| GREENDOOR "GD SERIES" 柳兼子、クロイツァー、シロタ、ボベスコなど、他では聞くことのできない貴重な音源が盛り沢山の、同レーベル通常シリーズ。 | ||
| 魔王〜柳兼子ベスト・セレクション 杉山長谷夫:金魚屋/苗や苗 シューベルト:魔王/ます アイルランド民謡:庭の千草 ヘイズ:故郷の廃家 ブラームス:永遠の愛 カッチーニ:愛しのアマリリ シューベルト:夜と夢 グルック:五月を称える歌 ビゼー:「カルメン」〜ハバネラ ロイテル:四つ葉のクローバー 弘田龍太郎:春声〜昼 中田章:早春賦 ブラームス:子守歌 柳兼子「芸を語る」(*) |
柳兼子(A/語り;*) 大島正泰(P) 久本成夫(P) | |
| 録音:1960年代(本体には詳細データあり)。以前発売された「柳兼子〜永遠のアルト」(GD-2001/3;現在メーカー在庫切れ、再プレス未定)から、音楽評論家宇野功芳氏が選曲・監修したもの。 日本の西洋音楽黎明期から演奏活動を開始、後年は指導者としても知られ、80才を越えてもレコーディングを残すなど最晩年まで活躍した名アルト、柳兼子(1892-1984)熟年の演奏。 | ||
| レオニード・クロイツァー 〜没後50周年記念「ピアノ講座より」1951-1952 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 ショパン: 練習曲集(抜粋) [変ト長調Op.10-5/ハ長調Op.10-7/ 変イ長調「牧童」Op.25-1/へ短調Op.25-2/ へ長調Op.25-3/ハ短調Op.25-12/]/ 幻想曲 へ短調Op.49/舟歌 嬰へ長調Op.60 リスト: メフィスト・ワルツ/ ハンガリー狂詩曲15番 イ短調「ラコッツィ行進曲」/ 愛の夢第3番/パガニーニ練習曲[第1番−第6番] ドビュッシー:映像第1集 シューマン: 幻想曲 ハ長調Op.17/子供の情景Op.15/謝肉祭Op.9 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ3番 ハ長調Op.2-3/ ピアノ・ソナタ31番 変イ長調Op.110 ブラームス:ラプソディ 変ホ長調Op.119-4/ ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24 |
レオニード・クロイツァー(P) | |
| 名教師として昭和の楽壇に名を留めながらも、巨匠ピアニストとして活躍した業績は埋もれていたクロイツァー。その彼の放送録音を丁寧に復刻した物。豪壮で緻密な解釈が魅力。WING DISCからも協奏曲集(WCD-112)とSP録音復刻集(WCD-106/7)が発売されている。 | ||
| 日本音楽界の恩人「レオ・シロタ教授を讃えて」 ・DISC 1:<東京告別演奏会>(*) スカルラッティ(タウジヒ編): パストラル ホ短調/カプリッチョ ホ長調 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調Op.31-3 シューベルト:ピアノ・ソナタ第16番 イ短調D.845 ・DISC 2:<東京告別演奏会>(#) ホセ・アントニオ:前奏曲 ストラヴィンスキー:ワルツとポルカ バーバー:エクスカージョン第4番 山田耕筰:「荒城の月」を主題とする変奏曲 ショパン:夜想曲第5番 嬰ヘ長調/練習曲 ハ短調 リスト:ハンガリー狂詩曲第6番 <日本コロムビア SP盤より> 山田耕筰:彼と彼女/主題と変奏(母に捧ぐる変奏曲) ショパン:練習曲 変ト長調「黒鍵」/練習曲 変ト長調「蝶々」/ 円舞曲 変ニ長調(ローゼンタール編) リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行 スカルラッティ(タウジヒ編):カプリッチョ、ソナタ <英 ホモコード SP盤より> リスト:ラ・カンパネッラ ヘンデル:調子のよいかじ屋 グリンカ(バラキノフ編):ひばり ・DISC 3:<1940年代録音>(+) ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3つの情景 シューマン:交響的練習曲 ショパン:夜想曲第13番 ハ短調/マズルカ第35番 ハ短調/ バラード第4番 ヘ短調/3つの新しい練習曲 |
レオ・シロタ(P) | |
| 録音:1963年12月3日、日比谷公会堂(*/#)/他。(#)と(+)は今回初CD化。 クリストファ・N.野澤氏監修、没後40周年企画CD。レオニード・クロイツァー「ピアノ講座より」(GD-2005/8)に続く、戦後の日本音楽界に貢献しながらも過去に封印されたピアニスト、レオ・シロタの業績を偲ぶ。 ロシア生まれのユダヤ人ピアニスト、レオ・シロタは少年時代パデレフスキーに才能を認められウィーンへ留学、そこで師事したブゾーニに大きな影響を受けブゾーニ派ピアニストへと成長、ウィーンを拠点にヨーロッパで若手ピアニストとして名声を博し、その演奏はヴィルトゥオーソ・タイプと評された。1928年にはシベリアを横断し初来日、山田耕筰と親交を深め、1931年には東京音楽学校教授に就任、教育面でもすぐれた才能を発揮し、園田高弘ら多くの才能を育んだ。1944年敗戦が濃厚になった頃には軽井沢に軟禁状態になり苦しい生活も強いられたが、戦後アメリカに移住し後進の指導やリサイタル、放送活動も続けた。1963年には弟子たちの要請により17年ぶりに来日、日本での最後のリサイタルを行った(*/#)。このリサイタルの前半はARBITERから先に発売されていた(ARB-123)が、後半は初CD化(初発売?)。他にも珍しい音源が復刻されており、ピアノ・マニアなら見逃すわけにはいかない。 関連情報として、2005年4月30日より岩波ホールで映画「ベアテの贈りもの」が上映される。この映画はレオ・シロタの娘、ベアテ・シロタ・ゴードンの生涯を描いた作品で、前半にレオ・シロタのことが紹介されるが、音楽はシロタの演奏が中心に使われているという。 | ||
| マルセル・ミュール〜コンプリメンタリー P.ランティエ:シシリエンヌ M.デュクラック&F.ブレイユ: アンダンテとフィルーズ A.トマジ:ジラシォン P.ボノー: サクソフォン独奏のためのワルツ形式によるカプリス P.M.デュポア:ディヴェルティスマン グラナドス:「ゴイェスカス」〜間奏曲(ミュール編) C.パスカル: アルト・サクソフォンとピアノのためのソナチネ E.ボザ:アンプロヴィザシォンとカプリス D.ラザルス: アルト・サクソフォン・ソロ・ソナタ チェレプニン:ソナチネ・スポルティヴ |
マルセル・ミュール(Sax) | |
| 録音:1953年&1954年。 ヒストリカル・シリーズで大好評となった「マルセル・ミュール」(GDCS-0006)に続く第2弾。詳細な解説は前回同様、ミュールとの親交深い、松沢増保氏。本CDは、ミュール最盛期の録音で、ヴァイオリンのような美しいヴィブラート奏法で演奏される作品は全て絶品。また、このアルバムにはミュールに献呈された作品が数多く収録されている。 | ||
| ジョコンダ・デ・ヴィート ブラームス:ヴァイオリン協奏曲Op.77 |
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn) パウル・ファン・ケンペン指揮 ドイツ歌劇場o. | |
| 録音:1941年。ポリドールSP盤より復刻。 デ・ヴィートは、最初の本格的なレコーディングに10年以上も研修したブラームスのコンチェルトを選んだ。このポリドール盤のSPは録音も大変良く、美しい愛器の音や、素晴らしい技巧を見事に再現している。唖然とするほど美しいタッチ、磨きぬかれたポルタメント、呼吸のように自然な表現は最後まで極上のブラームスを聴かせてくれる。まさに渇望の一枚。 | ||
| ジャック・ティボー、リサイタル〜古典から近代現代まで ヴェラチーニ(サルモン編):ソナタ ホ短調[タッソ・ヤノポーロ(P)/1936.5.27] デプラーヌ(ナシェ編):イントラーダ=アダージオ[タッソ・ヤノポーロ(P)/1933.7.2] ルクレール(クライスラー編):タンブーラン[ハロルド・クラクストン(P)/1925.11.25] J.S.バッハ(ヴィルヘルミ編):G線上のアリア[ハロルド・クラクストン(P)/1927.2.14] J.S.バッハ(シューマン編):ロンド形式のガヴォット[タッソ・ヤノポーロ(P)/1936.3.21] ベートーヴェン:ロマンス第2番[ハロルド・クラクストン(P)/1925.11.25] ブラームス(ホッホシュタイン編):ワルツ第15番[ハロルド・クラクストン(P)/1925.11.23] ドビュッシー(ハルトマン編):ミンストレル[アルフレッド・コルトー(P)/1929.6.7] ドビュッシー(ハルトマン編):亜麻色の髪の乙女[ハロルド・クラクストン(P)/1927.2.14] ドビュッシー:ゴリヴォーグのケークウォーク[ハロルド・クラクストン(P)/1925.11.25] ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形[タッソ・ヤノポーロ(P)/1933.7.1] マルシック:スケルツァンド[タッソ・ヤノポーロ(P)/1933.7.1] アルベニス(クライスラー編):マラゲーニャ/タンゴ[タッソ・ヤノポーロ/1933.7.1] ファリャ(コハンスキ編):ホタ[タッソ・ヤノポーロ(P)/1930.4.23] シマノフスキ:アレトゥーサの泉[タッソ・ヤノポーロ(P)/1933.7.1] | ||
| ティボー(ヴァイオリン)といえばピアノとの共演が並外れて秀逸。これらの演奏はSP時代は勿論のこと、現代においても典雅な美しさは追随を許さない。本CDは全曲SP盤からの板起し。古典から現代まで、ティボー絶頂期の演奏を収録した。 | ||
| ローラ・ボベスコ、1939年(?)録音集 ラロ:ヴァイオリン協奏曲第2番「スペイン交響曲」(*) スタン・ゴレスタン(1875-1956):ツィンガレラ(#) |
ローラ・ボベスコ(Vn) ウジェーヌ・ビゴー指揮(*) コンセール・ラムルーo.(*) A.M. ジニスティ=ブリッソン(P)(#) | |
| 録音:1939年と記載。(*)はMALIBRANから1942年とされる演奏がCD復刻されている(CDRG-131)が、原盤番号などからしておそらく同一の演奏。(#)はおそらく初CD化で、元SPも非常に稀少な物のようだ。 「ローラ・ボベスコ、1919年8月9日、ルーマニアのクライオヴァの生まれ、2003年9月4日、84歳で逝去。『もし』という言葉は歴史上の人物の評価の場合にしばしば用いられるある種の残念さや期待を含んだ表現だが、ローラの場合『もし第二次世界大戦がなかったなら』というのはたしかに我々にとってこの上ない残念さに充ちた響きのように思う。彼女の戦後のキャリアーについては今までも数多く語られてきたが、ローラが一番輝いていた頃、そして戦争の為に中断を余儀なくされた1930年代後半からの約10年間については殆ど知られていない。今回、その頃の彼女の代表的な録音が復刻される。このCDに収められているラロとゴレスタンはいずれも1939年に録音されている。原盤の「スペイン交響曲」はフランス・コロムビア:LFX619/3(カデンツァ注:おそらく"LFX 610 / 613"の誤記)、「ツィンガレラ」はHMV:L1078(のちにDB11237)。」(山口勗;ライナー・ノートより) | ||
| ローラ・ボベスコ、サロンコンサート 1986.3.2 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」 シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 フォーレ:子守歌 エスペホ:プレスト ウィニアウスキー:マズルカ |
ローラ・ボベスコ | |
| 録音:1986年3月2日、岡田又彦氏邸、東京。ライヴ。ボベスコ自身による曲紹介付き。 「1986年3月2日、小春日和の日曜日の午後、中央線四ッ谷駅に程近いマンションの一室に全国からボベスコの熱狂的なファンが集まった。古くからのボベスコファン岡田又彦さんをはじめ、在京のボベスコファンの方々のご尽力で、この年、何度目かの来日公演を果たしたボベスコが一般公演の合い間をぬってごく内輪の「サロンコンサート」を開く事になり、岡田さんのマンションが会場となった次第、というわけだった。 1980年の初来日以来、ほとんど毎年のようにわが国を訪れて音楽愛好家の渇を癒してくれたボベスコだが、公式の公演以外にもこうしたサロンコンサートの希望にもしばしば応じてくれた。この年の岡田邸以外でも、東京のT邸、神戸のU邸など、幸運にも参加の機会に恵まれた者にとっては文字通り至福のひと時となったものだ。こういう時のボベスコはごく親しい身内だけの、という親近感からか、曲ごとに参加者に語りかけながら、時には思いがけない破目外しなども披露して「本当に幸せいっぱい」という雰囲気を撒き散らしながらの演奏だった。今回CD化された1986年のサロンコンサートもそういった雰囲気に溢れたアットホームな和やかな空気を感じ取っていただけるものだと思う。」山口勗(ライナー・ノートより抜粋) | ||
| クララ・ハスキルの栄光 Vol.1 ブラームス:ピアノ五重奏曲 |
クララ・ハスキル(P) ヴィンタートゥールSQ [ペーター・リバール(第1Vn) クレメンス・ダヒンデン(第2Vn) ハインツ・ウィーガンド(Va) アントニオ・トゥザ(Vc)] | |
| 録音:1950年。 ハスキルのスタジオ録音で現存している唯一のブラームス。極めて珍しい録音で、スイスのDORONがリバールの私蔵音源(ディスク?)からCD化しているが、原盤の状態が極端に悪く、非常に聞き辛かった。復刻には定評のある当レーベルだけに、音質には期待したい。 「ハスキルのブラームスは、他に比べるものがない程の演奏だったのに、レコードではこのピアノ五重奏以外にはその証しがない。」 ハスキルのウィンテルトゥール弦楽四重奏団との共演は、1934年、オランダでモーツァルトのK.493が最初であったが、その後も数多く演奏している。モーツァルトの他に、シューベルト、ブラームス、フォーレ、そしてドヴォルザーク。この中でレコードとして残っているのは、今回のブラームス、Op.34だけだが、これで終わってしまったのは本当に残念だ。このようなハスキルの鬼気迫る情熱をさらに聴くことができないとは。 | ||
| グィラ・ブスターボ シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 Op.47(*)/ パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 Op.6 |
グィラ・ブスターボ(Vn) フリッツ・ツァウン指揮 ベルリン国立o. | |
| SP盤より復刻。 ヌヴーと同年(1919年)に生まれたグィラ・ブスターボは、アメリカ生まれの女流ヴァイオリニストの中で、しばらくの間国際的な名声を得ることができた唯一の人である。1930年代、ブスターボはベルリンで大成功をおさめ聴衆の人気の的であった。このCDで復刻されたシベリウスとパガニーニは、そのような彼女の最も輝かしい時期に録音され、そのためか、いずれの曲もパッションとエモーションに満ち溢れた名演奏だ。個性的だが、ほっそりとした魅力的な音とフレージングの美しさをもったパガニーニ。明るく透明な音で直接的に語りかけるシベリウス。カミラ・ウィックス、ジネット・ヌヴーとならぶ、シベリウスの名演と呼んでもよいのでないか。 | ||
| クロール弦楽四重奏団 モーツァルト: 弦楽四重奏曲 ハ長調「不協和音」K.465/ 弦楽四重奏曲 変ロ長調「狩」K.458 |
クロールSQ [ウィリアム・クロール(Vn) ルイス・グレーラー(Vn) ネイサン・ゴードン(Va) エイヴロン・ トウェルドフスキー(Vc)] | |
| クロール弦楽四重奏団の誉れ高き名盤。スケールの大きさはなくとも流麗でリリシズムに溢れた緊迫感が心地よい。クロール弦楽四重奏団にとって、「このレコードが1回限りの奇跡だ。」と林秀樹氏がコメントする通り。一日中このCDをエンドレスで流しておきたくなる。 | ||
| パスキエ三重奏団 〜モーツァルト:弦楽三重奏 弦楽三重奏のためのディヴェルティメント K.563/ 弦楽三重奏のためのアダージョとフーガ [第1番/第2番/第3番/第6番] |
パスキエ三重奏団 [ジャン・パスキエ(Vn) ピエール・パスキエ(Va) エティエンヌ・パスキエ(Vc)] | |
| 録音:1930年代後半/1950年代。最良のSP盤から復刻、初CD化。 1927年にパリで結成されたパスキエ三兄弟、ジャン、ピエール、エティエンヌによる歴史的録音。結成以降国際的に名声を得、数多くの作曲家たちが作品を献呈した。パスキエ三重奏団はK.563を4回録音しているが、このCDは初回の録音である。世界的に名声を得た頃のこの演奏は、明るく溌剌としたモーツァルト像を充分に描き出している。フランスの古き良き時代の香り高きモーツァルトの名演がここに在る。 | ||
| ヴァーシャ・プシホダ(プルジホダ) Vol.2 ドヴォルザーク: ヴァイオリン協奏曲Op.53(*)/ ヴァイオリンのためのソナチネOp.100(#) タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ「悪魔のトリル」(+) |
ヴァーシャ・プシホダ(Vn) パウル・ヴァン・ケンペン指揮(*) ベルリン国立室内o.(*) ミヒャエル・ラウハイゼン(P;#) オットー・A.グレーフ(P;+) | |
| 録音:1943年(*)/1943年(#)/1938年(+)。 ヒストリカル・シリーズ。クリストファ・N.野澤 監修。「演奏技術の上でも、演奏解釈の上でも、このコンチェルトのこれ以上に美しい再現はなかった。」とJ.ハルトナックがコメントする通り、ラウハイゼンと録音したソナタを含め、これらはプシホダの特性の第一級のドキュメントなのだ。その暖かみのある音色と艶、非常に個性的な美しさを伴ったこの演奏は決して大袈裟ではなく聴くものすべてを感動させるドヴォルザークである。タルティーニのソナタも大変珍しい。解説:貝嶋弘恒。 | ||
| ヴィルヘルム・フルトヴェングラー シューベルト:交響曲第9番 ハ長調「グレイト」 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 BPO | |
| 録音:1951年12月。DG LPM18015-6 初版プレス、チューリップ・レーベルより復刻。 「スタジオ録音されたフルトヴェングラーの演奏の中では最高水準にそびえ立つ『グレイト』をグラムフォン初版2枚組よりCD化。なんといっても、のちにセールス的な理由(?)で1枚にパッキングされたLPからは聴かれなくなった『骨太の音』が絶大な魅力である。何度も新しいフォーマットでCD化されているにもかかわらず、何故この2枚組レコードが高値を呼ぶのか。それは稀少なだけではなく、従来のCDでは音に精気と厚みが足らず初版2枚組には及ばなかったからだろう。本CDに期待していただきたい。」解説:桧山浩介 | ||
| マルセル・ミュール with ピアノ & 四重奏 ポール・クレストン:サクソフォン・ソナタ Op.19(*) ピエール・ランティエ:ユースカルデュナーク(*) ポール・モーリス:プロヴァンスの風景(*) [若い娘たちのファランドール/ いとしい人への歌/ジプシーの女/ アリスカンの魂は嘆きて/カブリダン] アマーブル・マッシー:4つのカプリス風練習曲 フロラン・シュミット:サクソフォン四重奏曲(#) ジャン・アブシル:夢想(#)/タランテラ(#) ガブリエル・ピエルネ: 民謡風ロンドの主題による序奏と変奏(#) |
ソランジュ・ロビン(P;*) マルセル・ミュール・ サクソフォン四重奏団(#) [アンドレ・ボーシー ジョルジュ・グールデ マルセル・ジョッス] | |
| 録音:1956年(*)/1953年(#)。好評を博しているマルセル・ミュール第3弾! 今回は、ピアニスト、ソランジュ・ロビンとの競演に加え、ミュール率いるサクソフォン四重奏団の4曲を収録。音色・フレージング・リズム感、ミュージシャンとしての3要素を兼ね備えたミュールの演奏は必聴! 今回も解説はマルセル・ミュールとたいへん親交の深い松沢増保氏が執筆。 | ||
| フルトヴェングラー LP 盤起こし、フランク&ブラームス フランク:交響曲 ニ短調 (*) ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 (#) |
ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 VPO (*)、LPO (#) | |
| 録音:1945年1月28日 or 29日、ムジークフェライン、ライヴ(*)/1948年3月22日、23日、25日、キングズウェイ・ホール、スタジオ(#)。ソース:米 VOX PL-7230 (*) /英 DECCA LXT 2586 (#)。既に様々な盤起こしCDが出ている演奏で、特に(#)は当レーベルからもSP盤 [AK1875-79] からの盤起こし復刻(GDWF-2005)が出ているが、後発だけに音質には期待したい。 『亡命前夜のライヴ録音。第二次大戦末期の1945年1月末、ウィーンでのあの言語を絶する熱演。間違いなくフルトヴェングラーのもっとも記憶に残る演奏五指に入るであろう、フランクの「ニ短調」を米VOX盤より復刻。音質に関していうならば本CDの音源になったLP(PL-7230) がもっとも優れているといえよう。 英 DECCA 盤よりロンドン・フィルとのブラームス「第2」を。1951年6月にフルトヴェングラーの初のLPとしてLXT2586の番号で登場したが、本CDはその初出盤からの復刻。ブラームスの「第2」は4曲の交響曲中唯一明るい牧歌的な雰囲気に満ちた曲で、戦争直後のフルトヴェングラーの心情にもっとも相応しいものとして巨匠の意志でプログラムに積極的に加えたのではなかろうか。新しい時代の到来を巨匠がどのような感慨で迎えたかを汲み取るものとして接したい。』(桧山浩介[ライナーより一部抜粋]) | ||
| 4人のシャコンヌ〜 I.ヘンデル、エネスコ、ミケランジェリ、セゴビア J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調BWV.1004〜シャコンヌ [ブゾーニ編(*)/セゴビア編(#)] |
イダ・ヘンデル(Vn) ジェルジ・エネスコ(Vn;+) アルトゥーロ・ベネデッティ・ ミケランジェリ(P;*) アンドレス・セゴビア(G;#) | |
| ソース:Ars Musica / CLP-105 (+) / LA VOCE DEL PADRONE QBLP 1044 (*) / MGM E123 (#)。解説:浅里公三。 さまざまな楽器のための編曲でも広く愛聴されている、バッハの『シャコンヌ』。エネスコの晩年の録音。ヘンデルの国内未発売だったソ連録音。ミケランジェリによるブゾーニ編曲の名演。セゴビア自身の編曲による最初の録音など、4人の偉大な演奏家による歴史的録音を収録。 | ||
| ローラ・ボベスコ・リサイタル〜 日本初来日公演 1980.1.21. ルクレール:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリツィオーソ ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 ストラヴィンスキー:イタリア組曲 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 ・アンコール エスページョ:プレスト ファリャ:歌劇「はかなき人生」 〜スペイン舞曲第1番 J.S.バッハ:サラバンド パラディース:シチリアーナ |
ローラ・ボベスコ(Vn) 小松[裄V] 美枝子(P) | |
| 録音:1980年1月21日、ABC ホール。おそらく初出音源。解説:山口勗 ボベスコの個人招聘による初来日が日本の音楽界にあたえた衝撃はいまや伝説となっているが、今回、その最終ステージとなった1980年1月21日のABCホールでの演奏がCDとして登場。音源は個人的な記録として保存されていた録音テープ。終演後のアンコールは、途中の万雷の拍手とともにボベスコの曲名を告げる声も、そのままノーカットですべて収めている。ステージと客席が一体になった当日の稀有の雰囲気が感じられる、まさに「伝説のステージ」。 | ||
| モーリス・エウィット〜 J.S.バッハ:管弦楽組曲(全曲) [第1番 ハ長調BWV.1066/第2番 ロ短調BWV.1067(*)/ 第3番 ニ長調BWV.1068/第4番ニ長調 BWV.1069] |
ジャン=ピエール・ ランパル(Fl;*) モーリス・エウィット指揮 エウィットo. | |
| 録音:1950年代。モノラル、LP復刻。ソース: Les Discophiles français DF 22/23 。先にCD-R使用の RICHTHOFEN DISC が復刻していた録音だが、プレス盤では初CD化になるかと思われる。 『エウィット室内管弦楽団はディスコフィル・フランセ・レーベルに録音を残したが、このバッハの管弦楽組曲全曲は、ごく短期間しか発売されなかったためほとんど知られていないようである。デビューした間もない若き日のジャン=ピエール・ランパルのソロが聴ける第2番をはじめ、管楽器のギャラントな響きや表情も独特の魅力があり、このCD復刻盤はヴェルサイユ楽派の音楽がバッハに与えた影響の大きさを明らかにした演奏であることを印象づける。』(浅里公三/ライナーノーツより) | ||
| GREENDOOR "COLLECTORS SERIES" | ||
| GDCL-0001 廃盤 |
フルトヴェングラー没後50年記念企画 〜ウラニアのエロイカ ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 VPO |
| 録音:1944年。 数あるフルトヴェングラーのディスクの中でも一番有名かつ貴重なディスクがこの「ウラニア」のエロイカでは無いだろうか。もちろん同一演奏のCDはこれまでにも BAYER盤(BR-200002; 廃盤)や RCD盤(RCD-25001)を始めとして多数リリースされているが、ウラニア盤からの盤起こし復刻はSERENADE盤(SEDR-2002)、 MYTHOS盤(NR-5011)ともCD-Rで、 CDでの盤起こし復刻発売はこれが初めてとなる。今回は出来るだけオリジナルに近づけるためイコライジングやピッチ調整を行なわず、使用レコードも再プレス以降の盤は音質変化があることから 一番最初のマトリックス・ナンバー盤を使用し、最初期そのままの音を再現している。また、オリジナル・ジャケット仕様で、見栄えもよく、オリジナル最初期盤を中古で入手しようとすれば状態が悪くても12万円はくだらないだけに、その価値は高いと言えるだろう。ウラニアLPからの盤起こしとしては後発にあたるだけに、ことに音質に関しては一家言ありそうで、フルトヴェングラー・ファンなら盤起こし3種はどれも持っていたい所だ。 なお、2004年6月にSERENADEレーベル主宰の平林氏が、同じく同氏主宰のGRAND SLAMレーベルからCD盤として同曲を復刻発売する事が決定。SERENADE盤 SEDR-2002よりリファインされており、こちらもファンなら必聴だろう(GS-2005)。 | ||
| クナッパーツブッシュ、メロディアLPからの復刻CD ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(改訂版) ブラームス:交響曲第3番(2種の復刻)(#) |
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 BPO | |
| 録音:1944年9月8日(*)&9日(#)、バーデン=バーデン。クナッパーツブッシュの「メロディアLP」からの復刻は、これまでSEREBNADE盤(SEDR-2020、2021;共に廃盤)
やMYTHOS盤(NR-5017、5017GOLD)が出ていたが、CDでの発売は今回が初となる。 クナッパーツブッシュには有名なデッカ録音をはじめ3種類の「ロマンティック」の録音があるが、とりわけ、この1944年録音は他の2種類をしのぐ名演。もちろん同一演奏のCDはTAHRAをはじめ何種類かリリースされているが、今回は旧ソ連盤の中でも最高の音質といわれるモスクワ・プレスのピンクメロディアから復刻。 「レコードからの復刻だからたいした音ではない、と思われるかもしれませんが、年月の経ったオリジナル・テープではよれがあったりしますが、それに比べて格段に良い音で復刻できるという利点があります。 とにかく、しぼれたよれよれのクナではなく、紛れもなく巨匠の風格漂う素晴らしい演奏です。」 「ブラームスの3番は同一演奏ですが、2種類のレコード盤(ピンクメロディア、青色大聖火)から復刻し、レコードによる音の違いを楽しむことができます。(ブラ3は青色大聖火が初版盤です) 2曲ともTAH-320でも発売されていますが、こちらも負けてはいません!」とレーベルも自信を示す復刻。 また、オリジナル・ジャケット仕様(あえて英語表記に直さず、ロシア語表記のまま)で見栄えも良く、音質はイコライジングなどの調整を行わず、そのままの音(質)を再現、遊び心満載な2枚組。 なお、レコード盤からの再生につき、盤質によるノイズはありますので予めご了承ください。 | ||
| カミラ・ウィックス秘蔵音源、最初期盤より復刻 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 |
カミラ・ウィックス(Vn) シクステン・エールリンク指揮 ストックホルム放送so. | |
| 録音:1952年頃。原盤:EMI。レーベルは「初CD化。日本未発売の音源」としているが、1990年に東芝から国内CD化されたことがある。ただ、貴重な音源である事にかわりは無い。復刻には最初期スウェーデン盤を使用、スウェーデン盤オリジナル・ジャケット使用。 秘蔵盤中の秘蔵盤、日本で目にすることがなかったと言っても過言ではない最初期スウェーデン盤を初CD化! 「シベリウスの好きな私は『ヴァイオリン協奏曲』もヌヴー、イダ・ヘンデル、スピヴァコフスキー、その他何種か持っているが、ウィックス盤を一番に推す。ウィックスはアメリカの女性ヴァイオリニストだが、シベリウス自身に『私のヴァイオリン協奏曲の最高の解釈者』と絶賛されて以来、アメリカを捨て、北欧圏で活躍するようになった。このレコードも繊細な神経のゆきとどいた感情の燃焼度の高い名演奏であることは誰も認めるところだ。」(上田應輔;ライナー・ノートより) | ||
| ジャンヌ・ゴーティエ&ルフェビュール ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ (リマスタリング違いの2ヴァージョンを収録) |
ジャンヌ・ゴーティエ(Vn) イヴォンヌ・ルフェビュール(P) | |
| 多くの人に聴いてほしい、まさにラヴェル:ヴァイオリン・ソナタの決定盤。フランス・オリジナル盤より、オリジナル・ヴァージョン&ノイズ・カット・ヴァージョンの2テイクを収録。 ゴーティエとルフェビュールの二人の女流演奏家の共演は、大人の女性の持ち味が前面に出ており、さらに落ち着きと包容力を感じさせる。街の露地に漂う匂いまで感じさせる都会人の詩的センスの濃密な発散ぶりには特異な魅力がある。 | ||
| ミシェル・オークレール チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35 |
ミシェル・オークレール(Vn) クルト・ヴェス指揮 オーストリアso. | |
| ブーシュリとティボーに学んだフランスの女流ヴァイオリニスト、ミシェル・オークレール。ヌブー以来の天才少女と騒がれていた20代はじめの頃の演奏が、オリジナル盤の輝かしい音で蘇る。オークレールの演奏は強い張りのある美音で、アマチュアのような純粋さと気迫で3楽章に向かって限りなく燃え上がっていく。女流ヴァイオリニストの残したチャイコフスキーの最高の演奏のひとつだと断言できる。 | ||
| ヴィクトル・デ・サバタ モーツァルト:レクイエム K.626 |
ピア・タッシナーリ、 エベ・スティニャーニ、 フェルッチョ・タリアヴィーニ、 イタロ・ターヨ ヴィクトル・デ・サバタ指揮 EIARso.&cho. | |
| 録音:1941年12月5日、サンタマリア・デリ・アンジェリ聖堂、ローマ。モーツァルト没後150年記念。なお、1939年録音となっている資料もある。 デ・サバタ唯一のモーツァルト・レコーディング。演奏者は全員イタリア人。モーツァルト没後150年記念ということで、録音嫌いのデ・サバータもようやくOKしたらしい。メロディーの見事なカンタービレ、軽やかなリズム、この演奏を地中海のモーツァルトと呼んだのは星光延氏だ。10インチ2枚組レコードより復刻。 | ||
| ペーター・リバール ジョバンニ・バッティスタ・ヴィオッティ: ヴァイオリン協奏曲第22番(*) ピエトロ・ナルディーニ: ヴァイオリン協奏曲 ホ短調(#) |
ペーター・リバール(Vn) クレメンス・ダヒンデン指揮 ヴィンテルトゥールso. | |
| 録音:1951年(*)/1950年代前半(#)。 クリアーで清澄なリバールの音色はもぎたてのフルーツのみずみずしさだ。典雅なスタイルで思い切り歌い抜かれたこのヴィオッティで、一躍リバールは弦楽ファンのアイドルとなった。このリバールのヴィオッティをオリジナル盤の生々しい音で鑑賞していただきたい。 | ||
| ミシェル・オークレール マックス・ブルッフ: ヴァイオリン協奏曲第1番/コル・ニドライ |
ミシェル・オークレール(Vn) ヴィルヘルム・ロイブナー指揮 オーストリアso. | |
| 録音:1952年。オリジナル盤より復刻。 なによりも自分の直感に頼って即興性を出そうとするオークレールの若い頃のスタイル。泉のようにあふれ出るみずみずしいメロディーは、この曲の美しさを余すところ無く描き出している。 | ||
| パウル・ファン・ケンペン ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」 |
パウル・ファン・ケンペン指揮 オランダ放送po. | |
| 録音:1950年。原盤:Telefunken。名演として著名な物で、TAHRAなどからも復刻されているが、音質には定評のある当レーベルの盤起こしCDだけに、期待。 ケンペンの演奏に駄作はないが、レコードが少なくその名前も忘れられようとしているのは残念である。一分の隙も無く組み立てられた構築的なこのブルックナーのシンフォニーも、ケンペンの手にかかると音符のひとつ一つに意識が与えられ、豊かで暖かみを帯びた味わいのある音楽となって姿を見せ始める。透明なバスの動きにもケンペンの特長があり、そのためブルックナーの意表をついたキー・チェンジをはっきり感じることができる。ケンペンの演奏をじっくり聴くと、これほど後味のよい印象を与える演奏はないと感じるだろう。 | ||
| ジャック・ティボー、メロディア盤からの復刻 フォーレ:子守歌(*) グラナドス(ティボー編):スペイン舞曲 ニ長調(#) グラナドス(クライスラー編):スペイン舞曲 ホ長調(#) ファリャ(クライスラー編): 「はかない人生」〜スペイン舞曲第1番(+) フランク ヴァイオリン・ソナタ イ長調(**) |
ジャック・ティボー(Vn) アルフレッド・コルトー(P;*/**) ハロルド・クラクストン(P;#) ジョルジュ・ロネー(P;+) | |
| 録音:1931年4月23日(*)/1927年10月21日(#)/1929年5月29日(+)/1929年5月28日(**)。 このフランクのソナタの演奏はティボーの最高の出来ばえのひとつである。一番音がよいと思うメロディア盤より復刻。針音を除いていないので高音も美しく、ティボーのいくらか鼻にかかったような、しかし並外れた良い響きをもつ音の優雅な滑らかさが見事に再現されている。他に小品が4曲収録されているが、これらの音質も素晴らしい。明るく透明な色彩感、絹のような光沢のある音色が美しく転写されている。特に親しみのある穏やかな光をもった演奏の「ベルシューズ」が感動的だ。 | ||
| アンゲルブレシュトのフォーレ「レクイエム」 フォーレ:「レクイエム」 |
フランソワーズ・オジェア(S) ベルナール・ドゥミニー(Br) デジレ=エミール・ アンゲルブレシュト指揮 フランス国立放送o.&cho. | |
| 録音:1955年1月&2月。原盤:Ducretet-Thomson。TESTAMENTからSBT-1266としてCD化されている物。 名匠、アルゲルブレシュトの永遠の名盤。何とも穏やかで美しい時がゆっくりと流れていくのだろう。透明で深い抒情性が聴くものの心を満たしてくれる。天使が祈りを捧げているようなステンドグラス風のオリジナル・ジャケットを使用。 | ||
| オークレール追悼盤 〜クライスラー・アンコール&フェイヴァリット グルック:メロディー ファリャ:「はかなき人生」〜スペイン舞曲 クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ ドヴォルザーク:わが母の教えたまいし歌 シャミナード:スペインのセレナード プニャーニ:前奏曲とアレグロ クライスラー:美しきロスマリン/中国の太鼓/ ウィーン綺想曲/愛の喜び/愛の悲しみ ブランドル:オールド・リフレイン |
ミシェル・オークレール(Vn) オットー・シュルホフ(P) | |
| 録音:1953年。原盤:Remington。2005年6月に逝去したオークレール追悼盤。おそらく初CD化となる物で、LPはかなり稀少な物。 1951年、オークレールはソリストとしてシャルル・ミュンシュを指揮者に迎えたボストンso.との共演で、アメリカでのデビューを果たした。彼女の実力はボストン・ヘラルド紙に掲載された記事の「今後最も有望な演奏家の一人であることを印象付けた、エレガントで広がりのある名演奏」という一節に凝縮されている。このCDは「クライスラー・フェイヴァリット」と「クライスラー・アンコール」の2枚のLPレコード(レミントン盤)より復刻。2枚のオークレールの演奏を本CDに収録した。 | ||
| アンゲルブレシュト Vol.2 ドビュッシー: 夜想曲[雲/祭り/シレーヌ]/ 牧神の午後への前奏曲/スコットランド風行進曲 |
フェルナン・デュフレーヌ(Fl) アンゲルブレシュト指揮 フランス国立放送o.、 マルセル・ブリクロcho. | |
| 録音:1953年4月、シャンゼリゼ劇場。原盤:Ducretet-Thomson。TESTAMENTからSBT-1212としてCD化されている物。 アンゲルブレシュトがドビュッシーのスペシャリストとして認められた存在であることを物語る名盤の復刻。ニュアンスに富み、知性と香気溢れる演奏で透明精緻な美しさは比類がない。 CD化はされているが、オリジナル盤の音の良さには捨て難いものがあり、出来る限りそのままの状態での復刻をおこなった。ぜひ、フランス芸術の極致ともいうべきアンゲルブレシュトを「発見」してほしい。 | ||
| ペーター・リバール(Vn) Vol.2 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77 |
ペーター・リバール(Vn) ハンス・モルトコウ指揮 西オーストリア放送o. | |
| 元来、バロック・古典派をレパートリーの中心として典雅な歌いまわしに特徴のあるリバールが、1楽章から憑かれたように情熱的な演奏を行っている。ロマン派を演奏するための多彩な音色は持ち合わせていないが、細みながら気合の入った志の高い熱演である。2楽章も独特の甘い音で思い切り歌い抜いている。ブラームスには名演が数多くあるが、他の巨匠の演奏が色あせてしまうほどだ。一聴をお勧めしたい。 | ||
| フルトヴェングラー、メロディアLP復刻 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 |
ティラ・ブリーム(S) エリーザベト・ヘンゲン(A) ペーター・アンダース(T) ルドルフ・ヴァツケ(B) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 BPO、ブルーノ・キッテルcho. | |
| 録音:1942年3月22日-24日。 コレクターズ・シリーズ Vol.15。メロディア盤の中でも音質の一番良いとされる1968年プレス盤より復刻。桧山浩介氏によるライナー「大戦中のフルトヴェングラーの演奏とその録音をめぐって」は読み応え充分。 以下、本CDの技術面についての記載を一部抜粋。 「この『第九』の録音がマグネトフォン録音としては最初期のものにあたり、そのために復刻に際してはもっとも慎重な作業が求められるものの一つである。私の考える注意点としては、1)第1楽章冒頭の極端なレベル変動の修正、2)第4楽章冒頭についても同様の修正、3)第3楽章冒頭の音とびの修正、4)コンプレッサー処理の結果生じている全体にわたるダイナミックレンジ幅の補正、などで、さらに全体にわたってピッチについても配慮が必要だと考える。これらは作業者の音楽一般についての素養や音楽性、さらには「第九」そのものについての楽曲上の知識などなど、さまざまな条件に恵まれた時にはじめて満足できるものが出来上がる困難な作業であろうが、おそらく20種類は優に超えるであろう大戦中の「第九」の復刻CDのなかで、このCDはこれらの条件がもっとも理想的な形で仕上がったものとして高く評価いたしたい。大戦中のフルトヴェングラーに関するドキュメントとして最上位に位置付けられるものと確信する。」 | ||
| フルトヴェングラー、メロディアLP復刻 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 |
フルトヴェングラー指揮 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 BPO | |
| 録音:1943年6月27日。 コレクターズ・シリーズ Vol.16。メロディア盤の中でも音質の一番良いとされる1968年プレス盤より復刻。桧山浩介氏によるライナー「大戦中のフルトヴェングラーの演奏とその録音をめぐって」は読み応え充分。 以下、本CDの技術面についての記載を一部抜粋。 「『第五』や『ハイドン変奏曲』を含む大戦中の録音は原テープの経時変化という問題があり、現在では高音質で再生するには保存状態の良い最初期ソ連盤を探す以外に道はない。『第五』の録音が行われた1943年6月では使用された『マグネトフォン』の技術的な経験の蓄積も進み、復刻に当たって施す必要のある補正も極めて僅かで、そのためにCD復刻に際しては良質な最初期盤の入手の可否が決め手となる。この復刻CDはその点では申し分なく、さらに復刻技術の見事さ、私は特に『ハイドン変奏曲』のフィナーレで強く感じるが、とも相まってこの種の類盤をしのぐ最上位のものに仕上がっている。」 | ||
| ヨハンナ・マルツィ ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 Op.53(*)/ ラヴェル:ハバネラ形式による小品(#)/ フォーレの名による子守歌(#)/ ミヨー:イパネマ(#) |
ヨハンナ・マルツィ(Vn) フェレンツ・フリッチャイ指揮(*) ベルリンRIASso.(*) ジャン・アントニエッティ(P;#) | |
| コレクターズ・シリーズ Vol.17。並外れたヴァイオリニスト、ヨハンナ・マルツィの感性を体験するには、この1953年6月10日に録音されたドヴォルザークのコンチェルトを聴くことだ。この曲のレコードは、オイストラフ、スターン、スーク、パイネマンなどの名演があるが、この作品の最も完全なレコードはマルツィのものである。これを超えるものは、プシホダ(プルジホダ)だけだと、ハルトナックは語っている。特に、第2楽章でのメロディーの歌わせ方は例のない美しさで、聴き手の心の弦を震わせる。アンコール・ピースの3曲も豊かなニュアンスとセンシティブを極めている。 | ||
| ヴァーシャ・プシホダ モーツァルト: ヴァイオリン協奏曲第3番K.216/ ヴァイオリン協奏曲第4番K.218 |
ヴァーシャ・プシホダ(Vn) エンニオ・ジェレッリ指揮 トリノRAIso. | |
| クリストファ・N.野澤氏監修。原盤:CETRA。先に本家からCD化(5046-63248)されていたが、そちらは入手不能となっている。 チェトラが1950年代前半に録音した数枚のプルジホダのレコード。このモーツァルトもその中の1枚である。自由にテンポを変化させ、赴くまま泳ぎ回り、たっぷりと歌う、プルジホダ節がとりわけ強烈に出た熱演だ。中谷順一氏が次のようにコメントしている。「ハルトナックの著書の中に『チェトラ録音のプルジホダに全盛期の面影がない。』とあるが、この上何を望むのか、贅沢な話である。」イマジネーション豊かに豪快に歌いつくすプルジホダには終始圧倒される。中谷氏の言葉に同感される方も多いだろう。 | ||
| マルセル・メイエル モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番 ニ短調K.466/ ピアノ協奏曲第23番 イ長調K.488 |
マルセル・メイエル(P) モーリス・エウィット指揮 エウィットso. | |
| 抜群の演奏と言われながらも今では忘れられた存在のマルセル・メイエルのモーツァルトを紹介したい。モーリス・エウィットの棒とともにエレガンスの極みといっても過言ではない演奏で、淡々と、しかもセンシティブな佇まいでモーツァルトと向き合っている。やわらかい木管楽器の響きと透明感のあるクリアなピアノが実に合っていて、高貴な美しさがある。モーツァルトのこの2曲は名盤に恵まれているが、メイエルもぜひライブラリーに加えていただきたい。 | ||
| アルド・チッコリーニ モーツァルト: ピアノ・ソナタ第2番 ヘ長調K.280/ ピアノ・ソナタ第9番 ニ長調K.311/ ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調K.332/ ピアノ・ソナタ第7番 ハ長調K.309 |
アルド・チッコリーニ(P) | |
| チッコリーニは1950年代中頃から、サティやスペイン音楽などを献身的にとりあげ多数の録音を残した。しかし、今回復刻した La Voix de Son Maitre と仏 Columbia のオリジナル10インチレコード4枚にわたるモーツァルトのピアノ・ソナタは、コレクターの多くもその存在さえ知らない秘蔵盤である。彼が非常に屈強な面と繊細な面を持ち合わせたピアニストであることは、このモーツァルトを聴いても良く判る。特徴的な色彩感に富んだ音色と独特のリズム感が、フランス音楽だけではなく、予想以上にモーツァルトにもマッチしている。 | ||
| クリスティアン・フェラス モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調K.376(*)/ ヴァイオリン・ソナタ イ長調K.305(*)/ ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調K.216(#)/ ヴァイオリン協奏曲第7(6)番 変ホ長調K.268(#) |
クリスティアン・フェラス(Vn) ピエール・バルビゼ(P;*) カール・ミュンヒンガー指揮(#) シュトゥットガルト室内o. | |
| フェラスのレパートリーはたいへん広く、モーツァルト、ベートーヴェンに始まり名演と呼ばれている「ショーソンのVn、Pf、SQのための協奏曲」を含めた近代・現代曲に至るまで、様々な楽曲をレコーディングしている。彼の感性が日本で高く評価されていないことは謎であるが、今回のバルビゼとのソナタ、ミュンヒンガーとのコンチェルトを是非、聴いていただきたい。どちらもフェラスの温かい音色で実に詩的なモーツァルトになっている。ミュンンヒンガーのソフィスティケートされたバッキングとの相性もよく、K.216の第3楽章は特に美しい。彼の突然の死はあまりにも早かった。 | ||
| ドヴィ・エルリ(ドゥヴィ・エルリー) 〜ヴァイオリン・リサイタル ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ プニャーニ(クライスラー編):前奏曲とアレグロ ラヴェル:ツィガーヌ/ハバネラ形式による小品 アルベニス(クライスラー編):タンゴ ニ長調 ファリャ(クライスラー編): 歌劇「はかなき人生」〜スペイン舞曲第1番 |
ドヴィ・エルリ(Vn) モーリス・ビュロー(P) | |
| エルリのレコードの中でも、最も入手困難なリサイタル集。「完璧なテクニックで弾かれたこれらの作品には、彼の中心にある”ジプシー的”な気質に基づいた”情熱”が一番よく表れている。」(ジャン・マルク・ハラリ)。彼のコメント通り、常に音楽が踊っていて独特の歌いまわしと激しいアクセントが、このエルリの演奏では全てプラスに転じている。完璧以上の演奏と呼びたい。 | ||
| GDCL-0024 廃盤 |
スカラ座弦楽四重奏団 プッチーニ:弦楽四重奏曲「菊」 ジャルディーニ:弦楽三重奏曲 変ホ長調 ボッケリーニ:弦楽四重奏曲 ニ長調 |
スカラ座SQ [エンリコ・ミネッティ(第1Vn) ジュゼッペ・ガンベッティ(第2Vn) トマーゾ・ヴァルディノチ(Va) ジルベルト・クレパックス(Vc)] |
| 「菊」は5分ほどの短い曲だが、プッチーニのメランコリックで甘美なメロディーに溢れた傑作だ。もともと「マノン・レスコー」のために作曲された第3幕のメロディーが転用されたものだが、絶望の中、切々と訴える感情の振幅の大きな曲である。スカラ座SQは歌劇場オーケストラとしてピットに入り、プッチーニのオペラを常日頃演奏し熟知しているので、思い入れたっぷりに見事に歌い上げている。弦楽合奏で弾かれることが多いが、是非、スカラ座SQで聴いてほしい。 | ||
| アンゲルブレシュト Vol.3 ラヴェル: スペイン狂詩曲/マ・メール・ロア/海原の小船 |
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮 シャンゼリゼ劇場o. | |
| TESTAMENTからSBT-1264、1265としてCD化されている録音。 色彩的な曲だけに、少しでも鮮明な録音で聴きたいが、このCDは英オリジナル盤からの復刻ということに意義がある。仏ディクレテ盤より、さらに様々な楽器がくっきりと美しく浮き上がって聴こえる。アンゲルブレシュトのラヴェルについては、今ここで伝えることもないが、明るくなまめかしい弦楽セクション、歯切れの良いトゥッティは、生で聴くことができなかった無念さを少しは解消してくれる。Vol.1:GDCL-0012、Vol.2:GDCL-0014 | ||
| ティッサン=ヴァランタンのモーツァルト モーツァルト: ピアノ協奏曲第23番 K.488(*)/ 交響曲第29番 K.201 |
ジェルメーヌ・ ティッサン=ヴァランタン(P;*) ベルンハルト・パウムガルトナー指揮 ザルツブルグ・カメラータ・アカデミカ | |
| ティッサン=ヴァランタンといえばフォーレのLPが有名であるが、このモーツァルトのLPの存在はあまり知られていない。Ducretet-Thomson の録音技師であったアンドレ・シャルランが彼女のフォーレ連続演奏会を聴き感銘を受け、フォーレの数多くのピアノ作品と室内楽、フランクのいくつかのピアノ独奏曲と、このモーツァルトの協奏曲を録音した。このモーツァルトは、パウムガルトナーによる音楽的な影響も多分にあると思うが、端正でありながらも、全曲を通して「歌」に溢れ、ロマンティックな演奏である。 | ||
| ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ブラームス:交響曲第4番 ホ短調Op.98 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 BPO | |
| 録音:1948年10月24日。 「フルトヴェングラーの指揮したブラームスの『第四』といえば伝説にまでなった冒頭のH(ロ)音がすぐに思い浮かぶが、それを抜きにしてでもこの曲にみせるフルトヴェングラーの解釈はあらゆる意味で彼の演奏美学の集大成とでもいうべき、いわば芸術家フルトヴェングラーの全てが凝縮されたものという事が出来るように私は思う。よく知られているようにフルトヴェングラーの残した『第四』の録音は五種類が知られているが、その解釈は首尾一貫していていずれから受ける感銘も同じものだが、このCDで紹介される録音はもっとも早くレコード化されたものでフルトヴェングラーの『第四』の原体験を我々に形作ったものだ。」(桧山浩介氏 解説 フルトヴェングラー美学の集大成、待望のブラームス「第四」より一部抜粋) | ||
| タリアフェロ&ドワイヤン サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」(*) フランク:交響的変奏曲(#) フォーレ:ピアノと管弦楽のためのバラード(#) |
マグダ・タリアフェロ(P;*) ジャン・ドワイアン(P;#) ジャン・フルネ指揮(*/#) ラムルーo.(*/#) | |
| 「『フランスの名ピアニスト二人によるフランス・ピアノ音楽の名作をカップリング』、と言いたいところだが、タリアフェロはフランスでの活躍が長かったためフランス人と思われがちだが、実はブラジル生まれ。コルトーに学びんでいる。SP時代から広く名前は知られていだが、録音したレコードは少ない。このサン=サーンスは、エスプリとニュアンスに富んだ名演として評価も非常に高い。ここでこの1枚を取り上げたのは、カップリングのジャン・ドワイアンによるフランクとフォーレが、フランス的洗練と趣味の良いロマン性を示し抜群の名演だからである。」(岡田又彦) | ||
| ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、1952年の「英雄」 ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 「エロイカ」 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 VPO | |
| 録音:1952年11月26日、27日、ウィーン。FALP 287より復刻。コレクターズ・シリーズ。 「このCDに収められている『第三』の録音は1952年11月26、27日にウィーンで行われているが、フルトヴェングラーの残した代表的な名演の記録としての価値とともに彼の演奏に際してのコンセプトを、聴衆の有無を鍵にして解明する上での最良のケースという意味でも『代表』的な記録という事が出来る。」(解説:桧山浩介) | ||
| フランソワ・エティエンヌ モーツァルト: クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581(*)/ クラリネット協奏曲 イ長調 K.622(#) |
フランソワ・エティエンヌ(Cl) ヴェーグSQ(*) モーリス・エウィット指揮(#) エウィット合奏団(#) | |
| ウラッハによるクラ・コン(K.622)が日本では人気があるが、ドゥルクルーズ、ランスロなどのフランスの音楽家の個性的な演奏にも注目していただきたい。名演の多い同曲のディスコ・グラフィーの中で今回はエティエンヌのレコードを推薦。仏ディスコフィルからの板起しではなく、米ハイドン協会の原盤を使用した。選ぶならこちらの方だ。 | ||
| ドヴィ・エルリ(ドゥヴィ・エルリー) Vol.2 エドゥアール・ラロ:スペイン交響曲/ノルウェー狂詩曲 |
ドヴィ・エルリ(Vn) デジレ=エミール・ アンゲルブレシュト指揮 LPO | |
| Vol.1:GDCL-0023(ヴァイオリン・リサイタル)。 エルリのVol.2は、完璧なテクニックで弾かれた情熱的なラロのスペイン交響曲。この時期にエルリが残したレコードはそのどれもが個性的で素晴らしい。アンゲルブレシュトのバッキングやインストの演奏も詩情豊かな雰囲気を出していながらも自己の幻想の赴くまま大きく劇的に盛り上げている。 | ||
| モントゥ−、1950年の「幻想」 ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 |
ピエール・モントゥー指揮 サンフランシスコso. | |
| 録音:1950年2月27日、サンフランシスコ、戦争記念オペラ・ハウス。原盤:仏VSM FALP118。 「この曲のベストは、やはりこのモントゥー/サンフランシスコ響(1950)だろう。指揮者の頭上に2本のマイクをセットしたと思われるワンポイント的録音だが、楽器のバランスには細心の注意が払われている。明快なアーティキュレーション、テンポの良さ、モントゥーの指揮も実にスピード感に溢れている。フランス・オリジナル盤 (FALP) よりマスタリングを行った。オリジナル・レーベルのレコードより優れているからだ。」 | ||
| ローラ・ボベスコ〜フランク&フォーレ フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(*) フォーレヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調(#) |
ローラ・ボベスコ(Vn) ジャック・ジャンティ(P) | |
| 録音:1949年(*/#)。ソース:英デッカ LPS-327(*) / LPS-326(#)。 『ボベスコによるフランクとフォーレのヴァイオリン・ソナタ。人間色の濃い連綿たる細やかな表現ができる奏法、「フランコ・ベルジェ(ベルギー)派」の伝承者ローラ・ボベスコ。このCDに収められている2曲は彼女の十八番であると同時にフランコ・ベルジェ派にとってもっとも重要な作品である。フランクのヴァイオリン・ソナタは1949年の英デッカへの録音を初めとして3種類の録音が発売されているが、本CDに収められているのはその一番最初の英デッカ盤(LPS 326)である。フォーレのヴァイオリン・ソナタ第1番はフランク同様、1949年英デッカへの録音(LPS 327)より復刻。さらにこの2曲はボベスコ=ジャンティというたぐい稀なコンビの出会いの出発点を印す記念すべき録音と云わねばならない。』(山口 勗[ライナーより一部抜粋]) | ||
| シモン・ゴールドベルグ ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」(*)/ ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調(*) ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調(#) |
シモン・ゴールドベルグ(Vn) アルトゥール・バルサム(P;*) リリー・クラウス(P;#) | |
| 録音:1953年5月(*)/1935年-1937年(#)。 ワルシャワ生まれのゴールドベルクはヴァイオリンの神童であった。20歳のときフルトヴェングラーよりBPOのコンサート・マスターに招聘され、史上最若年、最優秀のコンサート・マスターと称せられた。ゴールドベルクの弾くブラームスのヴァイオリン・ソナタは聡明な鋭さでブラームスの内心の声を写し出している。さらにゴールドベルクは多くの名手と顔を合わせてきた名伴奏者のアルトゥール・バルサムからもっとも光った演奏を引き出している。ボーナスにリリー・クラウスとの共演でベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタを収録。 | ||
| ジョコンダ・デ・ヴィート ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」/ ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 |
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn) エトヴィン・フィッシャー(P) | |
| 録音:1954年。 北イタリア人気質のデ・ヴィートのヴァイオリンは、情熱を外面に出しすぎることはなく、知的に抑制された情熱であり、歌。彼女はブラームスの重要なヴァイオリン作品はほとんど録音しているが、それらがことごとく第一級の名演ぞろい。最高のブラームスひきであったエトヴィン・フィッシャーと共演した第一番と第三番のソナタはデ・ヴィート47歳の録音。枯淡の域にあるフィッシャーとの呼吸はよく合っており、音楽的な噛み合いと融合性は見事だ。このデュオ・チームの演奏は深くブラームスの心のひだに入り込んだ表現となっている。 | ||
| ウーヴラドゥ、ドレクリューズ、テヴェ モーツァルト: クラリネット協奏曲 イ長調 K.622(*)/ ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K.447(#) |
フェルナン・ウーブラドゥ指揮 ユリス・ドレクリューズ(Cl;*) リュシアン・テヴェ(Hr;#) | |
| 解説:花田英己。 アナログ盤コレクター垂涎の的「パリのモーツァルト」7枚組シリーズに先立ちパテよりリリースされた2人の名手によるモーツァルトの協奏曲集。 ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団ソロ・クラリネット奏者を経て、後半生をパリ音楽院での教育活動に捧げたユリス・ドレクリューズと、「コル」と呼ばれるピストン式ホルンのエスプリ、リュシアン・テヴェによる2曲。 | ||
| ヨハンナ・マルツィ〜シューベルト:3つのソナチネ [第1番 ニ長調/第2番 イ短調/第3番 ト短調] |
ヨハンナ・マルツィ(Vn) ジャン・アントニエッティ(P) | |
| 録音:1955年。原盤:Columbia / EMI。ソース:C 80756 。解説:濱田滋郎。 『ヴァイオリン曲に歌詞はないが、マルツィはその各フレーズ、各音の持つ「意味」を汲みとり、それを的確に、心の丈をこめながら弦上に表していく。このゆかしさ、この奥行き・・・これこそ「演奏」ということであると、世の人びとは知ってほしい。』(濱田滋郎/ライナーより) | ||
| リバール&F.ブッシュのハフナー・セレナード モーツァルト:セレナード第7番 ニ長調「ハフナー」 |
ペーター・リバール(Vn) フリッツ・ブッシュ指揮 ヴィンタートゥールso. | |
| 原盤:CONCERT HALL SOCIETY 。ソース: E-1 。解説:浅里公三。 『このモーツァルトの「ハフナー・セレナード」は、ブッシュが早すぎた晩年にアメリカの新興レーベル、コンサート・ホールに録音したものである。レコード番号(E-1)からLP第1号として発売されたことがうかがえるが、またモーツァルトの傑作のレコード史上最初の全曲盤でもあった。この録音を「生涯3つある会心の録音のひとつ」とヴァイオリン独奏のペーター・リバールは語っている。』 | ||
| GREENDOOR "FAVORITE SERIES" 熱心な音楽ファンとして長年レコードを聴いてこられた方々が大切にしている秘蔵盤・愛聴盤をフェイヴァリット・シリーズとして公開。現在のところ、 ・上田應輔氏(アナログ・レコードのメッカと呼ばれたハーモニー店主。日本のレコード史の貴重な証言者でもある) ・小笠原吉秀氏(知る人ぞ知る音楽家。ピアノを中心に所蔵するレコードの中より厳選、最良の復刻をめざす) の2氏による愛聴盤&監修盤が発売されている。 | ||
| ワルテル・ストララム ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(*) イベール:3つの交響的絵画「寄港地」 ルーセル:蜘蛛の饗宴(*) ラヴェル:道化師の朝の歌 プーランク: ピアノと18楽器のための舞踊協奏曲「オバド」(#) |
マルセル・モイーズ(Fl;*) フランシス・プーランク(P;#) ワルテル・ストララム指揮 ストララムo. | |
| 録音:シャンゼリゼ劇場。 上田應輔氏愛聴盤。経歴も不明で楽団では無名のワルテル(ワルター)・ストララムが、1923年突然パリにあらわれパリの各交響楽団の一流奏者ばかりを集めて臨時編成の楽団を作り、1926年から「コンセル・ストララム」の名称で演奏会を開き話題になった。コンサート・マスターはマルセル・ダリュー、フルートは音楽院音楽協会のマルセル・モイーズ、ハープはラムルーのラスキン、その他の奏者も各楽団の一流上位奏者だった。この楽団の特色は主として現代音楽を得意としているところ。ストララムはラヴェル「ボレロ」の初演指揮者としても知られている。腕のそろった演奏家たちの、フランス風管弦楽として一つの極致を示す一枚。 | ||
| ドゥニーズ・ソリアーノ フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番(*) アーン:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調(#)/ ロマンス イ長調(+) クライスラー: ニコロ・ポルポラの様式によるメヌエット/ スラヴ幻想曲(**) フォーレ:子守歌(##) |
ドゥニーズ・ソリアーノ(Vn) マグダ・タリアフェロ(P;*) D.スターンベルク(P;#) E.ソワロー(P;+) A.ラーミット(P;**) シャルル・ミュンシュ指揮(##) | |
| パテ盤SPより復刻。おそらく(*)を除いては初CD化。(*)はDANTE盤復刻があったが、既に廃盤。 上田應輔氏愛聴盤。ソリアーノは女流ヴァイオリニスト中の異彩で、極めて洗練された音と美しい感覚を持ち、その演奏は繊細で、瀟洒で詩的である。パテから出ていたフォーレの「ヴァイオリン・ソナタ第1番」でのタリアフェロ共演は特に名盤で、若い二人の演奏は完成度が高く総てが明瞭であり、フォーレの音楽を充分に楽しむことができる。また、日本ではあまり馴染みがないアーンのヴァイオリン・ソナタは、フォーレやラヴェルに通じる作風ながらも、淋しさや楽しさ幸福感、その独自の歌謡性は人を魅了する。 | ||
| ウラディミール・ド・パハマン ショパン: 夜想曲Op.27-2/夜想曲Op.32-1/夜想曲Op.72-1/ マズルカOp.24-4/マズルカOp.50-2/マズルカOp.67-1/ マズルカOp.63-3/マズルカOp.67-4/前奏曲Op.28-6/ 前奏曲Op.28-3/前奏曲Op.35-1(誤記だが詳細不詳)/ 練習曲Op.25-3/練習曲Op.10-5「黒鍵」(序言入り:対訳つき)/ ワルツOp.64-2/ワルツOp.64-1「小犬」(序言入り:対訳つき)/ ワルツOp.70-1/ワルツOp.64-3/即興曲Op.36/ ポロネーズOp.26-1 メンデルスゾーン:前奏曲Op.35-1 *ボーナス・トラック* ショパン:「葬送行進曲」(*) |
ウラディミール・ド・パハマン(P) | |
| 録音:1925年&1927年、ロンドン/1912年(*)。国内初CD化。 小笠原吉秀氏監修。数々の奇行遍歴で有名なパハマンだが、幼少期より音楽的天分を示し、19世紀-20世紀初期にかけて「ショパン弾き」として世界的名声を得た。第一弾は、彼の序言が収録された晩年の録音を含む1925&1927年の発売された全てのSP盤からの復刻。彼のピアニズムを損なうことのないSP復刻に挑戦。また、序言には対訳つき。 | ||
| エテルカ・フロイント〜ショパン:12のワルツ集 [第1番 変ホ長調Op.18「華麗なる大ワルツ」/ 第2番 変イ長調Op.34-1「華麗なるワルツ」/ 第4番 ヘ長調Op.34-3「華麗なるワルツ」/ 第5番 変イ長調Op.42「大ワルツ」/ 第7番 嬰ハ短調Op.64-2/第8番 変イ長調Op.64-3/ 第9番 変イ長調Op.69-1「告別」/第10番 ロ短調Op.69-2/ 第11番 変ト長調Op.70-1/第12番 ヘ短調Op.70-2/ 第13番 変ニ長調Op.70-3/第14番 ホ短調] |
エテルカ・フロイント(P) | |
| 小笠原吉秀氏監修。現在コレクター・アイテムとして破格の値がつく女流ピアニスト・フロイントのショパン。知名度は低いが、16歳でレシュティツキに認められ、ブラームスとの知遇を得、ブゾーニ、バルトークにも賞讃された。レコーディングに恵まれず、今回復刻するLPとブラームスのソナタの2枚のみが正規盤である。この「ワルツ」の演奏は、「初見演奏」のような雰囲気だが、不思議と何度も聴きたくなる1枚になるだろう。 | ||
| フローレンス・ フォスター・ジェンキンス〜ドソプラノの栄光 モーツァルト:「魔笛」〜夜の女王のアリア J.シュトラウス: 「こうもり」〜侯爵様、あなたのような方は リャードフ:音楽の玉手箱 マックムーン:鳥のように ドリーブ:「ラクメ」〜鐘の歌 マックムーン:セレナータ・メキシカーノ ダヴィド:「ブラジルの真珠」〜かわいい鳥 バッハ(パブロヴィッチ編):ビアッシー |
フローレンス・ フォスター・ジェンキンス(S) コスメ・マックムーン(P) | |
| 上田應輔氏愛聴盤。ジェンキンス女史は史上稀にみる「音程・テンポ・リズム」と三拍子揃った三冠王的大音痴だったが、金にあかした欧米大都市での演奏は、ユーモアを解する批評家の裏返しの讃辞を受けて人気を呼び、遂にカーネギー・ホールを満員にした。1948年LP発売以来35年間、アメリカで大ベスト・セラーを続けた抱腹絶倒のアルバム。 ジャケットはクラシック音楽に精通している漫画家・砂川しげひさ氏によるイラスト。 | ||
| エルンスト・フォン・ドホナーニ ベートーヴェン:ピアノソナタ第17番「テンペスト」 ハイドン:変奏曲 ヘ短調 ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 シューマン:子供の情景Op.15 |
エルンスト・フォン・ドホナーニ(P) | |
| 世界初復刻。 小笠原吉秀氏監修。ハンガリーの大ピアニストであり作曲家であるドホナーニ(1877-1960)のアメリカにおける晩年の録音集。バルトーク、コダーイとほぼ同時期に活躍したハンガリー音楽界を支えた重鎮。そして彼らにも多大な影響を与えた。演奏は個性的で豪快かつ繊細。「子供の情景」では彼が曲名をアナウンスして演奏しているのが興味深い。指揮者のクリストフ・フォン・ドホナーニの祖父である。なお、「アンダンテ・ファヴォリ」はPHILIPS "LEGENDARY CLASSICS" シリーズでEVEREST原盤の1960年録音がCD化されていたが、今回の復刻はすべて1950年頃 Remington レーベルへ録音した物と思われる。 | ||
| マルセル・モイーズ ドビュッシー: フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ(*)/ フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ(#) モーツァルト:フルート協奏曲第2番(+) |
マルセル・モイーズ(Fl;*/#/+) ウジェーヌ・ジノー(Va;*) リリー・ラスキーヌ(Hp;*/#) アリス・メルケル(Va;#) ピエロ・コッポラ指揮(+) | |
| 録音:1927年(*)/1936年(#)/1930年(+)。 上田應輔氏愛聴盤。独創的で、しかも美しさに輝いているドビュッシーを3名人がSP盤で演奏。ヴィオラの扱いが絶妙であるこの曲を旧録音のジノー、新録音のメルケルと同曲、2タイプをこの一枚に収録した。 | ||
| カール・フリートベルク シューマン:子供の情景Op.15 ブラームス: スケルツォ 変ホ短調Op.4/間奏曲 変ロ長調Op.76-4/ 間奏曲 変ホ長調/Op.117-1 フリートベルク:即興曲集 |
カール・フリートベルク(P) | |
| 録音:1953年4月&5月。原盤:Zodiac。先にMARSTONからマスター・テープからのCD化が成されており、そちらには未発表の放送音源などもCD2枚分以上含まれているため、一般にはそちらをお勧めしたい(52015-2)。 小笠原吉秀氏監修。大ピアニストであり教育者であったカール・フリートベルク(フリードベルク)が、最晩年(81歳)にゾディアック・レコードに残した生涯唯一の録音である。クララ・シューマンに学び、ブラームスが弾くピアノの譜めくりをし、そして彼からも学んだ(また弟子のひとりにエリー・ナイがいる)。このCDは最初期盤からの復刻であり、その音溝に刻まれた作曲者直伝の「芸術」が新鮮に甦る。激レア盤としてコレクター垂涎の一枚である。 | ||
| フランスの歌 〜カントルーブの採譜によるフランス各地方の民謡集 |
リュシ・ドレーヌ(S) ジョセフ・カントルーブ(P) | |
| 上田應輔氏愛聴盤。ジャケットにはカントルーブがこう書いている「フランスの大気と自然を愛し、その詩情のわかる人達はこの一連の歌を愛するであろう」。本CDにはカントルーブの採譜によるフランス12地方の歌が、カントルーブ自身のピアノ伴奏で収録されている。リュシ・ドレーヌはその存在さえあまり知られていないが、歌唱はいま生まれたばかりの歌という趣で、可憐ながら生命力に溢れている。まさに秘蔵中の秘蔵盤。 | ||
| エリー・ロバート・シュミッツ ドビュッシー: 前奏曲集第1巻 [デルフィの舞姫/帆/荒野を渡る風/ 音と香りは夕べの空気の中に漂う/ アナカプリの丘/雪の上の足跡/ 西風の見たもの/亜麻色の髪の乙女/ とだえたセレナード/沈める寺/ パックの踊り/ミンストレル]/ ハイドンをたたえて |
エリー・ロバート・シュミッツ(P) | |
| 録音:1948年頃。未使用オリジナルSP盤からの初復刻/ピッチ修正済。 小笠原吉秀氏監修。ドビュッシーとの親交の中で、作曲者自身からその作風や演奏を直に聴き、また新作の試演や伴奏にも携わったパリ生まれのピアニスト。1919年以降アメリカに渡りフランス音楽の紹介に尽力した。ドビュッシーのピアノ作品を語る上で忘れてはならない超名演奏がようやく陽の目をみる! | ||
| リュシ・ドレーヌ Vol.2 〜カントルーブの採譜による 「オーヴェルニュとアングモアの歌」 |
リュシ・ドレーヌ(S) ジョセフ・カントルーブ(P) | |
| フランスの歌 | デニス、 ジャン=クリストフ・ブノワ(Vo) L.ブノワ・グラニエ(P)他 | |
| 録音:1950年代前半。原盤:L'OISEAU LYRE。GDFS-0009に続く第2弾。 上田應輔氏愛聴盤。このアルバムには、ジョセフ・カントルーブによる採譜とピアノ伴奏で、ポピュラーで伝統的な歌が選曲されている。オーヴェルニュはフランスの中心に位置して、あたかも侵攻を許したことのない難攻不落の天守閣のようであった。そのため昔と変わることのない歌が保存されていた。これら作曲者不明の曲を集めるため、J.カントルーブは土地土地の特徴を色濃く映しだす田舎の農民より口述をおこなった。他に、フランスの歌を収録。 | ||
| エンマ・ボワネ フォーレ:ノクターン集(6曲) [第1番/第2番/第3番/第4番/第6番/第7番] |
エンマ・ボワネ(P) | |
| 録音:1950年頃。原盤:VOX。 小笠原吉秀氏監修。エンマ・ボワネ(1891-1974)によるフォーレのノクターン集がついに復刻。師であるパリ音楽界の大御所、イシドール・フィリップとともに1941年に渡米し活躍した。明快で切ない音色、そして楽曲構成がみえる素晴らしい演奏。フォーレのノクターン集のベスト盤と言っても過言ではない。彼女の数少ない録音のうちの超稀少盤からの最上の復刻。 | ||
| ヴァンサン・ダンディ:弦楽四重奏曲第2番 ホ長調 | ガブリエル・ブイヨンSQ [ガブリエル・ブイヨン(第1Vn) アルベール・ロカテリ(第2Vn) アンリ・ブノア(Va) シュミーユ・デロベイユ(Vc)] | |
| 「フランスの山人の歌による交響曲」がダンディーの中ではポピュラーな作品だが、ふだんあまり耳にすることのないこの弦楽四重奏曲も深い情感と繊細な色彩を持った汲めど尽きない魅力に溢れた作品だ。ガブリエル・ブイヨンSQは小細工をする傾向はなく、弦の織りなす密度の高い音楽空間を創りだしていて、何度も聴きたくなる。 上田應輔氏愛聴盤。この愛すべきSP盤に日本で出会うことはなく、氏も強くCD化を希望したとのこと。 | ||
| ギュラーの夜想曲集 ショパン:夜想曲選集 [第13番/第7番/第8番/第4番/第9番] |
ユーラ・ギュラー(P) | |
| 録音:1950年代中頃。初期仏盤使用、国内初CD化。以前仏 DANTEからCD化されていたが、直後にレーベルが消滅したため、入手はほぼ不可能だったもの。 小笠原吉秀氏監修。伝説のピアニストといわれたヨウラ・ギュラーによる1950年半ばに録音したノクターン集。12歳でパリ音楽院を1等で卒業。ハスキルのライバルでもあった。またティボーは彼女を「音楽の女神」と呼び、一時期ヴァイオリンをヌヴーに学んだという経歴を持つ。10インチ盤からの復刻のため曲数は少ないが、これほどの充実感のある演奏は他ではめったに聴くことはできない。特に第8番はいつまでも耳に残るほどの名演である。 | ||
| シモン・ゴールドベルク ベートーヴェン:セレナード ニ長調 作品8(*) モーツァルト:二重奏曲第2番 K.424(#)/ 二重奏曲第1番 K.423(+) |
シモン・ゴールドベルク(Vn) パウル・ヒンデミット(Va;*/#) エマニュエル・フォイアマン(Vc;*) フレデリック・リドル(Va;+) | |
| 録音:1934年(*/#)/1940年(+)。 上田應輔愛聴盤。この曲は、ベートーヴェン20代の情熱あふれる傑作で、諸作品の重厚で緊張感の強いイメージとは違い、明るく若々しい。大胆なハーモニー、自由な発想の処理などには、すでにベートーヴェンらしい個性が充分に表れている。ゴールドベルクとフォイアマンは当時ベルリン・フィルの首席としても働いており、最高水準の技術をもつヒンデミットのヴィオラとともに、3人で若さにものをいわせ、青春の音楽を一糸乱れぬアンサンブルでのびのびと弾きあげている。まさに、この曲の決定盤だ。 | ||
| マーク・ハンブルク ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ「悲愴」/ピアノ・ソナタ「月光」/ パイジェッロ「うつろな心」の主題による 6つの変奏曲/メヌエット ト長調 ゴセック:タンブラン ショパン:ワルツ第5番/ワルツ第6番/ 練習曲「黒鍵」/ワルツ第7番 シューベルト:軍隊行進曲 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(*) |
マーク・ハンブルク(P) サー・ランドン・ロナルド指揮(*) アルバート・ホールo.(*) | |
| 録音:1930年頃。世界初CD化。 上田應輔愛聴盤。ついに登場! 数あるハンブルクの演奏の中でも戦前の音楽評論家を困らせた演奏を初復刻。あらえびす氏(野村胡堂)は「乱暴、荒々しい、老人臭い、無意味な誇張、どうにもならない演奏」と評し、野村光一氏は「ピアノをぶん殴る、テンポが確固としていない、拙劣な演奏」と評した。しかし、パデレフスキーが賞賛し、ニキシュやハンス・リヒターと共演、イギリスを拠点に活躍した欧州音楽界の巨匠であったハンブルク。現代の「上手いだけの演奏」に飽きた方は必聴! 新しい発見がここにある! ロマン派の演奏様式を伝える録音史上意義深い復刻。 | ||
| モーリス・ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調 アルベール・ルーセル: フルート三重奏曲Op.40/弦楽三重奏曲Op.58 |
リュセット・デカーヴ(P) ジャン=ピエール・ランパル(Fl) ジャン・パスキエ(Vn) ピエール・パスキエ(Va) エティエンヌ・パスキエ(Vc) | |
| 上田應輔氏愛聴盤。フランス人によるフランス音楽の最高の演奏。ダイヤモンドのようなこの演奏が最も優れたラヴェル・トリオの表現であることは間違いない。全く飾り気のないジャケットにも所有感をそそられる。 | ||
| モニク・ド・ラ・ブルショルリ、初CD化 モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番 ニ短調K.466/ ピアノ協奏曲第23番 イ長調K.488 |
モニク・ド・ラ・ブルショルリ(P) ハインリヒ・ホルライザー指揮 ウィーン・プロムジカso. | |
| フランスの名女流ピアニストによる名盤が遂に世界初CD化! 小笠原吉秀氏監修。パリ音楽院でフィリップ、その後、コルトーやザウアーに学び、数々のコンクールで入賞。1966年日本来日後にルーマニアでの自動車事故により、演奏家生命を絶たれたが、亡くなるまでパリ音楽院で後進の指導にあたったブルショルリ。彼女はK.466とK.488を二度録音しているが、これは1951年頃に録音したLPの復刻である。「気品のあるモーツァルト」=まさしくこの演奏のこと。ハスキルやメイエルの名盤とともに座右に置きたいCDである。彼女のCDは先頃INAから放送録音集が発売された所で(IMV-063)、朗報が続くのは喜ばしい。 | ||
| アンリエット・フォール、ラヴェル:ピアノ曲集 組曲「鏡」 [蛾/悲しき鳥/海の上の小舟/ 道化師の朝の歌/鐘の谷]/ 組曲「クープランの墓」 [前奏曲/追復曲/フォルラーヌ/ リゴードン/メヌエット/トッカータ] |
アンリエット・フォール(P) | |
| 上田應輔愛聴盤。上田應輔氏が特に好きなフランスものの中より、今回はアンリエット・フォールを選んだ。ラヴェルより直接教えを受けるという特権を味わった数少ない弟子のひとりであるアンリエット・フォールはラヴェル演奏家としてその右に出る者なしと言われ、この巨匠から「わが完全無欠な演奏家」という讃辞も署名入りで贈られている。世界各地で彼女が行ったラヴェルの演奏は、合わせて380回になるという。芸術的、技術的に余すことなく応え、インスピレーションにも溢れたこの演奏をぜひ聴いていただきたい。 | ||
| アルフレッド・コルトー 〜シューマン・ライヴ 1950's シューマン: ピアノ協奏曲 イ短調Op.54(*)/ 歌曲集「詩人の恋」Op.48(#) |
アルフレッド・コルトー(P) フェレンツ・フリッチャイ指揮(*) RIASso.(*) ジェラール・スゼー(Br;#) | |
| 録音:1951年5月15日、ベルリン(*)/1957年7月17日、パリ(#)。(#)は確か初CD化となる稀少な音源で、仏 HMVとCETRAからそれぞれLPが出ていただけでは無いだろうか。(*)はURANIAから発売があるが入手し辛くなっており、国内では久々の再発となる当盤は嬉しい存在(レーベルは国内初CD化としているが、旧 MELODRAMの輸入盤が国内解説付きで出ていたことがあるので[KKCC-4006]、誤り)。 小笠原吉秀氏監修。世紀の巨匠アルフレッド・コルトー(1877-1962)による70歳代のライブ録音集。晩年の演奏ゆえミスタッチも多いが、これほどまでに音楽を「語っている」演奏は皆無である。若き日のスゼーとの共演である「詩人の恋」は、同曲のベストに匹敵する程の名演である。コルトーの表現力豊かなピアノが、最初の一音からシューマンの幻想的なリートの世界に誘う! 必聴盤。。 | ||
| カサドシュ、フランチェスカッティ、 ギレーのショーソン エルネスト・ショーソン: ピアノ、ヴァイオリンと弦楽四重奏のための 室内協奏曲 Op.21 |
ロベール・カサドシュ(P) ジノ・フランチェスカッティ(Vn) ギレーSQ | |
| 上田應輔愛聴盤。「何といっても曲が素晴らしく、ティボーやコルトーの名演に劣らない」と語る上田氏の愛聴盤としてショーソンの高貴な名曲を推薦。演奏はフランスの名人揃いだ。肌触りはティボー盤に比べややクールながら、華麗で緻密、エスプリに溢れている。 | ||
| 初CD化、 モニク・ド・ラ・ブルショルリ Vol.2 〜チャイコフスキー チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23 |
モニク・ド・ラ・ブルショルリ(P) ルドルフ・モラルト指揮 ウィーンso. | |
| 録音:1952年。米 VOX オリジナル盤から最良の復刻。 小笠原吉秀監修。大好評のモーツァルト(GDFS-0018)に続き、彼女の十八番であるチャイコフスキーを世界初CD化! パリ音楽院でフィリップ、その後、コルトーやザウアーに学び、数々のコンクールで入賞。1966年日本来日後、自動車事故により演奏家生命を絶たれたが、亡くなるまでパリ音楽院で後進の指導にあたった。天才的といわれた絶妙なニュアンスやパッション、煌くスケール、つぶやくようなピアニッシモ。技巧的なこの名曲を圧倒的なピアニズムで魅了する!筆舌に尽くし難いほど素晴らしい名演! | ||
| ギュンター・ラミン、チェンバロ・リサイタル 〜モスクワ・ライヴ 1954 J.S.バッハ:半音階幻想曲とフーガ ニ短調 ヘンデル:シャコンヌ ト長調 J.S.バッハ:パルティータ第4番 ニ長調 ヘンデル:組曲第3番 ニ短調 ラミン:即興演奏 ヘンデル:ガヴォット ホ短調 J.S.バッハ:フランス組曲第6番 |
ギュンター・ラミン(Cemb) | |
| 録音:1954年6月19日、モスクワ音楽院小ホール。原盤:メロディア、音質良好。 小笠原吉秀監修。20世紀前半のバロック音楽の権威であり、カール・リヒターの師としても名高いギュンター・ラミン(1898-1956)は2006年に没後50年を迎えた。今回登場するのは、1954年にモスクワ音楽院小ホールで行われたチェンバロ・リサイタルのライヴ。ラミンの録音は、マタイやヨハネ受難曲の名演奏やカンタータ、そしてオルガン曲には多数が残されているが、チェンバロ演奏、ましてライブは非常に珍しい。当時のバロック演奏様式を知る上でも、また弟子のカール・リヒターの演奏と比較してみるのも大変興味深く、一聴に価する! | ||
| レイボヴィッツ、DIAL録音集 〜ベルク&シェーンベルク ベルク:室内協奏曲(*) シェーンベルク:月に憑かれたピエロ(#) |
ロラン・シャルミー(Vn;*) ジャック・モノ(P;*) エレン・アドラー(S;#) ルネ・レイボヴィッツ指揮(*/#) パリ室内o.(*)、 パリ室内アンサンブル(#) [ジャン=ピエール・ ランパル(Fl/ピッコロ) エルネスト・ブリアン(Cl) アンドレ・デュポン(バスCl) フランシーヌ・ヴィヤール(Vn) コレット・ルキアン(Va) サン・バラティ(Vc) クロード・エルフェ(P)] | |
| 録音:1950年頃。 ジャズの世界ではチャーリー・パーカーの伝説的な録音で知らぬもののいないDialレーベルだが、クラシック現代音楽専門のレーベルとしても名を馳せていたことは余り知られていない。LP 20枚に残されたこれらの録音はバルトーク、新ウィーン楽派からケージまで多岐にわたり、演奏家もシェーンベルクの弟子によるものなど、未だに決定的名演と呼んで差し支えないものが数多くある。今回はそれらの中から、フランス人ながらシェーンベルクの門を叩いたルネ・レイボヴィッツによる録音2点を紹介。 「2002年、古書そしてクラシックレコードの町、神保町にアナログレコード専門店として開店、マニアックな品揃えと、自称ひねくれた店主で知られるレコード店Classicusのイントロデュース。」 | ||
| ベラ・シキのベートーヴェン ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第31番/ピアノ・ソナタ第32番 |
ベラ・シキ(P) | |
| 原盤:英 COLUMBIA 33CX1185。 ベラ・シキはリパッティ唯一の弟子としてリパッティが鬼籍に入るまでの3年間師事し、師の高貴かつ端正な藝風を受け継いだ。後期ソナタを始め録音計画がありながら果たせずに逝ったリパッティのベートーヴェン解釈を知る縁となる、シキの貴重なLPの初復刻CD。師譲りの清澄な音色と磨きぬかれた完璧なテクニックでベートーヴェン晩年の澄み切った精神を静謐かつ抒情的に歌いあげる。 「昭和末期ロンドンに滞在、ミルシティン、シュムスキー、ホロヴィッツ等の巨匠の実演に接する。北欧ソ連他を巡り稀覯盤を蒐集。ショパンの初期モノラル盤はほぼ全て所有する平成の盤鬼、林秀樹 愛聴盤シリーズ。」 | ||
| ローザ・タマルキナ〜幻のリサイタル (唯一のスタジオ録音LPの盤起こし復刻) シューベルト:即興曲集Op.90 リスト:巡礼の年第2年「イタリア」 〜ペトラルカのソネット第104番 ショパン:スケルツォ第3番Op.39 シューマン:3つの幻想小曲集Op.111 ショパン:幻想曲Op.49 |
ローザ・タマルキナ(P) | |
| гOST 5289-56 DO 2733/6-5 DO 2733/5-4 より復刻。世界初CD化。先頃VISTA VERAから復刻シリーズが開始され(第1弾、VVCD-00092[ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/タネーエフ:ピアノ五重奏曲]が発売中、第2弾 VVCD-00095 もほぼ同時に案内到着)、ようやく耳にできるようになりつつある幻の名女流、タマルキナ唯一のスタジオ録音盤がついに登場。 林秀樹愛聴盤。芳紀17歳にしてショパン・コンクール第2位となるも、30歳にして癌で逝った悲劇の女流天才ピアニスト、ローザ・タマルキナ(当盤表記はタマルキーナ)。その唯一かつ幻のスタジオ録音盤となってしまった入手至難最初期LPを、最高の復刻技術で世界初CD化。リパッティのブザンソン・リサイタル録音に対峙する清楚で瑞々しいシューベルト、ショパン・コンクールの際バックハウスを驚嘆させた、強固な構成に無限のニュアンスを湛えた幻想曲、高雅なコラールと降りそそぐ綺羅星の対話の如き一篇の抒情詩スケルツォ第3番、瞑想的なタッチと豊かな歌心で艶麗な旋律を高貴に歌い上げるペトラルカのソネット、内に熱く滾る情熱を垣間見るシューマン、いずれも比類なき珠玉の超名演奏。 | ||
| レコード芸術誌広告等で予告されております GDFS-0027「エコー・オブ・パリ」は発売中止となりました。 | ||
| アルフレッド・コルトー、ショパン・ライヴ 1950's 24の前奏曲集 Op.28(*)/ ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35「葬送」(#) |
アルフレッド・コルトー(P) | |
| 録音:1955年、ミュンヘン(*)/1956年、マドリッド(#)。原盤:チェトラ。 小笠原吉秀監修。云うまでもなくショパン弾きとして名高い巨匠アルフレッド・コルトー(1877-1962)による70代のライヴ録音集第2弾。「24の前奏曲」を中心に、晩年の音楽的境地がここに復活する。「詩情溢れる演奏」に時間を忘れさせてくれるであろう。 | ||
| ウラッハのモーツァルト、稀少別録音 モーツァルト:クラリネット五重奏曲 KV 581 |
レオポルド・ウラッハ(Cl) シュトロースSQ [ヴィルヘルム・シュトロース、 ヴァレンティン・ヘルトル、 ルドルフ・メッツマッハー/他] | |
| 原盤:Bertelsmann 8045。 Classicus イントロデュース。演奏内容について、ここで余計な思い入れや美辞麗句を並べる必要は無いだろう。齢四十代にして枯淡の境地を見せるシュトロース(当盤表記はシュトロス)とその四重奏団、五十代にして衰えることの知らない豊かなウィーン節を聴かせるウラッハの対照の妙を楽しみたい。 | ||
| GREENDOOR "フルトヴェングラー特集" | ||
| オリジナル盤より復刻、 フルトヴェングラー特集 Vol.1-1 ベートーヴェン: 交響曲第7番(*)/ピアノ協奏曲第4番(#) |
コンラート・ハンゼン(P;#) ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 BPO | |
| 録音:1943年10月31日-11月3日。(*)はメロディア盤、(#)はユニコーン盤からの復刻。 1943年、重い病気から回復したフルトヴェングラーは7月から演奏活動を開始する。7月はバイロイト、8月はスイスと続き、10月半ばからはウィーンを皮切りに根拠地ベルリンまで演奏旅行に出る。このCDの演奏はその旅行中に10月31日から11月3日まで、ベルリン・フィルと共にベルリン・フィルハーモニーにて録音されたものである。音質から判断すると、いくつかの演奏会の録音を組み合わせて作られているようだ。ここでのフルトヴェングラーは、作曲家に対しての強い共感に後押しされてか、力の限りを尽くした演奏を行っている。確信に満ちたフォルテ、千変万化するニュアンス、真似の出来ないような微妙さで常に動くテンポ、比類ない構えの大きさ。まるでベートーヴェンが曲を書き下す前のイメージに通じているかのようだ。 | ||
| オリジナル盤より復刻、 フルトヴェングラー特集 Vol.1-2 〜テレフンケン録音集 グルック:「アルチェステ」序曲(*) ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲13番〜第5楽章「カヴァティーナ」(#) ブルックナー: 交響曲第7番 ホ長調〜第2楽章「アダージョ」(+) |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 BPO | |
| 録音:1942年10月29日(*)/1940年10月15日(#)/1942年4月7日(+)、以上テレフンケンスタジオ、ベルリン。 このCDは、フルトヴェングラーがベルリン・フィルと共にテレフンケン・スタジオで録音されたたった 3曲しかないテレフンケン録音の全記録である。話題にのぼることは少ないが、テレフンケン盤のフルトヴェングラーは、類例がないくらい質が高く不出来なものは一つもない。ロマンティックな演奏だがすこしも古くさくなく、今聴いても新鮮で、白い綿の上を踏むような弦楽器の音色は言いようがないほど美しい。この感覚を収録できたエンジニアは他のレーベルにはいない。自然光に包まれたような居心地良さは、鑑賞というより体験である。 | ||
| オリジナル盤より復刻、 フルトヴェングラー特集 Vol.1-3 〜SP盤より復刻 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 VPO | |
| 録音:1947年11月10日-12日、17日、ムジークフェラインザール、ウィーン。D.B.S.9296-9302[2VH7068-1,69-1,70-4,73-2,74-2,75-2,76-1.77-1,78-1,79-2,80-1,81-1,82-4] 1947年5月、連合国により再三にわたり延期されていたビザがおり、根拠地ベルリンにて指揮の活動を再開した直後、10月から12月にわたりミュンヘン、オーストリア、スウェーデンを巡る演奏旅行に出かける。この「エロイカ」(GDWF-2003)とブラームス「交響曲第1番」(GDWF-2004)の録音は、その旅行中の11月10日から20日の間にウィーン・フィルとムジークフェラインザールにて行われた。ラジオ放送のための演奏会録音とは異なり、このスタジオ録音はフルトヴェングラー自身が自分の仕事を後世にまで遺るよう行った録音である。だからこそ、この演奏は「永遠の生命」を持っているのだ。 またこのCDの特徴は、SPの5面目(2楽章冒頭部)を普及の復刻盤に使用されている再テイク[2VH7074-5]ではなく、[2VH7074-2]のオリジナル・テイクを使用した、たいへん貴重な復刻である。 | ||
| オリジナル盤より復刻、 フルトヴェングラー特集 Vol.1-4 〜SP盤より復刻 ブラームス: 交響曲第1番 ハ短調(*)/ ハイドンの主題による変奏曲(#)/ ハンガリー舞曲集[第3番/第10番](+) |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 VPO | |
| 録音:1947年11月17日-20日、25日(*)/1949年3月30日-4月2日(#)/1949年4月4日(+)、以上、ムジークフェラインザール、ウィーン。
D.B.S.9220-25[2VH7083-1,84-2,85-1,86-2,87-2,88-2,91-1,92-1,93-1,99-1,100-1](*)/D.B.6932-4 [2VH7157-1,58-2,64-1,65-1,66-2](#)/D.B.6932-4[2VH7167-2](+)。 GDWF-2003に続く当ディスクでは、コンサートにおける自己の真実をぶちまけた極限的な表現の演奏とは違い、予想以上に作曲家の眼で読んだ立体的な演奏になっているのが実に興味深い。柔らかな交差する和音の出し入れの美しさと意味の持たせ方、独特のリズム感から生まれる間の良さ。ウィーン・フィルの抜群の音楽性に支えられ、溢れる愛と作品の急所を突いた説得力を合わせ持つ聴き所満載の演奏なのである。 | ||
| オリジナル盤より復刻、 フルトヴェングラー特集 Vol.1-5 〜SP盤より復刻 ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 LPO | |
| 録音:1948年3月22日-25日、キングズウェイホール、ロンドン。AK1875-79 [AR12079-2,80-1,81-1,82-3,83-2,84-1,85-1,86-2,87-3,88-1] 1948年1月から約6ヶ月間、フルトヴェングラーは大演奏旅行を行う。1月20日のパリから始まり、2月2日にはスイス、そこからウィーン、ベルリン経由でロンドンへ行き、そこに約4週間滞在。3月27日からは南アメリカのアルゼンチンに飛び、そこでも約4週間逗留。その後5月8日にまっすぐローマに飛んでいる。このCDに収められている演奏は大旅行の最中、戦後初めてロンドン滞在中の3月22日から25日にロンドン・フィルとキングズウェイ・ホールにて行われた。 慣れないオーケストラとの共演で指揮者の意図がそのまま奏者に伝わらないもどかしさもあるが、非常にきびしいリハーサルの上に、鳴った音の記録ではない、生きて語りかけてくる演奏にまで到達している。またこのCDの特徴は、3楽章38小節以降、同楽章の終わりまで、オートチェインジャー用に収録されたSP[AR12086-2]を使用して復刻しているところだ。 | ||
| GREENDOOR "OSAKA PHILHARMONIC ORCHESTRA" 日本の名指揮者朝比奈と、その手兵大阪フィルによる数々のドキュメント。 | ||
| ブルックナー:交響曲全集 ブルックナー:交響曲第8番(*)/リハーサル風景(#) |
朝比奈隆指揮 大阪po. | |
| 録音:1970年代後半/1976年4月15日&16日(*)。原盤:ジャンジャン。(*/#)はこれが初出。 朝比奈のジャンジャン盤ブル全といえば1970年代後半の日本人指揮者としては記念碑的全集。以前一度CD化された時は、テープの劣化によりかなり音質が劣化していた。そこで今回は当時の録音者である吉野金次氏によるダイレクト・デジタル化による音質向上を図り、さらにこれまで未発売だった交響曲第8番全曲の別テイクと第2番、第4番、第8番のリハーサル風景を収録。豪華化粧BOX入りでセッション時の貴重な写真30数点を収めたブックレット付という正にコレクター仕様となっている。レーベル在庫僅少のため確保できない場合はご容赦下さい。 | ||
| ベートーヴェン:交響曲全集 シューベルト:交響曲第8番 ベートーヴェン:交響曲第7番〜第1楽章リハーサル(*) ベートーヴェン:交響曲第5番(#) |
朝比奈隆指揮 大阪po. | |
| 録音:1972年(#)〜1970年代半ば。以前学研から発売されていた朝比奈第1回目のベートーヴェン「交響曲全集」。余白の(*)はこれが初出、(#)は全集とは別録音で朝比奈初のべートーヴェン録音となった物。 解説も96ページに及ぶ豪華な物が添付され、このブックレットが初掲載となる録音風景の貴重な写真も収録。レーベル在庫僅少のためお届けできない場合はご容赦下さい。 | ||
| 朝比奈隆&大阪フィル〜第1回ヨーロッパ・ライヴ Vol.1 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(*) ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 〜第1幕への前奏曲(#) |
朝比奈隆指揮 大阪po. | |
| 「大阪フィル」レーベル。録音:1975年10月24日、自由ベルリン放送局ゼンデザール、ベルリン(*)/1975年10月8日、カジノホール、ベルン(#)。 (*)はVictorからLPが出ていた物で、初CD化。(#)は初発売。大阪フィルハーモニー会館所蔵のオリジナル・テープからの復刻。 | ||
| GDOP-2002 廃盤 |
朝比奈隆&大阪フィル〜第1回ヨーロッパ・ライヴ Vol.2 シューマン:「マンフレッド」序曲(*)/交響曲第4番(*) ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 〜第1幕への前奏曲(#) |
朝比奈隆指揮 大阪po. |
| 「大阪フィル」レーベル。録音:1975年10月4日、メゾン・ド・コングレ、モントルー。 | ||
| 朝比奈隆&大阪フィル〜第1回ヨーロッパ・ライヴ Vol.3 チャイコフスキー:交響曲第5番 ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 |
朝比奈隆指揮 大阪po. | |
| 「大阪フィル」レーベル。録音:1975年10月6日、グランデザール・ド・カレッジ、サン・モーリス、スイス。初発売となる音源。オリジナル・マスターからの復刻。 | ||
| 朝比奈&大フィル〜マーラー選集 Vol.1 マーラー:交響曲第9番 |
朝比奈隆指揮 大阪po. | |
| 録音:1975年7月19日、第14回東京定期公演ライヴ。音源提供:エフエム東京。 大フィル・レーベル第4弾はマーラー選集Vol.1となるマーラー「第9番」。当時のエフエム東京プロデューサーで、録音を担当した東条碩夫氏がライナーを執筆、当時のパンフレットもブックレットに一部(ブックレット表紙デザインがパンフレットと同一、など)復刻。 東京定期公演は年一回行なわれていたが、同年秋のヨーロッパ演奏旅行を控え、この年の演奏は高く評価されたという。 同レーベルの朝比奈指揮による今後の予定としては、1981年のマーラー「第7」、1979年のマーラー「第6」、1975年グロニンゲンでの「ブル7」、オリジナル・テープが今回発見されたという1975年ザンクト・フローリアンでの「ブル7」などがあがっている。 | ||
| 朝比奈&大フィル〜マーラー選集 Vol.2 マーラー:交響曲第6番 |
朝比奈隆指揮 大阪po. | |
| 録音:1979年9月7日、東京文化会館。第18回東京定期公演ライヴ。今回が初登場となる未発売音源。 大フィル・レーベル第5弾はマーラー選集 Vol.2となるマーラー「第6番」。当時のパンフレットをブックレットの表1、表2、P2に復刻。 「マーラーについての議論は大変多く、中でも音楽的というよりはむしろ文学的、哲学的なものが多い。それから学ぶ点も多々あるのだが、私は演奏者の側から即物的にマーラーを見ていきたいと思っている。 マーラーの音楽はロマンティックなものだ。ロマンティックな音楽というものは主観的な判断の余地が多い。そうすると、指揮者の個性や判断によってぜんぜん違ったものになる可能性もある。したがってマーラーは自分の思う通りに自分の作品を演奏してもらいたい一心から、多くの書き込みをしたものと思われる。自作に対する深い思いやりと考えられなくもない。私たち演奏家は、最初抵抗があっても、マーラーの指示に従いながら演奏力をうんと高めなければならない。マーラーはオーケストラに高度の演奏力を想定している。」 (朝比奈隆) | ||
| GDOP-2006/7 (2CD) 廃盤 |
朝比奈&大フィル〜マーラー選集 Vol.3 マーラー:交響曲第7番 リスト:交響詩「前奏曲」 |
朝比奈隆指揮 大阪po. |
| 録音:1981年7月28日、東京文化会館。第20回東京定期公演ライヴ。2曲とも今回が初登場となる未発売音源。 | ||
| 朝比奈隆〜ディスク・ジァンジァン・アウトテイクス ハイドン: 交響曲第1番(*)/交響曲第104番「ロンドン」(#)/ ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容(+) |
朝比奈隆指揮 大阪po. | |
| 録音:1977年1月24日、大阪フェスティバルホール。第137回定期演奏会(*)/1977年9月1日、東京文化会館。第16回東京定期演奏会(#)/1976年7月29日、東京文化会館。第15回東京定期演奏会(+)。全曲未発表音源、オリジナルテープ使用。 大フィル・レーベル第7弾。今回は定期演奏会の前プロをフィーチャー。ディスク・ジァンジァンのブルックナー全集には収めることができなかった名演の数々が、28年経った今、日の目をみる。 実に親密感にあふれ、素直に胸にしみ込んでくるハイドン1番。ゆっくりしたテンポ、太い音でずっしりと始まるハイドン104番。軽妙さと重厚さのバランスがとれ始めると、力強く活き活きした雰囲気へとみるみる変わっていく。そして特筆すべきヒンデミット。朝比奈はこの複雑な変奏を客観性より主観性が優ったアプローチで挑んでいる。彼の気迫に押され徐々に高まる熱気が手に取るように解る。 | ||
| 朝比奈&大フィル、1992年のマーラー「第6」 マーラー:交響曲第6番 イ短調 |
朝比奈隆指揮 大阪po. | |
| 録音:1992年2月18日、大阪フェスティバルホール。第262回定期演奏会ライヴ。大フィル・レーベル。 作品を聴衆になんとか広めたいという使命感を持って始められた「ブルックナー」とは違い、最初から楽譜の指示通り、書かれている通りに、といった指揮者本人の意思で始まったマーラー・チクルスは、その普段とは違う見通しの良い演奏に聴衆も戸惑い、ごく最近まで評価が遅れていた。この1992年の確信に満ちた圧倒的な名演は、「朝比奈のマーラー」を考える上でも、忘れがたいドキュメントであると思う。6番の強烈な曲想を渾身の力で振る朝比奈にオーケストラも表現の限界に挑戦している。演奏会当日のパンフレットを一部、ジャケットに使用。 | ||
| 朝比奈&大フィル、1975 ヨーロッパ・ライヴ Vol.4 〜ヴェネチア・ライヴ シベリウス:交響曲第2番 ブラームス:ハンガリー舞曲第1番 ベートーヴェン: 劇付随音楽「アテネの廃墟」〜トルコ行進曲 |
朝比奈隆指揮 大阪po. | |
| 録音:1975年10月16日、テアトロ・フェニーチェ、ヴェネツィア、イタリア。ライヴ。 「かの『聖フローリアンのブル7』をはじめ、各地で名演を繰り広げた朝比奈と大阪フィルによる1975年の伝説的欧州楽旅は、30年余の時を経て大フィルのライブラリーから次々と復刻され、『伝説』が『現実』の記録として私たちの手元に届けられている。当盤は、その1975年欧州楽旅シリーズの第4作で、シベリウスの第2番をメインとしたイタリア、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場における公演の模様を収録したものである。全体的に遅めのテンポで、ロマン派の大交響曲のような音創りがいかにも朝比奈らしくてユニーク。このスケールの大きさが朝比奈の持ち味であり、演奏を特徴付けるものとなっている。何より、ブルックナー等を演奏する際と同様、作品に対し真摯に取り組む朝比奈と大フィルの紡ぎ出す音楽に感銘を受けた。(藤本崇) | ||
| 朝比奈&大フィル 〜モーツァルト選I(未発表音源) 交響曲第39番 変ホ長調 K.543/ 交響曲第40番 変ホ長調 K.550 |
朝比奈隆指揮 大阪po. | |
| 録音:1991年11月6日、いずみホール、大阪。初出音源。 ここ20年でモーツァルトの交響曲の演奏はすっかり古楽器にシフトしてしまった感があるが、朝比奈のゆったりとして味のある響きは聴かせどころがぎっしり詰まっていて、やはり聴き応えがある。晩年期に入り、余分な感情を排したような清新でダイナミックな演奏がベースにあるが、独特の暖かさに加え、メロディーが要求する歌わせどころでの味わいは格別だ。馴染み深い40番だが、最も共感できる邦人のモーツァルトになるだろう。 | ||
| 朝比奈隆〜R.シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」(*)/ 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」(#) |
朝比奈隆指揮 大阪po. | |
| 録音:1972年10月3日、大阪フェスティヴァル・ホール、大阪フィルハーモニー交響楽団 第103回定期演奏会(*)/1975年11月28日、大阪フェスティヴァル・ホール、大阪フィルハーモニー交響楽団 第128回定期演奏会(#)。解説:ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ交響楽団プレジデント)。 朝比奈ファンには「アルプス交響曲」が朝比奈自身の愛好曲だったことは知られているが、フォーゲル氏が朝比奈に心酔するきっかけになった演目は「英雄の生涯」だといわれている。今回は一部を除き朝比奈のCDリストから欠落しているシュトラウスの「ティル〜」と「英雄の生涯」」をリリース。メロディーを十分に歌わせた若さと力に溢れた演奏で70年代前半の時期独特のものだ。 | ||
| GREENDOOR "HISTORICAL SERIES" SPを銘器クレデンザにて再生し、それをそのままリアルに音取りした復刻シリーズ。各所にて絶賛! | ||
| クレデンザ・ヒストリカル・シリーズ・ダイジェスト モンティ:チャルダーシュ[イヴォンヌ・キュルティ(Vn) G.ヴァン・パリ(P)] バッツィーニ:妖精の踊り[ヴァーシャ・プシホダ(プルジホダ)(Vn) オットー・グレーフ(P)] エスペポ:ジプシーの踊り[ミッシャ・エルマン(Vn) マルセル・ヴァン・グール(P)] パガニーニ:カプリース第13番[ウィリアム・プリムローズ(Va)] ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン[エマヌエル・フォイアマン(Vc) ミヒャエル・タウベ(P)] モーツァルト:フルート協奏曲第2番〜第3楽章[ジョン・アマディオ(Fl) 管弦楽伴奏] トーメ:飾らぬ打ち明け[レオン・グーセンス(Ob) クラレンス・レイボウルド(P)] ボルゾーニ:メヌエット[マルセル・ミュール(ギャルド・レピュブリケーヌ・サクソフォンQ]] メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第4番〜スケルツォ[レナーSQ] ショパン:円舞曲 ホ短調 遺作[モーリッツ・ローゼンタール(P)] ショパン:マズルカ 変ホ長調Op.7-1[イグナーツィ・フリードマン(P)] ヴェルディ:「椿姫」〜花から花へ[アメリータ・ガリ=クルチ(S) 管弦楽伴奏] ナポリ民謡:サンタ・ルチア[エンリコ・カルーソー(T) 管弦楽伴奏] ロッティ:うるわしの唇よ[ジョン・マコーマック(T) エトヴィン・シュナイダー(P)] ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜懸賞の歌 [レオ・スレザーク(T) マンフレート・グルリット指揮管弦楽団] シューマン:二人の擲弾兵[ハインリヒ・シュルスヌス(Br) フランツ・ルップ(P)] モーツァルト:ドイツ舞曲第3番「そり遊び」[ブルーノ・ワルター指揮VPO] J.シュトラウス:キス・ワルツ[ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ベルリンso.] ハイドン:「弦楽四重奏」〜セレナード[エーリヒ・クライバー指揮BPO] ベートーヴェン:「エグモント」序曲[ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮BPO] | ||
| クナッパーツブッシュ名演集 ロルツィング:「ウンディーネ」序曲(*) R.シュトラウス:間奏曲〜「円舞曲の場」(#) ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲(+) ベートーヴェン:交響曲第7番(#) |
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ベルリンso.(*)、 ベルリン国立歌劇場o.(#)、 ミュンヘン国立歌劇場o.(+) | |
| プシホダ名演集 パガニーニ/ウィルヘルミ:ヴァイオリン協奏曲〜第1楽章 タルティーニ/クライスラー:コレッリの主題による変奏曲 グノー/ヴィエニャフスキ:「ファウスト」幻想曲 ラロ:「スペイン交響曲」より[アンダンテ/ロンド] ドヴォルザーク/プシホダ:円舞曲第7番 ショパン/プシホダ:子守歌 変ニ長調 パガニーニ:魔女の踊り プシホダ:悲しきロマンス サラサーテ:序奏とタランテラ モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲4番〜アンダンテ J.S.バッハ/ウィルヘルミ:G線上のアリア(オルガン伴奏) メンデスルゾーン:ヴァイオリン協奏曲より[第2楽章/第3楽章] バッツィーニ:妖精の踊り ゴセック/ブルメスター:ガヴォット R.シュトラウス/プシホダ:「ばらの騎士」〜ワルツ サラサーテ:ツィゴイネルヴァイゼン パガニーニ: パイジェッロの「わが心もはやうつろになりて」による変奏曲 サラサーテ:スペイン舞曲4番「ホタ・ナバーラ」 J.S.バッハ:「無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番」より [アダージョ/フーガ] |
ヴァーシャ・プシホダ (プルジホダ)(Vn) オットー・グレーフ(P) ブルーノ・ ザイドラー=ヴィンクラー(P) シャルル・セルネ(P) オットー・アイゼン(P) ミヒャエル・ラウハイゼン(P) | |
| レナーSQ名演集 メンデルスゾーン: 弦楽四重奏曲第4番 ホ短調〜スケルツォ/ 弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調〜カンツォネッタ モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番 変ロ長調「狩」/ 弦楽四重奏曲第15番〜アンダンテ/ クラリネット五重奏曲 イ長調(*) |
チャールズ・ドレイパー(Cl;*) レナーSQ | |
| ミュール名演集 イベール:アルト・サックスのための室内小協奏曲 ヴェローヌ:サクソフォン協奏曲〜アンダンテ ディロン:サクソフォン・ソナタ ヴェローヌ:アルト・サックス、 ハープとチェレスタのための狂詩曲 ドヴォルザーク/クライスラー:ユモレスク リムスキー=コルサコフ/クライスラー:インドの歌 クライスラー:クープランの様式による「気取った婦人」/ 愛のよろこび ピエルネ:カンツォネッタ 変ホ長調 コンベイユ:マルボローによる変奏曲 マリー:金婚式 コンベイユ:エスキス、ヴァルス・カプリス ラモー:ガヴォット、栄光の聖堂 ベートーヴェン/ミュール:メヌエット ト長調 シューマン:弦楽四重奏曲1番〜スケルツォ ヴェローヌ:アンダルシアの騎士 ボルゾーニ:弦楽四重奏曲〜ミニュエット ヴェローヌ:半音階的円舞曲 |
マルセル・ミュール(Sax) パリ・サクソフォンQ ギャルド・レピュブリケーヌ・ サクソフォンQ/他 | |
| クナッパーツブッシュ名演集 Vol.2 グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲 ハイドン:交響曲第100番「軍隊」 モーツァルト:6つのドイツ舞曲 J.シュトラウス: キス・ワルツ/加速度ワルツ(*)/ウィーンの森の物語(#) |
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ベルリンso.、 ベルリン国立歌劇場o.(#) | |
| 録音:1933年/1928年(*/#)。 | ||
| スポルディング名演集 シュポア:ヴァイオリン協奏曲第8番 イ短調(*) ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ホ長調(#) モーツァルト: ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調(+) ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調(#) |
アルバート・スポルディング(Vn) ウィリアム・プリムローズ(Va;+) ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィアo.(*) アンドレ・ブノア(P;#) フリッツ・スティードリー指揮 ニュー・フレンズ・ オヴ・ミュージックo.(+) | |
| フォイアマン〜日本録音全集 滝廉太郎(山田耕筰編):荒城の月 山田耕作:からたちの花/野ばら/忍路高島 メンデルスゾーン:「無言歌集」〜春の歌 ブロッホ:祈り ゴダール:ジョスランの子守歌 チャイコフスキー:感傷的な円舞曲 シューマン:流浪の民 ルービンシュタイン:へ調の旋律 シューベルト:セレナード サン=サーンス:白鳥 ヴァレンティーニ: チェロ・ソナタ〜ガヴォットとアレグロ ライトン:忘れ得なき君の微笑 ショパン:夜想曲 変ホ長調 シューマン:トロイメライ バッハ/グノー:アヴェ・マリア |
エマニュエル・フォイアマン(Vc) フリッツ・キッチンガー(P) ヴォルフガンク・レブナー(P) | |
| 録音:1934年&1936年、日本。在庫僅少。 | ||
| リストの弟子たち リスト:ハンガリー幻想曲(*) ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調(#) リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調(+) |
アルチュール・ デ・グリーフ(P;*) ランドン・ロナルド指揮 ロイヤル・アルバート・ホールo.(*) モーリッツ・ローゼンタール(P;#) フリーダー・ヴァイスマン指揮 ベルリン国立歌劇場o.(#) エミール・フォン・ザウアー(P;+) フェリクス・ワインガルトナー指揮 パリ音楽院o. | |
| クナッパーツブッシュ名演集 Vol.3 ワーグナー: 「リエンチ」序曲(*)/ 「ローエングリン」〜第3幕への前奏曲(*)/ 「タンホイザー」より(#) [ヴェヌスベルクの音楽/バッカナール/大行進曲]/ 「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行(#)/ 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より(#) [第1幕前奏曲/師弟たちの踊り]/ 「パルジファル」〜転景の音楽(#) |
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 LPO(*)、BPO(#) | |
| 録音:1947年(*)/1928年(#)。原盤:DECCA(*)/POLYDOR(#)。 | ||
| メンゲルベルク&NYP ベートーヴェン: 交響曲第3番 変ホ長調Op.55「英雄」 「エグモント」Op.84 序曲/ 「コリオラン」序曲Op.62(*) |
ウィレム・メンゲルベルク指揮 NYP | |
| 録音:1930年/1922年(*)。原盤:米VICTOR(RCA)。 | ||
| スポルディング名演集 Vol.2 ブラームス/ヨアヒム:ハンガリー舞曲第7番 イ長調 ヴィエニアフスキ:華麗なるポロネーズ第2番 イ長調 モーツァルト/ブルメスター:メヌエット ニ長調 サラサーテ:スペイン舞曲6番「サパテアード」 シューベルト/ウィルヘルミ:アヴェ・マリア メンデルスゾーン:歌の翼に ショパン/スポルディング:夜想曲 ト長調 サラサーテ:序奏とタランテラ ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜懸賞の歌 ショパン/サラサーテ:夜想曲 変ホ長調 シューベルト/スポルディング:聴け、聴けひばり ブラームス/ホッホシュタイン:円舞曲 イ長調 シューマン:トロイメライ/夕べの歌 スーク:4つの小品〜ブーレスカ リリ・ブーランジェ:行列 スポルディング:トンボ、アルペジオ練習曲(*) カサド:グリーン・デヴィルの踊り ハリス:詩曲 シュポア:ソナタ ホ長調〜アダージョ(#) |
アルバート・スポルディング(Vn) アンドレ・ブノア(P;*/#以外) ウィリアム・プリムローズ(Va;#) | |
| フォイアマン Vol.2〜名演集 ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調Op.38(*) ヒンデミット:無伴奏チェロ・ソナタOp.25-3(#) ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調Op.104(+) ポッパー:ハンガリー狂詩曲Op.67(**) |
エマニュエル・フォイアマン(Vc) テオ・ヴァン・デル・パス(P;*) ミヒャエル・タウベ指揮 ベルリン国立歌劇場o.(+) 管弦楽伴奏(**) | |
| 録音:1934年(*/#)/1928年&1929年(+)/1924年(**)。原盤:COLUMBIA(*/#)/PARLOPHONE(+/**)。 | ||
| リストの弟子たち Vol.2 リスト:ハンガリー狂詩曲第6番 変ニ長調[アルトゥール・フリードハイム(P)] シューベルト:楽興の時第3番 ヘ短調D.780-3[コンラート・アンゾルゲ(P)] グリーグ:ノルウェーの婚礼の行列[アルテュール・デ・グリーフ(P)] ショパン:円舞曲 ホ短調(遺作)/円舞曲 嬰ハ短調 リスト:ハンガリー狂詩曲2番[以上、モーリッツ・ローゼンタール(P)] リスト:ハンガリー狂詩曲15番「ラコッツィ行進曲」 ショパン:円舞曲第5番 変イ長調[以上、エミール・フォン・ザウアー(P)] ショパン:ポロネーズ6番 変イ長調「英雄」 モーツァルト:トルコ行進曲[以上、オイゲン・ダルベール(P)] リスト:ハンガリー狂詩曲12番[ヨーゼフ・ヴァイス(P)] ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ31番 変イ長調 シューベルト/リスト:魔王[以上、フレデリック・ラモンド(P)] ヴィアンナ・ダ・モッタ:ヴァルス・カプリース[ジョセ・ヴィアンナ・ダ・モッタ(P)] | ||
| メンゲルベルク&ACO チャイコフスキー:弦楽セレナード〜円舞曲(*)/ ロメオとジュリエット(#)/ 交響曲第4番 ヘ短調(+) |
ウィレム・メンゲルベルク指揮 ACO | |
| 録音:1928年(*)/1930年(#)/1929年(+)。 | ||
| ワルター&ウィーン・フィル モーツァルト:「偽りの女庭師」序曲(*)/交響曲第41番(*)/ 交響曲第38番(#)/3つのドイツ舞曲 K.605(+) |
ブルーノ・ワルター指揮 VPO | |
| 録音:1938年(*)/1936年(#)/1937年。 | ||
| スポルディング名演集 Vol.3 タルティーニ:悪魔のトリル(*) モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調(#) ベートーヴェン:ロマンス第1番&ロマンス第2番(+) フランク:ヴァイオリン・ソナタ(**) |
アルバート・スポルディング(Vn) アンドレ・ブノア(P) | |
| 録音:1934年〜1938年。 | ||
| レナーSQとイェネー・レナーのソロ ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」/ ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調/ 弦楽四重奏曲第10番「ハープ」(*) |
イェネー・レナー(Vn) ルイス・ケントナー(P) レナーSQ(*) | |
| 録音:1938年&1939年/1932年(*)。 | ||
| フォイアマン Vol.3〜名演集2 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲〜アダージョ シューマン:夕べの歌 バッハ:管弦楽組曲第3番〜アリア ポッパー:セレナード サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート ヴァレンシン:メヌエット ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン グラナドス:スペイン舞曲第5番「アンダルーサ」 ブルッフ:コル・ニドライ ポッパー:ハンガリー狂詩曲 ベートーヴェン:モーツァルトの主題による7つの変奏曲 スガンバーティ:ナポリのセレナード ショパン:円舞曲 イ短調 グルック:「オルフェオ」〜メロディー キュイ:オリエンタル アルベニス/クライスラー:タンゴ |
エマニュエル・フォイアマン(Vc) ヴァイスマン指揮 ベルリン国立歌劇場o. パウル・クレツキ指揮 BPO ミヒャエル・タウベ(P) テオ・ヴァン・デル・パス(P) ジェラルド・ムーア(P) | |
| パブロ・カザルス Vol.1 ボッケリーニ:チェロ協奏曲 変ロ長調(*) ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調より(#) [第1楽章&第2楽章] ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調(+) カタロニア民謡:鳥の歌(**) |
パブロ・カザルス(Vc)指揮(**) プラド音楽祭o.(**) ランドン・ロナルド指揮 LSO(*) エイドリアン・ボールト指揮 BBCso.(#) ミエチスラフ・ ホルショフスキ(P;+) | |
| ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」(*) シューベルト:交響曲第7(8)番「未完成」(#) |
ブルーノ・ワルター指揮 VPO | |
| 録音:1936年。 ワルター&ウィーン・フィルによる定番中の定番「田園」と「未完成」が登場。今までにもいろいろな復刻が出ているが、この「クレデンザ」再生による他盤とは違う音色はやはり魅力。 音色は古風ながら演奏がしっかりと聞こえるのは、ワルター&ウィーン・フィルならでは。彼らしい名演であり、古くから定番をされてきた理由がよくわかる復刻となっている。 | ||
| フルトヴェングラー〜歴史的録音集 Vol.1 ベートーヴェン: エグモント序曲(*)/交響曲第5番「運命」(#) J.S.バッハ: ブランデンブルク協奏曲第3番 より(+) [第1楽章/第2楽章]/ 「管弦楽組曲第3番」〜エア(**) ウェーバー:「魔弾の射手」序曲(*) |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 BPO | |
| 録音:1933年(*)/1926年(#)/1930年(+)/1929年(**)。 フルトヴェングラーの死から2004年で50年を迎える。いまだに熱がさめないフルトヴェングラーの録音だが、これは彼の初期録音に焦点をあてたもの。特筆すべきは、1926年に録音された2曲であり、 フルトヴェングラーの初録音となったこれらの曲は、意外にも今回が国内初CD化。本家DGでさえ既に原盤が紛失しておりCDとしては発売されておらず、 海外CDもかなりのマイナー・レーベルのため入手は困難だったため、これは嬉しい復刻だ。またこれら1926年録音はラッパ吹き込みなのか、電気録音なのかいまだに決着が着いておらず、 今回のCDは、そういった意味でも資料的価値がかなり高い一品と言えるだろう。 | ||
| ミッシャ・エルマン Vol.1 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(*) フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調(#) ベートーヴェン:ロマンス第1番&第2番(+) |
ミッシャ・エルマン(Vn) ジョン・バルビローリ指揮 LSO レオポルド・ミットマン(P) ローレンス・コリングウッド指揮 管弦楽団 | |
| 録音:1929年(*)/1941年(#)/1932年(+)。 プシホダ(プルジホダ)、スポルディングとヴァイオリン奏者も積極的に復刻してきた当レーベルが、今回放つのはエルマン。彼の定番録音チャイコフスキーは、クレデンザで蘇る弦の艶に注目。フォーレのソナタには随所に彼らしい節回しがあり、技巧派としてだけでなく豊かな表現も聴きどころで、美しい表現はエルマンの真骨頂。ベートーヴェンのロマンス2曲も小品ながらエルマン・トーンが楽しめる逸品。晩年の味わい深い演奏も捨てがたいが、エルマンが絶頂の頃に録音されたこれらの演奏はどれをとっても技術的にも芸術的にも充実しており、当時超一流として活躍した彼の演奏を存分に堪能できる。 | ||
| パブロ・カザルス Vol.2 バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番より [前奏曲/サラバンド/ブーレ/ジーク] エルガー:愛のあいさつ カンパニョリ:ロマンス(*) ポッパー:マズルカ ト短調(*) ハイドン:メヌエットと変奏曲 ハ長調(*) ゴルターマン:チェロ協奏曲 イ短調〜カンティレーナ クライスラー: クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ(*) サン=サーンス:アレグロ・アパショナート(*) ヘンデル:歌劇「セルセ」〜ラルゴ ポッパー:ガボット ニ長調(#) ハイドン:チェロ協奏曲 ニ長調〜アダージョ(+) メンデルスゾーン:セレナード(+) ブラームス:サッフォー風頌歌(+) チャイコフスキー:秋の歌(+) |
パブロ・カザルス(Vc) チャールズ・A.ベイカー(P;*) ロマノ・ロマニ(P;#) ワルター・ゴールド(P;+) | |
| カザルスの第2弾は小品集、しかも全て機械吹き込みのものとなる。カザルスの「無伴奏」といえば1936年-1939年に電気吹き込みされたものが有名だが、 それ以前に録音していた当録音も出だしからたっぷり聴かせる。チェロの神様だけあって小品にも素晴らしいテクニックと表現力がちりばめられており、機械吹き込みでもその真価を堪能できるところがさすがの一言。 | ||
| ジャンヌ・ゴーティエ ニン:20のスペイン民謡集より(*) [第4曲「モンタニェーサ」 第5曲「ムルシア地方の歌」 第7曲「グラナディーナ」 第8曲「祈り」] マスネ:「タイス」〜瞑想曲 チャイコフスキー(クライスラー編): 無言歌 イ長調 Op.2-3 クライスラー: 中国の太鼓/カルティエの様式による狩り フォーレ:子守歌 ト短調 Op.16 シューベルト:蜜蜂 クライスラー:愛の悲しみ フバイ:そよ風 クライスラー: プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ(*) ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第1番 ト短調 シューベルト(クライスラー編):楽興の時第3番 ヘ短調 タルティーニ(クライスラー編): コレッリの主題による変奏曲 ドビュッシー:レントよりおそく プーランク:常動曲(#) ガーシュウィン(ドゥシュキン編):短い話(#) ファリャ:「はかなき人生」〜スペイン舞曲(#) ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ(+) |
ジャンヌ・ゴーティエ(Vn) ホアキン・ニン(P;*) ジョン・ダグラス・トッド(P;#) イヴォンヌ・ルフェビュール(P;+) | |
| フランスの女流ゴーティエ(1898-?)のSP復刻。ラヴェルのヴァイオリン・ソナタはLPからの盤起こしが先にGDCL-0005として出ていた。その他はおそらく国内初復刻となる。 | ||
| フランスのヴァイオリニスト イヴォンヌ・キュルティ、ローラン・シャルミー、ジネット・ヌヴー、ルネ・シュメー、 ルネ・ベネデッティ、ジャック・ティボー、ジャンヌ・ゴーティエ、イヴォンヌ・アストリュック、 ジュール・ブシュリ、ジャン・シャンペィユ、ドゥニーズ・ソリアーノ、ウィリアム・カントレィユ、 ミケル・カンデラ、アンリ・メルケル、ガブリエル・ブイヨン | ||
| 監修:クリストファ・N.野澤。 著名なSPコレクターであるクリストファ・N.野澤氏の所蔵盤より、特に充実したヴァイオリンをセレクト。今回は「フランスの名手たち」をご紹介する。ヒストリカルのシリーズで、フランスヴァイオリン界のヴィルトゥオーソたちを紹介するとなれば、ジャック・ティボーを頂点に、人気抜群の女流、ジネット・ヌヴー、ティボーよりややプロフェッサー・タイプのアンリ・メルケルなどは欠かせない存在だが、ここにはその3人を含め、オムニバス形式で、1930-1940年代の電気録音の78rpm(SP)から当時フランスで活躍した人たち12人の演奏を収録し、ボーナス・バンドに3人のパリ音楽院教授の貴重な録音を追加した。 | ||
| モーリス・マレシャル、日本録音集 1935 & 1937 グラナドス:アンダルーサ 多忠亮:宵待草 サン=サーンス:「動物の謝肉祭」〜白鳥 オードウェイ:旅愁 滝廉太郎:荒城の月 成田為三:浜辺の歌 フランクール:ラルゴとアレグロ ムーア:夏の名残りのバラ バッハ:「カンタータ156番」〜アリオーソ 山田耕筰:今様 ヘイズ:故郷の廃家 杉山長谷夫:出船 スコット:アニー・ローリィ 端唄:春雨 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ グラナドス:ゴイェスカス/間奏曲 |
モーリス・マレシャル(Vc) マキシム・シャピロ(P) ルネ・エルバン(P) | |
| ヒストリカル・シリーズ。クリストファ・N.野澤 監修。 2度の来日のおり、1935年と1937年に吹き込まれた全16曲の盛り沢山のアルバムだ。そのどれもがしみじみとした秀作ばかり。ストレートメロディーをほとんどくずさずに実に心のこもった情感溢れる演奏だ。全盛が戦前のため、今や少数のファンに支えられているマレシャルだが、磨き抜かれた表現、上品でさりげないポルタメントに癒される。今世紀における最も偉大なフランス人・チェリストの貴重な記録である。 | ||
| ロシアのピアニスト I ショパン:スケルツォ(曲目未判明)[エフゲニー・マリーニン(P)] ショパン:マズルカ(曲目未判明)[ゲンリフ・ネイガウス(P)] ショパン:24の前奏曲集 より[ユーリー・ブリュシコフ(P)] ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2番〜スケルツォ/リスト:ハンガリー狂詩曲第2番/ハチャトゥリアン:トッカータ [レフ・オボーリン(P)] チャイコフスキー:ワルツ/ラフマニノフ:前奏曲[パーヴェル・セレブリャーコフ(P)] ショスタコーヴィチ:24の前奏曲集 より[ドミトリー・ショスタコーヴィチ(P)] チャイコフスキー:「子供のためのアルバム」より[アレクサンデル・ゴリデンヴェイゼル(P)] ラモー:クラヴサン小品集/リスト:ハンガリー狂詩曲第6番[エミール・ギレリス(P)] | ||
| クリストファ・N.野澤 監修。特にマリーニンとブリュシコフの演奏は極めて珍しい録音と思われる。 「昔のロシアにしても、戦後のソ連にしても、こと音楽に関する限り、優秀な演奏家の宝庫である。今回、有名なオボーリン、ギレリス、最近特にライヴ録音などで注目されているネイガウスや、日本では殆ど知られていないピアニストたちも含めて、8名による1950年頃の演奏を収録したが、その何れからも感動的な印象を受けられるであろうことを確信する。」(クリストファ・N.野澤/ライナーより一部を抜粋) | ||
| ロシアのピアニスト II ラフマニノフ:ワルツ/他[ニーナ・エメリャノワ(P)] ショパン:「雨だれ」/他[ヴラジーミル・ソフロニツキー(P)] ショパン:スケルツォ(曲目未判明)[ローザ・タマルキナ(P)] シューマン:「幻想小曲集」より/シューベルト:楽興の時[スヴャトスラフ・リヒテル(P)] ショパン:ワルツ(曲目未判明)[ユーリー・ムラフリョフ(P)] ハチャトゥリアン?(案内に作曲者未掲載):ワルツ/剣の舞[アラム・ハチャトゥリアン(P)] リスト:パガニーニ練習曲/他[グリゴリー・ギンズブルグ(P)] | ||
| クリストファ・N.野澤 監修。第1集(GDCS-0029)に続く続編、さらに珍しいピアニストを多数収録。解説も、「ロシア・ピアニズムの系譜」などの著書で知られる佐藤泰一氏なので、これは信頼度大! 最近になって、戦争直後の1940年代後半から、LP出現直前頃のロシアの実情が分かってきたのは、日本では無名の多くの人を含めて、優れた演奏家による盤質のよい78rpm(SP)が、予想以上に良い録音で作られているのが明らかになってからのことである。前回の「ロシア(ソ連)のピアニストI」(GDCS-0029)では、有名なオボーリン、ギレリス、最近特にライヴ録音などで注目されているネイガウスなど8名の演奏を収録したが、今回続編として紹介する、リヒテルを筆頭に、最近注目されているソフロニツキー、作曲家のハチャトゥリアンなどによる1950年頃の演奏を堪能して頂ければ幸いである。 | ||
| ドゥニーズ・ソリアーノ〜モーツァルトを弾く ヴァイオリン協奏曲3番 ト長調K.216(*)/ ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調K.454(#)/ ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調K.378(+)/ ヴァイオリン・ソナタ ハ長調K.296より第1楽章(+) |
ドゥニーズ・ソリアーノ(Vn) ジュール・ブシュリ指揮(*) オーケストラ(*) マグダ・タリアフェロ(P;#) エレーヌ・ピニャーリ(P;+) | |
| 録音:1937年6月3日、4日(*)/1937年4月22日、5月11日(#)/1947年12月24日(+)。(+)のK.296は初CDフォーマット化だろうか。残りはグッディーズさんが "DIRECT TRANSFER CD-R" で復刻していた(78CDR-1031、1027、1047; 3分売["DIRECT TRANSFER CD-R" シリーズは無編集のため、SP盤の切れ目で楽音が途切れます])が、プレス盤CDでは初の復刻と思われる。 フランスのヴァイオリニスト・ソリアーノは、ヌヴー、アンドラードと共に「女性ヴァイオリニストの三羽烏」と称される逸材であり、フランス音楽はもとより、モーツァルトのスペシャリストとしても認められる存在だった。その美しく洗練された音色と優しさには強く惹かれるものがある。恩師ブシュリ指揮の協奏曲をはじめ、タリアフェロにサポートされ余裕のある演奏のソナタ、バランスのとれた名コンビのピニャーリとのソナタを収録。 | ||
| マヌエル・キロガを讃えて サラサーテ:ミラマール・ソルツィーコ(*) フバイ:そよ風(*) ヴィニアフスキ:モスクワの思い出(*) サラサーテ:ホタ・ナバーラ スペイン舞曲4番(*) クライスラー:ジプシーの女(#) サラサーテ: アンダルシアのロマンス(#)/スペイン舞曲3番(#) シューマン:ロマンス2番 イ長調(#) ドヴォルジャーク:インディアン・ラメント(#)/ ヴィオリン・ソナチネより(#) デ・ファリャ:「7つのスペイン民謡」〜ホタ(#) アルベニス:タンゴ ニ長調(#) クライスラー:タルティーニ『ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」』へのカデンツァ(#) ウェーバー: ヴァイオリン・ソナタ1番〜ラルゲット(#) シューマン:夕べの歌(#) サラサーテ:タランテラ(#) バッツィーニ:妖精の踊り(#) サラサーテ:ホタ・アラゴネーサ(#) シャミナード:スペインのセレナード(#) サラサーテ:サパテアード スペイン舞曲6番(#) クライスラー: ベートーヴェンの主題によるロンディーノ(#) レハール:フラスキータ・セレナード(#) キロガ編:スペイン舞曲(+) キロガ:愛の唄(+) |
マヌエル・キロガ(Vn) 不明伴奏者(P;*) レマン・デ・キロガ(P;#/+) | |
| 録音:1912年、パリ[アコースティック](*)/1928年9月、パリ[電気](#)/1928年、アメリカ[電気](+)。監修/解説:クリストファ・N.野澤。 スペイン生まれのヴァイオリニスト、マヌエル・ギロガの遺した録音は余り多くはないが、その演奏は極めて個性的で独特の音楽の世界が展開する。ティボー、クライスラー、シゲティ、エネスコらと並び当時のヨーロッパで大家として認められていた。本CDには貴重な音源であるグラモフォンの機械録音も収録。パッツィーニ「妖精の踊り」、「悪魔のトリル」へのカデンツァなどなど・・・。キロガの芸術性を聴いていただきたい。 | ||
| ヴィルヘルム・フルトヴェングラー Vol.2〜 モーツァルト:名曲集 13管楽器のためのセレナード第10番 変ロ長調K.361 「グラン・パルティータ」(*)/ セレナード第13番 ト長調 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K.525(#)/ 交響曲第40番 ト短調K.550(+) |
ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 VPO | |
| 録音&ソース:1947年11月11日、19日、26日、12月3日、HMV DB 6707-11(*)/1949年4月1日、英 ALP 1498(#)/1948年12月7日、8日、1949年2月17日、英 ALP 1498(+)。監修:クリストファ・N.野澤、解説:浅岡弘和。 クリストファー・N.野澤氏監修のフルトヴェングラーSP復刻シリーズ第2弾であるモーツァルト名曲集がいよいよ発行されることとなった。(*)のみSP盤より復刻、全てウィーン・フィルによるEMIスタジオ録音。 | ||
| フランスのピアニスト3人の日本録音1950's クープラン:百合ひらく(*)/葦(*) ラザール・レヴィ:ワルツ集(*) ショパン:マズルカ[嬰ハ短調(*)/変イ長調(*)] シューマン:幻想小曲集 より(*) [第1番「夕暮れに」/第7番「夢のもつれ」] シューベルト:即興幻想曲 変イ長調(*) ドビュッシー:喜びの島(#)/ 前奏曲集第I集〜12番「吟遊詩人」(#) ミヨー:スカラムシュ(2台のピアノのための;+) ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調(**)/ 即興曲 嬰ヘ長調(**)/ スケルツォ第2番 変ロ短調(**) |
ラザール・レヴィ(P;*) ジュヌヴィエーヴ・ ジョワ(P;#/+) アルフレッド・コルトー(P;**) 安川加寿子(第2P;+) | |
| 録音:1950年(*)、1952年(#/+)、1952年(**)。監修/解説:クリストファ・N.野澤。戦後初期に来日した3人のフランス人ピアニストを特集。 戦後、クラシック界では経済的な苦しさを乗り越え意欲的に活動を再開した。しかし、外国から一流の演奏家を招くのは未だ無理な情勢にあり、1950年にフランスのピアニスト、ラザール・レヴィが来日第一号として決定したときの喜びと期待は大きなものであった。52年にはジュヌヴィエーヴ・ジョワ、アルフレッド・コルトーが来日。それぞれが日本に遺した貴重な録音を本CDに収録。 | ||
| レオン・グーセンス(Ob)の芸術 ヘンデル: オーボエ・ソナタ ハ短調[録音:1920年代、アコースティック]/ オーボエ協奏曲 変ロ長調[ユージン・グーセンス指揮LPO/録音:1938年]/ オーボエ協奏曲 ト短調[ベイジル・キャメロン指揮リヴァプールpo./録音:1947年] J.S.バッハ:教会カンタータ156番〜シンフォニア=アリオーソ/ 教会カンタータ147番〜主よ、人の望みの喜びよ [ケネディ・スコット指揮ロンドン・バッハ・カンタータ・クラブo.&cho./録音:1930年頃] シューマン:ロマンス[第1番−第3番][ジェラルド・ムーア(P)/録音:1939年] チマローザ:オーボエ協奏曲[マルコム・サージェント指揮リヴァプールpo./録音:1947年] マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ハ短調/アルビノーニ:オーボエ協奏曲 ニ長調 [ワルター・ジュスキント指揮フィルハーモニア室内o./録音:1947年] | ||
| ソース:すべてSP。監修:クリストファ・N.野澤。 『グーセンスは、甘美な音色と、暖かみのある演奏に魅力があり、ここに収録したバッハ、ヘンデルを初め、イタリアの古典協奏曲や、絶品揃いの小品の演奏は、何ともいえない美しさに満ちている。また当時の新作で、後にオーボエ奏者にとって重要なレパートリーとなった、リヒャルト・シュトラウスの協奏曲は、当然最も注目された録音であった。』(クリストファ・N.野澤氏 解説より抜粋) | ||
| GREENDOOR "W (DOUBLE) SERIES" 2枚組の新シリーズ。 | ||
| ゴールドベルク&クラウス〜モーツァルト ピアノとヴァイオリンのための6つのソナタ(*) ヴァイオリン協奏曲第3番(#) |
リリー・クラウス(P;*) シモン・ゴールドベルク(Vn;*/#) ワルター・ジェスキント指揮(#) フィルハーモニアo.(#) | |
| 録音:1935年-1937年。(#)はボーナス・トラック。 ダブル・シリーズ。ゴールドベルクとリリー・クラウスのモーツァルト・デュオ。このアルバムの中で、特にK.296とK.377はとびきり上等で、幸福な20才代のコンビという感じに仕上がっている。ボーナス・トラックも含め絶頂期の演奏だ。 | ||
| ケルテスのベートーヴェン! ベートーヴェン: 交響曲第2番 ニ長調/序曲「レオノーレ」第3番/ 交響曲第4番 変ロ長調/序曲「コリオラン」 |
イシュトヴァーン・ケルテス指揮 バンベルクso. | |
| 原盤:EURODISC。ケルテスのベートーヴェンは非常に珍しく、交響曲の録音は現在のところこの2曲が唯一のもの。これらはCONCERTO ROYALEが先にCD化していたが、音飛びがある質の低い出来だったため、当レーベルからの復刻が大歓迎。演奏も、モーツァルトやシューベルトで味わったケルテス・マジックをここでも聴くことが出来る。キビキビと端正を極めた演奏だが、美しいコクと力感がある。特に各交響曲の2楽章は瑞々しい歌に溢れた絶品。 | ||
| エネスコのバッハ「無伴奏」、 コンチネンタル盤より復刻! J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ |
ジョルジュ・エネスコ(Vn) | |
| Continental CLP 104-A〜106-B TA 33-016〜021 からの復刻。以前 CCD-104/5 という番号で出まわったCD(音質面で最高の評価を得たもので、2006年に再プレスされた)もコンチネンタル盤(中古市場では数百万円の価格が付くレア盤)からの復刻だったが、今回は後発だけに、音質にも期待出来そうだ。 人間の最も深い精神性を引き出すことにかけては、今世紀最大の人であったと思われるエネスコだが、その最高の表現はバッハの無伴奏ソナタとパルティータで聴くことができる。このコンチネンタル盤を聴くと、かつて誰からも聴いたことのないような歌いまわしで、静かに語りかけてくる。コンチネンタル盤はレミントン・レーベルと同様に音だけなら最初期盤よりセカンドの方が良い。本CDも音の良いコンチネンタル盤セカンド・プレスよりCD化を行った。解説:中村稔 | ||