコード店の常連さんからでした。当時のロシアものの定番といえばムラヴィンスキー、ロジェストヴェンスキー等で西欧スタイルでいくならストコフスキー、アンセルメといったところでした。しかし本当に満足すべき演奏に出会えずもどかしい思いをしていたところ、先程の方の紹介でメリク=パシャエフのオムニバスLPを聴く機会を得、いっぺんにその魅力にとりつかれてしまいました。その後苦労して悲愴交響曲とシェラザードの全曲レコードを手に入れ以後それらは小生のお宝ベストLPとなりました。今回はその復刻ですが、ともかく良い意味での職人芸によって聴かせる十全な演奏は、それまでに聴いたことのなかった古いロシアのリリシズムを醸し出しておりそれだけでも貴重なものです。TK-5509に併録されたスペンディアロフ(1871-1928)はアルメニア人でリムスキー=コルサコフの弟子。パリアシュヴィリ(1871-1933)はグルジア人でタニェエフの弟子。後にトビリシ音学院院長。どちらも私ども日本人には聴きやすい作曲家です。特に年の初めので始まるアベサロムのアリオーソはドコニテものか!? TK-5510に併録されたシュヒターは戦後N響に来たこともある名指揮者で英パーロフォンのこの音源はたいへん珍しいものです。」(レーベルのインフォメーションを人名標記以外そのまま記載)
TK-5511
廃盤
フルトヴェングラー「ベト7」、
 ドイツ初期プレス・ミント盤より復刻

  ベートーヴェン:
   交響曲第7番(*)/「エグモント」序曲(#)/
   「レオノーレ」序曲第2番(#)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
VPO(*)、BPO(#)
 「年末年始の在阪某レコード店のセールでドイツ初期プレスの「第7」を発見。当店長はこの手の年代物に盤質良はあっても優を付けることはまずなく早速入手、復刻の運びとなりました。
 私どものフルトヴェングラー入門は50年代に入ってからのEMI正式録音盤による「運命」「英雄」「田園」「第7」などによってでした。この内「第7」のみが録音時期がやや古く、ただでさえ当時の疑似ステのもやもやした再生音に悩まされていた私どもに追い打ちをかけるような悪い音で聴かされていたものでした。その後CD時代になってもこの第7のみは一向に音質改善がなされず、はがゆい思いをしていたところ今回の朗報となりました。
 はたしてこの超名演が初めて実体を伴った音によって甦ったといっても過言ではないでしょう。この再生で聴くとフルトヴェングラーという人はその外面的迫力とは対照的にたいへん細かく神経をはりめぐらす理知的な面の勝った人だなと確信させられました。余白は同独へリオドールミント盤より序曲を2曲。TK-5021のシューマン#4のB面に収録されていた戦後のライブ録音。」(オタケンレコード太田憲志)
TK-5512
廃盤
英HMV初期プレスのトスカニーニ「第7」
 ベートーヴェン:
  交響曲第7番(*)/交響曲第6番「田園」(#)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBCso.(*)、BBCso.(#)
 「トスカニーニがフルトヴェングラーに比べていまひとつ人気が出ない要因のひとつにあまりにも残響の少ない録音が挙げられるのではないでしょうか? 確かに私どもが聴いてきた米ビクター原盤の日本プレスのLPや近年同米ビクターがリマスタリングしたCD全集のうるおいのない音に私どもは辟易したものでした。ところが今回、英HMVの初期プレスLP盤によるトスカニーニ演奏を聴くに及び、そのきわめて男性的で気高さにも欠けることのない音楽に圧倒された次第です。まさにトスカニーニの強烈な個性とベートーヴェンの作品のキャラクターが不可分となった名演奏と申せましょう。音の艶も十分あって、これならフルトヴェングラー党の方をも唸らせるに違いありません。後半は戦前にBBC響を振った「田園」です。きわめてシンフォニックですが歌心にも欠けることのない演奏です。」(レーベルのインフォメーションをそのまま記載)
TK-5513
廃盤
ベートーヴェン:
 ヴァイオリン協奏曲Op.61(*)/
 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(#)
ヨゼフ・シゲティ(Vn;*)
ブルーノ・ワルター指揮
ブリテッシュso.(*)
アルトゥール・シュナーベル(P;#)
アルチェオ・ガリエラ指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1935年(*)/1947年5月27日-28日。原盤:GR。
 「名曲決定盤シリーズ。世の中にはその曲を名曲たらしめている名演というものがあるものです。それは人によって多少の違いはあるでしょうが、ワルターのマーラー、コルトーのシューマン、モントゥーの『春祭』などは衆目の一致するところではないでしょうか。ベートーヴェンやバッハ、モーツァルトなどの超名曲となるとある程度のレベルの演奏なら聴かせてしまう力を持っているのですが、それでもお手本となる名演はあります。ここに聴くシゲティのヴァイオリン協奏曲やシュナーベルの『皇帝』です。これらの演奏は小生がクラシックを聴き初めてからずっと聴き続けてきた名演で悪いとわかっていても後から出る演奏はついこれらの演奏と比較されてしまいます。実際聴き馴染んでいることもあって小生にはこれらを越える演奏はその後いまだ出会わずじまいです。シゲティのヴァイオリンはこの時期名器『ペトルス・グァルネリウス』を借り受けて弾いていたこともあってたいへん美しいものです。ぜひオタケンの自然な復刻音でこれらの名演奏をお楽しみくださいませ。」(オタケンレコード 太田憲志)
TK-5514
廃盤
モーツァルト40番特集〜フルトヴェングラー
 モーツァルト:交響曲第40番(*)
 ハイドン:交響曲第94番「驚愕」(#)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
VPO
 録音:1948年12月(*)/1951年1月(#)。初期独エレクトローラ E シリーズより復刻。  「40番は故門馬直美氏のベスト盤。氏が編著されたレコ芸286号付録「最新レコード名鑑」交響曲編によれば『いまだに感動力を失っていない。この指揮者にかかると、この曲は、デモーニッシュな悲愴美をもつことがはっきりしてくる。やりきれないような暗い淋しさに支配されるものの、どうしても全体をきき終わらせてしまうのである。』とあります。死に向かって疾走するW・Aとでも云えましょうか。初期独エレクトローラのEシリーズ良品より復刻。」(オタケンレコード 太田憲志)
TK-5515
廃盤
モーツァルト40番特集〜フルトヴェングラー
 モーツァルト:交響曲第40番
 ブラームス:交響曲第4番
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
BPO
 録音:1949年6月10日、ヴィスバーデン、ライヴ。
TK-5516
廃盤
モーツァルト40番特集
 〜ブルーノ・ワルター

 モーツァルト:交響曲第40番
 ベートーヴェン:「エグモント」序曲
 R.シュトラウス:ドン・ファン
ブルーノ・ワルター指揮
BPO
 録音:1950年9月25日、ベルリン。ライヴ。モーツァルトはTAHRAから発売があるが、残りは現在入手困難な演奏。
 「アナログLP末期、日本コロムビアによって発売されたワルター協会の復刻シリーズは盤質、音質ともに最上で今回板起こしさせて頂いたワルターの戦後のベルリンライウ゛はヘッドホンで聴いてもプチノイズ一つないと云っても良い程のクオリティーです。フルトヴェングラーのヴェースバーデンコンサートもそれに準ずるクオリティーで、全フルトヴェングラーのライウ゛録音中最上級の音質を誇るものではないかと思われます。ファンの方はぜひ御一聴くださいませ。このようなすぐれたアナログLPを聴いてしまうと昨今のパソコンでいじくり回した多くのCDの音を受け付けなくなってしまうのが辛いところであるといえましょう。」(オタケンレコード 太田憲志)
TK-5701
廃盤
1930年代のワーグナー・ライヴ集 Vol.1
 「マイスタージンガー」序曲(*)/「タンホイザー」序曲(#)/
 「ローエングリン」第3幕抜粋(+)/
 「神々の黄昏」より[プロローグ〜ラインへの旅](**)
フェリックス・ワインガルトナー指揮(*)
ウィーン国立歌劇場o.(*)
フリッツ・ブッシュ指揮(#)
ドレスデン・シュターツカペレ(#)
フォルカー(+)、ミューラー(+)、
フラグスタート(**)、メルヒオール(**)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮(+/**)
バイロイト祝祭o.(+)、
コヴェントガーデン王立歌劇場o.(**)
TK-5702
廃盤
1930年代のワーグナー・ライヴ集 Vol.2
 「ワルキューレ」第3幕(*)/
 「神々の黄昏」〜ブルンヒュルデの自己犠牲(#)
フラグスタート(*/#)、
ボッケルマン(*)、ミューラー(*)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
コヴェントガーデン王立歌劇場o.
TK-5703
廃盤
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」(抜粋) エレナー・スティーバー(伯爵夫人)
ビドゥ・サヤン(スザンナ)
イタロ・ターヨ(フィガロ)
ヤルミラ・ノヴォトナ(ケルビーノ)他
フリッツ・ブッシュ指揮
メトロポリタン歌劇場o.&cho.
 録音:1949年。
 「聴きどころの多い第1幕は全曲、第2幕は夫人のアリアとケルビーノのロマンス、第3幕は夫人のアリアから3幕フィナーレ、第4幕はフィガロのレチタティーヴォとアリアからスザンナの最後のアリア、 と聴きどころを一枚80分に満載。CLSレーベルの復刻は超レア。一ヶ所針飛び、2〜3箇所混信、原盤に起因に付きご容赦下さい。」(以上レーベルのインフォメーションより)
TK-5901
廃盤
プフィッツナー:管弦楽自作自演集
 歌劇「パレストリーナ」〜3つの前奏曲/
 歌劇「心」より/交響曲Op.46/
 歌劇「キリストになった小悪魔」序曲/
 ヴァイオリンとチェロの二重奏曲
  (小オーケストラ付)/
 ハイルブロンのケートヒェン
ハンス・プフィッツナー指揮
ベルリン国立歌劇場o.団員、
BPO、VPO
TK-5902
廃盤
プフィッツナー:交響曲全集
 小交響曲Op.44(*)/
 交響曲第1番Op.36a(#)/交響曲第2番Op.46(+)
ヘルマン・アーベントロート指揮(*)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo.(*)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮(#)
ベルリン・ドイツ・オペラo.(#)
カール・ベーム指揮(+)
ドレスデン国立歌劇場o.(+)
 「長い人生のなかで、これは私のこれからの人生に不可欠だと思える音楽に出会うことがあります。洋楽ファンの方ならバッハやモーツァルトやベートーヴェンの音楽は人生に必要欠くべからざる音楽であるということに異論をとなえる人はまずいないはずです。ところがブラームスやワーグナー、あるいはブルックナーやマーラーになってくると聞き手の好みによって意見が違ってくるようになり、R.シュトラウスに至ってはこの音楽が人生に必要かどうかの議論さえナンセンスなもののように思えてくるのです。
 さてそのシュトラウスと同時代、同じ独墺圏で作曲家、指揮者、教師として名声を得ながら、没後ごく最近に至るまで忘却の彼方にあおかれていた音楽家がハンス・プフィッツナーです。プフィッツナーの音楽は久々に心、おおげさに言えば魂にくる音楽と言って過言ではないでしょう。クラシック音楽がますます軽薄になっているこんにち、私どもの人生に意義ある音楽体験を与えるプフィッツナーの音楽を一人でも多く人に聞いて頂きたく次の二枚をリリースします。
 一枚は作曲者自身の指揮によるオーケストラ作品集で、もう一枚は同時代の名指揮者による交響曲全集です。近年CPOレーベルがプフィッツナーの作品を体系的に録音してくれていってますが、作曲者のオリジナルの演奏や同時代の演奏はやはり格別に心に堪えます。」(以上レーベルのインフォメーションより)
TK-7001
廃盤
メンデルスゾーン:
 ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64(*)
ハイドン:交響曲第100番 ト長調「軍隊」(#)
フリッツ・クライスラー(Vn;*)
ランドン・ロナルド指揮
LPO(*)
ブルーノ・ワルター指揮
VPO(#)
 原盤:RCA Victor DM277(*)/RCA Victor DM472(#)。
 米ビクター盤だが、新品未開封にはやはり触手が動く。この復刻で聴くと、クライスラーのメンコンはこのロナルドとの新盤に軍配が上がるのではないだろうか?
TK-7002
廃盤
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.1(*)
 [ハ長調 K.378/ト長調 K.379/変ホ長調 K.481]
シモン・ゴールドベルク(Vn)
リリー・クラウス(P)
TK-7003
廃盤
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.2(#)
 [変ロ長調 K.378/変ホ長調 K.380/ヘ長調 K.377]
シモン・ゴールドベルク(Vn)
リリー・クラウス(P)
 原盤:Parlophone SW8000-8006(*)/Parlophone SW8007-8013(#)。
 「冷美」では済まされない、ユダヤ人ヴァイオリニストとしての、血の火照りが聴ける復刻。それにも増して、モーツァルト演奏の極致とも言うべきクラウスのピアノが大変リアルで生々しい。 デトロイト・パブリックスクールの資料室で眠っていたミント盤より復刻。
TK-7004
廃盤
モーツァルト:
 「後宮からの誘拐」序曲(*)/「フィガロの結婚」序曲(*)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調(#)
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」(+)
ヴェルディ:「アイーダ」より
 [トランペット・マーチ/バレエ音楽](**)
チャイコフスキー:スラヴ行進曲(##)
クレメンス・クラウス指揮
VPO(*)
シモン・ゴールドベルク(Vn;#)
アロイス・メリヒャル指揮
BPO(#)
フリッツ・ブッシュ指揮
LPO(+)
ハンス・シュミット=
 イッセルシュテット指揮
BPO(**)
パウル・ヴァン・ケンペン指揮
ドレスデンpo.(##)
 原盤:Electrola EH1229(*)/DECCA LY6061-6062(#)/HMV DB2897-8(+)/TELEFUNKEN E2319(**)/POLYDOR 15190A-B(##)
 C.クラウスのモーツァルトは超名演。若きベルリン・フィルのコンマス、ゴールドベルクがソロを務めるブランデンブルクも聴きもの。
TK-7005
廃盤
バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調(*)
ボッケリーニ:メヌエット(#)
ベートーヴェン:「アテネの廃墟」序曲(+)
ベルリオーズ:トロイ人の行進曲(**)
リスト:メフィスト・ワルツ(##)
ワーグナー:「リエンチ」序曲(++)
フェリックス・ワインガルトナー指揮
パリ音楽院o.(*/#/**/++)、
LPO(+/##)
 原盤:COLUMBIA MM428-1-5(*)/COLUMBIA MM428-6(#)/COLUMBIA LX898(+)/COLUMBIA X169-4(**)/COLUMBIA LX897-898(##)/COLUMBIA X169-1-3(++)。
 ワインガルトナーの名演で巡る、古典派〜後期ロマン派の欧州音楽散歩。ノーブル、中庸という彼の従来の評価が、ベートヴェン以降の諸作品(特にベルリオーズ、リスト)でくつがえる復刻。
TK-7006
廃盤
レーガー:
 モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ(*)/
 ベックリンによる4つの音詩(#)
カール・ベーム指揮
ドレスデン・シュターツカペレ(*)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮
プラハ・ドイツpo.(#)
 原盤:HMV D.B.8345-8348(*)/TELEFUNKEN GX61010-61012(#)。
 戦前のドレスデン・シュターツカペレの復刻は、LPとCDを通じて音が痩せて、歪っぽく、ヤワな再生音が多かった。今回初めて戦前のドレスデン・シュターツカペレの底力が甦る。プラハ・ドイツ・フィルは、 戦前プラハで結成されたドイツ人のオケで録音自体が珍しく、復刻も大変貴重なものとなる。
TKW-201
(2CD-R)
廃盤
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
 ベートーヴェン:
  交響曲第3番「英雄」(*)/交響曲第4番(#)/
  「コリオラン」序曲(#)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
VPO(*)、BPO(#)
 録音:1944年(*)*1943年6月27日&30日(#)。
 「私共ミドル世代には懐かしいフルトヴェングラーDXMシリーズよりの復刻です。私共のフルトヴェングラー開眼はバイロイトの第9とこのシリーズの何点かによってでした。これらの演奏はその後何度も復刻されましたが結局このシリーズの音がベストという声が未だ根強く小生もそう感じていますが、残念ながら手持ちのレコードはかなり聞き込んだすり減ったものとなってしまいました。ところがこの度世界的コレクターの品川征郎氏の盤庫より上記2点のミント盤が発見され早速復刻の運びとなりました。何れも見本盤(英雄は顔入り正規レーベルに見本盤の印、第4はホワイトレーベル)でファーストプレス品には間違いありません。所により針通なしの為の経年変化によるスクラッチノイズが多少ありますが、気になるほどではありません。フルトヴェングラーDXMシリーズの一部がほぼ完全なかたちで甦った喜びを一人でも多くのファンの方々とお分かち出来れば幸いです。」(オタケンレコード 太田憲志)
TKW-202
(2CD-R)
廃盤
アンドレ・クリュイタンス〜ベルリオーズ:
 オラトリオ「キリストの幼時」(旧盤)(*)/
 「ファウストの劫罰」より(#)
  [ハンガリー行進曲/妖精の踊り/鬼火のメヌエット]/
 序曲「ローマの謝肉祭」(#)/
 「ロメオとジュリエット」〜スケルツォ(#)
アンドレ・クリュイタンス指揮
パリ音楽院o.(*)、
オペラ・コミークo.(#)
 「ベルリオーズの最も美しい曲の最も美しい演奏です。ベルリオーズの宝石のような才能が全編に散りばめられた作品を最高のシェフが最上に料理しています。 米VOX初期ロングBOX盤より復刻。かなり長い余白にはこれまたすばらしいクリュイタンスのベルリオーズ管弦楽作品集。仏コロンビア初期10インチ盤より復刻。」(オタケンレコード 太田憲志)
TKW-203
(2CD-R)
廃盤
バリリSQ〜ベートーヴェン:弦楽四重奏曲
 [第1番 ヘ長調Op.18-1/第11番 ヘ短調Op.95/
  第16番 ヘ長調Op.135/
  第4番 ハ短調Op.18-4/第14番 嬰ハ短調Op.131]
バリリSQ
[ワルター・バリリ(Vn)
 オットー・シュトラッサー(Vn)
 ルドルフ・シュトレンク(Va)
 エマヌエル・ブラヴェッツ(Vc)]
 「故、大木正興氏をしてベートーヴェンSQ演奏の金字塔と云わしめた名演の復活です。今回は内外盤を通じ音質、盤質ともに定評のあるIWBシリーズからの復刻です。プチプチノイズがほとんどないのも嬉しい。」(レーベルのインフォメーションをそのまま記載)
TKW-204
(2CD-R)
廃盤
ヴィレム・メンゲルベルク
 マーラー:交響曲第4番(*)
 シューベルト:交響曲第9番「グレイト」
ヨー・フィンセント(S;*)
ヴィレム・メンゲルベルク指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウo.
 米PHILIPS盤より復刻。「メンゲルベルクのフィリップスの一連のライブはフルトヴェングラーのテープ録音によるベルリンの戦中ライブとは違いディスク録音によるものでした。当時のライブのディスク録音は粗末なものが多くその中ではフィリップスによるメンゲルベルク、コンセルトへボーライブは例外的にすぐれたものでした。しかしその真価は私どもが聴いてきた国内盤LPでは発揮されておらずこの一連のライブ録音に対し私どもは長く誤った認識をさせられておりました。ところがその後蘭フィリップスのオリジナル盤や米フィリップスの初期コピー盤が中古市場でボツボツ出回るようになりその音質の良さに驚かされた次第です。特に米フィリップス盤は盤質の良さも相まってテレフンケンの正式SP録音より良い音では?と思わせるほどです。今回はその米フィリップス盤からの復刻です。」
TKW-205
(2CD-R)
廃盤
英コニコーン・オリジナル盤の「第9」(1942)
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」Op.125
 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
BPO
 録音:1942年-1943年。
 「この音源の提供者は某小売店の代表者、中岡教夫氏です。氏によればこのレコードは今から30年程前に新品で購入されたもので心斎橋ヤマハで6千円もしたそうです。30年前といえば小生はまだCBSソニーのワルターの全集をせっせと買い集めていた頃であり、中岡氏はかなり先を行っておられたようです。その後、小生がフルトヴェングラーの戦中録音に行き着いた時にはすでに東芝EMIのユニコーン・シリーズの時代となっており、その薄っぺらで歪みっぽい音に辟易としたものでした。以後、ユニコーンは悪い音の代名詞のようになってしまっていたのですが、この度そのオリジナル盤を聴かせていただきその凛とした気品のある音に認識を改めさせられました。リアリティはメロディア・オリジナル盤にはやや及びませんが盤が新しい分、聴きやすくなっており、興味のある方には御一聴いただきたい逸品です。英ユニコーンのオリジナル盤自体も中古市場で見たこともなく、今ではかなりのレア物だと思われます。」(オタケンレコード 太田憲志)
TKW-206
(2CD-R)
廃盤
フルトヴェングラー、ウラニアのエロイカと
 メロディア・ピンク・レーベルのベト4

 ベートーヴェン:
  交響曲第3番「英雄」Op.55(*)/交響曲第4番Op.60(#)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
VPO(*)、BPO(#)
 録音:1944年(*)/1943年6月27日-30日(#)。原盤:米 URANIA URLP 7095 (*) / MELODIYA ГОСТ 5289-68 (#)。
 「ウラニアのエロイカと云えばこれまでの色んな復刻を聴くかぎりフルトヴェングラーにしては珍しくすっきりとした演奏というイメージが強かったのですが、今回オリジナル盤を綿密なピッチ調整の上復刻するに及びそれが全くの間違いであることが判明しました。むしろ東芝の最後のスタジオ録音よりスケールが大きいのではないかと感じさせるほどで、ファンの方にはぜひ当CDにてお確かめくださればと存じ上げます。当盤演奏のピッチ調整において今回一点落し穴を発見しました。オリジナル盤は全体的にハイピッチながら2楽章のみ他の楽章に比べピッチが低めに設定してあることです。きっと当楽章は弱音部が多いので盤面の消費量が少なくて済むと云うことなのでしょうが、当時はこんなことが罷り通る呑気な時代だったのでしょう。第4の方は1&2楽章が聴衆入り、3&4楽章が聴衆なしのハイブリッド盤です。どうしてこうなったか、当原盤をご提供いただきました先生によれば、初版で後半楽章において持続ノイズを発見したメロディア社が第2版でノイズなしのゲネプロテイクに差し替えたとのことです。」(オタケンレコード 太田憲志)


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