童謡の新しいアレンジ集〜ラウンド・アンド・ラウンド(デイヴィッド・スミス編曲) I wish I was a bird up in a tree/Tom he was a piper's son/Bananas in Pyjamas/ Bobby Shaftoe/I hear thunder/The animals went in two by two/Frog went a-courtin'/ Cockles and mussels/Polly put the kettle on/The wheels on the bus/Doctor Foster/ Stand on one leg/Drunken Sailor/Jamaica Farewell | ||
英 Deux-Elles レーベルの子供向けシリーズで、イギリスで親しまれている童謡に軽音楽、古楽、ジャズ、バラードなどのテイストを加えた新しいアレンジ集。 | ||
童謡の新しいアレンジ集〜フクロウと子猫ちゃん (デイヴィッド・スミス&レベッカ・ヴィカリー編) The Owl and the Pussycat/The Marvellous Toy/I Went for a Walk/ Daddy's taking us to the Zoo/Rainbow Song/I Went to the Pictures Tomorrow/ See Saw Margery Daw/The Water is Wide/Pussycat, Pussycat/Morningtown Ride/ Hush Little Baby/Golden Slumbers/El Cocqui/Cushlamochree | ||
童謡の新しいアレンジ集〜カウチポテト(デイヴィッド・スミス編曲) Couch Potato/Animal Fair/Wind The Bobbin/This Old Man/The Princess/ Boa Constrictor/The Farmer's In His Den/Miss Polly/Five Little Speckled Frogs/ Happy and You Know It/I'm A Little Teapot/Coming Round The Mountain | ||
クリスマス・キャロル・コレクション ウォルトン:All this time J.ラッター: キャロルよりも甘美などのような音楽を? H.J.ガントレット:ダヴィデの村の B.オード:アダムは縛られて A.カーター:マリアのマニフィカト 伝承曲:The truth from above H.ダーク:木枯らしの真冬に P.エドワーズ:No small wonder 伝承曲:ああベツレヘムよ ウォーロック:ベツレヘム・ダウン W.J.カークパトリック:まぶねの中で ウォーロック:イエスの子守歌 P.コルネリウス:3人の王 J.ゴス:See amid the winter's snow P.レッジャー:クリスマスの夜に A.アダン:さやかに星はきらめき |
ガレス・プライス(Org) エドワード・バルビエリ指揮 コンソーシアム | |
録音:1998年5月2日&3日、聖アルバン教会。イギリスの伝承曲とクリスマス・アンセムを収録した美しいクリスマス・アルバム。純粋に1枚の合唱アルバムとしてもじっくりと聴くことの出来る充実の演奏となっている。指揮者のバルビエリによって結成されたコンソーシアムはロンドンを拠点とする合唱団。 | ||
名高き人々をいざ讃えん E.ベアストー: 生けるものすべて I sat down under his shadow/嘆き S.ウェズリー: Thou judge of quick and dead Blessed be the God and Father Thou wilt keep him ジェラルド・フィンジ: 名高き人々をいざ讃えん 神は上れり/見よ満ち足りた最後の生贄 |
エドワード・バルビエリ指揮 コンソーシアム | |
録音:1998年6月27日、28日。 18世紀から20世紀までの3世紀に跨るイギリスの合唱作品集。名曲との誉れが高いフィンジ作品での息をのむような美しいハーモニーは特筆もの。 | ||
ヴァース・アンセム集 ジョン・ブル:全能の神 トーマス・ウィールクス:おお主よ、耳を傾けたまえ トーマス・トムキンズ:神の栄光を上に高く ロック:Lord, let me know mine end オーランド・ギボンズ:This is the record of John P.ハンフリー:Hear O heavens W.チャイルド:Behold, how good and joyful M.ワイズ:主の道を整えよ パーセル:主を恐るる者は幸いな グリーン:Lord, let me know mine end ボイス:O where shall wisdom be found? |
ガレス・プライス(Org) エドワード・バルビエリ指揮 コンソーシアム | |
録音:1998年8月。 コンソーシアムは指揮者バルビエリによって結成されたロンドンを拠点とする合唱団。当オルガン伴奏付ヴァース・アンセム集は、16世紀のジョン・ブルから18世紀のウィリアム・ボイスまでをの作品を年代順に収録。 | ||
アントニオ・ソレル(1729-1783): 2台のオルガンのための6つの協奏曲 |
ガレス・プライス、 グレアム・ハウエル(Org) | |
録音:1999年3月、ウールハンプトンの寺院。自らもオルガン奏者として数々の要職に就いていた18世紀スペインの音楽家アントニオ・ソレルのオルガン作品を代表する傑作。 | ||
カウンターテナーのためのデュエットと歌曲 パーセル:トランペットを吹き鳴らせ もし音楽が恋の糧なら/束の間の音楽 In vain the am'rous flute/ここに神々が示された おお豊かなる保護者 One charming night、No resistance is but vain 彼女はどこにいても私を避ける O ravishing delight/愛しいアストレアから 夕べの讃歌 P.ハンフリー:父なる神への賛歌 ブロウ:Ah heav'n! What is't I hear? Quam diligo legem tuam/わが心は定まりて |
ライランド・エンジェル、 マーク・チャンバーズ(CT) ローレンス・カミングス (Cemb/Org) | |
録音:1999年9月。 イギリス屈指のカウンターテナーが歌うパーセルとその同世代の作曲家たちによる17世紀の歌曲集。バス・ヴィオールの市瀬礼子、リュートの竹内太郎らが通奏低音として加わっているのもポイント。 | ||
アチェンド〜モンテヴェルディの時代の音楽 A.チーマ:ノヴェッラ、4声のジェンティレ G.ブオナメンテ:6声のソナタ A.グランディ:おお、何と貴女は美しい A.バンキエリ:4声のフェリシアーナ C.メルラ:5声のカンツォーナ A.フェッラボスコ:Quoniam tu, Domine ウィリアム・バード:女王のアルマン A.モルタロ:4声のマルヴェッツァ G.スピアルド:Suono del Ballo de' Selvaggi A.グランディ:めでたし女王/ シオンよ汝の救い主を讃えよ C.マルヴェッツィ: 6声のシンフォニアと間奏曲[第4番/第5番] 作曲者不詳:古風なシンフォニア G.カヴァッシオ:モラーリ/ビッナーニ A.バンキエリ:L 'Alcenagina G.ピッキ:パッサメッツォ H.デッラ・マリア:スパニョレッタ |
ロバート・ハワース(ディレクター) イングリッシュ・コルネット &サクバット・アンサンブル | |
初期バロック時代のイタリアの巨星、クラウディオ・モンテヴェルディと同じ時代を生きた音楽家たちが書いた器楽合奏のための作品集。16世紀後期の大作曲家ジョヴァンニ・ガブリエリの作品を彷彿させるような見事な作品の数々は、当時の作曲様式の魅力を改めて知らせてくれる。1993年にロンドンの音楽大学で研鑽を積んだコルネット、サクバット奏者を中心として結成されたイングリッシュ・コルネット&サクバット・アンサンブル。ヘンデルのメサイア(ダブリン初演版/CKD-285)で一躍有名となったダンディン・コンソートとの共演で、1999年にエジンバラとアバディーンで演奏されたモンテヴェルデイの「聖母マリアの夕べの祈り」が絶賛を博すなど、イギリス有数のピリオド楽器アンサンンブルとして活動を続けている。演奏、録音の両面で強くお薦め出来る1枚。 | ||
18世紀フランスのチェンバロ作品集 F.クープラン:序曲第7番/神秘なバリケード/田園詩/羽虫 A.フォルクレ:フォルクレ/ルクレール F.クープラン:逸楽/ささいなこと ラモー:リヴリ/エンハーモニク/エジプトの女 ダンドリュー:調和 F.クープラン: 前奏曲第1番/憂い/第2アルマンド/ 陰鬱/お気に入り/茶目 デュフリ:フォルクレ |
テレンス・ チャールストン(Cemb) | |
録音:2000年1月。使用楽器:リュッケルス(1624年)とパスカル・タスカン(1769年)の各レプリカ。 ロンドン・バロックのメンバーとしても活躍する鍵盤奏者テレンス・チャールストンによるフランス物。 | ||
ロマンティックな小品〜 フィリップ・ゴーベール:フルート作品集 フルート・ソナタ[第1盤/第2番/第3番]/ マドリガル/オリエンタル/3つの水彩画/ ロマンティックな小品 |
キャスリン・トーマス(Fl) リチャード・ショウ(P) フォーブ・スコット(Vc) | |
録音:2000年4月。 自身もフルートの名手で、現代でも外すことのできない重要なレパートリーを生み出したフィリップ・ゴーベールの代表的な作品集。キャスリン・トーマスはフリーランスのソリストとして活躍するイギリスの若手女流フルート奏者。20世紀フランス作品を得意としており、当盤も各メディアから高い評価を受けている。 | ||
ヴォーン・ウィリアムズ&ラッブラ:歌曲集 ヴォーン・ウィリアムズ: 4つの最後の歌/ フレデゴンド・ショーヴによる4つの詩/ 静かな昼さがり ラッブラ: ウィリアム・アラバスターによる2つのソネット/ ピアノのための前奏曲集[第1番−第8番]/ 謎/ロサ・ムンディ/アヴェ・マリア/ オルフェウスとリュート/ ルーン・オヴ・ホスピタリティ/ デューン・オヴ・バラ/3つの詩篇 |
マーク・チャンバーズ(CT) デイヴィッド・メイソン(P) カラクタクスSQ | |
イギリスのロイヤル・ノーザン・カレッジでリチャード・ヒル、マイケル・チャンスから声楽を学んだカウンターテナー、マーク・チャンバースが歌う20世紀イギリスの歌曲集。ヴォーン・ウィリアムズの「4つの最後の歌」やラッブラの声楽と弦楽四重奏のために「アヴェ・マリア」などのプログラムで伸びやかな歌声を聴かせてくれる。また声楽作品の合間に挿入されたラッブラのピアノ作品「前奏曲」が良い味を出している。 | ||
J.S.バッハ: トッカータ ニ長調 BWV.912 / 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903 / イタリア風アリアと変奏 イ短調 BWV.989 / イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971 / アリア ト長調 BWV.988 / 前奏曲 ハ短調 BWV.999 / 前奏曲とフゲッタ ト長調 BWV.902 / 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV.906 |
テレンス・ チャールストン(Cemb) | |
録音:2002年7月、10月。 ソリスト、室内楽奏者、そしてロンドン・バロックのメンバーとして精力的な活動を続けるイギリスの鍵盤楽器奏者テレンス・チャールストンのバッハ・アルバム。 特にチェンバロと通奏低音に関してはロンドンの王立音楽院で教授として後進の指導を任されるなど、国内外から高い評価を受けている。アントワープのリュッカース(1638)のチェンバロをアンドルー・ガーリックが復元したレプリカを使用しての演奏。 | ||
ヴォーン・ウィリアムズ&ラッブラ:歌曲集 ヴォーン・ウィリアムズ: 4つの最後の歌/ フレデゴンド・ショーヴによる4つの詩/ 静かな昼さがり ラッブラ: ウィリアム・アラバスターによる2つのソネット/ ピアノのための前奏曲集[第1番−第8番]/ 謎/ロサ・ムンディ/アヴェ・マリア/ オルフェウスとリュート/ ルーン・オヴ・ホスピタリティ/ デューン・オヴ・バラ/3つの詩篇 |
マーク・チャンバーズ(CT) デイヴィッド・メイソン(P) カラクタクスSQ | |
イギリスのロイヤル・ノーザン・カレッジでリチャード・ヒル、マイケル・チャンスから声楽を学んだカウンターテナー、マーク・チャンバースが歌う20世紀イギリスの歌曲集。ヴォーン・ウィリアムズの「4つの最後の歌」やラッブラの声楽と弦楽四重奏のために「アヴェ・マリア」などのプログラムで伸びやかな歌声を聴かせてくれる。また声楽作品の合間に挿入されたラッブラのピアノ作品「前奏曲」が良い味を出している。 | ||
ハリソン・バートウィッスル(1934-): 管楽作品集 ホケトゥス・ペトルス/リフレインとコーラス/ ヘクターズ・ダウン/二重奏曲〜ストラブのための/ リノイ/ジャンヌの子守歌/詩篇/おもちゃ屋の合唱/ Sad SOng/遮られた終わらない旋律/Oockooing Bird/ 5つのディスタンス |
ガリアード・アンサンブル、 リチャード・ショー(P) マーク・ロー(ピッコロTp) ロバート・マナッセ(Fl) | |
録音:2000年12月。現代イギリス作曲界の重鎮、ハリソン・バートウィッスルの木管楽器を中心とした管楽器のための作品集。2本のフルートとピッコロ・トランペットという変った組み合わせのために書かれた「ホケトゥス・ペトルス」など、特徴的で革新的なバートウィッスルの作曲手法が存分に活かされている。ガリアード・アンサンブルは1993年にイギリスの王立音楽院の学生によって結成された木管五重奏団。 | ||
20世紀の木管五重奏曲集 イベール:3つの小品 ルチアーノ・ベリオ: 作品番号獣番(オーパス・ナンバー・ズー) リゲティ:6つのバガテル F.ファルカシュ:17世紀の古いハンガリー舞曲 E.カーラパトーソ:5つの悲歌 ヒンデミット:小室内音楽 N.ハーラム:舞踏組曲 |
ガリアード・アンサンブル | |
録音:2000年10月。 イベールやファルカシュなど日本でも頻繁に演奏される定番から、内容、タイトルともにユニークなベリオの「作品番号獣番(オーパス・ナンバー・ズー)」など豊富なプログラムで楽しめるアルバム。演奏の水準も非常に高く、アンサンブル・コンテストの参考演奏としてもピッタリ。 ガリアード・アンサンブルは1993年にイギリスの王立音楽院の学生によって結成された木管五重奏団。BBCラジオ3のヤング・アーティスト・フォーラムやメイジー・ルイス・アーティスト・アウォードを授与されるなど今後の活躍が注目されている。 | ||
フォリア!〜17世紀のヴィルトゥオーソ・ギター作品集 フランチェスコ・コルベッタ: フォリア/第5旋法による前奏曲とシャコンヌ ガスパール・サンス: Pavanas, Una Jiga y Bailete /エスパニョレッタ/ パッサカリア/Clarines y Trompetas /ラ・カヴァレリア/ Canciones / La Garzona / La Coquina Francesca / Lanturutu / La Esfachata de Portugal / La Minona de Calatuna / La Minina de Portugal / Dos Trompetas / Clarin de los Mosquetetos / Clarines y Trompetas / Canarios /フォリア ニコラ・マタイス:通奏低音を伴う組曲 ト長調 ニコラ・デロジエ/フランチェスコ・コルベッタ: 組曲 ハ長調 フランソワ・ル・コック:スペインのフォリア |
竹内太郎(バロックG) 市瀬礼子 (ヴィオラ・ダ・ガンバ) エリヒオ・キンテイロ (ナレーター) | |
録音:2001年4月。 京都に生まれ、イギリスのギルドホール音楽院でナイジェル・ノースにギターを師事した竹内太郎のソロ・アルバム。バロック・ギターの名手として世界的評価を受けており、2003年にはナイジェル・ケネディ&BPOとの世界ツアーに参加、多方面から信頼を寄せられている。 | ||
セシリア・マクドウォール(1951-): 室内楽作品集 アークティック・サーク/イレブン/ Tapsalteerie / 6つの模倣作/3つの演奏会用練習曲/ヴェネチアの晩祷/ 7つのインプレッションズ/ Le Temps Viendra / サウンドトラックス/パヴァーヌ/パイパーズ・ドリーム/冬の音楽 |
エマ・ウィリアムズ(Fl) リチャード・ショウ(P) アンサンブル・ ルミエール | |
録音:2001年4月&10月。ジョセフ・ホロヴィッツやアダム・ゴーブに作曲を学んだ現代イギリスの女流作曲家、セシリア・マクドウォールのフルートを中心とした室内楽作品集。ジェイムズ・ゴールウェイやロンドン・モーツァルト・プレイヤーズによって演奏され、高い評価を得ている。 | ||
Michael's Farewell アンドルー・パウエル(1949ー): トランペット、電子楽器とテープのための 「プラスモゲニーII」 ロジャー・スモーリー(1943ー): トランペットとテープのための「エコーII」 ティム・ソースター(1943-1994): フリューゲルホルン、電子楽器とテープのための 「聖ナルシサスのトランジスター・ラジオ」 シュトックハウゼン(1928-): 5本のトランペットのための「木曜の別れ」 |
ジョン・ウォーレス(Tp) アンドルー・パウエル (ライヴ・エレクトロニクス) | |
フィルハーモニア管の首席奏者として幾多の名演を生み出し、スコットランド王立音楽院の学長、ウォーレス・コレクションの主宰を務めているイギリス・トランペット界の重鎮ジョン・ウォーレス。 このアルバムに収録されたトランペットと電子音楽の共演という難題も、ウォーレスが演奏すれば初級者用エチュードと同じような難易度に聴こえてしまうのだから不思議。 | ||
ピアノ・デュオによるラ・ヴァルス ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 ビゼー:子供の遊びOp.22 ラヴェル:マ・メール・ロワ/ラ・ヴァルス |
フィリップ・ムーア(P) サイモン・クロフォード= フィリップス(P) | |
録音:2001年2月26日-27日。ロンドンの王立音楽院でヘイミッシュ・ミルンに師事したムーアとクロフォード=フィリップスは、1995年にピアノ・デュオとして活動を開始。2001年にはストラヴィンスキーの2台ピアノのための協奏曲でプロムスにデビュー。2004年にはスタインウェイのアーティストにも任命された若き実力者たち。ストラヴィンスキー・アルバム(DXL-1081)での凄まじい演奏が記憶に新しいところだが、このフレンチ・アルバム、特にラ・ヴァルスでの色彩感は素晴らしい。2台ピアノによる演奏のさらなる可能性を提示してくれるアルバム。 | ||
バルティック・ブラス シベリウス:小組曲/交響詩「ティエラ」 V.エワルド:金管五重奏曲 [第1番 Op.5/第2番 Op.6/第3番 Op.7] |
ウォーレス・コレクション | |
録音:2000年8月。ピリオド楽器使用。エワルドの金管五重奏曲を19世紀当時の楽器で再現! 「ウォーレス・コレクション」は長年にわたって名門フィルハーモニア管の首席トランペット奏者として活躍し、2002年からはスコットランド王立音楽院の学長を務めているイギリスの名奏者ジョン・ウォーレスが設立した世界屈指のブラス・アンサンブル。 金管奏者にとって重要なレパートリーであるエワルドの五重奏曲と、シベリウスの隠れた名作をカップリングしたこのアルバムは、ピリオド楽器を用いて19世紀当時のサウンドを再現するという壮大なプロジェクト。19世紀に製作されたコルネット、ロータリー・バルブ式のアルトホルン、バリトン・サクソルン、自動補正バルブ方式のF管チューバなど、資料としても歴史的価値の高い楽器がズラリと並び、壮観の一言。最高の奏者たちが輝かしいサウンドで再現する19世紀バルト海が育んだ名作。ブラス・ファン&関係者は必聴だ! | ||
14の銀の弦〜トッカータ、パルティータと舞曲 カプスベルガー: トッカータ[第9番/第10番]/ パッサカリア イ短調/カンツォーネ第1番/ バッロ第1巻/パッサカリア ニ短調/トッカータ第2番/ カプスベルガー/アルペジアータ/カナリオ A.ピッチニーニ: トッカータ第8番/ Partite variate sopra la folia aria Romanesca / コレンテ第1番/トッカータ第3番/ガリアルダ第1番/ トッカータ第4番/ Partite variate sopra quest ' aria francese detta l 'Alemana / コレンテ第4番/トッカータ第10番 |
マシュー・ワーズワース (テオルボ) ゲイリー・クーパー (Cemb/Org) マーク・レヴィ (ヴィオラ・ダ・ガンバ) | |
録音:2001年12月&2002年6月。イタリア初期バロック時代、作曲家、リュート&テオルボの奏者として名声を得た2大巨匠、カプスベルガーとピッチニーニの作品集。チャンネル・クラシックスにデビューした盲目の天才奏者マシュー・ワーズワースを主役に、伴奏でチェンバロとオルガンを担当するのはなんと名手ゲイリー・クーパー。加えてイギリスのアンサンブル「コンコルディア」を率いるヴィオラ・ダ・ガンバ奏者マーク・レヴィと、見事な顔触れ。 | ||
マシュー・ロック(c.1622-1677): 鍵盤楽器のための作品全集 メロシージア(1673)/ 組曲 ニ短調(ウィリアム・グリゴリーによる)/ Musicks hand-Maide(1663/1678)/ 音楽の現行慣習を擁護する(1673)/ アルマンド ト長調/パヴァン ニ短調/ 組曲 ニ長調/クラント イ短調2つの舞曲/ グラウンド ニ長調/ プレリュード/ヴォランタリー |
テレンス・チャールストン (Cemb/ヴァージナル/ Org) | |
録音:2001年9月。 テレンス・チャールストンはカークビーとの来日経験を持ち、ソリストとしてだけでなくロンドン・バロックのメンバーとしても活躍するイギリスの実力派鍵盤奏者。室内楽と劇音楽の大家として知られるマシュー・ロックの数少ない鍵盤音楽を収録した当盤には、イギリスに現存する重要資料でもある「メロシージア」などの著作に含まれた作品や未出版の作品なども含まれている。 | ||
ポール・パターソン(1947-): 地獄の天使 Op.81/海のミサ曲 Op.47(*) |
デイヴィッド・テンプル (ディレクター) クラウチ・エンド祝祭cho. ジェフリー・サイモン指揮(*) RPO(*)/他 | |
録音:2001年/1986年。 イギリスの王立音楽院でトロンボーンと作曲を学び、現在イギリスのナショナル・ユース・オーケストラでコンポーザー・イン・レジデンスを務めるポール・パターソンの宗教作品集。 | ||
ドビュッシー:初期歌曲集 パントマイム/月の光/マンドリン/ひそやかに/ あやつり人形/鐘/春が来た2つのロマンス/感傷的な風景/ アリエルのロマンス/哀惜/音楽/死後のなまめかしさ/星月夜/ そよ風/愛しあって眠ろう/ Il dort encore /リラ/ばら/夢/ 祈願/セレナード/華やかな宴/ピエロ/まぼろし |
ジリアン・キース(S) サイモン・レパー(P) | |
録音:2001年12月、St George's、ブリストル。 1980年前半に作曲されたドビュッシー初期の歌曲26作品を収録。ジリアン・キースは、2000年にキャスリーン・フェリアー・アウォードを授与されたカナダ生まれのソプラノ。イアン・パートリッジとバーバラ・ボニー直伝の歌唱はガーディナーからも一目置かれている。 | ||
愛に対して全く弱いもの コレッリ:ソナタOp.1-11 A.スカルラッティ:愛に対して全く弱いもの G.B.バッサーニ:めでたし天の女王 A.スカルラッティ: ラ・フォリアによる変奏曲/弱り傷ついた コレッリ:ソナタOp.5-1 ストラデッラ:おお、あなたがたすべての者よ |
ライランド・エンジェル(CT) パトリック・ コーエン=アケニヌ(Vn)指揮 レ・フォリー・フランセーズ | |
録音:2003年7月。ライランド・エンジェルは、イングリッシュ・ナショナル・オペラでモンテヴェルディの「オルフェオ」やブライヤーズの世界初演作品を歌うなど、イギリス、アメリカ、フランスを中心に活躍中のカウンターテナー。レ・フォリー・フランセーズは、フランスのヴァイオリニスト、パトリック・コーエン=アケニヌが主宰し、若手を中心として2000年に創設された団体。既に ALPHA や RICERCAR などのフランス系レーベルを中心に録音も増えて来ている。 | ||
クレイジー・マレッツ〜 マリンバのためのポルトガル音楽 L.ティノコ:マインド・ザ・ガプ S.アゼヴェド:ノクターナル J.P.オリヴェイラ:クレイジー・マレッツ A.C.ローサ:4つのカートゥーン I.ソヴェラル:秋の記憶 P.カルネイロ: ...e todo eu me alevanto e todo eu ardo... |
ペドロ・カルネイロ(マリンバ) | |
録音:2002年4月。国際的なキャリアを積み続ける打楽器奏者ペドロ・カルネイロによるポルトガルのマリンバ作品集。カルネリオは、BBCナショナルオーケストラ・オヴ・ウェールズやロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ、ポルトガル響などに招かれるなど脚光を浴びている。 | ||
ワイルド・ファンタジー ガーシュウィン&W.ドナルドソン: リアルト・リップルス ガーシュウィン/ウッドハウス編: 8つの即興曲 ジョージ&アイラ・ガーシュウィン/ ウィットニー編:スーン ガーシュウィン:2つのワルツ アール・ワイルド:ガーシュウィン 「ポーギーとベス」による幻想曲 |
グレアム・スコット(P) | |
録音:2002年5月。 グレアム・スコットはヨーロッパの名門オーケストラとの共演も数多く、国際的に活躍するイギリスのピアニスト。ガーシュウィン唯一のラグタイム「リアルト・リップルス」、アール・ワイルドによる『ガーシュウィンの「ポーギーとベス」による幻想曲』など収録曲も個性的。「8つの即興曲」はガーシュウィンのピアノ・ロールから編曲された作品で、当盤が世界初録音。 | ||
ピアノ・デュオによるストラヴィンスキー ストラヴィンスキー: バレエ音楽「火の鳥」より (フィリップ・ムーア編曲) [魔王カスチェイの踊り/子守歌/終曲]/ 「ペトルーシュカ」からの3楽章/ バレエ音楽「春の祭典」 |
フィリップ・ムーア、 サイモン・クロフォード= フィリップス(P) | |
録音:2002年6月。 ロンドンの王立音楽院でヘイミッシュ・ミルンの生徒だったムーアとクロフォード・フィリップスは、1995年にピアノ・デュオをとして活動を開始。1997年チェコで開催された国際シューベルト・コンクールでは1位、1998年の東京国際ピアノ・デュオ・コンクールでは2位を獲得。2004年にはスタインウェイのアーティストにも任命されている若き実力者。オーケストラ版とは一味違ったバーバリズムを体感できる。 | ||
メディチ家のチェンバロ写本 L.ロッシ:パッサカリア G.デ・マッケ: ガリアルド第1番&第2番/ リチェルカーレ(*) F.ランバルディ:トッカータ フェルディナンド・デ・メディチ(1673-1713): プレリュード・カンタービレ(*)/ 牧歌風パッサカリア(*)/ 6つのフランス風アリア(*)/ 2つの前奏曲(*)/2つのトッカータ(*) パッサカリア(*)/アルマンド(*) マルティーニ:ソナタ第4番 M.B.デ・ネブラ:パストレーラ第4番 ソレル:ファンダンゴ |
アーポ・ハッキネン(Cemb) | |
録音:2006年4月3日。(*)は世界初録音。 フィレンツェ音楽院の図書館で発見された小さな1冊の本。そこには隆盛を誇ったメディチ家の大公子フェルディナンド・デ・メディチによって書かれた未出版の作品が収められていた。当盤はその世界初録音。アーポ・ハッキネンは、スウェーリンク音楽院ではアスペレンにチェンバロを師事し、現在ヘルシンキ・バロックo.の音楽監督を務めているフィンランドのアーティスト。 | ||
ライト〜ディスタンス ルイス・ティノコ(1969-): ライト〜ディスタンス/オ・クルソ・ダス・アグアス/ 秋の風 ブラガ・サントス(1924-1988):スケルツィーノ フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994): ヴィエラ・ダ・シルバの7つの思い出 アントニオ・ピニャン・ヴァルガス(1951-): 3つの断章 アレシャンドレ・デルガド(1965-): パニック・フラート セルジオ・アゼヴェド(1968-):アスペット エウリコ・カラパトソ(1962-)5つの小品 |
ガリアード・アンサンブル | |
録音:2002年8月。20世紀ポルトガルの木管五重奏曲集。ガリアード・アンサンブルは1993年にイギリスの王立音楽院の学生によって結成された木管五重奏団。BBCラジオ3のヤング・アーティスト・フォーラムやメイジー・ルイス・アーティスト・アウォードを授与されるなど今後の活躍が注目されている。 | ||
ジャジー・メタル ルイス・ティノコ:ファータイル・ランド ヌーノ・コルテ=レアル(1971-): 海のための5つの小さな音楽 カルロス・アゼヴェド:ジャジー・メタル クリストファー・ボックマン: エッセイIX/金管五重奏曲 ジョアン・マドゥレイラ:ルモール アントニオ・ピニャン・ヴァルガス: 2つの家族の議論 |
ジョン・ウォーレス(リーダー) ロイヤル・スコティッシュ・ アカデミー・ブラス | |
録音:2003年。ロイヤル・スコティッシュ・アカデミー・ブラスは、フィルハーモニア管などの名門オーケストラで首席奏者を歴任するなど現在もイギリスのトランペット界に君臨する重鎮ジョン・ウォーレスが率いる金管五重奏団。ポルトガルの現代作曲家たちによる貴重なレパートリーを輝かしいサウンドと抜群のテクニックで聴かせてくれる。 | ||
ハンザの祭(全15曲) シャイト:カンツォン/パドゥアン H.アルベルト:キリスト教への改宗 M.シルト:パドゥアナ・ラクリメ シャイト/マクゴワン編曲: Nun komm der Heiden Heiland G.L.フールマン: エントラータ/ガリアルダ第15番 E.メルテリアス:ドイツの詩 T.シンプソン:パサメツァ/リチェルカーレ/他 |
マーク・チェンバース(CT) イングリッシュ・コルネット &サックバット・アンサンブル | |
ルネサンス時代における北部ドイツの音楽を集めた作品集。ロンドンの音楽大学で学んだ優秀な金管楽器奏者たちによって1993年に結成されたイングリッシュ・コルネット&サックバット・アンサンブルは、イ・ファジョリーニやダンディン・コンソートなどと共演を重ねている。心地よいピリオド楽器の響きが印象的な好演奏。 | ||
ハープ イッポリトフ=イヴァノフ:グルジアの午後 サン=サーンス:幻想曲Op.124 J.L.ドゥシェク:ソナタOp.34-1 グリンカ:Der Zweifel バックス:悲歌的三重奏曲 ラヴェル:前奏曲とアレグロ |
フィボナッチ・ シークエンス | |
イギリスのピアノ奏者キャスロン・スタロックが中心となって結成された「フィボナッチ・シークエンス」は計10名の弦楽器奏者、木管楽器奏者、ピアノ奏者によるイギリスの室内アンサンブル。この「ハープ」と題されたアルバムには、イギリスの女流ハープ奏者ジリアン・ティンゲイを主役とした多才な室内楽作品を収録。 | ||
メルヴィン・タンのドビュッシー ドビュッシー:前奏曲集第1巻/前奏曲集第2巻 |
メルヴィン・タン(P) | |
再案内。録音:2003年7月、ノーデン・ファーム・センター・オヴ・ジ・アーツ、メイデンヘッド、イギリス。モダーン楽器使用。 ノリントンと共演したベートーヴェンやモーツァルト、独奏のベートーヴェンやシューベルトなどでEMIやVirginへピリオド楽器を駆使した録音を残し、その才能を識者には評価されたメルヴィン・タン。伴奏録音などはあれど、5年以上独奏はご無沙汰だった彼のアイテムが2005年に突如発売されたもの。そもそも彼のドビュッシー、それどころかフランス物はこれが初録音のはず、ということで当時話題となった。なお、使用楽器に付いては、ブックレットにも詳細は記されていないようだ。 メルヴィン・タンは1956年シンガポール生まれ。5歳ですでに公開演奏会を開き、9歳のときラジオに出演。1967年-74年ロンドンのメニューイン音楽学校で学び、またヴラド・ペルルミュテール、ナディア・ブーランジェに師事した。さらに1974年にはロンドンの王立音楽大学でピアノとハープシコードの研鑽を積んだ。1975年レイモンド・ラッセル・ハープシコード賞を受賞し、1977年ロンドンのウィグモア・ホールでデビュー、以来主要オーケストラと共演するなど演奏会や放送に活躍を始めた。また同77年リーズ・ナショナル・ミュージシャンズ・プラットフォーム・コンクールに入賞、さらに同年ウィンザー音楽祭にクリフォード・カーゾン、ルドルフ・ゼルキン、スヴャトスラフ・リヒテルとともに参加。1979年パリ夏の音楽祭にも出演した。 | ||
フランチェスコ・スカルラッティ(1666-c.1741): 主は言われた/ミサ曲/ミゼレーレ |
エマ・カークビー(S) クリストファー・モンクス指揮 アルモニコ・コンソート、 コンチェルト・ガレーゼ、 イングリッシュ・コルネット &サクバット・アンサンブル | |
録音:2003年10月。アレッサンドロ・スカルラッティの弟にあたるフランチェスコが作曲した宗教作品集。アンサンブルは7人の小編成で、合唱は16声。そしてなんといっても、エマ・カークビーの歌声が絶品の一言。 | ||
北極星 ヒュー・ワトキンス:3つの演説 ダイアナ・バレル:北極星 ジェイムズ・マクミラン: ウェディング・イントロイト/ ホワイト・ノート・パラフレーズ/ ガウディアムス・イン・ローチ・パーチェ ライアン・サミュエル:ファンファーレの葬送歌 ルース・ビルシモア: イントゥー・ザ・サイレント・ランド ジョン・ホーキンス:ソルティー ロビン・ホロウェイ:カンツォーナとトッカータ |
デボラ・コーランド(Tp) ウィリアム・ ホワイトヘッド(Org) | |
王立音楽院を卒業しソリストとしてキャリアを積んでいるイギリスの女流トランペット奏者コーランドとオルガン奏者ホワイトヘッドのデュオ・アルバム。現代イギリスの作品に挑むコーランドのパワフルなサウンドは凄い。 | ||
Shadow and Substance 〜 ドミニク・アージェント(1927-):歌曲集 6つのエリザベス歌曲集 (1962) (*)/ 作曲家たちからの手紙 (1968) (#)/ 水の上で歌われる (1973) (+) |
ハワード・ハスキン(T) デイヴィッド・ トリエストラム(P;*/+) ティモシー・ウォーカー(G;#) タンシー・メイヤー (Cl、バスCl;+) | |
録音:セント・ポール・スクール・ウェイゼン・ホール、ロンドン、DDD。 ピュリッツァー賞の受賞者でもある現代アメリカの黒人作曲家、アージェントの歌曲の中から3作品を収録。「作曲家からの手紙」は、7曲それぞれにショパン、モーツァルト、シューベルト、バッハなどの名前が付けられたユニークな歌曲集。 | ||
ファゴット ウェーバー/レクトマン編曲:アンダンテとロンド アンリ・ソーゲ:舟歌 イベール:5つの小品 ゴードン・ジェイコブ:組曲 モーツァルト:ピアノ五重奏曲 変ホ長調K.452 |
フィボナッチ・シークェンス | |
発売:2005年。イギリスのピアノ奏者キャスロン・スタロックが中心となって結成された「フィボナッチ・シークェンス」は計10名の弦楽器奏者、木管楽器奏者、ピアノ奏者によるイギリスの室内アンサンブル。同アンサンブルのメンバーでASMFやロンドン室内管で活躍したファゴット奏者、リチャード・スキナーを主役としたコンセプト・アルバム。 | ||
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):歌曲集 お告げの鐘Op.57/恍惚Op.13/嘆きと絶望Op.38/ ボードレールの詩Op.45/4つのギリシャの詩Op.60 |
レイチェル・サンテッソ(S) ロジャー・ヴィニョールズ(P) アンドルー・ライド(Org) ヒュー・ウェブ(Hp) | |
日本の学校のチャイムに用いられている「ウェストミンスターの鐘」の作曲者でもあるオルガンの大家ヴィエルヌの歌曲集。飾らないストレートな歌声のレイチェル・サンテッソは、カナダのヴィクトリア音楽院とイタリアのヴェローナ音楽院で声楽を学んだソプラノ。 | ||
トランペット・マスターピース ヒンデミット:トランペット・ソナタ マルティヌー: トランペットとピアノのためのソナチネ ラヴェル:カディッシュ エネスコ:伝説 トルヴァール・ハンセン(1847-1915): トランペット・ソナタ カール・ピルス(1902-1979):トランペット・ソナタ |
ジェイムズ・ワトソン(Tp) サイモン・ライト(P) | |
録音:2005年、王立音楽院デュークズ・ホール、ロンドン。 ロイヤル・フィル、王立歌劇場管、ロンドン・シンフォニエッタの首席奏者、ナッシュ・アンサンブルのメンバー、ブラック・ダイク・ミルズ・バンドの音楽監督、そして伝説となったフィリップ・ジョーンズ・アンサンブルのメンバーとしてそのサウンドを響かせてきた名手ジェイムズ・ワトソン。このソロ・アルバムに収録されているのもコンクールやコンサートの重要レパートリーばかり。C.G.コーンのトランペットを駆使してまさにお手本となる演奏を披露してくれている。往年の輝きは今も健在! | ||
ビクトリア: レクレツィオ「わが心は生活に疲れたり」 死者のためのミサ曲 A.ロボ: モテトゥス「わがハープは悲しみの音に変わり」 |
クリストファー・モンクス指揮 アルモニコ・コンソート | |
録音:2004年9月、オックスフォード・マートン・カレッジ・チャペル。スペイン・ルネサンス時代の宗教音楽の最大傑作と言っても過言ではないビクトリアのレクイエム。タリス・スコラーズによる名演が存在するが、当盤も素晴らしい。 | ||
エイドリアン・ジャック(1943-):弦楽四重奏曲集 [第3番(1996)/第4番(1999)/08.02.01 (2000)/ 第5番(2000)/第6番(セレナーデ)(2002)] |
アルディッティSQ | |
エイドリアン・ジャックは、1977年から1994年まで音楽番組の台本作家としてBBCで勤務した経歴を持つ現代イギリスの作曲家。膨大な数の現代作品の初演や演奏を手懸けてきたアルディッティ弦楽四重奏団が圧巻の演奏を披露している。 | ||
カルロ・イグナツィオ・モンツァ(1696-1739): チェンバロのための作品集 組曲[ホ長調/ハ短調/ニ長調/ハ長調]/ 前奏曲とフーガ ヘ短調/前奏曲 ハ短調/ 前奏曲とフーガ/トッカータ |
テレンス・ チャールストン(Cemb) | |
ペルゴレージと同世代、声楽、舞台、教会音楽に重要な作品を残したイタリア人作曲家。現存するチェンバロのための作品は、フランス様式とイタリア様式の特徴を併せ持ち、クープラン、ラモー、ヘンデル、マッテゾンを連想させる作風。 | ||
全ての都市の花 パーソンズ:The Song Called Trumpets ホルボーン:Wanton / Paradizo / My Selfe バード:The Bells J.ベネット:Venus' Birds バード:The Queen's Good Night 作曲者不詳:Pakington's Pownde バード:Miserere、Christe Qui Lux ダウランド: Flow my Teares / Semper Dowland, Semper Dolens アドソン:Courtly Masquing Ayre ハウスマン:All ye who love ウィグソープ:Rowland 作曲者不詳/ライオンズ編:Fortune My Foe 作曲者不詳:Fortune My Foe ファーナビー:Pawles Wharfe バード:The Leaves be Green アドソン:The Bull Maske、Adson's Maske バード:Fair Britain Isle バッサーノ:Fantasia モーリー/ライオンズ編:O Mistris Myne ファーナビー/ライオンズ編: The Lord Zouche's Maske ファーナビー:Grayes Inne Maske アドソン:Courtly Masquing Ayre(2種) |
イングリッシュ・コルネット・ アンド・サクバット・ アンサンブル | |
イギリス音楽の黄金時代(1580-1620)にロンドンで演奏されていた作品をコルネットとサクバットの心地よい音色で奏でたルネサンスの作品集。 | ||
パーセル:歌劇「妖精の女王」Z.629(抜粋) | クリストファー・モンクス指揮 アルモニコ・コンソート、 オーケストラ・ オヴ・ザ・バロック | |
当レーベル主要団体の1つ、アルモニコ・コンソートによる、パーセルが作曲した数々の劇音楽の中でも特に高い人気を誇る「妖精の女王」。バロック&ルネサンス音楽の演奏団体アルモニコ・コンソートは、8人の歌手と小編成のバロック・オーケストラというシンプルな編成で、パーセルの醍醐味を伝えてくれる。 | ||
オーボエ モーツァルト:オーボエ五重奏曲 ヘ長調K.370 プーランク: ピアノ、オーボエとファゴットのための三重奏曲 モーツァルト(ロウィッキー編):アダージョ K.580a フランセ:木管四重奏曲 オルウィン:オーボエとハープのための組曲 エルガー(オニール編):愛の挨拶 クルーセル:オーボエと弦楽四重奏のための ディヴェルティメント |
クリストファー・オニール(Ob) フィボナッチ・シークエンス [井上祐子(Va)他] | |
管楽器、弦楽器、ピアノで構成され、様々な編成の作品に対応できる柔軟なスタイルと、個々の高い演奏能力により、イギリス国内でも有数の室内アンサンブルに数えられている「フィボナッチ・シークエンス」による、ファゴット、ハープ、ホルンと続いてきたシリーズ。クリストファー・オニールは、イギリスのアンサンブル「カプリコーン」や「エリシアン木管五重奏団」の創設に携わったオーボイスト。 | ||
ホルン R.シュトラウス/ハーゼンエール編: もう一人のティル・オイレンシュピーゲル グラズノフ:牧歌 モーツァルト:ホルン五重奏曲 変ホ長調K.407 ケックラン:4つの小品 ニルセン:セレナータ・インヴァノ プーランク:ホルン、トランペットと トロンボーンのためのソナタ |
スティーヴン・スターリング(Hr) フィボナッチ・シークエンス | |
スティーヴン・スターリングは現在ロンドンのトリニティ・カレッジで教授として後進の指導に当たりながら、室内楽奏者、ソリストとしても活動しているイギリスのホルン奏者。R.シュトラウスの名作を編曲した「もう一人のティル・オイレンシュピーゲル」からプーランクの定番作品までを収録した“ホルン "を主役とするコンセプト・アルバムではスターリングのホルンが全編にわたって大活躍!イギリスのピアノ奏者キャスロン・スタロックが中心となって結成され、ヴァイオリンのジャック・リーベックをリーダーとする「フィボナッチ・シークエンス」は、弦楽器、管楽器、ピアノによるイギリスの室内アンサンブル。 | ||
ファンタジア、エアとシャコンヌ パーセル:歌劇「アーサー王」〜シャコンヌ マシュー・ロック:組曲第4番 パーセル:ファンタジア第6番 Z.737/ ファンタジア第7番 Z.738/ マシュー・ロック:劇場のための組曲 パーセル: プレリュード ZN.773/ 歌劇「ダイオクリージャン」 〜 Two in one upon a ground, Z.627 No.16 マシュー・ロック:組曲第3番 パーセル: ファンタジア第11番 Z.742/ ファンタジア第12番 Z.743/ 劇場のための組曲/ グラウンド上の3声の ファンタジア ニ長調Z.731〜シャコンヌ |
フラウタドルズ [フィオナ・ラッセル、 キャスリーン・フレミング、 セリア・アイアランド、 イアン・ウィルソン (Fl−tr)] デイヴィッド・ミラー (テオルボ/G) | |
録音:2006年9月、聖アンドルー教会、トディントン。 現在、イギリス随一のリコーダー四重奏団と言われるフラウタドルズは、中世のポリフォニー音楽から現代作品までという幅広いレパートリーを持ち、ラッブラとブリテンの四重奏曲全曲の録音を手懸けるなど探究心に満ちた活動を展開中。パーセルとロックというイギリスの重要作品を収めた当盤での一糸乱れぬアンサンブルには、イギリス随一の評価も納得させらる。録音も非常に優秀。 | ||
アルバータス・ブリン(1621-1671): 鍵盤楽器のための作品集 組曲 [イ短調/へ長調/ニ短調/ニ長調/イ短調 ニ長調/ニ短調/ニ長調]/ Towle Towle /前奏曲/ アン・アルマン/グラウンド C.ギボンズ: オルガンのための3つのヴォランタリー |
テレンス・チャールストン (Cemb/Org) | |
録音:2006年7月26日-27日、11月19日。 トムキンズから音楽の指導を受け、1638年にはその後任としてセント・ポール大聖堂のオルガン奏者に就任したアルバータス・ブリン。国王付きオルガニストとして重用され、演奏家としても非常に有能だったブリンの作品は、特に組曲が次の世代に多大な影響を与えた。 テレンス・チャールストンは、ソリストとしてだけでなくロンドン・バロックのメンバーとしても活躍中の鍵盤奏者。ここでは作品によって3種類のチェンバロとオルガンを使い分け、音の表情を巧みに表現している。 | ||
フォーレと仲間たち サン=サーンス:ロマンス Op.37/グルックの 「アルチェステ」のバレエ音楽による奇想曲 フォーレ:幻想曲 Op.79/コンクール課題曲 ヘ長調/ ヴォカリーズ=エチュード/ 「ペレアスとメリザンド」からの 間奏曲 ケックラン:2つの夜想曲 Op.32b シュミット:スケルツォ=パストラーレ ラヴェル:ハバネラ形式の小品 エネスコ:カンタービレとプレスト カゼッラ:シシリエンヌとブルレスケ ブーランジェ:夜想曲 デュリュフレ:前奏曲/レチタティーヴォと変奏曲 |
キャスリン・トーマス(Fl) リチャード・ショウ(P) リチャード・ベイリス(Hr) ローレンス・パワー(Va) | |
キャスリン・トーマスは、世界の最前線で輝く若手奏者たちが選ばれてきた「BBCのニュー・ジェネレーション・アーティスト」にも選出されたイギリスの女流フルート奏者。英国ヴィオラ界の旗手ローレンス・パワーの参加も見逃せない。 | ||
オーランド・ギボンズ(1583-1625): 鍵盤楽器のための作品全集 ファンタジア MB10/パヴァーヌ MB17/ガイヤルド MB24/ グラウンド MB26/マスク〜いと美しき乙女 MB43/ ファンタジア MB14/アルマン M35/ガイヤルド MB25/ イタリアのグラウンド MB27/ マスク「リンカーンズ・イン」MB44/プレリュード MB2/ アルマン MB37/アルマン MB36/ファンタジア MB6/ ファンタジア MB5/ハットンの娘のガイヤルド MB20/ ガイヤルド MB23/ガイヤルド MB21/ファンタジア MB9/ パヴァーヌ MB16/ グラウンド 「 Whoop, do me no harm, good man 」MB31/ グラウンド 「 Peascod time, or, The hunt 's up 」MB30/ ファンタジア MB7/アルマン MB33/ フランスのクーラント MB38/ クーラント MB39/マスク「 Welcome home 」MB42/ プレリュード MB1/ヴァース MB4/ファンタジア MB11/ アルマン MB34/クーラント MB40/ファンタジア MB13/ マスク「 The temple mask 」MB45/ グラウンド「 The Queens's command 」MB28/ グラウンド「深い緑の森よ」MB29/ フランスのエア MB32/プレリュード MB3/ ファンタジア MB8/パヴァーヌ MB15/ ガイヤルド MB22/ ナンのマスク、もしくはフランスのアルマン MB41/ パヴァーヌ「ソールズベリの道」 MB18/ ガイヤルド「ソールズベリの道」 MB19/ ファンタジア MB12 |
ダニエル=ベン・ ピエナール(P) | |
17世紀初期のイギリスにおける最大の教会音楽作曲家の1人、オーランド・ギボンズは、鍵盤作品でも優れた手法と個性を持ち、当時の音楽に大きな影響を残した。 南アフリカの若き天才ピアニスト、ダニエル=ベン・ピエナールは、14歳でリストのピアノ協奏曲を弾いてデビュー、イギリス留学を経て世界各地で活躍し、ヴァイオリン奏者の川畠成道との共演等で日本へも頻繁に来日している。 | ||
光と水〜 ライアン・サムエル(1944-):作品集 月のうさぎ/タイム・アウト・オブ・タイム/ アンの庭/トリニティ/ ピアノ四重奏曲「光と水」/ ガスライト・スクエアII |
ルーシー・クロウ(S) サイモン・レッパー(P) ジェマ・ ローズフィールド(Vc) チェニン・リー(P) ジョアナ・セアラ(S) アダム・ウォーカー(Fl) ジョン・ライド(P) フィデリオ・ピアノ四重奏団 アンチテーゼ・ ピアノ・デュオ | |
録音:2007年4月。 ライアン・サムエルは、ロンドンのシティ大学で作曲科教授を務める現代ウェールズの女流作曲家。その「悲しみの交響曲」は、スラットキン&セントルイス響によって演奏されるなど、その作品への評価はイギリスだけでなくアメリカでも高い。 | ||
王室礼拝堂の4人の紳士たち タリス:世の救い主よ/おお、聖なる宴よ/ Derelinquit impius タイ:茂みのなかに/イン・ノミネ バード:それは泣きに泣き/5声のイン・ノミネ第3番 タイ:I lift my heart to Thee/ 6声のイン・ノミネ/キリストは復活し タリス:When shall my sorrowful sighing slake/ イン・ノミネ第2番 トムキンズ:Oyez! Has any found a lad? バード:6声のファンタジア第1番/ この快く楽しい5月 トムキンズ:6声のパヴァン/6声のガイヤルド タリス:聞き入れたまえ/われは願う タイ:イン・ノミネ トムキンズ:Turn unto the Lord/ イン・ノミネ第1番/Who is me バード:諸々の異邦人よ/主をほめまつれ |
クレア・ウィルキンソン(Ms) ローズ・コンソート・ オヴ・ヴィオールズ | |
16世紀のイギリス音楽の発展に大きな足跡を遺した「王室礼拝堂の4人の紳士たち」が作曲したヴィオール合奏作品集。 | ||
コットングラスの歌〜 ヒラリー・タン(1947-):室内楽作品集 モーレス城の壁/コットングラスの歌/ かがり火の石/アマーギンの歌より/ オーボエとヴィオラのための二重奏曲/ ナッシング・フォーガットン |
マシュー・ジョーンズ& アンサンブル | |
1982年から1995年まで国際女性作曲家協会で要職を務めたウェールズの女流作曲家、ヒラリー・タンの室内楽作品集。オーボエ、ヴィオラ、チェロが活躍する「モーレス城の壁」やフルート、ヴィオラ、ハープの劇的な表現が印象的な「アマーギンの歌より」など。 | ||
メシアン:世の終わりのための四重奏曲 | フィボナッチ・シークエンス [ジャック・リーベック(Vn) ジュリアン・ファレル(Cl) ベンジャミン・ヒューズ(Vc) キャスロン・スタロック(P)] | |
フィボナッチ・シークエンスは、ナッシュ・アンサンブルのように様々なスタイル、編成の作品に対応できる適応力を持ったイギリスのアンサンブル。これまでは"ホルン"や"オーボエ"など各楽器をテーマとする録音をリリースしてきたが、今回はメシアン。 | ||
バード:鍵盤作品集〜ネヴェル夫人のために ネヴェル夫人のグラウンド/戦いの組曲より/ パヴァン第2番/パヴァン第1番のためのガリアード/ パヴァン第5番/パヴァン第5番のためのガリアード/ パヴァン第7番/同第8番/ ネヴェル夫人のためのヴォランタリー/ ウィロビー卿のご帰還/御者の口笛/ セリンガーのラウンド/ファンシー/ ヴォランタリー/バード氏のグラウンド |
テレンス・チャールストン (Cemb/ヴァージナル) | |
イギリスのライブラリーに所蔵されていた未出版の写本から。 チェンバロとヴァージナルを弾きこなすテレンス・チャールストンは、ソリストとしてだけでなくロンドン・バロックのメンバーとしても活躍。またロンドンの王立音楽院では古楽演奏科を創設し、同じくロンドンの王立音楽大学ではチェンバロ科の教授を務めるなど、イギリスの古楽鍵盤楽器奏者でもトップレベルの実力を持つ名匠。 | ||
シャコンヌ・ブラス〜ダンシング・イン・ザ・ダーク ベイカー:ケック/ハルトマルク:子守歌 ヴァウン・ホルムボー(1909-1996):金管五重奏曲 Op.79 ケセル:ナチャナ(*)/マクドウォール:タンゴ・オスクロ ロングスタッフ:金管五重奏のための交響曲 シャンコンヌ・ブラス シン・ナムドハリ(タブラ;*) | ||
ホルムボー生誕100年と、アンサンブルの結成25周年を記念して製作されたイギリスの金管五重奏団シャンコンヌ・ブラスのアルバム。 | ||
王家の狩り〜アントワーヌ・セロスの写本より ラ・フォリアによる変奏曲 ニ短調/チャコーナ ハ長調/王の狩 ト長調/トッカータ ト短調/ 組曲[ハ長調/ヘ長調/ト長調/ニ長調]/トッカータ ハ長調/狩りのレッスン ト長調/ フーガ・イテ・ミサ・エスト ニ長調/トッカータ ハ長調/シャコンヌへ長調/組曲 ニ長調/ アルマンドへ長調/アルマンドと変奏 ト短調/fitt for the Manicorde/アルマンド ハ短調/ アルマンド ハ短調/アルマンドと変奏 ヘ長調 テレンス・チャールストン(Cemb/クラヴィコード/Org) | ||
イギリスの合唱指揮者、チンバロ奏者、音楽学者、ピーター・リーチ博士が2004年にロンドンの古本屋で発見した「アントワーヌ・セロスの写本(Keyboard Manuscript of Antoine Selosse)」からの鍵盤音楽集。ジョン・ブルの「王の狩り」、ジョン・ロバーツの作品と思われる数曲を除くと、ほとんどの作品には作曲者名や特定のタイトルが記載されていない。軽快なリズム、舞曲的なスタイル、華やかな装飾音を持った作品は、17世紀イギリスにおけるカトリックの鍵盤音楽を現在に伝える資料的価値の高いもの。 | ||
スコットランド女王のための音楽 伝承曲:スコットランド女王 / 作曲者不詳:エドワード王子のパヴァン/離れて、離れて アルボ:スコットランドの2つのブランル / ピーブルス:詩編第1番 作曲者不詳:詩編第113番/パヴァン/ガリアルダ / ヒューム:フランスのジグ/他 フラウタドース コリーナ・シルヴェスター(Perc) | ||
録音:2009年8月、聖アンドルース教会、グロスタシャー。スコットランド女王メアリー(1542-1587)の生涯を、リコーダー四重奏+古楽パーカッションの演奏と、スコットランド伝承曲などの音楽で描く。フラウタドースは、中世&ルネサンスからラッブラまでの広いレパートリーを持つイギリスのリコーダー四重奏団。 | ||
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D.803 | フィボナッチ・シークエンス [井上 祐子(Va) ダンカン・マクティア(Cb)他] | |
録音:2008年9月。 | ||
アフェットゥオーソ〜愛情を込めて〜18世紀のヴィルトゥオーゾ・ギター音楽 シュトラウベ:ギターのための組曲 / メルキ:スペインのフォリアによる大変奏曲 J.C.バッハ:ギターとヴァイオリンのためのソナタ / ヘンデル:メヌエット シュトラウベ:ギターとチェンバロのためのソナタ / ジェミニアーニ:感傷的なメヌエット 竹内太郎(バロックG/イングリッシュG) ジュディ・ターリング(Vn) テレンス・チャールストン(Cemb) | ||
録音:2010年7月19日-20日、聖三位一体教会、ウェストン、イギリス。17世紀作品集「フォリアス!」(DXL-1030)に続く、ソロやアンサンブルでの数々の演奏活動の他、NHK大河ドラマ「秀吉」やスタジオ・ジブリ映画「耳をすませば」での演奏、楽器とその奏法に関する記事・論文などで知られ、現在はイギリスを拠点に海外で活動している日本を代表するバロック・ギタリストの一人、竹内太郎のソロ・アルバム第2弾。彼は当アルバム製作に備え、大英図書館で資料や楽譜を研究し、楽器を入手・修復して検分、さらに17世紀とは異なるテクニックとスタイルを研究し、10年の歳月を掛けて万全の準備を整えたという。イングリッシュギターは金属弦を張ったシターンの一種。 | ||
ブクステフーデ&バッハ〜カウンターテナーと弦楽のためのドイツ・バロック・マスターワークス ブクステフーデ:カンタータ「イエスわが喜び」BuxWV.59 /2つのソナタ〔ヘ長調 BuxWV.269 /イ短調 BuxWV.254 〕/ 2つのカンタータ〔主において喜べ BuxWV.64 /主イエスよ、もし我が汝を BuxWV.107 〕 J.S.バッハ:甘き死よ来たれ BWV.478 /おおいとしき嬰児、やさしきイエスBWV.493 J.C.バッハ:ああ、私の頭が水で満ちていたなら ライランド・エンジェル(CT)リック・エリクソン指揮聖三位一体バッハ・プレイヤーズ | ||
録音:2005年1月10日-15日、聖ポール・ルター派教会、ニューヨーク。イギリス、アメリカ、フランスを中心に活躍中のカンターテナー、ライランド・エンジェルは、イングリッシュ・ナショナル・オペラでモンテヴェルディの「オルフェオ」やブライヤーズの世界初演作に参加している。 | ||
フランスの木管五重奏曲集 タファネル:木管五重奏曲 / ピエルネ:パストラール Op.14 No.1 / ボザ:スケルツォ Op.48 ミヨー:組曲「ルネ王の炉端」 Op.205 / フランセ:木管五重奏曲第1番 ガリアード・アンサンブル | ||
録音:2011年8月8日-9日、聖マイケル教会、ハイゲート、イギリス。ガリアード・アンサンブルは英国王立音楽院の学生によって結成された木管五重奏団。近現代の作品に定評があり、結成20周年を迎えた2013年は多くの音楽祭、演奏会に招かれている。 | ||
クラリネット ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114 / メンデルスゾーン:演奏会用小品第2番 ニ短 Op.114 ベールマン:アダージョ / グリンカ:悲愴三重奏曲 / ミヨー:コレットによる組曲 ジュリアン・ファレル(Cl) フィボナッチ・シークエンス | ||
録音:2010年9月17日-18日、ポットン・ホール、サフォーク。あらゆる編成に対応するイギリスのアンサンブル、フィボナッチ・シークエンスは、これまで、オーボエ、ホルン、ハープ、ファゴット、と楽器ごとのアルバムを出している。今回はクラリネットで、クラリネット、チェロ、ピアノ(ブラームス)、クラリネット、バセット・ホルン、ピアノ(メンデルスゾーン)、クラリネット、ファゴット、ピアノ(グリンカ)、オーボエ、クラリネット、ファゴット(ミヨー)、そして19世紀ドイツのヴィルトゥオーゾ・クラリネット奏者、ハインリヒ・ベールマンのクラリネットと弦楽五重奏のためのアダージョを収録。 | ||
デッドリー・プレジャーズ ジョン・カスケン:デッドリー・プレジャーズ(アンサンブル/語り) ベンジャミン・ブリテン:オヴィディウスによる6つのメタモルフォーゼ Op.49(ソプラノSax) デイヴィッド・マシューズ:アクタイオン(アンサンブル/語り) ブリテン/イアン・ファリントン編曲:キャバレー組曲(アンサンブル) カウンターポイズ エリナー・ブロン、ドナルド・マクスウェル(語り) | ||
録音:2013年1月24日-25日、ポットン・ホール、サフォーク。カウンターポイズのデビュー・アルバム。エドワード・ラシュトンの「 On the Edge 」初演のために結成された、ヴァイオリン、トランペット、サクソフォン、ピアノの編成によるアンサンブルで、ジャンルの枠を越え、音楽と詩、映像の結びつきを探求、数々の現代リーディング・コンポーザーたちの作品の初演も担っている。「デッドリー・プレジャーズ」と「アクタイオン」は同団体の委嘱作。キャバレー組曲編曲者のイアン・ファリトンは同団員。 | ||
ノクターン〜フレデリック・ショパンのロマンティック・ライフ〜ショパン: 夜想曲第13番 ハ短調 Op.48 No.1 /ポロネーズ第3番 イ長調 Op.40 No.1「軍隊」/ ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64 No.2 /練習曲第13番 変イ長調 Op.25 No.1「エオリアン・ハープ」/ マズルカ第23番 ニ長調 Op.33 No.2 /バラード第3番 変イ長調 Op.47 /マズルカ第47番 イ短調 Op.67 No.4 / 前奏曲第15番 変ニ長調 Op.28 No.15「雨だれ」/前奏曲第22番 ト短調 Op.28第22番/ ワルツ第6番 変ニ長調 Op.64 No.1「小犬」/夜想曲第8番 変ニ長調 Op.27 No.2 /バラード第4番 ヘ短調 Op.52 ルーシー・パラム(P) ハリエット・ウォルター、サミュエル・ウェスト(語り) | ||
録音:2010年8月2日、2011年2月18日、5月26日、ポットン・ホール、サフォーク。ショパンとジョルジュ・サンドのロマンティックな生活を、1984年にBBC Young Musician of the Yearに選ばれ、16歳でロイヤル・フェスティヴァル・ホールにデビューしたイギリスの女流ピアニスト、パラムの演奏と、俳優ウォルター&ウェストによるナレーションで描く。2010年にウィグモア・ホールで初演されたプログラムで、手紙や日記からショパンとジョルジュ・サンドの物語を構成し、2人がマジョルカ島で暮らした1938年-1947年頃の作品が物語に合わせて演奏される。 | ||
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.1 (バリー・クーパー新校訂版) [第5番 ハ短調Op.10-1/第6番 ヘ長調Op.10-2/ 第7番 ニ長調Op.10-3/ 第8番 ハ短調Op.13「悲愴」] |
マーティン・ロスコー(P) | |
録音:2007年9月15日-16日。 ハイペリオンでもお馴染みのイギリス人ピアニスト、マーティン・ロスコーによる新プロジェクトは、交響曲第10番など、ベートーヴェン研究の大家として知られるバリー・クーパーが校訂した新版(ABRSM出版)を初めて使用したピアノ・ソナタ全集。全9巻での完成が予定されている。 | ||
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.2 〔第4番 変ホ長調 Op.7/第19番 ト短調 Op.49-1/ 第20番 ト長調 Op.49-2/第21番 ハ長調 Op.53 「ヴァルトシュタイン」〕 |
マーティン・ロスコー(P) | |
録音:2007年-2008年。ベートーヴェンの「交響曲第10番第1楽章」を補筆完成させた事で知られるバリー・クーパーによる新校訂版楽譜使用の世界初ピアノ・ソナタ全集第2巻。Vol.1:DXL-1161。 | ||
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.3〜後期三大ソナタ(バリー・クーパー新校訂版) 〔第24番 嬰ヘ長調 Op.78「テレーゼ」/第30番 ホ長調 Op.109 / 第31番 変イ長調 Op.110 /第32番 ハ短調 Op.111 〕 マーティン・ロスコー(P) | ||
録音:2009年4月5日-6日、ポットン・ホール、サフォーク。 | ||
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.4 〜葬送行進曲(バリー・クーパー新校訂版) 〔第9番 ホ長調 Op.14 No.1 /第10番 ト長調 Op.14 No.2 / 第11番 変ロ長調 Op.22 /第12番 変イ長調 Op.26「葬送」〕 マーティン・ロスコー(P) | ||
録音:2008年1月28日、9月7日-8日、ポットン・ホール、サフォーク。「交響曲第10番第1楽章」を補筆完成させたことでも有名なベートーヴェン研究の世界的権威、バリー・クーパーによる新校訂版を使用した世界初"のピアノ・ソナタ全集シリーズ。 |