・国内盤マイナー・レーベル |
・輸入盤マイナー・レーベル |
・輸入盤 歴史的アイテム |
・映像アイテム |
・高音質アイテム |
輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。 |
TIMBRE日本を代表するカウンターテナーの中嶋俊晴が設立したレーベル。 | ||
武満徹: SONGS 〜岡本拓也によるギター編曲 島へ(詩:井沢満)/恋のかくれんぼ(詩:谷川俊太郎)/さようなら(詩:秋山邦晴)/ The Last Waltz (*) / 燃える秋(詩:五木寛)/雪(詩:瀬木慎一)/雲に向かって起つ(詩:谷川俊太郎)/ 小さな部屋で(詩:川路明)/三月のうた(詩:谷川俊太郎)/○と△の歌(詩:武満徹)/ 素晴らしい悪女(詩:永田文夫)/見えないこども(詩:谷川俊太郎)/翼(詩:武満徹)/ ワルツ(詩:岩淵達治)/昨日のしみ(詩:谷川俊太郎)/ぽつねん(詩:谷川俊太郎)/ 明日ハ晴レカナ、曇リカナ(詩:武満徹)/うたうだけ(詩:谷川俊太郎)/ MI・YO・TA (詩:谷川俊太郎)/ 小さな空(詩:武満徹)/死んだ男の残したものは(詩:谷川俊太郎)/波の盆(*) /めぐり逢い(詩:荒木一郎) 中嶋俊晴(CT;;*以外) 岡本拓也(クラシックG) | ||
録音:2021年12月、2022年1月、コスミックホール、加東市、兵庫県|エンジニア:五島昭彦|使用機材: DSD DC 録音システム、金田明彦氏開発・設計・制作。『「3月の歌」が好きです。「昨日のしみ」は私も歌えます。「小さな空」はいつ聞いても、自分で口ずさんでも、武満の思い出で胸がいっぱいになります。』(谷川俊太郎)中嶋俊晴:京都市立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業、東京藝術大学大学院修士課程修了。ウィーン国立音楽大学大学院リート・オラトリオ専修およびアムステルダム音楽院修士課程バロック声楽専攻を共に満場一致の最優秀栄誉賞付きにて修了。これまでにソリストとして、J. van Veldhoven 、E. L . Banzo 、A. van der Spoel 、C . Meierら欧州を代表する音楽家と度々共演を重ねている。ウィーン・シューベルティアーデ、ユトレヒト古楽音楽祭、プラハの春音楽祭等欧州各地の音楽祭に招聘されるなど国際的に活躍の場を広めている。また日本音楽コンクール、ブラームス国際コンクール(ペルチャッハ)、国際ペティレック現代歌曲コンクール(ウィーン)、友愛ドイツ歌曲コンクール等で入選入賞を果たし歌曲の分野でも高く評価された。五島記念文化賞オペラ新人賞の他、滋賀県次世代文化賞、松方音楽賞奨励賞、京都芸術文化特別奨励賞等を受賞。野村財団海外留学助成者、ロームミュージックファウンデーション奨学生、文化庁新進芸術家海外研修員として欧州各地で研鑽を積んだ。岡本拓也:千葉県出身。10歳よりギターを始め故平塚康史、篠原正志、ウィーン国立音楽大学にてアルバロ・ピエッリ各氏に師事。2018年、同大学院修士課程を満場一致の最優秀成績で修了。歴史的演奏法をインゴマー・ライナー、リュート演奏法をルチアーノ・コンティーニ各氏のもとで学ぶ。スペイン・アルハンブラ国際ギターコンクールにて第2位を受賞の他、これまで国内外のコンクールで優勝、入賞を重ねる。ソロアルバム「7つの指輪」(2019)と「One」(2021)は共にレコード芸術特選盤に選定された。これまでにウィーン・フォーラム国際ギターフェスティヴァルをはじめ、オーストリア、ハンガリー、ルーマニアやセルビアの国際ギターフェスティヴァルに招待されマスタークラスやリサイタルを行う。ソロや室内楽の他、2015年結成したギター四重奏「タレガ・ギターカルテット」(松田弦・朴葵姫・徳永真一郎・岡本拓也)のメンバーとしても活動。 | ||
美しき島〜ヘンリー・パーセル:歌曲集 音楽が愛の糧なら(第1曲)/愛が甘い情熱なら/サラバンドとディヴィジョン(チェンバロ独奏)/ アストレアとの別れ/ヴィオールをかき鳴らせ(*) /ばらの花より甘く/夕べの賛歌/トランペットの調べ(オルガン独奏)/ ひとときの音楽/トッカータ イ長調(チェンバロ独奏)/音楽が愛の糧なら(第3曲)/孤独/ 新しいアイルランドの調べ(チェンバロ独奏)/恋の病から/色男なんていない/ 魅惑の一夜(*) /妖精と羊飼い/わたしを泣かせて(#) /美しき島(*) 中嶋俊晴(CT) 三橋桜子(Cemb/Org) パブロ・エスカンデ(Org;*) 大内山薫(バロックVn;#) | ||
録音:2021年9月5日-8日、コスミックホール、加東市、兵庫県|エンジニア:五島昭彦(タイムマシンレコード)|使用機材: DSD DC 録音システム、金田明彦氏開発・設計・制作|解説:藤原一弘。ヘンリー・パーセルの独唱曲は歌曲として発表された作品の他、オペラおよび戯曲に音楽部分を付加したセミ・オペラでも数多く作曲され、そこには17世紀イングランドの英語独唱曲の最良の作品が含まれている。パーセルの没後、これらの独唱曲を集めた作品集「ブリタニアのオルフェウス」二巻を出版したJ. プレイフォードは第1巻の序文(1698/1706)にこう記している:「この作曲家のあらゆるジャンルの音楽における比類なき才能は広く知れ渡っているが、とりわけその声楽曲は賞賛の的であった。なぜなら彼には英語の歌詞に込められた力を表現する特別な天賦の才があり、その力であらゆる聴き手の情念を揺り動かし賛嘆せしめたからである」。この言葉ほどパーセルの独唱曲の特質を言い表した言葉はないだろう。 | ||
東武レコーディングズ輸入盤ディストリビューターとして既におなじみの東武トレーディングが発売する国内盤自主レーベル。旧譜はこちらから。 | ||
ビゼー:劇音楽「アルルの女」全曲 (A.ドーデ原作による原典版) |
佐藤正浩指揮 ザ・オペラ・バンド 横山修司合唱指導 武蔵野音楽大学cho. | |
録音:2022年1月8日、東京芸術劇場、ライヴ。コロナ禍真っただ中の2022年1月東京芸術劇場において驚嘆すべき上演が実現した。ビゼーの「アルルの女」。劇音楽の本来の姿である芝居付き全曲上演。組曲版なら誰でも知っている名曲ながら、フランスの大作家ドーデの戯曲に乗せて繰り広げられるアルルの物語。劇と音楽という元来切っても切れない関係を指揮者佐藤正浩自らが台本を編集し日本語訳。佐藤の手兵であるザ・オペラ・バンドによる精緻なアンサンブルが楽しめる決定盤の登場。録音も上々。22ページに及ぶ台本も収録したブックレットも充実。公演時の字幕を再録。曲目解説:岸純信氏。 | ||
ブリュッヘン&新日フィル〜ベートーヴェン:交響曲全集 2011.2 〔第1番8/第2番8/第3番「英雄」8/第4番11/第5番「運命」11/ 第6番「田園」16/第7番16/第8番21/第9番「合唱」(*)21 〕 フランス・ブリュッヘン指揮新日本po.、栗友会cho.(*) リーサ・ラーション(S;*) ウィルケ・テ・ブルメルストゥルーテ(A;*) ベンジャミン・ヒューレット(T;*) デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br;*) | ||
録音:2011年2月8日8、2011年2月11日11、2011年2月16日16、すみだトリフォニーホール8/11/16 /2011年2月21日、サントリーホール21、すべてライヴ、ステレオ|初出音源|おそらくブリュッヘンが指揮した初のモダーン・オケ録音。『歌い出しのところで急いでステージに上がるというのは、フランスのアイデアなんです。第4楽章の嵐のような不協和音が、親しみやすいバリトンの声によって静められ、やがて兄弟愛の偉大なテーマが歌われる・・・。彼は常に革命家であり、そうすることで二つの異なるスタイルの音楽の衝撃とコントラストを強調しようと考えたのです。フランスはまた、4人のソリストが汚れたジーンズとTシャツを着て、合唱団やオーケストラの正装と対照的であることを好みました。私はこのやり方が非常に強力な音楽的および社会的声明につながると思ったので、数人の指揮者をこうしようと提案したことすらあります。』(デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン|当演奏「第9」のバリトン歌手) 『音楽に内在する意味を聴き手に印象づけるために興味深い工夫が仕掛けられていた点も興味深かった。第 3 番《英雄》の冒頭で指揮台に上がるや否や、拍手も収まらぬまま、いきなり主和音2連発をお見舞いした時、聴き手の多くは驚愕したはず。また、第 9 番終楽章で、それまで舞台にいなかったバリトン歌手が袖からさっと姿を表し、手振りを交えながら「おお友よ、このような音ではなく」と歌い始めたのもユニークだった(他の独唱者たちはその後に入場)。ブリュッヘンは、歴史的な情報からヒントを得る演奏解釈に取り組み続けてきたパイオニアではあるが、作品の特徴を聴き手に伝えるためならば、いろいろな手段を使うのも躊躇わないのだろう。』(安田和信|解説より) フランス・ブリュッヘン(1934-2014)が愛した新日本フィルとのベートーヴェン全集が登場。フランス・ブリュッヘンにとってモダーン・オケとの録音が世に出るのは世界初となる。元々長身痩身の人だったが、この時期はさらに痩せて眼光の鋭さが目立つ。演奏は生命力が漲るこの眼光通りの見事さ。ピリオドアプローチだからこそ正しい演奏であるという単純な図式とは一線を画する類まれな統率力と斬新なアイディアに満ちたベートーヴェン。アジテーション溢れる表現者ブリュッヘンの面目躍如の趣がある。録音も上々で、未亡人、ソリスト、合唱団のリリース快諾も頷ける一品。美麗夫婦箱による装丁。オーケストラの配置はヴァイオリン両翼。右サイドにチェロ、左サイドにヴィオラ、コントラバスとなっている。 | ||
東武東上線〜駅発車メロディ(全13曲〔 + 1曲?〕) | ||
東武鉄道としては初めての発車メロディーCD化となる「東武東上線駅発車メロディーCD」が、ついに発売! 東武東上線の発車メロディーとして、池袋駅や川越駅の独自メロディーに加え、汎用サイン音を含めた13曲を収録した。ボーナストラックには人気の高い発車メロディー「 PASSENGER 」を収録し、懐かしさも感じられる1枚。 |
ANTES EDITIONA (独) 1CDあたり¥5500(税抜¥5000)ドイツのマイナー・レーベルから突如アルゲリッチ参加アイテムが登場。#当レーベルは2010年代初頭に国内代理店が撤退して以来日本では入手困難で、昨今の事情もあり価格が高騰しています。ご了承ください。 ご案内済旧譜はこちらから(2010年代以降の新譜、おそらく数十点程度が未掲載ですが、廃盤でなければお取り寄せ可能です)。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します 突如登場、アルゲリッチ&ソロゾボワ〜 Magie 、ベートーヴェン&プロコフィエフ 2021 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47 「クロイツェル」(*) プロコフィエフ: ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94a (#) #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します |
マルタ・アルゲリッチ(P) マリア・ソロゾボワ(Vn) | |
録音:2021年、〔おそらく2021年2月26日、トーンハレ・マーク [Tonhalle Maag] (#) /2021年?、トーンハレ&コングレスハウス?(*) [外装表記: Tonhalle Maag Zürich & Tonhalle Zürich, GroRe Tonhalle 2021] |おそらく初出音源&この2人の共演による初音盤| (C) + (P) 2023 。 アルゲチッチと初共演音盤となるヴァイオリニストとのディスクが突如、それもアルゲリッチとは縁のなかったレーベルから登場。アルバム欧文題名は "Martha Argerich & Maria Solozobova - Magie - Classical Highlights - Recital in Tonhalle Zürich" 。 ソロゾボワはモスクワに生まれ、ザハール・ブロンやラファエル・オレグに学び、2023年現在スイス在住のヴァイオリニスト。2007年に当レーベルからチャイコフスキーとエルンストの作品集 (BMCD-31.9232) でディスク・デビュー、以降当レーベルを中心に数枚の録音がある。 少々疑問なのが録音データで、2021年2月26日の演奏会曲目には(*)は含まれておらず、アルゲリッチ・マニアが作成している演奏会記録にも同年のものが見当たらない。この曲は2018年5月2日にトーンハレ・マークで演奏した記録がある(2021年12月23日にチューリヒ・トーンハレでのリサイタルがあるが、これもプロコフィエフ第2番の演奏だとされる)。録音エンジニアが2曲で異なっているので同日でないことは確かだと思われるが、詳細不明。トーンハレ・マークは、トーンハレ&コングレスハウス(いわゆるチューリヒ・トーンハレ)が2017年から2021年まで改装された間、代替会場として使用されたホール。 アルゲリッチ・マニアなら必携と言えるアイテムの登場。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します 68のアヴェ・マリア〜7つの年代から アルノルト・フリッチュ(1951-)、モーツァルト(1756-1791)、 Max Eham (1915-2008)、 マルコ・エンリーコ・ボッシ(1861-1925) 〔2回〕、ヤコブ〔ジャック〕・アルカデルト(1507-1568)、 作曲者不詳(18世紀、フランシスコ会修道士 [Franziskanermönch] )〔3回|おそらくすべて別人〕、 アダム・グンペルツハイマー(1559- 1625)、シューベルト(1797-1828)、 作曲者不詳(グレゴリオ聖歌集 Graduale Triplex より)、ボー・ヴィゲット [Bo Wiget] (1971-)、 ジュアン・アラン(1911-1940)、ビゼー(1838-1875)、ヴィラ=ロボス(1887-1959) 〔2回〕、 ルドルフ・ヴァインヴルム(1835-1911)、アレグザンデル・シューベルト(1979-〔1970-と誤記〕)、 ブルックナー(1824-1896)、ルイジ・ルッツィ(1828-1876)、マルセル・デュプレ(1886-1971)、 ペーター・コルネリウス(1824-1874)、アドルフ・アダン(1803-1856) 〔3回〕、カール・マイ(1842-1912)、 サン=サーンス(1835-1921) 〔2回〕、フランク(1822-1890)、ロッシーニ(1792-1868)、 レンビット・アヴェソン [Lembit Avesson] (1925-2008)、アントン・ハイラー(1923-1979) 〔2回〕、 ハンス・ソレル [Hanns Soler] (1909-2003)、J.S.バッハ(1685-1750)、ライナー・キリウス(1968-)、 ハインリヒ・マルシュナー(1795-1861)、ダニエル・ピンカム(1923-2006)、ヴェルディ(1813-1901)、 ヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901) 〔2回〕、エリヴェウト・マルチンス(1912-1992)、 ハインツ・シュニッツラー(1907-2002)、クルダール・シンク [Kuldar Sink] (1942-1995)、 ヒルデガルド・フォン・ビンゲン(1098-1179)、ケルビーニ(1760-1842)、アントン・ディアベッリ(1781-1858)、 ドヴォルジャーク(1841-1904)、シュテファン・ゲオルク・ヴィンクラー(1931-)、フォーレ(1845-1924) 〔2回〕、 トスティ(1846-1916)、シュテファン・アントヴァイラー(1970-)、レギーナ・ヴィッテマイヤー(1956-)、 フロル・ペーテルス(1903-1986)、ホセ・ブラガト(1915-2017)、 ジューリオ・カッチーニ〔偽作:ヴラディーミル・ヴァヴィロフ(1925-1973)作曲〕、ヤナーチェク(1854-1928)、 作曲者不詳(グレゴリオ聖歌)、ベルトルト・フンメル(1925-2002)、マックス・イーヘム(1915-2008)、 ファニー・(メンデルスゾーン=)ヘンゼル(1805-1847)、ドニゼッティ(1797-1848)、 J.S.バッハ/グノー(1818-1893)編曲 アンドレア・チュダク(S)他、1声〜3声の歌手陣 + 様々な楽器、あるいはアカペラ | ||
録音:2019年10月14日-17日、28日-31日、平和教会 [Friedenskirche] 、ポツダム| (C) + (P) 2020 。 古今東西(といっても、ほぼ欧米)の「アヴェ・マリア」を68曲集めてしまうという、なかなかぶっ飛んだ Box 。このような企画盤は、1990年代中頃に日本を含む世界中で大ヒットしたベラルーシ出身のカウンター・テナー、スラヴァの「アヴェ・マリア」(日本盤:全12曲)が思い浮かぶが、そちらがシンセサイザーを加えたものだったのに対し、この5枚組はサンプルを聞く限り基本的にクラシック。作曲家的にも、オルガニストとして知られるアントン・ハイラー(2回登場)や指揮者のローベルト・シュトルツら意外な名前もあり、さらにサン=サーンスとアダンは3回(3曲?)、フォーレ、ヴィラ=ロボス、ラインベルガー、マルコ・エンリーコ・ボッシとJ.S.バッハ(含・グノー編曲版)らは2回(2曲?)登場、興味をそそられる。おそらく企画者のソプラノ、アンドレア・チュダクは他にマイアベーアの歌曲を多く録音、先鋭な美意識を持つ人のようだ。 なお外装の各CD収録曲表記に、 "BM 319308" 〜 "BM 319312" という5枚分の個別品番が振られているが、分売は存在しないと思われる。 ソプラノ&プロデューサーによる公式サイト・アナウンスの機械翻訳『ソプラノ歌手でありプロデューサーでもあるアンドレア・チュダクは、15年以上前からアヴェ・マリアのセッティングに取り組んできた。この間、音楽史のあらゆる時代から200曲以上の大作が生まれ、作曲家たちは彼女のために新作を書き、彼女に捧げることさえある。いずれにしても、グレゴリオ聖歌から、成功したポピュラー・ヒット曲の編曲、かなりアンビヴァレントなサロン曲、他ジャンルで成功した作曲家の折々の作品、今日の典礼のための現代曲まで、なかなか全体を把握することができないレパートリーをハイライト的に概観したのが、68曲から選ばれたこのアヴェ・マリア集なのである。しかし、新曲によって、千年来の受容の歴史は再び新たな側面を与えられ、非常に個性的な解釈の可能性が開かれることになる。5枚組CDボックス「 68 アヴェ・マリア」は、このレパートリーが、その多様性と多様性において、初めて録音で詳細に紹介されたものである。5枚のCDはそれぞれ対照的なセレクションであり、年代や系統的な分類は意図的に避けられた。リスナーは、千年にわたる音楽史の中で、同じテキストをいかに多くの異なる方法で扱うことができるかという発見の旅に出ることになる。オリジナルと編曲、教会音楽と世俗的な室内楽、シリアスな音と陽気な音・・・。音楽スタイルや表現の発展だけでなく、聖なる主題を世俗的な音楽作りに取り入れたり、グローバル化が進む中で、異文化の現象を聴き、体験できる全く新しいタイプのセッティングが登場したりと、両義的な実装も様々な作品から見て取ることができる。 つまり、バッハやグノー、シューベルトのアヴェ・マリアが中心的な役割を果たすという、多くの聴衆が抱く当然の期待から、このプロジェクト全体はほとんど根本的に外れている。もちろん、これらの作品も収録されているが、何世紀にもわたって民衆の信心の象徴であったこの祈りがよく知られたヒット曲だけではないことを、このコレクションで誰もが印象的に示すことができるのである。』 | ||
DEUX−ELLES (英) 1枚あたり¥3960(税抜¥3600)ご案内済旧譜はこちらから。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します ナイジェル・ノース、25年ぶりにバッハへ回帰!〜 J.S.バッハ:リュート作品全集と他の編曲集 J.S.バッハ: リュート組曲(第3番) ト短調 BWV.995 / パルティータ(リュート組曲第2番) ハ短調 BWV.997 / 前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998 /前奏曲 ハ短調 BWV.999 / フーガ ト短調 BWV.1000 J.S.バッハ/ナイジェル・ノース編曲: コラール「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」 BWV.645 (原曲:オルガン) J.S.バッハ:リュート組曲(第1番) ホ短調 BWV.996 J.S.バッハ/ナイジェル・ノース編曲: パルティータ イ短調 BWV.1013 (原曲:無伴奏フルート) J.S.バッハ:パルティータ(リュート組曲第4番) ホ長調 BWV.1006a (原曲:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006 ) J.S.バッハ/ナイジェル・ノース編曲: トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565 (原曲:オルガン) ナイジェル・ノース(リュート) | ||
録音:2022年7月22日-25日、セント・アンドルーズ教会、トディントン、グロスターシャー、 UK |使用楽器・ピッチ: 13 course lute by Lars Jénsson, Dalaré, Sweden, after Hans Burkholzer, 1597 remodelled by Thomas Edlinger, Prague, c. 1719 Pitch A 410 | BWV.565, 645, 996-997, 1013 :おそらく彼による初音盤作品| (C) (P) 2023 。 「ある驚くべきリサイタルに行ったことを覚えている。私にそれができるのならどんなに良かったか。普通のギターやリュート奏者からは得られない、一般的にはかなり稀な、真の音楽的体験だった」(ジュリアン・ブリーム|2002年、ナイジェル・ノースのバッハ・リサイタルを聴いて) 1985年に Amon Ra へ録音された BWV.995, 999-1000, 1006a と 1990年-1996年にかけて Linn へ録音された全5枚の無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータと無伴奏チェロ組曲の編曲版/他、特に後者によってバッハ演奏に対する絶大な評価を得たナイジェル・ノース(1945-)。2009年、母と前妻を亡くし消沈していた彼は心臓発作にみまわれるも回復、その後録音されたヴァイス作品集( BGS Records |2015年までに3枚がリリースされたが、 BGS の公式サイトに Vol.4 が載っている。品番もリリース日も記載されておらず、予定が先行掲載されているのか、ダウンロード販売のみなのか・・・)は、愛好家からついに巨匠の域に踏み込んだと絶賛された。そのダ・ミラノなどを録音していたが、4年ぶり&初の DEUX-ELLES からのリリースとして、約25年ぶりにバッハに回帰。 1990年代のバッハに魅せられたリスナーのみならず、この作曲家の愛好家全般にとって、見過ごせない録音の登場。 | ||
AURIS SUBTILIS (独) 1枚あたり¥4950(税抜¥4500)#2020年1月を持って国内代理店が撤退済ですので、入荷までにはお時間がかかります。 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します Floeten-Concert 〔すべてダーフィト・シュラフケ編曲、フルートとオルガンのための編曲版〕 ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):フルートとピアノのためのソナタ ニ長調 Op.50 ヨハン・クリスティアン・ハインリヒ・リンク(1770-1846): オルガン独奏のための「フルート=コンセルト [Floeten-Concert] 」Op.50 テオバルト・ベーム(1794-1881): フルートと管弦楽のための「シューベルトのワルツによる変奏曲」 Op.21 メンデルスゾーン(1809-1847):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ヘ短調 Op.4 マリヤ・セモチュク(Fl) ダーフィト・シュラフケ(Org) | ||
録音:2020年| (C) (P) 2022 |発売:2023年。#上記品番は商品バック・インレイ写真に基づく。レーベル公式サイトにおいては、品番が "as-o 1103 – 1000" と、おそらく誤記されている。 レーベル・アナウンスの機械翻訳:『このCDは、フルートとオルガンのための新しいレパートリーを室内楽に開放する必要性から生まれた。長い間、フルートは音響的に大きな楽器に対抗することができず、オルガンは主に典礼用の楽器と考えられていたこともあり、この2つの楽器に専念した作曲家はほとんどいない。フルートとオルガンの組み合わせの魅力を引き出すため、ダーフィト・シュラフケはこの録音のために特別に編曲した。これらのトランスクリプションと、歴史的に興味深い2つのオルガンの異なる性格を通して、ロマン派の音世界が全く新しく、驚くほど独創的な方法で私たちに迫ってくる。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーであるウクライナのフルート奏者マリヤ・セモティクと、チューリンゲン州出身のオルガニスト、ダーフィト・シュラフケによって、このジャンルの輝かしいエディションが実現した。』 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します 打ち合わせ [Begegnung] 〜 シュテフェン・ヴァルター、ケムニッツ聖十字架教会のオイーレ・オルガンを弾く J.S.バッハ(1685-1750):前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.546 カール・ホイヤー(1891-1936):4つの性格的小品 Op.33 シュテフェン・ヴァルター(1963-):エリー=ヴィオラ・ナーマッハーの十字架 [Kruzifix] による即興 ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933) Pax vobiscum Op.86 No.5 (Op.85 と誤記) / Valse mignonne Op.142 No.2 メンデルスゾーン(1809-1847):オルガン・ソナタ第1番 Op.65 No.1 シュテフェン・ヴァルター(Org) | ||
録音〔使用楽器〕:2021年9月9日、13日、聖十字架教会、ケムニッツ〔オイーレ [Eule] 製〕| (C) (P) 2022 。 レーベル・アナウンスの機械翻訳:『 建築家オットー・バルトニングによるケムニッツの聖十字架教会のオルガン曲の録音は、破壊と再建の歴史を持つ、深刻なカリスマ性と精神性を持つ印象的な教会空間との刺激的な出会いにあなたを誘う。また、30年近く教会を訪れる人々に寄り添ってきた素晴らしいオイールオルガンの音色を媒介に、音楽とヴィジュアルアートの出会いがある:それは、私たちの心を揺さぶり、ザクセン地方に人生の目標と完成を見出したプログラムの作曲家たちを、互いに対話させる。さらに音楽は人々が共に経験し、苦しんだ困難な時代を思い起こさせるものでもある:バッハとメンデルスゾーン、カール・ホイエルとシグフリッド・カルグ=エラートのオルガン作品の録音は、2021年の晩夏、教会音楽のライヴ演奏が非常に限られていた時代に行われた。教会の聖堂にあるエリー=ヴィオラ・ナーマッハーによる大きな十字架に基づく即興演奏は、2020年のイースターに、マティアス・アンドレとともに制作したヴィデオの一部として、最初のコロナ・ロックダウンですでに録音されていた。 このCDに収録されている作曲家の中には(ヴェルダウ生まれで聖十字架教会のハウス・オルガニストを務めるシュテフェン・ヴァルターを除き)ザクセン生まれの人はいないが、J.S.バッハ、メンデルスゾーン、カルク=エーレルト、カール・ホイヤーらはこの地で最後の芸術拠点を見つけ、特に商業都市ライプツィヒを最も多様な芸術的影響力の坩堝とした:バッハはトーマス教会カントルや音楽監督として、メンデルスゾーンはゲヴァントハウスのカペルマイスターとして、ホイヤーはニコライオルガニストとして、カルク=エーレルトは音楽院の講師として、彼が軽蔑するマックス・レーガーの党派や後継者であるという認識を捨てようとした(ちなみに、この温かい反感はお互い様だった)。なおレーガーは、カール・ホイヤーの重要な教師としてこの作曲家集団の中にも存在しているが、しかしこのアルバムには1曲も含まれていない。ここに集まった作曲家たちの関係のネットワークはさらに続き、たとえば、カール・ホイヤーは1933年に亡くなったカルク=エーレルトの葬儀でオルガンを演奏している。』 | ||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します 魂と魂で [Seel an Seele] リヒャルト・シュトラウス:夜 Op.10 No.3 ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5つの詩 ヴァシル・バルヴィンスキー(1888-1963): 夢/夕暮れ時の我が家で/子守歌/ 森の中で/ Fürstlicher Mond /眠りに沈んだ リヒャルト・シュトラウス: 5つの歌 Op.15 /明日! Op.27 No.4 #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します |
ロクソラーナ・フラニウク(A) ゲオルク・シュトロイバー(Br) やくしじ・まい(P) | |
録音:2021年、グリューネヴァルト教会、ベルリン| (C) (P) 2022 。 レーベル・アナウンスの機械翻訳:『このCDは、ウクライナの作曲家ヴァシル・バルヴィンスキーに焦点を当て、リヒャルト・ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスの有名な名曲に囲まれながら、それらと生産的な対話をする6曲を選曲している。1948年、リヴォフ(現・ウクライナのリヴィウ)の音楽院で教授として教鞭をとっていた作曲家は逮捕され、その後、彼の作品上演は禁止され、大部分が破棄された。その後、彼と彼の作品は忘却の彼方へと落ちていった。このCDは、この重要なアーティストを偲ぶために、彼の曲の一部を収録したものである。また、めったに録音されない低音用のヴェーゼンドンク歌曲集録音も注目される。』 | ||
PROMINENT CLASSICS (英/日) 特記以外 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)代理店によると『この度東武レコーディングの海外音源の発掘を担当してきた Prominent Classics がレーベルとして独立。CD日本プレス。』とのこと。 UHQCD はすべてのCDプレーヤーで再生可能。 | ||
スヴェトラーノフ〜 ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 |
エフゲニ・スヴェトラーノフ指揮 ハーグ・レジデンティo. 〔ハーグpo.〕 | |
録音:2000年3月25日、アントン・フィリップザール、ディジタル|おそらくマスターからの初復刻|既出CD-R: Karna Musik, KA-022M 〔廃盤、入手不能〕/ WME, WME-S-1050/1 。『スヴェトラーノフにとって2002年10月に予定されていた NHK 交響楽団との共演がその死によって幻になってしまったのがブルックナー8番です。極限まで遅いテンポを採用するようになったスヴェトラーノフ最晩年の心境がブルックナーにどう反映されるのか?その回答がハーグ・レジデンティ管弦楽団との当ライヴです。ハーグ・レジデンティ管とスヴェトラーノフの演奏はいくつか商品化されていますがいずれも残念なことにオーケストラの実力が弱点となっておりますが、ここでは奇跡が起きております。艶やかな弦楽器といい重量感溢れる金管の咆哮。オーケストラと巨匠が死力を尽くした感のある凄絶なライヴ。スヴェトラーノフ研究の権威はやしひろし氏によるマスタリングと解説も嬉しいところです。』 | ||
4手ピアノによる〜ショスタコーヴィチ:交響曲全集 Vol.1 〔第1番 ヘ短調 Op.10 (エフゲニー・スラヴィンスキー [Yevgeni Slavinsky] (1898-1978)編曲|4手ピアノ版)/ 第5番 ニ短調 Op.47 「革命」(レヴォン・アトヴミャーン [Levon Atovmyan] (1901-1973)編曲|4手ピアノ版)〕 ピアノデュオ・アナスタシア&リューボフ [アナスタシア・グロモグラソワ、リューボフ・グロモグラソワ(4手P)] | ||
録音:2023年1月2日-5日、フォンダチオーネ・パオロ・グラッシ、マルティナ・フランカ、イタリア、セッション。 『チャイコフスキーやベートーヴェンの交響曲全集も好評だったピアノデュオ・アナスタシア&リウボフによる4手ピアノ版ショスタコーヴィチ:交響曲全集第1弾です。交響曲第1番はアトヴミャーンの編曲。ショスタコーヴィチの映画作品の組曲版編纂などでショスタコ・マニアには広く知られる作曲家です。ミヤスコフスキーの交響曲第25番は彼に捧げられております。ピアノ版だと不協和音が強調され前衛音楽に踏み込んでいます。第3楽章はしっとり感もあり中々に思索的で効果抜群。第5番の編曲はスラヴィンスキー。サンクトペテルブルク音楽院でニコラ―エフ、チェレプニンに学んだ作曲家。ミュージカル、バレエ作品の作曲に長じました。こちらは楽曲の古典性を白日の下に曝した明快な演奏。録音は今まで通り名手コジモ・ガロッパが担当。クリスマスからお正月に掛けての再会で一気に録音。息もピッタリの姉妹デュオ、アナスタシアとリウボフは今年も好調です。ピアノはスタインウェイ。英語、日本語によるライナーノート付。』 | ||
朝比奈&シュトゥットガルト放響〜20世紀音楽名演集 イベール:「寄港地」 大栗裕:交響管弦楽のための組曲「雲水讃」 プロコフィエフ:交響曲第2番 |
朝比奈隆指揮 シュトゥットガルト放送so. | |
録音:1966年2月19日、フンクハウス、シュトゥットガルト、放送用セッション、ステレオ|おそらく初出音源。 『朝比奈隆の20世紀音楽が聴ける!それもシュトゥットガルト放送響とのスタジオ録音、しかもステレオ収録です。ご子息の指揮者朝比奈千足氏もこの演奏のことは覚えておられ、留学先のブレーメンからシュトゥットガルトを訪ねてスタジオ収録に同席したそうです。当時のシュトゥットガルト放送響は首席指揮者がミューラー・クライでしたがシューリヒトも存命で頻繁に客演し睨みを聞かせておりました。全盛期のオーケストラの輝かしく力強いサウンド、技術的な完璧さに脱帽です。肝心の演奏ですが、「寄港地」はドビュッシーの「海」と双璧をなすかのような光彩陸離の華麗な音楽絵巻。色彩的な表現も見事です。「雲水讃」は大栗作品の中でも今なお人気のある名曲です。1962年に朝比奈が大阪フィルと初演。仏教色の強い作品をドイツの名門オケが奏でるという興味もつきません。大栗裕の研究家、音楽学者の白石知雄氏によるアナライゼーションを解説に収録。そして極めつけはプロコフィエフの交響曲第2番です。これは録音に恵まれないこの曲の屈指の名演奏です。余裕のあるテンポ設定で拍節感も素晴らしく緊張の中にも身を任せられる包容力を持った魅力的な演奏。ソナタ形式の第1楽章から、一転して気の抜けない千変万化の饗宴を描きつくします。なお、朝比奈は翌1967年の10月にNHK交響楽団に初客演し、この曲を日本で演奏しております。そしてこれが恐らく日本初演と目されております。朝比奈がベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーの大家として超然とする以前の「現代音楽の紹介者」を兼ねていた時代の貴重な記録。木之下晃氏による貴重な50代の朝比奈の写真であしらいました。英語、日本語によるライナーノート付。』 | ||
チェリビダッケ& LSO 〜伝説の7コンサート ヴェルディ:「運命の力」序曲 / ヒンデミット:交響曲「画家マティス」 プロコフィエフ:歌劇「ロメオとジュリエット」組曲 〔モンタギュー家とキャピュレット家/少女ジュリエット/仮面/別れの前のロメオとジュリエット/ アンティル列島の娘たちの踊り/墓の前のロメオ/タイボルトの死〕[以上、1978年4月11日] ブラームス:交響曲〔第3番 ヘ長調 Op.90 /第1番 ハ短調 Op.68 〕/ハンガリー舞曲第1番 [1979年5月31日] シューマン:交響曲第2番 ハ長調 Op.61 / ラヴェル:スペイン狂詩曲 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 / ワーグナー:「タンホイザー」序曲[以上、1979年9月18日] モーツァルト:交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」 / シベリウス:交響詩「エン・サガ」 プロコフィエフ:交響曲第5番 変ロ長調 Op.100 [以上、1979年9月21日] ティペット:歌劇「真夏の結婚」〜祭典の踊り / ドビュッシー:「映像」〜イベリア ムソルグスキー/ラヴェル編曲:組曲「展覧会の絵」[以上、1980年4月10日] コダーイ:「ガランタ舞曲」 / ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」 ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68 [以上、1980年4月13日] デュカ:交響詩「魔法使いの弟子」 / ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調(*) フォーレ:レクイエム(#) [以上、1982年4月8日] セルジュ・チェリビダッケ指揮 LSO アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P;*) マリー・マクロホリン(S;#) グウィン・ハウエル(B;#) リチャード・ヒコックス指揮ロンドン交響 cho.(#) | ||
録音:[内]、すべてロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、ライヴ、すべてステレオ|既出CD: CONCERT CLUB, CC-11 〔 11CDs |廃盤、入手不能〕。 『チェリビダッケという人はいつの時代も完成していた人なのではないか?という気持ちも新たな伝説の名演集が復活。70年代後半はロンドン交響楽団と蜜月状態にあったのがチェリビダッケ。絵の具の豊富なパレットから色鮮やかな音楽を聞かせてくれます。このコンビは1980年4月に過密スケジュールの日本公演も行いました。このセットにも来日公演曲目が網羅されております。ロンドン交響楽団はプレヴィン時代からアバド時代の移行期間ともいえる充実した季節です。リーダー(コンサートマスター)のマイケル・デイヴィスをはじめとして、トロンボーンのデニス・ウィック(展覧会における妙技等)、トランペットのモーリス・マーフィー(目立つ箇所だらけ!)等の名人揃い。ミュンヘンフィル着任前のアグレッシヴなチェリビダッケに見事に呼応します。来日公演でも披露されながらなぜかリリースがないティペットの“祭典の踊り”(唯一の録音)も収録。ミケランジェリにとってもベストの出来、最高音質である絶美のラヴェル。神秘的なフォーレ。ご子息セルジュ氏の公認を得た正規リリースです。美麗夫婦箱10枚組。木之下晃氏による来日時の写真をあしらいました。英語、日本語によるライナーノート付。』 | ||
WEITBLICK 特記以外 1CDあたり¥2420(税抜¥2200)UHQCD はすべてのCDプレーヤーで再生可能。旧譜はこちらから。 | ||
スヴェトラーノフ〜ドヴォルジャーク: 交響曲第9番「新世界より」 Op.95 |
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮 ロシア国立so. | |
録音:1997年7月20日、カストリーズ城、モンペリエ、ライヴ、ディジタル|おそらく初出音源。最晩年様式に片足を突っ込んでいた時期のド迫力ライヴ。マルチマイクによる楽器の輪郭がはっきりした生々しい録音も特徴的。スヴェトラーノフこだわりの両翼配置が楽しめる。本国ロシアの演奏よりも録音状態が上なのもマル。ロシア国立響の持つパワフルさをフルに生かした快演。本場フランスのブラボーも納得!WEITBLICK初のUHQCDで登場。スヴェトラーノフの権威であるはやしひろし氏による入魂のマスタリングとライナーノートで万全の環境でリリースされる(英訳あり)。 |