・国内盤マイナー・レーベル |
・輸入盤マイナー・レーベル |
・輸入盤 歴史的アイテム |
・映像アイテム |
・高音質アイテム |
輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。 |
LEBHAFT (EINSATZ RECORDS) 1枚あたり¥2750(税抜¥2500)2010年を最後にリリースが止まっていた EINSÄTZ RECORDS が企画・制作するレーベル LEBHAFT(ドイツ語で「活発」「快活」と言ったような意味)。残念ながらプレス盤ではなくCD-R製盤となってしまったが、EINSÄTZ RECORDS 同様に『ザンデンオーディオシステム社製「LCR型フォノイコライザ」を使用し、各レーベルに適応したイコライザカーブで再生しています』とのこと。#当レーベルはCD-R製版ながら初回限定盤の模様で、発売から1年程度で品切れとなるアイテムが出ています。お早めの入手をおすすめいたします。 "EINSÄTZ RECORDS" も含む旧譜はこちらから。 | ||
デヴェッツィ&バルシャイ ハイドン:ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII: 11 モーツァルト/ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414 |
ヴァッソ・デヴェッツィ(P) ルドルフ・バルシャイ指揮 モスクワ室内o. | |
録音:1960年代初期、ステレオ|原盤:英 HMV, SXLP 30184 。初CDフォーマット化・・・と思われるだろうが、実は1980年代-1990年代にかけて雨後の筍のごとく登場した「駅売り」のCDになぜか含まれていたことがあるはず(一時期当店代表が所有していた)。当時とそれ以降も他のCDは一切なく質の良くない板起こし復刻だったはずで、音質面が今一つで手放してしまった。そのため当盤と同一曲目かどうか確証が持てないが、今回のアイテムが希少な復刻であることが間違いない。『マリア・カラスと深い親交があった事で有名なギリシャのピアニスト、ヴァッソ・デヴェッツィは活躍の場をパリからモスクワに移し、旧ソビエト連邦の名匠たちと共演を重ねた。デヴェッツィの録音は多くはないが、ルドルフ・バルシャイと共演のJ.S.バッハ、ハイドン、モーツァルトの録音は、そのどれもが透明感に溢れ、生き生きとした世界を展開し、フランス風に洒落た一面も見せる魅力的な演奏。』 |
SMC (露)
ロシアのウクライナ侵攻により2年半音沙汰がなかったレーベル、久々のご案内。ここ最近のアイテムは表面に "Moscow Conservatory RECORD" というロゴが入るようになった。2010年代後半以降の生産量は相当少なく、ご案内から1か月程度で完売・入手不能となってしまった例もあります。旧譜の再プレスもほとんど見込めません。
実際この4年間のリリース中、ユーディナのアイテム (SMCCD-0270) など、限定盤ではなかったはずなのにすでに入手できなくなっているものがあるようで、それらは代理店からアナウンスされておりません。またこの状況下では入荷自体がおそらく不安定ですので、会員の方で会誌発行後の注文をご検討いただいている方も、国内代理店締め切り前、特にその中でも早い日付のご注文を強くお勧めいたします。 | ||
ほぼ初出、マリア・ユーディナ〜モスクワ・リサイタル 1954.10.20 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ 〔第17番 ニ短調 Op.31 No.2 (*) /第26番 変ホ長調 Op.81a 「告別」(*) /第32番 ハ短調 Op.111 〕 ブラームス(1833-1897):ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5 J.S.バッハ(1685-1750) /リスト(1811-1886)編曲: 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543(原曲:オルガンのための|ピアノのための版)(#) J.S.バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971 〜第2楽章 アンダンテ ブラームス:16のワルツ Op.39 〜第15番 イ長調 プロコフィエフ(1891-1953): バレエ「ロメオとジュリエット」からの10の小品 Op.75 〜第4曲 少女ジュリエット マリア・ユーディナ(P) | ||
録音:1954年10月20日、連邦議会円柱ホール [House of the Unions/Дом Союзов] 〔 Venezia 盤の記載:モスクワ労働組合ホール〕、モスクワ、ソヴィエト〔現・ロシア〕、ライヴ、モノラル|音源:ソヴィエト国営テレビ・ラジオ放送アーカイヴ(*) | (*):初出音源と表記されており、おそらく実際に初出|既出CD 〔当店確認済みのもの〕: Venezia Russia, CDVE-00515 (#) 〔廃盤、入手不能〕| (C) (P) 2020 。 (#)を除き、ほぼ初出と言っても問題ないであろう演奏会。 (*/#)以外は「2007年頃に "International Maria Yudina Foundation" という合衆国にあったとされる財団〔略称: IMYF 〕が出した33枚からなる「全集」に含まれている」とされるもの。確かにこの音源は2023年現在もロシアを中心に Flac 形式で出回っているものの、そもそもこの財団の公式サイトは、ネット創成期に無料サイトが作成出来ることで名をあげた GeoCities (Yahoo/GeoCities) で、どのような団体なのかも(ネット上アーカイヴからチェックしたが)記載されていない。さらに同時期 mariayudina.com (現在閉鎖)というサイトで31巻の「全集」もあったようだ。2者の関係もわからないし、日本でこれらのアイテムを実際に入手された方もほぼ皆無だろう。 ユーディナ・マニア必携のディスク。 | ||
# SMCCD-0270:マリヤ・ユーディナ〜失われた録音の帰還 [Мария Юдина. Возвращение утраченного] 〔発売:2020年〕→おそらく現地品切&流通在庫なし、再プレス時期未定&このまま廃盤となる可能性大。 | ||
初出、マリア・ユーディナ、バッハを弾く〜ライプツィヒ&モスクワ・ライヴ 1950 & 1956 J.S.バッハ(1685-1750): トッカータ ハ短調 BWV.911 (*) / 平均律クラヴィーア曲集第2巻から前奏曲とフーガ(*) 〔第9番 ホ長調 BWV.878 /第14番 嬰ヘ短調 BWV.883 /第18番 嬰ト短調 BWV.887 〕/ 平均律クラヴィーア曲集第1巻〜前奏曲とフーガ第22番 変ホ短調 BWV.867 (*) / 鍵盤楽器のための協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1052 (+) /トッカータ ハ短調 BWV.911 (#) マリア・ユーディナ(P) クルト・ザンデルリング指揮モスクワ放送so.(+) | ||
録音:1950年7月29日、ライプツィヒ、東ドイツ(*) /1950年11月23日(#)、1956年10月8日(+)、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ソヴィエト〔現・ロシア〕(+/#)、すべてライヴ、モノラル| (*/#):初出音源と表記されており、おそらく実際に初出| (C) (P) 2020 。(*)に関してのレーベル注記:『ライプツィヒでの録音は、劣悪な ほぼ修復不可能状態で発見されたが、その歴史的な重要性に鑑み、リスナーへ公開することにした [WARNING: The Leipzig recordings were discovered in a poor, nearly irreparable state, but in view of thelr unlque hlstoric importance we have decided nevertheless to make them avallable to listeners] 』 (+)も "International Maria Yudina Foundation" (財団の詳細は SMCCD-0224/0245 コメントに記載)からリリースされていたのみと思われ、初出と言って問題ない部類のもの。 ユーディナ・マニア必携のディスク。 | ||
1曲以外初出、マリア・ユーディナ〜ポーランド日記、スメターチェクも登場 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」 Op.73 (*) ショスタコーヴィチ(1906-1975):24の前奏曲とフーガ Op.87 から(+) 〔第16番 変ロ短調/第24番 ニ短調〕 ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):ブコリキ [Bukoliki] (1952) (#) カジミェシュ・セロツキ(1922-1981):前奏曲の組曲(1952) (**) ショパン(1810-1849):夜奏曲(第20番) 嬰ハ短調 Op.posth (++) マリア・ユーディナ(P) ヴァーツラフ・スメターチェク指揮シロンスクpo.(*) | ||
録音:1954年9月10日、スタジオ、カトヴィツェ、ポーランド(*) /1954年9月28日、スタジオ、ワルシャワ、ポーランド(+) /1955年(#)、1958年(**)、スタジオ、モスクワ、ソヴィエト〔現・ロシア〕(#/**) /1950年代、場所データ記載なし、ライヴ(++)、すべてモノラル| (*/+/#/++):初出音源と表記されており、おそらく実際に初出|既出CD: Vista Vera, VVCD-00256 〔1953年の記載〕|音源:ポーランド・ラジオ放送アーカイヴ(*/+) /ソヴィエト国営テレビ・ラジオ放送アーカイヴ(#/**) /マリア・ユーディナによる個人コレクションとされるもの(++)| (C) (P) 2020 。 マリア・ユーディナのポーランドでの録音、およびソヴィエトにおけるポーランド音楽の録音を集めたアルバム。彼女とスメターチェクの共演は、おそらくこれが曲を問わず初登場。ユーディナの「皇帝」は1950年12月16日のラフリン指揮録音しか無かったはずで、2種目と思われる。 ユーディナとスメターチェクのマニア必携ディスク。 | ||
含・初出&初音盤、マリア・ユーディナ〜20世紀ロシア音楽を弾く プロコフィエフ(1891-1953): その物自体 Op.45 〜アレグロ・モデラート[1964年〔あるいは1965年](****) バレエ「ロメオとジュリエット」からの10の小品 Op.75 より 〔第6曲 モンタギュー家とキャピュレット家[1950年](**) / 第10曲 別れの前のロメオとジュリエット[1952年](#) 〕 ユーリー・シャポーリン(1887-1966):ピアノ・ソナタ第2番 嬰ヘ短調 Op.7 [1959年](##) ゲオルギー・スヴィリードフ(1915-1998):パルティータ第1番 ヘ短調 Op.9 (初版)[1947年](***) ユーリー・コチュロフ(1907-1952):アダージョ ト長調 Op.6 [1961年](* となっているが、****) アンドレイ・ヴォルコンスキー(1933-2008):厳格な音楽 [Musica Stricta] (ピアノのためのファンタジア・リチェルカータ) (1957)[1961年](###) マリア・ユーディナ(P) | ||
録音:[内]、スタジオ、場所記載なし(###以外) /ライヴ、スクリャービン博物館、モスクワ、ソヴィエト〔現・ロシア〕、ライヴ(###)、すべてモノラル|音源:ソヴィエト国営テレビ・ラジオ放送アーカイヴ(+以外) | (*/**/***):初出音源と表記されており、実際におそらく初出| (**/***):おそらく既知中〔 (***):作曲家レヴェルで〕、彼女の初音盤作品|プロコフィエフの Op.75 を除き(&プロコフィエフを除き)、作曲家レヴェルで彼女唯一の録音と思われる|既出CD: Vista Vera, VVCD-00090 (#) / Brilliant Classics, 8909 (##) 〔1959年5月23日の記載|廃盤、入手不能〕/ Melodiya, MELCD-10-02590 (###) 〔 10CDs |廃盤、入手不能〕| (C) (P) 2021 。 (****)も "International Maria Yudina Foundation" (財団の詳細は SMCCD-0224/0245 コメントに記載)からリリースされていたのみと思われ、初出(あるいは初CDフォーマット化)と言って問題ない部類のもの。 ユーディナ・マニア必携のディスク。 | ||
含・初出、ユーディナ初の「平均律第2巻」全曲! マリア・ユーディナ・プレイズ・バッハ〜1950年代スタジオ録音集 J.S.バッハ(1685-1750): 平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV.870-893 (全曲) 〔 Nos.1-12 (#), 13-14 (*), 15 (#), 16-20 (*), 21 (#), 22-24 (*) 〕/ トッカータ ハ短調 BWV.911 (+) / 平均律クラヴィーア曲集第2巻〜前奏曲とフーガ第14番 BWV.883 (+) マリア・ユーディナ(P) | ||
録音:1953年、1955年-1957年(*/#)、1936年(+)、スタジオ、場所記載なし、すべてモノラル|音源:ソヴィエト国営テレビ・ラジオ放送アーカイヴ(*/#) /モスクワ音楽院アーカイヴ、Gramplasttrest 4192-4195 (78回転盤)(+) | (+):ボーナス・トラック|(*)〔 BWV.882, 883, 885-889, 891-893 〕:初出音源と表記されており、実際に初出と思われる。うち BWV.886 (No.17), 888 (No.19), 891 (No.22) はおそらく彼女による初音盤|既出CD: Venezia, CDVE 04268 (#) / Vista Vera, VVCD-00071 (#), VVCD-00256 (+) | (C) (P) 2023 。 彼女は何度かバッハの平均律を演奏会にかけ、録音も復数残されているが、演奏会で全曲を弾いたことがあるかは不明で(おそらくないのでは?)、録音ももちろんセッションを含め全曲は一切なかった(1巻も2023年現在抜粋しかリリースされたことはなく、全曲があるという話もない)。今回の物も4年分の集成ということになるが、彼女のファンは感涙物だろう。 ユーディナとバッハのマニア必携ディスク。 | ||
ヴァーサティリティ〔多用途性〕〜打楽器アンサンブルのための音楽 アイヴァン・トレヴィーノ(1983-): Catching Shadows イヴァン・ココリン、アレクサンドル・ヴイボルノフ: Kagu-Tsuchi 〔迦具土〕 アストル・ピアソラ(1921-1992):タンゴの歴史〜タンゴ2 J.S.バッハ(1685-1750) /ドラムアートミュージック編曲: 2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ短調 BWV.1043 〜第1楽章 ヴィヴァーチェ(打楽器アンサンブルのための版) ショパン(1810-1849) /ドラムアートミュージック編曲:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 ジョージ・ハミルトン・グリーン(1893-1970): Triplets [トリプレット] アストル・ピアソラ:忘却 / ジョン・サーサス〔プササス〕(1966-): Kyoto 〔京都〕 イヴァン・ココリン、アレクサンドル・ヴイボルノフ: Quinjo ジーン・コシンスキ(1980-):マリンバ、合唱と打楽器のための協奏曲(*) IntroductioN; Shout! / 1 / Layers / 2 / Memento / 3 / Strike イヴァン・ココリン(マリンバ;*) ヴォイス・フュージョンcho.(*) ミハイル・コテリニコフ(芸術監督;*) ドラムアートミュージック [イヴァン・ココリン、アレクサンドル・ヴイボルノフ、ヤナイ・エグージン、 マラート・バイムハミョートフ、イラリオン・ブルス(各種Perc)] | ||
録音:2019年1-9月、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア| (C) (P) 2019 。 モスクワの打楽器アンサンブル、ドラムアートミュージックのデビューCD 。 | ||
モスクワ音楽院大ホールのカヴァイエ=コル製オルガン シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):オルガン交響曲第5番 ヘ短調〜第5楽章 トッカータ J.S.バッハ(1685-1750):トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565 レオン・ボエルマン(1862-1897):ゴシック組曲 Op.25 〜第6番 トッカータ フランク(1822-1890):前奏曲、フーガと変奏曲 ロ短調 Op.18 ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):トッカータ 変ロ短調 Op.53 No.6 アンリ・ミュレ(1878-1967):ビザンティンのスケッチ IHM 1 〜第10番 トッカータ「 Tu es petra et porta inferi non pravalebunt adversus te 」 ウジェーヌ・ジグー(1844-1925):トッカータ ロ短調 セザール・フランク:オルガンのための3つのコラール FWV.38-40 〔ホ長調/ロ短調/イ短調〕 コンスタンティン・ヴォロストノフ(Org) | ||
録音:2018年、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア|使用楽器:1901年、アリスティド・カヴァイエ=コル製 (2016年修復)| (C) (P) 2020 。#当盤は Melodiya との共同製作で、外装に "MEL CD 1002622" (MELCD-10-02622) という品番も付されているが、 Melodiya 公式サイトの記述によれば( Melodiya 側では)「ディジタル」配信等のみの供給だと記載されており、実際ロシア国内でも Melodiya レーベルのフィジカル〔実 CD 〕盤として当盤が販売されている例はネット上においては発見できなかった。 フランスのオルガン製作の大家アリスティド・カヴァイエ=コルが最晩年に手掛けた(完成は没後)モスクワ音楽院大ホールのオルガンの修復完成を記念する録音。 コンスタンティン・ボロストノフは1979年モスクワに生まれ、モスクワ音楽院でアレクセイ・パルシンにオルガンを、ユーリー・マルティノフにピアノを、アレクセイ・リュビモフに室内楽を師事。シュトゥットガルト音楽大学でルドガー・ローマンにオルガンを師事し、同大学オルガン・クラスで史上初の栄誉賞付きディプロマを獲得。2023年時点で発表したCDは20を数える。2010年から2022年まではモスクワ音楽院で教職に就いていた。 | ||
生誕150年記念〜トリビュート・トゥ・ラフマニノフ(1873-1943):歌曲集 夜の神秘な静けさの中 Op.4 No.3 /おお、お前、わが畑よ Op.4 No.5 /孤独(A.ミュッセからの断片) Op.21 No.5 / 睡蓮 Op.8 No.1 /朝 Op.4 No.2 /私は恋に落ちてしまった、悲しいことに Op.8 No.4 /彼らは答えた Op.21 No.4 / 私は預言者ではない Op.21 No.11 /メロディ Op.21 No.9 /彼女は真昼のように美しく Op.14 No.9 / そよ風 Op.34 No.4 /わが子よ、お前は花のように美しく Op.8 No.2 /私は許しを乞い願う Op.26 No.8 / 夕暮れ Op.21 No.3 /小島 Op.14 No.2 /すべては過ぎ去っていく Op.26 No.15 /夜は悲しい Op.26 No.12 / 不調和 Op.34 No.13 /わたしたち一息つける Op.26 No.3 /夜、私の庭の中で Op.38 No.1 /彼女に Op.38 No.2 / ひな菊 Op.38 No.3 /ねずみ捕り Op.38 No.4 /夢 Op.38 No.5 /おーい。 Op.38 No.6 /祈り(1906) /神に栄光あれ(1916) リューボフィ・ペトローワ(S) エレーナ・サヴェーリエワ(P) | ||
録音:2019年-2020年、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア| (C) (P) 2020, 2022 。 リューボフィ・ペトローワ〔リューボフ・ペトロワ〕はモスクワ音楽院でガリーナ・ピサレンコに師事したロシアのソプラノ。2001年にメトロポリタン・オペラにデビュー。2006年にはケネス・ブラナー監督の映画「魔笛」で夜の女王を演じた。 | ||
ハープのためのロシアの室内アンサンブル作品集 ストラヴィンスキー(1882-1971):ソプラノ、フルート、ギターとハープのための4つのロシアの歌(1954) (*) 〔雄ガモ/ロシア霊歌/ガチョウと白鳥/ティリンボン〕 ニコライ・ペイコ(1916-1995):クラリネットとハープのための「伝説」 (1977) (+) ヴァレリー・キクタ(1941-):クラリネットとハープのための組曲「古代の光景」 (1977) (+) 〔悲劇の女神 /羊飼いと羊/アンティノウス(ディオニュソスとして)、 ナイル川でのアンティオノウスの溺死/空気とそよ風の女神〕/ チェロとハープのためのソナタ(2001) (#) エカテリーナ・クドリャフツェワ(S;*) アレーナ・バラミーゼ(Fl;*) ドミトリー・ボロダーエフ(G;*) イヴァン・ティホーノフ(Cl;+) ボリス・リファノフスキー(Vc;#) マリア・フョードロワ(Hp) | ||
録音:2019年-2020年、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア| (C) (P) 2020 。 マリア・フョードロヴァはモスクワ音楽院でヴェーラ・ドゥーロワに師事したロシアのハーピスト。 | ||
リュビモフ/他、ピリオド楽器による〜ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ 〔第1番 ヘ短調 Op.2 No.1 (S/l) /第6番 ハ短調 Op.13 「悲愴」 (W2) / 第21番 ハ長調 Op.53 「ヴァルトシュタイン」 (W2) /第30番 ホ長調 Op.109 (G) / 第5番 ハ短調 Op.10 No.1 (W1) /第6番 ヘ長調 Op.10 No.2 (W1) /第7番 ニ長調 Op.10 No.3 (W1) / 第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2 「月光」 (W2) /第19番 ト短調 Op.49 No.1 (S/l) [アレクセイ・リュビモフ(Fp)| 2019年6月22日-29日、ブルノ・フィルハーモニー・ホール、ブルノ、チェコ(W1以外) / 2019年5月14日-17日、モスフィルム、モスクワ、ロシア(W1) ]/ ハ長調 WoO 51 (フェルディナント・リース(1784-1838)補筆完成版) (W2) / 第3番 ハ長調 Op.2 No.3 (W2) /第23番 ヘ短調 Op.57 「熱情」 (G) /第31番 変イ長調 Op.110 (G) / 3つの選帝侯ソナタ[変ホ長調 WoO 47 No.1 (S/l) /ヘ短調 WoO 47 No.2 (S/w) /ニ長調 WoO 47 No.3 (S/l) ]/ ソナティナ[ト長調 Konsky-Halm Anh 5 No.1 (S/w) /ヘ長調 Konsky-Halm Anh 5 No.2 (S/w) / ヘ長調 WoO 50 (第2楽章のみ) (W2) ]/ 第27番 ホ短調 Op.90 (G) [ユーリ・マルティノフ(Fp)|2019年6月22日-29日、ブルノ・フィルハーモニー・ホール、ブルノ、チェコ]/ 第2番 イ長調 Op.2 No.2 (W1) /第9番 ホ長調 Op.14 No.1 (W1) / 第10番 ト短調 Op.14 No.2 (W1) /第15番 ニ長調 Op.28 「田園」 (W1) [オリガ・マルティノワ(Fp)|2019年5月14日-17日、モスフィルム、モスクワ、ロシア]/ 第24番 嬰ヘ長調 Op.78 (G) /第13番 変ホ長調 Op.27 No.1 (G) /第12番 変イ長調 Op.26 (W3) / 第25番 ト長調 Op.79 (G) /第26番 変ホ長調 Op.81a 「告別」 (G) [アレクサンドラ・コレニョーワ(Fp)| 2019年9月3日-6日、ブルノ・フィルハーモニー・ホール、ブルノ、チェコ]/ 第16番 ト長調 Op.31 No.1 (W1) /第17番 ニ短調 Op.31 No.2 (W1) / 第18番 変ホ長調 Op.31 No.3 (W1) /第20番 ト長調 Op.49 No.2 (W1) [エリザヴェータ・ミレル(Fp)|2019年5月14-17日、モスフィルム、モスクワ、ロシア]/ 第4番 変ホ長調 Op.7 (W3) /第11番 変ロ長調 Op.22 (W3) /第32番 ハ短調 Op.111 (G) [オリガ・パシチェンコ(Fp)|2019年9月3-5日、ブルノ・フィルハーモニー・ホール、ブルノ、チェコ]/ 第28番 イ長調 Op.101 (B) /第22番 ヘ長調 Op.54 (B) /第29番 変ロ長調 Op.106 「ハンマークラヴィーア」 (B) [アレクセイ・ズーエフ(Fp)|2019年9月7-9日、ショパン博物館コンサートホール、ワルシャワ、ポーランド] | ||
演奏者|録音:[内]|使用楽器 : Paul McNulty 製〔 (B): 2018, after F. Buchholtz, original: 1826, CC-f4 (6.5 octaves) / (G): 2013, afrer C. Graf, original: Op.318, CC-f4 (6.5 octaves) / (S/l) hammers with leather and (S/w) hammers with wood: 2017, after J. A. Stein, original: ca 1788, FF-f3 (5 octaves) / (W1): 2016, after A. Walter, original: ca 1805, FF-f4 (6 octaves plus 1 key) / (W2): 2019, after A. Walter, original: ca 1805, FF-f4 (6 octaves plus 1 key) / (W3): 2015, after A. Walter, original: ca 1805, FF-c4 (5 octaves) |発売:2020年。 ロシアでは初となる、ピリオド楽器 (フォルテピアノ) によるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音CDボックス・セット。リュビモフとマルティノフが各2枚、他が1枚分づつを担当。通常全集には含まれない選帝侯ソナタ、 WoO 51 、3つのソナティナなどの若書作品は近年だとマルティノ・ティリモがピアノ作品全集で録音している (Hanssler) が、ピリオド楽器で演奏した全集に含まれるのは珍しく、その意味においても初かもしれない。 | ||
ベートーヴェンの周りで ハイドン(1732-1809) /イジー・ドルシェツキー(1745-1819)編曲:2つのオーボエ、2つのクラリネット、 2つのホルン、2つのファゴットとコントラバスのためのパルティータ 変ロ長調 モーツァルト(1756-1791)/ルドルフ大公 (1788-1831)編曲:ピアノ四手連弾のためのソナタ ヘ長調 K.497 (2つのオーボエ、2つのクラリネット、2つのホルン、2つのファゴットとコントラバスのための版) ベートーヴェン(1770-1827) /イジー・ドルシェツキー編曲:クラリネット、ファゴット、ホルン、ヴァイオリン、 ヴィオラ、チェロとコントラバスのための七重奏曲 Op.20(2つのオーボエ、2つのクラリネット、 2つのホルン、2つのファゴットとコントラバスのための版) フィリップ・ノーデリ(Ob/芸術監督)管楽アンサンブル "L'esprit du Vent" [パーヴェル・ザグレバーエフ(Ob) ヴァレンティン・アザレンコフ、ダリア・ヴェルシーニナ(Cl) フョードル・ヤロヴォイ、エフゲニー・ドルギー(ナチュラルHr) ミハイル・シレンコフ、ヤロスラフ・コストリキン(Fg) ミロスラフ・マクシミュク(Cb)] | ||
録音:2020年6月26日-28日、30日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア| (C) (P) 2020 。 イジー(ゲオルク)・ドルシェツキーはボヘミア(チェコ) 出身の作曲家・オーボエおよび打楽器奏者。オーストリアの軍楽隊に所属し管楽合奏のための作曲・編曲作品を数多く書いた。 | ||
初出、ナターリャ・グートマン〜ライヴ〜 1978.2.16〔 (#):チェロと管弦楽による演奏〕 ヴィヴァルディ(1678-1741):チェロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ロ短調 RV.424 モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K.261 (#) シューベルト(1797-1828): ヴァイオリンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥック ニ長調 D.345 (#) ヴィヴァルディ:チェロ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ホ短調 RV.409 シューマン(1810-1856):チェロ協奏曲 イ短調 Op.129 (*) モーツァルト:ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調 K.373 (#/+) ナターリャ・グートマン(Vc) ヴァレリー・ポポフ(Fg;*) レフ・マルキス指揮ソリスト・アンサンブル | ||
録音:1978年2月16日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ソヴィエト〔現・ロシア〕、ライヴ|おそらく初出音源| (+):アンコール|プロジェクト・アイデア:アレクセイ・リュビモフ、ヴィヤチェスラフ・ポプルーギン| (C) (P) 2020 。 | ||
初出?、アレクセイ・リュビモフ〜20世紀の古典 スクリャービン(1872-1915):4つの前奏曲 Op.74[2009年4月5日] バルトーク(1881-1945):エレジー第2番 Op.8B, Sz.41, BB.49 (*) [1999年8月22日] アイヴズ(1874-1954):三部のソナタ(1905) (ヘンリー・カウエル(1897-1965) 校訂版) (**) [1971年7月20日] シェーンベルク(1874-1951):組曲 Op.25 (+/*) [2008年2月11日] ストラヴィンスキー(1882-1971): ピアノ・ラグ・ミュージック(1919)[1974年9月9日]/セレナード イ長調 (1925)[1974年8月26日] ヤナーチェク(1854-1928):草陰の小道にて JW VII/17 から (+/*) [2012年1月18日] 〔第1集第1曲 われらの夕べ/第1集第5曲 彼女らはつばめのようにしゃべりたてた/ 第2集第2曲 アレグレット/第1集第10曲 ふくろうは飛び去らなかった〕 プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ協奏曲第1番 変ニ長調 Op.10 (*/#) [1971年] アレクセイ・リュビモフ(P) マルク・ペカャルスキー(鐘;**) ダヴィド・オイストラフ指揮ソヴィエト国立so.(#) (#) | ||
録音:[内]、モスクワ音楽院大ホール(+以外)、同小ホール(+)、ライヴ(*)/セッション(*以外)、すべてモスクワ、ソヴィエト〔現・ロシア〕、ステレオ| (#):ボーナス・トラック( RCD より既出)|おそらく初出音源を含む。アレクセイ・リュビモフによる様々な時期の録音を集成| (C) (P) 2020 。 | ||
トゥルーリ〜「コレスポンダンス」〜ショパンとドビュッシーの24のエチュード ショパン(1810-1849):12の練習曲集 Op.25 から(抜粋)/12の練習曲集 Op.10 から(抜粋) クロード・ドビュッシー(1862-1918):12の練習曲集 L.136 (全曲) 組み合わされたアルペッジョのための L.136 No.11 /変イ長調 Op.25 No.1 /ヘ短調 Op.25 No.2 / 8本の指のための L.136 No.6 /嬰ト短調 Op.25 No.6 /3度音程のための L.136 No.2/ 4度音程のための L.136 No.3 /変ホ長調 Op.10 No.6 /変ニ長調 Op.25 No.8 /6度音程のための L.136 No.4 / ロ短調 Op.25 No.10 /8度音程のための L.136 No.5 /半音階のための L.136 No.7 /イ短調 Op.25 No.11 / ハ短調 Op.25 No.12 /5本の指のための L.136 No.1 /ハ長調 Op.10 No.7 /反復する音符のための L.136 No.9 / 装飾音のための L.136 No.8 /ヘ長調 Op.25 No.3 /イ短調 Op.25 No.4 /和音のための L.136 No.12 / 嬰ハ短調 Op.25 No.7 /対比的な響きのための L.136 No.10 ナターリャ・トゥルーリ(P) | ||
録音:2020年7月-10月、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア| (C) (P) 2020 。 おそらくロシア以外での演奏家としての知名度は低いが、20世紀後半〜21世紀の同国を代表するピアニストの一人、トゥルーリ(1956-)の新録音。ナターリャ・トゥルーリ(トルーリ)はモスクワ音楽院でヤコフ・ザーク、ミハイル・ヴォスクレセンスキー他に師事したロシアのピアニスト。1986年チャイコフスキー国際コンクール・ピアノ部門第2位。2023年現在モスクワ音楽院ピアノ科教授。 | ||
含・初出、スヴャトスラフ・リヒテル・イン・アンサンブル ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):チェロ・ソナタ第2番 イ短調 Op.81 (*) ショスタコーヴィチ(1906-1975):ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57 (+) スヴャトスラフ・リヒテル(P) ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc;*) ボロディンSQ (+) [ロスティスラフ・ドゥビンスキー(Vn1) ヤロスラフ・アレクサンドロフ(Vn2) ドミトリー・シェバリーン〔シェバーリン〕(Va) ヴァレンティ・ベルリンスキー(Vc)] | ||
録音:1953年12月3日(*)、1966年3月31日(+)、ともにモスクワ音楽院小ホール、モスクワ、ソヴィエト〔現・ロシア〕、、ライヴ、モノラル|初出音源と表記されているが、実際には(+)のみ|既出: Profil, PH-19052 (*) 〔同年のリリースだが、おそらくこちらのほうが早い|当曲は既知中、リヒテル唯一の録音〕| (C) (P) 2020 。 #2010年代以降に当レーベル商品をご購入いただいた方々には馴染みのある例の「ブック型装丁」仕様アイテムです。生産量僅少と思われますので、早急にご注文ください。 | ||
ロシアのクリスマス ヴァシリー・ティトフ(1650頃-1711以後):独り児に栄光あれ(12声)(*) 不詳 (17世紀):御身の生誕、キリスト、われらの神 ヴァシリー・グーセフ(17世紀終盤-18世紀初頭):キリストは生まれた(12声)(*) ヴァシリー・ティトフ:楽しめ、正義の者たちよ(12声) 不詳 (17世紀):今日キリストは生まれた ドミトリー・ボルトニャンスキー(1752-1825): 合唱コンチェルト第6番「いと高き所、神に栄光あれ」/ケルビム賛歌第6番 ラフマニノフ(1873-1943):徹夜祷 Op.37 〜第6番 生神童貞女よ/ 聖金口イオアン聖体礼儀 Op.31 〜第16番 天より主を称えよ セルゲイ・タネーエフ(1856-1915):星々 Op.15 No.1 (+) ゲオルギー・スヴィリードフ(1915-1998): 合唱コンチェルト「プーシュキンの花輪」〜彼らは夜明けを迎えた 「聖歌と祈り」〜素晴らしい生誕を目の当たりにして ストラヴィンスキー(1882-1971):4つのロシア農民の歌〔チガシの救世主教会で/オフセニ/カマス/太鼓腹〕 ガリーナ・グリゴリエヴァ(1962-):合唱コンチェルト「スヴャトキ」から〔第2番 聖なる夕べ/第5番 あの春が来る〕 アリフレト・シュニトケ(1934-1998):冬 (*) ロシア民謡 /ミコラ・レオントヴィチ:シチェドリク〔小さなツバメ〕 エカテリーナ・アントネンコ指揮イントラーダ・ヴォーカル・アンサンブル | ||
録音:2020年12月11日-13日、27日、国立放送・録音スタジオ、モスクワ、ロシア(+以外) /2020年11月15日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア(+) | (*):世界初録音と表示されている| (C) (P) 2020 。 | ||
含・初出〜サムイル・フェインベルグ(1890-1962):自作自演集 ピアノ・ソナタ〔第1番 Op.1 (第1版|単一楽章) (1915) (*) /第2番 Op.2 (単一楽章) (1915-16) (*) / 第9番 Op.29 (単一楽章) (1939) (*) /第12番 Op.48 (全3楽章) (1962) (*) 〕/ 幻想曲第1番 Op.5 (*) /ユモレスク Op.19 (#) /子守歌 Op.24 No.1 (1936) (+) / チュバシのメロディ Op.24 No.2 (1936) (+) /ジョージアの歌 Op.27 No.1 (+) /タタールの歌 Op.27 No.2 (+) / アルメニアの歌 Op.27 No.3 (+) /組曲第1番(エチュード形式の4つの小品) Op.11 (**) / 組曲第2番 Op.25 (++) /ピアノ・ソナタ第1番 Op.1(第2版)(単一楽章形式) (1915) (*)(ボーナス・トラック) サムイル・フェインベルグ(P) | ||
録音、音源:1950年代(*)、1957年3月30日(#)、サムイル・フェインベルグ私邸&フェインベルグ私蔵〔使用楽器:ベヒシュタイン〕(*/#) /1952年1月1日、スタジオ、ソヴィエト国営テレビ・ラジオ放送アーカイヴ(+) /1929年、ベルリン、原盤: Polydor, 27114 (B67081) 78回転盤、ドイツ(**) /1939年6月4日、原盤: Aprelevsly zavod 〔アプレレフカ工場(プレス)〕, 8400-8401 、 78回転盤、ソヴィエト(++)、すべてモノラル| (*/+/#):初出音源と表記されており、実際に初出と思われる| (C) (P) 2021 。 ゴリデンヴェイゼル(1875-1961)に師事しウクライナに生まれたユダヤ系ソヴィエトのピアニスト、サムイル・フェインベルグ。メルジャーノフ(1919-2012)らを輩出し、バッハの演奏&編曲で最も知られているだろうが、近年は作曲家としての評価も高まってきている。 その自作自演は意外と少なく、1946年にセッション録音されたピアノ協奏曲第2番を除くと数曲しかなったはず。 Op.24 No.2 のチュバシとはソヴィエト連邦および現ロシア連邦を構成すチュバシ共和国(ヴォルガ上流、ロシア共和国ニジニ・ノヴゴロド州の東)のある地域のこと。 | ||
ユーリー・ポルベロフが献呈を受けた作品集 アレクサンドル・シチェティンスキー(1960-):ピアノと打楽器のためのソナタ(2000) (per/*) 〔第1楽章(+) /第2楽章(++) /第3楽章(++) 〕 レオニード・ゴフマン(1945-):声とピアノのための3つの小品(1999) (s/*) 〔淡い青色のエナメルの上に/警察の書類の上に/運命は何でできているのか〕/ ピアノのための組曲(2014) (*) 〔前奏曲/スケルツォ/アンダンテ・エスプレッシヴォ/カノン/行進曲のテンポで/コラール〕 ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-):ピアノのための2つの対話と後書き(2001-02) 〔婚礼のワルツ(1826....2002) [F.シューベルト....(V.シルヴェストロフ)]/ 後奏曲(1882....2001) [R.ワーグナー....(V.シルヴェストロフ)]/朝のセレナード〕/ ピアノのための3つのセレナード(2008) (+/*) アレクサンドル・ヴスティン(1943-2020):チェロ、打楽器とピアノのための「献呈」(2013) (vc/per/*) アリーサ・ギツバ(S;s) ルスタム・コマチコフ(Vc;vc) ドミトリー・シチョルキン(Perc;per) ユーリー・ポルベロフ(P) | ||
録音:2020年8月20日(無印)、12月10日(+/s)、2021年2月17日(++)、3月4日(vc)、すべてモスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア| (*):世界初録音と表示されている| (C) (P) 2021 。 ユーリー・ポルベロフは1960年ベラルーシのヴィーツェプスクに生まれたピアニスト。アレクサンドル・エデルマン、フェーリクス・ブルーメンフェリト、ヴェーラ・ゴルノスターエワ他に師事。2023年現在モスクワ音楽院鍵盤楽器科准教授。 | ||
ニコライ・ロースラヴェツ(1881-1944):室内交響曲集 〔第1番 (1926) 〔アレクサンドル・ラスカートフ(1953-) 補筆完成版、1989 〕/第2番 (1934-35) 〕 イーゴリ・ドローノフ指揮新音楽スタジオ・アンサンブル | ||
録音:2017年11月、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア| (C) (P) 2021 。 ロシア・アヴァンギャルドを代表する作曲家の一人であったニコライ・ロースラヴェツ〔ロスラヴェッツ〕。1930年以降ソヴィエト当局の批判を受け不遇のまま亡くなったが、1989年から始まった復権運動により名誉が回復され、再評価が進んでいる。 | ||
エディソン!〜エディソン・デニソフ(1929-1996):室内楽作品集 オーボエ、ハープ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための「ロマンティック・ミュージック」(1968) (*) / ソプラノ、3人のナレーター(またはテープ)と11人の器楽奏者のための連作歌曲「インカの太陽」(1964) (+) 〔前奏曲/悲しい神 /間奏曲/赤い夕べ/呪いの言葉 /指についての歌〕/ ピアノと室内アンサンブルのための「女たちと鳥たち」(1996) (#) / クラリネット、トロンボーン、チェロとピアノのための「 DSCH 」(1969) /室内交響曲第2番 (1994) エカテリーナ・キチーギナ(S;+) アナスタシア・タバンコワ(Ob;*) アナスタシア・アルフェーロワ(Hp;*) モーナ・ハーバ(P;#) イーゴリ・ドローノフ指揮新音楽スタジオ・アンサンブル ヴラディーミル・タルノポリスキー(芸術監督) | ||
録音:2021年2月、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア| (C) (P) 2021 。 当商品の初回生産分におきましてはメーカーのミスにより規格品番表示がすべて "SMCCD0 311" となっており、差し替えは行なわれません。やっかいなことに規格品番 "SMCCD 0311" の商品(サクソフォーンとオルガンのための音楽)が別に存在しているため、混同されないようご注意ください。 | ||
ロシア・アヴァンギャルド プロコフィエフ(1891-1953):オーボエ、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラと コントラバスのための五重奏曲 ト短調 Op.39 (1924) アレクセイ・ジヴォートフ(1904-1964): フルート、クラリネット、ファゴット、トランペット、2つのヴァイオリン、 ヴィオラ、チェロとピアノの九重奏のための断片集 Op.2 (全9曲)(1929) ガヴリイル・ポポフ(1904-1972):フルート、クラリネット、ファゴット、トランペット、 ヴァイオリン、チェロとコントラバスのための七重奏曲 ハ長調 Op.22 (1926) イーゴリ・ドローノフ指揮新音楽スタジオ・アンサンブル ヴラディーミル・タルノポリスキー(芸術監督) | ||
録音:2021年4月-11月、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア| (C) (P) 2022 。 アレクセイ・ジヴォートフとガヴリイル・ポポフはレニングラード音楽院でヴラディーミル・シチェルバチョフ(1889-1952)に師事したロシアの作曲家。 | ||
全作品録音 Vol.2 〜サムイル・フェインベルグ(1890-1962):ピアノ・ソナタ集 〔第4番 Op.6 (単一楽章) (1918) /第5番 Op.10 (単一楽章) (1920-21) /第6番 Op.13 (単一楽章) (1923) / 第7番 Op.21(全3楽章) (1924-25) /第8番 Op.21a (全3楽章) (1924-39) 〕 エフゲニー・スタロボドゥプツェフ(P) | ||
録音:2021年7月7日-9日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア| (C) (P) 2022 。 「サムイル・フェインベルグ全作品録音 Vol.2 」と表記されているが、 Vol.1 およびシリーズについては未詳。外装にもブックレット(フェインベルグ作のピアノ・ソナタについてと演奏者の紹介)にも何も書かれていない。 | ||
生誕150年記念〜トリビュート・トゥ・ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ作品集 ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 Op.1 [スヴャトスラフ・リヒテル(P) クルト・ザンデルリング指揮モスクワ放送so.|1955年2月16日、ライヴ]/ ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18 [レフ・オボーリン(P) ニコライ・アノーソフ指揮モスクワ放送so.| 1951年10月20日(あるいは1951年10月21日?|本体に195年10月20日と誤記)、ライヴ]/ 楽興の時 Op.16 から (*) 〔第5番 変ニ長調/第2番 変ホ長調〕/ 絵画的練習曲集 Op.39 から〔第4番 ロ短調/第6番 イ短調〕/東洋のスケッチ 変ロ短調 (1917) / 絵画的練習曲集 Op.33 〜第7番 変ホ長調 [ヴラディーミル・ソフロニツキー(P)|1951年11月26日(*)、1952年10月10日(*以外) ]/ 10の前奏曲 Op.23 〜第5番 ト短調[1962年4月9日] | ||
録音:[|内]、すべてモスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ソヴィエト〔現・ロシア〕、ライヴ、モノラル| Compilation (C) (P) 2022 。当レーベル既出音源からのコンピレーションと思われるが、基本的に2023年現在 当レーベルのディスクが入手困難な音源からチョイスされているようだ。 | ||
ロシア古典派の音楽をピリオド楽器で
ドミトリー・ボルトニャンスキー(1752-1825):ロシアの大公妃殿下のために書かれた 様々なチェンバロ・ソナタ集(1784) 〜ソナタ ハ長調(*) マクシム・ベレゾフスキー(1745-1777):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ長調 (1772) (+/*) ヴァシリー・カラウロフ(1755頃-1820): ロシアの歌「ああ、うんざりだ」によるチェンバロのための変奏曲 ヘ短調 (1787) (*) レフ・グリリョーフ(1770-1844):チェンバロ・ソナタ ニ短調 (1794頃) (*) アレクサンドル・リゾグプ(1790-1839):ロシアの歌「平らな谷の真ん中で」による変奏曲 ハ短調 (**) イリヤ・リゾグプ(1787-1867):チェロとフォルテピアノのためのソナタ ト短調 (1825-28) (#/**) [ファティマ・ラフィーシェワ(Vn;+) アレクサンドル・リストラートフ(Vc;#) マリア・ウスペンスカヤ(Cemb;*) アレクセイ・シェフチェンコ(Fp;** |使用楽器: Broadwood )] グリンカ(1804-1857):疑い(歌曲) (1838) (#/*) アレクサンドル・グリリョーフ(1803-1858): 親愛なる母へ(歌曲) (1845頃) (*) /君と貴方(歌曲) (*) ミハイル・グリンカ:彼女を天上の人と呼ばないで(歌曲) (1834) (*) ジョン・フィールド(1782-1837):夜奏曲 ト長調 H.58 /夜奏曲 変ロ長調 H.37 グリンカ:別離(夜奏曲) (1893) アレクサンドル・グリリョーフ:ポルカ=マズルカ イ短調 グリンカ:マズルカ ハ長調 (1852) /あるマズルカの思い出 変ロ長調 (1847) /ひばり(歌曲) (1840) (*) アレクサンドル・グリリョーフ:小鳥が飛び去った(歌曲) (*) アレクサンドル・アリャビエフ(1787-1851):何を歌っているの、美しい人よ(1832-34頃) (*) グリンカ:アリャビエフ「ナイチンゲール」による変奏曲(1833) / 旅の歌(歌曲) (1840) (*) /別れのワルツ(1831) /幻想的ワルツ(1839) / ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための悲愴三重奏曲 ニ短調(1832) (+/#) [オリガ・グレチコ(S;*) マリア・カタルジノワ(Vn;+) オリガ・ジョーミナ(Vc;#) ミハイル・ドゥボフ(Fp|使用楽器: Broadwood )] | ||
録音:2021年4月6日、17日、8月8日-11日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア| (C) (P) 2021 。 | ||
サクソフォンとオルガンのための音楽 ベルンハルト・クロル(1920-2013):アルトサクソフォンとオルガンのための 「エレジア・パッショナータ [Elegia passionata] 」 Op.69a レイナール・リュットマン(1929-):アルトサクソフォンとオルガンのための 「瞑想 II [Méditation II] 」(1973) ギイ・ド・リオンクール(1885-1961):アルトサクソフォンとオルガンのための 「グレゴリオ聖歌の3つのメロディ [Trois mélodies grégoriennes] 」 Op.60 ジョゼフ・ノヨン(1888-1962):オーボエとオルガンのための「コンチェルティーノ・パストラル (「かっこう」の主題による) [Concertino pastoral (dit du coucou)] 」 (ソプラノサクソフォンとオルガンによる演奏) (*) ラヴェル(1875-1937) /セルゲイ・チェボタリョフ(1949-)編曲: カディッシュ M.A22(アルトサクソフォンとオルガンのための版) ジャン・ラングレ(1907-1991):7つのコラール(トランペットまたはオーボエまたはフルートと オルガンまたはピアノまたはチェンバロのための)(1972) (*) レオニード・ドルーティン(アルトサクソフォン(*以外)、ソプラノSax;*) リューボフィ・シシハーノワ(Org) | ||
録音:2021年6月、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア| (C) (P) 2021 。 レオニード・ドルーティン(1971年生まれ)はモスクワのグネーシン音楽大学出身で学び、2023年現在同大学木管楽器科准教授を務めているサクソフォニスト。 外装に "SMCCD 0311" と書かれた「エディソン!〜エディソン・デニソフ:室内楽作品集」が存在しますが、これは品番誤記(正しくは "SMCCD 0303" )で、SMCCD 0311 の正しい内容は当「サクソフォンとオルガンのための音楽」です。ご注意ください。 | ||
こんにちは!〜プロコフィエフ(1891-1953):歌曲集&ピアノ曲集 5つの詩 Op.23 から 〔第3番 私を信じよ/第2番 グレーのドレス〕/みにくいアヒルの子 Op.18 / アンナ・アフマートヴァの5つの詩 Op.27 〔陽の光が部屋を満たした/太陽の記憶/ほんとうの優しさ/こんにちは!/グレーの瞳の王〕/ 3つの童謡 Op.68 〔第2番 甘い歌/第3番 仔豚/第1番 おしゃべりな人〕/ ロシア民謡編曲集(2曲を除き「12のロシア民謡 Op.104 」より) 〔白い雪玉 Op.104 No.5 /夏のアローウッド Op.104 No.1 /緑の木立 Op.104 No.2 /カテリーナ Op.104 No.4 / サーシェンカ Op.104 No.6 /山のアローウッド/茶色の瞳 Op.104 No.10 /修道士〕/ 子供のための音楽(12の易しいピアノ小品) Op.65 (*) 〔朝/散歩/物語/タランテラ/後悔/ワルツ/キリギリスの行進/雨と虹/鬼ごっこ/行進曲/夕べ/牧場に昇る月〕 リューボフィ・ペトローワ(S;*以外) エレーナ・サヴェーリエワ(P) | ||
録音:2021年、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア| (C) (P) 2022 。 リューボフィ・ペトローワ〔リューボフ・ペトロワ〕はモスクワ音楽院でガリーナ・ピサレンコに師事したロシアのソプラノ。2001年にメトロポリタン・オペラにデビュー。2006年にはケネス・ブラナー監督の映画「魔笛」で夜の女王を演じた。 | ||
ラ・ベル・エポック〜ピストン・コルネットのためのロマンティック音楽 ヴィリー・ブラント(1869-1923):子守歌 Op.14 / ギヨーム・バレイ(1827-1905):アンダンテとアレグロ エミール・ジョナス(1827-1905):幻想曲第1番 / ギヨーム・バレイ:協奏的小品 ジャン=バティスト・アルバン(1825-1889):ベッリーニの「ノルマ」による変奏曲 オスカー〔オスカル〕・ベーメ(1870-1938):子守歌 Op.7 /愛の歌 Op.22 No.2 /ロシア舞曲 Op.32 カール・ヘーネ(1871-1934):スラヴ幻想曲 / オスカー・ベーメ:サンクトペテルブルクの夜 テオ・シャルリエ(1868-1944):コンクール用独奏曲第1番 ジュール・ドゥベーヴ(1863-1932):演奏会用小品 / オーギュスタン・サヴァール(1861-1942):コンクール用小品 レオニード・グリエフ(ピストン・コルネット) エカテリーナ・イヴァノーワ(P) | ||
録音:2022年2月7-13日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア| (C) (P) 2022 。 レオニード・グリエフは1973年モスクワに生まれ、モスクワ音楽院、ルクセンブルク音楽院で学んだロシアのコルネット、トランペット、バロック・トランペット奏者。2022年現在、ユーリー・バシュメット率いる国立ノーヴァヤ・ロシアso. トラペット・セクション・メンバー。 | ||
生誕150年記念〜トリビュート・トゥ・ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ作品&編曲作品集 幻想的小品集 Op.3 〔エレジー 変ホ短調/前奏曲 嬰ハ短調「鐘」/ メロディ ホ長調(改訂版、1940)/道化師 嬰ヘ短調/セレナード 変ロ短調〕/ J.S.バッハ(1685-1750) /ラフマニノフ編曲: 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006 からの3楽章 TN iii/1 (1933) 〔第1番 前奏曲/第3番 ガヴォット/第7番 ジーグ〕/ ビゼー(1838-1875) /ラフマニノフ編曲:劇付随音楽「アルルの女」〜メヌエット TN iii/3 (改訂版、1922) メンデルスゾーン(1809-1847) /ラフマニノフ編曲:劇付随音楽「真夏の夜の夢」〜スケルツォ TN iii/7 (1933) リムスキー=コルサコフ(1844-1908) /ラフマニノフ編曲:歌劇「皇帝サルタンの物語」〜熊蜂の飛行 TN iii/9 (1929) ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調 Op.28 エレオノーラ・カルプーホワ(P) | ||
録音:2021年2月13日、ライヴ、モスクワ音楽院ラフマニノフ・ホール、モスクワ、ロシア| (C) (P) 2022 。 エレオノーラ・カルプーホワはモスクワ音楽院でヴァレリー・カステリスキー、ミハイル・ヴォスクレセンスキーに師事したロシアのピアニスト。2023年現在モスクワ音楽院ピアノ科助教。2021年から2023年にかけてモスクワ音楽院のホールにて8回のリサイタルを開き、ラフマニノフのピアノ作品およびピアノを含む室内楽作品の全てを演奏する予定。 | ||
ニコライ・シデリニコフ(1930-1992): 12人のソリストのためのコンチェルト「ロシアのおとぎ話」(1968) 〔丘の向こうにロシアの大地が広がる/蚊の歌、だが沼は怖い/鶴が空高く飛ぶ/沼地と霧/ ゴブリンが人魚たちと輪舞を先導する/草原に素晴らしい花々が咲く/ 羊飼い娘たちが古い歌を奏でる、しかし新しいやり方で/魔法の都市が湖面に映る、石を投げてもそこに街はない/ 赤毛の女の子がベリー摘みに行く、遠くへ、遠くへ〕/ チェロ、コントラバス、2台のピアノと打楽器のための協奏交響曲「決闘」(1974) (*) 〔不確実性の相関/調和と混沌の闘争/規則性と偶然性の決闘〕 オリガ・ガロチキナ(Vc;*) イーゴリ・ドローノフ指揮新音楽スタジオ・アンサンブル | ||
録音:2021年9月、2022年3月、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア| (C) (P) 2022 。 ニコライ・シデリニコフはモスクワ音楽院でエフゲニー・メスネル(1897-1967)、ユーリー・シャポーリン(1887-1966) 他に師事したソヴィエト・ロシアの作曲家。1981年からモスクワ音楽院作曲科教授を務め、ヴャチェスラフ・アルチョーモフ、エドゥアルト・アルチョーモフ、ドミトリー・スミルノフ、ヴラディーミル・タンポリスキー、ヴラディーミル・マルティノフ、イヴァン・ソコロフらを輩出した。 | ||
含・リヒテル唯一の録音| 生誕150年記念〜トリビュート・トゥ・ラフマニノフ(1873-1943):合唱作品集 女声または童声とピアノのための6つの合唱曲 Op.15 (+) 〔栄光あれ/夜/松/波はまどろむ/囚われの身/天使〕/ 混声合唱と管弦楽のための3つのロシア民謡 Op.41 (#) /鐘 (独唱、合唱と管弦楽のための詩曲) Op.35 (*) スヴャトスラフ・リヒテル(P;+) クラヴディー・プティツァ指揮モスクワ放送cho.女声グループ(+) ナターリャ・シュピレル(S;*) アレクレイ・マスレンニコフ(T;*) アレクセイ・ボリシャコフ(Br;*) アレクサンドル・ユルロフ合唱指揮ロシア共和国cho.(*/#) エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮モスクワpo.(*/#) | ||
録音:1982年1月12日、モスクワ音楽院小ホール(+) /1958年5月12日、モスクワ音楽院大ホール(*/#)、すべてモスクワ、ソヴィエト〔現・ロシア〕、ライヴ(*/#/+)、ステレオ(+)、モノラル(*/#) | (+):おそらく当レーベルからは初出〔既出CD: Venezia Russia, CDVE-04411 |廃盤、入手不能〕| (C) (P) 2014, 2022 。 (+)は Venezia 盤リリース当時の代理店によると『リヒテルの妻ニーナ・ドルリアクの母で偉大な歌手で声楽教師であったクセニヤ・ドルリアクの生誕100周年記念コンサート、伴奏で参加』とされる。既知中リヒテル唯一の録音。 | ||
生誕150年記念〜トリビュート・トゥ・ラフマニノフ (1873-1943):交響曲第1番 ニ短調 Op.13 |
アレクサンドル・ラザレフ指揮 ロシア国立so. | |
録音:2020年9月7日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ソヴィエト〔現・ロシア〕、ライヴ|おそらく初出音源|収録時間 :45分25秒| (C) (P) 2022 。 | ||
生誕150年記念〜トリビュート・トゥ・ラフマニノフ (1873-1943):交響曲第2番 ホ短調 Op.27 |
ヴァレリー・ポリャンスキー指揮 ロシア国立シンフォニー・カペラ | |
録音:2021年11月16日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ソヴィエト〔現・ロシア〕、ライヴ|おそらく初出音源|収録時間 :56分14秒| (C) (P) 2022 。 | ||
生誕150年記念〜トリビュート・トゥ・ラフマニノフ (1873-1943):交響曲第3番 イ短調 Op.44 |
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮 ソヴィエト国立so. | |
録音:1968年12月30日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ソヴィエト〔現・ロシア〕、ライヴ|おそらく初プレスCD盤化|収録時間 :38分12秒| (C) (P) 2022 。 | ||
生誕150年記念〜トリビュート・トゥ・ラフマニノフ(1873-1943): ルーカス・ゲニューシャス、モスクワ音楽院大ホール・ライヴ〜 24の前奏曲集 〔前奏曲 嬰ハ短調 Op.3 No.2 /10の前奏曲 Op.23 /13の前奏曲 Op.32 〕 ルーカス・ゲニューシャス(P) | ||
録音:2013年3月25日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ライヴ|初発売:2014年|再発売:2022年?。 2010年ショパン国際ピアノ・コンクール第2位入賞者ルーカス・ゲニューシャス(1990年生まれ)がモスクワ音楽院を卒業する約3ヶ月前に同院大ホールで演奏したラフマニノフ。生誕150年シリーズに組み込まれ再発売。 | ||
ザンクトガレン・J.S.バッハ財団 [J.S.Bach-Stiftung] 特記以外
バッハの声楽作品をすべて録音しようというザンクトガレン・バッハ財団のバッハ・カンタータ全集シリーズ。
DVDが PAL 仕様盤しかないため、国内代理店は単売 CD のみを扱うとアナウンスしている同レーベル、DVDのお問い合わせも頂いたため、 BOX のみ現地のアナウンスがあった際にご案内。初期に収録された曲には、各 DVD BOX の内容を1枚づつ分売したアイテム(=1曲ごとに1点|全点未案内)もありますが、2018年頃を最後に DVD は BOX のみの発売となっています。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します DVD BOX 2022 〜J.S.バッハ:カンタータ全集 BOX Vol.15 (DVD) カンタータ BWV.11, 14, 19, 28, 31, 39, 41, 101, 117, 203, 209, 211 / クリスマス・オラトリオ BWV.248 〜第6部(カンタータ6)「主よ、勝ち誇れる敵どもの息まくとき」/ ミサ曲 BWV 235-236 ルドルフ・ルッツ指揮バッハ財団o.&cho. | ||
収録:2022年|発売:2023年。PAL|字幕:なし。# PAL 方式のため国内の通常映像機器では再生出来ず、パソコン等での再生保証もございません。 新型コロナの影響を受けた2021年を除き、毎年リリースされている同全集の DVD BOX シリーズ、今年も登場。DVDの分売は2018年の BWV.5 を最後に成されなくなっており、視聴するならば BOX を購入するしか無い。 | ||
VITAMIN RECORDS (米) 1CDあたり¥3960(税抜¥3600)元々、ロックやポップス系の楽曲をジャズや弦楽合奏でカヴァーした録音をリリースする目的で、 CMH Records (CMH Label Group) という会社が1999年頃にリリースを開始した合衆国のレーベル( CMH Records は1970年代初頭からポップス系の楽曲をリリースしている) 。ところが、ロック・バンドの「 R.E.M 」「 U2 」、シンガー・ソング・ライターのビョーク、歌手のエンヤらの楽曲を弦楽四重奏団でカヴァーした録音がヒットしたようで、このレーベルからリリースされる臨時編成の弦楽四重奏団体に「ビタミン弦楽四重奏団 [The Vitamin String Quartet] 」〔当初はただの "The String Quartet" ?〕と名付け、この団体名によるものを主なリリースとしたようだ(演奏者は曲ごとに異なっている模様)。ヴィタミン〔ビタミン/ヴァイタミン〕SQ公式サイトの記載によれば「300を超えるリリース」とあり(再発やコンピレーションを含む数と思われる)、楽曲はテレビ・ドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」「ゴシップガール」「モダン・ファミリー」「キング・オブ・スタテンアイランド」といったシリーズで使用されている。特に2000年代後半からはこの団体名でリリースされるリリースばかりで、その他の団体や編成のものはごくわずかとなっている。当レーベルはおそらく2023年まで国内代理店がなく(少なくともクラシックを扱っている業者での取り扱いは無し)、当店のお客様とも関係が少ないと考えていたが、2021年に Decca からリリースされたビタミン弦楽四重奏団のアルバムが以外な反響を得たため、入手可能な新しいもの(合衆国のレーベルなので、近年のフィジカル〔実CD〕リリースは現状気味)から少しご案内してみることにした。ご好評をいただければ継続します。なお、 CD-R 製版版を含む可能性があり、プレス盤を指定してのご注文はお受けできません。また、流通状況によってはロシア製造の別品番商品をお届けする可能性があります。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します ビタミンSQ、ビョークを演奏する [The Vitamin String Quartet Performs Björk] New World / Human Behaviour / Pagan Poetry / Venus as a Boy / Army of Me / Hunter / Wanderlust / Crystalline / Hyper-ballad / Jóga / Tabula Rasa / All Is Full of Love / Atom Dance Amanda Lo, Paul Cartwright (Violin) / Lauren Baba (Viola) / Derek Stein (Cello) Producer, Arranged By Jim McMillen / Arranged By Keith McMillen Executive Producer: James Curtiss / Engineer: Pete Min / Mastered By Paul du Gré | ||
録音:時期未記載、ルーシーの肉屋 [Lucy's Meat Market] 、おそらくロサンゼルス、カリフォルニア州、 US | (P) (C) 2019 。 | ||
SPECTRUM SOUND (韓国) 特記以外 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)ご案内済アイテムはこちらから。ただし元々限定盤とされており、既に廃盤も発生しています。御注文可能となっているものでも、今後入荷しないアイテムがあるかもしれません。 | ||
初出、ルネ・レイボヴィッツ ベートーヴェン:「エグモント」序曲 Op.84 (*) ヴェーベルン:パッサカリア Op.1 (#) シューベルト/レイボヴィッツ編曲: グラン・デュオ(大二重奏曲) D.812, Op.140 (#) |
ルネ・レイボヴィッツ指揮 パリ放送so.(*)、 フランス国立放送o.(#) | |
録音:1958年1月11日、サル・エラール、 RTF 放送用収録、モノラル(*) /1966年6月17日、パリ放送局内104スタジオ、ステレオ(#) |既出盤も含め、日付が正しければおそらく初出音源|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital remastering from the original master tapes 。 『★ワルシャワに生まれ、亡命先のフランスを拠点に活躍した指揮者レイボヴィッツ。ヴェーベルンに作曲を学んだこともあり、新ウィーン楽派の作品を積極的に演奏し、同時代を生きた作曲家への貢献度も高い指揮者です。★シューベルトの「グラン・デュオ(大二重奏曲)」は、作品の原曲は4手のためのピアノ・ソナタで4楽章構成の大作。この作品に交響的な性格を見出したシューマンが高く評価し、その後ブラームスがヨーゼフ・ヨアヒムに管弦楽版を編曲するようにすすめ、1855年にヨアヒム編の管弦楽版が生まれました。ここではヨアヒム版ではなくレイボヴィッツ編曲版で演奏。作曲家の師ヴェーベルンの「パッサカリア」とレイボヴィッツ自ら編曲したシューベルトの「グラン・デュオ」を組み合わせた意欲的なプログラムを聴くことができます。※日本語帯・解説は付きません。』 #2023年9月中旬以降発売予定。 | ||
初出、マルティノン + プレートル シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120 (*) ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 (#) |
ジャン・マルティノン指揮(*) ジョルジュ・プレートル指揮(#) フランス国立放送o.(*/#) | |
録音:1968年9月10日、メゾン・デ・ザール・エ・ロワジール・ド・ラ・ヴィル・ド・ソショー(*) /1961年12月5日、シャンゼリゼ劇場(#)、ともにフランス、ライヴ、ステレオ|既出盤も含め、日付が正しければおそらく初出音源|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。 『★マルティノンといえば、その人柄をあらわしているかのような気品に満ちた音楽が魅力。演奏時58歳の折り目正しいシューマンは冷静でありながら非常に熱い音楽を展開しています。★後半は演奏時36歳のプレートルによるエネルギッシュな「幻想交響曲」。決して突っ走ることなく、じわじわと盛り上げる演奏で、若きプレートルの貴重な記録といえます。★ライヴ録音のため演奏後に拍手が入ります。※日本語帯・解説は付きません。』 #2023年9月上旬以降発売予定。 | ||
含・初出、ヨッフム + ショルティ ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68 (*) ベートーヴェン: 交響曲第5番 ハ短調 Op.67 「運命」(#) |
ゲオルク・ショルティ指揮(*) オイゲン・ヨッフム指揮(#) フランス国立放送o. | |
録音:1956年12月6日、シャンゼリゼ劇場(*) /1960年9月20日、モントルー(#)、ともにモノラル| (#):既出盤も含め、日付が正しければおそらく初出音源|既出CD-R: Forgotten Records, fr-1900|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。 ショルティは演奏当時44歳。音楽づくりに妥協のないショルティが筋肉質でダイナミックなブラームスを展開。一方、ヨッフムは演奏当時57歳。真にドイツ音楽の正統を受け継ぐ指揮者として地位を築いた時期の充実の「運命」。ともにモノラル音源ながら両巨匠の貴重な記録が日の目を見る。※日本語解説は付かない。 | ||
ミュンヒンガー& ORTF 1966.5.18 モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲 シューベルト: 交響曲第9番 ハ長調 D.944 「グレイト」 |
カール・ミュンヒンガー指揮 フランス国立放送o. | |
録音:1966年5月18日、シャンゼリゼ劇場、パリ、ステレオ|既出CD-R: Everlast, EVE-463-S |音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。 アーベントロートやクレメンス・クラウスといった名指揮者のもとで研鑽を積み、フルトヴェングラーからも薫陶を受けたミュンヒンガー。戦後、生地シュトゥットガルトにて室内o. を結成し、60年代には同団を世界的なオーケストラに育て、バロック音楽のブームを牽引した。ここに聴くモーツァルトとシューベルトでは密度の高い演奏を繰り広げており、ミュンヒンガー50代、充実の演奏を堪能出来る。日本語解説は付かない。 | ||
含・初出、ダヴィド・オイストラフ・ライヴ・イン・パリ 1958.10.27 /他 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV.1041 (*) ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77(カデンツァ:ヨアヒム)(#) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61(カデンツァ:クライスラー)(+) / ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96 ダヴィド・オイストラフ(Vn) アンドレ・クリュイタンス指揮フランス国立放送o.(*/#/+) レフ・オボーリン(P;無印) | ||
録音:1958年10月27日、シャイヨー国立劇場、パリ、ライヴ(*) /1962年6月18日、フランス国営放送局内スタジオ、放送用収録(#)、ともにモノラル| (無印):既出盤も含め、日付が正しければおそらく初出音源| (*/#/+):3曲がまとめてリリースされるのはおそらく初|既出CD, CD-R: St-Laurent Studio [CD-R], YSL-T-507 (*) / Spectrum Sound, CDSMBA-043 (9CDs) (#/+) 〔廃盤、入手不能〕|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。 巨匠オイストラフがクリュイタンス&フランス国立放送管と共演した「3大B」の協奏曲を収めたアルバムで、1958年10月27日、パリにおける一夜のライヴが蘇る。非常に細かいヴィブラートとテヌートを多用し、まるで歌手のように歌い上げるオイストラフのヴァイオリン。それでいて推進力の高い演奏なので聴き手もオイストラフの音色に没頭してしまう。これほど艶やかな演奏は20世紀の巨匠でしか聴くことはできないだろう。クリュイタンスとの息もばっちり!50歳になったオイストラフの、演奏家として円熟期のバッハ(第1番)、ブラームス、ベートーヴェンを聴けるのは至福と時と言えるだろう。ボーナス・トラックとして、1962年6月18日、フランス国営放送局内のスタジオで収録した、レフ・オボーリンとのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第10番を収録。同コンビはベートーヴェンの全曲を同時期に録音しているが、これとは別音源の6月18日の放送用に収録された物。芳醇な香りのする名演奏をお楽しみ頂きたい。日本語帯・解説は付かない。 | ||
初出、パレー& (O)RTF ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90 (*) チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64 (#) |
ポール・パレー指揮 フランス国立放送o. | |
1964年5月12日(*)、1970年11月25日(#)、ともにシャンゼリゼ劇場、ステレオ|既出盤も含め、日付が正しければ初出音源|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。 指揮当時ブラームスは78歳、チャイコフスキーは84歳のパレーだが、雄々しく輪郭のはっきりとした重厚な音楽作りで聴き手を興奮の渦に包みる。ステレオで収録されているのも嬉しい限り。その演奏を臨場感たっぷりに堪能することが出来る。日本語帯・解説は付かない。 | ||
初出、ミュンシュ& ORTF 、 バーデン=バーデン・ライヴ 1966.1.10 ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 ドビュッシー:海 |
シャルル・ミュンシュ指揮 フランス国立放送o. | |
録音:1966年1月10日、バーデン=バーデン劇場、ドイツ、ライヴ、モノラル|おそらく初出音源|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。ミュンシュの十八番プログラムの「幻想交響曲」と「海」。同曲を収めたライヴ録音はこれまでもリリースされているが、中でも伝説の超名演、1967年11月14日のパリo. のお披露目演奏会を収めたアルバムは驚異的な演奏で大ベストセラーとなっている。初出となった当録音はその前年の1966年1月10日、バーデン=バーデンにおけるフランス国立放送o. との演奏。晩年まで熱量の高い演奏で聴衆を魅了したミュンシュだが、当演奏も大炸裂している。一期一会のひらめきに満ちた名演をお楽しみ頂きたい。日本語帯・解説は付かない。 | ||
含・初出&初音盤、フルノー + ケンプ〜 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466 (2種の演奏) マリー=テレーズ・フルノー(P;*) ルネ・ジラール指揮フランス国立放送o.(*) ヴィルヘルム・ケンプ(P;#) ゲオルク・ショルティ指揮パリ音楽院o.(#) | ||
録音:1967年5月22日、メゾン・ド・ラジオ・フランス、105スタジオ、パリ(*) /1959年9月3日、ブザンソン市民劇場(#)、ともにモノラル| (*):初出音源、かつ曲を問わず、フルノーによる初の協奏曲録音|既出CD-R: Vibrato, VHL-397 (#) |音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。20世紀に活躍したフランスのピアニスト、マリー=テレーズ・フルノー(1927-2000)、そしてドイツ正統派ピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプ(1895-1991)がそれぞれ弾いたモーツァルトのピアノ協奏曲第20番を収録している。マルグリット・ロン(1874-1966)の愛弟子であるフルノーは1943年、16歳で挑んだロン=ティボー国際コンクールで第2位を受賞。その後ピアニストとしてのキャリアを本格的にスタートさせたが難病のため演奏家人生は短く、ここに収めた放送用音源は彼女の演奏を聴く非常に貴重な記録と言える。フルノーとケンプという20世紀の名ピアニストによるモーツァルトは絶品の一言。聴き比べもお楽しみ頂ける。日本語帯・解説は付かない。 | ||
初出&含・初音盤、マリー=テレーズ・フルノーへのオマージュ ドビュッシー:ベルガマスク組曲[1975年3月29日、メゾン・ド・ラジオ・フランス、107スタジオ、ステレオ]/ ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調 [ピエール・バスー(Vc)|1960年4月30日、フランス放送協会内スタジオ] ショパン:夜想曲第2番 変ホ長調 Op.9 No.2 [1965年11月27日]/ マズルカ〔第32番 嬰ハ短調 Op.50 No.3 /第13番 イ短調 Op.17 No.4 〕[1965年2月28日] モーツァルト: ドゥゼード「ジュリ」の「リゾンは眠った」による9つの変奏曲 ハ長調 K.264(315d)[1969年12月20日] シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化芝居「幻想的情景」 Op.26 [1969年12月20日] マリー=テレーズ・フルノー(P) | ||
録音:[内]、特記以外メゾン・ド・ラジオ・フランス、105スタジオ、すべてパリ、特記以外モノラル|おそらくすべて初出音源、かつモーツァルトとシューマンは作曲家レヴェルで彼女の初音盤、さらにドビュッシーのチェロ・ソナタは作曲家を問わず彼女による初の室内楽録音|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。 フランスのピアニスト、マリー=テレーズ・フルノー(1927-2000)はマルグリット・ロン(1874-1966)の愛弟子として知られ、他にジャン・ドワイヤンや(おそらく室内楽を)ジョゼフ・カルヴェにも学んだ。1943年、16歳で挑んだロン=ティボー国際コンクールにおいて、当時19歳で一位となったサンソン・フランソワに続く第2位を獲得、順調にキャリアを積むかと思われた所、難病の多発性硬化症(ジャクリーヌ・デュ・プレと同病)に侵され演奏家生命を絶たれたと言われていた(いつごろ診断されたのかは、ネット上の資料に記載があるものはない)。そのため残された商業録音は、1940年代-1950年代初頭に SP が約45分程度(すべてフランス物)、LP が仏 PACIFIC レーベルへ1957年に残したドビュッシー、そして1960年頃に Orphée へ入れたショパンの2枚のみとされる。放送録音も Arbiter から出ている「ドビュッシーの痕跡」の中に、ドビュッシーの練習曲「対比的な響きのために」[1953年12月25日]が含まれていた程度で、この人の録音はもうないのかと思われていた所、驚きの発掘。しかもこれまで30歳代前半の演奏までしか聞けなかったのに、当盤には晩年とまでは言えないが、1975年と40歳代後半のものまである。多発性硬化症は悪化の一途をたどってしまう型と、再発と寛解(症状が出ていない状況)を繰り返し続ける型があるらしく、どうもデュ・プレは前者、フルノーは享年を考えても後者だったようだ(日本人でこの病を発症するうちの9割は後者の型だというが、もちろん病状自体が比較的軽くても運動能力等が損なわれることはある|注:当方は医療関係者ではないので、誤解を招く表現がある場合はご指摘をお願いいたします)。今回の音源発掘からも、少なくとも1970年代まで寛解時には演奏できたことが伺え、さらなる音源発掘にも期待がかかる。 | ||
初出、クリュイタンス、モスクワ・ライヴ 1959.5.1 ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」序曲(*) ラヴェル:クープランの墓 ムソルグスキー:禿山の一夜(*) デュカ:魔法使いの弟子 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 ラヴェル:ラ・ヴァルス |
アンドレ・クリュイタンス指揮 フランス国立放送o. | |
録音:1959年5月1日、モスクワ音楽院、ライヴ、モノラル|『全て初出音源』と記載|クリュイタンスが同月行ったモスクワ・ツアーの演奏はいくつかリリースされているが、この日付だとされる演奏は初登場だと思われる。ただし、 Melodiya から1959年とのみ記された LP が出ており、(*)はそこに含まれていた|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。当アルバムには1959年5月1日、モスクワ音楽院におけるクリュイタンス指揮フランス国立放送o.演奏の正規初出音源を収録。この録音はモスクワ・ツアー初日公演をおさめたもので、ムソルグスキーを中心に据え、前半と後半はベルリオーズ、ラヴェル、ドビュッシーとフランスのお国モノでまとめている。クリュイタンスらしいエレガントな表情はもちろんのこと、生命力に満ちた当演奏は50代半ばのクリュイタンスの最も充実した内容。モノラル音源ながら正規初出の貴重音源のリリースは大歓迎。日本語帯・解説は付かない。 | ||
含・初出〜ミュンシュ& ORTF ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73 (*) ドビュッシー:海(#) |
シャルル・ミュンシュ指揮 フランス国立放送o. | |
録音:1965年11月16日、シャンゼリゼ劇場(*) /1966年9月13日、ブザンソン市民劇場(#)、ともにライヴ、ステレオ| (#):既出盤も含め、日付が正しければ初出音源|既出CD: Disque Montaigne, NUM-2021 (*) / Valois, V-4827 [BOX: V-4822] (*) / Living Stage, LS 1032 (*) 〔すべて廃盤、入手不能〕|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。 ブラームスは AUVIDIS VALOIS レーベルからリリースされたことはあるが現在は入手困難。一方ドビュッシーは正規初出音源となる。晩年まで熱量の高い演奏をしたミュンシュ。どっしりとしたブラームスと色彩感豊かドビュッシー。一期一会のひらめきに満ちた名演がここによみがえる。日本語帯・解説は付かない。 | ||
初出、プレートル + クリュイタンス〜 ブラームス:交響曲集 〔第2番 ニ長調 Op.73 (*) /第4番 ホ短調 Op.98 (#) 〕 |
ジョルジュ・プレートル指揮(*) アンドレ・クリュイタンス指揮(#) フランス国立放送o.(*/#) | |
録音:1968年2月28日、シャンゼリゼ劇場、ステレオ(*) /1959年2月19日、ジュネーヴ、モノラル(#)、ともにライヴ|既出盤も含め、日付が正しければおそらく初出音源|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。 情熱あふれる40代半ばのプレートル、力強くも気品に満ちた50代半ばのクリュイタンス、二人の至芸を存分にお楽しみ頂きたい。日本語帯・解説はつかない。 | ||
クリュイタンス 1959.6.19 フランク:交響曲 ニ短調 ストラヴィンスキー: バレエ組曲「火の鳥」(1919年版) |
アンドレ・クリュイタンス指揮 フランス国立放送o. | |
録音:1959年6月19日、シャンゼリゼ劇場、パリ、すべてステレオ|既出CD-R: St-Laurent Studio, YSL-T-1262 |音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。当アルバムには1959年6月19日、シャンゼリゼ劇場におけるクリュイタンス指揮フランス国立放送o. のライヴを収録している。同公演前半(カデンツァ注: St-Laurent Studio 盤とは曲順が異なり、詳細不明)のプログラム、「ラ・マルセイエーズ」、チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(ギレリス)、J.S.バッハ/ジロティ編曲:前奏曲 ロ短調 BWV.855a(ギレリス)は、altusレーベル ALT-507 等でリリースされているが、この度Spectrum Soundからそれ以外の2曲がリリース。クリュイタンスらしいエレガントな表情は当演奏でもひと際輝いており、50代半ばの最も充実した時期の当ライヴも十分にご堪能頂ける。ステレオ音源での正規初出であることも大歓迎。日本語帯・解説は付かない。 | ||
初出、マリユス・コンスタン〜 ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 WAB 107 |
マリユス・コンスタン指揮 フランス(国立)放送po. | |
録音:1971年3月16日、メゾン・ド・ラジオ・フランス内オリヴィエ・メシアン・ホール、スタジオ104、ライヴ、ステレオ|おそらく初出音源|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。マリユス・コンスタン指揮フランス国立放送po. によるブルックナーの交響曲第7番。1971年3月16日、オリヴィエ・メシアン・ホール、スタジオ104におけるライヴ収録。1925年、ルーマニアの首都ブカレヒトに生まれたコンスタン。その後フランスに移住。パリ音楽院でメシアン、ブーランジェ、オネゲルら20世紀を代表する作曲家に師事し、1963年には現代音楽アンサンブル「アルスノヴァ」を設立したことでも知られる音楽家。作曲家、編曲家としてのキャリアだけでなく指揮者としても活躍したが、録音は非常に貴重。ことに交響曲を振った録音は非常に珍しく、この度日の目を見た音源は指揮者コンスタンを知れる貴重な記録。終始澄み切った解釈で清らかな音楽を展開するコンスタンのブルックナーは息をのむ美しさ。その高い音楽性を示したブルックナーの演奏は指揮者としての力量の高さをあらわしている。日本語解説は付かない。 | ||
含・初出、ポール・パレー〜ライヴ録音集 イン・パリ 1966 & 1973 シューマン:交響曲〔第3番 変ホ長調 Op.97「ライン」(*) /第4番 ニ短調 Op.120 (#) 〕 シャブリエ:狂詩曲「スペイン」(*) / ラヴェル:ラ・ヴァルス(#) ポール・パレー指揮 フランス(国立)放送po.(*)、フランス国立放送o.(#) | ||
録音:1973年10月2日、オペラ=コミック座(*) /1966年6月28日、シャンゼリゼ劇場(#)、すべてステレオ| (#):既出盤も含め、日付が正しければ初出|既出CD-R: St-Laurent Studio, YSL-T-1136 (*) |音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。20世紀を代表するフランスの指揮者ポール・パレー(1886-1979)が指揮したライヴ録音集。巨匠パレーは晩年まで熱量の高い演奏をしたことで知られている。このシューマンではどっしりとかまえ、折り目正しく背筋を伸ばして聴きたくなるような偉大な演奏を展開。またシャブリエの「スペイン」では豪快で煌びやかに、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」ではラヴェルならではのキラキラとした世界を存分に表現。終始香り高き演奏を展開しており、演奏直後、聴衆からの「ブラボー!」もうなずける熱演。ステレオによる収録ということも嬉しい限り。日本語解説は付かない。 | ||
初出、エルネスト・アンセルメ 1967.1.11 ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 Op.60 ドビュッシー:6つの古代のエピグラフ ドビュッシー:海 |
エルネスト・アンセルメ指揮 フランス(国立)放送po. | |
録音:1967年1月11日、メゾン・ド・ラジオ・フランス内オリヴィエ・メシアン・ホール、スタジオ104 、ライヴ、ステレオ|日付が正しければおそらく初出音源|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。「作曲家の精神にしたがうべき」と主張したアンセルメの音楽は時代、作品ごとに表情を変え、その強いこだわりが演奏にあらわれている。当演奏では得意とするベートーヴェンとドビュッシーで構成。ベートーヴェンでは構築のはっきりとさせながらも雄弁な語り口が実に印象的。後半のドビュッシーでは、作品が生まれた時代を知るアンセルメならでは。詩的な雰囲気も見事に引き出している。亡くなる2年前、80代半ばとは思えぬほどの熱い音楽は、巨匠アンセルメだからこそと言えるだろう。ステレオで収録されていたことも非常に喜ばしく、臨場感あふれる演奏を体感出来る。日本語解説は付かない。 | ||
ポール・パレー 1966.11.8 〜ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱」
マリア・ポーザ〔ポサ〕(S) アルレット〔アリエット〕・シュデル(A) ゲオルク・イェルデン(T) ジャック・マルス(Br) ルネ・アリックス合唱指揮フランス国立放送〔放送協会〕cho. ポール・パレー指揮フランス国立〔国営〕放送o. | ||
録音:1966年11月8日、シャンゼリゼ劇場、パリ、ライヴ、ステレオ|既出CD-R: Organum, 110071 AL / St-Laurent Studio, YSL-T-591 / Everlast, EVE-402-S |音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。#資料によっては、ソプラノ&アルト歌手の声域が逆に記載されている。ソリストのカナ表記は複数あり(当盤の欧文は未チェック)、〔内〕に既出盤のものを記載した。また INA の資料に1966年12月24日というものがあるが、放送日なのか別演奏なのかは不明(これまでリリースされたディスクの日付はすべて1966年11月8日)。当時80歳になろうという巨匠パレー。その熱量は当演奏でも実に凄まじい物。パレーらしい雄々しく輪郭のはっきりとした快演は聴き手を興奮の渦に包む。当音源はステレオで収録されており、ソリストの生々しい歌声と臨場感のあるライヴ演奏を楽しめる。日本語解説は付かない。 | ||
初出、スタニスラフ・ブーニン〜リサイタル・イン・パリ 1987 ショパン:夜想曲第8番 変ニ長調 Op.27 No.2 /即興曲〔第1番 変イ長調 Op.29 /第3番 変ト長調 Op.51 〕/ マズルカ〔第19番 ロ短調 Op.30 No.2 /第34番 ハ長調 Op.56 No.2 / 第38番 嬰ヘ短調 Op.59 No.3 /第41番 嬰ハ短調 Op.63 No.3 〕/ 幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 ドビュッシー:ベルガマスク組曲/映像第1集/アラベスク第1番(*) ショパン:華麗なる大円舞曲第1番 変ホ長調 Op.18 (*) / ワルツ(*) 〔第7番 嬰ハ短調 Op.64 No.2 /第6番 変ニ長調 Op.64 No.1 〕 スタニスラフ・ブーニン(P) | ||
録音:1987年1月15日、メゾン・ド・ラジオ・フランス、106スタジオ、パリ、公開収録、ステレオ|おそらく初出音源| (*):アンコール| Recorded by France Musique of Radio France | Licensed by INA (Institut national de l'audiovisuel) & Radio France | Authorization Clearance by INA legal department | 24bit/192kHz Digital (restoration and) remastering from the original master tapes 。 初登場と思われるスタニスラフ・ブーニン1987年フランスにおける公開収録音源。ショパンとドビュッシーを組み合わせた珠玉の作品をお楽しみ頂ける。日本語帯・解説は付かない。 |